湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



ALTUS厳選セール!



CD54タイトル、SACD20タイトルの期間限定セールです。
巨匠の名盤ひしめく大レーベルの軌跡を辿る豪華な内容!
しかも、2枚組も同価格で超お買い得!!




特価受付期間〜2019年12月9日まで!!




※表示価格は、全て期間限定特価(税込み)。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ALT-001
ムラヴィンスキー初来日公演1
ベートーヴェン:交響曲第4番
リャードフ:ババ・ヤーガ
グラズノフ:「ライモンダ」〜第3幕間奏曲
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1973年5月26日、東京文化会館/ステレオ・ライヴ
ALT-002
ムラヴィンスキー初来日公演2
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1973年5月26日、東京文化会館/ステレオ・ライヴ
ALT-003
ベルリオーズ:幻想交響曲
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」〜古城
ビゼー:「アルルの女」〜ファランドール
アンドレ・クリュイタンス(指)
パリ音楽院O

録音:1964年5月10日、東京文化会館/ステレオ
ALT-009
クーベリック/1965年初来日ライヴ1
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
フランク:交響曲ニ短調
ワーグナー:「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO

録音:1965年4月23日東京文化会館/全てステレオ
ALT-010
クーベリック1965年初来日ライヴ2
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO

録音:1965年4月24日、東京文化会館/ステレオ
ALT-017
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
準メルクル(指)NHK響

録音:2001年1月27日NHKホール・ライヴ、2001年1月17日サントリー・ホール・ライヴ*
ALT-019
コンドラシン初来日公演
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」序曲
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

音:1967年4月4日東京文化会館/ステレオ・ライヴ
ALT-020
コンドラシン〜アンコール集
芥川也寸志:弦楽のための3楽章「トリプティーク」〜プレスト
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」〜ロシア舞曲
マーラー:交響曲第3番〜メヌエット
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」〜スケルツォ/行進曲
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドビュッシー:夜想曲〜祭
 牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

録音:1967年4月、東京文化会館・ステレオ・ライヴ

ALT-022(2CD)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 オイゲン・ヨッフム(指)
バンベルクSO

録音:1982 年 9 月 15 日/ NHK ホール(ステレオ・ライヴ)
※新マスタリング
プレス工場のマスター紛失によってながらく生産中止がつづいておりましたこの名盤ですが、待望の新マスタリング、一から音をやり直した新音質でのう れしい復活です。重厚でレンジも広く、輝く金管も見事にとらえた素晴らしい音質となっております。ヨッフムとバンベルク響の相性の良さはちょっと他に 代えがたいものがございましたが、特にこのブルックナーは貴重で古き良きドイツの味わいにあふれております。 (Ki)
ALT-026(2CD)
ベーム&VPO〜1977年東京ライヴ
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」/
「レオノーレ」序曲第3番[アンコール]
カール・ベーム(指)VPO

音:1977年3月2日NHKホール/ステレオ・ライヴ
音源:NHK
ALT-028
スクロヴァチェフスキ〜チャイコフスキー他
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第5番
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
NHK響

録音:1996年2月3日、NHKホール(ステレオ)
細部に渡り、他の指揮者がさらりと流す箇所でも、声部のバランス、アーティキュレーションに対して徹底的に制御を施し、全く混濁感のない洗練度抜群のチャイ5像を築き上げています。映像での熱い指揮ぶりを見ても明らかなとおり、彼のそのようなこだわりは、決して理論先行のものではなく、あくまでも作品への一途な共感の表れに端を発するもので、第2楽章の副次主題の熱い歌いまわしや、終楽章コーダの知性とパッションの完全融合ぶりは、彼の音楽家魂が見事に開花した一例でしょう。N響も、若干思い切りの悪い(ソロの力量の問題)箇所があるものの、20年前のマタチッチ盤からのアンサンブルの精度向上ぶりを改めて思い知らせれ、熱い演奏を展開しています。
さらなる詳細はこちら
ALT-030
ブルックナー:交響曲第7番 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
NHK響

録音:1999年1月21日、NHKホール(ステレオ)
ALT-031(2CD)
スクロヴァチェフスキ〜ベートーヴェン「運命」他
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」*
 大フーガ 変ロ長調+
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
NHK響

録音:1999年2月5日NHKホール*、1999年1月27日サントリーホール+(共にステレオ)
ALT-046
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番*
ヴァイオリン協奏曲第1番+
ダヴィド・オイストラフ(Vn)+
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

録音:1967年4月18日*、4月4日+、東京文化会館(*/+)、全てステレオ
音源:NHK
ALT-047
コンドラシン&オイストラフ
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番+
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

録音:1967年4月16日*、4月18日+、東京文化会館(*/+)、全てステレオ
音源:NHK
ALT-048
ブルックナー:交響曲第8番 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NHK響

録音:1975年11月26日NHKホール、ステレオ・ライヴ
ALT-049
ワーグナー:管弦楽作品集
「パルジファル」より[第1幕前奏曲/聖金曜日の音楽]/
「ジーグフリート」〜森のささやき/
「神々の黄昏」より(マタチッチ版)
[序奏〜ジーグフリートのラインの旅/
ジーグフリートの詞〜葬送行進曲〜終曲]
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NHK響

録音:1975年12月4日、NHKホール、ステレオ
ALT-051
ムラヴィンスキー〜ブラームス他
ワーグナー:「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
ブラームス:交響曲第2番
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1977年9月27日、東京文化会館・ステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源
ALT-052
チャイコフスキー:交響曲第5番 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1977年10月19日、NHKホール/ステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源
ALT-053
シューベルト:交響曲「未完成」*
ウェーバー:「オベロン」序曲*
ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲+
 「タンホイザー」序曲+
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1977年10月12日*&9月27日+、東京文化会館(*/+)全てステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源
ALT-054
シベリウス:交響曲第7番*
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」から+
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1977年10月19日NHKホール*、10月12日東京文化会館+、全てステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源

ALT-055
ケーゲルのベートーヴェン「田園」
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
交響曲第6番「田園」
ヘルベルト・ケーゲル(指)
ドレスデンPO

録音:1989年10月18日デジタル・ライヴ録音
「田園」の序奏冒頭から衝撃的!結尾の一音をテンポを落としながら異常に引き伸ばし、さらに不気味なパウゼを挟んでからやっと主題が滑り出すのには、慈しみを超えてこの世のはかなさを映すかのようなニュアンス。その後も独特のアーティキュレーションを駆使してテヌート気味に切々と歌われるので、「楽しい気分」というより得も言われぬ幻想を秘めた音像が広がります。第2楽章に入るとそこはもう天上世界!これ以上魂を込めようがない入念なフレーズがゆったりと流れ、テクチュアはどこまで行っても至純の極み。後半のカッコウの囀りも天使の囁きのように意味ありげに語り、深い呼吸を湛えたまま優しく失速するコーダの美しさもこの世のものとは思えません。第3〜4楽章は随所に現われる粘着質のフレージングが心を抉り、どこか猟奇的な雰囲気が鮮烈。、テンポの切り返しのが鮮烈!終楽章に至っては、感動という一言では収まりません!第1〜2楽章同様、ここでも音像自体は透明な美しさに溢れていますが、後ろ髪を引かれるような寂寥感と、もう後はないような切迫感が渾身の弦の響きにも強烈に絞り出す金管の響きにも立ち込めているのです。コーダ8:13以降の失速のうちに呼吸が鎮まっていく様は、涙なしに聴ける人がいるでしょうか!カップリングの「エグモント」がまた凄い!最初の和音が音量を抑えて緊迫感を孕み、再度繰り返される際には金管を激烈に突出させて内面のもがき苦しみを惜しげもなく表出。ケーゲル特有のテヌートもこの曲では一層顕著で、それによって精神的な浮き沈みが生々しく立ち昇ることになります。終結部も音を外に向かって放射することを意地でも避け、中低音重視の純ドイツ的な音像の厚味を湛えながら、内面からの燃焼と意志の強さで圧倒します。この意味深い求心力も、他に類例を見ません。ぜひとも、「運命」のCDと併せてお聴きください。

ALT-056
ケーゲルのベートーヴェン「運命」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
J.S.バッハ:G線上のアリア
ヘルベルト・ケーゲル(指)
ドレスデンPO

録音:1989年10月18日サントリー・ホール、ステレオ・ライヴ
音源収録:NHK
これは、通常の名演の概念とは全く次元が異なります。一人の人間の苦悩が完全に音に転化し尽くされ、不気味な生々しい空気が醸し出されるといった「事件」が、まさに目の前で繰り広げられることのショックが全身を襲う、“演奏行為を超えた演奏”です。それだけに、「運命」を聴こうとするときに気軽に棚から取り出す気になれないCDでもあります。当時FMでこの演奏を聴いた私は、「運命」の第1音から只ならぬ空気を発していることに仰天しました。そのどこか血の気の失せた「無」に近い音、強さを装いながらも本当は立っていられない様な不安定さが、強烈に切り込んでくる演奏とは逆の意味でショッキングだったのです。もちろんケーゲルがこの後ピストル自殺することなど、想像もできませんでしたが、この時の彼の精神状態が平常でなかったことは、今聴いてもはっきりと感じ取れてしまいます。第3楽章の不気味かつ意味不明のルフトパウゼ、終楽章冒頭の“ドーミーソー”の異常な引き延ばしなど、造形的にも破綻寸前。全体を通じて、いかにもドイツ的な重厚な響きに溢れていますが、崖っぷちのぎりぎりのところで必至に振り絞った音楽と一体となっての壮絶なニュアンスは、音楽的な感動以上のものをもたらすのです。これがデジタル録音で蘇っては、リアル過ぎてぎて、ちょっと辛いものがあります。ただ、クラシック・ファンならこの演奏を一度は体感しておくべきだと思います。人生には、怖くても直視しなければならないことがあるのです!【湧々堂・殿堂入り】
ALT-058
チャイコフスキー:交響曲第5番*
モーツァルト:交響曲第39番+
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1975年5月13日*、1975年6月7日東京文化会館+共にステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源
ALT-059
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1975年6月7日+、東京文化会館・ステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源
ALT-063
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
 「ジーグフリート」〜森のささやき
 「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1979年5月21日東京文化会館/ステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源
ALT-064
ムラヴィンスキー/日本での最後の演奏会
グラズノフ:交響曲第5番 変ロ長調Op.55
チャイコフスキー:「眠りの森の美女」〜序曲/アダージョ/パノラマ/ワルツ
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1979年6月8日NHKホール/ステレオ
※日本ムラヴィンスキー協会音源
ALT-068
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 カール・リヒター(指)ベルリンRSO

録音:1977年11月7日ゼンデザール・ベルリン(ステレオ)
音源:SFB(自由ベルリン放送)
初登場音源
ALT-071
ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」 ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

録音:1960年2月14日ムジークフェライン大ホール/モノラル。
音源:ORF
初出音源
ALT-072(2CD)
ヨッフムによるカール・ベーム追悼演奏会
モーツァルト:フリーメーソンのための葬送音楽 K.477
 交響曲第41番「ジュピター」
ブラームス:交響曲第2番
オイゲン・ヨッフム(指)VPO

録音:1981年9月20日ムジークフェライン大ホール/ステレオ
音源:ORF
ALT-074
R.シュトラウス:アルプス交響曲*
交響詩「死と変容」#
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
VPO

録音:1952年4月20日*、1958年11月9日#共にモノラル・ライヴ
※全て初出音源
音源:放送集団「ロートヴァイスロート」(ウィーン・フィル・アルヒーフの音源使用)*、オーストリア放送協会#
ALT-077(2CD)
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
二重協奏曲*/交響曲第1番
ヴィリー・ボスコフスキー(Vn)*
エマヌエル・ブラベッツ(Vc)*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO

録音:1952年1月27日ムジークフェラインザール
音源:ロートヴァイスロート放送集団
ALT-080
ブルックナー:交響曲第9番 カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1955年3月17日ウィーン・コンツェルトハウス大ホール/モノラル
音源:ロートヴァイスロート放送集団
ALT-083
シベリウス:交響曲第3番(オリジナル・モノラル)
交響曲第3番(Altus編集擬による似ステレオ)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1963年10月27日、ライヴ
※。初出音源
ALT-085
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1963年10月27日/モノラル
音源:オーストリア放送協会
初出音源
ALT-089
ブルックナー:交響曲第5番 カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1963年2月24日、ライヴ(ORF収録、モノラル)

ALT-098
スメタナ:交響詩「わが祖国」 ラファエル・クーベリック(指)チェコPO

録音:1991年11月2日サントリーホール、デジタル・ライヴ
「わが祖国」といえば、先ごろ同じAltusからN響が粉骨砕身の限りを尽くしたマタチッチ盤がでたばかりですが、これはなんとクーベリックの最後の来日公演!既に指揮活動から引退していたクーベリッックがまさに最後の力を振り絞るかのようにして行った伝説的コンサート。今回もNHK提供音源を使用し、会場の壮絶な雰囲気をダイレクトに伝えてくれます。許光俊氏いわく、『芸術は罪深い。理性を抗い、麻痺させようとたくらむ。そういう危険な芸術の最高の例のひとつが、この「わが祖国」なのである。』 (Ki)

ALT-101
ベルリオーズ:幻想交響曲
ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」組曲第2番
ヘンデル:「水上の音楽」〜アンダンテ、アラ・ホーンパイプ
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO

録音:1960年5月5日日比谷公会堂、ステレオ(初CD化)
NHK・伝説の名番組「立体音楽堂シリーズ」〜ミュンシュ& ボストン響の1960年来日ステレオ・ライヴ!
■立体音楽堂とは…
NHK FM のステレオ本格放送は1965 年からですが、本格放送前に画期的試みによる世界に類をみない驚くべき番組がございました。それが立体音楽堂でラジオの第1 放送と第2 放送を使いそれぞれ左右の片チャンネルのみを放送、2 台ラジオを用意すればステレオ放送が楽しめるという試みでした。まさに技術のNHK の驚くべき発想の名番組でした。

ALT-115
ベートーヴェン:交響曲第4番(コンサート2日目)、
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲(セッション録音)*
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1973年4月29日、1973年5月3日*以上ステレオ
グリンカは初出!!来日直前のレニングラードでの録音。NHK には残されていなかった「ルスランとリュドミラ」も収録。ムラヴィンスキー絶頂期の芸術!最新デジタル並みの音質で聴けるとは驚きです。全てのパートが見事に克明に聴き取れ、弦の美音にも仰天。ムラヴィンスキーは音が悪いという定評を覆す驚くべき逸品です。(Ki)

ALT-138(2CD)
ブルックナー:交響曲第5番 セルジュ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO

録音:1986年10月22 日東京・サントリーホール
FM東京が収録した未発表音源!スケール、音質、テンポとあらゆる面で既出演奏を大きく上回り伝説となったサントリーでのブル5 がついに正規で発売。しかも海賊盤もさすがにこの演奏だけはでていなかったと思われます。また1986年はサントリーホールの開館の年でもあり、ヨッフム、コンセルトヘボウも来日して名演のブルックナー7番(ALT015/6)を残し当時チェリかヨッフムかと大いに世間を騒がしました。そのチェリのブルックナー5番がまさかのCD化でチェリの令息イオアン総裁も激賞で、チェリのテンポに言及した素晴らしい一文を解説によせており必読。岡本稔氏も「これほど再現性の高いチェリビダッケの録音は数少ないというのが率直な印象だ。ここに真のチェリビダッケの芸術と呼ぶにふさわしい音の記録が残されている」と手ばなしの模様。(Ki)

ALT-140
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」、
シューマン
:交響曲第4番、
ドヴォルザーク
:スラヴ舞曲第8番
セルジュ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO

録音:1986年10月14日人見記念講堂(ステレオ・ライヴ)
FM放送でのシュトゥットガルト放送響の演奏ですっかりチェリビダッケの虜になっていた当時の私にとって、ミュンヘンPOとの初来日公演はまさに狂喜以外の何物でもなく、全ての東京公演に足を運びました。あまりの期待に胸が張り裂けそうなまま接した生きたチェリビダッケの生きた音楽は、どの公演においてもその期待をはるかに超え、帰路は意識が朦朧としていたのを思い出しますが、3回の東京公演の中で、特に圧倒的な感銘を受けたのは、この「展覧会の絵」と翌日のブラームスの第4番!
「展覧会の絵」の異様なまでの超低速テンポと、フレーズ結尾でディミニュエンドする独自のアプローチは、ロンドン響との来日公演の放送などでも認識はしていましたが、それが今まさに目の前でその空気の振動を直接浴びるという感動は筆舌に尽くしがたく、曲が終わりに近づく頃には、頭の中は真っ白で、このまま失神しないように自分に鞭打たなければならなかったほどです。これがついにディスクになるということはもちろん大歓迎ですが、既出のEMI盤が、その凄さの片鱗を伝えているに止まっている事実があるだけに、このCD化にも一抹の不安がありました。ところが聴いてびっくり!とてもマイクに入りきる代物ではないあの時の演奏、あの時の感動のエキスが、ほとんど取りこぼすことなく収められているではありませんか!
最初の「プロムナード」はテンポが異様に遅い上に、フレーズごとにたっぷりを間ととる独特の手法ですが、EMI盤以上に音に芯があり、説得力大。その間決して音楽の呼吸が弛緩せず、静かな緊張を維持している点も、会場での印象そのまま。「小人」は、その名に反して鈍い足取りでヌメヌメとした音運びなのはEMI盤と同じですが、こちらの方が足取りに意思が宿っており、そのヌメヌメ感が一層リアルに迫ります。EMI盤との差を最も感じさせるのは、ハーモニーの溶け合いの見事さ、音の質感、量感がまるで異なる点ですが、その音楽的情報量の多さは、最後の2曲で決定的となります。「キエフの大門」のテーマで、結尾をディミニュエンドするのはチェリビダッケのトレードマークとも言えますが、EMI盤ではそれがやや唐突に響くのに対し、この演奏では生命体の誕生と消滅のようにフレーズを捉えるチェリビダッケのこだわりが完全に具現化されたと言っても過言ではなく、完全無欠の流線型を描いているのです。また、ドラ登場移行の最後のクライマックスは、EMI盤がここへ来てやや疲れが見えるのに対し、この録音では、ここから更にヴォルテージを高め、まさに会場で全身に浴びたのと同じオケ総動員の大伽藍が打ち立てられるのです!これは明らかに当時の録音エンジニア(橋本正文氏)の功績によるところが大きいわけですが、チェリビダッケ自身の気力、オケと理想的な緊張を保った一体感も大きく作用していることは言うまでもありません。
この絶世の大名演の後には新たに別の曲を受付ける余力など残っているはずもなく、どうかアンコールは演奏しないでそっとしておいて欲しいと願ったのもですが、その願いは通じず、演奏されたのはこれまた巨大スケールのスラブ舞曲!腰をフリフリ指揮していた姿が思いこされますが、シュトゥットガルト時代との音楽作りの違いを最も浮き彫りにしたのはこの曲。
シューマンは、終楽章冒頭において荘厳な音像がチェリビダッケの唸り声と共に天高く飛翔する様が、強烈なインパクト!【湧々堂】

ALT-141(2CD)
ロッシーニ:「どろぼうかささぎ」序曲、
R・シュトラウス
:交響詩「死と変容」、
ブラームス
:交響曲第4番、
ハンガリー舞曲第1番(アンコール)、
ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ(アンコール)、
ブラームス
:交響曲第4番(リハーサル)
セルジュ・チェリビダッケ(指)ミュンヘンPO

録音:1986年10月15日東京文化会館ライヴ
数々の海外大物演奏家を招聘し続けた梶本音楽事務所シニアディレクター佐藤正治氏をして「この日のコンサートから、私はオー ケストラの音楽をチェリビダッケが創る音楽とそれ以外の全てとを区別するようになった」といわしめ、ミュンヘンフィルもチェリ と残した最高のブラームスと自負する伝説の10 月15 日ライヴを完全収録。確かにこのブラームス。大変な熱気と美しさ!この世の 演奏会とは思えぬ、チェリのかけ声もこだまする壮絶なコーダに至っては聴く側、声も出ぬ、といったところ。リハーサルも約30 分弱収録されており、大変参考になります。肝心の音質もさすがオリジナルテープの凄みがありレンジも広く素晴らしい品質でござ います。(Ki)

ALT-182
パリ管誕生〜ステレオ・ライヴ
ドビュッシー
:交響詩「海」
ベルリオーズ:幻想交響曲
シャルル・ミュンシュ(指)パリO

録音:1967年11月14日シャンゼリゼ劇場でのパリ管デビュー・コンサート(ステレオ)
音源提供:国立フランス視聴覚研究所
パリ音楽院管解体!フランス・オーケストラ革命。1967年新星のパリ管弦楽団、衝撃のデビュー公演ステレオ・ライヴ!かの幻だったミュンシュ・パリ管誕生。発足ライヴ完全初出、10年に1度の大新譜!ステレオで音質も抜群!想像以上の熱狂熱演!やはりミュンシュはすごかった。フランス・オーケストラ革命の張本人アンドレ・マルロー文化相も臨席。話題を極めたパリ管デビュー当日の門外不出の録音がついに陽の目。録音の優秀なこともびっくりで、ミュンシュ・パリ管の大音量を見事にとらえきっております。(Ki)
これは人間の演奏ではない。神と悪魔が手を組んだ饗宴である。大爆発、驚天動地、未曾有、空前絶後、千載一遇−こうした言葉をいくつ並べてもこの..演奏の凄さを言い表すのに十分ではない。トリカブトの百万倍の猛毒を持った極めて危険なライヴ録音。私はこれを聴いて、本当に精神が錯乱する人が出るのではないかと心配している。(平林直哉)
ALT-185
ベートーヴェン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第4番
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラード・PO

録音:1973年4月28日 レニングラード・フィルハーモニー大ホール(ライヴ録音)
※新マスタリング
ALT-114(8CD)発売時(2005年12月26日)初出だった名演奏の待望の単独発売。ALT-114からのバラ売りは、このALT-185とALT-186のみとなります。伝説の来日直前の演奏。すごい緊張感で聴き手を金縛り!音の良さに大変驚きました。これほどの演奏を聴いてしまうと大変で、まさに麻薬のようでございます。 (Ki)
ALT-186
ブルックナー:交響曲第9番 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1980年1月29,30日 レニングラード・フィルハーモニー大ホール(ライヴ録音)
※新マスタリング
旧ALT-114(8CD)からの単売。バラ売りはビクター音産から発売され名盤の誉れ高かった演奏ですが、オリジナル音源から新たにデジタル・トランスファーされ、新マスタリングにより、見違えるような音質に仕上がりました。その音質の素晴らしさゆえにムラヴィンスキーのヴァイオリン両翼配置の美しさと強力な金管、浮きあがる木管など実に美しくしかも克明に再現されます。素晴らしいの一言でございます。 (Ki)
ALT-191
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1973年5月3日レニングラード・フィルハーモニ大ホール
、新マスタリング
ムラヴィンスキーの数ある『革命』の中でも、あの特別な73年の日本公演に匹敵する音質、演奏内容といえる(平林直哉)
ムラヴィンスキーBOX「リハーサル&コンサート」第2集(ALT-127)より分売。さすがオリジナルテープからのデジタルトランスファーだけあってすばらしい音質!演奏はまさに完璧の一言で、ムラヴィンスキーらしい異様な緊張感と迫力で一気に聴かせます。聴いていて恐ろしくなるほど。それにしてもいつ聴いてもムラヴィンスキーはすばらしい!平林直哉氏の資料に基づいた解説も大いに参考になります。 (Ki)

ALT-195(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
マーラー:交響曲第10番〜アダージョ
クラウス・テンシュテット(指)VPO

録音:1982年8月29日祝祭劇場(ザルツブルク)、オーストリア放送協会によるライヴ
テンシュテットとVPOの間にリハーサルからして異様な緊張感がはしった伝説の名演がついに正規盤化!ORF/VPO提供のオリジナルテープからアルトゥスが直接マスタリング!また、シカゴ響の大立物であったヘンリー・フォーゲル氏はこの演奏について「英雄はメンバーは胸張り裂けんばかりの熱さ、弦楽器は食いつき管楽器は躍動する。マーラーにいたっては不協和音の噴出は心の叫びであり魂の悲鳴である。徹頭徹尾ダイナミックなコントラバスを強調し、管弦楽的色彩を無限大に活用し、あらゆる点で緊密に楽章全体を結び付けつつテンポを構築していく。29分のところ、ここは私の聞いたあらゆる録音の中でも最も遅い演奏であり、テンシュテット自身のロンドン・フィルハーモニーとのスタジオ録音と比較しても1分長い。しかしながら緊張と激しく濃密な熱によって遅いと感じることがない。この演奏を聴くことは途轍もない、深く心に触れる経験である。」と語っています。(Ki)
この年のザルツブルク音楽祭で最後に登場したテンシュテットのいわくつきの「英雄」。リハーサル時から、オケと指揮者の間に険悪な雰囲気が立ち込むていたそうですが、本番の演奏では意志の祖語など全く感じさせないばかりか、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュ時代にも戻たような旧来の重厚路線で貫徹させた手に汗握る熱演となっています。第1楽章冒頭の打ち込みからしてカロリー価満点。内声の抉り出しにも強靭な意志が宿っていますが、知的操作による結果ではなく、純な表現意欲の賜物。第2楽章は、冒頭の想像を絶する暗さに唖然。もしかすると、この音色もVPOに対してかなり執拗に要求したのかもしれません。第2楽章は全体を通じてお恐ろしく呼吸が深く長く、まさに壮絶。長調に転じた後の5:34以降など、晩年のクレンペラーを彷彿とさせる大スケール。第3楽章は低速で極めて素朴に練り上げた、古き佳き時代を思わせる雰囲気。これこそ最もVPOにマッチする音楽作りと言えましょう。終楽章は冒頭から凄い音圧!質量共に音楽の容量を一杯まで増幅させた音楽のうねりに、最後まで圧倒されます。コーダの鳴りの良さと重量感、細部に渡るまで心血の注入を感じさせる様は、過去の多くの名演の中でも群を抜いています!
一方のマーラーがこれまた凄い!どんなに言葉を費やしても言い尽くせない感動的な演奏!ハーモニーの層の厚さをここまでまざまざと感じさせる演奏は極めて稀で、10:02以降の怒涛ののめり込み様は「入魂」などという一言では済まされません。そして21:02以降の、いきなり全身を真っ二つに裂かれるような激烈な叫び!【湧々堂】

ALT-197(2CD)
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版) ギュンター・ヴァント(指)
ハンブルク北ドイツRSO

録音:1990年11月3日サントリーホール・ライヴ
収録:NHK
マスタリング:斎藤啓介(アルトゥス)
このヴァントのブルックナー第8番は、手兵北ドイツ放響との最初の来日公演で、大変緊張感につつまれた名演として知られ、発売がまたれておりましたが、予想を大きく上回る抜群の音質で登場。演奏はヴァントの絶頂期の始まりの年と言われる1990年。気力体力も充実、その音楽の緻密さはスイス時計のごとしとも言われた名人芸を思う存分堪能できます。その上、音楽の迫力はまさに圧倒的の一語です。ちなみにAltusレーベルからは約2週間前のチェリビダッケとミュンヘン・フィルの8番(ALT183)も発売されており、両者NHK収録で共にAltusの丁寧なマスタリング、しかも同じサントリーホールということもあり、演奏解釈は対極的ともいえるブルックナー演奏の大巨匠2人の8番をほぼ同条件で聴きくらべる楽しみもございます。興味の尽きぬリリースでございます。 (Ki)

ALT-229(2CD)
ミュンシュ&パリ管/お披露目演奏会〜完全版
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
ストラヴィンスキー:レクイエム・ティクルス
ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描「海」
シャルル・ミュンシュ(指)パリO
エリザベート・ブラッスールcho
ドゥニーズ・シャーリィ(C.A)
ピエール・トー(Bs)

録音:1967年11月14日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音(ステレオ)
早くも空絶の人気盤となったミュンシュ&パリ管デビューCD(ALT 182)ですが、要望が多かった完全盤がついに登場。ミュンシュが「幻想」をとりあ げる時は幻想をトップに、中に最新の現代曲、しめに海かダフクロと云うのがミュンシュ独特のプログラミングの妙でございました。新マスタリングも大 成功で爆発的大演奏にますます磨きがかかっております。また新マスタリングではミュンシュの実演でのダイナミックスをよりリアルに再現する為広レンジ の収録です。レコ芸読者投票第1位の名演をボリュームを下げてお楽しみください。 (Ki)

ALT-285
ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』 *
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O,
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)*

録音:1974年10月16日、シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)
“終楽章必聴!ミケランジェリだけが可能な驚異の「皇帝」!”
フランス国立放送管の創立40周年特別公演のライヴ録音。ブラームスでは、Alutsから発売されているシューリヒトの名演奏と同様、透明感と色彩を湛えたオケの特性が最大に発揮され、パリ音楽院管の影に隠れて見落とされがちな個性的な響きの魅力を改めて痛感させられます。ここでのチェリビダッケの芸風は、晩年のミュンヘン時代の大伽藍モードに入る前なので、物々しいサウンドを排除して、極限まで室内楽的な精緻さを追求しており、その点でもオケの特性が功を奏しています。特に中間部の木管のフレーズの明るく抜ける響きと弦の至純さが織りなすハーモニーの美しさは格別。9:23からの弦のピアニッシモの透徹ぶりも、1970〜1980年代チェリビダッケを象徴するもの。
そして、驚愕の「皇帝」!ミケランジェリは例によって第1楽章冒頭からアーティキュレーションが明確で、推進力を湛えつつも勢い任せの感は皆無。6:33からの左手声部の刃こぼれのなさも驚異的ですが、再現部冒頭の一瞬にして大理石の塔を打ち立てるような堅牢な凄みは比類なし!第2楽章は透徹美の極みですが、ミケランジェリのタッチは常に光に満ちながら毅然と立ち、そこから厳かな品格が放たれます。3:21以降をこれほど確信を持ってフォルテで通した演奏も稀でしょう。その内的なヴォルテージが更に開花するのが終楽章。これこそ「皇帝の中の皇帝」!冷徹なイメージが強いミケランジェリですが、聞こえない音符などどこにもないこの演奏に触れると、完璧な技巧と一体化した音楽への熱い没入ぶりに戦慄さえ覚えます。【湧々堂】

ALT-287
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル/ウィーン・ライヴ1978年
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1978年6月12、13日ウィーン楽友協会大ホール・ステレオ・ライヴ(ウィーン芸術週間)
※アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用
これは超弩級の衝撃盤。ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルは1978年6月にオーストリア・ツアーを行ない、12、13両日にウィーン楽友協会大ホー ルでチャイコフスキーとショスタコーヴィチのともに交響曲第5番を演奏しました。これらはドイツ・オイロディスクからLP発売され、さらに日本のビクター からもLP、ついで1985年にCD発売されましたが、いずれも不鮮明な音質なゆえ、ファンにいささか不満を残したものでした。それを今回、ムラヴィ ンスキー未亡人所蔵の音源から新マスタリングを施し、本来の驚くべき姿で出現しました。
当時のレニングラード・フィルは、ムラヴィンスキーの徹底的な訓練により、超人的とも言える演奏技術を修得していました。それと同時に、オーストリ ア放送のエンジニアの想像を超えるダイナミックレンジの広さを備えていたため、何らかの操作を加えられ、レコードの枠に入りきれないエネルギーが惜し くもカットされていたようです。
今回新音源を駆使してダイナミックレンジも元の状態で再現、さらに旧盤でノイズを抑えるために不鮮明となった音質も原音に戻した結果、信じ難いほ どの名演が姿を現しました。あまたあるムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのチャイコフスキー「交響曲第5番」中でもダントツの凄さ。ライヴと は思えぬ完璧なアンサンブルはもとより、第2楽章後半の盛り上がり、第3楽章の弱音のニュアンス、フィナーレの盛り上がりいずれも金縛りにあうこと 間違いなしの神憑り的演奏で、聴き終わった後に立ち直れないほど。これぞムラヴィンスキー芸術の極み、彼らの凄さを再認識できる、必携のアルバムの 出現です。 (Ki)

ALT-300
アルゲリッチとチェリビダッケ
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2 番Op.64よりモンタギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/別れの前のロメオとジュリエット/アンティーユ諸島から来た娘たちの踊り/ジュリエットの墓の前のロメオ/タイボルトの死
マルタ・アルゲリッチ(P)
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O

録音:1974年5月19日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)
アルゲリッチとチェリビダッケ伝説のシューマンのピアノ協奏曲が日の目を見ました。どちらのリリースでも大ニュースとなる大物の 奇想天外な共演が、マスターテープからの復刻なので、冷静でいることが不可能と申せましょう。
シューマンの協奏曲はアルゲリッチの十八番で、1952年のブエノスアイレスでのライヴから、2010年のアルミンク&新日本フィルのライヴまで10種 類以上のディスクが存在しますが、この演奏はそのなかでも飛びぬけて凄い出来となっています。
当時アルゲリッチは33歳、出だしのカデンツァから魔術全開で、ライヴで乗った時特有の音楽への没入ぶりに驚かされます。ことに第1楽章半ばの「ア ンダンテ・エスプレッシーヴォ」でのねっとりとした音色の歌い回しは、アルゲリッチにしかできない神業。ピアノとオーケストラが穏やかに対話する第2 楽章は、瞑想的なチェリビダッケと感覚的なアルゲリッチの個性の違いが面白さ満点。さらに驚くほどの生気に満ちたフィナーレなど、あまりの素晴らしさ に声を失うほど。ライヴで燃える彼女の良さが最高度に発揮されていますが、おそらくチェリビダッケの要求からか、通常よりかなり抑制が利き、それがかえっ て多彩なニュアンスを生む結果となっています。
チェリビダッケによるオーケストラ・パートも、驚きのひと言につきます。シューマンのオーケストラ・パートがこれほど透明に聴こえるのは稀で、さら に第3楽章の変拍子的な難所をはじめアルゲリッチにピッタリ付けて、完璧主義者の面目躍如たる指揮ぶり。あくまでもアルゲリッチを主役に立てつつも、 しっかりと充実したチェリ節を味わわせてくれます。
プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」はチェリビダッケお得意の演目。オーケストラの機能を追求した非センチメンタルな音楽はまさに彼向きですが、 「ジュリエットの墓の前のロメオ」の凄みに満ちた慟哭、「タイボルトの死」の死の匂いのする疾走など、同バレエ音楽屈指の名演と呼ぶにふさわしい内 容となっています。 (Ki)
ALT-337
ブルックナー:交響曲第7番(ハース版) 朝比奈隆(指)大阪PO

ライヴ録音:1975年10月12日/ザンクト・フローリアン修道院マルモアザール(オーストリア)
契約切れで長らく入手難であった朝比奈隆の代表盤といわれる聖フローリアン修道院での7番がアルトゥスより新マスタリングで完全復活。うれしい事 に初出でのジャンジャン盤特典およびビクター盤でカットされた1楽章演奏後の沈黙と小鳥の鳴き声が聞こえた後、演奏のあまりのスケール感に打たれた 聴衆が自然発生的にじわじわ拍手が湧き上がる箇所も復活。今まで文献のみで語られた伝説の拍手ですが、こうやって完全収録盤で聞きなおしてみますと、 曲を知らないが故の事故的拍手などでなく、巷間語られてきたように演奏の迫真に打たれた聴衆の自然発生的拍手であったことが分かります。また終演 後の演奏の感動を伝える拍手も6分!収録。また宇野功芳氏が神の恩寵と称える2楽章演奏後に奇跡的聞こえてきた5時の修道院の鐘も万全です。音 質はやわらかで7秒の見事な残響が美しくオーケストラは広大になりわたります。ちなみに当日演奏会にはノヴァーク版のノヴァーク教授も臨席、「すばら しい演奏のまえには版の問題は関係ない」と名言を残し演奏を絶賛したとのエピソードも有名です。 (Ki)


AltusのSACD
新DSDマスター非圧縮シングルレイヤー SACD
※SACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
ALTSA-001(1SACD)
シングルレイヤー
ベートーヴェン:交響曲第4番
リャードフ:「バーバ・ヤーガ」 
グラズノフ:「ライモンダ」第3幕間奏曲
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1973年5月26日東京文化会館ステレオ・ライヴ
ALTSA-002(1SACD)
シングルレイヤー
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO
録音:1973年5月26日東京文化会館ステレオ・ライヴ

ALTSA-015(2SACD)
シングルレイヤー
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調,K319
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1986年9月17日昭和女子音楽大学人見記念講堂における実況録音
SACDシングルレイヤー非圧縮!NHK秘蔵のオリジナル・デジタル・マスターテープをビクター・スタジオに持ちこみ、K2HDコーディングを施し、192kHz24bitのデジタル・マスタリングの後、DSD方式に変換しSACDに収録。音に徹底的にこだわりシングルレイヤー非圧縮で収録されています。
前プロはモーツァルト33番だが、これがまた滅多に耳にしえない素晴らしさだ。ブルックナーは大変な聴きものだ。ヨッフムが最晩年に至り円熟し、ブルックナーの音楽と一体化したのである。第1楽章はロマンティックの極みであり、それでいて、もたれることは一切ない。オーケストラの生き物のような動きも特筆すべきであろう。こんなに遅い第2楽章を僕は初めて耳にする。このしみじみとした味は比類がなく、曲が進むにつれ、法悦の響きや意味深さがいよいよその度合いを増していくのである。スケルツォの響きは立体的で彫りが深い。どこまでもふっくらとしており老指揮者の熟した味わいに満ちている。久しぶりにこのような表現を耳にして感無量。フィナーレは音楽が終始語りかけ、演奏は威厳と拡がりにあふれ、十二分の満足感をあたえつつ終始するのである。―宇野功芳― と、絶賛された名演中の名演。レコ芸もCD発売時特選でありました。 (Ki)

ALTSA-055(2SACD)
シングルレイヤー
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 交響曲第6番「田園」
 交響曲第5番「運命」
バッハ:G線上のアリア
ヘルベルト・ケーゲル(指)ドレスデンPO

録音:1989年10月18日サントリーホールライヴ録音(NHKによる実況録音)
SACDシングルレイヤー非圧縮!NHK秘蔵のオリジナル・デジタル・マスターテープをビクター・スタジオに持ちこみ、K2HDコーディングを施し、192kHz24bitのデジタル・マスタリングの後、DSD方式に変換しSACDに収録。音に徹底的にこだわりシングルレイヤー非圧縮で収録されています。
「田園」の「殿堂入り」コメントはこちら 「運命」の「殿堂入り」コメントはこちら
ALTSA-065(1SACD)
シングルレイヤー
ベートーヴェン:交響曲第2番、
交響曲第7番
カール・ベーム(指)VPO

録音:1980年10月6日、昭和女子大学 人見記念講堂ライヴ、音源提供NHK
「巨人ベームのエネルギーが最後に最も激しく燃焼した瞬間だった」 〜ウィーン・フィル クラリネット奏者E. オッテンザマー
立派。実に立派。堂々たる造形感に驚き。今やこんなに立派なベートーヴェンは貴重で、偉大な巨匠の芸でございます。クラリネットのオッテンザマーも「忘 れられないコンサート」と語り、全篇、悠揚迫らぬ大テンポで7番の3楽章のトリオなどチェリ顔負けの極限のローテンポ。それを見事にもちこたえ美音 を奏でるウィーン・フィルもさすが。終楽章も耐えに耐えての大爆発。純音楽的カタルシスがございます。2番もかけねなしの名演。音質もNHK 録音だけあっ て大変優秀でベーム最期の日本公演を見事にとらえきっています。 (Ki)

ALTSA-141(1SACD)
シングルレイヤー
ロッシーニ:「どろぼうかささぎ」序曲
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」
ブラームス:交響曲第4番
 ハンガリー舞曲第1番 ト短調
ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカートポルカ
セルジュ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO

録音:1986年10月15日、東京文化会館、ライヴ録音
ミュンヘン・フィルもチェリビダッケと残した最高のブラームスと認めていた演奏で、息子イオアン氏によればこの演奏をEMIのブラームスの全集に入 れたかったと語られる定評ある名演奏が遂にSACD化です!「死と変容」も美しい。
ALTSA-183(1SACD)
シングルレイヤー
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108 セルジュ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO

録音:1990年10月20日、サントリーホール、ライヴ録音
※新マスタリング、録音:NHK 
使用音源:NHK FMの音声専用録音
天空を登るかのようなコーダに茫然!怪物ティンパニスト、ペーター・ザードロの実力を日本中に知らしめた有名演奏がついにSACDシングルレ イヤーで登場!また当SACDの使用音源は映像用の音源でなく音声専用音源であるFM放送用録音を使用しており、その音質の良さが特徴です。SACD 化により弱音の繊細感など見事な仕上がりです。また今回、1枚に収まりCDよりお買得となりました。 (Ki)

ALTSA-186(1SACD)
シングルレイヤー
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1980年1月29&30日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール(ステレオ・ライヴ)
旧ビクター音産から発売され名盤の誉れ高かった演奏ですが、オリジナル音源から新たにデジタルトランスファーされ、新マスタリングにより、見違え るような音質に仕上がりました。その音質の素晴らしさゆえにムラヴィンスキーのヴァイオリン両翼配置の美しさと強力な金管、浮きあがる木管など実に 美しくしかも克明に再現されます。素晴らしいの一言でございます。 (Ki)

ALTSA-191(1SACD)
シングルレイヤー
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1973年5月3日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール(ステレオ・ライヴ)
さすがオリジナルテープからのデジタルトランスファーだけあってすばらしい音質!演奏はまさに完璧の一言で、ムラヴィンスキーらしい異様な緊張感と 迫力で一気に聴かせます。聴いていて恐ろしくなるほど。それにしてもいつ聴いてもムラヴィンスキーはすばらしい!平林直哉氏の資料に基づいた解説も大 いに参考になります。 (Ki)

ALTSA-192(1SACD)
シングルレイヤー
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番 Op.64より(モンタギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/僧ローレンス/別れの前のロメオとジュリエット/アンティーユ諸島から来た娘たちの踊り/ジュリエットの墓の前のロメオ)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1982年11月6日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール(ステレオ・ライヴ)
このチャイコフスキーとプロコフィエフもすばらしい音質。これもオリジナルテープから丁寧なデジタルトランスファーの効果絶大!盤鬼平林氏は17 種あるムラヴィンスキーのチャイ5 のうち、当盤とグラモフォン60 年盤があれば!と激賞の様子でございます。 (Ki)
ALTSA-229(1SACD)
シングルレイヤー
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
ストラヴィンスキー:レクイエム・ティクルス
ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描『海』
シャルル・ミュンシュ(指)パリO,
エリザベート・ブラッスールcho、
ドゥニーズ・シャーリィ(C.A)
ピエール・トー(Bs)

録音:1967年11月14日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音(ステレオ)
ミュンシュが「幻想」をとりあげる時は幻想をトップに、中に最新の現代曲、しめに海かダフクロと云うのがミュンシュ独 特のプログラミングの妙でございました。SACD化で爆発的大演奏にますます磨きがかかっており、ミュンシュの実演でのダイナミックスをよりリアルに再 現する広レンジ感が魅力です。レコ芸読者投票第1位の名演をお楽しみください。
ALTSA-234(1SACD)
シングルレイヤー
シューマン:「マンフレッド」序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ベートーヴェン:交響曲第3 番「英雄」
カール・シューリヒト(指)
フランス国立放送O
アルテュール・グリュミオー(Vn)

録音:1963 年5月14日、サルプレイエルでの公開収( ステレオ)
『このディスクには1963 年5 月14 日、シャンゼリゼ劇場で行われた全演目が収録されている。この中の交響曲第3 番「英 雄」は1988 年、仏ディスク・モンテーニュから発売され、シューリヒト・ファンの間で話題になったものである。とにかく、1963 年の放送録音が鮮明 なステレオ録音で収録されていたのが一番の驚きだったが、このレーベルはまもなく消滅、買い逃したファンは泣く泣く高額にはね上がった中古盤を手に 入れるしかなかった。だが、このたび全演目という形で復活したのは慶賀の至りである。』( 平林直哉)
ALTSA-239(1SACD)
シングルレイヤー
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21、
交響曲第9番「合唱付き」
カール・シューリヒト( 指)
フランス国立放送O
アグネス・ギーベル(S)
、マルガ・ヘフゲン(A)
ラグナー・ウルフング(T)
エドゥアルト・ヴォリッツ(Bs)
フランス国立放送cho
ルネ・アリックス(合唱指揮)

録音:1965 年6月15日実況録音 シャンゼリゼ劇場(パリ)、ステレオ
当シリーズの目玉でライヴの第9 のステレオは初めてとなります。シューリヒトのライヴにおけるステレオ録音は大変少なく (FMのステレオ放送は概ね1965 年から)大変うれしい発掘です。平成の盤鬼平林直哉氏は「鮮明なステレオ録音ゆえに生き生きとした音は如実の伝 わり、情熱に溢れかえった響きに陶然とするのみである。ライヴゆえの豊かな雰囲気はシューリヒトの第9 のベストパフォーマンスにしたい。」と絶賛です。 (Ki)

ALTSA-283(1SACD)
シングルレイヤー
シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏つき歌曲 Op.8*
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番
ミヨー:ブラジルの郷愁〜第11曲『ラランジェイラス』
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版),
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番より『ギャロップ』
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O
コレット・ヘルツォーク(S)*

ライヴ録音:1974年9月17日、シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)
未完成やベートーヴェンのほか、ミヨーや調性音楽期の美しい作品のシェーンベルクまでも収録した盛りだくさんの内容。 ストラヴィンスキーなどもアンコールならではの白熱ぶりがたのしめますが、さすがチェリ緻密な美しさに心打たれます。録音も大変良くたのしめます。 (Ki)
ALTSA-257
(1SACD)
シングルレイヤー
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 ギュンター・ヴァント(指)NHK響

録音:1979年11月14日、NHKホ ール
CD化の要望の多かった名演奏がついに発売。第2楽章も大変感動的ですが、両端楽章の迫力が尋常でなく、終楽章大団円での鬼気迫る演奏に完全ノッ クアウト。ティンパニーの野太い快打も忘れえぬ味わいです。 (Ki)

ALTSA-283(1SACD)
シングルレイヤー
シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏つき歌曲 Op.8*
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番
ミヨー:ブラジルの郷愁〜第11曲『ラランジェイラス』
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版),
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番より『ギャロップ』
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O
コレット・ヘルツォーク(S)*

ライヴ録音:1974年9月17日、シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)
未完成やベートーヴェンのほか、ミヨーや調性音楽期の美しい作品のシェーンベルクまでも収録した盛りだくさんの内容。 ストラヴィンスキーなどもアンコールならではの白熱ぶりがたのしめますが、さすがチェリ緻密な美しさに心打たれます。録音も大変良くたのしめます。 (Ki)

ALTSA-285(1SACD)
シングルレイヤー
ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『皇帝』 Op.73*
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O,
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)*

録音:1974年10月16日、シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)
“終楽章必聴!ミケランジェリだけが可能な驚異の「皇帝」!”
フランス国立放送管の創立40周年特別公演のライヴ録音。ブラームスでは、Alutsから発売されているシューリヒトの名演奏と同様、透明感と色彩を湛えたオケの特性が最大に発揮され、パリ音楽院管の影に隠れて見落とされがちな個性的な響きの魅力を改めて痛感させられます。ここでのチェリビダッケの芸風は、晩年のミュンヘン時代の大伽藍モードに入る前なので、物々しいサウンドを排除して、極限まで室内楽的な精緻さを追求しており、その点でもオケの特性が功を奏しています。特に中間部の木管のフレーズの明るく抜ける響きと弦の至純さが織りなすハーモニーの美しさは格別。9:23からの弦のピアニッシモの透徹ぶりも、1970〜1980年代チェリビダッケを象徴するもの。
そして、驚愕の「皇帝」!ミケランジェリは例によって第1楽章冒頭からアーティキュレーションが明確で、推進力を湛えつつも勢い任せの感は皆無。6:33からの左手声部の刃こぼれのなさも驚異的ですが、再現部冒頭の一瞬にして大理石の塔を打ち立てるような堅牢な凄みは比類なし!第2楽章は透徹美の極みですが、ミケランジェリのタッチは常に光に満ちながら毅然と立ち、そこから厳かな品格が放たれます。3:21以降をこれほど確信を持ってフォルテで通した演奏も稀でしょう。その内的なヴォルテージが更に開花するのが終楽章。これこそ「皇帝の中の皇帝」!冷徹なイメージが強いミケランジェリですが、聞こえない音符などどこにもないこの演奏に触れると、完璧な技巧と一体化した音楽への熱い没入ぶりに戦慄さえ覚えます。【湧々堂】
ALTSA-287(1SACD)
シングルレイヤー
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1978年6月12、13日(ウィーン芸術週間)/ウィーン楽友協会大ホール・ステレオ・ライヴ]
*アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用
れは超弩級の衝撃盤。ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルは1978年6月にオーストリア・ツアーを行ない、12、13両日にウィーン楽友協会大ホー ルでチャイコフスキーとショスタコーヴィチのともに交響曲第5 番を演奏しました。これらはドイツ・オイロディスクからLP 発売され、さらに日本のビクター からもLP、ついで1985 年にCD 発売されましたが、いずれも不鮮明な音質なゆえ、ファンにいささか不満を残したものでした。それを今回、ムラヴィ ンスキー未亡人所蔵の音源から新マスタリングを施し、本来の驚くべき姿で出現しました。
当時のレニングラード・フィルは、ムラヴィンスキーの徹底的な訓練により、超人的とも言える演奏技術を修得していました。それと同時に、オーストリ ア放送のエンジニアの想像を超えるダイナミックレンジの広さを備えていたため、何らかの操作を加えられ、レコードの枠に入りきれないエネルギーが惜し くもカットされていたようです。
今回新音源を駆使してダイナミックレンジも元の状態で再現、さらに旧盤でノイズを抑えるために不鮮明となった音質も原音に戻した結果、信じ難いほ どの名演が姿を現しました。あまたあるムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのチャイコフスキー「交響曲第5 番」中でもダントツの凄さ。ライヴと は思えぬ完璧なアンサンブルはもとより、第2 楽章後半の盛り上がり、第3 楽章の弱音のニュアンス、フィナーレの盛り上がりいずれも金縛りにあうこと 間違いなしの神憑り的演奏で、聴き終わった後に立ち直れないほど。これぞムラヴィンスキー芸術の極み、彼らの凄さを再認識できる、必携のアルバムの 出現です。 (Ki)
ALTSA-288(1SACD)
シングルレイヤー
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1978年6月13日(ウィーン芸術週間)/ウィーン楽友協会大ホール・ステレオ・ライヴ
*アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用
チャイコフスキーの交響曲第5 番に続く超弩級の衝撃。ムラヴィンスキーによるブラームスの交響曲録音はさほど多く残されてなく、第2 番は 1978年4 月29 日のレニングラード・ライヴと、この1978 年6 月13 日のウィーン・ライヴしか入手できませんでした。しかし、後者は発売 当時の音質に落胆したファンにとり、俎上に乗せる対象とされてこず、事実上レニングラード・ライヴが唯一の存在のようになっていました。ゆえ に、音質が改善され真の姿が浮かび上がったウィーン・ライヴの登場により、ムラヴィンスキーの「ブラ2」の凄さを初めて実感できるようになっ たと申せましょう。
まず驚かさせられるのは、驚異的なダイナミックレンジの広さ。フィナーレ冒頭の弱音とコーダにおける想像を絶する巨大さとの対比、それも先 へ行くに従いどんどん熱を帯びて調子があがっていく様を当時の観客と共有できます。さらに第2 楽章の中間部から終りまでの恐ろしいまでの充 実度、ムラヴィンスキーの神業に震えがくる思いがします。
興味深いのが、まぎれもないブラームスの音楽でありながら、チャイコフスキーを思わす部分が多々あること。第1 楽章終結部のはずむような リズム感、また第3 楽章中間部の木管の軽やかなアンサンブルなど、バレエ指揮で鍛えたムラヴィンスキーならではの独特な解釈にうならされます。 また、全体に音色が透明で、ことに弦楽の冷たい響きはロシア音楽のように聴こえます。まさに「ロシアの大指揮者の目を通したブラームス」とし て目から鱗が落ちる思いがします。とにかく誰にも真似のできないムラヴィンスキーの「ブラ2」、超オススメです。 (Ki)
ALTSA-289(1SACD)
シングルレイヤー
シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」D.759
ショスタコーヴィチ:交響曲第5 番ニ短調Op.47
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1978 年6 月12、13 日(ウィーン芸術週間)/ウィーン楽友協会大ホール・ステレオ・ライヴ]
*アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用
ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが、ウィーン楽友協会大ホールで1978年6月12日と13日に行なったコンサート・ライヴ。この時の録音 がかつてLP、CDでリリースされた際、シューベルトの「未完成」とショスタコーヴィチの交響曲第5番は、同日のチャイコフスキーの交響曲第5番やブラー ムスの交響曲第2番に比べれば、録音の不鮮明さが少ないとされてきました。しかし、今回新音源からのマスタリングで、その驚くべき実像が明らかにな りました。
両曲ともムラヴィンスキーとレニングラード・フィルによるいくつかの録音が存在しますが、このアルバムは本当に凄いです。「未完成」第1、第2楽章 両者冒頭の緊張感に満ちた弱音とそのニュアンス、展開部等でみられる徐々に音量を増していく際の、恐ろしいまでの厳しさ、そして第2楽章終結部の天 国的な清明さなど、神の手以外に考えられない至芸。ショスタコーヴィチの5番も、冒頭から異様な緊張感に満ち、強音では牙をむくような激しさ。全 体にスピード感に満ちていますが、どんなに細かなパッセージも1つの楽器が奏でているようなアンサンブル能力が超絶的。ムラヴィンスキーの本当の凄 さを実感させてくれます。 (Ki)


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