湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



auditeルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ・セール



auditeレーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。歴史ある音楽祭の貴重な初出音源を復刻する好企画として定評があります。現在リリースされている14種全16タイトルの期間限定の特価セールを行います。


特価受付期間〜2020年7月31日まで!!



※表示価格は、全て期間限定特価(税込み)。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者

AU-95623
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466[カデンツァ:クララ・ハスキル(第1楽章)]
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
クララ・ハスキル(P)
ロベール・カサドシュ(P)*
オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニアO
ディミトリ・ミトロプーロス(指)VPO*

録音:1959年9月8日、1957年9月1日、(共にルツェルン、ライヴ)
定評あるAuditeレーベルの 1stマスター・リリースからまたも注目タイトルが発売します。その内容は伝説的名演として知られるハスキル&クレンペラー によるモーツァルトのピアノ協奏曲第 20 番(1959 年)とカサドシュ&ミトロプーロスによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第 5 番「皇帝」(1957 年)です!
ルーマニア出身のハスキルはモーツァルトと弾きとして有名ですが、クレンペラーとの当演奏は格別の仕上がりです。1895 年に生まれて 1960 年に亡 くなったとのことですから、当録音は 64 歳の時の演奏ですが、テクニックは衰えることなく、寧ろ磨きがかかり洗練されたタッチで一音一音丁寧に紡ぎ出 します。クレンペラーとの息もばっちりで、ハスキルとクレンペラーでしか表現できないモーツァルトを聴かせてくれます。これほど美しいタッチでの演奏は 後にも先にも聴くことはできないのではないでしょうか !? 演奏後の聴衆の拍手も別トラックで収録されております。これほどまでに完璧な演奏を前にした ら当然の聴衆の熱気と興奮が伝わってきます。 第 1 楽章のカデンツァはハスキル作です。流石!モーツァルト弾きと思わせる絶品の響きです。2 分弱のシンプルなカデンツァですが説得力と曲全体の雰 囲気を凝縮した内容です。とにかくタッチがきれいで聴き惚れてしまいます。
フランスのピアニスト、ロベール・カサドシュ(1899-1972)がミトロプーロス&VPO をバックに弾いた皇帝。ベートーヴェンはもちろんのこと、ラヴェ ルの作品も得意としていただけに、男性的な強靭なタッチと微風が吹くような美しいアルペッジョなど、曲の雰囲気によって自由自在な表現ができるピアニ ストです。この皇帝でもカサドシュの持ち味が充分に生かされた演奏です。
※オリジナル・マスター起因する経年劣化がございます。予めご了承ください。 (Ki)

AU-95624
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズVol.2

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112*
アイザック・スターン(Vn)*
ロリン・マゼール(指)
エルネスト・アンセルメ(指)*
ルツェルン祝祭O[旧ルツェルン祝祭O(スイス祝祭O)]

録音:1958年8月23日、1956年8月18日、以上ルツェルン・ライヴ
定評あるAudite レーベルの1stマスター・リリース注目シリーズ、ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第1弾のハスキル&カサドシュ(AU 95623)に続き注目の第2弾はアイザック・スターンによるチャイコフスキーとバルトーク第2番のヴァイオリン協奏曲です!ドイツでは決して演奏するこ とはなかったスターンですが、ヨーロッパ・デビューは1948年に行われたこのルツェルン・フェスティヴァルで、初登場から1988年までの40年もの 間に常連とも入れるほど積極的に参加しておりました。このフェスティヴァルにはここに収録された協奏曲をはじめ、1960年代以降はユージン・イストミ ン(pf)、レナード・ローズ(vc)とのトリオで数多くの名演を残しました。
このチャイコフスキーとバルトーク第2番の音源はスターン30代後半のテクニックがバリバリの超絶的な演奏です。使用楽器はスターンが1960年代 半ばまで最愛の楽器となったグァルネリ・デル・ジェス「パネット」でG線は野太く、E線は最後部の席まで鮮明に聴こえる発音のよい音色が魅力です。 スターンらしい聴衆に語りかけるアプローチは格別でモノラルながら臨場感が伝わるすさまじい演奏です。なお、オーケストラはルツェルン祝祭O の前身で1938年に当音楽祭のレジデント・オーケストラとして組織された旧ルツェルン祝祭O(スイス祝祭O)で1990年代に中断され ましたが、ルツェルン祝祭Oに至る現在まで世界で最も有名な音楽祭のオーケストラです。
チャイコフスキーの指揮は当時28歳であったロリン・マゼール。まさに新進気鋭の指揮者で当オーケストラの演奏を盛り上げました。マゼールは若く してトスカニーニに認められ、もともとヴァイオリニストであったことからヴァイオリン協奏曲の指揮は格別なものでスターンとの息もぴったりの演奏です。 一方、バルトーク第2番の指揮は演奏当時73歳のアンセルメで、大巨匠と30代後半のスターンの世代を超えた名演を聴くことができます。「作曲家の 精神にしたがうべき」と主張したアンセルメらしくバルトークの真髄に迫る解釈で演奏しております。 (Ki)

AU-95625
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズVol.3
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 op.88
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68*
ジョージ・セル(指)
ルツェルン祝祭O

録音:1969年8月30日、1962年8月29日*、ルツェルン、ステレオ・ライヴ
定評あるAudite レーベルの1stマスター・リリースによる注目シリーズのルツェルン・フェスティヴァル。第1弾のハスキル&カサドシュ(AU95623)、 第2弾のスターン(AU 95624)に続き、第3弾はジョージ・セルによるドヴォルザークの交響曲第8番とブラームスの交響曲第1番というベスト・カッ プリングです!
1897年、ブダペストに生まれたセルはウィーンに移住し、ウィーン音楽院で学びました。16歳の時にはウィーン響を指揮し、1924年にはベルリン国 立歌劇場でエーリヒ・クライバーの指揮の下で第1指揮者になったほどの逸材で、若くして指揮者として成功していました。1939年、ニューヨーク滞在 中に第二次世界大戦の影響によりそのままアメリカに留まることになりました。その後、セルが世界有数のオーケストラに育て上げたクリーヴランド管弦 楽団とともに世界各国で積極的な演奏活動を行ってきました。
このアルバムに収められたドヴォルザークの交響曲第8番とブラームスの交響曲第1番はともにセルが得意とした楽曲で、特にドヴォルザークはセル晩 年の1970年4月、生涯最後のレコーディングとなった演奏が名演として知られています。当フェスティヴァルでの録音はその前年にあたる1969年とな ります。このルツェルン祝祭管弦楽団との演奏もセルの集大成とも言える円熟の極みの演奏ですが、緻密で明晰な演奏を作りあげるためには一切の妥協 も許さない、極めて厳しいリハーサルがあったと想像できるほど完璧な演奏を聴かせてくれます。とりわけ、第3楽章では温かさの感じられるふくよかな 演奏をしています。ドヴォルザークを生涯演奏し、第8交響曲を大事に温め、翌年のあの名ライヴにつながる演奏となったと考えると感慨深いものがあり ます。
カップリングのブラームスの交響曲第1番は1962年の録音。セルのブラ1と言えば1957年、1967年にクリーヴランド管弦楽団と録音したものが 有名ですが、当ライヴはちょうどその間にあたる録音です。いかにもセルのブラームスらしい構築のしっかりとした楷書的なスタイルで、ライヴならではの 情熱も加わった聴き手に心地よい演奏です。クリーヴランド管弦楽団以外でもこれだけの名ライヴが聴けるのは非常に喜ばしいことでしょう。 (Ki)

演奏時間…ドヴォルザーク[T.10’50+U.10’33+V.6’36+W.9’58=37’57]、ブラームス[T.13’28+U.9’07+V.4’25+W.16’04=43’04]
AU-95626
バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」」
(歌唱:ドイツ語)
ラファエル・クーベリック(指)
ルツェルン祝祭O
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br 青ひげ)
イルムガルト・ゼーフリート(S ユーディト)

録音:1962年8月15日、ルツェルン・フェスティヴァル(モノラル・ライヴ)
914年、チェコ生まれのラファエル・クーベリックは今年生誕100年を迎えます。その記念すべき年にドイツauditeレーベルの好評シリーズ、ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ最新盤として、完全初出音源となるバルトーク『青ひげ公の城』がリリースされます。
■クーベリックとルツェルン音楽祭
クーベリックがルツェルン音楽祭に初登場したのは1948年8月28日でした(この演奏会の数週間前、チェコの共産化に反対したクーベリックは、同年のエディンバラ音楽祭へ参加するために渡英、そのままイギリスへと亡命しました)。以後、クーベリックは1990年までの間、実に25回ルツェルン音楽祭に出演し、同音楽祭には欠かすこの出来ない、そしてクーベリックにとっても非常に重要な演奏会となりました。なお、1962年の当ライヴ録音は当初、フェレンツ・フリッチャイが指揮することになっていましたが、病に倒れたフリッチャイに代わりクーベリックが指揮をし、当演奏会は大成功となりました。
■クーベリックによる貴重な『青ひげ公の城』の録音
クーベリックはバルトークの作品である、管弦楽のための協奏曲や弦、打楽器とチェレスタのための音楽などのオーケストラ作品は頻繁に演奏・録音をしてきましたが、この『青ひげ公の城』は記録によると、1962年5月17,18日のバイエルン放送交響楽団(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ&ヘルタ・テッパー)、同年の当ライヴ、そして、1981年3月27日のニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(ジークムント・ニムスゲルン&タティアナ・トロヤノス)のみのようで、当ライヴは非常に貴重な録音と言えます。しかし、当ライヴでは青ひげを幾度となく披露し、録音数も多いフィッシャー=ディースカウが、ユーディトは名ソプラノ歌手のイルムガルト・ゼーフリートがそれぞれ担当していることからもわかる通り、当時最高のキャストによる『青ひげ公の城』は極上のライヴとなりました。スタジオ録音とは違うクーベリックらしい熱気に満ちた演奏をお楽しみください。
■オペラ『青ひげ公の城』について
バルトーク唯一のオペラ『青ひげ公の城』は、青ひげとその新妻ユーディトという、わずかにふたりの登場人物と、大編成の管弦楽によって繰り広げられる激烈なるドラマ。シャルル・ペローの童話集『マ・メール・ロワ』の一篇を題材にしながら、シュールで象徴的な内容を孕んだ台本を手掛けたのは、バルトークとの名コンビで知られるベラ・バラージュ。 血塗られた狂気の物語は進みます。「わたしを愛しているなら鍵を渡し、城の7つある扉の向こうのすべてを見せて」とせがむユーディト。これに対して、何も訊かずにただ愛して欲しいと求める青ひげ。やがて、ついにユーディトが過去の3人の女性とともに自らも第7の扉のなかに消えてゆくショッキングなラストまで、緊迫したやりとりが見せ場となっています。 (Ki)

AU-95627
アバドの「未完成」他
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
ワーグナー:ジークフリート牧歌
クラウディオ・アバド(指)
VPO*、ヨーロッCO

録音:1978年9月5日*、1988年8月25日 (以上、ルツェルン、ステレオ・ライヴ)
2014年1月20日に惜しまれつつ亡くなった巨匠クラウディオ・アバド。アバドが残した数多くの名演の中から、auditeレーベルよりルツェルン・フェ スティヴァルにおけるライヴ録音が緊急リリースされることとなりました。ウィーン・フィルを指揮したシューベルトの「未完成」は1978年9月の録音。アバドは1977年にミラノ・スカラ座の芸術監督に就任し、その後 1979年にはロンドン響の首席指揮者に就任という具合に、相次いで重要なポストを得て世界的に飛躍しようという時期、まさにアバドが乗りに乗ってい た頃のものといえ、さらに、オーケストラが、シューベルトとの相性も抜群のウィーン・フィルというのもおおきな魅力です。 のちに、アバドはヨーロッパ室内管弦楽団を指揮して、シューベルトの自筆譜を採用した形でも交響曲全集録音を完成させていますが、そちらとの聴き比 べも興味深いところです。アバドは最晩年まで、若い音楽家たちとの活動にたいへん熱心であったことでも知られ、かれらとの顔合わせでは、じつに活き活きとした音楽を聴かせ ていたものでしたが、アバド自らが設立に関わったヨーロッパ室内管弦楽団を指揮したベートーヴェンとワーグナーもそうした部分が良く出た内容。アバ ドを心から慕う若いメンバーたちの高い表現意欲と緻密なアンサンブルに、アバドもまた触発されて、透明なまでの美しさも印象的な、きわめて洗練され た演奏が繰り広げられています。 (Ki)

AU-92641(1SACD)
AU-95641
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリザ・カヴェルティ(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
フィルハーモニアO
ルツェルン祝祭Cho

録音:1954 年 8 月22日、ルツェルン
2014年はフルトヴェングラーの没後60周年、偉大な巨匠の偉業を偲ぶべくauditeが素晴らしい仕事をしてくれました!フルトヴェングラー晩年の大 名演、ルツェルン音楽祭でのベートーヴェンの第9交響曲が、放送局のオリジナルのマスターテープからSACD hybridとCDに! audite社の案内によりますと、SRF(スイス放送協会 Schweizer Radio und Fernsehen)の保管庫に秘蔵されていたオリジナルのマスターテープを丁 寧に採録。元々の録音状態が良好なため、雑音の除去はごく僅か、テープヒスの軽減はほとんどせずに済んでいるとのこと。またピッチも可能な限り修正、 ことに第3楽章は正しいピッチに収まったことでよりじっくりとした風格の演奏となっています(このため演奏時間が若干長くなっています)。オリジナルの マスターテープは第1楽章+第2楽章、第3楽章+第4楽章の2巻から成っており、楽章間の様子も可能な限りそのまま収録されています。 フルトヴェングラーのベートーヴェン演奏の到達点とも言えるルツェルンの第9は、これまでに様々な盤で出回ってきましたが、このaudite盤が頂点に君 臨することでしょう。しかもSACD hybirdでも発売。60年の時を超えてフルトヴェングラーの偉大な芸術をしっかり胸に受け止めましょう! (Ki)

AU-95628
フルニエ〜ルツェルン・フェスティヴァル・ライヴ

(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104

(2)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33

(3)パブロ・カザルス:鳥の歌
ピエール・フルニエ(Vc)

(1)イシュトヴァン・ケルテス(指)ルツェルン祝祭O(スイス祝祭管)
 録音:1967年8月16日/ルツェルン(ステレオ・ライヴ)
(2)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O
 録音:1962年9月10日/ルツェルン(モノラル・ライヴ)
(3)マティアス・バーメルト(指)ルツェルン祝祭弦楽合奏団
 録音:1976年9月4日/ルツェルン(ステレオ・ライヴ)
定評あるAudite レーベルの1stマスター・リリース注目シリーズ、ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。期待の最新盤はピエール・フルニエで、ドヴォ コンを含む充実の内容です。フルニエはルツェルン・フェスティヴァルに定期的に出演しており、当ディスクには1962年9月のサン=サーンス、1967年 8月のドヴォルザーク、そして1976 年 9月のカザルスが収められており、ドヴォルザークとカザルスはステレオでの収録というのも非常にうれしいところ です。
チェリストにとって最も重要な作品であるドヴォルザークのチェロ協奏曲。フルニエはクーベリック指揮フィルハーモニア管(1948)、クーベリック指揮 ウィーン・フィル(1954)、ジョージ・セル指揮ベルリン・フィル(1962)、を代表とするセッション録音を、またチェリビダッケ指揮フランス国立管(1976) などのライヴ録音と、数多くディスク化されております。当演奏は還暦を迎えた円熟の演奏で、ケルテスとの息も揃った熱演となっております。サン=サー ンスは1962年に登場したときの音源です。フルニエは1960年にマルティノン指揮ラムルー管との名録音がございますが、当演奏はライヴならではの気 迫にこもった演奏です。最後のパブロ・カザルスの「鳥の歌」はフルニエが70歳時の演奏で “神の領域” とも言える、美しい演奏を披露しております。 (Ki)

AU-95642
ブラームス:交響曲第4番ホ短調
シューベルト:交響曲第7番「未完成」
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
パウル・クレツキ(指)
ルツェルン祝祭O

ライヴ録音:1946年9月7日/ルツェルン・フェスティヴァル
定評あるAudite レーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第9弾は1946年9月に登場したパウル・クレツキによるブラー ムスの交響曲第4番、シューベルトの未完成交響曲、そしてベートーヴェンのレオノーレ序曲第3番を収録した完全初出音源です。
1900年ポーランドに生まれた20世紀を代表する指揮者のパウル・クレツキ。最初はヴァイオリン、ピアノで才を発揮しましたが、ベルリンで研鑽を積ん でいた1920年代より指揮と作曲で音楽家として地位を確立。そのベルリン時代にフルトヴェングラーと出会い演奏家として影響を受けました。しかし、ナチ スの台頭によってドイツを離れイタリアに入るものの、ファシスト政権に追われてソ連に逃れ最後にこのスイスに留まりました。この激動の時代を生きたクレツ キが、1946年のルツェルン・フェスティヴァルにて感動的な演奏を披露しました。正統的な解釈にして華麗な響きを引き出すクレツキの音楽はこの時代から 確立されていたことがわかります。なお、当音源はauditeが復刻してきた歴史的録音の中で最も古いものとなりますが、auditeの社主ルトガー・ベッケンホー フ氏による確かな復刻技術でクレツキの輝かしい演奏が蘇りました。 (Ki)

AU-95643
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第8弾
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調*
アニー・フィッシャー(P)、
レオン・フライシャー(P)*、
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)フィルハーモニアO
ジョージ・セル(指)ルツェルン祝祭O

ライヴ録音:1960年9月3日ルツェルン・フェスティヴァル、 1962年8月29日ルツェルン・フェスティヴァル*
今もなお人気の女流ピアニスト、アニー・フィッシャー(1914-1995)は、正規録音の少なさゆえ初出音源は非常に喜ばしいことです。シューマンの ピアノ協奏曲はフィッシャーが最も得意とした協奏曲のひとつですが、当演奏はジュリーニの好サポート得て気迫に満ちた名演奏問言えます。
一方、ルツェルン・デビューとなったレオン・フライシャー34歳のときのベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番は明るく澄んだ音色で、聴衆を感動させ 伝説のライヴとなりました。セルから厚い信頼を得ていたフライシャーは繊細かつ緻密な解釈で豊かなベートーヴェンを披露しております。このわずか2 か月後、右手の2本の指が突然動かなくなってしまい、以後2000年代の治療による回復までは指揮者、及び左手のためのピアノ作品を中心に演奏活動 を行っていました。まさに奇跡の名演奏といえましょう。 (Ki)

AU-95644
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第10弾
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
(2)ヘンツェ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(3)マルタン:マニフィカト(1968年版)(世界初演)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
(3)イルムガルト・ゼーフリート(S)
(1)パウル・ヒンデミット(指)、
(2)フェルディナント・ライトナー(指)、
ベルナルト・ハイティンク(指)、
ルツェルン祝祭O(スイス祝祭O

ライヴ録音:(1)1952年8月13日、(2)1964年8月26日、(3)1968年8月14日/ルツェルン・フェスティヴァル
定評あるAuditeレーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第10弾はヴォルフガング・シュナイダーハンによるモー ツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(1952年)、ヘンツェのヴァイオリン協奏曲第1番(1964年)、そして、マルタンのマニフィカト(1968 年)が収録されました。 1915年ウィーン生まれのシュナイダーハンは神童として注目され、10代よりヨーロッパを中心にソリストとして活躍。その後、1930年代よりウィー ンSO、ウィーン・フィルのコンサート・マスターに就任、さらに自身の名を冠した弦楽四重奏団を結成し室内楽の活動を行うかたわら教育活動にも 熱心にたずさわった、名教師にして名ヴァイオリストです。“抑制の効いたスタイル” のシュナイダーハンの音楽は、まさに正統派の芸術家で、音楽に真摯 に向き合う姿勢は聴き手を虜にしました。また多岐に渡る膨大なレパートリーを誇るシュナイダーハンは現代音楽も積極的に取り上げ、当ディスクに収録 されているヘンツェ、マルタンなど同時代を生きた作曲家が献呈した作品もあります。シュナイダーハンの美音もさることながら、パウル・ヒンデミット(モーツァルト)、フェルディナント・ライトナー(ヘンツェ)、ベルナルト・ハイティンク(マ ルタン)という大物演奏家が指揮をしているというところも当録音での注目です。内に秘めた情熱で歌い上げるシュナイダーハンが、3人の異なる個性をもっ た指揮者達と、まるで対話するかのような当ライヴ集は、1950年代から60年代のシュナイダーハンの充実ぶりをうかがい知ることのできる演奏です。 現代的響きの中に抒情性と深い思索性をもった独自の作風を作り上げたフランク・マルタン(1890-1974)。1968年のルツェルン・フェスティヴァル で世界初演となった『マニフィカト』は、翌69年に『アヴェ・マリア』そして『スターバト・マーテル』を加えた「マリア三部作」の1作品で、ソプラ ノ独唱とヴァイオリン独奏がともないます。名唱ゼーフリートとシュナイダーハンの演奏によりこの世界初演は大成功をおさめました。当作品はシュナイダー ハンに献呈されております。 (Ki)

AU-95645
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズVol.11
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
ブラームス:交響曲第2番*
ロベール・カサドシュ(P)
カール・シューリヒト(指)
ルツェルン祝祭O(スイス祝祭管)
VPO*

録音:1961年8月19日、1962年9月8日 以上、ルツェルン・フェスティヴァル(モノラル・ライヴ)
定評あるAuditeレーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第11弾。1967年1月7日スイスで死去したシューリヒトは2017年に歿後50年を迎えました。ドイツが生み出した最も優れた指揮者の1人シューリヒトは、1943年にスイス・ロマンド管弦楽団に登場し、第2次世界大戦の中の44年には、戦局の悪化に伴いスイスに移住しました。戦前より名門オーケストラに客演してきたシューリヒトは、特にウィーン・フィルとの関係は深く1960年に「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団名誉会員」の称号が贈られました。
当録音は1961年と1962年、ルツェルン・フェスティヴァルでのライヴ収録です。1曲目はフランスが生んだ名ピアニスト、ロベール・カサドシュを独奏に迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第27番です。カサドシュといえばモーツァルトの名手として知られ、同曲はジョージ・セル指揮、コロンビア交響楽団(1962年録音)との録音が名盤として知られています。カサドシュは同時期にモーツァルトの録音、実演に多く取り組み、このルツェルンでのライヴの直後の1961年8月23日にザルツブルクにてシューリヒト指揮、ウィーン・フィルでも同曲を演奏しています。カサドシュらしい洗練された美しいタッチと語り口のモーツァルトは当演奏でも光ります。2曲目のブラームスの交響曲第2番も大注目です。ウィーン・フィルとの絶大な信頼関係のもと、丁寧に作り上げられたこの演奏はシューリヒトのライヴで聴ける実に迫力あるものになっております。演奏の素晴らしさに加えてauditeレーベルの見事な復刻にも注目で、モノラルながら非常に鮮明な音質で蘇りました。 (Ki)

AU-95646
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲*
ナタン・ミルシテイン(Vn)、
ルツェルン祝祭O(スイス祝祭O)
イーゴリ・マルケヴィチ(指)、
エルネスト・アンセルメ(指)*

ライヴ録音:1953年8月12日、1955年8月6日*/クントハウス、ルツェルン
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲といえばミルシテインの弾く1973年3月収録のアバド(指)ウィーン・フィルの演奏が誉れ高き名盤として有名 ですが、当ライヴはその20年前、ミルシテイン絶頂期にあたる50歳の演奏です。当演奏でもミルシテインの優美で瑞々しい音色と完璧さで魅了し、最 も得意とした作品を堂々たる演奏で聴かせてくれます。なお、当演奏は海賊盤のリリースがありましたが、当音源はもちろんオリジナルマスターからの復刻 で、auditeの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏による確かな復刻技術で輝かしい演奏が蘇りました。
カップリングはドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲です。当作品は1957年に収録したウィリアム・スタインバーグ(指)ピッツバーグ響との演奏が代 表盤ですが、当ディスクの演奏はその2年前、1955年のライヴです。高音域に達する冒頭の旋律から澄み切った美しい音色を奏で、エレガンスの極みと もいえる演奏を披露しております。歌心の表現は清澄を極めたミルシテインでしか奏でることのできない名演を聴かせてくれます。当録音でも演奏の素晴 らしさに加えて、見事な復刻にも注目で、モノラルながら非常に鮮明な音質を楽しむことができます。 (Ki)

AU-95647
エディト・マティス/70年代絶頂期のライヴ
モーツァルト:「すみれ」K.476、「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時」K.520、「寂しい森の中で」K.308(295b)、「魔
法使い」K.472
バルトーク:『村の情景』Sz.78【「草刈りのとき」「花嫁の家で」「婚礼の歌」「子守歌」「若者の踊り」】
ブラームス:49のドイツ民謡集 WoO 33より「美しいおとめと、私を許して」「静かな夜に」「どうやって門から入ろうか」
「下の谷底では」「かわいい恋人よ、素足で来ないで」
シューマン:『ミルテの花』 Op.25より「献呈」「くるみの木」「だれかが」「母よ、母よ」「私を彼の胸によりかからせて」「ズ
ライカの歌」「西方にて」「孤独な涙よなぜ」「大尉の妻」
R.シュトラウス:「悪天候」Op.69-5、「夜」Op.10-3、「ああ恋人よ、私は別れねばならない」Op.21-3、「わが子に」Op.37-3、
「私の父は言いました」Op.36-3
ヴォルフ:「小さくてもうっとりとさせられるものはある」
エディト・マティス(S)、
カール・エンゲル(P)

ライヴ録音:1975年9月3日/クンストハウス(ルツェルン)
定評あるAuditeレーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第14弾はスイスが生んだソプラノ歌手エディト・マティ スが登場した1975年9月3日のライヴ、初出音源です。
同地ルツェルンで生まれたマティスはルツェルンとチューリヒの音楽院で学び、在学中の1956年ルツェルンで第2の童子(魔笛)を歌ってデビュー。 その後ケルン市立劇場(1959年-1963年)に所属する傍ら、ハンブルク国立オペラ(1960年-1972年)と客演契約を結び、ヨーロッパを中心に活 躍。この間、ザルツブルク音楽祭、グラインドボーン音楽祭などに出演し、一躍人気を高めました。リリック・ソプラノとしてモーツァルトの諸役を中心に 幅広く活動する一方で、コンサート歌手、リート歌手としても活躍しております。ここに収録されたモーツァルト、ブラームス、シューマン、R.シュトラウス、 バルトークはマティスが得意とする作品で、艶やかな歌声を堪能することができます。演奏の素晴らしさに加えてAuditeレーベルの見事な復刻にも注目 です。 (Ki)

AU-23441(2CD)
AU-91441(2SACD)
巨匠フルトヴェングラーが振った1953年ルツェルン音楽祭全曲
拍手&会場音(0’45”)*
シューマン:「マンフレッド」序曲
会場音(0’12”)*
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄
シューマン:交響曲第4番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ルツェルン祝祭O

ライヴ録音:1953年8月26日/ルツェルン、クンストハウス(ルツェルン音楽祭公演)
*=SACDハイブリッド盤(AU 91441)のみ収録
定評あるaudite レーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。今回はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮による 1953年8月26日の演奏会の全曲を収録。大注目はオリジナルマスターが消失したと思われていた『マンフレッド』序曲が世界初出音源として収録され ていることです。
今回もオリジナルテープからコピーを経ずにデジタル・マスタリングされておりauditeレーベルの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏の丁寧な復刻により 驚きの音質でよみがえりました。さらに注目はSACDハイブリッド盤(AU 91441)のみ『マンフレッド序曲』および『英雄』の冒頭の音が出るまでの 会場音を別トラックで収録しております。(各作品の演奏終了後の拍手はCD盤、SACD版ともに曲のトラック内にすべて収録しております。)演奏会の臨 場感を味わえる今考えうる最高の復刻状態でリリースされます!


このページのトップへ


このサイト内の湧々堂オリジナル・コメントは、営利・非営利の目的の有無に関わらず、
これを複写・複製・転載・改変・引用等、一切の二次使用を固く禁じます
万一、これと類似するものを他でお見かけになりましたら、メール
でお知らせ頂ければ幸いです




Copyright (C)2004 WAKUWAKUDO All Rights Reserved.