湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE !! レーベル・カタログ チャイ5



BISレーベル厳選タイトル・セール(2021春)




ダウスゴー、リットン、ネシリング、ヤルヴィなど注目タイトルの厳選特価セールです。


特価受付期間〜2021年4月13日まで !!



※表示価格は、全て期間限定特価(税込み)。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
BIS-1000(3CD)
バッハ:マタイ受難曲 ゲルト・テュルク、
ペーター・コーイ、
ナンシー・アージェンタ/他
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
BIS-1241
サリー・ビーミッシュ(1956-):作品集
ヴィオラ協奏曲第2番「船乗り」
ホワイトスケープ/サングスターズ
タベア・ツィンマーマン(Va)
オーラ・ルドネル(指)スウェーデン室内O
BIS-1286(4CD)
シベリウス:交響曲全集
第1番 Op.39/第2番 Op.43/第3番 Op.52
第4番 Op.63/第5番 Op.82(オリジナル版)
第5番 Op.82(現行版)/第6番 Op.104
第7番 Op.105/交響詩「タピオラ」
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO
BIS-1313(2CD)
バッハ:パルティータ BWV.825-830 鈴木雅明(Cemb)
BIS-1521
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(抜粋) 鈴木美登里(S)
米良美一(C.T)
ジョン・エルヴィス(T)
デヴィッド・トーマス(Bs)
鈴木雅明(指) バッハ・コレギウム・ジャパン
名盤の誉れ高いBCJの「メサイア」。これの聴き所だけを集め、ミッドプライス発売となりました。米良が参加しているのも懐かしく、まず「メサイア」を聴いてみようかという方々に最適です。 (Ki)
BIS-1590
ペッタション:弦楽のための協奏曲第3番(1956/7) クリスチャン・リンドベルイ(指)ノルディックCO
悲痛で厳しい作風に根強いファンを持つスウェーデン現代の作曲家アラン・ペッタション(1911-1980)。3篇ある彼の弦楽のための協奏曲のうち、第1、第2番を収めた盤(BIS1690)に続く第2弾。弦楽のみで協奏曲と銘打ながら演奏時間が54分もかかる交響曲級の大作で、恐ろしく念入りな書法によりますが、内容的には私小説風でおそらく自身の生涯のどこかを描いているようです。トロンボーンの魔王クリスチャン・リンドベルイが一切管楽器を含まないこの純音楽作品で指揮者としての力量を証明しています。 (Ki)
BIS-1626(12CD)
グリーグ:ピアノ作品全集
 ピアノ独奏曲 全曲/
 ノルウェー舞曲集(4手)*/
 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16(現行版)#/
 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16(オリジナル版)
エヴァ・クナルダール(P)
シェル・インゲブレツェン(P)*(指)#、RPO#
ルーヴェ・デルヴィンエル(P;#/+)
広上淳一(指)ノールショピングSO+
曖昧さのかけらもない楷書風の演奏ながら、なんともいえない滋味にあふれたクナルダールのグリーグ。BIS初期のベストセラーが12 枚組3枚価格。今年9月に世を去られたクナルダール女史の追悼盤でもありますが、デルヴィンエルによるピアノ協奏曲のオリジナル版と初期未発表ピアノ曲まで含まれサービス満点。 (Ki)
BIS-1804
アコーディオン・アンコール集
ダカン:カッコウ/ラモー:リゴドンT&U
スカルラッティ:ソナタハ短調K11
ヘンデル:調子の良い鍛冶屋/
ジャコビ:セレナード
シューベルト:楽興の時D.780の3&5
ブラームス:一輪のバラ咲きて
イベール:年老いた乞食、白い小さなロバ
ストラヴィンスキー:タンゴ
フィリップ・グラス:モダン・ラヴ・ワルツ
アスティア&ロケ:カーティング嬢
アスティア&ロッシ:ノヴェルティ・ポルカ
ルグラン:シェルブールの雨傘
ピアソラ:S.V(.Pシル・ヴ・プレ)、
 バチンの少年、白い自転車
ゼズ・コンフリー:ディジー・フィンガース
ジョン・ゾーン:ロード・ランナー
オギンスキ:ポロネーズ「祖国との別れ」
ショスタコーヴィチ:別れのワルツ
御喜美江(アコーディオン)

録音:2009年10月/レンナ教会(スウェーデン)]
※日本語解説付
エウロパ・ガランテを率いた「四季」で鮮烈なデビューを飾ったビオンディ。彼が2005年以来芸術監督を務めるノルウェーのスタヴァンゲル響を率いてヘンデルのオラトリオに挑戦。「イェフタ」は1751年、ヘンデル失明前最後の大作で初期の傑作に匹敵する面白さと美しさに満ちています。イスラエルの指導者イェフタは戦い勝利して凱旋したものの、最初に会う人間を生贄に捧げるという神への誓いを守るため愛娘を失う運命を描いています。イェフタ役はBCJにも参加しているイギリスのテノール、ジルクリストが好演。モダン・オケながら、ビオンディならではのピリオド解釈ときびきびした音楽作りが非常に新鮮です。
BIS-1822
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ドヴァリョーナス:ヴァイオリン協奏曲ロ短調(1948)
 悲歌的小品/湖のほとりで
ヴァディム・グルズマン(Vn)、
ネーメ・ヤルヴィ(指)ハーグ・レジデンティO
イスラエルの実力派ヴァディム・グルズマンが、第2次世界大戦後の作ながら甘美な旋律と鮮烈な抒情に満ちたヴァイオリン協奏曲2篇に挑戦。ハイフェッツのために書かれたコルンゴルト作品は、ハリウッド映画音楽調の華麗なオーケストレーションと豊富なメロディで最近多くの名手がとりあげる人気作。ソ連邦リトアニア共和国国歌の作曲者で、戦後のリトアニア音楽界を牽引したバリス・ドヴァリョーナス(1897-1957)作品はリトアニア民謡調のメロディに満ち、熱っぽく感動へ盛り上げる典型的な社会主義リアリズム音楽で、スターリン賞受賞。不思議な感動を呼び起こす音楽で、涙なしには聴けません。父ヤルヴィの信頼感満点の伴奏も特筆です。 (Ki)
BIS-1839(3CD)
ニールセン:交響曲全集
交響曲第1番ト短調Op.7
第2番「4つの気質」Op.16
第3番「ひろがり」Op.27
第4番「不滅」Op.29/第5番Op.50
第6番FS166/序曲「ヘリオス」Op.17
夢の古譚Op.39/パンとシュリンクスOp.49
オスモ・ヴァンスカ(指)
BBCスコテッシュSO、ラハティSO
ベストセラーのシベリウスやベートーヴェンの交響曲と並んでヴァンスカの名を高めたニールセンの交響曲が全集となり、さらに新録音の管弦楽曲3篇も収められた嬉しいアルバムとして登場します。いずれもヴァンスカならではのボルテージの高さで、さらにニールセンの代表作「ヘリオス」まで楽しめます。 (Ki)

BIS-2002(11CD)
メンデルスゾーン:交響曲、協奏曲全集
(1)交響曲&管弦楽曲
第1番ハ短調Op.11/第2番変ロ長調Op.52「讃歌」/第3番イ短調「スコットランド」Op.56/第4番イ長調「イタリア」Op.90/第5番ニ短調「宗教改革」Op.107/序曲「ルイ・ブラス」Op.9

(2)弦楽のための交響曲
第1番ハ長調/第2番ニ長調/第3番ホ短調/第4番ハ短調/第5番変ロ長調/第6番変ホ長調/第7番ニ短調/
第8番ニ長調/第8番ニ長調(フルオーケストラ版)/第9番ハ長調/第10番ロ短調/第11番ヘ長調/第12番ト短調/第13番ハ短調

(3)協奏曲
ヴァイオリン協奏曲ニ短調/八重奏曲のスケルツォOp.20/ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64(オリジナル1844年版)/ピアノ協奏曲イ短調/ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調/華麗なカプチッチョOp.22/華麗なロンドOp.29/セレナードとアレグロ・ジョコーソOp.43/2台のピアノのための協奏曲ホ長調/2台のピアノのための協奏曲変イ長調
(1)アンドルー・リットン(指)
ベルゲンPO&Cho
ベルゲン・ヴォーカル・アンサンブル、
デンマーク国立声楽アンサンブル、
ジュディス・ハワース(S)、
ジェニファー・ラーモア(Ms)、
クリストフ・プレガルディエン(T)

(2)レフ・マルキス(指)
アムステルダム・シンフォニエッタ

(3)イザベル・ファン・クーレン(Vn)、
ロナルド・ブラウティハム(P)、
ローランド・ペンティネン&ロヴェ・デルヴィンエル(ピアノ・デュオ)、
レフ・マルキス(指)アムステルダム・シンフォニエッタ
メンデルスゾーンの交響曲と協奏作品の全集11枚組がこれは超お買い得品として登場。それも13曲から成る弦楽のための交響曲(第8番はフルオケ 版も併録)まで入っている万全さです。演奏陣も豪華で、交響曲はアンドルー・リットン指揮ベルゲン・フィル、協奏曲のソリストはクーレン、ブラウティハム、 ペンティネン。二重協奏曲や協奏的小品までももれなく収められています。メンデルスゾーンは大作曲家のわりに、こうした全集セットがあまりないので大 歓迎。一家に一セットは揃えたい優れモノです。 (Ki)
BIS-500
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(原典版)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(現行版)
レオニダス・カヴァコス(Vn)
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO
BIS-521(4CD)
シューベルト:ピアノと弦のための室内楽曲全集
「鱒」
「アルペッジョーネ・ソナタ」
ピアノ三重奏曲 他
クラウディオ・ヴェレス(Va) 
アンドレアス・シンセラ(Cb) 
アリオン・トリオ
BIS-614(3CD)
ニールセン:交響曲,協奏曲全集
交響曲第1番〜第6番
ヴァイオリン協奏曲Op.33
フルート協奏曲
クラリネット協奏曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
チョン・ミュン・フン(指)
エーテボリSO.
ドンスク・カン(Vn)
パトリック・ガロワ(Fl)
オッレ・シル(Cl)
BIS-622(3CD)
シベリウス:交響曲全集 ネーメ・ヤルヴィ(指)エーテボリSO
BIS-682
ヨスタ・ニューストレム(1890-1966)
交響詩「北氷洋」
ヴィオラ協奏曲「フランス讃歌」
チェロと管弦楽のための協奏交響曲
今井信子(Va;
ニルス・ウルネル(Vc)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
マルメSO

録音:1994年8月、1993年5月
BIS-714(3CD)
ステンハンマル:作品集
交響曲第1番ヘ長調
同第2番ト短調Op.34
セレナーデOp.31
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.1
ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.23「エクセルシオール!」「センチメンタルなロマンス」他
ネーメ・ヤルヴィ,
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
マルメSO
デルウィンガー,オルティス(P)
BIS-891(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」 鈴木美登里(S)
米良美一(C.T)
ジョン・エルヴィス(T)
デヴィッド・トーマス(Bs)
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン

録音:1996年12月
BIS-938(4CD)
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲全集
(含「第8番フルオーケストラ・ヴァーション」)
レフ・マルキス(指)
新アムステルダム・シンフォニエッタ
BIS-944
クラリネットによるシューマン作品集
シューマン:3つのロマンス Op.94
5つの民謡風小品 Op.102
幻想小曲集 Op.73/心の痛み Op.107-1
紡ぎ女 Op.107-4/歌手の慰め Op.127-1
私の美しい星 Op.101-4
あなたの顔は Op.127-1/夜の歌 Op.96-1
夕べの歌 Op.107-6
マルティン・フレスト(Cl)
ローランド・ペンティネン(P)
BIS-961
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調BWV1041
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調BWV1042
2つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調BWV1043
オーボエとヴァイオリンの為の協奏曲ニ短調BWV1060
寺神戸亮(Vn)
若松夏美(Vn)
マルセル・ポンセール(Ob)
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
BISSA-1353(1SACD)
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番Op.120-2
クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114*
マルティン・フレスト(Cl)
ローランド・ペンティネン(P)
トルレーヴ・テデーン(Vc)*
スウェーデンの若手クラリネット奏者フレストがブラームス晩年の名作に挑戦。淡々としながらも滋味あふれる解釈がなかなかの良さ。ドイツ的でないブラームスをお求めの向きにオススメです。 (Ki) 
BISSA-1362(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ作品全集Vol.1
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
第9番 ホ長調 Op.14-1/第10番 ト長調 Op.14-2
第11番 変ロ長調 Op.22]
ロナルド・ブラウティハム(Fp)
BISSA-1432(1SACD)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、
チャイコフスキー
(グラズノフ編):なつかしい土地の思い出、
グラズノフ
:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
ワジム・グルズマン(Vn)、
アドルー・リットン(指)ベルゲンPO
レーラ・アウエルバッハ作品の演奏で注目のグルズマン。彼はイスラエル国籍ながら旧ソ連の出身で、チャイコフスキーもグラズノフもまさにお国物。両協奏曲はロシア・ヴァイオリン楽派の創始レオポルド・アウアーに献呈すべく作曲されましたが、チャイコフスキー作品はそれを拒否されたことが知られています。当アルバムはアウアーの愛器1690年製ストラディヴァリウスでそれら因縁の作品を奏しました。艶のある音色が魅力。 (Ki)
BISSA-1474(1SACD)
ストラヴィンスキー:春の祭典*
ペトルーシュカ(1911年版)
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO

録音:2008年8月*、2009年6月/グリーグ・ホール(ベルゲン)
好評のリットン&ベルゲン・フィル・シリーズ最新盤はストラヴィンスキー。「ペトルーシュカ」は4管編成の1911年版。「春の祭典」ともども極彩色のオーケストレーションがBISならではの超優秀録音で再現。SACDハイブリッド効果全開の凄さです。 (Ki)
BISSA-1500(1SACD)
バッハ:マタイ受難曲(抜粋) ゲルト・テュルク(T:福音史家)
ペーター・コーイ(Bs:イエス)
ナンシー・アージェンタ(S)
ロビン・ブレイズ(A)
櫻田亮(T)、浦野智行(Bs)
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
BISSA-1519(1SACD)
シューマン:交響曲第2番/第4番(原典版)、
「ゲーテのファウストからの情景」序曲、
序曲「ジュリアス・シーザー」
トーマス・ダウスゴー(指)スウェーデンCO
期待の俊英トーマス・ダウスゴーがBIS初登場です。ダウスゴーとスウェーデン室内管といえば、SIMAXレベールに録音したベートーヴェンの交響曲全集が高い評価を受けていますが、今回はシューマン・シリーズ。第4番は原典版による演奏なうえ、あまり聴く機会のない序曲も含まれていて貴重。小編成で透明なサウンドを持つスウェーデン室内管の響きが、「灰色の管弦楽法」と評されるシューマンのイメージを一新させます。 (Ki)
BISSA-1559(1SACD)
ロドリーゴ:田園協奏曲
ボルヌ:カルメンの歌による華麗な幻想曲
イベール:フルート協奏曲
シャロン・ベザリー(Fl)
ジョン・ネシリング(指) サンパウロSO
フルートの美神シャロン・ベザリーが近代の難曲として知られるロドリーゴとイベールに挑戦しました。ブラジルのオーケストラがラテン的情熱を込めたバック務めているのも魅力。鮮烈さと生命感に満ちた世界を堪能できます。 (Ki)
BISSA-1566(1SACD)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」、
 交響曲第6番ニ長調
トーマス・ダウスゴー(指)スウェーデンCO
現在もっとも勢いのある指揮者のひとりダウスゴー。彼がドヴォルザークの「新世界」交響曲に挑戦しまし た。同曲で聞いたことのない小編成により、両翼配置の効果がSACDハイブリッド5.0サラウンド録音で驚くほど鮮烈な効果をあげてい ます。小気味のよいテンポも彼ならでは。目から鱗の落ちることの連続の1枚です。 (Ki)
BISSA-1569(1SACD)
シューマン:交響曲第1番変「春」、
ツヴィッカウ交響曲、
序曲,スケルツォとフィナーレ Op.52、
歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲、
序曲「メッシーナの花嫁」
トマス・ダウスゴー(指)スウェーデンCO
非常な期待を持って迎えられているダウスゴーのシューマン交響曲シリーズ。第2弾は第1番「春」のほか彼が 20代の初めに試作した「ツヴィッカウ交響曲」も入っているのが嬉しい限り。ダウスゴーの引き締まった音楽作りとスウェーデン室内管 の透明な響きで、「灰色」と称されるシューマンの管弦楽曲の印象が一新されます。2篇の序曲も美演です。
BISSA-1588(1SACD)
チャイコスフキー:ピアノ協奏曲第1番、
メトネル:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.33、
メトネル(スドビン編):愛らしき子 Op.6
エフゲニー・スドビン(P)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロSO
BISイチオシのピアニスト、スドビンの第3弾にして初の協奏曲が登場します。曲は超有名なチャイコ フスキーと、最近人気のメトネルのともに第1番。スドビンはロシア・ピアニズムの伝統を強く受け継ぎながらも、爽快このう えない演奏を聴かせてくれます。ネシリングとサンパウロ響も好サポートを見せています。スドビン自身の編曲によるメトネルの歌曲も聴きもの。  (Ki)
BISSA-1618(1SACD)
モーツァルト:2台のピアノの為の協奏曲変ホ長調 K.365(第10番)、
2台のピアノの為の協奏曲変ホ長調 K.365(クラリネット、トランペット、ティンパニを含む版)、
3台のピアノの為の協奏曲ヘ長調 K.242(第7番)
ロナルド・ブラウティハム、
アレクセイ・リュビーモフ(フォルテピアノ)、
マンフレート・フス(指揮とフォルテピアノ)、
ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
フォルテピアノのよるモーツァルトの独奏曲全集録音で評価の高いブラウティハムが、同じモーツァルトの2台お よび3台のピアノの為の協奏曲に挑戦。それも共演は奇才リュビーモフなのが興味津々です。演奏は期待にたがわず強い個性がぶつかり あい、驚くほどいきいきとした世界を創りあげています。さらに興味深いのは、2台のピアノの為の協奏曲が、通常版とクラリネット、 トランペット、ティンパニで増強されたオーケストレーションによるものと2種収録されていること。BIS初登場の古楽器オーケストラ「ハ イドン・シンフォニエッタ・ウィーン」が好演を見せています。 (Ki)
BISSA-1619(1SACD)
シューマン:交響曲第3番「ライン」
交響曲第4 番ニ短調 Op.120(現行版) 
「マンフレッド」序曲 Op.115 
序曲「ヘルマンとドロテア」Op.136
トマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内O
BISSA-1652(1SACD)
超絶のヴァイオリン曲集
カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ、
メトネル(ハイフェッツ編):おとぎ話、
フランチェスカッティ:ポルカ、
シューマン
:トロイメライ、クラスラー:ジプシー女、
リース:気まぐれ女、
ハルフテル
(シェリング編):ハバネラ、
ヴィエニャフスキ
:ファウスト幻想曲、
ガードナー:前奏曲、
ニーノ・ロータ:即興曲ニ短調、
J・ウィリアムズ
:屋根の上のヴァイオリン弾きより、
ブロッホ:ニーグン、
ラヴェル
:ツィガーヌ
ワジム・グルズマン(Vn)、
アンジェラ・ヨッフェ(P)
レーラ・アウエルバッハ作品の演奏で注目されたグルズマンの小品集。いずれもヴィルトゥーゾ的なものを集めていますが、冴えた技巧と蜂蜜のように甘い音色が魅力です。映画「屋根の上のヴァイオリン弾き」のテーマでは、彼の父ミハイル・グルズマンの凝った編曲が聴きものです。  (Ki)
BISSA-1656(1SACD)
ダウスゴー/「未完成」と「グレート」
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
 第9番ハ長調「グレート」
トマス・ダウスゴー(指)スウェーデンCO
現在もっとも旬の指揮者のひとりトマス・ダウスゴーがシューベルトの交響曲に挑戦しました。その第1弾は「未完成」と「グレート」という最高に魅力的なカップリング。室内オーケストラ編成で現代的感覚満点の解釈は超斬新。これまで未完成交響曲に持たれていた暗く儚い世界が、若々しく前向きなものとなっているのが興味津々です。 (Ki)
BISSA-1662(1SACD)
アメリカのヴァイオリン協奏曲集
バーンスタイン:セレナード(プラトンの「饗宴」による)
ブロッホ:バール・シェム(ハシディズムの生活のよる3つの情景)
バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14
ワジム・グルーズマン(Vn)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロSO
BISが力を入れるヴァイオリニスト、グルーズマンがアメリカの協奏作品に挑戦。ジャズのテイストも加味されたバーンスタイン、ユダヤ色濃厚なブロッホ、叙情的なバーバーまで盛りだくさん。グルーズマンの濃い味わいも独特でシェーンベルクとボダンツキーの血を引くネシリングの指揮も冴えます。 (Ki)
BISSA-1736(1SACD)
ヘンデル:グレート・コーラス
「エジプトのイスラエル人」〜「民は聞きて」、
「アレクサンダーの饗宴」〜「空に轟き」
「陽気の人ふさぎの人温和の人」〜「ならば陽気な鐘を鳴らせ」
「サムソン」〜「ヤコブの神エホバよ」「輝かしいセラフィムよ」
「ベルシャザル」〜「おお王よ思い出せ」、
「アタリア」〜「御神の力を」
「ヘラクルス」〜「嫉妬、地獄の悪病」、
「ヨシュア」〜「見よ勇者は帰りぬ」
「ユダス・マカベウス」〜「敵は倒れる」、
「ソロモン」〜「ナイチンゲールの合唱」
「テオドラ」〜「彼はすてきな若者を見た」、
「メサイア」〜「ハレルヤ」
「ジョージ2世の為の戴冠式アンセム」〜「司祭ザドク」
デーヴィッド・ヒル(指)バッハ・コアイアー、
イングリッシュ・コンソート、
キャロリン・サンプソン(S)、ロビン・ブレイズ(A)
様々な分野で傑作を残したヘンデルですが、やはり合唱作品に格別な魅力があると申せましょう。ここでは「メサイア〉のハレルヤ・コーラスをはじめ、彼の合唱を満喫できます。また、「ユダス・マカベウス〉の楽曲として知られる「見よ、勇者は帰りぬ」のオリジナルである「ヨシュア〉などが聴けるのも貴重。独唱部にはBCJでもおなじみのサンプソンとブレイズが参加しているのも豪華の極みです。   (Ki)
BISSA-1756(1SACD)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
愛の歌Op52&65より9曲(作曲者編)
ハンガリー舞曲集〜第1、3、10番
トーマス・ダウスゴー(指)スウェーデンCO

録音:2011年3月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
出すものすべてが衝撃的なダウスゴーとスウェーデン室内管が、ついにブラームスの交響曲に挑戦しました。小編成のオーケ ストラでブラームスの交響曲を演奏することはさほど珍しくありませんが、さすがダウスゴー、単なる見通しや運動性の良さに終っていません。もちろん音 色はすっきりとしてブラームス特有のにごりはありませんが、意外なほど重厚な第1楽章とフィナーレなど音楽作りは大きくて感動的です。カップリングは 声楽つきピアノ連弾曲として有名な「愛の歌」から9曲をブラームス自身がオーケストレーション(声楽なし)にしたもの。意外に録音がないので大歓迎 と申せましょう。さらにオーケストラ曲として人気作である「ハンガリー舞曲」の中から、やはりブラームス自身のオーケストレーションによる3曲が収め られているのも注目。王道ながらこだわりに満ちたアルバムです。 (Ki)
BISSA-1786(1SACD)
シューベルト:交響曲第3番D.200*
交響曲第4番「悲劇的」D.417#
交響曲第5番変ロ長調D.485
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO

録音:2009年5月、2010年1月*、2010年5月&2011年8月#
エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)]
ダウスゴーとスウェーデン室内管弦楽団によるシューベルト交響曲シリーズの第3弾が早くも登場です。今回は歌曲作曲家とし てのシューベルトの面目をはっきりと示し全体的に明るさと朗らかさが漂う第3番、「悲劇的」の副題で知られる名曲第4番、ロココ的で小市民的な生活 感情を象徴しているとも言われる第5番が収録されております。今回も現代的感覚満点の鮮烈オーケストレーションでシューベルトの交響曲における新た な魅力を引き出しております!
ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内管弦楽団の音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。中でもシューマン、 ベートーヴェンの交響曲集は極めて大胆な解釈は絶賛されております。当シューベルトのシリーズも彼らの代表録音となる充実の演奏内容です。 (Ki)
BISSA-1794(1SACD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」
ピアノ協奏曲第12番
ピアノと管弦楽のためのロンドイ長調K.386
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)ケルン・アカデミー

録音:2009年11月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール]
プロジェクト進行中のベートーヴェンの協奏曲シリーズではスタインウェイのモダンピアノを用いているブラウティハムが、1795年製アントン・ヴァルターのフォルテピアノのコピーで挑んだモーツァルトの協奏曲。評価の高いソナタ集と同じく、楷書的ながら愉悦と滋味あふれる演奏を繰り広げています。ヴィレンズ指揮ケルン・アカデミーも好演。 (Ki)
BISSA-1814(1SACD)
ポップスと映画音楽からの名旋律
ピアソラ:忘却
ジョニ・ミッチェル:ボス・サイド・ナウ
リチャード・ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン
サン=プルー:アンダンテ
ヤン・ルンドグレン:かもめ
クルト・ワイル:スピーク・ロウ
ミシェル・ルグラン:「5時から7時までのクレオ」〜サン・トワ
トーマス・ニューマン:エンジェルス・イン・アメリカ
モリコーネ:「ミッション」〜ガブリエルのオーボエ
ニーノ・ロータ:「ゴッドファーザー」〜ワルツと愛のテーマ
ロルフ・ヴァリーン:エレジー
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)、
ケネス・シリトー(指)アカデミーCO
ローランド・ペンティネン(P)

録音:2011年6月聖ジョン教会(ロンドン)
スウェーデンの名トランペット奏者、ハーデンベルガーが意外なレパートリーに挑戦。ポップスと映画音楽からの名旋律を朗々と吹きまくっています。それもさすがハーデンベルガー、巧さはまさに神業で、並みのトランペッターとは格が違います。誰もが知る「ゴッドファーザー愛のテーマ」の哀切極まりない甘美さが失神するほどの美しさなうえ、ルグランやロジャースの歌い回しも、どの歌手にもひけをとりません。プレゼントにもぴったりなオシャレ・アルバムです。
BISSA-1817(1SACD)
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調K.563
シューベルト:弦楽三重奏曲第1番変ロ長調D.471
トリオ・ツィンマーマン
【フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、アントワーヌ・タムスティ(Va)、クリスチャン・ポルテラ(Vc)】

録音:2009年7月(モーツァルト)、2010年7月(シューベルト)/旧ストックホルム音楽アカデミー
弦楽三重奏ながら演奏時間50分、各奏者に協奏曲ばりの演奏技術を要求するモーツァルトのディヴェルティメントK.563。ならばこそ、フランク・ペーター・ツィンマーマン、アントワーヌ・タムスティ、クリスチャン・ポルテラで結成したトリオに役者の不足はないと申せましょう。実際、久々の充実演奏で、モーツァルト晩年の心のひだを絶妙に表現しています。驚異の弦楽トリオの出現です。 (Ki)
BISSA-1829(1SACD)
ブルックナー:交響曲第2番(1877年ノヴァーク版) トーマス・ダウスゴー(指)スウェーデンCO

録音:2009年1月/エレブロ・コンサートホール(スウェーデン)
コンサートもCDも評価の高いダウスゴーがブルックナーに挑戦。それも壮大で重厚、大音量が売りの交響曲をわずか40名余りの室内管弦楽団で料理するという驚きの試み。ダウスゴーはこの作品に、ブルックナーがオルガンで瞑想、即興するような非常に個人的な祈りの心情を見出し、それを念頭に交響楽を底流とした室内楽的即興の集合体を描いたと述べています。その結果、かつて聴いたことのないようなブルックナー像が出現しているとのこと。室内オーケストラによるブルックナー、このアルバムが成功すれば全集も夢ではない、画期的企画の胎動を感じます。 (Ki)
BISSA-1852(1SACD)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
ロマンスヘ長調Op.85(ヴァイオリン版)
弦楽五重奏曲イ短調(遺作)*
ワジム・グルズマン(Vn)、
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO
サンディス・シテインベルグス(Vn)、
マキシム・リサーノフ、イルゼ・クリャーヴァ(Va)、レイニス・ビルズニェクス(Vc)

録音:2009年10月グリーグ・ホール(ベルゲン)、9月ノルトキルヒェン城(ヴェストファーレン)*
BISから次々と新録音を送り出すグルズマン、最新盤はブルッフ作品集。甘美な協奏曲第1番をグルズマンならではの陶酔的な演奏で楽しめます。オリジナルがヴィオラと管弦楽のための「ロマンス」は作曲者自編のヴァイオリン版による演奏。さらに遺作の弦楽五重奏曲を話題のヴィオラ奏者リサーノフやラトヴィアの若手たちと組んだ最強五重奏団で披露。1918年の作とは思えぬロマンにあふれています。 (Ki)
BISSA-1856(1SACD)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チェコ組曲Op.39/序曲「わが家」Op.62
クラウス・ペーター・フロール(指)マレーシアPO

録音:2009年8月、2010年9月/デワン・フィルハーモニック・ペトロナス・ホール(クアラルンプール)
好評のフロール&マレーシア・フィルによるドヴォルザーク、待望の「新世界」登場です。期待通りの爆演、エネギッシュで、 これほど熱っぽく脂ぎった「新世界」演奏は久々と申せましょう。カップリングも民族舞曲のオンパレード「チェコ組曲」や民謡を主題とした序曲「わが家」 など魅力作ばかり。マレーシア・フィル恐るべしです。 (Ki)

BISSA-1857(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲集
第2番ト長調Op.9の1
第3番ニ長調Op.9の2
第4番ハ短調Op.9の3
トリオ・ツィンマーマン
【フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、
アントワーヌ・タムスティ(Va)、
クリスチャン・ポルテラ(Vc)】

録音:2010年7、8月旧ストックホルム音楽アカデミー、11年8月ポツダマー・マイスターザール(ベルリン)]
SACDハイブリッド盤。フランク・ペーター・ツィンマーマン率いるトリオ・ツィンマーマンの第2弾はベートーヴェンの弦楽三重奏曲。初期を代表する傑作ながら、弦楽四重奏に比べると録音の数はずっと少ないので大歓迎。それどころか、同曲の筆頭に挙げられる充実の名演です。それぞれがソロイスティックでありながらアンサンブルも完璧という理想的な形で、ベートーヴェン作品の素晴らしさを改めて納得させてくれます。 (Ki)
BISSA-1863(1SACD)
フレスト、黒パイプのダンス
コープランド:クラリネット協奏曲(原典版・改訂版両終結部付き)
ブラームス(ヨラン・フレスト編):ハンガリー舞曲第1、12、13、21番
ヨラン・フレスト:クレズマー舞曲
ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード(第2版)
ピアソラ:オブリヴィオン(ヴァイオリン・ソロ付き)
ヒルボリ:孔雀物語(室内楽版)
ヘグベリ:暗黙の目的の踊り
マルティン・フレスト(Cl)、
リチャード・トニェッティ(指、Vn)
オーストラリアCO

録音:2011年5、6月ユージン・グーセンス・ホール(シドニー)
クロスオーヴォー的エンターテナーぶりで、世界中の人気者となっているスウェーデンのクラリネット奏者マルティン・フレスト。今回のアルバムは世界のダンスにまつわる作品を集めた好企画。コープランドの協奏曲は「スウィングの王様」ベニー・グッドマンに献呈されたジャジーなものですが、滅多に聴くことのできないオリジナル・エンディングも併録されているのに注目。現代スウェーデンの作曲家ヒルボリの協奏曲「孔雀物語」では、フレストがローラースケートで8の字走行をしながらバッハ=グノーの「アヴェ・マリア」を吹くという曲芸も披露。また彼の実兄ヨラン・フレストが編曲したブラームスのハンガリー舞曲に、東欧ユダヤ人のクレズマー音楽など多彩。ピアソラの「オブリヴィオン」もカッコ良さ満点です。先日来日公演を行い絶賛されたトニェッティとオーストラリア室内管が、絶妙な伴奏を付けています。 (Ki)
BISSA-1940(1SACD)
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズバンド版)
セカンド・ラプソディ(オリジナル版)
「アイ・ゴット・リズム」による変奏曲
フレディ・ケンプ(P)
アンドルー・リットンしベルゲンPO

録音:2011年8月/グリーグホール(ベルゲン)
フレディ・ケンプの最新録音はガーシュウィンのピアノとオーケストラのための作品全集。全集とはいえケンプならではのこだ わりを見せています。有名な「ラプソディ・イン・ブルー」は、通常の大オーケストラ版ではなく、珍しい初演時のジャズ・バンド版。響きの印象も異な るうえ、バンジョーなどの特殊楽器も入っているのが興味津々。通常行われているカットも一切ない完全全曲版というのも貴重。この曲の「柳の下のドジョ ウ」を狙って失敗した「セカンド・ラプソディ」もオリジナルのオーケストレーションによります。ゴージャスなピアノ協奏曲と近年CFで使われ人気の出 たキャッチーな「アイ・ゴット・リズム」による変奏曲いずれも魅力的で、ケンプのスウィング感たっぷりのピアニズムを楽しめます。 (Ki)
BISSA-1959(1SACD)
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
幻想序曲「ロミオとジュリエット」
トーマス・ダウスゴー(指)スウェーデンCO

録音:2011年9月ウレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
チャイコフスキーの悲愴交響曲はロシア音楽ならではの物々しく分厚い響きで奏されるのが常識となっています。それをダウス ゴーが全38名の室内管弦楽団で初披露。話題となった交響曲第2番(BISSA-1829)に次ぐダウスゴーのチャイコフスキー第2弾で、まさに目から鱗 の落ちる内容となっています。何より驚くのはその軽快さと爽やかさ。まるでバレエ音楽で、「悲愴」が「くるみ割り人形」と同時期の作品であることを再 認識させてくれるだけでなく、あの威圧的な第3楽章のマーチでさえバレエの舞台を彷彿させます。ダウスゴーの指揮は全く粘らず、さらさらと軽いので、チャ イコフスキーの音楽がメンデルスゾーンに聴こえてくるかのよう。とにかく驚きの発見の連続で、「悲愴」に興味のある向き必聴。この名作のイメージを完 全に一新してくれる凄すぎる新譜です。 (Ki)
BISSA-1963(1SACD)
ラ・スパーニャ グレゴリオ・パニアグワ(指)
アトリウム・ムジケー古楽合奏団

録音:1980年4月/帝国大学礼拝堂(マドリード)
LP時代に長岡鉄男氏が激賞し、BIS-の高音質録音の代表とされた「ラ・スパーニャ」がSACDで登場。初期にCD化されたものが現在もロングセラーを続けていますが、今回はアナログ・オリジナル・マスターテープから最新の技術を駆使してDSDフォーマットへダイレクト変換。さらに嬉しいのが、LPは2枚組で発売されながらCD化の際に時間の関係でカットされた3作品も収録されていることで、ようやく画竜が点睛したと申せましょう。パニアグワの音世界も今なお斬新で、まるで眼前で演奏されているかのような錯覚にとらわれます。LP時代に長岡氏が「ハイエンドが爽快に伸びきってしかも歪み感ゼロ」と評したことを実感できる驚きの超高水準。BIS-社長ロバルト・フォン・バール渾身の録音中でもベスト盤であることが、今更ながら納得できます。とにかく凄いのひとことに尽き、あらゆるオーディオ・ファン必携の1枚であると断言できます。★このCDはどのプレイヤーでも再生可能ですが、ハンス・コッターの「スパニオル・コッヘスベルガー」だけはSACDプレイヤーのみ可能となっています。 (Ki)
BISSA-1972(1SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006
レーラ・アウエルバッハ:パル・ティ・タ (2007)
イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番イ短調Op.27の2
ワジム・グルズマン(Vn)

録音:2011年12月/センデザール(ブレーメン)
BISが力を入れるヴィルトゥオーゾ、グルズマンがバッハのパルティータに挑戦しました。本人も得意としている「シャコンヌ」 はまさに圧巻、金縛りにあったような緊張の12分間を体験できます。さらに、20世紀と21世紀の作曲家がバッハの無伴奏パルティータから霊感を受 けて産み出した作品を配置しています。アウエルバッハ作品はグルズマンに捧げられたもので、バッハからの引用はないものの、精神的な影響濃厚な作品。 イザイの名作も近代のバッハという趣に満ちています。グルズマンの技巧と求心力の凄さに圧倒されます。 (Ki)
BISSA-1980(1SACD)
アラン・ペッテション:交響曲第6番 (1963/6) クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピングSO

録音:2012年1月ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)
アル中でDVの父と病弱な母の間で、悲惨な成長期をたどったアラン・ペッテション(1911-1980)。その人生が反映されたよ うな、暗く激しい音楽は長く不当に無視されてきましたが、BISが最新録音で次々日の目を見せてくれています。彼の作品はひたすら露悪的で、聴き手を 楽しませたり美しい時を供給しようという気の全くない私小説的音楽。中でも最凶作品のひとつに数えられる交響曲第6番は1968年の作で、74分にわ たり暗黒か鋭い牙で襲いかかってくる、世にも珍しい音楽的暴力。陽性で優しいクリスチャン・リンドベルイが驚くほどの凶暴性を発揮しているのも聴きも のです。 (Ki)
BISSA-1987(1SACD)
シューベルト:交響曲第6番ハ長調
劇付随音楽「ロザムンデ」〜間奏曲第1〜3番/バレエ音楽第1、2番
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO

録音:2012年2月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
現在勢力的に演奏・録音活動をしている指揮者のひとりトーマス・ダウスゴーのシューベルトの交響曲集第2弾が登場です! 第1弾である「未完成」と「グレート」(BISSA-1656)では現代的感覚満点の解釈で斬新なシューベルトを聴かせてくれました。第2弾では交響曲第 6番ハ長調と劇付随音楽「ロザムンデ」より抜粋が収録されました。 長大な第8番に対して小規模ということで「小ハ長調(或は「小さなハ長調」)」といわれている第6番ですが、音楽構成は第8番を予感させる作品です。 カップリングのロザムンデも絶品でダウスゴーならではの歯切れ良く、明るく煌めくようなオーケストレーションはこのアルバムでも炸裂です!すっきりとし た演奏をすることによって見通しがよくなりシューベルトの音楽がもつ自然さが聴こえてきます。 (Ki)
BISSA-1988(1SACD)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
交響曲第3番イ短調Op.44
エフゲニー・スドビン(P)、
ラン・シュイ(指)シンガポールSO

録音:2011年7、8月エスパラネード・ホール(シンガポール)
スドビンの切れ味抜群のピアノはラフマニノフにぴったりですが、シンガポール響も熱演。絶美の第18変奏も清潔で、ナイーヴな盛り上がりに心打たれます。 (Ki)
BISSA-1989(1SACD)
シューベルト:交響曲第1番 ニ長調 D.82
「葬送行進曲」〜歌劇「アドラスト」(未完)D.137より
交響曲第2番 変ロ長調 D.125
「ロザムンデ序曲」 D.644
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO

録音:2013年6月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
鮮烈オーケストレーションで現代的感覚満点のシューベルトを表現しているダウスゴーとスウェーデン室内管弦楽団に よる交響曲シリーズの最終となる第4弾が早くも登場です。交響曲第1番はシューベルトの現存する完成された最初の交響曲で、シューベルトが 習得したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンといった諸先輩作曲家からの影響をはっきりと示した作品です。しかしその中にもシューベルト の独創性がいたるところにあらわれた交響曲です。一方、交響曲第2番は第1番と様式的には似ているものの形式面で充実し、奏者たちが演奏を 楽しめるような配慮も示しはじめた初期の傑作です。 ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内管弦楽団の音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。シューマン、 ベートーヴェンの交響曲集は極めて大胆な解釈は絶賛されており、このシューベルトの交響曲集もダウスゴーの代表の一つとなりましょう。 (Ki)
BISSA-1994(1SACD)
プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調Op.111
交響組曲「キージェ中尉」Op.60*
組曲「3つのオレンジへの恋」Op.33b
アンドレイ・ボンダレンコ(Br)、
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO

録音:2012年1月/グリーグ・ホール(ベルゲン)
「ロメオとジュリエット」(BISSA.1820)、フレディ・ケンプとのピアノ協奏曲(BISSA.1301)に続くリットン&ベルゲン・フィ ルのプロコフィエフ第3弾。今回は大作の交響曲第6番がメイン。作曲時の社会状況とプロコフィエフの複雑な性格を表すような一筋縄にはいかぬ難物 ですが、リットンは衒いなく再現。さらに嬉しのは、「キージェ中尉」の「ロマンス」と「トロイカ」にオリジナル通りバリトン独唱入りなこと。注目の若 手アンドレイ・ボンダレコによるロシア語で、「トロイカ」など日本語なら放送禁止間違いなしのエッチな内容となっています。リットンの(指)はゴージャスで、 プロコフィエフの色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫できます。 (Ki)
BISSA-2014(1SACD)
モーツァルトピアノ協奏曲全曲シリーズ第5集
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466(カデンツァ:ブラウティハム)
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595(カデンツァ:モーツァルト)
ナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ (指)
ケルン・アカデミー

録音:2012 年7月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール、ケルン、ドイツ
ウティハムのモーツァルト最新盤が登場。2013年5月にはミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ率いるケルン・アカデミー と来日し、モーツァルトのピアノ協奏曲を演奏し、各公演ともにアンサンブルの密度の高い熱演を聴かせてくれました。全体的に快活で歯切れのよい演奏 はモーツァルトのピアノ協奏曲の新たな一面をのぞかせてくれます。
今回は傑作第20番ニ短調K.466と第27番変ロ長調K.595が収録されております。第20番は同曲のイメージを一新するような全体的に早めのテ ンポで設定されています。モーツァルトの短調の作品が持つ独特の雰囲気を壊すことなく、オーケストラの強弱やフォルテピアノのタッチを絶妙に変化させ ることで、聴き手にとって心地さを与えてくれます。またブラウティハムによるカデンツァは彼の演奏イメージ通り、煌びやかさと明るさを持った演奏でブ ラウティハムでしか表現できない素晴らしいカデンツァを披露しています。一方、第27番はブラウティハムのうっとりしてしまうほど美しいタッチとケルン・ アカデミーと繊細にニュアンス美しく演奏を展開しています。こちらはモーツァルトのカデンツァを使用しています。
ブラウティハム&ケルン・アカデミーによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズは当アルバムが第5集にあたり、これまでに発売されている、第1集 [第9番「ジュノーム」&第12番、ロンド イ長調K. 386 (BISSA-1794 / KKC 5258)]、第2集[第24番&第25番(BISSA-1894 / KKC 5259)]、第3集[第17番&第26番「戴冠式」(レコード芸術特選盤 BISSA-1944 / KKC 5260)]、第4集[第19番&第23番(BISSA-1964)]の各タイトルはいずれも好評を博しております。 楽器はアントン・ワルター(1752-1826)製作のレプリカで2011年ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ 製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だ けでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハ ムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。今後の録音にも注目です! (Ki)
BISSA-2016(1SACD)
ブレット・ディーン(1961-):ヴァイオリン協奏曲「The Lost Art of Letter Writing」(2006/2007改変)
「遺書」〜12人のヴィオラのための(2002)*
「無念と愛情」〜4声合唱、児童合唱、オーケストラ、エレクトのための(2005)#
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
ジョナサン・ノット(指)シドニーSO
BBC響の 12 人のヴィオラ奏者*
デイヴィッド・ロバートソン(指)BBC響&Cho#
ゴンドワナCho#

※ヴァイオリン協奏曲のみのみ5.0 Surround sound
オーストラリア出身の作曲家ブレット・ディーン(1961-)作品集の最新盤はヴァイオリン協奏曲「The Lost Art of Letter Writing」、12人のヴィオラのための「遺書」、そして合唱とオーケストラのための「無念と愛情」です。
ブレッド・ディーンはヴィオラの名手としても知られ、ベルリン・フィルの団員を14年も務めました。BISレーベルにはこれまでに自作自演のヴィオラ 協奏曲(2005)、十二人の怒れる男たち(1996)、親密な決定〜無伴奏ヴィオラのための(1996)、コマロフの墜落(2006)をおさめたアルバム(BIS 1696)が発売されています。
当アルバムに収録されたヴァイオリン協奏曲「The Lost Art of Letter Writing」のヴァイオリン独奏はドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペー ター・ツィンマーマンです。既に40代後半で今や巨匠の名にふさわしい風格を醸し出しているツィンマーマンですが、近年はBISレーベルより勢力的に レコーディングをしています。安定したテクニックと美音が魅力のツィンマーマンですが、レパートリーの広さでも有名で現代曲も得意としています。全4 楽章のこのヴァイオリン協奏曲は、第1楽章:ハンブルク1854、第2楽章:ザ・ハーグ1882、第3楽章:ウィーン1886、第4楽章:ジェリルデリー 1879と副題がついております。随所に技巧が散りばめられた作品で非常に新鮮な響きが楽しめます。
「遺書」はベートーヴェンが甥であるカールと弟のヨハン宛に書いたあの有名な「ハイリゲンシュタットの遺書」よりインスピレーションを得て作曲され た作品で、ディーンがかつて所属していたベルリン・フィルのヴィオラ奏者のために書かれたものです。非常に立体感のある旋律はオーディオ的にも楽しめ る作品です。 (Ki)
BISSA-2022(1SACD)
ダウスゴー&シュテンメ/ワーグナー
「さまよえるオランダ人」序曲(初稿版)
ヴェーゼンドンク歌曲集[1.天使2.止まれ3.温室にて4.悩み5.夢](管弦楽伴奏版)*
「さまよえるオランダ人」序曲(最終稿版)
ジークフリート牧歌
「夢」〜ヴェーゼンドンク歌曲集より(Vn独奏&管弦楽版)#
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO
ニーナ・シュテンメ(S)
カタリナ・アンドレアソン(Vn)#

録音:2012年5,6,8月/エレブルー・コンサートホール
近年、BISレーベルより勢力的にリリースを続けているダウスゴー。まるでバレエ音楽のような演奏のチャイコフスキーの第6 交響曲(BISSA-1959)や透き通るようなブラームスの第1交響曲(BISSA-1756)など、これまでリリースしたアルバムでは名曲に新たな一面を見出し、 聴き手に衝撃を与えてきました。大期待の新譜は2013年生誕100周年のワーグナー作品集です。同番でもダウスゴーならではの大胆なオーケストレー ションとエネルギーに満ちあふれております。2004年よりスウェーデン室内管の首席指揮者をつとめているダウスゴーはオケからも絶大なる信頼を得て おり、その結果、自由自在なオーケストレーションを聴かせてくれ、自身が目指す音楽を最大限に表現できていると言えましょう。 注目はニーナ・シュテンメがソロをつとめたヴェーゼンドンク歌曲集(マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩)です。シュテンメは堂々たる存在感を示し、ヴェ ルディのアイーダ(BAC 022)をはじめ高い評価を得ています。ビロードのような美しい声がワーグナー作品にもマッチしており、オーケストラの伴奏版と いうこともあり、よりドラマティックに歌い上げます。 (Ki)

BISSA-2024(1SACD)
ヒンデミット:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン協奏曲(1939)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタop.31-2(1924)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調op.11-1(1918)
ヴァイオリン・ソナタ ホ調(1935)
ヴァイオリン・ソナタ ハ調(1939)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
[使用楽器;ストラディヴァリウス 1711クレモナ‘Lady Inchiquin’]
パーヴォ・ヤルヴィ(指)、
hr響(フランクフルト放送響)、
エンリコ・パーチェ(P;Steinway D)

録音:(1)2009年9月アルテ・オーパー(旧オペラ座)、フランクフルト、ドイツ
(2)-(5)2012年5月ドッビアーコ文化センター、イタリア
1965年ドイツのデュイスブルク生まれのドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。BISレーベル からは近年、アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)、クリスチャン・ポルテラ(チェロ)との “トリオ・ツィマーマン” でベートーヴェン(BIS SA 1857/ KKC 5222)、モーツァルト、シューベルト(BIS SA 1817/KKC 5202)のアルバムを発売し、いずれもレコード芸術特選盤でベストセラーとなってお ります。F.P.ツィンマーマン、注目の新録音は2013年に歿後50年を迎えたパウル・ヒンデミットの作品集です!
パウル・ヒンデミット(1895-1963)は作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しま した。1934年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職、38年にスイス に移り、大戦を避けて40-47年にはアメリカに移り住みました。このアルバムに収められた作品はアメリカに亡命する以前の1918年から1939年に作 曲された作品です。
ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940年、メンゲルベルク指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイ オリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。ヒンデミット独特の流れるような旋律ではじまるこのヴァイオリン協奏曲。当録音 ではツィンマーマンらしい非常に柔らかいボーイングと煌めくような美しい演奏を聴かせてくれます。またヴァイオリンとオーケストラが対話するような旋 律が随所にあらわれるパートでは、パーヴォ・ヤルヴィ指揮、hr交響楽団が寄り添うようにサポートし音楽表現も難しいとされるこの作品を見事に演奏し ております。同曲の決定盤が登場したと言えましょう!カップリングのヴァイオリン・ソナタでピアノをつとめたのはツィマーマンと数々の録音をし、絶大な 信頼関係にあるエンリコ・パーチェです。歯切れのよいリズムなど一糸乱れぬ演奏をしております。 (Ki)
BISSA-2038(1SACD)
アラン・ペッテション:交響曲第9番 (1970)

■特典DVD
「The Voice of Man」(制作:スウェーデン・テレビ)
【ペッテションについてのドキュメンタリー(1973-78)】
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピングSO

録音:2013年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)
現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテション(1911-1980)の交響曲シリーズ最新盤は第9番です。この交響曲が作曲 されたのはアンタル・ドラティによって演奏され成功をおさめた交響曲第7番を作曲してから2年後の1970年です。この時期、今までにないほど彼の作 品は世に知られることになりましたが、第9番を作曲して9カ月後、ペッテションは体調を崩しついに入院してしまいました。ペッテションの音楽はその 生い立ちから彼の音楽には暴力的でまるで暗黒に突き落とされたような、聴いているだけで寒気がするような旋律が多くふくまれます。この第9番も叫び・ 苦しみを感じさせるパッセージが随所に現れます。ボーナスDVDにはスウェーデン・テレビが制作した1973年から78年の作曲家ペッテションにせま る非常に貴重なドキュメンタリー映像が収録されております(字幕:英語)。リンドベルイの熱意と強い希望により、この貴重なドキュメンタリーがDisc 化されました。
BISレーベルより発売されているペッテションの交響曲は第1&2番(BIS 1860)、第6番(BISSA-1980)でペッテションらしい強烈なインパクト と独特の中毒性のある作品です。
BISSA-2063(1SACD)
ブラームス:クラリネット作品集
(1)クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
(2)6つの歌(フレストによるクラリネット編)[5月の夜 Op.43-2/おとめの歌Op.107-5/私の眠りはますます浅くなり Op.105-2/調べのように私を通り抜ける
Op.105-1/甲斐なきセレナード Op.84-4/野の寂しさ Op.86-2]
(3)クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
マルティン・フレスト(Cl)
(1)ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)、
(1)ボリス・ブロフツィン(Vn)、
(1)マクシム・リサノフ(Va)、
(1)(3)トルレイフ・テデーン(Vc)、
(2)(3)ローランド・ペンティネン(P)

録音:(1)2013年2月、(2)2013年11月
(3)2004年6月
名手マルティン・フレストの最新盤はブラームスの作品を取り上げました。収録曲は名作、クラリネット五重奏曲を主軸に、フ レスト選曲・編曲による6つの歌、そしてクラリネット三重奏曲です。今回の録音でも豪華共演陣に注目です。五重奏曲では、前作のモーツァルト作品集(BISSA-1893 / KKC 5372)でも共演したジャニーヌ・ヤンセ ンをはじめ、俊英ヴィオラ奏者マクシム・リサノフなど輝かしい才能が集結。極上のアンサンブルを聴かせてくれます。また、6つの歌と題された作品集は ブラームスの歌曲集からフレスト自身が6作品を選曲し、編曲も行いました。フレストの妙技によりまるで歌っているかのように奏でます。極上のブラーム スクラリネット作品が完成しました!なお、最後のクラリネット三重奏曲は既に発売されているブラームスのクラリネット作品集(BISSA-1353)と同録 音です。 (Ki)
BISSA-2068(1SACD)
エルガー:『エニグマ変奏曲』
ホルスト:組曲『惑星』*
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO
ベルゲンPOcho、エドヴァルド・グリーグchoからの女声cho

録音:2013年6月、2017年2月*/グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)
エルガーが残した傑作、通称 “エニグマ変奏曲” の名で親しまれる『独創主題による変奏曲』は主題、13の変奏曲、そして終曲からなる管弦楽曲。各変奏 曲には頭文字だけの記号が与えられ、それらは作曲者の妻や友人たちを暗示しており、エニグマ(謎)の変奏曲を呼ばれています。一度聴いたら忘れがたい哀 愁に満ちた旋律をリットンは丁寧かつ情熱的に演奏します。
「木星」があまりにも有名なホルストの代表作、組曲「惑星」は7つの楽章から成り、各曲にローマ神話に登場する神々に相当する惑星の名が付けられています。 第7曲「海王星」には女声合唱が加わり神秘的な世界を描きます。リットンが得意とする色彩豊かなでゴージャスな演奏が冴えわたる注目盤です! (Ki)
BISSA-2071(1SACD)
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op.27
リャードフ:魔法にかけられた湖−おとぎ話の絵 Op.62*
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO

録音:2014年6月、2013年6月*/グリーグ・ホール(ベルゲン)
BISレーベルよりリリースを続けているリットン&ベルゲン・フィルによる最新盤は、名曲ラフマニノフの交響曲第2番とリャー ドフの魔法にかけられた湖です。
ペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに学び、のち母校で教鞭をとったリャードフ。魔法にかけられた湖 Op.62は、完成されなかったオペラの スケッチを管弦楽曲の素材として晩年に作曲した作品で、初演は1909年、チェレプニン指揮によりサンクトペテルブルクで行われました。湖に立つ小波 を弦楽器やハープで表現し、美しいメロディが非常に印象的な管弦楽作品です。
リットン&ベルゲン・フィルによる録音、近年はプロコフィエフに集中的に取り組んでおり、「ロメオとジュリエット」(BISSA-1301)、フレディ・ケンプ とのピアノ協奏曲集(BISSA-1820)、交響曲第6番(BISSA-1994)、交響曲第5番とスキタイ組曲「アラとロリー」 (BISSA-2124)などBISレー ベルより数多くリリースされております。 (Ki)

BISSA-2076(3SACD)
シベリウス:交響曲全集
交響曲第1番 ホ短調 Op.39
交響曲第4番 イ短調 Op.63
交響曲第2番 ニ長調 Op.43
交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
交響曲第3番 ハ長調 Op.52
交響曲第6番 ニ短調 Op.104
交響曲第7番 ハ長調 Op.105
オッコ・カム(指)ラハティSO

録音:2012年5月(第1番、第3番の第1,2楽章)、2013年1月(第3番の第3楽章、第7番)、2013年5月(第2番)、2014年1月(第5番)、2014年1&2月(第6番)、2014年5月(第4番)
シベリウス・ホール、ラハティ(フィンランド)
1999年に初来日したラハティ交響楽団は、すみだトリフォニーでシベリウス交響曲全曲演奏会を大成功させ、日本でも一躍名を上げました。今回の 録音は2011年より当団の音楽祭芸術監督兼首席指揮者となったオッコ・カムとともに2012年から2014年まで本拠地シベリウス・ホールで行なったセッ ションで、この記念すべきアニヴァーサリー・イヤーにリリースすることとなりました。
フィンランド国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務め、1969年の第1回カラヤン・コンクールで第1位となったカム。弦楽奏者出身らしく澄 み渡る弦の美しさと統率されたオーケストレーションは見事の一言で、ことに母国フィンランドの作曲家シベリウスの解釈は絶品です。シベリウス・イヤー 最大のリリースと言えましょう! (Ki)
BISSA-2088(1SACD)
スクリャービン:ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調Op.20
メトネル:ピアノ協奏曲第3番 ホ短調「バラード」Op.60
エフゲニー・スドビン(P)
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO

録音:2013年11月/グリーグ・ホール(ベルゲン)
スドビンがスクリャービンのピアノ協奏曲に挑戦しました。カップリングはスクリャービンの兄弟弟子メトネルの3番。前者 はペンティネンとセーゲルスタム、後者はマッジ盤が BISのカタログにありますが、スクリャービンのナイーヴで若々しい情感はスドビンにピッタリで、 彼に弾いて欲しい作品の筆頭となっていました。演奏は期待以上で、スクリャービンの初期作品ならではの透明な美しさを精巧な指さばきで再現、感 動的です。メトネルのピアノ協奏曲第3番は晩年の作で、レールモントフの詩「ルサルカ」からインスピレーションを受けたとされます。スクリャービ ンに比べ饒舌な内容で、ピアノはスポーツ的な技巧に終始します。スドビンの明快かつスピーディな演奏で魅力を再発見。リットンのサポートも万全で、 ゴージャスな響きに酔いしれます。 (Ki)
BISSA-2091(1SACD)
モーツァルト:レクイエム.ニ短調 K.626(アイブラー、ジュスマイヤー〜鈴木優人補筆校訂編)
証聖者の荘厳な晩課(ヴェスペレ)K.339
奇しきラッパの響き〜レクイエムより(鈴木優人による異稿)
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン
キャロリン・サンプソン(S)
マリアンネ・ベアーテ・キーラント(A)
櫻田亮(T)
クリスティアン・イムラー(Bs)

録音:2013年12月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
J. S. バッハ教会カンタータ全曲録音完遂に対し、ヨーロッパ版グラミー賞ともいわれるドイツの音楽賞、「エコー・クラシック 賞2014」を受賞(エディトリアル・アチーブメント・オブ・ザ・イヤー部門)するなど、今や世界が注目する鈴木雅明率いる古楽オーケストラ&合唱団、バッ ハ・コレギウム・ジャパン。注目の最新録音はついにモーツァルトのレクイエムです。BCJは2006年12月にモーツァルト生誕250年記念特別演奏会 で同プログラムを披露しておりますが、2013年12月に7年の月日を経て満を持しての演奏会、そして録音となりました。
今回の録音ではモーツァルトの自筆譜に未完の作品を補筆したアイブラー及びジュスマイヤーの手稿譜をもとにして、鈴木優人が補筆校訂したバッハ・ コレギウム・ジャパン版のモツレクを披露してくれました。キャロリン・サンプソン、マリアンネ・ベアーテ・キーラントの澄み切った透明な女声と、櫻田亮、 クリスティアン・イムラーの力強い男声とが溶け合い、さらに鈴木雅明率いるBCJの見事な演奏により新たなモツレクに出会うことができます。前半に演 奏される《ヴェスペレ》とあわせて2013年の演奏会の感動が蘇ります。なお、鈴木優人による「奇しきラッパの響き」の異稿も収録致しました。 (Ki)
BISSA-2108(1SACD)
トリオ・タンゴフォリア
ピアソラ:「ブエノス・アイレスの四季」
 「天使のミロンガ」/「リベルタンゴ」
 「デカリシモ」/「忘却」
 「さよなら、父さん」
ファン・カルロス・コビアン:「私の隠れ家」
アニバル・トロイロ:「最後の酔い」
 「スーロ」
ルシオ・デマーレ:「マレーナ」
ガルデル:「帰郷」
クリスチャン・リンドベルイ:「冬至祭」
(編曲:トリオ・タンゴフォリア)
トリオ・タンゴフォリア
【クリスチャン・リンドベルイ(Tb)、
イェンス・リンドベルイ(バンドネオン)、
ローランド・ペンティネン(P)】

録音:2013 年 12 月/ストックホルム音楽アカデミー
BISレーベルを代表するクリスチャン・リンドルイが、バンドネンオンのイェンス・リンドベルイそしてピアノのローランド・ペンティ ネンと組んだ “トリオ・タンゴフォリア” で録音!収録内容はその名の通りのタンゴ尽くしで、バンドネオンの神、ピアソラの「リベルタンゴ」、「ブエノス・ アイレスの四季」「忘却」をはじめ、ガルデルの「帰郷」、コビアンの「私の隠れ家」など充実の選曲です。またリンドベルイ作の「冬至祭」はピアソラへ のオマージュで、このトリオでの演奏のために書かれた力作です。熱い熱いタンゴの世界をご堪能ください!なお、ここに収録された作品はトリオ・タンゴ フォリアによって編曲されております。 (Ki)
BISSA-2124(1SACD)
プロコフィエフ:交響曲第5番 Op.100
スキタイ組曲「アラとロリー」 Op.20*
アンドルー・リットン((指)ベルゲンPO

録音:2014年1月、2014年6月*/グリーグ・ホール、ベルゲン、(ノルウェー)
アンドルー・リットン指揮、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団による好評シリーズ、プロコフィエフ作品集。『ロメオとジュリエッ ト』(BISSA-1301)、フレディ・ケンプとのピアノ協奏曲集(BISSA-1820)、交響曲第6番(BISSA-1994)に続く第4弾は、交響曲第5番とスキ タイ組曲「アラとロリー」 です。
交響曲第5番は1944年に作曲され、初演は翌1945年モスクワ国立音楽院の大奏楽堂でプロコフィエフの指揮のもと行われました。20発の祝砲が 鳴り終わった瞬間から演奏が開始されたこの演奏会はソ連全国に中継放送されて一つの国家的行事のような盛り上がりをみせました。一方、スキタイ組曲 「アラとロリー」はディアギレフの依頼で作曲したバレエ音楽「アラとロリー」を演奏会用の管弦楽組曲「スキタイ組曲」に書き直した作品です。リットン の指揮はゴージャスで、当録音もプロコフィエフの色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫できます。 (Ki)
BISSA-2130(1SACD)
レスピーギ:第12旋法によるメタモルフォーゼ(1930)
地と精のバラード(1920)
シバの女王ベルキス(1934)
ジョン・ネシリング(指)リエージュPO

録音:2014年6月/フィルハーモニーホール(リエージュ)
ネシリング指揮リエージュ・フィルによるレスピーギ作品集は、1930年にボストン交響楽団からの委嘱で作曲された第12旋 法によるメタモルフォーゼにはじまり、「地と精のバラード」、そしてレスピーギが最後に手がけたバレエ音楽「シバの女王ベルキス」の3篇です。ベルギー のオーケストラでありながらフランスを思わせる華やかなサウンドが魅力のリエージュ・フィルですが、ネシリングの熱いタクトで一層華々しい演奏となって おります。 (Ki)
BISSA-2157(1SACD)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104
マルティヌー:チェロ協奏曲第1番(第3稿)
クリスチャン・ポルテラ(Vc)
トーマス・ダウスゴー(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2014年8月/イエス・キリスト教会(ドイツ、ベルリン)
トリオ・ツィンマーマンのチェリストとして近年目覚ましい活躍のクリスチャン・ポルテラ。ソロとしてはウォルトン&ヒンデミッ トのチェロ協奏曲(BISSA-2077)、バーバーのチェロ協奏曲(BISSA-1827)では圧倒的な技術と豊かな表現力で作品の魅力を再発見させてくれました。 期待の新録音ではついにドヴォルザークに挑みました。ダウスゴーの好サポートを得て、雄弁に歌い上げます。カップリングは多作曲家として知られる マルティヌーの代表作のひとつ、チェロ協奏曲第1番です。1930年に室内オーケストラ版として作曲されるも完成後たびたび改訂されました。才気あふ れるポルテラの演奏をご堪能ください。 (Ki)
BISSA-2164(1SACD)
コープランド:管弦楽曲集
戸外の序曲(1938)
バレエ音楽「ビリー・ザ・キッド」(1幕)(1938)
エル・サロン・メヒコ(酒場メキシコ)(1933-36)
バレエ音楽「ロデオ」(1幕2場)
アンドルー・リットン(指)コロラドSO

録音:2014年11月/ベッチャー・コンサートホール(コロラド)
BISレーベルに積極的に録音をしているアンドルー・リットン。今回はコロラド交響楽団との共演で、明確なアメリカ的個性をもっ た作風を確立したコープランドのバレエ及び管弦楽作品集です。今回もリットンの持ち味である見通しがよいオーケストレーションで非常にゴージャスなサ ウンドを作り上げております。
「ビリー・ザ・キッド」は西部の無法者ビリーの波乱の生涯で、メキシコでの非業の死まで扱うバレエ音です。「ロデオ」は西部におけるカウボーイの ロデオ競技を題材にしたバレエ音楽で、西部劇さながらのダイナミックなオーケストレーションが魅力です。「エル・サロン・メヒコ」、題名はメキシコ・シ ティにあるダンス・ホールの名前です。コープランドが1932年にここを訪れたときの印象により、メキシコ民謡の旋律を用いて作曲しました。「戸外の序 曲」は1938年に音楽美術専門学校の演奏会のために作曲された作品です。 (Ki)
BISSA-2165(1SACD)
『ギターラ・ミア』
ピアソラ:天使の死
カルロス・ガルデル(1890-1935):わが懐かしのブエノスアイレス
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
 南へ帰ろう
ガルデル:ギターラ、ギターラ・ミア
ピアソラ:最後のグレラ
ガルデル:Criollitademisamores
 彼女の瞳は閉ざされた
 想い届く日
ピアソラ:勝利
ガルデル:ポル・ウナ・カベサ
 あなたのいない時/帰郷
ピアソラ:ギターのための5つの小品
フランツ・ハラース(G)

録音:2016年2月/ミュンヘン
BISレーベルより積極的なリリースの続くギタリスト、フランツ・ハラース。今回はアルゼンチンが生んだ2大巨匠ピアソラとガルデルの作品を収録しました。カルロス・ガルデル(1890-1935)はタンゴ歌手、タンゴの作曲家、そして俳優として名を馳せたアルゼンチンが生んだ国民的英雄。人気絶頂だった1935年、ガルデルが45歳のときに飛行機事故により亡くなってしまいましたが、今もなお“レジェンド”として絶大なる人気を誇ります。ガルデルに扮したジャケット写真からもわかる通り今回もハラースは全身全霊を込めて演奏。ピアソラの作品とともに情熱的で甘く切なくギターを奏でます。 (Ki)
BISSA-2166(1SACD)
メンデルスゾーン:管弦楽曲集
序曲「美しいメルジーネの物語」
付随音楽「真夏の夜の夢」 Op.61
序曲「フィンガルの洞窟」
トマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO
スウェーデン放送Cho(女声)、
カミラ・ティリング(S)
マグダレーナ・リスベルイ(S)

録音:2014年9月/エレブルー・コンサートホール
鮮烈なオーケストレーションで現代的感覚満点のトマス・ダウスゴー率いるスウェーデン室内管弦楽団。シューベルトの交響 曲シリーズを終えたばかりですが、注目の最新録音は「夏の夜の夢」を含むメンデルスゾーン作品集です。煌めくような弦楽器、明快な管楽器、そして切 れ味抜群のティンパニというダウスゴーならではの解釈で新鮮な空気を吹き込みます。
「夏の夜の夢」はシェイクスピアの劇のための作品で、プロセイン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の依頼で作曲され、王の誕生日祝賀のために上演 されました。有名な結婚行進曲を含むメンデルスゾーンの代表作の一つです。「美しいメルジーネの物語」は海の精メルジーネの伝説を題材としたF.グリ ルパルツァーの歌劇台本により作曲されました。「フィンガルの洞窟」はスコットランドのヘブリディーズ諸島への旅で、スタッファ島にあるフィンガルの洞 窟を見た印象により作曲しました。
ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内管弦楽団の音楽監督し就任して以来、BISやSimaxレーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートー ヴェン、シューベルトの交響曲集は極めて大胆な解釈は絶賛されております。 (Ki)
BISSA-2172(1SACD)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(カデンツァ:ヨアヒム作)
ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト長調 Op.78「雨の歌」*
スケルツォ.ハ短調〜“F-A-E ソナタ”より*
ワジム・グルズマン(Vn;1690年製ストラディヴァリウス'ex-Leopold Auer')
ジェイムズ・ガフィガン(指)
ルツェルンSO
アンジェラ・ヨッフェ(P)*

録音:2015年11月ルツェルン文化総合センター(スイス)
2015年7月センデザール(ブレーメン)*
BISレーベルの看板アーティスト、ヴァイオリニスト、ワジム・グルズマン。プロコフィエフ、チャイコフスキー、ショスタコーヴィ チなどロシアの作品を得意とし、2016年10月の来日公演ではグラズノフのヴァイオリン協奏曲を披露。情熱的な演奏で聴衆を沸かせました。
当ディスクでは満を持してブラームスを収録しました。いずれもヨーゼフ・ヨアヒムが初演に関わったブラームスの名作。グルズマンはかつてレオポルト・ アウアーが使用していた1690年製ストラディヴァリウス'ex-Leopold Auer'(シカゴのストラディヴァリ協会の厚意により長期貸与されている)で演奏 しております。艶やかで優美な音色でブラームスの最高傑作に挑みました。
協奏曲の共演は、ジェイムズ・ガフィガン指揮、ルツェルン交響楽団です。ガフィガンは、1979年生まれのアメリカの指揮者。2004年のショルティ 国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏、2011/12のシーズンからルツェルン交響楽団の首席指揮者、および オランダ放送フィルや、ケルン・ギュルツェニヒ管などで首席客演指揮者を務めています。 (Ki)
BISSA-2178(2SACD)
チャイコフスキー:後期三大交響曲
交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」*
交響曲第5番 ホ短調 Op.64#
クリスティアン・リンドベルイ(指)
アークティックPO

録音:2012年1&2月ハルスタド文化会館(ノルウェー)#、
2015年4月、2016年2月* ボードー(ノルウェー)
ロンボーンの神様、クリスティアン・リンドベルイ(クリスチャン・リンドバーグ)によるチャイコフスキーの後期交響曲集が 完成しました。近年、リンドベルイは指揮活動に力を入れておりますが、その中でも当録音は指揮者としてのリンドベルイの実力を実感できる素晴らしい 出来栄えです。トロンボーン奏者であるリンドベルイだけあって金管の歯切れのよさ、オーケストレーションの華やかさは一際光った演奏です。またアーク ティック・フィルの見事なアンサンブル能力の高さも好印象です。交響曲第5番は既発ディスク(BISSA-2018)に収録されておりますが、今回後期交 響曲集としてまとめてリリースされます。 (Ki)

BISSA-2211(1SACD)
ストラヴィンスキー:プルチネルラ組曲
バレエ音楽「ミューズをつかさどるアポロ」
弦楽のための協奏曲 ニ調
鈴木雅明(指)
タピオラ・シンフォニエッタ

録音:2015年4月/タピオラ・コンサートホール(フィンランド)
1990年にバッハ・コレギウム・ジャパンを創設して以来、音楽監督として名声を博した鈴木雅明がなんとタピオラ・シンフォニエッ タと共演し、ストラヴィンスキーを録音!!収録作品はプルチネルラ組曲、バレエ音楽「ミューズをつかさどるアポロ」、そして弦楽のための協奏曲 ニ調の 3 篇です。
J.S.バッハ演奏の第一人者として活躍する鈴木雅明ですが、近年はBCJ以外との共演で様々なレパートリーを披露しており、2010年10月の東京シ ティ・フィルの定期演奏会ではマーラーの巨人を演奏し、ノンビブラートによる透明度の高い演奏で話題となりました。また2016年6月には東京交響 楽団との共演でサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」(オルガンは鈴木優人)を演奏予定。期待の高まる公演をひかえております。
ロシア・バレエ団の主催者であったセルゲイ・ディアギレフからの委嘱により作曲されたバレエ音楽「プルチネルラ」。原曲となったのはペルゴレージの チェンバロ曲で、ストラヴィンスキーが新古典主義を明確にした最初の作品です。このプルチネルラ組曲はバレエ音楽を1949年に改訂した室内管楽用の 作品です。バレエ音楽「ミューズをつかさどるアポロ」は、ワシントンの米国国会図書館主催の現代音楽祭のための委嘱作品で新古典主義に徹底した代 表的な作品です。弦楽のための協奏曲 ニ調は、バーゼル室内管弦楽団の創立20周年を祝して作曲された委嘱作でニ長調からニ短調への浮遊が印象的 な作品です。鈴木雅明の研ぎ澄まされたアプローチにより雄弁かつ透明なサウンドを聴かせてくれます。新感覚のストラヴィンスキーがここに誕生しました。 (Ki)
BISSA-2247
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第2番*
フランク・ペーター・ツィンマーマン
(Vn;ストラディヴァリウス製作 1711年製“Lady Inchiquin”、1713年製“ex Rodewalt”*)、
北ドイツ放送エルプフィルハーモニーSO
アラン・ギルバート(指)

ライヴ録音:2012年12月6&9日、2015年10月29&30日*/ハンブルク
フランク・ペーター・ツィンマーマンが自身はじめてとなるショスタコーヴィチの2つ協奏曲を録音しました。バロックから現 代まで幅広いレパートリーを誇り、いずれの演奏も広く受け入れられている世界最高のヴァイオリニスト、ツィンマーマン。当録音は2012年12月に第 1番、そして2015年10月に第2番を、ともにアラン・ギルバート指揮、北ドイツ放送エルプフィルハーモニー交響楽団(旧北ドイツ放送交響楽団)と 共演したライヴを収録したものです。 ダヴィド・オイストラフに献呈された2つのヴァイオリン協奏曲。第1番は1947年から1948年にかけて作曲されましたが、12音技法を使うなど の前衛的な書法により、1948年2月に共産党による作曲家批判を受けたため、発表を控えました。その後、ジダーノフ批判が一段落したと考えられた 1955年に日の目を見ることとなりました。全4楽章の当作品は沈鬱とした瞑想曲、切れ味抜群で軽妙なスケルツォ、かつてないほど壮大なパッサカリア、 そして打楽器群大活躍のブルレスクで構成されております。なお、第3楽章と第4楽章との間におかれた長大なカデンツァですが、ツィンマーマンは自筆 譜を元に演奏しているとのこと。通常演奏されているオイストラフ版との違いも興味深いところです。第2番は1966年から67年にかけて作曲され、この時代のショスタコーヴィチらしさをあらわした思索的、哲学的内容をいっそう深めた作品。室内 楽的な明確な輪郭があり、全合奏の部分は極めて少ないのが特徴です。またヴァイオリンの独奏パートはまとまって休むことがほとんどなく、各楽章の中 間部にそれぞれカデンツァを置いているのも特徴的です。 ツィンマーマンの卓越したテクニックと、圧倒的な魅力である美音を武器にこのショスタコーヴィチを見事に歌い上げております。なお、2つの協奏曲で それぞれ違うストラディヴァリウスを使用しているのも注目。第1番では、かつてクライスラーが所有していた1711年製の “Lady Inchiquin” を、第2 番では1713年製の “ex Rodewalt” を演奏。ともに思わずうっとりしてしまう名器の音色を聴くことができます。 (Ki)
BISSA-2253
(1SACD)
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
ハンガリー舞曲集第5-7番(編曲:トマス・ダウスゴー)
大学祝典序曲 Op.80
トマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO

録音:2016年5&6月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
透き通るようなオーケストレーションかつ刺激的なダウスゴーとスウェーデン室内管による演奏。注目のブラームス第2弾には 交響曲第2番、ハイドンの主題による変奏曲、大学祝典序曲、そしてハンガリー舞曲集より第5-7番が収録されました。当演奏でもダウスゴーらしい単 なる見通しや運動性の良さに終わらず、大胆でダイナミックな音楽づくりを展開。音色はすっきりとした “純度の高い” ブラームスを聴くことができます。 ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内管弦楽団の音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートー ヴェン、シューベルトの交響曲録音における極めて大胆な解釈は絶賛されております。ブラームスの交響曲全曲録音も期待の高まるところです。 (Ki)
BISSA-2298(1SACD)
レナード・バーンスタイン:交響曲集
(1)交響曲第1番「エレミア」
(2)交響曲第2番「不安の時代」
アークティック・フィルハーモニック、
クリスチャン・リンドベルイ(指)
(1)アンナ・ラーション(Ms)
(2)ローランド・ペンティネン(P)

録音:2017年5月、6月ストルメン(ボードー、ノルウェー)
制作:インゴ・ペトリ
「指揮者」クリスチャン・リンドベルイの「バーンスタイン・アルバム」第2作。「キャンディード」序曲、「ウエストサイド・ストー リー」の「シンフォニックダンス」、「オン・ザ・タウン」の「3つのダンスのエピソード」などの前作『波止場』(BIS SA 2278)につづき、交響曲を2曲、 アークティック・フィルハーモニックを指揮して演奏しています。
『旧約聖書』の予言者の名を副題にした交響曲第1番「エレミア」は、1939年、ハーバード大学を卒業後に作曲した「ヘブライ語」による『哀歌』 を最後の楽章に使った、3楽章の作品として書かれました。「予言者から人々への強い嘆願」〈予言(Prophecy)〉、「異教の堕落がもたらす破壊と混沌」の「ス ケルツォ」〈冒涜(Profanation)〉、『エレミアの哀歌』の詩をメゾ・ソプラノが歌う〈哀歌(Lamentation)〉。ニューイングランド音楽院の作曲コンペティ ションには落ちたものの、バーンスタインが指揮法を教わったフリッツ・ライナーに認められ、1944年、ライナーが音楽監督を務めていたピッツバーグ交 響楽団をバーンスタイン自身が指揮して初演しました。
交響曲第2番「不安の時代」は、1948年のピューリツァー賞を受賞したW.H.オーデンの詩『不安の時代』からインスピレーションを得て作曲され た作品です。第二次世界大戦中のニューヨーク、酒場を舞台に3人の男とひとりの女が、それぞれの不安を語り、意味とアイデンティティを求めています。バー ンスタインは、オーデンの詩の構造とタイトルに倣い、「第1部」〈プロローグ(The Prologue)〉〈7つの時代(The Seven Ages)〉(第1変奏−第7 変奏)〈7つの段階(The Seven Stages)〉(第8変奏−第14変奏)と「第2部」〈挽歌(The Dirge)〉〈仮面劇(The Masque)〉〈エピローグ(The Epilogue)〉の構成の作品としました。この作品にはブルースやジャズの要素も織りこまれ、バーンスタインの楽器「ピアノ」が重要な役割を担わされています。 1949年4月8日、バーンスタインがピアノを弾き、作曲を委嘱したクーセヴィツキーがボストンSOを指揮して初演されました。
2010年にスウェーデン宮廷歌手に指名されたアンナ・ラーションと、ウルフ・ヴァリーンやトゥールレイフ・テデーンと共演したBIS レーベルの室内 楽録音でも知られるローランド・ペンティネンをソリストに起用。ノルウェー、ボードーのコンサートホール「ストルメン」でのセッション録音です。 (Ki)
BISSA-2308(1SACD)
荒野のおおかみ
クリスチャン・リンドベルイ(1958-):荒野のおおかみ〜ヴィオラと管弦楽のための協奏曲(2010-11)
ガラマンタ物語〜管弦楽のため(2013-14)
北京のたそがれ〜管弦楽のための(2010-12)
ラファエル ・アル ティーノ(Va)
クリスチャン・リンドベルイ(指)
オーゼンセSO

録音:2017 年 3月/オーゼンセ・コンサートホール(オーゼンセ、デンマーク)
スウェーデンのトロンボーン奏者クリスチャン・リンドベルイは、近年、作曲と指揮に力点を置いた活動を行い、各国のオーケ ストラやプレーヤーからの作曲依頼が増えてきています。アルバム『荒野のおおかみ』には彼が委嘱により作曲した管弦楽作品が3曲収録されました。
「荒野のおおかみ」は、デンマークのオーゼンセSOが、ブラジル出身のヴィオラ奏者、オーゼンセのデンマーク国立音楽アカデミーとマルメ音楽 アカデミーで教えるラファエル・アルティーノの発案を受けて委嘱した「ヴィオラと管弦楽のための協奏曲」です。〈無人地帯〉〈心地よい共感〉〈光の探求〉 の3楽章は、「孤立感を押し流そうとする悲しい狼」をイメージした、孤独、同情、生きる闘いをテーマに書かれ、作品の姿がほぼ完成したころ、「ヘルマン・ ヘッセの書いた美しい物語」の思い浮かぶ曲名がつけられました。
「ガラマンタ物語」は、ラトビア国立SOと十代のダンス・グループによるテレビ・プロジェクトのため「ラトビア・コンセルティ」から委嘱された 作品です。空想の小都市「ガラマンタ」を舞台に若者たちの恋と争いを描き、デンマークのラース・フォン・トリアー監督がブレヒトの『三文オペラ』か らインスピレーションを得て作ったという映画『ドッグヴィル』が重要な要素としてイメージされています。
「北京のたそがれ」は、ノルショーピングSOの創設100周年コンサートのための委嘱作です。ノルショーピング市のニックネーム「北京」とリン ドベルイが「詩的な気分」を覚えるという「たそがれ」を組み合わせた「シュールで痛烈な性格」のタイトル。リンドベルイが子供のころからファンだっ たノルショーピングのサッカーチームの応援歌や「ノルショーピング市」からインスピレーションを得たモチーフを素材に作曲された音楽です。 (Ki)
BISSA-2313(1SACD)
アルベット・シュネルツェル:管弦楽作品集
アルベット・シュネルツェル(1972-):チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド》(2011)
郊外の話〜管弦楽のための(2012)
ブレイン・ダメージ〜管弦楽のための協奏曲(2014)
クレース・グンナション(Vc)
ベンジャミン・シュウォーツ(指)
ヨーテボリSO

録音:2017 年 5月ヨーテボリ・コンサートホール(スウェーデン)
アルベット・シュネルツェル(1972?)は、スウェーデンの彼の世代でもっとも注目を集める作曲家のひとりです。国際的に知 られるきっかけとなったのは、2004 年、ラジオ・フランスの委嘱で作曲した《捕食の踊り(Predatory Dances)》のパリでの初演。ダイナミックな流 れのなかに静謐の時と空間を挟む簡潔な音楽が、高い支持を得ました。シュネルツェルは、音楽創造を「現代音楽にふさわしいあり方に専念することで はなく、もっとも自分らしい表現を求めること」と言います。彼は、マルメ音楽大学で作曲を学び、ロンドンの王立音楽カレッジでは作曲法と指揮法を修 めました。近作のひとつ、映画作家ティム・バートンへの「オマージュ」とした《A Freak in Burbank(バーバンクの奇人)》は、2010 年の「プロムス」 で演奏され、その後、スウェーデンの現代作品としてもっとも演奏機会の多い一作になりました。
チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド(Crazy Diamond)》は、ヨーテボリ交響楽団の委嘱作です。〈You shone like the sun(君は太陽のように輝いていた)〉 〈If the cloud bursts, thunder in your ear(土砂降りになったら、君の耳に雷が)〉〈Re-arrange me ’til I’m sane(正気に戻るまで私を組み替えてくれ)〉 〈Trade your heroes for ghosts?(君のヒーローを幽霊と交換するか?)〉の 4 楽章。「(『The Dark Side of the Moon』(邦題『狂気』)の)ピンク・ フロイドやジェネシスといったグループが、ベートーヴェンとストラヴィンスキーと同じスペースを占めていた十代」を過ごした音楽家の作った音楽です。
《郊外の話(Tales from Suburbia)》は、「郊外」への個人的な思いを背景に作曲されました。「田舎の牧歌的風情の農家でもなく、都会のファッショ ナブルな地区のトレンディなアパートメントでもなく、ずっと郊外で育ち、オフィスこそストックホルムにあるものの、『ある種の愛憎関係』をもちつづけな が ら 今 も 郊 外 に 住 ん で い る 」。
《ブレイン・ダメージ(Brain Damage)》は、個性をもった「個」の集合体「オーケストラ」のための協奏曲。《狂気のダイアモンド》で始めた探求 を押し進める作品です。〈If Your Head Explodes(君の頭が破裂したら)〉〈Folded Faces(くしゃ顔)〉〈Dam Breaks Open(ダムが決壊する)〉。『The Dark Side of the Moon』に収録されたロジャー・ウォーターズ作詞の《ブレイン・ダメージ(Brain Damage)》(邦題『狂人は心に』)(脳損傷)の 歌詞が 3 つの楽章のタイトルに採られています。
指揮者のベンジャミン・シュウォーツ(1979?)は、ロサンジェルス生まれ。カーティス音楽院でオット=ヴェルナー・ミュラーに指揮を学び、2013 年から 2016 年までヴロツワフ・フィルハーモニックの音楽監督を務めました。新しい音楽のエクスパートと目されているひとりです。クレース・グンナショ ン(1976?)は、ヨーテボリ交響楽団の首席チェロ奏者。シュネルツェルの《捕食の踊り》などの室内楽作品の初録音に参加しています。 (Ki)
BISSA-2356(1SACD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 オスモ・ヴァンスカ(指)
ミネソタO、
キャロリン・サンプソン(S)

録音:2018年6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
当演奏でもヴァンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくり が魅力です。 BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達した大注目のマーラー・シリーズです。マーラーの交響曲は第1番「巨人」(KKC 6034 / BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995 / BIS SA 2296)、第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、第6番(BIS SA 2266)がリリー スされております。 2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う 労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのも のも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏 は一層密度の濃いものとなっております (Ki)
BISSA-2390(1SACD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調 Op.28
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
フレディ・ケンプ(P;スタインウェイD)

録音:2018年4月/ゼンデザール(ブレーメン)
フレディ・ケンプは1998年にチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門第3位受賞後注目され、BISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はその豊かな 才能に惚れ込み、シューマン、ベートーヴェン、ショパン、チャイコスフキー、プロコフィエフ、ラフマニノフといった主要レパートリーを収録してきました。プロ コフィエフのソナタでも圧倒的な技術に裏付けされた快演を聴かせてくれます。 (Ki)


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