湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック



Siba Records
(フィンランド)



シベリウス・アカデミーの自主制作レーベル「Siba Records」。設立は2009年で、アカデミーの学生、卒業生の演奏で構成されています。ジャンルはクラシックだけでなく、教会音楽、民謡からジャズまでと多岐にわたります。高音質のサウンドが特徴で、SACD ハイブリッド盤としてリリースされています。




品番 内容 演奏者
SACD-1001C(1SACD)
ハイドン:バリトン三重奏曲集
バリトン三重奏曲第63番 ニ長調 Hob.XI:63
バリトン三重奏曲第87番 イ短調 Hob.XI:87
バリトン三重奏曲第32番 ト長調 Hob.XI:32
バリトン三重奏曲第66番 イ長調 Hob.XI:66
バリトン三重奏曲第97番 ニ長調 Hob.XI:97
フィンランド・バリトン三重奏団

録音:2008年2月28日-3月1日
ここで言う「バリトン」とは、声楽ではなく、18 世紀頃まで使われていた弦楽器の一種(Baryton)です。ヴィオールの一種であり、大きさはチェロと同じくらいで、6 本、もしくは7 本のガット弦と、9 本から24 本の共鳴弦が張られた低音充実の楽器で、演奏はとても困難であったため、現在ではほとんど演奏される機会がありません。ハイドンはこの楽器のために175 曲の作品を書きましたが、それは彼のパトロンであったエステルハージ公が、この楽器を愛用していたためだったようです。ふくよかで艶やかなこの音色は一度聴くと病みつきになること間違いありません。
SACD-1002C(1SACD)
オープン・ケース〜ヤルノ・クッコネン:作品集
On the Radar/Enough Turmoil
Suite M.D.: Part I: Closed Case
Broken Mirror/Prelude
Panopticon/Decadence
Hot Shot/Suite M.D.: Part III: Lonely Child
ヤルノ・クッコネン(G)
ジョージ・コントラフォリス(ハモンド・オルガン)
ヤスカ・ルッカリネン(ドラムス)

録音:2008年6月5-6日 ヘルシンキ トンミ・バイニカイネン フィンフォックス・スタジオ
北欧ジャズ&ロック&フュージョン。1964年生まれのヤルノ・クッコネンは1980年にラジオ・デビューし、フィンランド内外で広く活躍しています。1988年以来、ビッグ・バンドを率い、別の芸名を持ち3 枚のアルバムをリリースするなど、アクティヴに活動しています。
SACD-1003C(1SACD)
バッハ:オルガン小曲集 BWV 599-644
1.いざ来ませ、異邦人の救い主 BWV599
2.神よ,汝の慈しみによりて BWV600
3.主キリスト,神の独り子 BWV601
4.全能の神に讃美あれ BWV602
5.みどり児ベツレヘムに生まれぬ BWV603
6.讃美を受けたまえ,汝イエス・キリストよ BWV604
7.かくも喜びに満てるこの日 BWV605
8.高き天より われは来たれり BWV606
9.天より御使の軍勢 来たり BWV607
10.甘き喜びに包まれ BWV608
11.神を讃えまつれ,汝らキリストの徒よ,こぞりて BWV609
12.イエスよ,わが喜び BWV610
13.キリストをわれらさやけく頌め讃うべし B WV6 11
14.われらキリストの徒に今や喜び来たれり BWV612
15.われとともに神の慈しみを讃えよ BWV613
16.古き年は過ぎ去りぬ BWV614
17.汝にこそ喜びあり BWV615
18.平安と歓喜もて,われはいま BWV616
19.主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえBWV617
20.おお 神の小羊,罪なくして BWV618
21.キリストよ,汝 神の小羊 BWV619
22.われらに救いを賜うキリストは BWV620
23.イエス十字架につけられたまいし時 BWV621
24.おお 人よ,汝の大いなる罪を悲しめ BWV622
25.主イエス・キリストよ,われら汝に感謝す BWV623
26.神よ,われを助けて成させたまえ BWV624
27.キリストは死の縄目につながれたり BWV625
28.われらの救い主なるイエス・キリストは BWV626
29.キリストは甦りたまえり BWV627
30.聖なるキリストは甦りたまえり BWV628
31.栄光の日は現れたり BWV629
32.今日 神の御子は勝利の凱旋をなしたもう BWV630
33.来ませ,造り主なる聖霊の神よ BWV631
34.主イエス・キリストよ,われらを顧みて BWV632
35.いと尊きイエスよ,われらはここに集いて BWV634
36.これぞ聖なる十戒 BWV635
37.天にまします われらの父よ BWV636
38.アダムの堕落によりて ことごとく失われたり BWV637
39.われらに救いの来たれるは BWV638
40.われ 汝に呼ばわる,主イエス・キリストよ BWV639
41.種よ、汝によりてわれ希望を持つ BWV640
42.われら悩みの極みにありて BWV641
43.尊き御神の統べしらすままにまつろい BWV642
44.人はみな死すべきさだめ BWV643
45.ああ,いかにはかなく,いかにむなしき BWV644
マルック・ヘイキンヘイモ(Org、a=468Hz)
バッハは、教会歴に従って164 曲を作曲する予定をたて、先に譜面に全てのタイトルを書きこみましたが、結局は46 曲と1 曲の断片が作曲されただけで中断されただけでした。1-4 は待降節、5-14 はクリスマス、15-19 は年末と新年、20-26 は受難節、27-32 は復活祭、33-36 は聖霊降臨祭(このアルバムでは35 を割愛)、37-38 は教理問答、39-40 は告白と回心、41 は品行と体験、42-44 は苦難、45 は死と埋葬、46 は永遠の命のため、とされています。
SACD-1004B(1SACD)
ストーン・ダンス/カレフ・ティーツ作品集
Vox numica I/Stan's Metal Works/Vox numica II/Terra non firma/Vox numica III/Abacus
カレフ・ティーツ(エレクトロニクス)

録音:2006年3月17日 ヘルシンキ ココ劇場
摩訶不思議な電子音の世界。
SACD-1005C(1SACD)
アンッティ・パーラネン:アコーディオン作品集
Breathe/Permafrost/Tailspin/Boggler/Northern Wind/Winter's Dance/Mementos/gaza/Solitude
アンッティ・パーラネン(アコーディオン)
シベリウス・アカデミーで学び、卒業後は中国、ロシア、メキシコを始めヨーロッパ全土でツアーを行い人気を博しているアコーディオン奏者パーラネン。この「BREATHBOX」は、フィンランドの名手キンモ・ポーヨーネンがプロデュースしたもので、フィンランドの民謡や風景からインスピレーションを受けた、独特の作品。何とも言えない懐かしさが溢れた音の世界が広がります。
SACD-1006C(1SACD)
ブラームス:ピアノ作品集
シューマンの主題による16の変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
創作主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-1
ハンガリーの歌の主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-2
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
テルヒ・ドスタル(P)

録音:2009年12月19-21日,28-30日、2010年6月5-10日 フィンランド、ヘルシンキ シベリウス・アカデミー・コンサート・ホール
ブラームスは30 歳までの若い頃にピアノ独奏曲を集中して作曲したものの(恐らくシューマンとクララの影響?)15年くらいの空白期間があり、その後は大曲を書くことをせず、耽溺するが如くの小品を書きました。ここでは、ドスタルが若き頃の作品である変奏曲を4 曲演奏しています。フィンランドのピアニスト、テルヒ・ドスタル(旧姓はヤースカライネン)は、5 歳からピアノを始め、ゲルギエフ指揮、キーロフ歌劇場Oとの共演で、その輝かしいキャリアをスタートさせました。ヨーロッパ全土とアメリカで高い評価を受けた彼女が心酔するのはブラームスの作品であり、大学での博士論文も「ブラームスのピアノ曲」だった程の力の入れようです。
SACD-1007C(1SACD)
シビス・ビッグバンド・コンポージング・コンテスト 2005-2009
ハッシネン:Karhunvartija
ヴァンネマー:One for Oatts
ロンカ:Wandering, Wondering
コソネン:グラン・ツーリスモ
ハルコサルミ:ソロ・ファイト
ヤラヴァ:Pluto? - It's Still Swinging There!
ランペラ:砂漠の砂
レヴァント:サマルカンドの金の馬
ハルコサルミ:カイク
ヒッレ:Odd Men Out
アンッティ・リッサネン(指)
シビス・ビッグ・バンド
フィンランド東部の町イマトラで、1年おきに開催される「ビッグバンドのための作曲コンテスト」での入賞曲集です。2005年から開催され、数多くの作品が生まれました。このアルバムは過去の受賞曲全てが収録されています。演奏する「シビス・ビッグバンド」はシベリウス・アカデミーのジャズ音楽学科の学生たちがメンバーの中心となる独自の楽団で、2007年に設立され、すでに高い評価を受けています。


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