湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Coviello
COV-91923(1CD)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):「音楽芸術における良い趣味の理論」
前奏曲:Example II
ソナタ第2番:The Bush aboon Traquair
What shall I do? - パーセルの主題による変奏曲
The Lass of Peaty's Mill - ソング第1番
An English tune - 変奏曲
間奏曲:Example I
第 5 ソナタ
O Bessy Bell and Mary Grey - ソング第4番
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):「ソルフェッジョ」
第3番第1ソナタ、第1番
アポロズ・キャビネット

録音:2018年
ジェミニアーニの「音楽芸術における良い趣味の理論」は数字付き低音の演奏法や各種装飾、変奏の技法を学びつつ、実践的な演奏が出来るようにな るための手引き。理論書・教本の類ですが譜例が数多く掲載されアンサンブルや歌もあり、珠玉の名品集として堪能できる内容となっているのが特徴です。 理論と感性の調和が生む美しい音楽をお楽しみください。 (Ki)
Coviello
COV-91928(1CD)
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):ブロッサール・コレクションからの室内楽
ソナタ第7番ホ短調「la Magnifique」
シャコンヌ ニ長調
前奏曲 ハ短調
ソナタ第6番ニ短調「L'Impromptu」
ソナタ第1番ト長調「Anonima」
前奏曲 ハ長調
ソナタ第3番変ロ長調「'l'abondance」
ソナタ第2番ト長調「La Felicite」
シャコンヌ イ長調
バッハ・プレイヤーズ

録音:2019年
作曲家セバスティアン・ド・ブロッサールのコレクションに含まれる、知られざるクレランボーの作品を収録しています。フーガやシャコンヌなど対位法 の巧みさと流麗な音運びが特徴で、新鮮な魅力を持った室内楽曲集です。 (Ki)

EUROARTS
20-64314F(Bluray)

20-64318F(2DVD)
ラモー:歌劇「イポリートとアリシ」 サー・サイモン・ラトル(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ベルリン州立歌劇場cho
レイナウト・ファン・メヘレン(イポリート/テノール)
アンナ・プロハスカ( アリシ / ソプラノ)
マグダレーナ ・コジェナー(フェードル/メゾソプラノ)
ギュラ・オレント( テゼ / バリトン)
エルザ・ドライジグ(ディアーヌ / メゾソプラノ)

収録:2018年11月、ベルリン国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
2018年11月ベルリン国立歌劇場で上演された、アレッタ・コリンズ演出、サイモン・ラトル指揮によるフランス・バロック・オペラの代表作「イポリー トとアリシ」の映像。 ラモーが50歳にして初めて書いたオペラ「イポリートとアリシ」は、序曲とプロローグ、全5幕という構成で、歌、演技、踊りの要素を含み、卓越した 和声法と管弦楽法が駆使された傑作。当時大成功をおさめ評判はヨーロッパ中に及び、宮廷をも巻き込む「ブフォン論争」(イタリア・オペラとフランス・ オペラのどちらが優れているか)を引き起こすきっかけとなりました。 今回のオペラ上演は、アレッタ・コリンズが演出と振付を、そして光を巧みに操り見る者に新しい知覚体験を与える作品で世界的に高く評価されているオ ラファー・エリアソンが照明デザインを担当し、近未来的な不思議な舞台が展開されます。歌手陣には、レザール・フロリサン等のツアーにも参加するテノー ル、レイナウト・ファン・メヘレンがイポリート役。様々な時代の作品を見事に歌い上げるドイツのソプラノ、アンナ・プロハスカがアリシ役。そしてアテ ネの王テゼの妃フェードル役にはマグダレーナ・コジェナーという豪華キャスト。 【あらすじ】 パラス一族の娘アリシ。一族はテゼによって滅ぼされ、アリシは囚われの身となります。しかし一族を殺したテゼの息子イポリートとアリシは恋仲となります。とこ ろがテゼの妻で、イポリートの継母でもあるフェードルが、息子のイポリートに恋心を抱く。夫テゼの死の報せとともに息子への思いが高まりまるが、息 子イポリートがアリシと恋仲であることを知って逆上、しかし、そこに実は死んでいなかったテゼが帰還。妻フェードルの従者エノーヌが、息子イポリート が妻フェードルを誘惑したとほのめかし、怒ったテゼはイポリートを追放する。 後悔の念にかられながら死を迎えようとしているフェードルから真相を聞いたテゼは自らの過ちを呪い、地獄行きを決意するものの、イポリートは生きて おり、アリシと再会する。 (Ki)

Lauda
LAU-019(1CD)
クリストバル・ド・モラレス(1500-1553):ヤコブの嘆き
四旬節のためのアンティフォナとレスポンソリウム


「七旬節(四旬節の前に)」
1. 死の悲しみに取り巻かれて(5声/七旬節主日のための入祭唱)
2. 天の王国が何に似ているかといえば/しかし夜が訪れ(4声/六旬節主日のための)
3. そのときイエスは大勢の人々の前で(4声/六旬節第9主日のためのレスポンソリウム)
「四旬節」
4. 衣を変えて/戸口に向かい(4声/四旬節第四週、灰の水曜日のベネディクトゥスに続けて)
5. 戸口をくぐり、祭壇へ(4声/四旬節第四週、灰の水曜日のベネディクトゥスに続くアンティフォナ)
6. よりよき者となるよう心がけよう(5声/四旬節第四週のためのレスポンソリウム)
7. カナンの女が主イエスに向かって叫び/しかし彼女はなお近づき(5声/四旬節第1週以降、四旬節第2主日のための)
8. どれほど、主の雇い人たちが/主よ、わたしは罪を犯しました(6声/四旬節第2主日後の土曜のためのレスポンソリウム)
9. ヤコブは悲しみに暮れていた(5声/四旬節第3主日のための第9レスポンソリウム)
10. するとイエスはパンを手にして(4声/四旬節第4主日の前に)
11. 毎日のように罪を犯すわたしは(4声/四旬節のための)
「聖週間」
12. おお十字架よ、唯一の希望よ(5声/「旗を掲げて王は」の調べ、聖週間主日のための)
13. まさにそのとき、十字のそばに立っていた(4声/聖週間主日後の第4週のための)
14. 眠らずに祈りなさい(4声/聖週間の棕櫚の主日のための)
15. あなたの十字架に/わたしたちを憐れんでください(4声/聖週間第4週準備のための讃歌)
ラ・グランド・シャペル (S、CT、CT、T、T、Br、Bs)
アルベルト・レカセンス(指)

録音:2018年9月30日-10月2日、ペルネック修道院、オーストリア
イタリアなどでも活躍し、ビクトリアと共にルネサンス期のスペインを代表する作曲家であるモラレス。彼が数多く残した、難易度が高く個性的、 自由で先進的な宗教声楽曲を集めていますが、その小規模な作品を集めたアルバムはこれまでもそう多くはなく、貴重なものと言えます。今 回は復活祭前の節制期間である四旬節(イエスの受難と人類の罪に思いを馳せて慎み深く祈る時期)と、その準備期間にあたる七旬節に 光をあてたプログラム。厳粛な響きのア・カペラで、引き締まったソリスト編成の演奏解釈がよく似合います。スペインの貴重かつ重要な作品を 掘り下げたアルバム作りに定評のある、レカセンスとラ・グランド・シャペルによる丁重で美しいアンサンブルでどうぞ。

MUSO
MU-031(1CD)
NX-B09
『Continuo, Addio!〜通奏低音にさよならを』〜ヴァイオリンとチェロ イタリア18世紀の新しい低音パートから古典派二重奏へ
タルティーニ:ヴァイオリンと低音部(通奏低音)のためのソナタ ト長調 B.G7
ボンポルティ(1672-1749):半音階的アリアと変奏 イ短調
ダッラーバコ(1710-1805):無伴奏チェロのためのカプリッチョ ホ短調 第6番
プラッティ(1697-1763):リチェルカータ 第6番ト長調
ナルディーニ(1722-1793):無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ ハ短調
 ヴァイオリンとチェロのためのソナタ ハ短調 Op.5-6
アルブレヒツベルガー(1736-1809):二重奏曲 第3番イ短調
ピエール・ラウセー(1735-1818):ヴァイオリンと低音部のためのソナタ ト短調 Op.1-4
アンドレアス・ロンベルク(1767-1821)&ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):ヴァイオリンとチェロのための協奏的二重奏曲 ホ短調 第1番(1801年頃の作)
デュオ・タルティーニ(古楽器使用)
【ダヴィッド・プランティエ(Vn/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ 1766)、アンナベル・リュイ(Vc/ニコラ・オーギュスタン・シャピュイ 1777)】

録音:2018年9月4-7日サン・レミ教会、フラン=ワレ、ベルギー
音楽のバロック時代は別名「通奏低音の時代」とも言われ、編成の規模に寄らず、低音楽器と和音楽器の組み合わせによる通奏低音が 音楽を特徴づけており、これを伴わないのは一部の無伴奏器楽作品などに限られていました。やがて古典派の時代に移行するにつれ、音楽 の嗜好や演奏形態の変化、楽器の性能や奏者の技術の向上に伴い、低音に和音楽器を使わない演奏スタイルが徐々に広まりはじめま す。このアルバムはそんな過渡期に生まれた音楽を、当時のイタリアにおける新しい演奏習慣に従い和音楽器を伴わないヴァイオリンとチェロだ けのデュオで演奏、さらに後年の二重奏曲やどちらかの無伴奏作品も盛り込んだアルバム。二つの楽器だけのミニマムな編成による音楽表現 を追求する形、あるいは合奏体を象徴する極小表現としてのヴァイオリンと、同様に通奏低音の象徴としてのチェロとの対峙で伝統的な通奏 低音を含む音楽を体現してゆく手法など、当時ならではの工夫と思想が込められた音楽表現を楽しむことが出来ます。ほとんどがイタリアの作 曲家のものですが、フランスのラウセー、ドイツのロンベルク(同じ音楽教育を受けてきた従兄弟同士で、それぞれヴァイオリンとチェロの名手だっ た)の作品も収録。 カフェ・ツィマーマンやアンサンブル415、コンチェルト・ヴォカーレなどでも活躍してきたヴァイオリニスト ダヴィド・プランティエが、Agogiqueレーベ ルからリリースしたタルティーニの作品集に続き、チェリスト アンナベル・リュイと共に送る極小編成音楽の楽しみです。

のすたるぢあ
[Nostalgia]

Nostalgia-1801(1CD)
IKI(いき)〜フランス式リュート音楽
老ゴーティエ(1575−1651):組曲 F♯マイナー・Aメジャー〔アルマンド「葬送」、クーラント「泣き女」、サラバンド、カナリー「雌山羊」〕
フランソワ・デュフォー(1604以前−1682以前):組曲 Aマイナー〔プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジグ〕
ヨハネス・フレズノー(1615/16−1696以前):「フレズノーの涙」、組曲 Aメジャー・F♯マイナー〔プレリュード、トンボー、クーラント、サラバンド、ジグ〕
シャルル・ムートン(ca.1626−ca.1720):組曲 Cマイナー〔パヴァーヌ「貴婦人に捧げるトンボー」、クーラント「毅然とした女性」、サラバンド「羊飼いの娘」、カナリー「自由思想の女性」、シャコンヌ「美しきスペイン女性」〕
佐藤豊彦(リュート/L.グライフ 1611/1673)

録音:2018年3月29日−31日、みやまコンセール
※日本語解説:佐藤豊彦
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠佐藤豊彦が、自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」からリリースする新録音。
バロック音楽と呼ばれる新しい音楽が作られ、より大きく早く進化していった当時の音楽の中で、小さくゆっくりと、逆の方向へ進んでいったリュート音楽。これまでも、フランス・バロックのリュート音楽が「侘び・寂」や「禅」にも通じると、日本の茶室文化との独自の共通点を見出し、コンサートやCD製作を行ってきた佐藤豊彦が、今度は17世紀フランスのリュート音楽のStyle Brise(崩された様式)と、日本での美意識「いき」な表現との共通点を見出し、「いき」なフランス式リュート(バロック・リュート)音楽を集めたという、まさに佐藤豊彦ならではの深い知見と着眼点によるプログラムです。
今回の録音も、1611年に製作、1673年にフランス式リュートに改造された貴重なオリジナル楽器、「ロレンツ〔ラウレンティウス〕・グライフ」で演奏しています。

Christophorus
CHR-77445(1CD)
ローゼンミュラー:クリスマス協奏曲集
ヨハン・ローゼンミュラー:同じ地方の草原に羊飼いらがいて、グローリア ― 言葉は肉体となり
シュッツ:クリスマス物語 Sw.435
ブノワ・アレ(指)、
ラ・シャペル・レナーヌ

録音:2019年4月25日−29日、フランス
ヨハン・ローゼンミュラー(1626−1686)は、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントルに内定しながらも同性愛疑惑により投獄され、脱獄しイタリアで活動しながらその名を広めた作曲家。「イタリアの"官能"とドイツの"実直"をもっとも調和のとれた方法で融合させることができる」と言われ、当時は高名な音楽家の一人に名を連ねながらも現代では演奏・録音の機会が少なく、Christophorusからのいくつかの録音(CHR 77425、CHR 77333、CHR 77319等)により少しずつ復権が行われています。
このアルバムでは、ローゼンミュラーが17世紀半ばにライプツィヒで書いたキリストの降誕を描いた「クリスマス物語」、声楽と器楽のためのクリスマス協奏曲集に、有名な方の「クリスマス物語」であるハインリヒ・シュッツの作品をカップリング。演奏は、ブノワ・アレが2001年に設立した声楽と器楽によるフランスのアンサンブル、"ラ・シャペル・レナーヌ"。ブノワ・アレの妹でもあり、エルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルとも度々共演しているソプラノ歌手、サロメ・アレ(サロメ・アレール)も参加しています。

Christophorus
CHE-0218-2(1CD)
ストラスブールのクリスマス讃美歌集 シュピーレイト(アーリー・ミュージック・フライブルク)

録音:2010年6月11日−13日、ドイツ
ドイツのフライブルクを拠点に活動する中世アンサンブル、シュピーレイト(Spielleyt)が歌う、1697年のストラスブールの讃美歌集からのクリスマス・ソング・コレクション。17世紀に残された歌集から、中世の音楽へと復元して演奏しています。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-015(2CD+DVD)
NX-D11
リュリ:『ファエトン』 プロローグと5幕による叙情悲劇 (1683) エヴァ・ザイシク(Ms)…リビ
マティアス・ヴィダル(T)…ファエトン
エリザヴィエータ・スヴェシニコヴァ(S)…アストレ、第一の時
ヴィクトール・ビュメル(Ms)…テオーヌ
リザンドロ・アバディ(Bs)…サトゥルヌ、エパフェス、ジュピテール
レア・トロメンシュラーガー(S)…クレメーヌ
アレクサンドル・エゴロフ(Bs)…メロプス
ヴィクトル・シャポヴァーロフ(Br)…プロテー、属国の王
アルフィヤ・ハミドゥリーナ(S)…第二の時
シリル・オヴィティ(T)…トリトン、太陽、大地の女神
ムジカエテルナ(合唱と管弦楽/古楽器使用)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ヴァンサン・デュメストル(指)

収録:2018年6月、ヴェルサイユ宮殿旧王立歌劇場
ブックレット:フランス語、英語、ドイツ語
【CD】 収録時間TTL 2時間29分
【DVD】 片面二層ディスク 2時間33分
字幕:英語、ドイツ語
映像:NTSC 16:9 All Regions
音声:Dolby Digital 5.1 & Stereo
リュリの全盛期の傑作『ファエトン』に、ヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークと、クルレンツィスの楽団ムジカエテルナの共演盤が 登場。作品の初演場所でもあるヴェルサイユ宮殿の歌劇場での上演、ソリストには古楽界で今最も注目されるメゾの一人ザイシクも参加す るなどとにかく豪華。しかもBelAirレーベルとの共同制作の映像付きで、デュメストルの信頼篤い古典演劇演出の俊才ラザールによる、トラ ディショナルとモダンの折衷ながら作品の世界観を崩さない舞台を美しい映像で楽しむことが出来ます。

H.M.F
HMX-2908984(4CD)
バロック期の珠玉のクリスマス音楽集
[CD1-2]
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248(全曲)
[CD3]
シャルパンティエ:(1)クリスマス牧歌劇 H.483 (2)待降節の聖歌集 H.36〜43
(3)クリスマス牧歌劇(第2部・第2稿) H.483a 
(4)クリスマス牧歌劇(第2部・第3稿) H.483b
[CD4]
(1)コレッリ:合奏協奏曲 op.6-8 ト長調「クリスマス・コンチェルト」
(2)ローゼンミュラー:「クリスマス物語」より“慄け、自然よ”
(3)ブクステフーデ:カンタータ第41番「主よ、われ汝を愛す」BuxWV 41、カンタータ第10番「来たれと、天使に告げよ」BuxWV 10
(4)シュッツ:今日こそ主なるキリストの生まれた日 SWV439
[CD1-2]
ドロテア・レッシュマン(A) 
アンドレアス・ショル(C-T) 
ヴェルナー・ギューラ(T) 
クラウス・ヘーガー(Bs) 
ルネ・ヤーコプス(指)、RIAS室内cho
ベルリン古楽アカデミー/録音:1997年1月
[CD3]
セバスティアン・ドセ((指)オルガン) 
アンサンブル・コレスポンダンス/録音:2016年1月2〜6日
[CD4]
(1)キアラ・バンキーニ, ジェスパー・クリステンセン(指)アンサンブル415(39人編成)/録音:1991年10月
(2)コンラート・ユングヘーネル(指)カントゥス・ケルン,コンチェルト・パラティーノ/録音:2004年6月
(3)コンラート・ユングヘーネル(Lute,指)カントゥス・ケルン
(4)ルネ・ヤーコプス(指)、コンチェルト・ヴォカーレ/録音:1989年9月
バロック期の作曲家たちによる、クリスマスの音楽集。
ヤーコプス指揮によるバッハのクリスマス・オラトリオは、祝祭感と厳かな空気に満ちた名演。ドセ指揮のシャルパンティエのクリスマス・ミサは、小気 味よく颯爽としたリズム感でありながら軽すぎず激しすぎず、のどかな美しさも存分に感じられる名演奏。柔らかな音色が絶品です。[CD4]はバンキーニ、 ユングヘーネルら名手たちによる珠玉のトラックが集められており、こちらもあらためてその鮮烈な演奏に驚かされる名演となっています。
H.M.F
HMM-931714(3CD)
ラインハルト・カイザー(1674-1739):歌劇「クロイソス」 エルミーラ(メディアの女王):ドロテア・レッシュマン(S)
アティス(クロイソスの息子):ヴェルナー・ギューラ(T)
クロイソス(リディアの王):ロマン・トレケル(Br)
オルサネス(リディアの貴族):クラウス・ヘーガー(Bs)
ツィールス(ペルシャの王):ヨハネス・マンノフ(Br)
エリアテス(リディアの貴族):マルクス・シェーファー(T)
クレリダ(リディアの女王):サロメ・アレル(S)
ソロン(ギリシャの哲人):ユン・クヮンチュル(Bs)
ハリマクス(アティスの腹心):グラハム・バシー(C.T)
トリゲスタ(エルミーラの乳母):ブリギッテ・アイゼンフェルト(A)
エルツィウス(アティスの下僕):クルト・アツェスベイガー(T)
ネリルス(アティスの小姓):ヨハンナ・ストイコヴィチ(S)
隊長:イェルク・ゴットシック(Br)
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー
RIAS室内cho
ハノーヴァー少年choメンバー

録音:2000年3月/ベルリン、テルデックス・スタジオ
ヤーコプス2000年録音の名盤が復活です。演目は、ドイツ・バロック期の作曲家ラインハルト・カイザー(1674-1739)の「クロイソス」。17、18 世紀のオペラは、ドイツでもイタリア語で書かれるのが原則でしたが、1678年から1738年の間に栄えたハンブルク派のオペラは、ドイツ語による市民 的な音楽劇といえる存在でした。なかでもこの作品は、カイザーの最高傑作とされています。裕福なリディア王クロイソスがペルシャ王ツィールスに打ち負 かされるまでを筋をしていますが、盛りだくさんのエピソードを含み、聴きごたえ満点。ヤーコプスは1992年からベルリン国立歌劇場の芸術顧問を務め ており、バロック・オペラの名作〜カヴァッリの『カリスト』、スカルラッティの『グリゼルダ』、テレマンの『オルフォイス』など〜を上演しました。これ により、ベルリンは古楽演奏の一大中心地となり、ヨーロッパ全域におけるバロック・オペラの再生に大きな影響を与えました。 (Ki)

BIS
BISSA-2462
(1SACD)
黄金の音符(Note d’oro)
ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650-1721):
(1)組曲 イ短調【前奏曲 アルマンド クラント/ドゥブル アリア ガヴォット カプリース】
(2)組曲 へ長調【序曲 アルマンド クラント サラバンド メヌエット ジグ】
(3)組曲 ト長調【アルマンド クラント/ドゥブル アリア メヌエット I & II ジグ】
(4)組曲 ニ短調【前奏曲 アルマンド クラント サラバンド ジグ ブレー メヌエット ジグ】
(5)組曲 ト短調【ガヴォット クラント サラバンド メヌエット ロンドー】
(6)メヌエット ハ長調
(7)組曲 変ロ長調【アルマンド クラント サラバンド ジグ】
(8)シャコンヌ へ長調
ヤコブ・リンドベルイ(リュート;Sixtus Rauwolf, Augsburg C.1590)

録音:2018年9月/レンナ教会(ノルテリエ、スウェーデン)
スウェーデンのリュート奏者、ヤコブ・リンドベルイは、ルネサンスとバロックを中心とするリュート音楽の分野で今日、もっとも幅広いレパートリーをもち、深い知性に支えられた情感豊かな音楽が高い評価を獲得、人気を集めてきました。ブリテンの「ジョン・ダウランドによる夜の曲」をリュートで演奏した『夜の曲−ダウランドからブリテンまで』(BISSA2082)につづくアルバム。「ロジー伯爵」として知られるヤン・アントニーン・ロジーの作品から4つの組曲、「メヌエット」「シャコンヌ」が演奏されます。
「ロージンタール伯爵」ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650-1721)(ヨハン・アントン・ロジー・フォン・ロージンタール)は、ボヘミアの貴族の家に生まれました。幼少のころアカツィウス・カジミル・ヒュルゼからリュートを教わり、興味が芽生えたと言われます。プラハのシャルル・フェルディナント大学で哲学を専攻。博士号を取得した後、ヨーロッパを旅して回りました。ロジーは、フランスとイタリアのリュート音楽を研究、ボヘミアでもっとも優れたリュート奏者、作曲家として名を馳せました。彼はドイツのリュート奏者ヴァイスにも影響を与えたと言われます。1721年にロジーがプラハで亡くなった後、ヴァイスは「ロジー伯爵の死を悼むトンボー」を書き、彼を追悼しています。リンドベリが『ヴァイス−リュート音楽第2集』(BIS1534)で演奏した作品です。ロジーは主に、舞曲による「組曲」を作曲。フランスの「自由奔放な様式(Stylebrise)」とイタリアの「カンタービレ」のスタイルを結合した、膨大で創造性の高い作品の手稿譜が、チェコをはじめとする各国のアーカイヴで保存されています。2018年9月、ノルテリエのレンナ教会リンドベリは、バロック期ドイツとフランスの音楽を演奏した『シクストゥス・ラウヴォルフのリュート』(BISSA2265)と同じ、1590年頃にアウグスブルクで製作された7コースあるいは8コースの楽器を弾いています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1059(1CD)
Il Sud 〜17世紀南イタリアのヴァイオリン音楽
アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656 ナポリ):Fantasia Echa para el muy reverendo Padre Falla
バルトロメオ・モンタルバーノ(1598-1651 パレルモ):Sinfonia Marescotti a due violini
Sinfonia Sghemma a violino solo / Sinfonia Bargellini a due violini
アンドレア・ファルコニエーリ:La Suave Melodia / Canciona dicha La Preciosa, echa para Don Enrico Butler / Su Gallarda
バルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Geloso a violino solo
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647 ナポリ):Toccata seconda e ligature per arpa / Canzona francesa a 4 「 per concerto di violini 」
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ(1624-1670 メッシーナ):Il Falvetti. Capriccetto Quarto a 3 / Il Mauritio. Capriccetto a Violino Solo
アンドレア・ファルコニエーリ:Canzona a tre
ジョヴァンニ・アントニオ・レオーニ(1588-1670 ローマ):Sonata XXX Terzo tono
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Marquetta
ベルナルド・ストラーチェ(1637-1707 メッシーナ):Balletto, per clavicembalo
ジョヴァンニ・アントニオ・レオーニ:Sonata nona Secondo tono
バルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Fiumicello a due violini
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Catalano. Capriccetto a Violino Solo
作曲者不詳(17世紀):Ballo a tre
アスカニオ・マヨーネ(1565-1627 ナポリ):Toccata seconda
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Raimondo. Capriccetto a Violino Solo
EXIT
[エマヌエル・レスケ=カゼルタ(Vn、指)
パトリツィオ・ゲルモネ(Vn)
ベランジェール・サーディン(トリプルハープ)
マティルデ・ヴィアッレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ディエゴ・フェルナンデス・ロドリゲス(オルガン、チェンバロ)]

録音:2018年6月23-26日
ヴァイオリンの歴史は16世紀の発祥から17・18世紀の趨勢、ストラディヴァリの登場など、主に北イタリアが中心でした。しかし南イタリアでもヴァ イオリン音楽は早くから盛んに書かれており、ここに収録された作品はどれも自由なファンタジーと魅力的な独創性が感じられる良作ばかり。レザール・ フロリサンのヴァイオリン奏者としても活躍しているエマヌエル・レスケ=カゼルタの演奏でお楽しみください。

Drama Musica
DRAMA-002(1CD)
ジュリアーニ/ソル:声楽とギターのための作品集
ジュリアーニ(1781-1829):6つのアリエッタ Op.95
ソル(1778-1839):瞑想曲
 2の練習曲 Op.29-第17番ハ長調
 12のセギディーリャより
第1番/第2番/第7番/第9番/第11番/第12番
ジュリアーニ:大序曲 Op.61
 6つのカヴァティーナ Op.39
ガブリエラ・ディ・ラッチオ(S)
ジェームズ・エイカーズ(G)
アルバム・タイトルの「OMBRE AMENE」とは「良い感じの色合い」と言った意味。このアルバムでは声とギターが織 りなす美しい響きが追求されており、ソプラノのガブリエラ・ディ・ラッチオとギタリスト、ジェームズ・エイカーズはこのアル バムのために18世紀の作曲家ソルとジュリアーニの作品を選択しています。18世紀までは酒場などで演奏される大 衆的な楽器であったギターを、一躍コンサートのための芸術的な楽器に高めたスペインの作曲家フェルナンド・ソル と、同じ頃にイタリアで活躍したギタリスト、マウロ・ジュリアーニ。この2人は、主としてギターのための曲を書きました が、同時に歌の伴奏にもギターを用いています。これらの曲はあまり知られていませんが、ベートーヴェンが「ミニチュ ア・オーケストラ」と称したギターの音色と精緻な歌は、タイトル通りの心地良い響きをもたらしています。

ARCANA
A-470(1CD)
ステファノ・ベルナルディ(1577-1637):6声の『死者のためのミサ』
シンフォニア 第3番
「主よ、御身へ我が魂をあげん」
シンフォニア 第4番
4声の連祷
シンフォニア 第2番
「深き淵より我汝に呼びかけん、主よ」
ヴォーチェス・スアヴェス【 リア・アンドレス、クリティナ・ボネル、ミリヤム・ヴェルンリ (S)
ヤン・トーマー、ハビエル・ロブレダーノ・カブレラ (C.T)
パオロ・ボルゴノーヴォ、ラファエル・ヘーン、フロリアン・クラマー (T)
トビアス・ヴィツキー (Br)
ダヴィデ・ベネッティ (Bs)
オリ・アムラン (テオルボ)】

コンチェルト・シロッコ【ステファノ・ロッシ (Vn)
朝吹 園子 (ヴァイオリン、ヴィオラ)
ピエトロ・モデスティ (木管コルネット)
スザンナ・デフェンディ (アルト・サックバット)
キャサリン・モトゥズ (テナー・サックバット)
ナサニエル・ウッド (テナー・サックバット、バス・サックバット)
ジュリア・ジェニーニ (テナー・ダルシアン、バス・ダルシアン)
ルカ・バンディーニ (ヴィオローネ)
ミケーレ・ヴァネッリ (Org)】

ピッチ a'=465 Hz 1/4コンマ ミーントーン
録音:2019年2月6-9日
聖マルティン教会、ラインフェルデン(スイス)
ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂で聖歌隊の楽長を務めたジョヴァンニ・クローチェの作品集(A439)に続き、ヴォーチェス・スアヴェスとコンチェル ト・シロッコが私たちを誘うのはザルツブルク。モンテヴェルディ:と同時代にこの地で活躍した、ヴェローナ出身のステファノ・ベルナルディの作品集 です。1628年から34年までの間、彼は新しく建造されたザルツブルク大聖堂の初めての聖歌隊楽長を務め、そのキャリアのピークを迎えてい ました。彼は特にここに収められたような多声声楽作品と器楽作品の発展の中で、イタリアの新しいスタイルをザルツブルクに根付かせることに 大きく貢献し、現在ではこの地の音楽の祖と見なされています。彼の音楽の高い水準を示す証として、今日までザルツブルク大聖堂のアーカ イヴに残されている素晴らしい『レクイエム』を挙げることが出来るでしょう。とりわけ強く印象に残るのは「続唱」のパートで、ここには有名なグレ ゴリオ聖歌「怒りの日」が引用されています。このベルナルディの『レクイエム』とモテットは世界初録音となります。 収録作品のうちシンフォニアは器楽合奏によるものですが、全ての声楽作品においても、オルガンのほかサックバットを中心とした合奏が鳴り響 き、同時代のヴェネツィア楽派を連想する壮麗な音楽を堪能することができます。モーツァルトより一世紀半前、ビーバーが着任する前のザル ツブルクでいかにイタリア流儀の音楽が根づいていったか、この貴重な録音で明らかになるでしょう。ヴォーチェス・スアーヴェス&コンチェルト・シ ロッコは古楽復興の一大拠点バーゼルで学んだ俊才が集う実力派古楽グループ。近年急速に欧州で注目を集めつつある名団体で、日欧 での活躍が目立つ朝吹園子氏の参加も心強いところです。
ARCANA
A-116(1CD)
NX-A11
古楽器のための現代音楽
ジョスリン・モーロック(1969-):Revenant 再来 (2002)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
ハンス=マルティン・リンデ(1930-):Anspielungen ほのめかし (1998)〜トラヴェルソのための
ジャクリーヌ・フォンテイン(1930-):La Fenetre Ouverte 開かれた窓 (1996)〜トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
タノス・ポリメネアス・リオンティリス(1981-):Sun Bleached 陽光に浄められて (2018)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコード、エレクトロニクスのための
ユッカ・ティエンスー(1948-):Tiet/Lots 過程 (2003)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
エウローパ・リトロヴァータ
マッテオ・ジェモロ(トラヴェルソ)
パトリツィオ・ジェルモーネ(バロック・ヴァイオリン)
ミロン・アンドレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リサ・コクヴェンダ・シュヴァイガー(ハープシコード)
タノス・ポリメネアス・リオンティリス(エレクトロニクス)

録音:2018年9月20-22日 ザヴェンテム芸術大学、ベルギー
全て世界初録音
古楽器ならではの音色にイマジネーションを掻き立てられる作曲家は多く、クラシカルな作品に囚われない演奏も近年は増えています。エウ ローパ・リトロヴァータはそういった、同時代の作曲家たちとのコラボレートで古楽器を演奏するブリュッセルのグループ。彼らの活動の先駆けとも いえるフィンランドのハープシコード奏者ティエンスーの作品をはじめ、フルートとリコーダーの巨匠リンデの作品、カナダのモーロック、ベルギーの フォンテインといった女流作曲家、ギリシャの若手リオンティリスなどによる多彩な作品を収録しています。 トラヴェルソ(バロック・フルート)の重音やフラッタータンギング、ハープシコードの内部奏法や肘弾き、ガンバのフラジオレットやボディパーカッショ ン、コル・レーニョなど特殊奏法のほか、効果的な反響音なども駆使したサウンドはたいへん面白く、いずれも前衛作品ながら非常に興味深く 聴くことが出来ます。

CD ACCORD
ACD-255(1CD)
NX-C01
カール・ヘークフ(1707-1773):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(SLUB Mus.2976-R-5)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調(SLUB Mus.2976-R-1)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調(SLUB Mus.2976-R-4)
ヴァイオリン・ソナタ ホ長調(SLUB Mus.2976-R-3)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(SLUB Mus.2976-R-2)
ミコワイ・ズゴウカ(Vn)
ヤロスワフ・ティエル(Vc)
アレクサンドラ・ルポチンスカ(Cemb)

録音:2019年1月28-31日
世界初録音
18世紀ドイツのヴァイオリニスト、カール・ヘークフのヴァイオリン・ソナタ集。もともとは軍楽隊のオーボエ奏者として活躍し、連 隊の一員としてポーランドに赴いた際、ワルシャワの知事の目に留まり、知事のお抱えの音楽家となりました。この地ではヴァ イオリンとホルンを演奏、その後フランツ・ベンダの推薦によりツェルプストの音楽監督に就任。優れたヴァイオリン奏者、教師 として名を馳せ、最終的には「ドイツにおけるヴァイオリン演奏法の創始者の一人」として讃えられるようになった人です。この アルバムには彼の技術の粋を極めたソナタを収録。どの曲もバロック盛期の特徴を備えており、最初と最後のソナタは調性 も冒頭の旋律もほとんど同じですが、装飾の違いや、少しずつ違う曲に発展していくところはヘークフの創意工夫の表れと言 えるでしょう。
CD ACCORD
ACD-248(1CD)
NX-C07
マルチン・ミエルチェフスキ(1600頃-1651):声楽と室内楽作品集
ミサ・トリウムファリス:キリエ
ミサ・トリウムファリス:グローリア
2声のカンツォーナ 第2番
主日のための晩課:主は言われた
主日のための晩課:ほめたたえよ、神のしもべたちよ
Credidi クレディーディ
われ喜びに満てり
主が建てたもうのでなければ
イェルサレムよ、主を讃めたたえよ
主日のための晩課:マニフィカト
3声のカンツォーナ 第2番
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロック・アンサンブル

録音:2017年4月24-27日
ポーランドの知られざるバロック作品を積極的にリリースするアンジェイ・コセンジャク。今回のアルバムは、第1集(ACD- 227)が好評を博したミエルチェフスキの声楽作品集。ミエルチェフスキの生年や幼い頃の状況はわかっていませんが、1638 年からワルシャワ王室礼拝堂の音楽家となり、1645年には国王ヴワディスワフ4世の弟カロル・フェルディナント・ヴァザの宮 廷楽長に就任したという記録が残っています。作品の中にポーランド民謡を取り入れるなど、当時の最先端の様式を用い た作品を残しており、このアルバムでは不完全ながらも現存する「ミサ・トリウムファリス」の断片を含む、彼のいくつかの宗教 的声楽曲を聴くことができます。今作でもコセンジャクは合唱の配置に心を配り、ミエルチェフスキが求めたであろう響きを追 求しています。

仏Bel Air
BAC-171(DVD)
NX-C09
BAC-571(Bluray)
NX-C09

NYDX-50050(Bluray)
日本語解説付
歌詞対訳付
国内盤仕様
税込定価
パリの『黄金の間』〜バロック宮殿で聴くコンセール・ド・ラ・ロージュの古楽器演奏
1) 『町人貴族』より トルコ式儀礼の場面への入場行進曲(リュリ)
2) 交響曲第6番Hob.I-6「朝」より アダージョ〜アレグロ(ハイドン)
3) オラトリオ『セメレ』より 来たれ、西風よ来たれ(ヘンデル)
4) 神秘の障壁(クープラン)
5) ティク・トク・ショク(クープラン)
6) 弦楽四重奏曲 第1番ヘ短調より アレグレット(ダヴィド)
7) 人間の声〔リュート版〕(マレ)
8) 文楽風の即興演奏(酒井淳による)
9) 『優雅なインドの国々』より 平和の煙草の踊り(ラモー)
10) 弦楽四重奏曲第17番「狩」より アレグロ(モーツァルト)
11) 狩猟のファンファーレ(プラン)
12) 交響曲第8番「夕べ」より メヌエット(ハイドン)
13) オラトリオ『時と真実の勝利』より「平和の敵となる考えは」(ヘンデル)
14) 『スターバト・マーテル』(室内楽編成版)G532aより「乙女の中の乙女」(ボッケリーニ)
15) フルート協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」Op.10-3/RV428より アレグロ(ヴィヴァルディ)
16) フルート協奏曲 ヘ長調「海の嵐」Op.10-1/RV433より アレグロ(ヴィヴァルディ)
17) フルート協奏曲 ト短調「夜」Op.10-2/RV439より 眠り〜幽霊たち(ヴィヴァルディ)
18) 『エジプトのジューリオ・チェーザレ』より 「嵐のなか、砕けた木片は」(ヘンデル)
19) 『テ・デウム』H 146より トランペットによる前奏(シャルパンティエ)
20) 『町人貴族』よりトルコ式儀礼の場面への入場行進曲(リュリ)
コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(指揮&ヴァイオリン独奏)
タミ・クラウシュ(Fl)
ジュスタン・テイラー(Cemb)
トーマス・ダンフォード(テオルボ)
ジョディ・デヴォス(ソプラノ独唱)
カンビーニQ【ジュリアン・ショーヴァン〔vn1〕、カリーヌ・クロクノワ〔vn2〕、 ピエール=エリック・ニミロヴィチ〔va〕、酒井淳〔vc〕】

映像監督:アンディ・ゾマー
収録:2018年6月(ライヴ&セッション)
フランス銀行「黄金の間」、パリ
ブックレット:豪華版40ページ(DVD)
36ページ(Blu-ray)
収録時間:77分
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層
(DVD、Blu-ray)
Full HD(Blu-ray)
音声:PCM 2.0, Dolby Digital 5.1(DVD)
PCM 2.0, DTS HD Master Audio
5.1(Blu-ray)
パリの只中、コンコルド広場にほど近い18世紀の宮殿。ルイ14世の治世末期にトゥールーズ伯の別邸として使われていたこの宮殿はナポレオン時代以降、現在にいたるま でフランス銀行の所有になっていますが、その「黄金の間」はグイード・レーニやピエトロ・ダ・コルトーナなど、西洋絵画史を語るうえでは欠かせないバロック大画家たちの傑作を あざやかな内装に組み込んだ、訪れる者を陶然とさせずにはおかない豪奢な内装が魅力。フランス古楽シーン最前線をゆく名手が揃うコンセール・ド・ラ・ロージュをこの大広 間に招いての演奏会ライヴとその音楽を堪能しながら、細部に至るまで洗練された美を誇る宮殿内をじっくり鑑賞できる映像作品が登場します。 演奏曲目には、この宮殿がアクティヴな社交の場として機能したであろうバロック〜ロココ期のフランスで、とくに愛されていた内外の作曲家の名曲を中心に厳選。コンセール・ ド・ラ・ロージュのメンバーで構成されているカンビーニ四重奏団(チェロは昨今クリストフ・ルセとの来日公演も大好評だった酒井淳)もモーツァルト、ボッケリーニなどの逸品で味 わい豊かな演奏を聴かせ、欧州で古楽シーンのみならず歌劇界でも急速に注目を集めているジョディ・デヴォスの独唱も精妙。ハイドン作品は独奏パートが多く、18世紀そ のままの内装をバックにした各パートの古楽器演奏を細部まで楽しめるショットが続々です。フランスの音楽映像監督として広範な活躍をみせてきたアンディ・ゾマーの視点は みごとなもので、古楽器演奏の粋をきわめた解釈を存分に味わいながら18世紀フランスへタイムスリップできる、夢のような一作に仕上がっています。

Resonus
RES-10252(1CD)
NX-B05
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲集
協奏曲イ短調 QV5:236
協奏曲ヘ長調 QV5:162
協奏曲ト長調 QV5:178
協奏曲ホ短調 QV5:116
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレッグ・ディクマンス(バロック・フルート)
ルチンダ・ムーン(バロック・ヴァイオリン1)
ナタリア・ハーヴェイ(バロック・ヴァイオリン2)
クリスティアン・リード(Va)
ジョセフィーネ・ヴァインズ(Vc)
ルース・ウィルキンソン(ヴィオローネ)
サマンサ・コーエン(テオルボ)

録音:2018年終盤-2019年初旬
これまでのボワモルティエやテレマン作品で高い評価を得た「エリジウム・アンサンブル」。 アンサンブルの主宰者であるフルート奏者グレッグ・ディクマンスが独奏を務めるクヴァンツの協奏曲集の登場です。クヴァン ツはプロイセンのフリードリヒ大王のフルート教師として名声を獲得し、膨大な数のフルート協奏曲を作曲、そのほとんどがフ リードリヒ大王の宮廷で演奏されたという恵まれた存在でした。また1752年に出版した教則本「フルート奏法の試論」は 後世に大きな影響を与えました。このアルバムではディクマンスと、ヴァイオリンのルチンダ・ムーンがイニシアティヴを執り、ク ヴァンツの工芸細工のような作品に新たな命を吹き込んでいます。

CD ACCORD
ACD-256(2CD)
NX-D11
ボノンチーニ(1677-1726):オラトリオ「洗礼者ヨハネの斬首」 聖ジョヴァンニ・バッティスタ(ヨハネ)…エヴァ・マルシニク(A)
エロディアーデ…ボジェナ・ブイニツカ(S)
サロメ…アルドーナ・バルトニク(S)
エローデ…ヤロミール・ノセク(Bs)
天使…ヨアンナ・ドブラコフスカ(Ms)
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロックO

録音:2018年1月22-24日
ポーランドを代表する古楽系指揮者コセンジャクによるイタリア・バロック期の作曲家アントニオ・マリア・ボノンチーニのオラトリ オ。父も兄も音楽家であり、若い頃から優れたチェリストとして名を馳せたボノンチーニは、ウィーンの宮廷に仕えカール大公 の宮廷楽長を務めるなど、多彩な活躍をしたことで知られています。このオラトリオ「洗礼者ヨハネの斬首」は1709年の四 旬節に皇帝ヨーゼフ1世の礼拝堂で初演された作品で、当時のウィーンの歌手と器楽奏者たちの持つ高いレベルを意識し た技巧的な作風に拠っています。聖書に基づく有名な場面が描かれており、ボノンチーニは各場面で女声を上手く用いる ことで、エローデとサロメの二重唱などに極めて官能的な音楽を与えています。

Chateau de Versailles Spectacles
VS-023(1CD)
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.2 〜 ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1681-1738):オルガン作品集 Vol.1〜マニフィカト、ノエルとその他のオルガン小品集
1-5.マニフィカト 第1番ニ短調
6.中音域に三度管 イ長調
7.ミュゼット ト長調
8-13.マニフィカト 第2番ト短調
14.「クリスマスがやってくる」
15.「ヨゼフよ、よく聞け」
16.「さて、マリアがわれらに言うには」
17.カリヨン、あるいは鐘
18-24.マニフィカト 第8番ト長調
25.半音階的フーガ
26.フーガ 「めでたし、星の海」
27-32.マニフィカト 第3番
33.復活祭のためのオフェルトリウム「主の息子ら、娘らよ」
ジャン=バティスト・ロバン(Org)

録音:2019年6月8-11日 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
1710年に完成したヴェルサイユ王室礼拝堂の大オルガン。1721年、その公式オルガニストの一人に任命されたジャン=フランソワ・ダンド リューによる、主に宗教的題材に基づく作品集。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガンも1995年に は可能な限り建造当時の形へと復元され、ここではダンドリュー自身が想定したであろう響きでそのノエル(クリスマスの俗謡にもとづくオルガン 曲)やマニフィカトなどを楽しむことができます。チェンバロ独奏曲以外はめったに演奏されないダンドリューの、オルガニストとしての本領を知るこ とができる貴重な企画です。 ここでオルガンを奏でるロバンは1976年生まれのフランス人。NAXOSにもオルガニストとしてクープランの作品集(8.557741)を録音している ほか、作曲家として残したアルバム(8.570892)も高く評価された多才なアーティストです。ここでもダンドリューの意図と楽器の特性を深く理 解し、たいへん聴き応えのある演奏を聴かせてくれています。
Chateau de Versailles Spectacles
CVS-025(1CD)
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.3『ヴェルサイユのバロック・クリスマス』
ピエール・ダンドリュー(1664-1733):家畜にえさを与えよ
クロード・バルバストル(1724-1799):陽気な羊飼いはいずこへ行くのか
 :ヨゼフはよい妻をめとり
 さて、マリアがわれらに言うには
ジャン・フランソワ・ダンドリュー(1681-1738):果てしない願いを擁く者たちよ
ルイ・クロード・ダカン(1694-1772):救い主イエス・キリストよ
 幼い娘
クロード・バルバストル:クリスマスがやってくる
ミシェル・コレット(1707-1795):シャトルの市民たちはみな
ルイ・クロード・ダカン:アダムはあわれな男でした
ガエタン・ジャリ(Org、指)
ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年少女cho

録音:2019年6月23-25日 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
1679年、ヴェルサイユ宮殿内の新しい王室礼拝堂に据えるため、ルイ14世の命により建造が計画された大オルガン。しかし礼拝堂そのもの の建築の遅れや中断、計画の変更に伴いオルガンの様式も変更を余儀なくされ、遅れに遅れて1710年に落成し、フランソワ・クープランの 演奏でお披露目がなされました。このオルガンはその後、二度の大改修を含む度々の改修と修復が行われ当初の姿からはだいぶ変わってし まっていましたが、1989年に一旦取り外されたのち、1994年から95年にかけて可能な限り1710年の状態に戻す修復が行われています。 このアルバムは、そんなヴェルサイユ宮殿のかつての王室礼拝堂にあるオルガンの魅力をフルに伝えようという企画の第3弾。今回は器楽のみ ならず声楽陣も含めた古楽合奏団マルグリット・ルイーズを主宰するガエタン・ジャリによるオルガン演奏と、高い歌唱技術に支えられた美しさ と素朴な明るさを併せ持つ子供たちの合唱との共演により、フランス・バロックのクリスマス合唱作品を雰囲気たっぷりに味わうことができます。

Signum Classics
SIGCD-576(1CD)
イン・ノミネU
ニコ・ミューリー(b.1981):スロウ(5声のイン・ノミネ)
ロバート・パーソンズ(1535−1572):7声のイン・ノミネW、7声のイン・ノミネX
ジョン・ブル(c.1562−1628):11/4のイン・ノミネ
ジョン・ボールドウィン(1560−1615):プロポーションズ・トゥ・ザ・ミニム、
 アポン・イン・ノミネ 1592、
 イン・ノミネ 1606
アルフォンソ・フェッラボスコU世(1575−1628):6声のイン・ノミネ第1番、
 6声のイン・ノミネ第2番、
 イン・ノミネ〜全声部を通して
ギャヴィン・ブライアーズ(b.1943):イン・ノミネ
ジョン・ウォード(c.1589−1638):5声のイン・ノミネ
クリストファー・タイ(1505−c.1573):レポルテ、
 ハウルド・ファスト、レ・ラ・レ
パーセル(1659−1695):7声のイン・ノミネ Z.747
フレットワーク

録音:2017年5月15日−16日、2018年6月15日−16日、聖マグダラのマリア教会(シェボーン、グロスタシャー)
森川麻子やリチャード・ブースビーらの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設された世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」。
1987年、フレットワークの記念すべき最初にリリースされたアルバムとなった「イン・ノミネ」(Amon Ra / CDSAR 29)から30年以上を経てついに実現した「イン・ノミネ」集の第2巻が登場。
第1巻ではトマス・タリスのコンソート・ミュージック全集に加え、タイ、コーニッシュ、ボールドウィン、ブル、バード、タヴァナーら16世紀イギリスでウィオール・コンソートのために書かれた「イン・ノミネ」を収集。今作では、前作を補完する形で、パーソンズ、ブル、ボールドウィン、タイ、ウォードら16世紀の作曲家を中心に、17世紀のパーセルを1曲、現代の作曲家からイギリスのギャヴィン・ブライアーズとアメリカのニコ・ミューリーを加えて、時代を超えた「イン・ノミネ」の魅力とその発展を描いています。

Hyperion
CDA-68304(1CD)
へリンク:ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」&ルピ:テ・デウム
ルプス・ヘリンク(1493/4−1541):ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」
ヨハネス・ルピ(c.1506−1539):ようこそ, 最も名高き乙女、
 あなたはなんと美しく、
 ほめたたえよ, イスラエルの神である主を、
 テ・デウム
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指)

録音:2019年1月24日−26日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルが歩む次なるフランドルの旅はルプス・ヘリンク(1493/4−1541)のミサ曲と、ヨハネス・ルピ(c.1506−1539)のテ・デウム&モテット集。
どちらも16世紀前半のフランドルの作曲家&聖職者で、ルプス・ヘリンクはブルージュのノートル・ダム教会や聖ドナース教会で楽長を務め、ヨハネス・ルピはカンブレ大聖堂で少年聖歌隊長や司祭を務めています。
ミサ曲の分野において大きな貢献を果たしたヘリンクの現存する13曲のミサ曲の中から「良き牧者が蘇りたまいぬ(ミサ・スレクシト・パストル・ボヌス)」を、33年の短い生涯で2つのミサ曲、30以上のモテット、約25のフランス語のシャンソンを残しているルピの作品からは、3曲のモテットとテ・デウム(われら神であるあなたを讃えん)を収録

Linn
CKD-589(1CD)
NX-B09
スヴェーリンク(1562〜1621):チェンバロのための作品集〜ファンタジー、トッカータと変奏曲
プレルディウム=トッカータ〔21〕
4声のファンタジア〔5〕
パドゥアーナ・ラクリメ(涙のパヴァーヌ)〔66〕
第1旋法によるトッカータ〔20〕
4声の半音階的ファンタジア〔1〕
トッカータ〔30〕
わたしが見たのはマルス神か〔58〕
第2旋法によるトッカータ〔24〕
ファンタジア〔3〕
わが青春はすでに過ぎ去り〔60〕
ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラの調べを4声で〔6〕
〔 〕内の数字はマックス・ザイフェルトの校訂譜における整理番号
リチャード・エガー(Cemb)
使用楽器:アントウェルペンのリュッケルス工房1638年モデルにもとづく
アムステルダムのジョエル・カッツマンによる再現複製楽器
ピッチa’=393Hz 1/4コンマ・ミーントーン調律

録音:2018年1月11〜12日メノー派教会(Doopsgezinde Gemeente)、ハールレム、オランダ
リコーダー作曲家ヤーコプ・ファン・エイクとともに、オランダ17世紀初頭を代表する作曲家のひとりスヴェーリンク。生前はアムステルダム旧教 会のオルガン奏者として活躍、後続世代のシャイデマンやJ.プレトリウス、シャイトらをはじめとする数多くのすぐれた門弟を育て、結果的に北 ドイツのオルガン芸術の発展に大きく寄与したその功績は、数世代後の大バッハにまで影響をおよぼしました。イタリアの同時代人フレスコバ ルディと同様、彼もまたオルガンだけでなくチェンバロで演奏するにふさわしい作品を数多く残していますが、今日では諸外国の写本にある一 部の作品を別にすれば、まとめて聴く機会は必ずしも多いとは言えません。 創設者ホグウッドの後を受け、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックの音楽監督として活躍するかたわら、チェンバロ&オルガン奏者として も17〜18世紀のすぐれた大家たちの作品を数多く録音してきたリチャード・エガーが、ここに満を持してスヴェーリンクの鍵盤作品集をチェン バロで録音したのは、実に歓迎すべきことと言えるでしょう。使用楽器はスヴェーリンクの生前のオランダ語圏で最も重要な鍵盤楽器製作家 だったリュッケルス(ルッカース)工房のモデル。世界中の名手からの信頼もあついオランダのアメリカ人カッツマンによる精巧な再現複製楽器 で、エガーの周到な解釈を通じて甦る「当時の響き」は、オランダ黄金時代の室内風俗画の世界そのものと言ってよいでしょう。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-016(1CD)
トン・コープマン、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガンを弾く
1-7)クレランボー:第1旋法による組曲 〜『第1オルガン曲集』より
1) グラン・プラン・ジュ
2) フーガ
3) デュオ
4) トリオ
5) 低音部と高音部でトロンペット管またはコルネ管、対話形式
6) クロモルヌ管とコルネ管のレシ、対話形式
7) グラン・ジュによる対話
8)ダカン:スイスのノエル
9-11)L.クープラン:三つのオルガン作品
9) ファンタジア
10) デュオ
11) ファンタジア
12)ダカン:異国のノエル
13)F.クープラン:聖体奉挙:中音域で三度管 〜『修道院のミサ』より
14)ダカン:降誕節の到来〔ノエル〕
15)バッハ:われ汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV 639
16-22)クレランボー:第2旋法による組曲 〜『第2オルガン曲集』より
16) プラン・ジュ
17) デュオ
18) トリオ
19) 低音部でクロモルヌ管
20) フリュート管を使って
21) ナザル管のレシ
22) グラン・ジュによるカプリース
トン・コープマン(Org)
使用楽器:ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン
手鍵盤4段+足鍵盤/a’=415Hz
ロベール・クリコ1710年建造
(ジャン=ルー・ボワソー、ベルトラン・カティオー1994年復元)

録音:2019年5月19〜23日、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
ヴェルサイユ宮殿という歴史的建造物にある芸術的遺産は数知れず存在しますが、なかでも注目に値するのが旧体制時代にフランス王室 が宗教儀式に使っていた礼拝堂のオルガン。ロベール・クリコとその一族によって調えられてきたこの楽器は19世紀以降、カヴァイエ=コルや ゴンザレーといった近代の名建造家たちによってロマン派型に改築されてきましたが、1994〜95年に設置時のフランス古典型に復元されて います。ロマン派型のオルガンにも確かな歴史的存在意義があり、その状態で残されている楽器も多いフランスにあって、クリコが王室のため に手がけた楽器の響きを味わえるのはきわめて貴重なことです。 そんな近年の修復をへて、300年前の人々が聴いた音響を取り戻したヴェルサイユ王室礼拝堂の楽器を用いて、すでに巨匠の風格さえ漂 う名手トン・コープマンが、まさにバロック期当時のフランス音楽を厳選して演奏したアルバムが登場します。調律はパリ・ノートルダム大聖堂が 火災に見舞われる少し前、その歴史的オルガンも調整した関口格氏。1710年にこの楽器の落成記念演奏を手がけたフランソワ・クープラ ンの作品をはじめ、クレランボーの二つの組曲やルイ・クープランの稀少な小品など、豊かな経験を経た「今のコープマン」がみせる闊達にして 精妙な解釈で、みずみずしく甦るフランス音楽をお楽しみください。

H.M.F
HAF-8905307(2CD)
ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集第1巻&第2巻
[CD1]第1巻(フェッラーラ、1594年)
[CD2]第2巻(フェッラーラ、1594年)
ポール・アグニュー(指)
レザール・フロリサン

録音:2019年6月
2019年10月に来日したばかりのクリスティ率いるレザール・フロリサン(1979年結成)。そのやわらかな表現と、合唱の歌唱力の高さに聴衆は圧 倒的な感動をおぼえました。待望の新譜は、レザール・フロリサンの共同指揮者、ポール・アグニューによる、ジェズアルドです。半音階の多用、強烈な 不協和音など、その作品は今なお私達の耳に鮮烈に響きます。また、編成も、モンテヴェルディ:がSSATB(ソプラノ2、アルト、テノール、バス)という 5声なのにたいし、ジェズアルドはSATTB、あるいはSSATB、さらにSAATBなど、とその編成も様々。特にテノールが2声である編成の作品では、テノー ルが中心的な役割をしているのもポイントで、ジェズアルドが変幻自在に内容によって楽想を変えていることがうかがえます。ここではレザール・フロリサ ンの面々が、それぞれの作品の言葉と音、両方を美しくかつ刺激的に響かせています。レザール・フロリサンでは、今後、クリスティとアグニューによる 演奏は半々の予定とのこと。それぞれの指揮による新譜も今後も予定されているとのことで、ますます注目です。 (Ki)

Tactus
TC-720701(1CD)
ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 L.2767/ソナタ ニ長調 GIMO.142/ソナタ ニ長調 L.2768/ソナタ ニ長調 L.2082/ソナタ ト長調 GIMO.145
セルジオ・ジジョッティ(ナポリ・バロック・マンドリン)、
インチョルディス・アンサンブル
Tactus
TC-720702(1CD)
ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 Gimo.141-L.2767/ソナタ ニ長調 L.2768/ソナタ ニ長調 ms.2082/ソナタ ト長調 GIMO.145-146/ソナタニ長調 Gimo.142-143
マルコ・ジャチントゥッチ(バロック・マンドリン)、
ワルテル・ダルカンジェロ(ハープシコード)

録音:2017年7月、イタリア
マンドリンの研究と改善を行い、ヨーロッパ中にこの楽器を広めた18世紀ナポリの音楽家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ジェルヴァシオのマンドリンと通奏低音のためのソナタ集。
ジェルヴァシオの現存するすべてのソナタを収録したというTactusならではの録音が、バロック・マンドリンによる2種類の演奏で別々に登場。片方はマンドリン、アーチリュート&テオルボ&バロック・ギター、クラヴィチェンバロ&オルガン、チェロ、ヴィオローネによるアンサンブル編成、もう片方はマンドリンとハープシコードというデュオ編成で、同じ曲を別々のサウンドで楽しめます。

DUX
DUX-1564(1CD)
アーベル:マルツァーン・コレクションからのソナタ集
ソナタ ト短調 A2:72/ソナタ ニ長調 A2:75
ソナタ ト短調 A2: 56A/ソナタ ト長調 A268A
ソナタ イ短調 A2: 57A/ソナタ ニ長調 A2:50
クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アンナ・フィルルス(ハープシコード、フォルテピアノ)、
トマシュ・ポクジヴィンスキ(バロックVc)

録音:2018年10月&11月、カトヴィツェ
ヴィラ・ダ・ガンバ奏者、コントラバス奏者の二刀流で活躍を続けるヴィットリオ・ギエルミ門下のポーランドの実力派ガンビスト、クシシュトフ・フィルルス。ポーランドの古楽オーケストラ {oh!} や、カトヴィツェのポーランドRSOなど、モダン、ピリオドの両シーンで活躍すると同時に、カトヴィツェとクラクフの音楽大学で教鞭を執り、後進の育成にもあたっています。今回収録されたアーベルの6曲のソナタは、最近発見されポーランドの音楽学者ソニア・ヴロンコフスカが公開したマニュスクリプト、「マルツァーン・コレクション」に収められていた作品で録音も貴重です。

Signum Classics
SIGCD-602(1CD)
ゴッドファザー〜ドイツ&イタリア・バロックの巨匠たち
テレマン:3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV.54:D3
ピゼンデル:ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 イ短調
ピゼンデル:2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 変ホ長調
バッハ:ヴァイオリン,3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 ニ長調 BWV.1045
ブレシャネッロ
:ヴァイオリン,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
ヴィヴァルディ
:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲断章 変ロ長調 RV.745
ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調 RV.158
ファッシュ:ヴァイオリン,2本のオーボエ,ファゴット,3本のトランペット,ティンパニ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 FaWV.LD3
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指,Vn)、
レイチェル・チャップリン(Ob)、
マーク・ベイジェント(Ob)、
ピーター・ウィーラン(Fg)、
サイモン・マンデイ(Tp)

録音:2019年2月11日−14日、シダーズ・ホール(ウェルズ、イギリス
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマがSignum Classicsから初登場。
C.P.E.バッハの名付け親(ゴッドファザー)であるテレマンを皮切りに、バッハ、ヴィヴァルディ、当時最高のヴァイオリニストでありテレマンやバッハ、ヴィヴァルディらが彼のために技巧的な作品を書いたというピゼンデル、ピゼンデルとテレマンの親友だったファッシュ、そしてドイツ語圏でイタリアの器楽音楽を広め、彼の協奏曲はドレスデンでピゼンデルによって演奏されたというブレシャネッロらの様々な編成の協奏曲作品を集めた、バロック時代のドイツとイタリアの偉大な巨匠たちの豊かな繋がりを感じられるプログラム。
完成した作品ばかりではなく、未完成で残されている(あるいは全曲は未発見となっている)協奏曲の断章も多数収録した、ラ・セレニッシマならではのこだわりの選曲にも注目。このアルバムに収録されているピゼンデルのイ短調協奏曲断章には師ヴィヴァルディが手を加えた痕跡があるとのことです。もちろん、レイチェル・チャップリンやピーター・ウィーラン、サイモン・マンデイら、世界一流の古楽アンサンブルで活躍する名手たちの華麗なソロも聞きものです。

CPO
CPO-555220(1SACD)
NX-C01
ヴェラチーニ:序曲と協奏曲集 第2集
序曲 第1番変ロ長調
ソナタ 第1番ト短調
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ソナタ 第5番ハ長調
序曲 第3番変ロ長調
フェデリコ・グリエルモ(Vn&指)
ラルテ・デラルコ(アンサンブル)

録音:2018年2月19-21日ガビネット・ディ・レットゥーラ、エステ
イタリア、バロック期に活躍したヴェラチーニ。奔放な性格で知られ、宮廷でのいざこざが絶えなかったなど様々な エピソードが伝えられています。しかし作品は端正で簡潔な書法に拠って書かれており、ヴェラチーニ自身が卓越 したヴァイオリニストであったため、華麗な技巧に彩られたヴァイオリン曲が数多く残されています。 このcpoのシリーズは、ヴェラチーニの「序曲と協奏曲」の全てを録音することを目的に始められており、代表作で あるヴァイオリン協奏曲を中心に序曲(シンフォニア)とトリオ・ソナタを散りばめた様々な作品が収録されていま す。この第2集では、作品番号をもたない1716年作曲の2曲の序曲、ハ長調のソナタと、1721年に書かれた 作品番号第1番からのト短調のソナタ、ヴァイオリン協奏曲を収録。祝祭的な音色を持つ序曲は、ヴァイオリン 曲よりも更に華麗であり、ラルテ・デラルコの表現豊かな演奏がヴェラチーニ作品の魅力を引き立てています。
CPO
CPO-555143(1CD)
NX-B02
ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.1-1
トリオ・ソナタ ト短調 Op.1-3
トリオ・ソナタ ハ短調 Op.1-5
トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2-2
トリオ・ソナタ ニ短調 Op.2-4
トリオ・ソナタ ハ短調 Op.2-6
エポカ・バロッカ(アンサンブル)【エヴァ・モルスバッハ(リコーダー)、アレッサンドロ・ピケ(Ob)、クラウス・ラツァール(Fg)、ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、アンドレア・ペルージ(チェンバロ・オルガン)】

録音:2017年1月26-28日
ベルギーで生まれ、イギリスで活躍したジャン=バティスト・ルイエのトリオ・ソナタ集。 若い頃にロンドンに渡り、管楽器奏者として活躍したらしいとされていますが、ベルギーにはルイエという名前の音 楽家が多数おり、その中にも「バティスト」と名乗っていた従弟がいたため、実際には詳しいことはあまりわかってい ません。ルイエ自身は「ロンドンのルイエ」と名乗り、出版譜もこの名義が用いられています。 このトリオ・ソナタは1720年代に作曲されたと推測され、当時隆盛だったギャラント方式(ポリフォニーを用いら ず、旋律を伴奏が支える書法)で書かれています。フルートもしくはリコーダーが旋律を奏で、他のパートと通奏 低音部は様々が楽器が担当し、リズミカルできめ細かい響きが創り上げられています。
CPO
CPO-555278(1CD)
NX-B10
ゴットフリート・ホミリウス(1715-1785):アドヴェントとクリスマス・カンタータ集
Siehe, der Herr kommt mit viel tausend Heiligen
見よ、主は何千人もの聖人と共に来られる 待降節第2日曜日のカンタータ HoWV II.3
Wohl dem, der nicht wandelt im Rat der Gottlosen
幸いだ、神無き人々の計らいに彷徨わぬ人は 待降節第3日曜日のカンタータ HoWV II.6
So du mit deinem Munde bekennest Jesum
汝はその口でイエスのことを告げる 待降節第4日曜日のカンタータ HoWV II.8
Merk auf, mein Herz, und sieh dorthin
心に留めて、そこを見て 降誕節第1日のカンタータ HoWV II.12
ハンナ・ヘルフトナー(S)
フランツィスア・ゴットヴァルト(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
マウロ・ボルジォーニ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2019年1月30日-2月2日ドイツ放送、室内楽ホール
世界初録音
ドイツ・バロック期の作曲家ゴットフリート・ホミリウス。バッハに師事し、1742年よりドレスデン聖母教会オル ガニストに就任。1755年から没年までドレスデン十字架教会のカントルをはじめ、ライプツィヒの3つの教会で音 楽監督を務め、数多くの教会音楽を作曲、広く尊敬を集めた人物です。このアルバムは彼による4曲の「クリス マスと待降節」のためのカンタータの世界初演を収録した1枚。既に初期の古典派のギャラント様式が見られ、 歌の扱いにもポリフォニック(対位法的)ではなく、旋律と伴奏が分かれるホモフォニックな形式が多く用いられ ています。表現の自然さや迫力も満点。独唱者たちの熱唱に加え、ヴィレンズが振るケルン・アカデミーの渋い 響きも聴きどころです。

ALPHA
ALPHA-554(1CD)
フランス・バロックのアリア集「リュリによるフランス歌劇の草創期」
リュリ:
1.歌劇『イシス』 LWV54 (1677)〜序曲
2.歌劇『ペルセー』 LWV60 (1682)〜「残酷な運命を恐れない」
3.歌劇『アルミーデ』 LWV71 (1686)〜「見れば見るほど素晴らしい所」
4.歌劇『アマディス』 LWV63 (1684)〜「暗い森は陰を濃くして」
5.歌劇『アシスとガラテ』 LWV73 (1686) 〜 「また帰るのを待って」
6.同〜リトルネッロ
「リュリの死と後継者たち」
リュリ:7.歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 LWV74 (1687)〜 「パトロクルが戦い、命を賭すのを」
8.ミゼレーレ LWV25 (1664)
パスカル・コラッス (1649-1709):歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 補筆 (1687) 〜 「残酷な苦しみのあと」
10.同〜幕間
11.同〜「ああ、よりによって愛の神は私に」-前奏曲
マラン・マレとルイス・ド・リュリ(1664-1734):12.歌劇『アルシード』 (1693)〜「わが愛の気がかり」
13.同〜「癒す術はないのだろうか」
「自由な道」
コラッス:14.歌劇『テティスとペレ』 (1689)〜「神よ、このみごとな神殿を前にして」
15.歌劇『エネとラヴィニー』 (1690)〜「快い合奏が聴こえる」
アンリ・デマレ (1661-1741):16.歌劇『ディドン』 (1693)〜「あわれな私はどうすればよいのか」
17.同〜「太陽の勝利」(器楽合奏)
シャルパンティエ
18.歌劇『メデ』 H.491 (1693)〜「むしろ愛されていなければよかったのに」
19.同〜アルゴス人のための第2のエール-サラバンド
「歌手デュメニの活躍は終わる」
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
20.歌劇『セファールとプロクリス』 (1694) 〜 「愛神よ、おまえの残酷な掟のもとで」
デマレ
21.歌劇『テアジェーヌとシャリクレ』 (1695) 〜 「私の力は道を譲る」
22.バレエ『モミュスの恋人たち』 (1695) 〜 「魅力的な場所、静かな隠れ家」
シャルル=ユベール・ガルヴァ (1671-1744):
23.歌劇『メデュース』 (1697)-エール、サラバンド、メヌエ
デマレ
24.歌劇『雅びな祝祭(フェート・ギャラント)』 (1698)
〜 「心からそれを望んでいます」
25.歌劇『シルセ』 (1694)
〜 「眠り(ああ!眠りのなんと魅力的なことか)」
アンドレ・カルディナル・デトゥーシュ(1672-1749):
26.歌劇『ギリシャのアマディス』 (1699)
~ 「ああ!何も和らげはしない」
アンドレ・カンプラ(1660-1744):
27.歌劇『優雅なヨーロッパ』 (1697)〜「眠り(毎晩の眠り」
ア・ノクテ・テンポリス
レイナ
ウト・ファン・メヘレン(オートコントル、指揮)
録音:2018年8月、聖アウグスティヌス音楽センター・ベルギー、アントウェルペン
フランスのバロック期に活躍した、裏声は使わない高音域のテノールをオートコントルといいます。17世紀の中盤、既に歴史に名を残したオー トコントルは存在しましたが、その生涯のうちに名を馳せたということでは、ルイ・ゴーラル・デュメニ(またはデュメニル)が最初の重要なオートコン トルと言えるでしょう。リュリが見出した時、彼はなんと料理人でした。1677年にデビューした頃には、彼の演技と声の力強さを誰もが称賛 し、音楽の全てを吸収して益々磨きをかけてゆくその耳の良さに驚かされたといいます。 数世紀を経た現代、バロックのスター・テノールであるレイナウト・ファン・メヘレンは、リュリ、ラモー、グルックが生きた各時代に活躍した、オート コントルを讃えるアルバム三部作を企画、こちらはその第一弾です。リュリはもちろん、マレやシャルパンティエなど、デュメニの輝かしい経歴を 彩った作品の数々を、生き生きとした快演で収めています。
ALPHA
ALPHA-552(2CD)
NX-C05
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り クレール・ルフィリアトル (S)
フィオーナ・マゴーン (Ms)
ユジェニー・ド・メ、アクセル・ヴェルネ (以上、アルト)
フランシスコ・マニャリッチ、セバスティアン・オブレクト、
ピエール=アントワーヌ・ショミアン、エドゥアルト・モンジャネル (以上、テノール)
アルノー・リシャール、ルノー・ブレス (以上、バス)
ラ・タンペート (古楽器使用)
シモン=ピエール・ベスティオン(指)

録音:2018年11月、レバノンの聖母聖堂、パリ
ベスティオンはこう語ります「私はこの有名な『晩祷』を、異教徒との親密で神聖な繋がりを伴う呪術的な儀式と捉えました。子供の頃聖歌 隊で歌っていた時に、晩夏から秋にかけての強い光が修道院にずっと差し込んで来るのをみて、私はそんなことを強く感じるという経験をしたの です」。ラ・タンペートの主宰者たる彼は、この録音のために、特に管弦楽の構成に関して特別な選択をしました。さまざまに異なる文化背景 を持つ楽器、例えばセルパンとキタローネ、2台のトリプル・ハープなどを加え、編成を充実させたのです。さらには曲の合間に17世紀の写本 から取られた作者不明のファルソボルドーネ(重唱唱法)による聖歌を挿入しています。この録音はそうしたものによって、一般に知られる姿と は大きく異なる色彩を帯びたモンテヴェルディ:の『晩祷』となりました。それらはコルシカ島、サルデーニャ島やジョージア(グルジア)などのポリフォ ニーの影響を強く受けています。

RICERCAR
RIC-408(5CD)
NX-E07
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻 (1701)
【DISC 1】
「組曲 ロ短調」 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(83) 2.小さなファンタジア(84) 3.アルマンド(85) 4.アルマンド(86)
5.クーラント(87) 6.サラバンド(88) 7.サラバンド(89) 8.ジグ(90)
9.ジグ(91) 10.ガヴォット(92) 11.メヌエット(93) 12.メヌエット(94)
13.リュリ氏のためのトンボ―(95)
「組曲 ト長調」 (通奏低音:ハープ、テオルボ)
14.前奏曲(65) 15.アルマンド(68) 16.サラバンド(71)
17.軽やかなジグ(73) 18.メヌエット(77) 19.メヌエット(78)
20.ロンドー(76) 21.ロンドー風シャコンヌ(82)
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:テオルボ、ギター)
22.前奏曲(42) 23.ファンタジア(43) 24.お馴染みのアルマンド(47)
25.ドゥーブル(48) 26.クーラント(52) 27.サラバンド(53)
28.ジグ(55) 29.メヌエット(60) 30.メヌエット(61)
31.ロンドー(58) 32.シャコンヌ(64)
【DISC 2】
「組曲 イ長調」 (通奏低音:ギター、テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.優美(132) 2.冗談(127) 3.アルマンド(126) 4.サラバンド(131)
5.英国風ジグ(133) 6.メヌエット(136) 7.村のブランル(138)
8.大衆のエール(140) 9.半分のロンドー(141)
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:クラヴサン)
10.前奏曲(21) 11.前奏曲(3) 12.アルマンド(23) 13.クーラント(11)
14.サラバンド(11) 15.荘重なサラバンド(27) 16.ジグ(13) 17.ガヴォット(15)
18.メヌエット(18) 19.メヌエット(35) 20.カプリース(14) 21.ロンドー(34)
22.ブーラスク(5) 23.田園のロンドー(37)
「組曲 ト長調」 (通奏低音:ギター、バス・ド・ヴィオール)
24.前奏曲(81) 25.アルマンド(66) 26.ドゥーブル(67) 27.クーラント(69)
28.切なさのサラバンド(70) 29.サラバンド(72) 30.ジグ(74)
31.ガヴォット(75) 32.メヌエット(79) 33.田園のロンドー(80)
【DISC 3】
「組曲 ホ短調」 (通奏低音:テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(96) 2.ファンタジア(97) 3.アルマンド(98) 4.クーラント(99)
5.サラバンド(100) 6.スペイン風サラバンド(101) 7.ジグ(102)
8.軽やかなジグ(103) 9.田園のロンドー(104) 10.パッサカーユ(105)
11.ガヴォット(106) 12.メヌエット(107) 13.メヌエット(108)
14.サント=コロンブ氏のためのトンボー(109) 15.楽しいフーガ(110)
「組曲 ホ長調」 (通奏低音:クラヴサン)
16.前奏曲(111) 17.アルマンド(112) 18.かわいらしいアルマンド(113)
19.クーラント(114) 20.サラバンド(115)
21.昔のリュート作曲家の流儀によるパヴァーヌ(116)
22.ガヴォット(117) 23.ジグ(118) 24.ジグ(119)
25.不規則なロンドー(120) 26.メヌエット(121) 27.メヌエット(122)
28.大衆のロンドー(123) 29.シャコンヌ(124)
【DISC 4】
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:ハープ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(1) 2.アルマンド(24) 3.クーラント(9) 4.サラバンド(28)
5.お気に入りのジグ(12) 6.ジグ(31) 7.メヌエット(41)
8.メヌエット(36) 9.前奏曲(6) 10.ラ・フォレット(8) 11.リュート風ファンタジア(30)
12.冗談(29) 13.百姓娘(39) 14.ロンドーによるバレ(19)
15.ポーランドの女(40) 16.鐘、あるいはカリヨン(38)
「組曲 イ長調」 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
17.前奏曲(125) 18.アルマンド(128) 19.クーラント(129)
20.サラバンド(130) 21.ジグ(134) 22.ガヴォット(135)
23.メヌエット(137) 24.エコー(139) 25.ファンタジア(142)
【DISC 5】
「組曲 ニ長調」 (通奏低音:テオルボ)
1.前奏曲(44) 2.アルマンド(45) 3.ドゥーブル(46)
4.アルマンド(49) 5.ドゥーブル(50) 6.クーラント(51)
7.サラバンド(54) 8.英国風ジグ(56) 9.ガヴォット(57)
10.メヌエット(62) 11.村娘(11) 12.人間の声(63)
「組曲 ニ短調」
(通奏低音:ギター、テオルボ、クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
13.前奏曲(4) 14.ファンタジー(2) 15.アルマンド(7)
16.クーラント(26) 17.サラバンド(7) 18.ジグ(32)
19.ドゥーブル(33) 20.メヌエット(16) 21.メヌエット(17)
22.前奏曲(22) 23.フォリアのクプレ
フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール)
ラシェロン(古楽器使用)
サラ・ファン・アウデンホーヴェ(バス・ド・ヴィオール)
アンジェリク・モイヨン(Hp)
ミゲル・アンリ(テオルボ)
ヴァンサン・フリュッキガー(G)
フィリップ・グリスヴァール(クラヴサン)

録音:2015年10月-2018年4月サンテイユ・ノートルダム教会
「Ricercar」レーベル主宰者の絶大な信頼のもとマラン・マレ全曲録音を進行中のジュベール=カイエ。小品を集めた第1巻(RIC364)、 『1台あるいは2台のヴィオールのための曲集第1巻』(RIC379)に続く第3弾。5枚組という重量級ながら、組曲の特性により通奏低音の編 成を変えて飽きさせない作りとなっています。時に沈鬱に、時に軽やかに、「人間の声」に最も近いと言われるヴィオールを自在に操り、フラン ス・バロックの寵児が残した歌を今に伝えます。ラストは大編成による圧倒の「フォリア」。 ※ ブックレット3ページ目に『ヴィオール曲集第1巻』と誤った表記がございます。ご了承ください。
RICERCAR
RIC-405(1CD)
ナターレ・モンフェッラート(1603-1685):サルヴェ・レジナ 〜独唱のためのモテット集 第3巻
1. Sic ergo Jesu de Sacramento
2. Ad sonos pro quotlibet Sancto
3. Regina Cali
4. Jubilate Deo de Beata Maria Virgine
5. Salve Regina
6. Vigila mortalis in omni tempore
7. Propera Domine de Sacramento
8. Convenite terrigena de Beata M. Virgine
9. Clamo ad te de Beata Maria Virgine
アンサンブル・セラドン
ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー、音楽監督)
フローラン・マリー(テオルボ)
マリー=ドミティル・ムレ(トリプル・ハープ)
ノルウェン・ル・ゲルン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リュク・ゴーグレ(ヴィオローネ)
カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン(オルガン、チェンバロ)

録音:2018年10月 聖ルイ聖ブルーノ学院礼拝堂、リヨン
1676年フランチェスコ・カヴァッリの死去に伴い、ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂楽長に就任したナターレ・モンフェッラートは、この聖堂で最も高 い地位にあった作曲家のうち、今日最も忘れられていると言ってもよいでしょう。宗教作品の作曲に専念した彼は、1647年から81年にかけ て20曲からなる作品集を数回出版しています。その作品は大規模なポリフォニーもありましたが、独唱のためのモテット集も3巻を数えまし た。彼の作品は当時にしては珍しくアルトを念頭に置いた作品が多く、これはその時代のレパートリーとして重要なものといえ、今回録音され た1666年出版の第3巻においても顕著です。これらのモテットはレチタティーヴォとアリアが明確かつ対照的に分かれており、そこには1637年 以降ヴェネツィアで盛んであった歌劇の影響を存分に受けています。世界初となる今回の録音は、忘却の彼方へ不当に押しやられてしまった 作曲家を再認識する、またとない大きな契機と言えるでしょう。
RICERCAR
RIC-410(1CD)
中世プラハのクリスマス
1. Antiphona Ave spes nostra
2. Benedicamen In hac precelsa sollempnitate
3. Kyrie Creator pater increate
4. Hymnus Veni Redemptor gencium
5. Lectio Primo tempore
6. Offertorium Tui sunt celi ? Tropus Nate dei
7. Lectio Iube Domine ? Consolamini
8. Benedicamen Splendor patris et sol ? Festivali melodia
9. Benedicamen Puer natus in Bethlehem
10. Lectio Consolamini
11. RES-ponsorium Descendit de calis ? Tropus Fabrica mundi
12. Lectio Iube Domine ? Consurge
13. Benedicamen Nos RES-pectu gracie
14. Introitus Lux fulgebit ? Tropus Lumen clarum rite
15. Cantio Gaude quam magnificat
16. Sanctus super Gaude quam magnificat
17. Benedicamen Patrem parit filia
18. Agnus Dei
19. Motet Exordium quadruplate ? Nate Dei
? Concrepet infanti ? Verbum caro
ティブルティナ・アンサンブル
ハナ・ブラジコヴァ、テレツァ・ハヴリコヴァ (S)
ダニエラ・チェルマコヴァ (A)
バルボラ・カバートコヴァー(ソプラノ、音楽監督、演出)

録音:2019年3月24-29日ズブラスラフ城聖ヤコプ教会、プラハ、チェコ
街並みの美しさから古より「ヨーロッパの心」の異名を持つ都市プラハ。その大聖堂とプラハ城のベネディク ト派修道院に伝わる13世紀から14世紀、アルス・ノヴァの影響を映す伝承曲を集めたアルバム。バッ ハ・コレギウム・ジャパンのソリストなどで日本でもお馴染みのブラシコヴァが参加する声楽アンサンブル、 ティブルティナ・アンサンブルによるたいへん美しい一枚です。

Resonus
RES-10245(1CD)
NX-B05
アマディオ・フレッディ:(1580頃-1643):Vespers 晩課(1616)
イグナツィオ・ドナティ(1570頃1638):Domine ad adiuvandum
フレッディ:Dixit Dominus 主は言われた…世界初録音
ビアジオ・マリーニ(1594-1663):シンフォニア:La Cornera
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554頃/1557-1612):Intonazione del Secondo
Tono
フレッディ:Laudate pueri ほめたたえよ、神のしもべたちよ…世界初録音
アレッサンドロ・グランディ:(1586-1630):Tota pulchra es
フレッディ:Laetatus sum 私は喜んだ…世界初録音
ダリオ・カステッロ(17世紀初頭に活躍):第2ソナタ
G.ガブリエリ:Intonazione del Oavo Tono
フレッディ:Nisi Dominus 主が家を建てられるのでなければ…世界初録音
フレッディ:Cognoscam te, Domine 主よ、あなたを知っています
G.ガブリエリ:Intonazione del Terzo et Quarto Tono
フレッディ:Lauda Jerusalem ほめよ、エルサレムよ…世界初録音
マリーニ:シンフォニア:La Marnenga
フレッディ:Ave maris stella めでたし、海の星…世界初録音(J.サヴァンによる再
構築版)
 Salve Regina 元后あわれみの母
アンドレア・ガブリエリ(1532頃/1533-1585): Intonazione del Sesto Tono
フレッディ:6声のマニフィカート…世界初録音
ゴンザガ・バンド(アンサンブル)
【フェイ・ニュートン(S)
マーク・チェンバーズ(C.T)
ティム・トラヴァース=ブラウン(C.T)
スティーヴン・ハロルド(T)
トーマス・ハーフォード(T)
ウィリアム・ゴーント(Bs)
オリヴァー・ウェッバー(Vn)
ジェイミー・サヴァン(指・コルネット)
スティーヴン・デヴァイン(Org)】

録音:2019年3月19-21日
デビュー・アルヴァム「ヴェネツィア1629年」(RES10218)が大成功を収めた指揮者・コルネット奏者、ジェイミー・サヴァ ン。今作でも彼が率いる“ゴンザガ・バンド”(ゴンザガとはモンテヴェルディ:が仕えたマントヴァの名家の名)と共に、ヴェネ ツィアの知られざる作曲家の作品を探求します。このアルバムで彼が取り上げたのは、モンテヴェルディ:がサン・マルコ寺院 の楽長を務めていた時代と同じ頃、ヴェネトのトレヴィーゾ大聖堂の楽長であったアマディオ・フレッディ:の世界初録音と なる「晩課」です。演奏の際は、同時代の作曲家の作品を組み込みながら、あたかも目の前で一連の祈りが行われて いるかのような選曲が行われており、自然な流れの中で際立つフレッディの独創性を存分に味わうことができます。
Resonus
RES-10246(1CD)
NX-B05
聖カタリナを称賛する音楽集
1.ヤコブ・ルニャール(1540/45?1599):Ave Katherina martir
2.ルートヴィヒ・ゼンフル(1489/91-1543):Ave Katherina martir/Costi regis
3.アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):gemma clarissima
4.セーラム聖歌:Ave virginum gemma
5.ジャン・ムートン(1459以前-1522):Ave virginum gemma
6.セーラム聖歌:Virgo sancta Katherina
7.ニコラス・ゴンベール(1595頃-1560頃):Virgo sancta Katherina
8.セーラム聖歌:Virgo flagellatur
9.ピエール・ヴァーモン(1495頃-1532頃):Virgo flagellatur
10.作者不詳(16世紀初期)‘Annaberg’ Choirbook 1/D/506: [Katherinae
collaudemus カタリナを称えて]
11.セーラム聖歌:Nobilis et pulchra
12.ウォルター・フライ(1460-1474頃活躍):キリエ:‘Deus creator omnium 神は
万物を創造し給い
Missa Nobilis et pulchraより
13.セーラム聖歌:Inclita sancte virginis Catherinae
14.ジャケ・ド・マントヴァ(1483-1559):Inclita sancte virginis Catherinae
15.パレストリーナ(1525/6-1594):Inclytae sanctae virginis Catherinae
16.作者不詳(16世紀初期)(コペンハーゲン、MS1848):Ave virgo Katharina
17.セーラム聖歌:Passionem gloriose
18.リチャード・フォーキナー(1480頃活躍):Gaude rose sine spina
エドワード・ウィッカム(指)
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジcho

録音:2018年6月,2019年3月
聖カタリナは4世紀頃に実在したとされるエジプト、アレキサンドリアの貴族の女性。才能に恵まれた彼女はキリスト教の 教えに賛同し洗礼を受けましたが、当時のローマ皇帝マキシミヌスの怒りに触れ改宗を迫られます。しかし彼女はそれを 拒否、最後まで信仰を捨てなかったため処刑され、死後聖人に列聖されました。多くの分野の守護聖人であり、彼女 の名を冠する団体が世界中に存在しています。このアルバムで素晴らしい歌声を披露している「ケンブリッジ・セント・キャ サリン・カレッジ合唱団」も彼女の名を冠するアンサンブルの一つ。聖カタリナの崇拝が最高潮に達した15-16世紀頃の 彼女を讃える音楽を集め、敬虔さと崇拝の心を込めて各曲を歌い上げています。

Naive
OP-30576(1CD)
ヴィルトゥオジッシモ
ロカテッリ:協奏曲第1番ニ長調(ヴァイオリンの技法op.3より)
ピゼンデル(1687-1755):協奏曲 ト短調 junp I.1
ルクレール:協奏曲 ニ短調 op.7-2
タルティーニ:協奏曲 イ短調 ‘a lunardo venier’ D 115
テレマン:協奏曲 変ロ長調 TWV 51:B1
ドミトリー・シンコフスキ(Vn)
イル・ポモ・ドーロ

録音:2016年9月1-6日
ヴァイオリン、作曲、カウンターテナー歌手とマルチな活躍をみせるシンコフスキ。最新盤は、18世紀初頭に書かれたヴァイオリンの技巧的作品集。 ロカテッリ、タルティーニ、ルクレール、といった当時のヴァイオリンの名手たちの作品などがならびます。オーケストラとの丁々発止のやりとり、奇想天 外なボウイングがもたらす効果、エッジの効いたリズムとアタック、そして独創性に満ちたカデンツァ・・・。マルチの活躍をするシンコフスキの真骨頂が 発揮された演奏です。そしてそれをささえる管弦楽の、2012年結成のアンサンブル、イル・ポモ・ドーロ(金のリンゴ)も鮮烈きわまりない音色でシン コフスキのソロを時に挑発、時に優しくサポートしております。 (Ki)

H.M.F
HMM-902632(1CD)
Passions〜ヴェネツィア1600-1750
メールラ:Hor ch’e tempo di dormire (Canzonetta spirituale sopra alla nanna)
モンテヴェルディ:クルチフィクスス(4声)、シンフォニア(『オルフェオ』より)、カンターテ・ドミノSV 292、
 アドラムス・テ・クリステ SV 289、
 リトルネッロ、E questa vita un lampo SV 254
カヴァッリ:サルヴェ・レジーナ
レグレンツィ:アダージョ、Dialogo delle due Marie “Quam amarum est Maria”
ロッティ:In una siepe ombrosa、クルチフィクスス(6声、8声、10声)、クルチフィクスス(8声)
カルダーラ:クルチフィクスス 6声
ジョヴァンニ・ガブリエーリ:Exaudi me Domine
マリーニ:Sinfonia sesto tuono、Balletto secondo Pretirata、Balletto secondo Pretirata
レ・クリ・ド・パリ(声、ヴィオール、コルネット、セルパン)
ジョフロワ・ジュルダン(指)
「メランコリー」につづき、今回レ・クリ・ド・パリが挑むテーマは「Passion(受難・苦しみ)」。クルチフィクスス(Crucifixus’ 十字架につけられ’) を中心に、ヴェネツィアのバロック音楽の中から受難をテーマにした珠玉の作品集です。
「レ・クリ・ド・パリ」は、ジョフロワ・ジュルダンによって結成された声楽と器楽から成るアンサンブルで、16世紀初頭から現代音楽までをレパートリー にしています。演奏曲目によって、編成を3名から80名まで自在に変え、メンバーも作曲家、編曲家、俳優、舞台監督、楽器奏者、ダンサーからサウンド・ デザイナーなど実に様々というユニークなグループです。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-731(1CD)
スペインのバロック音楽の素晴らしさ
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):「サルスエラ」、「Amor aumenta el valor」より
セバスチャン・デュロン(1660-1716):「悪賢いキューピッド」
フアン・イダルゴ(1614-1685):「待つ、感じる、死ぬ」、「ay que si ay que no」
エレオノーラ・ドゥヴェーズ(S)、
ムジカ・アンティクヮ・メディテラネア、
クリスティアン・マンドーズ(指)

録音:2018年9月/サン=マルティアル教会
ソプラノ歌手エレオノーラ・ドゥヴェーズがクリスティアン・マンドーズ率いるムジカ・アンティクヮ・メディテラネアとともにスペインのバロック音楽を 収録しました。バロック時代の素晴らしい作品を歌い上げます。 (Ki)

Glossa
GCD-P33003(1CD)
ニンナ・ナンナ〜イタリア・バロックの子守歌
フランチェスコ・フィアメンゴ、エマヌエレ・バルベッラ、ジョヴァンニ・バッティスタ・カプーティ、ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー、ジョヴァンニ・ザンボーニ、マッテオ・コフェラーティ、ドメニコ・チマローザ、クリストファロ・カレザーナ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ダ・ガリアーノ、ロベルト・デ・シモーネと作曲者不詳の歌と器楽
ピノ・デ・ヴィットーリオ(ヴォイス)、ラボラトリオ'600〔エリーザ・ラ・マルカ(Lute)、フローラ・パパドプーロス(Hp)、フランコ・パヴァン(テオルボ、アーチリュート、キタラ・バッテンテ&ディレクター)〕

録音:2019年7月15日−18日、ミラノ
フローリオ&イ・トゥルキーニとの共演で、「バロック時代のナポリのカンタータ」(GCD 922603)を歌ったイタリア、ターラント出身の名歌手、ピノ・デ・ヴィットーリオのGlossa第3弾。
アルバム・タイトルの「ニンナ・ナンナ(Ninna Nanna)」はイタリア語で子守歌のこと。lullaby、wiegenlied、berceuse、nana、ninna nannaなど世界中の様々な言語・文化で作曲され、歌われてきた「子守歌」。民謡的な子守歌から宗教的な作品まで、ヴィットーリオの出身地である南イタリア地方を中心としたバロック時代のイタリアの様々な子守歌ばかりを集めたという、Glossaとピノ・デ・ヴィットーリオならではの素敵なコレクション・アルバム。
イタリアのリュート&テオルボ奏者であり、音楽学者としてもリュートの歴史と17世紀の音楽について重要な論文や記事を書いているフランコ・パヴァンが率いる古楽アンサンブル、ラボラトリオ'600の演奏も秀逸です。

QUERSTAND
VKJK-1901(1CD)
レンブラント!〜17 世紀のオランダの音楽
アドリアエンセン:英国風の歌,もう一つの英国風の歌
ファン・デン・ホヴ:クランテ
ヴァレ:英国の運命
シェンク:ソナタ第3 番ト短調
スヴェーリンク/シャイト:大公の踊り
ニコラウス・ア・ケンピス:2 声のシンフォニア Op.2-13
ヴァン・エック:デ・フランス・クラント
ハッカート:3 声のソナタ第6 番
アドリアエンセン:英国風のサルタレッロ
ルイ・ド・モワ:オーリックのパドゥアーナ
ブル:スペインのパヴァン
フィリップス:第5 旋法のトリオ
ルイ・ド・モワ:イタリア風の音楽&スパニョレット
ベネディクトゥス・ア・ザンクト・ヨゼフォ:ソナタ第3 番ニ短調
ホイヘンス:アルマンド
ヴァレリウス:涙のパヴァン
ヴァン・エック:涙
アドリアエンセン:フランスの輪乗り
ヴァン・エック/アドリアエンセン:スラエペン・ガエン(アルマンド)
アロン・サリエル&コンチェルト・フォスカリ【エリザベート・シャンポリオン(リコーダー)、フレデリック・ヒルデブラント(ヴィオール) 、クラウディウス・カンプ(リコーダー,ドゥルシアン)、パヴェル・ミチカ(ヴァイオリン,ヴィオラ)、レオポルト・ニコラウス(Vn)、アロン・サリエル(Lute)】

録音:2018 年 7 月 フランス,プゾル
「レンブラント!」と題されている通り、17 世紀オランダの音楽を集めたCD。 コンチェルト・フォスカリはリュート奏者のアロン・サリエルが中心となっている若い古楽 団体。サリエルはイスラエルの古都ベエルシェバの生まれ。様々な古楽団体でも活躍し ています。

RUBICON
RCD-1041(1CD)
天使の物語〜マレ、クープラン、ラモー、ド・ヴィゼー:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
マラン・マレ:アルペッジョの前奏曲(ヴィオール曲集第5巻)、前奏曲(ヴィオール曲集第3巻)、ガヴォット(ヴィオール曲集第3巻)、グラン・バレ(ヴィオール曲集第3巻)
ヴィゼー:パッサカイユ(MS Vaudry de Saizenay)
マレ
:フェット・シャンペトル(ヴィオール曲集第4巻)、ロンドー 「宝石」(ヴィオール曲集第4巻)、旋風(ヴィオール曲集第4巻)/クープランパッサカイユ又はシャコンヌ(通奏低音を伴うヴィオール曲集)
マレ:アラベスク(ヴィオール曲集第4巻)、アルマンド 「ラ・シュペルブ」(ヴィオール曲集第4巻)、夢想家(ヴィオール曲集第2巻)
ラモー
:ラ・マレ − ロンドゥマン(コンセールによるクラヴサン曲集第5番/ハープシコードのための編曲版)
マレ:行進曲(ヴィオール曲集第4巻)、冗談(ヴィオール曲集第4巻)、シャコンヌ(ヴィオール曲集第5巻)
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ジュゼップ・マリア・マルティ・ドゥラン(テオルボ)、
ハビエル・ヌニェス(ハープシコード)
ヨーロッパにおける古楽教育の総本山バーゼル・スコラ・カントルムでパオロ・パンドルフォに師事し、現在はスペインの鬼才ファミ・アルカイが率いるスペインのピリオド・アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーとして大活躍中のドイツ出身の女流ガンビスト、ヨハンナ・ローゼ。C.P.E.バッハのソナタ集(RCD 1019)で称賛を得たローゼのソロ・セカンド・アルバムは、「天使のヴィオール」と呼ばれた、もっとも偉大なヴィオール奏者の一人、マラン・マレのヴィオール曲集からの作品を中心に、2人の偉大な同時代人、ラモーとクープランの作品、そしてあまり知られていないロベール・ド・ヴィゼーの音楽もプログラム。ヴィオラ・ダ・ガンバのファンだけでなく、すべてのバロック音楽愛好家にアピールする美しいアルバムです。
同じくアカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーであり、スペイン古楽界における鍵盤楽器の分野の時代を担う逸材の1人として注目を集めているハビエル・ヌニェスや、現在アンサンブル・メリディアンのメンバーを務めるスペインのテオルボ奏者ジュゼップ・マリア・マルティ・ドゥランの通奏低音も聴きどころです。

Hyperion
CDA-68315(1CD)
シュッツ:クリスマス物語
今日キリストは生まれたまえり SWV.456/御言葉は肉体となり SWV.385/天使が牧人にいった SWV.395/アヴェ・マリア SWV.334/御子が生まれたもう SWV.384/マニフィカト SWV.468/イエス・キリストの喜ばしき降誕の物語 「クリスマス物語」 SWV.435
デイヴィッド・ヒル(指)、
イェール大学スコラ・カントールムcho

録音:2018年1月24日ー27日、セント・トマス米国聖公会教会(コネティカット州、アメリカ)
デイヴィッド・ヒルとイェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)によるクリスマス・アルバムは、ドイツの巨匠ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)の傑作の一つ、キリストの降誕の物語を描いたオラトリオ「クリスマス物語」を中心に、降誕と聖母マリアを祝うモテットを収録したシュッツの宗教合唱作品集です。

Ars Produktion
ARS-38550(2CD)
アンドレ・シェロン [シュロン](1695-1766):ソナタ集 Op.2
トリオ・ソナタ ホ短調(No.4)/ソロ・ソナタ ト長調(No.1)
トリオ・ソナタ ヘ長調(No.6)/ソロ・ソナタ ホ短調(No.3)
トリオ・ソナタ ハ短調(No.5)/ソロ・ソナタ ト短調(No.2)
トリオ・ソナタ ニ長調
アンサンブル・マティス
ミラ・グロール、ジョン・ヒョンホ(リコーダー)
チョ・ヒュングン(Vc)
坂本龍右(テオルボ)
イ・ハンナ(Cemb)

録音:2015年9月17-20日、シュロス・ボイゲン、ラインフェルデン、ドイツ

Ars Produktion
ARS-38262
(1SACD)
甘美な愛情〜メタスタージオの歌劇台本「デモフォーンテ」によるアリア集
パスクアーレ・アンフォッシ(1727-1797):Se tutti i mali miei(1773)
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):In te spero(1758)
ヨハン・クリスティアン・バッハ:Misero pargoletto(1758)
ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):Che mai risponderti(1769)
ニッコロ・ヨンメッリ(1714-1774):Oh Dei! Perche tanto furore? - Il suo leggiadro viso(1764)
モーツァルト:Non curo l'affetto K.74b(1771) *
アンドレア・ベルナスコーニ(1706-1784):Qual terra e questa? - Non dura una sventura(1756)
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):Fermati! Ah, non m'ascolta - Vado a morire(1771)
シャルロット・シェーファー(S)
コンチェルト・コン・アニマ
ミヒャエル・プライザー(指)

録音:2017年7月25-29日、クンストパラスト美術館ローベルト・シューマン・ホール、デュッセルドルフ、ドイツ
*以外世界初録音
Ars Produktion
ARS-385491(1CD)
ジュリアーニ、カルッリ、ディアベッリ:フルートとギターの為の作品集 Vol.2
マウロ・ジュリアーニ(ヨーゼフ・マイゼーダー(1789-1863):大二重奏曲(Op.130)
フェルディナント・カルッリ
(1770-1841):6つの二重奏曲 Op.103 から 第1番
アントン・ディアベッリ(1781-1858):感傷的なセレナードOp.99
 夜の娯楽 から 夜想曲
アンサンブル・コンソァツィオーネ[カレル・ヴァルテル(フラウト・トラヴェルソ) 、ヤン・トゥラーチェク(G) ]

録音:2016年2月23-26日、ホーホヴァルト、スイス
ピリオド楽器による世界初録音。
Ars Produktion
ARS-385511(1CD)
パッシオ〜タリス、パーセル、バッハ、ハートネット:教会合唱作品集
トマス・タリス:世の救い主よ [Salvator mundi]
パーセル:メアリー女王の為の葬送音楽 Z.860 から
 女より生まれし者は [Man that is born of a woman]
 生の最中に [In the midst of life]
 御身は知る、主よ [Thou knowest, Lord]
ケヴィン・ハートネット(1990-):深き淵より [De profundis](2016)
バッハ:イエス、わが喜び(モテット 第3番) BWV 227
トマス・タリス:汝らわれを愛さば
チューリヒ・チェンバー・シンガーズ(合唱)
クリスティアン・エルニー(指)

録音:2017年10月14-15日、ヴィンタートゥール音楽院コンサートホール、ヴィンタートゥール、スイス
Ars Produktion
ARS-38561(1CD)
ヴェラチーニ、ハッセ、ゼレンカ:リコーダーによるソナタとカンツォン
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ト長調 Op.2-2
ヴェラチーニ:ソナタ・パスティッチョ ニ短調(複数のソナタの楽章をつなぎ合わせたもの)
 ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アンダンテ
 ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 Op.1-5 から コッレンテ,アレグロ
 ヴァイオリンまたはリコーダー独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 から アダージョ
ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アレグロ
 ソナタ ヘ長調(ヴァイオリン独奏の為のソナタ ト長調 による)
ゼレンカ(1679-1745):カンツォン ZWV 191 5:32
ヴェラチーニ:ソナタ イ短調(ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ Op.1 からのコレクション)
ハッセ:フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ニ長調 Op.2-1
 チェンバロの為の前奏曲 変ロ長調
ヴェラチーニ:ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ・アッカデーミカ Op.2-12 〜シャコンヌ ト長調
ラウラ・シュミット(リコーダー)
アンサンブル・ディスティント
クラウディウス・カンプ(バロックFg、リコーダー)
ブルーノ・ウルタード・ゴザルヴェス(バス・ヴィオール)
サム・チャップマン(テオルボ、アーチリュート、バロックギター)
脇田英里子(チェンバロ、ポジティヴ・オルガン)

録音:2017年、マルティン教会、バーゼル、スイス

Naive
OP-30577(1CD)
ルイ・クープラン:鍵盤作品集
組曲 イ短調
1. フローベルガー氏のスタイルを模倣したクープラン氏のプレリュード(prelude de mons.r couperin a l’imitation de mr. froberger)
2. クープラン氏のアルマンド(和解)(allemande de mr. couperin (l’amiable) )
3. クープラン氏による「かわいい娘」と呼ばれるクーラント(第1)(courante de mr. couperin dit la mignone [premiere])
4. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
5. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
6. クープラン氏によるポワトゥー地方のメヌエット(menuet de poitou de mr. couperin [?])
7. クープラン氏によるドゥーブル(double par mr. couperin)
8. ハルデル氏のガヴォット(gavotte de mr. hardel)
9. クープラン氏による上記の(ガヴォットのための)ドゥーブル(double [de la gavotte] cy dessus par mr. couperin)
10. イギリス風のパヴァーヌ(作曲者不明)(pavanne angloise [anonyme])
11. セニョール・ルイージによるパッサカイユ(ロッシ)(passacaille del seig.r louigi [rossi])
12. フローベルガー氏のジーグ(gigue de mr. froberger)
組曲 ヘ長調
13. クープラン氏のプレリュード(prelude de mr. couperin)
14. クープラン氏のアルマンド・グラーヴ(allemande graue de mr. couperin)
15. クープラン氏のクーラント(第1)(courante de mr. couperin [premiere])
16. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
17. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
18. クープラン氏のジーグ(gigue de mr. couperin)
19. クープラン氏のシャコンヌ(chaconne de mr. couperin 3’15
20. クープラン氏によるド・ブランクロシェ氏のためのトンボー(tombeau de mr. de blancrocher par mr. couperin)
組曲 ニ短調
21. クープラン氏のプレリュード(prelude de mr. couperin)
22. クープラン氏のアルマンド(allemande de mr. couperin)
23. クープラン氏のクーラント(第1)(courante de mons.r couperin [premiere])
24. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
25. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
26. クープンラ氏のジーグ(gigue de mons.r couperin)
27. クープラン氏によるサンフォニー(simphonie par mr. couperin)
28. クープランのガヴォット(gauotte [de] coup[e]rin)
29. クープラン氏のパストレッラ(la pastourelle de mr. couperin)
30. クープラン氏のカナリー(canaries de mons.r couperin)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)

録音:2018年7月5-9日
2017年に来日し、モンテヴェルディ作品を指揮しそのやわらかな音楽で聴衆を魅了したリナルド・アレッサンドリーニ。待望の新譜は、鍵盤ソロ作品 集です。ルイ・クープランの作品群から、組曲を編みあげた内容となっています。 「ルイ・クープランのインスピレーションは、その内容の革新性と冒険性にある。安易な方向には流れず、びっくりするようなハーモニーとリズムを引き出 すことに情熱を燃やしています。彼の対位法は、同時代に書かれた鍵盤作品には見られないような複雑なものとなっています。燃えたぎるような彼の才能と、 17世紀フランスの優雅で高貴な音楽言語の融合が、予想することのできない記号論的で表情豊かな新たな地平をもたらしている」(アレッサンドリーニの 言葉・ブックレットより)
Naive
E-8941[NA]
ジョン・ダウランド:‘whose heavenly touch’
flow, my tears
come away, come sweet love
o sweet woods
I saw my lady weep
can she excuse my wrongs
all ye, whom love of fortune hath betray’d
mignarda (instrumental)
fine knacks for ladies
now, o now, I needs must part
come, heavy sleep
in darkness let me dwell
if my complaints could passions move
wilt thou unkind thus reave me
go crystal tears (instrumental)
go crystal tears
come again!
sorrow, sorrow stay
マリアナ・フロ ーレス(S)
ホ プ キンソン・スミス(Lute)

録音:2015年10月、グルノーブルMC2
リュートの大家、ホプキンソン・スミス、久々の新譜の登場です!スミスは1946年ニューヨーク生まれ、ハーバード大学にて音楽学を専攻しました。 その後バーゼルに移り、1970年中頃、サヴァールらと共にエスペリオンXXを設立しました。その後ソロ活動に活動の重点を移すかたわら、指導も熱心 に行い、バーゼル・スコラ・カントルムの教授として、優秀な弟子を多く輩出してもいます。ソプラノのフローレスはアルゼンチン出身、バロック・オペラ を中心に活躍の場を広げ、ガーディナーらとも共演を重ねている実力派です。 このディスクには、1597-1612年の間にロンドンで出版されたダウランドの歌曲集からの選りすぐりの楽曲が集められています。どれもメランコリックな 愛を様々な角度から歌ったもの。「ダウランドは間違いなくリュートの巨匠です。音楽と言葉を用いて、微妙なニュアンスの色彩を描くことができる天才です。 エリザベス朝の精神世界の深いところまでいざなってくれます。」とはスミスの言葉。美しい歌声とリュートをつまびく音色が、エリザベス朝の詩人が描い た繊細な言葉による詩の世界を現代に鮮やかに響かせます。 (Ki)

Christophorus
CHR-77437(1CD)
ドイツ・バロックのカンタータ集
クリスティアン・アウグスト・ヤコビ(1688−after 1725):カンタータ「わたしの不義はわたしの頭を越え」
ヨーハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683−1729):カンタータ「Einsamkeit, o stilles Wesen」、Musicalischer Circul(ハープシコード・ソロ)
ヨハン・クーナウ(1660−1722):カンタータ「われはこの世を去り」
エルンスト・ニコラウス・タウル(1673−1723):カンタータ「主の祝福は汝を豊かにする」
バッハ:小さな調和ある迷宮(ハープシコード・ソロ)、
 カンタータ「神より生まれし者はすべて」 BWV.80a(ハンス・ベルクマン再構築によるオリジナル・ヴァイマル・ヴァージョン)
ラルパ・フェスタンテ、
クリストフ・ヘッセ(指)

録音:2017年2月22日−24日、ドイツ
ヨハン・ゲオルク・キュンステルの「マルコ受難曲」(CHR 77435)を蘇演するなど、様々な知られざるバロック音楽の録音実績を持つ古楽アンサンブル "ラルパ・フェスタンテ"の新録音。バロック期のドイツでどれだけ素晴らしい音楽が生み出されてきたのかを証明するプログラムで、中央ドイツの4人の作曲家、ヤコビ、ハイニヒェン、クーナウ、タウルによる世界初録音となるカンタータと大バッハのカンタータ「神より生まれし者はすべて」BWV.80aを収録。「神より生まれし者はすべて」は、ルターの「神はわがやぐら」が取り入れられたバッハの人気カンタータ「われらが神は堅き砦」(BWV.80)の原曲となる作品で、アンサンブル・ムジカ・ポエティカ・フライブルクの創設者ハンス・ベルクマンが再構築したオリジナル・ヴァイマル・ヴァージョンです。
Christophorus
CHE-0217-2(1CD)
クレルヴォーのベルナール〜シトー修道会の中世の音楽 ヴィルフリート・ロンバッハ(指)
アンサンブル・オフィチウム

録音:2008年4月5日−6日、ドイツ
クレルヴォーのベルナールは、シトー修道会を大きく発展させ、クレルヴォー修道院の院長、カトリックの指導者としてなど絶大な影響力を持った12世紀フランスの神学者。
シトー修道会の聖歌の復権にも力を注いだベルナールのものとされる作品、改定や編纂に携わったと伝わる作品を歌うのは、2度のコンクール優勝歴を持つ、グレゴリオ聖歌とルネサンス声楽のスペシャリスト、アンサンブル・オフィチウム。12世紀の神聖で神秘的なハーモニーが現代に蘇る。
Christophorus
CHE-0215-2(2CD)
ハインリヒとクニグンデ〜皇帝夫妻のためのグレゴリオ聖歌
CD1〜ハインリヒ2世の神聖ローマ皇帝即位式と戴冠式ミサ曲
CD2〜皇后のためのグレゴリオ聖歌集
ヴェルナー・ペース(指)
スコラ・バンベルク

録音:2003年3月15日ー17日(CD1)&2003年11月10日ー11日、ドイツ
「聖王」と呼ばれた神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世の即位式(1002年)と戴冠式ミサを再現したアルバムと、皇后クニグンデのためのグレゴリオ聖歌集、2つの貴重な録音がセットになって復刻。演奏は、ハインリヒ2世が建立したバンベルク大聖堂のカペルマイスターを1995年から務めたヴェルナー・ペースとスコラ・バンベルクです。

fra bernardo
FB-1909712(1CD)
初期バロックのヴェネツィアのモテット集
バルトロメオ・バルバリーノ:Paradisi Porte
アマディオ・フレッディ:サルヴェ・レジナ
バルバリーノ:聴け, 甘美なるわが恋人よ
ジョヴァンニ・ロヴェッタ:おおマリア, 御身は美しきかな
ミケランジェロ・ロッシ:トッカータ第7番
モンテヴェルディ:マドンナの涙
ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォン「ラ・スピルタータ」
バルバリーノ:天の女王、ようこそ天の女王、聖母マリア, 優しく真心深き方
フランチェスコ・ウスペル:汝、神の子ぞ生まれる
フレスコバルディ:ベルガマスカ
アレッサンドロ・グランディ:すべての者よ喜ばん
モンテヴェルディ:わたしは野の花/ジョヴァンニ・パオロ・カプリオーリ:もろびとわれを祝福せり
フレスコバルディ:オルガンのためのトッカータ第4番
アレッサンドロ・グランディ:美しきかな、おおマリア
マティアス・ルフト(C.T)、
ユルゲン・バンホルツァー(ハープシコード、オルガン)

録音:2018年6月&11月、オーストリア&イタリア
ゲルト・テュルクに歌を学び、アムステルダム音楽院、バーゼル・スコラ・カントルムで古楽や歴史的演奏を研究したドイツのカウンターテナー、マティアス・ルフトが歌う初期バロックのヴェネツィアのモテット集。モンテヴェルディの時代の世界的なファルセッティスト(C.T)であり、「イル・ペザリーノ(Il Pesarino)」の呼び名でも知られた音楽家バルトロメオ・バルバリーノの作品を中心にしたプログラム。

DUX
DUX-1567(1CD)
ストラヴァガンツァ〜1550年−1700年のイタリア音楽
ピッキ:ポーランド風バッロ
フレスコバルディ:そよ風が吹けば
ヴァレンテ:誰が伝え、テノール・グランデ・アッラ・ナポリターナ
ロッシ:トッカータ第7番
作曲者不詳:ヘラクレスの力、ガンバ・ガリアルダ
トラバーチ:コンソナンツェ・ストラヴァガンティ、他
サラ・アグエダ(アルパ・ドッピア)、
ハビエル・ヌニェス(ハープシコード

録音:2017年9月、セゴビア(スペイン)
16世紀から18世紀初頭のイタリアにおける器楽と声楽のための音楽の歴史をたどる儚くもエキサイティングなプログラム「ストラヴァガンツァ」。
ルネサンス時代からバロック時代にかけて使用されていたイタリアで発展した「アルパ・ドッピア(ダブル・ハープ、ルネサンス・ハープとも)の時には軽やかに、そして時には物悲しい音色が印象的な好演奏です。
セビリア・バロックOやラ・リティラータなどと共演を重ねるハーピストのサラ・アグエダはもちろんのこと、スペインの古楽系鍵盤界の鬼才、ハビエル・ヌニェスの参加は見逃せません!才気あふれるヌニェスのハープシコードが、アグエダのアルパの音色をさらに引き立てています。

Audax Records
ADX-13721(1CD)
ティエポロのための或るプレイリスト〜ティエポロの時代のヴェネツィアの音楽
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697−1763):チェンバロ協奏曲ヘ長調*
シギスムント・マルティン・ガヤレク(c.1689−1723):カンタータ 「嘆きのアルミーダ」*
ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ハ長調 RV.60
 モテット 「正義による怒りで」 RV.626
プラッティ:ヴァイオリン, チェロと通奏低音のためのソナタ ト短調
ハッセ(1699−1783):モテット 「天高きところに彩雲」
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
ディアナ・ハラー(Ms)、
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)
アンサンブル・ディドロ

録音:2019年2月11日−14日、SWR(南西ドイツ放送)・シュトゥットガルト放送スタジオ

*=世界初録音
日本語解説付き!南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。アンサンブル・ディドロとともに、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘してきたヨハネス・プラムゾーラーのニュー・アルバムは、バロック後期のイタリアの偉大な画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696ー1770)をテーマとしたプログラム。ティエポロが生地であり主な居住地でもあったヴェネツィアで聴いたであろう音楽、そしてティエポロがパステルカラーで描いた美しい諸作品に最もよく合う音楽を想像し現代に再現するというプラムゾーラーならではの好企画です。
作曲家兼オーボエ奏者兼チェンバロ奏者兼フルート奏者兼テノール歌手兼声楽教師という多岐に渡る職務でヴュルツブルク司教の宮廷に高級で雇われていたというジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(ティエポロとはヴュルツブルク宮殿で顔を合わせていたと推測される)のチェンバロ協奏曲と、優れたチェロ奏者であったシェーンボルン伯(ヴュルツブルク司教の兄)のために書かれた、「ヴァイオリンとチェロ」という珍しい編成のためのトリオ・ソナタ。バイロイト辺境伯の宮廷楽長を務めたシギスムント・マルティン・ガヤレクが、修学のために訪れたヴェネツィアで書いたカンタータ。ティエポロと同じく、ピエタ慈善院のために作品を書いたヴィヴァルディの技巧的なトリオ・トナタ。ドイツ出身でヴェネツィアに居を構えたヨハン・アドルフ・ハッセが、(高名なソプラノ歌手であった妻ファウスティーナではなく)オスペダーレ・デリ・インクラビリ(不治の病の病院)のソプラノ歌手に捧げた煌めくモテットなどを収録。この録音は、ティエポロの没後250年周年記念となる2020年に、シュトゥットガルト国立美術館で行われる展覧会のオーディオガイドにも使われることになっています。
Audax Records
ADX-13719
ツィマーマンのコーヒーハウス
アルビノーニ:ソナタ イ短調
バッハ:コラール「いと高きにある神にのみ栄光あれ」によるトリオ BWV.664
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727−1756):リコーダーとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ハ長調
バッハ
:コラール「イエス、わが頼り」 BWV.728
テレマン:メトディッシェ・ソナタ第11番 TWV.41:d2
クープラン:田園詩, ロンドー、コンセール第6番
バッハ:コラール「ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ」(BWV.649)によるトリオ・ソナタ ヘ長調(BWV.1033〜パッチワーク・ソナタ)
アンネ=ズーゼ・エンスレ(リコーダー)、
ラインハルト・フューラー(ハープシコード)

録音:2019年2月10日−13日、プロクルス博物館(ナトゥルノ)
2013年にロンドンのSRPメック国際リコーダー・コンクール(ドロテー・オーバーリンガーを排出したことでも知られる名門コンペティション)で最優秀賞を受賞した1988年ドイツ生まれの若き名手、アンネ=ズーゼ・エンスレのAudax Records第2弾。2019年の大阪国際音楽コンクール(チェンバロ部門)で最高位を受賞したウィーン生まれのハープシコード奏者、ラインハルト・フューラーとのデュオで繰り広げる"ツィマーマンのコーヒーハウス"の音楽。
1730年代のライプツィヒに実在した「ツィマーマンのコーヒーハウス(カフェ・ツィマーマン)」は、大バッハ他、テレマンやヘンデル、ロカテッリ、ポルポラなど当時の有力音楽家たちがこぞって音楽を提供し、演奏していたというライヴハウス的カフェ。リコーダーとハープシコードのためのオリジナル作品と、この編成のために自ら編曲した作品で、"ツィマーマンのコーヒーハウス"の世界へと導きます。

Etcetra
KTC-1664(7CD)
ピーテル・ブリューゲルの時代の音楽
CD1「聖書のテーマ」〜フィリップ・デ・モンテ、オルランドゥス・ラッスス、アドリアン・ヴィラールト、ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ、他/CD2「王宮からの音楽」〜ニコラ・ゴンベール、トマ・クレキヨン、ジョスカン・デ・プレ、ルイス・デ・ナルバエス、フィリップ・ロジエ、他/CD3「死と無常」〜コルネリウス・カニス、フィリップ・デ・モンテ、ピエール・ド・マンシクール、ジャケス・デ・ヴェルト、チプリアーノ・デ・ローレ、他/CD4「愛とお祝いへの頌歌」〜ニコラ・ゴンベール、ピエール・ムル、ジャン・ド・カストロ、オルランドゥス・ラッスス、アンドレアス・ペフェルナーヘ(ペヴェルナージュ)、他/CD5「悪徳の美徳」〜イヴォ・デ・ヴェント、アルノルト・フォン・ブルック、ハインリヒ・イザーク、ヘールキン・デ・ホント、ヨハネス・ルピ、他/CD6「低地帯諸国の宗教対立」〜カスパル・オトマイルク、ヨハネス・エッカルト、バルドゥイン・ホーヨウル、パスカル・ド・レストカール、ギヨーム・シャティヨン・ド・ラ・トゥール、他/CD7「踊りと歌」〜ピエール・ファレーズ、ティールマン・スザート、イエロニムス・ヴィンデルス、アレクサンドル・アグリコラ、ルドヴィクス・エピスコピウス、他
ブリスク・リコーダーQ、カメラータ・トライェクティナ、カペラ・マリアーナ、カペラ・サンクティ・ミカエリス、カピラ・フラメンカ、クレンド、クレンド・コンソート、エギディウス・コンソート、エギディウス・アンサンブル、エギディウス・クヮルテット&カレッジ、ヘンリーズ・エイト、ウエルガス・アンサンブル、インアルト、ラ・カッチャ、オランダ室内cho、オルトレモンターノ、ラタス・デル・ビエホ・ムンド、サジタリウス、ユートピア、他
オランダの老舗レーベル「Et'cetera(エトセトラ)」から、2019年に没後450周年を迎える16世紀オランダ(当時ブラバント公国)の偉大な画家、ピーテル・ブリューゲル(父)(1525−1569)のアニヴァーサリーBOXセットが登場。
ブリューゲルが活動した16世紀のフランドル地方を舞台に、当時の主要な作曲家からあまり知られていない作曲家までを様々なテーマでプログラムした全7枚組BOXという、Et'ceteraならではの豪華企画です。参加アーティストも、オランダ、ベルギーを中心とする名門古楽アンサンブル、古楽グループがその名を連ねています。
ジャケット写真は、ピーテル・ブリューゲルの代表作の1つ「穀物の収穫(1565)」。

ARCANA
A-467(1CD)

NYCX-10096(1CD)
国内盤仕様
税込定価
初期バロック撥弦芸術、古楽の「いま」
カプスベルガー
(1580頃〜1651):アルペッジョー
フォスカリーニのグルーヴ (フォスカリーニのコード進行に基づくオノフリによる即興)
アルカンジェロ・ローリ(1615〜1679):アルカンジェロのトッカータ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ふざけろ、喜べ、楽しめ、羊飼いたち
カプスベルガー(1580頃〜1651):ソルデッリーナ(耳が不自由な少女)
作曲者不詳:チャコーネ 
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ぼくのアウリッラ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ぼくのアウリッラ
シモーネ・ヴァッレロトンダ(1983〜):「ぼくのアウリッラ」の調べによるディミヌツィオーネさまざま
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):モニカ(わたしを修道女にしないで)
カプスベルガー(1580頃〜1651):わが溜息はもう
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ジルメッタ
フレスコバルディ(1583〜1643):「ジルメッタ」の調べによるカプリッチョ
フォスカリーニ(1629〜47頃活躍):スペインのならず者
カプスベルガー(1580頃〜1651):第6トッカータ
カプスベルガー(1580頃〜1651):第10ガリアルダ
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ロマネスカ
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):クロリーダ
カプスベルガー(1580頃〜1651):アルペッジョ仕立てのロマネスカ
マルコ・マラッツォーリ(1602頃〜1662):否、わたしは泣くまい
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):スパニョレッタ(スペインの少女) 
フェルディナンド・ヴァルダンブリーニ(1646〜47頃活躍):ママにみつかっちゃう
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):悪いフランス男がわたしを苦しめる
アタナシウス・キルヒャー(1602〜1680):タランテッラ
アタナシウス・キルヒャー(1602〜1680):タランチュラの毒を浄める調べ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ジロメッタ
イ・バッシフォンディ
シモーネ・ヴァッレロトンダ(6コースのリュート、テオルボ、アーチリュート、バロックギター、キタッラ・バッテンテ、総指揮)
ステーファノ・トダレッロ(コラシオーネ、テオルボ、キタッラ・バッテンテ、リコーダー、ソルディーナ〔バグパイプ〕、ケルト式バグパイプ)
ガブリエーレ・ミラークレ(打楽器、シェタヴァヤッセ、コラシオーネ)
エンリーコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)
エメーケ・バラート(ソプラノ独唱)

録音:2018年11月3〜8日、サン・ジョヴァンニ宮殿、アレッサー
ノ(南イタリア・プーリア州レッチェ県)
【国内盤】解説・歌詞日本語訳:白沢達生
ずばぬけた腕前でバロックギターとテオルボを弾きこなすイタリアの超実力派シモーネ・ヴァッレロトンダによる、気心の知れた共演者たちとの新 感覚バロック撥弦アルバム。ヴァッレロトンダはすでにArcanaレーベルで『にせのアルファベート』と題したアルバムを録音、モンテヴェルディやカッ チーニらがオペラという新芸術を爆発的に成功させた1600年前後にあって、イタリアの撥弦芸術がいかに多彩で躍動感にみちたものだった かを肌感覚で伝える名演を聴かせてくれましたが、これはそのさらなる進化形といってよいでしょう。 アルバムタイトルにある600とは、イタリア語で「セイチェント」すなわち17世紀のこと。画家カラヴァッジョや彫刻家=建築家ベルニーニも活躍し たバロック都市ローマには、その頃テオルボ奏者カプスベルガーやギター奏者フォスカリーニら凄腕撥弦奏者が集い、名曲も数多く残していま す。アンドレア・ダミアーニとロルフ・リスレヴァンという知る人ぞ知る超名手たちに師事したヴァッレロトンダのくりだす闊達なサウンドは、バロック音 楽がいかに自在だったかをモダンかつポップな風合いで理屈抜きに伝えるのみならず、打楽器やバグパイプを交えながらも、歴史的・地域的 文脈をふまえつつ刺激に溢れたサウンドを提案。名手オノフリや人気歌手バラートらゲストの協力も頷ける、突き抜けた音作りに仕上がって います。

PAN CLASSICS
PC-10410(1CD)
太陽王とダンス
モンテクレール:3つの組曲からなる『セレナーデ、或いはコンセール』
ルベル:カプリース、Boutade、『舞曲さまざま』からファンファーレ
アンサンブル・オデッセイ

録音:2019年3月/オランダ
ずか4歳で即位し、72年間の長きにわたりフランス国王の座についた「太陽王」ルイ14世。宮廷での華やかなダンスを楽しみ、初めてメヌエット を踊った人物とも言われています。モンテクレールとルベルの舞踏作品を並べたこのCDは、当時の宮廷音楽の情景を髣髴とさせるプログラムとなってい ます。モンテクレールは楽器の扱いも革新的で、管弦楽法の大家ラモーにも影響を与えたとされています。 (Ki)

ACCENT
ACC-24361(1CD)
ドレスデンのオーボエ
ヴィヴァルディ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調 RV53
作曲者不詳:オーボエ,ヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
ファッシュ:2つのオーボエ,ファゴットと通奏低音のための四重奏曲 ト短調 FaWV N:g1
テレマン:オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ト短調 TWV 42:g12
プラッティ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調
ハッセ:シャリュモー,オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調
作曲者不詳:オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ト短調
シュテルツェル:オーボエ,ヴァイオリン,ホルンと通奏低音のためのソナタ第1番 ト短調
クセニア・レフラー(Ob)
ダニエル・ドイター(Vn)
ミヒャエル・ボッシュ(Ob)
エルンスト・シュラーダー(シャリュモー)
ギェルギ・ファルカス(Fg)
ヴァーツラフ・ルクス(Hrn)
カタリーナ・リツィグ(Vc)
ミヒャエラ・ハッセルト(Cemb)

録音:2018年10月4-7日/ドイツ、ノイマルクト
ベルリン古楽アカデミーの主席奏者でもあり、バロック・オーボエの女王との呼び声も高いクセニア・レフラーによるアルバムです。バロック時代に器 楽音楽の最先端を行ったドレスデンゆかりの作品を収録。オーボエを軸としつつもヴァラエティ豊かな編成となっており、さらに短調の曲が多いのも当時 の先鋭的な表現力の強さを感じさせます。柔らかな歌から尖ったアタックまで、縦横無尽に活躍するオーボエをとくとお聴きください。共演者もレフラーと 気心の知れた奏者ばかりでハイ・レベルなアンサンブルが繰り広げられています。今では指揮者として有名なヴァーツラフ・ルクスがホルンで参加してい るのも注目です。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-589(2CD)
パーセル:歌劇「アーサー王」(1691) ポール・マクリーシュ(指)、
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ、
アンナ・デニス(S)、
マイリ・ローソン(S)、
ローワン・ピアース(S)、
キャロリン・サンプソン(S)、
ジェレミー・バッド(ハイ・テノール)、
ジェームズ・ウェイ(T)、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)

録音:2019年1月14日−18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&cho、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。Signum Classicsでは、ベルリオーズ(SIGCD 280)、メンデルスゾーン(SIGCD 300)、ブリテン(SIGCD 340)、ハイドン(SIGCD 480)などの超巨大編成による画期的な録音で話題を呼んできたマクリーシュが、得意とするヘンリー・パーセルの録音プロジェクトをスタート!
第1弾は、1691年に初演されたパーセルの愛国的なセミオペラ「アーサー王」。マクリーシュとガブリエリ・コンソートは四半世紀にわたってこの「アーサー王」を取り上げ続けており、演奏の度に進化させてきた最新の解釈での録音となります。
また、キャロリン・サンプソン、ロデリック・ウィリアムズ、ジェレミー・バッド、マイリ・ローソンらの豪華歌手陣はもちろん、トランペットのジャン=フランソワ・マドゥフやオーボエのクリストファー・パラメタといった名古楽器奏者たちの妙技にもご注目ください。

CALLIOPE
CAL-1960(1CD)
テレマン:組曲「ドン・キホーテのブルレスケ」
ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 イ長調 TWV.51:A5
序曲「ラ・ビザール(風変わり)」ト長調
序曲ニ長調 TWV.55:D6
トゥールーズ室内O、
ジル・コリアール(指)、
アンヌ・グリエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2018年8月28日−30日、トゥルヌフイ(フランス)
後期バロック時代のドイツの大巨匠、テレマンがミゲル・デ・セルバンテスの著作の英雄的な風刺からインスピレーションを得て書かれた「ドン・キホーテのブルレスケ」をメインとするエキサイティングがプログラム!
セルバンテスの作品の登場人物の特色、特異性を見事に表現しているテレマン。ポーランドの民族音楽と共に、テレマンを語るうえで外すことの出来ないフランス音楽からの影響を感じさせる作品が並んでいます。優雅な旋律と主題、卓越したアイディアが随所に光る秀作揃いです。
トゥールーズ室内Oは1953年にマルケヴィチの弟子、ルイ・オーリアコンブに創設された歴史あるオーケストラ。2004年にジャン=ピエール・ヴァレーズやティボール・ヴァルガに師事した実力派、ジル・コリアールが音楽監督に就任してからはピリオド・アプローチを採り入れ、モダン、ピリオドの両方のスタイルを使い分けながら活動するなど注目を集めています。

Passacaille
PAS-1049(1CD)
ルイス・デ・ナルバエス:ビウエラ作品集 シャビエル・ディアス=ラトレ(ビウエラ)

録音:2017年12月シャビエル・ディアス=ラトレ(ビウエラ)
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555頃)はスペイン黄金世紀における重要な作曲家・ビウエラ奏者として名を残しています。ここに収録されているのは ビウエラ独奏ですが、対位法に長けた作曲家だけあって非常に立体的な音楽です。シャビエル・ディアス=ラトレは1968年バルセロナ生まれ。エスぺリオンXXIのメンバーとして活躍する他、コンチェルト・ヴォカーレ、ベルリン古楽アカデミー、 コンチェルト・ケルンなどでも演奏している名手です。 (Ki)
Passacaille
PAS-1054(1CD)
ルーベン・シャンソニエ 第1集 ソッラッツォ・アンサンブル

録音:2019年8月28日
オケゲム、ビュノワ、フィルミヌス・キャロンといったフランドル楽派の有名な作曲家の作品から新発見の作品まで収録されている写本、「ルーベン・シャンソ ニエ(1470-75)」。2014年にブリュッセルの競売で存在が知られた貴重な写本からのCD録音です。フィドル奏者アンナ・ダニレフスカヤが音楽監督を務める 2014年結成の「ソッラッツォ・アンサンブル」による演奏。 (Ki)
Passacaille
PAS-1056(1CD)
歌うヴァイオリン 〜華麗なる初期バロックの歌とポリフォニー
パレストリーナ:Pulchra es amica mea
ジャック・アルカデルト(1507-1568)/ディエゴ・オルティス(?1510-?1570):O felici occhi miei
ラッスス/ジョヴァンニ・バッサーノ(?1558-1617):Susanna un giur
チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1565)/ジョヴァンニ・バッサーノ:Ancor che col partire
ピエール・セルトン(1510-1572):Reviens vers moy
アドリアン・ヴィラールト(?1490-1562):O salutaris hostia
ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ/ジョヴァンニ・バッサーノ:Vestiva i colli
フランチェスコ・ラヨール(1492-1540)/ジョヴァンニ・カミッロ・マッフェイ(?1517-?1582):Lasciar' il velo
トーマス・クレキヨン(1490-1557):Petite camusette
G.C.ガブッチ/ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェッリ(?1550-?1594):Magnificat del secondo tono
アダム・ヤジェンプスキ(?1590-?1649):Cantate Domino
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570-1622):Sonata a 4
ジュリー・カッチーニ(1546-1618):Sfogava con le stelle
フレスコバルディ:Canzon quitadecima, detta la Lievoratta a due Bassi
クロード・ル・ジュヌ(?1528-1600):Susanne un jour
レ・ソナドーリ
アンネ・デラフォッセ(S)
パスカル・ブーケ(リュート&テオルボ)

録音:2018年
カンツォーネ、シャンソン、モテット、マドリガルといった16世紀における「ポピュラー音楽」を集めたアルバム。トレブル・ヴァイオリン、アルト・ヴァイオリン、 テナー・ヴァイオリンなど各種ヴァイオリンのアンサンブルからなる「レ・ソナドーリ」が器楽パートを務めているのが特徴で、華やかに彩られたサウンドが楽し めます。

H.M.F
HAX-8901139(3CD)
シャルパンティエ:『メデ』 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
メデ:ジル・フェルドマン(S)
ジャゾン:ジル・ラゴン(T)
クレオン:ジャック・ボナ(Bs)
クレウス:アニェス・メロン(S)
オロンテ:フィリップ・カントル(Br)

録音:1984年4月ヴェルサイユ宮劇場
「メデ」はシャルパンティエによる唯一の抒情悲劇。1984年にクリスティとレザール・フロリサンによって行われた復活蘇演により、この「メデ」は今日でも 演奏されるようになったといえるでしょう。レザール・フロリサンが発足して間もないころの録音ですが、当初から最高のレヴェルでの演奏を展開していたことに あらためて驚かされる内容です。メデ(メディア)が自分を捨てた男への復讐から自分の息子までをも殺害する物語にシャルパンティエがつけた音楽は、半音階 や転調が効果的かつ劇的に用いられたもの。クリスティとレザール・フロリサン、そして名歌手たちの緊張感みなぎる演奏は今なお色あせることがありません。
H.M.F
HAX-8901257(3CD)
リュリ:歌劇『アティス』 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
アティス:ギ・ド・メイ(T)
ジベル:ギュメット・ロランス(Ms)
サンガリート:アニェス・メロン(S)
セレヌス:ジャン・フランソワ・ガルディユ(Bs)
イダス:ジャック・ボナ(Bs)
ドリス:フランソワーズ・スメラーズ(S)
「眠り」(ヒュプノス):ジル・ラゴン(T)
モルフェ:ジャン=ポール・フシェクール(T)
フォベトール:ベルナール・ドゥルトレ(Bs)
ファンターズ:ステファン・マツェイェフスキ(Br)

録音:1987年1月
リュリの最大傑作「アティス」の世界初録音盤(平成元年度レコード・アカデミー賞音楽史部門受賞)。奇怪な神話に基づき、類稀なる美青年アティスがその 美しさゆえ多くの女性の誘惑と嫉妬にふりまわされ、ついには死に至るまでを父親との倒錯愛もからめて進行します。リュリの音楽はきわめて流麗。クライマック スの「復讐の場」をはじめ、クリスティの指揮も緊張感にあふれていて実に見事です。歌唱陣も充実のメンバーですが、器楽パートにクリストフ・ルセやヒューゴ・ レーヌらの名が連なっていてこれまた豪華。録音から30年以上経っていますが、録音のクオリティ、演奏の鮮烈さは他では得がたいものとなっています。 (Ki)
H.M.F
HAX-8901367(3CD)
ラモー:オペラ=バレエ『優雅なインドの国々』 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
<ソプラノ>クラロン・マクファーデン、イザベル・プルナール、サンドリーヌ・ピオー、ノエミ・リム
<テノール>ハワード・クルック、ジャン=ポール・フシェクール
<バリトン>ジェローム・コレア
<バス>ニコラ・リヴェン、ベルナール・ドルトレ

録音:1991年1月
1990年のエクス・アン・プロヴァンス音楽祭での上演が大好評を博したのを受けて録音された名盤。幕ごとに1つの逸話があり、バレエを随所に取り入れ た歌劇です。 インドを舞台とした異国趣味と音楽的多彩さで、ラモーの歌劇中最も親しまれています。18世紀ヴェルサイユ文化華やかな頃、37年の間に700回も上演され たといいます。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0454(1CD)
NX-B03
タルティーニ:30の小さなヴァイオリン・ソナタ集 第5集
ソナタ 第25番ト長調
ソナタ 第26番変ロ長調
ソナタ 第27番ニ短調*
ソナタ 第28番イ短調*
ソナタ 第29番ト長調*
ソナタ 第30番ホ短調*
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn…1698年アントニオ・ストラディヴァリ「ヨアヒム」)
弓…2010年スティーヴン・ブリストウ製

録音:2011年1月12日
*=世界初録音
イタリア、バロック期の作曲家タルティーニ。優れたヴァイオリニストでもあった彼は、生涯最後の年に30曲に及ぶ「無伴 奏ヴァイオリンのためのソナタ」を書き上げました。これらは「小さな」と題されているものの、バッハの無伴奏ヴァイオリ ン作品に続く重要な作品と見做されていますが、これまでに全曲の録音はありませんでした。このシリーズは、最新の研 究に基づいた校訂譜が用いられているだけでなく、これまで見落とされていた作品も全て含むという貴重なもの。イギリス の名手、ピーター・シェパード・スケアヴェズがどの曲も丹念に演奏しています。

Resonus
RES-10244(1CD)
NX-B05
マラン・マレ:ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集
組曲 イ長調
組曲 ホ短調
組曲 ト短調
組曲 嬰ヘ短調
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イスラエル・ゴラーニ(テオルボ&バロック・ギター)
ジョシュア・チーザム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
オリヴィエ・フォルタン(Cemb)
アドリアン・ロドリゲス・ファン・デア・スプール(パーカッション)
【使用楽器】
ヴィオラ・ダ・ガンバ…コリション・モデル、ピエール・ボーア
バロック・ギター…ジョヴァンニ・テスラー製, イーヴォ・マゲリーニ複製
テオルボ…17世紀イタリアモデル、クラウス・ヤコブセン複製
ヴィオラ・ダ・ガンバ…バラク・ノーマン製、フランソワ・ボダール複製
チェンバロ…フレーミッシュ製、トーマス・パワー複製

録音:2019年3月6-8日
イギリス出身、アムステルダム在住のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ロバート・スミス。アムステルダム音楽院で学び、バロックチェ ロをヴァルター・ミュラー、ヤープ・テル・リンデン、ヴィオラ・ダ・ホーグに、ヴィオラ・ダ・ガンバをミネケ・ファン・ダー・ヴェルデン、 パオロ・パンドルフォの5氏に師事。これまでにコープマン率いる“アムステルダム・バロック・オーケストラ”やエキルベイが創 設した“インスラ・オーケストラ”など錚々たるアンサンブルに参加、CDリリースも活発に行うなど国際的に活躍していま す。今回のアルバムではフランス・バロック期を代表するマラン・マレの組曲を演奏。自らも優れたガンバ奏者であったマレ だけに、この曲集でも多彩な技巧と音色が要求されますが、スミスは見事な演奏でそれに応えました。共演の奏者たち との親密なアンサンブルにより、17〜18世紀のフランス宮廷世界を描き出しています。

CARPE DIEM
CD-16307(1CD)
さまざまな国の愛の歌
●スペイン
16世紀頃:咲きたてのばら
不詳:カナリオ
パタチオ(14世紀頃):私は小麦色の娘
伝承/ガルシア・ロルカ(1898-1936)編)):ラ・タララ
ムルシア(1673-1739):ホタ
●カタロニア
カタロニア民謡:アラゴンの婦人
ガリシア
ピントス:カンクロ・クル
●イタリア
モンテヴェルディ:苦しみが甘美であるならば
●スイス
伝承:ジロメッタ
●フランス
16世紀頃:私の愛
サンドラン(1490-1561):甘き思い出
サバール:別れ
●ドイツとオーストリア
シューベルト:野ばら
●イギリス
伝承:愛する人にりんごをあげよう
●ノルウェー
伝承:私のアストリ/セクストゥーレン
●チリ
パラ(1917-1967):人生よ、ありがとう
ヒルンド・マリス(アンサンブル)

アリアンナ・サバール(ソプラノ、バロック・トリプル・ハープ)
ペトル・ウドランド・ヨハンセン(テノール、ハーディングフェーレ、シターン)
マイケル・ナジ(ギター、ヴォーカル)
スヴェヌング・リレハイアー(ギター、ドブロ、ヴォーカル)
ミケル・アンヘル・コルデロ(コラシオーネ、コントラバス、ヴォーカル)
デヴィッド・マヨラル(パーカッション、ヴォーカル)】

録音:2015年3月18-22日
ジョルディ・サバールとモンセラート・フィゲ-ラスの娘であるアリアンナ・サバール(サヴァール)。 このアルバムはアリアンナと、彼女が率いるアンサンブル「ヒルンド・マリス」が奏でる、様々な時代と地域の「愛の歌」を集 めた1枚です。伝統的な曲からルネッサンス期の曲、時には古典派の曲をはじめ、アリアンナ自身の新作を収め、最後 にチリの国民的歌手パッラの「人生よ、ありがとう」を置くという凝った選曲が目を引きます。「ヒルンド・マリス」の6人の音 楽家たちは、多彩な楽器を駆使し、これらの曲をボーダーレスに演奏、普遍的な愛の力を示しています。
CARPE DIEM
CD-16312(1CD)
ルネサンス・チェンバロの物語
1.ヴァレンテ(1520-1581):第1旋法によるファンタジア
2.カピローラ(1474-1548):ラ・ビリャネッラ
3.ヴァレンテ:ナポリのガリアルダ
4.カベソン(1510-1566):カントゥス・フィルムスによる作品
5.トロンボンチーノ(1470-1535):Amor quando fioriva mia speme
6.ラニエリ(16世紀初):Me lassera tu mo
7.ダルツァ(1508頃):カラータ・アラ・スパニョーラ
8.トロンボンチーノ:Poi che volse la mia stella
9.ダルツァ:Pavana alla ferrarase
10.フォリアーノ(1468-1548):リチェルカーレ
11.カーラ(1465-1525):Cantai mentre nel core
12.カーラ:私は痛みで顔をしかめる
13.トロンボンチーノ:Stavasi Amor dormendo アモールは寝ていた
14.トロンボンチーノ:Che farala che dirala
15.カヴァッツォーニ(1490-1560):レチェルカーダ
16.カヴァッツォーニ:Plus ne regres これ以上の後悔はない
17.ヴェッジョ(1510-1543):ヴィリャーノ
18.カヴァッツォーニ:Madame vous aves mon cuor
19.ヴェッジョ:レチェルカーダ ロ短調
20.セルミジ(1490-1562):花咲く日々に生きる限り
21.デンティーチェ(1539-1581):Volta de Spagna
22.デ・モンテ(1521-1603):Sortemplus disminuita
23.ヴィラールト(1490-1562):Chi la dirra
24.ヴァレンテ:第1旋法によるレチェルカータ
カタリーナ・ビセンス(Cemb)
アントニオ・ヴァランテ Intavolatura de cimbalo(1576)製
キャピローラ・ルーテブック(1517頃)製
コインブラ MS242(1570頃)製
アンドレア・アンティコ
Frottole intabulate da sonare organi(1517)製
ホアン・アンブロジオ・ダルツァ
Intabulatura de lauto(1508)製
MS カステッリ’アルクァート(16世紀)製
マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ Libro primo (1523)製
フィリッピ・ハインホーファー・ラウテンビュッヒャー(1603-1604)製

録音:2015年5月
ユニークな世界を表現することで知られるチェンバロ奏者、カタリナ・ビセンスのコンセプト・アルバム。この「パルテノペの チェンバロ」と題された1枚は、今回演奏に使用された16世紀初頭の楽器に合わせ、この当時のナポリで弾かれていた 音楽を集めたもの。その上、ビセンスはただ曲を並べるのではなく、詩的なインスピレーションに基づく一つの物語を作り、 イメージに合わせて演奏していく形を取っています(彼女がナレーションを務める物語は、アルバムに付属したコードによ るダウンロードでのみお楽しみいただけます)。
CARPE DIEM
CD-16306(1CD)
MNEME-地中海の国々の中世音楽と伝承曲
1.Da que dues mamo(聖マリアのカンティガ集:第77番)
2.Rosa das Rosas(聖マリアのカンティガ集:第10番)
3.Saltarello サルタレッロ- Trotto(ロンドン写本、British Library, 追加 29987)
4.セファルディ伝承:Puncha puncha
5.アラブ=アンダルシア伝承:Lamma bada yatathana
6.伝承:Zonaradikos ゾナラディコス
7.フィレンツェ(14世紀イタリア):De poni amor
8.:Ghaetta(ロンドン写本、British Library, 追加 29987)
9.バラケス(1180-1207):Aras pot hom
10.ギリシャ伝承:Castle of Astropalia
エクス・シレンティオ(アンサンブル)

録音:2014年1月2-5日
ギリシャのアーリー・ミュージック専門アンサンブル「エクス・シレンティオ」が演奏する中世と初期ルネサンス音楽集。ギリ シャ神話と地中海周辺の物語から派生した歴史的によく知られた創造性の高いおとぎ話の数々を、伝統的な楽器と 奏法によって演奏。この時代に君臨していた王や騎士たち、美しい王女の肖像画をシンプルかつユニークな響きで描き だしています。

Gimell
CDGIM-052(1CD)

PCDGIM-052
税込定価
アントワーヌ・ブリュメル:父の母にして娘
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「父の母にして娘」
単旋聖歌:主よ、平和を与えたまえ
ノエル・ボールドワン(fl.1509−1513):ミサ曲 「主よ、平和を与えたまえ」
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指)
1973年の結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。2021年のジョスカン・デ・プレ没後500周年アニヴァーサリー・イヤーに全9巻での完結を目指す、「ジョスカンのミサ曲全曲録音」という偉大なプロジェクト。第8巻では、ブリュメルのモテットに基づくミサ曲「父の母にして娘」(ミサ・マテル・パトリス)、そしてその精緻な書法からジョスカンの作と考えられていたノエル・ボールドワン(バウルデヴェイン)のミサ曲「主よ、平和を与えたまえ」(ミサ・ダ・パーチェム)を収録。
タリス・スコラーズの並外れたパフォーマンスによって、レコード・アカデミー賞を始め、英グラモフォン賞や仏ディアパゾン・ドールの「年間最優秀賞」を獲得し、世界で絶賛されてきた至高のジョスカン・デ・プレにご期待ください。

Glossa
GCD-922809(1CD)
ジェズアルド:マドリガーレ集第2巻(1594)
おまえはわずかな痛手で/いとしいひとを奪わないでくれ/苦悩がこんなにも甘美なものなら/私が黙ると悲しみが迫り/かわいらしくて色っぽいほくろよ/雪のように白い手を/この手ではないのか/かぐわしい手袋から/優美なヴェールの中から/あの燃えるような輝く眼が現れると/おまえは少しずつ/ああ, なんと大きな苦しみなのか/別れにあたって私の心は/私は決して変えないだろう/
アディショナル・トラック〜ポンポニオ・ネンナ(1556−1608):情けをと私は泣きながら叫ぶのだが/ジョヴァンニ・デ・マック(c.1548−1614):あなたは私の涙に泣く/ネンナ:ああ, あなたは私を捨てた、ため息, 口づけと言葉/デ・マック:私の悲しみが増し/ネンナ:Ecco, o dolce, o gradita/ジュゼッペ・パラッツォット・タリャヴィーア(1583-beforeー1653):私を殺して, 残酷な女よ/シジズモンド・ディンディア(c.1582ー1629):さあ, これで私は死ぬのです/ジェズアルド:ああ, 痛ましい喜び
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ〔ロッサーナ・ベルティーニ(S)、フランチェスカ・カッシナーリ(S)、エレーナ・カルツァニーガ(A)、ジュゼッペ・マレット(T)、ラッファエレ・ジョルダーニ(T)、ダニエレ・カルノヴィチ(Bs)〕

録音:2018年4月24日ー28日(ジェズアルド:第2巻)、2018年6月24日ー26日(その他の作曲家)、2018年9月20日(ジェズアルド:ああ, 痛ましい喜び)、聖ロッコ&セバスティアーノ信心会(トリノ、イタリア)
第9弾となる新アルバムは、「マドリガーレ集第6巻(GCD 922801)」、「レスポンソリウム集(GCD 922803)」、「マドリガーレ集第3巻(GCD 922806)」と、同グループが最初の録音から度々取り組んできた異端の天才、ジェズアルドの音楽。聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566−1613)。1594年にフェラーラで出版された5声のマドリガーレ集第2巻は、後期のマドリガーレ集に見られるテキストの心理的な歪みや苦しみ等は少なく、より穏やかなアプローチですが、その感受性豊かな音楽の洗練さは既に成熟したものとなっていました。アディショナル・トラックとして、ジェズアルドの宮廷で働き影響を与え合ったポンポニオ・ネンナやジョヴァンニ・デ・マックなど、同時代のマドリガーレ作曲家たちの作品も多数収録しています。

Tactus
TC-600006(1CD)
めでたし栄ある乙女〜ルネサンスからバロックへの聖母マリアの音楽
A.スカルラッティ:ようこそ天の女王
フレスコバルディ:4声のカンツォン第2番
作者不詳:めでたし栄ある乙女
メールロ:4声のカンツォン
モンテヴェルディ:4声のマニフィカト第2番
フレスコバルディ:4声のカンツォン第6番
モンテヴェルディ:聖母のための連祷
ジョバンニ・バッティスタ・グリッロ:4声のカンツォン第16番
サビーノ・マンツォ(指)、
ヴォクス・ポエティカ・アンサンブル、
ノヴァ・アルタ

録音:2016年4月、フェルモ(イタリア)
人類の歴史におけるすべての芸術にとってもっとも重要なインスピレーションの源となってきた聖母マリアへの信仰と献身をテーマに、イタリア・ルネサンスとバロックの重要な作曲家たちの聖母マリアへの音楽を歌う。

Caro Mitis
CM-0042004(1SACD)
短調のテレマン
管弦楽組曲イ短調 TWV.55:a3(世界初録音)
ソナタ ヘ短調 TWV.44:32
協奏曲ホ短調 TWV.52:e3
ソナタ変ロ長調 TWV.44:34
協奏曲ホ短調 TWV.53:e1
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2004年5月16日−19日、RTRスタジオ5
ポーランドやハンガリーなど東欧での古楽隆盛が叫ばれて久しい昨今、モスクワ音楽院で学び、古楽に興味を抱いた実力者などによって結成されたロシアでは非常に珍しい常設のピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルムの「短調」のテレマン・プログラム。
芸術監督で首席チェリストのパヴェル・セルビン、コンサートマスターのセルゲイ・フィルチェンコを中心に繰り広げられていくテレマンの音楽からは、ロシアにおける古楽の豊かで確かな土壌の存在を知ることが出来ます。「管弦楽組曲イ短調」は世界初録音。また、短調の中に唯一存在する長調の「ソナタ変ロ長調」のアクセント具合も絶妙です。
※初紹介旧譜。「Caro Mitis」の各タイトルは既にレーベル在庫僅少となっており、ご注文数量に対して十分な枚数をご提供できず大幅な不足が発生する可能性がございます。また、レーベル在庫完売後の再生産が無い旨もアナウンスされており、急な廃盤が発生する可能性がございます。予めご了承下さいますようよろしくお願いいたします
Caro Mitis
CM-0032005(1SACD)
長調のテレマン
管弦楽組曲変ロ長調 TWV.55:B4
合奏協奏曲ト長調 TWV.52:G1
協奏曲ホ長調 TWV.51:E1
協奏曲ト長調 TWV.51:G4
合奏協奏曲ト長調 TWV.53:G1
ソナタ ト短調 TWV.44:33
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2005年6月、RTRスタジオ5
かつて鬼才リュビモフが率いていたエンシェント・ミュージック・アンサンブル(Ancient Music Ensemble)を前身とするモスクワのピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルム。
「短調のテレマン」(CM-0042004)と対を成すこの「長調のテレマン」でも、ピリオド楽器の管楽器、弦楽器、通奏低音が、様々なテレマンのスタイルの音楽で大活躍!テレマンはポーランドの民族音楽から影響を受けたことも知られており、スラヴの民族音楽の香りも漂わせるプログラムです。
Caro Mitis
CM-0052007(1SACD)
クレイン:スコルダトゥーラ・ソナタ〜変則調弦によるソナタ集
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.1-13
チェロ・ソナタ ニ長調 Op.1-14
チェロ・ソナタ イ短調 Op.1-17
チェロ・ソナタ ロ短調 Op.1-18
2本のチェロのための二重奏曲 Op.2-6
パヴェル・セルビン(Vc)、
アレクサンドル・グーリン(Vc)、
ハンス・クヌート・スヴェーン(ハプシコード)

録音:2008年2月19日−22日、RTRスタジオ5(モスクワ)
アムステルダム市の劇場の振付師を父に持つ17世紀後半〜18 世紀前半のオランダの作曲家ヤーコプ・クレイン(1688−1748)。 1717年から1746年の間に36曲のソナタを作曲したクレインの最 初のソナタ「Op.1」は、1716年、28歳の時の作品。1音高い変則調弦 (スコルダトゥーラ)での演奏が求められる「Op.1」は、ヴィヴァル ディ以前の知られざるチェロ・ソナタの秀作です。 パヴェル・ゼルビンはロシアのピリオド・オーケストラ、プラトゥ ム・インテグルムの創設メンバーであり、首席チェロを務めるピリ オド・チェリスト。エンシェント室内管弦楽団やベルゲン・バロッ クなどとも共演を重ねています。「二重奏曲 Op.2-6」以外は全て世 界初録音。
Caro Mitis
CM-0072004(1SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.2〜グレート・トランスクリプションズ
ヴァイス:リュートのための組曲(マルティノワ編、ハープシコード版)
ラインケン(バッハ編):ソナタ イ短調 BWV.965
ジェミニアーニ:クラヴサン小品集
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2004年8月26日−28日、モスクワ劇場
フランスでホプキンソン・スミスの演奏を聴き、古楽に魅了され、その世界へと足を踏み入れたロシアの古楽系鍵盤奏者、オルガ・マルティノワの「ハープシコードの宝石」シリーズ第2巻のテーマは「トランスクリプション」。
バッハによる「編曲」のラインケンの作品、ジェミニアーニが自身の作風をフランス風に「アレンジ」した作品、そして何といってもヴァイスの代表作である「リュート組曲」のアレンジが最大の聴きどころ。ホプキンソン・スミスに魅了されたマルティノワならではのこだわりを感じる選曲です。
使用楽器は、名工ウィリアム・ダウドが1970年台に製作したフレンチ・モデルのハープシコードです。

ANALEKTA
AN-28769(1CD)
ボワモルティエ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.20
ソナタ第1番/ソナタ第2番/ソナタ第3番
ソナタ第4番/ソナタ第5番/ソナタ第6番
オリヴィエ・ブロー(バロックVn)、
ソナト1704

録音:2018年5月28日−30日、カナダ
オリヴィエ・ブローは、才女ジャネット・ソレルが率いるクリーヴランドのバロック・オーケストラ、アポロズ・ファイアのコンサート・マスターを7年間(2011-2018)務めたカナダの名バロック・ヴァイオリニスト。
ブローが2003年に結成したアンサンブル、「ソナト1704」(フランスのヴァイオリン・ソナタ〔フランソワ・デュヴァル作曲〕が最初に出版された年にちなむ)と共に、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)の「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.20」をレコーディング。ブローはかつてボワモルティエの「ヴァイオリンとフルートのための6つのソナタ Op.51」も録音しています。
ANALEKTA
AN-28907(1CD)
バック・トゥ・バッハ
テレマン:ソナタ第1番(6つのソナタ TWV.40:118より)
バッハ(ヘリオット編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564より アダージョ
ヘンデル(ヘリオット編):チェロ・ソナタ第3番ヘ長調
バッハ(ヘリオット編):ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV.1042より アダージョ
コレッリ:ソナタ第8番ニ短調 Op.5-8
シュテルツェル(バッハ編曲/ヘリオット編):御身が共にあるならば
コレッリ:ソナタ第5番変ロ長調 Op.5-5/アレグリ(ヘリオット編):ミゼレーレ
バッハ(ヘリオット編):G線上のアリア(管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068より)
オーフラ・ハーノイ(Vc)、
マイク・ヘリオット(ピッコロ・トランペット、トランペット、フリューゲルホルン、フレンチ・ホルン、トロンボーン、コントラバス)

録音:2019年、ドッグハウス・スタジオ(セント・ジョンズ、ニューファンドランド、カナダ)
「チェロの妖精」というキャッチ・コピーで1980年代の日本でも熱狂的な人気を誇ったカナダの鮮烈なるチェリスト、オーフラ・ハーノイ。長年の演奏活動の無理がたたって肩に致命的な損傷(裂孔)を受け活動休止していたハーノイですが、2015年に手術を行い理学療法とリハビリによって2018年に15年ぶりにステージへと復帰、待望の新録音となるカムバック・アルバムが、カナダ最大のインディペンデント・レーベルAnalekta(アナレクタ)からついに登場します!
バッハを中心に、コレッリ、テレマン、ヘンデルらバロック時代の名曲、そしてルネサンス・ポリフォニーの傑作「アレグリのミゼレーレ」をチェロのためにアレンジした充実のプログラム。パートナーであるプロデューサー&ジャズ・トランぺッター(マルチ・インストゥルメンタリスト)のマイク・ヘリオットがアレンジ、そして各種金管楽器とコントラバスを用いて伴奏。アレグリのミゼレーレなど一部の曲では多重録音も駆使して独自のサウンドを創造しています。オーフラ・ハーノイの華麗な復帰作となる話題必至のアルバムにご注目ください!

裂孔を患って以降の私の初の新アルバムとなるこのレコーディングで、私は最初期のいくつかのアルバム中のレパートリーと、それ以前に録音したことのなかった作品を組み合わせることができて、わくわくしています。このプロジェクトにあたっては、これらの音楽についての私自身の個人的なヴィジョンを実現するために、私は選んだ曲のいくつかで大規模なチェロ・アンサンブルをひとりで生み出すというコンセプトを探求することに、そしてまたその他の曲で金管楽器群による伴奏という、美しいオルガン風のサウンドを実現する革新的なアプローチを導入することに、興奮を覚えたのだった。オーフラ・ハーノイ(日本語訳:生塩昭彦)

Hyperion
CDA-68299(1CD)
クリスマス
伝承曲(フィリップ・ローソン編):久しく待ちにし主よとく来たりて
M.プレトリウス:いざ来ませ、異邦人の救い主よ
ジョナサン・ハーヴェイ(ジョゼフ・ウィックス編):受胎告知
タリス:見よ、天主の御母の奇跡を
シェリル・フランシス=ホード:ザ・プロミスド・ライト・オヴ・ライフ
作曲者不詳(ブライアン・ケイ編):喜ぼう
ヴォーン・ウィリアムズ(オワイン・パーク編):天から送られた真実
M.プレトリウス:エサイの根より
作曲者不詳
:天使が乙女のもとに
ホルスト:おねむりなさい、いとしい子よ/ラッター:ゼア・イズ・ア・フラワー
ヘンデル
:角笛をふきならし
作曲者不詳:ゼア・イズ・ノー・ローズ
ハンス・レオ・ハスラー:御言葉は人となり
作曲者不詳:コヴェントリー・キャロル
オワイン・パーク:我が救い主の幼き頃
エレナー・デイリー:ラヴ・ケイム・ダウン・アット・クリスマス
伝承曲(バッハ編):もろびと声あげ
ジョナサン・ラスボーン:雄牛
カークパトリック(フィリップ・ローソン編):飼い葉の桶で
ピアポント(ゴードン・ラングフォード編):ジングル・ベル
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレクサンダー・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、
オワイン・パーク((指)バス)

録音:2019年1月3日−5日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。オワイン・パーク以外のメンバーも、タリス・スコラーズやマリアン・コンソートのメンバーを務めるアレクサンダー・チャンス(著名なカウンターテナー、マイケル・チャンスの子息)を始め、若き有望な歌手が集っています。
中世〜チューダー朝イングランドのモテット集(CDA 68256)に続くレコーディング第2弾は、中世の聖歌「久しく待ちにし主よとく来たりて」から、ジングル・ベルまで、幅広い時代のクリスマス・キャロルを集めた珠玉のクリスマス・アルバムです。
Hyperion
CDA-68281(1CD)
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂のクリスマス
アドヴェント〜聖歌:夜の星の創造主
バード:目覚めていよ
ホディノット:世界の救世主よ
ギボンズ:ヨハネの証し
ラインベルガー:天よ露をしたたらせ
マイケル・フィニスィー:テリング
ペルト:喜びたまえ、聖母
オットー・ゴルトシュミット:ア・テンダー・シュート
ジョン・ガードナー:明日はわたしが踊る日
クリスマス 〜 聖歌:幼な子われらに生まれ
タリス:幼な子われらに生まれ
作曲者不詳(フィリップ・レジャー編):サセックス・キャロル
アドルフ・アダン:さやかに星はきらめき
ミコラ・レオントヴィチ:ベルのキャロル
リチャード・マッデン:ワッツのゆりかごの歌
作曲者不詳(フィリップ・レジャー編):三隻の船
カークパトリック(デイヴィッド・ブリッグス編):飼い葉の桶で
作曲者不詳(ウィリアム・ホワイトヘッド編):聖母マリアの7つの喜び
主の顕現 〜 聖歌:見よ主の降臨を
バード:見よ主の降臨を
アラン・バラード:ザ・グレイシャス・ギフト
作曲者不詳(レジナルド・ジャックス編):ギャラリー・キャロル
ピーター・ウォーロック:ベツレヘム・ダウン
マシュー・マーティン:ノエルを歌おうわれら
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂聖歌隊、
ジェームズ・ヴィヴィアン(指)、
リューク・ボンド(Org)

録音:2018年6月27日、セント・マシューズ教会(ノーサンプトン)〔伴奏付き作品〕&2018年6月28日−29日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク)
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂聖歌隊、ジェームズ・ヴィヴィアン(指)、リューク・ボンド(Org)
Hyperion
CDA-68284(1CD)
パレストリーナ:エレミヤの哀歌第2巻
聖木曜日のための哀歌
聖金曜日のための哀歌
聖土曜日のための哀歌
チンクエチェント

録音:2018年9月11日−13日、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントが、パレストリーナの「エレミヤの哀歌」という傑作を録音。
前作「ジャン・ギュイヨ」(CDA-68180)では英グラモフォン賞の古楽部門にノミネートするなど、国際的に高く評価されてきた柔らかく精巧なアンサンブルで、16世紀の聖週間に歌われた崇高な音楽を再現します。

COO-RECORDS
COO-015(1CD)
税込定価
ハルモニア・ナシェンティス・ムンディ
(1)フローベルガー:ドレミファソラによるファンタジア
(2)フレスコバルディ:小さな舞曲風のアリア
(3)M.ロッシ:第3のトッカータ
(4)-(9)コレッリ(ビリントン編):第8のコンチェルト「クリスマス協奏曲」
(10)ケルル:パッサカリア
(11)ムファット:第6のトッカータ
(12)-(15)パスクィーニ:組曲イ調
(16)フレスコバルディ:ラソファミレドによる第2のカプリッチョ
(17)ブクステフーデ:前奏曲ト短調BuxWV149
エドアルド・ベロッティ(Org)

録音:2005 年3 月9-10 日、宮崎市・日本福音ルーテル宮崎教会
小さなパイプオルガンで聴く、17世紀の鍵盤作品集 。
COO-RECORDS
COO-016(1CD)
税込定価
「幻の楽器、パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール」〜趣味の融合〜「フランス趣味による音楽」
オデリンヌ:組曲ニ短調〜第2曲集(1705)より
ドゥ・ヴィゼー:リュートのためのアルマンド「老ガロ師のトンボー」
マレ:組曲ト短調〜トリオによる小品集(1692)より 「イタリア趣味による音楽」
ローゼンミュラー:2声部のソナタ第2番〜ソナタ集(1682)より
ジャノンチェッリ:リュートのための2つの小品〜イル・リウト(1650)より
メルーラ:カンツォン「ラ・ギーザ」〜カンツォン集(1637)より 「趣味の融合」
クープラン:トリオ・ソナタ「パルナッスス山の和解」〜「リュリ讃」(1725)より
宍戸俊子(パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール)
エリゼオ・バロック・アンサンブル

録音:2006 年 9 月 5-7 日、バウルメス・プロテスタント小教区,スイス
18世紀に大流行しながらも歴史上から姿を消した、幻の弦楽器の妙なる響とは・・・?
COO-RECORDS
COO-018(1CD)
税込定価
テレマン:2本のリコーダーのためのソナタ集(ハンブルク1727)
ソナタ変ロ長調Twv40:101
ソナタト短調Twv40:104
ソナタ ヘ長調Twv40:102
ソナタ ニ短調Twv40:105
ソナタ ハ長調Twv40:103
ソナタ ト長調Twv40:106
田中せい子(リコーダー)
ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)

録音:2005 年4 月29 日〜5 月1 日
アナスタジオ教会、ピアッツァ・アルセルキオ、イタリア
凛と冴えわたる、旋律線と旋律線。
COO-RECORDS
COO-030(1CD)
税込定価
究極の音楽
グレゴリオ聖歌〜2つのミサ
(待降節第1主日/年間第9主日)
ゴデハルト・ヨッピヒ(指)
カペラ・グレゴリアーナ ファヴォリート東京

録音:2009 年1 月ザンクト・オッティリ
COO-RECORDS
COO-033(1CD)
税込定価
至高のハーモニー
グレゴリオ聖歌〜2つのミサ
(年間第6主日/年間第8主日)
ゴデハルト・ヨッピヒ(指)
カペラ・グレゴリアーナ ファヴォリート東京

録音:2012 年1 月2、3 日ザンクト・オ
ッティリエン大修道院(ドイツ)
COO-RECORDS
COO-034(1CD)
税込定価
歴史的楽器で聴くドイツオルガン音楽
シャイト:「暁の星のいと美しきかな」コラールと6つの変奏曲
スヴェーリンク:トッカータ ハ調SwWV283
 アレマンダSwWV330
 4声のファンタジアSwWV273
シャイデマン:トッカータ ハ調WV43
ラッソ:「よい羊飼いはよみがえられた」5声のモテット
シャイデマン:「よい羊飼いはよみがえられた」モテット・インタヴォリールンク
シュトゥルンク:「よい羊飼いはよみがえられた」モテット・インタヴォリールンク
松波久美子(Org/ホーリー1713 年製)

録音:2012 年5 月7-9 日北ドイツニーダーザクセン州マリエンハーフェ・福音ルター派聖マリエン教会

Challenge Classics
CC-72828(1SACD)
ルペルト・イグナーツ・マイヤー(1646-1712):宗教曲集(1681)からのアンティフォナ集
1. In terras descendam
2. Ave Regina coelorum
3. Salve Regina
4. Alma Redemptoris mater
5. Regina coeli laetare
グナール・レツボール(Vn、指)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
「宗教曲集からの詩篇集」(CC-72759)に続く、レツボールによる貴重なマイヤー作品録音です。アンティフォナは「交唱」とも訳される古くから伝わる聖 歌の伝統的な歌い方で、2郡に分かれ呼び交わしを行うもの。マイヤーによる収録曲はほぼ聖母マリアについての内容で、美しく敬虔な音楽となっています。歌 手陣と器楽陣が交わり合い織りなす立体的なサウンドのなか、レツボールのヴァイオリンや華やかなトランペットの掛け合いなども登場。変化に富んだ響きが楽 しめます。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10406(1CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター:フルート協奏曲 ホ短調、
 トリオ・ソナタ 変ロ長調 Op.4-1
ヨハン・シュターミッツ:フルート協奏曲 ト長調
フランツ・クサヴァー・リヒター:チェンバロ三重奏曲 ニ長調、
 チェンバロ三重奏曲 ト短調
ヤナ・セメラードヴァー(フラウト・トラヴェルソ)
アンサンブル・カストール

録音:2019年2月14-16日/オーストリア
マンハイム楽派を興した重要な作曲家のひとり、フランツ・クサヴァー・リヒター。モラヴィア生まれの彼は20年以上にわたりマンハイムの宮廷楽団でヴァイ オリン奏者を務め、さらにバス歌手としても活躍しました。この時期に書かれた作品はバロックと古典派の狭間で特別な輝きを放つマンハイム様式の魅力をおお いに伝えてくれます。同じくマンハイム楽派の創設者であるヨハン・シュターミッツの作品もカップリング。華麗なフルート協奏曲や、雄弁なチェンバロ三重奏曲 などを収録しています。後者はオブリガート・チェンバロとヴァイオリン、チェロの為の作品でまさに古典派ピアノ・トリオの前身。 (Ki)

ACCENT
ACC-24362(1CD)
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):イタリア語カンタータ集
カンタータ『Disperata Porcia』
歌劇『Cinna』(ベルリン、1748)よりシンフォニア
カンタータ『Apollo amante di Dafne』
カンタータ『Lavinia a Turno』
ハンナ・モリソン(S)
マイン・バロックオーケストラ

録音:2019年1月/ドイツ、ギーセン、ペトロ教会
後期バロックにおける重要なドイツ人作曲家であるカール・ハインリヒ・グラウンはイタリア・歌劇の大家としても知られ、カンタータもイタリア語のものを残 しています。兄のヨハン・ゴットリープ・グラウンも作曲家で、(1)と(3)は兄の作品とも言われています。ハンナ・モリソンはオランダ生まれのソプラノで、ガーディナーやクリスティなど古楽界の巨匠と多く共演している若き名歌手です。 (Ki)

Linn
CKR-527(1CD)
NX-B09
ダウランド:ラクリメ、あるいは7つの涙 ファンタズム(ヴィオール合奏)
エリザベス・ケニー(Lute)

録音:2015年7月5-7日モードリン・カレッジ、オックスフォード
※旧品番:CKD527
1994年に結成され、多くのアルバムが国際的に評価されている英国ヴィオール合奏(コンソート・オブ・ヴァイオルズ)の最高峰ファンタズムが、 リュート・テオルボの名手エリザベス・ケニーを迎えて録音したダウランドの「7つの涙」。2017年のグラモフォン・アワード及びディアパソン・ドール 年間賞の古楽部門を受賞し、BBC放送First Choiceにも選出された名盤です。リーダー、ローレンス・ドレフュスの弾くトレブル(高音)・ヴィ オールのほか、テノール×3、バス×1という五重奏にケニーの弾くリュートという編成で、深い悲しみを内に秘めた美しい音楽が奏でられていま す。SACDハイブリッドであったCKD527の通常CDでの再発売。 (Ki)
Linn
CKR-467(1CD)
NX-B09
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):管楽器の為の作品集
.四重奏曲 変ロ長調 FWV N:B2
ホルン四重奏曲 ヘ長調 FWV N:F3
四重奏曲 ト短調 FWV N:g2
バスーン協奏曲 ハ長調 FWV L:C2
リコーダー協奏曲 ヘ長調 FWV L:F6
四重奏曲 ヘ長調 FWV N:F2
リコーダー四重奏曲 変ロ長調 FWV N:B1
四重奏曲 ニ短調 FWV N:d2
ピーター・ウィーラン(バスーン)
パメラ・トービー(リコーダー)
アンサンブル・マルシュアス(古楽器使用)

録音:2013年8月9-11日、ウィグモア・ホール、ロンドン
※旧品番:CKD467
パラディアン・アンサンブル創設メンバーであるリコーダーのトービーと、アンサンブル・マルシュアス創設メンバーであるウィーランという2人の名手を 迎えたアルバム。アンサンブル・メンバーのオーボエやホルンも目の覚めるようなテクニックを聴かせます。SACDハイブリッドであったCKD467の 通常CDでの再発売。
Linn
CKR-413(2CD)
NX-D04
コレッリ:室内ソナタ集 Op.2(1685) & Op.4(1689)
【DISC 1】 Op.2
ソナタ第1番-第12番
【DISC 2】 Op.4
ソナタ第1番-第12番
パブロ・ベズノシウク(指,Vn)
エイヴィソン・アンサンブル(古楽器使用)
キャロライン・ボルディング(Vn)
リチャード・タニフクフ(Vc)
ポーラ・シャトーヌフ(アーチリュート)
ロジャー・ハミルトン(チェンバロ・オルガン)

録音:2010年1月11-15日、2012年1月11-17日
聖ジョージ教会、英国ケンブリッジ、チェスタートン
※旧品番:CKD413
1985年に結成され、英国の古楽界をリードする団体の一つであるエイヴィソン・アンサンブルのメンバー と、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックやなどで活躍するバロック・ヴァイオリンノ名手ベズノシウクによ るコレッリの第3弾として発売された、室内ソナタ(トリオ・ソナタ)集。SACDハイブリッドであったCKD413 の通常CDでの再発売です。
Linn
CKR-414(2CD)
NX-D04
コレッリ:教会ソナタ集 Op.1(1681) & Op.3(1689)
【DISC 1】 Op.1
ソナタ第1番-第12番
【DISC 2】 Op.3
ソナタ第1番-第12番
パブロ・ベズノシウク(指,Vn)
エイヴィソン・アンサンブル(古楽器使用)
キャロライン・ボルディング(Vn)
リチャード・タニフクフ(Vc)
ポーラ・シャトーヌフ(アーチリュート)
ロジャー・ハミルトン(Cemb、Org)

録音:2011年11月-2012年1月
聖ジョージ教会、英国ケンブリッジ、チェスタートン
※旧品番:CKD414
1985年に結成され、英国の古楽界をリードする団体の一つであるエイヴィソン・アンサンブルのメンバー と、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックやなどで活躍するバロック・ヴァイオリンノ名手ベズノシウクによ るコレッリの第4弾として発売された、教会ソナタ(トリオ・ソナタ)集。SACDハイブリッドであったCKD414 の通常CDでの再発売です。

arcantus
ARC-19016(1CD)
ボニファツィオ・グラツィアーニ(1604-1664):『聖母マリアの夕べの祈り』 ヴェロニカ・ヴィンター(S)、
ハンナ・ツムザンデ(S)、
ヨハネス・オイラー(C.T)、
ミルコ・ルートヴィヒ(T)、
ラルフ・グローベ(Bs)
ラ・フェスタ・ムジカーレ、
コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファー、
フローリアン・ローマン(合唱指揮)

ライヴ録音:2018年6月/聖ヨハネス教会(ハノーファー)
コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファーがボニファツィオ・グラツィアーニ(1604-1664)の『聖母マリアの夕べの祈り』を世界初録音しました。 1604年、ミラノ生まれに生まれたボニファツィオ・グラツィアーニは、1646年にジェス教会の関連教会で楽長に就任するなど活躍するとともに多くの作品を 残しました。ここに収録された『聖母マリアの夕べの祈り』もグラツィアーニらしい温かみのある作品です。録音はBISレーベルでもおなじみのTake 5 Music Productionが担当しております。

Pentatone
PTC-5186749(1CD)
『テレマンの庭』
テレマン:ラントマン〜独奏チェンバロのためのファンタジア第7番 イ短調 TWV 33:19より
組曲第5番イ短調〜フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための TWV 42:a3
シチリアーナ〜独奏ヴァイオリンのためのファンタジア第9番 ロ短調 TWV 40:22より
パリ四重奏曲第3番ト長調〜フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための TWV 43:G4
ファンタジア第1番イ長調〜独奏フルートのためのTWV 40:2
トリオ・ソナタ第10番イ短調〜リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のための TWV 42:a4
レチタティーヴォとアリオーソ〜ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソロ・ソナタ第9番 ホ短調 TWV 41:e5より
エレファント・ハウス・クァルテット【ボレッテ・ロズ(リコーダー)、アウレリウス・ゴリンスキ(Vn)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アラン・ラスムッセン(Cemb)】

録音:2018年5月29-31日ギャリソン教会(コペンハーゲン)
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の市瀬礼子も参加しているエレファント・ハウス・クァルテットが『テレマンの庭』と題したアルバムをリリースしました。同団はリコーダー のボレッテ・ロズ、ヴァイオリンのアウレリウス・ゴリンスキ、ヴィオラ・ダ・ガンバの市瀬礼子、チェンバロのアラン・ラスムッセンというバロック音楽のスペシャ リストが集結した古楽アンサンブルで、テレマンの音楽がもつ温かくカラフルな色合いを見事に表現しております。コペンハーゲンのギャリソン教会に響き渡る美 しいアンサンブルをご堪能ください。 (Ki)

Audite
AU-97770(1CD)
ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):管弦楽組曲集
(1)管弦楽組曲第1番
(2)管弦楽組曲第2番
(3)管弦楽組曲第3番
(4)管弦楽組曲第4番
チューリンゲン・バッハ・コレギウム、
ゲルノート・ジュスムート(Vn、指)

録音:2019年1月28日-2月1日ゲオルク教会(アイゼナハ)
ヨハン・ベルンハルトは1676年にエアフルトに生まれ、音楽家であった父から音楽の手ほどきを受けました。1695年には生地でオルガニストとなり、その 後はマクデブルク、アイゼナハでもオルガニストとして、またザクセン=アイゼナハ公の宮廷音楽家として活躍し、1749年にアイゼナハにて死去しました。作曲家 としてはオルガン作品を中心に作曲しましたが現在その大部分は失われており、現存している作品の代表作がこの4つの管弦楽組曲です。同作品の公演時には 偉大なバッハ専用パートが用意されていたことが知られております。 この作品をチューリンゲン・バッハ・コレギウムはJ.B.バッハが晩年を過ごしたアイゼナハで収録しました。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目です。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4274(1CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター:「バビロンの流れのほとりに」(1768)(詩篇第136篇に基づく)
「ミゼレーレ」(1770-73)(詩篇第50篇に基づく)
マルケータ・ブーモヴァー(S)、パヴィア・ラドストヴァー(S)、ピョートル・オレク(A)、カミラ・マザロヴァー(A)、ラロスラフ・ブレジナ(T)、ヤクブ・クビーン(T)、イルジー・M・プロハースカ(Bs)
チェコ・アンサンブル・バロックO&cho、
ロマン・ヴァーレク(指)

セッション録音:2019年6月12-15日/聖ミカエル教会(ズノイモ)
モラヴィア出身のリヒターは1747年よりマンハイム宮廷の歌手となり、1769年よりストラスブール大聖堂の楽長を務めた18世紀にボヘミアからドイツに出 て活躍した作曲家たちの代表格。前古典主義をリードしたリヒターは宮廷楽団での目覚ましい活躍によりマンハイム楽派の巨星として音楽史にその名を残しまし た。歌手であったリヒターの作品はそのどれもが美しい旋律を伴い、ここに収録された2篇でも作曲から250年ほどたった現在も色褪せることなく輝きます。素 晴らしいソリスト陣を従えたロマン・ヴァーレク(指)チェコ・アンサンブル・バロックO(オリジナル楽器)&choの演奏が光ります。
同団によるリヒターの録音はこれまでにシンフォニア第52番、テ・デウム、オーボエ協奏曲(SU 4240)、聖金曜日のためのオラトリオ「キリストの降架」(SU 4204)、レクイエム(SU 4177)がリリースされており、オリジナル楽器による貴重な録音として高く評価されております。 (Ki)

H.M.F
HMM-931805(3CD)
A.スカルラッティ:歌劇「グリゼルダ」 グリゼルダ:ドロテア・レッシュマン(S)
グァルティエーロ:ローレンス・ザゾ(C.T)
コンスタンツァ:ヴェロニカ・カンジェミ(S)
ロベルト:ベルナルダ・フィンク(Ms)
オットーネ:シルヴィア・トロ・サンタフェ(Ms) 他
ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー
ニコラウ・デ・フィゲイレド(合唱(指)通奏低音(Cemb))

録音:2002年11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
A.スカルラッティは100以上のオペラを書いており、オペラの歴史の初期の最重要作曲家の一人ともいえますが、その作品の上演機会は極めて少ないといえ るでしょう。これは、2002年にヤーコプスが録音した傑作「グリゼルダ」の再発盤です。 ★物語の舞台はシチリア。グァルティエーロ王は、きわめて良識人である妻グリゼルダの貞操を確かめるために、残酷な裁きにかけます。しかし彼女の慈悲深さ と徳のある人格はすべてに打ち克ち、大団円で幕となる物語です。随所にちりばめられた美しいアリアは聴きごたえ十分。そしてヤーコプスとフィゲイレド率いる ベルリン古楽アカデミーのアンサンブル、そして通奏低音の美しさ(リュートでは野入志津子も参加)には驚かされるばかり。この「グリゼルダ」は1721年に 初演された一度の上演の後は、音楽の趣味と経済的理由により再演されることはありませんでした。19世紀後半に再び注目され、A.スカルラッティの傑作とし て一躍みとめられることになったオペラの、ヤーコプスと名歌手、名器楽奏者たちによる待望の録音の登場となった名盤が復活します! (Ki)

H.M.F
HAF-8902622
(3CD+DVD/NTSC)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』 ネローネ:ケイト・リンゼイ(Ms)
オッターヴィア:ステファニー・ドゥストゥラック(Ms)
オットーネ:カルロ・ヴィストリ(C.T)
セネカ:レナート・ドルチーニ(Br)
ドゥルシッラ:アナ・キンタンス(S)
乳母:マルセル・ビークマン(T)
アルナルタ:ドミニク・ヴィス(C.T)
フォルトゥーナ:テマラ・バンジェセヴィッチ(S)
ヴィルトゥ:アナ・キンタンス(S)
アモーレ:レア・デァンドル(Ms)
ウィリアム・クリスティ(指・Cemb)
レザール・フロリサン

録音:2018年8月、ザルツブルク音楽祭/ボーナスDVD収録:2018年8月、ザルツブルク音楽祭
「ボーナスDVD」演出・振付:ヤン・ロワース
クリスティが「この世でもっとも素晴らしい作品のひとつ」と語るモンテヴェルディの傑作『ポッペアの戴冠』。クリスティにとって初録音の演奏が、超 豪華キャストで登場。2018年ザルツブルク音楽祭で絶賛された演奏です。
独裁者ネローネが魅力的なポッペアと恋に落ち、妻(オッターヴィア)などすべての障害を取り除き、二人は結ばれるという、清く正しい者が勝つとい うわけではない非道徳的といっても過言ではないストーリーにも関わらず、その音楽があまりに素晴らしく、今なお人を引き付けてやまない魅力に満ちた 『ポッペアの戴冠』。クリスティはチェンバロを弾きながら指揮をし、軽やかでありながら、物語のドラマティックさを最大限引き出しています。器楽アンサ ンブルは16名、上演では、舞台に設えられたピットに二手に分かれて配置され、重要なパートの時には立ち上がって演奏するなど、歌い手たちと同様あ たかも登場人物のように演奏しています。歌唱陣はポッペアにブルガリア出身で2010年ドミンゴ主催の「オペラリア」で優勝し世界で活躍する歌姫ソー ニャ・ヨンチェヴァ。ネローネには2019年9月にはハーディング指揮ベルリン・フィルのベルリオーズ「ロミオとジュリエット」に出演予定、さらに10 月にはウィーン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」にも作曲家役で出演予定のアメリカ出身の急上昇歌手、ケイト・リンゼイ。他にもクリスティ「声の 庭」出身の歌手など、望みうる最高の歌手たちが結集しています。全体を通して歌唱陣は抜群の安定と余裕すら感じさせ、器楽パートも文句なしの超充 実の演奏。美しい通奏低音も印象に残ります。第3幕のオッターヴィアの「さらば、ローマよ」の通奏低音と歌い手の一体感は息をのむ美しさ。 レザール・フロリサン創立40周年記念セットとして、巨匠ヤン・ロワースによる演出・振付の舞台をおさめた映像が特典として付属します(NTSC,日 本語字幕なし)。ヤン・ロワースは「ニードカンパニー」を創立した、ベルギーの演劇界の革新的巨匠。この舞台でもニードカンパニーのダンサーもソロ で登場し、また、常に多数のダンサーが動いたり、ダンサーと歌手達が官能的な踊りを展開する映像がスクリーンに映写されたりと、ロワースらしい演出 となっています。ドミニク・ヴィスの相変わらずの達者な演技にも注目です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-064(2CD)
バロックの花束
[CD1]
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ハ長調RV444より第1、2楽章
 フルート協奏曲ト短調「夜」RV439より第5楽章
アンドレア・ファルコニエーリ:La suage Melodia y su Corrente
ジョヴァンニ・アントニオ・ジャネッティーニ:アテネのメデア*
アンドレア・ファルコニエーリ:パッサカーユ
A.スカルラッティ:錯乱したディドーネより*
 フルート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲第10番
フランチェスコ・マンチーニ:Quanto dolce e quell’ ardore**
ヴィヴァルディ:フランティーノのための協奏曲ニ長調RV428より第2楽章
バッハ:チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調BWV1057より第1楽章
パーセル:ディドの嘆き*
バッハ:オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲ハ短調BWV1060a
テレマン:リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調TWV52:e1より第4楽章
 トリオ・ソナタニ短調TWV42:d10より第1楽章
 トリオ・ソナタ変ロ長調TWV42:B4より第3楽章
 トリオ・ソナタイ短調TWV42:a4より第4楽章
ヘンデル:合奏協奏曲op.3-3ト長調HWV314
パーセル:新しいグラウンド#
[CD2]
ゴーティエ:組曲ハ短調より第1曲
シャルパンティエ:花の王冠より
リュリ:テゼより
シャルパンティエ:組曲 ニ短調より第1曲
クレランボー:メデ(第1巻より)
ド・ラ・バール:組曲 ホ短調よりパッサカイユ
ラモー:オルフェより***
バリエール:トリオ・ソナタ第2番ニ短調より第1楽章
フィリドール:組曲第5番ニ短調より第4曲
オトテール:組曲第2番ハ短調より第1曲、第7曲
ド・ラ・バール:組曲第9番ト短調よりシャコンヌ
ヘンデル:メヌエットHWV434/4
作曲者不詳:グリーンスリーヴス#
パーセル:トランペットを鳴らせ**
ヘンデル:ソナタト短調HWV360より第4楽章
パーセル:グラウンド#
エロイーズ・ガイヤール(音楽監督、Ob、リコーダー)
ヴィオレーヌ・コシャー ル(Cemb)
ダヴィド・プランティエ(リコーダー )
ステファニー・ドゥストゥラック(Ms)*
パトリシア・プティボン(S)**
マティアス・ヴィダル(T)***

録音:2019年4月#/それ以外は他社レーベル(AMBRONAY、naive)を含む音源からの抜粋
類まれなる技巧と音楽性、そして美貌を兼ね備えたリコーダー/オーボエ奏者のエロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリスの名演を集めた2枚組。 プティボン参加のトラックでは極上の歌声を楽しめ、器楽作品では極上のアンサンブルを味わえる、楽しい2枚組となっております。一部は新録音となります。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-462
(2CD+BOOK)
NX-D07
16-17世紀、フランス宮廷歌曲の発祥と発展

【DISC 1】
<バレ(舞踏劇):エール(歌)、レシ(独唱の場面)とアントレ(見せ場)>
1.作者不詳:私たちの自由で満足した心は
作者不詳:サンジェルマンの森の妖精たちのバレ(器楽合奏)
2.I. 誘惑者たちのアントレ
3.II. 半ばおかしくなった者たちのアントレ
4.III. 酔狂な者たちのアントレ
5.アンリ・ド・バイイ(1585頃-1637):狂気のパサカーユ「わたしは狂気」
6.エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676):さまよえるユダヤ人の歌
7.エティエンヌ・ムリニエ:さまざまな鳥の合奏
<大自然は、打ち明け話を聞いてくれる>
8.ジャン・ボワイエ(1600以前-1648):どうしよう?何と言おう?
9.アントワーヌ・ボエセ(1587-1643):野原の甘美な風よ
<敵わない恋>
10.ピエール・ゲドロン(1565頃-1620頃):死すべき者よ、溜息をつくのをやめよ
<美しき女性とその恵み>
11.ファブリス=マリン・カイェタン(1540頃-1578以降):ぼくの気持ちを見ておくれ
<愛は見捨てられる>
12.ジラール・ド・ボーリュー(1540頃-1590)/カイエタン編曲:
ああ、何をすればよいのか
<恋の不幸に酔う者>
13.アドリアン・ル・ロワ(1520頃-1598)/ピエール・セルトン編曲:
ああ、なんという喜び/恋の炎を
14.エティエンヌ・ムリニエ:対話「スペインの人、お願いです」
<不誠実>
15.エティエンヌ・ムリニエ:なにもかも緑に満ちて
【DISC 2】
<無関心>
1.シャルル・テシエ(1550頃-?):もう、航海はたくさんだ
2.シャルル・テシエ:スペインの歌:私のより熱いものはなし
<報われた恋>
3.アントワーヌ・ボエセ:ついにこの女羊飼いは
<遠く離れて>
4.ディディエ・ル・ブラン(1579-1584頃活躍):さあ!リュートよ、悲しい調べで
5.ギヨーム・コストレ(1530頃-1606):死の苦しみの方がまだましだ
6.エティエンヌ・ムリニエ:ガスコーニュの歌「茂みの小鳥よ」
<軽い男>
7.ピエール・ゲドロン:パリの小さな橋の上
8.ルイス・デ・ブリセーニョ(1610-1630):サラバンダ「さあ踊ろう!サラバンダだ」
9.アントワーヌ・ボエセ:音楽を
<それは美徳なのか>
10.ルイス・デ・ブリセーニョ:パサカーリェ「おれが仕込んできたなら、おれの妻を」
<…これも小さな美徳>
11.シャルル・テシエ:数珠も嫌いじゃないね
12.作者不詳/カイエタン編曲:ほら、ご不自由なお婆さん
<酒の歌>
13.エティエンヌ・ムリニエ:友よ、共に酔おう
<舞踏歌>
14.ピエール・ゲドロン:ダンスのステップを教わりたいなら
15.ルイス・デ・ブリセーニョ:斧の踊り
16.ルイス・デ・ブリセーニョ:セギディーリャ「教えて、何がいやなの」
17.ピエール・ゲドロン:海辺に3人のきれいな娘がいて
18.ディディエ・ル・ブラン:船頭たちは晴れの日が大好き
19.作者不詳:ラ・グラン・チャコーナ
<トルコめかした偽言語>
20.シャルル・テシエ:
擬トルコ語による小唄 「ヘ・ヴェル・アケウル」/「タル・リシ・マン」
ヴァンサン・デュメストル
(バロック&ルネサンス・ギター、テオルボ、リュート、楽譜校訂&総指揮)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
※ 代表的な参加メンバー
クレール・ルフィリアトル(S)
イザベル・ドリュエ(Ms)
ブリュノ・ル・ルヴルール(C.T)
ジャン=フランソワ・ノヴェリ、ヤン・ファン・エルサッケル(T)
マルク・モイヨン(Br)
マルコ・オルヴァ(Bs)
ジョアンヌ・メートル(ボンバルド〔ダブルリード管楽器〕、リコーダー)
ウィリアム・ドンゴワ(木管コルネット)
ジュリアン・ショーヴァン、ミラ・グロデアヌ(Vn)
上村かおり(ドゥシュ&バス・ド・ヴィオル〔高音&低音ガンバ〕)
酒井淳、ソフィー・ワティヨン、フリーデリケ・ホイマン
(ドゥシュ・ド・ヴィオル)
シルヴィア・アブラモヴィチ
(テノール&バス・ド・ヴィオル〔中音&低音ガンバ〕)
アンジェリーク・モイヨン(バロックハープ)
マッシモ・モスカルド
(バロックギター、アーチリュート、テノール・リュート)
ミシェル・クロード、ジョエル・グラール(各種打楽器)

録音:1999-2015年
21世紀フランスにおける「小資本レーベルの革命」と言われたAlphaレーベル の創設期から、看板グループとして活躍を続けるル・ポエム・アルモニーク。この フランス随一の古楽グループの本領ともいうべき初期録音の傑作『エール・ド・ クール三部作』をはじめとする、フランス・ルネサンス〜初期バロック音源の数々 からトラックを厳選して届けられた絶好企画。太陽王ルイ14世とその音楽監 督リュリが登場する以前、これら17世紀初頭までのフランス音楽の存在感は、 まさに彼らル・ポエム・アルモニークの録音群を通じて飛躍的に世界的注目が 高まったジャンルでもあり、フランスを拠点に活躍する彼らの最上の部分があら われた2枚組といってよいでしょう。 2枚のCDに収録されているトラックには、長くプレス切れが続いた、あるいは現 役盤がBOXにしかないような入手しにくい初期音源も含まれています。タイト ルは「エール・ド・クール(宮廷歌曲)」ながら、その歴史を知るうえで欠かせない バレ・ド・クール(宮廷舞踊)にも触れているのはさすが。今はグループを離れて しまった初期メンバーには、その後に古楽系ソリストとしてどんどん存在感を強 めている歌手も多数。上村かおりやウィリアム・ドンゴワらをはじめ、器楽勢には 超ヴェテランの名手も含まれています。美しい関連カラー図版に彩られた原文 解説も充実しており、フランスの歴史・音楽・諸文化にまつわる略年表など、 ジャンル理解を深めるうえでの配慮も行き届いています。
ALPHA
ALPHA-568(20CD)
NX-F09
ヴァンサン・デュメストルと、ル・ポエム・アルモニークの芸術〜16世紀から17世紀へ バロックのフランスとイタリア、そして英国

【DISC 1】 (ALPHA002)
ドメーニコ・ベッリ(?-1627)とフィレンツェの「新様式」
【DISC 2】 (ALPHA057/ALPHA331)
アントワーヌ・ボエセー(1587-1643): わたしは死ぬことなく息絶える 〜エール・ド・クールとバレ・ド・クール
【DISC 3】 (ALPHA182)
「パリの不死鳥」 ルイス・デ・ブリセーニョ(1614-1627頃活躍):1626年パリで出版された、スペイン風ギターのための舞曲と歌
【DISC 4】 (ALPHA001/ALPHA320)
ベレロフォンテ・カスタルディ(1580頃-1649): 奔放なる芸術家の肖像
【DISC 5】 (ALPHA011)
エミーリオ・デ・カヴァリエーリ(1550頃-1602):エレミヤの哀歌
【DISC 6】 (ALPHA952)
リュリ、シャルパンティエ:テ・デウム
【DISC 7】 (ALPHA285)
パーセル、クラーク(1674〜1707)~英国に愛された作曲家
【DISC 8】 (ALPHA957)
F.クープラン:ルソン・ド・テネブル/クレランボー(1676-1749):ミゼレーレ
【DISC 9】 (ALPHA968)
MAJESTE ~ド・ラランド「(1657-1726):テ・デウム
【DISC 10】 (ALPHA030/ALPHA350)
ド・ラランド(1657-1726): ルソン・ド・テネブル
【DISC 11】 (ALPHA003)
「会話」 ロベール・ド・ヴィゼー(1659頃-1733頃): テオルボ作品集、テオフィル・ド・ヴィオー(1590-1626)のソネットを添えて
【DISC 12】 (ALPHA019)
ピエール・ゲドロン(1565-1620頃)作品集〜さまざまな編成で
【DISC 13】 (ALPHA005)
「人間喜劇」 エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676)作品集
【DISC 14】 (ALPHA100)
シャルル・テシエ(1550頃-?)と、16世紀末のヨーロッパ音楽
【DISC 15】 (ALPHA172/ALPHA306)
「戦い!」 モンテヴェルディ:「タンクレーディとクロリンダの戦い」, 他
【DISC 16】 (ALPHA213)
エール・ド・クールの「心」〜16世紀末, フランス宮廷歌曲の誕生〜
【DISC 17】 (ALPHA120/ALPHA321)
「フィレンツェ1616年, 失われた恋の歌」 〜カッチーニ, ドメーニコ・ベッリ, サラチーニ
【DISC 18】 (ALPHA023)
イル・ファーゾロ作品集〜17世紀イタリア、謎の偽名作曲家の正体〜
【DISC 19】 (ALPHA081/ALPHA305)
「愛は妙なり」 英国エリザベス朝の撥弦楽器のためのコンソート
【DISC 20】 (ALPHA039)
「ノヴァ・メタモルフォージ」 〜17世紀紀初頭、ミラノの教会音楽〜
ヴァンサン・デュメストル(指,テオルボ、バロックギター ほか)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)

録音:1998-2017年
1998年にヴァンサン・デュメストルによって結成された古楽器合奏団、ル・ポエム・アルモニーク。その20周年を記念するBOXが登場します。その結成とほぼ同 時期に発足したALPHA CLASSICSからCDのリリースを開始した彼らのディスコグラフィから、記念すべき商品番号ALPHA001(カスタルディ作品集)をはじ め、白ジャケット・シリーズ以外のスタンダード・シリーズから大半の重要アルバムを網羅。このグループを一躍有名にしたリュリ登場以前のフランスのエール・ド・ クールやイタリア初期バロックから、ルイ14世時代のフランス音楽やそこから絶大な影響を受けた英国17世紀音楽など「フランス」「イタリア」「英国」の3地域を 軸に、16世紀末〜17世紀のいわゆる「バロック」のターニングポイントを辿れる選曲。リリース時に高い評価を博した名盤ぞろいのBOXです。
ALPHA
ALPHA-486(1CD)
NX-A11
アルビノーニ:5声のソナタ(シンフォニア)集 Op.2
ソナタ 第2番ハ長調
ソナタ 第6番ト短調
ソナタ 第4番ハ短調
ソナタ 第5番変ロ長調
ソナタ 第1番ト長調
ソナタ 第3番イ長調
アンサンブル415
キアラ・バンキーニ(指,Vn)

録音:2008年3月ドイツ福音教会、パリ、フランス
旧品番:ZZT090202
バンキーニ率いるアンサンブル415が2010年の解散前、2008年に最後に刻んだ名盤が廉価盤で復活。アルビノー ニが1700年に出版したソナタ(シンフォニア)とコンチェルト集より、ソナタ第1番から第6番を収めたもの。妥協のない音 作りで知られるバンキーニですが、ここで聴かれる音楽はどれも柔らかな美しさを湛えており、冒頭から聴く者の心にすっ と入ってくるような魅力あふれる1枚です。
ALPHA
ALPHA-491(1CD)
NX-A11
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):ロザリオのソナタ
【DISC 1】
<喜びの玄義>
1-2.ソナタ 第1番「受胎告知」
3-6.ソナタ 第2番「マリアのエリザベツ御訪問」
7-9.ソナタ 第3番「イエスの降誕」
10.ソナタ 第4番「神殿への拝謁」
11-14.ソナタ 第5番「神殿でのイエス」
<苦しみの玄義>
15.ソナタ 第6番「オリーブ山での苦しみ」
16-17.ソナタ 第7番「イエスの鞭打ち」
18-20.ソナタ 第8番「いばらの冠」
【DISC 2】
1-3.ソナタ 第9番「イエス、十字架を背負う」
4-6.ソナタ 第10番「イエスの磔刑」
<栄光の玄義>
7-9.ソナタ 第11番「イエスの復活」
10-12.ソナタ 第12番「イエスの昇天」
13-16.ソナタ 第13番「聖霊降臨」
17-18.ソナタ 第14番「聖母マリアの被昇天」
19-21.ソナタ 第15番「聖母マリアの戴冠」
<守護天使>
22.パッサカリア
パトリック・ビスミュート(Vn,指)
アンサンブル・ラ・テンペスタ(古楽器使用)

録音:2003年4月5-14日サン・ジュヌヴィエーヴ校教会、ヴェルサイユ
旧品番:ZZT040801
STILレーベルでバッハの無伴奏などの名盤を残したフランスのヴァイオリニスト、ビスミュート。”ピアノ・リュテアル"をラヴェ ルの指示通り使用した「ツィガーヌ」収録のアルバム「民俗風で〜鏡に映った」に続き、Zig Zag Territoires第2弾と なった大曲「ロザリオのソナタ」が再発売。ここで彼はオーストリア17世紀の大家ビーバーが綴った通常調弦と14通りの スコルダトゥーラ(変則調弦)に合わせ、5挺のヴァイオリンを弾き分けています。さらに通奏低音を担当するアンサンブル はチェロ、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ×2、リローネ、テオルボ、ハープ、チェンバロが2人という編成を作品によって 描き分け、作品・調弦・楽器という3点を絶妙に掛け合わせて素晴らしい表現を聴かせています。廉価盤1枚価格 と、たいへんお買い求めやすくなりました。
ALPHA
ALPHA-495(1CD)
NX-A11
ギヨーム・デュファイ(1397-1474):ミサ「私の顔が青ざめているなら」
1.入祭唱 「聖なる三位一体に祝福あれ」
2.キリエ
3.グローリア
4.昇階唱「主よ、御身は祝せられ給う」
5.アレルヤ「主よ、御身は祝せられ給う」
6.続唱「唯一にして完璧なるかた」
7.クレド
8.奉献唱「父なる神に祝福あれ」
9.サンクトゥス
10.アニュス・デイ
11.聖体拝領誦「天の神の祝福」
12.行け、ミサは終わりぬ
アントワーヌ・ゲルベ(指)
ディアボルス・イン・ムジカ

録音:2003年9月シャンポー教会、フランス
旧品番:ALPHA051
中世からルネサンスの多声音楽を中心に、素晴らしいクオリティのアルバムを続々と発表してきたディアボルス・イン・ム ジカによる、デュファイの最重要作。自らの世俗歌曲「私の顔が青ざめているなら」を定旋律に用い、デュファイ自身が 完成させたといわれる四声の循環形式ミサを、カウンターテナー2、オートコントル2、テノール2、バス・バリトン、バスとい う男声のみの編成で、デュファイの描いた旋律の綾を美しく聴かせています。抑制を利かせていながら色香の漂う男声 アンサンブルの至芸はリリース当時世界的に高く評価され、日本でも『レコード芸術』特選に輝き入手難が続いたほど でした。待望の廉価盤再発売です。
ALPHA
ALPHA-497(1CD)
NX-A11
ニコラ・マッテイス:ヴァイオリンのためのエア集

ニコラ・マッテイス(1672-1699に活躍)
「憂鬱が装う協和」〜ヴァイオリンのためのエア集
1. ソナタ(アダージョ)
2.古いサラバンドまたはチャコーナに乗せての、酔狂な楽想さまざま
3.壊れたパッサッジョを、よどみない歩調で
4.幻想曲
5.幻想的前奏曲
6.アレグロ
7.憂鬱なアリア(アダージョ)
8.ジグ(アレグロ)
9.愛のアリア
10.アリア(「憂鬱が装う協和」より)
11.前奏曲
12.音楽(グラーヴェ-プレスト)
13.サラバンド(アダージョ)
14.アリア(「憂鬱が装う協和」より)
15.ふざけたアリア(プレスト)
16 フーガ(プレスティシモ)
17.トルコ風ジグ
18.前奏曲
19.アダージョ
20.タルタリアの調べを模したアッレマンダ
21.お忍びの断章
22.愛のサラバンド(アダージョ)
23.ガヴォット
24.前奏曲 プレスト
25.愛のパヴァーヌ
26.夜啼き鶯
27.前奏曲アレグロ(プレスティシモ)-憂鬱に(アダージョ)
28.アリア(アダージョ-プレスト)
29.ヴィヴァーチェ エコー
30.フーガ(プレスト)
31.前奏曲(アダージョ)
32.プレスティシモ
33.イタリアの手管を少々:滑稽なアリア(プレスト)
34.アリア
35.幻想曲
36.固執音型による前奏曲:壊れたパッサッジョ
37.憂鬱な歩調:任意でディヴィジョンを添えて
38.グラーヴェ(アダージョ)
39.フルートのためのアリア
40.ジグ
リ・インコーニティ(古楽器使用)
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン、指揮)
バルドメロ・バルシエーラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロナルド・ロペス(バロック・ギター、テオルボ)
フランチェスコ・ロマーノ(バロック・ギター、テオルボ)
アンナ・フォンターナ(Cemb)

録音:2009年3月16-20日サン・マルティーニョ・デ・ティバネシュ修道院、ポルトガル
旧品番:ZZT090802 Zig Zag Territoires
ナポリに生まれ、1670年代にイギリスに渡り当地で成功を収めた作曲家・ヴァイオリニスト、ニコラ・マッテイス。親しみ やすい旋律と自由な楽想、不協和音や半音進行などを効果的に用いて人気を博しました。今やバンキーニの後任と してバーゼル・スコラ・カントルムのバロック・ヴァイオリン科教授を務める南仏出身のベイエが、2006年に設立した自ら のアンサンブル、リ・インコーニティを率いて作り上げた名盤が特価で再発売。生き生きとした表現がとにかく魅力的なア ルバムで、当時のロンドンの人々を魅了した地中海情緒あふれる音楽が甦ります。
ALPHA
ALPHA-499(1CD)
NX-A11
テレマン:ダルムシュタットの組曲と協奏曲
2本のホルン、2本のオーボエ、バスーンと弦楽のための序曲(組曲) ヘ長調 TWV55:F3
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 TWV51:A1
フルート協奏曲 ニ長調 TWV51:D1
フルートとヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 TWV52:E3
フルート協奏曲 ニ長調 TWV51:D2
レザンバサドゥール(古楽器使用)
ソリスト…
アレクシ・コセンコ(指,Fl)
ゼフィラ・ヴァロヴァ(Vn)
ジャン=フランソワ・マドゥーフ、ピエール=イヴ・マドゥーフ(Hrn)

録音:2014年9月3,4,7日
サン=マルセル新教教会、パリ、フランス
旧品番:ALPHA200
ダルムシュタットの図書館に残された、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽団のために用意されていたテレマン作 品の楽譜より、ホルンとオーボエが活躍する組曲と、ヴァイオリン、フルートのための協奏曲を集めたアルバム。フルートの 名手コセンコが指揮に専念した組曲では、マドゥーフ兄弟がゲシュトップ奏法無しで素晴らしいナチュラル・ホルンを奏 でています。コセンコのフルート、そしてブルガリア出身の凄腕バロック・ヴァイオリン奏者ヴァロヴァの演奏はしっとりとした 味わいを基調にしながら、躍動的な曲想もアンサンブルとの絶妙な一体感で美しく聴かせています。待望の廉価盤再 発売。
ALPHA
ALPHA-492(1CD)
NX-A11
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品集
1.「主よ、あなたさえこの世にあれば」 BuxWV38
ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ
2.ソナタ ヘ長調 BuxWV269
2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
3.パッサカリア ニ短調 BuxWV161
2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための編曲版
4-5.ソナタ イ短調 BuxWV272
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
6-7.[ディートリヒ・ベッカー(1623-1679):]二重奏ソナタ ニ短調
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
8-12.ソナタ ト短調 Op.2-3 BuxWV261
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
13.チャッコーナ ホ短調 BuxWV160
2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための編曲版
14-16.ソナタ ホ長調 Op.2-6 BuxWV264
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
17.「谷川慕いて鹿のあえぐごとく」 BuxWV92
バリトン、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのチャッコーナ
マリア・クリスティーナ・キール(S)
ヴィクトル・トレス(Br)
スティルス・ファンタスティクス(古楽器使用)
パブロ・バレッティ、アマンディーヌ・ベイエ(Vn)
フリーデリケ・ホイマン、ソフィー・ワティヨン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エドゥアルド・エグエス、ドロレス・コストヤス(テオルボ)
マリーナ・ボネッティ(バロック・ハープ)
ディルク・ベルナー(Org)

録音:2002年11月、ゼーヴェン教会、スイス
元品番:ALPHA047
ブクステフーデのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を集め、前後に声楽作品、中心にブクステフーデと同時 代のディートリヒ・ベッカーの作品を配するというコンセプチュアルなアルバム。冒頭でキールの美しい歌声が聴けるほか、 カフェ・ツィマーマンの名手たちも多数参加するスティルス・ファンタスティクスによる、スリリングかつ美しいアンサンブルが 大きな聴きものです。しばらく入手不能だったALPHAレーベル初期の名盤が、嬉しい低価格で再発売。
ALPHA
ALPHA-493(1CD)
NX-A11
シャルパンティエ:聖ルイのための晩課
1.プレリュード [ギヨーム・ガブリエル・ニヴェル(1632-1714)作曲]
2.フォブルドンによる単旋律聖歌「神よ、早くわたしを解放してください」
3.神よ、あなたは五つの力をくださいました(H.33)
4.詩編第109編「神は言われた」(=ディキジット・ドミヌス H.197)
5.よろしい、善良なる僕(しもべ)よ(H.375)
6.詩編第110編「わたしは心を尽くして主に感謝をささげる」(=コンフィテボル・ティビ H.220)
7.忠実にして思慮深き僕(しもべ)よ(H.34)
8.詩編第111編「いかに幸いなことか、主を畏れる人」 (=ベアトゥス・ヴィル H.221)
9.フーガ:グラーヴェ [ギヨーム・ガブリエル・ニヴェル作曲]
10.証聖者のためのモテ第3番「いかに幸いなことか、罪なくして造られたる者は」(H.376)
11.詩編第112編「主の僕(しもべ)らよ、主を賛美せよ」(=ラウダーテ・プエリ H.203)
12.善良にして忠実なる僕(しもべ)よ(H.35)
13.詩編第116編「すべての国よ、主を賛美せよ」(=ラウダーテ・ドミヌム H.214)
14.聖ルイのためのモテ「太鼓とオルガン、高らかなる 喇叭の音もて」(H.323)
15.3声のマニフィカト(H.76)
16.第2旋法によるプレリュード [ギヨーム・ガブリエル・ニヴェル作曲]
17.主よ、王に勝利を与え(H.292)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル
(ヴェルサイユ・バロック音楽センターcho
フレデリク・デザンクロ(Org)
オリヴィエ・シュネーベリ(指)

録音:2003年7月
ヴェルサイユ宮殿礼拝堂
旧品番:ALPHA050
シャルパンティエの魅力をあますところなく引き出した名演奏! 清廉な歌声と柔軟な表現力によって、フランス古楽合唱界を代表する存在でありつづけるレ・パージュ・エ・レ・シャント ル(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)による、フランス・バロック宗教音楽の大御所シャルパンティエの作品 集!憂愁をおびて典雅なシャルパンティエの持ち味が、ただの少年少女合唱団には終わらない縦横無尽の表現性を そなえたレ・パージュ・エ・レ・シャントルと、的確なアンサンブル力をもって参画する器楽伴奏陣によって十二分に引き 出されてゆきます。同センターのオルガニストであるデザンクロのオルガン独奏にもますます磨きがかかり、あれよあれよと 聴き終えてしまう70分強の名演奏。待望の廉価盤再発売です。
ALPHA
ALPHA-494(1CD)
NX-A11
F.クープラン:クラヴサン作品集
【DISC 1】
クラヴサン奏法 より
1.プレリュード第4番ヘ長調
クラヴサン曲集 第4巻 第23組曲 ヘ長調 より
2.大胆 3.アルルカン 4.サテュロス、羊の足をした者たち
クラヴサン曲集 第3巻 第18組曲 ヘ短調-長調 より
5.つむじ風 6.魅惑 7.ティク・トク・ショク、または矛を奮う者たち
クラヴサン奏法 より
8.プレリュード第7番変ロ長調
クラヴサン曲集 第4巻 第25組曲 変ホ長調-ハ長調-ハ短調 より
9. 幻影を見る者
クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 変ロ長調 より
10.ラ・ベルサン 11. 神秘の障壁
クラヴサン奏法 より
12.プレリュード 第3番ト短調
クラヴサン曲集 第2巻 第7組曲 ト長調-短調 より
13.ラ・シャーズ 14.さまざまな愉しみ 15.ラ・メヌトゥー
クラヴサン奏法 より
16.プレリュード 第1番ハ長調
クラヴサン曲集 第1巻 第3組曲 ハ長調-短調 より
17.影のある女 18.後悔さまざま 19.弔意 20.寵姫
クラヴサン曲集 第4巻 第25組曲 変ホ長調-ハ長調-ハ短調 より
21.さまよう亡霊たち
【DISC 2】
クラヴサン奏法 より
1.プレリュード 第8番ロ短調
クラヴサン曲集 第4巻 第21組曲 ホ短調 より
2.人気の姫
3.跳ね回り
4.ラ・クープラン
クラヴサン曲集 第3巻 第17組曲 ホ短調 より
5.至高、またはラ・フォルクレ
クラヴサン奏法 より
6.プレリュード第6番ロ短調
クラヴサン曲集 第4巻 第27組曲 ロ短調 より
7.快適 8.中国人たち 9.才女
クラヴサン曲集 第3集 第13組曲 ロ短調 より
10.フランスのフォリア、または謝肉祭仮装衣
クラヴサン奏法 より
11.プレリュード第2番ニ短調
クラヴサン曲集 第3巻 第19組曲 ニ短調 より
12.カロタンたちとカロティーヌたち、またはひとまずの曲
13.画家 14.とんでもないジャコバン党の連中
15.諸芸神、プファルツ公女
クラヴサン奏法 より
16.プレリュード第5番イ長調
クラヴサン曲集 第3巻 第15組曲 イ短調-長調 より
17.摂政、またはラ・ミネルヴ
クラヴサン曲集 第4巻 第24組曲 イ短調 より
18.両生類
ブランディーヌ・ランヌー(クラヴサン)

録音:2003年9月22日-10月3日ボンスクール聖母教会、パリ
旧品番:ZZT040401 Zig Zag Territoires
パリで学んだ後、アムステルダムでアスペレンに師事したランヌー。Zig Zag Territoiresからの第4弾となったクープラン が2枚組廉価盤1枚価格で登場。1716年に出版したクラヴサンの演奏論「クラヴサン奏法」に掲載された実例のプレ リュード8曲を軸として、それぞれにクラヴサン組曲からの抜粋を付し、新たに8つの組曲へと編み直すという興味深い 構成となっています。ラモー全曲録音で注目を集めたフランスの奏者だけに、お国ものでの好評録音盤の復活は見過 ごせません。
ALPHA
ALPHA-496(1CD)
NX-A11
「ドン・ルイ・ロッシの写本」
1.フランチェスコ・ランバルド(1587-1642):トッカータ
2.ヤコポ・ペーリ(1561-1633):「眠っているのか」
3.ジョヴァンニ・デ・マック(1550頃-1614):第2ストラヴァガンツァ
4.カルロ・ジュズアルド(1566-1613):「王のフランスの歌」
5.オラツィオ・バッサーニ(1540/1550-1615)/ラッスス原曲:スザンナはある日
6.ジョヴァンニ・デ・マック:第1ストラヴァガンツァ
7.モンテヴェルディ:「オリンピアの嘆き」
8.ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647)/アルカデルト原曲:ハープのための「耐え難い苦痛が私を殺す」
9.ファブリート・フィリマリーノ(?-1594):半音階的カンツォン
10.作者不詳:「美しき東方の喜ばしき光」
11.オラツィオ・バッサーニ/デ・ヴェールト原曲:愛しき私の人生
12.ジョヴァンニ・デ・マック:レ・ファ・ミ・ソによるカプリチオ
13.モンテヴェルディ:「アリアンナの嘆き」
アンサンブル・ポイエシス(古楽器使用)
マリオン・フーキエ(音楽監督)

録音:1999年11月4日-12月7日
旧品番:ZZT000301
謎に包まれた作曲家ルイージ・ロッシ(1598頃-1653)の手書きによる、現在は大英博物館の収蔵となる写本。モン テヴェルディ「オリンピアの嘆き」とジュズアルド「王のフランスの歌」の唯一の譜例でも知られるこの写本に残された、 1600年前後のイタリア音楽を集めたアルバム。ソプラノとテノール、トリプルハープ、ガンバ、リローネという編成で、マン トヴァ、フィレンツェ、ローマからナポリに至るイタリア南北の初期バロックの魅力を縦横無尽に引き出した隠れた名録 音。Zig Zag Territoires初期の名盤が嬉しい低価格で再発売です。

RICERCAR
RIC-407(1CD)
16-17世紀ヨーロッパ各地のトッカータ
1.メールロ(1533-1604):トッカータ第1番〜オルガンのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータ第2巻 より
2.ヤスウェーリンク(1562-1621):トッカータ 〜フリッツウィリアム・ヴァージナル・ブック より
3.ジョヴァンニ・ピッチニーニ(1571/2-1643):トッカータ 〜フリッツウィリアム・ヴァージナル・ブック より
4.フレスコバルディ:トッカータ第10番
〜チェンバロのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータとパルティータ第1巻 より
5.ミケランジェロ・ロッシ(1601/2-1656):トッカータ第7番〜オルガンとチェンバロのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータとコレンテ より
6.フローベルガー(1616-1667):トッカータ第3番〜トッカータ、ファンタジア、カンツォンとその他のパルティータ集第2巻 より
7.ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):ドゥレッツェ・エ・リガトゥーレを伴う半音階的トッカータ第4番
8.マティアス・ヴェックマン(1616-1674):トッカータ第4番
9.ブクステフーデ:トッカータ ト長調 BuxWV165
10.ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):トッカータ イ長調
11.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912
アンドレア・ブッカレッラ(Cemb/フィリップ・ユモー製)
イタリア式スピネット(2005)…1,2,6,7 / イタリア式チェンバロ(2007)…3,4,5
ハンス・リュッケルス製(1615 アントウェルペン)の複製(2000)…8,9,10
ヨハン・ハインリヒ・グレプナー製(1722 ドレスデン)ドイツ式チェンバロの複製…11

録音:2019年3月、サンテーユ聖母教会、エロー県、フランス南部ラングドック地方
1987年に生まれシスティーナ礼拝堂聖歌隊を経て、サンタ・チェリーリア音楽院でオルガン、作曲、通奏低音のデュプロマを取得したブッカレッ ラ。彼が代表を務める古楽合奏団アプコルディス・アンサンブルは、Deutsche Harmonia Mundiより2枚のアルバムをリリースしています。 2018年のブルージュ古楽コンクールでは独奏者として優勝。このアルバムはその記念となる、彼のソロ第一弾です。オルガン奏者として重点 的に研鑽を積んできたブッカレッラだけに、生前オルガン奏者として活躍していた作曲家の作品が多い選曲も示唆的。歴史的奏法にさらに説 得力が増すチェンバロ解釈に関心が深まります。 主に教会のオルガンで、演奏を始める前の指ならしが発祥とされる「トッカータ」。即興的技巧的な鍵盤作品として作曲され始めたのが16世 紀中ごろの北イタリアで、まさにそのただ中にいたと思われるメールロの作品で幕を開けます。様々な国で特徴的な発展を遂げたトッカータ、こ こでは有名無名の作曲家たちの手によるその過程を確認出来るのがたいへん興味深いところ。最後は、一世紀以上後にそれを仕上げたと 言っても過言ではない、大バッハによる作品で締めくくられます。

ARCANA
A-202(10CD)
NX-E03
ゼフィーロ結成30周年

【DISC 1】
「ヴェネツィアのオーボエ協奏曲」
1-3.ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 RV499/178 (Op.8-12)
4-6.プラッティ(1697-1763):協奏曲 ト短調 I 47
7-9.アルビノーニ:協奏曲 変ロ長調 Op.7-3
10-12.マルチェッロ(1673-1747):協奏曲 ニ短調 SF-D 935
13-15.サンマルティーニ(1695-1750):協奏曲 ニ長調
16-18.ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 RV460 Op.11-6
19-21.ディオゲニオ・ビガーリャ(1676頃-1745頃):協奏曲 変ロ長調
【DISC 2】
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集」
1-3.協奏曲 変ホ長調 RV483 / 4-6.協奏曲 ハ短調 RV480 / 7-9.協奏曲 ト長調 RV494 / 10-12.協奏曲 イ短調 RV500
13-15.協奏曲 ハ長調 RV474 / 16-18.協奏曲 ニ短調 RV481 / 19-21.協奏曲 ハ長調 RV472
【DISC 3】
バッハ:管弦楽組曲(1、3、4)」
1.序曲 ハ長調 〜カンタータBWV119 第1曲合唱より、アルフレード・ベルナルディーニによる管弦楽への再構成
2-8.序曲(管弦楽組曲) 第1番ハ長調 BWV1066
9-13.序曲(管弦楽組曲) 第3番ニ長調 BWV1068
14.序曲 変ロ長調 〜カンタータBWV194 第1曲合唱より、アルフレード・ベルナルディーニによる管弦楽への再構成
15-19.序曲(管弦楽組曲) 第4番BWV1069
【DISC 4】 (A386)
ヘンデル:王宮の花火の音楽」
1-5.王宮の花火の音楽 HMV351
6-11.2つの合奏体のための協奏曲 第3番ヘ長調 HMV334
12-18.2つの合奏体のための協奏曲 第1番変ロ長調 HMV332
19-24.2つの合奏体のための協奏曲 第2番ヘ長調 HMV333
【DISC 5】
ヘンデル&テレマン:水上の音楽」
1-10.ヘンデル:水上の音楽 組曲ヘ長調 HMV348 (1715? ロンドン)
11-20.テレマン:序曲 ハ長調 水上の音楽「ハンブルクの潮の満干」 TWV55:C3(1723 ハンブルク)
21-29.ヘンデル:水上の音楽 組曲ニ長調 HMV349 (1717? ロンドン)、組曲ト長調 HMV350 (1736? ロンドン)
【DISC 6】 (A371)
「テレマン8声の組曲集〔3本のオーボエとファゴット、3挺のヴァイオリンと通奏低音のための作品集〕」
1-8.序曲(組曲) ニ長調 TWV55:D15 / 9-17.序曲(組曲) ニ短調 TWV55:d3 / 18-26.序曲(組曲) 変ロ長調 TWV55:B10
【DISC 7】
「ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758)作品集」
1-3.協奏曲 ニ長調 ガブリエレ・カッソーネ(ソロ・トランペット) / 4-6.協奏曲 ハ短調 アルベルト・グラッツィ(ソロ・ファゴット)
7-9.協奏曲 ト短調 パオロ・グラッツィ(独奏オーボエ) / 10-15.序曲(組曲) ニ長調
16-18.カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ(1736?1800):協奏曲 ホ長調
【DISC 8 & 9】
ゼレンカ(1679-1745):2つのオーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための6つのソナタ ZWV181」
<DISC 8> 1-3.ソナタ 第5番ヘ長調 ZWV181/5 / 4-7.ソナタ 第6番ハ短調 ZWV181/6 / 8-11.ソナタ 第2番ト短調 ZWV181/2
<DISC 9> 1-4.ソナタ 第1番ヘ長調 ZWV181/1 / 5-8.ソナタ 第3番変ロ長調 ZWV181/3 / 9-12.ソナタ 第4番ト短調 ZWV181/4
【DISC 10】
「ドレスデン」
1-4.ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):四重奏曲 変ロ長調 FWV N:B2(1727以降)〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ)
5-8.ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):ソナタ ト短調 QV 2:41 a/b 〜2つのオーボエと通奏低音(ファゴット、チェンバロ)
9-12.ヨハン・ダヴィット・ハイニヒェン(1683-1729):ソナタ 変ロ長調 SeiH257 (1726)〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
13-16.ヴィヴァルディ:4声のソナタ ハ長調 RV801〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
17-20.テレマン:ソナタ ハ短調 TWV42:c4 〜2つのオーボエと通奏低音(ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ)
21-23.アルカンジェロ・カリファーノ(1733-1756に活躍):4声のソナタ ハ長調 〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
24-27.ヨファッシュ:四重奏曲 ト短調 FWV N:g1(1727以降)〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
28-30.アントニオ・ロッティ(1667-1740):エコー ヘ長調(1717-1719) 〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob、指)

ゼフィーロ(古楽器使用)

【DISC 1】 (A380)
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)
録音:2014年2月24-26日、ローマ教皇庁宗教音楽研究所アカデミア会堂

【DISC 2】 (A365)
アルベルト・グラッツィ(Fg)
録音:2010年12月11-24日、ギスレーリ会堂、モンド―ヴィ、イタリア

【DISC 3】 (A400)
録音:2015年11月6-9日、マーラー音楽堂(グラントホテル文化センター)、ドッビアーコ(トープラハ)、イタリア

【DISC 4】 (A386)
録音:2008年8月14-17、イエズス会修道院、カターニア、シチリア(イタリア)
ピッチ:a=415 Hz

【DISC 5】 (A432)
「録音(ライヴ):2003年6月9日、セント・ジョーンズ・スミス・スクエア、ロンドン

【DISC 6】 (A371)
録音:2010年5月2-5日、ビビエーナ科学劇場、マントヴァ、イタリア

【DISC 7】 (Deutsche Harmonia Mundi 88697367922)
ガブリエレ・カッソーネ(ソロ・トランペット)、マッシモ・スパダーノ(ソロ・ヴァイオリン)、アルフレード・ベルナルディーニ(ソロ・オーボエ・ダモーレ)
録音:2005年4月11-14日、サン・サルヴァトーレ教会、ロデーニョ・サイアーノ、ブレッシア県(イタリア)
ピッチ:a=415 Hz

【DISC 8 & 9】 (A394)
パオロ・グラッツィ、アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)、アルベルト・グラッツィ(Fg)、マンフレード・クレメル(ヴァイオリン…CD9/5-8)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)、ロルフ・リスレヴァン(テオルボ…CD8) ジャンカルロ・ラード(テオルボ…CD9)
ロベルト・センシ(コントラバス…CD8)、ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオローネ…CD9) 
録音:DISC8…1993年2月、スキアリーノ荘、マントヴァ、イタリア
DISC9…1995年2月、ティボール・ヴァルガ・スタジオ、シオン、スイス

【DISC 10】 (A438)
アルフレード・ベルナルディーニ、パオロ・グラッツィ(Ob)、アルベルト・グラッツィ(Fg)、パオロ・ズッケーリ(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エヴァンゲリーナ・マスカルディ(テオルボ)、アンナ・フォンターナ(Cemb)
録音:2016年11月13-16日、マーラー音楽堂(グラントホテル文化センター)、ドッビアーコ(トープラハ)、イタリア
1989年の夏、古楽先進地オランダや英国で活躍していたイタリア出身のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、 ファゴット奏者のアルベルト・グラッツィの3人によって結成されたゼフィーロ。当初は18世紀の管楽作品をピリオド楽器で演奏することをレパート リーの中心としていましたが、演奏作品の幅はすぐに広がり、編成も弦楽器を含めてどんどん拡大、今ではバッハのブランデンブルク協奏曲やカ ンタータをリリースするまでになりました。結成30年を記念してリリースされる今回のセットには、Astreeレーベルに残された(ARCANAより再発 済み)彼らの初期の録音であるゼレンカを初め、Deutsche Harmonia Mundiからリリースされたファッシュも含めて、これまでリリースしてき たバロック期のレパートリーを広くカバーしています。
ARCANA
A-201(10CD)
NX-E03
「ナポリ」
【DISC 1】
「アッコルドーネの南イタリア伝統音楽〜"悪魔の修道士”と呼ばれた男〜」
1.伝承曲:いのちなくして 2.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ(1954-):ストルネッロ 3.同:この胸は恋の楽器になり 4.同:鳴れよ、ギターよ
5.同:随唱 I 6.伝承曲:恩寵の聖母 7.セヴェリーノ・コルネティ(1530-1582):きみに差し出そう、この魂を 8.伝承曲:サンニカンドロのタランテラ
9.伝承曲:かわいい天使 10.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:僕の心は 11.伝承曲:ピッツィカ・タレンタータ 12.伝承曲:サンフェディスタ党の行進
13.マウロ・ドゥランテ(1984-):カラータランタ 14.クラウディオ・デ・ヴィットリオ(1959-):薔薇で出来た道
15.伝承曲:モンテヴィルジーネの聖母像に捧ぐ 16.伝承曲:荷馬車ひきの歌 17.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:随唱 II
18.同:あなたの髪はオリーヴの枝 19.伝承曲:サン・ヴィートのピッツィーカ 20.グイード・モリーニ(1959-):甘いいちじくの君
21.伝承曲:スズメダイの歌 22.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ/グイード・モリーニ編曲:この胸は恋の楽器になり
【DISC 2】
「ナポリのことなら、いくらでも話せる。〜故郷に帰ってきたアッコルドーネ」
1.聖人たちのバッロ 2.アンドレーア・ファルコニエーリ(1585-1656):愛しい美しき薔薇 3.伝承曲:牢屋にぶちこめ、パン職人どもを
4.グイード・モリーニ(1959-):窓辺の夜曲 5.伝承曲:チチェレネッラ(ひよこまめの君) 6.作者不詳:つめたい仕打ち
7.グイード・モリーニ:タランテッラ・タパネッラ(田舎風タランテッラ) 8.作者不詳/グイード・モリーニ:マッサニエッロの嘆き
9.アドリアン・ヴィラールト(1490-1562):怠け者の年増女たち 10.ガエターノ・ラティッラ(1711-1788):おまえが好きでたまらない
11.ガエターノ・ラマ(1866-1950):モンテマラーノの聖母に捧ぐ歌 12.ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1855-1921):あの古き良き日々
13.ルーチオ・ダッラ(1943-2012):カルーゾ(小さな丘) 14.ガエターノ・ラマ(1866-1950):レジネッラ(女王さま気取り)
15.ジュゼッペ・チョッフィ(1901-1976):マッツァとペッツァとピッツォ 16.ピーノ・ダニエーレ(1955-):ナプール(ナポリは・・・) 17.ディアーナ、わが星
【DISC 3】
1764):2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調
5-8.ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):チェロ協奏曲 ト長調
9-12.レオナルド・レーオ(1694-1744):チェロ、ヴァイオリン合奏と低音楽器のための協奏曲 イ長調
13-16.ニコラ・フィオレンツァ:チェロ、ヴァイオリン合奏と通奏低音のための協奏曲 イ短調
17-20.ニコロ・サバティーノ(1705頃-1796):チェロ、第1第2ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調
【DISC 4】
「ニコラ・フィオレンツァ(1700頃-1764):協奏曲とソナタ集」
1-4.リコーダー、ヴァイオリン合奏、ヴィオレッタ、チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ短調 (1728)
5-8.2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 (1728)
9-12.3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調
13-16.チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
17-20.2つのヴァイオリン、ヴィオラ、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調
21-24.リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア イ短調 (1726)
【DISC 5】
「ナポリ生まれのバロック・チェロ芸術〜ナポリ楽派の独奏曲〜」
1-3.ロッコ・グレコ(1650頃-1718以降):2つのヴィオールのためのシンフォニア 第3番ト長調
4-6.ジュリオ・ルーヴォ(1703-1716に活躍):チェロ・ソナタ ト短調 7.同:タランテッラ-ロマネッラ-タランテッラ
8-11.フランチェスコ・アルボレア(フランシスケッロ) (1691-1739):チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
12-14.同:チェロと通奏低音のためのソナタ ニ長調
15-18.フランチェスコ・スプリアーニ(1678-1753):チェロのためのディミヌツォーネを伴うトッカータ
19-22.ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-36):チェロのためのシンフォニア ヘ長調
23-25.サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710頃?1780頃):チェロのための小品
26-29.ニコラ・ポルポラ(1686-1768):チェロ・ソナタ ヘ長調
30-32.パスクアーレ・ペリコーリ(18世紀後半):チェロ・ソナタ 第4番ヘ短調
33-35.サルヴァトーレ・ランゼッティ:ソナタ Op.5-3 ニ長調
【DISC 6】
「アレッサンドロ・スカルラッティ:宗教作品集」
1-9.死者のためのミサ曲 (1717頃) 10.サルヴェ・レジナ(元后あわれみの母) (1697頃)
11.ミゼレーレ(神よ、われを憐れみたまえ) (1708) 12-19.マニフィカト (1715以前)
【DISC 7】
「ナポリの聖母マリアのための音楽」
1.詠唱:スターバト・マーテル(悲しみの聖母) 2.作者不詳(ナポリ伝承):タランテッラ
3.モノポリー写本、サントリーロ写本(1715ナポリ):3声のスターバト・マーテル
4-7.フランチェスコ・ドゥランテ:協奏曲 第4番ホ短調 8.単旋律聖歌(オストゥーニ写本)
9-20.ペルゴレージ:スターバト・マーテル
【DISC 8】
「ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):死者のためのノットゥルノ」
1-6.第1のノットゥルノ
7-10.ニコラ・フィオレンツァ(1726-1764に活躍):2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ短調
11-16.第2のノットゥルノ
17-20.ニコラ・フィオレンツァ:独奏チェロ、ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調
21-25.第3のノットゥルノ
【DISC 9】
「ダヴィデ・ペレス(1711-1778):死者のための朝の祈り」
1-3.第1のノットゥルノ 4-6.第2のノットゥルノ 7-9.第3のノットゥルノ
【DISC 10】 (A437)
「ナポリの古典派 聖週間の嘆きの歌〜フェーオから、ふたりのマンナへ〜」
1-13.ジャンナーロ・マンナ(1715-1779):聖木曜日のための第3の哀歌
14-17.フランチェスコ・フェオ(1691-1761):独唱カンタータ「内なる火」
18-27.ガエターノ・マンナ(1751-1804):聖木曜日のための第2の哀歌
28.ジャンナーロ・マンナ:グローリア・パトリ(栄光あれ)
【DISC 1】 (A359)
アッコルドーネ(古楽器使用)…グイード・モリーニ(チェンバロ/音楽監督) マルコ・ビズリー(歌 ほか) ピーノ・デ・ヴィットリオ(歌 ほか) ほか
録音:2009年10月7-11日、サン・マウリツィオ教区教会、ジニェーゼ、イタリア
【DISC 2】 (ALPHA532)
アッコルドーネ(古楽器使用)…マルコ・ビズリー(歌) グイード・モリーニ(チェンバロ、ピアノ、音楽監督) ほか
録音:2012年3月5-9日、マルティネーニョ聖母戴冠教会、イタリア
【DISC 3】 (Zig Zag Territoires ZZT050302)
ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ) キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン、指揮) アンサンブル415
録音:2004年5月31日-6月4日、フレーヌ=ル=シャトー教会、フランス
【DISC 4】 (Fuga Libera FUG549)
ステーファノ・デミケーリ(指) ドルチェ&テンペスタ(古楽器使用)
録音:2008年9月、プリモ・フェラーリ劇場、サン・マルチェッロ(イタリア南部イェージ近郊
【DISC 5】 (A385)
ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ) ミケーレ・バルキ(Cemb) サラ・ベンニーチ(Vc)
録音:2014年11月17-19日、サン・ジョヴァンニ美術館会堂、アスティ、イタリア)
【DISC 6】 (A398)

録音:2015年12月5-8日、クストーディ天使祈祷堂、ルッカ、イタリア
【DISC 7】 (ALPHA009)
パトリツィア・ボーヴィ(S) ピーノ・デ・ヴィットリオ(T) ベルナルド・アリエータ(Br)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ バロック音楽センター合唱団)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ、バロック・ギター、指揮) ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
録音:2000年2月、パリ
【DISC 8】 (Fuga Libera FUG526)
モニカ・ピッチニーニ(S) ロミーナ・バッソ(A)
ステーファノ・デミケーリ(オルガン、チェンバロ、指揮)
声楽アンサンブル"ラ・スタジオーネ・アルモニカ" ドルチェ & テンペスタ(古楽器使用)
【DISC 9】 (Deutsche Harmonia Mundi 88843051022)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S) サルヴォ・ヴィターレ(Bs)
ジュリオ・プランディ(指)
ギスリエーリ合唱団・合奏団(古楽器使用)
録音:2013年9月9-12日、ギスリエーリ修道院大会堂、パヴィア、イタリア
【DISC 10】 (A437)
シルヴィア・フリガート(S)
エマヌエーレ・カルディ(指) タレンティ・ヴルカニーチ(古楽器使用)
録音:2015年11月8-11日、ヴェルジーニ伝道教会、ナポリ、イタリア
ERATO、ASTREEなどで成功を収めてきた伝説的プロデューサー、ミシェル・ベルンステンが1993年に起こし、創設者の歿後はイタリアに拠 点を移して、本格的な音楽学者が企画するレーベルとして歴史を刻んできたARCANAレーベル。「声の魔術師」マルコ・ビズリーや日本でも 熱烈に支持されているエンリーコ・ガッティ、その名パートナーでもあるチェロのガエターノ・ナジッロなど、すぐれた奏者が集う古楽レーベルとしての 本分をいかんなく発揮して、古都ナポリに焦点をあてた充実BOXが登場します。Alphaレーベルの白シリーズやZig-Zag Territoiresなど、 現在ARCANAで録音を続けているアーティストが過去に刻んだ名盤も含め、10枚のディスクが多角的に浮き彫りにしてゆくその古都の姿 は、古代遺跡や昔年の文化財のかたわら、異教の伝統が根強く息づき、あけすけなまでに地中海的な人々の生活に何気なく歴史が宿って いる、まさに「生のままのナポリ」。音楽を通じての歴史旅行が楽しめるのも、個々のアルバムがリリース当初から高い評価を得ている名盤ばか りだからでしょう。美麗パッケージとあわせ、旅好きな友人への格好のプレゼントにもなりそうです。

CARPE DIEM
CD-16308(1CD)
NX-B09
コリーナ・マルティ&エネア・ソリーニ〜リサイタル
1.ジューリオ・セーニ(1498-1561):Ricerchare リチェルカーレ
2.マルケット・カーラ(1465-1525):Oime il cor aime la testa ああ、心よ、ああ、頭よ
3.フィリップ・ヴェルドロ(1485頃-1532頃 1552以前):Fuggi fuggi cor mio 逃げよ、逃げよ、わが心
4.エリアス・デュプレ(1507頃活躍):La mia vaga tortorella 私の可愛いコキジバト
5.アンドレア・アンティーコ(1480-1538頃):Animoso mio desire 大胆な私の欲望
6.作者不詳:Recerchada レチェルカーダ
7.作者不詳:Pavana - Il saltarello de la pavana - La coda パヴァーナのサルタレッロ-コーダ
8.カーラ:Nasce la speme mia da una dolce riso 甘美な笑顔から私の希望が生まれる
9.セバスティアーノ・フェスタ(1490頃-1524):O passi sparsi おお、散り散りの歩み
10.作者不詳:Ripresa リプレーサ
11.作者不詳:Tu mi tormenti a torto あなたは不当に私を苦しめる
12.ジャコモ・フィリアーノ(1648-1548):Recerchare リチェルカーレ
13.イオアネス・リュリヌス・ヴェネトゥス(16世紀初期):Surge da l'orizonte il biondo Appollo 地平線に金髪のアポロが現れる
14.ニコラウス・クラコヴィエンシス(16世紀前半):Alijec Nademna Venus
15.ミケーレ・ペセンティ(1470-1528):ああ、誰が私に知らせてくれるのか Deh chi me sa dir novella
16.マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1490-1560):Madame vous aves mon cuor 奥様、私の心はあなたのもの
17.作者不詳:Pavana - Il saltarello de la pavana - La coda パヴァーナ-サルタレッロ-コーダ
18.フォリアーノ:Recerchada レチェルカーダ
19.アンティーコ:Virgine bella che del sol vestita 陽の衣をまといし美しき乙女
20.トロンボンチーノ(1470-1534以降):Ecco che, per amarte, a quel ch'io arivo! ここへ私はやって来た、あなたへの愛のために!
コリーナ・マルティ(Cemb)
エネア・ソリーニ(T)…2.4.8.11.13.15.20

録音:2015年1月
西山まりえと共演したアルバム「中世の四季(KCD2056)」で優美な中世音楽を聴かせたスウェーデンのチェンバロ奏 者コリーナ・マルティ。このアルバムではルネサンス音楽を専門に演奏しているグループ「Urbino Bella Gerit」に参加す るテノール歌手エネア・ソリーニとともに、16世紀初頭の“イタリアの歌と鍵盤作品”を披露。独奏曲と歌がバランス良く 配置されており、技巧的なチェンバロの響きと美しい歌声をお楽しみいただけます。
CARPE DIEM
CD-16314(1CD)
NX-B09
The Wind Rose〜風配図
ヨハンセン:海への情熱
アリアンナ・サバール:チニータのラメント
伝承曲:シェナンドー
アリアンナ・サバール:キャロランの組曲
伝承曲:スカボロー・フェア
アンリ・ル・バイイ(生年不詳-1637頃):私は狂気
伝承曲:フィッシャーのホーンパイプ
伝承曲:海軍軍人
伝承曲:ハウス・カーペンター
アリアンナ・サバール:めでたし、海の星よ
伝承曲:さよなら、恋人よ
伝承曲:Ta mi sgith
アリアンナ・サバール:Canco de bressol de la mar
ヨハンセン:最後の航海
ヒルンド・マリス(アンサンブル)
【メンバー】
アリアンナ・サバール(ソプラノ/バロック・トリプル・ハープ/ロマンティック・ハープ)
ペッテル・ウトランド・ヨハンセン(テノール/ハーディングフェーレ/バロック・ヴァイオリン/マンドリン)
ミハル・ナジ(G)
スヴェイヌング・リルヘーラー(ギター/ドブロ)
ミケル・アンヘル・コルデロ(コラシオーネ/コントラバス)
デヴィッド・マヨラル(パーカッション)

録音:2017年5月
バロック・ハープ奏者アリアンナ・サバール(サヴァール)が率いるアンサンブル“ヒルンド・マリス”によるCarpe Diemレーベ ル3枚目のアルバム。古代から現代までの「海にまつわる人々」の人生、希望、夢の旅を集めたこの曲集は、タイトルの 「Wind Rose 風配図」(ある地点における各方位の風向および風速の頻度を表した図のこと)が示す通り、地球 上のさまざまな場所を起点とし、精神的な旅への指針になるものです。

ARCO DIVA
UP-0185(1CD)
NX-A14
グイド・セーヘルス: バロック名曲集
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.3-3 RV310(トランペットと管弦楽編)
バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV 972(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV230)- 第2楽章 ラルゴ(トランペットと管弦楽編)
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ長調 Op.7-6(トランペットと管弦楽編)
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232-アニュス・デイ(トランペットと管弦楽編)
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 D53(トランペットと管弦楽編)
バッハ:片足は墓穴にありてわれは立つ BWV156-シンフォニア(トランペットと管弦楽編)
テレマン:協奏曲 ニ長調 TWV53:D2(トランペットと管弦楽編)
ベッリーニ(1801-1836):オーボエ協奏曲 変ホ長調((トランペットと管弦楽編)
グイド・セーヘルス(Tp)
フィリップ・ドヴォルザーク(Cemb)
マレク・シュティレツ(指)
チェコ室内Oパルドビツェ

録音:2016年8月22-24日
ベルギー出身のトランペット奏者グイド・セーヘルスをフィーチャーした1枚。1994年からミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽 団の首席奏者を務めるとともに、現在はライプツィヒのフェリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽大学の教授でもある セーヘルス、このアルバムではヴァイオリンやオーボエのために書かれた様々なバロック作品を鮮やかに演奏しています。巧 みなテクニックから生まれる華麗な音を支えるのはシュティレツ指揮のチェコ室内Oパルドビツェ。調和のとれたアン サンブルが聴きどころです。
ARCO DIVA
UP-0006(1CD)
NX-A14
トランペットのセレモニー
作曲者不詳:6つのトランペットとティンパニのためのソナタ
ソナタ 第1番/ソナタ 第6番
ソナタ 第5番・ソナタ 第15番
ソナタ 第19番/ソナタ 第36番
テレマン:4つのトランペットのためのトッカータ
シュテルツェル(1690-1749):合奏協奏曲
シャイン(1586-1630):イントラーダ
ポリエッティ(1600-1683):バレエッティ ハ長調
トレッリ(1658-1709):4声のシンフォニア ハ長調 G33-第1楽章 Allegro
モルター(1669-1765):4つのトランペットのためのシンフォニア ハ長調
トレッリ:4つのトランペットとオルガンのためのシンフォニア ニ長調
アルテンブルク(1734-1801):7つの トランペットとティンパニのための協奏曲
シャイト(1587-1654):音楽の遊戯 第1巻-第18番4声のカンツォン・コルネット SSWV 56
ゼレンカ:トランペット・ファンファーレ「Reiterfanfaren」 ZWV 212-3
ビーバー:ソナタ
シャルパンティエ:テ・デウム H.146-前奏曲(2つのトランペットとオルガン編)
ミロスラフ・ケイマル(Tp)
アレシュ・バールタ(Org)
プラハ・トランペッターズ
パヴェル・プランドル(指)
チェコ・フィルハーモニー室内O

録音:1998年4月28.29日、5月14.15日
映画「ハウルの動く城」のサウンドトラックで、素晴らしいフリューゲルホルンのソロを聴かせたことで日本でもおなじみのトラン ペット奏者ミロスラフ・ケイマル。1970年から2008年までチェコPOに在籍、数多くの来日公演を 行うとともに、多数のアルバムをリリース、天才奏者の名を欲しいままにしている名手です。現在は様々なアンサンブルとコ ラボレーションを行い室内楽の演奏を楽しんでいます。この1998年の録音はバロックの名曲を集めたもの。彼の息子たち (トランペット奏者のヤンと、パーカッション奏者のミロスラフJr.)も参加。親密でありながら迫力あるアンサンブルを繰り広げ ています。

Sono Luminus
DSL-92226
(1CD+Blu-ray AUDIO)
NX-B09
Impermanence
1.作者不詳:Portum in ultimo(カリクストゥス写本、スペイン 1160-1173)
2.武満徹(1930-1996):風の馬-ヴォカリーズ第1番
3-5.ピーター・ギルバート(1975-):月見
第1番:Ama no hara/第2番:Akikaze ni/第3番:Tsuki mireba
6.デュファイ(1397-1474):Rite maiorem iacobum canamus / Arcibus
summis miseri reclusi
7.作者不詳:Pour ce que point fu de la amere espine / A toi vierge me
represente (トリノ写本 MS s.J.II.9、キプロス 15世紀)
8.デュファイ:O proles Hispanie / O sidus Hispanie
9.作者不詳:Qui patris atris honoris / Paraclite spiritus(トリノ写本)
10-12.ピーター・ギルバート:月見
第4番:Nageke tote/第5番:Wata no hara/第6番:Kokoro ni mo
13.作者不詳:Par grant soif clere fontainne / Dame de tout pris(トリノ写
本)
14.デュファイ:花の中の花
15.作者不詳:Sanctus in eternis regnans / Sanctusとingenitus pater
atque carens(トリノ写本)
16.デュファイ:誉れある使徒に
17-18.ピーター・ギルバート:月見
第7番:Hototogisu/第8番:Natsu no yo wa
19.武満徹:風の馬-ヴォカリーズ第2番
ローレライ・アンサンブル

録音:2016年7月26-30日
Church of the Redeemer, Chestnut Hill, MA
Blu-ray AUDIO フォーマット
5.1 DTS HD MA  24/192kHz
9.1 Auro-3D 24/96kHz
2.0 LPCM     24/192kHz
9.1 Dolby Atomos 24/48kHz
ボストンで活躍する女声ヴォーカル・グループ“ローレライ・アンサンブル”。古楽作品から現代曲まで幅広いレパートリーを 持ち、その美しいハーモニーは高く評価されています。Sono Luminusへのデビューとなるこのアルバムでは、ほぼ1000 年の長きに渡る歴史の中から生まれた作品を取り上げ、「すべて移り変わり続けること」についての人々の精神的な拠り 所を探っていきます。住処を失い彷徨う難民、また精神的な何かを求めて巡礼の旅に出る人、彼らの心に去来する 「無常」は逃れる術のないことですが、同時に謙虚さと自由を手に入れることができます。このアルバムに集められた音楽 の内容も、一定のところにとどまることなく常に変化する可能性を秘めているものばかり。中でもピーター・ギルバートの 「月見」は日本的な諦観と無常の心がマッチした瞑想的な雰囲気が心を捉えます。
Sono Luminus
DSL-92234(1CD)
NX-B05
シェイクスピアによる歌、踊り、幻想
【お気にめすまま】
1.ジャン・デストレ:The Buffens…Tiers livre de danseries(1559)
2.作者不詳:Kemp’s Jig…Matthew Holmes MSS(1588-1597頃)
3.トーマス・モーリー:It Was a Lover and his Lasse…First Booke of
Ayres(1600)
【十二夜】
4.モーリー:O Mistresse Mine …Consort Lessons(1599)
5.作者不詳:Peg-a-Ramsey …Ballet Lute Book(1600頃)
6.ロバート・ジョーンズ:Farewell, Dear Love …First Book of Songs(1600)
【ロメオとジュリエット】
7.リチャード・エドワーズ(1525-1566):When Griping Grief
8.作者不詳:My Lady Carey’s Dompe(1525頃)
9.作者不詳:Complain My Lute…broadside ballad(16世紀)
10.アントニー・ホルボーン:Heart’s Ease (The Honiesuckle)…Pavans,
Galliards, and Almains(1599)
【ヘンリー4世 第2部&冬の物語】
11.トーマス・ロビンソン:The Queen's Goodnight…Schoole Of
Musicke(1603)
12.ダウランド:Fancy
13.作者不詳:The Carman’s Whistle…broadside ballad(16世紀)
14.プレイフォード:Cuckolds All a-Row…The English Dancing
Master(1651)
15.作者不詳:Whoope, Do Me No Harm/Jog On…(16世紀末)
【ハムレット】
16.ダウランド:The King of Denmark, his Galliard
17.ダウランド:Tarleton’s Riserrectione (plucked strings)
18.作者不詳:Gravedigger's Song (“In youth when I did love”) /
Tarleton’s Riserrectione (bagpipes)…(16世紀末)
19.作者不詳:Bonny Sweet Robin…Matthew Holmes MSS(1588-1597
頃)
20.ダウランド(伝):Tarleton's Jig
【テンペスト】
21.作者不詳:Greensleeves(16世紀頃)
22.ジョン・ジョンソン(1545頃-1594):Greensleeves
23.ロバート・ジョンソン(1545-1594頃):Where the Bee Sucks
24.ロバート・ジョンソン:Full Fathom Five
【ウィンザーの陽気な女房たち&オセロ】
25.作者不詳:Fortune My Foe…The Dallis Lute Book(1585)
26.作者不詳:Willow Song…The Lodge Lute Book(1559頃)
【真夏の夜の夢】
27.ホルボーン:Fairie Rownde…Pavans, Galliards, and Almains(1599)
28.「ロクスバラのバラード集」よりベン・ジョンソン:The Mad Merry Pranks of Robin
ボルティモア・コンソート(アンサンブル)
【メンバー】
メアリー・アン・バラード(トレブル&バス・ヴィオール)
マーク・クデク(シターン、バス・ヴィオール)
ダリー・リプキス(バス・ヴィオール、リコーダー、クラムホルン、ゲムスホルン)
ロン・マクファーレン(Lute)
ミンディ・ローゼンフェルト(フルート、ファイフ、バグパイプ、クラムホルン)
ダニエレ・スヴォナヴェク(S)

録音:2018年7月29日-8月2日
シェイクスピア時代の音楽を演奏するために、1980年に設立された「ボルティモア・コンソート」は、スコットランドからイン グランド、フランスにまたがる“宮廷で奏でられた音楽”を中心に、舞曲から民謡まで幅広い曲を演奏、その関係性を 探っています。シェイクスピアの作品には、数多くの音楽についての言及があり、それらは一般的に3つのカテゴリーに分 類できます。劇そのものへの付随音楽、もともとの戯曲のテキストに添えられた特定の歌(シェイクスピア自身が歌詞を 付けたものも)、劇中で使われたと推測される音楽。例えばロバート・ジョンソンの2つの曲は、明らかに「テンペスト」で 使われた確証があり、ジョンソン自身も「シェイクスピアの作曲家」として文書に書かれているなど、彼がシェイクスピア作 品と深いかかわりがあったことは間違いないようです。 この録音では、現存する譜面の最も初期の物を使用して演奏が行われています。 Goodfellow

TAFELMUSIK
TMK-1038(1CD)
NX-B07
バロック時代の合唱作品集
バッハ:いと高きにある神に栄光あれ BWV191
モンドンヴィル:グラン・モテ「主は王となられる」
ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調 RV589
アン・モノイオス(S)
コリン・エインスワース(T)
マシュー・ホワイト(C.T)
イヴァース・タウリンス(指)
ターフェルムジーク室内cho
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2006年10月15-16日
2008年にCBCレコードからリリースされたアルバムのリイシュー盤。1979年に設立されたターフェルムジーク・バ ロックOと合唱団の創立40周年を記念しての発売です。バッハの「ミサ曲 ロ短調」と素材を同じく する「いと高きにある神に栄光あれ」、ヴィヴァルディの「グローリア」、18世紀の作曲家モンドンヴィルのグラン・モ テの3曲では、オーケストラと合唱の性能の高さが如何なく発揮されています。

RICERCAR
RIC-404(1CD)

NYCX-10094(1CD)
国内盤仕様
税込定価
17世紀イタリアの弦楽芸術
ウッチェリーニ:第17ソナタ 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
ガブリエーリ:第2カンツォン 〜6声〔と通奏低音〕による 
マリーニ:2筋の弦で奏でる第4ソナタ 〜ヴァイオリンと通奏低音による 
ロッシ:第5シンフォニア 〜5声ないし好みで3声による 
四つのヴァイオリンと二つのキタローネによるソナタ
ガブリエーリ:第21ソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
マリーニ:こだまのソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
 第1カンツォン 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
ブオーナメンテ:第1ソナタ 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
フォンターナ:第16ソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
カステッロ:第17ソナタ 〜二つのヴァイオリンと、こだまを返すもう二つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
マリーニ:3筋の弦をリラ式に奏でるヴァイオリン〔と通奏低音〕のためのカプリッチョ 
ウッチェリーニ:第19シンフォニア 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
カヴァッリ:3声のカンツォン 〜二つのヴァイオリンとチェロ〔通奏低音〕による 
クレマチス(古楽器使用)
ステファニー・ド・ファイー、アマンディーヌ・ソラロ、レイシカ・ヴィタネージ、
カトリーヌ・プラットネル、キスン・ボソー(Vn)
ジェローム・ユイユ(Vc)
サラ・ファン・アウデンホーフェ、マリオン・マルティノー(バス・ガンバ)
エヴォレーヌ・キエネル(バスーン)
ベランジェール・サルダン、クレール・ピガニオル(バロックハープ)
キート・ガート(テオルボ、バロックギター)
ブリス・サイー(チェンバロ、オルガン)
ヨアン・ムーラン(Org)
音楽監督:ステファニー・ド・ファイー、ブリス・サイー

録音:2018年10月
サンテーユ聖母教会
南仏ラングドック地方
【国内盤】
歌詞日本語訳:白沢達生
なにしろタイトルは「四つのヴァイオリン」。一見かなり珍しい編成のようですが、実は世紀初頭のガブリエーリによる副合唱形式の応用(トリオ・ ソナタ編成×2部)をはじめ、ヴィオラを用いず4挺が対等に音を交わしあう曲が意外に多い17世紀。初期バロックの中軸を担うマリーニや カステッロ、ウッチェリーニといった定番の異才たちによる思わぬ編成の曲のあいだ、カヴァッリやロッシら声楽の天才たちの作品も盛り込まれ、 歌をめざしたヴァイオリン音楽の至芸にも心そそられること間違いなし。鍵盤のヨアン・ムーランやブリス・サイーら、Ricercarでソロ録音もリリー スしてきた俊才が居並ぶ、頼もしい演奏陣での録音です。 バロックのヴァイオリン音楽がイタリアで大きな発展をとげた17世紀。その頂点としてローマのコレッリ(1653〜1713)がとくに有名ですが、実 は重要な弦楽芸術の拠点は他にもいくつかありました。南のナポリ、北のモデナやボローニャ……そして18世紀にはヴィヴァルディを排出した ヴェネツィアも、17世紀を通じてヴァイオリン音楽の発展には大きく寄与した都市だったのです。老舗古楽レーベルRicercarで初期ヴァイオリ ン音楽の知られざる世界を解き明かしてきたクレマチスの面々は、モンテヴェルディやカヴァッリらオペラの大家たちを横目に、かの水の都でどれ ほど豊かなヴァイオリン音楽が紡がれていたか、何挺もの楽器が響きを交わしあう独特の作品を丁寧に選びながら瑞々しく伝えてくれます。


ALPHA
ALPHA-438(1CD)

NYCX-10093(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ローマと北イタリアのバロック声楽芸術
アレグリ:ミゼレーレ(神よ、わたしを憐れんでください)
ロッシ:翼のある伝令が
モンテヴェルディ:これほどまでに甘美な苦しみ
作者不詳:主よ、どうかあなたの激しい怒りを
マッツォッキ:わたしたちの命は短い
アッバティーニ:シンフォニア〜『天国の劇』より
マラッツォーリ:誰が無垢なる日々を取り戻し得ようか
アリエッタ「ああ、かくも強く眠りが」 マラッツォーリ
モンテヴェルディ&コッピーニ:マリア、なぜ泣いているのですか
モンテヴェルディ&プローフェ:過越の祝いに
デボラ・カシェ、マルト・ダヴォ(S)
エヴァ・ザイシク(Ms)
アナイス・ベルトラン(A)
ニコラス・スコット、ヤン・ファン・エルサッケル(T)
マルク・モイヨン、ブノワ・アルヌー(Br)
ヴィルジル・アンスリ(Bs)

ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ミラ・グロデアヌ、フィオーナ=エミリー・プパール(Vn)
アドリアン・マビール(木管コルネット)
ルカス・ペレス(リローネ)
フランソワーズ・エノク(ヴィオローネ)
サラ・アゲダ(バロックハープ)
マルアン・マンカル(Org)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ&総指揮)

録音:2018年6月、ボーム=レ=メシュー大修道院跡
【国内盤】解説・歌詞日本語訳:白沢達生
Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタ リア・バロック新録音です。中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』――モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったこ とで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音 楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきた てる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。 録音デビュー当初から重点的にイタリア初期バロックの知られざる音世界を探り、2003年の『ノヴァ・メタモルフォージ』で17世紀ミラノの独特 なア・カペラ教会音楽世界に迫ってみせたル・ポエム・アルモニーク、今回のメンバーには初期からの腕利き器楽陣に加え、声楽パートは長年 の演奏仲間であるブノワ・アルヌーやヤン・ファン・エルサッケルらだけでなく、近年ますます躍進めざましいエヴァ・ザイシクのようなソリストも! アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか、当時の宗教的替歌なども織り込みながら聴かせる注目の プログラムです。
ALPHA
ALPHA-444(1CD)

NYCX-10079(1CD)
国内盤仕様
税込定価
リュリ:怒りの日、深き淵より、テ・デウム
怒りの日 LWV 64-1
深き淵より LWV 62
テ・デウム(神であるあなたを讃えます)LWV 55
ソフィー・ジュンケル、ユディト・ファン・ヴァンロイ(ドゥシュ〔高音〕)
マティアス・ヴィダル、シリル・オヴィティ(オートコントル〔中高音〕)
ティボー・レナールツ(ターユ〔中音〕)
アラン・ビュエ(バス=ターユ〔中低音〕)
14-16) フィリップ・ファヴェット(バス〔低音〕)
ナミュール室内cho
ミレニアム・オーケストラ(古楽器使用)
コンサートマスター:パトリック・コーエン=アケニヌ
カペラ・メディテラネア(通奏低音/古楽器使用)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(総指揮)

録音:2018年2月
ヴェルサイユ宮殿内旧王室礼拝堂、ヴェルサイユ
【国内盤】 歌詞、解説日本語訳:白沢達生
カペラ・メディテラネアとはラテン系の古楽プレイヤーたちとともに地中海古楽の躍動感あふれる演奏を聴かせる一方、ミレニアム・オーケストラ では古典派作品のエキサイティングなピリオド演奏を聴かせてきたアラルコン。実はイタリア出身だったリュリの「前史」ともいうべき17世紀イタ リア古楽に通暁した彼だけに、傑作「テ・デウム」をはじめとするカトリック教会音楽へのアプローチは間違いなく注目に値するところ。緩急のダ イナミズムと細部への徹底した解釈(今回はフランス宮廷型弦楽研究の第一人者でもあるパトリック・コーエン=アケニヌが首席に招かれてい る点にも注目)、見逃しがたい新たなリュリ録音の登場です! フランス語圏を中心に今や欧州古楽界で絶大な存在感を放つアルゼンチンの異才アラルコン。最新録音は17世紀フランス最大の作曲 家リュリの豪奢な教会音楽3大作。折々の俊才が集いつづけるベルギーの精鋭集団ナミュール室内合唱団と、アラルコンが結成した実力 派揃いの器楽集団との共演に期待感が高まります。ルイ14世の治世下、教会でも起伏に富んだ精彩あざやかな音楽語法を操り独自の 音世界を紡いだリュリの作風の機微を、コントラバスではなく、バス・ド・ヴィオロンを使用した弦楽五部編成を中心に金管・打楽器まで揃う 17世紀当時の楽隊編成、適切な規模感の合唱でじっくり解き明かします。
ALPHA
ALPHA-542(1CD)

NYCX-10080(1CD)
国内盤仕様
税込定価
フランス宮廷のイタリア式ソナタの世界

ダンドリュー:ソナタ ト短調 作品1-3
 ソナタ イ長調 作品1-4
 ・コレッリ(ジュスタン・テイラーによるトリオ編成
版)
コレッリ:ソナタ ハ短調 作品4-1
ダンドリュー:ソナタ ヘ長調 作品1-5
 ソナタ ニ短調 作品1-1
 ソナタ ニ長調 作品1-2
コレッリ:ソナタ ロ短調 作品2-8
ダンドリュー:ソナタ ホ短調 作品1-6
コレッリ:チャコーナ(ソナタ)ト長調 作品2-12
ル・コンソート(古楽器使用)
テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト(ヴァイオリン 1)
ソフィー・ド・バルドネーシュ (ヴァイオリン 2)
ルイーズ・ピエラール (バス・ド・ヴィオル)
ハンナ・ザルツェンシュタイン(Vc)
ジュスタン・テイラー(クラヴサン、総指揮)

録音:2018年10月サン=ラザール教会、ボーヴェ(フランス中北部ウワーズ県)
【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
「そもそもダンドリューのソナタ集は、録音が必要なほど興味深いものなのでしょうか?」彼らがライナーノートの冒頭にわざわざこの質問を掲げ た企図は、実際に本盤を聴けば確実に伝わってくるのではないでしょうか?飛ぶ鳥を落とす勢いで世界の注目を集めつつある俊才古楽鍵 盤奏者ジュスタン・テイラーの最新録音はル・コンソートとの共演盤で、フランスにおけるコレッリ人気から生まれたバロック後期の傑作曲集。 彼らがアンサンブルを創設した直接のきっかけになったほど魅力的な作品の数々を、その霊感源でもあるコレッリの名品と併録しています。 ダンドリューは1720年代、ルイ15世の治世下で王室オルガン奏者となって以降に発表したクラヴサン(Cemb)曲集で知られてきた作曲 家ですが、この曲集はそのずっと前、ルイ14世時代のもの。ラモーとほぼ同い年ながら全く別の感性をもって諸様式融合期のパリを生きた才 人の音使いが、フランス最前線のバロック奏者たちの演奏であざやかに甦ります。Alphaならではの好企画、期待値充分のアルバムです。

RAMEE
RAM-1809(1CD)

NYCX-10081(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ピグマリオン
ラモー: 舞踏劇『ピグマリオン』(1748)
イジー・アントニーン・ベンダ(1722〜1795):メロドラマ『ピグマリオン』(1779)*
フィリップ・ガニェ(オートコントル/ピグマリオン)
モルガーヌ・ハイゼ(ソプラノ/ガラテー)
リセロット・デ・ヴィルデ(ソプラノ/セフィーズ)
カロリーヌ・ヴェイナンツ(ソプラノ/愛神アモール)
ノルマン・D.パツケ(朗読/彫刻家ピグマリオン)*
モルガーヌ・ハイゼ(朗読/彫像)*

合唱:
カロリーヌ・ヴェイナンツ、モルガーヌ・ハイゼ、ミーケ・ドント(S)
ケルレイネ・ファン・ネーフェル、バルト・ユフェイン (A)
ホファールト・ハシェ、ジーン・クレイトン (T)
ヴァウテル・ファンデ・ヒンステ、ヨリス・ストローバンツ (Bs)
アポテオーシス・オーケストラ(古楽器使用)
フィリップ・リガ、コルネール・ベルノレット、カタリーナ・ビセンス(Cemb)
総指揮:コルネール・ベルノレット
スリリングな発見が続く古楽大国ベルギーから、バロックと古典派にまたがる18世紀音楽の真髄に迫る充実録音が登場します! 自ら手 がけた女性像のあまりの美しさに恋してしまった彫刻家ピグマリオンが、ひたむきな愛で語りかけていたら像が本物の女性になった……という古 代神話を音楽化した2作。フランス音楽史上の巨星ラモーの舞踏劇に、古典派期のドイツの名匠G.A.ベンダのメロドラマをカップリングする センスはさすがRAMEEレーベル。互いに大きく異なるオーケストラの存在感が光る傑作をセンス抜群の古楽器演奏で対比させてゆきます。 ラモーの作品は1748年パリ初演時から大きな人気を博したもので、舞踏を支え独唱に沿う独特のオーケストレーションが魅力。一方メロド ラマは朗読をオーケストラが延々と支える独特な管弦楽ジャンルですが、ベンダの作風は疾風怒濤期から古典派へと向かう時期の起伏ゆた かな音使いが素晴しく(モーツァルトもベンダのメロドラマには強く刺激を受けていたことが知られています)、その作風を活かした古楽器演奏で 聴けるのは贅沢というほかありません。S.クイケンやC.ルセら古楽最前線の名匠たちのアシスタントとして頭角をあらわし、昨今はインマゼール のアニマ・エテルナ・ブリュッヘとともにベートーヴェンの第9交響曲でも成功をみせた俊才ベルノレットの指揮が頼もしい1枚です。

NEOS
NMC-D245(1CD)
ジョン・カスケン(b.1949)作品集
作者不詳(中世):古き法は廃れ
作者不詳(中世):敵意をあおりたてると
作者不詳(中世):神は慈悲
ペロティヌス(12 世紀末〜13 世紀)/ジョン・カスケン編)):地上のすべての国々は
ジョン・カスケン:「十字架の夢」
ヒリヤード・アンサンブル
クラーク・ルンデル(指)
ASKO シェーンベルク:・アンサンブル

録音:2014年10月
中世ルネサンスの宗教曲と現代イギリスの作曲家ジョン・カスケンの作品をカップリン グしたユニークな内容。いずれもヒリヤード・アンサンブルが関わっています。作者不詳の 宗教曲はオリジナルの形で、そしてペロティヌスの有名な「地上のすべての国々は」はカ スケンにより声楽と室内アンサンブルのために編曲、リコンポーズされた新鮮な作品に生 まれ変わっており、一聴に値する。カスケンの新作「十字架の夢」は8 世紀頃に書かれた 古い詩をテキストとしており、室内アンサンブルのモダンな響きとヒリヤード・アンサンブ ルの雅な響きが融合しミステリアスな空間を作り出す。

GENUIN
GEN-19646(1CD)
1730 年頃のバロック・リコーダー作品集
バッハ:パルティータ ハ短調(原曲:リュート組曲ハ短調 BWV997)
シェドヴィル:ソナタ ト短調 「忠実な羊飼い」(伝ヴィヴァルディ)
テレマン:フルート独奏のための幻想曲 TWV 40: 10
ヘンデル:リコーダー・ソナタ 変ロ長調 HWV 377
バッハ(疑作):フルート・ソナタ イ短調 BWV 1020
テレマン:フルート独奏のための幻想曲 TWV 40: 3
ヘンデル:リコーダー・ソナタ ヘ長調 HWV 369
テレマン:トリオ・ソナタ 変ロ長調 TWV 42: B4
テレマン:フルート独奏のための幻想曲 TWV 40: 11
バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調BWV1032
イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)
ラルフ・ヴァルトナー(Cemb)

録音:2018 年9 月18-20日 エルランゲン,ドイツ
バロック時代のリコーダー作品を集めています。ニコラ・シェドヴィル(1705-1782)は18 世紀フランスのオーボエ奏者。6 曲からなるヴィヴァルディの「忠実な 羊飼い」は、実はシェドヴィルがヴィヴァルディの名を騙って出版したもので、つ まりこのト短調のソナタは長らくヴィヴァルディの作品として親しまれてきたもの。 イェレミアス・シュヴァルツァーは、バロック音楽から現代音楽まで幅広く活躍する リコーダー奏者。2008 年にシャリーノの 4 つのアダージョの世界初演でリコーダ ーを吹き(ダニエル・ハーディング指揮スカラ座O)、注目を浴びた。
GENUIN
GEN-19657(1CD)
ハインリヒ・フォン・マイセン(1250 頃-1318):十字架の詩(全22 曲)(グンダーマン編) オクタヴィアンス(男声アンサンブル)
ゼバスティアン・クラーネルト(指)
アカデミッシェ・オルヒェスターフェライニグング・イェーナ
アンドレアス・クーフ(Org)

録音:2018 年10 月7-9 日 ワイマール
ハインリヒ・フォン・マイセン(1250 頃-1318)は中世のドイツの高名なミンネゼン ガー。フラウエンロープ(女性讃美)の呼び名でも知られます。マイセンの曲を22 曲 選び、作曲家カーステン・グンダーマンが、独唱者たち、室内合唱団、O のために編曲したのがこの「十字架の詩(うた)」。編曲といっても中世の味わい は色濃く残した上で、伴奏を色彩豊かにしたもの。あまり中世音楽に馴染みのな い人がその美しさに触れるには打ってつけの作品でしょう。 オクタヴィアンスはドイツの声楽アンサンブル。カウンターテノールを含む男声ア ンサンブルで、CD にはメンバー表がないが、ホームページには8 人の写真が掲 載されています。

CPO
CPO-777558(3SACD)
NX-E07
パッヘルベル:オルガン作品全集 第3集

【SACD1】受難曲集

【SACD2】詩篇歌曲集 第2集

【SACD3】コラールパルティータ集
【SACD1】
ミヒャエル・ベロッティ…トロスト=オルガン、St. Walpurgis Grosengottern(1717) /録音:2010年6月25-27日
【SACD2】
クリスティアン・シュミット… ハウプトオルガン(1715)、コールオルガン(1710/1746) Klosterkirche Rheinau /録音:2009年10月13-14日、 ヨハネス・クロイツブルクオルガン St. Cyriakus Duderstadt(1735) /録音:2013年10月22-24日
【SACD3】
ジェームズ・デイビッド・クリスティー…フォルクランド=オルガン Crucis-Kirche Erfurt(1735) /録音:2012年8月14-16日
誰もが知っている優雅な「パッヘルベルのカノン」。しかしこの作曲家が数多くのオルガン作品を残していた ことはあまり知られていません。cpoレーベルではほぼ5年をかけてパッヘルベルの全てのオルガン曲の録音 を敢行、これまでに第1集(777556…5枚組)、第2集(777557…2枚組)がリリースされ、今回の第3 集(3枚組)が完結編となります。演奏に用いられたのは様々な教会のオルガンであり、使用楽譜は全て 最新版に基づく研究者にとっても貴重な資料となるもの。第1集は前奏曲やフーガ、トッカータなどの小 品、第2集は同じく小品と、詩篇歌曲集第1集、この第3集はオルガンのための受難曲と、詩篇歌曲集 第2集、コラール・パルティータが収録されています。なにより、歴史的オルガンの壮麗な響きが余すことなく 捉えられており、全ての作品を高音質でお楽しみいただけるのも嬉しいところです。
CPO
CPO-555264(2CD)
NX-D01
ジングフォニカー&オルランド・ディ・ラッソ 第3集
【CD1】Buspsalmen ダヴィデの改悛詩篇 I-VII
1.Primus Psalmus 詩篇 第1曲
2.Secundus Psalmus 詩篇 第2曲
3.Tertius Psalmus 詩篇 第3曲
4.Quartus Psalmus 詩篇 第4曲
【CD2】
1.Quintus Psalmus 詩篇 第5曲
2.Sextus Psalmus 詩篇 第6曲
3.Septimus Psalmus 詩篇 第7曲
4.Laudes Domini 主を賛美せよ
ジングフォニカー
【メンバー】
ヨハネス・オイラー(C.T)
ダニエル・シュライバー(T)
ヘニング・イェンゼン(T)
ミヒャエル・マンタイ(Bs-Br)
クリスティアン・シュミット(Bs)
[賛助出演]
ヘレーネ・グラビツキー(S)
アンドレアス・ペール(C.T)

録音:2017年1月25-27日、2018年5月1-4日
現代ドイツを代表する男声ヴォーカル・グループ「ジングフォニカー」。ルネサンス期の作品からジャズ、ポップ スまで幅広いレパートリーを有し、結成から34年間に1300回以上のコンサートを開催しているという人 気アンサンブルです。彼らは以前からオルランド・ディ・ラッソの作品に熱心に取り組み、これまでに2枚のア ルバムをリリース、どちらも高く評価されています。3作目となるこのアルバムではラッソの代表作である「ダ ヴィデの改悛詩篇」全曲を演奏。自由な対位法が使われたこの作品は、同時代のパレストリーナとも違 う、独自の表現手段が用いられた力作であり、演奏者にも高い技術が求められます。今回はソプラノとカ ウンターテナーの歌手が参加することで、美しいハーモニーに一層の彩りが加わりました。

CORO
COR-16173(1CD)
パーセル:チャールズU世のための歓迎歌集(ウェルカム・ソング集) Vol.2
アンセム 「主よ、願わくばわが祈りを聞きたまえ」 Z.15/おお、孤独よ Z.406/アンセム 「主よ、おんみはいつまで怒りたもうや」 Z.25/4声のパヴァン ト短調 Z.752/絶望の淵に投げ込まれ Z.142/歓迎歌 「来たれ、歓喜よ」 Z.339/歓迎歌 「厳しき国と戦乱を逃れて」 Z.325
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2017年6月、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)
王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。
1660年にイングランド議会を解散した後、翌1661年にイングランド王に即位し、共和制の終焉と王政復古期の始まりを呼んだチャールズU世のために作曲された歓迎歌集第2巻は、「来たれ、歓喜よ Z.339」と「厳しき国と戦乱を逃れて Z.325」の歓迎歌を中心にアンセム等をカップリング。
「パレストリーナ」や「ビクトリア」、「ヘンデル」と並ぶザ・シックスティーンの重要プロジェクトとしてスタートした「パーセル」の歓迎歌集。現在のイギリスを代表する世界最高峰の合唱団によるパーセルの名唱にご期待下さい。
CORO
COR-16175(1CD)

PCOR-16175(1CD)
国内盤仕様
日本語解説&歌詞訳付
税込定価
パレストリーナ Vol.8〜ミサ曲 「兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを」
1. わたしは生けるパン/2. 兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを/3. 主イエスは杯をとり/4-9.ミサ曲 「兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを」/10. わたしの肉はまことの食物/11. パーテル・ノステル(天にいますわれらの父よ)/12. 主の司祭たちは/「ソロモンの雅歌」 より 第25番−第27番〔13. あなたの足はなんと麗しいことであろうか/14. あなたの両乳ぶさは/15. あなたはなんと美しく〕/16. 過越の小羊を称えさせよ/17. パンゲ・リングァ(舌よ、褒めよ)
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2019年3月20日−22日、聖オルバン・ザ・マーター教会(ロンドン)
パレストリーナが遺した100曲を超えるミサ曲の中からハリー・クリストファーズが選んだミサ曲を中心に、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」に基づく連作モテット集からの3曲や関連するイムヌス、モテットなどでプログラムを構成するという秀逸なプロジェクト。第8巻は、1601年に出版された「ミサ曲集第13巻」に収録されている「ミサ曲 「兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを」 (ミサ・フラトレス・エゴ・エニム・アッチェピ)」を中心とした、最後の晩餐と十字架上のキリストの犠牲をテーマとしたプログラム。自作の8声のモテットに基づくパロディ・ミサで、パレストリーナのもっとも壮大で素晴らしいミサ曲の1つを、世界で絶賛されるザ・シックスティーンのポリフォニーで表現します。

Etcetra
KTC-1920(1CD)
リコーダーによる作法の新旧
ヘンリー8世宮廷の手写本より〜
ヘンリー8世(1491−1547):コンソート第20番
ハインリヒ・イザーク(1450−1517):ラ・ミ[・ラ・ソ]
国王ヘンリー8世:コンソート第1番
ジョン・ロイド(ca.1475−1523):パズル − カノンT、パズル − カノンU
国王ヘンリー8世:コンソート第22番
ロバート・フェアファックス(1464−1521):パズル − カノン Wa/b
ベリオ(1925−2003):ジェスティ(テナー・リコーダーのための)
コスタンツォ・フェスタ(ca.1485−1545):定旋律「ラ・スパーニャ」による125のコントラプンティ集より 21のコントラプンティ
ベリオ:ジェスティ(アルト・リコーダーのための)
ボールドウィンの手写本より〜
ジョン・ボールドウィン(ca.1560−1615):コンソート集
オリーブ・コンソート〔ケース・ブッケ(リコーダー)、ヴァルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー)、田中せい子(リコーダー)、ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)〕

録音:2018年6月25日−28日、ピエーヴェ・ディ・サン・ピエトロ・ア・プレシャーノ(アレッツォ、イタリア)
フランス・ブリュッヘンに薫陶を受け、ブリュッヘンが指揮者へと転身後にリコーダー界を背負ってきた二人の巨匠、ケース・ブッケとヴァルター・ファン・ハウヴェ。二人がブリュッヘンの葬儀でおよそ四半世紀ぶりに共演を果たし、ハウヴェに師事した田中せい子、ブッケに師事したダニエレ・ブラジェッティが加わり、2018年に世界屈指のリコーダー四重奏団「オリーブ・コンソート」を結成。2018年6月にミラノとアレッツォで行われた結成コンサート「リコーダーによる作法の新旧」のプログラムがCDとなって登場!
2019年12月には、同プログラムでオリーブ・コンソートの日本初公演も予定しております。
「作法の新旧(ジェスティ・アンティーキ・エ・モデルニ)」は、イタリアとイギリス・ルネサンスの器楽曲と20世紀の1曲が、「大いなる実験と探求の精神」という共通点によって結びつけられたプログラム。バッハより2世紀前に、類い稀なる対位法の手法を魅せたコンスタンツォ・フェスタの「コントラプンティ(対位法)」。自身もリコーダーの演奏や作曲を行う愛好家であったイングランド王ヘンリー8世の宮廷でまとめられた手写本からのコンソート音楽。1970年代にブッケが大英図書館で発見した「ボールドウィンの手写本」に収められている、高度で複雑なポリリズムが取り入れられた難曲。そして、ベリオがブリュッヘンのために作曲した超絶リコーダー作品「ジェスティ」。リコーダーの現代史に決定的な影響を与えることになったこの「ジェスティ」は、息、指、舌、声に分解されたそれぞれの動作(ジェスチャー)が個別に記譜され、まるで独奏楽器のための究極のポリフォニーと言えるような音楽が生み出されます。このプログラムでは、ブッケがアルト・リコーダーで、ハウヴェがテナー・リコーダーでそれぞれ「ジェスティ」を演奏し、多分に含まれる即興的要素から全く異なる表現を楽しめます。

VIVAT
VIVAT-118(1CD)
エレジー〜パーセル&ブロウ:カウンターテナー・デュエット集
パーセル:聞け鳥の鳴き声を、艶めかしきフルートは虚しく、おお孤独こそ我の最も好むところ、シャコンヌ(「ダイオクリージャン」より)
ジョン・ブロウ:ああ, なんと素晴らしい響きよ
パーセル:トランペットを吹き鳴らせ、戦争の苦難と危険から、歌え歌えドルイド僧よ
ブロウ:我が心は決意した
メアリー女王の崩御を悼む3つのエレジー〔パーセル:レスビアよ, 無益なことだ(ラテン語)
ブロウ:レスビアよ, 無益なことだ(英語)
パーセル:おおオラニエ家神聖なる保護者〕
ブロウ:ヘンリー・パーセル氏の死を悼む頌歌
イェスティン・デイヴィス(C.T)、
ジェームズ・ホール(C.T)、
キングズ・コンソート、ロバート・キング(指)

録音:2019年1月6日−8日、アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス)
英国古楽界の巨匠ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル「Vivat」から、キングズ・コンソートが特に得意とする作曲家の一人、ヘンリー・パーセルの新録音が登場。その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー、イェスティン・デイヴィスをフィーチャーし、若き傑出したカウンターテナーのジェームズ・ホールとともに、パーセルとジョン・ブロウが作曲したカウンターテナーのためのソロとデュエットを披露します。
プログラムの中心となるのは、メアリー女王(メアリー2世)の早すぎる死を悼んで作曲された3つのエレジー(哀歌)。そのうち2つは同じテキストを基に、パーセルがラテン語、ブロウが英語に音楽を付けています。そのほか、パーセルの有名な「トランペットを吹き鳴らせ」やあまり知られていない二重唱曲を収録し、最後にジョン・ブロウの傑作「パーセル氏の死を悼む頌歌(オード)」で締めくくります。
ワールド・クラスの新たな録音会場、アルフトン・ニュー・モルティングス(Alpheton New Maltings)で録音された暖かくも透明感のあるアコースティック・サウンドもポイントです。

Gimell
CDGIM-052

PCDGIM-052(1CD)
国内盤仕様
日本語解説&歌詞訳付
税込定価
アントワーヌ・ブリュメル:父の母にして娘
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「父の母にして娘」
単旋聖歌:主よ、平和を与えたまえ
ノエル・ボールドワン(fl.1509−1513):ミサ曲 「主よ、平和を与えたまえ」
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指)
1973年の結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。2021年のジョスカン・デ・プレ没後500周年アニヴァーサリー・イヤーに全9巻での完結を目指す、「ジョスカンのミサ曲全曲録音」という偉大なプロジェクト。第8巻では、ブリュメルのモテットに基づくミサ曲「父の母にして娘」(ミサ・マテル・パトリス)、そしてその精緻な書法からジョスカンの作と考えられていたノエル・ボールドワン(バウルデヴェイン)のミサ曲「主よ、平和を与えたまえ」(ミサ・ダ・パーチェム)を収録。
タリス・スコラーズの並外れたパフォーマンスによって、レコード・アカデミー賞を始め、英グラモフォン賞や仏ディアパゾン・ドールの「年間最優秀賞」を獲得し、世界で絶賛されてきた至高のジョスカン・デ・プレにご期待ください。

Christophorus
CHR-77440(1CD)
ヨハン・ザムエル・ヴェルター:コラール・カンタータ集
パウル・ハインライン(1626−1686):5声のソナタ 「Battallia ex C」
ヨハン・ザムエル・ヴェルター(1650−1720):主イエス・キリスト, 汝こよなき宝*
ヨハン・ミヒャエル・ニコライ(1629−1685)2声のソナタ第14番*
ヴェルター:神がわれらを憐れみ*
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623−1665):3声のソナタ
ヴェルター:Auff, auff ihr Gottes Hausgenossen*
作者不詳(17世紀):2声のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ*
ヴェルター:わが愛する神に*
アントニオ・ベルターリ(1605−1669):6声のソナタ第101番
ヴェルター:Wenn wir in hochsten Nothen seyn*
エッコ・ラ・ムジカ

録音:2018年11月5日−7日、SWR放送スタジオ(シュトゥットガルト)

*=世界初録音
エエコ・ラ・ムジカは、ヴィオール奏者のハイケ・ヒュンマーとサックバット奏者のマティアス・シュプリンツが主宰し、1987年の設立以来17世紀前半の豊かな音楽遺産を発表し続けてきた声楽と器楽による古楽案サンプル。
ヨハン・ザムエル・ヴェルターはシュヴェービッシュ・ハルの聖ミヒャエル教会で45年にわたってオルガニストを務めた音楽家。ベルリン、フランクフルト、アウクスブルクでも役職を与えられ、生涯で400以上の作品を書いたと言われていますが、現存するのはわずか10数曲のカンタータのみです。ここでは、コラール・カンタータの歴史において、プレトリウスとバッハの間のもっとも重要な音楽家ともいわれるヴェルターの5つのカンタータ(いずれも世界初録音)と、同時代の様々な器楽曲を収録しています。
ChristophorusCHR-77438(1CD)
皇帝マクシミリアン1世の時代の歌曲、シャンソン、舞曲集
イザーク、オケゲム、ゼンフル、ジョスカン・デ・プレ、ホーフハイマー、他、作曲者不詳の作品
ザビーネ・ルッツェンベルガー(メゾ・ソプラノ&指揮)、
アンサンブル・ペル=ソナット

録音:2019年1月11日−13日、ドイツ
Christophorusが贈る、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世(1459−1519))の没後500周年記念リリース。アンサンブル・ホフカペレによるモテット&ミサ曲集(CHR 77439)に続く第2弾は、中世からルネサンスの音楽を専門とする歌手、ザビーネ・ルッツェンベルガーと、彼女が芸術監督を務める古楽アンサンブル "ペル=ソナット(PER-SONAT)"によるマクシミリアン1世の時代の音楽。イザーク、オケゲム、ジョスカン・デ・プレなど、マクシミリアン1世の宮廷へ招かれて活動した当時の重要な作曲家たちによる歌曲、シャンソン、舞曲集です。

ENCELADE
ECL-1703(1CD)
モッテッティと技巧的なカンツォーニ
イッポリート・ターターリーノ(c.1559−1582):スザンナによるカンツォン
ラッスス:シュザンヌはある日
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(c.1570−1649):ソナタ第13番
ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ(c.1582−1649):6声のカンツォン
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(c.1570−1622):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
パレストリーナ
:野も丘も(バッサーノのディミニューション付き)
ダリオ・カステッロ(c.1590−c.1630):ソナタ第2番
パレストリーナ:わが愛する者よ, 汝すべてに美し(ロニョーニのディミニューション付き)
フォンタナ:3声のソナタ第16番
デ・ローレ:別れの時は(ロニョーニのディミニューション付き)
チーマ:2つのソプラノ声部と通奏低音のためのソナタ
ビアージョ・マリーニ(1595−1663):コルネットとオルガンのためのソナタ
ジョヴァンニ・アントニオ・ベルトーリ(1605−1669):ソナタ第1番
ジョヴァンニ・アントニオ・リッチオ(c.1600−after 1621): Jubilent Omnes
ラ・ギルド・デ・メルスネール、
アドリアン・マビール(コルネット、フルート、指揮)

録音:2017年7月31日−8月4日、サンタマン=ド=ボワ寺院(シャラント、フランス)
ラ・ギルド・デ・メルスネールは、フランスの若きコルネット(ツィンク)奏者、アドリアン・マビールが創設した、16世紀〜17世紀の音楽を専門とするピリオド楽器アンサンブル。ジョヴァンニ・バッサーノの作品集(ECL 1501)以来となるセカンド・アルバム。技巧的な管楽器と声楽による17世紀イタリアのほとんど演奏も録音もされていない音楽を集成。歌、コルネット(&リコーダー)、リコーダー(&Bombardino)、ファゴット(&リコーダー)、ヴァイオリン、オルガンの6名が様々な編成で参加。サンタマン=ド=ボワ寺院のルネサンス・オルガンを使用。

Glossa
GCD-923521(1CD)
ファリネッリの写本
作者不詳[おそらくはジョヴァンニ・アントニオ・ジャイ(1690−1764)の音楽をもとにカルロ・ブロスキ(ファリネッリ)(1705−1782)が書いたと考えられる]:私は不安を抱く船のようだ(アリア)*
ガエターノ・ラティッラ(1711−1788):永遠に私を捨てたいと思っているのですか? (アリア)
ニッコロ・コンフォルト(1718−1793):日に日にあなたは煩わしさを増していきますね?(レチタティーヴォ)、むなしい希望を抱いてはいけない(アリア)
ジェミニアーノ・ジャコメッリ(1692−1740):ナイチンゲールが恋をすると(アリア)*
ジョヴァンニ・バッディスタ・メレ(1693/4−after 1752):私は輝く波と晴れ渡った空の間にある港にいたいと思った(アリア)
作者不詳[おそらくはジェミニアーノ・ジャコメッリ作と考えられる]:私は愛する人をむなしく呼び、むなしく探す(レチタティーヴォ)、私が悲嘆の声を漏らすと(アリア)
(*ファリネッリのオリジナルのダ・カーポを含む)
アン・ハレンベリ(Ms)、
ステーファノ・アレージ(指)、
スティーレ・ガランテ

録音:2019年4月9日−12日、Schuilkerk De Hoop(ディーメン、オランダ)
後期バロック音楽の専門家、ステーファノ・アレージをディレクターとして2010年に結成された18世紀のイタリア音楽に特化したアンサンブル「スティーレ・ガランテ(ギャラント様式)」のGlossa第3弾。前作ではナポレオンの時代の偉大なるカストラート、ルイージ・マルケージのアリアを歌ったスウェーデン出身のメゾ・ソプラであり、現代有数のオペラ・セリアのスター、アン・ハレンベリが再び登場。
今作では、1994年の映画『カストラート』(日本公開は1995年)のモデルともなった、史上もっとも有名なカストラート、カルロ・ブロスキ・ファリネッリのアリアを現代に再現。1753年に皇帝マリア・テレジアに献呈された豪奢な写本(マニュスクリプト)(オーストリア国立図書館[Mus. Hs. 19111])を基に、書き込まれた複雑な装飾やファリネッリのオリジナルのダ・カーポまでも忠実に歌い、ステファーノ・アレージは宮廷の書庫に詳述されていた楽器やアンサンブルのレイアウトに従い演奏。1737年から20年以上にわたりスペイン王室とスペインの聴衆に愛された偉大なカストラートの華麗で凛々しい歌声を現代に蘇らせます。
Glossa
GCD-924007(2CD)
シャルル=ユベール・ジェルヴェ(1671−1744):音楽悲劇 「イペルムネートル」(パリ、1716/1717改訂版) オルフェオO、パーセルcho、ジュルジ・ヴァシェジ(指)、キャサリン・ワトソン(イペルムネートル)、マティアス・ヴィダル(リンセー)、トマ・ドリエ(ダナオス)、シャンタル・サントン=ジェフリー(エジプト人、ナイアド、アルゴス人、羊飼い、コリフェ)、マヌエル・ヌニェス=カメリーノ(エジプト人、イシスの大司祭、羊飼い、コリフェ)、ジュリエット・マルス(イシス、水夫)、フィリップ=ニコラ・マルタン(ナイル、アルカス、ゲラーノールの幽霊)

録音:2018年9月17日−20日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール(ブダペスト芸術宮殿、ハンガリー)
ラモーやモンドンヴィルなど、エルヴェ・ニケに代わりGlossaのフランス・バロック・レコーディングを充実させてきたハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。今、世界でも注目を浴びるハンガリー古楽界の雄、ジェルジ・ヴァシェジが蘇らせる次なるフランス・バロックは、シャルル=ユベール・ジェルヴェ(1671−1744)の代表的な音楽悲劇「イペルムネートル(ヒュペルムネーストラー)」。カンプラやデトゥシュと同世代のジェルヴェは、リュリに学び、ラモーの舞台作品へと続く道を切り拓いてきた作曲家。シャルトル公(後のオルレアン公)フィリップ2世の下で楽長、音楽長官を務め、国王のシャペル付き楽団の副楽長にも任命された有力な音楽家で、同公のために書かれた「イペルムネートル」は、1716年にオペラ座で初演されたあと、17年、28年、46年、65年、66年にも再演されるなど、18世紀前半に高い人気を誇った作品です。

Hanssler
HC-19034(1CD)
ルネサンス期ポーランドのリュート音楽
(1)アルベルト・ドゥゴライ:前奏曲
 3つのファンタジア
 2つのホレア・ポローニカ/クーラント
(2)ディオメデス・カート:前奏曲
 3つのガリアルダ/レ・ミ・ファ・ソ・ラ
 ファヴォリート/2つのファンタジア
(3)作者不詳:モニハ/クーラント
 4つのポーランド舞曲
(4)ヤクブ・ポラク:前奏曲
 2つのヴォルテ/4つのファンタジア
 ガリアルダ/クーラント
ヨアヒム・ヘルト(Lute)

録音:2019年2月24-27日/救世主教会(ヴァレンドルフ)
16世紀ヨーロッパではリュート音楽が隆盛をみましたが、ポーランドも同様で味わい深く美しい作品が数多く生まれました。そこにはマズルカのリズムが明 瞭なものもあり、かのランドフスカがチェンバロで奏して録音したり、タンスマンがギター曲の素材にしているほどです。アルベルト・ヴォイチェフ・ドゥゴライ (1558-1618頃)やヤクブ・ポラク(1545-1605)のようなポーランド人リュート奏者の作品のほか、ポーランドの宮廷で活躍したイタリア人ディオメデス・カー ト(1565-1628)も当時の雰囲気を伝えてくれます。
ヨアヒム・ヘルトは1963年ハンブルク生まれのベテラン。イル・ジャルディーノ・アルモニコとの活動でも知られています。 (Ki)

Coviello
COV-91911(1CD)
W.F.バッハ(1710-1784):“Ach, das du den Himmel zerrissest” BR-WFB F3; FK93
カール・フリードリヒ・ルドルフ(1749-1796):“Lobet ihr Himmel den Herrn” CFR-WV6 *
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲 ト長調 QV5:174
カール・フリードリヒ・ルドルフ:“Herr! Thue meine Lippen auf” CFR-WV13 *
C.P.E.バッハ:交響曲ハ長調 WQ.174(フルート2、ホルン2、弦楽と通奏低音)
カール・フリードリヒ・ルドルフ:“Lobet den Herrn, lobet ihr Knechte des Herrn” CFR-WV14 *
ハンナ・ツムザンデ(S) 
ニコル・ピーパー(A) 
ヤコブ・ローレンス(T) 
ヘンリク・ベーム(Bs)
ドロテー・クンスト(トラヴェルソ)
アントニウス・アダムスク(指) 
ゲッティンゲン・バロックO

録音:2018年10月6日/ゲッティンゲン
*世界初録音
カール・フリードリヒ・ルドルフ(1749-1796)の作品と、彼が活躍した地・ゲッティンゲンにゆかりのある作曲家の作品を集めて構成したアルバムです。ル ドルフはいくつかのカンタータが残っているくらいの知られざる作曲家で、ここに収録されている作品も世界初録音。バロックから古典派への過渡期に書かれた興 味深い音楽がお聴き頂けます。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2496(2CD)
ステッファーニ:歌劇『ヘラクレスとオケアロスの戦い』 ダラ・サヴィノヴァ(アルチーデ)
フェデリカ・パリュウカ(デイアニーラ)
リッカルド・アンゲロ・ストラーノ(アケローオ)
アウレリオ・スキアヴォーニ(エネーオ)
アントニオ・グレコ(指)
イタリア国際Oバロック・アンサンブル

録音:2014年7月24-27日
アルチーデ(ヘラクレス)とアケローオ(オケアロス)の戦いを描いた、ギリシャ神話に基づくオペラ。一人の女性デイアネイラを求めて戦うこととなった英雄 ヘラクレスと河の神オケアロスの物語です。
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728)はイタリア生まれのバロック作曲家で、おもにドイツで活躍。ハノーファーで宮廷楽長を務め、同地の歌劇場 のためにオペラも多く作曲しました。『ヘラクレスとオケアロスの戦い』はこの歌劇場のために書かれた1689年の作品です。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-5203(2CD)
レーオ:詩篇112 “Beatus vir” (アルト、2つのヴァイオリン、通奏低音)*
 詩篇115 “Credidi propter quod licutus sum” (4声)*
 第2トッカータ ト短調 (アコーディオンで演奏)
 第3トッカータ ト短調 (アコーディオンで演奏)
 三重奏曲 ニ長調 (2つのヴァイオリンと通奏低音)
ポルポラ:シンフォニア (2つのヴァイオリンとヴィオラ)
 第3協奏曲 ト短調 (3楽器のための室内シンフォニア)
 第6協奏曲 変ロ長調 (3楽器のための室内シンフォニア)
ル チ ア・シュヴァルツ(S)
ミケーレ・アンダロー(C.T)
ラッファエーレ・ジョルダーニ(T)
マッテオ・ベッロット(Bs)
アンサンブル・アニマンティカ

録音:2018年10月30日、11月2・4日
*世界初録音
もに後期バロック時代にイタリアで活躍した作曲家の作品集です。教会で演奏しており、豊饒な残響を伴う録音。最低限の編成ですが贅沢な音響が味わえます。 通奏低音でアコーディオンを使用している楽曲もあり、自由度の高いオルガンのような面白い効果を上げています。

ICSM Records
ICSM-012(1CD)
ペルゴレージ:ナポリのスターバト・マーテル 〜 G.B.ペルゴレージの傑作からのニュー・パースペクティヴ
ナポリの伝統的なポリフォニー:オストゥーニのスターバト・マーテル
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Stabat Mater、Cujus Animam、O quam tristis〕
ナポリの伝統的なポリフォニー:カンツォーネ「ドンナ・イザベッラ」とミゼレーレ
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Quae maerebat、Quis est homo〕
伝承曲:タランテッラ「ア・カンティーナ」
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Vidit suum、Eja mater、Fac ut ardeat〕
伝承曲
:タランテッラ「ラ・チチェレネッラ」
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Sancta Mater、Fac ut portem、Inflammatus〕
伝承曲:器楽によるタランテッラ
ナポリの伝統的なポリフォニー:スターバト・マーテル
伝承曲:タランテッラ「ラ・カルピネーゼ」
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Quando corpus、Amen〕
ル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユ、
フランク=エマニュエル・コント(Org、指)

録音(ライヴ):2015年7月6日、シャゼル=シュル=リヨン教会
リヨン国立高等音楽院で学び、フランス古楽界を代表する芸術家・研究家として活動するフランク=エマニュエル・コントと、コントが芸術監督を務める声楽と器楽によるピリオド・アンサンブル、ル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユ。 フランス、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の図書館に所蔵されている様々な手稿譜から地域の独創性・特異性を維持した音楽を再現し、民俗音楽など様々なジャンルとのコラボレーションによってバロック音楽の多様性を示してきたル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユならではの注目新録音。リヨン図書館で近年新たに発見されたペルゴレージの「スターバト・マーテル」(5人のソリストのためのバージョン)を軸に、ナポリのポリフォニー、伝統舞曲を組み合わせて神聖な音楽と民族的な音楽が共存するナポリの聖週間を再現しています。

BIS
BISSA-2407(1CD)
(1)フランシスコ・デ・ペニャローサ(1470-1528):聖金曜日の為のエレミアの哀歌
(2)ペドロ・デ・エスコバル(c.1465-1535):スターバト・マーテル・ドローローサ
(3)ペニャローサ:聖土曜日の為のエレミアの哀歌
(4)ペニャローサ:「天のいと高きところには神に栄光あれ」〜ミサ曲『武装した人』より
(5)ペニャローサ:「聖マリア、哀れな者たちを助けに急ぎ来てください」
(6)ペニャローサ:「ユニカ・エスト・コロンバ・メア・アヴェ」
(7)ペニャローサ:「我は信ず、唯一の神」〜ミサ曲『武装した人』より
(8)フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):「それは誰か」
(9)ゲレーロ:「Antes que comais a Dios」
(10)ペニャローサ:「神の子羊」〜ミサ曲『武装した人』より
ニューヨーク・ポリフォニー【ジェフリー・ウィリアムズ(C.T)、スティーヴン・カルディコット・ウィルソン(T)、クリストファー・ディラン・ハーバート(Br)、クレイグ・フィリップス(Bs)】

録音:2018年6月/プリンストン・アビー(ニュージャージー)
2006年に結成された男声4名のアンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニー。BISレーベル第5弾は15世紀後半から16 世紀にかけてのスペイン盛期ルネサンス音楽の作曲家、フランシスコ・デ・ペニャローサ、ペドロ・デ・エスコバル、フランシスコ・ゲレーロの作品を収 録しました。ニューヨーク・ポリフォニーによる極上の声楽アンサンブルを聴かせてくれます。 (Ki)

Dynamic-CD
CDS-7841(1CD)
NX-B03
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700/1701-1775):チェンバロ・ソナタ集
ソナタ 第8番イ短調
ソナタ 第4番ハ長調
ソナタ 第6番ニ短調
ソナタ 第7番ヘ長調
ソナタ 第5番ニ長調
ソナタ 第17番ト長調
ソナタ 第16番ハ長調
ソナタ 第15番ハ長調
ソナタ 第14番ハ長調
ソナタ 第3番ト長調
ソナタ 第1番ハ長調
ソナタ 第2番ヘ長調
ソナタ 第18番ト長調
ソナタ 第12番イ長調
ソナタ 第13番変ロ長調
ソナタ 第9番ハ長調
ソナタ 第10番ト長調
ソナタ 第11番ト長調
各ソナタの番号は1999年に出版されたマリアテレサ・デッラボッラの比較校訂版第1稿による
シモネッタ・ヘーガー(Cemb)

録音:2017年10月7.8.9日
サラ・コンチェルティ・ディ・オッターヴァノータ、ミラノ、イタリア

世界初録音
イタリアの音楽一家に生まれ(父、兄も音楽家)、生涯のほとんどをミラノで過ごし、いくつかの教会でオルガニスト を務めたジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニ。多くの宗教作品を書く一方で、演奏会の為の交響曲を作 曲、交響曲作曲家の先駆者としても讃えられています。その作品が他の国で人気を博したため、グルックを始め とした多くの生徒が彼のもとを訪れ教えを受けたことで、彼の名声は一層高まることとなりました。当時としては長 寿に恵まれ、数多くの作品を残しましたが、鍵盤(オルガン、もしくはチェンバロ)の為の作品は比較的少なく、 40曲ほどが残存しています。作曲年代の違いもあり、前期と後期では様式がかなり違いますが、このアルバムに 収録されているのは後期の作品であり、当時のバロック様式から古典様式へと推移するギャラント様式(複雑な 対位法を用いることなく、旋律と伴奏がわかりやすく示される)で書かれた楽しいものです。演奏しているヘーガー は現在ミラノ音楽院で後進の指導にあたりながら、ソリスト、アンサンブル奏者として多面的な活動をしています。 このアルバムの曲順は作曲年代ではなく、ヘーガーが最もふさわしいと考える順番で演奏されています。

CPO
CPO-555269(1CD)
NX-B10
18世紀オーストリア、シュタイアーマルク地方のチェンバロ協奏曲集
シャイブル(1710-1773):チェンバロ協奏曲 ハ長調
ヴァーゲンザイル(1715-1777):チェンバロ協奏曲 ヘ長調
 チェンバロ協奏曲 ト短調
シュタインバッハー(1700-1741):チェンバロ協奏曲 イ短調
 田園曲 ト長調/前奏曲 イ短調
カステリ(生没年不詳):チェンバロ協奏曲 ト長調
作者不詳:チェンバロ協奏曲 ハ長調
ミヒャエル・ヘル(Cemb&指)
ルチア・フロイホファー(Vn&指)
グラーツ・ノイエ・ホーフカペレ

録音:2018年9月20-23日
バロック期と前古典派期のちょうど境目であるマリア・テレジアの時代、音楽も世相も多様な発展を遂げました。このアル バムに集められた曲は当時、オーストリア=ハンガリー帝国の一部になるまえの「シュタイアーマルク」で編纂された「チェン バロ協奏曲集」から選ばれたもの。この地はかつて、オスマン帝国の攻撃にさらされ荒廃していたオーストリアの辺境の地 でしたが、少しずつ周辺の文化が流入し、人々も様々な楽しみを享受するようになりました。チェンバロからフォルテピア ノへと移り変わる時代ではありましたが、この地域の人々は変わらずチェンバロを愛しており、これらの曲が生まれたので す。この演奏のためにミヒャエル・ヘルが用いたのは1755年製のヨハン・ライデッカーを2017年にマルティン・ピューリン ガーが復元した楽器で、これらのレパートリーにぴったりの音色を奏でています。
CPO
CPO-777989(1CD)
NX-B10
チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565):ミサ曲「Vivat felix Hercules エルコレ公の幸せな生涯」
ミサ曲「Vivat felix Hercules エルコレ公の幸せな生涯」

モテット集
.Ava Regina caelorum
.Plange quasi virgo
.Exaudiat me Dominus
.Sub tuum praesidium confugimus
.Gaude, Maria Virgo
.Pater noster
.Agimus tibi gratias
.Labore primus Hercules
Da pacem,Domine
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス【
アレックス・ポッター/フランツ・ヴィツフム(A)、ベルント・オリヴァー・フレーリヒ/ミルコ・ルートヴィヒ(テノール・アルト)、ヤン・ファン・エルザッカー/アヒム・シュルツ(T)、ヘルマン・オズヴァルト/トーレ・トム・デニーズ(T)、ウルフリート・シュターバー/キース・ヤン・デ・コーニング(Bs)】

録音:2015年4月24-26日
16世紀フランドル楽派の作曲家チプリアーノ・デ・ローレの作品集。ローレは傑出した「マドリガーレ」の作曲家であり、後 期ルネサンス音楽の様式発展に寄与したとされています。ローレが幼少期にどのような生活を送っていたのか、また、誰 から音楽を学んだのかなどの詳細は分かっていませんが、1546年にはフェラーラの宮廷楽長に就任したことがわかってお り、この地を治めていたエルコレ・デステ2世のために多くの作品を書き上げました。このアルバムに収録されたミサ曲もエ ルコレ公のための作品で、テノールが主君を賛美するためのテキストを朗々と歌い上げます。同時収録のモテットは、ど れも趣向が凝らされたもので、ローレの生前には高い人気を誇り、何度も重版されたという記録が残っています。

Naxos Japan
NYCX-100781(1CD)
国内盤仕様
税込定価
テレマン:6つの序曲集
序曲 第1番ト短調 TWV32:5
序曲 第2集 イ長調 TWV32:6
序曲 第3番ヘ長調 TWV32:7
序曲 第4番ホ短調 TWV32:8
序曲 第5番変ホ長調 TWV32:9
序曲 第6番ロ短調 TWV32:10
中川岳(Cemb)

録音:2017年7月15-16日ヴュルツブルク音楽大学、ドイツ
※輸入品盤 8.573819と同内容
古楽界、気鋭の新人!中川 岳自身の楽曲解説付き。 彼が心から愛するテレマンをじっくりと楽しむ1枚。 幼い頃からピアノを学び、その後独学でチェンバロ、クラヴィコード、オルガンを弾くに至ったという中川岳。東京大学哲学科在学中、2014年 に開催された「第27回国際古楽コンクール」〈山梨〉の鍵盤楽器部門で第1位を獲得、一躍注目を浴びました。2016年からはヴュルツブル ク音楽院でグレン・ウィルソンにハープシコードを師事、その音楽性に一層の磨きをかけています。このテレマンの作品集は「Ouverture=序 曲」とタイトルが付けられているものの、実質は第1曲目の序曲と、2つの舞曲が組み合わされた小さな組曲です。作品中にはイタリアやドイ ツ、フランスの舞曲が散りばめられ、多彩な表情を見せています。中には、テレマンが一時期滞在したポーランドの民族音楽から影響を受けた と思われる曲もあり、実に興味深い曲集として構成されています。 国内仕様盤には、中川自身が「テレマンの多様性と作品の面白さについて」執筆した渾身の楽曲解説が付されています。 テレマン入門にもふさわしい1枚です。

ATMA
ACD2-3021(1CD)
ジャン・ド・サント=コロンブ(1640?-1700?):2 台のヴィオールのためのコンセール集より
第2番Le Change
第3番Le Tendre
第10番Les Couplets
第27番(La) Bourrasque
第36番L’attentif
第41番Le Retour
第44番Tombeau Les Regrets
第48番Le Rapotte
第52番L’estourdy
第53番Les Roulades
第59番Le Precipite
第62番La Boutade
レ・ヴォワ・ユメーヌ
[スージー・ナッパー&マーガレット・リトル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)]

録音:2003〜2004年
マラン・マレの師として知られるものの謎が多く、生没年や生涯も明らかにされていない作曲家サント=コロンブ。67曲からなる「2台のヴィオールのための コンセール集」はその代表作であり、典雅で幽玄なガンバの旋律が絡み合う名品です。レ・ヴォア・ユメーヌは2枚組×4タイトルからなる貴重な全曲録音を果 しており、その録音から抜粋して1枚にまとめたのがこのアルバム。これだけでも十分にサント=コロンブの魅力が味わえ、かいつまんでいくつか聴いてみたいと いう方にはぴったりの内容と言えます。

Amon Ra
CDSAR-73(1CDR)
ハイ・ルネサンス〜ロー・カントリーからのコーラル・ポリフォニー
ラ・リュー:死者のためのミサ曲
ヨハネス・レジス:O admirabile commercium
ビュノワ:Anthoni usque limina
デュファイ:アヴェ・レジナ・チェロルム
オブレヒト:Factor orbis
ブリュメル:Nato canunt omnia
ジョスカン・デ・プ レ:ミサ曲 「フェラーラ公エルコレ」
ジョスカン・デ・プレ
:オケゲムの死を悼む挽歌 「森のニンフ」
ニュー・ロ ンドン室内cho
ジェームズ・ウッド(指)

録音:1985年11月&1991年11月
ニュー・ロンドン室内合唱団は、 1981年にジェームズ・ウッドが創設したアンサンブルで、Hyperion からリリースされたブーランジェ、ストラヴィンスキー、ハーヴェ イ、クセナキスといった近現代作品の優れた演奏で知られています 。 タイトルの「Low Countries」はオランダ、ベルギー、ルクセンブ ルクの低地帯を指す言葉で、ラ・リューとジョスカンのミサ曲を中 心にビュノワ、デュファイ、オブレヒト、ブリュメルなどフランド ルのルネサンス・ポリフォニーを収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤とな ります。

Centaur
CRC-3597(1CD)
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.4
クラヴサン第7組曲
クラヴサン第19組曲/クラヴサン第21組曲
マーク・ク ロル(ハープシコード)

録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以 上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの 鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランの組曲集第4巻。 1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナル楽器と、歴史的 ハープシコード復興のパイオニア、ウイリアム・ダウドが1974年に 製作した楽器を使用。
Centaur
CRC-3607(1CD)
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア TWV 40:14-25
ファンタジア第1番変ロ長調 TWV 40:14/ファンタジア第2番 ト長調 TWV 40:15/ファンタジア第3番ヘ短調 TWV 40:16/ファンタジア 第4番ニ長調 TWV 40:17/ファンタジア第5番イ長調 TWV 40:18/ファンタジア 第6番ホ短調 TWV 40:19/ファンタジア第7番変ホ長調 TWV 40:20/ファンタジア第8番ホ長調 TWV 40:21/ファンタジア第9 番ロ長調 TWV 40:22/ファンタジア第10番ニ長調 TWV 40:23/ファンタジ ア第11番ヘ長調 TWV 40:24/ファンタジア第12番イ短調 TWV 40:25
キンガ・ア ウグスティン(Vn)

録音:2015年11月17日&23日、
パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニューヨーク、アメリカ)
ポーランド出身で現在はニューヨー クを拠点に活躍する女流ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティ ンが奏でる、バロック期の無伴奏独奏曲の重要作品のひとつ、テレ マンの「12のファンタジア」。アウグスティンの演奏は、英ストラ ド誌で「スタイリッシュで鮮やか」と称されています。使用楽器は 、アントニオ・ザノッティが1734年に製作したヴァイオリン。面白 いことにこの楽器は、テレマンがファンタジアを作曲した時期と同 時期に製作された楽器です。
Centaur
CRC-3629(1CD)
声楽と器楽のための作品集
クレランボー:カンタータ「ピラムとティスベ」
ラモー:クラヴサン曲集第1巻より前奏曲イ短調、
 カンター タ「焦燥」、
 コンセールによるクラヴサン曲集第5組曲
クレランボー:カンタータ「オルフェー」
レ・ボストナーデ、
ザカリー・ワイルダー(T)

録音:2016年6月22日−24日、ボストン・ファースト教会(ボストン 、アメリカ)
古楽アンサンブル、レ・ボストナー デとアメリカ出身のテノール歌手、ザカリー・ワイルダーが贈るク レランボー&ラモーの作品集。ザカリー・ワイルダーは17〜18世紀 の作品をレパートリーとしており、バッハ・コレギウム・ジャパン 、ヘンデル&ハイドン・ソサエティなど多くの古楽アンサンブルと も共演をしている逸材。
Centaur
CRC-3649(1CD)
ダッラーバコ:11の奇想曲
奇想曲第1番ハ短調、奇想曲第2番ト短調、奇想曲第3番変ホ長 調、奇想曲第4番ニ短調、奇想曲第5番変ロ長調、奇想曲第6番ホ短 調、奇想曲第7番変ロ長調、奇想曲第8番ト長調、奇想曲第9番ハ長 調、奇想曲第10番イ長調、奇想曲第11番ヘ長調
チャーリー ・ラスムッセン(Vc)

録音:2017年7月26日−27日&8月11日、タナー・モナグル・スタジ オ(ウィスコンシン州、アメリカ)
知られざるイタリア系ネーデルラン ドの作曲家、ダッラーバコのチェロのための無伴奏作品集。チャー リー・ラスムッセンは、ヒストリカル、モダン楽器のプレーヤーと してだけでなく、ウィスコンシン音楽院の教授として後進の指導に も当たっています。

Delphian
DCD-34220(1CD)
17世紀のプレイリスト
カヴァッリ(1602−1676): Misero, cosi va(歌劇 「エリオガバロ」より)
ステファノ・ランディ (1587−1639):人生のパッサカリア
ピエール・ゲドロン (c.1565/70−c.1620): 楽しみに、喜びに、羊飼の娘さん
ニコラス・ラニエー(1588− 1666):Love's Constancy
エティエンヌ・ムリニエ(1599−1676):O Stelle homicide
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ (d.c.1630):ソナタ第17番
ミシェル・ランベール(c.1610−1696) :あなたの蔑みが毎日
アントワーヌ・ボエセ(c.1586−1643):Je voudrois bien, o cloris
ステファノ・ランディ:Augellin che'l tuo amor
セバスティアン・ル・カミュ(c.1610−1677):Je veux me plaindre
エド・ライオン(T)、
シアター・オヴ・ジ・エア
現代のイギリスでもっとも多才で幅 広い人気を誇る若手テノール歌手の一人、エド・ライオンのファー スト・ソロ・レコーディングが、スコットランドのデルフィアン (Delphian)からリリース。 ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ、王立音楽アカデミ ー、ナショナル・オペラ・スタジオで学んだエド・ライオンは、ロ イヤル・オペラ・ハウス、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、 オペラ・ノース、グラインドボーン、ウェールズ・ナショナル・オ ペラなど英国の主要オペラ・ハウスで主役を務め、バロック・オペ ラやオラトリオを中心に、モーツァルトやハイドンからストラヴィ ンスキー、ブリテン、現代の音楽まで幅広く歌ってきました。2017 年に日本初演が行われ、ライブ録音がレコード・アカデミー賞を受 賞するなど大きな話題を呼んだメシアンの「アッシジの聖フランチ ェスコ」〔シルヴァン・カンブルラン(指)、読売日本SO〕にも参加 しています。
「シアター・オヴ・ジ・エア」は、レザール・フロリサンやOAE、 ファンタズム、パメラ・トービーら世界の一流古楽奏者たちと共演 してきた名リューティスト、エリザベス・ケニーが2007年に創設し たピリオド・アンサンブル。 17世紀の音楽の直観、喜び、自由から触発された17世紀イタリア、 フランスを中心とする歌曲プロジェクト「17世紀のプレイリスト」 で、その甘美な歌声と傑出した表現力を披露します。

Chandos
"CHACONNE"

CHAN-0824(1CD)
ロンドンのボヘミア人〜ゴットフリート・フィンガー:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ ホ長調 RI 132 [GB-Lbl Add. 31466 No.53]*/ソナタ イ長調 RI 119 [GB-Lbl Add. 31466 No.7]#/ソナタ ニ長調 RI 129 [GB-Lbl Add. 31466 No.9]*/ソナタ 変ロ長調 RI 125 [GB-Lbl Add. 31466 No.45]*/ソナタ 変ロ長調 RI 124 [GB-Lbl Add. 31466 No.46]#/ソナタ ヘ長調 RI 136 [GB-Lbl Add. 31466 No.47]#/ソナタ イ長調 RI 120 [GB-Lbl Add. 31466 No.23]*/ソナタ ロ短調 RI 122a [GB-Lbl Add. 31466 No.14]*/ソナタ イ長調 RI 118 [GB Lbl Add. 31466 No.6]#/ソナタ ヘ長調 RI 137 [GB-Lbl Add. 31466 No.54]#/ソナタ ニ長調 RI 113 [GB-Lbl Add. 31466 No.15]*/ソナタ ホ長調 RI 134 [GB-Lbl Add. 31466 No.51]*/ソナタ ホ長調 RI 135 [GB-Lbl Add. 31466 No.52]#
デュオ・ド ラード〔ヘイゼル・ブルックス(Vn)、デイヴィッド・ポロック(ハープシコード*、オルガン#)〕

録音:2016年8月16日−19日、セント・マーティン教会(イースト・ウッドヘイ)
デュオ・ドラードは、バロック・ヴ ァイオリニストのヘイゼル・ブルックス、ハープシコード奏者のデ イヴィッド・ポロックによって1999年に結成されたアンサンブル。 ダニエル・パーセル(ヘンリーの弟)〔CHAN-0795〕やウィリアム・ クロフト〔CRD 3529〕など、知られざるイギリス・バロックのヴァイオリン・レパ ートリーを開拓してきました。
ゴットフリート・フィンガー(1655−1730)は、オロモウツ(現在の チェコ)に生まれ、ロンドンではジェームズ2世の宮廷楽団で活動し たヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト&作曲家。ヘイゼル・ブル ックスが、大英図書館の資料を基に多大な時間を費やして調査・研 究を行いレコーディングが実現したフィンガーのヴァイオリン・ソ ナタ集。祖国ボヘミアの音楽から、パーセル、コレッリ、ビーバー など様々な影響を受けたスタイルで、独自の魅力を作り出していま す。これまで、アマチュア市場向けに出版されたリコーダー作品に よって、些細で平凡な作曲家として見なされていたゴットフリート ・フィンガーの非凡な才能を再発見する機会となることでしょう。

H.M.F
HMX-2901590(1CD)
ギョーム・ド・マショー(1300-1377):ノートル・ダム・ミサ マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1995年11月
火事で倒壊してしまったノートルダム大聖堂の再建を祈って、ペレスの「ノートル・ダム・ミサ」がジャケットも新たに登場します。中世の薫りが濃厚に 立ち上ってくる名演奏です。ここに収録されているのは作曲者の名前がわかるものとしては、ミサ通常文に作曲された最古のミサ曲。中世・ルネサンス期 の声楽を研究しているペレスらによる演奏は、長く引く低音をリード・オルガンのようにビリビリと響かせたり、しゃっくりのようなホケトゥスの技法をふん だんに用いたりするなど、通常のミサ曲のイメージとの違いに今もなおびっくりさせられます。鮮烈かつショキングな名演奏です。このCDの売上の一部は、 ハルモニアムンディを通して再建のために寄付されます(同内容のHMO 8901590は廃盤となります)。 (Ki)

ACOUSTIC REVIVE
KKC-6059(1CD)
(UHQ-CD)
税込定価
薫る風 〜新しい様式によるリュートのためのトッカータと舞曲
Toccata VI(カプスベルガー) / Gagliarda X / Toccata II / Gagliarda III / Gagliarda VII / Toccata XX(ピッチニーニ)/ Toccata Arpeggiata(カプスベルガー) / Toccata I / Corrente II / Toccata del Sr. Arcangelo(ドーニ) / Corrente XII / Toccata V / Gagliarda VIII / Toccata IV(ピッチニーニ) / Aria di Saravanda in varie partite / Dimi Amore passegiato dall'Auttore(メリイ)/ Corrente detta la Bruna / Toccata III(カプスベルガー) / Corrente VII / Gagliarda IV / Ricercare I(ピッチニーニ) / Passacaglia / Toccata(ドーニ) / La Suave Melodia(ドーニ) / Corrente del Falconieri / Ceccona(ドーニ)
野入志津子(アーチリュート)

録音:2016年9月12-14日/オランダ、ハールレム・ド ー プ スゲ ジンデ 教 会
レーベル第一弾となるアルバム「aure nove」は、世界的リュート奏者である野入志津子をオランダ・ハールレムの教会にて24bit/96khzで録音したもの。天井の 高い教会の空間へ浸透するアーチリュートの極上の響きが味わえます。
野入志津子はアムステルダムを拠点に活動しており、ヤーコプス専属のリュート奏者としてオペラやオラトリオに参加する他、イ・ムジチ合奏団、フライブルク・バロック・ オーケストラ、アンサンブル415、ベルリン古楽アカデミー、バッハ・コレギウム・ジャパンなど名だたる団体と共演、ソリスト・通奏低音奏者として広く活躍しています。 通奏低音奏者としてはハルモニア・ムンディなどから録音も出ていますが、ソリストとしての録音は数が少なく貴重です。

ARCANA
A-464(1CD)
アレッサンドロ・グランディ (1590-1630):天の花 〜コンチェルタート様式によるヴェネツィアのモテット集
1. ああ、なんと美しい
2. わたしは嘆こう、夜も昼も
3. 谷間の百合よ〔器楽合奏を伴うモテット〕
4. 裁きの日までのあいだ
5. おお、善きイエス
6. 御名を讃えよ
7. ああ、わが魂よ、なぜ嘆くのか
8. お救い下さい、あなたの民を
9. 善きイエス、父なるかたの約束〔器楽合奏を伴うモテット〕
10. 主よ、どうか激しい怒りを
11. すぐに立ち上がり
12. 天には静けさが広がり
13. わたしは見た、白鳩のように美しい女性を
14. 来たれ、わが最愛のかた
15. 主が建ててくださらないのなら
アカデミア・ダルカディア
編成:ソプラノ×2、アルト×2、テノール×3、バス×2、テオルボ、オルガン
ウト・ファ・ソ・アンサンブル
編成:木管コルネット×2、テナー・サックバット×2、バス・サックバット×1
アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ(指)

ピッチ:A=462Hz
調律:1/6コーマ・ミーントーン
録音:2018年8月1-4日
サンタ・バルバラ教会、マントヴァ
【モンテヴェルディに匹敵すると目された、ヴェネツィアのモテット作曲家初の作品集】 1590年にヴェネツィアで生まれたグランディは、17世紀前半のヴェネツィア楽派で最も偉大なモテット作曲家とされています。極めて早熟で、 1627年にはサン・マルコ寺院の副楽長に任命され、当時その才能はモンテヴェルディに匹敵すると噂されるほどでしたが、1630年にはペスト のため、妻と10人の子供たちと共に亡くなってしまいました。このアルバムは、17世紀イタリア音楽を演奏するため2018年に結成されたばか りのアンサンブルにより、マントヴァのサンタ・バルバラ教会の美しい響きの中で録音されています。 アルバムタイトルの「天の花」は、彼の5番目のモテット集から取られました。収録された作品は1610年から30年までに出版されたもので、ほ とんどが初録音。早世のためその生涯も音楽も伝わるものが少なく、彼の作品のみで構成されたアルバムというのは今回が初めてとなります が、この美しい響きはきっと多くの人を虜にすることでしょう。
ARCANA
A-463(7CD)
NX-G03
フレスコバルディ:トッカータ集第1巻・第2巻、カプリッチョ集、音楽の花束
【CD 1・2】
『トッカータとパルティータ 第1巻』(1615/37)
チェンバロ(2種/ピッチ:いずれもa'=415hz)
ヴェネツィアのアレッサンドロ・トラスンティーノ1531年製作モデルにもとづく再現楽器 2001年製作
ナポリの作者不明1650年頃製作(オノフリオ・グヮランチーノに帰属)モデルもとづく再現楽器 1996年製作
(再現製作:いずれもロベルト・リーヴィ)
オルガン(ピッチ:a'=435Hz)
ボローニャ、サン・マルティーノ・マッジョーレ大聖堂 ジョヴァンニ・チプリ 1556年建造 オリジナル楽器
【CD 3】
『カプリッチョ集』(1624)
チェンバロ(ピッチ:a'=465Hz)
ヴェネツィアの作者不明 16世紀以降製作モデルにもとづく再現楽器 2017年製作
オルガン(ピッチ:a'=465Hz)
プロヴァリオ・ディゼオ(ブレーシア県)サン・ピエトロ・イン・ラモーザ修道院教会 アンテニャーティ一族のモデルによる再現楽器 2015年製作
(再現製作:いずれもダニエレ・マリア・ジアーニ)
【CD 4・5】
『トッカータ集 第2巻』(1627)
※「マニフィカト」(第1旋法・第2旋法・第6旋法)のみCD 7の末尾に収録
チェンバロ1(ピッチ:a'=408hz)
ナポリのさまざまな歴史的モデルにもとづく再現楽器 2011年製作
(再現製作:グラツィアーノ・バンディーニ&グラント・オブライエン)
チェンバロ2(ピッチ:a'=392hz)
ナポリのニコロ・アルバーナ1584年製作モデルにもとづく再現楽器 2015年製作
(再現製作:グラツィアーノ・バンディーニ)
オルガン1(ピッチ:a'=410hz)
ローマ、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ教会 ジョヴァンニ・グリエルミ1612年建造 オリジナル楽器
オルガン2(ピッチ:a'=410hz)
サントレステ(ローマ近郊)、サン・ロレンツォ同信会教会 エンニオ・ボニファツィ1638年建造 オリジナル楽器
【CD 6・7】
『音楽の花束』(1635)
オルガン(3種/CD 3-5と同じ)
フランチェスコ・チェーラ(チェンバロ、オルガン)
CD2/7 ロベルト・ピサーニ(T)
CD4-7 アンサンブル・アルテ・ムジカ
指揮:ヴァルテル・テストリン、アンドレス・モンティーリャ=アクレロ

録音:【CD 1-2】2015年11月5-8日、ヴォギエーラ(イタリア北部フェラーラ県)、デリツィア・ディ・ベルリグヮルド宮殿&ボローニャ、サン・マルティーノ教会
【CD 3】2017年11月24-26日、コルテ・デ・フラーティ(イタリア北部クレモナ県)、オルガーニ・ジャーニ邸音楽堂&プロヴァリオ・ディゼオ(同ブレーシア県)、
サン・ピエートロ・イン・ラモーザ修道院教会
【CD 4-5】2018年9月16-17日、ボローニャ、サン・コロンバーノ美術館/2018年6月21-24日、サントレステ(イタリア中部ローマ近郊)、サン・ロレンツォ同信会教会&ローマ、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ教会
【CD 6-7】2018年6月21-24日、サントレステ(イタリア中部ローマ近郊)、サン・ロレンツォ同信会教会&ローマ、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ教会
2017年11月25日、プロヴァリオ・ディゼオ(同ブレーシア県)、サン・ピエートロ・イン・ラモーザ修道院教会
バロック期における音楽の本場イタリアにあって広範なレパートリーを録音してきた古楽鍵盤奏者フランチェスコ・チェーラが、満を持してイタリ ア・バロック最大の鍵盤作曲家フレスコバルディの世界に臨みました。若き日にはフェラーラの宮廷でジェズアルドらの高度なマニエリスム和声 芸術を吸収、17世紀初頭にはローマ教皇庁で並ぶ者なきオルガン奏者として活躍し、イタリア内外に無数の門弟を育てたフレスコバルディで すが、その作品のなかでも最も重要なのは4編の鍵盤曲集。オルガンないしチェンバロのために書かれ、カトリックの礼拝時にオルガン奏者が声 楽を交えて弾く前提で作曲された音楽も含む、イタリア・バロック鍵盤音楽の最初にして最大の金字塔的名作集といっても過言ではありませ ん。7枚のCDにはフレスコバルディの生前に刊行された四つの重要な印刷譜の音楽が網羅され、その充実した音楽世界を隅々までくまなく 味わえるBOXになっています(カプリッチョ第7番はデジタル配信のみとなっており、このCDには収録されていません)。チェーラは周到な作品分 析のもと、ピッチが細かく異なる5種類のチェンバロと4種類のオルガンを使い分け、フレスコバルディが活躍した時代と地域をよくふまえた楽器 選択で、作曲家自身がイメージしていたであろう音像に迫ります。声楽部分では、彼がしばしば共演しているアンサンブル・アルテ・ムジカが参 加。イタリアにおけるルネサンス声楽演奏の核をなすヴァルテル・テストリンら名手も多く加わり、チェーラの確かな作品解釈と息の合った共演を 披露。まさに17世紀ローマの演奏現場を垣間見るかのような、本場直送の最新録音の集大成と言ってよいでしょう。

Grand Piano
GP-812(2CD)
NX-C03
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ・ソナタ全集
【DISC 1】
ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.1 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.5 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.9-1 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ ハ長調 Op9-2 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.13 「易しいソナタ」
ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.15-1
ピアノ・ソナタ ト短調 Op.15-2
ピアノ・ソナタ ト長調 Op.18-1
ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.18-2
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.18-3
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.20 「大ソナタ」
ルイザ・テンダー(P/Steinway Model D)

録音:2018年6月27日-7月1日
合唱ファンの間では「レクイエム」で知られるポルトガルの作曲家ボンテンポ。父親はリスボンの宮廷でオー ボエ奏者を務めていたイタリア人で、ボンテンポも当地で音楽を学んだのちOやピアニストとしても 活躍しました。1801年にはパリへ、さらに数年後には、ポルトガルへ侵攻したナポレオンを嫌いイギリスへ 出国。その間作曲家として華々しく活動を行い、親交のあったプレイエルやクレメンティらがその作品を出 版していました。「レクイエム」やここに収められたピアノ・ソナタはこの時期に作曲されたもので、いずれも古 典派の作風の範疇ながらもパリやロンドンの発展的な芸術文化を吸収した、華やかで色彩豊かな作品 となっています。形式は2楽章から4楽章まで様々で、初期作はいずれも「大ソナタ」となっていますが15 分前後の演奏時間。最後のソナタでまた「大ソナタ」の表題を用いていますが、こちらは30分近い作品 で、表現的技術的に大きく発展したものとなっています。1820年頃ポルトガルへ帰ったボンテンポは、フィ ルハーモニー協会を設立して当時最先端の管弦楽作品を母国に広め、後年にはリスボンに設立された 音楽院の初代院長に就任しました。ポルトガルのポルト出身のピアニスト・テンダーは、母国の音楽発展 の恩人による知られざる作品を、豊かな表現で魅力的に聴かせています。

DIVOX
CDX-71802(1CD)
NX-B03
レグレンツィ(1626-1690):オラトリオ「改悛した心の死」 ロベルタ・インヴェンルニッツィ(S)
エリザベス・デ・ミルコヴィチ(S)
パオロ・コスタ(A)
マリオ・チェッケッティ(T)
マルコ・ビアズリー(T)
セルジオ・フォレスティ(Bs)
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ

録音:1995年6月28-30日
後期バロック時代の作曲家レグレンツィのオラトリオ「改悛した心の死」。かつてリリースされていた名盤の復刻です。ベル ガモの教会でオルガニストに就任した後、教師として活躍しながら数多くの作品を残したレグレンツィですが、とりわけ歌 のついた作品の評判が高く、無名の詩人の詩を用いたとしても、彼が表現力豊かな音楽をつけることで最高の作品に なると言われるほど、その仕事は高く評価されていました。 この「改悛した心の死」もそのような作品の一つで、無名の作家の台本が素晴らしいドラマに変貌しています。インベル ニッツィ、ミルコヴィチなど当時を代表するバロック歌手が集い、ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカが雄弁な響きで、迫 真の物語を彩ります。

RICERCAR
RIC-402(1CD)
ヨハンネス・デ・リンブルジア(1380頃-1440頃)初期ネーデルラント楽派のモテット集
「御身はすべてが美しくあり給う」 Tota pulcra es
「喜べ、幸いなるパドヴァよ」 Gaude felix Padua
「思い出したまえ、乙女なる母よ」 Recordare, Virgo mater
「私は園に下り」 Descendi in ortum meum (器楽)
「素晴らしきこの喜び」 Magne dies leticie
「思い出したまえ、慈悲深き兄妹よ」 Recordare frater pie
「聖なる子」 Virginis proles
「喜べ、幸いなるパドヴァよ」 Gaude felix Padua (器楽)
キリエ:素晴しき皇后の家系に連なる主よ Kyrie qui de stirpe regia
「主よ、哀れみたまえ」 Kyrie eleison
「聖なるかな、素晴らしき光」 Sanctus Admirabilis splendor
「神の子羊」 Agnus Dei
13.「キリストよ、全ての者の贖い主よ」 Christe redemptor omnium (器楽)
「わが魂は主をあがめ(マニフィカト)」 Magnificat
「ごきげんよう、乙女なる皇后」 Salve Virgo regia
バティスト・ロマン(中世フィドル、バリトン、指揮)
ル・ミロワール・ド・ミュジーク

録音:2018年10月サン・ギレン・ル・デゼール大修道院(フランス南部エロー県)
1380年頃リンブルフ公国(現オランダ&ベルギー東部)に生まれ、現在のフランス語圏ベルギーの中心地でもあるリエージュで長く活躍し、その 後はヴィチェンツァ、パドヴァ、ヴェネツィアなど北イタリア世界との関わりが作品から窺えるヨハンネス・デ・リンブルジア(リンブルフのヤン)。ネーデル ラント楽派のなかではデュファイよりもさらに年上で、かなり初期世代に属する、知られざる注目すべき作曲家のひとりです。当時の大きな写 本3冊に45以上残されているその作品は、のちのネーデルラント楽派にも通じるスタイルに加え、北イタリアの影響を受けた彼自身の独創的 な和声と旋律を併せ持っています。ソプラノ、メゾ、テナー、バリトンの4人の声楽陣にロマンとエリザベス・ラムゼーの中世フィドル、さらに2人のメ ンバーによるリュートやギターン、ハープあるいはオルガネットが絡み、ロマン自身も2人目のバリトンとして歌もサポートして、厚いハーモニーを 作っています。
RICERCAR
RIC-403(1CD)

NYCX-10071(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ジョスカン・デプレ:リュート伴奏による歌曲(シャンソン)集
1) アヴェ・マリア(ごきげんよう、マリアさま)
2) 即興による前奏I
3) 千もの悲しみが
4) 皇帝の歌(ルイス・デ・ナルバエス )
5) 果てしない悲しみに、わたしは耐えねばならぬ
6) なおいっそうに、はてしなくお仕えします
7) 即興による前奏II
8) 谷の精たちよ
9) 望みなき宿命か
10) 即興による前奏III
11) さらば、わが恋
12) ラ・ベルナルディーナ
13) とある茂みの蔭で
14) 即興による前奏IV
15) リチェルカーレ
16) 主よ、あなたに望みをかけます
17) 即興による前奏V
18) 悲痛さに打ちすえられて
19) ジョスカンの思いつき
20) あなたをお見かけしなくなっただけで
21) 即興による前奏IV
22) 森の妖精たちよ(オケゲムの逝去を悼む哀歌)
ドゥルセス・エクスヴィエ
ロマン・ボクレール(Br)
ボル・ズリアン(ブレイ・リュート)

録音:2018年10月、サンテーユ聖母教会
(フランス南部ラングドック地方エロー県)
【国内盤】 歌詞・解説日本語訳:白沢達生
ジョスカン・デプレといえば、ルネサンス多声音楽の世界に全盛をもたらしたフランス=フランドル楽派(ネーデルラント楽派)のなかでも最大級 の巨匠。ア・カペラによる教会音楽でポリフォニー音楽の可能性を極限まで追求した大家ですが、その一方で、俗世向けの歌も数多く書い ていたことは意外に知られていません。教会音楽と同じく多声で書かれた、フランス語の歌詞をとる世俗シャンソンが多いのですが、それらは 歌い手をひとりに絞り、他のパートをリュートなどの和音楽器で編曲して演奏することもできます。本盤では欧州の新世代を担う二人の異才 がまさに当時流のデュオ編成でジョスカン作品を厳選録音。南仏の古楽拠点のひとつリヨンから世に出たロマン・ボグレールの細やかな歌い口 もさることながら、ジャズやロックなど広範な分野でも活躍するスロヴェニアのリュート奏者ボル・ズリアンはここで独自の楽器研究を反映。500 年前の演奏実践を検証、フレットを三重巻にし適宜ピックのような小片を指につけて弾く「ブレイ(唸り音)・リュート」の再現を試みています。 折々に独特の雑味ある倍音がアクセントを添えるその音色は、味わい豊かな造形美で現代人を魅了してやまないゴシック期のフランドル絵 画にも通じる趣きが。詩句の響きが艶やかに映える独唱で、ジョスカン芸術の思わぬ側面に触れられる1枚です。国内仕様は訳詞・解説 訳付。

Linn
CKD-603(1CD)
NX-B09
16世紀から現代までのテオルボのための作品を集めて
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566?-638頃):リュートとキタローネのためのタブラチュア集(1623) より
ジェイムズ・マクミラン(1959-):Since it was the day of Preparation…5.Motet 1
ピッチニーニ:リュートとキタローネのためのタブラチュア集(1623) より
カプスペルガー(1580頃-1651):キタローネのためのタブラチュア集第4巻(1640) より
ベンジャミン・オリヴァー(1981-):Extending from the inside
ロベール・ド・ヴィゼー(1655頃-1732/3):ハ短調の組曲
 前奏曲 ト長調
 クープラン氏のシルヴァン
ニコウ・ミューリ(1981-):子守歌と7つの変奏
エリザベス・ケニー(テオルボ/イタリアン・モデルに基づくクラウス・ヤコブセン1992年製作)

録音:2018年10月17-19日、11月31日クーパー・ホール、フルーム、UK
バロックの合奏では、通奏低音として縁の下の力持ちといった役回りの大型のリュート、テオルボ。イタリアではキタローネとも呼ばれたこの楽器 は、広い音域を生かした独奏楽器としても重宝され、ここに収められたピッチニーニ、カプスペルガー、ド・ヴィゼーらは17世紀前後にその名手と して活躍し、多くの作品も残しました。また近年に古楽器が復権するなか、その魅力に着目する現代の作曲家も多く、ここには人気のジェイ ムズ・マクミランなどを収録しています。現代の作品では長い歴史と唯一無二の風格を持つこの楽器に敬意を払い、バロック時代を思わせるタ イトルや形式のものも多いですが、高音と低音を不気味に鳴らすベンジャミン・オリヴァーなど、その作風はどれもかなり個性的です。エリザベ ス・ケニーはレ・ザール・フロリサンやオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・ジ・エンライトメントでも活躍した、現代リュートの第一人者。LINN RECORDSには4枚目の録音で、今回は初のソロ・アルバムとなっています。
Linn
CKD-597(1CD)
NX-B09
アンリ=ジャック・ド・クルス(1705-1786):6つのトリオ・ソナタ Op.5 バロッコ・トゥ【カルロータ・ガルシア (トラヴェルソ)、イザナ・ソリア (Vn)、エドゥアルド・カタラン (Vc)、ガナエル・シュネイデル (Cemb)】

録音:2018年7月16-19日国際古楽センター、ヨーク、UK
2013年にブリュッセル王立音楽院で結成されたバロッコ・トゥ。現代の古楽最先端で演奏技術と解釈を吸収し、若い感性で精力的な活動 を展開していた彼らは、2017年のヨーク国際古楽コンクールで見事優勝を果たしました。そのアルバム第一弾に選ばれた作品は、1705年ア ントウェルペン(アントワープ)に生まれたベルギーの知られざる作曲家、ド・クルスによるトリオ・ソナタ。ロココ様式で書かれたこれらの作品は、い ずれもたいへん親しみやすく美しいもので、彼らの瑞々しい演奏がその魅力を一層引き立てています。忘れられてしまったソナタという意味合い が込められていると思われる「La Sonate Egaree 迷えるソナタ」というタイトルが付けられたこのアルバムで、彼らは「知られていないということ は、その価値がないということ」という偏見を見事に打ち崩しています。

Orlando Records
PMR-0611(1CD)
NX-A13
デュオ・プラセデス
ドメニコ・マラカルネ(1749-1801):主題と変奏
ボワエルデュー(1775-1834):ハープとピアノのための二重奏曲 第4番変ホ長調
ロッラ(1757-1841):アンダンティーノと変奏
ヴェルフル(1773-1812):ハープとピアノのための大二重奏曲 変ロ長調 Op.37
デュオ・プラセディス【プラセディス・フーグ=リュッティ(Hp)、プラセディス・ヘネヴィエーヴ・フーグ(P)】

録音:2014年8月
スイスの母娘による「デュオ・プラセディス」が演奏する18世紀から19世紀にかけて作曲された「ハープとピアノ のための」オリジナル作品集。このアルバムに収録された作曲家は、ボワエルデュー以外、ほとんど名前が知ら れていませんが、極めてエレガントで、華麗なテクニックが施されたこれらの作品を実際に聴いてみるとその美 しさには驚かされます。「たくさんの人に聴いてほしい」そんな彼女たちの祈りが込められた1枚です。

MUSO
MU-030(1CD)
NX-B09
英国へ渡った合奏協奏曲
F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第2番 ハ短調
F.スカルラッティ監修(原作:A.スカルラッティ):合奏協奏曲 第8番ヘ長調
F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第3番 イ短調
 合奏協奏曲 第9番 ニ長調
エイヴスン編(原作:ジェミニアーニ):合奏協奏曲 ト長調(ジェミニアーニのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品1-1による)
ジェミニアーニ編(原曲:コレッリ):合奏協奏曲 ハ長調(コレッリのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品5-3による)
F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第1番 ホ長調
 合奏協奏曲 第4番 ホ短調
オルキェストラ・ヒストリチナ(古楽器使用)
マルティナ・パストゥシカ((指)ソロ・ヴァイオリン)

録音:2017年1月16〜19日、シマノフスキ国立高等音楽学校、カトーヴィツェ(ポーランド南部)
かつてのオランダやベルギー、英国などをよそに、フランスやスペインに次いで確実にヨーロッパ最大の古楽拠点になりつつあるポーランド。そん なポーランド古楽界の充実度が如実にあらわれているオルキェストラ・ヒストリチナは南部カトーヴィツェ(ポーランド国立RSOの本 拠)に拠点をおく古楽器集団。その技量に注目したベルギーMUSOレーベルからの新録音のテーマは、ヘンデル時代の英国を賑わせたイタリ ア人作曲家たち! コレッリが絶大な人気を博した当時、大家アレッサンドロ・スカルラッティの6歳年下の弟フランチェスコ・スカルラッティもかの 地で活躍をみせ、ロンドンとダブリンで注目を集めていました。時おりしも英国では合奏協奏曲が大ブーム。編曲作品や他の作曲家の類例 も含め、イタリア直送の芸術で英国人たちを夢中にさせたフランチェスコ・スカルラッティのセンスを、俊英古楽奏者たちが秀逸なセンスで現代 に甦らせます。Alpha初期の伝説的エンジニア、ユーグ・デショーとアリーヌ・ブロンディオによる自然派録音も魅力。国内仕様では邦訳もつく 解説を紐解けば、本盤の存在意義にも深く納得がゆくのではないでしょうか。

ALPHA
NYCX-10074(1CD)
国内盤仕様
税込定価
CONTINUUM(連続性)
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 141
 ソナタ ニ短調 K 32
 ソナタ ハ短調 K 115
リゲティ:ハンガリー風パッサカリア
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 18
 ソナタ イ長調 K 208
 ソナタ イ短調 K 175
リゲティ:ハンガリアン・ロック(シャコンヌ)
スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K 492
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K 27
 ソナタ ニ短調 K 213
 ソナタ ヘ短調 K 239
 ソナタ ヘ短調 K 519
リゲティ:コンティヌウム(連続性)
スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K 481
ジュスタン・テイラー(Cemb)
使用楽器:アントニー・サイディ&フレデリク・バル製作
アントウェルペンのリュッケルス工房1636年製作
(パリのエムシュ1763年拡張改造)のモデルによる

録音:2017年12月四季劇場、グラディニャン(フランス南西部アキテーヌ地方)
解説日本語訳:白沢達生
【輸入品番】ALPHA399
世界のチェンバロ界が次世代型の新星として注目する、フランスの気鋭奏者ジュスタン・テイラー。Alphaデビュー盤となったフォルクレ作品集 からも滲み出ていたその破格の感性は、思いがけない2人の作曲家を引きあわせたこの最新ソロ録音でいかんなく発揮されています。スカル ラッティとリゲティ。18世紀の地中海と20世紀の中欧、大きく時代も環境も違う世界を生きた作曲家同士のように見えますが、彼らは「新し い音」を求め、既存の音楽理論を大きく踏み越えた音作りを志した点において驚くほど似ています。とくにチェンバロという楽器が復権を果たし つつあった20世紀の作曲家たるリゲティの3作を、チェンバロ語法に新境地を開いた18世紀のスカルラッティ作品の多彩さと引き合わせてみ ると、両者の違いと親和性が思わぬ刺激を与え合い、エキサイティングなトラックの連続に。こんな離れ業が形を取り得るのも、奏者テイラー の並外れたテクニックと徹底した知識、型にはまらない柔軟な感性あればこそと言えるでしょう。解説として寄せられた演奏者自身のコメント (日本語訳付)も示唆に富んだ内容。Alphaならではの新世紀のチェンバロ・アルバムです。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-012(DVD)
NX-D09
リュリ:テ・デウム
ビーバー:53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704(古楽器使用)
コレギウム・ヴォカーレ1704
ヴェスサイユ・バロック音楽センター少年少女cho

収録:2018年10月28日
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂、ローマ
収録時間:89分
片面2層ディスク
NTSC All-Regions
ドルビーデジタル5.1/ステレオ
近年急速に注目を浴びているチェコの指揮者ヴァーツラフ・ルクスと、彼が率いるピリオド・アンサンブル「コレギウム1704」が、古代の建築様 式を随所に残す世界遺産ローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂にて、リュリとビーバーの大規模宗教作品を演奏した映像が登場。 正面とは別に参列席左右に陣取ったトランペットとティンパニの効果もあいまって、聖堂全体を華麗な響きで包み込みます。トランペット隊を 正面に集約し児童合唱を伴ったリュリも聴き応えたっぷり。煌びやかさだけでない、長い歴史を感じさせる壮大な演奏空間にも注目です。 彼らは2016年にも、ビーバーの53声部ミサ初演の地とされるザルツブルク大聖堂で当作品を演奏、話題となったほか、度重なる公演を 行っており、これだけの規模の作品ながら、その解釈はすっかり手中に収めているといった貫禄で聴かせています。また数々のピリオド楽器を 視覚で楽しめることも、こういった映像作品の醍醐味の一つ。テオルボには、世界的リュート奏者・野入志津子の姿も見ることができます。
Chateau de Versailles Spectacles
CVS008(1CD)
「太陽王のミサ」
アンドレ・ダニカン・フィリドール(1652-1730):笛と太鼓のための行進曲
ジャン=アダム・ギラン(1680-1739):第三旋法による組曲より「プラン・ジュ」*
ミシェル・リシャール・ドラランド(1657-1726):「主よ、われ御身をたたえまつらん」詩篇第24番
フランソワ・クープラン(1668 - 1733):「修道院のためのミサ曲」より 「グラン・ジュによるディアローグ」*
 「来れ、神を拝まん」
 「修道院のためのミサ曲」より「ティエルス・アン・ターユ」*
 「われ御身の家に入らん、主よ」 フランス王ルイのためのミサへの導入
リュリ:「主は汝の声を聞き」詩篇第19番
ガエタン・ジャリ((指)*=大オルガン)
マルグリット・ルイーズ

録音:2018年7月、ヴェルサイユ宮殿礼拝堂
2007年にガエタン・ジャリを中心に結成され、フランソワ・クープランの親族にして優秀な歌手だったというマルグリット・ルイーズの名を冠したグ ループによる、太陽王ルイ14世のためのミサを再現したアルバム。壮麗な行進曲と共に王が入場するところに始まり、ドラランドとリュリのグラ ン・モテ、その間を繋ぐクープランのプティ・モテがオルガンのインターリュードを挟んで並べられています。20人を超える声楽陣、13名の弦楽、6 名の木管、4本のトランペット、そしてバス・トランペット(名手マドゥーフが担当)、セルパンにティンパニ、通奏低音という豪華な編成で、こういっ たミサがまさに執り行われたであろうヴェルサイユ宮殿の礼拝堂にて録音されています。

Capella de Ministrers
CDM-1646(1CD)
NX-B08

NYCX-10072(1CD)
国内盤仕様
税込定価
1500年前後のイタリア宮廷音楽
■1480年――ローマ、ルクレツィア伝説の始まり
1) コスタンツォ・フェスタ(1485/90〜1545):バッサ・ダンツァ「ラ・スパーニャ(スペイン)」*
2) エーヌ・ファン・ヒゼヘム(1445頃〜1497):あらゆる美徳に満ちた彼女
3) ハインリヒ・イザーク(1450頃〜1517):ラ・スパーニャ(スペイン)*
4)バルトローメオ・トロンボンチーノ(1470頃〜1535): 歌っていたのは、恋心を落ち着けるため
■1492年――バレンシアの貴婦人
5) 作者不詳:ディンディリンディン(モンテカッシーノのバッラータ)
6) 作者不詳(伝統歌):アラゴンに貴婦人がひとり
7) 作者不詳(詞:ジュアン・エスクリヴァ):カテリーナたちのフォリア
■1492年――スフォルツァ家とミラノの宮廷
8) アレクサンデル・アグリコーラ(1445頃〜1506):恋がわたしに溜息をつかせる
9) ルイス・デ・ミラン(1500以前〜1561以降):パバーナとガリャルダ*
■1498年――ペーザロでのジョヴァンニ・スフォルツァ、そしてアラゴン家のアルフォンソ
10) コスタンツォ・フェスタ:なんと不公平な恋
11) ロフィーノ師(生歿年不詳):スペインの騎士ひとり
12) ジョスカン・デプレ(1450頃〜1521):スカラメッラは戦場へ向かう
■1502年――フェラーラ公女と、エステ家のアルフォンソ
13) ジョルジオ・ルッパート(生歿年不詳):おお、勝利のダイヤモンド
14) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ(生歿年不詳):フェラーラ風パヴァーナ*
15) バルトローメオ・トロンボチーノ:これはもはや涙ではない
16)マルケット・カーラ(1465頃〜1525?):
貴婦人よ、あなたを讃える者がひとり
17) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ:アッラ・スパーニャ(スペイン風)*
■ピエトロ・ベンボという男の存在
18) ジャック・アルカデルト(1507〜1568):犠牲になろうと思い立つのは
19) 作者不詳:多くの人は、嬉々として恋で傷つく
20) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ:サルタレッロとピーヴァ*
■1505〜1519年――フェラーラ公エルコーレの死、宗教への逃避
21) ニコロ(生歿年不詳):あなたがいなくては、気高き皇后
*=器楽曲
カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)
エリア・カサノヴァ(S)
ウゴ・ボリバル(C.T)
ホルヘ・モラタ(T)
パブロ・アコスタ(Br)
ダヴィド・アンティク(各種リコーダー)
サラ・アゲダ(ルネサンス・ハープ)
ロベルト・カセス(ルネサンス・ギター、ビウエラ)
パウ・バリェステル(各種打楽器)
カルレス・マグラネル(総指揮,ビウエラ・デ・アルコーヴィオラ・ダ・ガンバー)

録音:2018年9月10〜11日、アルフォンソ5世音楽堂、バレンシア(スペイン西部)
【国内盤】
歌詞・解説日本語訳:白沢達生
ルネサンス以前の古楽の録音は、作曲家の名前よりも演奏団体の入念なテーマ設定がものをいう世界。スペイン西部バレンシアに拠点をお くカペリャ・デ・ミニストレルスはその点、アルバムを制作するたび入念な背景研究にもとづくテーマ性の高いプログラムを打ち出し、古楽ファンの 心をつかんで離しません。今回のテーマは、まさにバレンシアからイタリアに渡り大躍進を遂げたボルジア家(スペイン語では「ボルハ」ですがバレ ンシア語では「ボルジャ」)……とくに教皇アレクサンデル6世となったロドリーゴ・ボルジアの娘で、絶世の美女とうたわれ数々の災厄をも巻き 起こしたルクレツィア・ボルジアに光をあて、2019年に歿後500年を迎える彼女がいかにイタリア屈指の文化拠点を渡り歩いてきたかを音楽 とともに検証するものとなっています。結果的に、それはルネサンス初期イタリアの音楽世界の粋を立体的に味わえる秀逸選曲に。ビウエラ・ デ・アルコ(ガンバ)やリコーダー、ルネサンス・ハープなど繊細な響きを奏でる古楽器の響きが、CdMレーベル得意の直接音を活かした秀逸エ ンジニアリングでひときわ生々しく耳に届くのも魅力。充実解説もあわせて味わうのが吉です(国内仕様は歌詞とともに日本語訳付)。

QUERSTAND
VKJK-1815(1CD)
シェンク、キューネル、ホフラー:ガンバ作品集
シェンク(1660-1712 頃):組曲第9 番〜序曲66
キューネル(1645-1700 頃):2 つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2 番
シェンク:ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のためのソナタ第4 番
ホフラー(1647-1696):組曲第1 番
シェンク:ソナタ第1 番
キューネル:パルティータ第8 番
アンサンブル・アルト・デコー:
【ユリアーネ・ラーケ(指,ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ユーリア・ヴェトー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カーステン・ローフ(Cemb)
ヨハネス・ゴンタルスフキ(各種リュート)】

録音:2018 年8 月14-16 日 ベルリン
ユリアーネ・ラーケ率いるアンサンブル・アルト・デコーによる新録音。ヨハン・シェンク (1660-1712 頃)、アウグスト・キューネル(1645-1700 頃)、コンラート・ホフラー(1647-1696)の作品を収録。ラーケの雄弁なヴィオラ・ダ・ガンバはもちろん、伴奏が多彩に活 躍して聞き応えがある。
QUERSTAND
VKJK-1801(1CD)
シュネーベルガーのオルガン・クラヴィーア写本
ダーフィト・ハインリヒ・ガルトホフ(?-1741):前奏曲 ハ長調,前奏曲 ヘ長調,前奏曲 ニ短調
ニコラウス・フェッター(1666-1734):フーガ ト長調
ゴットフリート・エルンスト・ペステル(1654-1732):アリア・カイッコーナ ホ
短調
クリスティアン・ウンブラウフト(1673―1757):前奏曲 ハ長調,前奏曲 ヘ短調
作者不詳:エール ハ短調
ウンブラウフト:前奏曲 ト短調
ペステル:カイッコーナ ハ長調
クリスティアン・フリードリヒ・ヴィット(1660頃-1717):カンツォン 変ロ長調
アンドレアス・ヴェルクマイスター(1645-1706):カンツォン ニ短調
ウンブラウフト:前奏曲 ニ長調
ガルトホフ:前奏曲 ホ長調,前奏曲 ニ長調
ペステル:組曲 ト短調(5曲)、
 カイッコーナ ニ短調
ウンブラウフト:前奏曲 ホ短調,前奏曲 ハ短調
ガルトホフ:前奏曲 ハ短調
作者不詳:前奏曲 ニ短調
ペツォルト:フーガ ニ短調
ヴィット:チャッコーナ ロ長調
エンリコ・ランガー(Org)

録音:2018 年7 月2-4 日 アウグストゥスブルク
歴史的オルガンの美しい音色が堪能できる CD。ドイツ再統一以降、東ドイツの小都市に ひっそり残されていた歴史的オルガンが再発見されているが、この CD もその一つ。ドイツ中 東部の都市アウグストゥスブルクの、アウグストゥスブルク城に設置されているオルガンを演奏 したもの。このオルガンは元々オランダのオルガン製作者、ヘルマン・ラファエル・ロッテンス タイン=ポックが 1573 年に製作したもの。18 世紀になってゲオルク・レンケヴィッツとその甥 が 70 年もかけて大幅改修しており、今日ではレンケヴィッツ・オルガンと呼ばれています。レン ケヴィッツ・オルガンの素朴で温かみのある音色は実に素晴らしく、曲との相性も極めて良 く、またランガーが実に見事に魅力を引き出しています。とりわけ最後に据えられたヴィットのチ ャッコーナは圧巻。 エンリコ・ランガーは1976 年、アンナベルク=ブーフホルツ生まれのオルガン奏者。

Stradivarius
STR-37128(1CD)
ダウランド:リュート作品集
もし一日が/幻想曲/パヴァン/キャプテン・ディゴリー・パイパーのガリアード/ 出発が気が進まない/失われた希望/サー・ジョン・ラングトンのパヴァン/ 彼女は許してくれるだろうか/私の窓から去って行け/夢/ダウランドの別れ/ ロビンはグリーンウッドに行った/ヴォー夫人のガイヤール/別れ/パヴァン/ ヴォー夫人のジグ/ウォーシンガムのガリアード/タールトンの復活
ポール・バイアー(Lute)

録音:2017年8月 イタリア,ノマーリオ
tradivarius から多くのリュート曲のCD を出しているポール・バイアーの待望のダウラ ンド。ポール・バイアーは米国の生まれだが、もう長いことイタリアのミラノに住んでおり、 今やイタリアを代表するルネサンス・リュート奏者と言っても良いでしょう。バイヤーの誠実 で丁寧な演奏がダウランドの音楽の繊細さを引き立てています。

Music&Arts
M&ACD-1296(1CD)
「信仰心の宝」〜1500年頃のヨーロッパの宗教歌
イザーク:絶望した幸運/聖ペテロ/私たちのために祈る
アグリコラ:ああ容赦のない死よ
クレメンス・ノン・パパ:ここに私の叫びが
ジョスカン・デ・プレ:僕の彼女はいいところばかり
アグリコラ:僕の彼女はいいところばかり
シュリック:優しいマリア様
セルトン&ダニエル:クリスマスの歌を歌おう
アドリアン・ル・ロワ:ブルゴンニェのブランスル
作者不詳:陽気に騒ごう、ユダヤの羊飼いよ
ムリュ:それでリュセット夫人はどこにいったのか
 友よ、私があなたを愛することを認めておくれ
 罪を犯した人たちは、神があなた方を愛することに苦しむ
ゼンフル:永遠の神
カノーヴァ・ダ・ミラノ:ああ善良なイエスよ
コンペール::ああ善良なイエスよ
セルミシ&マロット:私が最盛期に生きている限り
セルミシ&ウストルグ・ド・ボリュー:私が最盛期に生きている
限り
作者不詳:東の空に暁が昇り
クレメンス・ノン・パパ:願望をもって私が呼びかけると
イザーク:主よ哀れみたまえ
 インスブルックよ、私はお前から去らねばならない
クレメンス・ノン・パパ:主を讃えよ、私の魂よ
ジョスカン・デ・プレ:あなたに、ああ主よ、望んだ
ザ・ボストン・カメラータ: 【アンヌ・アゼマ(歌,ハーディガーディ,指揮)
マイケル・バーレット(歌,リュート)
ダニエル・ハーシー(歌)
ヨエル・フレデリクセン(歌,リュート)
アンドルー・アーセシ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
シャイラ・ケイメン(ヴィエル,ハープ)
キャロル・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ファビオ・アックルソ(リュート)】

録音:: 2017 年8 月28 日〜9 月1 日
米国東海岸の老舗古楽団体、ボストン・カメラータの新録音。ボストン・カメラータは 1954 年創立、特にルネサンス期の音楽を手がけて名を馳せた。ジョエル・コーエンが率いている 時代に盛んに録音活動をしていた(ERATO など)。この新録音は1500 年頃のヨーロッパの 宗教歌集。有名作、無名作、いずれも素晴らしい。アンヌ・アゼマはフランス生まれで、 2008 年からボストン・カメラータの指揮者、監督を務めています。

SUPRAPHON
SU-273(1CD)
ルネサンス期プラハのポリフォニー作品集
(1)ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ(1392-1452):「若くして司教となられた方を」
(2)ハインリヒ・イザーク(1450-1517):ミサ『若くして司教となられた方を』より「キリエ」、「グロリア」*
(3)ヨハネス・トゥールー(1460前):「心に留めて下さい、母なる処女よ」*
(4)イザーク:ミサ『若くして司教となられた方を』より「クレド」*
(5)ヤーコプ・オブレヒト(1457-1505):「今、優しくして」*
(6)イザーク:ミサ『若くして司教となられた方を』より「サンクトゥス」、「アニュス・デイ」*
(7)ジョスカン・デュプレ(1450/55-1521):スターバト・マーテル(Si placet pars)*
(8)ルプス・ヘリンク(1493頃-1541):「主よ、あなたに依り頼みます」*
(9)ピエール・デ・ボノム(1555頃-1617):「プラエシニテ・ドミノ」*
(10)クリシュトフ・ハラント(1564-1621):「主を信ずる者は」
(11)ヨハネス・ジクタス・プラジェンシス(1566/68-1629):テ・デウム*
カペラ・マリアーナ
【ハナ・ブラシコヴァ、バルボラ・カバートコヴァー(S)、ダニエラ・チェルマーコヴァー(A)、
ヴォイチェフ・セメラード、トマーシュ・ライトエプ、オンドジェイ・ホルブ、トーレ・デニス(T)、マルティン・シュケタンツ(Br)、ヤロミール・ノセック(Bs)】、
ヴォイチェフ・セメラード(指)

録音:2018年7月13-15日/シトー会修道院(オセク)

*=世界初録音
バッハ・コレギウム・ジャパンでもおなじみの名唱ハナ・ブラシコヴァも参加しているチェコを代表する声楽アンサンブル “カペラ・マリアーナ” がルネサンス 期、プラハの声楽作品を収録しました。神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール4世繁栄後の2世紀に渡り、教養に富んだルドルフ2世により芸術と学問が保護さ れ、その下にはルーラント・サーフェリー、バルトロメウス・スプランヘル、ティントレットといった多数の芸術家が集まり、帝都プラハは黄金時代を迎えました。 当アルバムには同時代に活躍した作曲家が残したポリフォニー作品を収録。この度、ハインリヒ・イザーク(1450-1517)作曲のミサ曲『若くして司教となら れた方を』をはじめ世界初録音の作品を多数録音しております。完璧なハーモニーと称されるカペラ・マリアーナが洗練された歌声で歌い上げます。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72823(1CD)
(1)ブクステフーデ:私は蘇りである BuxWV44 【CC72253より】
(2)バッハ:マタイ受難曲 BWV244より レチタティーヴォ “Am Abend, da es kuhle war” / アリア “Mache dich, mein Herze,
rein” 【CC72232より】
(3)バッハ:フーガの技法 BWV1080より コントラプンクトゥス9
(4)バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳より ジョヴァンニーニのアリア「汝の心を我に捧げなば」BWV518
(5)ヘンデル:カンタータ「愛の戦から逃れよ」HWV102a 【CC72265より】
(6)バッハ(シュテルツェル):アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳より 「あなたがそばにいるなら」BWV508
(7)バッハ:シェメッリ歌曲集より 「汝に、ヤハウェよ、われ向かいて歌わん」BWV452 / 「すべての善きものの泉」BWV445
(8)C.P.E.バッハ:“Freude, du Lust der Gotter und Menschen” Wq.202a
(9)モーツァルト:フーガ ハ短調 K426
(10)モーツァルト:「すみれ」K476 / 「夕べの想い」K523
(11)ハイドン:「精霊の歌」Hob.XXVLa:41
(8)C.P.E.バッハ:“Freude, du Lust der Gotter und Menschen” Wq.202a
(9)モーツァルト:フーガ ハ短調 K426
(10)モーツァルト:「すみれ」K476 / 「夕べの想い」K523
(11)ハイドン:「精霊の歌」Hob.XXVLa:41
(1)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン&アムステルダム・バロックO
(2)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン&アムステルダム・バロックO
(3)トン・コープマン&ティニ・マトー(Cemb)
(4)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(Cemb)
(5)クラウス・メルテンス(Bs)、ヴェルナー・マツケ(Vc)、トン・コープマン(Cemb)
(6)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(Org)
(7)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(オルガン、チェンバロ)
(8)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(9)トン・コープマン&ティニ・マトー(Cemb)
(10)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(11)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(8)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(9)トン・コープマン&ティニ・マトー(Cemb)
(10)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(11)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)

録音:2019年2月(既出音源を除く)
※【 】内は既出音源の品番
2019年はトン・コープマン生誕75周年。手兵のアムステルダム・バロック・オーケストラが創立40周年、コープマン夫人のティニ・マトー生誕70周年。コー プマンが録音したバッハのカンタータ全集に参加しているバス歌手、クラウス・メルテンスも生誕70周年。ちなみにメルテンスは2019年、ライプツィヒ市から バッハ・メダルを贈られました。
3人の偉大な音楽家が奏でる2019年録音に、以前の録音から最も優れたものを選んで組み合わせたアルバムです。コープマンが歌・フォルテピアノ・チェン バロのためにアレンジしたハイドンのスコットランド歌曲集なんてものも収録されています。お互いの信頼関係に裏打ちされた、素朴にして親密な味わいが光るあ たたかな名演集となっています。 (Ki)

CPO
CPO-555239(1CD)
NX-B10
テレマン:さまざまな楽器のための大協奏曲集 第6集
シンフォニア・メロディカ ハ長調 TWV50:2
2台のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための
協奏曲 変ホ長調 TWV54:Es1(食卓の音楽から)
2台のホルン、2台のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための
協奏曲(七重奏曲) 変ロ長調 TWV44:43
3台のオーボエ、3台のヴァイオリン、弦楽のための
協奏曲(ソナタ) ホ短調 TWV50:4
2台のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための
協奏曲 イ長調 TWV53:A2(食卓の音楽から)
フルート、ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指)

録音:2018年3月9-11日
テレマンの数多い作品の中でも、様々な楽器のための協奏曲は多彩な音色を駆使した華麗な響きで人気を博していま す。cpoでは名手シュナイダーが率いる「ラ・スタジオーネ・フランクフルト」による全8集からなる協奏曲のシリーズを企画、その 第6集にあたるアルバムでは、オーボエを中心とした作品が収録されています。ドイツ、イタリアの様式を併せ、豊富な色彩に 満ちたテレマンの曲ですが、あまりにも数が多すぎ、未だ完全に整理されていないため、魅力的な作品も埋もれたままになっ ています。このように系統的に紹介することで、バッハとは違うテレマンの魅力を提示することができ、作品に触れる機会も多 くなることでしょう。ラ・スタジオーネ・フランクフルトの達者な演奏も作品の魅力を引き出しています。

Metronome
METCD-1098(2CD)
クープラン&ダングルベール:オルガン作品全集
フランソワ・クープラン(1668−1733):教区のためのミサ曲、修道院のためのミサ曲
ジャン=アンリ・ダングルベール(1629−1691):5つのフーガとキリエの四声曲
ジェームズ・ジョンストン(Org)
フランス・バロックの偉大な作曲家、フランソワ・クープランの生誕350周年(2018年)を記念してキャロル・セラシが録音した「チェンバロ作品全集(METCD 1100/10枚組)」に続き、クープランの「オルガン作品全集」が、イギリスのメトロノーム(Metronome)より登場。クープランが書いた2つのオルガンのためのミサ曲に、ルイ14世の宮廷でクラヴサン奏者を務めたジャン=アンリ・ダングルベールの作品をカップリング。
ジェームズ・ジョンストンは、ポール・マクリーシュ率いるガブリエリ・コンソート&プレーヤーズのメンバーとして活躍し、フロリレジウムでも鍵盤楽器を担当したイギリスの名手。Metoronomeレーベルからは、「16〜18世紀のヒストリカル・オルガンによるバッハのオルガン作品集」という注目のレコーディング・プロジェクトもスタートし話題を呼んでいます。
使用楽器は、ルイ14世のオルガン制作者でもあったジュリアン・トリビュオによって1699年に建造され、現在フランス、サールのサン・マルタン教会にあるバロック・オルガンです。

Hyperion
CDA-68277(1CD)
マショー:ザ・シングル・ローズ オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2018年7月17日−19日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーを務めた名バリトン、ドナルド・グレイグが低声部を支え、ルネサンスと中世ポリフォニー音楽の最高峰として世界的な地位を獲得しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているギヨーム・ド・マショー(c.1300−1377)。第7弾では、愛と恋人の象徴であるバラをテーマに「ザ・シングル・ローズ(一輪のバラ)」のタイトルで愛の詩を歌います。14世紀フランスの音楽様式 "アルス・ノーヴァ" を代表するマショーの詩的でポリフォニックなシャンソンを、オルランド・コンソートの精緻で雄弁なア・カペラ・アンサンブルでお楽しみください。

Raumklang
RK-3901(1CD)
新たな装いによる中世の歌と聖歌
ハインリヒ・フォン・フェルデケ(12世紀):Manigem herzen tet der kalte winter leide
エンゲルベルク写本(14世紀):囚われた一角獣
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):O choruscans lux
ギオ・ド・ディジョン(13世紀):. De moi dolereus
ラス・ウエルガス写本(13世紀): Quis dabit, Klagelied
聖歌(7世紀頃):Conditor alme siderum
ラウル・デ・フェリエレス(13世紀):Quant je voi
エンゲルベルク写本:Benedicamus Domino
リガウト・デ・ベルベジル(12世紀):Atressi com lo leoc
エアフルト写本(1394): Sys willekomen
アンサンブル・ヌーン〔コラ・シュマイザー(ヴォイス)、ゲルト・アンクラム(ソプラノ&バリトン・サクソフォン)、ファルク・ツェンカー(アコースティック&エレクトリック・ギター、ライヴ・ルーピング、ハーモニック・チューブ、スプリング・ドラム、ノイズ・インストゥルメンツ)〕

録音:2014年、2016年、2017年
ドイツ語で「今(Now)」を表す単語「Nun」から名前を取ったアンサンブル・ヌーン(ensemble nu:n)は、古くはグレゴリオ聖歌からロマネスク、ゴシックのポリフォニーなどを、即興と現代的なサウンドを交えながら繰り広げる新たなスタイルのアンサンブル。
ヴォイス、サクソフォン、ギター(&パーカッション)というユニークな編成で、現代のジャズに通ずるようなインプロヴィゼーション、民族音楽的な響き、エレクトロニクスなども取り入れながら、中世の音楽と「今」を結びます。

Etcetra
KTC-1663(4CD)
レンブラントの時代の音楽
■CD1「ライデン、アムステルダム」〜コルネリス・スハイト(1557−1616)、アントニ・ファン・ノールト(1619−1675)、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562−1621)、ダヴィッド・ペーターセン(1651−1737)、ヤーコプ・カッツ(1577−1660)、 クロード・グディメル(1500/14−1572)、ニコラ・ヴァレ(1583−1642)&作者不詳/
■CD2「アムステルダム、ロッテルダム、ハーグ、ユトレヒト」〜ヤコブ・ファン・エイク(c.1590−1657)、 ヤン・バプティスト・フェルレイト(1600−1650)、コンスタンティン・ホイヘンス(1596−1687)、ディルク・カンプハイゼン(1586−1627)、ヘンデリック・スペウ(1575−1625)、ヒスベルト・ファン・ステーンウィック(1605−1679)、ダヴィッド・ペーターセン(1651−1737)&作者不詳/
■CD3「フランドル、イタリア」〜ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(c.1510−c.1556)、オルランドゥス・ラッスス(1532−1594)、カルロ・ファリーナ(c.1600−1639)、タルクィニオ・メールラ(1594−1665)、マウリツィオ・カッツアーティ(1616−1678)、ニコラウス・ア・ケンピス(c.1600−1676)、ガスパーロ・カサーティ(c.1610−1641)、ダリオ・カステッロ(1602−1631)/
■CD4「アクロス・ザ・チャンネル、ドイツ」〜クリストファー・シンプソン(1602−1669)、フランチェスコ・コルベッタ(1615−1681)、ヘンリー・パーセル(1659−1695)、ジョン・ジェンキンス(1592−1678)、ウィリアム・ローズ(1602−1645)、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562−1621)、ハインリヒ・シャイデマン(c.1595−1665)、ヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(c.1650−1717)、ヨハネス・シェンク(1660−c.1720)
オランダ室内cho、パウル・ファン・ネーヴェル、レオ・ファン・ドゥセラール、B’ROCK XS、カメラータ・トラジェクティナ、コンサート・オヴ・ムジケ、アントニー・ルーリー、アンネ・フリム、ペーター・コーイ、モレ・マイオルム、ペータ・ファン・ハイヘン、イル・コンチェルト・デッレ・ヴィオーレ、コンスタンツェ・バッケス、ラール・デュ・ボワ、ヴィーラント・クイケン、ロベルト・ジーニ、マリオ・マルティノーリ、テオレマ、ピーター・ダークセン、パヴロ・ベズノシウク、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
オランダの老舗レーベル「Et'cetera(エトセトラ)」から、2019年に没後350周年を迎えるオランダ・バロック期を代表する偉大な画家、レンブラント・ファン・レインのアニヴァーサリーBOXセットがリリース。Et'ceteraを中心に、Globe、NM Classics、Oliveを含むの膨大な音源から、レンブラントの生きた時代、17世紀のオランダ黄金時代の音楽を集成。大まかな地域ごとに区切られて収録されていますが、特徴的なのは、オランダの作曲家でけでなく、フランドル、イタリア、イギリス、ドイツなどの音楽も収録し、当時のオランダでコーヒー、紅茶、タバコ、香辛料とともにヨーロッパの最新の音楽や芸術、ファッションが輸入され、影響を受けていった様子が浮かび上がります。
パウル・ファン・ネーヴェル、アントニー・ルーリー、ヴィーラント・クイケン、ロベルト・ジーニ、ピーター・ダークセン、パヴロ・ベズノシウク等、古楽系の豪華アーティストたちの演奏もポイントです。
Etcetra
KTC-1638(1CD)
リュク・ポネ〜トンヘレン大聖堂のオルガンを弾く
ランベール・ショーモン:第6旋法による組曲(+アンリ・デュ・モンの「第6旋法によるミサ曲」)
ラッスス:マニフィカト(+作曲者不詳の前奏曲)
ユベール・ルノット:4つの小品
トマ・バブー:かくも偉大な秘蹟を
ハインリヒ・シャイデマン:第7旋法によるマニフィカト
リュク・ポネ(Org)、
スコラ・グレゴリアーナ・フェミネア、
ヤン・ペーテルス(指)
ベルギーのレメンス研究所(現:ルーヴェン大学芸術カレッジ)でオルガン教授を務めたリュク・ポネ。近年再発見された知られざる作品を紹介する三部作の第3巻。このプロジェクトは、トンヘレン・オルガン・マニュスクリプト(ベルクス手稿譜)の発見によって開始され、博士研究プログラムの一部として録音されています。

Tactus
TC-691280(3CD)
ロカテッリ:ヴァイオリンの技芸 Op.3
協奏曲第1番ニ長調/協奏曲第2番ハ短調/協奏曲第3番ヘ長調/協奏曲第4番ホ長調/協奏曲第5番ハ長調/協奏曲第6番ト短調/協奏曲第7番変ロ長調/協奏曲第8番ホ短調/協奏曲第9番ト長調/協奏曲第10番ヘ長調/協奏曲第11番イ長調/協奏曲第12番ニ長調
グリ・アルキ・フィレンツェ、
ディエゴ・コンティ(ヴァイオリン&ディレクター)

録音:1988年−1998年(イタリア)
ソリストのディエゴ・コンティは、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院で巨匠シャーンドル・ヴェーグに師事したイタリアのヴァイオリニスト。カメラータ・ザルツブルクやイ・ソリスティ・ヴェネティ、ヨーロッパ室内Oなどで活躍し、フィレンツェ五月音楽祭Oやマッシモ・ベッリーニ劇場Oのコンサートマスターなどを歴任した名匠です。
ロカテッリの「ヴァイオリンの技芸」が偉大な作品であるが故、10年間という長い歳月を費やし、着実に全集を完成へと導いたディエゴ・コンティ。イタリアのヴァイオリニストによる注目の全曲録音が登場です!

Glossa
GCD-923520(2CD)
様々な作曲家によるフォリア集


■CD1
(1)ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ(fl.1629−1647):フォリア
(2)マラン・マレ:スペインのフォリア
(3)ガスパール・サンス(c.1640−c.1710)&アントニオ・マルティン・イ・コル(c.1660−c.1734):フォリア
(4)アルカンジェロ・コレッリ(1653−1713):ソナタ Op.5-12 「フォリア」
(5)ディエゴ・オルティス(c.1510−c.1567):フォリアによるレセルカーダ第4番
(6)パオロ・ベネデット・ベッリンツァーニ(1682−1757):ソナタ第3番 Op.3-12
(7)ヴィヴァルディ:ソナタ Op.1-12 「フォリア」 RV.63
(8)フランチェスコ・コルベッタ(c.1615−c.1681):フォリア
(9)コレッリ:ソナタ Op.5-12 「フォリア」
(10)アンドレア・ファルコニエーリ(1585−1656):ドーニャ・タロリーリャ・デ・カラリェーノス夫人のためのフォリア

■CD2
(1)マレ&コレッリ:フォリア変奏曲
(2)サンス:フォリア
(3)ヴィヴァルディ:ソナタ Op.1-12 「フォリア」 RV.63
(4)フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687−1762):合奏協奏曲第12番 「フォリア」(コレッリのOp.5より)
(5)パオロ・パンドルフォ:フォリアンダルス
(6)コレッリ:ソナタ Op.5-12 「フォリア」
(7)ファルコニエーリ:ドーニャ・タロリーリャ・デ・カラリェーノス夫人のためのフォリア
(8)ヴィヴァルディ:ソナタ Op.1-12 「フォリア」 RV.63
(9)様々な作曲家:フォリア
■CD1
(1)プリヴァーテ・ムジケ、ピエール・ピツル(バロック・ギター)/録音:2006年
(2)パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トーマス・ボイセン(テオルボ)、ドロレス・コストヤス(バロック・ギター)、ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)/録音:2001年
(3)ラ・ロマネスカ、ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター)、フアン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ)/録音:1991年
(4)ムジカ・アルケミカ、リナ・トゥール・ボネ(Vn)/録音:2016年
(5)パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)/録音:1995年
(6)ミヒャエル・フォルム(リコーダー)、ディルク・ベルナー(ハープシコード)/録音:2018年
(7)エンリコ・ガッティ(Vn)、ロゼッラ・クローチェ(Vn)、ジュディス=マリア・ベッカー(Vc)、モニカ・プスティルニク(アーチリュート)、グイド・モリーニ(ハープシコード))/録音:2006年
(8)プリヴァーテ・ムジケ、ピエール・ピツル(バロック・ギター)/録音:2010年
(9)グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ガエターノ・ナジッロ(Vc)、ルチアーノ・コンティーニ(アーチリュート)、マッシミリアーノ・ラシエッティ(ハープシコード)/録音:2001年
(10)ラ・リティラータ、ホセチュ・オブレゴン/録音:2012年
■CD2
(1)リナ・トゥール・ボネ(Vn)、ヤーコプ・ラッティンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ラルフ・ヴァルトナー(ハープシコード)/録音:2015年
(2)オルフェニカ・リラ、ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター)、エジリオ・クインテイロ(トレブル・ギター)、ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ&バロック・ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)/録音:2000年
(3)ライラ・シャイエーク(Vn)、ムジカ・フィオリータ、ダニエラ・ドルチ/録音:2018年
(4)アルモニー・ユニヴェルセル、フロリアン・ドイター、モニカ・ワイズマン/録音:2012年
(5)パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トーマス・ボイセン(テオルボ)、アンドレア・デ・カルロ(ヴィオローネ)、アルヴァロ・ガリード(打楽器)、マリー・ゲリス(Org)/録音:2005年
(6)シギスヴァルト・クイケン(Vn)、ヴィーラント・クイケン(Vc)、ロベルト・コーネン(ハープシコード)/録音:1984年
(7)アンサンブル・イザベッラ・デステ、アリアーヌ・モレット/録音:1994年
(8)ラ・プティット・バンド、シギスヴァルト・クイケン/録音:2006年
(9)アカデミア・デル・ピアチェーレ、ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/録音:2012年
「フォリア」は15世紀イベリア半島で生まれた舞曲。「狂気」の意味を持ち、初期には速くて恍惚としたダンスでしたが、バロック時代には標準的な和声進行と旋律に形式化されるまで進化し、しばしば変奏曲の形で発展していきました。
この2枚組CDセットでは、古楽界を代表する名アーティストたちが長年かけて録音してきた「フォリア」の様々なバージョンが集められています。「フォリア」の代表的作品であるコレッリのヴァイオリン・ソナタ Op.5-12は、リナ・トゥール・ボネやシギスヴァルト・クイケンによる演奏に、パオロ・パンドルフォらによるガンバ版、ジェミニアーニ編曲の合奏協奏曲版なども収録。ヴィヴァルディのヴァイオリン・ソナタ Op.1-12も、シギスヴァルト・クイケン、エンリコ・ガッティ、レイラ・シャイエ(ライラ・シャイエーク)による録音を聴き比べることができます。

H.M.F
HMM-902603
(3CD +1DVD)
夜のコンセール・ロワイヤル〜4部または4夜からなる「夜の王のバレ」
1653年2月23日、王によって踊られた「夜の王のバレ」に基づく
テキスト:イサック・ド・バンスラード(1613?-1691)
音楽:ジャン=ド・カンブフォール(c.1605-1661)、アントワーヌ・ベッセ(1587-1643)、ルイ・コンスタンタン(c.1585-1657)、ミシェル・ランベール (1610-1696)、フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)、ルイージ・ロッシ (1597-1653)& 作曲者不詳のものも含まれる
再構築・音楽監督・指揮:セバスティアン・ドセ
演出・振付・衣裳:フランチェスカ・ラットゥアーダ
ダンサー:シーン・パトリック/マリアンナ・ボルディーニ、ピエール=ジャン・ブレオ、アドリア・コルドンシロ、フレデリック・エスクラ他
アンサンブル・コレスポンダンス
時、シンシア/ヴィオレーヌ・ル・シュナデク(S)
エウリディーチェ/カロリーヌ・ウェイナン(S)ほか

録音:2017年11月11,12日、カーン劇場
NTSC
字幕:英 独 仏
PCMステレオ、2.0
リージョン:All
3CD[3h04’23]、DVD [3h16’46 ]
ルイ14世をたたえるための舞台「夜の王のバレ」はHMC 952223/ KKC 5494で復活蘇演録音が登場、話題となりました(2015年録音)。これ は大きな話題となり、2017年に復活蘇演されました。その映像の登場です(収録:2017年11月)。上演にともない、さらに欠落していた舞曲を補強 しています。
ルイ14世といえば5歳にして国王即位、72年にもわたる在位期間に王朝の最盛期を築き、「大世紀」(グラン・シエクル)と称されます。ヴェルサ イユ宮殿を建設した王でもあります。そんなルイ14世は、バレエを奨励し、自らもバレエの名人であったと言います。1651年(13歳)に初舞台を踏み、 1653年(15歳)、初主役を演じました。その初主役を演じたのがこの「夜の王のバレ」(ここでの再構築版は「夜のコンセール・ロワイヤル」と題され ています)でした。これは、1653年2月23日、プチ・ブルボン宮のホールで上演されました。 1653年といえば、17世紀フランスで起こった貴 族の最後の反乱、フロンドの反乱(1648-1653)が終息した年。戦火を避けていたルイ14世は52年の秋にはパリに戻り、宰相マザランも53年に はパリに戻りました。絶対王政を浸透させ、国王の権力を、パリ市民、そして諸外国の代表に知らしめるためにマザランが企画したのが「王の夜のバレ」 でした。音楽、台本(詩はイサック・ド・バンスラードによるもので、君主とその従臣の間のことを様々に描きつつも、王が至上の存在として輝くように 書かれている)、すべてがルイ14世=「太陽王」の登場を讃えるために作られました。 2000年の映画「王は踊る」でもこのバレエのもようは描かれ ていますがもちろんそれはごく一部。ここでは、当時の人々に強烈なインパクトを与えた作品をモダンな演出で再現。400年以上前の遠いフランスで、 一人の王を印象づけるために企画されたこの一大スペクタクルの驚異的なパワーに、フランス文化の底力を見せつけられるようです。 (Ki)
H.M.F
HMM-931649(2CD)
A.スカルラッティ:オラトリオ「カイン、または最初の殺人」(6声のオラトリオ、1707年) カイン:ベルナルダ・フィンク(A) 
アベル:グラシエラ・オッドーネ(S)
エヴァ:ドロテア・レッシュマン(S)
アダム:リチャード・クロフト(T)
神の声:ルネ・ヤーコプス(C.T)
悪魔の声:アントニオ・アベーテ(Bs)
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指)

録音:1997年9月
オラトリオ「カイン、または最初の殺人」は、旧約聖書に登場するカインとアベルを題材にした作品。カインに殺害されたアベルの物語は、18世紀イタリアの 芸術家たちが好んで題材にしたもの。オラトリオ、となっていますが実際は1707年に書かれたヴェリズモ・オペラともいうべきもので、初演した場所も教会で はないと考えられています。作品冒頭には3楽章から成る序曲が用意されており、これだけでも大変素晴らしい作品。序曲に続き、息子を殺害されて嘆くアダム の美しいレチタティーヴォとアリアに始まり、神の声や悪魔までも登場する、大変劇的な作品となっています。レチタティーヴォでのリュートによる通奏低音はユ ングヘーネルが担当。美しき通奏低音にも注目したい名演。作品的にも演奏的にも聴きごたえ十分の作品です。 (Ki)

TYXart
TXA-18107(1CD)
テレマンと予約購読者
テレマン:リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調 TWV41:C2(『忠実な音楽の師』より)
(タベア・デブス編):テレマン(TWV22:8、21:27)とヘンデル(HWV17、HWV99)の音楽によるソナタ
バッハ:カンタータ『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35より第1部のシンフォニア
バッハ:カンタータ『我は片足を墓穴に入れて立つ』BWV156よりシンフォニア
バッハ:カンタータ『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35より第2部のシンフォニア
タベア・デブス編)):テレマン(TWV21:27)とヘンデル(HWV21)の音楽によるソナタ
タベア・デブス編)):ブラヴェ(歌劇『Le jaloux corrige』)とテレマン(TWV21:27)の作品によるソナタ
テレマン:リコーダー協奏曲 ヘ長調 TWV51:F1
タベア・デブス(リコーダー)
クラウディア・ノルツ、ヘンリー・トング(Vn)
ジョーダン・ボーロン(Va)
ジョナサン・リース(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
トム・フォスター(Cemb)
録音:2017年11月
近代的な精神、創造力の豊かさ、信じがたいほどの生産性を持つテレマンは当時の音楽界で最も多才な作曲家のうちの一人でした。また『忠実な音楽の師』 という楽譜集を定期的に刊行し、予約販売を行うなど音楽業界における商才にも恵まれていました。テレマンは予約者の目を引くために新聞やビラに広告を出し、 ヨーロッパ中の代理店や本屋と取引すると同時に同業者にも熱心に声を掛け、貴族のみならずバッハ、ブラヴェ、ヘンデルなどの有名な作曲家も予約者に 名を連ねました。テレマンの作品とリコーダー奏者タベア・デブス自ら編んだ予約購読者たちによる音楽の編曲を組み合せた当CDには、18世紀音楽の精粋が 詰まっています。 (Ki)
TYXart
TXA-18115(1CD)

TXA-18116(LP)
リヴィウのリュート・タブラチュア
作曲者不詳:Tarzeto、Pavan、Tantum ergo sacramentum、La rocha el fuso、
Passo e mezo、 Saltarello、Passamezo、Ferdinanth、Pasomeza、Tripla、Tarzeto
ダウランド:A Fancy、Forlorn Hope Fancy
クローダン・ド・セルミジ:Le content est riche
ピエール・サンドラン:Doulce memoire
ジョヴァンニ・パコローニ:Fantasia bellissima
ジャケ・デ・ベルヘム:O s‘io potessi donna
ヨアン・アンブロシオ・ダルツァ:Pavana alla Ferrarese
クレマン・ジャヌカン:Or vien ca, vien
ヴァレンティン・バクファルク:Non dite mai
ベルンハルト・ホフシュテッター(Lute)

録音:2018年2月
16世紀のリュート音楽を今に伝えるこのタブラチュアは、1937年にウィーンの古本屋で売られていたもので、当時ポーランド領だった現ウクライナのリヴィ ウに渡り現在イヴァン・フランコ大学で保管されています。フランドル楽派のマドリガルやシャンソンを編曲したものや作者不詳のものが多い中、ダウランドのよ うな良く知られた作曲家の作品も含まれています。CDとLPで同時発売。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-018(1CD)
無伴奏ヴァイオリン作品集
ビーバー(1644-1704):パッサカリア ト短調 C105
トーマス・バルツァー(c.1630-1663):プレリュード ト長調、
 アルマンド ハ短調
テレマン:ファンタジー第3番 ヘ短調 TWV 40-16、
 ファンタジー第1番変ロ長調 TWV 40-14
バッハ:パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
パトリック・コーエン=アケニン(Vn)

録音:2015年1月
パトリック・コーエン=アケニンは、パスカル・アモワイヤル、ミシェル・オークレールらに師事したフランスのヴァイオリン奏者、指揮者。古楽をレパートリー の中心に据え、ヴァイオリン、指揮(レ・フォリ・フランソワーズ主宰、およびリュリのオペラ等の指揮)の両方で活躍しています。 (Ki)

MIRARE
MIR-344(1CD)
イベリア〜ルネッサンスから現代のスペインとポルトガルの多声音楽集
アルフォンソ10世:サンタ・マリアのカンティガ
ウエルガス写本より女声のための作品
トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア(1548-1611):Alma Redemptoris mater, Super Flumina Babylonis, O Magnum Mysterium
イヴァン・ソラノ(b.1973):Cielo Arterial
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):Canciones y villanescas espirituales
ドゥアルテ・ローボ(1563-1646):Audivi vocem de caelo
アントニオ・カガス・ローサ(b.1960):Lumine Clarescet
マヌエル・カルドーソ(1566-1650):Lamentatio
レ・ゼレマン
ジョエル・スユビエット(指)

録音:2017年6月27-30日、トゥールーズ
賢王ともいわれるアルフォンソ10世に代表される中世、ゲレーロやトマス・ルイス・デ・ヴィクトリアに代表されるルネッサンス時代、そしてポルトガルのポリ フォニー音楽の巨匠ローボとカルドーソ、そして現代の作曲家たちによる宗教作品です。時空を超えたイベリア半島の音楽の旅をお楽しみいただけます。 (Ki)

arcantus
ARC-17010(1CD)
ヴィルトゥオーゾ・リコーダー音楽集
聖歌「主よ、平和を与えたまえ」(9世紀)
作者不詳:「悦びのはじまり」(1400頃)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1550頃-1617):リチェルカーレ第4番
アウレリオ・ヴィルジニアーノ(1600初頭-中頃):リチェルカーレ第12番
ヨンクヘール・ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):「夜は何をしようか」〜『笛の楽園』より
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):組曲 ト短調 Op.35-5
エイク:「イギリスのナイチンゲール」〜『笛の楽園』より
テレマン:ファンタジア第1番 ハ長調
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
ヴィオレッタ・ディネスク(1953-):イーヴンソング(1985)【世界初録音】
アンネッテ・ジョン(リコーダー )

録音:2014年9月1-3日、2016年10月4日/ゼンデザール(ブレーメン)
リコーダー界の期待の星、アンネッテ・ジョンが9世紀から20世紀までの作品を収録した注目アルバムをリリースしました。9世紀に作曲されたとされる、 聖歌「主よ、平和を与えたまえ」にはじまり、バッサーノ、ヴィルジニアーノのリチェルカーレ、エイクの『笛の楽園』より2曲、バロック時代のボワモルティエ、 テレマン、バッハと続き、最後に現代作曲家ヴィオレッタ・ディネスクの世界初録音の作品で構成されております。
ジョンは時代を考慮し、それぞれの作品に合った楽器を用いて演奏。卓越した技術と優れた解釈でリコーダー音楽、1100年の旅に誘われます。
アンネッテ・ジョンはヴュルツブルクにてリコーダーを学び始め、その後ブレーメンの大学にて本格的に研鑽を積みました。その後、ブレーメン・ヴェーザー= ルネサンスのメンバーとして各地の音楽祭に参加するなど活動の幅を広げてきました。現在、ソリストとしても数多くのコンサートを行いながらオルデンブルク大 学で後進の育成にも力を入れております。 (Ki)

APARTE
AP-206(1CD)
BACH & CO〜バッハと仲間たち
ヨハン・ダヴィド・ハイニヒェン(1683-1729):ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 S240〜ヴィヴァーチェ
テレマン:ヴァイオリンとトラヴェルソ(Fl)のための協奏曲 ホ短調 TWV 52:e3
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R
グラウン(1703-1771):ヴァイオリンとリコーダーのための協奏曲 ハ長調 Cv:XIII:96
フェルステル(1693-1745):ヴァイオリン協奏曲 ト短調*
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 WV L:d4
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
テレマン:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調
ティボー・ノアリ(指&Vn)
クレール・ソットヴィア(Vn)、
ジャン・ブレニャック(トラヴェルソ)、
エマニュエル・ラポルト(Ob)、
セバスティアン・マルク(リコーダー)
レ・ザクサン

録音:2017年11月1-3日、ボン・セクール教会
*世界初録音
ヴァイオリン奏者のティボー・ノアリ率いるアンサンブル、レ・ザクサンの新譜はバッハに啓発された作曲家たちによる作品をめぐる旅。西洋音楽の父ともよべ るバッハの作品とあわせて、同時代のテレマン、ファッシュやフェルステルや、グラウン、ハイニヒェンらの作品を収録しており、バッハ当時の音楽シーンを俯瞰で きるようです。ノアリの歌うようなヴァイオリンと、二重協奏曲でみせるリコーダーやフルートの名手たちとの掛け合いも非常にたのしめます。 (Ki)

ORNAMENT RECORDS
ORN-11476(2CD)
フランツ・トゥンダー(1614-1667):オルガン作品全集
前奏曲ト短調/キリストは死の縄目につながれたり/ カンツォーナ ト長調/主なる神よ、我ら汝をほめまつらん/ 来たれ聖霊、わが主/前奏曲ト短調(断片)/ 如何なる辛苦が我らを襲えども(ハ長調)/前奏曲 ト短調/前奏曲ヘ長調/ 如何なる辛苦が我らを襲えども(ヘ長調)/イエス・キリスト、神の御子/ われ汝に依り頼む、主よ/第1節/第2節/第3節/ わが愛する神に/前奏曲ト短調
エルンスト=エーリヒ・シュテンダー(Org)

録音:2018年5月マリエンスティフト教会のメッツラー・オルガン,トリアー=プファルツェル
フランツ・トゥンダー(1614-1667)はバロック期の作曲家でリューベックの聖マリア 教会のオルガニストを1641 年から生涯にわたって務めた(その後を継いだのがブク ステフーデ)。そのトゥンダーの作品を最近まで聖マリア教会のオルガニストを務め たシュテンダーが共感豊かに演奏しています。

PAN CLASSICS
PC-10405(1CD)
アルビノーニのヴェニス〜ヴェネチアのリコーダー音楽
アルビノーニ:リコーダー・ソナタ イ短調 Op.6-6
ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ ハ短調[前奏曲、アンダンテ(RV8)-アレグロ・コン・モルト(RV6)-ラルゴ(RV3)-アレグロ・ポーコ(RV44)]
イグナツィオ・ジーバー&ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ イ短調[前奏曲(ジーバー:12のソナタ集より第7番第1楽章)-カプリッチョ(ヴィヴァルディ:RV32)-シチリアーノ(ヴィヴァルディ:RV25)-アレグロ(ジーバー:同曲集第7番第4楽章 & ヴィヴァルディ:RV127)]
ヴェラチーニ:ヴァイオリン、リコーダー、通奏低音のためのソナタ 第4番変ロ長調
ディルク・ヴェルナー:アルビノーニの主題によるトッカータとフーガ ニ短調
パオロ・ベネデット・ベッリンツァーニ:リコーダー・ソナタ集 Op.3より 第12番ニ短調
アルビノーニ:リコーダーのための室内協奏曲 イ短調 〜A氏のバスによる
ミヒャエ ル・フォル ム(リコーダー )
ディルク・ヴェルナー(Cemb、Org)

録音:2018年6月28日-7月1日
アルビノーニを中心に、ヴェネチアの作品をリコーダーで奏でたアルバムです。前作「ヴィヴァルディアーナ」(PC-10405)でもマニアックな選曲を見せたミヒャ エル・フォルムですが今回も一筋縄ではいかないプログラム。ヴィヴァルディらの作品を楽章単位で並べてひとつのソナタにしたり、チェンバロ奏者ディルク・ヴェ ルナーがアルビノーニの主題を用いて新作を書いていたりと、他ではまず聴けない内容となっています。最後の室内協奏曲は標題の中に「マルチェッロ、アルビノー ニ、メランテ、トマジーニ、ガンベッティーノ他のイタリア作曲家が書いた低音に基づいた協奏曲」という文言があり、偽作の可能性もあるようですがたいへん興 味深い作品です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-060(1CD)
14世紀の宗教声楽作品集
バルセロナのミサ
アプトのミサ曲
ドミニク・ヴェラール(指)
アンサンブル・ジル・バンショワ

録音:2018年9月
結成40年を迎えたアンサンブル・ジル・バンショワによる最新録音は、14-15世紀にかけての地中海沿岸で生まれた宗教音楽。ビウエラと中世のマンドリン の音色にも酔いしれる1枚です。 (Ki)

カメラータ
CMCD-15151(2CD)
税込定価
2019年6月15日発売
ブクステフーデ:オルガン作品集
プレルーディウム ト短調 BuxWV 149
我らが神は堅き砦 BuxWV 184
パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BuxWV 196
ああ、主よ、哀れなる罪人われを BuxWV 178
プレルーディウム ホ短調 BuxWV 142
平安と歓喜もてわれはいま BuxWV 76
テ・デウム(神なる御身を我らは讃え) BuxWV 218
プレルーディウム ハ長調 BuxWV 137
いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxWV 211
第一旋法のマニフィカト BuxWV 203
暁の星のいと美しきかな BuxWV 223
プレルーディウム ト短調 BuxWV 148
甘き喜びに包まれ BuxWV 197
0 トッカータ ヘ長調 BuxWV 156
いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ BuxWV 210
松居直美(Org)
エルゼ・トルプ(S)

録音:2018年5月/デンマーク
 世界各地の由緒あるオルガンで録音を続けている松居直美が、今回 選んだ作曲家は、北ドイツ楽派を代表する音楽家ブクステフーデ。そ の作品演奏にふさわしいオルガンを求めデンマークを訪れ、世界遺産 のロスキレ大聖堂に設置の歴史的オルガンで、ブクステフーデの代表 的な曲種を網羅した作品集を収録しました。 高音質で定評ある「UHQCD」で、オルガン銘器の響きをお楽しみく ださい。(カメラータ)

Audite
AU-97769(1CD)
ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト2世(1696-1715):協奏曲集
(1)協奏曲第3番ホ短調
(2)協奏曲第4番ニ短調
(3)協奏曲第7番ト長調
(4)協奏曲第5番ホ長調
(5)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調
(6)協奏曲第8番ト長調
(7)協奏曲第1番変ロ長調
(8)協奏曲第2番イ短調
(9)協奏曲第6番ト短調
(10)トランペット協奏曲 ニ長調
チューリンゲン・バッハ・コレギウム【ゲルノート・ジュスムート(Vn、指)、(5) ダーヴィット・カストロ=バルビ(Vn)、(10) ル ープレヒト・ドレース(Tp)】

録音:2018年10月29-31日/ヨハン・セバスチャン・バッハ教会(アルンシュタット)
ザクセン=ヴァイマール領主ヨハン=エルンスト公の息子、ヨハン・エルンスト公2世のヴァイオリン協奏曲を集めたアルバムの登場です。1696年生まれの エルンスト公2世は幼少時より音楽的才能を開花させた逸材で、作曲をJ.G.ヴァルター、バッハに習いました。1715年、わずか18歳という若さでこの 世を去った鬼才エルンスト公2世。彼が遺したヴァイオリン協奏曲6篇はテレマンが出版し、またバッハはオルガン協奏曲(BWV592、BWV595)やチェ ンバロ独奏のための作品(BWV982、BWV984、BWV987、BWV592a)として編曲しました。
エルンスト公2世が作曲した協奏曲は10代らしい溌剌さとともにイタリア・バロック風の様式感をもった明るい旋律が魅力で“チューリンゲンのヴィヴァルディ” との異名をもちます。ゲルノート・ジュスムート率いるチューリンゲン・バッハ・コレギウムが見事な演奏を披露しております。また、auditeレーベルの社主にし てトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目です。

BIS
BISSA-2417
(1SACD)
カプスペルガー:キタローネのためのタブラチュア曲集
カプスペルガー(1580-1651):キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりトッカータ1ma、パッサカリア1ma、ガリアルダ1ma、カンツォーネ1ma
(2)キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりトッカータ2da、パッサカリア[2da]、ガリアルダ8va、カナリオ
キタローネのためのタブラチュア曲集第1巻より「フィレンツェのアリア」
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりトッカータ9na、パッサカリア[4ta]、ガリアルダ[7ma]
キタローネのためのタブラチュア曲集第1巻よりトッカータ5ta、ガリアルダ11a、ガリアルダ12a
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻より「バーロ第1番」
キタローネのためのタブラチュア曲集第1巻よりトッカータ・アルペジアータ
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりバッタリア
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりカプスペルガー
ユーナス・ヌードベリ(テオルボ)

録音:2018年9月/レンナ教会(スウェーデン)
バロックギターの名手ユーナス・ヌードベリがカプスペルガーのキタローネのためのタブラチュア曲集をテオルボで録音しました。テ オルボは16世紀にあらわれその後、バロック末期まで多く使用されたリュート族の14弦の撥弦楽器(14コース・テオルボ)。イタリア初期バロック音楽の代 表的な作曲家カプスペルガー(1580-1651)はテオルボの名手としても活躍し、数多くの作品を残しました。哀愁におびた温かみのあるテオルボの音色が実に 心地よく奏でられます。
現在ヨーロッパを中心に活躍するユーナス・ヌードベリはザルツブルク・モーツァルテウム、ストックホルム音楽大学にて研鑽を積み、16世紀初頭から18世 紀中ごろまでのテオルボ、リュート作品を中心に膨大なレパートリーを誇るバロックギターの名手。当演奏では当時の響きを携えた心温まる演奏を披露しており ます。 (Ki)

ATHENE
ATH-23203(2CD)
NX-C04
テレマン:24のファンタジア
【CD1】無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
1-4.ファンタジア 第1番変ロ長調 TWV40:14
5-8.ファンタジア 第2番ト長調 TWV40:15
8-10.ファンタジア 第3番ト長調 TWV40:16
11-13.ファンタジア 第4番ニ長調 TWV40:17
14-17.ファンタジア 第5番イ長調 TWV40:18
18-21.ファンタジア 第6番ホ短調 TWV40:19
22-25.ファンタジア 第7番ニ長調 TWV40:20
26-28.ファンタジア 第8番ホ長調 TWV40:21
29-31.ファンタジア 第9番ロ短調 TWV40:22
32-34.ファンタジア 第10番ニ長調 TWV40:23
35-38.ファンタジア 第11番ヘ長調 TWV40:24
39-41.ファンタジア 第12番イ短調 TWV40:25
【CD2】無伴奏フルートのための12のファンタジア
(ヴァイオリン編)
1-3.ファンタジア 第1番イ長調 TWV40:2
4-7.ファンタジア 第2番イ短調 TWV40:3
8-9.ファンタジア 第3番ロ短調 TWV40:4
10-12.ファンタジア 第4番変ロ長調 TWV40:5
13-15.ファンタジア 第5番ハ長調 TWV40:6
16-18.ファンタジア 第6番ニ短調 TWV40:7
19-20.ファンタジア 第7番ニ長調 TWV40:8
21-23.ファンタジア 第8番ホ短調 TWV40:9
24-27.ファンタジア 第9番ホ長調 TWV40:10
28-30.ファンタジア 第10番嬰ヘ短調 TWV40:11
31-33.ファンタジア 第11番ト長調 TWV40:12
34-37.ファンタジア 第12番ト短調 TWV40:13
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)

録音:2013年11月13.21日
歴史的楽器のリリースにこだわるATHENEレーベルの新シリーズ「The Great Violins」の第1集。 このシリーズのテーマは「歴史的に価値あるヴァイオリンを用いて様々な曲を演奏すること」にあり、時には何世紀も全く演奏 されていなかった貴重な楽器を用いての録音も予定されています。第1集では1570年製のアマティを使用。イギリスのヴァ イオリニスト、ピーター・シェパード・スケアヴェズは美しいフォルムを持つ楽器から崇高な音を紡ぎ出しています。演奏曲は、 テレマンの「ヴァイオリンのためのファンタジア」に加え、フルートのためのファンタジアのヴァイオリン編曲版という珍しいもの。曲 ごとに移り変わる美しい音色を存分にお楽しみください。
ATHENE
ATH-23204(2CD)
NX-B07
フローベルガー(1616-1667):チェンバロのための組曲集 第1集
【第1巻】
1-4.組曲 ハ長調 FbWV 612
5-8.組曲 ト短調 FbWV 618
9-12.組曲 変ホ長調 FbWV 631
13-16.組曲 ホ短調 FbWV 627
17-20.組曲 イ長調 FbWV 608
21-24.組曲 ニ短調 FbWV 602
【第2巻】
1-4.組曲 ト長調(マイヤー夫人に基づく) FbWV 606
5-8.組曲 ホ短調 FbWV 642
9-12.組曲 ハ短調 FbWV 619
13-16.組曲 ヘ長調 FbWV 604
17-20.組曲 イ短調 FbWV 615
21-24.組曲 ホ長調 FbWV 645
ギルバート・ローランド(Cemb)
アンドリュー・ウッダーソン復元、
2段鍵盤、フランス式チェンバロ(2005)
1750年グルマン(パリ)作チェンバロに基づく

録音:2018年7月23-25日
1946年、スコットランド生まれのチェンバロ奏者ギルバート・ローランド。現在ヨーロッパにおける最古参の一人です。 NAXOSレーベルからはソレールのチェンバロ・ソナタ全集とラモーのクラヴサン曲集、DIVINE ARTからはヘンデルの組曲を リリース、それぞれの作品が書かれた時代を深く追求した素晴らしい演奏は、どれも高く評価されています。ATHENEレー ベルには前作のマッテゾンに続く2回目の録音となり、今回はバッハに先行する重要な鍵盤音楽作曲家フローベルガーを採 り上げています。バロック時代の組曲形式の創始者とみなされているフローベルガーの組曲は、どれも4曲で構成されていま すが、内容は驚くほど多彩であり聴きごたえのあるものばかり。とりわけ変奏曲形式の楽章で楽想が展開していくさまが見 事です。

Guild Histolical
GHCD 3503(1CD)
グレゴリオ聖歌〜クリスマス&イースター ソレム・サン・ピエール修道院聖歌隊、
ジョセフ・ガジャール神父(指)

録音:1955年、ソレム・サン・ピエール修道院/モノラル
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
グレゴリオ聖歌の研究と演奏・録音によって世界的に知られている、フランス、ソレムのサン・ピエール修道院聖歌隊。彼らが残してきた膨大なグレゴリオ聖歌録音の中から、1955年に録音されたクリスマスの音楽とイースター(復活祭)の音楽、2つのLP音源がピーター・レイノルズのデジタル・リマスターで登場。

TOCCATA
TOCC-0516(1CD)
NX-B03
パレストリーナ:ミサ・シネ・ノミネ 6声
マルカントニオ・インジェニェーリ(1535-1592):Super
flumina Babylonis…世界初録音
パレストリーナ:Deus qui dedisti…世界初録音
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-キリエ…この版での世界初録音
 Judica me, Deus…世界初録音
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-グローリア
インジェニェーリ:Duo Seraphim clamabant…世界初録音
パレストリーナ:ミサ・シネ・ノミネ 6声-クレド
 Ricercar Quarti Toni…世界初録音
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-サンクトゥス
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-ベネディクトゥス
 Accepit Jesus Calicem…世界初録音
 .ミサ・シネ・ノミネ 6声-アニュス・デイ
 Ricercar Octavi Toni…世界初録音
 Unus ex duobus…世界初録音
 Tu es Petrus…この版での世界初録音
インジェニェーリ:Lauda Sion…世界初録音
ギャレス・ウィルソン(指)
ジェームズ・ミッチェル(Org)
ルーシー・モレル(Org)…
ケンブリッジ、ガートン・カレッジcho
ヒストリック・ブラス・オブ・ザ・ギルドホール・スクール・アンド・ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ(ジェレミー・ウェスト:コンサート・マスター)

録音:2018年7月12-14日
ガートン・カレッジ教会、ケンブリッジ
パレストリーナの6声のミサ「ミサ・シネ・ノミネ(無名のミサ)」は彼の生前から高く評価された曲であり、堅固で整然とした様 式(=パレストリーナ様式)と呼ばれるで書かれているために、バッハが古典派の様式を研究するために譜面を筆写、 編曲した作品として知られています。今回、ケンブリッジのガートン・カレッジ合唱団の演奏はミサ曲本体に、同時代の作曲 家インジェニーリの曲と、パレストリーナ自身による別の曲を組み込み、新たなミサ曲として再構成するという試みを行ってい ます。作曲当時、ミサ曲からはあらゆる世俗的要素を退けるようにという風潮の中で生まれた作品に、改めて様々な思想 を盛り込んだこのミサ曲は、現代ならではの味わいを持つ作品に生まれ変わっています。

ALTO
ALC-1382(1CD)
昔のイングランドのお下劣バラード/17世紀の歌と舞曲
Diddle Diddle or The Kind Country Lovers / The Fair Maid of lslington / Green Stockings
The Jovial Lass or Dol and Roger / Mundanga Was / Lady of Pleasure / The Old Wife
The Beehive / Blue Petticoats or Green Garters / The Gelding of the Devil
The Maid's Complaint for Want of a Dil Doul / Oyster Nan / The Frolic
The Husband Who Met his Match / The Jovial Broom Man / The Disappointment
The Lusty Young Smith / Greensleeves and Yellow Lace / The Jolly Brown Turd
Two Rounds: Tom Making a Manteau - When Celia Was Learning / Lady Lie Near Me
Oh How You Protest / A Ditty Delightful of Mother Watkin's Ale / Miss Nelly
シティ・ウェイツ
ルシー・スキーピング(指)

録音:1996年 
原盤:Musica Oscura
ALTO
ALC-1383(1CD)
「四季」&バロック名曲集
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」*
レモ・ジャゾット(1910-1998):アルビノーニのアダージョ
ヘンデル:歌劇「ベレニーチェ」序曲
バッハ:管弦楽組曲第3番 から アリア
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」から シバの女王の入場
パッヘルベル:カノン
パーセル:劇付随音楽「アブデラザール」から ロンド
パーセル:シャコンヌ ト短調
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV 1041 から 第3楽章*
ジェイミー・ラレード(Vn*、指揮)
スコットランド室内O

録音:1985年 
ライセンサー:Scottish Chamber Orchestra Ltd

Nimbus Alliance
NI-6369(1CDR)
ナチュラル・セレクション
伝承曲:私をほっといて/ドードーの飛行/ニール・ガウの哀歌/ラーキング/瓶の中の卵/ドードーの哀歌/コック・アット・サンライズ/1632年のドードーの鳴き声/煙草を消して/屋根上のドードー/セント・キルダ/トータッパー
ドードー・ストリート〔ピアーズ・アダムズ(リコーダー)、マレイ・グレインジャー(アコーディオン、アコーディナ)、マルコム・クリーズ(ベース)、アダム・サマーヘイズ(フィドル、マンドラ、メロディオン)、コーマック・バーン(バウロン、打楽器)
「ドードー・ストリート」は、300年前に絶滅したモーリシャス島の鳥ドードーの名を冠したエキサイティングなクインテット。「レッド・プリースト」のリーダーを務めるリコーダーのヴィルトゥオーゾ、ピアーズ・アダムズや、「悪魔のヴァイオリニスト、パガニーニの直系の子孫のようだ」とその超絶技巧を称えられたヴァイオリン&フィドル奏者アダム・サマーヘイズなどによる超絶妙技のオンパレードで、ワイルドなクレズマー、ジプシー・チューン、有名なアイルランドの旋律、古いスコットランドの結婚の歌、東ヨーロッパのリズムなどを網羅した、先駆的で愉しい野生の音楽が炸裂。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

RICERCAR
RIC-401(1CD)

NYCX-10068(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ一族の教会カンタータ
〜17世紀の教会コンチェルトから、大バッハの青年時代まで
(1685〜1750)
1. J.M.バッハ:ああ、そばにいてください、主イエス・キリスト
2. J.C.バッハ:主を畏れることは
3. H.バッハ:わたしはあなたに感謝します、神よ
4. J.M.バッハ:主よ、王はあなたの力を喜んで迎えます
5. J.C.バッハ:主よ、こちらを向いて慈悲をください
6-13. バッハ:キリストは、たとえ死の縄目に繋がれ BWV4
14. J.C.バッハ:天においても戦いがあった
【ヴォクス・ルミニス】
ズュジ・トート、カルステン・ヴィトマー、ステファニー・トゥルー、ビクトリア・カッサーノ(S)
ヤン・クルマン、ダニエル・エルヘルスマ(C.T)
フィリップ・フレーリガー、ロベルト・ブックラント、ピーテル・ド・モール(T)
ゼバスティアン・ミルス、リオネル・ムニエ、マシュー・ベイカー(Bs)
トゥオモ・スニ、ヤツェク・クジトウォ(Vn)
ヨハンネス・フリッシュ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ラケル・マサダシュ、アンティーナ・フゴソン(Va)
ブノワ・ファンデン・ベムデン(ヴィオローネ)
ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン)
ルドルフ・レーリンク、モーリッツ・ゲルク、
ティボル・メーサーロシュ、ビェルン・カーデンバッハ(Tp)
ミヒャエル・ユエン(ティンパニ)
バルト・ヤーコプス(Org)
リオネル・ムニエ(音楽監督)

録音:2018年9月ジェディンヌ聖母教会(ベルギー南部ナミュール地方)
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
全員ソリスト級の少数精鋭で聴くからこそ、バロックの声楽曲はその本来の魅力が生きてくるもの。ヨーロッパ古楽界の最前線 をゆく精鋭集団ヴォクス・ルミニス最新盤は、大バッハの青年時代にいたる、バッハ一族の名匠たちの作品を通じての教会カン タータ史をひもとく充実企画です。シュッツやシャイトらを経て、バッハ一族のモテット集(RIC347)も制作した経験を活かし、演 奏編成は妥協なく17世紀流儀を徹底。各パート最大2人、大半はソリスト編成でわかりやすく音の綾を伝えてゆくスタイルが 活きるのは、演奏者が一人残らず手練の名手だから。大バッハも若い頃憧れたヨハン・クリストフ・バッハをはじめ、3人の先達の 作品にはトランペットやティンパニまで動員される大作も含まれ、曲ごとに異なる編成が17世紀音楽の面白さを伝えてやみませ ん。その末に聴くバッハ最初期の教会カンタータ第4番では、合唱中心のカンタータ解釈とは全く違った「17世紀生まれの青年 バッハ」の姿を垣間見せてくれる仕上がりに驚かされることでしょう。国内仕様では歌詞全訳とともに詳細解説の日本語訳が添 付されます。

Capriccio
C-5363(1CD)
NX-B07
シュルツ/ヴァイゼ:鍵盤楽器のための作品集
ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ(1747-1800):ソナタ 変ホ長調 Op.2
 6つのさまざまな小品集 Op.1
クリストフ・エルンスト・フリードリヒ・ヴァイゼ(1774-1842):主題と変奏
クリスティーネ・ショルンスハイム(フォルテピアノ)
メルヒオール・グアンテ、ミュンスター/ヴェストファーレン 1800年頃

録音:2012年12月1-2日
チェンバロやフォルテピアノを自在に操り、バロック音楽の演奏における第一人者としての地位を確立しているクリスティー ネ・ショルンスハイム。彼女は16世紀から19世紀の文献、楽譜の研究者でもあり、知られざる作曲家の作品紹介を積 極的に行うことでも知られています。 今回、彼女が演奏しているのはデンマークで活躍した2人の師弟作曲家の作品集。シュルツはドイツ、リューネブルク出 身。活動の初期はベルリンで指揮者を務め、やがてコペンハーゲンに拠点を移し宮廷カペルマイスターとして数多くの作 品を作曲、ベルリンに戻るまで王に仕えた人です。かたやヴァイゼは、ハンブルクのアルトナ出身の作曲家。教育を受け るためにコペンハーゲンに移り、シュルツに師事し才能を開花させます。オルガニストを経てコペンハーゲンの宮廷作曲家 に任命され、亡くなるまでこの地で活躍した人です。バロック期から古典派へと移り変わる作風にもご注目ください。

CPO
CPO-555283(1CD)
X-B10
シャルパンティエ:LES PLAISIRS DE VERSAILLES ヴェルサイユの愉しみ
(1682)
Les Arts Florissants 花咲ける芸術
テレサ・ワキム(S)
ヴァージニア・ウォーンケン(Ms)
ジェス・ブルムバーグ(Br)
ジェイソン・マクストゥーツ(T)
アーロン・シーハン(T) 他
ポール・オデット(指)
スティーヴン・スタッブス(指)
ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
ボストン古楽音楽祭室内アンサンブル

録音:2019年1月27日-2月4日ゼンデザール、ブレーメン
バロック期のオペラに関する優れた演奏が評価され、2015年にグラミー賞を受賞したオデットとスタッブス率いるボストン古楽 音楽祭アンサンブル。2019年の最新作はシャルパンティエの有名2作品です。どちらもルイ14世に関連のある作品で「ヴェ ルサイユの愉しみ」はディヴェルティスマンと呼ばれる声楽曲。音楽の女神、会話の女神、饗宴の神らが集い歌い交わす典 雅な作品です。「花咲ける芸術」は牧歌劇であり、こちらも擬人化された芸術たちが討論し、最後はルイ14世の功績を讃 えるという内容。少人数の器楽アンサンブルと歌手たちのすぐれた演奏は、18世紀の王宮の雰囲気をあますことなく伝えて います。なかでも2つの作品で重要な役割をなすワキムの歌唱が見事です。
CPO
CPO-555123(1CD)
NX-B02
ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655):Opitianischer Orpheus オピシアン・オルフェウス(1642)-マルティン・オーピッツの詩による歌曲集 イナ・ジードラチェク(S)
ヤン・コボウ(T)
ユナイテッド・コンティヌオ・アンサンブル

録音:2016年10月6-8日
「ドイツ語浄化運動」に参加し、バロック文学の理論的思想者として同時代の芸術家たちに大きな影響を与えたドイツの 詩人マルティン・オーピッツ。友人に勧められてオーピッツの書を読んだ作曲家キンダーマンは、ここからテキストを選び美しい 音楽を付けました。キンダーマンはこの歌集を「Musical Delights=音楽の喜び」と呼び、嘆かわしい時代であっても、聴き 手に知的な刺激と喜びを伝えたいと考えました。そこで、彼の曲を聴くために集まった人々にテキストが素直に伝わるように、 全体的に過度な装飾を付けることをせず、すべてを簡潔な歌に仕上げています。その多くは愛の喜びと悲しみがテーマで、 時に牧歌的な歌もありますが、ほとんどの内容はつつましく、幾分宗教的な荘厳さも備えています。また、器楽の伴奏は簡

Resonus
RES-10240(2CD)
NX-C08
F.クープラン:クラヴサン組曲 第4巻
【CD1】
第20組曲
1.マリー王妃-ポーランド風の歌
2.道化(全曲に続くポーランド風の歌)
3.かわいい子供、または愛らしいラジュール
4.クルイリ、またはクープラン嬢
5.利口なマドロン/
6.優しいジャヌトン
7.セジル夫人/8.タンブラン
第21組曲
9.慕わしき王妃/10.跳躍
11.クープラン/12.ハープ型
13.小さな皮肉屋
第22組曲
14.トロフィー-トロフィーの続きの歌
15.夜明け(アルマンド)
16.うなぎ/17.足がらみ
18.交差するメヌエット/19.奇術
第23組曲
20.大胆な女
21.編み物をする女たち
22.女道化師/23.デロスのゴンドラ
24.羊の足を持つサチュロス
第24組曲
25.大殿様(荘重なサラバンド)
26.若殿様、旧若様
【CD2】
第24組曲(続き)
1.毒槍/2.花飾り
3.がらくた
4.見事な犬、またはおどけた恋
5.美しいおしゃべり女、旧題スペインの王女
6.二重生活者(パッサカリアの動き)
第25組曲
7.空想にふける女
8.神秘的な女
9.モンフランベール夫人
10.勝利したミューズ
11.さまよう亡霊たち
第26組曲
12.病み上がりの女/13.ガヴォット
14.ソフィ/15.とげのある女
16.パントマイム
第27組曲
17.上品な女/18.けしの実
19.中国風/20.頓智
ギジェルモ・ブラケッタ(Cemb)
パスカル・タスキン(1769)によるキース・ヒル
復元モデル(2010)

録音:2018年9月3-6日St Peter & St Paul, Church Hanborough, Oxfordshire
フランス・バロック期を代表する作曲家フランソワ・クープラン。彼の作品の中で重要な位置を占めるのが4巻からなる「ク ラヴサン(Cemb)組曲」です。各々の巻にはには50曲ほどの小品が含まれており、いくつかの組曲(オルドル)に分け られ、多くの曲には象徴的なタイトルが付されています。このアルバムはResonusレーベルにおけるクープラン鍵盤作品 全集の第1作目にあたるもの。第4巻はクープランの晩年、1730年頃に作曲されており、健康状態の悪化と戦いなが らも優雅で生き生きとした音楽に溢れています。ギジェルモ・ブラケッタは音楽研究者としても高い評価を受ける演奏 家。古楽アンサンブル「ファンタスティクス」の創設メンバーとしても活躍するヴェテランです。

INVENTA
INV-001(2CD)
NX-C08
ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):8声、10声、12声、16声、20声のモテット集
【CD1】
1.Dixit Dominus 主は言われた 12声
2.Nunc dimittis 今こそ主よ、僕を去らせたまわん 8声
3.ゼクエンツィア:Grates nunc omnes 全てに感謝
4.Angelus ad pastores ait 天使が羊飼いに言った 12声
5.Ecce Dominus veniet 見よ、主が来られる 8声
6.Decantabat populus 人々は歌った 20声
7.Kyrie summum キリエ・スンムム
8.Gloria summum グロリア・スンムム
【CD2】
1.Laudate Dominum 主を崇めよ 8声
2.Sanctus summum サンクトゥス・スンムム
3.Agnus Dei summum アニュス・デイ・スンムム
4.Iubilate Deo 神を喜びたたえよ 12声
5.Ecce quam bonum Ecce quam bonum 8声
6.Levavi oculos meos 御身に向かいてわれ 10声
7.ゼクエンツィア:Victimae paschali laudes
復活のいけにえに
8.Exsultate iusti 神に従う者よ 喜び歌え 16声
アラミレ(アンサンブル)
ヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ&コルネッツ
スティーヴン・ファー(Org)
デヴィッド・スキナー(指)

録音:2018年9月11-13日Augustine's Church, Kilburn,London…合唱・アンサンブル
2019年1月5日Roskilde Cathedral, Denmark…オルガン・ソロ
北ドイツ、後期ルネサンス時代の作曲家ヒエロニムス・プレトリウス。宗教音楽の書き手として知られており、なかでも数 多くのモテットは当時の北ドイツにおける“最も進歩的な様式=ヴェネツィア楽派の複合唱様式”が用いられており、8 声部から20声部による複雑なアンサンブルは、この時代の演奏家たちの優れた技術を証明するものにもなっています。 このアルバムでは美しいモテットの間にコルネットとサックバット、オルガン曲を併せ、プレトリウスの創造性を表明していま す。アンサンブル「アラミレ」の精緻な合唱だけではなく、デンマークのロスキレ大聖堂の荘厳なオルガンの音色もお楽しみ いただけます。

ACCENT
ACC-24360(3CD)
ユングヘーネル〜ACCENT名録音集1978-1980イタリアのリュート音楽
【CD1】
カプスベルガー:トッカータ第1番/ ガリアルダ第1番/ トッカータ第1番 / ガリアルダ第4番/ トッカータ第5番/ ガリアルダ第2番、第7番 / コレンテ第12番/ トッカータ第7番/ カンツォーネ第1番 / トッカータ第5番/ トッカータ第4番
ピッチニーニ:トッカータ第1番/ リチェルカーレ第1番/ パッサカリア / コレンテ第5番/ トッカータ第11番 / トッカータ第8番/ コレンテ第6番/ トッカータ第12番 / パルティータ / トッカータ第13番/ ガリアルダ第3番 / コレンテ第10番/ トッカータ第2番
ドイツのリュート音楽
【CD2】
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001より アダージョ / フーガ BWV1000 / リュート組曲 ハ短調 BWV997
ヴァイス:カイェタン男爵の死によせるトンボー / リュート組曲 ニ短調
【CD3】
ヴァイス:リュート組曲 ハ短調 / 前奏曲とフーガ ハ長調 / リュート組曲 ト短調
コンラート・ユングヘーネル(Lute)

録音:【CD1】1980年6月、【CD2】1978年9月、【CD3】1979年9月
リュートの巨匠として、またカントゥス・ケルンのリーダーとして古楽界に多大な影響を及ぼしたユングヘーネル。過去音源からリュート独奏の名演を集めた3 枚組が登場します。イタリアとドイツの精粋が味わえるプログラムで素晴らしい演奏をお楽しみください。
バッハのフーガBWV1000は、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001のフーガのリュート版です。ユングヘーネルはBWV1001のアダージョもリュー トで弾いていて、ひとつながりの音楽として聴けるようになっています。大変な技巧を感じさせない手腕も流石です。他にもヴァイスやカプスベルガー、ピッチニー ニと聴き応えある名品を網羅できる魅力的な収録内容となっています。 (Ki)
ACCENT
ACC-24359(1CD)
無伴奏フルート作品集
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
オトテール:3つの歌とドゥーブル
ヴァイス:リュート組曲 ト長調(フルート版)
ヴィヴァルディ/ルソー編)):『春』
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ イ短調 H.562 / W.132
フィッシャー:メヌエットと変奏
バルトルド・クイケン( フラウト・トラヴェルソ )

録音:2000年10月
ACC20144として発売されていたものの廃盤となっていたタイトルが品番を変えて復活しました!CD1枚まるごとバルトルド・クイケンの無伴奏が聴ける名 盤です。メインとなるのはバッハの無伴奏ソナタ。貫録ある佇まいで多層的な旋律を吹いてゆくバルトルドの至芸は必聴です。注目トラックは思想家ルソーが編曲 したヴィヴァルディの『春』。ほぼヴァイオリンの旋律をなぞる編曲ですが、勘所で単調さを避けるためオクターヴ移動を取り入れたりと、フルート1本のためにしっ かりと書き換えられています。またフルートの名手でもあったフリードリヒ2世の宮廷に勤めたC.P.E.バッハの無伴奏ソナタは父親と同じイ短調が選択されつつも、 書法の違いが明白で技巧も冴えわたり新時代を感じさせる楽曲となっています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0451(1CD)
NX-B03
フアン・カバニリェス(1644-1712):オルガンとチェンバロのための21作品
ティエント第57番イタリア風 第1旋法による
…新復元版による世界初録音
ティエント第107番右手のための 第6旋法による
…新復元版による世界初録音
ティエント第89番右手のための 第8旋法による
ティエント第40番左手のための 第3旋法による
…新復元版による世界初録音
第1旋法による12のベルソ
ティエント第46番両手のための
ソによる第2旋法…新復元版による世界初録音
ティエント第26番全部で 第1旋法による
フォリアの違い 第1旋法による
ティエント第30番全部で 第1旋法による
ティエント第81番両手のための 第4旋法による
ティモシー・ロバート(Org、Cemb)

録音:2017年5月30-31日 サン・ジャウメ教会 ビラ=レアル、バレンシア、2015年11月17日 マイケル・ジョンソン・ワークショップ、フォントメル・マグナ、2004年8月7日 パリッシュ教会、バニャルブファール、マヨルカ
スペインのオルガン奏者,作曲家カバニリェス。 1665年以降バレンシア大聖堂のオルガニストを務める傍ら多くの作品 を残しました。とりわけオルガンのための作品は、同時代のブクステフーデに匹敵するほどの完成度を誇り、ルネサンス以 来のスペイン鍵盤音楽の流れを集約したとされる大家です。1927年から彼の作品の出版が始まりましたが、あまりにも 数が多いため、いまだ全集の完成には至っていません。このアルバムはカバニリェスの鍵盤作品第3集であり、名手ティモ シー・ロバートがオルガンとチェンバロを弾き分け、カバニリェスの複雑な書法による色鮮やかな曲を再現することに成功し ています。

ARCANA
A-461(1CD)

NYCX-10055(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ヘンデル、ニコラ・ポルポラ(1686〜1768):歌劇からの作品集
ポルポラ:アリア「海を統べる神よ」〜歌劇『ナッソ島のアリアンナ』(1733)
ポルポラ:レチタティーヴォ「甘美といえば、夕暮れに高台で」/
アリア「かの万能なる腕により」〜オラトリオ『ダヴィデとベルサベア』(1734)
ポルポラ:『ポリフェーモ』序曲〜歌劇『ポリフェーモ』(1735)
ルポラ:アリア「この手に受けるのは」〜二重唱カンタータ『カルカンテとアキッレ』
原曲…歌劇『アウリーデのイフィゲニア』(1735)
ヘンデル:アリア「不実なる戯れで」〜歌劇『アリオダンテ』(1735)
ポルポラ:アリア「喜びを切に待ち望み」〜歌劇『ポリフェーモ』(1735)
ヘンデル:『アリオダンテ』舞踏組曲〜歌劇『アリオダンテ』(1735)
ポルポラ:アリア「玉座から立ち上がれ」〜歌劇『ミトリダーテ』
ヘンデル:レチタティーヴォ「人でなしの兄弟、暴虐なる母」/アリア「苦々しき涙のうちに」〜歌劇『トローメオ』(1728)
ポルポラ(ヘンデル編):アリア「ふいに降り注ぐ雷が」〜歌劇『ウッティカのカトーネ』(1732) 原曲…ポルポラ:歌劇『ポーロ』(1731)
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(Ms)
ル・コンセール・ド・ロステル・デュー(古楽器使用)
フランク=エマニュエル・コント (チェンバロ、総指揮)

録音:2018年6月27〜30日、ランテルヌ新教教会、リヨン
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳、補筆:白沢達生
ファジョーリやサバドゥスらカウンターテナーの大物が相次いで来日、ますます注目度が高まるバロックオペラ界隈ではもはや「傑作 を書いたのはヴィヴァルディやヘンデルだけではない」ことは常識。ナポリ楽派でもとくにポルポラ(2019年は生誕333周年)への 強い関心の高まりは近年いよいよ明らかなところ、イタリアの名門古楽レーベルArcanaからも鮮烈な新録音が登場! フランス 屈指の古楽拠点リヨン発、民俗音楽など他分野のミュージシャンとの共演も数多い異能集団ル・コンセール・ド・ロステル・ デューによる、商売敵多き18世紀ロンドンでいかにポルポラがヘンデルと張り合ったかを厳選選曲で示す充実アリア集です。独 唱はバロック・オペラからロッシーニへ、ドヴォルザークへ、ロータへ……と驚くほど広範な対応力で数年のうちに欧州歌劇界の第 一線に躍り出てきた才人ブリデッリ! 「対決」をイメージしたジャケットの美しさとあいまって、古楽器演奏の新境地を印象づけ てくれそうな1枚。国内仕様は解説・歌詞訳付です。

RICERCAR
RIC-400(1CD)

NYCX-10057(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ヤーコプ・プレトリウス(1586〜1651)、メルヒオール・シルト(1592〜1667):オルガン作品集
ヤーコプ・プレトリウス:「すべての人間に背を向け」
 「天にまします我らが父よ」
 プレアンブルム (ヘ長調)
 コラール・ファンタジア「アダムの堕落により人みな罪に染まり」
メルヒオール・シルト:「救いの主、神の唯一の子」
 プレアンブルム (ト長調)
 第1旋法によるマニフィカト
ベルナール・フォクルール(Org)
使用楽器:リューベック聖ヤーコプ教会、ヒルデブラント工房により
フリードリヒ・シュテルヴァーゲン1636〜37年改修時の状態に修復(1978)

録音:2018年11月、聖ヤーコプ教会、リューベック
【国内盤】
解説日本語訳・補筆:白沢達生
20世紀末に制作したバッハ・オルガン作品全集が、自然かつ的確な演奏解釈によって日本でも絶大な人気を誇るベルナー ル・フォクルールは、バッハ以前の巨匠たちにも深い敬愛を注いできた名手。トゥンダー、ヴェックマン、シャイデマン、ブクステフーデ ……と、彼が単体アルバムで録音してきた作曲家たちこそが真に注目すべき存在であるといってもよいでしょう。本盤のヤーコ プ・プレトリウスは北方の音楽拠点ハンブルクの大家のひとり(『テルプシコーレ』のミヒャエル・プレトリウスとは全く無縁)、メルヒ オール・シルトもその同世代に属する名匠で、どちらも「オルガン奏者一族の家系」に属する重要人物。17世紀前半、ブクステ フーデ前夜のドイツ北方に花開いたオルガン芸術を、当時のたたずまいを伝えるリューベックの歴史的オルガンでじっくり楽しめま す。解説も充実、国内仕様は日本語訳付です。

Linn
CKD-608(1CD)
NX-B09

NYCX-10052(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ウィリアム・バード:『大礼拝音楽』とアンセム〜英語による宗教合唱曲集
大礼拝音楽(グレート・サーヴィス)
おお神よ、驕れる者たちがわたしに歯向かい
信仰告白/ファンタジアBK
喜び歌え(詩篇第81篇)
マリアの讃歌(マニフィカト)
シメオンの讃歌(ヌンク・ディミティス)
高きにあれ、神よ
オディッシアン・アンサンブル(古楽声楽集団)
アンジェラ・ヒックス、エミリア・モートン、ゾエ・ブルックショウ、エイミー・ウッド(S)
ダニエル・コリンズ、デイヴィッド・グールド、サイモン・ポンスフォード、ケイト・シモンズ=ジョイ(C.T)
スティーヴン・ハロルド、ヒューゴー・ハイマス(T)
ウィリアム・ゴーント、ジェイムズ・ハリデイ(Bs)
クリスティアン・ウィルスン(Org)
コーム・カーリー(総指揮)

録音:2018年1月6〜8日、ロンドン、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳、補筆:白沢達生
ネーデルラントの巨匠ラッススと数年違いで生まれ、初期バロックの立役者カッチーニよりも数年後まで生きた英国ルネサンス期 最大の巨匠ウィリアム・バード。彼が自身カトリック信徒でありながら、ラテン語の教会音楽のみならず英国国教会向けに英語 歌詞の礼拝楽曲を多数残したことは見過ごせません。タリス・スコラーズやモンテヴェルディ合唱団、ザ・シックスティーンなどで活 躍してきた実力派ばかりが居並ぶ少数精鋭集団を、ダブリン生まれの才人コーム・カーリーが率いて織り上げる最新録音は、そ んなバードの英語歌詞作品を厳選、その粋を本場・英国の感覚そのままに伝える充実企画!音楽学の進展に伴い、清教徒 革命以前は低音部を充実させた独特のオルガン伴奏がなされていたことが判明、その説に従いオルガンを的確に盛り込んだ演 奏解釈も注目に値します。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-007(1CD)

NYCX-10054(1CD)
国内盤仕様
税込定価
エスプリ=ジョゼフ・アントワーヌ・ブランシャール(1696〜1770):テ・デウム、
フランソワ・コラン・ド・ブラモン(1690~1760):テ・デウム
高橋美千子(ドゥシュ〔ソプラノ〕)
セバスティアン・モンティ、ロマン・シャンピオン(オートコントル〔高音部テノール〕)
シリル・コスタンゾ(バス=ターユ〔バリトン〕)
マルグリット・ルイーズ合唱団
ストラディヴァリア(古楽器使用)
ヴィルジニー・デシャルム(ヴァイオリン/コンサートミストレス)
クレマン・ジョフロワ(Org)
ジョスリーヌ・キュイエ(クラヴサン)
総指揮:ダニエル・キュイエ
録音:2018年6月30日、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳、補筆:白沢達生
壮麗なオーケストラを伴う傑作が多い祝賀の讃歌『テ・デウム』。古くはシャルパンティエやリュリの傑作もあるところ、オーケストラ が発達してきた18世紀半ばの作品はさらなる豪奢な響きがたまりません。ヴェルサイユ宮殿の催事チームが本格的に携わり制 作を進めたこの最新新譜はまさにルイ15世時代の2傑作を収録。どちらの仕上がりに軍配をあげるかで王室が割れたほどの、 ラモー全盛期のオーケストラ語法を最大限に活かしたいずれ劣らぬ名品です。宗教否定のフランス大革命がなければ、19世 紀以後も延々演奏されていたに違いないクオリティを見出したのは、フランス中部の古都ナントに本拠を置き、40年以上にわた る活動期間を通じて本家ラ・フォル・ジュルネにも例年出演してきた古楽器集団ストラディヴァリア!少数精鋭の合唱とのバラン ス良い駆け引きが、スリリングに生の18世紀フランスの響きを伝えます。


Delphian
DCD-34214(1CD)

国内仕様盤
PDCD-34214(1CD)
税込定価
カルボネッリ:ヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ集 Vol.2
ヴィヴァルディ:協奏曲変ロ長調 RV.366 「カルボネッリ」
ジョヴァンニ・ステーファノ・カルボネッリ(1694−1773):ソナタ第7番、ソナタ第8番(世界初録音)、ソナタ第9番(世界初録音)、ソナタ第10番、ソナタ第11番(世界初録音)、ソナタ第12番
ボヤン・チチッチ(バロックVn)、
イリュリア・コンソート
レイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックを筆頭に、フロリレジウムやアルカンジェロ、エンシェント室内O、EUバロックOのコンサートマスターや中心メンバーとして活躍する古楽界のライジング・スターであり、新世代のバロック・ヴァイオリニストの旗手の1人、ボヤン・チチッチ。17〜18世紀の知られざる音楽を探究するために自身が結成したピリオド・アンサンブル、イリュリア・コンソートとの録音第1弾となった、18世紀のコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジョヴァンニ・ステーファノ・カルボネッリ(1694−1773)の「室内ソナタ集(第1番〜第6番)〔PDCD-34194〕」は、レコード芸術「準特選盤」、英BBCミュージック・マガジン「チェンバー・チョイス」、英プレスト・クラシカル「2017年度年間最優秀レコーディング」に選ばれるなど大成功を収め、チチッチは「新たに発見された音楽を求める幅広い聴衆がいることがわかった」と語っています。第1弾の成功を受け、残りの6曲(第7番〜第12番)を収録した第2巻がついにリリース。イタリア出身、ロンドンで活躍し、ワイン商としても名声を築いたという偉才カルボネッリの知的で繊細な作品は、彼が単なる「コレッリの追従者」や「ヴィヴァルディの同世代人」ではないことを証明します。カルボネッリの名が冠されたヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV.366が併録されている点も嬉しいポイントです。

Hanssler
HC-18014(1CD)
バッハ一族のモテット集
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):モテット『我は臥して眠る』
 モテット『目覚めよ、と呼ぶ声あり』
ヨハン・クリストフ・アルトニコル(1720-1739):モテット『汝、その道を命じたまえ』
 モテット『いざ、もろびと神に感謝せよ』
シュトゥットガルト室内cho
フリーダー・ベルニウス(指)

録音:2018年6月15-17日/ゲッティンゲン教会(ドイツ)
ヨハン・セバスティアン・バッハの五男、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ(1732-1795)は、ビュッケブルクの宮廷音楽家となったため「ビュッケブ ルクのバッハ」の名でも知られる作曲家。古典派の作風による多くの器楽曲を残しましたが、ここに収録された2つのモテットは彼の代表作に数えられ、 とりわけ『目覚めよ、と呼ぶ声あり』は父ヨハン・セバスティアンの教会カンタータ第140番 BWV140と同一コラールを用いた作品としても知られてお ります。
一方、ヨハン・クリストフ・アルトニコル(1720-1739)は大バッハの弟子にして娘エリーザベト・ユリアーナ・フリーデカ(1726-1781)の妻となっ たオルガニスト、作曲家。大バッハの没後、大バッハの息子ゴットフリート・ハインリヒを引き取るなど、生前大バッハからの信頼も厚く、またアルトニコ ルの作品を褒めていたと言われています。しかし、今日にいたるまでほとんど演奏されておらず当録音は非常に貴重と言えます。鍵盤楽器及び作曲を学び、 自身がバス歌手として大バッハを手助けしていたアルトニコルの作曲したモテットをこれまで数多くの合唱曲を録音してきたベルニウスが細やかで美しく演 奏しております。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1562B(2CDR)
トレッリ:12の合奏協奏曲集 Op.8 ラインホルト・バルヒェット(Vn)
ヴィル・べー(Vn) 
ヘルマ・エルスナー(Cemb)
ロルフ・ラインハルト(指)
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ弦楽O

録音:1954年
※音源: Pathe-Vox DL 113
Forgotten Records
fr-1586C(2CDR)
デゾルミエール〜バロック以前の音楽集
(1)ラモー (デゾルミエール編):「遍歴の騎士」組曲第1番/第2番
(2)ラモー(ダンディ編):「イポリートとアリシー」
(3)ドラランド(1657-1726):王宮の為のサンフォニー
(4)カンプラ(デゾルミエール編):「優雅なヨーロッパ」より
(5)ジェルヴェーズ(デゾルミエール編):16世紀のダンスリー
(6)クロード・ル・ジュヌ(デゾルミエール編):第2ファンタジー
(7)モンテクレール(デゾルミエール編):「ジェフテ」より
(8)クープラン:「比類なきリュリ氏」[1948年]
(9)リュリ:「アルセスト」 〜地獄の情景
(10)ラモー:「ダルダニュス」 〜イフィーズのアリア[1951年]
(11)グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」 〜情景
(12)グレトリ(1741-1813):歌劇「獅子心王リチャード」〜アリア
(13)モンシニー(1729-1817):歌劇「脱走兵」〜管弦楽抜粋[1946年]
クロディーヌ・ヴェルヌイユ(S)
ジュヌヴィエーヴ・モワザン(Ms)
フロール・ヴァン(S)
レイモン・アマード(T)
オデット・トゥルバ=ラビエ(S)
アンリ・メルケル、ジョルジュ・アレ(Vn)
マルセル・ド・フレシュヴィル(Vc)
エメ・ヴァン・ド・ヴィール(Cemb)
リュシアン・ロヴァノ(Bs)
アルダ・マンディキアン(S)
ベルナール・デュミニ(Bs)
ロジェ・デゾルミエール(指)
アンサンブル・オルケストラル・ド・ロワゾリール
ニュー・ロンドンO
ファーム・ストリート・シンガーズ、他

録音:(1)1938年、(2)1946年、(3)1946年、(4)1946年、(5)1948年、(6)1948年、(7)1946年、(8)1948年、(9)1951年、(10)1951年、(11)1951年、(12)1951年、(13)1946年
※音源:SP
Forgotten Records
fr-1593(1CDR)
ヴェイロン=ラクロワ他〜バッハ&ヴィヴァルディ
J.C.バッハ:ピアノ協奏曲ヘ短調*/イ長調*
バッハ(ヴェイロン=ラクロワ編):フルート組曲 ハ長調 BWV.997 #
ヴィヴァルディ(ヴェイロン=ラクロワ編):フルート,オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットの為の協奏曲 ト短調+
フルート・ソナタ.二短調 RV.49 #
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(P;*/Cemb)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O*
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)#/+
ピエール・ピエルロ(Ob)+
ロベール・ジャンドル(Vn)+
ポール・オンニュ(Fg)+

録音:1955年2月6日* /1953年#/+
※音源: Les Discophiles Français, DF 156 *、BAM, LD 01

OMF
KCD-2072(1CD)
税込定価
ラ・モッラ〜ドゥルチェード
作者不詳:ダンツァ・アモローザ-トロット
ジャコミ・サンレーシュ:待てば希望が慰めてくれる
作者不詳:頑なに拒まれて
作者不詳:若々しいお姿をなぜ隠すのですか?
フランチェスコ・ランディーニ:愛の神に願う
マッテオ・ダ・ペルージャ:僕は一人で歩いて行こう
作者不詳(M. ゴントコ編):シャンソネッタ・テデスカ
ヘンリクス・ヘスマン・デ・アルジェントラート:慈悲深い星
ヨハネス・アラヌス:なんと美しきおとめ/私の心
ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ:平和/ヤコブ/恐ろしさ
フランク:女王の楽音
ジョン・ベディンガム:私の心の喜びよ
作者不詳:新年よき日のよき贈り物
作者不詳 (G. バンショワ原曲):私の悪口を言いたい者は
ロバート・モートン:彼はあなたのために戦うだろう/武装した人
ブルゴーニュ公シャルル豪胆王:貴い方、あなたは私をこれほどに焦がれさせる
作者不詳:大いなる憧れ
ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ:古いレオンチェッロ
グリエルモ・エブレオ・ダ・ペーザロ:プティ・リアン
アレクサンダー・アグリコラ:盲目の人は色を見分けられない
リーナ・マルティ(クラヴィシバルム)
ミハウ・ゴントコ(中世リュート)
西山まりえ(中世ハープ

録音:2018年4月25日-27日山梨市花かげホール
録音フォーマット:24bit 192kHz
初回限定デジパック仕様
当時良質な音楽を記述する際に用いられた ラテン語『dulcedo』=『sweetness』=『甘美』。 最古のチェンバロと言われるクラヴィシンバルム、中世リュー トと中世ハープは独特の繊細なる音色として人々に愛されて いました。 このプログラムではその魅力的な音の宇宙を追求。

Dynamic
CDS-7818(1CD)
NX-B03
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):フルートとヴァイオリンのための6つの二重奏曲
二重奏曲 第1番変ロ長調 BI256
二重奏曲 第2番ハ長調 BI254
二重奏曲 第3番ハ長調 BI246
二重奏曲 第4番ニ長調 BI248
二重奏曲 第5番ホ短調 BI250
二重奏曲 第6番ハ長調 BI245
マリオ・カルボッタ(Fl)
マリオ・ホッセン(Vn)

録音:2018年2月3-4日
Auditorium RSI,Lugano
世界初録音
イタリア、バロック時代の作曲家アレッサンドロ・ロッラ。ミラノでヴァイオリンとヴィオラを学び、15歳のときに自身が作曲した協奏曲 のソリストとしてデビューを飾り、喝采を浴びました。その後はパルマの王立Oなどで弦楽器奏者として活躍、1802年か ら1833年にはミラノ・スカラ座のコンサートマスターを務めています。教師としても高名で、短期間パガニーニを指導したとも言わ れています。 彼の作品のほとんどは弦楽器のために書かれたものですが、このアルバムには珍しいフルートとピアノのための作品が収録されて おり、これらは世界初録音です。バロック期特有の優雅な作風が楽しめる興味深い曲集です。 演奏しているカルボッタとホッセンはどちらもDynamicレーベルを代表する奏者たち。とりわけ一連のパガニーニのアルバムで知ら れるホッセンの表情豊かな演奏が聴きどころです。
Dynamic
CDS-7824(1CD)
NX-B03
タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 第3集
ソナタ ロ短調 B.h2
.ソナタ イ短調 B.a5
ソナタ ニ長調 B.D7
ソナタ ト長調 B.G11
ソナタ ヘ長調 B.F1
ソナタ ト長調 B.G7
チルトミール・シスコヴィッチ(Vn)
ルカ・フェッリーニ(Cemb)

録音:2000年4月19-21日
ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」で知られるバロック時代の作曲家タルティーニ。ヴァイオリンの名手であった彼が残した作品 は、ほぼ全てがヴァイオリンのために書かれたものであり、それは協奏曲であったり、無伴奏であったり、このアルバムのような通奏 低音付きのソナタであったりと、どれも楽器の特性を生かした高い技巧が要求される曲ばかりです。 このアルバムで演奏しているシスコヴィッチとフェッリーニの2人は、どちらもこの時代の作品に精通している演奏家。トリエステで生 まれたシスコヴィッチはタルティーニ高等音楽院を卒業、古楽アンサンブルやオーケストラと共演し高く評価されています。フェッ リーニはピアノとチェンバロ、どちらも操る演奏家であり、やはり室内楽アンサンブルで広く活動するほか、コンサートピアニストとし ても活躍しています。2人の息のあった演奏から生まれた見事なタルティーニをお聴きください。

En Phases
ENP-006(1CD)
モンテヴェルディから現代まで、音楽による手紙を集めて
アット・メラーニ(1626-1714):「書け、悲しげな瞳よ」 Scrivete occhi dolenti
フレスコバルディ:「ラ・フレスコバルダ」よりアリア (フレスコバルディの名で知られたるアリア/器楽)
Aria detta La Frescobalda
.ストラデッラ(1639-1682):「真っ白な紙の上に」〜『ご婦人への残酷な手紙』より
Lettera a Bella Donna Crudele - Sopra candido foglio
カプスベルガー(1580-1651):「どのように生きることができようか」(器楽) Com’esser puo〜カルロ・ジュズアルド(1566-1613)のマドリガルによる
フレスコバルディ:「行け、愛の手紙よ」 Vanne, o carta amorosa
ヴァンサン・ブショ(1966-)/ミシェル・ビュトール(1926-2016) 詩:ツイッター Twitter
モンテヴェルディ:「私の憔悴したまなざしが」〜『愛の手紙』より
Lettera amorosa - Se i languidi miei sguardi
フレスコバルディ:カンツォン第5番(器楽) Canzon quinta
マリオ・アントニオ・ネグリ( ?-1624):「この痛ましき流儀」〜『ほかの男の元へと去った女への詩』
Rime mandate alla sua Donna - Queste dogliose stille
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):トッカータ第4番(器楽) Toccata quarta
マリオ・アントニオ・ネグリ:「この真白な紙に」〜『ほかの男の元へと去った女への詩』
Rime mandate alla sua Donna - In queste bianche carte
カリッシミ:「書け、悲しげな瞳よ」 Scrivete occhi dolenti
スカルラッティ:ソナタ 89 (器楽)
19.Allegro 20.Grave 21.Allegro
マルチェッロ(1686-1739):カルロ・アントニオ・ベナティ氏から、ヴィットリア・テシへの手紙
Lettera del Signor Carlo Antonio Benati scritta alla Vittoria Tesi
シャミナード(1857-1944):初めての手紙 Ma premiere lettre
フランソワーズ・マセ(S)
ラ・ジョアンニーナ
ナーニャ・ブレーデイク(トリプルハープ)
レミ・カセーニュ(テオルボ、バロックギター)

録音:2018年10月8-11日、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ、フランス
モンテヴェルディの有名な「愛の手紙」を軸に、主に男女の間でやり取りされる手紙にまつわる作品を集めたアルバム。歌(ソプラノ域)と、中世 から親しまれていたトリプルハープ、そしてテオルボとバロックギターという撥弦楽器のみの伴奏での組み合わせで、初期バロックから現代の委嘱 作品までを集めています。歌の切々とした、また情熱的な味わいが生きているのは小編成ならでは。息の合ったアンサンブルで、幅広い年代 の作品を緩やかに繋いでいきます。フレスコバルディやストラデッラに続いて、現代的な「ツイッター」(トラック6-12)が違和感なく収まっているの も面白いところ。これは、2016年に亡くなった詩人ミシェル・ビュトールが、ツイッターと同じ140文字(当時)という制限で作ったソネットに、ヴァ ンサン・ブショが曲を付けたものです。ラストには近代の女流作家シャミナードによる悲しくも親しみやすい作品が収められた、美しい余韻を引く アルバム。
En Phases
ENP-001(1CD)
フランス・バロック ターユ(T)のためのモテット集
セバスティアン・ド・ブロサール(1655-1730):眠りの静寂 Silentium dormi SdB52
ピエール・ブーティエ(1655-1717):おお、救い主なるいけにえよ O salutaris Hostia
アンドレ・カンプラ(1660-1744):主よ、私が誰であるので Quis ego Domine 独唱と2本のヴァイオリンのためのイタリア風モテット
アンリ・デュ・モン(1610-1684):アルマンド Allemande
シャルパンティエ:なんと立派で素晴らしい晩餐 O pretiosum et admirabile convivium H.247
カンプラ:今こそ主よ、我を去らせたまわん Nunc dimittis 独唱とヴィオール伴奏のためのモテット
アンリ・デュ・モン:パヴァーヌ Pavane
シャルパンティエ:イエズス会のためのサルヴェ・レジナ Salve Regina des Jesuites H.27
ルイ・クープラン(1626-1661):シンフォニア
シャルパンティエ:シオンよ、救い主を讃えよ Lauda Sion salvatorem H.268A
ピエール・ブーティエ:大いなる秘跡 Tantum ergo
スュフレ(生歿年不詳):私はいつ行けるか Quando veniam〜独唱と2本のヴァイオリンのための、S氏のモテット
ジャン=フランソワ・ノヴェリ(T)
ステファン・デュデルメル、フランソワ・コスタ(Vn)
齋藤由香、マチュー・リュソン(バス・ド・ヴィオール)
ステファニー・プティボン(テオルボ)
ファビアン・アルマンゴー(オルガン、クラヴサン&総指揮)

録音:2017年10月30日、11月3日、リセ・プリヴェ・サン=ジュヌヴィエーヴ学院礼拝堂、ヴェルサイユ
フランス・バロックの魅力の粋は、なんといっても美しい独唱にあるのではないでしょうか。それは太陽王ルイ14世のもとリュリが創始した「叙情悲劇」がこの国のバ ロック音楽の基本にあり、フランス語の抑揚が生きる節回しがそのまま楽器のための音楽にも応用されているからかもしれません。Alphaレーベルでもソリストとし て録音を残してきた一方、数々のバロック・オペラ復興の舞台に立ち、際立った個性をみせてきたノヴェリを独唱者に、17世紀のさまざまな時代に書かれた極 小編成の宗教曲を通じて、内省的でありながら官能的な魅惑にみちた音楽の数々を妙なる男声一筋で聴ける1枚。ヴィオラ・ダ・ガンバを弾く齋藤由香はフ ランスでの活躍が長い古楽シーンの俊才。
En Phases
ENP-002(1CD)
タルティーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとバロック式即興
前奏曲-カプリッチョ Prelude-Capriccio on the incipit of the Allegro, sonate XVIII*
ソナタ 第22番イ短調
 Andante 待ってくれ、友たちよ Deh serbate Amici dei * 
 Allegro この嵐の怖ろしさの只中で Tra l’orror della tempesta
 Presto 5.Allegro assai 聞こえるでしょう泉の音が、潮のうねりが Senti lo fonte, senti lo mare
ソナタ第12番ト長調
 タッソのアリア 喜びをもって、きみを抱きよせよう Aria del Tasso Lieto ti prendo… **
 Altro Grave この魂の苦しみは Tormento di quest’anima 
 Canzone Venetiana ヴェネツィアの小唄
 Aria これほど幸せだったことがあるあるでしょうか、無垢なる羊飼いの娘たちよ Quanto mai felici siete, innocenti Pastorelle *
 変奏曲 Temo variato
間奏曲-タッソのアリア 喜びをもって、きみを抱きよせよう Interlude, Aria del Tasso, Lieto ti prendo *
ソナタ ト短調 (再構成)
12.12/8, 自筆譜 p99 13.小川に、泉に、渓流に、流れゆく苦々しい涙
A rivi a fonti a fiumi correte amare lagrime*
麗しくも美しきロンディネッラ Rondinella vaga e bella* 15.変奏曲 Variations*
ただひとり、森の中は薄暗い Solitario Bosco Ombroso*
ソナタ ホ短調 自筆譜 p106のスケッチによる
 Grave */.Allegro */Gigue */Allegro Cantabile 聞こえるでしょう泉の音が、潮のうねりが Senti lo fonte, senti lo mare *
マチュー・カミレリ(Vn/歌**)
*=即興入り

録音:不明(2017年?)
バーゼル・スコラ・カントルムでキアラ・バンキーニの教えを受けたのち、パリ音楽院でフランソワ・フェルナンデスにも師事したカミレリ。ピリオド・スタイルでの演奏のみ ならず、作曲された時代では当然であった即興を、その演奏習慣に則って加えたアプローチを持ち味とする彼が、得意のタルティーニに臨んだアルバム。タル ティーニの音楽的精神的探求の極みといえる、最後に残された自筆スケッチのソナタ。カミレリはこの白鳥の詩ともいえる譜面に記された音に即興的な解釈を 加え、新しいアプローチで臨んでいます。トラック6では美しいカウンターテナーも披露。
En Phases
ENP-004(1CD)
クープラン:ルソン・ド・テネブル
王宮のコンセール(抜粋)
復活祭のためのプティ・モテ
レ・パラダン[ジャン=フランソワ・ロンバール、ロマン・シャンピオン(オートコントル)、シルヴィア・アブラモヴィチ、フランソワーズ・エノク(バス・ド・ヴィオール)、バンジャマン・ナルヴェ(テオルボ)、ジェローム・コレアス(クラヴサン、オルガン&総指揮)]

録音:2018年2月24-27日、ロワイヨーモン修道院(フランス)
イエスが十字架にかけられたあと復活したことを祝う早春の復活祭の前には、救世主の死とその原因としての人類の罪に想いをはせ慎ましく 過ごす節制の日々「受難節(四旬節)」があります。その最後の週に、早朝の闇のなか蝋燭を灯しては消しつつ祈るフランスのルソン・ド・テネ ブル(暗闇の朝課)はやがて、四旬節を彩る自省的な音楽として作曲されるようになりました。ド・ラランドやシャルパンティエをはじめ数々の名 作がフランス・バロックの作曲家たちによって書かれましたが、クープランのそれは出色の傑作と目され、数々の名盤も生んできました。しかし本 盤が何より注目される点は、概して女声で歌われることの多い本作を2人の高音男声歌手(オートコントル)が歌っているところ。しかも演奏 陣には20世紀末から数々の伝説的バロック・オペラ舞台を賑わせてきた名歌手ロンバール、ル・ポエム・アルモニークの名盤の数々でもすばら しい腕前を披露しているヴィオール奏者二人など稀代の名手が続々!アルバム末尾には復活祭を祝うクープランの佳品が添えられ、四旬節 から復活祭へといたるキリスト教世界の峻厳な季節の移ろいを追体験できる1枚にもなっています。

Etcetra
KTC-1642(1CD)
フランドルのレクイエ
ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703−1741):死者のためのミサ曲
ピエール・エルキュール・ブレーイ(1673−1737):死者のためのモテット、モテット「我を救いたまえ」、
 死者のためのミサ曲
フィオッコ:Memento Mei
カントルクス、フランク・アグステリッベ(指)、
サン=マルク礼拝堂アンサンブル

録音:2018年9月27日−29日、ベルギー
2017年4月に行われた第1回たかまつ国際古楽祭へのメイン・ゲストとしても来日を果たしたルクセンブルクのヴォーカル・アンサンブル、カントルクス(CantoLX)。フレスコバルディの「アリエ・ムジカーリ第1巻」とジョン・ケージを組み合わせた衝撃のプログラム(KTC-1448)でデビューし、ルイージ・ロッシのオラトリオ(KTC-1586)など知られざる作品を録音してきたカントルクスのEt'cetera第4弾。ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703−1741)とピエール・エルキュール・ブレーイ(1673−1737)、二人のフランドル地方の作曲家によるレクイエム(死者のためのミサ曲)。

Christophorus
CHR-77433(1CD)
ベデッカー:聖なる楽譜〜独唱モテット&ソナタ集
フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー:マニフィカト
ヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダー:主の祈り(変奏第4、第19、第28)
ベデッカー:O Vatter aller Frommen
シュタイグレーダー:主の祈り(変奏第40)
ベデッカー:Haec est Dies、Veni Salvator
ザムエル・フリードリヒ・カプリコルヌス:ソナタ(ヴァイオリン独創と通奏低音)
ベデッカー:イエスは生まれた、ソナタ・ソプラ 「ラ・モニカ」(ファゴット独奏と通奏低音)、わが神よ、Christ lag in Todesbanden、ヴァイオリン・ソナタ、主を賛美せよ
クヌート・ショホ(T)、
イ・ソナトーリ

録音:2018年10月22日−24日、ドイツ
"イ・ソナトーリ"は、2019年2月〜3月にも日本での演奏会や東京藝術大学、明治学院大学等での特別講座が開かれたドイツのテノール、クヌート・ショホを中心に、ヴァイオリン、バス・ドゥルシアン、オルガン(&チェンバロ)、ヴィオラ・ダ・ガンバの編成からなるピリオド楽器アンサンブル。
シュトゥットガルトやヴュルテンベルクでオルガニストを務めた17世紀ドイツの音楽家、フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1607−1683)の、独唱モテットといくつかの器楽ソナタ集。

Tactus
TC-710702(1CD)
ジャルディーニ:2本のヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.2
二重奏曲第1番ニ長調/二重奏曲第2番ヘ長調/二重奏曲第3番ハ長調/二重奏曲第4番イ長調/二重奏曲第5番ホ短調/二重奏曲第6番ト長調
アルシミー・デュオ〔アレッサンドロ・カッツァート(Vn)、シャロン・トマセッリ(Vn)〕

録音:2018年10月、バーリ(イタリア)
フェリーチェ・ジャルディーニ(1716−1796)は、ミラノ、パリ、ベルリン、そして特にロンドンで同地におけるイタリア音楽の発展に寄与した18世紀イタリアのコンポーザー・ヴァイオリニスト。
その作風はイタリアとドイツの伝統に通じており、典型的なギャラント様式の特徴を持っています。1751年の「6つの二重奏曲 Op.2」は、当時の王族ハインリヒ・フォン・プロイセンに献呈された作品です。

Challenge Classics
CC-72794(1CD)
サルヴァトーレ・ランツェッティ(1710-1780):チェロと通奏低音のためのソナタ集 Op.1 〜Vol.1
第9 番イ短調/第1 番ト長調
第6 番変ロ長調/第5 番イ短調
第2 番イ長調/第11 番ヘ長調
アグニェシュカ・オシャンツァ(Vc)
マリア・ミシャルツ(通奏低音Vc)
ガブリエレ・パロンバ(テオルボ)
ファビオ・ボニッツォーニ(Cemb)

録音:2019年1月7-9日/イタリア
ナポリで生まれチェロと作曲を学び、パリやロンドンにも渡り活躍したランツェッティ。作品1 として出版された12 曲のチェロ・ソナタは、この楽器のために 書かれた革新的な作品として伝えられる重要なものです。重音やポジション、親指の位置、ボウイングなど様々な技術的試みを行いながら、イタリア趣味とフラ ンス趣味を組み合わせた創造力豊かな音楽を紡いでゆく、多様性にあふれた曲集。当盤は第1 集と題され、半分の6 曲が収録されています。ポーランドのチェ リスト、アグニェシュカ・オシャンツァによる演奏で、通奏低音もボニッツォーニなど豪華な布陣となっています。 (Ki)

ARCANA
A-115(1CD)
NX-A11
D・スカルラッティ:『マンドリン・ソナタ』(鍵盤ソナタによるマンドリンと通奏低音のための編曲集)
ソナタ K91 ト長調(1768年製ナポリ・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K77 ニ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K88 ト短調(1792年製の復元ロンバルディア・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K89 ニ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、ギター、チェンバロ)
ソナタ K78 ヘ長調(1768年製ナポリ・マンドリン、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K35 ト短調(1768年製ナポリ・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K73 ハ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K81 ホ短調(1792年製の復元ロンバルディア・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K90 ニ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ギター、チェンバロ)
ソナタ K85 ヘ長調(2017年製ナポリ・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K61 イ短調(1792年製の復元ロンバルディア・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ギター、チェンバロ)
ピツィカール・ガランテ
アンナ・シヴァザッパ(マンドリン、指)
ロナルド・マルティン・アロンソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ダニエル・ヂ・モライス(テオルボ、ギター)
ファビオ・アントニオ・ファルコーネ(Cemb、指)

録音:2017年9月5-9日サン・バジリーデ大修道院、バディア・カヴァーナ(北イタリア・パルマ県)
マンドリン奏者シヴァザッパにより2012年にパリで結成されたピツィカール・ガランテによる、マンドリンと通奏低音によるスカルラッティ。一般的な マンドリンはイタリアでその形が整えられ、18世紀にはパリを初めとしたヨーロッパ中で最もポピュラーと言える楽器でした。当時の人気作品を 編曲して奏でることも日常的に行われており、マンドリンとチェンバロなどの編成に置き換えられたスカルラッティ作品の手書き譜面も見つかって います。ここで演奏されているソナタのうち、K 77, 81, 88, 89, 90, 91については1990年代にパリで見つかった写本を元に、その他は奏 者たちの研究により選曲され、体裁を整えて収録されました。どの曲にも技巧的な見せ場が仕込まれ、少し感傷的で甘美な響きとユーモ ア、耳にちょっと楽しい仕掛けでも楽しませてくれます。多くの作品で18世紀オリジナルのマンドリンの澄んだ音を聴けるのが大きな魅力。 【イタリア・バロックの重要作曲家と、18世紀ヨーロッパを席巻した楽器の出会い】
ARCANA
A-462(1CD)

NYCX-10065(1CD)
国内盤仕様
税込定価
フランチェスコ・ランディーニ(1325または1335〜1397)の音楽世界
1.もう出かけるのだが、ご一緒しませんか愛しき貴婦人よ
2.この貴婦人には、なんと多くの美が備わっているのだろう
3.この愛はどのようなものか、天がもたらしたこの愛は
4.あなたのまなざしが、わたしの命を奪う
5.情けをかけてくれることはあるまい、わたしの貴婦人が
6.この魂は泣いてばかり、安らぐ暇もない
7.目には大粒の涙、心には大きな苦しみ
8.不実な男を愛したために、わたしはなんと辛い思いを
9.わたしの両目は、この辛い別れに
10.痛ましきこの両目は、ただ泣くばかり
11.教えてくれ、恋神よ、この緑の葉のあいだで
12.なんと辛く感じるのだろう、この心は
13.わたしは悪くないのに、あなたはその美しい姿を
14.死ぬこともでいないのか、ああ、あわれに傷ついた者よ
15.一目みたときから、あなたにお仕えしようと
ラ・レヴェルディ(古楽器使用)
クラウディア・カッファーニ(歌、中世リュート)
リヴィア・カッファーニ(歌、各種リコーダー、中世フィドル)
エリザベッタ・デ・ミルコヴィチ(歌、レベック、中世フィドル)
テオドーラ・トンマージ(歌、ゴシックハープ、各種リコーダー)
マッテオ・ゼナッティ(歌、ゴシックハープ、地中海タンバリン)
+クリストフ・デリーニュ(オルガネット)

録音:2018年9月30-10月3日サン・テオニスト教会、トレヴィゾ(イタリア北東部ヴェネト地方)

【国内盤】
解説、歌詞日本語訳:白沢達生
空想力がなくては真相にたどりつけない中世音楽の世界において、一本筋の通った学術研究姿勢を徹底、それでいて演奏では驚くほど自 在な表現をのびやかに繰り出し「格の違い」を強く印象づけてきたイタリアの精鋭古楽集団ラ・レヴェルディ。選曲コンセプトの緻密さで定評の ある彼らがどれほど生々しく心をとらえる演奏をくりだすかは「実際に聴く」に限るのですが、その意味でも手にとりやすい単体作曲家アルバム が新録音で登場します。フランスのマショーを横目に、イタリアで才人チコーニアと双璧をなすといっても過言ではない14世紀最大の作曲家 のひとり、盲目の音楽家ランディーニと真正面から向き合った新たな決定盤!少年時代に光を失いながらもオルガネット(ポルタティーフ・オル ガン、手で携え片手で弾く鍵盤楽器)の名手としても絶大な名声を誇ったこの大家の音楽世界を解き明かすうえで、およそ他の追従を許さ ない千変万化の超絶技巧をくりひろげるオルガネットの名手クリストフ・デリーニュ(Ricercarに名盤多数)をゲストに招いた夢の共演が実現 しているのも魅力です。中世末期、芸術音楽への第一歩がイタリアでどう紡がれたのか?Arcanaならではの充実の解説(国内仕様では歌 詞ともに訳付)も当リリースの魅力の一部と言えるでしょう。

AMBRONAY
AMY-052(1CD)

NYCX-10066(1CD)
国内盤仕様
税込定価
コルトーナのラウダ集〜中世トスカーナ、アッシジの聖フランチェスコの時代の音楽〜
<受胎告知の物語>
1.聖フランチェスコは讃えられん(ラウダ第38番)
2.新たな星が、人々の只中に(ラウダ第21番)
3.天には栄光、地には平安(ラウダ第20番)
4.おお神々しき花の乙女(ラウダ第15番)
5.トロット(イスタンピッタ:舞曲)
<イエスの幼少時>
6.救世主がお生まれになった、人間の姿で(ラウダ第19番)
7.サルタレッロII(イスタンピッタ:舞曲)
8.天から来たり、新たな報せ(ラウダ第7番)
9.比類なく甘美なる愛(ラウダ第45番)
10.歌わせてください、麗しき愛のかたについて(ラウダ第9番)
<イエスの受難>
11.喜びの始まり(イスタンピッタ)
12.良いことではないか、残忍かつ憐れみを持たぬ者(ラウダ第23番)
13.救世主は苦しんで死んだので(ラウダ第24番)
14.あらゆる人間が、高らかに声をあげ(ラウダ第26番)
15.トリスターノの嘆きとロッタ(イスタンピッタ:舞曲)
<イエスの生誕>
16.サルタレッロ第3番〜至高の光(ラウダ第8番)
17.きわめて高くにある星(ラウダ 第8番)
18.新たな賛美よ歌われよ(ラウダ 第2番)
19.来たりて讃えよ(ラウダ 第1番)
カンティクム・ノヴム(古楽器使用)
バルバラ・クーサ、エマニュエル・バルドン(歌)
アリオシャ・ルニャール(ニッケルハルパ)
ヴァレリー・デュラク(中世フィドル、リラ)
フィリップ・ロシュ(ウード)
ヴウェナエル・ビアン(リコーダー、バグパイプ)
アンリ=シャルル・カジェ(各種打楽器)

録音:2018年12月ビヨン新教会(フランス中部オーヴェルニュ地方)

【国内盤】
解説、歌詞日本語訳:白沢達生
2018年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで、アルメニア伝統音楽とヨーロッパ古楽の思わぬ繋がりをさぐる充実プログラムを披露、会場を大 いに沸かせたカンティクム・ノヴム。古楽がさかんなフランスでもとくに多元的な活躍をみせているグループのひとつですが、今回は中世音楽でも 王道のひとつといえる分野・イタリアのラウダに焦点を絞り、そこにどれほど多彩な音楽が秘められていたかを強く印象づける新録音を繰り出し てきました。十字軍遠征やモンゴル大帝国の台頭のかたわら、ローマ教皇とドイツ皇帝の対立が激化、イタリア半島が大いに揺れた13世紀 に中部トスカーナ地方で作られた「コルトーナのラウダ集」を選曲元として絞りながら、中世フィドルやリコーダーなど欧州系古楽器のみならず、 当時の東西交流をかんがみ東洋の撥弦楽器ウードや各種のバグパイプ、さらには北欧音楽でも愛されているニッケルハルパも使いながら、 確かな音楽学研究に裏付けされた解釈のもと、800年近く前の豊饒な音世界を鮮やかに甦らせてゆきます。オルガヌムなど多声の教会音 楽の精緻さを横目に、わかりやすい民衆向けのシンプルな俗語詩(イタリア語)のくりかえしが強く心に残りやすいラウダ。謎多き中世と南国の 明朗さが妖しく交錯する音世界の秘訣を解き明かす解説(国内仕様は歌詞ともに訳付)も注目です。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-700(1CD)
「ヴェルサイユ宮殿の大噴水」〜王宮の祝祭音楽
1.リュリ:『フェアトン』 序曲
2.フィリドール:笛と太鼓のための行進曲
3.ド・ラランド:われ御身をたたえまつらん
4.リュリ:『主は汝の声を聞き』より 「信頼する主よ、統べたまえ」
5.同 「父と子に光栄あれ」
6.カヴァッリ:『1660年のミサ』より ファンファーレとタンブール
7.同 キリエ
8.シャルパンティエ:『花咲ける芸術』より ヴィオールのエール
9-10.同 「なんというひどい騒音」〜 憤怒の鬼たちのアントレ
14.リュリ:『フェアトン』より シャコンヌ
15.同 「歌い続けよう、途切れることなく」
16.同 ルール風エール
17.ビーバー:『ザルツブルク・ミサ』より キリエ
18.リュリ:『テ・デウム』より 「われ御身に依り頼みたり」
19-23.カンプラ:『優雅なヨーロッパ』 第4部「トルコ」より
24.ヘンデル:『ジョージII世戴冠式アンセム』より トランペット・ファンファーレと太鼓の行進
25.同 「司祭ザドク」
26.ルソー:『村の占い師』より 「もう決して、コラン」
27.同 アルマンド
28.同 「木陰で踊りましょう」
29.ブランシャール:『テ・デウム』より 「わたしたちは、神であるあなたを讃えます」
30.ブラモン:『テ・デウム』より 「聖なるかな、万軍の主なる神であらせられるかた」
31.同 「あなたにこそ、主よ、わたしの願いをかけます」
ヴァンサン・デュメストル &
ル・ポエム・アルモニーク…1、14-16
ガエタン・ジャリ&マルグリット・ルイーズ…2-5、8-13
バンジャマン・シェニエ &ガリレイ・コンソート…6、7
ヴァーツラフ・ルクス &コレギウム1704…17、18
セバスティアン・デラン &レ・ヌーヴォー・キャラクテール…19-23、26-28
ロバート・キング &キングス・コンソート…24、25
ダニエル・キュイエ &マルグリット・ルイーズ、ストラディヴァリア…29-31
ヴェルサイユ宮殿の文化催事プロジェクト・チームが手がけるChateau de Versailles Spectacles(シャトー・ド・ヴェルサイユ・スペクタクル) による、大噴水ショーをイメージしたアルバム。ヴェルサイユ宮殿の大噴水を贅沢に使用したショーは、かつての宮廷人たちが親しんだイベント を現代に受け継いでいるもので、今でも多くの観光客を楽しませています。このイベントで使用される曲を中心に、レーベルが持つ音源からフ ランス・バロックの祝祭音楽などを集めた壮麗なアルバムがこちら。中には、現時点で未リリースの「太陽王のためのミサ」(2019年6月リリース 予定)や、PAL DVDのため日本未発売の「リュリ:フェアトン」、「リュリ:テ・デウム/ビーバー:ザルツブルク・ミサ」、「ヘンデル:ジョージII 世戴冠式」の音源が収められているのもの嬉しいところです。 【ヴェルサイユ宮殿大噴水ショーのイメージ・アルバム】

FUGA LIBERA
FUG-753(1CD)
ダウランド:ラクリメあるいは7つの涙(1604)〜ギリシャのリラとヴィオラ・ダ・ガンバで
1.(即興):ベガ
2.昔の涙
3.新たにした昔の涙
4.(即興):シェリアク
5.ため息の涙
6.悲しみの涙
7.集められた涙
8.愛情深い涙
9.真実の涙
10.(即興):スラファト
11.ジョン・スーチ卿のガリアード
12.(即興):アラドファル
13.デンマーク王のガリアード
14.ジャイルズ・ホビー氏のガリアード
15.ディゴリー・パイパー大佐のガリアード
16.バクトン氏のガリアード
17.(即興):アラスファル
18.ニコルス夫人のアルマンド
19.エセックス伯のガリアード
20.いつも悲しむダウランド
ソクラティス・シノプロス(リラ)
ラシュロン(ヴィオール合奏)
フランソワ・ジュベール=カイエ(高音ヴィオール、指)

録音:2018年7月15-17日ノワルラック大修道院文化センター(フランス中部サントル地方)
ギリシャのリラは元々竪琴を指しますが、ここではそこから派生し伝統音楽の世界で使われている三弦の小型擦弦楽器が用いられています。その名手でECM レーベルからもアルバムをリリースしており、来日公演も成功させているソクラティス・シノプロスと、ジュベール=カイエ率いるヴィオール合奏団ラシュロン(トレブル ×1、テナー×2、バス×1)が共演し、ダウランドの名作を奏でたアルバムです。『真夏の世の夢』や『アテネのタイモン』などシェイクスピア演劇にもみられるとおり、 ダウランドが活躍したルネサンス期の英国で古代文化やギリシャへの憧憬があったことも思わせる組み合わせ。倍音豊かなヴィオールの響きと、素朴なリラの音 色が何とも言えない対比を作りながら溶け合い、通常のヴィオール合奏では味わうことの出来ない美しさを作り出しています。またシノプロスによる即興演奏が 合間に収められていますが、これにはそれぞれこと座(ラテン名Lyra リラ)の5つの恒星の名前が付けられました。これまでのダウランドとは一線を画す魅力を持 つ一枚です。なお表題の「追放者」とは、ダウランドが英国を離れデンマークで活躍していた時期にこの曲集をまとめたことにちなんでいます。

RAMEE
RAM-1904(1CD)
NX-B08

NYCX-10064(1CD)
国内盤仕様
税込定価
テレマン:室内楽作品集
プレリュード 〜第6四重奏ソナタ ホ短調TWV43:e4より(『六つの組曲による新しい四重奏曲集』1738年パリ刊)
リコーダー、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ イ短調 TWV42:a4
メヌエット 第17番ハ長調 TWV32:67(『7x7+1曲のメヌエット 第2集』1730年ハンブルク刊)
ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調 TWV42:G7
メヌエット 第38番ヘ長調 TWV34:88
(『7x7+1曲のメヌエット 第2集』1730年ハンブルク刊)
『忠実なる音楽の師』による組曲
 冬 〜トリオ・ソナタ ニ短調 TWV41:d1より
 ヴィト 〜独奏ソナタ ロ短調 TWV41:h2より(移調版)
 ラルゴ 〜独奏ソナタ ヘ長調 TWV41:F2
 ポーランド風序曲 〜チェンバロ独奏のための序曲 ニ短調 TWV32:2より
 サン=スーシ〔心配なく〕〜独奏ソナタ ト短調 TWV41:g4より
 アッラ・ブレーヴェ〔拍子を短く〕〜独奏ソナタ ト短調TWV41:g5より
 レント 〜トリオ・ソナタ ニ長調 TWV41:D6より
 パストゥレル(牧歌曲)〜独奏ソナタ ニ長調 TWV41:D5より
 メヌエット 第7番ヘ長調 TWV34:57(『7x7+1曲のメヌエット 第2集』1730年ハンブルク刊)
2挺の変則調弦ヴァイオリンと低弦のための協奏曲 イ長調 TWV Anh.42:A1
メヌエット第48番 ト長調 TWV34:48
(『7x7+1曲のメヌエット〔第1集〕』1728年ハンブルク刊)
四重奏ソナタ ト短調 TWV43:g4
モデレ 〜第6四重奏ソナタ ホ短調 TWV43:e4より(『六つの組曲による新しい四重奏曲集』1738年パリ刊)
ニュー・コレギウム(古楽器使用)
イネシュ・ダヴェーナ(ソプラノ&アルト・リコーダー、ヴォイス・フルート)
サラ・デコルソ(Vn、変則調弦Vn)
アンティナ・フーゴソン(第2変則調弦ヴァイオリン)…20-23
ジョン・マ(Va)…15
レベッカ・ローゼン(Vc)
クラウディオ・ヒベイロ(チェンバロ・総監督)

録音:2018年7月2-4日ズヴェインドレヒト旧教会(オランダ)

【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
多作をもって知られる後期バロック随一の作曲家テレマンですが、その「多作」が単なる粗製乱造でないことは、すでに多くの音楽関係者が よく知るところ。あらゆる楽器の扱いにすぐれたテレマンだからこそ書き得た、バッハともヘンデルとも違う完全にユニークな音楽的感性が最も強 く発揮されている領域といえば、やはり個々の楽器の特質をきわだたせながら多様な編成の妙も味わえる、トリオ・ソナタや四重奏ソナタなど の室内楽ではないでしょうか。「誰も予期しなかった歴史上の思わぬ音世界」を続々発掘、多くのファンを得てきた隠れ秀逸レーベル RAMEEが満を持して贈る「本気のテレマンの真相」。古楽の本場オランダに集う俊才集団は入念すぎるほどの選曲で、変則調弦ヴァイオリ ンや通奏低音から独立したチェロ、あるいは珍しいテレマンの鍵盤曲など、意外な音使いをたくみな曲順で並べて聴き手を驚かせつづけま す。魅力の秘訣は解説(国内仕様は日本語解説付)にも...RAMEE通常路線の白いジャケットではなく、より冒険性の高い企画のために 発足した黒ジャケット・シリーズからリリースされている点からも、その魅力が予感されるのではないでしょうか。

Signum Classics
SIGCD-574(1CD)
フロム・ザ・グラウンド・アップ〜ザ・シャコンヌ
サウンド・ザ・トランペット(ウィリアム・シェイクスピア)
グラウンド(インプロヴィゼーション)
ドメニコ・ペッレグリーニ:スペインのギターによるアルモニオーシ・コンチェルティより チャッコーナ
作曲者不詳:Yo soy la locura
ドゥシャン・ボグダノヴィチ:小組曲より 第4楽章 シャコンヌ
作曲者不詳:Vuestros ojos tienen d’amor no se que
アレッサンドロ・ピッチニーニ:リュートとキタローネのためのタブラチュア譜より 様々な声部のチャッコーナ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.4004より チャッコーナ
ビーイング(インプロヴィゼーション)
パーセル:チャコニー ト短調 Z.730
ブレス(インプロヴィゼーション)
ヨハネス・マルメン:インサイド・ワン・ブレス
パーセル:シャコンヌ・グラウンド ニ短調・リミックス、ディドーの嘆き・リミックス
 2つのグラウンド ハ短調・リミックス
ヒューゴ・ティチアーティ(Vn、芸術監督)、
オー・モダーン・チェンバー・オーケストラ

録音:2018年4月&9月、イギリス&2018年6月、スウェーデン
ゴ・ティチアーティは、イギリス出身、現在はスウェーデンを拠点 に活動しており、スウェーデンで行われる音楽祭、"フェスティバル ・オー・モダーン(Festival O/MODERNT)"を主宰。音楽活動に文学 や哲学、芸術、スピリチュアルなインスピレーションを取り入れなが ら、音楽祭のオーケストラであるオー・モダーン・チェンバー・オー ケストラと共に様々なクロスオーヴァー・プログラムを実現してきま した。 Signum Classicsからリリースされるレコーディング第2弾は、「シャ コンヌ」がテーマ。バッハの名シャコンヌから、パーセル、アレッサ ンドロ・ピッチニーニ、ドメニコ・ペッレグリーニ(イタリアのギタ リスト)ら17世紀のシャコンヌ、そして現代セルビアのドゥシャン・ ボグダノヴィチの作品まで、南米のセクシーな舞曲として始まり、ス ペインからヨーロッパ中へ広まった様々な「シャコンヌ(チャッコー ナ、チャコニー)」を収録。ニューヨークのラッパー、ババ・イスラ エルが加わった「リミックス版」や3つのインプロヴィゼーションな ど、「オー・モダーン」ならではのクロスオーヴァー・プログラムも 健在です。

Delphian
DCD-34303(Blu-ray Audio)
ヒエロニムス・プレトリウス:ミサ曲 「誰かがわたしの主を取り去って」
■聖木曜日
オルランド・ド・ラッスス:私の魂死ぬがごとく悲し
ヤーコプ・ハンドル(・ガルス):イェルサレムの娘らよ
■聖金曜日
ヒエロニムス・プレトリウス:おお, すべての人よ
ハンス・レーオ・ハスラー:神よ, 我が神よ
■復活の主日
ヒエロニムス・プレトリウス:誰かがわたしの主を取り去って、
 ミサ曲 「誰かがわたしの主を取り去って」
アンドレア・ガブリエリ:マリアは墓に立ち
ヒレロニムス・プレトリウス:良き牧者がよみがえりたまいぬ
シグロ・デ・オロ、
パトリック・エイリーズ(指)
2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世 代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・ デ・オロ"のセカンド・アルバムのブルーレイ・オーディオ・ヴァー ジョン! ハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガニストを務めたドイツ・ルネサン スの重要な作曲家、ヒエロニムス・プレトリウスのミサ曲「誰かがわ たしの主を取り去って」(ミサ・トゥレルント・ドミヌム・メウム) の世界初録音。
シグロ・デ・オロの創設者&ディレクターであるパトリック・エイ リーズは、スティーヴン・レイトンの下で聖歌隊員として研鑽を積み 、現在ウォーギンガム合唱協会の音楽監督、モーリー・カレッジの指 導者、コロス合唱団(Khoros Choir)の指揮者、オール・セインツ・ パトニーの音楽監督、ウェスト・サセックス・ユース合唱団のディレ クターなど多くのポストを兼ねる実力者。 革新的なプログラム、卓越したパフォーマンス、ルネサンスと現代レ パートリーの興味深い解釈で注目を集める若き合唱団、"シグロ・デ ・オロ"にご注目ください。
※Blu-ray Disc対応のプレイヤーでのみ再生可能となります。
※オーディオ・トラックのみの収録で、映像は収録されておりません。

Glossa
GCD-923517(1CD)
ハイドンとハープ
アンネ=マリー・クルムフォルツ(1766−1813):ロビン・アデアのお気に入りの旋律(ハープのための編)
ハイドン:ジ・インスパイアード・バード*
レオポルト・コジェルフ(1747−1818):いにしえのハーモニー*
ジャン=バティスト・クルムフォルツ(1747−1790):ハイドンの有名なアンダンテ(自由なヴァイオリン伴奏を伴うハープのための編)〔交響曲第53番「帝国」第2楽章〕
ハイドン:いにしえのハーモニー*
ルイ=シャルル・ラゲ(1744−after 1793):ハイドンのXシンフォニーのハープのための編曲(ヴァイオリン伴奏を伴う)〔交響曲第71番〕
ジョゼフ・エロウイス(1752−?):前奏曲
エグジュペール・ドゥ・ラ・マニエール(18世紀):ハイドンのロクスラーヌのハープのための編曲〔交響曲第63番第2楽章〕
ハイドン:タウィン城*、揚げひばり*、妖精の宴
ソフィア・デュセック(1775−1831):神よ皇帝を守り給え
ハイドン:ロビン・アデア*
ニコラ=シャルル・ボクサ(1789−1856):ハイドンの「天地創造」によるプティ・モザイク
キアラ・グラナータ(Hp)、
ラッファエーレ・ペ(C.T)*、
アナイス・チェン(Vn)、
マルコ・チェッカート(Vc)

録音:2019年1月&2月、ヴィーニュ劇場(ロディ、イタリア)
※使用ハープ: トラック1〜15:harpe a crochet by Holtzman, Paris, c.1790 (restored by Dario Pontiggia, 2017)/トラック16:harpe a fourchettes by Naderman, Paris, c.1825 (restored by Beat Wolf, 2009)]
キアラ・グラナータは、Glossaアーティストでもある偉大なハーピスト、マラ・ガラッシに学んだイタリアのヒストリカル・ハープ奏者。様々なレーベル、アンサンブルのレコーディングに参加し、Glossaではラ・ヴェネクシアーナ、イ・トゥルキーニ、ラッファエーレ・ペらのアルバムで共演してきました。Glossaでの初のソロ・アルバムは、「ハイドンとハープ」と題した古典派のハープ作品集。ハイドン他の作曲家によるウェールズ民謡、アイルランド民謡を元にしたハープ作品と、ハイドンの交響曲やオラトリオ「天地創造」、そしてハイドンが作曲したオーストリア帝国国歌「神よ、皇帝フランツを守り給え(神よ皇帝を守り給え)」からのハープ版アレンジを収録。古典派の室内楽やヒストリカル・ハープのファンはもちろん、ハイドンの交響曲やオラトリオの愛好家にもオススメできる素敵なハープ・アルバムです。

fra bernardo
FB-1905157(2CD)
オブレヒト:ミサ曲集
アントワーヌ・ビュノワ(c.1435−1492):絶望的な運命の女神(3世)
ヤーコプ・オブレヒト(1457/8−1505):ミサ・フォルトゥーナ・デスペラータ(ミサ曲 「絶望的な運命の女神」)(4声)
伝統的な聖歌(1500年頃):尊く優しいマリア
オブレヒト:ミサ・マリア・ツァルト(ミサ曲 「優しいマリア」)(4声)
ビューティー・ファーム

録音:2018年8月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
"ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人のヴォ ーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエ チェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・ア ンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバー でスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院 を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの 音楽を中心に歌っています。
これまで、オケゲム、ラ・リューといったルネサンスの巨匠たちの ミサ曲録音で高い評価を得てきたビューティー・ファームの6枚目の アルバム。当時流行したシャンソンや俗謡、聖歌などの旋律からミサ 曲(パロディ・ミサ)を多数作曲したフランドルの作曲家、ヤーコプ ・オブレヒトの2つのミサ曲。原曲となるビュノワの(作と考えられ ている)シャンソン「絶望的な運命の女神」、聖歌「尊く優しいマリ ア」も併録し、高い完成度を誇る精緻なポリフォニーを披露します。 ビューティー・ファームのアルバムでは恒例となっている、刺激的で 印象的なジャケット・デザインにも注目。

Christophorus
CHR-77439(2CD)
皇帝マクシミリア1世のための音楽
■マクシミリアン1世のためのモテット
ハインリヒ・イザーク、ルートヴィヒ・ゼンフル、ジョスカン・デプレ、パウル・ホフハイマー、グレゴリオ聖歌
■マクシミリアーノのためのミサ曲
イザーク:聖処女マリアのミサ(4声&6声)、ジョスカン・デプレ、ホフハイマー
アンサンブル・ホフカペレ、
マイケル・プロクター(指)
アンサンブル・ホフカペレはイギリスの音楽家マイケル・プロクタ ーによって1998年に結成され、ルネサンス時代の宗教作品を主なレパ ートリーとして内外より高い評価を獲得している合唱団。プロクター は宗教音楽のスペシャリストであると同時に、自身が運営する出版社 「エディション・マイケル・プロクター」では600曲にも及ぶルネサ ンス音楽のカタログを持っています。 プロクター&アンサンブル・ホフカペレによってChristophorusに録 音された神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世のための音楽(イザーク のモテット集と2つのミサ曲を中心とするもの)が、マクシミリアン1 世の没後500周年を記念し、セットになって新装再発売されます。

Glossa
GCD-923518(1CD)
マルコ・ダッラクイラ:リュート作品集〜ベッラ・インコグニータ 〜 マルコ・ダッラクイラの想像
「フリジアン」・リチェルカール/ラ・カーラ・コッサ/ラ・サンタ・アンナ(ルーカス・ヘニング)/「セスキアルテラ」・リチェルカール/ヌ・ベルジエ(クレマン・ジャヌカン)/「フロットレスカ」/「プリアムボレスカ」/「ドリアン」・リチェルカール/ラ・トラディトーラ/「ヒポドリアン」・リチェルカール/「ヒポリディアン」・リチェルカール/「チェロルム・レジナ」・リチェルカール(リファレンシング・ジョスカン・デプレ/センツァ・カント&ソタナ&メツァナ(ルーカス・ヘニング)/センツァ・テノーレ&ボルドゥン&コントラバッソ(ルーカス・ヘニング)/ラ・カーラ・コッサ・「スル・コントラバッソ」/マエストロ・マルコ・ダ・ラクイラのリチェルカール 「caro-a-H-HE」/うちの亭主はお人よし(ピエール・パスロー)/センツァ・カント/ラ・コンパーニャ・デッラ・ソファミファ(ルーカス・ヘニング)/「ソファミファ」・リチェルカール/トチャ・トチャ・ラ・カネッラ/ラ・カーラ・コッサ・「スル・テノーレ」/マエストロ・マルコ・ダ・ラクイラのファンタジア/ア・バッタリア(クレマン・ジャヌカン)
※「」内はヘニングが付け加えたタイトル
ルーカス・ヘニング(Lute)

録音:2018年7月、聖セバスティアン教会(シュラット、ドイツ)
ルーカス・ヘニングは古楽教育、古楽研究の世界的権威として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)で学び、2016年に卒業した次代を担う期待のリューティスト。マルコ・ダッラクイラ(c.1480−after 1538)は、16世紀のヴェネツィアで活躍したリュート奏者&作曲家。フランチェスコ・ダ・ミラノの少し上の世代で、リュートのタブラチュア譜の印刷にも携わり、いくつかの限られた作品が残されています。ルーカス・ヘニングは、ダッラクイラの作品とジャヌカン、パスローらの作品、自身の作品を組み合わせ、ダッラクイラへと捧げるリサイタルを創造。よりポリフォニックに、複雑に発展していった当時のリュート音楽をSCBで研鑽を積んだ若きリュート奏者が描きます。

Talanton
TAL-90012(1CD)
テレマン:「オーボワスト」のためのウィンド・バンド音楽
序曲 ヘ長調 TWV.55:F3(2本のオーボエ,2本のホルン&ファゴット)
序曲 ハ短調〔TWV.55:c1とTWV.55:c2からの組み合わせ〕(2本のオーボエ,ターユ・ド・オーボワ&ファゴット)
5声の協奏曲 ニ長調 TWV.44:D2(2本のオーボエ・ダモーレ,2本のホルン&ファゴット)
序曲 「狩り」 TWV.44:F10(2本のオーボエ,2本のホルン&ファゴット)
レ・オーボワスト・ドゥ・プリュス〔ゲオルク・コラル(バロック・オーボエ、オーボエ・ダモーレ)、エヴァ・グリースハーバー(バロック・オーボエ、オーボエ・ダモーレ)、ブリッタ・ヒンリヒス(ターユ・ド・オーボワ)、ニコラウス・M.ブローダ(バロック・ファゴット)、シュテファン・カッテ(ナチュラル・ホルン)、ファビオ・フォルジャリーニ(ナチュラル・ホルン)〕

録音:2017年11月27日−30日、ドイツ
レ・オーボワスト・ドゥ・プリュス(les hautboi?stes de prusse)は、歴史的なオーボエ、ファゴット、リコーダー、チェンバロの専門家・研究者であるゲオルク・コラルが設立したアンサンブル。バンド名の"オーボワスト(hautboi?stes)"は、オーボエやファゴット以外にも様々な管楽器、あるいは鍵盤楽器、弦楽器までも演奏した音楽家のことで、「単に『オーボイスト』、『オーボエ奏者』と訳すことはできない」と説明されています(後には軍楽隊を指す言葉としても使われました)。
ダンス音楽、葬送行進曲、教会カンタータで町のミュージシャンとの共演、公式な式典での演奏など、多様な実用音楽(Gebrauchsmusik)のレパートリーを誇った"オーボワスト"たちのための歴史的なウィンド・バンドを再現しています。

Raumklang
RK-3801(1CD)
ヴァツワフ・ス・シャモトゥウ:作品全集
「エレミヤの哀歌」他、ポーランド・ルネサンスの巨匠ヴァツワフ・ス・シャモトゥウ(ヴェンセスラウス・シャモトゥリヌス)のポリフォニー音楽
クラクフ・シンガーズ、
アグニエシュカ・ブジンスカ=ベネット(芸術監督)、
マルク・レヴォン(Lute)

録音:2018年4月6日−10日、クラクフ(ポーランド)
ジグムント・アウグスト2世の宮廷作曲家を務めたポーランド・ルネサンスの巨匠、ヴァツワフ・ス・シャモトゥウ〔シャモトゥウのヴァツワフ/ラテン語名ヴェンセスラウス・シャモトゥリヌス〕(ca.1520/25−ca.1560)の現存するすべての作品。長い間失われていると考えられていたが近年発見され、マルク・レヴォン、アグニエシュカ・ブジンスカ=ベネットらによって再構築された「エレミヤの哀歌」を含む、ラテン語のモテット、ポーランド語のモノフォニー、ポリフォニックな讃歌集。
クラクフ・シンガーズは2013年に結成されたポーランドのヴォーカル・アンサンブル。新発見されたシャモトゥウの「エレミヤの哀歌」は、クラクフ・シンガーズによって、2018年3月に現代初演を果たしています。
共演しているマルク・レヴォンは、ドイツの器楽グループ、「アンサンブル・レオネス」の設立者でもある中世&ルネサンス音楽の専門家です。

Pentatone
PTC-5186800
(1SACD)
「シルク・バロック」
(1)テレマン(ユディト・ステーンブリンク(1977-)編):What about some bells
(2)ラモー:悲しい仕度、青白いたいまつ
(3)J.ステーンブリンク(メランテ編):Polonois Chinois
(4)Pferderennen(中国伝統音楽)
(5)ヴィヴァルディ:トリオソナタOp.1-12「ラ・フォリア」
(6)ラモー(J.ステーンブリンク編):Prelude for Prelude
(7)ルベル(1666-1747):混沌
(8)即興(父へ〜ウー・ウェイ)
(9)テレマン:ハーレキナード
(10)テレマン:Sey tausenmahl willkommen
(11)J.ステーンブリンク:シルク・ロンドー〜マイテへ
(12)ルクレール(1697-1764):ガヴォット
(13)瑶族舞曲(中国伝統音楽)
(14)バッハ:アンダンテ
(15)夕べの音楽(中国伝統音楽)
オランダ・バロック
ウー・ウェイ(中国笙)

録音:2019年1月/HCOヒルフェルスム(オランダ)
レイチェル・ポッジャーなど世界的なアーティストと共演をしてきたオランダ古楽界の精鋭集団オランダ・バロック(元オランダ・ バロック協会)と中国笙の第一人者ウー・ウェイの奇跡のコラボレーション・アルバム「シルク・バロック」がリリースされます!同団はこれまでソリスト とのコラボレーション・シリーズを続けChannel Classicsレーベルよりリリースしてきましたが、今回PENTATONEレーベルよりされます。バッハ、 ヴィヴァルディ、テレマン、ラモーなどのバロック時代を代表する作曲家の音楽と中国伝統音楽を見事に融合させた魅惑的なアルバムが完成しました! 中国笙は37本の竹管からなる笙(日本の雅楽などで用いられる笙は17本の竹管)で、中国独自の響きを携えます。演奏のウー・ウェイは1970年 中国生まれ。上海音楽院で学んだ後ベルリン芸術大学に留学。ベルリンでは東アジアの楽器と西洋楽器との混合アンサンブル “アジアン・アート・アンサ ンブル” に創設メンバーとして参加し世界各国の作曲家への委嘱と初演を行ってきました。ソリストとして活躍する一方、2013年からは上海音楽院の教 授として後進の育成にあたり、中国伝統音楽はもちろんのこと現代音楽、即興などの指導にも力を注いでおります。 (Ki)

ARCO DIVA
UP-0207(1CD)
NX-B03
チェンバロ作品集
ルイ・クープラン:プレリュード・ノン・ムジュレ ハ長調
ラモー:新しいクラヴサン曲集 組曲 イ短調-長調
フランソワ・クープラン:クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 変ロ長調-神秘的なバリケード
ジョゼフ・ニコラ・パンクラス・ロワイエ(1700-1755):クラヴサン曲集 第1巻-第11曲 気まぐれ
17.ストラーチェ:チャコーナ
18.フレスコバルディ:チェンバロとオルガンのためのトッカータ・タブラチュラ 第1巻-トッカータ第6番「sopra i pedali, e senza」
コジェルフ(1747-1818):ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.1-3 P. XII:10
マルティン・フロッホ(Cemb)

録音:2016年7月
17世紀から18世紀にかけて書かれたバロック音楽は、様々な対比と色彩を放っています。ある時は荘厳で装飾たっぷ り、ある時はシンプルで清々しく。聴き手の感情を引き込み、魅了する試みに満ちたこれらの作品は21世紀になっても 新鮮に響きます。このアルバムには、ヤナーチェク音楽・舞台芸術アカデミーで学んだチェンバロ奏者フロッホが演奏する フランス、イタリア、チェコのバロック作品を収録。それぞれの国で育まれた独自の文化が反映された特色ある作品を華 麗に演奏しています。

FIRST HAND RECORDS
FHR-84(1CD)
ダウランド:Preludium / A Fancy in E minor / Lord Strang’s March / Lachrima Pavan / The Frog Galliard / Fantasie in E major / Sir John Smith, His Almain / Can She Excuse My Wrongs / Forlorn Hope Fancy (Fantasie No. 2) / Lady Clifton’s Spirit / Mrs White’s Thing / Mrs White’s Nothing / ‘Tremolo’ Fancy / Loth to Depart / Lady Hunsdon’s Puffe / Mrs Winter’s Jump / Fancy in B minor / Queen Elizabeth’s Galliard / The Shoemaker’s Wife / Farewell (Fantasie No. 3) マ イケ ル・バトン(G)

録音:2016年10月30日-11月1日/ハートフォードシャー、ウェストン、聖三位一体教会
24bit / 96kHz によるハイレゾ録音&マスタリングで見事な音質。ロンドンの王立音楽院のジュニア・アカデミーで学んだイギリスのギタリスト、マイケル・ バトンによるダウランド・アルバムです。彼は在学中にジュリアン・ブリーム賞、デイヴィッド・ラッセル賞を受賞するなど華々しい経歴の持ち主で、イギリスの知 られざるギター作品を取り上げることにも熱意を注いでいます。 ダウランドのリュート作品をクラシックギター用に編曲したものは意外とCD が少なく、これも「イギリスの知られざるギター作品」の範疇に入るのかもしれま せん。非常に美しい音色で、大切に爪弾かれるダウランドのメロディ。極上の癒しに気分がほぐれていく素敵なアルバムです。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186725
(1SACD)
「ため息の庭」
マルチェッロ(1686-1739):歌劇『アリアンナ』(1727)より【プレスティッシモ/アダージョ・アッサイ/イン・メヌエット.プレスト/レチタティーヴォ「Dove,misera,dove」/アリア「Come mai puoi」/レチタティーヴォ「Se fia che pensi, o caro」/アリア「Che dolce foco in petto」】
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『マリア・ドロラータ』(1723)よりシンフォニア【アレグロ/ラルゴ/メヌエット】
フランチェスコ・ガスパリーニ(1661-1727):『アタリア』(1696)よりアリア「Ombre, cure sospetti」
レオナルド・レーオ(1694-1744):『Angelica e Medoro Or ch’e dal sol difesa』(1730)【アリア「Or ch’e dal sol
difesa」/レチタティーヴォ「Siedi,siedi ben mio」)/アリア「Che detto avranno mai」】
ヘンデル:歌劇『アグリッピナ』 HWV6(1709-1710)よりシンフォニア
ヘンデル:カンタータ『あなたに再びお会いしようとは、おお神よ』 HWV150(1707)より【レチタティーヴォ「Qual ti riveggio, oh Dio」)/アリア「Empio mare,onde crudeli」)/レチタティーヴォ「Amor,che ascoso ne’suoi vaghi lumi」)/アリア「Se la morte non vorra」/レチタティーヴォ「Questi dalla mia fronte」)/アリア「Si muora, si muora」)/レチタティーヴォ「Ecco,gelide labra」】
マグダレーナ・コジェナー(Ms)、
ヴァーツラフ・ルクス(指)、
コレギウム1704

録音:2018年9月21-26日/聖アンナ教会(プラハ)
世界最高の名唱マグダレーナ・コジェナーがPENTATONEレーベルに初登場!バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るコジェ ナーですが、当ディスクではデビュー当時より大切にしてきたバロック・レパートリーを収録。悲劇的な恋愛を歌った作品を中心に、コジェナーの持ち味であるそ れぞれのキャラクターを演じ分けた豊かな感情表現で歌い上げます。コレギウム1704の演奏も抜群で、悲劇的なヒロインを演じるコジェナーの歌唱に華を添え ます。

Naive
V-5472[NA](1CD)
キアラ・マルガリータ・コッツォラーニ(1602-1676/78):晩課(1650)
1 主よ、私を力づけにどうかおいで下さい
2 主は言われた(詩篇109/110)
3 おおマリア、おお甘美なる(テノール独唱のためのモテット)
4 主を賛美せよ(詩篇112/113)(2ソプラノ、2テノール、2ヴァイオリンのための)
5 救い給え、おお后よ (salve, o regina)(2人のソプラノのためのモテット)
6 私は喜んだ(latatus sum)(詩篇121/122)
7 カテリーナ・アッサンドラ(c.1590-after 1618):二人のセラフィム(3男声のための)
8 主が家を建てるのでなければ(詩篇126/127)
9 われらの舌を歌わせたまえ(concinant lingua)(アルト独唱のためのモテット)
10 祝福されし(beatus vir)(詩篇111/112)
11 おおなんと良きことか(o quam bonus es)(2人のソプラノのためのモテット)
12 第2のマニフィカト
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(指,テノール)
[声楽]アルシア・アモ、ナタリー・ペレ、マティルド・エティエンヌ(以上ソプラノ)、アンテア・ピハニク、メロディー・ルビオ(以上アルト)、オリヴィエ・コワフェ、エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(以上テノール)、ルノー・ドゥレイグ、ヴィクトル・シカール(以上バス)

[ 器楽 ]イ・ギメッリ〔ヴィオレーヌ・コシャール(Org)、ホアン・マヌエル・キンターナ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アナベル・ルイス(Vc)、ヴィンセント・フリュッキガー(テオルボ)、マリー・ドミティル・ミュレ(Hp)、寺神戸亮(Vn)他〕

録音:2019年1月5-9日、フランス
17世紀、とりわけモンテヴェルディ作品を、レ・タラン・リリクやアカデミア・ビザンチナなどで歌い続けて20年ほどになるテノール、エミリアーノ・ ゴンザレス・トロ率いるアンサンブル“イ・ギメッリ”のデビュー盤。カヴァッリ、ストロッツィ、サンチェスらから絶大な尊敬を集めていた作曲家、コッツォラー ニの晩課です。17世紀前半の最大の作曲家といっても過言ではない存在であるコッツォラーニ。多重合唱を用いる名手であり、宗教的なレトリックを作 品に織り込むセンスは素晴らしいものがあります。晩課はミサに次いで音楽的に重要な政務日課のひとつです(聖務日課の最後から2番目の時課にあたる)。 冒頭の楽曲の華やかさはモンテヴェルディのオルフェオの序曲を思わせるような雰囲気。つづく楽曲も鮮烈かつドラマチックなポリフォニーの世界。声楽も アンサンブルも実にフレッシュに演奏しており、コッツォラーニの魅力を堪能できます。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10404(1CD)
華麗なるヴェニス〜コルネット、ヴァイオリン、サックバットのためのルネサンス&初期バロック音楽集
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557-1612):第1旋法によるカンツォン(8声)
ピエトロ・ラッピ(c1575-c1630):ラ・セラフィナ(4声)
ビアジョ・マリーニ(1594-1663):カンツォン第3番(4本のトロンボーン)
セバスティアーノ・キレーゼ(c1580-1640):カンツォン第31番(8声)
ジョゼッフォ・グアーミ(1542-1612):ラッコルタ(4声)
ルーチョ・バルビエーリ(1586-1659):ヴェニ・デ・リバノ
チェザリオ・グッサーゴ(c1550-1612):ソナタ第17番(8声)
ダリオ・カステッロ(1602-1631):2つのソプラノのためのソナタ第1番
アンドレア・ガブリエリ(c1533-1585):深き淵より
ジョゼッフォ・グアーミ:ラ・グアミーナ
ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォン第6番(7声)
ジョゼッフォ・グアーミ:カンツォン第25番(8声)
モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ
ビアジョ・マリーニ:カンツォン第8番(6声)
ジュゼッペ・スカラーニ:(c1600-1674):ソナタ第4番
フランチェスコ・ウスペル(1561-1641):ソナタ(8声)
ラ・ピファレスカ

録音:2017年5月4-8日/ベルガモ、アルメンノ・サン・サルヴァトーレ、聖ニコラ修道院
17世紀を迎えた時代、それはヴェネツィアの黄金時代であり、西洋音楽全般のひとつの頂点でもありました。ヴェネツィア楽派の影響力は広くヨーロッパに 及び、ルネサンスの高みから初期バロックへのシフトチェンジが革新的に行われます。コルネット、ヴァイオリン、サックバット、オルガンを用いたこのアルバムでは、 1600年前後の様々なイタリア作曲家の質の高い音楽をまとめて楽しむことが出来ます。
ラ・ピファレスカはもともと管楽器と打楽器のグループとして発足され、中世・ルネサンスの音楽を得意としていました。このアルバムでも管楽器の巧さがたい へん魅力的です。 (Ki)

Linn
CKD-607(2CD)
NX-D04
シュッツ(1585-1672):Cantiones sacrae カンツィオーネス・サクレ(聖歌集) Op.4 (1625) フィリップ・ケイヴ(指)
マニフィカト
エイミー・ハワース(S)
キャロライン・トレヴァー(A)
ガイ・カッティング、ベネディクト・ハイマス(T)
ウィル・ダウス、ジャイルズ・アンダーウッド(Bs)
ポーラ・シャトーヌフ、リンダ・セイス(Lute)
ティモシー・アマースト、ジュディス・エヴァンズ(ヴィオローネ)
マシュー・マーティン(Org)

録音:2018年6月18-20、25-27日オックスフォード大学礼拝堂
41曲の4声のラテン語モテットからなる「カンツィオーネス・サクレ」は、ルター派プロテスタントのドイツ語宗教音楽発展に大きく寄与した彼が、 新教・旧教の対立を巻き込んだドイツ三十年戦争の時代にあって、カトリックのラテン語詩句にルネサンス風のア・カペラ形式で曲をつけた小 編成向けの大曲集。シュッツが出版した他の作品と比べると規模も形式も特殊なものです。通奏低音は後年足されたもので、このアルバム ではリュート、ヴィオローネとオルガンが使用されています。多彩な旋律が対位法の粋を集めて使用され、表現もダイナミックなもの。2016年 に発売された結成25周年アルバム「Scattered Ashes」(CKD517)以降、多くの古楽ファンが待ち望んだフィリップ・ケイヴ率いるマニフィカ トのニューアルバム。

ARCANA
A-458(1CD+e-book)
「バルラームとヨサファト」
1.ERA IN QUEL TEMPO D’INDIA SIGNORE それはインドに、異教のアヴェニレ王がいた頃
ネーリ・パリアレージ(14世紀)によるイタリア語八行連詩「聖ジョサファの伝説」より
2.QUINSAINNE APRIES 2週間の後
カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より
〜エリナン・ド・フロムンドゥス(12世紀):VERS DE LA MORT 死に向かい より
MOLT EST DOLANS LI FILS LE ROI 王の息子は大いに苦しみ
カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より
3.NEMPE SENEX QUIDAM,VIR SANCTUS NOMINE BARLAAM ある老人、すなわち聖人バルラームの名を唱えよ
ラテン語による「聖バルラームとヨサファトの言葉」(12世紀) より
4.I POYDE BARLAAM NA URATA OD PALACA バルラームはホサファトの宮廷を訪れ
クロアチア語による「聖ジョサファトの伝説」(ザグレブ18世紀の編纂) より
5.E SI TU AGUESSAS HUELHS ESPERITALS 夜啼鶯のお話
南フランス語による「バルラムとジョザファス」(パリ14世紀の編纂) より
6.IVIRON INCANTATIONS (I) イヴェロンの朗誦(I) …器楽による演奏
イヴェロン修道院(ギリシャ・アトス山)17世紀の写本より
7.BAPЛAM ЖE ГЛAГOЛA バルラームは語った(一角獣のたとえ話)
スラヴ古語とロシア語による「バルラームとヨアサフの物語」(16世紀編纂) より
8.LI FILS LE ROI LI RESPONDI 王の息子は答えた
カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より
9.I CHADA CHRAGL BISE RAZUMI 王は息子がキリスト教を奉じることを認め
クロアチア語による「聖ジョサファトの伝説」(ザグレブ18世紀の編纂) より
10.TAUTA O?N ΠANTA
ギリシャ語による「バルラームとイオアダフ」(パリ14世紀の編纂) より
11.IVIRON INCANTATIONS (II) イヴェロンの朗誦(II) …器楽による演奏
イヴェロン修道院(ギリシャ・アトス山)17世紀の写本より
12.KE FOL SONT LI EGYPTIIEN 奇妙なエジプト人たち
カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より
ディアロゴス
カタリーナ・リヴリャニチ(歌、音楽監督)
アルブレヒト・マウラー(フィドル、レベック、楽器復元製作)
ノルベルト・ローデンキルヒェン(各種笛、ハープ)

録音:2016年12月3-6日 クンスト=スタツィオーン・ザンクト・ペーター、ケルン
クロアチアという隠れた古楽の宝物庫から現れ、世界的な活躍を続けている中世音楽集団ディアロゴスの最新盤のテーマは「釈迦物語」。驚くべきことに、仏 教の開祖ゴータマ・シッダルタ=ブッダの生涯はマニ教の書物を介してアラビア語圏に伝わり、そこから東方正教やローマ・カトリックの世界に伝わった結果なぜ かブッダが「老人バルラームとの出会いでキリスト教に目覚め、父王の怒りを買いながらも改宗した聖人ヨサファト」として扱われるようになったとのこと。ディアロゴ スはイタリアやスラヴ語圏・ギリシャなどの中世写本、あるいは南仏吟遊詩人の物語歌などから関連する詩歌を精選、簡素な中世楽器を伴奏に用いながら、 独特の朗誦でその実像を浮き彫りにしてゆきます。ごくシンプルな器楽伴奏による歌の響きは、それを聴くだけでも心が中世へと誘われる美しいもの。音だけで は伝わりにくい詳細な諸問題点にも配慮は万全で、ダウンロードによるマルチメディアe-book(英語版とフランス語版)が付属しており、200ページにも及ぶ解 説文と豊富な図版、解説と演奏の動画などを楽しむことが出来、この興趣の尽きない伝説を俯瞰する興味深い内容となっています。
※ e-bookはブラウザを使用してお楽しみいただけますが、映像が支障なく再生できる環境(Windows10とMicrosoft Edgeの組み合わせなど)が奨励さ れています。
ARCANA
A-455(1CD)
ニコラ・ボニファチオ・ログロシーノ(1698-1764):作品集
.カンタータ「見よ祭壇を、見よ神を」 ト短調(ソプラノ独唱、ヴァイオリン2部、ヴィオラと通奏低音のための)
フルート協奏曲 ト長調(フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリン2部、ヴィオラと通奏低音のための)
スターバト・マーテル 変ホ長調
ジューリア・セメンツァート(S)
ラファエレ・ペ(C.T)
マルチェロ・ガッティ(フラウト・トラヴェルソ)
ステーファノ・デミケーリ(チェンバロ、指揮)
タレンティ・ヴルカニーチ(古楽器使用)
編成:ヴァイオリン(7)、ヴィオラ(2)、チェロ(2)、
テオルボ、コントラバス、オルガン

録音:2018年3月13-17日ナポリ、修道女オルソーラ・ベニンカーザ大学 無原罪教会
1698年、イタリア半島のちょうど踵のあたり、ビトントに生まれたログロシーノは、ヨンメッリやポルポラの活躍を横目に1730〜50年代の本場ナポリで延々とオ ペラ・ブッファの傑作を連発、この分野における第一人者との呼び声も高かった作曲家。ナポリでヴェネツィアーノ(A.スカルラッティのナポリにおける最大の商売 敵)に学んだのち、30歳の頃にコンツァの司教の元でオルガニストの座に。当地で作曲にも本格的に取り組み始め、オラトリオのほか多くのオペラを手掛け、 ローマやパレルモ、ナポリの劇場で大成功を納めながら各地礼拝堂の楽長も歴任し、宗教作品も多数残しました。その作風は当時の世間の好みをよく反映 した華やかなもので、ここに収められた宗教作品においてもその親しみやすさが大きな魅力です。ステーファノ・デミケーリは確かな音楽知に裏打ちされた見識も そなえつつ、イタリア古楽界でもとくにスタイリッシュな演奏を紡ぎ出す俊才古楽指揮者(名盤多数)。バーゼル・スコラ・カントルムを2015年に修了したソプラノ のセメンツァートと、カウンターテナーのラファエレ・ペは、ラ・ヴェネシアーナとの共演でカヴァッリの二重唱のCDもリリースしている注目株。イタリア古楽界の若き精 鋭たちが、18世紀の大衆に支持された知られざる作品を生き生きと聴かせます。

CPO
CPO-555255(1CD)
NX-B10
テレマン:ハンブルクとアルトナの就任式カンタータ
Kommt, lasset uns anbeten さあ、礼拝しましょう TVWV2:5〜1745年ハンブルクの聖ヨブ病院付属教会のための就任式音楽
Geschlagene Pauken, auf! 太鼓を叩いて、進め!TVWV13:14〜1744年 アルトナ、学術体育館(Christianeum)のための就任式音楽
Laetare iuvenis in iuventute tua 若く幸せな男 TVWV14:11〜1758年 ハンブルクの学校試験のための音楽
ハンナ・ツムザンデ(S)
アロン・ハラリ(A)
ミルコ・ルートヴィヒ(T)
ファビアン・クーネン(Bs)
イラ・ホーホマン(指)
バロックヴェルク・ハンブルク

録音:2017年9月10-11日
ハンブルクの音楽監督を務めていたテレマンは折りに触れ、祝祭行事のための音楽を精力的に作曲しました。その活 動はハンブルク全域をカバーしていましたが、とりわけ西部に位置する歴史的に重要な都市アルトナでの行事には力 を注いでいたようで、大きな行事から小さな行事に至るまで様々な音楽を提供していました。このアルバムには3曲を 収録。美しく快活な旋律に満たされたアルトナの学術体育館のための音楽を始め、演奏するスペースが小さかったた めか、コンパクトな編成で書かれたハンブルクのヨブ病院付属教会のための音楽、旧約聖書のテキストが用いられた ハンブルクのラテン語学校の試験のための音楽と、当時の賑やかな都市を想像させる作品が楽しめます。

MUSIS
MUSIS-02(1CD)
税込定価
ゴヤの生きたスペインより
ラファエル・アングレス(1730-1816):アリア ニ短調
フェリックス・マキシモ・ロペス(1742-1821):スペイン風ファンダンゴによる変奏曲 ニ短調
マテオ・アルベニス(1755-1831):ソナタ ニ長調
ホアキン・モンテロ(1740?-1815頃):10のメヌエット〜メヌエット 第1番、第2番、メヌエット 第9番、第10番
マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ(1750-1784):ソナタ 嬰ヘ短調 Op.1-5
ホセ・デ・ララニャガ(1728-1806):ソナタ ニ長調
マヌエル・デ・ソストア(1750頃-1813):アレグロ ニ長調
アントニオ・ソレール(1729-1783):ソナタ ト短調 R.377
フェリックス・マキシモ・ロペス:ファンダンゴ風メヌエットと6つの変奏曲 ト短調
ホセ・テイシドール(1752-1811):ソナタ ニ長調
川口成彦(フォルテピアノ)
使用楽器:ジョン・ブロードウッド&サン 1792年製(エドウィン・ベウンク氏修復)、クリストファー・ゲイナー スクエアピアノ 1780年頃製(オラフ・ファン・ヒース氏修復)

録音:2018年4月3-5日ドープスヘザンデ教会・オランダ、ハーレム
2018年ワルシャワで開催された「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」で第2位入賞し、一躍時の人となったフォルテピアノ奏者、 川口成彦のソロ・アルバム第3弾。彼がこれまでのコンサートでライフワークとして取り組んできた、自身こよなく愛するスペインの知られざる作 品を集めたアルバムです。イタリア人ながら半生はスペインで活躍したドメニコ・スカルラッティ、そしてアントニオ・ソレール (1729-1783)らの時代から、傑作「イベリア」を残したイサーク・アルベニスの登場までおよそ100年の間、大きな動きの見 えないスペイン鍵盤音楽の歴史ですが、実際には当時の人々の生活と息遣いを感じることの出来る素晴らしい音楽がたくさん生まれていま した。ちょうどその時代を生きた芸術家の一人が、画家のフランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)で、彼の生きた時代のスペインには一体どのよ うな音楽が、どのような音で奏でられていたのだろう、というのがこのアルバムのコンセプトとなっています。使用楽器にも大きなこだわりがありま す。スペインの音楽をピリオド鍵盤楽器で、となると、地理的に近いウィーン式のヴァルターなどがよく使用されますが、18世紀にはスペイン王 家にイギリスのブロードウッド社からピアノが贈られていたり、当地の楽器製作者がイギリスのスクエアピアノに影響を受けていたらしいことが分 かっており、これを踏まえ、ここではイギリスの楽器が選択されました。作品、楽器、解釈と全てにおいて幅広い探求を行い、そこから得た深い 共感を持って表現された作品の数々。多くは5分にも満たない小品ですが、そのどれもがきらきらと輝く魅力を放つ、美しくも心沸き立つアル バムです。

Diapason
DIAP-114(1CD)
限定盤
バード、ギボンズとダウランドの時代の音楽


(1)ギボンズ:銀色の白鳥
(2)ギボンズ:6声のファンタジア第4番
(3)ダウランド:ぼくの受けた苦しみを?
(4)ギボンズ:わが窓辺より去れ
(5)ダウランド:恋人よ、知っているなら話しておくれ
(6)トムキンズ:プール宮廷で作ったおもちゃ
(7)ダウランド:悲しみよとどまれ
(8)トムキンズ:ファンシー
(9)ダウランド:暗闇に住まわしておくれ
(10)ギボンズ:6声のファンタジア第3番
(11)トムキンズ:バラフォスタスの夢
(12)ダウランド:思いが叶わぬ時は
(13)ダウランド:わが恋人の涙
(14)ホルボーン:嘆きのパヴァーナ
(15)ダウランド:低い木にも梢はある
(16)ダウランド:見よ、この不思議を
(17)ダウランド:ただ私だけを
(18)バード:4声のミサ曲
(1)デラー・コンソート/録音:1958年
(2)コンコルディア
録音:2000年
(3)アンドレアス・ショル(C.T)、アンドレアス・マルティン(Lute)/録音:1996年
(4)コンコルディア
録音:2000年
(5)アンドレアス・ショル(C.T)、アンドレアス・マルティン(Lute)/録音:1996年
(6)キャロル・セラシ(ヴァージナル&クラヴサン)/録音:2000年
(7)アンドレアス・ショル(C.T)、アンドレアス・マルティン(Lute)/録音:1996年
(8)キャロル・セラシ(ヴァージナル&クラヴサン)/録音:2000年
(9ポール・アグニュー(T)、クリストファー・ウィルソン(Lute)/録音:1995年
(10)コンコルディア/録音:2000年
(11)キャロル・セラシ(ヴァージナル&クラヴサン)/録音:2000年
(12)ポール・アグニュー(T)、クリストファー・ウィルソン(Lute)/録音:1995年
(13)ポール・アグニュー(T)、クリストファー・ウィルソン(Lute)/録音:1995年
(14)コンコルディア/録音:2000年
(15)エマ・カークビー(S)、アンソニー・ルーリー(リュート&オルファリオン)/録音:1989年
(16)エマ・カークビー(S)、アンソニー・ルーリー(リュート&オルファリオン)/録音:1989年
(17)エマ・カークビー(S)、アンソニー・ルーリー(リュート&オルファリオン)/録音:1989年
(18)ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho、ジョージ・ゲスト(指)
ディアパゾン誌が選ぶ名盤選「決定盤シリーズ」の第114集は、古楽ファン要注目の「バード、ギボンズとダウランドの時代の音楽」! ポール・アグニュー、エマ・カークビー、アンドレアス・ショル、アンソニー・ルーリー、キャロル・セラシなど、古楽界にその名を刻む演奏家たちの名演の数々を集めた充実のイギリス・ルネサンス・プログラムです。 プログラムの掉尾を飾るのはバードの名作「4声のミサ曲」。ジョージ・ゲストが音楽監督を務めていた時代のケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊の名唱を収録しています。
※Diapason レーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。

Audax Records
ADX-13717(1CD)
パリ・アルバム〜初期のフランスのトリオ・ソナタ集
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665−1729):トリオ・ソナタ ト短調
ブロッサール(1655−1730):トリオ・ソナタ イ短調 「デッタ・ラ・プリモジェニータ」*
アンドレ・カンプラ(1660−1744):トリオ・ソナタ第1番 変ロ長調*
セバスティアン・ド・ブロッサール:トリオ・ソナタ ハ長調 「デッタ・ラ・セコンダ」*
フランソワ・クープラン(1668−1733):ラ・コンヴァレサント
クレランボー(1676−1749):トリオ・ソナタ ト長調 「ラ・フェリシテ」
カンプラ:トリオ・ソナタ第2番 イ長調*
ブロッサール:トリオ・ソナタ ニ長調
ルベル(1666−1747):リュリ氏のトンボー
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
アンサンブル・ディドロ

録音:2018年12月20日−22日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)
*=世界初録音
Audax Records
ADX-13718(1CD)
ロンドン・アルバム〜初期のイングランドのトリオ・ソナタ集
ロバート・キング(c.1660−1726):イタリアの流儀にならったソネッタ*
ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラギ(c.1640−1708):トリオ・ソナタ ト短調
パーセル(1658/9−1695):トリオ・ソナタ第6番ハ長調 Z.795(3声のソナタ集より)
ヨハン・ゴットフリート・ケラー(d.1704):トリオ・ソナタと組曲 ト短調*、チャッコーナ ト長調*
パーセル:トリオ・ソナタ第9番ハ短調 Z.798(3声のソナタ集より)
ジョン・ブロー(1648/49−1708):トリオ・ソナタ イ長調
ディースゼーナー(c.1640−1683):トリオ・ソナタ ト短調*
パーセル:トリオ・ソナタ第6番 ト短調 「大シャコンヌ」 Z.807(4声のソナタ集より)
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
アンサンブル・ディドロ

録音:2018年12月17日−19日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)
*=世界初録音
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手です。
ドレスデン宮廷の知られざるトリオ・ソナタを録音し話題を呼んだ名盤「ドレスデン・アルバム」の続編ともなる好企画「パリ・アルバム」と「ロンドン・アルバム」が一挙登場。「パリ・アルバム(ADX 13717)」は、リュリ亡き後の17世紀末フランスで「フランス様式」と「アルプスの向こうの熱情(ardeur transalpine)」(「transalpine」は、アルプス山脈の向こう側、転じてイタリア音楽のこと)を融合し、より優れた新しい様式を確立するために情熱が向けられていたフランスの音楽。「ロンドン・アルバム(ADX 13718)」は、1683年にパーセルが「三声のトリオ・ソナタ集」を出版し、独特なイングランド音楽の語法と最新のイタリアやフランスの音楽を巧みに取り入れながら発展していったイギリス・バロックの最初の最盛期となった時代の音楽。新たな発見でいっぱいの二つの「トリオ・ソナタ集」を、プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロの精緻でエネルギッシュな演奏で贈ります。

Chandos
"CHACONNE"

CHAN-0819(1CD)
フィッツウィリアム・コレクションからのチェンバロ音楽
ガレアッツォ〔・サッバティーニ〕(1597−1662):前奏曲
マレンツィオ(1553/1554−1599):Tirsi morir volea
作曲者不詳:パッサメッツォ・パヴァンとガリアード
アッレスティ(1619−1701):ソナタ イ長調
ルカ・マレンツィオ:Freno Tirsi il desio
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637−1695):ソナタ ニ短調
ジュリオ・カッチーニ(1551−1618):麗しのアマリッリ
フレスコバルディ:トッカータ第7番
ピーター・フィリップス(c.1560−1628):パッサメッツォ・パヴァンとガリアード
アレッサンドロ・ストリッジョ(c.1536/37−1592):Chi fara fede al cielo
ポッラローロ(c.1653−1723):ソナタ ニ短調
ルカ・マレンツィオ:Cosi moriro
ジョヴァンニ・ピッキ(c.1571−1643):トッカータ
ツィーポリ(1688−1726):カンツォーナ ト短調
コレッリロージングレイヴ編曲〕:ソナタ ニ短調 Op.5-7
ソフィー・イェーツ(Cemb)

録音:2017年11月14日−16日、マスターズ・ロッジ(ケンブリッジ大学ダウニング・カレッジ)
イギリスではルース・ダイソンとロバート・ウーリーに、オランダではボブ・ファン・アスペレンに師事し、ボストン古楽音楽祭での国際コンクールで優勝を果たし国際的なキャリアをスタートさせたシャンドスが誇る古楽系鍵盤奏者ソフィー・イェーツ。
ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム美術館は、アイルランドの博学者であり、音楽愛好家、アマチュア作曲家、チェンバロ奏者であったリチャード・フィッツウィリアム(1745−1816)によって創設され、彼が収集した18世紀イギリスの貴重な音楽遺産が残されています。イェーツはフィッツウィリアム美術館所蔵の貴重な楽器、ジョヴァンニ・バッティスタ・ボニ制作のオリジナル・チェンバロを使い、フィッツウィリアム・コレクションの曲集(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック、ティスデイルズ・ヴァージナル・ブック、17のソナタ集等)からの作品を弾いています。

Glossa
GCD-923519(2CD)
カヴァッリ(1602−1676):歌劇 「アポロとダフネの愛」 ガブリエル・ガリード(指)、
アンサンブル・エリマ

録音:2007年11月&2008年4月、マルパ・ノートルダム教会(モンフラン、フランス)
アルゼンチン出身、イタリア・バロックとラテン・アメリカのバロック音楽を専門とする指揮者、ガブリエル・ガリードと、彼が1981年に創設したピリオド・アンサンブル、アンサンブル・エリマ。ガリード&アンサンブル・エリマが2007年−2008年に録音したカヴァッリの歌劇「アポロとダフネの愛」が、Glossaから新装再発売!
「アポロとダフネの愛」は、二人の天才、作曲家フランチェスコ・カヴァッリと詩人ジョヴァンニ・フランチェスコ・ブゼネッロによる最初のコラボレーション作品で、1640年にヴェネツィアのサン・カッシアーノ劇場で初演されたヴェネツィアにおける初期オペラの代表作の一つです。
Glossa
GCD-923412(1CD)
ストラディヴァリウス1690 「タスカン」 〜 18世紀イタリアのヴァイオリン・ソナタ集
ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 「アッカデミカ」 Op.2-12より シャコンヌ(アレグロ・マ・ノン・プレスト)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.4-8
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.5-9
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.1-10 「捨てられたディドーネ」
ロカテッリ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「レウブスタ」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 F.XIII-16, RV.34
ファビオ・ビオンディ(Vn/ストラディヴァリウス1690 "タスカン")、
アントニオ・ファンティヌオーリ(Vc)、
ジャンジャコモ・ピナルディ(テオルボ)、
パオラ・ポンセ(ハープシコード)

録音:2019年1月、オーディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ(ローマ)
スペインの名門古楽レーベル「グロッサ(Glossa)」を新たな活躍の場として、ソロ、室内楽、協奏曲、さらにはオペラやオラトリオなどを録音し疾風怒濤の活躍を続けるイタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディ。
最新録音では、限られたストラディヴァリウスの中でも特に優れた銘器のひとつとして知られる、1690年製のストラディヴァリウス"タスカン"(トスカーナ)を使用。トスカーナ大公子フェルディナンド・デ・メディチのために作られた5挺(タスカン・クインテット)のうちのひとつで、「挑戦期」を代表する逸品です。メディチ家断絶後は様々なコレクターやディーラーの間で取引され、1953年以降はローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアが所有し、ジョコンダ・デ・ヴィートやピーナ・カルミレッリといったイタリアの名ヴァイオリニストが弾いてきました。2018年に行われた「東京ストラディヴァリウス フェスティバル 2018」で披露された21挺のうちの1挺でもあります。

Tonar
TONAR-21015(1CD)
シャコンヌ〜バロック・リサイタル
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ニ長調 BWV.1007
スカルラッティ:ソナタ K.11/L.352、
 ソナタ K.32/L.423、
 ソナタ K.27/L.449、
 ソナタ K.474/L.203、
 ソナタ K.531/L.430
ヴァイス:組曲第7番ニ短調
バッハ:シャコンヌ
マヌエル・バルエコ(G)
小澤征爾の指揮で武満徹の作品のアメリカ初演を行ったこともあるキューバ出身の名ギタリスト、マヌエル・バルエコのバロック・プログラム。名手バルエコによる「シャコンヌ」や「無伴奏チェロ組曲第1番」などのバロック作品は、カリブ海のそよ風を感じさせるかのような自然体の演奏です。

Arte dellarco Japan
ADJ-060(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第6巻(1614)
・『アリアンナの嘆き』【「私を死なせて」(第1部)/「ああテゼオ、私のテゼオ!」(第2部)/「あれほど私に誓った真心は」
(第3部)/「ああ、それでも答えないのね!」(第4部)】
・「西風が戻り」
・「着飾った美女の一団のなかに」
・「さようなら、美しいフロリダ」
・『愛する女性の墓碑に注ぐ恋人の涙』【「灰と化した亡骸よ、僕の美しい太陽を飲み込み」(第1部)/「ああ川々よ、お
前たちはグラウコが墓石の上で叫びながら」(第2部)/「もしグラウコが、かつては愛の巣であり」(第3部)/「愛する
ニンフよ、天の膝に抱かれているのだね。」(第4部)/「ああ黄金の髪よ、雪のように柔らかな胸よ」(第5部)/「愛する
亡骸よ、僕の瞳は墓石の高貴な胸の上を」(第6部)】
・「ああ、美しい顔よ」
・「ティルシよ、まさにここで美しいクローリは微笑み」
・「哀れなアルチェオよ、この愛しい土地から去るのだ」
・「この場所でエルガストは「バットよ」と嘆いたのだ」
・「穏やかな川のほとりで」
ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子(S)、布施奈緒子(A)、上杉清仁(C.T)、谷口洋介・中嶋克彦(T)、小笠原美敬(Bs)】
伊藤美恵(バロックハープ)、
金子浩(Lute)、
上尾直毅(Cemb)

録音:2016年5月15-18日、2016年9月18-21日、2018年4月8-10日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
日本語帯・解説・歌詞対訳付
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第6巻」 がリリースされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦 点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたラ イフワークが今ここに巻を追って響きとなります!
モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとし ていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第 8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。
オペラの誕生とほぼ同時期のドラマチックなマドリガーレ第6巻。いっそう磨きのかかったラ・フォンテヴェルデの精緻なアンサンブルがその魅力を余す ところなく発揮します。
現在、マドリガーレ集第5巻(ADJ 058)マドリガーレ集第4巻(ADJ 054)、マドリガーレ集第3巻(ADJ 051)、マドリガーレ集第2巻(ADJ 048)、マドリガーレ集第1巻(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。 (Ki)

Coviello
COV-91906(1CD)
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690-1758):3声の協奏曲集 第2集
第7番イ短調/第8番ニ長調
第9番イ短調/第10番ニ短調
第11番ホ短調/第12番イ長調
ムジカリッシェ・ガルテン

録音:2018年
第1番〜第6番を収録した第1集(COV-91705)に続くアルバムです。ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロは、ドイツ、シュトゥットガルトのヴュルテ ンベルク宮廷楽団のカペルマイスターとして活躍したイタリアの作曲家。職を辞した後、作曲に専念して書かれたのがこの協奏曲集。充実したトリオ・ソナタとも 言える作品で、2つのヴァイオリンが同等に掛け合う書法が魅力的。美しくゆったりとした楽章と、喜びにあふれた速く技巧的な楽章がせめぎ合い音楽が展開さ れていきます。バーゼル・スコラ・カントルムを卒業した仲間が集まって結成された古楽アンサンブル、ムジカリッシェ・ガルテンによる生き生きとした演奏でお 聴きください。 (Ki)
Coviello
COV-91908(1CD)
フランス・ルネサンス、麗しの響き
クレマン・ジャヌカン(1485-1558)&クロード・ル・ジュヌ(1530-1600):Le chant de l’Alouette (Paris, Ballard, 1603)
クレマン・ジャヌカン:J’ay dict, j’ay faict (Paris, Attaingant, 1543) / Au joly jeu du pousse avant (Paris, Attaingant, 1529)
クロード・ル・ジュヌ:Fuyons tous d’amour le jeu (Paris, Ballard, 1612)
ニコラス・バレット(1583-1642):Est-ce Mars et Courante de Mars (Le Secret des Muses, Amsterdam, 1616)
クレマン・ジャヌカン(1485-1558)&クロード・ル・ジュヌ(1530-1600):Le chant du Rossignol (Paris, Ballard, 1603)
クロード・ル・ジュヌ:Premiere Fantasie (Paris, Ballard, 1612) / O voix, o de nos voix (Paris, Ballard, 1612)
ピエール・アテニャン(1494-1552):Prelude (Paris, Attaingant, 1529)
クレマン・ジャヌカン:O mal d’aymer (Paris, Attaingant, 1544)
作曲者不詳:Pavane la Bataille (Musicque de Joye, Lyon, Moderne, 1550)
クロード・ル・ジュヌ:「 Arm’, arm’ 」 - la guerre (Paris, Ballard, 1608)
ピエール・ゲドロン(1570-1620):Puisque les ans n’ont / qu’un printemps (Paris, Ballard, 1617)
テレーム

録音:2018年
歌とガンバとリュートによる、美しいフランス・ルネサンス音楽集。テレームはバーゼル・スコラ・カントルムの卒業生が中心となって2013年に設立された古 楽アンサンブルです。名前の由来はフランソワ・ラブレーの小説「ガルガンチュワ物語」に登場するユートピア、六角形で5階建ての建物「テレームの僧院」。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10407(1CD)
ムファット:調和の捧げもの
第1番ニ長調/第2番ト短調
第3番イ長調/第4番ホ短調
第5番ト長調
グナール・レツボール(指,Vn)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

録音:2000年10月/イタリア
鬼才レツボールによる、もともとSYMPHONIAレーベルに録音された音源です。ムファット(ムッファト)はフランス生まれでリュリに師事、その後ウィーン、 イタリアと各地を回りますが、自分はドイツ人だと表明していました。各国の書法を自然なレベルで身に付けたグローバルな作曲家と言えます。『調和の捧げもの』 は5曲からなる弦楽のための5声のソナタ集で、室内ソナタ・教会ソナタの他、協奏曲的な要素も入った作品集です。タイトルに掲げられた「調和」の精神は、 第5番ラストを飾る長大なパッサカリアに結実しています。荘重なフランス風のシャコンヌに始まりゆっくりと美しく流れる音楽を遮るように、後半突如として明 らかに異質なイタリアのチャッコーナが登場するのですが、それが元の気分に巧みに融和され、新たな変奏へと繋がっていくのです。多種多様な技法を駆使し、 ひとつの世界を造り上げたムファットの手腕に驚かされる名作です。

ACCENT
ACC-24357(1CD)
ビーバー:2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、通奏低音のための12のソナタ『宗教的・世俗的弦楽曲集』(1683)
ムファット:オルガン曲集『音楽とオルガンの資料』(1690)より第12トッカータ
フロリアン・ドイター、
モニカ・ワイズマン(Vn、音楽監督)
アルモニ・ユニヴェルセル

録音:2018年9月24-27日/ドイツ、ニーダーエーエ、聖レオデガル教会
ヴァイオリンのためのソナタ、特に『ロザリオ・ソナタ』(1674年頃)がとりわけ有名なビーバーですが、この1683年の『宗教的・世俗的弦楽曲集』も名 品です。教会ソナタと室内ソナタそれぞれの個性が生かされた曲集で、陰りのある和声進行と多声部による対位法的なせめぎ合いが魅力となっています。前半6 曲はヴァイオリン2、ヴィオラ2、通奏低音という古風な5声の編成。後半6曲はヴァイオリンが1本減って4声となります。第1ヴィオラは音域も含めいわゆ る第2ヴァイオリンの立場になっているため、このCDではヴァイオリン2、ヴィオラ1、通奏低音という編成に置き換えて演奏しています。また前半6曲と後半 6曲の間にはムファットのオルガン曲が差し挟まれ、場面転換の役割を担っています。 (Ki)

Simax
PSC-1349(1CD)
バロック時代のオリエントの風
Sereba/Nystrom :Le Vent(風)/ F. クープラン :Sarabande(サラバンド)
民謡Ballad from Lorestan :Dochtare Boyer Ahmadi
Kouame Sereba :Jegerlek(狩人のゲーム)/ ネルソン・ダ・ハベッカ:To Lembrado Nao! / Nys-trom/Sereba :No Forro
Rolf-Erik Nystrom :Chich-kai no tsuki(地中海の月)
メールラ:Canzonetta part I(カンツォネッタ part 1)/ Kouame Sereba :Wodi/ Kouame Sereba :Naya/ Diego Ortiz :Recercada Segunda “La Spagna”(レセルカーダ第2番「スペイン」)/
メールラ :Canzonetta part II(カンツォネッタ part 2)
Rolf-Erik Nystrom :Maqam[The Oriental Dawn of the Baroque]
民謡:Gnawr’n- based on a ‘gorrlaus slatt’
Kouame Sereba :Jonabalo/メールラ :Su la cetra amorosa(愛の翼に乗せて)/ ファルコニエーリ:Ciaccona(チャコーナ)
ビーバー :Die Verkundigung(受胎告知)
Nils Okland :Biberslatt’(ビーバーのスロット)
Kouame Sereba: Tanie Baiko Justine/ ナルバエス :Paseabase del Rey Moro/
モンテヴェルディ:Excerpt from Quel Sguardo Sdegnosetto(「あの軽蔑した目つき」から)/ Kouame Sereba :Lisa
Kouame Sereba :Ziza/Kilden(泉)(a religious folk tune after Ragnar Vigdal)/
スウェーデン民謡:Kom helga ande(来たれ聖霊よ)
ゴーティエ:Les canaries(カナリア)/モンテヴェルディ:Amor, dicea…lamento della Ninfa(ニンフの嘆き)
ロルフ=エーリク・ニューストレム(アルトサックス、ソプラニーノサックス)ニルス・オークラン(ハリングフェレ、ヴィオラ・ダモーレ、ヴァイオリン)
エリサベト・ホルメルツ(ソプラノ) 
コウアメ・セレバ(ヴォーカル、ドド、カリンバ、パーカッション) 
ヘスス・フェルナンデス・バエナ(テオルボ)

録音:2018年3月13日、14日、17日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
ノルウェーのサクソフォーン奏者、ロルフ=エーリク・ニューストレムは、頭抜けた技術と感覚で知られ、現代ノルウェーとスカンディナヴィアの音楽シーンを舞台に ジャンルを問わない活動を行っています。彼は作曲も手がけ、現代ノルウェーの音楽を集めた『Concepts of Sorrow & Dangers(悲しみと危険の概念)』(Aurora ACD5045)でも「新宿タイムアウト」「セプテンバー・ディーブレイク」などの自作をクセナキスやラーシュ・ペッテル・ハーゲンたちの曲とともに演奏しています。『POING のために』(ACD5086)のアンサンブル「POING」のメンバー。彼が舵を取る新しいアルバム『バロック時代のオリエントの風』は、バロック音楽をオリエント、ア フリカ、南アメリカ、北欧地域との関連から探求するという興味から生まれました。ビーバー、メルーラ、モンテヴェルディの曲を異文化交流の共通分母として演奏、 ブラジルのフィドル奏者ネルソン・ダ・ハベカとノルウェーのラグナル・ヴィーグダールの音楽を織り交ぜながら展開させていきます。ハリングフェレ奏者のニルス・オー クラン、西アフリカのコートジボワール生まれのコウアメ・セレバ、アーリーミュージックと現代曲が主なレパートリーのエリサベト・ホルメルツ、セビーリャ出身のヘスス・ フェルナンデス・バエナがプロジェクトに参加。探求の旅を楽しみました。ニューストレムとセレバが共作した「Le Vent(風)」とフランソワ・クープランの「趣味の 融合」の〈サラバンド〉。イランのロレスターンの伝承曲「Dochtare Boyer Ahmadi」。ニューストロムが日本の尺八からインスピレーションを得て作った「旅するこ とを夢見ながら、叶わない人たちへのオマージュ」「地中海の月」。「ゴルラウス」調弦で演奏する「スロット(民謡)」をモロッコのベルベル人のグナワ音楽と融合さ せた「Gnawr’ n - based on a ‘gorrlaus slatt’」。13のトラックで構成されたアルバムです。 (Ki)

CPO
CPO-555270(2CD)
NX-D11
グラウン(1701-1759)/バッハ/テレマン:受難オラトリオ(バッハにより再構成されたパスティッチョ)「Wer ist der, so von Edom kommt エドムの地から来たのは誰ですか?」 ゲズィーネ・アドラー(S)
クラウディア・ツァイナー(A)
トビアス・フンガー(T)
トビアス・ベルント(Bs)
ゴットホルト・シュヴァルツ(指)
コンチェルト・ヴォカーレ
ザクセン・バロックオーケストラ・ライプツィヒ

録音:2018年9月7-9日
『パスティッチョ』とはイタリア語で「混乱」「ごたごた」などの意味を持ち、音楽の世界で使われるときには「さまざまな作曲家の作 品を台本に沿ってつなぎ合わせた作品」を指します。著作権などがなかった時代には、他人の作品を流用することはごく普通 に行われており、とりわけ18世紀前半には、歌劇を中心に数多くの「パスティッチョ」作品が生まれていました。 この受難オラトリオ「エドムの地から来たのは誰ですか?」もそのような作品であり、成立過程ははっきりしていませんが、バッハ が手に入れたグラウンの作品に手を加え、2部形式のオラトリオに仕上げたと推測されています。その際、自身の作品を加えた だけでなく、テレマンの作品を加えたことで(テレマンは彼の作品を使うことに同意しなかった)この作品はお蔵入りになってし まったようです。現在ではこれ以上の情報はありませんが、1733年以降に作られたこの作品は、研究が進むことで、恐らくバッ ハの「最後の受難曲」となるものでしょう。
CPO
CPO-555192(1CD)
NX-B02
テレマン:カウンターテナーのためのミサとカンタータ集
1.Ach Herr, strafe mich nicht mit deinem Zorn
ああ、主よ、あなたの怒りで私を罰しないでください TVWV7:1
2.フーガ 第19番TWV30:19
3.ミサ曲 ロ短調 TVWV9:4
4.フーガ 第5番TWV30:5
5.Me miserum! Miseriarum TVWV1:1135
6.ソナタ TWV41:G1
7.Ich wand’re fort TVWV7:1-カンタータ
「Meines Bleibens ist nicht hier 私に永遠の場所などない」TVWV1:1100より
アレックス・ポッター(C.T)
ヴェロニカ・スクプリク(指)
ラ・ドルチェッツァ(アンサンブル)

録音:2017年6月23-25日
「カウンターテナー界の新しいスター」として国際的に賞賛されるイギリス出身の歌手アレックス・ポッター。彼はバッハやヘンデル を巧みに歌うだけでなく、知られざる作品の発掘に熱心であることで知られています。このアルバムに収録されているテレマンの 6編の詩篇による宗教曲もあまり演奏されることのない作品ばかり。曲調はテレマンより少し前の時代のブクステフーデやローゼ ンミュラー作品と似ている部分もありますが、随所に魂の苦悩や喜びがストレートに描かれるという劇的な表現は、まさにテレマ ン独自の作風。1701年から1705年頃に書かれた「ロ短調ミサ曲」も15分程度の短さながら、意欲的な筆致が印象的な 作品です。アルバムでは曲間に器楽曲を併せることで、全体の統一を図っています。
CPO
CPO-555230(1CD)
NX-B10
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):受難カンタータ集 第3集
Kommt, Seelen, seid in Andacht stille さあ、魂たち、献身的に静かにGWV1119/41
日曜日〜 赦罪の主日のカンタータ*
Sie rusten sich wider die Seele 魂に敵対する GWV1124/41〜日曜日 Judicaのカンタータ
Jesus, auf dass er heiligte das Volk イエスよ、彼らはあなたを崇拝する〜聖木曜日のカンタータ
フローリアン・ハイアリック(指)
ゾリステンアンサンブル・エクス・テンポーレ
バロックオーケストラ・マンハイム・ホーフカペレ

録音:2016年2月27日 ライヴ*、2018年2月17日 ライヴ
ザクセンに生まれ、ライプツィヒで法学を学び、聖トーマス教会カントルのクーナウの元で音楽を学んだグラウプナー。カイザーが 指揮するハンブルク歌劇場でチェンバロ奏者を務め(当時、歌劇場のオーケストラではヘンデルがヴァイオリンを演奏してい た)、カイザーと共に作品を発表、オペラ作曲家として力をつけていきます。やがてオペラ作曲家としてダルムシュタットで職を得 ますが、宮廷でのオペラ演奏が禁止されてからは、宗教作品を主として作曲。当時はバッハに匹敵するほどの名声を獲得した ことで知られています。このアルバムに収録されたカンタータも、どれもが色彩豊かなオーケストレーションと、随所に「印象的で 記憶に残るメロディ」が置かれた魅力的な作品です。人と神との対話を表すソプラノ独唱によるアリアとバス独唱のアリアを中 心に、重厚な合唱がそれを彩るという規則的な形式を持ち、これに沿って様々な受難の物語が展開していきます。第1集 (555071)、第2集(555170)と同じくエクス・テンポーレのメンバーとマンハイム・ホーフカペレ、ハイアリックの指揮による洗練 された演奏でお楽しみください。

ALPHA
ALPHA-450
(1CD+BOOK)

NYCX-10060
(1CD+BOOK)
国内盤仕様
税込定価
ルネサンス、美と混沌の音楽芸術〜器楽作品集
1.ジョヴァンニ・アントニーニ:リコーダーによる導入部
2.作者不詳(16世紀イタリア):理性の死
3.ジョルジオ・マイネリオ(1535〜1582):ガリアルダ
4.クリストファー・タイ(1505頃〜1573以降):イン・ノミネ(物売りたちの声)
5.エーヌ・ファン・ヒゼヘム(1445頃〜1497):あらゆる美徳に満ちた彼女
6.ジョスカン・デプレ(1450頃〜1521):あらゆる美徳に満ちた彼女
7.アレクサンデル・アグリコーラ(1446頃〜1506):あらゆる美徳に満ちた彼女I
8.アレクサンデル・アグリコーラ:あらゆる美徳に満ちた彼女II (a)
9.アレクサンデル・アグリコーラ:あらゆる美徳に満ちた彼女III
10.アレクサンデル・アグリコーラ:あらゆる美徳に満ちた彼女II (b)
11.ジョン・ダンスタブル(1390頃〜1453):謎カノン
12.ジョスカン・デプレ:森の妖精たちよ(オケゲムの死を悼む嘆き歌)
13.作者不詳(16世紀イタリア):戦いのパヴァーナ
14.トーマス・プレストン(?〜1563頃)に帰属:ラ・ミ・レの調べで
15.ジョルジオ・マイネリオ:スキアラズーラ・マラズーラ、ウンガレスカとサルタレッロ
16.ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1540〜1612):8声の第13ソナタ
17.ジョヴァンニ・ド・マック(1550頃〜1614):第2ストラヴァガンツァ
18.ニコラ・ゴンベール(1495頃〜1560頃):バラの歌
19.ダリオ・カステッロ(生歿年不詳、17世紀前半に活躍):4声の第14ソナタ
20.ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508頃〜1587):その日、うとうとしていると
21.ロドヴィコ・グロッシ・ダ・ヴィアダーナ(1560〜1627):
ラ・ナポリターナ(シンフォニア)
22.ジョン・ボールドウィン(生年不詳〜1615):4声の調べ
23.カルロ・ジェズアルド(1566〜1613):貴公子のフランス風カンツォン
24.クリストフォロ・カレザーナ(1640〜1709):タランテッラ
25.ジョヴァン・ピエートロ・デル・ブオーノ(1641〜1652頃活躍):
「めでたし海の星」による第7ソナタ・ストラヴァガンテ
26.ヤーコプ・ファン・エイク(1590〜1657):ファンタジアとエコー
27.ザムエル・シャイト(1587〜1654):ガリアルド「戦い」
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジューリア・ジェニーニ(各種リコーダー&テナー・ドゥルツィアン)
アンドレーア・インギシアーノ(各種木管コルネット)
ガウェイン・グレントン(各種木管コルネット)
エミリー・ホワイト(テナー・トロンボーン)
エルコーレ・ニジーニ(バス・トロンボーン)
アルベルト・グエルラ(バス・ドゥルツィアン)
ステーファノ・バルネスキ(ヴァイオリン&ヴィエッラ)
リアーナ・モスカ(ヴァイオリン&ヴィエッラ)
パオロ・ベスキ(5弦チェロ)
ジャンカルロ・デ・フレンツァ(8フィート弦ヴィオローネ)
マルグレート・ケル(ルネサンスハープ、トリプルハープ)
リッカルド・ドーニ(Cemb)
シムソ・ヤング(室内オルガン)
ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー、ドゥルツィアン&総指揮)

録音:2017年9月国立ミュージック・フォーラム・メインホー
ル、ヴロツワフ、ポーランド
【国内盤】
日本語解説:菅沼起一
原文解説日本語訳:白沢達生
エッジの効いたスリリングなヴィヴァルディ録音で注目を集め、本場イタリアに新たな古楽の息吹きあり!と、リコーダー奏者ジョヴァンニ・アントニーニとイル・ジャル ディーノ・アルモニコが世界を瞠目させたのが、今からおよそ30年前。その後アントニーニはレパートリーを古典派まで広げ、今ではハイドンやベートーヴェンの交 響曲でも驚くべき録音を世に送り出しています。しかし、彼はなによりリコーダー奏者。その原点に立ち返り、ルネサンス期の音楽に全てを捧げた思いがけない新 録音をAlphaレーベルからリリースします。神の秩序と理性的調和が全てだった16世紀にも、混沌は何かと人の世を脅かしもすれば、予測不能の奔放さが人 を強く惹きつけることもありました。英国からイタリアまで広範な地域にわたる音楽の実例から、アントニーニが厳選した選曲と曲順にぜひ振りまわされたいもの。 カラー図版満載の解説書(国内仕様では解説部分訳と、バーゼルで音楽学を専攻するリコーダー奏者菅沼起一氏による別途解題を封入)も見ごたえたっぷ り、選曲の妙を読み解く楽しみも尽きません。各種リコーダーと木管コルネット、古雅なる弦楽器を交えてのルネサンス・オーケストラ編成に酔いしれる痛快な新 録音です。
ALPHA
ALPHA-456
(1CD+BOOK)
NX-C05

NYCX-10061
(1CD+BOOK)
国内盤仕様
税込定価
イタリア・ルネサンス 絵画における調和と音楽
『受胎告知』
1.修道士ペトルス:アヴェ・マリア
2.マルケット・カーラ(1470頃〜1525頃):アヴェ・マリア(4声で)
3.マルケット・カーラ:汚れなきおとめ(器楽)
4.マルケット・カーラ:アヴェ・マリア(5声で)
『或る音楽家の肖像』
5.ジョスカン・デプレ(1450頃〜1521):そしてダヴィデは嘆き
『美しき金属細工師』
6.作者不詳(『マグリアベキ写本』より):美の女神のバッサ・ダンツァ(器楽)
7.フランチェスコ・パタヴィーノ(1478〜1556):貴婦人たち、踊りにおいでください
8.マルケット・カーラ:こんなに何度も「はい」と
『聖アンナと聖母子』
9.ジャン・レリティエ(1480頃〜1551頃)めでたし母よ、神の母なるかたよ
『巌窟の聖母』
10.ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ(1390頃〜1470頃):美しき花(器楽)
11.フランチェスコ・スピナチーノ(生歿年不詳、1507年前後に活躍):レチェルカーレ(器楽)
12.作者不詳(『グレイ写本』より):すると、心には(望みなき運命)
13.作者不詳(『ボローニャQ18写本』より):望みなき運命(器楽)
14.ヨアンネス・デ・ピナロル(1467頃〜1536頃):すると、心には
15.ハインリヒ・イザーク(1450頃〜1517):望みなき運命/聖ペトロ、私たちのために祈ってください
『救世主の洗礼』(ヴェロッキオ工房作)
16.ヤーコプ・オブレヒト(1457頃〜1505):神の仔羊(『“望みなき運命”のミサ』より)
『ラ・ジョコンダ』(モナ・リザ)
17.作者不詳(ペトルッチ編『第3フロットラ集』より):ペトラルカのソネット第18歌
18.作者不詳(ボローニャQ20写本より):愛らしきルクレチア(愛らしき我がリーザ)
『ジネヴラ・ベンチの肖像』
19.エーヌ・ファン・ヒゼヘム(1445〜1497):あらゆる美徳に満ちた彼女
『イザベッラ・デステの肖像』
20.バルトローメオ・トロンボンチーノ(1470頃〜1535):水ごときでは消えぬ
21.ミケーレ・ぺゼンティ(1475〜1521):水などでは消せぬ、我が心の炎は
22.マルケット・カーラ:日々、運もなく呪わしく
23.フィルミヌス・カロン(生歿年不詳、1460〜1475頃活躍):見放され、運にも恵まれず
『洗礼者聖ヨハネ』
24.ヨアンネス・ド・ラ・ファージュ(生歿年不詳、1520頃活躍):エリザベツは、ザカリアに
ドゥース・メモワール(古楽器使用)
クララ・クトゥリ(S)
マルニクス・ド・カート(A)
ユーグ・プリマール(T)
マチュー・ル・ルヴルール(Br)
マルク・ビュネル(Bs)
パスカル・ボケ(リュート、ルネサンスギター)
ベランジェール・サルダン(ルネサンスハープ)
ノルヴァン・ル・ゲルン(ルネサンスヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
バティスト・ロマン(中世フィドル、リラ・ダ・ブラッチョ)
ドゥニ・レザン=ダドル(アルト&テナー・リコーダー、総指揮)

録音:2018年9月、ノワルラク修道院
(フランス中部サントル地方)
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452〜1519)の歿後500周年にあたり、中世〜ルネサンス音楽を多角的なアプローチで「いま」に甦らせてきたフランスの精鋭集団 ドゥース・メモワールがおくる充実企画……書籍型ブックレットにはレオナルドの絵画作品10作を中心に美しいカラー図版が満載、この画家の生きた時代にイタ リアで知られていた音楽の数々を耳で愉しみながら、ルネサンス絵画と音楽とがどのように関わっていたのか、彼らの目線から周到に解き明かしてゆきます。徹底 した時代背景への研究と音楽学的見地から確かな実績を重ねてきたドゥース・メモワールだけに、選曲は絶妙。フランドル楽派とイタリアの緊密な関係も含め、 ルネサンス音楽の知られざる側面までも光をあてずにおきません。演奏の精妙さも特筆に値します。「秘められた音楽」という表題にかかわる解題(国内仕様は 訳付)も興味深く「読み解いてこそ」のアルバムであると言えるでしょう。ルネサンス芸術がいかに「耳だけ」「眼だけ」では真価にたどりつけないものだったか、さまざ まな角度から実感せずにおれない充実企画です。

Linn
CKD-532(1CD)
NX-B09
マシュー・デュバーグ(1703-1767):作品集
1.「アイルランドの子らよ、汝らの声高くして」 Hibernia’s sons, your voices raise 〜『ダブリン城のためのオード』(1753)より
2-4.ヴィヴァルディ(1678?1741):2台のヴァイオリンのための協奏曲 イ長調 Op.3-5/RV519(『調和の霊感』より)
5.「デュバーグのむらっ気」 Dubourg’s Maggot
6-9.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
10.「アイリーン・アルーン」〜デュバーグ氏による変奏付き Eileen Aroon, with variations set by Mr Dubourg
11.「ただの箱か宝か」 Ciste no stor
12-15.コレッリ(1653?1713):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.5-9 (デュバーグによる装飾入り)
16.「今や寄せ集めの軍勢が」 Now the mingling hosts engage 〜『ダブリン城のためのオード』(1740)より
17.「とろけるように優しい笛の息遣い」 Soft breathes the melting flute 〜『ダブリン城のためのオード』(1743)より
18.「トランペット・チューン」 〜『ダブリン城のためのオード』(1741?)より
19-27.ダブリン城のためのオード(1939) 『さらに輝かしき光とともに戴冠を』 ‘Crowned with a more illustrious light’
28.「おかえりなさい、デュバーグさん」
ピーター・ウィラン(チェンバロ、指揮)
アイリッシュ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)&cho
【ソリスト】
アンナ・ディヴィン(S)…17、20、24-26
レイチェル・ケリー(Ms)…22、26
エドワード・グリント(Bs)…16
ソフィー・ジェント(バロック・ヴァイオリン)…2-9、11-15、28
クレア・ダフ(バロック・ヴァイオリン)…2-5
ヒュー・ダニエル(バロック・ヴァイオリン)…5
サラ・マクマホン(Vc)…16、25
カルレス・クリストバル(バスーン)…16
サイモン・マンディ(Tp)…18
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)…10、12-15

録音:2018年3月2、3日、8月13-15日
ノース・レイス・パリッシュ教会、エジンバラ
セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ハムステッド、ロンドン
マシュー・デュバーグ(ドゥブルグ)は、ヘンデルが『メサイア』をダブリンで世界初演したとき首席奏者として楽隊をまとめたヴァイオリン奏者。当時彼は稀代のヴァイ オリンの名手として知られていました。ロンドンで少年時代から才覚をあらわし、1728年からダブリンで活躍した彼は、英国やアイルランドの地元文化にもなじみ つつ、ジェミニアーニ門下で早くから本格的なイタリア音楽にも親しんだ経験の持ち主で(だからこそヘンデルの本格オラトリオの演奏で重要な役割を演じられた のでしょう)、折々ヴィヴァルディの協奏曲の演奏でも高い評価を博していたそうです。自作品の演奏も賞賛の的となっていましたが、残念ながら彼が残した楽譜 は僅か。その貴重な現存例から、本盤はダブリン城で披露された声楽作品を軸に、彼が絶賛を博したコレッリとヴィヴァルディの傑作を併録。同時代人たちの デュバーグへの賞賛と愛着を示す小品群を交え『メサイア』前夜のアイルランド楽壇の気配を生々しく甦らせてくれます。ソリスト編成の合唱を伴う少数精鋭 (弦楽編成は3/3/1/3/2、通奏低音には鍵盤・撥弦が2人ずつ参加)の古楽器演奏が映える1枚です。

MUSO
MU-025(1CD)
NX-B09
夕べの音楽
ヨハン・タイレ(1646-1724):三声の二重ソナタ
ブクステフーデ:ソナタ ハ長調 BuxWV266
エルレバッハ (1657-1714):ソナタ第5番変ロ長調 ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のための
ブクステフーデ:ソナタ ト長調 BuxWV271
ラインケン(1637?-1722):「音楽の園」組曲第4番 ニ短調
ドミティユ・ジロン(ヴァイオリン、指)
トマ・ソルタニ(チェンバロ、指)
アンサンブル・ストラヴァガンツァ(古楽器使用)
ルイ・クレアック(Vn)
ロバン・ファロ(バス・ガンバ)
ヴァンサン・モーリス(テオルボ)
クロエ・セヴェール(ポジティヴ・オルガン)

録音:2017年10月17-20日パリ、ボンスクール聖母教会
フランスの若き奏者たちによる「アンサンブル・ストラヴァガンツァ」はCDデビュー前の2011年から相次いでコンクール入賞を果た し、古楽界の話題をさらった俊才集団。前作はソプラノをゲストに迎えたカンタータ集でしたが、この4枚目のアルバムでは彼らが 得意とする小編成の合奏作品へと回帰、Alphaレーベルでの活躍もめざましい四重奏団ネヴァーマインド(異才チェンバロ奏 者ジャン・ロンドーが加わるグループ)でも際立った活躍をみせるルイ・クレアックとロバン・ファロの存在感もきわだちます。鍵盤2 台をフィーチャーした編成も魅力。タイトルにある「夕べの音楽」とはオルガンの大家ブクステフーデが前任者トゥンダーから受け継 いだリューベックの定期演奏会のこと。17世紀北ドイツの華やかな作品の数々が瑞々しいアンサンブルで甦ります。

Temperaments
TEM-316061(2CD)
NX-D07
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):ミサと教会年の主な祝日の賛美歌からなるオルガン曲集 第1巻

【DISC 1】 ミサ曲
キリエ
1.1er Kyrie en taille, a 5
2.Fugue a 5, qui renferme le chant du Kyrie (3e
Kyrie)
3.Cromorne en taille a 2 parties (2e Christe)
4.Trio en dialogue (1er Kyrie)
5.Dialogue sur les grands jeux (dernier Kyrie)
グローリア
6.Et in terra Pax a 5
7.Fugue (Benedicimus te)
8.Duo. (Glorificamus te)
9.Basse de Tompette ou de Cromorne
10.Recit de Recit de tierce en Taille
(Domine Deus, Agnus Dei, Filius Patris)
11.Dialogue (Qui tollis peccata mundi, suscipe
deprecationem nostram)
12.Fugue a 5 (Quojiam tu solus sanctus)
13.Trio (Tu solus altissimus, Jesu Christe)
14.Dialogue (In gloria dei Patris. Amen)
15.Offertoire sue les Grands Jeux
サンクトゥス
16.Premier Sancus en taille a 5
17.Fugue, (Sanctus, Dominus Deus Sabbaoth)
18.Recit de Tierce pour le Benedictus
19.Dialogue de flutes pour l’elevation
アニュス・デイ
20.Premier Agnus
21.Dialogue (3e Agnus)
22.Dialogue a 2 Tailles de Cromorne
et 2 Dessus de Cornet pour la Communion
23.Plein Jeu (Deo Gratias)

【DISC 2】 讃美歌集
「来たり給え、創造主なる聖霊よ」
1.Veni Creator, en Taille a 5
2.Fugue a 5 (Qui paracletus diceris)
3.Duo. (Accende lumen sensibus)
4.Recit de Cromorne
(Per te sciamus da Patrem)
5.Dialogue sur les Grands Jeux (Amen)
「舌もて語らしめよ(パンジェ・リングァ)」
6.Pange lingu, en Taille a 5
7.Fugue a 5 (In supremae nocte coenae)
8.Recit du Chant de l’Hymne precedent.
(Tantum ergo sacramentum…)
「父から現われて出てきた至高の言葉よ」
9.Verbum supernum
10.Fugue a 5 (Quibus sub bina specie)
11.Recit en Dialogue (O salutaris Hostia)
12.Recit de Basse de Trompette
ou de Cromorne (Amen
「めでたし、海の星よ」
13.Ave Maris Stella
14.Fugue a 4 (Solve vincla reis)
15.Duo (Virgo singularis)
16.Dialogue sur les grands Jeux
(Sit laus Patri… Amen)
「太陽の昇る地平から」
17.A solis Ortus
18.Fugue a 4 (Castae parentis viscera)
19.Trio (Enixa est puerpera)
20.Point d’Orguze sue les Grands Jeux
アンドレ・イゾワール(Org)

録音:1992年(デジタル)
サン・ミシェル・アン・ティエラシュ(フランス)
原盤:ERATO
フランス・バロックのオルガン音楽をクープランやマルシャンとともに代表するニコラ・ド・グリニー。天才的なオルガンの巨匠として長い活躍を期待 されたにもかかわらず、わずか31歳でこの世を去った彼の作品は、1699年に「第1巻」として出版されたオルガン曲集のみが伝わっています。 ここに収められた作品がその全てですが、あの大バッハもその音楽の素晴らしさを讃え、ブクステフーデやフレスコバルディと同等に研究し、大き な影響を受けたとされています。2016年に亡くなった現代オルガンの巨匠アンドレ・イゾワールにより、1714年製の歴史的オルガンを使用し て行われた一連の録音が、オルガン作品のリリースで定評のあるTemperamentsより再発売となりました。

TYXart
TXA-18106(1CD)
TR!JO SONATAS
テレマン:オルガン・ソナタ ニ長調*
ヤニッチュ:オルガン・ソナタ ニ短調*
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番 ト短調 BWV1029*
C.P.E.バッハ:フルート(もしくはヴァイオリン)と鍵盤楽器のための2声または3声からなる12の小品Wq.81より プレスト
バッハ:トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527*
C.P.E.バッハ:フルート(もしくはヴァイオリン)と鍵盤楽器のための2声または3声からなる12の小品Wq.81より ポロネーズ
ジョン・クリストファー・ペープシュ:ヴァイオリン(リコーダー)、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 第3番イ短調
C.P.E.バッハ:フルート(もしくはヴァイオリン)と鍵盤楽器のための2声または3声からなる12の小品Wq.81より アレグロ
テレマン:リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F3(音楽の練習帳より)

*=TR!JOによるリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための編曲版
TR!JO
[タベア・デブズ(リコーダー)、
レア・ラヘル・バデール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ヨハネス・ラング(チェンバロ、室内オルガン)]
リコーダー、ガンバ、鍵盤楽器という比較的珍しい編成をとるグループによるトリオ・ソナタ集です。ぴったり合う編成の楽曲はそうそうないためオルガン曲の 編曲なども交え収録。このような編曲は18世紀当時も一般的に行われていました。トリオ・ソナタならではの対位法的な掛け合いが楽しく、3者それぞれに見 せ場があり、こだわりのプログラミングと相まって色鮮やかな演奏が楽しめます。「TR!JO」は2012年に設立された気鋭のグループで、2015年には第2回ベ ルリン・バッハ・コンクールにて第2位と聴衆賞を勝ち取っています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37113(1CD)
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-90): 2 声と 3 声のソナタ集(トリオ・ソナタ)Op.2(全17 曲) インシエメ・ストロメンターレ・ディ・ローマ【ジョルジョ・サッソ(Vn)、パオロ・ペローネ(Vn)、ディエゴ・ロンカーリ(Vc)、マルコ・シルヴィ(Cemb, Org)】

録音:2017年10月ローマ
レグレンツィは17 世紀北イタリアを代表する作曲家、オルガニストで多くのオペラ、宗教曲、 器楽曲を残した。このディスクはあまり演奏機会のない彼のトリオ・ソナタが集められているが、 上品で典雅な雰囲気の溢れる美しい曲集。古楽を得意とする STRADIVARIUS のみずみずし い録音がレグレンツィの甘美な世界を鮮やかに再現。

Stradivarius
STR-37118(1CD)
F・クープラン:「諸国の人々」から
第3 組曲「神聖ローマ帝国の人」
第1 組曲「フランス人」
第4 組曲「ピエモンテ人」
ダッカーポ:【ルイージ・アッカルド(Cemb)
エンリコ・ビッソーロ(Cemb)】

録音:2017 年11 月19 日,2018 年1 月14 日,2 月25 日 イタリア クレーマ
フランソワ・クープランの組曲集「諸国の人々」から 3 つの組曲を2 台チェンバロで演奏。ル イージ・アッカルドは 1985 年、イタリア、サルデーニャ島のカリアリの生まれ。エンリコ・ビッソー ロはイタリアのチェンバロ奏者、オルガン奏者。二人は2013 年にチェンバロ・デュオ、ダッカー ポを結成しています。

Avie
AV-2394(1CD)
アウト・オヴ・イタリー
アントニオット(?1680/92−?1766/76):チェロ・ソナタ ト長調 Op.1-2
チェルヴェット(c.1682−1783):2本のチェロのためのディヴェルティメント ト長調 Op.4-1
ジェミニアーニ:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.5-5
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第6番 変ロ長調 RV.46
ボッケリーニ:2本のチェロのためのソナタ ハ長調 G.17
ランツェッティ(c.1710−c.1780):チェロ・ソナタ イ短調 Op.1-5
ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリ(1724−1808):2本のチェロのための二重奏曲 ト長調 Op.8-3
フィービー・キャライ(Vc)、
ペイリャン・ヂュー(Vc)、
チャールズ・ウィーヴァー(Lute)、
アヴィ・スタイン(ハープシコード)

録音:2017年10月26日ー30日、バッテル礼拝堂(アメリカ)
フィービー・キャライはボストン出身のバロック・チェリスト。ラインハルト・ゲーベルの名アンサンブル、ムジカ・アンティクヮ・ケルンでは10年にわたりチェリストを務め、多くの名盤のレコーディングにも参加。オランダのヒルフェルスム音楽院やベルリン芸術大学で教員を務め、現在はアメリカのロンジー音楽院、ジュリアード音楽院でバロック・チェロと古楽を教えながら、ハーヴァード大学のバロック・チェンバー・オーケストラのディレクターを務めています。 「アウト・オヴ・イタリー」は、それまで「音楽の本場」と見なされてきたイタリアから、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、イギリスなどヨーロッパ中へミュージシャンが移動した18世紀が舞台。ヴィヴァルディやボッケリーニから知られざる作曲家まで、国外で活躍したイタリアの作曲家&器楽奏者たちによる、チェロ・ソナタ、2本のチェロのための作品を収録。

RUBICON
RUBI-1032(1CD)
ジョン・アムナー:コンソート・ミュージック全集 フレットワーク、
ブリン・コンソート・シンガーズ、
マーク・キーン(ディレクター)
森川麻子やリチャード・ブースビーらのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設された世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」の新アルバムが、イギリスのRubiconから登場。
ジョン・アムナー(1579−1641)は、壮麗なイーリー大聖堂で知られるイギリスの小さな町イーリーで生まれイーリーで没したイギリスの音楽家。オックスフォード大学で学んでいた一時期を除けばほとんどをイーリーで過ごし、特にイーリー大聖堂とは幼少期は少年聖歌隊員として、後には聖歌隊の音楽監督やオルガニスト、司祭として密接な関係を築いています。
現在でもほとんど録音されることのないジョン・アムナーの、現存する限られたコンソート・ミュージックをすべて収録。17世紀前半のイギリスにおける地方の宗教音楽シーンを現代に伝える貴重な録音となることでしょう。

Christophorus
CHR-77435(2CD)
ヨハン・ゲオルク・キュンステル:マルコ受難曲 ポリハルモニーク、
ラルパ・フェスタンテ

録音:2018年5月15日−18日、マルクト・ノルトハイム(ドイツ)
ヨハン・ゲオルク・キュンステル(c.1645−1695)は、南東ドイツのフランコニア(フランケン)地域のアンスバッハやコーブルクの宮廷で楽長やオルガニストとして活動し、生涯その地域を大きく離れることはなかった17世紀ドイツの音楽家。生まれや詳細な経歴はわかっていませんが、ヨハン・ゴットフリート・ヴァルターが出版した音楽辞典には、キュンステルの重要性の手がかりが含まれています。現存するわずかな作品は、ワイマールの音楽アーカイヴやフランクフルト大学図書館に残されており、この「マルコ受難曲」は、作曲家の死後にもコーブルクで頻繁に演奏されていた記録から、キュンステルのもっとも重要な作品と考えられています。
演奏は、カウンターテナー歌手のアレクサンダー・シュナイダーが芸術監督を務めるヴォーカル・アンサンブル "ポリハルモニーク"と、様々な知られざるバロック音楽の録音実績を持つ古楽アンサンブル "ラルパ・フェスタンテ"。エヴァンゲリストは、鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパンのバッハ「マタイ受難曲」(2015年)や「ヨハネ受難曲」(2018年)でもエヴァンゲリストを務めた実績のあるドイツ古楽系名テノール、ハンス・イェルク・マンメルが担当しています。
Christophorus
CHR-77436(1CD)
ブクステフーデ:われらがイエスの四肢 BuxWV.75 ラ・シャペル・レナーヌ、
ブノワ・アレ(指)、
ラ・メトリーズ・ド・ギャルソン・ド・コルマール

※録音(ライヴ):2007年10月28日、サン=グレゴワール・ドゥ・リボーヴィレ(フランス)
プロテスタントであるブクステフーデの作品のなかで、唯一ラテン語で書かれたカンタータ「われらがイエスの四肢」。ブノワ・アレが2001年に設立した声楽と器楽によるフランスのアンサンブル、"ラ・シャペル・レナーヌ"の2007年ライヴ録音盤がChristophorusより新装再発売。

Aeolus
AE-10164(1CD)
レンブラントのためのプレイリスト〜レンブラントの時代のオランダの音楽
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:大公の舞踏曲
ハインリヒ・シャイデマン:涙のパヴァーヌ
作曲者不詳(スザンヌ・ファン・ソールト・クラヴィーア・ブック):Tobyas om sterven gheneghen
作曲者不詳(サンクトペテルブルク・クラヴィーア・ブック):ヴィルヘルムス
ヨアヒム・ファン・デン・ホーヴェ:Fortuna Englesae
コルネリス・テイマンスゾーン・パットブリュエ:Och! Oft geoorlooft waer
アントニ・ファン・ノールト:ファンタジア2
作曲者不詳(サンクトペテルブルク・クラヴィーア・ブック):ブロンクホルストの舞踏曲
ハインリヒ・シャイデマン:舞踏曲と変奏曲
フローベルガー:組曲第19番ト短調
ギスベルト・ステーンウィック:アマリリス
コルネリス・テイマンスゾーン・パットブリュエ:パヴァナとガイヤルド ヘ長調(結婚のシンフォニア)
作曲者不詳(スザンヌ・ファン・ソールト・クラヴィーア・ブック):スザンヌはある日
ヨハン・カスパール・ケルル:バッタリア/スカラムッツァ
ジョゼフ・ド・ラ・バール:プレリュード・ノン・ムジュレ
コンスタンティン・ホイヘンス:アルマンド
ピエール・ド・ラ・バール3世:クーラント
コンスタンティン・ホイヘンス:サラバンド
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:アルマンド・グラティエ/モレ・パラティーノ
ヘンドリク・シュポイ:天にいます我らの父よ
attrib. スウェーリンク(サンクトペテルブルク・クラヴィーア・ブック):ロゼモン
コルネリス・テイマンスゾーン・パットブリュエ:O Kersnacht! schoonder dan de daghen
ヤン・アダムスゾーン・ラインケン:トッカータ ト短調
ボブ・ファン・アスペレン(Cemb)

※使用楽器:ヨハネス・ペトルス・クーシェ1669年製(アムステルダム国立美術館)
レオンハルトの高弟であり、現在のオランダを代表する世界的チェンバリスト、ボブ・ファン・アスペレン。近年はルイ・クープランやフローベルガーの作品の発掘、録音に積極的に取り組み、前作ではバッハの「フーガの技法」という大作レコーディングも大きな話題となりました。最新アルバムは、2019年に没後350周年を迎えるオランダ・バロック期を代表する偉大な画家、レンブラント・ファン・レインをテーマとするプログラム。アムステルダム出身のアスペレンは、この特別プログラムを録音するのに理想的な演奏者です。レンブラントが生きた時代に、恐らくそのいくつかは聞いていたであろう鍵盤作品を、レンブラントの重要作品を多く所蔵しているアムステルダム国立美術館所蔵の貴重なチェンバロで弾いています。

LAWO Classics
LWC-1169(1CD)
その名は「驚くべき指導者」
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:その名は「驚くべき指導者」 FR.408/1
クリストフ・グラウプナー:主は地上をすべて収める王となられる GWV.1101/36
テレマン
:協奏曲 ホ短調 TWV.53:e2
バッハ:カンタータ第36番「喜びて舞いあがれ」 BWV.36、
 クリスマスオラトリオ BWV.248 − アリア「備えよ、シオン」
バロッカネルネ
〔アルフレード・ベルナルディーニ(リーダー)、セシリア・ベルナルディーニ(Vn)、ベーリト・ノルバッケン・ソールセット(S)、マリアンネ・ベーアテ・シェラン(Ms)、アンデシュ・J・ダーリーン(T)、ハルヴォル・フェステルヴォル・メーリエン(Br)〕

録音:2017年12月9日−10日、12日、13日、ノルウェー国立歌劇場オーケストラ・リハーサルホール(オスロ)
1989年創設のオスロのピリオド楽器アンサンブル「バロッカネルネ」の LAWO Classics 第5作は、ライプツィヒ、聖トーマス教会の候補に挙げられた4人の作曲家の待降節と降誕祭(クリスマス)の音楽です。『旧約聖書』「イザヤ書」の一節(9章5節)から始まるファッシュの「クリスマス・イブ後の第1日曜日またはクリスマスのためのカンタータ」。「ザカリア書」の「主は地上をすべて収める王となられる」(14章9節)を第1節にしたグラウプナーの「待降節の第1日曜日のカンタータ」。テレマンの「ヴァイオリン、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調」。バッハの「待降節の第1日曜日のカンタータ」。国際的に活躍するノルウェーとスウェーデンの歌手のソロ、オランダのセシリア・ベルナルディーニのヴァイオリン、彼女の父、2009年からバロッカネルネに客演をつづけるアルフレード・ベルナルディーニがリーダーを務めた録音です。

Hyperion
CDA-68274(1CD)
アレクサンドリアの聖カタリナのための音楽
ウォルター・フライ(d.1475):ミサ・ノビリス・エト・プルクラより キリエ「神よ万物の創造主」、グローリア
トマス(?)・ビターリング(fl.c.1410−1420):カタリナの祝祭を見よ
作曲者不詳(フィリップ・ウェラー再構築):グローリア「かの処女はむちで打たれ」
チャント&フォーブルドン:ノビリス・エト・プルクラ
ウォルター・フライ:ミサ・ノビリス・エト・プルクラより クレド
ジョン・ダンスタプル(c.1390−1453):喜びたまえ処女カタリナ
ロバート(?)・ドライフェルド(fl.1424−1468):サンクトゥス&ベネディクトゥス「世界の王国」
チャント&フォーブルドン:かの処女はむちで打たれ
ロバート(?)・ドライフェルド:アニュス・デイ「わが心より」
ウォルター・フライ:ミサ・ノビリス・エト・プルクラより サンクトゥス&ベネディクトゥス、アニュス・デイ
ジョン・ダンスタプル:聖なる御姿に栄光あれ
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2018年5月7日−9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
最新アルバムは、壊れた車輪や剣(どちらも彼女の処刑に使われた道具)等を象徴とする聖人、アレクサンドリアの聖カタリナがテーマ。ウォルター・フライの「ミサ・ノビリス・エト・プルクラ(高貴にして美しい)」を中心に、現代までも高い人気を誇る聖女カタリナのために作曲された15世紀イギリスのミサ曲とモテットを収録。
前作「百合と薔薇(CDA-68228)」同様、ブックレットに多数のアラバスター(雪花石膏)像の写真を掲載。

のすたるぢあ
Nostalgia-1703(1CD)
フランス・ルネサンスのギターとリュート 〜 ル・ロワ&アテニャン
アドリアン・ル・ロワ(c.1520−1598):ファンタジア 1番、喜びのため(セルミジ)、プレリュード 1番、明るくなるとき(アルカデルト)、マルゴは葡萄を耕す(アルカデルト)、ラ・ラ・ラ それは言えない(セルトン)、戦いのパヴァーヌ、ガイヤルド、馬の足のアルマンド、ポワトゥーのブランル
ピエール・アテニャン(c.1494−1551/1552):プレリュード 1番、それは十分な(セルミジ)、プレリュード 3番、花咲く日々に生きるかぎり(セルミジ)、プレリュード 4番、それは古くさく燻された、バス・ダンス 「ラ・マグダレーナ」 〜ルクープ〜トゥルディオン、パヴァーヌ〜ガイヤルド、バス・ダンス 「ラ・ブロス」 〜ルクープ〜トゥルディオン、パヴァーヌ〜サルタレッロ、ブランル・ゲ それは私の恋人、ブランル・ゲ、ブランル・ゲ
櫻田亨(ルネサンス・ギター、リュート)

日本語解説付き!(解説:櫻田亨)

録音:2017年11月21日−23日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」鹿児島
佐藤豊彦の自主レーベルNostalgia(のすたるぢあ)より発売されるソロ・アルバム第3弾は、16世紀フランスで王室の楽譜印刷・出版家の称号を得た、ピエール・アテニャン、アドリアン・ル・ロワが作編曲・出版したギターとリュートのための音楽。自身の解説にも「歴史的、学術的云々という楽曲ではなく、気軽なギター・リュート小品集」と書かれているとおり、ゆっくりとした平易な曲が中心。楽器や弦、演奏方法は当時のものを再現し、優雅で味わい深いフランス・ルネサンスの響きを楽しませてくれます。
歴史的背景や事実をある程度踏まえながら櫻田亨が創作したというル・ロワとアテニャンの言葉や、時折挟まれる「マニア向けの話」など、読み応えのある日本語解説も大きなポイントです。


H.M.F
HAX-8908972(3CD)
レザール・フロリサン40周年記念ボックス〜名場面&名録音選集
■CD1
シャルパンティエ:「花咲ける芸術」H.497より序曲
 『ダヴィデとヨナタン』よりサウル「Ou suis-je ? Qu’ai-je fait ?」、ダヴィデ「Ciel ! Quel triste combat en ces lieux me rappelle ?」(サウル:ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バス)、ダヴィデ:ジェラール・レーヌ(C.T))
 『病は気から』第1の幕間劇よりスパカモン「Notte e di v'amo e v'adoro」(ハワード・クルック(T))
 『ピグマリオン』よりピグマリオンのアリア「Fatal Amour, cruel vainqueur」(ピグマリオン:ハワード・クルック(テノー ル))
リュリ:歌劇『アティス』より序曲、「プレリュード」、「眠り」ほか(眠り:ジル・ラゴン(T))
ラモー:『カストールとポリュックス』よりスパルタ人たち、テライールのアリア「Tristes apprets, pales flambeaux」(テライール:アニェス・メロン(S))
 『アナクレオン』よりアナクレオンのアリア「Quel bruit ? Quelle clarte ?」(アナクレオン:ルネ・シレル(Br))
 『優雅なインドの国々』よりツァイールのアリア「Amour, quand du destin」(ツァイール:サンドリーヌ・ピオー(S))
 『ダルダニュス』よりダルダニュス「Hatons-nous, courons a la gloire」(ダルダニュス:ザッカリー・ワイルダー(T))
カンプラ(1660-1744):『イドメネ』よりイリオーネ「Venez, Gloire, Fierte」ほか(イリオーネ:モニク・ザネッティ(S))
ロッシ(1597?-1653):『オルフェオ』よりオルフェオ「Lasciate Averno」(オルフェオ:アニェス・メロン(S))
ドーヴェルニュ(1713-1797):『ヴェネツィアの女』よりツェルビン「Livrons-nous au sommeil」(ツェルビン:シリル・コスタンズォ(Bs))
モンテクレール(1667-1737):『イェフテ』より行進曲、合唱「O jour heureux」
■CD2
シャルパンティエ:テ・デウムH.146よりプレリュード
 『聖ペテロの否認』H.424
 待降節の聖歌集H.36-43
ヘンデル:メサイアより「ハレルヤ」、キャロライン王妃の葬送アンセム「シオンへの道は悲しみ」より合唱「She put on righteousness」
ロッシ:Un Peccator pentito “Spargete sospiri”
モンテヴェルディ:倫理的・宗教的な森より「Chi vol che m'innamori」、「O ciechi ciechi」
リュリ:サル ヴェ・レジーナ
ヘンデル:『時と悟りの勝利』HWV 46aよりピアチェーレ「Lascia la spina, cogli la rosa」(ピアチェーレ:ルシア・マルティン= カルトン( ソ プ ラ ノ ))
ドラランド(1657-1726):Cantique quatrieme “Sur le bonheur des justes & sur le malheur des resprouvez”
 『テ・デウム』よりサンフォニー、テ・デウム・ラウダムス
バッハ:ロ短調ミサ曲より「ベネディクトゥス」(レイナウト・ファン・メヘレン(T))
ブロサール(1655-1730):ミゼレーレ・メイ・デウス*
■CD3
モンテヴェルディ:西風が帰り SV 251
 ニンファの嘆き SV 163*
 タンクレディとクロリンダの戦い SV 153*
 恋文 SV 141*
 灰となった亡骸 SV 111(マーク・パドモア、ルシール・リシャルドー、ポール・アグニューほか)
ジェズアルド:Non t’amo, o voce ingrata
ダンブリュイ(1650頃-1700):Le doux silence de nos bois
ミシェル・ランベール(c. 1610-1696):Le repos, l'ombre, le silence/Sans murmurer
レザール・フロリサン
ウィリアム・クリスティ(指)
ポール・アグニュー(指)*
クリスティが1979年に設立したレザール・フロリサン。40年にわたりバロック音楽を中心とする古楽に注力しながらも、常に新しいレパートリーを発掘 し、とりわけリュリ、シャルパンティエ、ラモーといったフランス・バロックから、パーセルやヘンデル、そしてモンテヴェルディやロッシらの作品の素晴らし さを私達に伝え続けてくれています。その音楽が宗教作品であれ、劇場作品であれ、王侯貴族の楽しみのためのものであれ、クリスティの手によってその輝 きを取り戻したものも少なくないといえるでしょう。このボックスでは、クリスティ伝説の始まりともいえる「アティス」から、最近の録音までの名場面や聴 きどころを網羅。あらためてクリスティの音楽のエレガンスに満ちた美しさを堪能できる3枚組となっております。 (Ki)

APARTE
AP-202(1CD)
フレスコバルディ:トッカータとパルティータ集 第1巻
トッカータ第1番
パッサカリアによる100のパルティータ
トッカータ第9番
ロマネスクのアリアによる14のパルティータ
トッカータ第8番
モニカのアリアによる11のパルティータ
トッカータ第10番
第3のバレエ、クーラントとパッサカリア
トッカータ第3番
フォリアのアリアによるパルティータ
トッカータ第6番
4つのクーラント
トッカータ第7番
バレエとシャコンヌ
クリストフ・ルセ(Cemb/16世紀製、制作者不明(1736年リナルド・デ・ベルトニスにより一部改造))

録音:2018年11月10日
レスコバルディは即興性と建築性を天才的に組み合わせた作曲家といえるでしょう。フレスコバルディはイタリアのマドリガーレに根差した豊かな歌と、 豊かな創意、そしてヴィルトゥオーゾ性に満ちた作品を残しています。ルセは16世紀後半に作られたチェンバロで演奏しており、フレスコバルディの斬新な 響きを見事に蘇らせています。旋法的なハーモニーはどこか古風に感じられるかもしれませんが、即興性を感じさせる自由なリズムは今なお聞き手を魅了し ます。カラヴァッジョの絵画のような繊細な光と影にも通じるような表情が見事に再現された1枚です。 (Ki)

Perfect Noise
PN-1801(1CD)
ナポリのギャラント
ペルゴレージ:Dove sei
ハッセ:Morte col fiero aspetto
サッロ:Tu mi fuggi
サッロ:フルート,2つのヴァイオリン,ヴィオレッタと通奏低音のための協奏曲
セッリート:In te spero
ヴィンチ:Come, o Dio
A.スカルラッティ:Le procelle
ランツェッティ:協奏曲ニ短調
ラティッラ:Sol che apresso al genitore
カレサーナ:Per formare
A.スカルラッティ:協奏曲第3番ヘ長調より第3楽章ラルゴ
ロビン・ヨハンセン(S)
アンドレアス・クッパース(指)
テアトロ・デル・モンド
18世紀初めのナポリの音楽。ギャラント・スタイルによるすっきりとした歌の美しさ。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10402(1CD)
ドレスデン大聖堂のための宗教音楽集
ゼレンカ:ミゼレーレ ハ短調 ZWV57(1738)
 コンフィテボール・ティビ ハ短調 ZWV71(1729)
ハッセ:ミゼレーレ ハ短調 (ドレスデン版)
 コンフィテボール・ティビ へ長調(1737-56?)
ハビエル・ウリセス・イリャン(指)
アカデミア・バロッカ・ルツェルネンシス

録音:2018年11月16・19・20日/スイス
18世紀中頃に芸術、特に音楽の分野で黄金時代を迎えたドレスデン。そこには当時随一の実力を誇るオーケストラがあり、様々な作曲家が曲を提供し ました。このアルバムでは宗教音楽に的を絞り、2人の作曲家による同じ題材の作品がお聴き頂けます。フランス風の書法が流行する時代のなか独自の 書法で幾分古風な音楽を作ったゼレンカと、その後のイタリア音楽の流行に乗ってオペラの世界で大いに活躍したハッセ。時代が求めた音楽を書きドレス デン宮廷楽長の地位を取ったのはハッセでしたが、いま改めてふたりの作品を聴き比べると、どのような印象を持つでしょうか。
アカデミア・バロッカ・ルツェルネンシスはスイスの指揮者ハビエル・ウリセス・イリャンによって2014年に設立された新しいグループ。もともと声楽 を含む編成で、古楽器を用い当時のピッチで演奏するアンサンブルです。 (Ki)

MIRARE
MIR-444(1CD)
ブクステフーデ(1637頃-1707):われらがイエスの御体(四肢) BuxWV 75
神よ、われを助けたまえ! BuxWV 34
フィリップ・ピエルロ(指)
リチェルカール・コンソート
マリア・ケオハネ、ハンナ・バトディ=ヒルト(S)
カルロス・メーナ(C.T)
ジェフリー・トンプソン(T)
マティアス・フィーヴェグ(Bs)

録音:2018年9月
ブクステフーデの最高傑作のひとつ、われらがイエスの御体。十字架にかけられたイエスの体の、足、ひざ、手、わき、胸、心臓、顔という7部に語 りかけるかたちで、その受難を思う内容の7つのカンタータからなるラテン語の作品です。えもいわれぬ美しい音色で奏でられるアンサンブル、そしてそ のアンサンブルの世界にすっとなじむ歌唱陣による、絶美の祈りの世界が繰り広げられています。 (Ki)

ANTARCTICA
ANTAR-013(2CD)
ピエ・ジョゼフ・スヴェルツ(b.1960):INSIGHTyourINSIDE〜24 Straight Strung Piano Sonatas(内面の洞察〜24のまっすぐに弦を張ったピアノ・ソナタ集)
■CD1
1. Sonata in a: Burano (06:48)
2. Sonata in A: Primavera (06:05)
3. Sonata in d: Lacrimosa (07:14)
4. Sonata in D: Consolation (07:05)
5. Sonata in g: Ground (07:20)
6. Sonata in G: Pastorale (05:35)
7. Sonata in c: Arioso (04:12)
8. Sonata in C: Cascade (02:51)
9. Sonata in f: Cantilena (04:52)
10. Sonata in F: Saltarella (02:34)
11. Sonata in bes: Mahnmal (07:06)
12. Sonata in Bes: Epitome (03:06)
■CD 2
1. Sonata in es: Wohltemperiert (03:36)
2. Sonata in Es: Alla Turca (04:35)
3. Sonata in gis: Purple (05:54)
4. Sonata in As: Silence (06:18)
5. Sonata in cis: Grief (05:04)
6. Sonata in Des: Riff (03:29)
7. Sonata in fis: Schicksal (03:51)
8. Sonata in Ges: Facile (04:09)
9. Sonata in b: Sturm und Drang (03:13)
10. Sonata in B: Ilo (02:56)
11. Sonata in e: O Haupt (03:54)
12. Sonata in E: Feofaniya (06:00)
ピエ・ジョゼフ・スヴェルツ(P)
使用楽器:Maene社製ストレート・ストラング・ピアノ
ベルギーのコンポーザー・ピアニスト、ピエ・ジョゼフ・スヴェルツによる自作自演集。スヴェルツは、バッハの平均律クラヴィーア曲集に倣い、24の 調性によるソナタを作曲。ジャズ風のスカルラッティを思わせる楽曲から、モーツァルト、ワーグナー、パーセルなど様々な作曲家を思わせる楽曲まで、ヴァ ラエティに富んでおり楽しめます。 (Ki)

CPO
CPO-555259(2CD)
NX-D11
ラインハルト・カイザー(1674-1739):受難オラトリオ「血を流し、死なんとするイエス」 モニカ・マウフ(S)
アンナ・ケレンホーファー(S)
アンネ・ビーアヴィルト(A)
ミルコ・ルートヴィヒ(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
マティアス・ルツェ(Bs)
オリヴァー・ルーン(Bs)
ベルンハルト・クラップロット(指)
カントゥス・チューリンギア
カペラ・チューリンギア

録音:2018年1月12日,14-16日
ドイツ・バロック音楽の作曲家ラインハルト・カイザー。ハンブルクを拠点とし、100曲を超える歌劇で人気を博しました。 活躍当時はテレマンに並ぶ人気を誇っていましたが、残念ながら没後は急速に人気を失ってしまい、現在では作品も ほとんど演奏されることがありません。この受難オラトリオ「血を流し、死なんとするイエス」も長い間忘れられていました が、ようやく復活蘇演されました。台本を書いたフーノルトは4人の福音史家(マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ)の言葉を 引用せずに物語を紡ぎ、そこにカイザーが5部の合唱とオーケストラをフルに使った革新的かつ壮大な音楽をつけていま す。このアルバムでは指揮者クラップロットが1729年の改訂版を用い、オペラを思わせる極めて劇的な演奏を繰り広げ ています。

RICERCAR
RIC-399(1CD)
1610年前後ローマ・ヌオーヴァ教会/初期バロック 告解の音楽
1.作者不詳:深き淵より(詩篇129番) De Profundis clamavi (Ps. 129)
2.エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550-1602):シンフォニア Sinfonia
3.パオロ・クヮリアーティ(1555頃-1628):満足を知れ、肉体ある人間よ Satiati huomo carnale
4.作者不詳:主よ、御身の憤りのままに(詩篇37番) Domine ne in furore tuo (Ps. 37)
5.ジョヴァンニ・フランチェスコ・アネーリオ(1569-1630):汝の羊飼いの元へ還れ、迷える羊の子よ
Ritorn’al tuo pastor smarrit’agnella
6.フランシスコ・ソト・デ・ランガ(1534-1619):あなたを見ていると涙が Come ti veggio
7.ジョヴァンニ・デ・マック(1550-1614):レ・ファ・ミ・ソによるカプリッチョ Cappriccio sopra Re, Fa, Mi, Sol
8.アントニオ・チフラ(1584頃-1629):よりよく生きてゆこう Emendemus in melius
9.作者不詳:主よ、聞き届けてください(詩篇142番) Domine exaudi orationem meam (Ps. 142)
10.ルカ・マレンツィオ(1553-1599):残忍で辛辣、容赦ない死よ Crudele, acerba, inesorabil morte
11.作者不詳:主よ、我を憐れみたまえ(詩篇50番) Miserere mei Deus (Ps. 50)
12.パオロ・アニムッチア(?-1563頃):あれほど願いをかけてきたのに S’alhor che piu sperai
13.フレスコバルディ:トッカータ第4番(聖体奉挙のための)
Toccata quarta per l’organo da sonarsi alla levatione
14.作者不詳:主よ、御身の憤りのままに(詩篇6番) Domine ne in furore tuo (Ps. 6)
15.フレスコバルディ:4声のカンツォン第5番 Canzon quinta a 4
16.アネーリオ:主よ、わたしはあなたのことで悩んできました Signor, io t’ho confitto
17.クヮリアーティ:4声のリチェルカータ第19番 Recercata 19 a 4
インアルト(古楽器使用)
アリス・フォクルール(S)…ソロ1、11、14
レイナウト・ファン・メヘレン(T)…ソロ4、9
ステファニー・ルクレール(Ms)
オリヴィエ・コワフェ(T)
ギヨーム・オルリー(Bs)
ギィ・ハンセン、スザンナ・デフェンディ、シャルロット・ファン・パッセン、
バルト・フローメン (Tb)
ロドニー・プラダ、ノエリア・レベルテ・レチェ (リローネ)
シモーネ・ヴァッレロトンダ、クリストフ・ゾマー (テオルボ、アーチリュート)
マルク・マイゼル (オルガン、チェンバロ)
ランベール・コルソン (木管コルネット、総指揮)

録音:2018年1月9-11日聖フランチェスコ博物館教会・トレヴィ、2018年9月18-20日聖アポリネール教会、ボーラン
ベルギーの木管コルネット&ツィンク奏者、ランベール・コルソン率いる古楽集団インアルトによる、ローマのヌオーヴァ教会に伝わ る詩篇を中心としたアルバム。1600年にカヴァリエーリの「魂と肉体の劇」が初めて上演されたこの教会に保存された17世紀 初頭の写本には、「告解の秘跡の詩篇」と呼ばれる作曲者不詳の詩篇7曲が含まれていました。これらは初期オペラの旋律を 思わせるモノディ形式のレチタール・カンタンド(旋律と伴奏がはっきりとして歌詞が聞き取りやすい、現在では一般的な歌の形) で書かれており、これは当時、それまでの多声音楽と比較すると画期的なものでした。さらに今聴いても斬新に響く不協和音な ども用いられており、それはこのアルバムのコンセプト、演奏に大きな影響を与えています。名オルガン奏者ベルナール・フォクルー ルの愛娘アリスをメインとする声楽陣、4本ものトロンボーン(サックバット)が響く器楽陣をコルソンがまとめ上げ、あくまでもオリジナルの譜面を尊重しながらも、当時の風習に沿ったオリジナルの解釈も加えた新鮮な演奏を聴かせてくれます。

NoMadMusic
NMM-048(1CD)
F. クープラン:「趣味の融合」より第8コンセール
クラヴサン曲集第4巻第21組曲より「ラ・クープラン」
趣味の融合第9コンセールより「やさしさ」
諸国の人々~フランス人よりパッサカイユ
クラヴサン曲集第3巻第14組曲より「恋のナイチンゲール」
クラヴサン曲集第3巻第13組曲より「フランスのフォリア、あるいはドミノ」
諸国の人々〜ピエモンテの人々より
王宮のコンセール第3組曲
レ・フォリー・フランソワーズ
ベ アトリス・マ ルタン(Cemb)

パトリック・コーエン=アケニン(指)
録音:2017年11月
F.クープランの作品から、肖像画のような作品を集めた1枚。レ・フォリー・フランソワーズのメンバーが、太陽王の時代のもっとも偉大な作曲家の一 人であるF.クープランに、新たな光を当てています。 (Ki)

RAMEE
RAM-1801(1CD)
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697頃-1763):三声のソナタ集〜ヴィーゼントハイトのシェーンボルン伯コレクションの楽譜によるさまざまなトリオ・ソナタ集
ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ ニ長調 WD681
オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのソナタ ハ短調 WD695
ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ ホ短調 WD677
ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のためのソナタ ハ短調 WD694
ァイオリン、オーボエと通奏低音のためのソナタ ニ長調 WD682
ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のためのソナタ ニ短調 WD687
ラディオ・アンティクヮ(古楽器使用)
ルシア・ヒラウド(Vn)
ユンチョン・シン(Ob)
ペトル・ハモウス(Vc)
イサベル・ファビーリャ(Fg)
ヘン・ゴールドソーベル(Vc)
ジュリオ・クィリーチ(テオルボ)
クラウディオ・ヒベイロ(Cemb)

録音:2018年4月 レンスヴァウデ教会(オランダ)
ちょうど大バッハと重なる時代を生きたプラッティはヴェネツィア近くのパドヴァ生まれ。オーボエとヴァイオリン、そして声楽にも堪能 で、バルトロメオ・クリストフォリが開発した初期のフォルテピアノも知っていたようです。1722年からバロック様式の宮殿で名高い ヴュルツブルクの宮廷に仕え、宮廷楽師、教師として当地で生涯を終えました。バロック後期にあって古典派を予告する要素が いたるところに見られるプラッティの作品を愛する古楽奏者は数多く、これまでにも多くのアルバムがリリースされていますが、この 新録音はとくに作曲家自身も得意としたオーボエと、古典派のピアノ三重奏の先駆ともいうべき低音楽器を活用した作品が多 い点が聴きどころ。これは主君の弟エーアヴァイン伯が自身チェロ奏者だったためで、本盤の多様な演目はこのエーアヴァイン伯 の楽譜コレクションから厳選されています。演奏は2012年に南米、イタリア、オランダ、チェコといった国々から集まった若き古楽 器奏者がハーグで結成したラディオ・アンティクヮ。多彩な楽器編成が魅力のグループです。Ambronayでのドイツ・バロック作 品集に続き、プラッティの残した小規模ながら多彩な表情を持つ作品群を、若々しい躍動感と息の合ったアンサンブルでたいへ ん面白く聴かせています。

H.M.F
HMM-902607(1CD)
ヘンデル氏の夕食会〜協奏曲、ソナタとシャコンヌ
(1)ヘンデル:リコーダー協奏曲 ヘ長調
(2)ヘンデル:組曲〜「アルミーラ」HWV1の舞曲とオーボエ協奏曲 ト短調 HWV 287終楽章(アレグロ)(シュテーガー編)
(3)ジェミニアーニ(1687-1762):フルート協奏曲 ト長調
(4)ゴットフリート・フィンガー(c.1660-1730):グラウンド ニ短調
(5)ヘンデル:フルート・ソナタ イ短調 HWV 362
(6)ヘンデル:パッサカリア ト短調 HWV 399
(7)ウィリアム・バベル(c.1690-1723):6本のフルートと4つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 op.3-1
(8)ヘンデル:トリオ ハ短調 HW 386a
(9)ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV 435
モーリス・シュテーガー(リコーダー)
ラ・チェトラ(バロックオーケストラ・バーゼル)

録音:2018年8&9月
“リコーダー界のパガニーニ”、モーリス・シュテーガー。シュテーガーはこれまでのディスクでも、演奏そのものの鮮やかさはもちろん、プログラミン グの妙で世界の聴衆をあっと言わせてきましたが、今回彼がとりあげたのは、ヘンデルです。「Mr. Handel’ s dinner(ヘンデル氏の夕食会)」と題し、 ヘンデルのオペラの幕間に繰り広げられた豪華な夕食会での音楽を集めた1枚。当時ヘンデルの周りには、ロンドンでもトップクラスの音楽家や、海外か らヘンデルを訪ねてやってきた各国の人気作曲家たちが常にいました。にぎやかできらびやかなディナー会場が目に浮かぶようです。
(1)のリコーダー協奏曲は、HWV 369のリコーダーと通奏低音のためのソナタと、それをもとにヘンデルがオルガン協奏曲に仕立てたHWV 293のオ ルガン協奏曲 ヘ長調 op.4-5の両ヴァージョンを合わせたかたちで演奏したもの。ほかにも、ヘンデル自身も当時行っていたような、様々な楽曲からの 舞曲をよりすぐってひとつの「組曲」にしたてたもの((2))、ヘンデル自身が通奏低音の教材として使用するためにも作曲したもの((5))が収められていま す。(6)のパッサカリアはもともとは歌劇「ラダミスト」(1720年初演)の第3幕の終盤で演じられるバレエの楽曲で、1737/38年頃に出版されたトリオ・ ソナタ op.5-4の第3楽章にもなっています。当時のこの楽曲のコピー譜の中に、4声のため(ヴィオラが加わっている)の編成の譜面も見つかっており、 これは原曲のオペラの楽曲をかなり忠実に編曲したものとなっています。(8)のハ短調のトリオは、ヘンデルの初期のロンドン・オペラからの楽曲の楽章を アレンジした最初の作品。他にも、モラヴィア出身でおそらくはロンドンにおけるヘンデルの前任者であるフィンガー、ヘンデルの数少ない作曲の弟子と言 われているバベル、そしてヘンデルより2歳年下で友人でもあったジェミニアーニの作品など、どこをとっても盛りだくさんの内容となっています。
シュテーガーは、1971年スイスのヴィンタール生まれ。チューリッヒ音楽大学にてパドロ・メメスドルフとケース・ブッケに、シュトゥットガルトではマ ルクス・リードに師事し、1995年にソリスト・ディプロマ “With Highest Honors” を、2002年にはカラヤン賞を受賞するなど、輝かしい経歴を遺し ています。ウィグモアホール、ゲヴァントハウス、コンセルトヘボウなどで演奏会を重ねているほか、ベルリン古楽アカデミーなどの古楽アンサンブルやモ ダン・オーケストラとも共演。来日演奏も行っており、その技量と、舞台を縦横無尽に駆け回って演奏するパワー溢れるパフォーマンスで聴衆を魅了しました。 これまでにも「ナポリのフォリア〜1725年」と題し、クヴァンツがナポリを訪れた1725年以降、ナポリでもさかんにリコーダー音楽が書かれるようになっ た当時の音楽を集めたディスク[HMC 902135]など、歴史的にも興味深い切り口のプログラミングでCDをリリースしています。 (Ki)

BIS
BISSA-2354(1SACD)
レウヴスタ・ブリュークの音楽秘宝 第3集
(1)『スウェーデン賛美歌本(Den svenska psalmboken)』(1695)の5つの賛美歌【@.あなたを信頼します、愛する主よ(Pa dig jag hoppas, Herre kar)*/A.キリストよ、あなたは私たちの贖い主(Jesu du ar var salighet)*/B.天からの聖霊は(Ande ifran ovan)*/C.おお神よ、私たちの心は救われました(O Gud, det ar en hjartans trost)/D.かくも美しく甘美な(Sa skon och ljuvlig ar)】
(2)F・I・ド・ブーク(?-?):ソナタ第5番 ト短調
(3)コンラート・フリードリヒ・フルレブッシュ(1691-1765):カンタータ第1番
(4)ヒンリク・フィリップ・ヨンセン(1716/17-1779):1757年復活祭当日の教会音楽(Kyrko-Musique pa Pask-Dagen 1757)
(5)ピエール=アレクサンドル・モンシニー(1729-1817):アリエッタ「どんなに微細なことにでも(Jusque dans la moindre chose)」
(6)作者不詳:アリア「こよなく美しき太陽よ(Wacka sol)」*
(7)作者不詳:あなたを信頼します、愛する主よ(Pa dig jag hoppas, Herre kar)*
イーリン・ロムブ(S)
リバロック(Rebaroque)【マリア・リンダール(ヴァイオリン、芸術監督)、エリーアス・ガメルゴード(Vn)、
ダニエル・ホルスト(Vc) ユーナス・ドミニク(Cb)、ペーテル・ロンネルベリ(Org)】
編曲:ユーナス・ドミニク(*)

録音:2018年2月/ローヴスタブリューク教会(ローヴスタブリューク、スウェーデン)
ストックホルムの北西、中世からの大学都市ウプサラに近いレウヴスタ・ブリューク(ローヴスタブリューク)は、17 世紀か ら 18 世紀、鉄鋼業で栄えました。町の発展に貢献したひとり、ベルギー生まれの資本家ルイ・ド・イェールは楽譜マニアとしても知られ、その膨大な楽 譜コレクションは音楽史の貴重な遺産とみなされてきました。このコレクションを「コンサート」スタイルのアルバムに作る BISレーベルのシリーズ。ドロッ トニングホルム・バロックアンサンブルとニルス=エーリク・スパルフによる第 1 集(BIS-1526)、第 2 集(BIS-1975)に続き、バロックアンサンブ ル「Rebaroque」とソプラノのイーリン・ロムブの共演した第 3 集がリリースされます。プログラムの最初は、町の教会や領主館で歌われた賛美歌を代 表する 5 曲。アントワープのオルガニスト、ヨアネス・ド・ブークと同一人物だろうと推測されている生没年不詳の F・I・ド・ブークは、レウヴスタ・ブ リュークのコレクションに 2 つのキーボード曲集の出版譜が所属されています。「クラヴィチェンバロまたはオルガンのための 6 つの組曲」の〈第 5 番ト 短調〉は 4 楽章の作品。オルガンによる演奏です。ドイツ生まれのコンラート・フリードリヒ・フルレブッシュ(1691?1765)は、フレードリク一世の招 きで 1723 年から1725 年までスウェーデンに滞在しました。「独唱と通奏低音の 2 つのカンタータ」の第 1 番は、「あなたは去っていくのですか、愛し い人…どうぞ行ってください、恩知らずの人(Tu parti ido-lo mio?…Vanne ingrata)」と「だが、私は戸惑っています…ああ、私を憐れんでください(Ma fol-le!…Deh! Muovetevi a pieta)」の 2 つのレチタティーヴォとアリアの作品です。ヒンリク(ヘンリク)・フィリップ・ヨンセン(1716/17?1779)も ドイツ生まれ。1743 年にスウェーデンに渡り、1779 年、ストックホルムで没しました。「1757 年復活祭当日の教会音楽」は、「グラーヴェ」「アレグロ」 「信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら(Lat oss se pa Jesum)」(「ヘブライ人への手紙」12 章 2 節)「御救いを喜び歌う声が(Man sjunger med gladje om seger)」(「詩編 118 番」15 節 ?18 節)「退出の音楽(Till utgang)」の 5 曲です。ド・イェール家と同じ社会階級に属する フランスの作曲家ピエール=アレクサンドル・モンシニー(1729?1817)のコミックオペラ「On ne s’ avise jamais de tout」のアリエッタの後、手稿 譜の残る作者不詳のアリアとアルバム最初の賛美歌「あなたを信頼します、愛する主よ」が歌われます。イーリン・ロムブは、スウェーデンの宮廷歌手。ストッ クホルム・オペラ大学在学中に王立スウェーデン歌劇場にデビュー。ベルリン、フランクフルト、オランダ、パリの歌劇場の舞台に立ち、各国のオーケス トラと共演しています。モダン・バロックアンサンブル「Rebaroque」は、1998 年にストックホルム・バロックOとして 1998 年に創設。マリア・ リンダールがコンサートマスターと芸術監督を務め、聖ヤコブ室内合唱団やスウェーデン放送合唱団とのコラボレーションをはじめ、さまざまな活動と試 みを行っています。 (Ki)

Glossa
GCD-924006(1CD)
シュテルツェル:受難オラトリオ 「子羊が往く、咎を背負って」 オルフェオO、パーセルcho
ジュルジ・ヴァシェジ(指)、
アーグネシュ・コヴァーチュ(S)、
ペーテル・バーラーニ(C.T)、
ゾルターン・メジェシ(T)、
ローラーント・ナイバウアー(Bs)

録音:2018年3月7日−8日、リスト音楽アカデミー大ホール(ブダペスト、ハンガリー)
ラモーやモンドンヴィルなど、エルヴェ・ニケに代わりGlossaのフランス・バロック・レコーディングを充実させてきたハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。 フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(GCD-924004)以来となる「フランス以外」の録音は、ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690−1749)の世界初録音となる受難オラトリオ。 シュテルツェルはドイツ生まれ、イタリア滞在時にはヴィヴァルディ、スカルラッティ、ボノンチーニらに会い、ゲーラとザクセン=ゴータの宮廷で楽長を務めました。劇作品、オラトリオ、ミサ曲、器楽曲など多くの作品を創作し、バッハにも高く評価され、大きな名声を得ていましたが、18世紀後半には(他の多くの音楽家同様)忘れ去られていきました。「子羊が往く、咎を背負って(Ein Lammlein geht und tragt die Schuld)」は、キリストの受難の物語を題材に、シュテルツェル自身の台本によって作曲された受難オラトリオです。今回も、ハンガリーのハイ・クオリティな合唱団「パーセル合唱団」と、サイモン・スタンデイジがコンサートマスターとして率いるオルフェオOの溌溂とした好演にも注目です。
Glossa
GCD-922519(1CD)
レジナ・バスタルダ〜1600年頃イタリアのヴィルトゥオーゾ・ヴィオラ・ダ・ガンバ
オラティオ・バッサーニ(before 1570−1615):Toccata per b quadro
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:(c.1525−1594):丘や野原は*
フランチェスコ・ロニョーニ(after 1570−after 1626):丘や野原は
パレストリーナ:だから私の髪は*
バッサーニ:だから私の髪は
チプリアーノ・デ・ローレ(1515−1565):あなたから別れたとき*
リッカルド・ロニョーニ:(c.1550−1620):あなたから別れたとき
ディエゴ・オルティス(c.1510−c.1570):リチェルカータ第3番
ジローラモ・ダッラ・カーサ(c.1543−1601):あなたから別れたとき*
アウレリオ・ヴィルジニアーノ(fl.c.1600):ヴィオラ・バスタルダのためのリチェルカーレ
トマ・クレキヨン(c.1505−1557):陽気な羊飼いが*
リッカルド・ロニョーニ:陽気な羊飼いが
ピエール・サンドラン(c.1490−c.1561):甘い記憶*
ヴィンチェンツォ・ボニッツィ(16世紀後半−1630):甘い記憶
オルランド・ディ・ラッソ(1532−1594):シュザンヌはある日*
オラティオ・バッサーニ:シュザンヌはある日
アドリアン・ヴィラールト(1490−1562):あなたに喜びを与え*
ヴィンチェンツォ・ボニッツィ:あなたに喜びを与え
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・バスタルダ)、トーマス・ボイセン(テオルボ&バロック・ギター)、キアラ・グラナータ(ダブル・ハープ)、アメリ・シュマン(リラ・ダ・ガンバ)、フランチェスコ・サヴェリオ・ペドリーニ(ハープシコード、オルガン)、ラ・ペドリーナ(ヴォーカル・アンサンブル)*

録音:2018年9月24月−30日、オーバーシュトラース教会(チューリッヒ、スイス
フランチェスコ・ロニョーニの「Selva de varii passaggi 1620」では『装飾のためのすべての楽器の女王、ヴィオラ・バスタルダは、テナーでもバスでもなくその中間の大きさ』と書かれており、技巧的で華麗な装飾を伴う演奏が特徴です。このアルバムでは、元となったマドリガーレやシャンソンと、そこからインプロヴィゼーションされたヴィオラ・バスタルダの演奏を順番に収録。これまでも「トラベル・ノーツ(GCD-P30407)」や「インプロヴィザンド(GCD-P30409)」、「カインド・オヴ・サティ(GCD-P30416)」など即興をテーマとするアルバムでもその才覚を発揮してきたパオロ・パンドルフォが、その華やかなヴィルトゥオージティを最大限に発揮し、1600年頃イタリアで流行した「ヴィルトゥオーゾ・ヴィオラ・ダ・ガンバ」の遺産を後世に残します。

Tactus
TC-591390(2CD)
マリーニ:協奏曲集 Op.7
CD1
1. Ecco o Cinzia(6声と6人の器楽)2. Ahi Filli(5声と通奏低音)/3. Non lagrimar(2本のヴァイオリン、2声と通奏低音)/4. O dolcissime(6声と6人の器楽)/5. Deh come ancor(6声と6人の器楽)/6. Ridon le piagge(4声と通奏低音)
CD2〜1. Crudel tu voi partire(6声と6人の器楽)/2. Donna mi chiami(4声と通奏低音)/3. Tu pur partisti(5声と通奏低音)/4. Tirinto mio(6声と6人の器楽)/5. Credetel voi(4声と通奏低音)/6. A Dio begli occhi(5声と通奏低音)/7. La bella Erminia(6声と6人の器楽)
アントニオ・グレコ(指)、
コーロ・コスタンツォ・ポルタ、
クレモナ・アンティクア

録音:2015年5月、イタリア
ヴァイオリン演奏の技術に大きく貢献したことで17世紀前半の重要なヴァイオリニスト&作曲家とされるビアージョ・マリーニ(1594−1663)。1634年にヴェネツィアで出版されたマリーニの協奏曲集 Op.7は、4声〜6声までの声楽と器楽による室内協奏曲で、作曲家としてだけでなく器楽奏者や歌手としても活動していたマリーニの高い技術と芸術性を示しています。

ENCELADE
ECL-1801(1CD)
神話のクラヴサン
ロワイエ:イマジネーション
ラモー:ミューズたちの語らい
クープラン:サティロス
デュフリ:メーデイア、レ・グラース
ラモー:キュクロプス
ロワイエ:アルマンド、多感、スキタイ人の行進
クープラン:森の精
リュリ(ダングルベール編):アティスの楽しい夢、アルミードのパッサカリア、アルミードのスルディーヌ
クープラン:さまよう亡霊
アントワーヌ・フォルクレ/ジャン=バティスト・フォルクレ:ユピテル
アンネ・マリー・ドラゴジッツ(Cemb)

録音:2016年9月2日ー3日、ハンブルク工芸博物館(ドイツ)
アンネ・マリー・ドラゴジッツは、ウィーン在住、オーストリアのリンツにあるアントン・ブルックナー私立大学でチェンバロを教え、歴史的楽器の名手としても活動してするチェンバリスト。ハンブルク工芸博物館所蔵の歴史的チェンバロ、パスカル・タスカン1787年製(Andreas Beurmannコレクション)から多彩な音色を引き出し、「神話」をテーマにしたフランス・バロックのクラブサン曲、オペラからのアレンジ作品を弾いています。

CORO
COR-16171(1CD)
レオナルド〜シェイピング・ジ・インヴィジブル
タリス:世の救い主よ
ハウエルズ:世の救い主よ
モンテヴェルディ:私の魂は SV 96
ジャン・イヴ・ダニエル=ルシュール:閉ざされた庭
ビクトリア:わが弟子の一人が
ラッブラ:わが友は
モンテヴェルディ
:リラの調べを合わせて SV 117
オラツィオ・ヴェッキ:Daspuo che stabilao
バッハ:フーガの技法第1番BWV.1080
ジャヌカン:戦争
ジョスカン:アニュス・デイ(第6旋法によるミサ・ロム・アルメ より)
ビクトリア:うるわしき救い主のみ母
ローレ:今や天も地も
エイドリアン・ウィリアムズ:シェイピング・ジ・インヴィジブル
ジャヌカン:戦争(ヴォイス・オンリー)
イ・ファジョリーニ、
ロバート・ホリングワース(指)

録音:2018年9月20日−22日、エンジェル・スタジオ、ロンドン/2012年7月、オックスフォード(アニュス・デイ、うるわしき救い主のみ母)
ロバート・ホリングワースによって1986年にオックスフォード大学で結成され、2006年5月にはロイヤル・フィルーハーモニック協会から"アンサンブル・アウォード"を授与されたイギリスの実力派古楽系アンサンブル、イ・ファジョリーニが、ザ・シックスティーンの自主レーベルであるCoroに初登場! 2019年に迎えるレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500周年を記念したツアー&レコーディング・プロジェクト、シェイピング・ジ・インヴィジブル。美術家としてだけでなく、音楽、建築、天文学、数学などあらゆる分野での天才として多大な功績を残したレオナルド・ダ・ヴィンチをテーマに、ビクトリアやタリスから、バッハ、モンテヴェルディ、そして現代の作品までをプログラム。ダ・ヴィンチの専門家であるオックスフォード大学教授マーティン・ケンプの構想をもとに、芸術、音楽、科学の偉大な功績を結びます。プロジェクト・タイトルともなっている「Shaping the invisible」は、レノックス・バークリーに学んだイギリスの作曲家エイドリアン・ウィリアムズによってこのプロジェクトのために書かれた作品。フル・カラー・ブックレット(英語)にはダ・ヴィンチの作品とともに音楽と芸術の歴史や関連が綴られています。名画「最後の晩餐」を模して撮影されたプロジェクトのテーマ写真(下画像)も秀逸。

のすたるぢあ
Nostalgia-1802(1CD)
夕べの讃歌
パーセル:夕べの讃歌、つかの間の音楽
ニコラス・ラニエー:変わることのない愛
ジョン・ブロウ:クラローナ
パーセル(佐藤豊彦編):エアと角笛
モンテヴェルディ:あの蔑みの眼差し、ああ, つまづき倒れる私
ピエトロ・パオロ・メリイ:ガリアルダ ラ・クラウディアーナ(リュート・ソロ)
カッチーニ:どうか戻って来ておくれ, 私の幼子よ、麗しい真紅のバラよ
フレスコバルディ:我が魂よ, 今こそ別れの時
ロベール・バラール:アントレー第3番
ピエール・ゲドロン:ため息をつくような人間をやめよ
ミシェル・ランベール:楽しもう 甘美な安らぎを
加藤佳代子(S)、
櫻田亨(アーチリュート)

録音:2018年4月、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」
※日本語解説:佐藤豊彦
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の自主レーベル「のすたるぢあ」から、加藤佳代子と櫻田亨によるリュート歌曲集が登場。
加藤佳代子は名古屋音楽大学、オランダ国立ズボレ音楽院、ディルブルグ音楽院で学び、現在ヴォーカルアンサンブル・リラ主宰、東海バロックプロジェクトのメンバーを務めるソプラノ。櫻田亨はハーグ王立音楽院で佐藤豊彦に師事し、現在リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン事務局長を務める古楽系弦楽器奏者。
オランダで学んだ日本の古楽界を担う二人の音楽家が、意気投合して数多くのリハーサルやレッスンを重ねて臨んだレコーディング。イタリアのカッチーニやモンテヴェルディ、フレスコバルディ、フランスのゲドロンやランベール、そしてイギリスのパーセル、ブロウ、ラニエーらによる16世紀、17世紀のリュート歌曲集。弦楽器は「歌に合わせて強弱やヴィブラートなどのニュアンスを出せる」との理由から、古今東西を問わず歌の伴奏楽器の主流となっており、ここでは歌とアーチリュートによる表現力の多様性(広さと深さ)を十分に楽しんで頂けます。

APARTE
AP-196(1CD)
F.クープラン:王宮のコンセール(1722)
第1組曲 ト長調、第2組曲 ニ長調、第3組曲 イ長調、第4組曲 ホ短調
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
ステファニー=マリー・ドゥガン(Vn)
ジョルジュ・バルテル(Fl)
パトリック・ボージロー(Ob)
酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2015年12月
ルセのクープラン、王宮のコンセールの登場。王宮のコンセールは、クラヴサン曲集第3巻の第2部として1722年に出版された4つの組曲から成る 作品集。この組曲には楽器の指定はありませんが、様々な種類の楽器を組み合わせたアンサンブルの編成で、1714-15年にヴェルサイユ宮殿で日曜に行 われていた演奏会でも、クープラン自身がチェンバロを弾いて、他にヴァイオリン、オーボエ、フルートのメンバーたちと演奏されていました。ルセとレ・ タラン・リリクのメンバーが、フランス一流のエレガンスとヴィルトゥオジティでこれらの作品を演奏しています。酒井淳も参加しており、充実のアンサン ブルを楽しむことができます。 (Ki)

Resonus
RES-10236(1CD)
NX-B05
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1705頃-1755):クラヴサンのための小品集 第1巻(1746) 林 美枝(Cemb・・・オリジナル:1749年ジャン=クロード・グージョン製/2010年アンドリュー・ギャリックによる復元)

録音:2018年10月22-23日
St Mary’s Church, Birdsall, North Yorkshire
サヴォイア公国(現在のイタリア・ピエモンテ州)のトリノに生まれ1725年パリへ移住。ルイ15世の子供たちの音楽教 師を務め、1748年からはコンセール・スピリチュエル(18世紀フランスの演奏会、音楽集団の名称であり、最初の 定期演奏会とされる)を指導するなど名誉ある地位を確立したジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ。このアルバム は彼の作品中、最も有名な「スキタイ人の行進」を含む「クラヴサン(=チェンバロ)のための小品集 第1巻」の全 曲。演奏する林美枝は京都出身のチェンバロ奏者。英国を拠点にし、スペインやイタリアで活発な演奏活動を行 い、日本でも鈴木雅明、有田正広の各氏との共演など、関西を中心に活動している実力派。
Resonus
RES-10235(1CD)
NX-B05
ヘンリー・パーセルと同時代の歌曲と組曲
パーセル:芳しきことバラにもまさり Z.585/1
 キューピッド この世で一番のいたずら 小僧め Z.367
 リッチモンドの丘の上で Z.405
 彼女は恋をし、告白もする Z.413
ヘンリー・ロウズ(1596-1662): 猶予なし
 恋人たちの伝説
フランチェスコ・コルベッタ(1615-1662):ギターのための組曲 ハ長調
パーセル:そう急ぎたてるな Z.426
暗くわびしき絶望の淵に Z.190
 今や太陽はその光を覆われ(夕暮れの讃歌)Z.193
ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ(1640-1708):チェンバロのための組曲 ホ短調
パーセル:愛はセリアの眼差しに身を固める Z.392
 私はいとしきセリアを想いて久し Z.364
 私は来て、見て、破滅せり Z.375
 おお!潔白なシダリアよ Z.402
 歌劇「アーサー王」-何と恵まれてるんだ羊飼いは Z.628(サウンズ・バロック編)
アンナ・デニス(S)
サウンズ・バロック(アンサンブル)
【メンバー】
ジェームズ・エイカーズ(テオルボ&バロック・ギター)
ヘンリク・パーション(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアン・パーキンズ(指,Cemb,スピネット&オルガン)

録音:2018年1月21-23日Trafalgar Park, Salisbury
フランスとイタリア、双方から影響を受けたパーセルの音楽は、名歌手たちによって歌われ、楽譜も数多く出版され聴 衆たちを熱狂させました。このアルバムはパーセルが劇場のために作曲した様々な作品の中から、いくつかの洗練され た美しいアリアを選び、同時代の作曲家たち(劇場の同僚だった)のチェンバロやギターのための組曲を併せた17 世紀のイギリス音楽についての興味深い1枚となっています。ここで表情豊かな歌唱を披露するアンナ・デニスは、ロン ドンの王立音楽院で学び、イギリス作品やロシア作品を得意とするソプラノ歌手。ジュリアン・パーキンズ率いるアンサ ンブル「サウンズ・バロック」が細やかな伴奏で歌を引き立てています。
Resonus
RES-10238(1CD)
NX-B05
ブクステフーデ:受難曲「われらがイエスの肢体」 BuxWV75
カンタータ I「足について」
カンタータ II「膝について」
カンタータ III「手について」
カンタータ IV「わき腹について」
カンタータ V「胸について」
カンタータ VI「心について」
カンタータ VII「顔について」
ケンブリッジ・トリニティ・ホールcho
オルフェウス・ブリタニクス(アンサンブル)
ネーウェ・ヴィアレス(アンサンブル)
アンドリュー・アーサー(指)

録音:2018年4月14-16日
ブクステフーデの最高傑作のひとつ「われらがイエスの御体」は1680年に書かれた、7つの部分からなる連作カンター タ。ソロモンの雅歌などから引用された成句と、アルニュルフ・デ・リューフェン(ラテン語名:アルヌルフス・ロヴェニエンシ ス)の『リトミカ・オラツィオ (Rythmica oratio)』の一節が用いられており、十字架に磔となったキリストの御体の各 部分へ語りかけることで、キリストの痛みをわがものとして捉え、受難を受け入れるという深い内容の祈りの音楽です。 演奏は2002年に設立された古楽器アンサンブル「オルフェウス・ブリタニクス」とヴィオール・コンソート「ネーウェ・ヴィア レス」を伴奏に、由緒あるケンブリッジ・トリニティ・ホール合唱団が美しいハーモニーを聴かせます。

H.M.F
HMM-902280
(2CD+DVD)
シャルパンティエ:宗教作品集
[CD1]
処女にして殉教者なるチェチーリア H.397
死者たちのためのミサ 8声 H.311
マグダレーナ・マリアとイエスの間の対話 H.423
ユディト、または解放されたベトゥーリア H.391
[CD2]
サウルとヨナタンの死 H.403
キリストと罪人たちとの対話 H.425&425a
キリストと人との対話 H.417
昇天 H.408
ミラノの疫病 H.398&398a

■ボーナスDVD[NTSC]
おお、信心の奥義 H. 274
ユディト、または解放されたベトゥーリア H.391
涙を流すマグダレーナ H. 343
処女にして殉教者なるチェチーリア H.397
主の御保護のもとに, H. 28
セバスティアン・ドセ(指、Org、Cemb)
アンサンブル・コレスポンダンス
録音:2016年10月&12月

■ボーナスDVD[NTSC]
セバスティアン・ドセ(指、Org、Cemb)、アンサンブル・コレスポンダンス
収録:2016年12月、ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂でのライヴ
演出:ヴァンサン・ユゲ
ドセ率いるアンサンブル・コレスポンダンス。毎度コンセプトの明確なプログラムで、フランスの古楽界を牽引する存在となりつつあります。今回彼らが取り上 げたのはシャルパンティエ。シャルパンティエはルイ14世の時代に宗教音楽のジャンルで重要な作品をのこした数少ない作曲家の一人といえるでしょう。シャル パンティエは、30以上の宗教作品を、イタリアに居住した後に書きました。シャルパンティエは1660年代にローマの地で、オラトリオの巨匠カリッシミに学ん だとされています。その成果が最も直接的に表れているのがここに収録された作品群です。フランスの典雅さと厳格さをあわせもった美しさに満ちています。ボー ナスDVDには、ヴェルサイユ宮殿で行われた2016年の公演のライヴが収録されています。 (Ki)
H.M.F
HMM-905316(1CD)
DESIRES〜雅歌コレクション
1 ブリュメル(c. 1460-1512/13):Sicut lilium inter spinas
2 クレメンス・ノン・パパ(c. 1510/15-c. 1555/56):Ego flos campi
3 ガブリエル・ジャクソン (b. 1962):I am the Rose of Sharon
4 ロドリーゴ・デ・ケバロス (c. 1525/30-c. 1581):Hortus conclusus
5 聖歌 Tota pulchra es
6 ロバート・ホワイト(c. 1538-1574):Tota pulchra es
7 フランシス・グリアー (b. 1955):Dilectus meus mihi
8 ニコラ・ゴンベール (c. 1495-c. 1560):Quam pulchra es
9 トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア (1548-1611):Vadam et circuibo civitatem
10 ジョナサン・ドーヴ (b. 1959):Vadam et circuibo civitatem*
11 セバスティアン・ド・ヴィヴァンコ (c. 1551-1622):Veni, dilecte mi
12 パレストリーナ (1525/26-1594):Duo ubera tua
13 ホアン・エスキヴェル (c. 1560-c. 1624):Surge propera amica mea
14 ジョン・バーバー (b. 1980):Sicut lilium*
(*はORA委嘱作品、世界初録音)
ORA
スージー・ディグビー(芸術監督・指揮)

録音:2016年2月
2014年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、 および現代の合唱作品を演奏・録音しています。今回彼らがとりあげたのは、雅歌をテキストにもつ作品。透明なアンサンブルがきわめて美しい演奏となってい ます。 (Ki)

CLAVES
50-1820(1CD)
カルロ・ドナート・コッソーニ(1623-1700):独唱のためのモテット集第3巻 Op.12(1675)より「Suspirat in dolore」/独唱のための3つの讃美歌 Op.4(1668)よ
り「Salve regina」「Crudelis Herodes」/カンツォネッテ・アモローゼ第1巻 Op.7(1669)より「Occhi belli」「Mesto amatore」「Fino all’ultimo respiro」/独唱のためのモテット集第2巻 Op.10(1670)より「Ecce Jesu mi」

マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.18(1656)より「La Martinenga」「La Calcagnina」「La Bulgarina」/独唱とヴァイオリンのためのカンツォネッタ第5巻 Op.46(1668)より「Amante che mirato」「Lodasi il tacere."Se parlate o se tacete"」/ディポルティ・スピリチュアリー Op.49(1668)より「Peccator penitente."O mie luci dolenti"」/独唱のためのアリアとカンタータ Op.11(1649)より「Amor bugiardo."Non vi fidate"」/独唱のためのカンツォネッタ第4巻 Op.43(1667)より「L’amante musico」
アリス・ボルチアーニ(S)、
アンサンブル・フィロメル

録音:2016年8月/ゲブヴィレール(フランス)
このアルバムは1660年代前後にボローニャで作られたカルロ・ドナート・コッソーニ(1623-1700)とマウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678)の作 品集です。ミラノ生まれの作曲家、オルガニストのコッソーニは司祭でもあり、1662年からボローニャの聖ペトロニオ大聖堂の第1オルガニストを務め、67年 からボローニャのアッカデミア・フィルハモニカのメンバーとなり、自ら「勤勉なアッカデミア会員」と称しました。独唱のためのモテット集はコッソーニの代表作 です。一方、カッツァーティもコッソーニ同様作曲家、オルガニストとして活躍。1657年から71年の聖ペトロニオ大聖堂の楽長在任中に器楽音楽の発展に貢 献しました。カッツァーティの作品はボローニャのヴァイオリン音楽の特徴とされる、豊かさと詩情を謳歌する様式を開花させました。アリス・ボルチアーニのソ プラノ独唱とアンサンブル・フィロメルによる温かみのある演奏で当時の世界がよみがえります。 (Ki)

la musica
LMU-014(1CD)
フランス・クラヴサン音楽集
ジャック・デュフリ(1715-1789):アルマンド ニ短調、クーラント ニ短調、ラ・ヴァンロ、やさしいロンドー ニ短調、ラ・ブコン(クーラント)(以上第1巻より)
 優雅なるもの、シャコンヌ、ラ・フォルクレ、メデ(以上第3巻より)
アントワーヌ・フォルクレ(1671-1745):La Cottin、ポルトガルの女(第1組曲)
ジャン=バティスト・アントワーヌ・フォルクレ(1699-1782):La Angrave(第3組曲)
パンクラス・ロワイエ(1705-1755):L’Aimable、スキタイ人の行進
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1727-1799):La d’Hericourt
ジャン=フランソワ・ダンドリウ(1682-1738):オルフェウスの竪琴
ヴィオレーヌ・コシャール(Cemb/クリスティアン・クロル1776年製)

録音:2017年7月、ヴィラルソー宮殿
デュフリを中心に、18世紀のフランスのクラヴサン音楽を集めた1枚。オフェリー・ガイヤール、エロイーズ・ガイヤールと共にアンサンブル・アマリリスを設立、 アンサンブルで、そしてソロでも活躍するコシャールの魅惑の1枚です。 (Ki)

S.D.G
SDG-731(1CD)
愛はふたたび 〜復活祭の祈りの音楽
「磔刑」
(1)The Seven Virgins(ヘレフォードシャーの伝統音楽)
(2)ウィリアム・コーニッシュ(1465-1523):Woefully array’d
(3)カルロ・ジェズアルド(1566-1613):O vos omnes
「復活祭の朝」
(4)ジョン・タヴァナー(c.1490-1545):Dum transisset Sabbatum
(5)Love is come again(フランスの伝統音楽)
(6)ジャン・レリティエ:Surrexit pastor bonus
「墓前のマグダラのマリア」
(7)トマス・モーリー(1557/8-1602):Eheu! They have taken Jesus my master
(8)ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):『イエス・キリストの復活の物語』より But Mary stood without the sepulchre
(9)Bless’d Mary Magdalene(イギリスの伝統音楽)
「エマオへの道」
(10)ブルゴーニュのヴィポ司祭(c.995-c.1048):ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス 〜And behold two of them went that day
(11)ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901):Abendlied
(12)ウィリアム・バード(c.1543-1623):Alleluia. And it came to pass
(13)ブルゴーニュのヴィポ司祭(c.995-c.1048):ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス 〜And they said one to another / ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):『イエス・キリストの復活の物語』より Verily the Lord is risen
(14)ヤコブ・ギッペンブッシュ(1612-1664):Die ganze Welt, Herr Jesu Christ / ザムエル・シャイト(1587-1654):Surrexit
Christus hodie / Hilariter(ドイツの伝統音楽)
「湖畔」
(15)Peter saith, I go a-fishing(ジャン・ティスラン(?-1494):O filii et filiae による)
(16)Kyrie eleison(グレゴリオ聖歌:ミサ曲第11番『オルビス・ファクトール』)
(17)レオノーラ・デステ(c.1515-c.1575):Ego sum panis vivus
(18)Lov’st thou me?(ブリテン:カンティクル第2番『アブラハムとイサク』による)
(19)トマス・タリス(c.1505-1585):If ye love me
「エピローグ」
(20)ジョヴァンニ・ガブリエリ(c.1554/7-1612):Surrexit pastor bonus
(21)者不詳/ジョン・ガードナー(1917-2011)編)):Non nobis Domine

※(7)(8)(9)(10)(12)(13)(15)(18)ガーディナーによる編作
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
モンテヴェルディcho、

イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
録音:2018年7月23-26日/イギリス、サフロン・ホール
イースターを祝う、ガーディナーによる美しい合唱曲集です。復活祭の流れに沿って組曲のように構成された連作絵画を思わせるプログラムで、キリスト復活 の劇的な物語を清廉な音楽にのせて語ります。指揮者の意図を完璧に汲む手兵・モンテヴェルディ合唱団による極上のハーモニーがたまりません。研ぎ澄まされ つつも、あたたかく献身的な演奏が感動を誘います。
このプログラムはガーディナーにとって非常に個人的で大切なもの。それは故郷ドーセットでの家族とのイースターの祈りです。1963年、母マラベル・ガーディ ナーは復活祭を祝う音楽劇を作り、ケンブリッジ大学在学中のジョン・エリオットも演奏に携わります(モンテヴェルディ合唱団創立の一年前のこと)。劇の上 演は1984年まで20年に渡り故郷で毎年続けられ、そこで歌われる合唱曲はガーディナーにとって故郷の情景と深く結びつくものとなりました。当ディスクはそ の世界を再構成した内容であり、大事な思い出話を語るような繊細さが輝いています。 (Ki)

FLORA
FLO-4218(1CD)
クープラン:王宮のコンセール(全4曲;1722)
第1のコンセール/第2のコンセール/第3のコンセール/第4のコンセール
レ・タンブル
[川久保洋子、マイテ・ラルブル・ガルメンディア(Vn)
エリーズ・フェリエール(リコーダー)
ステファニー・トロッファース(フラウト・トラヴェルソ)
ブノワ・ローラン(Ob、グランド・フリュート)
ミリアム・リニョル、マティルド・ヴィアル(ヴィオール[ヴィオラ・ダ・ガンバ])
ダナ・カルモン(Fg)
ニコラ・ミュズィ(テオルボ、バロックギター)
ジュリアン・ヴォルフス(Cemb) ]

録音:2017年7月、フラーヌ=ル=シャトー(フランス東部フランシュ=コンテ地方)
フランス・バロックの粋、ここに ― バロック・オーボエに縦横の笛、ヴァイオリン、ヴィオール、撥弦とクラヴサン・・・フランス語圏の古楽界最前線、名手たちの饗宴。
フランス宮廷芸術らしさ ― それが極限まで追求された太陽王ルイ十四世時代のフランスで活躍をみせ、ルイ十五世の時代にはイタリア音楽へのひそやかな愛着もあらわにした多面的なる作曲家、フランソワ・クープラン。フランスとイタリア、異なる二つの様式のあいだ、こまやかな音の交錯がきわだつ室内合奏曲=コンセールの代表作は、作曲家がなじんでいた言語=フランス語と日常的に親しんでいる古楽器奏者の演奏でこそ、その真価がきわだつのではないでしょうか。欧州古楽界のさまざまな一流グループで多忙な活躍をみせる俊才たちをゲストに、総勢10名の拡大編成で臨んだレ・タンブルの録音で、そのみずみずしい魅力をいま、じっくり・・・

ALTO
ALC-1377(1CD)
バロック・クリスマス〜サンクトゥス
バッハ:Sanctus
ブロサール・ド・モンタンシー:Noie, Noie est venue−
不詳:Nous sommes en voye
ギヨーム・ブジニャック(1587頃-1643以後):Noe, noe! Pastores, cantate Domino
クレスト [Crestot]:Tous les bourgeois de Chastre−
コレット(1707-1795):Tous les bourgeois de Chartres
シャルパンティエ:Salve puerule
不詳:Ecco il Messia
ガブリエーリ(1554/1557-1612):Magnificat(14声)
モンテヴェルディ:Christe, redemptor omnium
コレッリ:合奏協奏曲 Op.6-8
ナポリ伝承曲:Quando nascette Ninno
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」から ピファ(シンフォニア・パストラーレ)
ギボンズ(1583-1625):Thus angels sang
バッハ:Wie soll ich dich empfangen?
スウェーリンク(1562-1621):Hodie Christus natus est
シャイト(1587-1654):In dulci jubilo
シュッツ(1585-1672):Ehre sei Gott
ブクステフーデ:In dulci jubilo
バッハ:Ach mein herzliebes Jesulein
エクス・カシドラ
ジェフリー・スキッドモア(指)

録音:1996年6月、オスコット・カレッジ礼拝堂、サットン・コールドフィールド、バーミンガム、イギリス
原盤、初出:ASV, CDGAU 166

ARCANA
A-460(1CD)

NYCX-10046(1CD)
国内盤仕様
税込定価
15世紀から16世紀へ、多声音楽とビウエラ
1.フアン・バスケス(1500頃〜1560頃):おお、甘美なる随想(4声)
2.フアン・バスケス:わたしを殺すおつもりか(5声)
3.フアン・バスケス:ひとたび、わが両目が(4声)
4.モデナのジューリオ・セーニ(1498〜1561):リチェルカーレ (『シエナのリュート写本』より)
5.アドリアン・ヴィラールト(1490〜1562):おお、甘やかなるはわが命の君
6.フアン・バスケス:何を聞きつけた、わが心よ(4声)
7.ジャック・アルカデルト(1504頃〜1568):きらめく清水の甘やかさ(5声)
8.ジョスカン・デプレ:荒らされ得ぬ全き貞淑のマリア(5声)
9.ジョスカン・デプレ:あなただけが、驚くべき御業を(4声)
10.作曲者不詳:あなたから離れていられるなら(5声)(『ウプサラの歌集』〔1556〕より)
11.ジャック・アルカデルト:あなたの酷い蔑みにさらされて(4声)
12.作曲者不詳:ただおまえを見つめるだけで(4声)(『ナポリ風ヴィラネスカ集第1巻』〔1551年ヴェネツィア刊〕より)
13.アドリアン・ヴィラールト(1490〜1562):優しき肌ざわり(4声)
14.チプリアーノ・デ・ローレ(1515〜1565):いのちは逃れゆく(5声)
15.チプリアーノ・デ・ローレ:別れの際にあってなお(4声)
16.作曲者不詳:マドリガーレ「別れの際に」に基づくファンタジア(『カステルフランコ・ヴェネトの写本』より)
17.フアン・バスケス:希望がないというのなら(4声)
18.フアン・バスケス:誰が言うのか、不在とは忘却などと(3声)
19.クリストバル・デ・モラーレス(1500-1553):アニュス・デイ(4声/『“あの騎士殿に伝えてください”のミサ曲』より)
アルモニア・コンセルターダ(古楽器使用)
マリア・クリスティナ・キール(S)…1-3、5-7、10-14、17-19
ジョン・ポッター(T)…9
アリエル・アブラモビチ(アルト&バス・ビウエラ)…1-8、10-19
ジェイコブ・ヘリングマン(アルト&バス・ビウエラ)…2、7-10、14、19

録音:2017年11月21-24日、シャーボーン(イングランド南西部ドーセット州)、マグダラのマリア教会

【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
15世紀から16世紀へ……それはフランドル楽派の全盛期であったとともに、当のフランドル地方を手中におさめたハプスブルク=スペイン王 家が、破竹の勢いで世界帝国を築き上げつつあった時代。皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)が王室に築いたフランドル聖歌隊を通 じて、スペイン王室には精巧な多声音楽をどこよりも豊かに育める環境が続きます。そこでイベリア旧来の伝統との接点として注目をあびたの が、ギターに似た形状でありながらリュートのように精巧な多声音楽も奏でられるビウエラ。その弾き手が二人いれば4〜5声からなる多声 音楽も奏でられるうえ、繊細かつ多様な音表現は歌声との相性も抜群。そんな特質を最大限に引き出せるのが、現代欧州最高の撥弦奏 者ふたりと大御所歌手キール! 広範に使われていながら現存曲集がきわめて少ないビウエラの為の音楽ですが、フランドル楽派の多声音 楽をビウエラで多声表現できる技法を知り尽くしていればこそ、このような当時の実情にあわせた演奏再現は可能になるというもの。大航海 時代をへて、南イタリア一帯までスペイン領となっていった時代ならではのレパートリーの広がりにも注目です。ビウエラ二重奏も、歌を含むト ラックも聴きどころ満載、国内仕様ではArcanaならではの詳細解説も歌詞も日本語訳付です。

Rondeau
ROP-6160(1CD)
NX-B03
クロスタウのジルバーマン・オルガンによるバッハ&クレープス:作品集
バッハ:.前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
 目覚めよと呼ぶ声あり BWV645
 ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
 トリオ・ソナタ 第4番ホ短調 BWV528
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):われ心より至高なるものを愛するKrebs-WV 703(オーボエとオルガン版)
 主よ、人の望みの喜びよ Krebs-WV 706(オーボエとオルガン版)
 来たり給え、創造主なる聖霊よ Krebs-WV 707(オーボエとオルガン版)
 幻想曲 ヘ長調(オーボエとオルガン版)
バッハ:カンタータ「心も魂も乱れはて」 BWV35
ブリッタ・シュヴァルツ(A)
ルイーゼ・ハウク(Ob)
ドレスデン・パロックO
ルーカス・ポーレ(Org&指)

録音:2018年5月29日,7月18-19日クロスタウ、ドイツ
史上最も重要なオルガン製作者ゴットフリート・ジルバーマンは生涯に約50台のオルガンを作り、ドイツ・オルガンの歴 史に大きな影響を与えました。優れた技術設計を誇る彼のオルガンは、現在でも様々な街をその壮麗な響きで彩っ ています。ドイツ東部からポーランド西部にかけて広がるルサチア地方の一都市、ドレスデン近郊にあるクロスタウの教 区教会にもすばらしいジルバーマンオルガンが保存されており、このアルバムではバッハと彼の弟子であったクレープ スの作品を収録。独奏曲だけでなく、オーボエとの共演、そしてアルトの為のカンタータなどオルガンの響きと溶け合う 歌や楽器の音色も美しく、その特性を存分に楽しむ選曲となっています。
Rondeau
ROP-7023(1CD)
NX-B03
ディオゲニオ・ビガーリャ&アントニオ・ロッティ(1666-1740):宗教的作品集
ビガーリャ:ミゼレーレ…世界初録音
ビガーリャ:ミサ曲 ヘ長調…世界初録音
ロッティ:クレド ヘ長調
ヴェロニカ・ヴィンター(S)
マグダレーネ・ハラー(S)
アレックス・ポッター(C.T)
ゲオルク・ドレイク(T)
マルクス・フライク(Bs)
ハノーヴァー少年cho
ラ・フェスタ・ムジカーレ
イェルク・ブライディング(指)

録音:2018年6月22-26日
1694年から長い間、ヴェネツィアのベネディクト会修道院である聖ジョルジョ・マッジョーレで働いていたディオゲニオ・ビ ガーリャの教会音楽集。多大な功績をあげたにもかかわらず、彼の音楽はほとんど演奏されることはありません。このア ルバムでは何世紀もアーカイブに眠っていた2つの作品の世界初録音を聴くことができます。彼の作風はバロックの美 学に根ざしており、印象的な美しさを有しています。未完のミサ曲については、同年代の作曲家ロッティのクレドで補完 し“完全な形”を追求しました。ハノーヴァー少年合唱団の清冽な合唱は、知られざる作品を魅力的に聴かせます。

Rondeau
ROP-7021(2CD)
NX-C07
シュッツ:宗教的合唱曲集 1648年
【CD1】
「5声」
1.彼はユダヤの王となるだろう SWV369
2.彼は衣をワインで洗うであろう SWV370
3.彼は現れたり SWV371
4.恵みもてわれらに平安を与えたまえ SWV372
5.われらの王に与えよ SWV373
6.人は己のためにのみ生きるものにあらず SWV374
7.東と西から多くの人が来るであろう SWV375
8.毒麦をあらかじめ集めよ SWV376
9.主よ、汝を信ず SWV377
10.涙とともに種まく人は SWV378
11.かくてわれはイエス・キリストの御許に行く SWV379
12.かくのごとく神は世をあいしたもう SWV380
「6声」
13.おお愛する主なる神 SWV381
14.喜べ、喜べわが民よ SWV382
15.われは叫ぶ声なり SWV383
16.御子がわれらに生まれたもうた SWV384
17.御言葉は肉体となり SWV385
18.天は神の栄光を語る SWV386
19.おお主よ、心から汝を愛す SWV387
20.そは永遠に真実なり SWV388
21.われはぶどうの木に違わず SWV389
【CD2】
「6声」
1.われらの国籍は天にある SWV390
2.今よりのち主によりて死する者は幸いである
SWV391
「7声」
3.わが神の欲したもうこと、つねに起こらん SWV392
4.われは知る、救い主のいますことを SWV393
5.いちじくの木を見よ SWV394
6.天使は羊飼いに語った SWV395
7.山の上にて叫び声を聞いた SWV396
8.汝ずるい男よ SWV397

モテットの異稿版
9.彼はユダヤの王となるだろう SWV369
10.彼は衣をワインで洗うであろう SWV370
11.われらの王に与えよ SWV373
12.涙とともに種まく人は SWV378
13.天は神の栄光を語る SWV386
14.わが神の欲したもうこと、つねに起こらん
SWV392
15.わが神の欲したもうこと、つねに起こらん
SWV392
16.いちじくの木を見よ SWV394
17.天使は羊飼いに語った SWV395
18.山の上にて叫び声を聞いた SWV396
19.山の上にて叫び声を聞いた SWV396
エリック・リン・ケリー(Org)
ハノーヴァー少年cho
ハインツ・ヘニッヒ(指)、他

録音:1981年10月6-11日,1982年3月9-14日,1984年5月3-5日St. Osdag Church, Mandelsloh
1981年に録音され、以降30年以上も売れ続けてきたハノーヴァー少年合唱団による伝説的なシュッツのアルバム が、今回デジタル・リマスターを施されて再登場しました。ヴィオール合奏やオルガンの伴奏による静謐な響きから、大 量の管楽器(名手ブルース・ディッキーらが参加)を導入した華麗な響きまで、17世紀当時の音楽のたたずまいを最 高の状態で伝えています。

Signum Classics
SIGCD-560(1CD)
スーパーサイズ・ポリフォニー〜ストリッジョ:40声&60声のミサ曲、タリス:40声のモテット
アレッサンドロ・ストリッジョ(b.1536/1537−1592):40声のモテット 「見よ, 至福の光を」*、ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より キリエ*
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179):めでたし高貴な方
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より グローリア*
ビンゲン:おお, 知恵の力
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より クレド*
ビンゲン:おお, 豊かな実りをもたらす根よ
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より サンクトゥス*、ベネディクトゥス*
ビンゲン:聖霊は生の源の生
ストリッジョ:ミサ曲 「かくも幸せな日が」 より アニュス・デイ*
トマス・タリス(c.1505−1585):おお, 光より生まれし光、単旋聖歌 「御身よりほかにわれは」、40声のモテット 「御身よりほかにわれは」
アルモニコ・コンソート、
クリストファー・モンクス(指)、
ケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジcho
ジェフリー・ウェッバー(指)、
エイドリアン・フランス(バス・サックバット)*

録音:2018年7月8日−10日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)
驚異的なレパートリーの広さと安定感のあるハーモニーが魅力のケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジ合唱団。小編成から大編成、合唱のみ、オーケストラ付きなど、多種多様な編成とプログラムにハイレベルで対応する2001年創設の合唱団、アルモニコ・コンソート。英国が誇る2つの名アンサンブルが集まり、40声と60声という超多声部のためのポリフォニー音楽をレコーディング! 「スーパーサイズ」なポリフォニーの代表作として知られるトマス・タリスの傑作、40声のモテット「御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)」はもちろん、約400年間消失しており現代になってパリで発見されたアレッサンドロ・ストリッジョの40声&60声のミサ曲「かくも幸せな日が」を中心に、同じくストリッジョの40声のモテット「見よ, 至福の光を」、そしてヒルデガルト・フォン・ビンゲンの美しい作品を散りばめた充実のプログラム。 数多の声部が緻密に絡み合い壮麗なポリフォニーを織りなす、16世紀の偉大な合唱芸術です。

Hyperion
CDA-68236(1CD)
デュファイ:コンスタンティノープルのための哀歌
コンスタンティノープルのための哀歌 「すべての希望の泉, 憐れみ深い父よ/その朋はこれに背き」/とても優しい恋人よ お願いですから/心蕩かすその姿/哀れにもわが身をかこつ/親しい友よ/恵まれぬ心よ/私の美しい人よ お願いです/果たして あなたのお恵みが得られましょうか/ああ いつの日に あなたに会えるだろうか/私はもう かつての私ではない/私は満ちた心で歌いたい/月は五月/美しい人よ どんな過ちを犯したのか この私が/酷い痛手でもって 勝ち誇りながら/あなたの美しい眼差ゆえに/あなたの評判 そしてあなたの高い名声は/好遇を享けるしもべとして/あなたは 戦士なのだから
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2017年10月3日−5日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。 とりわけ、6巻にわたるギョーム・ド・マショーの作品集で国際的な評価を高めたオルランド・コンソートの新録音は、中世からルネサンス音楽への転換期を生き、ルネサンスの開拓・転換を果たしたブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイ(c.1397−1474)の音楽。1453年のオスマン帝国によるコンスタンティノープル陥落事件に寄せてデュファイが作曲したとされる4つの哀歌のうち、現存する唯一の作品「コンスタンティノープルのための哀歌(コンスタンティノープル聖母マリア教会の嘆き)」から始まる、モテット、シャンソン、バラード(バッラータ)、ロンドーなどフランス語とイタリア語の世俗作品集です。

Christophorus
CHR-77434(1CD)
イタリアの香水〜マンドリンのための協奏曲&ソナタ集
エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ:複数の楽器のための協奏曲 Op.5-6
カルロ・アッリゴーニ:マンドリンと通奏低音のためのソナタ
ダリオ・カステッロ:ソプラノ・ソロのためのソナタ第2番
ニッコロ・マッテイス:エア
D.スカルラッティ:ソナタ K.89
ヨハン・ジギスムント・ヴァイス:協奏曲ニ短調
ヴィヴァルディ
:コンチェルト・ダ・リピエーノ ハ長調
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:ソナタ ニ短調
マルコ・ウッチェリーニ:ラ・ベルガマスカ
アルテマンドリン

録音:2011年、ルクセンブルク
2001年に結成されたバロック・マンドリンによるアンサンブル、アルテマンドリン。ヴィヴァルディやファッシュ、スカルラッティらイタリア・バロックの高貴で素晴らしいマンドリン作品を集めたアルバム。イタリアの香り漂う魅惑のマンドリン音楽をどうぞ。

Channel Classics
CCS-41819(2CD)
大王のための音楽〜フリードリヒ大王の宮廷からの室内楽作品集
バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079より 3声のリチェルカーレ(ハープシコード独奏)
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697−1773):トリオ・ソナタ ホ短調 QV 2:20(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコード)
カール・ハインリヒ・グラウン(1704−1759):チェロと通奏低音のためのソナタ ハ長調 Graun WV B:XVII:53(チェロ、ハープシコード)
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703−1771):五重奏曲 イ短調 Graun WV AV:XIV:14
ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728−1788):フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調(フルート、クラヴィコード)
フランツ・ベンダ(1709−1786):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ長調(ヴァイオリン、チェロ、ハープシコード)
カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ(1736−1800):アンダンティーノと7つの変奏曲 ト長調 Op.17(クラヴィコード独奏)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714−1788):二重奏曲 ト長調 Wq.150/H.598(フルート、ヴァイオリン)
フロリレジウム〔アシュリー・ソロモン(バロック・フルート)、ボヤン・チチッチ(バロック・ヴァイオリン)、ジェニファー・モーシズ(バロック・チェロ)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、テレンス・チャールストン(ハープシコード)、ジュリアン・パーキンス(ハープシコード、クラヴィコード〕

録音:2018年11月、セント・マイケル教会(ハイゲート、ロンドン)
1991年に結成され、初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウム。Channel Classicsとの28度目のコラボレーションとなるアルバムは、フルート演奏や作曲を嗜み、パトロンとして多くの音楽家を支え、偉大な功績から「フリードリヒ大王」と呼ばれたプロイセン王フリードリヒ二世のための音楽。 大王から与えられた主題から作曲したバッハの「音楽の捧げもの」を始め、フルートを教えたクヴァンツや宮廷楽団で演奏家として仕えたC.P.Eバッハ、ベンダ、グラウン兄弟、C.F.C.ファッシュ(J.F.ファッシュの息子)らの室内楽作品を収録。その多くは、現代ではあまり耳にする機会のない作品ですが、現代の聴衆に再紹介されるべき優れた作品が選びぬかれています。 創始者でありディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンを始め、ボヤン・チチッチ、市瀬礼子、ジュリアン・パーキンスといった、古楽シーンの最前線で活躍する一流の名手たちの峻烈なパフォーマンスにも注目です。

ABC Classics
ABC-4817630(1CD)
テレマン:無伴奏フルートのための幻想曲 TWV:2-13 ジュネヴィエーヴ・レーシー(リコーダー)
ジュネヴィエーヴ・レーシーは、2018年にはメルボルン・リサイタル・センターのアーティスト・イン・レジデンスを務め、ブレット・ディーンやエレーナ・カッツ=チェルニン、エリッキ=スヴェン・トゥールなどへの新作委嘱、世界初演などを数多く手掛けてきたオーストラリアのリコーダー・ヴィルトゥオーゾ。 10代の頃に聴いたレジェンド、フランス・ブリュッヘンの名演に魅了されて以来、このテレマンの幻想曲の虜になったというレーシー。その想いが込められたテレマンの秀演が南半球から届きます。

ALPHA
ALPHA-447(1CD)

NYCX-10041(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ダブリンの庭〜17・18世紀のアイルランド音楽と古楽器
1.本場のブラックジョーク、ダブリン発
2.赤いジョック
3.真のジョーク/白いジョーク/青いジョーク/気まぐればかり
4.ああ! 憐れな羊飼いの涙すべき宿命
5.ジャック・ラティン
6.エレノア、秘めたる恋(古風な様式で)
7.エレン・ア・ルーン
8.エイレン・アルーン 王室劇場でクリーヴ嬢が歌ったアイルランドのバラッド
9.アイルランドの騎兵ティーグ
10.フランダースへ行かないか
11.キリークランキー
12.クレア氏によるアイルランドの調べ/ベリーシャノンの鷹
13.アンナ アイルランドでことのほか愛されている歌
14.モギー・ローサー
15.金髪の少年/若きドナルド
16.リスを狩れ/ジェニーに捧ぐリール/アップ・ウィット・アイリー/横笛のためのド/合唱ジグ
17.マイ・ナニー・オー
レイナウト・ファン・メヘレン(テノール独唱)
ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)
アンナ・ベッソン(横吹式フルート)
サラ・リディ(トリプル・ハープ/アイルランド型ハープ)
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロリス・バリュカン(Cemb)
クーン・プラーティンク(打楽器)
ドグ・バエリエット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2018年6月
アイルランド会館礼拝堂
ルーヴェン(ベルギー中部)

【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
17世紀末、アイルランドは対イングランド戦争に敗退。文化の礎を守ってきた貴族たちが殲滅ないし国外退去してしまったこと で、アイルランド音楽は擁護者を失い伝統が途絶えてしまったと言われています。しかし音楽家たちは簡単には死に絶えません でした。18世紀に入るとロンドンでは折々スコットランド音楽やアイルランド音楽が人気を誇り、伝説的名手たちから聴き取った 名旋律が楽譜になって出版もされていたのです。その再現に適任なのはやはり、当時の楽器と奏法で18世紀音楽を甦らせる ことに長けた古楽器奏者……天性の音楽感と民俗音楽への高い適性を示す若手が続々あらわれるフランス古楽界から、鍵 盤奏者ジャン・ロンドーのグループ「ネヴァーマインド」でも活躍するトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソンを中心に名手が揃い、すでに AlphaやRicercarに名盤の多い新世代歌手レイナウト・ファン・メヘレンを迎え、周到な考証と抜群の音楽性が交錯する極 上アイリッシュ古楽アルバムをつくりあげました。同様の古楽器によるアイルランド音楽アンソロジーであるラザレヴィチ盤 (Alpha234)も人気のところ、新感覚アイリッシュ盤としても期待感が高まる1枚です。

Linn
CKD-592(1CD)

NYCX-10045(1CD)
国内盤仕様
税込定価
パーセル:オペラ・アリア集
1.恋人たちが気にするのは(劇付随音楽『アテネのタイモン』Z.632)
2.バラよりも芳わしく(『亡国者ポーサニアス』Z.585)
3.静謐なる影から(『ベッドラムのベス』Z.370)
4.死すべきさだめの者の視野からは消え(『リチャード2世の物語』Z.581)
5.セリアには千もの良いところが(『張り合う姉妹、または恋の暴虐』Z.609)
6.ごきげんよう、愛らしき若い方(『あらし』Z.631)
7.音階によるグラウンド Z.645
8.音楽が恋の糧だったなら Z.379c
9.おお孤独よ、わたしは喜んでおまえを選ぼう Z.408
10.聞かないで、いとしいフィリス(編み物の歌)Z.371
11.おお、どこか穏やかな暗がりへ(『ボンドゥカ、またはブリタニアの雄女』Z.574)
12.彼女は恋をし、告白もする Z.413
13.グラウンド ZD. 222
14.教えて、やさしい天使(祝福されたる乙女のとりなし)Z.196
15.音楽はつかのま(『テーバイの王エディプス』Z.583)
16.宿命の瞬間はすぐにやってくる Z.421
17.眠らぬ羊飼い(朝の讃歌)Z.198
18.今や太陽はその光を覆われ(夕暮れの讃歌)Z.193
ローワン・ピアース(S)
リチャード・エガー(Cemb)
ウィリアム・カーター(テオルボ&リュート)

録音:2018年1月16〜18日
メノー派教区教会(ドープスヘジンデン)
ハールレム(オランダ)
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
バロックに関心が高まると必ず深く傾倒する時期が来るといっても過言ではない英国随一の作曲家、ヘンリー・パーセル。長大 な作品の全曲盤も少なくはありませんが、本人の早世後もなお続々と名曲集が編まれ、18世紀に入ってもなお人気が衰えな かったこの作曲家の真骨頂は、歌のひとつひとつに秘められたニュアンスの細やかさにあるのではないでしょうか。その意味で、 数々の古楽系プレイヤーたちが独自の厳選名曲集をリリースしてきたところ、今回は本場・英国の最前線をゆく女声古楽歌 手ピアースの決定的新録音が! しかも器楽陣は現在アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内O) の音楽監督でもある天才リチャード・エガーと、パラディアン・アンサンブルの創設者ウィリアム・カーター。「豊饒なバロック的器楽 勢もよいが、当時の記録からみるかぎりパーセル劇音楽作品の伴奏はチェンバロとテオルボ類がベストチョイスなのは明らか」との 観点から、本盤はこの2名手が細やかな感性全開で名歌手の歌を彩ってゆきます。「音楽はつかのま」や「おお孤独よ」など決 定的名曲のほか、充実の選曲(国内仕様は解説訳・訳詩付)が見逃せません。

ARCANA
A-459(3CD)
NX-D11
「ボローニャのバッハ」
【DISC 1】
ガブリエッリ:リチェルカーレ 第1番ト短調 *
ガブリエッリ:リチェルカーレ 第6番ト長調 *
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007
ガブリエッリ:リチェルカーレ 第3番ニ長調
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番ニ長調 BWV1012 *
ガブリエッリ:チェロ二重奏のためのカノン ※ *
【DISC 2】
ガブリエッリ:リチェルカーレ 第7番ニ短調
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番ニ短調 BWV1008
ガブリエッリ:リチェルカーレ 第4番変ホ長調
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番BWV1010 *
【DISC 3】
ガブリエッリ:リチェルカーレ 第5番ハ長調
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番ハ長調 BWV1009
ガブリエッリ:リチェルカーレ 第2番イ短調 *
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番ハ短調 BWV1011
マウロ・ヴァッリ (Vc/アンドレア・カスタネッリ、パリ1740年頃)
*=(5弦のチェロ・ピッコロ/マティアス・エレラ&ルチア・ヴァッリ、カラカス1993年)
※「カノン」は多重録音によるデュエット
ピッチ a'=465Hz
バロック弓(ペリクリ・ピーテ、ペサロ2010年)
ガット弦(E,A,D)、銅巻ガット弦(G,C)(ニコラ・オットーブレ・モネータ)

録音:2015年-2017年 ノイミュンスター教会、スイス・チューリヒ
古楽から近代作品まで幅広いレパートリーを誇るイタリア出身のチェリスト、マウロ・ヴァッリによるたいへん興味深い企画。音楽 史上最も早い時期の無伴奏チェロのための作例であるドメニコ・ガブリエッリのリチェルカーレと、バッハの無伴奏チェロ組曲を調性 の関連に目を付けて並べたアルバムです。ガブリエッリのいたボローニャは、17世紀当時からチェロを独奏に使った音楽がいち早く 花開いた都。ヴァッリはそうしたイタリア・バロック期のチェロ音楽に対する自らの深い理解を背景に、バッハ自身もフレスコバル ディ、アルビノーニ、ヴィヴァルディといったイタリアの作曲家に魅了されていたことをふまえ、独自のイタリア風解釈のバッハを作り上 げました。また通常の組曲第6番はもちろん、第4番でも5弦チェロ・ピッコロを使用しているのが興味深いところです。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-006(1CD)

NYCX-10043(1CD)
国内盤仕様
税込定価
カヴァッリ:1660年の大ミサ
1.金管合奏*
2.トッカータ*
3.キリエ(MS)
4.グローリア(MS)
5.おお、善きイエスさま(SC)
6.クレド(MS)
7.カンツォーナ*
8.サンクトゥス(MS)
9.聖体奉挙の奏楽*(作曲者不詳)
10.アニュス・デイ(MS)
11.誉め讃えよ、歌えよ(SC)
12.金管合奏*
13.神を讃えよ、イェルサレムよ(VP)
「出典」
MS:『聖曲集 Musiche Sacre』(1656)より
SC:『聖なる冠Sacra Corona』(1656)より
VP:『詩篇曲集Vesperi』(1675)より
* は歌い手なしの器楽
独唱
ステファニー・レヴィダ(S)
パスカル・ベルタン(アルト=カウンターテナー)
マルシャル・ポリア(T)
ルノー・ブレス(Bs)
バンジャマン・シェニエ(指)
ガリレイ・コンソート(合唱&合奏/古楽器使用)
オディール・エドゥアール(コンサートミストレス)
フレディ・エシェルベルジェ(Org)

録音:2018年2月9〜11日
ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂

【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
巨匠モンテヴェルディの高弟としてヴェネツィアで頭角をあらわし、すぐにイタリア・オペラ史を最先端でリードする大作曲家となった 名匠カヴァッリ。その豊かな実績は諸外国まで知れわたり、後年フランス王ルイ14世が隣国スペイン・ハプスブルク家との抗争に ひとたび終止符を打った1659年には、講和祝典のための音楽提供者として白羽の矢が立ちます。翌1660年1月にパリで 披露されたその祝典ミサ曲の演奏には、ヴェネツィアから随行した演奏陣のみならずパリ随一の歌手たちも集い、きわめてみごと な音楽と絶賛された記録が残っています。ここではリュリによるフランス叙情悲劇創出の前、この歴史的音楽イベント(詳細は 解説参照、国内仕様は日本語訳付)を振りかえるべく、フランスきっての声楽・器楽勢が集うガリレイ・コンソートが当時の様子 をしのぶプログラムを編作。管・弦入り混じっての壮麗なヴェネツィア様式の音楽を、ヴェルサイユ宮殿の旧王室礼拝堂に緻密 な解釈で響きわたらせます。往年の「三大カウンターテナー」盤でも名高いパスカル・ベルタンはじめ演奏陣の充実度も見事。フ ランス音楽はイタリアから何を受け取ったのか?ヴェネツィア楽派とのかかわりを解き明かしながら「リュリ前夜」のフランス王室にお ける教会音楽の真相に迫る、多声合唱と古楽器の交錯を十全に楽しめる注目盤です。

RAMEE
RAM-1804(1CD)

NYCX-10044(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:教会カンタータに基づくオルガン協奏曲の再構成
オルガン協奏曲 ニ長調〔チェンバロ協奏曲 第2番〕〜教会カンタータBWV 169およびBWV 49による
オルガン協奏曲 ニ短調〜教会カンタータBWV146・BWV 188およびチェンバロ協奏曲 第1番BWV 1052による
シンフォニア ト長調 〜教会カンタータBWV156による
シンフォニア ト長調 〜教会カンタータBWV75による
シンフォニア ニ長調 〜教会カンタータBWV29およびBWV120aによる
オルガン協奏曲 ニ短調〜教会カンタータBWV 35およびチェンバロ協奏曲 第4番BWV1055による
オルガン協奏曲 ト短調〔チェンバロ協奏曲 第7番〕〜ヴァイオリン協奏曲 第1番BWV1041およびチェンバロ協奏曲 第7番 BWV1058による
バルト・ヤーコプス (オルガン独奏&楽譜校訂)
寺神戸 亮 (指) レ・ムファッティ(古楽器使用)
寺神戸 亮、マリー・ハーフ、カトリーヌ・メーユス(Vn1)
マリー・モーイ、ラウレント・ヒュルスボス、ヨルレン・ベガ・ガルシア(Vn2)
マニュエラ・ビュヘル、シルヴェストル・ヴェルジェ (Va)
コランタン・デリクール (Vc)
ブノワ・ファンデン・ベムデン (Cb)
バルト・ロデインス(Cemb)

録音:2018年5月聖母・聖レオデハル教会
ボルネム(ベルギー)

【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
古楽大国ベルギーの俊才が集うレ・ムファッティ、注目すべき秘曲発掘の連続をへて今回は満を持してバッハ作品を録音。しか しさすがレ・ムファッティ、企画内容からして一筋縄ではゆきません。バッハの“オルガン協奏曲”といえば、若き作曲家がヴィヴァル ディらイタリア人作曲家たちの協奏曲の様式を学ぶべく、自らオルガンひとつで弾けるように編曲した作品群が有名……と思い きや、本盤はそれらとはまったく違う内容。バッハ自身、かつて自ら作曲した教会カンタータなどの音楽を編み替えて協奏曲に編 曲することが多かったのに倣い、ここではオルガン独奏を含むカンタータの序曲やアリアなどを原曲に、オルガン独奏と弦楽合奏・ 通奏低音からなる協奏曲を新たに4曲も編作。さらにカンタータの冒頭合唱曲や別の楽器の独奏つき序曲をもとに、やはりオ ルガン独奏を伴うシンフォニアを3曲「バッハ流に」編曲してみせたのです(編曲の詳細も解説に明記……国内仕様では日本 語訳付)。結果的に誕生したのは、ヘンデルのオルガン協奏曲を思わせる編成ながら確実にバッハらしい音作り。数々の名盤 で古楽鍵盤奏者としての技量を立証してきたバルト・ヤーコプスの自在なタッチが、寺神戸亮を指揮に迎えたレ・ムファッティの 自発性あふれる音作りと交錯する注目盤です。

ACCENT
ACC-24355(1CD)
シュッツ:女よ、あなたはなぜ泣いているのか SWV443
私は蘇りである SWV464
私は知る、わが救い主は生きておられることを SWV 393
主に向かいて新しき歌を歌え SWV 35
イエス・キリストの復活の物語 SWV 50
シギスヴァルト・クイケン(Vn、指)
ラ・プ ティット・バンド

録音:2018年4月/ベルギー
クイケン&ラ・プティット・バンド2018年新録音!4つの美しいモテットと名作『イエス・キリストの復活の物語』を収録した、ドイツ音楽の父・シュッツ の真骨頂を伝える好アルバムです。ガンバとヴァイオリン、オルガンに声楽というシンプルな編成から充実した音楽が沸き起こります。
1623年にシュッツによって書かれた『イエス・キリストの復活の物語』は、最初のドイツ語オラトリオと見做されています。シュッツがドレスデンの宮廷楽長になっ た1617年の時点では、かつて宮廷楽長だったスカンデッロの作った『復活の物語』が伝統的に歌われていました。シュッツ自身もその音楽を何度か演奏する なかで、同じテキストで新たな作品を書くことを決心します。それは1618年から始まった30年戦争の悲劇の中、強い信仰をこめた輝かしいドイツの音楽作品 として結実します。増三和音を用いた和声進行による大胆な転調など、書法的にはモンテヴェルディが編み出した「激情様式」からの影響もみられる、独自の存 在感を放つ名作オラトリオです。 (Ki)
ACCENT
ACC-24358(1CD)
ランバッハ寺院のための祝祭ミサ
ベンヤミン・ルートヴィヒ・ラムハウフスキ(c 1631-1694):23声のミサ
ヨーゼフ・バルサザール・ホーフライター(1669-1731):ミサ“ad multos annos”
ラドゥ・マリアン(S)
マルクス・フォスター(A)
トーマス・キュンネ、ベルント・フレーリヒ(T)
ゲルト・ケンダ、ウルリッヒ・スタバー(Bs)
聖フロリアン少年cho
グナール・レツボール(指)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

録音:2006年2月/オーストリア、ランバッハ修道院
以前Symphoniaレーベルで発売されていたマニアックな盤のレーベル移行再発売。1056年に建てられたオーストリアのランバッハ修道院は1700年代の貴 重な音楽を数多く遺している場所として知られており、最近有名になってきた作曲家ヴァイヒラインもこの修道院に入っていました。このアルバムに登場するふた りの作曲家もランバッハ修道院ゆかりの人物でホーフライターはビーバーの弟子でもありました。透明な合唱とオルガン、鮮烈な金管楽器と重量感ある弦、多く の声部が絡み合い巨大な音楽を構築するミサ曲です。この手の音楽に力を注ぎ、古楽マニアをうならせたレツボールの見事な演奏でお楽しみください。 (Ki)






Pentatone
PTC-5186797(1SACD)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス エレオノーラ・ブラット(S)、
サラ・ミンガルト(A)、
ケネス・ターヴァー(T)、
ルカ・ピサローニ(Bs)、
ウィーン・ジングアカデミー、
トビアス・ベルント(Org)
グスターボ・ヒメノ(指)、
ルクセンブルク・PO

録音:2018年3月
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第7弾はロッシー ニ・アルバムで晩年の最高傑作のひとつといわれる小ミサ・ソレムニスです。ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウOの首席打楽器奏者 に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンに は、ロイヤル・コンセルトヘボウOでマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、 一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。 そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウOとの来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
ロッシーニの小ミサ・ソレムニスは、1864年3月14日、パリで初演されました。初稿は声楽(ソプラノ、アルト、テノール、バスの4声部)に2台 ピアノとハルモニウムの伴奏という珍しい編成でしたが、その後ロッシーニが1867年から68年にかけて管弦楽による伴奏に改作。69年にパリ演奏さ れました。当初この管弦楽版は単なる編曲であるとされておりましたが、ダヴィデ・ダオルミの近年の研究で、管弦楽版こそが長きに渡るこのミサ曲の創 作活動の終着点であったとしています。色彩感に富むヒメノ率いるルクセンブルク・フィルにウィーン・ジングアカデミー、そしてエレオノーラ・ブラット、 サラ・ミンガルト、ケネス・ターヴァー、ルカ・ピサローニという豪華歌手陣による組み合わせで、まるでオペラのアリアのように美しい旋律が歌われて います。さらにトビアス・ベルントが高らかにオルガンを響かせているのも印象的です。 (Ki)

APARTE
AP-197(2CD)
F.クープラン:諸国の人々 レ・タラン・リリク
[ヴァイオリン]ジローヌ・ゴーベール=ジャック、ガブリエル・グロスバール
[フルート]ジョスリン・ドービグニー、ステファニー・トロッフェ
[オーボエ]ジョセ・ドメネク、トマ・メラネル
[ファゴット]エイアル・ストレット
[ヴィオラ・ダ・ガンバ]酒井淳
[テオルボ]ローラ・モニカ・プスティルニク
[(指)チェンバロ]クリストフ・ルセ

録音:2017年9月7-13日、ギャルリー・ドレ・ド・ラ・バンク・ド・フランス
F.クープランは鍵盤のイメージも強いですが、室内楽作品でもその真価を発揮した作品を数多く残しています。「諸国の人々」は、1726年に出版された、器 楽による室内楽作品集。諸国とは、フランス、スペイン、神聖ローマ帝国、そしてサヴォイ公国の4つの国々を指します。4つの組曲から成り、組曲内の各曲は 同じ調性で書かれています。クープランはフランス様式の舞曲や、イタリア様式を思わせるトリオ・ソナタなど様々なスタイルの曲をちりばめており、彼の創意の 多様性が遺憾なく発揮された名作です。ルセ率いるレ・タラン・リリクのアンサンブル(酒井淳も参加)も魅力の、F.クープランの才に魅せられる演奏です。 (Ki)
APARTE
AP-193(2CD)
「クープランとわたし」
クラヴサン曲集第1集第2組曲より「幸福な思い」
諸国の人々〜神聖ローマ帝国よりGravement, Vivement
Verset du motet de l’annee derniereよりQui dat nivem
クラヴサン曲集第2集第6組曲より「神秘のバリケート」
ヴィオール曲集〜第2組曲La Pompe funebre
王宮のコンセール〜第3コンセール(プレリュード*、アルマンド*、シャコンヌ・レジェール*)
クラヴサン曲集第2集第9組曲(2つのクラヴサンのためのアルマンド)
La Steinkerque*
聖水曜日の第 3 のルソン・ド・テネブル
クラヴサン曲集第2集第8組曲よりパッサカイユ
趣味の融合〜第9コンセール
クラヴサン曲集第4集 第23組曲よりアルルカン
クラヴサン曲集第3集 第28組曲よりティク・トク・ショク
王の命令により作曲されたモテットの7つのVersetsよりOperuit montes umbra ejus、Extendit palmitos suos
諸国の人々より「神聖ローマ帝国」
バッカスに 慰 めら れ たアリアーヌよりレ チ タティーヴォ、エア
クラヴサン曲集第1集 第1組曲より森の精
クラヴサン曲集第3集 第27組曲より風で回る小さな風車
ヴィオール曲集より第1組曲(シャコンヌあるいはパッサカイユ)
リュリ讃〜パルナッス山の平和
クラヴサン曲集第2集 第11組曲
ラ・スルタン〜Gravement*
Air serieux (1701) 「 Doux lien de mon coeur 」*
クラヴサン曲集第1巻より第3組曲〜陰気な女
趣 味 の 融 合、あ るい は 新しいコンセールより序 曲 、グランド・リトルネロ
クラヴサン曲集第4集〜28組曲より とげとげしい女(L’Epineuse)
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
サンドリーヌ・ピオー(S)、
クリストフ・コワン(Vc)ほか

音源:アパルテ、ナイーブ、ハルモニアムンディ、ワーナー、デッカ(*は初登場音源)
古楽界の重鎮にして鬼才、クリストフ・ルセの、クープランでまとめたベスト盤。クープランとわたし、と題し、アパルテ音源のほか、ハルモニアムンディ録音 の音源なども網羅しています。45年以上にわたってフランソワ・クープランの作品を演奏、指揮しているルセ。今日もなお日々クープランの新たな魅力に気づか される、といいます。ルセ自身が選りすぐった、自身のクープラン演奏で特に気に入っているものをまとめた1枚です。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10398(1CD)
イタリアの精神 〜ドイツ・バロックのイタリア趣味
ファッシュ:管弦楽組曲 ハ長調
ハッセ:キリエ(4声合唱と管弦楽のための)
ストルツェル:協奏曲 ホ短調(フラウト・トラヴェルソ.オーボエ.ヴァイオリン.ヴィオラ.通奏低音のための)
モルター:カンタータ『In Jesu heilig’ und Geliebte』 MWV 1.6(4声合唱と管弦楽のための)
モルター:トランペット協奏曲 ニ長調MWV IV 8
ヨンメッリ:テ・デウム・ラウダムス(4声合唱と管弦楽のための)
ダニエラ・ドルチ(Cemb、指)
ムジカ・フィオリタ

録音:2017年10月/スイス
マイニンゲン、ゾンダースハウゼン、ルドルシュタット、ヴァイマールなどに保管されている楽譜から演奏。収録されているのはいずれも当時ドイツで高い人気 を誇った作曲家達であり、流行のイタリア・スタイルを積極的に取り入れた書法がおおいに魅力です。バッハに比肩しうる充実度の管弦楽曲を書いたファッシュ、 オペラの大家として名を馳せたハッセ、管楽器コンチェルトの先駆者でもあったモルターらによるバロック絶頂期とも言える完成度の協奏曲や宗教曲が、ヴァラエ ティ豊かに収められた愉悦のディスクです。 (Ki)
PAN CLASSICS
PC-10401(1CD)
イベリアの情熱
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル(1730-1809):十字架上のキリストの最後の7つの言葉
ホセ・ヨアヒム・ドス・サントス(1747-1801):スターバト・マーテル
バルバラ・バラダス(S)
ルチア・ナポリ(Ms)
アンドレ・バレイロ (Br)
マッシモ・マッツェオ(指)
ディヴィーノ・ソスピーロ

録音:2017年4月17-22日/ポルトガル
世俗音楽が隆盛を極めてからも、特別に重要な地位を占め、大切に奏でられてきた「聖週間」(復活祭の前の1週間)のための音楽。何世紀にも渡りさまざ まな美しい音楽が作曲されました。このアルバムにはイベリア出身の二人の作曲家による知られざる傑作を収録。当時のイベリア半島で流行した書法に作曲家の 個性が組み合わされ、キリストの受難・死・復活といった馴染みのある題材が、情熱的でありながら胸に迫る音楽へと昇華されていきます。『十字架上の〜』は スペイン語の歌詞になっていて独特な存在感です。 (Ki)
PAN CLASSICS
PC-10403(1CD)
ニコラス・ルドフォード(1485-1557):ミサ・ベネディクタ・エト・ヴェネラビリス エドワード・ヒギンボトム((指)オルガン)
ニューカレッジ・オックスフォードcho

録音:2007年6月11〜14日/フランス
2008年にK617レーベルから発売され、グラモフォン誌やBBCミュージック・マガジンで高評価を得た音源の移行再発売です。少年合唱を伴うア・カペラ で歌われる美しい宗教曲で、ジョン・タヴァナーを思わせる素晴らしい音楽でありながら不当に日の目を見ることのなかった佳品。心洗われる音楽で、演奏も素 晴らしいです。

Coviello
COV-91904(1CD)
イタリア・スタイルによる宗教音楽
ジュゼッペ・ペランダ(ca. 1625-1675):ミサ曲 イ短調より キリエ、グローリア
ジュゼッペ・ペランダ:Repleti sunt omnes
ヴィンチェンツォ・アルブリーチ(1631-1687):2声のシンフォニア
ジュゼッペ・ペランダ:Accurite gentes
ジュゼッペ・ペランダ:Fasciculus myrrhae
ダヴィト・ポール(1624-1695):6声のソナタ
ジュゼッペ・ペランダ:Timor et tremor
 Factum est proelium
アーベントムジーケン・バーゼル

録音:2018年7月9-12日/ドイツ
※「ミサ曲 イ短調」以外は世界初録音
イタリアに生まれドイツで音楽活動を展開したジュゼッペ・ペランダの作品を中心に、共にドレスデンで活躍したアルブリーチ、ポールの作品を絡めて構成した ディスクです。「ミサ曲 イ短調」は1660年代に書かれたとされ、バッハが筆者譜を所有し1715年にヴァイマールでキリエを演奏した記録も残っている楽 曲。イタリアの協奏的なスタイルが取り入れられ、6つの声楽パートと6つの器楽パートが対置されたリズミカルで華やかな書法が魅力です。また「ミサ曲 イ短調」 以外の楽曲はすべて世界初録音となっており大変貴重。ドイツの宗教音楽に新風を巻き込んだイタリアの響きをお楽しみください。SACDハイブリッドでマルチチャ ンネル収録。 (Ki)

MSR
MS-1698(1CD)
パレストリーナ:作品集
あなたはペテロである
あなたが地上でつなぐことは
ミサ 「あなたはペテロである」
鹿が小川を求めるように
私の魂は渇望している
私の肉は本当の食べ物
あなた方はシオンで喇叭を吹け/天よ、天から水を落とせ
私の心は叱責と苦悩を期待していた
善良な羊飼いが蘇った/そして私たちの過越であるキリストは
デイヴィッド・シュラー(指)
セント・ルーク・イン・ザ・フィールズcho

録音:2017 年1 月29 −31 日 ニューヨーク
ピエール・ド・マンシクールの作品集(MS 1632)に続くデイヴィッド・シュラー率いるセント・ル ーク・イン・ザ・フィールズ合唱団のCD は、パレストリーナの作品集。 デイヴィッド・シュラーはニューヨークのセント・ルーク・イン・ザ・フィールズ教会の音楽監督を 長年務めており、1988 年にセント・ルーク・イン・ザ・フィールズ合唱団を創設、シュラーの指導 により高い実力を獲得した同合唱団は、教会を飛び出し古楽演奏会でも活躍するほどの人気 が合唱団になっています。なお男女混声合唱です。

APARTE
AP-192(1CD)
恋人アレッサンドロ〜カウンター・テナーのためのアリア集
(1)ボノンチーニ:「アブドロミーノ」〜前奏曲
(2)同:「アレッサンドロのインドからの帰還を祝うエウレオ」〜あなたの目の美しさに
(3)ヘンデル:「インド王ポーロ」〜かくも素敵なふたつの目の力なら
(4)同:「アレッサンドロ」〜むなしき愛
(5)ペシェッティ:「インドのアレッサンドロ」〜大きな努力に目を向け
(6)ステッファーニ:「レオナートの熱意」〜シンフォニア
(7)ドラーギ:「不屈の勝利」〜私が隠すのは/報酬と罰は
(8)マンチーニ:「サイダのアレッサンドロ大王」〜聖霊は復讐に燃え
(9)ボノンチーニ:「アレッサンドロのインドからの帰還を祝うエウレオ」〜明るい夜明けが
(10)ヴィンチ:「インドのアレッサンドロ」〜大きな努力に目を向け
(11)マンチーニ:「サイダのアレッサンドロ大王」〜シンフォニア
(12)レーオ:「ペルシャのアレッサンドロ」〜私のいとしい偶像よ
(13)ポルポラ:「ポーロ」〜武器を手に
シャビエ・サバータ(C.T)、
ダニ・エスパーサ(指)
ヴェスプレス・ダルナディ

録音:2018年1月リトル・トリベカ(バルセロナ)
バルセロナ出身のカウンターテナー、シャビエ・サバータはスキンヘッドに髭のコワモテですが、声と歌唱は清純で乙女チック、心に沁みわたるような美しさで す。今回はバロック・オペラのアリア集ですが、凝った選曲が光ります。タイトルは「恋人アレッサンドロ」で、いずれもアレキサンダー大王を主人公にしたもので、 彼の英雄的な史実と、男色家だったとされる乙女心をサバータが絶妙に表現。
さらに嬉しいのは、スペインの古楽器団体ダニ・エスパーサ指揮ヴェスプレス・ダルナディが伴奏を務めていること。情景描写も巧みで、独特な雰囲気を醸し 出しています。 (Ki)

Profil
PH-18064(1CD)
ヨーゼフ・アロイス・シュミットバウアー:グラスハーモニカのためのロンド
交響曲ニ長調
グラスハーモニカのための前奏曲第5番
弦楽のための交響曲変ロ長調
交響曲変ロ長調
グラスハーモニカのための前奏曲第4番
カールスルーエ宮廷楽団

録音:2018年7月23-27日/デュレンビュヒヒ・キリスト教会
ヨーゼフ・アロイス・シュミットバウアー(1718-1809)はドイツの作曲家。1772年にケルン大聖堂の楽長となり、同地の音楽界に大きな影響を残しました。 彼はグラスハーモニカの製作者としても知られ、4オクターヴの改良型を開発しました。日本人オーボエ奏者藤井祥吾、ホルン奏者廣井明子を含む時代楽器集 団カールスルーエ宮廷楽団がさわやかな音楽を繰り広げています。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9930(2SACD)
イブン・バトゥータ(1304-1377)〜イスラムの旅行家

[CD1]
第1部〜モロッコからアフガニスタン(1304-1335)

[CD2]
第2部〜アフガニスタン、インド、中