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チャイコフスキー:交響曲第5番
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団
第2楽章ホルン・ソロ:
CROATIA
5079422[CR]
(2CD)

録音年:1975年【ステレオ・ライヴ録音】
演奏時間 第1楽章 13:31 / 第2楽章 11:34 / 第3楽章 6:02 / 第4楽章 12:05
カップリング/スメタナ:わが祖国、ヤナーチェク:シンフォニエッタ
“マタチッチのが祖国で奏でたチャイ5は、残念な結果に終始。”
これは困りものです。演奏の良し悪し以前に、ティンパニとオーボエが同じ位置から聞こえたり、突如ティンパニが近くで轟音を立てたりと定位が不安定なことこの上なく、マタチッチが意図する音楽のほんの一面しか伝わってこないので、最後まで聴き通すのは辛いものがあります。オケも、自国が生んだ大巨匠を前に緊張しているのか、技術が伴わないだけなのか、音楽を人前で奏でる姿勢そのものを疑ってしまいます。そんな中、少しでもキラっと光るものを見つけようと耳を凝らした結果は、残念なものでした。
第1楽章のツボ
ツボ1 ニュアンスに乏しいクラリネット。リズムも不安定。
ツボ2 弦の刻みは乾いた音。感にも表情が感じられない。録音のせいもあるだろう。
ツボ3 ぎこちないスラー。
ツボ4 65小節からこのフレーズが出てくるたびに、下行音型でテンポを落とす。しかし、意味を持って語りかけてこない。この後のティンパニの一撃が無意味に大きい。明らかに録音バランス調整のミス。
ツボ5 響きが乾いている。楽譜に沿って強弱をつけているようにしか感じられない。録音の定位が所々でずれる。
ツボ6 録音の定位が所々でずれる。強弱の振幅に陰影がない。
ツボ7 なんとも貧弱なピチカート。ニュアンスどころではない。
ツボ8 取ってつけたような強弱で、音符を鳴らすのが精一杯か。
ツボ9 前の部分とほとんど。ここも吹き通すのがやっとといった感じ。
第2楽章のツボ
ツボ10 弦は、符点2分音符ごとにフレージングを重ねていく。ホルンは、微妙なヴィブラートがかかる。ミスなく吹き通しすことで精一杯か。
ツボ11 チェコ・フィル盤N響盤同様、52小節(3:53)で一瞬音を弱めて、そこからまた浮上させる。しかし、全て唐突で、クレッシェンドも効果半減。
ツボ12 音を外さずに吹いている。
ツボ13 ドアを乱暴に閉めたような嫌な音。
ツボ14 大熱演を展開するが、録音の定位が定まらないので落ち着かない。フォルテ4つの箇所は、遂にマイクが壊れたかと思うほど、音がつぶれている。
ツボ15 低弦が異常にクローズアップされていて、耳障り。
第3楽章のツボ
ツボ16 何も感じず、そのままのテンポで吹き始める。
ツボ17 木管寄りの録音が変。
ツボ18 ほぼ完全に吹き通している。
第4楽章のツボ
ツボ19 異常に遠い所で弦が鳴り始める。次第に今までどおりの距離に戻るのは、マイクが動いているのか、オケが動いているのか?(笑)
ツボ20 ホルンは木管とほぼ同等に鳴っているが、この録音では判断しようがない。
ツボ21 主部冒頭で一瞬クレッシェンドするだけで、あとは弱いトレモロを続けるだけ。
ツボ22 全く無視。
ツボ23 ここから全体の音量を抑えて、テンポも落とす。バスは変にマイクに近い。
ツボ24 テンポを変えずに突入。
ツボ25 ぶっきらぼうな叩き方。
ツボ26 前の部分からテンポを変えずに、展示部と同じテンポで突進。この付近(ティンパニが鳴っている最中)はバランスよく、全声部が鳴り渡り、このバランスで全編録音され、オケのコンディションも良かったら、一挙にトップクラスのチャイ5になったかも。
ツボ27 拍節重視の安定したテンポ。
ツボ28 8分音符は本来の音価より長めにしておいて、いったん音を切り上げる。
ツボ29 マタチッチの他の盤と比べてテンポが遅い。N響盤と同様、トロンボーンを持続音に変えているのが微かに聞こえる。
ツボ30 弦はしっかり音を切っているが、トランペットはレガート気味に吹かせる。
ツボ31 楽譜どおりで、改変なし
ツボ32 しっかり響くが、中途半端。
ツボ33 ほとんどインテンポだが、ヴォルテージは最高潮。最後の4つの音は、マタチッチのどの録音よりも凄みがある。


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