湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



PRAGA
(フランス)



プラハ・レーベルは1992年にシャン・ドゥ・モンドと共同出資で設立されたレーベルで、1996年に独立、室内楽を中心に、SACDハイブリッドで積極的にリリースを重ねてきています。


プラハ名盤コレクション    プラハ室内楽名盤選



※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
PRD-250117A
シュポア:ミサ曲Op.54
 3つの詩編Op.85
メンデルスゾーン:3つの詩編Op.78
ヤロスラフ・バイチ(指)
プラハ・フィルハーモニーcho
PRD-250118A
パヴェル・ハース:弦楽四重奏曲全集 コチアンSQ
PRD-250119A
シェーンベルク:ピアノ・デュオ集
5つの小品
室内交響曲第1番&第2番(作曲者編)
プラハ・ピアノ・デュオ
PRD-250126A
ジャン・フランセ:管楽五重奏曲第1番
管楽五重奏曲第2番
ビアホールの音楽「恋人に都合の良い時間」
陽気なパリ
プラハ管楽五重奏団
PRD-250127A
ボッケリーニ:チェロと通奏低音の為のソナタ集
第6番/第14番/第8番/第3番
第16番/第9番/第17番
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロスラフ・トゥーマ(Cemb)
ペトル・ヘイニー(Vc)
PRD-250128A
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番
弦楽四重奏曲第2番
我が故郷より〜2つの二重奏曲
プラジャークSQ
萱原祐子(P)
PRD-250130A
ベルク:ピアノ・ソナタ/室内協奏曲
弦楽四重奏曲Op.3(ピアノ・デュオ編曲版)
ジャン・フランソワ・エイセ(P)
マリ=ジョセフ・ジュード(P)
ペーテル・チャバ(Vn)
ヴラディーミル・ヴァーレク(指)
チェコ・ウィンド・ソロイスツ
PRD-250131A
ラフマニノフ:2台のピアノの為の組曲第2番
死の島(タウプマン編;2台ピアノ版)
交響的舞曲
プラハ・デュオ
PRD-250132A
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781.):2つのチェロと通奏低音の為の6つのソナタ ミハル・カニュカ、
フランティシェク・ホスト(Vc)
イジー・フデツ、
ヤロスラフ・トゥーマ(通奏低音)
PRD-250133A
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.6
第15番/第16番
プラジャークSQ
PRD-250135A
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番/第2番 ペテル・チャバ(Vn)
ジャン=フランソワ・エセール(P)
PRD-250136A
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集
第12番「アメリカ」/第14番
プラジャークSQ
PRD-250137A
モーツァルト:初期弦楽四重奏曲集
第1番−第6番
コチアンSQ
PRD-250138A
モーツァルト:アイネ・クライ・ナハトムジーク
ディヴェルティメントK.136-K.138
アダージョとフーガK.516
コチアンSQ
PRD-250139A
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番
チェロ・ソナタ*
ピアノ五重奏曲*
プラジャークSQ
ヤロミール・クレパーチ(P)*

録音:1999年3月/2000年1月。
PRD-250140A
シューベルト:弦楽三重奏曲第2番
九重奏曲「F.シューベルトの葬式」D.79*
弦楽四重奏曲第14番#
コチアンSQ
チェコ九重奏団*
プラジャークSQ#

録音:1995年/1999年。2000年 PRAGA カタログ付
PRD-250141A
フランク:弦楽四重奏曲ニ長調
ラロ:弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.45(改訂版)
コチアンSQ
PRD-250142A
モーツァルト(グリーグ編;第2ピアノ付き):ピアノ・ソナタ第5番
ピアノ・ソナタ第15番
ピアノ・ソナタ第18番/幻想曲 K.475
ピアノ・ソナタ第14番K.457
プラハ・ピアノ・デュオ

録音:1999年12月-2000年1月
PRD-250143A
マルティヌー:チェロとピアノの為の作品集
アリエッタ H.188B
小組曲 H.192
4つのノクターン H.189
7つのアラベスク(リズムの練習) H.201
ロッシーニの主題による変奏曲 H.290
スロヴァキア民謡による変奏曲 H.378
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレバーチ(P)
PRD-250144A
ベートーヴェン:ピアノを含む三重奏曲全集 Vol.5
クラリネット,チェロ,ピアノの為の三重奏曲変ロ長調 Op.38(七重奏曲 Op.20 による)*
交響曲第2番ニ長調 Op.36(ピアノ三重奏版)
パスカル・モラゲス(Cl)*
グァルネッリ・トリオ・プラハ

録音:2000年4月
PRD-250147A
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ全集 Vol.2
G.4,2B,5,13,18,15
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロスラフ・トゥーマ(Cm)
ペテル・ヘイニー(Cemb)
PRD-250148A
ブラームス:ホルン三重奏曲
セレナーデ第1番
イヴァン・クラーンスキー(P)
チェコ九重奏団

録音:2000年1月
PRD-250149A
シュニトケ:合奏協奏曲/レクイエム ヤロスラフ・ブリフ(指)
プラハ・フィルハーモニーcho

録音:1999年5月/2000年2月
PRD-250150A
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲
チェロ・ソナタOp.4
ミハル・カニャカ(Vc)
パヴェル・フーラ(Vn)
ヤロミール・クレバチ(P)

録音:1999年10月/2000年1月
PRD-250152A
レーガー:ヴィオラ・ソナタ集
第1番/第2番/第3番
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
萱原祐子(P)
PRD-250153A
チェコのヴァイオリン・ソナタ集
ドヴォルザーク:ソナチネ Op.100
スメタナ:わが故郷より
ヤナーチェク:ソナタ
マルティヌー:ソナタ第3番 H.303
ヴァーツラフ・レメシュ(Vn)
萱原祐子(P)

録音:1997年6月、1999年1月、2000年5月、9月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
PRD-250154A
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
第2番ハ短調 Op.66
プラハ・グァルネリ・トリオ

録音:2000年12月8-10日
PRD-250155A
マルティヌー:弦楽器の為の二重・三重奏曲全集
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲第1番(1927)
弦楽三重奏曲第2番(1934)
ヴァイオリンとヴィオラの為の3つのマドリガル(1947)
ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲(1950)
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲第2番(1958)
2つのチェロの為の小品(1959)
パヴェル・フーラ(Vn)
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
ミハル・カニュカ(Vc)

録音:2000年6月20、26、28日、2001年4月10日、プラハ、聖ヴァフジネッツ教会
PRD-250156A
フロラン・シュミット:リートとスケルツォ Op.54(ホルンと木管九重奏の為の)
ロカイユ趣味の組曲 Op.84
木管めぐり Op.97
シャンザリゼ Op.125(木管五重奏の為の)
プラハ木管五重奏団
チェコ九重奏団メンバー
ペテル・ドゥーダ(Hrn)
カテジナ・エングリホヴァー(Hp)
ダニエル・ヴィエスネル(P)
PRD-250157A
ハイドン:ロプコヴィツ弦楽四重奏曲集
第81番ト長調/第82番ヘ長調「雲が行くまで待とう」
第83番 Op.103
コチアンQ
PRD-250158A
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.3
第3番ニ長調 Op.18-2/第2番ト長調 Op.18-2
第6番変ロ長調 Op.18-6
プラジャークQ

録音:2000年6月20、26、28日、2001年4月5日
PRD-250159A
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97*
弦楽五重奏曲第2番 Op.18(1875;オリジナル版)+
コチアンSQ
ヨゼフ・クルソニュ(Va)*
イジー・フデツ(Vc)+

録音:2001年1月、プラハ福音教会
PRD-250160A
シュポア:九重奏曲 Op.31*
八重奏曲 Op.32+
チェコ九重奏団
B・マトゥシェク(Vn)+

録音:2000年9月9日*、2001年1月6-7日+
PRD-250161A
ベルク:弦楽四重奏曲 Op.3
抒情組曲
抒情組曲〜第6楽章(ソプラノ独唱付き異版)*
ウェーベルン:弦楽四重奏曲 Op.28
ヴァンダ・タベリー(S)*
プラジャークQ

世界初録音*
PRD-250162A
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番Op.8/第2番Op.67
チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
プラハ・グァルネリ・トリオ

録音:2001年6月
PRD-250165A
ベートーヴェン:チェロ作品全集 Vol.1
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番 ト短調Op.5-2
ヘンデルの「ユダ・マカベア」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO.45
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調WoO.46
モーツァルトの「魔笛」の「恋人か女房が」の主題による12の変奏曲 ヘ長調Op.66
ミハル・カニュカ(Vc)
イヴァン・クラーンスキー(P)
PRD-250166A
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
主題と変奏 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番第2楽章の編曲)
コチアンSQ
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
ミハル・カニュカ(Vc)
ジャン=フランソワ・エイセ(P)

録音:2001年5月23日&25日、2002年1月
PRD-250167A
シューマン:室内楽作品集
アンダンテと変奏曲 変ロ長調
(2ピアノ,2チェロ,ホルンの為の)WoO.10*
民謡風の5つの小品集(チェロとピアノの為の)Op.102#
アダージョとアレグロ(ホルンとピアノの為の)Op.70+
幻想小曲集(ピアノ・トリオの為の)Op.88**
プラハ・グァネリ・トリオ団員(プラハ)
[イヴァン・クラーンスキー(P;#/+/**)
チェニェク・パヴリーク(Vn;#/**)
マレク・イェリエ(Vc;#/**)]
プラハ・ピアノ・デュオ
[ズデンカ・フルシェル(P)*
マルティン・フルシェル(P)*]
ヴラダン・コチー(Vc)*
シモーナ・ヘチョヴァー(Vc)*
ヴラディミーラ・クラーンスカー(Hrn)*
ラデク・バボラク(Hrn)+

録音:2001年5月19日*/2001年12月1日&2日(#/+)/2001年12月6日**
PRD-250168A
マーラー:ピアノ四重奏曲(未完成)*
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第0番ニ長調+
弦楽三重奏曲 Op.45+
ピアノ伴奏付きヴァイオリンの為のファンタジー Op.47#
プラジャークQ*
ヴラスティミル・ホレク(Va)#
萱原祥子(P;*/#)

録音:1994年5月、2001年9月
PRD-250169A
ハイドン:弦楽四重奏曲集
第36番イ長調Op.20-6(「太陽四重奏曲」より)*
第67番 ニ長調「ひばり」Op.64-5#
第77番 ハ長調「皇帝」Op.76-3+
プラジャークSQ

録音:2001年6&9月*#/1994年+
PRD-250170A(2CD)
マルティヌー:カンタータ「泉開き」 H.354(フランス語ナレーション版)*/
ミロスラフ・ブレシュの詩による4つのカンタータ(1955-1959)+
[「泉開き」 H.354/ジャガイモの煙の伝説」 H.360
「タンポポのロマンス」 H.364/「山のミケシュ」 H.375]
ウラディミール・ヤフォルスキ(ナレーター;*)
タン・シュタストニ(ナレーター;+)
ヤロスラフ・ブリシュ(指)
プラハ・フィルハーモニックcho

*世界初録音
PRD-250172A
ベートーヴェン:チェロと鍵盤楽器の為の作品全集 Vol.2
チェロ・ソナタ第3番 イ長調Op.69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
ミハル・カニュカ(Vc)
イヴァン・クラーンスキー(P)

録音:2002年1月7日〜8日
PRD-250173A
ドヴォルザーク:ボヘミアの森より Op.68/伝説 Op.59 プラハ・ピアノ・デュオ(P)
PRD-250174A
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 Op.92「カバルダの主題による」
チェロとピアノの為のバラード Op.15
バレエ「シンデレラ」からのアダージョ
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
プラジャークSQ
ヤロミール・クレバック(P)

録音:2001年9月、2002年5月
PRD-250175A
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.5
ピアノ五重奏曲 イ長調Op.81
イヴァン・クラーンスキー(P)
プラジャークSQ

録音:2002年6月16日&17日
PRD-250177A
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
 第1番 ヘ短調 Op.120-1*
 第2番 変ホ長調 Op.120-2*
シューマン:おとぎの絵本 Op.113+
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
萱原祐子(P)

録音:2002年1月*&2003年1月+
PRD-250178A
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 D.667
フンメル:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.87
ジャン=フランソワ・エイセ(P)
パヴェル・フーラ(Vn)
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
ミハル・カニュカ(Vc)
イジー・フデツ(Cb)

録音:2002年1月7日〜8日
PRD-250179A
ライヒャ(レイハ):ピアノ五重奏曲 ハ短調(パリ、1826)
3つのチェロの為の三重奏曲 変ホ長調
(ウィーン、1807)*
ヤロスラフ・トゥーマ(Fp)
ミハル・カニュカ(Vc)
ペトル・ヘイニー(Vc)+
コチアンSQ

録音:2002年1月2日&3日、3月25日&29日
*=世界初録音
PRD-250180A
チェコ「頽廃音楽」シリーズ Vol.3
ウルマン:弦楽四重奏曲第3番 Op.46*
ピアノ・ソナタ集+
[第5番 Op.45(1943)
第6番 Op.49(1943)/第7番(1944)]
コチアンSQ*
ラドスラフ・クヴァピル(P)+

録音:2001年3月11日&12日、4月4日
PRD-250181A
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.5
第12番 変ホ長調 Op.12
第14番 嬰ハ短調 Op.131
プラジャークSQ

録音:2002年5、6月
PRD-250182A
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19*
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12+
チェロ・ソナタ第2番 イ短調 Op.81+
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレパーチ(P)

録音:2001年9月*/2002年5月&6月+
PRDDSD-250183
(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
第1番 ヘ長調 Op.18-1
第4番 ハ短調 Op.18-4
第5番 イ長調 Op.18-5
プラジャークSQ

録音:2002年12月20-21日、2003年1月10-11日、4月5日
PRDDSD-250184
(1SACD)
バルトーク:中国の不思議な役人(2台ピアノ版)
2つの映像 Op.10 Sz.46(コチシュ編)
2台のピアノと打楽器の為のソナタ Sz.110
ジャン=フランソワ・エッセール(P)
マリー=ジョゼフ・ジュード(P)
フロラン・ジョドゥレ(Perc)
ミシェル・セルッティ(Perc)
PRD-250185A
ブロッホ:ピアノ五重奏曲第1番 ハ長調
ピアノ五重奏曲第2番
イヴァン・クラーンスキー(P)
コチアンSQ
PRD-250186A
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集
第9番 二短調Op.34/第8番 ホ長調Op.80
コチアンSQ

録音:2002年8月27日、28日、31日&9月1日
PRDDSD-250187
(1SACD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」
第2番 イ長調 OP.100/第3番 二短調 Op.108
ペーテル・チャバ(Vn)
ジャン=フランソワ・エッセール(P)
PRD-250188
(1SACD)
リムスキー=コルサコフ:ピアノと木管の為の五重奏曲 変ロ長調*
弦楽六重奏曲 イ長調#
イヴァーン・クラーンスキー(P)*
プラハ木管五重奏団*
ヨゼフ・クルソニュ(Va)#
ミハル・カニュカ(Vc)#
コチアンSQ#
PRDDSD-250189
(1SACD)
作曲者編曲・連弾用「新世界」と「モルダウ」
ドヴォルザーク(作曲者編):交響曲第9番「新世界より」
スメタナ(作曲者編):モルダウ
プラハ・ピアノ・デュオ
PRDDSD-250190
(1SACD)
バルトーク:ヴァイオリン作品集 Vol.2
狂詩曲 第1番(オリジナルと改訂版2種のフリスカ付)
狂詩曲 第2番(初稿と第2稿の2種コーダ付)
10のハンガリー民謡集(ヴァイオリンとピアノのための編曲/ザトフレツキー編)
9つのハンガリー民謡集(ヴァイオリンとピアノのための編曲/オルサーグ&バルトーク編)
7つのハンガリー民謡集(ヴァイオリンとピアノのための編曲/シゲティ&バルトーク編)
ソナチネ(ヴァイオリンとピアノのための編曲/ジェルトレル編)
ルーマニア民俗舞曲(ヴァイオリンとピアノの為の編曲/セーケイ編)
ぺーテル・チャバ(Vn)
ペーター・フランクル(P)

録音:2002年6月8日&9日
PRDDSD-250191
(1SACD)
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956*
弦楽四重奏曲第7番 ニ長調 D.94
プラジャークSQ
マルク・コッペイ(Vc)*
PRD-250192A
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調
フンメル:チェロ・ソナタ イ長調Op.104
 変奏曲 ニ短調Op.54
ミハル・カニュカ(Vc)
イトウ・ルミ(P)

録音:2002年8月&2003年1月
PRD-250193A
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲集
第2番Op.15/第3番Op.19
コチアンSQ
PRD-250194A
ベートーヴェン:ピアノと管楽の為の五重奏曲 変ホ長調Op.16
七重奏曲 変ホ長調Op.20
イヴァン・クラーンスキー(P)
チェコ九重奏団員

録音:2002年11月23日〜26日
PRD-250195A
ロシアのチェロ・ソナタ Vol.2
ボロディン:チェロ・ソナタ ロ短調*
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119+
ストラヴィンスキー:イタリア組曲#
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレバーチ(P)

録音:1993年3月*/2002年6月+/2003年1月#
PRDDSD-250196
(1SACD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(鍵盤楽器版;1787) ヤロスラフ・トゥーマ(Fp)

録音:2003年8月
※使用楽器:ウィーンのワルター社1806年製のコピー
PRD-250197
(1SACD)
マーラー(ブルーノ・ワルター編):交響曲第1番「巨人」(ピアノ4手連弾版) プラハ・デュオ
[ズデンカ&マルティン・フルシェル(P)]
PRDDSD-250198
(1SACD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第11番 ハ長調 Op.61/
糸杉(弦楽四重奏版)
プラジャークSQ
PRDDSD-250199
(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95 「セリオーソ」
プラジャークSQ

録音:2003年7月、9月
PRDDSD-250200
(1SACD)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581*/
クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498
「ケーゲルシュタット・トリオ」#
パスカル・モラゲス(Cl)
プラジャークSQ*
フランク・ブラレイ(P)#
ウラディミル・メンデルスゾーン(Va)#

録音:2003年2月17日*/2002年1月13日#
PRDDSD-250201
(1SACD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
第1番 変ロ長調Op.99*
第2番 変ホ長調Op.100#
プラハ・グァルネリ・トリオ

録音:2003年6月24日&25日*/2003年3月25日&26日#
PRDDSD-250202
(1SACD)
ペンデレツキ:弦楽三重奏曲(1990-1991)
カデンツァ(ヴィオラ独奏の為の)
スラヴ風に(チェロ独奏の為の;1986)
ディヴェルティメント(同;1994)
[セレナード/スケルツォ/ノットゥルノ]
六重奏曲(2000)
プラジャークSQ団員
[ブラスチミル・ホレク(Vn)
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
ミハル・カニュカ(Vc)]
萱原祐子(P)
ミシェル・ルティエク(Cl)
プシェミスル・ヴォイタ(Hrn)

録音:2002-2004年
最も新しいのが2000 年の六重奏曲。ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネット、ホルンという編成。近年のペンデレツキの円熟が見事に現われています。無伴奏チェロによるディヴェルティメント(1994 年)は、セレナーデ、スケルツォ、ノットゥルノの3 曲からなる小品。クリアな楽想が冴えています。一方同じ無伴奏でも「スラヴ風に」(1986 年)は沈鬱さの強いもの。この曲はロストロポーヴィチに捧げられています。弦楽三重奏曲(1990−91 年) は、意外やバルトークかヒンデミットかといった、1920、30年代風の作風が垣間見えるのが面白いものです。いずれ劣らぬ名技の持ち主、プラジャーク四重奏団の団員に加えて、ゲストの演奏家による理想的な演奏が、SACD で聞けます!!! (Ki)
PRDDSD-250203
(1SACD)
シュールホフ(1894-1942):室内楽作品集
弦楽四重奏の為の5つの小品
フルート(ピッコロ),ヴィオラ,コントラバスの為の小協奏曲
ヴァイオリンとチェロの二重奏曲
弦楽六重奏曲
プラジャークSQ
コチアンSQ
イジー・フデツ(Cb)
ヴァーツラフ・クント(Fl)

録音:2003年-2004年
PRDDSD-250204
(1SACD)
ヴォルジーシェク(1791-1825):ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.5
ヴァイオリンとピアノの為のロンド Op.8
チェロとピアノの為の変奏曲 Op.9
弦楽四重奏の為のロンド Op.11
コチアンSQ
イヴァン・クラーンスキー(P)

録音:2003年12月
PRDDSD-250205
(1SACD)
マルティヌー:弦楽四重奏曲集
第2番/第4番/第5番
コチアンSQ
マルティヌーは、大変多作な作曲家で6曲の交響曲始め、様々な楽器のための30曲近くもの協奏曲、11作のオペラをはじめ、あらゆる分野で作曲を行い、7曲の弦楽四重奏曲を残しました。マルティヌーは、独特の素朴なリズム、土俗的な響きが特徴。コチアン四重奏団はプラハを拠点に活動し、スメタナ四重奏団の指導のもと設立されました。鮮やかで生気に満ちた演奏は、作品に新たな息を吹きかけるものとなっています。  (Ki)
PRDDSD-250206
(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.7
弦楽四重奏曲第13番
変ロ長調 Op.130(大フーガ付き)
弦楽四重奏曲第13番の新たなフィナーレ
プラジャークSQ

録音:2003年12月
PRDDSD-250207
(1SACD)
フィリップ・マヌリ:ピアノ・ソナタ第1番「都市」 ジャン=フランソワ・エッセール(P)

録音:2003年12月21-22日マルセイユ
フランスの現代作曲家フィリップ・マヌリ(1952-)のピアノ・ソナタ第1番は、2002年の作。彼は2001年の10月にチェコのプラハを訪れ、夕暮れ に旧市街を歩いていると、急に忘我の状態となり、頭に音楽が鳴り響きました。それはリストのピアノ・ソナタの一節と思いきや、マヌリの妄想は次々と 展開され、プラハの街から生まれた新作として産声をあげました。全体は19の短いエピソードから成り、最後はフーガとなります。エッセールに捧げられ、 彼により世界初演されました。都市と音楽のコラボ、ひとつのスタイルの誕生と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-250208
(1SACD)
ラヴェル:弦楽四重奏曲
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
パルカニSQ
PRDDSD-250209
(1SACD)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb-2
交響曲第22番 変ホ長調「哲学者」(初稿)
プラハ室内o.
ミハル・カニュカ(Vc)
PRD-250210
(2SACD)
A・ルビンシュテイン:チェロとピアノの為の作品全集
チェロ・ソナタ第1番 ニ長調Op.18
チェロ・ソナタ第2番 ト長調Op.39
3つの小品Op.11-2
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレパーチ(P)
PRDDSD-250212
(1SACD)
ハイドン:アポニー弦楽四重奏曲 Op.74
弦楽四重奏曲第72番 ハ長調 Op.74-1 Hob.III-72
弦楽四重奏曲第73番 ヘ長調 Op.74-2 Hob.III-73
弦楽四重奏曲第74番 ト短調 Op.74-3 Hob.III-74「騎手」
コチアンSQ
PRDDSD-250213
(1SACD)
コジェルフ:4手ピアノの為の協奏曲 PIV.8*
ドゥシーク(1760-1812):2台のピアノの為の協奏曲 変ロ長調 Op.63*
2台のピアノの為のソナタへ長調 Op.26+
プラハ・ピアノ・デュオ
[ズデンカ・フルシェル、
マルチン・フルシェル(P)]
レオシュ・スヴァーロフスキー(指)*
パルドゥビツェ・チェコ室内PO*

録音:2004年5月、6月
+=世界初録音
レオポルト・コジェルフ(1747-1818)は、モーツァルトより一世代先輩に当たるボヘミアの作曲家。1778 年にウィーンに定住して以来、モーツァルトが彼を激しくライバル視したことで知られている人物で、それだけ優れた才能があったのも事実です。モーツァルトの亡くなった翌年にウィーンの宮廷作曲家の人になりました。ヤン・ラジスラフ・ドゥシーク(ドゥセク、ドゥセック、デュセク、デュセックなど表記は様々 1760-1812)は、ボヘミアで名高い音楽家一族の出身。当時新しい楽器だったピアノのヴィルトゥオーゾとしてパリなどの大都市で活躍し、多数のピアノ作品を残しています。 (Ki)
PRDDSD-250214
(1SACD)
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番/第2番
スケルツォ ハ短調WoO.2(ヴァイオリン・ソナタ「F.A.E. ソナタ」の編曲)
ミハル・カニュカ(Vc)、イヴァン・クラーンスキー(P)
ショパンとグリーグのソナタ(PRDDSD.250229)で味わい深い演奏を聴かせたカニュカのブラームス。クラーンスキーは同じくブラームスのピアノ五重奏(PRDDSD.250220)で、カニュカがチェロを弾くプラジャーク四重奏団とも息の合ったところを見せていました。臨場感と定位に優れた録音のため、まるで自分ひとりだけのために弾いてくれているかのような、ぜいたくな気分を味あわせてくれます。 (Ki)
PRDDSD-250215
(1SACD)
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3番 ホ短調 Op.30
同断章 変ロ長調
パルカニSQ

録音:2003 年12月15-17日
パルカニ四重奏団(旧オルランド四重奏団)のPRAGA 録音第2 弾。チャイコフスキーの弦楽四重奏曲の中でも最も崇高な美しさに溢れた第3番を演奏しています。友人の名ヴァイオリニスト、フェルディナント・ラウプの突然の死を悼んで作られたこの曲は、静かな悲しみに満ちています。前身から数えて来年が結成30年の四重奏団だけに、4 つの楽器が滑らかに溶けたアンサンブルで、チャイコフスキーの嘆きを、時に美しく、時にこみ上げるように歌い上げています。 (Ki)
PRDDSD-250216
(1SACD)
プロコフィエフ:4つのファゴットの為のユーモラスなスケルツォ Op.12
古典交響曲 Op.21(寺嶋陸也編曲による2台ピアノ版)
ユダヤの主題による序曲 Op.34
五重奏曲 ト短調 Op.39
組曲「ロミオとジュリエット」(タルクマン編曲による木管八重奏版)
チェコ九重奏団
プラハ木管五重奏団
マルティン・フルシェル、
イリーナ・コンドラチェンコ(P)
管楽器を中心としたプロコフィエフ作品集。古典交響曲は寺嶋陸也がアルゲリッチのために行なった名編曲。オリンピックのフィギュアスケートでも有名になった「ロミオとジュリエット」はアンドレアス・タルクマンによるクラリネット、ホルン、ファゴット各2、オーボエ、イングイッシュホルンの八重奏版。いずれもカラフルで親しみやすいプロコフィエフの世界が満喫できます。  (Ki)
PRDDSD-250217
(1SACD)
ドヴォルザーク:セレナード ホ長調 Op.22(4手ピアノ版)
 セレナード ニ短調 Op.44(4手ピアノ版)
チャイコフスキー:セレナード ハ長調 Op.48(4手ピアノ版)
プラハ・ピアノ・デュオ
[ズデンカ・フルシェル、
マルチン・フルシェル(P)]
全曲世界初録音!ドヴォルザークとチャイコフスキーのセレナードを、作曲者自身が4 手ピアノに編曲したものを収録。プラハ・ピアノ・デュオは、ワルター編曲の「巨人」で脚光を浴びました。 (Ki)
PRDDSD-250218
(1SACD)
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト長調 Op.15
スーク:ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op.2/哀歌 Op.23
ルボシュ・フィシェル(1935-1999):
ピアノ三重奏曲(1978)
プラハ・グァルネリ・トリオ

録音:2004年6、9月
ルボシュ・フィシェル(1935-1999)は、どちらかというと「彗星に乗って」といった映画音楽で知られていますが、クラシック作品でも名作の多数ある人。ピアノ三重奏曲は1978 年の作品。  (Ki)
PRDDSD-250219
(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・デュオ作品集
交響曲第7番(ウルリヒ編曲、ピアノ・デュオ版)
ピアノ連弾の為のソナタ ニ長調 Op.6
「君を思う」の主題による6つの変奏曲 WoO.74
3つの行進曲 Op.45
ワルトシュタイン伯爵の主題による8つの変奏曲 WoO.67
プラハ・ピアノ・デュオ
[ズデンカ&マルティン・フルシェル(P)]
ベト7のピアノ・デュオ版 世界初録音!ベートーヴェンは意外にもピアノ・デュオ作品が少なく、オリジナル作品はこのアルバムに収められているもので全部です。いずれも可愛らしく、気楽に楽しめます。注目はフーゴ・ウルリヒ (1827-72)が4手連弾用に編曲した交響曲第7番。連弾編曲家としてのウルリヒの手腕は、当時クララ・シューマンも高く評価していたので期待を裏切りません。ワルター編曲によるマーラーの「巨人」やドヴォルザーク、チャイコフスキーのセレナードのCDで注目されるプラハ・ピアノ・デュオが香り高い演奏を繰り広げています。 (Ki)
PRDDSD-250220
(1SACD)
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34*
プラジャークSQ
イヴァン・クランスキ(P)*
いずれ劣らぬ名技の持ち主プラジャーク四重奏団の団員に加えて、イヴァン・クランスキの清新なピアノ演奏を聴くことが出来ます。弦楽四重奏 第3番は、ブラームスの傑作における見事な音楽性、作品の本質を見事に浮かびあがらせています。深い広がりを感じさせる渋い演奏です。ピアノ五重奏は、緻密に作曲されたスケールの大きい作品。ピアノは非常に難易度が高く、イヴァン・クランスキのピアノ演奏が音楽に深い内容と充実感を与えています。  (Ki)
PRDDSD-250221
(1SACD)
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20
ピアノ六重奏曲 ニ長調 Op.110*
J.クレパーチ(P)*
プラジャークSQ
コチアンSQ
どちらもメンデルスゾーン14-15歳の作ですが、爽やかな叙情性、豊富なメロディ、楽器の名技性など、すべての点で驚くべき完成度と内容を示しています。名人団体プラジャーク&コチアンSQの共演も聴きものです。 (Ki)
PRDDSD-250222
(1SACD)
ボロディン:弦楽四重奏曲第1番 イ長調
弦楽五重奏曲 ヘ短調*
コチアンSQ
ミハル・カニュカ(Vc)*
濃厚に香る土臭い雰囲気が魅力の弦楽四重奏曲第1番と、2 つのチェロを伴う弦楽五重奏曲、2 曲のカップリングです。ボロディン自身チェロを演奏したということもあって、充実した弦楽器の響きがたのしめます。 (Ki)
PRDDSD-250223
(1SACD)
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ Op.21
フバイ:ロマンティック・ソナタ Op.22
ゴルトマルク:ヴァイオリン・ソナタ Op.25
ペーテル・チャバ(Vn)
ペーター・フランクル(P)
ハンガリー出身のヴァイオリニスト、ペーテル・チャバ。数多くの名手を輩出しているハンガリー、彼の繊細な陰影を湛えたクリアな音色はさすが。ブラームスと同じ頃ウィーンで活躍した作曲家カール・ゴルトマルク。ヴァイオリン協奏曲が有名ですが、独学で作曲を学びオペラなどの作品も高く評価されています。自身もヴァイオリニストであったため、このソナタは独創性に溢れた作品となっています。演奏される機会は少ないですが、ペーテル・チャバの美しい演奏で珠玉の作品に仕上がっています。 (Ki)
PRDDSD-250224
(1SACD)
ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽四重奏曲Op.2(1940-41)、
弦楽三重奏曲(1944)、
弦楽四重奏のための4 つの楽章(1938)、
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲(1940)、
ヴィオラのための前奏曲(1940)、
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1938-40)、
弦楽四重奏のための幻想曲とフーガ(1942-43)
コチアンQ
チェコの退廃音楽家シリーズの第5弾。ギデオン・クラインは、ユダヤ系チェコ人のピアニスト、作曲家。プシェロフで生まれた彼は、 早くから楽才を示し、ピアノをルージェナ・クルツヴァーとヴィレム・クルツに、作曲をアロイス・ハーバに師事しました。 1941年12月彼はナチスによって国外に追放され、テレジン強制収容所に送られました。かのアンチェルも過ごしたこともあるそこで、ヤ ナーチェクの弟子パヴェル・ハース、ハンス・クラーサ、そしてシェーンベルクの弟子ヴィクトル・ウルマンとともに、かれは主要な作 曲家のひとりとなりました。ここでの彼の作品には、その中に弦楽四重奏のための音楽、弦楽三重奏曲ととりわけピアノ・ソナタを含ま れます。 そして彼はアウシュヴィッツに、それから1944年10月にはフュルステングルーべ(彼の弦楽三重奏曲を完成して後の2週間足らず)へと 送られ、そこで帰らぬ人となりました。  (Ki)
PRDDSD-250225
(1SACD)
バルトーク:弦楽四重奏曲第5&6番 パルカニSQ

録音:2005年6,11月
パルカニ四重奏団は、1984年に設立されました。1976年に設立されたオルランド弦楽四重奏団の創立メンバーも3人参加している、名門の弦楽四重奏団です。今後、バルトークの弦楽四重奏曲全曲、そして、ヴェイネル、クルタークの弦楽四重奏曲も録音していくことになっています。激しい曲調の第5番、そして葬送の第6番、どちらも言うことなしの出来栄えです。  (Ki)
PRDDSD-250226
(1SACD)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第3番 ト長調 K.496
同第5番 ホ長調 K.542/同第6番 ハ長調 K.548
グァルネリ・トリオ・プラハ
[イヴァン・クラーンスキー(P)
チェネク・パヴリーク(Vn)
マレク・イェリエ(Vc)]
モーツァルトのピアノ三重奏曲は、彼の他分野に比べると多少地味ながら、魅力の点では少しの遜色もありません。ことに第5番ホ長調はファンが多く、かのショパンもピアニストとしてたびたび愛奏したとのこと。ピアノのクランスキーが弾く年代物のベーゼンドルファーの響きが絶美です。 (Ki)
PRDDSD-250227
(1SACD)
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
クラリネット五重奏曲 変ロ短調 Op.115
パスカル・モラゲス(Cl)
プラジャークSQ
ソロ、室内楽、両分野で高い評価を受けているクラリネット奏者パスカル・モラゲス。双子のフルート奏者ミッシェル・モラゲス、兄のホルン奏者ピエール・モラゲスらと結成したモラゲス木管五重奏曲でも多彩な才能をみせています。そのパスカル・モラゲスとプラジャーク四重奏団によるブラームスのクラリネット五重奏。悲しみと喜び、相反する要素を持つ作品。プラジャーク四重奏団の落ち着いた渋さも手伝って、静かな情熱を秘めたモラゲスの柔らかな演奏がより一層哀愁を増します。弦楽四重奏曲第1 番はハ短調の交響曲第1 番同様ドラマティックな構成の作品。プラジャーク四重奏団が歌い上げる大きなフレーズ、滑らかな音質、全員が凄腕の持ち主の彼らならでは極上の演奏です。 (Ki)
PRDDSD-250228
(1SACD)
バルトーク:弦楽四重奏曲第3番Sz.85、
弦楽四重奏曲第4番Sz.91
レオー・ヴェイネル:パストラル、
幻想曲とフーガ(弦楽四重奏曲第3番ト長調)Op.26
パルカニQ
パルカニ四重奏団によるバルトーク全集シリーズ完結篇。1927年から28年にかけて相次いで生み出された第3番と第4番は、2年半にわたる創作の休止期を経てここに新境地を開いた点で、全6曲中でも真の傑作とされるもの。すなわち、もっとも無調的、半音階的、不協和的であるこの2曲は、バルトークの作風の基調である、ハンガリー固有の民謡旋律に拠りながらも、当初の直截的な表現は影をひそめ、はるかに多彩かつ高度に扱われています。また、様式上は2楽章による第3番に対して、第4番は全5楽章をシンメトリカルに配置しているのも注目すべき特徴。名門オルランド改め、パルカニ四重奏団のバルトークは、第5番&第6番(PRDDSD.250225)、第1番&第2番(PRDDSD.250235)も高い評価を得ましたが、ここでも作品の持つ野性的なリズムの面白さと躍動感を明らかにしています。なお、カップリングには、バルトーク第4番から10年後の1938年、バルトーク幼少期の友人でもあり、ショルティやドラティそしてクルタークの師であったヴェイネル作最後の四重奏を収録しています。(Ki)
PRDDSD-250229
(1SACD)
ショパン:チェロ・ソナタ Op.65/序奏と華麗なポロネーズ Op.3
グリーグ:チェロ・ソナタ Op.36
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレパーチ(P)
プラジャークSQのチェロ奏者を務めるカニュカとライヒャ・トリオのピアノ奏者を務めるクレパーチの共演。つややかでしっとり落ち着いた大人の音楽を聴かせてくれます。 (Ki)
PRDDSD-250230
(1SACD)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番、第3番 プラハ・グァルネリ・トリオ
音の溶け合いに円熟を感じさせるグァルネリ・トリオの最新アルバムはブラームス。雄渾な主題から楽聖ベートーヴェンを意識させずにおかないOp.8。奇数楽章と偶数楽章間の短調と長調との交替が、ほかに類を見ない効果をあげています。また、1886年の夏トゥン滞在中の作Op.101 では、スイスの大自然をほうふつとさせる雄大さと情熱のほとばしりが聴かれます。 (Ki)
PRDDSD-250231
(1SACD)
エルネー・ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲Op.25、
チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調Op.12*、
ピアノ協奏曲第2番ロ短調Op.42
エルネー・ドホナーニ(P)、
エイドリアン・ボールト(指RPO、
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)*、
ワルター・ジュスキント(指)フィルハーモニアO*

録音:1956年9月ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ/マスタリング:2008年
PRDDSD-250232
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:室内交響曲 ハ短調 Op.110a
バーバー:弦楽の為のアダージョ
アントニーン・ウラディル(リーダー)
プラハ室内o.((指)者なし)
一曲目のショスタコーヴィチの室内交響曲は、ナチスの犠牲となったユダヤ人の追悼のために作曲された弦楽四重奏曲第8番の編曲。追悼の音楽であると同時に、ショスタコーヴィチ自身の自伝のような作品は、抗いがたい魅力と壮絶な感情に満ちています。カップリングのバーバーも、この世ならざる美しさです。 (Ki)
PRDDSD-250233
(1SACD)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集Vol.2
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 K.502
第7番ト長調 K.564
第1番変ロ長調 K.254(ディヴェルティメント)
プラハ・グァルネリ・トリオ
。好評の第1集(PRD/DSD.250226)に続く第2弾。未完成の第2番を除けば、これで全集となります。弦の国・チェコならではの艶のある美しさが独特。優雅なひとときを楽しめます。   (Ki)
PRDDSD-250234
(1SACD)
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第4番Op.37、
弦楽六重奏曲「浄夜」Op.4
ヴラディーミル・ブカツ(Va)、
ぺトル・プラウゼ(Vc)、プラジャークSQ
名門プラジャークによるシェーンベルク。無調や十二音へ傾倒以前、濃厚にロマンチックな作風で人気のある「浄夜」。のちの弦楽合奏編曲版の分厚い響きも魅力ですが、シリアスな表情と緊張感は怖いくらいにオリジナル版では際立ちます。ほかに十二音技法による最後の四重奏を収録。 (Ki)
PRDDSD-250235
(1SACD)
バルトーク:弦楽四重奏曲全集Vol.2
第1番Op.7,Sz.40 / 第2番Op.17,Sz.67
パルカニSQ
第5番&第6番(PRDDSD.250225)につぐ、パルカニ四重奏団によるバルトーク全集第2弾。習作時代の明けた1908 年作の第1 は、ドイツ後期ロマン派やフランス印象派の影響、さらにハンガリー民謡や舞曲などが混然とした内容ながらも、のちの個性の萌芽が感じ取れる出世作。1915年から17 年にかけて書かれた創作過渡期の第2番は、その美しさにおいて全6曲中随一ともいわれる作品。1984年結成のアンサンブルによる演奏は、リズムの面白さと美しさを過不足なく表現しています。
PRDDSD-250236
(1SACD)
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51-2
弦楽五重奏曲 ト長調 Op.111*
プラジャークSQ
ウラジミール・ブハッチ(Va)*
名曲、ブラームスの弦楽四重奏曲第2 番は、冒頭の弦のすすり泣くような旋律からノックアウト。演奏、録音、ともに申し分ないものです。ヴィオラにターリヒ四重奏団のヴィオラ奏者をむかえての弦楽五重奏曲も、弦楽四重奏曲とは違った明るく抜ける音色が魅力です。  (Ki)
PRDDSD-250237
(1SACD)
エルネー・ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調Op.10、
弦楽四重奏曲第2番変ニ長調Op.15、
六重奏曲ハ長調Op.37
ヴラディーミラ・クラーンスカー(Hrn)*、
アレシュ・フストレシュ(Cl)、
ロミル・クレパーチ(P)、コチアンSQ*、
ベートーヴェン弦楽三重奏団
PRDDSD-250238
(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
第39番ハ長調「鳥」、第38番「冗談」、
第41番ト長調Op.33-5
パルカニQ

録音:2007年7月4−7日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
バルトーク・アルバム(PRDDSD.250225、PRDDSD.250235)が高い評価を得ているパルカニ四重奏団による最新アルバムは前2作から一転してハイドン。ロシア四重奏曲と呼ばれる作品33 のなかでも、人気の高い表題つきのナンバーを含む3曲を収録しています。第1 楽章の第2主題や、第2楽章のトリオの旋律がそれぞれ鳥のさえずりを思わせる第39番、短調の哀感こもったラルゴで名高い第41番。そして「冗談」(Gli Scherzi)という名の由来となったスケルツォを第2楽章に置く第38番。ハイドンみずから“まったく新しい特別の方法で作られた”という宣伝文句を用いたように、民謡風の主題、明確な様式、明るいムードがそれまでとは違う新しい何かを感じさせる内容です。オルランド四重奏団のメンバー3名が、1984年に新しくチェリストを迎えてスタートさせたパルカニ・カルテット。伸び伸びとして美しい演奏で聴かせます。 (Ki)
PRDDSD-250239
(1SACD)
インドジフ・フェルト(1925-):弦楽四重奏曲第4番 J.61
クラリネット五重奏曲 J.194
チェロとピアノの為の2つの小品J.22
ヴィオラと大管弦楽の為の協奏曲 J.208*
プラジャークSQ、ヤン・マフ(Cl)
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレパーチ(P)
ラファエル・オレグ(Va)
ウラディミール・ヴァーレク(指)
プラハ放送SO

録音:2006年7月、9月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ/2006年5月7日
PRDDSD-250240
(1SACD)
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D.887*
弦楽三重奏曲 変ロ長調 D.471#
弦楽三重奏曲 変ロ長調 D.581#
プラジャークSQ*
ベートーヴェン弦楽三重奏団#
PRDDSD-250241
(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲集
第2番ニ長調op.8「セレナーデ」、
第3番ト長調op.9-1、第5番ハ短調op.9-3
ベートーヴェン・ストリング・トリオ(ベートーヴェン弦楽三重奏団)
ベートーヴェン・ストリング・トリオはプラジャーク弦楽四重奏団のメンバーなどによって構成されるグループです。19世紀から現代ものにかけてをレパートリーの中心に据えています。見通しのよいアンサンブルが魅力です。   (Ki)
PRDDSD-250242
(1SACD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調KV.421、
弦楽四重奏曲第17番変ロ長調KV.458「狩り」、
弦楽四重奏曲第19番ハ長調KV.465「不協和音」
プラジャークQ
2007年でことし結成35周年を迎えたプラジャーク四重奏団が手掛けるモーツァルトの室内楽シリーズ。「プロシャ王セット」(PRD.250026 / 廃盤)、名手モラゲスとのクラリネット五重奏(PRDDSD.250200)などを経て、有名な「ハイドン・セット」にいよいよ着手します。第1弾は快活優美で人気の「狩り」、大胆に“不協和音”を響かせる特徴的な序奏がニックネームの由来となった第18 番、そして全6 曲中唯一の短調による第15 番の3 曲。チェコ屈指の名門アンサンブルが奏でる音楽は香りと味わい豊か。“SACD のプラハ”が培ったこれまでの豊富な経験が蓄積された優秀録音であることも大きなポイントといえるでしょう。
PRDDSD-250243
(1SACD)
フンメル:作品集
序奏(アダージョ)、
主題と変奏Op.102(オーボエ&オーケストラ)、
七重奏曲Op.74(1816)、
ファゴット協奏曲 ヘ長調
ヴラディスラフ・ボロフカ(Ob)、
イヴァン・クランスキー(P)、
パヴェル・ラングパウル(Fg)、
パヴェル・フーラ(指)チェコ・ノネット、
プラハ・カメラータ
フンメルは、幼少の頃モーツァルトにも音楽の指導を受けた人物で、ヴァイオリンや鍵盤楽器に大変な才能を発揮した人物でした。交響曲を除くほとんどのジャンルに作品を残しており、初期ロマン派への道筋を作った人物ともいわれます。そんな彼による七重奏曲は、ピアノを中心に、それぞれの楽器が大活躍する作品。ファゴット協奏曲は、うるわしの管弦楽の序奏に続き、ファゴットと管弦楽との美しいかけあい、そしてところどころに散りばめられた技巧が光る名曲です。   (Ki)
PRDDSD-250244
(1SACD)
A・ライヒャ(1770-1836):八重奏曲 変ホ長調 Op.96
ファゴットと弦楽四重奏の為の変奏曲
ホルンと弦楽四重奏の為の“グラン・クインテット "Op.106
ヴラディーミラ・クラーンスカー(Hrn)
パヴェル・ラングパウル(Fg)
チェコ九重奏団
PRDDSD-250245
(1SACD)
フランス・ロマン派のチェロ・ソナタ集
サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番ハ短調op.32、
レオン・ボエルマン
:チェロ・ソナタ.イ短調op.40、
フランク
:ソナタ.イ短調(チェロ編曲版)
ミハル・カニュカ(Vc)、
イヴァン・クランスキー(P)

録音:2007年11月
フランスのロマン派時代に書かれたチェロ・ソナタ集。サン=サーンスとフランクの名曲に挟まれているボエルマン作品は、哀愁漂う名曲です。どこか哀愁が漂うような、それでいて土臭いような薫りが時折感じられる独特の和声感が魅力的です。カニュカは、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのプラジャーク弦楽四重奏団のチェリスト。抜群の安定感と熱さで聴かせます。   (Ki)
PRDDSD-250246
(1SACD)
シューベルト( マーラー編):弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」(弦楽合奏版)、
シューベルト
(カサド編):アルペジオーネ・ソナタ (チェロ&弦楽オケ編曲版)
ミハル・カニュカ(Vc)、
パヴェル・フーラ(指)プラハ・カメラータ
マーラー編曲で人気を集める「死と乙女」と名手カサド編曲の「アルペジオーネ・ソナタ」。ともにシューベルトの傑作を弦楽オケ用に編成を拡大した結果、そこに現われたのはゾクゾクするような怖さとかなしさ。編曲作品の成否は手掛ける人も一流でなくてはさまにならないものですが、これらはみごとな成功例といえるでしょう。 (Ki)
PRDDSD-250247
(1SACD)
ウェーバー:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第3番 ニ短調 Op.49
舞踏への勧誘 Op.65
ピアノ・ソナタ第2番 変イ長調 Op.39
ジャン=フランソワ・エッセール(P)

※使用楽器:1874年製エラール
ウェーバーのピアノ曲は、彼一流のオペラ的旋律美に富み、ロマン的な雰囲気に満ち、華麗な技巧を駆使した逸品ばかりですが、残念なことにあまり演奏されません。かねて待たれていたオリジナル楽器によるディスクがついに登場しました。それもフランスの名手エッセールの演奏となると、期待するなという方が無理でございましょう。夢にあふれた「舞踏への勧誘」、大規模なソナタなど、軽やかなパッセージはさらに軽やかに、歌わせるところはよりたっぷりと、何とも華に満ちた世界を繰広げています。 (Ki)
PRDDSD-250248
(1SACD)
シュニトケ:室内楽作品集
ピアノ三重奏曲(1992)、
ア・パガニーニ(1982)、
マドリガル(1990)、
ピアノ・ソナタ第1番(1987)
ヤナーチェク・トリオ
[HelenaJirikovska(Vn)、
MarekNovak(Vc)、
MarketaJanackova(P)]

シュニトケの作品集。ア・パガニーニの鬼気迫る感じ、ピアノ・ソナタの極限まで研ぎ澄まされた感じ、極寒の見渡す限り地平線の大地に取り残されたような錯覚をおぼえる一枚です。  (Ki)
PRDDSD-250249
(1SACD)
ドホナーニ:室内楽作品集
ピアノ五重奏曲第1番ハ長調op.1、
チェロ・ソナタ変ロ短調op.8、
ピアノ五重奏曲第2番変ホ長調op.33
コチアンSQ、ミハル・カニュカ(Vc)、
ヤロミール・クレパーチ(P)
ハンガリーの国民楽派の要素と、ブラームスに代表されるドイツ・ロマン派のスタイルが渾然一体となったドホナーニの作品集。どのパートもソリストのように語らせる手法は見事。現代チェコの至宝とも称されるコチアン弦楽四重奏団による演奏は、押し寄せるうねりと、熱く薫る叙情がなんとも魅力です。
PRDDSD-250250
(1SACD)
マルティヌー:ピアノ四重奏曲H.287、
ピアノ五重奏曲第1番H.229*、
ピアノ五重奏曲第2番H.298#
イヴァン・クラーンスキー(P)、コチアンSQ

録音:2008年3月19-20日、2008年10月12&17日*、2007年3月31日# プラハ、マルティヌー・コンサートホール
多作家で知られるマルティヌーはピアノ五重奏曲も2篇残しています。いずれも四楽章構成の大規模な本格的作品で、聴き応え満点。初期の第1番は当時流行していたジャズの影響の濃いモダンな作品。第2次世界大戦中の第2番とピアノ四重奏曲はチェコの民族色香る軽快な作品ですが、どこか不安な雰囲気に満ちています。チェコきっての名手クラーンスキーとコチアンSQが見事なアンサンブルを聴かせてくれます。   (Ki)
PRDDSD-250251
(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
op.50-3変ホ長調、op.50-5ヘ長調「夢」、
op.50-6ニ長調「蛙」
プラジャークSQ

録音:2008年10、11月/2009年6月
ハイドンの弦楽四重奏曲op.50は、ユーモアに溢れていて、それでいて各曲の書法は充実したものばかり。まるで言葉のないミュージカルのような楽しさに満ちています。「蛙」と呼ばれる第6番では、各パート奏者たちが熟練と楽しさの絶妙なバランスで聴かせます。 (Ki)
PRDDSD-250253
(1SACD)
ワインベルク:弦楽三重奏曲Op.48、
チェロ・ソナタ第1番Op.21/第2番Op.63、
無伴奏チェロソナタ第1番Op.72
ミハル・カニュカ(Vc)、
ミゲル・ボルヘス・コエーロ(P)、
ベートーヴェン弦楽三重奏団
最近各社からリリースが相次いでいる旧ソ連の作曲家ミェチスワフ・ワインベルク。ついにPragaレーベルも参戦しました。プラジャークSQの名チェロ奏者カニュカがピアノ伴奏付きの2篇のソナタと無伴奏ソナタに挑戦、実に味わい深い美演を繰り広げています。注目は世界初録音の弦楽三重奏曲。弦の国チェコならではの響きを満喫させてくれます。   (Ki)
PRDDSD-250254
(1SACD)
マルティヌー:弦楽四重奏曲集
第6番H.312/第3番H.183/第1番H.117*
プラジャークSQ
ツェムリンスキーSQ*

録音:200(8H.117)/2009年(H.312,183)
マルティヌーがその生涯に残した弦楽四重奏曲は全部で7曲。ここにはそのうちの3曲が収録されています。充実した対位法、流麗な旋律などマルティヌーの魅力のエッセンスがギュッとつまった1枚です。 (Ki)
PRDDSD-250255
(1SACD)
モーツァルト:フルート四重奏曲集&協奏曲
ニ長調K.285、イ長調K.298、
ハ長調KV.App.171/285b、
ト長調K.285a、
フルート協奏曲ト長調K.313(285c)
大嶋義実(Fl)、コチアンSQ
、パヴェル・フーラ(指)プラハ・カメラータ

録音:2007年10月&2008年2月
大嶋義実はプラハに生まれ、現在は京都市立芸術大学で教鞭をとる、フルート界の重鎮。今回、大嶋によるモーツァルトの四重奏曲と名曲ト長調協奏曲がリリースされます。かっちりとした音楽作りながら、モーツァルトの瑞々しさをあますところ堪能できる、会心の出来。音符のひとつひとつがピチピチと喜びに溢れているような録音です。さすがベテラン、安心してモーツァルトの世界に浸ることができます。(レコード芸術の海外盤試聴記ですでに紹介され、高い評価を得ています)   (Ki)
PRDDSD-250256
(1SACD)
マルティヌー:室内楽作品集
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調H.327
ベルジレットH.275
ピアノ三重奏曲第3番ハ長調H.332
ピアノ三重奏曲第1番「5つの短い小品」
キンスキー・ピアノ・トリオ
録音:2008年9月、2009年2月
1972年に結成された、コチアン弦楽四重奏団の新譜は、スメタナとシベリウス。さすが熟練の奏者たち、大曲スメタナの「わが生涯より」を完全に手中に収めています。つづくシベリウスでも清澄な世界を聴かせてくれます。アンダンテ・フェスティーヴォも息の長い歌いまわしが見事です。 (Ki)
PRDDSD-250257
(1SACD)
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
シベリウス:弦楽四重奏曲第4番ニ短調「親愛なる声」
シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ(弦楽四重奏のための)JS34a
コチアンSQ
録音:2009年4月
1972年に結成された、コチアン弦楽四重奏団の新譜は、スメタナとシベリウス。さすが熟練の奏者たち、大曲スメタナの「わが生涯より」を完全に手中に収めています。つづくシベリウスでも清澄な世界を聴かせてくれます。アンダンテ・フェスティーヴォも息の長い歌いまわしが見事です。 (Ki)
PRDDSD-250258
(1SACD)
メンデルスゾーン:室内楽作品集
弦楽五重奏曲第2番変ロ長調op.87
フーガ変ホ長調op.81/4
弦楽四重奏曲変ホ長調op.13
コチアンSQ、
ヨセフ・クルソン(Va)

録音:2008年12月
弦楽四重奏曲は、メンデルスゾーンが18歳の時に書いた作品。2つのヴィオラ・パートを擁する弦楽五重奏曲は、ヴァイオリン協奏曲を思わせる美しい旋律。早すぎた死が、自身が気に入っていなかった終楽章を直す猶予を与えなかったという作品です。 (Ki)
PRDDSD-250259
(2SACD)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第3番へ短調op.65、
第1番変ロ長調op.21
ピアノ三重奏曲第2番ト短調op.26、
第4番ホ短調「ドゥムキー」op.90
プラハ・グァルネリ・トリオ【イヴァン・クラーンスキー(P)、チェニェク・パヴリーク(Vn)、マレク・イェリエ(Vc)】
録音:2008年11月(第1.3番)、2009年2月(第4番)
1986年に結成さいれたプラハ・グァルネリ・トリオによるドヴォルザークのピアノ三重奏曲全曲の登場。お国ものだけあり、三人とも気合十分、緊迫感溢れるアンサンブルで、独特の弾むようなリズムも見事に聞かせます。ミルシテインに薫陶を受け、20歳でシェリングとバッハを共演したヴァイオリンのパヴリークは、グァルネリ・デル・ジェスの「ツィンバリスト」使用。チェロのイェリエは、カザルス、ナヴァラ、ロストロポーヴィチらの薫陶を受け、アンドレア・グァルネリ1684年製の楽器を使用しています。 (Ki)
PRDDSD-250261
(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
ロ短調op.33-1Hob.V:37
ニ長調op.33-6Hob.V:42
変ロ長調op.33-4Hob.V:40
ニ短調op.42Hob.V:43
パルカニSQ

録音:2009年6月
ハイドンの「古典」のエッセンスがぎゅっと詰まった作品33のカルテット集。 (Ki)
PRD-250262(2CD)
カラビス:弦楽四重奏曲全集
第1番Op.6(1949)、第2番Op.19(1962) 
第3番Op.48(1977)、第4番Op.62(1983/4)*
第5番Op.63(1984)*、第6番Op.68(1987/8)*
第7番Op.76(1993)*
コチアンSQ、ツェムリンスキーSQ*
現代チェコを代表する作曲家でルージチコヴァーの夫君としても知られるヴィクトル・カラビス(1923-2006)は、作品数こそ多くないものの質の高い作品を残しました。弦楽四重奏曲に優れたものが多く、ここに全集が整いました。代表作とされる第2番、大バッハに捧げた第4番、ユダヤ色濃厚な第5番、マルティヌーの思い出による第6番(カラビスはマルティヌー研究の権威だった)など興味深いものばかり。チェコの名門コチアンSQと1994年結成のツェムリンスキーSQが上質な演奏を繰り広げます。 (Ki)
PRDDSD-250263
(1SACD)
シューベルト:幻想曲ヘ短調op.103D940(1台4手)
ロンドー.ニ長調op.138D608(2台ピアノ)
アンダンティーノ.ロ短調op.84D823/2(2台ピアノ)
フランスの歌による8つの変奏曲ホ短調op.10D624
アレグロ.イ短調「人生のあらし」op.144D947
プラハ・ピアノ・デュオ〔ズデンカ・フルシェル(P)、マルティン・フルシェル(P)〕

録音:2007年4月
熟練のピアノ・デュオによるシューベルト新録音の登場。「人生のあらし」冒頭の息のぴったりと合った和音は迫力満点です。 (Ki)
PRDDSD-250264
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタニ短調op.40
バレエ組曲「牧神と羊飼いの娘」op.2〜2曲(アダージョ/スプリング・ワルツ)
ソナタop.147(原曲:ヴィオラ)
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレパック(P)

録音:2009年11、12月
ヴィオラ・ソナタをチェロで演奏する際、シャフランが編曲したものを演奏する奏者が多いなか、カニュカはオリジナルの譜面通りに演奏しています。ヴィオラでも難曲なのに、大きなチェロで演奏するのはかなり大変ですが、聴かせます。 (Ki)
PRDDSD-250265
(1SACD)
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調
弦楽四重奏曲第1番イ短調
エフゲニー・コロリオフ(P)、プラジャークSQ
1949年生まれ、オボーリン門下ながらゲンリヒ・ネイガウスとマリヤ・ユージナの薫陶も受けたピアニスト、コロリオフ(コロリョーフ)待望の新録音。今年が記念年のシューマンの名作五重奏曲。骨太で良く鳴るピアノでシューマンならではの輝かしさ満点。弦楽四重奏曲第1番とともにシューマンの情熱が迸り出る熱演です。 (Ki)
PRDDSD-250266
(1SACD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
ソナタ1905年10月1日(1.X.1905)
草陰の小径第1集(1901-1908)
草陰の小径第2集(1902-1911)
思い出/霧の中で
スラーヴカ・ピエホチォヴァー(P)

録音:2009年
湧き上がる熱い思い、自身の民族に対する強い思いなど様々な個人的感情が濃厚に反映されたヤナーチェクのピアノ作品集。草陰の小径』は、吉田秀和氏をして「この曲を知らない人がうらやましい。これからこんな素晴らしい曲を知ることができるのだから」と言わしめた名曲。モラヴェッツに学んだピエホチォヴァーが確かなタッチと巧みな語り口で聴かせます。 (Ki)
PRDDSD-250267
(1SACD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲ホ短調op.44-2
カプリッチォホ短調op.81-3
弦楽四重奏曲ヘ短調op.80
ツェムリンスキーSQ
メンデルスゾーン自身の新婚旅行の折に書かれたホ短調の弦楽四重奏は、大絶賛をもって世に迎えられ、後のシューマン、ブラームス、スメタナ、ドヴォルザークらの同ジャンルの作品の雛型的存在となりました。Op.80ヘ短調のカルテットは姉のファニーの死に際して書かれたもの。冒頭から激しい慟哭を思わせる切迫した表情ですが、ツェムリンスキーSQの面々は見事なアンサンブルで展開していきます。 (Ki)
PRDDSD-250268
(1SACD)
ドホナーニの弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番イ長調Op.7
弦楽四重奏曲第3番イ短調Op.33
コチアンSQ、ヴァーツラフ・ベルナーシェク(Vc)、
ヤロミール・クレパーチ(Pf)
ドホナーニの弦楽三重奏は名作の誉れ高いものの、四重奏は3篇ありながら、注目されず残念な限り。人好きのするメロディに満ち、友人のバルトークやコダーイよりも温和でロマンティックな味わいが魅力。録音の良さも特筆です。 (Ki)
PRDDSD-250269
(1SACD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44-1
アンダンテ Op.81-1
スケルツォ Op.81-2
弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3
ツェムリンスキーQ

録音:2010年5月31日、6月1、16、17日、プラハ
弦楽四重奏曲第1番+弦楽五重奏曲第1番(PRDDSD 250252)、弦楽四重奏曲第4番、第6番(PRDDSD 250267)に続く、ツェムリンスキー 四重奏団のメンデルスゾーン弦楽四重奏曲集の第3弾。第3番と第5番はベートーヴェンの弦楽四重奏曲の影響が濃い作品。1994年に結成さ れたツェムリンスキー四重奏団は、緻密なアンサンブルで構成感をしっかり生かしつつ、スピード感ある清流の迸りのような爽やかな演奏で 音楽の魅力を引き出しています。 (Ki)
PRDDSD-250270
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調Op.108
弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110
エフゲニー・コロリオフ(P)、
プラジャークSQ、
パヴェル・フーラ(Vn)
1949年生まれ、オボーリン門下ながらゲンリヒ・ネイガウスとマリヤ・ユージナの薫陶も受けたピアニスト、コロリオフ(コロリョーフ)待望の新録音。プラジャークSQとのショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲で、独特の鋭いタッチと知的な解釈が光ります。バルシャイ編曲の「室内交響曲」で知られる弦楽四重奏曲第8番の解釈はまさに21世紀的。新時代のショスタコーヴィチと申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-250271
(1SACD)
ブロッホ:チェロ作品集
ユダヤ人の生活から/ニーグン
ヘブライの瞑想曲/荒野の叫び
幻影と予言/無伴奏チェロ組曲第3番
ミハル・カニュカ(Vc)
ミゲル・ボルヘス・コエーロ(P)

録音:2010年2月11日、3月27、28日、プラハ
「シェロモ」で有名なエルネスト・ブロッホ(1880− 1959)のチェロ作品を収録。「荒野の叫び」は交響詩として知られていますが、これはチェ ロとピアノのためのオリジナルの形態。「幻影と予言」はそのうちの5楽章をピアノ独奏用に縮小したもの。「ニーグン」はヨーゼフ・シュースター によるピアノ伴奏版。いずれもどこか寂しげな郷愁を感じさせる音楽を、チェコの名チェリスト、ミハル・カニュカが豊かに歌い上げています。 (Ki)
PRDDSD-250272
(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.54「第1トスト四重奏曲集」
弦楽四重奏曲 ト長調 Op.54-1 Hob.III-58
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.54-2 Hob.III-57
弦楽四重奏曲 ホ長調 Op.54-3 Hob.III-5
パルカニQ

録音:2010年5月17−19日、プラハ
「ロシア四重奏曲集」からの3曲(PRDDSD 250238)に続く、パルカニ四重奏団によるハイドンは「第1トスト四重奏曲集」全3曲。トス トとは、エステルハージ家の宮廷楽団のヴァイオリニストの名前。1788年頃の作品で、交響曲だと第90番あたりの時代。ハイドンの充実ぶ りが感じられる名曲です。前進であるオルランドSQから数えると2011年で結成35年を迎えるパルカニ四重奏団(しかもチェロ以 外の三人は結成時のまま!)が、ベテランの技と味を遺憾なく発揮した演奏です。 (Ki)
PRDDSD-250274
(1SACD)
グリーグ:弦楽四重奏曲第1番ト短調op.27
ヨハン・スヴェンセン:弦楽八重奏曲イ長調op.3
コチアンSQ、M.ノスティッツSQ

録音:2010年4,5,9月
ノルウェーのロマン派の室内音楽作品集。グリーグのどこか民謡の雰囲気をただよわせた名作弦楽四重奏曲第1番は、哀愁感たっぷりに魅力的に響きます。スヴェンセンは規模の大きな管弦楽作品などを特に好んで作曲した人物だけに、八重奏曲も驚くべき豊かな響き。コチアン弦楽四重奏団とM.ノスティッツ弦楽四重奏団のコラボレーションも見事に息が合っています。 (Ki)
PRDDSD-250275
(1SACD)
R・シュトラウス:ピアノ四重奏曲ハ短調op.13
チェロ・ソナタ.ヘ長調op.16
カプリッチョ/弦楽六重奏曲への序奏ヘ長調
プラジャークSQ
[ミハル・カニュカ(Vc)、
ミゲル・ボルゲ・コエーリョ(P)、
ペトル・ホルマン(Vla)、
ウラディーミル・ホルティン(Vc)]

録音:2011年1,2月
R.シュトラウス20代前半のピアノ四重奏曲とチェロ・ソナタ、そして晩年のカプリッチョというカップリング。ピアノ四重奏曲は色彩豊かな情景が次々と変遷を遂げながらロマンあふれる魅力の作品。精気に満ちたチェロ・ソナタは絶品です。カプリッチョでは複雑に絡み合う旋律がえもいわれぬ空気を醸し出しています。 (Ki)
PRDDSD-250276
(1SACD)
シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op.21
組曲Op.29
アルダ・カイエッロ(シュプレヒシュテンメ)
プラジャークSQ、
ヤロミール・クレパーチ(P)、
ヴァーツラフ・クント(Fl)、
ミラン・ポラーク、カレル・ドーナル、
ヴィト・スピルカ(Cl)、
パヴェル・ヒューラ(指)

録音:2011年9月、2012年2月/マルチヌー・ホール(プラハ
シェーンベルクの十二音技法による過激な作品2篇を、プラジャークSQのメンバーと仲間たちが合奏。「月に憑かれたピエロ」 のシュプレヒシュテンメはイタリアのソプラノ・リリコのアルダ・カイエッロが熱演。現代作曲家のオペラや声楽曲に抜群の巧さで、今やひっぱりだこの実 力派。現代の古典というべき同作品では貫禄さえ感じられる存在感示しています。カップリングは1925年作の珍しい室内楽の組曲。弦楽三重奏、3本 のクラリネットとピアノという不思議な楽器編成で、非常に実験的。第3楽章はジルヒャー編曲のドイツ民謡「ターラウのエンヒェン」による猟奇的変奏曲。 (Ki)
PRDDSD-250277
(1SACD)
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲第2番Op.15-2
弦楽四重奏曲第4番Op.25-4
弦楽四重奏のための二つの楽章
ツェムリンスキーSQ

録音:2011年4月
弦楽四重奏曲作品15は、マーラーとシェーンベルクの間の時代を反映しており、表現主義の特色が垣間見えます。組曲(テーマとヴァリエーション)と四楽章からなる古典様式の二つの性格を併せ持ち、テーマの対立、絶え間なく続く緊張感、そしてそこからの開放が繰り広げられます。弦楽四重奏曲作品25は、ベルクの抒情組曲へのオマージュであり、六つのパートから成る組曲となっています。叙情性と疾走するような速いテンポのテーマを中心とし、特にプレリュードはバロックにおけるバッハを意識しています。美学的な観点で対立してしまったベルクとの関係を修正するために書かれたもので、絶え間なく新しいメローディーが現れ、マーラーの交響曲第五番の精神性を思わせる作品となっています。ツェムリンスキー四重奏団は、チェコの室内アンサンブルの中でも際立ち、リーダー的役割を担っています。1994年に結成され、近年ではアレクサンドル・ツェムリンスキー財団より、ツェムリンスキーの音楽を普及させた業績に対する賞を授与されています。また、ボルドー国際弦楽コンクール初め数々の弦楽コンクールにて優勝を飾り、その卓越した技巧と、確かな音楽的解釈に裏打ちされた深い表現は定番を得ています。 (Ki)
PRDDSD-250279
(1SACD)
カバレフスキー:ピアノソナタ第1番ヘ長調Op.6
第2番変ホ短調Op.45
第3番ヘ長調Op.46
クリストフ・ドルゼ(P)
ドミートリー・カバレフスキーは自身がピアノの名手でもあったため、非常に流麗で効果的なピアノ曲を数多く残しています。ピアノソナタは3篇あり、スクリャービン風な習作の第1番、ギレリスに捧げられたボルテージが高く重厚で技巧的な第2番、軽快ながら毒を孕み、ホロヴィッツも愛奏した第3番と、いずれも魅力的。単に急速で爽快なだけでなく、独特の叙情性とメロディに満ちているのも特徴です。以前パヴァーヌ・レーベルからカバレフスキーの「24の前奏曲」のCDを出していたクリストフ・ドルゼ。ロシア物を得意とする技巧派で、大柄な技巧が光ります。 (Ki)
PRDDSD-250280
(1SACD)
フェルステル(1859-1951):ピアノ三重奏曲変ロ長調op.38
ノヴァーク:三重奏曲ニ短調op.27「バッラータ風に」
ヤナーチェク:おとぎ話(オリジナル4楽章版)
フィビヒ:三重奏曲ヘ短調
プラハ・キンスキー・トリオ

録音:2010年

PRDDSD-250281
(1SACD)
グラズノフ:弦楽四重奏曲第3番ト長調Op.26「スラヴ」
ホルンと弦楽四重奏のための「牧歌」
弦楽四重奏曲第4番イ短調Op.64
ツェムリンスキーSQ、
クリストフ・エス(Hrn)

録音:2011年9-11月
グラズノフは色彩的で華麗な管弦楽法を駆使したバレエ音楽や交響曲が代表作ですが、弦楽四重奏にも心血を注ぎ、生涯に10以上の作品を残しています。そのなかで第3番は「スラヴ」という副題を持つ民族的なもので、祭を描いた終楽章などにグラズノフの楽天主義が良く現れていて魅力的。驚くほど美しいメロディにあふれていて、癒しの効果も抜群。カップリングのホルンと弦楽のための「牧歌」は瑞々しい抒情と旋律にあふれていて、気が変になるほどの美しさ。バンベルク響の首席奏者エスの美音が光ります。弦の国チェコを代表する名弦楽四重奏団ツェムリンスキーSQが豊かな響きを聴かせてくれます。 (Ki)
PRDDSD-250282
(1SACD)
ボロディン:室内楽作品集vol.1
弦楽四重奏曲第2番ニ長調
チェロ・ソナタロ短調
ピアノ五重奏曲ハ短調
プラジャークSQ
ミハル・カニュカ(Vc)、
ヤロミール・クレパーチ(P)

録音:1999年3月、2000年1月
自身もピアノ、フルート、チェロを弾いたボロディンは、10ほどの室内楽作品をのこしています。弦楽四重奏曲ニ長調に含まれる、有名なノクターン楽章は、世界中で様々な編曲で愛されている名曲です。チェロ・ソナタはJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン組曲BWV1001ト短調をボロディンがロ短調に、そしてチェロとピアノのために書き直したもの。原曲の雰囲気をのこしつつ、よりドラマティックに仕上がっています。 (Ki)
PRDDSD-250283
(1SACD)
シューマン:謝肉祭op.9
ショパン:バラード第3番変イ長調op.47、
 夜想曲第13番ハ短調op.48-1、
 スケルツォ第4番ホ長調op.54、
 幻想曲ヘ短調op.49
スラヴカ・ペチョコヴァー(P)

録音:2011年1、2月
プラハ・ピアノ・デュオの一人、マルティン・フルシェルおよび巨匠モラヴェッツに師事したスラヴカ・ペチョコヴァーが弾くシューマン&ショパン作品集。 (Ki)
PRDDSD-250284
(1SACD)
ツェムリンスキー:いたるところに咲く五月の花〜ソプラノと弦楽六重奏のための
チェロ・ソナタイ短調
弦楽五重奏のための二つの小品
チェロとピアノのための3つの小品
ルーシー・ハジコヴァー(S)
ツェムリンスキーSQ
プラジャークSQメンバー
ツェムリンスキーの若き日の作品集。ブラームスの影響が色濃く見られます。デーメルの詩によるやや病的な「いたるところに咲く五月の花」は、8分に満たない短い作品ながら、心を波立たせる作品です。 (Ki)
PRDDSD-250285
(1SACD)
リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲ハ短調(1897)
アレンスキー:ピアノ三重奏曲ニ短調(1894)
キンスキー・ピアノ・トリオ

録音:2011年9月
師弟関係にあったリムスキー=コルサコフとアレンスキーのピアノ三重奏曲。聴き比べてみると、リムスキー=コルサコフの中にブラームスの影響が、アレンスキーの中にシューマンやメンデルスゾーン、チェイコフスキースラヴ民謡の影響が強く出ています。この作品が作られた当時の時代精神を感ずることができる一枚。キンスキー・ピアノ・トリオは、1998年に結成されたチェコの代表的な室内アンサンブル。全員の非常に息の合ったタイミング、美しい音色、深い音楽的抒情性を湛えたその演奏は、ヨーロッパ全土から注目を集められています。 (Ki)
PRDDSD-250286
(1SACD)
ラヴェル:ヴァイオリン作品集
ツィガーヌ
ヴァイオリン・ソナタ.ト長調 
フォーレの名による子守歌
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ 
ヴォカリーズ(ハバネラ形式のエチュード)
ヴァイオリン・ソナタ(遺作)
サーシャ・ロジェストヴェンスキー(Vn)、
ジョシアン・マーフルト(P)、
ミハル・カニュカ(Vc)

録音:2011年7月23日-27日、プラハ音楽院にて
ユーディ・メニューインやイヴリー・ギトリスなど往年の名手達も絶賛するヴァイオリニスト、ロジェストヴェンスキー。今、ロシアの若手演奏者の中で最も注目を浴びる奏者の1人といっても過言ではないでしょう。2010年に来日公演を行って以来、日本においても高い注目を集めています。若きヴィルトゥオーゾが今回収録に臨んだのはラヴェルのヴァイオリン作品集。技巧的な作品から、ラヴェル特有の深い音楽表現に富む作品まで、ラヴェルの魅力が詰まった1枚といえましょう。若手演奏家として同じく期待を集める名手マーフルト、カニュカらとの卓越したアンサンブルは必聴。若手らしいエネルギッシュな音色だけでなく、甘美で物憂げな音色も美しい名演です。 (Ki)
PRDDSD-250287
(1SACD)
ツェムリンスキーSQ/ウィーン古典派作品集
ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調Op.76-3「皇帝」
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第6番変ロ長調Op.18-6*
ツェムリンスキーSQ
[フランチシェク・ソウチェク、
ペトル・ストジージェク(Vn)、
ペトル・ホルマン(Va)、
ウラジミール・フォルチン(Vc)]

録音:2011年1月30-31日、3月9-10日*
プラハ、マルチネク・スタジオ(デジタル・セッション
ターリヒ、プラハ、コチアンSQの指導を受け、その伝統を受け継ぐツェムリンスキー弦楽四重奏団は今や自他ともに認めるチェコを代表するカルテット。作曲家、指揮者、教育者として16年間かの地の音楽文化の発展に貢献したツェムリンスキーをグループ名に戴いています。2010年ボルドー室内楽コンクール1位をはじめ多くの国際賞を獲得。四人の際立ったテクニック、知的なプログラミング、チェコ伝統のアンサンブルの精神により、すでに最も信頼に値するカルテットと評価されています。今回のアルバムでは、弦楽四重奏曲というジャンルを確立したハイドン、言葉のないオペラの世界を創造したモーツァルト、室内楽という枠を超える表現力のベートーヴェン・・・という今日に至るまでこのジャンルの規範である傑作群を、少しも気負うことなく自然体で演奏しているのがかえって新鮮。聴き手を瞬時に幸せにする安心印の演奏といえるでしょう。 (Ki)
PRDDSD-250288
(1SACD)
ボロディン:ピアノ三重奏曲ニ長調(1862)
弦楽六重奏曲ニ短調(1860)
弦楽三重奏曲 ト短調(1850、2Vn,1Vn)
弦楽三重奏曲ト長調(1850、2Vn,1Vn)
スペイン風セレナーデ(1886)
プラジャークQ
キンスキー・ピアノ・トリオ

録音:2011年5月(ドモヴィナ・スタジオ)
ボロディンの作品は、力強い叙事詩的性格と豊かな和声が特色です。四重奏曲は、ボロディンが国民楽派に参加する以前の1850−1860年に書かれました。最後のトラックの『スペイン風セレナーデ』は、リャードフ、グラズノフ、リムスキー=コルサコフとの共作の弦楽四重奏曲で、彼らのパトロンで出版社でもあったべリャーエフに献呈されました。したがって、ベリャーエフの名前が、B-La-F(Bflat-A-Fの音)に置き換えられ、この三つの音を題材に作曲が進められました。ピチカートが多用され、ギター的な奏法など、スペインを思わせる魅力的な作品です。プラジャーク弦楽四重奏団は、1972年に結成、1978年にエヴィアン・弦楽コンクールにて優勝し、さらにラジオ・フランスより、コンクール期間中のレコーディングにおいて優れた業績の残したことで特別賞を授与されました。キンスキー・ピアノ・トリオは1998年結成、卓越したチェコの室内アンサンブルのひとつです。2007年より、プラハの古都広場にあるストーン・ベル・ハウスでの定期演奏会を開いています。音色のきらびやかな、全員の非常に息のあった軽やかなリズムが魅力です。 (Ki)
PRDDSD-250289
(1SACD)
ハイドン:3つの弦楽四重奏曲op.71(アポニー弦楽四重奏曲)
第1番変ロ長調
第2番ニ長調
第3番変ホ長調
プラジャークQ

録音:2012年3月17日、2011年10月15日、2012年6月28日、いずれもドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
プラハを代表する名門、プラジャーク四重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集。1972年にプラハの若手音楽家たちによって結成された当団も2012 年で結成40周年を迎え、円熟したアンサンブルでますますの活躍を見せています。これまでハイドンの四重奏曲に数多く取り組んできたプラジャーク四重 奏団が今回収録したのは、ロンドンで大成功を収めたハイドンがウィーンに帰った頃に作曲した3つの四重奏曲。同時期に作曲されたもう1つの3つの 弦楽四重奏曲集op.74(PRDDSD 250212)と合わせて「アポニー四重奏曲」の名でも知られる後期の傑作群のひとつです。機知に富んだ旋律と洗練 されたアンサンブルが美しく、全体的にディヴェルティスマン気質あふれる愉しいハーモニーが絶品!柔和な音色と繊細かつ綿密に組み上げられたアンサン ブルで高い評価を得ているプラジャーク四重奏団の演奏は、気品あふれる四重奏曲にまさに適役といえましょう。軽やかな部分では溌剌とした瑞々しい演 奏を聴かせてくれる一方、ゆったりとした部分では楽器そのものの響きを十分に活かした厚いハーモニーを聴かせています。「十字架上のキリストの最後の 7つの言葉」(PRDDSD 250291)で魅せた深みのあるハーモニーとはまた違った、軽妙洒脱な演奏で愉しませてくれます! (Ki)

PRDDSD-250290
(1SACD)
チェレプニン:チェロとピアノのための作品全集
チェロソナタ第1番ニ長調Op.29 (1924)
同第2番Op.30の1 (1925)
同第3番Op.30の2 (1919-26)
オード (1919)
平均律チェロ曲集Op.38(全12曲)(1925-6)
聖史劇Op.37の2
歌と踊りOp.84(全4曲)(1953)
ミハル・カニュカ(Vc)、
ミゲル・ボルジェシュ・コエーリョ(P)

録音:2011年11月、2012年5月/プラハ音楽院
興奮のアルバムの登場です。伊福部昭、松平頼則、江文也らを教え、近代日本音楽の発展に多大な寄与をしたロシア出身の作 曲家アレクサンドル・チェレプニンのチェロとピアノのための作品全集。同種のものにChandosレーベルのイワーシキン盤もありますが、当盤は「聖史劇 Op.37の2」も含めた完全版。彼のチェロ曲は、1953年の「歌と踊り」を除き、すべてが初期パリ時代、タンスマンやマルティヌーらと「エコール・ド・パリ」 を結成していた時期の産物です。ロシアの伝統をフランス風に洗練させた作風で、「チェロソナタ」と銘打ちながらほとんどピアノ主役でプロコフィエフばり に疾走する第1番など痛快の極み。チェレプニンは当時袋小路に陥っていた西洋作曲界に出口を見出そうとしました。そのひとつとして、独自の9音音階(ド・ レ♭・ミ♭・ミ・ファ・ソ・ラ♭・ラ・シ)を考案し作品に応用。このアルバムでは12曲から成る「平均律チェロ曲集」もこの音階に基づいていて、不思 議な音響世界を作り上げています。
プラジャークSQのメンバーでもあるミハル・カニュカ。「歌と踊り」の被献呈者ピアティゴルスキーの弟子ということもあり、自在かつ雄弁な演奏を聴 かせてくれます。ロシア音楽、日本音楽のファン必携の1枚と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-250291
(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」op.51 プラジャークQ
2012年に結成40周年を迎えた名門プラジャーク四重奏団による、ハイドンの傑作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」。結成以来この楽曲に対して熟慮を重ねてきたというプラジャーク四重奏団、満を持してのリリースとなります!もともとはスペインの町カディスの教会から依頼を受けて作曲された管弦楽曲。序章、福音書に書かれたキリストの7つの言葉に対応する7曲のソナタ、そして最後にキリストの死と共に訪れた地震を表わす曲という物語的展開を持った楽曲です。荘厳な序章と、静謐を打ち破るかの如き最後の「地震」は圧巻。その間におかれた7曲のアダージョ・ソナタはどれも瞑想の儀を思わせる厳かで静謐な雰囲気となっています。原曲の荘厳さはそのままに、小編成ならではの洗練されたアンサンブルと繊細なハーモニーを楽しめるのは大きな魅力。SACDハイブリッド盤の高音質で、プラジャーク四重奏団の清廉なアンサンブルの音色にじっくりと瞑想できるおすすめ盤です!
ブラジャーク四重奏団は1972年にプラハ音楽院の学生たちによって結成された演奏団体。熟練したアンサンブルでモーツァルトからショスタコーヴィチまで、幅広いレパートリーを弾きこなす実力派です。ラ・フォル・ジュルネ2012でも来日を予定しており、今後も注目必至です! (Ki)
PRDDSD-250292
(1SACD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第9番ニ短調 op.34
弦楽四重奏曲第13番ト長調 op.106
ツェムリンスキーQ

録音:2012年3月24、25日、マルティニク・スタジオ(プラハ)
2012年のラ・フォル・ジュルネでも注目を集めたチェコの名門、ツェムリンスキー四重奏団が、待望のSACD Hybrid盤新譜をリリースしました!ツェ ムリンスキー(PRDDSD 250277)やグラズノフ(PRDDSD 250281)の四重奏曲集も好評の名門が、今回ついに彼らの故郷を代表する大家ドヴォルザー クの四重奏曲を収録!1994年の設立以来、チェコの伝統音楽の相続人たらんと幅広く演奏活動を行っている団体だけに、注目は必至。第9番はドヴォ ルザークが次女と長男を相次いで亡くした年に作曲された作品で、同年に発表した傑作「スターバト・マーテル」も思わせる美しくも悲痛な旋律の数々に ぐっと引き込まれます。当時親交を深めつつあったブラームスに献呈した作品でもあり、深い悲しみの表現には彼の作風も思わせるよう。とはいえ、抒情 性あふれる流麗なアンサンブルにはドヴォルザークらしい魅力が詰まっているように感じられましょう。第9番とは一転、軽快な旋律から始まる第13番は、 彼がアメリカからボヘミアへ帰国した年に作られた作品。波瀾の年を乗り越え、生まれ故郷へと帰還した歓びが、民族色の濃い快活な旋律の数々から感 じられます。曲調は違えど、いずれの作品もドヴォルザークらしい抒情性豊かな旋律と、濃密に絡み合うアンサンブルを堪能することができます。ツェムリ ンスキー四重奏団の演奏は相も変わらず見事。クリアな発音と卓越したアンサンブルが、知的で洗練されたハーモニーを生み出しています! (Ki)
PRDDSD-250293
(1SACD)
フィンドレイが奏でる変奏曲集
ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」による変奏曲WoO.46
 モーツァルトの「魔笛」の「娘か女か」による変奏曲Op.66
イジー・ゲムロト:ルートヴィヒの挨拶(ベートーヴェンの主題による変奏曲)(2009)
 ドヴォルザークの主題による変奏曲(2011)
マルティヌー:スロヴァキア民謡による変奏曲
 ロッシーニの主題による変奏曲
ジェレミー・フィンドレイ(Vc)、
ペール・ルンドベリ(P)

録音:2011年8、10月/聖ヴァヴィジェニネツ教会(プラハ)
ェロとピアノのための古今の変奏曲を集めたアルバム。タイトルはRococo Cello Variationsですが、チャイコフスキーの同 名作品は収録されていません。現代チェコの作曲家イジー・ゲムロト(1957-)の「ルートヴィヒの挨拶」はベートーヴェンの「ヴァイオリンソナタ第1番」 のロンド主題に基づく変奏曲。ジャズ風の変奏があるのも今風。「ドヴォルザークの主題による変奏曲」はドヴォルザークの「チェロ協奏曲イ長調」の主 題に基づくもので、ドヴォルザークの作風模倣が興味津々。ジェレミー・フィンドレイはトロント出身で、かのノリントンも絶賛する若手。世界中でひっぱ りだこの、今後人気者となりそうな逸材です。 (Ki)
PRDDSD-250294
(1SACD)
グリンカ:大六重奏曲変ホ長調
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調
グリンカ:ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」の主題による華麗なディヴェルティメント
ルーカス・クランスキー(P)、
パヴェル・ネイテク(Cb)、
プラジャークQ

録音:2012年3月プラハ音楽院 2012年6月28日ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
2012年で結成40周年を迎えたプラハの名門アンサンブル、プラジャーク四重奏団が、グリンカとチャイコフスキーの室内楽作品を収録した新譜をリリー スしました!ロシア音楽の祖ともいわれるグリンカですが、今回収録された2曲はいずれも留学先のイタリアの影響を色濃く感じる作品で、明るく軽快な曲 調が魅力的。イタリア随一の避暑地、コモ湖への旅行中に作曲された大六重奏曲は、湖畔の美しい景色を思わせる抒情的な旋律の数々が美しく、ピアノと 弦楽器が織り成す爽やかなアンサンブルが見事です。室内楽的に掛け合うところもあれば、ピアノ協奏曲のようにピアノ・ソロが際立つ部分もあり、一言で 表しきれない多彩な聴き所を内包した作品といえましょう。ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」の主題を用いたディヴェルティメントとともに、チェコ期待の 若手ピアニスト、ルーカス・クランスキーが若さあふれる溌剌としたタッチで力強くも軽やかに魅せてくれます。コントラバスを担当するのはチェコ・フィル で30年以上にわたって活躍し続けている名手パヴェル・ネイテク!パノハ四重奏団との共演でも知られ、室内楽ジャンルにおいてチェコ屈指のコントラバ ス奏者として活躍する名手です。チェコを代表する往年の名手らと俊英ピアニストとのアンサンブルは安定感抜群。爽やかなグリンカから一転、チャイコフ スキーの弦楽四重奏曲第1番では、プラジャーク四重奏団ならではの柔和な音色と共に、抒情性あふれる憂愁の旋律の数々を存分に堪能できます。有名 な第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」はもちろんのこと、ロシアの民俗舞曲を思わせる第4楽章の鮮烈な掛け合いも聴き所。結成40年を迎えてなお 成熟し続ける名手らの妙技に聴き入る1枚です。 (Ki)
PRDDSD-250295
(1SACD)
アリアーガ:弦楽四重奏曲第3番変ホ長調
トゥリーナ:闘牛士の祈りOp.34
トルドラ:海へのまなざし
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター五重奏曲Op.143
ツェムリンスキーSQ
ミリアム・ロドリゲス・ブリューロヴァ(G)

録音:2012年12月5-6日プラハ
ツェムリンスキー弦楽四重奏団によるスペインの作曲たちの弦楽四重奏曲集。 夭折の天才作曲家アリアーガの「弦楽四重奏曲第3番」。『スペインのモーツァルト』と呼ばれるアリアーガらしい活き活きとした情熱溢れる作品。フラン ス近代音楽の影響を受けながらも、抒情豊かなスペイン風味の音楽が魅力のトゥリーナ。「闘牛士の祈り」は元々リュート四重奏曲として書かれ、後にトゥ リーナ自身が弦楽四重奏曲→弦楽合奏曲に編曲しました。闘牛士の緊張と不安が描写されたトゥリーナ特有のほの暗く美しい旋律が魅力的な作品です。 またトルドラの「海へのまなざし」は繊細で色彩豊かな曲。そしてテデスコのギター五重奏曲は、ツェムリンスキーQの面々がギターを上手く引き立てて、 ギターも爽快に自然な表現で、センチメンタルで美しい旋律が繰り広げられます。
PRDDSD-250296
(1SACD)
ヴァインベルク:ピアノ五重奏曲 Op.18
弦楽四重奏曲第10番Op.85
弦楽四重奏曲第13番Op.118
ニキータ・ムンドヤンツ(P)、
ツェムリンスキーSQ

録音:2015年4-5月/マルティネク・スタジオ(プラハ)
近年リリースの多いヴァインベルク作品ですが、またまた上質の新録音が登場。初期の傑作「ピアノ五重奏曲」は作曲者自身 とボロディンSQによる決定的名演が残されていますが、ここでは1989年生まれのニキータ・ムンドヤンツがピアノ・パートを担っています。彼はソ連の 名ピアニスト、アレクサンドル・ムンドヤンツの息子で、モスクワ音楽院でニコライ・ペトロフに師事した期待の新人。作曲者自作自演のような凄みはあ りませんが、より客観的で爽やかな好演となっています。2篇の弦楽四重奏曲のうち10番は、後の妻となったオリガへの「音による愛の告白」といわれ ています。自己の人生や、歴史の惨たらしさに対する非難を込めた作品が主流のヴァインベルク芸術の中で、珍しく恋する男性の気持ちに満ちています。ツェ ムリンスキーQがほほえましく演奏しています。 (Ki)
PRDDSD-250297
(1SACD)
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36
プラジャーク SQ、
ペトル・ホルマン(Va)、
ヴラディミール・フォルティン(Vc)

録音:2013 年 6月12-14日ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
第2楽章がルイ・マルの名画「恋人たち」に使われたことでも有名なブラームスの弦楽六重奏曲第1番。ブラームスの作品中でも、 とりわけ美しいメロディとロマンにあふれる名作ですが、意外に新録音がありません。チェコのベテラン、プラジャーク四重奏団に二人のチェコの名手を 加えた充実の演奏を聴かせてくれます。SACDハイブリッドの録音良さも特筆もの。ブラームスならではの厚い響きですが、さすが「弦の国」チェコ、つ ややかでたっぷりした音が眼前に広がり、堪能できます。昨年創立40周年を迎えたプラジャーク四重奏団の深い音楽性もじっくり味わえます。 (Ki)
PRDDSD-250298
(1SACD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第12番 イ長調 K 414
第11番 ヘ長調 KV 413
第13番 ハ長調 KV 415
スラーヴカ・ピエホチォヴァー=ヴェルネロヴァー(P)
プラジャークSQ
パヴェル・ネイチェク(Cb)

録音:2013年1月
チェコが生んだ名クァルテット、プラジャーク弦楽四重奏団の新譜は、モーツァルトのピアノ協奏曲室内楽編成版。ソリストにキンスキー・トリオのピア ノ奏者も務めるスラーヴカ・ピエホチォヴァー=ヴェルネロヴァーを迎え、また、コントラバスを加えた編成です。プラジャーク弦楽四重奏団のメンバー が奏でる颯爽とした音楽にのって、ピエホチォヴァーの堅実なピアノが光ります。室内楽編成ならではの親密な雰囲気による珠玉の協奏曲をお楽しみくだ さい! (Ki)

PRDDSD-250299
(1SACD)
限定盤
サティ:ピアノ曲集、他
舞踏への小序曲
グノシエンヌ第1番
「真夏の夜の夢」のための5つのしかめ面
ジムノペディ第1番
太った木の人形のスケッチとからかい
グノシエンヌ第2番
いやな気取り屋の3つのワルツ
バラ十字軍の最初の思想
風変わりな美女〜行進曲「フランス‐月世界」
ジムノペディ第2番
グノシエンヌ第7番
風変わりな美女〜ワルツ「眼の中の神秘的なキス」
グノシエンヌ第3番
ジュ・トゥ・ヴ/冷たい小品
グノシエンヌ第4番&第5番
エンパイア劇場のプリマドンナ
サラバンド第3番/自動記述法
ジムノペディ第3番
バレエ音楽「パラード」*
クリストフ・ドゥルーズ (P)
マニュエル・ロザンタール(指)*
フランス国立O*

録音:2012年12月ラ・ショー・ド・フォン市ホール(スイス)、1959年6月パリ*
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目 されるシリーズの新作はサティ。ロザンタール指揮フランス国立管によるバレエ音楽「パラード」は、長岡鉄男先生が絶賛したEVEREST原盤。待望の SACD化です。
長岡先生は名著「外盤A級セレクション」で、『パラードは軽妙洒脱、明るく散乱する曲と演奏、録音は明るくハイ上がりだがレンジは広く、ローエン ド20Hzはタイプやピストル、ハイエンド20kHz、25kHzはシンバルや、名前は忘れたがハンドルを回すとギリギリと歯ぎしりする楽器、これが超音 波領域までのびており、脳ミソをひっかき回すような強烈な音を出す。シンバルもやや厚み不足だが、ハイエンドのサラサラとしたのびは他のレコードでは 聴けないもの。タイプライターがグランドピアノぐらいのサイズに聴こえるが、音は生々しい。ハイ上がりの壮絶録音だが歪み感はなく、鮮度、切れこみ、 情報量、分離、エネルギー等、多くの点で優れており、音場感も悪くない。スペアナで見てもハイエンドののびはわかると思うが、カセットへのダビング では音色一変してしまう。サウンドマニア向きのレコードだ。』これがますますパワーアップ。驚愕の音世界にご期待下さい。 アルバムの5分の4を占めるピアノ曲は、2012年12月の最新録音。独奏を務めるクリストフ・ドゥルーズはリパッティやチェルカスキー、ブッフホル ツに学んだベテラン。ロシア音楽のスペシャリストとして、カバレフスキーやキュイのアルバムをリリースしていたこだわり派の名手。今回のサティもジムノ ペディ、グノシエンヌ、ジュ・トゥ・ヴ、エンパイア劇場のプリマドンナなど人気曲はもちろん、凝った選曲がドゥルーズならではです。 (Ki)

PRDDSD-250300
(1SACD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」op.96
弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 op.105
テルツェットop.74
ツェムリンスキーSQ

録音:2013年5月
1994年に結成されたツェムリンスキー弦楽四重奏団。結成20周年を目前にし、ドヴォルザークの名曲の堂々のリリースとなりました。「アメリカ」も 第14番も、完全に手中に収めた、という感じの練り上げられた音楽に圧倒。テルツェットは、ドヴォルザークがモーツァルトへのオマージュとして書いた 作品で、ヴィオラ奏者でもあったドヴォルザークが好んで友人と演奏したといいます。 (Ki)
PRDDSD-250301
(1SACD)
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
コンチェルティーノ*
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
プラジャークSQ、
スラーフカ・ヴェルネロヴァー=ピェホチョヴァー(P)*、
ミラン・ポラーク(Cl)*、
ルカーシュ・コジーネク(Fg)*、
ヤン・ヴォボジル(Hrn)*
録音:2013年3月、10月ドモヴィナ・スタジオ、
2013年9月マルティヌー・コンサート・ホール*(プラハ)
プラジャークSQを中心としたヤナーチェクの室内楽曲集。ヤナーチェクの弦楽四重奏曲といえば、プラジャークの顔ともいえ るレパートリーで、1997年録音の旧盤もロングセラーを続けています。今回、16年を経て再録。円熟の度合いを深め、説得力もますます増していますが、 第 1ヴァイオリンがパヴェル・フーラに替り、フレッシュな魅力を放ちます。嬉しいのが、ピアノを独奏とする「コンチェルティーノ」が入っていること。ヴェ ルネロヴァー=ピェホチョヴァーの郷土色豊かな独奏に訊き惚れます。 (Ki)
PRDDSD-250302
(1SACD)
ドビュッシー:作品集
(1)牧神の午後への前奏曲(ザックス/シェーンベルク編による室内楽版)
チェロ・ソナタ
夢想(フルニエ編によるチェロとピアノ版)
ヴァイオリン・ソナタ
亜麻色の髪の乙女(ハイフェッツ編によるヴァイオリンとピアノ版)
ピアノ三重奏曲ト長調
プラジャークSQ、
ヤロミール・クレパーチ(P)
スラーフカ・ヴェルネロヴァー=ピェホチョヴァー(P)
キンスキー・ピアノ・トリオほか

録音:2013年6月12-14日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
プラジャークSQを中心としたドビュッシーの室内楽曲集。注目はシェーンベルクの「私的音楽協会」のため1920年に編曲 された室内楽版の「牧神の午後への前奏曲」。フルート、オーボエ、クラリネット、ハルモニウム、ピアノ、サンバル・アンティーク、ヴァイオリン2、ヴィ オラ、チェロ、コントラバスの11人奏者のためのもので、これまでシェーンベルクの編曲とされてきましたが、今日では弟子ベンノ・ザックスがシェーン ベルクの指示のもと行なった仕事と判明しています。原曲にひけをとらぬ色彩感と表現力で興奮させられます。ヴァイオリン・ソナタはパヴェル・フーラ、チェ ロ・ソナタはミハル・カニュカといずれもプラジャークSQの名手が独奏。若書きのピアノ三重奏曲はキンスキー・ピアノ・トリオによるのも期待できます。 (Ki)
PRDDSD-250303
(1SACD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第8番ホ長調Op.80 B.75
ミニアチュアOp.75a B.149
糸杉B.152(全12曲)
ツェムリンスキーSQ

録音:2013年8月24-25日/マルティネク・スタジオ(プラハ)
今回はツェムリンスキーSQの演奏による弦楽四重奏曲 第8番が注目。15篇ある彼の弦楽四重奏曲のなかでも、1875年作のこの作品で弦楽四重奏作家としての主体性を確立したとされる名作です。長調な がら憂いをおびた独特の世界にひたれます。また、ドヴォルザークの激しい恋心が反映された歌曲に基づく「糸杉」も非常な美しさ。チェコの団体ならで はのつややかな弦の響きを存分に堪能できます。 (Ki)

PRD-250304
ヤーノシュ・シュタルケル追悼
マルティヌー:チェロ協奏曲第1番(1955年第3版)
プロコフィエフ:チェロ協奏曲ホ短調Op.58*
ドホナーニ:コンツェルトシュテュックOp.12#
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、
ジョン・ネルソン(指)チェコRSO
ワルター・ジュスキント(指)フィルハーモニO*.#

録音:1990年3月19日プラハ(ライヴ)
1956年7月14-16日ロンドン*
1956年7月14-16日ロンドン#
2013年に89歳の生涯を終えたハンガリー出身の名チェロ奏者ヤーノシュ・シュタルケル。彼の録音のなかから、20世紀のチェロ協奏曲を集めた好企画。 有名な作曲家の作品ながら、意外に聴く機会のない3篇なのも大歓迎。マルティヌーのチェロ協奏曲第1番は1930年の初版が小管弦楽で、1939年 に大管弦楽に直し、さらに晩年大改訂を加えました。ここではその最終稿を聴くことができます。 プロコフィエフはピアノやヴァイオリンの協奏曲が人気なのに比べ、チェロ協奏曲はあまり馴染みがありません。第1番はソ連帰国後1938年の作で、 「ピーターと狼」やバレエ音楽「ロミオとジュリエット」と同時期のもの。しかし独奏部の異常な難しさと西欧的感覚が不評で、いわば封印された作品となり、 晩年に「交響的協奏曲」へ改作しました。シュタルケルは貴重なオリジナル稿で演奏。切れ味満点で、プロコフィエフならではのスリリングな音楽に興奮 させられます。 シュタルケルの同胞ドホナーニ初期のコンツェルトシュテュックも聴きもの。ドホナーニのメロディ・メイカーとしての才の光る作品で、どことなくリヒャ ルト・シュトラウスのオペラを思わせます。これもシュタルケルがとびきりの美しさで奏でています。 (Ki)
PRDDSD-250305
(1SACD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集Vol.8
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.51
弦楽四重奏曲第11番ハ長調Op.61
ツェムリンスキー SQ

録音:2014年2月15-16日/マルティネク・スタジオ(プラハ)
Pragaレーベルが続けるドヴォルザークの室内楽シリーズの第8弾。11番は1881年、歌劇「ディミトリー」作曲中に急遽 依頼され、それを中断して書いたという作品。第3楽章にチェロ曲「ポロネーズ」の主題が出てきます。第10番は、ヒット曲「スラヴ舞曲」を思わす民 族色ゆたかな作品で、ドヴォルザークの魅力全開の親しみやすさ。ツェムリンスキーSQは、チェコの団体ならではのつややかな弦の響きとお国ものの巧 さを存分に堪能できます。
※このディスクはジャケット及び側面、盤面には「第10番と11番」と表記、バックカバー及びブックレット表4には「第10番と13番」と記されていますが、 実際に収録されているのは「第10番と11番」です。出荷時にシールで訂正される予定です。
PRDDSD-250306
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第14番嬰ヘ長調Op.142
弦楽四重奏のための2つの小品 (1931)
弦楽四重奏曲第15番変ホ短調Op.144
プラジャークSQ

録音:2014年5月15-16日、7月1、2、9日ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
ョスタコーヴィチは番号付きの弦楽四重奏曲を15曲残していますが、ここでは最晩年の14番と15番にプラジャークQ が挑戦。いずれも謎めいた引用に満ちていて、想像力をかきたてられます。ショスタコーヴィチが手掛けた最初の弦楽四重奏曲は1931年の「2つの小品」。 第1曲「エレジー」は、歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」第1幕のカテリーナのアリア「わかったわ、もう寝る」、第2曲「ポルカ」はバレエ音楽「黄 金時代」の「ポルカ」の編曲。シリアスで悲痛な前者と、人を小馬鹿にしたような後者いずれもショスタコーヴィチの個性に満ちさすが。プラジャーク Qが絶妙な演奏を繰り広げ、アルバム全体が何かの暗号のような様相を呈します。 (Ki)
PRD-250307
モラゲス&ブラレイ
(1)モーツァルト:クラリネット,ヴィオラ,ピアノのための三重奏曲「ケーゲルシュタット」K.498
(2)モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581
(3)ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34
パスカル・モラゲス(Cl)、
プラジャークSQ、
ヴラディミル・メンデルスゾーン(Va)(1)、
フランク・ブラレイ(P)(1)

録音:2002年1月13日(2)、2003年2月17日(1)/マルセイユ、2001年1月15-16日/パシー福音教会(パリ)(3)
以前にSACDハイブリッド盤として発売されたパスカル・モラゲスのモーツァルト(PRDDSD250200)が、今回通常CDで再発売。別売され ていたウェーバーのクラリネット五重奏曲が新たにカップリングされているのも嬉しい限り。モラゲスにとって初のモーツァルト録音で、その清新な演奏が 発売時に話題となりました。「ケーゲルシュタット・トリオ」のピアノ・パートはフランク・ブラレイなのも豪華です。
PRD-250308
ヤナーチェク:作品集
(1)「死の家から」〜前奏曲
(2)カンタータ「アマールス」
(3)「利口な女狐の物語」組曲(ターリヒ&スメターチェク編)
(4)「死の家から」組曲*
ヴェラ・ソウクポヴァー(S)、
ヴィレム・プシビル(T)、プラハ・フィルCho
ヴァーツラフ・ノイマン(指)、
フランティシェク・イーレク(指)*
チェコPO

録音:(1)1974年3月28日スメタナ・ホール(ライヴ)
(2)1974年3月28日スメタナ・ホール(ライヴ)
(3)1988年3月3日スメタナ・ホール(ライヴ)
(4)1979年4月12日スメタナ・ホール(ライヴ)
全てステレオ
ノイマンのヤナーチェクは、さすがお国物ならではの絶品ですが、壮年期のライヴが登場します。カンタータ「アマールス」はヤナーチェク自身の幼少 期を反映させたもので、主人公アマールス少年の気の毒な生涯は涙なくしては聴けません。ヤナーチェクの色彩的なオーケストラをチェコ・フィルが最高 に描いています。 (Ki)
PRD-250309
エミール・ギレリス・イン・プラハ
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ.ヘ長調K.533 / 494
(2)ブラームス:4つのバラードOp.10
(3)ブラームス:幻想曲集Op.116
エミール・ギレリス(P)

録音:(1)1973年5月24日(ライヴ)
(2)ブ[1978年5月10日チェコ放送(ライヴ)
(3)[1973年5月24日(ライヴ)
全てステレオ
旧ソ連の巨匠エミール・ギレリスが、最盛期にプラハの春音楽祭で行ったコンサートのライヴ。これまでモーツァルトのソナタとブラームスの幻想曲集 の一部がCD発売されていましたが、今回幻想曲集Op.116は全7曲収録。音質の良さでギレリスの鋼鉄のタッチはもちろん、微妙なニュアンスまで聴 き取れ魅了されます。ギレリスといえば超絶のテクニックによる強靭な演奏のイメージがありますが、モーツァルトの温かみやブラームス晩年の深い諦念と 無限の闇を絶妙に表現。20世紀最高のピアニストのひとりだったことを実感させてくれます。
PRD-250310
シューベルト: ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929
プラハ・グァルネリ・トリオ【イヴァン・クラーンスキー(P)、チェネク・パヴリーク(Vn)、マレク・イェリエ(Vc)】

録音:2003年3月25-26日、6月22-23日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
2003年にSACDハイブリッド盤でリリースされ高く評価されたプラハ・グァルネリ・トリオのシューベルト。今回は通常CDで再発売となりました。 名手クラーンスキーのピアノが充実度満点で、シューベルトの世界を満喫できます。 (Ki)
PRD-250311
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956*
弦楽三重奏曲第1番変ロ長調D.471
弦楽三重奏曲第2番変ロ長調D.581
プラジャークSQ、
マルク・コペイ(Vc)、
パヴェル・フーラ(Vn)

録音:2002年9月1日*、2007年11月4日ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
かつてプラハ・レーベルから別カップリングのSACDハイブリッド盤でリリースされていたものを通常CDで編み直しました。プラジャークSQに名手 マルク・コペイを加えた弦楽五重奏曲が充実の名演。さらに2篇しか残されていない弦楽三重奏曲もこのレベルでの登場は貴重。SACD発売時は「ベー トーヴェン三重奏団」と表記されていましたが、当盤では人名のみとなっています。 (Ki)
PRD-250312
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
バルトーク:弦楽四重奏曲第4番Sz.91*
パールカーニSQ

録音:2003年12月ドープヘジンデ教会(オランダ)、2008年6月3日ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)*
1976年に創設され各国のコンクールでのきなみ優勝したオルランドSQ。そのうち3名のメンバーにより1984年に創設されたパールカーニSQ。驚くべき精密なアンサンブルと深い音楽性で近代の名作3篇を聴かせてくれます (Ki)
PRD-250313
モーリン・フォレスター追悼
マーラー:子供の不思議な角笛(全13曲)
5つのリュッケルトの歌*
モーリン・フォレスター(C.A)
ハインツ・レーフス(Bs)
フェリックス・プロハスカ(指)ウィーン祝祭O
フェレンツ・フリッチャイ(指)ベルリンRIAS響*

録音:1963年5月27-31日ウィーン、1956年ベルリン* 全てステレオ
5年前に歿したカナダの名アルト、モーリン・フォレスター(1930-2010)を追悼するアルバム。マーラー歌手として一世を風靡した彼女が、若さと張 りに満ちた時期に巨匠と共演した貴重な音源。「子供の不思議な角笛」は「死んだ少年鼓手」(レーフスのバス独唱)を含む13曲版。深々とした声質、 劇的な表現の凄まじさなど、往年の巨匠たちから認められた才能を堪能させてくれます。 (Ki)
PRD-250314
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」Op.59の2*
弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
プラジャークSQ

録音:1999年3月、8月、9月)、2000年10月* ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
かつて別カップリングで発売されていた2作を集めたアルバム。収録時間ぎりぎりのお得盤です。プラジャークの演奏は覇気と真摯な迫力に満ち感動的。 (Ki)
PRD-250315
左手のための名作集Vol.1
(1)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
(2)スクリャービン:左手のための前奏曲Op.9-1
(3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番
(4)バルトーク:左手のための練習曲 BB.71.No.1
(5)ブリテン:ディヴァージョンズOp.21
(1) サンソン・フランソワ(P)、
 アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O
 録音:1959年8月3日/サル・ワグラム
(2) アンドレイ・ガヴリーロフ(P)
 録音:1978年5月17日プラハ(ライヴ)
(3) ルドルフ・ゼルキン(P)、
 ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
 録音:1958 年2月2日フィラデルフィア
(4)ガボール・ガボシュ(P)
 録音:1965年1月20日ブダペスト(ライヴ)
(5)ジュリアス・カッチェン(P)
 ベンジャミン・ブリテン(指)LSO
 録音:1955年7月3-4日ロンドン
 全てステレオ
さまざまな理由から、右手が困難になったピアニストのために書かれた左手作品を集めたシリーズ第1弾。このジャンルといえば挙げられるパウル・ヴィ トゲンシュタインの依頼で作曲されたラヴェル、プロコフィエフ、ブリテンの協奏曲をメインに、スクリャービンとバルトークの小品が収められた魅力的な ラインナップ。
さらに演奏陣が超豪華。ラヴェルがフランソワとクリュイタンス、プロコフィエフがゼルキンとオーマンディ、ブリテンがカッチェンと作曲者という定評の ある音源を集めています。さらにガヴリーロフが弾くスクリャービンも未知の音源。いずれも作曲者たちがピアニズムのトリックと職人芸を駆使して両手以 上の効果をあげていて驚き。左手ピアノ音楽をじっくり聴くのに最適なアルバムと申せましょう。 (Ki)
PRD-250316
左手のための名曲集Vol.2
(1)バッハ(ブラームス編):シャコンヌBWV1004
(2)マルティヌー:コンチェルティーノ(ディヴェルティメント)H173
(3)ヤナーチェク:カプリッチョ
(4) R・シュトラウス:家庭交響曲余禄Op.73
(1) ワルター・クリーン(P)/録音:1964年12月2日ウィーン(ライヴ)
(2) ジークフリート・ラップ(P)、ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指)ロー・オーケストラ・ゾンダーズハウゼン/録音:1962年12月4-6日ソンダースハウゼン、クルーツィス教会(ドイツ)
(3)イヴァン・クラーンスキー(P)、トマーシュ・コウトニーク(指)アンサンブル/録音:1999年7月3-4日プラガ・ディジタル・スタジオ
(4)タチアナ・ニコラーエワ(P)、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)モスクワRSO/録音:1966年2月2日/モスクワ(ライヴ)
副題に「オタカル・ホルマンに捧ぐ」とありますが、彼は第1次世界大戦で右手を負傷し、左手ピアニストとして活躍したチェコの名手。ここに収めら れたヤナーチェクとマルティヌーは彼の委嘱で作られました。ここに収められた4作品は、いずれも演奏水準の高さに瞠目させられます。
ブラームスが左手用に編曲したバッハの「シャコンヌ」は、日本とも縁の深い名手ワルター・クリーンの演奏というのに注目。カチッとしながらも味わい 深く絶品。感動させられます。
リヒャルト・シュトラウスの「家庭交響曲余禄」は、タイトル通りあの「家庭交響曲」の続編。ラヴェルの左手協奏曲と同じくパウル・ヴィトゲンシュタ イの依頼で作曲され、交響曲とは別の息子の急病と治癒までのエピソードを左手ピアノとオーケストラで私小説風に描いています。ニコラーエワがとりあ げていたとは狂喜。若きロジェストヴェンスキーの統率力も驚異的です。 (Ki)
PRD-250317
ギドン・クレーメル・イン・プラハ
(1) シューベルト:華麗なロンド D.895
(2) フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
(3) ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ〜第2楽章
(4) バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2 番 SZ.76
(5) シュニトケ:モーツ・アルト*
ギドン・クレーメル(Vn)、
エレーナ・クレーメル(Vn)*、
オレグ・マイセンベルク(P)

録音:(1)1978年2月14日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
(2) 1978年2月14日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
(3)1974年6月1日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
(4) 1978年3月24日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
(5) 1976年5月16日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
全てステレオ
かつてPragaレーベルから発売され、ベストセラーとなったクレーメルによるフランクのヴァイオリン・ソナタ。長く入手困難となっていましたが、待望 の復活となります。さらに嬉しいのは、カップリングもクレーメルとマイセンベルクのプラハ・ライヴが集められていること。いずれも過去にリリースされた ことのない貴重な音源ばかり。当時20代後半だったクレーメルの鋭さと異常なエネルギーが驚愕。バルトークのボルテージは後年の録音とは比較になら ない兇暴性を示しています。また、朋友シュニトケの当時出来たてのほやほやだった「モーツ・アルト」を当時の夫人だったエレーナ・クレーメルと共演。 クレーメル・ファン必聴のアルバムです。 (Ki)
PRD-250318
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
第10番変イ長調Op.118
第11番ヘ短調Op.122*
第12番変ニ長調Op.133*
第13番変ロ短調Op.138#
ベートーヴェンQ
【ドミートリー・ツィガーノフ、ニコライ・ザバヴニコフ(Vn)、フョードル・ドゥルジーニン(Va)、セルゲイ・シリンスキー(Vc)】

録音:1966年1月10日モスクワ(ライヴ)
1969年3月25日モスクワ(ライヴ)*
1971年1月27日レニングラード(ライヴ)#
※GENUINE STEREO(正真正銘ステレオ)」との表記あり。
ショスタコーヴィチの15曲ある弦楽四重奏曲のうち、第1番と15番以外の13曲のを世界初演したベートーヴェン四重奏団。ショスタコーヴィチの 私小説か日記のような存在である弦楽四重奏曲を共同制作者級に熟知する彼らの演奏は、ちょうど交響曲におけるムラヴィンスキー盤のように、このうえ なく貴重。ここでは第2ヴァイオリンがザバヴニコフに代わってからのコンサートから4曲。CDの表示によれば、1966年から71年までの放送用ステレオ・ ライヴとのことですが、11番と13番はメロディアから発売されているものと同一演奏。10番と12番は初出と思われます。構築性と説得力はその後の どの団体も真似のできない凄さ。ショスタコーヴィチ・ファン必聴のアルバムです。 (Ki)
PRD-250319
ショスタコーヴィチ・アルバム

(1)交響曲第9番変ホ長調Op.70
(2)ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
(3)弦楽四重奏曲第3番ヘ長調Op.73
(1) ズデニェク・コシュラー(指)チェコPO
 録音:1967年5月26日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
(2)オイストラフ・トリオ
 録音:1961年5月26日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
(3)スメタナQ
 録音:1961年1月20日ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
いずれもチェコ、ドヴォルザーク・ホールでのライヴ。コシュラーの9番とオイストラフ・トリオはPragaレーベルから、スメタナSQはスプラフォンか ら発売されていましたが、今日入手困難なため大歓迎。ことにピアノ三重奏曲第2番はオイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノ、クヌシェヴィツキー のチェロによる神業的名演。ここに収められた3篇は第2次世界大戦末から終戦直後に産みだされたもので、アルバムは「戦禍の跡」と題されています。 (Ki)
PRD-250320
プラハのオイストラフ
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.21
バルトーク(シゲティ編):ハンガリー民謡〜「子供のために」#〜第6、13、18番
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ〜第2楽章「バラード」#
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」Op.27の3
プロコフィエフ:5つのメロディOp.35b*
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調*
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、
フリーダ・バウエル(P)

録音:1966年5月18日*、1969年5月19日#、1972年5月17日 ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
旧ソ連の大巨匠ダヴィド・オイストラフがチェコのプラハで行った貴重なライヴ集。壮年期のプロコフィエフとラヴェルのテクニックも素晴らしく、また 死の2年前1972年のバルトークとイザイもまさにお宝と申せましょう。ことにイザイの無伴奏ソナタはステレオ録音で、鬼気迫る演奏に金縛り状態。オ イストラフならではのつるつるした美音も魅力です。 (Ki)
PRD-250321
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
スケルツォ〜F.A.Eのソナタ
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」*
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100**
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、
フリーダ・バウエル(P)*,#

録音:1968年12月8日モスクワ(ライヴ)
1972年5月17日プラハ(ライヴ)*
1972年3月29日モスクワ(ライヴ)**
1966年5月18日プラハ(ライヴ)#
全てステレオ
かつてPragaレーベルからリリースされながら、今日入手困難となっているオイストラフのブラームスのヴァイオリン・ソナタ、プラハ・ライヴが待望の 復活。さらに嬉しいのが、リヒテルとの共演による第2番とF.A.Eのソナタのスケルツォをカップリングして、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集とい う超魅力的なアルバムとなりました。オイストラフのつるつるした美音と切れ味鋭い技巧に圧倒されますが、とりわけリヒテルと共演した第2番の深々とし た音楽性と歌ごころが絶品中の絶品の神業。ブラームスのヴァイオリン・ソナタのアルバムとして必携の一枚と申せましょう。 (Ki)
PRD-250322
ダヴィド・オイストラフ〜ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1*
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)* 、
フリーダ・バウエル(P)

録音:1969年5月19日プラハ(ライヴ)
1967年10月29日モスクワ(ライヴ)*
1967年1月1日モスクワ(ライヴ)#
全てステレオ
オイストラフのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタといえば、オボーリンとの名演が有名ですが、こちらはプラハ・ライヴ及び、モスクワ放送からチェ コ放送にへ提供されたテープをマスターにリマスタリング。リヒテルとの共演は第6番ですが、ピアノの雄弁さに聴き惚れます。フリーダ・バウエルとの「春」 と「クロイツェル」は、オボーリンとの共演盤以上にオイストラフの自由な演奏が魅力的。説得力満点です。

PRD-250324
プリムローズの芸術
(1)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.364
(2)ベルリオーズ:イタリアのハロルド〜第3楽章「セレナード」
(3)バルトーク:ヴィオラ協奏曲
(4)ウォルトン:ヴィオラ協奏曲(オリジナル版)
全て、ウィリアム・プリムローズ(Va)
(1)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、
 イズラー・ソロモン(指)RCAビクターSO
 録音:1956年10月2日ニューヨーク
(2)シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
 録音:1958年3月31日ボストン
(3)ティボル・シェルイ(指)新SO
 録音:1951年
(4)ウィリアム・ウォルトン(指)
 フィルハーモニアO
 録音:1946年7月22-23日ロンドン
※GENUINE STEREO(正真正銘ステレオ)」との表記あり。
CDジャケット、解説書、盤面には「GENUINE STEREO(正真正銘ステレオ)」と明示されていますが、年代から見てもオリジナルはモノラル。ヴィ オラを主役楽器として認識させた名手プリムローズの貴重な録音を集めたアルバム。モーツァルトとベルリオーズはRCA原盤、ウォルトンはEMI原盤で すが、入手容易となって大歓迎と申せましょう。ウォルトンは作曲者自身、バルトークは補筆完成者が指揮を受けもっているのも貴重です。 (Ki)
PRD-250325
オイストラフ/チャイコフスキー&シベリウス
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 2つのユモレスクOp.87
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
モスクワRSO*、モスクワPO

録音:1968年9月27日*、1965年7月23日/モスクワ・ステレオ
2004年にメロディアからリリースされたCDと同内容。チャイコフスキーはオイストラフの生誕60年を記念して行われたコンサートのライヴで、余裕 の巨匠芸を満喫できます。若きロジェストヴェンスキーの伴奏もほれぼれするような巧さ。シベリウスの冷たいヴァイオリンの響きも独特です。 (Ki)
PRD-250331
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第4番ニ長調Op.83
弦楽四重奏曲第6番ト長調Op.101
弦楽四重奏曲第9番変ホ長調Op.117
ボロディンSQ
【ロスチスラフ・ドゥビンスキー、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn)、ドミートリー・シェバリーン(Va)、ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)】

録音:1966年1月、11月/モスクワ(ラジオ放送)ステレオ
オリジナル・ブックレットのトラック表示によれば、モスクワ放送でオンエアされた1966年録音の音源と受け取れますが、同解説書中には別の記述もありはっきりしません。いずれにしてもボロディンSQによる1960年代のショスタコーヴィチ録音は今日入手困難で、ファンには朗報と申せましょう。ドゥビンスキーならではの歌ごころが独特の魅力を放っています。 (Ki)
PRD-250337
ロストロポーヴィチのプロコフィエフ
チェロ・ソナタ.ハ長調Op.119
交響的協奏曲ホ短調Op.125*
チェロと管弦楽のためのコンチェルティーノOp.132 #
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
アレクサンドル・デデューヒン((P)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ソヴィエト国立SO*、
モスクワRSO#
録音:1964年2月25日モスクワ音楽院ホール(ライヴ)
1964年5月13日モスクワ音楽院ホール(ライヴ)#
※純正Stereoと記されています
プロコフィエフは晩年にチェロ作品をいくつか手掛けましたが、いずれもロストロポーヴィチの存在があって誕生しています。その3作を37歳のロスト ロポーヴィチの演奏で集めました。交響的協奏曲は1930年代に作曲したチェロ協奏曲第1番を改作したもの。チェロ協奏曲第1番は、楽器の機能を 無視した難技巧を当局から批判され、名手ロストロポーヴィチの協力で新たな作品に仕上げました。それにより創作欲を刺激されたプロコフィエフはコン チェルティーノに着手しますが、未完のまま世を去ります。そこでロストロポーヴィチが補作し、カバレフスキーがオーケストレーションを施して完成させ ました。最晩年のプロコフィエフならではの清明な世界を味わえます。 (Ki)
PRD-250339
アニー・フィッシャーの協奏曲集
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
 ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482*
 ロンド第1番ニ長調K.328#
シューベルト:即興曲ヘ短調D935-4##
アニー・フィッシャー(P)
エードリアン・ボールト(指)、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)*
フィルハーモニアO
エルヴィン・ルカーチ(指)ハンガリーRSO#

録音:1959年2月ロンドン、1959年4月ロンドン*、1965年2月ブダペスト(ライヴ)#、1959年4月ブダペスト(ライヴ)##
※純正Stereoと記されています
モーツァルトの協奏曲とシューベルトはEMI音源、ロンドはフンガロトン音源。いずれも入手困難なものなので大歓迎。アニー・フィッシャーならでは の溌剌とした楷書的演奏を堪能できます。 (Ki)
PRD-250346
シャブリエ:作品集
狂詩曲「スペイン」
田園組曲(全4曲)
歌劇「いやいやながらの王様」〜スラヴ舞曲
ブレー・ファンタスク(ピアノ版)*
ブレー・ファンタスク(オーケストラ版)
10の絵画風小品*
ポール・パレー(指)デトロイSO
ジャン=ジョエル・バルビエ(P)*

録音:1960年11月デトロイト、1965年シャンゼリゼ劇場* (ステレオ)
シャブリエの代表作を集めた嬉しい一枚。人気作「スペイン」や「田園組曲」などをポール・パレーの洗練された演奏で聴くことができます。さらに「田 園組曲」のオリジナル「10の絵画風小品」、オーケストラ版と併録されている「ブレー・ファンタスク」のピアノ版は名手バルビエの粋な解釈にひたれます。 (Ki)
PRD-250341
リムスキー=コルサコフ:交響曲第1番ホ短調
ストラヴィンスキー:交響曲第1番変ホ長調Op.1*
 幻想的スケルツォOp.3#
ボリス・ハイキン(指)モスクワRSO
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指)コロムビアSO*
CBC響#

録音:1966年3月26日モスクワ、1965年5月2日ハリウッド*、1962年12月1日トロント#
リムスキー=コルサコフとストラヴィンスキーという近代管弦楽の大家の最初のオーケストラ曲を集めた一枚。とは言っても、リムスキー=コルサコフの 交響曲第1番は、後に作曲者が大改訂した版で、円熟期のオーケストレーションを堪能できます。ハイキンの明るい響きが魅力。興味深いのはストラヴィ ンスキーの「作品1」の交響曲。23-5歳の作で40分の大曲。グラズノフを思わすみずみずしいロシア色に満ち、作曲者の名を伏せたならば、誰もスト ラヴィンスキーの作とは思えません。ロシア音楽好きなら気にいること間違いなしです。 (Ki)
PRD-250342
ユージナの肖像
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲Op.35*
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1**
ストラヴィンスキー:セレナード#
バルトーク:ミクロコスモス〜第128、132、137、142、144、146、149番
ストラヴィンスキー:ピアノと管楽オーケストラのための協奏曲##
マリヤ・ユージナ(P)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
モスクワRSO

録音:1961年4月*、1964年6月10日**、1962年3月2日#、1964年1月8日、1962年9月##
※純正Stereoと記されています
マリヤ・ユージナ(1899-1970)はショスタコーヴィチの同級生だったピアニスト。暗黒時代のソ連に生きながら、政府に平気でたてつくなど奇行で有 名でした。彼女はバッハやベートーヴェンで誰も真似できない構築性と高みを見せると同時に、20世紀音楽にも熱心でした。ここでは得意なベートーヴェ ンのほか、ストラヴィンスキーやベルクで信じ難い説得力を示しています。スターリンもファンだったというユージナの至芸をご堪能下さい。 (Ki)
PRD-250347
ハスキル&フリッチャイ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459
ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415*
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466#
クララ・ハスキル(P)
フェレンツ・フリッチャイ(指)BPO
RIAS響*#

録音:1955年9月、1953年3月*(ライヴ)、1955年9月#(ライヴ)/ベルリン
DGの名盤中の名盤。ハスキルのピアノの素晴らしさももちろんながら、フリッチャイ節炸裂の伴奏部が聴きものです。 (Ki)
PRD-250348(2CD)
ブダペスト四重奏団のブラームス
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51の2
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67
弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51の1
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111
ブダペストQ
ワルター・トランプラー(Va)

録音:1963年11、12月(四重奏)、1958年1月(五重奏)/ニューヨーク
こちらも名盤中の名盤、ブダペスト四重奏団によるブラームス作品集から弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲全曲。いぶし銀の芸風を聴かせてくれます。 (Ki)
PRD-250349
バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」
カンタータ・プロファーナ「魔法にかけられた鹿」*
ユーディト:ジュディス・ヘルヴィグ(S)
青ひげ公:エンドレ・コレーフ(Br)
リチャード・ルイス(T)、
マルコ・ロートミュラー(Br)*
ワルター・ジュスキント(指)新SO&cho

録音:1953年6月/キングズウェイ・ホール
バルトークの愛息ペーターがアメリカで始めた「バルトーク・レコード」。その名盤をPragaがリリース。オペラ「青ひげ公の城」は大物指揮者の名盤 がありますが、ジュスキントの1953年録音は、さすがに遺族の肝いりだけあって驚くべき水準。この作品の真価を味わえます。 (Ki)
PRD-250353(2CD)
リヒテル・プレイズ・シューベルト
(1)ピアノ・ソナタ第9番ロ長調Op.147 D.575
(2)ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調D.625
(3)ピアノ・ソナタ第14番イ短調Op.143 D.784
(4)アレグレット ハ短調D.915
(5)ピアノ・ソナタ第18番ト長調Op.78 D.984
(6)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.985
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1965年4月15日/カーネギーホール(1)、1978年7月23日/ヘルクレス・ザール(2)、
1979年2月6日/東京文化会館(3)、1962年10月23日/フィレンツェ、テアトロ・コムナーレ(4)、
1978年5月3日/モスクワ(5)、1972年4月/ザルツブルク(6)(すべてライヴ)
リヒテルのシューベルトはどれも神業の評価で多数のディスクがありますが、ここではJVCや個人所蔵音源など今日入手困難なものを集めた好企画。充 実のひとときを堪能できます。 (Ki)
PRD-250354
カラヤンのシベリウス
交響曲第2番ニ長調Op.43
交響曲第4番イ短調Op.63*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
フィルハーモニアO

録音:1960年3月キングズウェイ・ホール(ロンドン)
1953年7月キングズウェイ・ホール(ロンドン)*
※純正Stereoと記されています
どちらもEMI音源。交響曲第2番はステレオですが、第4番は時代的にもモノラル。カラヤン壮年期の貴重な録音で、音楽を美しく彫琢する美学は 後年と共通するものの、若々しいエネルギーに満ちていて魅力的です。 (Ki)
PRD-250358(2CD)
バルトーク・弦楽四重奏曲全集 ヴェーグQ

録音:1954年9-10月/ロンドン
ヴェーグ四重奏団はバルトークの弦楽四重奏曲全集を2回録音していますが、これは最初の方。リーダーで第1ヴァイオリンのシャーンドル・ヴェーグはハンガリー人で、作品の民族色と激しい感情を見事に表現。Praga社のインフォメーションによると、1954年コロムビア初期盤から板起こし復刻したとのことで、60年以上経ながら物凄いエネルギーが伝わってきます。 (Ki)
PRD-250362
リムスキー=コルサコフ:作品集
弦楽六重奏曲イ長調
(2)ピアノと木管のための五重奏曲〜第2楽章
(3)交響組曲「シェエラザード」
(1)パヴェル・フーラ、ミロシュ・チェルニー(Vn)、ズビニェク・パドウレク、ヨセフ・クルソニュ(Va)、ヴァーツラフ・ベルナーシェク、ミハル・カニュカ(Vc)、
(2)プラハ木管五重奏団員
 イヴァン・クラーンスキー(P)
(3)ピエール・モントゥー(指)LSO

録音:2003年1月31日(1)、1月22日(2)、
1957年9月(3)
全てステレオ
ントゥーの「シェエラザード」はステレオ最初期のデッカの名盤。早めのテンポで颯爽とした演奏。新マスタリングでの登場となります。弦楽六重奏曲はリムスキー=コルサコフの初期作品で、第2楽章はBACH(シ♭・ラ・ド・シ)の音による三声の二重フーガだったり、ロシア的な美しい歌に満ちた第4楽章など聴きどころも多い曲。ピアノと木管の五重奏曲の第2楽章は「シェエラザード」の萌芽を感じさせるオリエンタルな雰囲気が興味津々です。 (Ki)
PRD-250363
バラキレフ:交響曲集
交響曲第1番ハ長調
交響曲第2番ニ短調*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指) モスクワRSO*
録音:1949年11月キングズウェイ・ホール(ロンドン)、1966年5月モスクワ放送*
バラキレフの交響曲第1番は完成に33年もかかった力作で、あざやかなロシア色に満ちた44分の充実した作品。これを41歳のカラヤンが録音して いたのは、まさにロシア音楽の至宝と申せましょう。有名な録音ではありますが、語り口の巧さはもちろんながら想像以上の凄さで、ロシアの指揮者顔負 けの爆演を聴かせてくれます。残念ながらカラヤンは第1番しか録音を残していないため第2番はやはり若き日のロジェストヴェンスキーによるものが収 録されています。この当時のロジェストヴェンスキーの統率力は神業で、加えて盛りあがる箇所はロシアの伝統をたっぷり聴かせてくれて最高です。 (Ki)
PRD-250368
ピアティゴルスキー讃
(1)ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
(2)サン=サーンス:チェロ協奏曲イ短調Op.33
(3)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
ナタン・ミルシテイン(Vn)(1)、
フリッツ・ライナー(指)RCAビクターSO(1)(2)、
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO(3)

録音:1961年6月ニューヨーク(1)(2)、1957年1月30日ボストン(3)
いずれもRCA音源。名盤中の名盤です。
PRD-250369(2CD)
ドヴォルザーク:管弦楽曲集
Disc1
(1)交響曲第7番ニ短調Op.70
(2)カンタータ「白山の後継者たち」
(3)交響詩「野鳩」
(4)交響詩「水の魔物
(5)交響詩「真昼の魔女」
(6)交響詩「金の紡ぎ車」
(7)交響詩「英雄の歌」
ズデニェク・コシュラー(指)(1)(2)、
ズデニェク・ハラバラ(指)(3)-(6)
チェコPO(1),(3)-(6)、プラハSO(2)
アロイス・クリマ(指)プラハRSO(7)

録音:1964年10月12-14日(1)(3)、1972年1月(2)、1961年9月19-20日(4)-(6)、1961年10月(7) 全てステレオ
ドヴォルザークの作品のなかから、とりわけボヘミア的なテーマのものを集めたアルバム。「白山の後継者たち」は1872年、ドヴォルザーク29歳の出世作。1620年11月にプラハ近郊の山で起きたハプスブルク軍とボヘミア貴族のカトリック対プロテスタントの宗教戦闘となっています。交響詩はいずれもエルベンの民話み基づきますが、内容は暗く残酷なものが多いのが意表をつきます。往年のオペラ指揮者ズデニェク・ハラバラ(1899-1962)最晩年の録音が貴重。ボルテージの高い演奏を楽しめます。 (Ki)
PRD-250370(2CD)
モーツァルト:弦楽五重奏全集
(1)第2番ハ長調K.515
(2)第5番ニ長調K.593
(3)第1番変ロ長調K.174
(4)第3番ト短調K.516
(5)第4番ハ短調K.406
(6)第6番変ホ長調K.614
ブダペストSQ
【ヨーゼフ・ロイスマン、アレクサンダー・シュナイダー(Vn)、ボリス・クロイト(Va)、ミッシャ・シュナイダー(Vc)】、
ワルター・トランプラー(Va)

録音:1965年12月11-12日(5)、1966年2月21-25日(3)(6)、12月14-17日(1)(4)、18-19日(2)/ニューヨーク
全てステレオ
ブダペストSQによるモーツァルトの弦楽五重奏曲全集は、非の打ちどころのない完璧すぎる世界。この至宝はこれまで3枚組でしたが、 2 枚となりさらにお求めやすくなりました。モーツァルトの哀しみをここまで表現できた演奏はないといわれてきました。 (Ki)
PRD-250371
ドヴォルザーク:作品集
(1)セレナードホ長調B36(初稿の八重奏版)
(2)弦楽セレナードホ長調Op.22(B52)
(3)管楽セレナードニ短調Op.44(B77)
チェコ九重奏団(1)(3)
ネヴィル・マリナー(指)アカデミーCO(2)

録音:1998年9月(1)、10月(3)/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)、
1965年11月/セント・マーチン教会(2)
ドヴォルザークの作品のなかでもとりわけ美しく人気の高い「弦楽セレナード」。わずか12日間で書きあげたとされますが、実は原作があったとされます。それはクラリネット、ホルン、ファゴット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、ピアノの八重奏で、ニコラス・イングマンが復元しました。現行版のこころにしみいるようなつややかな音色と異なる、素朴で軽い感覚が魅力。もちろんオリジナル版も収録。マリナー指揮アカデミー室内管の美演を楽しめます。 (Ki)
PRD-250372(2CD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5の1 チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5の2
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」による7の変奏曲WoO46
モーツァルトの「魔笛」の「女か娘か」による12の変奏曲Op.66
チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102の1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102の2
ヘンデルの「マカベアのユダ」の「見よ勇者は帰る」による12の変奏曲WoO.45
パブロ・カザルス(Vc)
ルドルフ・ゼルキン(P)

録音:1952-53/パラデス
ベートーヴェンのチェロ・ソナタの決定的名盤とされるカザルスとゼルキンによる録音の登場です。すべてフィリップス音源で、アレクサンドラ・エヴラー ルがリマスタリング。鮮明な音質に生まれ変わりました。 (Ki)
PRD-250373(2CD)
レオニード・コーガン/ソ連のヴァイオリン協奏曲集
(1) ハチャトゥリヤン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(2) ハチャトゥリアン:コンチェルト・ラプソディ
(3) フレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調Op.23
(4) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
(5) ヴァインベルク:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.67
(6) デニーソフ:パルティータ(バッハのパルティータ第2番BWV1004による)
レオニード・コーガン(Vn)
ピエール・モントゥー(指)ボストンSO(1)
キリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO(2)(4)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO団(3)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・フィル(5)、
パヴェル・コーガン(指)器楽アンサンブル(6)

録音:1958年1月12日シンフォニー・ホール(ボストン)(1)、
1964年11月11日ロンドン(スタジオ録音)(2)、
1977年1月5日モスクワ(ライヴ)(3)
1961年モスクワ(ライヴ)(4)、
1961年9月モスクワ(スタジオ録音)(5)
1981年9月5日モスクワ(ライヴ)(6)
全てステレオ
レオニード・コーガンはオイストラフと並ぶソ連の大ヴァイオリニストで、ムローヴァや佐藤陽子の師としても知られています。1982年に58歳の若さで亡く なりましたが、ロシアのヴァイオリニストとしては明るい音色で、ヴァイオリンの美しさを堪能させてくれます。残された録音はいずれも逸品ですが、現在入手 困難なものが多いので大歓迎のリリースと申せましょう。
ハチャトゥリヤンの協奏曲は作曲者指揮による盤もありますが、こちらはコーガンの初訪米時にモントゥーの指揮でセッション録音された貴重な記録で す。モントゥーの推進力に満ちた伴奏も素晴らしく、さすが「春の祭典」初演者の面目躍如たるものがあります。 ハチャトゥリヤンの「コンチェルト・ラプソディ」はコーガンのために書かれ、録音もされましたが、指揮者コンドラシンが亡命したため、音源は長くお蔵に なっていました。 同じくヴァインベルクの協奏曲もコーガンのために書かれ、ロジェストヴェンスキー指揮の世界初演時のライヴはCD化されていますが、コンドラシンとの 決定盤は入手困難となっていました。近年CDが次々に発売されている作品ですが、コーガンの凄すぎる演奏の前に霞んでしまいます。 もうひとつ注目なのが、ソ連現代作曲家デニーソフがJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004」に室内オーケストラの伴奏を付 けた珍品。前衛的なものではなく、アルビノーニの「アダージョ」のようなものものしい濃厚さで色彩豊か。コーガンが最晩年に愛息の伴奏で演奏しています。 (Ki)
PRD-250377(2CD)
ズデニェク・コシュラー讃
Disc 1(踊りの音楽)
(1) スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
(2) ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
(3) プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラーとロリー」
(4) バルトーク:舞踊組曲
Disc 2(フランス/チェコ音楽)
(5) ボシュコヴェツ:スタート
(6) オネゲル:ピアノ小協奏曲
(7) ヤナーチェク:シンフォニエッタ
(8) ミヨー:交響曲第10番Op.382
(9) マルティヌー:寓話(第1、2曲)
ボリス・クライニー(P)(6)、
ズデニェク・コシュラー(指)
チェコPO(1)-(4)、
プラハSO(6)、
プラハRSO(5)(7)-(9)

録音:1979年3月(1)、1977年3月7-10日(2)、1973年3月(3)(4)、4月(5)、1977年4月(7)、1970年4月20日(ライヴ)(8)、1979年9月5日(ライヴ)(9)/ドヴォルザーク・ホール、1970年5月チェコ放送(ライヴ)(6) 全てステレオ
ズデニェク・コシュラー(1928-1995)は、東京都SOの客演指揮者としてたびたび来日していたため、日本でもおなじみのチェコの実力派。彼の魅力 をCD2枚でたっぷり味わえます。1枚目は舞曲を集めていますが、スメタナ以外は現代の過激なものばかり。コシュラーのリズムの冴えが光ります。2枚目は チェコの作曲家を中心としていますが、パヴェル・ボシュコヴェツ(1894-1972)の「スタート」はスポーツをオーケストラで描いた珍しい作品。また日本でも 人気のあるヤナーチェクの「シンフォニエッタ」、意外に録音のないオネゲルのピアノ小協奏曲など貴重です。 (Ki)
PRD-250379
ストラヴィンスキー:2台のピアノのための作品集
(1)ロシア風スケルツォ(作曲者編 1954)
(2)春の祭典(ジョン=パトリック・ミロウ編2台ピアノ版)
(3)2台のピアノのための協奏曲
(4)5つの小品(連弾)
(5)3つの小品(連弾)
(6)2台のピアノのためのソナタ
(7)タンゴ(バビン編)
ヴィーチャ・ヴロンスキー&ヴィクトル・バビン(1)(3)(7)、
ベルナール・ジョブ&ジョン=パトリック・ミロウ(2)(4)(5)、
アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(6)

録音:1961年(1)(7)、1962年(3)/ニューヨーク、1982年6月18日(2)、1991年2月9-10日(4)(5)/パリ、1962年11月/ミュンヘン(6)
ストラヴィンスキー自身の編曲による連弾版「春の祭典」は、昨今大物ピアニストたちの人気レパートリーとなっていますが、ここではジョン=パトリック・ ミロウが35年前に自身で2台ピアノ用に編曲、録音した貴重な音源が収められています。ミロウは高度な技巧とフレッシュな感覚にあふれたフランスの ピアニストでしたが、1996年に43歳の若さで急逝しました。より複雑な2台ピアノ版「春の祭典」と、技術的にはわりと平易なオリジナル連弾作品を ミロウの演奏で堪能できます。 さらにロシア出身でアメリカで人気となったピアノ・デュオのヴロンスキー&バビンの往年の録音から、ジャズ・バンドのために書いた「ロシア風スケルツォ」 のストラヴィンスキー自身による2台ピアノ版やバビン編曲の「タンゴ」も大歓迎。また意外にシリアスな「2台のピアノのためのソナタ」はコンタルスキー 兄弟の名演で楽しめます。 (Ki)
PRD-250380
ジャクリーヌ・デュ・プレ讃
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.Z:1
(2)ディーリアス:チェロ協奏曲
(3)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.65
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
ダニエル・バレンボイム(指)イギリスCO(1)、
マルコム・サージェント(指)ロイヤルPO(2)、
ジョン・バルビローリ(指)LSO(3)

録音:1967年4月17、24日アビーロード・スタジオ(1)、
1965年1月12、14日(2)、
1965年8月19日(3)/キングズウェイ・ホール
 全てステレオ
いずれもEMI音源。名盤中の名盤です。
PRD-250381
ベートーヴェン:室内楽曲集
(1)弦楽五奏曲ハ長調Op.29
(2)ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16
(3)大フーガOp.133
ブダペストSQ
ワルター・トランプラー(Va)(1)、
ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)(2)

録音:1965年12月6-7日(1)、1962年11月11日(2)、1961年5月21日(3)/ニューヨーク
アルバム・タイトルは「ベートーヴェンの最初と最後の室内楽」で、1796年の「ピアノと木管のための五重奏曲」を1801年にベートーヴェン自身が ピアノ四重奏に書き直した版と1826年の「大フーガ」の両方をブダペスト弦楽四重奏団の演奏で聴くことができるぜいたくなアルバム。前者はピアノを ホルショフスキが担当しているのも注目です。 (Ki)
PRD-250382
ヤナーチェク:声楽曲集
(1)主よあわれみたまえ
(2)消えた男の日記(全22曲)*
(3)グラゴール・ミサ#
(1)ヴァーツラフ・ノイマン(指)チェコPO、ヤドヴィガ・ヴィソチャンスカー(S)、マリア・ムジャゾヴァー(A)、ベノ・ブラフト(T)、ダリボル・イェドリチカ(Bs)、ペトル・ソヴァディナ(Org)
(2)ミロスラフ・フリドレヴィチ(T)、ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、パヴェル・キューン室内cho、ラドスラフ・クヴァピル(P)
(3)ガブリエラ・ベニャチコヴァー(S)、ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、フランチシェク・リヴォラ(T)、カレル・プルーシャ(Bs)
ヤン・ホラ(Org)、チェコ・フィルcho(以上#)

録音:(1)1964年3月28日、(2)1970年5月*、(3)1978年1月5日#/ドヴォルザーク・ホール
ヴァーツラフ・ノイマンといえば、スメタナとドヴォルザークに他の追随を許さぬ神業を聴かせてくれますが、ヤナーチェクも見事。感動的な世界が広が ります。
PRD-250383
ビゼー:管弦楽曲集
(1)交響曲ハ長調
(2)組曲「ローマ」(全4曲)
(3)子供の遊び(全5曲)
ズデニェク・コシュラー(指)チェコPO(1)(3)
ファート・マンスーロフ(指)モスクワRSO(2)

録音:1986年11月プラハ(1)(3)、1961年10月5日(2)、1967年1月日(3)/モスクワ(ライヴ)(2)
ビゼーのオーケストラ曲は、ロッシーニやモーツァルトのように活き活きしてメロディも魅力的ですが、演奏が非常に難しいことで知られています。ここでは チェコ・フィルの妙技に浸ることができます。
PRD-250384
リスト:交響詩Vol.2
(1)ハンガリー/(2)オルフェウス
(3)プロメテウス/(4)ハムレット
(5)フン族の戦い
マルク・エルムレル(指)ソ連文化省交響楽団(1)(4)、
トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO(2)、
スタニスラフ・マツラ(指)プラハRSO(3)、
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO(5)

録音:1989年1月(1)、1958年3月(2)、1975年12月14日(3)、1988年11月(4)、1959年11月(5)
第1集(PRDDSD350124)からかなり長期間をおいての第2弾が発売。今回は通常CDですが、エルムレルからビーチャム、はてはアンセルメまで多彩。 ボルテージの高さ満点で、まさに肉食系音楽の醍醐味を味わえます。
PRD-250385
ロッシーニ:弦楽ソナタ
第1番ト長調/第2番イ短調*
第3番ハ長調/第4番変ロ長調*
第5番変ホ長調/第6番ト長調
サー・ネヴィル・マリナー(指)
アカデミーCO

録音:1966年6月、1968年1月*
ロッシーニの弦楽ソナタは少年時代の作ながら、美しいメロディとはつらつとした生気で人気となっています。マリナーとアカデミー室内管によるアーゴ 音源を使用。つややかな響きに魅せられます。 (Ki)
PRD-250386(2CD)
シューベルト:弦楽四重奏曲、他
ピアノ五奏曲イ長調「ます」#
弦楽四重奏曲第12番ハ短調D.703*
弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804
弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
弦楽四重奏曲第15番ト長調D.887
ブダペストSQ
ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)
ジュリアス・レヴィン(Cb)

録音:1962年1月8-11日#、1934年4月4日*、1953年5月13日
コロムビア原盤のシューベルト。ホルショフスキがピアノを担っているのも魅力。CDで入手できるのは慶賀の至りと申せましょう。
PRD-250388
チャイコフスキー:協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)自作主題による変奏曲ヘ長調Op.19の6
(3)ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44
エミー ル・ギレリス(P)
カレル・アンチェル(指)チェコPO(1)、キリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO(3)

録音:1954年「プラハの春」音楽祭(1)、1950年6月(2)、1959年12月23日モスクワ放送(ライヴ)(3)
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はギレリスの十八番ながら、アンチェルとの1954年の共演は、長らく入手困難となっていました。当時38歳 のギレリスの物凄いテクニックに仰天させられます。さらにうれしいのが、コンドラシンと共演した第2番。ギレリスの演奏で聴くと、想像以上に魅力的 な作品と気づかされます。ピアノ独奏のための変奏曲も、やはりチャイコフスキーならではの旋律の美しさに満ちていて聴き惚れます。 (Ki)
PRD-250391
(1)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.44の1
(2)シューマン:弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41の1
(3)同:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
ブダペストSQ
ルドルフ・ゼルキン(P)(3)

録音:1959年11月13日(1)、1961年10月5日(2)、1959年11月13日(3)/ワシントン国会図書館クーリッジ講堂(ライヴ)
ワシントン国会図書館のレジデント演奏家だったブダペスト弦楽四重奏団。彼らが1959年と1961年に同館の講堂で行ったコンサートのライヴ。シューマ ンのピアノ五重奏曲はルドルフ・ゼルキンがピアノを担当しているのも魅力です。
PRD-250392(2CD)
リヒテル・プレイズ・スクリャービン
(1)練習曲嬰ハ短調Op.2の1
(2)練習曲Op.8〜第5番/第11番
(3)前奏曲Op.11〜第2番/第3番/第5番/第9番/第10番/第11番/第12番/第15番/第16番/第17番/第18番/第24番
(4)前奏曲ハ長調Op.13の1
(5)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19
(6)マズルカ ホ短調Op.25の3
(7)幻想曲ロ短調Op.28
(8)4つの前奏曲Op.37
(9)前奏曲Op.39〜第3番/第4番
(10)詩曲Op.52の1
(11)交響曲第5番「プロメテウス」Op.60
(12)練習曲Op.42〜第2番/第3番/第4番/第5番/第6番/第8番
(13)ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53
(14)前奏曲Op59の2
(15)ポエム=ノクチュルヌOp.61
(16)ピアノ・ソナタ第6番Op.62
(17)ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」Op.64
(18)3つの練習曲Op.65
(19)ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68
(20)焔に向ってOp.72
(21)2つの舞曲Op.73
(22)?前奏曲Op.74の4
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1952年1月14日(1)(2)(12)(18)(21)、
1952年4月4日(6)、
1955年6月20日(16)、
1964年12月30日モスクワ(17)、
1972年9月24日プラハ(5)(13)、
1972年10月27日ワルシャワ(3)(4)(8)(9)(10)(19)(22)、
1988年4月12日モスクワ(11)、
1992年10月28日ニーメヘン(7)(14)(15)(20)

(すべてライヴ)
リヒテルが得意としたスクリャービンを2枚に収めたアルバムで、ほぼすべてのレパートリーを聴くことができます。盤と演奏は素晴らしいものの、意味 不明な録音データ等、若干の問題がございます。予めご了承ください。 (Ki)

PRD-250402
ザラ・ネルソヴァの芸術
(1)ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
(2)バーバー:チェロ協奏曲Op.22
(3)ブロッホ:荒野の叫び声
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
エードリアン・ボールト(指)ロンドンPO(1)
サミュエル・バーバー(指)ロンドン新SO(2)、
エルネスト・アンセルメ(指)ロンドンPO(3)

録音:1953年11月24日(1)、1960年12月(2)、1955年3月3日(3)/キングズウェイ・ホール
名女流チェリスト、ネルソヴァのほぼ生誕100周年を祝うアルバム。バーバー自身が自作の指揮を受け持っているのが貴重。第2楽章ではバーバーならでは の感動的なアダージョが繰り広げられます。ブロッホは彼女を「マダム・シェロモ」と呼ぶほど自作品の演奏者として高く評価していました。
PRD-250403
ウェーバー:作品集
(1)舞踏への勧誘(オリジナル・ピアノ版)
(2)舞踏への勧誘(ベルリオーズ編)
(3)歌劇「ペーター・シュモル」序曲
(4)歌劇「アブ・ハッサン」序曲
(5)序曲「聖霊の支配者」Op.27
(6)祝典序曲Op.59
(7)歌劇「魔弾の射手」序曲
(8)劇音楽「プレチオーザ」序曲
(9)歌劇「オイリアンテ」序曲
(10)歌劇「オベロン」序曲
(1)ジャン=フランソワ・エッセール(P)
(2)カレル・アンチェル(指)チェコPO
(3)(4)(8)(10)ヘルマン・シェルヘン(指)パリ・オペラ座O、
(5)(6)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)フィルハーモニアO、
(7)(9)(10)オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニアO

録音:2007年11月19日パリ(1)、1964年12月/プラハ(2)、1958年7月(5)(6)、1960年5月(7)(10)、1960年9月(9)、1959年5月(3)(4)(8)  全てステレオ
ェーバーの作品は魅力的なメロディと華やかな活気に満ちたものが多いわりに、演奏や録音にあまり恵まれていません。ここでは彼の代表的な器楽曲 を10篇お楽しみいただけます。「舞踏への勧誘」はオリジナルのピアノ版をエッセール、ベルリオーズによるオーケストラ版をアンチェル&チェコ・フィル の演奏でお楽しみいただけます。序曲集もシェルヘン、サヴァリッシュ、クレンペラーと超豪華な演奏陣によるのも嬉しい限りです。 (Ki)
PRD-250404
ギレリス〜ロシア作品集
(1)スクリャービン:5つの前奏曲Op.74
(2)同:練習曲嬰ハ短調Op.2の1
(3)ストラヴィンスキー(作曲者&サーント編):ペトルーシュカからの5章
(4)同(作曲者編):バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」〜アダージョ
(5)プロコフィエフ:トッカータOp.11
(6)同:つかの間の幻影Op.22〜第1, 3, 5, 7, 8, 10, 11, 17番
(7)同(作曲者編):「3つのオレンジへの恋」Op.33〜行進曲
(8)ハチャトゥリヤン:ピアノ・ソナタ変ホ長調
(9)バラキレフ:イスラメイ
エミー ル・ギレリス(P)

録音:1984年1月26日(1)、1977年12月24日(2)、1962年4月9日(3)、1959年1月22日(4)、1954年10月3日(5)、1967年10月18日(6)、1967年10月18日(7)、1963年3月15日(8)、1950年3月3日(9)/モスクワ(ライヴ)
ギレリスはベートーヴェン演奏が特に人気ですが、彼の「鋼鉄のピアニズム」は母国ロシアの作品に最も向いていると申せましょう。ここではロシアと旧 ソ連の魅力的なピアノ曲が集められています。大半が恐るべき技巧の要求される難曲で、プロコフィエフのトッカータやバラキレフのイスラメイは、さすが ギレリスと惚れぼれするような名演です。またストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」は、ストラヴィンスキー本人による3章にテオドル・サーントーによ る2篇を加えた5章版。さらにハチャトゥリヤンの「ピアノ・ソナタ」はギレリスに献呈され、彼が世界初演を行った大作。出版譜とは異なる初版である のも貴重です。 (Ki)

PRD-350011B(5CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集
第1番 変ホ長調 Op.1-1
第2番 ト長調 Op.1-2
第3番 ハ短調 Op.1-3
第4番 変ロ長調 Op.11*
第5番 ニ長調 Op.70-1「幽霊」
第6番 変ホ長調 Op.70-2
第7番 変ロ長調 Op.97「大公」
第8番 変ロ長調 WoO.39
第9番 変ホ長調 WoO.38
第10番 変ホ長調 Op.44(創作主題による14の変奏曲)
第11番 ト長調 Op.121a(「私は仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンド)
断章 変ホ長調 Hess-Verz.48
ニ長調(交響曲第2番より編曲)
変ホ長調(七重奏曲 Op.20より編曲)*
グァルネリ・トリオ
パスカル・モラゲス(Cl)*
1986 年に設立されたグァルネリ・トリオの最初の偉業がこのベートーヴェンのピアノ・トリオ全集でした。通常全集に収められる11 曲だけでなく、断章、編曲まで含めた本当の全集。もちろん演奏の質の高さもイヴァン・クラーンスキのピアノを中心にガッチリとチームがまとまっています。また第4番と七重奏曲からの編曲のクラリネットにパスカル・モラゲスが参加しているのも豪華。紙製スリムボックスに入ってスッキリとなって、お安くなっての再発売です。 (Ki)
PRD-350012B
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番 ニ長調 K.593/同第4番 ト短調 K.516 プラジャークSQ
ハット・バイエルレ(Va)

録音:2000年2月1日、ライヴ
プラジャーク四重奏団は、円熟した集中力が高く、躍動的な音楽を演奏します。このモーツァルトの演奏では風格を増してきて、自由に歌われる旋律、感情をコントロールしながらも内に秘めた情熱を感じることの出来るものに仕上がっています。ヴィオラのハット・バイエルレが加わることにより表現の幅が広がり骨格のはっきりした仕上がりになっています。 (Ki)
PRD-350013C
(7SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
第1番−第16番
第13番の大フーガ&新たなフィナーレ
プラジャークSQ
プラジャーク四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏全集シリーズが遂にBOX セットにて発売されます。しかも、すべてSACD ハイブリッド!!以前通常盤で発売されていたものも、SACD ハイブリッドに生まれ変わり全集に収められています。弦の繊細な高音域を味わうにはSACD はうってつけ。また彼らの音楽は、味わい深く豊かに音楽を描き出しています。昔懐かしのカルテットを聴いているような温かみのある演奏です。 
PRD-350014B(3CD)
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」
 ヴァイオリンとピアノの為の2つの二重奏曲「わが故郷より」*
 弦楽四重奏曲第2番 ニ短調
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 Op.105(B.193)
 同第12番 ヘ長調 「アメリカ」Op.96(B.179)
ヤナーチェク:弦楽四重奏第1番 「クロイツェル・ソナタ」
 ヴァイオリン・ソナタ(1912/1921)
 弦楽四重奏第2番「内緒の手紙」
プラジャークSQ
萱原裕子(P)*
美しい音を持ち味とするプラジャーク四重奏団。伝統の音色と新鮮な表現でスメタナのベスト・カップリングを聴かせてくれるディスク1。ドヴォルザークの弦楽四重奏「アメリカ」は、躍動感溢れる演奏を披露しているディスク2。深みのある伝統の音色、チェコの醍醐味を味わうことの出来るディスク3。独特の個性を今なお持ち続けているプラジャーク四重奏団を堪能出来ます。  (Ki)
PRD-350015B(4CD)
チェロとピアノの為のロシア作品集
ルビンシテイン:チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 Op.18/同第2番 ト長調 Op.39
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12/同第2番 イ短調 Op.81
ボロディン:チェロ・ソナタ ロ短調
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
バラード Op.15/バレエ「シンデレラ」のアダージョ
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ Op.40
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレパーチ、
マレク・イェリエ、
イヴァン・クラーンスキー(P)
ロシア音楽ならではの息の長いメロディは弦楽器、わけても低音に向いているので、チェロはまさにうってつけの楽器。このセットはロシアのチェロソナタを4枚に網羅した好企画で、これだけ持っていれば十分なお買い得盤。プラジャークSQの名チェロ奏者カニュカの美音が光ります。美麗箱入り。  (Ki)

PRDDSD-350026
(1SACD)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲op.90「ドゥムキー」、
ベートーヴェン
:ピアノ三重奏曲op.97「大公」
プラハ・ガルネリ・トリオ
「ドゥムキー」は公演曲目。もの悲しい旋律に彩られたムード、時折みせる穏やかで楽しげな表情が魅力のドヴォルザークの名曲を、 大ベテランのトリオが奏でるとやはり空気が違います。熱いなかにもどこかもの悲しい、郷愁をさそう名演です。 (Ki)
PRD-350027(4CD)
ゲオルク・アントン・ベンダ(1722-1795):鍵盤のソナタ全集
第1〜12番、12a番、第13〜17番
シルヴィア・ゲオルギエヴァ(Cemb)
ゲオルク・アントン・ベンダ(またはイジー・アントニン・ベンダ)の鍵盤のためのソナタ集が全曲録音で初登場です!ゲオルク・ベンダは、チェコの音楽名門一家、ベンダ一族の中でも特に活躍した人物。ドイツで活動を展開し、主に教会音楽、そして「ナクソス島のアリアドネ」といった舞台音楽も手がけていました。モーツァルトも彼の舞台音楽を聴き、父あてに書いた手紙の中でも絶賛しています。そんな彼の遺した鍵盤のためのソナタの数々が、このたび初めて全集として録音されました。後に若き日のベートーヴェンにも影響を与えたというこれらの17曲は、シンプルなものからロマンティックなもの、半音階を多用したものなど、実にヴァラエティ豊かな宝箱のような音楽です。そんなソナタを手がけたのはブルガリア出身のシルヴィア・ゲオルギエヴァ。バッハや、モーツァルトと同時代の作曲家達の作品を中心に演奏活動をしています。小林研一郎作曲「パッサカリア」(チェコ・フィル)の録音にも参加したこともある演奏家です。 (Ki)
PRD-350028(4CD)
ドヴォルザーク:初期弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1、5番、2つのワルツ、
弦楽四重奏曲第7、2番、
弦楽五重奏曲第1番、
弦楽四重奏曲第3番、
弦楽四重奏曲B.120(断片)、
弦楽四重奏曲第6番、
弦楽四重奏楽章B.41a、
弦楽四重奏曲第4番
ツェムリンスキーSQ、
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
名人そろいのツェムリンスキー弦楽四重奏団による、ドヴォルザークの初期弦楽四重奏曲集の登場です。今回はヴィオラを二人必要 とする弦楽五重奏曲のために、今年5 月のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日して話題になったプラジャーク四重奏団から、クルソ ニュが参加し、さらに練り上げられた演奏に仕上がっています。室内楽の多作家ドヴォルザークの初期の弦楽四重奏曲を中心に集めた ものは貴重。ドイツ・ロマン派の影響を残しつつもドヴォルザーク特有の憂愁とあたたかさを聴くことができます。 ツェムリンスキー弦楽四重奏団(以前はペンギン・カルテットという名称)は99年のベートーヴェン国際コンクール第1位をはじめ、 数々の賞を勝ち取ってきました。最近では2006年のロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第3位の成績を残すなど、いまだ勢い衰えない期待の四重奏団です。 (Ki)
PRD-350029D
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲第1番op.4、第3番op.19 ツェムリンスキーSQ
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも来日し、その切れ味鋭くかつ的確で知的なアンサンブルで人々を魅了したツェムリンスキー弦楽四重奏団。名を冠したツェムリンスキー作品だけに気合も充分、濃密な世界を展開しています。  (Ki)
PRD-350030(4CD)
シューベルト:初期弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番〜第11番、
四重奏断章ハ短調D103、
四重奏断章ハ短調D703+アンダンテ
ツェムリンスキーSQ
1815年までに、10代のシューベルトは少なくとも10の弦楽四重奏曲を書いたといわれています。最初の7曲ほどは、サークルのたのしみのために書かれた家庭用音楽的要素が強いものでしたが、次第に専門の演奏者を意識したものが書かれるようになりました。どの作品も、若きシューベルトの才能を感じさせる、自然で美しい旋律に満ちています。四重奏断章ハ短調D703(第12番)は、細かく動くほの暗いトレモロに始まる密度の濃い内容が、熟慮された構成の中で展開されていて、いつ聴いても胸を打たれます。第2楽章にあたる未完のアンダンテ(41小節)も演奏されており、充実の初期作品4枚組となっています。   (Ki)

PRDDSD-350045
(1SACD)
プラジャークQ/国際エヴィアン賞受賞より30年
ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調Op.50-6「蛙」、
マルティヌー:弦楽四重奏曲第3番H26
フェルト:サクソフォーン五重奏曲J194*、
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135
ラーフ・ヘッケマ(sax)、プラジャークQ

録音:2008年3月14日アムステルダム、コンセルトへボウ・小ホール(ライヴ)、2006年11月27日リヨン・オペラ座(ライヴ)*
どの曲も終演後に拍手が入ります。
PRD-350046P
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.51,B92、
弦楽四重奏曲第11番ハ長調Op.61,B121
プラジャークQ

※既出PRD.250102(第10番)、PRDDSD.250198(第11番)よりの組み替え再発。
PRD-350048P
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105,B193、
弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106,B192
プラジャークQ

※既出PRD.250102(第13番)、PRD.250136(第14番)よりの組み替え再発。
お国ものドヴォルザークを看板に掲げる、チェコのプラジャークによる模範的演奏。ちょっとした節まわしにも、共感がたっぷりと込められています。
PRDDSD-350049
(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番Op.18-4、
 弦楽四重奏曲第11番Op.95「セリオーソ」*
シューベルト:弦楽四重奏曲第8番変ロ長調D.112
パルカニQ

録音:1999年12月12−15日オランダ・ユトレヒト・マリア・ミノーレ教会、2001年9月23−24日オランダ・デーフェンテル・再洗礼派教会*
ドビュッシー&ラヴェルやバルトークの全集など、リリースするアルバムが熱心なファンのあいだで大きな話題を集めるパルカニ四重奏団。最新アルバムはベートーヴェンとシューベルト。シューベルトが楽聖ベートーヴェンを崇拝していたことはよく知られていますが、ここではそれぞれベートーヴェンの第4番(1800年)と第11番(1816年)、シューベルトの第4番(1814年)というように、19世紀前半、弦楽四重奏というジャンルが隆盛を迎えた時期に書かれた3曲を取り上げています。陰影ゆたかな音色とともに、ずば抜けて高い合奏精度を誇るパルカニ四重奏団の演奏は、たとえばベートーヴェンの第4番ですでにあたかも後期の作品かと見紛う風格を漂わせており、たしかに目が離せないものといえるでしょう。  (Ki)
PRD-350054A
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番*
ヤコフ・ザーク(P)、
クルト・ザンデルリンク(指)
レニングラードPO、モスクワRSO*

録音:1949年、1951年*
1937年に開催された第3回ショパン国際コンクール優勝者にしてアファナシエフやヴィルサラーゼの師として高名ながら、その演奏に接する機会の極めてすくない巨匠ヤコフ・ザーク(1913-1976)。リヒテルやギレリスと同世代で、彼らに勝るとも劣らぬ実力の持ち主ながら、海外公演等を制約され、セッション録音も少ないため正当に評価されていません。そのザークの芸風を堪能できるアルバムの登場です。師ネイガウス譲りの深々としたタッチと悠然とした表現で、ロシア・ピアニズム最良の例を聴くことができます。2曲とも難曲中の難曲ですが、技術的にも余裕。指揮をクルト・ザンデルリンクが務めているのも魅力で、ブラームスはことに絶品。 (Ki)
PRD-350050P
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75、
ヴァイオリン・ソナタ第2番Sz.76
ペテル・チャバ(Vn)、
ジャン=フランソワ・エッセール(P)

既出PRD.250135(廃盤)の再発。
PRD-350051P
フランク:弦楽四重奏曲ニ長調、
ラロ
:弦楽四重奏曲Op.45
コチアンQ

PRD-250141と同内容。
フランクはヴァイオリン・ソナタ、ピアノ五重奏と並ぶ最晩年の傑作。
PRD-350052P
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調、弦楽四重奏曲第1番イ長調* プラジャークQ、コチアンQ*

PRDDSD.250222(第1番)とPRD.250139(第2番)よりの組み換え再発。
チェコのふたつのアンサンブルによるボロディンのカルテット。甘美なメロディで有名な「夜想曲」つきの第2番を演奏するのは、現代のチェコを代表するアンサンブル、プラジャーク四重奏団。

PRDDSD-350053
(1SACD)
限定盤
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
チャイコフスキー:交響曲第4番
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1959年4月24日モスクワ音楽院大ホール(ステレオ・ライヴ)
ムラヴィンスキー未知音源のリリース、それも驚愕のステレオ録音です。1959年4月24日モスクワ音楽院大ホールで行ったレニングラード・フィルのコンサート。同じコンサートのモノラル・ライヴが、かつてRussianDiscから出ていましたが、今回の発売元のPraga digitalsによれば、当時駐露フランス大使館の職員が会場で密かに収録した別音源とのこと。
日本ムラヴィンスキー協会天羽健三氏著のムラヴィンスキー・ディスコグラフィによると、ムラヴィンスキーは1959年4月下旬から5月にかけてモスクワにいたものの、4月24日にはコンサートを行った形跡がなく、日時が正しいのならばリハーサルの可能性が高いとのこと。また5月に同地で行った同じプログラムのコンサートは、レニングラード・フィルではなくソヴィエト国立交響楽団を指揮しており、当盤と同様の表示をしているRussian Disc盤に疑問を投げかけています。演奏はムラヴィンスキーならではの大きな音楽作り、推進力に満ちていて唸らされます。  (Ki)
※代理店の説明では、この事実をPraga digitalsに伝えて事実確認を求めたところ、表示通りで間違いないという返事を受け取ったそうです。
※少なくともチャイコフスキーは、DGのステレオ録音と全く同じに聞こえます。【湧々堂】

PRDDSD-350056
(1SACD)
限定盤
リヒテルのラフマニノフ
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
前奏曲嬰ヘ短調OP.23の1*
イ長調Op.32-9*/ロ短調Op.32-10*/嬰ト短調Op.32-10*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
クルト・ザンデルリンク(指)
モスクワRSO、レニングラードPO*

録音:1955年2月18日ライヴ(モノラル)
1960年10月28日ニューヨーク・ライヴ(ステレオ)*
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番といえば、やはりリヒテルの演奏が不滅の名盤として燦然たる輝きを失わずにいます。 それがSACDハイブリッド盤となりました。あらためて聴いてみれば、神がかり的に凄い演奏であることが実感されます。ラフマニノフ自身でさえ、 ここまで圧倒的な演奏は実現できなかったであろうという出来になっています。また、リヒテルの手の大きさと打鍵の強靭さ、鐘のように深く重い 音から水晶のように透明な音までが鮮やかに聴こえるのが鳥肌モノの感動。細部まで明瞭なため、一音さえもおろそかにしないリヒテルのピアニズ ムを存分に堪能できます。
さらに特筆すべきはザンデルリンクのバック。何よりムラヴィンスキー時代のレニングラード・フィル、ガウク時代のモスクワ放送響ならではの、 いにしえのロシアのオーケストラの咆哮する金管と粘る弦に興奮させられます。ザンデルリンクもいつにもまして大きな音楽作りで、リヒテルの巨 人的なオーラに少しもひけをとっていないのがさすが。2大巨匠が、甘さや感傷性の全くない「男のラフマニノフ」を聴かせてくれます。 (Ki)

PRDDSD-350057
(2SACD)
ストラヴィンスキー作品集
CD1
バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)
交響曲ハ調*

CD2
結婚/兵士の物語*
弦楽四重奏のための3つの小品**
弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ#
シェイクスピアによる3つの歌##
CD1)
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
ヴァーツラフ・ノイマン(指)*、チェコPO
録音:1983年5月18日ライヴ、1970年6月28-9日スタジオ録音*

CD2)ブリギタ・シュルツォヴァー(S)、
ミロスラフ・シュヴェイダ(T)、
アンナ・バロヴァー(Ms)、
ダリボル・イェドリチカ(Bs)、
プラハ放送Cho、
ズデニェク・イーレク、ペトル・アダメツ
イジー・ホレナ、ミラン・マリー(P)、
ズデニェク・コシュラー(指)プラハRSO
ボストン交響楽団室内プレイヤーズ*
東京Q**,#
ミラダ・ボウブリコヴァー(Ms)、
ムジカ・ノーヴァ・プラゲンシスのメンバー##

録音:1982年2月4日
1980年5月28日ライヴ*
1987年2月2日ライヴ##
1971年2月2日ライヴ##
かつてPR.250054、PR250063、PR.250073、PRD.250073で出ていたものからストラヴィンスキー作品だけを抽出し てまとめたアルバム。さらにSACDハイブリッドとなっているのも大歓迎。まず何より演奏陣の豪華さに注目。ドホナーニやノイマンとチェコ・フィルも魅 力ですが東京クヮルテットや、ボストン響往年のコンサートマスター、ジョゼフ・シルヴァースタイン率いる「兵士の物語」などお宝音源の連続。もちろん 舌を巻く巧みさ。1セットは必ず持っていたいアルバムと申せましょう。 (Ki)

PRDDSD-350058
(1SACD)
限定盤
リヒテル/グリーグ&ドヴォルザーク
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワSO、
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)プラハSO*

録音:1964年3月23日モスクワ、1966年6月2日プラハ* (共にステレオ)
ヒテルによるグリーグのピアノ協奏曲といえば、マタチッチと共演した1974年録音が決定的名盤とされていますが、その 10年前にコンドラシンと共演した録音は、まだ40歳代の彼の若々しさがみなぎっていて、より高く評価する向きも多いものでした。それが待望のSACD化。
マスター音源に起因する経年劣化はありますが、リヒテルのピアノのニュアンスは過去のどの復刻よりも細かくなり感動的。若々しいスピード感と情熱は 独特で、第1楽章終盤のカデンツァの鬼気、さらに乗った時のリヒテルにしか出せない柔らかく純白な美音も震えがくるほど、聴き通さざるを得ない魔力 を秘めています。北欧というより、完全なロシアの響きにしているコンドラシンの伴奏も豪快の極み。
リヒテルの十八番、ドヴォルザークの協奏曲はカルロス・クライバーとの1976年の録音が無二の価値を誇っていますが、こちらは本場チェコの演奏家たちとの共演で、国内盤発売の際はレコード芸術誌で激賞(特選)されました。 (Ki)
PRDDSD-350059
(1SACD)
限定盤
ショスタコーヴィチ:協奏曲集
チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102*
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99#
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
レナード・バーンスタイン(P,指)NYO*
ダヴィド・オイストラフ(Vn)#
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)レニングラードPO#

録音:1959年11月8日フィラデルフィア]@
1961年11月10日ニューヨーク*
1956年11月18日レニングラード#
これは凄すぎるラインナップ。いずれも世界の名だたる巨匠たちが、ショスタコーヴィチ存命中に録音した名演をSACD化。 ロストロポーヴィチとオーマンディのチェロ協奏曲は、同曲の世界初録音盤。若きロストロポーヴィチの自在なチェロに加え、フィラデルフィア管の弦の美 しさも特筆。バーンスタインのピアノ協奏曲第2番も、当時の最新作をいち早く録音。バーンスタインならではのリズム感とウィットは今でも輝きを失って いません。ヴァイオリン協奏曲第1番は何よりムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの凄さに凍りつきます。交響曲かと錯覚するほどの雄弁さで、こ の曲の恐ろしさを十二分に発揮。オイストラフの独奏も一歩も譲らず、信じ難い次元の出来となっています。SACD化でムラヴィンスキーの凄さが倍増さ れました。超オススメ。 (Ki)

PRDDSD-350060
(1SACD)
限定盤
プロパガンダ的声楽作品集
ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」Op.81
カンタータ「われらの祖国に太陽は輝く」Op.90*
革命詩人による10の詩Op.88#
ウラジーミル・イワノフスキー(T)、
イワン・ペトロフ(Bs)、
ユーリー・ウラノフ(指)モスクワPO
国立ロシアアカデミーCho
モスクワ国立合唱学校少年Cho
コンスタンチン・イワノフ(指)ソヴィエト国立SO*
グリゴーリー・サンドレル(指)レニングラード放送Cho#

録音:1962年3月23日、1961年11月20日*、1962年12月19日#
ショスタコーヴィチといえば、暗黒の旧ソ連政権に苦しめられたイメージがあります。しかし生きていくためには体制讃美の御用達作品を生み出す必要 がありました。ソ連崩壊後、かつて演奏禁止とされた作品が再評価されているのと裏腹に、御用達作品はロシア本国で嫌悪を込めて封印される傾向にあ ります。今後、当分はロシア系の大演奏家による録音が望めませんが、ソ連時代に超大物演奏家たちが国の命で最上級の演奏を残していたのはまさに「怪 我の功名」と申せましょう。
いずれもスターリンと「地上の楽園」としての祖国を讃美したプロパガンダ作品ですが、さすがにスターリンへの過剰なレスペクトがすぎる「森の歌」 は1962年に歌詞を改訂、当アルバムはその改訂歌詞披露録音。オリジナル版の初演でも主役を務めたイワノフスキーがここでも登場、豊かな美声を聴 かせてくれます。また、カンタータ「われらの祖国に太陽は輝く」は世界初演1952年の世界初演と同じメンバーによるのが貴重。コンスタンチン・イワ ノフならではの感動的爆演で、これを聴かせられればマインドコントロールされてしまうのも納得。「革命詩人による10の詩」も、現在では絶滅してしまっ たソ連合唱の実力をみせつけられる凄さ。改めてソ連時代の演奏家の個性とレベルの高さに言葉を失う記録です。 (Ki)

PRDDSD-350061
(1SACD)
限定盤
ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調 Op.101
ディアベリ変奏曲Op.120*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:録音:1965年6月2日プラハ(ステレオ)
1986年5月18日プラハ(ステレオ)*
発売当初から「レコード芸術」誌特選など絶賛され、リヒテルの代表盤のひとつとなっている「ディアベリ変奏曲」のプラハ・ ライヴが待望のSACDリマスタリング。「ピアノソナタ第31番」も素晴らしい演奏ですが、この1986年の「ディアベリ変奏曲」、会場のノイズまでがま すますリアルになり、リヒテルのほんのわずかなニュアンスの変化さえ伝わってくる鳥肌モノです。まさに会場にいるような臨場感、物凄い推進力で、約50 分の大曲を一気に聴かせてしまう魔力、リヒテルの凄さを再認識させてくれます。 (Ki)

PRDDSD-350062
(1SACD)
限定盤
リヒテル/ショパン:ピアノ作品集
(1)練習曲Op.10より第4番嬰ハ短調
 第10番変イ長調/第11番変ホ長調
(2)練習曲Op.25より第5番ホ短調
 第8番変ニ長調
 第11番イ短調「木枯し」/第12番ハ短調
(3)バラード第1番ト短調Op.23
(4)同第2番ヘ長調Op.38
(5)同第3番変イ長調Op.47
(6)同第4番ヘ短調Op.52
(7)夜想曲第18番ホ長調Op.62の2
(8)同第19番ホ短調Op.72の1
(9)幻想ポロネーズOp.61
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:(1)1988年7月15-20日プラハ(ステレオ)
(2)1988年7月15-20日プラハ(ステレオ)
(3)1960年2月21日プラハ(モノラル)
(4)1960年2月21日プラハ(モノラル)
(5)1960年2月21日プラハ(モノラル)
(6)1960年2月21日プラハ(モノラル)
(7)1972年10月18日プラハ(ステレオ)
(8)[1972年10月18日プラハ(ステレオ)
(9)[1972年10月18日プラハ(ステレオ)
かつて通常盤で出て評価の高かったリヒテルのショパン、プラハ・ライヴ。オリジナル・テープからSACDリマスタリングを施されて蘇りました。通常盤は2枚にまたがっていましたが、今回はショパンだけで1枚にまとめているのも嬉しい限り。どの曲もリヒテルならではの神業ですが、1960年、彼がアメリカ・デビューを果たして大騒ぎとなった時期のバラード全4篇の凄さは衝撃的。常に手元へ置いておきたいCDと申せましょう。また「幻想ポロネーズ」の構成感と語り口は誰にも真似できない大きさで圧倒されます。比較的晩年の練習曲も豪快かつ切れ味抜群で、男性的ショパン演奏をお求めの向きに大イチオシのアルバムです。SACD化により、細かい内声まではっきり聞こえ、さらに音色の変化も明瞭となりました。 (Ki)
PRDDSD-350063
(1SACD)
限定盤
リヒテル/シューベルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960
即興曲変イ長調Op.90の4*
ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664#
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1972年9月24日プラハ(ステレオ)
1956年6月10日プラハ(モノラル)*
1962年6月10、11日プラハ(モノラル)#
リヒテルのシューベルト録音はいずれも絶品ですが、このプラハ・ライヴはそのなかでも屈指の名演とされています。それがSACD化で登場。シューベルト最後のソナタである第21番の第1楽章の遅いテンポと緊張感を持続させるテクニック、まさに神業です。また世界初出となる1962年6月の第13番第1楽章、歌い回しの絶妙さは陶酔的な美しさで、誰にも真似できません。シューベルト作品は各楽章が長いものが多いですが、リヒテルの冴えた演奏だと、いつまでも聴いていたくなる凄さです。 (Ki)
PRDDSD-350064
(1SACD)
限定盤
ファリャ:スペインの庭の夜*
はかなき人生〜間奏曲と舞曲第1番
バレエ音楽「三角帽子」組曲[序奏/昼さがり/粉屋の女房の踊り/ぶどう/隣人たちの踊り/粉屋の踊り/代官の踊り/終幕の踊り]
クララ・ハスキル(P)*、
テレサ・ベルガンサ(Ms)、
イーゴリ・マルケヴィチ(指)コンセール・ラムルーO*
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO

録音:1960年10月*、1961年*(共にステレオ)
「スペインの庭の夜」は、ハスキルのレパートリーの中では異色ながら、マルケヴィチの好サポートとあいまってLP時代から名 盤の誉れ高いものでした。テープに起因するヒスノイズは感じられますが、各楽器の解像度が格段に向上してぐっと接近し、物凄いエネルギーまで放つよ うになったのが驚きです。
ファリャの「スペインの庭の夜」のピアノ・パートは難技巧と、ギターなどスペイン音楽のイディオムが盛り込まれているため、弾き手を選ぶ音楽と言えます。 ハスキルは死の直前の演奏ながらタッチは力強く明快で、大編成のオーケストラと真っ向から張りあっています。ハスキルのピアノは、通常この作品で演じ られる濃厚な官能性はなく、端正かつ清明。まるでモーツァルトみたいですが、意外なスペイン気質も感じさせ感動的。マルケヴィチの充実ぶりも素晴らしく、 複雑なオーケストレーションを見事に統率、熱き血のたぎる盛り上がりを見せています。
アンセルメの「三角帽子」もLP時代からの名盤。この作品の世界初演者だったアンセルメ、ゆえ貴重このうえない演奏。いにしえのデッカ特有のマイ ク多用の効果がSACD化でますます発揮され、スコアが見えるほど各楽器が際立っていますが、少しも人工的でなく、意外にアンセルメがエネルギーあふ れる情熱的演奏をしていたことを証明してくれます。 (Ki)

PRDDSD-350065
(1SACD)
限定盤
ベートーヴェン:ピアノソナタVOL.1
ピアノソナタ第27番ホ短調
第28番変イ長調Op.101*
第29番Op.106「ハンマークラヴィア」#
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1965年6月2日プラハ(モノラル)
1986年5月18日プラハ(ステレオ)*
1975年6月プラハ(ステレオ)#
かつて通常盤が国内盤発売され「レコード芸術」特選に輝いたリヒテルによるベートーヴェンのプラハ・ライヴ。3篇いずれも 神業ですが、なかでも「ハンマークラヴィア・ソナタ」の第3楽章は、乗っている時のリヒテル最良の例。演奏が進むにつれて音色はますます冴えわたり、 17分にわたり聴衆の存在を忘れたかのように、ひとりピアノとの対話に没入するリヒテルを聴くことのできる感動の記録です。この深遠は作品の内面世界 を示してくれるだけでなく、渋く哲学的なピアノ録音として燦然と輝く宝石と申せましょう。リヒテルの息遣いまでも身近に感じられる、世にも貴いアルバ ムです。なお、ピアノソナタ第27番は初出CDでは「ステレオ表記」となっておりましたが、実際は「モノラル音源」でしたので 本CDの表記はモノラルとなっています。 (Ki)
湧々堂・殿堂入りコメント
PRDDSD-350066
(1SACD)
限定盤
リヒテルのベートーヴェン
ピアノソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」*
第18番変ホ長調Op.31-3#
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1959年11月1日プラハ、1965年6月2日プラハ*、1965年6月2日プラハ#(全てモノラル)
限定盤。かつて通常盤が国内盤発売され「レコード芸術」特選に輝いたリヒテルによるベートーヴェンのプラハ・ライヴ。オリジナル・ テープからSACDリマスタリングを施されて蘇りました。驚きなのは壮年期のリヒテルの物凄さで、想像を絶するテクニック、「熱情」の終楽章での鬼神 のような迫力に満ちた追込み、「テンペスト」の緊張感の持続など、誰にも真似のできぬ凄さ。ことに「テンペスト」は数ある録音のなかでも屈指の名演で、 この作品を聴こうと思ったら、まず手に取るべきアルバムと申せましょう。轟く強音も柔らかな弱音もすべてが明瞭な音に生まれ変わりました。
PRDDSD-350067
(1SACD)
限定盤
シューベルト:ピアノソナタ第17番ニ長調 Op.53 D850
ピアノ・ソナタ第16番イ短調Op.42 D845
スヴャトスラフ・リヒテル (P)

録音:1956年6月14日プラハ、1957年3月2日モスクワ(全てモノラル)
リヒテルのプラハ・レーベル、SACDリマスタリング・シリーズの第2弾。収録の2作はどちらも西側デビュー前の演奏で、当時「幻 のピアニスト」と称されていましたが、とてつもない凄さです。「ピアノソナタ第17番」は1956年6月のライヴ(拍手なし)ですが、冒頭から物凄い気迫で、 息もつけぬまま彼の世界へ引き込まれます。典型的な「乗っている時のリヒテル」で、まさに神業としか言いようのない奇跡の40分が続きます。モノラ ルながら、名人カレル・ソウケニークによるアナログ・テープからのリマスタリングにより、リヒテルしか出せない柔らかく色彩的な音を再現。 「ピアノソナタ第16番」は1957年3月2日モスクワでのライヴがリヒテル唯一の録音とされ、これまでも様々な形でリリースされていますが、リヒテ ルのデリケートなニュアンスと息遣いが生々しく、こちらも35分身動きもできないまま酔わされます。壮年期のリヒテルの巨人ぶりをあらためて実感でき ます。 (Ki)
PRDDSD-350068
(1SACD)
限定盤
クラウディオ・アラウ/ブラームス
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
クラウディオ・アラウ(P)
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO

録音:1964年4月24日バイエルン放送(ライヴ)
1963年5月20日/ルガーノ(ライヴ)
Dバックカバーにはバイエルン放送のライヴ音源を、名人カレル・ソウケニークがリマスタリングとあります。アラウとクー ベリックによるブラームスのピアノ協奏曲は、Orfeoからリリースされ話題になったものと同音源。さらに鮮明な音で登場しました。ライヴで燃えるクーベリッ クならではの迫力と推進力が物凄く、ブラームス音楽の魅力を満喫させてくれます。独特なアラウのトーンも見事に蘇っています。「ヘンデルの主題による 変奏曲とフーガ」は一週間後のライヴがヘンスラーからリリースされていますが、こちらも冴えた演奏で30分近くをあっと言う間に聴かせてしまいます。 (Ki)

PRDDSD-350069
(1SACD)
限定盤
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1959年7月24日レニングラード・スタジオ(モノラル)
1956年6月ウィーン・コンツェルトハウスザール・スタジオ(B-channel Stereo)*
名盤の誉れ高いリヒテルとムラヴィンスキーによるチャイコフスキーのピアノ協奏曲が、放送用オリジナル・マスターから SACD化されました。
これが言葉にできない出来。マスター音源に起因する経年劣化はあるものの、エネルギーとオーラが50年の時を経て、少しも弱まることなく圧倒します。 40代半ばだったリヒテルは、若々しいスピード感と情熱あふれ、まさに神業。後のカラヤンとの名盤以上の真摯さとストイックさが凄絶に伝わります。
しかし、それ以上に目を見張らされるのがムラヴィンスキーのバック。リヒテルが相手ながら、全体を完全にムラヴィンスキー節にしてしまう強烈さ。冒 頭からこの名作のイメージを一新させられる解釈と雄弁さで、その個性と存在感、大きく筋肉質な音楽作りは今日のどの指揮者も真似できぬレベル。全く 甘くない男性的解釈に目から鱗が落ちます。これぞソ連時代の最高水準演奏と言えましょう。
とにかくその凄さは聴けばわかります。この世のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の録音をすべて葬っても良いとさえ思ってしまう、神棚に置くべ き音楽史上の宝です。
「悲愴」はユニバーサル音源の名盤中の名盤。B-channelステレオ化で音像も広がり、ますます音楽作りの大きさが映えます。全体をおおう緊張感と 異様な雰囲気が増し、センチメンタリズムのかけらもない冷徹さながら、ムラヴィンスキーの人柄あふれる、こちらも音楽史上の至宝。一番の宝物にした いアルバムです。
PRDDSD-350070
(1SACD)
限定盤
リヒテルのシューマン
シューマン
:交響的練習曲 Op.13(遺作の5変奏付き
幻奏曲ハ長調Op.17 *
ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1956 年12月12日プラハ
1959年11月2日プラハ*(全てモノラル)
リヒテルの十八番のシューマン3篇。うち2点は1958、9年のプラハ・ライヴで、当時のリヒテルは「鉄のカーテン」で隠され、 幻のピアニストとして西側音楽界の伝説となっていましたが、この凄さは今日でも驚嘆のレベル。「交響的練習曲」も主題の深く沈んだ表情から、あたか も物語を語り紡ぐように各変奏を描いていく様、センチメンタリズムのみじんもない男のロマン、激しい部分での炎のようなエネルギーいずれも巨人な名 にふさわしい芸術。「ウィーンの謝肉祭の道化芝居」は録音年月日の記載がありませんが、ライヴのノイズが感じられません。演奏は冴えに冴え、長い第 1楽章も一気に聴かせてしまうだけでなく、第2楽章ロマンツェの情感とピアノの音色は人間業と思えぬ、まさに奇跡。リヒテルのシューマンを再認識さ せてくれます。 (Ki)
PRDDSD-350072
(1SACD)
限定盤
ビュッシー:管弦楽曲集
交響詩「海」
交響組曲「春」
夜想曲(雲、祭、シレーヌ)
スコットランド行進曲
祈り/遊戯
マニュエル・ロザンタール(指)
フランス国立歌劇場O
ナディーヌ・ソトロー(S)
ミシェル・カロンt
ラジオ・フランスガ
エティエンヌ・ボド(イングリッシュ・ホルン)
ラヴェル最後の直弟子で、指揮者、作曲者として名を残すロザンタール(1904-2003)によるドビュッシー作品の録音集。いずれも1957-59年頃の録音。まさしく印象派絵画を思わせる色調表現、また、当時のフランスのオーケストラ特有のヴィブラートの効いた管楽器の音色など、古きよきフランスのオーケストラを堪能できる1枚です。指揮者として活躍しているセルジュ・ボドの父親の、オーボエ奏者エティエンヌ・ボドが奏でるイングリッシュ・ホルン(「雲」)にも注目です。 (Ki)
PRDDSD-350073
(1SACD)
限定盤
ラヴェル:管弦楽曲集
スペイン狂詩曲
亡き王女のためのパヴァーヌ
バレエ「ダフニスとクロエ」(全曲)*
ピエール・モントゥー(指)LSO
ロイヤル・オペラ・ハウスガ
録音:1961年12月11-13日、B1959年4月27-28日
※アナログ・テープ(ステレオ)からのDSDリマスタリング・編集
59年および61年ということで比較的晩年の演奏ですが、旋律のデュナーミクの施し方 も実に息が長く、自然。ロンドン交響楽団の、見事に融け合う管楽器の音色、そしてモントゥーが引きだす弦楽器の高貴な音色も見事な1枚です。「亡き 王女のためのパヴァーヌ」での管楽器のまろやかさと弦楽器の高貴さには胸を打たれます。また、「ダフニスとクロエ」のバレエ版は、1912年、モントゥー が初演したものというだけあって、情景感たっぷりの魅惑の演奏となっています! (Ki)
PRDDSD-350075
(2SACD)
限定盤
アルベニス作品集
(1)イベリア(全12曲)
(2)イベリア(アルボス編)
(3)スペインの歌Op.232
 前奏曲変ニ長調〜スペイン「思い出」より
 マヨルカOp.202
 入り江のざわめき
(1)アリシア・デ・ラローチャ(P)
(2)マニュエル・ロザンタール(指)
 パリ・オペラ座O
(3)ジャン=ジョエル・バルビエ(P)

録音:(1)1958年(イスパボックス原盤)、(2)1959年、(3)1958年2月
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズの新作はアルベニス作品集。ラローチャによる「イベリア」のデッカ盤は、長く同曲の決定盤とされてきましたが、それ以前、ラローチャ35歳の1958年イスパボックス録音は、さらにはじける生気と若々しさに満ちていて、デッカ盤に劣らぬ出来となっています。これがオリジナル・ソースから DSDマスタリングされ、鮮明な音に生まれ変わりました。ラローチャの凄さは、このとてつもなく複雑な作品を、澄まし顔で清明かつ正確にこなしている こと。近年多くのピアニストがこの曲をとりあげていますが、依然としてこのラローチャの演奏が女王の座に君臨していると申せましょう。
ロザンタールとパリ・オペラ座管によるオーケストラ版「イベリア」は、ウェストミンスター原盤と思われますが、この復刻も凄いのひとことに尽きます。 アルボス編のオーケストラ版「イベリア」はいくつか録音がありますが、そのどれよりも派手で豪華、とてつもないエネルギーを放ちます。スペインの情景 が目に浮かび、人々の熱気が伝わってくるような臨場感に満ちていて興奮させられます。
バルビエの小品集は今日入手困難なため大歓迎。アルベニスの作品ながらフランス人バルビエが弾くと、どこかセヴラックを思わせる雰囲気となりまさ に絶品。ことに「前奏曲変ニ長調」はセヴラック風の感情のうねりが心を打ちます。「セギディーリャ」の3拍子のリズム感も最高で、アルベニスのピアノ 音楽の魅力を最大限に表しています。 いずれも音質のみならず、演奏のエネルギーとオーラも増し圧倒されます。このシリーズ、目が離せません。 (Ki)
PRDDSD-350076
(1SACD)
リヒテル、ロシア音楽を弾く
ムソルグスキー:展覧会の絵
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ.ト長調Op.37a*
 四季Op.37b#〜白夜/舟歌/トロイカ/炉端にて
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1956年11月14日プラハ(ライヴ)、1954年12月6日モスクワ*、1960年10月25日ニューヨーク#
※Bi-channel Stereo
ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、1956年11月14日プラハでのライヴ。有名なソフィア・リサイタルより少し 前のものですが、丁寧かつ精神的な深みを感じさせる演奏で、リヒテルの凄さを改めて実感できます。SACD化したことで、リヒテルの柔らかいタッチの 美しさが際立ちます。 チャイコフスキーのピアノ・ソナタは演奏時間30分、至難な技巧を要求する大作ですが、あまり人気がありません。しかしリヒテルの強靭な技巧と語 り口の巧さで、いつの間にか引き込まれてしまいます。この作品の印象を変える演奏と申せましょう。ソナタと同じ作品番号を持つ組曲「四季」をリヒテ ルが弾いているのも嬉しい限り。彼のディスコグラフィにないニューヨークの録音で、全曲ではなく4篇のみですが人気の「舟歌」や「トロイカ」をリヒ テルで聴くことが出来るのは超貴重。これが誰にも真似のできない巨匠芸で、あまりの素晴らしさに唸らされます。 (Ki)
PRDDSD-350077
(1SACD)
限定盤
巨匠たちの協奏曲録音集

(1)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番

(2)序奏とロンド・カプリチオーソOp.28

(3)チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33

(4)ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61
(1)エミール・ギレリス(P)、
 アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O[録音:1954年3月11日シャンゼリゼ劇場]
(2)アイザック・スターン(Vn)、
 ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO[録音:1957年3月13日フィラデルフィア]
(3)ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
 マルコム・サージェント(指)フィルハーモニアO[録音:1956年3月6日アビーロード・スタジオ]
(4)アルトゥール・グルミオー(P)
 ジャン・フルネ(指)ラムルーO[録音:1956年6月21-23日パリ]
いずれもEMI、SONY、Philipsの名盤と音源は同一ですが、「オリジナル・ソースよりDSDリマスター、バイ・チャンネル処理」 とあります。プラハのドモヴィナ・スタジオで、名人カレル・ソウケニークが腕によりをかけて仕上げました。当然ながらすべて桁違いの名演奏で、あらた めて各巨匠の凄さに脱帽させられます。4巨匠すべてに共通するのは、楷書的なのに、異常なボルテージの高さで妖気を発していること。リマスタリング により音だけでなく、半世紀以上前のアーチストたちが放つエネルギーまで蘇っていて圧倒されます。全員歴史上の巨匠となってしまいましたが、今日の 誰にも負けることのない決定的な名演として燦然と輝きます。 (Ki)

PRDDSD-350078
(1SACD)
限定盤
リヒテルのリスト作品集
(1)ピアノソナタ .ロ短調
(2)超絶技巧練習曲〜前奏曲/イ短調/風景/鬼火/英雄/荒野の狩/ヘ短調/夕べの調べ
(3)巡礼の年代3年〜エステ荘の糸杉に
(4)ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調
(5)忘れられたワルツ第3番
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:(1)1965年5月18日/カーネギーホール(ライヴ)
(2)1956年6月10日プラハ、1957年4月8日、5月27日モスクワ(ライヴ)
(3)1956年2月2日モスクワ(ライヴ)
(4)958年2月5日/モスクワ(ライヴ)
(5)1958年2月11日/ブダペスト(ライヴ)
以上モノラル
リヒテルはソ連映画「グリンカ」で、俳優としてリスト役を演じたこともあるほど縁のある作曲家ですが、これら壮年 期の演奏を聴くと、リストの自作自演が発見されたのかと思うほどの凄さです。いずれも生放送音源からSACDリマスタリングが施され、リヒテルの音を 再現しました。「ピアノソナタ ロ短調」は1965年5月18日カーネギーホールでのライヴで、リヒテル自身「本当にうまくいった演奏のひとつ。これはそ うないことだ」と述べたとされる貴重な記録。あらゆるピアノ録音のなかでも屈指の名演で、30分間金縛りにあったように動けなくなります。 ★他の作品の録音も入手困難なものばかりで貴重。超絶的なテクニックはもちろんながら、すさまじい迫力とエネルギーは誰にも真似できぬ至芸。これほ ど興奮させられるピアノのアルバムは稀と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-350079
(1SACD)
限定盤
ベートーヴェン:ピアノソナタ第3番ハ長調 Op.2の3
第7番ニ長調Op.10の3 [
同第12番変イ長調Op.26「葬送」
第22番ヘ長調Op.54
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1975年6月2日プラハ(ステレオ)
1959年11月1日プラハ(Eステレオ)
1959年11月1日プラハ(Eステレオ)
1960年11月25日(モノラル)
かつて通常盤が国内盤発売され「レコード芸術」特選に輝いたリヒテルによるベートーヴェンのプラハ・ライヴ。オリジナル・ テープからSACDリマスタリングを施されて蘇りました。リヒテルのベートーヴェンといえば、中期のエネルギー溢れるものや、後期の深淵な作品で神業 を見せる印象がありますが、初期作品での溌剌とした演奏も非常に魅力的です。「第3番」は意外と落着いた調子で始まりますが、すぐリヒテルならでは の推進力に満ちた音楽となり、聴き手をぐいぐい引き込みます。音質も良好。「第7番」と「第12番」は録音の古さが目立ちはしますが、リヒテルのピ アノの音は明瞭に聴こえ、「第12番」第1楽章の透明な叙情の味わい深さは絶品。さらに、つまらない作品とみなされる「第22番」もリヒテルの手に かかると、その深さを再認識させてくれる驚きに満ちています。
PRDDSD-350082
(1SACD)
限定生産
オイストラフのベートーヴェン
ベートーヴェン:ヴァイオリン,チェロ,ピアノのための三重協奏曲Op.56
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.71
ダヴィド・オイストラフ (Vn)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)、
レフ・オボーリン(P)
マルコム・サージェント(指)フィルハーモニアO
アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立放送O*


録音:1958年5月4日EMIスタジオ(ロンドン)、1958年11月8-10日サル・ワグラム(パリ)*
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注 目されるシリーズの新作はオイストラフ。オイストラフの録音のなかでも、クリュイタンス&フランス国立放送管と共演したベートーヴェンは両巨匠の一 期一会的名演としてロングセラーとなっていますが、SACDでさらに音が良くなっているのは大歓迎。オイストラフのエナメルのようなツヤのある美音 や息遣いまでも再現されます。音楽の大きさと技巧の冴えはもちろんながら、55年前の録音とは思えぬエネルギーが放出され圧倒。身動きもとれな くなる凄さだったことを再認識させてくれます。
カップリングは三重協奏曲。オイストラフはロストロポーヴィチ、リヒテル、カラヤン&ベルリン・フィルと1969 年に録音した無敵のディスクがあり ますが、こちらは「オイストラフ・トリオ」として活躍したクヌシェヴィツキーとオボーリンとの共演。全員が大将だったカラヤン盤と比べ、こちらは室 内楽的なアンサンブルを強く感じさせます。しかし技巧的な完璧さは全くひけをとらず、旧ソ連ならではの超人的演奏を聴かせてくれます。サージェン ト指揮のオーケストラも、エヴェレストのシリーズを彷彿させる過激なエネルギーに満ちていて驚かされます。

PRDDSD-350089
(1SACD)
限定盤
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番変ロ短調「バビ・ヤール」 Op.113
プロコフィエフ:十月革命20周年のためのカンタータ Op.74(抜粋) *
ヴィタリー・グロマツキー(Bs)
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO
ロシア共和国Cho
ユルロフ国立Cho(現:ユルロフ記念国立アカデミーCho)

録音:1962年12月20日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
1966年5月5日モスクワ*
どちらの曲もVenezia盤で入手可能ですが、ここでは放送用オリジナル・マスターからSACD化され、生々しい音質で蘇っ ているのに注目。
ショスタコーヴィチの交響曲第13番はユダヤ人虐殺が行われたウクライナの地名をタイトルに持ち、ロシアに受けつがれる反ユダヤ主義を非難する内 容となっています。旧ソ連ではタブーのテーマだったゆえ、反体制的とみなされ1962年12月の初演の際にも演奏者に当局から圧力がかかったとされます。 この録音は世界初演の2日後の再演時のライヴ。出演者もほぼ同じで、初演時の緊張が生々しく伝わってきます。客席にはもちろんショスタコーヴィチも 臨席し、いわばショスタコーヴィチと一緒に作品を体験できます。
「十月革命20周年のためのカンタータ」はプロコフィエフのソ連帰国後1937年に作曲されたロシア革命20周年を祝うカンタータ。滅多に演奏され ない大奇作で、500人を要する超大編成の管弦楽に、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリンの論文や演説を歌詞に合唱が絶叫。独裁国家ならで はの大プロパガンダ作品となっています。 (Ki)
PRDDSD-350080
(1SACD)
限定盤
リヒテルのブラームス
ピアノソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
ハンガリーの歌による変奏曲Op.21-*2
ピアノソナタ第1番ハ長調Op.1**
バラードOp.118-3#
間奏曲Op.118-6##/間奏曲Op.119-3+
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1984年6月13日プルゼン(モノラル)、
1988年7月20日プラハ(ステレオ)*、
1984年6月2日プラハ(ステレオ)**
1963年11月28日ライプツィヒ(ステレオ)#
1963年11月28日ライプツィヒ(ステレオ)##
1963年11月28日ライプツィヒ(ステレオ)+
リヒテル円熟期1980年代半ばから後半にチェコで行った円熟のブラームス演奏が高音質に蘇りました。チェコ・ライヴは、ブラー ムス最初期の若々しいエネルギーに満ちた3篇が収められていますが、これらの作をリヒテルの演奏で聴くことができるのは非常に貴重。ことにピアノソ ナタ第2番でのひとつひとつの音から発散される強烈な熱気と艶やかに底光りする音色、旋律の粘りなど絶品中の絶品で、この1曲だけでも必携ディス クと申せましょう。晩年の小品3篇はライプツィヒでのライヴ。物凄い集中力と深みで、大作を聴くような充実感を味わえます。 (Ki)
PRDDSD-350085
(1SACD)
限定盤
シューベルト:交響曲第9番「グレート」*
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」〜フィナーレ
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エルザ・カヴェルティ(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オットー・エーデルマン(Bs)、
ルツェルン音楽祭Cho
BPO*、フィルハーモニアO

録音:1951年12月10-12日セッション録音(ベルリン)*、1954年8月22日ルツェルン音楽祭(ライヴ)
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フル トヴェングラーの名盤SACD化第4弾。今回はターラ・レーベルの主宰ルネ・トレミーヌ追悼に「2つの第9」として捧げられています。 シューベルトの「グレート」は、DGからSACD発売されたもの(今日入手困難)と同じ1951年12月のセッション録音。もともと壮大な作品ながら、 フルトヴェングラーの演奏はそれを倍増させる凄さ。それがSACDリマスタリングにより楽器の分離、音場が広がり最高。もちろん盛り上がりのエネルギー も増し、フルトヴェングラーの創りだす世界に圧倒されます。 近年アウディーテ・レーベルからもSACD化された1954年8月22日のルツェルン音楽祭のベートーヴェンの第9。ここではフィナーレのみを収録し ていますが、アウディーテとは異なるプラハ・レーベル独自のマスタリングが光ります。今年の年末はこれで決まりと申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-350086
(1SACD)
限定盤
コープランドとバーンスタイン共演

コープランド:(1) ピアノ協奏曲
(2) エル・サロン・メヒコ
(3) バレエ組曲「アパラチアの春」
(4) アメリカの古い歌(全10曲)
(1)アーロン・コープランド(P)、レナード・バーンスタイン(指)NYO/録音:1964年1月13日リンカーン・センター
(2) モーリス・アブラヴァネル(指)ユタSO/録音:1959年2月10日/アブラヴァネル・ホール(ソルトレイク・シティ)
(3)アンタル・ドラティ(指)LSO/録音:1961年6月15-16日ワトフォード・タウン・ウォール(ロンドン)
(4)【ィリアム・ワーフィールド(Br)、アーロン・コープランド(指)コロムビアSO/録音:1962年1月10-12日マンハッタン・センター(ニューヨーク)
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズの新作はコープランド。コロムビア、ウェストミンスター、エンジェルの音源をオリジナル・オープンリールからDSDマスターされていますが、 1960年前後のアメリカの驚異的録音が再現されています。注目はピアノ協奏曲。ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」の2年後、1926年の作で、ニューヨーク風のジャズ色が魅力的。これまでいく つか録音はありますが、何とここではコープランド自身が独奏者を務め、洗練されたタッチと敏捷な指回りの名人芸を披露。さらに豪華なのはバックがバー ンスタイン指揮ニューヨーク・フィルなこと。バーンスタイン節全開で、ゴージャスかつ刺激的、驚くほどの充実度。間違いなくこの作品の決定盤と申せま しょう。 ★さらにコープランドの代表作「エル・サロン・メヒコ」がアブラヴァネル、「アパラチアの春」がドラティの演奏で楽しめるのも注目。録音の良さもあいまっ て、古き良きアメリカのサウンドを満喫できます。 (Ki)
PRDDSD-350087
(1SACD)
限定盤
エフゲニー・ムラヴィンスキー/バルトーク他
(1)バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
(2)オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
(3)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:(1)1967年5月24日プラハ・ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
(2)1965年2月28日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
(3)1968年10月30日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
今回はすべて放送用音源からリマスタリング。 バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」は同じPragaレーベルから20年ほど前にリリースされ、評判となった演奏。前ディスクで はスメタナ・ホールでのライヴとあり、今回はドヴォルザーク・ホールと記されていますが同一音源。この曲はまさにムラヴィンスキー向き。驚異的なアン サンブルの精密さで、冒頭から異様な緊迫感が続き圧倒されます。リマスタリングにより音の情報量が増し、曲の凄さ、恐さを再認識させてくれます。
オネゲルの交響曲第3番は1965年2月28日のモスクワ・ライヴ。オネゲルの厳しい音楽性がムラヴィンスキーとぴったり合い、素晴らしい出来となっ ています。
ストラヴィンスキーの「アゴン」は、ムラヴィンスキーとしては意外なレパートリーですが、ペトログラード音楽院時代の級友ジョージ・バランシンがア メリカで振付けた作品。1965年10月29日のレニングラード・フィルハーモニー大ホールのライヴは知られていますが、この1968年10月30日モス クワ音楽院ライヴはヴィエンナサウンドなるレーベルからしか出たことのない音源。天羽健三氏著「ムラヴィンスキー・コンサートリスト」では、当日レニ ングラードでベートーヴェンの交響曲公演を行っていることになっています。 (Ki)
PRDDSD-350088
(1SACD)
限定盤
ディヌ・リパッティ
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
(2)シューベルト:即興曲第3番変ト長調Op.90-3
(3)シューベルト:即興曲第2番変ホ長調Op.90の2
(4)シューマン:ピアノ協奏曲*
(5)リスト:ペトラルカのソネット104番
(6)ラヴェル:道化師の朝の歌
ディヌ・リパッティ(Pf)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ルツェルン祝祭O
フィルハーモニアO*

録音:(1)1950年8月23日ルツェルン音楽祭(ライヴ)
(2)1950年9月16日ブザンソン告別リサイタル(ライヴ)
(3)録音:1950年9月16日ブザンソン告別リサイタル(ライヴ)
(4)1948年4月9-10日ロンドン
(5)1947年9月24日ロンドン
(6)[録音:1948年4月17日ロンドン
EMIのベストセラー盤の「ブザンソン告別リサイタル」からシューベルトの即興曲2篇と、カラヤンと共演したふたつの協奏曲がSACD化されるのは 慶賀の至り。特にシューマンのピアノ協奏曲はウルトラセブン最終話で、モロボシダンがアンヌに素性を告白、アンヌが「ダン!行かないで!」と叫んだ瞬 間にかかるのが、まさにこの録音。音楽担当の冬木透氏がそれまでの常識を打ち破り、クラシック作品を子供向けの特撮ドラマで延々とかけました。それ があまりにも映像とマッチしていたため、ここからクラシック・ファンも多く生まれ、音源を突きとめた少年までいたことが『ウルトラセブンが「音楽」を 教えてくれた』(青山通著・アルテスパブリッシング)に詳しく述べられています。
冬木透氏は、不治の病のリパッティのあとのない切迫感が、素性を明かしM78星雲へ帰らねければならないダンの心境を表すのに、これ以上のもの はないと選んだそうですが、まさに慧眼。シューマンの音楽がオリジナルの劇伴音楽以上に全国の子どもたちの心をつかんだと申せましょう。そこから離 れても、類のない名演で、涙なしには聴けません。
リストとラヴェルの端正さも絶品。SACD化で微妙なニュアンスも再現され、改めてリパッティの才能に言葉を失います。 (Ki)
PRDDSD-350090
(1SACD)
限定盤
アンセルメ他〜ファリャの作品
ファリャ
:バレエ音楽「恋は魔術師」 (1925年版)
クラヴサン協奏曲*
7つのスペイン民謡**
4つのスペイン小品#
ベティカ幻想曲#
マリーナ・デ・ガバライン(Ms)、
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cem)*、
アタウルフォ・アルヘンタ(指)ナショナル・オブ・スペイン*
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)**
、ゴンサロ・ソリアーノ(P)**
アリシア・デ・ラローチャ(P)#

録音:1955年、1957年 6月*
1961年12月-62年1月**、1958年#(全てステレオ)
恋は魔術師」といえば、いまだに決定盤の誉れ高いアンセルメ&スイス・ロマンド管によるデッカ盤。今回オリジナルのオー プンリール・テープから名人カレル・ソウクレニークによるSAリマスタリング。マスターテープに起因するヒスノイズはデジタル録音に比較すれば感じら れますが、各楽器の解像度が格段に向上してぐっと接近し、生々しいエネルギーまで放つようになったのが驚き。ファリャの凝ったオーケストレーションが すさまじい効果をあげていて、とても60年近く前の録音とは思えません。
ヴェイロン=ラクロワとアルヘンタによるクラヴサン協奏曲は未CD化音源だったため大歓迎。ラクロワの草食的な演奏とアルヘンタの肉食的推進力が 不思議な世界を作り上げています。各楽器の名手ぶりも光ります。
ロス・アンヘレスとソリアーノによる「7つのスペイン民謡」はEMI音源。スペイン情緒満点で、ロス・アンヘレスの息遣いまで生々しく蘇えりました。
ラローチャは1958年のイスパボックス音源。当時35歳の若々しさはじける快演。やはりスペイン音楽はこうした熱い演奏だと格別。誰にも真似でき ぬ至芸と申しましょう。 (Ki)
PRDDSD-350091
(1SACD)
限定盤
ラヴェル:夜のガスパール
 ピアノ協奏曲ト長調 *
 優雅で感傷的なワルツ **
ドビュッシー:子供の領分#
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
エットーレ・グラチス(指)
フィルハーモニアO

録音:1960年5月22日プラハ(ライヴ)
1957年3月ロンドン*
1952年2月12日アレッツォ(ライヴ。モノラル)**
[1960年6月3日プラハ(ライヴ)#
名盤の誉れ高いミケランジェリのラヴェルのピアノ協奏曲をチェコの名人カレル・スケニークがSACD リマスタリング。これによりミケランジェリのクリスタルのような音色がますます純化し、目がくらむほどの美しさとなりました。オーケストラの輝かしさと エネルギーも増し、55年前の録音とは思えぬ凄さ。さらにミケランジェリのディスコグラフィにも見当たらない1960年6月3日プラハ・ライヴのドビュッシー の「子供の領分」も注目。音質はあまり良くないものの、11年後の不朽のDG盤と寸分違わぬ名演ぶりに驚愕。今日入手困難な1960年5月22日の「夜 のガスパール」のプラハ・ライヴや、1952年2月12日の「優雅で感傷的なワルツ」のアレッツォ・ライヴも音質向上で入手できるのは慶賀の至り。ミ ケランジェリの正確無比なテクニックと透明なタッチがますますクリアに伝わってきます。 (Ki)
PRDDSD-350093
(1SACD)
限定盤
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
映像/バレエ音楽「おもちゃ箱」*
マニュエル・ロザンタール(指)パリ・国立オペラ座O
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO

録音:1956年10月10日フィラデルフィア、1960年5月5日ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)*
このロザンタールは凄い。1950年代半ばの録音が、驚くべきクリアさと輝きで再現されました。LP時代に録音の良 さを激賞されながらも、CDは全く話題になりませんでした。それが今回、オリジナルのLPを凌駕する高音質ぶりを発揮しています。当時のオペラ座のオー ケストラは、まだドビュッシーやラヴェルの時代の響きを保っていますが、これがむしろ今日のピリオド楽器解釈を思わせ新鮮。フランス的に軽やかでオシャ レな音色、各楽器の不思議なバランスが眼前に広がります。名作「牧神の午後への前奏曲」はもとより、「映像」のデリケート極まりない楽器法に酔わさ れます
PRDDSD-350094
(1SACD)
限定盤
ラロ:歌劇「イスの王」 序曲
スペイン交響曲Op.21*
ロシア協奏曲Op.29#
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
アイザック・スターン(Vn)*、
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO*
ジェラール・プーレ(Vn)#
ヴラディミール・ヴァーレク(指)チェコRSO#

録音:1960年5月5日ヴィクトリア・ホール、1956年10月10日フィラデルフィア*、1994年1月5-6プラハ#
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズの新作はラロ作品集。アンセルメ&スイス・ロマンド管「イスの王」序曲は、キングレコードLP時代からのロングセラー。カラフルで明るい 響きなだけでなく、深みと奥行きもでて、あらためでの録音の良さに感心させられます。
スターンとオーマンディの「スペイン交響曲」もこの曲の代表的名盤。1956年の録音とは思えぬクリアさと艶。隙のない楷書的演奏ながら、ふたりの 個性と盛り上がりが老練ぶりを示しさすが。今日姿を消した往年のフィラデルフィア・サウンドの弦の美しさを、存分に堪能でき、あまりの美しさに失神し そうになります。
日本でもお馴染みのプーレの「ロシア協奏曲」はpragaレーベルから通常盤で発売され評判になっていたもの。ラロの作品中ではあまり有名なもので はありませんが、プーレ先生の正確な技巧と明るい美音、さらにフランスならではの洒脱なセンスは独特で、たいへんな名作に聴こえます。
いずれも音質のみならず、演奏のエネルギーとオーラも増し圧倒されます。このシリーズ、目が離せません。
PRDDSD-350096
(1SACD)
限定盤
ムソルグスキー(マルケヴィチ編):農民の子守歌/おなかの白いおしゃべり鳥/夜/小さな星よ、おまえはどこに?/悪童/ドニエプル川にて
ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵*
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲#
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
イーゴリ・マルケヴィチ(指)BPO
ロシア国立SO
ロシア国立アカデミーCho

録音:1962年6月5-6日モスクワ
1953年2月21-25日ベルリン*
録音:1960年6月8-9日モスクワ#
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズ。今回はDGとフィリップスの名盤をオリジナル・ソースからカレル・ソウケニークがSACD化。いずれもたいへんな名演なうえ、ベルリン・フィ ルとの「展覧会の絵」は長く入手困難だったため大歓迎。1953年の録音とは思えぬ音質で、フルトヴェングラー色濃厚なサウンドが興味津々です。また、 名歌手ヴィシネフスカヤ36歳時の張りのある美声によるムソルグスキーの歌曲が圧巻。伴奏パートがマルケヴィチ自身によるオーケストラ編曲なのも魅力 です。 (Ki)
PRDDSD-350098
(1SACD)
限定盤
ミケランジェリ&スメターチェク
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(3)ドビュッシー:映像第2集〜「そして月は荒れ寺に落ちる」「葉末をわたる鐘の音」
(4)ドビュッシー:映像第1集〜ラモーを讃えて/水の反映
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
プラハSO

録音:(1)1961年5月12日ロンドン(ライヴ)
(21957年5月29日スメタナ・ホール(ライヴ:ステレオ)
(3)1957年3月4日ロンドン(ライヴ)
(4)1957年3月4日ロンドン(ライヴ)
1993年に通常CDで発売された際、宇野功芳氏が大絶讃したことで非常な評判となったミケランジェリとスメターチェ クの「皇帝」。長らく入手困難となっていましたが、この度オリジナル・マスターからSACD化され、新たな登場となります。
「皇帝」は出だしからミケランジェリの磨き抜かれた美音と生気あふれるスピード感で、聴き手の心を鷲づかみにします。この快演ぶりはミケランジェ リの数種ある「皇帝」のどれにもない凄さ。マスター音源に起因する経年劣化はあるものの、物凄いエネルギーとオーラが56年の時を経ても放たれます。
目を見張らされるのがスメターチェクのバック。充実した響きと推進力あふれる演奏で、ミケランジェリともども作品のボルテージを高める好伴奏。オー ケストラのみの長い前奏も、ベートーヴェンの交響曲を聴くような気分にさせてくれます。
さらに嬉しいのが、「ピアノ・ソナタ第32番」の1961年ロンドン・ライヴ。かつてBBCレジェンド・レーベルから出ていましたが、こちらも今日入手困難だっ たので大歓迎と申せましょう。おまけに新リマスタリングで音質も向上。ミケランジェリによるピアノ・ソナタ第32番」も数種の録音が存在しますが、技術、 覇気、若々しさいずれの点からも、この1961年ロンドン・ライヴに優るものはありません。ある時はオルガン、ある時はチェレスタのような響きを見せな がら、ピアノならではの低音が渦を巻く凄さ。こんな鬼気迫る32番は滅多に聴けません。
得意のドビュッシーの「映像」、両巻からテンポの遅い2曲ずつ選曲。名盤の誉れ高いDG盤にくらべてテンポが早く、また別種の味わいを見せてくれます。 (Ki)

※インレイ表記に誤記があります。トラック1-2のベートーヴェン:ピアノ・ソナタの番号がno.31と表記されていますが、
正しい番号はno.32です。
PRDDSD-350099
(1SACD)
限定盤
スターン&バーンスタイン
(1)ベルク:ヴァイオリン協奏曲
(2)バルトーク:ラプソディ第2番Sz.80
(3)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
アイザック・スターン(Vn)
レナード・バーンスタイン(指)NYO

録音:(1)1959年2月6日ニューヨーク
(2)1962年4月16日
(3)1958年1月26日
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズの新作はスターンとバーンスタインによるベルクとバルトーク。
いずれもソニーからリリースされ、決定盤とされてきた名盤中の名盤。今日多くの名手たちが優れた新録音を送りだしていますが、この盤の凄さは全く 色褪せていません。スターンの美しい音色、安定した演奏はまさに巨匠芸。加えてバーンスタインならではの情念と狂気が尋常ならざる雰囲気を醸し出し ています。SACD化により、バーンスタインの息遣いまでリアルに感じとれ、当時のアメリカの録音技術の凄さに圧倒させられます。 (Ki)

PRDDSD-350100
(1SACD)
限定盤
R・シュトラウス〜名演集
(1)ドン・ファンOp.20
(2)死と変容Op.24
(3)ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
(4)4つの最後の歌
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
 VPO
(4)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)*
 オットー・アッカーマン(指)
 フィルハーモニアO*

録音:(1)1954年3月2-3日ウィーン楽友協会大ホール
(2)1950年3月21, 23-24日ウィーン楽友協会大ホール
(3)1954年3月3日ウィーン楽友協会大ホール
(4)1953年9月25日ウォルドルフ・タウン・ホール
フルトヴェングラーとウィーン・フィルによるリヒャルト・シュトラウスの交響詩3篇は、演奏の素晴らしさと録音の良さで知られてきました。2011年 にEMIが渾身のSACDリマスタリングを施し話題となりましたが、今回はチェコの名人カレル・ソウケニークがマスタリングを担当、いつものプラハ・レー ベルならではの明瞭な音世界を創り上げています。「死と変容」のハープのデリケートなニュアンス、「ティル」の鮮烈な響きなど、フルトヴェングラーの 神業をあらためて実感させてくれる凄さ。ファン必携の1枚と申せましょう。
うれしいカップリングはシュヴァルツコップとアッカーマンによる「4つの最後の歌」。こちらもニュアンスの豊かさが増し、シュヴァルツコップ全盛期の 凄さに圧倒される、超感動的なひとときをすごせます。 (Ki)
PRDDSD-350103
(1SACD)
限定盤
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
交響曲第3番ヘ長調 Op.90 *
スヴャトスラフ・リヒテル (P)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1961年12月27日レニングラード・フィルハーモニー大ホール]
1972年1月26日モスクワ音楽院大ホール*
長く入手困難となっていたムラヴィンスキーの名演が、放送用オリジナル・マスターからSACD化され、高音質で蘇 りました。
リヒテルとムラヴィンスキーの共演によるブラームスの「ピアノ協奏曲第2番」は1993年にロシアン・ディスク社からCDリリースされ話題となりました。 リヒテルはムラヴィンスキーと同曲を1度しか演奏しておらず、まさに奇跡の録音が残っていました。ロシアン・ディスク盤は貧弱な音質で、両巨匠の凄さ を今ひとつ実感できませんでしたが、今回はマスター音源に起因する経年劣化はあるものの、エネルギーとオーラが50年の時を経て見事に蘇りました。
ピアノ協奏曲の冒頭4小節目のホルン(おそらく名手ブヤノフスキー)がひっくり返っているのが、ライヴとはいえ完全無欠のレニングラード・フィルと しては超お宝。しかしその後のオーケストラのみの経過句は、ムラヴィンスキーならではの筋肉質な音楽作りと大きさで、協奏曲であることを忘れさせら れます。当時40代半ばだったリヒテルの豪快なピアニズムも強烈で、ただただ圧倒されます。第2楽章のただならぬ緊張感とスケールの大きさ、第3楽 章での首席奏者ニキーチンによる美しいチェロ独奏など、いずれもムラヴィンスキー色満載。
交響曲第3番は1993年にメモリア盤が出た際、それまで録音が世に出ていなかったムラヴィンスキーのブラームスの3番ということで話題となり大ヒッ トしました。当CDでは1972年1月27日ライヴと記されていますが、その日には同曲を演奏していません。こちらはピアノ協奏曲第2番以上にムラヴィ ンスキー節全開。というより、数あるブラームスの交響曲第3番のディスクの中でも最高の演奏ひとつと申せましょう。全体に張り詰める緊張感と完璧な アンサンブルながら、人間味あふれるムラヴィンスキーならではの音楽、震えるほどの感動で、まさに音楽史上の至宝と申せましょう。 (Ki)

PRDDSD-350105
(1SACD)
限定盤
ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.28
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ(冒頭)#
ナタン・ミルシテイン(Vn)
ハリー・ブレック(指)
アナトーリ・フィストラーリ(指)*
フィルハーモニアO

録音:1957年7月4-7日ニューヨーク
1960年6月23-24日*
1956 年 8 月 6 日ザルツブルク音楽祭(ライヴ)#
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズの新作はミルシテイン。
EMIからリリースされ、決定盤とされてきたゴルトマルクとブラームスの協奏曲。いずれも50年以上前の録音とは信じ難い生々しさと分離の良さ。ミ ルシテインの清潔な美音もますます冴えわたります。ゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲第1番はハイフェッツやパールマンなどの録音もありますが、この 作品の普及に多大な貢献をしたのはミルシテインと申せましょう。当演奏も絶品中の絶品で、ミルシテインのしなやかな美音が冴えわたります。ことに第 2楽章の陶酔的な美しさはミルシテインの全録音のなかでも白眉、まさに奇跡の一瞬と申せましょう。切れ味鋭い技巧も爽快で、同曲のベスト演奏として 不動の地位はゆるぎません。
フィストラーリとのブラームスも、ミルシテイン最高の演奏のひとつで、全体を貫く緊張感を推進力、澄み渡る美音と超絶技巧で、他の演奏者とは格の 違いを示しています。カデンツァもミルシテイン自身の作で圧倒的。フィストラーリの堂々とした伴奏ぶりも見事。この演奏を聴かねば本当に損をしている と思える、神業的記録です。 (Ki)
PRDDSD-350107
(1SACD)
限定盤
フルトヴェングラーのワーグナー
(1)「さまよえるオランダ人」序曲
(2)「ローエングリン」第1幕前奏曲
(3)「タンホイザー」序曲
(4)「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
(5)「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜徒弟たちの踊り
(6)「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
(7)「神々のたそがれ」〜ジークフリートのラインの旅
(8)「神々のたそがれ」〜ジークフリートの葬送音楽
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:(1)1949年4月4日
(2)1954年3月4日
(3)1952年12月3日
(4)1949年4月4日
(5)1949年4月4日
(6)1954年10月4日
(7)1954年3月8日
(8)1954年3月2日
以上全てウィーン楽友協会ホール
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズ。ついにフルトヴェングラーの続編が登場、EMIの名盤ワーグナー管弦楽曲集が待望のSACD化です。
このアルバムは凄すぎます。あまたあるフルトヴェングラーの復刻のなかでも、あるいは音に定評のある当Pragaシリーズでもダントツの出来。チェコ の名人エンジニア、カレル・ソウケニークの神業的リマスタリングが光り輝きます。 ★歪みのなさはもちろんながら、楽器の分離、さらには管楽器のニュアンスの変化まではっきり描き出され、ウィーン・フィルの繊細な名人芸にうならされ ます。もちろん盛り上がりのエネルギーも増し、フルトヴェングラーの創りだす世界のあまりの壮大さに身動きもとれなくなるほどです。「ローエングリン」 第1幕への前奏曲の神々しさ、「タンホイザー」序曲の弦の細かな動きの驚くべき雄弁なニュアンス、「ワルキューレの騎行」の迫力等、いずれも初めて聴 くような新鮮さです。  (Ki)

PRDDSD-350108
(1SACD)
限定盤
フリッチャイ〜フランス・デビュー・コンサートの疑似再現/バルトーク作品集
(1)2つの肖像Op.5, Sz37*
(2)舞踊組曲Sz77
(3)ピアノ協奏曲第2番Sz95
(4)弦楽のためのディヴェルティメントSz113*
ルドルフ・シュルツ(Vn)*、
ゲザ・アンダ(P)
フェレンツ・フリッチャイ(指)
RIAS放送SO

録音:(1)951年9月11日、(2)1953年6月10日、(3)1953年9月9日、(4)1952年2月10日 以上、全てイエス・キリスト教会(ベルリン)
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目 されるシリーズ。今回はフリッチャイが1950年代初頭にDGレーベルへ録音したバルトーク作品集。それを単にSACDリマスタリングするだけでなく、 彼が1952年5月25日にシャンゼリゼ劇場でフランス・デビューを果たした歴史的コンサートの曲目を演奏順に並べ、疑似再現しています。いずれもほ ぼ同時期の録音でオーケストラもピアノ協奏曲第2番の独奏(ゲザ・アンダ)も同じゆえ、シャンゼリゼ劇場の聴衆の熱狂と感動を想像体験させてくれます。 60年前の録音ながら、クリアで物凄いエネルギーに満ちているのはまさに驚き。フリッチャイの演奏も凄まじく、切れ味最高のバルトークを満喫できます。 (Ki)
PRDDSD−350109
(1SACD)
限定盤
キャスリーン・フェリアー

(1)ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
(2)ブラームス:アルトのための2つの歌Op.91
(3)ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
(4)マーラー:亡き子をしのぶ歌
(5)グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」〜何と青い空
全て、キャスリーン・フェリアー(C.A)
(1)クレメンス・クラウス(指)LPO&Cho
録音:1947年12月18日(ロンドン)
(2)ィリス・スパー(P)、マックス・ギルバート(Va)
 録音:1949年2月15日(ロンドン)
(3ジョン・ニューマーク(P)
 録音:1950年7月12-14日(ロンドン)
(4)ブルーノ・ワルター(指)VPO
 録音:1949年10月4日(ウィーン、ライヴ)
(5)シャルル・ブリュック(指)オランダ歌劇場O
 録音:1951年1月9日(アムステルダム、ライヴ)
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズの新作はキャスリーン・フェリアー。キャスリーン・フェリアーは1953年に41歳で夭折しました。ここに収められた録音は、彼女の晩年とはいえ、30代後半という若さにもかかわらず、 老大家のような深みと円熟に驚かされます。いずれも他で入手できる音源ですが、ブラームスの3篇は音質がめざましく向上し、フェリアーの微妙なニュ アンスや息遣いまでリアルに伝わってきます。それゆえ、これまでも名演とされてきましたが、そんなレベルではない神業であったことを実感させてくれる 凄さ。さらにワルターと共演したマーラーの「亡き子をしのぶ歌」も音色が鮮明になっただけでなく、驚異的なエネルギーを放つ攻撃的な演奏であったこ とに気付かされます。
PRDDSD-350110
(1SACD)
限定盤
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
 バラード第1番ト短調Op.23*
 :ワルツ第17番変ホ長調**
 幻想曲ヘ短調Op.49**
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調#
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf)
エットレ・グラチス(指)
フィルハーモニアO

録音:1960年6月3日プラハ(モノラル・ライヴ)
1957年5月30日プラハ(モノラル・ライヴ)*
1957年3月4日ロンドン(モノラル・ライヴ)**
1957年3月10日アビーロード・スタジオ(ステレオ)#
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目さ れるシリーズ。ミケランジェリ、ステレオ最初期の名盤がSACDハイブリッド化。ラフマニノフの協奏曲は、2012年にEMI社がSACDシングルレイヤー 盤として限定発売しましたが、今回プラハの名人エンジニア、カレル・ソウケニークのリマスタリングでSACDハイブリッド盤化。よりお手頃な価格でご 提供させていただくこととなりました。
ミケランジェリは、ラフマニノフ作品録音をピアノ協奏曲第4番しか残していませんが、とてつもない名演として、同曲の決定盤とみなされています。ラ フマニノフとしては、メロディの弱さとロシア的な情感の薄さであまり人気のない作品ながら、出だしから驚異的なボルテージの高さで快刀乱麻ぶりを発揮。 絶対にミスしない精度の高さはもちろんながら、どんな小さなパッセージにまでも磨き抜かれた音と表現で聴き手を惹きつけ離さず、物凄いエネルギーと オーラがSACDハイブリッドで57年の時を経ても放射されます。その結果、曲の良さを再認識させてくれます。
さらに凄いのが、ショパンの「ピアノ・ソナタ第2番」。1960年6月のプラハ・ライヴですが、スピード感と超絶技巧で全曲を一気に聴かせてしまいます。 特にフィナーレの驚くべき速さと狂気は誰にも真似のできぬ至芸。またバラード第1番や幻想曲は技巧もさることながら、イタリア・オペラのアリアのよう なメロディの歌い回しにミケランジェリがイタリア人だったことを思い出させてくれます。ミケランジェリによるショパンは数種の録音が存在しますが、技術、 覇気、若々しさいずれの点からも最高のアルバムと申せましょう。ピアノの凄さをあらためて実感させてくれます。 (Ki)
PRDDSD-350111
(1SACD)
限定盤
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98 [
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64 *
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1961年5月14日レニングラード・フィル大ホール(ライヴ)
1982年11月18日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)* 全てステレオ
どちらもかつてロシアン・ディスクからリリースされ評判となった音源を、名人カレル・ソウケニークがリマスタリング。ブラームスは1961年5月14日レニングラード・ライヴ。ブラームスの交響曲第4番はムラヴィンスキーが生涯に46回振った得意曲で、今日5種 の録音が残されていますが、当演奏は当時58歳のムラヴィンスキーならではの超人的な覇気と、驚異的なアンサンブルの精密さで特筆の名演と申せましょ う。リマスタリングにより微妙なニュアンスまで伝わってきて、うならされます。
チャイコフスキーは1982年11月のムラヴィンスキーとレニングラード・フィルがモスクワ・ツアー中、18日にモスクワ音楽院で行ったコンサートのラ イヴ。CDブックレットには「レニングラード・フィルハーモニー大ホールでのライヴ」とありますが間違いと思われます。晩年のムラヴィンスキーならでは のいぶし銀の芸風を満喫できます。こちらは生涯最多演奏曲で、神業の域に達している凄さ。何のけれん味もなく淡々としているようで、あまりの神々し さにひれ伏したくなる演奏です。 (Ki)
PRDDSD-350112
(1SACD)
限定盤
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ

(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104

(2)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129

(3)チャイコフスキー:奇想的小品
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)

(1)エードリアン・ボールト(指)ロイヤルPO
 録音:1957年4月27日アビーロード・スタジオ(ロンドン)
(2)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)レニングラードPO
 録音: 1960年9月3日ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)
(3)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)ソヴィエト国立SO
 録音:1964年5月13日モスクワ音楽院大ホール
オリジナル・ステレオ音源からSACDリマスタリングが施され、鮮やかな音色が蘇りました。ドヴォルザークの協奏 曲はロストロポーヴィチ30歳の演奏で、若々しいエネルギーとナイーヴさが魅力。今回SACD化され、当時のEMIの録音技術の凄さが実感されます。 またロジェストヴェンスキーとの共演2篇も、ロストロポーヴィチの独奏の素晴らしさはもちろんながら、若き日のロジェストヴェンスキーのコントロール 力と伴奏の巧さに驚かされます。 (Ki)
PRDDSD-350113
(1SACD)
限定盤
ムラヴィンスキーのストラヴィンスキー
ペトルーシュカ(1947年版)
妖精の口づけ*
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1964年10月24日レニングラード・フィル大ホール(ライヴ)、1983年6月20日(ライヴ)*
CDバックカバーによれば前者が1964年フィンランド放送、後者が1983年モスクワ放送からのエフェクティヴ・ス テレオ音源とあり、名人カレル・ソウケニークがリマスタリング。
「ペトルーシュカ」は1964年10月24日レニングラード・ライヴ。1947年版はムラヴィンスキー唯一の録音で、驚異的なアンサンブルの精密さと 推進力が彼ならでは。リマスタリングにより微妙なニュアンスまで伝わってきて、うならされます。
「妖精の口づけ」はかつて同一音源がロシアン・ディスクからリリースされた際、その時期演奏会がなかったことと、ムラヴィンスキーとレニングラード・ フィルが同曲を1965年に2度演奏したのみであることが指摘されたいわくつきの音源。いずれにしても今日入手困難となっています。42分から成る大 曲ですが、メロディーはほぼすべてチャイコフスキーのピアノ曲や歌曲を素材にしていて、親しみやすさ満点でオーケストレーションもチャイコフスキー流。 この演奏水準で全曲版のうれしい一枚と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-350118
(1SACD)
限定盤
ラファエル・クーベリック
マーラー:嘆きの歌(第1稿]*
ブラームス:アルト・ラプソディ**
シェーンベルク:グレの歌(抜粋)#
ユリア・ハマリ(A)、
ローゼ・ワーゲマン(Ms)、
デイヴィッド・レンダル(T)*
グレース・ホフマン(C.A)
インゲ・ボルフ(S)**
ヘルベルト・シャハトシュナイダー(T)、
キース・エンゲン(Br)#
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO&Cho

録音:1979年6月8日バイエルン放送(ライヴ)*、1962年6月18日バイエルン放送(ライヴ)**、1965年3月10-12日ミュンヘン(ライヴ)#
CDバックカバーには1962年-79年バイエルン放送のステレオ・ライヴ音源を、名人カレル・ソウケニークがリマ スタリングとあります。クーベリックのマーラー録音はいずれも決定盤として人気・評価とも最高と言えますが、「嘆きの歌」は初出の珍品。それも79年 のライヴで音質も上々。演奏もクーベリック節満載で、同曲の名盤登場となりました。グレース・ホフマンを独唱に迎えたブラームスの「アルト・ラプソディ」 は同一演奏家によるオルフェオ盤とは異なる1962年6月18日ライヴ。これも驚きの名演。 さらに1965年グラミー賞を受賞したシェーンベルクの「グレの歌」も抜粋ながら登場。これも今日入手困難なため、ファンに朗報と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-350116
(1SACD)
限定生産
三大「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17より
プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」第 2 組曲〜モンターギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/別れの前のロメオとジュリエット/ジュリエットの墓の前のロメオ
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO
ピエール・モントゥー(指)LSO&同Cho*
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)レニングラードPO#

録音:1967年1月7日モスクワ(ライヴ)
1962年 6月ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール(ロンドン)*
1981年12月30日レニングラード(ライヴ)#
全てステレオ
いずれも他で入手可能な音源ながら、初SACDなのが魅力。コンドラシンの盛り上がりが迫力満点。メロディの歌 わせ方も感動的です。モントクーのベルリオーズとムラヴィンスキーのプロコフィエフは抜粋ですが、前者は合唱が効果的な「愛の場面」が、後者も日本 で人気の高い「モンターギュー家とキャピュレット家」がしっかり収録されています。目が覚めるような鮮烈な音質が衝撃的です。 (Ki)
PRDDSD-350119
(1SACD)
限定盤
フルトヴェングラーのシューマン
交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」*
マンフレッド序曲Op.115**
交響曲第4番ニ短調Op.120#
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO*、BPO

録音:1951年10月29日ミュンヘン、ドイツ博物館コングレスザール(ライヴ)*
1949年12月18日ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)**
1953年5月14日ベルリン、イエス・キリスト教会(セッション)#
ジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フル トヴェングラーの名盤SACD化第5弾はシューマン。 交響曲第1番「春」はバイエルン放送所蔵の音源をSACD化。この曲のイメージから遠い、重く暗い情念が倍増され、フルトヴェングラーらしさは第 4番以上と申せましょう。交響曲第4番は、DGの1953年5月セッション録音原盤をSACD化。フルトヴェングラー屈指の凄演と評価の高いものです が、PragaレーベルならではのSACDリマスタリングにより楽器の分離、音場が広がりました。もちろん盛り上がりのエネルギーも増し、フルトヴェング ラーの創りだす世界に圧倒されます。 (Ki)
PRDDSD-350124
(1SACD)
限定盤
リスト:交響詩Vol.1
前奏曲/タッソ,悲哀と勝利*
マゼッパ**/理想#
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響@、
スタニスラフ・マツラ(指)プラハRSO*、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO**
ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO#

録音:1956年9月ベルリン、1975年12月14日ドヴォルザーク・ホール*、1960年9月ベルリン**、1974年5月9日バイエルン放送(ライヴ)#
先に出たVol.2は通常CDでしたが、こちらはSACDハイブリッド盤。リストの交響詩を集めていますが、単一の演奏家ではなく、フリッチャイ、カラ ヤン、クーベリックら大物による名演が並びます。ボルテージの高いリストの音楽はSACD向き。堪能できます。 (Ki)
PRDDSD-350125
(1SACD)
ブルックナー:交響曲第9番(ハース版)
交響曲第7番〜第2楽章アダージョ*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1944年10月7日、1942年4月7日/ベルリン(ライヴ)
Bi-Channel Stereo
交響曲第9番は、宇野功芳氏によれば「常軌を逸したアッチェレランド、官能的な弦のヴィブラート、不透明なひびき、どれをとってもドイツ・ロマン 派的であり、決してロマン派的でないブルックナーの音楽との間にずれを生じている」とされます。それがSACDリマスタリングにより生々しく蘇りました。 第7番のアダージョは1942年のもので、フルトヴェングラーの同曲としては最も古い記録。3種ある後年の録音とくらべテンポが遅く、「たおやかさや 深みの点で優れている」と宇野氏は述べられています。これも音質向上。フルトヴェングラー・ファン必携の一枚と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-350126
(1SACD)
フルトヴェングラー・シリーズ第6弾
(1) モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
(2) モーツァルト:交響曲第40番
(3) ハイドン:交響曲第88番
(4) ハイドン:交響曲第94「驚愕」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO(1)(2)(4)、BPO(3)

録音:(1)1953年8月7日ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
(2)1948年12月7-8日、1949年2月17日ウィーン・ムジークフェライン・ザール(セッション)
(3)1950年6月18-19日ベルリン(スタジオ・セッション)
(4)1951年1月11-12、17日ウィーン・ムジークフェライン・ザール(セッション)
※MONO BI-CHANNEL STEREO
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フル トヴェングラーの名盤SACD化第6弾はモーツァルトとハイドン。 いずれもEMIで近年SACD化された名演中の名演ばかり。当アルバムのマスタリングはチェコの名人カレル・ソウケニークが手掛け、古い録音から物 凄いエネルギーとオーラを引き出すことに成功しました。どの曲もテンポは早目でひと筆書きのような勢いある芸術を聴かせてくれます。 (Ki)
PRDDSD-350127
(1SACD)
限定盤
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
交響曲第7番イ長調Op.92*
交響曲第8番イ長調Op.93#
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1944年6月2日ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)、1950年6月18-19日ウィーンEMIスタジオ(セッション録音)*、1954年8月30日ザルツブルク(ライヴ)#
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フルトヴェン グラーの名盤SACD化第6弾はウィーン・フィルとのベートーヴェン。 交響曲第7番は、EMIの名盤中の名盤。宇野功芳氏によれば「スタジオ録音だが、フルトヴェングラー節が強く現れている」、「第1楽章冒頭の凄まじい音、こ れこそ電気に触れるようなショックである」とされます。その後も大絶賛で、フィナーレも「嵐のような感動的な表現である」と続きます。また第8番は、ブック レットに「1954年8月8日ザルツブルク・ライヴ」とありますが、1954年8月30日の間違いと思われます。「最晩年の透明度を獲得」「フルトヴェングラーの第8 の代表盤といえよう」と激賞。それがSACDリマスタリングにより生々しく蘇りました。ファン必携の一枚と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-350128
(1SACD)
限定盤
トスカニーニ/メンデルスゾーン&ワーグナー
(1)メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
(2)交響曲第5番「宗教改革」
(3)ワーグナー:「パルジファル」〜聖金曜日の音楽
(4)「パルジファル」〜第1幕への前奏曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響(1)(2)、LSO(3)(4)

録音:1954年2月28日(1)、1953年12月13日(2)/カーネギーホール(ライヴ)、1935年6月5日/クィーンズ・ホール(ライヴ)(3)(4)
メンデルスゾーンの「イタリア」は名盤の誉れ高いRCAのカーネギーホール・セッションではなく、2月28日のコンサート・ライヴとされます。トスカニー ニらしいまばゆい輝きと推進力がSACDでさらに凄みを増しています。 1935年ロンドンでの「パルジファル」も貴重。SACD化でトスカニーニならではの強い緊張感がまざまざと伝わってきます。 (Ki)
PRDDSD-350129
(1SACD)
グラズノフ:交響曲第5番変ロ長調Op.55
交響曲第4番変ホ長調Op.48
バレエ音楽「四季」Op.67より#
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードポ

録音:1968年9月28日(ライヴ)、1948年3月2日(セッション)*、1969年9月28日(ライヴ)#/レニングラード・フィルハーモニーホール
※Bi-channel Stereo
いずれもレニングラードでの放送録音からSACDリマスタリングしたとのこと。 1948年3月2日の交響曲第4番は、かつてメロディアからLP、CDで発売されていたセッション録音と同音源。1968年9月28日の交響曲第5 番は、ロシアン・ディスクから出ていたものと同じと思われます。奇妙なのがバレエ音楽「四季」。当ブックレットには「1969年9月28日、バレエ・フェ スティヴァル期間中にレニングラードでライヴ録音」とありますが、演奏記録には見当たりません。おそらくロシアン・ディスクから出ていた1969年4月 20日のものと同ソースと思われますが、16分半の短縮版となっています。 とはいえ、SACD化されムラヴィンスキーの凄さが倍増。名演の誉れ高い交響曲第4番も微妙なニュアンスに満ちた演奏であることに気がつかされます。 とりわけ「四季」は出だしの弦の高音から、ムラヴィンスキー独特のピンと張りつめた透明な音色に魅せられます。「秋」のバッカナールのリズム感と音楽 の大きさ、すべて神業と申せましょう。 (Ki)
PRDDSD-350130
(1SACD)
限定盤
ブルックナー:交響曲第4番(改訂版)
ワーグナー:楽劇「パルジファル」〜聖金曜日の音楽*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO、BPO*

録音:1951年10月22日シュトゥットガルト(ライヴ)、1951年4月25日カイロ(ライヴ)*
ジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フルトヴェン グラーの名盤SACD化第6弾はウィーン・フィルとのブルックナーの4番。 ウィーン・フィルとのブルックナーの4番は、いわずと知れたDGの名盤。宇野功芳氏によれば、DG盤は不安定な冒頭のホルンを他の音源に差替えているそ うですが、この盤はオリジナルのまま。非常に貴重な音源と申せましょう。 「パルジファル」の「聖金曜日の音楽」はエジプト公演。宇野氏は「温かい人間的な雰囲気が聴く者の心をとらえてやまない」と評しています。
PRDDSD-350131
(1SACD)
モーツァルト:名演集
(1)歌劇「魔笛」序曲
(2)フリーメーソンの小カンタータK.623
(3)みんなで腕を組み合おうK.623a
(4)レクイエムK.626
(2)(3)クルト・エクヴィルツ、
ルドルフ・ローゼン(T)
クルト・ラップ(Org、P)、
フランツ・エルマー(Boy-S)
レオ・ホッペ(Br)
ペーター・マーク(指)
ウィーン・フォルクスオーパーO&cho

(1)(4)イルムガルト・ゼーフリート(S)、
ジェニー・トゥーレル(A)、
レオポルド・シモノー(T)
ウィリアム・ウォーフィールド(Bs)
ブルーノ・ワルター(指)NYO、
ウェストミンスターcho
録音:1956年3月10、12日ニューヨーク(1)(4)、1959年4月ウィーン(2)(3)
BI-ChannelStereo
今回 はワルター&ニューヨーク・フィル1956年の「モツレク」。EMI音源を名人ソウケニークがSACDマスタリング。 モーツァルト生誕200年を記念して、1956年にニューヨークのカーネギーホールで録音されたソニー原盤を使用しています。当時のアメリカ最高の演 奏陣を起用しての凄い意気込みを感じます。 カップリングはペーター・マーク指揮による、モーツァルト晩年のフリーメーソンがらみの宗教曲。VOX原盤です。 (Ki)
PRDDSD-350132
(1SACD)
限定盤
編曲の技法
(1)バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻〜第8曲変ホ短調BWV853
(2)モーツァルト:前奏曲とフーガK.404a〜第3番ニ短調
(3)ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25〜第2楽章間奏曲
(4)ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25〜第2楽章間奏曲
(5)ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための3つの小品
(6)ストラヴィンスキー:管弦楽のための4つの練習曲
(7)ヤナーチェク:管楽六重奏曲「青春」
(8)ヤナーチェク(マジャトカ編):青春(弦楽四重奏版)
ヴィルヘルム・ケンプ(P)(1)、
グリュミオー・トリオ(2)、
アルトゥール・ルビンシュタイン(P)、
グァルネリQ(3)、
ロバート・クラフト(指)CSO(4)、
東京Q(5)、
アンタル・ドラティ(指)LSO(6)、
プラハ木管五重奏団、
ズビンェク・ツィハ(バスCl)(7)
ツェムリンスキーQ(8)

録音:1961年ウーファ・トーンスタジオ(ベルリン)(1)、
1967年1月スイス(2)、
1967年12月30日ニューヨーク(3)、
1962年9月シカゴ(4)、
1987年2月2日プラハ(ライヴ)(5)、
1964年7月ロンドン(6)、
1999年7月ドモヴィナ・スタジオ(7)、
2016年9月マルティネク・スタジオ(プラハ)(8)
Bi-Channel Stereo
よく知られた名作を全く別の演奏形態に編曲したものを原曲と比較しながら楽しめるユニークな企画。バッハの平均律クラヴィア曲集第1巻の第8曲のフーガをモーツァルトが弦楽三重奏に編曲したものから、近年演奏機会の多いシェーンベルク編によるブラームスのピアノ四重奏曲第1番、ストラヴィンスキーの珍妙な弦楽四重奏曲を大オーケストラ用に自編したものまで、超一級の演奏者で聴くことができるのもぜいたくの極み。さらにヤナーチェクの管楽六重奏曲「青春」を、1972年生まれのチェコの作曲家クリシュトフ・マジャトカが弦楽四重奏用に編曲した最新作も聴きもの。名作弦楽四重奏曲に続く第3番として今後のレパートリーになりうる素晴らしい編曲となっています。 (Ki)
PRDDSD 350137
(1SACD)
限定盤
(1)フォーレ:レクイエムOp.48
(2)ドビュッシー:カンタータ「選ばれた乙女」
(3)ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
(4)ラヴェル:5つのギリシャ民謡
(1)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
 アンリエット・ピュイグ=ロジェ(Org)
 アンドレ・クリュイタンス(指)
 パリ音楽院O
 エリザベート・ブラッスールcho
(2)キャロル・スミス(C.A)
 シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
 ラドクリフ合唱協会
(3)(4)ジョルジュ・プレートル(指)
 パリ音楽院O(3)(4)

録音:1963年サン=ロシュ教会(パリ)(1)、1955年4月11日ボストン(2)、1962年2月20日(3)、24日(4)サル・ワグラム(パリ)
Bi-Channel Stereo
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回 は名歌手ロス・アンヘレスに焦点を当て、クリュイタンスとのフォーレのレクイエムほかを名人ソウケニークがSACDマスタリング。 ほかにもミュンシュ&ボストン響とのドビュッシーの「選ばれた乙女」、プレートルとのラヴェルなどSACD化うれしい名演を収録、ロス・アンヘルス の美声と絶妙なニュアンスをたっぷりご堪能いただけます。
PRDDSD-350138
(1SACD)
限定盤
ルーセル:作品集
(1)組曲ヘ長調Op.33
(2)交響曲第3番ト短調Op.42
(3)バレエ音楽「バッコスとアリアドネ」第2組曲Op.43b
(4)交響曲第4番イ長調Op.53
(1)ポール・パレー(指)デトロイトSO
(3)レナード・バーンスタイン(指)NYO、
(3)アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O
(4)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO

録音:1957年3月19日(1)、1961年9月25日、1963年11月5-16日(3)、1949年11月(4)
Bi-Channel Stereo
アルベール・ルーセル(1869-1937)は海軍軍人として東洋まで旅したことが、その後の音楽の作風に影響したといわれます。たしかに印象主義的な 所はありながらも、ベルエポック風なオシャレさのカケラもない男性的な原始性が独特な味わいを見せています。ここでは彼のオーケストラ作品4篇がと り上げられていますが、パレー、バーンスタイン、クリュイタンス、カラヤンと凄い面々が並びます。演奏も説得力満点で、ルーセルの魅力を再認識させて くれます。
PRDDSD-350140
(1SACD)
限定盤
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調
ワーグナー:「パルジファル」〜幼な子があなたの母親の胸に抱かれているのを見た
 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲/愛の死#
キルステン・フラグスタート(S)#、
ビルギット・ニルソン(S)、
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

録音:1954年11月、1955年2月*、1958年#
ジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回 はクナッパーツブッシュ。 それも1954年にウィーン・フィルを指揮したデッカの伝説的なセッション録音をSACDハイブリッド化。当時デッカ最先端の録音技術が名人ソウケニー クの新マスタリングで凄みを増しました。フラグスタートとニルソンを独唱者に迎えたワーグナーも壮絶のひとことに尽きます。 (Ki)

“プラハ名盤コレクション”
以下のの10タイトルは、プラハ・レーベルの名盤中の名盤を、発売当時のカップリング、
あるいは、いくつかの盤を組み合わせて新装盤としているものも含まれています。
PRD-350016D
バッハ:チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバの為のソナタ BWV.1027-29(ヴァイオリン編曲版)
オブリガート・チェンバロとヴァイオリン(Fl)の為のソナタ ト短調 BWV.1020
オブリガート・チェンバロとヴァイオリンの為のソナタ ヘ長調 BWV.1022
ヨセフ・スーク(Va)
ズザナ・ルージイチコヴァ(Cemb)
ヨゼフ・スークによる、バッハの貴重なソナタ集。30年間以上にわたってスークとアンサンブルと組んでいたルージイチコヴァ女史は、フルニエからも厚い信頼を寄せられていた名手です。女史のチェンバロは技巧や過度な装飾に走ることなく、抜群の安定度をみせています。そのチェンバロにのってスークが奏でる旋律もまたシンプルなものですが、不思議なあたたかみと深さが聴く者に染み渡ります。 (Ki)
PRD-350017D
ラロ:ヴァイオリン協奏曲第3番「ロシア協奏曲」Op.29
スペイン交響曲 Op.21
ジェラール・プーレ(Vn)
ウラディミール・ヴァーレク(指)
プラハ放送SO

録音:1994年1月5日-6日
ジェラール・プーレの確信的な自信に満ちた演奏に圧倒される出来栄えのラロ。今不動の人気を確立しつつあるヴァーレクも、当時から完璧な演奏を聴かせてくれていた事がよくわかる貴重な録音です。 (Ki)
PRD-350018D
ルーセル:眠りの精 Op.13
ハープの為の即興曲 Op.21
セレナード Op.30
ファゴットとコントラバスの為の二重奏曲
ディヴェルティメント Op.6
フルート三重奏曲 Op.40
チェコ九重奏団
カテルジーナ・エングリホヴァー(Hp)
残響もちょうどよいこの録音は、ハープの魅惑の響きも確実にとらえられたもの。ルーセル独特の、色彩豊かに色づけされた調性と、ちょっと夢幻的な響きがたっぷりと堪能できる名曲ぞろいです。 (Ki)
PRD-350019D
ハイドン:弦楽四重奏曲集
[「5度」Op.76-2/「皇帝」 Op.76-3
「日の出」 Op.76-4]
プラジャークSQ
ハイドンの押しも押されぬ名曲3曲。プラジャークの面々の長年連れ添った夫婦のように息のあったアンサンブルと、曲に対する深い思考にあらためて感動です。 (Ki)
PRD-350020D
ガーシュウィン:2台ピアノによる作品集
ラプソディ・イン・ブルー/ヘ調の協奏曲
「アイ・ガット・リズム」変奏曲
パリのアメリカ人
プラハ・ピアノ・デュオ

録音:2000年12月11日、2001年1月5日&14日、2月25日
2人の息がぴったり合っていることは言うまでもなく、その均衡のとれたテクニック、ニュアンスの薫らせ方など、今聴いても実に見事です。 (Ki)
PRD-350021D
ドヴォルザーク:八重奏曲「セレナード」 ホ長調Op.22(弦楽セレナードOp.22の八重奏版;作曲者編)
スラヴ舞曲Op.72〜第2番 ホ短調/第3番 へ長調/第8番 変イ長調(複金管五重奏版;V.マレシュ編)
管楽セレナード ニ短調 Op.44(弦楽セレナード Op.44の九重奏版;F.ヘルテル編)
チェコ九重奏団
イヴァン・クラーンスキー(P)
パヴェル・フューマ(Vn)
ヴラディミール・クラーンスキー(Vn)
ペトル・ドゥダ(Hrn)
オンドジェイ・クカル(指)
プラハ管楽五重奏団
チェコ出身の演奏者たちによる、ドヴォルザーク作品集。お国ものだけあって、ドヴォルザークのちょっと土臭い熱さもバッチリ決まった名演奏です。 (Ki)
PRD-350022D
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲 ニ短調「フィレンツェの思い出」 Op.70
コチアンSQ
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
ミハル・カニュカ(Vc)

録音:2001年5月23日、25日、2002年1月
ブラームスとチャイコフスキーによる弦楽六重奏曲。どちらも濃厚なロマンティシズムに満ちているので、ロマンに浸ってみたい方にぴったりな一枚です。 (Ki)
PRD-350023D
モーツァルト:ディヴェルティメント第11番
オーボエ四重奏曲 へ長調 K.370
アダージョ K.580
ホルン五重奏曲 K.407
ユーリ・クレーチ(Ob)
ヴラディミーラ・クラーンスカー(Hrn)
チェコ九重奏団
プラジャークSQ
チェコの名手たちによる、モーツァルト名曲集。ホルンのクランスカなど、あらためてそのうまさにうならされます。 (Ki)
PRD-350024D
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」*
弦楽三重奏曲 変ロ長調D.581#
九重奏曲「フランツ・シューベルトの葬式」+
ジャン=フランソワ・エイセ(P)*
パヴェル・フーラ(Vn)*
ヨゼフ・クルソニュ(Va)*
ミハル・カニュカ(Vc)*
イジー・フデツ(Cb)*
コチアンSQ*
チェコ九重奏団員+/他

録音:2002年1月7日-8日
「フランツ・シューベルトの葬式」は、ホルンとファゴットの重奏から始まりますが、その音程を合わせるのは至難の業といわれています。ここでの演奏は危なげないアンサンブルで、安定して聴けます。曲自体は暗いですが、クオリティは最高。エッセールのピアノによる「ます」も、リズム感のきわめて卓越した優秀な演奏です。 (Ki)
PRD-350025D
ウェーバー:クラリネットの為の室内楽作品集
クラリネット五重奏曲 変ロ長調 Op.34*
大協奏的二重奏曲 変ホ長調 Op.48
歌劇「ジルヴァーナ」の主題による7つの変奏曲 Op.33
パスカル・モラゲス(Cl)
出羽真理(P)
プラジャークSQ
パリ管弦楽団のスター的ソロ奏者、パスカル・モラゲスによるウェーバー作品集。ウェーバーのこれら一連の作品は、名手ベルマンのために書かれたものだけに、奏者に要求されるテクニックは半端なものではありません。モラゲスによる、クラリネットとは思えないような甘やかな音色はまるで天上から降ってくるかのような美しさ。モラゲスを支える弦楽四重奏もピアノも極上です。日本人ピアニスト出羽真里は、日本内外で特に管楽器の奏者のピアニストとしてひっぱりだこの存在です。 (Ki)

Pragadacamera〜プラハ室内楽名盤選シリーズ〜

多彩なラインナップを取り揃えた室内楽アルバムが、デジパック仕様で新装リリース!
PRD-350031D
ヤナーチェク:室内楽曲集
(1)コンチェルティーノ(2Vn,Va,Cl,Hrn&Fg)
(2)「おとぎ話」(Vc&P)、
(3)管楽六重奏のための「青春」(Fl[Picc持ち替え],Ob,Cl,Bs-Cl,Hrn&Fg)、
(4)カプリッチョ「挑戦」(左手P,Fl[Picc持ち替え],2Tp&3Tb)
チェコ・ノネット&プラハ木管五重奏団(Fl,Ob,Cl,Fg&Hrn)のメンバーたち、

イヴァン・クラーンスキー(P)
(1)イィリ・フルニク、
 ウラディミール・クラーンスキー(Vn)、 ヤン・ニクリン(Va)
(2)マレク・イェリ(Vc)
(3)ズビネク・チカ(Bs-Cl)、
 ヤロスラフ・マレク(Cl)
(4)ウラディミール・コジェルカ、
 ヤン・フィシェール(Tp)、
 イィリ・オドチャツェル、ヤン・ヒンチカ、
 アントニーン・ケラー(Tb)、
 トマシュ・クトゥニク(指)

録音:1999年5月-6月
ヤナーチェクが書いた器楽ジャンルの傑作を集めたアルバムです。おもに1920年代の半ば、作曲家晩年にあたる時期の「青春」やコンチェルティーノなど、どこか日本人にもなつかしいモラヴィア民謡の旋法によるあじわいも魅力。弦だけでなく管の名手を数多く輩出するチェコのトップ奏者たちの演奏で楽しめます。旧品番PRD.250134。
PRD-350032D
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.46&Op.72(全曲) プラハ・ピアノ・デュオ
[ズデンカ・フルシェル、
マルティン・フルシェル(P)]

録音:2000年5月-6月
旧品番PRD.250151。のちに作曲者自身が行ったオケ版がよりポピュラーなスラヴ舞曲集。ドゥムカ、フリアントなどチェコ固有の民俗舞曲からなる全16曲は、もともとドヴォルザークの魅力がぎっしり詰まった連弾の定番レパートリー。1989年結成の夫婦デュオによる演奏。
PRD-350033D
マルティヌー:弦楽器の為の二重・三重奏曲全集
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲第1番(1927)
弦楽三重奏曲第2番(1934)
ヴァイオリンとヴィオラの為の3つのマドリガル(1947)
ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲(1950)
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲第2番(1958)
2つのチェロの為の小品(1959)
パヴェル・フーラ(Vn)
ヨゼフ・クルソニュ(Va)
ミハル・カニュカ(Vc)

録音:2000年6月20、26、28日、2001年4月10日
旧品番PRD.250155。ナチの迫害を逃れてからマルティヌーは再び祖国の土を踏むことなく世を去りました。そのため方方の滞在先でチェコへの強い郷愁に掻き立てられた作品を生み出しました。1934年作トリオ第2番のように不協和音を駆使し、政治的不安を表現したとされる作品でも、あくまでスラヴへのこだわりが聞き取れます。また、ヴァイオリンとチェロが絡み合いながら立ち昇ってゆくさまが官能的なH.157も、ドヴォルザークに慣れ親しんだ耳には強く引き込まれます。
PRD-350034D
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97*
弦楽五重奏曲第2番 Op.18(1875;オリジナル版)+
コチアンSQ
ヨゼフ・クルソニュ(Va)*
イジー・フデツ(Vc)+

録音:2001年1月
「アメリカ」の副題をもつOp.97は、同様のタイトルで有名な四重奏Op.96や「新世界より」とならぶ作曲家渡米期のもの。人懐こい民謡調の主題がノスタルジーを誘う名作です。ここでは第2ヴィオラがプラジャークSQのメンバーということで、コチアンSQと響きも同質なうえ、作品に思い入れたっぷりの仲間たちによる一体感あるアプローチが聴きものです。当時のチェコ・フィル首席をゲストに迎えたOp.18は、間奏曲を加えたオリジナル5楽章版による世界初録音として初出時に話題となりました。旧品番PRD.250159。
PRDDSD-350037
(1SACD)
インドジヒ・フェルド(1925-2007):弦楽四重奏曲第5番J.126、
弦楽五重奏曲J.87、弦楽四重奏曲第6番J.181
プラハ・シティSQ、
スメタナ・クヮルテット、ヤン・ターリヒ(Va)、
プラジャークSQ
たまらなくドライな和声。弦楽イ四重奏曲第5番の冒頭から、不気味に下降を繰り返し、その後も錯綜する各声部に、聴き手の精神は早くも不安の絶頂に達します。その後複雑なフーガ風な曲想へと変化していきますが、いつも何かに追い立てられているような焦燥感漂う作品です。  (Ki)
PRD-350038D
ブロッホ:ピアノ五重奏曲第1番 ハ長調
ピアノ五重奏曲第2番
イヴァン・クラーンスキー(P)
コチアンSQ
一貫して自らのルーツ、ユダヤ色を鮮明にした創作活動で知られるブロッホ。代表作ヴィオラ組曲などを含む室内楽曲は重要な位置を占めるジャンルです。ピアノ五重奏は、悩ましさと濃厚さにかけては最右翼のフランクにも劣らぬ味わい。どこまでも情念の淵に溺れたい方にはオススメのディスクです。旧品番PRD.250185。
PRD-350039D
リムスキー=コルサコフ:ピアノと木管の為の五重奏曲 変ロ長調*
弦楽六重奏曲 イ長調#
イヴァーン・クラーンスキー(P)*
プラハ木管五重奏団*
ヨゼフ・クルソニュ(Va)#
ミハル・カニュカ(Vc)#
コチアンSQ#
旧品番PRD.250188。30代初期に書かれた五重奏はオーボエ抜きの木管五重奏とピアノという編成。楽器法の巧みさや派手で聴こえ栄えするところにリムスキーの持ち味が顕れています。緩徐楽章に「シェエラザード」をおもわせる歌ものぞかせます。
PRD-350040D
マルティヌー:室内楽曲集
弦楽四重奏曲第7番「コンチェルト・ダ・カメラ」H.314*
2つのヴァイオリンとピアノの為のソナタ H.213#
弦楽六重奏曲 H.224+
九重奏曲 H.374**
プラジャークSQ*
パヴェル・フーラ(Vn)#
ヤン・オドストルチル(Vn)#
ボリス・クライニー(P)#
コチアンSQ+
チェコ九重奏団**
旧型番PRD.250097。本場チェコ勢によるマルチヌーの室内楽アルバム。パリ時代のトリオと弦楽六重奏から、世を去る1959年の九重奏までを収めています。わずか一週間で書き上げられた弦楽六重奏は、クーセヴィツキーらが審査員に名を連ねるワシントンのクーリジ・コンクールに入賞した出世作。3楽章からなり、音色がカノン風に次々と折り重なってゆく美しさは独特の魅力です。たいへん多作で様式が目まぐるしく移り変わった作曲家マルチヌーをよくあらわした内容といえます。
PRD-350041D
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19*
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12+
チェロ・ソナタ第2番 イ短調 Op.81+
ミハル・カニュカ(Vc)
ヤロミール・クレパーチ(P)

録音:2001年9月*/2002年5月&6月+
旧品番PRD250182。プラジャーク・カルテットのカニュカが弾くロシアの名ソナタ2題。かのロストロポーヴィチが2番を弾いて有名になったミヤスコフスキー。そしてメランコリックなムードが全編を覆うラフマニノフ。作品と演奏とのしっくり感は“スラヴ”というキーワードで相通じるゆえでしょう。
PRD-350042D
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956*
弦楽四重奏曲第7番 ニ長調 D.94
プラジャークSQ
マルク・コッペイ(Vc)*
かつてイザイ・カルテットのメンバーだったコッペイが参加した弦楽五重奏が聴きもの。さすがはみずからも長年アンサンブルを組んでいた実績が示すとおり、ツボを心得たじつに雄弁なチェロで引っ張ります。DSD録音で弦のみずみずしさもみごとに捉えられています。SACDハイブリッド仕様(PRDDSD.250191)からの移行で通常CDとしては初リリース。
PRD-350043D
ラフマニノフ:晩祷 Op.37
聖ヨハネ・クリソストモスの典礼Op.31〜第6,8,12曲
ヤロスラフ・ブリフ(指)
プラハ・フィルハーモニックcho

録音:2001年12月3日-7
プラハ・フィル合唱団は1935年に創立、1990年チェコ・フィルから分離して独立組織となってからは、海外のメジャー・オケやレーベルとの活動も多い実力派団体。この録音はいまやSACDの雄となったプラハ・レーベルとして、オリジナル・マスターに初の6チャンネルDSD収録を使用した記念すべきタイトルでした。かつてのSACDハイブリッド仕様(PRD.250176・廃盤)からの移行で通常CDとしては初のリリース。
PRD-350044D
シュニトケ:無伴奏合唱のためのコンツェルト、レクイエム ヤロスラフ・ブリフ(指)
プラハ・フィルハーモニックcho
無伴奏合唱のためのコンツェルトは、雪に覆われた極寒のロシアを思わせる分厚く、どこか荒涼とした響きが印象的な作品です。レクイエムは、静かに始まりますが、曲ごとに、効果的な不協和音、トーンクラスターのような効果などがみられます。また、「怒りの日」では、打楽器やオルガンがかき鳴らされるなど、変化にとんだ作品となっています。   (Ki)


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