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チャイコフスキー:交響曲第5番
クラウディオ・アバド(指)ロンドン交響楽団
第2楽章ホルン・ソロ:
ユニバーサル
POCG-91006

録音年:1970年12月 イギリス・デンハム・バックス・クァンヴィル・フィルム・スタジオ【ステレオ録音】
演奏時間 第1楽章 14:53 / 第2楽章 12:27 / 第3楽章 5:50 / 第4楽章 12:06
カップリング/チャイコフスキー:スラブ行進曲(ヤルヴィ&エーテボリSO)
“アバドの「チャイ5」初録音”
アバドの同曲最初のスタジオ録音。この盤に施されている“アンビエント・リマスター”のせいか、ノイズ除去と共にレンジが狭くなってしまったようで、金属的な響きになってしまった感も否めません。従って、全体の感銘度も、LPのときと比べて著しく落ちてしまいました。その点を差し引いたとしても、ここでのアバドは、表現意欲というものがあまり感じられないのは、どういう訳でしょうか?音楽に芯を感じないのです。しかし、、第2楽章のふとした瞬間に、アバドならではの歌心や細やかなアーティキュレーションが垣間見られたり、第3楽章ではLSOの木管の巧さが効を奏して、華やぎのある音楽を展開しているので、全く無視してしまうのは忍びない気がします。
第1楽章のツボ
ツボ1 仄暗い雰囲気を持ち、クラリネットも危なげなし。ただ、途中で妙に音量が弱まり、弦に埋没してしまうのが不思議。録音のせいか?
ツボ2 第1主題を導く最小の弦の刻みが妙に弱々しい。続くクラリネットは前奏から一変して何事もなかったようにサクサクとリズムを刻む
ツボ3 楽譜どおり。
ツボ4 呼吸は平板。スタッカートも淡白。
ツボ5 曲弱をしっかり付けているが、呼吸が伴っているように感じられない。多くの例のように、主題の最後をリタルダンドするが、暗黙の了解のようであまり意味を感じない。
ツボ6 強弱の振幅が弱く、フォルティッシモになっても情感を溢れさせることがない。
ツボ7 直前のホルン・ソロが絶妙に巧い!柔らかな音色のまま自然にリタルダンドしていくのも魅力的。ただ、次のピチカートの第1音が、弦の糸がプツンの切れたような妙な音を発している。
ツボ8 こういう箇所こそアバドの本領発揮のはずだが、ただきれいに流れるだけ。
ツボ9 テンポの変化なし。フォルティッシモの次の16分音符は聴き取れない。
第2楽章のツボ
ツボ10 音色はメロウで美しいものの、やや表面的に響く。
ツボ11 このくだりは素晴らしい!アバドの感性にようやく火がついたのか、実に豊かな呼吸で心からの歌心が花開ティンパニのトレモロも意味深い。
ツボ12 実に巧いが、やや音色が明るい。
ツボ13 縦の線が完璧に揃っている。109小節と110小節の間を若干長めに取っているのは、アバド本来のセンスの高さを感じさせる。他では見られない配慮。
ツボ14 なかなか熱のこもったカンタービレが聴ける。
ツボ15 楽譜どおり。
第3楽章のツボ
ツボ16 ほんの少しテンポが緩むが、意図的に遅くしている感じはしない。
ツボ17 さすがロンドン響!特に低弦の細かい動きが絶妙。
ツボ18 見事な連鎖!ファゴットの結尾まで聞こえるのは、ソロ奏者の技量の成果か。その後のティンパニの一撃も意味深い。
第4楽章のツボ
ツボ19 とても丁寧な滑り出しだが、特に威厳は感じず、かといって繊細を極めるわけでもなく、やや焦点が曖昧。弦のピチカートが妙に克明なのが面白い。
ツボ20 あくまでも木管主体で、ホルンは裏方に徹している。
ツボ21 ティンパニが一度山を築いてから、弦が滑り出す。主部冒頭は一撃アクセントを挟まずにトレモロをキープする、ほぼスコアどおりの進行。
ツボ22 ほんの少しアクセントを付ける程度。
ツボ23 力を込めて弾いているのが分かるが、録音のせいか、力感があまり伝わって来ない。
ツボ24 主部冒頭のテンポを取り、そのテンポを維持。
ツボ25 ズボッという鈍いアクセント。これも録音(マスタリング)のせいか?
ツボ26 そのままのテンポで進行。
ツボ27 ややリタルダンドして、トランペットのファンファーレから快速テンポに転換。451小節目の3連音の刻みはパーフェクト!
ツボ28 ほぼスコアどおり。ティンパニの一撃アクセントはなし。
ツボ29 決然とした意志が漲る輝かしい鳴りっぷり。
ツボ30 切るでもなく、滑らかにつなげるでもなく、スコアどおり。
ツボ31 スコアどおりで改変なし。
ツボ32 明確に聞こえはするが力感は乏しい。
ツボ33 テンポもダイナミックスも変化せず、淡々と終結。


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