湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



ALIA VOX
(スペイン)



ジョルディ・サヴァールが立ち上げた自主レーベル。



※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です。

品番 内容 演奏者
AV-9701
映画「女優マルキーズ(オリジナル・サウンドトラック)
リュリ:ロンド/アリア/アリア第2番
 葬送行進曲/シャコンヌ「恋は医者」
 王の行進曲/エコー/栄光のロンド/
 行進曲/マルスの為の前奏曲/メヌエット
 ブーレ第1番/ブーレ第2番
 トランペットの為のメヌエット
マレ:シャリヴァリ/パスピエ第1番
 パスピエ第2番/「アルシオーヌ」のシャコンヌ
ルイージ・ロッシ:幻想曲「オルフェの嘆き」
デュマノワール:行進曲
サバール:ミュゼット「ラ・ミニョンヌ」
 ファンファーレ/「影」
作曲者不詳:イントラーダ/ガヴォット
 サラバンド/タンブーラン/ブランル
 フォブルドンによるガイヤルド/
 サラバンド「ラ・マルキーズ」/リベルタ
ジョルディ・サバール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
AV-9801
フアン・カバニーリェス(1644-1712):バターリャ、ティエントとパサカーリェ 1660-1700
カバニーリェス:
不協和のティエント第2番/
第2旋法によるティエント・リェーノ/
不協和のティエント第8番/ティエント第23番/
ティエント第1番/
「パンジェ・リングァ」によるティエント第17番/
ティエント第9番/パッサカリア第1番/パッサカリア第4番
ケルル:第5旋法による皇帝のバターリャ
オベルトゥーラ:イタリア風コレンテ
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXX
AV-9802

AVSA-9802(1SACD)
ホセ・マリン(1618-1699):人間の調べ〜世俗的歌曲集
気まぐれな愛(愛のカプリッチョ)
[メンギッリャ、もう考えないで/全てのものに私が死ぬことを知らしめよ/私にはそれがどうだか分からない/小川のせせらぎが響き]
紛らわせられた苦痛(苦しい時の慰め)
[当たり前の話/そのように私を軽蔑する目を/マリカ、もし絶対にのめりこみたいならば/コキジバトよ、愛のためでないならば/疑いなくメンギッリャは思っている]
移り気な愛(心変わり)
[タホ川の高台よ聞け/愛しき人よ、あなたは何と気まぐれなことか/あの雪山は/魂を運び去るもの/年老いし我が女主人マリア]
モンセラート・フィゲーラス(S)
ロルフ・リスレヴァンド(バロックG/バッテンテG)
アリアンナ・サバール(ダブルHp[アルパ・ドッピア])
ペドロ・エステバン(Perc)
アデラ・ゴンサレス=カンパ(カスタネット)

録音:1997年3月&6月、ティボール・ヴァルガ財団スタジオ、シオン、スイス
AV-9803
人間の声〜ヴィオラ・ダ・ガンバによるソロ作品集
マレ:「ヴィオール曲集第2巻」〜人間の声
 「組曲 ホ短調」〜スペイン風サラバンド
アーベル:「ヴィオラ・ダ・ガンバの為の組曲」〜前奏曲 イ短調
バッハ:「無伴奏チェロ組曲第5番〜アルマンド
 無伴奏チェロ組曲第1番 〜メヌエットI/メヌエットII/ジーグ
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番〜サラバンド/ドゥブルトゥブル
 無伴奏チェロ組曲第4番〜ブーレ
シェンク:田舎風アリア
プレイフォード:サラバンド ヘ長調「鐘」
ドマシー:前奏曲 イ短調
フォルクレ:デュ・ヴォーセル
テレマン:ヴィヴァーチェ
ヒューム:音楽のユーモア第10番 ト短調「聞け、聞け」
 音楽のユーモア第14番 ト短調「グッド・アゲイン」
ケ・デルヴロワ:嘆き
サント=コロンブ(子):前奏曲 ホ短調(独奏ヴィオールの為の5つの組曲
 サント=コロンブ[父]氏の為のトンボーより)
 ロンド風幻想曲
作曲者不詳:ランカシャー・パイプ
ジョルディ・サバール(ガンバ)

録音:1998年1月、カルドナ城聖堂、カタルーニャ/1998年3月、サン・ランベール・デ・ボワの教会、フランス/1998年4月、シオン、スイス
※使用楽器:1550年、ヴェネチア、ペッレグリーノ・ザネッティ製6弦ガンバ/1697年、ロンドン、バラック・ノーマン製7弦ガンバ
AV-9804
エリザベス王朝のコンソート音楽 1558-1603
アルベルティ:アルベルティのパヴァン
 ガイヤルド
パーソンズ:7声のイン・ノミネ第4番/第5番
 トランペットと呼ばれる歌(6声)
ストロージャーズ:5声のイン・ノミネ第3番
 6声のイン・ノミネ第3番
タヴァナー:鹿が泉を求めるように(6声)
ホワイト:5声のイン・ノミネ第5番
マンディ:おお、世界の母よ(5声)
ウッドコック:ブラウニング・マイ・ディアー
 5声のイン・ノミネ第2番/第3番
デイマン:ディ・セイ・ソプラーニ
作曲者不詳:5声のイン・ノミネ
 デスペラーダ/ガイヤルド
 アルマンド/ロンド/ラ・レプレーザ
 アッレマーナ・ダモール/舞曲
 パヴァーヌ/ブランドベルジュ
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXX
AV-9805

AVSA-9805(1SACD)
ラ・フォリア・1490-1701
作曲者不詳:聖母マリアの頌歌集のビリャンシーコ
(フォリア「ロドリーゴ・マルティネス」)による即興曲
オルティス:「ラ・フォリア」に基づくレセルカーダ第4番/第8番
カベソン:ロマンセ「誰のために長くした髪」によるフォリア
フアン・デル・エンシーナ:フォリア(自身のビリャンシーコ「さあ、食べ飲もう」による即興曲)
マルティン・イ・コル:「ラ・フォリア」に基づくディフェレンシアス(フィレンツェ写本による)
コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ
ニ短調「ラ・フォリア」Op.5-12
マレ:「ラ・フォリア」のクープレ(「通奏低音を伴う1、もしくは2挺のヴィオールの為の曲集第2巻」より)
ジョルディ・サバール(ガンバ)(指)
エスペリオンXX
[ロルフ・リスレヴァンド(G/ビウエラ/テオルボ)
ミヒャエル・ベーリンガー(Cemb/Org)
アリアンナ・サバール(Hp)
ブリュノ・コッセ(Cb)
ペドロ・エステバン(Perc)
アデーレ・ゴンザレス=カンパ(カスタネット)]

録音:1998年1月、8月、9月
ALIAVOXレーベルの代名詞的存在ともいえる名盤。“狂気じみた”、“頭がからっぽの”という意味をもつ「フォリア」は、中世の後期にイベリア半島で流行し発展を遂げた、大衆発祥の舞曲。「ラ・フォリア」と言われるとコレッリの旋律を思い浮かべますが、実は、「ラ・フォリア」という名の旋律型は2種類あります。当盤は、この2つの型の近縁性と相違が良くわかるという優れたコンセプト。自身の出身地から発した有名な旋律型を、サヴァールは親しみと愛情を込め、雄弁に演奏しています。
AV-9806

AVSA-9806(1SACD)
マジョルカ島〜バレンシア・1400-1560
マジョルカ島のシビラ(巫女)の歌
(マジョルカ島パルマのラ・コンセプシオ女子修道院)*
バレンシアのシビラ(巫女)の歌(バレンシア司教座聖堂)#
モンセラート・フィゲーラス(S)
ジョルディ・サバール(リラ;*)(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
クサビエ・ディアス(Lute)#
ルカ・グリエルミ(Org)#

録音:1998年6月28-30日&12月1日-2日、カルドーナ城参事会教会
AV-9807

AVSA-9807(1SACD)
太陽王 ルイ14世のオーケストラ 1638-1715
リュリ:第1組曲「町人貴族」LWV43(1670)
第2組曲「王のヴェルサイユの大ディヴェルティスマン」LWV38(1644-1670)
第3組曲「アルセスト」LWV50(1674)
「恋は医者」のシャコンヌLWV29(1665)
ジョルディ・サバール(指)
コンセール・デ・ナシオン

録音:1999年2月、カルドーナ城参事会教会
太陽王ルイ14世が君臨した時代は、リュリ(1632−1687)がフランス音楽界に君臨していました。バレエに夢中で、自らも踊っていた太陽王が、踊るのをやめた直後、リュリによるフランス・バロック・オペラの確立が始まりました。このバレエからオペラへの転換期に焦点を当て、代表的な曲目から器楽曲を選択し、組曲として録音したのがこのアルバム。ヴェルサイユ宮殿の華やかな世界を思い起こさせてくれる1枚です。
AV-9808
ビーバー:23声の為の「ブリュッセル・ミサ」 ジョルディ・サバール(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
コンセール・デ・ナシオン

録音:1999年5月22日-25日、ザルツブルク大聖堂
※世界初録音
AV-9809(2CD)
セファルディの離散〜民族と記憶 Vol.1
(15世紀スペイン系ユダヤ人の音楽)

ロマンセ「何故泣くの、清らかな少女よ」
[アンテケラのモーロ人(ロードス島)/少年伯爵は起き(サロニカ)/フランス王(スミルナ)/道を通り過ぎる騎士は(トルコ)/何故泣くの、清らかな少女よ(サラエヴォ)/薔薇の冠(ロードス島)/お眠り、お眠り(モロッコ)/朝早く起きた王は(ソフィア)]

器楽曲「天空の星々」
[天空の星々(アレクサンドリア?)/セント・ヘレナ島にて(ソフィア)/1時に私は生まれた(サラエヴォ)/即興曲(ウードと打楽器)/パクサリコというのが君の名だね(サラエヴォ)/私は由緒ある家の娘でした(スミルナ)/あなたは私から遠く離れた所に(ソフィア)/美しい娘(イェルサレム)/15歳のアクセリコ(サロニカ?)/「アクセリコ」に基づく即興曲(サロードと打楽器)]
モンセラート・フィゲーラス(S)
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
AV-9811[AV](1CD)
「愛の舟1563−1685」
◆イタリア
1ゴルザニス:ガリアルダ「我が愛の舟」(新録)
カッチーニ:「新音楽」(1602)より2「アモルよ、何をためらうのか、何をしているのか」、3「気高く幸せな瞳よ」、
4「天にもかほどの星はなく」(dhm「新音楽」より)
ビアッジョ・マリーニ:5パッサカリア(AV9820より)
モンテヴェルディ:「マドリガーレ集第8巻」より6「フェブス(太陽)がまだ世界に昼を」、7「ニンファの嘆き」、
8「もし軽蔑するなら」(Herritageシリーズ(予)より)
◆ドイツ
シャイト:合奏曲集「ルディ・ムジチ」(1621、ハンブルク)より9「第5曲悲しみのパドゥアーナ」(4声)、10「第
9曲悲しみのクーラント」(4声)(Herritageシリーズ(予)より)
◆スペイン
11セバスティアン・ドゥロン:「休ませて、落ち着かせて」
12フアン・デル・バド:「舟に乗らないで」
13フアン・イダルゴ:「ああ、私は、いかに愛情を嘲っていることか」
(以上EMI-Refrexe/Virgin「スペインのバロック」より)
[イギリス]
作曲者不詳(1580年頃):14「デスペラーダ」(AV9804より)
作曲者不詳(1600年頃):15子守歌「わたしのかわいい愛しい人」(AV9826より)
作曲者不詳(1640年頃):16グラウンド「グリーンスリーヴス」(AV9820より)
◆フランス
17作曲者不詳(サヴァール編):「若々しい娘」(AV9821より)
18リュリ:第2組曲「王のヴェルサイユの大ディヴェルティスマン」LWV38(1644-70)より「強いられた結婚の
ロンド」(AV9807より)
19デュ・バイイ:「ラ・フォリア:私は夢中だ」(AVSA9843より)
20リュリ:シャコンヌ「恋は医者」(AV9701より)
ジョルディ・サヴァール(指、Gamb)、
モンセラート・フィゲーラス(S)、
エスペリオンXXI、
ル・コンセール・デ・ナシォン

録音:1976-2008年
レーベル設立10周年と40年を越す録音活動を記念したアンソロジー。1曲の新録を除いて、神話と17世紀ヨーロッパで書かれた愛の詩とに想を得た、過去に録音された曲を集めたものです。編纂する際のリマスタリングはすばらしく、サヴァールが残してきた録音の質の高さを、あらためて耳で確かめさせてくれます。 (Ki)
AV-9812
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
第1番ト長調BWV1027,第2番ニ長調BWV1028,
第3番ト短調BWV1029,第4番ハ長調BWV529
ジョルディ・サヴァール(Gamb)
※使用ヴィオラ・ダ・ガンバ:1550年ヴェネツィア・ペッレグリーノ・ザネッティ製(1&3番)、1697年ロンドン・バラック・ノーマン製(第2番)、1757年クリンゲンタール・アンドレアス・デルフェル製(第4番)を使用)、
トン・コープマン(Cemb;1737年ハンブルク,クリスティアン・ツェル製)
サヴァールとコープマン、両雄をそろえた文句なしのバッハのソナタ集。サヴァールの妙技と真価を骨の髄まで感じ、味わうことができます。1曲目のBWV529は、オルガンのために書かれたトリオ・ソナタで、ここでは、オルガンの右手のパートをチェンバロの右手に、左手をヴィオラ・ダ・ガンバに、そしてバスをチェンバロの左手に当てはめて演奏されています。 (Ki)
AV-9813
ミューズの涙〜エリザベス朝のコンソート音楽 Vol.2
ホルボーン(c.1545-1602):ミューズの涙(1599)
[よき望み/ミューズの涙/選択/やれやれ休日だ/インフェルヌム/ガイヤルド/パヴァーヌ/ガイヤルド/夜警/子守歌/ガイヤルド/メランコリーの印象/なんと善なることか/それゆえいつもそうする習わしなのです/決定/ガイヤルド/私自身/天国/溜め息/すいかずら/妖精のラウンド/葬送/ガイヤルド/愛の果実/聖夜に降るように]
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
AV-9814

AVSA-9814(1SACD)
皇帝の歌〜王宮の音楽 Vol.1
ジョスカン・デ・プレ:国王万歳(4声の器楽曲)
 ラ・スパーニャ(5声の声楽曲)
 千々の悲しみ(皇帝の歌)(5声の声楽曲)
イザーク:絶望的な運命
ヴィラールト:何の値打ちもない、だらしないお婆さんたち
クレマン・ジャヌカン:マリニャーノの戦い(戦争)
パラボスコ:リチェルカーレ第14番「平安を与えたまえ」
カベソン:「生涯私を虜にする麗しき人」
に基づくディフェレンシア
モラーレス:ミサ曲「千々の悲しみ」〜サンクトゥス/アニュス・デイ
 6声の為のモテット「全地よ/神をたたえよ」
 5声の為の「死の悲しみが私を取り囲み」
ナルバエス:ビウエラの為の「千々の悲しみ」(ジョスカン・デ・プレ作による)
フアン・デル・エンシーナ:運命の女神と連れ立つ愛の神は/世界中の全ての富を
マテーオ・フレーチャ:全ての良き戦士たちは(エンサラーダ「戦争」の断片)
トワノ・アルボー:生涯私を虜にする麗しき人
作曲者不詳:アルフォンソ王のファンファーレ(聖母マリアの頌歌集より)
作曲者不詳:ブルゴーニュ人は言った
 クラレット・ワインを飲むと
 あんまりの言い争いにうんざりして
ジョルディ・サバール(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
エスペリオンXXI
AV-9815
バターリャとラメント集 1600-1660
シャイト:パヴァン(1621)
 戦いのガイヤルド(1621)/バタッリャ
モンテヴェルディ:「マドリガーレ集第6巻」〜アリアンナの嘆き(1608)
ガブリエーリ:6声のカンツォン第3番(1621)
チレーゼ:8声のカンツォン(1608)
ペーリ:イオレの嘆き(1628)
L.ロッシ:「オルフェオの涙」のファンタジア(1650)
フォンティ:エリナの嘆き(1639)
作曲者不詳:イタリア風サラバンド(1650)
グアミ:戦いのカンツォン(1601)
ストロッツィ:ラメント「峻厳なるローヌの流れに」(1634)
ファルコニエーリ:悪魔の息子、バラバッソのバタッリャ
モンセラート・フィゲーラス(S)
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
AV-9816(2CD)
アラゴン王アルフォンソ5世寛大王(1396-1458)
モンテカッシーノ修道院の歌曲集〜王宮の音楽 Vol.2

■宗教曲
デュファイ:讃歌「来たれ、創り主なる聖霊」(3声)
 第3及び第4旋法による「マニフィカート」CM74(4声)
コルナーゴ:「我らの先祖は罪を犯した」CM2(4声

作曲者不詳:主を拝礼し(アドラムス・テ)CM4(3声)
 めでたし海の星CM62(3及び4声)
 めでたし海の星CM76(4声)
 「万物の神である主よ、わたしたちを憐れんでください
 王の分隊は」CM106(4声)
 ファンタジア(器楽曲)CM91
 しかし私はやってきたCM120(4声)
■世俗曲
デュファイ:シャンソン「あなたお願い」CM109(4声)
オケゲム:モテット=シャンソン
「死よ、お前は傷つけた/ミゼレーレ」CM107(4声)
シャンソン「わたしの生命は」CM10(4声)
ヒーゼヘム:シャンソン「すべての幸せに満ちて」CM85
作曲者不詳:トッカータ「鍵、鍵」CM131
バッラータ「私はあなたに哀れみを請う」CM89
バッロ「ギユマン家の娘」CM6
ストランボット「おお良き時よ」CM132/
ストランボット「野を耕す」CM20
ディスペラータ「嘆き悲しむことによって
お前を呼び寄せる」CM24
二重シャンソン「お前が僕を独りぼっちにしたから
もうお前なんか愛してない、マリオネット」CM86
カント「篩(ふるい)で」CM133
バッロ「小高い丘」CM22/バルゼッレッタ「愛よ欺くな」
ストランボット=カッチャ「犬の大群が駆け」CM140
バス・ダンス「ラ・スパーニャ」
カンシォン「万歳、万歳、フェルランド王」CM111
ヴィッロタ風カンツォーネ
「ディンディリンディン」CM127
ジョルディ・サバール(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
エスペリオンXXI
AV-9817
バッハ:音楽の捧げもの ジョルディ・サバール(指)
コンセール・デ・ナシオン

録音:2000年
AV-9818(2CD)

AVSA-9818(2SACD)
バッハ:フーガの技法 BWV.1080 ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXX

録音:1986年3月、洗礼者ヨハネ参事会教会
AV-9819(3CD)
バッハの遺言
バッハ:音楽の捧げもの*/フーガの技法+
ジョルディ・サバール(指)
コンセール・デ・ナシオン*
エスペリオンXX+

※AV-9817とAV-9818のセット
AV-9820
オスティナート
ディエゴ・オルティス:古いパッサメッツォによるレセルカーダ第5番
 新しいパッサメッツォによるレセルカーダ第2番
 「ルッジェーロ」(5声の為の、第9番)
 「ロマネスカ」によるレセルカーダ第7番
アントニオ・ヴァレンテ:ナポリ風ガリアルダ
アンドレア・ファルコニエリ:「カンツォーナ集第1巻」〜パッサカリア/チャッコーナ
サロモーネ・ロッシ:「ルッジェーロ」のアリアによるソナタ第4番(第3巻より)
ビアッジョ・マリーニ:パッサカリア
タルクイニオ・メルラ:ルッジェーロ(2声の為のチャッコーナ)
フランシスコ・コレーア・デ・アラウホ:我らが聖母マリアの無垢懐胎を讃える単旋聖歌
「この世全てに遍く」による3つのグローサ
パーセル:2声のソナタ/グラウンドによる3つの作品
パッヘルベル:カノンとジーグ ニ長調(パッヘルベルのカノン)
作曲者不詳:グラウンド「グリーンスリーヴス」
エスペリオンXXI:カナリオス(即興曲)
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
AV-9821

AVSA-9821(1SACD)
映画「めぐり逢う朝」サウンド・トラック
スペインのフォリアによる即興曲
夢見る人/アラベスク/戯れ
サント=コロンブ氏へのトンボー
ミュゼットI&II
聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘(マレ)
愛のガヴォット/涙
コンセール「帰還」(サント=コロンブ)
ヴォーカリン氏の為の前奏曲
幻想曲ホ短調(サント=コロンブ2世)
トルコの儀式の為の行進曲(リュリ)
テネブレの読誦第3番(F.クープラン)
若い娘(伝承曲)
ジョルディ・サバール(指)
コンセール・デ・ナシオン
[モンセラ・フィゲーラス(S)
マリア=クリスティーナ・キール(S)
ファビオ・ビオンディ(Vn)
ジョルディ・サバール(バス・ヴィオール)
クリストフ・コワン(バス・ヴィオール)
ジェローム・アンタイ(バス・ヴィオール)
ロルフ・リスレヴァント(テオルボ)
ピエール・アンタイ(Cemb)]

録音:1991年1月、3月、4月、8月
映画「めぐり逢う朝」は、17世紀フランス、マラン・マレとその師匠であったサント・コロンブを主人公に、師弟間の確執と人間模様を描いた名画です。この映画の音楽の演奏を担当したのがサヴァール。この映画のヒットとともに、サヴァールの名もますます高いものとなったものでした。
AV-9822(3CD)
ヴィヴァルディ:歌劇「ファルナーチェ」RV711
コルセッリ:シンフォニア/行進曲
ベレニーチェのレチタティーヴォとアリア(1曲)
 ファルナーチェのアリア(1曲)
フリオ・ザナージ(ファルナーチェ)
サラ・ミンガルド(タミリ)
アドリアーナ・フェルナンデス(ベレニーチェ)
グローリア・バンディテッリ(セリンダ)
ジョルディ・サバール(指)
コンセール・デ・ナシオン、
サルスエラ劇場cho

録音:2001年10月26日&28日、サルスエラ劇場・ライヴ
AV-9823(2CD)
コンソート音楽 Vol.3
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):
5声のコンソート組曲(全5曲)
[第1番 ト短調/第2番 イ短調/第3番ハ短調/第4番 ヘ長調/第5番 ハ長調]
6声のコンソート組曲(全5曲)
[第1番 ト短調/第2番 ハ長調/第3番 ヘ長調/第5番 変ロ長調/第5番 ハ短調]
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
AV-9824
ルイ13世のオーケストラ
アンドレ・ダニカン・フィリドールのコレクションより

■皇太子の幼年時代の音楽
1601年に奏された模擬戦の為のパヴァーヌ[26]/「組曲」〜ガイヤルド[27]/ミュゼット「わたしのかわいい子」/1609年のヴァンドーム公の結婚式に奏されたパヴァーヌ[16]/フォブルドン風ブランル(1540年に奏された)[31]/「組曲」〜ガイヤルド[32]
■1610年10月17日に挙行された王の戴冠式の為の音楽
王の戴冠式に奏された
オーボエの為のパヴァーヌ[18]/
王の戴冠式に奏されたエール第2番[19]/
王の戴冠式に奏されたエール第3番[20]
■ルイ13世の結婚式の為の音楽・
1615年、ルイ13世の結婚式のパヴァーヌ[120]/アヴィニョンのブレ[22]/1615年、大オーボエ隊によってルイ13世の結婚式のため王宮にて奏された、メリーゴーラウンドの馬の為のバレ[106]/同 エール第2番[108]/同 エール第3番[108]/同 エール第5番[109]
■1627年にルイ13世によって催された音楽会
影[1]/同 エール第2番[2]/オーボエの為の「大騒ぎ」(シャリヴァリ)[4]/同 ガヴォット[6]/ヴァイオリンの為のアリア「スイス人」[9]/スイスの女性たち[11]/ガスコーニュ人[13]/リアンクール氏の入場[14]/祝祭の従者たち[15]/湿地のニンフ[17]/羊飼いたち[20]/アメリカ人[22]
■1634年から1650年までの王室の音楽
ファンファーレ[即興]/イントラーダ=ガヴォット=サラバンド(1648年頃)[カッセル写本]/オーボエの為の「大騒ぎ」(シャリヴァリ)(1648年/デュマノワール氏)[26]/イングランド女王のクーラント(1634年)[117]/ガヴォット(1648年頃)[カッセル写本]/ルイジ・ロッシ作「オルフェの嘆き」のファンタジア(1648年)[カッセル写本]/自由(リベルタ)[113]/サラバンドとタンブーラン[カッセル写本]/愛の王国へ(イタリア風サラバンド)[116]
ジョルディ・サバール(指)
コンセール・デ・ナシオン
AV-9825
ビーバー:戦争(1673)
レクイエム イ長調(1687)
ジョルディ・サバール(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
コンセール・デ・ナシオン

録音:1999年5月、ザルツブルク大聖堂・ライヴ
AV-9826
ニンナ・ナンナ〜子守歌をめぐる旅 1500-2002
バード:子守歌「おいで、かわいい娘さん」
メルラ:子守歌「今はもう寝る時間」
による宗教的カンツォネッタ
ライヒャルト:我が子よ、眠れ
ムソルグスキー:「子供部屋」〜お人形を持って
ペルト:クリスマスの子守歌
 エストニアの子守歌「眠れ、眠れ」
レーガー:子守歌「薔薇の茂みの横にマリアは座り」
ファリャ:子守歌「眠れ、我が子よ眠れ」
ミヨー:ヘブライ語の子守唄「眠れ、眠れ」
ガルシア・ロルカ:セビーリャの子守歌「この小さな亀は」
作曲者不詳(アリカンテ)
ジョルディ・サバール:「お母様、愛しいお母様、私を泣かせないで」
作曲者不詳(ポルトガル):揺りかごの歌「ヨゼフは赤ん坊を揺りかごであやし」
作曲者不詳(イングランド):子守歌「わたしのかわいい愛しい人」
作曲者不詳(ギリシャ):子守歌「眠りなさい、私の赤ちゃん」
作曲者不詳(セファルディ):子守歌「眠れ、眠れ」
作曲者不詳(ベルベル):子守歌「アマジグの子守歌」
作曲者不詳(イスラエル):ヘブライ語の子守歌「眠れ、眠れ、私のかわいい娘」
作曲者不詳:(カタルーニャ):子守歌「神の母は」
モンセラート・フィゲーラス(S)
パウル・バドゥラ=スコダ(Fp)
ドリス・エ・マルミ(ウード)
マルク・アンタイ(トラヴェルソ)
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
AV-9827(2CD)
ヴィオールのパルナッスス山第1巻
サント・コロンブ・ル・フィス(サント・コロンブの息子;1660頃-1720?):
父 サント=コロンブ氏のトンボーを伴う
無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバの為の6つの組曲

[第4番 ホ短調/第2番 イ短調/第5番 ロ短調/第1番 ト短調/ 第3番ヘ長調/第6番 ヘ短調*](サント・コロンブ・ル・ペル氏のトンボーを含む)
ジョルディ・サバール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジャン=ピエール・マリエル(朗読;*)

録音:2003年2月、カタルーニャ
※使用楽器:1697年ロンドン、バラック・ノーマン製
AV-9828
ヴィオールのパルナッスス山第2巻
マレ:「ヴィオール曲集第2巻」(1701)より

[組曲 ホ短調(サント・コロンブ氏のトンボーを含む)/組曲 ロ短調(リュリ氏のトンボー を含む)]
ジョルディ・サバール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピエール・アンタイ(Cemb)
ロルフ・リスレヴァン、
グザヴィエ・ディアス=ラトール(テオルボ/G)
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2003年1月、カタルーニャ
AV-9829(3CD)
ヴィオールのパルナッスス山
サント・コロンブ・ル・フィス(サント・コロンブの息子;1660頃-1720?):無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバの為の組曲集
マレ:ヴィオール曲集第2巻(1701)〜2つの組曲
ジョルディ・サバール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピエール・アンタイ(Cemb)
ロルフ・リスレヴァン、
グザヴィエ・ディアス=ラトール(テオルボ/G)
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2003年1、2月、カタルーニャ

AVSA-9831(1SACD)
黄金世紀の口直し(幕間劇)〜ロペ・デ・ベガとその時代 1550-1650
ロペ・デ・ベガ/作曲者不詳:ロマンセ「櫂の音がなんて響き渡り」
ベリサの嘆き「塔の手摺りにもたれかかり」
ロペ・デ・ベガ/ゲレーロ:神へ、心からの愛の独白
バルデラーバノ:ソネット第8番
 ソネット第13番
ディエゴ・オルティス:パッサメッツォ・モデルノ第3番(1553)
 ロマネスカ第7番
カベソン:ティエント第3番
 「御婦人の望み」によるディフェレンシアス(1578)
フアン・バスケス:ビリャンシーコ「ポプラの木まで行って来ました、お母さん」(1560)
ヒネス・デ・モラータ:マドリガル「まさにここで彼は私に考えを語った」
ガルシラソ・デ・ベガ/ゲレーロ:ソネット「バラと白百合が」(1589)
マヌエウ・マシャード:ロマンセ「ガラテアはなんて感じやすい心なのだろう」
 ロマンセ「外へ、外へ、そこから出ておいで」
ゲレーロ:「麗しきカタリーナ」によるグロッサ
マテオ・ロメロ:ロマンセ「サンザシは実を落とし」
セバスチャン・アギレラ・デ・エレディア:「バタッリャ(戦争)」のティエント
 エンサラーダ(器楽曲)
フアン・ブラス・デ・カストロ:ロマンセ「葉繁れるポプラの間で」
 ロマンセ「魂の塔から」
フランシスコ・コレーア・デ・アラウホ:モラレスのバタッリャ(戦争)
作曲者不詳:エンサラーダ「鋭き剣よ切り給え」
 ハカラ「素晴らしいなどと言ってはならぬ」
モンセラート・フィゲーラス(S)
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXX

録音:1987年
AV-9832
アルフォンソ・フェラボスコ II(1575頃-1628):ヴィオール合奏の為の作品集
(4、5、6声の為のコンソート曲)

鳩小屋パヴァーヌ/アルメイン/
ファンタジア[第14番/第5番/第2番/第8番]/
5声の為の「イン・ノミネ」/
6声の為のファンタジア
[第3番/第24番/第5番/第7番/第9番]/
4音のパヴァーヌ/6声の為のファンタジア第2番/
ファンタジア[第6番/第1番/第10番/第3番/
6声の為の「イン・ノミネ」/
6声の為のファンタジア第6番
ジョルディ・サバー(ソプラノ・ヴィオール)(指)
エスペリオンXXI

録音:2002年12月、2003年2月
AV-9833
ベッラ・テッラ(美しき大地)〜アリアンナ・サバール
アリアンナ・サバール:愛
 その香りが好きになりました
 私と手をつないで/愛の秘訣/船乗り/
 旅(父ジョルディに)/眼(母モンセラートに)
 その瞬間を味わおう/私は最愛の人のもの
 このとても細長い小道が
 私の夜に歌われるために/そこでは渦を巻き
アリアンア・サバール(歌/Hp)
ディミトリス・プソニス(サズ/ブズーキ/ベンディール/ウード)
ペドロ・エステバン(ベンディール/パロス・デ・アグア/カシーシ)
フリオ・アンドラーデ(Cb)

録音:2002年4月-6月
AV-9834
新世界の道第1巻
南米クリオージャのビリャンシーコ(世俗歌曲)と踊り〜新大陸におけるイベリアの伝統(1550-1750)

ペドロ・ゲレーロ:モレスカ「教えろ、黒い雌犬」
マテーオ・フレーチャ:4声の為のネグリッリャ「聖サベヤ、ググルンベ」
フアン・イダルゴ:世俗曲「ああ、私は何と愛をあざけり」
フアン・アラニェス:チャコーナ「良い人生へと」
ホアン・セレロルス:8声の為のビリャンシーコ「その心地よい調和が新しく生まれた命を
褒め称えるセラフィムは」
作曲者不詳(イベリア半島):アチャ(舞曲・器楽曲)
トレホン・イ・ベラスコ(クスコ):子守歌「眠らずにいる我が主よ」
ガスパル・フェルナンデス(オアハカ):メスティーソとインディオ「君に歌うよ、かわいこちゃん」
フアン・グティエレス・デ・パディッリャ(プエブラ):ネグリーリャ「おお、フランシキーリョさん」
 聖母マリア会のフィリペ修道士(グァテマラ):5声の為のネグロ「アントーニャ、フランシキア、ガシパ」
フアン・ペレス・ボカネグラ(リマ):連祷式文「天は喜びを遣わし」
メルチョル・デ・トレス・イ・ポルトゥガル:寸劇「火遊びの歌を」
フアン・ガルシア・デ・セスペデス(メキシコ):4声の為の寸劇「招待された夜」
 グアラーチャ「おお、なんと身を焦がすことか」
作曲者不詳(メキシコ):ホタ(Hp/Perc)
作曲者不詳(ペルー):カチュア(舞曲・器楽曲)
ジョルディ・サバール(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
エスペリオン XXI

録音:2001年12月、2002年11月、2003年1月
AV-9835
ヴィヴァルディ:協奏曲の中のヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオールとチェロ・アッリングレーゼ)〜ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲イ長調R546,
2挺のヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲ニ短調R565,
葬送協奏曲変ロ長調R579,
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲ヘ長調「プロテウス」R544,
2挺のヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲ト短調R578,
4挺のヴァイオリンとチェロのための協奏曲ロ短調R580,
協奏曲ハ長調R555
ジョルディ・サヴァール
(Gamb,指)ル・コンセール・
デ・ナシォン
通常チェロで演奏されるこれらの協奏曲、サヴァールが当時の資料を研究し、ガンバで演奏されたこともある、と特定したもの。ガンバによって音楽にもたらされる響きの豊かさに心を打たれます。 (Ki)
AV-9836
エルチェの神秘劇をたたえて
作曲者不詳:エルチェ(エルス)の神秘劇〜聖母被昇天祭前夜

イントラーダ、行列賛歌(15世紀)
わたしの姉妹たちよ(聖母マリア)
処女にして神の母(マリアたち)
ああ、悲しいこのうつし身(聖母マリア)
モラーレス:確固たる良識(器楽曲)
大きな望みが私の心を(聖母マリア)
ファンファーレ(15世紀の旋律に基づく)
神、御身を救えかし(天使)
平安と天啓を授ける天使(聖母マリア)
使徒たちは、そのように(天使)
ファンファーレ(15世紀の旋律に基づく)
健康と名誉と救いが(使徒聖ヨハネ)
ああ汝、使徒聖ヨハネ、そして私の友(聖母マリア)
フアン・バスケス:腕が疲れた第1番(器楽曲)
 ああ悲しいこのうつし身(使徒聖ヨハネ)
モラーレス:アニュス・デイ(器楽曲)
 聖処女よ、心まずしい誉れの花よ(使徒聖ペトロ)
フアン・バスケス:腕が疲れた第2番(器楽曲)
 おおいと高き御力(使徒たち)
ビクトリア:王の軍隊は(器楽曲)
 救われてあれ、姫なる后(使徒たち)
 ああ、至高なる神!
 神はそこにおわします(使徒聖ペトロ)
 私の親愛なる息子たちよ」(聖母マリア)
 栄光ある聖き御身体(使徒たち)
モラーレス:キリエ・エレイソン(器楽曲)
 神の御母にして配偶者(アラセリ[5名の天使たち])
 行列賛歌(15世紀)
モンセラート・フィゲーラス、
アリアンナ・サバール(S)
リュイス・ビラマージョ、
フランセスク・ガリゴサ(T)
パスカル・ベルタン(Br)
ダニエーレ・カルノヴィク(Bs)
ジョルディ・サバール(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ他

録音:2003年12月8-9日、2004年1月12-13日、2月10日
AV-9837
トバイアス・ヒューム:「音楽の諧謔(ユーモア)」(ロンドン、1605)より
[第43曲「ユーモラスなパヴァーヌ」
第50曲「ヒューム大佐のガリアルド」
第7曲「私の望みは」
第46曲「ヒューム大佐のパヴァーヌ」
第10曲「聴け、聴け」/第48曲「戦士のガリアルド」/
第46曲「ガンバの精神」/第42曲「パヴァーヌ」/
第38曲「軽く触れて」
第95曲「ハンガリーの領主、ベックス」
第96曲「ハンガリーの領主、ベックス 第2部分」
第47曲「愛よ去らば」
第6曲「ホルストン公爵のアルメイン」
第12曲「死」/第13曲「生」/第25曲「問い」
第26曲「答え」/第27曲「新しい切り口」
第11曲「戦士の決意」/第14曲「グッド・アゲイン」
ジョルディ・サバール(Gamb)

※使用楽器:1697年、ロンドンのバラク・ノーマン製
AV-9838

AVSA-9838(1SACD)
カスティーリャ女王イザベラ1世〜ルネサンス期大女王時代の光と影 1450-1504(王宮の音楽 Vol.3)
作曲者不詳(CMC66):夕べの祈りの賛歌「天は称賛にわき立ち」
作曲者不詳(トルコ):トルコ行進曲
作曲者不詳(CMC68):トッカータ
トリアーナ(CMC90):ビリャンシーコ「教えてくれ生娘の母御」
デュファイ:「あなたほどのお人を
私はまだ見たこともない」(ハープ演奏)
デ・ラ・トーレ:「ラ・スパーニャ」(ダンサ・アルタ)(器楽曲)
作曲者不詳(CMC6):ビリャンシーコ「悲痛な叫びで呪詛している」
エンシーナ:パヴァーヌ(「あなたを忘れぬ私の心」)
コルナーゴ:賛歌「我らの先祖は罪を犯した」
ヴェラルディ:「万歳、フェルナンド大王陛下」(器楽曲)
エンシーナ:ビリャンシーコ「支配する者とされる者」
ナルバエス:ロマンス「モーロの王は散策していた」
エンシーナ:ビリャンシーコ「起きよパスクアル、グラナダが陥ちた」
作曲者不詳(セファルディ):ロマンス「洗ってため息をついた」
コルナーゴ:バス&アルタ・ダンス「世界地図」
トルデシーリャス:ビリャンシーコ「フランス人たちよ、なぜならば」
作曲者不詳(CMC47):サンクトゥス
エンシーナ:ビリャンシーコ「幸運を失った悲しみのスペイン」
アル・アンダルス伝統音楽:モロッコに伝わるナウバ「ガリバト・アル=フサイン」の中のクッダームの歌(モロッコに伝わる、日暮れに演奏される組曲の中の8分の6拍子の歌)
エスコバル:昇階唱「主よ永遠の安息を彼らにあたえたまえ」
ジョルディ・サバール(指)
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カルターニャ、
エスペリオンXXI

録音:2004年3月3日-9日、カルドーナ城参事会教会
レコンキスタ期スペインを象徴する「カトリック女王イサベラ」をタイトルとしたもの。この時期特有の、アラブ・イスラム、セファルディ、キリスト教の要素が混じった、不思議な音楽世界が展開します。
AV-9839
世界の調和2〜2001-2004年のポートレート
2001年-2004年にリリースされた録音から
クープラン:「王宮のコンセール」〜ミュゼット*
ソレール:歌劇「根はお人よし」第2幕フィナーレ#
ジョルディ・サバール、
モンセラート・フィゲーラス、
エスペリオンXXI、
コンセール・デ・ナシオン(*/#)/他

録音:1995年、モンペリエ歌劇場、ライヴ#、他
AV-9840

AVSA-9840(1SACD)
F・クープラン:王宮のコンセール(1722) ジョルディ・サバール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
[マルク・アンタイ(Fl-tr)
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)
マンフレード・クレーマー(Vn)
ジョゼプ・ボラス(Fg)
ブルーノ・コセ(バス・ド・ヴィオロン)
シャヴィエ・ディアス=ラトーレ(G、テオルボ)
グイード・モリーニ(Cemb)]

録音:2004年9月6日-10日、サン・ミシェル修道院
クープラン自身の指定による5つの楽器と通奏低音を担う楽器から、曲や楽章の性格に応じて適切な楽器を選び、的確なアプローチ展開。 (Ki)
AV-9841
時間と瞬間について
作曲者不詳(マルティン・コダス;12世紀):カンティガス・デ・アミーゴ〜愛しい人に恋するあなたは
アフガニスタン伝統音楽:ナスタラン(ナグマ旋法;器楽)
作曲者不詳(イスラエル):ヘブライの子守歌
ジョルディ・サバール:ブルターニュ地方の哀歌による変奏曲
カタルーニャ民謡/フェラン・サバール編曲:泥棒の歌
ディエゴ・オルティス:ロマネスカとパッサメッツォ(器楽)
アリアンナ・サバール:ラ・サルヴェ
作曲者不詳(サラエヴォのセファルディム)治癒者とあなたは呼ばれ(器楽)
ギリシア民謡:見覚えのない場所で
モロッコ民謡(器楽)
作曲者不詳(ロードス島のセファルディム):子守歌「眠っている可愛い子は」
伝ルカス・ルイス・デ・リバヤス:タランテラ
フェラン&ジョルディ・サバール:即興
ジョルディ・サバール:カナリオス(即興的器楽曲)
アリアンナ&フェラン・サバール:幻想的に(即興)
マラン・マレ:ミュゼット第1&2番(ヴィオール曲集第4巻第28&29曲)
カタルーニャ民謡:鳥の歌
作曲家不詳(17世紀メキシコ):舞曲グァラーチャ(器楽)
メルラ:カンツォネッタを聴け
ジョルディ・サバール(ヴィオラ・ダ・ガンバ、フィドル)
モンセラート・フィゲーラス(歌)
アリアンナ・サバール(歌、Hp)
フェラン・サバール(歌、テオルボ)
ペドロ・エステヴァン(Perc)

録音:2004年-2005年、カタルーニャ自治州、カルドナ城参事会教会
サヴァールの家族の肖像。アルバム・タイトルは、古今の音楽や空間的に隔たった音楽などの間に存在する時間と演奏などの瞬間を念頭に置いたもの。家族というユニットを中心に演奏したこの録音は、サヴァールの演奏の中核にいつもいる、家族の存在を改めて明確に浮き彫りにしており、その濃厚な親密さが音楽に色濃く表出されています。特に歌入りのカタロニア民謡「鳥の歌」は、無伴奏チェロのものとは一味違った仕上がりとなっており必聴です。 (Ki)
AV-9842
ヴェルサイユ宮殿の音楽的泉〜ルイ13世および14世時代の器楽曲の傑作群
I[王宮の楽しみ]
リュリ:第2組曲「ヴェルサイユ王宮のディヴェルティスマン」LWV.38(1644-1670)[マルスの為のトランペットと他の楽器の前奏曲/武装した男たちと武装した女たち/シャンボール城のディヴェルティスマンのブレ/強要された結婚のブレ/トランペットの為のメヌエット]
リュリ:「恋は医者」のシャコンヌ LWV.29
II[ヴィオール曲]
サント・コロンブ:2つのヴィオールの為のコンセール「再訪」
III[ルイ13 世の為の音楽]
フィリドール:1601年に奏された模擬戦の為のパヴァーヌ/組曲〜ガイヤルド/1609年のヴァンドーム公の結婚式に奏されたパヴァーヌ/アヴィニョンのブレ/1615年、大オーボエ隊によってルイ13世の結婚式のため王宮にて奏されたメリーゴーラウンドの為の馬のバレIV[プティット・バンドの音楽]
作曲者不詳:イントラーダ/ガヴォット/サラバンド
デュマノワール:大オーボエ隊の為の行進曲
マレ:シャリヴァリ
作曲者不詳:ガヴォット/リベルタ/サラバンドとタンブラV[ヴィオール曲]
マレ:田園風ロンド(II104)
 ミュゼット、パッサカリア(II105)
VI[太陽王のオーケストラ]
リュリ:第3組曲「アルセスト」LWV.50(1674)〜[ロンド形式による戦いの行進曲/メヌエット/エコー/海の祝祭の為のロンド/攻囲軍の行進曲]
リュリ:第1組曲「町人貴族」LWV.43(1670)〜トルコの儀式の為の行進曲VII[王宮のコンセール]
F・クープラン:「王宮のコンセール」(1722)〜第2番〜プレリュード/第3番〜ミュゼット/第4番〜フォラーヌ
ジョルディ・サバール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
クリストフ・コワン、
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロルフ・リスレヴァンド(G、テオルボ)
ピエール・アンタイ(Cemb)
シャヴィエル・ディアス=ラトーレ(G、テオルボ)
サヴァール自身によるセレクション。彼らしく、フランス盛期バロックを音楽で描き出すコンセプトで、1998年から2004年に録音した、AV9807、AV9824、AV9829、AV9840より選ばれています。選曲内容も、独奏曲から管弦楽曲までとジャンルの幅も広く、大局的に、しかし、繊細に、この時代の音楽を捉えることに適したものとなっています。 (Ki)
AVSA-9843(2SACD)
ドン・キホーテ〜ロマンセと音楽
作曲者不詳(王宮の歌曲集106):ファンファーレ(器楽)
デュ・バイイ:ラ・フォリア「わたしは夢中だ」
ナルバエス:「私の牛の見張りをしておくれ」によるディフェレンシア第4番
作曲者不詳/ミラン編:モリアーナのロマンセ「怖くて覚えている…」
作曲者不詳:ランサローテの古歌「いつの昔の騎士とても」
ミラン:森の騎士バルドビーノス(ボードアン)はため息をついていた
作曲者不詳/ピサドール編:モーロ人アビンダラーエスのロマンセ「外に出て…」
ナルバエス:「私の牛の見張りをしておくれ」によるディフェレンシア
バスケス:ドン・ベルトランのロマンセ「12人の卿将は…」
作曲者不詳(メディナセーリ公爵家の歌曲集4):主よ、われらは御身をあがめ(Org)
マルトレル:騎士ティランテ・エル・ブランコ物語
「ああ、至聖なる聖三位一体」
ガブリエル(セルバンテス詩):アントニオ「オラーリャの歌」
サント・フアン(セルバンテス詩):牧人の歌「わが富を減らしむるもの、そは何ぞ?」
ペニャローサ(セルバンテス詩):ソネット「聖なる友情よ、なれは羽ばたきかるく…」
作曲者不詳(セファルディ/セルバンテス詩):歌「われは恋慕の船人よ」
サリーナス:クラロス伯爵のロマンセ「夜の12時…」
ムダーラ:パヴァーヌ第1番(Hp)
作曲者不詳(王宮の歌曲集106):ガリノスのロマンセ「そっちが負けたぜ…」
作曲者不詳/バルデラーバノ:カライノスのロマンセ「いまや騎兵隊は…」
作曲者不詳(王宮の歌曲集109):騎士ドゥランダルテのため流された思い姫ベレルマの涙のロマンセ「亡骸の心臓の上に…」
ムダーラ:ロマネスカ第1番(Hp)
作曲者不詳(王宮の歌曲集113):騎士ドン・ガイフェーロスのロマンセ「もし、愛しい人について…」
ガブリエル(セルバンテス詩):ビリャンシーコ「愛しき君は敵にて」
作曲者不詳(サブロナーラの歌曲集8):
セギディーリャ・エン・エコー「お前の嫉妬深い視線に」
作曲者不詳(王宮の歌曲集121):恋する乙女
アルティシドーラのロマンセ「ああ、いま君は伏所にて…」
リベラ(セルバンテス詩):ロマンセ「恋の心はいと強し」(第57章)
ムダーラ:ガリアルダ
作曲者不詳(17世紀/セルバンテス詩):
アルティシドーラの嘆き「お聞きくだされつれなき騎士よ…」
ムダーラ:「クラロス伯爵」
作曲者不詳/マルティン・イ・コル編:ビリャーノ(舞曲・器楽)
ホアン・アラニェス:「シャコンヌの夜会」(ダンサ・カンターダ)
エネストローサ(セルバンテス詩):歌「愛、なれのわれに与えし痛みの強き」
ゲレーロ(セルバンテス詩):歌「ドン・キホーテのつれなさに、アルティシドーラみまかりて…」
モラーレス:「死の苦悶は」(Org)
作曲者不詳:レクィエム〜ラクリモーサ/ディエス・イレ
モラーレス:レクィエム〜ピエ・イエズ・ドミネ
モンセラート・フィゲーラス、
アリアンナ・サバール(歌)他
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
ラ・カペーリャ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:2005年2月19、24日、3月2、8、28-29日、4月25日、カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
2005年は「ドン・キホーテ」(第1部)が出版されてからちょうど400 年にあたる記念すべき年。ミゲル・デ・セルバンテスが著した、スペインを代表するこの文学作品は、正式な題名を「奇想驚くべき郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と言いますが、この作品にまつわる音楽も数多く、近代では、R. シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」、ファリャの「ペドロ親方の人形芝居」、古くは数々のロマンセなどがすぐ思い浮かびます。R. シュトラウスやファリャのアプローチとは違い、今回、サヴァールは、物語の要点を占める各章から抜き出した朗読とロマンセ、器楽曲を組み合わせ、当時の趣ある音楽によって、「ドン・キホーテ」の生き生きとした世界を見事に作り上げています。 (Ki)
AV-9844

AVSA-9844(1SACD)
その他のフォリア(1500-1750)
作曲者不詳(ペルー):フォリア・クリオーリャ(即興曲)
作曲者不詳(王宮の歌曲集所収):古いフォリア(1500年頃)
カベソン:グローサ(変奏)付パヴァーヌ
ムダーラ:ルドビーコのハープを模したファンタジア
ルッフォ:バスとソプラノのガンバ
ピッチニーニ:「ラ・フォリア」に基づくパルティータ
ファルコニエーリ:(3声の)フォリア
ストラーチェ:フォリア(Cemb)
プレイフォード:ファロネルのディヴィジョン
コルベッタ/サンツ:フォリアG)
コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ニ短調「ラ・フォリア」Op.5-12
カバニーリェス:フォリアのディフェレンシアス(1700)(Cemb)
アルビカストロ:ソナタ「ラ・フォリア」(1704)
サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリシアのフォリア(G)
ヴィヴァルディ:ソナタ「ラ・フォリア」Op.1-12 RV.63
ジョルディ・サバール(指)
エスペリオンXXI
アリア・ヴォックス・レーベルの代名詞とも言うべきアルバム「ラ・フォリア(1490−1701)」(AV-9805 & AVSA-9805)。そのリリースから7年が経ち、満を持して、続編とも言うべき録音が登場。収録曲は、今回新たに録音しなおされたコレッリの「ラ・フォリア」を除き、第1作目に収録されていないものばかり。「ラ・フォリア」にまつわる作品は、尽きぬ泉のごとく多数ありますが、その代表作の9割近くが、この第1作目と第2作目に収録されたことになります。今回の録音では、古いフォリアの型の中ではカベソンとムダーラの作品が、新しいフォリアの型の中ではコレッリとヴィヴァルディの作品が、特に注目に値する作品です。サヴァール率いるエスペリオンXXIの魂のこもった演奏が、フォリアという曲種が持つ情感を余すことなく伝えてくれます。 (Ki)
AV-9845

AVSA-9845(1SACD)
ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番 ト長調「ファンダンゴ」G.448
シンフォニア第23番 ニ短調「グランデ」G.517 Op.37-3
シンフォニア第17番イ長調 G.511 Op.35-3
弦楽五重奏曲第60番 ハ長調「マドリードの通りの夜の音楽」G.324 Op.30-6
ジョルディ・サバール(指)
ル・コンセール・デ・ナシオン
ボッケリーニ(1743〜1805)はスペインで活躍した作曲家。ハイドンと同時代に生き、古典派音楽を推進した一方で、スペイン趣味の薫る作品ものこしています。このアルバムでは、ボッケリーニの古典趣味とスペイン趣味の両方を味わうことができます。
AV-9846

AVSA-9846(1SACD)
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」
セレナード第8番 ニ長調 K.286「ノットゥルノ」
音楽の冗談 ヘ長調 K.522
ジョルディ・サバール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は、たいへん刺激に満ち満ちた演奏。ノットゥルノでは、旋律がこだまするように配置されており、音響的にも楽しめるものになっています。弦の清清しい感触に加えて、ユーモラスなナチュラル・ホルンの味わいもたまらなく印象深いもの。とびきりの優秀録音です。
AVSA-9847(1SACD)
女性の光(900-1600)
[おお、光よ]
不詳(ウエルガス写本 より):南風は穏やかにそよ吹く(プローサ)
[I.古しえの女性]
不詳(10世紀、コルドバ):裁きのしるしが(ラテンのシビラ(巫女)の歌)
[II.新しき女性]
不詳(12世紀、アンダルシア):ガル・コム・レバレ(ジャルチャ)
ディア伯夫人ベアトリツ(12世紀、アンダルシア)エスタ・アイ・エン・グレウ・コッシリエル
[III.遊ぶ女性]
バルトロメウ・カルセレス:私はここにひとりぼっち(ビリャンシーコ)
不詳(「王宮の歌曲集」から):娘とブドウ畑(ビリャンシーコ)
不詳(「コロン文庫の歌曲集」から):私は小麦色した娘(同)
[IV.神秘的な女性]
不詳(アビラの聖女テレサ詩、「王宮の歌曲集」より):霊魂よ、私の内にあなたを探しなさい
[V.愛する女性]
ウム・アル・キラム(アンダルシア):アル・サビル・リクァルワ
マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミーゴ」〜ビーゴの浜に寄せる波よ
[VI.母たる女性]
バルトロメウ・カルセレス:あばずれと処女が(ビリャンシーコ)
不詳(バスク民謡):アウルトゥホ・トゥヒキア・ネガレス(子守歌)
[VII.嘆く女性]
不詳(セファルディムのロマンス、M.フォルカノ詩):プラニ・デステッリナ
不詳(アンダルシア):古しえのラメント(サエタ〔祈祷歌〕)
[おお、光よ〕
不詳(ウエルガス写本 より):
南風は穏やかにそよ吹く(プローサ)
モンセラート・フィゲーラス(歌)
ティナ・アーガールド、
アリアンナ・サバール(S)
ロランス・ボナル(A)
ベゴーニャ・オラビデ(Ms、プサルテリウム)
アンドルー・ローレンス=キング(十字軍ハープ)
ジョルディ・サバール(リラ、レバブ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フレデリケ・ホイマン、
ファウミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピエール・アモン(笛)
ドリス・エル・マロウミ(ウード)
ロルフ・リスレヴァンド(G)
マルク・クロ、
カルロ・リッツォ(打楽器)

録音:2005年8月、ベルギー、フランク=ヴァレト教会、フランス、フォンフロワド修道院
シビラの歌やセファルディの歌といった、中世・ルネサンスにおける地中海世界の歌をライフワークとしているフィゲーラスの最新作。彼女だけがメインとなる録音としては、AVSA.9831「スペイン黄金世紀の幕間劇」〜ロペ・デ・ベガとその時代)以来で、久しぶりのものです。女性というテーマで700 年にわたる様々な作品を歌ったこのアルバムは、まさに、彼女のラーフワークの根幹とも言える作品ばかり。それだけに、フィゲーラスの思い入れも強く、その熱唱が光ります。 (Ki) 
AVSA-9848(1SACD)

AV-9848
東洋−西洋(1000-1600)
■I
「鶴」(マカーム・ウザル・サキル;
トルコ、カンテミルオウル手稿譜、16世紀)
ドゥクツィア(アルフォンス10世編纂:
聖母マリアのカンティガ第248-353番より)
「1時に私は生まれ」(サラエヴォ、セファルディ)
「魂の踊り」(モロッコ、アラブ)
「カステーリョ・デ・ラ・プラーナ:アルバ」(スペイン)
エスタンピー「ラ・マンフレディーナ」(イタリア、14世紀)
「ライラ、わが愛しの人」(アフガニスタン(ペルシャ))
■II
エスタンピー「イン・プロ」(イタリア、14世紀)
「風の踊り」(ベルベル(アルジェリア)、セファルディ)
サルタレッロ(アルフォンス10世編纂:
聖母マリアのカンティガ第77-119番より)
「チャハメズラーブ」(ペルシャ)
「剣の舞」(アルカンタラ(チュニジア)歌集より)
「マカーム・ニクリーズ・ウスル・ベレフサーン」
(トルコ、カンテミルオウル手稿譜、16世紀)
サルタレッロ(イタリア、14世紀)
■III
ヤ・ネバト・エルリヒャン/マカーム・ラミ」
(ユダヤ民謡/イラク民謡)
ロトゥンデリュス(アルフォンス10世編纂:
聖母マリアのカンティガ第105番より)
「マカーム・ラースト・セマーイー」
(トルコ、カンテミルオウル手稿譜、16世紀)
エスタンピー「トリスターノの嘆き」(イタリア、14世紀)
「モラー・マーマドゥ、わが愛しの人」
(アフガニスタン(ペルシャ))
サルタレッロ(イタリア、14世紀)
「マカーム・ラースト・ムラッサ・ウスル・デュイェク」
(トルコ、カンテミルオウル手稿譜、16世紀)
ジョルディ・サバール(ヴィオル、ルバブ、リラ)(指)
エスペリオンXXI
[ドリス・エル・マロウミ(ウード)
ディミトリス・プソニス(サントゥール、サズ)
ヤイール・ダラル(ウード)
ペドロ・エステバン(ダルブカ、タンボール、パンデレータ、リック=グンガ)、
ハレド・アルマン(ルバーブ)
オスマン・アルマン(トゥラク(笛))
セイアル・ハシミ(タブラ、ザルバガリ)]
サヴァール渾身の新録音は、西はイベリア半島から東はアフガニスタンまでの地中海(西洋)=中近東(東洋)世界の音楽を広く集めたコンセプト・アルバム。中世ルネサンス期には有機的に繋がっていた、この広い地域を巡る、音楽を通じた異文化交流の旅です。特に、有名ながらあまり録音の多くない、カンテミルオウル(モルダヴィア公ディミトリエ・カンテミルのトルコ名)の作品が4曲入っているのはうれしい限り。サヴァール率いるエスペリオンXXIの熱演によって、文化的に、音楽的に、個性と同質性の両面とも保っていた頃の東と西の音楽が、今の我々の魂に響きます。 (Ki)
AVSA-9850(2SACD)
クリストファー・コロンブス〜失われた楽園(1400-1506)
[CD1]
1.古い予言と降霊
2.国土回復とコロンブス誕生
3.新しい道と大いなる計画
4.アル・アンダルス(イスラム・スペイン)の終焉
(収録曲:コルナーゴ、ジョスカン・デプレ、フアン・デル・エンシーナらの作品、
「ラ・スパーニャ」(器楽曲)、他)
[CD2]
5.セファルディの離散
6.発見と被害
7.イザベラ女王の遺言とコロンブスの死
(ルイス・デ・ミラン、デュファイ、イザークらの作品、他)
ジョルディ・サヴァール(指)、モンセラート・フィゲーラス(Vo)、エスペリオンXXI、ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:2006年11月20日
解説272ページ豪華美麗ブック型CDケースでリリースされるサヴァール渾身の新録は、2006年、没後500年を迎える「クリストファー・コロンブス」。西語、仏語、英語、カタルーニャ語、独語、伊語、アラビア語、ヘブライ語による解説付です。国土回復運動、新大陸発見というキリスト教徒から見たプラスの面の視点と、彼らの反対側から見た、アル・アンダルス終焉、セファルディ離散、新大陸におけるインディオの迫害など、楽園喪失という視点の両面からアルバムを構成しており、当時のヨーロッパ、イスラム、新大陸の資料と音楽を駆使したこの録音は、サヴァールのアイデンティティのありようとキャリアを感じさせるものとなっています。また、演奏陣も充実しており、それぞれの曲が、場面にあった歓喜と悲哀を表し、要所要所に適切な雰囲気の即興が挿入されています。特に、フアン・デル・エンシーナのビリャンシーコ「起きよパスクアル、グラナダが陥ちた」の勇壮さには、当時のキリスト教徒たちの喜びが満ち溢れています。 (Ki)
AVSA-9851(2SACD)
マレ:異国趣味の組曲(全33曲)
(ヴィオール曲集第4巻より)
ジョルディ・サバール(Gamb)
ピエール・アンタイ(Cemb)
ハビエル・ディアス=ラトーレ、
ロルフ・リスレヴァンド(テオルボ/G)
フィリップ・ピエルロ(Gamb)
アンドルー・ローレンス=キング(Hp)
ペドロ・エステバン(Perc)
かつて、サヴァールは、1975 年から1992 年にかけて、アストレ・レーベルで、全5巻から成るマレのヴィオール組曲より、各巻、LPないしCD1枚分を抜粋して録音し、世にマレの認知を高めました。今回の新録音は、1977年に録音された第4巻の収録曲を完全に含んでいますが、ヴィオール、チェンバロ、テオルボもしくはギターという3人編成で録音した当時とは異なり、最新の研究成果を盛り込んだ7人編成で、収録曲も12 曲の抜粋から33 曲全曲となり、ヴィオール演奏の第一人者としての面目躍如たる演奏となっています。第4巻には、他に、「6つのフランス風組曲」と「3挺のヴィオールのための組曲集(2組曲)」がありますが、やはり、この異国趣味の組曲が特に有名です。なお、「異国趣味」というタイトルは、同じ巻にある、この「フランス風」というタイトルと意味的に対比されており、「外国風」の意。中でも、イギリスが意識されています。マレのヴィオール曲集の中でも、傑出した位置を占めるこの曲の、まさに決定盤といえる録音です。 (Ki)
AV-9852

AVSA-9852(1SACD)
ジョルディ・サヴァール:カラヴァッジョの涙(ラクリメ)
[第1節]
「カラヴァッジョの歌」第1番、ラクリメ1「悲しみのラクリメ」、「嘆き」第1番、「カラヴァッジョの悲嘆」第1番
[第2節]
「霊感」、ファンタジア「悲しやわたしは死ぬ」(ジェズアルドの曲に基づく)、 ラクリメ、「哀願のラクリメ」、「戦争」のシンフォニア(モンテヴェルディの曲に基づく)、 プーニャとダムナティオ
[第3節]
「懇願」、「嘆き」第2番、コンチェントゥス(ロッシの曲に基づく)、ラクリメ3、「愛情のこもったラクリメ」
[第4節]
ドゥレッツァとリガトゥーラ(トラバーチの曲に基づく)、パッサカリア「影」、「カラヴァッジョの歌」第2番「おお、光よ」、ラクリメ4「苦いラクリメ」、
[第5節]
「通過」、パッサカリア「自由」、ラクリメ5「悲痛なラクリメ」、「嘆き」第3番、コンソナンツェ・ストラヴァガンティ(トラバーチの曲に基づく)
[第6節]
「カラヴァッジョの歌」第3番「即興で」、ラクリメ6「苦悶のラクリメ」5「瀕死の魂を」、「解放」
[第7節]
「嘆き」第4番、ラクリメ7「歓喜のラクリメ」、「カラヴァッジョの悲嘆」第2番、「カラヴァッジョの歌」第4番「イン・メモリアム」
ジョルディ・サヴァール(指、Gamb)、フェラン・サヴァール(Vo)、リッカルド・ミナージ(Vn)、マンフレード・クレーマー(Vn)、アンドリュー・ローレンス=キング(Hrp ドッピア)、ル・コンセール・デ・ナシォン、エスペリオンXXI

録音:2006 年10-11 月カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
フランスの作家ドミニク・フェルナンデズの有名な小説「深遠に掛ける」に呼応し、同じく、カラヴァッジョの7 枚の絵(「イサクの犠牲」、「聖マタイの殉教」、「ロレートの聖母(巡礼の聖母)」、「キリストの埋葬」、「聖母の死」、「洗礼者の聖ヨハネの斬首」、「ゴリアテの首を持つダヴィデ」)にインスピレーションを得た、編曲や即興曲を含む、全曲サヴァールのオリジナル作品の録音。カラー図版を含む170ページの解説書付き。バロックの伝統をふまえ、かつ、アルヴォ・ペルト等、現代の作曲家が用いる技法も援用して作り上げられた、サヴァールの音楽世界はカラヴァッジョの絵画に満ちているバロック的要素と時代を超越した要素に見事に対応しており、深い精神世界を感じさせてくれます。 (Ki)
AV-9853[AL]
「音楽の遊戯/舞曲の精神:1450-1650 /2007年CDカタログ」

[オリエントの]
アフガニスタン:「ライラ、我が愛しの人」(「東洋=西洋(1000-1600)」より)、ベルベル:子守歌「アマジグの子守歌」(「子守歌(1500-2002)」より)、トルコ:マカーム・ウザル・サキル「鶴」(トルコ、カンテミルオウル手稿譜、16 世紀)(「東洋=西洋(1000-1600)」より)、ロードス島:「薔薇の冠(セファルディ)」(「セファルディの離散」より)
[ヘスペリデスの園の]
作曲者不詳:バッロ「小高い丘」、ストランボット「犬の大群が駆け」、バス・ダンス「ラ・スパーニャ」(「アラゴン王アルフォンソ5世寛大王(1396-1458)」より)、ビリャンシーコ「私は小麦色した娘」(「女性の光(900 − 1600)」より)
[イギリスの]
作曲者不詳:「デスペラーダ」(「エリザベス朝のコンソート音楽(1558-1603)」より)、子守歌「わたしのかわいい愛しい人」(「子守歌(1500-2002)」より)
[ドイツの]
シャイト:パヴァーヌ第5 番(「音楽の遊戯」)、「ガイヤルド・バタッリャ」(「バタッリャ(戦争)とラメント(哀歌)(1600-1660)」より)
[フランスの]
作曲者不詳:トゥルディオン「クラレット・ワインを飲むと」(「カール5世(1500-1558):皇帝の歌」より)、アヴィニョンのブレ、「湿地のニンフ」(以上「ルイ13 世(1601-43)のオーケストラ」より)、デュ・バイイ:ラ・フォリア「私は夢中だ」(「ドン・キホーテ」より)
[スペインの]
オルティス:「ロマネスカ」によるレセルカーダ第7番(「オスティナート」より)、ホセ・マリン:カナリオス「メンギッリャ、もう考えないで」、バイレ「愛しき人よ、あなたは何と気まぐれなことか」(以上「ホセ・マリン(1618-99):「人間の調べ」より」)
[新世界の]
作曲者不詳:フォリア・クリオーリャ(ペルー)(「その他のフォリア(1500-1750)」より)、メスティーソとインディオ「君に歌うよ、かわいこちゃん」(オアハカ)、グアラーチャ「おお、なんと身を焦がすことか」(メキシコ)(以上「南米クリオージャのビリャンシーコと踊り(1550-1750)」より)
ジョルディ・サヴァール(指)、
モンセラート・フィゲーラス(VO)、
ル・コンセール・デ・ナシォン、
ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ、
エスペリオンXXI
恒例のカタログCD、2007年は舞曲を中心に構成されています。彼らの録音の地域的年代的広さを示すように、東はオリエントから、西はイベリア半島、またはヘスペリデスの園(ギリシャ神話の)まで、年代も1450-1650年を中心にその前後も含んでいます。聴いていると、シャイトの曲集から採ったアルバム・タイトルのごとく、まるで音楽と心が戯れているような気がしてきます。 
AV-9854[AL]

AVSA-9854[AL](1SACD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉[管弦楽版] ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
レクイエムの調性であるニ短調の序章で始まり、昇天の際の地震を表す曲で終わる、この管弦楽曲は、キリストの7つの 言葉(ラテン語)が朗読された後、瞑想する時間のために作曲された7つのソナタが中心となっています。カディスの サンタ・クエバ信徒会からの依頼によって作曲され、1786 年に、サンタ・クエバ教会で初演されたこの版以外に、1787 年 に弦楽四重奏曲版が、1796 年にオラトリオ版が作られています。 サヴァールにとって、この曲は2 回目の録音となります。音楽祭での収録だった前回とは異なり、今回は、初演場所で ある、サンタ・クエバ教会での録音。前回同様、ラテン語による7つの言葉の朗読も収録されています。解説は、1998 年の ノーベル文学賞受賞者ホセ・サラマーゴと神学者ライモン・パニッカルによって書かれています。コンセール・デ・ ナシォンは、作品が持つ重厚さや深遠さを、的確に、そして、情熱を込めて演奏しています。  (Ki)
AVSA-9855(2SACD)
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペッリャ・レイアル、
パドヴァ古楽センターcho、
スコラ・グレゴリエンヌ

録音:1988年11月マントヴァ、サンタ・バルバラ・バジリカ聖堂
「聖母マリアの夕べの祈り」(1610)の初演場所で録音されたこの素晴らしい演奏が、マルチチャンネル・リマスタリングによって、響 きの満ちた、より美しい音で蘇りました。このSACD を第1弾として始められたアリア・ヴォックス・ヘリテージ・シリーズは、かつ て、アストレ(現ナイーフ)・レーベルから出されていた、サヴァールの名盤を取り上げていくシリーズ。現在、ベートーヴェン、モー ツァルト、モラレスなど、7タイトルのリリースが予定されています。
AVSA-9856(2SACD)
東方への道/フランシスコ・ザビエル(1506-1553)
[CD1]人文主義時代のヨーロッパ
I.誕生と幼少期
トッカータとロトゥンデッルス〜1506年:ザビエル城での誕生
エスコバル:ビリャンシーコ「祝福されし聖母マリア」(CMP416)〜1509年:エラスムス「愚神礼賛」刊行、トマス・モアに献呈
(作曲者不詳、ヘンリー8世写本):コンソート第21番〜1512年:フェルナンド2世、フランスに宣戦、ナバラ王国を征服
フアン・ポンセ:ビリャンシーコ「フランスよ、利益を計算せよ」(CMP443)

II.青年期
1513年:マキャベリ「君主論」刊行
(ヴェネツィア写本):パドゥアーナ〜1516年:フェルナンド2 世死去
ビリャンシーコ「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(CMP434):トマス・モア「ユートピア」刊行
(作曲者不詳、ヘンリー8世写本):ロイド。パズル=カノン1〜1517年:マルティン・ルター「95 か条の提題」提示
イザーク/ルター:「おお世よ、われ汝より離れざるを得ず」(「インスブルックよ、さらば」による)
III.パリ大学での研鑽(1525-1536)
1525年:パヴィアの戦い、パリへの旅
パヴァーヌ「戦争」〜1528年:イグナシオ・デ・ロヨラと知り合う
セルミジ:「わが魂を祝福したまえ」〜1534年:宗教的誓願
「おお、栄光の聖母よ」(プサルテリウムによる即興)
(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」1
ベネガス・デ・エネストローサ:讃歌第20 番「おお、栄光の聖母よ」
(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」2
ナルバエス:「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア1〜1535年:ヘンリー8世 ローマ・カトリックより英国国教会を分離、トマス・モアを処刑
(作曲者不詳、ヘンリー8 世写本):ロイド。パズル=カノン2:最初の誓願
ビリャンシーコ「主をたたえ」(CMP420)

IV.イタリア〜イェズス会
1536年:ヴェネツィアへの旅
イザーク:「ベネディクトゥス」(3 声)
(ヴェネツィア写本):サルタレッロ
1540年:パウロ3 世「イェズス会」を認可する
モラレス:「サンクトゥス」:フランシスコ・ザビエル、東洋への「教皇使節」に任命される
フアン・デル・エンシーナ:ビリャンシーコ「天の女王、あなたゆえに」(CMP442)

V.リスボンからアフリカとインドへ
1541年:リスボンからケープ・ヴェルデ、ギニア、モザンビークへ
アフリカの打楽器
「印象」(ウードと打楽器)
1542年:ゴア到達
ビリャンシーコ「世界の母」(声、プサルテリウム、サロド、タブラ)(CMBP 第74、ポルトガル音楽第23)
1545-63 年:対抗宗教改革:トレント公会議
「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(器楽曲)(CMP434)
1547-49 年:マラッカとモルッカ諸島の伝道
(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」1
「おお、栄光の聖母よ」によるラーガ

[CD2]:日本到達
VI.新世界〜日本到達
1549年:鹿児島到達
「篠の音取り」(篠笛)
1549年:教皇パウロ3世死去
モラレス:「生きとし生ける者の王の御前に」(「レクイエム」より)
1550年:都(京都)の朝廷への旅
「本能寺」(琵琶、歌)
1551年:山口に日本初の教会設立
「隠れキリシタンのおらしょ」
「おお、栄光の聖母よ」(プサルテリウム)1
(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」1
「おお、栄光の聖母よ」(琵琶、篠笛)3A
(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」2
「おお、栄光の聖母よ」(尺八)
(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」3
「おお、栄光の聖母よ」(琵琶)
(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」4
「おお、栄光の聖母よ」(琵琶、尺八)
(グレゴリオ聖歌)「おお、栄光の聖母よ」1
「おお、栄光の聖母よ」アーメン
「おお、栄光の聖母よ」(プサルテリウム)9
「霊慕」(尺八)
1551年:日本と2000人のキリスト教徒の共同体から去る
「主をたたえ」(CMP444)

VII.中国の閉ざされた門へ
1552 年:ゴア帰還、マラッカ、コーチン、シンガポールへの旅
「世界の母」(タブラ、サロドによる即興)
1552年:上川(サンチャン)島(広東省)到達
「アヴェ・マリア」(導入部)(ベル、琵琶、尺八)
「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア1(ビウエラ)
1553年:12月3日に死去(上川(サンチャン)島にて)
モラレス:「わが罪を思い出したもうな」(「レクイエム」第2夜課より)
1554年:マラッカ、後にゴアへ遺骸移送
「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(器楽曲)(CMP434):日本は西洋とのそれ以上の接触を断つ
乱曲(能管):フランシスコ・ザビエルの遺産
「アヴェ・マリア」(五音音階)(中国)
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXXI、
ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ
2006年に生誕500年を迎えたフランシスコ・ザビエル(スペイン語読みでハビエル、バスク語読みでシャビエル)は、言うまでもなく、日 本とかかわりの深いスペイン、バスク地方の聖人。彼の鹿児島への上陸が聖母被昇天の祝日だったことや、「隠れキリシタンのおらしょ」 に「おお、栄光の聖母よ」をもととした曲が伝わっていることなどから、聖母マリアに関する曲を中心として、日本の伝統曲やイベリア 半島で聞かれていた曲も加え、録音が構成されています。 ドン・キホーテ、コロンブスと非常に綿密なアプローチで録音してきたサヴァールは、このザビエルについてのアルバムにおいて同様の アプローチを堅持しており、また、従来通り、解説も日本語のものも含めて300ページ以上と豪華なものとなっております。
AV-9857[AL]

AVSA-9857(1SACD)
エスタンピーとダンス・レアル/王の写本(c1270-1320)1320):
パリ国立図書館所蔵fr844

1舞曲(1)、2エスタンピー(・ロワイヤル)第1番、3ラインバウト・デ・ヴァケイラス(c1150-1207)作「カレンダ・マイア」による古いエスタンピー、4エスタンピー(・ロワイヤル)第2番、5エスタンピー(・ロワイヤル)第3番、6ギラウト・デ・ボルネイユ(1175-1220)作「悲しみゆえに耐えることができない」によるシャンソン、7エスタンピー(・ロワイヤル)第4番、8エスタンピー(・レアル)第5番、9ラインバウト・デ・ヴァケイラス作「私は冬もまた好めず」による古いエスタンピー、10舞曲(2)、11エスタンピー(・レアル)第6番、12エスタンピー(・レアル)第7番、13マルカブリュ(1100-1150?)作「平安あれ、主の御名のもとに」によるプランクトゥス、14エスタンピー(・レアル)第8番、15ダンス・レアル
ジョルディ・サヴァール(指、ヴィエール、弓奏リラ、レバブ)、エスペリオンXXI

録音:2007年8月29日−9月2日サンテス・クレウス修道院(カタルーニャ州タラゴナ県)
パリ国立図書館所蔵の「王の写本」の中にある器楽用エスタンピーの例は、この曲種の最古の史料で、14世紀初頭の記録と推定されています。この録音では、この写本にある8曲のエスタンピーとダンス3曲に加え、トルバドゥールが用いた旋律による4曲によってアルバムを構成しています。トルバドゥールは、一部の作品にエスタンピーの旋律を用いており、特に、カレンダ・マイアは、その「解題」で言及されていることで知られています。録音が行われたサンテス・クレウス(聖十字架の意)修道院は、12世紀、当時イスラム教徒から領地を回復したバルセロナ伯爵が建てたシトー会修道院で、世界遺産でもあり、聖杯伝説やテンプル騎士団とも縁の深い場所です。(Ki)
AV-9858[AL]
Mireu el nostre mar〜フェラン・サヴァール
伝統的カタルーニャ音楽をうたう
フェラン・サヴァール(声、G、P)、
マリオ・マス(G)ほか
ジョルディ・サヴァールの子息フェラン・サヴァールによるソロ・アルバム。南アフリカの詩人達による作品や、カタルーニャの伝統的なメロディーを、聴きやすいサウンドに仕立てたもの。父親のジョルディが歴史的な視点からアプローチしている対象を、若者ならではのセンスでアレンジ、カタルーニャの伝統音楽に新しい風を吹き込む一枚です。  (Ki)
AVSA-9859(1SACD)
パーセル:3声の3曲のファンタジア、
4声の9曲ファンタジア(曲)、
6声のイン・ノミネ、7声のイン・ノミネ
エスペリオンXX
[ジョルディ・サヴァール(Gamb(ドシュ)、
ヴィーラント・クイケン(Gamb)、
ソフィ・ワティヨン(Gamb(オートコントル)、
ユニス・ブランダン、
セルジ・カサデムント(Gamb(テノール)、
マリアンヌ・ミュラー、
フィリップ・ピエルロ(Gamb)]

録音:1994年10月カタルーニャ、カルドーナ城
2007年秋、モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」で始まったヘリテージ・シリーズの続編。当時、これらの音楽の演奏場所であった城内での録音は、豊かで華麗な響きが特長。音楽そのものに身を委ね、心から楽しむ演奏が、その特長を生かした、より美しい音で蘇りました。  (Ki)

AVSA-9860(1SACD)
ヘンデル:水上の音楽(組曲第1番ニ長調&ト長調/短調、組曲第2番ヘ長調)、
王宮の花火の音楽
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン

録音:1993年3月カタルーニャ、カルドーナ城
引き締まった響きと共に典雅な空気感を絶やさない独特のニュアンスがなんとも魅力的!カルドーナ城が醸し出す豊かな残響もその響きに一層華を添えます。サヴァールのタクトはどこを取っても音楽する歓びを湛えており、「水上の音楽」第1組曲の第3曲「メヌネットU」の大切に育まれた音の紡ぎ出しは、時間を忘れさせるほど陶酔的。第7曲「メヌネットU」はかなり急速なテンポを取りますが、それによって引き出されるニュアンスがたまらなく切なく、ひしひしと胸に迫ります。「アラ・ホーンパイプ」は鋭角的すぎず、また出しゃばり過ぎない音色が鄙びた雰囲気を醸成。装飾音の不可もアーティキュレーションもどこまで行っても自然で、理論で訴えようとする素振りが微塵も無いので、音楽的な味わいもひとしおです。第2組曲の「ブーレ」は超高速テンポながら勢いに任せた感を与えず、訴求力満点。終曲「寝ぬえっと」は高潔の極みで、拍節の一つ一つが慈愛に満ちて感動的!「王宮の花火」は一層元気ハツラツ、リズムを思い切り飛翔させた痛快な演奏ですが、音楽のフォルムは常に清潔で純粋な共感が横溢。奇抜な誇張もなく、リズムそのものの生命感がそのまま音楽的な味わいに直結しています。「メヌエット」は十分に壮麗でありながら古式ゆかしい雰囲気が香り、聴後の余韻も格別です。 【湧々堂】
AV-9861[AV](2CD)
「夜への祈り」(アリア・ヴォックス創立10周年記念アルバム)
[CD1]「声楽曲」
作曲者不詳(ロードス島のセファルディ):子守唄「眠っている可愛い子は」(「時間と瞬間について」より)、「ああ、月が輝いて」(カラブリア侯爵の歌曲集より)
モラレス:第1夜課I(「死者の聖務日課(4-5声)」より)
バルトロメウ・カルセレス:ビリャンシーコ「私はここにひとりぼっち」(「女性の光(900−1600)」より)
モラレス:第1夜課II(「死者の聖務日課(4-5声)」より)
「夜がとても暗いので」(カラブリア侯爵の歌曲集より)
トレホン・イ・ベラスコ:子守歌「眠らずにいる我が主よ」(南米クリオージャのビリャンシーコと踊り(1550〜1750)(新世界の道第1巻)より)
作曲者不詳(バスク民謡):子守唄「アウルトゥホ・トゥヒキア・ネガレス」(「女性の光(900−1600)」[母たる女性]より)、サリーナス:クラロス伯爵のロマンセ「夜の12時...」(「ドン・キホーテ〜ロマンセと音楽」より)
マルティン・イ・ソレール:アリア(アンダンテ・ソステヌート)(歌劇「珍事、あるいは美と誠実さ」より)
アリアンナ・サヴァール:「船乗り」(「ベッラ・テッラ」〜美しき地球より)
ムソルグスキー:「お人形を持って」(「子供部屋」より)(子守歌(1500〜2002)より)「人間の声」
ペルト:「クリスマスの子守歌」/エストニアの子守歌「眠れ、眠れ」(子守歌(1500〜2002)より)
フェラン・サヴァール:「オラ・グラーヴェ」
ファリャ:子守歌「眠れ、我が子よ、眠れ」(子守歌(1500〜2002)より)

[CD2]「器楽曲」
「ニムロッドの王」(「イェルサレム」より)
「こんなにも長い夜」(ウプサラの歌曲集より)
ホルボーン:「子守歌」(「ミューズの涙」〜エリザベス朝のコンソート音楽第2巻より)
ホルボーン:「夜警」(「ミューズの涙」〜エリザベス朝のコンソート音楽第2巻より)
シャルパンティエ:「夜I」、「夜II」
マレ:「夢見る人」(ヴィオール曲集第4巻より)(映画「めぐり逢う朝」(オリジナル・サウンドトラック)より)
パーセル:「夜の信奉者の踊り」(「妖精の女王」より)、「鳥の前奏曲」(「妖精の女王」より)、「妖精の踊り」(「妖精の女王」より)
マレ:第3幕への前奏曲(「アルシオーヌ」より)、眠りのためのシンフォニア(「アルシオーヌ」より)
バッハ:エア(管弦楽組曲第3番BWV1068より)
ヘンデル:「ラ・ペ(平和)〜シチリア風ラルゴ」(水上の音楽より)
モーツァルト:フリーメイソンのための葬送音楽K477
ハイドン:ソナタ第2番(「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(1785)[管弦楽版]より)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」〜第2楽章
ジョルディ・サヴァール(指)
モンセラート・フィゲーラス(Vo)、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
ル・コンセール・デ・ナシォン、
エスペリオンXX、エスペリオンXXI
早いものでアリア・ヴォックス(performer’svoiceの意)が創立されて10年が過ぎました。今回の記念アルバムは、「夜への祈り」と題して、これまでのリリースの中から夜にまつわる名曲・名演を、声楽編と器楽編にわけて収録しています。アリア・ヴォックス・レーベルのリリースだけでなく、アストレ(現ナイーヴ)・レーベルで録音し、また、今後、ヘリテッジ・シリーズで販売予定の曲目なども含む内容となっています。アリア・ヴォックスの歩み、サヴァールの歩みを一望できる、お得なCDです。 (Ki)
AVSA-9862(1SACD)
タルクィーニオ・メールラ(ca.1595-1665):Arie e capricci a voce sola
信じる愚か者(そんなふうに思うなんて)、Chi vuol ch'io m'inamori -(conzonetta spirituale)、
チャコーナのアリア「恋のリラにのせて」、第2旋法によるトッカータ(harpe)、
Un bambin che va alla scola、小鳥たちが木靴を履いたとき、カンツォネッタを聴いてごらん、
カプリッチョ (clavecin)、、Menti lingua bugiarda、さあ眠りなさい(子守歌による宗教的カンツォネッタ)
モンセラート・フィゲーラス、
トン・コープマン(Cem)、
ロルフ・リスレヴァン(lute)、
アンドルー・ローレンス=キング(Lute)、
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:1993年3月、リマスタリング:2008年6月
Astree音源で廃盤になっていたものを高音質・高品質のSACDハイブリッドにリマスタリングして再リリースするこのシリーズの最新盤。バロック初期を代表するイタリアの作曲家メールラの名曲の数々、フィゲーラスの声と高音質で聴くと実に新鮮味が増し、心ゆくまで楽しめる内容となっています。  (Ki)
AVSA-9863(2SACD)
エルサレム〜2つの平和の都市:天上の平和と地上の平和
[CD1]
1ジョルディ・サヴァール:「エリコ(ジェリコ)のファンファーレ」(紀元前1200年頃)
<I天上の平和:黙示録と最後の審判の預言者たち>
2「シビュラの預言」(紀元前3世紀、ユダヤ起源のギリシャ語テキストとアラムの音楽)
3導入曲[ネイ・アンブン]
4「コーラン〜ビ=スミ=ッ=ラーヒ=ッ=ラフマーニ=ッ=ラヒーム(慈愛あまねく慈悲深きアッラーの御名において)」(7世紀、コーラン
第1章「アル=ファーティハ(開扉)」第2−7節「慈悲深く慈愛あまねき御神・・・」)(スーフィ起源)
5後奏曲[カヌーン]
6「聞け、おお、海よ・・・」(ラス・ウエルガス写本)(「ヨハネの黙示録」第6章第12−3節(12世紀)[カタリ派の、偽ヨハネの福音書第5
章第4節に基づく])
7後奏曲[中世ハープ]
<IIエルサレム、ユダヤの都市、紀元前1000年−紀元後70年〜ダヴィデ王が、ユダ・イスラエル統一王国の首都、エルサレムを作った>
8「ショーファルの音」
9「エルサレムへの祈り」(詩篇第121番第1−4節「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ」)
10舞曲(器楽曲)[ウードと打楽器][紀元前164年:マカベアのユダによるエルサレム奪還]
11「エルサレムの平和」(詩篇第122番第6−9節「エルサレムの平和を求めよう」)
12「ラビ・アキバ・ベン・ヨセフは、エルサレムに行った」(タルムードよりマッコート24b「かつて、ラビ・アキバは・・・」、ヘブライ語に
よる朗読)
13「流浪の歌」(詩篇第137番第5−6節「エルサレムよ、もしも、わたしがあなたを忘れるなら」)[紀元70年:寺院の破壊と民族離散]
14ラメント(器楽曲)[ショーファル]
<IIIエルサレム、キリスト教の都市、326−1244年〜ローマ皇帝コンスタンティヌスの母、ヘレナ女王のエルサレム訪問(326年)>
15伝東ローマ皇帝レオーン6世(賢帝)(在位886−912年):「スタヴロテオトキア(十字架生神女讃詞)」(十字架の下の処女(聖母マリア)
への讃歌)
16ファンファーレ「平安あれ、主の御名のもとに」
17「教皇ウルバヌス2世、十字軍への最初の呼びかけ」(1095年、フランス語による朗読)
18マルカブリュ(1100―50年):十字軍の歌「平安あれ、主の御名のもとに」[第1回十字軍]
19作曲者不詳(12世紀):十字軍の歌「騎士たちよ、全て請合え」(1146年)[第2回十字軍]
20作曲者不詳(13世紀):コンドゥクトゥス「おお、全アジアの栄光、アレクサンドリアの王の娘」
21プランクトゥス「平安あれ、主の御名のもとに」(器楽曲)[1187年、十字軍はサラディンにエルサレムを奪還される]
<IVaエルサレム、巡礼の都市、383−1326年>
22「岩のドーム(ウマル・モスク)」(イブン・バットゥータ(1304−77頃)著「大旅行記」第2章シリアより)
23「シオニーダ」(イェフダ・ベン・シェムエル・ハ=レヴィ(1075−1141年):「イェフ・ノフ(美しい都市、世界の喜び、偉大なる王の都市)」)
[CD2]
<IVbエルサレム、巡礼の都市、383−1326年(承前)>
1アルフォンソ10世賢王(1121−84年)編:聖母マリアのカンティガ集より383番「おお、とても平らな海の底は」(CSM383)
<Vエルサレム、アラビアとオスマン・トルコの都市、1244−1917年>
[アラビアの都市、1244−1516年]
2前奏曲[ウードと打楽器]
3「コーラン〜ムハンマド(マホメット)は山上の寺院(岩のドーム)から昇天し」(コーラン第17章「夜の旅」第1節「(アッラーは)ムハン
マド(マホメット)を連れて夜(空)を逝き、メッカの神殿から、かの、(アッラーに)一帯を浄められたエルサレムの神殿まで旅して」)
4「ソマの踊り」[ドゥドゥクと打楽器]
5「サラートゥ・アッラー(アッラーへの祈り)」(アラビア伝承曲)
[オスマン・トルコの都市、1517−1917年]
6.「鶴」(マカーム「ウザル・サキル」)(オスマン・トルコ、カンテミルオウル手稿譜(17世紀)より)
7「スレイマン大帝の夢」(1520年、オスマン・トルコの伝説、トルコ語による朗読)
8「戦士の行進」(作曲者不詳、オスマン・トルコ)[1517年、オスマン・トルコのエルサレム征服]
<VIエルサレム、避難と流浪の地、15−20世紀>
9「美しく聖なるパレスティナ」(セファルディ伝承曲、サラエボ)
10「パレスティナ人の嘆き」(パレスティナ伝承曲)
11「古都アニへの嘆き」(アルメニア伝承曲)
12「エル・マレ・ラハミム(天にまします慈悲深き神よ)」(アウシュヴィッツの犠牲者への讃歌、1941年)[1950年、シュロモ・カッツによ
る歴史的録音]
13葬送行進曲(器楽曲)[ショーファル・アンサンブル]
<VII地上の平和:義務と希望>
[平和の誓願]
14楽器による対話[プサルテリウムとウード]
15アラビア語での平和の誓願「主の御名の下・・・」
16ヘブライ語での平和の誓願「アドナイ(主よ)」
17アルメニア語での平和の誓願
18ラテン語での平和の誓願「平安を与えたまえ」(グレゴリオ聖歌)
[歌の対話(作曲者不詳の伝承された旋律)]
19「アポ・クセノ・メロス(遠く離れた異国の地より)」(ギリシャ語)
20ガザル「おお、愛しき」(アラビア語)
21ガザル「トーラーを賛美するため」(ヘブライ語)
22ガザル「おお、神の預言」(アラビア語パレスティナ方言)
23「シエンテ・エルモーサ(愛しき人よ、私のギターの音をお聞き)」(ラディノ語)
24「アポ・クセノ・メロス(遠く離れた異国の地より)」(ギリシャ語)[サヴァールによる合唱版]
25「ドゥルメ、エルモーサ・ドンセッラ(眠れ、眠れ、麗しき処女)」(ラディノ語)
26ガザル(アラビア語、ギリシャ語、ヘブライ語)
27ガザル(器楽曲、モロッコ伝承曲)
28最後のアンサンブル(総奏)
29ジョルディ・サヴァール:最後のファンファーレ「精神の障壁に抗して」(2008年)
録音:2007年11月22−24日、2008年3月30日−4月4日、27日、28日カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
4月9−10日モーゼル県メス、サン=ピエール・オ・ノナン教会、およびメス海軍工廠、
8月5日オード県フォンフロワ修道院
毎年恒例のブックCD、今年のテーマはエルサレムです。3大宗教の伝統を背負い、対立と融和の歴史を重ねてきた都市エルサレム。このエルサレムを主題として、それに関連する音楽や文章によって構成された録音です。一見関係のなさそうに見える「スレイマン大帝の夢」も、エルサレムの城壁再建に関連する文章。歴史という縦糸と、瞑想的探求を感じさせるサヴァールの演奏という横糸が組み合わさり、知識ではなく耳に触発された思考が、平和への希求へと無理なく繋がって行く。そこに音楽の力の奥深さを感じます。最初と最後に置かれたサヴァール作曲の、ショーファル(角トランペット)を中核としたファンファーレは、この録音に荘重さを与えており、また、ナチスの親衛隊員たちがその歌声に感動したことで、生き残ることになったアウシュヴィッツの捕囚、シュロモ・カッツによる1950年の歴史的録音が収録されていることは、現実の底知れない重みについて考えさせてくれます。   (Ki)
AVSA-9864(2SACD)
王宮の楽師たち〜1450-1690年、ルネサンスからバロックにかけてのスペイン黄金時代の器楽曲
◆DISC1 「ビリャンシーコ、アルタ・ダンスとバス・ダンス、1450-1530」
1 作曲者不詳:バス・ダンス「ラ・スパーニャ」(CMM)、
2 作曲者不詳:「ブルゴーニュ人は言った」(CV)、
3 エンシーナ:「さらば、愛しき人よ」(RV)、
4 ヒーゼヘム:シャンソン「すべての幸せに満ちて」(CMM)、
5 作曲者不詳:「小高い丘」(CMM)、
6 作曲者不詳:「滅びに際しイスラエルは」(CMCo)、
7 コルナーゴ:バス・ダンス「世界地図」(CI)、
8 作曲者不詳:「鍵、鍵」(CMM)、
9 エンリーケ:「溢れんばかりの悲しみをもって」(CMCo)、
10 作曲者不詳:「歓喜の福音」(CMCo)、
11 作曲者不詳:曲集第52番「恋人よ、もしも御身から離れたら」(CMCa)、
12 作曲者不詳:「頭がいいんだ、俺様は」(CMP)、
13 パレハ:「世界と音楽とすべての調和(無限カノン)」(VE)、
14 ベルモンテ:「こんなに大きな責苦はなかった」のグロサ(CMCo)、
15 ウルタード・デ・ヘレス:「だれも希望をもってはならぬ」(CMCo)、
16 ウルレーデ:「悲しからん、わが人生」(CMCo)、
17 作曲者不詳:「願ってもない、お心づけ」(CMCo)、
18 作曲者不詳:ファンタジア(CMM)、
19 デ・ラ・トーレ:ダンサ・アルタ(CMP)、
20 作曲者不詳:曲集第26番「こんなにも長い夜な夜な」(CMCa)、
21 バダホス:「ああ、おれはついていない」(CMP)、
22 J.ポンセ:「ようこそ色よ、澄める酒の…」(CMP)、
23 ガブリエル:「わたしの髪の蔭で」(CMP)、
24 リアーナ:「だれがきみにそんな力を」(CMCo)、
25 作曲者不詳:曲集第42番「ひとりの御子がお生まれに」(CMCa)、
26 ヴェラルディ:「万歳、フェルナンド大王陛下」(CI)、
27 ジョスカン・デプレ:「国王万歳」(CV)、
28 ジョスカン・デプレ:「ラ・スパーニャ」(5声のための)(CV)

◆DISC2 「ファンタジア、ディフェレンシアとバタッリャ、1530-1690」
1 エンシーナ:「死ぬほどの悲しみに侵された」(RV)、
2 作曲者不詳:雌牛の変奏曲(CMMe)、
3 ジャヌカン:パヴァーヌ「マリニャーノの戦い」(CV)、
4 P.ゲレーロ:「ねえ、モーロの娘っ子」(CMMe)、
5 オルティス:パッサメッツォ・モデルノ第3番(1553)(ESO)、
6 オルティス:「ロマネスカ」によるレセルカーダ第7番(OST)、
7 カベソン:ティエント第3番(ESO)、
8 ゲレーロ:「麗しきカタリーナ」によるグロッサ(ESO)、
9 ロマーン:「参りますとも」(CMP)、
10 作曲者不詳:「きみの澄んだ瞳を向けて」(CMMe)、
11 カベソン:「御婦人の望み」によるディフェレンシアス(1578)(ESO)、
12 カベソン:「ある日、シュザンヌが(いつかスサナは)」(CMMe)、
13ミ ラン:パヴァーヌとガイヤルド(VE)、
14 ミラン:ファンタジア第8番(VE)、
15 ラッスス:「今や天より光が現われ」(LS)、
16 エレディア:エンサラーダ(ESO)、
17 カベソン:讃歌第16番(CMMe)、
18 アラウホ:モラレスのバタッリャ(ESO)、
19 ラッスス:「安息日に来たりしすべての人々」(LS)、
20 エレディア:「バタッリャ」のティエント(ESO)、
21 ラッスス:「慈しみ深き唯一の神よ」(LS)、
22 カバニーリェス/ケルル:第5旋法による皇帝のバタッリャ(CAB)
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXX、エスペリオンXXI
ナイーヴとアリア・ヴォックスで録音された、下記13タイトルから、スペイン黄金時代に王宮で演奏されたであろう器楽曲を集めたアルバムです。1979年から2004年までと、サヴァールの録音全時期にほぼ重なる長期間の中から抜粋されたにも関らず、響きに統一感の取れた見事な仕上がりとなっています。抜粋元タイトル:「カバニーリェス:バターリャ、ティエントとパサカーリェ(CAB)(1660〜1700)」、「カスティーリャ女王イサベラ1世(CI)(1450−1504)」、「カラブリア侯爵の歌曲集(CMCa)」、「コロン文庫の歌曲集(CMCo)(1451〜1506)」、「アラゴン王アルフォンソ5世寛大王(1396〜1458)/モンテカッシーノ修道院の歌曲集(CMM)」、「メディナセーリ公爵家の歌曲集(CMMe)(1535頃〜95)」、「王宮の歌曲集(CMP)(1474−1516)」、「カール5世(CV)(1500〜1558)」、「スペイン黄金世紀の幕間劇(ESO)」、「ラッスス:聖歌集(LS)」、「オスティナート集(OST)」、「エンシーナ:ロマンスとビリャンシーコ集(RV)(サラマンカ/1496)」、「16世紀のビリャンシーコとエンサラーダ集(VE)」。   (Ki)
AVSA-9865(1SACD)
ケルティック・ヴァイオル〜アイルランドとスコットランドの音楽伝統に捧ぐ
アイルランド民謡:「音楽の司祭/スコットランドのメアリー」
キャプテン・サイモン・フレイザー(1773-1852):ニール・ガウ(1727-1807)のための「カレドニアの叫び」(「スコットランド山岳地方と島嶼部特有の歌と調べ」1816年刊より)
アイルランド民謡:「スカリフのユーモア」
ナサニエル・ガウ(1766-1831):ストラススペー「アラステア・マクアラステア」
ライアンの大コレクション:「トム・ブリッグのジグ」
ライアンの大コレクション:ジグ「ザ・グロビー(ゴビー)・オウ」
ライアンの大コレクション:「モイラ卿/人力車」
アイルランド民謡:「サッカウのジグ」
スコットランド民謡:「艱難辛苦こそ我が運命」
ウィリアム・マーシャル:「キーサック礼拝堂」(1822年のコレクションより)
キャプテン・サイモン・フレイザー:「グードワイフは彷徨い人を入れる」(前掲書より)
ジェイムズ・マクファーソン(1675頃-1700):「マクファーソンの哀歌と変奏」
スコットランド民謡:リール「トゥーロッホゴルム」
スコットランド民謡:「可愛いペギー」
作曲者不詳:「それはエディンバラの街の1ハロン以内でのことだった」(プレイフォード刊「イングランドの舞踏教師」(1696)より)
キャプテン・サイモン・フレイザー:「若く麗しいメアリー」(前掲書より)
アイルランド民謡:「ダウドのリール」
スコットランド舞踏:「レディー・メアリー・ヘイのスコットランドのリズム」
トゥールロッホ・カロラン(1670-1738):「カロランのいとまごい」
ドニゴール(ドネガル)民謡:「ガスティのうかれ騒ぎ」
ライアンの大コレクション(スコットランド民謡):「移民のリール」トゥールロッホ・カロラン:「オーウェン・ロウ・オニールの哀歌」
W.B.レイバーン(1835-1886)第3巻:「ベアトリス王女」
スコットランド民謡:「チャーリー王子のエディンバラへの最後の一瞥」
アイルランド民謡:「上の階へ旅行しな」(シングル・ジグ)
ウィリアム・マーシャル:「ギプトンのマクファーソン夫人」(1822年のコレクションより)
アイルランド民謡:「タットルの(リール)」
ナサニエル・ガウ:「彼の2人目の妻の死への哀歌」
アイルランド民謡:「間抜け穴の中の雄ガチョウ(間抜け)」
ジョルディ・サヴァール(トレブルGamb)、
アンドルー・ローレンス=キング(アイリッシュHrp、プサルテリウム)

録音:2008年6月25&26日、9月7&8日、10月6&7日 カタルーニャ州ジローナ県、エル・ポルト・ド・ラ・セルヴァ近郊、サン・ペール・ド・ローデス修道院
ケルト系のガーンジー島が故郷であるローレンス=キングと組んだ今回の録音は、サヴァール初のケルティック・アルバム。1枚全て民族音楽系統の曲を集めたのも、サヴァール初の試み。この録音では、2本のトレブル・ヴァイオル(ガンバ)と1本のトレブル・フィドルを使い、伴奏の有無やどの楽器を使っているか、調弦をどうしているかで、全体を8つのセクションに分けています。各曲は、スコットランドの歴史を背景に持っているものが多く、例えば、24曲目の「チャーリー王子」は、本名チャールズ・エドワード・スチュワート。彼は、王位を請求してジャコバイトの乱を起こしたジェームズ=フランシス=エドワード(自称ジェームズ8世)の息子にして、名誉革命で追放されたジェームズ7世(2世)の孫になります。この曲は、チャーリーが引き起こしたカローデンの戦いが背景となっています。   (Ki)
AVSA-9866(1SACD)
パーセル:管弦楽組曲「妖精の女王」、
管弦楽組曲「ダイオクリージャン(ディオクレティアヌス)、もしくは預言者」
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン

録音:1996年9月カタルーニャ、カルドーナ城
第1弾モンテヴェルディ、第2弾パーセルとヘンデル、第3弾メールラと、アストレ音源の廃盤を、順調にSACDハイブリッドにリマスタリングして再リリースしてきたこのシリーズ。第4弾は、黄金世紀スペインを代表する3人の作曲家の宗教曲と、自身のオペラから編まれたパーセルの管弦楽組曲。高音質で聴く豊かで豊麗な響きが、各曲の新鮮味を増してくれ、心から楽しめる内容となっています。 (Ki)
AVSA-9867(3SACD)
スペイン黄金時代の巨匠たち/宗教曲
モラレス:「死者の聖務日課(4-5声)〜1559年11月メキシコにて、皇帝カール5世の死(1558年)を悼む式典で演奏」,「死者のための5声のミサ曲(レクイエム)」
ゲレーロ:「サクラ・カンティオネス」(1555-97)[「アヴェ・マリア」(4声),「恵まれし救世主たちの御母」(4声),「祝福されし神の御母」(6声),「天にましますわれらが父よ」(8声),「おお主イエス・キリストよ」(4声・器楽),「おお主イエス・キリストよ」(4声),「おお聖なる宴」(5声),「天なる主をほめたたえよ」(8声),「大天使ガブリエル」(4声),「めでたし、最も聖なる処女」(5声),「サルヴェ・レジーナ」(4声),「レジーナ・チェリ」(8声),「オー・アルティトゥード・ディヴィツィアールム」(8声・器楽),「われをともに行かせたまえ、聖母マリアよ」(5声),「2人のセラフィム」(12声),「アヴェ・マリア」(8声)]
ビクトリア:祝福されし処女の讃歌集[4声のモテット「アヴェ・マリア」「喜びたまえ、乙女マリアよ」「われを連れ行きたまえ」,8声の「サルヴェ・レジーナ」「アヴェ・レジーナ・チェロールム」,4声の「聖なるマリアよ、あわれみて来たりたまえ」「マリアよ、恐れるな」「老人が御子を抱きたり」「聖なるマリアよ、あわれみて来たりたまえ」「われは鳩のごとき美しきものを見たり」,8声の第1旋法のマニフィカート]
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXX、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:1991年9,11&12月、1992年1,3&4月カタルーニャ、カルドーナ城
AV-9869
白牙〜琴にまつわる道家のお話し「琴ならし」に霊感を受けた地中海人の創作
アリアンナ・サヴァール:1「祈り」(アッシジの聖フランチェスコ詩)、2「鳥の言語」(ダヴィド・エスカミッラ詩)、3「愛の歌」(リルケ詩)、4「彼女は市を通り抜けた」(アイルランド民謡)、5「ケルト組曲」(ケルト民謡)、6「小さな死の歌」(フェデリーコ・ガルシア・ロルカ詩)、7「アウロラ」、8「もし戻るなら」(ミケル・マルティ・イ・ポル詩)、9「水の錯乱とハープ」(アウレリーノ・コスタ詩)、10「アニマ・ノストラ」(作詩者不詳)、11「白牙」(器楽曲)、12「心地よい旋律」(ルーミー詩)、13「ナオヌナイ」(アリアンナ・サヴァール詩)、14「ひそやかな音楽(音のない音楽、沈黙の音楽)」(サン・フアン・デ・ラ・クルス詩)、15「心:死ぬか歌うか」(ラモン・ヒメネス詩)、16「アニマ・ノストラ」(2声)
アリアンナ・サヴァール(VO、トリプルHrp、ゴシックHrp、ケルティックHrp)、ペテル・ヨハンセン(VO)、
フェラン・サヴァール(VO、テオルボ)、ハビエル・マス(12弦G、リュート)、マリオ・マス(G)、ビョルン・キェレミル(Cb)、
ディミトリ・ソニス(サントゥール、ブーズーキー)、ペドロ・エステヴァン(Perc)、ダヴィド・マヨラル(Perc)
この録音は、「琴ならし」という道家に伝わるお話、岡倉天心の「茶の本」第5章芸術鑑賞に引用されていますが、このお話しに霊感を受けたアリアンナ・サヴァールのソロ・アルバム第2弾です。このお話しと、それぞれの曲に用いられた詩、3種類のハープによって、この録音は特徴付けられています。お話しは、彼女の芸術的な成長を促し、詩は、そのリズムと抑揚によって、歌の性格と様式に影響と霊感を与えてくれました。彼女の音楽世界は、古楽や即興をはじめとする様々な伝統に基づいて形作られています。また彼女は、作曲や歌を始めた時から、伴奏を受け持つトリプル・ハープの深さと繊細さに魅了されていました。イタリア・バロック期に作られた、独特な、豊かで包み込むような響きのトリプル・ハープ、暖かく、遠いながら真っ直ぐな音のゴシック・ハープ、全てのハープの中でもっとも古い、心惹かれる伝統の音のケルティック・ハープが、この録音では聴かれます。「私は琴にその楽想を選ぶことを任せて、琴が私か私が琴か、ほんとうに自分にもわかりませんでした。」(「琴ならし」より) (Ki)
AVSA-9870(1SACD)
「イスタンブール〜カンテミル著「文字を使う表記法による音楽書、および、セファラードとアルメニアの伝承曲」
タクシーム(即興)
作曲者不詳(古代):マカーム・ウッザル・ウスル・デウリ・ケビール(カンテミルオウル手稿譜118)
セファラード(トルコ):「小鳥たち」(イサーク・レヴィ編第1巻59番)/「バラの茂み」(イサーク・レヴィ編第3巻41番)
タクシーム(即興)
カンテミル:マカーム・ムハッイェル・ウスル・ムハンメス(カンテミルオウル手稿譜285)
アルメニア民謡:歌と踊り
タクシーム(即興)
ババ・メスト:マカーム・ヒュセイニー・セマーイー(カンテミルオウル手稿譜268)
セファラード(スミルナ):「私が知らなかった愛」
タクシーム(即興)
作曲者不詳(古代):マカーム・シューリ・セマーイー(カンテミルオウル手稿譜256)
楽師アショト(アルメニア):ラメント
セファラード(トルコ):「恩寵に満てる聖母」
タクシーム(即興)
エディルネ・リ・アフメド:マカーム・(ヒュセイニー・)ウスル・チェンベル(カンテミルオウル手稿譜96)
サヤト・ノヴァ(アルメニア):タクシーム(即興)とマカーム
クシーム(即興)
アリ・ハジェ(アリ・ホジャ):マカーム・ウッザル・ウスル・ベレウサン(カンテミルオウル手稿譜148)
セファラード(スミルナ):「太鼓腹の独り者」
タクシーム(即興)
作曲者不詳(古代):マカーム・ヒュセイニー・サキール・アーア・リザー(カンテミルオウル手稿譜89)
ジョルディ・サヴァール(指)エスペリオンXXI
録音:2009年2月12-15日カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
アルバム「東洋=西洋(1000−1600)」でも取り上げられたディミトリエ・カンテミル(1673−1723)は、大貴族の一族であったモルダヴィア公コンスタンティンの息子。10代半ばからモルダヴィア公になるまで居住したイスタンブールで、各国の歴史や言語(11ヶ国語を話し書けた)、東洋の音楽理論などを学び、トルコ音楽に関する論文を書いています。また、独自の記譜法を考案し、自作を含む数々の曲を書き残しました。兄アンティオフの跡を継いでモルダヴィア公となりましたが、ロシア軍を包囲してトルコが勝利した1711年のプルート川の戦い(大北方戦争(1700-21年)の1局面)において、モルダヴィアに侵攻したピョートル1世軍に降伏したため、戦後ロシアに亡命し、ロシア帝国で公爵、宮廷顧問官として、後半生を過ごしました。モスクワに移ってからは、ラテン語でオスマン帝国史を書いたり、ルーマニア語でトルコ音楽入門を編纂したり、モルダヴィアの古い宮廷の習わしや民衆の伝統について編纂したりと、多方面への学術的関心、特にルーマニア音楽に関する貢献で、後世に知られています。なお、手稿譜の名として定着しているカンテミルオウルはカンテミルのトルコ語での読みになります。「文字を使う表記法による音楽書」という題名のこの手稿には、自身の約40曲になる作品を含め、器楽曲が約350曲が収められており、オスマン・トルコ時代の貴重な資料となっています。サヴァール率いるエスペリオンXXIは、文化的、音楽的に、西と東が、それまで保っていた同質性の点において離れ始めた瞬間を、イスタンブールという都市を通して、この手稿譜から7曲、タクシームという即興曲を8曲、他に、セファラードとアルメニアの伝承曲を取り上げ、今の我々の魂に響き渡らせてくれます。 (Ki)
AVSA-9871(2SACD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲) ジョルディ・サヴァール(指)ル・コンセール・デ・ナシォン

録音:1991年3月イタリア、パドゥヴァ、ジュスティ・デル・ジャルディーノ館
サヴァールの旧作を最新技術で蘇らせるヘリテージ・シリーズ。最新作はバッハのブランデンブルク協奏曲。ビオンディ、アンタイ、インマー、メメルスドルフと、今では考えられない豪華メンバーでの録音です。作曲当時、このタイプの音楽の演奏場所であった城内は、豊かで華麗な響きが特長。初発売当初から名盤の声が高いこのアルバムですが、音楽そのものに身を委ね、心から楽しむ演奏が、その特長を生かした、より美しい音で蘇りました。 (Ki)
AVSA-9872(5SACD)
マレ:ヴィオール曲集全5巻より
[CD1]第1巻(1686刊)より組曲ニ短調、シャコンヌ ト長調、組曲ト長調
[CD2]第2巻(1701刊)より「スペインのフォリア」(II-20)、「人間の声」(II-63)、組曲ロ短調(II-83〜95)
[CD3]第3巻(1711刊)より組曲第1番イ短調、同第4番ニ長調、同第7番ト長調
[CD4]第4巻(1717刊)より異国風の組曲
[CD5]第5巻(1725刊)より組曲ト短調、組曲ホ短調/ホ長調
ジョルディ・サヴァール(Gamb)、
ホプキンソン・スミス(テオルボ,バロックG)、
[1][3]-[5]トン・コープマン(Cemb)、
[1]クリストフ・コワン(Gamb)、
[2]アンヌ・ガレ(Cemb)、
[5]ジャン=ミシェル・ダミアン(ナレーター)
録音:[1]1978年4月フランス・オルヌ(県)アブロヴィルの教会、[2]1975年7月、[3]1992年1月、[4]1977年1月、[5]1983年3月フランス・イヴリーヌ・サン=ランベール・デ・ボワのロマネスク教会
サヴァールの旧作を最新技術で蘇らせるヘリテージ・シリーズ。最新作はサヴァールの代表作で代名詞とさえ言える、マレのヴィオール曲集全5巻(抜粋)。サヴァール、コープマン、ホプキンソン・スミスを核として録音されたこの曲集は、各巻からの抜粋とはいえ、他の追随を許さない高水準の演奏。また、映画「めぐり逢う朝」を1つの象徴とする、マレ復権の烽火を上げた記念碑的作品です。作曲当時、このタイプの音楽の演奏場所であった城内は、豊かで華麗な響きが特長。初発売当初から名盤の声が高いこのアルバムですが、音楽そのものに身を委ね、心から楽しむ演奏が、その特長を生かした、より美しい音で蘇りました。なお、サヴァールは、ヴィオール曲集第2巻から2つの組曲を2003年にAliaVoxレーベルに録音しています(AV9828)。そのうちの1曲(組曲ロ短調)が再録音ですが、新録と旧録の一番の違いは楽器編成にあります。具体的には、旧録は、旋律を受け持つヴィオール、通奏低音のクラヴサンとテオルボという固定した編成で、組曲の一体性に重点を置いているのに対し、新録は、通奏低音を各曲毎に、テオルボ、ギター、クラヴサン、ヴィオールの中から適宜選択し、組曲内の各曲の表現の幅を最大限生かすことを目指している点にあります。比べてお聴き戴けると、マレの音楽の、本質的で変わらない部分と、音質的な変化による表現の彩の楽しみを味わって戴けます。 (Ki)
AVSA-9873(3SACD)
「忘れられた王国〜アルビジョワ十字軍/カタリ派の悲劇」 ジョルディ・サヴァール(指)エスペリオンXXI

録音:2009年4、6-8月カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教
年1回のペースで続くブックCDも今回で5巻目。今までより1枚増えて3枚組となり、内容もより濃くなっています。今年は、中世南仏において栄えた、キリスト教の異端、カタリ派とそれに対する十字軍が主題。同時に、聖人サン・ベルナールがこの異端を、「キリスト教徒よりキリスト教的であり、信仰が純粋」だと述べたように、その背景には、教皇庁とフランス王家との現世的利害の一致や、教皇庁の世俗化があり、それに、フランシスコ会とドミニコ会の設立という、体制内からの刷新運動が絡みます。また、射程も広く、カタリ派の起源、南仏隆盛の背景から、英仏100年戦争(ジャンヌ・ダルクの殉教)、東ローマ帝国の滅亡、東方カタリ派の終焉までを扱います。前作「エルサレム」と十字軍という点でつながりがあるのも興味深いところ。トルバドゥールの曲を中心に、近東の音楽やルネサンス時代のデュファイの曲まで収録されています。 (Ki)
AVSA-9874(3SACD)
ボルジア(ボルハ)一族〜ルネサンス期の教会と権力

[Disc1]「第1部:権力への径/家門の起源と伸長(1238頃−1492年)」
I.「ボルジア一族の起源と勃興」
 1063年ムスリム治下のバレンシア。
作曲者不詳:ムーワッシャハ(宮廷詩)「神、安住の地としてグラナダを守護せられ」(アル・
アンダルスの器楽曲)
 1238年 アラゴン王ハイメ1世によるバレンシア征服。
作曲者不詳:ドゥクツィア(CSM123、「聖母マリアのカンティガ集」より)[器楽曲]
 1378年 未来の教皇カリストゥス3世、アルフォンソ・デ・ボルハ誕生。
デュファイ/サヴァール:サルタレッロ
 1417年 西方教会の大分裂(シスマ)終結。
バンショワ:「ダ・パーチェム」
 1423年 アラゴン王アルフォンソ5世寛大王軍、ナポリ遠征。
ジョルディ・デ・サン・ジョルディ:「友もなく、富もなく、主もなく」(「囚人」より)(朗誦)
 1431年ロドリーゴ・ボルジア誕生。
デュファイ/サヴァール:ロンド「この日」[器楽曲]
 1438/42年 アルフォンソ5世王イタリアへ:ナポリ征服へ。
作曲者不詳:ストランボット=カッチャ「猟犬どもよ行け」(モンテカッシーノ歌集)
 1442年 ナポリ:アラゴン王権下の中心地。
作曲者不詳:「野を耕せ」(モンテカッシーノ歌集)[器楽曲]
 1444年 アルフォンソ・デ・ボルハ、枢機卿に任命される。
デュファイ:「めでたし、海の星(アヴェ・マリス・ステッラ)」
 1453年 コンスタンティノープル陥落。
マカーム・ムハッイェル・「キュメ」・ウスル・デュイェク=アチェムレール(トルコ軍楽行進曲)
I「I.3つの文化の終焉と権力の獲得:ヴァチカン」
 1455年アルフォンソ・デ・ボルハが教皇カリストゥス3世となる。彼はトルコへの十字
軍を宣言する。
作曲者不詳:「天は称賛にわき立ち」(モンテカッシーノ歌集)
 1456年 カリストゥス3世、1431年の裁判におけるジャンヌ・ダルクの有罪判決を破
棄する。
作曲者不詳:「アドラムス・テ(我ら汝を拝み)」(モンテカッシーノ歌集)
 1455-58年 ナポリ王フェランテ1世。
作曲者不詳:「万歳、万歳、フェルナンド王」(モンテカッシーノ歌集)
 1458年 6月27日アルフォンソ5世王死去、8月6日教皇カリストゥス3世死去。
作曲者不詳:「ミゼレーレ・ノストリ(我らを哀れみたまえ)/ヴェクシラ・レジス(王の
御旗)」(モンテカッシーノ歌集)
 1459年 バレンシアの高名な詩人アウシアス・マルク死去。
アウシアス・マルク:「大いなる悲しみ」(朗誦)
 1474年 チェーザレ・ボルジア誕生。
作曲者不詳:「頭がいいんだ、俺さまは」[器楽曲]
 1478年 シクストゥス6世、ロレンツォ・メディチ・「イル・マニーフィコ」を破門する。
コルナーゴ:「我らの先祖は罪を犯した」
 1480年 ルクレツィア・ボルジア誕生。
ヒゼヘム/ジョスカン・デプレ:「僕の彼女はいいところばかり」
 1489年 バヤズィト2世の兄弟であり競争者のジェム王子、バチカンの人質となる。
作曲者不詳(オスマントルコ):タクシームと舞曲
 1492年1月 グラナダ王国終焉。
ヴェラルディ:「万歳、フェルナンド大王」
 1492年4月 ロレンツォ・メディチ・「イル・マニーフィコ」、死去。
イザーク:ロレンツォ・イル・マニーフィコの死への哀歌(ラメント)
 1492年7月 ユダヤ人がスペインから追い出される。
作曲者不詳(セファルディ):ロマンセ「5月にバラが咲くと」

[Disc2]「第2部:栄華を極めることは儚く/絶頂と夢の終焉(1492年−1509年)」
I「II.絶頂と夢の終焉」
1492年8月ロドリーゴ・ボルジアは教皇に選出され、アレクサンデル6世の名を得る。
マルブリアーノ・デ・オルト:「サルヴェ・レジス・マーテル(めでたし、王の母)/ヒク・サチェルドス(この司祭は)」
1493年 アレクサンデル6世がセファルディのユダヤ人たちをかくまう。
作曲者不詳:ヘブライの平和の歌「主よ」(シナゴーグでの歌)
 1493年 ルクレツィア・ボルジアとジョヴァンニ・スフォルツァの結婚。
B.アッコルティ:「ルクレツィア賛」(朗誦)
 1495年ジェム王子とオケゲムの死。
ジョスカン・デプレ:「オケゲムの死を悼む挽歌」
 1496年 ナポリ副王の降伏。
作曲者不詳:「絶望を司る運命の女神よ」
 1497年ガンディア公ジョヴァンニ・ボルジアの暗殺。
ジョスカン・デプレ:「わが子、アブサロン」
 1498年 ルクレツィア、アルフォンソ・ダラゴーナと結婚する。
作曲者不詳:「スペインの騎士」
 1498年5月23日 サヴォナローラの拷問と処刑
太鼓と鐘
 1498年 ルクレツィアとアルフォンソの息子、ロドリーゴ誕生。
ジョスカン・デプレ:「バスクの娘」[器楽曲]
 1499年チェーザレ・ボルジア、シャルロット・ダルブレと結婚。
フィリップス・デ・ルラーノ:「お嬢さん、私の意志に反して」
 1501年10月31日 ローマへの牧歌。黒い伝説。
フアン・デル・エンシーナ:ビリャンシーコ「この皮は、3人分の全ての袖を作るのに十分でしょうか?」
 1503年7月 ルクレツィア、詩人にして人文主義者ピエトロ・ベンボに出会う。
アルカデルト/ベンボ:ソネット「汝の美徳たる愛は」
 1503年8月18日 アレクサンデル6世の致命的な病と死。
ジョスカン・デプレ:レクイエム
IV「.社会変動と人文主義の時代:シビラ(巫女)と黙示録の預言」
 1505年 フェラーラ公妃ルクレツィア。
ダルツァ:フェラーラ風パヴァーヌ
 1506年 フェラーラ宮廷におけるルクレツィア。
フォンドラリア:「フェラーラ公賛」(朗誦)
 1507年 ビアナ包囲中のヴァレンティーノ公爵(チェーザレ・ボルジア)の死
アントニオ・デ・ゲバラ:チェーザレ・ボルジアへの墓碑銘「かつて全世界を震撼させた者がこの狭き土地に横たわる」&ゴンサロ・フェルナンデス・デ・オビエド:墓碑銘のパロディ
 チェーザレの死への哀歌。
エルコーレ・ストロッツィ:「葬儀の場にカスタリアの泉の水が撒かれ」(朗誦)
 1508年 ルクレツィアの腹心の友、エルコーレ・ストロッツィの暗殺。
ジョスカン・デプレ:「アニュス・デイ」(ミサ「エルクレス・レクス」より)
 ヨハネの黙示録のラッパ。
ジョルディ・サヴァール:ファンファリア
作曲者不詳:バレンシアのシビラ(巫女)の歌(ガンディア歌集)& アロンソとバル
トロメウ・カルセレス:ルフラン
〔「審判の日に」
 「処女マリアの誕生は」
 ルフラン「15の兆しが現れ」(アロンソ)
 ルフラン「高き天より」(バルトロメウ・カルセレス)
 ルフラン「各々が書いて」(アロンソ)
 ルフラン「永遠の喜びから」(バルトロメウ・カルセレス)
 ルフラン「神の母よ」(アロンソ)
 ルフラン「私について聴いて戴いたこと全てを」(バルトロメウ・カルセレス)〕

[Disc3]「第3部:アレクサンデル6世の騒然とした治世から聖フランシスコ・デ・ボルハの宗教的勝利まで(1510年−157(21671)年)」
V.「交戦と休戦/軍事的及び政治的責任」
 1510年 フランシスコ・デ・ボルハ誕生。
ルイス・デ・ミラン:ファンタジア第1番(ハープ)
 1515年フランス王フランソワ1世。マリニャーノの戦いにおける勝利。
ジャヌカン/スザート:「ラ・バタッリャ(戦争)」(器楽曲)
 1519年 ルクレツィアの死。神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の死。
ジョスカン・デプレ:モテット「ああ、悲しみよ」
 1520年 ギルド同盟の反乱(カタルーニャ)。
マテオ・フレーチャ:「戦い:全ての良き兵士たちへ」
 1526年 (カラブリア公)フェルディナンド・デ・アラゴン、バレンシア副王とされる。
ルイス・デ・ミラン:ファンタジア第2番(ハープ)
 カラブリア公爵の宮廷。
バルトロメウ・カルセレス:「なんてかわいい赤ん坊でしょ、ドゥルンデーナ、ドゥルンド」
 1529年 フランシスコ・デ・ボルハの、レオノール・デ・カストロ・メロ・エ・メネゼス
との結婚。
作曲者不詳(ポルトガル):「我が目は海上を彷徨い」
 1536年 スペインを代表する抒情詩人、ガルシラソ・デ・ベガ、フランシスコ・デ・ボルハの腕の中で戦死する。
ガルシラソ・デ・ベガ:牧歌4(1536年「)正直で純粋な」(朗誦)
 1538年 フランソワ1世とカール5世(カルロス1世)のニースの和約。
クリストバル・デ・モラレス:「全地よ、神をたたえよ」
 1539年フランシスコ・デ・ボルハ、カタルーニャ副王に任命される。
フアン・ロマン(C.M.パラシオ):パヴァーヌ「または」
V「I.断念(放棄)と宗教的変容」
 1549年信仰告白。
伝フランシスコ・デ・ボルハ:「クレド・イン・ウヌム・デウム」
 1550年ガンディアからの出発。
ベネガス・デ・エネストローサ:キリエ第1番(ハープ)
 1555年 アビラのテレサとの邂逅。
テレサ・デ・ヘスス:「魂は、汝を求むるものが我が中に、我自身を求むるものが汝の
中に」
 1555年 フランシスコ・デ・ボルハ、狂女王フアナの死に立ち会う。(トルデシーリャ
スにて)
クリストバル・デ・モラレス:「ラクリモーサ・ディエス・イッラ」
 1556年 カール5世(カルロス1世)の退位。
ジョスカン・デプレ/ルイス・ナルバエス:「千々の悲しみ」
VI「I.最後の年月、フランシスコ・デ・ボルハの死と列聖」
 1565年 オスマン・トルコ、マルタ島を攻撃。
作曲者不詳(トルコ伝統音楽):即興と踊り
 1571年 レパントの海戦の勝利。
作曲者不詳:ファンファーレ
 1572年8月24日 パリへの旅。サン・バルテルミの虐殺。
グディメル:詩篇第35番「主は、私を非難するものから私を守り」
 1572年9月30日 フランシスコ・デ・ボルハの死。
クリストバル・デ・モラレス:「ピエ・イェズ・ドミネ」(「レクイエム」より)
 1609年9月22日 ムーア人(モーロ、モリスコ)追放の布告。
2国王陛下および、ルイス・カリリョ(・イ・ソトマヨル)殿下による、34ページ(バレンシア、1611年刊)(朗誦)
 ムーア人追放への哀歌。
即興(ムーア風哀歌)
 1671年 フランシスコ・デ・ボルハ列聖。
作曲者不詳:「パンジェ・リングァ・グロリオージ」(グレゴリオ聖歌)/カバニーリェス:
「パンジェ・リングァ」よりティエント第17番
ジョルディ・サヴァール(指)エスペリオンXXI、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:2009年9月20&21日、10月11-14&25-29日、11月8&9日スペイン・カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会、2009年11月13&14日ベルギー・フランク・ヴァレット教会
年1回のペースで続くブックCDも6巻目。ボルジア一族が主題となっている今回は、ローマ教皇と関係があるという点において前作とつながり、スペインが絡むという点において、今までのブックCDの流れともつながる内容となっています。日本ではボルジア一族というと、その華やかさや魅力からか、塩野七生のイタリア・ルネサンスを主題とした諸作や惣領冬実の「チェーザレ」など、メディアを問わず、チェーザレ・ボルジアに主題が集中しがちです。対照的に、この録音では、スペインを源流とするボルジア一族の起源(ローマ教皇カリストゥス3世)から宗教的栄光(第3代イエズス会総長聖フランシスコ・デ・ボルハ)に至る約300年が取り上げらています。特に、死後、列聖されるという、一族唯一の宗教的栄光を得た、聖フランシスコ・デ・ボルハは、教皇や王たちの個人的アドバイザーを勤め、イエズス会の宣教師教育養成機関などをはじめとする組織を整備し、第5代総長アクアヴィヴァの頃に迎える、イエズス会の興隆期を準備したことで、後世の史家から、創立者・第1代総長ロヨラと同等の高い評価を与えられています。前作を時間的に引き継ぐ形となった今回は、1492年に至るまでのスペインの国土回復への動き、カール5世の世界帝国、から、レパントの海戦、サン・バルテルミの虐殺を扱っており、音楽も、デュファイからジョスカン・デプレまでというルネサンス音楽の王道、および、当時、耳にしたであろう、中近東・イスラムの音楽(音)が収録されています。[美麗図版多数、英伊西カタルーニャ語による詳細な解説付]
AVSA-9876(1SACD)
新世界〜クリオーリョのフォリア
カチュア(2人と4人のための)「(ペルーのトルヒーリョ」式の)
クンベ「シエリート・リンド(美しい空)」(ワステカ族民謡)
ナポリ風ガリャルダ(作者不詳の歌付き)
「グアビーナ」(コロンビア民族舞曲)
フアン・イダルゴ:「愛は弄んでいた」
作曲者不詳:「バラフ・ハローチョ」
作曲者不詳:セギディーリャ・エン・エコー「お前の嫉妬深い視線に」
ガスパル・サンス:ハカラ「エル・パハリーリョ(小鳥)」
ガスパル・フェルナンデス:ギネオ「その苛酷で突然な動き」(5人のための)
ベラクルス地方の不詳者:ファンダンゴ「エル・ファンダンギート」
作曲者不詳:「カナリオス」(作曲者不詳)
作曲者不詳:「ラ・イグアナ」(ベラクルス民謡)
カチュア「デノス・レセンサ」「(ペルーのトルヒーリョ」式の)
ペルーの不詳者:フォリアス・クリオーリャス(即興)
ベラクスル地方の不詳者:ホタ「マリア・チュチェーナ」
作曲者不詳:「眠れわが子よ(ソチピツァウアトル)」
「サランベケ」(ベラクルス民謡)
ホセ・マリン:「愛しき人よ、あなたは何と気まぐれなことか」
「ロス・チレス・ベルデス」(ベラクルス民謡)
ジョルディ・サヴァール(指)、
エスペリオンXXI、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
テンベンベ・アンサンブル(通奏低音)
中南米にスペインの広大な植民地を建設する先鞭となった征服者コルテスによって、メキシコに最初に建設された港町がベラクルス。メキシコの海の玄関口として栄えたこの町には様々な人種があふれ、様々な民俗音楽が併存していました。その多様な音楽を吸収して、この町は開放的で表情豊かな民俗的な音楽を生み出しました。これとは別に、ヨーロッパのバロック音楽と、新世界に住んでいたインディオたちの音楽伝統が出会ったことで、このヨーロッパの伝統音楽は、魅力あふれる新しい色彩とリズムを獲得し、内的な豊かさを増しました。このアルバムは、これらの音楽を享受した中南米植民地生まれのスペイン人、クリオーリョたちの、多様で変化に富んだ魅力あふれる音楽世界を、旧世界の代表者たるサヴァールたち、そして、新世界の代表者たるテンベンベ・アンサンブルとともに旅する、刺激に富んだ録音です。 (Ki)
AVSA-9877(1SACD)
ルイ15世時代のコンセール・スピリチュエル
コレッリ:合奏協奏曲ニ長調Op.6-4
テレマン:組曲ニ長調TWV55:D6、
 フラウト・ドルチェとヴィオラ・ダ・ガンバのための二重協奏曲イ短調TWV52:a1、
 組曲ホ短調TWV55:e1(ターフェルムジーク第1集より)
ラモー:「優雅なインド」組曲
ジョルディ・サヴァール(指、Gamb)
ル・コンセール・デ・ナシォン

録音:2010年2月16-19日カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
ヴェルサイユにおける総合芸術としての「祝祭」が音楽活動の中心だったルイ14世時代が終わり、オルレアン公の摂政期を契機として、文化活動の発信地はパリに中心を移しました。そのパリにおいて、フランス革命によって終焉を迎える1790年まで途切れることなく続く「コンセール・スピリチュエル」は、ルイ15世(在位1715−1774)時代の中期である1725年に始まりました。開始当初、その設立趣意から、宗教音楽(声楽)と器楽曲が交互に演奏されるプログラムでしたが、後に世俗音楽(声楽)が付け加わったり元に戻ったりし、治世後期の1751年に取り上げられたシュターミッツの作品を嚆矢として、交響曲というジャンルが徐々に取り上げられるようになっていった演奏会でした。コレッリ、テレマン、ラモーの作品は、この演奏会の歴史の前半強ほどの時期、主催者や指揮者の作品を除外すると、器楽曲の方で頻繁に取り上げられました。その組曲や協奏曲というジャンルにとっては、聴衆が、新興の中産階級市民であろうと、宮廷の貴族であろうと問わず、公開の演奏会が、受容=消費の場であり、流行=趣味を左右する場でした。現代のコンサート(公開演奏会)の祖とも言える「コンセール・スピリチュエル」において演奏された彼らの作品を取り上げ、現代にも通じる、受容=消費や流行=趣味という点を念頭に置いたサヴァール&ル・コンセール・デ・ナシォンは、鮮烈で刺激に満ちた、瑞々しい演奏をしています。(Ki)
AVSA-9878(1SACD)
ケルティック・ヴァイオル2〜アイルランドとスコットランドの音楽伝統に捧ぐ/伝統と革新
I.ゴールウェイ・セット(ニ短調)
1アイルランド民謡:「ゴールウェイ湾ホーンパイプ」
2ジョン・プレイフォード(1718):「ローヴァー・リフォームド」
3ジョン・ウォルシュ(1713):「カエル卿の踊り」とアイルランド民謡:「バッキンガム・ハウス」
II.金の指輪・セット(ニ長調)
4オーバンのチャーリー・ハンター:「ローンの丘」
5ナサニエル・ガウ(1766−1831):「サーストンのサリー・ハンター嬢」ジグ
6ジェームズ・スコット・スキナー(1843−1927):「スコット・スキナー夫人」
7アイルランド民謡:「アレクサンダーのホーンパイプ」と「ハーヴェスト・ホーム」(オニール「アイルランドの音楽」、シカ
ゴ、1903年)
8アイルランド民謡:「金の指輪」ジグ
III.アバーゲルディ城・セット(ホ短調)
9ダン・R・マクドナルド(1911−1976):「アバーゲルディ城ストラススペー」
10ダン・R・マクドナルド:「カリブー・バレン」
11スコットランド民謡:「摂政たちがわめく」
12「鍋の中の蟹」スロウ・ジグ(ライアンのコレクション、ボストン、1883年)
13「モイラ卿のホーンパイプ」(ライアンのコレクション、ボストン、1883年)
IV.ナサニエル・ガウのセット(イ短調)
14P.ジョン・ボウィー(1789):「ザ・ブレイズ・オブッシュビー」スロウ・マーチ
15ナサニエル・ガウ:「ナサニエル・ガウの、兄弟の死への哀歌」
16トゥールロッホ・カロラン(1670−1738):「アビゲイル・ジャッジ」(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903
年)
17カロラン:「プランクスティ・オダリ」(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年)
V.ランカシャー・パイプス・セット(ホ長調/短調)
18「ランカシャー・パイプス」(ホ長調)(マンチェスター・ガンバ・ブック、1640年頃)
19「ラムゼイの豚/バーディーのケイト」(ホ長調)(マンチェスター・ガンバ・ブック、1640年頃)
20アイルランド民謡:「一杯のお茶」(ホ短調)
21「おもちゃ」(ホ長調)(マンチェスター・ガンバ・ブック、1640年頃)
VI.アーチボルド・マクドナルド・セット(ニ短調/長調)
22カロラン:「プランクスティ・ユーリック・バーク卿」(ニ短調)(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年)
23アイルランド民謡:「剣の舞〜新しいステップニー」スリップ・ジグ(ニ短調)
24アイルランド民謡:「ケポックのアーチボルド・マクドナルド」(ニ短調)
25「ジミー・ホルムのお気に入り〜リール」(ニ長調)(ライアンのコレクション、ボストン、1883年)
VII.リヴァプール・セット(ニ長調)
26カロラン:「プランクスティ・アーウィン」(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年)
27ジェームス・スチュアート・ロバートソン:「リヴァプール・ホーンパイプ」(アサル・コレクション第2巻、1884年)
28トム・アンダーソン(1910−1991):「ピーターのペリー・ボート」ジグ
ジョルディ・サヴァール(6弦トレブル・ヴァイオル、リラ・ヴァイオル)、アンドルー・ローレンス=キング
(アイリッシュHrp、プサルテリウム)、フランク・マグワイアー(ボラーン)

録音:2010年6月22&23日、7月5日カタルーニャ州ジローナ県、エル・ポルト・ド・ラ・セルヴァ近郊、
サン・ペール・ド・ローデス修道院
このケルティック・アルバム第2弾には、アイルランドの枠太鼓であるボラーンも加わり、前回の静謐で親密な空間に、躍動感という側面が加わりました。8つの各セットは、曲同士の関連性と同名調性で組まれており、その1つ1つが非常に特徴的です。伝統と革新という観点が織り込まれたこの録音において、サヴァールは、非常に伝統的な民族音楽の演奏と、商業主義や国際化など時代の流れを取り込む新しい伝統、例えば、ザ・チーフタンやリヴァーダンスのような活動を頭に置きつつ、それらとは異なる方法論、自らの演奏活動で得て来た経験を生かしたアルバムを形作っています。 (Ki)
AVSA-9879(1SACD)
シビラ(巫女)の歌(カタルーニャ)
ラテンのシビラ
プロヴァンスのシビラ
カタルーニャのシビラ
モンセラート・フィゲーラス(Vo)
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:1988年3月カルドーナ城参事会教会

AVSA-9880(1SACD)
モーツァルト:レクイエム.ニ短調K.626、
フリーメーソンの葬送音楽ハ短調K.477
ジョルディ・サヴァール(指)
モンセラート・フィゲーラス(S)、
クラウディア・シューベルト(A)、
ゲルト・テュルク(T)、
ステファン・シュレッケンベルガー(Bs)、
ル・コンセール・デ・ナシォン、
ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:1991年8月アルザス県ゲブウィレル、ドミニコ会教会
壮麗壮大な演奏へのアンチテーゼとも言うべき演奏で、写真の見る限りでは合唱の人数は20名前後。テンポは総じて速めで、その小回りの利く編成によって音楽を停滞させず息づかせるサヴァールの配慮が隅々まで行き届いています。独唱では、何と言ってもフィゲーラスの声が際立ちます。節回しは独特ですが、飾りのない悲しみそのものが無垢のまま宿っており、しかも「奇しきラッパの響き」や「レコルダーレ」の四重唱ではその声が核となって絶妙なハーモニーを聴かせるのです。テノールのテュルクの清潔さも印象的。【湧々堂】
AVSA-9881(1SACD)
古きカタルーニャの歌〜哀歌と伝説曲
1「鳥の歌」、2「紡ぐ人」、3「王の息子」、
4「先生」、5「アルノー伯爵」、
6「マリアニェータ」、7「泥棒の歌」、
8「アメリアの遺言」、
9子守唄「お母さん、私を泣かさないで」、
10子守唄「神の母」、
11ロマンス「収穫人たち」(歴史的元歌)、
12「収穫人たち」(カタルーニャ国歌)
モンセラート・フィゲーラス(S)、
1&9:アリアンナ・サヴァール(S、Hrp・ドッピア)、
1:フェラン・サヴァール(Vo)、
5:フランセスク・ガリゴサ(T)、
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:1988年7月、1990年2月、2004年、2005年カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会、他
サヴァールの旧作を最新技術で蘇らせるヘリテージ・シリーズ。最新作はフィゲーラスの美声を堪能できる3作。フィゲーラス、テュルクら強力声楽陣を擁して演奏された名作、モーツァルトのレクイエム。フィゲーラスの独唱と、地中海地方に伝わる古謡を集めたことにより評価が高い「シビラ(巫女)の歌(カタルーニャ)」。また、彼らの故郷カタルーニャ地方の歌を集めた「古きカタルーニャの歌〜哀歌と伝説曲」では、ヘリテージ・シリーズ初めての試みとして、オリジナル・アルバムに関連する新しい録音を加え、よりアルバム・コンセプトを深めています。フィゲーラスの豊かで流麗な声が、聴く者の身を音楽に委ね、心から楽しませてくれます。初発売当初から名盤の声が高いこれらのアルバムが、その特長を生かした、より美しい音で蘇りました。 (Ki)
AVSA-9882(2SACD)
ルイ15世のオーケストラ/ラモー:管弦楽組曲集
ラモー:「優雅なインド」組曲(1735年)
「ナイス(ナイアス)」組曲(1748年)
「ゾロアストル(ゾロアスター)」組曲(1749年)
「ボレアド」組曲(1764年)
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン

録音:2011年1月11-14日モーゼル県メス、メス海軍工廠大ホール
ルイ13世時代のフィリドール、ルイ14世時代のリュリに続き、ルイ15世(1710-1774)時代から選ばれたのはラモー(1683-1764)。前の2人と比べると、王個人とのつながりは希薄でしたが、オーケストラの団員たちとは、その作品を通して深いつながりを持っていました。リュリの時と同様、代表的なオペラから抜粋した管弦楽組曲で、最初期の代表作「優雅なインド」、中期を代表する「ナイス」と「ゾロアストル」、最晩年の作「ボレアド」から各曲は取り上げられています。リュリとの比較、特に管弦楽法的な側面に焦点を当てて比較すると、ラモーの特徴は、フル・オーケストラによる豪華絢爛さにあり、このことが、ラモーがオペラの作曲家としてデビューした1730年代半ばに起きた、リュリ派とラモー派の論争点の1つでした。しかしながら、この管弦楽の豪華絢爛さは、音楽理論家ラモー自身による和声法の探求にその基礎を置いており、音楽史的には、リュリからラモーに至る間に、カンプラ、マレ、モンテクレールらによって、徐々に取り入れられていった方法を、効果的に展開したものでした。今回、サヴァールたちは、CIMA(国際古楽センター)、及びESMUC(カタルーニャ上級音楽院)の協力を得、演奏の準備に大規模な学術調査を基礎作業として取り入れました。その後のヨーロッパ各都市におけるツアーにおいて、その成果を遺憾なく発揮した演奏会を重ね、満を持して録音にのぞんでいます。 (Ki)

AVSA-9883(1SACD)
イスパニアと日本の対話
1「おお、栄光の聖母よ」による即興(尺八)
2(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第1節「おお、栄光の聖母よ」
3「おお、栄光の聖母よ」による即興(琵琶、篠笛)
4(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第2節「哀れなるエヴァに自分を見失ったものを」
5「おお、栄光の聖母よ」による即興(琵琶)
6(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第3節「汝、高き御蔵の戸にして」
7「おお、栄光の聖母よ」による即興(琵琶、尺八)
8(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第4節「父と助け主なる精霊と生まれたる御子に栄光あれ」
9ナルバエス:「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア2
10「おお、栄光の聖母よ」アーメン
11ベネガス・デ・エネストローサ:讃歌第20番「おお、栄光の聖母よ」
12乱曲(能管)
13作曲者不詳:ビリャンシーコ「世界の母」(声、プサルテリウム、サロド、タブラ)(CMBP第74、ポルトガル音楽第23)
14作曲者不詳:アルバとロトゥンデッルス
15「本能寺」(琵琶、歌)
16「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア1(ビウエラ)
17「篠の音取り」(篠笛)
18作曲者不詳(中国):「アヴェ・マリア」(五音音階)
19「霊慕」(尺八)
ジョルディ・サヴァール(指)、
エスペリオンXXI、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、

(1、7、19)関一郎(尺八)、
(3、5、7、15)田中之雄(琵琶)、
(3、12、17)鯉沼廣行(篠笛、能管)

録音:2006年12月、2007年2-4月カ
タルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
2007年にリリースされた「東洋への道/フランシスコ・ザビエル」(AVSA9856)においてサヴァールは、数多くの日本の演奏家と出会い、交流を深め、世界の様々な場所において、ともに演奏会を開くまでになりました。この時の出会いが、大災害に見舞われた日本へのスペシャル・トリビュート・アルバムを制作するきっかけとなっています。また、サヴァールは、大変な親日家でもあり、ヨーロッパでも歌劇演奏の際など、積極的に日本人アーティストとも共演しています。本作は、2008年2月に発売されたアルバム「東方への道/フランシスコ・ザビエル(1506−1553)」(AVSA98569)から、日本とイスパニアに関連した部分を抜粋したものです。開くと豪華なミニ屏風となるこの特別商品の収益は、アリア・ヴォックス・レーベルより、全額、日本赤十字に寄付される予定です。 (Ki)
AVSA-9884(2SACD)
[DISC1]
モンテヴェルディ:「戦いと愛のマドリガル集(マドリガル集第8巻)」
「[人がアモルを歌おうとも」、
「狡猾な敵がやって来る」、
「皇帝フェルディナンド3世のためのバッロ」、5声のシンフォニア、
「人がマルスを歌おうとも」、
「ニンフの嘆き」、6声のシンフォニア(カンターテ・ドミノより)、
「天も地も風も黙する今」]

DISC2]
モンテヴェルディ:「おお私は傷つき、倒れる」、
「恋文」、「苦しみが甘美なものなら」、
「アリアンナの嘆き」、
「あの軽蔑のまなざし」、
「サルヴェ・オー・レジーナ(めでたし天の女王)」、
「おお何と美しい」、
「喜べ、シオンの娘たちよ」、
「聖母の嘆き」、「来たれ、見よ」
[DISC1]
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXX、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ
録音:1994年9月フランス、アルザス州リボヴィレ、プロテスタント教会

[DISC2]
モンセラート・フィゲーラス(S)、
トン・コープマン(Cemb,Org)、
アンドリュー・ローレンス=キング(Hrp)、
ロルフ・リスレヴァン(テオルボ)
パオロ・パンドルフォ(Gamb)、
ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオローネ)

録音:1989年4月イタリア、レッジョ・エミーリア県、サン・マルティーノ、教区教会
AVSA-9885(2SACD)
サント・コロンブ:2挺のヴィオールのためのコンセール集
[DISC1]
コンセール第27番「気まぐれ」、
同第48番「親しみ」、同第41番「くり返し」、
同第44番「悲しみの墓」、同第54番「デュボワ」

[DISC2]
コンセール第8番「会議」、同第42番「ダラン」、
同第3番「優しさ」、
同第51番「ルージュヴィル」、同第67番「比喩」
ジョルディ・サヴァール(Gamb)[1697年ロンドン、バラク・ノーマン製7弦Gamb]、
ヴィーラント・クイケン(Gamb)[1704年パリ、ニコラ・ベルトマン製7弦Gamb]

録音:[DISC1]:1976年1月、[DISC2]:1992年4月イル=ド=フランス州、イヴリーヌ、サン・ランベール・デ・ボワ・ロマネスク教会
サヴァールの旧作を最新技術で蘇らせるヘリテージ・シリーズ。最新作は2SACDfor1SACD価格の2アルバム。フィゲーラスを擁したモンテヴェルディの作品集と、サヴァールがガンバを奏でたサント・コロンブのコンセール集です。発売当時、モンテヴェルディの2作は、彼の声楽曲の演奏における第一人者という、フィゲーラスの名声を確立した録音です。これは、それまでに彼女が培った古楽の演奏法を糧にしつつ、歌唱と装飾法のバランス、例えば、どの部分を強調するのかなどといった点に個性的な解決策を見出し、実践した成果です。フィゲーラスの豊かで流麗な声が、聴く者の身を音楽に委ね、心から楽しませてくれます。サント・コロンブは、サヴァールが音楽監督をし、その名を広く世に知らしめた映画「めぐり逢う朝」の中で重要な役割を担っていた作曲家・演奏者。彼の代表作であるコンセール集67曲から10曲を選びだしたこの録音は、サヴァールが自らの持つ技法を余すことなく注ぎ込んだもの。原題に示された対等のガンバ・パートを、ヴィーラント・クイケンが務めるという、今では考えられない豪華な共演で録音されました。初発売当初から名盤の声が高いこれらのアルバムが、その特長を生かした、より美しい音で蘇りました。 (Ki)
AVSA-9887
(1SACD)
崇高な門/イスタンブールの声(1400-1800)
1 カーシ・セサーワーズ(18世紀):セギャーフ・カル
2 デルヴィシュ・メフメト:タクシームとマカーム「ウッザル・ウスレス」
3 作者不詳(セファラード、スミルナ16 世紀):「そのあたりを騎士が通り過ぎた」
4 作者不詳(アルメニア民謡):「嘆き」
5 作者不詳(セファラード、スミルナ16 世紀):「とても早起きな王様は」(器楽曲)
6 ブフリ・ザーデ・ムスラファ・ウトリ(ca1640-1712):ヒサール・アウール・セマーイー
7 ディミトリエ・カンテミル(1673-1723):タクシームとマカーム「ブセリク・ウスレス」
8 ユダヤ民謡:宗教歌
9 タンブーリ・アンゲリ(1690):マカーム「レハーヴィー・ジェンベシュ」
10即興曲(トルコ民謡):「ガザル」
11 作者不詳(カンテミルオウル手稿譜):タクシームとマカーム「ヒジャーズ・ウスレス」
12 セファラードのロマンセ(イスタンブール)
13 タンブーリ・ムスタファ・カルウス(1700-1770):ヒサール・ブセリク・シャルク
14 作曲者不詳(アルメニア民謡):タクシームと踊り
15 ハジュー・アブデュルカディル・メラーギ(1350-1435):ラースト・ナキエ「ア・メド・ネ・シ」
ジョルディ・サヴァール(指、リラ、ヴィエール、レバブ)、
エスペリオンXXI、
1,6,10,13,15:ギュルソイ・ディンチェル(Vo)、
8:リオシュ・エルマレフ(Vo)、
12:モンセラート・フィゲーラス(Vo)、他
「東洋=西洋(1000−1600)」、「イスタンブール」に続く今作は、オスマン帝国の最盛期である1400−1800を対象とし、オスマン帝国、アルメニア、離散したユダヤ、それぞれの口承伝統音楽を見事に復活させたアルバムです。また、口承音楽のみならず、器楽による間奏曲によっても、この時間と空間を通過する旅を楽しむことができます。アルバム・タイトルの「崇高な門」は、もともと、大宰相府に通じる門の名前でしたが、後に、ヨーロッパとアジアの間の関門というオスマン帝国の位置を意味するようになった言葉。ジョルディ・サヴァールの霊感に満ちた指揮のもと、3人の歌手とエスペリオンXXIに加え、トルコ伝統音楽の選り抜かれた演奏家たちの参加が、このアルバムの特色となっています。 (Ki)
AVSA-9888
(2SACD)
我らが海
[CD1]
1「一株のヘンルーダを」[モロッコ]
2「サルタレッロ」(聖母マリアの頌歌集 カンティガ)
[スペイン]
3「時間の歌」[ヘブライ]
4「カガウスキ」(カヴァル、モリスカと打楽器)[トルコ]
5「アマジグの子守唄」(歌とウード)[モロッコ]
6「1時に私は生まれ」[セファラード]
7「ウスクダル」[トルコ]
8「トルコ艦隊は」[セファラード]
9「ラモレデル」[レバノン]
10「天空の星々」[セファラード]
11「アンゲリ、クルディ・ペシュレフ」[ギリシャ]
12「われらが主なる神」[セファラード]
13セリム3世:ペセンディーデ「サズ・セマーイー」(1800)
[オスマン・トルコ]
14ヘブライ語の子守唄「眠れ、眠れ、私のかわいい娘」
[エルサレム]
[CD2]
1「カーヌーン・インプロ(ハカン)」[トルコ]
2「門の入口に」[イスラエル]
3「セント・ヘレナにて」[セファラード]
4「アンダルシアの子守唄」[アンダルシア]
5「とても早起きな王様は」(器楽曲)[セファラード]
6「幸福の音楽」[モロッコ]
7エスタンピータ(笛、打楽器)[イタリア]
8子守唄「眠りなさい、私の赤ちゃん」[ギリシャ]
9「鳥の歌」(器楽曲)[カタロニア]
10「祈り」[イスラエル]
11タクシームとマカーム「ラースト・ムラッサ」[トルコ]
12「三大元素、アレフ(気、1)、メム(水、40)、シン(火、300)
(「創造(形成)の書」よりカバラ的文章)」[セファラード]
13「導入曲とブルガリアの舞曲」[ブルガリア]
14「我らが海を見つめ(鳥の歌)」(即興)[地中海]
1-12:ジョルディ・サヴァール(指)エスペリオンXXI、
1-1,5,12,14,2-4,8,12:モンセラート・フィゲーラス(Vo)、
1-1,3,9,14,2-2,6,10:リオル・エルマレフ(Vo)、
1-7:ギュルソイ・ディンチェル(Vo)、
1-12,2-7:ピエール・アモン(笛)、
1-5:ドリス・エル・マロウニ(ウード)、
2-7:ペドロ・エステヴァン(Perc)、
2-14:フェラン・サヴァール(Vo)
年末恒例のCDブック、今回は「地中海」がテーマ。その内容は、表紙の古代ギリシャの壺絵が暗示するように、空間的にも時間的にも非常に広範囲にわたっています。民族と文化の母とも言われる地中海は、各沿岸を太古より結びつけ、様々な民族の文化交流を促進した媒介でした。また、イスラムの勃興により、北アフリカ・小アジア地域と南欧という2つの地域に分かれる前、古代から中世にかけては、一つの独自の文化圏を形成した世界でした。その時代、古代ローマ人がカルタゴを征服したあたりから、地中海は「われらが海(マーレ・ノストゥルム)」と呼ばれるようになりました。ブローデルや塩野七生の著作で、この地中海世界に親しんでいる方も多いと思われますが、どうしても政治などが中心になりがち。文化といっても建築や彫刻までで、バランスよく音楽に親しむ機会は少ないのではないでしょうか。自らが育った土地や文化を背景とし、古楽という出発点から、音楽を通じて時空を旅してきたサヴァール。彼の演奏で、この広い地中海世界をバランスよく、耳から探索することができます。ふんだんに収録されたイラストもその探索の一助となることでしょう。 (Ki)

AVSA-9889
(2SACD)
モンセラート・フィゲーラス追悼盤
CD1
セネカ(1世紀)作:悲劇「メデア」(第2幕)〜「祈り」
「アマジグの子守歌」(ベルベル伝承曲、モロッコ)
「美しく聖なるパレスティナ」(セファルディ伝承曲、サラエヴォ)
「エルチェの神秘劇」よりプラクトゥス「栄光ある聖き御身体」
ミラン:ロマンス「Tristeestabamuyquexosa」
ムダーラ:ヴィリャンシーコ「イザベルや、帯を失くしたね」
ボヴィチェリ:シャンソン「アンコール・ケ・コル・パルティーレ」
ベガ/作曲者不詳:ロマンセ「櫂の音がなんて響き渡り」
ビクトリア:8声の「サルヴェ・レジーナ」
モンテヴェルディ:「ニンフの嘆き」
カッチーニ:「輝く麗しの瞳もて」
メールラ:「さあ眠りなさい」(子守歌による宗教的カンツォネッタ)
アン・イダルゴ:世俗曲「ああ、私は何と愛をあざけり」
ドゥローン:「sosieguendescansen」
ライヒャルト:「我が子よ、眠れ」
ソル:アリア「あなたが誓ったことを思い出して下さい」
ソル:セギディーリャ「女とギターの弦は」
ムソルグスキー:「お人形を持って」(「子供部屋」より)
ペルト:「クリスマスの子守歌」

CD2
ロマンス「何故泣くの、清らかな少女よ」(サラエヴォ)
シビラ(巫女)の歌
ベルトリッツ・デ・ディア:カンソ「嫌なことでも歌わなければ」
ゲレーロ:ヴィリャンシーコ「夜は暗うて」
作曲者不詳:ヴィリャンシーコ「ニーナとヴィーナ」
ナルバエス/作曲者不詳:「顔は何で洗いましょう?」
作曲者不詳(コロン文庫の歌曲集):ヴィリャンシーコ「私は小麦色した娘」
ビクトリア:モテット「マリアよ、恐れるな」
ルッツァスキ:マドリガーレ「オーラ・ソアーヴェ」
モンテヴェルディ:カンツォネッタ「苦しみが甘美なものなら」
メールラ:「カンツォネッタを聴け」
マリン:「メンギッリャ、もう考えないで」
イダルゴ:世俗曲「trompicabalas
amor」
作曲者不詳:カンソ「王の息子」(カタルーニャ)
セレロールス:モテット「ああ、悲しや」(死者のためのミサ曲より)
ファリャ:子守歌「眠れ、我が子よ、眠れ」
モンセラート・フィゲーラス(声)、
ジョルディ・サヴァール、
エスペリオンXXI、
スコラ・グレゴリエンヌ、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
パドヴァ古楽センターcho
2011年11月23日、世界中の古楽ファンに惜しまれながら亡くなったソプラノ歌手モンセラート・フィゲーラス。夫のジョルディ・サヴァールと共に、その透明感あふれる歌声で20世紀の古楽界を牽引してきた彼女を追悼し、90年代からこれまでに彼女が残した数々の録音を抜粋し、集めたアルバムがアリア・ヴォックスからリリースされます。「TheEmotionVoice」というアルバムのタイトルは90年代に発売されたCDタイトルと全く同じもの。他ならぬサヴァールの意向により、その名が踏襲されています。フィゲーラスの透明感のある柔らかな歌声をSACDの美しい音質で堪能することができるのは何よりの魅力!夫サヴァールとの情感溢れる見事なアンサンブルや、彼が率いるエスペリオンXXIやラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャとのハーモニーも堪能でき、古楽界に一時代を築いた名手の軌跡を感じることができるアルバムに仕上がっています。
かねてよりALIAVOXレーベルは「ヘリテージ・シリーズ」と称してフィゲーラスの名演を含む過去の録音のSACDハイブリッド化を進めておりましたが、今回のアルバムは主にこれらヘリテージ・シリーズから珠玉の演奏を抜粋し、まとめたものとなっています。宗教曲、世俗曲、そしてフィゲーラスの代名詞ともいえるカタルーニャの民俗音楽…フィゲーラスの多彩な魅力が2枚組、35トラックに渡ってぎゅっと凝縮されています。今なお輝き続けるフィゲーラスの歌声に想いを馳せるにふさわしい名盤といえましょう。(Ki)
AVSA-9890
(2SACD)
バッハ:管弦楽組曲(全4曲) ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
第3番:ファビオ・ビオンディ(Vn)
第1番:アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)
 パオロ・グラッツィ(Ob)、
 ジョセップ・ボラ(バソン)
第2番:マルク・アンタイ(Fl)

録音:1990年8月/グランド・サル・ドゥ・ラルセナル(メッツ)
サヴァール率いるコンセール・デ・ナシォン(ここではビオンディがコンサートマスター)によるバッハの管弦楽組曲が、リマスタリングを施されての再登場。 第3番の雄大な冒頭から、弦楽器の美しい音色、そしてペドロ・エステヴァンのティンパニの轟く音色や、通奏低音楽器群のなまめかしい響きにググッと 耳と心を引きつけられます。。通奏低音のチェンバロはアンタイが担当しており、思わず通奏低音に耳が行ってしまうような、独創的で即興的な和声づけは 見事です。独特の「ため」や間の取り方など、旋律楽器はもちろんのこと通奏低音楽器群もバッチリと息が合っております。第2番では名手マルク・アン タイがソロを務めているのも注目。バディヌリで聴かせる装飾と、それを支える弦楽器アンサンブルのなんとも洒脱な伴奏が印象的に響きます。第4番で は最高のメンバーがそろったアンサンブルが惜し気もなく豪華な響きを披露。華やかに鳴り響きます。サヴァールによる不朽の名演奏の嬉しい復活です! (Ki)

AVSA-9891(2SACD)
ジャンヌ・ダルク〜戦闘と牢獄
「幕明け」
1「オルレアンの乙女のバラッド」(器楽曲)
2「私が見て、察した後...」/サヴァール:「呼び声:出発と声」(デュファイに基づく)
3ロンド「新年を迎えたこの日」(デュファイに基づく)
4 1420年5月21日「トロワ条約」
5ファンファーレ「ブルゴーニュ人は言った」(作曲者不明の手稿譜に基づく)(15世紀)
6 1422年10月21日「シャルル6世逝去」
7ロンド「運命の女神よ、汝の残酷さで」(ヨハネス・ヴァンスネに基づく)(1420年頃)
I.「声」(天の声)
8デュファイ:「声:ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス(聖霊よ、来たりたまえ)」
9「私が13歳の頃...」
10 1428年7月「ドンレミはブルゴーニュの軍隊によって荒らされた」
11 1429年1−2月「ヴォークルールへの旅」/音楽:「サルタレロ」(作曲者不
明の手稿譜に基づく)(15世紀)
II.「シノンへの旅と王との出会い」
12サヴァール:「出発」(1429年2月23日)
13「私の愛しい方、ここで何をなさっているの?」
14サヴァール:「出発」
15「オルレアンの乙女」(器楽曲)
16「声」(デュファイに基づく)
17 1429年3月6日「シノンの宮廷にて王との会談」
18ジョスカン・デ・プレ:「王様万歳」
19 1429年3月「ジャンヌは審理される」
20サヴァール:ロンド「ラ・トレムイユ」
21音楽:タンブール
22「ヴェニ・クレアトール・スピリトゥス(創り主なる聖霊よ、来たりたまえ)」(作曲者不明に基づく)(13世紀)
III.「オルレアン解放」
23「イングランド軍への書簡」(1429年)
24 1429年4月29日「オルレアン解放」
25 1429年5月11日「王はロシュ城でオルレアンの乙女に会った」
26サヴァール:「ロム・アルメ」(デュファイの同名ミサ曲のサンクトゥスに基づく)
27 1429年6月18日「パテーの戦い」
28 1429年6月29日「ジアン出発、ランスへの行進を始める」
IV.「シャルル7世即位」
29サヴァール:「オルレアンの乙女のバラッド」(器楽曲)
30 1429年7月17日「戴冠式への道」
31「祈り第3番」/ファンタジア(作曲者不明に基づく)(15世紀)/「アドラムス・
テ(あなたを礼拝します) 」
32サヴァール:「戴冠式のための国王行進曲」
33サヴァール:「テ・デウム」
34サヴァール:「塗油のための国王行進曲」
35サヴァール:「声」(デュファイに基づく)
36-38デュファイ:ミサ「ロム・アルメ」
39サヴァール:「塗油のための国王行進曲」
40サヴァール:「戴冠式終了のためのファンファーレ集」
V.「戦闘と牢獄」
1音楽:ファンファーレとタンブール
2サヴァール「フランス軍とイングランド軍との戦い」
3 1429年9月8日「数回の軍事行動の後」
4ジョスカン・デ・プレ「運命の女神」
5 1430年5月16日「ブルゴーニュ公がコンピエーニュを包囲する」
6作曲者不詳:「鍵、鍵は」(CMM131)
7「翌日、ジャンヌはブルゴーニュ軍に捕えられた」
8「ブルゴーニュ人は言った」(作曲者不明の手稿譜に基づく)(15世紀)
9「オルレアンの乙女のバラッド」(ハープによる即興)
VI.「孤独〜裁判」
10「運命の女神よ、汝の残酷さで」(ヨハネス・ヴァンスネに基づく)(1420年頃)
11 1430年11月21日「ジャンヌは売り渡され...」
12「孤独な祈り」第2番(作曲者不詳の「アドラムス・テ(あなたを礼拝
します)」に基づく)
13 1431年1月9日「ジャンヌの有罪に関する裁判が始まる」
14サヴァール:「出発」
15 1431年3月10日土曜日「牢獄における裁判の最初の審問」
16プランクトゥス「ジャンヌ」(作曲者不明の手稿譜に基づく)(15世紀)
VII.「告訴、異端放棄と判決」
17 1431年3月26日水曜日「通常裁判の開始」
18祈り「運命の女神よ、汝の残酷さで」(ヨハネス・ヴァンスネに基づく)
(1420年頃)
19 5月24日木曜日「ジャンヌの異端放棄宣言」
20音楽:「鐘(異端審問)」/「アドラムス・テ(あなたを礼拝します)」(オルガン)
21サヴァール:「声」(デュファイに基づく)
VIII.「再審と処刑」
22 1431年5月28日「牢獄にて」
23作曲者不詳:祈り「アドラムス・テ・ドミネ(主よ、あなたを礼拝します)」(CMM4)
24サヴァール:「異端審問のファンファーレ」
25 1431年5月30日「ルーアンで(の火刑の途中で、既に窒息死した)
オルレアンの乙女が、(聖女でも魔女でもない証明として)「女性器」を晒された時」
26サヴァール:プランクトゥス「ジャンヌ」(作曲者不明の手稿譜に基づく)(15世紀)
27サヴァール:「国王による戦争終結の合図の音」
「結末」
百年戦争の終結と審理無効
28モテット=シャンソン「汝、フランスの大地よ、喜べ/永遠なれ、王様万歳」(作曲者不詳、パリ、15世紀)
29サヴァール:「出発」(ハープ)
30コルナーゴ:「我らの先祖が罪を犯したために」(CMM2)
31 1456年7月7日「復権の判決(処刑裁判破棄宣告)」
32「声:ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス(聖霊よ、来たりたまえ)」
33サヴァール:「オルレアンの乙女のバラッド」(「ロム・アルメ」に基づく)
34「聖人や聖霊よりも、私はジャンヌをこそ信じる」
35サヴァール:「出発」
ジョルディ・サヴァール(指)、
モンセラート・フィゲーラス(Vo)、
マリア・クリスティーナ・キール(Vo)
ル イ ー ズ ・ モ ー テ ィ( 語 り )、
ルネ・ゾッソ(Vo、ハーディ=ガーディ)、
マヌエル・ヴェーバー(語り)、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
エスペリオンXXI

録音:1993年/2011年
回の新録音は、英仏百年戦争においてフランス独立を体現したジャンヌ・ダルクに捧げたもの。別名、フランス独立闘争の母とも言われるジャンヌに 関して、サヴァールは、かつて、ジャック・リヴェット監督の映画「ジャンヌ・ダルク(原題:オルレアンの乙女ジャンヌ)〜戦闘と牢獄」(1994年公開) の音楽を担当し、サントラ・アルバムを出したことがありましたが、今回のアルバムは、その当時の経験を生かしたもの。 リヴェット監督の映画は、数あるジャンヌものの中でも、綿密な時代考証によってジャンヌが生きた時代状況を忠実に再現したドキュメンタリー風の作品で した。サヴァールは、今回のアルバムでその精神を受け継ぎ、当時の作曲家の作品を中心とするのはもちろんのこと、サヴァールが作曲した作品も、当時 の作曲家の作品をできうる限りベースとしており、また、ジャンヌが書いた書簡の朗読を取り入れるなど、工夫を凝らして、当時を音で描き出しています。 (Ki)

AVSA-9892
(1SACD)
アルメニアの心
チュハジヤン(1837-1898):闘いの歌
作曲者不詳(中世):逃亡の歌
サヤト・ノヴァ(1712-1795):愛の歌 
伝承曲:歌と踊り/チュハジヤン:逃亡の歌
作曲者不詳:田舎の歌(作曲者不詳)
ノヴァ:追放前、王への嘆願歌 
田舎の歌(コミタス(1869-1935)採集の民謡集より)
結婚の歌(コミタス採集の民謡集より)
田舎のロンド:恋人たちの対話(コミタス採集の民謡集より)
グサン・アショト(1907-1989):嘆き
作曲者不詳:自由へのオードとアルメニア人のための嘆願
アイリヴァネツィ(1222-1290):聖木曜日の俗歌「私の心は震える」
エラニヤン(1827-1862):祖国へのオード
愛の歌(伝承歌、D.ガザリヤン採集)
田舎の歌:嘆き(コミタス採集の民謡集より)
ラメント(伝承歌)
田舎の歌(コミタス採集の民謡集より)
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXXI、
ミュジシャン・ザルメニアン

録音:2012年3月29-30日、4月8,9,25日/カルドナ参事会管理聖堂(カタルーニャ)
サヴァール&エスペリオンXXIがおくる好評の歴史譚シリーズ、待望の最新盤!地中海の古代音楽(AVSA 9888)、ジャンヌ=ダルクに焦点を当てた フランス中世音楽集(AVSA 9891)に続き、今回サヴァールが誘ってくれるのは西アジアと東ヨーロッパの交差路に位置する国家、アルメニアです。イ スタンブールを取り上げたアルバム(AVSA 9870)の一部でも収録され好評を博しましたが、アルメニアの音楽だけを取り上げたのは本アルバムが初めて。 アルメニアはオリエント地方の中でも最も古いカトリック国のひとつに数えられる伝統厚き国家ですが、様々な大国に隣接する立地ゆえに多くの争いに巻 き込まれ、幾度も国土荒廃の苦難を経験した国でもあります。しかし、長らく他国の侵略・支配を多く受けたのにも関わらず、あるいはそれゆえか、紀元 前より綿々と続くアルメニア独自の文化精神は今日まで頑なに受け継がれてきました。独自の文字や建築様式を今もなお継承しているアルメニアの人々に とって、音楽もまた祖国の精神を語り継ぐ重要な遺産の一つ。本アルバムには古来より伝わる伝承歌から近年の音楽までが収録されていますが、古い時 代のものを聴いてもどこかハチャトリヤンを思わせるようであり、また新しい作品を聴いてもアルメニアの土の臭いが濃厚に感じられます。アルメニアの人々 と心の音楽の根底に生き続ける「アルメニアの心」に感じ入る1枚に仕上がっています。
愛の歌、戦いの歌、嘆願の歌など、様々な伝承歌を古楽器で演奏している本アルバム。中東音楽の響きにも近い独特の旋律そのものも十分魅力的なの ですが、さらなる聴き所はアルメニアの伝統楽器デュデュクの美しい音色でしょう!オーボエにも似た木管楽器で、荒涼とした大地に遠く響き渡るような哀 愁漂う音色が心を深く穿ちます。ヴァイオリンの原型とも言われる弦楽器カマンチャの音色も絶品。これらの伝統楽器は、2011年にも惜しくもこの世を去っ たモンセラート・フィゲーラスが深く愛した楽器でもあり、サヴァールはこのアルバムを亡き妻との思い出に捧げると語っています。サヴァール率いるエス ペリオンXXIが奏でる西洋の楽器とアルメニアの音色の極上のハーモニーが堪能できるのは本アルバムならでは!歴史譚シリーズに連ねるにふさわしい名 盤です。 (Ki)
ヘリテージ・シリーズ
AVSA-9893
(1SACD)
F.クープラン:ヴィオール曲集(1728)
第1組曲
〔プレリュード、アルマンド・レジェレ、クラント、サラバンド・グラーヴ、ガヴォット、ジーグ、パッサカイユまたはシャコンヌ〕
第2組曲
〔プレリュード、フゲット、ポンプ・フネーブル(葬儀)、ラ・シュミーズ・ブランシュ(白いシャツ)〕
ジョルディ・サヴァール(7弦のバス・ド・ヴィオール(17世紀末、フランス、作者不詳))
アリアーヌ・モレット(バス・ド・ヴィオール(1697年、ロンドン、Barak Norman))
トン・コープマン(クラヴサン(17世紀末、ジルベール・デ・リュイソー))

録音:1975 年/サン・ランベール・デ・ボワ(フランス)
975年、遡ること約40年前のサヴァールのアストレ・デビュー盤(ES 9930/現在廃盤)。演奏内容の素晴しさ、そして長岡鉄男氏も絶賛した「油っ こい録音」の高音質レーベル、アストレによるレコーディングという、伝説的名盤が復活です!
この「ヴィオール曲集」(1728)は、クープラン晩年の作品。その創作力、才能が絶頂にあった頃のものです。1728年は、クープランの宮廷の中でも 最高のヴィオール奏者といわれたフォルクレと並ぶマラン・マレが逝去した年でもありました。晩年になってもバス・ド・ヴィオールに取組んだことも興味 深いですが、クープランは、当時すでに消えかかっていた伝統に敬意を表したとも考えられるでしょう。第1組曲は7曲から成り、フランスのスタイルで 書かれた懐古的な性格を持ちます。ガヴォット楽章の和音など、思わずぞくっとするほどの美しさ。終曲の壮麗なパッサカイユ(またはシャコンヌ)も見事 としか言いようがありません。第2組曲は4曲から成り、こちらはどちらかというとイタリア的。第3曲の「葬儀」は静謐な緊張感に満ちた傑作。終曲の「白 いシャツ」は無窮動の曲で、超絶技巧が要求されます。サヴァール、そしてコープマンとモレットの見事な演奏、注目です!
1942年生まれですので当時30代前半。1944年生まれのトン・コープマンまた、同世代のアリアーネ・モレット(バーゼル音楽院出身。現在もパリ でヴィオラ・ダ・ガンバの指導にあたっている)とともに、緊張感に満ちた素晴しい演奏です。古楽ファンのみならず、是非お手にとって頂きたい名盤です。 (Ki)
AVSA-9894
(1SACD)
平和のために
■第1部
バンショワ:「ダ・パーチェム」
「シビュラの託宣」/タクシーム
コーラン/「両者の干渉で」
「ヘブライの祈り」
「南風は穏やかにそよ吹く」(ラス・ウエルガス写本より)
プランクトゥス「パックス・イン・ノミニ・ドミニ」(器楽曲)
■第2部
ジョスカン・デプレ:「ダ・パーチェム」(4声のためと6声のための)
「おお、世界の母」
作曲者不詳:「世界の母」
パラボスコ:「ダ・パーチェム」
タイ:「ラウデス・デオ」(5声のための、器楽曲)
作曲者不詳(セファルディム):ロマンセ「5月にバラが咲くと」
ゲレーロ:「オ・ドミネ・イェズ・クリステ」
■第3部
ラッスス:「ダ・パーチェム」
「カラヴァッジョの悲嘆」第2番(「カラヴァッジョの涙」より)
「嘆き」第4番(「カラヴァッジョの涙」より)
パーセル:「イン・ノミネ」(7部)
「アヴェ・マリア・シノワーズ」
ペルト:「ダ・パーチェム・ドミネ」
「ダ・パーチェム」
ドゥドゥク(短調の二重奏)
ジョルディ・サヴァール(指)
モンセラート・フィゲーラス(VO)
エスペリオンXXI、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ

DSD MULTI/STEREO
回リリースされるアルバムの内容は、毎年末の一連のブック・タイプのCDとは一線を画し、むしろ、CD付ブックと言った方が適切かもしれないと思 わせるほど、音楽と文章の価値が等価です。 収録された音楽は、サヴァールの既録音から集められた平和にまつわるもの。文章は、1000ページ余りにわたり、哲学者エドガール・モラン、社会学者ファ ティマ・メルニーシー、神学者ライモン・パニッカルという、既存の研究領域を越境する活躍で知られる3人によるものです。 まず、文章を書いた3人について。エドガール・モランは、1921年パリ生まれ。セファルディム出自のフランス人哲学者・社会学者。超領域性という概 念で捉えられる、興味対象の広範さと学術従来の境界を取り払った思索で知られています。また、共同監督を務めた「ある夏の記録」(1961)や、脚本 を共同執筆した「真実の時間」(1965)により、ヌーヴェルヴァーグの映画監督としても有名です。その思索遍歴は、共産主義、社会人類学、アルジェ リア戦争への抗議活動、大衆文化の社会学、五月革命についての一連の執筆とソヴィエト共産主義についての分析と広範囲にわたります。 ファティマ・メルニーシーは、1940年モロッコ生まれ。「文明の衝突」論を超えて、イスラームと西欧を架橋する共通の価値を大胆に追求する社会学者として、 また、「ハーレムの少女ファティマ」を書いたフェミニストの作家として、世界的に知られています。 2010年に亡くなったライモン・パニッカルは、1918年スペインで、イギリス育ちでバルセロナに定住した、ヒンズー教徒インド人の父とスペイン生まれ のカトリックの母との間に生まれました。その出自の文化的重層性は、スペインでカトリックとして育った彼が、後に、宗教間対話の主唱者として、また、 比較宗教学の専門家として世界的な権威となる契機となりました。 また、表紙は、この2月に亡くなったスペイン現代美術を代表する巨匠、アントニ・タピスが、その死の直前に制作したもの。 これらの文章に、バンショワからペルトまで、5世紀にわたる、23曲を既録音から抜粋した音楽を加えた、このアルバムは、本質的に、音楽の力で平和 を希求するサヴァールの、世界への奉仕と言うべき仕上がりとなっています。 (Ki)












AVSA-9895
(6SACD)
「エラスムス〜痴愚神礼讃」
Disc 1>
エラスムス著「痴愚神礼讃」
1作曲者不詳:「フォリア」(ハープ)(部分)
2語り(1):節番号1「痴愚神が姿を現しただけで、聴衆の心配ごとは消え去る。/この世のなかの人たちは、私のことをいろいろと取りざたいたしますし、・・・」
3アンリ・ル・バイイ:「ラ・フォリア:私は夢中だ」
4語り(2):節番号3「痴愚神が自らをいかに讃えるかについて/さて、私は、人間たちの恩知らず、というよりもむしろ、その無頓着さにびっくりしているのです!」/(音楽)ディエゴ・オルティス:「パッサメッソ・アンティコ」
5語り(3):節番号7「痴愚神の血統/さて、これで私の名前はおわかりですね。」
6ディエゴ・オルティス:「ラ・フォリア」に基づくレセルカーダ第4番
---------
7語り(4):節番号8「痴愚神の生地と幼年期/今日では、身分の貴さは、・・・」/(音楽)フォリアス・デ・ラ・コスタ(ハープ)
8語り(5):節番号9「痴愚神の仲間やお供/眉をひそめているのは、「自惚れ」です。目に笑みを・・・」/(音楽)フォリアス・デ・ラ・コスタ(続)
9ルッフォ:バスとソプラノのガンバ(1564)
10語り(6):節番号10「痴愚神は、自らが、女神の列に連なる者であることを主張する/これで私の素性も、どんな育てられかたをしたかも、・・・」/(音楽)アロンソ・ムダーラ:「ロマネスカ」(ギター)
11作曲者不詳:フォリア「ロドリーゴ・マルティネス」(「王宮の歌曲集」第12番のビリャンシーコより)(即興)
---------
12語り(7):節番号11「痴愚神が、いかに人類を殖やしているかについて/まず第一に、生命そのものにもまして、・・・」/(音楽)作曲者不詳:フォリア「ロドリーゴ・マルティネス」(「王宮の歌曲集」第12番のビリャンシーコより)(続)
13語り(8):節番号12「痴愚神が、いかに人生のあらゆる良いことの源であるかについて/それはともかく、生命の種や源は私のおかげなのだというだけでは、・・・」
/(音楽)作曲者不詳:フォリア「ロドリーゴ・マルティネス」(「王宮の歌曲集」第12番のビリャンシーコより)(続)
14フアン・デル・エンシーナ:「この羊皮でつくれるかしら」(「王宮の歌曲集」第179番)
15語り(9):節番号13「幼年期と痴愚神との、また、第2の幼年期たる老年期と痴愚神との関連について/まず第一に、人生の初めのころこそ、・・・」/(音楽)「牝牛」(ハープ即興)
16作曲者不詳:「牝牛」によるディフェレンシアス(「メディナセーリ公爵家の歌曲集」より)(即興)
---------
17語り(10):節番号14「痴愚神がいかに青春をひきとめ、老衰を退却せしめるかについて/哲学だとかむずかしくて厄介な事業だとかの・・・」/(音楽)作曲者不詳:「フォリアス・アンティガス」(「王宮の歌曲集」第121番)
18語り(11):節番号16「地上における痴愚神の優位について/もし私が手を添えてあげなかったら、・・・」/(音楽)トバイアス・ヒューム:「聴け聴け」(ヴィオラ・ダ・
ガンバ)
19クレメント・ウッドコック:「我が愛しのブラウニング」
20語り(12):節番号19「友情に痴愚神は必要である/けれどもなかには、こういう快楽を軽蔑して、・・・」/(音楽)作曲者不詳:シャンソン「生涯、私を虜にする麗しき人」
(トワノ・アルボー著「オルケソグラフィー(舞踏記譜法)」より)(ハープ即興)
21語り(13):節番号20「痴愚神の協力なくして結婚生活が長続きすることはない/私が友情についてお話したことは、・・・」/(音楽)作曲者不詳:シャンソン「生涯、私を虜にする麗しき人」(トワノ・アルボー著「オルケソグラフィー(舞踏記譜法)」より)(続)
22フアン・デル・エンシーナ:「カッコウ、カッコウ、カッコウコウ!」(「王宮の歌曲集」第94番)
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23語り(14):節番号21「痴愚神は人間社会の恵みである/要するにこの私がいなかったら、・・・」/(音楽)作曲者不詳:「王のパドゥアーナ」(「ヴェネツィア手稿譜」より)
24マテオ・フレーチャ:「全ての良き戦士たちは」(「戦争」)
25語り(15):節番号23「痴愚神は戦争を吹き込む/さてそれでは、どんなはなばなしい行為も、・・・」/(音楽)ジャヌカン/スザート:パヴァーナ「ラ・バタッリャ」
26語り(16):節番号25「生活環境の全てにおいて、分別は劣っていることについて/こういうご連中が、日常生活のあらゆる行為で・・・」/(音楽)「見よ」(即興)
27語り(17):節番号28「痴愚神は技芸の母である/さて今度は、さまざまな技芸の御話をしましょう。」/(音楽)作曲者不詳:「我がキャリー夫人のダンプ」(「イギリスの伝統的舞曲」)(ハープ)
28作曲者不詳:「サルタレッロ」(「ヴェネツィア手稿譜」より)
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29語り(18):節番号29「完全な知恵に至るには痴愚神の力が必要だと主張する/人間たちの勇気や勤労の成果も、・・・」/(音楽)作曲者不詳:「牝牛」(ハープ即興)
30語り(19):節番号30「知恵への案内役としての痴愚神について/ひとりの賢人が天から降ってきて、・・・」/(音楽)カベソン:「グローサ(変奏)付パヴァーヌ」(1557)
31語り(20):節番号32「痴愚神と無知の関係性について/さて、不死の神々よ、・・・」/(音楽)作曲者不詳(エリザベス朝時代):「無法な女」
32作曲者不詳(15世紀):「ラ・スパーニャ」
33語り(21):節番号55「王侯の愚行/それにひきかえ、私は、よほど以前から、・・・」/(音楽)作曲者不詳:ロマネスカ「牝牛」
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34語り(22):節番号57-59「至高の教皇、枢機卿、司教の愚行/王公の好敵手としては、・・・」/(音楽)作曲者不詳:「こんなにも長い夜な夜な」(「カラブリア公爵家の歌曲集(ウプサラの歌曲集)」第26番)(器楽曲)
35語り(23):節番号66「キリスト教と痴愚神の関係性/際限もなくおしゃべりするのはやめにして、・・・」/(音楽)コルナーゴ:「我らの先祖は罪を犯した」(「モンテカッシーノ修道院の歌曲集」第2番)
36語り(24):節番号67「痴愚神は至上の善です。/敬虔な人々の期待している最高の報賞は、・・・」/(音楽)作曲者不詳:「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(「王宮の歌曲集」第434番)(器楽曲)
37カベソン:「牝牛」によるディフェレンシアス
38語り(25):節番号68「読者への辞去/おやまあ、私としたことが!」/(音楽)作曲者不詳:「ポルトガルのフォリア」(ハープ)
39フアン・デル・エンシーナ:ビリャンシーコ(牧歌6)「さあ、食べ飲もう」(「王宮の歌曲集」第174番)
<Disc 2>
「エラスムス〜偉大なるユマニスト(人文主義者)の生涯と時代」
著作の時代

[1458年:コンスタンティノープルがオスマン帝国の首都となる。/征服王メフ
メト2世がアテネを占領する。/1459年:ベオグラードを除き、セルビア全土を獲 得 する。]
1作曲者不詳(15世紀):マカーム「ムハッイェル・ペスレフ」(オスマン軍隊
行進曲)
2語り1:エラスムスの手紙「トルコに抗しての戦争は」/(音楽)タクシーム(サントゥール即興)
I
[1469年:デジデリウス・エラスムス、神父と医者の娘との非摘出の息子として、
ロッテルダムに生まれる。]
3ジョスカン・デプレ:サルタレッロ「ビスカヤ(バスク)の娘」(器楽曲)
[1469年:フィレンツェにおいてロレンツォ・メディチが権力を得る。]
4作曲者不詳:「陽気な都、フィレンツェへ」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第6番)
5語り2:格言145「運命は勇敢な者に微笑む」(「古典名句集」より)/(音楽)
ジョスカン・デプレ:「運命の女神」
[1488年:スタイン(オランダ、リンブルフ州)において、エラスムスは、聖アウグスチノ修道参事会に入る。]
6デュファイ:「慈悲深き創造主よ、聴き給え」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第40番)
[1489年:バヤズィト2世の兄弟であり競争者のジェム王子、バチカンの人質となる。]
7作曲者不詳(オスマン帝国):タクシームと舞踏曲
[1492年:スペインから/1497年:ポルトガルから/1498年:フィレンツェからユダヤ人排除]
8語り3:ロッテルダムのエラスムスとユダヤ人/(音楽)作曲者不詳(セファル
ディ):メロディー「天の星々」
9作曲者不詳(セファルディ):ロマンセ「洗ってため息をついた」
II
[1493年:ドイツにおける、アウグスブルクのマクシミリアン1世の統治開始。]
10オケゲム:「不幸が私を襲い」(オデカトン第63番)
[1495-99年:パリにて時を過ごす、ギリシャ語を学び、数多くの人文主義者と出会う]
11セルミジ:「わが魂を祝福したまえ」(詩篇集第103番第1-3節)
[1496年:オケゲムの死]
12語り4:「比類なき音楽家、ヨハネス・オケゲムの墓碑銘」/(音楽)ヨハネス・ヴァンスネ:「運命の女神よ、汝の残酷によって」
13ジョスカン・デプレ:「ヨハネス・オケゲムの死を悼む挽歌」
[1496年:フェリペ1世美公と狂女王フアナの結婚]
14アントワーヌ [ブリュイエ]:「汝がもたらせる」(器楽曲)(オデカトン第94番)
15語り5:「フェリペ1世美公(-1504年)への称賛」/(音楽)「さらば、愛しき人たちよ」(ハープ即興)
[1499年:イギリスにて時を過ごす、トマス・モアと出会う]
16作曲者不詳:パッサメッゾ「ああ、マダム」(ヘンリー8世手稿譜第10番)
17語り6:格言3415「愛は人を音楽家にする」(「古典名句集」より)/(音楽)
ヒゼヘム:「すべての幸せに満ちて」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第85番)
III
[1500年:ハプスブルク家のカール、後のカール5世、誕生]
18ジョスカン・デプレ:フロットラ「主よ、私はあなたの慈悲に期待した」(王宮の歌曲集第84番)[1503年:]
19語り7:「キリスト教兵士必携」より「古典の重要性」/(音楽)ダミアヌス:「め
でたし海の星」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第76番)(ハープ)
[1505年:イギリスへの2度目の旅、その間に、「痴愚神礼讃」を著し、著書「ユートピア」を執筆中のトマス・モアに献ずる/ヘンリー8世、イングランド王として戴冠]
20作曲者不詳:パズル・カノン第2番(ヘンリー8世手稿譜)
21ジョスカン・デプレ:「スカラメッラが戦争に行く」
[1508年:カンブレー同盟〜ルイ12世、皇帝マクシミリアン1世、アラゴン王フェルナンド2世がヴェネツィアに敵対して]
22語り8:格言3001「戦争は戦争を知らぬ者には楽し」(「古典名句集」より)
/(音楽)作曲者不詳:ファンファーレとタンブール/「王の御旗は」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第106番)
23フランシスコ・デ・ラ・トーレ:「ダンサ・アルタ」(器楽曲)(王宮の歌曲集第321番)
[1506-09年:イタリアにて時を過ごす、トリノ大学から神学博士号を得る][1511年:]
24語り9:エラスムスから親友トマス・モアへ、「痴愚神礼讃」の出版について25作曲者不詳:「故郷で再び、市が立った」(マーガレット・ボード・リュート・ブック)
<Disc 3>
「エラスムス〜偉大なるユマニスト(人文主義者)の生涯と時代」
対立の時代
IV
[1513年:マキャベリ「君主論」を出版]
1作曲者不詳:「王のパドゥアーナ」(「ヴェネツィア手稿譜」より)
2語り10:マキャベリ著「君主論」/(音楽)ジェズアルド:「ヴェノーザ公のガリャルダ」
[1516年:ブルゴーニュ公爵カール、後の皇帝カール5世の特別顧問官となる]
3ジョスカン・デプレ:「ラ・スパーニャ」(5声)
4語り11:エラスムス著「キリスト教君主教育論」(1516)/(音楽)カベソン:讃歌第
16番(器楽曲)
[1516-20年:シリア、パレスティナ、エジプトにオスマン帝国侵攻(マムルーク朝滅亡 )]
5タクシームとマカーム「ラースト・ムラッサ」(カンテミルオウル写本第214番)
[1516年:トマス・モア「ユートピア」を出版]
6語り12:トマス・モア著「ユートピア」より「正義と社会的繁栄について」/(音楽)ジョン・ロイド:パズル・カノン第1番
[1517-21年:エラスムス、ルーヴァン(ルーヴェン)に居住、この地で、コレージュ・デ・トロワ・ラングの共同設立者となる]
7作曲者不詳:「アドラムス・テ・ドミネ」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第4番)
V
[1517年:]
8語り13:エラスムス著「平和への訴え」/(音楽)ジョスカン・デプレ/ルイス・ナル
バエス:「千々の悲しみ」(ヴィオール)
9作曲者不詳/ロペ・デ・ベガ:ロマンセ「もはや撤退の時です。」
[1517年:ルター、「95ヶ条の論題」をヴィッテンベルク城教会の戸に掲示する]
[1519年:]
10語り14:ルターからエラスムスへの手紙(1519年3月28日)/(音楽)作曲者不詳:
詩篇「日の出ずるより」(オルガン)
11イザーク:「ベネディクトゥス」(3声)
[1519年:]
12語り15:エラスムスからルターへの手紙(1519年5月30日)/(音楽)作曲者不詳:
「イン・ノミネ」(5声)
13ユスタシュ・デュ・コーロワ:ファンタジー第25番(4声)
[1521/29年:バーゼルにて時を過ごす、彼の作品の大半を出版する]
[1524年4月15日:]
14語り16:ルターからエラスムスへの手紙(1524年4月15日)/(音楽)ハンス・レオ・ハスラー:詩篇「キリストは甦り給えり」(オルガン)
VI
[1524年:エラスムス、著書「自由意志論」にて、ルターを非難する]
15語り17:エラスムスからルターへ「自由意志論」(1524)/(音楽)クリストファー・タイ:「イン・ノミネ」(5声)(全てから自由に)
[1525年:パヴィアの戦い/エラスムス、パリ再訪]
16作曲者不詳:パヴァーヌ「戦争」(ジャック・モデルヌ刊「愉びの音楽」(1540年頃、
リヨ ン ))
[1526年:]
17語り18:エラスムスからフランス王フランソワ1世への手紙(1526年6月16日)/( 音楽)パヴァーヌ第14番(ジャック・モデルヌ刊「愉びの音楽」(1540年頃、リヨン))
[1529年:オスマン帝国、第一次ウィーン包囲で敗北する]
18ガゼル(オスマン帝国の古典音楽歌曲)[詩:フズーリー(本名:ムハンマド・ビン・スレイマン)]
[1525/30年:バーゼルは全市をあげて、宗教改革を指示する/エラスムス、フライブ
ルク・イム・ブライスガウに居住する]
19ジョスカン・デプレ:「汝、貧しき者の逃げ場よ」
20語り19:ルターからエラスムスへ「奴隷意志論」/(音楽)詩篇「キリストは死の縄目につかれたり」(1533年、マルティン・ルターによって出版)
21イザーク:「キリストは甦り給えり」(6声)
VII
[1535年:バーゼルに戻る/教皇は彼に枢機卿職を勧めるが、彼は辞退する]
22語り20:格言2100「言葉は病める魂の救済者である」(「古典名句集」より)/( 音
楽)ダウランド:「今こそ別れねば」
[1535年:ヘンリー8世、ローマ・カトリック教会に反抗し、トマス・モアの処刑を命令する]
23クリストファー・タイ:「イン・ノミネ」(5声)(我が死)
[1536年7月12日:エラスムス、バーゼルにて逝去]
24モラレス:「ピエ・イェズ・ドミネ」(レクイエムより)
25語り21:「エラスムスの死」(シュテファン・ツヴァイク著「エラスムスの勝利と悲劇」(1934年刊)より)
26ベネディクトゥス・アッペンツェラー:「ミューズたちの嘆き」(エラスムスの死へ
のプランクトゥス(ラメント))
27語り22:「エラスムスの精神的遺産」(シュテファン・ツヴァイク著「エラスムスの
勝利と悲劇」(1934年刊)より)/(音楽)G.M.トラバーチ:「ドゥレッツェとリガトゥー
ラ集」(器楽曲)
<Disc 4>
「数多くのフォリア」
1作曲者不詳:「フォリア」(ハープ)(部分)
2アンリ・ル・バイイ:「ラ・フォリア:私は夢中だ」
3 ディエゴ・オルティス:「パッサメッソ・アンティコ」
4ディエゴ・オルティス:「ラ・フォリア」に基づくレセルカーダ第4番
5フォリアス・デ・ラ・コスタ(ハープ)
6ルッフォ:バスとソプラノのガンバ(1564)
7アロンソ・ムダーラ:「ロマネスカ」(ギター)
8作曲者不詳:フォリア「ロドリーゴ・マルティネス」(「王宮の歌曲集」第12番のビリャンシーコより)(即興)
9フアン・デル・エンシーナ:「この羊皮でつくれるかしら」(「王宮の歌曲集」第179番)
10「牝牛」(ハープ即興)
11作曲者不詳:「牝牛」によるディフェレンシアス(「メディナセーリ公爵家の歌曲集」
より)(即興)
12作曲者不詳:「フォリアス・アンティガス」(「王宮の歌曲集」第121番)
13トバイアス・ヒューム:「聴け聴け」(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
14クレメント・ウッドコック:「我が愛しのブラウニング」
15作曲者不詳:シャンソン「生涯、私を虜にする麗しき人」(トワノ・アルボー著「オルケソグラフィー(舞踏記譜法)」より)(ハープ即興)
16フアン・デル・エンシーナ:「カッコウ、カッコウ、カッコウコウ!」(「王宮の歌曲集」第94番)
17ジャヌカン/スザート:パヴァーナ「ラ・バタッリャ」
18マテオ・フレーチャ:「全ての良き戦士たちは」(「戦争」)
19ファンタジア「見よ」(2声)(即興)
20作曲者不詳:「我がキャリー夫人のダンプ」(「イギリスの伝統的舞曲」)(ハープ)
21作曲者不詳:「サルタレッロ」(「ヴェネツィア手稿譜」より)
22作曲者不詳:「牝牛」(ハープ即興)
23カベソン:「フォリア(グローサ(変奏)付パヴァーヌ)」
24作曲者不詳(エリザベス朝時代):「無法な女」
25作曲者不詳(15世紀):「ラ・スパーニャ」
26作曲者不詳:ロマネスカのディフェレンシアス
27作曲者不詳:「こんなにも長い夜な夜な」(「カラブリア公爵家の歌曲集(ウプサラ
の歌曲集)」第26番)(器楽曲)
28コルナーゴ:「我らの先祖は罪を犯した」(「モンテカッシーノ修道院の歌曲集」第2番)
29作曲者不詳:「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(「王宮の歌曲集」第434番)
(器楽曲)
30カベソン:「牝牛」によるディフェレンシアス
31作曲者不詳:「ポルトガルのフォリア」(ハープ)
32フアン・デル・エンシーナ:ビリャンシーコ(牧歌6)「さあ、食べ飲もう」(「王宮の歌曲集」第174番)
<Disc 5>
「人文主義時代の音楽1」
1作曲者不詳(15世紀):マカーム「ムハ ッイェル・ペスレフ」(オスマン軍隊行進曲)
2ジョスカン・デプレ:サルタレッロ「ビスカヤ(バスク)の娘」(器楽曲)
3作曲者不詳:「陽気な都、フィレンツェへ」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第6番)
4ジョスカン・デプレ:「運命の女神」
5デュファイ:「慈悲深き創造主よ、聴き給え」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第40番)
6作曲者不詳(オスマン帝国):タクシームと舞踏曲
7作曲者不詳(セファルディ):メロディー「天の星々」
8作曲者不詳(セファルディ):ロマンセ「洗ってため息をついた」
9オケゲム:「不幸が私を襲い」(オデカトン第63番)
10セルミジ:「わが魂を祝福したまえ」(詩篇集第103番第1-3節)
11ヨハネス・ヴァンスネ:「運命の女神よ、汝の残酷によって」
12ジョスカン・デプレ:「ヨハネス・オケゲムの死を悼む挽歌」
13アントワーヌ [ブリュイエ]:「汝がもたらせる」(器楽曲)(オデカトン第94番)
14「さらば、愛しき人たちよ」(ハープ即興)
15作曲者不詳:パッサメッゾ「ああ、マダム」(ヘンリー8世手稿譜第10番)
16ヒゼヘム:「すべての幸せに満ちて」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第85番)
17ジョスカン・デプレ:フロットラ「主よ、私はあなたの慈悲に期待した」(王宮の歌曲集第84番)
18ダミアヌス:「めでたし海の星」(モンテカッシーノ修道院の歌曲集第76番)(ハープ)
19作曲者不詳:パズル・カノン第2番(ヘンリー8世手稿譜)
20ジョスカン・デプレ:「スカラメッラが戦争に行く」
21フランシスコ・デ・ラ・トーレ:「ダンサ・アルタ」(器楽曲)(王宮の歌曲集第321番)
22作曲者不詳:「故郷で再び、市が立った」(マーガレット・ボード・リュート・ブック)











ジョルディ・サヴァール(指、Gamb)、
ルイーズ・モーティ(語り:痴愚神)、
マルク・モヨン(語り:エラスムス)、
ルネ・ゾッソ(語り:ルター、モア、マキャベリ、ツヴァイク)、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
エスペリオンXXI、
エスペリオンXX、他
今回のブックCDは、「ヒューマニストの王者」、エラスムス(1466-1536)の著作「痴愚神礼讃」と彼の生涯にスポットをあてたもの。豊富な図版が 入った620ページの本と6枚のハイブリッドSACDで構成されています。 多くの重要な著作をものしたエラスムスは、教会の不正に対し批判的であったため、改革者と呼ばれていましたが、反面、ルターなどとは一線を画し、教 皇の権威を認め続けていました。そのため、彼の取った中庸を重んずるアプローチは、当時のカトリック、プロテスタント両陣営を失望させ、怒らせさえ したのですが、現在においては、宗教改革という時代背景に抗して生きた、彼の中庸を重んじた生涯は、良識と寛容のモデルとして再評価され始めています。 演奏はいつもながら素晴らしいもので、CD1は「痴愚神礼讃」から抜粋した朗読、既録音の2つのアルバム「ラ・フォリア(1490−1701)」と「その他のフォ リア(1500−1750)」から抜粋した曲、及び新録音の曲で構成。CD2とCD3は同時代の音楽(既録音、及び新録音)と同時代のエラスムスに関わる様々 な文章の朗読で構成されています。CD4からCD6は、CD1からCD3の朗読を取り除き、それぞれの曲の全曲録音を、CD毎、ほぼ同じ順番で収録し たものです。 AVSA9874「ボルジア(ボルハ)一族〜ルネサンス期の教会と権力」やAVSA98569「東洋への道/フランシスコ・ザビエル(1506−1553)」と一 部重なる時期や内容もあり、多角的な聴き方や読み方ができるようになっています。 (Ki)
AVDVD-9896
(2DVD[PAL]+
2SACDHybrid+
200pbooklet)
【1DVD&2SACD】
バッハ:ロ短調ミサBWV232

【1DVD】
ドキュメンタリー:「ジョルディ・サヴァール・フォンフロワ」〜ロ短調ミサのリハーサル風景(仏語のみ)
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
コンセール・デ・ナシオン
セリーナ・シェーン(S)
イェツァベル・アリアス・フェルナンデス(S)
パスカル・ベルタン(A)櫻田亮(T)
ステファン・マクラウド(B)

録音:2011年7月19日(ライヴ)フォンフロワ修道院
1145年に建てられたフランス南西部にあるフォンフロワ修道院で毎年行われている古楽音楽祭フォンフロワ・フェスティヴァル。ジョルディ・サヴァールが企画したコンサートが催されています。このディスクは、第6回音楽祭が行われた2011年7月19日の演奏で、J.S.バッハの集大成であり最高傑作の「ロ短調ミサ」。商品形態は、演奏会の模様が収録されたDVD(5.1ch)とサヴァールが楽曲を構築していく様子を見ることのできるリハーサルDVD(両方共PAL方式)、演奏会の音源をマルチチャンネルで収録したSACDHybrid盤、そして写真や画像がふんだんに盛り込まれた200ページのブックレットという大変豪華な仕様となっています。演奏はアンサンブルの美しさ、質の高い合唱、躍動的な通奏低音、フォンフロワ修道院の豊かな残響が心地よく、サヴァール渾身の「ロ短調」となっています。ジョルディ・サヴァールはここで新しい試みに挑戦しています。プロテスタントであったバッハが汎宗教的精神でカトリック様式に従ってラテン語のミサを書き、普遍的な音楽性で今なお人々を魅了する偉大な作品の歴史的変遷を解明しようとしています。伝統と歴史的背景に考慮して、演奏に必要な手法の分析と解釈をし、スコアに基づき声楽と楽器のラインアップを決定しています。まず、27人の世界各地の若手実力派の音楽家を演奏メンバーに迎え、重唱や合唱に参加するだけではなく、彼らはソロ・アリアも担当しています。また、バッハの美学に基づいて、ピリオド楽器のアンサンブルは12の管楽器、13の弦楽器と通奏低音の形式をとっています。 (Ki)

AVSA-9897
(4SACD)
600ページBOOK付
ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ設立 25周年ボックス
[CD1] カラブリア侯爵の歌曲集【旧品番:ES 9960】
〜バレンシア・アラゴン王国フェルディナンド公宮廷で奏された歌曲集より17曲を編纂〜
[CD2] エンサラーダ集 【旧品番:ES 9961】
老マテオ・フレーチャ:「ラ・フスタ(一騎打ち)」、「エル・フエゴ(火事)」、「ラ・ボンバ(ポンプ)」(抜粋)
アラウホ:「モラレスのバターリャ(戦い)」
エレディア:エンサラーダ
[CD3] 16世紀のビリャンシーコとエンサラーダ集 【旧品番:ES 9951】
パレハ:「世界と音楽とすべての調和(無限カノン)」
作者不詳:「もしあなたが目覚めるなら」
「おお輝ける月よ」
ミラン:パヴァーヌとガイヤルド
カルセレス:「私はひとりきりで、処女です」
作者不詳(ナルバエス編):「何で顔を洗いましょう」
作者不詳:「古い舞曲」
カルセレス:「ファラララソレラ」
作者不詳:「誰も眠ってはならぬ」ミラン:ファンタジア第8番
カルセレス:「ラ・トルーリャ(騒ぎ)」
[CD4] ホアン・セレロールス(1618〜76):死者のためのミサ曲,戦時のミサ曲 【旧品番:ES 9924】
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ
モンセラート・フィゲーラス(S)
[CD2][CD3]エスペリオンXX

録音:[CD1]1995年9月、
[CD3]1990年1月、
[CD4]1987年11月、すべてカルドナ(スペイン)
[CD2]1987年、ベルリン
サヴァールが1987に設立した合唱団体「ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ」が2012年に25周年を迎えたことを記念し、ALIA VOXレー ベルからスペシャルBOXセットがリリースされる運びとなりました!好評を博した「J.S.バッハのロ短調ミサ(AVDVD 9896)」や、サヴァールの「歴史 譚シリーズ」で今なお素晴らしい合唱を聞かせている当団ですが、今回のBOXは設立された1887年から1995年、いわゆるアストレ時代の録音の中 から珠玉のアルバムを再録した内容となっております。いずれもリリース当時は大きな反響を呼んだ演奏でありながら、現在では廃盤となってしまっていた もの。全てSACDHybridリマスタリングが施されており、古楽器と合唱が織りなす絶美のハーモニーを高音質で堪能出来るのも嬉しい限りです。アニバー サリー記念盤ということで、お買い得価格でのリリースになります!
ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャといえば、モンセラート・フィゲーラス女史のソプラノの歌声も大きな魅力のひとつ。2011年に惜しむらく もこの世を去ってしまったフィゲーラスですが、今回のBOXに収録された歌曲の数々では、彼女の全盛期の瑞々しい歌声が余すところなく収録されていま す。器楽伴奏を担当するのは、もちろんエスペリオンXX。古楽器ならではの柔らかなハーモニーは絶品です。
600ページ以上にわたるブックレットには、今回収録されている楽曲についての解説はもちろん、歌詞も載せられているほか、サヴァール自身によるコ メントも寄せられています。最近彼らの演奏を聴き始めたばかりという方、長きにわたり当団を愛し続けるファンの方、いずれの方々のお手元に是非とも 置いておいて頂きたいスペシャルBOXです。 【ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ】 サヴァールがフィゲーラスと共に設立した数々の古楽器団体で、器楽団「エスペリオンXX」に次いで設立されたのが、合唱団体「ラ・カペッラ・レイアル・ デ・カタルーニャ」。1987年の創立時は「カペッラ・レイアル」という名でしたが、その後幾度か改名を行い、1990年に現在の名称に落ち着きました。 17世紀以前の古き合唱の研究・伝播のために結成され、中世からバロック時代を中心とした多くの作品を発信してきました。カタルーニャ地方、地中海 地方、その他ヨーロッパ地域の古き民謡の蘇演にも積極的で、古楽界の中でも異彩を放つレパートリーは大きな魅力。吟遊詩人たちがそのまま現代に現 れたような、活き活きとした歌いぶりも魅力の一つで、サヴァールの指導厚き抜群の合唱力でも高い評価を得ている名門です。近年はALIA VOXレーベ ルからリリースが続くサヴァールの「歴史譚シリーズ」の中核を担うほか、各国のフェスティヴァルでも燦然たる活躍を見せる当団。今後も更なる活動を 予定しており、まだまだ目が離せません! (Ki)

AVSA-9898
(1SACD)
バルカン・スピリット
セルビア南地方の舞曲: Borin Cocek
ルーマニアの哀歌& 民俗舞曲:Doina, hora
ギリシャ、ミティリーニ島の伝承歌:「木」&タブーリ・ジェミル・ベイ:歌曲「チェチェンの少女」
ブルガリア北西地方のお祭りの舞曲:チコヴァータChichovata
オスマン・トルコのマカーム(伝統音楽):「Der mak?m-? Huseyn? Sak?l-i A?a R???」(作曲者不詳)〜ディミトリエ・カンテミール編纂「文字による音楽の知識の書」より
アレクサンダー・サリイェフスキ:「ソバの実、 ソバの実 Zajdi, Zajdi 」(マケドニアの伝承歌を元に作られた歌曲)
ブルガリア北東地方の舞曲:スボレンカSborenka
ハンガリーの伝承歌:「君のために酷く泣いてしまったAzt hittem hogy minden konnyem」
結婚を祝うクルド族の伝承歌:「白鳩Kovn」
旧約聖書、アブラハムを題材にしたセファルディム(ユダヤ人)のロマンス:
 「ニムロド王の時代Cuando el Rey Nimrod」
クレタ島の舞曲:スースタSousta
トラキア地方の舞曲:Galabovska Ruchenitsa
ピリン(ブルガリア南西地方)の伝承歌曲:「Bilijana」
ルーマニア/ セルヴィアの舞曲:Ciocarlia / Seva
ルーマニアとロマの伝承組曲:Doina, Purtata, Hora ka la kaval
リチャード・スタイン:「鐘のついたソリSanie cu zurg?l?i」(器楽曲版)
ルーマニア/ ロマの伝承組曲:Hora de ascultare, Hora mare, Hora lui Dragoi
セルビア中央部の舞曲:Vrcavo Kolo
ボーラ・ドゥージシ(1949-):エレジー Pastirska Elegija
ジョルディ・サヴァール(指、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハーディ・ガーディ)、
エスペリオンXXIほか

録音:2012年10、12月&2013年1月、2月、カルドナ教会(スペイン、カタルーニャ)
2013年待望の再来日も間近な、サヴァール渾身の歴史譚シリーズ最新盤!「アルメニアの心(AVSA 9892)」に次いで、今回サヴァールが誘ってく れる舞台は諸民族が集う文化のるつぼ、バルカン半島!かつて「ヨーロッパの火薬庫」と称されたこともあるこの地域は、古くはビザンツ帝国の時代より 現代にいたるまで、大国の侵略と支配、そして民族同士の動乱を数多く経験してきました。長き歴史の中で国名を変え、形を変えども、人々の根底に変 わらず息づいている「バルカン・スピリット」。その魅力の粋を伝えるべくサヴァールがプログラムに編みこんだのは、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、 クロアチア、ギリシャ、トルコといった国々の音楽。各地域に根付く伝承曲を基本としつつ、18世紀から20世紀までの多岐にわたる舞曲や歌曲がたっぷ りと収録されています。アルバム全体を通して、舞曲ではロマ独特のリズムが愉しく、19世紀の歌曲からはバルトークやコダーイの存在も垣間見えるのも 興味深いところ。いずれも自国の民族音楽の響きを色濃く投影した作品ばかりで、時代を超えて綿々と受け継がれていく「バルカン・スピリット」の多様 な魅力を知ることが出来るプログラムに仕上がっています。
3曲目に収録された「チェチェンの少女」を作曲したタブーリ・ジェミル・ベイは、オスマン・トルコ時代最後の弦楽器奏者と言われた名手で、自国の 古典音楽の継承に尽力した人物。5曲目には、そのベイが愛したオスマン・トルコ古典音楽に欠かせぬ大作曲家、ディミトリエ・カンテミール(1673-1723) が選集した器楽曲集「文字を使う表記法による音楽書」から、作曲者不詳のマカーム(オスマン・トルコ伝統の旋法)を収録しています。すでに歴史譚シリー ズ「イスタンブール」(AVSA 9870)で大きく取り上げられた重要な曲集でもあり、中東の響き厚き独特の魅力を堪能出来ます。アレクサンダー・サリイェ フスキは、1950年代に伝承歌をベースにしたレパートリーで人気を博した歌手。「ソバの実、ソバの実」は彼がマケドニアの伝承歌をベースに作った歌曲で、 郷愁の念を掻き立てる旋律が美しい作品です。16曲目の「鐘の付いたソリ」は、ピアフが歌ったことで一躍有名となった歌曲で、ユダヤ人作曲家リチャー ド・スタインが1937年に作曲したもの。ルーマニアの伝承歌をベースにしたもので、今回は器楽曲バージョンで収録されています。アルバムの最後を飾 るのは、セルビアの作曲家ボーラ・ドゥージシが作曲したエレジー。結婚のために村を離れることとなり、幼馴染の男性と離れ離れになってしまう悲恋を歌っ た哀切な作品です。
今回の録音にあたって、サヴァールはプログラムに編みこんだ国の演奏家たちをゲスト・アーティストとして招致。豪華アーティストの顔ぶれは、バルカ ン半島さながらの多国籍ぶりとなっております。カヴァル(ブルガリア伝承の笛)、ナーイ(トルコ伝承の笛)、カーヌーン(ツィンバロンに似た弦楽器)といっ た中東の響き鮮やかな民族楽器と共に織りなす古器楽隊エスペリオンXXIのハーモニーは、本アルバムでなければ聴くことのできない魅力であふれていま す。180ページにわたる充実したブックレットには、バルカン半島の歴史の年譜と共に、サヴァール自身による解説も載せられており、本アルバム制作に いたる彼の熱き思いと、バルカン半島の平和に対する切なる願いを伺い知ることが出来ます。 (Ki)

ヘリテージ・シリーズ
AVSA-9899
(1SACD)
ディエゴ・オルティス(c1510〜c1571):『変奏論』(1553)巻末より「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのレセルカーダ集」
定旋律「ラ・スパーニャ」による6曲のレセルカーダ
マドリガル「おお幸福な私の目よ」による4曲のレセルカーダ
ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための4曲のレセルカーダ
カンシオン「優しい思い出」による4曲のレセルカーダ
テノール(バッソ・オスティナート)による9曲のレセルカーダ
ジョルディ・サヴァール(Gamb)
トン・コープマン(Cemb、Org)
ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオローネ)
ロルフ・リスレヴァン(ビウエラ)
パオロ・パンドルフォ(Gamb)
アンドリュー・ローレンス=キング(Hrp)

録音:1989年4月、サン・マルティーノ教会(エミーリア、イタリア)
かつて、アストレ・レーベルから発売されたサヴァールの優秀録音をSACD Hybrid盤で蘇らせる「ヘリテージ・シリーズ」から、待望の最新盤が発 売されます!今回リリースされる運びとなったのは、16世紀に活躍したスペインの作曲家オルティスのレセルカーダ集(旧品番:ES 9967)。1990年に リリースされた折、トン・コープマン、アンドリュー・ローレンス=キングといった豪華共演者を配した質の高い演奏で大きな評判を集めた、アストレ時代 の名盤です。サヴァールが奏でるガンバの深い響きと、他の古楽器陣とが織りなす艶やかで繊細なハーモニーをSACDhybrid盤の高音質で堪能出来るの はファンにとって嬉しい限りでしょう!サヴァールは2013年9月に待望の来日も控えており、注目必至です!
1553年にローマで出版されたオルティスの『変奏論』は、ヴィオラ・ダ・ガンバの装飾や変奏のやり方を譜例と共に書き記した音楽理論書。2010 年には日本語訳も発売され、未だ神秘のヴェールに包まれたルネサンス時代の奏法を知る貴重な資料として世界的に注目を集めています。サヴァールが録 音したレセルカーダ(リチェルカーレ)集は、この著書の巻末に収録されていた譜例曲集。「ラ・フォリア」や「ドゥルス・メモワール」といったお馴染み の作品を含め、スペイン宮廷の高貴な響き垣間見える優美な小品がまとめあげられています。オルガンやハープと織りなす典雅なハーモニーは思わず溜息 漏れる美しさ。一度は廃盤となり、現在まで入手困難な状況が続いておりましたので、最近サヴァールを聴き始めたという方にも是非お勧めしたいタイト ルです。 (Ki)

AVDVD-9868(DVD)
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(1785)[管弦楽版] ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
収録:1990年12月カディス、サンタ・クエバ教会

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レクイエムの調性であるニ短調の序章で始まり、昇天の際の地震を表す曲で終わる、この管弦楽曲は、キリストの7つの言葉(ラテン語)が朗読された後、瞑想する時間のために作曲された7つのソナタが中心となっています。カディスのサンタ・クエバ信徒会からの依頼によって作曲され、1786年に、サンタ・クエバ教会で初演されたこの版以外に、1787年に弦楽四重奏曲版が、1796年にオラトリオ版が作られています。AVSA9854と同日収録となるこのDVD。初演場所である、スペイン、カディスのサンタ・クエバ聖堂にて録画されています。厳粛な聖堂内の画像は、神秘的な雰囲気に満ちており、コンセール・デ・ナシォンは、作品が持つ重厚さや深遠さを、的確に、そして、情熱を込めて演奏しています。ALIAVOXレーベルからの初めてのDVDリリースという意味でも注目です。 (Ki)


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