湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



C MAJOR ブルーレイ・セール


貴重なコンサート、オペラ、バレエ、ドキュメンタリーのブルーレイを一挙セール価格にてご提供!


特価受付期間〜2019年8月30日まで!!
※代理店の在校状況により変更になる可能性もあります。



※表示価格は、全て期間限定特価(税込み)。全て1Blu-rayです。
品番 内容 演奏者
70-0604(Bluray)
ワーグナー:「ラインの黄金」 ユハ・ウーシタロ(Brヴォータン)
アンナ・ラーション(Msフリッカ)
ザビーネ・フォン・ヴァルター(Sフライア)
イリヤ・バンニク(Brドンナー)
ジェルマーン・ヴィラール(Tフロー)
クリスタ・マイヤー(Msエルダ)
ジョン・ダスザック(Tローゲ)
マッティ・サルミネン(Bsファーゾルト)
スティーヴン・ミリング(Bsファーフナー)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Brアルベリヒ)
ゲルハルト・ジーゲル(Tミーメ)ほか
ズービン・メータ(指)バレンシア州立O
演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベター
衣装:チュ・ウロズ
収録:2007年,バレンシア,芸術館

DVD…リージョン・オール/NTSC
16:9/PCM-Stereo,DD5.1/167m+27m
字幕:独英仏西

※Bluray…リージョン・オール/NTSC
16:9/7.1surround,/PCM-Stereo,DD5.1
167m+27m/字幕:独英仏西
これぞ新時代の「指環」!スペイン、バレンシアの芸術館と、イタリア、フィレンツェ市立歌劇場の共同制作で、新たな「指環」が生まれました。まず「ラインの黄金」をDVDとBlu-rayでご紹介。この舞台は、バルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウスが参加しており、その中心メンバーカルルス・パドリッサが演出を担当。特徴の一つは、巨大スクリーンに投影した圧倒的なCG映像。オペラの舞台で映像を用いるのは珍しくありませんが、この演出では非常に精密に作られたCG映像を舞台一面に広がるスクリーンに投射しています。第二に、舞踊団体ラ・フラ・デルス・バウスの驚異的な集団舞踊。ラ・フラ・デルス・バウスは1979年創立。1992年にはバルセロナ・オリンピックの開会式を手がけ、世界的に知られるようになりました。この「ラインの黄金」でも、ジャケット写真に見られるような人と人の繋がりによる表現に驚かされます。様々な点で現代の最先端を行く舞台づくりです。そしてメータの指揮と、ウーシタロ、サルミネン、ラーション、ダスザック、ジーゲルといった、現代を代表するワーグナー歌手が集められ、極めて充実した「ラインの黄金」になっています。もちろんHDD収録で、Blu-rayでは優秀高画質がそのまま楽しめます。ワグネリアンはもちろん、オペラ・ファンや舞台好きな人は皆要注目です!!!特典にメイキング映像付き。 (Ki)
70-0804(Bluray)
ワーグナー:「ワルキューレ」 ペーター・ザイフェルト(Tジークムント)
ペトラ・マリア・シュニッツァー(Sジークリンデ)
マッティ・サルミネンン(Bsフンディング)
ユハ・ウーシタロ(Brヴォータン)
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒル)
アンナ・ラーション(Msフリッカ)
ベルナデッテ・フライツ(Sゲルヒルデ)
ヘレン・ヒューズ・ラルストン(Sオルトリンデ)
ピラール・バスケス(Msヴァルトラウテ)
クリスタ・マイヤー(Msシュヴェルライテ)
エウジェニア・ベタンクール(Msヘルムヴィーゲ)
ハイケ・クレツィンガー(Msジーグルーネ)
マヌエラ・ブレス(Msグリムゲルデ)
ハンナー・エスター・ミヌティッロ(Msロスヴァイゼ)
ズービン・メータ(指)バレンシア州立O
演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベター
収録:2007年4,5月,バレンシア,芸術館

DVD…リージョン・オール/NTSC
16:9/PCM-Stereo,5.1/245m+27m
字幕:独仏英西
※Bluray…リージョン・オール/NTSC
16:9/7.1surround,/245m+27m
字幕:独仏英西
ヴァレンシア・リング、第2弾です!「ワルキューレ」でも、CG映像を駆使した演出と、世界的舞踏集団ラ・フラ・デルス・バウスによる群舞の融合した舞台はとても刺激的!ド迫力のワルキューレの騎行や、生火が素晴らしく効果的な幕切れは必見。加えてキャストが豪華なこと!ジークムントとジークリンデには、今この役を歌わせたら一番というザイフェルトとシュニッツァーの夫婦。そしてフンディングには、至高の北欧バス、サルミネン。ブリュンヒルデには、今ドラマティックソプラノとしてメキメキ売出し中で、このヴァレンシア・リングのブリュンヒルデが大評判になった米国のソプラノ、ジェニファー・ウィルソン。さらに「ラインの黄金」からウーシタロやラーションが引継ぎ、鉄壁の布陣となっています。もちろんHD収録で、Blu-Rayでは鮮明な映像が楽しめます。ボーナスにメイキング映像を収録。 (Ki)
70-1004(Bluray)
ワーグナー:「ジークフリート」 ランス・ライアン(Tジークフリート)
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒルデ)
ユハ・ウーシタロ(Brさすらい人)
ゲルハルト・ジーゲル(Brミーメ)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Bアルベリッヒ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(Aエルダ)
ズービン・メータバレンシア州立O
演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベター
衣装:チュ・ウロズ
収録:2007年バレンシア、ソフィア王妃芸術館(州立歌劇場)ライヴ

DVD本編:256mm/特典:27mm
カラー、16:9/PCMステレオ、DD5.1
字幕:独英仏西/NTSC/Region-All
※Blu-rayDisc:カラー、16:9、FullHD、
PCMステレオ、DD5.1、7.1surround
70-1204(Bluray)
ワーグナー:「神々の黄昏」 ランス・ライアン(Tジークフリート)
ラルフ・ルーカス(Brグンター)
マッティ・サルミネン(Bハーゲン)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Bアルベリッヒ)
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒルデ)
エリザベーテ・マトス(Msグートルーネ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(Msヴァルトラウテ)
ズービン・メータ(指)バレンシア州立O
演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベター
衣装:チュ・ウロズ

収録:2007年バレンシア、ソフィア王妃芸術館(州立歌劇場)ライヴ
70110

DVD:本編:280mm/特典:27mm
カラー、16:9
PCMステレオ、DD5.1/字幕:独英仏西
NTSC/Region-All

Blu-rayDisc:カラー、16:9、FullHD、
PCMステレオ、DD5.1、7.1surround
これぞ新時代の『指環』! スペイン、バレンシアの芸術館と、イタリア、フィレンツェ市立歌劇場の共同制作で、新たな『指環』が誕生!!この2本で全曲揃いました。この舞台は、バルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウスが参加しており、その中心メンバー、カルルス・パドリッサが演出を担当。特徴の一つは、巨大スクリーンに投影した圧倒的なCG映像。オペラの舞台で映像を用いるのは珍しくありませんが、この演出では非常に精密に作られたCG映像を舞台一面に広がるスクリーンに投射しています。第二に、舞踊団体ラ・フラ・デルス・バウスの驚異的な集団舞踊。ラ・フラ・デルス・バウスは1979年創立。1992年にはバルセロナ・オリンピックの開会式を手がけ、世界的に知られるようになりました。様々な点で現代の最先端を行く舞台づくりです。そしてメータの指揮と、現代を代表するワーグナー歌手が集められ、ワグネリアンはもちろん、オペラ・ファンや舞台好きな人は皆要注目です! 特典にメイキング映像付き。 (Ki)
70-1804(Bluray)
プロコフィエフ:歌劇「賭博者」 ミッシャ・ディディク(T アレクセイ)
クリスティーネ・オポライス(S ポリーナ)
ウラディーミ・オグノヴェンコ(Bs 将軍)
ステファニア・トツィスカ(Ms お婆様)
シュテファン・リューガマー(T 侯爵)
シルヴィア・デ・ラ・ムエラ(Ms ブランシュ)ほか
ダニエル・バレンボイム(指)
ベルリン国立歌劇場O&cho

収録:2008年
字幕:英独仏
プロコフィエフの「賭博者」は、ドストエフスキーの同名作を原作としたオペラ。大金持ちのお婆様が賭博に熱中し全財産をすってしまい、財産を期 待していた彼女の甥の退役将軍、その娘ポリーナ、彼女と婚約している侯爵、そしてポリーナを愛しているアレクセイが巻き込まれる物語。現実的な 話が昨今のご時勢に合っているのか、ここのところロシア以外でもよく上演されます。ここに収録されているのは、2008年にベルリン国立歌劇場で 新製作された舞台。音楽監督バレンボイムの指揮に、若手、中堅、ベテランを巧みに配した配役で充実した演奏になっています。演出は、2009年に ボリショイ歌劇場来日公演のチャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」がたいへんな評判となったチェルニャコフ。現代化にまったく無理のない話し ですので、チェルニャコフならではのクールで視点の鋭い舞台が絶妙の効果をあげています。ハイディフィニション収録で、ことにBlu-Rayでは美しい 映像が楽しめます。 (Ki)

73-2404(Bluray)
バーンスタイン/シベリウス:交響曲集
(1):交響曲第1番ホ短調 op.39
(2)交響曲第2番ニ長調 op.43
(3)交響曲第5番変ホ長調 op.82
(4)交響曲第7番ハ長調 op.105
レナード・バーンスタイン(指)VPO

収録:(1)1990年ウィーン、ムジークフェラインザール
(2)1986年ウィーン、ムジークフェラインザール
(3)1987年ウィーン、コンツェルトハウス
(4)1988年ウィーン、ムジークフェラインザール
◆DVD
音声:PCM2.0,DTS5.1
画面:4:3
リージョン:All、166分
◆Bluray
音声:PCM2.0,DTS5.1
画面:4:3
リージョン:All、166分
70-2904(Bluray)
シマノフスキ:歌劇「ロジェ王」(全曲) ロジェ王:スコット・ヘンドリックス(Br)、
ロクサーヌ:オリガ・パシチェニク(S)、
エドリシ:ジョン・グラハム・ホール(T)、
カトヴィツェ市シンガーズ、
アンサンブル・カメラータ・シレジア、
クラクフ・ポーランド放送cho、
サー・マーク・エルダー(指)ウィーンSO
ポーランド語歌唱 

録音:2009年7月/ブレゲンツ音楽祭のライヴ

■DVD=リージョン・フリー/NTSC 16:9
PCMStereo/DTS5.1/89’00”
字幕:英仏独西カタロニア

■Bluray=リージョン・オール
HD 16:9/PCMStereo/DTS5.1
89’00”/字幕:英仏独西カタロニア
オーストリア、ボーデンゼー湖上の特設ステージでオペラを上演するブレゲンツ音楽祭。夏の風物詩なだけでなく、オペラ・ファンにとって重要な行事 にもなっています。昨2009 年上演のシマノフスキ円熟期の傑作「ロジェ王」が映像発売となりました。12 世紀シチリアを舞台に、ロジェ王と王妃ロク サーヌが、美系の羊飼いに化けたディオニソスの登場で起こる騒動を描いています。音楽はリヒャルト・シュトラウスばりの凝りに凝った管弦楽法により、 極彩色の絵巻物を繰り広げますが、シマノフスキならではのひんやりとした触感が独特。ロジェ王役のスコット・ヘンドリックはアメリカのバリトン。サイ トウキネンの「スペードの女王」公演でエレツキー侯爵を演じて話題となった芸達者。ロジェ王の心の機微を絶妙に表現しています。 難解なものの多いシマノフスキ作品ですが、このオペラはひたすら美しく音楽に酔いしれることができます。美しい舞台美術、演技派の歌手たちともに 映像を満喫できます。 (Ki)
70-3104(Bluray)
ヘンデル:「メサイア」 スーザン・グリットン(S)
コーネリア・ホラク(S)
ベジュン・メータ(CT)
リチャード・クロフト(T)
フローリアン・ベッシュ(Bs)
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス,
アーノルト・シェーンベルクcho
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
収録:2009年4月,ウィーン

■Bluray=リージョン・オール
16:9
dts-HD MA 5.1/PCM Stereo
154m
字幕:英独仏西

■DVD=リージョン・オール
16:9
DTS 5.1/PCM Stereo
154m
字幕:英独仏西
なんとヘンデルの「メサイア」が舞台上演、しかもスピノージの指揮にグートの演出というのですから、面 白くないはずがありません! 2009年4月にアン・デア・ウィーン劇場で上演された「メサイア」は大きな話題となりました。ザルツブル ク音楽祭でのモーツァルトのダ・ポンテ三部作演出で大きな話題を振りまいたクラウス・グートが「メサイ ア」を演出し舞台上演したのです。ヘンデルの多くのオラトリオは物語性が強く舞台上演も珍しくありま せんし、バッハの受難曲の舞台上演も時々あります。しかし物語性に乏しい「メサイア」が舞台上演される のは前代未聞でしょう。グートはキリストの死と復活を描いた「メサイア」を、『ある男の死とそれを巡る 家族や友人たちの物語』として捉え舞台化、それによって聖書からの引用で成り立っている「メサイア」の 台本から驚くほど生々しい感情を引き出すことに成功しています。 舞台上演ですので、当然歌手や合唱は暗譜で歌っています。通常より負担が大きい一方で、スーザン・グリッ トン、コーネリア・ホラク、ベジュン・メータ、リチャード・クロフト、フローリアン・ベッシュといった 名歌手たちは、演技をつけることで役柄と同化し、踏み込みの強い見事な歌唱を繰り広げています。また 世界最高のchoといっても過言でないアーノルト・シェーンベルクchoが、鬼才ジャン=クリストフ・ スピノージの鋭い音楽作りに見事に応え、音楽面でも非常に充実。 ヘンデル・ブームが盛り上がる一方で、かつてヘンデルの代名詞的存在だった「メサイア」は、劇的展開に 欠けると苦手にする向きもありました。そんな人たちにこそ打ってつけの「メサイア」。目から鱗が落ちる 体験をぜひ! (Ki)
70-3604(Bluray)
ハイドン:歌劇「月の世界」 ディートリヒ・ヘンシェル(Br ブオナフェーデ)
ベルナルト・リヒター(T エックリティコ)
ヴィヴィカ・ジュノー(Ms エルネスト)
クリスティーナ・ラントシャマー(S クラリーチェ)
アニャ・ニーナ・バーマン(S フラミーニャ)
マイテ・ボーモン(Ms リゼッタ)
マークス・シェーファー(T チェッコ)
ニコラウス・アーノンクール(指)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
演出:トビアス・モレッティ
舞台:レナーテ・マーティン,アンドレアス・ドンハウザー
衣装:ハイディ・ハックル
収録:2009年12月,ウィーン

■Bluray=リージョン・オール
16:9
DTS 5.1/PCM Stereo
167m + 26m
字幕:伊英独仏

■DVD=リージョン・オール
16:9
DTS 5.1/PCM Stereo
167m + 26m
字幕:伊英独仏
ハイドンの愉快な傑作「月の世界」が映像に!「月の世界」は1777年12月3日にエステルハーザで初演さ れたオペラブッファ。原作は高名なカルロ・ゴルドーニで、当時たいへんに人気のあったオペラ台本でした。 金持ちのエックリティコが二人の娘フラミーニャとクラリーチェに厳しいので、クラリーチェの恋人エッ クリティーコが、フラミーニャの恋人エルネストらと共謀、ブオナフェーデを偽の月の世界に招いて、混 乱に乗じて結婚してしまう、というもの。 この映像は、2009年12月のアン・デア・ウィーン劇場に、巨匠ニコラウス・アーノンクールが手兵ウィー ン・コンツェントゥス・ムジクスを指揮した上演の収録。騙されるブオナフェーデには、なんと知性派で知 られるディートリヒ・ヘンシェルを起用。この意表をついた起用が大当たり。騙す側のエックリティコに はスイスの二枚目テノール、ベルナルト・リヒター。騎士エルネストには、超絶技巧メッゾのヴィヴィカ・ ジュノー。クラリーチェは、古楽畑で活躍するソプラノ、クリスティーナ・ラントシャマー。フラミーニャ には、2011年4月、新国立劇場での「ばらの騎士」でゾフィーを歌う予定のアニャ・ニーナ・バーマン。か なり充実したキャストです。 オーストリアの高名な俳優にして演出家のトビアス・モレッティの演出は、非常に分かりやすく、かつ笑 いたっぷりのもの。ハイドンのオペラブッファでも屈指の傑作を楽しむことができます。 (Ki)

70-4104(Bluray)
カラヤン×クルーゾーの伝説的コラボ
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」

(2)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

■ボーナス映像
カラヤンの『ジ・アート・オブ・コンダクティング』
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番=
カラヤンとメニューインとの対談(16:38)
リハーサル(6:21)
=ドヴォルザークの「新世界より」=
カラヤンとヨアヒム・カイザーとの対談(14:55)
(1)イェフディ・メニューイン(Vn)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーンSO
収録:1966年1月ウィーン、ローゼヒューゲン
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影:クルト・ユーネック
録音:ギュンター・ヘルマンス
プロデューサー:オットー・ゲルデス

(2)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
 収録:1966年1、2月ベルリン、ユニオン・スタジオ・アトリエ
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影:アウグスト・カーニエル、クルト・コーダル
録音:ギュンター・ヘルマンス
プロデューサー:オットー・ゲルデス


107’(本編69’+ボーナス38’)
モノクロ
NTSC4:3/Region-All
音声:PCMステレオ(本編)
PCMモノラル(ボーナス)
字幕(ボーナスのみ):独(モーツァルト)、英(ドヴォルザーク)

(Blu-ray)
107’
(本編69’+ボーナス38’)
モノクロ
1080pNTSC4:3/Region-All
音声:PCMステレオ(本編)
PCMモノラル(ボーナス)
字幕(ボーナスのみ):独(モーツァルト)、英(ドヴォルザーク)
カラヤンがフランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーと共同制作した映像作品のうち、ドヴォルザークの「新世界より」と、メニューイン独奏によるモーツァルトの「トルコ風」が初DVD&ブルーレイ化されます。1965年、来る映像時代の到来を予見して“メディアの寵児”カラヤンは、ユニテルの前身である映画フィルム・プロダクション「コスモテル」を設立しています。カラヤンが「コンサート作品の映像化」を意図して協力を求めたのがフランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーで、映画「恐怖の報酬」「情婦マノン」で知られる名匠です。メニューインをソリストに迎えたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番は、1966年1月の収録。前年の11月から12月にかけて収録されたシューマンの第4交響曲につづくもので、同じくウィーンSOを起用して制作されました。ウィーン響とは、戦後からカラヤンがベルリン・フィルの芸術監督・常任指揮者に就任する1950年代半ばまで共演を重ねていた間柄として知られ、カラヤンの溌溂とした指揮ぶりと久方振りの共演に湧くメンバーの真摯な姿を確認することができます。メニューインとカラヤンのやりとりも克明に捉えられ、また、カラヤンあるいはクルーゾーのアイデアからか、ここでは通常のコンサート配置ではなく、指揮者とソリストをオケが円周状に囲むような楽器配置が採られていて、このあたりはスタジオ映像作品ならではの面白さです。つづくベルリン・フィルとの「新世界より」も同時期に並行してスタジオ収録されていますが、音楽の進行にしたがって、各演奏パートに迫ってゆく忠実なカメラ・ワークは、今日のコンサート映像作品の基本スタイルといえるもの。ドヴォルザーク、モーツァルトとも本編の収録には35ミリフィルム(本編のみ)が使用され、モノクロながら画質は今日でも十分通用する水準が保たれています。さらに、ボーナスとしてカラヤンのインタビューが収められています。ピアノに向かったカラヤンが弾き始めると、合わせてメニューインが「美しき青きドナウ」を弾きながら登場する冒頭部分も楽しいモーツァルト。また、同じ演出でピアノに向かうカラヤンに高名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーが語りかける、ドヴォルザークのインタビュー・パートはおそらく初ソフト化とおもわれます。 (Ki)

70-4304(Bluray)
ドニゼッティ:歌劇「マリア・ストゥアルダ」 フィオレンツァ・チェドリンス(S マリア・ストゥアルダ)
ソーニャ・ガナッシ(Ms エリザベッタ)
ホセ・ブロス(T ロベルト)
ミルコ・パラッツィ(Bs ジョルジョ・タルボ)
マルコ・カリア(Br グリエルモ・チェチル)
ペルヴィン・チャカール(S アンナ・ケネディ)
ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ(指)
フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団
演出、装置、衣装、証明:デニス・クリーフ
収録:2009 年4 月,ヴェネツィア

■Bluray=リージョン・オール
16:9/DTS-HD MA 5.1,
PCM Stereo/140m

■DVD=リージョン・オール
NTSC/16:9/DTS 5.1,
PCM Stereo/140m
ドニゼッティのオペラの中でも近年非常に人気の高い「マリア・ストゥアルダ」に新たな映像が登場。悲運のスコットランド女王マリア・ストゥアルダ(=メアリー・ チューダー)には、ヴェルディを得意としてきたフィオレンツァ・チェドリンスが初挑戦、貫禄を見せつけています。英国女王エリザベッタには、この役を得 意とするソーニャ・ガナッシ。両女王の激突は見ものです。レスター伯ロベルトには、ドニゼッティ・テノールとして高い評価を得ているホセ・ブロス。そして 脇役ながら存在感の求められるタルボには、イタリアの若きバス、ミルコ・パラッツィと、非常に充実したキャストが揃っています。指揮は、ベルガモ・ドニゼッティ 歌劇場で数々のドニゼッティを指揮し、来日公演でも評判の良かったファブリツィオ・マリア・カルミナーティ。デニス・クリーフは、庭園風のラビリンスを舞 台に張り巡らせることで、両女王の絡まった運命を暗示しています。HD 収録の鮮明な画像は、ことにBly-Ray ディスクでは威力絶大です。 (Ki)
70-4804(Bluray)
ティーレマン〜ベートーヴェン:交響曲全集 Vol.1
交響曲第1番 ハ長調 Op.21*
交響曲第2番 ニ長調 Op.36*
交響曲第3番「英雄」#
序曲「コリオラン」*
「エグモント」 序曲+
ドキュメンタリー:「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
クリスティアン・ティーレマン(指)VPO

収録:2008年12月*/2009年3月#/2009年11月+
全編:326mm【本編:156mm/ドキュメンタリー:170mm】
70-5004(Bluray)
ティーレマン〜ベートーヴェン:交響曲全集 Vol.2
交響曲第4番 #
交響曲第5番「運命」**
交響曲第6番「田園」**
ドキュメンタリー:「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
クリスティアン・ティーレマン(指)VPO

収録:2009年3月#/2010年4月**
全編:300mm【本編:130mm/ドキュメンタリー:170mm】
70-5204(Bluray)
ティーレマン〜ベートーヴェン:交響曲全集 Vol.3
交響曲第7番 イ長調 Op.92+
交響曲第8番 ヘ長調 Op.93+
交響曲第9番「合唱」 #
ドキュメンタリー:「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
アネッテ・ダッシュ(S)
藤村実穂子(A)
ピョートル・ベチャワ(T)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
ウィーン楽友協会cho.

収録:2009年11月+/2010年4月**
全編:325mm【本編:156mm/ドキュメンタリー:170mm】
70-5504(Bluray)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)
エリーナ・ガランチャ(Ms)
ミヒャエル・シャーデ(T)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Br)
ドレスデン国立歌劇場cho
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録時期:2010年2月13日、14日(ライヴ)
収録場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー
映像監督:ミヒャエル・バイヤー(映像制作:ユニテル・クラシカ)


カラーNTSC16:9/RegionAll
dtsサラウンド5.1/PCMステレオ
90’
字幕:独・英・仏・西・日本語

(Bluray)
カラーNTSC16:9/1080PHD
dts-HDMA5.1/PCMステレオ
90’
字幕:独・英・仏・西・日本語
クリスティアン・ティーレマンが、2012年のシーズンより首席指揮者に就任予定のシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」を演奏したライヴ映像作品は、2010年2月13日と14日の2日間に亘り、ゼンパーオーパーで行われたコンサートの模様を収録したものです。第2次世界大戦が最終局面を迎えていた時期、1945年2月13日から15日にかけて英米の連合国軍による爆撃を受けたドレスデンは、街の大半を破壊し尽くされ、一般市民を含む3万とも15万ともいわれる夥しい数の犠牲者を出しました。戦後、当地ドレスデンでは、いわゆる「ドレスデン爆撃」として名高い、この未曾有の戦禍を被ったのと同じ2月13、14の両日に、シュターツカペレ・ドレスデンによってレクィエムやミサ曲といったプログラムが組まれ、「ドレスデン爆撃戦没者追悼演奏会」が開かれるのが毎年の恒例となっています。ちなみに、過去、1994年の1994年2月13、14日には、コリン・デイヴィスの指揮でベルリオーズの「レクィエム」が演奏され、その迫真かつ感銘深いドキュメント(PH07014)も残されています。こうした背景のもと、ティーレマンが2012年のシーズンより首席指揮者に就任予定のシュターツカペレ・ドレスデンと臨んだ「ミサ・ソレムニス」は、近年、とみにおおきな構えでの音楽運びを持ち味とするこの指揮者にあって、いつにもましてその傾向が顕著な内容となっています。ここに至るティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンの関係についていえば、首席指揮者就任の直接的な契機を導き出した2009年9月の定期演奏会におけるブルックナーの交響曲第8番(PH10031)といい、当ライヴののちに行われた2010年のジルヴェスター・コンサートでの大盛況ぶりといい、その評価は鰻登り。1959年、ベルリンに生まれたティーレマンにしても、このたびのモニュメンタルなイベントに期するところにはかなりのものがあったはずですが、そもそも首席指揮者就任を前倒しで起用されていること自体が異例ともいえ、ティーレマンのドイツでの高い人気と楽団からの信頼の厚さを端的に裏付けるものといえるでしょう。最後に、声楽陣では「4人の輝かしいソリストたち」(DieWelt)のなかに、いまをときめくエリーナ・ガランチャの名もあり、演奏に華を添えています。 (Ki)
70-5804(Bluray)
ヘンデル:オラトリオ「テオドーラ」 クリスティーネ・シェーファー(Msテオドーラ)
ベジュン・メータ(CTディディムス)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(Brヴァレンス)
ヨゼフ・カイザー(Tセプティミウス)
ベルナルダ・フィンク(Msアイリーン)
ライランド・デイヴィス(T使者)
アイヴァー・ボルトン(指)フライブルク・バロックオーケストラ,
ザルツブルク・バッハ合唱団
演出:クリストフ・ロイ
舞台:アネッテ・クルズ
衣装:ウルズラ・レンツェンブリンク
収録:2009年8月,ザルツブルク


リージョン・オール
NTSC/16:9,189m
DTS5.1,PCM-Stereo
字幕:英独仏西

(Bluray)
リージョン・オール
HD/16:9,189m
dts-HDMA5.1,PCM-Stereo
字幕:英独仏西
「テオドーラ」は、ヘンデルの晩年、1749年に作曲された英語のオラトリオで、1759年に亡くなったヘンデルのオリジナルの声楽大作としては「イェフタ」の一つ前に位置する作品です。物語は、4世紀初頭のエジプト、アレキサンドリアにいたとされるキリスト教徒テオドーラの殉教の伝説。時はローマ帝国皇帝ディオクレティアヌスの治世、増大する一方のキリスト教徒に手を焼いた皇帝は、キリスト教徒を迫害する一方、ローマ人の繁栄のため婦女には出産を義務付け、反したら罰則の政策を取っていた。ローマ人貴族の血を引くテオドーラは、キリスト教に改宗し、信仰に生きるため結婚もせず処女を通していた。やがてテオドーラにも弾圧の手が及び、彼女は罰として売春宿に送られる。ところが、やはりキリスト教に改宗した兵士ディディムスが彼女を救いに現れ、衣装を交換して彼女を逃がしてやる。しかし今度はディディムスが死刑を宣告されてしまい、それを知ったテオドーラは、ディディムスと共に処刑されることを選ぶ、というもの。ヘンデルのオラトリオもほぼこの流れに沿っています。当時のオペラ、オラトリオではハッピーエンドがお約束だったのにもかかわらず、「テオドーラ」では二人が処刑へ引っ立てられるという悲劇的結末になっているのが大きな特徴です。しかしその新機軸が仇となって、1750年3月16日の初演は失敗に終わってしまいました。今日では、ヘンデル晩年の意欲作としてむしろ高い評価を得ています。ここに収録されている2009年のザルツブルク音楽祭での上演は、クリストフ・ロイの演出によるもの。背景に巨大なパイプオルガンを据え、人々は基本的に黒い簡素な衣装で、売春宿送りにされたテオドーラだけ赤いドレス。この簡素な舞台作りによって、殉教へと向かう弾圧を受ける者の悲しみが静かに広がる、印象的な舞台になっています。歌手では、テオドーラを歌うクリスティーネ・シェーファーの集中力のある歌と、いまやトップ・カウンターテノールとして大人気のベジュン・メータのディディムスが絶賛されました。また、テオドーラのキリスト教徒仲間アイリーンがベルナルダ・フィンクというのは贅沢な配役です。アイヴァー・ボルトン指揮のフライブルク・バロックオーケストラは、演出の方向性にあわせた抑えの効いた透明な音楽作りで、感動を守り立てています。晩年のヘンデルの意欲作を、ぜひ鮮明画像でお楽しみください! (Ki)
70-6104(Bluray)
ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」 ランス・ライアン(Tエネ)
エリザベーテ・マトス(Sカサンドル)
ダニエラ・バルチェッローナ(Msディドン)
ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(Brコレブ)
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(Bsパンテ)
ステファン・ミリング(Bsナルバル)
ズラータ・ブリチョワ(Msアンナ)
ディミトリ・ヴォロパエフ(Tイラス)
アスカル・アブドラザコフ(Bsプリアム)
ほか
ワレリー・ゲルギエフ(指)バレンシア州立管弦楽団,
バレンシア自治州合唱団
演出:ラ・フラ・デルス・バウス
2009年10,11月,バレンシア,芸術館


NTSC/16:9
240m+ボーナス21m
DTS5.1,PCM-Stereo
字幕:仏英独西中韓

■(Bluray)
リージョン・オール/NTSC
16:9/240m+ボーナス21m
DTS-HDMA5.1,PCM-Stereo
字幕:仏英独西中韓
大きな話題となった「バレンシア・リング」に続き、バレンシアの芸術館から強烈な映像が届きました。ベルリオーズの大作「トロイアの人々」。今回もカルルス・パドリッサ率いる舞踏集団、ラ・フラ・デルス・バウスによる演出がスゴイことになっています。まるで某有名映画を思わせる未来的スペースファンタジー仕立て。奇抜なデザインの衣装、豪華な装置、巨大なスクリーン投影、宙吊りのダンサーなど、「バレンシア・リング」で大きな評判となった要素はここでも存分に活用され、見応えたっぷり。指揮は、近年「トロイアの人々」を盛んに取り上げているワレリー・ゲルギエフ。2011年2月14日、雪の東京、サントリーホールで「トロイアの人々」を演奏会形式で日本初演し、大成功を収めたのは記憶に新しいところ。ここでも集中力に富んだ、エネルギッシュかつ細かい感情表現に優れたベルリオーズの音楽を生かしています。歌手も豪華です。難役ディドンには、ロッシーニ・メッゾの女王、ダニエラ・バルチェッローナ。前半の要であるカサンドルは、ポルトガルのプリマドンナ、エリザベーテ・マトス。出ずっぱりな上に至難の歌唱が続くエネには、カナダ、ホワイト・ロック出身で、2010年にはバイロイト音楽祭でジークフリートを歌った英雄テノール、ランス・ライアン。コレブには、度々の来日で日本でも人気の高いイタリア、ルッカ生まれのバリトン、ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ。またズラータ・ブリチョワは、日本初演でもアンナを歌って好評を博していました。ベルリオーズ渾身の大傑作の充実した上演が映像化されたのは、たいへん喜ばしいことです。ことにBly-RayDiscでの鮮明画像は圧倒的な迫力。ぜひ大画面でお楽しみください。 (Ki)
70-6304(Bluray)
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 ラッファエッラ・アンジェレッティ(S蝶々夫人)
マッシミリアーノ・ピサピア(Tピンカートン)
アンヌンツィアータ・ヴェストリ(Msスズキ)
クラウディオ・スグーラ(Brシャープレス)
トーマス・モリス(Tゴロー)
エンリコ・コッスッタ(Tヤマドリ公)
エンリコ・イオーリ(Bsボンゾ)ほか
ダニエレ・カッレガーリ(指)
マルケ地方財団O
マルケ「ヴィンチェンツォ・ベッリーニ」cho
演出,衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
振付:ロベルト・ピッツート
収録:2009年8月


リージョン・オール
NTSC/16:9/HD/150m
DTS-5.1,PCM-Stereo
字幕:伊英独仏西中韓

(Bluray)
16:9/HD/150m
DTS-HD、MA5.1,PCM-Stereo
字幕:伊英独仏西中韓
夏の野外オペラ祭の中でも、意欲的な取り組みを続けていることで知られている、イタリア、マチェラータのスフェリステーリオ・オペラ・フェスティヴァル(通称マチェラータ音楽祭)。その2009年の演目から、プッチーニの「蝶々夫人」が映像になりました。音楽祭の監督を務めているこのプロダクションでは、日本でも人気の高い演出家、蝶々さんのラッファエッラ・アンジェレッティは、ここ数年でメキメキと頭角を現してきたトリノ出身のソプラノ。蝶々さんはウィーン国立歌劇場で2007年から毎年のように歌っているほど高く評価されています。ピンカートンのマッシミリアーノ・ピサピアもトリノ出身。プッチーニ・テノールとして、ドイツ、イタリアでは既にたいへん人気が高い人です(Dynamic社からトッレ・デル・ラーゴのプッチーニ音楽祭での「ボエーム」の映像が発売されていますDYNDVD33564)。ことにピンカートンはデビュー時の役で、ここ数年の出演の半分がピンカートンという、まさに当り役。日本でも2009年の新国立劇場で歌っています。シャープレスのクラウディオ・スグーラは、新世代のヴェルディ・バリトンとして今最も注目されている人。1974年、ブリンディジ生まれ。2010年の「ガラ・ドミンゴ」に抜擢され、ドミンゴを相手にイヤーゴ、エスカミーリオなど三役を歌って賞賛されたのはまだ記憶に新しいところでしょう。こうした適材適所の歌手たちを、カッレガーリのイタリアオペラのツボを押さえた指揮が絶妙にまとめています。巨匠ピッツィは、自ら美術、衣装を手がけ、美意識を徹底させたもの。ある程度まで日本人が見ても違和感が少ないくらいに様式を尊重しつつ、その上で独自の視点や美学を盛り込んでいて、見応えのあるものとなっています。美しい舞台を、HD収録でますます綺麗に楽しめます。もちろんBly-Rayではなおさら。「蝶々夫人」の映像は既に多々ありますが、意外なことにBly-Rayでの発売はこれが初めて。イタリアの夏の夜の野外音楽祭に飛んでいった気分になれるでしょう。 (Ki)

70-6704(Bluray)
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K297b
ダニエル・バレンボイム(指)
ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
モハメド・サレ(Ob)
キナーン・アズメ(Cl)
シャロン・ポリャク(Hrn)
モル・ビロン(Fg)

収録:2007年8月13日、8月15日(ボーナス)
ザルツブルク音楽祭、ライヴ
映像監督:アグネス・メス


画面:NTSC16:9
音声:DTS5.0、
PCMステレオ

(Bluray)
画面:HD16:9
音声:DTS-HDMA5.0、
PCMステレオ
ユダヤ系の音楽家バレンボイムとパレスチナ系の学者であり音楽家でもあるエドワード・サイードによって創設されたウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ。イスラエルとアラブの和平のためにイスラエル、パレスチナ、ヨルダン、レバノン、エジプト等の才能ある若手音楽家を集めています。この映像は2007年ザルツブルク音楽祭での演奏会。濃厚な陰影で充実した演奏のベートーヴェンの「レオノーレ」第3番。光の見えない闇を感じさせる、12音技法による後期ロマン主義的な音楽シェーンベルクの「管弦楽のための変奏曲」。そして、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。感情的で艶やかな魅力のある演奏。終楽章の絶望的暗さを強調した解釈が印象的です。ボーナスとして収録されているのは、モーツァルトの協奏交響曲。ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラのメンバーがソリストとして登場。各人の気合が入り、息がピッタリと合った見事な演奏です。 (Ki)
70-6904(Blu-Ray)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
ブーレーズ:管弦楽のための「ノタシオン」
ブルックナー:テ・デウム
ダニエル・バレンボイム(P&指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
ドロテア・ロシュマン(S)
エリーナ・ガランチャ(Ms)
クラウス・フロリアン・フォークト(T)
ルネ・パーペ(B)
収録:2010年7月26日ザルツブルク祝祭大劇場、ライヴ


音声:DTS5.0、PCM Stereo
85mm
字幕(ブルックナー):ラテン、独、英、仏、西、韓、中、日本語

(Bluray)
画面:16:9-HD
音声:DTS-HD-Master Audio5.0、
PCMStereo
85mm
字幕(ブルックナー):ラテン、独、英、仏、西、韓、中、日本語
2010年のザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートの映像。数々の名演が生まれたザルツブルク祝祭大劇場は2010年でちょうど50周年を迎え、このコンサート映像は50周年記念演奏会の模様です。プログラムはダニエル・バレンボイム指揮によるブルックナー「テ・デウム」、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」、ブーレーズ「ノタシオン」です。バレンボイム自身も2010年は演奏活動60周年を迎えた記念すべき年。バレンボイムは音楽祭の公式オープニングセレモニーで、1918年音楽祭発足時にマックス・ラインハルト氏らが目指した平和への願いが、90年以上経った現在でも叶えられていない事を訴え、平和のための演奏活動を行っているバレンボイムらしいスピーチを行いました。バレンボイム弾き振りによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。バレンボイムが完全に手中に収めた作品をウィーン・フィルとの絶妙な共演で、大きなスケール感と表情豊かに聴かせます。ブーレーズの「ノタシオン」はT-V-W-Z-Uの順での演奏。ピアノのための12のノタシオンとして作曲された作品の編曲版です。圧倒的な迫力と大音響が押し寄せる曲ですが、そこはさすがのウィーン・フィル。無駄を排した美しい響きでまとめています。そしてブルックナーの声楽・宗教曲中屈指の名作「テ・デウム」。ルネ・パーペをはじめとする充実したソリスト、バレンボイムのきめ細やかでメリハリを効かせた演出。鮮烈なオーケストラ、合唱、ソリストが渾然一体となり生み出される迫力は宗教的感動を呼び起こします。 (Ki)

70-7404(Bluray)
ビゼー:歌劇「カルメン」 ベアトリス・ユリア=モンゾン(Msカルメン)
ロベルト・アラーニャ(Tホセ)
エルウィン・シュロット(Brエスカミーリョ)
マリーナ・ポプラフスカヤ(Sミカエラ)
エリアナ・バイヨン(Sフラスキータ)
イチャロ・メンチャカ(Sメルセデス)
マルク・カントゥリ(Brダンカイロ)
フランシスコ・ヴァス(Tレメンダート)
アレックス・サンマルティ(Brモラレス)
ジュゼップ・リボト(Bsスニガ)
マルク・ピオレ(指)リセウ大劇場SO&cho
カタルーニャ・ヴィヴァルディ少年少女cho
カリスト・ビエイト(演出)
アルフォンス・フロレス(装置)
メルセ・パロマ(衣装)
シャビ・クロフ(照明)

収録:2010年10月、バルセロナ


リージョン・オール/NTSC
16:9/156m
DTS5.1,PCMStereo
字幕:仏,英,独,西,カタルーニャ,中,韓

(Bluray)
リージョン・オール/HD
16:9/156m
DTSHDMaster5.1,PCMStereo
字幕:仏,英,独,西,カタルーニャ,中,韓
大人気作「カルメン」に注目すべき新たな映像が登場です!2010年10月、バルセロナのリセウ大劇場での上演のライヴ収録です。この上演では今ホセを歌わせたら天下一のロベルト・アラーニャが大絶賛されました。相変わらずの美声に加え、どこか哀愁漂う姿、そして幕切れでの激情と、文句なしのホセです。カルメンは、この役のスペシャリストとして知られるベアトリス・ユリア=モンゾン。2008年、ローザンヌ歌劇場来日公演での「カルメン」で急遽代役として来日、大好評を博したのはまだ記憶に新しいでしょう。エスカミーリョも、この役を得意として日本でも歌ったことのあるエルウィン・シュロット。ミカエラは、ロシア出身で今メトロポリタン歌劇場で次代のプリマドンナとして期待されているマリーナ・ポプラフスカヤ。主要四役に力のある歌手が集められています。指揮のマルク・ピオレはパリ生まれの中堅指揮者。現在ヴィースバーデン・ヘッセン州立歌劇場の音楽総監督を務めています。とかく過激な演出ばかりが話題になりがちなカリスト・ビエイト、しかしこの「カルメン」では現代化された舞台はわりと堅実。初演時にビゼーが狙った下層社会に生きる人たちの生々しい愛憎模様が、まるで最近の海外ドラマのような雰囲気で蘇っています。HD収録の鮮明画像はことにBlu-Rayで存分にお楽しみいただけるでしょう。 (Ki)
70-7804(Bluray)
ワーグナー:序曲「ファウスト」
リスト:ファウスト交響曲S.108
エンドリク・ヴォトリヒ(T)
ドレスデン国立歌劇場cho
パブロ・アサンテ(合唱指揮)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:2011年2月21日、22日(ライヴ)
収録場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー
映像監督:ティロ・クラウセ(映像制作:ユニテル・クラシカ)


カラーNTSC16:9/RegionAll
dtsサラウンド5.1/PCMステレオ
90’
字幕:独・英・仏・西・中・韓・日本語

(Bluray)
カラーNTSC16:9/1080PHD
dts-HDMA5.1/PCMステレオ
90’
字幕:独・英・仏・西・中・韓・日本語
クリスティアン・ティーレマンが、来期に迫った2012年のシーズンより首席指揮者に就任予定のシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、リストの「ファウスト交響曲」とワーグナーの序曲「ファウスト」を演奏したライヴ映像作品が登場。ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」よりほぼ1年を経た、2011年2月21日と22日の2日間に亘り、ゼンパーオーパーで行われた「リスト生誕200周年記念演奏会」の模様を収録したものです。あらゆる文学作品の中でもインスピレーションの最大の源泉ともいわれる、ゲーテの著作「ファウスト」を共通の題材にする、ワーグナーの序曲とリストの交響曲。当初の交響曲としての完成を放棄され、初演後ほどなく忘却の憂き目をみていたなかで、リストによって復活蘇演されたワーグナーの序曲「ファウスト」。ベルリオーズから勧められてゲーテの「ファウスト」を読んだことがきっかけとなり、ワーグナーとは互いに影響を授受していた時期を通じて作曲が進められたリストの「ファウスト交響曲」。ザクセン選帝侯宮廷楽団カペルマイスター時代に序曲「ファウスト」の初演指揮を手掛けたワーグナーと、やがて「ファウスト交響曲」と並ぶ大作「ダンテ交響曲」の初演指揮をザクセン王立宮廷劇場で果たすリスト。
このたびの記念演奏会は、こうしたいくつもの緊密なつながりが浮かび上がるよう趣向が凝らされていることにも注目されますが、当コンサートの主役ティーレマンもまたプログラムの重要なピースとして欠かせぬひとり。ティーレマンといえば、「指輪」「トリスタン」「パルジファル」といった数多くの演目を得意として、いまや「ワーグナー指揮者」の筆頭にも挙がるほどで、バイロイトでも、ウィーンでもその存在を抜きには語れなくなっています。その意味では、ワーグナーに似て、破天荒な活躍をみせたワイマール時代のリストの手による「ファウスト交響曲」の出来栄えにも期待がかかるところです。公演に先立ちティーレマンは「リストがこれほどにもめったに演奏されないことに驚きを禁じ得ない」と打ち明けていたそうですが、コンサート終演後には「ドレスデンにおけるフランツ・リストに当てられたあらたな光」(DieWelt)と題するレビューが紙面に大きく踊り、最大級の賛辞で迎えられました。いよいよ2013年からは、ザルツブルク復活祭音楽祭の芸術監督に就任し、シュターツカペレ・ドレスデンを率いて同音楽祭への出演を決めているティーレマン。ここへきて格段のスピードで楽壇での存在感を強めているなかで、2011年2月という最新収録の「ファウスト・プログラム」は勢いのある彼らを目撃できるまたとない内容といえるでしょう。(Ki)
70-8004(Bluray)
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」 エクトル・サンドヴァル(Tアンドレア・シェニエ)
ノルマ・ファンティーニ(Sマッダレーナ・ディ・コワニー)
スコット・ヘンドリックス(Brジェラール)
ターニャ・クロス(Msベルシ)
ロザリンド・プロウライト(Msコワニー伯爵夫人)
デイヴィッド・スタウト(Brルシェ)
トビアス・ヘヒラー(Brピエトロ)
ほか
ウルフ・シルマー(指)ウィーンSO
プラハ・フィルハーモニーcho
ブレゲンツ音楽祭cho
キース・ウォーナー(演出)
デイヴィッド・フィールディング(装置)
コンスタンス・ホフマン(衣装)
リン・ペイジ(振付)
ダヴィ・カンニンガム(照明)
収録:2011年7月、ブレゲンツ



NTSC/16:9/120m
DTS5.1,PCMStereo
字幕:英独仏西中韓

(Bluray)
16:9/120m
DTS-HDMA5.1,
PCMStereo
字幕:英独仏西中韓
ここ数年意欲的なプロダクションで俄然注目を浴びている、オーストリア西端の都市ブレゲンツでの夏の音楽祭、2011年はジョルダーノの傑作「アンドレア・シェニエ」を上演、これがたいへんな話題となりました。演出は「トーキョー・リング」でおなじみのキース・ウォーナー。ウォーナーが大掛かりな野外オペラを演出するとあれば普通に終わるはずがありません。湖上のステージには巨大な人間の上半身が据えられています。これは革命期に恐怖政治を行ったことで悪名高いジャン=ポール・マラー(1743−1793)の像。湖上のマラーの像は、水浴中に暗殺されたというマラーを示しています。この巨大像のにいくつかの舞台を据え付けているだけでなく、ダンサーたちは像の上の急斜面や宙吊り状態で演技をしたり、さらには湖面にそのまま飛び込んだりと、アクロバティックに活躍。狭い劇場内では決して表現しえないスケールの大きな革命と愛の物語を描いています。歌手では、日本でも新国立劇場でマッダレーナを歌って大評判だったノルマ・ファンティーニがここでも圧倒的。タイトルロールのエクトル・サンドヴァルはメキシコ出身のテノール。甘さと伸びのある声と情熱的な歌で近年人気が急上昇しています。そして彼ら以上に大喝采をもらったのがスコット・ヘンドリックスのジェラール。米国テキサス州サンアントニオ出身のバリトンで、このところ絶好調です。指揮は日本でも人気の高いウルフ・シルマー。機能性の高いウィーンSOを率いて、ジョルダーノの音楽から近代的な魅力をも引き出しています。HD収録で画像はとても鮮明。またBlu-Rayでの「アンドレア・シェニエ」はこれが初となります。(Ki)
70-8704(Bluray)
レーラ・アウエルバッハ:バレエ音楽「人魚姫」(全曲)

■ボーナス映像:人魚姫メイキング
ヤンヤン・タン(人魚姫)、
ロイド・リギンス(詩人)、
ティート・ヘリメッツ(王子)、
サラ・ヴァン・パタン(王女)、
デーヴィッド・カラペティヤン(海の魔法使い)、
サンフランシスコ・バレエ団、
原作:ハンス・アンデルセン、
振付、舞台美術、衣装デザイン、
照明:ジョン・ノイマイヤー、
マーティン・ウェスト(指)サンフランシスコ・バレエ管

収録:2011年 4月30日-5月7日/ウォー・メモリアル・ホール(サンフランシスコ)(ライヴ)
監督:トーマス・グリム


リージョンオール
NTSC/16:9/DTS 5.1
PCM STEREO/119 ’(本 編)
35’(ボーナス)

(Bluray)
リージョンオール
1080p 16:9
DTS-HD MA 5.1/PCM STEREO
119 ’(本 編)
35’(ボーナス)
2009年にノイマイヤーとハンブルク・バレエ団により日本公演が行われ、聴衆の感動と紅涙を絞らせたレーラ・アウエルバッハの「人魚姫」、ついに 映像で登場です。
レーラ・アウエルバッハはロシア出身、ニューヨーク在住で作曲家としてはもとより、ピアニスト、ヴァイオリニスト、フルート奏者としても一級の腕を持ち、 さらに作家としてノーベル文学賞にノミネートまでされたというマルチタレント中のマルチタレント。モーツァルトばりの天才として話題となっています。
「人魚姫」は、2005年にアンデルセンの生誕200年を記念してデンマーク政府からの委嘱で作曲。アウエルバッハにとって初のグランド・バレエで、 尊敬するノイマイヤーからの指名ということもあり、非常な力作となり、彼女を代表する作品となりました。ノイマイヤーは2007年に自身の率いるハンブ ルク・バレエ団公演のため、音楽ともども大改訂を施し、これが現行版となっています。
作曲当時のアウエルバッハは、「トルストイのワルツ」録音や、諏訪内晶子とアンサンブル金沢によるヴァイオリン協奏曲第2番初演などでたびたび日本 を訪れ、日本の伝統文化(特に能と京都)から受けた強い印象をもとに、スケッチを書き溜めていました。ことに小雨に煙る秋の龍安寺や雅楽が重要なモチー フとなったと言われ、それら日本的要素は初演以来たびたび指摘されてきました。
主役の人魚姫はサンフランシスコ・バレエ団のプリンシパルの中国人ダンサー、ヤンヤン・タン。完璧なテクニックとしなやかな美しさはいつもの通りの 魅力ですが、それに加え人魚姫の悲しい運命を身体動作だけで見事に表現。アウエルバッハ好みのペシミズムと狂気が観る者の涙を誘います。 (Ki)


70-9204(Bluray)
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」 ィアナ・ダムラウ(Sコンスタンツェ)
オリガ・ペレチャツコ(Sブロンデ)
クリストフ・シュトレール(Tベルモンテ)
ノルベルト・エルンスト(Tペドリッロ)
フランツ・ヨーゼフ=ゼーリヒ(Bsオスミン)
クリストフ・クヴェシュト(セリム)
アイヴァー・ボルトン(指)リセウ大劇場SO&cho
クリストフ・ロイ(演出)
ヘルベルト・ムラウアー(装置,衣装)
オラフ・ヴィンター(照明)
収録:2010年4月、バルセロナ


リージョン・オール
NTSC、16:9
DTS 5.1, PCM 2.0
188m
字幕:独仏英西カタルーニャ中韓

(Blu-Ray)
リージョン・オール
HD、16:9
DTS-HD、MA 5.1、PCM 2.0
188m
字幕:独仏英西カタルーニャ中韓
バルセロナのリセウ大劇場が2010年4月に上演したモーツァルト「後宮からの逃走」の映像です。なんといってもディアナ・ダムラウのコンスタンツェが一番の注目。歌に演技に極めて優秀な人だけに、演出の助けもあって類型的な人物像に陥らない素晴らしいコンスタンツェを歌い演じています。ブロンデのオリガ・ペレチャツコは、ロシア出身の若いソプラノ。ロッシーニ・オペラ・フェスティヴェルで育った逸材で、ロッシーニ好きの間では既に有名な人。清楚な歌に加え、かなりの美人。ベルモンテは近年モーツァルト・テノールとして大活躍しているドイツのテノール、クリストフ・シュトレール。ペドリッロは、ウィーンの個性派テノール、ノルベルト・エルンスト。オスミンは、バロック声楽曲やモーツァルトを得意とするドイツのバス、フランツ・ヨーゼフ=ゼーリヒがベテランの旨みを見せています。セリムのクリストフ・クヴェシュトはベルリン生まれの役者(ちなみに父はかつての名優ハンス・クヴェシュト)。セリムはたびたび演じています。アイヴァー・ボルトンはいつもながら颯爽としたモーツァルトを聞かせてくれます。クリストフ・ロイの演出は、現代劇に仕立て、登場人物の描写を類型的な「トルコもの」から解き放ったもの。ことにオスミンの存在を大きくなっています。近年さまざまな可能性が探られている「後宮からの逃走」でも出色のものでしょう。 (Ki)
70-9604(Bluray)
ヤナーチェク:歌劇「マクロプロス事件」 アンゲラ・デノケ(Sエミリア・マルティ)
レイモンド・ヴェリ(Tアルベルト・グレゴール)
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(Brコレナティ博士)
ピーター・ホア(Tヴィーテク)
ユルギタ・アダモニテー(Msクリスタ)
ヨハン・ロイター(Brヤロスラフ・プルス男爵)
アレシュ・ブリスツェイン(Tヤネク)
リンダ・オーミストン(Ms掃除婦)
ペーター・ローベルト(Bs道具方)
ライランズ・デイヴィス(Tハウク=シュレンドルフ)
ほか
エサ=ペッカ・サロネン(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
クリストフ・マルターラー(演出)
アンナ・ヴィーブロック(装置衣装)
オラフ・ヴィンター(照明)
収録:2011年8月、ザルツブルク


リージョン・オール
NTSC/16:9
135m
DTS5.1/PCM Stereo
字幕:英独仏西中韓

(Bluray)
リージョン・オール
HD 16:9/135m
DTS-HDMA5.1/PCM Stereo
字幕:英独仏西中韓
2011年のザルツブルク音楽祭でたいへんな話題となったヤナーチェクの「マクロプロス事件(マクロプロスの秘事、マクロプロスのこと)」がBlu-RayとDVDで発売!カレル・チャペックの戯曲を原作としたこのオペラ、父親の不老不死薬開発の実験台にされて300年以上も生き長らえているというとんでもないヒロインの物語。この非常にシュールな世界観を、マルターラーは、中央のメインの舞台に、両脇のガラス張りの小部屋を加え、謎の婦人と老婆を登場させることによって、ともすると突拍子ない印象が強いこの物語から生々しい批判精神を引き出すことに成功、「マクロプロス事件」が我々に鋭く問題を突きつけた作品であることに気付かせています。歌手では、ヒロインであるエミリア・マルティを歌ったアンゲラ・デノケが圧巻で大絶賛。彼女を取り巻く男たちも皆高水準。そしてなんと言ってもエサ=ペッカ・サロネンとウィーン・フィルの演奏が極上、国際的に極めて立派なヤナーチェクに仕上がっています。「マクロプロス事件」の映像は極めて少なく、もちろんBlu-RayDiscでは初の発売。飛び切りの上演を鮮明映像でお楽しみください。 (Ki)
70-9804(Bluray)
=ドキュメンタリー=
「音楽は全身全霊のことば−ポートレイト・オブ・マリス・ヤンソンス」(監督:ロベルト・ノイミューラー)

マーラー:交響曲第2番「復活」
(2006年レナーテ・シュタルク=フォイト&ギルバート・キャプラン校訂版)
リカルダ・メルベート(S)
ベルナルダ・フィンク(Ms)
オランダ放送cho
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO
収録:2009年12月3日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
映像監督:ヨースト・ホンセラール


カラーNTSC 16:9/
Region All
dtsサラウンド5.0(コンサートのみ)
/PCMステレオ
142’(ドキュメンタリー52’+コンサート90’)
オリジナル音声:独
字幕:英・独(コンサートのみ)・仏・西・中・韓

(Blu-Ray)
1080i HD 16:9/Region All
dts-HDMA 5.1/PCM ステレオ
142’(ドキュメンタリー52’+コンサート90’)
オリジナル音声:独
字幕:英・独(コンサートのみ)・仏・西・中・韓
収録内容は、制作スタッフの異なる2部構成となっており、ノイミューラー監督による前半のドキュメンタリーでは、ザルツブルク、ミュンヘン、そしてアムステルダムでの撮影を通して、カラヤンに見出されてキャリアを歩み出したヤンソンスの、かつての師の姿をおもわせるような驚異的な仕事ぶりを、活き活きとしたカメラワークで追っています。上記ふたつのオケのほかにも、「ニュー・イヤー・コンサート」を前にしたウィーン・フィルとのリハーサル風景も捉えられ、オケとのやりとりでみせる人懐っこい表情がヤンソンスの人柄を伝えています。つづいて、コンサート・パートでは、ヤンソンスがコンセルトヘボウ管を指揮してマーラーの第2交響曲を演奏したライヴを完全収録。2009年12月3日に本拠アムステルダムでおこなったコンサートの模様は、すでにRCOLiveよりリリースされている同曲のアルバム付属のボーナスDVDと同じ内容ですが、ブルーレイでは初のリリースとなります。よりいっそうの鮮明画像でお楽しみになりたい方には朗報といえるでしょう。 (Ki)

71-0004(Bluray)
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
R・シュトラウス:7つのヴェールの踊り
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65
アンドリス・ネルソンス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

収録:2011年9月4日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)


100’/カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:DTS サラウンド 5.1
/ PCMステレオ

(Bluray)
100’/1080i Full HD 16 : 9
Region All
音声:DTS HD Master Audio 5.1
/ PCMステレオ
71-0204(Bluray)
ベートーヴェン:「アテネの廃墟」序曲
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ショパン:練習曲ヘ長調Op.10-8
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲変イ長調Op.46-3
イエフィム・ブロンフマン(P)
アンドリス・ネルソンス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

収録:2011年9月5日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)


110’
カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:DTS サラウンド 5.1
/ PCMステレオ

(Bluray)
110’
1080i Full HD 16 : 9
Region All
音声:DTS HD Master Audio 5.1
/ PCMステレオ
ラトルに次ぐ29歳という異例の若さでバーミンガム市響の音楽監督に抜擢されたのを皮切りに、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボ ウ管といった名門オケに立て続けにデビューを果たし、ウィーン国立歌劇場やMET、コヴェント・ガーデンにも定期的に客演してオペラでも着実に成功を 収めるアンドリス・ネルソンスは、いま、国際的な舞台で活躍する若手指揮者のなかでも引っ張りだこのひとり。 ネルソンスが客演を重ね、良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管を率いて、ルツェルン音楽祭2011に乗り込んだ際の、注目のコンサート映像。
それぞれ2011年9月4日、5日と2日間の模様を収録した内容は、バーミンガム市響との爆演でも知られる「サロメの踊り」、記念すべきベルリン・フィ ル・デビューを飾った勝負演目であるショスタコーヴィチの「第8交響曲」のほか、当代屈指のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ブロンフマンを迎えたベー トーヴェンの「皇帝」、さらに得意のロシアものの王道名曲「シェエラザード」という具合に、いずれをとっても期待度満点のプログラムが並んでいるのが なんともうれしいところです。 今後の展開も目が離せない若手注目株ネルソンスを知る上で、またとない見もの・聴きものといえるでしょう。 (Ki)
71-0404(Bluray)
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」 アニタ・ラチベリシュビリ(Ms オルフェオ)
マイテ・アルベローラ(S エウリディーチェ)
アウシリアドラ・トレダーノ(S アモーレ)
ゴルダン・ニコリッチ(指)オーケストラ・バンダルト
カルルス・パドリッサ(演出)
アイツィベル・サンス(衣装)
カルレス・リグァル(照明)

収録:2011年7月、ペララーダ


リージョン・オール
NTSC 16:9 110m
DTS 5.1, PCM Stereo
字幕:伊英独仏西中韓

(Bluray)
リージョン・オール
HD 16:9 110m
DTS-HD MA 5.1, PCM 2.0
字幕:伊英独仏西中韓
ラ・フラ・デルス・バウスがまたやってくれました!グルックの傑作「オルフェオとエウリディーチェ」をこの上なく幻想的に舞台にしています。ソリスト、 合唱の他、踊り手が多数活躍するのはいつも通り。今回の特徴は、まずオーケストラを舞台上に上げて舞台に取り込んでいること。そして床面や背景に 投射したCG画像によって、照明を遥かに超えた多様な表現を可能にしています。とにかく、今まで見たこともない「オルフェオとエウリディーチェ」です。 オルフェオのアニタ・ラチベリシュビリは、2009年12月7日のスカラ座シーズン開幕公演の「カルメン」でタイトルロールに大抜擢された世間をアッ と驚かせた、1984年、グルジアのメッゾソプラノ。エウリディーチェのマイテ・アルベローラは、1982年、スペインのヴァレンシア生まれ。娘役を得 意としているソプラノです。アウシリアドラ・トレダーノは、2009年のオペラリアで第3位を獲得したスペインの若いソプラノ。ゴルダン・ニコリッチは、 1968年、セルビア生まれのヴァイオリニストで、かつてローザンヌ室内管弦楽団やロンドン交響楽団のコンサートマスターを務め、また指揮者としてオラ ンダ室内管弦楽団の音楽監督も務めています ラ・フラ・デルス・バウスの幻想の世界を鮮明映像でお楽しみください。 (Ki)
71-0604(Blu-ray)
ダウスゴー、4つの傑作交響曲を振る
ブラームス:交響曲第1番
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
シベリウス:交響曲第5番
ニールセン:交響曲第3番「ひろがりの交響曲」*

■ボーナス
トマス・ダウスゴー・インタビュー
*イーナ・クリングレボトン(S)、
エアレン・ティアミ(Br)
トマス・ダウスゴー(指)
デンマーク国立SO

収録時期:2009年6月11日[ニールセン]、
2009年6月13日[ブラームス]、
2009 年 6月17日[シベリウス ]、
2009 年 6 月19日[ドヴォルザーク]
収録場所:デンマーク、コペンハーゲン・コンサートホール(ライヴ)
ユニテル・クラシカとデンマーク放送の共同制作


71 0508
カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:DTS サラウンド 5.1
/ PCMステレオ
字幕:独英仏伊韓中,日本語

(Bluray)
168’
1080i Full HD 16 : 9
Region All
音声:DTS HD Master Audio 5.1
/ PCMステレオ
字幕:独英仏伊韓中,日本語
「北欧の巨匠」ダウスゴーが首席指揮者(2004−2011)を務め、現在は名誉指揮者のポストにある手兵デンマーク国立響を指揮したコンサートの模 様を収めた映像作品がC majorより登場。 2009年夏、デンマーク国立響とベケット財団は「シンフォニック・サマー・プロジェクト」と題したコンサートを企画、あらたな聴衆に向けてクラシック 音楽を演奏し、4つの代表的な作品を紹介するとともに、ベケット財団設立20周年を記念して、その模様を収めた映像作品を制作しました。 ベケット財団は、デンマーク出身の画家ポール・ベケット(1922−1994)とその妻ビルテの個人的な寄付により1989年に設立されています。芸術、文化、 医療科学、自然保護といった活動を支援するこの慈善団体は、デンマークの文化生活において独特の役割を果たし、なかでもデンマーク国立響とは長年 に亘り協力関係を築いてきました。 1963年コペンハーゲンに生まれたトマス・ダウスゴーといえば、デンマーク国立響とのランゴーや、1997年より首席指揮者を務めるスウェーデン室内 管とのベートーヴェンやシューマンのシリーズなどのレコーディングを通じて、すでに熱心なファンから注目を集める存在でしたが、先頃2012年3月の 新日本フィルへの客演でもシベリウスやニールセンのシンフォニー・レパートリーに対して高い実力のほどを証明してみせたばかり。 同じくここでも、かれらにとっての看板演目である北欧屈指の交響曲作家ふたり、母国デンマークの誇るニールセン、シベリウスに加え、ドヴォルザークや ブラームスを取り上げているのも気になるところで、実演におけるすぐれた内容が期待できそうです。 収録会場のコペンハーゲン・コンサートホールは、2009年よりデンマーク国立響の本拠で、設計はルツェルン文化会議センターのデザインも手掛けたフ ランス人建築家ジャン・ヌーヴェルによるもの。音響面もさることながら、洗練された空間芸術を視覚的にも味わえます。 ボーナス映像にはダウスゴーへの独占インタビューを収録。このたびのコンサートのこと、2001年の首席客演指揮者就任に始まる当楽団との親密なコラ ボ、異なる4つの傑作交響曲の魅力について語られています。 (Ki)

71-0804(Bluray)
ファリャ:歌劇「はかない人生」 クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(S サルー)
ホルヘ・デ・レオン(T パコ)
マリア・ルイサ・コルバコ(Ms サルーの祖母マリア)
フェリペ・ボウ(Bs 叔父のサルバオール)
サンドラ・フェランデス(S カルメラ)
イサーク・ガラン(Br マヌエル)
エスペランサ・フェルナンデス(フラメンコ歌手)
フアン・カルロス・ゴメス・パストル(フラメンコ・ギター)
ほか
ロリン・マゼール(指)ヴァレンシア州立Oヴァレンシア自治州Cho
ジャンカルロ・デル・モナコ(演出,装置)
ヘスス・ルイス(衣装)
ゴジョ・モンテロ(振付)
収録:2010年3月、ヴァレンシア


リージョン・オー
NTSC 16:9 82
DTS 5.1 / PCM Ste
字幕:英独仏西

(Bluray)
リージョン・オール
HD 16:9 82m
DTS-HD MA 5.1 / PCM Stereo
字幕:英独仏西
ファリャの傑作「はかない人生」にDVD、Blu-ray discが初登場!しかも指揮はマゼールです!!「はかない人生」はファリャがパリに進出して国際的 名声を得る前の1905年の作品で(初演は1913年)、よりスペイン色の強い音楽。スペイン勢による録音は多々あったものの、バレエやフラメンコが重 要な要素であるだけに、本場の舞台の映像は強烈です。しかも指揮は大御所ロリン・マゼール、ヒロインのサルーには、プッチーに・ソプラノとして世界 的に有名なクリスティーナ・ガイヤルド=ドマスを起用するという豪華なもの。演出はベテランのジャンカルロ・デル・モナコ。「はかない人生」の映像は これが初登場ですが、初にして飛び切りです。 (Ki)

71-1004(Bluray)
ザルツブルク音楽祭2011オープニング・コンサート
ベルク:「ルル」組曲*
 演奏会用アリア「ワイン」#
マーラー:カンタータ「嘆きの歌」(1898/99改訂版)+
アンナ・プロハスカ(S)*
ドロテア・レッシュマン(S) #+
アンナ・ラーション(A)+
ヨハン・ボータ(T)+
ウィーン国立歌劇場Cho+
ピエール・ブーレーズ(指)VPO

収録:2011年7月28日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ )
映像監督:ミヒャエル・バイヤー
制作:ユニテル・クラシカ


95’/カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:DTS サラウンド 5.0
PCMステレオ
字幕:英独仏西韓中

(Bluray)
95’/1080p Full HD 16 : 9
Region All/音声:
TS HD Master Audio 5.0
PCMステレオ
字幕:英独仏西韓中
ザルツブルク音楽祭2011のオープニング・コンサートの映像がC majorよりリリース。2008年以来3年ぶりに巨匠ブーレーズが指揮を務めた2日 間(当収録は初日7月28日)は、2011年がマーラー・アニヴァーサリーということで、カンタータ「嘆きの歌」をメイン・プログラムに、やはりブーレー ズが指揮活動の重要な柱としてきたベルクの「ルル組曲」と「演奏会用アリア『ワイン』」とが取り上げられました。
【嘆きの歌】
独唱者、混声合唱と管弦楽のための「嘆きの歌」は、ウィーン楽友協会音楽院を卒業したマーラーが、その卒業生を対象にした作曲コンクール「ベートー ヴェン賞」に応募するために作曲したカンタータ。マーラーのデビュー作にも位置付けられるこの作品が「落選」後に辿った改訂の経緯はいくぶん錯綜し ています。 すなわち、1878年から1880年にかけて書かれた初稿では、「森のメルヘン」「吟遊詩人」「婚礼の出来事」の3部構成でしたが、1888年頃から断続 的に改訂が行われ、最終的に1898/99年の改訂稿では第1部「森のメルヘン」をカットした2部構成という形で落ち着いています。 ブーレーズがウィーン・フィルを指揮したこのライヴは、その改訂稿による演奏で、ブーレーズは同じく「嘆きの歌」改訂稿を1969年にウォルサムストウ・ タウン・ホールでロンドン響とセッション録音しているので、42年ぶりの再録音ということになります。ちなみにブーレーズは第1部「森のメルヘン」を 1970年にロンドン響とウォトフォード・タウン・ホールでセッション録音しており、これが「森のメルヘン」の世界初録音でもありました。 ブーレーズはすでにマーラーの交響曲全曲録音を完了していますが、このうちウィーン・フィルとは1994年に第6番、1996年に第5番、1999年に「大 地の歌」、2001年に第3番、2005年に第2番という具合に、シリーズ最多の5曲を録音して相性の良いところをみせていたので、ここでもウィーン・フィ ルとの顔合わせということで期待も高まるところです。
【「 ル ル 」 組 曲 】
「ルル」組曲は、未完に終わったオペラの第2幕と第3幕からベルクがエッセンスを抽出して仕上げた全5曲からなる作品で、聴きどころである第2幕の アリア「ルルの歌」はコロラトゥーラ・ソプラノを念頭において書かれています。 ブーレーズは1979年にパリ・オペラ座で、フリードリヒ・チェルハによる「ルル」の補筆完成版の初演を手がけ、世界初録音もおこなっているだけに、 作品の理解にはかなりのものがあります。 ブーレーズは、「ルル」組曲を1976年にジュディス・ブレゲンをソリストにニューヨーク・フィルとセッション録音しており、また、ムジーク・トリエンナーレ・ ケルン2000においてクリスティーネ・シェーファー&シカゴ響と第2曲から第5曲までの4曲をライヴ収録した映像作品も発表していますが、やはりこ こではウィーン・フィルとの共演というのも魅力なうえに、1983年バイエルン州のノイ=ウルム生まれ、近年売り出し中のアンナ・プロハスカが独唱に起 用されているのが大注目です。
【演奏会用アリア「ワイン」】
ベルクが「ルル」を構想中の1929年に、その作曲を中断して書き上げたのがこの演奏会用アリア「ワイン」です。ボードレールの「悪の華」所収の、5 篇の詩からなる「ワイン」より3篇の詩を自ら選び、一部順序を入れ替えて「ワインの精」、「愛し合う人の酒」、「孤独な人の酒」の3部構成の作品とし ています。十二音技法に拠りながら調性的要素の導入が認められるところが「ルル」や「ヴァイオリン協奏曲」にも通じる特徴として挙げられます。 ここでブーレーズが「嘆きの歌」に続く形でソプラノに起用したのは、ヘンデル、モーツァルトにマーラーと、バロック、古典派から近代までのオペラ、歌 曲で高い人気と実力を誇るドロテア・レッシュマン。 ブーレーズは、この曲を1977年にジェシー・ノーマンのソプラノでニューヨーク・フィルとセッション録音しているので、このたびは34年ぶり2種目の 録音ということになります。 (Ki)


71-1204(Bluray)
ヴェルディ:歌劇ファルスタッフ」 アンブロージョ・マエストリ(Br ファルスタッフ
バルバラ・フリットリ(S アリーチェ・フォード
マッシモ・カヴァッレッティ(Br フォード
イヴォンヌ・ナエフ(Ms クイックリー夫人
ユディト・シュミット(Ms メグ・ペイジ夫人
エファ・リーバウ(S ナンネッタ
ハビエル・カマレナ(T フェントン
マルティン・ツィセット(T バルドルフォ
ダヴィデ・フェルジーニ(Br ピストーラ
パトリツィオ・サウデッリ(T 医師カイウス
ダニエレ・ガッティ(指)
チューリヒ歌劇場O&cho
スヴェン=エリク・ベヒトルフ(演出)
ロルフ・グリッテンベ ルク( 装 置 )
マリアンネ・グリッテンベルク(衣装)
ユルゲン・ホフマン( 照明)
収録:2011年 3月


リージョン・オール
NTSC 16:9 127m
DTS 5.0 / PCM Stereo
字幕:伊英独仏西中韓

(Bluray)
リージョン・オール
HD 16:9 127m
DTS-HD MA 5.0
PCM Stereo
字幕:伊英独仏西中韓
今や著名大歌劇場よりも良質な上演があることで人気の高いチューリヒ歌劇場。2011年3月に上演されたヴェルディ「ファルスタッフ」の映像がBlu-ray DiscとDVDになりました。首席指揮者ダニエレ・ガッティは、キリリと引き締まっていながらもイタリア的美感を生かしシンフォニックに重くさせな い絶妙のバランスを実現しています。タイトルロールのアンブロージョ・マエストリは、大柄な体躯で悪役を得意とするアクの強いバリトンですが、ここで はふてぶてしいのに意外にお洒落で憎めないファルスタッフを見事に歌い演じています。アリーチェはバルバラ・フリットリアリーチェの当たり役の一つで、 さすがの一言。クイックリー夫人にはスイスが誇るベテランのメッゾソプラノ、イヴォンヌ・ナエフを配し、またナンネッタには、オーストリア出身でチュー リヒ歌劇場でブレイクした若いソプラノ、エファ・リーバウを起用するなど、適材適所の配役です。 スヴェン=エリク・ベヒトルフの演出は、時代を第二次世界大戦後あたりに移してはいるものの、基本的にはたいへん素直な舞台作り。スッキリと美しい 装置ということもあって、気持ちよく見られる「ファルスタッフ」です。 HD収録で画像は鮮明。「ファルスタッフ」は、人気作にもかかわらず、Blu-ray Discはこれでまだ2つめ。映像オペラファンには嬉しい発売でしょう。 (Ki)


71-1404(Bluray)
パユ/フリードリヒ大王に捧ぐ〜サンスーシのフルート協奏曲集
フリードリヒ大王:フルート協奏曲第3番ハ長調
クヴァンツ:無伴奏フルートのためのカプリッチョ ト長調
 無伴奏フルートのためのカプリッチョ ロ長調
 フルート協奏曲ト長調 QV5:174
 無伴奏フルートのためのプレリュード ニ長調
フランツ・ベンダ:フルート協奏曲ホ短調
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ イ短調
エマニュエル・パユ(Fl)
トレヴァー・ピノック(Cemb、指)
カンマーアカデミー・ポツダム

収録:2011年 6月16日ポツダム、サンスーシ宮殿(ライヴ


95’/カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:DTS サラウンド 5.0/ PCMステレオ

(Bluray)
78’/1080i Full HD 16 : 9
Region All
音声:DTS HD
Master Audio 5.0 /PCMステレオ
ベルリン・フィルの首席奏者で、フルートの世界的名手としてソロ活動も目覚ましいエマニュエル・パユが、2012年が生誕300周年のアニヴァーサリー にあたるフリードリヒ大王にちなみ、王とその縁の作曲家たちによる作品の数々を演奏した映像作品が登場します。 「パユとフリードリヒ大王」といえば、同一のコンセプト、同じキャストによるCDも先行してリリースされ、おおきな話題を集めたのは記憶にあたらしいと ころですが、ここでは協奏曲など主だった4曲が重なるほかは収録内容にも相違があり、CD未収録の「フリードリヒ大王のフルートの師」クヴァンツのフルー ト独奏曲3曲があらたにプログラムされています。 さらに、CDがベルリン・ダーレムのイエス・キリスト教会におけるセッション録音であったのに対して、ここでの内容はCD収録より3日後の2011年 6月16日に、ポツダムの「サンスーシ宮殿」でおこなわれた演奏会をライヴ収録したものであり、昔日、じっさいに大王と宮廷作曲家たちがそうしたよ うに、宮廷演奏会の再現ともいうべき模様が繰り広げられています。 ユネスコの世界遺産にも登録されたサンスーシ宮殿の豪華な内装、座席数も少数限定の贅沢な空間で、パユが古楽の先駆者ピノックら超一級のメンバー と組んだ極上の音楽を味わうことができるとは、このうえない贅沢といえるでしょう。 (Ki)
71-1804(Bluray)
人生の旅〜ゲオルグ・ショルティ
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
プロコフィエフ:古典交響曲
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」前奏曲
ゲオルク・ショルティ(指)CSO

収録:1977年


NTSC
ドキュメンタリー 16:9 / 演奏会4:3
ドキュメンタリー 52分 / 演奏会 55分
PCM Stereo
字幕:仏西韓

(Blu-ray)
リージョン・オール
HD
ドキュメンタリー 16:9 / 演奏会4:3
ドキュメンタリー 52分 / 演奏会 55分
PCM Stereo
字幕:仏西韓
20012年はゲオルク・ショルティ(1912−1997)の生誕100年。それを記念してC-majorからドキュメンタリーと演奏会が収録された映像が発売 になりました。ドキュメンタリーは、カルロス・クライバーのドキュメンタリー「私は世に理解されていない」が大きな話題となったゲオルク・ヴュープボ ルトが監督したもの。ショルティは亡くなる直前に優れた自伝を残していますが、この映像では、ヴァレリー未亡人のの協力を得て、様々な貴重な写真、 映像を用いて、ショルティの生涯を立体的に伝えてくれます。 後半は、ショルティとシカゴ交響楽団の演奏の映像です。記録によると1977年10月19日収録で、このコンビの黄金時代の記録です。ショルティ・ファ ンのみならず、シカゴ響マニアにも貴重な映像です。 (Ki)


71-2004(Bluray)
シューマン:交響曲第1番「春」
 交響曲第2番ハ長調op.61
 交響曲第3番「ライン」
 交響曲第4番ニ短調op.120

■ドキュメンタリー
 「シューマン・アット・ピール2、ブレーメン」
 (クリスティアン・ベルガー監督によるコンサート・フィルム)

=ボーナス=
メイキング・オブ・「シューマン・アット・ピール2、ブレーメン」
〜カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン・ポートレイト
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
ドイツ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン

収録:2011年ブレーメン、ピール2(ライヴ)


カラーNTSC 16 : 9 /
Region All
dts 5.1 / PCMステレオ
262’ ( コンサート146’+ドキュメンタリー 98’+メイキング 18’ )
字幕:英独仏西中韓
( ※ドキュメンタリー )

(Bluray)
1080i HD 16 : 9 / Region All
dts-HD MA 5.1 / PCMステレオ
262’ ( コンサート146’+ドキュメンタリー 98’+メイキング 18’ )
字幕:英独仏西中韓
( ※ドキュメンタリー )
手兵ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンと共に、シューマンの交響曲録音を現在進行中のパーヴォ・ヤルヴィが、あらたにシューマンのシンフォ ニーに取り組んだ映像作品をリリース。CDはベルリンにおけるセッション録音でしたが、この映像作品は2011年春にブレーメンでおこなわれた交響曲 全曲コンサートの模様をライヴ収録したものです。 収録会場のピール2(Pier2)は、ブレーメン港にあるかつては造船所であった建物で、現在はイベント・スペースとして、いつもはポップスやロックのコンサー トで賑わう場所であり、このたびあえてパーヴォ・ヤルヴィとオーケストラが乗り込んで、そこでシューマンの4つの交響曲に取り組み、若い聴衆に向けて ライヴ演奏を行いました。 併禄のドキュメンタリーでは、4つの交響曲演奏をハイライトで織り交ぜながら、インタビュー、リハーサルを含めたワークショップの模様を追っています。 「私の目的は、ポップスやロック、ミュージック・ビデオで育った人々を感動させる音楽ドキュメンタリーを制作すること」と語り、クラシック音楽のあらた な受容のあり方を志向する点で、パーヴォ・ヤルヴィと意気投合するクリスティアン・ベルガーは、2009年にもやはりパーヴォ・ヤルヴィらと組んでベートー ヴェンのドキュメンタリー制作を手掛けた人物で、今回も制作スタッフはほとんど同じ顔ぶれとなっています。さらに、ボーナス映像としてこのドキュメンタ リーのメイキング(18分)を収録。 なお、発売形態は3タイプが用意されていて、シューマンの交響曲のコンサート映像とドキュメンタリーをすべて収録したブルーレイとDVD3枚組のほかに、 ドキュメンタリーのみを収めたDVDも同時発売となります。 (Ki)
71-2304(Bluray)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
交響曲第7番ホ長調*
クリスティアン・ティーレマン(指)
ミュンヘンPO

収録:2008年、2006年11月14日*
バーデン=バーデン・フェストシュピールハウス(ライヴ)
映像制作:ユニテル・クラシカ

156’/1080 HD 16 : 9
Region All
dts-HD MA 5.1
PCMステレオ
ドイツの正当な伝統を継承する最右翼」と称され、欧米をはじめ日本でも熱狂的な支持を集めるカリスマ指揮者クリスティアン・ティーレマンが、ミュ ンヘン・フィルを指揮してブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」と第7番を演奏したライヴ映像作品がブルーレイで登場します。 ティーレマンのブルックナー指揮者としての力量については、ミュンヘン・フィルの総音楽監督に就任した2004年10月に行われた第5交響曲のライヴ・ レコーディングをはじめ数々の実演でもすでに実証済み。過去にケンぺやチェリビダッケの薫陶を授かった名門ミュンヘン・フィルに息づくブルックナー演 奏に最適のひびきを活かし切って、ティーレマンがじっくりと遅めのテンポ設定で形づくる巨大な音楽はみごとなものがあります。 ブルックナー好きを大満足させ、ティーレマンの今日の躍進の足掛かりとなったライヴ演奏を、ブルーレイの鮮明な映像でご堪能ください。 (Ki)
71-2504(Bluray)
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」 ラーリナ:ヘレン・シュナーダーマン(Sop)
タチヤナ:クリスティーネ・オポライス(Sop)
オリガ:レーナ・ベルキナ(Ms)
乳母フィリーピェヴィナ:マルガリータ・ネクラソワ(Ms)
オネーギン:アルトゥール・ルチンスキ(Br)
レンスキー:ドミートリー・コルチャク(Ten)
グレーミン侯爵:ギュンター・グロイスベック(Bs)
オマー・マイア・ウェルバー(指)バレンシア州立管弦楽団
バレンシア自治州合唱団
演出:マリウシュ・トレリンスキ
舞台美術:ボリス・クドリチカ
[2011年2月8-11日/ソフィア王妃芸術宮殿(バレンシア)(ライヴ)
監督:ティツィアーノ・マンチーニ]

●DVD
リージョンフリー
NTSC 16:9
DTS 5.1
PCM STEREO
155分
ロシア語歌唱
字幕:日本語,日英独仏西中韓

●Bluray
リージョンオール
1080p 16:9
DTS-HD MA 5.1
PCM STEREO
155分
ロシア語歌唱
字幕:日本語,日英独仏西中韓
バレンシア州立オペラの公演ライヴ。制作自体はポーランドのワルシャワにあるテアトル・ヴィエルキのもので、同国の映画監督マリウシュ・トレリンス キの演出。トレリンスキは日本でも1992年に公開された映画「秋への別れ」で注目されましたが、凝ったライティング(照明)による表現が特徴。そ れはこの「オネーギン」にも明確に現れていて、バロック絵画を想わせる光と影の非現実的な構図をはじめ、ショッキングピンク、赤、紫、緑、黄、白と 変化してゆく光で登場人物の内面感情を表すなど斬新。視覚上で色彩が演技と対位法を成し、絶対的な説得力にあふれています。「オネーギン」の映画と しても出色の1枚と申せましょう。 1981年生まれのイスラエルの指揮者オマー・マイア・ウェルバー。バレンボイムの秘蔵っ子で、2011年よりマゼールの後任としてソフィア王妃芸術 宮殿の音楽監督を務めています。演奏には暗譜で臨むのが基本というだけあり、音楽の理解も並大抵でない深さ。ヒロインのタチヤナはラトヴィア出身の クリスティーネ・オポライス。指揮者ネルソンスの夫人で、ドラマティックな役柄が得意なだけに、見事なはまり役。妹オリガはウクライナのメゾ、レーナ・ ベルキナ。愛嬌のある容姿と艶のある深い声が魅力。オネーギンはポーランドの実力派ルチンスキ。オネーギンの弱さと苦悩を絶妙に表現しています。指 揮のウェルバーもロシア系なうえ、出演者の大半も旧ソ連圏の出身ゆえ、ロシア語も万全ですが、ボリショイやマリインスキーとは明らかに異なる味わい を存分に楽しめます。日本語字幕付き。
71-2704(Bluray)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス マリス・ペーターゼン(S)
エリーザベト・クールマン(C.A)
ヴェルナー・ギューラ(T)
ジェラルド・フィンリー(Bs)
オランダ放送Cho
ニコラウス・アーノンクール(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO
収録:2012年4月19、20日コンセルトヘボウ(アムステルダム)


画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1, PCMステレオ
原語:ラテン語
字幕:独英仏西中韓,日本語

(Bluray)
99’ 00/画面:16:9
音声:DTS-HD, MA5.1,
PCM2.0/原語:ラテン語
字幕:独英仏西中韓,日本語
アーノンクールの「ミサソレ」は1992年にヨーロッパ室内管弦楽団との録音、またコンセルトヘボウ管の「ミサソレ」といえば1978年録音のバーンス タインとの名盤があります。 世界一と称えられた名門オケと、以前の先鋭的な演奏から角の折れた奥深い音楽へと変化しつつある巨匠指揮者の、両者それぞれの歴史を経て行われた 注目の演奏会です。 歌手陣も大変豪華。ヨーロッパで最も権威のあるオペラ誌「オーパンヴェルト」の選ぶ年間最高歌手に2度選出されたソプラノ、マリス・ペーターゼン。 現代最高の人気を誇るソプラノ、アンナ・ネトレプコ初めてのアンナ・ボーレナ役で話題となった2011年ウィーン国立歌劇場公演で、スメトン役を演じ 注目を集めたエリーザベト・クールマン。ドイツのテノール、ヴェルナー・ギューラ。グラミー賞ベスト・オペラ・レコーディング部門を受賞したバスのジェ ラルド・フィンリーと大注目です。 冒頭の「キリエ」は、美しく穏やかで壮大な祈りが展開され、「グローリア」ではアーノンクールらしい迫力満点で高揚感に満ちた演奏。また「ベネディクトゥス」 のヴァイオリン・ソロは天上的な美しさで、さすがコンセルトヘボウ管と感服です。最後の「アニュスディ」は平安への祈りで感動的に締めくくられています。 アーノンクールの高い精神性と独創的なダイナミックな音楽は、改めて作品の深淵なる偉大さを感じさせる充実した演奏となっています。 またコンセルトヘボウ管は2013年に創立125周年を迎えます。4月10日にはこれを記念してガラ・コンサートが開かれる予定です。そして11月には 来日予定があり、日本のファンを楽しませてくれることでしょう。 (Ki)
71-3304(Bluray)
タングルウッド音楽祭創立75周年記念ガラ・コンサート
(1)コープランド:庶民 のファンファーレ
(2)バーンスタイン:「オン・ザ・タウン」〜3 つのダンス・エピソード
(3) ザ・グレ イト・アメリカン・ソングブック【虹の彼方に(アーレン/ハーバーグ、Shall We Dance?(ロジャーズ/ハマースタイン)、オール・マン・リヴァー(カーン / ハマースタイン)】
(4)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調〜第2楽章/第3楽章
(5)チャイコフスキー:チェロと弦楽のための「アンダンテ・カンタービレ」
(6)サラサーテ:カルメン幻想曲
(7)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(8)ベートーヴェン:合唱幻想曲Op.80

■ボーナス
タングルウッド音楽祭の歴史、タングルウッドのジョン・ウィリアムズ
(1)(2)(3)ボストン・ポップスO
(1)(2)キース・ロックハート(指)
(3)ジェームズ・テイラー(Vo)
(3)ジョン・ウィリアムズ(指)
(4)エマニュエル・アックス(P)
(4)(5)(6)タングルウッド音楽センターO
(4)ステファン・アズベリー(指)
(5)ヨーヨー・マ(Vc)
(6)アンネ・ゾフィー・ムター(Vn)
(6)(7)アンドリス・ネルソンス(指)
(7)(8)ボストンSO
(8)ピーター・ゼルキン(P)
(8)タングルウッド音楽祭Cho
(8)デーヴィッド・ジンマン(指)
収録:2012年7月14日クーセヴィツキー・ミュージック・シェド(アメリカ/タングルウッド)

■DVD
本編:103mm
ボーナス:10mm
画面:16:9 HD
音声:DTS 5.1、
PCM ステレオ

■Bluray
71-3304(Bluray)
本編:103mm
ボーナス:10mm
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1、
PCM ステレオ
2012年に75周年を迎えたタングルウッド音楽祭。クーセヴィツキーをはじめ、ミュンシュ、バーンスタイン、小澤征爾などが音楽祭の音楽監督を務め、 世界中から有名アーティストが集結しコンサートを行ってきました。 75周年を迎えた2012年は、夏の間毎週コンサートが行われ、特に7月14日はボストン響、ボストン・ポップス・オーケストラ、ジョン・ウィリアムズ、ヨー ヨー・マ、アンネ・ゾフィー・ムター、アンドリス・ネルソンス、ピーター・ゼルキン、デーィッド・ジンマンら豪華メンバーが集まり盛大にコンサートが 行われました。この映像は、その時のガラ・コンサートの模様を収録しています。このタングルウッドには音楽祭創始に尽力した当時ボストン響の音楽監 督クーセヴィツキーと日本が世界に誇るマエストロ小澤征爾の名を冠したホールがあり、このコンサートはクーセヴィツキー・ミュージック・シェドでの映 像です。 そして、何といっても注目なのは、2013/2014シーズンから第15代ボストン響音楽監督に就任するアンドリス・ネルソンスのボストン響初録音が収めら れていることです。演目はラヴェルのラ・ヴァルス。ラヴェルとボストン響と言えば、ミュンシュ時代の名盤がありますが、新シェフとなったネルソンスのラ ヴェルも、めくるめく色彩感と自由奔放な演奏で堪能できます。また、ムターがソリストとして登場したサラサーテのカルメン幻想曲は、ボストン響のメンバー を多く輩出するタングルウッド音楽センター・オーケストラとの演奏で、未来の仲間たちと最高の演奏を繰り広げています。 本編には、コンサート映像の他、出演者たちの音楽祭に関するショート・インタビューが含まれ、10分のボーナス映像には、音楽祭の歴史と音楽祭期間 中に80 歳を迎えたジョン・ウィリアムズのインタビューが収録されています。 (Ki)

71-3504(Bluray)
アイヴズ:答えのない質問
ジョン・アダムズ:スロニムスキーのイアーボックス
ストラヴィンスキー:ナイチンゲールの歌
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
アンドリス・ネルソンス(指)
バイエルンRSO

収録:2010年12月3&4日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
映像監督:アグネス・メス
■DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1,PCMステレオ
95mm

■Bluray
71-3504(Bluray)
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ/95mm
世界で最も注目を集めている若手指揮者、アンドリス・ネルソンス。29歳の若さでバーミンガム市響の首席指揮者と第12代音楽監督に就任、そして 2013/2014シーズンから第15代ボストン響音楽監督に就任することが決まっており、今最もオファーの多い指揮者の一人です。 この映像は、師匠ヤンソンスが首席指揮者を務めるバイエルン放送響との演奏で、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」とアメリカの作曲家アイ ヴズとジョン・アダムズ、そして得意とするストラヴィンスキーの作品を取り上げています。 「新世界」はVPOと来日した2010年、そしてバーミンガム市響と来日予定の今年2013年のプログラムにも含まれ、バイエルン放響とは 2012年の録音がCDとして発売されているほど、ネルソンスが頻繁に取り上げる作品です。この映像は2010年12月に行われたコンサートの模様が収 録されています。弦と木管をたっぷり歌わせ、金管も輝かしく華やかに、実に若々しく勢いのある個性的な快演を聴かせてくれます。 アイヴズの「答えのない質問」は、フルート4本、トランペット、弱音器付の弦楽5部で書かれています。沈黙の響きの中トランペットが繰り返し奏する 「存在の永遠の質問」の主題など革新的な手法で描かれたオーケストラ作品。そしてポスト・ミニマリズムの作曲ジョン・アダムズの「スロニムスキーの イアーボックス」は、ストラヴィンスキーの「ナイチンゲールの歌」に基づいて作曲された作品で、標準的なミニマリズムとより複雑なミニマリズムの作曲 法を融合させた管弦楽作品です。ロシア系アメリカ人の音楽評論家ニコラス・ソロニムスキーに捧げられました。そのストラヴィンスキーの「ナイチンゲー ルの歌」は、中国が舞台の作品で東洋的な響きを色彩鮮やかに躍動的に演奏しています。 (Ki)
71-3804(Bluray)
モーツァルト:歌劇「魔笛」 アルフレート・ライター(Bsザラストロ)
アナ・ドゥルロフスキ(S夜の女王)
ノーマン・ラインハルト(Tタミーノ)
ベルナルダ・ボブロ(Sパミーナ)
ダニエル・シュムッツハルト(Brパパゲーノ)
デニーゼ・ベック(Sパパゲーナ)
マグダレーナ・アンナ・ホフマン(第1の侍女)
フェレーナ・グンツ(Ms第2の侍女)
カトリン・ヴントザム(Ms第3の侍女)
ライラ・ザロメ・フィッシャー(S第1の童子)
エファ・ドヴォルシャク(S第2の童子)
ディムフナ・マイイツ(Ms第3の童子)
マルティン・コッホ(Tモノスタトス,第1の武装した者)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br弁者,第2の武装した者)
エレフテリオス・クラット(僧侶)
パトリック・サマーズ(指)ウィーンSO
デイヴィッド・パウントニー(演出)
ヨハン・エンゲルス(舞台装置)
マリ=ジャンヌ・レッカ(衣装,人形)
ラン・アーサー・ブラウン(スタント,アクション指導)
ブラインド・サミット・シアター[マーク・ダウン,ニック・バーンズ](人形操作)
ファブリス・ケブール(照明)

収録:2013年7月、ブレゲンツ音楽祭

◆DVD
リージョン・コード:フリー
NTSC
16:9
DTS 5.1 / DD 2.0
字幕:独英仏西中韓

◆Bluray
リージョン・コード:フリー
HD
16:9,
DTS-HD MA 5.1 /
PCM Stereo
字幕:独英仏西中韓
この夏の公演はモーツァルトの「魔笛」。お伽オペ ラなので、演出のデイヴィッド・パウントニーは様々な仕掛け駆使して大いに楽しませてくれます。湖上に舞台となる島があり、その周りは煙を吐く3匹 の怪獣。火や花火が随所で使われ、アクロバット隊が活躍、3匹の怪獣の間には吊り橋もかかっている。もちろん歌手はつっ立って歌うなんてことはなく、 夜の女王すら数メートルもの高さにまでリフトアップされてアリアを歌います。「魔笛」の娯楽趣味を、通常の劇場ではとても出来ないほど拡大した舞台は たいへん面白いものです。 ザラストロのアルフレート・ライターは、アウグスブルク生まれのバス。フランクフルト歌劇場の主要バスとして大活躍しています。夜の女王のアナ・ドゥ ルロフスキは、1978年、マケドニアの生まれ。2006年に夜の女王でウィーン国立歌劇場に初出演。2006年から2011年までマインツ歌劇場で活躍 した後、2011年からシュトゥットガルト歌劇場に所属。将来が期待できるソプラノです。タミーノのノーマン・ラインハルトは米国出身のテノール。近年 はライプツィヒ歌劇場でモーツァルト・テノールとして活躍しています。パミーナのベルナルダ・ボブロはスロヴェニアのソプラノ。モーツァルトから 19 世 紀前半のイタリアオペラまでのヒロインを得意とし、2012年1月、代役で英国ロイヤル・オペラでヴェルディ「椿姫」のヴィオレッタを歌っています。パ パゲーノのダニエル・シュムッツハルトは、オーストリアのバリトン。2005年から2011年まで、ウィーン・フォルクスオパーの人気歌手で、その後は各 地で活躍しています。ちなみにソプラノのアンネッテ・ダッシュの夫で、夫婦揃って2012年6月のフォルクスオパー来日公演でレハール「メリー・ウィドウ」 に出演しました。多くの実力ある若手歌手たちを一気に楽しめるのも利点です。指揮のパトリック・サマーズは米国のオペラ指揮者。現在ヒューストン大 オペラの音楽監督と、サンフランシスコ歌劇場の首席客演指揮者を務めています。 (Ki)
71-4004(Bluray)
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」 ジェシカ・プラット(Sアミーナ)
シャルヴァ・ムケリア(Tエルヴィーノ)
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bsロドルフォ伯爵)
ジュリー・メラー(Msテレーザ)
アンナ・ヴィオラ(Sリーザ)
ダリオ・チョトーリ(Brアレッシオ)
ラッファエーレ・パストーレ(T公証人)
ガブリエーレ・フェッロ(指)
フェニーチェ劇場O&cho
ベピ・モラッシ(演出)
マッシモ・ケッケット(舞台)
カルロス・ティエッポ(衣装)
ヴィルモ・フリアン(照明)

収録:2012年4月、ヴェネツィア
◆DVD
リージョン・コード:フリー
NTSC/16:9/132分
DTS 5.1 / PCM Stereo
字幕:独英仏西中韓
◆Bluray
リージョン・コード:フリー
HD/16:9 /132分
DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0
字幕:独英仏西中韓
注目はヒロイン、アミーナを歌うジェシカ・プラット。1979年、 オーストラリア生まれの30代前半のソプラノで、19世紀前半のイタリアオペラのプリマドンナとして近年目覚しい台頭を見せているソプラノです。ロッシー ニ・オペラ・フェスティヴァルでは2011、2012年とプリマドンナを務めました。プラットがドニゼッティの《ルチア》と共に最も得意とするのがベッリー ニの「夢遊病の女」。見事なコロラトゥーラはもちろん、しっとりした中音域での情感も見事なものです。なお公式サイトによると、2014年6月に東京 でのリサイタルが予定されているようです。エルヴィーノのシャルヴァ・ムケリアはグルジア出身のテノール。2008年10月、新国立歌劇場でのヴェルディ「リ ゴレット」のマントヴァ公を歌い、見事な高音を決めて喝采を浴びていました。「夢遊病の女」のエルヴィーノは米国でビューでナタリー・デュセを相手に歌っ た得意の役。ロドルフォ伯爵のジョヴァンニ・バッティスタ・パローディは、1976年、ジェノヴァ生まれのバス。スカラ座のアッカデミア出身で、ムーティ に認められスカラ座にも何度も出演していました。若いとは思えない立派なバスの声の持ち主です。指揮は大ベテラン、ガブリエーレ・フェッロ。当時74 歳、まさに巨匠の音楽というべき充実したベッリーニを聞かせてくれます。 ベピ・モラッシの演出は、舞台をスイスの雄大なアルプスが見渡せるの山岳観光地にし、いくら富裕な人たちの恋愛ドラマ風に仕立て、素朴な「夢遊病の女」 に現代的な豪華さをうまく加味しています。 (Ki)
71-4204(Bluray)
グレン・グールド/ロシアへの旅 監督:ヨシフ・フェイギンベルク
出演:グレン・グールド、
ウォル ター・ホンバーガ ー 、
ヴラディ-ミル・アシュケナージ、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、
アンドレイ・コンチャロフスキー、
ヴ ラ ディーミル・トロップ、他

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCM ステレオ/60mm
字幕:英、独、仏、韓

◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1,
PCMステレオ/60mm
字幕:英、独、仏、韓
グレン・グールドが『ゴルトベルク変奏曲』で衝撃のデビューを飾ってから2年後、1957年5月に、マネージャーのウォルター・ホンバーガーと行っ たソ連演奏旅行のドキュメンタリー。当時24歳であったグールドは戦後ソ連を訪れた北米最初のピアニストとなりました。1957年5月7日モスクワ初 日のリサイタルは、はじめは空席だらけだったが、前半が終わる頃になると、その噂は瞬く間に広まり、終演時には満員の聴衆が大興奮したという話は有 名。この映像では、モスクワのリサイタルの他に、レニングラードでのリサイタル、レクチャー・コンサートの模様を収めた貴重な映像と録音をまじえながら、 アシュケナージ、ロストロポーヴィチらの証言で綴り、グールドがロシア音楽界に与えた大きな影響を明らかにする内容です。 ヨシフ・フェイギンベルクによる監督、台本、演出により高い評価を受けた作品で、2003年モントリオール第21回国際映像フェスティヴァル「Pratt & Whitney Canada Grand Prize」受賞。 (Ki)
71-4604(Bluray)
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」

+ボーナス
イアン・ホーレンダーとミヒャエル・ハネケの対談
アネット・フリッチュ(S フィオルディリージ)
パオラ・ガルディーナ(Ms ドラベッラ)
フアン・フランシスコ・ガテル(T フェランド)
アンドレアス・ヴォルフ(Br グリエルモ)
シャシュティン・アヴェモ(S デスピーナ)
ウィリアム・シメル(Br ドン・アルフォンソ)
シルヴァン・カンブルラン(指)マドリード・レアル劇場O&cho(マドリード交響楽団,インテルメッツォ合唱団)
ミヒャエル・ハネケ(演出)
クリストフ・カンター(装置)
モイデレ・ビッケル(衣装)
ウルス・シェーネバウム(照明)
収録:2013年3月、マドリード

◆DVD
リージョン・コード:オール
NTSC 16:9
216 分(202 分+ 14 分)
DTS 5.1 / PCM Stereo
字幕:伊英独仏西中韓

◆Bluray
リージョン・コード:オール
HD 16:9
216 分(202 分+ 14 分)
DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0
字幕:伊英独仏西中韓
「ピアニスト」、「隠された記憶」、「白いリボン」、「愛 アムール」などで高名なオーストリアの映画監督、ミヒャエル・ハネケがモーツァルトの傑作「コジ・ファ ン・トゥッテ」の演出を手掛けました!2013年3月、マドリード・レアル劇場でのライヴで、モネ劇場との共同制作です。 ハネケは、舞台を現代の裕福なドン・アルフォンソの館でのパーティに設定、若者たちは現代の衣装、しかしアルフォンソなどはモーツァルトの時代の貴族のい でたち。舞台下手側には18世紀フランスの画家、アントワーヌ・ワトー風の巨大な書きかけの絵が飾られ、そしてデスピーナの真っ白な衣装はワトーのいつか の絵画に登場するジルという道化師のもの。こうしてハネケはモーツァルトの時代(ロココ)と現代を入り混ぜて、彼らしい手法で男女の愛を描いています。細 かいことは抜きにしても美しい舞台ですので、深く読まずとも十分楽しめます。 歌手は優秀な若手多数。フィオルディリージのアネット・フリッチュは、1986年、ドイツ、ライプツィヒ生まれのまだ若いソプラノ。十代の頃から逸材として 名を馳せ、20歳からライプツィヒ歌劇場で活動。2009年からデュッセルドルフ/デュイスブルクのライン・ドイツオペラに所属して様々な役を歌っているほか、 2013年秋には、ルネ・ヤーコプスが各地で指揮したモーツァルト「フィガロの結婚」でケルビーノを歌っています。しかも美女。ドラベッラのパオラ・ガルディー ナは、1976年、イタリア、ロヴィゴ生まれのメッゾソプラノ。2000年代から活動していますが、ここ数年で実力をつけ、ことにモーツァルトのメッゾソプラノ として人気が上がっています。ショートカットのクールビューティ。2014年4月にはスカラ座でのベルリオーズ「トロイアの人々」でエネの息子アスカーニュを 歌う予定。フェランドのフアン・フランシスコ・ガテルは、1978年、アルゼンチン、ラ・プラタ生まれのテノール。デビューして数年で人気が上がり、ことにロッシー ニのテノールとして高く評価されています。2011年にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで「絹のはしご」と演奏会形式の「セビリアの理髪師」 に出演、後者ではアルベルト・ゼッダの指揮で伯爵のアリアを歌い大喝采をもらいました。ラテンの気さくなお兄ちゃん風。グリエルモのアンドレアス・ヴォル フは、ドイツ、クヴェードリンブルク生まれのバス=バリトン。2007年にオペラデビューするとすぐにバロックから古典派のオペラ、声楽作品で引っ張りだこの バリトンになりました。愛嬌のある顔立ちで、グリエルモは当り役で各地で歌い演じています。デスピーナのシャシュティン・アヴェモはもうすっかり人気ソプラ ノでしょう。1973年、スウェーデン生まれ。バロック音楽も得意としていますが、なにせベルク「ルル」のタイトルロールで大絶賛された人だけに、歌に演技 に猛烈な存在感を放っています。なおこの演出でのデスピーナは小間使いという役回りではありません。唯一のベテラン、1952年生まれの英国のバス=バリト ン、ウィリアム・シメルがドン・アルフォンソ。かつてムーティがドン・ジョヴァンニに選んだシメル、さすがの気品で、この難しい設定の舞台の核になっています。 指揮は日本でもおなじみのシルヴァン・カンブルラン。ハネケの演出にそった微妙な感情の入り混じる音楽を繰り広げています。 21世紀になってますます人気が高まる「コジ・ファン・トゥッテ」、既に様々な舞台の映像がありますが、名映画監督ハネケの演出が映像で見られるのは大い に興味深いものです。 (Ki)
71-5004(Bluray)
ワーグナー・イン・ドレスデン
ワーグナー:・歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(1860年版)
「ファウスト」序曲ニ短調(1855年版)
歌劇「リエンツィ」〜リエンツィの祈り「全能の父」、序曲
・歌劇「ローエングリン」〜第1幕前奏曲、
 ローエングリンのグラール語り「遥かな国に」(初稿)
ヘンツェ:管弦楽のための「フラテルニテ」(1999)
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜タンホイザーのローマ語り「心から熱烈に」(ドレスデン版)、
 序曲(ドレスデン版)
ヨナス・カウフマン(T)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:2013年5月21日ゼンパーオーパー、ドレスデン
映像監督:ミヒャエル・ベイヤー

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1,PCMステレオ
117mm
字幕:英仏西中韓
(原語:ドイツ語)

◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1,PCM2.0
117mm
字幕:英仏西中韓
(原語:ドイツ語)
2013年ワーグナーの生誕200年を祝う記念コンサートがゆかりの地ドレスデンで開催されました。 ドレスデンはワーグナーにとって重要な土地でありました。幼少期・青年期を過ごし、1842年にドレスデン国立歌劇場ゼンパーオーパーで上演された彼 の作品「リエンツィ」は大成功をおさめ、その成功によりワーグナーはたちまち評価されドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席指揮者に就任しました。 ワーグナーの誕生日前日の2013年5月21日に行われた、ティーレマン率いるシュターツカペレ・ドレスデン、そして演技力歌唱力共に世界が認めるテノー ル歌手のヨナス・カウフマンによる豪華なコンサート映像がBlu-ray & DVDでリリース。今や現代最高峰のワーグナー指揮者と歌手による注目のコンサー トです。 重量感たっぷりの成熟した声質で歌い上げるカウフマンと縦横無尽のティーレマン節そして迫力のある指揮ぶりに圧倒されます。手兵シュターツカペレ・ド レスデンとのコンビネーションも抜群で、アニヴァーサリー・イヤーの記念コンサートに相応しい、ワーグナーの音楽の魅力が十分に披露されています。 (Ki)
71-5304(Bluray)
ドキュメンタリー:カルロス・クライバー
アイ・アム・ロスト・トゥ・ザ・ワールド」〜私はこの世に忘れ去られて
監督:ゲオルク・ヴューブボルト

画面:16:9 カラー/BW
音声:PCMステレオ
字幕:仏,西,日本語,韓
原語:独、英60mm
2004年に逝去した伝説のカリスマ指揮者、カルロス・クライバーのドキュメンタリー映像がBlu-rayで遂に発売。取り上げるレパートリーを極端に絞り込み、 少ない演奏会、決して多くはない録音ではありましたが、ひとたび舞台に上がると聴く者すべてを魅了する演奏をした、生きながらにして伝説の指揮者でありま した。 タイトルの「Ich bin der Welt abhanden gekommen」はマーラーの「リュッケルトの詩による5つの歌曲集」の“私はこの世に忘れられて”からとられています。 この映像は、関係者、楽団員らの興味深い証言とバイロイトの「トリスタンとイゾルデ」のオーケストラピットでの映像など、クライバーのカリスマ性、音楽性を 垣間見ることのできる貴重な内容となっています。また有名なウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲第4番の第2楽章のリハーサル中に起きた「テレーズ事件」 の音声や、リッカルド・ムーティ、有名なオペラ演出家のオットー・シェンクらのインタビュー、父エーリッヒへの尊敬と葛藤についての話など、完璧主義であっ たそれゆえに苦悩した天才カルロス・クライバーの実像が克明に描かれています。 (DVD商品番号:705608)
71-6204(Bluray)
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版) クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:2012年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS 5.1、
PCMステレオ/90mm
◆Bluray
画面:HD 16:9
音声:DTS-HD MA 5.1、
PCMステレオ/90mm
クリスティアン・ティーレマンがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、2009年9月にゼンパーオーパーでブルックナーの第8交響曲を演奏したコンサー ト映像がブルーレイとDVDで発売されます。SACD Hybrid盤(PH10031)とLP盤(KKC1043)で既に発売され、大変話題となった演奏会です。 2012年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者となったティレーマン。この演奏会は、就任前の2009年に本拠地ゼンパーオーパーで行われました。 「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」として、期待を一身に背負うクリスティアン・ティーレマンは、日ごろからブルックナーへの熱い思いを語っていると おり、これまでに実演、録音の両面でその存在感を十分に示しています。シュターツカペレ・ドレスデンとは、最近ではブラームスの交響曲全集(715204/ 715108)の映像で、その良好な関係から生まれる絶妙な音楽は実証済み。じっくりと遅めのテンポを基調に途方もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクショ ンに特徴的なこのオケの味わい、ゼンパーオーパー特有の憂いを帯びた響きは格別です。ティーレマンの風格ある音楽作りとゼンパーオーパーの重厚で華麗な 雰囲気、そしてそれを見事に捉えた映像美も、この演奏を楽しむのに大きな役割を果たしています。 (Ki)
71-6804(Bluray)
オデオンスプラッツ・コンサート〜ヴェルディ&ワーグナー
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜“皆の者よ、わが額にこの冠を戴いた時”
マスネ:歌劇「エロディアード」〜“この妙薬は儚き幻影をもたらす”
 歌劇「ル・シッド」〜“ああ、すべては終わってしまった、おお、父なる主よ”
ワーグナー:「タンホイザー」〜“厳かな殿堂に”、“宵星の歌”
ヴェルディ:流刑者(ルチアーノ・ベリオ編曲)
 歌劇「椿姫」〜“見ろよ、夜の暗い衣を(鍛冶屋の合唱)”、
 歌劇「ドン・カルロ」〜“我らの魂に愛と希望を”、
 歌劇「海賊」〜“とうとう海賊は私の捕虜となった”、
 歌劇「オベルト」〜”ああ、何と言うことを“、
 歌劇「ナブッコ」〜”行け、わが思いよ(ヘブライ人奴隷の合唱)“
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
バイエルンRSO&Cho
ローランド・ヴィラゾン(T)
トーマス・ハンプソン(Br)

収録:2013年7月ミュンヘン、オデオンスプラッツ

◆DVD
画面:NTSC, 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS5.1
111分
字幕:英独仏西中韓,日本語

◆Bluray
画面:Full HD, 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA 5.1
111分
字幕:英独仏西中韓,日本語
毎年夏にミュンヘンのオデオンスプラッツで行われているクラシックの野外コンサート。 野外コンサート特有のリラックスした雰囲気、夜でも明るい夏のヨーロッパ独特の様子、美しくライトアップされた、オデオンスプラッツにある将軍堂が浮かび 上がる中、行われるコンサートとはとてもロマンティックです。 2013年は、ヴェルディ&ワーグナーの生誕200年を祝うプログラムでした。 出演者も大変豪華で、情熱的に感動的に歌い上げる人気テノール、ローランド・ヴィラゾンと広い音域と豊かな表現力で現代随一の実力を誇るバリトン、トーマス・ ハンプソンと記念の年を祝うのにふさわしいキャストです。また地元ミュンヘンが誇るオーケストラ、バイエルン放送交響楽団と新世代の指揮者の中でも屈指の 実力を誇るネゼ=セガンの演奏もコンサートを盛り上げています。 (Ki)

71-7004(Bluray)
エル・システマ・アット・ザルツブルク・フェスティヴァル

ガーシュウィン:キューバ序曲
ヒナステラ:エスタンシア Op.8a*
マーラー:交響曲第1番ニ長調
バーンスタイン:マンボ(ウェスト・サイド・ストーリーより)
J.シュトラウス:ラデツキー行進曲

[ドキュメンタリー&コンサート]*
ジョン・ラッター、アトス・パルマ、W.A.モーツァルト、フランシスコ・セスペデス、アデリス・フレイテス、アストル・ピアソラの作品
サー・サイモン・ラトル(指)
ベネズエラ国立児童SO
ヘスース・パラ(指)*
収録:2013年8月10.11日フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
監督:ヘニング:カステン

ナイベス・ガルシア(指)*
ルイス・チンチージャ(指)*
ホワイト・ハンド・コーラス*
収録:2013年8月8,9日モーツァルテウム、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)*
監督:クリスティアン・クルト・ワイズ

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、PCM5.1
146分
字幕:英独西仏韓中
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:PCMステレオ、PCM5.1
146分
字幕:英独西仏韓中
2013年のザルツブルク音楽祭では、あのベネズエラの「エル・システマ」が特集されました。「エル・システマ」は、音楽を通じて貧困層の子供たちを救 う画期的な音楽教育システム。今や世界的指揮者となった若き天才指揮者グスターヴォ・ドゥダメルもエル・システマの教育を受け活躍している一人。
この映像は、そのベネズエラから招待された約1200人のメンバーが、世界一の音楽祭で活躍する場面が収録されています。ベネズエラ国立児童交響楽団 の指揮を務めたのは、ベルリン・フィルの首席指揮者サー・サイモン・ラトル。ラトルもまた、子供たちへの音楽指導に力を注いでおり、この「エル・システマ」 の活動にも賛同しています。ベネズエラ国立児童交響楽団のメンバーは7歳から16歳という年齢で、ガーシュウィンのキューバ序曲、ヒナステラのエスタンシア、 マーラー:交響曲第1番というプログラムを見事に演奏していす。ヒナステラは、ベネズエラの期待の若干19歳の指揮者ヘスース・パラが担当。いつも通り の躍動的な演奏で最後の締めは全員のダンスで締めくくられています。またラトルも、子供たちの溢れだす可能性をまとめあげ、充実した演奏を聴かせてくれま す。最後は拍手喝采のスタンディングオーベーション。観客・演奏者ともに感動に包まれ、アンコールにはラトルによるマンボ、その後にはパラによるラデツキー 行進曲が演奏され、大きな盛り上がりとともに終了した大興奮のコンサート映像です。
ボーナス映像として、同じく2013年のザルツブルク音楽からで、聴覚障害をもつ児童が白い手袋をして歌う「ホワイト・ハンド・コーラス」によるコンサー ト映像とその舞台裏が収録されています。 (Ki)

71-7304(Bluray)
R・シュトラウス:歌劇「アラベラ」 ルネ・フレミング(S アラベラ)
トーマス・ハンプソン(Br マンドリカ)
アルベルト・ドーメン(Br ワルデマール伯爵)
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(MS-アデライデ)
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(S ズデンカ)
ダニエル・ベーレ(T マッテオ)
ベンヤミン・ブルーンス(T エレメール伯爵)
デレク・ウェルトン(Bs-Br ドミニク伯爵)
スティーヴン・ヒュームズ(Bs ラモラル伯爵)
ダニエラ・ファリ(S フィアカーミリ)
ジェイン・ヘンシェル(MS-カード占い師)
ほか
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン,ドレスデン国立O&cho
フロレンティーネ・クレッパー(演出)
マルティナ・セーニャ(装置)
アンナ・ゾフィー・トゥマ(衣装)
ベルント・プルクラベク(照明)
フォルカー・ミクル(振付)
ゾフィー・ベッカー(ドラマトゥルク)

収録:2014年 4月10-21日、ザルツブルク
◆DVD
リージョン:All/NTSC
16:9/178分
DTS 5.1, PCM Stereo
字幕:独英仏西中韓,日本語
◆Bluray
リージョン:All/HD
16:9/178分
DTS-HD MA 5.1, PCM 2.0
字幕:独英仏西中韓,日本語
シュトラウス生誕150年記念の2014年、ザルツブルク復活祭音楽祭で上演されたR.シュトラウス「アラベラ」が映像になりました!記念年とあって たいへんに力が入った上演です。アラベラは当代最高の大シュトラウス・ソプラノ、ルネ・フレミング。マンドリカは渋さと深みに磨きがかかった大スター・ バリトン、トーマス・ハンプソン。なんと豪華なこと!さらにワルデマール伯爵にはワーグナー・バリトンのアルベルト・ドーメン、アデライデには一世を風 靡したチェコのプリマドンナ、ガブリエラ・ベニャチコヴァーを配するという贅沢さ。またキーパーソンであるズデンカには、ここ数年でメキメキ頭角を現 している若いソプラノ、ハンナ=エリーザベト・ミュラーを起用。ミュラーは1985年、マンハイムの生まれで、2010年からバイエルン国立歌劇場のメン バーになり、脇役から主役までありとあらゆる役を歌って今や人気の歌手です。このベテランだらけの舞台でもミラーの生き生きした歌と演技は観客を大 いに沸かせています。「アラベラ」初演劇場であるドレスデン国立歌劇場のオーケストラ、合唱団を、シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者クリスティ アン・ティーレマンが指揮。ティーレマンが指揮するとドレスデンのオーケストラがまさにドイツ伝統の響きを奏で、他所のシュトラウスとは一味も二味も違っ た豊かな味わいが広がってきます。なおティーレマンはザルツブルク復活祭音楽祭の芸術監督でもあります。 フロレンティーネ・クレッパーの演出は、祝祭劇場の横長の舞台を活用して、主の舞台と副の舞台を並置する手法を採用しています。それを除くと舞台作 りは奇抜なところのない伝統を重視した落ち着きのあるもので、これはティーレマンの音楽とよく絡んでいます。ちなみに演出、装置、衣装といずれも女 性が手掛けています。 記念公演ならでは充実した「アラベラ」を、鮮明映像でお楽しみください。 日本語字幕付きです。 (Ki)
71-7704(Bluray)
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 芸術監督:マニュエル・ルグリ
振付&演出:ルドルフ・ヌレエフ
出演:オデット/オディール:オルガ・エシナ
ジークフリート王子:ウラジーミル・シショフ
ロットバルト:エノ・ペシ
女王:ダグマール・クロンベルガー
家庭教師:クリストフ・ヴェンツェル
執事:ガボール・オベレッガー
王子の友人たち:橋本清香、木本全優、アリス・フィレンツェ、グレイグ・マシューズ
大きな白鳥たちの踊り:ガラ・ジョヴァノヴィッチ、オクサナ・キヤネンコ、ラウラ・ニストル、プリスカ・ツァイゼル
小さな白鳥たちの踊り:マリア・アラティ、イオアナ・アヴラム、玉井ルイ、エステル・レダーン
スペインの踊り:オクサナ・キヤネンコ、フラヴィア・ソアレス、アレクサンドル・トカチェンコ、アンドレイ・テテリン
ナポリの踊り:橋本清香、リチャード・サボー
ポーランドの踊り:アリーナ・クロシュコヴァ、アレクシス・フォラボスコ
ハンガリーの踊り:アリス・フィレンツェ、ミハイル・ソスノフスキー
若い貴婦人たち:マリア・アラティ、イオアナ・アヴラム、エステル・レダーン、レイナ・サワイ、玉井ルイ、ニーナ・トノーリ
ウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たち
ウィーン国立歌劇場バレエ団
オリジナル振付:マリウス・プティパ & レフ・イワーノフ
再演出:マニュエル・ルグリ、アリス・ネシェア、ルーカス・ガウデルナク、ジャン・クリストフ・ルサージュ
装置 & 衣裳:ルイザ・スピナテッリ
照明:マリオン・ヒューレット
指揮:アレクサンダー・イングラム、
演奏:ウィーン国立歌劇場O

収録:2014 年 3 月ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS-HD MA ,
PCMステレオ/132分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1,
PCMステレオ/132分
2010年にウィーンでは国立歌劇場とフォルクス・オーパーのバレエ団が合併され、生まれ変わったウィーン国立バレエ団。これを率いるために初代芸 術監督として招聘されたのが、パリ・オペラ座でグラン・エトワールと称賛されたマニュエル・ルグリ。
この映像は2014年3月にウィーン国立歌劇場で収録されたチャイコフスキーの三大バレエのひとつ「白鳥の湖」。同じく名作「くるみ割り人形」も C-majorから発売されており、世界最高水準のダンサーたち、奇才ルドルフ・ヌレエフの考え抜かれた見事な演出、美しい衣装や舞台装置は、まさに伝 統と革新が融合した見ごたえのある舞台映像でした。
振付を担当したルドルフ・ヌレエフは、1877年の初演時の台本に基づき、ヌレエフが独自に振付と演出を行っており、現代で一般的なプティバ&イワー ノフ版とも構成が異なります。ヌレエフ版は、王子目線でストーリーを構築し、ジークフリート一人で溺れ死ぬ悲劇の最期が待ち受けています。ヌレエフ 版は1964年にウィーン国立歌劇場で初演され、2014年はちょうど50周年の年にあたります。
オデットを踊るのは現在のウィーン国立バレエ団の顔とも言えるオルガ・エシナ。ジークフリートを演じるのは、「くるみ割り人形」と同じくウラジーミル・ シショフ。二人は、数々の名ダンサーを輩出したロシアの名門ワガノワ・バレエ・アカデミーの出身。美しく見栄えの良い二人による踊りは、身体の隅々 まで考えられた動き、溢れ出る表現力に心奪われます。 (Ki)

71-7904(Bluray)
ブルックナー:交響曲第5番 クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:2013年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、
PCMステレオ/86分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1、
PCMステレオ/86分
2012年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任したクリスティアン・ティーレマン。当代きってのブルックナー指揮者として世界中の音 楽ファンを唸らせてきたティーレマンによるブルックナー第5番。ティーレマンの第5番といえばミュンヘン・フィルとの録音があり、ブルックナー指揮者 としての力量は既に実証済。
今回は現在の手兵シュターツカペレ・ドレスデンとまさに本領発揮とも言うべき見事な演奏。ティーレマンと伝統的な響きを持つ名門シュターツカペレ・ ドレスデンとの相性は抜群で、2012年収録のブルックナー第8番(71-6204)でも充足した音楽を聴かせてくれました。ブルックナーの第5番はブルッ クナー指揮者として適性が判断されるといわれる作品。ティーレマンの柔軟かつ繊細な音楽作りに、ゼンパーオーパーの響きを知り尽くしたオケが素早く 反応し、ブルックナーの交響曲の美しさを表現しています。
さらに抜群のカメラワークと高画質・高音質の収録でゼンパーオーパーの歴史ある美しいホールで聴いているかのような、臨場感を存分に味わうことが できます。 (Ki)

71-8104(Bluray)
マーラー・チクルスVol.1/パーヴォ・ヤルヴィ
交響曲第1番ニ長調「巨人」
交響曲第2番ハ短調「復活」*

■ボーナス
パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第1&第2番)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
フランクフルトRSO
カミラ・ティリング(S)
リリ・パーシキヴィ(A)
バイエルン放送Cho
北ドイツ放送Cho

収録:2012年ヴィースバーデン・クアハウス、2010年 (ドイツ・エーベルバッハ修道院*
ラインガウ音楽祭(ライヴ)ヘッセン放送協会提供
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1、
PCMステレオ
本編:149 分
ボーナス:20 分
字幕:英独仏西中韓,日本語

◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
本編:149 分
ボーナス:20 分
字幕:英独仏西中韓,日本語
このシリーズは、「ラインガウ音楽 祭」でのライヴ収録。この音楽祭は、1988年に開始したドイツ・ヘッセン州のヴィースバーデンのライン河畔の小さな街ラインガウで毎夏行われています。 音楽ホールや修道院、教会といった街中の施設が使われ合計140の公演が開かれ、最近ではフランクフルトやヴィースバーデン、リューデスハイムといっ たライン川流域の都市をまたいで開催されています。
パーヴォ・ヤルヴィは今や最も忙しい指揮者であり、現在パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーPO芸術監督、そしてフラン クフルトRSO音楽監督を務める他2015/16シーズンよりNHKSOの首席指揮者に就任します。
フランクフルト放送響はインバル時代にマーラーの全曲録音で世界的に高く評価され、ヤルヴィ就任後その伝統が再び盛り返してきています。パーヴォ・ ヤルヴィとフランクフルト放送響のマーラーといえば、2009年録音のCDがすでに発売されており、明確な音楽解釈でその評価を確固たるものにしました。
第1番「巨人」では、複雑な旋律線を明確かつ丁寧描き出し、第1楽章のカッコウの動機は生気に溢れ、フランクフルト放響のメンバーも積極的に音 楽を作り上げています。そして推進力と高揚感に満ちたフィナーレでは、音楽の起伏とともに立体的な響きを構築し、レベルの高い演奏を聴かせてくれます。 そして第2番「復活」は、ヤルヴィの一貫性のある解釈と生命力のある演奏は、指揮者としての力量が十二分に発揮されています。ティリングとパーシキヴィ の歌唱も説得力があり、慈愛と信仰心に満ちています。フィナーレの合唱での一体感は感動的で美しいハーモニーが生み出されています。
ボーナス映像では、ヤルヴィによる楽曲についての考察が収録されています。 (Ki)
71-8304(Bluray)
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」 ウィーン国立歌劇場バレエ団
芸術監督:マニュエル・ルグリ
ポール・コネリー(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
振付&演出:ルドルフ・ヌレエフ、
美術&衣装:ニコラス・ゲオルギアディス
舞台:アレス・フランシロン、マニュエル・ルグリ、
児童指導:ナタリー・オーバン
照明:ジャック・ジョヴァンナジェッリ
収録:2012年10月7日ウィーン国立歌劇場、ライヴ
監督:ミヒャエル・ベイヤー
出演:クララ:リュドミラ・コノヴァロワ
ドロッセルマイヤー/ 王子:ウラジーミル・シショフ
ルイザ&フリッツ/ スペインの踊り:エミリア・バラノヴィッチ、ダヴィデ・ダト
両親 / ロシアの踊り:フランツィスカ・ヴァルナー = ホリネク、ガボール・オベレッガー
祖父母 / アラビアの踊り:エヴァ・ポラチェク、クリストフ・ヴェンツェル
ねずみの王様:アッティラ・バコ、マルティン・ヴィンター
小さなくるみ割り人形:トレヴァー・ヘイデン
2人の雪の精:アリョーナ・クロチコワ、プリスカ・ツァイゼル
アラビアの踊り:ケテヴァン・パパヴァ、エノ・ペシ、エヴァ・ポラチェク
中国踊り:マルチン・デンプチュ、アンドラーシュ・ルカーチ、リチャード・サボー
あし笛の踊り:イオアナ・アヴラム、橋本清香、木本全優
ウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たち
ウィーン国立歌劇場ステージ・オーケストラ

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS 5.1、DD5.1
PCMステレオ/102分
◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA 5.1、
PCMステレオ/102分
マニュエル・ルグリが芸術監督を務めるウィーン国立歌劇場バレエ団のチャイコフスキーの三大バレエの名作「くるみ割り人形」。振付は、20世紀を代 表するダンサーであり振付師であるルドルフ・ヌレエフによる1985年パリ版。ヌレエフはパリ・オペラ座芸術監督に就任した際に、シルヴィ・ギエムやマ ニュエル・ルグリなどを見出した伝説的舞踏家です。
クララ役には、2011年にプリンシパルに昇格した華麗なテクニックの持ち主リュドミラ・コノヴァロワ。そしてヌレエフ版の特徴はドロッセルマイヤーと 王子が2役となっていること。その不気味な魔術的人物ドロッセルマイヤーと凛々しい王子の2役を見事に演じているのは、長身で長い手脚に恵まれたダ ンサー、ウラジーミル・シショフです。ヌレエフは、このバレエを、クララが少女から大人の女性への成長物語としており、王子とクララによって踊られる 3つのパ・ド・ドゥでそれを表現しています。 さらに、あし笛の踊りを踊るのが、夫婦でソリストに昇格した橋本清香と木本全優(まさゆう)。橋本清香は、この「くるみ割り人形」のクララ役を演 じて芸術監督のルグリに認められソリストの座を得ています。またウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たちも舞台に登場するなど、和やかなクリスマス の雰囲気も感じさせる映像となっています。 (Ki)
71-8604(Bluray)
ベスト・オブ・ヴェルディ・オペラ・アリア集
■オペラ「椿姫」
不思議だわ!〜ああ、そはかの人か〜花から花へ
燃える心を
プロヴァンスの海と陸
■オペラ「リゴレット」
あれかこれか
慕わしき人の名は
悪魔め鬼め
女心の歌
■オペラ「ドン・カルロ」
フォンテーヌブロー!〜彼女を見て、その微笑に
ああ、もう二度と王妃様にお会いすることもないでしょう!〜むごい運命よ
■オペラ「アイーダ」
もしその戦士が私であったなら〜清きアイーダ
勝ちて帰れ〜父よ、恋人よ、神聖なる名前!
■オペラ「ルイザ・ミラー」
静かな夕べに星空を見ていたとき
■オペラ「イル・トロヴァトーレ」
炎は燃えて
ああ!美しい人〜清らかな神秘の音の波が〜見よ、恐ろしい炎を
■オペラ「シチリア島の夕べの祈り」
ありがとう、愛する知よ
■オペラ「仮面舞踏会」
永久に君を失えば
■オペラ「運命の力」
神よ平和を与えたまえ
人生は不幸な者にとって地獄だ〜おお、天使の胸に抱かれるあなたは
■オペラ「オテロ」
泣きぬれて、野の果てにはただひとり〜み恵み溢るる聖母マリアよ
私を恐れることはない
レオ・ヌッチ(Br)
ニーノ・マチャイーゼ(S)
ダニエラ・デッシ(S)
マルセロ・アルバレス(T)
フランチェスコ・メーリ(T)
ディミトラ・テオドッシュウ(S)、他
ユーリ・テミルカーノフ(指)、他
パルマ・レッジョ劇場O、他

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS-HD 5.1、
PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
原語:イタリア語/110分

◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1、
PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
原語:イタリア語/110分
ヴェルディ生誕200年を記念した大企画「トゥット・ヴェルディ」。ヴェルディの名作の数々から選りすぐったオペラ・アリア20 曲と合唱曲 22 曲を、DVDとBlu-rayの映像付きで発売いたします。高水準な舞台映像を、高画質・高音質で収録し評判となったトゥット・ヴェルディ企画だからこそ実現できた映像集。レオ・ヌッチ、ダニエラ・デッシ、ディミトラ・テオドッシュウなど一流の歌手たちによる歌唱を存分に楽しめる1枚となっております。 (Ki)
71-8804(Bluray)
ベスト・オブ・ヴェルディ・オペラ合唱曲集
■オペラ「ナブッコ」
祭りの晴れ着がもみくちゃに
行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って
■オペラ「十字軍のロンバルディア人」
エルサレム!エルサレム!
おお、主よ、生まれ故郷の家から
■オペラ「エルナーニ」
歓喜の声を上げよう!
カスティッリャの獅子が目覚めんことを
■オペラ「二人のフォスカリ」
静寂と
■オペラ「アッティラ」
怒号と掠奪と
■オペラ「マクベス」
さかりのついた雌猫が
虐げられた祖国よ!
■オペラ「群盗」
略奪、暴行、放火、殺人
■オペラ「レニャーノの戦い」
イタリア万歳!
■オペラ「リゴレット」
静かに、静かに、復讐を始めるぞ
■オペラ「イル・トロヴァトーレ」
見てみろ!夜の帳は明けて
鳴れ、響け、進軍ラッパよ
■オペラ「椿姫」
私達は、遠い所からきたジプシーの女たちです
■オペラ「運命の力」
天使の中の聖処女よ
同僚、止まろう
■オペラ「ドン・カルロ」
ここに喜びの日が現れる
■オペラ「アイーダ」
栄光あれ! われらのエジプトに栄光あれ
■オペラ「オテロ」
喜びの炎よ
■オペラ「ファルスタッフ」
世の中はすべて冗談だ
ニコラ・ルイゾッティ(指)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
ボリス・ブロット(指)、他
ナポリ・サン・カルロ劇場O
パルマ・レッジョ劇場O、他

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS-HD 5.1、
PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
90分

◆Bluray
画面:16:9 hd
音声:DTS-HD MA 5.1、
PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
90分
ヴェルディ生誕200年を記念した大企画「トゥット・ヴェルディ」。ヴェルディの名作の数々から選りすぐったオペラ・アリア20 曲と合唱曲 22 曲を、DVDとBlu-rayの映像付きで発売いたします。高水準な舞台映像を、高画質・高音質で収録し評判となったトゥット・ヴェルディ企画だからこそ実現できた映像集。レオ・ヌッチ、ダニエラ・デッシ、ディミトラ・テオドッシュウなど一流の歌手たちによる歌唱を存分に楽しめる1枚となっております。 (Ki)
71-9004(Bluray)
R. シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
交響詩「マクベス」op. 23*
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」#
アンドリス・ネルソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO

収録:2013年アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
2013年アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)*
2014年アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)#

◆Bluray
音声 :
dts HD Master Audio 5.0 /
LPCMステレオ
Region All/80’
◆DVD
NTSC 16 : 9
音声 : dts 5.0 /
LPCMステレオ
Region All/80’
リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏し た映像作品が登場。  「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサー トの模様をライヴ収録したものです。  シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に 「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。  なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上 げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。  ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケール おおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 (Ki)
71-9204 (Blu-ray)
マーラー・チクルスVol.2/パーヴォ・ヤルヴィ
マーラー:交響曲第3番ニ短調
交響曲第4番ト長調*

■ボーナス
パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第3&第4番)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)フランクフルRSO
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)
リンブルク大聖堂合唱隊
ライプツィヒMDR放送Cho
ゲニア・キューマイヤー(S)*

収録:2007年6月23&24日、2008年6月28&29日*
収録場所:クロスター・エバーバッハ修道院、ラインガウ音楽祭ライヴ
映像監督:ミケーレ・チニセルリ
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS-HD 5.1、PCMステレオ
字幕:[Sym.2]英仏西中韓,日本語(原語:独)
[ ボーナス ] 独 韓,日本語(原語:英 )
195分+20 分/リージョン:All
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1、PCMステレオ
字幕:[Sym.2]英仏西中韓,日本語(原語:独)
[ボーナス] 独韓,日本語(原語:英)
195分+20 分/リージョン:All
「ラインガウ音楽祭」でのライヴ収録で、 以前音楽祭のサイトでPAL方式のDVDが出回っていましたが、リージョン・オールのNTSC盤とBlu-ray盤、さらにヤルヴィが語るマーラーの交響曲 各作品についてのボーナス映像も付いた嬉しいシリーズ。ラインガウ音楽祭は、1988年に開始しドイツ・ヘッセン州のヴィースバーデンのライン河畔の小 さな街ラインガウで毎夏行われています。中世からワイン造りが盛んな地域で、収録されているクロスター・エバーバッハという修道院も、現在はワイン の醸造所として使われています。
本盤に収録されているは、第3番と第4番の交響曲。ヤルヴィのマーラーは第1弾の第1番&第2番でも聴かれたとおり、複雑な構造を持つマーラー の交響曲を明晰に描き出します。第3番の交響曲は、演奏時間100分、編成も大掛かり、合唱、アルト・ドロなど声楽陣も贅沢に使います。作曲され たのはオーストリア州アッター湖畔のシュタインバッハの別荘で、作品にも雄大な景色と自然を連想させるものがあります。ヤルヴィはボーナス映像の中で 「3番はマーラーの交響曲の中で最も好きな作品です。私の心の揺り動かす何かがあります。」と語っています。ヤルヴィは長大なこの作品を実に見通しよ くすっきりとまとめ上げています。ヤルヴィが特に気に入っているという第3楽章の中間部ポストホルンが出てくる部分では、首席奏者のバラズ・ネメスが 印象的に素朴に親しみ深く演奏しています。一方50分程度というマーラーの中では短い第4番。楽譜に書かれているものを効果的に表現しようとしてい るヤルヴィの音楽作りが鮮明に出ており、変則的調弦を用いた通称「死神のヴァイオリン」やソプラノのソロなどマーラーの音楽を完全に自分のものにし ています。 (Ki)

71-9404(Bluray)
R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 クラッシミラ・ストヤノヴァ(元帥夫人)
ギュンター・グロイスベック(オックス男爵)
ソフィー・コッホ(オクタヴィアン)
アドリアン・エレート(ファーニナル)
モイツァ・エルトマン(ゾフィー)
ジルヴァーナ・ドゥスマン(マリアンネ)
ルドルフ・シャッシング(ヴァルツァッキ)
ウィープケ・レームクール(アンニーナ)
トビアス・ケーラー(警部)、他
ウィーン国立歌劇場Cho
フランツ・ウェルザー・メスト(指)VPO
演出:ハリー・クプファー
美術:ハンス・シャヴェルノッホ
衣装:ヤン・タックス
照明:ユルゲン・ホフマン

収録:2014年8月8-14日ザルツブルグ祝祭大劇場
映像監督:ブライアン・ラージ
◆DVD)
画面:16:9 NTSC/音声:DTS5.1,
PCMステレオ
字幕:英仏西中韓,日本語/214分
◆Bluray
画面:16:9 HD/音声:DTS-HD MA 5.1,
PCMステレオ
字幕:英仏西中韓日本語/214分
2014年ザルツブルク音楽祭で大評判だった舞台「ばらの騎士」が早くもDVDとBlu-rayで発売されます。2014年はリヒャルト・シュトラウスの生 誕150年にあたりメモリアル・イヤーに相応しい豪華出演陣が登場した公演でした。指揮はフランツ・ウェルザー=メスト。「ばらの騎士」は既に手中に 収めたレパートリーでもあり、安定感抜群の棒を見せています。ウェルザー=メストはこのあとウィーン国立歌劇場の音楽監督の辞任を発表しており、こ の公演の記録は貴重なものとなりました。
演出は巨匠ハリー・クプファー。日本でも数々の舞台で話題を呼び、今年の新国立劇場では「パルジファル」を手がけ圧巻の演出を見せたといいます。 本作では、シンプルな舞台装置にウィーンの町並みを背景に投影させ、時代背景をオペラの初演時20世紀初頭に設定し、従来の豪華絢爛な「ばらの騎士」 と比べると、出演者の衣装や小道具などもスタイリッシュに作られています。
見事な配役にも注目。元帥夫人役のクラッシミラ・ストヤノヴァの圧倒的存在感。第三幕最後の有名な三重唱では、ストヤノヴァのリードも頼もしく、 知的で誇り高い役柄同様に円熟した魅力を放っています。ソフィー・コッホは、最高のオクタヴィアンを演じ、モイツァ・エルトマンも可憐なゾフィーに見 事にはまっています。そして注目はオックス男爵を歌うギュンター・グロイスベック。既存のイメージである傲慢な好色漢という容貌ではなく、スマートな 出で立ちで声量豊かに演じています。 (Ki)

71-9604(Bluray)
ビゼー:歌劇「真珠採り」 パトリツィア・チョーフィ(S レイラ)
ディミトリ・コルチャク(T ナディール)
ダリオ・ソラーリ(Br ズルガ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs ヌーラバド)
ガブリエーレ・フェッロ(指)
サン・カルロ劇場O&cho,バレエ団
ファビオ・スパルヴォリ(演出)
ジョルジョ・リケッリ(装置)
アレッサンドラ・トレッラ(衣装)
ヴィン チョ・ケ ーリ( 照 明 )
アンナリタ・パスクッリ(振付)
アレッサンドラ・パンツァヴォルタ(バレエ監督)
収録:2012年10月23、25日、ナポリ

◆DVD
リージョン:Alll
NTSC 16:9/118 分
DTS 5.1 / PCM Stereo
字幕:仏英独西中韓
◆Bluray
リージョン:Alll
HD 16:9/118 分
DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0
字幕:仏英独西中韓
ビゼーのオペラといえば御存知「カルメン」ばかりが有名ですが、その次に人気があるのが「真珠採り」。1863年9月、ビゼーが24歳の時に初演さ れました。セイロン島を舞台にしたエキゾティズムに満ちた作品で、中でも第1幕のナディールのロマンス「今でもまだ聞こえるような気がする(耳に残 るは君の歌声)」はテノールの人気アリア。これはまたコンチネンタル・タンゴ名曲「真珠採りのタンゴ」としても親しまれています。これ以外にも全編に渡っ て若きビゼーの旋律美が堪能できる魅力たっぷりの傑作です。録音は結構あるものの、映像が乏しいのが残念でした。 今回、2012年10月、ナポリの名門サン・カルロ劇場で上演された「真珠採り」の鮮明映像が登場。ヒロインのレイラのパトリツィア・チョーフィは日 本でもすっかりお馴染みのプリマドンナ。2014年7月のリヨン歌劇場来日公演でのオッフェンバック「ホフマン物語」でヒロイン4役を一人で歌いきり大 絶賛されたのはまだ記憶に新しいところです。フランスオペラも得意とするチョーフィらしい繊細な美感の歌がここでも存分に力を発揮しています。ナディー ルのディミトリ・コルチャクは1979年、モスクワ生まれのテノール。イタリアでロッシーニ・テノールとしてブレイクした人なので柔らかい美声な上に高 音にも滅法強く、ナディールにはピタリ。ズルガのダリオ・ソラーリは、1976年、ウルグアイのモンテヴィデオ生まれのバリトン。若手のヴェルディ・バ リトンとして近年メキメキ頭角を現しており、ことに「マクベス」のタイトルロールで評判を取っています。指揮はイタリアの大ベテラン、ガブリエーレ・フェッ ロ。2014年2月、東京二期会のヴェルディ「ドン・カルロ」で素晴らしい指揮を見せてくれた巨匠。貫禄の音楽を聞かせてくれます。 演出のファビオ・スパルヴォリは、1980年代にミラノのピッコロ劇場でジョルジョ・ストレーレルの助手を務めた人物で、現在はイタリア各地の劇場で活 躍しています。このサン・カルロ劇場での「真珠採り」の舞台は、概ね伝統的な舞台作りに基づき、そこに砂に埋もれかかっている巨大な仏像の頭部や、 枝葉のない大木を舞台に据えてアクセントを入れています。 なお「真珠採り」には、ビゼーの死後、再演の際に改変されて一般に広まった楽譜(慣用版)と、初演時の楽譜を復元した楽譜(復元版)と、二種類 の楽譜がありますが、このナポリでの上演では慣用版が用いられています。第1幕のナディールとズルガの二重唱、第3幕の後半の多くの部分が復元版 とは異なっています。 (Ki)
71-9904(Bluray)
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45 クリスティアン・ティーレマン(指)
ミュンヘンPO
クリスティーネ・シェーファー(S)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
バイエルン放送Cho

収録:2007年4月ミュンヘン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:アグネス・メート
映像制作:ユニテル・クラシカ
目下のところ、ブルックナー、ワーグナーをはじめとする独=墺系レパートリーにその才能を遺憾無く奮っているドイツ期待の指揮者クリスティアン・ティー レマン。2007年にミュンヘン・フィルと収録したブラームスの「ドイツ・レクイエム」がブルーレイとなって再登場します。
このライヴに接したミュンヘン在住の高名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーもティーレマンの手腕を絶賛した(Suddeutsche Zeitung)という、ブラー ムスの「ドイツ・レクイエム」。ここでティーレマンは大規模な声楽作品ということで、ミュンヘン・フィルを含む最高の布陣で臨んでいるのが注目されると ころです。まず、ソリストに、ともに理知的な歌唱を聴かせることでは抜群の存在感をみせるふたり、シェーファーとゲルハーヘルを迎えているのがおおき なポイント。スケールゆたかなティーレマンの音楽運びに乗せて、すぐれて美しい声質も魅力ながら、絶妙なニュアンスで歌詞の意味を届けるあたりはさすが。  そして、いま、注目度急上昇中の若手合唱指揮者ダイクストラ率いるバイエルン放送合唱団。生気にみちた迫力のコーラスで、ティーレマンを強力にバッ クアップしています。 ティーレマンはこの傑作をブルックナーにも通じる深い呼吸と、過去の偉大なる巨匠たちに連なる重厚長大なアプローチで、これぞ正統派という「ドイツ・ レクイエム」を聴かせています。 (Ki)

72-6504(Bluray)
R・シュトラウス生誕150年記念コンサート
リーム:厳粛な歌(管弦楽のための)
R.シュトラウス:「4つの最後の歌」(リーム編曲による管弦楽伴奏版)、
 アルプス交響曲Op.64
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
アニヤ・ハルテロス(S)

収録:2014年6月9日ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、
PCMステレオ
原語:ドイツ語
字幕:英仏西中韓,日本語/103分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HS MA5.1、
PCMステレオ
原語:ドイツ語
字幕:英仏西中韓,日本語/103分
R・シュトラウスゆかりの街ドレスデンで、2014年6月9日から11日の3日間、ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデン(SKD)によって行われ た記念コンサート。初日には、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管&シャイーも登場、2日目は上演機会の少ないオペラ「火の消えた町」がコンサート形 式で上演、さらに3日目の6月11日R.シュトラウスの誕生日には、ガラ・コンサートが行われ、大いに盛り上がった記念コンサート・シリーズでした。
この映像は初日の午後に登場したティーレマンとSKDの演奏を収録。冒頭にはリームの「厳粛な歌」、続いてリーム編曲の管弦楽伴奏版によるR・シュ トラウスの「4つの最後の歌」。ソプラノにはドイツ=ギリシャ系のアニヤ・ハルテロスを迎えています。彼女は力強い声質と豊かな表現力で聴かせる人気 のソプラノ。この「4つの最後の歌」は、すでにルイージ&SKD盤とヤンソンス&バイエルン放響盤との録音があり、いずれも高い評価を得ています。そ して最後にSKDに献呈された「アルプス交響曲」という充実のプログラムです。今やドイツを代表する巨匠指揮者として着実にキャリアを積んでいるティー レマン。2000年にウィーン・フィルと同曲を録音。若き日のティーレマンが描いた壮麗な「アルプス交響曲」で21世紀の巨匠としての切符を手に入れた 録音でした。SKDはケンペ、シノーポリ最近ではルイージなど数々の名演を生み出しています。ここではティーレマンの重厚な指揮と、SKDの見事な描写力、 各テーマに沿った説得力のある指揮で、記念の公演にふさわしい演奏を披露しています。 (Ki)
71-9004(Bluray)
R. シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
交響詩「マクベス」op. 23*
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」#
アンドリス・ネルソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO

収録:2013年アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
2013年アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)*
2014年アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)#

◆Bluray
音声 :
dts HD Master Audio 5.0 /
LPCMステレオ
Region All/80’
◆DVD
NTSC 16 : 9
音声 : dts 5.0 /
LPCMステレオ
Region All/80’
リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏し た映像作品が登場。  「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサー トの模様をライヴ収録したものです。  シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に 「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。  なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上 げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。  ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケール おおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 (Ki)
72-9104(Bluray)
ザルツブルク音楽祭2008「オープニング・コンサート」
ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
バルトーク:ピアノ協奏曲第1番*
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)
ダニエル・バレンボイム(P)*
ピエール・ブーレーズ(指)VPO

映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
収録:2008年7月、ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
画面:1080i /16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
90分/リージョン:All
ブーレーズ、バレンボイム、ウィーン・フィルという豪華な顔触れによる2008年のザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートの映像がブルーレイで 登場。演目はブーレーズ得意のラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー。冒頭はこれまでに聴いた事のないような新鮮な響きを作り出しているラヴェル の「優雅で感傷的なワルツ」。次のバルトーク:ピアノ協奏曲第1番は、ピアノの打楽器的手法を用い、強烈なリズムの世界に圧倒される作品。ブーレーズ、 バレンボイム、ウィーン・フィルの3者の対話は独創的で、VPOの抜群の安定感と研ぎ澄まされたブーレーズの知性が、バレンボイムとの新たなドラマを 生んでいます。そしてブーレーズの「火の鳥」は、この作品の代表盤としてシカゴ響やニューヨーク・フィルとの名演が残っていますが、今回のお相手はウィー ン・フィル。ウィーン・フィルの「火の鳥」といえば、2000年のザルツブルク音楽祭でゲルギエフとの共演が記憶に新しいところ。ブーレーズとの演奏は 美しさを前面に出したウィーン・フィルの魅力が満載の演奏。前半は木管と弦の絶品の美しさで旋律を紡ぎ、「火の鳥のダンス」では絶妙な表情をつけ鮮 やかに舞います。「王女のロンド」は濃厚な表現ではありませんが、オーボエとヴァイオリンの対話が美しく、クライマックスも力強く、一糸乱れぬ緊迫感 のある演奏は圧巻です。 (Ki)
72-9204(Bluray)
ザルツブルク音楽祭2009「オープニング・コンサート」
シューベルト(ウェーベルン編):6つのドイツ舞曲 D.820
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『女心』
 ワルツ『うわごと』
 ポルカ・シュネル『ごちゃまぜポルカ』
シューベルト:交響曲第9番『グレート』
ニコラウス・アーノンクール(指)VPO

映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
収録:2009年7月26、28日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
画面:1080i /16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
95分/リージョン:All
DVD(702708)で発売されていた2009年7月に行われたウィ−ン・フィルのザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートがブルーレイに。また、 この公演は巨匠アーノンクールの80歳を記念したものでもありました。メインはシューベルト「グレート」。旋律線をくっきりと描き出し、決然とリズムを 刻むアーノンクール節が炸裂の勢いのある演奏。ヴェーベルン編曲のシューベルト「6つのドイツ舞曲」は、2人の作曲家の感性が混ざり合い、とても甘 美な響きを持った音楽。アーノンクールは深い色合いや透明な響きを巧みに操り音楽の面白さを生み出しています。ヨーゼフ・シュトラウスの3曲は、ヨー ゼフ特有の穏やかさと上品さが描き出された気品ある演奏。アーノンクール&ウィーン・フィルのコンビで生み出される至高の響き、アーノンクールの年齢 を感じさせない熱い指揮ぶりで、印象的な演奏を楽しむことができます。 (Ki)

72-9604(Bluray)
マーラー・チクルスVol.4/パーヴォ・ヤルヴィ
交響曲第7番「夜の歌」、
交響曲第8番「千人の交響曲」

■特典映像:パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第7番&第8番)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
フランクフルRSO(hr交響楽団)
エリン・ウォール(S)
アイリッシュ・タイナン(S)
アンナ・ルチア・リヒター(S)
アリス・コッテ(Ms)
シャルロッテ・ヘレカント(Ms)
ニコライ・シューコフ(T)
ミヒャエル・ナジ(Br)
アイン・アンガー(Bs)
リンブルク大聖堂児童聖歌隊
ヨーロッパ合唱アカデミー
チェコ・フィルハーモニーCho

収録:2011 年(第 7 番)、2013 年(第 8 番)ラインガウ音楽祭ライヴ
映像監督:ミケーレ・チニセルリ

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、PCMステレオ
字幕:第8 番/ 英独仏西韓中,日本語
(言語:羅独)
ボーナス/独韓、日本語(言語:英)
リージョン:All
本編:164 分/ボーナス:19 分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1
PCMステレオ
字幕:第8 番/ 英独仏西韓中,日本語
(言語:羅独)
ボーナス/独韓、日本語(言語:英)
リージョン:All
本編:164 分/ボーナス:19 分
C-majorレーベルよりリリースされている、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団によるマーラー・チクルスの第4弾は、交響曲第7番「夜 の歌」、第8番「千人の交響曲」。パーヴォは、マーラーの交響曲の中でも第7番が特に好きだということ。一般的には演奏される機会は他の曲と比べる と少ないですし、マンドリン、ギター、カウベルなど新しい楽器を取り入れ、全体としては見通しが効かず、理解しにくいとされています。しかしパーヴォ はこの作品を世に出したマーラーの姿勢に共感し、“私はやりたいことをやる” というスタンスが大変気に入っており、ある種の前向きさを感じると言って います。それはパーヴォの演奏にもあらわれており、マーラーが作品に託した輝きを明確にし、パーヴォの透徹した視点が、複雑な構成をもつ作品に道筋 を与えています。 一方第8番は、パーヴォは悪夢だと表現しています。実際に「千人の交響曲」と呼ばれ、ステージには300人ほどが並び、映像でみると圧巻の迫力。パーヴォ は『“壮大な5番”、“悲劇的な6番”、“辛辣な7番” そして8番で元に戻った。過去の成功のバラマキだと批判する人もいるが、そうではなく告白と救 済というテーマをもとに、マーラーはありのままに愛されることを望んだ、それを表現した作品である』と語っています。パーヴォは第 2 部の救済というテー マを宗教的なものではなく、マーラーの母親、アルマ、グレートヒェン、関係する女性に無条件の愛を求めた個人的な視点をクローズアップした解釈で、女声、 男声、少年合唱を巧みに使い感動的に聴かせています。 (Ki)
72-9804(Bluray)
マーラー・チクルスVol.5/パーヴォ・ヤルヴィ
マーラー:交響曲第9番ニ長調
交響曲第10番〜第1楽章アダージョ*

■特典映像
 パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第9番)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
フランクフルトRSO

収録:2009年6月27日エーベルバッハ修道院(ライヴ)
2008年6月28日エーベルバッハ修道院(ライヴ)*

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1, PCM2.0
字幕:独韓,日本語(言語;英)
リージョン:All
本編:118 分/(+ボーナス 23分)
◆Blu-ray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD
MA 5.1, PCM2.0
字幕:独韓,日本語(言語;英)
リージョン:All
本編:118 分/(+ボーナス 23分)
「C-major」レーベルより発売しているパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による、ラインガウ音楽祭・マーラー・チクルスが完結します。 1988年からドイツ・ヘッセン州のヴィースバーデンのライン河畔の小さな街ラインガウで毎夏行われているラインガウ音楽祭。収録に使われているエーベ ルバッハ修道院は視覚的にも美しく、音響効果が良いことでも知られています。パーヴォ・ヤルヴィは、毎年新しくプログラムを立てるのではなく、長期 的な計画としてこの音楽祭でマーラー・チクルスを考えました。実際に7年間に渡るプロジェクトとなり、パーヴォのライフワークとも言えるこのチクルスは、 オケの変化やパーヴォ・ヤルヴォの進化というのも映像を通して感じられます。マーラーの交響曲を演奏するのに不可欠な、煌びやかな金管、ふくよかな 弦楽器群の音色、ソリスティックな木管楽器という要素を、フランクフルト放響は、パーヴォとともに年々高いクオリティで身につけてきています。
パーヴォは2008年のフランクフルト放響との来日でマラ9を演奏しています。その際も、オケのパワーをフルに出し切った重厚な演奏を聴かせていま した。パーヴォはフランクフルト放響を、マーラーを演奏するのに非常に適したオケであり、伝統的にマーラーの音楽語法をよく理解しているし、マーラー の目指すものを明確に捉えることができると評しています。ボーナス映像では、今回もヤルヴィによるマーラーの考察、およびこのチクルスに関する思いが 語れています。 (Ki)

73-0004(Bluray)
ドキュメンタリー:リヒャルト・シュトラウス/虹の終着にて 監督:エリック・シュルツ
出演:ブリギッテ・ファスベンダー、ライモンド・ホールデン、アンドレ・ハルトマン、シュテファン・ミキシュ、エマ・ムーア、クリスティアン・シュトラウス、ワルター・ウェルベック、
俳優:ヘニング・ハルトマン、シーナ・ライス
ピアノ:ダイアナ・アリ・ハッサン

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:独英仏西韓/97分
◆Blu-ray
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ
字幕:独英仏西韓/97分
カルロス・クライバーやヘルベルト・フォン・カラヤンなど偉大な音楽家たちのドキュメンタリー映像を撮ってきた監督エリック・シュルツ。このドキュメ ンタリーは、リヒャルト・シュトラウスの人格と作品を新たな視点で捉えた映像です。“虹の終着にて” というタイトルは、その時代の偉大なる最後の作曲 家としての像を意味しています。
映像は大変貴重な素材が多く、シュトラウスの未発表の写真などが使われており、中でも1936年のベルリン・オリンピック開幕式で初演された『オリ ンピック賛歌』のライヴ録音。これは1000人の歌手を伴い、シュトラウス自身がベルリン・フィルを指揮した初演の模様です。さらに、ブリギッテ・ファ スベンダーやシュテファン・ミキシュ、シュトラウスの孫であるクリスティアンら縁の音楽家や親族によるインタビューも収録しています。 (Ki)

73-0108(DVD)
73-0204(Bluray)
BBCプロムス2014
パヌフニク:平和への3つの道
R.シュトラウス:交響的幻想曲「影のない女」
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

■ボーナス
戦争から平和へ(ショルティ&ゲルギエフ)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
ワールド・オーケストラ・フォア・ピース

収録:2014年7月20日ロイヤル・アルバート・ホール

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1,PCM2.
字幕:独(言語:英)
リージョン:All/114 分+37分
◆Blu-ray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD
MA 5.1,PCM2.0
字幕:独(言語:英)
リージョン:All/114 分+37分
この映像は、2014年のBBCプロムスでのライヴ。この年は第一次世界大戦勃発から丁度100年目を迎え、世界各地で記念の式典が行われていまし た。プロムスでも、第一次大戦と直接関係ある音楽や、「戦争と平和」を意識したコンサートが多く企画されました。まずは、WOPによる委嘱作品で、ポー ランドの作曲家アンジェイ・パヌフニクの娘、ロクサンナ・パヌフニクの「平和への3つの道」。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教による三者三様の平和 への道を描いた作品。続くは生誕150周年だったR.シュトラウスの交響的幻想曲「影のない女」。メインプログラムはマーラーの交響曲第6番「悲劇的」。
ボーナスは、1995年に創設されたWOPの20周年を記念し、創設者故ショルティと現音楽監督のゲルギエフによる平和への提言が収録されたドキュ メンタリー映像です。
1995年、ブトロス・ガリ元国連事務総長がゲオルグ・ショルティに国連50周年記念コンサートを依頼した際、「世界中の音楽家を集めたオーケスト ラを編成してハーモニーを奏で、平和の中に生きていることを示そう」と提案し、音楽が持つ平和の使節として創設されたワールド・オーケストラ・フォア・ ピース(WOP)。1997年のショルティ逝去後は、ゲルギエフが音楽監督を務めています。平和を祈念するセレモニーの時に編成され、ベルリン・フィルやウィー ン・フィルなど世界35ヶ国70に及ぶオーケストラに所属する一流の演奏家で構成されています。2010年8月には、ユネスコの音楽親善大使に任命さ れています。
73-0404(Bluray)
ジョン・ウィリアムズ・セレブレーション
ジョン・ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレとテーマ
サウンディングス
映画「シンドラーのリスト」〜追憶/ユダヤ人街/テーマ
映画「屋根の上のバイオリン弾き」〜カデンツァと変奏
映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」〜エスカペイズ
映画「スター・ウォーズ」〜王座の間とフィナーレ
<アンコール>
映画「アミスタッド」〜アフリカよ 涙をふいて
映 画「 ジョー ズ 」より
映画「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」〜帝国のマーチ*
【ボーナス】インタビュー[ジョン・ウィリアムズ、グスターボ・ドゥダメル、イツァーク・パールマン]
イツァーク・パールマン(Vn)
アメリカ陸軍ヘラルド・トランペット隊
ダン・ヒギンズ(アルト・サックス)
グレン・ポールソン(ビブラフォン)
マイケル・ヴァレリオ(ベース)
ロサンゼルス児童Cho、
ロサンゼルスPO
グスターボ・ドゥダメル(指)
ジョン・ウィリアムズ(指)*

収録:2014年9月30日ロサンゼルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール(ライヴ)
映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DTS 5.1
字 幕( ボ ー ナス ):独 仏 西,日本語
リージョン:All
103 分(本編 85 分 +18 分)
◆Bluray
画面:1080i 16:9 HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA 5.1
字 幕( ボ ー ナス ):独 仏 西,日本語
リージョン:All
103 分(本編 85 分 +18 分)
映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ。映画監督スティーヴン・スピルバーグとのタッグで数々の名作を生み出しています。この映像は、ロサンゼルスのウォ ルト・ディズニー・コンサート・ホールの2014/2015シーズンのオープニングイベントとして行われたもの。ホールを拠点とするグスターボ・ドゥダメル 率いるロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団が、ヴァイオリニストのイツァーク・パールマンを迎え、ジョン・ウィリアムズの音楽を演奏しました。
オープニングには、1984年ロサンゼルス・オリンピックの際に作曲された<オリンピック・ファンファーレとテーマ>が選ばれました。ジョン・ウィリア ムズは、この作品でグラミー賞も受賞し、これ以降アメリカで開催された3回のオリンピックでも作曲を担当しています。続くは、ウォルト・ディズニー・ コンサート・ホールのこけら落とし公演で初演し、近代的なホールの外観をイメージして作曲された<サウンディングス>。そして<シンドラーのリスト> ではパールマンが登場。優しく切ない音楽をパールマンの優れた感性とテクニックで聴かせ、映画のシーンを思い出させてくれます。さらに劇中ではアイザッ ク・スターンが演奏した<屋根の上のバイオリン弾き>もパールマンが弾いています。ドゥダメルの熱烈なリクエストでプログラムに入った<キャッチ・ミー・ イフ・ユー・キャン>。映画の舞台である60年代の雰囲気を取り入れたジャズ風の曲。ジョン・ウィリアムズは、若い頃ジャズをやっており、その経験 を作品に反映させています。そして何と言ってもジョン・ウィリアムズとスティーヴン・スピルバーグといえば<スター・ウォーズ>。アンコールで演奏さ れた「帝国の逆襲」〜帝国のマーチでは、ジョン・ウィリアムズが自ら指揮台に立ち、ダース・ベイダーも登場しコンサートを盛り上げています。アンコー ルでは他に、アメリカの奴隷制度を題材とした歴史映画<アミスタッド>をロサンゼルス児童合唱団が感動的な歌声で聴かせ、さらに<ジョーズ>と最後 までジョン・ウィリアムズの傑作を楽しむ事ができます。 ボーナス映像では、ジョン・ウィリアムズとグスターボ・ドゥダメルが、各楽曲の誕生秘話、作曲裏話などを語っています。 (Ki)


73-0804(Bluray)
シューベルト:歌劇「フィエラブラス」(全3幕)

■ボーナス
メイキング・オブ・フィエラブラス
ミヒャエル・シャーデ(フィエラブラス)、ゲオルク・ツェッペンフェルト( カール王 )、ユリア・クライター(エンマ)、マルクス・ウェルバ(ローラント)、ベンジャミン・ベルンハイム(エギンハルト)、ドロテア・レシュマン(フロリンダ )、マリー・クロード・シャピュイ(マラゴン)ほか
アンゲリカ・プロコップ
ウィーン・フィル・アカデミー
インゴ・メッツマッハー(指)VPO

演出:ペーター・シュタイン
舞台:フェルディナント・ヴェーゲルバウアー
衣装:アンナマリア・ハインリッヒ
照明:ヨアヒム・バルト
映像監督:ペーター・シェーンホファー
収録:2014年8月22&25日、ザルツブルク、モーツァルトハウス(旧祝祭小劇場)、ライヴ
日本語字幕:井形ちづる

◆DVD
画面:NTSC ,16:9
音声:PCM ステレオ、DTS 5.0
字幕:英仏西中韓,日本語
言語:ドイツ語、リージョン:All
本編:174 分、ボーナス:10 分
◆Bluray
画面:1080i HD ,16:9
音声:PCM ステレオ、DTS-HD 5.0
字幕:英仏西中韓,日本語
言語:ドイツ語、リージョン:All
本編:174 分、ボーナス:10 分
2014年ザルツブルク音楽祭で上演されたシューベルトのオペラ「フィエラブラス」のライヴ映像。 シューベルトは「歌曲王」として知られ、その美しい旋律で数多くの作品が歌い継がれています。しかしことオペラ作品となると、ほとんど上演機会はな くほとんど知られておりません。実際シューベルトは確認されているだけで、10曲のオペラを書いていますが、生前にはほとんど上演されることはなかっ たといいます。理由としては、モーツァルトのようにダ・ポンテのような有力な台本には恵まれなかったことが大きいと言われています。しかし、どの作品 にもシューベルト流の美しい音楽が全体を彩り、物語を生き生きとさせることができていると言えるでしょう。 近年、シューベルトのオペラに対する再評価も進み、そうした中で上演されたのが2014年のザルツブルク音楽祭での「フィエラブラス」でした。「フィエ ラブラス」は1823年に作曲されたシューベルト最後のオペラ。クラウディオ・アバドが1988年に全曲演奏するなど再評価されてはいましたが、日本語 の字幕がついて国内で販売されるのは初めて。指揮は、新日フィルとの共演で日本でもお馴染みのインゴ・メッツマッハー、演奏はウィーン・フィルという 布陣。メッツマッハーの細やかでメリハリのある音楽をウィーン・フィルが完璧にサポートしています。 そして充実の歌手陣にも注目。現代最高峰の美声テノール、ミヒャエル・シャーデがフィエラブラスを歌い、バス歌手として国際的に活躍しているゲオルク・ ツェッペンフェルトは、貫禄たっぷりにカール王を演じています。さらに最近アーノンクール、ムーティといった巨匠指揮者との共演も多いソプラノ、ユリア・ クライターは清潔感ある歌唱で好演し、古楽やリートで活躍しているドイツの名ソプラノ、ドロテア・レシュマンも安定した歌声を披露するなど女性陣の華 やかさも舞台を引き立てています。演出はドイツの演劇界を牽引するペーター・シュタイン。で、シューベルトの音楽にフォーカスしたシンプルで美しい舞 台となっています。 (Ki)
【あらすじ】
舞台は、、カール大帝の時代の南フランスとスペイン。フランク王国(南スペイン)のカール王とムーア人の国(スペイン)君主ボーラントは戦争を行って いた。お互いは異なる宗教を信仰していた。カール王の軍は、ボーラントの息子フィエラブラス率いる軍を打ち破り勝利を治め、フランク王国へ凱旋。カー ル王は騎士ローラントの進言を受け、捕虜として連れてきたフィエラブラスを解放する。すでにローラントとフィエラブラスは友情を育み、フィエラブラス は改宗もしていた。フィエラブラスはカール王の娘エンマに思いを寄せていたが、エンマはフランク王国の騎士エギンハルトと恋仲だった。一方ローラント もフィエラブラスの妹フロリンダと愛し合っていた。フィエラブラスはエンマを諦め、父ボーラントを説得し改宗させ、カール王に降伏、苦渋の決断をする。 最後は両国が和解し2組みのカップルも結婚が成立し、幸せのもと終了する。
73-1304(Bluray)
マーラー:交響曲第4番ト長調 、
交響曲第5番嬰ハ短調

◆ボーナス
ショルティの展望〜ワールド・オーケストラ・フォア・ピース結成15周年
カミラ・ティリング(S)
ワールド・オーケストラ・フォア・ピース
ワレリー・ゲルギエフ(指)

収録:2010年8月5日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
映像監督:マット・ウッドワード
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ
DTS HD MA5.1
字幕:本編(独英仏,日本語)、ボーナス(独)
リージョン:All/132分+23分
010年8月5日にゲルギエフが登場した際の映像が待望のブルーレイ化。演奏したのはマーラーの交響曲第4番と第5番という重量感のあるプロ グラム。ロイヤル・アルバート・ホールの華やかな雰囲気と世界中から集まった腕利き集団ワールド・オーケストラ・フォア・ピースとの感動的演奏を披 露しています。特典映像にはWOP結成15周年を記念したドキュメンタリーが収録されています。 (Ki)

73-1504(Bluray)
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 ムラーダ・フドレイ(トゥーランドット:ソプラノ )
マニュエル ・フォン・ ゼンデン( 皇帝:テノール )
ミカエル・リソフ(ティムール:バス)
リッカルド・ マッシ( カラフ:テノール )
ユ ・ ガンクン( リュー:ソプラノ )
アンドレ ・ シュエン ( ピン:バリトン )
タイラン・ラインハルト( パン:テノール )
コスミン・イフリム( ポン:テノール )
平野和 ( 大官:バリトン )
プラハ・フィルハーモニーCho
ブレゲンツ音楽祭Cho
ウィーンSO
パオロ・カリニャーニ(指)
演出:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
衣装:コンスタンス・ホフマン
照明:デイヴィ・カニンガム
ドラマトゥルク:オラフ・A・シュミット
収録:2015年7月20、22、24日 ボーデン湖・湖上ステージ(オーストリア ブレゲンツ)
◆DVD
画面:Full HD 16:9
音声:DTS、PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
125分
◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
125分
湖上のオペラ「ブレゲンツ音楽祭」。オーストリアの西端でドイツとスイスの国境近くに位置するブレゲンツ。裕福な市民の資金が投入され1946年から スタートしたこの音楽祭は、ボーデン湖の上に舞台を設置して、伝統的舞台芸術であるオペラと、最先端の技術を融合したスペクタクルなオペラが4週間 にわたって上演されます。オーケストラや合唱はステージではなく、隣接するホールで演奏し、最新の音響技術で舞台上のソリストとミックスされ、客席に 設置されたスピーカーから聴衆に届けられます。
本映像は、2015年7月に行われた《トゥーランドット》。トゥーランドットは、「千一夜物語」の中の「カラフ王子と中国の王女の物語」に登場する姫の名で、 その物語に基づいてヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴッツィが1762年に著した戯曲。マルコ・アルトゥーロ・マレッリの演出では、湖上に浮かぶ万里の長 城、その下には兵馬俑が並ぶ巨大なセットが用意され、人民服をまとった民衆、仮面をかぶった人々、前衛的な衣装、見ごたえのある現代的なオペラを堪 能できます。歌手陣も、その声と美貌で将来の活躍が最も期待されているムラーダ・フドレイのトゥーランドット、舞台栄えするカラフ役のリッカルド・マッ シ、ユ・ガンクンのリューもマレッリの演出もともなって、印象的な演技をみせています。 (Ki)
73-1704(Bluray)
モーツァルト:歌劇「魔笛」K620〜僧侶の行進
フリーメイソンのための葬送音楽 K477
カンタータ「悔悟するダヴィデ」K469

■ボーナス
アダージョ&フーガ.ハ短調K546
バルタバス
ヴェルサイユ馬術アカデミー
ザルツブルク・バッハガ
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊
マルク・ミンコフスキ(指)
クリスティアーネ・カルク(S)
マリアンヌ・クレバッサ(Ms)
スタニスラス・ド・バルベイラク(T)

照明:ベルトラン・クーデール
映像監督:アンディ・ゾマー
収録:2015年1月 ザルツブルク、モーツァルト週間(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS- 5.1 , PCM 2.0
字幕:独仏西韓,日本語/71分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA 5.1 , PCM 2.0
字幕:独仏西韓,日本語/71分
1956年から毎年1月のモーツァルトの誕生日周辺に開催されている音楽祭、モーツァルト週間。2015年の目玉は、騎馬芸術集団「ジンガロ(ジプシー)」 の創設者バルタバス氏がヴェルサイユ宮殿の大厩舎に2003年に開設した馬術アカデミーのチームと、マルク・ミンコフスキが共演したことで話題となった 公演でした。
ヴェルサイユ馬術アカデミーでは、馬術の技術だけではなく、フェンシングやダンス、歌、そして弓道を取り入れた訓練を行い、彼らのショーは人馬が一 体となった芸術性の高いパフォーマンスが注目されています。馬具はエルメスから提供されており、世界的な音楽家とコラボレーションし、ヨーロッパだけ でなく日本でも公演も行っています。
本映像のメインプログラムはカンタータ「悔悟するダヴィデ」。このカンタータはモーツァルトがかねてから会員になることを望んでいたウィーン音楽芸術 家協会のために作曲されました。しかし忙しいモーツァルトには提出期限までに時間がなく、仕方なく「大ミサ」K427を改作することにし、ダ・ポンテ(と 言われている)のイタリア語の歌詞に転用し「大ミサ」のスコアに書き込みするかたちで提出されました。
ミンコフスキは、以前からジンガロの公演を観に行き非常に関心をもっており、このモーツァルト週間の公演のためにバルタバス氏を熱心に説得して実 現したコンサート。公演が行われた、「モーツァルトのための劇場」は、かつての乗馬学校(フェルゼンライトシューレ)ですので、本来の目的を取り戻し たともいえるでしょう。全10曲からなるカンタータの各シーンに合わせて演出されており、動き、照明、衣装はモーツァルトの音楽をまさに表現しており、 視覚的に美しいだけではなく、感情をも表現した大変魅力的な内容です。 (Ki)

73-1904(Bluray)
R・シュトラウス:歌劇「エレクトラ」 イングリッド・トビアッソン(クリテムネストラ:メゾソプラノ)
インゲ ラ・ブ リン ベリ( エ レクトラ:ソ プ ラノ)
スザンナ・レヴォネン(クリソテミス:ソプラノ)
マグヌス・キーレ(エギスト:テノール)
トーマス・ランダー(オレスト:バリトン)
ラモン・ガンバ(指)ノルランズ歌劇場SO

舞台演出:ラ・フラ・デルス・バウス
演出監督:カルルス・パドリッサ
演出助手:エステバン・ムニョス
振付:ミレイア・ロメロ
衣装:クララ・スッラ
照明:カルロス・リゲル
特殊効果:トーマス・バウテンバッハー
音響:ラルス・ヴェルン
映像監督:トビン・ホフヴァンダー
収録:2014年8月19、21日 スウェーデン、ウメオ、ビジネスパーク(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS 5.0、
PCMステレオ
字幕:英仏西典中韓,日本語/108分
◆Blu-ray
画面:HD 16:9
音声:DTS-HD MA 5.0、
PCMステレオ
字幕:英仏西典中韓,日本語/108分
スウェーデンのノルランズ・オペラとスペインの舞台演出集団ラ・フラ・デルス・バウスがコンビを組んで2014年に上演されたリヒャルト・シュトラウスの「エ レクトラ」の映像。ラ・フラ・デルス・バウスは、1979年に街頭演劇集団としてスタート、1992年バルセロナ・オリンピックの開会式の演出を手がけました。 その後、演劇、オペラ、映画といった様々な場面で表現活動を行っています。彼らは、CG映像を駆使し、野外を中心としたスペクタクルで、視覚的にうっ たえるパフォーマンスを得意としています。
この「エレクトラ」では、巨大クレーンを用いて、鎖で繋がれた人間を操作するような場面も出てきて、今回も迫力の舞台を展開しています。スウェーデン、 ウメオ市のビジネスパークで行われ、旧スウェーデン軍が所有していた、現在駐車場になっている広場を利用して200×40メートルの最大級の舞台が設置 されました。大量の人工血液が舞台に放出され、生々しく鮮烈な印象を与えます。エレクトラの陰鬱な復讐劇を、独特の色彩感覚で表現し、復讐の情念が 渦巻いているのを目の当たりにします。
エレクトラを演じるのは、スウェーデン出身のソプラノ歌手インゲラ・ブリンベリ。強靭な声とドラマティックな歌唱で迫力十分。同じくスウェーデン出身 のイングリッド・トビアッソンは、圧倒的存在感と人間臭さの漂う歌唱で母親クリテムネストラを歌いました。イギリス人指揮者のラモン・ガンバの指揮も「エレクトラ」の狂気と官能に満ちた混沌とした音楽を鮮やかに示しています。 (Ki)
73-2304(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 カルロ・コロンバーラ( 王:バス)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(アムネリス:メゾソプラノ)
クリスティン・レヴィス(アイーダ:ソプラノ)
ファビ オ・サルトーリ( ラダメス:テノール )
マッティ・サルミネン(ラムフィス:バス)
ゲオルグ・ガグニーゼ(アモナズロ:バリトン)
アゼル・ルザ=ザダ(使者:テノール)
キアラ・イゾットン( 巫 女の長:ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座合唱団
ズービン・メータ(指)
演出:ペーター・シュタイン
収録:2015 年 2 月ミラノ・スカラ座(ライヴ)

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS5.1, DD, PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
151分
◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ
字幕:英独仏西中韓,日本語
151分
2015年2月ミラノ・スカラ座で行われた、ペーター・シュタインの新演出による「アイーダ」の映像。2014年7月に亡くなったロリン・マゼールに代わり、ズー ビン・メータが指揮台にあがりました。スカラ座といえば、巨匠フランコ・ゼッフィレッリによる歴史的名演出の1963年版と壮麗な2006年版の2つの 演出を上演してきました。今回、10年余が経過しての新演出に期待が高まります。ドイツ出身のペーター・シュタインは、現在世界有数の演出家として名 を馳せています。彼はイタリア国籍をもっており、「非常に親密な」アイーダを観せることに成功しています。 この「アイーダ」は、ヴェルディがオペラ作家としての地位を確立し後世に残る多くの名作を作り上げていた頃の作品。スエズ運河開通を祝して委嘱され たオペラで、古代エジプトを舞台にした男女の悲恋の物語で、現在でも人気のある演目。また「凱旋行進曲」は特に有名で、単独で演奏される機会の多い曲。 壮麗な合唱と華々しい管弦楽はオペラの醍醐味を感じさせます。ペーター・シュタインのクールな演出は、華やかさを強調するのではなく、壮大な愛の物 語に焦点を当てています。オリエンタリズムと未来的な要素をミックスした装置と衣装は、豪華絢爛な「アイーダ」になれたスカラ座の聴衆をも魅了するエ レガントなものとなっています。ソリスト陣もベテランから新生まで実力派で固められ、重量感のある声質のカルロ・コロンバーラ。グルジア出身のアニタ・ ラチヴェリシュヴィリはハリのある声と卓越した演技力で聴かせます。タイトルロールを歌うのは、アメリカ出身のソプラノ、クリスティン・レヴィス。オーケ ストラに負けない強い歌声で聴衆を魅了しています。ラダメス役のファビオ・サルトーリも安定感のある美声を披露しています。また新演出のお披露目とい う力の入った公演でみせる、メータのまとめあげる手腕はさすがです。 (Ki)
73-2604(Bluray)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ハース版) シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指)

収録:2015年5月23日バーデン=バーデン祝祭歌劇場(ライヴ)
■DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.0、DD5.0、PCM2.0
75分
■Bluray)4
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.0、PCM2.0
75分
ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンは、スローペースですがブルックナーの交響曲のチクルスに取り組んでおり、2012年収録の第8番 (716204)、2013年収録の第5番(717904) 、当盤と同時期に収録した第9 番(733404)と充実した音楽を聴かせてくれました。ブルックナーの交 響曲第4番「ロマンティック」は、演奏時間70分強と通常より長めですが、その長さを全く感じさせず、一音一音丁寧に紡ぎだされるブルックナーの世 界を堪能することができます。シュターツカペレ・ドレスデンの熟成された豊かな響きがホールを包み、完璧なアンサンブルと繊細かつダイナミックな表現 で、ティーレマンの自信と確信に満ちた演奏が披露されています。 (Ki)

73-2804(Bluray)
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248

<ボーナス>
ジョン・ノイマイヤーとロイド・リギンスのインタビュー
振付:ジョン・ノイマイヤー
ハンブルク・バレエ
ジュリアン・プレガルディエン(エヴァンゲリスト)
メリッサ・プティ(ソプラノ)
カーチャ・ピーヴェック(アルト)
マニュエル・ギュンター(テノール)
ヴィルヘルム・シュヴィングハマー(バス)
ハンブルク国立歌劇場Cho
ハンブルク国立歌劇場O
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
振付、衣装、照明:ジョン・ノイマイヤー
舞台:フェルディナンド・ヴェーゲルバウアー
映像監督:トーマス・グリム
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
[主要ダンサー]ロイド・リギンス(男)、アンナ・ラウデーレ(母)、カーステン・ユング(その夫)、カレン・アザチャン(羊飼い)、シルヴィア・アッツォーニ(天使)、アレクサンドル・トゥルシュ(天使)、大石裕香、シルヴァーノ・バローン、レスリー・ヘイルマン、クリストファー・エヴァンス、ウラディミール・コシチュ(スイーパー)
収録:2014 年ハンブルク国立歌劇場

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS 5.0,
PCMステレオ
字幕:仏韓,日本語(ボーナス:英独)
180 分(168+12 分)
◆Bluray
画面:HD 16:9
音声:DTS-HS MA 5.0,
PCMステレオ
字幕:仏韓,日本語(ボーナス:英独)
180 分(168+12 分)
ハンブルク・バレエの芸術監督を40年以上続けているジョン・ノイマイヤー。2015年に京都賞の思想・芸術部門を受賞し、70歳を超えてもバレエの 新たな表現方法を模索する現代最高の振付師の一人。この映像はノイマイヤーがバッハの「クリスマス・オラトリオ」に振りつけた作品。バッハの「クリス マス・オラトリオ」は、クリスマス関連の礼拝で用いられる6つのカンタータを、内容としています。ノイマイヤーは2007年に「クリスマス・オラトリオ」 の最初の3つの部分が振り付け、その後残りの3つを仕上げ、2013年に完全版が上演されました。
「クリスマス・オラトリオ」は、イエスの降誕を祝うための音楽で明るく祝祭的な気分に満ちています。特に第1部の冒頭「歓呼の声を放て、喜び踊れ!」 は、トランペット3本とティンパニ、フルートとオーボエ各2本+弦楽合奏という豪華編成で書かれており、勢いのある華やかな気分を盛り上げてくれます。 振付にあたり、ノイマイヤーは以下のように述べています。「この冒頭の部分から取れるように、我々人類すべてが経験する感情、信頼・希望・進行・疑問・ 自己犠牲といったものを表しており、私の振付は宗教を表現したものではありません。多くの異なる文化や宗教を統一するちからがバッハの音楽にはありま す。振付を通して、人間の価値を新たに見出したつもりです。ですので、このバレエの中では聖母マリアは「母」、ヨセフは「彼女の夫」としています。」非 常にシンプルながら、このクリスマスの奇跡を美しく、そして心に訴えかける演出で表現しています。 ダンサーには、2015年から同団の副芸術監督に就任したロイド・リギンス、長身でしなやかな手脚をもつアンナ・ラウデ−レらトップダンサーに加え、 2015年に退団し、ノイマイヤーに触発され現在は振付師として独立した日本人、大石裕香も舞台に立っています。エヴァンゲリストには、近年メキメキ実 力をつけているジュリアン・プレガルディエン、その他歌手陣もハンブルクを拠点に活動する実力派を揃え、安定した歌唱を聴かせてくれます。 (Ki)
73-3204(Bluray)
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」 ドレスデン国立歌劇場O&cho
クリスティアン・ティーレマン(指)
演出:アクセル・ケーラー
舞台:アルネ・ワルター
衣装:カタリナ・ヴァイセンボルン
照明:ファビオ・アントーチ
ビデオ・デザイン:アルネ・ワルター、クヌト・ゲング
ドラマティック・アドヴァイサー:ヴルナー・ヒンツェ
振付:カトリン・ヴォルフラム
殺陣:クラウス・フィゲ
アドリアン・エレート( オットカール)
アル ベルト・ドーメン(クーノー)
サ ラ・ヤクビ アク( アガーテ)
クリスティーナ・ランツハマー(エンヒェン)
ゲオルク・ツェッペンフェルト( カス パール)
ミヒャエ ル・ケーニッヒ(マックス)
アンドレアス・バウアー(隠者)

収録:2015年4月29-5月3日、ドレスデン、ゼンパーオーパー、ライヴ
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS5.0、PCMステレオ
字幕:英仏西中韓,日本語
言語:独/149分
◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.0、PCMステレオ
字幕:英仏西中韓,日本語
言語:独/149分
ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンによるウェーバーの《魔弾の射手》。ティーレマンは2012年のシュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者就 任以降、同楽団と良好な関係を築き、2013年からはザルツブルク復活祭音楽祭の芸術監督に就任し、オケとともに同音楽祭に出演するなど、ドレスデン の新時代を作り上げています。 この映像は、2015年4月29日から5月3日に本拠地ゼンパーオーパーで行われたもの。ウェーバーは、ここドレスデンの宮廷楽長を務めていたこと もあり縁がある作曲家で、《魔弾の射手》はドレスデン国立歌劇場の十八番演目。同楽団とカルロス・クライバーの同演目のディスクも名盤として聴き継が れていますが、ティーレマンによる本上演も伝説の名演に勝るとも劣らない熱演を聴かせてくれています。序曲から、圧倒的なダイナミズムと溢れる躍動感、 目の覚めるような鮮やかな演奏を披露しています。さらに歌手陣も充実しており、なかでも悪役カスパールを演じたゲオルク・ツェッペンフェルトは抜群の 歌唱と演技で、カスパールの闇を見事に表現しています。 (Ki)
73-3404(Bluray)
ブルックナー:交響曲第9番(原典版) クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:2015年5月バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1,PCM2.0
66分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA5.1,PCM2.0
66分
2015年のバーデン=バーデン復活祭音楽祭のライヴ映像。1967年カラヤンが創設したザルツブルク復活祭音楽祭は、45年間ベルリン・フィルがメイ ン・オーケストラを務めていましたが、ベルリン・フィルは2013年から場所をドイツ南西部の温泉場バーデン=バーデンに移して行っています。そのバー デン=バーデンに2015年のゲストとして呼ばれたのが、クリスティアン・ティーレマン率いるシュターツカペレ・ドレスデン。彼らは先述のザルツブルク復 活祭音楽祭をベルリン・フィルから引き継ぐ形で出演しており、バーデン=バーデンへのキャスティングは驚きと言えるでしょう。 ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンは、スローペースですがブルックナーの交響曲のチクルスに取り組んでおり、2012年収録のブルックナー第 8番(716204)、2013年収録のブルックナー第5番(717904)と充実した音楽を聴かせてくれました。この第9番はブルックナー最後の交響曲で、第 3楽章まで書き上げられた未完の作品でありますが、晩年の宗教色に彩られた深遠な世界が圧倒的な存在感で描かれています。ティーレマンとシュターツ カペレ・ドレスデンは、2015年2月の来日公演でもブルックナーの第9番を取り上げており、素晴らしい演奏を披露しました。このバーデン=バーデン でもティーレマンは緻密な音楽を細部まで作り込み、オケの伝統美である美しい音色をあますところなく引き出し、バーデン=バーデン祝祭劇場がまるで荘 厳な聖堂かのような感動的な響きをうみだしています。 (Ki)
73-3604(Bluray)
ブラームス:アノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
ルドルフ・ブッフビンダー(P)
ズービン・メータ(指)VPO

収録:2015年3月ウィーン楽友協会(ライヴ)
◆Blu-ray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.0、PCM2.0
96分、リージョン:All
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.0、PCM2.0
96分、リージョン:All
2015年3月にウィーン楽友協会で行われたメータ指揮ウィーン・フィル、ソリストにウィーンのピアノ演奏の伝統を現在に引き継ぐ名手ブッフビンダーを 迎え行われた、ブラームスのピアノ協奏曲第1番と第2番のライヴ収録。 ブラームスのピアノ協奏曲は、メータもブッフビンダーもそれぞれ過去に何度も取り組んでいる楽曲。2009年にはイスラエル・フィルと共に録音し、互 の作品への深い理解と愛情が結実した円熟の演奏を聴かせてくれました。この公演はそのさらに6年後ということもあり、両者とも現代の巨匠として更な る評価を獲得しているだけに期待のライヴとなりました。 演奏は、前半に第2番、後半に第1番というブッフビンダーお馴染みのスタイル。繊細さと詩的な雰囲気をもつ第2番と、重厚さと若きブラームスの情 熱にあふれる第1番の対比が素晴らしい。第2番はブラームスがイタリア旅行中に構想を得たといい、ブラームスとしては明るい曲調でありますが、晩年 のブラームスの深遠な世界も垣間見ることのできる秀作。堂々としていて威厳が有り味わい深いブッフビンダーのピアノ、そしてメータもずっしりと落ち着い てオケの厚みも十分感じられる渾身の演奏。第1番は、ブラームス青年期の傑作で、恩師シューマンへの敬意とクララへの憧れが入り混じり、ピアニスト には強靭な打鍵と重厚な音の響きが求められる大曲。ブッフビンダーはこの作品に特に思い入れがあるようで、自筆譜から熱心に研究しているといいます。 大家としての風格を感じさせつつ、ブラームスの若き日の瑞々しい感性と溢れんばかりの情熱を感じさせる熱演を披露しています。2016年10月の来日公演では、ブッフビンダー、メータ、ウィーン・フィルの3者でブラームスのピアノ協奏曲第1番が演奏される予定です。 (Ki)

73-3708
73-3804(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 オルガ・ペレチャッコ(ヴィオレッタ・ヴァレリー/S)
アターリャ・アヤン(アルフレード・ジェルモン/T)
シモーネ・ピアッツォーラ(ジョルジョ・ジェルモン/Br)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(ガストーネ子爵/T)
トム・フォックス(ドゥーフォル男爵/Br)
クリスティーナ・ダレツカ(フローラ・ベルヴォア/Ms)
コンスタンティン・ヴォルフ(ドビニー侯爵/Bs)
ヴァルター・フィンク(医師グランヴィル/Bs)
デニズ・ウズン(アンニーナ)
ライモンズ・シュポギス(フローラの家の召使/Br)
シュテファン・ゲイヤー(使いの者/Bs)
ヘルマン・オズワルド(ジュゼッペ/T)
パブロ・エラス=カサド(指)
バルタザール=ノイマン・アンサンブル&cho

演出:ローランド・ビリャソン
舞台:ヨハネス・ライアカー
衣装:ティボー・ファンクラーネンブルック
照明:デービー・カニンガム
振付:フィリップ・ジロード
映像監督:ネレ・ミュンヒマイヤー

収録:2015年5月、バーデン=バーデン祝祭劇場、ライヴ
字幕:英独仏西中韓,日本語
原語:イタリア語、リージョン:All
作は2015年バーデン=バーデン祝祭劇場で行われたヴェルディ「椿姫」のライヴ映像。2度の休業を経て、現在はオペラの演出も手がけている現代 テノール界のスター、ローランド・ビリャソンが演出を担当、ヴィオレッタ役にはロシアの新星オルガ・ペレチャッコ、指揮は新進気鋭のスペイン人パブロ・ エラス=カサドという布陣で挑んだ注目の上演。 夜の世界で名を馳せる高級娼婦ヴィオレッタの一途な愛と哀しい運命描いた「椿姫」。今回の舞台はサーカス劇場。ティボー・ファンクラーネンブルック の手がけた鮮やかな衣装は一瞬で観客の心をつかみます。オルガ・ペレチャッコは、享楽的な人生を楽しみながらも、アルフレードに対する愛と苦悩に揺 れ動くヴィオレッタ感情を見事に歌い上げています。さらにビリャソンは默役を配置し、主人公の心情をより深く描いています。アルフレード役のアターリャ・ アヤンも、豊かな声量、暗さと温かさを両方兼ね備えた伸びやかな声で好演しています。そして厳格なアルフレードの父ジョルジョ・ジェルモン役のシモーネ・ ピアッツォーラは見事な声のコントール力を持ち、特に第2幕のヴィオレッタを説得する二重唱では、繊細かつ大胆な歌唱を聴かせてくれます。 オケはピリオド楽器によるバルタザール=ノイマン・アンサンブル。軽やかな響きが新鮮で、歌手陣もより一層伸び伸びと歌うことができ、パブロ・エラ ス=カサドの懐の深い指揮がバランスの良くまとめあげています。 (Ki)
73-4004(Bluray)
ルドルフ・ブッフビンダー・プレイズ・モーツァルト
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466、
第21番ハ長調K467、
第27番変ロ長調K595
ルドルフ・ブッフビンダー(P、指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
ボーナス:メイキング(4K制作について)

収録:2015年6月ドレスデン、ガラス工場(フォルクスワーゲン)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.0、PCM2.0
93分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA 5.0、PCM2.0
93分
ウィーンのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーが、2015年フォルクスワーゲンのガラス工場で行ったコンサート映像。フォルクスワーゲンの「ガラス の工房」(グレーゼルネ・マヌファクテュア)は、シュターツカペレ・ドレスデンのパートナーとなっており、オープニング・イベントなどで演奏を披露してい ます。さらに今回はガラス張りの近代的な建物内を4K UHD(3,840×2,160)の高画質技術によって撮影されています。 幼少よりウィーンに学び、正統的ウィーンの伝統を受け継ぐピアニストとして、世界的に高い評価を受けるルドルフ・ブッフビンダー。モーツァルトのピア ノ協奏曲集は、ウィーン・フィルやウィーン響と弾き振りした録音と映像があり、ブッフビンダーの機知に富んだピアニズム、ウィーンの流儀を心得たオケの 演奏は大変魅力的なものでした。シュターツカペレ・ドレスデンとの本公演でも、気品溢れるブッフビンダーのピアノを堪能でき、これまで真摯にこの作品 に向き合ってきた彼だからこそ生み出せる実に優雅な演奏。シュターツカペレ・ドレスデンの表現力も素晴らしく、弦の音色の美しさを十分に楽しむことの できる充実した内容を聴かせてくれます。 (Ki)
73 4204(Bluray)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集VOL.1
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調OP.2-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調OP.14-2
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調「幻想曲風ソナタ」OP.27-1
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」OP.31-2
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調OP.31-3
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調OP10-1
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調OP.26
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調OP.54
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調OP.7
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」OP.27-2
ルドルフ・ブッフビンダー(P)

収録:2014 年8月3-4日 ザルツブルク音楽祭、
モーツァルテウム大ホール(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS4.0,
PCMステレオ/189分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 4.0,
PCMステレオ/189分
2014年ザルツブルク音楽祭で行われた、ルドルフ・ブッフビンダーによるベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の模様を収録したDVDとBlu-rayが発売になります。ザルツブルク音楽祭の長い歴史の中で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったのは今回が初めてとのこと。「ベートー ヴェンの新しい解釈を示した、彼以外には成し得ない偉業である」と称賛されたチクルスとなりました。 ウィーンのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーは5歳でウィーン音楽大学へ入学、9歳の時に最初の演奏会を行い、11歳で著名なピアノ教師ブルーノ・ ザイドルホーファーのマスタークラスに入門するなど早くから才能を発揮。15歳でミュンヘン国際音楽コンクール優勝、20歳の時にヴァン・クライバーン・ コンクールで特別賞を受賞、21歳ではベートーヴェン・コンクール優勝するなど輝かしい受賞歴を持ちます。現在は、ウィーンの伝統を受け継ぐピアニス トとして世界的に高い評価を受けています。 幅広いレパートリーもつブッフビンダーですが、その中心はやはりベートーヴェン。ブッフビンダーは、これまでにテルデック(1980/82、セッション録音) とRCA(2010、ライヴ録音)の2度ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を録音しています。そして45回以上の全曲演奏会を行い、つねに新しい発見を 求め丁寧に楽譜を読み込み、聴く者に驚きと感動を与えています。 (Ki)
73-4404(Bluray)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集VOL.2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
ピアノ・ソナタ第26番「告別」Op.81a
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」Op.106
ルドルフ・ブッフビンダー(P)

収録:2014年8月音楽祭、モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS- 4.0
PCMステレオ、172分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA 4.0、
PCMステレオ、172分
2014年ザルツブルク音楽祭で行われた、ルドルフ・ブッフビンダーによるベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の模様を収録したDVDとBlu-rayが発売。ザルツブルク音楽祭の長い歴史の中で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったのは今回が初めてとのこと。「ベートーヴェンの 新しい解釈を示した、彼以外には成し得ない偉業である」と称賛されたチクルスとなりました。この映像は、2日間の公演を収めたもの。ブッフビンダーは、 ソナタの番号順に演奏することには賛同しておらず、楽曲ごとの様々な対比を聴衆に体験して欲しいとのこと。この映像でも初期、中期のソナタと、後期の 長大な「ハンマークラヴィーア」を混ぜ合わせて演奏し、ベートーヴェンのソナタの多様性を表現しています。 ウィーンのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーは5歳でウィーン音楽大学へ入学、9歳の時に最初の演奏会を行い、11歳で著名なピアノ教師ブルーノ・ ザイドルホーファーのマスタークラスに入門するなど早くから才能を発揮。15歳でミュンヘン国際音楽コンクール優勝、20歳の時にヴァン・クライバーン・ コンクールで特別賞を受賞、21歳ではベートーヴェン・コンクール優勝するなど輝かしい受賞歴を持ちます。現在は、ウィーンの伝統を受け継ぐピアニス トとして世界的に高い評価を受けています。 幅広いレパートリーもつブッフビンダーですが、その中心はやはりベートーヴェン。ブッフビンダーは、これまでにテルデック(1980/82、セッション録音) とRCA(2010、ライヴ録音) の2度ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を録音しています。そして50回の全曲演奏会を行い、つねに新しい発見を求め 丁寧に楽譜を読み込み、聴く者に驚きと感動を与えています。 (Ki)
73-4604(Bluray)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集VOL.3
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111

ボーナス:ブッフビンダー、ベートーヴェンのピアノ・ソナタについて語る(日本語字幕付)
ルドルフ・ブッフビンダー(P)

収録:2014年8月音楽祭、モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS4.0,PCMステレオ
字幕:英韓,日本語(言語:独)
本編:257分/ボーナス:36分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HDMA4.0, PCMステレオ
字幕:英韓,日本語(言語:独)
本編:257分/ボーナス:36分
2014年ザルツブルク音楽祭で行われた、ルドルフ・ブッフビンダーによるベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の模様を収録したDVDとBlu-rayが発売。ザルツブルク音楽祭の長い歴史の中で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったのは今回が初めてとのこと。「ベートーヴェンの新 しい解釈を示した、彼以外には成し得ない偉業である」と称賛されたチクルスとなりました。ウィーンのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーは5歳でウィーン音楽大学へ入学、9歳の時に最初の演奏会を行い、11歳で著名なピアノ教師ブルーノ・ ザイドルホーファーのマスタークラスに入門するなど早くから才能を発揮。15歳でミュンヘン国際音楽コンクール優勝、20歳の時にヴァン・クライバーン・ コンクールで特別賞を受賞、21歳ではベートーヴェン・コンクール優勝するなど輝かしい受賞歴を持ちます。現在は、ウィーンの伝統を受け継ぐピアニス トとして世界的に高い評価を受けています。 幅広いレパートリーもつブッフビンダーですが、その中心はやはりベートーヴェン。ブッフビンダーは、これまでにテルデック(1980/82、セッション録音) とRCA(2010、ライヴ録音) の2度ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を録音しています。そして50回の全曲演奏会を行い、つねに新しい発見を求め 丁寧に楽譜を読み込み、聴く者に驚きと感動を与えています。 Vol.3には、ベートーヴェンのピアノ・ソナタについてブッフビンダーが解説するボーナス映像が付いています。全32曲の「音楽の宇宙」と呼ばれる作 品を演奏し続けているブッフビンダーはこのように語っています。「(前略)美しさだけを求めてはいけません。深さや、醜さ、底知れぬ深淵を表現すべきです。 (中略)美しさだけではいけません。大切なのは真実です」。 (Ki)
73-5204(Bluray)
グノー:歌劇「ファウスト」 チャールズ・カストロノーヴォ(ファウスト:テノール)
イルダール・アブドラザコフ(メフィストフェレス/悪魔:バス)
イリーナ・ルング(マルグリート:ソプラノ)
ワシリー・ラデュク(ヴァランタン:バリトン)
ケテワン・ケモクリーゼ(ジーベル:メゾソプラノ)
サマンサ・コルベイ(マルト:メゾソプラノ)
パオロ・マリア・オレッキア(ワーグナー:バリトン)
ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリノ王立歌劇場O&cho
演出、装置、衣装、照明:ステファノ・ポーダ
演出助手:パオロ・ジアニ・セイ
テクニカル・ディレクター:サヴェリオ・サントリクイード
合唱指揮:クラウディオ・フェノグリオ
映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ
収録:2015年6月トリノ王立歌劇場
◆DVD
画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1、
PCMステレオ
字幕:英独伊西中韓,日本語(原語:仏)
180分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA 5.1、
PCMステレオ
字幕:英独伊西中韓,日本語、(原語:仏)
180分
音楽監督ジャナンドレア・ノセダ率いるトリノ王立歌劇場によるグノーの「ファウスト」。トリノ王立歌劇場はノセダが2007年に音楽監督就任以来大き な成果をあげ、巨匠トスカニーニに次ぐ第2期黄金時代を迎えたと世界中から注目を集めています。 「ファウスト」は、ジュール・バルビエとミッシェル・カレの台本により、グノーが作曲した全5幕のオペラで、ドイツの文豪ゲーテの戯曲「ファウス ト」第1部を題材にしています。初演は1859年パリのリリック座で行われ、それほど好評を得ることはできませんでしたが、初演を見たベルリオーズは この作品を高く評価していたようです。その後、上演毎に人気が高まり徐々に成功を収めていき、現代では最も人気のあるフランス・オペラのひとつとなっ ています。
今回の演出は演出から照明まで全てを手がけ、時代の先を行く鬼才ステファノ・ポーダ。歌手の頭上である舞台中央に不吉な影を落とす巨大な黒いリ ングのオブジェや近未来的で抽象的な装置を配置することにより、オペラで最も魅力的な瞬間は洗練された照明によるものではないと本演出で証明してい ます。さらに素晴らしい歌手陣もこの舞台の成功に欠かせません。若きアメリカのテノール、チャールズ・カストロノーヴォがファウスト役を演じ、華麗な 演技と甘美な歌声は説得力があります。世界一流劇場が注目するロシア出身のバス、イルダール・アブドラザコフは、迫力があり洗練された歌声と豊かな 技巧で圧倒的な存在感を放つメフィストフェレスを演じています。ロシア人若手ソプラノのイリーナ・ルングの透き通った声で演じるマルグリートは、無邪 気な少女のよう。悪魔に魂を売り若さを手に入れたファウストと、純真無垢なマルグリートとの悲劇の恋物語を、ポーダの巧みなストーリー展開、グノー の甘美な音楽、そして繊細かつ大胆なノセダの指揮により見事な舞台に仕上げています。 (Ki)


73-5404(Bluray)
ロッシーニ:歌劇「モゼ」

◆ドキュメンタリー「ミラノ大聖堂の700年の歴史と秘密」
ルッジェーロ・ライモンディ(モゼ)
ボグダン・ミハイ(エリゼオ)
フィリッポ・ポリネッリ(ファラオーネ)
ルチアーノ・ガンチ(アメーノフィ)
ジョヴァンニ・セバスティアーノ・サラ(アウフィーデ)
クリスチャン・スタリニエーリ(オジリデ)
マリア・チョッピ(マリーア)
リディア・タンブッリーノ(アナーイデ)
イザベル・カバツ(シナイーデ)
演出:ティツィアーノ・マンチーニ、チェチーリア・リゴリオ
ヴェネランダ・ファッブリカ・デル・ドゥオーモO&cho
フランチェスコ・クアトロッキ(指)

合唱指導:エミリアーノ・エスポージト
衣装:フランカ・スクアルチャルーピ
照明:ヴァレリオ・ティベリ
映像:ウニタC1
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
収録:2015年6月 イタリア、ミラノ大聖堂(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1, PCMステレオ
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.1, PCM2.0

字幕:英仏西独露韓,日本語
言語:イタリア語
ボーナス字幕:英
本編80分、ボーナス 22 分
2015年6月にイタリア、ミラノ大聖堂ではじめて行われたロッシーニのオペラ「モゼ」(モーゼ/モーセ)。2015年に行われていたミラノ万博のプロジェ クトの一貫として、リコルディ社の協力を得て実現した上演です。★ミラノの象徴であるこの大聖堂ドゥオーモは、1386年に着工し約500年の時を経てナポレオンの命により完成しました。その壮大な建築は全長 158m、幅93m、高さが108mで内部の面積が1万1700平方メートル。世界最大級のゴシック建築として知ら、135本の尖塔、2245体の彫刻との 融合美はまさに圧巻です。今回の上演では伝統的な建築物にビデオマッピング(=プロジェクションマッピング)で、刺激的な照明や色の効果も用い、オ ペラ映像演出の常識を覆す最新映像技術を堪能することができます。 ロッシーニのオペラ「モゼ」は、作曲者自身のオペラ「エジプトのモゼ」の改作。モゼが行う奇跡が各幕に登場し、見せ場としてオペラを盛り上げています。 エジプトから逃げて来たユダヤ人たちが、行く手を紅海にはばまれる場面や、第4幕の終結でエジプトの兵士たちが紅海へと沈んでいく様など、大スペク タクルを高度な映像演出により壮大なる宗教劇に仕上げています。 (Ki)
73-5604(Bluray)
オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』 ホフマン:ダニエル・ヨハンソン
オランピア/ ジュリエッタ:シェシュティン・アヴェモ
アントニア/ ジュリエッタ:マンディ・フレドリヒ
ミューズ/ ニクラウス/ 死者の声: ラヘル・フランケル
リンドルフ/ ルーテル/ コッペリウス/ ミラクル医師/ ダペルトゥット
船長:ミヒャエル・ヴォッレ
スパランツァーニ:ベングト・オラ・モルニー
クレスペル:カティル・フガース
アンドレ/ コシュニーユ/ フランツ:クリストフ・モルターニュ
ナタニエル:ホエル・トロアデック
ヘルマン:ヨーゼフ・コヴァチッチ
ヴィルヘルム:ペトル・スヴォボダ
ステッラ:ペッレ・カールソン
ヨハンネス・デブス(指)ウィーンSO
プラハ・フィルハーモニー合唱団 ルカーシュ・ヴァシレク(合唱指揮)
演出:シュテファン・ヘアハイム
舞台:クリストフ・ヘッツァー
衣装:エスター・ビアラス
照明:フェニックス(アンドレアス・ホーファー)
映像:フェットフィルム
ラマトゥルク:オラフ・A・シュミット
映像監督:フェリックス・ブライザハ
録音: 2015年7月21日、23日ブレゲンツ・フェスティヴァル(ライブ)

■DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.0、PCM2.0
原語:フランス語
字幕:英独西韓,日本語/174分
■Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.0、PCM2.0
原語:フランス語
字幕:英独西韓,日本語/174分
2015年ブレゲンツ・フェスティヴァルで上演された、「ケイとケック」新批判校訂版に基づく、シュテファン・ヘアハイム演出による「ホフマン物語」の映像。 オッフェンバックは、19世紀中頃にチェロ奏者として活躍した後、ブフ・パリジャン座を創設し、独自のフランス・オペレッタのジャンルを確立しました。 未完成に終わったオペラ『ホフマン物語』は、2005年音楽学者のマイケル・ケイとジャン=クリストフ・ケックによる「ケイとケック」の新批判校訂版が 発表されており、近年上演の機会が増えています。新版は、上演者が自由に過去の版の曲目を選び、構成を決めることが可能になっており、各上演で異なっ た楽曲を使用することができる、開かれた作品です。 E.T.A.ホフマンの小説に基づき、ホフマン自身を主人公にし、4人の女性との恋愛を描いたオペラ。本作もこの新批判校訂版を使用しており、バイロ イト音楽祭でも活躍する現在人気のノルウェー出身の演出家シュテファン・ヘアハイムが、どのように本作を解釈したのかが注目された上演です。 (Ki)

73-6004(Bluray)
ドキュメンタリー〜レナード・バーンスタイン/LARGER THAN LIFE〜偉大なるカリスマ(5)2分)

■ボーナス(25分)*
グスターヴォ・ドゥダメル、ケント・ナガノ、マリン・オールソップ
監督:ゲオルク・ヴュボルト
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
監督:ゲオルク・ヴュボルト*
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー*

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
原語:英語
字幕:独仏韓,日本語/76分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ
原語:英語
字幕:独仏韓,日本語/76分
20世紀を代表する偉大な音楽家レナード・バーンスタインのドキュメンタリー映像。彼は指揮者、作曲者、そして教育者としても大きな業績を残したま さに万能の人物。このドキュメンタリーは、バーンスタインの幼少期時代のエピソードを交え、音楽家としてのストイックな姿勢、音楽だけでなく膨大な芸 術に関する知識、タングルウッド、マーラー、ウェストサイド・ストーリー、札幌の夏の風物詩となったPMFなどバーンスタインとは切っても切り離せない 話題、そして共演者ら周囲に対してオープンマインドに接する様子や彼の子供たちジェイミー、アレクサンダー、ニーナが語る父親としての顔など、様々な 角度からバーンスタインという人間を掘り下げた内容です。 インタビュー映像には、バーンスタインの情熱を引き継いだ指揮者グスターヴォ・ドゥダメル、ケント・ナガノ、マリン・オールソップ、クリストフ・エッシェ ンバッハ、作曲家のスティーヴン・ソンドハイム、世界的に有名なインテンダントのサー・ピーター・ジョナス 、イギリスの音楽評論家ノーマン・レブレヒト、 など多数の関係者が興味深い話を語っています。 音楽家バーンスタインが我々に残した遺産の大きさを改めて感じるドキュメンタリーとなっています。 (Ki)
73-6204(Bluray)
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 ダニエラ・デッシ(ミミ:ソプラノ)
アリダ・ベルティ(ムゼッタ:ソプラノ)
ファビオ・アルミリアート(ロドルフォ:テノール)
アレッサンドロ・ルオンゴ(マルチェッロ:バリトン)
フェデリコ・ロンギ(ショナール:バリトン)
マルコ・スポッティ(コッリーネ:バス)
アンジェロ・ナルディノッキ(ベノア-アルチンドロ:バス)
ウーゴ・タルキーニ(パルピニョール:テノール)
ヴァレーリョ・ガッリ(指)
プッチーニ音楽祭O&cho
演出:エットーレ・スコラ
舞台:ルチアーノ・リッチェリ
衣装:クリスティーナ・ダ・ロルド
照明:ヴァレリオ・アルフィエーリ
映像監督:フランチェスカ・ネスラー
収録:2014年トッレ・デル・ラーゴ、プッチーニ音楽祭(ライヴ)」
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、
PCMステレオ
原語:イタリア語
字幕:独英仏西中韓,日本語
123分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
原語:イタリア語
字幕:独英仏西中韓,日本語
123分
イタリアオペラ界を代表する大作曲家ジャコモ・プッチーニが過ごした、トスカーナを代表する海水浴地ヴィアレッジョのトッレ・デル・ラーゴ・プッチー ニでは、毎年夏にプッチーニ音楽祭が開催されます。1930年に始まった音楽祭は2016年で第62回を迎え当地の夏の風物詩となっています。 本映像は2014年の音楽祭で上演されたプッチーニの代表作「ラ・ボエーム」。ミミ役とロドルフォ役で出演するのはダニエラ・デッシとファビオ・アル ミリアート夫妻。繊細かつのびやかに歌うデッシと劇的な美声を響かせるアルミリアートのコンビは必聴。マルチェッロ役の若手アレッサンドロ・ルオンゴ とムゼッタ役アリダ・ベルティのペアも声量があって聞き惚れます。 演出はイタリアの著名な映画監督エットーレ・スコラ。彼は2016年1月に84歳で惜しくも亡くなっています。奇をてらった演出ではなく、伝統的か つ壮大な舞台で、ストーリーと歌手の動きがより明確になっています。 (Ki)
73-6604(Bluray)
モーツァルト週間2015/アンドラーシュ・シフ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D485
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV482
アンドラーシュ・シフ(P&指)
カペラ・アンドレア・バルカ

収録:2015年1月モーツァルト週間、ザルツブルク(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1、
PCMステレオ/109分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA 5.1
PCMステレオ/109分
冬のザルツブルク音楽祭といわれる「モーツァルト週間」でのライヴ映像。卓越したテクニックと崇高な芸術性を備えた現代最高のピアニストのひとり、 アンドラーシュ・シフと1999 年にシフ自身が創設した室内楽オーケストラ、カペラ・アンドレア・バルカを率いてのベートーヴェン、シューベルト、モーツァ ルトというプログラム。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番は若々しく伸びやかな旋律が随所に聴かれる明朗な作品。シフの快活で明晰なピアノと、溌剌とした指揮ぶりが快 い演奏です。そしてシューベルトの交響曲第5番。シフは近年、弾き振りだけではなく、指揮活動にも注力しています。この5番の交響曲は、シューベル トらしい歌心にみちた美しい旋律、明るく軽快な雰囲気をまとった作品。シフは当代きってのシューベルト弾きとして高い評価を得ていますが、長年シュー ベルトの作品と関わってきた経験が指揮者としても反映され、心の底からシューベルトの音楽を理解しているシフならではの、親密な対話を聴かせてくれ ます。最後にモーツァルトのピアノ協奏曲第22番。ピアノ協奏曲では初めてクラリネットが用いられ、モーツァルトの円熟した筆致を示す交響的構築によ る大規模な作品。シフの知的かつ繊細なアプローチは、遊び心もありながら大変説得力があり、推進力のある演奏に仕上がっています。 (Ki)
73-6804(Bluray)
ザルツブルク・モーツァルト週間2015
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K488、
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K219

(ボーナス)
シューベルト:交響曲第5番〜第4楽章
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調K304〜第2楽章
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊
マルク・ミンコフスキ(指)
ティボー・ノアリ(Vn)
フランチェスコ・コルティ(フォルテピアノ)

収録:2015年1月 ザツルブルク、モーツァルト週間(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1,PCM2.0
72分(本編56分+ボーナス16分)
◆Blu-ray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA 5.1,PCM2.0
72分(本編56分+ボーナス16分)
1956年から毎年1月のモーツァルトの誕生日周辺に開催されている音楽祭、モーツァルト週間の2015年ライヴ映像。2012年より同音楽祭の芸術 監督を務めているマルク・ミンコフスキは、伝統ある音楽祭にも意欲的なプログラムを盛り込み、バルタバス演出ヴェルサイユ馬術アカデミーのパフォー マンスとともに演奏したオラトリオ「悔悟するダヴィデ」(731704/KKC9127)は大変話題となりました。 本映像は、ルーヴル宮音楽隊のヴァイオリン奏者ティボー・ノアリと「バッハ国際コンクール」の優勝者で度々ミンコフスキとも共演している鍵盤奏者 フ2015年のモーツァルト週間は、1月22日〜2月1日に開催され、アーノンクールやシフ、内田光子らが参加しました。本映像はミンコフスキ指揮ルー ヴル宮音楽隊によるモーツァルトとシューベルトのプログラムの2公演からルーヴル宮音楽隊のヴァイオリン奏者ティボー・ノアリと「バッハ国際コンクール」の優勝者で度々ミンコフスキとも共演している鍵盤奏者フランチェスコ・コルティをソリストに迎え、モーツァルト自身が愛用したヴァイオリン、ピアノ を用いピアノ協奏曲第23番、ヴァイオリン協奏曲第5番を収録しています。ノアリとコルティの斬新な音楽作りと光沢のあるロマンティックな音色で当時 の響きを再現しています。またボーナスには、同日に演奏したシューベルトの交響曲第5番のフィナーレを収録。ミンコフスキは2012年に手兵ルーヴル 宮音楽隊とシューベルトの交響曲全集を録音していますが、スコアを緻密に読み込み、往年の巨匠たちによる解釈を取り入れた個性的なシューベルトを残していますが、ここでも完成度の高い演奏を披露しています。 (Ki)
73-7004(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 クリスティン・ルイス(アイーダ:ソプラノ)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(アムネリス:メゾ・ソプラノ)
マルコ・ベルティ(ラダメス:テノール)
マーク・S ・ドス( アモナスロ:バリトン)
ジャコモ・プレスティーア(ランフィス:バス)
インスン・シム( 国 王:バス)
ダリオ・プロラ( 使 徒:テノール)
ケイト・フルヒターマン(女教皇)
トリノ王立歌劇場O&cho
ジャナンドレア・ノセダ(指)
演出:ウィリアム・フリードキン
舞台、衣装:カルロ・ディパッティ
振付:マルク・リブー
照明:アンドレア・アンフォッシ
合唱指揮:クラウディオ・フェノッリオ
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ

収録:2015年10月、イタリア、トリノ王立歌劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、
PCMステレオ
言語:イタリア語
字幕:英独仏西中韓,日本語、148分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
言語:イタリア語
字幕:英独仏西中韓,日本語、148分
トリノ王立歌劇場2015/16シーズンの幕開けを飾った「アイーダ」の映像が発売されます。音楽監督であるジャナンドレア・ノセダが指揮をし、「エク ソシスト」や「フレンチ・コネクション」などで知られるアメリカの奇才映画監督ウィリアム・フリードキンが演出を担当した注目の上演です。古代エジプ トを再現したこれぞ「アイーダ」とも言える壮麗な舞台、そしてアイーダとアムネリスの悲恋を丁寧に描いています。 アイーダのクリスティン・ルイスは、アメリカ出身のソプラノ。近年目覚しい成長を見せ、現在はヨーロッパを拠点に多くの劇場に出演、特にヴェルディ の作品で高い評価を得ています。アムネリスを歌うのはグルジア(ジョージア)出身のメゾ・ソプラノ、アニタ・ラチヴェリシュヴィリ。ミラノ・スカラ座 やメトロポリタン歌劇場などで話題を呼んでいます。カルメン役でも賞賛されている深く濃厚な声をここでも披露し、第2幕のアイーダとの苛烈な争いは 聴き所の一つ。ラダメスのマルコ・ベルティは、何度も歌っている役ですので安定の歌唱。朗々と聴かせるイタリアの伝統的なテノールです。 音楽を取り込み内なる感情を巧みに捉え、そこからダイナミックにドラマを創り出していくノセダ流の果敢な指揮が、「アイーダ」の壮大で勇壮な輝かし い場面と古代エジプトとエチオピアの両国に引き裂かれた男女の悲恋という二面性を見事に描き出しています。 (Ki)
73-7304(Bluray)
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 グレゴリー・クンデ(テノール:ポリオーネ)
レイモンド・アセト(バス:オロヴェーゾ)
ソンドラ・ラドヴァノフスキー(ノルマ:ソプラノ)
エカテリーナ・グバノヴァ(アダルジーザ:メゾソプラノ)
アナ・プチェ(クロティルデ:ソプラノ)
フランシスコ・ヴァス(フラヴィオ:テノール)
レナート・パルンボ(指)
リセウ大劇場SO&cho

収録:2015年2月、リセウ大劇場、バルセロナ(ライヴ)
画面:16:9 HD、
音声:DTS-HD MA5.1、PCM2.0、
字幕:英独仏西韓,日本語,カタラン語
収録時間:176分
ベルカント・オペラの代名詞となっている、ベッリーニの最高傑作「ノルマ」。美しく叙情的な音楽だけではなく、人間社会の根元的テーマを見事に表現している作品。この映像は、2015年2月に行われたバルセロナ、リセウ大劇場での新作公演。このプロダクションはサン・フランシスコ・オペラ、シカゴ・リリック・オペラ、カナディアン・オペラとの共同製作。演出はニューヨークを拠点とする映画監督、ケヴィン・ニューベリーが起用されました。シンプルな中にも、鉄の木馬や牛の頭、大きな木など大掛かりな舞台装置を効果的に使っています。
そしてハイ・レベルな歌手陣も際立っています。ノルマを歌うアメリカ人ソプラノ、ソンドラ・ラドヴァノフスキーは、ダイナミックでスケールの大きい歌唱で圧倒的な存在感を放っています。さらにポリオーネには高音で力強く歌う当代きってのベルカント歌手であるグレゴリー・クンデ。世界が望むメゾソプラノ、エカテリーナ・グバノヴァが歌うアダルジーザも必聴。特にノルマとアダルジーザの二重唱は、なんとも美しく劇中の白眉といっても良いでしょう。指揮のレナート・パルンボはベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督(2006-2008)を務めていた実績があります。欧州オペラ・シーンで話題を呼ぶリセウ大歌劇場から新たに魅力的なプログラムがリリースされました。 (Ki)
73-7504(Bluray)
レーラ・アウエルバッハ:バレエ音楽「タチヤナ」(全曲)

[+ボーナス映像:ドキュメンタリー「プーシキンへ帰れ」
エレーヌ・ブシェ(タチヤナ)、エドヴィン・レヴァゾフ(オネーギン)、レスリー・ヘイルマン(オリガ)、アレクサンドル・トゥルシュ(レンスキー)、カーステン・ユング(N公爵)、
ハンブルク・バレエ団
原作:アレクサンドル・プーシキン
振付、舞台美術、衣裳、照明:ジョン・ノイマイヤー
サイモン・ヒューウェット(指)
ハンブルク国立PO

収録:2014年/ハンブルク国立歌劇場(ライヴ)。監督:E.モーリッツ
◆DVD
リージョン:ALL、NTSC
16:9, HD、DTS 5.1
PCM STEREO
135’(本 編)、34’(ボーナス)
字 幕( ボー ナス ):日本語, 英 独 仏
◆Bluray
リージョン:ALL
16:9, HD、DTS-HD MA 5.1
PCM 2.0
135’(本 編)、34’(ボーナス)
字 幕( ボー ナス ):日本語, 英 独 仏
ジョン・ノイマイヤーとハンブルク・バレエ団による、レーラ・アウエルバッハのバレエ第2弾が登場。今回はアウエルバッハの偉大な先達プーシキンの「タ チ ヤ ナ 」。
原作はチャイコフスキーのオペラで知られる「エフゲニー・オネーギン」。このバレエではオネーギンでなく、ヒロインのタチヤナの視点から描いています。 ドストエフスキーなども、この小説の真の主人公はオネーギンではなくタチヤナだと述べていますが、ノイマイヤーとアウエルバッハも同意見でした。
「エフゲニー・オネーギン」のバレエはノイマイヤーの師ジョン・クランコが1965年に制作したものが知られていますが、その影響を全く受けず、む しろアンドレア・ブレートが演出したチャイコフスキーのオペラでの1980年代風解釈を参考にしたとのこと。タチヤナはロシアの片田舎に住む多感な少女。ノイマイヤーは、この話で起こるすべての出来事が彼女の妄想に端を発するとしています。そのためチャ イコフスキーもクランコも扱わなかったタチヤナの夢の場を中心に据え、熊をフロイト心理学の象徴のように登場させ、意外な結末となります。音楽の雄 弁さも特筆で、原作はロシア人アウエルバッハにとって諳んじているうえ、自身の文才と妄想力で21世紀のプーシキンを再創造しています。 予想外なのがレヴァゾフ演じるオネーギン。ノイマイヤーはロシア・アヴァンギャルドの有名な画家ロトチェンコをモデルにしたとのことで、19世紀ロシ アの虚無的な貴族の若者がスキンヘッド、裸にジャケットをはおったパンク風ファッションで登場します。 ボーナス映像は、ノイマイヤー、ブシェ、レヴァゾフが作品観や意図について語る興味深いもの。日本語字幕付きです。 (Ki)

73-7704(Bluray)
■ドキュメンタリー
「ヘルベルト・フォン・カラヤン/スクリーン上のマエストロ」

■コンサート
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048、
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
■ドキュメンタリー
監督:ゲオルク・ヴューボルト
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
■コンサート
監督:ゲオルク・ヴューボルト
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
映像監督:フランソワ・レシャンバック
収録:1967年、1968年、サル・プレイエル、パリ

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英仏西韓,日本語
言語:ドイツ語
84分( ドキュメンタリー52分 、コンサート32 分)
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:PCMステレオ
字幕:英仏西韓,日本語
言語:ドイツ語
84分( ドキュメンタリー52分 、コンサート32 分)
カラヤン生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー「スクリーン上のマエストロ」。以前、他レーベルからDVDが発売されていましたが、こ の度C-MajorレーベルよりブルーレイとDVDで再発売されます。このドキュメンタリーは、カラヤンの「映像作品制作」を中心とした内容で、徹底的に映像美を追求するカラヤンに加え、個人秘書、カメラマン、ベル リン・フィルの団員、大賀典雄(ソニー創業者)などの証言、1957年の日本公演から1988年のブルックナーの交響曲第8番までのカラヤンのさまざま な映像作品の抜粋によって構成されています。 最新メディアの先進的な採用を積極的に行っていたカラヤンが特にこだわりを見せたのが「映像」。ゲオルク・ヴューボルトによるこのドキュメンタリーは、 1957年のベルリン・フィルとの初来日公演で行われた映像収録に触発され、クラシック音楽にとって映像がもつ大きな可能性に気付き、その後一貫して 映像収録にこだわり続けたカラヤンの姿を克明に描いています。
ボーナス映像は、ベルリン・フィルとカラヤンによるブランデンブルク協奏曲第3番(1967年)と管弦楽組曲第2番(1968年)の映像。カラヤン自 らチェンバロを受け持ち、管弦楽組曲ではカールハインツ・ツェラーがフルート・ソロを担当しています。今から半世紀前の映像ですが、いまなお新鮮な 輝きと響きに満ちた演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

73-9104(Bluray)
プロコフィエフ:バレエ「ロミオとジュリエット」 芸術監督&振付:ヘルギ・トマソン
サンフランシスコ・バレエ
マリア・コチェトコワ、ダヴィット・カラペティアン
サンフランシスコ・バレエO
マーティン・ウェスト(指)
収録:2015 年 5月7日、戦勝記念オペラハウス、サンフランシスコ

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS5.0
字幕(ボーナス):英 独 仏
128分(116分+12分)
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
字幕(ボーナス):英 独 仏
128分(116分+12分)
ニューヨークにあるリンカンセンターとの共同プロジェクト「リンカーン・センター・アット・ザ・ムーヴィーズ」。アメリカでは定着しつつあるバレエの 映画館上映。これまでに「バレエ・ヒスパニコ」、「アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンスシアター」などを手がけており、今回はアメリカ最古のバレ エ団サンフランシスコ・バレエによる「ロミオとジュリエット」が収録されました。同団の芸術監督で振付も担当しているヘルギ・トマソンは、1985年の 就任以来30年以上も同団を率いており、長年安定した水準のダンサーを揃え、知性溢れる洗練された演出で世界中のバレエ・ファンを魅了しています。 ロイヤル・バレエ・スクール出身のソリスト山本帆介や恵まれた長身と音楽性で際立った存在感を見せた石原古都など日本人ダンサーも活躍しています。 ヘルギ・トマソン版の「ロミオとジュリエット」は1994年のプレミエ以来サンフランシスコ・バレエでも人気の高い演目で、シェイクスピアの名台詞をま さに体現するような崇高かつ情熱的な振り付けは、悲恋を描いた不朽の名作にふさわしいもの。今回はマリア・コチェトコワとダヴィット・カラペティアン の二人のプリンシパル・ダンサーが出演。小柄ながら圧倒的な跳躍力と表現力を持つロシア出身のマリア・コチェトコワ。優雅な佇まいと巧みな演技力に 定評のあるダヴィット・カラペティアン。古典的な演出と上質なダンサーたちによって繰り広げられる王道バレエを堪能することができます。
73-9304(Bluray)
ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」 ルネ・パーペ(バス:メフィストーフェレ)
ジョセフ・カレヤ(テノール:ファウスト)
クリスティーネ・オポライス( ソプラノ:マルゲリータ)
ハイケ・グレツィンガー(コントラルト:マルタ)
アンドレア・ボルギーニ(テノール:ワグネル)
カリーネ・ババジャニャン(ソプラノ:エレナ)
レイチェル・ウィルソン(コントラルト:パンタリス)
ジョシュア・オーウェン・ミルス(テノール:ネレオ)
バイエルン国立歌劇場O&cho
バイエルン国立歌劇場児童cho
オメール・メイア・ヴェルバー(指)
演出:ローランド・シュヴァープ
舞台:ピエロ・ヴィンチグエッラ
衣装:レネー・リスターダル
照明:ミヒャエル・バウアー
振付:ステファノ・ジャンネッティ

収録:2015 年 10 月ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、PCMステレオ
字幕:英仏独西中韓,日本語
原語:イタリア語、140分
リージョン:All
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.1、
PCM2.0
字幕:英仏独西中韓,日本語
原語:イタリア語、140分
リージョン:All
ェルディの歌劇「オテロ」や「ファルスタッフ」の台本作者として名高いボーイトが、ゲーテの「ファウスト」を元に自ら台本と作曲を手掛けた唯一の 名作オペラ「メフィストーフェレ」。イタリア・オペラの伝統を継承しながらワーグナーの影響を強く受けた全5幕の作品。初演は大失敗に終わりましたが、 20世紀に入るとトスカニーニやムーティの復活上演によって広く知られるようになりました。 2015年10月バイエルン国立歌劇場でローランド・シュヴァープ演出によって上演された際の映像。人間を蔑み誘惑する悪魔メフィストーフェレを演じ るのは現在最も注目を集めるバス歌手の一人ルネ・パーペ。あらゆる学問を極めたファウスト博士にはポスト3大テノールの一人として注目を集めている ジョセフ・カレヤ。そして美しいマルゲリータ役にはラトヴィア出身のソプラノ、クリスティーネ・オポライス(指揮者のアンドリス・ネルソンス夫人)、と 華やかなキャスト陣にも注目。また意表を突く舞台・演出も見所で、特に第1幕の最後、メフィトーフェレとファウストが契約を交わし、メフィトーフェレ がファウストを連れて行く場面では、大型バイクで二人乗りをして颯爽と去っていくというユニークな演出。

73-9504(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 ピョートル・ベチャワ(テノール/リッカルド)
ジョルジュ・ペテアン(バリトン/レナート)
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ/アメリア)
オッカ・フォン・デア・ダムラウ(メゾソプラノ/ウルリカ)
ソフィア・フォミナ(ソプラノ/オスカル)
アンドレア・ボルギーニ(バリトン/シルヴァーノ)
アナトーリ・シフコ(バス/サミュエル)
スコット・コナー(バス/トム)
ウルリヒ・レス(テノール/判事)
ジョシュア・オーウェン・ミルズ(テノール/アメリアの召使)
演出:ヨハネス・エラート
映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ
ズービン・メータ(指)
バイエルン国立歌劇場O&cho
収録:2016年3月3-9日ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9NTSC
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西中韓,日本語
149分
◆Bluray
画面:16:9 FullHD
音声:PCMステレオ、
DTS-HSMA5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西中韓,日本語
2016年3月、バイエルン国立歌劇場で上演された「仮面舞踏会」の映像が登場。巨匠ズービン・メータが80歳の誕生日を目前に古巣バイエルンに登場したライヴです。メータが初めて「仮面舞踏会」を振るということで上演前から注目を集めていました。歌手陣の注目は何と言っても、今回アメリア役がデビューとなったアニヤ・ハルテロス。清楚で美しい声と深い表現力、そして聡明な美しさが際立っています。そしてリッカルド役にはリリック・テノールのピョートル・ベチャワが輝かしい歌声を聴かせます。イタリア・オペラを得意とするジョルジュ・ペテアンや豊かな声量をもつオッカ・フォン・ダムラウなど実力派が揃っています。演出は、ウィリー・デッカー、ニコラス・ブリーガー、ギー・ヨーステン、ピーター・コンヴィチュニーらの助手を務めていたヨハネス・エラート。2014/15シーズンはザクセン州立歌劇場で「フィガロの結婚」を担当。同プロダクションは、2015年7月フィンランドのサヴォンリンナ・オペラ・フェスティバルに招待されるなど、着実に演出家としてのキャリアを積んでいます。今回の演出では、禁じられた恋、苦悩、陰謀、失望、裏切りの物語を照明と映像を使って卓越した陰影を作り上げ、演出効果をあげています。

73-9704(Bluray)
『Tango under the Stars』

ピアソラ:タンガーソ
ラロ・シフリン:ギター協奏曲第2番「友情」*世界初演
ヒナステラ:バレエ組曲「エスタンシア」より【開拓者たち/小麦の踊り/牧童/終幕の踊り(マランボ)】
ピアソラ:天使の死/アディオス・ノニーノ/忘却/リベルタンゴ

ボーナス:グスターボ・ドゥダメル、ラロ・シフリン、アンヘル・ロメロによるインタビュー
グスターボ・ドゥダメル(指)
ロサンゼルスPO
アンヘル・ロメロ(G)
セス・アサーナウ(バンドネオン)
タンゴ・ブエノス・アイレス

収録:2016年8月2日ハリウッド・ボウル、ロサンゼルス(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS5.1
ボーナス字幕:独仏西(言語:英語)
リージョン:All、102分(83分コンサート+19分ボーナス)
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
ボーナス字幕:独仏西(言語:英語)
リージョン:All、102分(83分コンサート+19分ボーナス)
『Tango under the Stars』と題されたコンサートは、タンゴの革命児ピアソラの楽曲にのせて、世界的に活躍するダンス・カンパニーが夜のハリウッド・ ボウルで繰り広げる華やかなライヴ映像。そして注目は、ブエノスアイレス出身の作曲家で、「スパイ大作戦」「燃えよドラゴン」「ミッション・イン・ポッシブル」 といった100を超える映画やテレビシリーズの作曲を担当した、映画音楽界の重鎮ラロ・シフリンのギター協奏曲を、天才ロメロ・ファミリーの三男にし てスペイン・ギター界最後の巨匠、アンヘル・ロメロが世界初演するというなんとも豪華な共演。演奏の最後には、ラロ・シフリンも登場し会場を盛り上 げました。またドゥダメルがシモン・ボリバル・オーケストラとも度々演奏する得意曲ヒナステラの組曲「エスタンシア」など、色彩、リズム、情熱に満ち たアルゼンチンの作曲家の作品を取り上げています。南米の才能を凝縮したかのような熱い一夜の映像を存分に楽しむことができます。 (Ki)


74-0104(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 ホセ・クーラ(オテロ/テノール)
ドロテア・レシュマン(デズデモーナ/ソプラノ)
カルロス・アルバレス(イアーゴ/バリトン)
ベンジャミン・ベルンハイム(カッシオ/テノール)、クリスタ・マイヤー(エミーリア/メゾ・ソプラノ)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(ロドヴィーコ/バス)、ブルール・マグヌス・トーデネス(ロデリーゴ/テノール)、チャバ・ゼゲディ(モンターノ/バリトン)、ゴードン・ビントナー(伝令/バリトン)、ソフィア・ピンツォウ(天使)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン及び同cho
ザルツブル祝祭児童cho

収録:2016年3月19日ザルツブルク祝祭大劇場、ザルツブルク復活祭音楽祭ライヴ
◆DVD
画面:HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西中韓,日本語、147分
◆Bluray
画面:HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西中韓,日本語、147分
2016年ザルツブルク復活祭音楽祭のライヴ映像。ザルツブルク復活祭音楽祭はカラヤンが1967年に創設した音楽祭。2013年からはカラヤンの アシスタントをしていた経験をもつ現代最高峰の指揮者のひとりクリスティアン・ティーレマンが芸術監督を務め、シュターツカペレ・ドレスデンがレジ デント・オーケストラとして音楽祭の新たな歴史を作っています。2016年11月には同音楽祭を率いてティーレマンが来日公演を行ったのは記憶に新し いところです。 2016年ザルツブルク復活祭音楽祭のメイン・プログラムは、没後400年を迎えたシェイクスピア原作のヴェルディの歌劇「オテロ」。当初のキャストには、 オテロをヨハン・ボータ、イアーゴをディミトリ・フヴォロストフスキーが名を連ねていましたが、両名とも病気のためキャンセル(その後ヨハン・ボータ は惜しくも死去)したため、ホセ・クーラとカルロス・アルバレスに交代となって上演されました。演出は2015年新国立劇場新制作オペラ「椿姫」で注 目されたフランスの気鋭演出家ヴァンサン・ブサールとヴァンサン・ルメール。ベールで覆われた舞台に美しい映像が映り込むというなんともエレガントな 冒頭。そしてオテロの孤独、嫉妬、焦燥感、デズデモーナの苦悩と言ったそれぞれの心情を巧みに描き出しています。衣装はファッションデザイナーのク リスチャン・ラクロワ。華やかで極彩色を得意とするラクロワの鮮やかな衣装も見どころ。 特筆すべきはホセ・クーラ。キャスト交代という必ずしもベストの状態ではなかったかもしれませんが、そこはさすが1997年のオテロ・デビューから何 度となく出演しているだけあって、安定した歌唱を聴かせてくれます。年を老うごとに貫禄が増し、まさにはまり役。そして先日グラミー賞も受賞したドイ ツの名ソプラノ、ドロテア・レシュマンの情感豊かで繊細に歌い上げるデズデモーナも必見です。またイアーゴ役のカルロス・アルバレスも圧倒的な迫力で 存分に歌い上げています。ティーレマンの柔軟かつ繊細な音楽作り、そしてオケの熟成された豊かな響きと完璧なアンサンブル、ティーレマンのオペラ指 揮者としての力量とその音楽性をあらためて感じる上演となっています。 (Ki)


74-0304(Bluray)
グラフェネッグ音楽祭10周年記念コンサート
クリスティアン・ヨスト(1963-):9人のブラス・プレイヤーのためのファンファーレ
(グラフェネッグ音楽祭委嘱作品・世界初演)
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲op.62
クリスティアン・ヨスト:「希望に寄せて」〜声楽とオーケストラのための[ベートーヴェンの同名の歌曲「希望に寄せて」op.94を基に](グラフェネッグ音楽祭及びフィルハーモニー・ルクセンブルク、ルクセンブルク・フィル、ベルリン放送響共同委嘱作品)
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調op.125
佐渡裕(指)
トーンキュンストラーO
EUユースO
ウィーン楽友協会cho
カミッラ・ニ ー ル ント(S)
エレナ・ツィトコーワ(Ms)
クラウス・フロリアン・フォークト(T)
ルネ・パーペ(Bs)

収録:2016年8月19日、グラフェネッグ音楽祭(ライヴ)
映像監督:カリーナ・フィビヒ
◆(DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字 幕:英 仏 西中 韓,日本語( 原 語:独 )、105分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
字幕:英仏西中韓,日本語 (原語:独)、105分
ウィーン郊外で毎夏に行われる野外音楽祭「グラフェネック音楽祭」は2016年10周年を迎えました。トーンキュンストラー管弦楽団の本拠地のザンク ト・ペルテンで行われるグラフェネック国際音楽祭は、ピアニストのルドルフ・ブッフビンダーが音楽監督を務め、トーンキュンストラー管弦楽団がレジデン ト・オーケストラで参加、2015年からは同楽団の音楽監督に就任した佐渡裕も登場しています。 この映像は2016年8月に行われた音楽祭10周年を記念するコンサートのライヴ映像。その記念すべきコンサートを佐渡裕率いるトーンキュンストラー 管弦楽団が華々しく飾りました。コンサートのテーマは、「自由と友愛の精神」。まさにベートーヴェンの交響曲第9番を象徴するもの。EUユース管弦楽団 の卒業生24名、新国立劇場での「サロメ」の好演が記憶に新しいカミッラ・ニールント、同じく日本で高い人気を誇るメゾ、エレナ・ツィトコーワ、世界 的ヘルデン・テノールのクラウス・フロリアン・フォークト、類まれなる表現力が魅力のバス、ルネ・パーペら現在最高峰の豪華ソリスト陣、そして世界屈 指の実力を誇るコーラス、ウィーン楽友協会合唱団が登場。佐渡裕といえば「第9」と連想するほど定着していますが、今回もこれまで彼が培った手腕が 発揮され、圧倒的な熱量と迫力で全演奏者をまとめあげ、夏の野外音楽祭にふさわしい興奮と感動を与えてくれます。 また音楽祭のレジデンス作曲家であるクリスティアン・ヨストの新作も披露されました。まず音楽祭委嘱作品のファンファーレで開幕し、メイン・プログラム 「第9」の前には、ベートーヴェンの歌曲「希望に寄せて」をベースに作曲されたオーケストラと声楽のためn作品が世界初演されました。 (Ki)
74-0504 (Bluray)
モーツァルト:歌劇「魔笛」 マルティン・サマー(ザラストロ/バス)
ヤスミン・オズカン(夜の女王/ソプラノ)
マルティン・ピスコルスキ(タミーノ/テノール)
ファトマ・サイード(パミーノ/ソプラノ)
テレーザ・ツィッサー(パパゲーナ/ソプラノ)
ティル・フォン・オルロフスキー(パパゲーノ/バス)
サッシャ・エマニュエル・クレーメル(モノスタトス/テノール)
ミラノ・スカラ座アカデミアO&cho
アダム・フィッシャー(指)
演出:ペーター・シュタイン
舞台:フェルディナンド・ヴェーゲルバウアー
衣装:アンナ・マリア・ハインライヒ
照明:ヨアヒム・バルト
映像監督:ロベルト・マリア・グラッシ
収録:2016年9月21日、ミラノ・スカラ座、ライヴ
◆DVD
画面:16:9、NTCD
音声:PCM2.0、DTS5.1
字幕:英仏西韓,日本語
原語:ドイツ語、173分
◆Bluray
画面:16:9、HD
音声:PCMステレオ、DTS-HDMA5.1
字幕:英仏西韓,日本語
原語:ドイツ語、173分
歴史文化が栄えるミラノに誇らしく建つスカラ座が2001年に創設した、次世代を担う若手音楽家を育成するアカデミーが2016年9月に行った「魔笛」 の公演が映像化されます。将来を期待される若手が揃ったフレッシュなソリスト陣、そしてオーケストラや合唱、衣装制作、舞台技術などにもアカデミーの 学生が参加。全10回の上演はすべて完売という大盛況のうちに閉幕した特別なプロジェクトです。演出には現代の演劇界を牽引するペーター・シュタイ ンを迎え、さらに舞台美術にはフェルディナンド・ヴェーゲルバウアー、舞台映えする印象的な衣装に定評のあるアンナ・マリア・ハインライヒ、照明には ヨアヒム・バルトとシュタイン率いるスペシャリスト・チームが脇を固めます。そして指揮には2016年ウィーン国立歌劇場で来日したアダム・フィッシャー と大変豪華な面々が揃っています。アダム・フィッシャーはこのプロジェクトのために1年以上かけてアカデミーの学生たちと打ち合わせを重ねたといい、 大変力のこもった上演となっています。 老年のザラストロを力演した1988年オーストリア生まれのバス歌手マルティン・サマー。2015年12月にはクラーゲンフルト市立劇場にビゼー「カルメ ン」スニガ役で劇場デビューを果たした新鋭。可憐な透き通った歌声が印象的だったエジプト出身ファトマ・サイードは1991年生まれ。第8回ヴェロニカ・ ダン国際声楽コンクール優勝するなど着実に評価を得ている注目の美しいソプラノ。1988年ザルツブルクのほど近いドイツのフライラッシングに生まれた ティル・フォン・オルロフスキー。クラウディア・ヴィスカとロベルト・ホルの両氏にリートとオラトリオを学び、のびのびとした声が魅力のリリック・バリト ンとして豊かな表現力を武器にパパゲーノを好演しています。 夜の女王の超絶技巧のアリアやパパゲーノの「おれは鳥刺し」などモーツァルトの美しい音楽を堪能できる名曲が散りばめられた「魔笛」は観る人を魅了 します。またドイツ語による音楽劇であるジングシュピールであり、音楽のないセリフ部分はカットされる演出が多いですが、ペーター・シュタインは若手 らによる伝統的な演出にこだわった、セリフをカットすることのないスタイルをとっています。ベテランと若手との良い関係から生まれた充実の舞台を楽しむ ことができます。 (Ki)
74-0904(Bluray)
ブルックナー:交響曲第3番(1877年稿) シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指)

収録:2016年9月2,3日、フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ)
映像監督:エリーザベト・メルツァー
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCM2.0,DTS5.0、68分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCM2.0,
DTS-HD MA5.0、68分
ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナー交響曲チクルス。2012年のティーレマン首席指揮者就任以来進めているプロジェクト でこれまでに、第8番(2012年収録)、第5番(2013年収録)、第9番(2015年収録)、第4番(2015年収録)、第6番(2015年収録)が DVD&BDで発売されています。今回リリースされるのは交響曲第3番。 ブルックナーの交響曲にはたいてい版の問題がつきものですが、今回ティーレマンは第3番に関して1877年第2稿を用いています。第3番は1873に 初稿が完成。その際に第2番と第3番の総譜をワーグナーに見せ、後に第3番を献呈しています。この第1稿にはワーグナーから引用が多く含まれてい ました。しかし初演の際に演奏不可能とされ ブルックナーは大幅な改訂を行います。ここでワーグナーから引用されたフレーズは削除されています。これ が第2稿となります。1950年に出版された第2稿に基づく校訂をエーザー版と言いますが、これには第3楽章スケルツォのコーダがありません。ティー レマンが用いたにはコーダの含まれる1981年出版の新全集ノヴァーク版。このコーダについては、1878年レティヒ社から出版される際に、ブルックナー 自身がコーダを削除することを望んだとされています。 シュターツカペレ・ドレスデンのブルックナーといえば、シノーポリとの録音集がありますが、同コンビで1990年に録音された第3番も、今回ティーレ マンと同じ版を用いています。ドレスデンの美しい弦の響きは言うまでもなく、金管の柔らかくも深みのあるサウンドは素晴らしく冒頭の雄大さは圧巻。ス ケルツォ部分もスリリングでヴァイオリンが奏でる動機が印象強く演奏されています。ティーレマンは細部にまで渡り緻密に表現し、音楽に深く傾倒し、特 にコーダへ通じる演奏は、究極の弱音でもって高度な緊張感を持続し、その後の音楽の開放は力みのない深い響きを作り上げています。 (Ki)
74-1104(Bluray)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第2番ニ長調 Op.73
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98

ボーナス
トーマス・ヘンゲルブロック〜ディスカヴァリング・ブラームス
NDRエルプPO(旧:北ドイツRSO)
トーマス・ヘンゲルブロック(指)

収録:2016年5月22日ライスハレ、ハンブルク(ライヴ)
■DVD
画面:16:9、NTSC
音声:PCM2.0、DTS5.1
日本語字幕付
■Bluray
画面:16:9、HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.
日本語字幕付
2011年からNDRエルプPO(旧:北ドイツ放送交響楽団)の首席指揮者に就任したトーマス・ヘンゲルブロックによるブラーム ス交響曲全集の映像が発売されます。2016年5月にハンブルク国際音楽祭閉幕演奏会として行われた「ブラームス・マラソン」の模様。一夜でブラーム スの交響曲4曲全部を演奏するという大企画でした。演奏が行われたのは、この時点でのオケの本拠地ライスハレ。ライスハレは1908年に?落しが行わ れた伝統あるホールで音響にも定評があり、北ドイツ放響とハンブルク交響楽団の本拠地として使われていました。北ドイツ放響は2017年1月にオープ ンしたエルプフィルハーモニー・ハンブルクが新たな本拠地となり、それに伴いオーケストラ名を改名し、新しいスタートを切っています。 ブラームスの故郷ハンブルクのオケである北ドイツ放響による全曲録音のライヴということで注目されますが、北ドイツ放響のブラームス交響曲全集は、ハ ンス・シュミット=イッセルシュテット、ギュンター・ヴァントと行っています。言うまでもなくオケの主要レパートリーであり、オーケストラの歴史上重要な 役割を果たしている楽曲。新たなステージを迎えた同オケにとって記念碑的な演奏となっています。ボーナス映像には、ヘンゲルブロック自身がブラームス の交響曲について詳細に語っており、4つの交響曲に対して、深い知識と興味を与えてくれます。特に今回第4番では、ブラームスが自筆譜に記しながらも、 出版の際には採用しなかった冒頭4小節の導入を演奏しており、それについてもヘンゲルブロックが解説しています。 (Ki)
74-1304(Bluray)
ヴェルディ:レクイエム

特典映像:インタビュー&リハーサル
ジュリアナ・ディ・ジャコモ(S)
ミシェル・デ・ヤング(Ms)
ヴィットリオ・グリゴーロ(T)
イルデブランド・ダルカンジェロ(Bs)
ロサンジェルスPO
グスターボ・ドゥダメル(指)

収録:2013年8月13,15日ロサンジェルス、ハリウッド・ボウル(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCM2.0、DTS5.1
字幕:独英仏日中韓,日本語
原語:ラテン語
116分(本編98分/特典18分)
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCM2.0、
DTS-HD MA5.1
字幕:独英仏日中韓,日本語
原語:ラテン語
116分(本編98分/特典18分)
2017年ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートに初登場したベネズエラ出身で今最も勢いに乗る指揮者グスターボ・ドゥダメル。2013年8月 にロサンジェルスのハリウッド・ボウルで行われた手兵ロサンジェルス・フィルハーモニックによるヴェルディのレクイエムです。歌手が命の本作品ですが、 文句なしのソリスト陣。マーラーの『千人の交響曲』でもドゥダメルと共演したソプラノのジュリアナ・ディ・ジャコモ、ヤンソンスなどの大物指揮者から の指名が絶えないメゾ・ソプラノのミシェル・デ・ヤング。美声と甘いマスクで世界中のオペラ・ファンを魅了するテノール、ヴィットリオ・グリゴーロ、 そして豊かな声量、演技力で現代随一の実力を誇るバス、イルデブランド・ダルカンジェロと華やかな面々が出演しています。ロサンジェルスにある世界 最大級の野外音楽堂ハリウッド・ボウル。環境的に撮影が難しい会場ですが、この度撮影が許可されパッケージとしても発売されることになりました。 ドゥダメルは2013年9月にミラノ・スカラ座と来日してヴェルディの『リゴレット』を上演し、ドラマティックでダイナミックな演奏を聴かせてくれました。 この『レクイエム』も、開放的な響きと壮麗さ、そしてシンプルかつ大胆な演奏で、地元LAタイムズでは「ヴェルディのレクイエムに新たなる1ページを 刻んだ」と評され、まるでハリウッド・ボウルにいるかのような臨場感を味わえる映像で、まさに観せる演奏に魅せられる1作となっています。 (Ki)
74-1504(Bluray)
エルプフィルハーモニー・ハンブルク〜グランド・オープニング・コンサート
(1)ブリテン:オウィディウスによる6つの変容Op.49〜「 パン」
(2)デュティーユ:「瞬間の神秘」〜呼びかけ/エコー/プリズム
(3)カヴァリエーリ/アルキレイ:「ラ・ペ
(4)B.A.ツィンマーマン:「フォトプトシス」大管弦楽のための前奏曲
(5)ヤコプ・プレトリウス:5声と通奏低音のためのモテッ」〜「あなたはなんと美しいことか」
(6)ロルフ・リーバーマン:フリオーソ(1947)
(7)カッチーニ:新しい音楽(1601)〜「麗しのアマリッリ」
(8)メシアン:トゥランガリラ交響曲(1948)〜「終曲」
(9)ワーグナー:「パルシファル」〜前奏曲
(10)ヴォルフガング・リーム:追悼 〜ハンス・ヘニー・ヤーンを悼む三連の詩句と引用句(世界初演)
(11)ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」〜 第4楽章

【ドキュメンタリー】新しいランドマーク、エルプフィルハーモニー・ハンブルク
トーマス・ヘンゲルブロック(指)
NDRエルプPO
北ドイツ放送cho
バイエルン放送cho
(1)カレフ・ユリウス(Ob)
(2)(3)フィリップ・ジャルスキー(C.T)
 マルグレート・ケール(ハープ)
(4)イヴェタ・アプカルナ(Org)
(5)プレトリウス合奏団
(6)シェ・ヤーオウ(P)
(7)フィリップ・ジャルスキー(C.T)
 マルグレート・ケール(ハープ)
(8)シェ・ヤーオウ(P)
 トマ・ブロック(オンド・マルトノ)
(9)(10)パヴォル・ブレスリク(T)
 イヴェタ・アプカルナ(Org)
(11)ハンナ・エリーザベト・ミュラー(S)、
 ヴィープケ・レームクール(A)
  パヴォル・ブレスリク(T)
ブリン・ターフェル(Bs-Br)

収録:2017年1月11日 エルプフィルハーモニー、ハンブルク(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0
本編字幕:独英仏韓,日本語
ドキュメンタリー字幕:英韓,日本語
165 分(本編 112 分 /ドキュメンタリー 53 分)
◆Bluray
画面:16:9 1080i HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
本編字幕:独英仏韓,日本語
ドキュメンタリー字幕:英韓,日本語
165 分(本編 112 分 /ドキュメンタリー 53 分)
2017年1月11日にドイツ、ハンブルクでグランドオープンを果たしたコンサートホール「エルプフィルハーモニー・ハンブルク」。その記念すべき?落し コンサートのライヴ映像が発売となります。 ドイツ北西部のエルベ川の河口から100kmほど上流に位置する港町ハンブルク。エルベ川が悠々と流れるハンブルク港は欧州第2の貿易港としてその名を 馳せています。そのハンブルクの古い工業地帯を再開発して建てられたのがエルプフィルハーモニー・ハンブルクです。建築設計は北京オリンピックの開幕式 が行われたスタジアムや日本では青山のプラダ・ブティックを手がけた世界が注目するスイスの建築ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン。ホールの最も重 要音響には、世界を代表する音響設計者である豊田泰久氏が担当、設置されるピアノは内田光子氏が選定したという、日本人も多く関わって完成しました。 ハンブルクを代表するオーケストラである北ドイツ放響はこのホールが新たな本拠地となり、それに伴いオーケストラ名を「NDRエルプフィルハーモニー管 弦楽団」と改名。そして小ホールを「アンサンブル・レゾナンツ」が拠点とし、新しいスタートを切っています。 このオープニング記念コンサートはNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団と首席指揮者ヘンゲルブロックはもちろんのこと、一流の音楽家が沢山出演してい ます。世界的カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーがカッチーニの「麗しのアマリッリ」などをハープのマルグレート・ケールと共演。澄み切った歌 声がホールに響き渡ります。またドイツ人現代作曲家ヴォルフガング・リームがこの日のために作曲した「追悼 〜ハンス・ヘニー・ヤーンを悼む三連の詩句 と引用句」の世界初演も行われました。作家でありオルガンの制作者でもあったハンス・ヘニー・ヤーンは、晩年をハンブルクで過ごした土地ゆかりの人物。 そして最後にはベートーヴェンの交響曲第9番の終楽章。ハンナ・エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)、ヴィープケ・レームクール(アルト)、パヴォル・ブ レスリク(テノール)、ブリン・ターフェル(バス・バリトン)近年目覚ましい活躍を見せている豪華ソリスト陣と華やかに締めくくっています。このコンサート にあわせて、建物の外観にプロジェクションマッピングを施し、「音」と「光」が融合された見事な映像に仕上がっています。 コンサートのライヴ映像の他に、53分のドキュメンタリーも収録されています。実はこのホールは2007年に着工されてから10年の歳月を経てようやく完 成されました。ハンブルク港の歴史ある倉庫街をコンサートホールにしようという斬新なアイデアとデザインは、3年の予定であった工期が10年に、総予算 は計画の10倍に膨れ上がり、事業として多くの問題を抱えていました。その着工から完成までの紆余曲折を関係者のインタビューを交えて制作されたドキュ メンタリー【新しいランドマーク、エルプフィルハーモニー・ハンブルク】。歴史の目撃者となる貴重なドキュメンタリーとなっています。 (Ki)
74-1904(Bluray)
モーツァルト:レクイエム.ニ短調K626(ランドン版)
 ミゼレーレ.イ短調 K85
 アヴェ・ヴェルム・コルプス K618
ヘンデル:キャロライン王妃の葬送のためのアンセム「シオンの道は悲しみ」 HWV.264
マルク・ミンコフスキ(指)
バルタバス
ヴェルサイユ馬術アカデミー
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊
ザルツブルク・バッハcho
ゲニア・キューマイヤー(S)
エリーザベト・クールマン(Ms)
ジュリアン・ベール(T)
チャールズ・デカイザー(Bs)

収録:2017年1月29-31日、ザルツブルク、モーツァルト週間、乗馬学校(フェルゼンライトシューレ)(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:独英仏韓,日本語
原語:ラテン語、70分
◆Bluray
画面:1080i 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD5.0
字幕:独英仏韓,日本語
原語:ラテン語、70分
1956年から毎年1月のモーツァルトの誕生日周辺にザルツブルクで開催されている音楽祭、モーツァルト週間。2017年のメイン・プログラム、マルク・ ミンコフスキ指揮グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊とバルタバスによるモーツァルトの「レクエイム」がDVDとブルーレイで発売されます。ミンコフスキによ るモーツァルトの「レクエイム」の録音はこれが初となります。 ミンコフスキとバルタバスは、2015年にもモーツァルトのカンタータ「悔悟するダヴィデ」(73-1704/73-1608)で共演し、その優れたパフォーマンス に注目が集まりました。今回も騎馬芸術集団「ジンガロ(ジプシー)」の創設者バルタバス氏がヴェルサイユ宮殿の大厩舎に2003年に開設したヴェルサイ ユ馬術アカデミーのチームとコラボレーションし、卓越したライディング・テクニックで8頭の白馬と共に美しいパフォーマンスを魅せてくれています。ミンコ フスキの愛馬も出演していたとのことです。会場となったフェルゼンライトシューレは、岩壁の馬術学校の意。かつて映画『サウンド・オブ・ミュージック』 の撮影も行われました。岩山をくりぬいたアーチ内に3階に分かれて演奏者を配置し、下の舞台では白馬たちのパフォーマンスが行われ、その横に指揮台 が用意されています。コンサート会場としては不自然ではありますが、すべての演者が集中し、圧巻のステージを作り上げています。 コンサートは、モーツァルトの「ミゼレーレ」から始まり、モーツァルトに影響を与えたというヘンデルの「キャロライン王妃の葬送のためのアンセム “シ オンの道は悲しみ”」、そして「レクエイム」、最後に「アヴェ・ヴェルム・コルプス」という何とも美しく厳かなプログラミングです。 録音では初のレパートリーであるモーツァルトの「レクエイム」。ミンコフスキは、ランドン版を用いています。校訂者は、著名な音楽学者ロビンス・ランドン。 ランドン版は、ディエス・イレからコンフターティスをアイブラーの補筆を採用し、ランドンがさらに補筆。他の部分はジュスマイヤー版を使っています。この 版を機にジュスマイヤー版が再評価されることになったというもの。 バルタバスの演出は、単なるコラボレーションではなく、注意深く音楽との調和を図り、まるで音楽の一部かのような自然な動き、そしてミンコフスキの洗 練された音楽作り、グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊の繊細なアンサンブル、ザルツブルク・バッハ合唱団の見事なハーモニーの調和により、芸術性の高い 演奏を披露しています。 (Ki)
74-2104(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」

ボーナス:イオアン・ホーレンダーによるドミンゴへのインタビュー(二人のフォスカリについて)
プラシド・ドミンゴ(フランチェスコ・フォスカリ/バリトン)
フランチェスコ・メーリ(ヤコポ・フォスカリ/テノール)
アンナ・ピロッツィ(ルクレツィア/ソプラノ)
アンドレア・コンチェッティ(ヤコポ・ロレダーノ/バス)
エドアルド・ミッレッティ(バルバリーゴ/テノール)
キアーラ・ポリドーリ(ピザーナ/ソプラノ)
アゼル・レザ=ザデ(十人委員会の委員/テノール)
ティル・フォン・オルロフスキー(総督の従僕/バス)
演出、舞台美術:アルヴィス・ヘルマニス
衣裳:クリスティーヌ・ユリアーネ
照明:グレブ・フィルシュティンスキー
振付:アラ・シガロヴァ
映像:イネタ・シプノヴァ
ドラマトゥルギー:オリヴィエ・レクサ
ミケーレ・マリオッティ(指)
ミラノ・スカラ座O&cho
映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ

収録:2016年2月25日ミラノ・スカラ座
◆DVD画面:16:9 NTSC
音声:PCM2.0、DTS5.1
字幕:独英仏西韓,日本語
ボーナス:英独
本編:122分、ボーナス:16分
◆Bluray
画面:16:9 FullHD
音声:PCM2.0、DTS5.1
字幕:独英仏西韓,日本語
ボーナス:英独
本編:122分、ボーナス:16分
” 三大テノール” として一世を風靡し、数年前にテノールからバリトンに転向、2016年に75歳を迎えてもなおレパートリーを拡大しているプラシド・ド ミンゴが、イタリア・オペラ界の最高峰スカラ座に登場。ヴェルディの初期作品であり、近年上演回数も増え評価の高まっている歌劇「二人のフォスカリ」。 1840 年代の若きヴェルディが、それまでの熱血路線とは違った新たな道、つまり「渋く重厚な」作風を探った、後の《シモン・ボッカネグラ》を先駆した ような作品。ヴェネツィアでの政治抗争とそれによって引き起こされたフォスカリ親子の悲劇を描いたもの。総督には強い説得力のあるバリトンが要求されま すが、ドミンゴはその成熟した声で総督フォスカリの葛藤と悲哀を見事に歌い上げています。共演者も豪華で、柔らかく輝かしい声をもつイタリアン・テノー ル、フランチェスコ・メーリ、近年ドラマティック・ソプラノとして評価が高いアンナ・ピロッツィ。彼女は、この上演がスカラ座デビューとなりました。 演出と舞台美術は、2012年ザルツブルク音楽祭「軍人たち」や2016年同音楽祭「ダナエの愛」などで注目を集めているラトビアの演出家アルヴィス・ヘ ルマニス。ヘルマニスは、シンプルな解釈と豪華な舞台美術で近年評価が高まってきています。今回の上演も、総督フォスカリの苦悩、息子ヤコポの悲哀、 妻ルクレツィアの懇願などの感情を見事視覚的に表現しています。 (Ki)
74-2304(Bluray)
ビゼー:歌劇「カルメン」 ガエル・アルケス (カルメン/メゾ・ソプラノ)
ダニエル・ヨハンソン(ドン・ホセ/テノール)
スコット・ヘンドリックス(エスカミーリョ/バリトン)
エレナ・ツァラゴワ(ミカエラ/ソプラノ)
ヤナ・バウマイスター(フラスキータ/ソプラノ)
マリオン・ルベーグ(メルセデス/メゾ・ソプラノ)
セバスチャン・ソレス(スニガ/バス)
ラファエル・フィンゲルロス(モラレス/バリトン)
シメオン・エスパー(レメンダード / テノール )
ダリウス・ペ ルツァク ( ダンカイロ / バリトン )
ステファン・ヴァルラーヴェン(リーリャス・パスティア)
エフサ・トパル(子供のカルメン)
ワイアード・エリアル劇場(スタントマン&ダンサー)
演出:カスパー・ホルテン
舞台装置:エス・デヴリン
ビデオ:ルーク・ホールズ
衣裳:アニャ・ヴァン・クラフ
照明:ブルーノ・ポエト
ドラマトゥルギー:オラフ・A・シュミット
パオロ・カリニャーニ(指)ウィーンSO
ブレゲンツ音楽祭cho
プラハ・フィルハーモニーcho
ブレゲンツ音楽学校児童cho
合唱指揮:ルカーシュ・ヴァシレク、ベンジャミン・ラック、ヴォルフガング・シュヴェンディンガー、
ミヒャエル・シュヴェンディンガー
映像監督:フェリックス・ブライザッハ

収録:2017年7月21日ボーデン湖上舞台、ブレゲンツ音楽祭ライヴ
■DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCM2.0,DTS5.1
字幕:独英西韓,日本語
原語:フランス語
13 8 分( 本 編:124 分、ボーナス:14 分)
画面:16:9 Full HD
音声:PCM2.0,DTS5.1
字幕:独英西韓,日本語
原語:フランス語
138分( 本編:124 分、ボーナス:14 分)
湖上のオペラ「ブレゲンツ音楽祭」。オーストリアの西端でドイツとスイスの国境近くに位置するブレゲンツ。裕福な市民の資金が投入され1946年からス タートしたこの音楽祭は、ボーデン湖の上に舞台を設置して、伝統的舞台芸術であるオペラと、最先端の技術を融合したスペクタクルなオペラが4週間にわたっ て上演されます。オーケストラや合唱はステージではなく、隣接するホールで演奏し、最新の音響技術で舞台上のソリストとミックスされ、客席に設置され たスピーカーから聴衆に届けられます。
本映像は、2017年7月に行われたばかりの≪カルメン≫。同音楽祭では25年振りの上演となりました。英国ロイヤルオペラの芸術監督を務めていたカス パー・ホルテンによる演出で、美しく幻想的な舞台となっています。また数々のポップスターのステージを手がけるエス・デヴリンによる舞台装置にも注目。 カルメンの妖艶さを表すような真紅のネイルを施した手、そして第3幕で歌われる「カルタの歌」の場面を模したようなトランプ、煙草工場の女工として使っ ていた葉巻などのモチーフを中央に配した巨大オブジェが印象的。そのトランプがモニターとなり運勢を占うように次々と映像が映し出されていくなど、ブレ ゲンツ音楽祭ならではの仕掛けが面白い。指揮は、1999年から2008年までフランクフルト歌劇場の音楽監督を務めたミラノ出身のパオロ・カリニャーニ。 そしてカルメンを演じるのは、最近バロック・オペラで高い評価を得ているフランスのメゾ・ソプラノ、ガエル・アルケス。カルメンへの恋心に苦しむ若者ホ セ役にはスウェーデンのテノール、ダニエル・ヨハンソン。ホセの恋敵で闘牛士のエスカミーリョ役には、現在絶好調のアメリカのテノール、スコット・ヘンドリッ クス、ホセの婚約者には圧倒的美貌をもつエレナ・ツァラゴワと魅力的な歌手陣。 (Ki)

74-2504(Bluray)
ミンクス:バレエ「ドン・キホーテ」 振付:ルドルフ・ヌレエフ
オーケストレーション:ジョン・ランチベリー
マリア・ヤコヴレワ(キトリ/ドゥルシネア姫)
デニス・チェリェヴィチコ( バジル)
ケテヴァン・パパヴァ(街の踊り子)
橋本清香(アモール)
ロマン・ラツィック( エス パーダ)
オルガ・エシナ(森の女王)
ウィーン国立歌劇場バレエ団
芸術監督:マニュエル・ルグリ
ウィーン国立歌劇場O
指揮:ケヴィン・ローズ
振付&舞台監督:ルドルフ・ヌレエフ
舞台&衣裳:ニコラス・ジョージアディス
照明:マルク・アンロシュト

収録:2016年5月28&31日 ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCM2.0、DTS5.0、122分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:PCM2.0、
DTS-HD MA5.0、122分
2011年に45年ぶりにウィーン国立バレエでルドルフ・ヌレエフ版「ドン・キホーテ」が上演され、その再演が2016年5月に行われそのライヴ映像 が発売となります。世紀の大スター、ルドルフ・ヌレエフが手がけたこの作品は、ウィーンが初演の地でもありました。 2010年にマニュエル・ルグリを芸術監督として迎えて以来、ウィーン国立バレエ団は彼のもとで劇的な進化を遂げており、ルグリとの芸術監督としての 契約も2020年まで延長し、一層の充実が期待されています。 表現力豊かなマリア・ヤコヴレワのキトリ、柔軟な身体でしなやかに踊るデニス・チェリェヴィチコのバジル。二人のテクニックと洗練された踊りに目を奪 われます。さらにちょうどこの上演の2か月前にウィーン国立バレエ団の第1ソリストに昇格した橋本清香もアモール役で出演。抜群のテクニックと優雅 で華のある立ち姿を見せてくれています。 バレエ『ドン・キホーテ』は、有名なセルバンテスの同名小説を題材に、プティパの振付により1869年にモスクワ・ボリショイ劇場で初演されました。 騎士ドン・キホーテが遍歴の旅を続ける先で出会った粋なキトリと陽気なバジルの繰り広げる恋物語です。 (Ki)
74-2704(Bluray)
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 イリー ナ・ルング(ミミ:ソプラノ)
ジョルジョ・ベッルージ(ロドルフォ:テノール)
マッシモ・カヴァレッティ(マルチェッロ:バリトン)
キレボヒリ・ビ ー ソン( ムゼッタ:ソプ ラノ )
ベンジャミン・チョー(ショナール:バリトン)
ガブリエーレ・サゴーナ(コッリーネ:バス)
マッテオ・ペイローネ(ベノア/アルチンドロ:バス)
カレン・ガンディ(パルピニョール:テノール)
ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリノ王立歌劇場O&cho
舞台美術:アルフォンス・フロレス
照明:ウルス・シェーンバウム
衣 装:リュック・カステル
映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ

収録:2016年10月、トリノ王立歌劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9,NTSC
音声:PCM2.0,DTS5.1
字幕:独英仏西韓,日本語
原語:伊、112 分


◆Bluray
画面:16:9,HD
音声:PCM2.0,DTS MA5.1
字幕:独英仏西韓,日本語
原語:伊、112 分
1896年2月1日にトリノ王立歌劇場で初めて上演されたプッチーニの代表作「ラ・ボエーム」。初演から120年を経て、歴史と伝統を誇る名門の舞台 へと戻ってきました。 指揮は、2007 年から2014年の間トリノ王立歌劇場の音楽監督として歌劇場の実力を上げ、その評価を高めたジャナンドレア・ノセダ。演出は、斬新で前 衛的なスタイルで世界的に知られるスペイン・カタルーニャのパフォーマンス集団、ラ・フラ・デルス・バウスのアレックス・オレが初のオペラ演出に挑みました。 舞台背景を近代都市の郊外と設定し、そこで暮らす様々な文化的背景を持つ若者たちに焦点を当てています。 歌手は、モルドバ出身の若手ソプラノ、イリーナ・ルングがミミを歌います。伸びのある歌声で可憐に歌い演じています。ロドルフォは、イタリアの正統派テノー ル、ジョルジュ・ベッルージが美声を聴かせます。 斬新でモダンな舞台演出、注目の若手から実力派の歌手を揃え、それらをまとめあげるノセダの手腕に改めて評価が高まった上演となりました。 (Ki)
74-2904(Bluray)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 ペーター・ザイフェルト(ジークムント/テノール)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(フンディング/バス)
ヴィタリー・コワリョフ(ヴォータン/バリトン)
アニヤ・ハルテロス(ジークリンデ/メゾ・ソプラノ)
クリスタ・マイア(フリッカ/メゾ・ソプラノ)
アニヤ・カンペ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)
ヨハンナ・ヴィンケル(ゲルヒルデ/ソプラノ)
ブリット・トーネ・ミュラーツ(オルトリンデ/ソプラノ)
クリスティーナ・ボック(ワルトラウテ/メゾ・ソプラノ)
カタリーナ・マギエラ(シュヴェルトライテ/アルト)
アレクサンドラ・ペーターザマー(ヘルムヴィーゲ/メゾ・ソプラノ)
ステパンカ・プカルコヴァ(ジークルーネ/メゾ・ソプラノ)
カトリン・ヴントザム(クリムゲルデ/メゾ・ソプラノ)
ジモーネ・シュレーダー(ロスワイセ/アルト)
クリスティアン・ティーレマン(指)
ドレスデン国立歌劇場O
演出:ヴェラ・ネミロヴァ
舞台:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
1967年の舞台再構築&衣装:ジェンス・キリアン
照明:アラフ・フリーゼ
映像:ロカフィルム
監督:ティツィアーノ・マンシーニ
収録:2017年4月5-17日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:英仏西伊韓,日本語
原語:ドイツ語
リージョン:ALL、、235分
◆Bluray
画面:HD1080i16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HDMA5.0
字幕:英仏西伊韓,日本語
原語:ドイツ語
リージョン:ALL、235分
2017年4月に行われたザルツブルク復活祭音楽祭のライヴ映像。ザルツブルク復活祭音楽祭は、1967年にカラヤンにより設立され2017年で50周 年を迎えました。今回上演された「ワルキューレ」は、50年前にカラヤン自ら演出を行った1967年公演の再演です。指揮は、カラヤンのアシスタントも務め、 現在のザルツブルク復活祭音楽祭の音楽監督でもあるクリスティアン・ティーレマン。いまやバイロイト音楽祭を担う存在のティーレマンですが、もとをたど るとザルツブルク復活祭音楽祭は、カラヤンがバイロイトに対抗して立ち上げたものというのも時代の変化を感じさせます。その記念すべき第1回公演が「ワ ルキューレ」で、指揮・演出はカラヤン、オケはベルリン・フィル、舞台がギュンター・シュナイダー=ジームセンでありました。2017年の上演では、ジェンス・ キリアンが再構築したジームセンの舞台装置が再現され、ブルガリア出身の女性演出家、ヴェラ・ネミロヴァの新しい視点が反映された演出で上演されました。 歌手陣も50周年記念というだけに豪華な面々。ジークムントには、当代きってのヘルデン・テノール、ペーター・ザイフェルト。貫禄の歌唱と演技で聴衆を 魅了しました。そしてフンディング役には、バイロイトでも活躍するゲオルク・ツェッペンフェルト。ヴォータン役のヴィタリー・コワリョフも張りのある声質 で抜群のはまり役。そして女性陣もアニヤ・ハルテロスのジークリンデ、アニヤ・カンペのブリュンヒルデともに輝かしい歌唱を披露しました。そしてティー レマンの指揮も、陰影の濃いワーグナー独特の音響を細部まで描きだし、雄弁なワーグナーの音楽をドラマティックに展開しています。 カラヤンが非常な情熱を捧げたザルツブルク復活祭音楽祭の50周年を祝うにふさわしい熱演となりました。 (Ki)

74-3204(Bluray)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 フランツ・ウェルザー=メスト(指)
ミラノ・スカラ座O&cho
カルロス・アルバレス(アルマヴィーヴァ伯爵)
ディアナ・ダムラウ(伯爵夫人)
ゴルダ・シュルツ(スザンナ)
マルクス・ヴェルバ(フィガロ)
マリアンヌ・クレバッサ(ケルビーノ)
アンナ・マリア・チウリ(マルチェッリーナ)
アンドレア・コンチェッティ(バルトロ/アントーニオ)
クレシミール・シュピチェル(バジリオ/ドン・クルツィオ)
テレサ・ジッサー(バルバリーナ)
フランチェスカ・マンツォ(娘1)
クリスティン・スヴェインスドッター(娘2)
通奏低音:ジェイムズ・ヴォーン(フォルテピアノ)シモーネ・グロッポ(チェロ)
演出:フレデリック・ウェイク=ウォーカー
舞台&衣裳:アントニー・マクドナルド
照明:ファビアナ・ピッチョーリ

収録:2016年10月、ミラノ・スカラ座
映像監督:パトリツィア・カルミネ
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西韓,日本語
リージョン:All、214分
◆Bluray
音声:PCMステレオ、DTS-HD5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西韓日本語
リージョン:All、214分
2016年ミラノ・スカラ座の新プロダクション「フィガロの結婚」がブルーレイとDVDで発売されます。モーツァルト没後225年を記念して、イギリス の若手フレデリック・ウェイク=ウォーカーが演出。ウェイク=ウォーカーは、2014年グラインドボーン音楽祭で「偽の女庭師」の印象的な演出を手掛け注 目され、今回大規模オペラの演出するのが2度目という新進気鋭の演出家。イタリアの伝説的演出家ジョルジョ・ストレーレルに敬意を表し、ストレーレル の代表作1973年パリ・オペラ座の「フィガロの結婚」に使われたアームチェアをこの舞台でも用いています。 そして歌手陣は、カルロス・アルバレス、ディアナ・ダムラウ、マルクス・ヴェルバのベテラン勢に加え、フランスの注目メッゾ、マリアンヌ・クレバッサと南 アフリカ出身のソプラノ、ゴルダ・シュルツなど今をときめく若手歌手も出演し、超豪華キャストが勢ぞろい。伯爵夫人を演じるダムラウは、アリア「楽しい 思い出はどこへ」では比類なき表現で聴衆を魅了、そしてズボン役のクレバッサは、艶っぽい声質と可憐な立ち姿が舞台でひときわ存在感を放っています。 さらにウェルザー=メストがスカラ座で初めてオペラを振ったことでも話題になった注目の上演です。ウェルザー=メストの指揮は、明瞭でそれぞれの場面を 的確に印象付け、ソリストたちをのびのびと歌わせています。

74-3204(Bluray)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 フランツ・ウェルザー=メスト(指)
ミラノ・スカラ座O&cho
カルロス・アルバレス(アルマヴィーヴァ伯爵)
ディアナ・ダムラウ(伯爵夫人)
ゴルダ・シュルツ(スザンナ)
マルクス・ヴェルバ(フィガロ)
マリアンヌ・クレバッサ(ケルビーノ)
アンナ・マリア・チウリ(マルチェッリーナ)
アンドレア・コンチェッティ(バルトロ/アントーニオ)
クレシミール・シュピチェル(バジリオ/ドン・クルツィオ)
テレサ・ジッサー(バルバリーナ)
フランチェスカ・マンツォ(娘1)
クリスティン・スヴェインスドッター(娘2)
通奏低音:ジェイムズ・ヴォーン(フォルテピアノ)シモーネ・グロッポ(チェロ)
演出:フレデリック・ウェイク=ウォーカー
舞台&衣裳:アントニー・マクドナルド
照明:ファビアナ・ピッチョーリ

収録:2016年10月、ミラノ・スカラ座
映像監督:パトリツィア・カルミネ
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西韓,日本語
リージョン:All、214分
◆Bluray
音声:PCMステレオ、DTS-HD5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏西韓日本語
リージョン:All、214分
2016年ミラノ・スカラ座の新プロダクション「フィガロの結婚」がブルーレイとDVDで発売されます。モーツァルト没後225年を記念して、イギリス の若手フレデリック・ウェイク=ウォーカーが演出。ウェイク=ウォーカーは、2014年グラインドボーン音楽祭で「偽の女庭師」の印象的な演出を手掛け注 目され、今回大規模オペラの演出するのが2度目という新進気鋭の演出家。イタリアの伝説的演出家ジョルジョ・ストレーレルに敬意を表し、ストレーレル の代表作1973年パリ・オペラ座の「フィガロの結婚」に使われたアームチェアをこの舞台でも用いています。 そして歌手陣は、カルロス・アルバレス、ディアナ・ダムラウ、マルクス・ヴェルバのベテラン勢に加え、フランスの注目メッゾ、マリアンヌ・クレバッサと南 アフリカ出身のソプラノ、ゴルダ・シュルツなど今をときめく若手歌手も出演し、超豪華キャストが勢ぞろい。伯爵夫人を演じるダムラウは、アリア「楽しい 思い出はどこへ」では比類なき表現で聴衆を魅了、そしてズボン役のクレバッサは、艶っぽい声質と可憐な立ち姿が舞台でひときわ存在感を放っています。 さらにウェルザー=メストがスカラ座で初めてオペラを振ったことでも話題になった注目の上演です。ウェルザー=メストの指揮は、明瞭でそれぞれの場面を 的確に印象付け、ソリストたちをのびのびと歌わせています。
74-4004(Bluray)
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」 マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
オランダ国立歌劇場合唱団(合唱指揮:チンリャン・ウー)
新アムステルダム児童cho
ミーシャ・ディディク(テノール:ゲルマン)
アレクセイ・マルコフ(バリトン:トムスキー伯爵/プルータス)
ウラディーミル・ストヤノフ(バリトン:エレツキー公爵)
アンドレイ・ポポフ(テノール:チェカリンスキー)
アンドリー・ゴ ニ ュ ー コフ( バ ス:ス ーリン )
ミハイル・マカロフ(テノール:チャプリツキー)
アナトリー・シヴコ(バス:ナルーモフ)
ラリサ・ディアートコワ(メゾ・ソプラノ:伯爵夫人)
スヴェトラ ー ナ・アクショーノワ( ソプ ラノ:リー ザ )
アンナ・ゴリャチョーヴァ(メゾ・ソプラノ:ポリーナ/ダフニス)
演出:ステファン・ヘアハイム
舞台美術&衣裳:フィリップ・フューアホーファー
照 明:ベルント・プルクラベク
映像監督:ヴェルメーレン

収録:2016年6月9日~7月3日、オランダ国立歌劇場。アムステルダム(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
字幕:英独仏韓,日本語
原語:ロシア語
リージョン:All、181分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
字幕:英独仏韓,日本語
原語:ロシア語
リージョン:All、181分
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が2016年6月にオランダ国立歌劇場で上演したチャイコフスキーの「スペード女王」。2014/15シーズンを最後 にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を退任したマリス・ヤンソンスが指揮台に立ちました。ヤンソンスは、「スペード女王」を現在の手兵バ イエルン放響と録音していますし、2018年のザルツブルグ音楽祭では、ノイエンフェルス演出で指揮をする予定となっているだけに、この上演も見逃せません。 今回の演出は、ノルウェー出身のステファン・ヘアハイム。バイロイト音楽祭「パルジファル」、ザルツブルク音楽祭「ニュルンベルクのマイスタージンガー」など、 幻想的で従来とは異なる視点を盛り込む演出で大評判の演出家です。 原作は、ロシアの国民的作家プーシキンの『スペードの女王』。18世紀の貴族社会を舞台に、ギャンブルで身を滅ぼす近衛仕官ゲルマンの姿を描いた小説です。 それにチャイコフスキーの弟モデストが台本を書き上げ、チャイコフスキーがよりドラマティックなオペラとして仕上げています。ヘアハイムの演出では主役は チャイコフスキー自身。エレツキー公爵役のウラディーミル・ストヤノフがチャイコフスキーを演じています。そのためストヤノフは終始舞台にあがり、その風 格のある歌声で好演しています。またバイエルン放響との録音にも参加したゲルマン役のテノール、ミーシャ・ディディクも強烈な印象を残す熱演を披露して います。そしてヤンソンスは、ヘアハイムのファンタジックな演出、そして実力派歌手陣の歌唱、各所に登場する美しく洗練されたチャイコフスキーの音楽を 見事にまとめあげ、見ごたえのある舞台を作り上げています。 (Ki)

74-4704(Bluray)
ブルックナー:交響曲第1番(リンツ稿) シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指)
映像監督:アンドレアス・モレル

収録:2017年9月6日、フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCM2.0, DTS5.0
リージョン:All、58分
◆Bluray
画面:HD 16:9
音声:PCM2.0,
DTS-HD-MA5.0
リージョン:All、58分
2012年のティーレマン首席指揮者就任以来進めているプロジェクト でこれまでに、第7番(2012年収録/Opus Arte)、第8番(2012年収録)、第5番(2013年収録)、第9番(2015年収録)、第4番(2015 年収録)、第6番(2015年収録)、第3番(2016年収録)がDVD&BDで発売されています。今回リリースされるのは交響曲第1番。 1868年5月にブルックナー自身の指揮により初演されました。ブルックナーは当時リンツの大聖堂のオルガニストを務めており、初演も同地で行われま した。その後ブルックナーは、1868年10月にウィーン移り新しい交響曲に次々ととりかかりますが、旧作品の改稿も同時に行っていました。この第1 番は1877年、1884年、さらに1890年頃にかけて改訂が行われ、これが<ウィーン稿>となります。他の交響曲と比べるとこの第1番は、ブルックナー 自身も「生意気な小娘」と評していたように、その野趣に富むブルックナー初期の作風が好まれ、改訂前の稿である<リンツ稿>の方が演奏される機会も 比較的多い作品です。 ティーレマンの緻密な描写力、シュターツカペレ・ドレスデンの重厚なサウンドはそのままに、初期作品の活気をたたえた演奏。シュターツカペレ・ドレス デンといえばワーグナーとR・シュトラウスが君臨していましたが、1895年にアドルフ・ハーゲン指揮で演奏して以来、ベーム、カイルベルト、ヨッ フム、シノーポリ、ハイティンク、らが取り上げており、このブルックナー・チクルスもティーレマンとオケが互いに築き上げてきた成果を感じることができ ます。 (Ki)


74-5104(Bluray)
ドキュメンタリー<音楽の奇跡のようなひと時>

■ボーナス
プッチーニ:歌劇≪トスカ≫第2幕
監督:ホルガー・プロイス
インタビュー登場者:アントニオ・パッパーノ(指揮者)
ローランド・ビリャソン(テノール歌手)
ルーファス・ウェインライト(シンガーソングライター)
クリスティーネ・オポライス(ソプラノ歌手)
トーマス・ハンプソン(バリトン歌手)
ウォルフガング・ヨープ(ファッションデザイナー)
ユルゲン・ケスティング(音楽評論家、作家)
アンナ・プロハスカ(ソプラノ歌手)
ブライアン・マクマスター(音楽ディレクター)

■ボーナス
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
マリア・カラス(トスカ )
ティト・ゴッビ(スカルピア)
レナート・チオーニ(カヴァラドッシ)
ロ バ ート・バ ウ マン( ス ポレッタ )
デニス・ウィックス(シャルローネ)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指)
収録:1964年2月9日(ライヴ)

■DVD
画面:16:9 Full HD
音声:PCMステレオ
字幕:ドキュメンタリー(原語:英・独):仏韓,日本語
オペラ(原語:伊):英独仏韓,日本語
リージョン:All
総時間:97分
(ドキュメンタリー52分+オペラ45分)
■Bluray
画面:16:9 HD
音声:PCMステレオ
字幕:
ドキュメンタリー(原語:英・独):仏韓,日本語
オペラ(原語:伊):英独仏韓,日本語
リージョン:All
総時間:97分
(ドキュメンタリー52分+オペラ45分)
不世出のプリマドンナ、マリア・カラス。1923年にギリシャ系移民の両親のもとニューヨークで生まれ、本格的に歌手を目指すためにギリシャへと移住 しアテネ音楽院で学ぶ。その後プロとしての活動をスタートさせ、その類まれなる才能を徐々に開花させます。1951年にはスカラ座で『シチリア島の晩鐘』 で大喝采を浴び、1952年にはコヴェント・ガーデンに『ノルマ』でデビュー。ドラマティックな歌唱と演技、その美貌で瞬く間に全世界に知られるディーヴァ となったマリア・カラス。また一方で富豪オナシスとの恋愛など、彼女の波乱万丈な人生は人々の注目を集めました。 このドキュメンタリー映像は、マリア・カラスが1964年久々に舞台に復帰を果たした、コヴェント・ガーデンで行ったフランコ・ゼフィレッリ演出による『トスカ』 の公演に焦点を当てて、それをとりまく当時の熱狂、彼女のスキャンダル、世間の評価などの報道映像を取り交ぜて、現代のオペラ関係者、歌手、評論家 などのインタビューを収録した見応えのある内容です。インタビュー登場者としては、指揮者アントニオ・パッパーノ、オペラ歌手のローランド・ビリャソン、 クリスティーネ・オポライス、トーマス・ハンプソン、アンナ・プロハスカ。そしてオペラ好きとして知られるロック歌手ルーファス・ウェインライト。デザイナー のウォルフガング・ヨープ。マリア・カラスの著書で有名なユルゲン・ケスティング。コヴェント・ガーデンのディレクターを務めていたブライアン・マクマスター らが語ります。 またボーナス映像として、イタリアのオペラ指揮者、カルロ・フェリーチェ・チラーリオの(指)演出は映画監督フランコ・ゼッフィレッリでおこなわれた 1964年の『トスカ』第2幕の舞台映像。この『トスカ』は、直前の全曲上演とは別にBBCによるテレビ放送用のため第2幕のみ上演されたというものです。 (Ki)


74-6904(Bluray)
ベルリオーズ:幻想交響曲
ルーセル:交響曲第3番*
サン=サーンス:交響詩「オンファールの糸車」*
トマ:「レーモン」序曲*
レナード・バーンスタイン(指)
フランス国立O

収録:1976年11月、パリ、シャンゼリゼ劇場
1981年11月、パリ、シャンゼリゼ劇場*
◆DVD
画面:4:3,NTSC
(new digital remastered in HD)
音声:PCMステレオ
108分、リージョン:All
◆Bluray
画面:4:3
(new digital remastered in HD)
音声:PCMステレオ
108分、リージョン:All
バーンスタイン生誕100年企画。バーンスタインがフランス国立Oと共に、1976年にシャンゼリゼ劇場で行ったベルリオーズの「幻想交響曲」と、 1981年に披露したルーセル、サン=サーンス、トマというフランス・プログラムの映像が発売されます。バーンスタインはニューヨーク・フィルの音楽監督を 辞任すると同時に、録音に関してもCBSソニーからDGに移籍して、1970年代に本格的にヨーロッパへ進出を果たしています。フランス国立Oとは、 旧EMIとDGでフランス・プログラムを録音しています。この映像はその同時期に取り組んだコンサートの映像です。 バーンスタインは「幻想交響曲」を2度ニューヨーク・フィルと(63年/68年)そしてフランス国立管とはこのライヴと同時期にセッション録音を行っています。 ニューヨーク・フィルとの若い才気溢れる演奏とは異なり、風貌もバーンスタインとしては珍しく髭を蓄えた姿で登場、さらにハンフリー・バートンの抜群のカメ ラワーク、楽曲を熟知したフランス国立管とバーンスタインの個性が相乗効果を生んだ色彩豊かな演奏となっています。 続くは、ルーセルがボストンSOの創立50周年を記念して委嘱された交響曲第3番。「幻想」と同じくニューヨーク・フィルとの録音もある同曲(1961年)。 躍動感溢れるリズムと極彩色の音楽、バーンスタインの鮮やかな指揮ぶりは、映像でこそ楽しめると言えるでしょう。サン=サーンスの交響詩「オンファールの糸車」 は、2台ピアノ版が先に作曲され、後に管弦楽版、ピアノ独奏版も作曲者自身によって書かれています。ギリシア神話の英雄ヘラクレスの物語を題材とし、糸車 を暗示する描写が印象的な作品。最後には、フランス・ロマン派の作曲家トマ。彼は有名な「ミニヨン」のほかおおくのオペラを残しています。このオペラ「レー モン」の序曲は、アメリカン・ポップス「ハッシャバイ」にも流用された盛り上がる楽曲です。 フランスの作品特有の色彩感とバーンスタインらしいダイナミックで閃きのある演奏を映像ならではの迫力で楽しむことができます。 (Ki)

75-0104(Bluray)
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」

ボーナス:メイキング映像
マリア・グレギーナ(S トゥーランドット)
マルコ・ベルティ(T カラフ)
アレクシア・ヴォウルガリドウ(S リュー)
アレクサンドル・ツィムバリュク(Bs ティムール)
ファビオ・プレヴィアーティ(Br ピン)
ヴィセンス・エステヴェ(T パン)
ロジェ・パデュレス(T ポン)
ヴェンツェスラフ・アナスタソフ(Br 役人)
ズービン・メータ(指)ヴァレンシア州立O
演出:チェン・カイコー

収録:2008 年5 月,ヴァレンシア

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、
PCMステレオ
原語:イタリア語
字幕:英独仏西
(ボーナス / 英)
120 分(本編)
36 分(ボーナス)
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
原語:イタリア語
字幕:英独仏西
(ボーナス / 英)
120 分(本編)
36 分(ボーナス)
チェン・カイコー演出の「トゥーランドット」が新装丁で再発売されます。ドラマティック・ソプラノ、マリア・グレギーナ演じるトゥーランドットをはじ めマルコ・ベルティ、アレクシア・ヴォウルガリドウなど最高の歌手陣に加え、ズービン・メータの指揮と鉄壁の布陣。チェン・カイコーの美しい舞台を 最高の画質で楽しめます。 (Ki)
75-0504(Bluray)
マーラー:交響曲第9番

ボーナス:マーラー・プロジェクト/バレンボイムとブーレーズが見た「マーラーの音楽世界」
ダニエル・バレンボイム(指)
シュターツカペレ・ベルリン

収録:2009年4月ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
画面:16:9 Full HD、
音声:DTS-HD MA5.1、 PCMステレオ、
ボーナス字幕:英独
収録時間:101分(コンサート79分 +ボーナス22分)
2011年に発売されたDVDバレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンによるマーラーの第9交響曲2009年ライヴの映像がブルーレイとなって再登場。DVDもジャケット・デザインが変更され再発売されます。
バレンボイムが手兵シュターツカペレ・ベルリンを指揮したマーラーの第9交響曲は、2009年4月にベルリンのフィルハーモニーで行われました。本公演は、バレンボイムがブーレーズとともにシュターツカペレ・ベルリンを指揮して取り組んでいた「マーラーの交響曲連続演奏会」の一環としておこなわれたもの。
バレンボイムは長いキャリアのなかで、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナー、シューマンなどの主要な交響曲全集を完成させていますが、マーラーの交響曲についてはわずかに4 曲を録音しているのみというのは少々意外。これまでにバレンボイムは、1991年にシカゴ響と『大地の歌』をライヴ録音、1997年にシカゴ響と交響曲第5番をライヴ録音しているほか、2005年にシュターツカペレ・ベルリンと交響曲第7番をライヴ録音、2006年にはシュターツカペレ・ベルリンと交響曲第9番をライヴ録音しています。いずれ劣らずゆたかなオーケストラ・サウンドの醍醐味を心ゆくまで実感させてくれるもので、この指揮者の持ち味というべきドラマティックでパワフルな方向性が特徴的でした。なかでも、2006年11月に収録された第9番のライヴは、バレンボイムがこの作品を集中的に取り上げていた時期に行われ、ひときわ熱く濃厚で激情型の演奏がすでに知られているので、それからおよそ2年半後、手兵と同一のロケーションで行ったここでの映像でも、同様に、またそれ以上にハイテンションで劇的な音楽が展開されています。
「マーラー・プロジェクト」と題するボーナス・トラックには、バレンボイムとブーレーズとのマーラー談義と並行して、シリーズのメイキングともいうべきリハーサルの模様がふんだんに収録されています。今となってはブーレーズの貴重な姿となっております。 (Ki)

75-0704(Bluray)
ヘンデル:歌劇『アドメート』 ティム・ミード(アドメート:C.T)、マリー・アーネット(アルチェステ:ソプラノ)、ウィリアム・バーガー(エルコレ:バリトン)、アンドルー・ラドリー(オリンド:C.T)、ダヴィド・ベイツ(トラジメーデ:C.T)、カースティン・ブレーズ(アンティゴナ:ソプラノ)、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(メラスペ:バリトン)、ゲッティンゲン祝祭O
ニコラス・マッギガン(指)
演出:ドリス・デリエ
装置、衣装:ベルント・レペル
マム・ダンス・シアター
振付:遠藤公義
収録:2009年5月ゲッティンゲン、ドイツ劇場(ライヴ)
(ボーナス)バロックと舞踏

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1、PCM2.0
字幕:英独仏(原語:イタリア語)、ボーナス:英
202 分(本編:184 分 +21 分)
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.1、PCM2.0
字幕:英独仏(原語:イタリア語)、ボーナス:英
202 分(本編:184 分 +21 分)
2009年に行われたゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭のライヴ映像が、ジャケットを一新して再登場! ヘンデルが1727年に発表したオペラ『アドメート』。ギリシャ神話の貞淑な女性として有名なアルケースティスの物語をベースにしています。瀕死のア ドメート王の命を救おうと、王妃アルチェステが身代わりに冥界に降りるが、英雄エルコレ(=ヘラクレス)によって地上に連れ戻される。しかし今度はア ドメートの前の婚約者アンティゴナが現れ、関係がこじれる、というもの。 ドイツの映画監督ドリス・デリエは、小津安二郎の大ファンというデーリエは、「東京物語」のリメイク映画「HANAMI」や東日本大震災後の福島を舞 台にした映画「フクシマ・モナムール」を制作するなど大の日本通。このギリシャ神話の世界も日本の要素を取り入れ、アドメートは侍風、アルチェステ は花魁風、エルコレは無双の力士という演出。そしてドイツで活躍する舞踏家、遠藤公義とマム・ダンス・シアターの舞踏を活用し、日本の要素を多く取 り入れた幻想的な舞台を作り上げています。欧州ではこの『アドメート』の物語の舞台化は大成功しており、美しい幻想的な舞台は絶賛されました。 歌手陣は、若手カウンターテナーのティム・ミードがアドメート、アルチェステはスウェーデン出身のソプラノ、マリー・アーネット、英国のバリトンで 幅広いレパートリーで活躍するウィリアム・バーガーのエルコレ、米国のソプラノでバロック音楽で高い評価を得ているカースティン・ブレーズなど、若い 実力派が多数。そしてヘンデルのスペシャリストとして1991年以来ゲッティンゲンのヘンデル音楽祭の音楽監督を務めるニコラス・マッギガンが上演全 体を引き締めています。 (Ki)
75-0904(Bluray)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」

ボーナス:メイキング
クリスティーネ・オポライス(Sルサルカ)、クラウス・フローリアン・フォークト(T王子)、ギュンター・グロイスベック(Bs水の精)、ナディア・クラステヴァ(S外国の王女)、ヤニナ・ベヒレ(Ms魔法使い)他
トマーシュ・ハヌス(指)
バイエルン国立O
バイエルン国立歌劇場O
演出:マルティン・クシェイ
装置:マルティン・ゼートグルーバー
衣装:ハイディ・ハックル
照明ラインハルト・タウプ
収録:2010年10月、ミュンヘン

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.0、PCM2.0
字幕:英独仏西中韓、192分
◆Bluray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA5.0、
PCM2.0
字幕:英独仏西中韓、192分
2010年10月にバイエルン国立歌劇場で上演されたドヴォルザーク『ルサルカ』。鬼才マルティン・クシェイの斬新な舞台を巡って賛否両論あったもの の、大きな話題となりました。『ルサルカ』は、人間界に夢を抱いた水の精ルサルカが、犠牲を払って王子と恋に落ちるも、王子が心変わりし、しかし最 後には呪いに苦しむ王子とルサルカが愛の死を迎えるという物語で、民話ならでは悲惨さをワーグナー張りのロマンティシズムに昇華したもの。クシェイ はそれをさらに現代的に描き、金持ちの青年に恋をした娘の悲しみを前面に出した上で、第3幕はあっと驚く展開に仕立てます。御伽噺の世界を期待して いると驚かされるものの、民話が持っていた残酷性を伴った悲恋を現代的に表現した舞台としては成功しています。 ルサルカのクリスティーネ・オポライスは、1979年、ラトヴィア生まれのソプラノ。近年ドイツ語圏を中心に大活躍しており、大ソプラノとしてのブレイク も間近と期待されている人。王子には、ローエングリンで大人気になったクラウス・フローリアン・フォークト。1970年生まれのこのドイツのテノールは、 今こうした王子役を歌わせたら抜群です。出番は少ないながら存在感の求められる水の精には、1976年生まれのオーストリアのバリトン、ギュンター・ グロイスベック。彼は今年バイロイト音楽祭への初出演が決まっています。外国の王女のナディア・クラステヴァは、1976年ブルガリア生まれのメッゾ・ ソプラノ。ウィーン国立歌劇場を中心に活躍しており、メッゾの新星として大きな期待がかかっています。そして魔法使いには、1968年、ハンブルク生ま れのメッゾ、ヤニナ・ベヒレと、勢いのある充実したキャストが組まれています。 指揮は、2007年から2009年までブルノ国立歌劇場の音楽監督を務めたトマーシュ・ハヌス。新鮮で瑞々しい音楽で『ルサルカ』の魅力を存分に引き 出しています。 【旧品番:70 6504(BD)と70 6408(DVD)は廃盤となります】
75-1104(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 サルヴァトーレ・リチートラ(ドン・アルヴァーロ / テノール)
ニーナ・シュテンメ(レオノーラ / ソプラノ)
カルロス・アルバレス(ドン・カルロ・ディ・ヴァルガス/ バリトン)
アラステア・マイルズ(カラトラーヴァ公爵、修道院長/バス)
ナディア・クラステヴァ(プレツィオジッラ/メゾ・ソプラノ)
ティツィアーノ・ブラッチ (フラ・メリトーネ / バリトン)
エリザベータ・マリン(レオノーレの侍女 / ソプラノ)
ダン・パウル・ドゥミトレスク(市長/バス)
クレメンス・ウンターライナー(トラブーコ親方 / テノール)、他
ズビン・メータ(指)
ウィーン国立歌劇場管O&cho
演出:デイヴィッド・パウントニ ー

収録:2008年3月1日ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
字幕:伊英独仏西中韓
リージョン:All、161分
◆Bluray
画面:HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
字幕:伊英独仏西中韓
リージョン:All、161分
2008年3月収録のズビン・メータ指揮ウィーン国立歌劇場の≪運命の力≫の映像が新装丁となって再登場。2011年9月に43歳の若さで交通事故 のため亡くなったイタリアのテノール、サルヴァトーレ・リチートラがドン・アルヴァーロ役を務めています。リチートラは、1999年3月2日にスカラ座 にデビューしたのもこのドン・アルヴァーロ役。これによってリチートラはムーティに認められ、30代前半にしてスカラ座の看板テノールに起用されるよう になったのです。翌2000年9月にはスカラ座日本公演でも歌っており、リチートラにとって得意中の得意の役でした。この映像では今となっては貴重な リチートラのアルヴァーロが見られます。対するドン・カルロには、スペインが誇る名バリトン、カルロス・アルバレス。レオノーラにはスウェーデンのプ リマドンナ、ニーナ・シュテンメ。修道院長には英国の気品あるバス、アラステア・マイルズ。プレツィオジッラには、ブルガリア出身のメゾソプラノで、ウィー ン国立歌劇場を中心にドイツ語圏で大活躍しているナディア・クラステヴァと、キャストは極めて高水準。そしてヴェルディのオペラでもとりわけ≪運命の力 ≫を得意とするメータが、長大な作品を見事にまとめています。 デイヴィッド・パウントニーの演出は、シリアスな部分では簡素な舞台を用いて集中力の高い舞台を作る一方で、一方プレツィオジッラやメリトーネが活 躍する滑稽な場面ではまるでミュージカルのようなエンターテイメント仕立てにして、作品の持つ明暗の対比を強調しているのが特徴です。 (Ki)
75-1304(Bluray)
シューベルト:歌曲集
美しき水車小屋の娘 D.795、
冬の旅 D.911*、
白鳥の歌 D.957

■ボーナス
ヘルマン・プライによる各歌曲集へのイントロダクション+ドキュメンタリー(50分、字幕:英語)
ヘルマン・プライ(Br)
レナード・ホカンソン(P)
ヘルムート・ドイチュ(P)*

画面:4:3 HD
音声:DTS-HD MA5.1,
PCM2.0
字幕:英仏西(ボーナス:英)
言語:独
制作年:1984年*、1986年
オペラ、オペレッタ等で素晴らしい美声を聴かせてくれたヘルマン・プライ。1998年に亡くなりましたが、20世紀後半を代表するバリトン歌手として 今もなお聴き継がれています。この映像は、プライが最も得意にしていたシューベルトの三大歌曲。すでにDVD(70-0208)で発売されていますが、今 回ブルーレイで再登場。ボーナスにはシューベルトの三大歌曲をプライ自身の解説付きで観ることができます。 (Ki)


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