湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



ジャン=ギアン・ケラス来日記念セール





特価受付期間〜2018年8月中旬まで!!




※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
HMC-902242
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トラキアの伝統音楽〜サンデー・モーニング・セッションズ
フランク・ルリシュ:ハムサ
S.シノプロス:ニハーヴェント・セマーイー
ルトスワフスキ:ザッハー変奏曲
オスタド・モハメアド・レザ・ロフティ:ザブリとシュスタリ
作曲者不詳(伝承曲/アラビアの歌):Visite nocturne
作曲者不詳(伝承曲):私が鳥だったら
作曲者不詳(ギリシャの結婚の歌ほか):日曜日の朝
シェミラーニ兄弟:Dast e Kyan(即興演奏)
イェルク・ヴィトマン:デジタル・エチュード(2015)
作曲者不詳(バルカンの伝承曲):ハサピコ
ロス・ダリー:カルシラマ
トラキアの伝統音楽:7/8のダンス
ジャン=ギ アン・ケラス(Vc)
ソクラティス・シノプロス(リラ)
ケイヴァン・シェミラーニ&ビヤン・シェミラーニ(ザルブ/ダフ)

録音:2015 年 9-10月
ケラスがいざなう、時空を越えた旅路。蠱惑的なリズムに乗ってケラスが奏でる古の旋律と、打楽器、リラの音色が合わさって、古の人々が行き交う喧 騒が聞こえてくるかのよう。古楽から現代まで、おそろしいまでに精確な技術でいとも簡単にその垣根を越えるケラスによる、時代と地域を大きくまたがる プロジェクトの登場。タイトルのTHRACEとは、紀元前2,3世紀に栄えた文化交流も活発なトラキアのことで、歴史的に様々な地域のことを指しますが、 本アルバムでは、ギリシア、トルコおよびブルガリアの音の原風景がとらえられています。ケラスのチェロの音色と、シノプロスが奏でるリラの音色が混然 一体となり生まれる魅惑的な旋律、シェミラーニ兄弟のパーカッションの妙技にも引き込まれる1枚。幼馴染の名打楽器奏者シェミラーニ兄弟、そして12年来の知り合いであるリラの名手、シノプロスの繰り出すリズムと音色が織りなす世界に、ケラス は自分やチェロという存在を融け込ませています。注意深く聴けば紛うことなきケラスのチェロの音色なのですが、チェロという楽器の枠を越えた世界が 広がっています。2016年6月には本アルバムのメンバーとプログラムを携え来日、聴衆を熱狂させました。ケラス自身、「ずっと取り組みたかったプロジェ クト」と語るプロジェクト。変幻自在、きわめて柔軟なケラスの音楽力にあらためて驚嘆させられる1枚です。 本CD1曲目の「ハムサ」は現代の作曲家によるもの。5拍子で書かれているのですが、西洋音楽に慣れ親しんだ耳には馴染みのないリズムに感じられ、 1曲目から聞き手は一気に別世界へと引き込まれます。アルバムのタイトルにもなっているサンデー・モーニングは、ギリシアに伝わる結婚の歌をシノプロ スがアレンジしたもの。クレタ島では、結婚を祝う音楽に、リラは欠かせないと言います。ルトスワフスキの作品は微分音が多様され、伝統音楽の音響とマッ チします。また、ヴィトマンの作品デジタル・エチュード(フランス語のdigitalは「指の」の意もある)は、ブーレーズ追悼のために書かれたもので、弓 をまったく用いず、ピツィカートやチェロ本体をたたく音のみで構成されており、シェミラーニ兄弟のパーカッションにも通じます。全体をとおしてプログラ ムを見ないで聴くと、伝統音楽なのか現代音楽なのか、区別がつかないくらいに巧みに構成された1枚。チェロとリラの音色も絶妙にマッチします。ケラ スのような名手だからこそ為し得た、文化・文明の高度な融合がここにあります。 (Ki)
HMC-901833
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ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53*
ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Op.65+
イザベル・ファウスト(Vn)
イジー・ビェロフラーヴェク(指)
プラハ・フィルハーモニア*
ジャン=ギアン・ケラス(Vn)+
アレクサンダー・メルニコフ(P)+

録音:2003年9月、12月
HMC-901867
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ドヴォォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調
ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」*
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、
イザベル・ファウスト(Vn)、
レクサンドル・メルニコフ
イルジー・ビエロフラーヴェク(指
)プラハPO

録音:2004年8月プラハ、ルドルフィヌム、12月ベルリン、テルデック・スタジオ*
今を代表するスタープレイヤー、ケラスがチェロ協奏曲の最高峰“ドヴォコン”を録音!潤いを湛えた骨太の音色と、柔剛いずれもよくする鮮やかなテクニック。ケラスにとって初めてとなるこの録音、瑞瑞しい感性と覇気にあふれ、颯爽と弾き切るさまはじつに気持ちの良いものです。ビエロフラーヴェクが94 年に創設した精鋭オケ、プラハ・フィルハーモニアの響きも鮮烈で、風通しの良さが魅力。なお、カップリングは同じドヴォルザークの傑作トリオ「ドゥムキー」となんともぜいたくな上に、豪華な顔合わせ。まず、先にこちらもヴァイオリン協奏曲(HMC.901833) を同じバックで録音したファウスト。そして、かなめのピアノはリヒテルの高弟メルニコフ。新しい世代による、ほとばしる情熱のぶつかり合いがこの上なく刺激に満ちています。 (Ki)
HMC-901930
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シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
 「美しき水車小屋の娘」〜さすらい/焦燥
ウェーベルン:チェロとピアノの為の3つの小品Op.11
シューベルト:鳥たち
 ピアノとヴァイオリンの為のソナタD.384 Op.posth.137
  子守歌D.498
ベルク:4つの小品Op.5(原曲:クラリネットとピアノの為の)
シューベルト:夜と夢D.827
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
アレクサンドル・タロー(P)
日本にもたびたび来日しているチェロのケラスと、先日のショパンのワルツ集でもますます冴え渡る音色を聴かせてくれたピアノのタロー、2名による夢のデュオの登場です。ウィーン出身の3人の作曲家たちによる作品を集めたもので、シューベルトの名曲中の名曲「アルペッジョーネ・ソナタ」をはじめ、シューベルト歌曲のチェロへの転用、ウェーベルンの作品など、ヴァラエティに富んだ内容。特筆すべきなのはなんといってもケラスのますます磨きのかかったストレートに心に響く音色と、タローのピアノのタッチ。思わずため息が出てしまいそうに美しいアンサンブルで、体験したことのない深い世界に引き込まれます。ケラスは11月に来日が予定されており、ますます楽しみです。  (Ki)
HMC-901970
(2CD+1DVD)
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バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
※使用楽器:1696 Gioffred Cappa
ジャン=ギアン・ケラスによる待望のバッハの登場!ハリとバネのあるチェロの美しい音色、そして 甘いマスクは、これまでにも多くのファンを魅了してきたところ。第1番の有名なプレリュードは、ゆったりとしていながら実にアグレッ シブ。舞曲のような独特の躍動感です。第3 番も、プレリュードは、滾々と湧き出る泉のよう。湧き出た水は、時に速く、時にゆったりと、 自在に姿を変えて大海原へと流れ行きます。つづく舞曲も実にしなやか。「バッハの組曲では、弓をまるで剣の名手のように使いこなせる ことが要求される。フェンシングのチャンピオンみたいに。」と語るケラスによる華麗なる弓さばきが生み出す絶妙な間とタイミングに、 最終曲のジーグまで引き付けられどおしです。組曲がもつ独特の祈りのような深い精神性と、自由闊達な躍動感が見事に共存した稀有な 演奏となっています。ボーナスDVDでは、組曲第3番全曲の演奏姿がおさめられており、彼の見事な弓づかいをじっくり見ることができ ます。また、レコーディング風景や、ケラスがバッハについて語る映像も収録(英語字幕あり)。耳でも目でもたのしめる素晴らしいバッ ハのセットとなっています。  (Ki)
HMC-901973
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21世紀のチェロ協奏曲集
ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):チェロとオーケストラの為の協奏曲*
フィリップ・シェーラー(1957-):風の目(チェロとオーケストラの為の協奏曲;#)
ジルベール・アミ(1936-):チェロとオーケストラの為の協奏曲+
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
ギュンター・ヘルビッヒ(指)*
ザールブリュッケン放送SO*
アレクサンダー・ブリジェ(指)#
ラジオ・フランスO#
ジルベール・アミ(指)パリO+

録音:2005年9月*/2008年5月#/2006年9月+
実感できる現代ものの登場。もともとケラスはブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランに所属していたこともあり、同じ今という時代を生きている作曲家の作品を演奏し、作曲家とともに音楽を作り上げることに関して特別な思い入れがあります。作曲家のいかなる要求をも実現するテクニックは群を抜いています。そんなケラスによる、現代を代表する作曲家たちの力作がそろいました。すべて世界初録音です。マントヴァーニの作品は、2003年にケラスのために書かれたもの。シューマンのチェロ協奏曲と同じオーケストラ編成で書かれています。暗い洞窟の中で様々な音が不気味に響くような冒頭部に始まり、激しい盛り上がりを見せ、最後はサラリと終わります。心の原風景を映し出すようなシェーラーの「風の目」。アミの作品は、武満徹の思い出に捧げられており、2000年にケラスによってサントリーホールで初演されました。技巧的な部分もありますが、武満を思わせるような、静寂を聴かせる作品です。どれもケラスの技が光る作品となっています。  (Ki)
HMC-902012
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ドビュッシー:チェロ・ソナタ第1番、
 レントよりも遅く、
プーランク
:チェロ・ソナタ、
 バガテル,ニ短調(原曲:Vn&P)、
 「陽気な歌」〜セレナード(原曲:歌とP)、
 フランス組曲(全7曲/Vc&P版)、
ドビュッシー:スケルツォ、インテルメッツォ
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、
アレクサンドル・タロー(P)
2007年のバッハ:無伴奏チェロ組曲の衝撃的名演奏のリリースの記憶も生々しいケラス。そして、2007年秋に来日し、強烈な個性と集中した演奏で事実上の日本デビューを果たしたタロー。2人の共演による夢のリリースは、フランスの室内楽です。異様に研ぎ澄まされたタローのピアノの音色に、ケラスの颯爽としたチェロがからまる様は、まさにフランスのエスプリそのもの。「レントより遅く」でのたゆたうような雰囲気に酔い、プーランクの「フランス組曲」の終曲カリヨンでの音色の鮮やかさに圧倒されます。今もっとも注目の二人による、堂々の1枚です。   (Ki)
HMC-902095
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ジャン=ギアン・ケラス/ヴィヴァルディ他
ヴィヴァルディ:「テンペのドリッラ」VR709〜シンフォニア
 協奏曲ト短調RV416〜2つのソロ・ヴァイオリン,オブリガート・チェロとチェンバロのための
カルダーラ:シンフォニア第12番イ短調「我らの主,イエス・キリストの受難」
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲へ長調RV422
 協奏曲ハ長調RV114
 チェロとファゴットのための協奏曲ホ短調RV409*
 協奏曲ニ短調RV565#
 チェロ協奏曲ロ短調RV424
カルダーラ:シンフォニア第6番ト短調「苦痛を受けし聖エレナ」
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲イ短調RV419
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/Gioffredo Cappa(1696))
ベルリン古楽アカデミー、
ゲオルク・カッルヴァイト(指、Vn)
クリスティアン・ブーズ(Fg)*
ゲオルク・カッルヴァイト(Vn)#、
エルファ・ルン・クリスティンスドッティル(Vn)#
ヤン・フライハイト(Vc)#
ラファエル・アルパーマン(Cemb)#
シモン・マルティン=エリス(Lute)#
ワルター・ルーマー(Cb)#

録音:2010年10月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
2年連続レコードアカデミー賞受賞アーティスト、アルカント・カルテットのチェロ奏者としても大変充実した演奏を聴かせてくれているケラス。待望の最新盤はヴィヴァルディのチェロ協奏曲集。芯のある美しく語る音色、常に本質を突く鋭敏なケラスの音楽はヴィヴァルディにぴったり。管弦楽は録音では初共演となる名門、ベルリン古楽アカデミー。ケラスの類まれなる美音にして鋭敏な音楽と、みずみずしくアグレッシブなベルリン古楽アカデミーは、まさに絶品の組み合わせといえるでしょう。ケラス自身「初めてコンサートで共演したときの電流が走ったような衝撃は忘れられない」と語っているほどに、両者の演奏は霊感に満ち、まさに火花が散るよう。細かなパッセージの一音一音にまで神経が行き渡り、息の通った見事な演奏です。終曲のイ短調RV419終楽章のオーケストラとケラス両者の俊敏な動きは特に聴きものです。聴き手の心にストレートに響くケラスの美音から、オーケストラの豊かな響き、低弦の敏捷な刻み、すべてを見事にとらえた録音のクオリティもさすがハルモニアムンディ。心躍る1枚の登場です。 (Ki)
■ケラスとヴィヴァルディ〜ブックレットより抜粋
「ヴィヴァルディは私に、幼い日の思い出を洪水のように呼び起こします。私が何度も繰り返し聴いた初めての盤は、ビルスマとコレギウム・アウレウムの演奏によるヴィヴァルディのチェロ協奏曲でした。チェロを学び始めた年にヴィヴァルディのソナタを学び始めました。さらに言いますと、アマチュアのピアニストである母は、私が母のお腹にいたとき、伴奏でヴィヴァルディのチェロ・ソナタをよく弾いていたということです。」25歳の時、バッハ作品のマスタークラスでビルスマと出会ったケラスは、その後ビルスマの自宅に招かれます。「『アラジンの洞窟』のような空間には膨大な量の紙資料(どれもバロック音楽に関する大変貴重な研究資料)が収められていました。ビルスマ先生は、ご自身の書き込みがびっしりとあるヴィヴァルディの協奏曲などの楽譜をいくつも私に下さいました。」「ヴィヴァルディのチェロ協奏曲は、ごくわずかの例外を除いて、急―緩―急の3楽章で書かれています。どの作品も独創性に満ちていますが、必ずしも、これらの作品は連続して演奏されるために書かれてはいないのでは、という考えに至りました。こうして私たちは異なった楽章構造をもつ作品を間に挟んで演奏することに決めたのです。このアイディアを膨大な知識と経験をもって最終的に実現可能にしてくれたのは、指揮者でもあるカルヴァイトであることは、述べておかねばなりません。このことにより、魅力的なコントラストに満ちた素晴しいCDになったと思っています。」
HMC-902125
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ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
第6番 変ホ長調 op.70-2
第7番 「大公」変ロ長調 op.97
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/Alois Graff, 1828頃(エドウィン・ボインクによる修復、メルニコフ蔵)
イザベル・ファウスト(Vn/1704 年ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/Geoffredo Cappa 1696年)

録音:2011年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
今、もっとも世界が注目する音楽家、ヴァイオリン奏者イザベル・ファウスト、チェリストのケラス、ピアニストのメルニコフ。このなんとも豪華な三名 によるベートーヴェンの登場です!このメンバーは、2004年にドヴォルザークのピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」を録音していますが、 それから時を経て、三人とも深みを増してからの録音とあって、期待が高まるところです。
第6番は、「幽霊」とならんで作品70として出版されたもので、「傑作の森」と称される中期に生み出された作品。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の 中では比較的地味な存在ですが、ベートーヴェン自身が非常に高く評価していた作品で、晴れやかな楽想が印象的な名作です。ファウストのヴァイオリン の伸びやかな音色で聴くメロディがえもいわれぬ美しさ。それをささえるメルニコフの溌剌としたフォルテピアノと、ケラスのハリのある音色が、活き活き と美しいアサンブルを奏でます。
「大公」は歴史上に燦然と輝く名曲にして大曲。冒頭のメルニコフによるひたひたとしたピアノ独奏に、ファウストのまばゆくまっすぐな音色のヴァイオ リンと、ケラスの豊かな響きと推進力のあるチェロが加わると、これから始まる雄大な世界への期待が高まります。三人ともひとつひとつのフレーズを慈し むように、実に細やかに表情づけを施しながら演奏しており、息をのむような美しい瞬間が随所に現れます。それでいて、作品の雄大なスケール感を感じ させる、音楽の広がり具合も見事。奏者の懐の深さゆえの余裕のある出来栄えです。スケルツォでの弾むリズム、緩徐楽章での弦が織り成す美しいレガー トは絶品です。終楽章の華やかなコーダは圧倒的です。室内楽史に燦然と輝く名曲の、決定的な名演がここに新たに誕生しました。 (Ki)

HMC-902148
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エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 op.85
ドヴォルザーク:ロンドop.94、
 森の静けさop.68/5
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲(フィッツェンハーゲン版)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
BBC響

録音:2012年5月、ロンドン、BBCマイダ・ヴェール・スタジオ
ケラス待望の新譜は、エルガーの協奏曲!冒頭のカデンツァから、渋みと深みの極み。えぐるような、しかし決して力技にならない、研ぎ澄まされたバラ ンス感覚の音色で切々と歌う旋律は絶品。第2楽章では、ビエロフラーヴェク率いるオーケストラが、ケラスの抒情豊かな表情に見事なまでにぴったりと 寄り添った表情で応えています。ケラスというと、アルカント・カルテットのバルトークで魅せるような、凄味や、カミソリのような切れ味などが思い浮か ぶかもしれませんが、このエルガーは、濃密な歌に満ちていて、ちょっとその表情の豊かさに驚かされるほど。もちろん、いつもの通り、音楽の核心を突 く真摯な演奏を展開していることはいうまでもありません。最後の一音まで聴き逃せないような、迫真の演奏の登場です。続いて収録されているドヴォルザー クも、ノスタルジックで詩情に満ちたロンドと、夢見るような「森の静けさ」など、柔らかな表情で聴かせます。「ロココ主題の変奏曲」は、非常にノーブ ルな音色と明るい歌い回しで、甘く品格ある世界を展開しています。緩徐楽章でのメランコリーもぐっときます。クライマックスでの速いパッセージも、実 に軽やかに完璧に弾きこなしているのはさすがです。
エルガーでの渋みと深み、ドヴォルザークでの詩情、チャイコフスキーでの明るさなど、ケラスのもつ底知れぬ表情表現力とテクニックを究極まで味わう ことのできるプログラミングといえるでしょう。また、ビエロフラーヴェクは、もともとチェロ弾きだったということもあり、ケラスも完全に信頼しているの がわかります。指揮者、ソリスト、オーケストラ全員が、真摯に作品世界に入り込んでいることがわかる力演です。
チャイコフスキーで、ケラスはフィッツェンハーゲン版を採用。この理由について、「チャイコフスキーが、自身のオリジ ナル版の通りにこの作品が演奏されることを意図したとはどうしても考えることができませんでした。もちろんチャイコフス キーは、フィッツェンハーゲンが自作を改訂したことについて非難しましたが、それは、改訂したことにではなく、相談もな しに為されたことに対してだったのではないでしょうか。チャイコフスキーは、この版をレパートリーとして暗黙のうちに認 めていましたし、自身のスケッチ的なオリジナル版を完成させて、フィッツェンハーゲンの版を排除しようとしたりしません でした。また、フィッツェンハーゲンの版は非常に成功していると思うのです。」と語ります。 (Ki)
HMC-902168
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モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K421
アルカント・カルテット
【アンティエ・ヴァイトハース(1Vn)、
ダニエル・ゼペック(2Vn)、
タベア・ツィンマーマン(Va)、
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)】
イェルク・ヴィトマン(Cl)

録音:2013年1月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ジャケット絵画/フラゴナール:馬乗り遊び(Le cheval fondu)[1870年頃]
スター奏者を揃え、2年連続でアカデミー賞を受賞、演奏会シーンでも活躍と、常に注目の存在のアルカント・カルテット、待望の新譜はモーツァルト。 ゲストに、注目のクラリネット奏者イェルク・ヴィトマンを迎えたクラリネット五重奏曲と、弦楽四重奏曲第15番という魅惑のプログラム。
クラリネット五重奏曲の冒頭の和音のスーッとした入りから、鳥肌もの。つづいてヴィトマン奏でるクラリネットの上行和音から立ち上る香気で一気に別 世界に引き込まれます。全体に甘さを抑えた表現なのが却って作品本来の素晴しさと高貴さを引き立てているようです。弦楽四重奏曲第15番ニ短調は、 ハイドン・セットの中の唯一の短調の曲で、この作品のもつ暗さが、アルカント・カルテットの無駄を一切排除した表現で浮き彫りになっています。第 1 楽章冒頭の神秘的な仄暗さ、第3楽章のトリオの長調部分のむなしい明るさ、終楽章の変奏曲の、高貴なる悲しさなど、常に美しさは湛えながらも、壮 絶なペシミスティック感漂う演奏で、ただならぬモーツァルトとなっています。
2002年に結成された、スター揃いのアルカント・カルテット。これまでのリリースは4枚(バルトーク[廃盤]、ブラームス[廃盤]、ドビュッシー& ラヴェル&デュティユー[HMC 902067/ KKC 5108]、シューベルト[HMC 902106/ KKC 5235]、および日本限定でSACDボックスも発売中[HMSA 0006/4枚組(廃盤のものも含む)])ですが、尋常でない緊張感に満ちた演奏で、常に音楽シーンで注目の的となっています。待望の新譜に注目です!
イェルク・ヴィトマン(b.1973)は、作曲家・クラリネット奏者として注目の存在。ミュンヘンに生まれ、クラリネットを、ミュンヘン音楽大学でゲルト・シュ タルケに、その後ジュリアードでチャールズ・ナイディッチに師事。作曲を、リーム、ヘンツェらに師事、彼らをはじめ様々な作曲家からクラリネット協奏 曲を献呈され、初演を行っています。世界の名だたるオーケストラと共演、また作曲家としても活躍している異能の存在。フライブルク音楽大学ではクラリネッ トと作曲の両方で教授を務めています。

HMC-902183(2CD)
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ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 op.66
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調op.5-1
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.5-2
ヘンデルの『ユダ・マカベア』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO.45
チェロ・ソナタ第3番 イ長調 op.69
モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1
チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
アレクサンドル・メルニコフ(P)

録音:2013 年 10&12 月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
人気、実力とも当代ナンバーワンのジャン=ギアン・ケラスの新譜は万全のベートーヴェン。ピアニストのメルニコフがパートナーを務める注目盤です!
チェロのケラスは、ソロ活動ではますます冴えわたった弓さばきを展開しているほか、アルカント・カルテットのメンバーとしての活動も充実。2014年 秋にはアルカント・カルテットでも来日が予定されている、押しも押されぬ人気奏者。メルニコフも、近年充実著しいピアニスト。フォルテピアノとモダン のピアノを縦横無尽に弾きこなしておりますが、ここではモダンのピアノを奏でています。
ケラスとメルニコフ両者の、透明感と密度の高さ、精確性を兼ね備えた音質が非常に美しく、1ミリの狂いもないアンサンブルで、ベートーヴェンの世 界を自在に駆け巡る伸びやかさが心地よい演奏です。
第1番第1楽章、アレグロ部分でのベートーヴェンならではの溌剌としたパッセージも実に活き活きとしており、抜群に息の合った掛けあいには聴きいっ てしまいます。有名な第3番の冒頭、チェロが奏でるのびのびとした第一主題も、ケラスは実に楽々と奏で、チェロを受けて入るメルニコフのピアノも絶 妙の表情です。第4、5番が書かれたのは1815年、ベートーヴェン後期の世界を感じさせるもの。とくに第4番は、「ピアノとチェロのための自由なソ ナタ」とも題されているように自由な形式のソナタで、作品全体がひとつの幻想曲のような作品。第5番は古典的なソナタ形式に忠実ではありますが、フー ガのような部分が目立つことや、緩徐楽章(チェロ・ソナタ5曲のうち唯一)での瞑想性など、やはり後期の特徴が表れております。ケラスもメルニコフ も、研ぎ澄まされた音色で独特の世界を表現しています。ベートーヴェン得意の変奏曲では、ケラスとメルニコフは実に颯爽と軽やか、表情豊か。快心の 出来栄えのベートーヴェンです! (Ki)

HMC-902196
(1CD+DVD)
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シューマン:ヴァイオリン協奏曲 WoO 1 ニ短調
ピアノ三重奏曲 第3番 ト短調 op.110

■ボーナスDVD
シューマン:ヴァイオリン協奏曲 WoO1 ニ短調
イザベル・ファウスト(Vn/1704 年製ストラディヴァリウス[ スリーピング・ビューティー])
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/ジョフレド・カッパ[1696 年 ])
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/ジャン=バティスト・シュトライヒャー[ウィーン, 1847年、エドヴィン・ボインク・コレクション])
パブロ・エラス=カサド(指)フライブルク・バロックO

[CD]録音:2014年5,8,9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
[ボーナス DVD]収録:2014年5月8日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、アレクサンドル・メルニコフ(P)という、いまや世界が認める存在となっ た三人による、シューマン・プロジェクトが始動します。シューマンの協奏曲3曲(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3曲のレコー ディングをするというこのプロジェクトは、3人が、ヨーロッパでシューマンのピアノ三重奏曲を演奏するツアーを行った際に持ち上がったといいます。楽 器は、ガット弦の弓を張った弦楽器、そしてフォルテピアノで、ということになり、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケ ストラに決定。指揮は俊英エラス=カサド。オケとソロ楽器の素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、 まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、新しいシューマン像が完成しました。
プロジェクト第1弾は、ヴァイオリン協奏曲を中心に据えたプログラム。シューマンのヴァイオリン協奏曲は、晩年の1853年の作。当時のヴァイオリ ンの名手、ヨーゼフ・ヨアヒムとの出会いがこの作品を生みだしました。完成の翌年にシューマンが療養所に入ったことなどからしばらく日の目を見ない ままになっていましたが、1907年にヨアヒムが所蔵していた楽譜がベルリン図書館に売却され、1937年には初演および出版のはこびとなりました。力 強い第1楽章、第2楽章の美しい旋律はファウストの美しい音色と音楽の真骨頂を見るようです。この旋律は後にシューマンの耳に「天使の歌」として あらわれ、この旋律に基づいて、変奏曲(精霊の主題による変奏曲)が書かれています。第3楽章は3拍目に重点がくるポロネーズのリズムで、オーケ ストラとソロ楽器の充実の対話の中しめくくられます。カップリングのピアノ三重奏曲は、1851年に作曲されたもの。シューマン家でクラーラのピアノで 初演されたのち、1852年に公開初演されました。クラーラ自身、この作品を情熱的で創意に満ちていると非常に気に入っていたようすの日記が遺されて います。充実していたシューマンの、情熱と創意に満ちたトリオを、メルニコフのフォルテピアノの音色、そしてファウストとケラスの奏でる音色が織り成 す抜群のバランスで堪能できます。ボーナスDVDには、シューマンのヴァイオリン協奏曲のライヴ映像が収録されているというなんとも嬉しい特典つきです。 (Ki)

HMC-902197
(1CD+DVD)
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シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.63
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/ジョフレド・カッパ1696年)
イザベル・ファウスト(Vn/1704年ストラディヴァリウス[スリーピング・ビューティー])
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/ジャン=バティスト・シュトライヒャー 1847年、ウィーン
いずれもエドヴィン・ボインク・コレクション)
パブロ・エラス=カサド四フライブルク・バロックO

CD録音:2014年8,9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ボーナスDVD収録:2014年5月8日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
シューマンの協奏曲3 曲(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3曲のレコーディングをするというこのプロジェクトは、3人が、ヨー ロッパでシューマンのピアノ三重奏曲を演奏するツアーを行った際に持ち上がったといいます。楽器は、ガット弦を張った弦楽器、そしてフォルテピアノで、 ということになり、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケストラに決定。指揮は俊英エラス=カサド。オケとソロ楽器の 素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、新しいシュー マン・シリーズとして世界が注目しています。
チェロ協奏曲は、シューマンがデュッセルドルフ市の音楽監督に就任直後の創作意欲旺盛の時期に書かれた作品。チェロ独特の深みのある響きと哀愁 に満ちた音色、ロマン的な抒情に溢れています。ヴァイオリン、ピアノの華やかな協奏曲に比べると、チェロ協奏曲は渋味がありソリストが主役ではなく、 管弦楽部分とチェロの技巧が一体となり響きあう曲。どんな作品でもエレガントに弾きこなすケラスは、チェロの技巧が駆使される第3楽章のオケの伴奏 付カデンツァでも、クールに洗練された演奏を披露しています。華美な技巧性はなく、オケとチェロの密度が高く内なる情熱を秘めた作品ですので、エラ ス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラ、そしてケラスの知性と情熱が静かに呼応するかのような味わい深い演奏です。
ピアノ三重奏曲第1番は1847年に完成。妻クララへの誕生日プレゼントのために作曲されました。メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番ニ短調に 影響を受けて作曲され、この2作品はロマン派を代表するピアノ三重奏として広く認知されています。クララも気に入ったという第1楽章は、ピアノ、チェロ、 ヴァイオリンが織り成す優美で伸びやかな旋律から開始されます。そしてこの作品はチェロが素晴らしく響く音域を効果的に使っており、チェロ協奏曲のカッ プリングとして最適な演目と言えるでしょう。ケラスのチェロの響き、ファウストの美音、メルニコフの温かみのある音色が見事なバランスで聴こえてきて、 終楽章のコーダへ向かう圧巻のアッチェレランドは聴きどころです。 ボーナスDVDには、チェロ協奏曲のライヴ映像が収録されています。

HMC-902198(CD+DVD)
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シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
ピアノ三重奏曲 第2番 ヘ長調 op.80
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/【協奏曲】1837年製エラール、【ピアノ三重奏曲】ジャン=バティスト・シュトライヒャー(ウィーン, 1847年)/いずれもエドヴィン・ボインク・コレクション)
イザベル・ファウスト(Vn/1704年製ストラディヴァリウス[スリーピング・ビューティー])
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/ジョフレド・カッパ[1696年])
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロックO

[CD]録音:2014年8,9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
[ボーナスDVD]収録:2014年5月8日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
シューマンの協奏曲3曲(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3曲のレコーディングをするというこのプロジェクトは、3人が、ヨー ロッパでシューマンのピアノ三重奏曲を演奏するツアーを行った際に持ち上がったといいます。楽器は、ガット弦を張った弦楽器、そしてフォルテピアノで、 ということになり、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケストラに決定。指揮は俊英エラス=カサド。オケとソロ楽器の 素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、新しいシュー マン・シリーズとして世界が注目しています。
ピアノ協奏曲は冒頭から切っ先鋭いテンポ。その後のピアノとオーケストラの掛け合いは実に流麗にしてロマン味溢れております。主題の「ドシララ(ド イツ音名でC-H-A-A)」は愛する妻クララのイタリア名Chiaraを暗示しているとする説がありますが、メルニコフも意味深長に主題を響かせています。 全篇をとおしてメルニコフの生き生きとしたフォルテピアノが際立っており、彼の音楽の充実ぶりをあらためて実感します。オーケストラ間奏もまるで交響 曲を聴いているような、エネルギー全開の演奏となっています。カップリングのピアノ三重奏曲第2番は、1847年に第1番と同時期に作曲されました。 次第にシューマンを苦しめる心の病から逃れるかのように、明るく前向きな内容で、シューマン自身「甘やかで生き生きとした印象」としており、後にクララ・ シューマンはこの作品について「私の魂の深いところをあたたかく包み、最初から最後まで私を喜ばせる作品」であり「大好きで何度も演奏したい」と述 べました。明るく生き生きとした第1楽章冒頭、優しく愛に溢れた第2楽章、穏やかに何かを懐かしむような第3楽章、そしてうねる楽想の終楽章。名 手3人が見事なアンサンブルですべての楽想を慈しむように奏でています。
ボーナスDVDはベルリン・フィルハーモニーで行われたライヴの模様(協奏曲)が収録されています。 (Ki)
HMG-501816
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ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb−1
 チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb−2
モン(1717〜50):チェロ協奏曲ト短調
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
ペトラ・ミュレヤンス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ

録音:2003年3月
チェロ奏者ならだれもが演奏するレパートリーのハイドンのチェロ協奏曲をケラスとフライブルク・バロック・オーケストラという最高の布陣の演奏で。カッ プリングのモンの協奏曲も、ハイドン以前(バロックから古典派への移行期に生きた)に書かれた傑作です。ハ長調の協奏曲で聴かせる活きのよい音楽(と くに終楽章のアグレッシヴさは快感です)、ニ長調の協奏曲で聴かせる優しい明るさ。ケラスの縦横無尽の才を堪能できる1枚です。フライブルク・バロッ ク・オーケストラの巧さも一聴に値します。 [原盤:HMC 901816(廃盤)]
HMG-508398(2CD)
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ベートーヴェン:室内楽作品集
[CD1]
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ.第7番ハ短調 op.30-2
モーツァルトの『フィガロの結婚』から「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲ヘ長調 WoO40
ヴァイオリン・ソナタ.第4番 イ短調Op.23

[CD2]
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3
 ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70-1「幽霊」
フンメル:ピアノ三重奏曲第4番Op.65
[CD1]
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ/コンラート・グラーフ, 1824)
 使用ヴァイオリン:ザルツブルク製(1700年cA.)(ボン、ベートーヴェン・ハウス所蔵)
録音:2005年10月

[CD2]
ダニエル・ゼペック(Vn /ロレンツォ・ストリオーニ(クレモナ、1780))
ジャン=ギアン・ケラス(Vc /ジョフレド・カッパ、1696)
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ/コンラート・グラーフ, 1824)
録音:2006年7月
[CD1]は、ゼペックとシュタイアーによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ。使用した楽器は、リヒノフスキーがベートーヴェンにプレゼントした 弦楽器のクヮルテット用4つの楽器の中のヴァイオリン。ボンのベートーヴェン・ハウスが初めて録音のための使用を許可したというなんとも意義深いも のです。ハ短調のソナタで聴かせる凄み、イ短調で聴かせる熱い哀愁など、鬼才二人のアンサンブルが冴えわたっています。 [CD2]のベートーヴェン初期の作品第3番は、お得意のハ短調。1 音目から3 人の間に飛んでいる火花が見えてくるようです。つづく第5番は、なんと いっても第2楽章のシュタイアーが見もの。「幽霊」のタイトルの由来にもなっている、この特徴的で幻想的な楽章を、病的に、そしてまぼろしのように演 奏しています。それに絡む2 人の弦も絶品としかいいようがありません。カップリングのフンメルは、ベートーヴェンがライヴァルと目していた人物。彼の ピアノ三重奏曲は、ロマンティックさと若々しい魅力に満ちており、ベートーヴェンの2作品とは趣は異なりますが、この夢のトリオのさわやかな魅力が味 わえる一枚となっています。 [原盤:[CD1]HMC 901919, [CD2]HMC 901955 (ともに廃盤)]
HMA-1951670
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ブリテン:無伴奏チェロ組曲(全曲) ジャン=ギアン・ケラス(Vc)

録音:1998 年 3月
(旧品番 HMN 911670)
ジャン=ギアン・ケラスが初めてハルモニア・ムンディに登場した際の録音。ブリテンの無伴奏チェロ組曲は、名手ロストロポーヴィッチのために書か れた作品。高い技術と音楽性が要求される難曲です。今や押しも押されもせぬ実力と人気を誇るチェリストとなったケラスの若き日の鮮烈な演奏を聴くこ とができます。 (Ki)



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