湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



CPO
CPO-555389(1CD)
NX-B10
テレマン:序曲集
序曲(組曲) ト長調 TWV55:G1
6声の序曲(組曲) 変ロ長調 TWV55:B13
序曲(組曲)ト長調 TWV55:G5
カリン・ファン・へールデン(指)
オルフェオ・バロックO(古楽器使用)

録音:2020年2月6-8日
世界初録音
18世紀前半、ハンブルク市の音楽監督として活躍、生前はヨーロッパ随一と言われる人気と名声を誇 り、ヘンデルやバッハとも親交を結んだテレマン。数多くの作品を残したため、その全貌は未だきちんと把握 されておらず、現代においても各地の図書館などから、しばしば未発見の作品が掘り起こされます。このア ルバムに収録された3作品も世界初録音。どの曲も、ドイツ音楽の伝統の中に、若い頃から親しんだフラ ンス・イタリア・ポーランドの民族音楽からの影響や、当時最先端のロココ趣味が織り込まれているため、作 品から作曲年代を推測するのはなかなか困難です。さまざまなアイディアが盛り込まれた作品を演奏する のは、オルフェオ・バロックO。前作(777218)に続く2作目の序曲集となります。
CPO
CPO-555219(1CD)
NX-B10
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763):チェンバロ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲
チェンバロ協奏曲 ト長調(I 54)
チェンバロ協奏曲 ハ長調(I 48)
ヴァイオリン協奏曲 イ長調(I 18)
チェンバロ協奏曲 ヘ長調(I 52)
チェンバロ協奏曲 イ長調(I 57)
ロベルト・ロレジャン(Cemb)
ラルテ・デラルコ(古楽器使用)
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン&指揮)

録音:2017年3月21-23日
イタリアのオーボエ奏者で作曲家のプラッティ。彼が活躍した時代はバロックから古典派の端境期であり、 チェンバロからフォルテピアノへと、鍵盤楽器が発展した時期でもありました。彼の鍵盤楽器のための作品に は強弱記号は記されていませんが、曲の中には、当時のチェンバロの音域では出せない音が書かれている ものがあり、発明されたばかりのフォルテピアノのための作品である可能性も否定できません。どれも定型的 な3楽章形式を採りながら、作風は独創的であり、イタリア風の歌心溢れる心地よい旋律と、技巧的な パッセージが用いられた作品に仕上っています。独奏を務めるのはイタリアのオルガン、チェンバロ奏者ロベ ルト・ロレジャン。ハーグ王立音楽院でトム・コープマンに師事、知られざる作品の紹介に力を注いでいま す。フェデリコ・グリエルモ率いるイタリア・バロック作品のオーソリティ、ラルテ・デラルコの流麗な演奏も聴きど ころです。
CPO
CPO-555333(2CD)
NX-D01
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725): 12のトリオ・ソナタ Op.2
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のために
アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブ(古楽器使用)【クリスティアン・ツィンケ(ヴィオラ・ダ・ガンバ&指揮)、マルティン・ヨップ(Vn)、トーマス・ボイセン(テオルボ)、アンネ・マリー・ダゴシツ(オルガン/チェンバロ)、ラインヒルト・ヴァルデク(Hp)、エリザベート・ザイツ(サルテリオ)】

録音:2014年3月24-26日、11月24-27日
弟のヨハンとともに、ドイツ・バロックの全盛期に活躍したヨハン・フィリップ・クリーガー。ニュルンベルクに生ま れ、コペンハーゲンに移住、ペーター教会をはじめ、コペンハーゲンの主要な教会でオルガニストとして活躍 した後は、バイロイトの辺境伯クリスティアン・エルンストの宮廷楽長に就任。1677年には当時のヴァイセ ンフェルス公国で職を得て、1680年には宮廷楽長として数多くの宗教曲やオペラを作曲、ドイツのバロッ ク様式をリードするまでになりました。彼は生前、2000曲以上の声楽曲を遺した他、多くの器楽曲も書 き上げています。この12のトリオ・ソナタは旋律的にも和声的にも優れているにもかかわらず、これまでにま とまった録音はほとんどありません。アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブのメンバーは、各々の音を大切にし ながら緊密なアンサンブルを創り上げ、一見さまざまな素材をランダムに並べたかのような12の作品を有機 的に結び付けています。
CPO
CPO-555145(2CD)
NX-D11
アドルフ・ベルンハルト・マルクス(1795-1866):『モーゼ』
ソリスト、合唱団、オーケストラのための聖典のオラトリオ
ヨハンナ・クナウト(S)
ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(S)
ヘンリエッテ・ゲッデ(A)
トビアス・フンガー(T)
フローリアン・ジーフェルス(T)
ダニエル・オチョア(Bs)
フェリックス・シュヴァントケ(Bs)
トビアス・エイ(Br)
ゲヴァントハウスcho
カメラータ・リプシエンシス
グレゴール・メイヤー(指)

録音:2019年11月8-10日
ドイツ初期ロマン派の作曲家ベルンハルト・マルクスの壮大なオラトリオ『モーゼ』。機関紙「ベルリン音楽報 知新聞」の編集員として、当時の音楽を批評した他、メンデルスゾーンとも親交を結んだことで知られてい ます。この『モーゼ』は教会ではなくコンサート・ホールでの演奏を目論み作曲されたオラトリオ。1841年に ブレスラウで初演された際は“宗教性が感じられない”という理由で賛否両論を巻き起こしましたが、彼は 従来のオラトリオを超えた作品を書きたかったと語っています。楽器の使い方もユニークで、イスラエル人の 苦悩はオーボエが表し、トロンボーンはモーゼやアロンの言葉に尊厳と重さを与えています。また、トランペッ トはモーゼの神への賛美を強調。ワーグナーの楽劇を先取りするかのようなドラマティックな作品です。

Glossa
GCDP-31909(1CD)
ジョスカン・デ・プレ:スターバト・マーテル
スターバト・マーテル/サヴォアの羊飼い(器楽)/アヴェ・マリア/ラ・ベルナルディーナ(器楽)/見よ、あなたは全く美しい/あらゆるよいものに満ち(器楽)/サルヴェ・レジナ/私はもの思いに沈んだ/幸いなるかな天の女王/絶望的な運命の女神(器楽)/連作モテット「民のうちの富める者はみな御身は御顔を」/水のニンフ ― 我を取り囲む
ジュゼッペ・マレット(ディレクター、テノール)、
カンティカ・シンフォニア〔ラウラ・ファブリス(S)、ジューリア・ベアティーニ(S)、エレナ・カルツァニーガ(A)、ジュゼッペ・マレット(T)、ジャンルカ・フェッラリーニ(T)、マッシモ・アルティエーリ(T)、リヴィオ・カヴァッロ(T)、マルコ・スカヴァッツァ(Bs)、マッテオ・ベッロット(Bs)、グイド・マニャーノ(Org)、マルタ・グラジオリーノ(Hp)、エフィクス・プレオ(フィドル)、ラウラ・ベルトリーノ(フィドル)、マウロ・モリーニ(スライド・トランペット、サックバット)、ダヴィド・ヤクス(サックバット)〕

録音:2018年8月、2020年2月&6月、クミアーナ(イタリア)
「デュファイ・トリロジー(三部作)」やビュノワ、イザークのミサ曲など、数多くの名唱を生み出してきた、名匠ジュゼッペ・マレットが率いるイタリアのヴォーカルと器楽によるピリオド・アンサンブル、カンティカ・シンフォニア。
2017年度のレコード・アカデミー賞を受賞したラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレのモンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」(OGCD922807)にも参加していましたが、「カンティカ・シンフォニア」単独でのニュー・アルバムは約5年ぶりとなります。
待望の新録音では、ルネサンスのフランドル楽派最高峰の巨匠ジョスカン・デ・プレが書いたア・カペラ・ポリフォニー作品と、オルガン、フィドル、ハープ、サックバットなどによる器楽作品を収録。スターバト・マーテルやアヴェ・マリア、7つのセクションに分かれた連作モテット「民のうちの富める者はみな御身は御顔を(Vultum tuum deprecabuntur)」など、聖母マリアを讃える美しきモテットを、カンティカ・シンフォニアの純度の高いハーモニーと心安らぐ古楽器演奏でお贈りします。

NCA
NCA-60235(1CD)
テレマン:ダンツィヒのマタイ受難曲 TWV5:53(1754) マルティン・クリートマン(T)、
クラウス・メルテンス(Bs)、
パール・ネーメト(指)、
ハレ・カンタムス室内cho、
ハレ・ブーケ・ヴォカリス男声cho

録音:1993年5月22日−23日、マクデブルク(ドイツ)
後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家テレマンは、クラシック音楽史上もっとも多くの曲を作曲した作曲家として知られており、全3600曲以上のうちイエス・キリストの受難を描いた宗教作品「受難曲」だけでも46曲書いています。
このアルバムでは、ポーランド北部の都市グダニスク(ドイツ名ダンツィヒ)の教会のために書かれ、「ダンツィヒのマタイ受難曲」の名で知られるマタイ受難曲を収録。1990年代から中東欧の古楽界で充実の活動を続けるハンガリーのピリオド・アンサンブル「カペラ・サヴァリア」と音楽監督パール・ネーメトが、後期テレマンの知られざる傑作を録音した同曲の代表盤です。

Ars Musici
ARS-232441(1CD)
ビーバー:聖母マリアの夕べの祈り(1693)
ソナタ第8番&第9番
キム・アンプス(S)、
クリストファー・ロブソン(A)、
アントン・ロスナー(T)、
アルベルト・ハルティンガー(Bs)、
ハワード・アルマン(指)、
ザルツブルク・バロック・アンサンブル、
ブレーザークライス・インスブルック、
ザルツブルク・バッハcho

録音:1986年4月11日−13日
7世紀を代表するヴァイオリン奏者、作曲家、ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704)。ヴァイオリンを中心とした器楽作品で名を馳せ、スコルダトゥーラ(変則調弦)や、重音奏法を用いた斬新な作品が目立つが、宗教的な声楽作品では、荘厳な美しさを湛えたものが多い。当アルバムでは、1693年に作曲された「聖母マリアの夕べの祈り」と、ソナタ2曲をカップリング。
指揮を務めるハワード・アーマンは、イギリス出身でドイツを拠点に活躍。北ドイツ放送合唱団、南西ドイツ放送合唱団、ベルリンRIAS合唱団など、世界的に著名な放送局の合唱団を指揮。合唱指揮者として高い評価を得ています。
Ars Musici
ARS-232445(1CD)
ラ・スピリタータ〜何世紀にもわたるリコーダー作品集
タルクィニオ・メールラ:カンツォン 「うぐいす」
パレストリーナ:バビロンの流れのほとりに、涸れた谷に鹿が水を求めるように
トルステン・ウィルケ・ミュラー:Raume I
ガブリエリ:カンツォン第1番「ラ・スピリタータ」、カンツォン第2番
フレスコバルディ:ミ・レ・ファ・ミによるリチェルカーレ第4番
フランス・ヘイセン(b.1936):Periferisch -diagonaal -concentrisch
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:半音階的フランス風カンツォン
ジョヴァンニ・バッサーノ: 「別れの時」 による10のディミニューション
廣瀬量平:牧歌T
作者不詳::サルタレッロ
フラウタンド・ケルン

録音:1996年5月3日−5日
1990年にドイツの4人の女性リコーダー奏者によって結成されたフラウタンド・ケルン。バロックや古典作品にとどまらず、現代音楽やパーカッションを取り入れた独創的な演奏活動のスタイルでも注目を集めています。今作でも、時代の枠を超えたバリエーションに富んだプログラムとなっています。

Initiale
INL-01(1CD)
テレマン:序曲集
ヘンデル:歌劇「エツィーオ」 HWV 29 より”マルシェ”
ジャン=ジョゼフ・ムーレ:ファンファーレ「小さな狩り」
テレマン:序曲「ラ・ジョア」TWV44:8
ジャン=バティスト・モラン:2本のトランペットのためのファンファーレ
テレマン:序曲「ラ フォーチューン」TWV44:9
テレマン:序曲「狩り」TWV44:10
ヨハン・メルヒオール・モルター:マルシェ MWV VIII/29
アッレサンドロ・オルランド(Hrn)
アンサンブル・サルバカン

録音:2017年11月17日
イタリア出身のホルン奏者アッレサンドロ・オルランド。本盤では、18世紀の楽器を用いた管楽器アンサンブル「サルバカン」と共に、管を巻いただけの 非常にシンプルな構造をしたナチュラルホルンでテレマンの序曲を録音しました。現代の楽器とは異なり、ナチュラルホルンは、自然倍音とハンドストップだ けで音階を奏でる難しい楽器ですが、アッレサンドロ・オルランドは見事な技術で、当時の響きを再現しています。 (Ki)
Initiale
INL-03(1CD)
音響の孤独〜スペイン黄金時代の鍵盤作品集
アントニオ・デ・カベソン/ホアン・マグラーネ・フィゲーラ
1.Tiento de quinto tono (LXV)
2.Diferencias sobre el villancico de 「 quien te me enojo, Isabel 」
3.[Fantasia de sexto tono] (Libro II, f. 83)
4.Prenez pitie
5.Ancor che col partire
6.Pavana con su glosa
7.[Fantasia de primer tono] (Libro I, f. 67)
8.Tiento de primer tono (LXVII)
9.Diferencias sobre la Gallarda Milanesa
10.D’ou vient cela
11.Diferencias sobre la Pavana italiana
12.[Fantasia de segundo tono] (Libro I, f. 68)
13.Un gay berger
14.Tiento de primer tono (LX)
15.[Fantasia de cuarto tono] (Libro I, f. 68)
16.Tiento de octavo tono (LXV)
17.Diferencias sobre el Canto del caballero
18.Diferencias sobre el Canto del caballero
19.Ancor che col partire
ヘスス・ノゲラ・ギレン(ハープシコード/クラヴィコード)

録音:2018年2月8日
1993年スペイン出身の鍵盤奏者ヘスス・ノゲラ・ギレン。パリ国立高等音楽院では、オリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌーに師事。クリスト フ・ルセ、スキップ・センペの元でも研鑽を積みました。またソルボンヌ大学で黄金時代の鍵盤楽器音楽について研究しています。2017年にはミラノ国際チェ ンバロ・コンクールで入賞、世界的な古楽アンサンブルのコンサートにも参加し活躍しています。 このアルバムは、現在彼の研究対象であるスペイン黄金時代の鍵盤作品集。スペインのルネサンス音楽の作曲家アントニオ・デ・カベソンの作品とスペイン の現代作曲家ホアン・マグラーネ・フィゲーラ(1988-)がカベソンへのオマージュとして作曲した作品を収録しています。スペイン黄金時代の音楽を多角 的に聴くことができます。
Initiale
INL-03(1CD)
音響の孤独〜スペイン黄金時代の鍵盤作品集
アントニオ・デ・カベソン/ホアン・マグラーネ・フィゲーラ
1.Tiento de quinto tono (LXV)
2.Diferencias sobre el villancico de 「 quien te me enojo, Isabel 」
3.[Fantasia de sexto tono] (Libro II, f. 83)
4.Prenez pitie
5.Ancor che col partire
6.Pavana con su glosa
7.[Fantasia de primer tono] (Libro I, f. 67)
8.Tiento de primer tono (LXVII)
9.Diferencias sobre la Gallarda Milanesa
10.D’ou vient cela
11.Diferencias sobre la Pavana italiana
12.[Fantasia de segundo tono] (Libro I, f. 68)
13.Un gay berger
14.Tiento de primer tono (LX)
15.[Fantasia de cuarto tono] (Libro I, f. 68)
16.Tiento de octavo tono (LXV)
17.Diferencias sobre el Canto del caballero
18.Diferencias sobre el Canto del caballero
19.Ancor che col partire
ヘスス・ノゲラ・ギレン(ハープシコード/クラヴィコード)

録音:2018年2月8日
1993年スペイン出身の鍵盤奏者ヘスス・ノゲラ・ギレン。パリ国立高等音楽院では、オリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌーに師事。クリスト フ・ルセ、スキップ・センペの元でも研鑽を積みました。またソルボンヌ大学で黄金時代の鍵盤楽器音楽について研究しています。2017年にはミラノ国際チェ ンバロ・コンクールで入賞、世界的な古楽アンサンブルのコンサートにも参加し活躍しています。 このアルバムは、現在彼の研究対象であるスペイン黄金時代の鍵盤作品集。スペインのルネサンス音楽の作曲家アントニオ・デ・カベソンの作品とスペイン の現代作曲家ホアン・マグラーネ・フィゲーラ(1988-)がカベソンへのオマージュとして作曲した作品を収録しています。スペイン黄金時代の音楽を多角 的に聴くことができます。

CONTINUO Classics
CC777-816(1CD)
暗闇から光へ〜バロック時代のソナタとカンタータ〜共鳴弦付弦楽器と共に
ヨハン・ヴァレンティン・メーダー(1649-1719):トリオ・シャコンヌ
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):カンタータ第6番よりアリア「恋に痛みはない」
アンリ・デュ・モン(1610-1684):アルマンド3とサンフォニー9
エクトール・ジョセフ・フィオッコ(1703-1741):「哀歌」第1番
テレマン:トリオ・ソナタ イ短調
ヴィヴァルディ:カンタータ「疑いの影が差して」RV678
テオドール・シュヴァルツコップ(1659-1732):ヴィオール、チェロと通奏低音のためのソナタ
シャルロット・リュビ(S)
ル・コンチェルト・ダムール【イザベル・ケリエ(パルドゥッシュ・ドゥ・ヴィオール・ダムール&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジャン=ピエール・ヌオー(チェロ・ダムール)、マリー・ヌオー(ヴィオロン・ダムール)、ブノワ・ファレ(テオルボ)】

録音:2019年/フランス
共鳴弦付の弦楽器のアンサンブルという類を見ない珍しいピリオド楽器アンサンブルである、ル・コンチェルト・ダムールの録音シリーズ、"コレクション・ ムジカ・アンジェリカ"の第2弾。今回はソプラノ歌手を迎え、より多彩な選曲となっています。ヴィオールやチェロ、ヴィオローネに共鳴弦が付いた楽器は、「愛 (アムール)の」という言葉が付けられ、そのヴェールがかかったような柔らかい音色は、まさに「愛」の名にふさわしい優しい響きがします。また今作では、ヴィ オラ・ダ・ガンバ族の中でもヴァイオリンの音域までカバーするための高音ヴィオールであるパルドゥッシュ・ドゥ・ヴィオールに共鳴弦を付けた楽器の音も 聴けます。18世紀に大流行し、フランス革命までは貴族たちに愛奏されていたこの楽器にえもいわれぬ響きは格別。優しい共鳴弦の豊かで温かな響きに包 まれる雰囲気満点のアルバムです。 (Ki)

H.M.F
HMM-902305(1CD)
「狂おしい恋人」
ジョン・エクルズ(1668頃-1735):「グラウンド」〜組曲『狂おしい恋人』(アリア集第5番)より
パーセル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第6番
 即興曲〜リュートのための
ニコラ・マッテイス(1650頃-1714頃):ラ・フォリア変奏曲
ニコラ・マッテイスJr.(1670年代-1737):幻想曲 イ短調
マッテイス:組曲 イ短調「サラバンダ・アモローザ」
マッテイス:「昔のサラバンダあるいはチャッコーナ」〜組曲 ハ長調より
パーセル:前奏曲 ト短調 ZN.773
ヘンリー・エクルズ(1680頃-1740頃):ヴァイオリン・ソナタ第11番 ト短調
マッテイス:組曲 ト長調
ヘンリー・エクルズ:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ホ短調
マッテイスJr.:幻想曲 ハ短調
ヘンリー・エクルズ:「ジョン、さあキスして」の新しいディヴィジョン
ジョン・エクルズ:「グラウンド」〜『狂おしい恋人』組曲(アリア集第3番)より
テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(Vn/ヤコブ・シュタイナー1665年製作)
トマ・ダンフォール(Lute/ジュゼッペ・トゥミアティ1993年製作)

録音:2019年2月/ドイツ・プロテスタント教会(パリ)
現在フランスを中心に活躍する若手奏者、ヴァイオリンのテオティム・ラングロワ・ド・スワルテとリュートのトマ・ダンフォールのデュオのアルバム「狂おし い恋人」。この録音のアイディアが生まれたのは二人がヴァイオリンとリュートのための作品を研究する中で、ジョン・エクルズの「グラウンド」を見つけすぐに レパートリーにしたことがきっかけになったとのこと。この作品はアルバム・タイトルにもなっているジョン・エクルズの組曲『狂おしい恋人』からの作品。演奏 時間3分ほどの付帯音楽ながらその官能的な世界に誘います。その旋律は、かの有名な“ヴィターリのシャコンヌ”の冒頭を連想させ、変奏的に色彩豊かに奏 でられます。その他パーセル、ニコラ・マッテイス、マッテイスJr.、ヘンリー・エクルズの作品を見事に編み込んだ選曲となっております。どこかもの悲しい、し かしその美しい旋律が魅力であり、“高尚な憂鬱”と表現できるアルバムです。

Paraty
PARATY-138245
(1CD)
悲しみよ、来たれ
ロバート・ジョーンズ:悲しみよ、来たれ
ダウランド
:ダウランドのオリヴァー・クロムウェル先生への別れ
ジョーンズ:愛が希望に翼をくれた
 かくも私の考えが
ダウランド:蛙のガリアード
ジョーンズ:ひどいわ、ひどい
トバイアス・ヒューム:兵士の歌
 兵士のガリアード
 どれほどの悲しみが
フェッラボスコ二世:ヴィオール練習曲〜アルメインV、ガリアードU、コランテW
ジョーンズ:さて、愛とは何
 愛の神は少年だ
ヒューム:悲しき、哀れな男
 喜んで変えよう/煙草
ジョーンズ:私ほど愛しただろうか
ヒューム:パヴァン
ダウランド:流れよ、わが涙
アンサンブル・プレ・ド・ヴォートル・オレイユ【アナイス・ベルトラン(Ms)、ニコラ・ブローイマンス(Bs)、ティボー・ルーセル(Lute)、ロビン・ファロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)】

録音:2018年6月/エリザベート劇場(アルドロ)
1990年生まれの期待のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ロビン・ファロ率いる古楽団体アンサンブル・プレ・ド・ヴォートル・オレイユ。「あなたの耳のそばで」 という意味で、声楽2人とリュート、ガンバから成ります。
このアルバムは、2011年にパロがソプラノのアナイス・ベルトランと出会い、トバイアス・ヒュームの歌とガンバのための作品を知った時から温めてきた 企画で、ヒュームのほか、イギリス黄金時代の美しい歌が紡がれます。もちろんダウランドの名作「流れよ、わが涙」も収録。今後も要注目の若手実力派団 体です。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-91(1CD)
ヘンデル:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための作品集
ヘンデル:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ト短調 HWV364b
 ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ト長調(アジズ編/原曲:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV372)
 ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための「カッセル・ソナタ」第5番 ニ長調(伝ヘンデル/J.J.クレス(1685-1728)作曲?)(世界初録音)
サント=コロンブ2世:ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲 ホ短調より 前奏曲
ヘンデル:チェンバロ組曲第1集 第4番ホ短調 HWV429(ムファット版)
 ヴィオラ・ダ・ガンバのための前奏曲 ニ短調(アジズ編/原曲:チェンバロ組曲第2集 第4番ニ短調 HWV437より 前奏曲)
 ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための組曲 ニ短調(アジズ編/原曲:チェンバロ組曲 ニ短調 HWV448)
 ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ハ長調
イブラヒム・アジズ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
山本満寿美(Cemb)

録音:2019年10月25−27日/ロンドン
様々な編成、様々なジャンルの音楽を手掛けたヘンデルですが、ヴィオラ・ダ・ガンバとのつながりはあまり語られることはありません。このアルバムでは ヘンデル作とされるオブリガート・チェンバロ付きソナタや新発見の「カッセル・ソナタ」世界初録音が含まれ、また編曲を通して、ヘンデルの音楽をガン バで奏でることが試みられています。当時は楽器を替えて演奏することも一般的に行われており、ガンバの市民権もまだまだあったので、このような音が実 際に響いていたことも十分に考えられます。ヘンデルの美しく歌うような旋律がガンバの古雅なる音色で奏でられる、珍しくも魅惑的なアルバムです。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-89(1CD)
驚異の棚 第1集
ヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイヤ(1663-1722):変則調弦ヴァイオリンと通奏低音のためのパルティータ(ソナタ) ホ長調(世界初録音)
ガスパロ・ヴィスコンティ(1683-1731):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ヘ長調(世界初録音)
ヨハン・フリードリヒ・シュレイフォーゲル(fl. 1707?1749):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ホ長調(世界初録音)
キンガ・ウイスザスジ(Vn)
トム・フォスタ ー(Cemb)

録音:2020年3月14-16日/ロンドン
ドレスデンのシュランク2 世のコレクションをもとにしたシリーズ第 1 弾。シュランク2 世はピゼンデルの所有していた楽譜や、ヨーロッパ中を旅し自ら筆 写した譜面などを数多く所蔵していました。今作では後期バロックの多様性に富んだヴァイオリン・ソナタが取り上げられていて、奇抜な幻想性が病み付き になりそう。世界初録音も収録されています。未知の世界を開く驚異の書棚に迫る注目シリーズ。演奏者の二人はイングリッシュ・コンサートのメンバーとし ても活躍する名手です。

APARTE
AP-236(2CD)
アルマン=ルイ・クープラン:クラヴサン曲集(1751)
組曲ト長調【(1)勝利/(2)アルマンド/(3)クロワシーのクーラント/(4)おしゃべり/(5)グレゴワール/(6)勇ましい人/(7)メヌエット/(8)道化またはアダム/(9)ブランシェ/(10)ド・ボワジルー/(11)フォウケ/(12)セミラントまたはジョリー】
組曲変ロ長調【(1)テュルパン/(2)ガヴォット/(3)メヌエット/(4)ブレイユ/(5)ケロン/(6)悲しむ人/(7)楽しみ/(8)柔らかな感傷/(9)優雅なロンドー/(10)イタリア人/(11)イギリス人/(12)ドイツ人/(13)フランス人】
クリストフ・ルセ(Cemb)(ジャン=クロード・グジョン/ヨアヒム・シュヴァネン作1749/1784。音楽博物館所蔵)

録音:2017年9月25-27日/アンフィテアトル(シテ・ド・ラ・ミュジーク・フィルハーモニー)
近年指揮活動でも高い評価を受けるルセですが、やはりチェンバロ演奏を聴きたいという声も多いなか、待望の最新リリースが登場となります。それもアル マン=ルイ・クープランの2枚組作品集というルセのCD初レパートリー。
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789)はクープラン一族の出で、大クープランことフランソワの従弟の子にあたります。時代的にはC.P.E.バッハなどと 同世代で、チェンバロの伝統がピアノにとってかわられる最後の大物作曲家のひとりでした。彼は宗教作品やオペラを書かず、チェンバロ曲とオルガン曲に専念 しましたが、フランソワ・クープランを崇拝して様式を継承したため時代錯誤と批判もされました。しかし楽器の改良で音域も広がり、大クープランからの進化 は明瞭に感じられます。
当ディスクには1751年の代表作「クラヴサン曲」全25曲が収められています。アルマンド、ガヴォット、メヌエットなどの古典舞曲のほか、イタリア人、イギリ ス人、ドイツ人、フランス人を描いた「四つの国民」など興味深い作品が続きます。ルセの演奏で聴くと、いずれもたいへんな名作に思えます。
ルセはパリの音楽博物館が所蔵するジャン=クロード・グジョン/ヨアヒム・シュヴァネン作(1749/1784)の国宝的名器を用いて録音に臨みました。繊細 かつギャラントな響き、ルセならではの指さばきと洗練された表現で、極上のひとときを味わせてくれます。 (Ki)

ARCANA
A-118(1CD)
NX-A11
『恋人よ、あなたは美しい』〜17世紀イタリアの器楽作品にみる愛の形〜
1. ダリオ・カステッロ(1602-1631):2声の第6ソナタ -高音部とトロンボーンまたは弦楽器による (アルト・リコーダー、チェロ、テオルボ)
2. ジョヴァンニ・アントニオ・ベルトーリ(1598-1645以降): 第1ソナタ (バス・ドゥルツィアン、チェロ、テオルボ)
3. ジュゼッペ・コロンビ(1635-1694):低音部独奏のためのチャコーナ (Vc)
4. フランチェスコ・ロニョーニ(16世紀後半-1626以降): 恋人よ、あなたは美しい-パレストリーナのモテットにもとづく高音部または中音部のためのパッセジャート (テナー・ドゥルツィアン、アーチリュート)
5. ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589?-1630?): 第2ソナタ (アルト・リコーダー、テオルボ)
6. アンドレア・ファルコニエーリ(1585/86-1656): コルレンテ(クラント)、通称「ラ・クエッラ」
7. ファルコニエーリ:ブランド(ブランル)「イル・スピリティッロ」
8. ファルコニエーリ:ブランド、通称「エル・メーロ」 (以上、ソプラノ・リコーダー、チェロ、テオルボ)
9. ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580?-1645): 第1カンツォーナ (テオルボ)
10. ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692): ルッジェーロ (チェロ、テオルボ)
11. ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1624-1687?): 第4ソナタ「ラ・ビアンクッチア」 (ソプラノ・リコーダー、チェロ、テオルボ)
12. マルコ・ウッチェリーニ(1603?-1680):ヴァイオリンと低音のための第7ソナタ、通称「ラ・プロスペリーナ」 (アルト・ドゥルツィアン、チェロ、テオルボ)
13. バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1595?-1638以降): パレストリーナの「丘は緑萌え」-低音部独奏のためのパッセジャート (チェロ、テオルボ)
14. ファルコニエーリ:甘美なる旋律 (テナー・リコーダー、チェロ、テオルボ)
15. ウッチェリーニ:ヴァイオリン独奏のための第6アリア
16. ウッチェリーニ:ヴァイオリン独奏のための第18コルレンテ
17. ウッチェリーニ:ヴァイオリン独奏のための第13コルレンテ (以上、ソプラノ・リコーダーまたはテナー・リコーダー、チェロ、アーチリュート)
18. セルマ・イ・サラベルデ:2声の低音部のためのカンツォン (バス・ドゥルツィアン、チェロ、テオルボ)
イル・リチェルカール・コンティヌオ(古楽器使用)【ジュリア・ジェニーニ(各種リコーダー&ドゥルツィアン)、アレッサンドロ・パルメーリ(Vc)、ミケーレ・パソッティ (アーチリュート&テオルボ)】

録音:2017年1月19〜22日 スイス・イタリア語放送
アウディトリオ・ステリオ・モロ、 ルガーノ
ルネサンス以来の多声合唱を離れた独唱芸術が大いに発展するとともに、その独唱技法をまねるようにして独奏楽器のための音楽が飛躍 的に発達した17世紀のイタリア。さまざまな曲集や手稿譜の断片が見つかっている中、ここではイタリア最前線で活躍する気鋭古楽器奏者 3人が入念な選曲と楽器選択を通じ、世紀初頭から後期バロックにさしかかる頃にいたるまでの多彩な作品を紹介します。大小3種のリコー ダーのみならず、ドゥルツィアン(ルネサンス期から用いられていたダブルリード楽器、ファゴットの前身)も高音部用から低音部用まで3種を使い 分ける、ジュリア・ジェニーニのメロディアスな歌い口。そして、音楽史上最初期のチェロの名手のひとりG.B.ヴィターリ(「ヴィターリのシャコンヌ」で 有名なT.A.ヴィターリの父で、生前はこちらの方が圧倒的に有名)の作品をはじめ、貴重な17世紀チェロ作品をとりあげるアレッサンドロ・パル メーリの弓奏も見事。あえて鍵盤を使わず、ミケーレ・パゾッティの撥弦が唯一の和音通奏低音楽器として用いられているところも特徴的で、 親密なアンサンブルのなか躍動感あふれる音楽を体感できる1枚に仕上げられています。
ARCANA
A-478(1CD)

NYCX-10177(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『タルティーニとチェロ』〜チェロ・ピッコロによる協奏曲とソナタ〜
アントニオ・ヴァンディーニ(1690頃-1778):チェロ協奏曲 ニ長調
タルティーニ:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ト短調
 ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調
 4声のソナタ ニ長調 GT 5.D01
 チェロ協奏曲 イ長調 GT 1.A28
 チェロ協奏曲 ニ長調 GT 1.D34
ジューリオ・メネギーニ(1741-1824):合奏協奏曲(コンチェルトーネ) 第3番ハ長調-タルティーニのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.1-3 〔GT 2.C11〕による
マリオ・ブルネロ(4弦チェロ・ピッコロ)
 ブレーシアのフィリッポ・ファセル2017年製作による再現古楽器
 クレモナのアントニオ&ジローラモ・アマティ1600-1610年製作モデルによる
アカデミア・デッラヌンチアータ(古楽器使用)
リッカルド・ドーニ(チェンバロ、指揮)

録音:2019年11月19-23日 サン・ベルナルディーノ教会、アッビアーテグラッソ(ミラノ近郊)、イタリア
【国内盤】日本語解説付き
現代イタリアを代表するチェロ奏者のひとりマリオ・ブルネロが近年、アマティのモデルにもとづく独特の小型チェロで古楽研究的アプローチもさ かんに試みるようになっているのは見逃せません。ヴァイオリンと調弦が同じでオクターヴ違いの低音が鳴るこの楽器を用いて、彼がバッハの無 伴奏ヴァイオリン曲集を録音し大きな成功を収めたのも記憶に新しいところ(国内仕様NYCX-10100/輸入盤A469)、同じ楽器で今度 は故郷イタリアの重要作曲家に向き合ったアルバムをリリース。しかも選曲にこだわりありの注目企画です。 バッハよりも少し後、1692年生まれのタルティーニは今年(2020年)が歿後250周年。その作品は自らが抜群の演奏能力を誇ったヴァイオ リンのためのものがほとんどですが、ごくわずかながら低音弦楽器のために書かれた作品もあり、チェロの巨匠たちから愛されてきました。しかし 本盤でブルネロは、最新の音楽学知見も参照しながら、ヴァイオリンのための作品も上述した小型4弦チェロで演奏。さらにテレマンの無伴奏 ガンバ曲集と同じコレクションに含まれ、近年発見されたというガンバのための作品もとりあげ、門弟による合奏協奏曲編曲なども交えて、興 趣のつきない選曲でタルティーニの世界を縦横無尽に駆け巡ります。協奏曲での共演は、ブルネロとカルミニョーラによる二重協奏曲アルバム (NYCX-10133/A472)でも名演を聴かせてくれたイタリアのピリオド楽器アンサンブル。充実した解説も添えられており、記念年ならでは の意欲的企画で、タルティーニの思わぬ低音世界を発見できる1枚です。

RAMEE
RAM-1901(1CD)
『獣たちの歌』〜中世音楽にあらわれる動物たち〜
1. ヒョウは軍神マルスのお供に(チコーニア)
2. 獅子のわきまえ(不詳)〜狩猟の技芸について〜
3. 優美なる渡り鳥が(パオロ・ダ・フィレンツェ)
4. 美しき者はどこへ(ヤーコポ・ダ・ボローニャ)
5. ディアナに仕える野生の生き物は(ランディーニ)
6. 犬どもが狩りに出かけていった(チコーニア) 〜毒蛇は過剰な湿気から生まれ〜
7. 毒蛇よ、おお毒蛇よ(逸名のフランチェスコ会士)
〜あらゆる種類の鳥たち、およびそのそれぞれの特徴〜
8. さあ、いつまでも寝ていないで(不詳)
9. 気高き鷹は(不詳)
10. わたしは不死鳥だった(ヤーコポ・ダ・ボローニャ)
11. わたしのなかには6羽のクジャクが(ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ) 〜毒蛇、サソリ、バジリスク〜
12. 毒蛇が一匹、わが婦人の胸のうちに棲んでいる(マショー)
13. 物言わぬマムシと黒い毒蛇が(ドナート・ダ・フィレンツェ)〜蝙蝠とネズミについて〜
14. まどろみのうちに(トレボル)
15. おお、わたしは憐れなネズミです(不詳)
アンサンブル・ドラグマ(古楽器使用)【アニェシュカ・ブジィンスカ=ベネット(歌、中世ハープ)、ジェーン・アクトマン(中世フィドル)、マルク・レヴォン(リュート、中世フィドル、歌)】

録音:2019年4月23-26日 聖ニコラウス教会、ヘルツナハ(スイス)
現代人が知らない、歴史上の魅力的な響きを見つけ出すセンスにすぐれたRAMEEレーベルから、欧州古楽界のいずれ劣らぬ実力派3人に よる、「動物」をテーマにした知的刺激満載のアルバムが登場。教会建築の外装装飾や工芸品、中世写本の隅々などを彩るユーモラスな動 物たちの姿をふんだんに解説書にあしらいながら、中世の音楽にあらわれる動物たちがどのような描かれ方をしてきたのか、3人であることを忘 れさせる多彩な演奏を通じて解き明かしてゆきます。欧州でいま最も熱い古楽拠点のひとつポーランド出身で、世界の中世音楽愛好家たち の注目を集めるアルバムをリリースしてきたアニイェシュカ・ブジィンスカ=ベネットと、NAXOSレーベルの中世音楽アルバムでもお馴染みのユニ コーン・アンサンブルの一員で、アンサンブル・レオネスの主宰者でもある大御所マルク・レヴォンの顔合わせに、ガンバの名手としてルネサンス〜 バロックの名盤も多いヴェテランのジェーン・アクトマン(ヤーネ・アハトマン)が加わってのサウンドは、精妙でありながら隅々まで人間味豊かな温 もりに満ちています。500年を越える空想旅行を肌で体感できる内容はさすがRAMEEというほかありません。 ブックレットには、アルバム収録曲をBGMに使用した、中世の動物絵画による美しいアニメーション作品へのリンク入り。

AMBRONAY
AMY-312(1CD)
『トランシルヴァニア人』 イタリア半島とハンガリー王国、1600年前後の音楽交流 〜カイオーニ写本所収の作品とハンガリー伝統音楽を中心に〜
1. トッカータ「ディルータ」(ダーヴィド・ブダイ)
2. 朝の歌(ハンガリーの伝承歌)
3. ラ・ロマーナ〔ローマ気質/ロマ気質〕(タルディーティ)
4. サラバンダ〔=サラバンド〕「ジェスネーリ」(作者不詳/カイオーニ写本より)
5. ラ・モニカの調べによるソナタ(マリーニ)
6. ハンガリー式カヴァルの独奏(エリザベート・シャンポリオン)
7. 高い崖から(ハンガリーの伝承歌)
8. ハンガリーの舞踏曲(ピッキ)
9. パドアーナ〔=パヴァーナ〕「ハンガリー」(ピッキ)
10. ガリアルダ〔ガリアルド〕「ハンガリー」(ブダイ)
11. バラッド「英国の理髪師」(ハンガリーの伝承歌)
12. フェレンツ・クルチャールのポントゾー(ハンガリーの男性向け伝統舞踊)
13. 二人の少女が花を摘みに(ハンガリーの伝統民俗歌)
14. イントラーダ(作者不詳/カイオーニ写本より)
15. ハンガリー風組曲(マイネリオ/カイオーニ写本より)
16. フランス風トッカータ(ブダイ)
17. どうかお目こぼしください、主よ(ハンガリーの伝承歌)
18. わたしはスミレの種をまいた(ハンガリーの伝承歌)
19. 腰帯の踊り-悪魔の道をたどり(ハンガリーの伝統舞踊)
20. チャラ・カラテイ地方およびパラトカ地方の踊り「ひとり者」(ハンガリーの伝統舞踊)
プリスマ(古楽器使用)【エリザベート・シャンポリオン(リコーダー、ハンガリー式カヴァル)、フランツィスカ・ハイドゥ(ヴァイオリン、歌)、ダーヴィド・ブダイ(バス・ヴァイオリン、フォーク・ヴィオラ)、アロン・サリエル(アーチリュート、マンドリン)、ゲスト: ガーボル・ユハース(コントラバス、テオルボ)】

録音:2020年3月2-5日 ジュジュリユ(フランス南東部ローヌ地方)
クラシック音楽とハンガリー民俗音楽といえば、20世紀のバルトークやコダーイ以前から、リスト、ヨアヒム、ブラームスといった作曲家たちが非定 住者ロマ(ジプシー)の伝統音楽を自作品に取り入れてきたことで有名。しかしその先例は意外やバロック初期のイタリア音楽にも、さまざまな かたちで確認できます。そうした歴史的文化交錯に意識を向け、民俗楽器やその専門家たちも動員して生々しいバロック像の刷新を体現し てみせる新録音。低音域まで充実した響きで満たされる撥弦サウンドに乗せ、リコーダーやバルカン半島周辺の伝統的な縦笛カヴァルといっ た管楽器の味わい豊かな音色と、異国情緒あふれるハンガリー伝統の弓奏との交錯が織りなすユニークな聴覚体験は、今まで知っていたバ ロックの通念を静かに覆す発見の瞬間にあふれています。近現代作品での中東欧音楽にたぎる躍動感に惹かれる方々にも、古楽再発見の 思いがけないきっかけを呼び込むアルバムとしてお勧めしたい1枚です。

RICERCAR
RIC-420(1CD)

NYCX-10178(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『ドゥルツィアンとボンバルド』 〜17世紀ドイツのダブルリード合奏さまざま〜
1. シャイン:ダヴィデの子にホサナ
2. ベデッカー:「ラ・モニカ」にもとづくソナタ (ドゥルツィアン独奏による)
3. 作曲者不詳:四つのヴィオラと四つのドゥルツィアンによる8声のソナタ
4. フィーアダンク:カンツォン 第30番
5. シャイト:4声の第3パドゥヴァン
6. シャイト:4声の第16アルマンド
7. シュッツ:わたしは寝所で夜を通じ SWV 272
8. シュッツ:都の見張番がわたしを見つけ SWV 273
9. ローゼンミュラー:4声の第7ソナタ
10. シュペーア:第2ソナタ
11. タイレ:ドゥルツィアン独奏によるソナタ
12. 作曲者不詳:第2ソナタ
13. ブフナー:第8ソナタ
14. 作曲者不詳:第1ソナタ
15. アーレ:恐れることはない
シンタグマ・アミーチ(古楽器使用)
【エルザ・フランク、フランシス・メルセ、アドリアン・ルボワソン、
ステファーヌ・タンビ、クシシュトフ・レヴァンドフスキ、
ジェレミー・パパセルジオー(各種ドゥルツィアン&ボンバルド)
ジョゼフ・コッテ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・スパッラ)
ダニカン・パパセルジオー(ヴァイオリン、ヴィオラ)
グザヴィエ・シシェル(Va)
マリオン・パパセルジオー(バッソ・ダ・ブラッツォ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ガブリエル・リニョル(テオルボ)
ヨアン・ムーラン(オルガン、チェンバロ)】
ジュリー・ロゼ(S)
ポラン・ビュンドゲン(C.T)
ヴォクス・ルミニス(声楽アンサンブル)…1、15
リオネル・ムニエ(バス、音楽監督)
バルト・ヤーコプス(Org)

録音:2019年10月&2020年6月、2018年9月
【国内盤】日本語解説付き
バッハ以前のバロックやルネサンスにも通じた音楽学者ジェローム・ルジュヌが古楽大国ベルギーで主宰する、40年の歴史を誇るRicercar。 このレーベルは折々、現代人にとって馴染みがうすい珍しい古楽器を重点的に紹介するアルバムをリリースしてきましたが、今回はその最新 盤として、ボンバルドとドゥルツィアンという、ルネサンスから初期バロックにかけて用いられていた2種の重要なダブルリード管楽器の魅力を紹介 します。ボンバルドはショームの一種でオーボエの祖先ともみなしうる楽器ですが、ヴィオラ・ダ・ガンバやリコーダーと同様に大小さまざまなサイ ズのものがあり合奏も可能。またファゴットの前身である低音管楽器ドゥルツィアンにも、同じように高音・中音向けなどの同属楽器がありまし た。この新録音では両楽器をそれぞれ、あるときは同属楽器同士で重ね、またあるときは両者を同一楽曲のなかで対置させながら、その変 幻自在の演奏編成がたいへん興味深い響きを作り出し、それがアルバムを通して聴くことの面白さを演出しています。またこうしたアルバムの 常として、解説テキストの充実も見逃せないところ。マドリガーレやシャンソンといった多声の声楽曲を、楽器だけで演奏できるようにした 1600年前後ならではの編曲も多く見られ、2人の俊才古楽歌手が要所で聴かせる独唱との対比も興趣がつきません。専門的知見の集 成がいざなう思いがけない音響世界。400年前のリアルなサウンドスケープをじっくり読み解けるアルバムです。

PAN CLASSICS
PC-10415(1CD)
弦楽四重奏の進化
ジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニ(1642-1678):3声の室内ソナタ ヘ長調(2ヴァイオリン、通奏低音)/通奏低音なしの4声の室内ソナタ 変ホ長調
A.スカルラッティ:2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための4つのソナタ(チェンバロなし)
第1番ヘ短調/第2番ハ短調/第3番ト短調/第4番 ニ短調
マッダレーナ・ラウラ・ロンバルディーニ=ジルメン(1745-1818):四重奏曲第1番変ホ長調/四重奏曲第5番 ヘ短調
ダニエラ・ドルチ(Cemb)
ムジカ・フィオリタ

録音:2019年10月21-24日/バーゼル、アドゥラム・カペレ
弦楽四重奏というジャンルはボッケリーニやハイドンによって確立される前から、様々な実験と自由な発展がありました。このアルバムは特に器楽作品が盛 んだったイタリアにおける、弦楽四重奏が生まれる前の約100年の歴史をたどるプログラムです。有名なジョヴァンニ・バティスタの父であるジョヴァンニ・ マリア・ボノンチーニの2つの作品から始まり、通奏低音が次第に独立した低音声部に移行していく様が描かれます。アレッサンドロ・スカルラッティの作 品は晩年の四重奏曲で、声楽作曲家のイメージからは少し離れた、入念な4声体による筆致が味わえます。また最後に置かれたマッダレーナ・ラウラ・ロ ンバルディーニ=ジルメンの作品は聴き馴染みのないものですが、弦楽四重奏の初期段階を代表するものと言えます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2801(1CD)
LA BERGERE (羊飼い)
ピエール・ゲドロン(1570-1620):Air Aux plaisirs, aux delices, bergeres/Air Un jour l'amoureuse Sylvie
ガブリエル・バタイユ(1574-1630):Air Ma bergere non legere
作曲者不詳:シャコンヌ
ジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バール(1663-1678):Air Forets solitaires et sombres/Air Allez bergers dessus l’herbette/Air Ah, je sens que mon coeur va mourir
ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737):Cantate La Bergere, 「a voix seule, avec une flute et un violon」
ミシェル・ランベール(1610-1696):Air Dans nos bois, Tircis apercut/Air Le repos, l’ombre et le silence
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:Air Sans frayeur dans ce bois
ジャン=バティスト・リュリ:Recit de la beaute de la comedie-ballet
ミシェル・ランベール:Air Ma bergere est tendre et fidele/Air Ombre de mon amant
作曲者不詳:サラバンド
ミシェル・ランベール:Air Vos mepris chaque jour
マリー・マジストリー(S)
シルヴァイン・ベルジェロン(アーチリュート)、他
ソプラノ歌手のマリー・マジストリーによるソロ・デビュー録音。17世紀のフランスの「エール・ド・クール」の魅力を味わう世俗歌曲集です。牧歌的な 雰囲気と、凛とした歌声。優しくも表情豊かな歌唱が聴きもの。伴奏にはアーチリュートの他、バロック・ヴァイオリン、トラヴェルソ、ガンバが加わります。 (Ki)

Coviello
COV-92013(1CD)
17世紀ヴェネツィアの音楽
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690): ラ・ベナーリャ
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):シンフォニア第22番
ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(16世紀後半-1642):3つのヴァイオリンのためのソナタ第2番
マルコ・ウッチェリーニ(ca.1610-1680):アリア『ベルガマスカ』
ダリオ・カステッロ(ca.1590-ca.1650):ソナタ第4番
ミケランジェロ・ロッシ(ca.1601/02-1656):トッカータ第9番
ダリオ・カステッロ:ソナタ第10番
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ハ短調 RV401
フランチェスコ・トゥリーニ(1589-1956):第2旋法による3声のソナタ
ベッレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649):我流のアルペッジャータ
ビアジョ・マリーニ(1594-1663):3声のソナタ『ラ・フォスカリーナ』
 ソナタ『ラ・モニカ』
アンサンブル・コロリート

録音:2019年
科学が飛躍的に発展した17世紀は、音楽もまた革新がありました。1600年以降バロック・オペラが登場し豊かな感情表現がみられるようになり、それ は器楽作品の在り方にも波及していきます。ヴェネツィアで花開いた器楽音楽の隆盛は「言葉の無いオペラ」に例えられるほどの表現力を持ちました。「いき いきと、色彩豊かな」という意味を持つ「Ensemble Colorito」が、その名の通りの華やかな演奏を聴かせます。ki

CPO
CPO-555325(1CD)
NX-B02
ヘンデル/ムファット:チェンバロ作品集
ヘンデル:組曲第5番ホ長調 HWV430
 組曲第4番ホ短調 HWV429
ムファット:チャコーナ ト長調(Componimenti musicali 1739)
 組曲第3番ニ長調(Componimenti musicali 1739)
フィローラ・ファーブリ(Cemb)

録音:2019年10月5,6,13日
ブダペスト出身、新進気鋭の鍵盤楽器奏者フィローラ・ファーブリのソロ・デビューアルバム。バルトーク音楽 院でアニコ・ソルテスに師事、ミュンヘン音楽大学では名手クリスティーネ・ショルンスハイムからフォルテピアノを 学ぶとともに、東京藝術大学に短期留学し研鑽を積んだファーブリは、高い技術と音楽性が高く評価され、 室内楽や歌劇の通奏低音奏者として大活躍しています。このアルバムで彼女は、ほぼ同じ時期に生まれ ながら、個人的には遭ったことのない2人の大作曲家、ヘンデルとムファットの作品を演奏。ヘンデルの音楽 を賞賛したムファット、ムファットの音楽から影響を受けたとされるヘンデル。ファーブリは2人の作品の根底に ある共通性を探りながら、各々の音楽を紡ぎだしていきます。
CPO
CPO-555353(2CD)
NX-D11
グラウプナー(1683-1760):ファゴットを用いたカンタータ集
Hebet eure Augen auf gen Himmel
天国に目を向ける GWV 1102/40
Jauchzet, ihr Himmel, freue dich, Erde
歓呼せよ汝の天国、喜べ大地 GWV 1105/43
Jesu, mein Herr und Gott allein,
イエス、わが主、全ての神 GWV 1109/37
Kehre wieder, du abtrunnige Israel,
戻れ、背教のイスラエル GWV 1125/43
Ach, bleib‘ bei uns, Herr Jesu Christ,
ああ、私たちと一緒にいてください、主イエス・キリストGWV 1129/46
Wir werden ihn sehen, 我らは汝を見る GWV 1169/49
セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
モニカ・マウフ(S)
フランツ・フィッツトゥム(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
フロリアン・ヘイエリック(指)
キルヒハイマー・バッハコンソート(古楽器使用)

録音:2020年1月4-5日 ライヴ
18世紀初頭のファゴットは3つか4つのキイを持ったシンプルな楽器でした。18世紀半ばになってようやく6つ のキイを備えた楽器が登場しましたが、それ以前は演奏者のテクニックに依存しないことには、この楽器をア ンサンブルに用いるのは難しかったようです。以前からファゴットの音色を好み、自身の作品で使いたかったグ ラウプナーは、1736年4月、ツェルプストからダルムシュタットにやってきた名ファゴット奏者、ヨハン・クリスティ アン・クロッチと会ったことで、ようやくこの楽器のための作品を書き上げることができたのです。まず何曲かの協 奏曲を書き上げたグラウプナーは、次に教会で彼の腕前を試したいと考え、クロッチと契約を結び、ファゴット の音色に焦点を当てたカンタータを作曲、最終的には1741年までに16曲のカンタータにファゴットを使用 し、革新的な音色で聴衆を魅了しました。このアルバムには6曲を収録。ここでファゴットを演奏しているのは イタリアの奏者セルジオ・アッツォリーニ。バロック期の繊細な造りのファゴットの扱いに長けており、素晴らしい 演奏を披露しています。
CPO
CPO-555396(1CD)
NX-B10
テレマン:クリスマス・カンタータ 第3集
Was fur ein jauchzendes Gedrange, どのような歓喜の群衆か
アドヴェント第1週のためのカンタータ TVWV 1:1509
Eilt zu, ruft laut, ihr langst verlangten Boten,
急いで、大声で叫べ、待ち望まれた使者たちよ
アドヴェント第1週のためのカンタータ TVWV 1:415
Verirrter Sunder, kehrt, ach, kehret um,
失われた罪人よ、悔い改めよ
クリスマス第2日のためのカンタータ TVWV 1:1469
Da aber die Zeit erfullet war,しかし、時は満たされたので
クリスマス第2日のためのカンタータ TVWV 1:154
ハンナ・ヘルフルトナー(S)
カロラ・ギュンター(A)
ミルコ・ルートヴィヒ(T)
ファビアン・シュトロートマン(T)
ペーター・コーイ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー(古楽器使用)

録音:2020年7月15-17日ヴッパータール、インマヌエルス教会
世界初録音
テレマンは、フランクフルト・アム・マイン市の音楽監督時代の1717年からハンブルク市の音楽監督を務めた 1765年までの間に、教会暦全ての日曜日のために1700曲以上のカンタータを作曲しました。この「クリス マス・カンタータ」シリーズでは、アドベント期間の4つの日曜日と、クリスマスの3日間のためのおよそ200曲の カンタータの中から厳選した作品を収録。第3集の4作品は全て世界初録音となります。美しい独唱の旋 律と荘厳で華麗な合唱、これを彩る楽器の響きが融合した独創的な作品は、テレマンが世を去って250 年を経ても全く色褪せることがありません。ヴィレンズが指揮するケルン・アカデミーの美しい響きが人々の喜 びを歌い上げます。

H.M.F
HMM-905322(1CD)
ロンドン〜1720年頃/コレッリの遺産
ウィリアム・バベル(c.1690-1723):協奏曲 第2番ニ長調 op.3(6つのフルートの為の)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):ソナタ第4番 ニ長調 op.1, H.4
アルカンジェロ・コレッリ(ヨーハン・クリステァイン・シックハルト編):ソナタ第4番 ヘ長
調 op.6(合奏協奏曲op.6-1&2より)
ヨーハン・クリスティアン・シックハルト:協奏曲第2番 イ短調 op.19
ヘンデル:ヴィオラ・ダ・ガンバの為のソナタ ト短調 HWV 364b/歌劇「アドメート」よりアリア”Spera si mio caro bene”
ニコラ・フランチェスコ・ハイム(ピエトロ・チャブ編):Thus with thirst my souls expiring(A.スカルラッティのIl pirro e Demetrioのロンドン上演時翻案より)
ラ・レヴーズ〔バンジャマン・ペロー(テオルボ)、フロランス・ボルトン(バス・ド・ヴィオール)ほか〕

録音:2019年10月、パリ
18世紀初頭、コレッリの影響はヨーロッパに広く及んでいました。1720年代のロンドンでは、音楽に対する需要が高まり、多くの外国 人芸術家がロンドンに移り住んできました。ロンドンの人々は音楽を愛し、イタリアの最高のヴァイオリニストたちを惹き付けたと考えられます。1714年には、 コレッリのもっとも傑出した弟子の一人、ジェミニアーニがロンドンに到着、瞬く間に人気を博しました。コレッリのヴァイオリンの為の作品は、よりアマ チュアが手に取りやすいリコーダー用に編曲されました。ここに収録された合奏協奏曲op.6も、2つのリコーダーと通奏低音のために編曲され、楽曲順も 並び変えられものです。また、バベルの協奏曲は、当時の人気リコーダー奏者が、歌劇の幕間に演奏したものです。18世紀初頭のロンドンは音楽が盛んで、 同時にリコーダーの最後の栄光の時代でもありました。当時のリコーダー奏者たちが聴衆を魅了している様子が目に浮かぶような、楽しくも華やかな編曲に 心躍る1枚となっております。 ラ・レヴーズは、バンジャマン・ペローとフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブル。これまでにMIRAREからもリリースがありましたが、 ハルモニアムンディからの登場となります。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901471(1CD)
ギョーム・ブジニャック(c.1587-c.1642):テ・デウム、モテット集
1. Ecce festivitas amoris(愛の祭典の日を見よ)(合唱および独唱)
2. Ecce homo(この人を見よ)(合唱および独唱)
3. Unus ex vobis(あなたがたのうちの一人が私を裏切るだろう)(合唱および独唱)
4. In pace, in idipsum(平和のうちに私は) (合唱および独唱)
5. Ha ! Plange(ああ!嘆くがよい)(合唱)
6. Vulnerasti cor meum(私の心を喜ばせたが)(四重唱)
7. Alleluia, venite amici(アレルヤ!友よ、来て下さい)(Choeur)
8. Flos in flores [器楽曲](ヴィオール・アンサンブル)
9. O Mors, ero mors tua(おお死よ)(合唱)
10. Clamant clavi(釘が鳴く棘が鳴く)(合唱および独唱)
11. Ecce Aurora(暁を見よ)(合唱および独唱)
12. Dum silentium(あらゆるものが静寂のうちに)(合唱および独唱)
13. Jubilate Deo(神に向かって喜び歌え)(合唱および独唱)
14. Salve, Jesu piissime(イエスをたたえよ!)(合唱および独唱)
15. Ave Maria(アヴェ・マリア)(合唱および独唱)
16. Tota pulchra es(汝は万物の美)(四重唱)
17.テ・デウム(合唱および独唱)
レザール・フロリサン(声楽・器楽)、
ウィリアム・クリスティ(指)

録音:1993年4月
ブジニャックは、16世紀末に生まれ、17世紀前半に活動した音楽家。その音楽は、250年以上歴史に埋もれ、発掘されてからもなお50年ほどは事実 上無視されていました。彼は宮廷や教会には仕えず、また、当時彼の楽譜が出版もされていなかったからです。しかしその作品は、大バッハに勝るとも劣ら ぬ迫力の作品。たとえば受難のシーンをモテットに仕立てた作品(トラック2)では、ピラトと群衆のやりとりが音楽で再現されたいわば「対話」のスタイル によっています。磔刑のシーンの、群衆とピラトとのやりとりがソロと合唱で繰り広げられるのですが、バッハ以前にこのようなものが書かれていたのかと驚 かされます。それにほかにも、リトルネッロのスタイルを用いて書かれたJubilate Deoなど、こんな作品があったのかと驚かされることの連続。クリスティ が率いるレザール・フロリサンのやわらかな声楽がまた見事。器楽陣には、フィリップ・ピエルロ、上村かおり、ジェローム・アンタイ、ケネス・ヴァイスといっ た錚々たるメンバーが名を連ねております。
H.M.F
HAF-8901123(1CD)
ミシェル・ランベール(c.1610-1696):エール・ド・クール集
1. Tout l’univers obeit a l’Amour(全世界は愛にひれ伏す)
2. Ombre de mon amant(私の愛しい人を隠しておくれ)
3. C’en est fait, belle Iris(いとしいイリスよ、もう終わったのだ)
4. Je suis ayme de celle que j’adore(私は私の敬愛する人に愛されている)
5. Il faut mourir plutost que de changer (変わるより死んだほうがましだ)
6. Le repos, l’ombre, le silence(休止、木陰、静寂)
7. D’un feu secret je me sens consume(私は秘めた炎に飲み込まれたようだ)
8. Trouver sur l’herbette(やわらかな葉の上で見つけるために)
9. Par mes chants tristes et touchants(悲しくも感動的な私の歌によって)
10. Ah ! qui voudra desormais s’engager (誰が彼に誓うのか?)
11. Iris n’est plus, mon Iris m’est ravie (イリスはもはや)
12. Pour vos beaux yeux, Iris(その美しい瞳のために、イリスよ)
13. Admirons notre jeune et charmante Deesse (若くて魅力的な女神をほめたたえよう)
14. Ma bergere est tendre et fidelle(私のいとしい羊飼いはやさしく誠実だ)
レザール・フロリサン、
ウィリアム・クリスティ(指)

録音:1983年4月
1689年、79歳の時にランベールがルイ14世のために出版・献呈した60の歌曲のコレクションは、いわば当時大流行していた「エール(エア、アリ ア)」の決定打ともいえるものでした。ランベールは、歌手、テオルボ奏者、そして作曲家として当時絶大な名声を得て活躍した作曲家の一人。「1979年に アンサンブル「レザール・フロリサン」を結成したとき、バロックのレパートリーを再び人気のあるものにするための戦いを、コンサートホールだけでなく、‘録 音’ という素晴らしい魅惑の武器を使って行いたいと思っていました。」とはクリスティの言葉ですが、まさにこの録音は、クリスティが世にその作品の真価を 問うたフランス・バロック作品録音の渾身の1枚ともいえる名録音です。声楽陣には、ドミニク・ヴィスも名を連ね、また器楽陣もダニエル・キュイエやコン ラート・ユングヘーネルら、錚々たる顔ぶれ。

ABC Classics
ABC-4819282(2CD)
コレッリ:合奏協奏曲 Op.6(全曲) ソフィー・ジェンツ(指)
ジェネシス・バロック

録音:2019年7月
南半球オーストラリア、メルボルンで誕生した古楽界の新進気鋭のアンサンブル、ジェネシス・バロックのデビュー盤!ジェネシス・バロックは、バロック・ヴァイオリニストで芸術監督を務めるジェニファー・カースナーによって2017年に設立され、著名なバロック・ヴァイオリニストのルシンダ・ムーンを中心に活動を行っています。メルボルンを拠点とするこのアンサンブルは、オーストラリアで最も歴史に精通した音楽家たちで構成されており、感情を揺さぶるような生き生きとした演奏で急速に評価を高めています。この録音では、ルシンダ・ムーンとの共演のために久しぶりにオーストラリアに戻ってきたヴァイオリニストのソフィー・ジェントが指揮を執りました。ジェントはリチェルカーレ・コンソート、イル・ジャルディーノ、カプリッチョ・ストラヴァガンテなどのメンバーとして頻繁に演奏、録音を行っています。両者ともにニュアンスに富んだエレガントなアプローチと豊かな創造性で注目されており、コレッリの名曲が持つ色彩と楽器間の対話を通して聴き手を魅了することは間違いありません。

Cybele
CYBELE-231904S
(1SACD)
ドレイヤー、デトリ、ヴィヴァルディ:独奏楽器と通奏低音の為のソナタ集
ドメニコ・マリア・ドレイヤー(17-18世紀):リコーダーと通奏低音の為のソナタ ハ長調
オーボエと通奏低音の為の第6ソナタ イ短調
ルイ・デトリ(17-18世紀):フルートと通奏低音の為のソナタ ハ短調
ドメニコ・マリア・ドレイヤー:オーボエと通奏低音の為の第5ソナタ ト短調
オーボエと通奏低音の為の第2ソナタ ハ長調
ヴィヴァルディ:リコーダー、ファゴットと通奏低音の為のトリオ・ソナタ イ短調
レナータ・ドゥアルテ(リコーダー、Ob)
アリーン・ジルベライシュ(Cemb)
リカルド・ラポポルト(Fg)
アンナベッレ・ルイーズ(Vc)
ヴィヴァルディと、同時代の知られざる作曲家による管楽器の活躍するソナタ集です。ドメニコ・マリア・ドレイヤーはフィレンツェの作曲家で、明瞭なリ ズムとヴィルトゥオジティが魅力。ルイ・デトリはフランスの作曲家で、フランス風の優雅な緩徐楽章とイタリア的な急速楽章が同居した音楽になっています。
CYBELE レーベルならではのバイノーラル録音を含む高品質 SACD ハイブリッド盤。 (Ki)

299 MUSIC
NIKU-9029(1CD)
税込定価
「フレネジア」
F. M.ヴェラチーニ:「12 のヴァイオリン・ソナタ集」Op.1(1721)より
(1)-(5)ソナタ第1番ト短調
I. Overtura:Largo ? Allegro ? Adagio [05’15]/II. Aria:Affettuoso [04’55]/
III. Paesana:Allegro [01’46]/IV. Minuet: Allegro [01’33]/
V. Giga:Allegro [04’01]/
(6)-(10)ソナタ第6番ホ短調
I. Fantasia:Largo [00’55]/II. Allegro assai - Largo [03’33]/
III. Alemanda:Larghetto [03’13]/VI. Pastorale: Adagio [02’48]/
V. Giga:Allegro [03’26]
「12 のヴァイオリンまたはリコーダーの為のソナタ集」(1716)より
(11)-(14)ソナタ第6番イ短調
I. Largo [01’21]/II. Allegro [02’49]/
III. Allegro ? Adagio - Allegro- Adagio [03’10]/IV. Allegro [03’08]
「12 のアカデミック・ソナタ集」Op.2(1744)より
(15)-(18)ソナタ第12 番ニ短調
I. Passagallo:Largo assai, e come sta, ma con grazia - Andante [04’44]/
II. Capriccio Cromatico:Allegro, ma non presto [02’56]/
III. Adagio [01’41]/IV. Ciaccona:Allegro, ma non presto [05’59]
A.コレッリ:「12 のヴァイオリン・ソナタ集」Op.5(1700)より
(19)ソナタ第12 番ニ短調「ラ・フォリア」 [11’21]
アンサンブルLMC【丸山 韶(Vn)、島根朋史(Vc)、 金子 浩(Lute)、上尾直毅(チェンバロ&オルガン)】

録音:2020 年2 月5-7 日 相模湖交流センター
17 世紀から 18 世紀にかけて大きく発展を遂げたヴァイオリン音楽。その時代、ヨ ーロッパをリードしてきたイタリアの作曲家たちのなかで、傑出したヴァイオリニストであ ったコレッリとヴェラチーニは、磨き抜かれたヴァイオリン作品を残した。新世代バロッ ク・ヴァイオリニスト丸山韶が今回取り上げるのは、両作曲家の狂気に満ちたソナタ。 繊細かつ躍動感溢れる表現で、当時の熱狂を呼び覚ます。

Edition HST
HST-119(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813):弦楽三重奏曲集第2巻
弦楽三重奏曲集op.11(1772) から
第3番ヘ短調Weinmann VIa:f1
第2番ト長調Weinmann VIa:G3
第5番イ長調Weinmann VIa:A3
第6番ホ長調Weinmann VIa:E1
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、小原 圭(Vc)

録音:2019 年12 月12 日、東京・三鷹、風のホール・ライヴ
※全曲世界初録音
1772 年パリから出版されたことから、作曲は 1771 年イタリア留学中または直 後と推定されます。 その年、英旅行作家バーニー氏は作家を表敬訪問し「重篤な精神病」と報告し た分岐点に当たる。 同時進行で作曲された交響曲、弦楽四重奏曲と全く同じスタイルを取り(メヌエッ トは省略)、いつもの天真爛漫な美しい旋律に溢れています。

Linn
CKD-632(1CD)
ジョン・シェパード(1515頃-1558):われら生のただ中にありて 〜モテット集
太陽の昇る地平から A solis ortus cardine *
主よ、耳を傾けたまえ Inclina Domine 5vv *
神よ、われを裁き Iudica me Deus *
神がわれらを憐れみ Deus misereatur 5vv
われは御身に告白す Confitebor tibi *
この聖なる儀式にあたり Sacris solemniis
われら生のただ中にありて Media vita
オックスフォード・ニュー・カレッジcho
ロバート・クウィニー(指)

録音:2019年7月9-12日、10月9日聖ミカエル教会、サマータウン、オックスフォード、UK
*=初録音
1379年、オックスフォード・ニュー・カレッジの創設と共に設立された合唱団。ルネサンス期の大作曲家ジョン・シェパードが、モードリン・カレッジ の聖歌隊長としてオックスフォードに赴任した頃には、その歴史はすでに150年以上も経っていました。少年のトレブルのみによる最高音域が 作り出す安定した美しいハーモニーは、現在も世界中の人々を虜にしています。このアルバムは美しい大作「われら生のただ中にありて」のほ か、所縁あるシェパードのモテットを収めたもので、今回が初録音となる作品を含み、その美しさを十二分に堪能できる内容となっています。
Linn
CKD-626(1CD)
NX-B09
バルサンティ:合奏協奏曲集
フランチェスコ・バルサンティ(1690頃-1775):合奏協奏曲 ハ長調 Op. 3-6
 合奏協奏曲 ハ長調 Op. 3-7
 合奏協奏曲 ハ長調 Op. 3-8
古いスコットランドのメロディ より
 ダンバートンの太鼓
 エトリック川の両岸
 トラクエアの森
 コーンリッグスは素晴らしい
ヘンデル:17-18. 歌劇「アタランタ」序曲 HWV 35
バルサンティ:合奏協奏曲 ニ長調 Op. 3-9
 合奏協奏曲 ニ長調 Op. 3-10
アンサンブル・マルシュアス (古楽器使用)
ピーター・ウィーラン ((指)チェンバロ)
コリン・スコビー (Vn)
エリゼベス・ケニー (バロック・ギター)

録音:2019年12月2-4日 オール・セインツ・チャーチ、イースト・フィンチレー、ロンドン、UK
現在では概ねリコーダーやフルートの作品で知られているフランチェスコ・バルサンティは、イタリアのルッカに生まれパドヴァで音楽を学んだ後に 英国へ渡り、さらにスコットランドへと移ってヴァイオリン奏者、作曲家として生活しました。彼はたくさんのスコットランド民謡を編曲したほか、生 涯に7つの作品を出版しており、そのうち作品1が6つのリコーダー・ソナタ、作品2が6つのフルート・ソナタ、そして作品3が1742年に出版され た10の合奏協奏曲となっています。スコットランド室内Oの首席ファゴット奏者であり、テノール歌手であり、ピアノでの伴奏からチェンバ ロでの通奏低音もこなすという才人ピーター・ウィーランが組織したアンサンブル・マルシュアスは、2017年に録音した『エディンバラ 1742』 (CKD567)で作品10の前半5曲を発表。このアルバムはICMAやグラモフォン誌で軒並み高評価を得ています。今回はその第2弾として、 合奏協奏曲の後半と、ヴァイオリンとギターのデュエットによるスコットランド民謡、そして前回も収録されたヘンデル作品からは「アタランタ」の序 曲を収録しています。作品の特質を生かした、からっとした勢いのある演奏がなんとも魅力的なアルバムです。

ARCANA
A-475(3CD)
NX-D11
ストラデッラ(1643-1682):「家庭教師トラスポロ」 3幕の喜歌劇(1679年ジェノヴァ初演) トラスポロ…リッカルド・ノヴァロ(Br)
アルテミジア…ロベルタ・マメリ(S)
ニーノ…ラファウ・トムキェヴィチ(C.T)
チーロ…シルヴィア・フリガート(S)
シモーナ…ルーカ・チェルヴォーニ(T)
デスピーナ…パオラ・ヴァレンティーナ・モリナーリ(S)
アンドレア・デ・カルロ指揮 アンサンブル・マーレ・ノストルム(古楽器使用)【ガブリエーレ・プロ、ドメーニコ・シッキタノ(Vn)、アンドレ・リスレヴァンド(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジューリア・ジッリオ・ジャネッタ(Vc)、アンナ・バトル(ヴィオローネ)、ダニエル・ザピコ(テオルボ)、シモーネ・ヴァッレロトンダ、ジェドラン・ピーター・ダンカン(アーチリュート)、フローラ・パパドプロス(トリプルハープ)、ルチア・アデライーデ・ディ・ニコラ(Cemb)、サルヴァトーレ・カルキオーロ(Org)】

録音:2019年8月23-29日 ファルネーゼ宮 元馬術教練所、カプラローラ(イタリア)
モンテヴェルディとヴィヴァルディの間、中期バロックのイタリアを代表するほどの名匠のひとりでありながら、体系的紹介が意外になされてこなかっ たアレッサンドロ・ストラデッラ。その数ある宗教音楽劇を毎年のように発掘・録音しつづけてきたイタリアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者アン ドレア・デ・カルロは今回、放縦な生活がたたった作曲家が刺客の手に倒れる3年前、終焉の地ジェノヴァで披露した長大な音楽喜劇をとり あげます。 自身の家庭教師トラスポロに恋してしまった貴婦人アルテミジアに思いを寄せるニーロとチーロの兄弟を横目に、トラスポロは密かに思いを寄せ ている小間使いのデスピーナと愛を育み、アルテミジアは大騒動の末に兄弟のひとりと結ばれる……厳選された登場人物のやりとりを、通奏 低音に数多くの撥弦楽器・弓奏低音弦楽器を配した独特の編成で起伏ゆたかに彩ってゆく濃密な演奏内容は、まさにイタリア古楽界の猛 者集団ならではのドラマにあふれています。カヴァッリ亡き後のイタリアで、ダ・カーポ・アリアが定着する前に花開いた過渡期特有の面白さをご 堪能ください。

RICERCAR
RIC-419(1CD)
『皇帝の騎士たち』〜ゼノービとサンゾーニ、コルネットの偉大なる名手
1. オルランド・ディ・ラッソ:我が魂の望む力〜2コルネット、2サックバット
2. チプリアーノ・デ・ローレ(1515頃-1565)/リッカルド・ロニョーニ(1550-1620): 別れの時〜コルネット、チェンバロ
3. ダリオ・カステッロ(1602-1631):ソナタ 第17番〜コルネット、ヴァイオリン、オルガン、コルネット(エコー)、ヴァイオリン(エコー)
4. ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545-1607): わが心の人〜2コルネット、チェンバロ
5. ジョヴァンニ・プリウーリ(1575/1580-1629): 6声のソナタ 第3番〜2コルネット、4サックバット、オルガン
6. ラッソ/エマニュエル・アドリアンセン(1554-1604): わが聖母マリアよ、慈悲を〜コルネット、チェンバロ
7. ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ(1582-1649): 4声のソナタ〜ヴァイオリン、コルネッティーノ、サックバット、ファゴット、オルガン
8. 作者不詳:リチェルカール〜チェンバロ
9. ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623-1680): 4声のソナタ 「ラ・カロリエッタ」〜ヴァイオリン、コルネット、サックバット、ファゴット、オルガン
10. アスカニオ・マイオーネ(1570-1627):3声のリチェルカール 第1番〜コルネット、チェンバロ
11. マッシミリアーノ・ネリ(1623頃-1673): 6声のソナタ 第8番〜2コルネット、ファゴット、3サックバット、オルガン
12. ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(1595-1642): ソナタ 第4番〜ヴァイオリン、コルネット、オルガン
13. シュメルツァー:8声のソナタ 第2番〜2ヴァイオリン、2バス・ヴァイオリン / コルネット、3サックバット、オルガン
14. ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508-1587): 聖土曜日のための晩祷〜2コルネット、4サックバット
インアルト(古楽器使用)
ランベール・コルソン(木管コルネット、指揮)

録音:2019年9月 サンタポリネール教会、ボラン、ベルギー
イタリアのアンコーナに生まれたルイジ・ゼノービ(1547/48-1602より後)は、ウィーンでマクシミリアンII世のハプスブルク家に宮廷コルネット (ツィンク)奏者として雇われ、続くルドルフII世の治世には「コルネットの騎士」とまで呼ばれた名手。その後フェラーラでエステ家に仕えたのち ウィーンに戻り、さらに晩年はスペインの貴族フランシスコ・ルイス・イ・カストロのナポリの邸宅に召し抱えられていたという具合に、当時ヨーロッパ 中に名声を轟かせていました。もう一人の名手ジョヴァンニ・サンゾーニ(1593-1648)はヴェネツィアに生まれ、サン・マルコ大聖堂でコルネッ ト、サックバット、ファゴット奏者として名をあげた後、グラーツでフェルディナントII世の礼拝堂に仕え、モテットなどの作品も残しています。ルネサ ンス期のイタリアを代表する二人の名手を讃え、彼らがコルネットで演奏したであろう当時のモテットや、器楽合奏曲を収めたアルバムがこち ら。現代の名手ランベール・コルソンと、彼が主宰するインアルトのメンバーにより、雅な旋律や華やかな音の綾が再現されています。

RAMEE
RAM-1907(1CD)
NX-B08
『ダストルガとラッリ』 カンタータとソナタ〜18世紀イタリアの作曲家と詩人のまわりで
ヘンデルまたはテレマン: 4声の協奏曲 ニ短調 - フルート、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):室内カンタータ「この胸の奥に感じるのは」
ヘンデル:トリオ・ソナタ ニ短調 HWV 386b
ダストルガ(1680-1757頃):室内カンタータ「おまえは何の役に立つのか、残酷な恋神よ」
ヴィヴァルディ:ラルゴとアレグロ - チェロと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 RV 46/47より
ヘンデル:ラルゲットとアレグロ - ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 HWV 364aより
A・スカルラッティ:ラルゴ - チェロと通奏低音のためのソナタ ニ短調より
ダストルガ:室内カンタータ「ただ遠く離れているばかりか」
レザッバリアーティ(古楽器使用)【スートキン・エルベルス(S)、シーン・ハイブレヒツ(フラウト・トラヴェルソ)、 アンネリース・デコック(バロック・ヴァイオリン)、ロナン・ケルノア(バロック・チェロ)、ディモス・デ・ブーン(Cemb)】

録音:2019年7月2-5日バス・ボドゥー聖母被昇天教会、ベルギー
アニマ・エテルナ・ブリュッヘやレザグレマンなどのメンバーとして多忙な日々を送るベルギーの俊才古楽器奏者たちが、歌手スートキン・エルベル スを迎えて打ち出したプログラムは、バロック盛期の1731年ににイタリアのマントヴァで行われた音楽会の内容を仮想的にたどった選曲。歌手 雇用のためイタリアを訪れていたヘンデルが、かの地のすぐれた音楽家たちの傑作のかたわら自作を発表する……という流れで、シチリア生ま れで英国でも活躍した作曲家ダストルガが親友の詩人ラッリの詩に曲をつけた2曲のカンタータが、目玉作品として収録されています。わざわ ざヘンデルの傑作と並べて紹介しようというだけはある充実の音楽が続き、それを起伏に富んだ演奏で堪能できる喜びは、美しいジャケットと あいまってRAMEEならではの格別の古楽体験といえるでしょう。

CARPE DIEM
CD-16323(1CD)
『LETHE〜忘却の川』 テッサロニキ、ニコシア、イスタンブール、中世から17世紀までの知られざる宮廷音楽
1. 作者不詳::フランスの王(セファルディ=スペイン系ユダヤ伝承歌)
2. ディミトリ・カンテミル(1673-1723):ニサブルのペシュレフ(器楽)
3. アリ・ウフキ(1610-1675):ムランバ - わが主君、陛下の髪に心乱され
4. カンテミル:ベステニヤルのペシュレフ(器楽)
5. ニコラキ・ケメンチェジ(19世紀に活躍): マフル・セマイの調べ(器楽)
6. ランボー・ド・ヴァケラス(生年不詳-1207): わたしは冬も春も好きになれない
7. 即興演奏による南仏宮廷詩人の哀悼歌(器楽)
8. 作者不詳::ロンドー「わが婦人がすぐ戻ってくる喜びも」(トリノJ.II.9写本)
9. 作者不詳::ロンドー「あなたの気高き顔を思い出すと」(トリノJ.II.9写本)
10. 作者不詳::ロンドー「甘美なる美しさ」(トリノJ.II.9写本)
11. 作者不詳::ヴィルレー「わたしは心を」(トリノJ.II.9写本)
エクス・シレンティオ (古楽器使用)【 ファニー・アントネルー、テオドーラ・バカ (歌)、ディミトリス・クントゥラス (リコーダー、指揮)、ティミオス・アツァカス (ウード)、アンドレアス・リノス、エレクトラ・ミリアドゥー (フィドル、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ニコス・ヴァレラス (打楽器)】

ゲスト
ソクラティス・シノプロス (リラ…小型弓奏弦楽器)】

録音:2019年9月11-14日 アギオス・ラヴレディオス(アイオス・ラヴレンディオス)、ギリシャ
ヨーロッパの新しい古楽シーンを柔軟な感性で切り取りつづけるCarpe Diemレーベルで、すでにいくつかの越境型アルバムをリリースしている ギリシャの古楽合奏団エクス・シレンティオ。リコーダーやヴィオラ・ダ・ガンバ、中世フィドルなどの西欧古楽器に中近東の伝統的撥弦楽器ウー ドが絡むサウンドが心地よく、東地中海の文化多層地域へ思いを誘います。今回のアルバムではさらにバルカン半島に広く流布している民俗 弦楽器リラも参加。ローマ帝国の後継国家ビザンティン帝国が栄え、十字軍遠征がたびたびあった中世ギリシャの西欧型宮廷音楽から、オ スマン朝が支配権を伸ばした 16世紀以降のトルコ古典音楽まで、欧州古楽と近東の音楽との接点と重なりあいを、同じ楽器の組み合わ せで探る好企画。先行作「MNEME 記憶」(CD-16306)と対をなす、昔日のバルカンに思いを馳せるプログラムです。エンジニアリングも秀 逸で、自然な響きでくりだされる妙音のなか異国情緒と歴史探訪に浸れる絶妙の1枚です。

Dynamic
CDS-7890(1CD)
NX-B03
アントニオ・ヴァンディーニ(1690-1778):作品全集
チェロ・ソナタ ハ長調 (I-Vnm)
チェロ・ソナタ 変ロ長調 (F-Pn)
チェロ・ソナタ イ短調(F-Pn)
チェロ協奏曲 ニ長調(D-SWl)
チェロ・ソナタ 変ロ長調 (D-B)
チェロ・ソナタ ホ長調(D-B)
チェロ・ソナタ ハ長調(D-B)
カエリノール・フライとマルク・ヴァンスヘウワイクによる最新の作品目録による
フランチェスコ・ガッリジョーニ(Vc)
ラルテ・デラルコ(古楽器使用)【フェデリコ・グリエルモ(Vn)、ジャンピエロ・ザノッコ(Vn)、アレッサンドラ・ディ・ヴィンチェンツォ(Va)、パオラ・フレッツァート(Fg)、ロベルト・ロレッジャン(チェンバロ&チェンバー・オルガン)】

録音:2020年2月16,18日
イタリア・バロック時代の作曲家ヴァンディーニ(1691-1778)は、優れたチェリストとしても活躍しました。彼 はタルティーニの親友であり、パドヴァでは同じ楽団で演奏していたことでも知られています。彼の高度な演奏 は、当時、この地を訪れたイギリスの音楽評論家チャールズ・バーニーを感嘆させたようで、『音楽見聞録』に も称賛の言葉が記載されています。またバーニーは彼の弓の持ち方についても言及、アンダーハンドグリップ (コントラバスのように下から持つやり方)で演奏していたことも添えられています。このアルバムでは、最新の 研究結果に基づく、ヴァンディーニが遺したとされる全ての作品を録音。技巧的で華やかな作品をオリジナル 楽器の響きで存分に楽しめます。チェロを演奏するフランチェスコ・ガッリジョーニはヴァンディーニと同じく、弓を アンダーハンドグリップで持ち、当時の演奏法の再現に努めています。

Dynamic
CDS-7875(1CD)
NX-B03
中世の宗教的作品集
1. Audi tellus, audi magni maris limbus-Versus 節
 モンペリエ市立図書館所蔵の手稿 ms.lat.6(10世紀)
2. Ordo prophetarum-Liturgical Drama 典礼劇
 パリ、フランス国立図書館所蔵 lat. 1139
(サン・マルシアル・リモージュ、11,12,13世紀)
 BENEDICAMUS DOMINO-Motet モテット
 ウェルガス(ブルゴス)(サンタ・マリア・ラ・レアル修道院)(1300年頃)
3. EL CANT DE LA SIBIL・LA-Catalan Oral Tradition
カタロニアの口頭伝承
4. Veni venia veniae(楽器演奏のみ)
 Conductus-Motet コンダクトゥス=モテット
 ウェルガス(ブルゴス)(サンタ・マリア・ラ・レアル修道院)(1300年頃)
5. Audi pontus, audi tellus Conductus コンダクトゥス
 ウェルガス(ブルゴス)(サンタ・マリア・ラ・レアル修道院)(1300年頃)
6. Madre de Deus ora From “Cantigas de Santa Maria”
 「聖母マリアのカンティガより」Motet モテット
 エルエスコリアル、サン・ロレンソ・デル・エルコリアル修道院図書館所蔵
 b.I.2(13世紀)
7. Splendidus regis thronus solaris / Leo bos et aquila regalis (楽器演奏のみ)
 ウェルガス(ブルゴス)(サンタ・マリア・ラ・レアル修道院)(1300年頃)
8. Dies irae-Sequence ゼクエンス
ローマ・グラドゥアーレ(1908年版)
A=438 Hz
ムジカラウンド・アンサンブル
【メンバー】
ヴェラ・マレンコ(指)
イスラエル:マッテオ・アルマニーノ
モーゼス:アルベルト・ロンギ
イサイア:アルトゥーロ・ダル・ビアンコ
イェレミア:ルカ・デッラカーサ
ダニエルとダヴィッド:グィド・リポリ
ハバックク:ロベルト・パピーニ
エリザベス:フランチェスカ・ルピノ
洗礼者ヨハネ:ウンベルト・バルトリーニ
ウェルギリウス:マッテオ・グェリエーリ
ネブカドネザル:フィリッポ・ビオレ
スコラ・グレゴリアーナ…1,8
女声アンサンブル…2,5
ジュリアーノ・ルチーニ(Lute)
マルチェッロ・セラフィーニ(ヴィオール)
マリア・ノタリアンニ(ポルタティーフオルガン)
ホセ・マヌエル・フェルナンデス・ブラーボ(リコーダー)
ステファノ・ボリン(パーカッション)
シビラ:エウジニア・アミサーノ(歌)
アーカンセ合唱団…2,3,6

録音:2019年11月22-24日
2010年、ユネスコの世界無形文化遺産に登録された「シビラの歌」。古代ギリシャの神殿で、神託を受けた 巫女たちの預言をまとめたこの文書は、キリスト教の普及とともに一旦は“異端の書”とみなされますが、中世 には歌として伝わり、各地の教会に広まっていきました。このアルバムには、カタロニア語で歌われた「シビラの 歌」と、同じくカタロニア語による中世の宗教作品が集められており、シビラの予言が辿った道筋の一端を知 ることができます。ムジカラウンドの指揮者ヴェラ・マレンコは、この曲を演奏するためには比較的大きな編成の 合唱団が必要であったと語り、素晴らしい演奏者を得て、人の声が持つ力強さを伝えています。録音はジェ ノヴァの丘の上にある小さな教会で行われており、壮麗な響きが余すことなく捉えられています。

Incises
INC-004(2CD)
NX-D07
ミシェル・ド・ラ・バル(1675-1745):フルートのための組曲とソナタ 〜フランス18世紀、縦笛と横笛の世界〜
【DISC 1】
1-4. 第9組曲ト長調「知られざる者のソナタ」(D)
5-8. 第3ソナタ ホ短調(C)
9-15. 第2組曲 ハ短調*(D)
16-21. 第3組曲 ロ短調**(C)
*前奏曲[9]は第1曲集(B)の4組曲からクラヴサン独奏用に編曲して編入、
サラバンド[11]とロンド[12]は第2曲集(D)の第1組曲から編入。
**「嘆き」[19]は第2曲集の第2組曲から編入。
【DISC 2】
1-7. 第1組曲 ハ短調(A)
8-16. 第2組曲 ト長調(B)
17-24. 第1組曲 ト短調(C)
25-30. 第5組曲 ニ短調(B)
〔出典〕
(A)『ヴァイオリン、フルートおよびオーボエのための第1トリオ集』(1694)
(B)『フルートと通奏低音のための第1曲集』(1702)
(C)『ヴァイオリン、フルートおよびオーボエのための
トリオさまざま、およびフルートのためのソナタからなる第3曲集』(1707)
(D)『フルートと通奏低音のための第2曲集』(1710)
アンサンブル・ティク=トク=ショク(古楽器使用)【ヴァレリー・バルサ(フラウト・トラヴェルソ、ピッコロ)、ジャン=ピエール・ニコラ(アルト・リコーダー、ソプラノ・リコーダー、ヴォイス・フルート)、エマニュエル・バルサ(バス・ド・ヴィオル)、ミシェル・デヴェリテ(クラヴサン)、ミゲル・アンリ(テオルボ、バロックギター)】

録音:2017年5、6月、サン・ランベール・デ・ボワ教会、フランス
バロック期にはイタリア音楽と並ぶ影響力を誇ったフランス音楽。その象徴ともいうべき横笛型のフルートは17世紀末からフランス宮廷音楽に 登場しますが、その最初の名手のひとりがミシェル・ド・ラ・バルでした。オトテールやフィリドールよりも早くこの楽器のための楽譜を出版したのも 彼ですが、当時は「フルート」と書いてあるだけでは横笛か縦笛(リコーダー)か判断ができなかったこともあり、その作品集は「横の笛」と明記さ れている場合まで含め、より古くからあったリコーダーで演奏されていたケースも珍しくはなかったはず……との観点から、当時のフルート(フラウ ト・トラヴェルソ)とリコーダーをどちらも使いド・ラ・バル作品を重点的に演奏したのがこのアルバム。この作曲家が単体のアルバムで扱われた例 はきわめて少なく、実に数十年ぶりの快挙であるとともに、楽器選択から調律にいたるまで最新の音楽学の知見が反映されていることもあり、 画期的な2枚組ということができます。しかも演奏陣はレ・ザール・フロリサンやレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルなどの名録音にも多数参加してき たトラヴェルソ奏者ヴァレリー・バルサと、同様にフランス古楽復興の流れのなか数々のアンサンブルで多忙な活躍をみせてきたエマニュエル・バ ルサを中心とする、フランスの積年の実力者たち。舞曲の数々には標題が添えられているものも多く、クープランの鍵盤作品と同じくフランス語 文化を知っていればこその機微をとらえた演奏で聴けるのは貴重。Zig-Zag Territoiresレーベルで多くの古楽器アルバムを収録してきた録 音技師、フランク・ジャフレスの仕事ぶりもみごとな充実のフランス古楽新譜です。

CANTATE
CANT-58052(1CD)
天の誉れ〜3世紀にわたる音の輝き
テレマン:ハンブルク海軍提督のための音楽
リュリ:トランペットのためのアントレ
バッハ:暁の星のいと美しきかな
ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調
バッハ:われ汝に別れを告げん
マーティン・ピアソン(1572-1650):フォール・オブ・ザ・リーフ
ミヒャエル・プレトリウス(1528-1573):今我ら聖霊に願う
テレマン:主を讃えよ
バッハ:審判の日は来れり
メンデルスゾーン:フーガ ホ短調
ビゼー:「アルルの女」第1組曲より前奏曲
ラインベルガー(1839-1901):カンティレーヌ ヘ長調
ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869):行進曲
プファイファー・トランペット・コンソート

録音:2017年3月
トランペット、打楽器、オルガンのアンサンブルによる、輝かしい響きのアレンジ作品を集めた1枚!ヨアヒム、ハラルド、マルティンらプファイファー兄弟によって結成されたプファイファー・トランペット・コンソートは、有名な作品はもちろんのこと、あまり知られていない作品に新しい衣を着せ、華やかに輝かせる独自の編曲を得意としています。レパートリーを広げるための新たな発見を求めて、たゆまぬ努力と情熱を注ぐ彼らの活動にご注目ください!
CANTATE
CANT-58049(1CD)
中世後期のミサ曲〜14世紀ゲッティンゲンの聖ヨハネ・ミサ典礼書に基づく スコラ・カンタンド・プレディカーレ、
アンサンブル・エオロス

録音:2013年8月
1995年にゲッティンゲンの聖パウロ教会で誕生した合唱団、スコラ・カンタンド・プレディカーレが歌う、同地ゆかりの作曲者不明のミサ曲!グレゴリオ聖歌のスペシャリスト集団ならではのオーセンティックな演奏で、できるだけ当時の演奏習慣に近づけるべく、器楽による即興的なトラックや、既存作品からの転用も挿入されています。器楽を担当するのはルネサンス音楽を専門とするアンサンブル・エオロスで、22トラック中の7曲を担当。うち3曲は当時非常に影響力のある作曲家、音楽理論家であったフィリップ・ド・ヴィトリ(1291-1361)の作品が取り上げられています。
CANTATE
CANT-58053(1CD)
ヨハン・クリーガー:トッカータ ニ長調
ザムエル・シャイト:アルマンダ
ジョヴァンニ・プリウーリ:6声のカンツォーナ
ルイ・クープラン:カリヨン、パストゥレル
ヘンデル
:組曲 ヘ長調 HWV 427
ホセ・エリアス:第6旋法によるティエント・デ・ファルサス
バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV 972 (ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-9による)
クレープス:前奏曲
レオポルト・モーツァルト:アダージョと変奏曲 ヘ長調
ベートーヴェン:アンダンテ イ長調 Op.33-4、バガテル「楽しい−悲しい」 WoO.54、バガテル ハ短調 WoO 52、アンダンテ ハ長調
クロード=ベニーニュ・バルバトル:前奏曲とロンド
クリスティアン・ブレンベック(Org)

録音:2017年4月、聖ミカエル教会(ドイツ、ボーベンタール)
フランスとの国境近くに位置する絵のように美しいドイツの村、ボーベンタールにある聖ミカエル教会のオルガンを使用した、バロック〜古典派の作品集。この教会のオルガンは1817年にキールヴァイラー出身のオルガン製作者、ヴェンデリン・ウブハウスによって製作され、2016/17年に修復が行われました。クリスチャン・ブレンベックは、鍵盤楽器のための初期の作品から現代音楽の初演まで幅広いレパートリーを持つオルガンとピアノのスペシャリスト。ブレンベックの関心は、あらゆる時代の偉大な作品のみならず、遠隔地の作品や忘れ去られた宝物にも及んでおり、業界紙や音楽愛好家からは「並外れた音楽家」「アーカイヴ音楽家」などと呼ばれています。
CANTATE
CANT-58030(1SACD)
アンドレアス・ホーファー:音楽的な晩祷 モニカ・マウフ(S)、ティーナ・ザーン(Ms)、ヘニング・フォス(T)、ヘニング・カイザー(T)、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)、アンネグレット・ジーデル(指)、ザルツブルク・ベラルテ
アンドレアス・ホーファー(1627/29-1684)は、ヴァイオリンの名手として有名なハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704)の同時代人で、ビーバーと同じくザルツブルクの宮廷楽長を務めた音楽家です。ホーファーが宮廷楽長の時代にはビーバーが副楽長を務めていました。現在図書館や修道院に保存されているホーファーの作品はみな典礼用に書かれたもので、言葉と音楽の親密で重層的なつながりが特徴です。本アルバムではホーファーとビーバーのほか、ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ(1582-1649)とヨハン・バプティスト・ドラー(ca.1620-1673)の音楽を聴くことができます
CANTATE
CANT-58038(1CD)
バッハの弟子たちによるバロック・オーボエとオルガンのための作品集
ザクセンの城の教会からの音楽
カルラ・シュレーター(バロック・オーボエ、オーボエ・ダモーレ)、コンサート・ロイヤル・ケルン

録音:2008年12月
.S.バッハの弟子、孫弟子たちの手によるオーボエとオルガンのための作品を集めた1枚。18世紀には、ザクセンを中心に教会音楽の中で生まれた管楽器(特にオーボエ)とオブリガート・オルガンの編成による、特別な器楽アンサンブルのジャンルがあったといい、それらは主にバッハの弟子たちのサークルの中で発展してゆきました。クレープスとホミリウスはバッハの弟子、J.J.バッハ(シニョール・バッハ)はバッハの兄、タークはホミリウスの弟子で、エプハルトはさらにタークの弟子にあたる作曲家です
CANTATE
CANT-58044(1SACD)
聖ルチアの日のための合唱作品集 聖グレゴリウス児童合唱団、
ヨーロピアン・ヴォーカル・ソロイスツ、
シュテッフェン・シュライヤー(指)

録音:2008年11月&2009年6月
聖ルチアの日は、スカンディナヴィア諸国などで12月13日に行われる光の祭典のことで、本アルバムではよく知られているドイツやヨーロッパのクリスマスソングに加えて、典型的なルチアの歌を聞くことができます。 スウェーデンでは音楽教師がルチアの伝統の継続的な発展と新しい合唱編曲の創造に大きな役割を果たしてきたといいます。本アルバムには近現代作品や編曲作品も多く含まれていますが、スウェーデンでは合唱団の数が非常に多いため、伝統的な楽曲のみならず新しい曲や編曲作品も高い人気を得ているのです。
CANTATE
CANT-58029(1SACD)
ヴァイオリンとオルガンのためのバロック時代の傑作集
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565、
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV.1019より プレスト
ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):いかなる辛苦がわれらを襲えども
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):コラール
ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):前奏曲 ヘ長調、トッカータ ト長調(ヴァイオリンとオルガン編)
ヨハン・ショップ(1590-1667):涙のパヴァーヌ
ハインリヒ・シャイデマン:涙のパヴァーヌ
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(ヤープ・シュレーダーによるヴァイオリン独奏編曲版)、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV.1019よりカンタービレ
ブクステフーデ:前奏曲 ト短調 BuxWV.148
アンネグレット・ジーデル(バロックVn)、
ピーター・ファン・ダイク(Org)

録音:2006年9月
教会の大オルガンとバロック・ヴァイオリンの共演!現代では珍しい組み合わせに感じるかもしれませんが、16〜17世紀、ドイツ北部の町教会の記念碑的オルガンのオルガニストには、他の楽器や小編成のアンサンブルと共演するための技術が求められていたといいます。本アルバムには、当時北〜中央ドイツで聴かれていたオルガンとヴァイオリンのための音楽が多数収録されています。ユニークな点として、大バッハの有名なオルガン曲「トッカータとフーガ ニ短調」は、オルガン版とヴァイオリン独奏版の2種を聴き比べることができます。もともとヴァイオリンのために書かれた作品という説もあるようですが、たしかにヴァイオリンでも違和感なく、興味深い編曲に仕上がっています。
CANTATE
CANT-58025(1SACD)
ギャラント様式〜モーツァルトとその同時代人のオルガン作品集
モーツァルト:3つの行進曲 第1番ハ長調 K.408、アダージョ ハ長調 K.356、ヴェルセット ト長調 K.154a、3声のフーガ K.443、ジーグ ト長調 K. 574、ヴェルセット ニ長調 K.154a
ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817):オーボエ小協奏曲 変ロ長調、いざ、もろびと神に感謝せよ、多声の幻想曲 イ長調
テオドール・グリュンベルガー (1756-1820):新しいオルガン曲 変ロ長調より
ヤン・クルシュティテル・クハシュ(1751-1829):アンダンテ イ短調、パストラーレ ハ長調
モーツァルト
:葬送行進曲 ハ短調 K.453a
レオポルト・モーツァルト:アダージョと変奏曲 ヘ長調
モーツァルト
:アンダンテ ヘ長調 K.616
アベ・ゲオルグ・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):6つの小前奏曲より
ヨハン・ハインリヒ・リンク(1770-1846):「ああ、お母さん聞いて(きらきら星)」による序奏、変奏と終曲
クリスティアン・ブレンベック(Org)
使用楽器:ヨハン・ネポムク・ホルツァイ製オルガン(1798年)

録音:2005年7月、ネーレスハイム修道院(ドイツ)
クリスチャン・ブレンベックは、鍵盤楽器のための初期の作品から現代音楽の初演まで幅広いレパートリーを持つオルガンとピアノのスペシャリスト。ブレンベックの関心は、あらゆる時代の偉大な作品のみならず、遠隔地の作品や忘れ去られた宝物にも及んでおり、業界紙や音楽愛好家からは「並外れた音楽家」「アーカイヴ音楽家」などと呼ばれています。本アルバムでは、ヨハン・ネポムク・ホルツァイ製のオルガン(1798年製)を用いて、モーツァルトとその同時代人の多種多様なオルガン作品を紹介します。クネヒトやフォーグラーなど古典派ファンには嬉しい周辺作曲家も含まれており、愛好家必聴の1枚です。

Perfect Noise
PN-2104(1CD)
テレマン:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジア TWV.40:26-37 レナート・ムンディ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2019年10月&11月
ヒレ・パールやクリスティン・フォン・デア・ゴルツに師事したヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、レナート・ムンディによる、テレマンの「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジア」。この作品の楽譜は消失したものと思われていましたが、2015年、作曲から約280年という歳月を経て発見され、センセーションを巻き起こしました。12曲はそれぞれ異なる調で作曲され、第7番の暗いト長調から第2番の輝くニ長調まで、あらゆる色相を用いて、さまざまなムードが描かれています。特に速い楽章において、古い対位法様式とより現代的なギャラント様式の両方が用いられているのが特徴で、軽快でウィットに富んだメロディックな要素が、対位法的な音楽と一緒になっている面白さがあります。ムンディは、テレマンが何を意図していたかを理解し、ガンバにとって何が現実的で、可能であるかという観点から適切なキャラクターを見つけ、各曲を見事に弾き分けることに成功しています。ガンバの味わい深い音色が絶品の1枚。
Perfect Noise
PN-1904(1CD)
音楽は治療だ!(ラ・ニンフェアの薬箱)
パーセル、リュリ、マレ、シャルパンティエほか、病気と治療、そして喜びに満ちた回復にまつわる作品集
ラ・ニンフェア、ミルコ・ルートヴィヒ(T)

録音:2019年5月
次世代を担う新進気鋭の古楽アンサンブル「ラ・ニンフェア」(イタリア語で睡蓮)による、病や治療、回復をテーマにしたユニークなコンセプト・アルバム!
彼らは未知の作品の発掘や歴史的な楽譜の再構築に情熱を注ぎ、鮮やかな解釈と歴史的な情報に基づいた演奏でリスナーに大きな喜びを与えています。本アルバムでも、ある退職した薬剤師の80歳の誕生日を祝うプライベート・コンサートのプログラムを作成するように依頼されたのをきっかけに調査・研究がスタートし「病気、治療、喜びに満ちた回復」の3つのカテゴリーに分類された、充実のプログラムが完成しました。パーセルやリュリ、マレの作品のほか、「ラ・フォリア」など伝統音楽に基づいて彼ら自身が作編曲したトラックも複数収録されています。
Perfect Noise
PN-2001(1CD)
喜びの涙
プレイフォード、デュファイ、ボワモルティエ、バードほか、涙にまつわる作品集
トリオ・ヴィアッジョ

録音:2019年3月
3名の女性で20種類以上のリコーダーを演奏し、中世からルネサンス、バロック時代、そして現代まで、幅広いレパートリーを持つリコーダー三重奏団、トリオ・ヴィアッジョの「涙」をテーマにした作品集。プログラムは実に多彩で、プレイフォード、デュファイ、ボワモルティエ、バードらの、愛に満ちた涙、苦しい涙、そして宗教的な崇拝、多幸感、喜びからくる涙を描いた作品が並びます。2つの現代作品の世界初録音も収録されており、リコーダー愛好家必聴の1枚!

Hyperion
CDA-68358(1CD)
クリスマスの秘宝
スウェーリンク:今日, キリストが生まれた
ジョヴァンニ・ガブリエリ:おお, 大いなる神秘
聖歌:アレルヤ 「聖なる日は」
ハンス・レオ・ハスラー:肉体となりたまいしみ言葉はまことのパンを/ジャン・ムートン:処女なる御母は
ザムエル・シャイト:ベツレヘムに幼な子生まれぬ
ゲレーロ
:羊飼いらは互いに言った
ラッスス:賛美のうちに歌わん
ビクトリア:おお, 大いなる神秘
ビクトリア:救い主のうるわしき母(5声)
パレストリーナ:立て、輝け、エルサレムよ
ラッスス:サバの民よ
ジョン・シェパード:タルシスと島々の王らは
クレメンス・ノン・パパ:東方より博士たちが
タリス
:御母の奇跡をみよ
ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年cho
チャールズ・コール(ディレクター)

2020年3月16日&19日−20日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
Hyperion
CDA-68359(1CD)
スペインの秘宝
ゲレーロ:レジナ・チェリ(8声)、
 おお, 主イエス・キリストよ、めでたし, いと聖なる乙女、
 おお, 聖なる饗宴よ
ベルナルディーノ・デ・リベーラ:ディミッテ・メ・エルゴ
モラレス
:日々過ちを犯す私を
メルチョ−ル・ロブレ−ド:サルヴェ・レジナ
フアン・エスキベル:われは命の糧なり
セバスティアン・デ・ビバンコ:いと優しきマリア
ビクトリア:アヴェ・マリア(4声)、アヴェ・マリア(8声)
おお, なんと栄えあることか
アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり、おお, なんと甘美な
ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年cho、
チャールズ・コール(ディレクター)

録音:2017年11月16日−17日&20日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
1996年に設立されたロンドン・オラトリー・スクールの聖歌隊、ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルムがHyperionに初登場。ルネサンス・ポリフォニーの偉大なる遺産を紹介する「Sacred treasures」シリーズとして、「クリスマス」と「スペイン」の2タイトルが一挙リリース。 ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルムは、7歳から18歳のカトリックの少年たちが公的な教育制度の中で高度な合唱教育の機会を享受し、毎週土曜日の典礼と主要な祝祭日でミサを歌いながら、アメリカとヨーロッパの演奏ツアーや多くのレコーディングに参加しています。

Arte dellarco Japan
ADJ-063(2CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第7巻『コンチェルト』(1619)
(CD1) 75'12
1.シンフォニア(T)
2.私は竪琴の調子を合わせ
3.シンフォニア(U)
4.この楡へ、この木蔭へ、この泉へ
5.優しい心を持っていないのだ
6.ああ、なんて優しく歌うのだ
7.私はとっても愛らしい羊飼い娘
8.ああ燃え盛る炎よ、ああ熱いため息よ
9.ああフィッリ、君にキスしたいな
10.僕の美しいリコーリは
11.僕がこの先、美しい天空の星々を見ることはないだろう
12.ああ、操を立てている者を
13.ああ虎のように残酷な女よ
14.なぜ柳の中に逃げるの?
15.愛しい口づけよ戻ってきてくれ
16.甘美で自由な人よ
17.愛する人よ、あなたの心は
18.断ち切られた希望、永遠の真心
19.声高らかに歌う小鳥よ
20.夜露にぬれた薔薇が
(CD2) 64'39
21.キスの準備はできてるわ
22.哀れな僕は告白すべきか黙るべきか?
23.眠っているのか?ああ、残酷な心を持った人よ
24.星明りのもと
25.芳しい唇よ、なんという甘さなのだ!
26.ああ、僕の愛しい人はどこ?心の人はどこ?
27.恋文
28.愛の別れ
29.黄金の髪よ、美しい宝よ
30.愛の神よ、僕はどうしたらいいのだ?
31.ティルシとクローリのバッロ
ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子(S)、布施奈緒子(Ms)、上杉清仁(C.T)、
谷口洋介・中嶋克彦(T)、小笠原美敬・浦野智行(Bs)】
田中せい子・ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)、若松夏美・荒木優子(Vn)、成田寛・佐藤駿太(Va)、
福沢宏・鬼澤悠歌(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、山本徹(Vc)、西澤誠治・角谷朋紀(ヴィオローネ)、平塚拓未(Cb)、
伊藤美恵(バロック・ハープ)、金子浩(Lute)、上尾直毅(Cemb)、今井奈緒子(Org)

録音:2013年5月20-22日、2014年9月21-23日、2016年5月15-18日、2017年5月15-18日、2017年9月11-14日、
2018年7月23-25日、2018年12月4-6日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)

日本語帯・解説・歌詞対訳付
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第7巻」がリリー スされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテ ヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻 を追って響きとなります!
モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとしていたのは、 16世紀から17 世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第8巻に至るまで、彼は実 に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。
『コンチェルト。1声、2声、3声、4声および6声とその他の種類の歌』とタイトルに書かれている「第7巻」(1619年)は充実の器楽陣が加わり、より一層華やか な世界が広がった全31曲の長大な曲集です!
現在、マドリガーレ集「第6巻」(ADJ 060)マドリガーレ集「第5巻」(ADJ 058)、マドリガーレ集「第4巻」(ADJ 054)、マドリガーレ集「第3巻」(ADJ 051)、マ ドリガーレ集「第2巻」(ADJ 048)、マドリガーレ集「第1巻」(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。  (Ki)

ACCENT
ACC-24371(1CD)
テレマン:ソプラノとリコーダーのための作品集
リコーダーと通奏低音のためのソナティナ イ短調 TWV 41:a4
カンタータ「Du bist verflucht, o Schreckensstimme」 TWV 1:385
トリオ・ソナタ ニ短調 TWV 42:d7(リコーダー、トレブル・ヴィオール、通奏低音)
カンタータ 「Locke nur, Erde, mit schmeichelndem Reize」 TWV 1:1069
トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV 42:F3(リコーダー、バス・ヴィオール、通奏低音)
カンタータ 「In gering und rauhen Schalen」 TWV 1:941
トリオ・ソナタ ト短調 TWV 42:g9(リコーダー、トレブル・ヴィオール、通奏低音)
ドロテー・ミールズ(S)
シュテファン・テミング(リコーダー)
ダニエル・ロジン(Vc)
ドーメン・マリンチッチ(ヴィオール)
ヴィプケ・ヴァイダンツ(Cemb)他

録音:2020年2月26-28日/ミュンヘン、ゼンドリング聖昇天教会
共に古楽界の実力者として名をはせている、南アフリカのリコーダー奏者シュテファン・テミングとドイツのソプラノ歌手ドロテー・ミールズ。二人は数年 前からコンビを組み活動しています。今注目している作曲家はテレマン、ということで作られたのがこのアルバム。テレマンは非常に多作家であらゆる編成の 楽曲を網羅していると言えますが、『音楽による礼拝』(Harmonischer Gottesdienst)と題された曲集には、まるでこの二人のために書かれたかのような ソプラノとオブリガート・リコーダーのための魅力的なカンタータがあります。そのカンタータを3曲収録し、器楽作品と組み合わせたプログラム。二人の 音楽家の見事な演奏に酔いしれます。 (Ki)
ACCENT
ACC-26502(2CD)
エステルハージ・ミュージック・コレクション Vol.2
グレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766):オラトリオ『善き羊飼い』(1739)
アグネス・コヴァー チ(S)
ペーテル・バーラーニ(C.T)
ゾ ルタン・メジェシ(T)
ローラント・ナイバウアー(Br)
アドリアーナ・カラフスキー(S)
ジェルジ・ヴァシェギ(指)
パーセルcho、オルフェオO

録音:2019年1月8-9日/ブダペスト、リスト音楽院大ホール
グレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)は1728年から亡くなるまでエステルハージ家の宮廷楽長を務めた作曲家で、ハイドンの前任者。オ ラトリオ『善き羊飼い』(Der gute Hirt)の題材はウィーンの伝統的なもので、当時流行していたイエス・キリストの死、埋葬を描く音楽です。聖書に基づ いた内容でテキストの編纂はヴェルナー自身が行いました。キリストが語ったたとえ話である「善き羊飼い」とは、飼っている羊のうち一匹でも見失ったらそ れを必死に探そうとする者で、迷う罪人とそれを見つけて赦そうとする神のことを指しています。楽譜は現在ブダペストのハンガリー国立図書館に保存されて います。
エステルハージ・ミュージック・コレクション第1弾はハイドンの交響曲『朝』『昼』『夕』三部作(ACC26501)です。好評発売中。
ACCENT
ACC-24367(1CD)
ノスタルジア、記憶の海〜初期バロック音楽と地中海の歌
1 Giati pouli m' den kelaidis
2 ルイジ・ロッシ(1598-1653):パッサカリア/フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):アポロの嘆き
3 K-z-lc-klar oldu mu
4 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(c1580-1651):カポーナ
5 モンテヴェルディ:アポロのシンフォニア/アレッサンドロ・グランディ(1590-1630)
quam tu pulchra es
6 Ah, nice bir uyursun
7 バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1580-1640):スザンナ・パッセッジャータ
8 Ya salio de la mar
9 Nani nani
10 タランテッラ(即興)
11 Amor de mel, amor de fel
12 Sareri Hovin Mernem
13 ディエゴ・オルティス(c1510-c1576):Recercada segunda sobre el passamezzo moderno
14 前奏曲(即興)/Wa Habibi
15 サント=コロンブ(c1640-c1690/1700):前奏曲
16 サント=コロンブ:シャコンヌ
17 作者不詳(17世紀イタリア):人生のパッサカリア

【ボーナストラック】
18 Due discanti
ニハン・デヴェジオウル(歌)
フリーデリケ・ホイマン(ガンバ、リローネ)
シャビエル・ディアス=ラトレ(テオルボ、5弦バロックギター)

録音:2019年12月19-22日/ベルギー、ナミュール
複雑な歴史的背景を持つ地中海地域には多彩な文化が詰まっています。セファルディの歌、レバノン、トルコ、ギリシャの音楽、ヴェネツィアの芸術音楽か らスペイン、ポルトガルのファドまでさまざまな要素が盛り込まれた、トルコの歌手、ドイツのガンバ奏者、スペインのギタリストが奏でる古の地中海音楽集です。 (Ki)

Hortus
HORTUS-182(1CD)
17&18世紀の声楽とリュート、ヴィオールの作品集
(1)カンピオン:「アポロ!願わくばあなたこそ」〜アリア集第2巻 Op.5より
(2)パーセル:「つかの間の音楽」〜劇音楽「エディプス、テーベの王」Z.583より
(3)ミラヌッツィ:「苦しみのない愛はない」
(4)ビュイソン:前奏曲
(5)カンプラ:「ヴィアンと竪琴」
(6)作者不詳::「パッサカリア・デッラ・ヴィータ」
(7)マレ:「アルペッジョによる前奏曲」〜ヴィオール曲集第5巻 組曲 イ短調より
(8)カスタルディ:「誰が、わたしに幸せを見出そうか」
(9)パーセル:新しいグラウンド ホ短調 Z.T682
(10)カヴァッリ:歌劇「アポロとダフネの愛」より第3幕「アポロの嘆き」
(11)ユレル:「もし酒場に行くことがあったなら」
(12)ピッチニーニ:「アレマナと呼ばれるこのフランスの空気」〜リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集第1巻より
(13)モンテヴェルディ:「チェトラの調べに合わせて」〜マドリガーレ集 第7巻より
(14)キャンピオン:「コリンナがリュートに歌う時」
(15)パーセル:「ユリア、お前のいわれなき軽蔑の目は」
(16)マレ:ロンドー〜ヴィオール曲集第5巻 組曲 イ短調より
(17)作者不詳::「リゼットが大好き」
(18)ミラヌッツィ:「空気のような曖昧さ」
(19)ビーバー:パッサカリア
(20)ル・カミュ:「このボカージュでは何も聴こえない」
フランシスコ・ハビエル・マニャリチ(歌、ヴィオール)、
マルコ・オルヴァ(歌、リュート)
フランシスコ・ハビエル・マニャリチとマルコ・オルヴァが楽器を演奏しながら歌うという古来の伝統を受け継いだ形で演奏しました。収録作品は17世紀 から18世紀にかけてのフランス、イタリア、イギリスのレパートリーから選曲しました。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1720(1CDR)
F・クープラン:聖水曜日の3つのルソン・ド・テネーブル ユーグ・キュエノー(T) 
ジーノ・シニンベルギ(T)
フランツ・ホレチェク(Cemb/Org)
リヒャルト・ハラント(Vc)

録音:1958年?
※音源:Westminster XWN 18581、 W-9601
Forgotten Records
fr-1729(1CDR)
エトヴィン・レーラーのモンテヴェルディ
マドリガーレ曲集第8巻〜タンクレディとクロリンダの戦い*
3声のスケルツィ・ムジカーリ(音楽の諧謔)第1巻 より#
【羊飼いの少女/愛しのクローリ/バレット「美にふさわしい賞賛」】
マドリガーレ曲集第7巻 より
【唇よ、何とかぐわしく匂うことか+ /愛の神よ、私のなすべきことは** 】
ロドルフォ・マラカールネ(T;*,**)
ルチアーナ・ティチネッリ=ファットーリ(S)
バジア・レチツカ(S;#,**)
ラエルテ・マラグーティ(Br)*
ジェイムズ・ルーミス(B;#,**)
ルチアーノ・スグリッツィ(Cemb;*,**)
ルイ・ゲ・デ・コンブ,アントニオ・スクロゾッピ(Vn;#,**)
エジディオ・ロヴェーダ(Vc;**)
ミケランジェロ・ファゾリス(Cb;**)
エトヴィン・レーラー(指)
ソチエタ・カメラリスティカ・ディ・ルガーノO

録音:1961年11月5日-7日,ルガーノ大聖堂(ステレオ)
※音源:Ricordi 630036,CYCNUS, 30 CM 505

ARCANA
A-480(1CD)
『バッハ家の音楽帳』〜オリジナル手稿譜と当時の出版譜から再現する、バッハ一家の音楽の夕べ
バッハ: フランス組曲 第4番変ホ長調 異稿 BWV 815a - 前奏曲
バッハ:フランス組曲 第4番変ホ長調 BWV 815
ヨハン・クーナウ(1660-1722):聖書の物語の音楽的描写 「聖書ソナタ」 - 第4番瀕死のヒゼキア王とその回復
死の予告に嘆くヒゼキア王と、彼の熱心な祈り
その祈りを神が聞きとどけた
健康を回復した喜び
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783): ポロネーズ ト長調 (BWV Anh. 130)
ゲオルグ・ベーム(1661-1733):前奏曲、フーガと後奏曲 ト短調
バッハ:前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BW 998
フランソワ・クープラン:ロンドー 変ロ長調 (BWV Anh. 183)
(クラヴサン曲集 第2巻 第6オルドル 「牧歌」)
テレマン:序曲(組曲) 変ホ長調 (TWV 55:Es4 による) より ※
序曲
メヌエット I - II
ルール
ブーレー I - II
アリア
パスピエ I - II
バッハ:カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに」 BWV 992
アリオーソ 「旅を思いとどまらせようとする友人たちのやさしい言葉」
「他国で起こるかもしれないさまざまな不幸の想像」
「友人一同の嘆き」
「友人たちは(どうしようもないと知って)集まり、別れを告げる」
郵便馬車の御者のアリア
郵便ラッパを模したフーガ
. バッハ:ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV 691
フランチェスコ・コルティ (Cemb)

使用楽器:ハノーファーのクリスティアン・ファーター
1738年製楽器(ニュルンベルクのゲル
マン国立博物館所蔵)にもとづき、
ミラノのアンドレア・レステッリが1998年
に複製した楽器

録音:2019年5月13-15日ジャルディーノ音楽ホール、クレマ、クレモナ
※ デジタル配信版には、テレマンの組曲のうち、省略されている「アントレ」「ジーグ」「ポロネーズ」が収録されています。
アムステルダムでボブ・ファン・アスペレンに師事し、マルク・ミンコフスキのルーヴル宮音楽隊などで活躍、日本を含む世界各地でリサイタルを行 い、ソリスト、指揮者としても活動するほか、バーゼル・スコラ・カントルムで教鞭も取るフランチェスコ・コルティ。ここで聴かせてくれるのは、「アン ナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」「メラー手稿譜」「アンドレアス・バッハ 写本」など、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが関わった手稿譜に含まれるものを中心に収録した内容で、バッハ一家はおそらく、このようなプログラ ムで音楽を楽しんでいたのではないか、という再現となっています。各作品はそれぞれの手稿譜のオリジナルや、BWV 998では東京の上野 学園に保存されている自筆譜コピーなど、バッハ一家の資料として出来る限りの原本をあたって検証されています。結果、フランス組曲第4番 には異稿版に添えられた前奏曲を加え、偽作の疑いのあるメヌエットが省かれました。また、バッハ自身のカプリッチョに大きな影響を与えたと 言われるクーナウの「聖書ソナタ」の一部も収録され、こちらは1700年にライプツィヒで出版された一番最初の出版譜に拠っています。

RICERCAR
RIC-418(1CD)
『ああ、イエスは死なん』 アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675): 宗教モテット集
1. Ach Jesus stirbt ああ、イエスは死なん
2. O barmherziger Vater おお、慈悲深き父よ
3. Warum betrubst du dich, mein Herz 何ゆえに悲しむや、わが心よ
4. Ach Gott, warum hast du mein vergessen ああ神よ、何故ゆえに我を忘れしか
5. Erbarm dich mein 憐れみたまえ
6. Bis hin an des Creutzes Stamm 十字架に掛けられたり
7. Christ lag in Todesbanden キリストは死の縄目につながれたり
8. Vater unser 我らが父よ
9. Ich bin gewis, das weder Tod 我は信ず、いずれも死なりと
10. Triumph, Triumph, Victoria 勝利、勝利、栄光
11. Die mit Tranen saen 涙とともに蒔くものは
12. Wer walzet uns den Stein 誰が墓の入口から石を転がさん
13. Ist nicht Ephraim mein theurer Sohn エフライムはわが最愛の子なりしか
14. Ich fahre auf zu meinem Vater 我、わが父の元へと昇らん
15. Siehe, wie fein und lieblich ists 見よ、いかに美しく愛らしきかを
(12声のツヴァイファッハ・エコー)
ヴォクス・ルミニス (合唱/器楽合奏 古楽器使用)(Sop 4、Ct-tn 2、Tn 4、Bs 3、トランペット2、サックバット3、ドゥルツィアン、オルガン)
クレマチス (古楽器使用) …6、8、12
(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオローネ)
総指揮:リオネル・ムニエ

録音:2019年9月ガディンヌ聖母教会、ベルギー
ボヘミア生まれながらフライベルクで学び、ツィッタウでオルガニストとして活躍したドイツ・ザクセン地方の作曲家ハンマーシュミット。作曲家として の名声は絶大で、ドイツ三十年戦争の頃から室内楽や声楽など数多くの作品集が出版され、ポスト=シュッツ世代のドイツ中部で最も成功 した作曲家のひとりでした。本人の歿後、音楽の世間的な好みが大きく変わった18世紀にもハンマーシュミットの教会音楽はドイツ各地で根 強く愛され、そのことについての後続世代の音楽家たちの驚嘆の声も残っています。その作風はシュッツがヴェネツィアからドイツに持ち込んだコ ンチェルタート様式を継承したもので、各声部、クワイアが金管楽器と共に掛け合い、たいへん華やかです。シュッツ、ケルル、フックスなどドイツ 語圏の17世紀作品の解釈できわめて高い評価を博してきた少数精鋭の古楽声楽集団ヴォクス・ルミニスは、作品の真価を問う素晴らしい 演奏を披露、当時の名声をありありと思い起こさせてくれます。弦楽パートにはステファニー・ド・ファイー率いるクレマチスが参加。ヴォクス・ルミ ニスの先行盤となるバッハの先祖たちの作品集(RIC401・国内仕様NYCX-10068)と同じく、17世紀ドイツでは必ずしも広まっていなかっ たチェロを使わず、ヴィオローネ(コントラバスの前身)とドゥルツィアン(ルネサンス・ファゴット)だけが鍵盤と通奏低音を支える編成も効果的で、 青年バッハにつながる17世紀ザクセンの音楽を生々しく追憶させる演奏内容になっています。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-027(1CD)
リュリ:クロード・バベロン(不明-1715):王の親衛隊のための行進曲
抒情悲劇「プシュケ」 LWV 45
第5幕 最終場 - トランペット群と弦楽によるエコー形式の前奏曲
牧歌劇「ヴェルサイユの洞窟」 LWV 39(1667あるいは1668年ヴェルサイユ/台本: フィリップ・キノー)
抒情悲劇「プシュケ」 LWV 45 第5幕 最終場
- マルス神の信奉者による第1のエール
抒情悲劇「プシュケ」 LWV 45 第5幕 最終場 - 同、第2のエール
コメディ=バレ「ジョルジュ・ダンダン、あるいはやり込められた夫」 LWV 68(1668年6月18日ヴェルサイユ/台本:モリエール)
「ヴェルサイユの洞窟」
ダヴィッド・ヴィチャック(Br)…シルヴァンドル
アントナン・ロンドピエール(T)…コリドン
フランソワ=オリヴィエ・ジャン(T)…メナルク
ジュリエット・ペレ(S)…イリス
ダヴィド・ギラルディ(T)…ダフニス
ランセロ・ラモット(T)…リカス
セシル・アシール(S)…第1の女羊飼い/エコー
ヴィルジニー・トマ(S)…第2の女羊飼い
「ジョルジュ・ダンダン」
カロリーヌ・アルノー(S)…クリメーヌ
ヴィルジニー・トマ(S)…クロリス
フランソワ=オリヴィエ・ジャン(T)…-ティルシス/羊飼い
ダヴィッド・ヴィチャック(Br)…フィレーヌ
ヴィルジル・アンスリ(Bs-Br) -バッコス神の仲間
カロリーヌ・アルノー, ジュリエット・ペレ, ダヴィド・ギラルディ,
ギヨーム・グティエレス(T)…恋神に従う者たちの合唱
マルグリット・ルイーズ (合唱/管弦楽 古楽器使用)
ガエタン・ジャリ(指)

録音:2020年2月26-28日 ヴェルサイユ宮殿、十字軍の間
17世紀フランス宮廷で宮廷楽長として絶大な地位を誇ったリュリによる、モリエールとキノーという17世紀屈指の劇作家たちの演劇2作に添 えられた音楽を中心としたアルバム。いずれも演劇として物語が進行する合間にリュリの音楽が挟まれていくという趣向で、そのための音楽部 分のみを収録しています。演奏機会もそれほど多いとは言えない貴重な作品を、初演時の王室とゆかりの深いヴェルサイユ宮殿で制作され たフランス古楽器勢による新録音で聴けるのは貴重です。「ヴェルサイユの洞窟」は、宮殿内にある人工洞窟にまつわるお話で、台本はリュリ と組んで多くの傑作を生んだ詩人フィリップ・キノー、「ジョルジュ・ダンダン」は成り上がりものの主人公が、頭は切れるが浮気者の若妻にさんざ ん振り回されるという喜劇で、台本は人気作家のモリエール。彼は初演時に自ら主人公ダンダン氏役で舞台にあがり、劇中に挿入された牧 歌劇を歌う歌手たちと共演しました。「プシュケ」からの景気の良い音楽も取り混ぜて、ガエタン・ジャリ率いるマルグリット・ルイーズによる華麗 極まりない演奏でお楽しみいただけます。録音も、豪華絢爛な装飾で知られるヴェルサイユ宮殿内の「十字軍の間」で行われたものです。

Lauda
LAU-020(2CD)
NX-D07
ビクトリア(1548-1611): 死者のための聖務日課集、レクイエム
【DISC 1】
Ad Matutinum 朝課
Versus initialis 初めの祈り
1. Domine labia mea aperies (詠唱)
2. Deus in adjutorium meum intende (fabordon a 4)
3. Invitatorium:Circumdederunt me (詠唱)
Psalmus 94:Venite, exsultemus Domino (詠唱)
In primo nocturno 第1夜課
4. Lectio I:Parce mihi Domine (詠唱)
5. Responsorium I:Credo quod redemptor
6. Lectio II:Taedet animam meam
7. Responsorium II:Qui Lazarum resuscitasti (詠唱)
In tertio nocturno 第3夜課
8. Lectio VII:Spiritus meus attenuabitur (詠唱)
9. Responsorium VII:Peccantem me quotidie
Ad Laudes 賛課
10. Antiphona:Exsultabunt Domino (詠唱)
Psalmus 50:Miserere mei Deus
11. Antiphona:Ego sum resurrectio (詠唱)
Canticum:Benedictus Dominus Deus Israel
【DISC 2】
Missa Pro Defunctis 死者のためのミサ
1. Introitus:Requiem aeternam
2. Kyrie
3. Graduale:Requiem aeternam
4. Tractus:Absolve, Domine (詠唱)
5. Sequentia:Dies irae (詠唱)
6. Offertorium:Domine Iesu Christe
V/. Hostias et preces (詠唱)
7. Praefatium (詠唱)
8. Sanctus - Benedictus
9. In elevatione (motectum):Versa est in luctum
10. Agnus Dei
11. Communio:Lux aeterna
12. Postcommunio:Dominus vobiscum (詠唱)
Absolutio / Absolucion 赦祷式
13. Responsorium:Libera me, Domine
ラ・グランド・シャペル(Sop 4、Ct-t 2、Tn 4、Bs 2)
ホセ・ゴメス (バホン)
アルベルト・レカセンス(指)
詠唱:スコラ・アンティクァ (11名)
ホアン・カルロス・アセンシオ(指)

録音:2019年10月2-5日サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院、トレド
プロデューサー、エンジニア:フィリップ・ホップス (LINN RECORDS)
※ ミサ全体として世界初録音
黄金時代のスペイン最大の作曲家の一人ビクトリア。その代表曲にしてルネサンス期スペインの重要作品である5声の「死者のためのミサ曲 (レクイエム)」が1603年に作曲されたのは、およそ20年近くにわたって彼を支援した神聖ローマ皇太后マリア・デ・アブスブルゴ(カール5世の 娘、フェリペ2世の妹、マクシミリアン2世の妻)の葬礼のためでした。今回アルベルト・レカンセンスとホアン・カルロス・アセンシオが協力して制作 したこのアルバムは、ビクトリアが作曲した「レクイエム」とモテット数曲のみならず、当時歌われたと目されるカント・リャーノ(単旋律聖歌/詠唱) も含め、2日間にわたって行われた葬礼の音楽を全て収録したという労作です。さらに、スペイン教会音楽の当時の慣例を踏まえ、低声部を バホン(ファゴットの原型ドルツィアンのスペイン名)が先導しているのも注目で、その音色が芯となってハーモニーに安定をもたらし、非常に美し い響きを創り上げます。録音はLINN RECORDSのフィリップ・ホップスが担当。修道院の音響を見事再現した極上のエンジニアリングです。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-028(1CD+DVD)
NX-D07
アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ(1741-1813): 「獅子心王リシャール(リチャード)」 全3幕のオペラ・コミーク (1784) ブロンデル…レミ・マチュー(テノール/DVD)、エンゲルラン・ド・イス(テノール/CD)
リシャール…レイナウト・ファン・メヘレン(T)
ローレット…メロディー・ルルジャン(S)
アントニオ、伯爵夫人…マリー・ペルボー(S)
ウイリアム…ジョフロワ・ビュフィエ(Bs)
ユルバン、フロレスタン、マチュラン…ジャン=ガブリエル・サン=マルタン(Br)
ギヨー、シャルル…フランソワ・パルダイレ(T)
マチュラン夫人…セシル・アシール(S)
執事…シャルル・バルビエ(C.T)
コレット…アガート・ブデ(S)
ベアトリクス…ヴィルジニー・ルフェーヴル(S)
ル・コンセール・スピリチュエル(合唱、管弦楽/古楽器使用)
王立歌劇場舞踏団
エルヴェ・ニケ(指)

収録:2019年10月 ヴェルサイユ宮殿王立歌劇場
【CD】 収録時間:73分
【DVD】
収録時間:87分 NTSC All regions 片面二層ディスク
字幕:仏語、英語、独語
音声:Stereo & Dolby Digital 5.1
18世紀後半のフランスで最も愛された作曲家で、マリー=アントワネットの寵を受けながらフランス革命後も絶大な人気を保った、ベルギー出 身のグレトリ。19世紀以降も衰えなかった人気は、ユーロ導入前の故郷ベルギーで高額フラン紙幣にその肖像が使われたり、フランコ・ベル ギー派の作曲家ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第5番にその旋律が使われていたことにも示されています。そのヴュータン作品の典拠になった ほか、ベートーヴェンがピアノのための変奏曲に仕上げたブロンデルのロマンス「燃える情熱」、チャイコフスキーが歌劇「スペードの女王」で引用 したローレットのアリア「夜になるとあの人と話すのが怖い」、フランス革命のなか王政主義者の間で歌われたブロンデルのアリア「おおリシャー ル、おお我が王」などを含む音楽史上の重要作品が、彼の代表作のひとつ「獅子心王リシャール」。戦いと冒険に明け暮れたと伝わるイングラ ンド王リチャード1世、通称獅子心王リチャード(フランス読みでリシャール)の救出劇を描いたこの作品は、台詞をはさんで進行するオペラ・コ ミーク初期を代表する記念碑的作品にもかかわらず、録音・映像が意外なほど出てきませんでした。今回のアルバムは滅多に表れない古楽 器での録音としてもきわめて貴重で、18世紀フランス語オペラに名盤多数のニケのチームがこれを手がけている意義は計り知れません。しかも 今回はCDとDVDのセットで、映像の舞台演出は古典的演出に定評のあるピンコスキという豪華さです。ニケの演奏も力強さ漲る素晴らしい もの。豪華な歌手陣と詳細な時代考証に支えられた躍動感溢れる力演をお楽しみください。

RAMEE
RAM-1910(1CD)
ジャン・ボワイエ(1600以前-1648):酒と踊りの歌、宮廷歌曲(エール・ド・クール)
1. あなたの美しい目から離れて
2. わが心を清めてくれるフィランドル
3. どうしよう?何と言おう?
4. いまは自分らしくいられるとき
5. クラント
6. おいコンペール、ワインがあるぞ
7. 過ぎ去った快楽への厳しい追憶
8. きみの乙女心をくれないか
9. この麗しき目はどこからきたのか
10. なにしやがる、ウドの大木め
11. サラバンド
12. あなた以外に心を奪われたなら
13. 薄暗き森、漆黒の谷間
14. まったく!いつもひとつの情熱を抱えていなくては
15. 口を開けばその話ばかりね
16. わが愛しき酒瓶を手にしていれば
17. 美しき方、あなたの麗しさに
18. 美しく神々しき目よ、わが心に何を見つけたのです
19. わたしは生きていたい、あなたに仕えていると
ラタス・デル・ビエホ・ムンド(古楽器使用)
ミヒャエラ・リーナー (S)
スートキン・バプティスト (A)
インドレ・ユルゲレヴィチウーテ (声、カンテレ)
トゥマス・マシェ (Bs)
ユッタ・トロッホ (バロック・ハープ)
ロミーナ・リシュカ (ヴィオール)
ディモス・デ・ビューン (ガット弦チェンバロ)
フローリス・デ・レイケル(テオルボ、各種リュート、バロック・ギター、シターン、総指揮)

録音:2019年3月18-20日
聖アウグスティヌス教会、
アントウェルペン、ベルギー
RAMEEレーベルの新しいラインナップ「黒レーベル」の記念すべき第1作『OSSESO 愛の執着〜イタリアのマドリガーレ』 (RAM1808/ NYCX-10036)で、底深い執念と禁断の香り漂うマドリガーレで人々を魔性の魅力に引き込んだラタス・デル・ビエホ・ムンド。第2作は17世 紀フランスの宮廷作曲家ジャン・ボワイエの作品集です。いわゆる「エール・ド・クール」の作曲家として「どうしよう?何と言おう?」(トラック3)な どが有名なボワイエですが、アルバム1枚まるまるその作品集というのは、おそらく今回が初めての試み。美しい歌曲と抑制の効いた舞曲は上 品さを帯びたものですが、シターンやカンテレ、地声での歌などの響きが妖しいアクセントとなり、人々の集うところに生まれる様々な思惑も感じ させ、彼らならではの奥深さを音楽に与えています。ヴィオールに名手ロミーナ・リシュカが参加。

AMBRONAY
AMY-056(1CD)
シャルパンティエ: 四旬節の黙想 H. 380-389
ロベール・ド・ヴィゼー(1650から1665頃-1732以降):11.ド・ヴィゼー嬢へのトンボー
セバスティアン・ド・ブロサール(1655-1730):モテ「王キリストよ、救いたまえ」
マラン・マレ:ヴィオール曲集第1巻よりニ調の前奏曲
セバスティアン・ド・ブロサール:モテ「おお、怒りの日よ」
アンサンブル・レ・シュルプリーズ(声楽/器楽-古楽器使用)
パコ・ガルシア(オートコントル〈高音域テノール〉)
マルタン・カンデラ(ターユ〈テノール〉)
エティエンヌ・バゾーラ(バス=ターユ〈バリトン〉)
ジュリエッタ・ギニャール(ヴィオール)
エティエンヌ・ガレティエ(テオルボ)
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ((指)オルガン、クラヴサン)

録音:2019年9月9-11日サン=ピエール・ルター派教会、パリ
シャルパンティエが復活祭前日までの期間である四旬節のために書いた10篇のプティ・モテと、同時代のブロサールによるモテ2曲を中心とした アルバム。この時期には伝統的にイエスの死の理由、つまり人類の罪に思いを馳せ自粛節制して過ごす風習があり、そのため礼拝のための宗 教曲も演奏編成が最小限に絞られました。シャルパンティエはフランス王室の音楽監督リュリに締め出されながらも、パリのさまざまな宗教組 織に高く評価され名品を多く残しており、四旬節向けの小編成作品でも傑作が少なくありません。『四旬節の黙想』は男声での静謐な表現 が美しい名品中の名品。一方ブロサールは楽譜収集家として有名ながら、彼自身の作品は録音もたいへん少なく、同時代のシャルパンティ エとの作風対照例としても好適なカップリングと言えそうです。マレやド・ヴィゼーの器楽トラックも含め、フランス語圏で活躍をみせる古楽プレイ ヤーたちならではの洗練のきわみといえる新録音。男声中低域3人と通奏低音のみというアンサンブルが、心地よい響きを生み出します。ルイ =ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラは1989年フランス生まれの俊英。

Musique en Wallonie
MEW-1995(2CD)
NX-D07
オケゲム:シャンソン全集
【DISC 1】
1 森の妖精たちよ(オケゲム追悼)/レクィエム 〔5声〕
(ジョスカン・デプレ作曲)
2 わが婦人、誰よりも愛しき方
3 さながら身もこわばり、死したに等しく
4 過ぎし日には過ぎし日なりの
5 わが唇に笑みが
6 わが命とは、と問われるか 〔4声〕
(ヨハンネス・カルナゴのスペイン語歌曲による)
7 口づけをください
8 さらなる苦渋が
9 どれほど、あなただけを
10 悲しいのは、それでも死ねないこと 〔3声〕
11 嘘つきは調子づき
12 わが喜びはいとも優美に
【DISC 2】
1 彼女が愛してくだされば/鼻先であしらわれ 〔4声〕
2 悲しいのは、それでも死ねないこと 〔4声〕
3 あなたこそは新たなる美の女神
4 ただ死を待つだけが
5 ただ死を待つだけが/ただ期待感だけが
6 おお美しき薔薇よ 〔2声〕 (ヨハンネス・ベディングハムの歌曲による)
7 彼女から隔てられて
8 もしもあなたの心が
9 お示しください、あなたの理想の愛を
10 ほかの誰かに慕われている方なら
11 心を向けるのはあなただけです
12 死神よ、おまえは矢で痛めつけた/憐れんでください 〔4声〕
ジェシー・ローディン(指)
カット・サークル(2Sop、2Ten、Br、Bs)

録音:2018年8-9月 ザ・レコード・カンパニー、ボストン
2019年6月 ユニテリアン第一教会、ベルモント
ジェシー・ローディン率いるアメリカのルネサンス音楽のスペシャリストによる歌で、フランドル楽派初期の最重要作曲家オケゲムが残した21曲 のシャンソンと、その門下のジョスカン・デ・プレ、同時代のヨハネス・コルナゴ、ヨハネス・ベディンクハムの作品を収めたアルバム。オケゲムの世俗 シャンソン(多声によるフランス語歌曲)だけを集めたアルバムはきわめて貴重で、充実した解説書とともに見過ごせないリリースです。すでにジョ スカンのミサ曲集をはじめ、フランドル楽派の故郷ともいえるフランス語圏ベルギーが誇るMusique en Wallonieレーベルから数多くの名盤を 出している彼らがこのような企画に抜擢されたことは、古楽ファンにとっても待望の采配と言えるでしょう。6人編成と少人数ながら変幻自在の 歌声で、多彩な音楽を創り上げています。

RICERCAR
RIC-414(1CD)
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 ニ長調 D. 24
協奏曲 ト短調 D. 85 (Op.1-1)
協奏曲 イ長調 D. 89 (Op.1-6)
協奏曲 ホ短調 D. 55
協奏曲 ホ長調 D. 48
エフゲニー・スヴィリドフ ((指)ヴァイオリン/ヤヌアリウス・ガリーノ、ナポリ、1732年制作)
ミレニアム・オーケストラ (古楽器使用)

録音:2019年10月 ダダ・スタジオ、ブリュッセル
2017年ブルージュ国際古楽コンクールで圧倒的優位をみせ、世界の古楽ファンを驚かせた才人スヴィリドフ。前作「タルティーニ: ソナタ集」 (RIC391/NYCX-10018)でも見事なテクニックと感性で聴かせてくれた彼が、再びタルティーニに臨みます。レオナルド・ガルシア・アラルコン が音楽監督を務めるミレニアム・オーケストラをここでは自ら指揮し、安定のテクニックと、滑らかさと華やかさを兼ね備えた絶妙の指運びで、 瑞々しい音楽を創り上げています。タルティーニ没後250年の注目盤です。

MUSO
MU-040(1CD)
NX-B09
タルティーニ: 後期ヴァイオリン・ソナタ集 ヴァイオリンとチェロのデュオによる
ソナタ イ短調 Brainard a8
ソナタ イ長調 Brainard A4
ソナタ ニ長調 Brainard D19
ソナタ ニ短調 Brainard d5
ソナタ ニ長調 Brainard D9
デュオ・タルティーニ (古楽器使用)
ダヴィッド・プランティエ (Vn/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ、1766年制作)
アンナベル・リュイ (Vc/ニコラ・オーギュスタン・シャピュイ、1777年製作)

録音:2019年9月8-11日 サン・レミ教会、フラン=ワレ、ベルギー
前作"Continuo, Addio!"(MU031)ではバロック後期に生まれたヴァイオリンと通奏低音のための作品を中心に、チェロとのデュオという古 典派へ繋がる演奏スタイルで聴かせてくれたデュオ・タルティーニ。今回はこの過渡期を代表し、2020年に没後250年となったタルティーニに 焦点を当てています。収録しているのは、1796年にナポレオンの軍隊によりイタリアからフランスに持ち帰られ、現在その国立図書館に保管さ れている写本からの5つの未出版のソナタ。彼らが最も力を入れる作曲家だけに生き生きとした音楽性はさすがで、アンサンブル415やカフェ・ ツィマーマンをはじめ多くの古楽アンサンブルで活躍してきたブランティエならではの即興も交えつつ、和声楽器を伴わないからこそ生きる声部の 織り成す綾が実に魅力的です。

Ars Produktion
ARS-38570(1CD)
リチャード・ミコ(ca.1590-1661):ヴィオールのためのパヴァンとファンシー集 コンチェルト・ディ・ヴィオール

録音:2019年7月
ウィリアム・バードの元パトロンであったウィリアム・ピーター卿に22年間仕え、多数のヴィオール曲を残した17世紀イギリスの作曲家、リチャード・ミコ(ca.1590-1661)の作品集。ミコの作品カタログは、16〜17世紀イギリスの音楽生活にコンソート音楽がいかに深く根付いていたかを反映しており、ヴィオラ・ダ・ガンバやコンソート音楽の作曲家、音楽理論家として名を残すクリストファー・シンプソン(ca.1605-1669)も、ヴィオール音楽の代表的な作曲家の一人として彼の名を挙げています。各曲には「甘いバラ」「春と夏の間」「暗闇の中で」など副題がついていますが、これらは演奏者たちが聴き手の想像力をかきたてるために、ダウランド、ホルボーン、ヒュームらの伝統に倣って新しくつけたものになります。

Etcetra
KTC-1679(1CD)
ブリュッセルのトリオ・ソナタ集
ヘンドリク=ヤコブ・ド・クロース(1705−1786):トリオ・ソナタ第3番ト短調(Op.1より)
ピーテル・ファン・マルデレ(1729−1768):トリオ・ソナタ変ホ長調(VR 15)(世界初録音)
ファン・マルデレ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第6番(VR 6)
ウジェーヌ・ゴドシャルル(1742−1798):2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番ニ長調(Op.3より)
ド・クロース:トリオ・ソナタ第3番イ短調(Op.3より)(世界初録音)
ゴドシャルル:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第6番ハ長調(Op.3より)
プロジェクト・ブッス〔アン・クノップ(バロック・ヴァイオリン)、大野しほ(バロック・ヴァイオリン)、マチルド・ヴォルフス(バロック・チェロ)〕
プロジェクト・ブッス(アンサンブル・ブッス)は、メンバー全員が18世紀ベルギーの弦楽器製作家ブノワ=ジョゼフ・ブッス(1703−1773)の楽器のレプリカを使用しベルギー・バロックの音楽を紹介しているアンサンブル。楽器の製作・復元はすべてオランダの楽器製作家&研究家ヘールテン・フェルベルクモスが担当しており、アン・クノップ、大野しほ、マチルド・ボルフスの優れたピリオド楽器演奏家たちによって、ブリュッセルの知られざるトリオ・ソナタを再現しています。
Etcetra
ECL-1705(1CD)
ラインケン:トッカータ、パルティータ、組曲集
トッカータ イ長調
バレット − 様々なパルティータ
組曲イ長調(1710)〔アルマンド、クーラント、サラバンド、ジグ〕
トッカータ ト短調/フーガ ト短調
前奏曲ハ長調(バッハのBWV966より)
組曲ハ長調〔アルマンド、クーラント、サラバンド、ジグ〕
オランダのナイチンゲール「Schweiget mir vom Weiber nehmen, oder:Die Meierin」によるパルティータ
クレマン・ジョフロワ(Cemb)

録音:2017年12月、フランス
ヨハン・アダム・ラインケンは、おそらく1630年から1640年の間にオランダのデーフェンテルで生まれ、ドイツ北部のハンブルクでシャイデマンに師事し、その後ブクステフーデとともに北ドイツ・オルガン楽派の発展を支え、北ヨーロッパ全体に名声を広めたオルガニスト&作曲家。長い人生にも関わらず現在残されている作品は限られており、その中からチェンバロのためのトッカータ、パルティータ、組曲を収録。
クレマン・ジョフロワは、2011年にボローニャで行われたパオラ・ベルナルディ・ハープシコード・コンクールで第1位を勝ち取ったチェンバロ奏者。Enceladeレーベルには、ヴィヴァルディの「2台のチェンバロのための協奏曲集」(ECL1602)も録音しています。

Glossa
GCD-924009(2CD)
ボワモルティエ:オペラ・バレ 「キューピッドの旅」 (パリ、1736) オルフェオO、パーセルcho、
ジュルジ・ヴァシェジ(指)、シャンタル・サントン=ジェフリー(アムール〔キューピッド〕)、キャサリン・ワトソン(ゼフィールール)、ユディト・ファン・ワンロイ(ダフネ)、カティア・ヴェレタ(シテールの民、ヒュラース、ルシル、ディルケー)、エレオノール・パンクラツィ(ベロエ、アムールの巫女、ジュリー)、トマ・ドリエ(テルサンドル、アドヘルバル、占い師、オヴィド)

録音:2019年9月20日−23日、コダーイ・センター・コンサート・ホール(ペーチュ、ハンガリー)
エルヴェ・ニケに代わりGlossaのフランス・バロック・レコーディングを充実させてきたハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。Glossa移籍後もハイ・ペースで活発な録音活動を続けるヴァシェジが歩みを進めるフランス・バロック・プロジェクト。新たな録音は、当時としては珍しくパトロンの支援を受けずに創作と出版のみで生計を立てることができたというフランス・バロックの作曲家、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)のオペラ・バレ。1736年に王立音楽アカデミー(後のパリ・オペラ座)で初演された「キューピッドの旅(アムールの旅)」は、矢を放つ愛の神キューピッド(アムール)が、自身への真の愛を求めて村、町、宮廷を旅するという物語。この録音では、初演からすぐに代替バージョンが発表された第2幕は第1バージョン、第2バージョンの両方をまるごと収録しています。
このヴァシェジによる録音シリーズでもおなじみとなった、シャンタル・サントン=ジェフリーがタイトル・ロールで表情豊かな歌声を聴かせ、古楽界の名手サイモン・スタンデイジがコンサート・マスターを務めるオルフェオOの優雅な舞曲の数々も聞きものです。

MUSICAPHON
M-56924(1SACD)
ウィリアム・バベル:12のオーボエ・ソナタ (1725年出版) カルラ・シュレーター(Ob)、
コンサート・ロイヤル・ケルン

録音:2010年5月
イギリスで活躍したヴァイオリニスト、ハープシコード奏者、作曲家ウィリアム・バベル(ca.1690-1723)のオーボエ・ソナタ集。バベルはオーボエやヴァイオリン、フルートのための通奏低音つきソナタの作曲や、当時の有名なオペラ・アリアの鍵盤楽器用編曲に長けており、それらの楽譜はイギリスだけでなく、オランダやドイツでも出版されていました。様式の面ではヘンデルの影響が明らかですが、彼の作品は時にヘンリー・パーセルの作品よりも高く評価されていたといいます。(彼は当時の英語圏で最も重要な劇場の一つであった、王室のドルリー・レーン劇場でファゴット奏者をしていた父親に音楽的な訓練を受けました。その後ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752)のもとでレッスンを受けたことは確かですが、ヘンデルに師事したかどうかは分かっていません。)当時は印刷に多額の費用がかかったこともあり、楽譜の販売数を増やすため、上声部用にさまざまな代替楽器を示すのが一般的でしたが、この曲集の初版楽譜には「ヴァイオリンまたはオーボエ」が独奏楽器として明記されています。
コンサート・ロイヤル・ケルンは、オーボエ奏者のカルラ・シュレーターによって結成されたドイツのピリオド・アンサンブル。18世紀以降、演奏されていない貴重な作品をアーカイヴやライブラリーで探し出し、これらの作品の蘇演を目指しています。基本的な編成はオーボエ、ファゴットとチェンバロ。作品によって、ナチュラルホルンやナチュラルトランペット、ヴィオラ・ダ・モーレなど様々なピリオド楽器が加わります。
MUSICAPHON
M-56972(1SACD)
ヨハン・ゲオルク・リニケ:管楽器のための協奏曲&室内楽作品集(世界初録音)
2本のオーボエとオブリガート・ヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調
ヴァイオリン、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調
オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのトリオ・ソナタ変ロ長調
トランペット、オーボエ、フルート、バイオリンと通奏低音のためのソナタ変ホ長調「モルトリウム」
オーボエ・ソナタ ヘ長調
フラウト・トラヴェルソ、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ長調
2本のオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調/オーボエ協奏曲変ロ長調
コンサート・ロイヤル・ケルン

録音:2015年6月
1680年頃、ブランデンブルクの音楽家の家系に生まれた作曲家、ヨハン・ゲオルク・リニケ(ca.1680-1762)のオーボエをメインとする管楽器のための協奏曲&室内楽作品集。リニケは1699年にはベルリンの王室礼拝堂に入り「対位法の父」ヨハン・タイレ(1646-1724)の指導を受け、1705年に行われたゾフィー・シャルロッテ・フォン・ハノーファーの葬儀では、礼拝堂の責任者としてセンセーションを巻き起こしたといいます。名前の共通点以外にバッハ、ヘンデル、テレマンのような大作曲家とリニケとのつながりを想起するのは難しいかもしれませんが、彼はバロック時代の著名な作曲家との関わりが多い人物でした。ケーテンの宮廷で大バッハが活躍していた1718年頃に、リニケは宮廷を手伝っていたことが知られています。また1721年にはイギリスへの数年間の滞在許可を得て、1724/25年の冬まで滞在。イギリスでは数多くのコンサートを行い、ヘンデルのオーケストラに参加、特に1725年から26年にかけては、テレマンの指揮の下、ヘンデルのオペラ公演に参加していたといいます。バッハのブランデンブルク協奏曲のようにさまざまな楽器が活躍する、リニケの多彩な作品群をお楽しみください。

H.M.F
HMN-916117(1CD)
Ilgenioinglese〜天才/マッテイス、ロンドンのナポリ人
ヨハン・ショップ(c.1590-1667):涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランドによる)
ニコラ・マッテイス(c.1667-1737):グラウンドニ調「PERFARLAMANO」、組曲変ロ長調、ギターのための組曲、組曲イ短調、組曲ニ短調
マシュー・ロック(1621-1677):組曲 ホ短調
ゴットフリート・フィンガー(c.1660-1730):組曲ニ短調
ジョン・バニスター(c.1624-1679):ヘ調のグラウンドに基づくディヴィジョン(変奏)
アリス・ジュリアン=ラファリエール(Vn)
グラウンド・フロア〔エレナ・アンドレイエフ(Vc)、エティエンヌ・ガルティエ(テオルボ)、アンジェリク・モイヨン(Hp)、ピエール・ガロン(Cemb)〕

録音:2018年12月
ニコラ・マッテイスは、故郷イタリアを離れてロンドンに渡った天才ヴァイオリニスト。1590年頃に生まれ、1674年頃にロンドンに渡りました。ロンド ンに渡ってから3年ほどで亡くなりましたが、その素晴らしい演奏は当時の上流階級の人々を驚かせ、1676年には4巻から成る作品集の出版が始まったほ どに、その演奏と人柄で多くのパトロンを得た音楽家でした。ここでは、マッテイスの作品を中心に、当時活躍した音楽家たちの作品を並べて聴くことによって、 マッテイスがいかに当時の音楽家に影響を与えたか、ということをうかがい知ることができます。ヴァイオリン・ソロを務めるアリス・ジュリアン=ラフェリエー ルはピアノとヴァイオリンから音楽を学び始め、現在はバロック・ヴァイオリンを活動の中心に据えているアーティスト。アンサンブル・コレスポンダンスなど アンサンブルのメンバーとしても活躍しています。彼女の豊かな語り口が魅力の芸術性と、才能豊かなアンサンブル・グラウンド・フロアのメンバーの雄弁な 演奏により、18世紀の偉大な巨匠たちの足跡をたどる秀逸な1枚となっております。 (Ki)

ARCANA
A-481(1CD)

NYCX-10169(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『スペイン領ミラノの時代』〜ビウエラと鍵盤楽器によるスペイン黄金時代の音楽〜
ピエトロ・パオロ・ボルローノ(1490/95頃〜1563以降)
フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ(1497〜1543)
ルイス・ミラン(1500以前〜1560頃以降)
アントニオ・デ・カベソン(1510頃〜1566)
アロンソ・ムダーラ(1510頃〜1580)
マティアス・ヴェルレコレ(1522以前〜1574以降)
エンリケス・デ・バルデラーバノ(1547年前後に活躍)
1) タリアーナの戦い 第2部 ヴェレルレコレ
2) ベルドリンの美談 作曲者不詳(16世紀)
3) ヨハンネス・ルーピの「すてきな木蔭で」 カベソン
4) パバーナによる四つの変奏 バルデラーバノ
5) 第一旋法の聖歌によるファボルドネス カベソン
6) テントによるファンタジア ミラン
7) ロンバルディアのソネート バルデラーバノ
8) ゴンベールの「悲痛なる別れ」に装飾を施して カベソン
9) 「ラ・ゴンベルティーナ」と呼ばれたるパバーナ ボルローノ
10) ミラノ風ガリャルダによる変奏曲 カベソン
11) ジョスカンの「天の皇后に祝福あれ」 カベソン
12) ジョスカンの「天の皇后に祝福あれ」第2部 カベソン
13) ジョスカンの「天の皇后に祝福あれ」第3部 カベソン
14) ファンタジア ミラン
15) 讃歌「救世主、全ての者の贖い主」 カベソン
16) めでたし、海の星 カベソン
17) ルドビコの作法により
ハープ向けに編曲されたファンタジア ムダーラ
18) ビウエラによるティエント ミラノ
19) 第5旋法によるティエント カベソン
20) クラロス伯爵 ムダーラ
21) 「貴婦人のご所望で」による変奏曲 ムダーラ
マウリツィオ・クローチ(チェンバロ、木製管オルガン)
エヴァンジェリーナ・マスカルディ(ビウエラ)

「使用楽器」
チェンバロ:ヴェネツィアのドメニコ・ダ・ペーザロ1531年製作モデル(ライプツィヒ楽器博物館所蔵)にもとづく再現楽器、アンドレーア・レステッリ2020年製作
木製管オルガン:歴史的モデルにもとづく再現楽器、チェルメナーテ(イタリア)のヴァルテル・キナーリア2017年製作
ビウエラ:歴史的モデルにもとづく再現楽器、グラナダのフランシスコ・エルバス2019年製作

録音:2020年1月24-26日スイス・イタリア語放送ステリオ・モーロ収録堂、ルガーノ(スイス)

【国内盤】日本語解説付き
世代交代が進む21世紀のヨーロッパ古楽シーン。TactusやStradivariusなどイタリアの古楽レーベルで、筋の通ったバロック録音を数多く リリースしてきたマウリツィオ・クローチも、彼のアンサンブル「ペガッソ」やマルコ・ビズリー率いる「アッコルドーネ」などで確かな撥弦さばきを聞かせ てきたエヴァンジェリーナ・マスカルディも、明敏な古楽リスナーにとっては新譜が見逃せない存在。この二人が妥協なくルネサンス音楽と向き 合った今回の録音は、撥弦と鍵盤の共演がルネサンス期の音楽においても意外なまでに可能性に満ちていたことを、理屈抜きに伝える期 待通りの仕上がりです。 舞台は16世紀。大国スペインは群雄割拠のイタリア半島にまで覇権を伸ばし、ミラノもその勢力圏に収めます。そこでスペイン貴族のもと行 われた、撥弦楽器と鍵盤とが妙なる対話を聴かせたという音楽会の再創造が本盤のテーマ。スペインで愛されていた撥弦楽器ビウエラと、撥 弦楽器の作法を手本に独自のスタイルを確立しつつあったチェンバロとの対話がくりひろげられます。曲によって二重奏と独奏を描き分け、イ タリア半島でも聴かれたスペインのさまざまな秘曲の世界へ……両奏者の精妙な音楽性、直接音と空気感のバランスも素晴しい自然派エ ンジニアリングも魅力。ビウエラの妙音のかたわら、木製管オルガンや16世紀モデルのチェンバロの音色にも惹かれます。

NEOS
NEOS-22001(1CD)
「憧れの姿」〜ミーントーン調律(中全音律)アコーディオンによる作品集
(1)フレスコバルディ:マドンナのトッカータ
(2)フレスコバルディ:上昇のトッカータ
(3)フレスコバルディ:3 番目の歌
(4)ニコラウス・ブラス(b.1948):ハーモニーI(2014)
(7)フローベルガー(1616-1667):幻想曲II FbWV202
(6)フローベルガー:幻想曲V FbWV205
(7)フローベルガー:カンツォンII FbWV302
(8)ニコラウス・ブラス:ハーモニーII(2018)
(9)ニコラウス・ブラス:ハーモニーIII(2014)
(10)ニコラウス・ブラス:ハーモニーIV(2014)
(11)ツィポーリ(1688-1726):カンツォーナ ニ短調
(12)ツィポーリ:カンツォーナ ハ長調
(13)ツィポーリ:カンツォーナ へ長調
(14)ツィポーリ:カンツォーナ ホ短調
(15)ツィポーリ:カンツォーナ ト短調
(16)ニコラウス・ブラス:「憧れの姿」(2019)
(17)フレスコバルディ:ベレロフォンテの第5 カンツォン(1645)
(18)フレスコバルディ:クエリーナの第9 カンツォン(1645)
(19)フレスコバルディ:堅苦しいカプリチオ(1624)
ハンス・マイアー(ミーントーン・アコーディオン)

録音:2019年9月
ミーントーン(中全調律)とは 15〜19 世紀に主に鍵盤楽器で使われた調律法で 3 度音程の純正さを保つために完全 5 度 の音程の幅をわずかに狭めています。中世からバロック音楽の演奏ではよくこの調律法が採用されることが多く、現代の平均律 と較べると独特の典雅でひなびた印象を与えます。フレスコバルディ、フローベルガー、ツィポーリらの鍵盤作品(もとはチェンバ ロのために書かれたと思われる)をアコーディオンで弾くこと自体がチャレンジングでどこかで聴いたようで実は初めて聴くよう な不思議な感覚にとらわれます。そして現代の作曲家ブラスはこの楽器をオルガンのように扱い、クラスターを多用した抽象画 のようなテクスチュアを描き出しています。バロックと現代音楽がアコーディオンという同じ土俵の上で相対した鮮烈なディスク。

ALIA VOX
AV-9938(1CD)
SYNERGIA〜キプロス島の音楽
1. Nanourisma
2. Andrikos karsilamas - Mandra (器楽)
3. Kochini triandafillia mou
4. Bahcada guzu 4’02
5. Fesligan - Ipsintri vasilijia mou
6. Kozan (instr.)
7. Gazel - Ada Sahilleri - Matia Mou
8. Drepanin (instr.)
9. Esira to milon
10. Yinekios karsilamas (器楽)
11. Hava mola
12. Pafitissa foni
13. Vraka - Konyal?
ディミトリ・プソニス(サントゥール、ザズ、指揮)、
カテリーナ・パパドプーロウ(ギリシア語の歌唱)、
エダ・カライトゥグ(トルコ語の歌唱)、
ミカリス・クルミス(Vn)、
ユルダル・トカン(ウード)、
ヴァゲリス・カリピス(パーカッション)

録音:2019年1月30-2月2日、アテネ(ギリシア)
キプロス島に古代から伝わる美しい歌と踊りを集めた1枚。すべてディミトリ・プソニスがセレクトした楽曲。プソニスは1961年アテネ生まれ。11歳で クラシックギターを始め、18歳よりサントゥールをはじめとする様々な楽器を学ぶようになります。これまでにサウンドトラックの録音のほか、サヴァールと の共演も多数の、ジャンルや時代を超えた活躍をみせている音楽家です。ここえはプソニスの呼びかけにより、キプロス島の歌手や楽器奏者のほか、ギリシャ やトルコの音楽家が結集しました。島に口頭伝承で伝わる古の音楽と、現代でも歌い継がれているもの両方が、実に活き活きと演奏されています。世代を超 えて受け継がれてきた伝統を知り尽くしたアーティストたちが、愛の歌、子守唄、そして情熱と活力に満ちた踊りに新たな命を吹き込んでいます。SYNERGIA (synergy)は相互作用の意味。古から伝わる音楽と、現代で活躍する音楽家たちによる生き生きとした対話が魅力です。キプロス島の古代文化の豊かな 多様性を感じる内容です。 (Ki)

CPO
CPO-555225(1CD)
NX-B02
マルティン・クリスティアン・シュルツェ(18世紀):Trattamento dell’Harmonia 和声の扱い
4つの楽器のためのシンフォニア
アンサンブル・クリンゲクンスト
【メンバー】
ジークリンデ・グレシンガー(トラヴェルソ)
ディミトリス・カラカンタス(バロック・ヴァイオリン)
クリストフ・ウルバネツ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カタジナ・チホン(バロック・チェロ)
マヤ・ミヤトヴィチ(Cemb)

録音:2018年2月4-8日
世界初録音
18世紀に活躍した作曲家シュルツェ。彼に関する伝記情報は、ほとんど伝えられていません。1733年にパ リで出版された彼の「Trattamento dell’Harmonia 和声の扱い」と題されたシンフォニア集の表紙には 「M・C・Schultze・ D・B」と名前が頭文字で記されており、これは国際的な音楽資料収集組織“RISM” によると「ベルリン出身のマルティン・クリスティアン・シュルツェ」の意味とされています。6つのシンフォニアは調 和のとれた形式で書かれているだけではなく、ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏には高い技術が求められており、シュ ルツェは優れたガンバ奏者であったと推測されます。ヴァイオリン・パートにも同じように高い技術が要求されて いますが、フルート・パートは比較的易しく書かれており、アマチュア向けに書かれたものと思われます。バロッ ク期の音楽に造詣の深いアンサンブル・クリンゲクンストによる活気に満ちた演奏で。
CPO
CPO-555334(2CD)
NX-D11
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):歌劇「カオニアのエネア」2幕 リリア…カルメラ・レミージョ(S)
エネア…フランチェスカ・アショーティ(Ms)
アンドロマカ…チェルソ・アルベロ(T)
エレノ:アンドロマカの妻…ラファエラ・ルピナッチ(Ms)
ニーソ:カオニアの女王…パオラ・ヴァレンティーナ・モリナーリ(S)
エネア・バロックO(ピリオド楽器使用)
ステファノ・モンタナーリ(指)

録音:2019年9月1-5日
世界初録音
2018年にメゾ・ソプラノ歌手フランチェスカ・アショーティによって設立された「エネア・バロックO」。その 素晴らしい演奏により、瞬く間にローマ有数のバロック・アンサンブルとして名を上げました。この世界初録音:となるハッセの「カオニアのエネア」は世俗カンタータの一種である「セレナータ」に属する作品で、声楽家と器 楽グループが主として野外で演奏することの多い、控えめな演出を伴うオペラとカンタータの中間的な存在 だったとされています。1725年に同じくセレナータ「アントニオとクレオパトラ」の上演が成功し、人気者となっ たハッセは次々とオペラやセレナータを作曲。この1727年に初演された「カオニアのエネア」もハッセの人気に 拍車をかけることとなりました。残念な事に、初演後は歴史に埋もれていた作品ですが、モーツァルトを予見 するほどにニュアンスに富んだ旋律と活気に満ちた音楽が魅力的です。
CPO
CPO-555097(1CD)
NX-B10
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):ヴェルサイユの噴水

(1) 『ヴェルサイユの噴水』

(2)グラン・ピエス

(3)『アスクレピオスのコンセール』
テレサ・ワキム(ソプラノ・ソロ)
(1) ラトネ…ヴァージニア・ウォーンケン(Ms)
フローレ…モリー・ネッター(S)
アポロン…アーロン・シーハン(T)
セレス…ソフィー・ミショー(Ms)
エンチェラーデ…ジョン・テイラーウォード(Br)
バッカス…ブライアン・ギーブラー(T)
名声…マーゴ・ルード(S)
宴の神、コムス…ジェシー・ブランバーグ(Br)
運河の神…オリヴィエ・ラケル(Br)
(2)(3)テレサ・ワキム(ソプラノ・ソロ)
ヴァージニア・ウォーンケン(メゾ・ソプラノ・ソロ)
ジェイソン・マクストゥーツ(テノール・ソロ)
アーロン・シーハン(テノール・ソロ)
ジェシー・ブランバーグ(バリトン・ソロ)
ジョン・テイラーウォード(バリトン・ソロ)

ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
ボストン古楽音楽祭チェンバー・アンサンブル
ロバート・ミーリー(コンサートマスター)
ポール・オデット(指)
スティーヴン・スタッブス(指)

録音:2019年1月27日-2月4日
ゼンデザール、ブレーメン
世界中で高く評価されているボストン古楽音楽祭アンサンブル。cpoでは特にフランスものを中心としたバ ロック・オペラの録音で親しまれています。彼らが今回手掛けたのは、フランス・バロックの偉大な作曲家の一 人、ミシェル=リシャール・ドラランド(ド・ラランド)の作品です。 1683年、25歳のドラランドは“太陽王”ルイ14世の宮廷音楽家として召し抱えられると、すぐに王のお気に 入りの一人となり、王女の音楽教師を務めながら、1714年には王室礼拝堂(シャペル・ロワイヤル)の楽 長となって、亡くなるまでその職務にあたりました。彼は宗教的な作品だけでなく、宮廷の行事のための作品 も数多く書き、これらは王族や貴族たちの間で人気を獲得しました。とりわけ『ヴェルサイユの噴水』は、美し く瀟洒な噴水の周りに神々が集まり、素晴らしい庭園の完成を祝うという内容の音楽劇で、この洗練され た作品は王を始めとした宮廷人たちを大いに喜ばせたのです。 『アスクレピオスのコンセール』は1683年5月に初演された劇音楽。アスクレピオスとはギリシャ神話に登場す る名医で、おそらくルイ14世の病気快癒を祝って上演されたと考えられています。「グラン・ピエス」は王が好 んだと言われる技巧的な小品です。

ARCANA
A-119(1CD)
NX-A11
『ヴェネツィアとその彼方』
アントニオ・ロッティ (1667頃-1740):4声のソナタ 変ロ長調〜2つのオーボエ、ファゴット、通奏低音(アーチリュート、チェンバロ)
アントニオ・カルダーラ (1670-1736):シンフォニア ト長調〜リコーダー、オーボエ、通奏低音(ヴィオローネ、アーチリュート、チェンバロ)
ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 RV 103〜リコーダー、オーボエ、ファゴット
ガルッピ (1706-1785):3声のソナタ ト長調〜フルート、オーボエ、通奏低音(ヴィオローネ、アーチリュート、チェンバロ)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フェランディーニ (1710頃-1791):ソナタ イ短調 Op. 2-2〜オーボエ、通奏低音(Cemb)
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ (1690頃-1758):協奏曲 変ロ長調〜オーボエ、ファゴット、通奏低音(ヴィオローネ、アーチリュート、チェンバロ)
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ (1697頃-1763):ソナタ ト短調〜オーボエ、チェロ、通奏低音(ヴィオローネ、アーチリュート、チェンバロ)
古楽アンサンブル アフィニタ(古楽器使用)【エリザベト・バウマー (Ob)、マリエッラ・クキエーロ (オーボエ、リコーダー、ジークリンデ・クレシンガー (トラヴェルソ)、イヴァン・カレスターニ (Fg)、ペーター・トレフリンガー (Vc)、リッカルド・コエラーティ・ラーマ (ヴィオローネ)、ピエトロ・プロッサー (アーチリュート)、渡邊孝 (Cemb)】

録音:2018年4月2-7日
聖マルティン・クラーゲンフルト教区教会、オーストリア
「バロックオーボエ奏者エリザベト・バウマーにより、オーストリアとイタリアで活躍する古楽奏者の精鋭たちを集めて2012年に結成されたアンサ ンブル『アフィニタ』のデビューアルバムは、『ヴェネツィアとその彼方』。18世紀に活躍した、ヴェネツィアと深く関係を持った7人の作曲家たちによ る、木管楽器のために書かれた室内楽作品が選ばれました。ロッティのソナタにおけるファゴットの超絶技巧、世界初録音となったフェランディー ニのオーボエ・ソナタで聴かれる深い叙情性や爆発的な感情の起伏、そして、プラッティのオーボエとチェロのためのトリオ・ソナタにおける二つの 独奏楽器の間で行われるスリリングな音楽的対話など、多くの聞きどころを含みます。演奏家たちは、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、アカ デミア・ビザンチナ、エウロパ・ガランテ、などで活躍する演奏家たちからなり、音楽家としてだけではなく、良き友人として尊敬し合うメンバーの 『アフィニタ=親和性』も録音から感じていただくことができるでしょう。」―――アフィニタ、チェンバロ奏者・渡邊孝

ALPHA
ALPHA-636(1CD)
17-18世紀英国のカントリー・ダンスと歌
1. 「ボニー・カシャーン・ロギー」
2. ベッラミラ…ソロモン・エックレス(1618-82)による
 グリーンスリーヴス…ジェームズ・オズワルド(1710-69)
3. 「ウィッティ・ウエスタン・ラッセ」(ベガー・ボーイ)
4. 月の皇帝-オーモンド・ハウス
5. 「なんと下劣なる陰謀の悪徳よ」…ヘンリー・パーセル(1659-95)
6. セフォーチの別れ…ヘンリー・パーセルによる
7. 「イタリアの歌(逃げろ、逃げろ)」…ヘンリー・ローズ(1595-1662)による
8. 誰のものでもないジグ〜黒と灰色〜私たちのいい人はどこに横たわる〜メイデン通り
9. 「冬の寒さなど、どこかへ行ってしまう」
10. ジョン、今すぐ来てキスして…トーマス・バルツァー(1630頃-63)、クリストファー・シンプソン(1605頃-69)、ディヴィス・メル(1604-62)、ソロモン・エックレスによる変奏
11. 「ダフネが、公正なるポイボスのもとを去ったとき」
12. スコットランドのラント〜アルジェ…ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657)による変奏
13. 「レイン氏の気まぐれ」
14. モンク卿のマーチ…ヘンリー・パーセル
 野営への呼びかけ…ジェームズ・オズワルド
15. 「町の若者たち」…ヘンリー・パーセルによる
16. バッカスの健康(ポール
レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン【フィオナ・マクゴウン (Ms)、エネア・ソリーニ (バリトン、打楽器、ダルシマー)、フランソワ・ラザレヴィチ (フルート、ミュゼット、指揮)、デイヴィッド・グリーンバーグ (Vn)、リュシル・ブーランジェ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、エリック・ベロック (リュート、シターン)、マリー・ブルニジアン (トリプル・ハープ)】

ニック・スコット (T)
オリヴァー・ポスティック、アイヴァー・アンドレアス・エルヴュー、デイヴィッド・コー、
エネア・ソリーニ、フランソワ・ラザレヴィチ (コーラス)

録音:2019年11月、12月 サル・コロンヌ、パリ
各種のフルートとバグパイプの名手フランソワ・ラザレヴィチ。バッハやテレマンなどフルートのためのバロック作品をそのレパートリーの一つの軸とす れば、小型のバグパイプであるミュゼットなどを使った故国フランスの古い作品がもう一つの軸、そしてもう一つの大切な軸が英国やその周辺国 の作品で、得意とするバグパイプやフルート類はその響きにぴったりです。今回のアルバムには、1651年から1728年の間にジョン・プレイフォー ド(1623-86)の出版社より20冊以上刊行され、大ヒットした「英国式舞踏指南」に掲載されたメロディを収録しています。ラザレヴィチ自身 が彼の主催するレ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアンとの演奏のため編曲を行い、「イタリアの歌」でのヴァイオリンの変奏はディヴィッド・グリーン バーグによるもの。聴いていると体を動かさずにはいられない、そんな楽しくも美しい音楽が次々と繰り出されます。

CALLIOPE
CAL-2079(1CD)
デュパルク:歌曲集
悲しき歌/ため息/戦いの起こった国へ/旅への誘い/波と鐘/エレジー/恍惚/ロズモンドの館/フィレンツェのセレナード/フィディレ/ラメント/遺書/前世
エマニュエル・キュリー(Br)、
サンドラ・シャモー(P)

録音:2019年4月18日−20日、プリュレ・ド・シラン(フランス)
その作品の大半を自らの手で破棄してしまったため、現存する作品は限られているものの、19世紀後半〜20世紀前半のフランスにおける歌曲の大家としてその名を歴史に遺すアンリ・デュパルク(1848−1933)。
カリオペ(Calliope)が贈るデュパルクの歌曲集は、13曲の作品を作曲年代順に配置。デュパルクの限られた作品、作曲期間の中での変遷を表現したフランスのレーベルならではの好プログラムです。
エマニュエル・キュリーはコンテンポラリー・ダンサーからバリトン歌手へと転身を遂げたユニークな経歴の持ち主。ヴェルサイユ・バロック音楽センター、スタジオ・ヴェルサイユ・オペラで研鑽を積み、ブクステフーデからリゲティまで、幅広いレパートリーを持ち味として活躍しています。

Signum Classics
SIGCD-624(2CD)
マイケル・フィニシー:パイアス・アンセムズ&ヴォランタリーズ
安息日が過ぎて/安息日が過ぎて − ダブル(オルガン・ソロ)/主のみ母の奇跡を見よ/主のみ母の奇跡を見よ − ダブル(オルガン・ソロ)/「暁の星の輝きのいかに美しきかな」によるコメンタリー(器楽)/カンタータ 「主キリスト、神のひとり子」/BWV.562によるコメンタリー(器楽)/プレブス・アンジェリカ/プレブス・アンジェリカ − オルタナティヴ(オルガン・ソロ)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)、
グレン・デンプシー(Org)、
ジェイムズ・アンダーソン=ベサント(Org)、
サラ・オフリン(Fl)、
セシリー・ウォード(Vn)

録音:2019年7月14日−18日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral & Song Choice」(SIGCD541)、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」(SIGCD456、SIGCD567、SIGCD588)に選ばれるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持しています。
新たな録音は、1946年タルス・ヒル(イギリス)生まれの作曲家&ピアニスト、マイケル・フィニシー(フィニッシー)を取り上げました。王立音楽アカデミーやサセックス大学、サウサンプトン大学で教え、ボストンの現代音楽祭(SICPP)のコンポーザー・イン・レジデンス、メルボルンのヴィクトリアン芸術カレッジやケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジのレジデント・アーティストを務めるなど幅広く活動するフィニシーが、16世紀初期のモテットやバッハのカンタータなどにインスピレーションを得た宗教合唱作品。アンドルー・ネスシンガが4年間かけて1曲ずつじっくりと解釈してきたという、豊かで深みのある美しい合唱芸術です。
Signum Classics
SIGCD-646(1CD)
冬の夜〜合唱、金管五重奏とオルガンのためのクリスマス音楽
イングランドの伝承曲(フィリップ・マーシャル編):三隻の船
セシリア・マクドウォール:冬の夜(ア・ウィンターズ・ナイト)
フィリップ・レジャー:アダムは囚われの身
ヴォーン・ウィリアムズ(オリヴァー・アーニー編):ああベツレヘムよ
ザムエル・シャイト:ベツレヘムに幼な子生まれぬ
ジョン・ゴス(デイヴィッド・ウィルコックス編):冬の雪の中で見て
ホルスト(ティモシー・ジャクソン編):凍えそうな寒い冬
W.J.カークパトリック(ロバート・クィニー編):飼い葉の桶で
ジョン・ラッター:なんと甘美な音楽
イングランドの伝承曲(デイヴィッド・ウィルコックス編):明日はわたしが踊る日
ジョン・フランシス・ウェイド(デイヴィッド・ウィルコックス編):神のみ子は今宵しも
伝承曲(ロジャー・ハーヴィー編):午前三時過ぎ
ジョナサン・ウィルコックス:柊と蔦は
チャールズ・ウッド(ハリソン・オクスリー編):み子のみ母よ
メンデルスゾーン(オリヴァー・ターニー婉曲):天には栄え
フランスの伝承曲(マック・ウィルバーグ編):ディンドン空高く
ウィンチェスター・カレッジ礼拝堂cho、
オニックス・ブラス、
ベンジャミン・カニンガム(Org)、
ハワード・イオナスク(ディレクター)
合唱やオルガンによる伝統的なクリスマス・コンサートやキャロル・サーヴィスに金管アンサンブルを組み合わせるという、近年人気が高まっているスタイルによるクリスマス・アルバム。1382年創立という英国最古のパブリック・スクールである「ウィンチェスター・カレッジ」の礼拝堂合唱団が歌うピュアな少年合唱の響きに、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの伝統を受け継ぐ英国有数の金管五重奏団「オニックス・ブラス」の輝かしきブラス・サウンドを加え、「飼い葉の桶で」、「神のみ子は今宵しも」、「天には栄え」など世界で親しまれる讃美歌やクリスマス・キャロルの素敵なアレンジで聖なる夜を彩ります。










Ars Musici
ARS-232187(1CD)
バッハ・トランペット・ガラ Vol.3
シャルパンティエ:トランペットのための2つのエア
クープラン:教区のためのミサ曲〜グラン・ジュによる奉献唱
バッハ:カンタータ第34番「おお永遠の火、おお愛の源よ」BWV.34
作曲者不詳 (Suddeutschland, um 1760):Sechs Munchener Aufzuge (I)
マンフレディーニ:協奏曲 ニ長調 (1711)
作曲者不詳 (Suddeutschland, um 1760):Sechs Munchener Aufzuge (II)
フランツ・クサヴァー・シュニツァー:オルガンのためのソナタ第1番 ハ長調
カルダーラ:4つのトランペット、ティンパニとオルガンのためのソナタ第2番 ハ長調
バッハ:オルガンのためのコラール「われらが神は堅き砦」 BWV.720
バッハ/W.F.バッハ:カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」より
パッヘルベル:オルガンのためのシャコンヌ ヘ短調
ジャン=ジョセフ・ムーレ:交響的組曲第1番(1729)
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル
アルノルト・メール(指)
エドガー・クラップ(Org)

録音:1994年8月1日−4日
1971年にアルノルト・メールによって設立された、ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル。バイエルン放送とArs Musiciとの共同制作盤第3巻は、第1巻(232123)でも共演している、ドイツ・オルガン界の名匠エドガー・クラップとの共演作。トランペットの華やかな音色とオルガンが生み出す荘厳な響きに注目。
Ars Musici
ARS-232221(1CD)
カール・ディッタースドルフ(1739-1799):宗教作品集
レクイエム ハ短調
聖ヨハン・ネポムクの栄誉に捧ぐオッフェルトリウム
ロレートのリタニア
ハンナ・ファリネッリ(S)、
ビルギット・カルム(A)、
ハイナー・ホプフナー(T)、
ニコラウス・ヒルデブラント(Bs)、
ゲオルク・ラッツィンガー(指)、
ミュンヘン・コンソルティウム・ムジクム、
レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊

録音:1986年7月21日−24日、小聖堂教会(レーゲンスブルク、ドイツ)
ハイドンやモーツァルトと同時代のウィーンに生まれた古典派の作曲家、ディッタースドルフの知られざる宗教作品集。合唱音楽の巨匠ラッツィンガー率いるレーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊の歌声で。

Gimell
CDGIM-051(1CD)

PCDGIM-051(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲集 「フェラーラ公エルコーレ」、
「恋の相手を変えたのなら」、「嘆きながら」
タリス・スコラーズ
ピーター・フィリップス(指)

録音:マートン・カレッジ・チャペル
1973年の結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー" タリス・スコラーズ。1986年にリリースされ見事グラモフォン大賞を受賞した「ミサ・パンジェ・リングァ」から始まり、33年かけてじっくりと積み上げてきたジョスカン・デ・プレ(c.1450−1521)のミサ曲全集。2021年の没後500周年アニヴァーサリー・イヤーに向けて、ついに最終巻となる第9巻が登場します!
最終巻では、ジョスカンが尊敬していたオケゲムのモテットに基づくミサ曲「恋の相手を変えたのなら(ダン・オートル・アメ)」、非常に短い旋律(8音と4音)から興味深い作品へと組み立てられたミサ曲「フェラーラ公エルコーレ(エルクレス・ドゥクス・フェラリエ)」とミサ曲「嘆きながら(フザン・ルグレ)」の3つの偉大な作品を収録し、タリス・スコラーズが誇る緻密に入念に編み込まれたポリフォニーでジョスカン・デ・プレの傑出した作曲技法を探求。録音史上に燦然と輝く、まさにピーター・フィリップスとタリス・スコラーズにしか成し得なかった偉大なプロジェクトが完成しました。ルネサンス音楽の愛好家はもちろん、古楽や合唱関係者、そしてすべてのクラシック・ファンにお届けする至高のジョスカン・ミサ曲全集です。

Indesens
INDE-132(1CD)
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジー
マレ:スペインのフォリア
ヴァンサン・リュカ(Fl)

録音:2019年7月3日−4日、スタジオ・リブレット(フランス)
歳という若さでパリ国立高等音楽院に首席入学を果たし、同校を首席で卒業。
トゥールーズ・キャピトルOに在籍した後、1989年にベルリンPOに入団しアバド時代に6年間在籍。現在は母国フランスの名門、パリOの首席奏者として活躍するフランス・フルート界のエリートです。
フランスの名フルーティストの最新作は「無伴奏」作品集。バロック時代における無伴奏フルートのための最高峰、テレマンの「12のファンタジー」とマレの「スペインのフォリア」を組み合わせ、モダン・フルートでバロック音楽による「無伴奏フルート」の奥深く、味わい深い世界を創り上げています。
ヴァンサン・リュカが愛用しているのは、ここ日本におけるフルートメーカーのパイオニア的存在である「ムラマツフルート」。リュカの無伴奏によるテレマンとマレ、そして麗しきフルートの音色を存分にお楽しみください。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-026(3CD)
NX-D07
ラモー:「レ・ボレアド」(1763) 全5幕の叙情悲劇 アルフィーズ…デボラ・カシェ (S)
セミル…カロリーヌ・ウェイナンツ (S)
アバリス…マティアス・ヴィダル (T)
カリシス…ベネディクト・クリスティアンソン (T)
アダマス…ブノワ・アルヌール (Br)
ボリレ…トマーシュ・シェルツ (Bs-Br)
ボレ…ニコラス・ブローイマンス (Bs)
アポロン…ルーカシュ・ゼマン (Br)
愛…ヘレナ・ホゾヴァ (S)
ポリムニ…パヴラ・ラドストヴァー (S)
第1のニンフ…アンナ・サヴィシャ (S)
第2のニンフ…テレザ・マリチュカヨヴァー (S)
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704(管弦楽と合唱/古楽器使用)

録音:2020年1月23-25日 ヴェルサイユ宮殿旧王立歌劇場
1763年、七年戦争終結の祝賀のために作曲された「レ・ボレアド」は、その素材をギリシャ神話から取っており、北風の神ボレアスを信奉する ボレアドと呼ばれる人々の女王が、身分違いの恋を貫いた末にそれを勝ち得るという物語。どうしたわけか初演はキャンセルされ、その後すぐに 当時のオペラ座(サル・デュ・パレ・ロワイヤル)が火災に見舞われたうえ、翌1764年にはラモーが亡くなってしまい、上演の機会を得られないま ま国立図書館に200年ものあいだ眠ることとなりました。その初演は1964年、フランスの放送局ORTFにてラモーの没後200年記念事業と して放送。舞台での初演は1982年にジョン・エリオット・ガーディナーの手によって行われ、同年録音もなされています。2003年にはウィリア ム・クリスティ指揮による舞台の映像収録もありましたが、管弦楽のみの組曲版ではない全曲録音はそれ以来現れず、今回のヴァーツラフ・ル クスによる録音はその後の研究成果をふまえての貴重なものです。また、ヴェルサイユ宮殿内の歌劇場(その完成はこの歌劇の作曲より後と はいえ)での録音という点でも意味のあるものと言えるでしょう。古典派時代と言ってよい頃の作ということもあり、クラリネットやホルン、打楽器 などを動員したラモーならではの管弦楽センスが映える、当時としては最大編成のオーケストラを生き生きとした古楽器演奏で聴ける点も魅 力。独唱陣は、近年活躍目覚ましくル・ポエム・アルモニークによる「アレグリ:ミゼレーレ」(ALPHA438/NYCX-10093)でもソプラノのトップ を堂々務めたデボラ・カシェを始め、レオナルド・ガルシア・アラルコンやセバスティアン・ドゥセらの信頼篤いカロリーヌ・ウェイナンツなどの実力派を 揃えており、その瑞々しい歌唱がラモー最晩年の不遇の傑作に若々しい躍動感とキレを与え、作品の真価を問う素晴らしい演奏に仕上げて います。

Ars Musici
ARS-232166(1CD)
【初紹介旧譜】
オルランドゥス・ラッスス:宗教的&世俗的合唱作品集
安息日に来たりしすべての人々/イェルサレムよ,主をたたえよ/すべての国々よ, 神に向かいて歓呼せよ/われ主をたたえん/ミサ曲「美しいアンフィトリット」/いかに広く/王様万歳/われに告げよ/いざ, 楽しまん/よく聞け/お百姓さん, お百姓さん, 袋の中に何がある/私はただひとりの乙女を知っている/ゆえに皆して飲まん/すっきりしたら, さあ俺と歌おう
ゲオルク・ラッツィンガー(指)
レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊

録音:1992年7月13日−16日
フランドル楽派後期最大の作曲家、オルランドゥス・ラッススの合唱作品集。1000年近い歴史を誇る世界最古の少年合唱団のひとつ、レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊の荘厳な歌声で。
Ars Musici
ARS-232181(2CD)
【初紹介旧譜】
C.P.E. バッハ:マルコ受難曲 マルティナ・ボヴェ(S)、ドロテー・ラプーシュ(A)、ゲルト・テュルク(テノール/福音史家)、ペーター・ジークリスト(T)、ライナー・パフナー(バス/キリスト)、ルネ・コッホ(Bs)、ベアト・ラーフラウプ(指)、アンサンブル・アド・フォンテス、バーゼル少年合唱団

録音(ライヴ):1994年3月11日&3月27日
ーロッパ青少年合唱祭の芸術カウンセラーを務めるスイスの指揮者、ベアト・ラーフラウプの手腕で贈るマルコ受難曲。
Ars Musici
ARS-232168(1CD)
【初紹介旧譜】
トロンボーンと声楽のためのバロック音楽
マイネリオ:4つのイタリア舞曲
シュッツ:わが子アブサロン, 見よ SWV.269
ヨハン・ルドルフ・アーレ (1625−1675):新たに植え込まれたテューリンゲンの遊歩庭園
クーナウ:聖書ソナタ第1番「ダヴィデとゴリアテの戦い」
シュッツ:われらが民 SWV.270
ゼッレ:主よ, わが祈りを聞きたまえ
バード:ソールズベリーのパヴァーヌ伯爵
コレッリ
:トリオ・ソナタ Op.3-7
プレトリウス:テレプシコーレからの4つの舞曲
ダチュラ・トロンボーン四重奏団
アントン・シャリンガー(Bs)、クレメンス・ヴァイゲル(バロック・チェロ)、トマス・シュトラウス(Org)、イェンス・ガーゲルマン(バロック・ティンパニ)、ラファエル・ヘーガー(パーカッション

録音:1993年9月14日−17日
名教師としても名高いトロンボーン界のレジェンド、ブラ二ミール・スローカーに師事した4人の学生達により結成されたダチュラ・トロンボーン四重奏団が奏でる、16世紀〜18世紀にかけて作曲されたトロンボーンと声楽のための作品集。メンバーは、トゥーロン国際音楽コンクールなどでの受賞経験者や、現在はドイツの主要なオーケストラで活躍する名手達。アンサンブルとしては、1993年にヤン・クーツィール賞を受賞しています。
Ars Musici
ARS-232123(1CD)
【初紹介旧譜】
バッハ・トランペット・ガラ Vol.1
シャルパンティエ:「テ・デウム」 〜 前奏曲
シャルパンティエ:ノエル第6番
作曲者不詳: Turmeraufzug
レオポルド・モーツァルト:音楽の橇の旅〜イントラーダ
作曲者不詳: Aufzug
ゲラジウス・ヒープラー:アリア−アンダンテ
C.P.E.バッハ:行進曲 ハ長調 Wq 188
W.F.バッハ:三重フーガ
パウル・ヨゼフ・ヴェイヴァノフスキー:セレナード第13番
ヨゼフ・セゲル:パストラルとフーガ
ヨハン・ディスマス・ゼレンカ: 騎手のファンファーレ第1番、5番、6番
ヨゼフ・セゲル:フーガ ヘ短調
ヨハン・クーナウ:Ad Festum Paschatis
バッハ:カンタータ第207番〜行進曲
ヨハン・ベルンハルト・バッハ:高き天よりわれは来れ
バッハ:クリスマス・オラトリオ より、カンタータ第190番より
ルートヴィヒ・クレプス: Freu dich sehr, o meine Seele
バッハ:カンタータ第21番 より
ルートヴィヒ・クレプス:ああ神よ, わがため息と嘆きを聞き入れたまえ
バッハ:カンタータ第29番 より
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル
アルノルト・メール(指)、
エドガー・クラップ(Org)

録音:1987年7月、ドイツ
主にバッハやドイツの作品を中心に現代作品まで幅広いレパートリーを誇る、1971年にアルノルト・メールによって設立された、ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル。バイエルン放送とArs Musiciとの共同制作盤第1巻は、1971年のミュンヘン国際音楽コンクール・オルガン部門で優勝した、ドイツの巨匠エドガー・クラップとの共演作。
Ars Musici
ARS-232149(1CD)
【初紹介旧譜】
バッハ・トランペット・ガラ Vol.2
ヘンデル
:オケイジョナル・オラトリオ HWV.62〜序曲 ニ長調
ニコラウス・ブルーンス:前奏曲とフーガ ト短調
バッハ:いざ, 勇ましきラッパの嚠喨たる調べよ BWV. 207a
カールマン・コルブ:プレリュード第1番
作曲者不詳:Aufzug
ランツ・イグナツ・アントン・トゥマ:ソナタ ハ長調
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:パルティータ「主よ, 我が喜び」
バッハ
:ミサ曲 ロ短調 BWV. 232 「われらに平和を与えたまえ」
ヨハン・エルンスト・エバーリン:トッカータ第1番
ヘンデル:協奏曲ニ長調
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル
アルノルト・メール(指)、ヘトヴィヒ・ビルグラム(Org)

録音:1992年8月、ドイツ
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル第2巻。オルガンを奏でるのは、トランペット界のレジェンド、モーリス・アンドレとも長きにわたり共演をしてきたドイツを代表する鍵盤奏者、ヘトヴィヒ・ビルグラム。

NCA
NCA-60209(1CD)
バッハ、テレマン、ヘンテルの作品集〜歌、オーボエ、オルガンによるアンサンブル
バッハ:トッカータ ホ短調 BWV.914
テレマン:やがて、鐘が鳴る時がくる(Endlich wird die Stunde schlagen)
ヘルテル:オーボエ、オルガンと通奏低音のための第1パルティータ ハ長調
テレマン
:消え去れ、俗世の愛の輝きよ(Verloschet, ihr Funken der irdischen Liebe)
ヘルテル
:オーボエ、オルガンと通奏低音のための第3パルティータ ニ短調
テレマン:寛げ、やさしき平和のともがらたちよ(Umschlingt uns, ihr sanften Friedensbande)
バッハ:幻想曲とフーガ イ短調 BWV.561
ムジカ・アンジェリカ〔ロビン・ヨハンセン(S)、ゴンサロ・ルイス(Ob)、ジェレミー・ヨゼフ(Org)

録音:2010年8月27日−29日
ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミーとの録音などで知られるアメリカのソプラノ、ロビン・ヨハンセン。モニカ・ハジェットとの共演によるバッハ録音で話題を呼んだ(管弦楽組曲集はグラミー賞ノミネート)アルゼンチンのバロック・オーボイスト、ゴンサロ・ルイス。南アフリカ共和国出身で、ウィーン王宮礼拝堂のオルガニストを務めるジェレミー・ヨゼフ。ソプラノ、オーボエ、オルガンというユニークな編成で活動するムジカ・アンジェリカが、大バッハとテレマンの二人の巨匠、そしてヨハン・クリスティアン・ヘルテルの息子、ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727−1789)(鍵盤楽器奏者としてはバッハの孫弟子)の作品を説得力ある滑らかな演奏と歌声で魅了します。
NCA
NCA-60145314(2SACD)
【初紹介旧譜】
テレマン:ヴァイオリン、またはトラヴェルソと通奏低音のための12のソロ ミュンヒナー・カンマームジーク〔マリー・ウーティガー(バロック・ヴァイオリン)、ミヒャエル・シュミット=カスドルフ(フラウト・トラヴェルソ)、クリスティーネ・ショルンスハイム(Cemb)、ハルトヴィヒ・グロート(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ヨアヒム・ヘルト(バロックリュート、テオルボ)〕

録音:2004年11月、パウロ教会(ドイツ、ケルン、デルブリュック)
テレマンが1734年に出版した「ヴァイオリン、またはトラヴェルソと通奏低音のための12のソロ」の全曲を、マリー・ウーティガーやクリスティーネ・ショルンスハイムといった古楽の名手による演奏で。「ターフェルムジーク」(1733)や「忠実な楽長」(1734)同様に、アマチュアとプロ両方を対象にした曲集で、当時の教会ソナタの典型である緩-急-緩-急の形式で書かれています。各曲はヴァイオリンでもフルートでも演奏できるように楽器固有の奏法の使用を避け、調の選択にも注意が払われています。本アルバムでは奇数番号の作品をバロック・ヴァイオリンで、偶数番号の作品をフラウト・トラヴェルソで演奏しています。

RUBICON
RCD-1061(1CD)
WOVWN〜イギリス中世〜ルネサンス期の作曲者不詳の作品集
Nota (13世紀 イングランド)/Deo Gracis Anglia (1415年 イングランド)/Edward Llwyd (17世紀 ウェールズ)/Omnia Vincit Amor (愛はすべてに打ち勝つ)(16世紀 スコットランド)/Agnus Dei (アニュス・デイ)(12世紀 イングランド)/Ar Ne Kuth Ich Sorghe Non (Formerly I knew not sorrow) (13世紀初頭 イングランド)/Ar Ne Kuth Estampie (アンナ・タム作曲)/Kat Godeu (The Battle of the Tree) (アンナ・タム作曲、14世紀中葉 ウェールズ「The Book of Taliesin」より)/The Willow Song (柳の歌)(1600年頃 イングランド)/I Will Give My Love An Apple (恋人にリンゴを)(アンナ・タム編曲、1906年 イギリス民謡)/Verbum Patris Humanatur (父の言葉は人となり給う)(12世紀 イングランド)/The Broom of Cowdenknows (17世紀初頭 スコットランド/イングランド)/Danger Me Hath, Unskylfuly (15世紀 イングランド)/My Lady Carey’s Dompe (1528年 イングランド)/To Drive the Cold Winter Away (プレイフォード「イングランドのダンシング・マスター」1651年初版より)/Stanes Morris - Italian Rant - Nonesuch - Indian Queen (プレイフォード「イングランドのダンシング・マスター」1651年/1657年/1659年の各版より)
ウィルデ・ローゼズ〔アンナ・タム(ソプラノ、ニッケルハルパ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハーディ・ガーディ、打楽器)、エミリー・ベインズ(メゾ・ソプラノ、リコーダー、パイプ)、アーンゲール・ハウクソン(リュート、ギターン、打楽器)〕
歌手、マルチ・インストゥルメンタリスト、作曲家、研究家のアンナ・タムが率いる古楽アンサンブル、ウィルデ・ローゼズ(Wilde Roses)による、イギリスの中世からルネサンス期の作曲者不詳の音楽を集めたアルバム「WOVEN(織物)」。
この時代の音楽は、縦糸として民俗的な伝統、伝承が対位法的に織り込まれた織物のようなもので、そのイメージがアルバムタイトルにも表れています。1100年代から1600年代末まで、そしてヘンリー1世からチャールズ2世までを旅するこのプログラムは、素晴らしい音楽のタイムマシンといえるでしょう。

Audax Records
ADX-13725(1CD)
C.F.C.ファッシュ:鍵盤楽器のための作品集
ラ・ハーゲンマイスター/ラントワーヌ/ラ・ジャネット/ソナタ 変ロ短調(1781)/ラ・チェッキーナ(1770」)/ソナタ ハ長調/ラ・ソクラテス/ソナタ ヘ長調(1770)/14の変奏曲からなるアリエッテ(1782) (全曲世界初録音)
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)

録音:2019年11月19日−21日、マルティン教会(ミュールハイム、ドイツ)
※日本語解説付き
アンサンブル・ディドロの中核メンバーであり、ヨハネス・プラムゾーラーの伴奏としても多くの演奏&レコーディングで共演しているフランスのハープシコード奏者、フィリップ・グリスヴァール。「ヘンデルの鍵盤楽器作品集(ADX 13709)」以来となるセカンド・ソロ・アルバムは、ヨハン・フリードリヒ・ファッシュの息子であり、ベルリン・ジングアカデミーの創設者として知られるカール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ(1736−1800)のソナタ、変奏曲、性格的小品集。
登場が七年戦争勃発の時期に重なったことやフリードリヒ大王の死後にすべての作品を自ら焼却してしまったこと、音楽様式の覇権がウィーンに確立されていったことなど、様々な要因から音楽史からほとんど無視されてきたカール・ファッシュの作品。「保守的な音楽家であった」とする文献も多い中、グリスヴァールの研究によると、当時の様式上の大きな変革に柔軟であり、極めて独創的な音楽の語法を発展させる能力を持っていたという、知られざるファッシュの魅力に陽の光を当ててゆきます。
フィリップ・グリスヴァールは、フランスのナンシー生まれ。バーゼル・スコラ・カントルムで学び、現在はパリを拠点に、アンサンブル・ディドロの他、ヨーロッパ室内O、ル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・マルシュアス、レ・ヌーヴォー・キャラクテール、ラ・フェニーチェ、ラ・シャペル・レナーヌなど、数多くの古楽アンサンブルで重要な通奏低音奏者として活動しています。
Audax Records
ADX-13726(1CD)
ベルリン・アルバム〜ベルリンのトリオ・ソナタ集
ゲオルク・アントン・ベンダ(1722−1795):トリオ・ソナタ ホ長調*
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703−1771):トリオ・ソナタ イ長調 GWV Av:XV:41*(変則調弦)
ヨハン・フィリップ・キルンベルガー(1721−1783):トリオ・ソナタ ニ短調
プロイセンの王女アンナ・アマーリア(1723−1787):フーガ ニ長調*
ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ(1747−1800):トリオ・ソナタ イ短調*
ヨハン・ゴットリープ・グラウン:トリオ・ソナタ ト長調 「憂鬱屋と熱血漢」 GWV A:XV:11*
ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ(1708−1763):トリオ・ソナタ ト長調*
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
アンサンブル・ディドロ

録音:2019年12月6日−10日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)
*=世界初録音
※日本語解説付き
18世紀の知られざるトリオ・ソナタを地域ごとにプログラムした名盤「ドレスデン・アルバム(ADX13701)」、「パリ・アルバム(ADX13717)」、「ロンドン・アルバム(ADX13715)」の続編となる好企画。最新作は18世紀中頃の「ベルリン」の音楽を集成。当時のベルリンの音楽の主役を担ったフリードリヒ二世(大王)やカール・フィリップ・エマニュエル・バッハにはあえて着目せず、フリードリヒ大王にもっとも長く仕えたフランツ・ベンダの弟であるゲオルク・ベンダ、フランツ・ベンダの後に宮廷楽団のコンツェルトマイスターを務めたヨハン・ゴッドリープ・グラウン、大王の妹であるプロイセン王女アンナ・アマーリア、王女アンナの宮廷楽長&教師であったヨハン・フィリップ・キルンベルガー、キルンベルガーの弟子の一人ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ、コントラバス奏者ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュらの作品が、プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロの真摯な演奏で紡がれています。
多感様式が盛んなことやグラウン兄弟、ベンダ兄弟など多くの優れた教師を擁したこと、室内楽にとっての黄金郷であったことなど、ドレスデンとの違いを踏まえた当時のベルリンの音楽界について、プラムゾーラー自身による興味深い考察がブックレットに掲載(日本語、英語、フランス語、ドイツ語)されている点も大きなポイントです。

H.M.F
HMM-902646(1CD)
PORTRAITS DE LA FOLIE〜「フォリア」(狂気)さまざま
ラインハルト・カイザー(1674-1739):オペラ=コミック「こっけいな王子ヨーデレット」よりシンフォニア
アンドレ・カンプラ(1660-1744):オペラ・バレ「ヴェネチアの祭り」よりプロローグ”急いで”(Folie(狂気)のアリア)*/「セメレ」より”雷が鳴ってすぐに”*
アンドレ・カルディナル・デトゥシェ(1672-1749):独唱とサンフォニーのためのカンタータ「セメレ」(第1部)より”怒りに燃える私をとめないで”*/”この世についてかまってはいられない”*、”ロンドー風ガヴォット&「愛があなたを束縛することを許してください」”*(コメディ=リリック「狂気の謝肉祭」より)
マラン・マレ:「セメレ」より”降りてきて、いとしいひとよ”*/カプリース ホ短調(フルート、ヴァイオリン、バス・ド・ヴィオールのための組曲第5番より)
ヨハン・ダヴィド・ハイニヒェン(1683-1729):7声のコンチェルト ト長調 S.214
パーセル:静かな影から(エールと歌の選集より)/ばらのゆりかごから*(「ドン・キショット」より)
ジョン・エックレス(ca.1668-1735):グラウンド ヘ短調
ヘンデル:ああ、むごい人、私の涙には HWV 78*
ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):愛のためのエール;ロンドー(四大元素より)
ステファニー・ドゥストラック(Ms)*、
アンサンブル・アマリリス、
エロイーズ・ガイヤール

録音:2019年9-10月
プーランクの遠い親戚にあたるステファニー・ドゥストラックは、ウィリアム・クリスティの下でも研鑽を積んだフランスのメゾ・ソプラノ。幅広いレパート リーを誇りオペラと歌曲シーンで活躍しています。今回の彼女の新譜は、アンサンブル・アマリリスと共演したその名も「PORTRAITS DE LA FOLIE〜(狂 気)さまざま」。FOLIE(狂気)は中世の時代から芸術の重要なテーマのひとつでした。ここでは、バロックの作曲家による、絶望から喜び、誘惑から情熱 的な愛などのシーンを抜粋し、人間の感情の奥底に潜む様々な狂気をまとった音楽が集められています。歌唱をともなう楽曲ではドゥストラックの演技力豊か な歌唱に引き込まれ、器楽作品でも一見すると典雅な楽曲の中に織り込まれた様々な感情に思いを馳せながら楽しめる1枚となっています。 (Ki)

ANTARCTICA
ANTAR-014(1CD)
ITALIA PER SEMPRE
ドメニコ・サッリ(1679ナポリ-1744ナポリ):ニ調のコンチェルト
レオナルド・レオ(1660サン・ヴィート-1725ローマ):カンタータ”Angellino innocente(無邪気な小さな天使)”
ジョヴァンニ・アントニオ・カヌーティ(ca.1680ルッカ‐1739ルッカ):フルート・ソロと通奏低音のためのソナタ
ニコロ・フィオレンツァ(ca.1700ナポリ-1764ナポリ):イ調のコンチェルト
A.スカルラッティ(1660パレルモ-1725ローマ):シンフォニア「金星と愛」
作曲者不詳:フルート・ソロと通奏低音のためのソナタ
フランチェスコ・マンチーニ(1672ナポリ-1737ナポリ):カンタータ「あの素敵な幸せがほしいと言いたい」
トマゾ・アルビノーニ(1671ヴェネツィア-1750/51ヴェネツィア):フルート・ソロと通奏低音のためのソナタ
ドメニコ・サッリ(1679ナポリ-1744ナポリ):イ調のコンチェルト
ニコロ・フィオレンツァ(ca.1700ナポリ-1764ナポリ):フルート・ソロのためのシンフォニア
レッドヘリング・バロック・アンサンブル〔パトリック・デネカー(リコーダー、音楽監督)、アンネリース・ファン・グランベレン(S)、寺神戸亮(Vn)、ディルク・ファンデーレ(Vn)、ヴァレリオ・ラタルターラ(ヴァイオリン、ヴィオラ)、上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ヤン・ボンティンク(Vc)、フィリップ・マルフェイト(ギター/テオルボ)、ギィ・ペンソン(Cemb)〕

録音:2018年8月
フランス・ブリュッへンの後継者であるリコーダー奏者パトリック・デネカー率いるレッドヘリング・バロック・アンサンブルによる、イタリアに生まれ故郷 で活躍した作曲家たちの作品を集めた1枚。タイトルの「ITALIA PER SEMPRE」は、いわばイタリア・フォー・エヴァー。当時作曲家たちはロンドンを 始め様々な土地に移って活躍した中、アルビノーニ、A.スカルラッティ、マルチェッロをはじめとする作曲家たちは、故郷で活動を続け、国際的な流行のス タイルなどに大きな影響を受けることなく、独自のスタイルを深めることに成功しています。ここではリコーダーがソロを務めるソナタやシンフォニアなどの他、 ソプラノ独唱によるカンタータが収録されており、寺神戸亮や上村かおりら名手が顔をそろえたアンサンブルの薫り高い演奏を楽しむことができます。

Glossa
GCD-923523(1CD)
オルランド〜愛、嫉妬、狂気
ステッファーニ:歌劇 「寛大なオルランド」より シンフォニア、「Non ha’l mar calma sincera」、「Fa che cessi in questo petto」
ポルポラ:歌劇 「アンジェリカ」より 「Ombre amene」、「Ove son ? Chi mi guida ?」、「Da me che volete?」
ヴィヴァルディ:歌劇 「狂えるオルランド」より 「Sol da te, mio dolce amore」、「Nel profondo cieco mondo」
ヘンデル:歌劇 「アリオダンテ」より 序曲、「Spero per voi」、「Dover, giustizia, amor」
ヘンデル:歌劇 「オルランド」より 「Ah, Stigie larve!」
ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ(1693 or 1701−after 1752):歌劇 「アンジェリカとメドーロ」 より 「Non cerchi innamorarsi」
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715−1777):歌劇 「アリオダンテ」より 「Ombra cara」
ジュゼッペ・ミッリコ(?)(1737−1802):歌劇 「アンジェリカとメドーロ」 より シンフォニア、「Oh, dell’anima mia」、「Giusti Numi」
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)、
ザ・ニュー・バロック・タイムズ、
パブロ・ガルシア(芸術監督)

録音:2019年11月27日−28日、ダダ・スタジオ(ブリュッセル)
ラ・ヴェネクシアーナやアントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)、カルロ・イパタ&アウセル・ムジチなどの多くの録音・公演に参加し、極めて創造的な活動で注目を浴びるイタリアのカウンターテナー、フィリッポ・ミネッチャ。
ミネッチャの3つ目となるソロ・アルバム「オルランド 〜 愛、嫉妬、狂気」は、ルネサンス期イタリアの詩人ルドヴィーコ・アリオストが1615年に発行した叙事詩「狂えるオルランド(Orlando Furioso)」を題材とした様々なオペラ・アリアを集成するという意欲的なプログラム。この、愛(amore)、嫉妬(gelosia)、狂気(follia)などあらゆる感情が絡み合う英雄的な冒険譚はヨーロッパ中で大ヒットし、ヘンデルの「アルチーナ」、「アリオダンテ」、「オルランド」を始めとして、ヴィヴァルディ、ポルポラ、ステッファーニの作品など、数十のオペラがこの抒情詩から生み出されています。
Glossa
GCD-923522(3CD)
アレッサンドロ・メラーニ:歌劇 「不信心な処罰」(ローマ、1669)(世界初録音) アウセル・ムジチ、カルロ・イパタ(指)、
ラッファエーレ・ペ(アクリマンテ)、
ラファエッラ・ミラネージ(アタミーラ)、
ロベルタ・インヴェルニッツィ(イポメーネ)、
ジョルジョ・チェレンツァ(ビビ)、
アルベルト・アッレグレッツァ(デルファ)

録音(ライヴ):2019年10月12日−13日、ヴェルディ劇場(ピサ、イタリア)
バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチ。ヘンデルやガスパリーニの知られざるイタリア・バロックを掘り起こしてきたイパタ&アウセル・ムジチによるイタリア・バロック・オペラ探究の新たなアルバムは、パスクィーニやスカルラッティらとともに17世紀ローマで活躍した作曲家の一人、アレッサンドロ・メラーニ(1639−1703)の歌劇「不信心な処罰(L’empio punito)」の世界初録音。
自由奔放で好色なキャラクターの代名詞ともなっている17世紀のスペインの伝説的な人物、ドン・ジョヴァンニ(ドン・ファン)は、モーツァルトの傑出したオペラ「ドン・ジョヴァンニ」で描かれるよりも一世紀以上前からヨーロッパの様々な舞台や劇場で取り上げられてきました。1669年にパリで初演されたメラーニの「不信心な処罰」は、このドン・ジョヴァンニというキャラクターを題材とした最初の音楽劇として知られており、二人のローマの詩人、フィリッポ・アッチャイウォーリとジョヴァンニ・フィリッポ・アポローニによって書かれた神秘的な台本が使われています。
ロベルタ・インヴェルニッツィやラッファエーレ・ペなどの豪華キャストで行われたこの録音は、2019年にピサのヴェルディ劇場で行われたパフォーマンスのライヴ・レコーディングです。

ALPHA
ALPHA-626(1CD)
『ラメント』 〜バロック期ドイツ語圏の器楽と声楽のための哀歌をあつめて
シュメルツァー (1623頃-1680):1. 五声のセレナータ
ビーバー (1644-1704): おお甘美なイエスよ
食卓の音楽 第3部
ヨハン・ミヒャエル・バッハ (1648-1694): ああ,いかにその時を待ちこがれることか
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー: フェルディナンド3世の死に寄せる哀歌
ヨハン・クリストフ・バッハ (1642-1703):あ、私の頭が水で満ちていたなら
フローベルガー (1616-1667): トッカータ第2番(第2巻 1649年より)、リチェルカール第1番 (第4巻 1656年より)
クリストフ・ベルンハルト (1628-1692): なにゆえに悲しむのか
ビーバー: パッサカリア (ロザリオのソナタ より)
ダミアン・ギヨン (C.T)
カフェ・ツィマーマン (古楽器使用)【パブロ・バレッティ、マウロ・ロペス・フェレイラ (Vn)、パトリシア・ガニョン、デアドル・ダウリング (Va)、ペトル・スカルカ (Vc)、ダヴィデ・ナーヴァ (Cb)、野入志津子 (テオルボ)、セリーヌ・フリッシュ (Org)】

録音:2019年5月20-23日 サン=ミシェル修道院 サン=ミシェル=アン=ティエラシュ、フランス
古くは13世紀からあり、ルネサンスを経てバロックに入る頃、声楽曲としてのみならず、器楽曲としてもその形式を確立した「ラメント(哀歌・悲 歌)」。ここにはオーストリアを中心に活躍したシュメルツァーとビーバー、存命中に大きな名声を得ていたヨハン・クリストフ・バッハ、その弟で大 バッハの先妻マリア・バルバラの父でもあるヨハン・ミヒャエル・バッハ、フレスコバルディに学んだ鍵盤音楽の重要作曲家フローベルガー、ドレスデ ンにおけるシュッツの高弟で後年ハンブルクに移り多くの教会音楽を残したベルンハルトらによる、ラメントの性格を持った作品を収録していま す。カフェ・ツィマーマンはこのアルバム制作にあたり、長年共演を重ねてきたダミアン・ギヨンを招き、しっとりとした表現に留まらず、時に波打つ ような動きを生き生きと歌い上げ、美しくもメリハリのある一枚に仕上げています。バレッティとフリッシュという、グループの中心人物二人それぞ れのソロも収められた多彩なプログラムです。

DISCMEDI
DM-4951-02(1CD)
ナルシス・カザノバス(ナルシソ・カサノバス)(1747-1799):6声のミサ
サルヴェ・レジーナ [Salve Regina](6声)
6声のミサ から キリエ / オルガンの為のコレアド [Correado] イ長調
6声のミサ から グローリア / シオンよ、称えよ [Lauda Sion](セクエンツィア)
6声のミサ から クレド / われは生けるパンなり [Ego sum](モテット)
6声のミサ から サンクトゥス / オルガンの為の2つのソプラノ声部のパルティータ
御父に、御子に II [Genitri II](モテット)
6声のミサ から アニュス・デイ / おお、何と甘美なことか [O quam suavis](モテット)
サルヴェ・レジーナ [Salve Regina](5声)
モンセラート修道院聖歌隊(エスコラニア・デ・モンセラート)
モンセラート修道士カペラ
モンセラート・ムジカ・カペラ
ミケル・ゴンザレス(Org)
ジョルディ=アグスティ・ピケ(指)

録音:1999年3月23-25日、モンセラート修道院、モンセラート (ムンサラット)、カタルーニャ、スペイン
前出:Discant, CD-E 1007(廃盤)
活動を終了した Discant レーベルから発売されていたCDのレーベル移行再発売。

ARCANA
A-477(1CD)

NYCX-10160(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ヨンメッリ(1714〜1774):死者の為のミサ曲(レクイエム)変ホ長調 サンドリーヌ・ピオー(S)
カルロ・ヴィストーリ(A)
ラファエレ・ジョルダーニ(T)
サルヴォ・ヴィターレ(Bs)
ジョルジオ・プランディ(指)
ギスリエーリ合奏団&cho(古楽器使用)

録音:2019年11月19-22日グスタフ・マーラー音楽堂、ドッビアーコ、イタリア
【国内盤】日本語解説付き
聞いたこともない作曲家・作品の録音に目の覚めるような体験をすることも古楽の楽しみの一つ。しかし、そのなかでも確実に高水準の内容 を約束してくれる「往年の巨匠作曲家」の新録音は間違いなく注目に値します。近年再評価めざましいナポリ楽派の大立者ヨンメッリの『レ クイエム』に光をあてたこの新録音も、まさにそうした系譜に連なる一聴して惹き込まれるリリースと言ってよいでしょう。 ニコロ・ヨンメッリは大バッハの次男C.P.E.バッハや改革的な歌劇作曲家グルックと同い年で、少し上世代のポルポラやレーオ、あるいは年齢 も近いペルゴレージらと並んでナポリ楽派を代表する重要作曲家。イタリアを離れシュトゥットガルトの宮廷作曲家として栄光の日々を歩んだ この才人、前古典派流儀のギャラント様式をあざやかに使いこなしながら、レチタティーヴォにまで合奏を動員する独特の作風で傑作歌劇 を連発しましたが、ここに録音されたのは珍しい宗教作品です。教会音楽に相応しい静謐さがナポリ楽派らしいパッションと交錯する『レクイ エム』は同時代人たちからも絶賛され、いくつもの手稿譜が残されているほど。ペルゴレージの幻のミサ曲を蘇演・録音して話題を呼んだ本場 イタリアの才人集団ギスリエーリ合奏団が、サンドリーヌ・ピオーをはじめとする独唱陣とともに絶好の解釈でその美に迫ります。充実した解説 含め、歌劇一辺倒ではなかったヨンメッリの才覚にあらためて感じ入らずにおれない新録音です。

TRITON
TRIHORT-568(2CD)
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):オルガン曲集第1 巻(1699)
CD1 「ミサ曲集」
5 声のテノールの第1 キリエ/キリエの歌を含む5 声のフュグ/2 声のテノールのクロモルヌ/対話のトリオ/グラン・ジュの対話/5 声のそして地上に平和を/フュグ/デュオ/ティエルス・アン・タイユのレシ/トロンペットのまたはクロモルヌのバス/対話/5 声のフュグ/トリオ/対話/グラン・ジュのオッフェルトワール(奉献唱)/5 声のテノール音域の第 1 サンクトゥス/フュグ/ベネディクトゥスの為のティエルスのレシ/聖体奉挙の為のフルートの対話/第 1 アニュス/対話/クロモルヌの 2 声のテノールの対話と聖体拝領の為のコルネの2 声のソプラノの対話/プラン・ジュ
CD2 「賛歌集」
5 声のテノールの「来たれ、創造主たる聖霊よ」/5 声のフュグ/デュオ/クロモルヌのレシ/グラン・ジュの対話/4 声のテノールのパンジェ・リングァ/5 声のフュグ/前曲の賛歌のレシ/至高の言葉よ/5 声のフュグ/対話のレシ/トロンペットのあるいはクロモルヌのバスのレシ/めでたし/4 声のフュグ/デュオ/グラン・ジュの対話/陽の昇るところから/5 声のフュグ/トリオ/グラン・ジュのポワン・ドルグ
オリヴィエ・ウエット(Org)

録音:2018 年10 月22、24、25、26 日 フランス,ポワチエ
フランスのオルガン史に大きな名を残すニコラ・ド・グリニー(1672-1703)。フランス国王の戴冠で知られるランスのノートルダム 大聖堂でオルガン奏者を務めたことからもその名声が窺い知れるが、残された作品集は 1699 年にパリで出版された「オルガン 曲集第1 巻」のみ。この曲集は極めて高く評価され各地に広まり、バッハが写譜を所有していたことが知られています。高名な割に まとまった録音が少なかったので、この新録音は歓迎されるでしょう。 オリヴィエ・ウエットはフランスの中堅オルガン奏者。20 歳でポワチエのサン・ピエール大聖堂のオルガン奏者に就任。この大聖 堂のオルガンは、18 世紀フランスの偉大なオルガン製作者フランソワ=アンリ・クリコ(1732-1790)が 1787 から製作したもの(完 成は没後の1791 年)。まさにフランス的な素晴らしい音色はそれだけでも価値があり、しかもそれが見事に録音されています。

ALPHA
ALPHA-973
(2CD+BOOK)
NX-D11
リュリ:抒情悲劇「アルミード」 アルミード…ヴェロニク・ジャンス(S)
ルノー…レイナウト・ファン・メヘレン(T)
イドラオ、憎悪…タシス・クリストヤニス(Br)
フェニス、リュサンド…シャンタル・サントン=ジェフリー(S)
シドニー、水の精、快楽…キャスリーン・ワトソン(S)
アロンテ、アルテミドール、ウバルド…フィリップ=ニコラ・マルタン(Br)
騎士ダノワ…ザッカリー・ワイルダー(T)
ル・コンセール・スピリチュエル(合唱と管弦楽/古楽器使用)
エルヴェ・ニケ(指)

録音:2019年4月 アルセナール音楽ホール、メス、フランス
※ 1778年版世界初録音
リュリ最晩年の傑作であり、長年タッグを組んだ詩人キノーと最後に完成させることが出来た歌劇「アルミード」。1686年の初演以降、オペラ 座の上演の柱として長く君臨し続けましたが、流行の変化もあり1766年を最後に舞台に掛けられる機会はなくなりました。折しもウィーン皇 室から輿入れしてきたマリー=アントワネットの招きで、パリではグルックが新しいフランス語オペラの王者として君臨しつつあった頃。1777年に はリュリ作品をさしおいてグルックが新版「アルミード」を書き成功を収めていました。しかしフランス国粋派のなかにはグルックに猛反発する勢力 もあり、彼らは1770年にヴェルサイユ王室歌劇場落成記念で上演された「ペルセー」(ニケによる1770年版の録音あり/ALPHA967)のよう に、リュリ作品を新時代に合わせて改稿することで復権をねらいます。当時パリ・オペラ座で活躍していたルイ=ジョゼフ・フランクール(長命作 曲家フランソワ・フランクールの甥)による改稿ではクラリネットやホルンなど、古典派時代のフランスならではの楽器が効果的に用いられ驚くほど 新鮮な響きでありながら、リュリ作品の魂はそのまま生きた独特の仕上がりになっています。しかしこの改訂版は未完に終わり上演はされず、そ のまま忘れ去られてしまいました。フランスの埋もれた名作を蘇らせることに定評あるエルヴェ・ニケが、史上初めてこの版による上演を行い、そ の後録音されたのが今回のアルバムです。手つかずだった第5幕第3場以降は、音楽学者ブノワ・ドラトヴィツキとジュリアン・デュブルクが周到 に補筆。歌手陣もジャンス、メヘレン、クリストヤニスほかというこの上ない豪華な面々を揃え、作品の真価を問う素晴らしい演奏となりまし た。またオリジナル版から100年の、フランスに於ける音楽事情の変化を聴くことが出来る点でも、たいへん貴重な録音と言えるでしょう。フラン ス語のリブレットとその英訳、多くの資料画像を掲載した80ページ以上におよぶカラーブックレット付き。

RAMEE
RAM-1914(1CD)
ビーバー(1644-1704):レクイエム ヘ短調
シュメルツァー(1620頃-1680):ソナタ 第9番ト長調
アンドレアス・クリストフォルス・クラーマー(1633-1701): パルティータ 第1番ホ短調
ビーバー:5声のソナタ 第8番ト長調
フランティシェク・イグナーツ・アントニン・トゥーマ(1704-1774):スターバト・マーテル ト短調 ※ 世界初録音
プルートアンサンブル(合唱/4Sop、2Ct、2Tn、2Bs)
マルニクス・デ・カート(音楽監督)
ハトホル・コンソート(古楽器使用/2ヴァイオリン、テノール・ヴィオール、バス・ヴィオール、ヴィオローネ、オルガン、3サックバット)
ロミーナ・リシュカ(音楽監督)

録音:2019年11月24-26日ノートル=ダム=ド=ラ=ナティヴィテ教会(キリスト降臨の聖母教会)ガディンヌ、ベルギー
18世紀ボヘミア前古典派の作曲家で、古典派への重要な橋渡しとして知られるトゥーマが残した5つの『スターバト・マーテル』のうちの一つ、 マルニクス・デ・カートがバイエルン州オットーボイレンの修道院で発見した作品の世界初録音です。トゥーマの活動後期の作品とみられ、バ ロックの枠からは大きく進んだ和声でテキストの悲痛さをよく反映しており、テノールとバスのデュオで開始されるのもこのジャンルとしては珍しいと 言えるでしょう。アルバムはトゥーマの1世紀前のボヘミア、オーストリアの作品と組み合わされ、ビーバーの傑作『レクイエム』や器楽合奏曲と並 べることで、トゥーマが継承した伝統と先鋭性どちらも感じ取ることの出来る構成となっています。デ・カートが主宰する合唱団「プルートアンサ ンブル」による美しく溶け合うハーモニーを堪能できるほか、器楽にはロミーナ・リシュカ率いる「ハトホル・コンソート」が参加し、しめやかな中にも 各パートが波打つようなバランスが心地よいアンサンブルを聴かせます。第2ヴァイオリンはバッハ・コレギウム・ジャパンなどでも活躍する、中丸ま どかが担当。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-024(1CD)
ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂の大オルガンによる、フランス・バロックの花束
ルイ・マルシャン(1669-1732):グラン・ディアログ ハ長調 - オルガン作品集第3巻 より
ラモー:コントルダンスとロンドー - 歌劇「レ・ボレアド」 より
賑やかなコントルダンス - 歌劇「レ・ボレアド」 より
ダンドリュー(1682-1738):復活祭のためのオフェルトリウム「主の息子ら、娘らよ」 - オルガン作品集第1巻より
フランソワ・クープラン:第1キリエ - 修道院のためのミサ曲 より
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):第3のレシ - オルガン作品集第1巻 グローリア より
リュリ:歌劇「アティス」 序曲
ミシェル・コレット(1707-1795):アレグロ - 協奏曲 第2番Op. 26 イ長調 より
アダージョ - 協奏曲 第2番Op. 26 イ長調 より
ジーグ アレグロ - 協奏曲 第2番Op. 26 イ長調 より
ダングルベール(1629-1691):リュリの歌劇「アルミード」によるパッサカーユ
ラモー:ラ・リヴリ 優雅なロンドー - コンセールによるクラヴサン曲集 第1巻 より
未開人たち - 歌劇「優雅なインドの国々」 より
リュリ:眠りのエール「眠れ、みんな眠れ」 - 歌劇「アティス」 第3幕 より
シャルパンティエ:前奏曲 - テ・デウム H146 より
パーセル:わたしが地中に横たえられた時 - 歌劇「ダイドーとイニーアス」 より
ヘンデル:シンフォニア「シバの女王の入場」 - オラトリオ『ソロモン』 より
ガエタン・ジャリ (Org)

録音:2019年6月23-25日 ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂
1710年に完成したヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガン も1995年には可能な限り建造当時の形へと復元されました。ヴェルサイユ宮殿のレーベルで続くそのオルガンの素晴らしさを伝えるシリーズ に、自ら主宰するアンサンブル、マルグリット・ルイーズと共に素晴らしい声楽作品をこれまでリリースしてきたガエタン・ジャリが登場。オルガンのた めのオリジナルから管弦楽や声楽曲の編曲まで、フランス・バロックの名曲をたっぷりと聴かせています。ラストにはパーセルとヘンデルの作品も 収録し、伝えきらなかったオルガンの特性を引き出しました。礼拝堂全体を派手に鳴らすものから、繊細な綾を表現する作品まで、バロック音 楽の多様さとヴェルサイユの歴史あるオルガンの魅力が詰め込まれたアルバムです。

CPO
CPO-555309(2CD)
NX-D11
ピエトロ・アントニオ・チェスティ(1623-1669): 歌劇「ラ・ドーリ」 ドーリ・・・フランチェスカ・アスチオーティ(A)
トロメオ・・・エメケ・バラート(S)
アルシノーエ・・・フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(S)
オロンテ・・・ルペルト・エンティクナツプ(C.T)
アルタクセルセ・・・フェデリコ・サッキ(Bs)
アルセーテ・・・ブラッドリー・スミス(T)
アルベルト・アレグレッツァ(T)
ピエトロ・ディ・ビアンコ(Bs-Br)
ロッコ・カヴァルッツィ(Bs)
コンスタンティン・デッリ(C.T)
オッタヴィオ・ダントーネ(指)
アカデミア・ビザンチナ

録音:2019年8月22,24,26日インスブルック古楽音楽祭
チェスティの歌劇「ラ・ドーリ、または高貴な奴隷」は、ユーフラテス川沿いのバビロンを舞台にした物語。ニカイア王女 ドーリは幼い時にペルシア王子オロンテと婚約しますが、後に海賊によってエジプトへ連れ去られ、エジプト王女として育 てられます。成長したドーリとオロンテはエジプトで再会するも、オロンテは父王が危篤になりペルシアへ呼び戻され、オロ ンテを追って男装してペルシアに渡ったドーリは盗賊につかまり、奴隷として売られます。その後、数奇な運命とコミカル なドタバタ劇を経てドーリとオロンテは再会。お互いの素性も判明してめでたく結ばれます。1657年にチェスティが奉職 していたインスブルックの宮廷で初演された後、イタリアではメディチ家の結婚式の祝祭のために上演されたほか、各地 で次々と上演され高い人気を誇りました。 このアルバムは2019年、チェスティの没後350年を記念して、作曲家所縁の地インスブルックでの上演記録です。高 度な技巧を駆使したソリストたちの軽やかな歌を始め、17世紀作品の演奏で定評のあるダントーネと、アカデミア・ビザ ンチナのアンサンブルが、忘れられた作品を現代に生き生きとよみがえらせています。
CPO
CPO-555321(1CD)
NX-B02
テレマン:室内協奏曲集 第2集
ヴァイオリン,ホルン,ファゴットと通奏低音のための四重奏曲 ヘ長調 TWV 43:F6
オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV 51:D6
フルート,ファゴット,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための四重奏曲 ハ長調 TWV 43:C2
リコーダー,オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏曲 ト長調 TWV 43:G6
フルート,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音のための四重奏曲 ニ長調 TWV 43:D6
フルート,2台のヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための四重奏曲 ト長調 TWV 43:G10
ホルン,2台のヴァイオリンと通奏低音のための四重奏曲 ニ長調 TWV 43:D8
カメラータ・ケルン

録音:2017年12月18-20日ドイツ放送、室内楽ホール
第1集(555131)に続くテレマンの室内協奏曲。第2集でもカメラータ・ケルンが演奏を担当。多種多彩 な楽器が歌い交わす豊かな音色を持つ協奏曲を存分に楽しめます。このアルバムでcpoの「テレマン:管 楽器のための協奏曲」シリーズが完結。また、ミヒャエル・シュナイダーが率いるラ・スタジオーネ・フランクフ ルトが演奏した管弦楽作品集を含めた全16枚の「テレマン:協奏曲全曲」の完結盤にもなります。
CPO
CPO-555284(1CD)
NX-B10
グラウン(1703-1771):カンタータ集
カンタータ『O Dio, Fileno ああ神よ、フィレーノ』
ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 イ短調
カンタータ『Gia la sera すでに夕方に』
アマンダ・フォーサイス(S)
オペラ・プリマ(古楽器アンサンブル)
クリスティアーノ・コンタディン(ヴィオラ・ダ・ガンバ&指揮)

録音:2019年1月29-31日
ドイツの作曲家ヨハン・ゴットリープ・グラウンのカンタータとヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲。ヴァイオリンの名手と 知られたグラウンですが、ヴィオラ・ダ・ガンバを弾きこなしたという記録は残っていません。しかし彼はこの楽 器が活躍する作品を27曲も残しており、とりわけ協奏曲では、奏者の技巧に挑戦するかのようなパッ セージが含まれており、グラウンがガンバの演奏技法に習熟し、高い関心を持っていたことをうかがわせま す。このアルバムには、協奏曲の他にヴィオラ・ダ・ガンバの壮大なソロ・パートが現れる2曲のカンタータを 収録。これらは、当時最も名を馳せていたメタスタージオのテキストを用いたイタリア式のソロ・カンタータで あり、歌唱にも高度な技巧が求められています。バロック音楽を得意とするソプラノ、フォーサイスはボスト ン・アーリーミュージック・フェスティバルの常連歌手。オペラ・プリマの創設者コンタディンのヴィオラ・ダ・ガン バとともに美しい旋律を歌い上げ聴き手を魅了します。

RICERCAR
RIC-425(1CD)
『夢想』〜ジョン・ダウランド: リュート独奏作品集
1. 幻想曲 (P71)
2. 夢
3. 夢想 (P73)
4. 彼女は許してくれるだろうか - いと高貴なるエセックス伯ロバートのガリアード
5. 前奏曲
6. 夢想 (P5)
7. ラクリメ (あふれよ、わが涙)
8. 夢想「はかなき望み」
9. ラクリメによるガリアード
10. 夢想 (P6)
11. ムッシューのアルメイン
12. 幻想 (P1a)
13. いと高貴なるクリフトン夫人の精神
14. ハンドソン夫人のパフ
15. ジョン・スミス卿のアルメイン
16. 幸運
17. 夢想 (P7)
18. 別れ
ボル・ズリヤン(Lute)
※使用楽器:8コース へ調リュート
1582年ヴェネーレ制作を元にした2012年プラハのイルジー・チェペラーク制作

録音:2020年2月 サンジェルマン教会、ジュネーヴ、スイス
1987年スロヴェニア生まれのボル・ズリヤン。リュートはもちろんビウエラ、ウードといった撥弦古楽器を弾くかたわら、ギターを操ってジャズのイン プロビゼーションもこなすなど、まさに新世代のミュージシャンといえるでしょう。自ら率いるアンサンブル、ラ・リラによるゴルザニス作品集(A450) や、バリトン歌手ロマン・ボクレールとのジョスカン・デ・プレ(RIC403/NYCX10071)などにより、既に高い評価を得ている彼が、今回満を持 して初のソロ・アルバムをリリースします。ジョン・ダウランドが残したリュート独奏曲、あるいはリュート歌曲の編曲を集めたこのアルバムは、伝統 的な奏法と解釈を踏まえたうえで多声部の絡み合いを自在にコントロールしつつ、モダンな感性で旋律を流れるように歌い上げるという、個性 的でありながらも現代の音楽ファンに広く受け入れられる仕上がりとなっています。この一枚により、ダウランドの魅力が改めて広く認知されるこ ととなるでしょう。使用楽器はスタンダードなテノール・リュート。チューニングは現在一般的なGではなく、1600年前後に一般的であったと考え られるFを採用しています。














RICERCAR
RIC-110(31CD)
限定盤
NX-H04
『ドイツ・バロックの巨匠たち』〜17世紀ドイツを代表する作曲家たちの「音の事典」

【DISC 1-28】
Anonymus (作者不詳) に始まり、Friedrich Wilhelm Zachow (フリードリヒ・ウィルヘルム・ツァッホウ) までの17世紀ドイツの作曲家の代表曲を、作曲家のファミリーネームのアルファベット順に収録。

【DISC 29-31】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの代表曲を収録。

内容内訳
■CD1
Anonymus
1. Es ist g’nug 6’55
Greta De Reyghere:soprano
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Ghislaine Wauters: violas
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Sophie Watillon:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1988)
2. Sonata d-moll 7’27
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot:bass viol / Willem Jansen: organ ? (1990)
3. Aus der Tie?en 5’40
Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot & Francois Fernandez: treble viols
Piet Strijkers & Kaori Uemura:bass viols
Yvon Reperant:organ / Philippe Malfeyt: theorbo ? (1996)
4. Sonata a 3 ?auti 2’50
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos, Patrick Denecker & Mieke Van Weddingen:soprano recorders
Philippe Pierlot:bass viol / Guy Penson: harpsichord ? (1990)
5. Sonata d-moll 4’51
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin
Philippe Pierlot:bass viol / Willem Jansen: harpsichord ? (1990)
6. Sonata a 6 4’12
CLEMATIS
Stephanie de Failly, Amandine Solano, Catherine Plattner,
Ellie Nimeroski & Jorlen Vega Garcia: violins
Samantha Montgomery:viola / Anais Ramage: bassoon
Sarah Van Oudenhove:violone / Brice Sailly: organ ? (2017)
7. Sonata IV 3’09
SYNTAGMA AMICI
Elsa Frank & Francis Mercet:bombardo alto
Krzysztof Lewandowski & Stephane Tamby: bombardo basso
Jeremie Papasergio:bombardo grosso ? (2020)
Clamor Heinrich Abel
8. Sonata sopra Cuccu 6’05
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin
Philippe Pierlot:bass viol / Willem Jansen: harpsichord ? (1990)
Johann Rudolph Ahle
9. Jesu dulcis memoria 6’09
10. Gehe aus auf die Landstrassen 3’48
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot, Francois Fernandez & Gail Ann Schroder:bass viols
Guy Penson:organ ? (1985)
11. Cum Maria diluculo 3’54
Paulin Bundgen:countertenor
CLEMATIS
Stephanie de Failly, Amandine Solano & Catherine Plattner:violins
Samantha Montgomery, Ellie Nimeroski & Jorlen Vega Garcia:violas
Sarah Van Oudenhove:violone / Brice Sailly: organ ? (2017)
Michael Altenburg
12. Nun komm der Heiden Heiland 4’29
VOX LUMINIS
Lionel Meunier:artistic direction / Bart Jacobs:organ ? (2017)
Johann Bach
13. Sey nun wieder zufrieden 3’16
14. Unser Leben ist ein Schatten 7’22
COLLEGIUM VOCALE GENT
Philippe Herreweghe:direction ? (1982)
Heinrich Bach
15. Erbarm dich mein 3’18
Bart Jacobs:organ (Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
16. Ich danke dir Gott 5’44
VOX LUMINIS
Zsuzsi Toth, Victoria Cassano, Jan Kullmann, Robert Buckland
& Lionel Meunier:soloists
Lionel Meunier:artistic direction ? (2017)
■CD2
Johann Michael Bach
1. Magni?cat 2’50
Bart Jacobs:organ (Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
2. Halt was du hast 5’38
CAPELLA SANCTI MICHAELIS
Robert Kohnen:organ / Philippe Pierlot: bass viol / Eric Mathot:double bass
Erik Van Nevel:direction ? (1990)
3. Das Blut Jesu Christi 3’19
COLLEGIUM VOCALE GENT
Johann Huys:organ / Philippe Pierlot:bass viol
Philippe Herreweghe:direction ? (1982)
4. Gelobet seist du Jesu Christ 2’15
Bart Jacobs:organ (Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
5. Ach wie senhlich wart ich der Zeit 6’53
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Marc Destrube:violins
Philippe Pierlot, Hiroshi Fukuzawa & Titia De Zwart:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1983)
6. Wenn wir in hochsten Noten sein (3 versus) 1’56
7. Gott hat das Evangelium 2’18
Bart Jacobs:organ (Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
8. Auf, last uns denHerrenLoben 6’51
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Marc Destrube:violins
Philippe Pierlot, Hiroshi Fukuzawa & Titia De Zwart:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1983)
Johann Christoph Bach
9. Der Gerechte 4’36
10. Furchte dich nicht 4’35
COLLEGIUM VOCALE GENT
Johann Huys:organ / Philippe Pierlot:bass viol
Philippe Herreweghe:direction ? (1982)
11. Ach dass ich Wasser’s g’nug hatte 7’03
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Marc Destrube:violins
Philippe Pierlot, Hiroshi Fukuzawa & Titia De Zwart:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1983)
12. Unsers Herzens Freude 7’32
COLLEGIUM VOCALE GENT
Johann Huys:organ / Philippe Pierlot:bass viol
Philippe Herreweghe:direction ? (1982)
13. Mit Weinen hebt sichs an 5’17
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot, Hiroshi Fukuzawa & Titia De Zwart:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1983)
14. Praeludium und Fuga 5’49
Bart Jacobs:organ (Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
15. Herr, wende dich nicht und sei mir gnadig 12’46
VOX LUMINIS
Stefanie True, Jan Kullmann, Robert Buckland & Sebastian Myrus:soloists
Zsuzsi Toth, Daniel Elgersma, Philippe Froeliger & Lionel Meunier:ripieni
Tuomo Suni & Jacek Kurzyd?o:violins / Raquel Massadas & Johannes Frisch: violas
Benoit Vanden Bemden:violone / Bart Jacobs: great organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2018)
■CD3
Johann Christoph Bach
1. Es erhub sich ein Streit 9’13
VOX LUMINIS
Zsuzsi Toth, Daniel Elgersma, Philippe Froeliger,
Sebastian Myrus & Lionel Meunier:choir I
Stefanie True, Jan Kullmann, Pieter De Moor,
Robert Buckland & Matthew Baker:choir II
Tuomo Suni, Jacek Kurzyd?o & Johannes Frisch:violins
Raquel Massadas, Antina Hugosson & Wendy Ruymen:violas
Benoit Vanden Bemden:violone / Jeremie Papasergio: bassoon
Rudolf Lorinc, Moritz Gorg, Tibor Meszaros & Bjorn Kadenbach:trumpets
Michael Juen:timpani / Bart Jacobs:great organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2018)
2. Wie bist du denn, o Gott, in Zorn auf mich entbrant (Lamento) 10’35
Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin & direction
Philippe Pierlot, Sophie Watillon & Kaori Uemura:bass viols
Yvon Reperant:organ / Philippe Malfeyt: theorbo ? (1994)
3. Meine Freundin, du bist schon 26’02
Meine Freundin, du bist schon (BA)
Ciacona:Mein Freund ist mein (S)
Wo ist dein Freundgeblieben? (ATS)
Ich habe meine Myrrhen samt meinem Wurzen abgebrochen (B)
Esset, meine Lieben, und trinket (SATB)
Mariana Flores:soprano / Steve Dugardin: countertenor
Fernando Guimaraes:tenor / Philippe Favette: bass
CLEMATIS
Stephanie de Failly & Jivka Kaltcheva: violins
Sue Ying Koang & Paul De Clerck:violas
Herve Douchy:cello / Francois Joubert-Caillet: bass viol
Eric Mathot:double bass / Lionel Desmeules: organ
Leonardo GarciaAlarcon:direction ? (2011)
Johann Ludwig Bach
Missa brevis super cantilena Allein Gott in der Hoh’ sei Ehr
4. Kyrie 3’33
5. Gloria in exclesis Deo (Allein Gott in der Hoh’ sei Ehr’) 13’06
Laudamus te (Wir loben, preis’n, anbeten dich)
Domine Fili unigenite (O Jesu Christ, Sohn eingeborn)
Quoniam tu solus sanctus (O Heiliger Geist, du hochstes Gut)
EX TEMPORE
Florian Heyerick:direction ? (2011)
Johann Bernhard Bach
6. Ouverture G-Dur 16’04
Ouverture
Gavotte en Rondeau
Sarabande
Bourree
Air
Menuet
Gigue
L’ACHERON
Marie Rouquie & Alice Julien-Laferriere: violins
Kathia Robert & Jorlen Vega Garcia:violas
Elodie Peudepiece:double bass
Thomas Kugler & Karel Valter:?utes & piccolo
Johanne Maitre & Elsa Frank:oboes & recorders
Melanie Flahaut:bassoon & ?ageolet
Miguel Henry:archlute & guitar
Philippe Grisvard:harpsichord
Francois Joubert-Caillet:bass viol & direction ? (2016)
Missa super Christ unser Herr
■CD4
Christoph Bernhard
1. Kyrie 3’04
2. Gloria 4’58
VOX LUMINIS
Lionel Meunier:artistic direction ? (2017)
3. Aus der Tie?e 7’18
Greta De Reyghere:soprano
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Guya Martinini: violins
Philippe Pierlot:bass viol / Bernard Foccroulle: organ ? (1991)
4. Was betrubst du dich meine Seele 4’18
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin
Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols / Guy Penson:organ ? (1985)
Philipp Friedrich Boddecker
5. Sonata sopra La Monica fagotto solo 5’25
Jeremie Papasergio:bassoon / Freddy Eichelberger: organ ? (1998)
Georg Bohm
6. Praeludium (und Fugue) in C 5’05
7. Christe, der du bist Tag und Licht (3 versus) 9'06
Bernard Foccroulle:organ
(Alkmaar, Sint-Laurentiuskerk, Van Hagerbeer organ) ? (2011)
8. Mein Freund ist mein 18’50
Mein Freund ist mein (coro)
Mein Freund ist mein (S)
Ritornello
Mein Freund ist mein (A)
Ritornello
Mein Freund ist mein (B)
Ritornello
Mein Freund ist mein (T)
Mein Freund ist mein (coro)
Mariana Flores:soprano / Paulin Bungden: countertenor
Fernando Guimaraes:tenor / Christian Immler: bass
CLEMATIS
Stephanie de Failly & Jivka Kaltcheva: violins
Sue Ying Koang & Paul De Clerck:violas
Benjamin Glorieux:cello / Eric Mathot:double bass
Lionel Desmeules:organ
Leonardo Garcia Alarcon:direction ? (2011)
9. Wer nur den lieben Gott lasst walten (Partita) 7’32
Bernard Foccroulle:organ
(Alkmaar, Sint-Laurentiuskerk, Van Hagerbeer organ) ? (2011)
10. Vater unser im Himmelreich 5’06
Transcription for violin, 2 violas, basso continuo (organ, bass viol)
CLEMATIS
Stephanie de Failly:violin/ Ellie Nimeroski & Jorlen Vega Garcia:violas
Sarah Van Oudenhove:bass viol / Brice Sailly: organ ? (2017)
11. Praeludium, Fuge und Postludium in g moll 8'12
Yoann Moulin:harpsichord (Philippe Humeau, after Ruckers)
■CD5
Christian Ludwig Boxberg
1. Bestelle dein Haus 6’45
Aria (SATB):Bestelle dein Haus ? Herr, lehre doch mich
Choral:Herzlich tut mich verlangen
Aria (SATB):Christus ist mein Leben ? Ich hab Lust abzuscheiden
Choral:Wenn gleich suss ist das Leben
Greta De Reyghere:soprano / James Bowman: countertenor
Guy de Mey:tenor / Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos & Patrick Denecker: recorders
Hugo Reyne:oboe / Marc Minkowski:bassoon
Yvon Reperant:organ ? (1990)
Nicolaus Bruhns
2. Praeludium G-Dur 8’37
Bernard Foccroulle:organ
(Norden, Ludgerikirche, Schnitger organ) ? (1988)
3. Ich liege und schlafe 13’15
soprano, countertenor, tenor, bass
2 violins, 2 bass viols, cello, basso continuo (organ)
Ich liege und schlafe (SATB)
Ich hab, Gottlob, das mein Vollbracht (S)
In Jesu Namen schlaf ich ein (AT)
In Jesu Namen fahr ich hin (B)
Ich liege und schlafe (SATB)
RICERCAR CONSORT*
4. Der Herr hat seinen Stuhl im Himmel bereitet 7’33
bass, 2 violins, 2 bass viols, cello, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
5. Nun komm der Heiden Heiland 10’06
Bernard Foccroulle:organ
(Norden, Ludgerikirche, Schnitger organ) ? (1988)
6. Die Zeit meines Abschieds ist vorhanden 6’56
soprano, countertenor, tenor, bass
2 violins, 2 bass viols, cello, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
7. Mein herz ist bereit 9’02
bass, violin, bass viol, basso continuo (organ)
Sonatina
Mein Herz ist bereit
Herr, ich will dir danken
RICERCAR CONSORT*
8. Praeludium g-moll 4’44
Bernard Foccroulle:organ
(Norden, Ludgerikirche, Schnitger organ) ? (1988)
9. O werter heil’ger Geist 14’00
soprano, countertenor, tenor, bass
2 trumpets, bassoon, 2 violins, 2 bass viols, cello, basso continuo (organ)
Sinfonia
O werter heil’ger Geist (B)
Sinfonia
Dein unvergleichlich Licht (S)
Sinfonia
Entzund’ in meiner Brust (T)
Sinfonia
Wenn mein Gewissen zagt (A)
Sinfonia
O werter heil’ger Geist (SATB)
*RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano / James Bowman: countertenor
Guy de Mey:tenor / Max van Egmond:bass
Francois Fernandez & Mihoko Kimura:violins
Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols
Ageet Zweistra:cello / Friedemann Immer & Francois Petit-Laurent:trumpets
Marc Minkowski:bassoon / Bernard Foccroulle: organ ? (1988)
■CD6
Nicolaus Bruhns
1. Hemmt eure Tranen?ut 13’33
soprano, countertenor, tenor, bass
2 violins, 2 bass viols, cello, basso continuo (organ)
Hemmt eure Tranen?ut (SATB)
Der Stein war allzu gros (A)
Die Christi Grab bewacht (T)
Verlas ich gleich die Welt (B)
Amen (SATB)
RICERCAR CONSORT*
2. Erstanden ist der heilige Christ 9’00
2 tenors, 2 violins, bass viol, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
3. Praeludium e-moll 8’44
Bernard Foccroulle:organ
(Norden, Ludgeri Kirche, Schnitger organ) ? (1988)
4. Wohl dem, der den Herren furchtet 7’36
2 sopranos, bass, 2 violins, 2 bass viols, cello, basso continuo (organ)
Wohl dem, der den Herren furchtet (SSB)
Dein Weib wird sein (SS)
Siehe also wird gesegner der Mann (B)
Der Herr wird dich segnen (SSB)
Amen (SSB)
RICERCAR CONSORT*
5. Paratum cor meum 12’56
2 tenors, bass, violin, 2 bass viols, basso continuo (organ)
Paratum cor meum (TTB)
Con?tebor tibi in populis (TT)
Exaltare (TTB)
RICERCAR CONSORT*
Philipp Friedrich Buchner
6. Sonata V 8’54
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin / Philippe Pierlot: bass viol
Jan Willem Janssen:organ ? (1990)
Lovies Busbetzky
7. Erbarm dich mein 18'50
soprano, countertenor, tenor, bass
2 violins, 3 bass viols, basso continuo ( organ, cello)
Sinfonia
Erbarm dich mein (S)
Kehre wieder (B)
Die Sunden sind, die ich getan (S)
Darum so bekehret euch (B)
O Vater der Barmherzigkeit (S)
Ero?ne mir dein freundlich Herz (coro)
RICERCAR CONSORT*
*RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano / Jill Feldman: soprano (4)
James Bowman:countertenor / Guy de Mey: tenor
Ian Honeyman:tenor (2, 5) / Max van Egmond: bass
Francois Fernandez & Mihoko Kimura:violins
Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols
Ageet Zweistra:cello / Bernard Foccroulle: organ ? (1988)
for Busbetzky
Sophie Watillon:bass viol / Guy Penson: organ ? (1990)
■CD7
Dieterich Buxtehude

1. Das neugeborne Kindelein, BuxWV 13 7’04
soprano, countertenor, tenor, bass
3 violins, bass viol, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*

2. Nun komm der Heiden Heiland, BuxWV 211 1’34
Bernard Foccroulle:organ
(Hoogstraten, Sint-Katharinakerk, Thomas organ) ? (2005)
3. Ich suchte des Nachts, BuxWV 50 14’21
tenor, bass, 2 violins, 2 oboes, basso continuo (organ, bass viol)
RICERCAR CONSORT*

4. Ach Herr, mich armen Sunder, BuxWV 178 2’49
Bernard Foccroulle:organ
(Groningen, Martinikerk, Schnitger organ) ? (2006)
5. Herr, ich lasse dich nicht, BuxWV 36 9’03
tenor, bass, 2 violins, 2 trombones, basso continuo (organ, bass viol)
RICERCAR CONSORT*

6. O Clemens, o mitis, o coelestis Pater, BuxWV 82 7’47
soprano, 2 violins, 2 bass viols, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
7. Toccata in G, BuxWV 165 5’05
Andrea Buccarella:harpsichord ? (2019)
8. Singet dem Herren, BuxWV 98 7’37
soprano, violin, bass viol, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
9. Komm, heiliger Geist, BuxWV 200 3’21
Bernard Foccroulle:organ
(Groningen, Martinikerk, Schnitger organ) ? (2006)
10. Ich halte es dafur, BuxWV 48 12’59
soprano, bass, violin, bass viol, basso continuo (organ, bass viol)
RICERCAR CONSORT*
11. Praeludium in g-moll, BuxWV 149 8’19
Bernard Foccroulle:organ
(Groningen, Martinikerk, Schnitger organ) ? (2006)
*RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano / Henri Ledroit: countertenor
Guy de Mey:tenor/ Max van Egmond:bass
Francois Fernandez, Ghislaine Wauters, Mihoko Kimura & Michele Sauve:violins
Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols
Bernard Foccroulle & Guy Penson:organ
Marcel Ponseele & Taka Kitazato:oboes
Harry Ries & Wim Becu:trombones ? (1987 & 1990)
■CD8
Dieterich Buxtehude
1. Toccata F-Dur, BuxWV 157 4’54
Bernard Foccroulle:organ
(Hoogstraten, Sint-Katharinakerk, Thomas organ) ? (2005)
2. Laudate pueri Dominum, BuxWV 69 5’54
2 sopranos, 2 treble viols, 4 bass viols, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*

3. Dialogus inter Christum et ?delem animam, BuxWV 111 9’55
soprano, bass, 2 violins, bass viol, basso continuo (organ, bass viol)
RICERCAR CONSORT*
4. Ciaconna e-moll, BuxWV 160 5’21
Bernard Foccroulle:organ
(Helsingor, Sct. Maria Kirke, Lorentz-Frietzsch organ) ? (2004)
5. An ?lius non est Dei, BuxWV 6 13’06
countertenor, tenor, bass, 3 bass viols, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
6. Canzona G-Dur, BuxWV 170 3’23
Bernard Foccroulle:organ
(Norden, Ludgerikirche, Schnitger organ) ? (2003)
7. Sonata F-Dur, BuxWV 269 7’21
A violino due solo ? a viola da gamba solo ? a un violino solo ? a tre
STYLUS PHANTASTICUS
Paolo Valetti & Amandine Beyer:violins
Friederike Heumann:bass viol / Marina Bonetti: harp
Eduardo Eguez:theorbo / Dirk Borner:organ (ALPHA 047) ? (2002)
Suite C-Dur, BuxWV 226
8. Allemande 3’14
9. Courante 1’38
10. Sarabandes I & II 3’04
11. Gigue 1’28
Celine Frisch:harpsichord (ALPHA 149) ? (2009)
12. Christ unser Herr zum Jordan kam, BuxWV 180 3’45
Bernard Foccroulle:organ
(Stockholm, Sankta Gertruds kyrka, Gronlunds organ) ? (2006)
13. Wenn ich, Herr Jesu, BuxWV 107 5’00
countertenor, 2 violins, basso continuo (organ, bass viol)
RICERCAR CONSORT*
14. Wie schon leuchtet der Morgenstern, BuxWV 223 6’45
Bernard Foccroulle, organ
(Helsingor, Sct. Maria Kirke, Lorentz-Frietzsch organ) ? (2004)
15. Klag Lied 6’06
soprano, 3 bass viols, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
*RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano / Agnes Mellon: soprano (2)
Henri Ledroit:countertenor (13) / James Bowman:countertenor (5)
Ian Honeyman:tenor / Max van Egmond:bass
Francois Fernandez:violin & treble viol / Mihoko Kimura:violin
Philippe Pierlot:bass viol & treble viol
Sophie Watillon, Kaori Uemura, Gail Ann Schroder & Annick Renwart:bass viols
Bernard Foccroulle & Guy Penson:organ ? (1987 & 1990)
■CD9
Georg Engelmann 6’10
1. Paduana Doaga & Gaillarda Zibotte
FLANDERS RECORDER QUARTET
Bart Spanhove, Joris Van Goethem, Paul Van Loey, Fumiharu Yoshimine:recorders
with the participation of Marion Verbruggen: recorder ? (1996)
Philipp Heinrich Erlebach
2. Sonata Terza 13’52
Sonata (Adagio ? Allegro ? Lento) ? Allemande ? Courante ? Sarabande
Ciaconne ? Final (Lento ? Tremolo adagissimo)
L’ACHERON
Marie Rouquier:violin
Yoann Moulin:harpsichord
Miguel Henry:archlute
Francois Joubert-Caillet:bass viol & direction ? (2018)
3. Meine Seufzer 9’10
Victor Torres:baritone
STYLUS PHANTASTICUS (ALPHA 018) ? (2001)
Carlo Farina
4. Suite in g-moll 10’01
Pavana ? Gagliarda ? Correnta ? Balletto Allemano
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Sophie Watillon:viols ? (1989)
5. Sonata La Farina 7’43
CLEMATIS
Stephanie de Failly:violin
Leonardo Garcia Alarcon:organ
Thomas Dunford:theorbo
Andrea de Carlo:bass viol
6. Balletto a 3 2’23
CLEMATIS
Andrea de Carlo, Hernan Cuadrado & Jerome Lejeune:bass viols
Leonardo Garcia Alarcon:organ
7. Capriccio stravagante 18’13
CLEMATIS
Stephanie de Failly:violin
Girolamo Bottiglieri:viola
Andrea de Carlo & Hernan Cuadrado:bass viols
Eric Mathot:double bass
Leonardo Garcia Alarcon:organ & virginal
Thomas Dunford:theorbo ? (2008)
Johann Fischer
8. Suite in a-moll 11’46
Ouverture ? Entree ? Menuet ? Air ? Chaconne ? Gavotte
LINGUA FRANCA
Benoit Laurent:oboe & direction
Lidewei De Sterck & Mathieu Loux:oboes
Stephan Verdegem:taille de hautbois
Jean-Francois Carlier & Moni Fischalek: bassoons ? (2009)
■CD10
Johann Fischer
1. Sonata Hertzlich thut mich verlangen 6’38
CLEMATIS
Stephanie de Failly, Amandine Solano & Ellie Nimeroski:violins
Catherine Plattner & Samantha Montgomery: violas
Jerome Lejeune:tenor viol / Francois Joubert-Caillet: bass viol
Brice Sailly:organ ? (2017)
Johann Philipp Fortsch
2. Aus der Tie?e 8’15
RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano
Francois Fernandez & Guya Martinini: violins
Philippe Pierlot & Sophie Watillon:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1991)
Johann Wolfgang Franck
3. Weil Jesu in meinem Sinn 15’54
Paulin Bundgen:countertenor
CLEMATIS
Stephanie de Failly & Amandine Solano: violins
Sarah Van Oudenhove:bass viol / Brice Sailly: organ ? (2017)
Melchior Franck
4. Ein feste Burg ist unser Gott 1’15
VOX LUMINIS
Bart Jacobs:organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2016)
5. Paduana & Tanz 3’39
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot, Francois Fernandez & Sophie Watillon:viols
Bernhard Stilz:racket ? (1995)
David Funck
6. Suite D-Dur 7’50
Allegro-Adagio ? Allemande ? Courante ? Sarabande ? Gigue
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot, Rainer Zipperling, Francois Fernandez
& Sophie Watillon:bass viols ? (1992)
Johann Wilhelm Furchheim
7. Sonata secunda 4’57
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez, Enrico Gatti & Mihoko Kimura:violins
Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols
Robert Kohnen:harpsichord ? (1989)
Christian Geist
8. Vater unser 7’30
Paulin Bundgen:countertenor
CLEMATIS
Stephanie de Failly:violin / Ellie Nimeroski & Catherine Plattner:violas
Anais Ramage & Jerome Lejeune:recorders
Sarah Van Oudenhove:bass viol / Brice Sailly: organ ? (2017)
Andreas Hammerschmidt
9. Sonata super Nun lob mein Seel 5’14
Greta De Reyghere:soprano
RICERCAR CONSORT
Bruce Dickey & Doran Sherwin:cornets
Sue Addison, Charles Toet, Jean-Jacques Herbin & Wim Becu:trombones
Guy Penson:organ ? (1989)
10. Freude, Freude, grosse Freude 6’01
11. Wie lieblich sind deine Wohnungen 3’08
VOX LUMINIS
Bart Jacobs:organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2017)
12. Wo ist der neugeborne Konig 4’24
Greta De Reyghere & Agnes Mellon:sopranos /
Dominique Visse:countertenor / Guy de Mey: tenor
Victor Demai?e:bass
RICERCAR CONSORT
Florence Malgoire & Ghislaine Wauters: violins
Philippe Pierlot:bass viol / Guy Penson: organ ? (1989)
13. Paduana a 6 4’58
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos & Patrick Denecker: recorders
Philippe Pierlot, Kaori Uemura, Piet Stryckers & Sophie Watillon:viols
Guy Penson:harpsichord ? (1990)
■CD11
Johann Nicolaus Han?
1. Ein feste Burg ist unser Gott 4'21
2. Helft mir Gott’s gute Preisen 1'49
3. Erbarm dich mein, o Herre Gott I 4'48
Thomas Ospital:organ
(Ciboure, eglise Saint-Vincent, Thomas organ)
Johann Hentzschel
4. Canzon mit 8 Viol de gamben 4’30
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot, Francois Fernandez, Rainer Zipperling, Piet Stryckers,
Sophie Watillon, Vittori Ghielmi, Kaori Uemura & Yuka Saito:bass viols
Pierre Hantai:harpsichord / Konrad Junghanel: theorbo ? (1992)
Georg Melchior Ho?mann
5. Schlage doch gewunschte Stunde 6’06
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Marc Destrube:violins
Philippe Pierlot, Hiroshi Fukuzawa & Titia De Zwart:bass viols
Bernard Foccroulle:organ / Willy Daenen: campanella ? (1983)
Johann Krieger
6. Ihr Hirten, verlasset die Finstere Nacht 5’51
Claire Le?lliatre:soprano
LES CORSAIRES DU ROY
Elsa Frank & Denis Raisin Dadre:deutsche Schalmeyen
Jeremie Papasergio:bassoon / Elisabeth Geiger: organ ? (2001)
Johann Philipp Krieger
7. O Jesu, du mein Leben 8'40
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin / Philippe Pierlot: bass viol
Guy Penson:harpsichord ? (1985)
Johann Kuhnau
8. Partie IV f-moll 10’22
Ciaconna ? Allemande ? Courante ? Sarabande ? Aria
Guy Penson:harpsichord
9. Suonata quarta:Hiskia agonizzante e risanato 6’46
Yoann Moulin:harpsichord (Philippe Humeau, after Ruckers) ? (2020)
August Kuhnel
10. Aria variata 5’37
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin / Philippe Pierlot: bass viol
Jan Willem Jansen:harpsichord ? (1990)
11. Partita sopra Herr Jesu Christ du hogst gut 9’21
Philippe Pierlot:bass viol / Robert Kohnen: organ ? (2000)
12. Sonata II e-moll 11’24
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot & Rainer Zipperling: bass viols
Pierre Hantai:harpsichord ? (1992)
■CD12
Johann Jacob Lowen
1. Capriccio primo 1’47
2 trumpets, basso continuo (organ, bassoon)
2. Sinfonia XXXIX 2’52
3 violins, 2 bass viols, basso continuo (harpsichord)
3. Capriccio secondo 1’17
2 trumpets, basso continuo (organ, bassoon)
4. Sinfonia XLVIII 2’06
3 violins, 2 bass viols, basso continuo (harpsichord)
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez, Enrico Gatti & Mihoko Kimura:violins
Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols
Friedemann Immer & Francois Petit-Laurent: trumpets
Marc Minkowski:bassoon / Robert Kohnen: organ & harpsichord ? (1989)
Vincent Lubeck
5. Praeludium ex g 8’58
Bart Jacobs:organ (Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
6. Willkommen susser Brautigam 7’20
Greta De Reyghere & Agnes Mellon:sopranos
RICERCAR CONSORT
Florence Malgoire & Ghislaine Wauters: violins
Philippe Pierlot:bass viol / Guy Penson: organ ? (1989)
Johann Michael Nicolai
7. Sonata a tre Viol da gamba in d 13’14
Sonata (Adagio ? Allegro ? Adagio ? Allegro ? Adagio), Aria ? Courante ? Giga
Sarabande ? Ciaconi (Adagio)
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot, Francois Fernandez & Rainer Zipperling:bass viols
Pierre Hantai:organ ? (1992)
Johann Pachelbel
8. Praeludium 5’34
Bernard Foccroulle:organ
(Bruxelles, eglise Notre-Dame du Blankedelle, Collon organ) ? (1981)
9. Jauchzet dem Herrn (Motet) 5’56
Choir SATB / SATB, basso continuo
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR
Jean Tubery:direction ? (2006)
10. Was Gott tut das ist wohlgetan (Partita) 6’55
David Van Bouwel:organ
(Gedinne, Thomas organ) ? (2006)
11. Jauchzet dem Herrn (Kantate) 15’27
Sonata
Coro:Jauchzet dem Herrn
Aria (T):So jauchze, wer da kann
Aria (A) & Coro:Wie manche Trubsals?ut hat
Duett (SA):Was schadet der Feinde gespanneter Bogen
Aria (B):Vor der Feinde Wa?en Blitzen
Aria (ST):Ach bleib bei uns
Coro:Gelobet sei des Herren Name
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR
Aurore Bucher* & Claire Le?liatre*:sopranos
Helen Cassano*:mezzo-soprano
Paulin Bundgen* & Arnaud Ra?arin:countertenors
Vinciane Soille:alto
Frederic Bourdin, Philippe Froeliger* & Vincent Lesage*:tenors
Etienne Debaisieux*, Philippe Favette* & Lionel Meunier:basses
* soloists
LES AGREMENS
Katharina Heutjer & Flavio Losco:violins
Marie Haag & Marc Claes:violas
Herve Douchy:bass violin
Myriam Shalinsky:violone
Alain De Rijckere:bassoon
David Van Bouwel:organ
Juan Sebastian Lima:theorbo
Jean Tubery:direction ? (2006)
12. Christ lag in Todesbanden 4’57
David Van Bouwel:organ
(Gedinne, Thomas organ) ? (2006)
■CD13
Johann Pachelbel
1. Toccata in C 1’52
David Van Bouwel:organ
(Gedinne, Thomas organ) ? (2006)
2. Was Gott tut, das ist wohlgetan (Kantate) 8’29
Soprano, countertenor, tenor, bass
Choir, strings, bassoon, basso continuo
Sonata
Versus 1 (S):... es bleibt gerecht sein Wille
Sonata repetatur
Versus 2 (AT):... er wird mich nicht betrugen
Versus 3 (Coro):... er wird mich wohl bedenken
Versus 4 (B):...er ist mein Licht und Leben
Sonata repetatur
Versus 5 (Coro):... mus ich den Kelch gleich schmekken
Versus 6 (Coro):... dabei will ich verbleiben
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR & LES AGREMENS*
3. Fantasia g-moll 3’44
Bernard Foccroulle:organ
(Bruxelles, eglise Notre-Dame du Blankedelle, Collon organ) ? (1981)
4. Gott ist unser Zuversicht (Motet) 3’58
Choir (SATB / SATB), basso continuo
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR & LES AGREMENS*
Magni?cat Fugen
5. Terzi toni 1’15
6. Secundi toni 1’57
7. Septimi toni 1’48
8. Octavi Toni 1’13
Bernard Foccroulle:organ
(Bruxelles, eglise Notre-Dame du Blankedelle, Collon organ) ? (1981)
9. Christ lag in Todesbanden (Kantate) 13’17
Soprano, countertenor, tenor, bass
Choir, strings, bassoon, basso continuo
(Sinfonia) & Coro:Christ lag in Todesbanden
Duo (ST):Den Tod niemand zwingen konnt
Aria (B):Jesus Christus Gottes Sohn ist kommen
Aria (TA):Es war ein wunderlicher Krieg
Coro:Hier ist das rechte Osterlamm
Duo (ST):So feiern wir das hohe Fest
Coro:Wir essen und leben wohl zum susen Brot
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR
Aurore Bucher* & Claire Le?liatre*:sopranos / Helen Cassano*:mezzo-soprano
Paulin Bundgen* & Arnaud Ra?arin:countertenors / Vinciane Soille:alto
Frederic Bourdin, Philippe Froeliger* & Vincent Lesage*:tenors
Etienne Debaisieux*, Philippe Favette* & Lionel Meunier:basses /* soloists
LES AGREMENS
Katharina Heutjer & Flavio Losco:violins
Marie Haag & Marc Claes:violas / Herve Douchy:bass violin
Myriam Shalinsky:violone / Alain De Rijckere: bassoon
David Van Bouwel:organ / Juan Sebastian Lima:theorbo
Jean Tubery:direction ? (2006)
10. Aria Sebaldina 7’18
Bernard Foccroulle:organ
(Bruxelles, eglise Notre-Dame du Blankedelle, Collon organ)? (1981)
11. Fantasia 2’44
Gustav Leonhardt:harpsichord
(ALPHA 042) ? (2003)
12. Kanon 4’04
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos, Patrick Denecker & Mieke Van Weddingen:alto recorders
Philippe Pierlot:bass viol / Guy Penson: organ ? (1990)
13. Ciaconna f-moll 6’26
Bernard Foccroulle:organ
(Bruxelles, eglise Notre-Dame du Blankedelle, Collon organ) ? (1981)
Johann Christoph Pez
14. Passacaglia 3’34
oboe, basso continuo (harpsichord)

Johann Christoph Pezel
15. Biccinia variorum instrumentorum 6’01
2 deutsche Schalmey, bassoon
Intrada ? Allemande ? Courente ? Sarabande ? Ballo ? Gique
LES CORSAIRES DU ROY
Elsa Frank & Denis Raisin Dadre:deutsche Schalmeyen
Jeremie Papasergio:bassoon ? (2001)
Augustin P?eger
16. Ad te clamat cor meum 7’02
Julie Roset:soprano
CLEMATIS
Stephanie de Failly & Lathika Vithanage: violins
Ellie Nimeroski & Jorlen Vega Garcia: violas
Mathurin Matharel:bass violin
Brice Sailly:organ
Stephanie de Failly & Brice Sailly:direction ? (2020)
■CD14
David Pohle
1. Herr, wenn ich nur dich habe 10’03
Paulin Bundgen:countertenor
CLEMATIS
Stephanie de Failly & Amandine Solano: violins
Ellie Nimeroski & Samantha Montgomery: violas
Sarah Van Oudenhove:violone / Anais Ramage: bassoon
Brice Sailly:organ
Stephanie de Failly & Brice Sailly:direction ? (2017)
2. Sonata a 8 6’09
4 violins, 3 bass viols, basso continuo (organ, bass viol)
3. Sonata a 6 3’37
3 violins, 2 bass viols, basso continuo (harpsichord, bass viol)
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez, Enrico Gatti, Mihoko Kimura & Simon Heyerick:violins
Philippe Pierlot, Kaori Uemura, Sophie Watillon & Piet Stryckers:bass viols
Robert Kohnen:organ & harpsichord ? (1989)
Isaac Posch
4. Paduana V & Gagliarda V 6’51
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot & Francois Fernandez: treble viols
Piet Stryckers:tenor viol / Sophie Watillon & Rainer Zipperling:bass viols
Pierre Hantai:harpsichord ? (1992)
Hieronymus Praetorius
5. Christ unser Herr zum Jordan kam (Fantasia) 8’51
Bart Jacobs:organ
(Ciboure, eglise Saint-Vincent, Thomas organ) ? (2017)
Missa super Angelus ad pastores 8 vocum (SATB / SATB)
6. Kyrie 3’44
7. Gloria 5’59
8. Credo 8’12
9. Agnus Dei 4’06
10. Sanctus 3’51
CAPELLA SANCTI MICHAELIS
Robert Kohnen:organ/ Philippe Pierlot:bass viol /Eric Mathot:double bass
Erik Van Nevel:direction ? (1990)
11. Joseph, Lieber Joseph 1’33
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR
RICERCAR CONSORT
Denis Menier:direction ? (1996)
Jacob Praetorius
12. Vater unser im Himmelreich 16’28
[Versus] Manualiter a 4
Versus [a 3, pedaliter]
Versus [manualiter]
Versus, Pedaliter
Versus a 3 au? 2 Clav:
Versus au? 2 Clavir Pedaliter
Versus, Pedaliter
Bernard Foccroulle:organ
(Lubeck, Jacobikirche, Stellwagen organ) ? (2019)
Terpsichore Musarum
■CD15
Michael Praetorius
La Bouree ? Bransles simples ? Ballet 260 ? Ballet des Anglois 7’30
MUSICA AUREA
Janine Rubinlicht:violin / Philippe Pierlot, Sophie Sporcq,
Jerome Lejeune & Annick Ledent:viols
Bernard Foccroulle:harpsichord /Benoit Jacques de Dixmude:lute
Sophie Jacques de Dixmude:bassoon ? (1980)
2. Bransles de village 4’00
Claude Flagel:hurdy-gurdy / Ole Geris:bagpipes ? (1995)
3. Ballet des Amazones ? La Rosette ? La Bouree ? Courante 5’56
LES CORSAIRES DU ROY
Elsa Frank, Johanne Maitre, Katharina Andres
& Jeremie Papasergio:schawms ? (2003)
4. Passameze a 5 283 ? Gaillarde 284 ? Bransles simples ? Bransles de Montirande
Bransles doubles de Poitou 7’38
LA BANDE DE VIOLONS DU RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez, Florence Malgoire, Jean-Paul Burgos, Paul Herrera
& Catherine Girard:violins
Christine Angot, Heidi Verbruggen, Francoise Rojat & Nicole Fux:violas
Rainer Zipperling, Emmanuel Balssa & Philippe Pierlot:bass violins
Hugo Reyne:recorders & schawm / Alain De Rijckere:bassoon
Philippe Malfeyt:theorbo & cittern /Pierre Hantai:harpsichord
Marie-Ange Petit:percussions
Francois Fernandez:direction ? (1994)
5. Courant de Battaglia 1’48
ENSEMBLE GILES RAPIN (5 trumpets) ? (1993)
6. Ballet 268 2’09
SYNTAGMA AMICI
Elsa Frank, Denis Raisin Dadre, Francis Mercet
& Jeremie Papasergio:bassoons ? (2000)
7. Ballet 268 ? Courante 50 ? Philou ? Courante 183 ? Ballet 273 ?
Bransle de la Torche ? Bransle gay ? Volte 201 13’57
LA FENICE
Jean Tubery & Jean-Paul Boury:cornet & mute cornet
Jean-Jacques Herbin & Frank Poitrineau: tenor trombones
Michel Godard:serpent & bass trombone /Jeremie Papasergio:bassoon & serpent
Christina Pluhar:theorbo & guitar / Jean-Marc Aymes:harpsichord & organ
Marie-Ange Petit:percussions
Jean Tubery:direction ? (1994)
8. Pavane de Spaigne ? Spagnoletta ? La Canarie ? La Bouree 9’31
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot:treble viol / Kaori Uemura: treble & bass viol
Piet Stryckers:tenor viol / Sophie Watillon: bass viol
Philippe Alain-Dupre:?utes / Philippe Malfeyt: theorbo, lute & cittern
Vincent Dumestre:theorbo, guitar & bandora / Siebe Henstra:harpsichord & organ
Philippe Pierlot:direction ? (1994)
9. Passameze a 6 & Gaillarde a 5 2’42
SYNTAGMA AMICI
Elsa Frank, Patrick Denecker, Bernard Stilz, Simen Van Mechelen,
Dani Pelagatti & Jeremie Papasergio: crumhorns ? (2006)
10. Ballet de la Reine 6’17
LA BANDE DES LUTHS
Lieven Misschaer & Marianne Buisseret: soprano lute & ottavino lute
Bart Roose & Christine Van Roey:alto lutes
Frank Liegeois, Paul Rans & Erwin Verdonck: tenor lutes
Jan Van Outryve & Jurgen De Bruyn:archlutes
Wim Van Holdebeke:theorbo
Vincent Dumestre:theorbo & tenor lute
Philippe Malfeyt:theorbo & bass lute
Philippe Malfeyt:direction ? (1995)
11. Es ist ein Ross entsprugen 1’30
12. Puer natus in Bethlehem 1’57
13. Herr, nun lasst deinen Diener in Friede fahren 2’41
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR
Denis Menier:direction ? (1996)
14. Ein feste Burg ist unser Gott (Fantasie) 11’04
Bart Jacobs:organ
(Ciboure, eglise Saint-Vincent, Thomas organ) ? (2017)
■CD16
Johann Adam Reincken
1. An Wasser?ussen Babylon (Choral Fantaisie) 16’50
Bernard Foccroulle:organ
(Hamburg, Jacobikirche, Schnitger organ) ? (1999)
2. Toccata in A 6’10
Andrea Buccarella:harpsichord ? (2019)
3. Fuga in g 4’37
4. Was kann uns kommen an fur Not (Choral Fantasie) 11’48
Bernard Foccroulle:organ
(Hamburg, Jacobikirche, Schnitger organ) ? (1999)
Georg Riedel
5. Harmonische Freude frommer Seelen 11’40
Coro:Ich freue mich im Herrn
Aria:(S):In dem Herrn ich mich erfreue ? (A):Der Versohnungsrock mich kleidet
(T):Was sprichts du zu meiner Freude ? (B): Ich, von Ewigkeit dein Vater
Choral:Ich habe dich je und je geliebet
Greta De Reyghere:soprano / James Bowman: countertenor
Guy de Mey:tenor / Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Mihoko Kimura:violins
Ghislaine Wauters & Georges Longree: violas d’amore
Philippe Pierlot & Sophie Watillon:bass viols
Roel Dieltiens:cello / Eric Mathot:double bass
Frederic de Roos & Patrick Denecker: recorders
Hugo Reyne & Pascale Haag:oboes
Marc Minkowski:bassoon / Yvon Reperant: organ ? (1990)
Christian Ritter
6. Sonatina in d-moll 4’14
Yoann Moulin:harpsichord
(Philippe Humeau, after Ruckers) ? (2000)
Johann Rosenmuller
7. Ach Herr, strafe mich nicht 9'37
Julie Roset:soprano
CLEMATIS
Stephanie de Failly & Amandine Solano: violins
Ellie Nimeroski & Jorlen Vega Garcia: violas
Mathurin Matharel:bass violin / Nicolas Rosenfeld:bassoon
Brice Sailly:organ
Stephanie de Failly & Brice Sailly:direction ? (2020)
8. Sonata 11 a 5 4’06
FLANDERS RECORDER QUARTET
Bart Spanhove, Joris van Goethem, Paul Van Loey & Fumiharu Yoshimine:recorders
with the participation of Marion Verbruggen: recorder
Philippe Pierlot:bass viol / Guy Penson: organ ? (1998)
9. Sonata III a 2 4’24
LES CORSAIRES DU ROY
Elsa Frank:deutsche Schalmey / Jeremie Papasergio: bassoon
Elisabeth Geiger:harpsichord ? (2001)
Andreas Scharmann
10. Trauerklag 4’49
Greta De Reyghere:soprano / Vincent Gregoire: countertenor
Stephan Van Dijck:tenor / Herve Lamy:tenor
Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Ryo Terakado & Luis Otavio Santos:violins
Philippe Pierlot, Sophie Watillon, Kaori Uemura & Piet Strijckers:viols
David Sinclair:violone / Siebe Henstra: organ
Vincent Dumestre:theorbo / Philippe Pierlot: direction ? (1995)
■CD17
Heinrich Scheidemann
1. Christ lag in Todebanden ,WV3 6’59
Versus I:Pedaliter
Versus II:auf 2 clavir. Pedaliter
Versus III:Bicinium
2. Praeambulum in d, WV 35 2’25
3. Angelus ad pastores ait (after Lassus) WV 46 4’58
4. Magni?cat secondi toni,WV 15 14’50
1 Versus:Canto fermo in Tenore
2 Versus:au? 2 Clavir. Pedaliter
3 Versus:Pedaliter
4 Versus:a 3
Bernard Foccroulle:organ
(Tangermunde, Stephanskirche, Scherer organ) ? (2003)
5. Praeambulum in, G WV 41 3’43
6. Gagliarda ex D, WV 107 3’55
Yoann Moulin:harpsichord
(Philippe Humeau, after Andreas Ruckers) ? (2018)
Samuel Scheidt
7. Lobet im Himmel den Herrn 9’31
Theil 1:Alleluia, Lobet im Himmel
Theil 2:Lobet den Herzen auf Erden
Theil 3:Alleluia, Ohr Konige auf Erden
VOX LUMINIS
Lionel Meunier:direction ? (2009)
Prima Pars Concertuum Sacrorum
8. Concertus XII:Magni?cat tribus choribus* 18’05
Choir I:2 cornets, bass viol, tenor (HL)
Choir II:soprano, countertenor, tenor, bass (KVL, PVG, LT, JB)
Choir III:tenor (SVD), 2 tenor trombones, bass trombone
Basso continuo (organ, theorbo, violone)
RICERCAR CONSORT & LA FENICE*
9. Modus ludendi pleno organo 2’24
Bart Jacobs:organ
(Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
Prima Pars Concertuum Sacrorum 10’28
10. Concertus V:Hodie completi sunt, 8 vocum, cum instrumentis*
Choir I:soprano, countertenor, tenor, bass (MM, PVG, HL, JB), 4 viols
Choir II:soprano, countertenor, tenor, bass (KVL, CM, SVD, DS)
Cornet / recorder, 2 tenor trombones, bass trombone
Basso continuo (organ, theorbo, violone)
RICERCAR CONSORT & LA FENICE*
* RICERCAR CONSORT
Monika Mauch (MM) & Katelijne Van Laethem (KVL):sopranos
Carlos Mena (CM) & Patrick Van Goethem (PVG):countertenors
Herve Lamy (HL), Stephan Van Dijck (SVD) & Lieven Termont (LT):tenors
Job Boswinkel ( JB) & Dirk Snellings (DS):basses
Philippe Pierlot:treble & bass viol / Sophie Watillon:treble & bass viol
Kaori Uemura:tenor & bass viol / Emmanuel Balssa:bass viol
Maggie Urquhart:violone
LA FENICE
Jean Tubery:cornett, mute cornett & recorder / Gebhard David:cornett
Stefan Legee, Gilles Lalleman & Jacques Henry:tenor trombones
Franck Poitrineau:bass trombone / Christina Pluhar:theorbo & harp
Jean-Marc Aymes:organ
Philippe Pierlot:direction ? (1998)
■CD18
Samuel Scheidt
1. Benedicam 1’55
Bart Jacobs:organ
(Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
Prima Pars Concertuum Sacrorum
2. Concertus II:Laudate Dominum in Sanctis, 6 vocum et variis instrumentis 13’42
Choir I:2 tenors (SVD, HL), bass ( JB), 2 tenor trombones, bass trombone
Choir II:2 sopranos (MM, KVL), 4 bass viols
Basso continuo (organ harp, violone)
RICERCAR CONSORT & LA FENICE*
Sacrae Cantiones
3. Vater unser im Himmelreich 21’06
Coro 1:ZT, PB, SM, LM / Coro 2:SJ, JK, PF, BD
Versus 1:Vater unser im Himmelreich (SATB1 / SATB2)
Versus 2:Geheiligt werd der Name dein (SATB1, cantus ?rmus in Tenor)
Versus 3:Es komm dein Reich (SATB2, cantus ?rmus in Tenor)
Versus 4:Dein Will gescheh (SATB1, cantus ?rmus in Bassus)
Versus 5:Gib uns heut unser taglich Brot (Canon a 3, T1TB2, cantus ?rmus in Bassus)
Versus 6:All unser Schuld vergib uns (Canon a 3, SAT1, cantus ?rmus in Tenor)
Versus 7:Fuhr uns in Versuchung nicht (SATB2, cantus ?rmus in Altus)
Versus 8:Von allem Ubel uns erlos (SA1 / TB2, cantus ?rmus in S & T)
Versus 9:Amen, das ist:es werde wahr (SATB1 / SATB2)
VOX LUMINIS**
4. Fantasia super Ich ruf zu dir 10’30
Bart Jacobs:organ
(Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
Prima Pars Concertuum Sacrorum
5. Concertus VI:Angelus ad Pastores, 8 vocum, voce et instrumentis cum Symphonia* 7’05
Choir I:soprano, countertenor, tenor, bass (MM, PVG, HL, JB), 4 viols
Choir II:soprano, countertenor, tenor, bass (KVL, CM, SVD, DS), cornett / recorder, 2 tenor
trombones, bass trombone
Basso continuo (organ harp, violone)
RICERCAR CONSORT & LA FENICE*
6. Da Jesus an dem Creutze stund 9’36
Bart Jacobs:organ
(Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
7. Ist nicht Ephraim mein teurer Sohn (SSAT / TTB) 6'32
SATB / SATB:ZT, HC, JK, MS / PF, RB, BD
VOX LUMINIS**
8. Hymnus Veni Redemptor gentium* 4’53
Versus a 4 voc.:4 viols, organ
Versus a 4 voc. choralis in basso:4 viols, mute cornet, 3 trombones
RICERCAR CONSORT & LA FENICE*
9. Das alte Jahr vergagen ist 4'04
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR
Denis Menier:direction
*RICERCAR CONSORT
Monika Mauch (MM) & Katelijne Van Laethem (KVL):sopranos
Carlos Mena (CM) & Patrick Van Goethem (PVG):countertenors
Herve Lamy (HL), Stephan Van Dijck (SVD) & Lieven Termont (LT):tenors
Job Boswinkel ( JB) & Dirk Snellings (DS):basses
Philippe Pierlot:treble & bass viol / Sophie Watillon:treble & bass viol
Kaori Uemura:tenor & bass viol / Emmanuel Balssa:bass viol
Maggie Urquhart:violone
LA FENICE
Jean Tubery:cornett, mute cornett & recorder / Gebhard David:cornett
Stefan Legee, Gilles Lalleman & Jacques Henry:tenor trombones
144
Franck Poitrineau:bass trombone / Christina Pluhar:theorbo & harp
Jean-Marc Aymes:organ
Philippe Pierlot:direction ? (1998)
** VOX LUMINIS
Sara Jaggi & Zsuzsi Toth:sopranos
Helen Cassano:mezzo-soprano
Paulin Bundgen & Jan Kullmann:countertenors
Robert Buckland, Philippe Froeliger & Satoshi Mizukoshi:tenors
Bertrand Delvaux & Lionel Meunier:basses
Masato Suzuki:organ
Ricardo Rodriguez Miranda:bass viol
Benny Aghassi & Alain De Rijckere:bassoon
Lionel Meunier:artistic direction
■CD19
Samuel Scheidt
1. Toccata Da Pacem Domine 9’05
Bart Jacobs:organ
(Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
2. Paduana a 4 5’55
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot:treble viol / Kaori Uemura: tenor viol
Sophie Watillon:bass viol / Emmanuel Balssa: bass viol
LA FENICE
Jean Tubery:mute cornett / Stefan Legee & Gilles Lalleman:tenor trombones
Franck Poitrineau:bass trombone / Christina Pluhar:theorbo
Jean-Marc Aymes:organ
3. Allemande Also geht’s, also steht’s 7’00
Yoann Moulin:harpsichord ? (2018)

Ludi Musici
4. Paduan (V) a 4 8’29
5. Courant (XIII) a 4 3’48
6. Galliard (VII) a 4 1’51
7. Canzon ad imitationem Bergamasca Anglica (XXVI) a 5 4’35
L’ACHERON*
8. Ecco 3’10
Bart Jacobs:organ
(Abbaye de Le?e, Thomas organ) ? (2020)
Ludi Musici
9. Canzon a 5 super O Nachbar Roland 5’48
FLANDERS RECORDER QUARTET
Bart Spanhove, Joris van Goethem, Paul Van Loey, Fumiharu Yoshimine:recorders
with the participation of Marion Verbruggen: recorder ? (1998)
146
10. Cantilena Anglica Fortunae 5’44
Yoann Moulin:harpsichord ? (2018)

Ludi Musici
11. Galliard (XXV) a 5 3’16
12. Courant (XIX) a 4 2’37
13. Galliard Battaglia (XXI) a 5 3’42
L’ACHERON*
14. Fantasia super Io son ferrito lasso 9’33
Yoann Moulin:harpsichord ? (2018)
* L’ACHERON
Francois Joubert-Caillet:treble viol & direction
Andreas Linos:treble viol & tenor viol
Marie-Suzanne de Loye:tenor viol & bass viol
Robin Pharo:bass viol
Sarah Van Oudenhove:consort bass viol
Angelique Mauillon:harp
Miguel Henry:theorbo, lute & cittern
Philippe Grisvard & Yoann Moulin: organ, virginals & ottavino ? (2015)
■CD20
Johann Hermann Schein
1. Christ unser Herr zum Jordan kam 4’44
2 sopranos
tenor viol, 2 bass viols, basso continuo (organ)
2. O Jesu Christe, Gottes Sohn 3’34
soprano
violin, bass viol, basso continuo (organ)
Greta De Reyghere & Agnes Mellon:sopranos
RICERCAR CONSORT
Ghislaine Wauters:violin / Sophie Watillon: tenor viol
Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1988)
3. Uns ist ein Kind geboren 4’39
tenor
violin, alto ?ute, 2 bass viols, basso continuo (organ, theorbo)
4. Nun komm der Heiden Heiland 1’47
5. Gelobet seist du, Jesu Christ 1’47
2 sopranos, tenor
bass viol, basso continuo (organ)
6. O Jesulein mein Jesulein 2’14
2 sopranos
bass viol, basso continuo (organ)
7. Maria gegrusset seist du 8’17
soprano (Maria), tenor (Angelus)
4 trombones, basso continuo (organ, bass viol, theorbo)
Capella
Greta De Reyghere & Agnes Mellon:sopranos
Guy de Mey:tenor
RICERCAR CONSORT
Patrick Beuckels:alto ?ute / Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols
Sue Addison, Charles Toet, Jean-Jacques Herbin & Wim Becu:trombones
Guy Penson:organ / Konrad Junghanel:theorbo ? (1989)
8. Ich ruf zu dir 2’52
Greta De Reyghere & Kathelijne Van Laethem: sopranos
Philippe Pierlot:bass viol / Bernard Foccroulle: organ ? (1991)
9. Canzona a 6 4’55
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos & Patrick Denecker: recorders / Piet Strijkers:tenor viol
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Sophie Watillon:bass viols
Guy Penson:harpsichord ? (1990)
10. Paduana (Banchetto Musicale) 2’17
SYNTAGMA AMICI
Bernhard Stilz, Elsa Frank, Patrick Denecker
& Jeremie Papasergio:crumhorns ? (2006)
11. Suite XIII g-moll (Banchetto Musicale) 7’28
5 recorders / 8 recorders in the Allemande & Tripla
Paduana ? Gaillarde ? Courante ? Allemande & tripla
FLANDERS RECORDER QUARTET*
Johann Schelle
12. Nun komm der Heiden Heiland 2’24
cornet, mute cornet, tenor recorder, 2 tenor trombones, dulcian
LA FENICE ? (1996)

Melchior Schildt
13. Magni?cat primi toni (5 versus) 17’44
Bernard Foccroulle:organ
(Lubeck, Jacobikirche, Stellwagen organ) ? (2019)
Johann Shop
14. Paduana 57 a 6 4’55
3 recorders, 3 viols, basso continuo (theorbo)
FLANDERS RECORDER QUARTET*
Johannes Schultz
15. Passamezzo a 8 9’38
4 recorders, 4 viols, basso continuo (harpsichord, theorbo)
FLANDERS RECORDER QUARTET*

* FLANDERS RECORDER QUARTET
Bart Spanhove, Joris van Goethem, Paul Van Loey & Fumiharu Yoshimine:recorders
for Suite XII:Allemande & Tripla:Marion Verbruggen, Geert Van Gele,
Adri Breukink & Jerome Lejeune:recorders
with the participation of
Philippe Pierlot, Sophie Watillon, Kaori Uemura & Piet Stryckers:viols
Guy Penson:harpsichord / Philippe Malfeyt: theorbo ? (1998)
■CD21
Heinrich Schutz
1. Erbarm dich mein, o Herre Gott 4’16
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin
Philippe Pierlot, Gail Ann Schroder & Kaori Uemura:bass viols
Guy Penson:organ ? (1985)
2. Eile mich, Gott 3’21
3. Ich danke dem Herrn 4’29
4. O Jesu nomen dulce 3’33
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot:bass viol / Bernard Foccroulle: harpsichord / organ ? (1981)
5. Ave Maria 6’53
Agnes Mellon:soprano (Maria)
Dominique Visse:countertenor (Angelus)
RICERCAR CONSORT
Florence Malgoire & Ghislaine Wauters: violins
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Sophie Watillon:bass viols
Guy Penson:organ
CAPELLA RICERCAR ? (1989)
6. Der Engel sprach zu dem Hirten 2’35
Greta De Reyghere:soprano / Guy de Mey: tenor
RICERCAR CONSORT
Sue Addison, Charles Toet, Jean-Jacques Herbin & Wim Becu:trombones
Guy Penson:organ ? (1989)
7. Aus tiefer Not 2’30
CAPELLA SANCTI MICHAELIS
Erik Van Nevel:direction ? (1991)
8. Ich ruf zu dir 2’44
Greta De Reyghere, Katelijne Van Laethem & Marie-Noelle de Callatay:sopranos
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot:bass viol / Bernard Foccroulle: organ ? (1991)
9. Aus der Tiefe ruf ich 3’49
CAPELLA SANCTI MICHAELIS
Erik Van Nevel:direction ? (1991)
10. Ich liege und schlafe 3’00
Max van Egmond:bass / Yvon Reperant:organ ? (1996)
11. Von Aufgang der Sonne 5’24
12. Herr, neige deine Himmel 4’36
Max van Egmond & James Weaver:basses
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Enrico Gatti:violins
Philippe Pierlot:bass viol / Yvon Reperant: organ ? (1996)
Musicalische Exequien, SWV 279, Concert in Form einer teutschen Begrabnis-Missa
13. I. Intonatio:Nacket bin ich (RB) 3’58
Soli:Nacket werde ich (PF, RB, BD)
Cappella:Herr Gott Vater (tutti)
Soli:Christus ist mein Leben (ZT, SJ, RB)
Cappella:Jesu christe, Gottes Sohn (tutti)
Soli:Leben wir, so leben wir dem Herren ( JK, LM)
Cappella:Herr Gott, heiliger Geist (Tutti)
14. II. Intonatio:Also hat Gott die Welt geliebt (RB) 20’21
Soli:Auf das alle, die an ihn glauben (ZT, HC, JK, PF, RB, BD)
Cappella:Er sprach zu seinem lieben Sohn (tutti)
Soli:Das Blut Jesu Christi (SJ, OB)
Cappella:Durch ihn ist uns vergeben (tutti)
Soli:Unser wandel ist im Himmel (ZT, LM)
152
Cappella:Es ist allhier ein Jammertal (tutti)
Soli:Wenn eure Sunde gleich blutrot ware (PF, RB)
Cappella:Sein Wort, sein Tauf (tutti)
Soli:Gehe hin, mein Volk, in eine Kammer ( JK)
Soli:Der Gerechten Seelen (ZT, SJ, LM)
Soli:Herr, wenn ich nur dich habe (RB)
Soli:Wenn mir gleich Leib (SM, PF, OB, LM)
Cappella:Er ist das Heil und selig Licht (tutti)
Soli:Unser Leben wahret siebenzig Jahr (LM, BD)
Cappella:Ach wie elend ist unser Zeit (tutti)
Soli:Ich weis das mein Erloser lebt (RB)
Cappella:Weil du vom Tod erstanden bist (tutti)
Soli:Herr, ich lasse dich nicht (ZT, SJ, SM, PF, RB, BD)
Cappella:Er sprach zu mir (tutti)
15. III. Herr, wenn ich nur dich habe, SWV 280 3’27
Choir I:ZT, BH, OB, LM
Choir II:SJ, JK, RB, BD
16. IV. Herr, nun lassest du deinen Diener in Friede fahren, SWV 281 4’52
Intonatio:RB
Choir I:BH, JK, PF, RB, BD
Choir II:ZT, SJ, OB
VOX LUMINIS
Sara Jaggi (SJ) & Zsuzsi Toth (ZT):sopranos I
Helen Cassano (HC) & Kerlijne Van Nevel: sopranos II
Barnabas Hegyi (BH) & Jan Kullmann ( JK):countertenors
Philippe Froeliger (PF) & Satoshi Mizukoshi (SM):tenors I
Robert Buckland (RB) & Olivier Berten (OB):tenors II
Bertrand Delvaux (BD) & Lionel Meunier (LM):basses
Ricardo Rodriguez Miranda:bass viol / Masato Suzuki:organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2010)
■CD22
Heinrich Schutz
1. Die sieben Worte Jesu Christi am Kreuz 17’30
Introitus ? Symphonia ? Die sieben Worte ? Symphonia ? Conclusio
Agnes Mellon:soprano (Evangelist)
Steve Dugardin:countertenor (Evangelist ? Schacher zur Linken)
Stephan Van Dijck:tenor (Evangelist)
Paul Agnew:tenor (Christus)
Job Boswinkel:bass (Evangelist ? Schacher zur Rechten)
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot:treble viol
Sophie Watillon, Liam Fennely, David Sinclair & Minneke Van der Welden:bass viols
Brian Feehan:theorbo / Siebe Henstra:organ
Philippe Pierlot:conductor ? (1998)
2. Das ist gewislich wahr,SWV 277 4’43
VOX LUMINIS
Sara Jaggi & Zsuzsi Toth:sopranos I
Helen Cassano & Kerlijne Van Nevel:sopranos II
Barnabas Hegyi & Jan Kullmann:countertenors
Philippe Froeliger & Satoshi Mizukoshi: tenors I
Robert Buckland & Olivier Berten:tenors II
Bertrand Delvaux & Lionel Meunier:basses
Ricardo Rodriguez Miranda:bass viol /Masato Suzuki:organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2010)
Historia der Auferstehung Jesu Christi
3. Chorus 1’10
4. Der Ostermorgen 6’04
5. Jesus erscheint Maria Magdalena 9’55
6. Der Jungling in Grabe 1’56
7. Jesus erscheintden Frauen 1’51
8. Rat der Hohenpriester 1’51
9. Jesus erscheint den Emmausjungern 9’12
10. Jesus erscheint den Elf Jungern 9’49
11. Beschlus 1’20
154
Mark Padmore:tenor (Evangelist)
Steve Dugardin:countertenor & Paul Agnew: tenor (Christus)
Agnes Mellon, Monika Mauch & An Mertens: sopranos (Die drei Weiber)
Stephan Van Dijck & Marius Van Altena: tenors (Die zweene Manner im Grabe,
Zweene Engel, Cleophas und seine Geselle)
Agnes Mellon & Monika Mauch:sopranos (Maria Magdalena)
Michel Van Goethem:countertenor & Stephan Van Dijck:tenor (Der Jungling am Grabe)
Stephan Van Dijck:tenor, Dirk Snellings & Job Boswinkel:basses (Die Hohenpriester)
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot:treble viol
Sophie Watillon, Liam Fennely & David Sinclair:bass viols
Brian Feehan:theorbo / Siebe Henstra:organ
Philippe Pierlot:direction ? (1998)
12. Aus tiefer Not 2’16
13. Selig sind die Toten 4’14
14. Meine Seele erhebt den Herren (Deutsches Magni?cat) 7’19
VOX LUMINIS
Victoria Cassano, Amelie Renglet, Zsuzsi Toth, Stefanie True,
Caroline Weynants & Kristen Witmer:sopranos
Barnabas Hegyi & Jan Kullmann:countertenors
Olivier Berten, Robert Buckland, Philippe Froeliger & Pieter De Moor:tenors
Matthias Lutze, Lionel Meunier & Sebastian Myrus:basses
Bart Jacobs:organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2017)
■CD23
Heinrich Schwemmer
1. Grabgesang 4’48
Paulin Bundgen:countertenor
CLEMATIS
Stephanie de Failly:violin
Catherine Plattner & Ellie Nimeroski: violas
Sarah Van Oudenhove:bass viol /Anais Ramage: recorder
Brice Sailly:organ ? (2017)
Matthaus Passion (1672)
Johann Sebastiani
2. Sinfonia und Chor 1’16
3. Das letzte Abendmahl 9’40
4. Der Olberg 7’33
5. Die Gefangennahme 9’28
6. Die Verleugnung durch Petrus 4’09
7. Sonata (Samuel Ebart) 2’04
8. Jesus vor Pilatus 15’00
9. Intrada et Lamento (David Funk) 3’33
10 Die Kreuzigung 11’25
11. Die Grablegung 8’05
Greta De Reyghere:soprano / Vincent Gregoire: countertenor
Stephan Van Dijck:tenor / Herve Lamy:tenor (Evangelist)
Max van Egmond:bass (Christus)
RICERCAR CONSORT
Ryo Terakado & Luis Otavio Santos:violins
Philippe Pierlot, Sophie Watillon, Kaori Uemura & Piet Strijckers:viols
David Sinclair:violone
Siebe Henstra:organ
Vincent Dumestre:theorbo
Philippe Pierlot:direction
■CD24
Thomas Selle
1. Veni Sancte spiritus 7’52
Chorus I:ZT, ST, BH, SM
Chorus II:CW, VC, OB, LM
Chorus III:JK, PF, RB, ML
2. Die mit Tranen saen 3’41
Chorus I:ZT, BH, PDM, OB, SM
Chorus II:ST, JK, PF, RB, LM
VOX LUMINIS
Victoria Cassano (VC), Amelie Renglet, Zsuzsi Toth (ZT), Stefanie True (ST),
Caroline Weynants (CW) & Kristen Witmer: sopranos
Barnabas Hegyi (BH) & Jan Kullmann ( JK):countertenors
Olivier Berten (OB), Robert Buckland (RB), Philippe Froeliger (PF)
& Pieter De Moor (PDM):tenors
Matthias Lutze (ML), Lionel Meunier (LM) & Sebastian Myrus (SM):basses
Bart Jacobs:organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2017)
3. Es begab sich aber zu der Zeit 11’17
Greta De Reyghere:soprano / Guy de Mey: tenor
RICERCAR CONSORT
Florence Malgoire & Ghislaine Wauters: violins
Philippe Pierlot:bass viol
Bruce Dickey & Doran Sherwin:cornetts
Frederic de Roos & Patrick Denecker: recorders
Kate Van Orden:bassoon
Sue Addison, Charles Toet, Jean-Jacques Herbin & Wim Becu:trombones
Guy Penson:organ
CAPELLA RICERCAR ? (1989)
4. Domine exaudi (Instrumental version) 2’52
SYNTAGMA AMICI
Elsa Frank, Denis Raisin Dadre, Francis Mercet
& Jeremie Papasergio:bassoons ? (2000)
5. Aus der Tiefe a 5 5’12
RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere & Katelijne Van Laethem: sopranos
James Bowman:countertenor / Guy de Mey: tenor
Max van Egmond:bass / Bernard Foccroulle: organ ? (1991)
6. Aus der Tiefe a 3 3’02
RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano / Max van Egmond: bass
Bernard Foccroulle:organ ? (1991)
7. Domine Exaudi 3’44
Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Philippe Pierlot, Sophie Watillon, Piet Stryckers & Kaori Uemura:bass viols
Yvon Reperant:organ / Philippe Malfeyt: theorbo ? (1996)
Paul Siefert
8. Puer natus in Bethlehem 4’21
Bart Jacobs:organ
(Ciboure, eglise Saint-Vincent, Thomas organ) ? (2017)
Johann Ste?ens / Johann Stephani
9. Jesus Christus unser Heiland 5’06
Bart Jacobs:organ
(Ciboure, eglise Saint-Vincent, Thomas organ) ? (2017)
10. Paduana & Galliard a 5 7’25
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos & Patrick Denecker: tenor recorders
Piet Stryckers:tenor viol / Philippe Pierlot & Kaori Uemura:bass viols ? (1990)
158
Gottfried Heinrich Stolzel
11. Aus der Tiefe rufe ich 13’54
Aria:Aus der Tiefe
Recitativo:Aus tiefer Not
Aria:Meine Hande ringen sich
Recitativo:Jedenoch bleib ich
Aria da capo:Aus der Tiefe
Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Guya Martinini: violins
Christine Angot:viola
Philippe Pierlot:bass viol
Eric Mathot:double bass
Bernard Foccroulle:organ ? (1991)
Delphin Strungk
12. Lass mich dein sein und bleiben 2’20
Bart Jacobs:organ
(Ciboure, eglise Saint-Vincent, Thomas organ) ? (2017)

Johann Theile
13. Was betrubst du dich meine Seele 4’50
Paulin Bundgen:countertenor
CLEMATIS
Stephanie de Failly:violin
Samantha Montgomery & Catherine Plattner: violas
Anais Ramage:bassoon
Sarah Van Oudenhove:violone
Brice Sailly:organ
Stephanie de Failly & Brice Sailly: direction ? (2017)
■CD25
Franz Tunder
1. Praeludium in g (Beckmann n° 3) 3’29
Bernard Foccroulle:organ
(Roskilde, Domkirke, Raphaelis organ) ? (2001)
2. An Wasser?ussen Babylon 3’17
soprano, 2 violas, 2 bass viols, basso continuo (organ, bass viol)
3. Ach Herr, lass deine lieben Engelein 5’52
soprano, violin, viola, bass viol, basso continuo (organ, bass viol)
4. Wachet auf, ruft uns die Stimme 6’14
soprano, 2 violins, bass viol, basso continuo (organ, bass viol)
Greta De Reyghere:soprano
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin & viola
Ghislaine Wauters:violin & viola
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Sophie Watillon:bass viols
Bernard Foccroulle:organ ? (1988)
5. Ein kleines Kindelein 2’25
Greta De Reyghere:soprano
RICERCAR CONSORT
Florence Malgoire & Ghislaine Wauters: violin
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Sophie Watillon:bass viols
Guy Penson:organ ? (1989)
6. Christ lag in Todesbanden (Choralfantasie) 11’54
Bernard Foccroulle:organ
(Norden, Ludgerikirche, Schnitger organ) ? (2003)
7. Da mihi Domine 8’55
bass, 2 violins, 2 bass viols, basso continuo (organ)
160
8. O Jesu dulcissime 5’13
bass, 2 violins, basso continuo (organ, bass viol)
9. Salve caelestis Pater 5’19
bass, violin, basso continuo (organ, bass viol)
10. Herr, nun lassest du deinen Diener in Friede fahren 8’05
2 basses, 2 violins, 2 bass viols, basso continuo (organ, bass viol)
Max van Egmond:bass
James Weaver:bass
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Enrico Gatti:violins
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Piet Strijckers:bass viols
Yvon Reperant:organ ? (1996)
11. Praeludium in g (Beckmann 4) 4’36
12. Canzona in G 1’33
Bernard Foccroulle:organ
(Roskilde, Domkirke, Raphaelis organ) ? (2001)
13. Salve mi Jesu 5’18
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernadez & Mihoko Kimura:violins
Philippe Pierlot, Kaori Uemura & Gail Ann Schroder:bass viols
Guy Penson:organ ? (1985)
14. Sinfonia a 7 Da pacem Domine 2’06
CLEMATIS
Stephanie de Failly, Amandine Solano, Catherine Plattner & Ellie Nimeroski:violins
Samantha Montgomery & Jorlen Vega Garcia: violas
Francois Joubert-Caillet:bass viol / Brice Sailly:organ ? (2017)
15. Jesus Christus wah’r Gottes Sohn 4’29
Bernard Foccroulle:organ
(Norden, Ludgerikirche, Schnitger organ) ? (2003)
■CD26
Johann Vierdanck
1. Canzona XXX 3’06
SYNTAGMA AMICI
Elsa Frank, Francis Mercet & Stephane Tamby:recorders
Jeremie Papasergio:bass bombard / Krzysztof Lewandowski:bassoon
Yoann Moulin:organ ? (2020)
Moritz von Hessen
2. Pavana del Francisco Segario 2’27
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos:tenor recorder / Jean Tubery: mute cornett
Philippe Canguilhem:alto sordun / Franck Poitrineau:tenor trombone
Philippe Pierlot:bass viol ? (1995)
Johann Paul von Westho?
3. Suite V d-moll 8’57
Allemande ? Courante ? Sarabande ? Gigue ? Autre Gigue
Plamena Nikitassova:violin ? (2020)
Johann Jacob Walther
4. Scherzi da violino solo:Imitatione del Cuccu 8’01
5. Hortulus chelicus:Suite h-moll 8’18
Preludio ? Aria? Sarabanda ? Giga
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin
Philippe Pierlot:bass viol / Pierre Hanta: harpsichord ? (1988)
Matthias Weckmann
6. Dialogo von Tobias und Raguel 11’34
countertenor (Angelus), tenor (Tobias), bass (Raguel)
2 violins, bassoon, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
162
7. Kommet her zu mir alle 8’01
bass, 2 violins, 3 bass viols, basso continuo (organ, double bass)
RICERCAR CONSORT*
8. Es erhub sich ein Streit 7’03
2 sopranos, countertenor, tenor, bass (Favorit Chor)
Choir (Capell Chor)
2 violins, 3 trombones, basso continuo (organ, bass viol, double bass)
RICERCAR CONSORT*
* RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano / Jill Feldman: soprano (8)
James Bowman:countertenor / Ian Honeyman: tenor (6)
Guy de Mey:tenor (8) / Max van Egmond:bass
Francois Fernandez, Enrico Gatti & Ghislaine Wauters:violins
Philippe Pierlot, Sophie Watillon & Rainer Zipperling:bass viols
Alain Pire, Sebastien Jadot & Jean-Marie Xhonneux:alto, tenor & bass trombones
Jean-Louis Fiat:bassoon / Willem Jansen & Guy Penson (8):organs
CAPELLA SANCTI MICHAELIS (8)
Erik Van Nevel:direction ? (1992]
9. O lux beata trinitas 22’32
Primus versus (Im vollen Werck)
Secundus versus (a 4. Choral in Cantu, manualiter vel si placet pedaliter)
Tertius versus (a 4 voc.)
Quartus versus (Manualiter)
[1. Variatio]
[2. Variatio]
3. Variatio (a 3 Voc. Canon in Hypodiapason post Semiminimam)
4. Variatio (Canon in Hypodiapason post [Semi]minimam)
Quintus versus (Au? 2 Clavier)
Sextus versus (a 5 Im vollen Werck)
Bernard Foccroulle:organ
(Hamburg, Katharinenkirche, Stellwagen organ) ? (2013)
■CD27
Matthias Weckmann
1. Weine nicht 13’22
countertenor, tenor, bass
3 violins, 3 bass viols, basso continuo (organ, theorbo)
RICERCAR CONSORT*
2. Zion spricht 8’04
countertenor, tenor, bass
2 violins, 3 bass viols, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
3. Herr, wenn ich nur dich habe 7’27
countertenor, tenor, bass
2 violins, 3 bass viols, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
4. Praeambulum 3’33
5. Fuga ex D ped. primi toni 5’00
6. Canzona [G Dur] 3’03
Bernard Foccroulle:organ
(Hollern, St. Mauritius Kirche, Schnitger organ) ? (2012)
7. Wenn der Herr die Gefangenen zu Zion 10’43
soprano, countertenor, tenor, bass
2 violins, 2 bass viols, basso continuo (organ, cello)
RICERCAR CONSORT*
8. Wie liegt die Stadt so wuste 15’52
soprano, bass, 2 violins, 3 bass viols, basso continuo (organ)
RICERCAR CONSORT*
9. Magni?cat II. Toni 7’05
Primus versus (a 5)
Secundus versus (a 4, Au? 2 Clavir)
164
Tertius versus (a 5)
Quartus versus (a 6)
Bernard Foccroulle:organ
(Stade, St. Cosmae & Damiani Kirche, Hus & Schnitger organ) ? (2012)
* RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano / James Bowman: countertenor
Ian Honeyman:tenor / Max van Egmond:bass
Francois Fernandez, Enrico Gatti & Ghislaine Wauters:violins
Philippe Pierlot, Sophie Watillon & Rainer Zipperling:bass viols
Hidemi Suzuki:cello / Jean-Louis Fiat:bassoon
Philippe Malfeyt:theorbo / Willem Jansen: organ ? (1992)
■CD28
Matthias Weckmann
1. Angelicus coeli chorus 7’28
soprano, bass, 2 violins, basso continuo (organ, double bass)
3. Rex virtutum 5’27
bass, 2 violins, basso continuo (organ, bass viol)
4. Der Tod ist verschlungen in den Sieg 4’06
soprano, tenor, bass
2 violins, treble viol, basso continuo (organ, bass viol)
Greta De Reyghere:soprano / James Bowman: countertenor
Ian Honeyman:tenor / Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Enrico Gatti:violins
Philippe Pierlot:bass viol & treble viol
Kaori Uemura:bass viol / Eric Mathot:double bass
Willem Jansen:organ ? (1992)
4. Die Lieblichen Blicke (Partita) 6’05
Siebe Henstra:clavichord ? (1988)
5. Sonata G-Dur a 3 (No.10) 3’33
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Enrico Gatti:violins
Philippe Pierlot:bass viol / Willem Jansen: organ ? (1995)
6. Sonata D-moll a 4 (No. 9) 6'07
LA FENICE*
7. Suite h-moll 7’25
Praeludium ? Allemanda ? Courante ? Saraband ? Gigue
8. Toccata d-moll 2’46
9. Canzon d-moll 3’06
Siebe Henstra:harpsichord ? (1988)
10. Sonata G-Dur a 4 (No. 6) 3’51
166
11. Sonata D-Dur a 4 (No. 7) 3’54
12. Sonata a-moll a 3 (No. 8) 2’48
13. Sonata G-Dur a 4 [Battaglia] (No. 5) 4’23
* LA FENICE
Jean Tubery:cornettino / Francois Fernandez: violin
Jean-Jacques Herbin:trombone / Christian Beuse:bassoon
Jean-Marc Aymes:harpsichord & organ / Christina Pluhar:theorbo ? (1995)
14. Toccata vel praeludium d-moll 1’57
15. Lucidor eins hutt der schaf 2’06
Siebe Henstra:clavichord ? (1988)
16. Der reinweissen Hertzogin hochklahre Seelenfarbe 1’59
17. Ehrenlied an Herrn Martenitz 1’45
18. Der reinweissen Hertzogin hochklahre Liebesfarbe 2’32
19. Der schone Hamburgerin Liebligkeit 1’50
RICERCAR CONSORT
Greta De Reyghere:soprano
Philippe Pierlot:bass viol / Siebe Henstra: harpsichord
Vincent Dumestre:theorbo ? (1995)
Friedrich Wilhelm Zachow
20. Kyrie super Christ lag in Todesbanden 3’30
VOX LUMINIS
Lionel Meunier:artistic direction ? (2010)
21. Nun bin ich vergnugt (Aria from Cantata Dies ist der Tag) 2’11
SYNTAGMA AMICI
Celine Vieslet:soprano
Jeremie Papasergio & Stephane Tamby: tenor bassonetti
Guy Penson:organ ? (2007)
■CD29
Johann Sebastian Bach
1. Fantasia Wo Gott der Herr nicht bei uns halt, BWV 1128 6'44
Bernard Foccroulle:organ
(Groningen, Martinikerk, Schnitger organ)
2. Christ lag in Todesbanden BWV 4 19'27
Sinfonia
Christ lag in Todesbanden (Coro)
Den Tod niemand zwingen kunnt (ZT, VC)
Jesus Christus, Gottes Sohn (RB)
Es war ein wunderlicher Krieg (KW, PF, LM) / Cantus ?rmus (DE, JK, VC)
Hie ist das rechte Osterlamm (SM)
So feiern wir das hohe Fest (ZT, PF)
Wie essen und wir leben wohl (Coro)
VOX LUMINIS
Victoria Cassano (VC), Zsuzsi Toth (ZT), Stefanie True
& Kristen Witmer (KW):sopranos
Daniel Elgersma (DE) & Jan Kullmann ( JK):countertenors
Philippe Froeliger (PF) & Robert Buckland (RB):tenors
Sebastian Myrus (SM) & Lionel Meunier (LM):basses
Tuomo Suni & Jacek Kurzyd?o:violins
Raquel Massadas & Johannes Frisch:violas
Benoit Vanden Bemden:violone / Bart Jacobs: great organ
Lionel Meunier:artistic direction ? (2018)
3. Allein Gott in der Hoh sei Ehr, BWV 715 1'54
Bernard Foccroulle:organ
(Hamburg, Jacobi Kirche, Schnitger organ) ? (1997)
4. Aus der Tiefe rufe ich, BWV 131 22'12
Coro:Aus der Tiefe rufe ich
Aria (B):So du willst Herr & Choral: Erbarm dich mein
Coro:Ich hare des Herrn
Aria (T):Meine Seele wartet & Choral: Und weil ich den in meinem Sinn
Coro:Israel ho?e auf den Herrn
168
Greta De Reyghere:soprano / James Bowman: countertenor
Guy de Mey:tenor/ Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Marcel Ponseele:oboe / Francois Fernandez: violin
Philippe Pierlot & Sophie Watillon:bass viols
Wouter Moller:cello / Eric Mathot:double bass
Bernard Foccroulle:organ ? (1991)
5. Gelobet seist du, Jesu Christ, BWV 722 1'21
Bernard Foccroulle:organ
(Hamburg, Jacobikirche, Schnitger organ) ? (1997)
6. Der Herr denket an uns, BWV 196 11'04
Sinfonia
Der Herr denket an uns (Coro)
Er segnet, die den Herrn furchten (S)
Der Herr segnet euch (TB)
Ihr seid die Gesegneten des Herrn! (Coro)
Mariana Flores:soprano / Paulin Bungden: countertenor
Fernando Guimaraes:tenor / Christian Immler: bass
CLEMATIS
Stephanie de Failly & Sue Ying Koang: violins
Paul De Clerck:viola / Benjamin Glorieux: cello
Eric Mathot:double bass / Lionel Desmeules: organ
Leonardo Garcia Alarcon:direction ? (2011)
7. Quodlibet, BWV 524 12'01
Mariana Flores:soprano / Steve Dugardin: countertenor
Fernando Guimaraes:tenor / Philippe Favette: bass
CLEMATIS
Benjamin Glorieux:cello / Eric Mathot:double bass
Lionel Desmeules:organ
Leonardo Garcia Alarcon:direction & harpsichord ? (2011)
■CD30
Johann Sebastian Bach
1. Der Tag, der ist so freudenreich, BWV 719 1’38
2. Das Alte Jahr vergangen ist, BWV 1091 2’38
Bernard Foccroulle:organ
(Bettenhausen, Kirche zum Heiligen Kreuz, Doring organ) ? (1996)
3. Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit, “Actus Tragicus”, BWV 106 20’22
Sonatina
Coro:Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit
(T):Ach, Herr, lasse uns bedenken
(B):Bestelle dein Haus
Coro:Es ist der alte Bund
(A):In deine Hande
(B):Heute wirst du mit mir im Paradies & Choral (A):Mit Fried und Freud’
Coro:Glorie, Lob, Ehr’und Herrlichkeit
Greta De Reyghere:soprano / James Bowman: countertenor
Guy de Mey:tenor / Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos & Patrick Denecker: recorder
Philippe Pierlot & Sophie Watillon:bass viol
Roel Dieltiens:cello / Eric Mathot:double bass
Johann Huys:organ ? (1990)
4. Herr Gott, nun schleuss den Himmel auf, BWV 1092 2’08
5. Herztliebster Jesu, was hast du verbrochen, BWV 1093 2’43
6. O Jesu, wie ist dein Gestalt, BWV 1094 2’57
Bernard Foccroulle:organ
(Bettenhausen, Kirche zum Heiligen Kreuz, Doring organ) ? (1996)
170
7. Widerstehe doch der Sunde, BWV 54 13’39
Aria:Widerstehe doch der Sunde
Recitativo:Die Art verruchter Sunden
Aria:Wer Sunde tut
Henri Ledroit:countertenor
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez & Marc Destrube:violins
Philippe Pierlot & Hiroschi Fukuzawa: bass viols
Richte Van der Meer:cello / Bernard Foccroulle: organ ? (1983)
8. Durch Adams Fall ist ganz verderbt, BWV 1101 3’30
9. Allein zu dir, Herr Jesu Christ, BWV 1100 2’25
Bernard Foccroulle:organ
(Bettenhausen, Kirche zum Heiligen Kreuz, Doring organ) ? (1996)
10. Himmelskonig sei willkommen, BWV 182 27’44
Sonata
Coro:Himmelskonig sei willkommen
Recitativo (B):Siehe, siehe, ich komme
Aria (B):Starkes Lieben
Aria (A):Leget euch dem Heiland
Aria (T):Jesu, lass durch Wohl und Weh
Coro:Jesu, deine Passion
Coro:So lasset uns gehen en Salem der Freuden
Steve Dugardin:countertenor / Ian Honeyman: tenor
Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Frederic de Roos:recorder
Francois Fernandez & Makoto Akatsu:violins
Philippe Pierlot & Sophie Watillon:bass viols
Emmanuel Balssa:cello / Siebe Henstra:organ
CH?UR DE CHAMBRE DE NAMUR
Pierre Cao:direction ? (1995)
■CD31
Johann Sebastian Bach
1. Ich habe genug, BWV 82 21’41
bass, oboe, 2 violins, viola, basso continuo (organ, cello, double bass)
Aria:Ich habe genug
Recitativo:Ich habe genug
Aria:Schlummert ein
Recitativo:Mein Gott!
Aria:Ich freue mich auf meinen Tod
2. Praeludium und Fugue D-Dur, BWV 532 11’02
Bernard Foccroulle:organ
(Hamburg, Jacobikirche, Schnitger organ) ? (1997)
3. Tritt auf die Glaubensbahn, BWV 152 18’41
soprano, bass
recorder, oboe, viola d’amore, viola da gamba, basso continuo (organ, cello)
Concerto
Aria (B):Tritt auf die Glaubensbahn
Recitativo (B):Der Heiland ist gesetzt
Aria (S):Stein der uber alle Schatze
Recitativo (B):Es arg’re sich die klage Welt
Duo (SB):Wie soll ich dich
4. Erbarm dich mein, BWV 721 (after Busbetzky) 3’37
Bernard Foccroulle:organ
(Stade, Wilhadikirche, Biel?dt organ) ? (1990)

5. Weichet nur, betrubte Schatten (Hochzeit Kantate), BWV 2020 20’12
soprano, oboe, 2 violins, viola, basso continuo (harpsichord, bassoon, cello, double bass)
Aria:Weichet nur
Recitativo:Der Welt wird wieder neu
Aria:Phobus eilt
Recitativo:Drum sucht auch Amor
172
Aria:Wenn die Fruhlingslufte
Recitativo:Und dieses ist das Glucke
Aria:Sich uben im lieben
Recitativo:So sei das Band
Aria:Sehet in Zufriedenheit
Greta De Reyghere:soprano
Max van Egmond:bass
RICERCAR CONSORT
Francois Fernandez:violin & viola d’amore
Mihoko Kimura:violin / Ghislaine Wauters: viola
Philippe Pierlot:bass viol / Wouter Moller: cello
Eric Mathot:double bass
Marcel Ponseele:oboe / Frederic de Roos: recorder
Kate Van Orden:bassoon
Bernard Foccroulle:organ / Guy Penson:harpsichord ? (1989)
Johann Christoph / Johann Sebastian Bach
6. Ich lasse dich nicht 4’46
VOX LUMINIS
Lionel Meunier:artistic direction ? (2013)
演奏:ベルナール・フォクルール、リチェルカール・コンソート、ヴォクス・ルミヌス、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、ラシェロン、クレマチス ほか

録音:1980-2020年
1980年、音楽学者そして録音技師でもあるプロデューサーのジェローム・ルジュヌ氏が創立したRicercarレーベル。17世紀のレパートリーを 中心に、作品の形式と本質をストイックなまでに追求しつつも、音楽としての美しい響きを両立させる姿勢を現在まで貫き、世界中の古楽 ファンに一目置かれる存在です。その創立40周年となる2020年、レーベル初期以来の重要レパートリーであるドイツ・バロックの録音を器 楽・声楽あわせて約40時間分集めた、CD31枚ものBOXが登場します。しかも既存のアルバムを集めただけというものではなく、40年間にリ リースしたアルバムから作品と演奏を選び抜き、作曲家の名前順に並び替えるという労作。17世紀ドイツを代表する作曲家たちの作風を音 で体感できる事典という趣の、凝った作りとなっています。レーベル発足初期の『ドイツ・バロックの室内楽』『ドイツ・バロックのカンタータ』という 二つの人気シリーズは、当時はあまり知られていなかったバッハの先駆者たちの音楽を高品位な演奏と録音で提供して、Ricercarというレー ベルの存在感を世界的に高めるのに大きく貢献したばかりか、こんにちでは大御所となったフランソワ・フェルナンデス、エンリーコ・ガッティ、寺神 戸亮(バロック・ヴァイオリン)、マルク・ミンコフスキ(バロック・ファゴット)、フィリップ・ピエルロや故ソフィー・ワティヨン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ブルース・ ディッキー(ツィンク)などの名手たちに加え、不世出のカウンターテナー、アンリ・ルドロワが参加。今では考えられないほどの豪華メンバーでの録 音が少なくありません。最後の3枚にはこのカテゴリーを代表する押しも押されぬ巨匠、大バッハの作品を収録。締めくくりは、かつては偽作、あ るいはヨハン・クリストフ・バッハの作と言われ、近年では20代前半の若き大バッハの作とされるようになってきたモテット「われを祝福せずば、汝 を放さず」BWV Anh. 159 となっています。ルジュヌ氏自身による30ページ以上の解説を英・仏・独の3ヵ国語で収め、収録作品と演奏者 を詳細に記載した170ページを超えるブックレット入り。生産数限定盤です。

Quantum
QM-7079(1CD)
フランソワ・クープラン:ルソン・ド・テネブルとオルガン・ミサ
聖水曜日の第1のルソン・ド・テネブル(*? +?)
教区の為のミサ から #
キリエ / ベネディクトゥス・アン・タイユ
聖水曜日の第2のルソン・ド・テネブル(*? +?)
修道院の為のミサ から #
キリエ / クロモルヌ・アン・タイユ
聖水曜日の第3のルソン・ド・テネブル(*/+)
サンドリーヌ・カルパンティエ(ソプラノ*)
クレマンス・レヴィ(ソプラノ +)
パスカル・ヴィニュロン(Org)

録音:2014-2017年、サン=ジャングー組合教会(*/+)、トゥール大聖堂#、トゥール [Toul]、フランス
オルガンのみのシンプルな伴奏。二人のソプラノの歌い分け (どちらがどの曲を歌っているか) については表示がございません。ご了承ください。

DIGRESSIONE
DCTT-68(1CD)
クリスマス [Natal'e]
ロッコ・チャンチョッタ:クリスマス・タイム [Christmas Time](ソプラノ、児童合唱とピアノの為の) (#/+)
トンマーゾ・トラエッタ(1727-1779):主よ、祝福したまえ [Jube Domine Benedicere] (ソプラノとピアノの為の)*
パストラーレ(ソプラノとピアノの為の) *
フィリッポ・トライェッタ(1777-1854):主の栄光 [The Glory of the Lord](ソプラノとピアノの為の) *
ロッコ・チャンチョッタ:クリスマスの旅 (朗読、ソプラノとピアノの為の)(**/*)
ピエートロ・ラエラ:鐘 [Bells](ピアノの為の即興曲)
パンタレーオ・ガダレータ:聖ニコラウスの夜 [La Notte di San Nicola](朗読とピアノの為の) **
ラッファエーレ・ジェルヴァージオ(1910-1994) :世界のクリスマス [Natale nel mondo](ソプラノ、児童合唱、ギター、打楽器とピアノの為の) (#/+/++)
カッファレッリ児童cho(ビトント・トラエッタ劇場附属) +
ダニエラ・デジェンナーロ(ソプラノ #)
フェデリーカ・ダゴスティーノ(ソプラノ*)
マウリツィオ・ペッレグリーニ(朗読**)
ピエートロ・ラエラ(P)
ダヴィデ・ラネーヴェ(ギター ++)
ジョヴァンニ・キャッパリーノ(打楽器 ++)

録音:2016年9月、トラエッタ劇場、ビトント、イタリア

Ducale
CDL-049(1CD)
マイ・フォーチュン Vol.2
ヴァイス(1687-1750) :リュート作品集
ファンタジア/の組曲 ハ長調
ファンタジア(1719)/前奏曲
アルマンドとプレスト
ロジ伯爵の死を悼むトンボー (リュートの為の)
バッハ氏のフーガ(リュートの為の)
ジョルジョ・フェラリス(Lute)

録音:2018年
Ducale
CDL-042(1CD)
ヨゼフ・クロイツァー(1778-1832):フルート、ヴァイオリンとギターの為の三重奏曲集 Op.9
第1番イ長調 / 第2番ホ短調 / 第3番 ニ長調 / 第4番ハ長調
クラシコ・テルツェット・イタリアーノ [イタリア・クラシック三重奏団]
ウバルド・ロッソ(Fl)
カルロ・デ・マルティーニ(Vn)
フランチェスコ・ビラーギ(G)
ヨゼフ・クロイツァーはドイツのアーヘンに生まれた作曲家・指揮者・ギターおよびヴァイオリン奏者。

Tactus
TC-400007(1CD)
イタリア人文主義の音楽
ハインリヒ・イザーク、マルコ・カーラ、アンドレア・ディ・アンティキス、フアン・デル・エンシーナ、ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ、アントワーヌ・ブリュメル、ギヨーム・デュファイ、他、作者不詳の作品集
アノニマ・フロットリスティ

録音:2019年1月、イタリア
15世紀中頃から16世紀初頭のイタリア宮廷の音楽。中世からルネサンスの音楽に特化した声楽と器楽のアンサンブル、「アノニマ・フロットリスティ」が、人文主義(ウマニスタ)の5つのフレスコ画に結び付けた、「権力」、「愛」、「祝祭」、「ダンス」、「信仰」のテーマに沿って、作者不詳の作品を中心に、イザーク、ブリュメル、デュファイらの作品も交えて構成しています。

CORO
COR-16182(1CD)
パーセル:チャールズU世のための歓迎歌集(ウェルカム・ソング集) Vol.3
アンセム 「たゆまずに主において喜べ」 Z.49/シャコンヌ 「トゥー・イン・ワン・アポン・ア・グラウンド」(歌劇 「ダイオクリージャン」 Z.627より)/目を閉じて安らかに眠れ Z.184/吹け、北風よ、吹け」 (劇音楽 「バーナビー・ウィッグ卿」 Z.589より)/すべての人よ、手を打ち鳴らせ Z.138/さあわが心よ、本分を尽くせ Z.246/歓迎歌 「かの人に何をか為さん」 Z.341/序曲 ニ短調 Z.771/守り神さま(劇音楽 「パリの虐殺」 Z.604より)/アンセム 「もろもろの国よ、汝らの主をほめたたえよ」 Z.43/人目を避けて(劇音楽 「リチャードU世」 Z.581より)/歓迎歌 「かくも静謐で激しき歓びから」 Z.326
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2018年2月5日−7日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)
2019年に結成40周年を迎えた、合唱王国イギリスが世界に誇る至上のハーモニー、ザ・シックスティーン。2017年にスタートした新シリーズ、夭折の巨匠ヘンリー・パーセルの「王室行事のための作品集」の第4弾!
王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。1660年にイングランド議会を解散した後、翌1661年にイングランド王に即位し、共和制の終焉と王政復古期の始まりを呼んだチャールズU世のために作曲された歓迎歌集第3巻は、「かの人に何をか為さん Z.341」と「かくも静謐で激しき歓びから Z.326」の歓迎歌を中心にしたプログラム。宮廷の要職に就きながらもその中だけに留まらず、宮廷のプロ音楽家からアマチュアの愛好家のための作品まで多様なニーズに応えたパーセルの遥かな才能を、ザ・シックスティーンの素晴らしきハーモニーで祝います。

APARTE
AP-232(1CD)
A.スカルラッティ:聖テオドシアの殉教 レ・ザクサン、ティボー・ノアリ(指)
エマニュエル・ド・ネグリ(テオドシア/ソプラノ)、レナート・ドルチーニ(ウルバーノ/バリトン)、
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(アルセニオ/テノール)、アンテア・ピカニク(デチオ/コントラルト)

録音:2019年9月9‐12日
14世紀ローマ帝国の愛と死のドラマを生き生きと描いたオラトリオの傑作、「聖テオドシアの殉教」。神にその人生を捧げようとし、ローマの有力者の息 子アルセニオの愛をこばむテオドシア。最後は死を選ぶ、という物語です。聖テオドシアは西暦308年、18歳で亡くなっています。この物語をリブレットに 仕立てた人物はわかっていませんが、この物語に音楽をつけたのはA.スカルラッティのみでした。この作品をA.スカルラッティに委嘱した人物や初演日など もはっきりとはわかっていませんが、1683年に初演されたと考えられています。ドラマ自体のもつ劇的な内容と強いメッセージ、そして冒頭の器楽による導 入のソナタとシンフォニア、美しい歌のメロディの連続の傑作ぶりに驚かされる内容です。器楽は2014年にティボー・ノアリによって創設された17,18世 紀の声楽・器楽作品をレパートリーとするアンサンブル、レ・ザクサン。歌唱陣はクリスティにも認められたエマニュエル・ド・ネグリ、レ・タラン・リリク など一流の古楽アンサンブルと共演多数のエミリアーノ・ゴンザレス・トロ、バルトリの薫陶を受け、またクリスティの「声の庭」出身でもあるレナート・ド ルチーニ、そしてスピノージら指揮者との共演でならすアンテア・ピカニクと、第一線で活躍する歌手がそろいました。ナポリ楽派の始祖アレッサンドロ・ス カルラッティの偉大さをあらためて感じる作品です。 (Ki)

Evil Penguin Records
EPRC-0035(1CD)
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):キリストの足元のマッダレーナ(マグダレーナ)より
”Per il mar del pianto mio(私の涙の海に)”
”Pompe inutili(価値のない輝き)”
”Voglio piangere(私は泣きたい)”
バルト・ネッサンス(指)
カプリオーラ・ディ・ジョイア
アマリリス・ディールティエンス&クリント・ファン・デン・リンデ

録音:2019年4月18-21日、ベルギー
カプリオーラ・ディ・ジョイアは、指揮者・鍵盤奏者のバルト・ネッサンスと、その妻でソプラノのアマリリス・ディールティエンスが中心となって設立したバロッ ク・アンサンブル。ペルゴレージのスターバト・マーテルは録音も多い名曲ですが、ディールティエンスのまっすぐな声は、思わずはっとさせられる美しさに 満ちています。カルダーラの作品からは、マッダレーナが歌う3篇のアリアを収録。マリア、そしてマグダラのマリアの嘆きが美しく音楽化された音楽史上の 傑作2作が、このうえない透明感で歌われております。 (Ki)

WAON RECORDS
WAONXA-376
(2DVD-ROM)
【WAVE 192kHz/24bit,
down converted WAVE
96kHz/24bit PC AUDIO】
CD,SACD,DVDプレーヤーでは
再生できません。
日本語解説・帯付き


WAONXA-378
(2DVD-ROM)
5.6448MHz DSDIFF
DSD-AUDIO】
CD,SACD,DVDプレーヤーでは
再生できません。
日本語解説・帯付き

ナポリのリコーダーコンチェルト
1. A・スカルラッティ:ソナタ第7 番ニ長調 7’29”
Allegro / Adagio / Fuga / Largo / Allegro
2. ロバート・ヴァレンタイン (1674-1747):ソナタ第2 番変ロ長調 14’39”
Adagio / Allegro / Adagio / Allegro
3. ドメニコ・ナターレ・サッロ (1679-1744):コンチェルト ニ短調 8’05”
Amoroso / Adagio / Allegro
4. ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ (1704 -after 1752):ソナタ第15 番 へ長調 11’18”
Andante / Allegro / Adagio / Allegro
5. ニコラ・フィオレンツァ (--1764):コンチェルト イ短調 8’43”
Grave / Allegro / Grave / Allegro
6. フランチェスコ・バルベッラ (1692-1732):ソナタ第3 番ハ長調 10’07”
Amoroso / Allegro / Adagio / Allegro
7. フランチェスコ・マンチーニ (1672-1737):ソナタ第19 番ホ短調 9’20”
Allegrissimo / Larghetto / Fuga / Moderato / Allegro
本村睦幸(リコーダー)
ジュゴンボーイズと仲間たち(古楽アンサンブル)〔中丸まどか、天野寿彦(Vn)/佐藤亜紀子(バロックギター/テオルボ)/山本 徹(Vc)/根本卓也(Cemb)〕

録音:2019年5月13日?15日 品川区立五反田文化センター 音楽ホール
使用マイク(ステレオペア):DCアンプマイク(改良型金田式) Schoeps MK2H 無指向性カプセル装着
設計・製作:毛利忠晴(ピュアートレコーズ), 2013年作, 2018年改造型
セッティング:Pair microphones A-B stereo
プリアンプ:PT-MPP02 DCアンプマイク専用 非平衡?平衡変換アンプ及び高品位電源
設計・製作:毛利忠晴(ピュアートレコーズ), 2017年
レコーダー:TASCAM DA-3000
マスタークロック:Grimm Audio CC2
DSD to PCM converter:Weiss Saracon-DSD
リコーダーの名手、本村睦幸が、オリジナル通りの指孔、運指、ピッチ(a’=405)で再現された斉藤文誉作の2本のリコーダーを用いて、近年、古楽の最もホッ トな領域、ナポリの18 世紀音楽にその息吹を吹き込むアルバムです。7 人の作曲家による7 人 7 色の名曲を〈ジュゴンボーイズと仲間たち〉との共演による華 やかで趣深い音楽をお楽しみください。ワオンレコード初となる室内楽アンサンブル規模のアルバム、カスタムメイド DCアンプマイクと5.6MHZ DSD による 高音質録音です。
ナポリは、16世紀からいち早く音楽教育に特化した大規模な学校が存在したという点で稀有の都市。ここでは「ナポリ楽派」の祖ともいえるアレッサンドロ・ スカルラッティ(1660-1725、実際にはシチリア島出身)、そしてナポリ出身のマンチーニ(1672-1737、A. スカルラッティ不在期間、宮廷楽長の座を担ったこ ともある人物)、サッロ(1679-1744、6 歳の頃よりナポリの音楽院で学んだ)、メーレ(1704-1752 以降没)、ナポリの音楽院で学んだ)、そしてフィオレンツァ (?-1764)、バルベッラ(1692-1732、マンチーニが院長を務めていた時期にナポリの音楽院で学んだ)、そしてヴァレンタイン(1674-1747、イギリス出身、そ の後ローマで活躍、ナポリでヘンデルのオラトリオの演奏に参加)という7人の作曲家による、生き生きとしたリズム、鮮やかな和声も美しい魅力的な作品が収 められています。
※ワオンレコードのオリジナルマスターをあまさず収めた高音質音源をお楽しみいただくには、DVD-ROMを読み込み可能なディスクドライブを接続したパソ コンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器あるいはDSDIFFを再生できるプレーヤーをご用意いただく必要があります。CD,SACD,DVD プレーヤーでは再生できません。 (Ki)

DACAPO
MAR-6.220651(1SACD)
NX-B06
Ich bin die Auferstehung 我は蘇りなり〜ブクステフーデと彼のコペンハーゲンとのつながり/ブクステフーデと同時代の作曲家たち
ブクステフーデ:我は蘇りなり BuxWV 44
ヨハン B.エルベン(1626-1686):ソナタ ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
ヨハン V.メーダー(1649-1719):Gott hilf mir 神よ、私を救いたまえ
ベックマン(1619-1674):トッカータ イ短調
 Kommet her zu mir 私のもとへ来たまえ
フェルスター(1616-1673):Jesu dulcis memoria イエス、甘き思い出…世界初録音
アンドレアス・キルヒホーフ(生没年不詳): 6声のソナタ(1691頃)…世界初録音
ブルーンス(1665-1697):Mein Herz ist bereit わが心定まれり
フェルスター:7声のソナタ…世界初録音
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs-Br)
ラース・ウルリク・モルテンセン(オルガン・チェンバロ・指揮)
コンチェルト・コペンハーゲン

録音:2018年11月19日、2018年11月20-22日
17世紀のオルガニスト、作曲家ブクステフーデ。幼少期の歩みはほとんどわかっていませんが、恐らくヘルシ ンボリで生まれ、オルガニストの父から最初の音楽教育を受けたとされています。30歳を過ぎた頃、ハンザ 同盟の盟主として隆盛を極めた都市リューベックの教会オルガニストに就任し、職務を全うしながら、同世 代の音楽家たちと親交を結びました。このアルバムは、当時のバルト海周辺の音楽に、当時流行していた イタリアの音楽様式や、1618年から1648年まで続いた三十年戦争などさまざまな出来事がどのような 影響を及ぼしたのかを、ブクステフーデとその友人たちの作品から探っていくものです。演奏はバロック期の 作品を得意とするモルテンセンとコンチェルト・コペンハーゲン。

FUGA LIBERA
FUG-763(1CD)
NX-B08
Call to Prayer〜フランス・バロックとアラブ音楽、インド古典音楽の出会い
1. ガリア・ベナリ:チュニジア Tounes
2. アントワーヌ・フォルクレ:パッシーの鐘
3. ガリア・ベナリ:理由の理由 Mosabbeb al Asbab
4. ロミーナ・リシュカ:早朝のラーガ Raga Bhairav
ガリア・ベナリ:憶えてる? Awatadhkourou
5. マラン・マレ:ル・ムリネ (風車)
6. ガリア・ベナリ:鳩の嘆き Nouh Al Hamam
マラン・マレ:ロンドー
7. ヴァンサン・ノワレ:前奏曲 Prelude
8. ロミーナ・リシュカ:夜のラーガ Raga Yaman
ガリア・ベナリ:彼は稲妻を見た Ra’aa Al Barq
9. マラン・マレ:戯れ
ガリア・ベナリ:私を責めないで La Talumi
10. ガリア・ベナリ:解毒剤 Teryaq
11. ガリア・ベナリ:現れた使者 Jaa Rasoul
マラン・マレ:アルペジオによるイ短調の前奏曲
12. ジャン・ド・サント=コロンブ:ト調の前奏曲
ガリア・ベナリ:永遠 Dama Daiman
ロミーナ・リシュカ:早朝のラーガ Raga Bhairavi
13. マラン・マレ:スペインのラ・フォリア
ガリア・ベナリ:色あせてしまった私の心 Shahoubat Rouhy
ガリア・ベナリ(アラブ・ヴォーカル、曲制作)
ロミーナ・リシュカ(ヴィオール、ドゥルパド・ヴァーカル、曲制作)
ヴァンサン・ノワレ(コントラバス、キタラ・バッテンテ、曲制作)
ガリア・ベナリ(アラブ・ヴォーカル)、
ロミーナ・リシュカ(ヴィオール、ドゥルパド・ヴァーカル)、
ヴァンサン・ノワレ(コントラバス、キタラ・バッテンテ)

録音:2019年10月13-15日 マリア教会、ベルギー
1982年に生まれ、バーゼルでパオロ・パンドルフォ、ブリュッセルでフィリップ・ピエルロに師事し、ヴィオール合奏のハトホル・コンソートを主宰する ロミーナ・リシュカによる、たいへん興味深い企画盤。祈りを通じて自らと向き合うことをテーマに、マレを中心としたヴィオール作品とアラブとイン ドの音楽を掛け合わせ、摩訶不思議な効果を生んでいます。チュニジア出身でブリュッセルを中心に活躍するアラブ音楽のヴォーカリスト、ガリ ア・ベナリを迎え、リシュカ自らもインドの古典音楽ドゥルパドのヴォーカルも披露。ヴァンサン・ノワレと共に、オリジナル曲はもちろん、全ての収録 作品に独自の解釈を加え、マレやフォルクレにエスニックなヴォーカルが重なるなど、異文化がたいへん幻想的に融合しています。

のすたるぢあ
Nostalgia-1901(1CD)
忘れられた真珠たち
作者不詳:シェイクスピアに関する曲〔私の窓から出てお行き、ウォルシングハムへ行った時、ケンプ氏のジグ〕
エリザベス王朝の舞曲〔スーチ卿の仮面舞踏会、女王の仮面舞踏会の終曲、魔女の踊り、カヴェンディシュ氏のアルメイン〕
変奏曲〔サラバンドの主題による変奏曲、フォリアの主題による変奏曲、ベルガマスク〕
5つのリチェルカーレ〔リチェルカーレ ド、リチェルカーレ ソ/ド、リチェルカーレ ファ、リチェルカーレ レ、リチェルカーレ ソ〕
その他の舞曲〔パドゥアーナ、ヴォルト、カナリー、シチリアーナ〕
佐藤豊彦(Lute)

録音:2019年12月3日−5日、桐島国際音楽ホール「みやまコンセール」
※使用楽器:ダッチヘッド、10コースリュート マルティン・デ・ヴィッテ作 デン・ハーグ、オランダ(2013年)
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠佐藤豊彦が、自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」からリリースする新録音。
1611年に製作された貴重なオリジナルのバロックリュート、「ロレンツ〔ラウレンティウス〕・グライフ」との出会いにより、バロック音楽の録音を中心に行ってきた佐藤豊彦ですが、今回のアルバムはルネサンス時代の音楽です。ヨーロッパ諸国の可愛くて綺麗で楽しいルネサンス期の作者不詳の小品、つまり「忘れられた真珠たち」を集めた素敵なプログラム。元々は6コース、7コース、8コース、10コースのリュート、そしてビウェラなどそれぞれ異なった楽器の為に作られた曲ですが、今回の録音では歴史的な演奏を最優先するのではなく、楽しみでリュートを弾く人たちがどのタイプのルネサンスリュート(或いはビウェラ)を持っていてもこのCDの中のいくつかの曲が演奏できる、という考えから、10コースリュート1台のみが使われています。もちろんガット弦使用です。
ブックレットには「絵画に見るリュート」と題された特集で、リュートが描かれた16世紀〜17世紀頃の様々な絵画が掲載されています。

Glossa
Cabinet
GCD-C80406(1CD)
マラン・マレ:グラン・バレ
組曲イ短調(ヴィオール曲集第3巻より)
組曲ト長調(ヴィオール曲集第3巻より)
組曲ニ短調(ヴィオール曲集第2巻より)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トマス・ボイセン(テオルボ、バロック・ギター)、ドロレス・コストヤス(テオルボ、バロック・ギター)、ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)

録音:2001年10月、ジーメンスヴィラ(ベルリン)
イタリアが誇るヴィオラ・ダ・ガンバの世界的ヴォルトゥオーゾ、古楽界の鬼才パオロ・パンドルフォ。 衝撃的なタイトルで話題を呼んだ「膀胱結石切開手術の図」(GCD-C80404)に続く、マラン・マレのヴィオール組曲集第2巻もGlossa Cabinetシリーズより登場。「グラン・バレ(英語でグランド・バレエ)」は、ルイ14世の時代の舞踏会で踊られた厳粛で優美な舞曲集。
パオロ・パンドルフォとマラン・マレの舞曲に対する情熱が結集した、軽快でカラフルなヴィオラ・ダ・ガンバのダンスをご堪能ください。
Glossa
Cabinet
GCD-C80029(1CD)
シルヴィオとドリンダ〜ディンディア、マレンツィオ、モンテヴェルディ:愛のマドリガーレ集
シジズモンド・ディンディア(c.1582−1628/29):忠実な羊飼い
モンテヴェルディ(1567−1643):今や天も地も
ディンディア:わが嘆息を聞く汝ら
モンテヴェルディ:わが嘆息を聞く汝ら
ディンディア:私は地上に天使を見た
ディンディア
:Mentre che’l cor
ルカ・マレンツィオ(c.1553−1599):忠実な羊飼い
モンテヴェルディ:忠実な羊飼い
アラン・カーティス(指,ハープシコード)、
イル・コンプレッソ・バロッコ

録音:1993年12月、イタリア
アメリカ出身、アムステルダムでグスタフ・レオンハルトに師事し、ヘンデルやバロック・オペラ復興の功績を遺す古楽系指揮者、アラン・カーティス(1934−2015)の名盤がGlossa Cabinetシリーズより復刻。
カーティスがオランダで創設した古楽アンサンブル "イル・コンプレッソ・バロッコ"(元イ・フェービ・アルモニーチ)の演奏で贈るのは、ディンディア、マレンツィオ、モンテヴェルディの3人の作曲家が、イタリアの詩人&劇作家、ジョヴァンニ・バッティスタ・グァリーニの有名な悲喜劇「忠実な羊飼い」の同じシーンに音楽を付けた愛のマドリガーレ集です。タイトルの「シルヴィオとドリンダ」は、同劇の登場人物より。
Glossa
Cabinet
GCD-C81303(1CD)
ヘンデル:ハープのための音楽
ヘンデル:組曲ニ短調HWV.448
ウィリアム・バベル(1690−1723):涙の流れるままに
ヘンデル:ハープ協奏曲変ロ長調HWV.294
作曲者不詳(1800年頃):ヘンデルの作曲によるハープのための主題と変奏
エドワード・ジョーンズ(1752−1824):ヘンデルの作曲によるミクロコズム協奏曲
ニコラ・シャルル・ボクサ(1789−1856):オー・レット・エターナル・オナーズ&フロム・マイティ・キングス(ヘンデルの「ユダス・マカベウス」より)、ひとりのみどり子が私達のために生まれる(ヘンデルの「メサイア」より)
マラ・ガラッシ(ウェルシュ・トリプル・ハープ&エラール・ペダル・ハープ)、ジョヴァンニ・トーニ(オルガン、チェンバロ&フォルテピアノ)

録音:2008年9月&2009年3月、モデナ&ミラノ(イタリア)
ピスト、長澤真澄、西山まりえ両氏の師匠として古楽ファンにお馴染みのハープ奏者マラ・ガラッシ。悲劇の女王マリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿で聴いたハープの調べを再現するという壮大な企画「天空のハープ」(GCD-C81302)で大きな反響を呼んだマラ・ガラッシのヘンデル・アルバム。
「組曲HWV.448」、「協奏曲HWV.294」といったヘンデルのオリジナル作品はもちろんのこと、エドワード・ジョーンズやニコラ=シャルル・ボクサがヘンデルの音楽を題材とした作品も取り上げており、他の作曲家のマテリアルとなっても輝き続けるヘンデルの音楽の素晴らしさを教えてくれます。
Glossa
Cabinet
GCD-C80027(1CD)
ジェミニアーニ:合奏協奏曲集 Op.2
ガスパリーニ:歌劇「アンティオコス王」への序曲(ヘンデルの「アグリッピーナ」より)
ジェミニアーニ:合奏協奏曲集 Op.2〔協奏曲第3番、協奏曲第2番、協奏曲第5番、協奏曲第6番、協奏曲第1番、協奏曲第4番〕
アウセル・ムジチ、
カルロ・イパタ(ディレクター)

録音:2002年10月、イタリア
バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチ。コレッリの直接の弟子であるヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしてロンドンで名声を得たフランチェスコ・ジェミニアーニ(1687−1767)がロンドンで出版した合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)集 Op.2は、18世紀前半にロンドンで歓迎された"コレリアン"スタイルのイタリア音楽の代表例です。
Glossa
Cabinet
GCD-C80026(1CD)
サブロナーラのカンシオネロ〜スペインのフェリペ4世の音楽
マテオ・ロメロ、フアン・ブラス・デ・カストロ、ガブリエル・ディアス、ジョアン・プジョル、アルバロ・デ・ロス・リオス、作曲者不詳の作品
ラ・コロンビーナ〔マリア・クリスティーナ・キール(S)、クラウディオ・カヴィーナ(A)、ジョゼップ・ベネー(T)、ジョゼップ・カブレ(Br)〕

録音:1999年3月、フランス
1990年に結成され、ルネサンス&初期バロックの音楽をレパートリーとするスペインのヴォーカル・クヮルテット、ラ・コロンビーナ。ラ・ヴェネクシアーナのディレクターを務めるクラウディオ・カヴィーナが参加していた頃の創設メンバーが歌う、17世紀スペインの音楽遺産。ロマンス小説、民謡、口伝の舞踊などを起源とし、フェリペ4世の宮廷を彩ったスペインの歌。ミュンヘンのバイエルン州立図書館に所蔵されている貴重なコレクションです。

Centaur
CRC-3633(1CD)
クープラン&ラモーの再発見
クープラン:クラヴサン奏法より 前奏曲第1番〜第4番
ラモー:クラヴサン曲集第3組曲
クープラン:クラヴサン奏法より 前奏曲第5番〜第8番
ラモー:クラヴサン曲集第4組曲
ルーカス・ウォン(P)

録音:2017年6月29日−30日ファツィオリ・コンサート・ホール(イタリア)
※楽器:Piano:Fazioli Model F308
ルーカス・ウォンはカナダ出身のピアニストとしてアメリカやコロンビア、香港でも活躍し、ソング・フェスティバルなども手掛け、ピアニストの他にも教育学者、声楽のコーチとして多様なキャリアを積んでいます。クープランとラモーのクラヴサン作品をファツィオリ・ピアノで繊細に美しく奏でるルーカス・ウォンに注目です。

FONE
SACD-200(1SACD)
限定盤
ペルゴレージ:スターバト・マーテル マリエッラ・デヴィーア(S)、フランチェスカ・プロヴィッショナート(メッゾ・ソプラノ)、ダニエーレ・カッレガーリ(指)、オルケストラ・フィラルモニカ・マルキジャーナ

録音:1998年3月、ラウロ・ロッシ劇場(イタリア、マチェラータ)
音楽史上もっとも美しい宗教音楽のひとつ、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」を、「ベルカント・オペラの女王」マリエッラ・デヴィーアの名唱で。本アルバムは教会ではなく、ラウロ・ロッシ劇場の魅力的な音響空間で録音されました。FONEレーベルのほかのアルバム同様「ノー・エディット」なので、収録されている全てのトラックは会場で演奏された通りの「生の音」が記録されています。声の音色、オーケストラの色彩、音の奥行きを十分に堪能できる録音です。2組のマイク、2本のノイマンM49と2本のノイマンU47のみが使われています。
FONE
3SACD-033(3SACD)
限定盤
パレストリーナ:ミサ曲集第1巻(1554年)
SACD1:ミサ曲「見よ大いなる司祭を Ecce sacerdos magnus」(4声)/ミサ曲「おお天の王を O Regem coeli」(4声)
SACD2:ミサ曲「大いなる勇気もて Viritute magna」(4声)/ミサ曲「大天使ガブリエル Gabriel Archanglus」(4声)
SACD3:ミサ曲「小羊の聖餐を準備し Ad coenam Agni providi」(5声)*
ロベルト・ガッビアーニ(指)、
サンタ・チェチーリア国立アカデミア・ポリフォニーcho

録音:2003年9月−10月、オーディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ「グランド・サーラ・デル・コーロ」(イタリア、ローマ)
ルネサンス期最大の教会音楽作曲家、パレストリーナの美しき5つのミサ曲を、FONEレーベルの高音質ナチュラル・サウンドで!1554年にローマで作曲されたパレストリーナのミサ曲集第1巻を歌うのは、同じく16世紀後半に設立されたアカデミーに起源をもつサンタ・チェチーリア国立アカデミア・ポリフォニー合唱団。SACDハイブリッド3枚組で、温かみのある合唱の響きに心ゆくまで浸ることができます。レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチは、本録音の会場として歴史的建造物ではなく、例外的に現代の建物、イタリアを代表する建築家レンツォ・ピアノ(1937-)の設計によるオーディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカを選択しました。このホールは現代的な構造であるにもかかわらず、使用されている木材のおかげで非常に自然な音響となっています。使用マイクはノイマンのU47、U48、M49です。

Psalmus
PSAL-032(1CD)
フランス王フランソワ1世の礼拝堂聖歌隊〜16世紀フランス王宮礼拝堂のモテット集
ジャン・リシャフォール(1480-1550):アヴェ・マリア (めでたし、マリア) [Ave Maria](5声)
マテュー・ガスコーニュ(14??-15??):キリストは勝利した [Christus Vincit](4声)
ジャン・ムートン(1459頃-1522):めでたし、最も聖なるマリア [Ave Sanctissima Maria](4声)
ある男が盛大な宴を催した [Homo quidam] (4声)
クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562):あなたはすべて美しい、愛する人よ [Tota pulchra est](4声)
神よ、助けに来てください [Deus in adjutorium] (4声)
マニフィカト 第8旋法 [Magnificat octavi toni](4 & 5声とオルガン)*
平安を与えてください、主よ [Da pacem Domine](4声)
サルヴェ・レジーナ(めでたし、元后) [Salve Regina](4声)
ヴォクス・カントーリス
【ラファエル・マス(スーペリウス)、ジャン=クリストフ・カンドー (コントラテノール)、ダミアン・リヴィエール (コントラテノール)、ジャン=マルク・ヴィエ (T)、クリストフ・ゴーティエ(Bs) ※以上、括弧内は各歌手の声域ではなく歌唱声部を示します。】
ジャン=パトリス・ブロス(オルガン*)
ジャン=クリストフ・カンドー(指)

録音:2016年4月、ノートル=ダム・ド・ボン・セクール礼拝堂、パリ、フランス
ルネサンス的君主を代表するフランス王フランソワ1世は王宮礼拝堂の音楽機能を拡張し、多くの優れた音楽家を登用しました。
Psalmus
PSAL-033(1CD)
聖ドニのギリシャ語ミサ
フランソワ・クープラン:教区の為のミサ (オルガン・ミサ) & ギリシャ語単旋律聖歌
イントロイトゥス [Sophian ton aghion] / キリエ [Kyrie]
グローリア [Dhoxa en ypsistis theo]
エピストル [Praxis apostolon] / アレルヤ [Alleluia] / セクエンツィア [Hellas en tekno chaire]
オフェルトリウム [Kafchisondai ostii] / サンクトゥス [Hagios]
アド・エレヴァツィオーネム−ベネディクトゥス
[O sotiria thysia - Evloghimenos o erchomenos]
アニュス・デイ [O amne theou] / コムニオ [Legho dhe ymin] / デオ・グラツィアス
レ・ソリステ・ド・ラ・ミュジーク・ビザンティン
【アントニオス・アエトプロス、ジャン=クリストフ・カンドー、フリストス・ハルキアス、フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス、ヤニス・ツィオツィオプロス (歌)】
ポリーヌ・クンドゥノ=シャベール(Org)
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(指)

録音:2018年7月、シルヴァネ修道院、アヴェロン、フランス
11世紀以来フィランスの聖ドニ修道会修道院で歌い継がれている、ギリシャ語による「パリのディオニュシウスのミサ」。ディオニュシウス (聖ディオニジオ) は250年に殉教したパリの司教。当録音ではクープランのオルガン・ミサとの組み合わせで進行します。ハードカバー・ブック仕様。
Psalmus
PSAL-034(1CD)
カントルの声
ジャン・ムーラン(16世紀):深き淵〜[De profundis](ファルソボルドーネ)
ピエール・セルトン(1510頃-1572):クローダン・ド・セルミジの死に寄せる哀歌 [Deploration sur la mort de Claudin de Sermisy]
ミサ・アヴェ・サンクティッシマ・マリア [Missa Ave Sanctissima Maria] から アニュス・デイ
クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562):私は復活し [Resurrexi]
ジャン・リシャフォール(1480-1550):アヴェ・マリア [Ave Maria]
マテュー・ガスコーニュ(14??-15??):善きイエス [Bone Jesu](オルガンとモテット)
アニバル・ガンテズ(1607-1668):ミサ・ヴィジラーテ [Missa Vigilate] から クレド
アンドレ・レゾン(1640頃-1719) & アンリ・デュ・モン (1610-1684):オルガン・ミサ 第3旋法 から アニュス・デイ
ピエトロ・エレディア(?-1648):レクイエム から ピエ・イエズ
不詳(17世紀):ミサ「スザンナはある日」[Messe "Suzanne unjour"] から サンクトゥス
フランシスコ・ゲレロ(1828-1599):めでたし、海の星 [Ave maris stella]
ヴォクス・カントーリス
ジャン=クリストフ・カンドー(指)

既発売録音編集盤
Psalmus
PSAL-035(1CD)
死者の為のビザンチン礼拝
Trisagion. Theodoros Fokareus / Stance 1 / Stance 2 / Stance 3 / Benedictions des defunts
Kondakion / Idiomeles / Beatitudes / Prokimenon / Epitre / Dernier adieu
Trisagion, Balasios le Pretre
レ・ソリステ・ド・ラ・ミュジーク・ビザンティン
【ジャン=クリストフ・カンドー、ジャン=エティエンヌ・ランジャンニ、ラファエル・ロバン、 アントワーヌ・シコ (歌)】
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(独唱、指揮)

録音:2020年2月、ステュディオ・プロデュクソン、トゥールーズ、フランス
Psalmus
PSAL-030(1CD)
アントニウス(アントワーヌ・ド) ・ディヴィティス(1470頃-1530頃):栄光と称賛と [Gloria laus] (1532)
クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562):マタイ受難曲 [Passion selon Saint-Matthieu](1534)
私は復活し [Resurrexi]
ヴォクス・カントーリス【ラファエル・マス (スーペリウス)、ジャン=クリストフ・カンドー (コントラテノール、指揮)、エルヴェ・ラミー、ジャン=マルク・ヴィエ (T)、フレデリク・ブロー、クリストフ・ゴーティエ (Bs)】 ※以上、括弧内は各歌手の声域ではなく歌唱声部を示します。

録音:2014年11月、フランス
Psalmus
PSAL-031(1CD)
修道院の宝物〜17世紀新スペインの音楽
不詳:ミサ「スザンナはある日」[Missa "Susanne un jour"](5声)
フアン・デ・リエナス(確認できる活躍期:1617-1654):終課 [Officium Completorium] から
私を憐れんでください [Miserere mihi] (アンティフォナ ; 3声)
光が消える前に [Te lucis ante terminum] (ヒムヌス ; 5声)
あなたの手に [In manus tuas](レスポンソリウム ; 4声)
私たちを救ってください [Salva nos] (アンティフォナ ; 4声)
サルヴェ・レジーナ(めでたし、元后) [Salve Regina](聖母のマリアのアンティフォナ ; 4声)
ヴォクス・カントーリス【アルメル・マルク、リェナ・オルティス (S)、アクセル・ヴェルネル(男性アルト)、ジャン=クリストフ・カンドー (テノール、指揮)、ジャン=マルク・ヴィエ(Bs)、イゾーレ・ラヴェルニュ (ドゥルツィアン) 】

録音:2017年10月、フランス

ENCHIRIADIS
EN-2049(1CD)
ヘンデルの歌劇による『七つの大罪』
ヘンデル
【序奏】
オラトリオ「ベルシャザル」HWV 61 から 序曲
【暴食】
オラトリオ「ベルシャザール」HWV 61 から "Let festal joy triumphant reign"
【色欲】
歌劇「アリオダンテ」HWV 33 から 第2幕 シンフォニア
オラトリオ「セメレ」HWV 58 から "Come to my arms"- "Ah, take heed what you press"
【怠惰】
オルガン協奏曲 HWV 309 から アダージョ
合唱曲「快活の人、沈思の人、温和の人」HWV 55 から "Come rather, Goddess"
【強欲】
歌劇「ヘラクレス」HWV 60 から シンフォニア
歌劇「ロタリオ」HWV 26 から
"Non pensi quell' altera" / シンフォニア & "Son vinto, o Ciel" / "Regno, grandezza"
【嫉妬】
オラトリオ「テオドーラ」BWV 68 から シンフォニア
歌劇「ロデリンダ」HWV 19 から
"Fatto inferno e il mio petto" / "Pastorello d'un povero armento"
【傲慢】
合奏協奏曲 Op.3-5, HWV 316 から アダージョ
歌劇「タメルラーノ」HWV 19 から "Forte e lieto a morte andrei" / "A suoi piedi"
【憤怒】
オラトリオ「エステル」HWV 50 から シンフォニア
歌劇「フラーヴィオ」HWV 16 から "Fato tiranno e crudo"
【地獄落ち】
歌劇「タメルラーノ」HWV 19 から "Figlia mia, non pianger, no"
歌劇「ポーロ」HWV 18 から シンフォニア
【贖罪】
オラトリオ「テオドーラ」BWV 68 から "Descend, kind Pity"
フアン・サンチョ(T)
カペラ・クラコヴィエンシス(ピリオド楽器オーケストラ)
ヤン・トマシュ・アダムス(指)

録音:2016年10月、クラクフ・ラジオ、クラクフ、ポーランド
2010年代よりバロック・歌劇での活躍が目覚ましいスペインのテノール、フアン・サンチョ (1982年生まれ)。ヘンデルの歌劇とオラトリオに示された、キリスト教における「死に至る七つの罪源」と地獄落ち、贖罪を追って行く興味深いプログラムです。
ENCHIRIADIS
EN-2047(1CD)
フィドルの時代〜13世紀の音楽におけるフィドル
不詳:Florex fex favellea(コンドゥクトゥス)
ギラウト・リキエル [Guiraut Riquier](1230頃-1292):Humils, forfaitz repres e penedens(宗教的トルバドゥール歌曲)
Jhesu Crist, filh de Dieu vieu(宗教的トルバドゥール歌曲)
不詳:O varium Fortune(コンドゥクトゥス)
ユク・デ・サンシルク [Uc de Sant Circ] (1217?-1253?):
Tres enemics e dos mals segnors ai(トルバドゥール歌曲)
Nuls hom no sap d'amic tro l'a perdut (トルバドゥール歌曲)
不詳:Amis, amis, trop me laissiez en estrange pais(ロトルアンジェ ; 宗教的トルバドゥール歌曲)
ティボー・ド・シャンパーニュ [Thibaut de Champagne](ナバラ王テオバルト1世)(1201-1253):
Aussi com l'unicorne(カントゥス・コロナートゥス ; トルバドゥール歌曲)
不詳:Salva nos stella maris(ロンデルス) / Veris principium(ロンデルス)
Psallite regi glorie(ロンデルス)
ゴーティエ・ド・ダルジー [Gautier de Dargies] (1165頃-1236):La douce pensee(レー)
アダン・ド・ラール(1240頃?-1287頃):Merveille est quel talent j'ai de chanter(シャンソン)
不詳:ダンス・レアル [Danse Real] 1, 2 / 第5のエスタンピー・レアル [La quinte Estampie Real]
ジャン・ド・レスキュレル(?-1304):
Amour, voules-vous acorder(バラッド) / Amours, que vous ai meffait(バラッド)
Abundance de felonnie(バラッド)
不詳:Clavus pungens acumine(コンドゥクトゥス)
アレハンドロ・トナティウ・エルナンデス(中世フィドル [medieval fiddle])
ペペ・モラレス・ルナ(シトル [citole])
ラウル・ラシリャ・クレスポ(バグパイプ [muse])
アレハンドロ・トナティウ・エルナンデス(中世フィドル [medieval fiddle])
ペペ・モラレス・ルナ(シトル [citole])
ラウル・ラシリャ・クレスポ(バグパイプ [muse])
マウリシオ・モリナ
(各種打楽器 [frame drum without jingles, tambourine, square frame drum, wooden clappers])

録音:2016年7-11月、クリア・レアルのゴシック・ホール、ベザルー、カタルーニャ、スペイン
ENCHIRIADIS
EN-2048(1CD)
モンテヴェルディ・セッションズ
モンテヴェルディ:ティルシとクローリ [Tirsi e Clori](マドリガーレ集 第7巻(1619) から)*
美にふさわしい称賛 [De la bellezza le dovute lodi](スケルツィ・ムジカーリ(1607) から)
西風が戻り [Zefiro torna](マドリガーレ集 第6巻(1614) から)
ニンファの嘆き [Lamento della Ninfa] (マドリガーレ集 第8巻(1638) から) +
さあ、さあ、可愛い羊飼い娘たちよ [Su, su, su pastorelli vezzosi](マドリガーレ集 第8巻 から)
波はささやき [Ecco mormorar l'onde](マドリガーレ集 第2番(1590) から)
愛の神よ、どうすればいいのか [Amor che deggio far](マドリガーレ集 第7巻 から)
ムジカ・フィクタ
アリーチェ・バルチアーニ(ソプラノ I:ニンファ +)
マノン・ショヴァン(ソプラノ II:クローリ *)
ガブリエル・ディアス(カウンターテナー:ティルシ *)
アリエル・エルナンデス(テノール I)
ビクトル・サルド(テノール II)
ファビオ・バルティア(Bs)
アンサンブル・フォンテガーラ
エルビラ・マルティネス・ガバルドン(ヴァイオリン I)
ダニエル・ピンテニョ(ヴァイオリン II)
サラ・アグエダ(ダブル・ハープ)
マリア・アレハンドロ・サトゥルノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パブロ・サピコ(テオルボ、バロック・ギター)
ラウル・マリャビバレナ(指)

録音:2018年5月、オスペディア・デ・サンタ・クルス礼拝堂、マドリード県、スペイン
モンテヴェルディのマドリガーレを演奏する・・・それは歌手たちが時には相和し、時にはぶつかり合う声のセッション。精緻な英国系アンサンブルも良いですが、ラテン系歌手たちが飛沫を散らす密な演奏はやはりたまりません!

SEULETOIRE
SEC-01(1CD)
二人だけのクープラン
ルイ・クープラン(1626-1661):クラヴサン組曲 ニ長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
ヴィオールの為のファンタジア / アルマンド / クーラント / サラバンド / カナリー
クラヴサン組曲 ト長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
前奏曲 / アントレ / サラバンド / ファンタジア / デュオ
クラヴサン組曲 イ長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
サンフォニー / ラ・ピエモンテーズ / サラバンド / ガヴォット / ポワトゥー地方のメヌエット
デュビュイソン(1622-1681):無伴奏ヴィオール曲集 ニ長調(1666年の手稿譜による) +
前奏曲 / アルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
ルイ・クープラン:クラヴサン組曲 ハ長調 (ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
ファンタジー / ル・ムーティエ、アルマンド / ガヴォット / メヌエット / リゴドン
不詳:無伴奏ヴァイオリン組曲 ト長調(1666年の手稿譜による) *
ラ・サンテニャン / パスピエ / メヌエット
ルイ・クープラン:クラヴサン組曲 ニ長調 (ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
アド・チェナム・アニ・プロヴィディ / ヴィオールの為のファンタジー
サラバンド・アン・カノン / ヴォルト / 三種の動きの楽曲 / ラ・パストゥレル
ガヴォット / シャコンヌ
ニコラ・メトリュ [Nicolas Metru](1610頃-1668):ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバの為のファンタジア (*/+)
デュオ・コロカント
アリス・ジュリアン=ラフェリエール(ヴァイオリン *)
マティルド・ヴィアル(ヴィオラ・ダ・ガンバ +)
クラヴサン(Cemb) 音楽の大家ルイ・クープランの組曲をクラヴサン抜きの弦のデュオで演奏するという興味深い試み。
デュオ・コロカントの二人は共に1988年に生まれ、2007年リヨン音楽院で出会いました。アリス・ジュリアン=ラフェリエールはリヨン音楽院でオディール・エドゥアールに師事したフランスのバロック・ヴァイオリン奏者。マティルド・ヴィアルはリヨン音楽院でマリアンヌ・ミュレールに、ハーグ王立音楽院でフィリップ・ピエルロとミーケ・ファン・デル・フェルデンに師事したヴィオール奏者。

Coviello
COV-92011(1CD)
突然変異 〜クレマン・ジャヌカン・キメラ
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation I
クレマン・ジャヌカン:La chasse “Gentilz veneurs”
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation II
マイク・スヴォボダ、クレマン・ジャヌカン:Voulez ouyr les Cris de Paris
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation III
クレマン・ジャヌカン:Escoutez tous gentilz Gallois
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation IV
クレマン・ジャヌカン:Le Blason du Beau Tetin
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation V
クレメンス・ノン・パパ:Le Blason du Laid Tetin
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation VI
ヤニック・ギーガー:On one or with you
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation VII
ベッツィ・ジョラス:LASSUS-FANTAISIE “O doux parler”
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation VIII
ラッスス:Je l‘ayme bien
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation IX
ジャン=クリストフ・グロッフェ、オルランド・ディ・ラッソ:La nuict froide et sombre
テレーム(声楽アンサンブル)
XASAX(サクソフォン四重奏)

録音:2019年
ラブレーの「ガルガンチュワとパンタグリュエル」にインスピレーションを受けた作品。ルネサンスと現代の音楽が並置されユニークなサウンドが展開され ます。 (Ki)

Ligia Digital
LIDI-0202335
(2CD+DVD)
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り (1610) ※ソリスト
ラ・メトリーズ・ド・ランス(合唱)
サンドリーニ・ルベック(合唱指揮)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ(オーケストラ)
ジャン・テュベリ(指)

録音:2017年11月13-15、トリニテ礼拝堂、リヨン、フランス
2018年5月26-28日、サン・ジャック教会、ランス、フランス
DVD(内容未詳) はPAL方式のためPAL対応のDVDプレーヤーが必要です。パソコンでの再生も弊社は保証いたしません。ご了承ください。
Ligia Digital
LIDI-0202336(1CD)
モンテヴェルディ:星に向かって打ち明けた―マドリガーレ集
モンテヴェルディ:Sfogava con le stelle un infermo d'amore (マドリガーレ集 第4巻 から)
Al lume delle stelle(マドリガーレ集 第7巻 から)
Cor mio mentre vi miro(マドリガーレ集 第4巻 から)
O come sei gentile(マドリガーレ集 第7巻 から)
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):トッカータ VI
モンテヴェルディ:Si, ch'io vorrei morire(マドリガーレ集 第4巻 から)
Lamento della ninfa(マドリガーレ集 第8巻 から)
Interrotte speranze(マドリガーレ集 第7巻 から)
ヴィンチェンツォ・ボニッツィ(1599以前-1630):Jouissance vous donneray
モンテヴェルディ:Se i languidi miei sguardi - Lettera amorosa a voce sola(マドリガーレ集 第7巻 から)
Io mi son giovinetta(マドリガーレ集 第4巻 から)
Magnificat primo tuono a quattro voci in genere da capella(「倫理的宗教的な森」から)
ラ・マン・アルモニーク(声楽・器楽アンサンブル)
フレデリック・ベトゥ(指)

録音:※2018年5月、マルソラン教会、マルソラン、ジェール県、フランス
Ligia Digital
LIDI-0109340(1CD)
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):オルガンとオーボエの為の作品集
われは神より去らじ [Von Gott will ich nicht lassen](オルガンの為の)
「主イエス・キリストよ、われを顧みたまえ」[Herr jesu Christ, dich zu uns wend] による
オルガンの為の幻想曲
イエスよ、御身はわが魂を [Jesu, der du meine Seele](オルガンの為の)
コラール「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」[Mein Gott das Herze bring ich dir] による
オルガンの為のトリオ・ソナタ
高き天よりわれは来たれり [Vom Himmel hoch da komm ich her](オルガンの為の)
神の御業は善きことなり [Was Gott tut, das ist wohl getan](オルガンの為の)
暁の星のいと美しきかな [Wie schon leuchtet der Morgenstern](オルガンの為の)
オーボエとオルガンの為の幻想曲 ハ長調 *
オーボエとオルガンの為の幻想曲 ヘ長調 *
オーボエとオルガンの為の幻想曲 ヘ短調 *
オルガンの為の前奏曲とフーガ ニ短調
オルガンの為のトリオ ヘ長調
オルガンの為のトリオ ト長調
オルガンの為の協奏曲 ト長調
エロイーズ・ガイヤール(オーボエ*)
クリストフ・ギダ(Org)

録音:※2019年9月12-14日※、サン=レオンス大聖堂、フレジュス、フランス
使用楽器:パスカル・コワラン [Pascal Quoirin] 製
Ligia Digital
LIDI-0202345(1CD)
ペルゴレージ :スターバト・マーテル ヘ短調(*
A・スカルラッティ:4声のシンフォニア(フランス国立図書館所蔵の手稿譜による)
サルヴェ・レジーナ ヘ短調(2人の独唱、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の) *
マガリ・レジェ(ソプラノ*)
ポーラン・ビュンドゲン [ビュンジェン](男声アルト *)
レ・パッション(弦楽、通奏低音)
ジャン・マルク・アンドリュー(指)

録音:※2019年4月5-9日、シルヴァネス修道院 (アヴェロン文化センター)、シルヴァネス、アヴェロン県、フランス
Ligia Digital
LIDI-0104348(1CD)
オリーヴの小枝(Le Rameau d'Olivier)〜オルガン4手連弾で聴くラモーの歌劇の粋
ラモー:歌劇(抒情悲劇)「カストールとポリュクス」より 序曲 / シャコンヌ / タンブラン
歌劇(抒情悲劇)「イポリートとアリシー」より 序曲 / シャコンヌ
コンセール形式によるクラヴサン曲集 から ラ・フォルクレ
歌劇(抒情悲劇)「ダルダニュス」より
序曲 / 眠り / 前奏曲「恐ろしい日!」(プラン・ジュ版) / 戦士の入場 / リトルネロ / シャコンヌ
前奏曲「恐ろしい日!」(フォン・ドルグ版)
歌劇=バレ「優雅なインドの国々」より
序曲 / メヌエット / ロンド形式のミュゼット / アフリカの奴隷たちの為のエール
未開人たちによって行われる平和のパイプの儀式の踊り / シャコンヌ
オリヴィエ・ヴェルネ、セドリック・メクレル (Org)

録音:※時期の記載なし※、サン=マクシマン王立修道院バジリカ教会、サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、
フランス
使用楽器:1772-1775年、ジャン=エスプリ・イスナール製
アルバム・タイトルは作曲家ラモー(Remeau ; 小枝) と演奏者オリヴィエ(Olivier ; オリーヴの木) を掛けた洒落でしょう。

Griffin
GCCD-4087(1CD)
テューダー朝の音楽―ハンプトン・コート宮殿より
ヘンリー8世(1491-1547):Pastyme with good companye
不詳:Madame d'amours
ティルマン・スザート(1500頃-1562頃):Dont vient cela
不詳:And I war a maydyn
ウィリアム・コーニッシュ(1465頃-1523):A robyn, gentyl robyn
不詳:Danse de Cleves
ウィリアム・コーニッシュ:Trolly lolly
フィリップ・ファン・ウィルダー(1500頃-1554):Je fille quant Dieu / Un jeune moyne
ヘンリー8世:Departure is my chief payne / Grene growith the holly
アントワーヌ・ブリュメル(1460頃-1512/1513):Je despite tous
フィリップ・ファン・ウィルダー:De vous servir
不詳:Angelus ad Virginem
アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):Fortuna desperata
不詳:Padoana / Englond be glad
ヘンリー8世:En vray amour
不詳:Greensleeves
フィリップ・ファン・ウィルダー:Une nonnain refaite
不詳:Hey troly loly lo
フランシスコ・デ・ラ・トレ(1460頃-1504以後):Bassa Danza "Alta"
不詳:Gentil Princep
エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1472以後):De tous bien plane
ピエール・ファレーズ(1510頃-1575頃):Galliarde Ferrareze
ヘンリー8世:Helas Madam
不詳:Instrumental consort / Hoyda jolly rutterkin
イ・ファジョリーニ
フォーベリー・コンソート
スティーヴン・プレイヤー(指)

録音:1992年6月、ハンプトン・コート宮殿、ロンドン、イギリス 前出:CRCD 2365

DIGRESSIONE
DCTT-62(1CD)
アッフェッティとタスティアトゥーレ
17〜19世紀、ナポリ派の手によるモルフェッタの5つのオルガン

【インマコラータ教会】オルガン:17〜19世紀、不詳作者製
ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ(確認できる活躍期:1508):ヴェネツィア風パヴァーヌ [Pavane a la venitienne](リュート曲集 第4巻(1508) から) *
アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):フランス風カンツォーナ「プティ・ジャック」[Canzon francese detta Petit Jacque]*
フレスコバルディ:カンツォーナ 第3番[Canzona terza](トッカータ集 第2巻(1627) から) +
聖体奉挙の為のトッカータ [Toccata per la levitazione]
(フィオリ・ムジカーリ(1635)、聖母の為のミサ から)*
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):イル・パッジョ・トデスコによる変奏曲 [Variazioni per il Paggio Todesco] +
パオロ・クアリアーティ(1555頃-1628):トッカータ 第8旋法 [Toccata dell'Ottavo Tuono] +
【サン・ドメニコ教会】オルガン:1756年、ピエトロ・デ・シモーネ・Jr製
D・スカルラッティ:ソナタ ニ短調(ラルゲット) K.34 +/ソナタ ト短調(アレグロ) K.35 +
ガエターノ・グレーコ(1657-1728):トッカータ 第13番*
【サン・ベルナルディーノ教会】オルガン:1767年、ジュゼッペ・ルビーノ製
不詳(17世紀):イタリア風トッカータ 第1旋法
ベルナルド・パスクイーニ:タスタータ、ペル・ミローネ [Tastata, Per Milone](Napoli, luglio 98) +
アリア I [Aria I]*/アリア II [Aria II]*/アリアIII [Aria III]*
ドメニコ・ジポリ(1688-1726):パストラーレ [Pastorale](オルガンとチェンバロの為のソナタ集 第1部 から) +
【サンタンドレア教会】オルガン:1771、ジュゼッペ・ルビーノ製
アスカーニオ・マヨーネ(1565頃-1627):リチェルカーレ 第1番[Ricercar Primo] (様々なカプリッチョ集 第1巻(1603) から) *
ジョルジョ・ストロッツィ(1615-1687頃):バレット 第1番[Balletto primo] & 第2番[Balletto secondo]
(チェンバロとオルガンの為のカプリッチョ集 (1687) から) +
ベルナルド・パスクイーニ:パッサカリア [Passagagli]*
【サント・ステーファノ教会】オルガン:1827年、パスクアーレ・デ・ロッシ製
ガエターノ・ヴァレーリ(1760-1785):ソナタ 第9番[Sonate IX] +/ソナタ 第10番[Sonate X] +
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):アレグロ [Allegro] +/ラールゴ [Largo]*
フランチェスコ・ディ・レールニア(オルガン*)
ガエターノ・マガレッリ(オルガン+)

録音:2015年11月13-14日、上記の各教会、モルフェッタ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-63(1CD)
チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)/レオナルド・ロスパッルーティ編):ドメニコ・スカルラッティのソナタに基づく12の合奏協奏曲 〜(マンドリン合奏の為の版)
第1番イ長調/第2番ト長調/第3番ニ短調/第6番 ニ長調/第8番ホ短調/第12番ニ長調
アッカデーミア・マンドリニスティカ・プリエーゼ (撥弦楽器合奏)
マウロ・スクイランテ(マンドリン独奏)
レオナルド・ロスパッルーティ(指)

録音:2015年1月、Music Suite スタジオ、サンミケーレ・ディ・バーリ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-87(1CD)
カンツォーニ・レチェルカーテ・エ・スピリターテ〜テッラ・ディ・バーリのオルガン楽派
(1)
ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525?-1577以後):リチェルカーレ 第3番(オルガン曲集 第1巻 (1542) から)
(2)ロッコ・ローディオ(1530-1615頃):リチェルカーレ 第5番(リチェルカータ集 第1巻(1575) から)
(3)ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612):カンツォーナ「ラ・スピリタータ」(イル・トランシルヴァーノ (1609) から)
(4)ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):半音階的フランス風カンツォーナ 第7番 (リチェルカーレ、カンツォーナ…集(1603) から)
(5)フレスコバルディ:トッカータ 第1番(トッカータ集 第2巻 (1627) から)
カンツォーナ 第4番(トッカータ集 第2巻 (1627) から)
(6)モニカによるパルティータ(トッカータ集 第1巻(1615) から)
(7)聖体奉挙の為の半音階的トッカータ(フィオーリ・ムジカーリ (1635)、主日のミサ から)
(8)ニコロ・コッラディーニ(1585頃-1646頃):リチェルカーレ 第9旋法、と2つのフーガ (12のリチェルカーレ(1624) から)
(9)ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):イル・パッジョ・トデスコによる変奏曲
(10)パッサカリア
(11)序奏とパストラーレ
(12)メニコ・ジポリ(1688-1726):4つのヴァースとカンツォーナ ハ長調(オルガンとチェンバロの為のソナタ集 Op.1(1716) から))
(13)ジョヴァンニ・バッティスタ・イニャーツィオ・グラツィオーリ (1746-1820):パストラーレ
(1)ステッラ・ベアトリーチェ・ローテゾリエーレ (Org)
(2)マルゲリータ・シッドゥルロ(Org)
(3)ステッラ・ベアトリーチェ・ローテゾリエーレ (Org)
(4)マルゲリータ・シッドゥルロ(Org)
(5)アンジェラ・アミーコ(Org)
(6)ジョヴァンナ・トリカーリコ(Org)
(7)ドメニコ・タリエンテ(Org)
(8)ニコラ・ヴィンチ(Org)
(9)ジューリア・コルヴァーリャ(Org)
(10)グラツィアーノ・セメラーロ(Org)
(11)ファビオ・パイアーノ(Org)
(12)グラツィアーノ・セメラーロ(Org)
(13)ジョヴァンニ・バッティスタ・イニャーツィオ・グラツィオーリ (1746-1820):パストラーレ
ピエルルイージ・マッツォーニ(Org)

録音:2018年春、サン・フランシスコ教会、モノーポリ、イタリア
使用楽器:1710年、不詳作者製
DIGRESSIONE
DCTT-88(1CD)
アントニオ・パンシーニ(1703-1791):聖木曜日と聖金曜日の聖務曲集
主の晩餐のミサ [Missae in Coena Domini]
Nos autem, Antiphona ad Introitum / Kyrie / Gloria / Christus factus est, Graduale
Credo / Dextera Domini, Antiphona ad Offertorium / Sanctus / Agnus Dei
Dominus Jesus, Antiphona ad Communionen / Sepulto Domino
Benedicta sit Sancta Trinitas, Antiphona ad Mandatum
Ubi caritas, Antiphona ad Mandatum
聖金曜日 朝課 第1 宵課 [Feria VI in Parasceve. Ad matutinum. In I Nocturno]
De lamentatione Jeremia Prohetae / Omnes amici mei, Responsorium I
Lamed Matribus suis, Lectio II / Velum templi, Responsorium II
Aleph Ego vir videns, Lectio III / Vinea mea, Responsoria III
カペッラ・ムジカーレ・コッラディアーナ
アンナマリーア・ベッロッキョ、エステル・ファッキーニ (S)
ミケーレ・ディスポート(Bs)
ジョアッキーノ・デ・パードヴァ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ガエターノ・マガレッリ(Org)
アントニオ・マガレッリ(モノディスタ、指揮)
DIGRESSIONE
DCTT-98(1CD)
ルイージ・ジュゼッペ・カポトルティ(1767-1842):荘厳な祝典の為の新ミサ
ディヴェルティメント・グラツィオーソ
聖なるクリスマスの祝福
シンフォニア/汚れなき処女
バルバラ・マッサーロ(S)
アントニエッタ・コライアンニ(Ms)
ルイージ・カピトーリcho
フランチェスカ・ファレオ(Vn)
ヴィート・デラ・ヴァッレ・ディ・ポンペーイ (P)
ニコラ・ペトルツェッラ(指)

録音:2019年10月、AREA DIG、モルフェッタ、バーリ県、イタリア

ARCANA
A-476(1CD)

NYCX-10155(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ジョヴァンニ・ピッキ(1572〜1643):『あらゆる楽器を用いて奏でるカンツォン集』(1625年ヴェネツィア刊)
1) 第1カンツォン - 2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット
2) 第2カンツォン - ヴァイオリンまたは木管コルネット、ドゥルツィアン
3) 第3カンツォン - サックバット、ヴァイオリン
4) 第4カンツォン - 2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット
5) 第5カンツォン - 2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット
6) 第6カンツォン - サックバット、ヴァイオリン
7) 第7カンツォン - 2挺のヴァイオリン、サックバット
8) 第8カンツォン - 2挺のヴァイオリン、サックバット
9) 第9カンツォン - 2挺のヴァイオリン、リコーダー
10) 第10カンツォン - 2本のサックバット、2本のリコーダー
11) 第11カンツォン - 2本のサックバット、2本の木管コルネット
12) 第12カンツォン - 2本のサックバット、2挺のヴァイオリン
13) 第13カンツォン - 2本のサックバット、2本の木管コルネット
14) 第14カンツォン - 4本のサックバット、2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット ※
15) 第15カンツォン - 4本のサックバット、2挺のヴァイオリン ※
16) 第16カンツォン - 2挺のヴァイオリン、2本のリコーダー、サックバット、ドゥルツィアン
17) 第17カンツォン - 2部の合奏
18) 第18カンツォン - 2部の合奏
19) 第19カンツォン - 2部の合奏
※ 第1サックバットをヴィオローネで演奏
コンチェルト・シロッコ(古楽器使用/a’=466Hz・1/4コンマ・ミーントーン)
【アルフィア・バキエヴァ、アナ・リス・オヘダ(Vn)、アメリー・シュマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ルーカ・バンディーニ(G調弦ヴィオローネ)、ピエートロ・モデスティ、ヘレン・ロバーツ(木管コルネット)、クレア・マッキンタイア、スザンナ・デフェンディ、ナサニエル・ウッド(サックバット)、ジューリア・ジェニーニ(ドゥルツィアン、各種リコーダー)、プリスカ・コンプロイ(各種リコーダー)、ジョヴァンニ・ベッリーニ(テオルボ)、ミケーレ・ヴァンネッティ(オルガン、チェンバロ)】

録音:2018年8月18〜22日聖マルタ教会、カローナ(スイス)、2019年12月5〜6日パドヴァ慈善ホール
【国内盤】日本語解説付き
古楽研究の一大拠点、バーゼルのスコラ・カントルムで腕を磨いた管楽器奏者たちが2009年に結成したコンチェルト・シロッコ、今回の新譜では、 たった1曲で名前だけが広く知られていたものの、全貌がまるでわからなかった初期バロックの異才の素顔が明らかに。英国ルネサンス期の鍵盤曲集 でもとくに名高い『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』に唯一登場するイタリア人で、そこに収められた異色のトッカータ1曲だけでしか名が知られて いなかったジョヴァンニ・ピッキなる作曲家が、生前いかに多彩な音を紡いだ音楽家だったかが、19曲もの器楽曲を通じて解き明かされます。1572 年頃に生まれヴェネツィアを中心に活躍、モンテヴェルディとほぼ同時期を生きたピッキは、かの水の都で『タンクレーディとクロリンダの戦い』やカステッロ のソナタ集などが世に出た1625年に1編のカンツォン集を刊行していました。ヴァイオリン、リコーダー、木管コルネット、サックバット(Tb)など 多彩な楽器がその音色美とテクニックを競い合わせ、コンチェルト様式の粋をゆくエキサイティングな対話的音楽から、ガブリエーリの複合唱形式を思 わせる比較的大編成の作品まで、本場の才人奏者たちでなくては達しえない高度な演奏で味わえるのは絶妙。研究成果に基づきサックバットの パートをヴィオローネに割り当てるなどの機転も興味深いところで、そのような解説も国内盤には日本語訳を掲載いたします。 ※ このCDのバックインレイにて、ピッキの生歿年が誤って記載されておりますが、そのままのご提供になります。ご了承ください。なお、ブックレット及び 国内盤の帯に関しては、正しい年が記載されます。

RICERCAR
RIC-416(1CD)
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759〜1803):
フルートもしくはバソンと、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲集

フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.66-2
バソン、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ヘ長調 Op.17-4
フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ハ長調 Op.66-3
バソン、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 変ホ長調 Op.17-5
フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ニ長調 Op.66-1
ル・プティ・トリアノン(古楽器使用)
アマンディーヌ・ソラノ(Vn)
使用楽器:ミッテンヴァルトのエギディウス・クロッツ1777年製オリジナル

シリル・プーレ(Vc)
使用楽器:製作者不詳、ヨーロッパ東部18世紀末製オリジナル

オリヴィエ・リール(フラウト・トラヴェルソ)
使用楽器:ウジェーヌ・クライネン製作の再現古楽器、ドレスデンのH.グレンザー(1764〜1813)のモデルによる

グザヴィエ・マルキ(バソン)
使用楽器:ローラン・ヴェリャ2016年制作の再現古楽器、パリのプリュダン(1730〜1786)のモデルによる

録音:2019年6月サンテーユ聖母教会(フランス南部エロー地方)
ドヴィエンヌは1759年生まれ。モーツァルトより3歳年下で19世紀初頭に亡くなった作曲家です。生前は革命政府のもと、オペラ座や音楽 院を拠点に、フルートとバソン(フランス式ファゴット)ですぐれた演奏を聴かせる達人としても知られ、それらが独奏楽器としていかにすぐれてい るかを端的に示す名品を、短い生涯のうちに続々と世に出しました。レコード盤の時代より、管楽器のための古典派の協奏曲集にしばしば その作品が収録されてきたドヴィエンヌですが、古楽器録音はというと実は数えるほどしかありませんでした。今回の録音には、各楽器の機構 を生かした音使いの真相が鮮やかに示され、同時代人たちの興奮が彷彿とされるトラックが多数。フランスで生まれ発展したバソンが古典派 らしいメロディとあざやかに調和する異色の三重奏曲も見過ごせませんが、ドヴィエンヌが思い描いた理想のフルート像に厳選楽器で迫った 作品66の3曲にも驚かされます。すでにRicercarレーベルでボワモルティエ作品集を成功させている古楽器集団がこだわり抜いた一枚。そ の詳細については解説で端的に説明されており、国内盤にはその日本語訳を掲載いたします。

CPO
CPO-555113(1CD)
NX-B10
レオポルド1世(1640-1705):宗教曲集
オラトリオ「Il Sagrifizio d’Abramo アブラハムの犠牲」
Miserere per la settimana santa 聖週間のミゼレーレ(4声、オルガンを伴わない)
マンフレ−ト・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス

録音:2016年4月22-24日
神聖ローマ皇帝、レオポルド1世(1640-1705)。三十年戦争で衰退した領土を受け継ぐも、持ち前の 政治力で領土を拡大、ハプスブルク家の大国復興の足掛かりを築いた指導者です。もともとは聖職者に なるはずだったため高度な教育を受けており、作曲家としても優れた才能を開花させた皇帝は、生涯に 150曲を超えるイタリア語のアリアを始め、80曲の教会音楽、17曲のバレエ音楽など、多数の作品を残 しました。このアルバムに収録されている「アブラハムの犠牲」では、愛する息子イサクを神に捧げることに なったアブラハムの苦悩が劇的に描かれています。またイサクがキリストの先駆的存在として扱われている ため、同時代にウィーンで書かれた受難曲の中でも特別な存在として讃えられています。この作品が書か れた時、レオポルド1世はわずか20歳でしたが、彼の熟達した作曲技法が見て取れます。この時期として は珍しくオルガン(通奏低音)を用いず、弦楽器と声楽のみによる「ミゼレーレ」も魅力的です。
CPO
CPO-555266(2CD)
NX-D11
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):歌劇「ポリュドールス」(1726) ハンナ・ツムザンデ(S)
サンタ・カルニーテ(S)
アロン・ハラリ(A)
ミルコ・ルートヴィヒ(T)
ファビアン・クーネン(Bs)
ラルフ・グローベ(Bs)
アンドレアス・ハイネマイヤー(Bs)
イラ・ホックマン(指)
バロックヴェルク・ハンブルク

録音:2018年9月1-3日
ドイツ古典派時代に活躍した作曲家、カール・ハインリヒ・グラウン。1歳年上の兄、ヨハン・ゴットリープ・グ ラウンと共にドレスデンの十字架教会合唱団で歌い音楽の才能を開花させました。その後兄はヴァイオリ ニスト、弟は歌手として名を成し、それぞれドイツ音楽界に大きな足跡を残しています。カールはブラウン シュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公の宮廷音楽家に就任、歌い手としてだけではなく作曲も任され、歌 劇の他数多くのオラトリオを書き上げて高い評価を得ます。そして1735年にはプロイセン王太子フリード リヒの宮廷に歌手として就任。その後は宮廷楽長の地位を得るとともに、歌劇作曲家として不動の地位 を築きました。この歌劇「ポリュドールス」はブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公に仕えていた 1726年から1728年頃に書かれた作品で、貪欲な王、血に飢えた復讐に燃える女王、そして先祖を 軽蔑する王子たちがリアルに描かれた台本に、グラウンは力強く劇的な音楽を付けています。1735年の ハンブルクでの上演以降は全く演奏された記録がなく、今回の蘇演は作品の真価を問う貴重な機会と なります。
CPO
CPO-555156(1CD)
NX-B10
ラモー:歌劇からの組曲とアリア
歌劇「ピグマリオン」(1748)より
1. 序曲
2. エア「Fatal Amour」(Pigmalion)
3. エア Tres lent - Gavotte gracieuse -Menuet - Gavotte gai - Chaconne vive -Loure - Passepied vif - Rigaudon vif -Sarabande pour la Statue - Tambourin
4. Air gai
5. パントマイム niaise
6. 第2パントマイム tres vive
7. アリエット 「Regne Amour」(Pigmalion)
8. Air pour les Graces, Jeux et Ris
9. ロンド・コントルダンス
歌劇「ダルダニュス」(1739/1744/1760改訂)より
10. 序曲
11. 第1場へのプロローグ:Air pour les [Jeux etles] Plaisirs [et la Jalousie et sa Suite]
12. Air pour les [Jeux et les] Plaisirs
13. 第2場へのプロローグ:Air gracieux [pour lesPeuples de differentes nations]
14. リゴードン
15. 第1幕 第3場:Air vif
16. リゴードン 1と2
17. 第2幕 第1場:Ritournelle vive
18. 第4幕 第1場 [1744]:エア Lieux unestes’ (Dardanus)
19. 第3幕 第3場:Loure
20. Air gai en rondeau
21. メヌエット1と2とロンド
22. タンブーラン 1と2
23. 第4幕 第2場:Sommeil. Rondeau tendreAir tres vif
Calme des sens. Air tendre
Gavotte vive
24. 第4幕 第3場:アリエット「Hatons -nous, courons a la gloire 」(Dardanus)
25. 第5幕 第3場:シャコンヌ
アンドレス J.ダーリン(オート=コントル)
ミヒ・ガイック(指)
オルフェオ・バロックO

録音:2017年4月28-30日
40代になって作曲家としての地位を獲得したラモーは、フランス音楽界の指導的立場となり、歌劇の作 曲に没頭し始めます。彼が書いたフランス語の歌劇はイタリア歌劇愛好家たちから反感を買い、とりわけ 思想家ジャン=ジャック・ルソーによる攻撃は激しく、「ブフォン論争」と呼ばれる諍いが起こりました。しか し、しっかりとした音楽理論に裏打ちされたラモーの作品は、騒動によって評価を落とすことなく、現代でも 最高の名声を享受し続けています。このアルバムにはラモーの2つの代表作から組曲とアリアを収録。闊 達で楽しい舞曲とともに、アリアで美しい声を披露するのは、スウェーデン出身のオートコントル(裏声を使 わずに高音を出すことができるテノール)アンドレス J.ダーリン。フランス・バロック歌劇には欠かせない特別 な声を存分に楽しむことができます。

Tactus
TC-632205(1CD)
G.B.ヴィターリ:ソナタ集 Op.5(1669)(2つ、3つ、4つ&5つの楽器のためのソナタ集)
ラ・セッシ/ラ・カンポーリ/ラ・マスドーニ/ラ・パラヴィンチーニ/ラ・グラティアーニ/ラルビチーニ/ラ・サンヴィターレ/ラ・グィドーニ/ラ・ラニョーニ/ラ・サッサテッリ(2本のヴァイオリン、アルト・ヴィオラとヴィオローネのための)/カプリッチョ・デット・イル・モルツァ(2本のヴァイオリン、アルト・ヴィオラとヴィオローネのための)/ラ・スカラブリーナ(2本のヴァイオリン、アルト、テナーとバスのための)
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2016年12月&2017年11月、イタリア
イタリア、ボローニャの老舗レーベル「Tactus」が贈る、G.B.ヴィターリの作品を掘り起こしていくという興味深い録音プロジェクト。
イタリアのモデナは、当時エステ家によって統治されていたモデナ=レッジョ公国の首都で、ヴァイオリン愛好家でもあった公爵フランチェスコ2世によって多彩な音楽が生み出され、その豊富な音楽遺産はエステンセ図書館に保存されています。その遺産を世界に広める活動の最初のステップとして選ばれたのが、エステ宮廷で楽長を務めたジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632−1692)(息子のトマソ・アントニオ・ヴィターリも作曲家)の作品で、この「ヴィターリ・エディション」ではCD6枚にわたる作品の録音が発売されます。第4巻は、それぞれにモデナ地域の有力な貴族の名前が付けられた12のソナタ集 Op.5。各ソナタは編成もスタイルも多様で、実際の貴族の性格や特徴に関連付けられて作曲されたと考えられています。
イタリコ・スプレンドーレは、芸術監督のアレッサンドロ・アンドリアーニ(エウローパ・ガランテの元チェリスト)と第1ヴァイオリン&指揮者のクラウディオ・アンドリアーニの兄弟が牽引する古楽アンサンブル。高い技術の演奏とともに、緻密な文献的アプローチと継続的な研究によって、ほとんど演奏されることのなかった知られざる作品を現代へと蘇らせています。
Tactus
TC-632206(1CD)
G.B.ヴィターリ:様々なソナタ集Op.11(1684)(6つの楽器のためのフランスとイタリアの様々なソナタ集)
室内シンフォニア/組曲第1番/組曲第2番/組曲第3番/組曲第4番/組曲第5番/組曲第6番/組曲第7番/組曲第8番/組曲第9番/組曲第10番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2017年10月、イタリア
、シンフォニアと10の組曲からなる6声のソナタ集 Op.11。バッレッティ、カプリッチ、ガヴォッテ、ジーグ、ボレー、ゾッパ、サラバンダ、フランス風コレンテなど、フランス風とイタリア風の様々な舞曲による組曲で、フランスとイタリアの様式が精巧にブレンドされています。
Tactus
TC-632207(1CD)
G.B.ヴィターリ:2本のヴァイオリンのためのソナタ集 Op.9(1684)
ソナタ第11番/ソナタ第10番/ソナタ第5番/ソナタ第7番/ソナタ第6番/ソナタ第1番/ソナタ第4番/ソナタ第2番/ソナタ第12番/ソナタ第9番/ソナタ第3番/ソナタ第8番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2017年10月、イタリア
イタリコ・スプレンドーレによるヴィターリ・エディション、最終巻となる第6巻は、2本のヴァイオリンと通奏低音のための12のソナタ Op.9。こちらは印刷譜の形では現存しておらず、一部には激しい損傷もある手書き譜(マニュスクリプト)からイタリコ・スプレンドーレが修復・補完・再構築をして録音しています。

Delphian
DCD-34243(1CD)
オーアヴルム
ベルターリ、メールラ、モンテヴェルディ:チャコンナ
ヘンデル:私を泣かせてください(歌劇「リナルド」 HWV.7bより)
カストルッチ:ソナタ ニ短調 Op.1-10
A.マルチェッロ:協奏曲ニ短調より アダージョ(装飾はバッハのBWV.974より)
マレ:スペインのフォリアからのセレクション
作者不詳::あなたの目は愛の瞳(ロバート・ダウラウンド編纂「音楽の饗宴」より)
フレイヤ・ウェーリー=コーエン(b.1989):カフェイン
アントニオ・ソレール:ファンダンゴ ニ短調 R.146
コレッリ:コレッリの第5ソロによるフェイヴァリット・ジグ(ヴァレンティーニによるディヴィジョンを伴う)
ファルコニエーリ:甘美な旋律とそのコレンテ
作者不詳(16世紀):ラ・モニカ(若い娘)
ピエール=フランシスク・カルーベル:スパニョレッタ
作者不詳::ダフネが飛び立ったとき(ヤコブ・ファン・エイクによるディミニューション)
パーセル:美しい島(歌劇「アーサー王」Z.628と「英国のオルフェウス」より)
ジョン・ダウランド:エセックス伯のガリアード
ヘンデル:ジグ(歌劇「ペルシャ王シロエ」 HWV.24より)
ギャレス・ムーアクラフト(b.1990):ダイアリーズ・オヴ・ジ・アーリー・ワーム
作者不詳(14世紀):トリスターノの嘆き − ラ・ロッタ
タベア・デブス(リコーダー)、ジョナサン・リース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アレックス・マッカートニー(テオルボ&ギター

録音:2020年2月12日−13日、セント・メアリー教区教会(エジンバラ)
2020年で創設20周年を迎える、エジンバラを本拠とする初の本格的クラシック・レーベル、Delphian(デルフィアン)が、若き才能を支えるイギリスのアーティスト・マネジメント「YCAT(Young Classical Artists Trust)」と提携! YCATはこれまでもショーン・シベ、ピーター・ムーア、ドーリックSQ、ティモシー・リダウトなどの素晴らしき才能を発掘してきました。
今後3年間で9人のアルバムを予定しているDelphianとYCATとのコラボレーション・シリーズ。第1弾は、2019年にリコーダー奏者協会/MOECKコンクールで第1位受賞、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭でソロイスト賞受賞などを果たし、2020年にはラ・セレニッシマやイングリッシュ・コンサートと共演するドイツのリコーダー奏者、タベア・デブス。古楽から現代音楽まで、常にリコーダー音楽の新たな地平を見渡し、タイムズ紙からは「カリスマ的ヴィルトゥオーゾ」と称されたタベア・デブスが、ルネサンスとバロックの名品、そしてフレイヤ・ウェーリー=コーエンとギャレス・ムーアクラフトがタベア・デブスのために書いた現代の作品で、エレガントな技巧を披露します。

Centaur
CRC-3637(1CD)
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」
作曲者不詳:3声のデュ・ボン・デュ・クール
ノエル・バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりキリエ、5声のアン・ドゥレール・アン・トリステス
アドリアン・ヴィラールト:6声のアン・ドゥレール・アン・トリステス
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりグローリア
ジェハン・ル・コック:Si par souffri a5
ティールマン・スザート:Si par souffrir a4
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりクレド
ジャン・ムートン:Adieu mes amours、Qui ne regrettroit
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりサンクトゥス
作曲者不詳:プチッツ・カミュゼット
ヴィラールト:プチッツ・カミュゼット
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりアニュス・デイ
ムートン:5声のデュ・ボン・デュ・クール
カペラ・アラミレ、
アラミレ・コンソート、
ピーター・アルクハート(指)

録音:2015年(アメリカ)
ピーター・アルクハートは作曲、演奏、音楽史を学び、ウェストミンスター・クワイア・カレッジとスミス・カレッジで音楽学と指揮の学位を取得し、ハーバード大学で博士号を取得し。15世紀と16世紀のフランドル楽派の音楽を研究しており、1984年にマサチューセッツ州ケンブリッジで結成された、男女11人の合唱団「カペラ・アラミレ」のディレクターも務めています。
フランドル楽派の音楽を追究したピーター・アルクハートと実力のある合唱団の美しいハーモニーに注目です。
Centaur
CRC-3685(1CD)
レオノーラ・ドゥアルテ:作品全集
アルフォンソ・フェッラボスコU世:アルマン ヘ長調
テジュ・コール:Great Contentment: An Evening at Huis De Succa
レオノーラ・ドゥアルテ:シンフォニア第4番
ジョン・ブル
:イン・ノミネ第9番イ短調 MB28、5声のイン・ノミネ
ドゥアルテ:シンフォニア第5番、シンフォニア第6番
ブル:パヴァン イ短調 MB88a
ドゥアルテ:シンフォニア第3番
ジョン・ジェンキンス:パヴァンイ短調 VdGS45
ドゥアルテ:シンフォニア第2番、シンフォニア第1番
ブル:ガリアード イ短調MB88b
ドゥアルテ:シンフォニア第7番
ジョン・ブロウ:シャコンヌ ト長調
フアン・デル・エンシーナ:決してあなたを忘れることができないから
ソンナンブラ〔ジュード・ジリャク(Vn)、トマ・イリーエフ(Vn)、エリザベス・ウェインフィールド(テノール・ヴィオール、ディレクター)、エイミー・ドミンゲス(テノール・ヴィオール)、シャーリー・ハント(バス・ヴィオール)、ジェイムズ・ケナーリー(ハープシコード、テノール)〕

録音:2016年12月22日−23日、ドルー大学(アメリカ)
2016年から2017年のシーズンにメトロポリタン美術館のMetLiveArtsシリーズでデビューしたアンサンブル、ソンナンブラ。ニューヨーカー誌から「注目に値する」と称賛され、古楽器とヴィオールの豊かなサウンドを中心にしたさまざまな組み合わせで未知の音楽を探求しています。デビュー盤となる今作では、レオノーラ・ドゥアルテ(1610−1678)の全作品に加え、同時代に活躍した作曲家たちの作品を組み合わせた意欲作。

Hyperion
CDA-68306(1CD)
ドゥアルテ・ロボ:ミサ曲集
我は天の声を聞き/ミサ・サンクタ・マリア/4声のクリスマス・レスポンソリウム集〔今日われらのために天の王が生まれた、今日われらのために天より真の平和が降り来た、何を見たのか羊飼いたちよ、おお大いなる神秘、祝福された神の御母、神聖にしてけがれなき処女、マリアの胎に祝福あれ、言葉は肉を受け〕/ミサ・エリザベト・ザカリア/救い主のうるわしき母
クペルチノス、ルイス・トスカノ(指)

録音:2019年7月24日−26日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
ルイス・トスカノは、ブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノール。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(元:Cappella Musical Cupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。
Hyperionからリリースされたファースト・アルバム「カルドーゾのレクイエム」(CDA 68252)が、いきなりグラモフォン賞を受賞してしまうという快挙を達成したクペルチノス。期待の高まるセカンド・アルバムは、ポルトガル黄金時代の巨匠のひとり、ドゥアルテ・ロボ(c.1565−1646)の世界初録音となる2つのミサ曲と8つのクリスマス・レスポンソリウム集を録音。ルイス・トスカノとクペルチノスがもっとも得意とするポルトガル・ルネサンスの深淵で、更なるポテンシャルを発揮します。

MV CREMONA
MVC-017-043(1CD)
カラヴァッジョの旅
ベネデット・フェラーリ(1597-1681):「さまざまな音楽」第2巻 から
カンタータ・スピリトゥアーレ [Cantata Spirituale](ソプラノとリュートの為の) *
ラウレンツィヌス・ロマーヌス [ロレンツィーノ・ディ・リュート] (1552-1590):
「調和の宝庫」から リュートの為の前奏曲
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):
子守歌によるカンツォネッタ・スピリトゥアーレ [Canzonetta spirituale sopra alla nanna](ソプラノとリュートの為の)*
不詳:草原や丘は美しい春の装いに満ち(リュートの為の)
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス (1600-1679):スターバト・マーテル−聖母の涙(1638) *
ラウレンツィヌス・ロマーヌス:「調和の宝庫」から リュートの為のファンタジア
ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1615-1649):めでたし天の元后 [Ave regina caelorum] (ソプラノとリュートの為の)*
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー (1580-1651):リュート曲集 第1巻 から トッカータ 第6番
ドメーニコ・マッツォッキ(1592-1665):「ディアローグとソネット集」から
枢機卿ウバルディーノ氏の苦い涙(ソプラノとリュートの為の) *
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:リュート曲集 第1巻 から トッカータ 第3番
眠れ、息子よ(ソプラノとリュートの為の) *
ジェシカ・グールド(ソプラノ*)
ディエゴ・カンタルーピ(リュート、キタローネ)
MV CREMONA
MVC-017-044(1CD)
ピエートロ・ミガーリ(1635-1715):12のトリオ・ソナタ(2つのヴァイオリン、ヴィオローネまたはアートリュートとオルガンの通奏低音の為のソナタ集) Op.1(1694) アンサンブル・バリアンティクア
ダーリオ・パルミザーノ、ミケーレ・サラチーノ (Vn)
エドヴァルド・ショスト(テオルボ)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)
ダヴィデ・ポッツィ(Org)

録音:2016年11月、サンタ・マリア・デラ・マディーア教会、モノーポリ、バーリ県、イタリア
ピエートロ・ミガーリはイタリア半島南東端に近いレッチェに生まれ当地の大聖堂楽長を務めた作曲家・ヴァイオリン奏者・聖職者。アンサンブル・バリアンティクアは2016年イタリアのバーリで結成されたピリオド楽器演奏団体で、当盤にてデビュー。
MV CREMONA
MVC-018-043(1CD)
マザラン卿のお好みに合わせて
ルイージ・ロッシ(1597-1653):嫉妬 [Gelosia]
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):歌劇「セルセ」[Xerse] から シンフォニア
歌劇「カリスト」から Restino imbalsamate
ジャン=バティスト・リュリ :シンフォニア I(カヴァッリの「セルセ」の為の)
バッロ(カヴァッリの「セルセ」の為の)
ヴィルジーリオ・マッツォッキ(1597-1646):Sdegno, campion audace
リュリ:シンフォニア II(カヴァッリの「セルセ」の為の)
ロッシ:歌劇「オルフェオ」から 序曲/Lasciate Averno/シンフォニア/バレット
E bello l'ardire
歌劇「オルフェオ」から パッサカリア
ルイージ氏のパッサカリア
ジャーコモ・カリッシミ:Apritevi inferni
ルイージ・ロッシ:歌劇「オルフェオ」から
リトルネッロ/Les pleurs d'Orphee ayant perdu a sa femme
M'uccidete begl'occhi
リュリ:シンフォニア III(カヴァッリの「セルセ」の為の)
ジェシカ・グールド(S)
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
ダーリオ・パルミザーノ、ミケーレ・サラチーノ (Vn)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)
ダヴィデ・ポッツィ(Cemb)
イタリア人ながらフランス王家に招かれ事実上の宰相として活躍した政治家・聖職者 (枢機卿) ジュール・マザラン(イタリア名 ジュリオ・マッツァリーノ、1602-1661) の周辺の音楽。
MV CREMONA
MVC-018-045(1CD)
アンドレア・アマーティの名器 Carlo IX−ヴァイオリンの起源
ビアージョ・マリーニ(1597頃-1665):ソナタ集 Op.8(1629) から ソナタ 第3番、ヴァイオリンの為のヴァリアータ [Variata]
アッフェッティ・ムジカーリ [Affetti Musicali] Op.1(1617) から
イル・モンテヴェルデ [Il Monteverde] (ヴァイオリンと通奏低音の為のバレット・アレマンノ)
モンテヴェルディ:スケルツィ・ムジカーリ から それは真実なのか [Et e Pur Dunque Vero]
フランチェスコ・カルベッリ(1556-1611):テルプシコーレ・ムーサルム [Terpsichore Musarum] から
ブランド、スパニョレッタ、クーラントとガイヤルド
ビアージョ・マリーニ:ソナタ集 Op.8 から
リラのモードのヴァイオリンを伴う3部のカプリッチョ・ペル・ソナール
インノチェンティオ・ヴィヴァリーノ(1575頃-1626):モテット集 第2巻 から ヴァイオリンの為のソナタ
ニコロ・コラディーノ [コラディーノ](1585頃-1646):フランス風カンツォーナ集 第1巻 から ラ・スフォンドラータ [La Sfondrata]
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):カンツォーナ・ダ・ソナーレ集 Op.17 から ラ・モンテヴェルデ [La Monteverde]
モテットとソナタ・コンチェルターテ集 Op.6 から われは黒し、されど美し [Nigra sum, sed formosa]
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(1537頃-1627):「音楽による神の称賛」第2巻 [Il Secondo Libro Delle Divine Lodi] から バスとソプラノのカンツォーナ
ビアージョ・マリーニ:アリア・マドリガーレとクーラント集 Op.3 から
ロマネスカ [Romanesca](ヴァイオリン独奏と任意のバスの為の)
ジョヴァンニ・アミゴーネ(確認できる活躍期:1613):ヴァイオリン独奏の為のシンフォニア 第1番(ボローニャ音楽博物館 写本 Q.34 所収) (1613)
ヴァイオリン独奏の為のシンフォニア 第3番(ボローニャ音楽博物館 写本 Q.34 所収) (1613)
ジューリオ・ベッリ(1560頃-1621以後):教会コンチェルト集 [Concerti Ecclesiastici] から
コルネット [ツィンク] またはヴァイオリンとテオルボの為の2声のカンツォーナ
ビアージョ・マリーニ:マドリガーレ集 Op.2 から 2声のシンフォニア「ラ・グリッラ」[La Grilla]
スケルツォとカンツォーナ集 Op.5 から 歓喜への誘い [Invito All'allegrezza]
フェデリーコ・グリエルモ(Vn)
クリスティーナ・ファネッリ(S)
ダヴィデ・ポッツィ(Org)
ディエゴ・カンタルーピ(キタローネ)

録音:2017年2月5-6日、アウディトリウム・ジョヴァンニ・アルヴェーディ、ヴァイオリン博物館、クレモナ、イタリア
クレモナのヴァイオリン博物館に所蔵されている初期型ヴァイオリンの名器、アンドレア・アマーティ (1505年頃-1580年以前) 作「 Carlo IX 」(1570年頃) を使用した演奏。ヴァイオリンのために書かれた初期器楽曲を、その模倣対象となった声楽曲と合わせてたっぷり楽しめるプログラムです。
MV CREMONA
MVC-019-048(1CD)
ブクステフーデ:カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV 75 アンサンブル・エ・コンソルト・マルカントニオ・インジェニェーリ
ヴァーティオ・・ビッソラーティ(指)

録音:2018年6月18日、ライヴ、サン・ファウスティーノ・エ・ジョヴィータ教会、カステルポンツォネ、クレモナ県、イタリア
MV CREMONA
MVC-019-049(1CD)
クレモナ、サンタゴスティーノ教会のオルガン
ルッジェーロ・マンナ:歌劇「プレツィオーザ」より シンフォニア
ダンテ・カイファ(パオロ・ボッティーニ編):聖母への祈り II [Preghiera alla Vergine II](4声合唱の為の/オルガンの為の版)
フェデリーコ・カウダーナ(1878-1963):コルナムーザ [Cornamusa](バグパイプ)
ヴィンチェンツォ・ペトラーリ(1830-1889):ミサ・ソレミニス ヘ長調 から
聖体奉挙/聖体拝領の為のソナタ
アダーモ・ヴォルピ(1911-1980):オルガンの為の前奏曲 Op.31
ポンキエッリ:田舎風アレグレット [Allegretto Campestre]
羊飼いたちへのお告げ、性格的パストラーレ、シンフォニアのために
[L'Annunzio al Pastori, Pastorale Caratteristica, per Sinfonia]
ジュゼッペ・デンティ(1882-1977):オルガンの為のパストラーレ
ジャーコモ・アントニオ・アリギ(1704-1797):オルガン・ソナタ ハ長調
ドン・バッティスタ・レステッリ(1913-2001):フェデリーコ・カウダーナの主題によるオルガンの為の3声のフーガ
ピエートロ・キアリーニ(1717頃-1765頃):オルガンの為の行進曲
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):オルガンの為のカンツォーナ ハ短調
モンテヴェルディ(パオロ・ボッティーニ編):「聖母マリアの夕べの祈り」より
主よ、急ぎわれを助けたまえ [Domine, ad adiuvandum me festina]
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547頃-1592):4声のマドリガーレ集 第2巻(1597) から
オルガンの為のアリア・ディ・カンツォン・フランチェーゼ・ペル・ソナール 第1旋法
パオロ・ボッティーニ(1972-):ルルドのアヴェ・マリアによるオルガンの為の変奏曲 (1993)
パオロ・ボッティーニ(Org)

録音:サンティ・ジャコモ・エ・アゴスティーノ教区教会、クレモナ、イタリア
使用楽器:1533年、Tezani製/1853年、Bossi製
MV CREMONA
MVC-019-050(1CD)
ドイツ・バロック・オルガン音楽
バッハ:オルガンの為の前奏曲 ト短調 BWV 535a
オルガンの為の前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535b
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):オルガンの為の幻想曲 ト短調
パッヘルベル:オルガンの為の幻想曲 ト短調
オルガンの為のコラール前奏曲「われら皆唯一なる神を信ず」[Wir glauben all' an einem Gott]
バッハ:オルガンの為のフーガ ト短調
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):オルガンの為のコラール・パルティータ「イエス、わが喜び」[Jesu meine Freude]
バッハ:オルガンの為のコラール「いざ来たれ、異教徒の救い主」[Nun komm, der Heiden Heiland] BWV 659
オルガンの為の幻想曲 ハ短調 BWV 1121
クレープス:オルガンの為のコラール「わが愛しき神に」[Auf meinen lieben Gott]
バッハ:オルガンの為のコラール「われは御座の前に進み出で」BWV 668
オルガンの為の前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 531
マッシミリアーノ・サンカ(Org)

録音:ヴァッリオ・テルメ教会、ヴァッリオ・テルメ、ブレシア県、イタリア
使用楽器:2007年、コルザーニ [Corzani] 製
MV CREMONA
MVC-014-041(1CD)
サントモボーノ教会の18世紀のオルガン〜16世紀から2014年までのクレモナのオルガン音楽
パオロ・ボッティーニ(1972-):婚礼のトッカータ [Toccatina nuziale](2010)
ダンテ・カイファ(1920-2003):聖母への祈り [Preghiera alla Vergine]
フェデリーコ・カウダーナ(1878-1963):子守歌 [Ninna nanna](2013)
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」〜時の踊り(オルガンの為の編曲版) (1876)
ヴィンチェンツォ・ペトラーリ(1830-1889):ミサ・ソレムニス ニ長調 〜パストラーレ
ジローラモ・バルビエリ(1808-1871):ギターの為の即興曲 第1-4番(オルガンの為の編曲版)
サヴェーリオ・ガッリ(18世紀):ソナタとジーグ ヘ長調
ピエートロ・キアリーニ(1717頃-1765頃):オルガンの為のソナタ
ヤコポ・アントニオ・アリギ(1704-1797):オルガンの為のアレグロ イ長調
ジュゼッペ・ゴネッリ(1685-1745):オルガンの為のアンダンテ
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):トッカータとジェヌス・クロマティクム 第1旋法
ニコロ・コラディーニ(1585頃-1646):カンツォーナ 第8番「ラ・トレッカ」[La Trecca]
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547頃-1592):4声のフランス風カンツォーナからのアリア
パオロ・ボッティーニ(Org)

録音:2014年、サントモボーノ教会、クレモナ、イタリア

CONTINUO RECORDS
CONTINUO-CR121(1CD)
ローマでルターの7つの賛美歌−オーボエとオルガンによる即興演奏
いざ来たれ、異教徒の救い主 [Nun komm, der Heiden Heiland]
高き天より、われは来たれり [Vom Himmel hoch, da komm ich her]
深き淵より、われ御身に向かいて叫ぶ [Aus tiefer Not schrei ich zu dir]
来たれ、創造主なる神、聖霊よ [Komm, Gott Schopfer, Heiliger Geist]
キリスト、われらの主、ヨルダンに来たれり [Christ, unser Herr, zum Jordan kam]
天国に居られるわれらの父 [Vater unser im Himmelreich]
われらの神は堅き砦 [Ein feste Burg ist unser Gott]
マリカ・ロンバルディ(Ob)
リヴィア・マッツァンティ(Org)

録音:2016年9月6-7日、福音ルター派キリスト教会 [Christuskirche]、ローマ、イタリア
2017年の宗教改革500周年に合わせ、ルター作とされるプロテスタント教会の賛美歌 (コラール) に基づく即興演奏を展開するという企画。
CONTINUO RECORDS
CONTINUO-CR123(1CD)
私は狂気〜初期バロック音楽に表現された異常な心理
アンリ・ド・バイイ(1590-1637):私は狂気 [Yo soy la locura]
フアン・アラニェス(?-1649):チャコナの夜会 [El sarao de la chacona]
ジョヴァンニ・ステーファニ(確認できる活躍期:1618-1626):幸せな恋人 [L'amante felice]
フアン・イダルゴ(1614-1685):待つ、感じる、死ぬ [Esperar, sentir, morir]
モンテヴェルディ:あの高慢な眼差し [Quel sguardo sdegnosetto]
フレスコバルディ:そよ風が吹けば [Se l'aura spira]
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):信じるなんてどうかしている [Foll'e ben chi si crede]
フォリアーノ・ピーコ(17世紀):タランテッラ [Tarantella]
フレスコバルディ:このように私を蔑むのか [Cosi mi disprezzate]
カッチーニ:甘いため息 [Dolcissimo sospiro]
アンドレア・ファルコニエリ(1585-1656):甘美なメロディー [La suave melodia]
ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):行け、わがため息 [Ite sospiri miei]
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):何ができよう [Che si puo fare]
カッチーニ:東の門〜[Dalla porta d'oriente]
不詳(15世紀、セファルディム):なぜ泣いているのか、無垢な少女よ [Por que llorax blanca nina]
さようなら、愛しい人 [Adio querida]
アリア・ディ・フォリア
テレジア・ボーテ(歌)
シモーネ・コラヴェッキ(バロック・ギター、テオルボ)
ルイージ・ポルジーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パオロ・ロセッティ・ムリットゥ(打楽器)

録音:2016年10月23日、2017年2月4-5日、アウディトリウム・サン・パンクラツィオ、タルクイニア、ヴィテルボ県、イタリア
4人のユニークなミュージシャンによりローマで結成されたアンサンブル、アリア・ディ・フォリアのファーストCD。

Baryton
BARYTON-2018/01
(1CD)
ヒエロニムス・モンティサルドゥイ
ジローラモ・モンテサルド(1580?-1642?):Qui sibi soli scit / Agite laetantes festos dies / S'e ver la tua partita
Ballo di Napoli / Veni sponsa Christi
チェンバロの為のトッカータ(Scherzo di ninfe - Lo sventurato - La dolce partita)
Alm' afflitta che fai / Gaudens gaudebo / Magnus Dominus / Spagnoletta
Mercurio / Sarabande. La stratiosa / Ecce confessor magnus / In tribulatione
Folie / Scherzo d'amore. La montesarda / Ecce quod concupivi / Confitemini Domino
Ruggiero / La peregrina / Hor che la nott'ombrosa
アンサンブル・テッラ・ドトラント
クリスティーナ・ファネッリ(S)
アルベルト・アレグレッツァ(T)
アンジェロ・デ・レオナルディス(Bs)
ドリアン・ロンゴ(Vn)
ルーカ・タランティーノ(スパニッシュ・ギター、テオルボ)
ピエルルイジ・オストゥーニ(テオルボ)
クリスティアン・アッコーリ(オルガン、チェンバロ)

録音:データ記載無し(2018年以前)
ジローラモ・モンテサルドは17世紀初めに活躍したことが確認できるイタリアの歌手・作曲家。本姓はメルカルネ (Melcarne) ですが、出身地であるイタリア最南東端に近い町の名にちなんでモンテサルドと呼ばれました。アルバム・タイトルのヒエロニムス・モンティサルドゥイはラテン語読み。ボローニャのサン・ペトローニオ聖堂の歌手、ファーノ大聖堂楽長、アンコーナ大聖堂楽長を務めました。

MIRARE
MIR-336(1CD)
ムッシュ・ド・サント=コロンブと息子たち
●ニ調作品
(1)サント=コロンブ:コンセール第41番「再会」
(2)同:コンセール第25番「カリジエ」
(3)ルイ・クープラン:3本のヴィオールのための組曲
(4)サント=コロンブ:コンセール第27番「気まぐれ」
●ト調作品
(5)サント=コロンブ:コンセール第48番「親愛」
(6)シャンボニエール:パヴァーヌ「神々の話」
(7)サント=コロンブ:コンセール第44番「悲しみのトンボー」
(8)シャンボニエール:サラバンド「若きゼフィールたち」
●ハ調作品
(9)サント=コロンブ:コンセール第66番「不貞」
(10)ロベール・ド・ヴィゼ:ヴィゼ嬢たちのトンボー
(11)サント=コロンブ:コンセール第54番「デュボワ」
リチェルカール・コンソート
【フィリップ・ピエルロ(トレブル&バス・ヴィオール)、リュシル・ブーランジェ、ミリアム・リニョル(バス・ヴィオール)、ロルフ・リスレヴァン(テオルボ)】

録音:2016年12月7-10日/無原罪御宿り礼拝堂(ナント)
日本でもおなじみのリチェルカール・コンソートの最新盤。リーダーのフィリップ・ピエルロ以外は曲に応じてメンバーと編成を変えますが、一貫したスタイ ルと音楽性の深さでリリースするディスクすべてが高い評価を受けています。
今回はサント=コロンブとその後継者たちのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)合奏曲を集めたアルバム。ジャン・ド・サント=コロンブは17世紀フランス・バ ロックのヴィオール奏者で作曲家。マラン・マレの恩師ということのほか、生涯は今日謎とされています。 彼は2本のヴィオールのためのコンセールを67曲残しているとされ、ここでは7篇をフィリップ・ピエルロとリュシル・ブーランジェが絶妙に奏しています。彼には「サント=コロンブの息子」と称される作曲家の息子がいましたが、このアルバムには彼ではなく、同時代のルイ・クープランやシャンボニエールらの ヴィオール合奏曲が収められているのも魅力。名手ロルフ・リスレヴァンのテオルボの響きも加わり、古雅な美しさを存分に味わせてくれます。 (Ki)

H.M.F
HMM-902669
(1CD+DVD[NTSC])
われ汝のほかに望みなし
(1)トーマス・タリス:われ汝のほかに望みなし(40声のモテット)
(2)デリック・ジェラルド:おお主よ、羊飼いにして
(3)フェッラボスコ1世:オリーヴ山で
(4)ウィリアム・バード:主よ、われらを救いたまえ
(5)作者不詳::救いの果実
(6)デリック・ジェラルド:汝は力なり
(7)フィリップ・ファン・ヴィルダー:われらの父よ
(8)トーマス・タリス:断食し、泣きつつ
(9)フェッラボスコ1世:イスラエルの民は歌いぬ
(10)作者不詳::あなたの祭壇から
(11)フェッラボスコ1世:主よ、われを裁きたまえ
(12)ウィリアム・バード:あなたのしもべに
(13)トーマス・タリス:世の救い主よ
(14)フィリップ・ファン・ヴィルダー:町を見たり
(15)ジェイムズ・マクミラン:流れ出る水を見た

+DVD「われ汝のほかに望みなし:450周年」(日本語字幕なし)
(1)当CD録音風景
(2)トーマス・タリス:「われ汝のほかに望みなし」録音
(3)ジェイムズ・マクミラン:「流れ出る水を見た」録音
(4)スージー・ディグビーとジェイムズ・マクミランの対談
スージー・ディグビー(指) 
ORAシンガーズ

録音:2019年7、12月/オールハローズ教会(ゴスペルオーク。ロンドン)
16世紀イギリスの作曲家トーマス・タリスの名を不朽のものにした40声のモテット「われ汝のほかに望みなし」が作られて450年を記念して作られたアル バム。それに呼応する形で、現代イギリスの作曲家ジェイムズ・マクミランの委嘱作「流れ出る水を見た」を最後に置く充実した内容も魅力。
16世紀イギリスは合唱文化が栄え、聖俗さまざまな作品が産み出されました。当アルバムは聖歌を集めていますが、いずれも清澄で透明、心洗われるよう な世界を繰り広げています。
演奏はスージー・ディグビー率いるORAシンガーズ。2014年創立でルネサンスと現代の合唱作品を専門とする団体。実演よりもレコーディングに力を入 れるのも異色と申せましょう。彼らの凄さは、どれほど複雑で大規模な作品でも常に明快で、他の団体では見落としがちなことを再発見させてくれます。
CDに加え約35分のDVD付き。アルバム・タイトルにもなっているタリスの「われ汝のほかに望みなし」などの録音風景が興味津々。またスージ・ディグビー とジェイムズ・マクミランの対談も貴重。日本語字幕はありません。 (Ki)

MDG
MDG-90621576
(1SACD)
グダニスクのオルガンの風景 Vol.1
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):フルートとピアノのためのソナタOp.15 Vol.1
グダンスクのタブラチュア(1591):ファンタジー第1旋法
スウェーリンク(1562-1621):ポーランドの踊りによる変奏曲
フレスコバルディ(1586-1643):第5声部を伴うリチェルカーレ
フローベルガー(1616-1667):トッカータ ト長調、カプリッチョ ト長調
ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):トッカータ第5番 「Tutta de Salti」
ムッファト(1635-1704):トッカータ第5番
ゲオルク・ベーム(1661-1733):パルティータ「ああ、如何にはかなき、如何にむなしき」
バッハ:幻想曲とフーガ イ短調BWV561
ブクステフーデ:アダムの堕落によりてすべては朽ちぬ BuxWV 183、 第1旋法によるマニフィカト BuxWV 203
アンドレアス・ニコラウス・シャーデー(1674-17??):パッサカリア ニ短調
アンドレイ・ニコライ・シャデイコ(Org)
グダニスク、フランシスカン・ホーリー・トリニティ教会
オルガン奏者でもあり指揮者でもあるアンドレイ・ニコライ・シャデイコ。2018年に再建されたグダニスのクフランシスカン・ホーリー・トリニティ教会のオ ルガンを用いて、17世紀初頭から18世紀半ばまでのバルト海沿岸諸国のオルガン建築の壮麗な響きを再現した「バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ」で高い 評価を得ています。このオルガンは、1616年頃に創られ、1943年には第二次世界大戦により解体、2008年から歴史的オルガンの再建プロジェクトが立ち 上がり10年かけて再びその響きを取り戻しました。以後、このオルガンを中心に展開する音楽祭をアンドレイ・ニコライ・シャデイコが主催しています。 今回は、15世紀、16世紀の作曲家たちによる作品を収録しています。スウェーリンク、フローベルガー、ブクステフーデ、ベームからバッハへと続く、北ドイツ・ オルガン音楽の黄金時代の作品を収録しています。 (Ki)
MDG
MDG-90319786
(1SACD)
プラッティ:6つのトリオ・ソナタ
ソナタ ト短調 WD691
ソナタ 変ロ長調 WD689
ソナタ ホ短調 WD678
ソナタ ニ長調 WD680
ソナタ ハ短調 WD694
ソナタ イ長調 WD683
アルモニオーサ[フランチェスコ・チェッラート(Vn)、ステファノ・チェッラート(Vc)、マルコ・ダメリア(通奏低音チェロ)、ミケーレ・バルキ(Cemb)、ダニエレ・フェレッティ(Org)]

録音:2016年
2つのヴァイオリンと通奏低音が基本編成のトリオ・ソナタですが、プラッティのトリオ・ソナタはヴァイオリンとチェロ、そして通奏低音という面白い編成を 取っています。通奏低音もチェロ+チェンバロ、オルガンで演奏されているため「チェロ寄り」なサウンドになっていて、旋律も伴奏も幅広くこなすチェロ特有の 魅力が大いに生かされている作品と言えます。イタリア気鋭の古楽団体アルモニオーサによる演奏でお楽しみください。 (Ki)

Centaur
CRC-3703(1CD)
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻
マラン・マレ:組曲第4番ト長調(抜粋)
 組曲第1番ニ短調(抜粋)
ジャン=アンリ・ダングルベール:組曲第4番ニ長調より シャンボニエール氏のトンボー
マラン・マレ:組曲第6番ホ短調(抜粋)
 サント=コロンブ氏を悼むトンボー
 組曲第8番イ長調(抜粋)
 リュリ氏を悼むトンボー
 組曲第6番ホ長調(抜粋)
ジョン・ドーネンバーグ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルコム・プラウド(ハープシコード)

録音:2018年3月7日−10日、ぺブル・ビーチ(カリフォルニア)
ヴィーラント・クイケン、ニコラウス・アーノンクールの下で研鑽を積んだアメリカのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ジョン・ドーネンバーグ。これまでにヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を30枚以上も録音してきた名手が、卓越したテクニックで奏でるマラン・マレ。

Glossa
GCD-923603(1CD)
コンスタンティン・ホイヘンス:聖と俗のパトディア(パリ、1647)〜フランス語のエール、イタリア語のアリア、ラテン語の詩篇のセレクション シリル・オヴィティ(T)、
マリー・ファン・ライン(ハープシコード、ポジティヴ・オルガン、ラウテンヴェルク)、ミリアム・リニョール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2019年5月31日−6月2日、シテ・ド・ラ・ヴォワ(フランス)
クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク、ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンとの共演、特にフランスのバロック・オペラで目覚ましい活躍を見せ、世界屈指のフランスのオート・コントル(ハイ・テナー)として、その名を響かせるシリル・オヴィティ。Glossaから発売された2つのシャルパンティエのアルバムでもその繊細で豊かな表現力が高く評価されました。
Glossa第3弾は、オランダ黄金時代の詩人、作曲家、音楽家であり、本職はオラニエ公フレデリック・ヘンドリックとウィレム二世の外交官を務めたコンスタンティン・ホイヘンス(1596−1687)の作品(息子のクリスティアーン・ホイヘンスは土星の環を発見した天文学者、科学者、数学者としても有名)。「聖と俗のパトディア(Pathodia sacra et profana)」は、国境を越えて多くの教養人、特にフランスの宮廷音楽家と交流を持っていたホイヘンスが1647年にパリで出版した、ラテン語の詩篇とフランス語とイタリア語の世俗歌曲集。ハープシコード、ポジティヴ・オルガン、ラウテンヴェルク(リュート・チェンバロ)、ヴィオラ・ダ・ガンバによる耽美な伴奏と、力強く多彩なシリル・オヴィティの歌声で贈ります。

ENCELADE
ECL-1901(1CD)
ブランクロシュ−捧げもの
ルイ・クープラン (1626頃-1661):前奏曲
フランソワ・デュフォー (1604以前-1672):ブランクロシュ氏のトンボー / クーラント / サラバンドとデュブル / ジーグ / ガヴォット
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー (1616-1667):ブランクロシュ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー
ルイ・クープラン:ファンタジア
フローベルガー:トカード [Tocade] / ファンタジア
ドニ・ゴーティエ (1603-1672):ゴーティエの涙、あるいは ブランクロシュのトンボー
ルイ・クープラン:フローベルガー氏を模した前奏曲
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:パリで書かれたアルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
ドニ・ゴーティ:前奏曲 / サラバンド (ダングルベール編) / ファンタジア / ジーグ
ルイ・クープラン:前奏曲 / アルマンド・グラーヴ / クーラント / ブランクロシュ氏のトンボー
シャルル・フルーリ・ド・ブランクロシュ (1605頃-1652):捧げもの、ブラン・ロシュのアルマンド [L'Offrande, allemande de Blan Rocher]*
ピエール・ガロン (チェンバロ (*以外))
ディエゴ・サラマンカ (リュート )*
パリのリュートの名手ブランクロシュは階段からの転落という不慮の事故で亡くなりました。その現場に一緒に居合わせたフローベルガーをはじめ、ルイ・クープラン、フランソワ・デュフォー、ドニ・ゴーティエが友人の死に寄せて書いたトンボー (「墓」という意味の追悼曲) はいずれも名曲として現在に伝わっています。
ブランクロシュの作品として唯一伝わる楽曲「捧げもの」をタイトルに掲げ、四人の友人によるトンボーとその他の作品で構成されたプログラム。ピエール・ガロンはパリ音楽院でオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌに師事したフランスのチェンバロ奏者。当レーベルからのCDはこれが3作目です
ENCELADE
ECL-1705(1CD)
ヨハン・アダム・ラインケン (1640頃-1722):トッカータ、パルティータと組曲集
チェンバロのためのトッカータ イ長調
チェンバロのためのバレットとパルティータ ホ短調
チェンバロのための組曲 イ短調
アルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
チェンバロのためのトッカータ ト短調
チェンバロのためのフーガ ト短調
チェンバロのための前奏曲 ハ長調
(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための6つのトリオ・ソナタ「音楽の園」
第3曲 より J・S・バッハ編曲、BWV 966 No. 1)
チェンバロのための組曲 ハ長調
アルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
オランダのナイチンゲールによるチェンバロのための変奏曲 ハ長調
「結婚のことは黙っていて、または マイエリン」 [Schweiget mir vom Weiber nehmen ; Die Meierin]によるパルティータ ト長調
クレマン・ジョフロワ (Cemb)

録音:2017年12月27-29日、サント=オーレリー教会、ストラスブール、フランス
使用楽器:2005年、エミール・ジョバン製 (モデル:ルッカース)
ヨハン・アダム・ラインケンはドイツの作曲家・オルガン奏者。17世紀後半から18世紀初頭のハンブルクにおける音楽的中心人物で、リューベックのブクステフーデ (1637頃-1707) と並ぶ北ドイツ・オルガン楽派の大家。その名声に比して現在に伝わる作品の数はごく少なく演奏される機会も多くありませんが、J・S・バッハら後世の作曲家たちへの影響の大きさは無視できません。
クレマン・ジョフロワはパリ音楽院でオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌ、ケネス・ワイスにに師事したフランスのチェンバロ奏者。当レーベルからのCDはこれが2作目です。

DISCMEDI
DM-1344-02(1CD)
聖と俗の間に
アントニオ・デ・カベソン (1510-1566):オルガン作品集
【世俗の音楽】
パヴァーヌとそのグロサ/「牛を見張れ」によるディフェレンシアス
ミラノ風ガイヤルドによるディフェレンシアス
イタリア風パヴァーヌ/「騎士の歌」によるディフェレンシアス
【2つの歌とそのグロサ、5声】
ある日夢みて (原曲:フィリップ・ヴェルドロ)
私は最も美しい女声に愛されている (原曲:クレキヨン)
【教会の音楽】
賛歌 第19番、パンジェ・リングァによる (4声)
ミサ・ロム・アルメのオザンナ (原曲:ジョスカン・デプレ、4声のグロサド)
スターバト・マーテル・ドロローサ (原曲:ジョスカン・デプレ、5声のグロサド)
賛歌 第21番、アヴェ・マリス・ステラによる (4声)
【2つのティエント】
ティエント 第1旋法、サルヴェによる
ティエント 第6旋法とその続き
イグナシオ・リバス・タレンス (Org)

録音:2011年12月、サンティスクラ & サンタ・ビクトリア教区教会、マサナ、アンドラ
イグナシオ・リバス・タレンスは1963年スペインのバレンシアに生まれ、バルセロナ市立音楽院でムンサラト・トゥレン (モンセラート・トレント)に師事したオルガン奏者。

PNEUMA
PN2-1530(2CD)
海の向こうのカンティガ
アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
[CD 1] コンスタンティノープル
第405番「コンスタンティノープルのブランチェルナスの布」
第342番「石の上のイコン」 (器楽)
第231番「コンスタンティノープルの神殿のためにローマ帝国から大理石を」
第25番「ビザンティンのユダヤ人」 (器楽)
第138番「聖金口 (きんこう)イオアン」 (器楽)
第196番「ビザンティンの異教の祭司」
第131番「皇帝と総主教」 (器楽)
第67番「ネロの時代、悪魔を召使いにした男」
第28番「コンスタンティノープルの包囲」 (器楽)
[CD 2] シリアとオリエント
第15番「皇帝ユリアヌス、聖バシレイオスの奇跡」
第46番「海を渡って来たモーロ人と母乳の聖母」 (器楽)
第165(395)番「海の向こうのトゥルトザ」
第115番「黒い山の少年と隠者」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指)

録音:2015-2016年、アクシス・マドリード、マドリード、スペイン
PNEUMA
PN-1540(1CD)
エルサレムのカンティガ
アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
第27番「ディオスポリスの教会かシナゴーグか」
第187番「エルサレムの修道院」
第383番「シグエンサからエルサレムへの巡礼者たち」 (器楽)
第33番「アクレにおけるエルサレムへの巡礼者たち」
第172番「アクレの商人の水晶の十字架」
第29番「ゲッセマネ、母乳の聖母」 (器楽)
第337番「海を渡って来たエルサレムの男」
第287番「ジェノヴァのサンタ・マリア・デラ・スカラ」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指)

録音:2016年10月-2017年9月
PNEUMA
PN-1560(1CD)
ムルシアのカンティガ
アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
第299番「スペインの聖マリア騎士団」
第297番「聖像の徳」
第169番「ムルシアのアリシャカ」
第201番「約束された純潔」
第339番「カルタヘナの船」
第89番「ユダヤの女の出産」
第295番「王の幻視」
第99番「モーロの村」
第239番「誓い」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指)
PNEUMA
PN-1500B(1CD)
シルヤブ ワインとバラ
アル=アンダルス、9〜16世紀の音楽と詩−クリスティアネ・アセム制作のダンス・アクトのために
Vino y Rosas / Nostalgia de Cordoba / Perdidos de Amor / La Rosa Enflorece
Nana de Alarcos / Tres Morillas / Oi, Altas Undas / Vaise Meu Coracon, Habibi
La Noche Me Ha Quitado la Cordura / Los Siete Gozos / Amours Me Fait Comencier
Maria Unser Frowe / Estrella del Dia / El Rey Pescador / Danza del Ajedrez
Estoy Hecha Para la Gloria / Dame Paras Para el Bano / Ya Viene el Cativo
La Felicidad Cumplida / Sirvete y Sirveme. Zid Wa Sqini - Ten Piedad de Mi Corazon
Luz del Alma (Version)
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指) 他


既発売音源編集盤。
PNEUMA
PN-1550(1CD)
トレドのタイファ (イスラム君主)−アル・マムンとアサルキエル (11世紀)
【アル・マムン王の宮殿】
Todos los Amantes / Toledo de Al Mamun / Salon de los Perfumes / Nubes Ambar
Mirador del Rio Tajo / Palacios de Galiana / Arbol de Plata / Taifa de Toledo
【アサルキエルの砂時計】
Azafea de Azarquiel / Almuedano del Tajo / Orfebre y Herrero / Almanaque de Azarquiel
Astrolabio de Azarquiel / La Fortaleza / Clepsidra de Azarquiel / Estrellas Fijas
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指) 他

既発売音源編集盤。

Passacaille
PAS-1070(1CD)
17世紀イタリアの技巧的ヴァイオリン作品集
ジローラモ・カプスベルガー:Sinfonia Decimaterza a un canto(ローマ、1615)
ビアジョ・マリーニ:Sonata terza per il violino solo Variata(ヴェニス、1629)
アウレリオ・ヴィリアーノ:Ricercata per flauto et ogni altro istromento(ボローニャ、1600?)
マルトロメオ・デ・セルマ・エ・サラヴェルデ:Canzon Terza Soprano, solo(ヴェニス、1638)
ビアジョ・マリーニ:Sonata Quarta per il Violino Per sonar con due corde(ヴェニス、1629)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ:Sonata 6. a Violino Solo(ヴェニス、1468)
マルコ・ウッチェリーニ:Sonata Quarta a violino solo detta la Hortensia virtuosa(ヴェニス、1645)
フランチェスコ・レニョーニ・タエージョ:Io son ferito hai [sic] las[s]o del [P]alest[r]ina(ミラノ、1620)
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ:Sonata Prima La Bernabea(インスブルック、1660)
マルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Quarta Geloso a Violino solo(パレルモ、1629)
マルコ・ウッチェリーニ:Sonata Terza a violino solo(ヴェニス、1660)
アレッサンドロ・ウッチェリーニ:Sonata a violino solo, violone e basso(ローマ?、ca.1670?)
エンリコ・オノフリ(Vn)
イマジナリウム・アンサンブル

録音:2019年6月21-24日
古楽ヴァイオリン界の巨匠オノフリによる2019年新録音。17世紀、ヴァイオリン発祥の地であるイタリアではこの小さな楽器のために技巧と情熱を注ぎ こんだ魔術的な作品が次々と生まれました。そんなヴィルトゥオジティあふれる作品を集めたのがこのアルバムです。当時の音楽家が憑依したかのようなオノ フリの強烈な演奏が、聴く者を初期バロック時代のヴェネツィアやシチリアへといざないます。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10390(1CD)
人魚の歌
作者不詳:La Petenera
ホセ・デ・トレス(1665-1738):Mortifera Cicuta
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):Ondas, riscos, peces, mares
ヘンデル:『リナルド』より Il vostro maggio 〜キト・ガト(1960-):Tarantella Partenope
パーセル:『アーサー王』より Two daughters on the stream
ヘンリー・ローズ(1595-1662):Slide soft, your silver floods
タールキニオ・メールラ(1595-1665):Folle e ben
ピエトロ・ベッコーリ(c1540-after1597):Concerto di Sirene
ジョヴァンニ・バッティスタ・マリアーニ(c1634-after1697):Belle donne
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペデルツォーリ(c1630-1689):Piangete pur
ジョヴァンニ・バッティスタ・マリアーニ:Di due stelle
ジョヴァンニ・ジョルダーノ(17世紀):Piangi pena ed adora
ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(c1555-1609):Questa dolce sirena
アリーチェ・ボルチアーニ(S)
アニー・デュフレーヌ(S)
キャサリン・ピロネル・バチェッタ(Ms)
ロゲリオ・ゴンサルヴェス(指)
ア・コルテ・ムジカル

録音:2019年2月25-27日/スイス
美しい歌声で船人を惑わし難破させるというセイレーンはギリシャ神話で語られる恐ろしい海の魔物ですが、のちに人魚の姿で描かれるようになりまし た。セイレーンにまつわるスペイン、イタリア、イギリスの古楽を集めたこのアルバムは美しさと妖しさが同居する魅惑的な内容です。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2577(1CD)
ジローラモ・ロッシ:2つの声とヴァイオリンのためのカンタータ『聖パドヴァのアントニオ』(1738)
コントラルト独唱とサルテリオまたはチェンバロのためのレクティオ・クアルタ(1760)
ルチア・カーザグランデ・ラッフィ(S)
エリザベッタ・パッルッキ(C.A)
ローマバロッカ・アンサンブル

録音:2019年
18世紀半ばに書かれた作品です。カンタータは明るい曲想で協奏的な器楽の動きも面白く、世俗的趣味が溢れています。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-5211(1CD)
カリッシミ:Indicium Extremum
ウッチェリーニ:Aria sopra la bergamasca
カリッシミ:オラトリオ『イェフタ』
フェデリコ・バルダッツィ(指)
アンサンブル・サン・フェリーチェ

録音:2017年4月
史上初のオラトリオとして知られるカリッシミの『イェフタ』を収録。勇壮な戦いの場面から一転、一人娘を生贄として神にささげるイェフタの悲しい物語が 見事に描かれた印象的な音楽です。 (Ki)

Quantum
QM-7083(1CD)
トゥール大聖堂の修復された大オルガン オルガンの為の音楽
フランソワ・クープラン:教区の為のミサ から
単旋律聖歌によるキリエ / ベネディクトゥス、クロモルヌ・アン・タイユ
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 / いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659
われを憐れみたまえ、おお、主なる神よ BWV 721
ハイドン:主題と変奏曲 Hob.XVII:5
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ト長調 Op.37
ジャン・ジルー(1910-1997):エレヴァツィーネの為のトッカータ
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):アレルヤティック・コラール 第2番
オリヴィエ・メシアン:天上の宴
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):オルガン曲集 (1890) から トッカータ ロ短調
ヘンデル:オルガン協奏曲 変ロ長調 Op.7-6, HWV 311*
パスカル・ヴィニュロン(Org、指揮*)
マレ室内O*

録音:2016年6月、10月、サンテティエンヌ大聖堂、トゥール [Toul]、フランス
使用楽器:1963年、クルト・シュヴェンケデル [Curt Schwenkedel] 製(2016年、イヴ・ケーニヒ [Yves Koenig] 修復)

Quartz
QTZ-2136(1CD)
バロックの巨匠たち〜ラモー&スカルラッティ
ラモー:新クラヴサン組曲より 組曲ト長調/短調(第5組曲)
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.491、
 ソナタ ニ短調 K.213、
 ソナタ ホ長調 K.380、
 ソナタヘ短調 K.466、
 ソナタ ニ長調 K.118
(全曲:フィンバー・マラフロンテによるギター版)
フィンバー・マラフロンテ(G)

録音:2019年8月、ロック・ウェスト・キャナル・スタジオ
9歳から公開演奏を行い、ピーボディ音楽院でマヌエル・バルエコに学んだ若きクラシック・ギタリスト、フィンバー・マラフロンテ。現在はロンドンを拠点にヨーロッパ中で活動し、クラシックの定番レパートリーから現代の新作、ジャズやポピュラー音楽などにも取り組み、高いセンスを披露してきました。
マラフロンテのニュー・アルバムは、「バロックの巨匠たち(Maestros of the Baroque)」と題し、フランス・バロック大家のジャン=フィリップ・ラモーと、イタリアで生まれスペインで活躍したドメニコ・スカルラッティの鍵盤楽器作品をギター・ソロへとアレンジ。当時チェンバロで演奏されたサウンドを、見事な技術と感性によって、軽やかで哀愁も帯びたギターのパフォーマンスへと昇華しています。

Signum Classics
SIGCD-641(1CD)
エクストラ・タイム〜ラ・セレニッシマ未収録音源集
アルビノーニ:歌劇 「ラ・スタティーラ」へのシンフォニア ニ長調(2本のトランペット、2本のオーボエ、弦楽と通等低音のための)
ヴィヴァルディ
:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV.286 「聖ロレンツォの祝日のために」(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
ブレシャネッロ:ヴァイオリン協奏曲ト長調 Bre.9(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
若ニコラ・マッテイス(c.1678−1737):カルダーラの歌劇 「スペインのシピオーネ」第3幕より ローマ、スペイン、アフリカの騎士団のバレット ハ長調(4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.171 「チェザーレア陛下とカットーリカのために」(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV.365(後期ヴァージョン)(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
若ニコラ・マッテイス:カルダーラの歌劇 「カイオ・マルツィオ・コリオラーノ」 第3幕より バッロ ハ長調(4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指,Vn)

録音:2011年、2015年、2016年、2018年、2019年
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第2弾。これまでラ・セレニッシマによって録音されながらも、様々な事情によりCD未収録となっていた音源を集めたファン垂涎のコレクション・アルバムが登場。
2015年、「ヴィヴァルディ:四季」(AV 2344)のレコーディングが予定よりも早く終わったために追加で録音しておいたヴィヴァルディのRV.286。「イタリアン・ジョブ」(AV 2371)のアルバムに入りきらなかったアルビノーニのシンフォニア〔「ヴェニス・バイ・ナイト」(AV 2257)に収録された「イル・ノーメ・グロリオーソ」へのシンフォニアの改作〕と、若ニコラ・マッテイス〔Nicola Matteis the Younger/ロンドンでイタリア音楽の発展を担ったニコラ・マッテイス(fl.c.1670−after 1713)の息子〕の希少作品。「フレンチ・コネクションU」(AV 2218)に収録されたヴィヴァルディのRV.365の別ヴァージョンとして録音され、これまではダウンロード販売のみが行われていた協奏曲。「ヴィヴァルディ×2」(AV 2392)の録音時に追加で録音が行われていたブレシャネッロのヴァイオリン協奏曲。そして前作「ゴッドファザー」(SIGCD 602)の録音時に、同じような編成を必要とする若ニコラ・マッテイスの舞踏組曲と、神聖ローマ皇帝カール6世へ捧げられたヴィヴァルディのRV.171を録音し、これまでの素材と組み合わせて1つのアルバムを完成させました。埋もれさせるにはあまりにも惜しかったイタリア・バロックの宝石たちが、ようやく日の目をみることになります。

CPO
CPO-555253(2SACD)
NX-E07
ブクステフーデ:オルガン作品全集 第1集
【SACD1】
1. 前奏曲 ハ長調 BuxWV 137(前奏曲、フーガとチャコーナ)
2. 今ぞ我ら聖霊に願いたてまつる BuxWV 208
3. 今ぞ我ら聖霊に願いたてまつる BuxWV 209
4. 今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 213
5. わが愛しき神に BuxWV 179
6. チャコーナ ホ短調 BuxWV 160
7. われらの救い主なるイエス・キリスト BuxWV 198
8. 前奏曲 ト短調 BuxWV 163
9. 汝の御子によりてのみわれ汝に感謝す BuxWV 195
10. 第1旋法のマニフィカト BuxWV 204
11. 第9旋法によるマニフィカト BuxWV 205
12. 前奏曲 ヘ長調 BuxWV 144
13. ああ神よそして主よ BuxWV 177
14. われ汝に感謝す、愛する主よ BuxWV 194
15. 前奏曲 ト長調 BuxWV 147
16. 前奏曲 嬰ヘ短調 BuxWV 146
【SACD2】
1. トッカータ ニ短調 BuxWV 155
2. 平安と歓喜もて われはいく BuxWV 76
3. 前奏曲 ニ短調 BuxWV 140
4. パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
5. トッカータ ヘ長調 BuxWV 157
6. 天にまします我らの父よ BuxWV 207
7. カンツォネッタ イ短調 BuxWV 225
8. カンツォネッタ ハ長調 BuxWV 167
9. われらが神は堅き砦 BuxWV 184
10. フーガ ハ長調 BuxWV 174
11. フーガ ト長調 BuxWV 175
12. おお、光よ、祝福されし三位一体 BuxWV 216(断片)
13. 前奏曲 ホ短調 BuxWV 143
14. 人よ、汝幸いに生きんとせば BuxWV 206
15. 前奏曲 ホ長調 BuxWV 141
フリードヘルム・フランメ(Org)
クリストフ=トロイトマン=オルガン(1734-37)

録音:2018年5月10-13日Klosterkirche St. Georg zu Grauhof bei Goslar,ドイツ
「北ドイツ・バロックの作曲家たちのオルガン作品集」で知られるフリードヘルム・フランメによる新しいシリー ズは、デンマーク出身でありながら、リューベックを中心に活躍したブクステフーデの作品集。約40年に渡 りリューベックの聖母マリア教会のオルガニストを務めたブクステフーデは、朝や日曜日の礼拝時での演奏 のほか、前任のトゥンダーが始めた演奏会「夕べの音楽」を拡大し、多くの聴衆たちを喜ばせたことでも知 られています。 彼のオルガン曲はコラール編曲と自由な形式の曲を併せて40曲ほどが遺されており、自由曲の多くは 「冒頭部-第1フーガ-間奏部-第2フーガ-終結部」の5部からなる華麗なもの。このアルバムではDisc1 にコラール前奏曲やコラール変奏曲、Disc2には足鍵盤を用いないパッサカリアやトッカータなどを収録。 フランメは、ブクステフーデの革新的な作風による作品を、これまでのシリーズで用いたシュニットガー・オル ガンではなく、グラウホフのトロイトマン=オルガンで演奏しています。

ARCO DIVA
UP-0211(1CD)
NX-A14
ヨーゼフ・アントニン・シュチェパーン(1726-1797): チェンバロのための協奏曲集
チェンバロ協奏曲 ニ長調
チェンバロ協奏曲 ハ長調
チェンバロ協奏曲 ト長調
チェンバロ協奏曲 ニ長調
エディタ・ケグレロヴァー (Cemb)
ヒポコンドリア・アンサンブル
18世紀、ボヘミアで生まれ、ウィーンに移り住んだ作曲家ヨーゼフ・アントニン・シュチェパーン(オーストリア名:ヨーゼフ・アント ン・シュテファン)のチェンバロ協奏曲集。ボヘミアの小さな村でオルガニストの息子として生まれたシュチェパーンは、1741年 のプロイセン軍の侵攻を逃れウィーンに移住、ヴァーゲンザイルの元で音楽家としての研鑽を積みました。モーツァルトにイン スピレーションを与えたとされる40曲以上のチェンバロ協奏曲を含む多数の鍵盤作品を作曲、一時はマリー・アントワネット の教師を務めるほどの名声を得ましたが、現在、彼の存在はほぼ忘れ去られています。このアルバムではシュチェパーンの4 曲の協奏曲を収録。ソリストを務めるのは、ピルゼンとプラハでピアノとチェンバロを学び、その後ロンドン王立音楽アカデミー に留学、数々の国際音楽コンクールに入賞経験のあるチェンバロ奏者エディタ・ケグレロヴァーです。

CARPE DIEM
CD-16321(1CD)
ウェルシュ・ハープによる英国バロックの音楽
ジョン・パリー(1710-1782):「ホワイトロックのデイヴィッド」による変奏
コレッリ(1653-1713):ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op. 5-3 より 第5楽章アレグロ(ジグ)
ヘンデル(1685-1759):「幸いかな二人、ここにただ勇者のみが集えり」
(『アレクサンダーの饗宴』HWV 75 より)
ジョン・パリー:トマス・ダーフィー『乞食オペラ』より「シェンキンは貴族の出だった」による変奏
ヴィヴァルディ:『調和の霊感』第5番RV 519 より 第1楽章
作者不詳::アレグロ
ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』 HMV 19 より 序曲とメヌエット
ジョン・パリー:「ルドランの湿地」による変奏
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第11番 Op.5-11 より アレグロとガヴォット
作者不詳::ラルゴ
作者不詳::アレグロ
ジョン・パリー:「森をぬけて、若者よ」による変奏
ヴィヴァルディ:『調和の霊感』第3番RV 310 より 第1楽章
作者不詳::「ロスリン城」による変奏
作者不詳::シー・シー
ヘンデル:『水上の音楽』 第2組曲 HWV 349 より プレリュード
ジョン・バートン(1730-1782):バートンの追跡
マクシミリアン・エールハルト (ウェルシュ・トリプル・ハープ)
1764年ジョン・リチャーズ製作楽器に基づく、2009年ミラノのダリオ・ポンティッジアによる復元楽器

録音:2019年5月27-19日 アンドレアス教会 ヴァンゼー、ベルリン、ドイツ
ヘンデルのハープ協奏曲に代表されるように、18世紀のロンドンではアイルランドのオカロランやウェールズのジョン・パリ―など、連合王国各地 から来たハープの音楽家たちが妙技を聴かせ、ポルポラやジェミニアーニといったイタリア出身の作曲家たちとともに人々の耳を喜ばせていまし た。この新譜はナミュール室内合唱団を率いるレオナルド・ガルシア・アラルコンや、ガンバ奏者のユリアーネ・ラーケらの信頼篤い、ドイツのテット ナング出身の古楽系ハープ奏者マクシミリアン・エールハルトによる、英国バロックをテーマにしたアルバム。ハープのための知られざるレパートリー を追求する彼らしく、収録されているのは英国で作曲された作品はもちろん、当時流行っていた合奏協奏曲やコレッリの作品、伝承曲を元に した変奏曲など実に多彩です。もちろん名手ジョン・パリーによる音楽もあり、ウェールズに古くから伝わる伝承曲の一つ「ホワイトロックのデイ ヴィッド」など、当時既に有名だったメロディを元に作られたその変奏曲の趣は、日本人にもたいへん親しみやすいものと言えるでしょう。ヴィヴァ ルディやヘンデルによるよく聴き知ったメロディも、ヒストリカル・ハープの音色でたいへん味わい深く響きます。

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0003(1CD)
ヴェネツィアのゴンドリエ 〜ヴェネツィアを巡る音楽の旅
タルティーニ:Aria del Tasso
【Benvenuto a Venezia】
ヴィヴァルディ:室内協奏曲 ト短調 RV107 第3楽章
ドメニコ・チェルッティ:Il passaggio notturno in gondoletta
【Vaporetto, Linea Uno】
作曲者不詳:Si la gondola / Dal cuor che tanto
【Osteria Al Squero】
ピエトロ・アウレッタ:Sono i Zerbini
作曲者不詳:Cento vezzi
【Vaporetto, Linea Due】
作曲者不詳:Tarantella
ヨハン・ジモン・マイール:La biondina in gondoletta
作曲者不詳:Chi no ga la borsa grossa
【La Pescheria】
作曲者不詳:Me nato un caso / Tu non dovevi【Campo Santa Maria Formosa】
作曲者不詳:Per mi aver Catina
ヴィヴァルディ:室内協奏曲 ト短調 RV105 第3楽章
【Malinconia】
カンプラ;Tant de valeur
作曲者不詳:Dolce xe quel musetto / Un' anguileta fresca
【Il lato oscuro del Carnevale】
作曲者不詳:Xe qua el fiorer putazze
ドメニコ・チェルッティ:Il gondoliere veneziano
【Il Molo】
ヴィヴァルディ:室内協奏曲 ニ長調『五色ひわ』 RV90 第2楽章
作曲者不詳:Ciel sereno
ホルガー・ファルク(Br)
ヌオーヴォ・アスペット(古楽器アンサンブル)
メルズーガ(電子音響 【】内のトラック)

録音:2018年8月14-17日、11月19-21日
「ヌオーヴォ・アスペット」は弦や管のみならず、サルテリオやハープ、種々の打楽器を取り入れた異国情緒あふれる響きの古楽器アンサンブル。非常にすっき りと、現代的なポップスのように演奏しているのもまた特徴的です。ホルガー・ファルクが歌う歌曲も、古い歌というより今なお街中で響いているような音楽に 聴こえます。また、数曲おきに電子音響制作グループ「メルズーガ」によるトラックが挟まれています。これは電子音ではなく、実際の街の喧騒、遠くで鳴ってい る音楽、鐘の音、人の話し声などの生活音を録音し作ったもので、まるでゴンドラに乗ってヴェネツィアの街をゆったりと旅していくような感覚にさせてくれま す。現代の音響技術と古い楽器、人々の生活と芸術が一体となって、耳を楽しませるアルバムです。 (Ki)

GALLO
GALLO-1609(2CD)
ドンプレソンとサン・マルタンのオルガン
(1)A.スカルラッティ:トッカータ第11 番イ長調
(2)D.スカルラッティ:オルガンの為のソナタ(K287,K328ト長調,K255 ハ長調)
(3)バッハ:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV56 のオルガンへの編曲 BWV596
(4)モランディ:4 手オルガンの為の導入、主題と変奏
(5)ダヴィド・ダ・ベルガモ神父:4 手の為の 4 つのディヴェルティメント
(6)ディアナ:上昇 イ長調,ポロネーズ ニ長調
(7)バッハ:前奏とフーガ ハ長調 BWV547
(8)作者不詳::神モーツァルトのボレロ
(9)ボヴェ:オルガンを提示するために
(10)モーツァルト:機械オルガンの為のアンダンテ K616
(11)ボエリ:幻想曲とフーガ
(12)ブラームス:コラール「装いなさい、ああ愛する魂よ 」
(13)チャイコフスキー(ボヴェ編):「くるみ割り人形」―葦笛の
踊り,金平糖の精の踊り
(14)キュイ:前奏曲 変ロ長調
(15)バッハ:前奏曲とフーガ ニ短調 BWV532
ギ・ボヴェ(Org)
(1)-(6)ヴィヴィアーヌ・ロリオ(Org)

録音:(1)-(6)2019年11月17日 スイス,ドンブレソン
(7)-(15)2019年12月5日 スイス,サン・マルタン
スイスの二つの村、ドンブレソンとサン・マルタンの教会に据えられたオルガンを、スイス が誇るオルガンの巨匠、ギ・ボヴェが演奏したCD。前半はヴィヴィアーヌ・ロリオと共演した4 手演奏が主。どちらのオルガンも高名なオルガン製作者、ヨーゼフ・ナイトハルトが創設し たオルガン製作工房、サン・マルタンSAによるもので、輝かしさと柔らかさが共存した音色 が素晴らしい。有名曲から珍しい曲まで、ボヴィがストップを自由自在に駆使して楽しませ てくれます。作者不詳の「神モーツァルトのボレロ」は、モーツァルトの素材をラヴェルのボレロ 風に仕立てた面白い小品。

PLECTRA
PL-21901(1CD)
La Barre という名のクラヴサン音楽
Claude de La Barre(1570-?)
Pierre [II] de La Barre(1572-1626以後)
Germain de La Barre(1579-?)
Pierre [III] de La Barre(1592-1656)
Charles-Henri de La Barre(1625頃-1670頃)
Joseph Chabanceau de La Barre(1633-1678)
Pierre [IV] de La Barre(1634-1710以前)
ニ調の楽曲
Prelude G. 31a(La Pierre)
Allemande G. 23a(Berlin-40623)
Corente di Monsu della Bara G. 27(Chigi Q IV 24)
Sarabanda di Monsu della Bara G. 28(Chigi Q IV 24)
Courant G. 29(Hintze)
Courante de La Barre G. 20(Lynar A-1)
イ調の楽曲
Monsier Bares Allmaine G. 8(Cosyn)
Coranto [to G. 8] G. 9(Cosyn)
Allamande [Gigue] G. 23b(Copenhagen-376)
ニ調の楽曲
Allmaine G. 10(Cosyn)
Coranto G. 11(Cosyn)
Sellabrand G. 12(Cosyn)
Courant G. 14(Ch-Ch-1236)
ヘ調の楽曲
Courante La Barre G. 39(Parville)
Allemand G. 24(Ihre)
Corant G. 13(Ch-Ch-1236)
Courant La Bar G. 25(Ihre)
Coranto G. 3b(Cosyn)
Saraband G. 26(Ihre)
Courante de Mr Dela Barre G. 42(Bauyn-III)
Gigue Mr Joseph Dela Barre G. 41(Bauyn-III)
ニ調の楽曲
Auttre Corant de La Barre ...Variatio G. 22(Lynar A-1)
Corante G. 21(Lynar A-1)
ト調の楽曲
Allmaine G. 16(Handmaide)
Coranto G. 17(Handmaide)
Saraband G. 18(Handmaide)
Corant la Barr G. 15a(Ch-Ch-378)
ニ調の楽曲
Allemande La Barre G. 33(Parville)
Corrant Bear G. 1(Rogers)
Selebrande Beare G. 2 & Sarabande G. 2b(Rogers/Gresse)
Corrant Beare G. 4(Rogers)
Corrant Beare G. 5(Rogers)
Courant de La Barre ...Variatio G. 6c (Lynar A-1)
ホ調の楽曲
Sarabrand La Barr G. 19(Ch-Ch-1177)
イ調の楽曲
Courante de Mr de La Barre [Allemande] G. 36(Parville)
Courante de Mr de La Barre G. 37(Parville)
Sarabande G. 28a(Copenhagen-376)
Gigue de Mr de La Barre G. 38(Parville)
ニ調の楽曲
Prelude de Monsieur de La Barre G. 31 (Parville)
Allemande La Barre G. 32(Parville)
Courante La Barre G. 34 & Courante G. 34a(Parville/Babell)
Sarabande La Barre G. 35 & Sarabande G. 35a(Parville/Babell)
Gigue de Mr. Dela Barre G. 40(Bauyn-III)

(楽曲の出典)
G.:Bruce Gustafson and R. Peter Wolf, ed., Harpsichord Music
Associated with the Name La Barre, The Broude Trust, New York, 1999
Babell:London, British Library, Add. MS 39569
Bauyn:Paris, Bibliotheque nationale de France(Musique), Res. Vm7 674-675
Berlin-40623:formerly Berlin, Deutsche Staatsbibliothek, Mus. Ms. 40623
Ch-Ch-378:Oxford, Christ Church College Library, Mus. Ms. 378
Ch-Ch-1177:Oxford, Christ Church College Library, Mus. Ms. 1177
Ch-Ch-1236:Oxford, Christ Church College Library, Mus. Ms. 1236
Chigi Q IV 24:Rome, Bibliotheca Apostolica Vaticana, Chigi Q IV 24
Copenhagen-376:
Copenhagen, Det Kongelige Bibliotek, Handsckrift Afd. , Gl. Kgl. Saml. 376 fol.
Cosyn:Paris, Bibliotheque nationale de France(Musique) Res. 1184, 1185
Gresse:Utrecht, Universiteitbiblioteek, LBMUZ:Rar Msq 1; Hs. 20 B 9
Handmaide:John Playford, comp. Musicks Handmaide. [Part 1] London, John Playford, 1663
Hintze:New Haven, Yale University, Beinecke Library, Music Deposit- 3
Ihre:Uppsala, Universitetsbibliotek, Ihre 284
La Pierre:Paris, Bibliotheque nationale de France(Musique), Res. Vmd. Ms. 18
Lynar A-1:Berlin, Deustche Staatsbibliothek, Lubenau Tabulaturen, Lynar A-1
Parville:Berkeley, University of California, Jean Gray Hargrove Music Library, MS 778
Rogers:London, British Library, Department of Manuscripts, Additional Ms. 10337
カレン・フリント(Cemb)

使用楽器:1690年頃、パリにて、Philippe Denis 製? ("Ioannes Ruckers me fecit, 1620" との記銘あり)
1732年、パリにて、Fnancois Blanchet 製?
1745年、パリにて、Fnancois Blanchet 製?
楽器調律:John Phillips, a1 = 408 Hz, temperament ordinaire
17世紀中盤から終盤にかけて書かれた音楽を収録した写本の中に、La Barre という名の人物がその作曲者とされたり関連付けが成されているクラヴサン (Cemb) の為の楽曲が数多く見られます。高名なジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バールの作品のみならず、43にのぼる La Barre 関連楽曲を拾い集めてまとめて収録してしまうのがクラヴサン「オタク」なプレクトラ・ミュージックらしいところです。使用楽器はこれらの楽曲が盛んに弾かれたと考えられる時代のオリジナル。徹底しています。

La Ma de Guido
LMG-2157(1CD)
マレンツィオ(1553?-1599):マドリガーレ集
Dissi a l'amata mia lucida stella / Non vidi mai dopo notturna pioggia
Madonna, sua merce pur una sera / Zephiro torna - Ma per me, lasso
Chi vuol dir i miei sospiri in rime / Ahi dispietata morte, ahi crudel vita!
Veggo, dolce mio bene / Tutto'l di piango - Lasso, que pur da l'uno d'altro sole
Or vedi, Amor, che giovinetta donna / Menando un giorno gli agni presso un fiume
I lieti amanti e le fanciulle tenere / Vedi le valli e i campi che si smaltano
Vezzosi augelli, in fra le verdi fronde
チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565):Ancor che co'l partire
クインタ・エッセンシア
エリア・カザノヴァ(S)
ウーゴ・ボリバル(男性アルト)
アルベルト・リエラ(T)
パブロ・アコスタ(Bs)

録音:2018年8月23-26日、苦しみの礼拝堂、サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデサス修道院、
サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデッサス、ジロナ県、スペイン

Columna Musica
1CM-0362(2CD)
ガリシアと「聖母マリアのカンティガ」
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
[CD 1]
Santa Maria, Strela do dia(第100番)
Da que Deus mamou o leite do seu peito (第77番)
Mui gran razon e que sabia dereito (第26番)
Quena Virgen ben servira a Parayso ira(第103番)
A Madre de Deus tant' a en ssi gran vertude,(第184番)
Aquela en que Deus carne / prendeu e nos deu por lume,(第340番)
Fuga Mundi de Alfonso X:Non me posso pagar tanto
[CD 2]
Fremosos miragres mostra - a Madre da fremosura(第352番)
Nunca ja pod' aa Virgen - ome tal pesar fazer,(第104番)
Por dereito ten a Virgen, - a Sennor de lealdade,(第175番)
Mui gran poder a a Madre de Deus(第22番)
Mal ss'a end'achar - quen quiser desonrrar Santa Maria.(第317番)
Ave, maris Stella(Himno mariano); De vergonna nos guardar punna todavia(第94番)
Damas, cabaleiros e cortesia na corte del rey(Antoni Rossell)
- Eras qan vei verdeiar(392,4)(Raimbaut de Vaqueiras)
- Pois naci nunca vi Amor(106,14) (Nuno Fernandez)
- Vayamos, irmana, vayamos dormir (38,8)(Fernand' Esquio)
アントニ・ルセイ & G・コートリー・ミュージック・コンソート
Columna Musica
1CM-0367(1CD)
ソノス〜声とプサルテリウムとハーディ・ガーディのトリオ
不詳(14世紀カタルーニャ)/マラム・トリオ編):処女を称えよ [Laudemus Virginem](「モンセラートの朱い本」より)
不詳(14世紀カタルーニャ)/マリナ・アルベル編):処女なる御母マリアを [Mariam matrem] (「モンセラートの朱い本」より)
カタルーニャ伝承/マルク・アジェア編):春のナイチンゲール [El rossinyol de la primavera]
マルク・アジェア(1973-):ルマケッラ [Lumaquel-la]
マリオナ・サガラ:そしてもしも・・・ [I si fos...]
不詳(14世紀カタルーニャ)/マリナ・アルベル編):
喜びの都の女王 [Imperayritz de la ciutat joyosa](「モンセラートの朱い本」より)
マラム・トリオ:シネ・マーレ・ニヒル [Sine mare nihil]
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377)/マルク・アジェア:Virolai Comment qu'a may
ブラジル伝承/マルク・アジェア編):アルヴォラディニャ [Alvoradinha]
マルク・アジェア:ノーヴァ [Nova]
マラム・トリオ
マリオナ・サガラ(歌)
マリア・アルベル [アルベロ](プサルテリウム)
マルク・アジェア [エジェア](ハーディ・ガーディ)

録音:2012年10月15、17日、スタジオ・アラカイ、ヴァイゴルギナ、スペイン

Dynamic
CDS-7878(1CD)
NX-A13
カルロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと声の為の作品集
マンドリンと通奏低音の為のソナタ ニ長調
『Cervetta amorosa 愛しのチェルヴェッタ』声と通奏低音の為のカンタータ ト長調
『ch’io non deggia piangere「泣かないで」と私は言う』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア ニ短調
『Infranti i ceppi del cieco amore 盲目の愛の足かせが壊れたら』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア イ長調
マンドリンと通奏低音の為のソナタ ホ短調
『Perdona o cara amorosetta Fille 私を許して、最愛の娘』
声と通奏低音の為のカンタータ ヘ長調
『Lusinga il pensier mio わが心を平穏に』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア ニ短調
『Scherza innocente gregge 遊べ、無邪気な群れ』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア ト短調
マンドリン、ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ホ短調
アカデミア・デリ・エッランティ(古楽器アンサンブル)
【メンバー】
ダヴィデ・フェレッラ(マンドリン)…6コース
1750年プラチェンティエ製作、1998年フェデリコ・ガブリエリ復元
マルタ・フマガッリ(Ms)
バルバラ・アルトベッロ(Vn)…1870年ジュスタン・デラツェイ製作
クラウディア・ポズ(Vc)…18世紀晩期製作者不明、フランス
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)…マッテオ・セラス製作
1992年ステファノ・ソラーリ復元
ガブリエーレ・レヴィ(Org)…2017年シルヴィオ・ミケーリ製作(Cemb)…1987年ヴィレム・クルスベルヘン製作
録音:2019年7月-6日

世界初録音
18世紀イタリアで活躍した作曲家カルロ・アッリゴーニ(1697-1744)の作品集。 フィレンツェで生まれた彼が、どのような経緯を経て音楽家になったのかはほとんど知られていませんが、1719年には最 初のオラトリオがフィレンツェで上演され、1722年には歌劇「La Vedova=未亡人」が上演されるなど、若くして名声 を獲得したようです。リュートやマンドリンの名手でもあったアッリゴーニは、ブリュッセルを経て、1730年代初めにはダブリ ンの音楽アカデミーに教師として着任。1732年にはロンドンに移り、ジョージ2世の王妃キャロライン・オブ・アーンズバッ クにカンタータを献呈、1736年までこの地にとどまり、ヘンデルの『アレクサンダーの饗宴』初演時にはリュートを演奏した 記録が残っています。その後は2年間ウィーンに赴き、最後は故郷フィレンツェに帰還。生まれ故郷で生涯を終えまし た。このアルバムに収録されたアリアとカンタータは、ウィーン滞在時に書かれたもので、様々な地でのアッリゴーニの豊富 な経験が反映された、熟達した筆致の音楽です。 収録作品は全て世界初録音。演奏にはイェール図書館所蔵の手稿が用いられており、マンドリン・ソナタ(2018年に フェレッラ自身が出版)以外は、全て未出版という貴重な音源です。

BNL
BNL-112976(1CD)
北極光〜北ドイツ・オルガン楽派
ディートリヒ・ブクステフーデ (1637頃-1707):オルガンのためのトッカータ ニ短調 BuxWV 155
スウェーリンク (1562-1621):わが青春はすでに過ぎ去り [Mein junges Lebenhut ein End] (オルガンのための)
アントニ・ファン・ノールト (1619-1675):詩篇24 (オルガンのための)
ザムエル・シャイト (1587-1654):何ゆえに悲しむのか、わが心よ (カンツィオ・サクラ)
[Cantio Sacra:Warum betrubst du dich, mein Herr] (オルガンのための)
マティアス・ベックマン (1616頃-1674):オルガンのためのパルティータ ニ短調 / オルガンのためのファンタジア ニ短調
フランツ・トゥンダー (1614-1667):オルガンのための前奏曲 [Praeludium]
ブクステフーデ:暁の星はいと麗しきかな [Wie schon leuchtet der Morgenstern] BuxWV 223 (オルガンのための)
ああ、主なる神 [Acht Gott und Herr] BuxWV 177 (オルガンのための
オルガンのための前奏曲 [Praeludium] BuxWV 140
ベルナール・クデュリエ (Org)

録音:2018年9月、サン=マルタン教会、ヴェルテュ、マルヌ県、フランス
使用楽器:1995年、ベルナール・オベルタン製

1001 Notes
1001NOTES-10(1CD)
マルコ・ポーロのメッセージ・ブック
ポーロよ、報告せよ [Polo au rapport] ;
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー (1580頃-1651):シャコンヌ [Ciaccona]
会いに行く、向かう [Aller voir, aller vers] ; An Delbare Man (ペルシアの歌)
異国の女性の習慣 [Coutume de la femme a l'etranger] ;
ステーファノ・ランディ (1587-1639): アマリッリ [Amarilli]
彼らはたくさんの寓話を語る [On raconte moult fables] (詩の朗読、無伴奏) [Slam a cappella]
コカシン [Cocacin] ;
ジローラモ・フレスコバルディ:そよ風が優しく吹けば [Se l'aura spira tutta vezzosa]
Baza (アブー・サイード・アビー・ル・ハイル作の詩) ;
カプスベルガー:トッカータ・ラルペッジャータ [Toccata l'arpeggiata]
広大な砂漠 [Le tres grand desert] ; chant libre nava et Ala Ey Pire Farzaneh (ペルシアの歌)
暗殺者たち [Les assassins] ;
カプスベルガー:パッサカリア [Passacaglia]
トマーゾ・アントニオ・ヴィターリ (1663-1745):パッサカリア [Passacaglia]
私の重大な苦痛 [Ma tres grande douleur] ; ステーファノ・ランディ:小鳥 [Augellin]
商人たちのために [Pour les marchands] ; Ey tir (ペルシアの歌)
不信の牢獄 [La prison incredule] (詩の朗読、無伴奏) [Slam a cappella]
Ghame To (ハーフェズ作の詩) ; La bella noeva (作者不詳)
ル・コンセール・ド・ロステル・デュー[フランク=エマニュエル・コント (ポジティヴ・オルガン)、ノルウェン・ル・グリュエン (ヴィオール、ヴィオローネ、レバブ)、ニコラ・ミュジー (テオルボ、リュート)]

デュオ・マジヌン[ナヴィド・アッバシ (歌、タル)、ダヴィド・ブリュレイ (イランの打楽器、オリエントの打楽器)]

コクトー・モト・ロトフ [リオネル・レルク] (台本、朗読)
フランク=エマニュエル・コント (編曲、アーティスティック・ディレクター)

ELOQUENTIA
EL-1755(1CD)
17世紀後半のヴァイオリン音楽
ビーバー (1644-1704):4声のアリア / ヴァイオリン独奏 (と通奏低音のための) ソナタ
ゲオルグ・ムッファト (1645-1704):ヴァイオリン独奏 (と通奏低音のための) ソナタ
アントニオ・ベルターリ (1605-1669):シャコンヌ [Ciacona] ハ長調
アレッサンドロ・ポリエッティ (1641-1683):ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ニ短調
ハインリヒ・デーベル (1651-1693):ソナタ 第2番(弦楽器のためのソナタ集 [Sonatae pro Fidibus] から)
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー (1623-1680):ソナタ「ラメンテーヴォレ」変ロ長調
ヨセフ・ジャーク (ヴァイオリン、指揮)
アンサンブル・カステルコルン
ジュリー・デサン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フェリペ・ゲラ (チェンバロ、オルガン)
ウルリク・ガストン・ラーセン (テオルボ、ギター)

録音:2016年10月1-4日、聖アンナ教会、ヴィジュニョフ、チェコ
弦の国チェコからピリオド系ヴァイオリンの逸材登場!
ヨセフ・ジャークはチェコのプラハ生まれのヴァイオリン奏者。プラハ音楽院、ドレスデン音楽大学、プラハ音楽アカデミーで学び、2005年から2010年までタリヒ室内Oと新プラジャーク・カルテットに参加しましたが、17−18世紀の音楽を専門と定め、2011年よりパリ地方音楽院でパトリック・ビスミュットに、2013年よりパリ音楽院でフランソワ・フェルナンデスおよびステファニー=マリー・ドゥガンに師事。レザール・フロリサン、レ・タラン・リリーク等のピリオド楽器演奏団体に参加。2016年、ピリオド楽器アンサンブル・カステルコルンを創立。グレゴリオ聖歌の専門家でもあり、2014年以来2020年現在パリ・グレゴリアン合唱団指揮者を務めています。
シュメルツァーの収録作品から採られたアルバム・タイトル「ラメンテーヴォレ」[Lamentevole] はイタリア語で「悲しい」「嘆かわしい」「遺憾な」という意味の形容詞。
ELOQUENTIA
EL-1856(1CD)
ヨハン・クリストフ・バッハ (1642-1703): ラメント、ディアローグとカンタータ
わが恋人よ、あなたは美しい [Mein Freundin, du bist schon](ソプラノ・アルト・テノール・バス独唱、合唱、2つのヴァイオリン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのディアローグ形式カンタータ)
眠れるカミッロのためのエーベルリン風アリア [Aria Eberliniana pro dormente Camillo](チェンバロのための)
ああ、わが頭に水満ちたらば [Ach, das ich Wassers g'nug hatte](アルト独唱、ヴァイオリン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのラメント)
オルガンのための前奏曲とフーガ 変ホ長調
いかなれば御身の怒りは、おお、神よ [Wie bist du denn, o Gott](バス独唱、ヴァイオリンと通奏低音のためのラメント)
われを顧み憐れみたまえ [Herr, wende dich und sei mir gnadig](ソプラノ・アルト・テノール・バス独唱、2つのヴァイオリン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのディアローグ形式のカンタータ)
アカデーミア【ジュリエット・ペレ (ソプラノ独唱 & 合唱)、エステル・ベロー (ソプラノ合唱)、ポーリン・ビュンドゲン (男声アルト独唱 & 合唱)、ジャン・セバスティアン・ボーヴェ (男声アルト合唱)、ヨハネス・ヴァイス (テノール独唱 & 合唱)、フランソワ・ロシュ (テノール合唱)、ジョフロワ・ビュフィエール (バス独唱 & 合唱)、ジャン=ベルナール・アルベート (バス合唱)、フラーヴィオ・ロスコ、ステファニー・プフィスター (Vn)、シルヴィア・アブラモヴィツ、斉藤由香、エティエンヌ・マンゴ、マテュー・リュッソン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジャン=マルク・エメ (オルガン、チェンバロ)、マルク・ヴォルフ (アーチリュート)】

フランソワーズ・ラセール(指)

録音:2017年5月24-26日、ボン・スクール・プロテスタント教会、パリ、フランス
ヨハン・クリストフ・バッハはバッハ一族の作曲家・オルガン奏者。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの祖父の弟の孫で、彼の最初の妻マリア・バルバラの祖父。アルンシュタットの聖ゲオルク教会のオルガニスト、アイゼナハの宮廷楽団のチェンバロ奏者を務めました。ヨハン・クリストフ・バッハのラメント (哀歌) やディアローグ (対話) 形式のカンタータは20世紀終盤から比較的演奏の機会に恵まれるようになってきました。

Vivaldi Collection
C-9615(1CD)
イタリア様式で〜1600年頃、ナポリ、フェッラーラとローマにおけるチェンバロ音楽
アントニオ・ヴァレンテ (確認できる活躍:1565-1614):ファンタジア [Fantasia] (1576)
パッソ・エ・メッツォのテノールとラ・ロマネスカ
[Tenore del passo e mezzo & la Romanesca] (1567) (ハビエル・ヌニェス編)
ジョヴァンニ・ド・マック (1550頃-1614):カプリッチョ [Capriccio]
ルッツァスコ・ルッツァスキ (1545頃-1607):
リチェルカーレ 第2旋法 [Ricercare del secondo tuono] (1609)
エルコーレ・パスクイーニ (1550頃-1620頃):ルッジェーリ [Ruggieri]
別れは死の如く感じられども [Ancol que col partire] (チプリアーノ・デ・ローレ (?-1565)原曲)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ (1575頃-1647):風変わりな協和音 [Consonanze stravaganti] (1603)
ジョヴァンニ・ド・マック:ストラヴァガンツェ 第2番[Seconde Stravaganze]
ジローラモ・フレスコバルディ:ドゥレッツェのカプリッチョ [Capriccio di durezze] (1624)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:ガリャルダ 第4番、5声、スペイン様式 [Gagliarda Quarta a 5. alla spagnola] (1615)
アスカニオ・マイオーネ (1565頃-1627): トッカータ 第5番[Toccata Quinta] (1603)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:私は若者 [Io mi son giovinetto] (1603)
ジョヴァンニ・サルヴァトーレ (1610-1688頃):フランス様式のカンツォーナ 第2番、自然第9旋法[Canzone Francese Seconds, del Nono Tono Naturale] (1641)
ジョルジョ・ストロッツィ (1617頃-1687頃)/ハビエル・ヌニェス:バス楽器独奏のソナタ (チェンバロ、ハープ、またはリュートのための)
[Sonata di basso solo per cimbalo, arpa, o leuto] (1683)
ベルナルド・ストラーチェ (確認できる活躍期:1664)& 不詳 (17世紀、イタリア):
モニカ [Monica] (ハビエル・ヌニェス編) (1664)
不詳 (17世紀、イタリア):コラショーネ [Colascione] (ハビエル・ヌニェス編)
ハビエル・ヌニェス (Cemb)
ファミ・アルカイ (コラショーネ)
サラ・アグエダ (ダブル・ハープ)
ペドロ・エステバン (打楽器)

録音:2013年11月、スタジオ・スプートニク、セビリャ、スペイン

CANTUS
C-9402(1CDR)
チプリアーノ・デ・ローレ (1515-1516-1565):マドリガーレ集 第4巻 (1568)
Mentre, lumi maggior / Da le belle contrade d'oriente
Se com'il biondi crin de la mia Filli / Vaghi pensieri / Alma Susanna
Qualhor rivolgo - Ma pur in te sperar / Non e, lasso, martire
Amor, che t'ho fatt'io / Fera gentil - Perche si stretto e 'l nodo
O santo fior felice / O voi che sotto l'amorose insegne - Si dira poi ciascun
Alma real, se come fida stella / Convien ch'ovunque sia / Da l'estrem'orizonte
コンソート・オヴ・ミュージック【エマ・カークビー、エヴリン・タブ (S)、メアリー・ニコルズ (A)、アンドルー・キング、ジョゼフ・コーンウェル (T)、アラン・ユーイング (Bs)】
アントニー・ルーリー (リュート、指揮)

録音:1991年3月20-22日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
CANTUS
C-9403(1CDR)
グアリーニの詩「わが心よ、ああ、弱ってはならぬ」による21のマドリガーレ
ルッツァスコ・ルッツァスキ (1545頃-1607):Cor mio, deh, non languire [わが心よ、ああ、弱ってはならぬ] (1598頃/1601)
アレッサンドロ・サヴィオーリ (1544-1623以後):Cor mio, deh, non languire (1597)
ジェミニャーノ・カピルーピ (1575-1616):Cor mio, deh, non languire (1599)
ベネデット・パッラヴィチーノ (1551-1601):Cor mio, deh, non languire (1600)
サロモーネ・ロッシ (1570-1630頃):Cor mio, deh, non languire (1600)
ジューリオ・カッチーニ (1545頃-1618): Cor mio, deh, non languire (1602)
レオーネ・レオーニ (1560頃-1627):Cor mio, deh, non languire (1602)
ジョヴァンニ・プリウーリ (1575頃-1629):Cor mio, deh, non languire (1604)
シジスモンド・ディンディア (1582頃-1629):Cor mio, deh, non languire (1606)
ジョヴァンニ・ギッツォーロ (?-1625頃): Cor mio, deh, non languire (1609)
ヨハン・グラッベ (1585-1655):Cor mio, deh, non languire (1609)
フィリペルト・ナンテルミ (?-?):Cor mio, deh, non languire (1609)
アレッサンドロ・シャッラ (?-?):Cor mio, deh, non languire (1610)
ジョン・ウォード (1571-1638):Cor mio, deh, non languire (1610頃)
エンリコ・ラデスカ・ダ・フォッジャ (?-1625):Cor mio, deh, non languire (1615)
ジュゼッペ・パラッツォット (1587頃-1633以後):Cor mio, deh, non languire (1617)
クラウディオ・サラチーニ (1586-1649): Cor mio, deh, non languire (1620)
アドリアーノ・バンキエーリ (1568-1634):Cor mio, deh, non languire (1626)
ジョヴァンニ・パスタ (1604-1663/1664): Cor mio, deh, non languire (1626)
ポンペーオ・ナターリ (?-1681以後):Cor mio, deh, non languire (1656)
アレッサンドロ・スカルラッティ:Cor mio, deh, non languire (1700頃)
コンソート・オヴ・ミュージック【エマ・カークビー、エヴリン・タブ (S)、メアリー・ニコルズ (A)、アンドルー・キング、ポール・アグニュー (T)、アラン・ユーイング (Bs)、デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー (S)、ルーファス・ミュラー (T)、リチャード・ウィストライク (Bs)】
アントニー・ルーリー (リュート、指揮)

録音:1984、1986、1990、1991年、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
1985年、ハイリゲン教会、デトモルト、(西)ドイツ
原盤、初出:Musica Oscura, 070989 (廃盤)
CANTUS
C-9503(1CDR)
ファニア・シャピロが弾くフォルテピアノ協奏曲集
ヨハン・ショーベルト (1735-1767):フォルテピアノ、2つのフルート、2つのホルンと弦楽のための協奏曲 第5番ト長調
ヨハン・ザムエル・シュレーター (1752-1788):フォルテピアノと弦楽のための協奏曲 第3番 ハ長調 Op.3 (カンデンツァ:モーツァルト作)
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク [ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク] (1760-1812):フォルテピアノ、2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽のための協奏曲 変ホ長調 Op.26
ファニア・シャピロ (フォルテピアノ)
ムジカ・アド・レーヌム【ジェッド・ウェンツ、マリオン・モーネン (Fl)、クリスティン・リンデ、ウルリケ・ノイカム (Ob)、ラファエル・フォセラー、クリスティアーネ・フォセラー (Hrn)、ノルベルト・クンスト (Fg)、フロリアン・ドイター、マルコ・ローシンク、カータ・ヴォルフ=シュテルン、ワンダ・フィッサー (Vn)、クラウディア・シュテープ (Va)、ヨプ・テア・ハール (Vc)、ティス・マラング (Cb) 】

録音:1994年8月、旧カトリック教会、デルフト、オランダ
原盤、初出:Vanguard Classics (オランダ), 99041 (廃盤)
The Musica Ad Rhenum Archives シリーズ。
ファニア・シャピロ (1926-1994)はオランダ領インドネシアに生まれたオランダのピアニスト・作曲家・音楽教育者。父はウクライナ生まれのユダヤ系ヴァイオリン奏者ナウム・シャピロ (1893-1960)。1960年代からピリオド楽器・ピリオド奏法に興味を持ち、フォルテピアノの演奏を開始しました。当録音セッションの数ヶ月後、12月6日に68歳で亡くなりました。
CANTUS
C- 9504(1CDR)
テレマン:フラウト・トラヴェルソ協奏曲集
フラウト・トラヴェルソとヴァイオリンの独奏,ヴァイオリン,2つのヴィオラと通奏低音のための協奏曲
ホ短調 TWV 52:e3*
フラウト・トラヴェルソ,2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 (ヘ長調) TWV 51:F1
(ニ長調への復元版)
フラウト・トラヴェルソ,2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための組曲 イ短調 TWV 55:a2
フラウト・トラヴェルソ,2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV 51:D1
ムジカ・アド・レーヌム【ジェド・ウェンツ (フラウト・トラヴェルソ、指揮)、マンフレート・クレーマー (ヴァイオリン独奏(*)、ヴァイオリン)、ロブ・ディギンズ (Vn)、ローラ・ジョンソン (Va)、バラージュ・マーテー (Vc)、ティス・マラング (Cb)、クリスティアーネ・ウェイツ (Cemb) 】

録音:1992年4月、マリア小教会、ユトレヒト、オランダ
原盤、初出:Vanguard Classics (オランダ), 99023 (廃盤)
CANTUS
C-9514(1CDR)
フエンリャナ、ナルバエス:スペイン王宮のビウエラ音楽
ルイス・デ・ナルバエス (確認できる活躍期:1530-1550):「牝牛を見張れ」による7つの変奏曲 [Siete diferencias sobre Guarda me las vacas]
ファンタジア 第5旋法 [Esta fantasia es del quinto Tono]
ミゲル・デ・フエンリャナ (1500年代前半-1568以後):作曲者のファンタジア [Fantasia del author]
花咲く日々に生きるかぎり [Tan que viuray] (原曲 クローダン・ド・セルミジ (1490頃-1562))
ルイス・デ・ナルバエス:ファンタジア 第4旋法 [Esta fantasia es del quarto Tono]
ミゲル・デ・フエンリャナ:白く優しい白鳥[Il bianco e dolce cigno] (原曲 ジャック・アルカデルト (1504/1507-1568))
ルイス・デ・ナルバエス:「クラロス伯爵」による22の変奏曲 [Veynte y dos diferencias sobre Conde Claros]
(2つのビウエラのための編曲版)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ポプラの林に行ってきたよ、母さん [De los alamos vengo madre]
(原曲 フアン・バスケス (1500頃-1560頃)) (2つのビウエラのための編曲版)
ルイス・デ・ナルバエス:単旋律のソプラノに対位するバス [Baxa de contra punto el canto llano lleua el tiple] 第8旋法
ファンタジア 第3旋法 [El tercero Tono. Fantasia]
リカフォルトの歌「メランコリーに身を委ね」 [Cancion Je veulx laysser melancolie de ricaforte]
(原曲 ジャン・リシャフォール (1480頃-1547頃))
ファンタジア 協和の第5旋法 [El quinto Tono de Consonancia. Fantasia]
ファンタジア 第8旋法 [El octauo Tono. Fantasia]
ミゲル・デ・フエンリャナ:何で洗おうか [Con que la lauare] (原曲 フアン・バスケス)
ルイス・デ・ナルバエス:ファ・ド・ミ・レによるファンタジア 第6旋法 [El sexto Tono sobre fa vt mi re. Fantasia]
皇帝の歌 第4旋法 [La cancion del Emperador del quarto tono](原曲 ジョスカン・デプレ (1450頃-1521):千々の悲しみ [Mille regres])
サンクトゥスとオザンナ [Sanctus & Osanna]
原曲 ジョスカン・デプレ:ミサ・フザン・ルグレ [Misa de faissan regres] より)
第1旋法の歌 [Cancion del primer Tono] (原曲 ゴンベールと表記、
実際はジャン・クルトワ (確認できる活躍期:1530-1545):もし苦しむなら [Si par souffrir])
クム・サンクト・スピリトゥ [Este cum sancto spiritu. Es de la missa de la fuga]
(原曲 ジョスカン・デプレ:ミサ・デラ・フーガ (ミサ・シネ・ノミネ)
[Missa de la fuga (Missa Sine nomine)])より)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ファボルドン 第8旋法 [Fabordon de VIII tono]
(原曲:フランチェスコ・ゲレロ (1528-1599):閂(かんぬき)を強め [Quoniam confortavit])
(2つのビウエラのための編曲版)
ドロレス・コストヤス (ビウエラ)

録音:2000年5月、聖ルツィウス教会、エッセン・ヴェアデン、ドイツ
原盤、初出:Glissando, 779016-2 (廃盤)
CANTUS
C-9606(1CDR)
アルプスを越えた音楽〜イタリアからイングランドへの音楽の移動 (1500-1800) (リュート独奏)
ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ (確認できる活躍期:16世紀前半):Tastar de corde (1508)
バルトロメオ・トロンボンチーノ (1470頃-1535以後):Ave, Maria, gratia plena (1507)
ヴィンチェンツォ・カピローラ (1474頃-1548以後):Padoana belissima descorda (1515頃-1520頃) (リュート独奏)
不詳/サー・トマス・ワイアット (1503-1542):Sum tyme i syghe
アルフォンソ・フェッラボスコ (1542-1588):I saw my Lady weeping (1588)
トマス・モーリー (1557/1558-1602):I saw my Ladye weeping (1600)
ジョン・ダウランド:I saw my Lady weepe (1600)
アルフォンソ・フェッラボスコ II (1575-1628):Gentle Knights (1610)
ニコラス・ラニアー (1588-1666):Qual musico gentil (1640頃)
ヘンリー・ローズ (1596-1662):In quel gelato core (Tavola) (1653)
ピエトロ・レッジョ (1632-1685):The Dissembler "Unhurt, untouch'd" (1680)
ジャコモ・カリッシミ:Lucifer, caelestis olim (1660頃/1693)
ジョヴァンニ・ボノンチーニ (1670-1747):Mio caro ben (Astartus) (1721)
ジョン・アベル (1653-1716):Ritorno a respirar (The Vandosme) (1703)/Vi sembraro (The Favourite) (1703)
ヘンリー・バージェス II (確認できる活躍期:1738-1765):What dire misfortune (1739)
ドメニコ・チマローザ (1749-1801)/アントニー・ルーリー編曲:ソナタ ロ短調 C 61 (リュート独奏)
トンマーゾ・ジョルダーニ (1730/1733-1806):Willow, willow, willow (1784)
ドメニコ・コッリ (1746-1825):Non piu (L'abbandonata) (1795)/Ye gentle gales (The Resolution) (1795)
ヘンデル:Come to my arms (Ottone) (1725)
エヴリン・タブ (S)
アントニー・ルーリー (Lute)

録音:2002年3月20-22日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
CANTUS
C-9628(1CDR)
色とりどりのコート〜社会的および宗教的境界を越えた愛と献身
不詳 (15世紀頃):Tres morillas m'enamoran
ジョン・ウィルソン (1595頃-1674):Why lovely boy? (1630-1660)
ルイージ・ロッシ (1597-1653):Lamento di Zaida mora (1640頃)
ダニエル・パーセル (1664頃-1717):
ソナタ 第6番ヘ短調 (1698)から 第1楽章 (アダージョ) (リュート独奏のための編曲版)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098-1179):O viridissima virga (無伴奏独唱)
不詳:Se mai per maraveglia (1511)
パーセル:Tell me, some pitying angel (The Blessed Virgin's Expostulation) Z.196
ウィリアム・バベル (1690頃-1723):ソナタ 第3番ト短調 (1725)から 第1楽章 (アダージョ) (リュート独奏のための編曲版)
アロンソ・ムダラ (1505頃-1570):Triste estaba el rey David (1546)
パーセル:Let the night perish (Job's Curse) Z.191 (1680-1681/1693)
モンテヴェルディ:Nigra sum, sed formosa (Vespro della Beata Virgine) (1610)
ダニエル・パーセル:ソナタ 第6番ヘ短調 (1698)から 第3楽章 (アダージョ) (リュート独奏のための編曲版)
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン (1125頃-1180頃):Can vei la lauzeta mover (無伴奏独唱)
ダウランド:Tell me, true Love (1612)/Come away, come, sweet love (1597)
エヴリン・タブ (S)
アントニー・ルーリー (Lute)

録音:2000年4月23-25日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
CANTUS
C-9646(1CDR)
架空の踊り〜中世の器楽
不詳 (イタリア):ベリーチャ [Belicha]
不詳 (アンダルシア):Badri ader kasa / Lamma bada yatathanna
不詳 (フランス):第3のエスタンピー・レアル [Tierche Estampie Roial]
不詳 (イタリア):三つの泉 [Tre fontane]
不詳 (セファルディム):ロス・ビルビリコス (カンチンゲール)[Los Bilbilicos]
ギラウト・リキエ [Guiraut Riquier] (1230頃-1292):「Mot me tenc ben per paguatz」によるエスタンピー
不詳 (イタリア):喜びの始まり [Chominciamento di gioia]
不詳 (イタリア):ラ・マンフレディーナ−ラ・マンフレディーナのロッタ [La Manfredina - La Rotta della Manfredina]
不詳 (カタルーニャ):天の女王 [Polorum Regina] (モンセラートの朱い本 から)
不詳 (イタリア):サルタレッロ [Saltarello]
エロクエンティア【アレハンドロ・ビリャル (各種笛、ハーディ=ガーディ)、ダビド・マヨラル (各種打楽器、ダルシマー) 】

録音:2014年2月14-16日、プリンシペ・フェリペ公会堂、オビエド、スペイン
CANTUS
C-9630(1CD)
宮廷の音楽とラスゲアードの舞
ガスパル・サンス (1640頃-1710頃):「スペイン・ギター指南」(1674)から
PIEZAS POR LA E y C
Xacaras / Paradetas / Passacalles / Zarabanda espanola / Canario
PIEZAS POR LA O
Preludio y Fantasia / Alemanda / Jiga al ayre ingles / Passacalle
PIEZAS POR LA D
Pavana al ayre espanol / Xacara / Passeos por el cuarto tono / Tarantella
PIEZAS POR LA CRUZ
Capricho arpeado / Alemanda / Corrente / Zarabanda francesa / Giga
PIEZAS POR LA B
Marionas por la B
ラベリントス・インヘニオソス【シャビエ・ディアス=ラトレ (五弦ギター)、ペドロ・エステバン (打楽器) 】

録音:2003年11月、ヴォルトッレ & ヴァレーゼ、イタリア
使用楽器:1997年、アーミデイル (オーストラリア)にて、ピーター・ビッフィン製

EVIDENCE
EVCD-069(1CD)
クロード・ル・ジュヌ:春
(1)おおバラよ、花の女王よ
(2)さあ、緑美しい5月
(3)可愛いブルネットの娘
(4)私の眼は眺めるのをやめない
(5)美しいつばめ
(6)あなたの前で私は茫然となる
(7)ナイチンゲールの歌
(8)愛と言う者は誰しも
(9)美しい花は僕のもの
(10)フランシーヌ、ロジーヌ
(11)ファンタジア第1番
(12)輝かしい栄光と名誉は
(13)恋は苦悩と苦痛でしかない
(14)愛よ、おまえはいつ生まれたのか
ドミニク・ヴェラール(指)
アンサンブル・ジル・バンショワ

録音:2019年9月/アットスタット
ヴェラール率いるアンサンブル・ジル・バンショワ、結成40周年を迎えた彼ら待望の新譜は、フランドル楽派を代表する作曲家ル・ジュヌの傑作「春」。彼らの 魅力を全開できるルネサンス期ポリフォニー合唱を存分に堪能できます。そのピュアで明るい響きに癒されます。 「春」はル・ジュヌの死後1603年に出版された全39曲から成るシャンソン集。クプレとルフランが交互に現れる構成で、曲により声部の配置を変え豊かな 表現を引き出しています。クレマン・ジャヌカンらの伝統と新しい様式を結び付けた、当時としては画期的な作品集でした。フランス語の発音をリズムの長短 に置き換えることで、拍子がひんぱんに変わりますが、かのメシアンは「音楽史上最も美しいリズムの記録」と激賞しています。 (Ki)

IBS CLASSICAL
IBS-12020(2CD)
NX-C01
スペイン初期バロックの声楽曲〜サブロナラ歌曲集
【CD1】
キャピタン(マテオ・ロメロ)(1575頃-1647):Entre dos mansos arroyos
ホアン・ブラス(1561-1634):Desiertos campos, arboles sombrios
キャピタン(マテオ・ロメロ),ルイス・デ・ゴンゴーラ詞:No vayas, Gil, al sotillo
キャピタン(マテオ・ロメロ):Ay, que me muero de zelos
ミゲル・デ・アリーソ(1595-1642):Vistiose el prado galan
アルバーロ・デ・ロス・リオス(1580-1623):Fuese Bras de la cavana
ホアン・プジョル(1570-1626):Si por flores fueres
作者不詳:Solo, triste y ausente
ガブリエル・ディアス(1590-1638),フランシスコ・デ・クェベード詞:La morena que yo adoro
ホアン・プジョル:Quando sale el alva
ミゲル・デ・アリーソ,ロペ・デ・ベガ詞:Filis del alma mia
ホアン・ブラス:Ya no les pienso pedir
【CD2】
  Quiera o no quiera mi madre
ホアン・デ・トレス(1595-1679):Lucinda, tus cavellos
ホアン・ブラス:Desde las torres del alma
キャピタン(マテオ・ロメロ):Punalitos dorados
キャピタン(マテオ・ロメロ),ウルタード・デ・メンドーサ詞:A la dulce risa del alva
ホアン・プジョル:Quejandose tiernamente
ガブリエル・ディアス:Quando de tus soles negros
アルバーロ・デ・ロス・リオス:Amor, no me enganaras
キャピタン(マテオ・ロメロ),ロペ・デ・ヴェガ詞:Caiase de un espino
ホアン・ブラス:Tus imbidias me hablan
バンダリア(アンサンブル)【ロシオ・デ・フルトス(ティプル)、ベロニカ・プラタ(ティプル)、ガブリエル・ディアス(A)、ビクトル・ソルド(T)、ハビエル・クエバス(Bs)】

アルス・アトランティカ(アンサンブル)【アニバル・ソリアーノ(バロック・ギター)、アレハンドロ・カサル(Cemb)、マヌエル・ビラス(バロック・ハープ)】

録音:2019年1月5,7,8日、2月16-18日
17世紀のスペイン音楽において、この「サブロナラ歌集」は特別な位置を占めています。この歌曲集は1625年から26年にか けてマドリッドの宮廷を訪れたドイツの貴族、ヴォルフガング・ヴィルヘルムのために用意されました。この音楽愛好家の貴族は、 宮廷で聴いた世俗的な歌曲に熱中し、旅の終わりに、私的な楽しみのために歌曲集をリクエストしました。編纂者が言うとこ ろの「この宮廷で歌われている最高の歌」を含む75曲の声楽曲が丁寧に編纂され、王宮の音楽隊の記録係で、写譜担当 のクラウディオ・デ・ラ・サブロナラによる美しい文字で書き写されました。この貴重なコレクションは、ミュンヘンのバイエルン州立 図書館に保存されており、その詩は、スペイン語とイタリア語の韻律形式で書かれています。イタリア語の方は特に希少で、8 作品のリラ(6行からなるスタンザ)や、ソネットなどが含まれています。一方、カスティーリヤ語の歌は、5つの繰り返しなしの ロマンス(バラード)を始め、29の繰り返しありのロマンス、18の抒情詩、2つのセギディーリャなど多彩な作品が並びます。演 奏は、歌手の他、バロック・ギターやチェンバロ、ハープの調べでお楽しみ頂けます。

NAXOS/映像作品
NAXOS-2.110661(DVD)
NX-C09

NBD-0111(Bluray)
NX-C09

NYDX-50092(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
ステファノ・ランディ(1587-1639):歌劇「オルフェオの死」   テティ/ニーザ/リンカストロ/エウリディーチェ…チェチーリア・モリナーリ(Ms)
ファート/フィレーノ…レナート・ドルチーニ(Br)
エブロ/ジョーヴェ…アレクサンダー・ミミノシヴィリ(Bs-Br)
アウローラ/フォスフォロ…ガイア・ペトローネ(Ms)
3人のエウレッティ…チェチーリア・モリナーリ/ロジーナ・ファビウス
マグダレーナ・プルタ(Ms)
オルフェオ…フアン・フランシスコ・ガテル(T)
メルクリオ/バッコ…カスペル・セランゼク (C.T)
イレーノ/アポリーネ…エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)
フローレ/カロンテ…サルヴォ・ヴィターレ(Bs)
カリオペ…マグダレーナ・ブルタ(Ms)
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク(古楽器オーケストラ)
ピエール・アウディ(演出)

収録:2018年3月23,26日
アムステルダム・アーン・ヘット・アイ音楽堂(アムステルダム)
共同制作:オランダ国立歌劇場&バレエ / フランソワ・ルシオン&アソシエ
収録時間:111分
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
映像:
16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
1080i High Definition(Blu-ray)
音声:ドイツ語歌唱
LPCM 2.0 & DTS Digital Surround 5.1(DVD)
LPCM 2.0 & DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
オルフェオが禁を破ったためエウリディーチェは再び死に捉えられ、その悲しみを癒すためにオルフェオの誕生日の宴が神々によって祝われます。そこ に一人招かれなかったバッカスが怒り狂い、彼の巫女たちによってオルフェオは引き裂かれてしまいます。再び冥界へ戻ったオルフェオの魂はエウリ ディーチェとの再会を望みますが… バロック前期のイタリアの作曲家ランディは、モンテヴェルディやロッシとともに「オペラ」の先駆者として名を残しています。この『オルフェオの死』は、同 じギリシャ神話に題材をとったモンテヴェルディの『オルフェオ』と比べても、その奇想天外な筋立てが際立つ音楽劇です。 本収録はクリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクが、歌手陣と合唱の優れた歌唱を明快かつ古雅な響きで見事に支え、30年に渡りオランダ国立 歌劇場の舞台監督として活躍した巨匠ピエール・アウディが、その最後の演目として時にキッチュな印象を与えることさえ辞さないユニークな舞台 づくりで、この作品に新たな命を吹き込んでいます。

Glossa
GCD-924501(1CD)
東方の扉〜アリ・ウフキの手稿譜からの音楽
アリ・ウフキ(c.1610−1675)、スルタン・コルクト(1467−1513)、ハーフェズ(c.1325−c.1390)、トルクァート・タッソ(1544−1595)、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643)、ジュリオ・カッチーニ(c.1551−1618)、クラウディオ・サラチーニ(1586−1630)、バルバラ・ストロッツィ(1619−1677)、ピエトロ・パオロ・ボッローノ(1490−1563)、アタナシウス・キルヒャー(1602−1680)、伝承曲、作曲者不詳の音楽
マルコ・ビーズリー(ヴォイス)、
コンスタンティノープル、キヤ・タバシアン(ディレクター、セタール、ヴォイス)]

録音:2019年5月、リーエン(スイバンフ・センター(アルバータ、カナダ)
イラン出身、14歳でケベックへ移住し古代ペルシャ音楽を学んできたキヤ・タバシアンが1998年にモントリオールで設立したアンサンブル、"コンスタンティノープル" がGloosaに登場。タバシアンが芸術監督を務め、中世とルネサンス、ヨーロッパ、地中海と中東の伝統を受け継ぐ広範な音楽を制作してきたコンスタンティノープルが、オスマン帝国で活躍したアリ・ウフキのマニュスクリプト(手稿譜)からの音楽を録音。
ヴォイチェフ・ボボフスキ(別名アリ・ウフキ)は1610年頃ポーランドに生まれオスマン帝国の宮廷で音楽家、外交官、聖職者、通訳、語学教師等として多彩に活動し、その深い知識によって、イスラム・オスマン帝国とキリスト教・ヨーロッパの2つの文化の重要な仲介者となりました。アリ・ウフキが遺した貴重なコレクションには、オスマン帝国とイタリア・ルネサンスを中心とするヨーロッパの声楽と器楽、宗教と世俗、宮廷と民衆の音楽が収録されており、この録音では、何世紀も前にアリ・ウフキが行ったような西洋と東洋の文化の橋渡しを、現代に再現しています。

TRPTK
TTK-0043
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための12の幻想曲 TWV.40:26-37 ラルフ・ルソー( ヴィオラ・ダ・ガンバ )

録音:2019年6月27−29日、ゲーテ教会、ユトレヒト
録音&マスタリング:ブレンドン・ハインスト
マイク:DPA d:dicate 4006A、DPA d:dicate 4015A
AD/DAコンバーター:Merging Technologies HAPI
モニタリング:KEF Blade Two loudspeakers、Hegel H30 amplifiers、Meze Empyrean headphones
「幻想曲」と名の付いたテレマンの無伴奏作品は、ヴァイオリン(12曲)、フルート(12曲)、チェンバロ(36曲)のためのものがそれぞれ知られています。今作は そのどれでもない、近年再発見された「ヴィオラ・ダ・ガンバ」のための幻想曲。存在は伝わっていたものの消失したと思われていた作品で、2015年に発見され ました。 オランダのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ラルフ・ルソーが、この歴史的にもたいへん重要な作品を録音。あらゆる楽器の使い方に長けたテレマンならではの巧みな 音楽に魅せられます。 (Ki)

Bottega Discantica
DISCANTICA-308(1CD)
バセットホルンの為の音楽
ゲオルク・ドルシェツキー [イジー・ドルジェツキー] (1745-1819):バセットホルン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の四重奏曲 *
ヨハン・ハインリヒ・ゲオルク・バッコーフェン (1768-1839):バセットホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の五重奏曲
フランツ・アントン・ホフマイスター (1754-1812):ヴィオラ、フルート、オーボエ、バセットホルンとファゴットの為の五重奏曲
ヨハン・エヴァンゲリスト・フス [ヤーノシュ・フス] (1777-1819):バセットホルン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の四重奏曲 第2番*
モーツァルト:クラリネット、バセットホルン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の五重奏断章 K.580b Anh.90
デニス・ザンケッタ (バセットホルン)
アントラクト
パオラ・フレー (Fl)
ファビアン・トゥアン (Ob)
ファブリツィオ・メローニ (Cl)
ガブリエーレ・スクレピス (Fg)
アンドレア・ペコーロ (Vn1)
フルヴィオ・リヴィアベッラ (Vn2)
エレーナ・ファッカーニ (Va)
ヤーコプ・ルートヴィヒ (Vc)

録音:2018年2-3月、バロック・ホール*、2010年、ライブラリー・ホール(*以外)、SMC レコーズ、イヴレア、イタリア
デニス・ザンケッタはフランスに生まれ、ナンシー音楽院でクラリネットを、ストラスブール音楽院で指揮を学び、1975年から1979年までストラスブールPOのクラリネット奏者を務めた後、1980年ミラノのスカラ座のオーディションに合格、1982年のスカラ座PO創設以来2020年現在在籍しています。バセットホルンも探究し、1984年フルート奏者パオラ・フレーと共にスカラ座フィルの団員から成るアンサンブル・アントラクトを創設しました。
Bottega Discantica
DISCANTICA-309(1CD)
ヴェネツィアのソナタ
ヴィヴァルディ:フラウト・トラヴェルソと通奏低音の為のソナタ ホ短調 RV 50
アルビノーニ:ヴァイオリン (フラウト・トラヴェルソ)と通奏低音の為のソナタ イ短調 Op.6-6
アレッサンドロ・マルチェッロ (1673-1747)/J・S・バッハ 編):
オーボエ、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 (オルガン独奏の為の版 BWV 974)
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ (1697-1763):フラウト・トラヴェルソと通奏低音の為のソナタ ト長調 Op.3-6
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音の為のソナタ イ短調 RV 43
ベネデット・マルチェッロ (1686-1737):フラウト・トラヴェルソと通奏低音の為のソナタ ニ長調 Op.2-12
アッカデーミア・ヘルマンス
ファビオ・チェッカレッリ (フラウト・トラヴェルソ)
アレッサンドロ・モンターニ (Vc)
ガブリエーレ・パロンバ (テオルボ)
ファビオ・チョフィーニ (チェンバロ、オルガン)

録音:2018年11月9-11日、ライブラリー・ホール、SMC レコーズ、イヴレア、イタリア
Bottega Discantica
DISCANTICA-310(1CD)
ルネサンスと初期バロックの音楽科学者たち
レオナルド・ダ・ヴィンチ (1452-1519):音楽の謎 [Rebus musicali]
不詳 (16世紀):裏切者 [La Traditora]
ジローラモ・カルダーノ (1501-1576):嘆き [Lamento]
ヴィンチェンツォ・ガリレイ (1532頃-1591):カリオペ (ガリアルダ)[Gagliarda Calliope]
ドゥオ・トゥット・ディ・ファンタジア [Duo tutto di fantasia]
ガラテア (ガリアルダ)[Gagliarda Galatea]
ヴィンチェンツォ・ルッフォ (1508-1587)/ヴィンチェンツォ・ガリレイ編):楽しく幸せな心 [Lieti e felici spirti]
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:リチェルカーレ 第9旋法 [Ricercare del nono tuono]
こだま (ガリアルダ)[Gagliarda Echo]
ミケランジェロ・ガリレイ (1575-1631):トッカータ 第8番[Toccata VIII]/コッレンテ 第16番[Corrente XVI]
ジョヴァンニ・バルディ (1534-1612):かつて私は歌った [Cantai un tempo]
ジョゼッフォ・ツァルリーノ (1517-1590):私は泣いている [I vo piangendo]
不詳 (16世紀-17世紀):フィレンツェのアリア [Aria di Fiorenza]
カッチーニ (1550頃-1618):ならば私は死なねばならぬのか? [Dovro dunque morire?]
翼を持つ愛の神よ [Tu ch'hai le penne, Amore]
ヨハネス・ケプラー (1571-1630):「宇宙の調和」[Harmonices mundi] に記された音楽の断片 [Frammenti musical]
その断片に基づくリュートの為の自由な対位法的楽曲 [Contrappunto per liuto]
(マッシモ・ロナルディ作曲)
不詳/アタナジウス・キルヒャー (1602-1680):タランテッラによる解毒 [Antidotum Tarantulae]/シチリアーナ 第8番[Ottava siciliana]
真のタランテッラ [Vera tarantella]
ジョヴァンニ・ステファーニ (16世紀-17世紀):混乱した恋人 [Amante confuso]
不詳 (17世紀):タランテッラ [Tarantella]
アンドレア・ファルコニエーリ (1585-1656):そして生きて死ぬ [E viver e morire]
コンセルト・ヴァーゴ
レナータ・フスコ (歌)
エーロ・マリア・バルベーロ (Cemb)
マッシモ・ロナルディ (ルネサンス・リュート、アーチリュート)
マッテオ・メーラ (バロック・ギター)
ロレンツォ・ミケーリ (バロック・ギター、テオルボ)
マウリツィオ・ピアンテッリ (バス・リュート)

録音:2019年4月、カシーナ・ジャルディーニ、クレーマ、イタリア
ヴィンチェンツォ・ガリレイは物理学者、天文学者、哲学者ガリレオ・ガリレイ (1564-1642)の父、ミケランジェロ・ガリレイはガリレオの弟

Acte Prealable
AP-0457(1CD)
主の降誕に
スタニョントキ歌集所収のクリスマスの歌とクラクフのリュート・タブラチュア所収のルネサンス舞曲

不詳 (16-17世紀):Promit vox angelica / O sine labe intensa
不詳 (15-17世紀):Ave magne Rex coelorum - Zdrow badz
不詳 (16世紀):Nigdym temu wierzyc nie chcial *
バルトゥオミェイ・ペンキェル (?-1670):Magnum nomen Domini
不詳 (16世紀):Christus, qui genitus Mariae
不詳 (17世紀):Tempus monet, ut cithara sonum det
不詳 (16世紀):Pavan, Galarda *
不詳 (17世紀):
Vidua et prophetissa / Quem pastores laudavere / In natali Domini - Z Bozego Narodzenia
不詳 (16世紀):Tantum ergo sacramentum *
不詳 (16-17世紀):Narrant vaticina / Iam cantemus hodie
不詳 (16世紀):Ecce reges terrae congregate sunt
ヴァレンティン・バクファルク (1526/1530-1576):Non ditto *
不詳 (18世紀):Gratanter iubilemus
不詳 (16-18世紀):Pastores, relinquite vestores greges
不詳 (16-17世紀):Congaudete laete, laete
不詳 (16世紀):Smutne serce zaloscia *
不詳:Nigdy bych ja wierzyc nie chcial - Pasamezzo, Saltarello (出典記載なし)
ティルマン・スザート (1500頃-1562頃):Angelus Domini ad pastores
不詳 (16-17世紀):Dominus natus est / Emanuel de virgine natus est hodie
不詳 (16世紀):Ferdinanth *
グジェゴシュ・ゲルヴァジ・ゴルチツキ (1665頃-1734):Jesu redemptor omnium
原典:スタニョントキ歌集(*以外)/クラクフのリュート・タブラチュア*
アンサンブル・クアットロヴォーチェ
マルタ・ヴルブレフスカ (S)
アレクサンドラ・パヴルチュク (Ms)
パヴェウ・ペツショク (T)
オウシェミスワフ・クンメル (Bs-Br)
ピリオド楽器コンソート
アデラ・チャプレフスカ (ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー)
フィリプ・ジェリンスキ (リュート、ルネサンス・ギター)
クシシュトフ・オフチニク
(ハーディ=ガーディ、リコーダー、バグパイプ、クルムホルン、ドラム、ベル)
ヤツェク・ウルバニャク(ボンバルド、リコーダー、バグパイプ、ベル、編曲&アーティスティック・リーダー)

録音:2019年7月3-5日、イグナツィ・パデレフスキ音楽学校コンサートホール、ビャウィストク、ポーランド
ポーランド語の楽曲タイトルの特殊文字表記を省いております。
Acte Prealable
AP-0472(1CD)
17世紀と21世紀のチェンバロの色彩
ザムエル・シャイト (1587-1654):ベルギーの歌と変奏曲
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー (1616-1667):トッカータ 第3番
アントワーヌ・フォルクレ (1672-1745):ラ・ベルモント [La Bellmont]
 ラ・ポルテュゲーズ [La Portugaise]
ジャン・フィリップ・ラモー:新クラヴサン曲集
アレクサンドラ・ヨハンナ・ガルバル (1970-):チェンバロの為のほぼ組曲 [Quasi Suite per Cembalo]、13のダンスの絵画 *
アレクサンドラ・ヨハンナ・ガルバル (Cemb)

録音:1998年、ライヴ、ポーランド・ラジオ、カトヴィツェ、ポーランド(*以外)、2019年、キング・サイズ・スタジオ*

Tactus
TC-632202(1CD)
G.B.ヴィターリ:室内ソナタ集 Op.14(1692)
組曲第1番/組曲第2番/組曲第3番
組曲第4番/組曲第5番/組曲第6番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2016年7月、アウディトリウム・サン・ロッコ(カルピ、イタリア)
イタリア、ボローニャの老舗レーベル「Tactus」から、G.B.ヴィターリの作品を掘り起こしていくという興味深い録音プロジェクトが始動!
イタリアのモデナは、当時エステ家によって統治されていたモデナ=レッジョ公国の首都で、ヴァイオリン愛好家でもあった公爵フランチェスコ2世によって多彩な音楽が生み出され、その豊富な音楽遺産はエステンセ図書館に保存されています。その遺産を世界に広める活動の最初のステップとして選ばれたのが、エステ宮廷で楽長を務めたジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632−1692)(息子のトマソ・アントニオ・ヴィターリも作曲家)の作品で、この「ヴィターリ・エディション」ではCD6枚にわたる作品の録音が予定されています。第1巻は、バッロ、ボレア、ミヌエット、ガヴォッタ、ジーガなどの明朗で楽しい舞曲が組み合わさった6つの組曲からなる室内ソナタ(Sonate da camera) Op.14です。
イタリコ・スプレンドーレは、芸術監督のアレッサンドロ・アンドリアーニ(エウローパ・ガランテの元チェリスト)と第1ヴァイオリン&指揮者のクラウディオ・アンドリアーニの兄弟が牽引する古楽アンサンブル。高い技術の演奏とともに、緻密な文献的アプローチと継続的な研究によって、ほとんど演奏されることのなかった知られざる作品を現代へと蘇らせています。
Tactus
TC-632203(1CD)
G.B.ヴィターリ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.2(1682)
ソナタ第1番/ソナタ第2番/ソナタ第3番
ソナタ第4番/ソナタ第5番/ソナタ第6番
ソナタ第7番/ソナタ第8番/ソナタ第9番
ソナタ第10番/ソナタ第11番/ソナタ第12番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2015年10月、アウディトリウム・サン・ロッコ(カルピ、イタリア)
イタリコ・スプレンドーレによるヴィターリ・エディション第2巻は、2本のヴァイオリンが親密な対話を繰り返す、2本のヴァイオリンのためのソナタ集。その後コレッリのトリオ・ソナタ集やヴィヴァルディによって主流となっていくコンチェルタンテ様式を予感させるような華麗で活気ある作品です。
Tactus
TC-632204(1CD)
G.B.ヴィターリ:パルティータ集&ヴァイオリン・ソナタ Op.13(1689)
ヴィオローネのための様々なソナタによるパルティータ集〔c.1680〕
「Artificii Musicali」 Op.13(1689)より ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番、
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番
ヴァイオリンのための様々なソナタによるパルティータ集〔c.1680〕
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2017年10月、サン・ジローラモ教会(バニャカヴァッロ、イタリア)
イタリコ・スプレンドーレによるヴィターリ・エディション第3巻は、1680年頃に作曲されたパルティータ集と「Artificii Musicali」からの2つのヴァイオリン・ソナタ。パルティータ集はヴィオローネのための10曲とヴァイオリンのための8曲から構成される変奏曲。「Artificii Musicali(音楽の技術)」 Op.13は、ヴィターリの対位法の技術を体系化した60曲に及ぶ教則本で、バッハの偉大な作品の前に存在した対位法研究の特異な例の一つです。

Forgotten Records
fr-1690(1CDR)
パーセル:ハープシコードの為の組曲集
第1組曲〜第8組曲
イザベル・ネフ(Cemb)

録音:1953年10月16日-21日
※音源:L'Oiseau-Lyre OL 50011、OL-LD 46

CLAVES
50-1907(1CD)
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):リコーダー・ソナタ集
リコーダー・ソナタ第11番ト短調
リコーダー・ソナタ第12番ト長調
リコーダー・ソナタ第2番ホ短調
リコーダー・ソナタ第6番変ロ長調
リコーダー・ソナタ第4番イ短調
リコーダー・ソナタ第7番ハ長調
アンサンブル・アイ・スペース【イーチャン・リャン(リコーダー)、須藤真地子(Cemb)、上田朝子(リュート、バロックギター)、ジャファ・ジャン(バロックチェロ)】

録音:2018年3月/ディーメン、オランダ
新世代を担う古楽アンサンブル「アイ・スペース」堂々のデビュー盤はフランチェスコ・マンチーニの6つのリコーダー・ソナタです!
アンサンブル・アイ・スペース(Ensemble IJ SPACE)は2014年リコーダー奏者のイーチャン・リャンとチェンバロ奏者の須藤真地子によって創設。 2018年には第19回ピアジョ・マリーニ国際室内楽コンクールで第1位、同年ファン・ヴァッセナール国際室内楽コンクールで第3位を受賞するなど権 威ある国際コンクールでの受賞歴を誇ります。
古楽から現代、そして委嘱作品まで幅広いレパートリーを古楽器で演奏し、作品の魅力を伝える新世代の古楽アンサンブルとして注目されており、オラ ンダ、ドイツ、イタリア、日本や台湾をはじめ各国で演奏活動を展開。確かな技術のもと感性豊かな表現で高い評価を受けております。
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737)はイタリア・ナポリで活躍した演奏家。器楽曲、歌劇、宗教曲などを残しましたが、今日ではここに収録 されたリコーダーの作品が主に演奏されております。ナポリ楽派に属したマンチーニの豊かなメロディが魅力のソナタ集です。 (Ki)

RCD
RCD-30308(1CD)
Memento〜忘れられた過去の宝
フランチェスコ・バティオーリ(17??-1830):ヒンメル氏の「An Alexis send ich dich」の主題による協奏的?変奏曲
フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):の夜想曲 Op.38
シューベルト:鱒 D 550/セレナード D 957
J・シャグゼル(?-1782):4つのコントルダンス
アントン・ディアベッリ(1781-1858):ロッシーニの歌劇「ゼルミーラ」のお気に入り主題集 第1巻
ドメ・コリネ(1765-1841):セレナード 第1番
ザ・ビーダーマイアーズ
ルーベンス・キュッファー(チャカン(C)、フレンチ・フラジョレット(F))、?マックス・リッチョ(ロマンティック・ギター(R)、テルツ・ギター(T))

録音:2017年11?19?、ア・カーザ・スタジオ、リオデジャネイロ、ブラジル
珍しいリコーダー(チャカン、フレンチ・フラジョレット) とギターのデュオ。

ARS HARMONICA
AH-251(1CD)
ジュアキン・ブグニャリュート独奏の為の20の小品 (ビウエラによる演奏)
リュートの為の8つのファンタジア
第3番/第6番/第7番/第10番/第18番/第20番/第14番/第21番
リュートの為のスペイン舞曲 (カナリオス)
リュートの為の3つのガイヤルド
リュートの為のバロック小組曲
小シャコンヌ/フランス風メヌエット/ジーグ
リュート独奏による4つの歌
雨/秋の風景/セラフィム賛歌/おもちゃ遊び
リュートの為のファイナル・ダンス (メドレー)
ジュアキン・ブグニャ (ビウエラ)

録音:2017年11月17-19日、カルダデウ、バルセロナ県、スペイン
ARS HARMONICA
AH-251(1CD)
バロック・アリア
カンプラ (1660-1744):主よ、われらの主よ [Domine, Dominus noster] (モテット)
ホセフ・デ・トレス (1670頃-1738):
聖体の秘跡のカンタータ「われを花で囲め」[Cercadme Florea]
ヘンデル:ドイツ語アリア
甘い香りの花びらよ [Susser Blumen Ambraflocken] HWV 204
甘い静けさ、優しい泉よ [Susse Stille, sanfte Quelle] HWV 205
心地良い茂みの中で [In den angenehmen Buschen] HWV 209
燃え咲くばら、大地の飾り [Flammende Rose, Zierde der Erden] HWV 210
バッハ:マタイ受難曲 BWV 244 から
愛ゆえにわが救い主は死にたもう [Aus Liebe will mein Heiland sterben]
テレマン:音楽による礼拝 [Harmonischer Gottesfienst] から
汝の死は生とならん [Deine Toten werden leben]
喜べ、汝ら祝福されし子らよ [Frohlocket, ihr seligen Kinder]
トリオ・シークレッツ【オルガ・ミラクル (S)、ジュアン・クディナ・ビラ (フラウト・トラヴェルソ、リコーダー)、ジュアン・カスティリュ (Org)】

録音:2016年1月、サラ・ヴィヴィト、バルセロナ、スペイン

Centaur
CRC-3701(1CD)
アート・オヴ・リバーマンVol.1〜バロック・ヴァイオリン
バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第1番ロ短調BWV.1014(原盤録音:Titanic Records/1978年)、
 ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第3番ホ長調BWV.1016(原盤録音:Titanic Records/1978年)、
シモン・ル・デュク:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調Op.1,No.1(原盤録音:AFKA/1975年)
C.P.E.バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ハ長調(原盤録音:AFKA/1975年)、
 ヴァイオリンとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ロ長調(原盤録音:Titanic Records/1980年)
ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ第6番(原盤録音:Centaur Records/2000年)
キャロル・リーバーマン(バロックVn)、
マーク・クロール(ハープシコード)
キャロル・リーバーマンは、リーバーマン=クロール・デュオやボストン・アーリー・ミュージック・アンサンブルのヴァイオリニスト、トマジーニSQの創設者兼第1ヴァイオリニストを務め、30年間バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト。
アメリカのTitanic RecordsやAFKA、Centaurなどに録音してきたリーバーマンの芸術を集成した新シリーズ「アート・オヴ・キャロル・リーバーマン」。第1巻は「バロック・ヴァイオリン」と題し、バッハ、C.P.E.バッハ、ビーバー、そして当時世界初録音となったシモン・ル・デュク(1742−1777)のヴァイオリン・ソナタを収録。共演のマーク・クロールは、リーバーマンと共にボストン大学で音楽を教えてきた名手です。

Ayros
AYCD-04(1CD)
ウィンター〜15世紀後半南ドイツ周辺の器楽音楽
作曲者不詳:Portigaler、アヴェ・ステラ・マリス、私の顔が蒼ざめているのは、へ調のレデウンテス、ハ調のレデウンテス、マニフィカト・オクターニ・トーニ、ヘ調によるプレアンブルム、アンナヴァサンナ、冬は去って、キリストは蘇り、Ich sah ein bild in blauwer weyt、イ調のレデウンテス、ト調によるプレアンブルム
ヤコブス・ヴィレッティ:Ein buer gein holtze
アントーワヌ・ビュノワ:あなたの不満を認めながら、A vous sans aultre/他、全25トラック
コリーナ・マルティ(リコーダー、クラヴィシンバルム、オルガネット)、
西山まりえ(Hp)、
ロヘル・エロウ(オルガネット)

録音:2016年11月、ドイツ
スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで教え、バーゼルの古楽アンサンブル、ラ・モッラを創設した鍵盤楽器&リコーダー奏者、コリーナ・マルティ。中世後期からルネサンス初期の知られざる鍵盤楽器とリコーダーのための音楽を発掘してきたコリーナ・マルティが、日本を代表するヒストリカル・ハーピストの西山まりえ、ブエノスアイレス出身でバーゼル・スコラ・カントルムでバロックと中世のオルガンを学び、アルゼンチン・タンゴやフォークロアの分野でも活動するロヘル・エロウと贈る新録音。15世紀後半南ドイツの3つの重要なマニュスクリプト(手書き譜)からの作品を中心とした、これまでほとんど取り上げられていないレパートリーを探求していきます。

Audax Records
ADX-13724(1CD)
ルクレール:トリオ・ソナタ集 Op.4
ソナタ第1番ニ短調/ソナタ第2番変ロ長調
ソナタ第3番ニ短調/ソナタ第4番ヘ長調
ソナタ第5番ト短調/ソナタ第6番イ長調
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
アンサンブル・ディドロ〔ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、ロルダン・ベルナベ(Vn)、チェ・グゥリム(Vc)、フィリップ・グリスヴァール(Cemb)〕

録音:2019年7月23日−26日、SWR(南西ドイツ放送)スタジオ(カイザースラウテルン、ドイツ)
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。2013年に自身のレーベルAudax(オーダックス)を立ち上げ、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘しています。
「パリ・アルバム」(ADX 13717)や「ロンドン・アルバム」(ADX 13718)などの知られざるトリオ・ソナタ・アルバムにも真摯に取り組んできたプラムゾーラーがついにたどり着いたのは、「フランスのコレッリ」とも呼ばれる18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレールの「トリオ・ソナタ集」。
古典期のフランス式ヴァイオリン奏法を確立するに当たって大きな貢献をしたルクレールの技巧的なソロ・ソナタ群とは対照的に、トリオ・ソナタはフランス音楽の古典的な優雅さが重視され、正確な合奏技術が要求される作品。プラムゾーラー自身による解説(日本語訳付き)では、イタリア様式とフランス様式の統合(reunion des gouts)が発揮されながらも、イタリア風の装飾やテンポよりも調和を重んじるフランスの芸術観が関係しているなど、深い考察が語られています。

Signum Classics
SIGCD-626(1CD)
新世界への旅〜16&17世紀のスペインの宗教音楽
モラレス:レジナ・チェリ・ラエターレ(6声)
エルナンド・フランコ:サルヴェ・レジナ5声)
ビクトリア:われは鳩のごとき美しきものを見たり
ゲレーロ
:われを連れ行きたまえ
アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり
フアン・グティエレス・デ・パディーリャ:死の苦しみがわたしを取り巻く
フランシスコ・ロペス・カピリャス:夜の幻によって
パディーリャ:わがハープは悲しみの音に変わり
カピリャス:大いなる秘跡
アロンソ・ロボ:なんと甘美な
伝エルナンド・フランコ:キリストは我らのために
モラレス:おお、聖なる饗宴よ
ビクトリア:おお、なんと栄光に満ちた
ゲレーロ:祝福されしアカキウス
ミゲル・マテオ・デ・ダーリョ・イ・ラナ:主を褒めたたえよ
クイーンズ・シックス〔ダニエル・ブリテイン(C.T)、ティム・カールストン(C.T)、ニコラス・マッデン(T)、ドミニク・ブランド(T)、アンドルー・トンプソン(Br)、サイモン・ホワイトリー(Bs)〕

録音:2019年3月27日−29日、アスコット小修道院(イギリス)
ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、ロイヤル・ウェディングでのパフォーマンスなど英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるSignum Classics移籍第2弾は、16世紀中期から1700年頃まで、スペインから新世界(アメリカ大陸)へと渡った宗教音楽の大いなる旅を歌います。
ビクトリア、ゲレーロ、モラレス、アロンソ・ロボといったスペイン黄金世紀の大作曲家たちの作品に、エルナンド・フランコ(1532−1585)、フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(c.1590−1664)、フランシスコ・ロペス・カピリャス(1614−1674)、ミゲル・マテオ・デ・ダーリョ・イ・ラナ(c.1650−1705)といった、スペインからメキシコ、グアテマラなどの新大陸へ移り活動した、あるいはスペイン系の両親の下、新大陸で生まれ育った作曲家たちのレア・レパートリーを加えたこだわりのプログラムです。

H.M.F
HMM-902377(3CD)
錬金術師クープラン〜F.クープラン:作品集vol.2〜若き日の作品集
[CD1]第1組曲(クラヴサン曲集第1巻、1713年)、修道院のためのミサ曲(キリエ、グローリア、奉献唱)
[CD2]修道院のためのミサ曲([CD1]の続き〜サンクトゥス、ベネディクトゥス、エレヴァシオン、アニュス・デイ)、第2組曲(クラヴサン曲集第1巻、1813年)
[CD3]教区のためのミサ曲
ベルトラン・キュイエ(Cemb)、
ジャン=リュック・ホー(Org)、
レ・メランジェ〔ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(T)、トーマス・ファン・エッセン(Br)、ニコラ・ルオー(Br)、フロラン・バッフィ(Br)、ヴォルニー・オスティウ(セルパン)〕

録音:2018年4-6月
フランスの名手、ベルトンラ・キュイエによるクープランクラヴサン曲集全曲録音プロジェクトの第2弾、若き日の作品集の登場(第1 弾はHMM902375)。クープランは17歳でパリのサン=ジェルヴェ教会のオルガニストになり、ここから宮廷礼拝堂のオルガニストと王族の子どもたち のチェンバロ教師へと飛躍することになります。この第2弾では、クラヴサン曲集のほか、オルガン・ミサなど、この若い時期のクープランの作品を収録 しています。若きクープランの才気にみなぎった作品群となります。ベルトラン・キュイエの深い洞察に満ちた解釈と、併録されているゲストのオルガン奏 者を招いてのオルガン・ミサなどにより、クープランの創造力の源となった音楽の場の豊かな響きがよみがえったようです。
ベルトラン・キュイエは、1978年ナントで音楽一家に生まれました。パリ国立高等音楽院でクリストフ・ルセにチェンバロを師事、その後ピエール・ア ンタイのもとでも研鑽を積んでいます。ブリュノ・コセ率いるレ・バス・レユニやラ・レヴーズなど様々なアンサンブル、そしてレザール・フロリサン、コン セール・スピリチュエル、ストラディヴァリアなどでも演奏、録音やツアーにも参加しています。通奏低音奏者、アンサンブル、そしてソリストとして活躍 するサラブレッドです。アルファ、ナイーブ、MIRAREなどからアンサンブル、ソロのCDを多数リリースしております。2014年にはMIRAREでラモーのチェ ンバロ作品全曲をリリースしています(MIR 266)。
H.M.F
HMM-902650(1CD)
ラッスス:Inferno〜6声と8声のモテット集
1. Omnia tempus habent
(6声と8声のための宗教曲集, ミュンヘン, 1585)
2. Audi tellus
(Sacra cantiones, liber quartus, ヴェネツィア, 1566)
3Ad Dominum cum tribularer
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
4. Media vita in morte sumus
(Gregorian Antiphon)
5. Media vita in morte sumus
(Patrocinium musices, prima pars, ミュンヘン, 1573)
6. Circumdederunt me dolores mortis
(Cantiones sacra sex vocibus composita, ミュンヘン, 1601)
7. Libera me Domine
(Selectissima cantiones, ニュルンベルク, 1568)
8. Recordare Jesu pie
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
9. Deficiat in dolore vita mea
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
10. Vidi calumnias
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
11. O mors quam amara
(Primus Liber concentuum sacrorum, パリ, 1564)
12. Cum essem parvulus
(Mottetta sex vocum typis nondum uspiam excusa, ミュンヘン, 1582)
13. Vide homo
(Lagrime di S. Pietro […] con un mottetto nel fine, ミュンヘン, 1595)
カペラ・アムステルダム、
ダニエル・ロイス(指)
ダニエル・ロイス率いるカペラ・アムステルダム最新盤は、精鋭たちから成る小編成によるラッスス作品集。6声および8声のためのモテットというプ ログラムです。ここに収められた12のモテットは、そのほとんどがラッススの晩年、ミュンヘンで活動していた時期の作にあたりますが、メランコリックさ を大いに含み、また、さまざまなスタイルで書かれており、修辞学的にも深い内容を含んでいます。ロイス率いるカペラ・アムステルダムが、ラッススの個々 の作品の様々な要素を豊かに響かせつつ、真摯に歌い上げています。ロイスは1990年よりカペラ・アムステルダムの音楽監督を務める傍ら、エストニア・フィ ルハーモニー室内合唱団(2008-2013)、RIAS室内合唱団(1003-2006)の首席指揮者をつとめ、2015年からはローザンヌ声楽アンサンブルの首 席指揮者、さらにオペラの分野でも活躍しています。まさに声楽(アンサンブル)の最高峰の指揮者として世界が認める存在です。 (Ki)

Gramola
GRAM-99079(1CD)
トランペット・コンソートのための音楽
ビーバー(1644-1704):ソナタ 「聖ポリカルピ」(9声)
作者不詳::5つのクラリーノとオルガンのためのソナタ ハ長調
(Kremsier 1670)
ドニンガー:海戦の音楽演奏会
シュタルツァー(1728-1787):室内音楽
フィクルミルナー(1721-1791):カエサル・アウグストゥス(クレムスミュンスター修道院より)
モーツァルト:ディヴェルティメント 第6番ハ長調 K188
サリエリ(1750-1825):ファンファーレ 第8番
 ファンファーレ 第7番
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」-第3幕 狩人の合唱
ウェーバー:行進曲 J307
作者不詳::ファンファーレ(ウィーン、19世紀)
シーデルマイアー(1779-1840):6つのモダン・ファンファーレ Op.69
シーデルマイアー:ドイツ騎士団行進曲
 ホフマイスター・ファンファーレ
シュヴァンターラー・トランペットコンソート

録音:2014年2月17-19日
ピリオド楽器による17-19世紀のトランペット・アンサンブル作品集。モーツァルトの野外用音楽とされるディヴェルティメントや、話題のサリエリの2曲の行進曲を始め、珍しいウェーバーの行進曲など秘曲が盛りだくさん。シュヴァンターラー・トランペットコンソートは、16世紀から18世紀の作品を演奏するために2000年に設立されたアンサンブル。基本的に8人までのトランペット奏者とティンパニが演奏を担い、時にはオルガンやトロンボーンを組み合わせながら、ウィーンの祝祭コンサートなどを中心に活躍しています。

CYPRES
CYP-1682(1CD)
シモーヌ・ド・ボヌフォン(1500頃〜歿年不詳):死者の為の5声のミサ曲(レクィエム/1556)
アルノルト・フォン・ブルック(1500〜1554):ドイツ語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ヤコブス・デ・ケルレ(1531〜1591):ラテン語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ラッスス(1532〜1594):ラテン語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ニコラ・ゴンベール(1495〜1560):ラテン語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ウェルガス・アンサンブル
アクセル・ベルナージュ、ローズマリー・ゴールトン、ヘレン・カッサーノ、ザビーネ・リュッツェンベルガー(S)
アヒム・シュルツ、ポール・ベントリー=エンジェル、オザン・カライェズ、アドリアーン・デ・コステル、トム・フィリップス、マシュー・ヴァイン(T)
ロマン・ボクレール、ギヨーム・オルリー(Bs)
音楽監督:パウル・ファン・ネーヴェル

録音:2018年4月28日 ルーフェン(ベルギー)、パルク修道院(ライヴ収録)
数百年前の音楽世界には、まだまだ知られざる名匠が埋もれている……と実感させられるアルバムを、毎年のようにじっくり録音し続けてきた ベルギー屈指の古楽声楽集団ウェルガス・アンサンブル。今回のアルバムの中軸を占める作曲家シモーヌ・ド・ボヌフォンの名前に聴き覚えが なくても無理はありません、彼等ですらその発見に驚いているくらいですから。16世紀半ば、フランス中南部オーヴェルニュ地方の中心都市ク レルモン(現在のクレルモン=フェランの一部)の大聖堂の聖歌隊が歌っていた「死者の為のミサ曲(レクィエム)」は5パートからなる構成で、 高音部をあまり動かさず、極端な高音域が全くと言ってよいほど出てこない峻厳な曲構成が特徴。内省の細やかな動きは、百戦錬磨のポリ フォニー猛者ともいえる音楽監督パウル・ファン・ネーヴェルをして「ゴンベールやクレメンス・ノン・パパと並べても全く遜色ない」と感嘆せしめるほ ど……教皇庁やスペイン王らに仕えた巨匠たちによる同一歌詞のモテトゥスが後半に並び、その作風の絶好の比較対象になっているアルバム 構成もさすがです。全盛期の多声音楽の粋をじっくり聴くにふさわしい最新録音です。

PLECTRA
PL-21803(1CD)
バルバトル、デュフリ、フィルクレ、ロワイエクラヴサン曲集
バルバトル(1724-1799) :クラヴサン曲集 第1巻(1759) から
 ラ・ド・カーズ [La de Caze]
 ラ・デリクール [La d'Hericourt]
 ラ・リュジャック [La Lugeac]
ジャック・デュフリ(1715-1789) :クラヴサン曲集 第3巻(1756) から
 三美神 [La Graces]
 メデア [Medee]
 ラ・フォルクレ [La Forqueray]
シャコンヌ [Chaconne]
フォルクレ(1699-1782) :クラヴサン曲集 第1番(1747) から
 ラ・アングラーヴ [La Angrave]
 ラ・デュ・ヴォセル [La du Vaucel]
 モランジスまたはプリッセ [La Morangis ou la Plissay]
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1705頃-1755) :クラヴサン曲集 第1巻(1746) から
 アルマンド [Allemande]
 繊細な女 [La Sensibe]
 スキタイ人の行進 [La Marche des Scythes]
アダム・パール(Cemb)

録音:データ記載なし
(P)(C)2018
使用楽器 :1768年、パリにて、Joannes Goermans (1703-1777) 製

Hyperion
CDA-68241(1CD)
ヨハネス・デ・クレーヴェ:ミサ曲 「バビロンの王」
ヨハネス・デ・クレーヴェ(1528/9−1582):皇帝からの名前, カール
ミサ曲 「バビロンの王」(ミサ・レクス・バビロニス)
主を褒め称えよ
主を畏れよ/我が救い主を信ず
豊かな平和からの名前, カール
ヤコブス・ファート(c.1529−1567):バビロンの王
チンクエチェント

録音:2019年7月8日−10日、ペルネック修道院(ヴァルトフィアテル、オーストリア)
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントが、今度はオーストリアのハプスブルク家の宮廷で活躍した作曲家、ヨハネス・デ・クレーヴェのミサ曲を録音。
オーストリアのハプスブルク家の始祖となった神聖ローマ皇帝フェルディナント1世のもとウィーンの礼拝堂で歌手を務め、フェルディナントの息子カール2世が新しく設立したグラーツの礼拝堂では最初のカペルマイスターになるなど、16世紀後半のハプスブルク宮廷で活躍したクレーヴェの知られざるミサ曲を、チンクエチェントの緻密なポリフォニーで再興します。

DUX
DUX-1547(1CD)
クープラン一族の鍵盤作品集
ルイ・クープラン:ボーアン手稿譜(ca.1658)からのクラヴサン曲集
 クープランクラヴサン曲集第2巻(1717)より クラヴサン第6組曲変ロ長調、
 クラヴサン曲集第3巻(1722)より ティク・トク・ショク、またはオリーブしぼり機(クラヴサン第18組曲より)
アルマン=ルイ・クープラン:クラヴサン曲集 Op.1(1751)
ドロタ・サイブルスカ=アムスラー(クラヴサン)

録音:2010年6月7日−9日、芸術歴史博物館(ヌーシャテル、スイス)
17世紀から19世紀に至る200年の間にフランスで隆盛を誇った「クープラン一族」。その鍵盤音楽の至芸の変遷を、ポーランドの名女流の演奏、そして3台の歴史的楽器と共にたどる古楽ファン要注目の好企画。
ルイ、フランソワ、アルマン=ルイの3人のクープランの作品を奏でるドロタ・サイブルスカ=アムスラーは、ワルシャワのショパン音楽アカデミーで研鑽を積んだ後、ユゲット・ドレフュスとケネス・ギルバートに師事し、ジュネーヴ音楽院ではクリスティアーヌ・ジャコテのクラスを一等賞で卒業した経歴の持ち主。
ここでは、スイス、ヌーシャテルの芸術歴史博物館に所蔵されている3台の銘器、ルイ・ドゥニ製作(1658年)、ルッカース製作(1632/1740年)、クリスティアン・クロル(1770年)のクラヴサン(ハープシコード/チェンバロ)を弾き分けており、それぞれの楽器の音色と3人のクープランたちの音楽との饗宴を愉しむことができる贅沢なアルバムに仕上がっています。

Caprice
CAP-2640(1CD)
オルガンを弾いた18世紀スウェーデンの鍵盤楽器奏者たち
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694−1758)(ベドルジハ・ヤナーチェク(1920−2007)編):ドロットニングホルムの音楽
ユーハン・ヨアキム・アグレル(1701−1765)(マルティン・マイヤー編):キーボード協奏曲 ニ長調 Op.3 No.2
ヒンリク・フィリップ・ヨンセン(1716/17−1779):オルガンまたはチェンバロのための6つのフーガ−第1番 ハ長調、第2番ニ長調、第3番変ホ長調、第4番 ト長調
ユーハン・ヨアキム・アグレル(1701−1765)(マルティン・マイヤー 編):キーボード協奏曲 ト長調
ヨーハン・ゴットリープ・ナウマン(1741−1801):グラスハーモニカのためのソナタ ニ長調、グラスハーモニカのためのソナタ イ短調
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756−1792):5つのコラール前奏曲−第1番 ニ長調, 第2番イ短調, 第3番嬰へ短調, 第4番 ハ長調, 第5番ニ長調
ペーテル・アスケルグレーン(1767−1818):ロンド ト長調
アベ・ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749−1814):オルガンまたはピアノのための32の前奏曲−第1番ハ長調, 第2番ハ長調, 第4番ハ短調, 第6番ニ長調, 第7番ニ短調、「ああ、お母さん聞いて」による16の変奏曲
ユーナス・ルンドブラード(Org) 
[ダーラナ=フスビューのオルガン(1783年)]

録音:2018年12月
18世紀のスウェーデンでは、宮廷のチャペル、都市や地方の教会といった場所にオルガンが設置されながら、この楽器に特定した曲は、ほとんど作られませんでした。では、18世紀後期の次々と建造されたオルガンではどんな音楽が演奏されたのか。音楽研究者でもあるスウェーデンのオルガニスト、ユーナス・ルンドブラードは、この謎に興味をもち、チェンバロやピアノのために書かれた曲をオルガンで弾くことに挑みました。
ルーマンの 「ドロットニングホルムの音楽」 の華麗な「アレグロ・コン・スピリト」。後にドイツに渡りカッセルの宮廷楽団で演奏したアグレルの協奏曲。即興の達人と言われたヨンセンのフーガ。グスタフ三世の宮廷で活躍したナウマン、クラウス、アスケルグレーン、オルガン・ヴィルトゥオーゾのフォーグラーの作品。歴史的に重要な楽器のひとつとされる、ダーラナ地方フスビューに1783年に建造されたオルガンによる演奏です。

SUPRAPHON
SU-4278(1CD)
ヤコビデスの写本〜17世紀プラハのリュート音楽
(1)ステファン・ラウレンティウス・ヤコビデス:Praeambulum/Imbric. Galliarda/Ich ging einmal spatziren. Allemanda
/Paduana/Prenons garde mignon/Frisch auff mein liebes tochter/Passamezzo antico/Saltarello/Praeludium
Salomon/Courante/‘Saltarella’/Die Soldaten sindt aller Ehren werdt/Galliarda/Tantz/Saltarella/Fantasia
(2)ヤコブ・ルニャール?:Coelestium
(3)ヤコブ・ルニャール?:Jesu tu nobis influas/Passamezzo moderno/Saltarello/Praeludium/Paduana Hispanica
(4)ヤコブ・ルニャール:Jungfrau euer Wankelmut
(5)ヤコブ・ルニャール:Lieb mich als ich dich
(6)ヤコブ・ルニャール:Ohn' dich mus ich mich aller Freuden massen/Tantz/Tantz Herr von Teltz/Ungerischen Tantz
/Sarabanda Maris
(7)ミヒャエル・プレトリウス:Bransle simple
(8)ミヒャエル・プレトリウス:Bransle gay/Entree de Luth/Coranta/Orlandi/Coranta/Coranta/Coranta/Coranta/
Praeludium/Je scai felici/La bergere/Hoscana/O Nachbar Roland
(9)ダウランド:My Lord Willoughby’s Welcome Home
(10)エヌモン・ゴーティエ?:Sarabanda de Gautier
(11)ステファン・ラウレンティウス・ヤコビデス:Praeambulum
(12)ジャン・プランソン:La Rousee du joly mois de may
ヤン・チシュマル(リュート、テオルボ、バロックギター、オルファリオン)、
ルネサンス・フルート・コンソート、
ボヘミアン・リュート・オーケストラ、
エリシュカ・テサロヴァー(声)、
マグダ・ ウフリージョヴァー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2019年11月11、18、21、25、28日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
リュート音楽は、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパの貴族また町人の間で最も人気がありました。この時代にプラハに宮廷を構え神聖ローマ帝 国皇帝として君臨したのが有名なハプスブルク家のルドルフ2世です。当アルバムではリュート用に書かれた「ヤコビデスの写本」に収められた世界初録 音を含む作品集です。
「ヤコビデスの写本」は才能豊かな学生により変遷されたとされ、その写本には歌のイントネーション、踊り方なども記されており、ドイツ、イングランド、 フランス、イタリア、ポーランドのポリフォニックな世俗的そして神聖な曲が収められています。その中にはルドルフ2世の宮廷でカペルマイスターを務め た声楽家ヤコブ・ルニャール(1540-1599)の作品もあります。ルニャールは声楽家として活躍する一方、37曲のミサ曲と195曲のモテット、受難曲 を出版した多作曲家としても知られ、歌謡性に満ちた作品は当時人気を博しました。この他、この写本にはプロテスタントの賛美歌の発展に重要な人物 であるドイツの作曲家ミヒャエル・プレトリウス、17世紀フランスリュート楽派における巨匠の一人エヌモン・ゴーティエ、フランスの作曲家ジャン・プラ ンソン、そしてイングランドの巨匠ジョン・ダウランドが作曲した「ウィロビー卿の歓迎(My Lord Willoughby’ s Welcome Home)」が収められてお ります。
演奏はコレギウム1704のメンバーとしても活躍する実力派リュート奏者ヤン・チシュマルです。チシュマルはリュート、テオルボ、バロックギターのほ かに17世紀イギリスで生まれたオルファリオン(金属弦は複弦でリュートと同様に調弦され音はチェンバロに似ている)も演奏。チシュマルが気心の知れ た音楽家とともにリュート音楽全盛の時代にいざないます。 (Ki)

APARTE
AP-214(2CD)
グレトリ(1741-1813):青ひげラウル[世界初録音] シャンタル・サントン=ジェフリー (ソプラノ/イゾール)
フランソワ・ルジエ(テノール/ヴェルジ)
マチュー・レクロアール(バリトン/ラウル)
マヌエル・ニュネス=カメリーノ (テノール/オスマン)
ウジェニー・ルフェブル (ソプラノ/ジャンヌ、羊飼いの女)
エンゲルラン・ド・イス(テノール/カラビの子爵)
ジェローム・ブティリエ(バリトン/カラバの侯爵)
マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ/ジャック)
スタジオ・ヴォーカルズ、
オルケステル・ノルド
マルティン・ヴァルベルク(指)

録音:2018年11月16,17日
ノルウェーのバロック音楽祭と、ヴェルサイユ・バロック音楽センターの共同企画による世界初録音です。グレトリの「青ひげラウル」は1789年3月、フランス 革命の直前に初演され、その後混乱の中忘れ去られてしまったオペラ・コミックで、オッフェンバックにも影響を与えた作品とされています。作曲者のグレトリは ベルギーに生まれフランスで活躍した作曲家で、全部で50ほどのオペラ作品を残していますが、パリに移ってからはコミック・オペラの作曲家として名を馳せ ました。この「青ひげラウル」はシャルル・ペローの童話「青ひげ」の物語にもとづいていますが、台本を手がけたミシェル=ジャン・スデーヌが当時人気のあった 他の物語(ロマンス)とストーリーを合体させることによって、純粋なコメディへと仕立てられています。コミカルなシーンを織り交ぜながら、青ひげラウルとい う残酷な貴族を政治的視点から描いています。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-065(2CD)
VOIX DU CIEL〜天上の声
中世のポリフォニーと聖歌集〜地中海、フランドル、インド、イランの聖歌集
アンサンブル・ジル・バンショワ
歴史上最も美しい聖なる歌への愛を宣言し、過去と現在の間の絆を紡ぐ」をモットーに活動を続けるアンサンブル・ジル・バンショワ。録音と音楽研究に 費やした40年の集大成ともいえるコンピレーションの登場です。地中海、フランドル、インド、イランといった広い地域の、8世紀にもわたる時代に書かれた作 品がまとめられており、そのバラティ豊かさと共通点、そしてアンサンブルのレパートリーの広さに驚かされる内容となっています。2019年に40周年を迎え るアンサンブル・ジル・バンショワが、こうした神聖なレパートリーの真のエキスパートであることを実感する2枚組です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2804(1CD)
再発見された12世紀の聖歌
〈聖母受胎祭〉
1. Salve virginale
2. Alme virginis
3. Priusquam in utero
4. Egredietur virga
5. Iesse virga
6. Beatus venter
〈聖パルドゥルフス〉
7. Premiere lecture de la Vie de saint Pardoux
8. Regem humilium
9. Regem humiliumによるオルガン即興
10. Pardulphus largus
11. Ut quoque te miris
12. Cossessas ut opes
13. Deuxieme lecture de la Vie de saint Pardoux
14. Arnulphus sprevit
15. Arnulphus sprevitによるオルガン即興
16. In fide recta
17. Catolica religione
18. Traditui a parentibus
19. Traditui aparentibusによるオルガン即興
レベッカ・ベイン&パスカル・デュアメル(指)
アンサンブル・スコラスティカ

録音:2019年8月/ケベック、聖アウグスティヌス教会
2008年に結成されたアンサンブル・スコラスティカは9世紀から14世紀にかけての中世の聖歌とポリフォニーを専門とする、カナダで唯一の女声アンサンブル。フランス、クルーゼ地方の知られざる中世音楽を探求しています。 (Ki)

fra bernardo
FB-2003534(1CD)
FRANCISCI MAGNVS AMOR〜初期鍵盤楽器のコレクターと愛好家の偉大な愛を探る
アンドレア・ガブリエリ、ジョヴァンニ・ガブリエリ、ジョヴァンニ・パオロ・チーマ、アンニーバレ・パドヴァーノ、アンドレア・アンティコ、ジローラモ・カヴァッツォーニ、マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ、ピーター・フィリップス、ジョヴァンニ・ピッキ、アントニオ・ヴァレンテ、ルッジェーロ・トロフェオ、フランチェスコ・ビアンカルディ等の作品
ペーター・ヴァルトナー(ヴァージナル、ハープシコード)

録音:2019年2月1日−2日、スイス
オルガン、ハープシコード、フォルテピアノなどの歴史的鍵盤楽器の名手でありヒストリカル演奏と楽器の知識にも富んだ音楽学者、ペーター・ヴァルトナーが、歴史的鍵盤楽器のコレクターと愛好家に贈るアルバム。細心の注意をはらって復元された、16世紀フィレンツェのヴァージナルと、16世紀ナポリのハープシコードを演奏しています。

Christophorus
CHE-0221-2(1CD)
ローゼンミュラー:ドイツ語の宗教コンチェルト集
神の御業を見よ/主よ、御身の怒りでわれを罰することなかれ/父よ、われは罪を犯した/ヴァイオリンとファゴットのためのソナタ/おお優しきイエス、御身を思う者は/驚け、自然よ/あなたはなぜそこに立っているのか?/われは知る、わが救世主の生けるを/ここに神の愛の証あり
アルノ・パドゥフ(指)、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル

録音:2000年11月1日−3日。
※CHR-77227、CHR-77319からの移行再発売。
ライプツィヒで将来を約束されながらも同性愛疑惑により同地を追われ、ハンブルク、ヴェネツィアで活躍の場を得た音楽家ヨハン・ローゼンミュラー(1619−1684)。
初リリース時にも高い評価を受けた実績を持つ、ヨハン・ローゼンミュラーの名を受け継いだドイツのアンサンブルによる宗教コンチェルト集が再度復刻。
Christophorus
CHE-0220-2(1CD)
ロシアのクリスマス〜ロシア正教会のクリスマスの夕べの祈り ロシア・ドン・コサックcho、
マルセル・ニコラエヴィチ・ヴェルホフ(指)

録音:2008年10月22日−26日
※CHR-7736からの移行再発売。
1992年に設立、1999年には「Army choir of the great Don Army」の称号を与えられ、2000年にはモスクワの"ホワイトハウス"でも演奏したロシア・ドン・コサック合唱団が歌う「クリスマスの夕べの祈り」。オランダ人の指揮者ヴェルホフとドン・コサック合唱団の重厚で力強い歌声は、広大なロシアの大地を思い起こさせる。西欧の
Christophorus
CHR-77442(1CD)
老年の叡智〜ミンネザングの中のアルス・モリエンディ アウグスブルク古楽アンサンブル
これまでもChristophorusレーベルから多数のミンネザング(中世ドイツ語圏の恋愛歌曲や抒情詩)のアルバムを録音してきたアウグスブルク古楽アンサンブル(ensemblefur fruhe musikaugsburg)による、新たなミンネザング・アルバム。15世紀の黒死病(ペスト)の流行に際して、死を目前にしての心構えなどを説いた「アルス・モリエンディ(死亡術、あるいは往生術とも)」をテーマにした、様々なミンネジンガーたち(ナイトハルト・フォン・ロイエンタール、オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン等)の作品を収録。

Ars Produktion
ARS-38568(1CD)
アルパ・ドッピアのための17世紀イタリアの音楽
ランバルド:トッカータ
マリーニ:4声のソナタ Op.8
デ・マック:ストラヴァガンツァ第2番
マリーニ:愛への誘い
フレスコバルディ:2声のカンツォン第4番
マヨーネ:リチェルカーレ
フレスコバルディ:2声のカンツォン第1番
タルタリーノ:スザンナのカンツォン
ディンディア
:聖母の涙
マヨーネ:トッカータ第4番
マッツォッキ:この苦い涙は
ヴァレンティーニ:ソナタ・エンハルモニカ
ストロッツィ:トッカータ第1番
ディンディア:ルッジェーロのアリアによる2声のための音楽
ダス・クライネ・コレクティフ〔ヴェラ・シュナイダー(Hp)、リナ・ロペス(S)、エヴァ・サラディン(ヴィオローネ)、フレッド・ウーリグ(ヴィオローネ)、ヨハネス・ケラー(Cemb)〕

録音:2018年、トーンスタジオ・ヴァルデンブルク(ドイツ)
1600年代、17世紀のイタリアで発展し、2列に並ぶ弦を特徴とする二重ハープである「アルパ・ドッピア(ルネサンス・ハープ、ダブル・ハープとも)」をテーマとした美しきプログラム。
イタリアで生まれ、イタリアで愛された「アルパ・ドッピア」はすぐに貴族などの上流階級に愛用されるようになり、当時の音楽を演奏するうえで重要な役割を占めるようになるなど、音楽のスタイルの発展にも寄与した楽器として知られています。
ダス・クライネ・コレクティフは、ルツェルンとデトモルト、そして欧州の古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで、中世からロマン派にかけてのハープを学んだヴェラ・シュナイダーを中心とする古楽アンサンブル。コロンビア出身のソプラノ、リナ・ロペスが参加するなど国際色豊かなアンサンブルは実力も抜群です。

Passacaille
PAS-1076(1CD)
ヨンメッリ(1714-1774):死者のためのミサ曲(レクイエム) 変ホ長調 HocJ A1.3
リベラ・メ ハ短調 HocJ E.2
ミゼレーレ ト短調 HocJ C1.23
ピーター・ファン・ヘイゲン(指)
イル・ガルデリーノ

録音:2019年10月8-10日/アントワープ、AMUZ
ニコロ・ヨンメッリは当時最も人気のあったオペラ作曲家の一人で、1753年にはシュトゥットガルトの宮廷楽長に任命されました。その3年後、パトロン であったヴュルテンベルク公カール・オイゲン公の母を偲ぶレクイエムを作曲します。このレクイエムは作曲家の死後とても有名になり、アメリカを含むヨー ロッパ中の約70の図書館に手稿譜や印刷譜のコピーが保管されているほど。ピーター・ファン・ヘイゲンとイル・ガルデリーノは初演時に最も近いであろう版 を選んで演奏しており、今はちょっぴりマイナーなこの名作に感動的な光を当てています。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28369(1CD)
税込定価
2020年4月25日発売
ラッパは鳴り響き/ハインリヒ・ブルックナー
ヘンデル:アリア「輝かしいセラフィムに」
ソプラノ独唱、トランペット、弦楽器、通奏低音のための〜オラトリオ『サムソン』より
トレッリ:5声のソナタ 第1番 トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
トレッリ:協奏曲 ニ長調 トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
テレマン:『ターフェルムジーク 第2巻』TWV 55:D1
モーツァルト:協奏曲 ニ長調 トランペットと管弦楽のための
プフィスター:「天の女王」 ソプラノ独唱、トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
トレッリ:5声のソナタ 第7番 トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
ヘンデル:アリア「ラッパは鳴り響き」 
バリトン独唱、トランペット、弦楽器、通奏低音のための〜オラトリオ『メサイア』より
ハインリヒ・ブルックナー(Tp)
コルネリア・ホラーク(S)
ヴォルフガング・ツィンメルル(Ob)
クレメンス・ザンダー(Br)
ウィーンSOバロック・アンサンブル
クリスティアン・ビルンバウム(指)
ウィーン・コンツェルト・フェライン
ユン・スン・チャン(指)

録音:2014年6月/ドイツ ほか
 長年に渡り、ウィーンSOの首席トランペット奏者などのオーケ ストラ・プレイヤーとして、また金管合奏団のメンバーやソリストとし て活躍、近年はピリオド楽器にも取り組むウィーンの名手ハインリヒ・ ブルックナーが、2002年から17年にかけてウィーン・コンツェルトフェ ラインやウィーンSOのメンバーから成るバロックアンサンブルと 共演した録音を集大成。その演奏は、輝かしい独奏楽器として、また声 楽、オーボエと弦楽器などの繊細な共演楽器として、トランペットの響 きの多様性を見事に映し出しています。

Cobra Records
COBRA-0075(1CD)
テレマン:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40:26-37(ホドリゲス編曲/ギター版)
ファンタジア第1番TWV.40:26/ファンタジア第2番 TWV.40:27/ファンタジア第3番TWV.40:28/ファンタジア第4番 TWV.40:29/ファンタジア第5番TWV.40:30/ファンタジア第6番 TWV.40:31/ファンタジア第7番TWV.40:32/ファンタジア第8番 TWV.40:33/ファンタジア第9番TWV.40:34/ファンタジア第10番 TWV.40:35/ファンタジア第11番TWV.40:36/ファンタジア第12番 TWV.40:37
サンドロ・ホドリゲス(G)

録音:2019年8月&12月、オランダ
サンドロ・ホドリゲスは、1996年ポルトガル生まれ、ポルトガル、スペイン、オランダでギターを学び、Nuno Peixoto、Bernardo Perez、Alberto Caraccioloらの作品を初演してきた若き注目ギタリスト。
ギターだけでなく古楽系の撥弦楽器も学んだホドリゲスが目を付けたのは、テレマンのヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジア。1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの楽譜が消失しており、2015年に約280年という歳月を経て発見されて話題を呼んだテレマンの大いなる遺産の1つで、再発見後にはパオロ・パンドルフォ、リチャード・ブースビーなどの名ガンビスト達が録音しています。
ホドリゲスはこの「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」のいくつかをギターで試してみたところ、ヴィオラ・ダ・ガンバとギターの類似点からギターにも非常に適していることがわかり、全曲のギター・トランスクリプションを実現させました。
Cobra Records
COBRA-0073(1CD)
デュポール兄弟のパリ・ソナタ集
ジャン=ピエール・デュポール(1741−1818):ソナタ Op.1-1、ソナタ Op.2-4、ソナタ Op.2-5
ジャン=ルイ・デュポール(1749−1819):ソナタ Op.2-1、ソナタ Op.2-2、ソナタ Op.2-3
ギジェルモ・トゥリーナ(Vc)、
マヌエル・ミンギリョン(アーチリュート、ギター)

録音:2019年10月24日−26日、オランダ
※全曲世界初録音
フランチェスコ・スプリアーニ(COBRA 0053)や、ジャコモ・ファッコ(COBRA 0063)などの知られざるバロック・チェロの画期的な録音で注目を浴びてきたスペインのバロック・チェリスト、ギジェルモ・トゥリーナ。
ともに卓越したチェリストであり、チェロの演奏技術に革命をもたらした18世紀フランスの音楽家、ジャン=ピエールとジャン=ルイのデュポール兄弟。パリのコンセール・スピリチュエルでデビュー直後に成功し、それぞれ別々にイギリスとドイツで大きな成功を収めたあと、ドイツのプロイセン宮廷の音楽監督とチェロ奏者としてその名を歴史に刻みました。ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第1番&第2番やハイドンとモーツァルトのプロシア(プロシャ王)四重奏曲集なども彼ら兄弟のために作曲されたと言われています。
デュポール兄弟のチェロ・ソナタ集は彼らの青年期にパリで出版されたもので、実際にコンセール・スピリチュエルで演奏されていたであろう作品です。音楽史上「チェロとピアノ」という編成のために書かれた作品は前出のベートーヴェンのチェロ・ソナタが最初であり、デュポール兄弟のソナタは当時のサウンドとスタイルを再現すべく、撥弦楽器(アーチリュートとギター)で伴奏されています。

Aeolus
AE-10306(1SACD)
サンマルティーニ:リコーダー・ソナタ集 Vol.1
リコーダーと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調(パルマ第9番)/リコーダーと通奏低音のためのソナタ ト短調(パルマ第10番)/リコーダーと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調(パルマ第6番)/リコーダーと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調(パルマ第13番)/リコーダーと通奏低音のためのソナタ ヘ長調(パルマ第8番)/リコーダーと通奏低音のためのシンフォニア ハ短調(パルマ第14番)/リコーダーと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調(パルマ第12番)
アンドレアス・ベーレン(リコーダー)、
ミヒャエル・ヘル(ハープシコード)、
ダニエル・ロジン(バロックVc)、
ピエトロ・プロッセル(Lute)

録音:2018年9月&10月、スイス
17世紀のロンドンにおける「イタリア音楽」の発展に寄与したニコラ・マッテイスの音楽(AE-10226)で高い評価を得たリコーダー奏者、そしてジャズ・サクソフォン奏者でもあるというアンドレアス・ベーレン。
フランスの音楽家の息子として生まれ、イタリアで育ちながらキャリアを形成し、後年にはロンドンで多くのイタリアのバロック音楽家たちを指導したジュゼッペ・サンマルティーニ(1695−1750)の、リコーダーと通奏低音のためのソナタ集。ここに収録されたのは、イタリア、パルマのパラティナ図書館にあるマニュスクリプトからの作品で、このうち何曲かは恐らく世界初録音。未だに全貌は解明されておらず、深い感情や不思議なサウンドも孕む色彩豊かな音楽を、古楽の即興とジャズ・サクソフォンの両方で修士号(Masters degree)を得たアンドレアス・ベーレンがさすがの技術と表現力で演奏しています。
Aeolus
AE-10113(1CD)
ミシェル・ランベール:ルソン・ド・テネブル
ミシェル・ランベール(1610−1696):聖水曜日のための第1ルソン
エティエンヌ・リシャール(1621−1669):アルマンド ト短調
ランベール:聖水曜日のための第2ルソン
ルイ・クープラン(c.1626−1661):詩篇 ヘ長調 VM 7.675、詩篇 ヘ長調 VM 675
ランベール:聖水曜日のための第3ルソン
ルイ・クープラン:サンフォニー ト短調
モニク・ザネッティ(S)、
レ・タン・プレザン

録音:2018年4月、フランス
フィリップ・ヘレヴェッヘのシャペル・ロワイヤルとウィリアム・クリスティのレザール・フロリサンで華麗なキャリアをスタートさせたフランスの名ソプラノ、モニク・ザネッティが歌う、聖週間のための音楽。
ミシェル・ランベールはルイ13世の宮廷で高い人気を誇った歌手、テオルボ奏者、作曲家。当時、豊かな装飾と洗練されたスタイルで世俗的な音楽シーンを支配した「美しい歌唱芸術(art de bien chanter)」は、宗教的な声楽曲にも取り入れられ、この技法の名手でもあったランベールが"暗い典礼"であった聖週間のための音楽をより魅力的にするためにエレミヤの哀歌に音楽を付けたのが、この美しいソプラノの独唱と華麗な装飾で歌われるルソン・ド・テネブルです。

ANALEKTA
AN-28797(1CD)
鳥のさえずり
ラモー:鳥のさえずり
ダジャンクール:コキジバト
ダカン:かっこう
クープラン:恋の夜鳴きうぐいす、おびえた紅ひわ、嘆きのほおじろ、勝ち誇る夜鳴きうぐいす
アントワーヌ・ドルネル:コキジバト
ダカン:つばめ
ジャック・デュフリ:ハト
ダジャンクール:ムシクイ
クープラン:気の良いかっこう
ドルネル:ひばりの歌、小さなさえずり
ダンドリュー:鳥たちのコンサート/クープラン:さえずり
ピエール・フェヴリエ:優しいコキジバト
ラモー:めんどり
リュック・ボーセジュール(Cemb)

録音:2019年9月9日−10日、ケベック(カナダ)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるバッハ」(AN 29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手による新録音は、これでもかとばかりに「鳥」にまつわる作品だけを集めた17世紀頃のフランスのチェンバロ作品集。かっこう、うぐいす、はと、つばめ、ひばりなど様々な鳥たちのさえずりに魅了されてきた音楽家たちが描いた楽しく爽やかな音楽会を、ボーセジュールのきらびやかなチェンバロの音色でどうぞ。

Signum Classics
SIGCD-609(1CD)
黄金の鎖で〜王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集 Vol.2
ウィリアム・バード:わが祈りを聞きたまえ、おお主よ, われを責めたもうな、おお神よ, われを憐れみ、ファンタジア第46番、おお主よ, あなたの道を示してください、蘇り給いしキリストは、われは讃美せん、ご覧ください, 御身を傾けてください
ジョン・ブル:全能の神, 導く星、ファンタジア第16番、私をお救いください, おお神よ
ベンジャミン・コシン:ヴォランタリー第3番
トマス・モーリー:わたしは深い淵から
コシン:ヴォランタリー第1番
エドマンド・フーパー:もろもろの国よ耳を傾けよ
ジョン・マンディ:喜びの歌を歌え
フーパー:神の中の神
フレットワーク〔森川麻子、エミリー・アシュトン、ジョー・レヴァイン、スザンナ・ペルサム・スタッドレン、リチャード・ブースビー〕、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、マグダレーナ・コンソート

録音:2019年1月25日−27日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、ピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴェイが創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。
英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどるシリーズ。第2巻は、ウィリアム・バードの作品を中心に、ジョン・ブルやトマス・モーリー、ジョン・マンディ、そしてウェストミンスター寺院の聖歌隊指揮者&オルガニスト、王室礼拝堂のオルガニストを務めたエドマンド・フーパー(c.1553−1621)などの詩篇とロイヤル・アンセムを収録。プロデューサー&エンジニアは、前作に引き続き世界的エンジニア、フィリップ・ホッブスが担当。第1巻はグラモフォン誌やBBCミュージック・マガジン、アーリー・ミュージック・レビュー等に好レビューが掲載され、イギリスの作曲家でありジャーナリストや人気ブロガーとしても知られるロバート・ヒューギルが「第2巻が待ちきれない」といった注目のプロジェクトにご期待ください。

Resonus
RES-10263(1CD)
NX-B05
They that in Ships unto the Sea down go 「舟で海にくだるものは」〜メイフラワー号の音楽
1.作者不詳::詩篇137
2.リチャード・アリソン(1565頃-1606頃):The Lord’s Prayer 主の祈り
3.作者不詳::ロンドンのロタリー
4.作者不詳::我々三人のかわいそうな水夫/水夫よ、しっかり漕げ
5.アリソン:嘆き
6.作者不詳::最も残酷なエドワード5世の殺害
7.作者不詳::ロジェロ
8.作者不詳::ギルドフォード・ダドリー卿の死によせる嘆きの小唄
9.アリソン:詩篇122
10.ダウランド:羊飼いの笛
11.作者不詳::羊飼いの喜び
12.作者不詳::移り気な世の中
13.アリソン:詩篇147
14.作者不詳::風が西から吹き出す
15.トビアス・ヒューム(1579頃-1645):タバコは愛のごとき
16.ウィールクス(1576-1623):来い、シラー・ジャック・ホー
17.作者不詳::鳥のダンス
18.作者不詳::「花のマスク」からの歌
19.作者不詳::詩篇100
20.作者不詳::詩篇107
21.ダウランド:陽気な水夫たち
22.トーマス・フォード(1580頃-1648):愛の移り気/クロイドンの誓い
23.カンピオン(1567-1620):風雨に帆が晒されなければ進んでいけるのに
パッサメッツォ(古楽器アンサンブル)【エレノア・クレーマー(ソプラノ&バス・ヴァイオル)
リチャード・ド・ウィンター(テノール&演者)
ロビン・ジェフリー(リュート&シターン)
アリソン・キンダー(ヴァイオル&リコーダー)
タムシン・ルイス(ヴァイオリン、ヴァイオル&ヴィオラ)
リンダ・セイス(リュート&リコーダー)
ピーター・ウィルコック(Bs)】

録音:2019年10月21-23日
古楽アンサンブル“パッサメッツォ”によるメイフラワー号就航400年を記念したアルバム。1620年にイギリス南部のプリマス より新天地アメリカに向かって清教徒たちを乗せて航海に出発したメイフラワー号。清教徒たちが携えたヘンリー・エインズ リーの詩篇集などの書物からの詞や、アリソンやダウランド、そしてカンピオンなどの水夫の歌など、長く辛い船旅を癒すため に、船上で歌われたであろう歌が収録されています。“パッサメッツォ”はイギリスのエリザベス朝やジャコビアン時代を専門と する古楽アンサンブル。メンバーには、ソプラノやバリトン歌手、ルネッサンス・ヴァイオリンにヴィオール奏者、リコーダー奏者、 そして振付師などがおり、衣装も当時のものを丁寧に再現し演劇的な要素の強い舞台を繰り広げます。BBCのテレビや ラジオ放送にも取り上げられる豊かな専門知識をもったアンサンブルのデビュー盤です。

DIVINE ART
DDA-25204(1CD)
NX-B07
フローベルガー(1616-1667):ファンタジア&カンツォン全集
6つのファンタジア 第2巻(1649)
ファンタジー・デュオ FbWV 208
6つのカンツォン 第2巻(1649)
テレンス・チャールストン(クラヴィコード)

録音:2019年10月英国王立音楽大学スタジオ
※クラヴィコードによる世界初録音
バロック初期の鍵盤音楽の大家、フローベルガーの『ウィーン写本第2巻』(1649年9月19日)より、初のクラヴィコード録 音によるファンタジアとカンツォン全集が登場。フローベルガーはドイツで生まれ、ローマでフレスコバルディ門下生として学 び、その後も様々な場所を旅したコスモポリタン。バッハやスカルラッティにも多大な影響を与えた作曲家です。この録音で は、ベルリン楽器博物館が所蔵する南ドイツ製のクラヴィコードをアンドレアス・ヘルメットが2009年に復元した楽器を使 用。クラヴィコードはサイズと音量が小さいものの、広いダイナミック・レンジを持ち、ヴィヴラート奏法をマスターすれば微妙 なニュアンスを表現できる楽器であり、フローベルガーの対位法的な作品演奏には向いていると言えます。この楽器を操る のはイギリスのオルガニストであり、ロンドン・バロックのメンバーとして活躍するテレンス・チャールストン。400回以上のコン サートに出演する名手です。

Glossa
GCD-923108(1CD)
アントニオ・カルダーラとチェロ〜器楽と声楽選集
独奏チェロと2本のヴァイオリン、通奏低音のための室内協奏曲 ニ短調/ああ気が遠くなりそうです(カンタータ「小川のほとりで」からのアリア)/独奏チェロによるシンフォニア/カンタータ「憐れみをください」/ラルゴ(独奏チェロと通奏低音のためのソナタ第16番ト長調 より)/アレグロ(独奏チェロと通奏低音のためのソナタ第9番ト長調 より)/チェロと通奏低音のためのレツィオーニ〔第6番、第14番、第20番)/無益な虚飾(オラトリオ「キリストの足下のマグダラのマリア」からのアリア)/チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ第3番変ロ長調/愛の苦悩も甘美です(カンタータ「苦しみなさい、わが愛するアルチーノ」からのアリア)/アダージョ(チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ第5番ヘ長調 より)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ&ディレクター)、
ラ・リティラータ、エウヘニア・ボア(S)、
ルチアーナ・マンチーニ(Ms)

録音:2019年10月、ヘタフェ音楽院(スペイン)
古楽大国「Glossa」が誇るスペイン古楽新時代の象徴、チェリストのホセチュ・オブレゴンと、オブレゴン率いるピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータ。素晴らしきスペイン・バロック、イタリア・バロックのレコーディングを世に送り出してきたラ・リティラータのGlossa第8弾は、2020年で生誕350周年を迎えるイタリア・バロックの音楽家、アントニオ・カルダーラ(c.1671−1736)の音楽。
ウィーンの神聖ローマ皇帝カール6世のもとで宮廷副楽長を務めたカルダーラは、現代では歌劇やオラトリオの作曲家として名を残しますが、近年は優れた器楽作品の演奏・録音にも光が当てられており、ここではカルダーラ自身も演奏していたチェロと関係に迫ります。「チェロ・ソナタ」だけでなく、室内協奏曲(Concerto per camera)やシンフォニア、レツィオーニ、そしてチェロのオブリガートや伴奏を伴うカンタータなど多彩な音楽で「カルダーラとチェロ」の豊かな関係を描くという、ホセチュ・オブレゴンならではの気鋭のアルバムが出来上がりました。

PASCHENrecords
PR-150030(1CD)
RETROSPECTION - 16世紀&17世紀のオルガン作品集
クラクフ・タブラチュア(1548年頃)より、ウォヴィチ・タブラチュア(1580年頃)より、ジョン・ブル、ハンス・レオ・ハスラー、フランシスコ・コレア・デ・アラウホ、ヨハネス・フィッシャー、マティアス・ヴェックマン、ヨハン・ヤーコプ・フローベルガーの作品
クシシュトフ・ウルバニアク(Org)

録音:2014年11月、スナボー城(デンマーク)
珍しい16世紀ポーランドのタブラチュアから、フローベルガー、ヴェックマンといった17世紀に活躍した作曲家の作品まで、さまざまなオルガン曲を多彩な音色で聞かせる1枚。Paschen Recordsの他のオルガンアルバムと同様、使用楽器にはこだわりがあり、1570年頃にデンマークのスナボー城で建造されたヘルマン・ラファエリス製のオルガンが用いられています。この楽器は現在ヨーロッパにある、演奏可能なオルガンの中では最も古いものの1つで、現代の楽器とは異なる魅力的な音色を奏でることができます。ここではポーランド文化・国家遺産省のオルガン専門家でもあるクシシュトフ・ウルバニアクが、その特質を遺憾なく発揮させています。(オルガンの仕様、各曲のレジストレーションについてはブックレットに記載されています。)
PASCHENrecords
PR-180044(1CD)
ルネサンスとバロックのオルガン作品集 ジモン・ライヒェルト(Org)

録音:2017年7月、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセ シュティフト教会 (ドイツ)
ドイツのノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセの教会にある、ベルンハルト・エドスケス製作の新しいオルガンを使用したルネサンス&バロック時代のオルガン作品集。アルバムは「スウェーリンクと彼の弟子たち」「アルノルト・シュリックと彼の時代」「南ドイツとイタリアの影響」という3つのパートに分かれ、スウェーリンク、シャイト、グディメル、イザーク、ホフハイマー、シュリック、フローベルガー、ケルル、シャイデマン、ヴェックマン、ブクステフーデ、ベーム、バッハといった作曲家が取り上げられています。
演奏者のジモン・ライヒェルトは、デトモルト音楽大学とバーゼル・スコラ・カントルムで教会音楽とオルガンの歴史的奏法を学んだ1980年生まれのオルガニスト。2014年フライベルクでの「グランプリエコー」を含むさまざまなコンテストでの受賞歴があり、ヨーロッパ諸国の有名な歴史的オルガンを数多く演奏しています。本アルバムではエドスケス製のオルガンを見事に操り、各作品の楽器と奏者の両方に対する高い要求に応えています。
PASCHENrecords
PR-180052(1CD)
DE:FINE AMOUR 宮廷の愛の物語
作曲者不詳:Edi beo thu(M.レムケ-ケルン編曲、イギリス、13世紀)/作曲者不詳:Beata Viscera(イギリス、13世紀)/作曲者不詳:Quant la doulce jouvencelle(M.レムケ-ケルン編曲、イギリス、15世紀)/作曲者不詳:Lullay, Lullow(イギリス、1420年頃)/作曲者不詳:Miri It Is(M.レムケ-ケルン編曲、イギリス、1225年頃)/作曲者不詳:Trois serors sor rive mer(フランス、13世紀)/作曲者不詳:Enferme suys-je en la tour(フランス、1470年頃)/作曲者不詳:Deh, tristo mi topinello(イタリア、1400年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:Bistris(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:Gracieusette(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:A vous douce debonnaire(1300年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:Comment que pour l'eloignance(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/マショー:Biaute qui toute autre pere/デュファイ:Bon jour, bon mois/ラス・ウエルガス写本:Veni, redemptor gencium(1300年頃)/作曲者不詳:La Manfredina(M.レムケ-ケルン編曲、イタリア、1340ー1400年頃)/ラス・ウエルガス写本:O monialis(1300年頃)/作曲者不詳:Bele Ysabelot(フランス)/作曲者不詳:Lamento di Tristano & Rotta(M.レムケ-ケルン編曲、イタリア、1340ー1400年頃)/マショー:Sanz cuer / Amis, dolens / Dame, par vous/ジャンノ・ド・レスキュレル:Amour, voules-vous acorder(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/フアン・デル・エンシーナ:Fata la parte(M.レムケ-ケルン編)
トロバール・エ・カンタール

録音:2017年5月、イッセルホルスト・プロテスタント教会(ドイツ)
グレゴリオ聖歌やモテット、器楽による舞曲など、幅広いレパートリーを持つ中世音楽アンサンブル、トロバール・エ・カンタールによる、宮廷風恋愛をテーマとした13〜14世紀の作品集。歌と器楽からなる収録曲の多くは作曲者不詳ですが、マショーやデュファイの抒情的な作品やスペインのラス・ウエルガス写本からの歌も含まれています。
美しく印象的な歌声を聞かせるリーダーのM.レムケ-ケルンはパリ中世音楽センターで学んだソプラノ歌手で、収録作品の編曲も担当。教会の空気まで感じられるような優秀録音です

CEDILLE
CDR-90000194(1CD)
NX-B04
フランソワ・クープラン:クラヴサン作品集
クープラン:クラヴサン曲集第2巻
第6オルドル
第7オルドル
第8オルドル
ジョリー・ヴィニクール(クラヴサン)

録音:2019年6月26-27日
2度のグラミー賞ノミネート経験のあるクラヴサン(Cemb)奏者、ヴィニクールはシカゴで生まれ、フランスで研鑽を積ん だアーティスト。このアルバムでは、フランス・バロックの作曲家、大クープランのクラヴサン曲集第2巻より3つの組曲(クー プラン自身は“オルドル”と名付けた)を演奏しています。古い形式の組曲から離れ、ある種のウィットに富んだ性格的な 枠組みでまとめられたのがこの第2巻で、とりわけ映画でも使われた第6オンドルの「神秘的なバリケード」はキャッチーな メロディの中にも、どこかミステリアスな雰囲気が漂うクープランの人気曲です。甘くメランコリックな雰囲気が漂う第7オル ドル、劇的なパッサカーユで幕を閉じる第8オルドルには円熟味のある様式美が感じられます。楽曲に最適な楽器を選 ぶことで定評のあるヴィニクールが演奏に用いたのは、フランスの製作者タスカン(1723-1793)製の楽器をモデルとし て、イギリスのトニー・チネリーが2012年に製作したもの。リッチな音色が18世紀フランス作品に見事にマッチしていま

Etcetra
KTC-1651(1CD)
愛の喜びのシャンタドール
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン:トルバドゥールによる6つの歌
パロマ・グティエレス・デル・アロヨ(歌)、
マヌエル・ビラス(Hp)
12世紀リモージュ地方(フランス)の代表的なトルバドゥール(吟遊詩人)、ベルナルト・デ・ヴェンタドルンの音楽を、中世(15世紀)以前を専門として活動するシンガー&プサルタリー奏者、パロマ・グティエレス・デル・アロヨが歌う。

Signum Classics
SIGCD-615(2CD)
パーセル:歌劇 「妖精の女王」 ポール・マクリーシュ(指)、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ、アンナ・デニス(S)、マイリ・ローソン(S)、ローワン・ピアース(S)、キャロリン・サンプソン(S)、ジェレミー・バッド(ハイ・テノール)、チャールズ・ダニエルズ(ハイ・テノール、テノール)、ジェームズ・ウェイ(ハイ・テノール、テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(Br)、アシュリー・リッチズ(Bs-Br)

録音:2019年1月8日−11日&18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&cho、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。2019年にマクリーシュが得意とするレパートリーの1つ、ヘンリー・パーセルの録音プロジェクトがスタートし、第1弾となった「アーサー王」(SIGCD 589)」は、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の特選盤」に選出された他、英グラモフォン誌でレコーディング・オヴ・ザ・マンスに、BBCミュージック・マガジン賞2020のオペラ部門でファイナリストに選ばれるなど、大きな反響を巻き起こしました。
期待の増す第2弾は、シェイクスピアの「夏の夜の夢」に基づくパーセルのセミ・オペラ「妖精の女王」を録音。刺激的な器楽と美しい歌を備えた、パーセルのもっともカラフルで魅惑的なスコアを、チャールズ・ダニエルズが加わった他は前作と同じ豪華歌手陣、そしてマクリーシュとガブリエリ・コンソートが四半世紀にわたる演奏経験から練り上げた「上演用新エディション(new performing edition)」にて収録しています。
Signum Classics
SIGCD-622(1CD)
クープラン&ジェズアルド
クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ
ジェズアルド:聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
テネブレ、
ナイジェル・ショート(指)

録音:2019年3月13日−14日(クープラン)&7月2日−3日(ジェズアルド)、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートによって2001年に設立され、世界最高峰のヴォーカル・アンサンブルの一つとして広く活動する"テネブレ"。2016年に「ブラームス&ブルックナー(SIGCD 430)」が2度目のBBCミュージック・マガジン賞を受賞し、2018年には「天体の音楽(SIGCD 904)」がグラミー賞にノミネートされ、大きな注目を浴びたテネブレの新録音。
グループ名の由来ともなった「テネブレ」(復活祭のお祝いに先立って行われる聖週間の朝課)にまつわる音楽、フランソワ・クープランの「ルソン・ド・テネブレ(暗闇の朗誦)」と、カルロ・ジェズアルドの「聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム(応唱)」を組み合わせた、テネブレならではとも言えるプログラム。約100年の作曲年代の開きがありスタイルが異なりながらも、神秘的で催眠的な魅力を持つクープランとジェズアルドの作品を、篤い情熱と精密な歌唱で世界をリードする"テネブレ"のパフォーマンスでお送りします。

Avie
AV-2412(1CD)
ギユマン:ソナタ&サンフォニー集〜ルイ15世の宮廷のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705−1770):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.1-3
サンフォニー ト長調 Op.14-6
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.1-8
サンフォニー ト長調 Op.6-1
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.1-6
サンフォニー 変ホ長調 Op.14-2
アラナ・ユセフィアン(バロックVn)、
ル・ビアン・エメ

録音:2019年2月25日−27日、セント・ローズ・オヴ・リマ教会(ハードン・ハイツ、アメリカ
ジュリアード音楽院の歴史的演奏協奏曲コンクールで最優秀賞を受賞し、ニューヨークを拠点に活動するアメリカの若きバロック・ヴァイオリニスト、アラナ・ユセフィアンのデビュー・アルバム。
ディジョンの王立アカデミーでコンサートマスターを務め、ヴェルサイユではルイ15世の宮廷の常任楽師として最高級の知名度と俸給額を誇ったという18世紀フランスのヴィルトゥオーゾ、ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705−1770)のヴァイオリン・ソナタとトリオによるイタリア風サンフォニー。並外れた技術と豊かな才能を持ちながら、浪費や過度の飲酒により悲劇的な最期を遂げたギユマンの、華麗でありながら滅多に聞かれることのない作品にデビュー・アルバムで取り組むという極めて意欲的な録音です。ルイ15世の異名「最愛王」を意味する言葉「ル・ビアン・エメ(Le Bien-Aime)」は、ヴァイオリン、チェロ、ハープシコードからなるピリオド・アンサンブル。

Vanitas
VA-13(1CD)
ナポリ・バロックからのテノール・カンタータ&リコーダー・ソナタ集
ドメニコ・サッロ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Se pur fosse il cor capace」
フランチェスコ・マンチーニ:リコーダーと通奏低音のためのソナタ第2番ホ短調
ヨハン・アドルフ・ハッセ:テノールとオブリガート・チェンバロのためのカンタータ「Ecco l'ora fatal」
マンチーニ:リコーダーと通奏低音のためのソナタ第4番イ短調
A・スカルラッティ:テノールとオブリガート・チェンバロのためのカンタータ「Da sventura a sventura」
ニコラ・ファーゴ:チェンバロのための18のトッカータ ホ長調
A.スカルラッティ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Ardo e ver per te d’Amore」
ジョヴァンニ・フィスキエッティ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Pur nel sonno」
フェリクス・リーント(T)、
ラ・テンペスタ・バーゼル

録音:2019年2月、スペイン
スイスのオペラティック・テノール、フェリクス・リーントと、スイスのバロック・アンサンブル「ラ・テンペスタ・バーゼル」のディレクターやフリブール音楽院(スイス)の教師を務めるリコーダー奏者、ミュリエル・ロシャ・リーントによる、テノール・カンタータとリコーダー・ソナタが絡み合う興味深いアルバム。世界初録音となるジョヴァンニ・フェスキエッティ(1692−1743)の作品(ラ・テンペスタ・バーゼルのチェンバリスト、ノルベルト・ブロッジーニが私立図書館で発見し蘇演)を含む、イタリア・バロックの素晴らしきプログラム。

PASCHENrecords
PR-190056(1CD)
セイチェント〜ガブリエリ、モンテヴェルディ&Co.−17世紀イタリアの室内楽作品集
G.ガブリエリ:サクラ・シンフォニア集より 主よ, 我が祈りを聞きたまえ、カンツォンとソナタ集より ソナタ第21番3つのヴァイオリンのための
モンテヴェルディ:1声のモテット集第1巻より わが肉を食し
ガブリエル・スポンガ:カンツォン第3番
モンテヴェルディ: 倫理的・宗教的な森より サルヴェ・レジナ第3番
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ:音楽の旋律より ラ・バヴァラ
フランチェスコ・ウスペル:悟りたる者は幸いなり
アダム・ヤジェンプスキ:ケーニヒスベルガ
ヨハン・ヘンツシェル:8つのヴィオラ・ダ・ガンバまたはトロンボーンのためのカンツォン
マッシミリアーノ・ネリ:ソナタ集Op.2より ソナタ第8番
アンドレア・ファルコニエーリ:カンツォン集第1巻より 3声のパッサカリア
ティブルティオ・マッサイーノ:カンツォン・ペル・ソナーレ集より 8つのトロンボーンのためのカンツォン第33番
マウリツィオ・カッツァーティ:7つの音にもとづく3声のカプリッチョ
シュトゥットガルト・ポザウネン・コンソート
ヘニング・ヴィークラーベ(トロンボーン&音楽監督)
ジモン・ライヒェルト(Org)

録音:2018年3月、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセ教会(ドイツ)
ラインラント=プファルツ州立POの首席トロンボーン奏者やシュトゥットガルトの音楽アカデミー講師などを務めたドイツの名トロンボーン奏者、ヘニング・ヴィークラーベによって2006年に創設された、シュトゥットガルト・ポザウネン・コンソート。メンバーの多くは、ドイツ国内および国際コンクールの受賞者やファイナリストから構成されており、ベルリン古楽アカデミー、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、バルタザール=ノイマン=アンサンブルなどとも共演しています。
ルネサンスの最も偉大な芸術的発見のひとつであるオペラが誕生した17世紀イタリアの華麗なる音楽を、トロンボーン(サックバット)・アンサンブルとオルガンの黄金の響きで奏でます。古楽ファン、管楽器ファン必聴!

Paraty
PARATY-129264(1CD)
ジャック・モレル(~1680-~1740):ヴィオールのための作品集第1巻
第1組曲 イ短調、第2組曲 ニ短調、
第3組曲 ニ長調、第4組曲 ト長調、
シャコンヌ ト長調
フオーコ・エ・チェネレ
〔ジェイ・ベルンフェルド(ヴィオラ・ダ・ガンバ、指揮)、アンドレ・ヘンリヒ(テオルボ)、ロナルド・マルティン・アロンソ(ヴォーラ・ダ・ガンバ)、ベルトラン・キュイエ(Cemb)、パトリシア・ラヴァイユ(リコーダー)、パメラ・ベルンフェルド(Vn)〕

録音:2018年12月
ジャック・モレルという人物については詳しいことが分かっていません。自身プロのヴィオール奏者だったのか、さらに作品も2つしか残されていませんが、 1680年くらいまでには生まれており、1730年代に亡くなっていること、さらに1709年にはヴェルサイユで作品集が出版されており、ルイ14世の宮廷で活躍 したと考えられます。いずれにしても、モレルの作品からは、非常に詩情豊かな世界が響いてきます。ヴィオール音楽が最も盛んだったころの貴重な遺産とい えるでしょう。 (Ki)
Paraty
PARATY-919180(1CD)
ゾーン〜D.スカルラッティ作品集
ソナタ ニ長調 K119、ロ短調 K87、嬰ヘ短調 K25、ニ長調 K122、ホ長調 K215、
ロ長調 K262、ホ短調 K402、ホ長調 K264、ニ短調 K516、変ホ長調 K253、
変ホ長調 K474、変ロ長調 K248、イ長調 K208
リリアン・ゴルディ(Cemb)

録音:2018年7
リリアン・ゴルディは1992年アメリカ生まれ。9歳でチェンバロに出会います。ピエール・アンタイの勧めもありパリに移り、2009-2013年、彼の下で学び を深めました。さらにセンペ、ベルトラン・キュイエにも師事します。すでにフランスのラジオ番組などでもひっぱりだこの存在で、フランスのみならずアメリカ でも活躍の場を広げています。ロワイヨーモン財団の奨学資格を4回獲得、サフラン・ファンデーションからもサポートを得ています。パワー溢れる演奏が魅 力で、スカルラッティの瞬発力とインスピレーションが要求されるソナタを、一気呵成に聴かせます。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32754(1CD)
『鍛冶屋』〜ジャン=ジャック=バティスト・アネ(1646-1755):ァイオリン・ソナタ集
ソナタ第1番イ長調/ソナタ第2番ロ短調
ソナタ第4番ト長調/ソナタ第5番ハ長調
ソナタ第8番ニ短調/第3ソナタ ホ短調
第6ソナタ ハ短調/第2ソナタ ト短調
サボルチ・イッレーシュ(バロックVn)
キンガ・ガーボルヤーニ(バロックVc)
ファンニ・エドーチャ(Cemb)
フランスの作曲家、ヴァイオリニストだったジャン=ジャック=バティスト・アネ(1646-1755)。アネは1695年-96年頃にローマへ旅行し、コレッリに師事 しました。コレッリの作品を華麗に演奏したことにより、コレッリはまるで自分の息子のように支援したと言われております。ここに収録されたヴァイオリンと 通奏低音のためのソナタ集はアネの代表作。聴衆を引きつける能力に長けていたアネらしく華麗な旋律が魅力です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902312(1CD)
Spanish Nativity〜スペインのクリスマス
ビクトリア(1548-1611):モテット”O magnum mysterium”
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):”Beata Dei genitrix Maria”、”A un nino llorando”
アロンソ・ロボ(1555-1617):ミサ”Beata Dei genitrix Maria, Kyrie”、ミサ” Beata Dei genitrix Maria, Gloria”、ミサ” Beata
Dei genitrix Maria, Credo”、“Beata Dei genitrix Maria, Sanctus & Benedictus”、ミサ“Beata Dei genitrix Maria, Agnus Dei”
マテオ・フレハ・‘エル・ビエホ’(ca.1481-ca.1553):”El jubilate”、” Riu riu chiu”、””
ペドロ・リモンテ(1565-1627):ビリャンシーコ” De la piel de sus ovejas”
クリストバル・デ・モラレス(ca.1500-1553):”Cum natus esset”
スティレ・アンティコ

録音:2019年3月
スペインの「黄金時代」には、素晴らしい音楽もたくさん生まれました。ア・カペラ合唱団として世界で活躍するスティレ・アンティコが、スペインの16世紀の クリスマスの音楽を収録しました。手の込んだポリフォニー、そして民衆に伝わる舞踊のリズムも取り入れられたこれらの作品が、縦の響きと横の流れがこの 上なく美しいスティレ・アンティコの声楽アンサンブルによって、まばゆいばかりの音楽の宝石のように響きわたります。 (Ki)
H.M.F
HMM-905320(1CD)
レ・プレジール・ドゥ・ルーヴル〜ルーヴルの愉しみ
1. アントワーヌ・ボエセ(1587-1643):Reine que je sers et que je connais (Concert de Diane et ses Nymphes)
2. ボエセ:Bien loin profanes de ces lieux (Concert des Nymphes des Bois)
3. ボエセ:Je perds le repos et les sens
4. ゲドロン(ca.1565-1620)の作品に基づく:Cesse mortel d'importuner
5. ボエセ:Astres pleins de malheurs
6. エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676):Rompez les charmes du sommeil
7. 作曲者不詳:Les Suisses
8. 作曲者不詳:Les Suissesses
9. ボエセ:Monarque triomphant (au Roy)
10. ルイ13世(1601-1643):Les Gascons
11. 作曲者不詳 M. de Liancourt:
12. 作曲者不詳 Les Vallets de la Faiste
13. ボエセ:Je suis l’adorable Equite (Recit de la Felicite, la Justice, et les Amours
14. エティエンヌ・ムリニエ:Il sort de nos corps emplumes (Concert de differents oyseaux)
15. ボエセ:Aime-moi Cloris (Dialogue)
16. ムリニエ:O doux Sommeil
17. ボエセ:Fut-il jamais une rigueur pareille
18. ボエセ:Que pretendez-vous mes desirs
19: ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601-1672):L’Entretien des Dieux
20. ピエール・ゲドロンの作品に基づく:Quels tourments rigoureux (Le Purgatoire)
21. ボエセ:Ne vante point flambeau des cieux
22. ボエセ:Ce roi vainqueur de nos malheurs (Pour le Roy)
23. ルイ・クープラン(1626-1661):La Piemontoise
24. ボエセ:Segua chi vuol iniquo Amore
25. ボエセ:Conseille-moi mon coeur (David disgracie)
26. ボエセ:Me veux-tu voir mourir
27. フランソワ・ド・シャンシー(ca.1600-1656):Rares fleurs vivante peinture
28. ボエセ:O mort l’objet de mes plaisirs
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指)

録音:2019年7月
夜の王のバレ」(HMC 952223/ KKC 5494)など、フランスのルネサンス後期からバロック期の音楽を、新たな視点で提示しているドセ&アンサンブル・ コレスポンダンス。今回は「レ・プレジール・ドゥ・ルーヴル〜ルーヴルの愉しみ」と題し、ルーヴルで繰り広げられていた音楽の営みが見事に再構築さ れた 1 枚の登場です。
ヴェルサイユ(1682年)以前、フランス王朝の中心地はルーヴルでした。そこは、貴族らの力を見せつけるための、音楽がつきもののセレモニーが行 われる劇場でした。ルイ13世の時代、エール・ド・クール(宮廷の歌、の意。短い有節歌曲でリュートの伴奏で歌われる)やバレエ音楽のために、ムリ ニエやゲドロン、シャンシーといった作曲家たちが呼び集められました。ここでセバスティアン・ドセ率いるアンサンブル・コレスポンダンスは、その中で 最も優れていたアントワーヌ・ボエセに着目し、ボエセの作品を中心に、ルーヴルで繰り広げられていた典雅な音楽を再現しています。芸術で有名なルイ 14世のルイ13世自身の作による楽曲も収録しています。気品あふれる歌唱メンバーによる歌声と、器楽とのアンサンブルの妙も楽しめる1枚となってい ます。

WAON RECORDS
WAONCD-370(1CD)
(HQCD)
ナポリのリコーダーコンチェルト
アレッサンドロ・スカルラッティ :ソナタ第7番ニ長調
ロバート・ヴァレンタイン (1674-1747):ソナタ第2番変ロ長調
ドメニコ・ナターレ・サッロ (1679-1744):コンチェルト ニ短調
ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ (1704 -after 1752):ソナタ第15番 へ長調
ニコラ・フィオレンツァ (?-1764):コンチェルト イ短調
フランチェスコ・バルベッラ (1692-1732):ソナタ第3番ハ長調
フランチェスコ・マンチーニ (1672-1737):ソナタ第19番ホ短調
本村睦幸(リコーダー)
ジュゴンボーイズと仲間たち(古楽アンサンブル)〔中丸まどか、天野寿彦(Vn)/佐藤亜紀子(バロックギター/テオルボ)/山本 徹(Vc)/根本卓也(Cemb)〕

録音:2019年5月13日?15日 品川区立五反田文化センター 音楽ホール
リコーダーの名手、本村睦幸が、オリジナル通りの指孔、運指、ピッチ(a’=405)で再現された斉藤文誉作の2本のリコーダーを用いて、近年、古楽の最も ホットな領域、ナポリの18世紀音楽にその息吹を吹き込むアルバムです。7人の作曲家による7人7色の名曲を〈ジュゴンボーイズと仲間たち〉との共演による 華やかで趣深い音楽をお楽しみください。ワオンレコード初となる室内楽アンサンブル規模のアルバム、カスタムメイドDCアンプマイクと5.6MHZ DSDによ る高音質録音です。
ナポリは、16世紀からいち早く音楽教育に特化した大規模な学校が存在したという点で稀有の都市。ここでは「ナポリ楽派」の祖ともいえるアレッサンド ロ・スカルラッティ(1660-1725、実際にはシチリア島出身)、そしてナポリ出身のマンチーニ(1672-1737、A.スカルラッティ不在期間、宮廷楽長の座を 担ったこともある人物)、サッロ(1679-1744、6歳の頃よりナポリの音楽院で学んだ)、メーレ(1704-1752以降没)、ナポリの音楽院で学んだ)、そしてフィ オレンツァ(?-1764)、バルベッラ(1692-1732、マンチーニが院長を務めていた時期にナポリの音楽院で学んだ)、そしてヴァレンタイン(1674-1747、イギ リス出身、その後ローマで活躍、ナポリでヘンデルのオラトリオの演奏に参加)という7人の作曲家による、生き生きとしたリズム、鮮やかな和声も美しい魅力 的な作品が収められています。 [演奏者プロフィール] 1980年代のアムステルダムに学んだ日本の名手、本村睦幸は、アルバム〈無伴奏リコーダー600年の旅〉(WAONCD-140)で聴かれるように、中世から現代 音楽までの幅広いレパートリーを持ち、その広い視野から「東京リコーダー音楽祭」をディレクターとして伝説的成功に導いたことでも注目を集める。近年は 特に、盟友のリコーダー製作家、斉藤文誉が18世紀リコーダーの最新の調査に基きオリジナル通りのピッチや運指で作る楽器の数々を愛用し、それにふさわ しいレパートリーを探求しています。ワオンレコードからの5番目リリースとなる本アルバムもその成果が反映されたものです。 共演のジュゴンボーイズと仲 間たちは、チェロの山本徹とチェンバロの根本卓也のユニット、ジュゴンボーイズを中心に、気心の知れたメンバーを集めて結成されたアンサンブルです。 山本 徹は、バッハ国際コンクール他で入賞し、現在はバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オルケストル・アヴァン=ギャルド等でも活 躍中のチェリストです。根本卓也は、東京藝大で指揮を、リヨンで通奏低音を学び、現在はオペラ指揮者、作曲家、チェンバロ奏者という多くの顔を持つ。バ ロックから現代に至るまで、特にオペラや劇場音楽に造詣が深い。中丸まどかは、東京藝大とブリュッセルで学び、現在はヒルデブラント・コンソートを始め ベルギーの様々なオーケストラにコンサートミストレスとして参加するほか、ソリストとしても活躍しています。天野寿彦も東京藝大で学び、日本の様々な古楽 オーケストラに参加するほか、リラ・ダ・ブラッチョやヴィオロンチェロ・ダ・スパッラも手がけるなど多彩に活動しています。佐藤亜紀子は、東京藝大のほか、ケル ン、バーゼル、バルセロナで学び、通奏低音奏者として日本の様々な古楽アンサンブルと共演、またリュート独奏曲の演奏にも力をいれている奏者です。

ATMA
ACD2-2791(1CD)
「白夜」
ドミトリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):『鷹』よりアリア「Ne me parlez point」
ドミニコ・ダッローリオ(v.1700-1764):Sinfonia Cossacaより第1楽章アレグロ
グルック:『アルミード』よりレチタティーヴォとアリア「Enfin, il est en ma puissance」/アリア「Ah ! si la liberte」
レチタティーヴォ「Oh ciel, quelle horrible menace」/Gratioso(メヌエット)/アリア「Le perfide Renaud me fuit」
ドミトリー・ボルトニャンスキー:『鷹』より
序曲
ドミトリー・ボルトニャンスキー:『アルチーデ』よりアリア「Mi sorprende」/レチタティーヴォ「In qual mar」/アリア「Dei clementi」
エフスティグネイ・フォミーン(1761-1800):『Les Cochers au relais』より序曲
マクシム・ソゾントヴィチ・ベレゾフスキー(1745-1777):『デモフォンテ』よりアリア「Mentre il cor」/アリア「Misero pargoletto」
カリー ナ・ゴーヴァン(S)
アレクサンダー・ヴァイマン(P、指)
パシフィック・バロックオーケストラ

録音:2019年10月
カナダのソプラノ、カリーナ・ゴーヴァンはATMAレーベルをはじめ多くのアルバムをリリースしている歌手で、バロック音楽を得意としています。このアルバ ムでは、イタリアでオペラを学び祖国ロシアにヨーロッパの音楽書法を持ち帰ったボルトニャンスキーなど、18世紀ロシアの珍しい作品を取り上げているの が特徴です。 (Ki)
ATMA
ACD2-2785(1CD)
マラン・マレ:ヴィオール作品集
第2組曲ニ長調よりNo. 8, 10, 11, 12, 13, 14
異国趣味の組曲よりNo. 87, 73
第6組曲ホ短調よりNo. 55a
ヴィオール曲集第2巻(1701年)よりNo. 82
異国趣味の組曲よりNo. 61, 80
第1組曲ニ短調
ヴィオール曲集第2巻(1701年)よりNo. 63
メリ ザ ンド・コリヴォ ー(バス・ヴィオール)
エリック・ミルンズ(Cemb)

録音:2019年6月
50を超えるCDをリリースしているメリザンド・コリヴォーはガンバ、チェロ、リコーダーの名手として活躍する女流古楽奏者。グラモフォン誌では「当時の慣 習や古楽奏法の知識に長け、同時に高い演奏技術を持った新世代の演奏者」と評されています。マレの天才的音楽性が色濃く表れたバス・ヴィオール作品を 深みのある音色で表現豊かに弾きこなした好演。 (Ki)
ATMA
ACD2-2789(1CD)
テレマン:協奏曲集&管弦楽組曲
リコーダー、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 TWV 51:C1
リコーダーとファゴットのための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F1
2つのオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための管弦楽組曲 ト長調 TWV55 :G5*
ヴ ァン サ ン・ロ ジ ェ(リコーダー)
マチュー・ルシエ(Fg、指)
アレクサンダー・ワイマン(指)*
アリオン・バロックオーケストラ

録音:2015、2019年
ト長調の管弦楽組曲(TWV55 :G5)は世界初録音。フランス風の舞曲が並ぶ構成です。いっぽう2つの協奏曲は共に緩-急-緩-急の4楽章からなる教会ソ ナタ様式。テレマンの書法の多彩さが楽しめます。1981年にモントリオールで設立されたアリオン・バロックオーケストラは長きにわたりカナダの古楽オーケ ストラの第一線として君臨する名団体。前作のヴィヴァルディの協奏曲集(ACD2-2760)ではディアパソン・ドールを獲得しています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1052(1CD)
ホミリウス/C.P.E.バッハ:ルカ受難曲 パウル・ドンブレヒト(指)
イル・フォンダメント

録音:2013年7月8-11日/ベルギー
C.P.E.バッハは1768年に、長く仕えたフリードリヒ大王のもとを離れてハンブルクに移ります。そこでは亡くなったテレマンの後任としてヨハネウム学院の カントルとなり、また5つの主要な教会で音楽監督を務めるなどして、創作も宗教作品がメインとなっていきます。受難曲のシーズンとなると立場上いくつもの 受難曲を準備し演奏しなければならず、完全な新作を書く時間もないため自身の過去の作品や他の作曲家の作品を流用し、適宜組み合わせることで間に合 わせていました。1775年の『ルカ受難曲』はそうした経緯で作られた作品で、大部分がゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785)の音楽によって います。他にも父親のバッハやテレマン、グラウンなどの作品から再構成した受難曲があり、全部で21曲あります。当時ならではの音楽の在り方が生んだ 珍しい作品群と言えるでしょう。高名なオーボエ奏者にして指揮者としてもレベルの高い演奏を聴かせる古楽のスペシャリスト、ドンブレヒトによる見事な演 奏です。 (Ki)
Passacaille
PAS-1063(1CD)
偉大なる弓 〜タルティーニ&ナルディーニ:作品集
タルティーニ:ソナタ第2番『Sonate Autgrafe』B. d1
 ヴァイオリン・ソナタ Op.2-2 B. A5(ト長調で演奏)
 ソナタ B. F5より アダージョ ヘ長調
ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ MR. lb, sol2
 カンタービレ ト長調 MR. lb, Sol10
タルティーニ:5声の協奏曲 D. 86
マリー・ルキエ(Vn)
ジョゼフ・コッテ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、ヴァイオリン)
ヨアン・ムー ラン(Cemb)他

録音:2019年1月/フランス
卓越したヴァイオリンの名手、また優れた教師としても名をはせた作曲家タルティーニ。彼の残した楽譜や教本、そして周囲の人々による記録を通して、彼 の演奏がどういうものであったかはかなり正確にイメージすることが出来ると言います。このアルバムでは創作時期を隔てた4曲と、タルティーニがお気に入 りの弟子としたナルディーニの作品を収録。パガニーニの先祖的芸術が散りばめられた音楽を、古楽器ヴァイオリニストのマリー・ルキエがとびきりの技巧で 奏でます。
Passacaille
PAS-1065(1CD)
リューズム・オルガンによる中世末期のミサ ロレンツォ・ギエルミ(Org)
アンサンブル・ビスカントーレス

録音:2019年5月9-10日/ライサム福音改革派教会
オルガンの名手ロレンツォ・ギエルミの音楽性が冴える、東フリジアのリューズムにあるオルガンを使用したアルバムです。これは15〜16世紀に造られた楽 器ですが、まだほとんどのパイプがオリジナルのまま残っているという貴重なもの。中世末期からルネサンスにかけて慣習的に行われていたオルガン演奏と聖 歌を交互に配する「オルガン・ミサ」を再現しており、独特な雰囲気を味わうことが出来ます。 (Ki)

CPO
CPO-555348(1CD)
NX-B10
グラウプナー:受難カンタータ 第4集
1.Laetare Sunday-喜びの日曜日用カンタータ
「Die Gewaltigen raten nach ihrem Mutwillen ?
Das Leiden Jesu vor dem Geist und weltlichen Gericht
彼らが望むものは強大な推測-聖霊と世俗的な裁きの前のイエスの苦しみ
GWV 1132/41
ヨハン・コンラッド・リヒテンベルク(1689-1751)のテキストによる
受難カンタータより13のコラール(1713-1751)
●コラール「Hab ich dich in meinem Herzen」
カンタータ『Kommt lasst uns mit Jesu gehen』 GWV 1119/22より
●コラール「Alsdann so werd ich deine Huld betrachten」
カンタータ『 Ach lass dich unsers Elends jammern』 GWV 1119/37より
●コラール「 Herzliebster Jesu, was hast du verbrochen」
カンタータ『Wo gehet Jesus hin』GWV 1119/39 より
●コラール「 Dies Alles, obs fur schlecht zwar ist zu schatzen」
カンタータ『Wo gehet Jesus hin』 GWV 1119/39 より
●コラール「Trotz dem alten Drachen」
カンタータ『Wer unter dem Schirm des Hochsten』 GWV 1120/51より
●コラール「 Hoff, o du arme Seele」
カンタータ『Dennoch bleib ich stets an dir』GWV 1121/34より
●コラール「Ertot uns durch dein Gute」
カンタータ『Christus ist des Gesetzes Ende』 GWV 1123/16より
●コラール「Befiehl du deine Wege」
カンタータ『Befiehl dem Herrn deine Wege』 GWV 1123/3より
●コラール「Ach Gott, vom Himmel sieh' darein」
カンタータ『Ach Gott vom Himmel sieh darein』 GWV 1124/37より
●コラール「Gott ist gerecht und allzeit gut」
カンタータ『Ich habe mir vorgesetzt』 GWV 1124/38より
●コラール「Sie wuten fast und fahren her」
カンタータ『 Die Wahrheit findet keinen Glauben』 GWV 1124/44より
●コラール「esus stirbt:ach! soll ich leben」
カンタータ『Jesus stirbt ach soll ich leben』 GWV 1125/13より
●コラール「Jesus stirbt! Ach! bittres Sterben」
カンタータ『Jesus stirbt ach soll ich leben』 GWV 1125/13より
エクス・テンポーレ(アンサンブル)の独唱者
ヴィオラ・ブラヒェ(S)
フランツ・フィッツトゥム(A)
ダニエル・シュライバー(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
フロリアン・ハイアリック(指)
マンハイム・ホーフカペレ・バロックO

録音:2020年1月5-7日
グラウプナーの受難カンタータ第4集は、1747年の“Laetare Sunday-喜びの日曜日”に演奏されたカンタータ「イエ スの苦しみ」です。四旬節第4主日にあたるこの日は“償いの時期を少し弱め、荘厳なときの喜びが近づいている”とさ れ、人々も少しだけ解放感を味わうことができます。しかし、このカンタータのテキストを著したリヒテンベルクは、イエスに ついての支配者と裁判官の論議に重きを置き、その結果に成すすべなく打ちひしがれたイエスを描くことに終始してお り、グラウプナーもここを重視してカンタータ全体を物語に沿わせて構成、迫力ある物語が描かれています。 同時に収録されたグラウプナーの全作品から選ばれた「受難」にまつわる合唱曲は、各々の楽器の自由な扱いや、歌 の一つ一つに至るまで、グラウプナーの並外れた作曲技法が伺われる名作揃いです。今作でもフロリアン・ハイアリックと マンハイム・ホーフカペレ・バロックOが見事な演奏を披露しました。
CPO
CPO-555332(1CD)
NX-B10
復活祭のカンタータ集
ヨハン・フリードリヒ・アグリコラ(1720-1774):Der Gottmensch jauchzt 神のしもべたちは歓声をあげる(復活祭のカンタータ)
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1715-1785):Frohlocket und preiset den gottlichen Held
神の英雄を喜ばせ称賛する(復活祭のオラトリオ HoWV I.11)
アグリコラ:Die Auferstehung des Erlosers 救い主の復活
(音楽的な詩)
ハンナ・モリソン(S)
ラーエル・マース(S)
ベサニー・セイモア(S)
エリザベート・ポピエン(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
アンドレ・モルシュ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2019年11月20-23日ドイツ放送、室内楽ホール、ケルン
バロック期の作品を得意とするケルン・アカデミーによるアグリコラとホミリウスの復活祭用カンタータ集。アグリコラは当時 最高の教会音楽家の一人と目されており、プロイセン王フリードリヒ2世の宮廷作曲家を務め、数多くの教会音楽を 作曲しました。このカンタータは1758年の復活祭初日に、ベルリンの聖ペーター教会で演奏された作品です。かたや、 ホミリウスはドレスデンの聖母教会を中心に活躍した作曲家。このカンタータは1767年にドレスデンで演奏された記録 が残っています。これは10部からなる規模の大きな作品で、あまり対位法を用いることのない、古典派初期の様式を 思わせる端正な筆致が魅力的です。アグリコラのEin musikalisches Gedich=音楽的な詩は、自由な伴奏を持 つレチタティーヴォ形式の作品。地震やイエスの復活となどの神秘的な内容が歌われています。

RICERCAR
RIC-415(1CD)
イタリア・バロックのスタイルによるルター派のソロ・カンタータ
ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):ああ主よ、あなたの怒りで私を裁かないでください
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):おお、慈悲深く、優しく、神々しい父よ
アウグスティン・プレーガー(1635-1686):わが心は御身のために泣く
アンドレーアス・ハンマーシュミット(1611/12-1675):汝は我が心を奪えり
ハインリヒ・シャイデマン(1595頃-1663):キリストは死の縄目につながれたり
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):主をほめまつる
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):深き淵より
ブクステフーデ:主よ、我汝だけをもち得るなら
ハンマーシュミット:いざやもろびと、神に感謝せよ
ジュリー・ロゼ (ソプラノ)
クレマチス (古楽器使用)
 ステファニー・ド・ファイー、アマンディーヌ・ソラノ、ラティカ・ヴィタネジ(Vn)
 エリー・ミネロスキ、ヨーラン・ベガ・ガルシア、キースーン・ボソー (ヴィオラ)
 マチュラン・マサレル (バス・ヴァイオリン)、ニコラ・ローゼンフェルト (ファゴット)
 ブリス・サイー (オルガン)
音楽監督…ステファニー・ド・ファイー、ブリス・サイー

録音:2019年8月サン・ジャン福音教会 ボーフェ、2019年10月聖母教会 カンテーユ
自らコラールを作曲したマルティン・ルターの方針もあり、音楽を広く取り入れたルター派。ドイツで生まれた彼らの信仰が、当時最先端である イタリアの音楽と出会ったのは必然といえ、なかでも大きな発展を遂げていた器楽作品の影響を受けた宗教カンタータが数多く生まれました。 アルバムのタイトルにも採用されているハンマーシュミットのカンタータは、チャッコーナのリズムに乗って歌い始められるという特徴的なもの。ブクス テフーデなどの大作曲家から知られざる作品までを収録しています。ロゼの透明度の高い歌声と、クレマチスによる積極的な表現がかみ合っ た、たいへん美しいアルバムです。

ARCANA
A-474(1CD)
AMOR TIRANNO 17世紀ヴェネツィアの失恋の歌
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):
 ≪Ohime, che miro? Ohime dunque, in alloro≫
 Lamento. ≪Misero Apollo, i tuoi trionfi or vanta≫
 ≪Giove, crea novo lume, io piu non voglio≫
 ≪A te ricorro, onnipotente Amore≫
 ≪Che veggio? Oh dei, fermate≫
 Lamento. ≪Uscitemi dal cor, lacrime amare≫
 ≪Per eccesso d’affetto≫
 ≪Che ti diss’io≫
タルキニオ・メルーラ(1595-1665):Sonata cromatica 半音階的ソナタ (チェンバロ独奏)
ベネデット・フェッラーリ(1597-1681):≪Amanti, io vi so dire≫
フィリベルト・ラウレンツィ(1618-1651以降):≪Chi puo mirar costei e poi non dire≫
フランチェスコ・サクラティ(1605-1650):≪Se ad un altro si sposa≫
ジョヴァンニ・セレシーニ(1584-c1659):≪Tornate, o cari baci≫ (チェンバロ独奏)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
 ≪Ad altri tocca in sorte≫
 ≪Ahi, chi si fida in un bel volto≫
 ≪I miei subiti sdegni≫
 ≪Sprezzami quanto sai≫
 ≪Ohime, ch’io cado, ohime≫
 .≪Si dolce e ’l tormento≫
<ボーナストラック>
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):パッサカリアによるアリア≪Cosi mi disprezzate?≫
カルロ・ヴィストーリ(C.T)
セツィオーネ・アウレア (古楽器使用)
フィリッポ・パンティエリ(チェンバロ、オルガン、音楽監督)

録音:2018年12月27-30日
カヴァッリ《アポロとダフネの愛》、《ディドーネ》、モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》、《ミラヌッツィの優美なアリオーソ》 第4巻などの歌劇や歌曲集 から、失恋の痛手を歌ったアリアなどを集めたアルバム。ヴィストーリの美声と彫りの深い表現で切々と訴えかける歌唱、そしてパンティエリのチェ ンバロを中心とした親密なアンサンブルが、400年前の人々の心情を生き生きと描いています。

NAXOS/映像作品
2.110659(DVD)
NX-C09

NBD-0109V(Bluray)
NX-C09

NYDX-50082(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
パーセル:「アーサー王」 フィリデル/女羊飼い/キューピッド/サイレン/ニンフ/ヴィーナス…アネット・フリッチュ(S)
女司祭/女羊飼い/彼女/サイレン/ニンフ…ロビン・ヨハンセン(S)
司祭/彼/シルヴァン…ベンノ・シャハトナー(C.T)
司祭/ヘロルド/シルヴァン/コーモス…マーク・ミルホーファー(T)
司祭/羊飼い/シルヴァン/コーモス…シュテファン・リューガマー(T)
司祭/漁師/コーモス…アルットゥ・カタヤ(Br)
司祭/グリムバルド/凍れる守護神/シルヴァン/エオロス/農夫/コーモス…ヨハネス・ヴァイサー(Br)
【演者】
アーサー王…ミヒャエル・ロートショップフ
オズワルド…マックス・ウアラハー
コウリン…アクセル・ウァントケ
マーリン…ハンス=ミヒャエル・レーベルク
オズモンド…オリヴァー・ストコフスキー
グリムバルド…トム・ラディッシュ
アウレリウス…シュテフェン・ショルティー・ショイマン
エメリーン…マイケ・ドロステ
マティルダ…ジークリート・マリア・シュニュッケル
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー
ベルリン国立歌劇場(ウンター・デン・リンデン)cho
ダンサーズ・オブ・ザ・スキルズ・アンサンブル

収録:2017年1月19,21日  ベルリン国立歌劇場(シラー劇場) ベルリン
字幕:日本語・英語・ドイツ語・フランス語・韓国語
収録時間:170分
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
1080i High Definition(Blu-ray)
音声:Dolby Digital 2.0 & DTS Digital Surround 5.1(DVD)
LPCM 2.0 & DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
1691年に初演されたパーセルの「アーサー王」は「演劇オペラ」ないし「セミ・オペラ」と呼ばれるジャンルの代表的な作品 で、詩人ジョン・ドライデンとパーセルの共同作業による秀作です。ドライデンによるアーサー王の英雄譚を物語る愛国的な 詩に、パーセルは物語部分を演劇、音楽部分は独立した管弦楽曲、独唱、合唱、舞踏で交互に綴っていくという構成を とりました。さらに本作はヤーコプスによるパフォーマンス・エディションとして、第一次大戦の戦役で父を失った8歳のアーサー 王の誕生日に、祖父が読み聞かせる昔のイングランドとサクソンの戦いの物語をオーバー・ラップさせるという大胆なメタドラ マの手法で、ユニークなアプローチを展開しています。 本映像では歌唱部分はオリジナルの英語で歌われ、対話部分は役者によってドイツ語で演じられます。歌手たちはそれぞ れ複数の役を与えられ、中でも力強い歌声を聴かせ、時には空中遊泳までをも披露するソプラノのアネット・フリッチュは6 役、表情豊かなバリトンのヨハネス・ヴァイサーは7役もの役柄を歌い分けるという至難の業をこなしています。 深い森を思わせる繊細な照明、、空中を舞う歌手、大きな被り物をつけた役者、色彩豊かな舞台装置を駆使した名匠 ベヒトルフによる演出は、様々な趣向が凝らされ飽くことを知りません。作品全体を手中に収めたヤーコプスの指揮によるベ ルリン古楽アカデミーの輪郭の際だった演奏と優れた歌唱陣によりパーセルの演劇オペラが新たな光のもとに蘇ります。

TOCCATA
TOCC-0556(1CD)
NX-B03
マルカントニオ・インジェニェーリ(1535/36-92頃):ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム (ほめ称えよ、神のしもべたちよ)
1.Cantate et psallite 喜んで飛び跳ねなさい(12声)
2.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)I.Kirieキリエ
3.Emendemus in Melius より良き生活のうちに(12声)
4.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)II.Gloria グローリア
5.Adoramus te Christeキリストよ、あなたを称えます(8声)
6.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)III..Credo クレド
7.Spess’ in Parte スペース・イン・パルテ(Org)
8.Ecce venit desideratus (12声)
9.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)
IV. Sanctus ? Benedictus サンクトゥス − ベネディクトゥス
10.Lydia miri Narciso リディア・ミリ・ナルシソ(Org)
11.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)
V. Agnus Dei アニュス・デイ
12.O sacrum Convivium おお聖なる饗宴よ(8声)
13.Quae est ista クェイ・エスト・イスタ(5声)
14.Surge Propera 立ちて急げ(5声)
15.Vidi Speciosam 私は美しいものを見た(16声)
16.ジョヴァンニ・クローチェ:In spiritu humilitatis 主よ、深くへりくだり(8声)
ガートン・カレッジcho、ケンブリッジ…1-4,6,8-9,11,13-16
ヒストリック・ブラス・オブ・ザ・ギルドホール・スクール&王立ウェールズ音楽大学…1-6,11,12,15-16
ジェレミー・ウェスト(コンサートマスター)
ウェイン・ウィーヴァー(Org)…7
ジェームズ・ミッチェル(Org)…10
ガレス・ウィルソン(指)

録音:2019年7月11-13日
1-15…世界初録音
16…このヴァージョンにて世界初録音
クレモナ出身のインジェニェーリはイタリア後期ルネサンス音楽の作曲家。現在ではその作品よりもモンテヴェルディの師と して知られています。幼少期にヴェローナの教会合唱団で歌い、パルマのチプリアーノ・デ・ローレに師事、後にクレモナ大 聖堂の楽長に就任したとされています。教会との深い関係にも関わらず、宗教曲と世俗曲を半々の割合で作曲したよ うです。その作品はほとんどが、500年近くも顧みられることがなかったわけですが、この息をのむような、美しく豊穣な作 品の録音からは、彼が当時の巨匠の一人であったことがうかがえます。複合唱(polychoral)に複雑な対位法を駆使 した音楽は、スリリングな高揚感をもたらしてくれます。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-022(1CD)

NYCX-10147(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マルティーニ(1741〜1816):ルイ16世に捧ぐレクィエム(1811) エルヴェ・ニケ指揮
ル・コンセール・スピリチュエル(合唱&合奏/古楽器使用)
コンサートミストレス:シュシャーヌ・シラノシアン/弦楽編成:6/6/5/5/3
アドリアーナ・ゴンザレス(S)
ジュリアン・ベール(T)
アンドレアス・ヴォルフ(Bs)

録音:2019年6月、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂(フランス)
【国内盤】 日本語解説・歌詞訳付
ヴェルサイユ宮殿が推進するフランス音楽復興プロジェクトは、現代において滅多に名前が知られていない作曲家の復権にも大きな貢献を 果たしつづけています。予算をかけて録音に踏み切るということは、知らしめる意義がそこにあると関係者一同が認識してのこと。秘曲発掘に 実績ありのエルヴェ・ニケが新たに録音した今回のアルバムもまさにそうした実績に連なる1枚と言ってよいでしょう。この指揮者が手がけてき た知名度の低い作曲家たちのアルバムをひとつでもご存知の方なら、その意味は十二分にご理解いただけるに違いありません。 マルティーニという名の作曲家は18世紀に何人かいますが、ここに登場するのは不滅のヴォーカル・ナンバー「愛の喜びPlaisir d’amour」を 書いたことで知られるフランス随一の人気オペラ作曲家。マルティーニというのは筆名で本人はバイエルン生まれのドイツ人ですが、1765年に パリに出て以来飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を得、王室にも愛されながら革命期にも迫害を避けつつ第一線で活躍、あまりの人気にメユー ルやカテルら同時代人たちに妬まれ歌劇界を追われたものの、教会音楽で根強い支持を得ました。『レクィエム』はナポレオン治世下で書か れながら、王政復古後ルイ16世の遺骸再埋葬時に演奏され注目を集めた傑作。バス独唱の活躍もさることながら、充実した金管の響き などピリオド楽器でこそ真価のわかる音楽内容には、まさにニケという解釈者が絶好というほかありません。

ACCENT
ACC-24369(1CD)
マリア・テレジア時代のハープ音楽
ヴァーゲンザイル:協奏曲第2番ト長調(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ)
クルムフォルツ:ハープ・ソナタ 変ロ長調
グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より 聖霊の踊り(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
グルック/ロベール・ニコラ=シャルル・ボクサ:『オルフェオとエウリディーチェ』より 「エウリディーチェを失って」(ハープ独奏)
ハイドン:三重奏曲 第3番Op.53 ニ長調 Hob.XVI:42(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
伝ハイドン(orヨーゼフ・アロイス・シュミットバウアー):四重奏曲第6番 ヘ長調 Hob.XIV:F1(フルート、ヴィオラ、チェロ、ハープ)
ヴァーゲンザイル:ソナタ第1番(ふたつのヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
マルグレート・ケール(シングルアクション・ハープ)
マルチェッロ・ガッティ(フラウト・トラヴェルソ)
イル・フリボンド

録音:2019年9月3-5、15-16日/イタリア、ノマーリオ、聖バルトロメオ教会
18世紀初頭に広まったシングルアクション・ハープに焦点をあてたアルバムです。ペダルを踏むことでピッチを半音変化させることが出来るようになり旋律 や和声の表現の幅がぐっと広がったこの楽器はウィーンで大いに流行し、1728年には神聖ローマ皇帝カール6世とその娘マリア・テレジアにハープが贈られ ています。古楽ハープ界における重要な演奏家の一人、マルグレート・ケールが編曲も含めて、当時の人々が耳にしたであろうハープ音楽の数々を聴かせてく れます。 (Ki)
ACCENT
ACC-24368(2CD)
ボナヴェントゥーラ・アリオッティ(1640-1690):オラトリオ『死の勝利』 エティエンヌ・メイヤー(指)
レ・トラヴェルセ・バロック

録音:2019年11月10-13日、12月9日/フランス
ボナヴェントゥーラ・アリオッティはイタリアの作曲家で、オルガニストとしても活躍。11のオラトリオを作曲したとされていますが、現存するのは4つだけ。 1677年に書かれた『死の勝利』は初期のオラトリオとして重要な作品です。 (Ki)

Gramola
GRAM-99215(1CD)
NX-B05
テレマン:カンタータとソナタ集
Vor des Lichten Tages Schein 日の明るい光の前に TWV 1:1483
Was ist mir doch das Ruhmen nutze?
私は何を褒め讃えようか? TWV 1:425
トラヴェルソフルート、ヴィオラと通奏低音のためのソナタ ト短調 TWV 42:g7
Zischet nur, stechet, ihr feurigen Zungen TWV 1:1732
オーボエ、ヴィオラと通奏低音のためのソナタ ハ短調 TWV 42:c5
Ergeus dich zur Salbung der schmachtenden Seele TWV 1:448
Begluckte Zeit, die uns des Wortes Licht TWV 1:118
ニコラス・シュパノス(C.T)
パンドルフィス・コンソート(古楽器使用)
【メンバー】
エルズビエータ・サイカ=バヒラー(ヴィオレッタ)…4-7,22-25/(ヴィオラ)…8-11,15-18
イングリッド・ロールモーザー(Vn)…19-21
フエマー博子(トラヴェルソフルート)…1-3,7,8-11
ヴォルフガンク・クーベ(バロック・オーボエ)…12-14,15-18
イーヴォ・イェディネッキ(アコーディオン)…1-3,8-18
ギュンター・シャーゲル(Vc)
ヤン・チジュマージュ(アーキリュート)…1-3,8-18
テオドロス・キトソス(テオルボ)…4-7,22-25
ヤクブ・ミトリーク(テオルボ)…19-21

録音:2018年5月28-31日
4歳の時に父親を失ったテレマンは、牧師の家系に連なる母に育てられました。彼女はテレマンを音楽家にすることにつ いてはあまり熱心ではなく、幼い頃の彼はほとんど音楽教育を受けることはありませんでした。テレマンが独学で楽譜の 書き方を習得、12歳でオペラを作曲したほどの才能を見せても、まだ母親はテレマンが音楽の道に進むことに反対し、 ついに彼は「音楽から離れること」を目的にドイツの地方都市ツェラーフェルトに追いやられてしまいます。しかし、ここでも 音楽をやめることはなく、その後、母の意向に沿い大学の法学部に行ってからも、より一層音楽の道に邁進、ついには ポーランドのプロムニッツ伯爵の宮廷学長になるなど、音楽家としての道を歩み始めました。そしてポーランドからアイゼナ ハへ、そしてフランクフルトへ移るとともに、彼の地位も向上。最終的にはハンブルク市の音楽監督という栄誉を獲得。そ の後もパリやバイロイト、ロシアからも赴任の要請を受けるなどあらゆる地域から招聘を受け、生涯に3000作以上もの 作品を書きあげるなど、偉大な音楽家へと成長しました。このアルバムでは生涯さまざまな都市を巡ったテレマンの生き 方と、人の心を動かす音楽、この2つの意味をタイトル=「Moving」に据え、彼の声楽曲と多彩な器楽曲を聴いてい きます。
Gramola
GRAM-99207(1CD)
NX-B05
ありえない沈黙
ダウランド:静かな夜から(歌曲集第4巻「巡礼の慰め」より)/間奏曲-パラフレーズ
ダウランド:もう一度帰っておいで、やさしい恋人よ/変奏曲(歌の本より)
ラファエル・カタラ(1960-):El silencio imposible ありえない沈黙
ヘンデル:9つのドイツ・アリア集より
「来るべき日々の思いわずらい」HWV202
イントロ-パラフレーズ/9つのドイツ・アリア集より「快い静けさ、安らぎの泉」HWV205
セファルディの歌曲集

編曲,追加作曲:ラファエル・カタラ…2,3,6
編曲:ラファエル・カタラ…5,7-12
エラトス・トリオ【ニコラス・シュパノス(C.T)、フローリアン・エッグナー(Vc)、ラファエル・カタラ(ギター,編)】

録音:2018年3月11日 ライヴ
ギリシャ、テッサロニキ出身のカウンターテナー歌手、ニコラス・シュパノス、オーストリアのチェリスト、フローリアン・エッグ ナー、バレンシア出身、ギターのラファエル・カタラ。この3人をメンバーとする“エラトス・トリオ”のライヴ・アルバム。ルネッサ ンス期からバロックの作品や民謡に現代的なアレンジを施し、自在な演奏を聴かせるアンサンブルです。このコンサートで 演奏されているのは、ダウランドの「おいで、もう一度。今、甘美な愛が」やヘンデルの作品、アルバム・タイトルにもなった カタラの「El silencio imposible ありえない沈黙」、そして彼らが大切にしているセファルディ(15世紀頃に故郷を離 れスペイン、ポルトガルに定住したユダヤ民族)の古い歌の数々。絶妙なアレンジが施されたこれらの曲を、ギターの静 かな響きとチェロの深い音色、シュパノスの鮮烈な歌声が彩ることで、美しい音楽が生まれています。

Pentatone
PTC-5186842(1CD)
テレマン:歌劇「ミリヴァイス」(演奏会形式) アンドレ・モルシュ(Miriways/バリトン)、ロビン・ヨハンセン(Sophi/ソプラノ)、ソフィー・カルトハウザー(Bemira/ソプラノ)、リディア・トイシャー(Nisibis/ソプラノ)、ミヒャエル・ナジ(Murzah/バリトン)、マリー=クロード・シャピュイ(Samischa/メゾ・ソプラノ)、アネット・フリッチュ(Zemir/ソプラノ)、ドミニク・ケーニンガー(Geist/Scandor/バリトン)、ポール・マックナマラ(Gesandter/テノール)
ベルリン古楽アカデミー、
ベルナール・ラバディ(指)

ライヴ録音:2017年9月24日/ライスハレ、ハンブルク
精力的なコンサート・録音活動を行っている名団体ベルリン古楽アカデミー。当アルバムはゲオルグ・フィリップ・テレマンの没後250年を記念してハ ンブルクで行われたテレマン音楽祭のライヴ収録でテレマンの歌劇「ミリヴァイス」を録音しました。
1728年にハンブルクのゲンゼマルクト歌劇場で初演され大成功をおさめたとされる歌劇「ミリヴァイス」。その内容は当時ハンブルクの新聞でも話題 となっていた政治関連の実話に基づいており、テレマンはアフガンの部族長「ミリヴァイス」の活躍を3部形式の歌劇に書き上げました。作風は当時流行 りはじめていた東洋風の素材を用い、色彩的かつ劇的に仕上げておりテレマンの熱意を感じさせます。テレマン死後、作品は忘れられスコアも紛失してお りましたが2012年に公文書館にずっと眠っていた楽譜をラインハルト・ゲーベルがテレマン音楽祭で復活蘇演し話題となりました。
当録音ではベルリン古楽アカデミーの卓越した演奏はもちろんのこと、アンドレ・モルシュ、ロビン・ヨハンセン、ソフィー・カルトハウザー、リディア・ トイシャー、アネット・フリッチュなど豪華ソリスト陣にも注目です。 (Ki)

Signum Classics
SIGC-608(1CD)
サルヴェ・サルヴェ・サルヴェ〜ジョスカンが影響を与えたスペインの遺産
モラレス:ユビラーテ・デオ
聖歌:すべての者よ、主に向かいて喜ばん(ガウデアムス・オムネス・イン・ドミノ)
ビクトリア:ミサ・ガウデアムス
 サルヴェ・レジナ
ゲレーロ:めでたし、いとも聖なる乙女(アヴェ・ヴィルゴ・サンクティッシマ)
聖歌:サルヴェ・レジナ
ジョスカン・デ・プレ:サルヴェ・レジナ
ゲレーロ:わが愛する者よ、立ちて急げ
コントラプンクトゥス、
オーウェン・リース(指)

録音:2019年3月13日−15日、セント・マイケル&オール・エンジェルズ教会(オックスフォード、イギリス)
「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オーウェン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブルです。
Signum Classicsからリリースされる新たなレコーディングは、ルネサンス最大の作曲家、ジョスカン・デ・プレの音楽が流行し、その影響で生まれたスペイン黄金時代の巨匠ビクトリア、ゲレーロ、モラレスらの傑作を集めた秀逸なプログラムです。

Dynamic
CDS-7869(3CD)
NX-C05
タルティーニ:独奏ヴァイオリンのためのソナタ集 第2集
ソナタ 第16番ハ長調 Br.C2
ソナタ 第17番ニ長調 Br.D2
ソナタ 第18番ハ長調 Br.C3
ソナタ 第19番ニ長調 Br.D3
ソナタ 第20番ホ短調 Br.e2
ソナタ 第21番ヘ長調 Br.F2
ソナタ 第22番イ短調 Br.a2
ソナタ 第23番ホ長調 Br.E2
ソナタ 第24番ニ長調 Br.D4
ソナタ 第25番ニ短調 Br.d2
ソナタ 第26番ト長調 Br.G5
ソナタ 変ロ長調 Br.B2
ソナタ イ長調 Br.A2
ソナタ イ短調 Br.a3
ソナタ ニ短調 Br.d3
ソナタ ホ短調 Br.e3
チルトミール・シスコヴィッチ(Vn)

録音:2013年4,5,6月
DYNAMICレーベルが力を注ぐ、イタリア・バロック期のヴァイオリン作品集。タルティーニの独奏ヴァイオリンのためのソナタ 集は、恐らく1745年から1750年に作曲されたであろう31曲がふくまれており、これらはバドヴァの文化団体 「Veneranda Arca del Santo」に自筆原稿が保存されています。しかし、写本や編纂を繰り返したため、現在では 違った形で伝えられている曲も多く、なかなか“正しい形”を特定するのは難しい状況になっています。タルティーニ自身 の言葉によると「これらのソナタに通奏低音は形式的に付けられているだけで、最初の15曲だけは低音部があるもの の、実際には演奏者の自由に任せる」とあり、今回の演奏者シスコヴィッチは第1集(CDS-721)と同じく全ての曲に伴 奏を付けることなく、一人で堂々と弾き切っています。18世紀の作風による華麗な装飾が付けられた美しいソナタを存 分にお楽しみください。
Dynamic
CDS-7860(1CD)
NX-B03
アントニオ・ヴェラチーニ(1659-1733):室内ソナタ Op.2 全曲 オペラ・クヴィンタ(古楽器使用)【ファブリツィオ・ロンゴ(ヴァイオリン…Thomas Cahusac, London 1792/アレッサンドロ・ラナロ復元)
マルク・ヴァンシューワイク(ヴィオローネ…Abraham Prescott, Concord, New Hampshire, 19世紀初頭/デイヴィッド・ケル復元)
ドメニコ・チェラサーニ(テオルボ…Matteo Baldinelli, Assisi 2016/スパニッシュ・ギター…Gianluca Ceccarini, Tarquinia 2014)
アンナ・クレメンテ(チェンバロ…Giovan Batti s ta Giusti, 1681/Roberto Mattiaz zo,Bologna復元 2015)】

録音:2017年7月
アントニオ・ヴェラチーニはバロック時代のイタリアの作曲家。父フランチェスコは地元で音楽学校を経営する高名な音楽 家で、アントニオも最初の音楽教育を父から受けています。その後、父の経営を引き継ぎ音楽学校を運営、彼の甥で あるフランチェスコ・マリア・ヴェラチーニにヴァイオリンを教えました。ヨーロッパ中を演奏旅行したフランチェスコとは違い、ア ントニオはほとんどフィレンツェを離れることはありませんでしたが、ローマを2回訪問した際には、コレッリと会ったとされてい ます。この室内ソナタは、ヴァイオリン入門者の練習用として作曲されたものであり、さまざまな演奏技法に彩られた興 味深い作品集です。
Dynamic
CDS-7853(1CD)
NX-B03
アントニオ・ノーラ&ピエトロ・マルキテッリの音楽集
アントニオ・ノーラ(1642-1713以降):Ecce nunc Benedicite 今、祝福の時 5声-ヴァイオリンのための
Sacramento Laudes 聖礼典のための賛歌 1声-独奏ヴァイオリンのための
Tristes erant Apostoli in tempore Paschali 復活祭の使徒たちの悲歌-5声 リピエーニ
Stabat Mater 悲しみの聖母 4声-ヴァイオリン
ピエトロ・マルキテッリ(1643-1729):ソナタ 第11番イ短調
アントニオ・ノーラ:15-21.Homo et Angelo dialogo 人間と天使の対話 2声-ソプラノとテノール、ヴァイオリン
Ecce nunc Benedicite II 今、祝福の時 II-5声-ヴァイオリンと通奏低音のための

※全てアントニオ・フローリオによる改訂版
カペラ・ナポリターナ(古楽器アンサンブル)
アントニオ・フローリオ(指)
レスリー・ヴィスコ(S)
アンナ・ザヴィスザ(S)
マルタ・フマガッリ(A)
アレッシオ・トシ(T)
ジュゼッペ・ナヴィリオ(Bs)

録音:2019年4月17日
世界初録音
音楽学者として17世紀の知られざる作品を研究するアントニオ・フローリオ。彼が過去数十年に再発見した数多くの 作曲家の中でも、アントニオ・ノーラは最も知られていない人の一人。 その生涯のエピソードもほとんど残っておらず、唯一はっきりと分かっているのは1642年にナポリで生まれたこと。10歳の 時にピエタ・ディ・トゥルキニ音楽院に入学、その後は市の大聖堂のオルガニストとして働き、地元の音楽学校のためにい くつかの宗教作品を書き、晩年は司祭になったとされています。このアルバムは、2019年の復活祭を祝うために、ノーラ の6つの世界初録音の作品を中心に収録。曲間には彼と同時代の作曲家マルキテッリの器楽曲が配置されています。 演奏はナポリを代表するパロック・アンサンブルと歌手たちが担い、フローリオが丁寧にまとめています。

BIS
BISSA-2415(1SACD)
ピエトロ・ドメニコ・パラディエス(1707-1791):チェンバロのための12のソナタより
第10番ニ長調/第1番ト長調
第4番ト短調/第5番ヘ長調
第6番イ長調/第3番ホ長調
第2番変ロ長調/第7番変ロ長調
第8番ホ短調/第9番イ短調
アンナ・パ ラディソ((1)(2)(6)(8)(9)チェンバロ、(3)(4)(7)クラヴィコード、(5)(10)フォルテピアノ)

録音:2018年11月/ストックスンド(スウェーデン)
伊作曲家パラディエスが作曲したチェンバロのための12のソナタより第1〜10番をおさめたアルバムをアンナ・パラディソがリリー スしました。ポルポラに学び、1746年よりロンドンに居住したパラディエスはオペラ作曲家として活躍した一方、チェンバロおよび歌唱の教師としても知られ ます。ここに収録されたソナタは1754年に作曲したパラディエスの代表作。当録音では作品によってチェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノを弾き分けて おり、名手パラディソの妙技をご堪能いただけます。87分長時間収録。 (Ki)

ATHENE
ATH-23206(2CD)
NX-B07
ザ・グレイト・ヴァイオリンズ第3集〜1685年製ストラディヴァリ
クラーゲンフルト手稿譜(1685年編纂)
96の楽章からなる独奏楽器のための音楽集
【CD1】52曲
【CD2】44曲
プレリュード、メヌエット、サラバンド、アルマンド、クーラント、行進曲、ジーグなどをいくつかの調性と、様々なスコルダトゥーラを用いた楽曲集
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
使用楽器 アントニオ・ストラディヴァリ(1685年製)

録音:2018年1月25日,7月31日
歴史的楽器による録音を行うATHENEレーベルの“ザ・グレイト・ヴァイオリンズ”シリーズ第3弾は、1685年に制作され たストラディヴァリが奏でる、オーストリアの「クラーゲンフルト手稿譜」からの作品集。上質皮紙の表紙の80丁からなる 手稿譜に出会ったスケアヴェズは、集中的に楽譜を研究し録音にこぎつけました。作曲家名は不明ですが、おそらくベ ネディクト派の修道尼の作品だということです。今回は96の小品をCD2枚に収録しています。イギリスの奏者、スケア ヴェズは数多くの作曲家から作品を献呈される名手で、音楽学と歴史的作品の優れた知識と解釈で知られていると 同時に、ヴィオッティ、パガニーニ、ヨアヒム、クライスラーにオーレ・ブルが愛奏した楽器を演奏したことのある唯一の存在 です。今回用いているのは、手稿譜と同じ1685年製のストラディヴァリ。このヴァイオリンはモダン楽器に比べて小さく、 ヴィオリーノ・ピッコロと呼ばれることもあります。これにガット弦を張り、ジェノヴァの弓製作者、アントニオ・アイレンティの17 世紀の弓を使って演奏しています。

RICERCAR
RIC-413(1CD)
『コンソートの記念碑』〜トーマス・メイス(1613-1706)著『音楽の記念碑』に基づく再現楽器による、コンソート・オブ・ヴァイオルズ黄金期の音楽
ジョヴァンニ・コプラリオ(1570/1580頃-1626):6声のファンタジア第2番ヘ長調
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):3声のアルメイン ニ短調
モンテヴェルディ:5声の「心安らかなることを」 (『マドリガーレ集第3巻』1592 より
クリストファー・シンプソン(1610-1669):3声の「5月」 イ短調 (『12カ月』より)
ロ長調のグラウンドによるインプロヴィゼーション(クリストファー・シンプソンによる)
アルフォンソ・フェッラボスコ 2世 (1575頃-1628):4つの音による5声のパヴァン
ジョン・ウォード(1571-1638):6声のファンタジア第7番 ハ短調
ロウズ:6声のエール ハ短調
コプラリオ:5声の「おお、ため息をつくものたちよ」
ジョン・ジェンキンス(1592-1678):4声の「ニューアーク包囲戦」 ニ長調
プレルディウム(インプロヴィゼーション)と「グレイ法曹院」(コプラリオ)
ジェンキンス:6声のファンタジア第3番ハ短調
トマス・ルポ(1571-1627):6声のファンタジア第10番 イ短調
ジョン・ディアリング(1580-1630):5声のファンタジア第3番 イ短調
プレルディウムと「運命はわが敵」(インプロヴィゼーション)
フェッラボスコ2世:6声のファンタジア第6番 ハ長調
ウィリアム・ホワイト(1571-1634頃):6声のファンタジア第2番 ニ短調
ラシェロン (ヴァイオル合奏…トレブル・テナー・ベース各2、ヴァージナル、オルガン)
フランソワ・ジュベール=カイエ(音楽監督)

録音:2019年10月サンティーユ聖母教会
多彩な音楽家であり音楽理論家であったトーマス・メイスが1676年に著した『音楽の記念碑 Musick’s Monument』は、ヴァイオル(ヴィ オール)の合奏が全盛期を迎えていた当時のロンドンで聴かれた様々な音楽の形がまとめられているほか、演奏にむけての練習法や楽器の 作り方までが書かれた大変貴重な資料です。ジュベール=カイエ率いるラシュロンは、この記述に沿って1セット6挺のヴァイオルを作り、さらに 今回新たにヴァージナルとコンソート・オルガンも新調し、ヴァイオル合奏黄金期の作品に取り組みました。 モンテヴェルディのマドリガーレ以外は、イタリア風の名前も含めて全て当時イギリスで活躍した作曲家たち。ともすると、しめやかな表現に終始 してしまうコンソート・オブ・ヴァイオルズですが、ここでのラシュロンの演奏は時に躍動的なまでの動きが感じられ、鍵盤楽器も大変効果的で音 楽の流れが実に鮮やか。これらの作品の新たな魅力を発見できる、美しくも楽しいアルバムです。

ARCANA
A-473(1CD)
ミケーレ・マシッティ(1664-1760):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.9 (1738年パリ) より
ソナタ第1番イ長調
ソナタ第2番ト短調
ソナタ第3番ヘ長調
ソナタ第5番ニ短調
ソナタ第6番イ短調
ソナタ第7番ニ長調
.ソナタ第9番変ロ長調
ソナタ第12番ハ短調
ヴァンヴィテッリQ(古楽器使用)【ジャン・アンドレア・グエルラ(Vn)、ニコラ・ブロヴェッリ(Vc)、マウロ・ピンチャローリ(アーチリュート)、ルイジ・アッカルド(Cemb)】

録音:2019年7月1-3日 聖メダルド教会、ペリ、イタリア
18世紀初頭ナポリからパリへと移り住み、イタリアで全盛を迎えていた器楽音楽をフランスで広めることに貢献したヴァイオリンの名手、マシッ ティによる作品9のソナタ。2018年にリリースした作品8のソナタ(A111)が好評を博したヴァンヴィテッリ四重奏団が、今回も細かなフレーズま で丹念かつ軽やかに歌い、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

BRU ZANE
BZ-1040
(2CD+BOOK)
NX-E03
ジャン=バティスト・ルモワーヌ(1751-96):「フェードル」 3幕の叙情悲劇 (1786) ユディト・ファン・ワンロイ(S)…フェードル
ユリアン・ベーア(T)…イポリート
タシス・クリストヤニス(Br)…テゼー
メロディ・ルーレジャン(S)…エノーヌ
ジェローム・ブーティリエ(Br)…州の大臣/狩人
リュディヴィーヌ・ゴンベール(S)…愛の女神ヴェヌスの大司祭
パーセルcho
オルフェオO(古楽器使用)
ジェルジ・ヴァシェギ(指)

録音:2019年9月10-13日
ベラ・バルトーク国立コンサートホール、ブタペスト
ドルゴーニュに生まれ、地方巡業の指揮者としてデビューしたルモワーヌは、1770年にその職を捨ててドイツへ向かい、ベルリンでグラウンやキ ルンベルガーなどと学んだ後、オペラ作曲家として再デビューを果たしました。惚れ込んだオペラ歌手とフランスで一緒に生活を始めたのが 1782年。グルックやサリエリといった外国出身の人気作曲家が全盛のパリで、ルモワーヌの作品は堅苦しいという評価でしたが、2作目の悲 劇であった「フェードル」はまずまずの成功を見せたといいます。その後イタリアでさらに研鑽を重ね、帰国後にもいくつかのヒット作を飛ばしまし た。しかし今日その名前はすっかり忘れ去られてしまい、今回日の目を見た「フェードル」も世界初録音となります。
物語はギリシャ神話に題材を得たラシーヌの悲劇を元にしたもの。舞台はテゼーの王宮で、その妻フェードルは継子であるイポリートに恋をして しまい、そこから悲劇が起こります。古楽系やフランスのレパートリーを中心に引っ張りだこのソプラノ、ワンロイのほか、旬の歌手たちが知られざ る作品の魅力を浮き彫りにしています。

Glossa
GCD-920944(2CD)
ボノンチーニ:オラトリオ 「マグダラのマリアの改宗」 (ウィーン、1701) ラ・ヴェネクシアーナ、
ガブリエーレ・パロンバ(ディレクター)、エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ/マグダラのマリア)、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(ソプラノ/神の愛)、マルタ・フマガッリ(アルト/マルタ)、マッテオ・ベッロット(バス/世俗の愛)

録音:2019年9月、イタリア
イタリアの鬼才クラウディオ・カヴィーナが創設し、初期イタリア音楽のスペシャリスト、イタリアのマドリガーレのもっとも重要なグループとして活動を続けてきたヴォーカル・アンサンブル "ラ・ヴェネクシアーナ"。 創設者のクラウディオ・カヴィーナに代わり、これまでラ・ヴェネクシアーナやアンサンブル・アウローラ、イ・トゥルキーニ、ラ・リゾナンサなど多くの有力古楽アンサンブルで通奏低音を支えてきたリュート&テオルボ奏者、ガブリエーレ・パロンバが指揮を取った新体制でのレコーディング第1弾。当時ヨーロッパで名声を誇り、神聖ローマ皇帝の宮廷で大きな力を持っていたジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ(1670−1747)が、神聖ローマ皇帝レオポルト1世のために1701年に書いたオラトリオ、マグダラのマリアの人気のある物語に基づく「マグダラのマリアの改宗」を録音。エマヌエラ・ガッリ、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ、マルタ・フマガッリ、マッテオ・ベッロットとイタリア古楽界の名ソリストたちの参加も心強い限りです。
Glossa
Glossa Platinum
GCD-P32116(3CD)

OGCD-P32116(3CD)
国内盤仕様
税込定価
ジェズアルド:テネブレ
CD1〜聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
CD2〜聖金曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
CD3〜聖土曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2019年7月28日ー8月6日、サン=ジャン・レヴァンジェリスト教会(福音史家聖ヨハネ教会)(ボーフェ、ベルギー)
古楽大国ベルギーの音楽学者としても高名なビョルン・シュメルツァーが1999年に創設した古楽アンサンブル「グランドラヴォア」。ギヨーム・ド・マショーの傑作「ノートル・ダム・ミサ曲」の録音(GCDP32110)では見事「レコード・アカデミー賞」を受賞し、その野性的で迫力のある「古楽演奏」で世界に大きな衝撃を与えました。
そんなグランドラヴォアが新たに取り組んだ大プロジェクトは、ルネサンス後期のもっとも急進的な作曲家の一人であり、異端の天才カルロ・ジェズアルド(1566−1613)の音楽。聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家が晩年(1611年)に書いた、ジェズアルドの記念碑的、遺言的な大作。朗誦(レクティオ)を含め3時間超に及ぶ「聖週間のためのテネブレ・レスポンソリウム」を、個々人が圧倒的な技術を誇るグランドラヴォアの歌声で録音。シュメルツァー自身が「これはこれまでの我々のもっとも重要な録音」(this is our most important recording to date)と語る、グランドラヴォアの最注目レコーディングです!
ブックレットには、スロヴェニアの著名な哲学者、文化理論家、音楽評論家であるムラデン・ドラー氏のエッセイを掲載。

Etcetra
KTC-1652(1CD)
テレマン:ラ・ケレレウス
序曲(組曲) 「ラ・ケレレウス」 変ホ長調 TWV.55:G8(ザ・カウンターポインツ編)/無伴奏リコーダーのためのファンタジア第11番変ロ長調 TWV.40:12/トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:g9/無伴奏チェロのためのファンタジア第3番ハ短調 TWV.40:4/カンタータ 「満足」 TWV.20:29 ハ長調(原曲:イ長調)/無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア第12番イ短調 TWV.40:25/トリオ第9番ホ長調 TWV.42:E4(音楽の練習帳より)/4声の協奏曲イ短調 TWV.43:a3
ザ・カウンターポインツ&フレンズ
「タ・カウンターポインツ」は、2011年にオランダのリコーダー奏者Thomas Triesschijnとハープシコード奏者Aljosja Mietusの二人でデュオ活動を始めたことを原点に、その後活動の幅とメンバーも増やし、チェロとヴァイオリンを加えた4名のコアメンバー+ゲスト・ミュージシャンという形でアムステルダム・コンセルトヘボウやユトレヒト国際室内楽フェスティヴァルに出演。「ザ・カウンターポインツ」名義でのデビュー・アルバムは、愛するテレマンの多彩な器楽・室内楽作品を、遊び心と想像力豊かな音楽作りで披露しています。

Challenge Classics
CC-72843(1CD)
ディミニューションの芸術
レオノール・デ・レーラ*:パレストリーナの「私は園へ下って」によるパッセジャート
フランチェスコ・ロニョーニ:ヴィオラ・バスタルダのための「草原と丘」
ビアジョ・マリーニ:独奏ヴァイオリンと任意のバスのための「ロマネスカ」
レオノール・デ・レーラ*:パレストリーナの「麗しきかな、わが愛しきものよ」
レオノール・デ・レーラ*:サンチェスの「簒奪者にて暴君」によるディミニューション
マルコ・ウッチェリーニ:「私のペドリーナ」による2つのヴァイオリンのためのアリア第14番
ジローラモ・ダッラ・カーザ:ヴィオラ・バスタルダのための「プティ・ジャケ」
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー:フォリア
マルコ・ウッチェリーニ:「ラ・ベルガマスカ」によるアリア第5番
ロドニー・プラダ*:ヴィオラ・バスタルダのためのチプリアーノの「愛をうたおう」
ハビエル・ヌニェス*:アルカデルトの「おおわたしの幸福な目よ」
バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ:ソプラノとバスの二重奏のためのパッセジャート「草原と丘」
サラモーネ・ロッシ:アリア・フランチェーゼによるソナタ第5番
ジローラモ・ダッラ・カーザ:小さな花
レオノール・デ・レーラ*:ガルガノのタランテラによるディミニューション

*は演奏メンバーの作品
レオノール・デ・レーラ(Vn、指)
レストロ・ドルフェオ

録音:2019年10月24-27日/イタリア、ヴィッラ・サン・フェルモ
「ディミニューション」とはルネサンスからバロックにかけての即興的な装飾法で、音符を細かくして変奏していくものです。核となる旋律をもとにどのよう に変奏していくかという教本も残されており、即興で気の利いたディミニューションを付けることは演奏家にとって重要な技術でもありました。このアルバム には別の作曲家の声楽曲などにディミニューションを施したものが集められ、耳でその技法の何たるかを聴くことが出来ます。同時代に残されたものの他、 演奏者がみずから手がけた作品も収録。ちなみにヴィオラ・バスタルダはヴィオールの一種で、即興演奏を得意とした楽器です。 (Ki)

Passacaille
PAS-1069(1CD)
ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラーバコ(1710-1805):チェロ・ソナタ集
ソナタ ニ短調 ABV35
ソナタ第8番ト長調 ABV19
ソナタ イ長調 ABV30
ソナタ ハ短調 ABV32
ソナタ第7番ハ長調 ABV18
エラナー・フレイ(Vc)
マウロ・ヴァッリ(通奏低音Vc)
フェデリカ・ビアンキ(Cemb)
ジャンジャコモ・ピナルディ(Lute)

録音:2019年5月2-4日/イタリア
ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラーバコは、作曲家兼ヴァイオリニストとして有名なエヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)の息子。時期的 には父親がバロック最後期の作曲家で、息子は前古典〜古典派の作曲家と言えます。またヨーロッパ中に名を轟かせた名チェリストでもあり、ここ収録され ているのもチェロのためのソナタ集。このたび初めて録音された作品というから大変貴重です。チェロという楽器を知り尽くした作曲家らしく、華麗な技巧や 緩徐楽章における美しい歌が印象的で、チェロの旨味を最大限に引き出した楽曲となっています。
現代楽器、古楽器どちらも使いこなすチェリスト、エラナー・フレイはイル・ジャルディーノ・アルモニコの主要メンバーとして知られるパオロ・ベスキにバ ロック・チェロを師事しました。これまでにロレンツォ・ギエルミとの共演盤などをリリースしています。 (Ki)

Laplace Records
LPDCD-105(1CD)
税込定価
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):2本のフルートのための6つの二重奏曲
二重奏曲 第1番ホ短調 FK.54
二重奏曲 第2番変ホ長調 FK.55
二重奏曲 第3番変ホ長調 FK.56
二重奏曲 第4番ヘ長調 FK.57
二重奏曲 第5番ヘ短調 FK.58
二重奏曲 第6番ト長調 FK.59
上野 星矢(Fl)
アレキシ・ロマン(Fl)

録音:2019年2月26-27日栃木 岩舟 コスモス・ホール
大バッハ=ヨハン・セバスチャン・バッハの長男として生まれたヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。父から溢れんばかりの愛情と手厚い音楽教育を受け 「バッハの息子たちの中では最も才能に恵まれた」と言われたにもかかわらず、夢想家で放埓な性格であったためか、ハレの教会オルガニストを務めた ほかは、宮廷に仕えることなどはなく、晩年には大変な苦労をしたことで知られています。しかし、残された作品はどれも個性的で、当時の作風とは一 線を画すユニークなものが多く、この「2本のフルートのための「6つの二重奏曲」」も極めて即興的な旋律と、大胆な和声進行など、多くの革新的な 工夫が施された魅力的な作品です。 この作品での2本のフルート・パートは対等に扱われており、上野とロマンのフルートは、お互いの旋律を引き立て合いながら、幻想的な世界を作り上 げていきます。力強く美しい音色と、息のあった掛け合いから生まれる演奏からは、極上のセンスと音楽性が感じられることでしょう。
Laplace Records
LPDCD-104(1CD)
税込定価
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲
『ロンドンデリーの歌』
上野 星矢(Fl)

録音:2018年6月12-13日栃木 岩舟 コスモス・ホール
テレマンの無伴奏フルートと言えば、フルート界には欠かせない曲群ですが、同時代のバッハよりも親しみやすいかというと、なかなか通好みの渋いとこ ろがあり、有名曲でありながら決定盤と言える演奏はそう多くありません。本盤は名フルート奏者上野星矢が、新たな決定盤を残す意欲をもって取り 組んだ力作で、バロックの構造美を保ちつつも柔らかに、全編が歌われています。奏者の息遣いがダイレクトに伝わる高音質も聴きどころ。 *コンサート会場限定販売品として大好評を頂いた、数量限定盤の一般発売となりますため、日本語解説は付属しておりません。

ALPHA
ALPHA-579(1CD)
アレッサンドロ・ストラデッラ(1643-1682):『洗礼者聖ヨハネ』 ポール=アントワーヌ・ベノス・ジアン(C.T)…洗礼者ヨハネ
アリシア・アモ(S)…ヘロディアの娘
オリヴィエ・デジャン(Bs)…ヘロデ王
ガイア・ペトローネ(Ms)…ヘロディア(ヘロデの妻)
アルタヴァスト・サルキシャン(T)…宮廷顧問官
ティボール・ギヴァヤ(T)…弟子
ダミアン・ギヨン(チェンバロ、指揮)
ル・バンケ・セレスト(古楽器使用)

録音:019年5月 フォンテヴロー修道院、フランス
実質上の合奏協奏曲の創始者であり、その革新的な作品で当時の人々を魅了しながら、放蕩生活がたたりジェノヴァで刺客の手に倒れた ストラデッラ。彼の『洗礼者聖ヨハネ』は宗教劇の要素を劇的なオラトリオに仕上げた作品で、1675年の初演時には大きな成功を収めました が、そのスコアは1949年に再発見されるまで図書館の奥深くで深い眠りについていました。ペルージャで行われた蘇演時にヘロディアの娘(一 般にサロメと呼ばれますが、この作品に名前は出てきません)を歌ったのは、あのマリア・カラスであったと伝わります。 イエスに洗礼を授けたとされる聖ヨハネを演じるのは、現在パリで最も注目され来日経験もあるカウンターテナー、ポール=アントワーヌ・ベノ ス・ジアン。そのヨハネの首を取るようヘロデ王に求めるヘロディアの娘に、コルセッリの宗教カンタータ(iTinerant Earlyレーベル)が高い評価を 得たアリシア・アモ。そのほかガイア・ペトローネやアルタヴァスト・サルキシャンなど、古楽を中心に活躍する旬の歌手たちが集結。宗教的声楽 作品を生き生きと表現することに長けたギヨン率いるル・バンケ・セレストと共に、歴史に埋もれた天才の傑作に新たな命を吹き込みます。
ALPHA
ALPHA-597(1CD)
中世からルネサンスの名曲を古楽器による新しいアレンジで
ダウランド:プレリュード
 もどっておいで、私の愛
カッチーニ:麗しのアマリッリ
作者不詳:クチリェロス
イザーク:インスブルックよ、さようなら
作者不詳:マリサパロス
フアン・デル・エンシーナ:ああ、悲しみがわたしに!
ジョスカン・デプレ:千々の悲しみ
アドリアン・ル・ロワ:パスメーズ(パッサメッツォ)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、何と驚くべき予見が
クローダン・ド・セルミジ:花咲く日々に生きるかぎり
タラセア【ベレン・ニエト (リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)、ライナー・ザイフェルト (ビウエラ、編)、ミゲル・ロドリガニェス (ダブルベース)】
イサベル・マルティン (歌、パーカッション)
ダヴィド・マヨラル (パーカッション)
ミシェル・ゴダール (セルパン)

録音:2019年6月 エル・パラシオ、カセレス、スペイン
マドリードに本拠地を置き、古楽とジャズ、即興を組み合わせた演奏形態で活動するアンサンブル、タラセアのデビュー・アルバム。「タラセア」と は、グラナダに伝わる工芸品の寄木細工のこと。スペインに住み、ルネサンス期スペインのギター型撥弦楽器ビウエラを巧みに操るドイツ人ライ ナー・ザイフェルトを中心に、サヴァールのアンサンブルの常連であるフルートとリコーダーのスペシャリスト、ベレン・ニエト、そしてジャズやフラメンコ で活躍するダブルベース奏者ミゲル・ロドリガニェスというメンバーです。このアルバムには、彼らの活動の先人ともいえるセルパンでジャズを奏で る奇才、ミシェル・ゴダールも参加。洋の東西を超えた様々な打楽器を奏でるダヴィド・マヨラル、スペインの若きシンガー兼パーカッショニスト、 イサベル・マルティンのサポートを得て製作されました。 アルバムタイトルの"AKOE"とは、「聴く」という意味。中世からルネサンスまでの有名曲・無名曲に光を当て、それぞれの時代の演奏形態を 念頭に置きながらも、ジャズやロックを消化した現代の彼らならではの心地よいアレンジで楽しませてくれます。聴き知ったメロディ・ラインの美し さに、改めて気付かされる一枚です。

MUSO
MU-037(1CD)
NX-B09
カプスベルガー声楽作品集
ヴィラネッラ集 第1巻〜第4巻 1声、2声、3声のための (1610、1619、1623 ローマ)

1. Che fai tu? 何しているの?
2. Sonino お遊び
3. Toccata settima トッカータ第7番(器楽曲)
4. Correte pescatori 漁師よ、走れ
5. Passacaglia パッサカリア(器楽曲)
6. Tra queste いくつもの暗い森を抜け
7. Alla caccia 狩りに出かけよう
8. Canarios カナリオ(器楽曲)
9. All’ombra 陰に
10. Giovanni Battista Vitali (1632-1692):Passa Galli
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ作曲:パッサ・ガッリ(パッサカリア)
11. Lascivette pastorelle 好色な牧人
12. Vedete la mia luce 見て、わたしの光を
13. Ritornello リトルネッロ(器楽曲)
14. Non sa che sia dolor’ 彼は悲しみの何たるかを知らず
15. In te la vita 人生はあなたの中に
16. Gagliarda ottava ガリアルダ第8番(器楽曲)
17. Cinta di rose 薔薇の冠
18. Ardir 戦場へ
19. O fronte serena あぁ うららかな顔
20. Corrente seconda クーラント第2番(器楽曲)
21. L’onda che limpida 澄んだ水辺をあきらめて
22. Spiega spiega 帆を上げよ
23. Fulminate 火の明かり
24. Corrente prima クーラント第1番
25. Figlio dormi 眠れ、わが子よ
レ・カプスベルガー・ガールズ【アリス・デュポール=ペルシエ (S)、アクセル・ヴェルネル (Ms)、バルバラ・ヒュニンガー (バス・ド・ヴィオロン)、アルバーヌ・アンブス (各種リュート、バロック・ギター、音楽監督)】

録音:2017年9月、2018年9月 エブイェ、ノルウェイ、2018年1月 シテ・デ・ラ・ヴォワ ヴェズレー、フランス
イタリア・バロック初期に活躍したリュートの名手カプスベルガー。どうしてもリュート作品に光が当たりがちですが、その歌曲に魅了され、グループ 名にまでしてしまった女性4人組のデビュー・アルバムがこちら。撥弦楽器奏者として幅広い活躍をしているアンブスを中心に、デュポール=ペル シエの美しいソプラノ、ブックレットのイラストも担当する多彩なメゾのヴェルネル、7弦のバス・ヴァイオリンを操るヒュニンガーという、いずれもフラ ンス出身の実力派4人組です。 作品は、『ヴィラネッラ(田園詩)集』と題され17世紀初頭にローマで出版された4巻を中心に収録。彼女たちは、カプスベルガーならではの技 巧的な器楽作品も随所に挟みながら、ポピュラー・ミュージックのような歌いまわしやささやき声などもごく自然に駆使し、作品を生き生きと魅 力的に表現しています。サヴァールやコープマンの共演者としても知られる伝説的名リュート奏者リスレヴァンの全面的サポートも納得です。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-021(1CD)
ルベル、ボワモルティエ:2台のクラヴサンによる組曲
ルベル:音楽悲劇『ユリス』からの組曲
 舞踏さまざま/四大元素
ボワモルティエ:村のバレ 第1番
歌劇『ダフニスとクロエ』からの組曲
ルベル:田園の楽しみ
ロリス・バリュカン (クラヴサン)
クレマン・ジョフロワ (クラヴサン)
使用楽器:アントウェルペンのヨハンネス・リュッケルス1628年製(パリのニコラ・ブランシェにより1706年に拡張改修)/パリのフランソワ=エティエンヌ・ブランシェ1746年製

録音:2019年3月20-23日 ヴェルサイユ宮殿
フランス・バロック最盛期に活躍した二人の作曲家による作品を、2台のクラヴサン(Cemb)で演奏したアルバム。18世紀中盤にかけ、フラ ンス・クラヴサン音楽の語法が格段に華やかになってゆく時期の音楽の魅力が、歴史的楽器で最大限に伝えられます。使われている楽器は 2台ともヴェルサイユ宮殿に伝わるもので、ルイ15世の娘でクラヴサン演奏を愛したヴィクトワール王女の居室だった場所に置かれています。う ち1台は18世紀フランスで名高かったアントウェルペンのリュッケルス製。早い時期にヴェルサイユに持ち込まれ、やがてフランス・バロック型へ大 きな改修(ラヴァルマン)を受けています。もう1台の楽器にはパリの楽器製作者フランソワ=エティエンヌ・ブランシェによる1746年の署名があ り、ルイ15世の治世のパリにおける典型的な楽器。2台のクラヴサンがたいへん豪華に響き、『四大元素』の冒頭「カオス」の有名な不協和音 のインパクトも絶大です。

フォンテック
FOCD-9833(1CD)
税込定価
2020年3月4 日発売
江崎浩司/ヤコブ・ファン・エイク 笛の楽園 Vol.5
No.70 甘い眠り/No.71 天使ガブリエルが私に語った
No.72 スペインの曲/No.73 クーラント/No.74 幸福
No.75 4番目のカリヨン/No.76 フランスのエア
No.77 キットのアルマンド/No.78 友よ、目を覚ませ
No.79 ルパート王子の行進曲/No.80 目覚めよイスラエル
No.81 美しい羊飼いの娘フィリス [2 声]
No.82 イギリスの歌 [2 声]/No.83 プファルツ風に[2 声]
No.84 アマリリうるわし [2 声]
No.85 ルパート王子の行進曲 [2 声]
No.86 王女様、私は夜ここに来ます
No.87 ヤン、ここまでいったい何をしたの?
No.88 詩篇150 番ハレルヤ、聖所で神を賛美せよ
付録 新曲(III)
江崎浩司(リコーダー、その他)
富永和音(リコーダー)[2 声]

録音:2018 年4 月26-28 日、2019 年5 月9-11 日 神奈川県立相模湖交流センター
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独奏 楽器のための曲集で、アマチュア演奏家も含め、リコーダー奏者にとっては大変重要なレパートリーで すが、全曲の録音は極めて少なく、もちろん国内では初の試みです。 特に今作は全曲中5 曲しかない2 声の作品を収録。2020 年現在東京藝術大学在学中、気鋭のリコーダ ー奏者、富永和音との師弟共演にも注目です! 2014 年に「テレマン:12 のメトーディッシェ・ゾナーテンvol.1&2」(FOCD9614、9627)で レコード芸術誌のレコード・アカデミー賞を受賞し、シルク・ド・ソレイユの演奏メンバーでもある江 崎は、様々な楽器を操るマルチプレイヤーとしても活躍中です。今作でも15 種類もの楽器を変幻自在 に吹き分けていますので、そこも聴きどころです。 江崎本人による楽曲解説付き。 (フォンテック)

ALPHA
ALPHA-453(1CD)

NYCX-10141(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マラン・マレの音楽世界
嵐の場面〜歌劇『アルシオーヌ』より
人間の声〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
水夫たちの小さな組曲〜歌劇『アルシオーヌ』より
水夫たちの行進曲
戯れ
水夫たちの第2エール
水夫たちの第3エール
ロンド「宝石」〜『ヴィオル曲集 第4巻』より
戯れ〜『ヴィオル曲集 第4巻』より
ジグ〜歌劇『アルシオーヌ』より
ラ・シャメーズ(タイ風の調べ)※世界初録音
ラ・ポロネーズ(ポーランド風の調べ)〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
サラバンド「荒涼」〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
アルマンド「海辺」〜『ヴィオル曲集 第5巻』より
サラバンド〜歌劇『アルシオーヌ』より
先立たれたことの悲しみ※世界初録音
幕間の序曲〜歌劇『アリアーヌとバッシュ』より
プレリュード:遅く、軽やかに〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
主題とさまざまな変奏〜『ヴィオル曲集 第1巻』より
まどろみの合奏〜歌劇『アリアーヌとバッシュ』より
羊飼いたちの行進曲〜歌劇『アルシード』より
ロンド形式の舞踏曲 〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
ヴィットリオ・ギエルミ(バス・ド・ヴィオル、パルドシュ・ド・ヴィオル〔ソプラノ・ガンバ〕、指揮)
ルカ・ピアンカ(アーチリュート、テオルボ)
イル・スオナール・パルランテ(古楽器使用)【クセニア・レフラー(Ob)、フラヴィオ・ロスコ、マクシム・アリオ、ボジェナ・アンゲローヴァ(Vn)、ニコラ・ペネル(ヴァイオリン、ヴィオラ)、ローラン・ガリアーノ(Va)、クリストフ・ウルバネツ(バス・ド・ヴィオル)、マルコ・テストーリ(チェロ、バス・ド・ヴィオロン)、パオロ・ファンタジマ(バスーン)、ブノワ・ベラット(Cb)、シャレヴ・アド=エル(クラヴサン〔=チェンバロ〕)、クレマン・ロスコ(ティンパニ、各種打楽器)】

録音:2019年3月&5月、ツェル・アン・デア・プラム(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
【国内盤】 日本語解説付
フランス・バロック最大のヴィオル(ガンバ)奏者のひとりであり、同時に宮廷楽団の重要人物としてリュリ亡き後のフランス王室歌劇場で指揮 者もつとめたマラン・マレ。生前に楽譜出版された500ものヴィオル作品では宮廷音楽の機微と多彩を縦横無尽に描き上げる一方、歌劇 作品にも合奏の可能性を活かしたフランス舞踏曲など注目すべきナンバーが数多く含まれていることは、意外に知られていないかもしれませ ん。ヴィットリオ・ギエルミは今回、生前に出版されなかった新発見の手稿譜曲まで収録。あえてクラヴサン(Cemb)を省いた編成で、圧倒 的な存在感をもってヴィオルを弾きこなしながら、折々に合奏曲を交え、そんなマレの活躍の二面性をあざやかに描き出してゆきます。弓奏 の音色に寄り添い、あるいは対等の立場で音を交わし合うルカ・ピアンカの撥弦も絶妙です。 古楽鍵盤奏者ロレンツォ・ギエルミの弟で、圧倒的存在感でヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオル)を弾きこなすヴィットリオ・ギエルミ。超絶技巧をもの ともせず、さまざまなレーベルで名盤を作ってきたこの名手、ガンバ芸術の一大中心地でもあったフランスの音楽にも抜群にユニークな適性を 示してきました。イル・ジャルディーノ・アルモニコ初期メンバーでもある敏腕リュート奏者ルカ・ピアンカとのデュオを軸に、自らのアンサンブルであ るイル・スオナール・パルランテの俊才勢にも協力を仰ぎ、ここで満を持して向き合ったのは「天使のように弾く」と讃えられたマラン・マレ!
ALPHA
ALPHA-563(1CD)

NYCX-10135(1CD)
国内盤仕様
税込定価
オルティス『変奏論』と、16世紀の低音弦〜チェロとガンバの源流
ディエゴ・オルティス(1510頃〜1570):『変奏論』より
1) 低音弦独奏のための第3レセルカーダ*
2)「ラ・スパーニャ」の調べによる第1レセルカーダ*
3)「ラ・スパーニャ」の調べによる第2レセルカーダ*
4)「ラ・スパーニャ」の調べによる第3レセルカーダ*
5)「ラ・スパーニャ」の調べによる第4レセルカーダ*
6)「ラ・スパーニャ」の調べによる第5レセルカーダ*
7)「ラ・スパーニャ」の調べによる第6レセルカーダ*
ルイス・ミラン(1500〜1561):8) 第一・第二旋法にもとづく第12ファンタジア(ビウエラ独奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
9) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第1レセルカーダ*
10) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第2レセルカーダ**
11) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第3レセルカーダ**
12) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第4レセルカーダ*
アントニオ・デ・カベソン(1510〜1566):
13)「ミラノのガリアルダ」による変奏曲(オルガンとチェンバロ)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548〜1611):
14) おお、偉大なる玄義(合奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
15) 低音弦独奏のための第4レセルカーダ*
16) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第1レセルカーダ**
17) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第2レセルカーダ**
ルイス・デ・ミラン
18) 第一旋法による第1ファンタジア(ビウエラ独奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
19) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第3レセルカーダ*
20) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第4レセルカーダ**
21) 低音弦独奏のための第1レセルカーダ**
22) 低音弦独奏のための第2レセルカーダ**
23)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第1レセルカーダ**
24)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第2レセルカーダ**
25)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第3レセルカーダ**
26)「ラ・フォリア」の定旋律による第4レセルカーダ**
27)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第5レセルカーダ**
28)「ロマネスカ」の定旋律による第6レセルカーダ**
29)「ロマネスカ」の定旋律による第7レセルカーダ**
30)「ラ・フォリア」の定旋律による第8レセルカーダ**
アントニオ・デ・カベソン
31)「騎士の歌」による変奏曲(オルガン独奏)
ディエゴ・オルティス『変奏論』より
32)「ルッジェーロの歌」の低旋律による5声のレセルカーダ*
レ・バッス・レユニ (古楽器使用)【ブリュノ・コクセ (ディスカント・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)*、グイード・バレストラッチ (ディスカント・ガンバ、バス・ガンバ)**、エマニュエル・ジャック (バス・ガンバ)、リチャード・マイロン (バス・ガンバ)、モード・グラットン (Org)、ベルトラン・キュイエ (Cemb)、シャヴィエル・ディアス=ラトレ (ビウエラ&ルネサンスギター)

録音:2019年2月 ヴァンヌ・カルメル会礼拝堂(フランス北西部ブルターニュ地方)
【国内盤】日本語解説付
バロック初期から初期古典派にかけての低音弦音楽を、それぞれの作品にあわせて周到に研究、「チェロ」の定型に甘んじることなく、時代ご との低音弦のあり方を追求してきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセ。Alphaレーベルでリリースがあるたび、必ず何か新たな発見がそこに詰 め込まれているのですが、それは彼が低音弦研究に秀でた音楽学者マルク・ファンスへーウェイクや古楽器製作家シャルル・リシェなど、協力 者に恵まれてきたことの結実と言えるでしょう。しかも最近ではヴィオラ・ダ・ガンバの名手グイード・バレストラッチとも協力関係を続け、チェロと ガンバの歴史が互いに不可分だった17世紀前後の作品演奏にも積極的に取り組んでいます。本盤はまさにそうしたコクセの活動あればこ そ、の注目すべき新録音です。 フレスコバルディのカンツォーナ集やガンバの異才トバイアス・ヒュームなど17世紀の低音弦世界の真相を探ってきたコクセは、ここでさらに時を 遡り、まだチェロという楽器ができる前の、さまざまな低音弦楽器が併存していた16世紀に光をあてます。重点的に扱われるのは、ガンバの ための作曲家として知られたスペイン生まれのローマの巨匠、ディエゴ・オルティス。コクセは俊才バレストラッチ(アルペジョーネを使ったユニーク な新譜を出したばかり!)の協力のもと、シャルル・リシェ制作のガンバ属の楽器を自らもさまざまに弾き分けながら、16世紀の低音弦楽器 音楽がどのような世界だったかをくまなく探ってゆきます。オルガンやチェンバロ、ビウエラ(ルネサンス期の撥弦楽器)などで同時代音楽を混ぜ てゆくアルバム制作姿勢も好感度大。今回も闊達な弓さばきと丁寧な解釈に期待です。

Capella de Ministrers
CDM-2048(1CD)

NYCX-10142(1CD)
国内盤仕様
税込定価
クリストバル・デ・モラレス(1500-1553):スペイン王カルロス1世の宮廷礼拝堂に捧ぐエレミア哀歌さまざま
アレフ「なぜ、この都は孤独にへたり込んでいるのか」(『哀歌』第1歌第1〜3節)
ヌム「わが罪過の枷は、そのかたの手に握られ」(『哀歌』第1歌第14〜16節)
ヘート「神は心をお決めになり、シオンの壁を打ち壊すことに」(『哀歌』第2歌第8〜10節)
ザイン「その君子たちは雪のように白く」(『哀歌』第4歌第7〜9節)
コフ「わたしは恋人たちに声をかけたが」(『哀歌』第1歌第19〜21節)
フェー「シオンはその両手を伸ばして」(『哀歌』第1歌第17〜18節)
カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)【エリア・カサノヴァ(S)、ウーゴ・ボリバル(アルト=カウンターテナー)、フラン・ブラオホス、アルベルト・リエラ、ビクトル・ソルド(T)、パブロ・アコスタ(Bs)、カルレス・マグラネル、ジョルディ・コメリャス、リシャニア・フェルナンデス、 パブロ・ロメロ、レオナルド・ルッケルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベルト・カセス(テオルボ)】
総指揮:カルレス・マグラネル

録音:2019年5月24〜25日ラ・マレ・デ・デウ・デルス・デセンパラツ(孤児たちのための聖母)教会、バレンシア、スペイン
スペイン南東部バレンシア地方を拠点に、学術的根拠に基づきながら、企画性の高い中世&ルネサンス音楽のプログラムを提案しつづけて いるカペリャ・デ・ミニストレルス。彼らが主宰するレーベルの音源はどれひとつとっても筋の通った注目すべきプログラムが魅力で、生々しい直 接音をほどよい残響とともに伝える独特の自然派録音とあいまって、絶好の聴覚体験を約束してくれるものばかり。中世系のアルバムでは物 語性ある選曲も魅力ですが、今回のようなルネサンス系の録音では静謐なア・カペラを活かしながらの適切な器楽伴奏も味わい深く、音楽 学的研究をあざやかに現場的演奏効果にむすびつけてくれ、そのセンスには脱帽です。 今回の最新アルバムは、彼らの故郷スペインで16世紀に最も敬愛されていた作曲家のひとりモラレスの「哀歌」を集めた1枚。モラレスは対 位法芸術の粋をゆく多声音楽で才能をぞんぶんに発揮し、諸芸術に通じた皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)の宮廷でさまざまな 教会音楽を残しました。神に背いて滅ぼされたエルサレムについて嘆いた預言者エレミアの悲しみの詩、旧約聖書の『哀歌』に歌詞をもと め、復活祭前の節制期間などに唱えられていた本盤の音楽に、音楽監督マグラネルは弦楽合奏を折々添えてみせました。彼らアンサンブル の活躍地バレンシアはガンバ発祥の地とも言われ、独特の再現モデルによる玄妙なガット弦の響きの重なりは、各パートひとりずつのマドリ ガーレ編成で再現される教会歌の幽玄さとあいまって、500年前の音楽世界の生々しい悲痛さをあざやかに「いま」に甦らせてゆきます。

CPO
CPO-777707(1CD)
NX-B10
ヨハン・パッヘルベル:4つのマニフィカト集
マニフィカト ハ長調 PWV 1502
Meine Sunde betruben mich わが罪は我を悲しませる 変ホ長調 PWV 1221
マニフィカト ヘ長調 PWV 1511
ミサ曲 ニ長調 PWV 1302
マニフィカト ト短調 PWV 1513
Vergeh doch nicht, du armer Sunder
離れないでください、あなたは貧しい罪人です ハ短調 PWV 1225
マニフィカト ハ長調 PWV 1504
ヤン・コボウ(指)
ヒムリッシェ・カントライ

録音:2017年7月4,5日
「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。cpo レーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。今回収録され たのは、4曲のマニフィカトとミサ曲、2曲の器楽による宗教的な協奏曲です。「カノン」のような穏やかな作風ばかりではなく、時 には心境を吐露するかのような劇的な表現も含まれる多彩な作品は、パッヘルベルの真実の姿を伝えるにふさわしいもので す。自身もテノール歌手であるヤン・コボウがタクトを執り、共感溢れる演奏を聴かせます。
CPO
CPO-555144(1CD)
NX-B10
ナチュラル・トランペットの神秘
アントン・シュターミッツ(1717-1757):協奏曲 ニ長調-トランペット,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・マティアス・シュペルガー(1750-1812):協奏曲 第1番ニ長調-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨーゼフ・リーペル(1709-1782):シンフォニー ハ長調-3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・ゲオルク・ラング(1722-1798):協奏曲 ニ長調-トランペット,弦楽と通奏低音のための
シュペルガー:協奏曲 第2番ニ長調
-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・オットー(18世紀中頃):協奏曲 変ホ長調-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
クリスティアン・コヴァーツ(Tp)
クリストフ・ヘッセ(指)
リエン・フォスクイレン(指)
ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)

録音:2017年1月10-12日、2月6-7日
現在のようなバルブ機構が付いたトランペットが出現したのは、およそ1815年頃。それまでは、円筒形の直管にベル(朝 顔)が付いただけのシンプルな楽器=ナチュラル・トランペットでした。もちろん楽器として様々な改良が加えられていましたが、 基本的に奏でることができるのは倍音のみで正確な音階を奏でることは難しく、主に軍楽隊のファンファーレに用いられていまし た。バロック期になってようやく簡単なメロディが演奏できる楽器も現れはじめ、このアルバムに収録されている作品はどれも、そ の頃のナチュラル・トランペットのために書かれたもの。ニ長調という調性が多いのは、一番楽器の特性が活かしやすいという理 由によります。 このアルバムの演奏者は1796年、ハンガリー生まれのトランペット奏者クリスティアン・コヴァーツ。フランツ・リスト音楽院でトラン ペットと教会音楽を学び、スコラ・カントルム・バシリエンシスでツィンク(音孔を持つコルネット)の奏法を学び、修士号を取得し た古楽トランペット奏法のプロフェッショナルです。彼はクラリオンと呼ばれる巻管の長いバロック・トランペットを用い、卓越した技 術による滑らかな旋律を奏で、オーケストラと雄弁な対話を聴かせます。
CPO
CPO-555347(2CD)
NX-D11
テレマン:マルコ受難曲(1759) ヴェロニカ・ヴィンター(S)
アンネ・ビアヴィルト(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
マルクス・フライク(Bs)
エッケハルト・アベーレ(Bs)
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ(声楽アンサンブル)
ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)

録音:2018年9月29日 第25回マグデブルク・テレマン音楽祭 ライヴ
世界初録音
バロック期に活躍した作曲家の中で、おそらく最も作品数が多いとされているのがテレマンです。彼の作品の全てが整理されて おらず、その上、ハンブルクの図書館を中心に数多くの未発表作品が存在すると推測されており、その全貌は未だわかっており ません。この1759年作の「マルコ受難曲」も、これまではマグデブルク市の音楽監督を務めていたヨハン・ハインリヒ・ローレの作 品と考えられていましたが、最近ブリュッセル王立図書館に所蔵されていた資料からテレマンの作品と断定されました。匿名の 神学者によるテキスト「詩的な考察事項」が追加されたこのヴァージョンは、テレマンがテキストを細かく調整したことで、完成さ れた物語として整えられています。アリアよりも雄弁なレチタティーヴォも聴きどころです。この演奏にあたり、ヘルマン・マックスはア ルトのパートを1オクターヴ下に移調するなど、テレマンの構想を忠実に守り、鮮やかな世界を描き出しています。

CALLIOPE
CAL-1748(1CD)
アデライード王女のヴァイオリン
ギニョン:ソナタ Op.4-5、ソナタ Op.4-3
マチュー:三重奏曲 Op.2-3、
三重奏曲 Op.2-6
ドーヴェルニュ:ソナタ Op.1-4、ソナタ Op.1-6
アンサンブル・カンタン・ル・ジュヌ〔ジャン=クリストフ・ラマック(Vn)、アニェス・ラマック(Vn)、カロル・カリーヴ(Vc)、フランソワーズ・ドペルサン(Cemb)〕

録音:2017年4月21日−24日、ドメーヌ・マダム・エリザベス(フランス)
バロック後期のフランスにおける宮廷で愛された"ヴァイオリン"の芸術の魅力を紐解く、フランスのレーベルならではの充実のプログラム。
イタリアで研鑽を積みルクレールのライバルとも称された当時のヴァイオリンのヴィルトゥオーゾの1人、ジャン=ピエール・ギニョン(1702−1774)や、作曲家ジュリアン・アマブル・マチュー(1734−1811)、コンセール・スピリチュエルのディレクターも務めたヴァイオリニストのアントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713−1797)の「トリオ・ソナタ」を収録。
フランスのピリオド・アンサンブルが、ルイ15世の王女たちを魅了し、宮廷でも演奏されたであろう当時のヴァイオリン芸術を現代に響かせます。

LAWO Classics
LWC-1181(1CD)
テレマン:リコーダー・ソナタ集
テレマン:ソナチネ ハ短調 TWV.41:c2
ソナチネ イ短調 TWV.41:a4
ソナタ ハ長調 TWV.41:C2
ソナタ へ短調 TWV.41:f1
ソナタ へ長調 TWV.41:F2
ソナタ 変ロ長調 TWV.41:B3
ソナタ ハ長調 TWV.41:C5
ソナタ ニ短調 TWV.41:d4/ソナタ へ短調 TWV.41:f2
カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
ケイト・ハーン(バロックVc) 
クリスチャン・ショス(Cemb)

録音:2017年2月27日−28日、ヤール教会(バールム、ノルウェー)
「Singen ist das Fundament zur Music in allen Dingen(歌うことが音楽のあらゆることの基本)」。テレマンがマッテゾンに宛てた手紙の最初に書いたこのモットーは、旋律の美しい音楽を作曲するテレマンの基本原則を言い表したものとされています。『ブロックバード− ノルウェーのリコーダー音楽』(LWC1069)『ノルウェーのソナタ』(LWC1165)がリリースされたカロリーネ・アイステン・ダール(b.1980)の LAWO Classics の第3作アルバムでは、テレマンがリコーダーと通奏低音のために作曲したソナタとソナチネの全曲が演奏されます。アイルランドのダブリン生まれ、王立音楽アカデミーと王立ストックホルム音楽大学で学んだケイト・ハーンと、ノルウェー国立音楽大学でチェンバロを学び、バーゼル・スコラ・カントルムでアーリーミュージックのディプロマを取得したクリスチャン・ショスの共演です。

SUPRAPHON
SU-4277(1CD)
ヘンデルとルクレール
ルクレール:ソナタ ト長調 Op.9-7(1743)
ヘンデル:組曲 ニ短調 HWV 428(1720)
ヘンデル(ブラヴェ編):『調子のよい鍛冶屋』よりガヴォット HWV 430(1720)
 パッサカリア ト短調 HWV 432(1720)
作者不詳:皇女(1740)
ルクレール:ソナタ ホ短調 Op.9-2(1743)
ヘンデル:シャコンヌ イ長調
ヤナ・セメラードヴァー(バロック・フルート)、エーリヒ・トラクスラー(Cemb)

録音:2019年10月25&26日、2020年1月25日/マルティニク・スタジオ(プラハ)
チェコが誇るバロック・フルートの名手ヤナ・セメラードヴァーがヘンデルとルクレールの作品を録音しました!セメラードヴァーはフルート、バロック・フ ルート奏者として各国で活躍するだけでなく、コレギウム・マリアヌムの芸術監督や古楽フェスティヴァルのプログラムを監督するなど、演奏活動以外の面で も古楽界を牽引している音楽家。スプラフォン・レーベルより多数の録音をリリースしております。
当アルバムでは原曲がヴァイオリン・ソナタのルクレールの2篇とクラヴサンが原曲のヘンデルの作品を収録。ヘンデルではハルヴォルセンが編曲したヴァ イオリン&チェロ(またはヴィオラ)版でも有名なパッサカリアをここではブラヴェ編で演奏。また『調子のよい鍛冶屋』からガヴォットなど有名作品も収録し ております。 (Ki)

H.M.F
HMX-290400(7CD)
アルフレッド・デラー〜パーセル名録音集


■CD1&2
「妖精の女王」

■CD3&4 
「アーサー王」

■CD5 
「インドの女王」

■CD6 
「嘆きの歌」

■CD7 
「おお、孤独よ」
■CD1&2
アルフレッド・デラー(指揮・妖精)
デラー・コンソート
録音:1972年
■CD3&4
アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート
キングズ・ミュージック(ロデリック・スキーピング指揮)
録音:1978年
■CD5
アルフレッド・デラー(指)
デラーcho、キングズ・ミュージック(カテリーヌ・マッキントッシュ指揮)
録音:1976年
■CD6
アルフレッド・デラー(C.T)
ヴィーラント・クイケン(バス・ド・ヴィオール)
ウィリアム・クリスティ(Cemb)
ロデリック・スキーピング(Vn)
録音:1979年
■CD7 
アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート、デラーcho
録音:1977年
1979年、偉大なるカウンターテナー、アルフレッド・デラーが亡くなりました(1912-1979)。デラーは20世紀最大のカウンターテナーであり、「カ ウンターテナー」という存在をあらためて広く知らしめ、バロック音楽の復興の歴史を語る上で欠くことのできない役割を果たしました。同時代の作曲家 にも大きな影響を与え、ブリテンは「真夏の夜の夢」で、デラーを念頭に置いてオーベロン役を作曲しています。特にパーセル作品につ いては、パーセルは300年ほど前に生きた作曲家ですが、まるでデラーのために作品を書いたのではないかと皆に思わせるほど、その解釈と演奏に卓越 した手腕を発揮しました。デラーがいなかったらパーセル受容はこれほどまでにはならなかったといっても過言ではないでしょう。このたびハルモニアムン ディが、デラーの死後40年を記念して、オリジナル・テープからの入魂のマスタリングを施しました。あらためてデラーの芸術に思いを馳せるボックスセッ トです。 (Ki)


MIRARE
MIR-442(1CD)
ブクステフーデ:独唱のためのカンタータ集(および同時代人たちの作品集)
フランツ・トゥンダー(1614-1667):Ach Herr, lass deine lieben Engelein
ブクステフーデ:主は言われた BuxWV 17、ソナタ第6番ニ短調 op.1- BuxWV 257、Sicut Moses、
Herr, wenn ich nur dich hab - BuxWV 38
作曲者不詳:3つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
ヨハン・フィリップ・フェルチュ(1652-1732):深き淵より われ汝に呼ばわる 主よ
ガブリエル・シュッツ(1633-1710/11):2つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
クリスティアン・ガイスト(ca.1650-1711):Resurrexi adhuc tecum sum
ラ・レヴーズ
マイイ・ド・ヴィルトレイ(S)

録音:2018年10月、パリ
ブクステフーデが書いた独唱のためのカンタータ、およびブクステフーデの同時代人たちの作品を集めた1枚。“ラ・レヴーズ” は、バンジャマン・ペロー とフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブルです。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。ブクステフーデらの作品は、 イタリアのカンタータの影響も色濃く感じさせるスタイルのもので、後にバッハにも影響を与えることとなります。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2574(1CD)
「愛と死」〜モンテヴェルディ歌曲集
Introduzione al ballo
Et e pur dunque vero
Se i languidi miei sguardi
Maledetto sia l'aspetto
Partenza amorosa
Eri gia tutta mia
La mia turca
Sento un certo non so che
Lamento d'Arianna
Combattimento di Tancredi e Clorinda
Si dolce e'l tormento
ウィリアム・マッテウッツィ(T)
フランチェスコ・デ・ポーリ(Cemb)
フェデリコ・ヴィタローネ(リコーダー)
ヴァレンティナ・ボルガート(Vn)
アルベルト・ジョヴァンニーニ(Cb)

録音:2018年3月
高音を朗々と歌いオペラ界の第一線で活躍したテノール、マッテウッツィのソロ・アルバム。歌曲の元祖ともいうべきモンテヴェルディをシンプルな伴奏 で歌っています。「アリアンナの嘆き」「タンクレディとクロリンダの戦い」などの有名曲も収録。端正な歌唱でありながら場面によっては演劇的な歌い回し もあって声の自在さに聴きほれます。

IBS CLASSICAL
IBS-92019(1CD)
カウンターテナーとアコーディオンのための作品
作者不詳:めでたし、海の星よ(アヴェ・マリス・ステラ)(声楽とアコーディオン編)
ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):ミサ曲 「めでたし、海の星よ」(声楽とアコーディオン編)より-ベネディクトゥス
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「めでたし、海の星よ」-アニュス・デイ
ジョスカン・デ・プレ:汚れなく、罪なく、貞節なるマリア(声楽とアコーディオン編)
ヘスス・トーレス(1965-):愛の活ける炎
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ(声楽とアコーディオン編)
ガブリエル・エルコレカ(1969-):ミサ・ディ・ヴォーチェ
ジョスカン・デ・プレ:すべての人の心は乱れ(声楽とアコーディオン編)
ホアン・マグラーネ・フィゲーラ(1988-): Si en lo mal temps la serena be canta
ジョスカン・デ・プレ:悲しみと愁いにあふれるけれど(声楽とアコーディオン編)
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):Tratado de lagrimas
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV 1004 第5曲 シャコンヌ(H.テーネによる声楽とアコーディオン編)
カルロス・メーナ (C.T)
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)

録音:2018年6月8-10日
アントニオ・ガウディがモダンな建物に命を吹き込んだように、スペインの作曲家ギンジュアンは、現代音楽で失われてしまった音 楽語法や表現に、美学の要素を取り入れ、予測された作曲手法ではなく、音楽の要素がその都度必要とする響きを導き出 す作風で、新古典主義への道を切り開いています。ピアニスト、カルデロン・デ・カストロは1970年マラガ生まれ。コルトーやエド ウィン・フィッシャーの弟子であったステファニー・カンビエにピアノを習い、セヴィリャの音楽院やフライブルク、パリでも学び、シェーン ベルク、ヴェーベルン、ストラヴィンスキー、シュトックハウゼンなどを得意としています。2010年、カタロニア出身のギンジュアンと出 会い、音楽家同士のプロフェッショナルな関係とともに友情も育み、ギンジュアンの「ピアノ作品全集」録音に一緒に取り組むよ うになりました。明晰さと流動性を併せ持つギンジュアン作品に詩的なピアノで絶妙なニュアンスを演出しています。
IBS CLASSICAL
IBS-132019(1CD)
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):歌劇「巨人の戦争」 キャスト:マルタ・インファンテ (Palante) /エバ・フアレス(Jupiter)/アウローラ・ペーニャ(Minerva)
ソロミア・アントニャク(Hercules)/ピラル・アルバ(La Fama)
ソレダ・カルドーソ(El Tempio)/ラウラ・サバテル(La Inmortalidad)
オラリャ・アレマン(El Silencio)/ルイス・ダビド・バリオス(Tenor)
イリベル・アンサンブル
グラナダ・バロックO
ダリオ・タマーヨ(芸術監督/ダリオ・モレーノ(チェンバロ&指)

録音:2018年7月30-31日、8月1日 
ドゥロンはスペイン・バロック時代の劇音楽の作曲家。実際に作品が上演されることはあまりありませんが、10作の楽譜が保 存されており、少なくともその中の4作は完全な形で録音されるなど、同時代の作曲家に比べて知名度が低いわけではあり ません。彼の作品は、17〜18世紀のスペインの宮廷音楽以外のドラマ・ペル・ムジカ(音楽によるドラマ)の要素等を多用し たため、同時代のファン・イダルゴや、宮廷作曲家のアントニオ・レテレスなどの宮廷音楽をしっかり踏まえたドラマトゥルギーに 比べると若干難解ですが、親しみやすい旋律と明快な作風はスペインを中心に広く愛されています。ピリオド楽器を使用し てヨーロッパ、特にアンダルシアのバロック時代の作品を多く上演しているグラナダ・バロックOとイリベル・アンサンブル に、スペインで活躍する歌手たちによる演奏です。

ACCENT
ACC-24363(1CD)
ゼレンカ:ミサ曲(1724)
[キリエ ZWV26 / グローリア ZWV30 / クレド ZWV32 / サンクトゥス ZWV26 / ベネディクトゥス ZWV deest / アニュス・デイ ZWV26]
(2)サルヴェ・レジーナ ZWV137
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704
コレギウム・ヴォカーレ1704

録音:2018年8月
近年再評価され人気の高まっているゼレンカ。チェコ・バロック最大の作曲家として広く認知されてきたのはヴァーツラフ・ルクスがたびたび演奏し、良 質な CD をいくつもリリースしてきたことが一因としてあると言えましょう。
今回のアルバムにはミサ曲を収録。これは別々に残っている「キリエ」「グローリア」などをまとめて、それらの作曲年をふまえて「1724年のミサ」と して構成したもの。弦楽にオーボエ、ファゴット、トロンボーンが加わるオーケストラと、ソリストを伴う合唱のための壮麗な音楽となっており、ひとつの 大曲として一気に聴かせてしまうルクスの手腕に脱帽です。 (Ki)

Coviello
COV-91922(1CD)
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス:オーボエとオルガンのための作品集
オーボエと通奏低音のためのソナタ HoWV XI.1
オーボエとオルガンのためのコラール前奏曲 HoWV X.1-X.25より18曲
マルティン・ジェレフ(Ob)
アントニウス・アダムスク(Org)
ローゼンタール生まれのゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785)は、1742年からドレスデン聖母教会のオルガニストを務め、1755 年からドレスデンの3つの主要教会の合唱指揮者・音楽監督として活躍しました。 オーボエとオルガンのために書かれたコラール前奏曲はホミリウスの残した最も魅力的な作品のうちのひとつです。コラール旋律をオーボエに歌わせる ことに