湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



APARTE
AP-232(1CD)
A.スカルラッティ:聖テオドシアの殉教 レ・ザクサン、ティボー・ノアリ(指)
エマニュエル・ド・ネグリ(テオドシア/ソプラノ)、レナート・ドルチーニ(ウルバーノ/バリトン)、
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(アルセニオ/テノール)、アンテア・ピカニク(デチオ/コントラルト)

録音:2019年9月9‐12日
14世紀ローマ帝国の愛と死のドラマを生き生きと描いたオラトリオの傑作、「聖テオドシアの殉教」。神にその人生を捧げようとし、ローマの有力者の息 子アルセニオの愛をこばむテオドシア。最後は死を選ぶ、という物語です。聖テオドシアは西暦308年、18歳で亡くなっています。この物語をリブレットに 仕立てた人物はわかっていませんが、この物語に音楽をつけたのはA.スカルラッティのみでした。この作品をA.スカルラッティに委嘱した人物や初演日など もはっきりとはわかっていませんが、1683年に初演されたと考えられています。ドラマ自体のもつ劇的な内容と強いメッセージ、そして冒頭の器楽による導 入のソナタとシンフォニア、美しい歌のメロディの連続の傑作ぶりに驚かされる内容です。器楽は2014年にティボー・ノアリによって創設された17,18世 紀の声楽・器楽作品をレパートリーとするアンサンブル、レ・ザクサン。歌唱陣はクリスティにも認められたエマニュエル・ド・ネグリ、レ・タラン・リリク など一流の古楽アンサンブルと共演多数のエミリアーノ・ゴンザレス・トロ、バルトリの薫陶を受け、またクリスティの「声の庭」出身でもあるレナート・ド ルチーニ、そしてスピノージら指揮者との共演でならすアンテア・ピカニクと、第一線で活躍する歌手がそろいました。ナポリ楽派の始祖アレッサンドロ・ス カルラッティの偉大さをあらためて感じる作品です。 (Ki)

Evil Penguin Records
EPRC-0035(1CD)
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):キリストの足元のマッダレーナ(マグダレーナ)より
”Per il mar del pianto mio(私の涙の海に)”
”Pompe inutili(価値のない輝き)”
”Voglio piangere(私は泣きたい)”
バルト・ネッサンス(指)
カプリオーラ・ディ・ジョイア
アマリリス・ディールティエンス&クリント・ファン・デン・リンデ

録音:2019年4月18-21日、ベルギー
カプリオーラ・ディ・ジョイアは、指揮者・鍵盤奏者のバルト・ネッサンスと、その妻でソプラノのアマリリス・ディールティエンスが中心となって設立したバロッ ク・アンサンブル。ペルゴレージのスターバト・マーテルは録音も多い名曲ですが、ディールティエンスのまっすぐな声は、思わずはっとさせられる美しさに 満ちています。カルダーラの作品からは、マッダレーナが歌う3篇のアリアを収録。マリア、そしてマグダラのマリアの嘆きが美しく音楽化された音楽史上の 傑作2作が、このうえない透明感で歌われております。 (Ki)

WAON RECORDS
WAONXA-376
(2DVD-ROM)
【WAVE 192kHz/24bit,
down converted WAVE
96kHz/24bit PC AUDIO】
CD,SACD,DVDプレーヤーでは
再生できません。
日本語解説・帯付き


WAONXA-378
(2DVD-ROM)
5.6448MHz DSDIFF
DSD-AUDIO】
CD,SACD,DVDプレーヤーでは
再生できません。
日本語解説・帯付き

ナポリのリコーダーコンチェルト
1. A・スカルラッティ:ソナタ第7 番ニ長調 7’29”
Allegro / Adagio / Fuga / Largo / Allegro
2. ロバート・ヴァレンタイン (1674-1747):ソナタ第2 番変ロ長調 14’39”
Adagio / Allegro / Adagio / Allegro
3. ドメニコ・ナターレ・サッロ (1679-1744):コンチェルト ニ短調 8’05”
Amoroso / Adagio / Allegro
4. ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ (1704 -after 1752):ソナタ第15 番 へ長調 11’18”
Andante / Allegro / Adagio / Allegro
5. ニコラ・フィオレンツァ (--1764):コンチェルト イ短調 8’43”
Grave / Allegro / Grave / Allegro
6. フランチェスコ・バルベッラ (1692-1732):ソナタ第3 番ハ長調 10’07”
Amoroso / Allegro / Adagio / Allegro
7. フランチェスコ・マンチーニ (1672-1737):ソナタ第19 番ホ短調 9’20”
Allegrissimo / Larghetto / Fuga / Moderato / Allegro
本村睦幸(リコーダー)
ジュゴンボーイズと仲間たち(古楽アンサンブル)〔中丸まどか、天野寿彦(Vn)/佐藤亜紀子(バロックギター/テオルボ)/山本 徹(Vc)/根本卓也(Cemb)〕

録音:2019年5月13日?15日 品川区立五反田文化センター 音楽ホール
使用マイク(ステレオペア):DCアンプマイク(改良型金田式) Schoeps MK2H 無指向性カプセル装着
設計・製作:毛利忠晴(ピュアートレコーズ), 2013年作, 2018年改造型
セッティング:Pair microphones A-B stereo
プリアンプ:PT-MPP02 DCアンプマイク専用 非平衡?平衡変換アンプ及び高品位電源
設計・製作:毛利忠晴(ピュアートレコーズ), 2017年
レコーダー:TASCAM DA-3000
マスタークロック:Grimm Audio CC2
DSD to PCM converter:Weiss Saracon-DSD
リコーダーの名手、本村睦幸が、オリジナル通りの指孔、運指、ピッチ(a’=405)で再現された斉藤文誉作の2本のリコーダーを用いて、近年、古楽の最もホッ トな領域、ナポリの18 世紀音楽にその息吹を吹き込むアルバムです。7 人の作曲家による7 人 7 色の名曲を〈ジュゴンボーイズと仲間たち〉との共演による華 やかで趣深い音楽をお楽しみください。ワオンレコード初となる室内楽アンサンブル規模のアルバム、カスタムメイド DCアンプマイクと5.6MHZ DSD による 高音質録音です。
ナポリは、16世紀からいち早く音楽教育に特化した大規模な学校が存在したという点で稀有の都市。ここでは「ナポリ楽派」の祖ともいえるアレッサンドロ・ スカルラッティ(1660-1725、実際にはシチリア島出身)、そしてナポリ出身のマンチーニ(1672-1737、A. スカルラッティ不在期間、宮廷楽長の座を担ったこ ともある人物)、サッロ(1679-1744、6 歳の頃よりナポリの音楽院で学んだ)、メーレ(1704-1752 以降没)、ナポリの音楽院で学んだ)、そしてフィオレンツァ (?-1764)、バルベッラ(1692-1732、マンチーニが院長を務めていた時期にナポリの音楽院で学んだ)、そしてヴァレンタイン(1674-1747、イギリス出身、そ の後ローマで活躍、ナポリでヘンデルのオラトリオの演奏に参加)という7人の作曲家による、生き生きとしたリズム、鮮やかな和声も美しい魅力的な作品が収 められています。
※ワオンレコードのオリジナルマスターをあまさず収めた高音質音源をお楽しみいただくには、DVD-ROMを読み込み可能なディスクドライブを接続したパソ コンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器あるいはDSDIFFを再生できるプレーヤーをご用意いただく必要があります。CD,SACD,DVD プレーヤーでは再生できません。 (Ki)

DACAPO
MAR-6.220651(1SACD)
NX-B06
Ich bin die Auferstehung 我は蘇りなり〜ブクステフーデと彼のコペンハーゲンとのつながり/ブクステフーデと同時代の作曲家たち
ブクステフーデ:我は蘇りなり BuxWV 44
ヨハン B.エルベン(1626-1686):ソナタ ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
ヨハン V.メーダー(1649-1719):Gott hilf mir 神よ、私を救いたまえ
ベックマン(1619-1674):トッカータ イ短調
 Kommet her zu mir 私のもとへ来たまえ
フェルスター(1616-1673):Jesu dulcis memoria イエス、甘き思い出…世界初録音
アンドレアス・キルヒホーフ(生没年不詳): 6声のソナタ(1691頃)…世界初録音
ブルーンス(1665-1697):Mein Herz ist bereit わが心定まれり
フェルスター:7声のソナタ…世界初録音
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs-Br)
ラース・ウルリク・モルテンセン(オルガン・チェンバロ・指揮)
コンチェルト・コペンハーゲン

録音:2018年11月19日、2018年11月20-22日
17世紀のオルガニスト、作曲家ブクステフーデ。幼少期の歩みはほとんどわかっていませんが、恐らくヘルシ ンボリで生まれ、オルガニストの父から最初の音楽教育を受けたとされています。30歳を過ぎた頃、ハンザ 同盟の盟主として隆盛を極めた都市リューベックの教会オルガニストに就任し、職務を全うしながら、同世 代の音楽家たちと親交を結びました。このアルバムは、当時のバルト海周辺の音楽に、当時流行していた イタリアの音楽様式や、1618年から1648年まで続いた三十年戦争などさまざまな出来事がどのような 影響を及ぼしたのかを、ブクステフーデとその友人たちの作品から探っていくものです。演奏はバロック期の 作品を得意とするモルテンセンとコンチェルト・コペンハーゲン。

FUGA LIBERA
FUG-763(1CD)
NX-B08
Call to Prayer〜フランス・バロックとアラブ音楽、インド古典音楽の出会い
1. ガリア・ベナリ:チュニジア Tounes
2. アントワーヌ・フォルクレ:パッシーの鐘
3. ガリア・ベナリ:理由の理由 Mosabbeb al Asbab
4. ロミーナ・リシュカ:早朝のラーガ Raga Bhairav
ガリア・ベナリ:憶えてる? Awatadhkourou
5. マラン・マレ:ル・ムリネ (風車)
6. ガリア・ベナリ:鳩の嘆き Nouh Al Hamam
マラン・マレ:ロンドー
7. ヴァンサン・ノワレ:前奏曲 Prelude
8. ロミーナ・リシュカ:夜のラーガ Raga Yaman
ガリア・ベナリ:彼は稲妻を見た Ra’aa Al Barq
9. マラン・マレ:戯れ
ガリア・ベナリ:私を責めないで La Talumi
10. ガリア・ベナリ:解毒剤 Teryaq
11. ガリア・ベナリ:現れた使者 Jaa Rasoul
マラン・マレ:アルペジオによるイ短調の前奏曲
12. ジャン・ド・サント=コロンブ:ト調の前奏曲
ガリア・ベナリ:永遠 Dama Daiman
ロミーナ・リシュカ:早朝のラーガ Raga Bhairavi
13. マラン・マレ:スペインのラ・フォリア
ガリア・ベナリ:色あせてしまった私の心 Shahoubat Rouhy
ガリア・ベナリ(アラブ・ヴォーカル、曲制作)
ロミーナ・リシュカ(ヴィオール、ドゥルパド・ヴァーカル、曲制作)
ヴァンサン・ノワレ(コントラバス、キタラ・バッテンテ、曲制作)
ガリア・ベナリ(アラブ・ヴォーカル)、
ロミーナ・リシュカ(ヴィオール、ドゥルパド・ヴァーカル)、
ヴァンサン・ノワレ(コントラバス、キタラ・バッテンテ)

録音:2019年10月13-15日 マリア教会、ベルギー
1982年に生まれ、バーゼルでパオロ・パンドルフォ、ブリュッセルでフィリップ・ピエルロに師事し、ヴィオール合奏のハトホル・コンソートを主宰する ロミーナ・リシュカによる、たいへん興味深い企画盤。祈りを通じて自らと向き合うことをテーマに、マレを中心としたヴィオール作品とアラブとイン ドの音楽を掛け合わせ、摩訶不思議な効果を生んでいます。チュニジア出身でブリュッセルを中心に活躍するアラブ音楽のヴォーカリスト、ガリ ア・ベナリを迎え、リシュカ自らもインドの古典音楽ドゥルパドのヴォーカルも披露。ヴァンサン・ノワレと共に、オリジナル曲はもちろん、全ての収録 作品に独自の解釈を加え、マレやフォルクレにエスニックなヴォーカルが重なるなど、異文化がたいへん幻想的に融合しています。

のすたるぢあ
Nostalgia-1901(1CD)
忘れられた真珠たち
作者不詳:シェイクスピアに関する曲〔私の窓から出てお行き、ウォルシングハムへ行った時、ケンプ氏のジグ〕
エリザベス王朝の舞曲〔スーチ卿の仮面舞踏会、女王の仮面舞踏会の終曲、魔女の踊り、カヴェンディシュ氏のアルメイン〕
変奏曲〔サラバンドの主題による変奏曲、フォリアの主題による変奏曲、ベルガマスク〕
5つのリチェルカーレ〔リチェルカーレ ド、リチェルカーレ ソ/ド、リチェルカーレ ファ、リチェルカーレ レ、リチェルカーレ ソ〕
その他の舞曲〔パドゥアーナ、ヴォルト、カナリー、シチリアーナ〕
佐藤豊彦(Lute)

録音:2019年12月3日−5日、桐島国際音楽ホール「みやまコンセール」
※使用楽器:ダッチヘッド、10コースリュート マルティン・デ・ヴィッテ作 デン・ハーグ、オランダ(2013年)
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠佐藤豊彦が、自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」からリリースする新録音。
1611年に製作された貴重なオリジナルのバロックリュート、「ロレンツ〔ラウレンティウス〕・グライフ」との出会いにより、バロック音楽の録音を中心に行ってきた佐藤豊彦ですが、今回のアルバムはルネサンス時代の音楽です。ヨーロッパ諸国の可愛くて綺麗で楽しいルネサンス期の作者不詳の小品、つまり「忘れられた真珠たち」を集めた素敵なプログラム。元々は6コース、7コース、8コース、10コースのリュート、そしてビウェラなどそれぞれ異なった楽器の為に作られた曲ですが、今回の録音では歴史的な演奏を最優先するのではなく、楽しみでリュートを弾く人たちがどのタイプのルネサンスリュート(或いはビウェラ)を持っていてもこのCDの中のいくつかの曲が演奏できる、という考えから、10コースリュート1台のみが使われています。もちろんガット弦使用です。
ブックレットには「絵画に見るリュート」と題された特集で、リュートが描かれた16世紀〜17世紀頃の様々な絵画が掲載されています。

Glossa
Cabinet
GCD-C80406(1CD)
マラン・マレ:グラン・バレ
組曲イ短調(ヴィオール曲集第3巻より)
組曲ト長調(ヴィオール曲集第3巻より)
組曲ニ短調(ヴィオール曲集第2巻より)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トマス・ボイセン(テオルボ、バロック・ギター)、ドロレス・コストヤス(テオルボ、バロック・ギター)、ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)

録音:2001年10月、ジーメンスヴィラ(ベルリン)
イタリアが誇るヴィオラ・ダ・ガンバの世界的ヴォルトゥオーゾ、古楽界の鬼才パオロ・パンドルフォ。 衝撃的なタイトルで話題を呼んだ「膀胱結石切開手術の図」(GCD-C80404)に続く、マラン・マレのヴィオール組曲集第2巻もGlossa Cabinetシリーズより登場。「グラン・バレ(英語でグランド・バレエ)」は、ルイ14世の時代の舞踏会で踊られた厳粛で優美な舞曲集。
パオロ・パンドルフォとマラン・マレの舞曲に対する情熱が結集した、軽快でカラフルなヴィオラ・ダ・ガンバのダンスをご堪能ください。
Glossa
Cabinet
GCD-C80029(1CD)
シルヴィオとドリンダ〜ディンディア、マレンツィオ、モンテヴェルディ:愛のマドリガーレ集
シジズモンド・ディンディア(c.1582−1628/29):忠実な羊飼い
モンテヴェルディ(1567−1643):今や天も地も
ディンディア:わが嘆息を聞く汝ら
モンテヴェルディ:わが嘆息を聞く汝ら
ディンディア:私は地上に天使を見た
ディンディア
:Mentre che’l cor
ルカ・マレンツィオ(c.1553−1599):忠実な羊飼い
モンテヴェルディ:忠実な羊飼い
アラン・カーティス(指,ハープシコード)、
イル・コンプレッソ・バロッコ

録音:1993年12月、イタリア
アメリカ出身、アムステルダムでグスタフ・レオンハルトに師事し、ヘンデルやバロック・オペラ復興の功績を遺す古楽系指揮者、アラン・カーティス(1934−2015)の名盤がGlossa Cabinetシリーズより復刻。
カーティスがオランダで創設した古楽アンサンブル "イル・コンプレッソ・バロッコ"(元イ・フェービ・アルモニーチ)の演奏で贈るのは、ディンディア、マレンツィオ、モンテヴェルディの3人の作曲家が、イタリアの詩人&劇作家、ジョヴァンニ・バッティスタ・グァリーニの有名な悲喜劇「忠実な羊飼い」の同じシーンに音楽を付けた愛のマドリガーレ集です。タイトルの「シルヴィオとドリンダ」は、同劇の登場人物より。
Glossa
Cabinet
GCD-C81303(1CD)
ヘンデル:ハープのための音楽
ヘンデル:組曲ニ短調HWV.448
ウィリアム・バベル(1690−1723):涙の流れるままに
ヘンデル:ハープ協奏曲変ロ長調HWV.294
作曲者不詳(1800年頃):ヘンデルの作曲によるハープのための主題と変奏
エドワード・ジョーンズ(1752−1824):ヘンデルの作曲によるミクロコズム協奏曲
ニコラ・シャルル・ボクサ(1789−1856):オー・レット・エターナル・オナーズ&フロム・マイティ・キングス(ヘンデルの「ユダス・マカベウス」より)、ひとりのみどり子が私達のために生まれる(ヘンデルの「メサイア」より)
マラ・ガラッシ(ウェルシュ・トリプル・ハープ&エラール・ペダル・ハープ)、ジョヴァンニ・トーニ(オルガン、チェンバロ&フォルテピアノ)

録音:2008年9月&2009年3月、モデナ&ミラノ(イタリア)
ピスト、長澤真澄、西山まりえ両氏の師匠として古楽ファンにお馴染みのハープ奏者マラ・ガラッシ。悲劇の女王マリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿で聴いたハープの調べを再現するという壮大な企画「天空のハープ」(GCD-C81302)で大きな反響を呼んだマラ・ガラッシのヘンデル・アルバム。
「組曲HWV.448」、「協奏曲HWV.294」といったヘンデルのオリジナル作品はもちろんのこと、エドワード・ジョーンズやニコラ=シャルル・ボクサがヘンデルの音楽を題材とした作品も取り上げており、他の作曲家のマテリアルとなっても輝き続けるヘンデルの音楽の素晴らしさを教えてくれます。
Glossa
Cabinet
GCD-C80027(1CD)
ジェミニアーニ:合奏協奏曲集 Op.2
ガスパリーニ:歌劇「アンティオコス王」への序曲(ヘンデルの「アグリッピーナ」より)
ジェミニアーニ:合奏協奏曲集 Op.2〔協奏曲第3番、協奏曲第2番、協奏曲第5番、協奏曲第6番、協奏曲第1番、協奏曲第4番〕
アウセル・ムジチ、
カルロ・イパタ(ディレクター)

録音:2002年10月、イタリア
バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチ。コレッリの直接の弟子であるヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしてロンドンで名声を得たフランチェスコ・ジェミニアーニ(1687−1767)がロンドンで出版した合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)集 Op.2は、18世紀前半にロンドンで歓迎された"コレリアン"スタイルのイタリア音楽の代表例です。
Glossa
Cabinet
GCD-C80026(1CD)
サブロナーラのカンシオネロ〜スペインのフェリペ4世の音楽
マテオ・ロメロ、フアン・ブラス・デ・カストロ、ガブリエル・ディアス、ジョアン・プジョル、アルバロ・デ・ロス・リオス、作曲者不詳の作品
ラ・コロンビーナ〔マリア・クリスティーナ・キール(S)、クラウディオ・カヴィーナ(A)、ジョゼップ・ベネー(T)、ジョゼップ・カブレ(Br)〕

録音:1999年3月、フランス
1990年に結成され、ルネサンス&初期バロックの音楽をレパートリーとするスペインのヴォーカル・クヮルテット、ラ・コロンビーナ。ラ・ヴェネクシアーナのディレクターを務めるクラウディオ・カヴィーナが参加していた頃の創設メンバーが歌う、17世紀スペインの音楽遺産。ロマンス小説、民謡、口伝の舞踊などを起源とし、フェリペ4世の宮廷を彩ったスペインの歌。ミュンヘンのバイエルン州立図書館に所蔵されている貴重なコレクションです。

Centaur
CRC-3633(1CD)
クープラン&ラモーの再発見
クープラン:クラヴサン奏法より 前奏曲第1番〜第4番
ラモー:クラヴサン曲集第3組曲
クープラン:クラヴサン奏法より 前奏曲第5番〜第8番
ラモー:クラヴサン曲集第4組曲
ルーカス・ウォン(P)

録音:2017年6月29日−30日ファツィオリ・コンサート・ホール(イタリア)
※楽器:Piano:Fazioli Model F308
ルーカス・ウォンはカナダ出身のピアニストとしてアメリカやコロンビア、香港でも活躍し、ソング・フェスティバルなども手掛け、ピアニストの他にも教育学者、声楽のコーチとして多様なキャリアを積んでいます。クープランとラモーのクラヴサン作品をファツィオリ・ピアノで繊細に美しく奏でるルーカス・ウォンに注目です。

FONE
SACD-200(1SACD)
限定盤
ペルゴレージ:スターバト・マーテル マリエッラ・デヴィーア(S)、フランチェスカ・プロヴィッショナート(メッゾ・ソプラノ)、ダニエーレ・カッレガーリ(指)、オルケストラ・フィラルモニカ・マルキジャーナ

録音:1998年3月、ラウロ・ロッシ劇場(イタリア、マチェラータ)
音楽史上もっとも美しい宗教音楽のひとつ、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」を、「ベルカント・オペラの女王」マリエッラ・デヴィーアの名唱で。本アルバムは教会ではなく、ラウロ・ロッシ劇場の魅力的な音響空間で録音されました。FONEレーベルのほかのアルバム同様「ノー・エディット」なので、収録されている全てのトラックは会場で演奏された通りの「生の音」が記録されています。声の音色、オーケストラの色彩、音の奥行きを十分に堪能できる録音です。2組のマイク、2本のノイマンM49と2本のノイマンU47のみが使われています。
FONE
3SACD-033(3SACD)
限定盤
パレストリーナ:ミサ曲集第1巻(1554年)
SACD1:ミサ曲「見よ大いなる司祭を Ecce sacerdos magnus」(4声)/ミサ曲「おお天の王を O Regem coeli」(4声)
SACD2:ミサ曲「大いなる勇気もて Viritute magna」(4声)/ミサ曲「大天使ガブリエル Gabriel Archanglus」(4声)
SACD3:ミサ曲「小羊の聖餐を準備し Ad coenam Agni providi」(5声)*
ロベルト・ガッビアーニ(指)、
サンタ・チェチーリア国立アカデミア・ポリフォニーcho

録音:2003年9月−10月、オーディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ「グランド・サーラ・デル・コーロ」(イタリア、ローマ)
ルネサンス期最大の教会音楽作曲家、パレストリーナの美しき5つのミサ曲を、FONEレーベルの高音質ナチュラル・サウンドで!1554年にローマで作曲されたパレストリーナのミサ曲集第1巻を歌うのは、同じく16世紀後半に設立されたアカデミーに起源をもつサンタ・チェチーリア国立アカデミア・ポリフォニー合唱団。SACDハイブリッド3枚組で、温かみのある合唱の響きに心ゆくまで浸ることができます。レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチは、本録音の会場として歴史的建造物ではなく、例外的に現代の建物、イタリアを代表する建築家レンツォ・ピアノ(1937-)の設計によるオーディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカを選択しました。このホールは現代的な構造であるにもかかわらず、使用されている木材のおかげで非常に自然な音響となっています。使用マイクはノイマンのU47、U48、M49です。

Psalmus
PSAL-032(1CD)
フランス王フランソワ1世の礼拝堂聖歌隊〜16世紀フランス王宮礼拝堂のモテット集
ジャン・リシャフォール(1480-1550):アヴェ・マリア (めでたし、マリア) [Ave Maria](5声)
マテュー・ガスコーニュ(14??-15??):キリストは勝利した [Christus Vincit](4声)
ジャン・ムートン(1459頃-1522):めでたし、最も聖なるマリア [Ave Sanctissima Maria](4声)
ある男が盛大な宴を催した [Homo quidam] (4声)
クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562):あなたはすべて美しい、愛する人よ [Tota pulchra est](4声)
神よ、助けに来てください [Deus in adjutorium] (4声)
マニフィカト 第8旋法 [Magnificat octavi toni](4 & 5声とオルガン)*
平安を与えてください、主よ [Da pacem Domine](4声)
サルヴェ・レジーナ(めでたし、元后) [Salve Regina](4声)
ヴォクス・カントーリス
【ラファエル・マス(スーペリウス)、ジャン=クリストフ・カンドー (コントラテノール)、ダミアン・リヴィエール (コントラテノール)、ジャン=マルク・ヴィエ (T)、クリストフ・ゴーティエ(Bs) ※以上、括弧内は各歌手の声域ではなく歌唱声部を示します。】
ジャン=パトリス・ブロス(オルガン*)
ジャン=クリストフ・カンドー(指)

録音:2016年4月、ノートル=ダム・ド・ボン・セクール礼拝堂、パリ、フランス
ルネサンス的君主を代表するフランス王フランソワ1世は王宮礼拝堂の音楽機能を拡張し、多くの優れた音楽家を登用しました。
Psalmus
PSAL-033(1CD)
聖ドニのギリシャ語ミサ
フランソワ・クープラン:教区の為のミサ (オルガン・ミサ) & ギリシャ語単旋律聖歌
イントロイトゥス [Sophian ton aghion] / キリエ [Kyrie]
グローリア [Dhoxa en ypsistis theo]
エピストル [Praxis apostolon] / アレルヤ [Alleluia] / セクエンツィア [Hellas en tekno chaire]
オフェルトリウム [Kafchisondai ostii] / サンクトゥス [Hagios]
アド・エレヴァツィオーネム−ベネディクトゥス
[O sotiria thysia - Evloghimenos o erchomenos]
アニュス・デイ [O amne theou] / コムニオ [Legho dhe ymin] / デオ・グラツィアス
レ・ソリステ・ド・ラ・ミュジーク・ビザンティン
【アントニオス・アエトプロス、ジャン=クリストフ・カンドー、フリストス・ハルキアス、フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス、ヤニス・ツィオツィオプロス (歌)】
ポリーヌ・クンドゥノ=シャベール(Org)
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(指)

録音:2018年7月、シルヴァネ修道院、アヴェロン、フランス
11世紀以来フィランスの聖ドニ修道会修道院で歌い継がれている、ギリシャ語による「パリのディオニュシウスのミサ」。ディオニュシウス (聖ディオニジオ) は250年に殉教したパリの司教。当録音ではクープランのオルガン・ミサとの組み合わせで進行します。ハードカバー・ブック仕様。
Psalmus
PSAL-034(1CD)
カントルの声
ジャン・ムーラン(16世紀):深き淵〜[De profundis](ファルソボルドーネ)
ピエール・セルトン(1510頃-1572):クローダン・ド・セルミジの死に寄せる哀歌 [Deploration sur la mort de Claudin de Sermisy]
ミサ・アヴェ・サンクティッシマ・マリア [Missa Ave Sanctissima Maria] から アニュス・デイ
クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562):私は復活し [Resurrexi]
ジャン・リシャフォール(1480-1550):アヴェ・マリア [Ave Maria]
マテュー・ガスコーニュ(14??-15??):善きイエス [Bone Jesu](オルガンとモテット)
アニバル・ガンテズ(1607-1668):ミサ・ヴィジラーテ [Missa Vigilate] から クレド
アンドレ・レゾン(1640頃-1719) & アンリ・デュ・モン (1610-1684):オルガン・ミサ 第3旋法 から アニュス・デイ
ピエトロ・エレディア(?-1648):レクイエム から ピエ・イエズ
不詳(17世紀):ミサ「スザンナはある日」[Messe "Suzanne unjour"] から サンクトゥス
フランシスコ・ゲレロ(1828-1599):めでたし、海の星 [Ave maris stella]
ヴォクス・カントーリス
ジャン=クリストフ・カンドー(指)

既発売録音編集盤
Psalmus
PSAL-035(1CD)
死者の為のビザンチン礼拝
Trisagion. Theodoros Fokareus / Stance 1 / Stance 2 / Stance 3 / Benedictions des defunts
Kondakion / Idiomeles / Beatitudes / Prokimenon / Epitre / Dernier adieu
Trisagion, Balasios le Pretre
レ・ソリステ・ド・ラ・ミュジーク・ビザンティン
【ジャン=クリストフ・カンドー、ジャン=エティエンヌ・ランジャンニ、ラファエル・ロバン、 アントワーヌ・シコ (歌)】
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(独唱、指揮)

録音:2020年2月、ステュディオ・プロデュクソン、トゥールーズ、フランス
Psalmus
PSAL-030(1CD)
アントニウス(アントワーヌ・ド) ・ディヴィティス(1470頃-1530頃):栄光と称賛と [Gloria laus] (1532)
クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562):マタイ受難曲 [Passion selon Saint-Matthieu](1534)
私は復活し [Resurrexi]
ヴォクス・カントーリス【ラファエル・マス (スーペリウス)、ジャン=クリストフ・カンドー (コントラテノール、指揮)、エルヴェ・ラミー、ジャン=マルク・ヴィエ (T)、フレデリク・ブロー、クリストフ・ゴーティエ (Bs)】 ※以上、括弧内は各歌手の声域ではなく歌唱声部を示します。

録音:2014年11月、フランス
Psalmus
PSAL-031(1CD)
修道院の宝物〜17世紀新スペインの音楽
不詳:ミサ「スザンナはある日」[Missa "Susanne un jour"](5声)
フアン・デ・リエナス(確認できる活躍期:1617-1654):終課 [Officium Completorium] から
私を憐れんでください [Miserere mihi] (アンティフォナ ; 3声)
光が消える前に [Te lucis ante terminum] (ヒムヌス ; 5声)
あなたの手に [In manus tuas](レスポンソリウム ; 4声)
私たちを救ってください [Salva nos] (アンティフォナ ; 4声)
サルヴェ・レジーナ(めでたし、元后) [Salve Regina](聖母のマリアのアンティフォナ ; 4声)
ヴォクス・カントーリス【アルメル・マルク、リェナ・オルティス (S)、アクセル・ヴェルネル(男性アルト)、ジャン=クリストフ・カンドー (テノール、指揮)、ジャン=マルク・ヴィエ(Bs)、イゾーレ・ラヴェルニュ (ドゥルツィアン) 】

録音:2017年10月、フランス

ENCHIRIADIS
EN-2049(1CD)
ヘンデルの歌劇による『七つの大罪』
ヘンデル
【序奏】
オラトリオ「ベルシャザル」HWV 61 から 序曲
【暴食】
オラトリオ「ベルシャザール」HWV 61 から "Let festal joy triumphant reign"
【色欲】
歌劇「アリオダンテ」HWV 33 から 第2幕 シンフォニア
オラトリオ「セメレ」HWV 58 から "Come to my arms"- "Ah, take heed what you press"
【怠惰】
オルガン協奏曲 HWV 309 から アダージョ
合唱曲「快活の人、沈思の人、温和の人」HWV 55 から "Come rather, Goddess"
【強欲】
歌劇「ヘラクレス」HWV 60 から シンフォニア
歌劇「ロタリオ」HWV 26 から
"Non pensi quell' altera" / シンフォニア & "Son vinto, o Ciel" / "Regno, grandezza"
【嫉妬】
オラトリオ「テオドーラ」BWV 68 から シンフォニア
歌劇「ロデリンダ」HWV 19 から
"Fatto inferno e il mio petto" / "Pastorello d'un povero armento"
【傲慢】
合奏協奏曲 Op.3-5, HWV 316 から アダージョ
歌劇「タメルラーノ」HWV 19 から "Forte e lieto a morte andrei" / "A suoi piedi"
【憤怒】
オラトリオ「エステル」HWV 50 から シンフォニア
歌劇「フラーヴィオ」HWV 16 から "Fato tiranno e crudo"
【地獄落ち】
歌劇「タメルラーノ」HWV 19 から "Figlia mia, non pianger, no"
歌劇「ポーロ」HWV 18 から シンフォニア
【贖罪】
オラトリオ「テオドーラ」BWV 68 から "Descend, kind Pity"
フアン・サンチョ(T)
カペラ・クラコヴィエンシス(ピリオド楽器オーケストラ)
ヤン・トマシュ・アダムス(指)

録音:2016年10月、クラクフ・ラジオ、クラクフ、ポーランド
2010年代よりバロック・歌劇での活躍が目覚ましいスペインのテノール、フアン・サンチョ (1982年生まれ)。ヘンデルの歌劇とオラトリオに示された、キリスト教における「死に至る七つの罪源」と地獄落ち、贖罪を追って行く興味深いプログラムです。
ENCHIRIADIS
EN-2047(1CD)
フィドルの時代〜13世紀の音楽におけるフィドル
不詳:Florex fex favellea(コンドゥクトゥス)
ギラウト・リキエル [Guiraut Riquier](1230頃-1292):Humils, forfaitz repres e penedens(宗教的トルバドゥール歌曲)
Jhesu Crist, filh de Dieu vieu(宗教的トルバドゥール歌曲)
不詳:O varium Fortune(コンドゥクトゥス)
ユク・デ・サンシルク [Uc de Sant Circ] (1217?-1253?):
Tres enemics e dos mals segnors ai(トルバドゥール歌曲)
Nuls hom no sap d'amic tro l'a perdut (トルバドゥール歌曲)
不詳:Amis, amis, trop me laissiez en estrange pais(ロトルアンジェ ; 宗教的トルバドゥール歌曲)
ティボー・ド・シャンパーニュ [Thibaut de Champagne](ナバラ王テオバルト1世)(1201-1253):
Aussi com l'unicorne(カントゥス・コロナートゥス ; トルバドゥール歌曲)
不詳:Salva nos stella maris(ロンデルス) / Veris principium(ロンデルス)
Psallite regi glorie(ロンデルス)
ゴーティエ・ド・ダルジー [Gautier de Dargies] (1165頃-1236):La douce pensee(レー)
アダン・ド・ラール(1240頃?-1287頃):Merveille est quel talent j'ai de chanter(シャンソン)
不詳:ダンス・レアル [Danse Real] 1, 2 / 第5のエスタンピー・レアル [La quinte Estampie Real]
ジャン・ド・レスキュレル(?-1304):
Amour, voules-vous acorder(バラッド) / Amours, que vous ai meffait(バラッド)
Abundance de felonnie(バラッド)
不詳:Clavus pungens acumine(コンドゥクトゥス)
アレハンドロ・トナティウ・エルナンデス(中世フィドル [medieval fiddle])
ペペ・モラレス・ルナ(シトル [citole])
ラウル・ラシリャ・クレスポ(バグパイプ [muse])
アレハンドロ・トナティウ・エルナンデス(中世フィドル [medieval fiddle])
ペペ・モラレス・ルナ(シトル [citole])
ラウル・ラシリャ・クレスポ(バグパイプ [muse])
マウリシオ・モリナ
(各種打楽器 [frame drum without jingles, tambourine, square frame drum, wooden clappers])

録音:2016年7-11月、クリア・レアルのゴシック・ホール、ベザルー、カタルーニャ、スペイン
ENCHIRIADIS
EN-2048(1CD)
モンテヴェルディ・セッションズ
モンテヴェルディ:ティルシとクローリ [Tirsi e Clori](マドリガーレ集 第7巻(1619) から)*
美にふさわしい称賛 [De la bellezza le dovute lodi](スケルツィ・ムジカーリ(1607) から)
西風が戻り [Zefiro torna](マドリガーレ集 第6巻(1614) から)
ニンファの嘆き [Lamento della Ninfa] (マドリガーレ集 第8巻(1638) から) +
さあ、さあ、可愛い羊飼い娘たちよ [Su, su, su pastorelli vezzosi](マドリガーレ集 第8巻 から)
波はささやき [Ecco mormorar l'onde](マドリガーレ集 第2番(1590) から)
愛の神よ、どうすればいいのか [Amor che deggio far](マドリガーレ集 第7巻 から)
ムジカ・フィクタ
アリーチェ・バルチアーニ(ソプラノ I:ニンファ +)
マノン・ショヴァン(ソプラノ II:クローリ *)
ガブリエル・ディアス(カウンターテナー:ティルシ *)
アリエル・エルナンデス(テノール I)
ビクトル・サルド(テノール II)
ファビオ・バルティア(Bs)
アンサンブル・フォンテガーラ
エルビラ・マルティネス・ガバルドン(ヴァイオリン I)
ダニエル・ピンテニョ(ヴァイオリン II)
サラ・アグエダ(ダブル・ハープ)
マリア・アレハンドロ・サトゥルノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パブロ・サピコ(テオルボ、バロック・ギター)
ラウル・マリャビバレナ(指)

録音:2018年5月、オスペディア・デ・サンタ・クルス礼拝堂、マドリード県、スペイン
モンテヴェルディのマドリガーレを演奏する・・・それは歌手たちが時には相和し、時にはぶつかり合う声のセッション。精緻な英国系アンサンブルも良いですが、ラテン系歌手たちが飛沫を散らす密な演奏はやはりたまりません!

SEULETOIRE
SEC-01(1CD)
二人だけのクープラン
ルイ・クープラン(1626-1661):クラヴサン組曲 ニ長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
ヴィオールの為のファンタジア / アルマンド / クーラント / サラバンド / カナリー
クラヴサン組曲 ト長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
前奏曲 / アントレ / サラバンド / ファンタジア / デュオ
クラヴサン組曲 イ長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
サンフォニー / ラ・ピエモンテーズ / サラバンド / ガヴォット / ポワトゥー地方のメヌエット
デュビュイソン(1622-1681):無伴奏ヴィオール曲集 ニ長調(1666年の手稿譜による) +
前奏曲 / アルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
ルイ・クープラン:クラヴサン組曲 ハ長調 (ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
ファンタジー / ル・ムーティエ、アルマンド / ガヴォット / メヌエット / リゴドン
不詳:無伴奏ヴァイオリン組曲 ト長調(1666年の手稿譜による) *
ラ・サンテニャン / パスピエ / メヌエット
ルイ・クープラン:クラヴサン組曲 ニ長調 (ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバによる演奏) (*/+)
アド・チェナム・アニ・プロヴィディ / ヴィオールの為のファンタジー
サラバンド・アン・カノン / ヴォルト / 三種の動きの楽曲 / ラ・パストゥレル
ガヴォット / シャコンヌ
ニコラ・メトリュ [Nicolas Metru](1610頃-1668):ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバの為のファンタジア (*/+)
デュオ・コロカント
アリス・ジュリアン=ラフェリエール(ヴァイオリン *)
マティルド・ヴィアル(ヴィオラ・ダ・ガンバ +)
クラヴサン(Cemb) 音楽の大家ルイ・クープランの組曲をクラヴサン抜きの弦のデュオで演奏するという興味深い試み。
デュオ・コロカントの二人は共に1988年に生まれ、2007年リヨン音楽院で出会いました。アリス・ジュリアン=ラフェリエールはリヨン音楽院でオディール・エドゥアールに師事したフランスのバロック・ヴァイオリン奏者。マティルド・ヴィアルはリヨン音楽院でマリアンヌ・ミュレールに、ハーグ王立音楽院でフィリップ・ピエルロとミーケ・ファン・デル・フェルデンに師事したヴィオール奏者。

Coviello
COV-92011(1CD)
突然変異 〜クレマン・ジャヌカン・キメラ
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation I
クレマン・ジャヌカン:La chasse “Gentilz veneurs”
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation II
マイク・スヴォボダ、クレマン・ジャヌカン:Voulez ouyr les Cris de Paris
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation III
クレマン・ジャヌカン:Escoutez tous gentilz Gallois
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation IV
クレマン・ジャヌカン:Le Blason du Beau Tetin
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation V
クレメンス・ノン・パパ:Le Blason du Laid Tetin
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation VI
ヤニック・ギーガー:On one or with you
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation VII
ベッツィ・ジョラス:LASSUS-FANTAISIE “O doux parler”
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation VIII
ラッスス:Je l‘ayme bien
ヤニック・ギーガー、ジャン=クリストフ・グロッフェ:mutation IX
ジャン=クリストフ・グロッフェ、オルランド・ディ・ラッソ:La nuict froide et sombre
テレーム(声楽アンサンブル)
XASAX(サクソフォン四重奏)

録音:2019年
ラブレーの「ガルガンチュワとパンタグリュエル」にインスピレーションを受けた作品。ルネサンスと現代の音楽が並置されユニークなサウンドが展開され ます。 (Ki)

Ligia Digital
LIDI-0202335
(2CD+DVD)
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り (1610) ※ソリスト
ラ・メトリーズ・ド・ランス(合唱)
サンドリーニ・ルベック(合唱指揮)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ(オーケストラ)
ジャン・テュベリ(指)

録音:2017年11月13-15、トリニテ礼拝堂、リヨン、フランス
2018年5月26-28日、サン・ジャック教会、ランス、フランス
DVD(内容未詳) はPAL方式のためPAL対応のDVDプレーヤーが必要です。パソコンでの再生も弊社は保証いたしません。ご了承ください。
Ligia Digital
LIDI-0202336(1CD)
モンテヴェルディ:星に向かって打ち明けた―マドリガーレ集
モンテヴェルディ:Sfogava con le stelle un infermo d'amore (マドリガーレ集 第4巻 から)
Al lume delle stelle(マドリガーレ集 第7巻 から)
Cor mio mentre vi miro(マドリガーレ集 第4巻 から)
O come sei gentile(マドリガーレ集 第7巻 から)
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):トッカータ VI
モンテヴェルディ:Si, ch'io vorrei morire(マドリガーレ集 第4巻 から)
Lamento della ninfa(マドリガーレ集 第8巻 から)
Interrotte speranze(マドリガーレ集 第7巻 から)
ヴィンチェンツォ・ボニッツィ(1599以前-1630):Jouissance vous donneray
モンテヴェルディ:Se i languidi miei sguardi - Lettera amorosa a voce sola(マドリガーレ集 第7巻 から)
Io mi son giovinetta(マドリガーレ集 第4巻 から)
Magnificat primo tuono a quattro voci in genere da capella(「倫理的宗教的な森」から)
ラ・マン・アルモニーク(声楽・器楽アンサンブル)
フレデリック・ベトゥ(指)

録音:※2018年5月、マルソラン教会、マルソラン、ジェール県、フランス
Ligia Digital
LIDI-0109340(1CD)
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):オルガンとオーボエの為の作品集
われは神より去らじ [Von Gott will ich nicht lassen](オルガンの為の)
「主イエス・キリストよ、われを顧みたまえ」[Herr jesu Christ, dich zu uns wend] による
オルガンの為の幻想曲
イエスよ、御身はわが魂を [Jesu, der du meine Seele](オルガンの為の)
コラール「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」[Mein Gott das Herze bring ich dir] による
オルガンの為のトリオ・ソナタ
高き天よりわれは来たれり [Vom Himmel hoch da komm ich her](オルガンの為の)
神の御業は善きことなり [Was Gott tut, das ist wohl getan](オルガンの為の)
暁の星のいと美しきかな [Wie schon leuchtet der Morgenstern](オルガンの為の)
オーボエとオルガンの為の幻想曲 ハ長調 *
オーボエとオルガンの為の幻想曲 ヘ長調 *
オーボエとオルガンの為の幻想曲 ヘ短調 *
オルガンの為の前奏曲とフーガ ニ短調
オルガンの為のトリオ ヘ長調
オルガンの為のトリオ ト長調
オルガンの為の協奏曲 ト長調
エロイーズ・ガイヤール(オーボエ*)
クリストフ・ギダ(Org)

録音:※2019年9月12-14日※、サン=レオンス大聖堂、フレジュス、フランス
使用楽器:パスカル・コワラン [Pascal Quoirin] 製
Ligia Digital
LIDI-0202345(1CD)
ペルゴレージ :スターバト・マーテル ヘ短調(*
A・スカルラッティ:4声のシンフォニア(フランス国立図書館所蔵の手稿譜による)
サルヴェ・レジーナ ヘ短調(2人の独唱、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の) *
マガリ・レジェ(ソプラノ*)
ポーラン・ビュンドゲン [ビュンジェン](男声アルト *)
レ・パッション(弦楽、通奏低音)
ジャン・マルク・アンドリュー(指)

録音:※2019年4月5-9日、シルヴァネス修道院 (アヴェロン文化センター)、シルヴァネス、アヴェロン県、フランス
Ligia Digital
LIDI-0104348(1CD)
オリーヴの小枝(Le Rameau d'Olivier)〜オルガン4手連弾で聴くラモーの歌劇の粋
ラモー:歌劇(抒情悲劇)「カストールとポリュクス」より 序曲 / シャコンヌ / タンブラン
歌劇(抒情悲劇)「イポリートとアリシー」より 序曲 / シャコンヌ
コンセール形式によるクラヴサン曲集 から ラ・フォルクレ
歌劇(抒情悲劇)「ダルダニュス」より
序曲 / 眠り / 前奏曲「恐ろしい日!」(プラン・ジュ版) / 戦士の入場 / リトルネロ / シャコンヌ
前奏曲「恐ろしい日!」(フォン・ドルグ版)
歌劇=バレ「優雅なインドの国々」より
序曲 / メヌエット / ロンド形式のミュゼット / アフリカの奴隷たちの為のエール
未開人たちによって行われる平和のパイプの儀式の踊り / シャコンヌ
オリヴィエ・ヴェルネ、セドリック・メクレル (Org)

録音:※時期の記載なし※、サン=マクシマン王立修道院バジリカ教会、サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、
フランス
使用楽器:1772-1775年、ジャン=エスプリ・イスナール製
アルバム・タイトルは作曲家ラモー(Remeau ; 小枝) と演奏者オリヴィエ(Olivier ; オリーヴの木) を掛けた洒落でしょう。

Griffin
GCCD-4087(1CD)
テューダー朝の音楽―ハンプトン・コート宮殿より
ヘンリー8世(1491-1547):Pastyme with good companye
不詳:Madame d'amours
ティルマン・スザート(1500頃-1562頃):Dont vient cela
不詳:And I war a maydyn
ウィリアム・コーニッシュ(1465頃-1523):A robyn, gentyl robyn
不詳:Danse de Cleves
ウィリアム・コーニッシュ:Trolly lolly
フィリップ・ファン・ウィルダー(1500頃-1554):Je fille quant Dieu / Un jeune moyne
ヘンリー8世:Departure is my chief payne / Grene growith the holly
アントワーヌ・ブリュメル(1460頃-1512/1513):Je despite tous
フィリップ・ファン・ウィルダー:De vous servir
不詳:Angelus ad Virginem
アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):Fortuna desperata
不詳:Padoana / Englond be glad
ヘンリー8世:En vray amour
不詳:Greensleeves
フィリップ・ファン・ウィルダー:Une nonnain refaite
不詳:Hey troly loly lo
フランシスコ・デ・ラ・トレ(1460頃-1504以後):Bassa Danza "Alta"
不詳:Gentil Princep
エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1472以後):De tous bien plane
ピエール・ファレーズ(1510頃-1575頃):Galliarde Ferrareze
ヘンリー8世:Helas Madam
不詳:Instrumental consort / Hoyda jolly rutterkin
イ・ファジョリーニ
フォーベリー・コンソート
スティーヴン・プレイヤー(指)

録音:1992年6月、ハンプトン・コート宮殿、ロンドン、イギリス 前出:CRCD 2365

DIGRESSIONE
DCTT-62(1CD)
アッフェッティとタスティアトゥーレ
17〜19世紀、ナポリ派の手によるモルフェッタの5つのオルガン

【インマコラータ教会】オルガン:17〜19世紀、不詳作者製
ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ(確認できる活躍期:1508):ヴェネツィア風パヴァーヌ [Pavane a la venitienne](リュート曲集 第4巻(1508) から) *
アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):フランス風カンツォーナ「プティ・ジャック」[Canzon francese detta Petit Jacque]*
フレスコバルディ:カンツォーナ 第3番[Canzona terza](トッカータ集 第2巻(1627) から) +
聖体奉挙の為のトッカータ [Toccata per la levitazione]
(フィオリ・ムジカーリ(1635)、聖母の為のミサ から)*
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):イル・パッジョ・トデスコによる変奏曲 [Variazioni per il Paggio Todesco] +
パオロ・クアリアーティ(1555頃-1628):トッカータ 第8旋法 [Toccata dell'Ottavo Tuono] +
【サン・ドメニコ教会】オルガン:1756年、ピエトロ・デ・シモーネ・Jr製
D・スカルラッティ:ソナタ ニ短調(ラルゲット) K.34 +/ソナタ ト短調(アレグロ) K.35 +
ガエターノ・グレーコ(1657-1728):トッカータ 第13番*
【サン・ベルナルディーノ教会】オルガン:1767年、ジュゼッペ・ルビーノ製
不詳(17世紀):イタリア風トッカータ 第1旋法
ベルナルド・パスクイーニ:タスタータ、ペル・ミローネ [Tastata, Per Milone](Napoli, luglio 98) +
アリア I [Aria I]*/アリア II [Aria II]*/アリアIII [Aria III]*
ドメニコ・ジポリ(1688-1726):パストラーレ [Pastorale](オルガンとチェンバロの為のソナタ集 第1部 から) +
【サンタンドレア教会】オルガン:1771、ジュゼッペ・ルビーノ製
アスカーニオ・マヨーネ(1565頃-1627):リチェルカーレ 第1番[Ricercar Primo] (様々なカプリッチョ集 第1巻(1603) から) *
ジョルジョ・ストロッツィ(1615-1687頃):バレット 第1番[Balletto primo] & 第2番[Balletto secondo]
(チェンバロとオルガンの為のカプリッチョ集 (1687) から) +
ベルナルド・パスクイーニ:パッサカリア [Passagagli]*
【サント・ステーファノ教会】オルガン:1827年、パスクアーレ・デ・ロッシ製
ガエターノ・ヴァレーリ(1760-1785):ソナタ 第9番[Sonate IX] +/ソナタ 第10番[Sonate X] +
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):アレグロ [Allegro] +/ラールゴ [Largo]*
フランチェスコ・ディ・レールニア(オルガン*)
ガエターノ・マガレッリ(オルガン+)

録音:2015年11月13-14日、上記の各教会、モルフェッタ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-63(1CD)
チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)/レオナルド・ロスパッルーティ編):ドメニコ・スカルラッティのソナタに基づく12の合奏協奏曲 〜(マンドリン合奏の為の版)
第1番イ長調/第2番ト長調/第3番ニ短調/第6番 ニ長調/第8番ホ短調/第12番ニ長調
アッカデーミア・マンドリニスティカ・プリエーゼ (撥弦楽器合奏)
マウロ・スクイランテ(マンドリン独奏)
レオナルド・ロスパッルーティ(指)

録音:2015年1月、Music Suite スタジオ、サンミケーレ・ディ・バーリ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-87(1CD)
カンツォーニ・レチェルカーテ・エ・スピリターテ〜テッラ・ディ・バーリのオルガン楽派
(1)
ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525?-1577以後):リチェルカーレ 第3番(オルガン曲集 第1巻 (1542) から)
(2)ロッコ・ローディオ(1530-1615頃):リチェルカーレ 第5番(リチェルカータ集 第1巻(1575) から)
(3)ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612):カンツォーナ「ラ・スピリタータ」(イル・トランシルヴァーノ (1609) から)
(4)ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):半音階的フランス風カンツォーナ 第7番 (リチェルカーレ、カンツォーナ…集(1603) から)
(5)フレスコバルディ:トッカータ 第1番(トッカータ集 第2巻 (1627) から)
カンツォーナ 第4番(トッカータ集 第2巻 (1627) から)
(6)モニカによるパルティータ(トッカータ集 第1巻(1615) から)
(7)聖体奉挙の為の半音階的トッカータ(フィオーリ・ムジカーリ (1635)、主日のミサ から)
(8)ニコロ・コッラディーニ(1585頃-1646頃):リチェルカーレ 第9旋法、と2つのフーガ (12のリチェルカーレ(1624) から)
(9)ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):イル・パッジョ・トデスコによる変奏曲
(10)パッサカリア
(11)序奏とパストラーレ
(12)メニコ・ジポリ(1688-1726):4つのヴァースとカンツォーナ ハ長調(オルガンとチェンバロの為のソナタ集 Op.1(1716) から))
(13)ジョヴァンニ・バッティスタ・イニャーツィオ・グラツィオーリ (1746-1820):パストラーレ
(1)ステッラ・ベアトリーチェ・ローテゾリエーレ (Org)
(2)マルゲリータ・シッドゥルロ(Org)
(3)ステッラ・ベアトリーチェ・ローテゾリエーレ (Org)
(4)マルゲリータ・シッドゥルロ(Org)
(5)アンジェラ・アミーコ(Org)
(6)ジョヴァンナ・トリカーリコ(Org)
(7)ドメニコ・タリエンテ(Org)
(8)ニコラ・ヴィンチ(Org)
(9)ジューリア・コルヴァーリャ(Org)
(10)グラツィアーノ・セメラーロ(Org)
(11)ファビオ・パイアーノ(Org)
(12)グラツィアーノ・セメラーロ(Org)
(13)ジョヴァンニ・バッティスタ・イニャーツィオ・グラツィオーリ (1746-1820):パストラーレ
ピエルルイージ・マッツォーニ(Org)

録音:2018年春、サン・フランシスコ教会、モノーポリ、イタリア
使用楽器:1710年、不詳作者製
DIGRESSIONE
DCTT-88(1CD)
アントニオ・パンシーニ(1703-1791):聖木曜日と聖金曜日の聖務曲集
主の晩餐のミサ [Missae in Coena Domini]
Nos autem, Antiphona ad Introitum / Kyrie / Gloria / Christus factus est, Graduale
Credo / Dextera Domini, Antiphona ad Offertorium / Sanctus / Agnus Dei
Dominus Jesus, Antiphona ad Communionen / Sepulto Domino
Benedicta sit Sancta Trinitas, Antiphona ad Mandatum
Ubi caritas, Antiphona ad Mandatum
聖金曜日 朝課 第1 宵課 [Feria VI in Parasceve. Ad matutinum. In I Nocturno]
De lamentatione Jeremia Prohetae / Omnes amici mei, Responsorium I
Lamed Matribus suis, Lectio II / Velum templi, Responsorium II
Aleph Ego vir videns, Lectio III / Vinea mea, Responsoria III
カペッラ・ムジカーレ・コッラディアーナ
アンナマリーア・ベッロッキョ、エステル・ファッキーニ (S)
ミケーレ・ディスポート(Bs)
ジョアッキーノ・デ・パードヴァ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ガエターノ・マガレッリ(Org)
アントニオ・マガレッリ(モノディスタ、指揮)
DIGRESSIONE
DCTT-98(1CD)
ルイージ・ジュゼッペ・カポトルティ(1767-1842):荘厳な祝典の為の新ミサ
ディヴェルティメント・グラツィオーソ
聖なるクリスマスの祝福
シンフォニア/汚れなき処女
バルバラ・マッサーロ(S)
アントニエッタ・コライアンニ(Ms)
ルイージ・カピトーリcho
フランチェスカ・ファレオ(Vn)
ヴィート・デラ・ヴァッレ・ディ・ポンペーイ (P)
ニコラ・ペトルツェッラ(指)

録音:2019年10月、AREA DIG、モルフェッタ、バーリ県、イタリア

ARCANA
A-476(1CD)

NYCX-10155(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ジョヴァンニ・ピッキ(1572〜1643):『あらゆる楽器を用いて奏でるカンツォン集』(1625年ヴェネツィア刊)
1) 第1カンツォン - 2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット
2) 第2カンツォン - ヴァイオリンまたは木管コルネット、ドゥルツィアン
3) 第3カンツォン - サックバット、ヴァイオリン
4) 第4カンツォン - 2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット
5) 第5カンツォン - 2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット
6) 第6カンツォン - サックバット、ヴァイオリン
7) 第7カンツォン - 2挺のヴァイオリン、サックバット
8) 第8カンツォン - 2挺のヴァイオリン、サックバット
9) 第9カンツォン - 2挺のヴァイオリン、リコーダー
10) 第10カンツォン - 2本のサックバット、2本のリコーダー
11) 第11カンツォン - 2本のサックバット、2本の木管コルネット
12) 第12カンツォン - 2本のサックバット、2挺のヴァイオリン
13) 第13カンツォン - 2本のサックバット、2本の木管コルネット
14) 第14カンツォン - 4本のサックバット、2挺のヴァイオリンまたは木管コルネット ※
15) 第15カンツォン - 4本のサックバット、2挺のヴァイオリン ※
16) 第16カンツォン - 2挺のヴァイオリン、2本のリコーダー、サックバット、ドゥルツィアン
17) 第17カンツォン - 2部の合奏
18) 第18カンツォン - 2部の合奏
19) 第19カンツォン - 2部の合奏
※ 第1サックバットをヴィオローネで演奏
コンチェルト・シロッコ(古楽器使用/a’=466Hz・1/4コンマ・ミーントーン)
【アルフィア・バキエヴァ、アナ・リス・オヘダ(Vn)、アメリー・シュマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ルーカ・バンディーニ(G調弦ヴィオローネ)、ピエートロ・モデスティ、ヘレン・ロバーツ(木管コルネット)、クレア・マッキンタイア、スザンナ・デフェンディ、ナサニエル・ウッド(サックバット)、ジューリア・ジェニーニ(ドゥルツィアン、各種リコーダー)、プリスカ・コンプロイ(各種リコーダー)、ジョヴァンニ・ベッリーニ(テオルボ)、ミケーレ・ヴァンネッティ(オルガン、チェンバロ)】

録音:2018年8月18〜22日聖マルタ教会、カローナ(スイス)、2019年12月5〜6日パドヴァ慈善ホール
【国内盤】日本語解説付き
古楽研究の一大拠点、バーゼルのスコラ・カントルムで腕を磨いた管楽器奏者たちが2009年に結成したコンチェルト・シロッコ、今回の新譜では、 たった1曲で名前だけが広く知られていたものの、全貌がまるでわからなかった初期バロックの異才の素顔が明らかに。英国ルネサンス期の鍵盤曲集 でもとくに名高い『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』に唯一登場するイタリア人で、そこに収められた異色のトッカータ1曲だけでしか名が知られて いなかったジョヴァンニ・ピッキなる作曲家が、生前いかに多彩な音を紡いだ音楽家だったかが、19曲もの器楽曲を通じて解き明かされます。1572 年頃に生まれヴェネツィアを中心に活躍、モンテヴェルディとほぼ同時期を生きたピッキは、かの水の都で『タンクレーディとクロリンダの戦い』やカステッロ のソナタ集などが世に出た1625年に1編のカンツォン集を刊行していました。ヴァイオリン、リコーダー、木管コルネット、サックバット(Tb)など 多彩な楽器がその音色美とテクニックを競い合わせ、コンチェルト様式の粋をゆくエキサイティングな対話的音楽から、ガブリエーリの複合唱形式を思 わせる比較的大編成の作品まで、本場の才人奏者たちでなくては達しえない高度な演奏で味わえるのは絶妙。研究成果に基づきサックバットの パートをヴィオローネに割り当てるなどの機転も興味深いところで、そのような解説も国内盤には日本語訳を掲載いたします。 ※ このCDのバックインレイにて、ピッキの生歿年が誤って記載されておりますが、そのままのご提供になります。ご了承ください。なお、ブックレット及び 国内盤の帯に関しては、正しい年が記載されます。

RICERCAR
RIC-416(1CD)
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759〜1803):
フルートもしくはバソンと、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲集

フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.66-2
バソン、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ヘ長調 Op.17-4
フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ハ長調 Op.66-3
バソン、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 変ホ長調 Op.17-5
フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ニ長調 Op.66-1
ル・プティ・トリアノン(古楽器使用)
アマンディーヌ・ソラノ(Vn)
使用楽器:ミッテンヴァルトのエギディウス・クロッツ1777年製オリジナル

シリル・プーレ(Vc)
使用楽器:製作者不詳、ヨーロッパ東部18世紀末製オリジナル

オリヴィエ・リール(フラウト・トラヴェルソ)
使用楽器:ウジェーヌ・クライネン製作の再現古楽器、ドレスデンのH.グレンザー(1764〜1813)のモデルによる

グザヴィエ・マルキ(バソン)
使用楽器:ローラン・ヴェリャ2016年制作の再現古楽器、パリのプリュダン(1730〜1786)のモデルによる

録音:2019年6月サンテーユ聖母教会(フランス南部エロー地方)
ドヴィエンヌは1759年生まれ。モーツァルトより3歳年下で19世紀初頭に亡くなった作曲家です。生前は革命政府のもと、オペラ座や音楽 院を拠点に、フルートとバソン(フランス式ファゴット)ですぐれた演奏を聴かせる達人としても知られ、それらが独奏楽器としていかにすぐれてい るかを端的に示す名品を、短い生涯のうちに続々と世に出しました。レコード盤の時代より、管楽器のための古典派の協奏曲集にしばしば その作品が収録されてきたドヴィエンヌですが、古楽器録音はというと実は数えるほどしかありませんでした。今回の録音には、各楽器の機構 を生かした音使いの真相が鮮やかに示され、同時代人たちの興奮が彷彿とされるトラックが多数。フランスで生まれ発展したバソンが古典派 らしいメロディとあざやかに調和する異色の三重奏曲も見過ごせませんが、ドヴィエンヌが思い描いた理想のフルート像に厳選楽器で迫った 作品66の3曲にも驚かされます。すでにRicercarレーベルでボワモルティエ作品集を成功させている古楽器集団がこだわり抜いた一枚。そ の詳細については解説で端的に説明されており、国内盤にはその日本語訳を掲載いたします。

CPO
CPO-555113(1CD)
NX-B10
レオポルド1世(1640-1705):宗教曲集
オラトリオ「Il Sagrifizio d’Abramo アブラハムの犠牲」
Miserere per la settimana santa 聖週間のミゼレーレ(4声、オルガンを伴わない)
マンフレ−ト・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス

録音:2016年4月22-24日
神聖ローマ皇帝、レオポルド1世(1640-1705)。三十年戦争で衰退した領土を受け継ぐも、持ち前の 政治力で領土を拡大、ハプスブルク家の大国復興の足掛かりを築いた指導者です。もともとは聖職者に なるはずだったため高度な教育を受けており、作曲家としても優れた才能を開花させた皇帝は、生涯に 150曲を超えるイタリア語のアリアを始め、80曲の教会音楽、17曲のバレエ音楽など、多数の作品を残 しました。このアルバムに収録されている「アブラハムの犠牲」では、愛する息子イサクを神に捧げることに なったアブラハムの苦悩が劇的に描かれています。またイサクがキリストの先駆的存在として扱われている ため、同時代にウィーンで書かれた受難曲の中でも特別な存在として讃えられています。この作品が書か れた時、レオポルド1世はわずか20歳でしたが、彼の熟達した作曲技法が見て取れます。この時期として は珍しくオルガン(通奏低音)を用いず、弦楽器と声楽のみによる「ミゼレーレ」も魅力的です。
CPO
CPO-555266(2CD)
NX-D11
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):歌劇「ポリュドールス」(1726) ハンナ・ツムザンデ(S)
サンタ・カルニーテ(S)
アロン・ハラリ(A)
ミルコ・ルートヴィヒ(T)
ファビアン・クーネン(Bs)
ラルフ・グローベ(Bs)
アンドレアス・ハイネマイヤー(Bs)
イラ・ホックマン(指)
バロックヴェルク・ハンブルク

録音:2018年9月1-3日
ドイツ古典派時代に活躍した作曲家、カール・ハインリヒ・グラウン。1歳年上の兄、ヨハン・ゴットリープ・グ ラウンと共にドレスデンの十字架教会合唱団で歌い音楽の才能を開花させました。その後兄はヴァイオリ ニスト、弟は歌手として名を成し、それぞれドイツ音楽界に大きな足跡を残しています。カールはブラウン シュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公の宮廷音楽家に就任、歌い手としてだけではなく作曲も任され、歌 劇の他数多くのオラトリオを書き上げて高い評価を得ます。そして1735年にはプロイセン王太子フリード リヒの宮廷に歌手として就任。その後は宮廷楽長の地位を得るとともに、歌劇作曲家として不動の地位 を築きました。この歌劇「ポリュドールス」はブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公に仕えていた 1726年から1728年頃に書かれた作品で、貪欲な王、血に飢えた復讐に燃える女王、そして先祖を 軽蔑する王子たちがリアルに描かれた台本に、グラウンは力強く劇的な音楽を付けています。1735年の ハンブルクでの上演以降は全く演奏された記録がなく、今回の蘇演は作品の真価を問う貴重な機会と なります。
CPO
CPO-555156(1CD)
NX-B10
ラモー:歌劇からの組曲とアリア
歌劇「ピグマリオン」(1748)より
1. 序曲
2. エア「Fatal Amour」(Pigmalion)
3. エア Tres lent - Gavotte gracieuse -Menuet - Gavotte gai - Chaconne vive -Loure - Passepied vif - Rigaudon vif -Sarabande pour la Statue - Tambourin
4. Air gai
5. パントマイム niaise
6. 第2パントマイム tres vive
7. アリエット 「Regne Amour」(Pigmalion)
8. Air pour les Graces, Jeux et Ris
9. ロンド・コントルダンス
歌劇「ダルダニュス」(1739/1744/1760改訂)より
10. 序曲
11. 第1場へのプロローグ:Air pour les [Jeux etles] Plaisirs [et la Jalousie et sa Suite]
12. Air pour les [Jeux et les] Plaisirs
13. 第2場へのプロローグ:Air gracieux [pour lesPeuples de differentes nations]
14. リゴードン
15. 第1幕 第3場:Air vif
16. リゴードン 1と2
17. 第2幕 第1場:Ritournelle vive
18. 第4幕 第1場 [1744]:エア Lieux unestes’ (Dardanus)
19. 第3幕 第3場:Loure
20. Air gai en rondeau
21. メヌエット1と2とロンド
22. タンブーラン 1と2
23. 第4幕 第2場:Sommeil. Rondeau tendreAir tres vif
Calme des sens. Air tendre
Gavotte vive
24. 第4幕 第3場:アリエット「Hatons -nous, courons a la gloire 」(Dardanus)
25. 第5幕 第3場:シャコンヌ
アンドレス J.ダーリン(オート=コントル)
ミヒ・ガイック(指)
オルフェオ・バロックO

録音:2017年4月28-30日
40代になって作曲家としての地位を獲得したラモーは、フランス音楽界の指導的立場となり、歌劇の作 曲に没頭し始めます。彼が書いたフランス語の歌劇はイタリア歌劇愛好家たちから反感を買い、とりわけ 思想家ジャン=ジャック・ルソーによる攻撃は激しく、「ブフォン論争」と呼ばれる諍いが起こりました。しか し、しっかりとした音楽理論に裏打ちされたラモーの作品は、騒動によって評価を落とすことなく、現代でも 最高の名声を享受し続けています。このアルバムにはラモーの2つの代表作から組曲とアリアを収録。闊 達で楽しい舞曲とともに、アリアで美しい声を披露するのは、スウェーデン出身のオートコントル(裏声を使 わずに高音を出すことができるテノール)アンドレス J.ダーリン。フランス・バロック歌劇には欠かせない特別 な声を存分に楽しむことができます。

Tactus
TC-632205(1CD)
G.B.ヴィターリ:ソナタ集 Op.5(1669)(2つ、3つ、4つ&5つの楽器のためのソナタ集)
ラ・セッシ/ラ・カンポーリ/ラ・マスドーニ/ラ・パラヴィンチーニ/ラ・グラティアーニ/ラルビチーニ/ラ・サンヴィターレ/ラ・グィドーニ/ラ・ラニョーニ/ラ・サッサテッリ(2本のヴァイオリン、アルト・ヴィオラとヴィオローネのための)/カプリッチョ・デット・イル・モルツァ(2本のヴァイオリン、アルト・ヴィオラとヴィオローネのための)/ラ・スカラブリーナ(2本のヴァイオリン、アルト、テナーとバスのための)
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2016年12月&2017年11月、イタリア
イタリア、ボローニャの老舗レーベル「Tactus」が贈る、G.B.ヴィターリの作品を掘り起こしていくという興味深い録音プロジェクト。
イタリアのモデナは、当時エステ家によって統治されていたモデナ=レッジョ公国の首都で、ヴァイオリン愛好家でもあった公爵フランチェスコ2世によって多彩な音楽が生み出され、その豊富な音楽遺産はエステンセ図書館に保存されています。その遺産を世界に広める活動の最初のステップとして選ばれたのが、エステ宮廷で楽長を務めたジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632−1692)(息子のトマソ・アントニオ・ヴィターリも作曲家)の作品で、この「ヴィターリ・エディション」ではCD6枚にわたる作品の録音が発売されます。第4巻は、それぞれにモデナ地域の有力な貴族の名前が付けられた12のソナタ集 Op.5。各ソナタは編成もスタイルも多様で、実際の貴族の性格や特徴に関連付けられて作曲されたと考えられています。
イタリコ・スプレンドーレは、芸術監督のアレッサンドロ・アンドリアーニ(エウローパ・ガランテの元チェリスト)と第1ヴァイオリン&指揮者のクラウディオ・アンドリアーニの兄弟が牽引する古楽アンサンブル。高い技術の演奏とともに、緻密な文献的アプローチと継続的な研究によって、ほとんど演奏されることのなかった知られざる作品を現代へと蘇らせています。
Tactus
TC-632206(1CD)
G.B.ヴィターリ:様々なソナタ集Op.11(1684)(6つの楽器のためのフランスとイタリアの様々なソナタ集)
室内シンフォニア/組曲第1番/組曲第2番/組曲第3番/組曲第4番/組曲第5番/組曲第6番/組曲第7番/組曲第8番/組曲第9番/組曲第10番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2017年10月、イタリア
、シンフォニアと10の組曲からなる6声のソナタ集 Op.11。バッレッティ、カプリッチ、ガヴォッテ、ジーグ、ボレー、ゾッパ、サラバンダ、フランス風コレンテなど、フランス風とイタリア風の様々な舞曲による組曲で、フランスとイタリアの様式が精巧にブレンドされています。
Tactus
TC-632207(1CD)
G.B.ヴィターリ:2本のヴァイオリンのためのソナタ集 Op.9(1684)
ソナタ第11番/ソナタ第10番/ソナタ第5番/ソナタ第7番/ソナタ第6番/ソナタ第1番/ソナタ第4番/ソナタ第2番/ソナタ第12番/ソナタ第9番/ソナタ第3番/ソナタ第8番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2017年10月、イタリア
イタリコ・スプレンドーレによるヴィターリ・エディション、最終巻となる第6巻は、2本のヴァイオリンと通奏低音のための12のソナタ Op.9。こちらは印刷譜の形では現存しておらず、一部には激しい損傷もある手書き譜(マニュスクリプト)からイタリコ・スプレンドーレが修復・補完・再構築をして録音しています。

Delphian
DCD-34243(1CD)
オーアヴルム
ベルターリ、メールラ、モンテヴェルディ:チャコンナ
ヘンデル:私を泣かせてください(歌劇「リナルド」 HWV.7bより)
カストルッチ:ソナタ ニ短調 Op.1-10
A.マルチェッロ:協奏曲ニ短調より アダージョ(装飾はバッハのBWV.974より)
マレ:スペインのフォリアからのセレクション
作者不詳::あなたの目は愛の瞳(ロバート・ダウラウンド編纂「音楽の饗宴」より)
フレイヤ・ウェーリー=コーエン(b.1989):カフェイン
アントニオ・ソレール:ファンダンゴ ニ短調 R.146
コレッリ:コレッリの第5ソロによるフェイヴァリット・ジグ(ヴァレンティーニによるディヴィジョンを伴う)
ファルコニエーリ:甘美な旋律とそのコレンテ
作者不詳(16世紀):ラ・モニカ(若い娘)
ピエール=フランシスク・カルーベル:スパニョレッタ
作者不詳::ダフネが飛び立ったとき(ヤコブ・ファン・エイクによるディミニューション)
パーセル:美しい島(歌劇「アーサー王」Z.628と「英国のオルフェウス」より)
ジョン・ダウランド:エセックス伯のガリアード
ヘンデル:ジグ(歌劇「ペルシャ王シロエ」 HWV.24より)
ギャレス・ムーアクラフト(b.1990):ダイアリーズ・オヴ・ジ・アーリー・ワーム
作者不詳(14世紀):トリスターノの嘆き − ラ・ロッタ
タベア・デブス(リコーダー)、ジョナサン・リース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アレックス・マッカートニー(テオルボ&ギター

録音:2020年2月12日−13日、セント・メアリー教区教会(エジンバラ)
2020年で創設20周年を迎える、エジンバラを本拠とする初の本格的クラシック・レーベル、Delphian(デルフィアン)が、若き才能を支えるイギリスのアーティスト・マネジメント「YCAT(Young Classical Artists Trust)」と提携! YCATはこれまでもショーン・シベ、ピーター・ムーア、ドーリックSQ、ティモシー・リダウトなどの素晴らしき才能を発掘してきました。
今後3年間で9人のアルバムを予定しているDelphianとYCATとのコラボレーション・シリーズ。第1弾は、2019年にリコーダー奏者協会/MOECKコンクールで第1位受賞、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭でソロイスト賞受賞などを果たし、2020年にはラ・セレニッシマやイングリッシュ・コンサートと共演するドイツのリコーダー奏者、タベア・デブス。古楽から現代音楽まで、常にリコーダー音楽の新たな地平を見渡し、タイムズ紙からは「カリスマ的ヴィルトゥオーゾ」と称されたタベア・デブスが、ルネサンスとバロックの名品、そしてフレイヤ・ウェーリー=コーエンとギャレス・ムーアクラフトがタベア・デブスのために書いた現代の作品で、エレガントな技巧を披露します。

Centaur
CRC-3637(1CD)
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」
作曲者不詳:3声のデュ・ボン・デュ・クール
ノエル・バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりキリエ、5声のアン・ドゥレール・アン・トリステス
アドリアン・ヴィラールト:6声のアン・ドゥレール・アン・トリステス
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりグローリア
ジェハン・ル・コック:Si par souffri a5
ティールマン・スザート:Si par souffrir a4
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりクレド
ジャン・ムートン:Adieu mes amours、Qui ne regrettroit
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりサンクトゥス
作曲者不詳:プチッツ・カミュゼット
ヴィラールト:プチッツ・カミュゼット
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりアニュス・デイ
ムートン:5声のデュ・ボン・デュ・クール
カペラ・アラミレ、
アラミレ・コンソート、
ピーター・アルクハート(指)

録音:2015年(アメリカ)
ピーター・アルクハートは作曲、演奏、音楽史を学び、ウェストミンスター・クワイア・カレッジとスミス・カレッジで音楽学と指揮の学位を取得し、ハーバード大学で博士号を取得し。15世紀と16世紀のフランドル楽派の音楽を研究しており、1984年にマサチューセッツ州ケンブリッジで結成された、男女11人の合唱団「カペラ・アラミレ」のディレクターも務めています。
フランドル楽派の音楽を追究したピーター・アルクハートと実力のある合唱団の美しいハーモニーに注目です。
Centaur
CRC-3685(1CD)
レオノーラ・ドゥアルテ:作品全集
アルフォンソ・フェッラボスコU世:アルマン ヘ長調
テジュ・コール:Great Contentment: An Evening at Huis De Succa
レオノーラ・ドゥアルテ:シンフォニア第4番
ジョン・ブル
:イン・ノミネ第9番イ短調 MB28、5声のイン・ノミネ
ドゥアルテ:シンフォニア第5番、シンフォニア第6番
ブル:パヴァン イ短調 MB88a
ドゥアルテ:シンフォニア第3番
ジョン・ジェンキンス:パヴァンイ短調 VdGS45
ドゥアルテ:シンフォニア第2番、シンフォニア第1番
ブル:ガリアード イ短調MB88b
ドゥアルテ:シンフォニア第7番
ジョン・ブロウ:シャコンヌ ト長調
フアン・デル・エンシーナ:決してあなたを忘れることができないから
ソンナンブラ〔ジュード・ジリャク(Vn)、トマ・イリーエフ(Vn)、エリザベス・ウェインフィールド(テノール・ヴィオール、ディレクター)、エイミー・ドミンゲス(テノール・ヴィオール)、シャーリー・ハント(バス・ヴィオール)、ジェイムズ・ケナーリー(ハープシコード、テノール)〕

録音:2016年12月22日−23日、ドルー大学(アメリカ)
2016年から2017年のシーズンにメトロポリタン美術館のMetLiveArtsシリーズでデビューしたアンサンブル、ソンナンブラ。ニューヨーカー誌から「注目に値する」と称賛され、古楽器とヴィオールの豊かなサウンドを中心にしたさまざまな組み合わせで未知の音楽を探求しています。デビュー盤となる今作では、レオノーラ・ドゥアルテ(1610−1678)の全作品に加え、同時代に活躍した作曲家たちの作品を組み合わせた意欲作。

Hyperion
CDA-68306(1CD)
ドゥアルテ・ロボ:ミサ曲集
我は天の声を聞き/ミサ・サンクタ・マリア/4声のクリスマス・レスポンソリウム集〔今日われらのために天の王が生まれた、今日われらのために天より真の平和が降り来た、何を見たのか羊飼いたちよ、おお大いなる神秘、祝福された神の御母、神聖にしてけがれなき処女、マリアの胎に祝福あれ、言葉は肉を受け〕/ミサ・エリザベト・ザカリア/救い主のうるわしき母
クペルチノス、ルイス・トスカノ(指)

録音:2019年7月24日−26日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
ルイス・トスカノは、ブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノール。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(元:Cappella Musical Cupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。
Hyperionからリリースされたファースト・アルバム「カルドーゾのレクイエム」(CDA 68252)が、いきなりグラモフォン賞を受賞してしまうという快挙を達成したクペルチノス。期待の高まるセカンド・アルバムは、ポルトガル黄金時代の巨匠のひとり、ドゥアルテ・ロボ(c.1565−1646)の世界初録音となる2つのミサ曲と8つのクリスマス・レスポンソリウム集を録音。ルイス・トスカノとクペルチノスがもっとも得意とするポルトガル・ルネサンスの深淵で、更なるポテンシャルを発揮します。

MV CREMONA
MVC-017-043(1CD)
カラヴァッジョの旅
ベネデット・フェラーリ(1597-1681):「さまざまな音楽」第2巻 から
カンタータ・スピリトゥアーレ [Cantata Spirituale](ソプラノとリュートの為の) *
ラウレンツィヌス・ロマーヌス [ロレンツィーノ・ディ・リュート] (1552-1590):
「調和の宝庫」から リュートの為の前奏曲
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):
子守歌によるカンツォネッタ・スピリトゥアーレ [Canzonetta spirituale sopra alla nanna](ソプラノとリュートの為の)*
不詳:草原や丘は美しい春の装いに満ち(リュートの為の)
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス (1600-1679):スターバト・マーテル−聖母の涙(1638) *
ラウレンツィヌス・ロマーヌス:「調和の宝庫」から リュートの為のファンタジア
ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1615-1649):めでたし天の元后 [Ave regina caelorum] (ソプラノとリュートの為の)*
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー (1580-1651):リュート曲集 第1巻 から トッカータ 第6番
ドメーニコ・マッツォッキ(1592-1665):「ディアローグとソネット集」から
枢機卿ウバルディーノ氏の苦い涙(ソプラノとリュートの為の) *
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:リュート曲集 第1巻 から トッカータ 第3番
眠れ、息子よ(ソプラノとリュートの為の) *
ジェシカ・グールド(ソプラノ*)
ディエゴ・カンタルーピ(リュート、キタローネ)
MV CREMONA
MVC-017-044(1CD)
ピエートロ・ミガーリ(1635-1715):12のトリオ・ソナタ(2つのヴァイオリン、ヴィオローネまたはアートリュートとオルガンの通奏低音の為のソナタ集) Op.1(1694) アンサンブル・バリアンティクア
ダーリオ・パルミザーノ、ミケーレ・サラチーノ (Vn)
エドヴァルド・ショスト(テオルボ)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)
ダヴィデ・ポッツィ(Org)

録音:2016年11月、サンタ・マリア・デラ・マディーア教会、モノーポリ、バーリ県、イタリア
ピエートロ・ミガーリはイタリア半島南東端に近いレッチェに生まれ当地の大聖堂楽長を務めた作曲家・ヴァイオリン奏者・聖職者。アンサンブル・バリアンティクアは2016年イタリアのバーリで結成されたピリオド楽器演奏団体で、当盤にてデビュー。
MV CREMONA
MVC-018-043(1CD)
マザラン卿のお好みに合わせて
ルイージ・ロッシ(1597-1653):嫉妬 [Gelosia]
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):歌劇「セルセ」[Xerse] から シンフォニア
歌劇「カリスト」から Restino imbalsamate
ジャン=バティスト・リュリ :シンフォニア I(カヴァッリの「セルセ」の為の)
バッロ(カヴァッリの「セルセ」の為の)
ヴィルジーリオ・マッツォッキ(1597-1646):Sdegno, campion audace
リュリ:シンフォニア II(カヴァッリの「セルセ」の為の)
ロッシ:歌劇「オルフェオ」から 序曲/Lasciate Averno/シンフォニア/バレット
E bello l'ardire
歌劇「オルフェオ」から パッサカリア
ルイージ氏のパッサカリア
ジャーコモ・カリッシミ:Apritevi inferni
ルイージ・ロッシ:歌劇「オルフェオ」から
リトルネッロ/Les pleurs d'Orphee ayant perdu a sa femme
M'uccidete begl'occhi
リュリ:シンフォニア III(カヴァッリの「セルセ」の為の)
ジェシカ・グールド(S)
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
ダーリオ・パルミザーノ、ミケーレ・サラチーノ (Vn)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)
ダヴィデ・ポッツィ(Cemb)
イタリア人ながらフランス王家に招かれ事実上の宰相として活躍した政治家・聖職者 (枢機卿) ジュール・マザラン(イタリア名 ジュリオ・マッツァリーノ、1602-1661) の周辺の音楽。
MV CREMONA
MVC-018-045(1CD)
アンドレア・アマーティの名器 Carlo IX−ヴァイオリンの起源
ビアージョ・マリーニ(1597頃-1665):ソナタ集 Op.8(1629) から ソナタ 第3番、ヴァイオリンの為のヴァリアータ [Variata]
アッフェッティ・ムジカーリ [Affetti Musicali] Op.1(1617) から
イル・モンテヴェルデ [Il Monteverde] (ヴァイオリンと通奏低音の為のバレット・アレマンノ)
モンテヴェルディ:スケルツィ・ムジカーリ から それは真実なのか [Et e Pur Dunque Vero]
フランチェスコ・カルベッリ(1556-1611):テルプシコーレ・ムーサルム [Terpsichore Musarum] から
ブランド、スパニョレッタ、クーラントとガイヤルド
ビアージョ・マリーニ:ソナタ集 Op.8 から
リラのモードのヴァイオリンを伴う3部のカプリッチョ・ペル・ソナール
インノチェンティオ・ヴィヴァリーノ(1575頃-1626):モテット集 第2巻 から ヴァイオリンの為のソナタ
ニコロ・コラディーノ [コラディーノ](1585頃-1646):フランス風カンツォーナ集 第1巻 から ラ・スフォンドラータ [La Sfondrata]
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):カンツォーナ・ダ・ソナーレ集 Op.17 から ラ・モンテヴェルデ [La Monteverde]
モテットとソナタ・コンチェルターテ集 Op.6 から われは黒し、されど美し [Nigra sum, sed formosa]
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(1537頃-1627):「音楽による神の称賛」第2巻 [Il Secondo Libro Delle Divine Lodi] から バスとソプラノのカンツォーナ
ビアージョ・マリーニ:アリア・マドリガーレとクーラント集 Op.3 から
ロマネスカ [Romanesca](ヴァイオリン独奏と任意のバスの為の)
ジョヴァンニ・アミゴーネ(確認できる活躍期:1613):ヴァイオリン独奏の為のシンフォニア 第1番(ボローニャ音楽博物館 写本 Q.34 所収) (1613)
ヴァイオリン独奏の為のシンフォニア 第3番(ボローニャ音楽博物館 写本 Q.34 所収) (1613)
ジューリオ・ベッリ(1560頃-1621以後):教会コンチェルト集 [Concerti Ecclesiastici] から
コルネット [ツィンク] またはヴァイオリンとテオルボの為の2声のカンツォーナ
ビアージョ・マリーニ:マドリガーレ集 Op.2 から 2声のシンフォニア「ラ・グリッラ」[La Grilla]
スケルツォとカンツォーナ集 Op.5 から 歓喜への誘い [Invito All'allegrezza]
フェデリーコ・グリエルモ(Vn)
クリスティーナ・ファネッリ(S)
ダヴィデ・ポッツィ(Org)
ディエゴ・カンタルーピ(キタローネ)

録音:2017年2月5-6日、アウディトリウム・ジョヴァンニ・アルヴェーディ、ヴァイオリン博物館、クレモナ、イタリア
クレモナのヴァイオリン博物館に所蔵されている初期型ヴァイオリンの名器、アンドレア・アマーティ (1505年頃-1580年以前) 作「 Carlo IX 」(1570年頃) を使用した演奏。ヴァイオリンのために書かれた初期器楽曲を、その模倣対象となった声楽曲と合わせてたっぷり楽しめるプログラムです。
MV CREMONA
MVC-019-048(1CD)
ブクステフーデ:カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV 75 アンサンブル・エ・コンソルト・マルカントニオ・インジェニェーリ
ヴァーティオ・・ビッソラーティ(指)

録音:2018年6月18日、ライヴ、サン・ファウスティーノ・エ・ジョヴィータ教会、カステルポンツォネ、クレモナ県、イタリア
MV CREMONA
MVC-019-049(1CD)
クレモナ、サンタゴスティーノ教会のオルガン
ルッジェーロ・マンナ:歌劇「プレツィオーザ」より シンフォニア
ダンテ・カイファ(パオロ・ボッティーニ編):聖母への祈り II [Preghiera alla Vergine II](4声合唱の為の/オルガンの為の版)
フェデリーコ・カウダーナ(1878-1963):コルナムーザ [Cornamusa](バグパイプ)
ヴィンチェンツォ・ペトラーリ(1830-1889):ミサ・ソレミニス ヘ長調 から
聖体奉挙/聖体拝領の為のソナタ
アダーモ・ヴォルピ(1911-1980):オルガンの為の前奏曲 Op.31
ポンキエッリ:田舎風アレグレット [Allegretto Campestre]
羊飼いたちへのお告げ、性格的パストラーレ、シンフォニアのために
[L'Annunzio al Pastori, Pastorale Caratteristica, per Sinfonia]
ジュゼッペ・デンティ(1882-1977):オルガンの為のパストラーレ
ジャーコモ・アントニオ・アリギ(1704-1797):オルガン・ソナタ ハ長調
ドン・バッティスタ・レステッリ(1913-2001):フェデリーコ・カウダーナの主題によるオルガンの為の3声のフーガ
ピエートロ・キアリーニ(1717頃-1765頃):オルガンの為の行進曲
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):オルガンの為のカンツォーナ ハ短調
モンテヴェルディ(パオロ・ボッティーニ編):「聖母マリアの夕べの祈り」より
主よ、急ぎわれを助けたまえ [Domine, ad adiuvandum me festina]
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547頃-1592):4声のマドリガーレ集 第2巻(1597) から
オルガンの為のアリア・ディ・カンツォン・フランチェーゼ・ペル・ソナール 第1旋法
パオロ・ボッティーニ(1972-):ルルドのアヴェ・マリアによるオルガンの為の変奏曲 (1993)
パオロ・ボッティーニ(Org)

録音:サンティ・ジャコモ・エ・アゴスティーノ教区教会、クレモナ、イタリア
使用楽器:1533年、Tezani製/1853年、Bossi製
MV CREMONA
MVC-019-050(1CD)
ドイツ・バロック・オルガン音楽
バッハ:オルガンの為の前奏曲 ト短調 BWV 535a
オルガンの為の前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535b
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):オルガンの為の幻想曲 ト短調
パッヘルベル:オルガンの為の幻想曲 ト短調
オルガンの為のコラール前奏曲「われら皆唯一なる神を信ず」[Wir glauben all' an einem Gott]
バッハ:オルガンの為のフーガ ト短調
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):オルガンの為のコラール・パルティータ「イエス、わが喜び」[Jesu meine Freude]
バッハ:オルガンの為のコラール「いざ来たれ、異教徒の救い主」[Nun komm, der Heiden Heiland] BWV 659
オルガンの為の幻想曲 ハ短調 BWV 1121
クレープス:オルガンの為のコラール「わが愛しき神に」[Auf meinen lieben Gott]
バッハ:オルガンの為のコラール「われは御座の前に進み出で」BWV 668
オルガンの為の前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 531
マッシミリアーノ・サンカ(Org)

録音:ヴァッリオ・テルメ教会、ヴァッリオ・テルメ、ブレシア県、イタリア
使用楽器:2007年、コルザーニ [Corzani] 製
MV CREMONA
MVC-014-041(1CD)
サントモボーノ教会の18世紀のオルガン〜16世紀から2014年までのクレモナのオルガン音楽
パオロ・ボッティーニ(1972-):婚礼のトッカータ [Toccatina nuziale](2010)
ダンテ・カイファ(1920-2003):聖母への祈り [Preghiera alla Vergine]
フェデリーコ・カウダーナ(1878-1963):子守歌 [Ninna nanna](2013)
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」〜時の踊り(オルガンの為の編曲版) (1876)
ヴィンチェンツォ・ペトラーリ(1830-1889):ミサ・ソレムニス ニ長調 〜パストラーレ
ジローラモ・バルビエリ(1808-1871):ギターの為の即興曲 第1-4番(オルガンの為の編曲版)
サヴェーリオ・ガッリ(18世紀):ソナタとジーグ ヘ長調
ピエートロ・キアリーニ(1717頃-1765頃):オルガンの為のソナタ
ヤコポ・アントニオ・アリギ(1704-1797):オルガンの為のアレグロ イ長調
ジュゼッペ・ゴネッリ(1685-1745):オルガンの為のアンダンテ
タルクイニオ・メールラ(1594/5-1665):トッカータとジェヌス・クロマティクム 第1旋法
ニコロ・コラディーニ(1585頃-1646):カンツォーナ 第8番「ラ・トレッカ」[La Trecca]
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547頃-1592):4声のフランス風カンツォーナからのアリア
パオロ・ボッティーニ(Org)

録音:2014年、サントモボーノ教会、クレモナ、イタリア

CONTINUO RECORDS
CONTINUO-CR121(1CD)
ローマでルターの7つの賛美歌−オーボエとオルガンによる即興演奏
いざ来たれ、異教徒の救い主 [Nun komm, der Heiden Heiland]
高き天より、われは来たれり [Vom Himmel hoch, da komm ich her]
深き淵より、われ御身に向かいて叫ぶ [Aus tiefer Not schrei ich zu dir]
来たれ、創造主なる神、聖霊よ [Komm, Gott Schopfer, Heiliger Geist]
キリスト、われらの主、ヨルダンに来たれり [Christ, unser Herr, zum Jordan kam]
天国に居られるわれらの父 [Vater unser im Himmelreich]
われらの神は堅き砦 [Ein feste Burg ist unser Gott]
マリカ・ロンバルディ(Ob)
リヴィア・マッツァンティ(Org)

録音:2016年9月6-7日、福音ルター派キリスト教会 [Christuskirche]、ローマ、イタリア
2017年の宗教改革500周年に合わせ、ルター作とされるプロテスタント教会の賛美歌 (コラール) に基づく即興演奏を展開するという企画。
CONTINUO RECORDS
CONTINUO-CR123(1CD)
私は狂気〜初期バロック音楽に表現された異常な心理
アンリ・ド・バイイ(1590-1637):私は狂気 [Yo soy la locura]
フアン・アラニェス(?-1649):チャコナの夜会 [El sarao de la chacona]
ジョヴァンニ・ステーファニ(確認できる活躍期:1618-1626):幸せな恋人 [L'amante felice]
フアン・イダルゴ(1614-1685):待つ、感じる、死ぬ [Esperar, sentir, morir]
モンテヴェルディ:あの高慢な眼差し [Quel sguardo sdegnosetto]
フレスコバルディ:そよ風が吹けば [Se l'aura spira]
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):信じるなんてどうかしている [Foll'e ben chi si crede]
フォリアーノ・ピーコ(17世紀):タランテッラ [Tarantella]
フレスコバルディ:このように私を蔑むのか [Cosi mi disprezzate]
カッチーニ:甘いため息 [Dolcissimo sospiro]
アンドレア・ファルコニエリ(1585-1656):甘美なメロディー [La suave melodia]
ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):行け、わがため息 [Ite sospiri miei]
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):何ができよう [Che si puo fare]
カッチーニ:東の門〜[Dalla porta d'oriente]
不詳(15世紀、セファルディム):なぜ泣いているのか、無垢な少女よ [Por que llorax blanca nina]
さようなら、愛しい人 [Adio querida]
アリア・ディ・フォリア
テレジア・ボーテ(歌)
シモーネ・コラヴェッキ(バロック・ギター、テオルボ)
ルイージ・ポルジーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パオロ・ロセッティ・ムリットゥ(打楽器)

録音:2016年10月23日、2017年2月4-5日、アウディトリウム・サン・パンクラツィオ、タルクイニア、ヴィテルボ県、イタリア
4人のユニークなミュージシャンによりローマで結成されたアンサンブル、アリア・ディ・フォリアのファーストCD。

Baryton
BARYTON-2018/01
(1CD)
ヒエロニムス・モンティサルドゥイ
ジローラモ・モンテサルド(1580?-1642?):Qui sibi soli scit / Agite laetantes festos dies / S'e ver la tua partita
Ballo di Napoli / Veni sponsa Christi
チェンバロの為のトッカータ(Scherzo di ninfe - Lo sventurato - La dolce partita)
Alm' afflitta che fai / Gaudens gaudebo / Magnus Dominus / Spagnoletta
Mercurio / Sarabande. La stratiosa / Ecce confessor magnus / In tribulatione
Folie / Scherzo d'amore. La montesarda / Ecce quod concupivi / Confitemini Domino
Ruggiero / La peregrina / Hor che la nott'ombrosa
アンサンブル・テッラ・ドトラント
クリスティーナ・ファネッリ(S)
アルベルト・アレグレッツァ(T)
アンジェロ・デ・レオナルディス(Bs)
ドリアン・ロンゴ(Vn)
ルーカ・タランティーノ(スパニッシュ・ギター、テオルボ)
ピエルルイジ・オストゥーニ(テオルボ)
クリスティアン・アッコーリ(オルガン、チェンバロ)

録音:データ記載無し(2018年以前)
ジローラモ・モンテサルドは17世紀初めに活躍したことが確認できるイタリアの歌手・作曲家。本姓はメルカルネ (Melcarne) ですが、出身地であるイタリア最南東端に近い町の名にちなんでモンテサルドと呼ばれました。アルバム・タイトルのヒエロニムス・モンティサルドゥイはラテン語読み。ボローニャのサン・ペトローニオ聖堂の歌手、ファーノ大聖堂楽長、アンコーナ大聖堂楽長を務めました。

MIRARE
MIR-336(1CD)
ムッシュ・ド・サント=コロンブと息子たち
●ニ調作品
(1)サント=コロンブ:コンセール第41番「再会」
(2)同:コンセール第25番「カリジエ」
(3)ルイ・クープラン:3本のヴィオールのための組曲
(4)サント=コロンブ:コンセール第27番「気まぐれ」
●ト調作品
(5)サント=コロンブ:コンセール第48番「親愛」
(6)シャンボニエール:パヴァーヌ「神々の話」
(7)サント=コロンブ:コンセール第44番「悲しみのトンボー」
(8)シャンボニエール:サラバンド「若きゼフィールたち」
●ハ調作品
(9)サント=コロンブ:コンセール第66番「不貞」
(10)ロベール・ド・ヴィゼ:ヴィゼ嬢たちのトンボー
(11)サント=コロンブ:コンセール第54番「デュボワ」
リチェルカール・コンソート
【フィリップ・ピエルロ(トレブル&バス・ヴィオール)、リュシル・ブーランジェ、ミリアム・リニョル(バス・ヴィオール)、ロルフ・リスレヴァン(テオルボ)】

録音:2016年12月7-10日/無原罪御宿り礼拝堂(ナント)
日本でもおなじみのリチェルカール・コンソートの最新盤。リーダーのフィリップ・ピエルロ以外は曲に応じてメンバーと編成を変えますが、一貫したスタイ ルと音楽性の深さでリリースするディスクすべてが高い評価を受けています。
今回はサント=コロンブとその後継者たちのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)合奏曲を集めたアルバム。ジャン・ド・サント=コロンブは17世紀フランス・バ ロックのヴィオール奏者で作曲家。マラン・マレの恩師ということのほか、生涯は今日謎とされています。 彼は2本のヴィオールのためのコンセールを67曲残しているとされ、ここでは7篇をフィリップ・ピエルロとリュシル・ブーランジェが絶妙に奏しています。彼には「サント=コロンブの息子」と称される作曲家の息子がいましたが、このアルバムには彼ではなく、同時代のルイ・クープランやシャンボニエールらの ヴィオール合奏曲が収められているのも魅力。名手ロルフ・リスレヴァンのテオルボの響きも加わり、古雅な美しさを存分に味わせてくれます。 (Ki)

H.M.F
HMM-902669
(1CD+DVD[NTSC])
われ汝のほかに望みなし
(1)トーマス・タリス:われ汝のほかに望みなし(40声のモテット)
(2)デリック・ジェラルド:おお主よ、羊飼いにして
(3)フェッラボスコ1世:オリーヴ山で
(4)ウィリアム・バード:主よ、われらを救いたまえ
(5)作者不詳::救いの果実
(6)デリック・ジェラルド:汝は力なり
(7)フィリップ・ファン・ヴィルダー:われらの父よ
(8)トーマス・タリス:断食し、泣きつつ
(9)フェッラボスコ1世:イスラエルの民は歌いぬ
(10)作者不詳::あなたの祭壇から
(11)フェッラボスコ1世:主よ、われを裁きたまえ
(12)ウィリアム・バード:あなたのしもべに
(13)トーマス・タリス:世の救い主よ
(14)フィリップ・ファン・ヴィルダー:町を見たり
(15)ジェイムズ・マクミラン:流れ出る水を見た

+DVD「われ汝のほかに望みなし:450周年」(日本語字幕なし)
(1)当CD録音風景
(2)トーマス・タリス:「われ汝のほかに望みなし」録音
(3)ジェイムズ・マクミラン:「流れ出る水を見た」録音
(4)スージー・ディグビーとジェイムズ・マクミランの対談
スージー・ディグビー(指) 
ORAシンガーズ

録音:2019年7、12月/オールハローズ教会(ゴスペルオーク。ロンドン)
16世紀イギリスの作曲家トーマス・タリスの名を不朽のものにした40声のモテット「われ汝のほかに望みなし」が作られて450年を記念して作られたアル バム。それに呼応する形で、現代イギリスの作曲家ジェイムズ・マクミランの委嘱作「流れ出る水を見た」を最後に置く充実した内容も魅力。
16世紀イギリスは合唱文化が栄え、聖俗さまざまな作品が産み出されました。当アルバムは聖歌を集めていますが、いずれも清澄で透明、心洗われるよう な世界を繰り広げています。
演奏はスージー・ディグビー率いるORAシンガーズ。2014年創立でルネサンスと現代の合唱作品を専門とする団体。実演よりもレコーディングに力を入 れるのも異色と申せましょう。彼らの凄さは、どれほど複雑で大規模な作品でも常に明快で、他の団体では見落としがちなことを再発見させてくれます。
CDに加え約35分のDVD付き。アルバム・タイトルにもなっているタリスの「われ汝のほかに望みなし」などの録音風景が興味津々。またスージ・ディグビー とジェイムズ・マクミランの対談も貴重。日本語字幕はありません。 (Ki)

MDG
MDG-90621576
(1SACD)
グダニスクのオルガンの風景 Vol.1
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):フルートとピアノのためのソナタOp.15 Vol.1
グダンスクのタブラチュア(1591):ファンタジー第1旋法
スウェーリンク(1562-1621):ポーランドの踊りによる変奏曲
フレスコバルディ(1586-1643):第5声部を伴うリチェルカーレ
フローベルガー(1616-1667):トッカータ ト長調、カプリッチョ ト長調
ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):トッカータ第5番 「Tutta de Salti」
ムッファト(1635-1704):トッカータ第5番
ゲオルク・ベーム(1661-1733):パルティータ「ああ、如何にはかなき、如何にむなしき」
バッハ:幻想曲とフーガ イ短調BWV561
ブクステフーデ:アダムの堕落によりてすべては朽ちぬ BuxWV 183、 第1旋法によるマニフィカト BuxWV 203
アンドレアス・ニコラウス・シャーデー(1674-17??):パッサカリア ニ短調
アンドレイ・ニコライ・シャデイコ(Org)
グダニスク、フランシスカン・ホーリー・トリニティ教会
オルガン奏者でもあり指揮者でもあるアンドレイ・ニコライ・シャデイコ。2018年に再建されたグダニスのクフランシスカン・ホーリー・トリニティ教会のオ ルガンを用いて、17世紀初頭から18世紀半ばまでのバルト海沿岸諸国のオルガン建築の壮麗な響きを再現した「バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ」で高い 評価を得ています。このオルガンは、1616年頃に創られ、1943年には第二次世界大戦により解体、2008年から歴史的オルガンの再建プロジェクトが立ち 上がり10年かけて再びその響きを取り戻しました。以後、このオルガンを中心に展開する音楽祭をアンドレイ・ニコライ・シャデイコが主催しています。 今回は、15世紀、16世紀の作曲家たちによる作品を収録しています。スウェーリンク、フローベルガー、ブクステフーデ、ベームからバッハへと続く、北ドイツ・ オルガン音楽の黄金時代の作品を収録しています。 (Ki)
MDG
MDG-90319786
(1SACD)
プラッティ:6つのトリオ・ソナタ
ソナタ ト短調 WD691
ソナタ 変ロ長調 WD689
ソナタ ホ短調 WD678
ソナタ ニ長調 WD680
ソナタ ハ短調 WD694
ソナタ イ長調 WD683
アルモニオーサ[フランチェスコ・チェッラート(Vn)、ステファノ・チェッラート(Vc)、マルコ・ダメリア(通奏低音チェロ)、ミケーレ・バルキ(Cemb)、ダニエレ・フェレッティ(Org)]

録音:2016年
2つのヴァイオリンと通奏低音が基本編成のトリオ・ソナタですが、プラッティのトリオ・ソナタはヴァイオリンとチェロ、そして通奏低音という面白い編成を 取っています。通奏低音もチェロ+チェンバロ、オルガンで演奏されているため「チェロ寄り」なサウンドになっていて、旋律も伴奏も幅広くこなすチェロ特有の 魅力が大いに生かされている作品と言えます。イタリア気鋭の古楽団体アルモニオーサによる演奏でお楽しみください。 (Ki)

Centaur
CRC-3703(1CD)
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻
マラン・マレ:組曲第4番ト長調(抜粋)
 組曲第1番ニ短調(抜粋)
ジャン=アンリ・ダングルベール:組曲第4番ニ長調より シャンボニエール氏のトンボー
マラン・マレ:組曲第6番ホ短調(抜粋)
 サント=コロンブ氏を悼むトンボー
 組曲第8番イ長調(抜粋)
 リュリ氏を悼むトンボー
 組曲第6番ホ長調(抜粋)
ジョン・ドーネンバーグ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルコム・プラウド(ハープシコード)

録音:2018年3月7日−10日、ぺブル・ビーチ(カリフォルニア)
ヴィーラント・クイケン、ニコラウス・アーノンクールの下で研鑽を積んだアメリカのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ジョン・ドーネンバーグ。これまでにヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を30枚以上も録音してきた名手が、卓越したテクニックで奏でるマラン・マレ。

Glossa
GCD-923603(1CD)
コンスタンティン・ホイヘンス:聖と俗のパトディア(パリ、1647)〜フランス語のエール、イタリア語のアリア、ラテン語の詩篇のセレクション シリル・オヴィティ(T)、
マリー・ファン・ライン(ハープシコード、ポジティヴ・オルガン、ラウテンヴェルク)、ミリアム・リニョール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2019年5月31日−6月2日、シテ・ド・ラ・ヴォワ(フランス)
クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク、ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンとの共演、特にフランスのバロック・オペラで目覚ましい活躍を見せ、世界屈指のフランスのオート・コントル(ハイ・テナー)として、その名を響かせるシリル・オヴィティ。Glossaから発売された2つのシャルパンティエのアルバムでもその繊細で豊かな表現力が高く評価されました。
Glossa第3弾は、オランダ黄金時代の詩人、作曲家、音楽家であり、本職はオラニエ公フレデリック・ヘンドリックとウィレム二世の外交官を務めたコンスタンティン・ホイヘンス(1596−1687)の作品(息子のクリスティアーン・ホイヘンスは土星の環を発見した天文学者、科学者、数学者としても有名)。「聖と俗のパトディア(Pathodia sacra et profana)」は、国境を越えて多くの教養人、特にフランスの宮廷音楽家と交流を持っていたホイヘンスが1647年にパリで出版した、ラテン語の詩篇とフランス語とイタリア語の世俗歌曲集。ハープシコード、ポジティヴ・オルガン、ラウテンヴェルク(リュート・チェンバロ)、ヴィオラ・ダ・ガンバによる耽美な伴奏と、力強く多彩なシリル・オヴィティの歌声で贈ります。

ENCELADE
ECL-1901(1CD)
ブランクロシュ−捧げもの
ルイ・クープラン (1626頃-1661):前奏曲
フランソワ・デュフォー (1604以前-1672):ブランクロシュ氏のトンボー / クーラント / サラバンドとデュブル / ジーグ / ガヴォット
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー (1616-1667):ブランクロシュ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー
ルイ・クープラン:ファンタジア
フローベルガー:トカード [Tocade] / ファンタジア
ドニ・ゴーティエ (1603-1672):ゴーティエの涙、あるいは ブランクロシュのトンボー
ルイ・クープラン:フローベルガー氏を模した前奏曲
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:パリで書かれたアルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
ドニ・ゴーティ:前奏曲 / サラバンド (ダングルベール編) / ファンタジア / ジーグ
ルイ・クープラン:前奏曲 / アルマンド・グラーヴ / クーラント / ブランクロシュ氏のトンボー
シャルル・フルーリ・ド・ブランクロシュ (1605頃-1652):捧げもの、ブラン・ロシュのアルマンド [L'Offrande, allemande de Blan Rocher]*
ピエール・ガロン (チェンバロ (*以外))
ディエゴ・サラマンカ (リュート )*
パリのリュートの名手ブランクロシュは階段からの転落という不慮の事故で亡くなりました。その現場に一緒に居合わせたフローベルガーをはじめ、ルイ・クープラン、フランソワ・デュフォー、ドニ・ゴーティエが友人の死に寄せて書いたトンボー (「墓」という意味の追悼曲) はいずれも名曲として現在に伝わっています。
ブランクロシュの作品として唯一伝わる楽曲「捧げもの」をタイトルに掲げ、四人の友人によるトンボーとその他の作品で構成されたプログラム。ピエール・ガロンはパリ音楽院でオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌに師事したフランスのチェンバロ奏者。当レーベルからのCDはこれが3作目です
ENCELADE
ECL-1705(1CD)
ヨハン・アダム・ラインケン (1640頃-1722):トッカータ、パルティータと組曲集
チェンバロのためのトッカータ イ長調
チェンバロのためのバレットとパルティータ ホ短調
チェンバロのための組曲 イ短調
アルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
チェンバロのためのトッカータ ト短調
チェンバロのためのフーガ ト短調
チェンバロのための前奏曲 ハ長調
(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための6つのトリオ・ソナタ「音楽の園」
第3曲 より J・S・バッハ編曲、BWV 966 No. 1)
チェンバロのための組曲 ハ長調
アルマンド / クーラント / サラバンド / ジーグ
オランダのナイチンゲールによるチェンバロのための変奏曲 ハ長調
「結婚のことは黙っていて、または マイエリン」 [Schweiget mir vom Weiber nehmen ; Die Meierin]によるパルティータ ト長調
クレマン・ジョフロワ (Cemb)

録音:2017年12月27-29日、サント=オーレリー教会、ストラスブール、フランス
使用楽器:2005年、エミール・ジョバン製 (モデル:ルッカース)
ヨハン・アダム・ラインケンはドイツの作曲家・オルガン奏者。17世紀後半から18世紀初頭のハンブルクにおける音楽的中心人物で、リューベックのブクステフーデ (1637頃-1707) と並ぶ北ドイツ・オルガン楽派の大家。その名声に比して現在に伝わる作品の数はごく少なく演奏される機会も多くありませんが、J・S・バッハら後世の作曲家たちへの影響の大きさは無視できません。
クレマン・ジョフロワはパリ音楽院でオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌ、ケネス・ワイスにに師事したフランスのチェンバロ奏者。当レーベルからのCDはこれが2作目です。

DISCMEDI
DM-1344-02(1CD)
聖と俗の間に
アントニオ・デ・カベソン (1510-1566):オルガン作品集
【世俗の音楽】
パヴァーヌとそのグロサ/「牛を見張れ」によるディフェレンシアス
ミラノ風ガイヤルドによるディフェレンシアス
イタリア風パヴァーヌ/「騎士の歌」によるディフェレンシアス
【2つの歌とそのグロサ、5声】
ある日夢みて (原曲:フィリップ・ヴェルドロ)
私は最も美しい女声に愛されている (原曲:クレキヨン)
【教会の音楽】
賛歌 第19番、パンジェ・リングァによる (4声)
ミサ・ロム・アルメのオザンナ (原曲:ジョスカン・デプレ、4声のグロサド)
スターバト・マーテル・ドロローサ (原曲:ジョスカン・デプレ、5声のグロサド)
賛歌 第21番、アヴェ・マリス・ステラによる (4声)
【2つのティエント】
ティエント 第1旋法、サルヴェによる
ティエント 第6旋法とその続き
イグナシオ・リバス・タレンス (Org)

録音:2011年12月、サンティスクラ & サンタ・ビクトリア教区教会、マサナ、アンドラ
イグナシオ・リバス・タレンスは1963年スペインのバレンシアに生まれ、バルセロナ市立音楽院でムンサラト・トゥレン (モンセラート・トレント)に師事したオルガン奏者。

PNEUMA
PN2-1530(2CD)
海の向こうのカンティガ
アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
[CD 1] コンスタンティノープル
第405番「コンスタンティノープルのブランチェルナスの布」
第342番「石の上のイコン」 (器楽)
第231番「コンスタンティノープルの神殿のためにローマ帝国から大理石を」
第25番「ビザンティンのユダヤ人」 (器楽)
第138番「聖金口 (きんこう)イオアン」 (器楽)
第196番「ビザンティンの異教の祭司」
第131番「皇帝と総主教」 (器楽)
第67番「ネロの時代、悪魔を召使いにした男」
第28番「コンスタンティノープルの包囲」 (器楽)
[CD 2] シリアとオリエント
第15番「皇帝ユリアヌス、聖バシレイオスの奇跡」
第46番「海を渡って来たモーロ人と母乳の聖母」 (器楽)
第165(395)番「海の向こうのトゥルトザ」
第115番「黒い山の少年と隠者」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指)

録音:2015-2016年、アクシス・マドリード、マドリード、スペイン
PNEUMA
PN-1540(1CD)
エルサレムのカンティガ
アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
第27番「ディオスポリスの教会かシナゴーグか」
第187番「エルサレムの修道院」
第383番「シグエンサからエルサレムへの巡礼者たち」 (器楽)
第33番「アクレにおけるエルサレムへの巡礼者たち」
第172番「アクレの商人の水晶の十字架」
第29番「ゲッセマネ、母乳の聖母」 (器楽)
第337番「海を渡って来たエルサレムの男」
第287番「ジェノヴァのサンタ・マリア・デラ・スカラ」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指)

録音:2016年10月-2017年9月
PNEUMA
PN-1560(1CD)
ムルシアのカンティガ
アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
第299番「スペインの聖マリア騎士団」
第297番「聖像の徳」
第169番「ムルシアのアリシャカ」
第201番「約束された純潔」
第339番「カルタヘナの船」
第89番「ユダヤの女の出産」
第295番「王の幻視」
第99番「モーロの村」
第239番「誓い」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指)
PNEUMA
PN-1500B(1CD)
シルヤブ ワインとバラ
アル=アンダルス、9〜16世紀の音楽と詩−クリスティアネ・アセム制作のダンス・アクトのために
Vino y Rosas / Nostalgia de Cordoba / Perdidos de Amor / La Rosa Enflorece
Nana de Alarcos / Tres Morillas / Oi, Altas Undas / Vaise Meu Coracon, Habibi
La Noche Me Ha Quitado la Cordura / Los Siete Gozos / Amours Me Fait Comencier
Maria Unser Frowe / Estrella del Dia / El Rey Pescador / Danza del Ajedrez
Estoy Hecha Para la Gloria / Dame Paras Para el Bano / Ya Viene el Cativo
La Felicidad Cumplida / Sirvete y Sirveme. Zid Wa Sqini - Ten Piedad de Mi Corazon
Luz del Alma (Version)
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指) 他


既発売音源編集盤。
PNEUMA
PN-1550(1CD)
トレドのタイファ (イスラム君主)−アル・マムンとアサルキエル (11世紀)
【アル・マムン王の宮殿】
Todos los Amantes / Toledo de Al Mamun / Salon de los Perfumes / Nubes Ambar
Mirador del Rio Tajo / Palacios de Galiana / Arbol de Plata / Taifa de Toledo
【アサルキエルの砂時計】
Azafea de Azarquiel / Almuedano del Tajo / Orfebre y Herrero / Almanaque de Azarquiel
Astrolabio de Azarquiel / La Fortaleza / Clepsidra de Azarquiel / Estrellas Fijas
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指) 他

既発売音源編集盤。

Passacaille
PAS-1070(1CD)
17世紀イタリアの技巧的ヴァイオリン作品集
ジローラモ・カプスベルガー:Sinfonia Decimaterza a un canto(ローマ、1615)
ビアジョ・マリーニ:Sonata terza per il violino solo Variata(ヴェニス、1629)
アウレリオ・ヴィリアーノ:Ricercata per flauto et ogni altro istromento(ボローニャ、1600?)
マルトロメオ・デ・セルマ・エ・サラヴェルデ:Canzon Terza Soprano, solo(ヴェニス、1638)
ビアジョ・マリーニ:Sonata Quarta per il Violino Per sonar con due corde(ヴェニス、1629)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ:Sonata 6. a Violino Solo(ヴェニス、1468)
マルコ・ウッチェリーニ:Sonata Quarta a violino solo detta la Hortensia virtuosa(ヴェニス、1645)
フランチェスコ・レニョーニ・タエージョ:Io son ferito hai [sic] las[s]o del [P]alest[r]ina(ミラノ、1620)
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ:Sonata Prima La Bernabea(インスブルック、1660)
マルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Quarta Geloso a Violino solo(パレルモ、1629)
マルコ・ウッチェリーニ:Sonata Terza a violino solo(ヴェニス、1660)
アレッサンドロ・ウッチェリーニ:Sonata a violino solo, violone e basso(ローマ?、ca.1670?)
エンリコ・オノフリ(Vn)
イマジナリウム・アンサンブル

録音:2019年6月21-24日
古楽ヴァイオリン界の巨匠オノフリによる2019年新録音。17世紀、ヴァイオリン発祥の地であるイタリアではこの小さな楽器のために技巧と情熱を注ぎ こんだ魔術的な作品が次々と生まれました。そんなヴィルトゥオジティあふれる作品を集めたのがこのアルバムです。当時の音楽家が憑依したかのようなオノ フリの強烈な演奏が、聴く者を初期バロック時代のヴェネツィアやシチリアへといざないます。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10390(1CD)
人魚の歌
作者不詳:La Petenera
ホセ・デ・トレス(1665-1738):Mortifera Cicuta
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):Ondas, riscos, peces, mares
ヘンデル:『リナルド』より Il vostro maggio 〜キト・ガト(1960-):Tarantella Partenope
パーセル:『アーサー王』より Two daughters on the stream
ヘンリー・ローズ(1595-1662):Slide soft, your silver floods
タールキニオ・メールラ(1595-1665):Folle e ben
ピエトロ・ベッコーリ(c1540-after1597):Concerto di Sirene
ジョヴァンニ・バッティスタ・マリアーニ(c1634-after1697):Belle donne
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペデルツォーリ(c1630-1689):Piangete pur
ジョヴァンニ・バッティスタ・マリアーニ:Di due stelle
ジョヴァンニ・ジョルダーノ(17世紀):Piangi pena ed adora
ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(c1555-1609):Questa dolce sirena
アリーチェ・ボルチアーニ(S)
アニー・デュフレーヌ(S)
キャサリン・ピロネル・バチェッタ(Ms)
ロゲリオ・ゴンサルヴェス(指)
ア・コルテ・ムジカル

録音:2019年2月25-27日/スイス
美しい歌声で船人を惑わし難破させるというセイレーンはギリシャ神話で語られる恐ろしい海の魔物ですが、のちに人魚の姿で描かれるようになりまし た。セイレーンにまつわるスペイン、イタリア、イギリスの古楽を集めたこのアルバムは美しさと妖しさが同居する魅惑的な内容です。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2577(1CD)
ジローラモ・ロッシ:2つの声とヴァイオリンのためのカンタータ『聖パドヴァのアントニオ』(1738)
コントラルト独唱とサルテリオまたはチェンバロのためのレクティオ・クアルタ(1760)
ルチア・カーザグランデ・ラッフィ(S)
エリザベッタ・パッルッキ(C.A)
ローマバロッカ・アンサンブル

録音:2019年
18世紀半ばに書かれた作品です。カンタータは明るい曲想で協奏的な器楽の動きも面白く、世俗的趣味が溢れています。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-5211(1CD)
カリッシミ:Indicium Extremum
ウッチェリーニ:Aria sopra la bergamasca
カリッシミ:オラトリオ『イェフタ』
フェデリコ・バルダッツィ(指)
アンサンブル・サン・フェリーチェ

録音:2017年4月
史上初のオラトリオとして知られるカリッシミの『イェフタ』を収録。勇壮な戦いの場面から一転、一人娘を生贄として神にささげるイェフタの悲しい物語が 見事に描かれた印象的な音楽です。 (Ki)

Quantum
QM-7083(1CD)
トゥール大聖堂の修復された大オルガン オルガンの為の音楽
フランソワ・クープラン:教区の為のミサ から
単旋律聖歌によるキリエ / ベネディクトゥス、クロモルヌ・アン・タイユ
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 / いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659
われを憐れみたまえ、おお、主なる神よ BWV 721
ハイドン:主題と変奏曲 Hob.XVII:5
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ト長調 Op.37
ジャン・ジルー(1910-1997):エレヴァツィーネの為のトッカータ
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):アレルヤティック・コラール 第2番
オリヴィエ・メシアン:天上の宴
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):オルガン曲集 (1890) から トッカータ ロ短調
ヘンデル:オルガン協奏曲 変ロ長調 Op.7-6, HWV 311*
パスカル・ヴィニュロン(Org、指揮*)
マレ室内O*

録音:2016年6月、10月、サンテティエンヌ大聖堂、トゥール [Toul]、フランス
使用楽器:1963年、クルト・シュヴェンケデル [Curt Schwenkedel] 製(2016年、イヴ・ケーニヒ [Yves Koenig] 修復)

Quartz
QTZ-2136(1CD)
バロックの巨匠たち〜ラモー&スカルラッティ
ラモー:新クラヴサン組曲より 組曲ト長調/短調(第5組曲)
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.491、
 ソナタ ニ短調 K.213、
 ソナタ ホ長調 K.380、
 ソナタヘ短調 K.466、
 ソナタ ニ長調 K.118
(全曲:フィンバー・マラフロンテによるギター版)
フィンバー・マラフロンテ(G)

録音:2019年8月、ロック・ウェスト・キャナル・スタジオ
9歳から公開演奏を行い、ピーボディ音楽院でマヌエル・バルエコに学んだ若きクラシック・ギタリスト、フィンバー・マラフロンテ。現在はロンドンを拠点にヨーロッパ中で活動し、クラシックの定番レパートリーから現代の新作、ジャズやポピュラー音楽などにも取り組み、高いセンスを披露してきました。
マラフロンテのニュー・アルバムは、「バロックの巨匠たち(Maestros of the Baroque)」と題し、フランス・バロック大家のジャン=フィリップ・ラモーと、イタリアで生まれスペインで活躍したドメニコ・スカルラッティの鍵盤楽器作品をギター・ソロへとアレンジ。当時チェンバロで演奏されたサウンドを、見事な技術と感性によって、軽やかで哀愁も帯びたギターのパフォーマンスへと昇華しています。

Signum Classics
SIGCD-641(1CD)
エクストラ・タイム〜ラ・セレニッシマ未収録音源集
アルビノーニ:歌劇 「ラ・スタティーラ」へのシンフォニア ニ長調(2本のトランペット、2本のオーボエ、弦楽と通等低音のための)
ヴィヴァルディ
:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV.286 「聖ロレンツォの祝日のために」(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
ブレシャネッロ:ヴァイオリン協奏曲ト長調 Bre.9(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
若ニコラ・マッテイス(c.1678−1737):カルダーラの歌劇 「スペインのシピオーネ」第3幕より ローマ、スペイン、アフリカの騎士団のバレット ハ長調(4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.171 「チェザーレア陛下とカットーリカのために」(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV.365(後期ヴァージョン)(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
若ニコラ・マッテイス:カルダーラの歌劇 「カイオ・マルツィオ・コリオラーノ」 第3幕より バッロ ハ長調(4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指,Vn)

録音:2011年、2015年、2016年、2018年、2019年
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第2弾。これまでラ・セレニッシマによって録音されながらも、様々な事情によりCD未収録となっていた音源を集めたファン垂涎のコレクション・アルバムが登場。
2015年、「ヴィヴァルディ:四季」(AV 2344)のレコーディングが予定よりも早く終わったために追加で録音しておいたヴィヴァルディのRV.286。「イタリアン・ジョブ」(AV 2371)のアルバムに入りきらなかったアルビノーニのシンフォニア〔「ヴェニス・バイ・ナイト」(AV 2257)に収録された「イル・ノーメ・グロリオーソ」へのシンフォニアの改作〕と、若ニコラ・マッテイス〔Nicola Matteis the Younger/ロンドンでイタリア音楽の発展を担ったニコラ・マッテイス(fl.c.1670−after 1713)の息子〕の希少作品。「フレンチ・コネクションU」(AV 2218)に収録されたヴィヴァルディのRV.365の別ヴァージョンとして録音され、これまではダウンロード販売のみが行われていた協奏曲。「ヴィヴァルディ×2」(AV 2392)の録音時に追加で録音が行われていたブレシャネッロのヴァイオリン協奏曲。そして前作「ゴッドファザー」(SIGCD 602)の録音時に、同じような編成を必要とする若ニコラ・マッテイスの舞踏組曲と、神聖ローマ皇帝カール6世へ捧げられたヴィヴァルディのRV.171を録音し、これまでの素材と組み合わせて1つのアルバムを完成させました。埋もれさせるにはあまりにも惜しかったイタリア・バロックの宝石たちが、ようやく日の目をみることになります。

CPO
CPO-555253(2SACD)
NX-E07
ブクステフーデ:オルガン作品全集 第1集
【SACD1】
1. 前奏曲 ハ長調 BuxWV 137(前奏曲、フーガとチャコーナ)
2. 今ぞ我ら聖霊に願いたてまつる BuxWV 208
3. 今ぞ我ら聖霊に願いたてまつる BuxWV 209
4. 今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 213
5. わが愛しき神に BuxWV 179
6. チャコーナ ホ短調 BuxWV 160
7. われらの救い主なるイエス・キリスト BuxWV 198
8. 前奏曲 ト短調 BuxWV 163
9. 汝の御子によりてのみわれ汝に感謝す BuxWV 195
10. 第1旋法のマニフィカト BuxWV 204
11. 第9旋法によるマニフィカト BuxWV 205
12. 前奏曲 ヘ長調 BuxWV 144
13. ああ神よそして主よ BuxWV 177
14. われ汝に感謝す、愛する主よ BuxWV 194
15. 前奏曲 ト長調 BuxWV 147
16. 前奏曲 嬰ヘ短調 BuxWV 146
【SACD2】
1. トッカータ ニ短調 BuxWV 155
2. 平安と歓喜もて われはいく BuxWV 76
3. 前奏曲 ニ短調 BuxWV 140
4. パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
5. トッカータ ヘ長調 BuxWV 157
6. 天にまします我らの父よ BuxWV 207
7. カンツォネッタ イ短調 BuxWV 225
8. カンツォネッタ ハ長調 BuxWV 167
9. われらが神は堅き砦 BuxWV 184
10. フーガ ハ長調 BuxWV 174
11. フーガ ト長調 BuxWV 175
12. おお、光よ、祝福されし三位一体 BuxWV 216(断片)
13. 前奏曲 ホ短調 BuxWV 143
14. 人よ、汝幸いに生きんとせば BuxWV 206
15. 前奏曲 ホ長調 BuxWV 141
フリードヘルム・フランメ(Org)
クリストフ=トロイトマン=オルガン(1734-37)

録音:2018年5月10-13日Klosterkirche St. Georg zu Grauhof bei Goslar,ドイツ
「北ドイツ・バロックの作曲家たちのオルガン作品集」で知られるフリードヘルム・フランメによる新しいシリー ズは、デンマーク出身でありながら、リューベックを中心に活躍したブクステフーデの作品集。約40年に渡 りリューベックの聖母マリア教会のオルガニストを務めたブクステフーデは、朝や日曜日の礼拝時での演奏 のほか、前任のトゥンダーが始めた演奏会「夕べの音楽」を拡大し、多くの聴衆たちを喜ばせたことでも知 られています。 彼のオルガン曲はコラール編曲と自由な形式の曲を併せて40曲ほどが遺されており、自由曲の多くは 「冒頭部-第1フーガ-間奏部-第2フーガ-終結部」の5部からなる華麗なもの。このアルバムではDisc1 にコラール前奏曲やコラール変奏曲、Disc2には足鍵盤を用いないパッサカリアやトッカータなどを収録。 フランメは、ブクステフーデの革新的な作風による作品を、これまでのシリーズで用いたシュニットガー・オル ガンではなく、グラウホフのトロイトマン=オルガンで演奏しています。

ARCO DIVA
UP-0211(1CD)
NX-A14
ヨーゼフ・アントニン・シュチェパーン(1726-1797): チェンバロのための協奏曲集
チェンバロ協奏曲 ニ長調
チェンバロ協奏曲 ハ長調
チェンバロ協奏曲 ト長調
チェンバロ協奏曲 ニ長調
エディタ・ケグレロヴァー (Cemb)
ヒポコンドリア・アンサンブル
18世紀、ボヘミアで生まれ、ウィーンに移り住んだ作曲家ヨーゼフ・アントニン・シュチェパーン(オーストリア名:ヨーゼフ・アント ン・シュテファン)のチェンバロ協奏曲集。ボヘミアの小さな村でオルガニストの息子として生まれたシュチェパーンは、1741年 のプロイセン軍の侵攻を逃れウィーンに移住、ヴァーゲンザイルの元で音楽家としての研鑽を積みました。モーツァルトにイン スピレーションを与えたとされる40曲以上のチェンバロ協奏曲を含む多数の鍵盤作品を作曲、一時はマリー・アントワネット の教師を務めるほどの名声を得ましたが、現在、彼の存在はほぼ忘れ去られています。このアルバムではシュチェパーンの4 曲の協奏曲を収録。ソリストを務めるのは、ピルゼンとプラハでピアノとチェンバロを学び、その後ロンドン王立音楽アカデミー に留学、数々の国際音楽コンクールに入賞経験のあるチェンバロ奏者エディタ・ケグレロヴァーです。

CARPE DIEM
CD-16321(1CD)
ウェルシュ・ハープによる英国バロックの音楽
ジョン・パリー(1710-1782):「ホワイトロックのデイヴィッド」による変奏
コレッリ(1653-1713):ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op. 5-3 より 第5楽章アレグロ(ジグ)
ヘンデル(1685-1759):「幸いかな二人、ここにただ勇者のみが集えり」
(『アレクサンダーの饗宴』HWV 75 より)
ジョン・パリー:トマス・ダーフィー『乞食オペラ』より「シェンキンは貴族の出だった」による変奏
ヴィヴァルディ:『調和の霊感』第5番RV 519 より 第1楽章
作者不詳::アレグロ
ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』 HMV 19 より 序曲とメヌエット
ジョン・パリー:「ルドランの湿地」による変奏
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第11番 Op.5-11 より アレグロとガヴォット
作者不詳::ラルゴ
作者不詳::アレグロ
ジョン・パリー:「森をぬけて、若者よ」による変奏
ヴィヴァルディ:『調和の霊感』第3番RV 310 より 第1楽章
作者不詳::「ロスリン城」による変奏
作者不詳::シー・シー
ヘンデル:『水上の音楽』 第2組曲 HWV 349 より プレリュード
ジョン・バートン(1730-1782):バートンの追跡
マクシミリアン・エールハルト (ウェルシュ・トリプル・ハープ)
1764年ジョン・リチャーズ製作楽器に基づく、2009年ミラノのダリオ・ポンティッジアによる復元楽器

録音:2019年5月27-19日 アンドレアス教会 ヴァンゼー、ベルリン、ドイツ
ヘンデルのハープ協奏曲に代表されるように、18世紀のロンドンではアイルランドのオカロランやウェールズのジョン・パリ―など、連合王国各地 から来たハープの音楽家たちが妙技を聴かせ、ポルポラやジェミニアーニといったイタリア出身の作曲家たちとともに人々の耳を喜ばせていまし た。この新譜はナミュール室内合唱団を率いるレオナルド・ガルシア・アラルコンや、ガンバ奏者のユリアーネ・ラーケらの信頼篤い、ドイツのテット ナング出身の古楽系ハープ奏者マクシミリアン・エールハルトによる、英国バロックをテーマにしたアルバム。ハープのための知られざるレパートリー を追求する彼らしく、収録されているのは英国で作曲された作品はもちろん、当時流行っていた合奏協奏曲やコレッリの作品、伝承曲を元に した変奏曲など実に多彩です。もちろん名手ジョン・パリーによる音楽もあり、ウェールズに古くから伝わる伝承曲の一つ「ホワイトロックのデイ ヴィッド」など、当時既に有名だったメロディを元に作られたその変奏曲の趣は、日本人にもたいへん親しみやすいものと言えるでしょう。ヴィヴァ ルディやヘンデルによるよく聴き知ったメロディも、ヒストリカル・ハープの音色でたいへん味わい深く響きます。

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0003(1CD)
ヴェネツィアのゴンドリエ 〜ヴェネツィアを巡る音楽の旅
タルティーニ:Aria del Tasso
【Benvenuto a Venezia】
ヴィヴァルディ:室内協奏曲 ト短調 RV107 第3楽章
ドメニコ・チェルッティ:Il passaggio notturno in gondoletta
【Vaporetto, Linea Uno】
作曲者不詳:Si la gondola / Dal cuor che tanto
【Osteria Al Squero】
ピエトロ・アウレッタ:Sono i Zerbini
作曲者不詳:Cento vezzi
【Vaporetto, Linea Due】
作曲者不詳:Tarantella
ヨハン・ジモン・マイール:La biondina in gondoletta
作曲者不詳:Chi no ga la borsa grossa
【La Pescheria】
作曲者不詳:Me nato un caso / Tu non dovevi【Campo Santa Maria Formosa】
作曲者不詳:Per mi aver Catina
ヴィヴァルディ:室内協奏曲 ト短調 RV105 第3楽章
【Malinconia】
カンプラ;Tant de valeur
作曲者不詳:Dolce xe quel musetto / Un' anguileta fresca
【Il lato oscuro del Carnevale】
作曲者不詳:Xe qua el fiorer putazze
ドメニコ・チェルッティ:Il gondoliere veneziano
【Il Molo】
ヴィヴァルディ:室内協奏曲 ニ長調『五色ひわ』 RV90 第2楽章
作曲者不詳:Ciel sereno
ホルガー・ファルク(Br)
ヌオーヴォ・アスペット(古楽器アンサンブル)
メルズーガ(電子音響 【】内のトラック)

録音:2018年8月14-17日、11月19-21日
「ヌオーヴォ・アスペット」は弦や管のみならず、サルテリオやハープ、種々の打楽器を取り入れた異国情緒あふれる響きの古楽器アンサンブル。非常にすっき りと、現代的なポップスのように演奏しているのもまた特徴的です。ホルガー・ファルクが歌う歌曲も、古い歌というより今なお街中で響いているような音楽に 聴こえます。また、数曲おきに電子音響制作グループ「メルズーガ」によるトラックが挟まれています。これは電子音ではなく、実際の街の喧騒、遠くで鳴ってい る音楽、鐘の音、人の話し声などの生活音を録音し作ったもので、まるでゴンドラに乗ってヴェネツィアの街をゆったりと旅していくような感覚にさせてくれま す。現代の音響技術と古い楽器、人々の生活と芸術が一体となって、耳を楽しませるアルバムです。 (Ki)

GALLO
GALLO-1609(2CD)
ドンプレソンとサン・マルタンのオルガン
(1)A.スカルラッティ:トッカータ第11 番イ長調
(2)D.スカルラッティ:オルガンの為のソナタ(K287,K328ト長調,K255 ハ長調)
(3)バッハ:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV56 のオルガンへの編曲 BWV596
(4)モランディ:4 手オルガンの為の導入、主題と変奏
(5)ダヴィド・ダ・ベルガモ神父:4 手の為の 4 つのディヴェルティメント
(6)ディアナ:上昇 イ長調,ポロネーズ ニ長調
(7)バッハ:前奏とフーガ ハ長調 BWV547
(8)作者不詳::神モーツァルトのボレロ
(9)ボヴェ:オルガンを提示するために
(10)モーツァルト:機械オルガンの為のアンダンテ K616
(11)ボエリ:幻想曲とフーガ
(12)ブラームス:コラール「装いなさい、ああ愛する魂よ 」
(13)チャイコフスキー(ボヴェ編):「くるみ割り人形」―葦笛の
踊り,金平糖の精の踊り
(14)キュイ:前奏曲 変ロ長調
(15)バッハ:前奏曲とフーガ ニ短調 BWV532
ギ・ボヴェ(Org)
(1)-(6)ヴィヴィアーヌ・ロリオ(Org)

録音:(1)-(6)2019年11月17日 スイス,ドンブレソン
(7)-(15)2019年12月5日 スイス,サン・マルタン
スイスの二つの村、ドンブレソンとサン・マルタンの教会に据えられたオルガンを、スイス が誇るオルガンの巨匠、ギ・ボヴェが演奏したCD。前半はヴィヴィアーヌ・ロリオと共演した4 手演奏が主。どちらのオルガンも高名なオルガン製作者、ヨーゼフ・ナイトハルトが創設し たオルガン製作工房、サン・マルタンSAによるもので、輝かしさと柔らかさが共存した音色 が素晴らしい。有名曲から珍しい曲まで、ボヴィがストップを自由自在に駆使して楽しませ てくれます。作者不詳の「神モーツァルトのボレロ」は、モーツァルトの素材をラヴェルのボレロ 風に仕立てた面白い小品。

PLECTRA
PL-21901(1CD)
La Barre という名のクラヴサン音楽
Claude de La Barre(1570-?)
Pierre [II] de La Barre(1572-1626以後)
Germain de La Barre(1579-?)
Pierre [III] de La Barre(1592-1656)
Charles-Henri de La Barre(1625頃-1670頃)
Joseph Chabanceau de La Barre(1633-1678)
Pierre [IV] de La Barre(1634-1710以前)
ニ調の楽曲
Prelude G. 31a(La Pierre)
Allemande G. 23a(Berlin-40623)
Corente di Monsu della Bara G. 27(Chigi Q IV 24)
Sarabanda di Monsu della Bara G. 28(Chigi Q IV 24)
Courant G. 29(Hintze)
Courante de La Barre G. 20(Lynar A-1)
イ調の楽曲
Monsier Bares Allmaine G. 8(Cosyn)
Coranto [to G. 8] G. 9(Cosyn)
Allamande [Gigue] G. 23b(Copenhagen-376)
ニ調の楽曲
Allmaine G. 10(Cosyn)
Coranto G. 11(Cosyn)
Sellabrand G. 12(Cosyn)
Courant G. 14(Ch-Ch-1236)
ヘ調の楽曲
Courante La Barre G. 39(Parville)
Allemand G. 24(Ihre)
Corant G. 13(Ch-Ch-1236)
Courant La Bar G. 25(Ihre)
Coranto G. 3b(Cosyn)
Saraband G. 26(Ihre)
Courante de Mr Dela Barre G. 42(Bauyn-III)
Gigue Mr Joseph Dela Barre G. 41(Bauyn-III)
ニ調の楽曲
Auttre Corant de La Barre ...Variatio G. 22(Lynar A-1)
Corante G. 21(Lynar A-1)
ト調の楽曲
Allmaine G. 16(Handmaide)
Coranto G. 17(Handmaide)
Saraband G. 18(Handmaide)
Corant la Barr G. 15a(Ch-Ch-378)
ニ調の楽曲
Allemande La Barre G. 33(Parville)
Corrant Bear G. 1(Rogers)
Selebrande Beare G. 2 & Sarabande G. 2b(Rogers/Gresse)
Corrant Beare G. 4(Rogers)
Corrant Beare G. 5(Rogers)
Courant de La Barre ...Variatio G. 6c (Lynar A-1)
ホ調の楽曲
Sarabrand La Barr G. 19(Ch-Ch-1177)
イ調の楽曲
Courante de Mr de La Barre [Allemande] G. 36(Parville)
Courante de Mr de La Barre G. 37(Parville)
Sarabande G. 28a(Copenhagen-376)
Gigue de Mr de La Barre G. 38(Parville)
ニ調の楽曲
Prelude de Monsieur de La Barre G. 31 (Parville)
Allemande La Barre G. 32(Parville)
Courante La Barre G. 34 & Courante G. 34a(Parville/Babell)
Sarabande La Barre G. 35 & Sarabande G. 35a(Parville/Babell)
Gigue de Mr. Dela Barre G. 40(Bauyn-III)

(楽曲の出典)
G.:Bruce Gustafson and R. Peter Wolf, ed., Harpsichord Music
Associated with the Name La Barre, The Broude Trust, New York, 1999
Babell:London, British Library, Add. MS 39569
Bauyn:Paris, Bibliotheque nationale de France(Musique), Res. Vm7 674-675
Berlin-40623:formerly Berlin, Deutsche Staatsbibliothek, Mus. Ms. 40623
Ch-Ch-378:Oxford, Christ Church College Library, Mus. Ms. 378
Ch-Ch-1177:Oxford, Christ Church College Library, Mus. Ms. 1177
Ch-Ch-1236:Oxford, Christ Church College Library, Mus. Ms. 1236
Chigi Q IV 24:Rome, Bibliotheca Apostolica Vaticana, Chigi Q IV 24
Copenhagen-376:
Copenhagen, Det Kongelige Bibliotek, Handsckrift Afd. , Gl. Kgl. Saml. 376 fol.
Cosyn:Paris, Bibliotheque nationale de France(Musique) Res. 1184, 1185
Gresse:Utrecht, Universiteitbiblioteek, LBMUZ:Rar Msq 1; Hs. 20 B 9
Handmaide:John Playford, comp. Musicks Handmaide. [Part 1] London, John Playford, 1663
Hintze:New Haven, Yale University, Beinecke Library, Music Deposit- 3
Ihre:Uppsala, Universitetsbibliotek, Ihre 284
La Pierre:Paris, Bibliotheque nationale de France(Musique), Res. Vmd. Ms. 18
Lynar A-1:Berlin, Deustche Staatsbibliothek, Lubenau Tabulaturen, Lynar A-1
Parville:Berkeley, University of California, Jean Gray Hargrove Music Library, MS 778
Rogers:London, British Library, Department of Manuscripts, Additional Ms. 10337
カレン・フリント(Cemb)

使用楽器:1690年頃、パリにて、Philippe Denis 製? ("Ioannes Ruckers me fecit, 1620" との記銘あり)
1732年、パリにて、Fnancois Blanchet 製?
1745年、パリにて、Fnancois Blanchet 製?
楽器調律:John Phillips, a1 = 408 Hz, temperament ordinaire
17世紀中盤から終盤にかけて書かれた音楽を収録した写本の中に、La Barre という名の人物がその作曲者とされたり関連付けが成されているクラヴサン (Cemb) の為の楽曲が数多く見られます。高名なジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バールの作品のみならず、43にのぼる La Barre 関連楽曲を拾い集めてまとめて収録してしまうのがクラヴサン「オタク」なプレクトラ・ミュージックらしいところです。使用楽器はこれらの楽曲が盛んに弾かれたと考えられる時代のオリジナル。徹底しています。

La Ma de Guido
LMG-2157(1CD)
マレンツィオ(1553?-1599):マドリガーレ集
Dissi a l'amata mia lucida stella / Non vidi mai dopo notturna pioggia
Madonna, sua merce pur una sera / Zephiro torna - Ma per me, lasso
Chi vuol dir i miei sospiri in rime / Ahi dispietata morte, ahi crudel vita!
Veggo, dolce mio bene / Tutto'l di piango - Lasso, que pur da l'uno d'altro sole
Or vedi, Amor, che giovinetta donna / Menando un giorno gli agni presso un fiume
I lieti amanti e le fanciulle tenere / Vedi le valli e i campi che si smaltano
Vezzosi augelli, in fra le verdi fronde
チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565):Ancor che co'l partire
クインタ・エッセンシア
エリア・カザノヴァ(S)
ウーゴ・ボリバル(男性アルト)
アルベルト・リエラ(T)
パブロ・アコスタ(Bs)

録音:2018年8月23-26日、苦しみの礼拝堂、サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデサス修道院、
サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデッサス、ジロナ県、スペイン

Columna Musica
1CM-0362(2CD)
ガリシアと「聖母マリアのカンティガ」
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
[CD 1]
Santa Maria, Strela do dia(第100番)
Da que Deus mamou o leite do seu peito (第77番)
Mui gran razon e que sabia dereito (第26番)
Quena Virgen ben servira a Parayso ira(第103番)
A Madre de Deus tant' a en ssi gran vertude,(第184番)
Aquela en que Deus carne / prendeu e nos deu por lume,(第340番)
Fuga Mundi de Alfonso X:Non me posso pagar tanto
[CD 2]
Fremosos miragres mostra - a Madre da fremosura(第352番)
Nunca ja pod' aa Virgen - ome tal pesar fazer,(第104番)
Por dereito ten a Virgen, - a Sennor de lealdade,(第175番)
Mui gran poder a a Madre de Deus(第22番)
Mal ss'a end'achar - quen quiser desonrrar Santa Maria.(第317番)
Ave, maris Stella(Himno mariano); De vergonna nos guardar punna todavia(第94番)
Damas, cabaleiros e cortesia na corte del rey(Antoni Rossell)
- Eras qan vei verdeiar(392,4)(Raimbaut de Vaqueiras)
- Pois naci nunca vi Amor(106,14) (Nuno Fernandez)
- Vayamos, irmana, vayamos dormir (38,8)(Fernand' Esquio)
アントニ・ルセイ & G・コートリー・ミュージック・コンソート
Columna Musica
1CM-0367(1CD)
ソノス〜声とプサルテリウムとハーディ・ガーディのトリオ
不詳(14世紀カタルーニャ)/マラム・トリオ編):処女を称えよ [Laudemus Virginem](「モンセラートの朱い本」より)
不詳(14世紀カタルーニャ)/マリナ・アルベル編):処女なる御母マリアを [Mariam matrem] (「モンセラートの朱い本」より)
カタルーニャ伝承/マルク・アジェア編):春のナイチンゲール [El rossinyol de la primavera]
マルク・アジェア(1973-):ルマケッラ [Lumaquel-la]
マリオナ・サガラ:そしてもしも・・・ [I si fos...]
不詳(14世紀カタルーニャ)/マリナ・アルベル編):
喜びの都の女王 [Imperayritz de la ciutat joyosa](「モンセラートの朱い本」より)
マラム・トリオ:シネ・マーレ・ニヒル [Sine mare nihil]
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377)/マルク・アジェア:Virolai Comment qu'a may
ブラジル伝承/マルク・アジェア編):アルヴォラディニャ [Alvoradinha]
マルク・アジェア:ノーヴァ [Nova]
マラム・トリオ
マリオナ・サガラ(歌)
マリア・アルベル [アルベロ](プサルテリウム)
マルク・アジェア [エジェア](ハーディ・ガーディ)

録音:2012年10月15、17日、スタジオ・アラカイ、ヴァイゴルギナ、スペイン

Dynamic
CDS-7878(1CD)
NX-A13
カルロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと声の為の作品集
マンドリンと通奏低音の為のソナタ ニ長調
『Cervetta amorosa 愛しのチェルヴェッタ』声と通奏低音の為のカンタータ ト長調
『ch’io non deggia piangere「泣かないで」と私は言う』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア ニ短調
『Infranti i ceppi del cieco amore 盲目の愛の足かせが壊れたら』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア イ長調
マンドリンと通奏低音の為のソナタ ホ短調
『Perdona o cara amorosetta Fille 私を許して、最愛の娘』
声と通奏低音の為のカンタータ ヘ長調
『Lusinga il pensier mio わが心を平穏に』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア ニ短調
『Scherza innocente gregge 遊べ、無邪気な群れ』
声、ヴァイオリンと通奏低音の為のアリア ト短調
マンドリン、ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ホ短調
アカデミア・デリ・エッランティ(古楽器アンサンブル)
【メンバー】
ダヴィデ・フェレッラ(マンドリン)…6コース
1750年プラチェンティエ製作、1998年フェデリコ・ガブリエリ復元
マルタ・フマガッリ(Ms)
バルバラ・アルトベッロ(Vn)…1870年ジュスタン・デラツェイ製作
クラウディア・ポズ(Vc)…18世紀晩期製作者不明、フランス
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)…マッテオ・セラス製作
1992年ステファノ・ソラーリ復元
ガブリエーレ・レヴィ(Org)…2017年シルヴィオ・ミケーリ製作(Cemb)…1987年ヴィレム・クルスベルヘン製作
録音:2019年7月-6日

世界初録音
18世紀イタリアで活躍した作曲家カルロ・アッリゴーニ(1697-1744)の作品集。 フィレンツェで生まれた彼が、どのような経緯を経て音楽家になったのかはほとんど知られていませんが、1719年には最 初のオラトリオがフィレンツェで上演され、1722年には歌劇「La Vedova=未亡人」が上演されるなど、若くして名声 を獲得したようです。リュートやマンドリンの名手でもあったアッリゴーニは、ブリュッセルを経て、1730年代初めにはダブリ ンの音楽アカデミーに教師として着任。1732年にはロンドンに移り、ジョージ2世の王妃キャロライン・オブ・アーンズバッ クにカンタータを献呈、1736年までこの地にとどまり、ヘンデルの『アレクサンダーの饗宴』初演時にはリュートを演奏した 記録が残っています。その後は2年間ウィーンに赴き、最後は故郷フィレンツェに帰還。生まれ故郷で生涯を終えまし た。このアルバムに収録されたアリアとカンタータは、ウィーン滞在時に書かれたもので、様々な地でのアッリゴーニの豊富 な経験が反映された、熟達した筆致の音楽です。 収録作品は全て世界初録音。演奏にはイェール図書館所蔵の手稿が用いられており、マンドリン・ソナタ(2018年に フェレッラ自身が出版)以外は、全て未出版という貴重な音源です。

BNL
BNL-112976(1CD)
北極光〜北ドイツ・オルガン楽派
ディートリヒ・ブクステフーデ (1637頃-1707):オルガンのためのトッカータ ニ短調 BuxWV 155
スウェーリンク (1562-1621):わが青春はすでに過ぎ去り [Mein junges Lebenhut ein End] (オルガンのための)
アントニ・ファン・ノールト (1619-1675):詩篇24 (オルガンのための)
ザムエル・シャイト (1587-1654):何ゆえに悲しむのか、わが心よ (カンツィオ・サクラ)
[Cantio Sacra:Warum betrubst du dich, mein Herr] (オルガンのための)
マティアス・ベックマン (1616頃-1674):オルガンのためのパルティータ ニ短調 / オルガンのためのファンタジア ニ短調
フランツ・トゥンダー (1614-1667):オルガンのための前奏曲 [Praeludium]
ブクステフーデ:暁の星はいと麗しきかな [Wie schon leuchtet der Morgenstern] BuxWV 223 (オルガンのための)
ああ、主なる神 [Acht Gott und Herr] BuxWV 177 (オルガンのための
オルガンのための前奏曲 [Praeludium] BuxWV 140
ベルナール・クデュリエ (Org)

録音:2018年9月、サン=マルタン教会、ヴェルテュ、マルヌ県、フランス
使用楽器:1995年、ベルナール・オベルタン製

1001 Notes
1001NOTES-10(1CD)
マルコ・ポーロのメッセージ・ブック
ポーロよ、報告せよ [Polo au rapport] ;
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー (1580頃-1651):シャコンヌ [Ciaccona]
会いに行く、向かう [Aller voir, aller vers] ; An Delbare Man (ペルシアの歌)
異国の女性の習慣 [Coutume de la femme a l'etranger] ;
ステーファノ・ランディ (1587-1639): アマリッリ [Amarilli]
彼らはたくさんの寓話を語る [On raconte moult fables] (詩の朗読、無伴奏) [Slam a cappella]
コカシン [Cocacin] ;
ジローラモ・フレスコバルディ:そよ風が優しく吹けば [Se l'aura spira tutta vezzosa]
Baza (アブー・サイード・アビー・ル・ハイル作の詩) ;
カプスベルガー:トッカータ・ラルペッジャータ [Toccata l'arpeggiata]
広大な砂漠 [Le tres grand desert] ; chant libre nava et Ala Ey Pire Farzaneh (ペルシアの歌)
暗殺者たち [Les assassins] ;
カプスベルガー:パッサカリア [Passacaglia]
トマーゾ・アントニオ・ヴィターリ (1663-1745):パッサカリア [Passacaglia]
私の重大な苦痛 [Ma tres grande douleur] ; ステーファノ・ランディ:小鳥 [Augellin]
商人たちのために [Pour les marchands] ; Ey tir (ペルシアの歌)
不信の牢獄 [La prison incredule] (詩の朗読、無伴奏) [Slam a cappella]
Ghame To (ハーフェズ作の詩) ; La bella noeva (作者不詳)
ル・コンセール・ド・ロステル・デュー[フランク=エマニュエル・コント (ポジティヴ・オルガン)、ノルウェン・ル・グリュエン (ヴィオール、ヴィオローネ、レバブ)、ニコラ・ミュジー (テオルボ、リュート)]

デュオ・マジヌン[ナヴィド・アッバシ (歌、タル)、ダヴィド・ブリュレイ (イランの打楽器、オリエントの打楽器)]

コクトー・モト・ロトフ [リオネル・レルク] (台本、朗読)
フランク=エマニュエル・コント (編曲、アーティスティック・ディレクター)

ELOQUENTIA
EL-1755(1CD)
17世紀後半のヴァイオリン音楽
ビーバー (1644-1704):4声のアリア / ヴァイオリン独奏 (と通奏低音のための) ソナタ
ゲオルグ・ムッファト (1645-1704):ヴァイオリン独奏 (と通奏低音のための) ソナタ
アントニオ・ベルターリ (1605-1669):シャコンヌ [Ciacona] ハ長調
アレッサンドロ・ポリエッティ (1641-1683):ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ニ短調
ハインリヒ・デーベル (1651-1693):ソナタ 第2番(弦楽器のためのソナタ集 [Sonatae pro Fidibus] から)
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー (1623-1680):ソナタ「ラメンテーヴォレ」変ロ長調
ヨセフ・ジャーク (ヴァイオリン、指揮)
アンサンブル・カステルコルン
ジュリー・デサン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フェリペ・ゲラ (チェンバロ、オルガン)
ウルリク・ガストン・ラーセン (テオルボ、ギター)

録音:2016年10月1-4日、聖アンナ教会、ヴィジュニョフ、チェコ
弦の国チェコからピリオド系ヴァイオリンの逸材登場!
ヨセフ・ジャークはチェコのプラハ生まれのヴァイオリン奏者。プラハ音楽院、ドレスデン音楽大学、プラハ音楽アカデミーで学び、2005年から2010年までタリヒ室内Oと新プラジャーク・カルテットに参加しましたが、17−18世紀の音楽を専門と定め、2011年よりパリ地方音楽院でパトリック・ビスミュットに、2013年よりパリ音楽院でフランソワ・フェルナンデスおよびステファニー=マリー・ドゥガンに師事。レザール・フロリサン、レ・タラン・リリーク等のピリオド楽器演奏団体に参加。2016年、ピリオド楽器アンサンブル・カステルコルンを創立。グレゴリオ聖歌の専門家でもあり、2014年以来2020年現在パリ・グレゴリアン合唱団指揮者を務めています。
シュメルツァーの収録作品から採られたアルバム・タイトル「ラメンテーヴォレ」[Lamentevole] はイタリア語で「悲しい」「嘆かわしい」「遺憾な」という意味の形容詞。
ELOQUENTIA
EL-1856(1CD)
ヨハン・クリストフ・バッハ (1642-1703): ラメント、ディアローグとカンタータ
わが恋人よ、あなたは美しい [Mein Freundin, du bist schon](ソプラノ・アルト・テノール・バス独唱、合唱、2つのヴァイオリン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのディアローグ形式カンタータ)
眠れるカミッロのためのエーベルリン風アリア [Aria Eberliniana pro dormente Camillo](チェンバロのための)
ああ、わが頭に水満ちたらば [Ach, das ich Wassers g'nug hatte](アルト独唱、ヴァイオリン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのラメント)
オルガンのための前奏曲とフーガ 変ホ長調
いかなれば御身の怒りは、おお、神よ [Wie bist du denn, o Gott](バス独唱、ヴァイオリンと通奏低音のためのラメント)
われを顧み憐れみたまえ [Herr, wende dich und sei mir gnadig](ソプラノ・アルト・テノール・バス独唱、2つのヴァイオリン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのディアローグ形式のカンタータ)
アカデーミア【ジュリエット・ペレ (ソプラノ独唱 & 合唱)、エステル・ベロー (ソプラノ合唱)、ポーリン・ビュンドゲン (男声アルト独唱 & 合唱)、ジャン・セバスティアン・ボーヴェ (男声アルト合唱)、ヨハネス・ヴァイス (テノール独唱 & 合唱)、フランソワ・ロシュ (テノール合唱)、ジョフロワ・ビュフィエール (バス独唱 & 合唱)、ジャン=ベルナール・アルベート (バス合唱)、フラーヴィオ・ロスコ、ステファニー・プフィスター (Vn)、シルヴィア・アブラモヴィツ、斉藤由香、エティエンヌ・マンゴ、マテュー・リュッソン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジャン=マルク・エメ (オルガン、チェンバロ)、マルク・ヴォルフ (アーチリュート)】

フランソワーズ・ラセール(指)

録音:2017年5月24-26日、ボン・スクール・プロテスタント教会、パリ、フランス
ヨハン・クリストフ・バッハはバッハ一族の作曲家・オルガン奏者。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの祖父の弟の孫で、彼の最初の妻マリア・バルバラの祖父。アルンシュタットの聖ゲオルク教会のオルガニスト、アイゼナハの宮廷楽団のチェンバロ奏者を務めました。ヨハン・クリストフ・バッハのラメント (哀歌) やディアローグ (対話) 形式のカンタータは20世紀終盤から比較的演奏の機会に恵まれるようになってきました。

Vivaldi Collection
C-9615(1CD)
イタリア様式で〜1600年頃、ナポリ、フェッラーラとローマにおけるチェンバロ音楽
アントニオ・ヴァレンテ (確認できる活躍:1565-1614):ファンタジア [Fantasia] (1576)
パッソ・エ・メッツォのテノールとラ・ロマネスカ
[Tenore del passo e mezzo & la Romanesca] (1567) (ハビエル・ヌニェス編)
ジョヴァンニ・ド・マック (1550頃-1614):カプリッチョ [Capriccio]
ルッツァスコ・ルッツァスキ (1545頃-1607):
リチェルカーレ 第2旋法 [Ricercare del secondo tuono] (1609)
エルコーレ・パスクイーニ (1550頃-1620頃):ルッジェーリ [Ruggieri]
別れは死の如く感じられども [Ancol que col partire] (チプリアーノ・デ・ローレ (?-1565)原曲)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ (1575頃-1647):風変わりな協和音 [Consonanze stravaganti] (1603)
ジョヴァンニ・ド・マック:ストラヴァガンツェ 第2番[Seconde Stravaganze]
ジローラモ・フレスコバルディ:ドゥレッツェのカプリッチョ [Capriccio di durezze] (1624)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:ガリャルダ 第4番、5声、スペイン様式 [Gagliarda Quarta a 5. alla spagnola] (1615)
アスカニオ・マイオーネ (1565頃-1627): トッカータ 第5番[Toccata Quinta] (1603)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:私は若者 [Io mi son giovinetto] (1603)
ジョヴァンニ・サルヴァトーレ (1610-1688頃):フランス様式のカンツォーナ 第2番、自然第9旋法[Canzone Francese Seconds, del Nono Tono Naturale] (1641)
ジョルジョ・ストロッツィ (1617頃-1687頃)/ハビエル・ヌニェス:バス楽器独奏のソナタ (チェンバロ、ハープ、またはリュートのための)
[Sonata di basso solo per cimbalo, arpa, o leuto] (1683)
ベルナルド・ストラーチェ (確認できる活躍期:1664)& 不詳 (17世紀、イタリア):
モニカ [Monica] (ハビエル・ヌニェス編) (1664)
不詳 (17世紀、イタリア):コラショーネ [Colascione] (ハビエル・ヌニェス編)
ハビエル・ヌニェス (Cemb)
ファミ・アルカイ (コラショーネ)
サラ・アグエダ (ダブル・ハープ)
ペドロ・エステバン (打楽器)

録音:2013年11月、スタジオ・スプートニク、セビリャ、スペイン

CANTUS
C-9402(1CDR)
チプリアーノ・デ・ローレ (1515-1516-1565):マドリガーレ集 第4巻 (1568)
Mentre, lumi maggior / Da le belle contrade d'oriente
Se com'il biondi crin de la mia Filli / Vaghi pensieri / Alma Susanna
Qualhor rivolgo - Ma pur in te sperar / Non e, lasso, martire
Amor, che t'ho fatt'io / Fera gentil - Perche si stretto e 'l nodo
O santo fior felice / O voi che sotto l'amorose insegne - Si dira poi ciascun
Alma real, se come fida stella / Convien ch'ovunque sia / Da l'estrem'orizonte
コンソート・オヴ・ミュージック【エマ・カークビー、エヴリン・タブ (S)、メアリー・ニコルズ (A)、アンドルー・キング、ジョゼフ・コーンウェル (T)、アラン・ユーイング (Bs)】
アントニー・ルーリー (リュート、指揮)

録音:1991年3月20-22日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
CANTUS
C-9403(1CDR)
グアリーニの詩「わが心よ、ああ、弱ってはならぬ」による21のマドリガーレ
ルッツァスコ・ルッツァスキ (1545頃-1607):Cor mio, deh, non languire [わが心よ、ああ、弱ってはならぬ] (1598頃/1601)
アレッサンドロ・サヴィオーリ (1544-1623以後):Cor mio, deh, non languire (1597)
ジェミニャーノ・カピルーピ (1575-1616):Cor mio, deh, non languire (1599)
ベネデット・パッラヴィチーノ (1551-1601):Cor mio, deh, non languire (1600)
サロモーネ・ロッシ (1570-1630頃):Cor mio, deh, non languire (1600)
ジューリオ・カッチーニ (1545頃-1618): Cor mio, deh, non languire (1602)
レオーネ・レオーニ (1560頃-1627):Cor mio, deh, non languire (1602)
ジョヴァンニ・プリウーリ (1575頃-1629):Cor mio, deh, non languire (1604)
シジスモンド・ディンディア (1582頃-1629):Cor mio, deh, non languire (1606)
ジョヴァンニ・ギッツォーロ (?-1625頃): Cor mio, deh, non languire (1609)
ヨハン・グラッベ (1585-1655):Cor mio, deh, non languire (1609)
フィリペルト・ナンテルミ (?-?):Cor mio, deh, non languire (1609)
アレッサンドロ・シャッラ (?-?):Cor mio, deh, non languire (1610)
ジョン・ウォード (1571-1638):Cor mio, deh, non languire (1610頃)
エンリコ・ラデスカ・ダ・フォッジャ (?-1625):Cor mio, deh, non languire (1615)
ジュゼッペ・パラッツォット (1587頃-1633以後):Cor mio, deh, non languire (1617)
クラウディオ・サラチーニ (1586-1649): Cor mio, deh, non languire (1620)
アドリアーノ・バンキエーリ (1568-1634):Cor mio, deh, non languire (1626)
ジョヴァンニ・パスタ (1604-1663/1664): Cor mio, deh, non languire (1626)
ポンペーオ・ナターリ (?-1681以後):Cor mio, deh, non languire (1656)
アレッサンドロ・スカルラッティ:Cor mio, deh, non languire (1700頃)
コンソート・オヴ・ミュージック【エマ・カークビー、エヴリン・タブ (S)、メアリー・ニコルズ (A)、アンドルー・キング、ポール・アグニュー (T)、アラン・ユーイング (Bs)、デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー (S)、ルーファス・ミュラー (T)、リチャード・ウィストライク (Bs)】
アントニー・ルーリー (リュート、指揮)

録音:1984、1986、1990、1991年、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
1985年、ハイリゲン教会、デトモルト、(西)ドイツ
原盤、初出:Musica Oscura, 070989 (廃盤)
CANTUS
C-9503(1CDR)
ファニア・シャピロが弾くフォルテピアノ協奏曲集
ヨハン・ショーベルト (1735-1767):フォルテピアノ、2つのフルート、2つのホルンと弦楽のための協奏曲 第5番ト長調
ヨハン・ザムエル・シュレーター (1752-1788):フォルテピアノと弦楽のための協奏曲 第3番 ハ長調 Op.3 (カンデンツァ:モーツァルト作)
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク [ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク] (1760-1812):フォルテピアノ、2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽のための協奏曲 変ホ長調 Op.26
ファニア・シャピロ (フォルテピアノ)
ムジカ・アド・レーヌム【ジェッド・ウェンツ、マリオン・モーネン (Fl)、クリスティン・リンデ、ウルリケ・ノイカム (Ob)、ラファエル・フォセラー、クリスティアーネ・フォセラー (Hrn)、ノルベルト・クンスト (Fg)、フロリアン・ドイター、マルコ・ローシンク、カータ・ヴォルフ=シュテルン、ワンダ・フィッサー (Vn)、クラウディア・シュテープ (Va)、ヨプ・テア・ハール (Vc)、ティス・マラング (Cb) 】

録音:1994年8月、旧カトリック教会、デルフト、オランダ
原盤、初出:Vanguard Classics (オランダ), 99041 (廃盤)
The Musica Ad Rhenum Archives シリーズ。
ファニア・シャピロ (1926-1994)はオランダ領インドネシアに生まれたオランダのピアニスト・作曲家・音楽教育者。父はウクライナ生まれのユダヤ系ヴァイオリン奏者ナウム・シャピロ (1893-1960)。1960年代からピリオド楽器・ピリオド奏法に興味を持ち、フォルテピアノの演奏を開始しました。当録音セッションの数ヶ月後、12月6日に68歳で亡くなりました。
CANTUS
C- 9504(1CDR)
テレマン:フラウト・トラヴェルソ協奏曲集
フラウト・トラヴェルソとヴァイオリンの独奏,ヴァイオリン,2つのヴィオラと通奏低音のための協奏曲
ホ短調 TWV 52:e3*
フラウト・トラヴェルソ,2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 (ヘ長調) TWV 51:F1
(ニ長調への復元版)
フラウト・トラヴェルソ,2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための組曲 イ短調 TWV 55:a2
フラウト・トラヴェルソ,2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV 51:D1
ムジカ・アド・レーヌム【ジェド・ウェンツ (フラウト・トラヴェルソ、指揮)、マンフレート・クレーマー (ヴァイオリン独奏(*)、ヴァイオリン)、ロブ・ディギンズ (Vn)、ローラ・ジョンソン (Va)、バラージュ・マーテー (Vc)、ティス・マラング (Cb)、クリスティアーネ・ウェイツ (Cemb) 】

録音:1992年4月、マリア小教会、ユトレヒト、オランダ
原盤、初出:Vanguard Classics (オランダ), 99023 (廃盤)
CANTUS
C-9514(1CDR)
フエンリャナ、ナルバエス:スペイン王宮のビウエラ音楽
ルイス・デ・ナルバエス (確認できる活躍期:1530-1550):「牝牛を見張れ」による7つの変奏曲 [Siete diferencias sobre Guarda me las vacas]
ファンタジア 第5旋法 [Esta fantasia es del quinto Tono]
ミゲル・デ・フエンリャナ (1500年代前半-1568以後):作曲者のファンタジア [Fantasia del author]
花咲く日々に生きるかぎり [Tan que viuray] (原曲 クローダン・ド・セルミジ (1490頃-1562))
ルイス・デ・ナルバエス:ファンタジア 第4旋法 [Esta fantasia es del quarto Tono]
ミゲル・デ・フエンリャナ:白く優しい白鳥[Il bianco e dolce cigno] (原曲 ジャック・アルカデルト (1504/1507-1568))
ルイス・デ・ナルバエス:「クラロス伯爵」による22の変奏曲 [Veynte y dos diferencias sobre Conde Claros]
(2つのビウエラのための編曲版)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ポプラの林に行ってきたよ、母さん [De los alamos vengo madre]
(原曲 フアン・バスケス (1500頃-1560頃)) (2つのビウエラのための編曲版)
ルイス・デ・ナルバエス:単旋律のソプラノに対位するバス [Baxa de contra punto el canto llano lleua el tiple] 第8旋法
ファンタジア 第3旋法 [El tercero Tono. Fantasia]
リカフォルトの歌「メランコリーに身を委ね」 [Cancion Je veulx laysser melancolie de ricaforte]
(原曲 ジャン・リシャフォール (1480頃-1547頃))
ファンタジア 協和の第5旋法 [El quinto Tono de Consonancia. Fantasia]
ファンタジア 第8旋法 [El octauo Tono. Fantasia]
ミゲル・デ・フエンリャナ:何で洗おうか [Con que la lauare] (原曲 フアン・バスケス)
ルイス・デ・ナルバエス:ファ・ド・ミ・レによるファンタジア 第6旋法 [El sexto Tono sobre fa vt mi re. Fantasia]
皇帝の歌 第4旋法 [La cancion del Emperador del quarto tono](原曲 ジョスカン・デプレ (1450頃-1521):千々の悲しみ [Mille regres])
サンクトゥスとオザンナ [Sanctus & Osanna]
原曲 ジョスカン・デプレ:ミサ・フザン・ルグレ [Misa de faissan regres] より)
第1旋法の歌 [Cancion del primer Tono] (原曲 ゴンベールと表記、
実際はジャン・クルトワ (確認できる活躍期:1530-1545):もし苦しむなら [Si par souffrir])
クム・サンクト・スピリトゥ [Este cum sancto spiritu. Es de la missa de la fuga]
(原曲 ジョスカン・デプレ:ミサ・デラ・フーガ (ミサ・シネ・ノミネ)
[Missa de la fuga (Missa Sine nomine)])より)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ファボルドン 第8旋法 [Fabordon de VIII tono]
(原曲:フランチェスコ・ゲレロ (1528-1599):閂(かんぬき)を強め [Quoniam confortavit])
(2つのビウエラのための編曲版)
ドロレス・コストヤス (ビウエラ)

録音:2000年5月、聖ルツィウス教会、エッセン・ヴェアデン、ドイツ
原盤、初出:Glissando, 779016-2 (廃盤)
CANTUS
C-9606(1CDR)
アルプスを越えた音楽〜イタリアからイングランドへの音楽の移動 (1500-1800) (リュート独奏)
ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ (確認できる活躍期:16世紀前半):Tastar de corde (1508)
バルトロメオ・トロンボンチーノ (1470頃-1535以後):Ave, Maria, gratia plena (1507)
ヴィンチェンツォ・カピローラ (1474頃-1548以後):Padoana belissima descorda (1515頃-1520頃) (リュート独奏)
不詳/サー・トマス・ワイアット (1503-1542):Sum tyme i syghe
アルフォンソ・フェッラボスコ (1542-1588):I saw my Lady weeping (1588)
トマス・モーリー (1557/1558-1602):I saw my Ladye weeping (1600)
ジョン・ダウランド:I saw my Lady weepe (1600)
アルフォンソ・フェッラボスコ II (1575-1628):Gentle Knights (1610)
ニコラス・ラニアー (1588-1666):Qual musico gentil (1640頃)
ヘンリー・ローズ (1596-1662):In quel gelato core (Tavola) (1653)
ピエトロ・レッジョ (1632-1685):The Dissembler "Unhurt, untouch'd" (1680)
ジャコモ・カリッシミ:Lucifer, caelestis olim (1660頃/1693)
ジョヴァンニ・ボノンチーニ (1670-1747):Mio caro ben (Astartus) (1721)
ジョン・アベル (1653-1716):Ritorno a respirar (The Vandosme) (1703)/Vi sembraro (The Favourite) (1703)
ヘンリー・バージェス II (確認できる活躍期:1738-1765):What dire misfortune (1739)
ドメニコ・チマローザ (1749-1801)/アントニー・ルーリー編曲:ソナタ ロ短調 C 61 (リュート独奏)
トンマーゾ・ジョルダーニ (1730/1733-1806):Willow, willow, willow (1784)
ドメニコ・コッリ (1746-1825):Non piu (L'abbandonata) (1795)/Ye gentle gales (The Resolution) (1795)
ヘンデル:Come to my arms (Ottone) (1725)
エヴリン・タブ (S)
アントニー・ルーリー (Lute)

録音:2002年3月20-22日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
CANTUS
C-9628(1CDR)
色とりどりのコート〜社会的および宗教的境界を越えた愛と献身
不詳 (15世紀頃):Tres morillas m'enamoran
ジョン・ウィルソン (1595頃-1674):Why lovely boy? (1630-1660)
ルイージ・ロッシ (1597-1653):Lamento di Zaida mora (1640頃)
ダニエル・パーセル (1664頃-1717):
ソナタ 第6番ヘ短調 (1698)から 第1楽章 (アダージョ) (リュート独奏のための編曲版)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098-1179):O viridissima virga (無伴奏独唱)
不詳:Se mai per maraveglia (1511)
パーセル:Tell me, some pitying angel (The Blessed Virgin's Expostulation) Z.196
ウィリアム・バベル (1690頃-1723):ソナタ 第3番ト短調 (1725)から 第1楽章 (アダージョ) (リュート独奏のための編曲版)
アロンソ・ムダラ (1505頃-1570):Triste estaba el rey David (1546)
パーセル:Let the night perish (Job's Curse) Z.191 (1680-1681/1693)
モンテヴェルディ:Nigra sum, sed formosa (Vespro della Beata Virgine) (1610)
ダニエル・パーセル:ソナタ 第6番ヘ短調 (1698)から 第3楽章 (アダージョ) (リュート独奏のための編曲版)
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン (1125頃-1180頃):Can vei la lauzeta mover (無伴奏独唱)
ダウランド:Tell me, true Love (1612)/Come away, come, sweet love (1597)
エヴリン・タブ (S)
アントニー・ルーリー (Lute)

録音:2000年4月23-25日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス
CANTUS
C-9646(1CDR)
架空の踊り〜中世の器楽
不詳 (イタリア):ベリーチャ [Belicha]
不詳 (アンダルシア):Badri ader kasa / Lamma bada yatathanna
不詳 (フランス):第3のエスタンピー・レアル [Tierche Estampie Roial]
不詳 (イタリア):三つの泉 [Tre fontane]
不詳 (セファルディム):ロス・ビルビリコス (カンチンゲール)[Los Bilbilicos]
ギラウト・リキエ [Guiraut Riquier] (1230頃-1292):「Mot me tenc ben per paguatz」によるエスタンピー
不詳 (イタリア):喜びの始まり [Chominciamento di gioia]
不詳 (イタリア):ラ・マンフレディーナ−ラ・マンフレディーナのロッタ [La Manfredina - La Rotta della Manfredina]
不詳 (カタルーニャ):天の女王 [Polorum Regina] (モンセラートの朱い本 から)
不詳 (イタリア):サルタレッロ [Saltarello]
エロクエンティア【アレハンドロ・ビリャル (各種笛、ハーディ=ガーディ)、ダビド・マヨラル (各種打楽器、ダルシマー) 】

録音:2014年2月14-16日、プリンシペ・フェリペ公会堂、オビエド、スペイン
CANTUS
C-9630(1CD)
宮廷の音楽とラスゲアードの舞
ガスパル・サンス (1640頃-1710頃):「スペイン・ギター指南」(1674)から
PIEZAS POR LA E y C
Xacaras / Paradetas / Passacalles / Zarabanda espanola / Canario
PIEZAS POR LA O
Preludio y Fantasia / Alemanda / Jiga al ayre ingles / Passacalle
PIEZAS POR LA D
Pavana al ayre espanol / Xacara / Passeos por el cuarto tono / Tarantella
PIEZAS POR LA CRUZ
Capricho arpeado / Alemanda / Corrente / Zarabanda francesa / Giga
PIEZAS POR LA B
Marionas por la B
ラベリントス・インヘニオソス【シャビエ・ディアス=ラトレ (五弦ギター)、ペドロ・エステバン (打楽器) 】

録音:2003年11月、ヴォルトッレ & ヴァレーゼ、イタリア
使用楽器:1997年、アーミデイル (オーストラリア)にて、ピーター・ビッフィン製

EVIDENCE
EVCD-069(1CD)
クロード・ル・ジュヌ:春
(1)おおバラよ、花の女王よ
(2)さあ、緑美しい5月
(3)可愛いブルネットの娘
(4)私の眼は眺めるのをやめない
(5)美しいつばめ
(6)あなたの前で私は茫然となる
(7)ナイチンゲールの歌
(8)愛と言う者は誰しも
(9)美しい花は僕のもの
(10)フランシーヌ、ロジーヌ
(11)ファンタジア第1番
(12)輝かしい栄光と名誉は
(13)恋は苦悩と苦痛でしかない
(14)愛よ、おまえはいつ生まれたのか
ドミニク・ヴェラール(指)
アンサンブル・ジル・バンショワ

録音:2019年9月/アットスタット
ヴェラール率いるアンサンブル・ジル・バンショワ、結成40周年を迎えた彼ら待望の新譜は、フランドル楽派を代表する作曲家ル・ジュヌの傑作「春」。彼らの 魅力を全開できるルネサンス期ポリフォニー合唱を存分に堪能できます。そのピュアで明るい響きに癒されます。 「春」はル・ジュヌの死後1603年に出版された全39曲から成るシャンソン集。クプレとルフランが交互に現れる構成で、曲により声部の配置を変え豊かな 表現を引き出しています。クレマン・ジャヌカンらの伝統と新しい様式を結び付けた、当時としては画期的な作品集でした。フランス語の発音をリズムの長短 に置き換えることで、拍子がひんぱんに変わりますが、かのメシアンは「音楽史上最も美しいリズムの記録」と激賞しています。 (Ki)

IBS CLASSICAL
IBS-12020(2CD)
NX-C01
スペイン初期バロックの声楽曲〜サブロナラ歌曲集
【CD1】
キャピタン(マテオ・ロメロ)(1575頃-1647):Entre dos mansos arroyos
ホアン・ブラス(1561-1634):Desiertos campos, arboles sombrios
キャピタン(マテオ・ロメロ),ルイス・デ・ゴンゴーラ詞:No vayas, Gil, al sotillo
キャピタン(マテオ・ロメロ):Ay, que me muero de zelos
ミゲル・デ・アリーソ(1595-1642):Vistiose el prado galan
アルバーロ・デ・ロス・リオス(1580-1623):Fuese Bras de la cavana
ホアン・プジョル(1570-1626):Si por flores fueres
作者不詳:Solo, triste y ausente
ガブリエル・ディアス(1590-1638),フランシスコ・デ・クェベード詞:La morena que yo adoro
ホアン・プジョル:Quando sale el alva
ミゲル・デ・アリーソ,ロペ・デ・ベガ詞:Filis del alma mia
ホアン・ブラス:Ya no les pienso pedir
【CD2】
  Quiera o no quiera mi madre
ホアン・デ・トレス(1595-1679):Lucinda, tus cavellos
ホアン・ブラス:Desde las torres del alma
キャピタン(マテオ・ロメロ):Punalitos dorados
キャピタン(マテオ・ロメロ),ウルタード・デ・メンドーサ詞:A la dulce risa del alva
ホアン・プジョル:Quejandose tiernamente
ガブリエル・ディアス:Quando de tus soles negros
アルバーロ・デ・ロス・リオス:Amor, no me enganaras
キャピタン(マテオ・ロメロ),ロペ・デ・ヴェガ詞:Caiase de un espino
ホアン・ブラス:Tus imbidias me hablan
バンダリア(アンサンブル)【ロシオ・デ・フルトス(ティプル)、ベロニカ・プラタ(ティプル)、ガブリエル・ディアス(A)、ビクトル・ソルド(T)、ハビエル・クエバス(Bs)】

アルス・アトランティカ(アンサンブル)【アニバル・ソリアーノ(バロック・ギター)、アレハンドロ・カサル(Cemb)、マヌエル・ビラス(バロック・ハープ)】

録音:2019年1月5,7,8日、2月16-18日
17世紀のスペイン音楽において、この「サブロナラ歌集」は特別な位置を占めています。この歌曲集は1625年から26年にか けてマドリッドの宮廷を訪れたドイツの貴族、ヴォルフガング・ヴィルヘルムのために用意されました。この音楽愛好家の貴族は、 宮廷で聴いた世俗的な歌曲に熱中し、旅の終わりに、私的な楽しみのために歌曲集をリクエストしました。編纂者が言うとこ ろの「この宮廷で歌われている最高の歌」を含む75曲の声楽曲が丁寧に編纂され、王宮の音楽隊の記録係で、写譜担当 のクラウディオ・デ・ラ・サブロナラによる美しい文字で書き写されました。この貴重なコレクションは、ミュンヘンのバイエルン州立 図書館に保存されており、その詩は、スペイン語とイタリア語の韻律形式で書かれています。イタリア語の方は特に希少で、8 作品のリラ(6行からなるスタンザ)や、ソネットなどが含まれています。一方、カスティーリヤ語の歌は、5つの繰り返しなしの ロマンス(バラード)を始め、29の繰り返しありのロマンス、18の抒情詩、2つのセギディーリャなど多彩な作品が並びます。演 奏は、歌手の他、バロック・ギターやチェンバロ、ハープの調べでお楽しみ頂けます。

NAXOS/映像作品
NAXOS-2.110661(DVD)
NX-C09

NBD-0111(Bluray)
NX-C09

NYDX-50092(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
ステファノ・ランディ(1587-1639):歌劇「オルフェオの死」   テティ/ニーザ/リンカストロ/エウリディーチェ…チェチーリア・モリナーリ(Ms)
ファート/フィレーノ…レナート・ドルチーニ(Br)
エブロ/ジョーヴェ…アレクサンダー・ミミノシヴィリ(Bs-Br)
アウローラ/フォスフォロ…ガイア・ペトローネ(Ms)
3人のエウレッティ…チェチーリア・モリナーリ/ロジーナ・ファビウス
マグダレーナ・プルタ(Ms)
オルフェオ…フアン・フランシスコ・ガテル(T)
メルクリオ/バッコ…カスペル・セランゼク (C.T)
イレーノ/アポリーネ…エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)
フローレ/カロンテ…サルヴォ・ヴィターレ(Bs)
カリオペ…マグダレーナ・ブルタ(Ms)
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク(古楽器オーケストラ)
ピエール・アウディ(演出)

収録:2018年3月23,26日
アムステルダム・アーン・ヘット・アイ音楽堂(アムステルダム)
共同制作:オランダ国立歌劇場&バレエ / フランソワ・ルシオン&アソシエ
収録時間:111分
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
映像:
16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
1080i High Definition(Blu-ray)
音声:ドイツ語歌唱
LPCM 2.0 & DTS Digital Surround 5.1(DVD)
LPCM 2.0 & DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
オルフェオが禁を破ったためエウリディーチェは再び死に捉えられ、その悲しみを癒すためにオルフェオの誕生日の宴が神々によって祝われます。そこ に一人招かれなかったバッカスが怒り狂い、彼の巫女たちによってオルフェオは引き裂かれてしまいます。再び冥界へ戻ったオルフェオの魂はエウリ ディーチェとの再会を望みますが… バロック前期のイタリアの作曲家ランディは、モンテヴェルディやロッシとともに「オペラ」の先駆者として名を残しています。この『オルフェオの死』は、同 じギリシャ神話に題材をとったモンテヴェルディの『オルフェオ』と比べても、その奇想天外な筋立てが際立つ音楽劇です。 本収録はクリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクが、歌手陣と合唱の優れた歌唱を明快かつ古雅な響きで見事に支え、30年に渡りオランダ国立 歌劇場の舞台監督として活躍した巨匠ピエール・アウディが、その最後の演目として時にキッチュな印象を与えることさえ辞さないユニークな舞台 づくりで、この作品に新たな命を吹き込んでいます。

Glossa
GCD-924501(1CD)
東方の扉〜アリ・ウフキの手稿譜からの音楽
アリ・ウフキ(c.1610−1675)、スルタン・コルクト(1467−1513)、ハーフェズ(c.1325−c.1390)、トルクァート・タッソ(1544−1595)、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643)、ジュリオ・カッチーニ(c.1551−1618)、クラウディオ・サラチーニ(1586−1630)、バルバラ・ストロッツィ(1619−1677)、ピエトロ・パオロ・ボッローノ(1490−1563)、アタナシウス・キルヒャー(1602−1680)、伝承曲、作曲者不詳の音楽
マルコ・ビーズリー(ヴォイス)、
コンスタンティノープル、キヤ・タバシアン(ディレクター、セタール、ヴォイス)]

録音:2019年5月、リーエン(スイバンフ・センター(アルバータ、カナダ)
イラン出身、14歳でケベックへ移住し古代ペルシャ音楽を学んできたキヤ・タバシアンが1998年にモントリオールで設立したアンサンブル、"コンスタンティノープル" がGloosaに登場。タバシアンが芸術監督を務め、中世とルネサンス、ヨーロッパ、地中海と中東の伝統を受け継ぐ広範な音楽を制作してきたコンスタンティノープルが、オスマン帝国で活躍したアリ・ウフキのマニュスクリプト(手稿譜)からの音楽を録音。
ヴォイチェフ・ボボフスキ(別名アリ・ウフキ)は1610年頃ポーランドに生まれオスマン帝国の宮廷で音楽家、外交官、聖職者、通訳、語学教師等として多彩に活動し、その深い知識によって、イスラム・オスマン帝国とキリスト教・ヨーロッパの2つの文化の重要な仲介者となりました。アリ・ウフキが遺した貴重なコレクションには、オスマン帝国とイタリア・ルネサンスを中心とするヨーロッパの声楽と器楽、宗教と世俗、宮廷と民衆の音楽が収録されており、この録音では、何世紀も前にアリ・ウフキが行ったような西洋と東洋の文化の橋渡しを、現代に再現しています。

TRPTK
TTK-0043
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための12の幻想曲 TWV.40:26-37 ラルフ・ルソー( ヴィオラ・ダ・ガンバ )

録音:2019年6月27−29日、ゲーテ教会、ユトレヒト
録音&マスタリング:ブレンドン・ハインスト
マイク:DPA d:dicate 4006A、DPA d:dicate 4015A
AD/DAコンバーター:Merging Technologies HAPI
モニタリング:KEF Blade Two loudspeakers、Hegel H30 amplifiers、Meze Empyrean headphones
「幻想曲」と名の付いたテレマンの無伴奏作品は、ヴァイオリン(12曲)、フルート(12曲)、チェンバロ(36曲)のためのものがそれぞれ知られています。今作は そのどれでもない、近年再発見された「ヴィオラ・ダ・ガンバ」のための幻想曲。存在は伝わっていたものの消失したと思われていた作品で、2015年に発見され ました。 オランダのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ラルフ・ルソーが、この歴史的にもたいへん重要な作品を録音。あらゆる楽器の使い方に長けたテレマンならではの巧みな 音楽に魅せられます。 (Ki)

Bottega Discantica
DISCANTICA-308(1CD)
バセットホルンの為の音楽
ゲオルク・ドルシェツキー [イジー・ドルジェツキー] (1745-1819):バセットホルン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の四重奏曲 *
ヨハン・ハインリヒ・ゲオルク・バッコーフェン (1768-1839):バセットホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の五重奏曲
フランツ・アントン・ホフマイスター (1754-1812):ヴィオラ、フルート、オーボエ、バセットホルンとファゴットの為の五重奏曲
ヨハン・エヴァンゲリスト・フス [ヤーノシュ・フス] (1777-1819):バセットホルン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の四重奏曲 第2番*
モーツァルト:クラリネット、バセットホルン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の五重奏断章 K.580b Anh.90
デニス・ザンケッタ (バセットホルン)
アントラクト
パオラ・フレー (Fl)
ファビアン・トゥアン (Ob)
ファブリツィオ・メローニ (Cl)
ガブリエーレ・スクレピス (Fg)
アンドレア・ペコーロ (Vn1)
フルヴィオ・リヴィアベッラ (Vn2)
エレーナ・ファッカーニ (Va)
ヤーコプ・ルートヴィヒ (Vc)

録音:2018年2-3月、バロック・ホール*、2010年、ライブラリー・ホール(*以外)、SMC レコーズ、イヴレア、イタリア
デニス・ザンケッタはフランスに生まれ、ナンシー音楽院でクラリネットを、ストラスブール音楽院で指揮を学び、1975年から1979年までストラスブールPOのクラリネット奏者を務めた後、1980年ミラノのスカラ座のオーディションに合格、1982年のスカラ座PO創設以来2020年現在在籍しています。バセットホルンも探究し、1984年フルート奏者パオラ・フレーと共にスカラ座フィルの団員から成るアンサンブル・アントラクトを創設しました。
Bottega Discantica
DISCANTICA-309(1CD)
ヴェネツィアのソナタ
ヴィヴァルディ:フラウト・トラヴェルソと通奏低音の為のソナタ ホ短調 RV 50
アルビノーニ:ヴァイオリン (フラウト・トラヴェルソ)と通奏低音の為のソナタ イ短調 Op.6-6
アレッサンドロ・マルチェッロ (1673-1747)/J・S・バッハ 編):
オーボエ、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 (オルガン独奏の為の版 BWV 974)
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ (1697-1763):フラウト・トラヴェルソと通奏低音の為のソナタ ト長調 Op.3-6
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音の為のソナタ イ短調 RV 43
ベネデット・マルチェッロ (1686-1737):フラウト・トラヴェルソと通奏低音の為のソナタ ニ長調 Op.2-12
アッカデーミア・ヘルマンス
ファビオ・チェッカレッリ (フラウト・トラヴェルソ)
アレッサンドロ・モンターニ (Vc)
ガブリエーレ・パロンバ (テオルボ)
ファビオ・チョフィーニ (チェンバロ、オルガン)

録音:2018年11月9-11日、ライブラリー・ホール、SMC レコーズ、イヴレア、イタリア
Bottega Discantica
DISCANTICA-310(1CD)
ルネサンスと初期バロックの音楽科学者たち
レオナルド・ダ・ヴィンチ (1452-1519):音楽の謎 [Rebus musicali]
不詳 (16世紀):裏切者 [La Traditora]
ジローラモ・カルダーノ (1501-1576):嘆き [Lamento]
ヴィンチェンツォ・ガリレイ (1532頃-1591):カリオペ (ガリアルダ)[Gagliarda Calliope]
ドゥオ・トゥット・ディ・ファンタジア [Duo tutto di fantasia]
ガラテア (ガリアルダ)[Gagliarda Galatea]
ヴィンチェンツォ・ルッフォ (1508-1587)/ヴィンチェンツォ・ガリレイ編):楽しく幸せな心 [Lieti e felici spirti]
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:リチェルカーレ 第9旋法 [Ricercare del nono tuono]
こだま (ガリアルダ)[Gagliarda Echo]
ミケランジェロ・ガリレイ (1575-1631):トッカータ 第8番[Toccata VIII]/コッレンテ 第16番[Corrente XVI]
ジョヴァンニ・バルディ (1534-1612):かつて私は歌った [Cantai un tempo]
ジョゼッフォ・ツァルリーノ (1517-1590):私は泣いている [I vo piangendo]
不詳 (16世紀-17世紀):フィレンツェのアリア [Aria di Fiorenza]
カッチーニ (1550頃-1618):ならば私は死なねばならぬのか? [Dovro dunque morire?]
翼を持つ愛の神よ [Tu ch'hai le penne, Amore]
ヨハネス・ケプラー (1571-1630):「宇宙の調和」[Harmonices mundi] に記された音楽の断片 [Frammenti musical]
その断片に基づくリュートの為の自由な対位法的楽曲 [Contrappunto per liuto]
(マッシモ・ロナルディ作曲)
不詳/アタナジウス・キルヒャー (1602-1680):タランテッラによる解毒 [Antidotum Tarantulae]/シチリアーナ 第8番[Ottava siciliana]
真のタランテッラ [Vera tarantella]
ジョヴァンニ・ステファーニ (16世紀-17世紀):混乱した恋人 [Amante confuso]
不詳 (17世紀):タランテッラ [Tarantella]
アンドレア・ファルコニエーリ (1585-1656):そして生きて死ぬ [E viver e morire]
コンセルト・ヴァーゴ
レナータ・フスコ (歌)
エーロ・マリア・バルベーロ (Cemb)
マッシモ・ロナルディ (ルネサンス・リュート、アーチリュート)
マッテオ・メーラ (バロック・ギター)
ロレンツォ・ミケーリ (バロック・ギター、テオルボ)
マウリツィオ・ピアンテッリ (バス・リュート)

録音:2019年4月、カシーナ・ジャルディーニ、クレーマ、イタリア
ヴィンチェンツォ・ガリレイは物理学者、天文学者、哲学者ガリレオ・ガリレイ (1564-1642)の父、ミケランジェロ・ガリレイはガリレオの弟

Acte Prealable
AP-0457(1CD)
主の降誕に
スタニョントキ歌集所収のクリスマスの歌とクラクフのリュート・タブラチュア所収のルネサンス舞曲

不詳 (16-17世紀):Promit vox angelica / O sine labe intensa
不詳 (15-17世紀):Ave magne Rex coelorum - Zdrow badz
不詳 (16世紀):Nigdym temu wierzyc nie chcial *
バルトゥオミェイ・ペンキェル (?-1670):Magnum nomen Domini
不詳 (16世紀):Christus, qui genitus Mariae
不詳 (17世紀):Tempus monet, ut cithara sonum det
不詳 (16世紀):Pavan, Galarda *
不詳 (17世紀):
Vidua et prophetissa / Quem pastores laudavere / In natali Domini - Z Bozego Narodzenia
不詳 (16世紀):Tantum ergo sacramentum *
不詳 (16-17世紀):Narrant vaticina / Iam cantemus hodie
不詳 (16世紀):Ecce reges terrae congregate sunt
ヴァレンティン・バクファルク (1526/1530-1576):Non ditto *
不詳 (18世紀):Gratanter iubilemus
不詳 (16-18世紀):Pastores, relinquite vestores greges
不詳 (16-17世紀):Congaudete laete, laete
不詳 (16世紀):Smutne serce zaloscia *
不詳:Nigdy bych ja wierzyc nie chcial - Pasamezzo, Saltarello (出典記載なし)
ティルマン・スザート (1500頃-1562頃):Angelus Domini ad pastores
不詳 (16-17世紀):Dominus natus est / Emanuel de virgine natus est hodie
不詳 (16世紀):Ferdinanth *
グジェゴシュ・ゲルヴァジ・ゴルチツキ (1665頃-1734):Jesu redemptor omnium
原典:スタニョントキ歌集(*以外)/クラクフのリュート・タブラチュア*
アンサンブル・クアットロヴォーチェ
マルタ・ヴルブレフスカ (S)
アレクサンドラ・パヴルチュク (Ms)
パヴェウ・ペツショク (T)
オウシェミスワフ・クンメル (Bs-Br)
ピリオド楽器コンソート
アデラ・チャプレフスカ (ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー)
フィリプ・ジェリンスキ (リュート、ルネサンス・ギター)
クシシュトフ・オフチニク
(ハーディ=ガーディ、リコーダー、バグパイプ、クルムホルン、ドラム、ベル)
ヤツェク・ウルバニャク(ボンバルド、リコーダー、バグパイプ、ベル、編曲&アーティスティック・リーダー)

録音:2019年7月3-5日、イグナツィ・パデレフスキ音楽学校コンサートホール、ビャウィストク、ポーランド
ポーランド語の楽曲タイトルの特殊文字表記を省いております。
Acte Prealable
AP-0472(1CD)
17世紀と21世紀のチェンバロの色彩
ザムエル・シャイト (1587-1654):ベルギーの歌と変奏曲
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー (1616-1667):トッカータ 第3番
アントワーヌ・フォルクレ (1672-1745):ラ・ベルモント [La Bellmont]
 ラ・ポルテュゲーズ [La Portugaise]
ジャン・フィリップ・ラモー:新クラヴサン曲集
アレクサンドラ・ヨハンナ・ガルバル (1970-):チェンバロの為のほぼ組曲 [Quasi Suite per Cembalo]、13のダンスの絵画 *
アレクサンドラ・ヨハンナ・ガルバル (Cemb)

録音:1998年、ライヴ、ポーランド・ラジオ、カトヴィツェ、ポーランド(*以外)、2019年、キング・サイズ・スタジオ*

Tactus
TC-632202(1CD)
G.B.ヴィターリ:室内ソナタ集 Op.14(1692)
組曲第1番/組曲第2番/組曲第3番
組曲第4番/組曲第5番/組曲第6番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2016年7月、アウディトリウム・サン・ロッコ(カルピ、イタリア)
イタリア、ボローニャの老舗レーベル「Tactus」から、G.B.ヴィターリの作品を掘り起こしていくという興味深い録音プロジェクトが始動!
イタリアのモデナは、当時エステ家によって統治されていたモデナ=レッジョ公国の首都で、ヴァイオリン愛好家でもあった公爵フランチェスコ2世によって多彩な音楽が生み出され、その豊富な音楽遺産はエステンセ図書館に保存されています。その遺産を世界に広める活動の最初のステップとして選ばれたのが、エステ宮廷で楽長を務めたジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632−1692)(息子のトマソ・アントニオ・ヴィターリも作曲家)の作品で、この「ヴィターリ・エディション」ではCD6枚にわたる作品の録音が予定されています。第1巻は、バッロ、ボレア、ミヌエット、ガヴォッタ、ジーガなどの明朗で楽しい舞曲が組み合わさった6つの組曲からなる室内ソナタ(Sonate da camera) Op.14です。
イタリコ・スプレンドーレは、芸術監督のアレッサンドロ・アンドリアーニ(エウローパ・ガランテの元チェリスト)と第1ヴァイオリン&指揮者のクラウディオ・アンドリアーニの兄弟が牽引する古楽アンサンブル。高い技術の演奏とともに、緻密な文献的アプローチと継続的な研究によって、ほとんど演奏されることのなかった知られざる作品を現代へと蘇らせています。
Tactus
TC-632203(1CD)
G.B.ヴィターリ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.2(1682)
ソナタ第1番/ソナタ第2番/ソナタ第3番
ソナタ第4番/ソナタ第5番/ソナタ第6番
ソナタ第7番/ソナタ第8番/ソナタ第9番
ソナタ第10番/ソナタ第11番/ソナタ第12番
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2015年10月、アウディトリウム・サン・ロッコ(カルピ、イタリア)
イタリコ・スプレンドーレによるヴィターリ・エディション第2巻は、2本のヴァイオリンが親密な対話を繰り返す、2本のヴァイオリンのためのソナタ集。その後コレッリのトリオ・ソナタ集やヴィヴァルディによって主流となっていくコンチェルタンテ様式を予感させるような華麗で活気ある作品です。
Tactus
TC-632204(1CD)
G.B.ヴィターリ:パルティータ集&ヴァイオリン・ソナタ Op.13(1689)
ヴィオローネのための様々なソナタによるパルティータ集〔c.1680〕
「Artificii Musicali」 Op.13(1689)より ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番、
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番
ヴァイオリンのための様々なソナタによるパルティータ集〔c.1680〕
イタリコ・スプレンドーレ

録音:2017年10月、サン・ジローラモ教会(バニャカヴァッロ、イタリア)
イタリコ・スプレンドーレによるヴィターリ・エディション第3巻は、1680年頃に作曲されたパルティータ集と「Artificii Musicali」からの2つのヴァイオリン・ソナタ。パルティータ集はヴィオローネのための10曲とヴァイオリンのための8曲から構成される変奏曲。「Artificii Musicali(音楽の技術)」 Op.13は、ヴィターリの対位法の技術を体系化した60曲に及ぶ教則本で、バッハの偉大な作品の前に存在した対位法研究の特異な例の一つです。

Forgotten Records
fr-1690(1CDR)
パーセル:ハープシコードの為の組曲集
第1組曲〜第8組曲
イザベル・ネフ(Cemb)

録音:1953年10月16日-21日
※音源:L'Oiseau-Lyre OL 50011、OL-LD 46

CLAVES
50-1907(1CD)
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):リコーダー・ソナタ集
リコーダー・ソナタ第11番ト短調
リコーダー・ソナタ第12番ト長調
リコーダー・ソナタ第2番ホ短調
リコーダー・ソナタ第6番変ロ長調
リコーダー・ソナタ第4番イ短調
リコーダー・ソナタ第7番ハ長調
アンサンブル・アイ・スペース【イーチャン・リャン(リコーダー)、須藤真地子(Cemb)、上田朝子(リュート、バロックギター)、ジャファ・ジャン(バロックチェロ)】

録音:2018年3月/ディーメン、オランダ
新世代を担う古楽アンサンブル「アイ・スペース」堂々のデビュー盤はフランチェスコ・マンチーニの6つのリコーダー・ソナタです!
アンサンブル・アイ・スペース(Ensemble IJ SPACE)は2014年リコーダー奏者のイーチャン・リャンとチェンバロ奏者の須藤真地子によって創設。 2018年には第19回ピアジョ・マリーニ国際室内楽コンクールで第1位、同年ファン・ヴァッセナール国際室内楽コンクールで第3位を受賞するなど権 威ある国際コンクールでの受賞歴を誇ります。
古楽から現代、そして委嘱作品まで幅広いレパートリーを古楽器で演奏し、作品の魅力を伝える新世代の古楽アンサンブルとして注目されており、オラ ンダ、ドイツ、イタリア、日本や台湾をはじめ各国で演奏活動を展開。確かな技術のもと感性豊かな表現で高い評価を受けております。
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737)はイタリア・ナポリで活躍した演奏家。器楽曲、歌劇、宗教曲などを残しましたが、今日ではここに収録 されたリコーダーの作品が主に演奏されております。ナポリ楽派に属したマンチーニの豊かなメロディが魅力のソナタ集です。 (Ki)

RCD
RCD-30308(1CD)
Memento〜忘れられた過去の宝
フランチェスコ・バティオーリ(17??-1830):ヒンメル氏の「An Alexis send ich dich」の主題による協奏的?変奏曲
フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):の夜想曲 Op.38
シューベルト:鱒 D 550/セレナード D 957
J・シャグゼル(?-1782):4つのコントルダンス
アントン・ディアベッリ(1781-1858):ロッシーニの歌劇「ゼルミーラ」のお気に入り主題集 第1巻
ドメ・コリネ(1765-1841):セレナード 第1番
ザ・ビーダーマイアーズ
ルーベンス・キュッファー(チャカン(C)、フレンチ・フラジョレット(F))、?マックス・リッチョ(ロマンティック・ギター(R)、テルツ・ギター(T))

録音:2017年11?19?、ア・カーザ・スタジオ、リオデジャネイロ、ブラジル
珍しいリコーダー(チャカン、フレンチ・フラジョレット) とギターのデュオ。

ARS HARMONICA
AH-251(1CD)
ジュアキン・ブグニャリュート独奏の為の20の小品 (ビウエラによる演奏)
リュートの為の8つのファンタジア
第3番/第6番/第7番/第10番/第18番/第20番/第14番/第21番
リュートの為のスペイン舞曲 (カナリオス)
リュートの為の3つのガイヤルド
リュートの為のバロック小組曲
小シャコンヌ/フランス風メヌエット/ジーグ
リュート独奏による4つの歌
雨/秋の風景/セラフィム賛歌/おもちゃ遊び
リュートの為のファイナル・ダンス (メドレー)
ジュアキン・ブグニャ (ビウエラ)

録音:2017年11月17-19日、カルダデウ、バルセロナ県、スペイン
ARS HARMONICA
AH-251(1CD)
バロック・アリア
カンプラ (1660-1744):主よ、われらの主よ [Domine, Dominus noster] (モテット)
ホセフ・デ・トレス (1670頃-1738):
聖体の秘跡のカンタータ「われを花で囲め」[Cercadme Florea]
ヘンデル:ドイツ語アリア
甘い香りの花びらよ [Susser Blumen Ambraflocken] HWV 204
甘い静けさ、優しい泉よ [Susse Stille, sanfte Quelle] HWV 205
心地良い茂みの中で [In den angenehmen Buschen] HWV 209
燃え咲くばら、大地の飾り [Flammende Rose, Zierde der Erden] HWV 210
バッハ:マタイ受難曲 BWV 244 から
愛ゆえにわが救い主は死にたもう [Aus Liebe will mein Heiland sterben]
テレマン:音楽による礼拝 [Harmonischer Gottesfienst] から
汝の死は生とならん [Deine Toten werden leben]
喜べ、汝ら祝福されし子らよ [Frohlocket, ihr seligen Kinder]
トリオ・シークレッツ【オルガ・ミラクル (S)、ジュアン・クディナ・ビラ (フラウト・トラヴェルソ、リコーダー)、ジュアン・カスティリュ (Org)】

録音:2016年1月、サラ・ヴィヴィト、バルセロナ、スペイン

Centaur
CRC-3701(1CD)
アート・オヴ・リバーマンVol.1〜バロック・ヴァイオリン
バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第1番ロ短調BWV.1014(原盤録音:Titanic Records/1978年)、
 ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第3番ホ長調BWV.1016(原盤録音:Titanic Records/1978年)、
シモン・ル・デュク:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調Op.1,No.1(原盤録音:AFKA/1975年)
C.P.E.バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ハ長調(原盤録音:AFKA/1975年)、
 ヴァイオリンとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ロ長調(原盤録音:Titanic Records/1980年)
ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ第6番(原盤録音:Centaur Records/2000年)
キャロル・リーバーマン(バロックVn)、
マーク・クロール(ハープシコード)
キャロル・リーバーマンは、リーバーマン=クロール・デュオやボストン・アーリー・ミュージック・アンサンブルのヴァイオリニスト、トマジーニSQの創設者兼第1ヴァイオリニストを務め、30年間バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト。
アメリカのTitanic RecordsやAFKA、Centaurなどに録音してきたリーバーマンの芸術を集成した新シリーズ「アート・オヴ・キャロル・リーバーマン」。第1巻は「バロック・ヴァイオリン」と題し、バッハ、C.P.E.バッハ、ビーバー、そして当時世界初録音となったシモン・ル・デュク(1742−1777)のヴァイオリン・ソナタを収録。共演のマーク・クロールは、リーバーマンと共にボストン大学で音楽を教えてきた名手です。

Ayros
AYCD-04(1CD)
ウィンター〜15世紀後半南ドイツ周辺の器楽音楽
作曲者不詳:Portigaler、アヴェ・ステラ・マリス、私の顔が蒼ざめているのは、へ調のレデウンテス、ハ調のレデウンテス、マニフィカト・オクターニ・トーニ、ヘ調によるプレアンブルム、アンナヴァサンナ、冬は去って、キリストは蘇り、Ich sah ein bild in blauwer weyt、イ調のレデウンテス、ト調によるプレアンブルム
ヤコブス・ヴィレッティ:Ein buer gein holtze
アントーワヌ・ビュノワ:あなたの不満を認めながら、A vous sans aultre/他、全25トラック
コリーナ・マルティ(リコーダー、クラヴィシンバルム、オルガネット)、
西山まりえ(Hp)、
ロヘル・エロウ(オルガネット)

録音:2016年11月、ドイツ
スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで教え、バーゼルの古楽アンサンブル、ラ・モッラを創設した鍵盤楽器&リコーダー奏者、コリーナ・マルティ。中世後期からルネサンス初期の知られざる鍵盤楽器とリコーダーのための音楽を発掘してきたコリーナ・マルティが、日本を代表するヒストリカル・ハーピストの西山まりえ、ブエノスアイレス出身でバーゼル・スコラ・カントルムでバロックと中世のオルガンを学び、アルゼンチン・タンゴやフォークロアの分野でも活動するロヘル・エロウと贈る新録音。15世紀後半南ドイツの3つの重要なマニュスクリプト(手書き譜)からの作品を中心とした、これまでほとんど取り上げられていないレパートリーを探求していきます。

Audax Records
ADX-13724(1CD)
ルクレール:トリオ・ソナタ集 Op.4
ソナタ第1番ニ短調/ソナタ第2番変ロ長調
ソナタ第3番ニ短調/ソナタ第4番ヘ長調
ソナタ第5番ト短調/ソナタ第6番イ長調
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
アンサンブル・ディドロ〔ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、ロルダン・ベルナベ(Vn)、チェ・グゥリム(Vc)、フィリップ・グリスヴァール(Cemb)〕

録音:2019年7月23日−26日、SWR(南西ドイツ放送)スタジオ(カイザースラウテルン、ドイツ)
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。2013年に自身のレーベルAudax(オーダックス)を立ち上げ、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘しています。
「パリ・アルバム」(ADX 13717)や「ロンドン・アルバム」(ADX 13718)などの知られざるトリオ・ソナタ・アルバムにも真摯に取り組んできたプラムゾーラーがついにたどり着いたのは、「フランスのコレッリ」とも呼ばれる18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレールの「トリオ・ソナタ集」。
古典期のフランス式ヴァイオリン奏法を確立するに当たって大きな貢献をしたルクレールの技巧的なソロ・ソナタ群とは対照的に、トリオ・ソナタはフランス音楽の古典的な優雅さが重視され、正確な合奏技術が要求される作品。プラムゾーラー自身による解説(日本語訳付き)では、イタリア様式とフランス様式の統合(reunion des gouts)が発揮されながらも、イタリア風の装飾やテンポよりも調和を重んじるフランスの芸術観が関係しているなど、深い考察が語られています。

Signum Classics
SIGCD-626(1CD)
新世界への旅〜16&17世紀のスペインの宗教音楽
モラレス:レジナ・チェリ・ラエターレ(6声)
エルナンド・フランコ:サルヴェ・レジナ5声)
ビクトリア:われは鳩のごとき美しきものを見たり
ゲレーロ
:われを連れ行きたまえ
アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり
フアン・グティエレス・デ・パディーリャ:死の苦しみがわたしを取り巻く
フランシスコ・ロペス・カピリャス:夜の幻によって
パディーリャ:わがハープは悲しみの音に変わり
カピリャス:大いなる秘跡
アロンソ・ロボ:なんと甘美な
伝エルナンド・フランコ:キリストは我らのために
モラレス:おお、聖なる饗宴よ
ビクトリア:おお、なんと栄光に満ちた
ゲレーロ:祝福されしアカキウス
ミゲル・マテオ・デ・ダーリョ・イ・ラナ:主を褒めたたえよ
クイーンズ・シックス〔ダニエル・ブリテイン(C.T)、ティム・カールストン(C.T)、ニコラス・マッデン(T)、ドミニク・ブランド(T)、アンドルー・トンプソン(Br)、サイモン・ホワイトリー(Bs)〕

録音:2019年3月27日−29日、アスコット小修道院(イギリス)
ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、ロイヤル・ウェディングでのパフォーマンスなど英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるSignum Classics移籍第2弾は、16世紀中期から1700年頃まで、スペインから新世界(アメリカ大陸)へと渡った宗教音楽の大いなる旅を歌います。
ビクトリア、ゲレーロ、モラレス、アロンソ・ロボといったスペイン黄金世紀の大作曲家たちの作品に、エルナンド・フランコ(1532−1585)、フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(c.1590−1664)、フランシスコ・ロペス・カピリャス(1614−1674)、ミゲル・マテオ・デ・ダーリョ・イ・ラナ(c.1650−1705)といった、スペインからメキシコ、グアテマラなどの新大陸へ移り活動した、あるいはスペイン系の両親の下、新大陸で生まれ育った作曲家たちのレア・レパートリーを加えたこだわりのプログラムです。

H.M.F
HMM-902377(3CD)
錬金術師クープラン〜F.クープラン:作品集vol.2〜若き日の作品集
[CD1]第1組曲(クラヴサン曲集第1巻、1713年)、修道院のためのミサ曲(キリエ、グローリア、奉献唱)
[CD2]修道院のためのミサ曲([CD1]の続き〜サンクトゥス、ベネディクトゥス、エレヴァシオン、アニュス・デイ)、第2組曲(クラヴサン曲集第1巻、1813年)
[CD3]教区のためのミサ曲
ベルトラン・キュイエ(Cemb)、
ジャン=リュック・ホー(Org)、
レ・メランジェ〔ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(T)、トーマス・ファン・エッセン(Br)、ニコラ・ルオー(Br)、フロラン・バッフィ(Br)、ヴォルニー・オスティウ(セルパン)〕

録音:2018年4-6月
フランスの名手、ベルトンラ・キュイエによるクープランクラヴサン曲集全曲録音プロジェクトの第2弾、若き日の作品集の登場(第1 弾はHMM902375)。クープランは17歳でパリのサン=ジェルヴェ教会のオルガニストになり、ここから宮廷礼拝堂のオルガニストと王族の子どもたち のチェンバロ教師へと飛躍することになります。この第2弾では、クラヴサン曲集のほか、オルガン・ミサなど、この若い時期のクープランの作品を収録 しています。若きクープランの才気にみなぎった作品群となります。ベルトラン・キュイエの深い洞察に満ちた解釈と、併録されているゲストのオルガン奏 者を招いてのオルガン・ミサなどにより、クープランの創造力の源となった音楽の場の豊かな響きがよみがえったようです。
ベルトラン・キュイエは、1978年ナントで音楽一家に生まれました。パリ国立高等音楽院でクリストフ・ルセにチェンバロを師事、その後ピエール・ア ンタイのもとでも研鑽を積んでいます。ブリュノ・コセ率いるレ・バス・レユニやラ・レヴーズなど様々なアンサンブル、そしてレザール・フロリサン、コン セール・スピリチュエル、ストラディヴァリアなどでも演奏、録音やツアーにも参加しています。通奏低音奏者、アンサンブル、そしてソリストとして活躍 するサラブレッドです。アルファ、ナイーブ、MIRAREなどからアンサンブル、ソロのCDを多数リリースしております。2014年にはMIRAREでラモーのチェ ンバロ作品全曲をリリースしています(MIR 266)。
H.M.F
HMM-902650(1CD)
ラッスス:Inferno〜6声と8声のモテット集
1. Omnia tempus habent
(6声と8声のための宗教曲集, ミュンヘン, 1585)
2. Audi tellus
(Sacra cantiones, liber quartus, ヴェネツィア, 1566)
3Ad Dominum cum tribularer
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
4. Media vita in morte sumus
(Gregorian Antiphon)
5. Media vita in morte sumus
(Patrocinium musices, prima pars, ミュンヘン, 1573)
6. Circumdederunt me dolores mortis
(Cantiones sacra sex vocibus composita, ミュンヘン, 1601)
7. Libera me Domine
(Selectissima cantiones, ニュルンベルク, 1568)
8. Recordare Jesu pie
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
9. Deficiat in dolore vita mea
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
10. Vidi calumnias
(Cantiones sacra sex vocum, グラーツ, 1594)
11. O mors quam amara
(Primus Liber concentuum sacrorum, パリ, 1564)
12. Cum essem parvulus
(Mottetta sex vocum typis nondum uspiam excusa, ミュンヘン, 1582)
13. Vide homo
(Lagrime di S. Pietro […] con un mottetto nel fine, ミュンヘン, 1595)
カペラ・アムステルダム、
ダニエル・ロイス(指)
ダニエル・ロイス率いるカペラ・アムステルダム最新盤は、精鋭たちから成る小編成によるラッスス作品集。6声および8声のためのモテットというプ ログラムです。ここに収められた12のモテットは、そのほとんどがラッススの晩年、ミュンヘンで活動していた時期の作にあたりますが、メランコリックさ を大いに含み、また、さまざまなスタイルで書かれており、修辞学的にも深い内容を含んでいます。ロイス率いるカペラ・アムステルダムが、ラッススの個々 の作品の様々な要素を豊かに響かせつつ、真摯に歌い上げています。ロイスは1990年よりカペラ・アムステルダムの音楽監督を務める傍ら、エストニア・フィ ルハーモニー室内合唱団(2008-2013)、RIAS室内合唱団(1003-2006)の首席指揮者をつとめ、2015年からはローザンヌ声楽アンサンブルの首 席指揮者、さらにオペラの分野でも活躍しています。まさに声楽(アンサンブル)の最高峰の指揮者として世界が認める存在です。 (Ki)

Gramola
GRAM-99079(1CD)
トランペット・コンソートのための音楽
ビーバー(1644-1704):ソナタ 「聖ポリカルピ」(9声)
作者不詳::5つのクラリーノとオルガンのためのソナタ ハ長調
(Kremsier 1670)
ドニンガー:海戦の音楽演奏会
シュタルツァー(1728-1787):室内音楽
フィクルミルナー(1721-1791):カエサル・アウグストゥス(クレムスミュンスター修道院より)
モーツァルト:ディヴェルティメント 第6番ハ長調 K188
サリエリ(1750-1825):ファンファーレ 第8番
 ファンファーレ 第7番
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」-第3幕 狩人の合唱
ウェーバー:行進曲 J307
作者不詳::ファンファーレ(ウィーン、19世紀)
シーデルマイアー(1779-1840):6つのモダン・ファンファーレ Op.69
シーデルマイアー:ドイツ騎士団行進曲
 ホフマイスター・ファンファーレ
シュヴァンターラー・トランペットコンソート

録音:2014年2月17-19日
ピリオド楽器による17-19世紀のトランペット・アンサンブル作品集。モーツァルトの野外用音楽とされるディヴェルティメントや、話題のサリエリの2曲の行進曲を始め、珍しいウェーバーの行進曲など秘曲が盛りだくさん。シュヴァンターラー・トランペットコンソートは、16世紀から18世紀の作品を演奏するために2000年に設立されたアンサンブル。基本的に8人までのトランペット奏者とティンパニが演奏を担い、時にはオルガンやトロンボーンを組み合わせながら、ウィーンの祝祭コンサートなどを中心に活躍しています。

CYPRES
CYP-1682(1CD)
シモーヌ・ド・ボヌフォン(1500頃〜歿年不詳):死者の為の5声のミサ曲(レクィエム/1556)
アルノルト・フォン・ブルック(1500〜1554):ドイツ語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ヤコブス・デ・ケルレ(1531〜1591):ラテン語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ラッスス(1532〜1594):ラテン語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ニコラ・ゴンベール(1495〜1560):ラテン語によるモテトゥス「生きていながら、わたしたちは死の只中にある」
ウェルガス・アンサンブル
アクセル・ベルナージュ、ローズマリー・ゴールトン、ヘレン・カッサーノ、ザビーネ・リュッツェンベルガー(S)
アヒム・シュルツ、ポール・ベントリー=エンジェル、オザン・カライェズ、アドリアーン・デ・コステル、トム・フィリップス、マシュー・ヴァイン(T)
ロマン・ボクレール、ギヨーム・オルリー(Bs)
音楽監督:パウル・ファン・ネーヴェル

録音:2018年4月28日 ルーフェン(ベルギー)、パルク修道院(ライヴ収録)
数百年前の音楽世界には、まだまだ知られざる名匠が埋もれている……と実感させられるアルバムを、毎年のようにじっくり録音し続けてきた ベルギー屈指の古楽声楽集団ウェルガス・アンサンブル。今回のアルバムの中軸を占める作曲家シモーヌ・ド・ボヌフォンの名前に聴き覚えが なくても無理はありません、彼等ですらその発見に驚いているくらいですから。16世紀半ば、フランス中南部オーヴェルニュ地方の中心都市ク レルモン(現在のクレルモン=フェランの一部)の大聖堂の聖歌隊が歌っていた「死者の為のミサ曲(レクィエム)」は5パートからなる構成で、 高音部をあまり動かさず、極端な高音域が全くと言ってよいほど出てこない峻厳な曲構成が特徴。内省の細やかな動きは、百戦錬磨のポリ フォニー猛者ともいえる音楽監督パウル・ファン・ネーヴェルをして「ゴンベールやクレメンス・ノン・パパと並べても全く遜色ない」と感嘆せしめるほ ど……教皇庁やスペイン王らに仕えた巨匠たちによる同一歌詞のモテトゥスが後半に並び、その作風の絶好の比較対象になっているアルバム 構成もさすがです。全盛期の多声音楽の粋をじっくり聴くにふさわしい最新録音です。

PLECTRA
PL-21803(1CD)
バルバトル、デュフリ、フィルクレ、ロワイエクラヴサン曲集
バルバトル(1724-1799) :クラヴサン曲集 第1巻(1759) から
 ラ・ド・カーズ [La de Caze]
 ラ・デリクール [La d'Hericourt]
 ラ・リュジャック [La Lugeac]
ジャック・デュフリ(1715-1789) :クラヴサン曲集 第3巻(1756) から
 三美神 [La Graces]
 メデア [Medee]
 ラ・フォルクレ [La Forqueray]
シャコンヌ [Chaconne]
フォルクレ(1699-1782) :クラヴサン曲集 第1番(1747) から
 ラ・アングラーヴ [La Angrave]
 ラ・デュ・ヴォセル [La du Vaucel]
 モランジスまたはプリッセ [La Morangis ou la Plissay]
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1705頃-1755) :クラヴサン曲集 第1巻(1746) から
 アルマンド [Allemande]
 繊細な女 [La Sensibe]
 スキタイ人の行進 [La Marche des Scythes]
アダム・パール(Cemb)

録音:データ記載なし
(P)(C)2018
使用楽器 :1768年、パリにて、Joannes Goermans (1703-1777) 製

Hyperion
CDA-68241(1CD)
ヨハネス・デ・クレーヴェ:ミサ曲 「バビロンの王」
ヨハネス・デ・クレーヴェ(1528/9−1582):皇帝からの名前, カール
ミサ曲 「バビロンの王」(ミサ・レクス・バビロニス)
主を褒め称えよ
主を畏れよ/我が救い主を信ず
豊かな平和からの名前, カール
ヤコブス・ファート(c.1529−1567):バビロンの王
チンクエチェント

録音:2019年7月8日−10日、ペルネック修道院(ヴァルトフィアテル、オーストリア)
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントが、今度はオーストリアのハプスブルク家の宮廷で活躍した作曲家、ヨハネス・デ・クレーヴェのミサ曲を録音。
オーストリアのハプスブルク家の始祖となった神聖ローマ皇帝フェルディナント1世のもとウィーンの礼拝堂で歌手を務め、フェルディナントの息子カール2世が新しく設立したグラーツの礼拝堂では最初のカペルマイスターになるなど、16世紀後半のハプスブルク宮廷で活躍したクレーヴェの知られざるミサ曲を、チンクエチェントの緻密なポリフォニーで再興します。

DUX
DUX-1547(1CD)
クープラン一族の鍵盤作品集
ルイ・クープラン:ボーアン手稿譜(ca.1658)からのクラヴサン曲集
 クープランクラヴサン曲集第2巻(1717)より クラヴサン第6組曲変ロ長調、
 クラヴサン曲集第3巻(1722)より ティク・トク・ショク、またはオリーブしぼり機(クラヴサン第18組曲より)
アルマン=ルイ・クープラン:クラヴサン曲集 Op.1(1751)
ドロタ・サイブルスカ=アムスラー(クラヴサン)

録音:2010年6月7日−9日、芸術歴史博物館(ヌーシャテル、スイス)
17世紀から19世紀に至る200年の間にフランスで隆盛を誇った「クープラン一族」。その鍵盤音楽の至芸の変遷を、ポーランドの名女流の演奏、そして3台の歴史的楽器と共にたどる古楽ファン要注目の好企画。
ルイ、フランソワ、アルマン=ルイの3人のクープランの作品を奏でるドロタ・サイブルスカ=アムスラーは、ワルシャワのショパン音楽アカデミーで研鑽を積んだ後、ユゲット・ドレフュスとケネス・ギルバートに師事し、ジュネーヴ音楽院ではクリスティアーヌ・ジャコテのクラスを一等賞で卒業した経歴の持ち主。
ここでは、スイス、ヌーシャテルの芸術歴史博物館に所蔵されている3台の銘器、ルイ・ドゥニ製作(1658年)、ルッカース製作(1632/1740年)、クリスティアン・クロル(1770年)のクラヴサン(ハープシコード/チェンバロ)を弾き分けており、それぞれの楽器の音色と3人のクープランたちの音楽との饗宴を愉しむことができる贅沢なアルバムに仕上がっています。

Caprice
CAP-2640(1CD)
オルガンを弾いた18世紀スウェーデンの鍵盤楽器奏者たち
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694−1758)(ベドルジハ・ヤナーチェク(1920−2007)編):ドロットニングホルムの音楽
ユーハン・ヨアキム・アグレル(1701−1765)(マルティン・マイヤー編):キーボード協奏曲 ニ長調 Op.3 No.2
ヒンリク・フィリップ・ヨンセン(1716/17−1779):オルガンまたはチェンバロのための6つのフーガ−第1番 ハ長調、第2番ニ長調、第3番変ホ長調、第4番 ト長調
ユーハン・ヨアキム・アグレル(1701−1765)(マルティン・マイヤー 編):キーボード協奏曲 ト長調
ヨーハン・ゴットリープ・ナウマン(1741−1801):グラスハーモニカのためのソナタ ニ長調、グラスハーモニカのためのソナタ イ短調
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756−1792):5つのコラール前奏曲−第1番 ニ長調, 第2番イ短調, 第3番嬰へ短調, 第4番 ハ長調, 第5番ニ長調
ペーテル・アスケルグレーン(1767−1818):ロンド ト長調
アベ・ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749−1814):オルガンまたはピアノのための32の前奏曲−第1番ハ長調, 第2番ハ長調, 第4番ハ短調, 第6番ニ長調, 第7番ニ短調、「ああ、お母さん聞いて」による16の変奏曲
ユーナス・ルンドブラード(Org) 
[ダーラナ=フスビューのオルガン(1783年)]

録音:2018年12月
18世紀のスウェーデンでは、宮廷のチャペル、都市や地方の教会といった場所にオルガンが設置されながら、この楽器に特定した曲は、ほとんど作られませんでした。では、18世紀後期の次々と建造されたオルガンではどんな音楽が演奏されたのか。音楽研究者でもあるスウェーデンのオルガニスト、ユーナス・ルンドブラードは、この謎に興味をもち、チェンバロやピアノのために書かれた曲をオルガンで弾くことに挑みました。
ルーマンの 「ドロットニングホルムの音楽」 の華麗な「アレグロ・コン・スピリト」。後にドイツに渡りカッセルの宮廷楽団で演奏したアグレルの協奏曲。即興の達人と言われたヨンセンのフーガ。グスタフ三世の宮廷で活躍したナウマン、クラウス、アスケルグレーン、オルガン・ヴィルトゥオーゾのフォーグラーの作品。歴史的に重要な楽器のひとつとされる、ダーラナ地方フスビューに1783年に建造されたオルガンによる演奏です。

SUPRAPHON
SU-4278(1CD)
ヤコビデスの写本〜17世紀プラハのリュート音楽
(1)ステファン・ラウレンティウス・ヤコビデス:Praeambulum/Imbric. Galliarda/Ich ging einmal spatziren. Allemanda
/Paduana/Prenons garde mignon/Frisch auff mein liebes tochter/Passamezzo antico/Saltarello/Praeludium
Salomon/Courante/‘Saltarella’/Die Soldaten sindt aller Ehren werdt/Galliarda/Tantz/Saltarella/Fantasia
(2)ヤコブ・ルニャール?:Coelestium
(3)ヤコブ・ルニャール?:Jesu tu nobis influas/Passamezzo moderno/Saltarello/Praeludium/Paduana Hispanica
(4)ヤコブ・ルニャール:Jungfrau euer Wankelmut
(5)ヤコブ・ルニャール:Lieb mich als ich dich
(6)ヤコブ・ルニャール:Ohn' dich mus ich mich aller Freuden massen/Tantz/Tantz Herr von Teltz/Ungerischen Tantz
/Sarabanda Maris
(7)ミヒャエル・プレトリウス:Bransle simple
(8)ミヒャエル・プレトリウス:Bransle gay/Entree de Luth/Coranta/Orlandi/Coranta/Coranta/Coranta/Coranta/
Praeludium/Je scai felici/La bergere/Hoscana/O Nachbar Roland
(9)ダウランド:My Lord Willoughby’s Welcome Home
(10)エヌモン・ゴーティエ?:Sarabanda de Gautier
(11)ステファン・ラウレンティウス・ヤコビデス:Praeambulum
(12)ジャン・プランソン:La Rousee du joly mois de may
ヤン・チシュマル(リュート、テオルボ、バロックギター、オルファリオン)、
ルネサンス・フルート・コンソート、
ボヘミアン・リュート・オーケストラ、
エリシュカ・テサロヴァー(声)、
マグダ・ ウフリージョヴァー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2019年11月11、18、21、25、28日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
リュート音楽は、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパの貴族また町人の間で最も人気がありました。この時代にプラハに宮廷を構え神聖ローマ帝 国皇帝として君臨したのが有名なハプスブルク家のルドルフ2世です。当アルバムではリュート用に書かれた「ヤコビデスの写本」に収められた世界初録 音を含む作品集です。
「ヤコビデスの写本」は才能豊かな学生により変遷されたとされ、その写本には歌のイントネーション、踊り方なども記されており、ドイツ、イングランド、 フランス、イタリア、ポーランドのポリフォニックな世俗的そして神聖な曲が収められています。その中にはルドルフ2世の宮廷でカペルマイスターを務め た声楽家ヤコブ・ルニャール(1540-1599)の作品もあります。ルニャールは声楽家として活躍する一方、37曲のミサ曲と195曲のモテット、受難曲 を出版した多作曲家としても知られ、歌謡性に満ちた作品は当時人気を博しました。この他、この写本にはプロテスタントの賛美歌の発展に重要な人物 であるドイツの作曲家ミヒャエル・プレトリウス、17世紀フランスリュート楽派における巨匠の一人エヌモン・ゴーティエ、フランスの作曲家ジャン・プラ ンソン、そしてイングランドの巨匠ジョン・ダウランドが作曲した「ウィロビー卿の歓迎(My Lord Willoughby’ s Welcome Home)」が収められてお ります。
演奏はコレギウム1704のメンバーとしても活躍する実力派リュート奏者ヤン・チシュマルです。チシュマルはリュート、テオルボ、バロックギターのほ かに17世紀イギリスで生まれたオルファリオン(金属弦は複弦でリュートと同様に調弦され音はチェンバロに似ている)も演奏。チシュマルが気心の知れ た音楽家とともにリュート音楽全盛の時代にいざないます。 (Ki)

APARTE
AP-214(2CD)
グレトリ(1741-1813):青ひげラウル[世界初録音] シャンタル・サントン=ジェフリー (ソプラノ/イゾール)
フランソワ・ルジエ(テノール/ヴェルジ)
マチュー・レクロアール(バリトン/ラウル)
マヌエル・ニュネス=カメリーノ (テノール/オスマン)
ウジェニー・ルフェブル (ソプラノ/ジャンヌ、羊飼いの女)
エンゲルラン・ド・イス(テノール/カラビの子爵)
ジェローム・ブティリエ(バリトン/カラバの侯爵)
マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ/ジャック)
スタジオ・ヴォーカルズ、
オルケステル・ノルド
マルティン・ヴァルベルク(指)

録音:2018年11月16,17日
ノルウェーのバロック音楽祭と、ヴェルサイユ・バロック音楽センターの共同企画による世界初録音です。グレトリの「青ひげラウル」は1789年3月、フランス 革命の直前に初演され、その後混乱の中忘れ去られてしまったオペラ・コミックで、オッフェンバックにも影響を与えた作品とされています。作曲者のグレトリは ベルギーに生まれフランスで活躍した作曲家で、全部で50ほどのオペラ作品を残していますが、パリに移ってからはコミック・オペラの作曲家として名を馳せ ました。この「青ひげラウル」はシャルル・ペローの童話「青ひげ」の物語にもとづいていますが、台本を手がけたミシェル=ジャン・スデーヌが当時人気のあった 他の物語(ロマンス)とストーリーを合体させることによって、純粋なコメディへと仕立てられています。コミカルなシーンを織り交ぜながら、青ひげラウルとい う残酷な貴族を政治的視点から描いています。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-065(2CD)
VOIX DU CIEL〜天上の声
中世のポリフォニーと聖歌集〜地中海、フランドル、インド、イランの聖歌集
アンサンブル・ジル・バンショワ
歴史上最も美しい聖なる歌への愛を宣言し、過去と現在の間の絆を紡ぐ」をモットーに活動を続けるアンサンブル・ジル・バンショワ。録音と音楽研究に 費やした40年の集大成ともいえるコンピレーションの登場です。地中海、フランドル、インド、イランといった広い地域の、8世紀にもわたる時代に書かれた作 品がまとめられており、そのバラティ豊かさと共通点、そしてアンサンブルのレパートリーの広さに驚かされる内容となっています。2019年に40周年を迎え るアンサンブル・ジル・バンショワが、こうした神聖なレパートリーの真のエキスパートであることを実感する2枚組です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2804(1CD)
再発見された12世紀の聖歌
〈聖母受胎祭〉
1. Salve virginale
2. Alme virginis
3. Priusquam in utero
4. Egredietur virga
5. Iesse virga
6. Beatus venter
〈聖パルドゥルフス〉
7. Premiere lecture de la Vie de saint Pardoux
8. Regem humilium
9. Regem humiliumによるオルガン即興
10. Pardulphus largus
11. Ut quoque te miris
12. Cossessas ut opes
13. Deuxieme lecture de la Vie de saint Pardoux
14. Arnulphus sprevit
15. Arnulphus sprevitによるオルガン即興
16. In fide recta
17. Catolica religione
18. Traditui a parentibus
19. Traditui aparentibusによるオルガン即興
レベッカ・ベイン&パスカル・デュアメル(指)
アンサンブル・スコラスティカ

録音:2019年8月/ケベック、聖アウグスティヌス教会
2008年に結成されたアンサンブル・スコラスティカは9世紀から14世紀にかけての中世の聖歌とポリフォニーを専門とする、カナダで唯一の女声アンサンブル。フランス、クルーゼ地方の知られざる中世音楽を探求しています。 (Ki)

fra bernardo
FB-2003534(1CD)
FRANCISCI MAGNVS AMOR〜初期鍵盤楽器のコレクターと愛好家の偉大な愛を探る
アンドレア・ガブリエリ、ジョヴァンニ・ガブリエリ、ジョヴァンニ・パオロ・チーマ、アンニーバレ・パドヴァーノ、アンドレア・アンティコ、ジローラモ・カヴァッツォーニ、マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ、ピーター・フィリップス、ジョヴァンニ・ピッキ、アントニオ・ヴァレンテ、ルッジェーロ・トロフェオ、フランチェスコ・ビアンカルディ等の作品
ペーター・ヴァルトナー(ヴァージナル、ハープシコード)

録音:2019年2月1日−2日、スイス
オルガン、ハープシコード、フォルテピアノなどの歴史的鍵盤楽器の名手でありヒストリカル演奏と楽器の知識にも富んだ音楽学者、ペーター・ヴァルトナーが、歴史的鍵盤楽器のコレクターと愛好家に贈るアルバム。細心の注意をはらって復元された、16世紀フィレンツェのヴァージナルと、16世紀ナポリのハープシコードを演奏しています。

Christophorus
CHE-0221-2(1CD)
ローゼンミュラー:ドイツ語の宗教コンチェルト集
神の御業を見よ/主よ、御身の怒りでわれを罰することなかれ/父よ、われは罪を犯した/ヴァイオリンとファゴットのためのソナタ/おお優しきイエス、御身を思う者は/驚け、自然よ/あなたはなぜそこに立っているのか?/われは知る、わが救世主の生けるを/ここに神の愛の証あり
アルノ・パドゥフ(指)、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル

録音:2000年11月1日−3日。
※CHR-77227、CHR-77319からの移行再発売。
ライプツィヒで将来を約束されながらも同性愛疑惑により同地を追われ、ハンブルク、ヴェネツィアで活躍の場を得た音楽家ヨハン・ローゼンミュラー(1619−1684)。
初リリース時にも高い評価を受けた実績を持つ、ヨハン・ローゼンミュラーの名を受け継いだドイツのアンサンブルによる宗教コンチェルト集が再度復刻。
Christophorus
CHE-0220-2(1CD)
ロシアのクリスマス〜ロシア正教会のクリスマスの夕べの祈り ロシア・ドン・コサックcho、
マルセル・ニコラエヴィチ・ヴェルホフ(指)

録音:2008年10月22日−26日
※CHR-7736からの移行再発売。
1992年に設立、1999年には「Army choir of the great Don Army」の称号を与えられ、2000年にはモスクワの"ホワイトハウス"でも演奏したロシア・ドン・コサック合唱団が歌う「クリスマスの夕べの祈り」。オランダ人の指揮者ヴェルホフとドン・コサック合唱団の重厚で力強い歌声は、広大なロシアの大地を思い起こさせる。西欧の
Christophorus
CHR-77442(1CD)
老年の叡智〜ミンネザングの中のアルス・モリエンディ アウグスブルク古楽アンサンブル
これまでもChristophorusレーベルから多数のミンネザング(中世ドイツ語圏の恋愛歌曲や抒情詩)のアルバムを録音してきたアウグスブルク古楽アンサンブル(ensemblefur fruhe musikaugsburg)による、新たなミンネザング・アルバム。15世紀の黒死病(ペスト)の流行に際して、死を目前にしての心構えなどを説いた「アルス・モリエンディ(死亡術、あるいは往生術とも)」をテーマにした、様々なミンネジンガーたち(ナイトハルト・フォン・ロイエンタール、オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン等)の作品を収録。

Ars Produktion
ARS-38568(1CD)
アルパ・ドッピアのための17世紀イタリアの音楽
ランバルド:トッカータ
マリーニ:4声のソナタ Op.8
デ・マック:ストラヴァガンツァ第2番
マリーニ:愛への誘い
フレスコバルディ:2声のカンツォン第4番
マヨーネ:リチェルカーレ
フレスコバルディ:2声のカンツォン第1番
タルタリーノ:スザンナのカンツォン
ディンディア
:聖母の涙
マヨーネ:トッカータ第4番
マッツォッキ:この苦い涙は
ヴァレンティーニ:ソナタ・エンハルモニカ
ストロッツィ:トッカータ第1番
ディンディア:ルッジェーロのアリアによる2声のための音楽
ダス・クライネ・コレクティフ〔ヴェラ・シュナイダー(Hp)、リナ・ロペス(S)、エヴァ・サラディン(ヴィオローネ)、フレッド・ウーリグ(ヴィオローネ)、ヨハネス・ケラー(Cemb)〕

録音:2018年、トーンスタジオ・ヴァルデンブルク(ドイツ)
1600年代、17世紀のイタリアで発展し、2列に並ぶ弦を特徴とする二重ハープである「アルパ・ドッピア(ルネサンス・ハープ、ダブル・ハープとも)」をテーマとした美しきプログラム。
イタリアで生まれ、イタリアで愛された「アルパ・ドッピア」はすぐに貴族などの上流階級に愛用されるようになり、当時の音楽を演奏するうえで重要な役割を占めるようになるなど、音楽のスタイルの発展にも寄与した楽器として知られています。
ダス・クライネ・コレクティフは、ルツェルンとデトモルト、そして欧州の古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで、中世からロマン派にかけてのハープを学んだヴェラ・シュナイダーを中心とする古楽アンサンブル。コロンビア出身のソプラノ、リナ・ロペスが参加するなど国際色豊かなアンサンブルは実力も抜群です。

Passacaille
PAS-1076(1CD)
ヨンメッリ(1714-1774):死者のためのミサ曲(レクイエム) 変ホ長調 HocJ A1.3
リベラ・メ ハ短調 HocJ E.2
ミゼレーレ ト短調 HocJ C1.23
ピーター・ファン・ヘイゲン(指)
イル・ガルデリーノ

録音:2019年10月8-10日/アントワープ、AMUZ
ニコロ・ヨンメッリは当時最も人気のあったオペラ作曲家の一人で、1753年にはシュトゥットガルトの宮廷楽長に任命されました。その3年後、パトロン であったヴュルテンベルク公カール・オイゲン公の母を偲ぶレクイエムを作曲します。このレクイエムは作曲家の死後とても有名になり、アメリカを含むヨー ロッパ中の約70の図書館に手稿譜や印刷譜のコピーが保管されているほど。ピーター・ファン・ヘイゲンとイル・ガルデリーノは初演時に最も近いであろう版 を選んで演奏しており、今はちょっぴりマイナーなこの名作に感動的な光を当てています。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28369(1CD)
税込定価
2020年4月25日発売
ラッパは鳴り響き/ハインリヒ・ブルックナー
ヘンデル:アリア「輝かしいセラフィムに」
ソプラノ独唱、トランペット、弦楽器、通奏低音のための〜オラトリオ『サムソン』より
トレッリ:5声のソナタ 第1番 トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
トレッリ:協奏曲 ニ長調 トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
テレマン:『ターフェルムジーク 第2巻』TWV 55:D1
モーツァルト:協奏曲 ニ長調 トランペットと管弦楽のための
プフィスター:「天の女王」 ソプラノ独唱、トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
トレッリ:5声のソナタ 第7番 トランペット、弦楽合奏、通奏低音のための
ヘンデル:アリア「ラッパは鳴り響き」 
バリトン独唱、トランペット、弦楽器、通奏低音のための〜オラトリオ『メサイア』より
ハインリヒ・ブルックナー(Tp)
コルネリア・ホラーク(S)
ヴォルフガング・ツィンメルル(Ob)
クレメンス・ザンダー(Br)
ウィーンSOバロック・アンサンブル
クリスティアン・ビルンバウム(指)
ウィーン・コンツェルト・フェライン
ユン・スン・チャン(指)

録音:2014年6月/ドイツ ほか
 長年に渡り、ウィーンSOの首席トランペット奏者などのオーケ ストラ・プレイヤーとして、また金管合奏団のメンバーやソリストとし て活躍、近年はピリオド楽器にも取り組むウィーンの名手ハインリヒ・ ブルックナーが、2002年から17年にかけてウィーン・コンツェルトフェ ラインやウィーンSOのメンバーから成るバロックアンサンブルと 共演した録音を集大成。その演奏は、輝かしい独奏楽器として、また声 楽、オーボエと弦楽器などの繊細な共演楽器として、トランペットの響 きの多様性を見事に映し出しています。

Cobra Records
COBRA-0075(1CD)
テレマン:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40:26-37(ホドリゲス編曲/ギター版)
ファンタジア第1番TWV.40:26/ファンタジア第2番 TWV.40:27/ファンタジア第3番TWV.40:28/ファンタジア第4番 TWV.40:29/ファンタジア第5番TWV.40:30/ファンタジア第6番 TWV.40:31/ファンタジア第7番TWV.40:32/ファンタジア第8番 TWV.40:33/ファンタジア第9番TWV.40:34/ファンタジア第10番 TWV.40:35/ファンタジア第11番TWV.40:36/ファンタジア第12番 TWV.40:37
サンドロ・ホドリゲス(G)

録音:2019年8月&12月、オランダ
サンドロ・ホドリゲスは、1996年ポルトガル生まれ、ポルトガル、スペイン、オランダでギターを学び、Nuno Peixoto、Bernardo Perez、Alberto Caraccioloらの作品を初演してきた若き注目ギタリスト。
ギターだけでなく古楽系の撥弦楽器も学んだホドリゲスが目を付けたのは、テレマンのヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジア。1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの楽譜が消失しており、2015年に約280年という歳月を経て発見されて話題を呼んだテレマンの大いなる遺産の1つで、再発見後にはパオロ・パンドルフォ、リチャード・ブースビーなどの名ガンビスト達が録音しています。
ホドリゲスはこの「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」のいくつかをギターで試してみたところ、ヴィオラ・ダ・ガンバとギターの類似点からギターにも非常に適していることがわかり、全曲のギター・トランスクリプションを実現させました。
Cobra Records
COBRA-0073(1CD)
デュポール兄弟のパリ・ソナタ集
ジャン=ピエール・デュポール(1741−1818):ソナタ Op.1-1、ソナタ Op.2-4、ソナタ Op.2-5
ジャン=ルイ・デュポール(1749−1819):ソナタ Op.2-1、ソナタ Op.2-2、ソナタ Op.2-3
ギジェルモ・トゥリーナ(Vc)、
マヌエル・ミンギリョン(アーチリュート、ギター)

録音:2019年10月24日−26日、オランダ
※全曲世界初録音
フランチェスコ・スプリアーニ(COBRA 0053)や、ジャコモ・ファッコ(COBRA 0063)などの知られざるバロック・チェロの画期的な録音で注目を浴びてきたスペインのバロック・チェリスト、ギジェルモ・トゥリーナ。
ともに卓越したチェリストであり、チェロの演奏技術に革命をもたらした18世紀フランスの音楽家、ジャン=ピエールとジャン=ルイのデュポール兄弟。パリのコンセール・スピリチュエルでデビュー直後に成功し、それぞれ別々にイギリスとドイツで大きな成功を収めたあと、ドイツのプロイセン宮廷の音楽監督とチェロ奏者としてその名を歴史に刻みました。ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第1番&第2番やハイドンとモーツァルトのプロシア(プロシャ王)四重奏曲集なども彼ら兄弟のために作曲されたと言われています。
デュポール兄弟のチェロ・ソナタ集は彼らの青年期にパリで出版されたもので、実際にコンセール・スピリチュエルで演奏されていたであろう作品です。音楽史上「チェロとピアノ」という編成のために書かれた作品は前出のベートーヴェンのチェロ・ソナタが最初であり、デュポール兄弟のソナタは当時のサウンドとスタイルを再現すべく、撥弦楽器(アーチリュートとギター)で伴奏されています。

Aeolus
AE-10306(1SACD)
サンマルティーニ:リコーダー・ソナタ集 Vol.1
リコーダーと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調(パルマ第9番)/リコーダーと通奏低音のためのソナタ ト短調(パルマ第10番)/リコーダーと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調(パルマ第6番)/リコーダーと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調(パルマ第13番)/リコーダーと通奏低音のためのソナタ ヘ長調(パルマ第8番)/リコーダーと通奏低音のためのシンフォニア ハ短調(パルマ第14番)/リコーダーと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調(パルマ第12番)
アンドレアス・ベーレン(リコーダー)、
ミヒャエル・ヘル(ハープシコード)、
ダニエル・ロジン(バロックVc)、
ピエトロ・プロッセル(Lute)

録音:2018年9月&10月、スイス
17世紀のロンドンにおける「イタリア音楽」の発展に寄与したニコラ・マッテイスの音楽(AE-10226)で高い評価を得たリコーダー奏者、そしてジャズ・サクソフォン奏者でもあるというアンドレアス・ベーレン。
フランスの音楽家の息子として生まれ、イタリアで育ちながらキャリアを形成し、後年にはロンドンで多くのイタリアのバロック音楽家たちを指導したジュゼッペ・サンマルティーニ(1695−1750)の、リコーダーと通奏低音のためのソナタ集。ここに収録されたのは、イタリア、パルマのパラティナ図書館にあるマニュスクリプトからの作品で、このうち何曲かは恐らく世界初録音。未だに全貌は解明されておらず、深い感情や不思議なサウンドも孕む色彩豊かな音楽を、古楽の即興とジャズ・サクソフォンの両方で修士号(Masters degree)を得たアンドレアス・ベーレンがさすがの技術と表現力で演奏しています。
Aeolus
AE-10113(1CD)
ミシェル・ランベール:ルソン・ド・テネブル
ミシェル・ランベール(1610−1696):聖水曜日のための第1ルソン
エティエンヌ・リシャール(1621−1669):アルマンド ト短調
ランベール:聖水曜日のための第2ルソン
ルイ・クープラン(c.1626−1661):詩篇 ヘ長調 VM 7.675、詩篇 ヘ長調 VM 675
ランベール:聖水曜日のための第3ルソン
ルイ・クープラン:サンフォニー ト短調
モニク・ザネッティ(S)、
レ・タン・プレザン

録音:2018年4月、フランス
フィリップ・ヘレヴェッヘのシャペル・ロワイヤルとウィリアム・クリスティのレザール・フロリサンで華麗なキャリアをスタートさせたフランスの名ソプラノ、モニク・ザネッティが歌う、聖週間のための音楽。
ミシェル・ランベールはルイ13世の宮廷で高い人気を誇った歌手、テオルボ奏者、作曲家。当時、豊かな装飾と洗練されたスタイルで世俗的な音楽シーンを支配した「美しい歌唱芸術(art de bien chanter)」は、宗教的な声楽曲にも取り入れられ、この技法の名手でもあったランベールが"暗い典礼"であった聖週間のための音楽をより魅力的にするためにエレミヤの哀歌に音楽を付けたのが、この美しいソプラノの独唱と華麗な装飾で歌われるルソン・ド・テネブルです。

ANALEKTA
AN-28797(1CD)
鳥のさえずり
ラモー:鳥のさえずり
ダジャンクール:コキジバト
ダカン:かっこう
クープラン:恋の夜鳴きうぐいす、おびえた紅ひわ、嘆きのほおじろ、勝ち誇る夜鳴きうぐいす
アントワーヌ・ドルネル:コキジバト
ダカン:つばめ
ジャック・デュフリ:ハト
ダジャンクール:ムシクイ
クープラン:気の良いかっこう
ドルネル:ひばりの歌、小さなさえずり
ダンドリュー:鳥たちのコンサート/クープラン:さえずり
ピエール・フェヴリエ:優しいコキジバト
ラモー:めんどり
リュック・ボーセジュール(Cemb)

録音:2019年9月9日−10日、ケベック(カナダ)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるバッハ」(AN 29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手による新録音は、これでもかとばかりに「鳥」にまつわる作品だけを集めた17世紀頃のフランスのチェンバロ作品集。かっこう、うぐいす、はと、つばめ、ひばりなど様々な鳥たちのさえずりに魅了されてきた音楽家たちが描いた楽しく爽やかな音楽会を、ボーセジュールのきらびやかなチェンバロの音色でどうぞ。

Signum Classics
SIGCD-609(1CD)
黄金の鎖で〜王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集 Vol.2
ウィリアム・バード:わが祈りを聞きたまえ、おお主よ, われを責めたもうな、おお神よ, われを憐れみ、ファンタジア第46番、おお主よ, あなたの道を示してください、蘇り給いしキリストは、われは讃美せん、ご覧ください, 御身を傾けてください
ジョン・ブル:全能の神, 導く星、ファンタジア第16番、私をお救いください, おお神よ
ベンジャミン・コシン:ヴォランタリー第3番
トマス・モーリー:わたしは深い淵から
コシン:ヴォランタリー第1番
エドマンド・フーパー:もろもろの国よ耳を傾けよ
ジョン・マンディ:喜びの歌を歌え
フーパー:神の中の神
フレットワーク〔森川麻子、エミリー・アシュトン、ジョー・レヴァイン、スザンナ・ペルサム・スタッドレン、リチャード・ブースビー〕、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、マグダレーナ・コンソート

録音:2019年1月25日−27日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、ピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴェイが創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。
英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどるシリーズ。第2巻は、ウィリアム・バードの作品を中心に、ジョン・ブルやトマス・モーリー、ジョン・マンディ、そしてウェストミンスター寺院の聖歌隊指揮者&オルガニスト、王室礼拝堂のオルガニストを務めたエドマンド・フーパー(c.1553−1621)などの詩篇とロイヤル・アンセムを収録。プロデューサー&エンジニアは、前作に引き続き世界的エンジニア、フィリップ・ホッブスが担当。第1巻はグラモフォン誌やBBCミュージック・マガジン、アーリー・ミュージック・レビュー等に好レビューが掲載され、イギリスの作曲家でありジャーナリストや人気ブロガーとしても知られるロバート・ヒューギルが「第2巻が待ちきれない」といった注目のプロジェクトにご期待ください。

Resonus
RES-10263(1CD)
NX-B05
They that in Ships unto the Sea down go 「舟で海にくだるものは」〜メイフラワー号の音楽
1.作者不詳::詩篇137
2.リチャード・アリソン(1565頃-1606頃):The Lord’s Prayer 主の祈り
3.作者不詳::ロンドンのロタリー
4.作者不詳::我々三人のかわいそうな水夫/水夫よ、しっかり漕げ
5.アリソン:嘆き
6.作者不詳::最も残酷なエドワード5世の殺害
7.作者不詳::ロジェロ
8.作者不詳::ギルドフォード・ダドリー卿の死によせる嘆きの小唄
9.アリソン:詩篇122
10.ダウランド:羊飼いの笛
11.作者不詳::羊飼いの喜び
12.作者不詳::移り気な世の中
13.アリソン:詩篇147
14.作者不詳::風が西から吹き出す
15.トビアス・ヒューム(1579頃-1645):タバコは愛のごとき
16.ウィールクス(1576-1623):来い、シラー・ジャック・ホー
17.作者不詳::鳥のダンス
18.作者不詳::「花のマスク」からの歌
19.作者不詳::詩篇100
20.作者不詳::詩篇107
21.ダウランド:陽気な水夫たち
22.トーマス・フォード(1580頃-1648):愛の移り気/クロイドンの誓い
23.カンピオン(1567-1620):風雨に帆が晒されなければ進んでいけるのに
パッサメッツォ(古楽器アンサンブル)【エレノア・クレーマー(ソプラノ&バス・ヴァイオル)
リチャード・ド・ウィンター(テノール&演者)
ロビン・ジェフリー(リュート&シターン)
アリソン・キンダー(ヴァイオル&リコーダー)
タムシン・ルイス(ヴァイオリン、ヴァイオル&ヴィオラ)
リンダ・セイス(リュート&リコーダー)
ピーター・ウィルコック(Bs)】

録音:2019年10月21-23日
古楽アンサンブル“パッサメッツォ”によるメイフラワー号就航400年を記念したアルバム。1620年にイギリス南部のプリマス より新天地アメリカに向かって清教徒たちを乗せて航海に出発したメイフラワー号。清教徒たちが携えたヘンリー・エインズ リーの詩篇集などの書物からの詞や、アリソンやダウランド、そしてカンピオンなどの水夫の歌など、長く辛い船旅を癒すため に、船上で歌われたであろう歌が収録されています。“パッサメッツォ”はイギリスのエリザベス朝やジャコビアン時代を専門と する古楽アンサンブル。メンバーには、ソプラノやバリトン歌手、ルネッサンス・ヴァイオリンにヴィオール奏者、リコーダー奏者、 そして振付師などがおり、衣装も当時のものを丁寧に再現し演劇的な要素の強い舞台を繰り広げます。BBCのテレビや ラジオ放送にも取り上げられる豊かな専門知識をもったアンサンブルのデビュー盤です。

DIVINE ART
DDA-25204(1CD)
NX-B07
フローベルガー(1616-1667):ファンタジア&カンツォン全集
6つのファンタジア 第2巻(1649)
ファンタジー・デュオ FbWV 208
6つのカンツォン 第2巻(1649)
テレンス・チャールストン(クラヴィコード)

録音:2019年10月英国王立音楽大学スタジオ
※クラヴィコードによる世界初録音
バロック初期の鍵盤音楽の大家、フローベルガーの『ウィーン写本第2巻』(1649年9月19日)より、初のクラヴィコード録 音によるファンタジアとカンツォン全集が登場。フローベルガーはドイツで生まれ、ローマでフレスコバルディ門下生として学 び、その後も様々な場所を旅したコスモポリタン。バッハやスカルラッティにも多大な影響を与えた作曲家です。この録音で は、ベルリン楽器博物館が所蔵する南ドイツ製のクラヴィコードをアンドレアス・ヘルメットが2009年に復元した楽器を使 用。クラヴィコードはサイズと音量が小さいものの、広いダイナミック・レンジを持ち、ヴィヴラート奏法をマスターすれば微妙 なニュアンスを表現できる楽器であり、フローベルガーの対位法的な作品演奏には向いていると言えます。この楽器を操る のはイギリスのオルガニストであり、ロンドン・バロックのメンバーとして活躍するテレンス・チャールストン。400回以上のコン サートに出演する名手です。

Glossa
GCD-923108(1CD)
アントニオ・カルダーラとチェロ〜器楽と声楽選集
独奏チェロと2本のヴァイオリン、通奏低音のための室内協奏曲 ニ短調/ああ気が遠くなりそうです(カンタータ「小川のほとりで」からのアリア)/独奏チェロによるシンフォニア/カンタータ「憐れみをください」/ラルゴ(独奏チェロと通奏低音のためのソナタ第16番ト長調 より)/アレグロ(独奏チェロと通奏低音のためのソナタ第9番ト長調 より)/チェロと通奏低音のためのレツィオーニ〔第6番、第14番、第20番)/無益な虚飾(オラトリオ「キリストの足下のマグダラのマリア」からのアリア)/チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ第3番変ロ長調/愛の苦悩も甘美です(カンタータ「苦しみなさい、わが愛するアルチーノ」からのアリア)/アダージョ(チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ第5番ヘ長調 より)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ&ディレクター)、
ラ・リティラータ、エウヘニア・ボア(S)、
ルチアーナ・マンチーニ(Ms)

録音:2019年10月、ヘタフェ音楽院(スペイン)
古楽大国「Glossa」が誇るスペイン古楽新時代の象徴、チェリストのホセチュ・オブレゴンと、オブレゴン率いるピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータ。素晴らしきスペイン・バロック、イタリア・バロックのレコーディングを世に送り出してきたラ・リティラータのGlossa第8弾は、2020年で生誕350周年を迎えるイタリア・バロックの音楽家、アントニオ・カルダーラ(c.1671−1736)の音楽。
ウィーンの神聖ローマ皇帝カール6世のもとで宮廷副楽長を務めたカルダーラは、現代では歌劇やオラトリオの作曲家として名を残しますが、近年は優れた器楽作品の演奏・録音にも光が当てられており、ここではカルダーラ自身も演奏していたチェロと関係に迫ります。「チェロ・ソナタ」だけでなく、室内協奏曲(Concerto per camera)やシンフォニア、レツィオーニ、そしてチェロのオブリガートや伴奏を伴うカンタータなど多彩な音楽で「カルダーラとチェロ」の豊かな関係を描くという、ホセチュ・オブレゴンならではの気鋭のアルバムが出来上がりました。

PASCHENrecords
PR-150030(1CD)
RETROSPECTION - 16世紀&17世紀のオルガン作品集
クラクフ・タブラチュア(1548年頃)より、ウォヴィチ・タブラチュア(1580年頃)より、ジョン・ブル、ハンス・レオ・ハスラー、フランシスコ・コレア・デ・アラウホ、ヨハネス・フィッシャー、マティアス・ヴェックマン、ヨハン・ヤーコプ・フローベルガーの作品
クシシュトフ・ウルバニアク(Org)

録音:2014年11月、スナボー城(デンマーク)
珍しい16世紀ポーランドのタブラチュアから、フローベルガー、ヴェックマンといった17世紀に活躍した作曲家の作品まで、さまざまなオルガン曲を多彩な音色で聞かせる1枚。Paschen Recordsの他のオルガンアルバムと同様、使用楽器にはこだわりがあり、1570年頃にデンマークのスナボー城で建造されたヘルマン・ラファエリス製のオルガンが用いられています。この楽器は現在ヨーロッパにある、演奏可能なオルガンの中では最も古いものの1つで、現代の楽器とは異なる魅力的な音色を奏でることができます。ここではポーランド文化・国家遺産省のオルガン専門家でもあるクシシュトフ・ウルバニアクが、その特質を遺憾なく発揮させています。(オルガンの仕様、各曲のレジストレーションについてはブックレットに記載されています。)
PASCHENrecords
PR-180044(1CD)
ルネサンスとバロックのオルガン作品集 ジモン・ライヒェルト(Org)

録音:2017年7月、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセ シュティフト教会 (ドイツ)
ドイツのノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセの教会にある、ベルンハルト・エドスケス製作の新しいオルガンを使用したルネサンス&バロック時代のオルガン作品集。アルバムは「スウェーリンクと彼の弟子たち」「アルノルト・シュリックと彼の時代」「南ドイツとイタリアの影響」という3つのパートに分かれ、スウェーリンク、シャイト、グディメル、イザーク、ホフハイマー、シュリック、フローベルガー、ケルル、シャイデマン、ヴェックマン、ブクステフーデ、ベーム、バッハといった作曲家が取り上げられています。
演奏者のジモン・ライヒェルトは、デトモルト音楽大学とバーゼル・スコラ・カントルムで教会音楽とオルガンの歴史的奏法を学んだ1980年生まれのオルガニスト。2014年フライベルクでの「グランプリエコー」を含むさまざまなコンテストでの受賞歴があり、ヨーロッパ諸国の有名な歴史的オルガンを数多く演奏しています。本アルバムではエドスケス製のオルガンを見事に操り、各作品の楽器と奏者の両方に対する高い要求に応えています。
PASCHENrecords
PR-180052(1CD)
DE:FINE AMOUR 宮廷の愛の物語
作曲者不詳:Edi beo thu(M.レムケ-ケルン編曲、イギリス、13世紀)/作曲者不詳:Beata Viscera(イギリス、13世紀)/作曲者不詳:Quant la doulce jouvencelle(M.レムケ-ケルン編曲、イギリス、15世紀)/作曲者不詳:Lullay, Lullow(イギリス、1420年頃)/作曲者不詳:Miri It Is(M.レムケ-ケルン編曲、イギリス、1225年頃)/作曲者不詳:Trois serors sor rive mer(フランス、13世紀)/作曲者不詳:Enferme suys-je en la tour(フランス、1470年頃)/作曲者不詳:Deh, tristo mi topinello(イタリア、1400年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:Bistris(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:Gracieusette(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:A vous douce debonnaire(1300年頃)/ジャンノ・ド・レスキュレル:Comment que pour l'eloignance(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/マショー:Biaute qui toute autre pere/デュファイ:Bon jour, bon mois/ラス・ウエルガス写本:Veni, redemptor gencium(1300年頃)/作曲者不詳:La Manfredina(M.レムケ-ケルン編曲、イタリア、1340ー1400年頃)/ラス・ウエルガス写本:O monialis(1300年頃)/作曲者不詳:Bele Ysabelot(フランス)/作曲者不詳:Lamento di Tristano & Rotta(M.レムケ-ケルン編曲、イタリア、1340ー1400年頃)/マショー:Sanz cuer / Amis, dolens / Dame, par vous/ジャンノ・ド・レスキュレル:Amour, voules-vous acorder(M.レムケ-ケルン編曲、1300年頃)/フアン・デル・エンシーナ:Fata la parte(M.レムケ-ケルン編)
トロバール・エ・カンタール

録音:2017年5月、イッセルホルスト・プロテスタント教会(ドイツ)
グレゴリオ聖歌やモテット、器楽による舞曲など、幅広いレパートリーを持つ中世音楽アンサンブル、トロバール・エ・カンタールによる、宮廷風恋愛をテーマとした13〜14世紀の作品集。歌と器楽からなる収録曲の多くは作曲者不詳ですが、マショーやデュファイの抒情的な作品やスペインのラス・ウエルガス写本からの歌も含まれています。
美しく印象的な歌声を聞かせるリーダーのM.レムケ-ケルンはパリ中世音楽センターで学んだソプラノ歌手で、収録作品の編曲も担当。教会の空気まで感じられるような優秀録音です

CEDILLE
CDR-90000194(1CD)
NX-B04
フランソワ・クープラン:クラヴサン作品集
クープラン:クラヴサン曲集第2巻
第6オルドル
第7オルドル
第8オルドル
ジョリー・ヴィニクール(クラヴサン)

録音:2019年6月26-27日
2度のグラミー賞ノミネート経験のあるクラヴサン(Cemb)奏者、ヴィニクールはシカゴで生まれ、フランスで研鑽を積ん だアーティスト。このアルバムでは、フランス・バロックの作曲家、大クープランのクラヴサン曲集第2巻より3つの組曲(クー プラン自身は“オルドル”と名付けた)を演奏しています。古い形式の組曲から離れ、ある種のウィットに富んだ性格的な 枠組みでまとめられたのがこの第2巻で、とりわけ映画でも使われた第6オンドルの「神秘的なバリケード」はキャッチーな メロディの中にも、どこかミステリアスな雰囲気が漂うクープランの人気曲です。甘くメランコリックな雰囲気が漂う第7オル ドル、劇的なパッサカーユで幕を閉じる第8オルドルには円熟味のある様式美が感じられます。楽曲に最適な楽器を選 ぶことで定評のあるヴィニクールが演奏に用いたのは、フランスの製作者タスカン(1723-1793)製の楽器をモデルとし て、イギリスのトニー・チネリーが2012年に製作したもの。リッチな音色が18世紀フランス作品に見事にマッチしていま

Etcetra
KTC-1651(1CD)
愛の喜びのシャンタドール
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン:トルバドゥールによる6つの歌
パロマ・グティエレス・デル・アロヨ(歌)、
マヌエル・ビラス(Hp)
12世紀リモージュ地方(フランス)の代表的なトルバドゥール(吟遊詩人)、ベルナルト・デ・ヴェンタドルンの音楽を、中世(15世紀)以前を専門として活動するシンガー&プサルタリー奏者、パロマ・グティエレス・デル・アロヨが歌う。

Signum Classics
SIGCD-615(2CD)
パーセル:歌劇 「妖精の女王」 ポール・マクリーシュ(指)、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ、アンナ・デニス(S)、マイリ・ローソン(S)、ローワン・ピアース(S)、キャロリン・サンプソン(S)、ジェレミー・バッド(ハイ・テノール)、チャールズ・ダニエルズ(ハイ・テノール、テノール)、ジェームズ・ウェイ(ハイ・テノール、テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(Br)、アシュリー・リッチズ(Bs-Br)

録音:2019年1月8日−11日&18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&cho、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。2019年にマクリーシュが得意とするレパートリーの1つ、ヘンリー・パーセルの録音プロジェクトがスタートし、第1弾となった「アーサー王」(SIGCD 589)」は、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の特選盤」に選出された他、英グラモフォン誌でレコーディング・オヴ・ザ・マンスに、BBCミュージック・マガジン賞2020のオペラ部門でファイナリストに選ばれるなど、大きな反響を巻き起こしました。
期待の増す第2弾は、シェイクスピアの「夏の夜の夢」に基づくパーセルのセミ・オペラ「妖精の女王」を録音。刺激的な器楽と美しい歌を備えた、パーセルのもっともカラフルで魅惑的なスコアを、チャールズ・ダニエルズが加わった他は前作と同じ豪華歌手陣、そしてマクリーシュとガブリエリ・コンソートが四半世紀にわたる演奏経験から練り上げた「上演用新エディション(new performing edition)」にて収録しています。
Signum Classics
SIGCD-622(1CD)
クープラン&ジェズアルド
クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ
ジェズアルド:聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
テネブレ、
ナイジェル・ショート(指)

録音:2019年3月13日−14日(クープラン)&7月2日−3日(ジェズアルド)、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートによって2001年に設立され、世界最高峰のヴォーカル・アンサンブルの一つとして広く活動する"テネブレ"。2016年に「ブラームス&ブルックナー(SIGCD 430)」が2度目のBBCミュージック・マガジン賞を受賞し、2018年には「天体の音楽(SIGCD 904)」がグラミー賞にノミネートされ、大きな注目を浴びたテネブレの新録音。
グループ名の由来ともなった「テネブレ」(復活祭のお祝いに先立って行われる聖週間の朝課)にまつわる音楽、フランソワ・クープランの「ルソン・ド・テネブレ(暗闇の朗誦)」と、カルロ・ジェズアルドの「聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム(応唱)」を組み合わせた、テネブレならではとも言えるプログラム。約100年の作曲年代の開きがありスタイルが異なりながらも、神秘的で催眠的な魅力を持つクープランとジェズアルドの作品を、篤い情熱と精密な歌唱で世界をリードする"テネブレ"のパフォーマンスでお送りします。

Avie
AV-2412(1CD)
ギユマン:ソナタ&サンフォニー集〜ルイ15世の宮廷のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705−1770):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.1-3
サンフォニー ト長調 Op.14-6
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.1-8
サンフォニー ト長調 Op.6-1
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.1-6
サンフォニー 変ホ長調 Op.14-2
アラナ・ユセフィアン(バロックVn)、
ル・ビアン・エメ

録音:2019年2月25日−27日、セント・ローズ・オヴ・リマ教会(ハードン・ハイツ、アメリカ
ジュリアード音楽院の歴史的演奏協奏曲コンクールで最優秀賞を受賞し、ニューヨークを拠点に活動するアメリカの若きバロック・ヴァイオリニスト、アラナ・ユセフィアンのデビュー・アルバム。
ディジョンの王立アカデミーでコンサートマスターを務め、ヴェルサイユではルイ15世の宮廷の常任楽師として最高級の知名度と俸給額を誇ったという18世紀フランスのヴィルトゥオーゾ、ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705−1770)のヴァイオリン・ソナタとトリオによるイタリア風サンフォニー。並外れた技術と豊かな才能を持ちながら、浪費や過度の飲酒により悲劇的な最期を遂げたギユマンの、華麗でありながら滅多に聞かれることのない作品にデビュー・アルバムで取り組むという極めて意欲的な録音です。ルイ15世の異名「最愛王」を意味する言葉「ル・ビアン・エメ(Le Bien-Aime)」は、ヴァイオリン、チェロ、ハープシコードからなるピリオド・アンサンブル。

Vanitas
VA-13(1CD)
ナポリ・バロックからのテノール・カンタータ&リコーダー・ソナタ集
ドメニコ・サッロ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Se pur fosse il cor capace」
フランチェスコ・マンチーニ:リコーダーと通奏低音のためのソナタ第2番ホ短調
ヨハン・アドルフ・ハッセ:テノールとオブリガート・チェンバロのためのカンタータ「Ecco l'ora fatal」
マンチーニ:リコーダーと通奏低音のためのソナタ第4番イ短調
A・スカルラッティ:テノールとオブリガート・チェンバロのためのカンタータ「Da sventura a sventura」
ニコラ・ファーゴ:チェンバロのための18のトッカータ ホ長調
A.スカルラッティ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Ardo e ver per te d’Amore」
ジョヴァンニ・フィスキエッティ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Pur nel sonno」
フェリクス・リーント(T)、
ラ・テンペスタ・バーゼル

録音:2019年2月、スペイン
スイスのオペラティック・テノール、フェリクス・リーントと、スイスのバロック・アンサンブル「ラ・テンペスタ・バーゼル」のディレクターやフリブール音楽院(スイス)の教師を務めるリコーダー奏者、ミュリエル・ロシャ・リーントによる、テノール・カンタータとリコーダー・ソナタが絡み合う興味深いアルバム。世界初録音となるジョヴァンニ・フェスキエッティ(1692−1743)の作品(ラ・テンペスタ・バーゼルのチェンバリスト、ノルベルト・ブロッジーニが私立図書館で発見し蘇演)を含む、イタリア・バロックの素晴らしきプログラム。

PASCHENrecords
PR-190056(1CD)
セイチェント〜ガブリエリ、モンテヴェルディ&Co.−17世紀イタリアの室内楽作品集
G.ガブリエリ:サクラ・シンフォニア集より 主よ, 我が祈りを聞きたまえ、カンツォンとソナタ集より ソナタ第21番3つのヴァイオリンのための
モンテヴェルディ:1声のモテット集第1巻より わが肉を食し
ガブリエル・スポンガ:カンツォン第3番
モンテヴェルディ: 倫理的・宗教的な森より サルヴェ・レジナ第3番
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ:音楽の旋律より ラ・バヴァラ
フランチェスコ・ウスペル:悟りたる者は幸いなり
アダム・ヤジェンプスキ:ケーニヒスベルガ
ヨハン・ヘンツシェル:8つのヴィオラ・ダ・ガンバまたはトロンボーンのためのカンツォン
マッシミリアーノ・ネリ:ソナタ集Op.2より ソナタ第8番
アンドレア・ファルコニエーリ:カンツォン集第1巻より 3声のパッサカリア
ティブルティオ・マッサイーノ:カンツォン・ペル・ソナーレ集より 8つのトロンボーンのためのカンツォン第33番
マウリツィオ・カッツァーティ:7つの音にもとづく3声のカプリッチョ
シュトゥットガルト・ポザウネン・コンソート
ヘニング・ヴィークラーベ(トロンボーン&音楽監督)
ジモン・ライヒェルト(Org)

録音:2018年3月、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセ教会(ドイツ)
ラインラント=プファルツ州立POの首席トロンボーン奏者やシュトゥットガルトの音楽アカデミー講師などを務めたドイツの名トロンボーン奏者、ヘニング・ヴィークラーベによって2006年に創設された、シュトゥットガルト・ポザウネン・コンソート。メンバーの多くは、ドイツ国内および国際コンクールの受賞者やファイナリストから構成されており、ベルリン古楽アカデミー、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、バルタザール=ノイマン=アンサンブルなどとも共演しています。
ルネサンスの最も偉大な芸術的発見のひとつであるオペラが誕生した17世紀イタリアの華麗なる音楽を、トロンボーン(サックバット)・アンサンブルとオルガンの黄金の響きで奏でます。古楽ファン、管楽器ファン必聴!

Paraty
PARATY-129264(1CD)
ジャック・モレル(~1680-~1740):ヴィオールのための作品集第1巻
第1組曲 イ短調、第2組曲 ニ短調、
第3組曲 ニ長調、第4組曲 ト長調、
シャコンヌ ト長調
フオーコ・エ・チェネレ
〔ジェイ・ベルンフェルド(ヴィオラ・ダ・ガンバ、指揮)、アンドレ・ヘンリヒ(テオルボ)、ロナルド・マルティン・アロンソ(ヴォーラ・ダ・ガンバ)、ベルトラン・キュイエ(Cemb)、パトリシア・ラヴァイユ(リコーダー)、パメラ・ベルンフェルド(Vn)〕

録音:2018年12月
ジャック・モレルという人物については詳しいことが分かっていません。自身プロのヴィオール奏者だったのか、さらに作品も2つしか残されていませんが、 1680年くらいまでには生まれており、1730年代に亡くなっていること、さらに1709年にはヴェルサイユで作品集が出版されており、ルイ14世の宮廷で活躍 したと考えられます。いずれにしても、モレルの作品からは、非常に詩情豊かな世界が響いてきます。ヴィオール音楽が最も盛んだったころの貴重な遺産とい えるでしょう。 (Ki)
Paraty
PARATY-919180(1CD)
ゾーン〜D.スカルラッティ作品集
ソナタ ニ長調 K119、ロ短調 K87、嬰ヘ短調 K25、ニ長調 K122、ホ長調 K215、
ロ長調 K262、ホ短調 K402、ホ長調 K264、ニ短調 K516、変ホ長調 K253、
変ホ長調 K474、変ロ長調 K248、イ長調 K208
リリアン・ゴルディ(Cemb)

録音:2018年7
リリアン・ゴルディは1992年アメリカ生まれ。9歳でチェンバロに出会います。ピエール・アンタイの勧めもありパリに移り、2009-2013年、彼の下で学び を深めました。さらにセンペ、ベルトラン・キュイエにも師事します。すでにフランスのラジオ番組などでもひっぱりだこの存在で、フランスのみならずアメリカ でも活躍の場を広げています。ロワイヨーモン財団の奨学資格を4回獲得、サフラン・ファンデーションからもサポートを得ています。パワー溢れる演奏が魅 力で、スカルラッティの瞬発力とインスピレーションが要求されるソナタを、一気呵成に聴かせます。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32754(1CD)
『鍛冶屋』〜ジャン=ジャック=バティスト・アネ(1646-1755):ァイオリン・ソナタ集
ソナタ第1番イ長調/ソナタ第2番ロ短調
ソナタ第4番ト長調/ソナタ第5番ハ長調
ソナタ第8番ニ短調/第3ソナタ ホ短調
第6ソナタ ハ短調/第2ソナタ ト短調
サボルチ・イッレーシュ(バロックVn)
キンガ・ガーボルヤーニ(バロックVc)
ファンニ・エドーチャ(Cemb)
フランスの作曲家、ヴァイオリニストだったジャン=ジャック=バティスト・アネ(1646-1755)。アネは1695年-96年頃にローマへ旅行し、コレッリに師事 しました。コレッリの作品を華麗に演奏したことにより、コレッリはまるで自分の息子のように支援したと言われております。ここに収録されたヴァイオリンと 通奏低音のためのソナタ集はアネの代表作。聴衆を引きつける能力に長けていたアネらしく華麗な旋律が魅力です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902312(1CD)
Spanish Nativity〜スペインのクリスマス
ビクトリア(1548-1611):モテット”O magnum mysterium”
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):”Beata Dei genitrix Maria”、”A un nino llorando”
アロンソ・ロボ(1555-1617):ミサ”Beata Dei genitrix Maria, Kyrie”、ミサ” Beata Dei genitrix Maria, Gloria”、ミサ” Beata
Dei genitrix Maria, Credo”、“Beata Dei genitrix Maria, Sanctus & Benedictus”、ミサ“Beata Dei genitrix Maria, Agnus Dei”
マテオ・フレハ・‘エル・ビエホ’(ca.1481-ca.1553):”El jubilate”、” Riu riu chiu”、””
ペドロ・リモンテ(1565-1627):ビリャンシーコ” De la piel de sus ovejas”
クリストバル・デ・モラレス(ca.1500-1553):”Cum natus esset”
スティレ・アンティコ

録音:2019年3月
スペインの「黄金時代」には、素晴らしい音楽もたくさん生まれました。ア・カペラ合唱団として世界で活躍するスティレ・アンティコが、スペインの16世紀の クリスマスの音楽を収録しました。手の込んだポリフォニー、そして民衆に伝わる舞踊のリズムも取り入れられたこれらの作品が、縦の響きと横の流れがこの 上なく美しいスティレ・アンティコの声楽アンサンブルによって、まばゆいばかりの音楽の宝石のように響きわたります。 (Ki)
H.M.F
HMM-905320(1CD)
レ・プレジール・ドゥ・ルーヴル〜ルーヴルの愉しみ
1. アントワーヌ・ボエセ(1587-1643):Reine que je sers et que je connais (Concert de Diane et ses Nymphes)
2. ボエセ:Bien loin profanes de ces lieux (Concert des Nymphes des Bois)
3. ボエセ:Je perds le repos et les sens
4. ゲドロン(ca.1565-1620)の作品に基づく:Cesse mortel d'importuner
5. ボエセ:Astres pleins de malheurs
6. エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676):Rompez les charmes du sommeil
7. 作曲者不詳:Les Suisses
8. 作曲者不詳:Les Suissesses
9. ボエセ:Monarque triomphant (au Roy)
10. ルイ13世(1601-1643):Les Gascons
11. 作曲者不詳 M. de Liancourt:
12. 作曲者不詳 Les Vallets de la Faiste
13. ボエセ:Je suis l’adorable Equite (Recit de la Felicite, la Justice, et les Amours
14. エティエンヌ・ムリニエ:Il sort de nos corps emplumes (Concert de differents oyseaux)
15. ボエセ:Aime-moi Cloris (Dialogue)
16. ムリニエ:O doux Sommeil
17. ボエセ:Fut-il jamais une rigueur pareille
18. ボエセ:Que pretendez-vous mes desirs
19: ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601-1672):L’Entretien des Dieux
20. ピエール・ゲドロンの作品に基づく:Quels tourments rigoureux (Le Purgatoire)
21. ボエセ:Ne vante point flambeau des cieux
22. ボエセ:Ce roi vainqueur de nos malheurs (Pour le Roy)
23. ルイ・クープラン(1626-1661):La Piemontoise
24. ボエセ:Segua chi vuol iniquo Amore
25. ボエセ:Conseille-moi mon coeur (David disgracie)
26. ボエセ:Me veux-tu voir mourir
27. フランソワ・ド・シャンシー(ca.1600-1656):Rares fleurs vivante peinture
28. ボエセ:O mort l’objet de mes plaisirs
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指)

録音:2019年7月
夜の王のバレ」(HMC 952223/ KKC 5494)など、フランスのルネサンス後期からバロック期の音楽を、新たな視点で提示しているドセ&アンサンブル・ コレスポンダンス。今回は「レ・プレジール・ドゥ・ルーヴル〜ルーヴルの愉しみ」と題し、ルーヴルで繰り広げられていた音楽の営みが見事に再構築さ れた 1 枚の登場です。
ヴェルサイユ(1682年)以前、フランス王朝の中心地はルーヴルでした。そこは、貴族らの力を見せつけるための、音楽がつきもののセレモニーが行 われる劇場でした。ルイ13世の時代、エール・ド・クール(宮廷の歌、の意。短い有節歌曲でリュートの伴奏で歌われる)やバレエ音楽のために、ムリ ニエやゲドロン、シャンシーといった作曲家たちが呼び集められました。ここでセバスティアン・ドセ率いるアンサンブル・コレスポンダンスは、その中で 最も優れていたアントワーヌ・ボエセに着目し、ボエセの作品を中心に、ルーヴルで繰り広げられていた典雅な音楽を再現しています。芸術で有名なルイ 14世のルイ13世自身の作による楽曲も収録しています。気品あふれる歌唱メンバーによる歌声と、器楽とのアンサンブルの妙も楽しめる1枚となってい ます。

WAON RECORDS
WAONCD-370(1CD)
(HQCD)
ナポリのリコーダーコンチェルト
アレッサンドロ・スカルラッティ :ソナタ第7番ニ長調
ロバート・ヴァレンタイン (1674-1747):ソナタ第2番変ロ長調
ドメニコ・ナターレ・サッロ (1679-1744):コンチェルト ニ短調
ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ (1704 -after 1752):ソナタ第15番 へ長調
ニコラ・フィオレンツァ (?-1764):コンチェルト イ短調
フランチェスコ・バルベッラ (1692-1732):ソナタ第3番ハ長調
フランチェスコ・マンチーニ (1672-1737):ソナタ第19番ホ短調
本村睦幸(リコーダー)
ジュゴンボーイズと仲間たち(古楽アンサンブル)〔中丸まどか、天野寿彦(Vn)/佐藤亜紀子(バロックギター/テオルボ)/山本 徹(Vc)/根本卓也(Cemb)〕

録音:2019年5月13日?15日 品川区立五反田文化センター 音楽ホール
リコーダーの名手、本村睦幸が、オリジナル通りの指孔、運指、ピッチ(a’=405)で再現された斉藤文誉作の2本のリコーダーを用いて、近年、古楽の最も ホットな領域、ナポリの18世紀音楽にその息吹を吹き込むアルバムです。7人の作曲家による7人7色の名曲を〈ジュゴンボーイズと仲間たち〉との共演による 華やかで趣深い音楽をお楽しみください。ワオンレコード初となる室内楽アンサンブル規模のアルバム、カスタムメイドDCアンプマイクと5.6MHZ DSDによ る高音質録音です。
ナポリは、16世紀からいち早く音楽教育に特化した大規模な学校が存在したという点で稀有の都市。ここでは「ナポリ楽派」の祖ともいえるアレッサンド ロ・スカルラッティ(1660-1725、実際にはシチリア島出身)、そしてナポリ出身のマンチーニ(1672-1737、A.スカルラッティ不在期間、宮廷楽長の座を 担ったこともある人物)、サッロ(1679-1744、6歳の頃よりナポリの音楽院で学んだ)、メーレ(1704-1752以降没)、ナポリの音楽院で学んだ)、そしてフィ オレンツァ(?-1764)、バルベッラ(1692-1732、マンチーニが院長を務めていた時期にナポリの音楽院で学んだ)、そしてヴァレンタイン(1674-1747、イギ リス出身、その後ローマで活躍、ナポリでヘンデルのオラトリオの演奏に参加)という7人の作曲家による、生き生きとしたリズム、鮮やかな和声も美しい魅力 的な作品が収められています。 [演奏者プロフィール] 1980年代のアムステルダムに学んだ日本の名手、本村睦幸は、アルバム〈無伴奏リコーダー600年の旅〉(WAONCD-140)で聴かれるように、中世から現代 音楽までの幅広いレパートリーを持ち、その広い視野から「東京リコーダー音楽祭」をディレクターとして伝説的成功に導いたことでも注目を集める。近年は 特に、盟友のリコーダー製作家、斉藤文誉が18世紀リコーダーの最新の調査に基きオリジナル通りのピッチや運指で作る楽器の数々を愛用し、それにふさわ しいレパートリーを探求しています。ワオンレコードからの5番目リリースとなる本アルバムもその成果が反映されたものです。 共演のジュゴンボーイズと仲 間たちは、チェロの山本徹とチェンバロの根本卓也のユニット、ジュゴンボーイズを中心に、気心の知れたメンバーを集めて結成されたアンサンブルです。 山本 徹は、バッハ国際コンクール他で入賞し、現在はバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オルケストル・アヴァン=ギャルド等でも活 躍中のチェリストです。根本卓也は、東京藝大で指揮を、リヨンで通奏低音を学び、現在はオペラ指揮者、作曲家、チェンバロ奏者という多くの顔を持つ。バ ロックから現代に至るまで、特にオペラや劇場音楽に造詣が深い。中丸まどかは、東京藝大とブリュッセルで学び、現在はヒルデブラント・コンソートを始め ベルギーの様々なオーケストラにコンサートミストレスとして参加するほか、ソリストとしても活躍しています。天野寿彦も東京藝大で学び、日本の様々な古楽 オーケストラに参加するほか、リラ・ダ・ブラッチョやヴィオロンチェロ・ダ・スパッラも手がけるなど多彩に活動しています。佐藤亜紀子は、東京藝大のほか、ケル ン、バーゼル、バルセロナで学び、通奏低音奏者として日本の様々な古楽アンサンブルと共演、またリュート独奏曲の演奏にも力をいれている奏者です。

ATMA
ACD2-2791(1CD)
「白夜」
ドミトリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):『鷹』よりアリア「Ne me parlez point」
ドミニコ・ダッローリオ(v.1700-1764):Sinfonia Cossacaより第1楽章アレグロ
グルック:『アルミード』よりレチタティーヴォとアリア「Enfin, il est en ma puissance」/アリア「Ah ! si la liberte」
レチタティーヴォ「Oh ciel, quelle horrible menace」/Gratioso(メヌエット)/アリア「Le perfide Renaud me fuit」
ドミトリー・ボルトニャンスキー:『鷹』より
序曲
ドミトリー・ボルトニャンスキー:『アルチーデ』よりアリア「Mi sorprende」/レチタティーヴォ「In qual mar」/アリア「Dei clementi」
エフスティグネイ・フォミーン(1761-1800):『Les Cochers au relais』より序曲
マクシム・ソゾントヴィチ・ベレゾフスキー(1745-1777):『デモフォンテ』よりアリア「Mentre il cor」/アリア「Misero pargoletto」
カリー ナ・ゴーヴァン(S)
アレクサンダー・ヴァイマン(P、指)
パシフィック・バロックオーケストラ

録音:2019年10月
カナダのソプラノ、カリーナ・ゴーヴァンはATMAレーベルをはじめ多くのアルバムをリリースしている歌手で、バロック音楽を得意としています。このアルバ ムでは、イタリアでオペラを学び祖国ロシアにヨーロッパの音楽書法を持ち帰ったボルトニャンスキーなど、18世紀ロシアの珍しい作品を取り上げているの が特徴です。 (Ki)
ATMA
ACD2-2785(1CD)
マラン・マレ:ヴィオール作品集
第2組曲ニ長調よりNo. 8, 10, 11, 12, 13, 14
異国趣味の組曲よりNo. 87, 73
第6組曲ホ短調よりNo. 55a
ヴィオール曲集第2巻(1701年)よりNo. 82
異国趣味の組曲よりNo. 61, 80
第1組曲ニ短調
ヴィオール曲集第2巻(1701年)よりNo. 63
メリ ザ ンド・コリヴォ ー(バス・ヴィオール)
エリック・ミルンズ(Cemb)

録音:2019年6月
50を超えるCDをリリースしているメリザンド・コリヴォーはガンバ、チェロ、リコーダーの名手として活躍する女流古楽奏者。グラモフォン誌では「当時の慣 習や古楽奏法の知識に長け、同時に高い演奏技術を持った新世代の演奏者」と評されています。マレの天才的音楽性が色濃く表れたバス・ヴィオール作品を 深みのある音色で表現豊かに弾きこなした好演。 (Ki)
ATMA
ACD2-2789(1CD)
テレマン:協奏曲集&管弦楽組曲
リコーダー、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 TWV 51:C1
リコーダーとファゴットのための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F1
2つのオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための管弦楽組曲 ト長調 TWV55 :G5*
ヴ ァン サ ン・ロ ジ ェ(リコーダー)
マチュー・ルシエ(Fg、指)
アレクサンダー・ワイマン(指)*
アリオン・バロックオーケストラ

録音:2015、2019年
ト長調の管弦楽組曲(TWV55 :G5)は世界初録音。フランス風の舞曲が並ぶ構成です。いっぽう2つの協奏曲は共に緩-急-緩-急の4楽章からなる教会ソ ナタ様式。テレマンの書法の多彩さが楽しめます。1981年にモントリオールで設立されたアリオン・バロックオーケストラは長きにわたりカナダの古楽オーケ ストラの第一線として君臨する名団体。前作のヴィヴァルディの協奏曲集(ACD2-2760)ではディアパソン・ドールを獲得しています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1052(1CD)
ホミリウス/C.P.E.バッハ:ルカ受難曲 パウル・ドンブレヒト(指)
イル・フォンダメント

録音:2013年7月8-11日/ベルギー
C.P.E.バッハは1768年に、長く仕えたフリードリヒ大王のもとを離れてハンブルクに移ります。そこでは亡くなったテレマンの後任としてヨハネウム学院の カントルとなり、また5つの主要な教会で音楽監督を務めるなどして、創作も宗教作品がメインとなっていきます。受難曲のシーズンとなると立場上いくつもの 受難曲を準備し演奏しなければならず、完全な新作を書く時間もないため自身の過去の作品や他の作曲家の作品を流用し、適宜組み合わせることで間に合 わせていました。1775年の『ルカ受難曲』はそうした経緯で作られた作品で、大部分がゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785)の音楽によって います。他にも父親のバッハやテレマン、グラウンなどの作品から再構成した受難曲があり、全部で21曲あります。当時ならではの音楽の在り方が生んだ 珍しい作品群と言えるでしょう。高名なオーボエ奏者にして指揮者としてもレベルの高い演奏を聴かせる古楽のスペシャリスト、ドンブレヒトによる見事な演 奏です。 (Ki)
Passacaille
PAS-1063(1CD)
偉大なる弓 〜タルティーニ&ナルディーニ:作品集
タルティーニ:ソナタ第2番『Sonate Autgrafe』B. d1
 ヴァイオリン・ソナタ Op.2-2 B. A5(ト長調で演奏)
 ソナタ B. F5より アダージョ ヘ長調
ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ MR. lb, sol2
 カンタービレ ト長調 MR. lb, Sol10
タルティーニ:5声の協奏曲 D. 86
マリー・ルキエ(Vn)
ジョゼフ・コッテ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、ヴァイオリン)
ヨアン・ムー ラン(Cemb)他

録音:2019年1月/フランス
卓越したヴァイオリンの名手、また優れた教師としても名をはせた作曲家タルティーニ。彼の残した楽譜や教本、そして周囲の人々による記録を通して、彼 の演奏がどういうものであったかはかなり正確にイメージすることが出来ると言います。このアルバムでは創作時期を隔てた4曲と、タルティーニがお気に入 りの弟子としたナルディーニの作品を収録。パガニーニの先祖的芸術が散りばめられた音楽を、古楽器ヴァイオリニストのマリー・ルキエがとびきりの技巧で 奏でます。
Passacaille
PAS-1065(1CD)
リューズム・オルガンによる中世末期のミサ ロレンツォ・ギエルミ(Org)
アンサンブル・ビスカントーレス

録音:2019年5月9-10日/ライサム福音改革派教会
オルガンの名手ロレンツォ・ギエルミの音楽性が冴える、東フリジアのリューズムにあるオルガンを使用したアルバムです。これは15〜16世紀に造られた楽 器ですが、まだほとんどのパイプがオリジナルのまま残っているという貴重なもの。中世末期からルネサンスにかけて慣習的に行われていたオルガン演奏と聖 歌を交互に配する「オルガン・ミサ」を再現しており、独特な雰囲気を味わうことが出来ます。 (Ki)

CPO
CPO-555348(1CD)
NX-B10
グラウプナー:受難カンタータ 第4集
1.Laetare Sunday-喜びの日曜日用カンタータ
「Die Gewaltigen raten nach ihrem Mutwillen ?
Das Leiden Jesu vor dem Geist und weltlichen Gericht
彼らが望むものは強大な推測-聖霊と世俗的な裁きの前のイエスの苦しみ
GWV 1132/41
ヨハン・コンラッド・リヒテンベルク(1689-1751)のテキストによる
受難カンタータより13のコラール(1713-1751)
●コラール「Hab ich dich in meinem Herzen」
カンタータ『Kommt lasst uns mit Jesu gehen』 GWV 1119/22より
●コラール「Alsdann so werd ich deine Huld betrachten」
カンタータ『 Ach lass dich unsers Elends jammern』 GWV 1119/37より
●コラール「 Herzliebster Jesu, was hast du verbrochen」
カンタータ『Wo gehet Jesus hin』GWV 1119/39 より
●コラール「 Dies Alles, obs fur schlecht zwar ist zu schatzen」
カンタータ『Wo gehet Jesus hin』 GWV 1119/39 より
●コラール「Trotz dem alten Drachen」
カンタータ『Wer unter dem Schirm des Hochsten』 GWV 1120/51より
●コラール「 Hoff, o du arme Seele」
カンタータ『Dennoch bleib ich stets an dir』GWV 1121/34より
●コラール「Ertot uns durch dein Gute」
カンタータ『Christus ist des Gesetzes Ende』 GWV 1123/16より
●コラール「Befiehl du deine Wege」
カンタータ『Befiehl dem Herrn deine Wege』 GWV 1123/3より
●コラール「Ach Gott, vom Himmel sieh' darein」
カンタータ『Ach Gott vom Himmel sieh darein』 GWV 1124/37より
●コラール「Gott ist gerecht und allzeit gut」
カンタータ『Ich habe mir vorgesetzt』 GWV 1124/38より
●コラール「Sie wuten fast und fahren her」
カンタータ『 Die Wahrheit findet keinen Glauben』 GWV 1124/44より
●コラール「esus stirbt:ach! soll ich leben」
カンタータ『Jesus stirbt ach soll ich leben』 GWV 1125/13より
●コラール「Jesus stirbt! Ach! bittres Sterben」
カンタータ『Jesus stirbt ach soll ich leben』 GWV 1125/13より
エクス・テンポーレ(アンサンブル)の独唱者
ヴィオラ・ブラヒェ(S)
フランツ・フィッツトゥム(A)
ダニエル・シュライバー(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
フロリアン・ハイアリック(指)
マンハイム・ホーフカペレ・バロックO

録音:2020年1月5-7日
グラウプナーの受難カンタータ第4集は、1747年の“Laetare Sunday-喜びの日曜日”に演奏されたカンタータ「イエ スの苦しみ」です。四旬節第4主日にあたるこの日は“償いの時期を少し弱め、荘厳なときの喜びが近づいている”とさ れ、人々も少しだけ解放感を味わうことができます。しかし、このカンタータのテキストを著したリヒテンベルクは、イエスに ついての支配者と裁判官の論議に重きを置き、その結果に成すすべなく打ちひしがれたイエスを描くことに終始してお り、グラウプナーもここを重視してカンタータ全体を物語に沿わせて構成、迫力ある物語が描かれています。 同時に収録されたグラウプナーの全作品から選ばれた「受難」にまつわる合唱曲は、各々の楽器の自由な扱いや、歌 の一つ一つに至るまで、グラウプナーの並外れた作曲技法が伺われる名作揃いです。今作でもフロリアン・ハイアリックと マンハイム・ホーフカペレ・バロックOが見事な演奏を披露しました。
CPO
CPO-555332(1CD)
NX-B10
復活祭のカンタータ集
ヨハン・フリードリヒ・アグリコラ(1720-1774):Der Gottmensch jauchzt 神のしもべたちは歓声をあげる(復活祭のカンタータ)
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1715-1785):Frohlocket und preiset den gottlichen Held
神の英雄を喜ばせ称賛する(復活祭のオラトリオ HoWV I.11)
アグリコラ:Die Auferstehung des Erlosers 救い主の復活
(音楽的な詩)
ハンナ・モリソン(S)
ラーエル・マース(S)
ベサニー・セイモア(S)
エリザベート・ポピエン(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
アンドレ・モルシュ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2019年11月20-23日ドイツ放送、室内楽ホール、ケルン
バロック期の作品を得意とするケルン・アカデミーによるアグリコラとホミリウスの復活祭用カンタータ集。アグリコラは当時 最高の教会音楽家の一人と目されており、プロイセン王フリードリヒ2世の宮廷作曲家を務め、数多くの教会音楽を 作曲しました。このカンタータは1758年の復活祭初日に、ベルリンの聖ペーター教会で演奏された作品です。かたや、 ホミリウスはドレスデンの聖母教会を中心に活躍した作曲家。このカンタータは1767年にドレスデンで演奏された記録 が残っています。これは10部からなる規模の大きな作品で、あまり対位法を用いることのない、古典派初期の様式を 思わせる端正な筆致が魅力的です。アグリコラのEin musikalisches Gedich=音楽的な詩は、自由な伴奏を持 つレチタティーヴォ形式の作品。地震やイエスの復活となどの神秘的な内容が歌われています。

RICERCAR
RIC-415(1CD)
イタリア・バロックのスタイルによるルター派のソロ・カンタータ
ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):ああ主よ、あなたの怒りで私を裁かないでください
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):おお、慈悲深く、優しく、神々しい父よ
アウグスティン・プレーガー(1635-1686):わが心は御身のために泣く
アンドレーアス・ハンマーシュミット(1611/12-1675):汝は我が心を奪えり
ハインリヒ・シャイデマン(1595頃-1663):キリストは死の縄目につながれたり
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):主をほめまつる
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):深き淵より
ブクステフーデ:主よ、我汝だけをもち得るなら
ハンマーシュミット:いざやもろびと、神に感謝せよ
ジュリー・ロゼ (ソプラノ)
クレマチス (古楽器使用)
 ステファニー・ド・ファイー、アマンディーヌ・ソラノ、ラティカ・ヴィタネジ(Vn)
 エリー・ミネロスキ、ヨーラン・ベガ・ガルシア、キースーン・ボソー (ヴィオラ)
 マチュラン・マサレル (バス・ヴァイオリン)、ニコラ・ローゼンフェルト (ファゴット)
 ブリス・サイー (オルガン)
音楽監督…ステファニー・ド・ファイー、ブリス・サイー

録音:2019年8月サン・ジャン福音教会 ボーフェ、2019年10月聖母教会 カンテーユ
自らコラールを作曲したマルティン・ルターの方針もあり、音楽を広く取り入れたルター派。ドイツで生まれた彼らの信仰が、当時最先端である イタリアの音楽と出会ったのは必然といえ、なかでも大きな発展を遂げていた器楽作品の影響を受けた宗教カンタータが数多く生まれました。 アルバムのタイトルにも採用されているハンマーシュミットのカンタータは、チャッコーナのリズムに乗って歌い始められるという特徴的なもの。ブクス テフーデなどの大作曲家から知られざる作品までを収録しています。ロゼの透明度の高い歌声と、クレマチスによる積極的な表現がかみ合っ た、たいへん美しいアルバムです。

ARCANA
A-474(1CD)
AMOR TIRANNO 17世紀ヴェネツィアの失恋の歌
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):
 ≪Ohime, che miro? Ohime dunque, in alloro≫
 Lamento. ≪Misero Apollo, i tuoi trionfi or vanta≫
 ≪Giove, crea novo lume, io piu non voglio≫
 ≪A te ricorro, onnipotente Amore≫
 ≪Che veggio? Oh dei, fermate≫
 Lamento. ≪Uscitemi dal cor, lacrime amare≫
 ≪Per eccesso d’affetto≫
 ≪Che ti diss’io≫
タルキニオ・メルーラ(1595-1665):Sonata cromatica 半音階的ソナタ (チェンバロ独奏)
ベネデット・フェッラーリ(1597-1681):≪Amanti, io vi so dire≫
フィリベルト・ラウレンツィ(1618-1651以降):≪Chi puo mirar costei e poi non dire≫
フランチェスコ・サクラティ(1605-1650):≪Se ad un altro si sposa≫
ジョヴァンニ・セレシーニ(1584-c1659):≪Tornate, o cari baci≫ (チェンバロ独奏)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
 ≪Ad altri tocca in sorte≫
 ≪Ahi, chi si fida in un bel volto≫
 ≪I miei subiti sdegni≫
 ≪Sprezzami quanto sai≫
 ≪Ohime, ch’io cado, ohime≫
 .≪Si dolce e ’l tormento≫
<ボーナストラック>
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):パッサカリアによるアリア≪Cosi mi disprezzate?≫
カルロ・ヴィストーリ(C.T)
セツィオーネ・アウレア (古楽器使用)
フィリッポ・パンティエリ(チェンバロ、オルガン、音楽監督)

録音:2018年12月27-30日
カヴァッリ《アポロとダフネの愛》、《ディドーネ》、モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》、《ミラヌッツィの優美なアリオーソ》 第4巻などの歌劇や歌曲集 から、失恋の痛手を歌ったアリアなどを集めたアルバム。ヴィストーリの美声と彫りの深い表現で切々と訴えかける歌唱、そしてパンティエリのチェ ンバロを中心とした親密なアンサンブルが、400年前の人々の心情を生き生きと描いています。

NAXOS/映像作品
2.110659(DVD)
NX-C09

NBD-0109V(Bluray)
NX-C09

NYDX-50082(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
パーセル:「アーサー王」 フィリデル/女羊飼い/キューピッド/サイレン/ニンフ/ヴィーナス…アネット・フリッチュ(S)
女司祭/女羊飼い/彼女/サイレン/ニンフ…ロビン・ヨハンセン(S)
司祭/彼/シルヴァン…ベンノ・シャハトナー(C.T)
司祭/ヘロルド/シルヴァン/コーモス…マーク・ミルホーファー(T)
司祭/羊飼い/シルヴァン/コーモス…シュテファン・リューガマー(T)
司祭/漁師/コーモス…アルットゥ・カタヤ(Br)
司祭/グリムバルド/凍れる守護神/シルヴァン/エオロス/農夫/コーモス…ヨハネス・ヴァイサー(Br)
【演者】
アーサー王…ミヒャエル・ロートショップフ
オズワルド…マックス・ウアラハー
コウリン…アクセル・ウァントケ
マーリン…ハンス=ミヒャエル・レーベルク
オズモンド…オリヴァー・ストコフスキー
グリムバルド…トム・ラディッシュ
アウレリウス…シュテフェン・ショルティー・ショイマン
エメリーン…マイケ・ドロステ
マティルダ…ジークリート・マリア・シュニュッケル
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー
ベルリン国立歌劇場(ウンター・デン・リンデン)cho
ダンサーズ・オブ・ザ・スキルズ・アンサンブル

収録:2017年1月19,21日  ベルリン国立歌劇場(シラー劇場) ベルリン
字幕:日本語・英語・ドイツ語・フランス語・韓国語
収録時間:170分
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
1080i High Definition(Blu-ray)
音声:Dolby Digital 2.0 & DTS Digital Surround 5.1(DVD)
LPCM 2.0 & DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
1691年に初演されたパーセルの「アーサー王」は「演劇オペラ」ないし「セミ・オペラ」と呼ばれるジャンルの代表的な作品 で、詩人ジョン・ドライデンとパーセルの共同作業による秀作です。ドライデンによるアーサー王の英雄譚を物語る愛国的な 詩に、パーセルは物語部分を演劇、音楽部分は独立した管弦楽曲、独唱、合唱、舞踏で交互に綴っていくという構成を とりました。さらに本作はヤーコプスによるパフォーマンス・エディションとして、第一次大戦の戦役で父を失った8歳のアーサー 王の誕生日に、祖父が読み聞かせる昔のイングランドとサクソンの戦いの物語をオーバー・ラップさせるという大胆なメタドラ マの手法で、ユニークなアプローチを展開しています。 本映像では歌唱部分はオリジナルの英語で歌われ、対話部分は役者によってドイツ語で演じられます。歌手たちはそれぞ れ複数の役を与えられ、中でも力強い歌声を聴かせ、時には空中遊泳までをも披露するソプラノのアネット・フリッチュは6 役、表情豊かなバリトンのヨハネス・ヴァイサーは7役もの役柄を歌い分けるという至難の業をこなしています。 深い森を思わせる繊細な照明、、空中を舞う歌手、大きな被り物をつけた役者、色彩豊かな舞台装置を駆使した名匠 ベヒトルフによる演出は、様々な趣向が凝らされ飽くことを知りません。作品全体を手中に収めたヤーコプスの指揮によるベ ルリン古楽アカデミーの輪郭の際だった演奏と優れた歌唱陣によりパーセルの演劇オペラが新たな光のもとに蘇ります。

TOCCATA
TOCC-0556(1CD)
NX-B03
マルカントニオ・インジェニェーリ(1535/36-92頃):ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム (ほめ称えよ、神のしもべたちよ)
1.Cantate et psallite 喜んで飛び跳ねなさい(12声)
2.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)I.Kirieキリエ
3.Emendemus in Melius より良き生活のうちに(12声)
4.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)II.Gloria グローリア
5.Adoramus te Christeキリストよ、あなたを称えます(8声)
6.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)III..Credo クレド
7.Spess’ in Parte スペース・イン・パルテ(Org)
8.Ecce venit desideratus (12声)
9.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)
IV. Sanctus ? Benedictus サンクトゥス − ベネディクトゥス
10.Lydia miri Narciso リディア・ミリ・ナルシソ(Org)
11.ミサ・ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(ほめ称えよ、神のしもべたちよ)
V. Agnus Dei アニュス・デイ
12.O sacrum Convivium おお聖なる饗宴よ(8声)
13.Quae est ista クェイ・エスト・イスタ(5声)
14.Surge Propera 立ちて急げ(5声)
15.Vidi Speciosam 私は美しいものを見た(16声)
16.ジョヴァンニ・クローチェ:In spiritu humilitatis 主よ、深くへりくだり(8声)
ガートン・カレッジcho、ケンブリッジ…1-4,6,8-9,11,13-16
ヒストリック・ブラス・オブ・ザ・ギルドホール・スクール&王立ウェールズ音楽大学…1-6,11,12,15-16
ジェレミー・ウェスト(コンサートマスター)
ウェイン・ウィーヴァー(Org)…7
ジェームズ・ミッチェル(Org)…10
ガレス・ウィルソン(指)

録音:2019年7月11-13日
1-15…世界初録音
16…このヴァージョンにて世界初録音
クレモナ出身のインジェニェーリはイタリア後期ルネサンス音楽の作曲家。現在ではその作品よりもモンテヴェルディの師と して知られています。幼少期にヴェローナの教会合唱団で歌い、パルマのチプリアーノ・デ・ローレに師事、後にクレモナ大 聖堂の楽長に就任したとされています。教会との深い関係にも関わらず、宗教曲と世俗曲を半々の割合で作曲したよ うです。その作品はほとんどが、500年近くも顧みられることがなかったわけですが、この息をのむような、美しく豊穣な作 品の録音からは、彼が当時の巨匠の一人であったことがうかがえます。複合唱(polychoral)に複雑な対位法を駆使 した音楽は、スリリングな高揚感をもたらしてくれます。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-022(1CD)

NYCX-10147(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マルティーニ(1741〜1816):ルイ16世に捧ぐレクィエム(1811) エルヴェ・ニケ指揮
ル・コンセール・スピリチュエル(合唱&合奏/古楽器使用)
コンサートミストレス:シュシャーヌ・シラノシアン/弦楽編成:6/6/5/5/3
アドリアーナ・ゴンザレス(S)
ジュリアン・ベール(T)
アンドレアス・ヴォルフ(Bs)

録音:2019年6月、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂(フランス)
【国内盤】 日本語解説・歌詞訳付
ヴェルサイユ宮殿が推進するフランス音楽復興プロジェクトは、現代において滅多に名前が知られていない作曲家の復権にも大きな貢献を 果たしつづけています。予算をかけて録音に踏み切るということは、知らしめる意義がそこにあると関係者一同が認識してのこと。秘曲発掘に 実績ありのエルヴェ・ニケが新たに録音した今回のアルバムもまさにそうした実績に連なる1枚と言ってよいでしょう。この指揮者が手がけてき た知名度の低い作曲家たちのアルバムをひとつでもご存知の方なら、その意味は十二分にご理解いただけるに違いありません。 マルティーニという名の作曲家は18世紀に何人かいますが、ここに登場するのは不滅のヴォーカル・ナンバー「愛の喜びPlaisir d’amour」を 書いたことで知られるフランス随一の人気オペラ作曲家。マルティーニというのは筆名で本人はバイエルン生まれのドイツ人ですが、1765年に パリに出て以来飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を得、王室にも愛されながら革命期にも迫害を避けつつ第一線で活躍、あまりの人気にメユー ルやカテルら同時代人たちに妬まれ歌劇界を追われたものの、教会音楽で根強い支持を得ました。『レクィエム』はナポレオン治世下で書か れながら、王政復古後ルイ16世の遺骸再埋葬時に演奏され注目を集めた傑作。バス独唱の活躍もさることながら、充実した金管の響き などピリオド楽器でこそ真価のわかる音楽内容には、まさにニケという解釈者が絶好というほかありません。

ACCENT
ACC-24369(1CD)
マリア・テレジア時代のハープ音楽
ヴァーゲンザイル:協奏曲第2番ト長調(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ)
クルムフォルツ:ハープ・ソナタ 変ロ長調
グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より 聖霊の踊り(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
グルック/ロベール・ニコラ=シャルル・ボクサ:『オルフェオとエウリディーチェ』より 「エウリディーチェを失って」(ハープ独奏)
ハイドン:三重奏曲 第3番Op.53 ニ長調 Hob.XVI:42(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
伝ハイドン(orヨーゼフ・アロイス・シュミットバウアー):四重奏曲第6番 ヘ長調 Hob.XIV:F1(フルート、ヴィオラ、チェロ、ハープ)
ヴァーゲンザイル:ソナタ第1番(ふたつのヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
マルグレート・ケール(シングルアクション・ハープ)
マルチェッロ・ガッティ(フラウト・トラヴェルソ)
イル・フリボンド

録音:2019年9月3-5、15-16日/イタリア、ノマーリオ、聖バルトロメオ教会
18世紀初頭に広まったシングルアクション・ハープに焦点をあてたアルバムです。ペダルを踏むことでピッチを半音変化させることが出来るようになり旋律 や和声の表現の幅がぐっと広がったこの楽器はウィーンで大いに流行し、1728年には神聖ローマ皇帝カール6世とその娘マリア・テレジアにハープが贈られ ています。古楽ハープ界における重要な演奏家の一人、マルグレート・ケールが編曲も含めて、当時の人々が耳にしたであろうハープ音楽の数々を聴かせてく れます。 (Ki)
ACCENT
ACC-24368(2CD)
ボナヴェントゥーラ・アリオッティ(1640-1690):オラトリオ『死の勝利』 エティエンヌ・メイヤー(指)
レ・トラヴェルセ・バロック

録音:2019年11月10-13日、12月9日/フランス
ボナヴェントゥーラ・アリオッティはイタリアの作曲家で、オルガニストとしても活躍。11のオラトリオを作曲したとされていますが、現存するのは4つだけ。 1677年に書かれた『死の勝利』は初期のオラトリオとして重要な作品です。 (Ki)

Gramola
GRAM-99215(1CD)
NX-B05
テレマン:カンタータとソナタ集
Vor des Lichten Tages Schein 日の明るい光の前に TWV 1:1483
Was ist mir doch das Ruhmen nutze?
私は何を褒め讃えようか? TWV 1:425
トラヴェルソフルート、ヴィオラと通奏低音のためのソナタ ト短調 TWV 42:g7
Zischet nur, stechet, ihr feurigen Zungen TWV 1:1732
オーボエ、ヴィオラと通奏低音のためのソナタ ハ短調 TWV 42:c5
Ergeus dich zur Salbung der schmachtenden Seele TWV 1:448
Begluckte Zeit, die uns des Wortes Licht TWV 1:118
ニコラス・シュパノス(C.T)
パンドルフィス・コンソート(古楽器使用)
【メンバー】
エルズビエータ・サイカ=バヒラー(ヴィオレッタ)…4-7,22-25/(ヴィオラ)…8-11,15-18
イングリッド・ロールモーザー(Vn)…19-21
フエマー博子(トラヴェルソフルート)…1-3,7,8-11
ヴォルフガンク・クーベ(バロック・オーボエ)…12-14,15-18
イーヴォ・イェディネッキ(アコーディオン)…1-3,8-18
ギュンター・シャーゲル(Vc)
ヤン・チジュマージュ(アーキリュート)…1-3,8-18
テオドロス・キトソス(テオルボ)…4-7,22-25
ヤクブ・ミトリーク(テオルボ)…19-21

録音:2018年5月28-31日
4歳の時に父親を失ったテレマンは、牧師の家系に連なる母に育てられました。彼女はテレマンを音楽家にすることにつ いてはあまり熱心ではなく、幼い頃の彼はほとんど音楽教育を受けることはありませんでした。テレマンが独学で楽譜の 書き方を習得、12歳でオペラを作曲したほどの才能を見せても、まだ母親はテレマンが音楽の道に進むことに反対し、 ついに彼は「音楽から離れること」を目的にドイツの地方都市ツェラーフェルトに追いやられてしまいます。しかし、ここでも 音楽をやめることはなく、その後、母の意向に沿い大学の法学部に行ってからも、より一層音楽の道に邁進、ついには ポーランドのプロムニッツ伯爵の宮廷学長になるなど、音楽家としての道を歩み始めました。そしてポーランドからアイゼナ ハへ、そしてフランクフルトへ移るとともに、彼の地位も向上。最終的にはハンブルク市の音楽監督という栄誉を獲得。そ の後もパリやバイロイト、ロシアからも赴任の要請を受けるなどあらゆる地域から招聘を受け、生涯に3000作以上もの 作品を書きあげるなど、偉大な音楽家へと成長しました。このアルバムでは生涯さまざまな都市を巡ったテレマンの生き 方と、人の心を動かす音楽、この2つの意味をタイトル=「Moving」に据え、彼の声楽曲と多彩な器楽曲を聴いてい きます。
Gramola
GRAM-99207(1CD)
NX-B05
ありえない沈黙
ダウランド:静かな夜から(歌曲集第4巻「巡礼の慰め」より)/間奏曲-パラフレーズ
ダウランド:もう一度帰っておいで、やさしい恋人よ/変奏曲(歌の本より)
ラファエル・カタラ(1960-):El silencio imposible ありえない沈黙
ヘンデル:9つのドイツ・アリア集より
「来るべき日々の思いわずらい」HWV202
イントロ-パラフレーズ/9つのドイツ・アリア集より「快い静けさ、安らぎの泉」HWV205
セファルディの歌曲集

編曲,追加作曲:ラファエル・カタラ…2,3,6
編曲:ラファエル・カタラ…5,7-12
エラトス・トリオ【ニコラス・シュパノス(C.T)、フローリアン・エッグナー(Vc)、ラファエル・カタラ(ギター,編)】

録音:2018年3月11日 ライヴ
ギリシャ、テッサロニキ出身のカウンターテナー歌手、ニコラス・シュパノス、オーストリアのチェリスト、フローリアン・エッグ ナー、バレンシア出身、ギターのラファエル・カタラ。この3人をメンバーとする“エラトス・トリオ”のライヴ・アルバム。ルネッサ ンス期からバロックの作品や民謡に現代的なアレンジを施し、自在な演奏を聴かせるアンサンブルです。このコンサートで 演奏されているのは、ダウランドの「おいで、もう一度。今、甘美な愛が」やヘンデルの作品、アルバム・タイトルにもなった カタラの「El silencio imposible ありえない沈黙」、そして彼らが大切にしているセファルディ(15世紀頃に故郷を離 れスペイン、ポルトガルに定住したユダヤ民族)の古い歌の数々。絶妙なアレンジが施されたこれらの曲を、ギターの静 かな響きとチェロの深い音色、シュパノスの鮮烈な歌声が彩ることで、美しい音楽が生まれています。

Pentatone
PTC-5186842(1CD)
テレマン:歌劇「ミリヴァイス」(演奏会形式) アンドレ・モルシュ(Miriways/バリトン)、ロビン・ヨハンセン(Sophi/ソプラノ)、ソフィー・カルトハウザー(Bemira/ソプラノ)、リディア・トイシャー(Nisibis/ソプラノ)、ミヒャエル・ナジ(Murzah/バリトン)、マリー=クロード・シャピュイ(Samischa/メゾ・ソプラノ)、アネット・フリッチュ(Zemir/ソプラノ)、ドミニク・ケーニンガー(Geist/Scandor/バリトン)、ポール・マックナマラ(Gesandter/テノール)
ベルリン古楽アカデミー、
ベルナール・ラバディ(指)

ライヴ録音:2017年9月24日/ライスハレ、ハンブルク
精力的なコンサート・録音活動を行っている名団体ベルリン古楽アカデミー。当アルバムはゲオルグ・フィリップ・テレマンの没後250年を記念してハ ンブルクで行われたテレマン音楽祭のライヴ収録でテレマンの歌劇「ミリヴァイス」を録音しました。
1728年にハンブルクのゲンゼマルクト歌劇場で初演され大成功をおさめたとされる歌劇「ミリヴァイス」。その内容は当時ハンブルクの新聞でも話題 となっていた政治関連の実話に基づいており、テレマンはアフガンの部族長「ミリヴァイス」の活躍を3部形式の歌劇に書き上げました。作風は当時流行 りはじめていた東洋風の素材を用い、色彩的かつ劇的に仕上げておりテレマンの熱意を感じさせます。テレマン死後、作品は忘れられスコアも紛失してお りましたが2012年に公文書館にずっと眠っていた楽譜をラインハルト・ゲーベルがテレマン音楽祭で復活蘇演し話題となりました。
当録音ではベルリン古楽アカデミーの卓越した演奏はもちろんのこと、アンドレ・モルシュ、ロビン・ヨハンセン、ソフィー・カルトハウザー、リディア・ トイシャー、アネット・フリッチュなど豪華ソリスト陣にも注目です。 (Ki)

Signum Classics
SIGC-608(1CD)
サルヴェ・サルヴェ・サルヴェ〜ジョスカンが影響を与えたスペインの遺産
モラレス:ユビラーテ・デオ
聖歌:すべての者よ、主に向かいて喜ばん(ガウデアムス・オムネス・イン・ドミノ)
ビクトリア:ミサ・ガウデアムス
 サルヴェ・レジナ
ゲレーロ:めでたし、いとも聖なる乙女(アヴェ・ヴィルゴ・サンクティッシマ)
聖歌:サルヴェ・レジナ
ジョスカン・デ・プレ:サルヴェ・レジナ
ゲレーロ:わが愛する者よ、立ちて急げ
コントラプンクトゥス、
オーウェン・リース(指)

録音:2019年3月13日−15日、セント・マイケル&オール・エンジェルズ教会(オックスフォード、イギリス)
「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オーウェン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブルです。
Signum Classicsからリリースされる新たなレコーディングは、ルネサンス最大の作曲家、ジョスカン・デ・プレの音楽が流行し、その影響で生まれたスペイン黄金時代の巨匠ビクトリア、ゲレーロ、モラレスらの傑作を集めた秀逸なプログラムです。

Dynamic
CDS-7869(3CD)
NX-C05
タルティーニ:独奏ヴァイオリンのためのソナタ集 第2集
ソナタ 第16番ハ長調 Br.C2
ソナタ 第17番ニ長調 Br.D2
ソナタ 第18番ハ長調 Br.C3
ソナタ 第19番ニ長調 Br.D3
ソナタ 第20番ホ短調 Br.e2
ソナタ 第21番ヘ長調 Br.F2
ソナタ 第22番イ短調 Br.a2
ソナタ 第23番ホ長調 Br.E2
ソナタ 第24番ニ長調 Br.D4
ソナタ 第25番ニ短調 Br.d2
ソナタ 第26番ト長調 Br.G5
ソナタ 変ロ長調 Br.B2
ソナタ イ長調 Br.A2
ソナタ イ短調 Br.a3
ソナタ ニ短調 Br.d3
ソナタ ホ短調 Br.e3
チルトミール・シスコヴィッチ(Vn)

録音:2013年4,5,6月
DYNAMICレーベルが力を注ぐ、イタリア・バロック期のヴァイオリン作品集。タルティーニの独奏ヴァイオリンのためのソナタ 集は、恐らく1745年から1750年に作曲されたであろう31曲がふくまれており、これらはバドヴァの文化団体 「Veneranda Arca del Santo」に自筆原稿が保存されています。しかし、写本や編纂を繰り返したため、現在では 違った形で伝えられている曲も多く、なかなか“正しい形”を特定するのは難しい状況になっています。タルティーニ自身 の言葉によると「これらのソナタに通奏低音は形式的に付けられているだけで、最初の15曲だけは低音部があるもの の、実際には演奏者の自由に任せる」とあり、今回の演奏者シスコヴィッチは第1集(CDS-721)と同じく全ての曲に伴 奏を付けることなく、一人で堂々と弾き切っています。18世紀の作風による華麗な装飾が付けられた美しいソナタを存 分にお楽しみください。
Dynamic
CDS-7860(1CD)
NX-B03
アントニオ・ヴェラチーニ(1659-1733):室内ソナタ Op.2 全曲 オペラ・クヴィンタ(古楽器使用)【ファブリツィオ・ロンゴ(ヴァイオリン…Thomas Cahusac, London 1792/アレッサンドロ・ラナロ復元)
マルク・ヴァンシューワイク(ヴィオローネ…Abraham Prescott, Concord, New Hampshire, 19世紀初頭/デイヴィッド・ケル復元)
ドメニコ・チェラサーニ(テオルボ…Matteo Baldinelli, Assisi 2016/スパニッシュ・ギター…Gianluca Ceccarini, Tarquinia 2014)
アンナ・クレメンテ(チェンバロ…Giovan Batti s ta Giusti, 1681/Roberto Mattiaz zo,Bologna復元 2015)】

録音:2017年7月
アントニオ・ヴェラチーニはバロック時代のイタリアの作曲家。父フランチェスコは地元で音楽学校を経営する高名な音楽 家で、アントニオも最初の音楽教育を父から受けています。その後、父の経営を引き継ぎ音楽学校を運営、彼の甥で あるフランチェスコ・マリア・ヴェラチーニにヴァイオリンを教えました。ヨーロッパ中を演奏旅行したフランチェスコとは違い、ア ントニオはほとんどフィレンツェを離れることはありませんでしたが、ローマを2回訪問した際には、コレッリと会ったとされてい ます。この室内ソナタは、ヴァイオリン入門者の練習用として作曲されたものであり、さまざまな演奏技法に彩られた興 味深い作品集です。
Dynamic
CDS-7853(1CD)
NX-B03
アントニオ・ノーラ&ピエトロ・マルキテッリの音楽集
アントニオ・ノーラ(1642-1713以降):Ecce nunc Benedicite 今、祝福の時 5声-ヴァイオリンのための
Sacramento Laudes 聖礼典のための賛歌 1声-独奏ヴァイオリンのための
Tristes erant Apostoli in tempore Paschali 復活祭の使徒たちの悲歌-5声 リピエーニ
Stabat Mater 悲しみの聖母 4声-ヴァイオリン
ピエトロ・マルキテッリ(1643-1729):ソナタ 第11番イ短調
アントニオ・ノーラ:15-21.Homo et Angelo dialogo 人間と天使の対話 2声-ソプラノとテノール、ヴァイオリン
Ecce nunc Benedicite II 今、祝福の時 II-5声-ヴァイオリンと通奏低音のための

※全てアントニオ・フローリオによる改訂版
カペラ・ナポリターナ(古楽器アンサンブル)
アントニオ・フローリオ(指)
レスリー・ヴィスコ(S)
アンナ・ザヴィスザ(S)
マルタ・フマガッリ(A)
アレッシオ・トシ(T)
ジュゼッペ・ナヴィリオ(Bs)

録音:2019年4月17日
世界初録音
音楽学者として17世紀の知られざる作品を研究するアントニオ・フローリオ。彼が過去数十年に再発見した数多くの 作曲家の中でも、アントニオ・ノーラは最も知られていない人の一人。 その生涯のエピソードもほとんど残っておらず、唯一はっきりと分かっているのは1642年にナポリで生まれたこと。10歳の 時にピエタ・ディ・トゥルキニ音楽院に入学、その後は市の大聖堂のオルガニストとして働き、地元の音楽学校のためにい くつかの宗教作品を書き、晩年は司祭になったとされています。このアルバムは、2019年の復活祭を祝うために、ノーラ の6つの世界初録音の作品を中心に収録。曲間には彼と同時代の作曲家マルキテッリの器楽曲が配置されています。 演奏はナポリを代表するパロック・アンサンブルと歌手たちが担い、フローリオが丁寧にまとめています。

BIS
BISSA-2415(1SACD)
ピエトロ・ドメニコ・パラディエス(1707-1791):チェンバロのための12のソナタより
第10番ニ長調/第1番ト長調
第4番ト短調/第5番ヘ長調
第6番イ長調/第3番ホ長調
第2番変ロ長調/第7番変ロ長調
第8番ホ短調/第9番イ短調
アンナ・パ ラディソ((1)(2)(6)(8)(9)チェンバロ、(3)(4)(7)クラヴィコード、(5)(10)フォルテピアノ)

録音:2018年11月/ストックスンド(スウェーデン)
伊作曲家パラディエスが作曲したチェンバロのための12のソナタより第1〜10番をおさめたアルバムをアンナ・パラディソがリリー スしました。ポルポラに学び、1746年よりロンドンに居住したパラディエスはオペラ作曲家として活躍した一方、チェンバロおよび歌唱の教師としても知られ ます。ここに収録されたソナタは1754年に作曲したパラディエスの代表作。当録音では作品によってチェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノを弾き分けて おり、名手パラディソの妙技をご堪能いただけます。87分長時間収録。 (Ki)

ATHENE
ATH-23206(2CD)
NX-B07
ザ・グレイト・ヴァイオリンズ第3集〜1685年製ストラディヴァリ
クラーゲンフルト手稿譜(1685年編纂)
96の楽章からなる独奏楽器のための音楽集
【CD1】52曲
【CD2】44曲
プレリュード、メヌエット、サラバンド、アルマンド、クーラント、行進曲、ジーグなどをいくつかの調性と、様々なスコルダトゥーラを用いた楽曲集
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
使用楽器 アントニオ・ストラディヴァリ(1685年製)

録音:2018年1月25日,7月31日
歴史的楽器による録音を行うATHENEレーベルの“ザ・グレイト・ヴァイオリンズ”シリーズ第3弾は、1685年に制作され たストラディヴァリが奏でる、オーストリアの「クラーゲンフルト手稿譜」からの作品集。上質皮紙の表紙の80丁からなる 手稿譜に出会ったスケアヴェズは、集中的に楽譜を研究し録音にこぎつけました。作曲家名は不明ですが、おそらくベ ネディクト派の修道尼の作品だということです。今回は96の小品をCD2枚に収録しています。イギリスの奏者、スケア ヴェズは数多くの作曲家から作品を献呈される名手で、音楽学と歴史的作品の優れた知識と解釈で知られていると 同時に、ヴィオッティ、パガニーニ、ヨアヒム、クライスラーにオーレ・ブルが愛奏した楽器を演奏したことのある唯一の存在 です。今回用いているのは、手稿譜と同じ1685年製のストラディヴァリ。このヴァイオリンはモダン楽器に比べて小さく、 ヴィオリーノ・ピッコロと呼ばれることもあります。これにガット弦を張り、ジェノヴァの弓製作者、アントニオ・アイレンティの17 世紀の弓を使って演奏しています。

RICERCAR
RIC-413(1CD)
『コンソートの記念碑』〜トーマス・メイス(1613-1706)著『音楽の記念碑』に基づく再現楽器による、コンソート・オブ・ヴァイオルズ黄金期の音楽
ジョヴァンニ・コプラリオ(1570/1580頃-1626):6声のファンタジア第2番ヘ長調
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):3声のアルメイン ニ短調
モンテヴェルディ:5声の「心安らかなることを」 (『マドリガーレ集第3巻』1592 より
クリストファー・シンプソン(1610-1669):3声の「5月」 イ短調 (『12カ月』より)
ロ長調のグラウンドによるインプロヴィゼーション(クリストファー・シンプソンによる)
アルフォンソ・フェッラボスコ 2世 (1575頃-1628):4つの音による5声のパヴァン
ジョン・ウォード(1571-1638):6声のファンタジア第7番 ハ短調
ロウズ:6声のエール ハ短調
コプラリオ:5声の「おお、ため息をつくものたちよ」
ジョン・ジェンキンス(1592-1678):4声の「ニューアーク包囲戦」 ニ長調
プレルディウム(インプロヴィゼーション)と「グレイ法曹院」(コプラリオ)
ジェンキンス:6声のファンタジア第3番ハ短調
トマス・ルポ(1571-1627):6声のファンタジア第10番 イ短調
ジョン・ディアリング(1580-1630):5声のファンタジア第3番 イ短調
プレルディウムと「運命はわが敵」(インプロヴィゼーション)
フェッラボスコ2世:6声のファンタジア第6番 ハ長調
ウィリアム・ホワイト(1571-1634頃):6声のファンタジア第2番 ニ短調
ラシェロン (ヴァイオル合奏…トレブル・テナー・ベース各2、ヴァージナル、オルガン)
フランソワ・ジュベール=カイエ(音楽監督)

録音:2019年10月サンティーユ聖母教会
多彩な音楽家であり音楽理論家であったトーマス・メイスが1676年に著した『音楽の記念碑 Musick’s Monument』は、ヴァイオル(ヴィ オール)の合奏が全盛期を迎えていた当時のロンドンで聴かれた様々な音楽の形がまとめられているほか、演奏にむけての練習法や楽器の 作り方までが書かれた大変貴重な資料です。ジュベール=カイエ率いるラシュロンは、この記述に沿って1セット6挺のヴァイオルを作り、さらに 今回新たにヴァージナルとコンソート・オルガンも新調し、ヴァイオル合奏黄金期の作品に取り組みました。 モンテヴェルディのマドリガーレ以外は、イタリア風の名前も含めて全て当時イギリスで活躍した作曲家たち。ともすると、しめやかな表現に終始 してしまうコンソート・オブ・ヴァイオルズですが、ここでのラシュロンの演奏は時に躍動的なまでの動きが感じられ、鍵盤楽器も大変効果的で音 楽の流れが実に鮮やか。これらの作品の新たな魅力を発見できる、美しくも楽しいアルバムです。

ARCANA
A-473(1CD)
ミケーレ・マシッティ(1664-1760):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.9 (1738年パリ) より
ソナタ第1番イ長調
ソナタ第2番ト短調
ソナタ第3番ヘ長調
ソナタ第5番ニ短調
ソナタ第6番イ短調
ソナタ第7番ニ長調
.ソナタ第9番変ロ長調
ソナタ第12番ハ短調
ヴァンヴィテッリQ(古楽器使用)【ジャン・アンドレア・グエルラ(Vn)、ニコラ・ブロヴェッリ(Vc)、マウロ・ピンチャローリ(アーチリュート)、ルイジ・アッカルド(Cemb)】

録音:2019年7月1-3日 聖メダルド教会、ペリ、イタリア
18世紀初頭ナポリからパリへと移り住み、イタリアで全盛を迎えていた器楽音楽をフランスで広めることに貢献したヴァイオリンの名手、マシッ ティによる作品9のソナタ。2018年にリリースした作品8のソナタ(A111)が好評を博したヴァンヴィテッリ四重奏団が、今回も細かなフレーズま で丹念かつ軽やかに歌い、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

BRU ZANE
BZ-1040
(2CD+BOOK)
NX-E03
ジャン=バティスト・ルモワーヌ(1751-96):「フェードル」 3幕の叙情悲劇 (1786) ユディト・ファン・ワンロイ(S)…フェードル
ユリアン・ベーア(T)…イポリート
タシス・クリストヤニス(Br)…テゼー
メロディ・ルーレジャン(S)…エノーヌ
ジェローム・ブーティリエ(Br)…州の大臣/狩人
リュディヴィーヌ・ゴンベール(S)…愛の女神ヴェヌスの大司祭
パーセルcho
オルフェオO(古楽器使用)
ジェルジ・ヴァシェギ(指)

録音:2019年9月10-13日
ベラ・バルトーク国立コンサートホール、ブタペスト
ドルゴーニュに生まれ、地方巡業の指揮者としてデビューしたルモワーヌは、1770年にその職を捨ててドイツへ向かい、ベルリンでグラウンやキ ルンベルガーなどと学んだ後、オペラ作曲家として再デビューを果たしました。惚れ込んだオペラ歌手とフランスで一緒に生活を始めたのが 1782年。グルックやサリエリといった外国出身の人気作曲家が全盛のパリで、ルモワーヌの作品は堅苦しいという評価でしたが、2作目の悲 劇であった「フェードル」はまずまずの成功を見せたといいます。その後イタリアでさらに研鑽を重ね、帰国後にもいくつかのヒット作を飛ばしまし た。しかし今日その名前はすっかり忘れ去られてしまい、今回日の目を見た「フェードル」も世界初録音となります。
物語はギリシャ神話に題材を得たラシーヌの悲劇を元にしたもの。舞台はテゼーの王宮で、その妻フェードルは継子であるイポリートに恋をして しまい、そこから悲劇が起こります。古楽系やフランスのレパートリーを中心に引っ張りだこのソプラノ、ワンロイのほか、旬の歌手たちが知られざ る作品の魅力を浮き彫りにしています。

Glossa
GCD-920944(2CD)
ボノンチーニ:オラトリオ 「マグダラのマリアの改宗」 (ウィーン、1701) ラ・ヴェネクシアーナ、
ガブリエーレ・パロンバ(ディレクター)、エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ/マグダラのマリア)、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(ソプラノ/神の愛)、マルタ・フマガッリ(アルト/マルタ)、マッテオ・ベッロット(バス/世俗の愛)

録音:2019年9月、イタリア
イタリアの鬼才クラウディオ・カヴィーナが創設し、初期イタリア音楽のスペシャリスト、イタリアのマドリガーレのもっとも重要なグループとして活動を続けてきたヴォーカル・アンサンブル "ラ・ヴェネクシアーナ"。 創設者のクラウディオ・カヴィーナに代わり、これまでラ・ヴェネクシアーナやアンサンブル・アウローラ、イ・トゥルキーニ、ラ・リゾナンサなど多くの有力古楽アンサンブルで通奏低音を支えてきたリュート&テオルボ奏者、ガブリエーレ・パロンバが指揮を取った新体制でのレコーディング第1弾。当時ヨーロッパで名声を誇り、神聖ローマ皇帝の宮廷で大きな力を持っていたジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ(1670−1747)が、神聖ローマ皇帝レオポルト1世のために1701年に書いたオラトリオ、マグダラのマリアの人気のある物語に基づく「マグダラのマリアの改宗」を録音。エマヌエラ・ガッリ、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ、マルタ・フマガッリ、マッテオ・ベッロットとイタリア古楽界の名ソリストたちの参加も心強い限りです。
Glossa
Glossa Platinum
GCD-P32116(3CD)

OGCD-P32116(3CD)
国内盤仕様
税込定価
ジェズアルド:テネブレ
CD1〜聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
CD2〜聖金曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
CD3〜聖土曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2019年7月28日ー8月6日、サン=ジャン・レヴァンジェリスト教会(福音史家聖ヨハネ教会)(ボーフェ、ベルギー)
古楽大国ベルギーの音楽学者としても高名なビョルン・シュメルツァーが1999年に創設した古楽アンサンブル「グランドラヴォア」。ギヨーム・ド・マショーの傑作「ノートル・ダム・ミサ曲」の録音(GCDP32110)では見事「レコード・アカデミー賞」を受賞し、その野性的で迫力のある「古楽演奏」で世界に大きな衝撃を与えました。
そんなグランドラヴォアが新たに取り組んだ大プロジェクトは、ルネサンス後期のもっとも急進的な作曲家の一人であり、異端の天才カルロ・ジェズアルド(1566−1613)の音楽。聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家が晩年(1611年)に書いた、ジェズアルドの記念碑的、遺言的な大作。朗誦(レクティオ)を含め3時間超に及ぶ「聖週間のためのテネブレ・レスポンソリウム」を、個々人が圧倒的な技術を誇るグランドラヴォアの歌声で録音。シュメルツァー自身が「これはこれまでの我々のもっとも重要な録音」(this is our most important recording to date)と語る、グランドラヴォアの最注目レコーディングです!
ブックレットには、スロヴェニアの著名な哲学者、文化理論家、音楽評論家であるムラデン・ドラー氏のエッセイを掲載。

Etcetra
KTC-1652(1CD)
テレマン:ラ・ケレレウス
序曲(組曲) 「ラ・ケレレウス」 変ホ長調 TWV.55:G8(ザ・カウンターポインツ編)/無伴奏リコーダーのためのファンタジア第11番変ロ長調 TWV.40:12/トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:g9/無伴奏チェロのためのファンタジア第3番ハ短調 TWV.40:4/カンタータ 「満足」 TWV.20:29 ハ長調(原曲:イ長調)/無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア第12番イ短調 TWV.40:25/トリオ第9番ホ長調 TWV.42:E4(音楽の練習帳より)/4声の協奏曲イ短調 TWV.43:a3
ザ・カウンターポインツ&フレンズ
「タ・カウンターポインツ」は、2011年にオランダのリコーダー奏者Thomas Triesschijnとハープシコード奏者Aljosja Mietusの二人でデュオ活動を始めたことを原点に、その後活動の幅とメンバーも増やし、チェロとヴァイオリンを加えた4名のコアメンバー+ゲスト・ミュージシャンという形でアムステルダム・コンセルトヘボウやユトレヒト国際室内楽フェスティヴァルに出演。「ザ・カウンターポインツ」名義でのデビュー・アルバムは、愛するテレマンの多彩な器楽・室内楽作品を、遊び心と想像力豊かな音楽作りで披露しています。

Challenge Classics
CC-72843(1CD)
ディミニューションの芸術
レオノール・デ・レーラ*:パレストリーナの「私は園へ下って」によるパッセジャート
フランチェスコ・ロニョーニ:ヴィオラ・バスタルダのための「草原と丘」
ビアジョ・マリーニ:独奏ヴァイオリンと任意のバスのための「ロマネスカ」
レオノール・デ・レーラ*:パレストリーナの「麗しきかな、わが愛しきものよ」
レオノール・デ・レーラ*:サンチェスの「簒奪者にて暴君」によるディミニューション
マルコ・ウッチェリーニ:「私のペドリーナ」による2つのヴァイオリンのためのアリア第14番
ジローラモ・ダッラ・カーザ:ヴィオラ・バスタルダのための「プティ・ジャケ」
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー:フォリア
マルコ・ウッチェリーニ:「ラ・ベルガマスカ」によるアリア第5番
ロドニー・プラダ*:ヴィオラ・バスタルダのためのチプリアーノの「愛をうたおう」
ハビエル・ヌニェス*:アルカデルトの「おおわたしの幸福な目よ」
バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ:ソプラノとバスの二重奏のためのパッセジャート「草原と丘」
サラモーネ・ロッシ:アリア・フランチェーゼによるソナタ第5番
ジローラモ・ダッラ・カーザ:小さな花
レオノール・デ・レーラ*:ガルガノのタランテラによるディミニューション

*は演奏メンバーの作品
レオノール・デ・レーラ(Vn、指)
レストロ・ドルフェオ

録音:2019年10月24-27日/イタリア、ヴィッラ・サン・フェルモ
「ディミニューション」とはルネサンスからバロックにかけての即興的な装飾法で、音符を細かくして変奏していくものです。核となる旋律をもとにどのよう に変奏していくかという教本も残されており、即興で気の利いたディミニューションを付けることは演奏家にとって重要な技術でもありました。このアルバム には別の作曲家の声楽曲などにディミニューションを施したものが集められ、耳でその技法の何たるかを聴くことが出来ます。同時代に残されたものの他、 演奏者がみずから手がけた作品も収録。ちなみにヴィオラ・バスタルダはヴィオールの一種で、即興演奏を得意とした楽器です。 (Ki)

Passacaille
PAS-1069(1CD)
ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラーバコ(1710-1805):チェロ・ソナタ集
ソナタ ニ短調 ABV35
ソナタ第8番ト長調 ABV19
ソナタ イ長調 ABV30
ソナタ ハ短調 ABV32
ソナタ第7番ハ長調 ABV18
エラナー・フレイ(Vc)
マウロ・ヴァッリ(通奏低音Vc)
フェデリカ・ビアンキ(Cemb)
ジャンジャコモ・ピナルディ(Lute)

録音:2019年5月2-4日/イタリア
ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラーバコは、作曲家兼ヴァイオリニストとして有名なエヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)の息子。時期的 には父親がバロック最後期の作曲家で、息子は前古典〜古典派の作曲家と言えます。またヨーロッパ中に名を轟かせた名チェリストでもあり、ここ収録され ているのもチェロのためのソナタ集。このたび初めて録音された作品というから大変貴重です。チェロという楽器を知り尽くした作曲家らしく、華麗な技巧や 緩徐楽章における美しい歌が印象的で、チェロの旨味を最大限に引き出した楽曲となっています。
現代楽器、古楽器どちらも使いこなすチェリスト、エラナー・フレイはイル・ジャルディーノ・アルモニコの主要メンバーとして知られるパオロ・ベスキにバ ロック・チェロを師事しました。これまでにロレンツォ・ギエルミとの共演盤などをリリースしています。 (Ki)

Laplace Records
LPDCD-105(1CD)
税込定価
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):2本のフルートのための6つの二重奏曲
二重奏曲 第1番ホ短調 FK.54
二重奏曲 第2番変ホ長調 FK.55
二重奏曲 第3番変ホ長調 FK.56
二重奏曲 第4番ヘ長調 FK.57
二重奏曲 第5番ヘ短調 FK.58
二重奏曲 第6番ト長調 FK.59
上野 星矢(Fl)
アレキシ・ロマン(Fl)

録音:2019年2月26-27日栃木 岩舟 コスモス・ホール
大バッハ=ヨハン・セバスチャン・バッハの長男として生まれたヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。父から溢れんばかりの愛情と手厚い音楽教育を受け 「バッハの息子たちの中では最も才能に恵まれた」と言われたにもかかわらず、夢想家で放埓な性格であったためか、ハレの教会オルガニストを務めた ほかは、宮廷に仕えることなどはなく、晩年には大変な苦労をしたことで知られています。しかし、残された作品はどれも個性的で、当時の作風とは一 線を画すユニークなものが多く、この「2本のフルートのための「6つの二重奏曲」」も極めて即興的な旋律と、大胆な和声進行など、多くの革新的な 工夫が施された魅力的な作品です。 この作品での2本のフルート・パートは対等に扱われており、上野とロマンのフルートは、お互いの旋律を引き立て合いながら、幻想的な世界を作り上 げていきます。力強く美しい音色と、息のあった掛け合いから生まれる演奏からは、極上のセンスと音楽性が感じられることでしょう。
Laplace Records
LPDCD-104(1CD)
税込定価
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲
『ロンドンデリーの歌』
上野 星矢(Fl)

録音:2018年6月12-13日栃木 岩舟 コスモス・ホール
テレマンの無伴奏フルートと言えば、フルート界には欠かせない曲群ですが、同時代のバッハよりも親しみやすいかというと、なかなか通好みの渋いとこ ろがあり、有名曲でありながら決定盤と言える演奏はそう多くありません。本盤は名フルート奏者上野星矢が、新たな決定盤を残す意欲をもって取り 組んだ力作で、バロックの構造美を保ちつつも柔らかに、全編が歌われています。奏者の息遣いがダイレクトに伝わる高音質も聴きどころ。 *コンサート会場限定販売品として大好評を頂いた、数量限定盤の一般発売となりますため、日本語解説は付属しておりません。

ALPHA
ALPHA-579(1CD)
アレッサンドロ・ストラデッラ(1643-1682):『洗礼者聖ヨハネ』 ポール=アントワーヌ・ベノス・ジアン(C.T)…洗礼者ヨハネ
アリシア・アモ(S)…ヘロディアの娘
オリヴィエ・デジャン(Bs)…ヘロデ王
ガイア・ペトローネ(Ms)…ヘロディア(ヘロデの妻)
アルタヴァスト・サルキシャン(T)…宮廷顧問官
ティボール・ギヴァヤ(T)…弟子
ダミアン・ギヨン(チェンバロ、指揮)
ル・バンケ・セレスト(古楽器使用)

録音:019年5月 フォンテヴロー修道院、フランス
実質上の合奏協奏曲の創始者であり、その革新的な作品で当時の人々を魅了しながら、放蕩生活がたたりジェノヴァで刺客の手に倒れた ストラデッラ。彼の『洗礼者聖ヨハネ』は宗教劇の要素を劇的なオラトリオに仕上げた作品で、1675年の初演時には大きな成功を収めました が、そのスコアは1949年に再発見されるまで図書館の奥深くで深い眠りについていました。ペルージャで行われた蘇演時にヘロディアの娘(一 般にサロメと呼ばれますが、この作品に名前は出てきません)を歌ったのは、あのマリア・カラスであったと伝わります。 イエスに洗礼を授けたとされる聖ヨハネを演じるのは、現在パリで最も注目され来日経験もあるカウンターテナー、ポール=アントワーヌ・ベノ ス・ジアン。そのヨハネの首を取るようヘロデ王に求めるヘロディアの娘に、コルセッリの宗教カンタータ(iTinerant Earlyレーベル)が高い評価を 得たアリシア・アモ。そのほかガイア・ペトローネやアルタヴァスト・サルキシャンなど、古楽を中心に活躍する旬の歌手たちが集結。宗教的声楽 作品を生き生きと表現することに長けたギヨン率いるル・バンケ・セレストと共に、歴史に埋もれた天才の傑作に新たな命を吹き込みます。
ALPHA
ALPHA-597(1CD)
中世からルネサンスの名曲を古楽器による新しいアレンジで
ダウランド:プレリュード
 もどっておいで、私の愛
カッチーニ:麗しのアマリッリ
作者不詳:クチリェロス
イザーク:インスブルックよ、さようなら
作者不詳:マリサパロス
フアン・デル・エンシーナ:ああ、悲しみがわたしに!
ジョスカン・デプレ:千々の悲しみ
アドリアン・ル・ロワ:パスメーズ(パッサメッツォ)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、何と驚くべき予見が
クローダン・ド・セルミジ:花咲く日々に生きるかぎり
タラセア【ベレン・ニエト (リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)、ライナー・ザイフェルト (ビウエラ、編)、ミゲル・ロドリガニェス (ダブルベース)】
イサベル・マルティン (歌、パーカッション)
ダヴィド・マヨラル (パーカッション)
ミシェル・ゴダール (セルパン)

録音:2019年6月 エル・パラシオ、カセレス、スペイン
マドリードに本拠地を置き、古楽とジャズ、即興を組み合わせた演奏形態で活動するアンサンブル、タラセアのデビュー・アルバム。「タラセア」と は、グラナダに伝わる工芸品の寄木細工のこと。スペインに住み、ルネサンス期スペインのギター型撥弦楽器ビウエラを巧みに操るドイツ人ライ ナー・ザイフェルトを中心に、サヴァールのアンサンブルの常連であるフルートとリコーダーのスペシャリスト、ベレン・ニエト、そしてジャズやフラメンコ で活躍するダブルベース奏者ミゲル・ロドリガニェスというメンバーです。このアルバムには、彼らの活動の先人ともいえるセルパンでジャズを奏で る奇才、ミシェル・ゴダールも参加。洋の東西を超えた様々な打楽器を奏でるダヴィド・マヨラル、スペインの若きシンガー兼パーカッショニスト、 イサベル・マルティンのサポートを得て製作されました。 アルバムタイトルの"AKOE"とは、「聴く」という意味。中世からルネサンスまでの有名曲・無名曲に光を当て、それぞれの時代の演奏形態を 念頭に置きながらも、ジャズやロックを消化した現代の彼らならではの心地よいアレンジで楽しませてくれます。聴き知ったメロディ・ラインの美し さに、改めて気付かされる一枚です。

MUSO
MU-037(1CD)
NX-B09
カプスベルガー声楽作品集
ヴィラネッラ集 第1巻〜第4巻 1声、2声、3声のための (1610、1619、1623 ローマ)

1. Che fai tu? 何しているの?
2. Sonino お遊び
3. Toccata settima トッカータ第7番(器楽曲)
4. Correte pescatori 漁師よ、走れ
5. Passacaglia パッサカリア(器楽曲)
6. Tra queste いくつもの暗い森を抜け
7. Alla caccia 狩りに出かけよう
8. Canarios カナリオ(器楽曲)
9. All’ombra 陰に
10. Giovanni Battista Vitali (1632-1692):Passa Galli
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ作曲:パッサ・ガッリ(パッサカリア)
11. Lascivette pastorelle 好色な牧人
12. Vedete la mia luce 見て、わたしの光を
13. Ritornello リトルネッロ(器楽曲)
14. Non sa che sia dolor’ 彼は悲しみの何たるかを知らず
15. In te la vita 人生はあなたの中に
16. Gagliarda ottava ガリアルダ第8番(器楽曲)
17. Cinta di rose 薔薇の冠
18. Ardir 戦場へ
19. O fronte serena あぁ うららかな顔
20. Corrente seconda クーラント第2番(器楽曲)
21. L’onda che limpida 澄んだ水辺をあきらめて
22. Spiega spiega 帆を上げよ
23. Fulminate 火の明かり
24. Corrente prima クーラント第1番
25. Figlio dormi 眠れ、わが子よ
レ・カプスベルガー・ガールズ【アリス・デュポール=ペルシエ (S)、アクセル・ヴェルネル (Ms)、バルバラ・ヒュニンガー (バス・ド・ヴィオロン)、アルバーヌ・アンブス (各種リュート、バロック・ギター、音楽監督)】

録音:2017年9月、2018年9月 エブイェ、ノルウェイ、2018年1月 シテ・デ・ラ・ヴォワ ヴェズレー、フランス
イタリア・バロック初期に活躍したリュートの名手カプスベルガー。どうしてもリュート作品に光が当たりがちですが、その歌曲に魅了され、グループ 名にまでしてしまった女性4人組のデビュー・アルバムがこちら。撥弦楽器奏者として幅広い活躍をしているアンブスを中心に、デュポール=ペル シエの美しいソプラノ、ブックレットのイラストも担当する多彩なメゾのヴェルネル、7弦のバス・ヴァイオリンを操るヒュニンガーという、いずれもフラ ンス出身の実力派4人組です。 作品は、『ヴィラネッラ(田園詩)集』と題され17世紀初頭にローマで出版された4巻を中心に収録。彼女たちは、カプスベルガーならではの技 巧的な器楽作品も随所に挟みながら、ポピュラー・ミュージックのような歌いまわしやささやき声などもごく自然に駆使し、作品を生き生きと魅 力的に表現しています。サヴァールやコープマンの共演者としても知られる伝説的名リュート奏者リスレヴァンの全面的サポートも納得です。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-021(1CD)
ルベル、ボワモルティエ:2台のクラヴサンによる組曲
ルベル:音楽悲劇『ユリス』からの組曲
 舞踏さまざま/四大元素
ボワモルティエ:村のバレ 第1番
歌劇『ダフニスとクロエ』からの組曲
ルベル:田園の楽しみ
ロリス・バリュカン (クラヴサン)
クレマン・ジョフロワ (クラヴサン)
使用楽器:アントウェルペンのヨハンネス・リュッケルス1628年製(パリのニコラ・ブランシェにより1706年に拡張改修)/パリのフランソワ=エティエンヌ・ブランシェ1746年製

録音:2019年3月20-23日 ヴェルサイユ宮殿
フランス・バロック最盛期に活躍した二人の作曲家による作品を、2台のクラヴサン(Cemb)で演奏したアルバム。18世紀中盤にかけ、フラ ンス・クラヴサン音楽の語法が格段に華やかになってゆく時期の音楽の魅力が、歴史的楽器で最大限に伝えられます。使われている楽器は 2台ともヴェルサイユ宮殿に伝わるもので、ルイ15世の娘でクラヴサン演奏を愛したヴィクトワール王女の居室だった場所に置かれています。う ち1台は18世紀フランスで名高かったアントウェルペンのリュッケルス製。早い時期にヴェルサイユに持ち込まれ、やがてフランス・バロック型へ大 きな改修(ラヴァルマン)を受けています。もう1台の楽器にはパリの楽器製作者フランソワ=エティエンヌ・ブランシェによる1746年の署名があ り、ルイ15世の治世のパリにおける典型的な楽器。2台のクラヴサンがたいへん豪華に響き、『四大元素』の冒頭「カオス」の有名な不協和音 のインパクトも絶大です。

フォンテック
FOCD-9833(1CD)
税込定価
2020年3月4 日発売
江崎浩司/ヤコブ・ファン・エイク 笛の楽園 Vol.5
No.70 甘い眠り/No.71 天使ガブリエルが私に語った
No.72 スペインの曲/No.73 クーラント/No.74 幸福
No.75 4番目のカリヨン/No.76 フランスのエア
No.77 キットのアルマンド/No.78 友よ、目を覚ませ
No.79 ルパート王子の行進曲/No.80 目覚めよイスラエル
No.81 美しい羊飼いの娘フィリス [2 声]
No.82 イギリスの歌 [2 声]/No.83 プファルツ風に[2 声]
No.84 アマリリうるわし [2 声]
No.85 ルパート王子の行進曲 [2 声]
No.86 王女様、私は夜ここに来ます
No.87 ヤン、ここまでいったい何をしたの?
No.88 詩篇150 番ハレルヤ、聖所で神を賛美せよ
付録 新曲(III)
江崎浩司(リコーダー、その他)
富永和音(リコーダー)[2 声]

録音:2018 年4 月26-28 日、2019 年5 月9-11 日 神奈川県立相模湖交流センター
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独奏 楽器のための曲集で、アマチュア演奏家も含め、リコーダー奏者にとっては大変重要なレパートリーで すが、全曲の録音は極めて少なく、もちろん国内では初の試みです。 特に今作は全曲中5 曲しかない2 声の作品を収録。2020 年現在東京藝術大学在学中、気鋭のリコーダ ー奏者、富永和音との師弟共演にも注目です! 2014 年に「テレマン:12 のメトーディッシェ・ゾナーテンvol.1&2」(FOCD9614、9627)で レコード芸術誌のレコード・アカデミー賞を受賞し、シルク・ド・ソレイユの演奏メンバーでもある江 崎は、様々な楽器を操るマルチプレイヤーとしても活躍中です。今作でも15 種類もの楽器を変幻自在 に吹き分けていますので、そこも聴きどころです。 江崎本人による楽曲解説付き。 (フォンテック)

ALPHA
ALPHA-453(1CD)

NYCX-10141(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マラン・マレの音楽世界
嵐の場面〜歌劇『アルシオーヌ』より
人間の声〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
水夫たちの小さな組曲〜歌劇『アルシオーヌ』より
水夫たちの行進曲
戯れ
水夫たちの第2エール
水夫たちの第3エール
ロンド「宝石」〜『ヴィオル曲集 第4巻』より
戯れ〜『ヴィオル曲集 第4巻』より
ジグ〜歌劇『アルシオーヌ』より
ラ・シャメーズ(タイ風の調べ)※世界初録音
ラ・ポロネーズ(ポーランド風の調べ)〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
サラバンド「荒涼」〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
アルマンド「海辺」〜『ヴィオル曲集 第5巻』より
サラバンド〜歌劇『アルシオーヌ』より
先立たれたことの悲しみ※世界初録音
幕間の序曲〜歌劇『アリアーヌとバッシュ』より
プレリュード:遅く、軽やかに〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
主題とさまざまな変奏〜『ヴィオル曲集 第1巻』より
まどろみの合奏〜歌劇『アリアーヌとバッシュ』より
羊飼いたちの行進曲〜歌劇『アルシード』より
ロンド形式の舞踏曲 〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
ヴィットリオ・ギエルミ(バス・ド・ヴィオル、パルドシュ・ド・ヴィオル〔ソプラノ・ガンバ〕、指揮)
ルカ・ピアンカ(アーチリュート、テオルボ)
イル・スオナール・パルランテ(古楽器使用)【クセニア・レフラー(Ob)、フラヴィオ・ロスコ、マクシム・アリオ、ボジェナ・アンゲローヴァ(Vn)、ニコラ・ペネル(ヴァイオリン、ヴィオラ)、ローラン・ガリアーノ(Va)、クリストフ・ウルバネツ(バス・ド・ヴィオル)、マルコ・テストーリ(チェロ、バス・ド・ヴィオロン)、パオロ・ファンタジマ(バスーン)、ブノワ・ベラット(Cb)、シャレヴ・アド=エル(クラヴサン〔=チェンバロ〕)、クレマン・ロスコ(ティンパニ、各種打楽器)】

録音:2019年3月&5月、ツェル・アン・デア・プラム(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
【国内盤】 日本語解説付
フランス・バロック最大のヴィオル(ガンバ)奏者のひとりであり、同時に宮廷楽団の重要人物としてリュリ亡き後のフランス王室歌劇場で指揮 者もつとめたマラン・マレ。生前に楽譜出版された500ものヴィオル作品では宮廷音楽の機微と多彩を縦横無尽に描き上げる一方、歌劇 作品にも合奏の可能性を活かしたフランス舞踏曲など注目すべきナンバーが数多く含まれていることは、意外に知られていないかもしれませ ん。ヴィットリオ・ギエルミは今回、生前に出版されなかった新発見の手稿譜曲まで収録。あえてクラヴサン(Cemb)を省いた編成で、圧倒 的な存在感をもってヴィオルを弾きこなしながら、折々に合奏曲を交え、そんなマレの活躍の二面性をあざやかに描き出してゆきます。弓奏 の音色に寄り添い、あるいは対等の立場で音を交わし合うルカ・ピアンカの撥弦も絶妙です。 古楽鍵盤奏者ロレンツォ・ギエルミの弟で、圧倒的存在感でヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオル)を弾きこなすヴィットリオ・ギエルミ。超絶技巧をもの ともせず、さまざまなレーベルで名盤を作ってきたこの名手、ガンバ芸術の一大中心地でもあったフランスの音楽にも抜群にユニークな適性を 示してきました。イル・ジャルディーノ・アルモニコ初期メンバーでもある敏腕リュート奏者ルカ・ピアンカとのデュオを軸に、自らのアンサンブルであ るイル・スオナール・パルランテの俊才勢にも協力を仰ぎ、ここで満を持して向き合ったのは「天使のように弾く」と讃えられたマラン・マレ!
ALPHA
ALPHA-563(1CD)

NYCX-10135(1CD)
国内盤仕様
税込定価
オルティス『変奏論』と、16世紀の低音弦〜チェロとガンバの源流
ディエゴ・オルティス(1510頃〜1570):『変奏論』より
1) 低音弦独奏のための第3レセルカーダ*
2)「ラ・スパーニャ」の調べによる第1レセルカーダ*
3)「ラ・スパーニャ」の調べによる第2レセルカーダ*
4)「ラ・スパーニャ」の調べによる第3レセルカーダ*
5)「ラ・スパーニャ」の調べによる第4レセルカーダ*
6)「ラ・スパーニャ」の調べによる第5レセルカーダ*
7)「ラ・スパーニャ」の調べによる第6レセルカーダ*
ルイス・ミラン(1500〜1561):8) 第一・第二旋法にもとづく第12ファンタジア(ビウエラ独奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
9) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第1レセルカーダ*
10) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第2レセルカーダ**
11) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第3レセルカーダ**
12) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第4レセルカーダ*
アントニオ・デ・カベソン(1510〜1566):
13)「ミラノのガリアルダ」による変奏曲(オルガンとチェンバロ)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548〜1611):
14) おお、偉大なる玄義(合奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
15) 低音弦独奏のための第4レセルカーダ*
16) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第1レセルカーダ**
17) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第2レセルカーダ**
ルイス・デ・ミラン
18) 第一旋法による第1ファンタジア(ビウエラ独奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
19) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第3レセルカーダ*
20) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第4レセルカーダ**
21) 低音弦独奏のための第1レセルカーダ**
22) 低音弦独奏のための第2レセルカーダ**
23)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第1レセルカーダ**
24)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第2レセルカーダ**
25)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第3レセルカーダ**
26)「ラ・フォリア」の定旋律による第4レセルカーダ**
27)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第5レセルカーダ**
28)「ロマネスカ」の定旋律による第6レセルカーダ**
29)「ロマネスカ」の定旋律による第7レセルカーダ**
30)「ラ・フォリア」の定旋律による第8レセルカーダ**
アントニオ・デ・カベソン
31)「騎士の歌」による変奏曲(オルガン独奏)
ディエゴ・オルティス『変奏論』より
32)「ルッジェーロの歌」の低旋律による5声のレセルカーダ*
レ・バッス・レユニ (古楽器使用)【ブリュノ・コクセ (ディスカント・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)*、グイード・バレストラッチ (ディスカント・ガンバ、バス・ガンバ)**、エマニュエル・ジャック (バス・ガンバ)、リチャード・マイロン (バス・ガンバ)、モード・グラットン (Org)、ベルトラン・キュイエ (Cemb)、シャヴィエル・ディアス=ラトレ (ビウエラ&ルネサンスギター)

録音:2019年2月 ヴァンヌ・カルメル会礼拝堂(フランス北西部ブルターニュ地方)
【国内盤】日本語解説付
バロック初期から初期古典派にかけての低音弦音楽を、それぞれの作品にあわせて周到に研究、「チェロ」の定型に甘んじることなく、時代ご との低音弦のあり方を追求してきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセ。Alphaレーベルでリリースがあるたび、必ず何か新たな発見がそこに詰 め込まれているのですが、それは彼が低音弦研究に秀でた音楽学者マルク・ファンスへーウェイクや古楽器製作家シャルル・リシェなど、協力 者に恵まれてきたことの結実と言えるでしょう。しかも最近ではヴィオラ・ダ・ガンバの名手グイード・バレストラッチとも協力関係を続け、チェロと ガンバの歴史が互いに不可分だった17世紀前後の作品演奏にも積極的に取り組んでいます。本盤はまさにそうしたコクセの活動あればこ そ、の注目すべき新録音です。 フレスコバルディのカンツォーナ集やガンバの異才トバイアス・ヒュームなど17世紀の低音弦世界の真相を探ってきたコクセは、ここでさらに時を 遡り、まだチェロという楽器ができる前の、さまざまな低音弦楽器が併存していた16世紀に光をあてます。重点的に扱われるのは、ガンバの ための作曲家として知られたスペイン生まれのローマの巨匠、ディエゴ・オルティス。コクセは俊才バレストラッチ(アルペジョーネを使ったユニーク な新譜を出したばかり!)の協力のもと、シャルル・リシェ制作のガンバ属の楽器を自らもさまざまに弾き分けながら、16世紀の低音弦楽器 音楽がどのような世界だったかをくまなく探ってゆきます。オルガンやチェンバロ、ビウエラ(ルネサンス期の撥弦楽器)などで同時代音楽を混ぜ てゆくアルバム制作姿勢も好感度大。今回も闊達な弓さばきと丁寧な解釈に期待です。

Capella de Ministrers
CDM-2048(1CD)

NYCX-10142(1CD)
国内盤仕様
税込定価
クリストバル・デ・モラレス(1500-1553):スペイン王カルロス1世の宮廷礼拝堂に捧ぐエレミア哀歌さまざま
アレフ「なぜ、この都は孤独にへたり込んでいるのか」(『哀歌』第1歌第1〜3節)
ヌム「わが罪過の枷は、そのかたの手に握られ」(『哀歌』第1歌第14〜16節)
ヘート「神は心をお決めになり、シオンの壁を打ち壊すことに」(『哀歌』第2歌第8〜10節)
ザイン「その君子たちは雪のように白く」(『哀歌』第4歌第7〜9節)
コフ「わたしは恋人たちに声をかけたが」(『哀歌』第1歌第19〜21節)
フェー「シオンはその両手を伸ばして」(『哀歌』第1歌第17〜18節)
カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)【エリア・カサノヴァ(S)、ウーゴ・ボリバル(アルト=カウンターテナー)、フラン・ブラオホス、アルベルト・リエラ、ビクトル・ソルド(T)、パブロ・アコスタ(Bs)、カルレス・マグラネル、ジョルディ・コメリャス、リシャニア・フェルナンデス、 パブロ・ロメロ、レオナルド・ルッケルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベルト・カセス(テオルボ)】
総指揮:カルレス・マグラネル

録音:2019年5月24〜25日ラ・マレ・デ・デウ・デルス・デセンパラツ(孤児たちのための聖母)教会、バレンシア、スペイン
スペイン南東部バレンシア地方を拠点に、学術的根拠に基づきながら、企画性の高い中世&ルネサンス音楽のプログラムを提案しつづけて いるカペリャ・デ・ミニストレルス。彼らが主宰するレーベルの音源はどれひとつとっても筋の通った注目すべきプログラムが魅力で、生々しい直 接音をほどよい残響とともに伝える独特の自然派録音とあいまって、絶好の聴覚体験を約束してくれるものばかり。中世系のアルバムでは物 語性ある選曲も魅力ですが、今回のようなルネサンス系の録音では静謐なア・カペラを活かしながらの適切な器楽伴奏も味わい深く、音楽 学的研究をあざやかに現場的演奏効果にむすびつけてくれ、そのセンスには脱帽です。 今回の最新アルバムは、彼らの故郷スペインで16世紀に最も敬愛されていた作曲家のひとりモラレスの「哀歌」を集めた1枚。モラレスは対 位法芸術の粋をゆく多声音楽で才能をぞんぶんに発揮し、諸芸術に通じた皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)の宮廷でさまざまな 教会音楽を残しました。神に背いて滅ぼされたエルサレムについて嘆いた預言者エレミアの悲しみの詩、旧約聖書の『哀歌』に歌詞をもと め、復活祭前の節制期間などに唱えられていた本盤の音楽に、音楽監督マグラネルは弦楽合奏を折々添えてみせました。彼らアンサンブル の活躍地バレンシアはガンバ発祥の地とも言われ、独特の再現モデルによる玄妙なガット弦の響きの重なりは、各パートひとりずつのマドリ ガーレ編成で再現される教会歌の幽玄さとあいまって、500年前の音楽世界の生々しい悲痛さをあざやかに「いま」に甦らせてゆきます。

CPO
CPO-777707(1CD)
NX-B10
ヨハン・パッヘルベル:4つのマニフィカト集
マニフィカト ハ長調 PWV 1502
Meine Sunde betruben mich わが罪は我を悲しませる 変ホ長調 PWV 1221
マニフィカト ヘ長調 PWV 1511
ミサ曲 ニ長調 PWV 1302
マニフィカト ト短調 PWV 1513
Vergeh doch nicht, du armer Sunder
離れないでください、あなたは貧しい罪人です ハ短調 PWV 1225
マニフィカト ハ長調 PWV 1504
ヤン・コボウ(指)
ヒムリッシェ・カントライ

録音:2017年7月4,5日
「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。cpo レーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。今回収録され たのは、4曲のマニフィカトとミサ曲、2曲の器楽による宗教的な協奏曲です。「カノン」のような穏やかな作風ばかりではなく、時 には心境を吐露するかのような劇的な表現も含まれる多彩な作品は、パッヘルベルの真実の姿を伝えるにふさわしいもので す。自身もテノール歌手であるヤン・コボウがタクトを執り、共感溢れる演奏を聴かせます。
CPO
CPO-555144(1CD)
NX-B10
ナチュラル・トランペットの神秘
アントン・シュターミッツ(1717-1757):協奏曲 ニ長調-トランペット,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・マティアス・シュペルガー(1750-1812):協奏曲 第1番ニ長調-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨーゼフ・リーペル(1709-1782):シンフォニー ハ長調-3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・ゲオルク・ラング(1722-1798):協奏曲 ニ長調-トランペット,弦楽と通奏低音のための
シュペルガー:協奏曲 第2番ニ長調
-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・オットー(18世紀中頃):協奏曲 変ホ長調-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
クリスティアン・コヴァーツ(Tp)
クリストフ・ヘッセ(指)
リエン・フォスクイレン(指)
ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)

録音:2017年1月10-12日、2月6-7日
現在のようなバルブ機構が付いたトランペットが出現したのは、およそ1815年頃。それまでは、円筒形の直管にベル(朝 顔)が付いただけのシンプルな楽器=ナチュラル・トランペットでした。もちろん楽器として様々な改良が加えられていましたが、 基本的に奏でることができるのは倍音のみで正確な音階を奏でることは難しく、主に軍楽隊のファンファーレに用いられていまし た。バロック期になってようやく簡単なメロディが演奏できる楽器も現れはじめ、このアルバムに収録されている作品はどれも、そ の頃のナチュラル・トランペットのために書かれたもの。ニ長調という調性が多いのは、一番楽器の特性が活かしやすいという理 由によります。 このアルバムの演奏者は1796年、ハンガリー生まれのトランペット奏者クリスティアン・コヴァーツ。フランツ・リスト音楽院でトラン ペットと教会音楽を学び、スコラ・カントルム・バシリエンシスでツィンク(音孔を持つコルネット)の奏法を学び、修士号を取得し た古楽トランペット奏法のプロフェッショナルです。彼はクラリオンと呼ばれる巻管の長いバロック・トランペットを用い、卓越した技 術による滑らかな旋律を奏で、オーケストラと雄弁な対話を聴かせます。
CPO
CPO-555347(2CD)
NX-D11
テレマン:マルコ受難曲(1759) ヴェロニカ・ヴィンター(S)
アンネ・ビアヴィルト(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
マルクス・フライク(Bs)
エッケハルト・アベーレ(Bs)
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ(声楽アンサンブル)
ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)

録音:2018年9月29日 第25回マグデブルク・テレマン音楽祭 ライヴ
世界初録音
バロック期に活躍した作曲家の中で、おそらく最も作品数が多いとされているのがテレマンです。彼の作品の全てが整理されて おらず、その上、ハンブルクの図書館を中心に数多くの未発表作品が存在すると推測されており、その全貌は未だわかっており ません。この1759年作の「マルコ受難曲」も、これまではマグデブルク市の音楽監督を務めていたヨハン・ハインリヒ・ローレの作 品と考えられていましたが、最近ブリュッセル王立図書館に所蔵されていた資料からテレマンの作品と断定されました。匿名の 神学者によるテキスト「詩的な考察事項」が追加されたこのヴァージョンは、テレマンがテキストを細かく調整したことで、完成さ れた物語として整えられています。アリアよりも雄弁なレチタティーヴォも聴きどころです。この演奏にあたり、ヘルマン・マックスはア ルトのパートを1オクターヴ下に移調するなど、テレマンの構想を忠実に守り、鮮やかな世界を描き出しています。

CALLIOPE
CAL-1748(1CD)
アデライード王女のヴァイオリン
ギニョン:ソナタ Op.4-5、ソナタ Op.4-3
マチュー:三重奏曲 Op.2-3、
三重奏曲 Op.2-6
ドーヴェルニュ:ソナタ Op.1-4、ソナタ Op.1-6
アンサンブル・カンタン・ル・ジュヌ〔ジャン=クリストフ・ラマック(Vn)、アニェス・ラマック(Vn)、カロル・カリーヴ(Vc)、フランソワーズ・ドペルサン(Cemb)〕

録音:2017年4月21日−24日、ドメーヌ・マダム・エリザベス(フランス)
バロック後期のフランスにおける宮廷で愛された"ヴァイオリン"の芸術の魅力を紐解く、フランスのレーベルならではの充実のプログラム。
イタリアで研鑽を積みルクレールのライバルとも称された当時のヴァイオリンのヴィルトゥオーゾの1人、ジャン=ピエール・ギニョン(1702−1774)や、作曲家ジュリアン・アマブル・マチュー(1734−1811)、コンセール・スピリチュエルのディレクターも務めたヴァイオリニストのアントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713−1797)の「トリオ・ソナタ」を収録。
フランスのピリオド・アンサンブルが、ルイ15世の王女たちを魅了し、宮廷でも演奏されたであろう当時のヴァイオリン芸術を現代に響かせます。

LAWO Classics
LWC-1181(1CD)
テレマン:リコーダー・ソナタ集
テレマン:ソナチネ ハ短調 TWV.41:c2
ソナチネ イ短調 TWV.41:a4
ソナタ ハ長調 TWV.41:C2
ソナタ へ短調 TWV.41:f1
ソナタ へ長調 TWV.41:F2
ソナタ 変ロ長調 TWV.41:B3
ソナタ ハ長調 TWV.41:C5
ソナタ ニ短調 TWV.41:d4/ソナタ へ短調 TWV.41:f2
カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
ケイト・ハーン(バロックVc) 
クリスチャン・ショス(Cemb)

録音:2017年2月27日−28日、ヤール教会(バールム、ノルウェー)
「Singen ist das Fundament zur Music in allen Dingen(歌うことが音楽のあらゆることの基本)」。テレマンがマッテゾンに宛てた手紙の最初に書いたこのモットーは、旋律の美しい音楽を作曲するテレマンの基本原則を言い表したものとされています。『ブロックバード− ノルウェーのリコーダー音楽』(LWC1069)『ノルウェーのソナタ』(LWC1165)がリリースされたカロリーネ・アイステン・ダール(b.1980)の LAWO Classics の第3作アルバムでは、テレマンがリコーダーと通奏低音のために作曲したソナタとソナチネの全曲が演奏されます。アイルランドのダブリン生まれ、王立音楽アカデミーと王立ストックホルム音楽大学で学んだケイト・ハーンと、ノルウェー国立音楽大学でチェンバロを学び、バーゼル・スコラ・カントルムでアーリーミュージックのディプロマを取得したクリスチャン・ショスの共演です。

SUPRAPHON
SU-4277(1CD)
ヘンデルとルクレール
ルクレール:ソナタ ト長調 Op.9-7(1743)
ヘンデル:組曲 ニ短調 HWV 428(1720)
ヘンデル(ブラヴェ編):『調子のよい鍛冶屋』よりガヴォット HWV 430(1720)
 パッサカリア ト短調 HWV 432(1720)
作者不詳:皇女(1740)
ルクレール:ソナタ ホ短調 Op.9-2(1743)
ヘンデル:シャコンヌ イ長調
ヤナ・セメラードヴァー(バロック・フルート)、エーリヒ・トラクスラー(Cemb)

録音:2019年10月25&26日、2020年1月25日/マルティニク・スタジオ(プラハ)
チェコが誇るバロック・フルートの名手ヤナ・セメラードヴァーがヘンデルとルクレールの作品を録音しました!セメラードヴァーはフルート、バロック・フ ルート奏者として各国で活躍するだけでなく、コレギウム・マリアヌムの芸術監督や古楽フェスティヴァルのプログラムを監督するなど、演奏活動以外の面で も古楽界を牽引している音楽家。スプラフォン・レーベルより多数の録音をリリースしております。
当アルバムでは原曲がヴァイオリン・ソナタのルクレールの2篇とクラヴサンが原曲のヘンデルの作品を収録。ヘンデルではハルヴォルセンが編曲したヴァ イオリン&チェロ(またはヴィオラ)版でも有名なパッサカリアをここではブラヴェ編で演奏。また『調子のよい鍛冶屋』からガヴォットなど有名作品も収録し ております。 (Ki)

H.M.F
HMX-290400(7CD)
アルフレッド・デラー〜パーセル名録音集


■CD1&2
「妖精の女王」

■CD3&4 
「アーサー王」

■CD5 
「インドの女王」

■CD6 
「嘆きの歌」

■CD7 
「おお、孤独よ」
■CD1&2
アルフレッド・デラー(指揮・妖精)
デラー・コンソート
録音:1972年
■CD3&4
アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート
キングズ・ミュージック(ロデリック・スキーピング指揮)
録音:1978年
■CD5
アルフレッド・デラー(指)
デラーcho、キングズ・ミュージック(カテリーヌ・マッキントッシュ指揮)
録音:1976年
■CD6
アルフレッド・デラー(C.T)
ヴィーラント・クイケン(バス・ド・ヴィオール)
ウィリアム・クリスティ(Cemb)
ロデリック・スキーピング(Vn)
録音:1979年
■CD7 
アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート、デラーcho
録音:1977年
1979年、偉大なるカウンターテナー、アルフレッド・デラーが亡くなりました(1912-1979)。デラーは20世紀最大のカウンターテナーであり、「カ ウンターテナー」という存在をあらためて広く知らしめ、バロック音楽の復興の歴史を語る上で欠くことのできない役割を果たしました。同時代の作曲家 にも大きな影響を与え、ブリテンは「真夏の夜の夢」で、デラーを念頭に置いてオーベロン役を作曲しています。特にパーセル作品につ いては、パーセルは300年ほど前に生きた作曲家ですが、まるでデラーのために作品を書いたのではないかと皆に思わせるほど、その解釈と演奏に卓越 した手腕を発揮しました。デラーがいなかったらパーセル受容はこれほどまでにはならなかったといっても過言ではないでしょう。このたびハルモニアムン ディが、デラーの死後40年を記念して、オリジナル・テープからの入魂のマスタリングを施しました。あらためてデラーの芸術に思いを馳せるボックスセッ トです。 (Ki)


MIRARE
MIR-442(1CD)
ブクステフーデ:独唱のためのカンタータ集(および同時代人たちの作品集)
フランツ・トゥンダー(1614-1667):Ach Herr, lass deine lieben Engelein
ブクステフーデ:主は言われた BuxWV 17、ソナタ第6番ニ短調 op.1- BuxWV 257、Sicut Moses、
Herr, wenn ich nur dich hab - BuxWV 38
作曲者不詳:3つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
ヨハン・フィリップ・フェルチュ(1652-1732):深き淵より われ汝に呼ばわる 主よ
ガブリエル・シュッツ(1633-1710/11):2つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
クリスティアン・ガイスト(ca.1650-1711):Resurrexi adhuc tecum sum
ラ・レヴーズ
マイイ・ド・ヴィルトレイ(S)

録音:2018年10月、パリ
ブクステフーデが書いた独唱のためのカンタータ、およびブクステフーデの同時代人たちの作品を集めた1枚。“ラ・レヴーズ” は、バンジャマン・ペロー とフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブルです。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。ブクステフーデらの作品は、 イタリアのカンタータの影響も色濃く感じさせるスタイルのもので、後にバッハにも影響を与えることとなります。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2574(1CD)
「愛と死」〜モンテヴェルディ歌曲集
Introduzione al ballo
Et e pur dunque vero
Se i languidi miei sguardi
Maledetto sia l'aspetto
Partenza amorosa
Eri gia tutta mia
La mia turca
Sento un certo non so che
Lamento d'Arianna
Combattimento di Tancredi e Clorinda
Si dolce e'l tormento
ウィリアム・マッテウッツィ(T)
フランチェスコ・デ・ポーリ(Cemb)
フェデリコ・ヴィタローネ(リコーダー)
ヴァレンティナ・ボルガート(Vn)
アルベルト・ジョヴァンニーニ(Cb)

録音:2018年3月
高音を朗々と歌いオペラ界の第一線で活躍したテノール、マッテウッツィのソロ・アルバム。歌曲の元祖ともいうべきモンテヴェルディをシンプルな伴奏 で歌っています。「アリアンナの嘆き」「タンクレディとクロリンダの戦い」などの有名曲も収録。端正な歌唱でありながら場面によっては演劇的な歌い回し もあって声の自在さに聴きほれます。

IBS CLASSICAL
IBS-92019(1CD)
カウンターテナーとアコーディオンのための作品
作者不詳:めでたし、海の星よ(アヴェ・マリス・ステラ)(声楽とアコーディオン編)
ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):ミサ曲 「めでたし、海の星よ」(声楽とアコーディオン編)より-ベネディクトゥス
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「めでたし、海の星よ」-アニュス・デイ
ジョスカン・デ・プレ:汚れなく、罪なく、貞節なるマリア(声楽とアコーディオン編)
ヘスス・トーレス(1965-):愛の活ける炎
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ(声楽とアコーディオン編)
ガブリエル・エルコレカ(1969-):ミサ・ディ・ヴォーチェ
ジョスカン・デ・プレ:すべての人の心は乱れ(声楽とアコーディオン編)
ホアン・マグラーネ・フィゲーラ(1988-): Si en lo mal temps la serena be canta
ジョスカン・デ・プレ:悲しみと愁いにあふれるけれど(声楽とアコーディオン編)
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):Tratado de lagrimas
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV 1004 第5曲 シャコンヌ(H.テーネによる声楽とアコーディオン編)
カルロス・メーナ (C.T)
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)

録音:2018年6月8-10日
アントニオ・ガウディがモダンな建物に命を吹き込んだように、スペインの作曲家ギンジュアンは、現代音楽で失われてしまった音 楽語法や表現に、美学の要素を取り入れ、予測された作曲手法ではなく、音楽の要素がその都度必要とする響きを導き出 す作風で、新古典主義への道を切り開いています。ピアニスト、カルデロン・デ・カストロは1970年マラガ生まれ。コルトーやエド ウィン・フィッシャーの弟子であったステファニー・カンビエにピアノを習い、セヴィリャの音楽院やフライブルク、パリでも学び、シェーン ベルク、ヴェーベルン、ストラヴィンスキー、シュトックハウゼンなどを得意としています。2010年、カタロニア出身のギンジュアンと出 会い、音楽家同士のプロフェッショナルな関係とともに友情も育み、ギンジュアンの「ピアノ作品全集」録音に一緒に取り組むよ うになりました。明晰さと流動性を併せ持つギンジュアン作品に詩的なピアノで絶妙なニュアンスを演出しています。
IBS CLASSICAL
IBS-132019(1CD)
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):歌劇「巨人の戦争」 キャスト:マルタ・インファンテ (Palante) /エバ・フアレス(Jupiter)/アウローラ・ペーニャ(Minerva)
ソロミア・アントニャク(Hercules)/ピラル・アルバ(La Fama)
ソレダ・カルドーソ(El Tempio)/ラウラ・サバテル(La Inmortalidad)
オラリャ・アレマン(El Silencio)/ルイス・ダビド・バリオス(Tenor)
イリベル・アンサンブル
グラナダ・バロックO
ダリオ・タマーヨ(芸術監督/ダリオ・モレーノ(チェンバロ&指)

録音:2018年7月30-31日、8月1日 
ドゥロンはスペイン・バロック時代の劇音楽の作曲家。実際に作品が上演されることはあまりありませんが、10作の楽譜が保 存されており、少なくともその中の4作は完全な形で録音されるなど、同時代の作曲家に比べて知名度が低いわけではあり ません。彼の作品は、17〜18世紀のスペインの宮廷音楽以外のドラマ・ペル・ムジカ(音楽によるドラマ)の要素等を多用し たため、同時代のファン・イダルゴや、宮廷作曲家のアントニオ・レテレスなどの宮廷音楽をしっかり踏まえたドラマトゥルギーに 比べると若干難解ですが、親しみやすい旋律と明快な作風はスペインを中心に広く愛されています。ピリオド楽器を使用し てヨーロッパ、特にアンダルシアのバロック時代の作品を多く上演しているグラナダ・バロックOとイリベル・アンサンブル に、スペインで活躍する歌手たちによる演奏です。

ACCENT
ACC-24363(1CD)
ゼレンカ:ミサ曲(1724)
[キリエ ZWV26 / グローリア ZWV30 / クレド ZWV32 / サンクトゥス ZWV26 / ベネディクトゥス ZWV deest / アニュス・デイ ZWV26]
(2)サルヴェ・レジーナ ZWV137
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704
コレギウム・ヴォカーレ1704

録音:2018年8月
近年再評価され人気の高まっているゼレンカ。チェコ・バロック最大の作曲家として広く認知されてきたのはヴァーツラフ・ルクスがたびたび演奏し、良 質な CD をいくつもリリースしてきたことが一因としてあると言えましょう。
今回のアルバムにはミサ曲を収録。これは別々に残っている「キリエ」「グローリア」などをまとめて、それらの作曲年をふまえて「1724年のミサ」と して構成したもの。弦楽にオーボエ、ファゴット、トロンボーンが加わるオーケストラと、ソリストを伴う合唱のための壮麗な音楽となっており、ひとつの 大曲として一気に聴かせてしまうルクスの手腕に脱帽です。 (Ki)

Coviello
COV-91922(1CD)
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス:オーボエとオルガンのための作品集
オーボエと通奏低音のためのソナタ HoWV XI.1
オーボエとオルガンのためのコラール前奏曲 HoWV X.1-X.25より18曲
マルティン・ジェレフ(Ob)
アントニウス・アダムスク(Org)
ローゼンタール生まれのゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785)は、1742年からドレスデン聖母教会のオルガニストを務め、1755 年からドレスデンの3つの主要教会の合唱指揮者・音楽監督として活躍しました。 オーボエとオルガンのために書かれたコラール前奏曲はホミリウスの残した最も魅力的な作品のうちのひとつです。コラール旋律をオーボエに歌わせる ことによって、オルガンの音響の中から重要なメロディがくっきりと浮かび上がってくるような効果を作り出しています。 (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNT-2119(2CD)
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ヴェネツィアの図書館に残された手稿譜に基づく鍵盤作品全集
第1集 〜国立マルチャーナ図書館
ソナタ第1番〜第9番
チャコーナ
オッター ヴィオ・ダントー ネ(Cemb)
使用楽器:エジンバラ楽器博物館、ルッカース1638年製フランス・チェンバロのコピー

録音:2019年2月13-15、17-18日/ミラノ、聖アントニオ教会
タリアのレーベル CONCERTO CLASSICS から注目のシリーズが始まります。ヴェネツィアの図書館で保管された手稿譜を使っての、ベネデット・マ ルチェッロ鍵盤作品全集です。演奏はイタリア現役奏者で最高峰の実力を誇る名手ダントーネ。ルッカース製チェンバロのコピーを用い、美しい残響を持 つミラノの教会で録音しています。第 1 集は国立マルチャーナ図書館に保管されたソナタ集とチャコーナ。同じところに楽譜がある〈ソナタ第 10 番〉と〈チェ ンバロのための『迷宮』〉は第 2 集に収録予定とのことです。
オッターヴィオ・ダントーネは「アッカデミア・ビザンティナ」の音楽監督を 1996 年より務めており、今では通奏低音奏者・指揮者としてのイメージ が強くあります。しかしソロの鍵盤作品も過去にバッハやヘンデル、スカルラッティをリリースしており、どれも一級品の出来栄えでした。ときに個性的な 装飾を入れながらも、曲本来の魅力を伝える王道的なアプローチで説得力を生み出す巧みな演奏には、根強いファンも多いことでしょう。今回ひさしぶり のソロ録音、しかもなかなか演奏されないレパートリーということもあって実に期待が高まります。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0273(1CD)
NX-B03
ライヒャ(1770-1836):ピアノ作品全集 第4集
ソナタ ニ長調(1805頃)
アンダンテ ト短調(1800頃)
幻想曲 ホ短調/ホ長調 Op.61(1806頃出版)*
L'Espiegle いたずら-Allegro scherzando(1790年代?)
アレグロ 変ホ長調(1803頃)
幻想曲 ハ長調(1803頃)
幻想曲 変ロ長調(1805頃)
大ソナタ 変ホ長調(1805頃)
ヘンリク・レーヴェンマーク(P…スタインウェイD)
録音:2018年12月19,20日

*以外は世界初録音
*は初デジタル録音
ハイドン、ベートーベンの友人であり、パリ音楽院の作曲家教授としてベルリオーズ、リスト、フランクを育てたことで知られ るチェコ生まれの作曲家アントワーヌ・ライヒャ(アントニーン・レイハとも)。作曲家としてはオペラやカンタータをはじめ、あ らゆるジャンルの作品を手掛けており、とりわけ木管楽器を用いた室内楽作品が知られていますが、ピアノ曲は最近ま でほとんど演奏されることがありませんでした。TOCCATAレーベルではライヒャのピアノ作品全曲録音を敢行、これまで にソナタや変奏曲、練習曲などがリリースされています。第4集には2つの壮大なソナタを中心に、幻想曲やアンダンテな どの小品を、シリーズを通してライヒャ作品に取り組むレーヴェンマークの演奏で収録。バロックの様式を守りながら、新し い試みが取り入れられた端正な作品を楽しめます。

ALPHA
ALPHA-582(2CD)
NX-D07
アントニオ・ドラーギ(1634-1700):歌劇『エル・プロメテオ(プロメテウス)』(1669年) ファビオ・トリュンピ (T)…プロメテオ
スコット・コナー (Bs)…ペーレウス
マリアーナ・フローレス (S)…テティス
ジュゼッピーナ・ブリデッリ (Ms)・・・ニセア
ボルハ・キサ (Br)…サティーロ
ザカリー・ワイルダー (T)…メルクリウス
アナ・キンタンス (S)…ミネルヴァ
カミル・ベン・フサイン・ラシリ (Br)…ヘルクレス
ビクトル・トレス (Br)…ネレオ
アンナ・レインホルト (Ms)…パンドラ
アレハンドロ・メーラプフェル (Br)…ジュピター
ルシア・マルティン=カルトン (S)…アラクネ
ナミュール室内cho
カペラ・メディテラネア (古楽器使用)
レオナルド・ガルシア・アラルコン (総指揮・第3幕補筆)

録音:2018年6月 ディジョン音楽堂、フランス
イタリアのリミニに生まれ、当時オペラ歌手として特にカヴァッリ作品への出演で名を挙げたドラーギ。オペラの作曲家としても多くの作品を発表 しましたが、今日ではほとんど上演されることはありません。ドラーギはウィーンの皇室で本場イタリア出身の作曲家として活躍、彼をはじめとす るイタリア人の圧倒的活躍ゆえにシュメルツァーらドイツ語話者らが最重要職を得られない時代が続いたほどでした。ウィーンの図書館に残さ れている全3幕のオペラ『エル・プロメテオ(プロメテウス)』は、ハプスブルク家がオーストリアとスペインをともに治めた17世紀ならではの作。第1 幕、第2幕は現存するものの、第3幕については台本のみで楽譜は紛失していました。この失われた第3幕をアラルコンが当時の音楽作りに 合わせて大幅に補筆し蘇演した版が今回のCDに収められています。ゼウスに逆らい人間に火を与えたため、罰として山の頂に磔にされるプロ メテウス。生きながら鷲に内臓を啄まれるうえ、その内臓が毎日復活するのため苦痛が永遠に続くという、厳しい罰でした。 スペイン語で書かれた台本を意識して、カスタネットなどを導入し、アラルコンの得意とするスペインの色にすっかり染まった躍動的な音楽。特に アラルコンが補筆し完成させた第3幕は、よく馴染む音楽づくりとなっているものの、さらに情熱を帯びた盛り上がりを聴かせてくれます。トリュン ピ、ブリデッリ、キサといった、ソロ・アルバムを制作するレベルの名歌手たちが揃い、丁々発止のやり取りを聴かせていることも大きな魅力です。

ALPHA
ALPHA-449(1CD)

NYCX-10129(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ペルゴレージ:スターバト・マーテル(立ち尽くす聖母)〜ソプラノ、アルト、弦楽と通奏低音のための
ニコラ・ポルポラ:サルヴェ・レジーナ(ごきげんよう、皇后様)〜ソプラノ独唱、弦楽と通奏低音のための
レオナルド・レーオ:ベアトゥス・ヴィル(主を畏れる者は幸いなり)〜アルト独唱、弦楽と通奏低音のための
サンドリーヌ・ピオー(S)
クリストファー・ロウリー(コントラルト=カウンターテナー)
クリストフ・ルセ指揮 レ・タラン・リリーク(古楽器使用)

録音:2018年7月 オヴェール=シュル=ウワーズ聖母被昇天教会 (フランス北部イル=ド=フランス地方)
【国内盤】
日本語解説・歌詞訳付
2019年秋の来日も全国で大好評だったクリストフ・ルセが、思いがけない新録音をAlphaからリリースします。 1995年、DECCA/OISEAU-LYREで録音してから四半世紀ぶりの時を経て、新たに録音されたペルゴレージ畢生の大作『スターバト・ マーテル』を、同じナポリ楽派に連なる押しも押されもせぬ2人の巨匠作曲家たちの厳選名品と並べたプログラム。前回の録音はペルゴレー ジ尽くしでしたが、これで名盤あまたの傑作にさらなる新たな光が当たりそうです。 ペルゴレージの『スターバト・マーテル』は、ナポリ楽派の大家アレッサンドロ・スカルラッティの作例を手本に、それを上書するかたちで早世直前 のペルゴレージが仕上げた作品。2人の独唱者と簡素な弦編成による抑制された美しさは、またたくまにナポリ外の各地でも高い評価にむ すびつきました。ルセが今回独唱に迎えたうちの一人はサンドリーヌ・ピオー! カップリングにはナポリ最大の人気作曲家ポルポラがオペラでの 経験値を教会音楽に反映させた独唱モテットと、宗教曲は珍しいレーオの同種作。「ナポリのペルゴレージ」の素顔に迫る企画、ナポリ楽派 研究の先端をゆくディンコ・ファブリスが解説文を書いているのも見逃せません。
ALPHA
ALPHA-596(1CD)

NYCX-10130(1CD)
国内盤仕様
税込定価
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 D56
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 D96
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 D45
4声の協奏曲(Vn協奏曲)ト長調 D deest(世界初録音)
4声の協奏曲(Vn協奏曲)ニ短調 D44
シュシャーヌ・シラノシアン(Vn独奏)
ヴェニス・バロック・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2019年9月、エデン劇場、トレヴィゾ(イタリア北部)
【国内盤】
日本語解説付
来日講演でも話題を呼び、G.カルミニョーラやA.ベイエなどバロック・ヴァイオリン界のスタープレイヤーと続々実績をあげてきたイタリア随一の 古楽器集団ヴェニス・バロック・オーケストラ。フランスのカリスマ的レーベルAlphaから最新盤が登場するのも驚きですが、選ばれた作曲家は タルティーニ――「悪魔のトリル」だけが突出して有名ながら21世紀にもなお正当に評価されているとはいいがたい巨匠。2020年に歿後 250周年を迎えるこの知られざる大作曲家の素顔に、新発見作品も交えて迫ります。 タルティーニが生まれた現スロヴェニア領ピランは、のちに彼が晩年まで長く活躍することになる北イタリアの古都パドヴァと同様、当時はヴェネ ツィア共和国の一部でした。ヴェニス・バロック・オーケストラがこの作曲家を意識するのはいわば必然。主宰マルコン曰く、3年がかりでこのプ ロジェクトを進めてきたとのこと。独奏者シラノシアンはムジカ・アンティクヮ・ケルンの主宰者ラインハルト・ゲーベルやジョス・ファン・インマゼールな どの大御所たちが大いに推すアルメニア系フランス人古楽器奏者で、Alphaではインマゼールとのデュオでタルティーニやルクレールのソナタも 録音しています(Alpha255)。数あるヴァイオリン協奏曲から初期〜晩期まで長調・短調バランスよく選曲、新発見作品は記念年だからこ そ話題にしたい後期作品。タルティーニ後年のユニークな和声理論がどう作品に生かされているか、磨き抜かれた古楽器演奏でじっくり味わ い尽くしたいものです。

TOCCATA
TOCC-0553(1CD)
NX-B03
ピエトロ・ヴィンチ(1525頃-1584):最も知られる14の神聖なソネット(1580) アニー・バレット(S)/マシュー・アンダーソン(T)
イアソン・マクストゥーツ(T)/マイケル・バレット(T)
スティーヴン・ヒリスラク(Bs)
ノータ・ベネ(アンサンブル)【ヨアンナ・ブレンドゥルフ(トレブル&バス・ヴィオール)、ウェンディ・ギルスピー(バス・ヴィオール)、サラ・ミード(アルト&グレート・バス・ヴィオール)、エミリー・ウォルホウト(アルト、バス&グレート・バス・ヴィオール)】
ジェリー・ジェフリー(バス・ヴィオール)

録音:2019年7月2-4日
世界初録音
イタリア・ルネッサンス後期の時代に活躍した作曲家ピエトロ・ヴィンチ。出生時の詳細は分かっていませんが、恐らくシチ リアのニコシアで生まれ、ベルガモに赴き宮廷につかえたのち、シチリアのさまざまな都市で作曲家として活躍、マドリガル と教会音楽のいくつかを出版しています。この「最も知られる14の神聖なソネット」は、ミケランジェロの友人として知られ る女性詩人ヴィットリア・コロンナ(ジャケットに描かれている人物)のソネット集に曲をつけたもの。キリストの誕生、死、 変容の様子を、マドリガルの様式で描き出しています。ボストンを拠点とするヴィオール・アンサンブル「ノータ・ベネ」の見 事な演奏で。

Sterling
CDA-1840-2(1CDR)
聖シーグフリッドの聖務日課:Instrumental/交唱第1晩課/第2朝課交唱/第3朝課交唱/Instrumental/第4朝課交唱/第5朝課交唱/Instrumental/第7朝課交唱/第8朝課交唱/第2賛歌交唱/第3賛歌交唱/第5賛歌交唱/第5朝課応唱/Instrumental/第6朝課応唱/第7朝課応唱/第8朝課応唱/Instrumental/ベネディクトゥス交唱/賛歌聖歌 アンサンブル・イェマ〔クリスティン・ユーンソン、ドロテーア・クヌースト、エメリ・ルース、カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(芸術監督)、ユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン(ハーディガーディ)〕

録音:2019年10月6日8日、ヘムショー新教会(ヴェクショー、スウェーデン)
スカンディナヴィアに関わる中世の教会音楽を演奏するため2006年に創設、ビルギッタ修道会の聖歌400年のアルバム『マリア!マリア!』をリリースした「アンサンブル・イェマ」の新作。南スウェーデン、ヴェクショー教区の聖人シーグフリッドの祝日、2月11日の聖務日課のため13世紀の変わり目あたりに書かれた聖歌を歌ったアルバムです。芸術監督カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(b.1971)を中心とする4人の歌に、王立ストックホルム音楽大学とヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーで学んだミュージシャン、ハーディガーディを得意とするユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン(b.1990)の演奏をはさんで進められます。前のアルバムと同じヴェクショーの教会で録音セッションが行われました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Aeolus
AE-10174(1CD)
ニュルンベルク・ゲルマン国立博物館のクラヴィツィテリウム
クリスティアン・エアバッハ(after 1568−1635):第6旋法によるカンツォーナ
作曲者不詳(1595年頃南ドイツ):「Je prends en gres」
エアバッハ:第4旋法によるカンツォーナ、第9旋法によるリチェルカール
ヨハン・シュターデン(1581−1634):トッカータ ト短調
ヤーコプ・ハスラー:(1569−c.1622):カンツォーナ ト短調
ハインリヒ・プフェントナー(c.1588−1630):カンツォン ト長調
シュターデン:バレット ニ長調、コレンテ ニ短調
ヴァレンティン・ドレッツェル(1578−1658):ソナタ イ短調
カール・ファン・デア・フーヴェン(1580−1661):第4旋法によるリチェルカール
ヤーコプ・ペ(1556−after 1623):「Ist mir ein fein braun Megdelein」、「Du hast mich woellen nemmen」、スキャラズラ・マラズラ、「Aus frischem freyem muth」、ウンガレスカ
ハンス・レオ・ハスラー(1564−1612):第12旋法によるカンツォン
シュターデン:アッラマンダ・ヴァリルト
ハンス・レオ・ハスラー:カンツォン ニ短調、「Ach Schatz, ich sing und lache」、「Mit deinen lieblichen Augen」、「All Lust und Frewdt」、「Ach weh der schweren Pein」、「Nun last uns frohlich sein」、「Ihr Musici, frisch auff und last doch horen」、カンツォン ヘ長調
ベルンハルト・クラップロット(クラヴィツィテリウム)

録音:2013年9月、ゲルマン国立博物館(ニュルンベルク)
「クラヴィツィテリウム」とは、弦と響板が垂直に立てられた縦型(アップライト)のチェンバロの一種。主流の楽器にはならなかったものの、最古の物は15世紀の楽器が現存しており、その後も散発的に製作され続けていました。ニュルンベルクのゲルマン国立博物館に所蔵されている貴重なクラヴィツィテリウム(製作者不詳、1620年頃ドイツ)を使用した初のレコーディング。演奏は、ボブ・ファン・アスペレンの弟子であり、現在ヴァイマールのフランツ・リスト音楽大学でチェンバロ・古楽系鍵盤楽器と古楽を教えているヒストリカル楽器の専門家、ベルンハルト・クラップロット。
縦になったことによりジャックが自動で戻らないため、非常に複雑なアクションを持つクラヴィツィテリウムの不思議なユニークな音色を、16世紀〜17世紀の特別なレパートリーでお楽しみください。

Ars Produktion
ARS-38561(1CD)
イル・ポスティリオーネ〜ヴェラチーニ、ハッセ、ゼレンカによるリコーダー作品集
ヴェラチーニ:ソナタ・パスティッチョ ニ短調、ソ
 ナタ ヘ長調、ソナタ イ短調、
 ソナタ第9番ト短調、シャコンヌ ト長調
ハッセ:ソナタ ニ長調 Op.2-1、
 ソナタ ニ長調 Op.2-2、前奏曲変ロ長調
ゼレンカ:カンツォン ZWV.191
ラウラ・シュミット (リコーダー) 、アンサンブル・ディスティント〔クラウディウス・カンプ(バロックファゴット、リコーダー)、ブルーノ・ウルタード・ゴザルヴェス(バス・ヴィオール)、サム・チャップマン(テオルボ、アーチリュート、バロック・ギター)、脇田英里子 (チェンバロ、ポジティヴ・オルガン)〕

録音:2017年、マルティン教会(バーゼル、スイス)
イタリアのヴェラチーニ、ドイツのハッセ、ボヘミアのゼレンカ。バロック時代の大作曲家たちのリコーダーのための音楽を華麗に奏でるラウラ・シュミットは1989年、シュトゥットガルト出身の女流奏者。
チューリッヒ室内Oやベルン・バロック・オーケストラ、ヘルシンキ・バロック・オーケストラ、ミュンヘン室内Oなどと共演を重ねているドイツ古楽界に現れた才女です。また、共演のアンサンブル・ディスティントはシュミット自らが主宰するピリオド・アンサンブル。バーゼルを拠点に活躍中の日本人鍵盤楽器奏者、脇田英里子の参加もポイントです。

Audax Records
ADX-13720(1CD)
ヘレンダール:ケンブリッジ・ソナタ集
ソナタ第2番イ長調/ソナタ第3番ニ短調/ソナタ第4番ニ長調/ソナタ第1番イ長調/ソナタ第5番ハ長調/ソナタ第6番ニ長調
(全曲世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
チェ・グゥリム(Vc)、
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)

録音:2018年12月11日−13日&2019年7月21日、SWR(南西ドイツ放送)スタジオ(カイザースラウテルン、ドイツ)
日本語解説付き
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。2013年に自身のレーベルAudax(オーダックス)を立ち上げ、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘しています。
プラムゾーラーが新たに発掘するのは、オランダ出身で、後期バロック時代のイングランドで活動したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ピーター・ヘレンダール(1721−1791)。ロンドンには定住せず、オックスフォード、キングズ・リンと移り住み、1762年以降はケンブリッジへ居を構え、生涯オルガニスト兼教師として過ごしました。
ここでは、ケンブリッジのフィッツウィリアム博物館に手稿譜が保管されている未刊行の11のソナタのうち、最初の6曲を収録。旋律線に真髄があり、その劇的な構成に知性を湛えたその作品からは、ヘレンダールが作曲家兼ヴァイオリン奏者として十分な力量を持った人物であったことがわかります。

Glossa
GCD-924008(2CD)
モンテクレール:音楽悲劇 「ジェフテ」(パリ、1737) オルフェオO、パーセルcho
ジュルジ・ヴァシェジ(指)、タシス・クリストヤンニス(ジェフテ)、シャンタル・サントン=ジェフリー(イフィス)、ユディト・ファン・ワンロイ(ラ・ヴェリテ、アルマジー)、トマ・ドリエ(フィネ)、ザッカリー・ワイルダー(アモン)、カティア・ヴェレタ(テレプシコール、ヴェニュ、マスファの住民、イスラエル人、羊飼い)、アドリアーナ・カラフスキー(ポリムニー)、クレマン・ドビューヴル(アブドン、ヘブライ人)、ダヴィド・ヴィチャク(アポロン、アブネル、マスファの住民)

録音:2019年3月10日−12日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール(ブダペスト芸術宮殿、ハンガリー)
エルヴェ・ニケに代わりGlossaのフランス・バロック・レコーディングを充実させてきたハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。Glossa移籍後もハイ・ペースで活発な録音活動を続けるヴァシェジが歩みを進めるフランス・バロック・プロジェクト。最新作は、パリ・オペラ座のオーケストラでバス・ド・ヴィオロン奏者としても活動したフランス・バロックの音楽家、ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667−1737)のオペラ。聖書のエフタの物語を題材とした悲劇「ジェフテ」の貴重な全曲録音を、シャンタル・サントン=ジェフリーを始めとする名歌唱、名手サイモン・スタンデイジがコンサート・マスターを務めるピリオド・オーケストラの溌溂としたサウンドでお送りします。
Glossa
GCD-922703(1CD)
クープラン:ルソン・ド・テネブレ(パリ、1714)
クープランル:ソン・ド・テネブレ第1番
ルイ・クープラン:パヴァーヌ 嬰ヘ短調(器楽)
クープラン:ルソン・ド・テネブレ第2番、葬送(器楽)、ルソン・ド・テネブレ第3番
ルイ・クープラン:パリのカリヨン(器楽)
カロリーヌ・ミュテル(S)、カリーヌ・デシェイエ(S)、セバスティアン・デラン((指)チェンバロ)、レ・ヌーヴォー・キャラクテール、マーティン・バウアー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ハジェ・ハナナ(Vc)、郡司和也(Org)
C

録音:2019年4月、シャペル・ド・ラ・トリニテ(リヨン、フランス)
ハープシコードと通奏低音を学んだパリ音楽院を1等賞で卒業し、レオンハルトやアンタイ、アスペレン、ケネス・ギルバート、ルセから薫陶受け、フランス古楽界に颯爽と現れた注目株セバスティアン・デラン。
2006年に創設したピリオド・オーケストラ、レ・ヌーヴォー・キャラクテールを率いての新たな録音は、エレミヤの哀歌から取られた感動的で悲痛なテキストによる「ルソン・ド・テネブレ(暗闇の朗誦)」の中でも傑作とされるフランソワ・クープランの「ルソン・ド・テネブレ」。メイン・ヴォーカルはレ・ヌーヴォー・キャラクテールの共同創設者であるカロリーヌ・ミュテルと、創設当初から共に活動しているカリーヌ・デシェイエの二人。約10年前にヴェルサイユで行われた結成当初のコンサートでも、デラン、ミュテル、デシェイエの3人でクープランの「ルソン・ド・テネブレ」を演奏しており、活動の原点ともなるプロジェクトです。
3つのルソン(朗誦)の間にはクープラン自身と、伯父ルイ・クープランの器楽曲を挟み、フランス・バロックの宗教的声楽作品の最高峰の1つを真摯でハイ・クオリティなパフォーマンスでお届けします。

Hyperion
CDA-68285(1CD)
フェイディング〜終課集
タリス:光消ゆる前に/ジェズアルド:み顔をしもべの上に輝かせ/ジョナサン・シーアズ(b.1954):見下ろしたまえ, おお主よ/パーク:おお喜ばしき光(フォス・ヒラロン)/ジョアンナ・マーシュ(b.1970):フェイディング(アラベスク第3番)/バード:子守歌「おやすみ, かわいい子」/ヴェルヨ・トルミス(1930−2017):小さなベリーが眠る時(4つのエストニアの子守歌第2番)/ゴンベール:生涯の真中で/トルミス:我が子のために歌う(4つのエストニアの子守歌第1番)/タイ:われら追放されしエバの子らは叫ぶ「サルヴェ・レジナ」/トルミス:揺りかごを揺らそう(4つのエストニアの子守歌第3番)/アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり/マレンツィオ:光がなくて生きてゆけるだろうか/マーシュ:シーズ・イン・フライト(アラベスク第4番)/ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おおエクレシア/サラ・リムクス(b.1990):私の心は歌う鳥のよう/ゲルダ・ブロック=ウィルソン(b.1955):おお小さなバラ, 暗いバラ/トルミス:子守(アイユー)(4つのエストニアの子守歌第4番)
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレクサンダー・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク((指)バス)

録音:2019年2月21日−23日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。オワイン・パーク以外のメンバーも、タリス・スコラーズやマリアン・コンソートのメンバーを務めるアレクサンダー・チャンス(著名なカウンターテナー、マイケル・チャンスの子息)を始め、若き有望な歌手が集っています。
サード・アルバム「フェイディング(Fading)」は、一日の終わりに行われる祈り「終課(終祷)」をテーマに、12世紀のヒルデガルト・フォン・ビンゲンから21世紀の作曲家(オワイン・パーク自身を含む)の作品までを幅広く集成。一日の終わりの音楽なので子守歌として歌われているバードの「おやすみ, かわいい子」や、20世紀エストニアの作曲家ヴェルヨ・トルミスの「4つのエストニアの子守歌」、光と闇を題材にした作品などが含まれ、神秘的で瞑想的な音楽が、息をのむような美しいアンサンブルで歌われています。

Hyperion
CDA-68326(1CD)
エスキベル:ミサ曲 「閉ざされた園」
フアン・エスキベル(c.1560−1630以前):レジナ・チェリ
ロドリーゴ・デ・セバーリョス(c.1530−1581):閉ざされた園
エスキベル:ミサ曲 「閉ざされた園」(ミサ・ホルトゥス・コンクルスス)より〔キリエ、グローリア〕、来たれ主よ、ミサ曲 「閉ざされた園」より〔クレド〕、我は生ける糧なり、ミサ曲 「閉ざされた園」より〔サンクトゥス、アニュス・デイ、イテ・ミサ・エスト〕、救い主のうるわしき母、第5旋法によるマニフィカト、アヴェ・レジナ・チェロルム、ヌンク・ディミッティス、サンクタ・マリア、この日の終わる前に、サルヴェ・レジナ
デ・プロファンディス、
イーモン・ドゥーガン(指)

録音:2019年5月7日−9日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
Hyperionからのリリース第3弾は、シウダー・ロドリーゴ大聖堂の楽長を務めた後期ルネサンス時代のスペインの作曲家、フアン・エスキベル(c.1560−1630以前)のミサ曲「閉ざされた園」(ミサ・ホルトゥス・コンクルスス)とマニフィカト&モテット集。当時のスペインではもっとも多作で優れた作曲家の一人として知られていながらも、現代では顧みられることの少ないエスキベルの音楽を復権します。
また、決まった音楽監督置かず、プロジェクトごとにその道のスペシャリストを指揮者に招くというのもデ・プロファンディスの特徴の1つ。録音第1弾(CDA 68257)ではカージナルズ・ミュージックの共同創設者である音楽学者&合唱指揮者のデイヴィッド・スキナーを、第2弾(CDA 68141)ではイ・ファジョリーニの創設者ロバート・ホリングワースを招き高い評価を得ています。第3弾では、ザ・シックスティーンのアソシエイト・コンダクターであり、Coroレーベルでは知られざるポーランド・バロックの録音シリーズでその手腕を発揮した実力者、イーモ

PAN CLASSICS
PC-10409(2CD)
ビーバー:ロザリオ・ソナタ グナール・レツボール(Vn)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

録音:2019年5月14-19日/聖フローリアン修道院
バロック・ヴァイオリンの名手でありビーバーのスペシャリストであるレツボールが、変則調弦を採り入れた15のソナタと感動的なパッサカリアからな る神秘の名作『ロザリオ・ソナタ』をまさかの再録音!ARCANA盤を凌駕する圧巻の演奏、大注目のアルバムです!
1967年にエドゥアルト・メルクスが『ロザリオ・ソナタ』を録音してから、この作品は神秘的で特別な楽曲として広く認知されるようになりました。以降、 意欲的な古楽ヴァイオリン奏者たちにとっての試金石と言える重要なレパートリーとなっています。
1996年に録音されARCANAレーベルから発売されたレツボール盤は、この名作の録音史に名を刻む名盤です。その後もレツボールは自らのアンサ ンブル「アルス・アンティクヮ・アウストリア」と共にビーバー作品の録音・演奏に積極的に取り組み、ビーバーの専門家としての評価を確固たるものとし てきました。そして2019年、ファン狂喜の『ロザリオ・ソナタ』再録音。演奏家としての豊かな経験が大いに生かされた、圧倒的な再提示です。旧盤と 比べると演奏時間は20分以上長くなり、最新研究を採り入れたさまざまな変化がたいへん興味深いものとなっています。古楽好きは聴き逃し厳禁の大注 目盤。 (Ki)
PAN CLASSICS
PC-10397(1CD)
ルイージ・ルドヴィコ・マドニス(1695-1777):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集(1738)
ソナタ第1番ニ長調
ソナタ第2番イ短調
ソナタ第4番ホ短調
ソナタ第5番ニ短調
ソナタ第7番変ホ長調
ソナタ第8番変ロ長調
マリア・クレスティンスカヤ(Vn)
パヴェル・セルビン(Vc)
インビ・タル ム(Cemb)

録音:2019年7月4-7日
ルイージ・ルドヴィコ・マドニスはヴィヴァルディの弟子で、1720年頃のヴェネツィアでは名の通ったヴァイオリニストでした。クヴァンツも日記の中で 彼を称賛しています。そしてマドニスは1733年にサンクトペテルブルクに移りロシアの宮廷音楽家となります。イタリアの器楽語法にロシアの要素を採り 入れた独特のスタイルを確立し、ロシアでも人気を博しました。 (Ki)

APARTE
AP-209(1CD)
太陽王のオペラ
1. リュリ:「オルフェ」(1690)より「 Ah ! que j’eprouve bien que l’amoureuse flamme… 」 (ユリディス)
2. マラン・マレ:「アルシオーヌ」(1706)より序曲
3-5. マラン・マレ:「アリアーヌとバッカス」(1696)より「 Croirai-je, juste ciel ! ce que je viens d’entendre ? 」 (アリアーヌ)
、眠りの交響曲、フルートのためのエア
6. カンプラ:イドメネ(1712/1731年版):シャコンヌ
7. リュリ:アシとガラテ(1686)より「 Enfin, j’ai dissipe la crainte… 」 (ガラテ)
8-9. アンリ・デマレ:キルケー(1694) より「 Sombres marais du Styx, Cocyte, Phlegeton… 」 ( キルケー)、「 Calmez
votre violence… 」 (キルケー)
10. リュリ:ブシュケ(1671)より「 Deh, piangete al pianto mio… 」 (Une Femme affligee)
11.
シュトゥック:Air ajoute a Thetis et Pelee (1708)「 Non sempre guerriero… 」
12. カンプラ:「優雅なヨーロッパ」(1697)より「 Mes yeux, ne pourrez-vous jamais… 」 (Zaide)
13-15. カンプラ:「テレフ」(1713)よりサラバンド、「 Soleil, dans ta vaste carriere… 」 (La Pythonisse)、「 Charmant Pere
de l’harmonie… 」 (La Pythonisse)
16. マレ:アリアーヌとバッカス(1696)よりロンドー
17. カンプラ:「テレフ」より「 Quelle epaisse vapeur tout a coup m’environne ? 」 (La Pythonisse)
18. マレ:「アルシオーヌ」(1706)よりMarche pour les Matelots
19. カンプラ:「イドメネ」(1712)より「 Espoir des malheureux, plaisir de la vengeance… 」 (Ilione)
20. マレ:「アルシオーヌ」(1706)より船員たちの第2のエア
21. モンテクレール:「夏の祭典」(1716)より「 Mais, tout parle d’amour dans ce riant bocage ! 」
22. カンプラ:「イドメネ」(1712/1731年版)より「 Coulez, ruisseaux ; dans votre cours… 」 (Venus)
23. リュリ:「町人貴族」(1670)より「トルコ人の儀式のための行進曲」
24. シュトゥック:「ポリドール」(1720)より「 C’en est donc fait : le roi n’a plus de fils… 」 (Ilione)
キャスリーン・ワトソン(S)
レ・ザンバッサデュール
アレクシス・コッセンコ(指)

録音:2018年9月
イギリス出身の名ソプラノ、キャスリーン・ワトソンのソロ・アルバムの登場。ワトソンはケンブリッジのトリニティ・カレッジでアングロ=サクソン史と 文学を研究するとともに、同カレッジ合唱団でコーラスを学びました。2008年に卒業し、クリスティが主宰するアカデミー「声の庭」に合格、以降活躍 の場を広げています。2019年10月のクリスティの来日時、「メサイア」で素晴らしいソロ(ソプラノT)を務めていたことも記憶に新しい存在です。 ここでは「太陽王のオペラ」と題し、オペラ・アリアと器楽曲をプログラム。カンプラ、マレ、さらにはルイ・ド・リュリの忘れられたオペラ「オルフェ」 からの楽章も入っています。恋に落ちた女性から抒情的悲劇の主人公まで、ワトソンが気品と知性とを兼ね備えた完璧な歌唱力で演じ歌いあげます。彼女 の歌声のまっすぐな美しさ、そしてアンサンブルのメンバーの奏でる音色が、フランス・バロックの粋を提示してくれます。 (Ki)
APARTE
AP-223(1CD)
ベルナール・ド・ビュリ、ラモー、ロワイエ、カルドンヌ、ルクレール、モンドンヴィル、ドーヴェルニュ、ボワモルティエ他の作品集 シャンタル・サントン・ジェフリー(S)
パーセルcho
オルフェオ・オーケストラ
ジェルジ・バシェギ(指)

録音:2017年11月
ランス・バロック音楽のスペシャリストであるシャンタル・サントン・ジェフリーが歌うフランス・バロックの魅力がつまったプログラム。独唱者にも 大人数が必要となる合唱にもヴィルトゥオジティが要求されますが、ここで展開されている演奏はあまりにも見事。当時の演奏者たちのレヴェルの高さは いかほどだったのだろうと時空を越えて思いを馳せてしまう1枚です。 (Ki)
APARTE
AP-216(2CD)
リュリ:歌劇『イシス』(全曲) タリー、イシス、妖精イオ:エヴ=モー・ユボー(Ms)
名声、メルポメーヌ、ミセーヌ、ジュノン:ベネディクト・トラン(S)
カリオプ、イリス、シランクス、エベ:アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)
アポロン、ピラント、フュリ:シリル・オヴィティ(T)
ジュピター、パン:エドウィン・クロスリー=メルセル(バス=バリトン)
ネプチューン、アルゴス:フィリップ・エステフ(Br)
メルキュール:ファビアン・イオン(T)
イエラ:エムリー・ルフェーヴル(Br)
二人の妖精:ジュリー・カルベート&ジュリー・フェルコテレン
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内cho

録音:2019年7月11,13&14日、サル・ガヴォー
サリエリの歌劇「タラール」(世界初録音)で2019年度アカデミー賞オペラ部門を受賞したルセ率いるレ・タラン・リリク。次なるオペラ新譜は、リュリの『イ シス』です。全曲録音は、2005年のレーヌのものから約15年ぶりとなります。この『イシス』は、ローマ神話や古代エジプトの要素をとりいれた、愛 と嫉妬の物語。ジュピターが妖精イオを宮廷に迎えたことによって起きる恋愛騒動を描いています。当時の宮廷でも太陽王のお気に入りだったモンテスパ ン夫人が同様のシチュエーションにあるとして、夫人は台本作家キノーを追放するという事態にまで発展しました。最終的にイオは女神イシスとなりますが、 その物語を音楽化したリュリのオーケストラの手腕は見事。氷の世界での凍えるようなコーラス(パーセルにも影響を与えた)、フルートが妖精シランクス を模倣するシーンも絶品です。冒頭のフランス風序曲の絶妙なテンポ感と気品からオペラの世界に引き込まれます。素晴らしい器楽奏者による切れのよい 管弦楽、そして見事な合唱団と歌唱陣によって、イシスという作品がもつ優雅な雰囲気と魅力のすべてが引き出された名演の登場です! (Ki)

ACCENT
ACC-243(1CD)
フランチェスコ・マリア・カッタネーオ(c1697-1758):協奏曲イ長調(独奏ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
協奏曲ヘ長調(独奏ヴァイオリン,オーボエ2,弦楽と通奏低音)
協奏曲ニ長調(独奏ヴァイオリン,独奏ファゴット,弦楽と通奏低音)
協奏曲イ長調(独奏ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
作曲者不詳:シンフォニア ト長調(オーボエ2,弦楽と通奏低音)
序曲 ハ短調(オーボエ2,ファゴット,弦楽と通奏低音)
シンフォニア 変ロ長調(弦楽と通奏低音)
アントン・シュテック(Vn、揮)
ラルパ・フェスタンテ

録音:2019年6月
ラインハルト・ゲーベルにバロック・ヴァイオリンを学び、ムジカ・アンティクヮ・ケルンやレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、コンチェルト・ケルンの コンサート・マスターを務めてきたアントン・シュテック。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(ACC-24320)のリリースで話題となったラルパ・フェ スタンテとのコンビで、たいへん珍しいフランチェスコ・マリア・カッタネーオの協奏曲集を発表しました。カッタネーオはヴィヴァルディと同時代にヴェネツィ アで活躍した人物であり、当時流行の華やかなヴァイオリン芸術が楽しめます。

CPO
CPO-555057(1CD)
NX-B10
フローリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):アリア集
歌劇「スキロのアキッレ」-「Involarmi 盗むために」
歌劇「ウティカのカトーネ」-「Se in campo armato 武装隊にいる場合」
歌劇「ウティカのカトーネ」-「Dovea svenarti allora その時には気を配り」
歌劇「ウティカのカトーネ」-「Per darvi alcun pegno 誓約しないために」
歌劇「スキロのアキッレ」-「Ah, ingrato, amor ああ、ありがたき愛」
歌劇「ラ・ジンガーラ-放浪者たち」-「Nessuno consola un povero core 貧弱な心を誰も慰めない」
歌劇「職人の愛」-「Ah, che son fuor di me ああ、私の外にいる人」
歌劇「職人の愛」-「Che vuoi dir con questi palpiti この胸の高鳴りは」
アリア「Come mi sprezza ancora どうやって私を軽蔑するのか」
歌劇「ライヴァルの女中たち」-「Cogli amanti 恋人を手に入れる」
オペラ・セリアより「Barbara e non rammenti バルバラは覚えていない」
.オペラ・セリアより「Delfin che al laccio infido デルフィン、陰険な罠」
オペラ・セリアより「Dove son 私はどこ」
オペラ・セリアより「Pallid´ombra 青白い影」
オペラ・セリアより「Saprei costante e ardita 絶え間なく大胆に」
アニア・ヴェグリー(S)
デヴィッド・スターン(指)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーO

録音:2016年2月2-5日、2017年11月13-15日
最近、にわかに脚光を浴びている作曲家の一人、フローリアン・レオポルト・ガスマンのアリア集。ボヘミアのブリュックスで生 まれ、地元の合唱団で音楽教育を受け、20代の終わりにはすでに歌劇を作曲、これをヴェネツィアの謝肉祭シーズンで 上演していたという記録が残っています。歌劇の台本の多くは当時の名作家ゴルドーニによるもので、彼の歌劇はグルック を凌駕するほどの人気を獲得、1763年にはヨーゼフ2世が彼をウィーンに招き、1772年には宮廷指揮者に任命される など皇帝から多大なる信頼を寄せられました。しかし、活動の絶頂期であった1774年、馬車から落下するという不慮の 事故に見舞われ、そのまま45歳の生涯を閉じてしまいます。 現在、彼の名が注目されている一番の理由は、あのサリエリの師匠であったことでしょう。サリエリ人気の高揚に伴い、ガス マンの作品も聴かれるようになりつつあります。このアリア集は、あまり録音の多くないガスマン作品を知るためにふさわしい 1枚。新進気鋭のソプラノ歌手アニタ・ヴェグリーの輝かしい声でお楽しみください。
CPO
CPO-555060(1CD)
NX-B10
ラインハルト・カイザー(1674-1739):劇音楽とカンタータ、アリア集
コンチェルト(劇音楽)
カンタータ「Die bis in den Tod geliebte Iris」(1968)
アリア・アンダンテ(劇音楽)
カンタータ「L’Occaso di Titone all’Aurora oriente」(1713)
Grave - Presto - Entree(劇音楽)
カンタータ「Mi lasci dunque」(1714)
歌劇「カロルス」V1712-3つのアリア
ロンド(劇音楽)
アリア「Luci non vi turbate」
メヌエット(異稿)(劇音楽)
カンタータ「Benche sempre crudel」
オリヴィア・フェルミューレン(Ms)
トーマス・イーレンフェルト(指)
カペラ・オルランディ・ブレーメン

録音:2016年1月5-9日,7月3-4日
ドイツ・バロック期に活躍、100曲ほどの歌劇を残したことで知られるラインハルト・カイザー。ヘンデルやテレマンに並ぶ巨 匠と絶賛されたものの、死後はほとんど顧みられることなく、21世紀になってようやくその作品が見直され始めた人です。 彼はハンブルクを拠点に活動し、歌劇だけではなく「劇音楽=歌を伴わない器楽曲」を作曲しており、このアルバムではこ れらの器楽のみの曲と、ソロ・カンタータ、アリアを要所に配し、カイザーの音楽を探っていきます。ほとんどの作品はベルリン 州立図書館に所蔵されている未出版の楽譜を用いて演奏されており、研究者にとっても貴重な1枚となることでしょう。
CPO
CPO-1555285(1CD)
NX-B10
ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第4集
ヨハン・タイレ(1646-1724):キリストの受難-マタイ受難曲
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス

録音:2019年1月28-30日
「ヴォルフェンビュッテル城」はニーダーザクセン州にあった神聖ローマ帝国の領邦国家で、1514年から1568年にこの国を 統治したハインリヒ2世は宗教改革にそのまま身を投じた人物として知られています。ヨハン・タイレは若い頃から、いくつも の任地に赴きながら、音楽教師、歌劇作曲家として活躍してきた作曲家。ヴォルフェンビュッテルの宮廷には1685年か ら務め、教会音楽をはじめ様々な作品を発表しました。この「マタイ受難曲」は1673年の作品で、ブクステフーデが大絶 賛したといい、17世紀ドイツで発展したオラトリオ様式による受難曲の注目すべき事例とも言われています。

Avie
AV-2415(2CD)
「長い17世紀」〜初期鍵盤音楽の宝庫
●「導入と模倣」
ジョヴァンニ・ピッチ:トッカータ
メールラ:半音階的カプリッチョ
デ・アラウホ:ソプラノの分割ストップのための第10旋法によるティエント
ヴェックマン:カンツォン(V)ニ短調
アントニオ・デ・マセード:第4旋法による4声のリチェルカーレ
パブロ・ブルーナ:第6旋法による不協和音のティエントジョヴァンニ・ガブリエリ:4声のカンツォン第4番
ルイ・クープラン:デュオ ト短調
フェッラボスコ1世:ファンタジアwith G Final
:聖体奉挙のための半音階的トッカータ
●「舞曲」
トラバーチ:ガリアルダ第2番、第8番
ジョヴァンニ・マリア・ラディーノ:ガリアルダ第2番
ピーター・フィリップス:パヴァン ト長調("1580"パヴァン
マシュー・ロック:組曲第3番ハ長調
ウィリアム・ティスデイル:アルマンド
メルヒオール・シルト:涙のパヴァーヌ(原曲:ダウランド)
ゲオルク・ムファット:パルティータ第4番ヘ長調(ショート・ヴァージョン)
フローベルガー:パルティータ第2番イ長調
シャンボニエール:パヴァーヌ「神々の話」
ラ・ゲール:ロンドー ト短調
トムキンス:心が乱れた時の悲しみのパヴァン
コプラリオ:マスク
ファーナビー:古いスパニョレッタ
シャイデマン:ガリアルダ ニ短調
●「変奏」
ケルル:パッサカリア ニ長調
スウェーリンク:わが青春はすでに過ぎ去り
カバニーリェス:第1旋法によるパサカージェ
バード:ウォルシンガム
ジョン・ブル:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ(T)
ブクステフーデ:「ラ・カプリチョーザ」による変奏曲
ミヒャエル・プレトリウス:2つの変奏曲「今ぞわが魂よ、主をたたえよ」
●「描写と喚起」
クーナウ:ソナタ第4番「瀕死のヒゼキア王の病と快癒」
アントニオ・コッレア・ブラガ:第6旋法によるバターリャ
パスクィーニ
:かっこうの スケルツォを伴ったトッカータ
ガスパール・ル・ルー:ラ・ファヴォリット
ダングルベール:シャンボニエール氏のトンボー
ダニエル=ベン・ピエナール(P)

録音:2018年3月27日−28日、7月9日−10日、デュークズ・ホール(王立音楽アカデミー、ロンドン)
南アフリカ出身、現在はロンドンを拠点に華麗な演奏活動と王立音楽アカデミー(RAM)の教授職などを続ける天才ピアニスト、ダニエル=ベン・ピエナール。ヴァイオリニストの川畠成道や、トランペッター&プロデューサーのジョナサン・フリーマン=アットウッドとの共演でも知られています。
「長い17世紀(The Long 17th Century)」とは、16世紀後半から18世紀前半までを含めた期間のことで、1600年や1700年といった単なる数字のみで区切るのではなく、歴史的・文化的背景を重視した歴史区分です。ピエナールは、「長い17世紀」の間に多彩に発展した鍵盤楽器音楽を、ヨーロッパ全域の様々なスタイル、ジャンル、テクニックを調査して集成。すべて違う作曲者による36作品、約2時間半にわたる驚異のリサイタル・プログラムです。多くの作品はモダン・ピアノでの世界初録音となります。

CORO
COR-16178(1CD)
ローマの呼び声〜アレグリ、ジョスカン、アネーリオ、ビクトリア
単旋聖歌:エレミヤの哀歌
ビクトリア:聖土曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
ジョスカン・デ・プレ
:主の祈り − アヴェ・マリア
フェリーチェ・アネーリオ:祝福されし乙女マリアの連祷
ジョスカン・デ・プレ:喜びたまえ, キリストのみ母なる乙女
アレグリ:グローリア(ミサ曲「我は夜の床で」より)
ジョスカン・デ・プレ:けがれなき乙女
アレグリ
:ミゼレーレ − その進化*
アネーリオ:天の女王(8声)
ビクトリア:ようこそ天の女王(8声)
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2019年11月12日−13日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)/2012年10月聖オールバン教会(ロンドン)*
1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けてきた合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。2020年に記念すべき20周年を迎える「合唱巡礼(Choral Pilgrimage)」(ザ・シックスティーンの中心的行事の一つであるイギリス・ツアー)は、「ローマの呼び声(The Call of Rome)」をテーマに、永遠の都市ローマで教皇聖歌隊のために活動したグレゴリオ・アレグリとフェリーチェ・アネーリオの作品、そしてフランドルのジョスカン・デ・プレとスペインのトマス・ルイス・デ・ビクトリアがローマで書いた(と思われる)作品をプログラム。システィーナ礼拝堂での特別な礼拝のみで歌われていたアレグリの傑作「ミゼレーレ」は、アレグリ研究家ベン・ビラム=ウィグフィールドとハリー・クリストファーズによる新校訂版(COR 16118)の音源を収録しています。

Signum Classics
SIGCD-605(1CD)
灰の水曜日
バード:先唱句(The Preces)
アレグリ:ミゼレーレ
イザヤ書 1章10-18 「ファースト・レッスン」
トマス・ウィールクス:マニフィカト(ショート・サーヴィス)
ルカによる福音書 15章11-最終節 「セカンド・レッスン」
ウィールクス:ヌンク・ディミッティス(ショート・サーヴィス)
使徒信条
バード:答唱句(The Responses)
 主よ怒りたもうことなく
 祈り(The Prayers)
バッハ
:プレリュード ホ短調 BWV.548i
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)

録音(ライヴ):2019年3月6日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral & Song Choice」(SIGCD541)、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」(SIGCD456、SIGCD567、SIGCD588)に選ばれるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持しています。
ニュー・アルバム「Ash Wednesday」には、イースター(復活祭)に先立つ四旬節の最初の一日「灰の水曜日」に行われる特別な典礼を収録。教会音楽史上屈指の傑作であるグレゴリオ・アレグリの「ミゼレーレ」やトマス・ウィールクスの「マニフィカトとヌンク・ディミッティス」を中心に、聖書の朗読なども含めた儀式全体を追体験できるライヴ録音です。




Challenge Classics
CC-72827
(30CD+1DVD)
ブクステフーデ:作品全集
【オルガン作品全曲(6CD)】
■CC72242:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.1』
・前奏曲とフーガ嬰ヘ短調BuxWV146
・「甘き喜びのうちに」BuxWV197
・前奏曲とフーガト長調BuxWV162
・「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを」BuxWV178
・前奏曲とフーガホ長調BuxWV141
・「今ぞわが魂よ主をたたえよ」BuxWV213
・シャコンヌホ短調BuxWV160
・「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BuxWV210
・前奏曲とフーガニ長調BuxWV139
・「われ神より去らじ」BuxWV220
・カンツォネッタホ短調BuxWV169
・トッカータヘ長調BuxWV156
■CC72243:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.2』
・トッカータヘ長調BuxWV157
・「われらが神は堅き砦」BuxWV184
・フーガハ長調BuxWV174
・「暁の星のいと美しきかな」BuxWV223
・「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BuxWV211
・「みどり児ベツレヘムに生まれたまえり」BuxWV217
・パッサカリアニ短調BuxWV161
・「われらの主キリスト、ヨルダン川に来り」BuxWV180
・「ああ神よそして主よ」BuxWV177
・トッカータト長調BuxWV164
・カンツォーナト長調BuxWV170
・「主に感謝せよ」BuxWV181
・「かくも喜びに満てる日」BuxWV182
・カンツォネッタト短調BuxWV173
・フーガト長調BuxWV175
・「イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ」BuxWV188
・前奏曲とフーガト短調BuxWV163
■CC72247:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.3』
・前奏曲ト短調BuxWV149
・わが愛する神にBuxWV179
・カンツォネッタイ長調BuxWV225
・前奏曲ニ短調BuxWV140
・主よ、御身の御言葉のもとにわれらをとどまらせたまえBuxWV185
・シャコンヌハ短調BuxWV159
・前奏曲ト短調BuxWV148
・愚かなる者の口は語るBuxWV187
・フーガ変ロ長調BuxWV176
・前奏曲ヘ長調BuxWV145
・アダムの堕落によりすべては朽ちぬBuxWV183
・いざ、わが魂よ、主をほめよBuxWV214、215、213
・前奏曲ハ長調BuxWV137
・主イエス・キリストよ、われはよく知るBuxWV193
・来たれ、聖霊、主なる神よBuxWV200
■CC72248:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.4』
・前奏曲ハ長調BuxWV138
・コラール前奏曲「来たれ、聖霊よ、主なる神よ」BuxWV199
・カンツォネッタト長調BuxWV172
・こぞりて神をたたえよ、キリスト者よBuxWV202
・われら汝に感謝す、主イエス・キリストよBuxWV224
・前奏曲ト長調BuxWV147
・われは御身に向いて呼ばわる、主イエス・キリストよBuxWV196
・カンツォネッタト長調BuxWV171
・天にまするわれらの父よBuxWV219
・マニフィカト第1旋法BuxWV203
・前奏曲ヘ長調BuxWV144
・いざ、わが魂よ、主をたたえよBuxWV212
・わがもとに来たりて語りたまえ、神の御子よBuxWV201
・カンツォネッタハ長調BuxWV167
・今ぞわれらに救いは来たれりBuxWV186
・イエス・キリスト、われらの救い主BuxWV198
・父なる神はわれらとともに住まわれるBuxWV190
・われらより取り去りたまえ、主よBuxWV207
・御身はたたえられよ、イエス・キリストよBuxWV189
■CC72249:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.5』(2CD)
Disc1
・前奏曲とフーガホ短調BuxWV142
・今ぞわれら聖霊に願いたてまつるBuxWV209
・神よ、あなたをたたえますBuxWV218
・前奏曲ハ長調BuxWV136
・神もしこの時われらと共になかりせばBuxWV222
・トッカータニ短調BuxWV155
・われ神より去らじBuxWV221
・前奏曲イ長調BuxWV151
・前奏曲イ短調BuxWV152
・神のひとり子なる主キリストBuxWV191
・前奏曲イ短調BuxWV158
・第1旋法のマニフィカトBuxWV204
・第9旋法のマニフィカトニ短調BuxWV205
・前奏曲ト長調BuxWV150
Disc2
・前奏曲とフーガイ短調BuxWV153
・われ汝に感謝す、いとしき主よBuxWV194
・神のひとり子なる主キリストBuxWV192
・前奏曲ホ短調BuxWV143
・人よ、汝幸いに生きんとせばBuxWV206
・いまぞわれら聖霊に願うBuxWV208
ニコラウス・ブルーンズ[1665-1697]:
・前奏曲とフーガ第1番ホ短調
・前奏曲とフーガ第2番ホ短調
・「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」
・前奏曲ト長調
【チェンバロ作品全曲(4CD)】
■CC72240:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.1』(2CD)
Disc1
・アリア「ラ・カプリッチョーザ」による32の変奏曲ト長調BuxWV250
・組曲ハ長調BuxWV230
・組曲へ長調BuxWV238
・組曲ニ短調「アモール」BuxWV233
・クラント・サンプルによる8つの変奏曲イ短調BuxWV245
・組曲ホ短調BuxWV235
Disc2
・アリアと12の変奏曲「宮廷風に」ハ長調BuxWV247
・組曲ハ長調BuxWV228
・組曲ト短調BuxWV242
・組曲ハ長調BuxWV226
・組曲イ長調BuxWV243
・組曲ニ短調BuxWV234
・組曲ニ長調BuxWV232
・組曲ニ短調BuxWV234a
・組曲ハ長調BuxWV231
・前奏曲とフーガト短調BuxWV163
■CC72245:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.2』(2CD)
Disc1
・アリアと10の変奏ハ長調BuxWV246
・組曲ホ短調BuxWV236
・アリアと3つの変奏イ短調BuxWV249
・組曲ヘ長調BuxWV239
・組曲イ長調BuxWVdeest
・カンツォーナニ短調BuxWV168
・組曲イ短調BuxWV244
・組曲ハ長調BuxWV227
・トッカータト長調BuxWV165
Disc2
・アリアと3つの変奏ニ短調「ロフィリス」BuxWV248
・組曲ト長調BuxWV240
・組曲ホ短調BuxWV237
・カンツォーナハ長調BuxWV166
・クーラントニ短調BuxWVAnh.6
・組曲ト短調BuxWV241
・組曲ハ長調BuxWV229
【室内楽作品全曲(3CD)】
■CC72251:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.1』
・2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタハ長調BuxWV266
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタイ短調BuxWV272
・ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネと通奏低音のためのソナタニ長調BuxWV267(*)
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ(組曲付)変ロ長調BuxWV273
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタニ短調BuxWVAnh.5
・2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタト長調BuxWV271
・ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタニ長調BuxWV268
・2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタヘ長調BuxWV269
■CC72252:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.2』
・7つのソナタ集op.1/1-7(BuxWV252-258)
■CC72254:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.3』
・トリオ・ソナタ集op.2
第1番変ロ長調BuxWV259
第2番ニ長調BuxWV260
第3番ト短調BuxWV261
第4番ハ短調BuxWV262
第5番イ長調BuxWV263
第6番ホ長調BuxWV264
第7番ヘ長調BuxWV265
【声楽作品全曲(17CD)】
■CC72241:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.1』
・オラトリオ「最後の審判」BuxWV3
■CC72244:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.2』(2CD)
Disc1
・「私はあらゆる時に主をほめたたえる」BuxWV113
・「来たれと天使に告げて言え」BuxWV10
・「甘き喜びのうちに」BuxWV52
・「主に向って歓呼せよ」BuxWV64
・「夜、我はふしどにて求めぬ」BuxWV50
・「汝平和の君、主イエス・キリスト」BuxWV20
・「今日は楽しくやろう」BuxWV124
・マニフィカトBuxWVAnh.1
・「私の心はどんなに晴れ、喜ぶだろう」BuxWV110
Disc2
・「愛するキリスト者よ、今ぞ喜べ」BuxWV51
・「栄光と誉れを主に帰せよ」BuxWV2
・「おお楽しき日、素晴らしき日」BuxWV120
・「3つの麗しきことあり」BuxWV19
・ミサ・ブレヴィスBuxWV114
・「愛する人よ、わが魂は語る」BuxWV70
・拡大二重カノンBuxWV123
・「カンターテ・ドミノ(主にむかいて新しき歌をうたえ)」BuxWV12
・「我らを主のもとへ行かせたまえ」BuxWV81
・「主は我らの神」BuxWV40
・「今日、神の子は勝利なさった」BuxWV43
■CC72246:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.3』(2CD)
Disc1
・何ものも私たちと神の愛を引き離すことはできないBuxWV77
・イエスよ、わが人生の命Bux62
・いざ、わが魂よ、主をたたえよBux79
・シオンよ、救い主を讃美せよBux68
・私はこの世を去ってBuxWV47
・いざ、弦を合わせようBuxWV116
・正義の城門を開けBuxWV7
・おお主よ、心からわれ汝を愛すBuxWV41
Disc2
・私の心は喜びにあふれるBuxWV72
・喜びに響くBux119A
・楽人よ、太鼓を叩けBuxWV122
・ひとつのことを主に願いBuxWV24
・わが意識よ、束縛を逃れよBuxWV25
・イエスよ、あなたはまことに素晴らしき人BuxWV63
・喜びに響くBux119B
・汝らが言葉と行いで示すすべてをBuxWV4改革派教会、アムステルダム
■CC72250:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.4』(2CD)
Disc1
・神は喜び叫ぶ声と共に昇りBuxWV33
・イエスの甘き思い出BuxWV56
・歓呼せよ、大地! 天に響け!BuxWV26
・わが魂よ、主をほめたたえよBuxWV71
・おお神よ、我らは汝の恵みに感謝するBuxWV86
・我らのイエスに向かいて歌えBuxWV11
・主よ、われらに何時の言葉を守らせたまえBuxWV27
・イエスよ、我を聴き給えBuxWV8
・人は歓びもて勝利の歌をうたうBuxWVAnh.2
Disc2
・手をたたいて喜べBuxWV29
・我いずこにか逃れゆくべきBuxWV112
・そは適いしかなBuxWV54
・げに神はかくまで世を愛しBuxWV5
・主よ、われ汝に望むBuxWV53
・主よ、汝は今僕を見捨て給えりBuxWV37
・イエスは我が喜びBuxWV59
・新たに生まれしみどり児BuxWV13
■CC72253:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.5』
・偉くなればなるほどBuxWV55
・主よ、我汝だけをもち得るならBuxWV39
・私は蘇りであるBuxWV44
・主よ、あなたさえこの世にあればBuxWV38
・人よ、終末を思えBuxWV9
・われはシャロンの花BuxWV45
・イエス、我が慰めと笑いよ来れBuxWV58
・イエスの甘き思い出BuxWV57
■CC72255:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.6』
・カンタータ「われらがイエスの四肢」
■CC72256:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.7』(2CD)
・コラール集
Disc1:BuxWV6、3、96、69、76、90、21、31、42
Disc2:BuxWV78、92、48、49、61、102、14、107、18
■CC72257:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.8』(2CD)
・コラール集
Disc1:BuxWV101、82、32、99、67、73、98、121(カノンとジーグ)
Disc2:BuxWV74、36、100、87、109、97、93、34
■CC72258:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.9』
・われは何ぞ世を思い煩わんBuxWV104
・めでたし、イエスよBuxWV94
・Welt、packedichBuxWV106
・この世で我を悲しませるものBuxWV105
・パンジェ・リングァ(舌もて語らしめよ)BuxWV91
・人々よ来れ、民人よ急げBuxWV1
・恐れることはないBuxWV30
・私はこの世を去ってBuxWV46
・神よ、我が内に清き心をつくりたまえBuxWV95
・おお甘美なイエスよBuxWV83
■CC72259:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.10』(2CD)
Disc1
・コラール「我は神の御心のままに」BuxWV103
・アリア「汝命の君、主イエス・キリスト」BuxWV22
・アリア「いかにおいしきことかな」BuxWV108
・アリア(世俗)「いざ、弦を」BuxWV115
・アリア「おお、光よ、祝福されし三位一体」BuxWV89
・アリア「今ぞ喜べ、汝ら信仰厚きものたちよ」BuxWV80
・コンチェルト「主は我と共にありせば」BuxWV15
・コンチェルト「主は言われた」BuxWV17
・アリア「異邦人の光よ、汝は来たりて」BuxWV66
・アリア「おお楽しき時よ」BuxWV85
Disc2
・アリア「おお、いと甘美なる我がイエスよ」BuxWV88
・コンチェルト「見よ今ぞ祝福されし神を」BuxWV23
・コラール楽曲「イエスは我が喜び」BuxWV60
・アリア「おお楽しき時よ」BuxWV84
・アリア「花をちりばめて」BuxWV118
・アリア「偽りの世はうわべを飾り」BuxWV28
・アリア(世俗)「ああ、汝は自らの誇りを信じて」BuxWV117
・二重唱「我が友はいずこに」BuxWV111
・カンタータ「主よ汝を信ず」BuxWV35

【特別DVD】
トン・コープマンへのインタビュー、ドキュメンタリー
全て、トン・コープマン(指,Org,Cemb)
アムステルダム・バロックO&cho

録音:2005〜2013年


■CC72247:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.3』
録音:2007年10月
使用楽器:1599Wilde/1682 シュニットガー、リューディンヴォルト

■CC72248:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.4』
録音:2007年10月、ドイツ、バゼドウ村の教会
使用楽器:1683年、ザムエル・ゲルケ、ハインリヒ・ヘルプスト製(1983年復元)


【チェンバロ作品全曲(4CD)】
■CC72240:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.1』(2CD)
トン・コープマン(Cemb)
録音:2005年10月、国教会系改革派教会、ブニク、オランダ
使用楽器:ウィレム・クルーベルヘン製(リュッカース・モデルおよびジュスティ・モデル)


■CC72245:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.2』(2CD)
録音:2007年3月、フランス改革派教会、アムステルダム


■CC72254:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.3』
キャサリン・マンソン(Vn)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マイク・フェントロス(Lute)
録音:2010年12月、2011年10月


【声楽作品全曲(17CD)】
■CC72241:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.1』
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ロビン・ブレイズ(C.T)
アンドレアス・カラシアク(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2005年9月、フランス改革派教会、アムステルダム


■CC72244:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.2』(2CD)
ベッティナ・パーン(S)
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
パトリック・ファン・フーテム(C.T)
ダニエル・テイラー(C.T)
アンドレアス・カラシアク(T)
イェルク・デュルミュラー(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
マーガレット・フォートレス(Vn)
ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)


■CC72246:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.3』(2CD)
ミリアム・マイヤー(S)
ベッティーナ・パーン(S)
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
パトリック・ファン・フテム(C.T)
フーゴ・ナーセンス(C.T)
イェルク・デュルミュラー(T)
アンドレアス・カラシアク(T)
ドナルド・ベントフェルセン(Bs)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2006年3月、2007年1、5、9月、フランス改革派教会、アムステルダム


■CC72250:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.4』(2CD)
ミリアム・マイヤー(S)
ベッティナ・パーン(S)
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ジーリ・トルンヒル(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
パトリック・ファン・フテム(C.T)
イェルク・デュルミュラー(T)
アンドレアス・カラシアク(T)
クラウス・メルテンス(Bs)


■CC72253:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.5』
ミリアム・マイヤー(S)
ジーリ・カロリーネ・トルンヒル(S)
ベッティナ・パーン(S)
ドロテー・ヴォールゲムート(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
イェルク・デュルミュラー(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2011年


■CC72256:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.7』(2CD)
アマリリス・ディールティエンス(S)
ゲルリンデ・ゼーマン(S)
ドロテー・ヴォールゲムート(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・リチディ(T)
クラウス・メルテンス(Bs)


■CC72257:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.8』(2CD)
ベッティナ・パーン(S)
ドロテー・ヴォルゲムート(S)
ミリアム・フォイエルジンガー(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・リクディ(T)
クラウス・メルテンス(Bs)


■CC72258:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.9』
ミリアム・フェイエルジンガー(S)
ドロテー・ヴォールゲミュート(S)
ベッティナ・パーン(S)
アマリリス・ディールティエンス(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・エンゲルティエス(A)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2012年12月、2013年6月


■CC72259:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.10』(2CD)
アマリリス・ディールティエンス(S)
ミリアム・フォイエルジンガー(S)
フェレーナ・グロッパー(S)
ベッティナ・パーン(S)
ゲルリンデ・ゼーマン(S)
ドロテー・ヴォールゲムート(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・リチディ(T)
ヨスト・ファン・デア・リンデン(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2012年&2013年


【特別DVD】
NTSC、RegionAll、67分、オランダ語(字幕:英語、フランス語)
2014年に世界初のブクステフーデ作品全集として発売されたボックス(CC-72261)が品番とデザインを変更して再発売されます。今なお古楽界の 最前線で活躍するコープマンの偉業というべき名録音。とにかく素晴らしい演奏が詰まっています。 バッハ以前のドイツ・バロック音楽の最重要作曲家、ブクステフーデの作品すべてを網羅。演奏を手掛けているのはバロック演奏の重鎮トン・コー プマン。チャレンジ・クラシックから単発で丁寧に録音、リリースを重ねてきた音源です。使用楽器はすべてピリオド楽器、声楽も古楽研究に基づいたもの。 どの盤も、世界で高く評価されたものばかりでたいへん貴重なボックスです。 (Ki)

H.M.F
HMM-902275(1CD)
アルベルト・ダ・リーパ(1500頃〜1551)
ファンタジア、声楽作品のインタブラトゥーラ(リュート編)、舞曲集

1. Fantasie XIX
2. Pavane, La Romanesque
3. Gaillarde La Milanoise
4. Fantasie III
5. Douce memoire (Pierre Sandrin)
6. On en dira ce qu’on voudra (Claudin de Sermisy)
7. Fantasie II
8. O passi sparsi (Costanzo Festa)
9. Pavane
10. Galliarde
11. Fantasie VIII
12. L’eccho [Dieu qui conduis] (Gentian)
13. Galliarde
14. Fantasie IX
15. Or vien ca vien mamie Perrette (Clement Janequin)
16. Fantasie I de Guyterne
17. Pavane
18. Galliarde
19. Fantasie XXII
20. Martin menoit (Clement Janequin)
21. Fantasie V
22. Galliarde
23. Gaillarde Piemontoise
24. Fantasie II de Guyterne
25. La Seraphine
ポール・オデット(リュート、ルネッサンス・ギター)

録音:2016年9月、ケベック(カナダ)
リュートおよびギター界の巨匠、ポール・オデット、ソロ新録音の登場です。16世紀スペインの大リュート奏者、ド・リーパの作品集です。
アルベルト・ド・リーパは、またの名をアルベルト・デ・リッペ、アルベルト・ダ・マントヴァ、アルヴェルト・マントヴァーノとも言われており、生地 もマントヴァあるいはそこから南に20キロほどのリパ、生没年も1500年前後〜1551年頃、ちょうどフランチェウスコ・ダ・ミラーノ(1497-1543) と同時期に活躍しました。宮廷につかえ、ヴィルトゥオーゾ奏者として活躍したという記録が残されています。ソロ作品である「26のファンタジア」の美 しさで知られていますが、同時に歌曲をリュート用に編曲したものでも知られています。生前自身の作品の出版を許さず、現在残されている楽譜はリップ の死後、弟子によって出版されたものとなっています。5音や6音の和音を多用し、それを奏する際にはアルペジオで演奏するようになっており、その作 品がもたらす独特の演奏効果は素晴らしいものがあります。彼が亡くなった時にはロンサールを始め様々な作家が弔いの文章を寄せているなど、当時から ひろく知られ尊敬されていたことが窺われます。
オデットは若い頃ロックバンドでエレクトリック・ギターを弾いていましたがほどなくしてリュートにシフト、現在ではルネッサンスとバロック音楽の権威 としてならしています。ソロ活動のほか、サヴァール、アーノンクール、レオンハルト、クリスティ、ホグウッドらとの共演など、アンサンブル活動も活発に 行っています。1976年から、イーストマン音楽学校の教授を務めるかたわら、ボストン古楽フェスティヴァルのアーティスティック・ダイレクターも務めて います。演奏者であるのと同時に演奏習慣や通奏低音関連の本を多数出しているほか、ニューグローヴ音楽辞典の「ダウランド」の項目の執筆陣の一人 でもある、音楽学者でもあります。近年ではオペラの指揮活動にも力を入れている、博識の名手です。オデットの知性と深い音楽性が醸し出す美しい世界 が魅力の 1 枚です。 (Ki)
H.M.F
HMM-902313(1CD)
今まで気付かなかったなんて〜弦楽四重奏曲以前の弦楽四重奏
パーセル:4声のファンタジア 第8番ト長調 Z.742、Curtain Tune on a ground(アテネのタイモン Z.632より)
マシュー・ロック(1621/23-1677):Curtain Tune(テンペストより)、4部のコンソート組曲第2番(ニ長調)
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 op.71-2, Hob. III:70
パーセル:4声のファンタジア 第2番変ロ長調 Z.736、Fairest Isle(アーサー王より)
マシュー・ロック:4部のコンソート組曲第1番(ニ短調)
パーセル:ホーンパイプ(アーサー王)Z.628、パヴァーヌ ト短調 Z.752、Chacony ト短調 Z.730
ジョン・ブロウ(1649-1708):Act Tune(ヴィーナスとアドニス)
キットガット・カル テット
〔アマンディーヌ・ベイエ(Vn)、ナーマン・スルチン(Vn)、ジョゼフ・コット(Va)、フレデリク・バルダッサル(Vc)〕

録音:2019年2月11-14日、フランス
現代最高鋒のバロック・ヴァリオイン奏者アマンディーヌ・ベイエ。そのしなやかな音楽で、アンサンブル「リ・インコーニティ」でも数々の魅力的な CDを発信している彼女ですが、またここで新たなアンサンブルを設立しました。その名もキットガット・カルテット(‘腸弦’ カルテットの意)。世界的な ピリオド楽器アンサンブルで活躍するメンバーによって構成されており、自由、熱中と共有をモットーに、第1弾の当ディスクでは、ハイドンとイングランド (パーセル、ロック、ブロウ)に焦点を当て、弦楽四重奏の原石ともいえる珠玉の作品を集めました。パーセルのファンタジアと60代のハイドンが書い た弦楽四重奏曲の間には100年ほどの時代の差がありますが、同時期に書かれたと言われたらそうかもしれないと思えるほどにパーセル作品が充実して いることに驚かされます。演奏自体が素晴らしいことはもちろん、うれしい発見に満ちた音楽の旅が広がります! (Ki)

ALIA VOX
AV-9933(2CD)
フアン・セバスチャン・エルカーノ〜歴史上初めて世界周航を成し遂げた旅人 エンリケ・ソリニス&エウスカル・バロックアンサンブル

録音:2018年、スペイン
バスク出身のスペイン人、エルカーノの物語。エルカーノは、1519年にマゼランが率いて始まった航海に同行。1521年にマゼランは亡くなり、240 人いた同行者も17人まで減った中、艦隊を率いて1522年に史上初の世界周航を成し遂げた人物です。ソリニス率いるエウスカル・バロックアンサンブ ルが、バスクの伝統的な薫りのする音楽でエルカーノの若き日を描き、ポリネシアやインドネシアの島々の音楽で旅のもようを描きます。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT148-C148
(1CD)
限定盤
花の女性 VOL.1 〜ルネサンス・リュート作品集 ガブリエラ・ペルジーニ(Lute)

録音:2019年/リメン・スタジオ
15〜17世紀、リュート音楽の黄金時代に書かれた作品群を収録。奏者のガブリエラ・ペルジーニによると、「花」や「香り」といったイメージが音 楽を表現するうえで大切だということです。 ★限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10413(1CD)
ナポリの協奏曲集
ペルゴレージ:ヴァイオリン協奏曲
ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第15番
フランチェスコ・スプリアーニ:チェロ独奏のためのシンフォニア
フランチェスコ・バルベッラ:リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番
ステファノ・ガレオッティ:チェロと通奏低音のためのソナタ第1番
ドメニコ・サッリ:リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第11番
ステファノ・ガレオッティ:チェロと通奏低音のためのソナタ第2番
ダニエラ・ドルチ(チェンバロ、オルガン、指揮)
ムジカ・フィオリタ

録音:2019年2月
18世紀初頭のナポリは器楽音楽が盛んで、音楽書法の上でも繁栄の一途をたどります。特に弦楽器、ヴァイオリンの音楽が多く作られ、作曲家は自 ら演奏者としても高い実力を持ち活躍していました。一流古楽団体ムジカ・フィオリタによる明朗快活な演奏で、ナポリ珠玉の名品集をお楽しみください。 (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNT-2105(2CD)
イタリアのクリスマス〜ヴィヴァルディ、ペルティ、マルティーニ、トレッリ、ヘンデル、他 エレーナ・チェッキ・フェーディ(S)、
ダニエレ・プローニ(Cemb)、
フェデリコ・フェッリ(指)、
アッカデミア・デリ・アストゥルージ
CONCERTO CLASSICS
CNT-2107(2CD)
A.スカルラッティ:セレナータ集
Al Fragor di Lieta Tromba
Bel Piacere ch’ e la caccia
エシュテヴァン・ヴェラルディ(指)
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
CONCERTO CLASSICS
CNT-2109(1CD)
B.マルチェッロ:詩編、ソナタ集 第1集 リディア・チェヴィダッリ(指 &Vn)、
アンサンブ・ザロモーネ・ロッシ、ヴェ
ロニカ・クラロヴァ(S)、
グローリア
バンディテッリ(Ms)、
アレッサンドロ・ヌッチョ(Br)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2113(2CD)
ハッセ:チェンバロのためのソナタ集
(世界初録音を含む)
キアラ・カッターニ(Cemb)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2116(1CD)
ジョスカン・デプレ:リュートのためのタブラチュア
(世界初録音を含む)
ミケーレ・チンクイーナ(ルネサンス・リュート)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2117(1CD)
ヴィラールト他、フランドル楽派の音楽
(世界初録音を含む)
マルコ・ジェンマーニ(指)、
ラ・ピファレスカ、カペッラ・マルチャーナ

ATMA
ACD2-2777(1CD)
バッハ&ブクステフーデ
ブクステフーデ:前奏曲 ハ長調 BuxWV 137
バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
バッハ:前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535
ブクステフーデ:前奏曲 ト短調 BuxWV 149
ブクステフーデ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxWV 211
バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659
ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
ヴァンサン・ブシェール(Org)

録音:2017年1月、2019年9月
若きバッハが休暇を取ってリューベックに赴き、ブクステフーデのオルガン演奏を聴いて衝撃を受け、予定を大幅に越えて滞在してしまったという逸話は有名で す。このアルバムでは二人の作曲家による似た構成、曲種、調性の楽曲を並べており、ブクステフーデから大きな影響を受けつつも自身の書法を深めていったバッ ハの作風を興味深く聞くことが出来ます。 (Ki)

Simax
PSC-1367(1CD)
『魅惑の夜というものは』
パーセル:劇付随音楽「アブデラザール」 Z.570【ロンドー、エア、メヌエット、ホーンパイプ、ジグ】
劇付随音楽「テーベの王エディプス」から つかの間の音楽Z.583/2 
歌劇「妖精の女王」Z.629 組曲【魅惑の夜というものは、妖精たちの踊り、ホーンパイプ、ロンドー、ジグ、歌の旋律、シャコンヌ:中国の男女の踊り】
歌劇「アーサー王」Z.628 から あなたはどんな力をもつ人なのか?
劇付随音楽「パウサニアス」 から バラの花より芳しくZ.585/1
「メアリー女王の誕生日の頌歌「行け、汝ら芸術の子」」から ヴィオールをかき鳴らせZ.323/5
音楽が恋の糧であるならZ.379
歌劇「アテネのタイモン」Z.632
愛は小鳥たちの細い血管の中に
やって来い、みんな、私のところへ
歌劇「インドの女王」Z.630
エア I & II
ホーンパイプ I & II
歌劇「ダイドーとイニーアス」Z.626からダイドーの嘆き「私が地中に横たえられる時には」
歌劇「アーサー王」Z.628から
シャコンヌ/こよなく美しい島よ
デイヴィッド・ハンセン(C.T)
オスロ・サークルズ
アストリ・キシュネル(バロック・ヴァイオリン)
オイヴィン・ヌッスレ(バロック・ヴァイオリン)
マリ・ギスケ(バロック・ヴィオラ)
ミーメ・ブリンクマン(バロック・チェロ)
カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
インゲボルグ・クリストフェシェン(リコーダー)
ヨハン・ボンデ(打楽器)
カール・ニューリーン(アーチリュート、バロック・ギター)
マリアンジョラ・マルテッロ(Cemb)

録音:2018年5月18日?21日 オスロ・オペラハウス(ノルウェー・オペラ&バレエ)(オスロ)
オスロ・サークルズ」は、オスロに結成された新しいバロック・アンサンブルです。彼らのデビューアルバム。『魅惑の夜というものは』をタイトルにイギリスのヘンリー・ パーセルの音楽がとりあげられました。パーセルは、36歳の生涯のあいだに膨大な音楽を書き、その中には多くの歌とアリアが含まれています。足が自然に踊りのス テップを踏んでしまうダンスソング、素朴な美しさの頌歌と賛歌、コントルダンスと気高いメヌエット 、エアとジグ。「欲望と情熱、快楽と苦痛、孤独と至福。この音楽では そうしたすべてが手をたずさえて歩む」。プログラムは、ブリテンが「パーセルの主題による変奏曲とフーガ」(青少年のための管弦楽入門)の「主題」にとった劇付随音楽 「アブデラザール」の〈ロンドー〉に始まり、パーセルのもっともよく知られた歌のひとつ〈つかの間の音楽〉、歌劇「妖精の女王」の組曲、ヘンリー・ヘヴェニンガム大佐の 詩をテクストにした単独の歌曲「音楽が恋の糧であるなら」、歌劇「アーサー王」の〈こよなく美しい島よ〉で閉じられます。 バロック・ヴァイオリニストのアストリ・キシュネルを中心にしたオスロ・サークルズには、コンチェルト・コペンハーゲン、B’Rock、アカデミア・モンティス・レガリス、バ ロッカネルネ、バロックソリステネ、ベルリン古楽アカデミーといったスカンジナヴィアと各国のアンサンブルで活躍する音楽家たちが集まりました。2017年にフランス のフロヴィル音楽祭でデビュー、2019年に出演した「バラジュディン・バロックの夕べ」で「最優秀演奏賞」を獲得しています。デビューアルバムに招かれたオーストラリ アのカウンターテナー、デイヴィッド・ハンセン(1981?)は、シドニー音楽院でアンドルー・ドルトンに師事、ジェイムズ・ボウマンとデイヴィッド・ハーパーにも学びまし た。2004年、エクサンプロヴァンス音楽祭の「ダイドーとイニーアス」でヨーロッパ・デビュー。表現力のある歌唱が認められ、「皇帝ティートの慈悲」のセスト、「セルセ」 のタイトルロール、「ポッペアの戴冠」のネローネなどの役でカールスルーエ、ウィーン、バレンシアなどの音楽祭とオペラへの出演が予定されています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0534(1CD)
NX-B03
ブクステフーデ(1637頃-1707):オルガン作品集〜アウグスト・シュトラーダル(1860-1930)によるピアノ編曲版
前奏曲とフーガ イ短調 BuxWV153
シャコンヌ ホ短調 BuxVW160
.前奏曲とフーガ ホ短調 BuxWV143
前奏曲とフーガ ホ短調 BuxWV142
パッサカリア ニ短調 BuxVW161
.前奏曲とフーガ ニ短調 BuxVW140
前奏曲とフーガ ト短調 BuxVW150
シャコンヌ ハ短調 BuxVW159
前奏曲とフーガ ヘ長調 BuxWV145
前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 BuxVW146
メイリン・アイ(P)

録音:2019年6月26日
世界初録音
リストやワーグナーの管弦楽作品やブルックナーの交響曲を、華麗なピアノ独奏版へと編曲したことで知られるアウグスト・ス トラーダル。彼はリストの弟子であり、師と同じくバッハを尊敬していました。もちろんバッハの作品を研究するだけではな く、バロック期の作曲家たちの作品にも興味を持ち、なかでも1876年にフィリップ・スピッタが校訂したブクステフーデのオルガ ン曲は、ストラーダルにとって最高の情報源となり、彼はこの中の何曲かをピアノ独奏用に編曲することにしたのです。極めて 精緻、かつ技巧的に書かれたブクステフーデのオルガン曲をピアノ用に編曲するためには、声部を整理し時には減らす必要 がありましたが、完成した作品はブクステフーデの華やかさを失うことなく、素晴らしいピアノ曲へと変貌しています。

Solo Musica
SM-326(1CD)
NX-B03
カルロ・ドナート・コッソーニ(1623-1700):隠者の晩課 ノヴァンティクア・ベルン(ヴォーカル・アンサンブル)&ケッセルベルク・アンサンブル

録音:2019年3月31日&4月1日スイス、聖ペーター・チューリッヒ教会
15.Salve Regina サルヴェ・レジナ めでたし元后 17世紀イタリアのコモ湖近くのグラヴェドーナの音楽一家に生まれたコッソーニは、かつて自身が司祭を務めていたサン・ フェデーレで、オルガニスト兼作曲家として活躍し、54作以上の宗教曲をベネディクト会修道院に遺贈。これらは後に 図書館に収められました。ここで作品を演奏しているノヴァンティクア・ベルンは、1987年にベルンハルト・ファンマッターが 結成した声楽アンサンブルで、小規模アンサンブルによる洗練された合唱曲の上演に定評があります。アンサンブル名 「ノヴァンティクア」が示す通り、古楽と同時に20世紀と21世紀の音楽も得意としています。ケッセルベルク・アンサンブル は、2004年にラトヴィア出身の音楽家たちで結成。全員が名門バーゼル・スコラ・カントルムの卒業生です。彼らが奏 でる美しい響きをお楽しみください。

Gramola
GRAM-99027(1SACD)
NX-B08
アレグリ(1582-1652):神よ、われを憐れみたまえ(ミゼレーレ)(V. イヴァノフによる合唱とサクソフォン編) マルティナ・ダックスボック(S)
バルバラ・シャンドル(S)
マキシミリアン・リーブル(C.T)
マルテ・ブルス(Bs)
シネ・ノミネcho
ミヒャエル・クレン(Sax)
ヨハネス・ヒーメツベルガー(指)

録音:2014年5月17日オットー・ヴァグナー教会
イタリアの作曲家アレグリが詩篇第51番をもとに作曲した合唱曲「ミゼレーレ」は長い間、採譜を認められずシスティーナ 礼拝堂における“特別な礼拝”のみで演奏されていた秘曲中の秘曲でしたが、1770年にローマを訪れたモーツァルトが 二回耳にしただけで完全に耳コピし採譜、その翌年には出版され、広く世間に流布したことで知られています。この演奏 はオーストリアを代表する合唱団の一つ「シネ・ノミネ合唱団」の清冽な歌声に、なんとサクソフォンの響きを併せたという 特別なもの。神秘的な合唱に溶け合いつつ、強い主張をするサクソフォンの即興的なメロディが格別の美しさを誇りま す。長い歴史を誇るオットー・ヴァグナー教会の豊かな残響も聴きどころです。

Resonus
RES-10253(1CD)
NX-B05
トーマス・トムキンス(1572-1656):おお主に感謝せよ〜合唱作品集
1. Death is swallowed up in victory 死は勝利にのまれた
2.Preces & Responses - Preces プレケス&レスポンセス - プレケス
マニフィカト&ヌンク・ディミティス(第4礼拝)
3.Magni?cat マニフィカト 4.Nunc dimittis ヌンク・ディミティス
5.Who can tell how oft he o?endeth だれが自分の度々のあやまちを悟ることができましょう
6.Gloria tibi Trinitas グロリア・ティビ・トリニタス(汝三位一体に栄光あれ)
7.Give sentence with me, O God おお神よ、私を裁いてください
マニフィカト&ヌンク・ディミティス (第7礼拝)
8.Magni?cat マニフィカト 9.Nunc dimittis ヌンク・ディミティス
10.Preces & Responses -Responses プレケス&レスポンセス-レスポンセス
11.Jesus came when the doors were shut イエスが来られた時、扉は閉まっていた
12.Turn unto the Lord our God 主に帰り、われらが神のみ前に伏し拝むでしょう
13.A Fantasy ある幻想
14.Give ears unto my words 主よこの祈りを聞いてください
15. he heavens declare the glory of God もろもろの天は神の栄光をあらわし
16.Remember me, O Lord 主よ、私を忘れないで
17.O Lord, how manifold are the works 主よ、あなたのみわざはいかに多いことであろう
18.O give thanks unto the Lord おお、主に感謝せよ
19.Voluntary ヴォランタリー
ハンプトン・コート宮殿聖歌隊
ルーファス・フロウド(Org)
カール・ジャクソン(指)

録音:2019年7月23-25日
500年近くの歴史を誇るイギリスのハンプトン・コート宮殿聖歌隊によるResonus Classicsからの2作目のア ルバムは、17世紀初期、イギリス音楽におけるルネサンス末期から初期バロック時代に活躍した作曲家、オルガ ニストのトーマス・トムキンスの合唱曲集。トムキンスが得意としたヴァース・アンセムをはじめ、2つの夕べの歌の カンティクルに詩篇歌と、トムキンスのイギリスの教会音楽への貢献度がわかる内容です。ハンプトン・コート宮殿 聖歌隊は、現在カール・ジャクソンが指揮をとり、聖歌隊のオフィシャルサイトの情報によると、プロの歌い手の男 性6名と約18名の、7歳から13歳までの少年たちが所属しています。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-018(DVD)

NYDX-50065(DVD)
国内盤仕様
税込定価
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り レア・デザンドル、エヴァ・ザイシク(S)
リュシル・リシャルド(A)
オリヴィエ・コワフェ、エミリアーノ・ゴンサレス・トロ、ザッカリー・ワイルダー(T)
ニコラ・ブローイマンス、ルノー・ブレ、ジョフロワ・ビュフィエール(Bs)
ピグマリオン(古楽器使用)
ラファエル・ピション(指)

収録:2019年2月 ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂
字幕:仏・英・独
収録時間:117分
音声:Dolby digital 5.1&Stereo
NTSC All-Regions 片面二層
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
今や、幼少の頃はじめて手に取る楽器がヴィオラ・ダ・ガンバやリュートであることも珍しくない古楽先進国フランス。その最前線をひた走る若 き敏腕指揮者ラファエル・ピションが信頼できる音楽仲間を集めたピグマリオンは、今もっとも来日が望まれている古楽グループのひとつ――そ の技量はおもに18世紀作品で発揮されてきましたが、ここに登場するライヴ映像にふれてみれば、いかに彼らがバロックの真髄をものにし、モ ンテヴェルディ特有の音楽世界ともこのうえなく相性抜群だったかがわかることでしょう。 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂のバロック内装を背景に彼らが繰り広げるモンテヴェルディ代表作のライヴは、教会での祈祷に供される作品本来 のあり方を意識させる映像冒頭の祈りから一転、序曲を成すトッカータとともに照明が変わり、礼拝を越えた音楽の力をいかんなく伝えてや みません。独唱者陣には今をときめくザイシクやトロも加わり、合唱に対して小ぶりに揃えられた器楽陣営の存在感も格別。目にする機会の 少ない古楽器の貴重な演奏図であることさえ忘れかかるほどの、惚れ惚れするような躍動感豊かな演奏……何度も聴きたくなる一作、今 こそ見ておきたい古楽映像です。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-019(DVD)
NX-D09
『愛の気まぐれ』〜1600年前後、メディチ宮でのオペラの誕生

収録された作曲家:クラウディオ・モンテヴェルディ、ジュリオ・カッチーニ、クリストフォロ・マルヴェッツィ、ジローラモ・ファンティーニ、マルコ・ダ・ガリアーノ、ルカ・マレンツィオ、ヤーコポ・ペリ、アレッサンドロ・オロロジオ、ロレンツォ・アッレーグリ、ピエトロ・アントニオ・ジラーモ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオーナメンテ、エミーリオ・デ・カヴァリエリ

構成:フランソワ=ルネ・マルタン
第1の幕間『愛の気まぐれ』
第2の幕間『アポロンの伝説』
第3の幕間『オルフェオの嘆き』
第4の幕間『恋人たちの踊り』
レア・デザンドル、エヴァ・ザイシク(S)
リュシル・リシャルド(A)
ダヴィ・コルニロ、エミリアーノ・ゴンサレス・トロ、ザッカリー・ワイルダー(T)
ニコラ・ブローイマンス(Bs)
合唱&管弦楽:ピグマリオン(古楽器使用)
コンサートマスター ジェローム・ヴァン・ワールベーケ(ヴァイオリン&リラ・ダ・ブラッチョ)
指揮:ラファエル・ピション

収録:2019年2月 ヴェルサイユ宮殿 鏡の間 (ライヴ)
字幕:仏・英・独
収録時間:107分
音声:Dolby digital 5.1&Stereo
NTSC All-Regions 片面二層
一般に音楽史をひもとくと、1600年前後にフィレンツェの芸術同人会カメラータがオペラを誕生させ…と語られますが、本作はそれよりもさらに 手前、1589年に行われたメディチ家の結婚式での音楽幕間劇『ラ・ペッレグリーナ』まで時間を遡り、オペラ前史が16世紀もかなり早い段階 から始まっていたという前提でプログラムを構成、モンテヴェルディはオペラ史がかなり展開したあと登場したことを示す選曲にしている点が注目 です。そうしたオペラ誕生の物語をライヴ映像で確認できる好企画です。 ルネサンス以降、フィレンツェのメディチ宮で行われる様々な出し物は、その豪華さでヨーロッパ中に有名なものでした。それらの幕間では音楽 と詩を組み合わせた質の高い劇が行われ、イタリア・オペラの土台が築かれたといえるでしょう。これを受け継ぎ、さらに深い表現と内在的な美 しさ、高い完成度で組み上げられたものが、1607年にモンテヴェルディが作曲した『オルフェオ』です。今回ピションは1600年頃の音楽から特 に華麗なものを選び、当時メディチ宮で行われた幕間劇を再現することを試みています。さらにはヴェルサイユ宮殿の鏡の間で収録されたこと で、さながら当時の栄華の只中にいるような感覚を味わうことの出来る、素晴らしい作品となっています。

ALTO
ALC-1402(1CD)
パーセル・アルバム
パーセル:劇付随音楽 「エディプス王」 Z.583 から Music for a while
セミ=歌劇 「アーサー王」 Z.628 から Fairest isle, all isles excelling
劇付随音楽 「パウサニアス」 Z.585 から Sweeter than roses
セミ=歌劇 「インドの女王」 Z.630 から I attempt from love's sickness to fly
音楽が愛の糧であるならば [If music be the food of love] (第1版) Z.379A
聖セシリアの日の為のオード 「嬉しきかな、すべての楽しみ」 Z.339 から
Here the deities approve
アンセム 「常に主において喜べ」 Z.49
セミ=歌劇 「妖精の女王」 Z.629 から
Mystery's song / Secrecy's song / Epithalamium: Thrice happy lovers / The plaint
歌劇 「ディドとアエネアス」 Z.262 から
序曲 / Fear no danger to ensue
Thy hand, Belinda - When I am laid in earth (ディドの嘆き)
With drooping wings ye cupids come
アンセム 「わが愛する者は語る」 (Z.28) から
序曲 (シンフォニア) / My beloved spake / My beloved is mine
聖セシリアの日の為のオード 「めでたし、輝けるセシリアよ」 Z.328 から
The fife and all the harmony of war / Hail! bright Cecilia
メアリー女王の誕生日の為のオード 「来たれ、汝ら芸術の子よ」 Z.323 から
Sound the trumpet / Come, come, ye sons of art / Strike the viol / See nature rejoicing
デラー・コンソート
アルフレッド・デラー(指)

録音:1957-1959年 
原盤:Vanguard

Tactus
TC 640280(3CD)
ベンボ:プロドゥショーニ・アルモニケ(和声の創造、1701年) アルモニア・デッレ・スフェーレ

録音:2017年10月&2018年7月、イタリア
1643年にヴェネツィアで生を受け、その後の紆余曲折(結婚の失敗とも伝わる)を経て、活躍の場をパリへと移した17世紀イタリアの女流作曲家、声楽家、アントニア・ベンポ(1643−1720)。
バルバラ・ストロッツィの師であるフランチェスコ・カヴァッリに作曲を学び、その作品の多くは太陽王ルイ14世に献呈されたと伝えられています。
「プロドゥショーニ・アルモニケ」は、声楽と器楽パリ時代の1701年に作曲され、他の作品と同じくルイ14世に捧げられた41曲のモテットで構成される曲集。ここでは特に日本人ソプラノ歌手、神谷美穂の活躍が際立っています。
Tactus
TC-720101(1CD)
テレーザ・アニェージ:器楽伴奏付き歌曲集(1749年)
私は混乱している羊飼い/私の心は甘い動きで震え/話すのは私ではないので/最愛のライを泣かせないで/私は喜んで彼に従い/残酷なことを言わないで/牧師は冗談を言う/苦しみ、軽薄/古いの刑務所へ
エレーナ・ディ・シモーネ(Ms)、
アンサンブル・イル・モザイコ

録音:2018年1月、ヴェローナ(イタリア)
マリア・テレーザ・アニェージ(1720−1795)は、経歴や詳しい作曲歴などは謎に包まれているものの、1749年に作曲された「Arie con Istromenti」は、ザクセン選帝侯フリードリヒ・クリスティアンの妻であるマリア・アントーニアに捧げられており、イタリアのミラノを主な活躍の場としたとされる18世紀の女流音楽家。
その主な作品は歌曲と鍵盤作品であり、歴史に埋もれた知られざる女流作曲家の1749年の歌曲集が、エレーナ・ディ・シモーネの歌声で陽の目を見ます。

DUX
DUX-1551(3CD)
リリウス:作品全集
歓喜の声を主にあげよ、全地の人々よ/ミサ・ブレヴィッシマ/主を誉めまつる/主よ、想いおこしたまえ/サクリス・ソレムニス第1番/サクリス・ソレムニス第2番/祈りの歌/祈りの歌、祈り/荘厳なる聖ニコライのモテット/主の御業の日/主を褒めたたえよ/主にあって私の心は喜び/イエスよ、あなたの愛は/復活祭のミサ/4声のミサ曲/デ・コンセプショーネ/ミサ曲《深き淵より》/トッカータ/8声のミサ曲第1番/8声のミサ曲第2番/3声のアリア/キリストはいま蘇られた/主の大いなる栄光/イエス、優しい思い出/おお、救いのいけにえよ
オクターヴァ・アンサンブル、
コレギウム・コペルニクス

録音:2018年、ポーランド
イタリアのジーリス家にルーツを持ち、17世紀前半のポーランドにおける最も重要な音楽家の1人として、同国の音楽史にその名を刻むフランチシェク・リリウス(c.1600−1657)の現存する全作品を集めた音楽史的に貴重な作品集。幼少期、青年期にはヴァーサ朝、ポーランド・リトアニア王国の国王ジグムント3世の宮廷オーケストラで活躍し、1630年から57年にかけてはクラクフ大聖堂の声楽、器楽のアンサンブルのカペルマイスターとして活躍した記録が残っているものの、その生涯の大半は謎に包まれたままとなっています。
ワルシャワの音楽文化の発展に寄与したリリウスの知られざる宗教作品を、ポーランドの2つの古楽アンサンブル、オクターヴァ・アンサンブルとコレギウム・コペルニクスが明らかにしてくれます。

Delphian
DCD-34224(1CD)
ミラノ大聖堂のための音楽
ヘルマン・マティアス・ヴェレコール(c.1500−after 1574):汚れなき貞節なマリア
フランキヌス・ガッフリウス(1451−1522):おお、聖なる饗宴よ
ヴェレコール:わが民人よ
ジョスカン・デ・プレ(c.1450−1521):恵み深き救い主の御母よ − ようこそ天の女王
ヴェレコール:邪悪な死は、ようこそ海の星(アヴェ・マリス・ステラ)、わが神よ耳を傾けたまえ
ガスパル・ファン・ヴェールベケ(c.1445 after 1516):ようこそ天の女王
ヴェレコール:すべての者は幸いなり
ドミニク・フィノ(c.1510−c.1556):ある人が大いなる宴を催し
ジョスカン・デ・プレ:汚れなき貞節なマリア
シグロ・デ・オロ、
パトリック・エイリーズ(指)

録音:2019年4月22日−24日、オックスフォード・マートン・カレッジ礼拝堂
2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"のサード・アルバム。約30年間にわたってミラノ大聖堂の楽長(maestro di cappella)を務めながらも、現在ではほとんど知られていないフランドル出身の作曲家ヘルマン・マティアス・ヴェレコールの現存する6つモテットを中心に、ヴェルコールの前任としてミラノ大聖堂の楽長を務めていたフランキヌス・ガッフリウスや、ミラノで活躍したネーデルラント出身のガスパル・ファン・ヴェールベケ、大半をイタリアで過ごしたフランス・フランドルのドミニク・フィノなどがミラノ大聖堂のために書いた作品を、ミラノ図書館の資料から再興するという意義深いプログラム。ジョスカン・デ・プレとガッフリウスの作品を除き、すべて世界初録音。

IBS CLASSICAL
IBS-22017(1CD)
アントニオ・マルティン・イ・コル:音楽の花束(1706-1709)より(クラリオン、オルガン、パーカッション編)
1.Obra de clarines
2.Matassine
3.Otro genero de canarios(オルガン独奏)
4.Entrada de Bretons
5.Obra de Pensie
6.Cancion
7.Marche de Gautier, La
8.Chacona(オルガン独奏)
9.Llamadas de Clarin
10.Otra cancion, se ha de tocar grave
11.Cancion de Clarin, con eco, a discrecion
12.Cancion 8a a dos clarines(オルガン独奏)
13.Batalla
14.Cancion VII・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
15.Cancion XVII・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
16.Cancion V・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
17.Cancion de un clarin solo
18.Cancion (12a a dos clarines)(オルガン独
奏)
19.Cancion for 2 clarins
20.Otra cancion para ecos
21.Otra cancion
22.Bayle del Gran Duque(オルガン独奏)
23.Zarabanda Francesa Bayle del Gran
Duque
24.Cancion XXIX
・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
25.Cancion XXIV
・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
26.Cancion XXII
・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
27.Bailo di dame
28.Minue No.6
29.Villano, El
30.Minue No.7(オルガン独奏)
31.Minue al violin No.26 (Rigaudon)
ビンセンテ・アルカイデ(クラリオン/無孔ナチュラル・トランペット)
イゴノ・コルフォルツィ(無孔ナチュラル・トランペット)
アブラハム・マルティネス(Org)…Torre de juon Abod(スペイン)
アルバーロ・ガッリード(パーカッション)

録音:2016年2月27-28日/5月1-22日
18世紀スペインの作曲家アントニオ・マルティン・イ・コルのオルガン作品集「音楽の花束」から、オルガンの高音域を 効果的に用いた曲を選び、そのパートをルネサンス時代の巻管トランペット「クラリオン」で演奏したという興味深いア ルバム。オルガン独奏曲を交えることで、クラリオン特有の楽器の明朗な音色が良く映える聴きごたえのある1枚で す。無孔ナチュラル・トランペットを用いた曲での見事な音程の取り方にも注目です。
IBS CLASSICAL
IBS-212018(1CD)
D・スカルラッティ:ヴェネツィア写本 1742年〜通奏低音と独奏楽器のためのソナタ集(アンサンブル編)
ソナタ ト短調 K.88/L.36/P.8
ソナタ ホ短調 K.77/L.168/P.10
ソナタ ト長調 K.91/L.176/P.11
ソナタ ホ短調 K.81/L.271/P.13
ソナタ ト長調 K.79/L.80/P.204
ソナタ ト長調 K.80/P.28
ソナタ ニ短調 K.89/L.211/P.12
ソナタ ニ短調 K.90/L.106/P.9
ソナタ ハ短調 K.73/L.217/P.80
※全てシルビア・マルケス・チュリリャによる室内楽アンサンブル編
ラ・テンペスタ(ピリオド楽器使用・・・トラヴェルソ/2Vn/Va/Vc/Cb/Cem)

録音:2017年12月13-15日,2018年6月14日
ナポリに生まれ、スペインのマドリードで没したドメニコ・スカルラッティは、555曲もの鍵盤ソナタを残し、近代的な鍵盤 奏法を確立した作曲家。彼が熱心に作曲活動を始めたのは、ポルトガル宮廷礼拝堂楽長に就任し、王女マリア・ バルバラと王子フェルディナンドの鍵盤楽器のレッスンを担当するようになってからと言われています。1742年のヴェネ ツィア写本に収録された作品は初期のもので、王女と皇太子の学習用に作曲されたといわれており、通奏低音とソ ロ旋律声部からなる作品が含まれ、ヴェネツィアで習得したらしいヴァイオリン奏法の影響もみることができます。シル ヴィア・マルケス・チュリリャ率いるラ・テンペスタは、2000年に結成された古楽器使用のアンサンブル。スペインの古楽 界で注目されており、ドメニコ・スカルラッティ特有の予測不能なリズムや流れなどを巧みな技術でカバー、精度の高い 演奏を繰り広げています。
Dynamic
CDS-7861(10CD)
NX-G03
イタリアのヴァイオリン協奏曲集
【CD1】ヴィヴァルディ:ラ・ストラヴァガンツァ Op.4より
協奏曲 第1番変ロ長調 RV383a
協奏曲 第2番ホ短調 RV279
協奏曲 第3番ト長調 RV3301
協奏曲 第4番イ短調 RV357
協奏曲 第5番イ長調 RV347
協奏曲 第6番ト短調 RV316a
【CD2】ボンポルティ(1672-1749):4声の協奏曲より
4声の協奏曲 第1番イ長調
4声の協奏曲 第2番変ロ長調
4声の協奏曲 第3番変ロ長調
4声の協奏曲 第4番変ロ長調
4声の協奏曲 第5番ヘ長調
【CD3】ロカテッリ:ヴァイオリンの技法より
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.3-No.1
ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 Op.3-No.2
ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.3-No.7
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.3-No.11
【CD4】タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 イ短調 D114/協奏曲 ニ長調 D25
協奏曲 変ロ長調 D121/協奏曲 ニ長調 D36
協奏曲 ハ長調 D11/協奏曲 ホ長調 D51
【CD5】ロッリ(1725-1802):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 第7番ト長調
協奏曲 第8番ニ長調(2本のオーボエと2つのホルンとともに)
協奏曲 第9番ハ長調(2本のホルンとともに)
協奏曲 変ホ長調(2本のホルンとともに)…A.ロッリの作とされる
カデンツァ…ルカ・ファンフォーニ作
【CD6】ナルディーニ(1722-1793):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 ハ長調/協奏曲 ト長調
協奏曲 ニ長調/協奏曲 イ長調
【CD7】
ロッラ(1757-1841):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 変ロ長調/協奏曲 ニ長調
協奏曲 イ長調
マルコ・ピノッティによる手稿譜からの印刷
【CD8】ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 第22番イ短調 W22/G97
協奏曲 第24番ロ短調 W24/G105
協奏曲 第28番イ短調 W28/G143
【CD9】パガニーニ:パガニーニのヴァイオリンで演奏する協奏曲集
大協奏曲 ホ短調 M.S.75(F.フィオーレによる新しい管弦楽版/M.クアルタによる再構築版
ヴァイオリン協奏曲 第4番ニ短調 M.S.60(M.クアルタによる再構築版)
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 M.S.49(F.フィオーレによる管弦楽版/M.クアルタによる再構築版)
【CD10】パガニーニ:パガニーニのヴァイオリンで演奏する協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第3番(M.クアルタ&G.オデーロによる再構築版)
ヴァイオリン協奏曲 第5番(F.フィオーレによる管弦楽版//M.クアルタによる再構築版)
カデンツァ…マッシモ・クアルタ作
【CD1】
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
モード・アンティクォ(アンサンブル)
録音:2017年1月28日-2月3日

【CD2】
アルベルト・マルティーニ(Vn,指)
アカデミア・イ・フィラルモニチ(アンサンブル)
録音:2001年5月18-20日

【CD3】
ルカ・ファンフォーニ(Vn,指)
レアーレ・コンチェルト(アンサンブル)
録音:2001年4月21-22日

【CD4】
ラルテ・デラルコ(アンサンブル)
録音:2009年9月10-13日

【CD5】
ルカ・ファンフォーニ(Vn,指)
レアーレ・コンチェルト(アンサンブル)
録音:2006年4月-6月

【CD6】
マウロ・ロッシ(Vn,指)
ミラノ・クラシカ室内O
録音:2001年6月

【CD7】
パオロ・ギドーニ(Vn,指)
コンセルヴァトーリオ・ディ・マントヴァ室内O
録音:2011年10月1-2日

【CD8】
フランコ・メッツェーナ(Vn,指)
シンフォニア・ペルジナ(アンサンブル)
録音:2002年10月17-18日

【CD9】
マッシモ・クアルタ(Vn,指)
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場O
録音:2002年9月

【CD10】
マッシモ・クアルタ(Vn,指)
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場O
録音:2000/2001年9月
18世紀イタリアが発祥の地とされる「独奏ヴァイオリンのための協奏曲」。瞬く間にヨーロッパ中に広がり、世界的な人気となりま した。この10枚組のアルバムには、ヴィヴァルディ、ボンポルティ、ロカテッリ、タルティーニ、ロッリ、ナルディーニ、ローラ、ヴィオッティ、 パガニーニの作品を収録。なかでも冒頭に収録されたヴィヴァルディの協奏曲は、この時代の代表作であり、多くの作曲家たち が彼の作品を模倣しながら、自らの作風を創り上げていったものです。各々の作曲家の作品は、どれも個性的であり、作風の 違いを聴き取るのも楽しいことでしょう。最後の2枚はパガニーニ自身が演奏した楽器を用いて、パガニーニ作品を演奏したアル バムです。時代を超えた美しい音色を存分にお楽しみください。

ALPHA
ALPHA-566(1CD)

NYCX-10118(1CD)
国内盤仕様
税込定価
シャルパンティエ:『オルフェ、冥府へ下る』 H 471 
『オルフェの冥府下り』 H 488
ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)【デボラ・カシェ(ソプラノ独唱)、レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル独唱)、エマニュエル・レシェ、アンネリース・デコック(Vn)、アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ)、モルガン・エウザン(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)、ミリアム・リニョル、サロメ・ガスラン(バス・ド・ヴィオル)、ロナン・ケルノア(バス・ド・ヴィオル、バス・ド・ヴィオロン)、ソフィー・ファンデン・エインデ(テオルボ)、アントニー・ロマニュク(クラヴサン&オルガン)】

ヴォクス・ルミニス(合唱)【ズュジ・トート、ステファニー・トゥルー、クララ・クトゥリ(ドゥシュ〔=ソプラノ〕)、ヴィクトリア・カッサーノ(バ=ドゥシュ〔=アルト〕)、ラファエル・ヘーン(オートコントル〔=高音部テノール〕)、フィリップ・フレーリガー(ターユ〔=テノール〕)、リオネル・ムニエ(バス=ターユ〔=バリトン〕)
、ジョフロワ・ビュフィエール(Bs)】

録音:2019年2月、ケイホフ礼拝堂(ベルギー中部フラームス=ブラバント地方)
【国内盤】歌詞・解説日本語訳、補筆:白沢達生
Alphaレーベルでの録音を通じ、フランス17〜18世紀の音楽を積極的に世界へ発信しつづけている古楽歌手レイナウト・ファン・メヘレンの グループ、ア・ノクテ・テンポリス。かたやフランス、ベルギー、ドイツなどの実力派古楽歌手たちを軸に、各パート2〜3人に絞った小規模編成 でドイツ三大S(シュッツ、シャイン、シャイト)からヘンデルまで、幅広いレパートリーを世に問うてきた古楽声楽集団ヴォクス・ルミニス。ヨーロッ パの古楽研究とライヴ・パフォーマンスの最前線をゆく二つの俊才集団が手を組み、フランス・バロック最大の作曲家のひとりシャルパンティエの 2傑作と正面から対峙した充実アルバムを録音してくれました。 ルイ14世の宮廷で王室音楽総監督リュリが活躍しているあいだ、シャルパンティエは王室での仕事から遠ざけられ、リュリの妨害のもと大がか りなオペラは作曲できなかったのですが、そのかわりに小編成・小規模の声楽曲で名品を数多く残しています。早世した恋人ユリディスを冥府 まで取り返しに行く竪琴の名手オルフェ(オルフェウス)の物語では長短二つの作品を残しましたが、ここで両作品の対比をきわだたせながら、 精彩あざやかな古楽器演奏でファン・メヘレンの歌を彩ってゆくア・ノクテ・テンポリスのアンサンブルはみごとなもの。クラヴサン(Cemb)奏者 としてパトリツィア・コパチンスカヤの名盤『TAKE TWO』でも活躍した異才アントニ―・ロマニュクが加わっているのも注目です。実力派声楽 集団ヴォクス・ルミニスの参与も頼もしく、演劇性に満ちたシャルパンティエの音楽が21世紀の今こそ対峙すべき音世界であることを説得力 豊かに伝えています。

RAMEE
RAM-1909(1CD)
17世紀スペインとイタリアの作曲家による、民衆歌と民俗舞踊にもとづく音楽
1.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ(1618-1622に活躍):Gagliarda ガリアルダ / Tra queste selve この木蔭で
2.カルロ・ミラヌッツィ(1594頃-1647頃):Ut, re, mi, fa, sol, la ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
3.アントニオ・カルボンキ(17世紀に活躍):Ciaccona passegiata per B Bのためのチャッコーナ・パッセジアータ
4.ホアン・デ・アラニェス(1580頃-1649頃):Halconcillo nuevo 新参者のハヤブサ
5.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:?Quien menoscaba mis bienes? 誰が埋めてしまったのだ、私の財産を
6.ホアン・デ・アラニェス:Dulce desden 甘やかに見下して
7.作者不詳(17世紀):Aria di Fiorenza フィレンツェの歌
8.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Tres ninas me dan enojos 3人の娘たちが怒らせる
9.ホアン・デ・アニェス:Mi zagala sus panos わたしのいい人、その服の下に
10.アントニオ・カルボンキ:Passacagli del E Eのパッサカーリ
11.ステファノ・ランディ(1587-1639):Fonti del mio dolor 我が悲しみの源
12.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Espanoleta スペイン女 /
De mis tormentos y enojos わたしの苦しみと怒りで / Spagnoletto スペイン人
13.カルロ・ミラヌッツィ:O Clorida vaga e gentile おおクロリーダ、美しくもやさしく
14.ジョヴァンニ・G.カプスベルガー(1580頃-1651):Vezzosett’e care 魅惑的な、愛らしいお嬢さんたち
15.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Vuestra belleza, senora あなたの美しさは、ご婦人よ
16.ジョヴァンニ・G.カプスベルガー:Avrilla mia 我がアヴリッラよ
17.ホアン・デ・アラニェス:Digame un requiebro 告白してくれてもいいのに
18.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Folia フォリア / Por los jardines de Chipre キプロスの庭園に寄せて
19.ステファノ・ランディ:Amarillide, deh! vieni アマリッリデ、ああ!来てくれ
20.作者不詳(17世紀):Ciaccona チャッコーナ
21.作者不詳(17世紀) / ホアン・デ・アラニェス:Agora que la guitarra さあ、ギターを
ラ・ボス・ガラナ【セバスティアン・レオン(Br)、ルイ・カペイユ(バロック・ハープ)、エドウィン・ガルシア(バロック・ギター)】

録音:2019年4月26-29日 聖ゲオルグ教会、ハルティンゲン、ドイツ
バーゼルのスコラ・カントルムの学生たちによって2011年に結成され、スペインとラテン・アメリカの古楽の紹介を目的とするラ・ボス・ガラナ。 Lindoro(リンドロ)レーベルより発売されたマティアス・ドゥランゴを中心としたスペイン・アルバムが好評を博した彼らが、今回は2つの撥弦楽器 とバリトンというシンプルな編成で、17世紀にイタリアで活躍した、スペインとイタリアの作曲家の作品を集めています。カプスベルガーやランディ といった比較的知られる作曲家の作品から伝承曲によるものまで、いずれも民衆歌の感覚を活かして書かれたもの。当時の躍動感あふれる 地中海の民衆感覚がにじむ作品が多く、歌詞もあけすけさと詩的情緒すれすれを突いたきわどいものが少なくありません。力強くリズミカルな 音楽が現在でもたいへん分かりやすく、抗いがたい魅力を持っています。 グループ名は「輝かしい声」という意味の彼ら、その名の通り張りと艶のある美しいセバスティアン・レオンの歌声と、息の合った器楽とのアンサン ブルを堪能できるアルバムです。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-017(DVD)
NX-D09
『ルイ14世の戴冠式』〜1654年6月7日、ランス・ノートルダム大聖堂に於ける戴冠式の音楽を、ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂にて再現

◆主な収録作品
アントワーヌ・ボエセ:Anna Mater matris
エティエンヌ・ムリニエ:Beata Dei genitrix / Cantate Domino / Agnus Dei /
Flores apparuerunt
オルランド・デ・ラッスス:O rex vivat !
アンリ・デュモン:In lectulo meo
カヴァッリ:Dixit Dominus / Sonate a douze、ほか
バスティアン・ドゥセ(指)
アンサンブル・コレスポンダンス(合唱、アンサンブル/古楽器使用)
ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年合唱団

収録:2019年6月 ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂
収録時間:1時間48分 日本語字幕無し 片面二層ディスク
映像:NTSC 16:9 All Regions
音声:Dolby Digital 5.1 & Stereo
様々なレーベルで多彩な録音を行っているアンサンブル・コレスポンダンス。Harmonia Mundiレーベルでリリースしたルイ14世を讃える『夜の 王のバレ』が大きなヒットとなった彼らがついに、その戴冠式の音楽を映像で収録しました。しかもルイ14世ゆかりのヴェルサイユ宮殿旧王室 礼拝堂での収録です。演奏陣もセルパンのパトリック・ヴィバールを初め、ソリスト級のアーティストが多数参加。曲は「ルイ13世の結婚式のた めのパヴァーヌ」による王の入場で始まり、当時の式典での演奏慣例曲を伝承曲も多く含んで式が進行され、最後は戴冠した王のために聖 堂の扉が開き、モテ「喜びなさい、大いに喜びなさい」が歌われて終わります。フランス王朝全盛期にあって、いまだ「フランス宮廷音楽」が産声 をあげはじめたにすぎなかった時代ならではの選曲となっており、イタリア感覚まじりの音楽に、より古い時代の伝統を感じさせるラッスス作品な ども出てきます。歴史遺産の宮殿で収録された映像ならではの、絢爛豪華な音楽物語をお楽しみください。

Capella de Ministrers
CDM-1947(1CD)
英国ルネサンスの歌と器楽
1.ヒューム:Lamentations (Fragmento) 嘆き(断片)
2.コーキン:Beware faire Maides 娘さん、どうか気を付けて
3.ダウランド:Fantasia ファンタジア
4.ダウランド:Come, heavy Sleep 来れ、重き眠りよ
5.ヒューム:A Humorous pavan 陽気なパヴァン
6.ヒューム:What greater Griefe なんと大きな悲しみ
7.作者不詳:Greensleeves to a ground グラウンドによる「グリーンスリーヴス」
8.ダウランド:Flow my tears 流れよ、わが涙
9.ダウランド:Go, crystal tears 行け 水晶の涙よ
10.作者不詳:Ground upon A Mi Re ラ・ミ・レによるグラウンド
11.作者不詳:The Willow song 柳の歌
12.ダウランド:Can she excuse my wrongs 彼女は私を許してくれるだろうか
13.即興:A Circle in the water - Passacaglia 波紋〜パッサカリア
14.コーキン:Goe heavy thoughts 行け、重き思いよ
15.作者不詳:The Woodycock 木の雄鶏
16.ダウランド:In darkness let me dwell 暗闇に住まわせておくれ
カペリャ・デ・ミニストレルス
デリア・アグンデス(S)
カルレス・マグラネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベルト・カセス(ルネサンス・リュート、テオルボ)
録音:2019年7月31日-8月2日、サンタ・マリア教会、レケナ、ヴァレンシア
スペイン西部バレンシアに拠点をおくカペリャ・デ・ミニストレルスは、アルバムを制作するたび入念な背景研究にもとづくテーマ性の高いプログラ ムを打ち出し、古楽ファンの心をつかんで離しません。今回のアルバムでは1600年前後英国の歌曲と器楽曲から、政治的宗教的な抑圧に より当時のヨーロッパの大衆を覆ったメランコリーの色彩が濃厚な作品を集めています。 ソプラノはスペインのカセラス出身のデリア・アグンデス。古楽系を中心にヨーロッパでの活躍目覚ましい歌姫が、程よい感情表現で切々と歌い 上げる声は、このテーマにまさにぴたりとはまっています。器楽はアンサンブル主宰マグナレルのガンバに、盟友カセスのリュートのみという極小編 成になっており、有名曲をちりばめたプログラムで人生の隣人と言われる憂鬱の抗いがたい魅力を描いています。

ANIMA E CORPO
AEC-007(1CD)
NX-B09
『失われた踊り』
1 サンバランベー風に(ヒネオ)
2 ポルビージョの踊り
3 メンデスのハカラ
4 チャコーナ
5 投げてくれたね、オレンジを
6 アイ、アイ、アイの踊り
7 愛の戦い(サラバンダ)
8 フォリーアス
9 毅然たるスペイン人(カナリオス)
10 目を向けておくれ(セギディーリャス)
11 サンガリリェーハのトナディーリャと新しいハカラ
12 パバーナ
13 どこへ行くの、可愛い娘?(ガスコーナ)
14 槍の剣闘士
15 チャコーナの踊り
ラケル・アンドゥエサ(S)
ラ・ガラニア(古楽器使用)【パブロ・プリエト(Vn)、マヌエル・ビラス(ダブル・ハープ)、ダビ・マヨラル(パーカッション)、ピエール・ピツル(バロック・ギター)、ヘスス・フェルナンデス・バエナ(テオルボ)】

録音:2018年10月
【国内盤】日本語解説・歌詞訳:濱田 吾愛
ヨーロッパから新大陸、太平洋から東南アジアと多くの植民地を押さえ、「日の沈まぬ帝国」として短い春を謳歌した16-17世紀スペイン。 大衆もまた享楽を追い求め、その文化は良くも悪くも大きな発展を見せました。このアルバムはそんな1600年前後のスペインを中心に、町 の人々の間に伝わった楽曲を集めています。底抜けに明るい中にもどこか悩ましさが漂う歌から、背徳の色彩をほんのりと帯びた舞曲まで 様々。やがて国の支配者を内面から脅かすまでになる、大衆の力強さを感じることの出来る一枚です。 スペイン生まれのラケル・アンドゥエサは、古楽系ソプラノとしてヨーロッパ各地で活躍し、清澄な歌声から官能的な表情まで自在に駆使する 技術と美声で大きな人気を得ています。これまでクリスティやビオンディといった指揮者や、ラルペッジャータ、リ・インコーニティなどのアンサンブル と共演を重ねてきたほか、2010年にはテオルボ奏者のバエナと共に自身の古楽器アンサンブル「ラ・ガラニア」を結成しました。彼らが2016 年と2018年に来日公演を行い、多くの音楽ファンを魅了したことも記憶に新しいところです。

Dynamic
CDS-7852(1CD)
NX-B03
アルフォンソ・フェラボスコ2世(1578頃-1628):独奏ライラ(リラ)・ヴァイオルのための練習曲
第3過程
1.パヴァン 21
2.コラント 21
3.アルマイン 24
4.コラント 24
5.アルマイン 17
6.コラント 17
7.ガリアルド 23
8.コラント 23
第2過程
9.パヴァン 14
10.コラント 14
11.アルマイン 16
12.コラント 16
第1過程
13.アルマイン 1
14.コラント 1
15.ガリアルド 2
16.コラント 2
17.アルマイン 3
18.コラント 3
第3過程
19.ガリアルド 19
20.コラント 19
第2過程
21.アルマイン 12
22.コラント 12
23.アリアルド 11
24.コラント 11
各トラックに付された番号は原稿のページを表す
パオロ・ビオルディ(ヴァイオル)
第1過程…6弦バス・ヴァイオル…1624年 ヘンリー・ジェイ制作、パオロ・ビオルディによる復元楽器、2003年フィレンツェ製

第2&第3過程…6弦バス・ヴァイオル…1768年 ヤコブ・ハインリヒ・ゴールト制作ハンブルク

録音:2018年7月
同名の作曲家アルフォンソ・フェラボスコ(1543-1588)を父に持ち、父の赴任先のイギリスで誕生、 エリザベス1世からチャールズ1世の治世にかけ、英国王室のヴァイオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者を務め、当時の英 国で最も成功を収めた作曲家でもあったイタリア人アルフォンソ・フェラボスコ2世。 彼は16世紀当時に好んで用いられたライラ・ヴァイオル(ヴィオラ・バスタルダ)のための指導教本を作り、この楽器の調 弦法や演奏法の普及に努めたことで知られています。
演奏するパオロ・ビオルディはフィレンツェ高等音楽院でヴィオラ・ダ・ガンバの教授を務め、数多くの録音もこなす名手。 このアルバムでは6弦のバス・ヴァイオルを自在に操り、フェラボスコ2世の手稿から技巧的な作品を選び、華やかに演奏 しています。 DXD 32 bitの高音質録音。残響などを加えることのない自然な音が聴きどころです。
*ヴィオラ・バスタルダ=16世紀後半に製作された通常のガンバよりサイズの大きい楽器。テナーでもバスでもなく、特別なカテゴリーに属する楽器として独立し、通奏低音を担当したり、即興演奏を行うなど、華やかな存在として知られる楽器。

MDG
MDG-90621396(1SACD)
『バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ6』
テオフィル・アンドレアス・フォルクマール(1686-1768):ソナタ第1番ヘ長調
ソナタ第2番ニ短調
ダニエル・マグヌス・グローナウ(1699?-1747):コラール・パルティータ「最後の日の来るは美しからん」
フォルクマール:ソナタ第3番変ロ長調
ソナタ第4番ト短調
ソナタ第5番ト長調
アンジェイ・シャデイコ(Org)
フランシスカン・ホーリー・トリニティ教会(グダニスク)
独 MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第 6 弾はテオフィル・アンドレアス・フォルクマール(1686-1768) の 6 つのオルガン・ソナタとダニエル・マグヌス・グローナウ(1699?-1747)の 2 つのコラール・パルティータです。
テオフィル・アンドレアス・フォルクマールは父ヨハン・アーノルドの後継者として 1707 年にシュチェチンのピーター&パウル教会のオルガニストに就任。 その後 1712 年にダンツィヒ(現ポーランドのグダニスク)に移り、1717 年よりトリニティ教会のオルガニストとして活躍しました。彼の残したオルガン 作品はオルガンの豊かな響きを生かしたもので、ここに収録された 6 つのオルガン・ソナタでもその特徴を現れております。
一方、ダニエル・マグヌス・グローナウはドイツに生まれ、ダンンツィヒで没したオルガニスト。1717-19 年に聖アンナ教会でポーランド礼拝堂の小オ ルガン、1719-24 年に聖カタリーナ教会で小オルガン、1724-30 年に聖マリア教会で聖歌隊をそして 1730 年から晩年まで聖ヨハン教会の大オルガン の奏者として活躍し、生涯オルガン作品も残しました。しかし第 2 次世界大戦中に残された手稿譜や論文の多くが失われてしまったため、現在ではごく一 部の作品が残された状態となっております。ここに収録された 2 つのコラール・パルティータはグローナウの音楽の特徴をよく示しているもので、18 世紀 のオルガン・レジストレーションの歴史における最も重要な史料のひとつといえます。 (Ki)

Coviello
COV-91927(1CD)
ローゼンミュラー(1619-1684):宗教協奏曲集
ローゼンミュラー:Ascendit invictissimus Salvator / Aude, quid times
マッシミリアーノ・ネーリ(1623-1673):12声のソナタ第14番
ローゼンミュラー:Domine cor meum / Si Deus pro nobis * / Domine, ne in furore / Salve Regina
作曲者不詳:3声のソナタ *
ローゼンミュラー:Magnificat *
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(指)
アーベントムジーケン・バーゼル

録音:2018年
*世界初録音
ローゼンミュラーは教会音楽の名手としても名をはせたドイツ・バロックの作曲家。ドイツの伝統的対位法とイタリアの自由な表現力を身につけた名作 曲家の手腕が冴える作品集です。キャッチーで滑らかな旋律、豊かな和声、テキストと音楽の調和が素晴らしいです。

「アンサンブル・オルガヌム」のタイトル、続々復活!
1956年アルジェリア生まれのフランスの指揮者ペレス率いる「アンサンブル・オルガヌム」のタイトル続々復活!作曲当時の状況を徹底的に 研究し、作曲当時の手法で演奏する奏法により、各地に残る聖歌などの宗教音楽の一連の録音で高く評価されています。
H.M.F
HMO-8901319(1CD)
「カントゥス・プラヌス」〜18世紀フランスのオーセール大聖堂における
(1)預言者、福音書家ヨハネをたたえて
(2)大地の恵みの収穫を感謝して
マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1989年9月
ブルゴーニュの都市、オーセールの町にそびえるゴシック建築のオーセール大聖堂は、ロマネスク様式の華麗さや装飾を一切排除した、荘厳な聖堂です。 ここに残されている聖歌は、ローマ教会のものとはまったく異なる、ガリア(フランス)の教会の伝統や性格を明確に打ち出すことを目指す動き「ガリシズム」 の完璧な例となっています。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901392(1CD)
シトー修道会の聖歌〜12世紀のモノディー マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1991年9月、フォンフロワド修道院
シトー派の聖歌の素晴らしさをもっと研究するために、ペレスはシトー派の修道院をいくつか訪ねました。その一つであるフォンフロワド修道院(この CDもここで収録された)は、建物の音響が、単声でも素晴らしくよく響き、独自の不思議なハーモニーを生み出すことに着目しました。礼拝や祈祷で、 僧たちが耳にしたであろう響きまでをも研究しての演奏は、私達をまさに時空を越えた旅へといざなってくれます。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901403(1CD)
エレノア・オブ・ブリタニーのグラドゥアーレ〜13,14世紀の単聖歌とポリフォニー マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1991年11月
に研究を怠らないペレス、ここでは13世紀の貴重な手稿譜の作品を録音。エレノア・オブ・ブリタニーが過ごしたフォントヴロー修道院に伝わるグラドゥ アーレです。中世の音楽に対して私達がもっているイメージを大きく覆すような、大胆な音楽が展開されています。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901495(1CD)
コルシカ島の聖歌〜17世紀と18世紀のフランチェスコ会の写本による マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1993年11月
1993年録音。すでに教会では演奏されなくなり、口頭伝承と不完全なかたちの写本のみによって伝えられていたコルシカに伝わる聖歌を、ペレスらが 蘇らせた伝説の名盤。地中海の人々によって歌い継がれていた豊かな音楽世界に驚かされます。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901519(1CD)
モサラベ聖歌〜スペイン中世キリスト教聖歌集 マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1994年5月
中世スペインのカトリック聖歌集。グレゴリオ聖歌とは違った特色があり、音楽史的にも重要なジャンルです。シスネロスが編纂した合唱作品集からペ レスが選りすぐった 1 枚です。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901604(1CD)
ローマ教会の聖歌/復活祭の日曜日の晩課 マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1996年11月
長年にわたってヨーロッパのスタンダードであった聖歌、ローマ教会の聖歌。ここでは復活祭の日曜日の晩課の音楽がおさめられていますが、その豊か で圧倒的な威厳に満ちた世界に驚かされます。k時

MIRARE
MIR-496(1CD)
ルイ13世の宮廷のスペイン歌曲
・Gaspar Sanz (1640/1710) : Clarin de los Mosqueteros del Rey de Francia、Zarabanda Francesca
・Etienne Moulinie (1599/1676) : Repicavan las campanillas、Ojos si quiereis vivir、Si matais quando mirais、Si me
nacen colores morena、Si negra tengo la mano
・Gabriel Bataille (1575/1630) : Quien quiere entrar conmigo、Pues que me das a escoger、Passava amor、Si suffro
por ti morena、Claros ojos bellos、De mi mal nace mi bien、Dezid como puede ser、Vuestros ojos tienen d’Amor
・Santiago de Murcia (1673/1739) : Las Bacas、Las Penas、Tarentelas、Jacaras Francesca
・Gabriel Bataille : Rio de Sevilla、En el valle, Ynes la tope riendo、El baxel esta en la playa、Aver mil damas
・Henri de Bailly (158?/1637) : Yo soy la Locura
アンサンブル・エル・ソル
クロエ・セヴェール(Cemb、指)

録音:2019年4月
1615年、ルイ13世はスペイン王フェリペ3世の王女アナ(アンヌ・ドートリッシュ)と結婚しました。アナはスペインの様々な文化をフランス宮廷に もたらし、当時宮廷につかえていた音楽家たちは大いに刺激を受けました。1701年、フェリペ5世はマリア・ルイサ・デ・サボヤと結婚、彼女の音楽 教師はほかならぬサンチャゴ・デ・ムルシアでしたが、ムルシアはマリアのためにフランスの薫りをまとった作品を書こうと務めました。王族の国際政略結 婚によってもたらされた文化交流は、ここに収められたような豊かな宝を多数生み出しています。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-607(1CD)
ファインディング・ハーモニー
ミシェル・ルグラン(リチャード・ロドニー・ベネット編):ワン・デイ
アルマ・アンドロッツォ(ステイシー・V.ギブズ編):イフ・アイ・キャン・ヘルプ・サムボディ
レイブ・ヤンポルスキー/レア・ルンドニツカ(トビー・ヤング編):S’Dremlen feygl
ジョージアの伝承曲:ツィンツハロ
ミミ・ファリーニャ/ジェームズ・オッペンハイム(レベッカ・デイル編):ブレッド&ローズ
ウルマス・シサスク:野に鐘は鳴る
グスタフ・エルネサクス:我が祖国、我が愛
キリノ・メンドーサ・イ・コルテス(ホルヘ・コサトル編):シエリト・リンド
マルティン・ルター(バッハ編):神はわがやぐら
ウィリアム・バード:主よ怒りたもうことなく ― 聖なる都市
ケシャ(レベッカ・デイル編):プレイング
伝承曲(ダリル・ランズウィック編):Puirt a’ bheul(マウス・ミュージク)
ジョン・キャメロン(ジェームズ・マクミラン編):O, chi, chi mi na morbheanna
ジョージアの伝承曲/ジョージア王デメトレ1世:Shen khar venakhi
伝承曲(ネオ・ムヤンガ編):Ayihlome/Qula kwedini
エノック・ソントンガ(ネオ・ムヤンガ編):Nkosi Sikelel’ iAfrika
ダヴィド・ゲッタ, サヴァン・コテチャ, ジョルジョ・トゥインフォート, ラミ・ヤコブ, カール・フォーク(リチャード・ウィルバーフォース編):ワン・ラスト・タイム
アベル・メーロポル(ステイシー・V.ギブズ編):奇妙な果実
ハリー・ディクソン・ローズ(ステイシー・V.ギブズ編):ディズ・リトル・ライト・オヴ・マイン
キングズ・シンガーズ〔パトリック・ダナキー(C.T)、エドワード・バトン(C.T)、ジュリアン・グレゴリー(T)、クリストファー・ブリュートン(Br)、ニック・アシュビー(Br)、ジョナサン・ハワード(Bs)〕

録音:2019年6月10日−13日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
2018年に結成50周年を迎えた、男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(カウンターテナー)、ニック・アシュビー(バリトン)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新録音。12世紀のジョージア(グルジア)のポリフォニーから、宗教改革の音楽、そしてビリー・ホリデイやアリアナ・グランデのナンバーまで、様々な国、歴史、コミュニティの音楽から豊かなハーモニーを発見。音楽を通じて世界中の人々をつなぐキャンペーンの一環としてリリースされるアルバム「ファインディング・ハーモニー」。南アフリカ、ジョージア、スコットランド、メキシコ、アメリカ、etc... キングズ・シンガーズの驚くべき柔軟性と多様性を再認識させてくれることでしょう。

Glossa
GCD-924204(1CD)
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.10-3
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 Op.10-1
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.7-1
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.7-3
ライラ・シャイエーク(Vn、指)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル

録音:2019年5月13日−15日、マルティン教会(バーゼル、スイス)
スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたライラ・シャイエークのGlossa録音第7弾。
コレッリの弟子であるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスに師事し、「フランスのコレッリ」とも呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697−1764)のヴァイオリン協奏曲集第2弾。第1弾に引き続き、ルクレールが書いた2つのヴァイオリン協奏曲集「作品7」と「作品10」から、それぞれ「第1番」と「第3番」を収録。
17世紀後半に作られたオリジナルのバロック・ヴァイオリン、アンドレア・グァルネリ1675を駆り、爽快なイタリアのヴィルトゥオージティと洗練されたフランスの優雅さを組み合わせたルクレールの見事なヴァイオリン協奏曲を展開してゆきます。

Ars Produktion
ARS-38563(1CD)
アルマ・イントレピーダ
スカルラッティ:シンフォニア第13番ロ長調
Sigr. Detri(Louis Detry):ソロ・ア・フラウト
ダッラーバコ:協奏曲第7番イ長調
ポルポラ:「メリデとセリヌンテ」より コン・アルマ・イントレピーダ
ジョヴァンニ・アントニオ・ピアーニ:ソナタ Op.1-4
ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ:フラウト・トラヴェルソと弦楽のための協奏曲
ダッラーバコ:協奏曲第5番ト長調
ポルポラ:「認められたセミラーミデ」おyり Vorrei spiegar l'affanno
ヴィヴァルディ:コンチェルト・ダ・カメラ RV.84
セリーヌ・パシェ(リコーダー)、
イ・ピッツィカンティ

録音:2017年9月、オルティンゲン教会(スイス)
スイスの若き有望なリコーダー奏者セリーヌ・パシェと、バーゼル・スコラ・カントルムを卒業したメンバーによって2009年に設立された古楽器アンサンブル『イ・ピッツィカンティ』の出会いによって生まれたアルバム。様々なトランスクリプションが行われていたバロック時代のリコーダー・レパートリーを探求。

Ars Produktion
ARS-38292(1SACD)
カラーズ・オヴ・クリスマス
ヘンデル:見よ勇者は帰る
テレマン:トランペット、2本のオーボエと通奏低音のための協奏曲第2番より アレグロ
ヴィヴァルディ:協奏曲 「冬」より ラルゴ
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番より アレグロ・アッサイ
ジョン・スタンリー:トランペット・ヴォランタリー
パーシー・フェイス:ブラジルのスレイベル
J.フレッド・コーツ:サンタが街にやってくる
ビリー・ヘイズ:ブルー・クリスマス
フェリックス・バーナード:ウィンター・ワンダーランド
タワー・ミュージック集
ステファン・ニルソン:ガブリエッラの歌
ベルンハルト・マヒャイナー:ノエル
伝承曲:今宵鳴りわたる鐘の響きは
フランツ・グルーバー:きよしこの夜
ルロイ・アンダーソン:そりすべり
レオンハルト・レープ:ア・チャイルズ・クリスマス
クリスマス・メドレー
ジェームズ・ピアポント:ジングル・ベル・ロック
バッハ
:響け、晴れやかなラッパよ
アーヴィング・バーリン:ホワイト・クリスマス
伝承曲:Andachtsjodler
レオンハルト・レープ(Tp、指)、
トランペッツ・イン・コンサート

録音:2019年8月
オーストリアのトランペット奏者兼作曲家、レオンハルト・レープが結成したアンサンブル、「トランペッツ・イン・コンサート」によるクリスマス・アルバム。伝統的なクリスマス・キャロルやバロックのクリスマス音楽から、現代の人気クリスマス・ナンバーまで、鮮やかなトランペットの響きと素敵なアレンジで収録。

CD ACCORD
ACD-258(1CD)
NX-D01
マルシン・ヨゼフ・ゼブロフスキ(1748-1780):宗教曲集
天の高きより水を滴らせよ
マニフィカト
ミサ・パストリティア
モー・ジアンフイ (Boy-S)
マシュー・ヴェナー(C.T)
マシェイ・ゴスマン(T)
フェリックス・シュヴァントケ(Bs)
NFM少年cho、NMFcho
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロックO

録音:2018年9月19日 第56回ブィドゴシュチュ音楽祭
18世紀ポーランドの教会においては、日曜日や祝日におこなわれる「晩課」が最も重要視されており、それにともない 詩篇歌やマニフィカトの音楽もふさわしい輝かしさが求められました。ゼブロフスキの「マニフィカト」もそれに応えており、特 にソロ・パートの表現は、前半が魅力的なメロディあふれるイタリア・オペラのギャラント風スタイル、後半が18世紀前半 の古いバロック・スタイルと、鮮やかなコントラストを見せています。「ミサ・パストリティア」も牧歌的な雰囲気のキリエで始 まり、ヴァイオリンによるフォルクローレ調のマズルカ、フォーク・バンドの演奏のようなセクションからソロのヴィルトゥオーゾな パッセージ、ヴァイオリンや2本のコンチェルタンテ・トランペットなどが登場し、バロックの情念と伝統を守りながらも豊かな 創造性溢れる作品に仕上がっています。-特別価格-
CD ACCORD
ACD-259(1CD)
NX-B05
マラン・マレ&アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
マラン・マレ:ヴィオール曲集 第5巻 組曲 イ短調
フォルクレ:ヴィオール曲集 組曲第1番 ニ短調 第6曲「ラ・クープラン」
マレ:ヴィオール曲集 第3巻 組曲ニ長調
フォルクレ:ヴィオール曲集 組曲第2番 ト長調 第4曲「ラ・ルクレール」
マレ:ヴィオール曲集 第4巻 組曲 イ短調
フォルクレ:ヴィオール曲集 組曲第2番 ト長調 第5曲 シャコンヌ、ラ・ビュイソン
ユリア・カルペータ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アントン・ビルラ(テオルボ)
マルタ・ニージヴィエツカ(Cemb)
クジストフ・カルペータ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マウリチ・ラチンスキ(Cemb)

録音:2018年9月16-17日、10月23日
ヴロツワフ、ポーランド
17世紀、フランス・バロックにおける「ヴィオールの2大ヴィルトゥオーゾ」と呼ばれたマレとフォルクレの作品集。ともにルイ 14世の宮廷で活躍しながら、マレは穏やかで優雅な作風から“天使的”、フォルクレは激しさと暴力的な性格で“悪魔 的”と言われた対照的な存在でした。またマレの作品は、師匠サント・コロンブとの愛と葛藤を描いた1990年代はじめ の映画『めぐり逢う朝』で一躍有名になったことでも知られています。演奏は、ポーランド出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、 ユリア・カルペータ。華奢で可憐な雰囲気のルックスからは想像できない、芯の強い、落ち着いたトーンの演奏を聴かせ ます。ポーランド西部のヴロツワフの音楽院で学び、ソリストとしてだけではなく、同じくガンバ奏者であり本作にも参加し ている夫、クジストフ・カルペータとガンバ・デュオを組むほか、トリオなどでも活動し、多数の古楽系音楽祭に出演。アル バムには、それぞれ性格の違うマレのヴィオール作品集3巻からの抜粋と、フォルクレの3つの印象的なまるで絵画を思 わせるタイトルを持つ小品が収録されています。
Drama Musica
DRAMA-006(1CD)
17世紀イタリアのアリアと悲歌集
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):独唱用アリア Op. 8 - 第6曲 何が出来ようか
フレスコバルディ:アリエ・ムジカーリ・ペル・カンタルジ第1巻 - パッサカリアのアリア 「こんなに私を蔑むのか?」
ストロッツィ:カンタータ、アリエッタと二重唱曲集 Op. 2 - 第14曲 秘密の恋人
カッチーニ:新音楽 - 第21曲 聞きたまえ、エウテルペよ
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):オラトリオ「軽率なクルティオ」 Op. 13 - そんな風に思うなんて
フレスコバルディ:アリエ・ムジカーリ・ペル・カンタルジ 第1巻 - そよ風が吹けば
モンテヴェルディ:音楽の戯れ - あの高慢なまなざし
 苦しみが甘美なものならば SV 332
 ああ、私は傷つき倒れる SV 316
フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):カンターデ 第2巻 第1部 - 略奪者が残酷にも
ベネデット・フェラーリ(1603-1681):さまざまな音楽 第2巻 - 簒奪者にて暴君
ガブリエラ・ディ・ラッチオ (S)
フェルナンド・コルデッラ (指・Cemb)
カペラ・ストルメンターレ

録音:2016年9月5-9日
17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽は、総じて「バロック=ポルトガル語で“いびつな真珠”」音楽と呼ばれ ます。しかし、その当時の作曲家たちは自らのスタイルを決して「バロック」であるとは考えていませんでした。 このアルバムに収録された音楽を聴いてみても、全く「ゆがんだ、不規則な」という感想を持つことはないでしょう。 歌手ガブリエラ・ディ・ラッチオ自身がブックレットでも説明している通り、この時代の音楽はルネサンス時代の技術 的な複雑さと規律から脱却し、比較的単純な和声進行を伴う、自由な感情を表現するのにふさわしい形式に よって書かれており、まるでロマン派の音楽のように劇的な感情を表出することができるものです。とりわけイタリア で発達したオペラと通奏低音は、当時のヨーロッパ全体に大きな影響を与え、数多くの作曲家がイタリアの様式 を取り入れた作品を書きました。このアルバムに収録されているのは、当時のイタリアを代表する名作で、超絶 技巧を要するアリアや悲歌は高い人気を誇りました。ディ・ラッチオが見事に全曲を歌い上げています。

Drama Musica
DRAMA-007(1CD)
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1738-1769):フルート・ソナタ集 Op.1
フルート・ソナタ ハ長調 Op.1-1
フルート・ソナタ ヘ長調 Op.1-2
フルート・ソナタ 変ロ長調 Op.1-3
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-4
フルート・ソナタ ト短調 Op.1-5
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-6
ウラディーミル・ソアレス(リコーダー)
ファビアン・グロシュ(Cemb)

録音:2018年10月25−27日 ホーリー・トリニティ教会、ウェストン、イギリス
18世紀はイタリア音楽花盛りの時代。ヨーロッパ中の宮廷でイタリア音楽と音楽家が人気を博していました。そ んな中、歴史に埋もれた女性作曲家、演奏家でもあったアンナ・ボン・ディ・ヴェネツィアの存在はとてもミステリア スで魅力的です。1738年から40年頃にロシアまたはイタリアで生まれたとされており、両親はオペラの舞台制作 などに携わり、旅が多く、アンナは4歳からヴィヴァルディがヴァイオリン教師をしていたヴェネツィアのピエタ慈善院で 音楽を学びました。その後、両親とともに当時ハイドンがおかかえ作曲家として活躍していたエステルハージ家に 仕えます。結婚もしたようですが、結婚後の人生の記録が残っておらず、その半生は謎に包まれています。 このアルバムに収録された16歳の時に書かれた「フルートと通奏低音のためのソナタ」はフリードリヒ大王(プロイ セン王)に献呈されており、もう1作の「6つのチェンバロ・ソナタ」とともに彼女の出版された作品として歴史に名を とどめています。演奏は、ブラジル期待の若手リコーダー奏者のソアレスと、チェンバロ、オルガン、リコーダー奏者 で古楽器研究者のグロシュ。謎に包まれた魅惑的な女性作曲家からの、シンプルでチャーミングなメッセージが 聞こえてきます。
Drama Musica
DRAMA-008(1CD)
バロック期の女性たち
フランチェスカ・カッチーニ(1587-1640):Lasciatemi qui solo ここで私を一人にして
Ch’Amor sia nudo 愛は裸のままに
Che t’o fatt’io 私があなたに何をしたのか
Dov’vio credea  希望が現実だと思った場所
Chi desia di saper 愛がどんなものか知りたい者がいれば
エリザベト=クロード・ジャケ・ドゥ・ラ・ゲール(1665-1729):Prelude プレリュード
Allemande アルマンド
Chaconne L’Inconstante きまぐれなシャコンヌ
Menuet メヌエット
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):
Tra le speranze e’l timore 希望と恐怖の間で
Lagrime mie 私の涙
Lilla crudele ad onta a’amore 残酷なリラよ
.La Tavagliata 苦しむ者
Amor dormiglione いとしの眠たがり
エリザベッタ・デ・ガンバリーニ(1731-1765):Minuet メヌエット
Behold, behold and listen 見なさい、見て、聴きなさい
Andante アンダンテ
Lover go calm thy sighs 恋人よ、あなたのため息を静めて
Variations on the foregoing song 前の歌の変奏曲
ガブリエラ・ディ・ラッチオ(S)
アウダチウム・バロック・アンサンブル

録音:2019年1月8-10日ホーリー・トリニティ教会、ウェストン、イギリス
歴史に名を遺すことができた女性作曲家たちは多くありません。ここでは、バロック時代にイタリア、フランス、そしてイギリ スの宮廷で活躍した女性作曲家たちの作品をソプラノのガブリエラ・ディ・ラッチオと、古楽器演奏と研究で定評のあるバ ロック・アンサンブル、アウダチウムが鮮やかに描きだしています。初期バロック時代のフランチェスカ・カッチーニは、有名な ジュリオ・カッチーニの娘で、女性で初めてオペラ『ルッジェーロの救出』を作曲。バルバラ・ストロッツィは、ヴェネツィアで自 身も歌手として活動、いくつかの声楽作品で知られています。2019年は彼女の生誕400年周年を迎え、日本でも画 期的な記念演奏会が開催され話題となりました。ド・ラ・ゲールはフランスのルイ14世の御前演奏で認められ、ヴェルサ イユで華やかに活躍した演奏家。デ・ガンバリーニはイギリスで活躍したイタリア系の音楽家。1746年、ヘンデルの『機 会オラトリオ』の初演に第2ソプラノとして出演したという記録が残っています。そんな女性作曲家たちによる音楽を紹介 する“Donne Collection”シリーズの新しい1枚です。

CPO
CPO-555243(1CD)
NX-B10
『見棄てられたディドーネ』 カンタータとアリア集
【収録されている作曲家】
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)
ドメニコ・サッロ(1679-1744)
ジョヴァンニ・リストーリ(1692-1753)
ミケランジェロ・ファッジオーリ(1666-1733)
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730)
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)
ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768)
イム・スンヘ(S)
アンドレアス・キュッパーズ(指)
テアトロ・デル・モンド

録音:2018年6月10-13日
韓国出身のソプラノ歌手イム・スンヘ(スンハエ)。主としてバロック期の作品を得意としており、NAXOSレーベルへの バッハやハイドン、Harmonia Mundiレベールへのモーツァルトのオペラやオラトリオの録音が知られています。透明感 溢れる声を持ち、かつ高いコロラトゥーラの技術を持ち合わせる彼女が今回挑んだのは、「見捨てられたディドーネ」の 物語。 トロイアの英雄エネアスと恋に落ちたティロスの女王ディド(ディドーネ)。しかしエネアスはイタリアに旅立つこととなり、嘆き 悲しんだディドは自ら王宮に火を放ち、身を投じてしまったという伝説を元に、18世紀の台本作家メタスタージオが書 いた台本は当時大流行。一説には100人もの作曲家が曲を付けたといい、現在でもオペラやカンタータとして数多くの ディドーネの物語が残されています。ここでは代表的な7人の作曲家による作品を収録。作曲家たちが腕によりをかけ て書き上げた迫真のドラマをご堪能ください。

CD ACCORD
ACD-257(1CD)
NX-B05
ヨゼフ・エルスネル(1769-1854):3つの弦楽四重奏曲 Op. 8 (1796頃)
弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調
弦楽四重奏曲 第2番 変ホ長調
弦楽四重奏曲 第3番 ニ短調
エクリブリウムSQ【アダム・パツシュカ(Vn1)、マウゴルツァタ・マルケ(Vn2)、アンナ・ノヴァーク=ポクルシビニュスカ(Va)、トマシュ・ポクルシビニュスキ(Vc)】

録音:2018年11月17-19日
※世界初録音
ポーランド国民音楽の創設者といわれるエルスネル(エルスナー)は、ドイツ系の家系に生まれワルシャワへ移住。彼の名 前を一躍有名にしたのは、教え子、フレデリック・ショパンの存在でしょう。ワルシャワ音楽院に入学する前の12歳の時 に、エルスネルに音楽理論と作曲を学んだショパンは、生涯深い敬愛を抱き続け、18歳の時にはピアノ・ソナタ第1番を 献呈しています。このようにショパンの師として知られるエルスネルですが、実は27作ものポーランド語による愛国的なオ ペラを作曲しただけでなく、オラトリオ、室内楽から器楽曲まで多数の作品を残すと同時に、ワルシャワ音楽院では優れ た指導者として、ポーランド音楽界の発展に多大な貢献をしました。この弦楽四重奏曲は、当時大流行していたサロ ンでの需要に応えて書かれた作品で、とても親しみ易い雰囲気を持っています。演奏は、ポーランドの古楽器演奏のエ クリブリウムSQです。

Passacaille
PAS-1061(1CD)
ジュゼッペ・ポルジーレ(1680-1750):ソプラノのためのカンタータ集
カンタータ「Le sofferte amare pene」
「Il Giorno Felice」より アンダンテ
カンタータ「Qual per ignoto calle」
「Dialoge Pastorale a Cinque Voci」より メヌエットI & II
カンタータ「Violetta gentil」
カンタータ「Sfogandose 'no Juorno」
フルート独奏のためのソナタ
カンタータ「E gia tre volte」
ラ・チカーラ
ステファニー・トゥルー(S)
イネス・ダヴェーナ(リコーダー、指)

録音:2019年5月8〜10日
忘れ去られたナポリ楽派の作曲家ジュゼッペ・ポルジーレの残したソプラノのためのカンタータを収録したアルバムです。リコーダー奏者で自らのアンサンブル 「ラ・チカーラ」を組織するイネス・ダヴェーナと、カナダ生まれのソプラノ、ステファニー・トゥルーが知られざる声楽作品に光を当てます。 (Ki)

APARTE
AP-217(1CD)
テレマン:フランクフルト・ソナタ集
第1番ト短調、第2番ニ長調、第3番ロ短調、第4番 ト長調、第5番イ短調、第6番イ長調
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(Vn)
アンネカトリン・ベレル(Vc)
トルステン・ヨハン(Cemb/ポジティブ・オルガン)
トーマス・C.ボイセン(テオルボ)

録音:2018年5月15-18日、フライブルク
フライブルク・バロック・オーケストラのコンサート・マスター兼指揮者として世界で高く評価されているゴルツが、テレマンが若いころに書いたヴァイ オリン・ソナタ集を録音。あまり録音機会のないこれらの作品の、注目の1枚の登場です!
テレマンは1715年にクラヴサンを伴うヴァイオリンのための6つのソナタ集をフランクフルトで出版しました。1708-1712年、テレマンはアイゼナハ の宮廷の楽長兼第1ヴァイオリン奏者を務めながら、セレナーデ、カンタータ、室内・管弦楽作品、宗教音楽を作曲し、自身もバリトン歌手として様々な 自曲の演奏に参加もしていました。1711年に妻が亡くなり、テレマンはフランクフルトの地に移ったと考えられます。これらのソナタはヨハン・エルンス ト4世に捧げられています。すべて4楽章から成り、教会ソナタ(緩―急―緩―急)のスタイルをとっています。当時の出版譜にはヴァイオリンとクラヴ サンのための、と記されていますが、ここでは楽曲によって通奏低音パートの編成をチェンバロ、チェロ、オルガン、テオルボからふさわしい組み合わせを 考慮して演奏されています。テレマンが若き日に書いた旋律が、ゴルツの確信に満ちた表現と、豊かにして輝かしいサウンドで見事に薫りたちます。

OBSIDIAN
OBSCD-719(1CD)
闇から光へ
アントワーヌ・ブリュメル:聖金曜日のエレミアの哀歌(完全版)

ジョスカン・デ・プレ、ロイゼ・コンペール、他:声楽作品集
Anonymous: Ave maris stella
 Anonymous: Ave maris stella
 Josquin des Prez: Recordare virgo Mater
 Antonio Moro: Sancta Maria succurre miseris
 Anonymous: Jesus autem cum ieiunasset
 Anonymous: Multiplicati sunt qui tribulant me
 Loyset Compere: Paranymphus salutat virginem
 Anonymous: caro factum est a4
 Anonymous: Salve Regina
デボラ・ロバーツ&ローリー・ストラス(指)
ムジカ・セクレタ

録音:2019年
ブリュメルの『哀歌』はこれまで、2節とリフレインからなる版が知られており演奏されてきました。このディスクでは、16世紀の写本から発見された新たな 17節を追加した「完全版」が演奏されています。またディスクの後半は別の写本によるジョスカンらの作品を収録。修道院の空気が流れてくるような美しい声 楽アルバムです。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10412(1CD)
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):レクイエム(1758) ホセ・アントニオ・モンターノ(指)
コーロ・ヴィクトリア & スコラ・アンティクヮ
ラ・マドリレーナ

録音:2018年3月
スペインのバロック作曲家で重要な人物の一人、ホセ・デ・ネブラ。オルガニストとして活躍し、宗教音楽を創作の中心としたほか、オペラでも充実した作品 を残しており、声楽の扱いを得意としています。このレクイエムは二重合唱と弦楽合奏、2つのフルートのために書かれた作品で、ルネサンスの伝統的ポリフォニー と当時流行のイタリアのスタイルを絡めた魅力的な作品です。19世紀に至るまで王室のオーケストラで演奏されていたと言われていますが、その後忘れられてい た作品であり、このアルバムが世界初録音盤となります。注目必至のディスク! (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10411(12CD)
ドイツのリュート音楽
■CD1
バッハ:作品集
シャコンヌ=トンボー“ChristlaginTodesbanden”〜パルティータBWV1004より
ソナタト短調BWV1001
パルティータニ短調BWV1004
■CD2
バッハ:アダージョとフーガ〜BWV1001より/組曲ハ短調BWV997
ヴァイス:逝けるカイェタン男爵へのトンボー/組曲ニ短調
■CD3
ヴァイス:組曲ハ短調/前奏曲とフーガハ長調/組曲ト短調
■CD4
ヴァイス:シャコンヌ/ソナタニ長調K5/前奏曲/ミュゼット/幻想曲/ソナタニ短調K9/チャコーナ
■CD5
ヴァイス:ソナタ第30番ト短調/チャッコーナト短調/序曲変ロ長調/組曲
ニ短調
■CD6
ドレスデンの手稿譜〜2つのリュートのための音楽
ヴァイス:ソナタイ長調/ソナタハ長調/ソナタ変ロ長調/ソナタニ長調
■CD7’
ヨハン・ゴットフリード・コンラーディ:新しいリュート曲集
小品イ長調/小品ハ長調/小品ニ短調
ジャン・アントニン・ロジー:小品集ヘ長調
■CD8
デイビット・ケルナー:作品集
小品集イ長調/ニ長調
幻想曲ハ長調
■CD9
アダム・ファルクンハーゲン:リュート・ソナタ集Op.1
 第6番/第4番/第5番/第3番/第2番/第1番
■CD10
ベルンハルト・ヨアヒム・ハーゲン:アウクスブルクの手稿譜
ソナタヘ短調/ニ長調/ト短調/変ロ長調/ハ短調/ヘ長調
■CD11
ドゥーブ&シュトラウベ:作品集
ヨハン・フリードリヒ・ドゥーブ:リュート独奏曲イ長調
ルドルフ・シュトラウベ:無伴奏リュート・ソナタ第2番
ヨハン・フリードリヒ・ドゥーブ:幻想曲ニ短調/ソナタニ短調/リュート独奏曲ヘ長調
ルドルフ・シュトラウベ:無伴奏リュート・ソナタ第1番
リュート独奏曲ホ短調
■CD12
ヨハン・ミヒャエル・キューネル:独奏曲ニ短調
ヴォルフ・ヤコブ・ラウフェンシュタイナー:組曲変ロ長調
エルンスト・ゴットリープ・バロン:無伴奏リュート・ソナタ変ホ長調
ヨハン・クロプフガンス:パルティータヘ長調
ジェイコブ・フリードリッヒ・クラインクネヒト:無伴奏リュート・ソナタ変ロ長調
■CD1 59’33’’
エマ・カークビー(S)
カルロス・メーナ(C.T)
ホセ・ミゲル・モレーノ(13弦バロックリュート)
録音:1998年5月
■CD2 58’11’’
コンラート・ユングヘーネル(Lute)
録音:1978年9月
■CD3 59’33’’
コンラート・ユングヘーネル(Lute)
録音:1979年9月
■CD4 63’57’’
ホセ・ミゲル・モレーノ(Lute)
録音:1993年6月
■CD5 52’57’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2005年7月、2007年7月、2008年9月
■CD6 64’11’’
ロバート・バート(Lute)
カール=エルンスト・シュレーダー(Lute)
ガエターノ・ナジッロ(Vc;変ロ長調)
録音:1998年6月
■CD7 62’17’’
ホセ・ミゲル・モレーノ(13弦バロックリュート)
録音:2011年5月
■CD8 60’51’’
ホセ・ミゲル・モレーノ(13弦バロックリュート)
録音:2011年5月
■CD9 72’11’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2003年7月
■CD10 67’02’’
ロバート・バート(13弦バロックリュート)
録音:1997年6月
■CD11 63’18’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2006年7月
■CD12 70’59’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2005年7月、2006年7月、2007年7月、2008年9月
ヴァイスを頂点として花開いたドイツのリュート芸術をモレーノ、ユングヘーネル、バートら名だたる名手の演奏で聴く古楽好きにはたまらないボックス・ セット。バッハやヴァイスの充実作から、リュート音楽がだんだん書かれなくなった18世紀後半に生まれた作品までさまざまな楽曲が楽しめます。

fra bernardo
FB-1909373(2CD)
オケゲム:ミサ曲集 Vol.2
ミサ・ミ・ミ/ミサ・エッチェ・アンチルラ・ドミニ/ミサ・カプト/ミサ・クユスヴィス・トニ
ビューティー・ファーム

録音:2018年9月&2019年5月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。
これまで、オケゲム、ラ・リュー、オブレヒトといったルネサンスの巨匠や知られざるフランドル楽派のミサ曲録音で高い評価を得てきたビューティー・ファーム。レコーディング第7弾は、「ミサ・ロム・アルメ」などを収録した前作(FB 1701743)に続く、ヨハンネス・オケゲム(c.1420−1497)のミサ曲集第2巻。デュファイとジョスカンの間を繋ぐ重要人物として再評価が進んでいる15世紀フランドル楽派の巨匠です。高い完成度を誇る精緻なポリフォニーはもちろん、ビューティー・ファームのアルバムでは恒例となっている、刺激的で印象的なジャケット・デザインもポイントです。

Linn
CKD-591(1CD)
NX-B09
『ノエルを歌おう』〜中世イギリスのクリスマス音楽

アヴェント(待降節)
1.Veni, O sapientia - Anon (?15th century)
2.Angelus ad virginem - Anon (14th century)
3.Alma redemptoris mater: As I lay - Anon (15th century)
4.Gaude virgo salutata / Gaude virgo singularis /
Virgo mater comprobaris / Ave gemma caeli luminarium
-ジョン・ダンスタブル (1390頃 -1453)
5.Nowell, nowell, nowell -Anon (15th century)
6.Ave regina caelorum -ジョン・クック (1385頃?1442)
7.In natali novi regis - Anon (12th century)
8.Alleluya: A nywe werk is come on honde - Anon (15th century)
9.Mervele not, Joseph - Anon (15th century)
10.Edi be thu, heven queene - Anon (13th century)
11.O sapientia ? Gregorian chant
12.Ave regina caelorum - ウォルター・フライ (? -1475)
クリスマス(降誕祭)
13.Lullay, lullay: Als I lay - Anon (14th century)
14.Ecce, quod natura -Anon (15th century)
15.Ave rex angelorum - Anon (15th century)
16.Gloria - ケルドリク (1400頃活躍)
17.Ther is no rose of swych virtu - Anon (15th century)
18.Benedicite Deo - Anon (15th century)
19.Sanctus - レオネル・パワー (? - 1445)
20.Resonet, intonet - Anon (12th century)
21.Nowell synge we bothe al and som - Anon (15th century)
22.Puer natus est nobis - Gregorian chant
23.Nowell: Owt of your slepe -Anon (15th century)
24.Cantate domino - Gregorian chant
25.Nowell: Now man is bryghter - Anon (15th century)
ゴシック・ヴォイセズ【キャサリン・キング(Ms)、スティーヴン・ハロルド(T)、ジュリアン・ポッジャー(T)、スティーヴン・チャールズワース(Br)】
中世イギリスで歌われた曲を集めたクリスマス・アルバム。ジュリアン・ポッジャーによる最新の研究から、15世紀イギリスで歌われたキャロルを 集めています。

Sterling
CDO-1121-2(2CDR)
フォーグラー:歌劇 「グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ」(1787) ライラ・アンデション=パルメ(ソプラノ、エバ・ブラーエ)、ヨニ・ブラン(テノール、グスタフ・アドルフ)、ハンス・ユーハンソン(テノール、ヤコブ・デ・ラ・ガルディ)、マルガレータ・ハリーン(ソプラノ、クリスティーナ王妃)、ドリト・クレイメット(ソプラノ、マルタ・バネール)、ビョーン・アスケル(バリトン、ラーシュ・スパッレ)、マルガレータ・ベリストレム(メゾソプラノ、カタリーナ)、アルネ・テューレン(バス、ユーハン)、グニッラ・スレッテゴード(ソプラノ、シーグリド)、ロルフ・ビョーリング(テノール、エーリク)、ブスク・マルギット・ユーンソン(ソプラノ、マリア)、トゥード・スレッテゴード(テノール、スヴェン)、コーゲ・イェールランデル(テノール、武装騎士)、グンナル・ルンドベリ(バリトン、廷臣、従者)、
王立スウェーデンO&cho、
チャールズ・ファーンコム(指)

録音:1973年6月7日、ドロットニングホルム宮廷劇場(ストックホルム)(ライヴ録音)
※言語(スウェーデン語)と英語によるリブレット付き。
国王グスタフ三世(在位 1771年−1792年)の時代は、スウェーデンがもっとも豊かな文化を享受した時代のひとつと言われます。グスタフ三世は文芸を推奨、自身も戯曲を執筆し、1775年にはスウェーデンで最初の歌劇場をストックホルムに設立しました。ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」の題材となった暗殺事件でグスタフ三世の治世が幕を閉じるまで、フランチェスコ・アルガロッティやグルックのオペラの他、王立歌劇場の音楽監督を務めたイタリアのフランチェスコ・アントニオ・ウッティーニ(1723−1795)、ドイツから渡ったヨハン・ゴットリープ・ナウマン(1741−1801)、ユーセフ・マッティン・クラウス(ヨーゼフ・マルティン・クラウス)(1756−1792)といった作曲家の新作も上演され「グスタフ時代のオペラ」としてスウェーデン音楽史を飾りました。
「アベ・フォーグラー」の名で呼ばれたドイツのゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749−1814)は、1786年から1799年までストックホルムに滞在し、王立歌劇場の音楽監督と指揮者を務めました。国王グスタフ二世アドルフ(在位 1611年−1632年)と愛人のエバ・ブラーエの物語を題材とする歌劇「グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ」は、ユーハン・ヘンリク・シェルグレーンがグスタフ三世の書いた戯曲に基づいて執筆した台本による「3幕の抒情劇」です。ロココの様式に沿った音楽にスウェーデンの民俗音楽を織りこんで作曲され、1788年1月24日に初演されました。Sterling レーベルからリリースされる演奏は、1973年6月7日にドロットニングホルム宮廷劇場で行われた最初の現代リバイバル上演のライヴ録音です。※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

RAMEE
RAM-1802(1CD)
ゴットフリート・フィンガー(1655頃-1730):作品集 〜ヨーロッパ大陸の宮廷と、英国の新しい演奏会のあいだで〜
.「来れ諸人、心打つ歌を携えて」 『マルスとヴィーナスの愛』プロローグ (アルト独唱、通奏低音)
3つの合奏体のためのソナタ ハ長調 (I.弦楽4部 II.オーボエ2、バスーン、テナーオーボエ III.トランペット2、ティンパニ 通奏低音)
5声のソナタ 変ロ長調 (オーボエ、弦楽、通奏低音)
4声のシャコンヌ ト長調 (弦楽、通奏低音)
劇音楽 『嘆きの花嫁』 (オーボエ2、バスーン、弦楽、通奏低音)
6声のソナタ ハ長調 (トランペット2、ティンパニ、弦楽、通奏低音)
5声のシャコンヌ ト長調 (ソロ・ヴァイオリン、弦楽、通奏低音)
6声の協奏曲 ヘ長調 (ソロ・オーボエ、リコーダー2、ホルン2、通奏低音)
ファンタジア ト短調 (オーボエ2、バスーン、弦楽、通奏低音)
6声のソナタ ニ長調 (トランペット2、オーボエ2、ヴァイオリン2、通奏低音)
ソナタ第9番ト短調 (オーボエ2、バスーン、弦楽、通奏低音)
「モルフェウス、優しき神よ」 『アレクサンダー大王』 より(4重唱、リコーダー合奏、通奏低音)
ザ・ハーモニアス・ソサエティ・オブ・ティクル=フィドル・ジェントルメン(古楽器使用)
ロバート・ローソン(総指揮)

録音:2018年7月 聖母マリア教会、ビショップスボーン、ケント州、UK
モラヴィア(現チェコ東部)のオロモウツに生まれたフィンガーは、当地で学び17世紀中はロンドンで活躍、18世紀に入ってドイツに渡り、ベ ルリン、インスブルックなどの楽長を歴任した後、マンハイムで亡くなりました。ビーバー、パーセル、テレマン、ヴァイスほか当時の大作曲家たちと 交流を持ち、当時最先端とされたイタリアの音楽を基本としながらも、イギリス、ドイツ、フランスまでの幅広い地域の音楽的特性を自らの作 風に取り込み、まさに汎ヨーロッパ的と言える色彩豊かな作品を多数残しました。ここに収められた12の作品の多くが世界初録音となりま す。イギリスでの最後の数年に書かれた英語による声楽作品で前後を挟み、彼の華やかな作風を様々な編成で楽しむことが出来ます。 ザ・ハーモニアス・ソサエティ・オブ・ティクル=フィドル・ジェントルメンは、17世紀から18世紀にロンドンの大衆に親しまれながら、今は忘れられ てしまった作品を再評価することを目的に、2006年にロンドンで結成されたピリオド楽器による合奏団。この長い名前は、英国の風刺的詩 人ネッド・ウォード(1667-1731)が、ロンドンで大衆のために初めて演奏会を開いた音楽家を描写した言葉から取っています。これまで Rameeレーベルからヨハン・クリストフ・ペプシュの作品集2枚(RAM1109、RAM1502)、Chandosレーベルからヨゼフ・アントニーン・グレツ キーの協奏曲集をリリースしており、有名作曲家の陰に隠れた名作を水際立った演奏で魅力的に紹介して高い評価を得ています。このアル バムでもその本領を発揮し、煌びやかな演奏を聴かせてくれます。
RAMEE
RAM-1905(1CD)
『ヴェネツィアの知られざる者たち』〜18世紀ヴェネツィア、リコーダーとチェンバロのためのソナタ
伝ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ ヘ長調(ヴェネツィア・ベネデット・マルチェッロ音楽院図書館所蔵)
伝フランチェスコ・ガスパリーニ(1661-1727):優美なスピネットのためのソナタ イ短調 S.I.(イザベラ夫人)のために(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
ディオジェニオ・ビガーリア(1676頃-1745頃):ソナタ 第5番ホ短調(ヴァイオリンあるいはリコーダーと、チェロもしくは通奏低音のための12のソナタ Op.1、1722年頃アムステルダムで出版)
作者不詳:ソナタ ニ長調(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
作者不詳:リコーダー・ソナタ 変ロ長調(ヴェネツィア・ベネデット・マルチェッロ音楽院図書館所蔵)
フランチェスコ・ガスパリーニ:スピネットによるトッカータ、フランチェスコ・ガスパリーニ氏のイザベラ夫人のために ニ長調(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
ディオジェニオ・ビガーリア:ソナタ 第2番 ト長調(ヴァイオリンあるいはリコーダーと、チェロもしくは通奏低音のための12のソナタ Op.1、1722年頃アムステルダムで出版)
作者不詳:シンフォニア 第2番ハ長調(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
作者不詳:リコーダー・ソナ
イネシュ・ダヴェーナ(リコーダー)
使用楽器:斉藤文誉(アムステルダム)製作
G管アルト(2017)、F管アルト(2013/N.カステル製による複製)
F管アルト(2005&2011/ヤーコプ・デンナー製による複製)
D管ヴォイス・フルート(2015/ヤーコプ・デンナー製による複製)

クラウディオ・ヒベイロ(Cemb)
使用楽器:フロリンド・ガッツォーラ製(パドヴァ/1992)/作者不明の17世紀ヴェネツィアの楽器による複製

録音:2018年10月15-17日 オスペダレット音楽ホール、ヴェネツィア
1/6コンマ・ミーントーン
ピッチ:A=415Hz
1983年リオデジャネイロ生まれのダヴェーナによるリコーダーと、1976年サンパウロ生まれのヒベイロの弾くチェンバロによるアルバム。2人は40 日をかけてヴェネツィアのいくつかの書庫を探索し、未知のリコーダー・ソナタとチェンバロのための作品併せて6曲を発見、今回初録音を行い ました。中にはヴィヴァルディの作とされるものや、同じくピエタ院の音楽指導を行っていたガスパリーニが、生徒の一人イザベラのために書いたと みられるトッカータ、同じ筆致で描かれていながら手法の違いからガスパリーニ作と断定できないソナタなど、興味深い作品を多数収録。いず れも当時のヴェネツィアの音楽的繁栄が十二分に感じられる華やかな作品で、これだけの佳作が埋もれているとは、長い歴史を持つ音楽都 市の奥深さを感じさせるところです。またヴェネツィアのベネディクト会司祭だったビガーリアの唯一の作品集からも収録しています。 2人は既にニュー・コレギウムのメンバーとして、テレマンの多彩な室内楽を収めたアルバムをRameeレーベルからリリースしており (RAM1904)、著名な大作曲家の作品の新たな切り口として好評を博しています。とくにダヴェーナはPassacailleレーベルで18世紀ナポリ の作曲家たちをとりあげたアルバムも2作制作しており、イタリア後期バロック作品への圧倒的な適性で注目を集めてきました。リコーダーは一 連の先行盤と同じく、アムステルダムと東京に工房を構えるリコーダー奏者・製作者・斉藤文誉氏の楽器が使用されています。ヴェネツィアの歴史的建築オスペダレット養育院跡の音楽ホール

AMBRONAY
AMY-053(2CD)
NX-D07
アンドレ・カルディナル・デトゥーシュ(1672-1749):英雄的牧歌劇『イセ』全5幕 (1697) エディト・ヴァン・ワンロイ(S)…イセ
シャンタル・サントン=ジェフリー(S)…ドリス
マティアス・ヴィダル(T)…アポロン
マチュー・レクロアール(Br)…ジュピテール、牧神
トマ・ドリエ(Br)…ヒュラス
ウージェニ・ルフェビュル(S)…第1のヘスペリデ、ニンフ、ドリュアス(木の精)
エティエンヌ・バゾーラ(Br)…エルキュール、大司祭
ステファン・コラルデル(T)…牧童、眠り、預言者
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ((指)クラヴサン)
アンサンブル・レ・シュルプリーズ(古楽器使用)
ヴェルサイユ・バロック音楽センターcho
フランス・バロックの作曲家アンドレ・カルディナル・デトゥーシュは、若い頃は現在のタイにて布教活動を行い、帰国後には軍人、後に作曲家となった数奇な経 歴の持ち主。英雄的牧歌劇『イセ』は、ルイ14世が称賛したといわれ、ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラの指揮とフランスの若きソリストたちにより、今回 全曲が初録音されました。

CPO
CPO-555260(1CD)
NX-B10
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教曲全集 第5集
Gott sei mir gnadig nach deiner Gute
神よ、その慈しみをもってわたしを憐れんでください
Ich habe Lust abzuscheiden 私はこの世を去って
Erschrick, mein Herz, vor dir 驚くなかれわが心、あなたの前で
.Weicht,ihr Sorgen, aus dem Herzen 消え去れ憂い、あなたの心から
Singet dem Herrn ein neues Lied 主に向かって新しき歌をうたえ
オペッラ・ムジカ(声楽アンサンブル)
カメラータ・リプシエンシス(古楽器使用)
グレゴール・マイヤー(指)

録音:2018年6月27-29日
チェンバロのための「聖書ソナタ」をはじめ、数多くの鍵盤楽器のための作品で知られるドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・ クーナウ。1701年からヨハン・シエッレの後任としてライプツィヒの聖トーマス教会カントルの地位に就き、1722年に亡くな るまでその地位にあったこともあり、宗教曲も数多く残しています。このシリーズは彼の全宗教作品を録音するというプロ ジェクトに基づくもので、マニフィカトやミサ・ブレヴィスを含む様々なカンタータの演奏はグレゴール・マイヤー指揮するカメ ラータ・リプシエンシスが担当、最近出版された比較校訂版を用いた学術的にも貴重な録音です。第5集では、この時 代に好んで用いられたテキスト「Singet dem Herrn ein neues Lied 主に向かって新しき歌をうたえ」を含む5つのカ ンタータを聴くことができます。管と弦のバランスの良い響きと、合唱の素朴な響きが融合した美しい演奏です。

RICERCAR
RIC-406(1CD)
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):2声あるいは3声のためのモテット集 Op.3 (1681) スケルツィ・ムジカーリ
ニコラ・アクテン(バリトン、テオルボ、指揮)…NA
ウェイ=リアン・ファン(S)…WLH
グェンドリーヌ・ブロンデール(S)…GB
フリート・デ・ヘイテル(S)…GDG
レアンドロ・マルツィオッテ(C.T)…LMA
マチュー・ヴァルフレ(Org)
ヴァランタン・バジュー(バス・ヴァイオリン)
ソルムン・ニュスタバック(アーチリュート、ディスカント・リュート)
フランソワ・ダンボワ(テオルボ)

録音:2018年11月洗礼者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー東部リエージュ地方)
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナは、その経歴のほとんどをボローニャのサン・ペトロニオ教会の聖歌隊楽長として過ごしました(その生涯の晩期は 1653年生まれのコレッリがローマに向かう前、この古都で活躍していた頃と重なります)。2つのオルガンを有し、素晴らしい響きを持つこの 堂々とした聖堂の責任者になって以来、コロンナはたくさんの壮麗な声楽曲と器楽曲を書きましたが、それとはまた別に小さなモテットを集めた 2つの曲集も出版しており、今回録音されたのはそのうち1681年に世に出たモテット集からの作品です。これらは幅広い形式で書かれてお り、伝統的な手法と、後の世代に影響を与える革新的な側面を併せ持ち、小規模なモテットでありながら後代のコンチェルタンテ形式による 音楽の先駆とも言えるような音楽になっています。どの曲もソロのレチタティーヴォから、混声の二重唱、三重唱などの組み合わせと、多彩な 手法でそれぞれに個性を与えられており、テキストの内容に自然に沿った構造で作られています。 テオルボやバロックハープ、チェンバロやオルガンなどを弾きこなす通奏低音奏者としても活躍しながら、同時にバリトン歌手として自ら歌い伴奏 することもある、ニコラ・アクテン率いるベルギーの精鋭古楽集団スケルツィ・ムジカーリ。メンバーそれぞれの技巧や持ち味を十二分に生かしな がら、17世紀ボローニャで生まれた作品の魅力を伝えてくれます。

Coviello
COV-91923(1CD)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):「音楽芸術における良い趣味の理論」
前奏曲:Example II
ソナタ第2番:The Bush aboon Traquair
What shall I do? - パーセルの主題による変奏曲
The Lass of Peaty's Mill - ソング第1番
An English tune - 変奏曲
間奏曲:Example I
第 5 ソナタ
O Bessy Bell and Mary Grey - ソング第4番
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):「ソルフェッジョ」
第3番第1ソナタ、第1番
アポロズ・キャビネット

録音:2018年
ジェミニアーニの「音楽芸術における良い趣味の理論」は数字付き低音の演奏法や各種装飾、変奏の技法を学びつつ、実践的な演奏が出来るようにな るための手引き。理論書・教本の類ですが譜例が数多く掲載されアンサンブルや歌もあり、珠玉の名品集として堪能できる内容となっているのが特徴です。 理論と感性の調和が生む美しい音楽をお楽しみください。 (Ki)
Coviello
COV-91928(1CD)
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):ブロッサール・コレクションからの室内楽
ソナタ第7番ホ短調「la Magnifique」
シャコンヌ ニ長調
前奏曲 ハ短調
ソナタ第6番ニ短調「L'Impromptu」
ソナタ第1番ト長調「Anonima」
前奏曲 ハ長調
ソナタ第3番変ロ長調「'l'abondance」
ソナタ第2番ト長調「La Felicite」
シャコンヌ イ長調
バッハ・プレイヤーズ

録音:2019年
作曲家セバスティアン・ド・ブロッサールのコレクションに含まれる、知られざるクレランボーの作品を収録しています。フーガやシャコンヌなど対位法 の巧みさと流麗な音運びが特徴で、新鮮な魅力を持った室内楽曲集です。 (Ki)

EUROARTS
20-64314F(Bluray)

20-64318F(2DVD)
ラモー:歌劇「イポリートとアリシ」 サー・サイモン・ラトル(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ベルリン州立歌劇場cho
レイナウト・ファン・メヘレン(イポリート/テノール)
アンナ・プロハスカ( アリシ / ソプラノ)
マグダレーナ ・コジェナー(フェードル/メゾソプラノ)
ギュラ・オレント( テゼ / バリトン)
エルザ・ドライジグ(ディアーヌ / メゾソプラノ)

収録:2018年11月、ベルリン国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
2018年11月ベルリン国立歌劇場で上演された、アレッタ・コリンズ演出、サイモン・ラトル指揮によるフランス・バロック・オペラの代表作「イポリー トとアリシ」の映像。 ラモーが50歳にして初めて書いたオペラ「イポリートとアリシ」は、序曲とプロローグ、全5幕という構成で、歌、演技、踊りの要素を含み、卓越した 和声法と管弦楽法が駆使された傑作。当時大成功をおさめ評判はヨーロッパ中に及び、宮廷をも巻き込む「ブフォン論争」(イタリア・オペラとフランス・ オペラのどちらが優れているか)を引き起こすきっかけとなりました。 今回のオペラ上演は、アレッタ・コリンズが演出と振付を、そして光を巧みに操り見る者に新しい知覚体験を与える作品で世界的に高く評価されているオ ラファー・エリアソンが照明デザインを担当し、近未来的な不思議な舞台が展開されます。歌手陣には、レザール・フロリサン等のツアーにも参加するテノー ル、レイナウト・ファン・メヘレンがイポリート役。様々な時代の作品を見事に歌い上げるドイツのソプラノ、アンナ・プロハスカがアリシ役。そしてアテ ネの王テゼの妃フェードル役にはマグダレーナ・コジェナーという豪華キャスト。 【あらすじ】 パラス一族の娘アリシ。一族はテゼによって滅ぼされ、アリシは囚われの身となります。しかし一族を殺したテゼの息子イポリートとアリシは恋仲となります。とこ ろがテゼの妻で、イポリートの継母でもあるフェードルが、息子のイポリートに恋心を抱く。夫テゼの死の報せとともに息子への思いが高まりまるが、息 子イポリートがアリシと恋仲であることを知って逆上、しかし、そこに実は死んでいなかったテゼが帰還。妻フェードルの従者エノーヌが、息子イポリート が妻フェードルを誘惑したとほのめかし、怒ったテゼはイポリートを追放する。 後悔の念にかられながら死を迎えようとしているフェードルから真相を聞いたテゼは自らの過ちを呪い、地獄行きを決意するものの、イポリートは生きて おり、アリシと再会する。 (Ki)

Lauda
LAU-019(1CD)
クリストバル・ド・モラレス(1500-1553):ヤコブの嘆き
四旬節のためのアンティフォナとレスポンソリウム


「七旬節(四旬節の前に)」
1. 死の悲しみに取り巻かれて(5声/七旬節主日のための入祭唱)
2. 天の王国が何に似ているかといえば/しかし夜が訪れ(4声/六旬節主日のための)
3. そのときイエスは大勢の人々の前で(4声/六旬節第9主日のためのレスポンソリウム)
「四旬節」
4. 衣を変えて/戸口に向かい(4声/四旬節第四週、灰の水曜日のベネディクトゥスに続けて)
5. 戸口をくぐり、祭壇へ(4声/四旬節第四週、灰の水曜日のベネディクトゥスに続くアンティフォナ)
6. よりよき者となるよう心がけよう(5声/四旬節第四週のためのレスポンソリウム)
7. カナンの女が主イエスに向かって叫び/しかし彼女はなお近づき(5声/四旬節第1週以降、四旬節第2主日のための)
8. どれほど、主の雇い人たちが/主よ、わたしは罪を犯しました(6声/四旬節第2主日後の土曜のためのレスポンソリウム)
9. ヤコブは悲しみに暮れていた(5声/四旬節第3主日のための第9レスポンソリウム)
10. するとイエスはパンを手にして(4声/四旬節第4主日の前に)
11. 毎日のように罪を犯すわたしは(4声/四旬節のための)
「聖週間」
12. おお十字架よ、唯一の希望よ(5声/「旗を掲げて王は」の調べ、聖週間主日のための)
13. まさにそのとき、十字のそばに立っていた(4声/聖週間主日後の第4週のための)
14. 眠らずに祈りなさい(4声/聖週間の棕櫚の主日のための)
15. あなたの十字架に/わたしたちを憐れんでください(4声/聖週間第4週準備のための讃歌)
ラ・グランド・シャペル (S、CT、CT、T、T、Br、Bs)
アルベルト・レカセンス(指)

録音:2018年9月30日-10月2日、ペルネック修道院、オーストリア
イタリアなどでも活躍し、ビクトリアと共にルネサンス期のスペインを代表する作曲家であるモラレス。彼が数多く残した、難易度が高く個性的、 自由で先進的な宗教声楽曲を集めていますが、その小規模な作品を集めたアルバムはこれまでもそう多くはなく、貴重なものと言えます。今 回は復活祭前の節制期間である四旬節(イエスの受難と人類の罪に思いを馳せて慎み深く祈る時期)と、その準備期間にあたる七旬節に 光をあてたプログラム。厳粛な響きのア・カペラで、引き締まったソリスト編成の演奏解釈がよく似合います。スペインの貴重かつ重要な作品を 掘り下げたアルバム作りに定評のある、レカセンスとラ・グランド・シャペルによる丁重で美しいアンサンブルでどうぞ。

MUSO
MU-031(1CD)
NX-B09
『Continuo, Addio!〜通奏低音にさよならを』〜ヴァイオリンとチェロ イタリア18世紀の新しい低音パートから古典派二重奏へ
タルティーニ:ヴァイオリンと低音部(通奏低音)のためのソナタ ト長調 B.G7
ボンポルティ(1672-1749):半音階的アリアと変奏 イ短調
ダッラーバコ(1710-1805):無伴奏チェロのためのカプリッチョ ホ短調 第6番
プラッティ(1697-1763):リチェルカータ 第6番ト長調
ナルディーニ(1722-1793):無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ ハ短調
 ヴァイオリンとチェロのためのソナタ ハ短調 Op.5-6
アルブレヒツベルガー(1736-1809):二重奏曲 第3番イ短調
ピエール・ラウセー(1735-1818):ヴァイオリンと低音部のためのソナタ ト短調 Op.1-4
アンドレアス・ロンベルク(1767-1821)&ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):ヴァイオリンとチェロのための協奏的二重奏曲 ホ短調 第1番(1801年頃の作)
デュオ・タルティーニ(古楽器使用)
【ダヴィッド・プランティエ(Vn/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ 1766)、アンナベル・リュイ(Vc/ニコラ・オーギュスタン・シャピュイ 1777)】

録音:2018年9月4-7日サン・レミ教会、フラン=ワレ、ベルギー
音楽のバロック時代は別名「通奏低音の時代」とも言われ、編成の規模に寄らず、低音楽器と和音楽器の組み合わせによる通奏低音が 音楽を特徴づけており、これを伴わないのは一部の無伴奏器楽作品などに限られていました。やがて古典派の時代に移行するにつれ、音楽 の嗜好や演奏形態の変化、楽器の性能や奏者の技術の向上に伴い、低音に和音楽器を使わない演奏スタイルが徐々に広まりはじめま す。このアルバムはそんな過渡期に生まれた音楽を、当時のイタリアにおける新しい演奏習慣に従い和音楽器を伴わないヴァイオリンとチェロだ けのデュオで演奏、さらに後年の二重奏曲やどちらかの無伴奏作品も盛り込んだアルバム。二つの楽器だけのミニマムな編成による音楽表現 を追求する形、あるいは合奏体を象徴する極小表現としてのヴァイオリンと、同様に通奏低音の象徴としてのチェロとの対峙で伝統的な通奏 低音を含む音楽を体現してゆく手法など、当時ならではの工夫と思想が込められた音楽表現を楽しむことが出来ます。ほとんどがイタリアの作 曲家のものですが、フランスのラウセー、ドイツのロンベルク(同じ音楽教育を受けてきた従兄弟同士で、それぞれヴァイオリンとチェロの名手だっ た)の作品も収録。 カフェ・ツィマーマンやアンサンブル415、コンチェルト・ヴォカーレなどでも活躍してきたヴァイオリニスト ダヴィド・プランティエが、Agogiqueレーベ ルからリリースしたタルティーニの作品集に続き、チェリスト アンナベル・リュイと共に送る極小編成音楽の楽しみです。

のすたるぢあ
[Nostalgia]

Nostalgia-1801(1CD)
IKI(いき)〜フランス式リュート音楽
老ゴーティエ(1575−1651):組曲 F♯マイナー・Aメジャー〔アルマンド「葬送」、クーラント「泣き女」、サラバンド、カナリー「雌山羊」〕
フランソワ・デュフォー(1604以前−1682以前):組曲 Aマイナー〔プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジグ〕
ヨハネス・フレズノー(1615/16−1696以前):「フレズノーの涙」、組曲 Aメジャー・F♯マイナー〔プレリュード、トンボー、クーラント、サラバンド、ジグ〕
シャルル・ムートン(ca.1626−ca.1720):組曲 Cマイナー〔パヴァーヌ「貴婦人に捧げるトンボー」、クーラント「毅然とした女性」、サラバンド「羊飼いの娘」、カナリー「自由思想の女性」、シャコンヌ「美しきスペイン女性」〕
佐藤豊彦(リュート/L.グライフ 1611/1673)

録音:2018年3月29日−31日、みやまコンセール
※日本語解説:佐藤豊彦
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠佐藤豊彦が、自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」からリリースする新録音。
バロック音楽と呼ばれる新しい音楽が作られ、より大きく早く進化していった当時の音楽の中で、小さくゆっくりと、逆の方向へ進んでいったリュート音楽。これまでも、フランス・バロックのリュート音楽が「侘び・寂」や「禅」にも通じると、日本の茶室文化との独自の共通点を見出し、コンサートやCD製作を行ってきた佐藤豊彦が、今度は17世紀フランスのリュート音楽のStyle Brise(崩された様式)と、日本での美意識「いき」な表現との共通点を見出し、「いき」なフランス式リュート(バロック・リュート)音楽を集めたという、まさに佐藤豊彦ならではの深い知見と着眼点によるプログラムです。
今回の録音も、1611年に製作、1673年にフランス式リュートに改造された貴重なオリジナル楽器、「ロレンツ〔ラウレンティウス〕・グライフ」で演奏しています。

Christophorus
CHR-77445(1CD)
ローゼンミュラー:クリスマス協奏曲集
ヨハン・ローゼンミュラー:同じ地方の草原に羊飼いらがいて、グローリア ― 言葉は肉体となり
シュッツ:クリスマス物語 Sw.435
ブノワ・アレ(指)、
ラ・シャペル・レナーヌ

録音:2019年4月25日−29日、フランス
ヨハン・ローゼンミュラー(1626−1686)は、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントルに内定しながらも同性愛疑惑により投獄され、脱獄しイタリアで活動しながらその名を広めた作曲家。「イタリアの"官能"とドイツの"実直"をもっとも調和のとれた方法で融合させることができる」と言われ、当時は高名な音楽家の一人に名を連ねながらも現代では演奏・録音の機会が少なく、Christophorusからのいくつかの録音(CHR 77425、CHR 77333、CHR 77319等)により少しずつ復権が行われています。
このアルバムでは、ローゼンミュラーが17世紀半ばにライプツィヒで書いたキリストの降誕を描いた「クリスマス物語」、声楽と器楽のためのクリスマス協奏曲集に、有名な方の「クリスマス物語」であるハインリヒ・シュッツの作品をカップリング。演奏は、ブノワ・アレが2001年に設立した声楽と器楽によるフランスのアンサンブル、"ラ・シャペル・レナーヌ"。ブノワ・アレの妹でもあり、エルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルとも度々共演しているソプラノ歌手、サロメ・アレ(サロメ・アレール)も参加しています。

Christophorus
CHE-0218-2(1CD)
ストラスブールのクリスマス讃美歌集 シュピーレイト(アーリー・ミュージック・フライブルク)

録音:2010年6月11日−13日、ドイツ
ドイツのフライブルクを拠点に活動する中世アンサンブル、シュピーレイト(Spielleyt)が歌う、1697年のストラスブールの讃美歌集からのクリスマス・ソング・コレクション。17世紀に残された歌集から、中世の音楽へと復元して演奏しています。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-015(2CD+DVD)
NX-D11
リュリ:『ファエトン』 プロローグと5幕による叙情悲劇 (1683) エヴァ・ザイシク(Ms)…リビ
マティアス・ヴィダル(T)…ファエトン
エリザヴィエータ・スヴェシニコヴァ(S)…アストレ、第一の時
ヴィクトール・ビュメル(Ms)…テオーヌ
リザンドロ・アバディ(Bs)…サトゥルヌ、エパフェス、ジュピテール
レア・トロメンシュラーガー(S)…クレメーヌ
アレクサンドル・エゴロフ(Bs)…メロプス
ヴィクトル・シャポヴァーロフ(Br)…プロテー、属国の王
アルフィヤ・ハミドゥリーナ(S)…第二の時
シリル・オヴィティ(T)…トリトン、太陽、大地の女神
ムジカエテルナ(合唱と管弦楽/古楽器使用)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ヴァンサン・デュメストル(指)

収録:2018年6月、ヴェルサイユ宮殿旧王立歌劇場
ブックレット:フランス語、英語、ドイツ語
【CD】 収録時間TTL 2時間29分
【DVD】 片面二層ディスク 2時間33分
字幕:英語、ドイツ語
映像:NTSC 16:9 All Regions
音声:Dolby Digital 5.1 & Stereo
リュリの全盛期の傑作『ファエトン』に、ヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークと、クルレンツィスの楽団ムジカエテルナの共演盤が 登場。作品の初演場所でもあるヴェルサイユ宮殿の歌劇場での上演、ソリストには古楽界で今最も注目されるメゾの一人ザイシクも参加す るなどとにかく豪華。しかもBelAirレーベルとの共同制作の映像付きで、デュメストルの信頼篤い古典演劇演出の俊才ラザールによる、トラ ディショナルとモダンの折衷ながら作品の世界観を崩さない舞台を美しい映像で楽しむことが出来ます。

H.M.F
HMX-2908984(4CD)
バロック期の珠玉のクリスマス音楽集
[CD1-2]
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248(全曲)
[CD3]
シャルパンティエ:(1)クリスマス牧歌劇 H.483 (2)待降節の聖歌集 H.36〜43
(3)クリスマス牧歌劇(第2部・第2稿) H.483a 
(4)クリスマス牧歌劇(第2部・第3稿) H.483b
[CD4]
(1)コレッリ:合奏協奏曲 op.6-8 ト長調「クリスマス・コンチェルト」
(2)ローゼンミュラー:「クリスマス物語」より“慄け、自然よ”
(3)ブクステフーデ:カンタータ第41番「主よ、われ汝を愛す」BuxWV 41、カンタータ第10番「来たれと、天使に告げよ」BuxWV 10
(4)シュッツ:今日こそ主なるキリストの生まれた日 SWV439
[CD1-2]
ドロテア・レッシュマン(A) 
アンドレアス・ショル(C-T) 
ヴェルナー・ギューラ(T) 
クラウス・ヘーガー(Bs) 
ルネ・ヤーコプス(指)、RIAS室内cho
ベルリン古楽アカデミー/録音:1997年1月
[CD3]
セバスティアン・ドセ((指)オルガン) 
アンサンブル・コレスポンダンス/録音:2016年1月2〜6日
[CD4]
(1)キアラ・バンキーニ, ジェスパー・クリステンセン(指)アンサンブル415(39人編成)/録音:1991年10月
(2)コンラート・ユングヘーネル(指)カントゥス・ケルン,コンチェルト・パラティーノ/録音:2004年6月
(3)コンラート・ユングヘーネル(Lute,指)カントゥス・ケルン
(4)ルネ・ヤーコプス(指)、コンチェルト・ヴォカーレ/録音:1989年9月
バロック期の作曲家たちによる、クリスマスの音楽集。
ヤーコプス指揮によるバッハのクリスマス・オラトリオは、祝祭感と厳かな空気に満ちた名演。ドセ指揮のシャルパンティエのクリスマス・ミサは、小気 味よく颯爽としたリズム感でありながら軽すぎず激しすぎず、のどかな美しさも存分に感じられる名演奏。柔らかな音色が絶品です。[CD4]はバンキーニ、 ユングヘーネルら名手たちによる珠玉のトラックが集められており、こちらもあらためてその鮮烈な演奏に驚かされる名演となっています。
H.M.F
HMM-931714(3CD)
ラインハルト・カイザー(1674-1739):歌劇「クロイソス」 エルミーラ(メディアの女王):ドロテア・レッシュマン(S)
アティス(クロイソスの息子):ヴェルナー・ギューラ(T)
クロイソス(リディアの王):ロマン・トレケル(Br)
オルサネス(リディアの貴族):クラウス・ヘーガー(Bs)
ツィールス(ペルシャの王):ヨハネス・マンノフ(Br)
エリアテス(リディアの貴族):マルクス・シェーファー(T)
クレリダ(リディアの女王):サロメ・アレル(S)
ソロン(ギリシャの哲人):ユン・クヮンチュル(Bs)
ハリマクス(アティスの腹心):グラハム・バシー(C.T)
トリゲスタ(エルミーラの乳母):ブリギッテ・アイゼンフェルト(A)
エルツィウス(アティスの下僕):クルト・アツェスベイガー(T)
ネリルス(アティスの小姓):ヨハンナ・ストイコヴィチ(S)
隊長:イェルク・ゴットシック(Br)
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー
RIAS室内cho
ハノーヴァー少年choメンバー

録音:2000年3月/ベルリン、テルデックス・スタジオ
ヤーコプス2000年録音の名盤が復活です。演目は、ドイツ・バロック期の作曲家ラインハルト・カイザー(1674-1739)の「クロイソス」。17、18 世紀のオペラは、ドイツでもイタリア語で書かれるのが原則でしたが、1678年から1738年の間に栄えたハンブルク派のオペラは、ドイツ語による市民 的な音楽劇といえる存在でした。なかでもこの作品は、カイザーの最高傑作とされています。裕福なリディア王クロイソスがペルシャ王ツィールスに打ち負 かされるまでを筋をしていますが、盛りだくさんのエピソードを含み、聴きごたえ満点。ヤーコプスは1992年からベルリン国立歌劇場の芸術顧問を務め ており、バロック・オペラの名作〜カヴァッリの『カリスト』、スカルラッティの『グリゼルダ』、テレマンの『オルフォイス』など〜を上演しました。これ により、ベルリンは古楽演奏の一大中心地となり、ヨーロッパ全域におけるバロック・オペラの再生に大きな影響を与えました。 (Ki)

BIS
BISSA-2462
(1SACD)
黄金の音符(Note d’oro)
ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650-1721):
(1)組曲 イ短調【前奏曲 アルマンド クラント/ドゥブル アリア ガヴォット カプリース】
(2)組曲 へ長調【序曲 アルマンド クラント サラバンド メヌエット ジグ】
(3)組曲 ト長調【アルマンド クラント/ドゥブル アリア メヌエット I & II ジグ】
(4)組曲 ニ短調【前奏曲 アルマンド クラント サラバンド ジグ ブレー メヌエット ジグ】
(5)組曲 ト短調【ガヴォット クラント サラバンド メヌエット ロンドー】
(6)メヌエット ハ長調
(7)組曲 変ロ長調【アルマンド クラント サラバンド ジグ】
(8)シャコンヌ へ長調
ヤコブ・リンドベルイ(リュート;Sixtus Rauwolf, Augsburg C.1590)

録音:2018年9月/レンナ教会(ノルテリエ、スウェーデン)
スウェーデンのリュート奏者、ヤコブ・リンドベルイは、ルネサンスとバロックを中心とするリュート音楽の分野で今日、もっとも幅広いレパートリーをもち、深い知性に支えられた情感豊かな音楽が高い評価を獲得、人気を集めてきました。ブリテンの「ジョン・ダウランドによる夜の曲」をリュートで演奏した『夜の曲−ダウランドからブリテンまで』(BISSA2082)につづくアルバム。「ロジー伯爵」として知られるヤン・アントニーン・ロジーの作品から4つの組曲、「メヌエット」「シャコンヌ」が演奏されます。
「ロージンタール伯爵」ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650-1721)(ヨハン・アントン・ロジー・フォン・ロージンタール)は、ボヘミアの貴族の家に生まれました。幼少のころアカツィウス・カジミル・ヒュルゼからリュートを教わり、興味が芽生えたと言われます。プラハのシャルル・フェルディナント大学で哲学を専攻。博士号を取得した後、ヨーロッパを旅して回りました。ロジーは、フランスとイタリアのリュート音楽を研究、ボヘミアでもっとも優れたリュート奏者、作曲家として名を馳せました。彼はドイツのリュート奏者ヴァイスにも影響を与えたと言われます。1721年にロジーがプラハで亡くなった後、ヴァイスは「ロジー伯爵の死を悼むトンボー」を書き、彼を追悼しています。リンドベリが『ヴァイス−リュート音楽第2集』(BIS1534)で演奏した作品です。ロジーは主に、舞曲による「組曲」を作曲。フランスの「自由奔放な様式(Stylebrise)」とイタリアの「カンタービレ」のスタイルを結合した、膨大で創造性の高い作品の手稿譜が、チェコをはじめとする各国のアーカイヴで保存されています。2018年9月、ノルテリエのレンナ教会リンドベリは、バロック期ドイツとフランスの音楽を演奏した『シクストゥス・ラウヴォルフのリュート』(BISSA2265)と同じ、1590年頃にアウグスブルクで製作された7コースあるいは8コースの楽器を弾いています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1059(1CD)
Il Sud 〜17世紀南イタリアのヴァイオリン音楽
アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656 ナポリ):Fantasia Echa para el muy reverendo Padre Falla
バルトロメオ・モンタルバーノ(1598-1651 パレルモ):Sinfonia Marescotti a due violini
Sinfonia Sghemma a violino solo / Sinfonia Bargellini a due violini
アンドレア・ファルコニエーリ:La Suave Melodia / Canciona dicha La Preciosa, echa para Don Enrico Butler / Su Gallarda
バルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Geloso a violino solo
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647 ナポリ):Toccata seconda e ligature per arpa / Canzona francesa a 4 「 per concerto di violini 」
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ(1624-1670 メッシーナ):Il Falvetti. Capriccetto Quarto a 3 / Il Mauritio. Capriccetto a Violino Solo
アンドレア・ファルコニエーリ:Canzona a tre
ジョヴァンニ・アントニオ・レオーニ(1588-1670 ローマ):Sonata XXX Terzo tono
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Marquetta
ベルナルド・ストラーチェ(1637-1707 メッシーナ):Balletto, per clavicembalo
ジョヴァンニ・アントニオ・レオーニ:Sonata nona Secondo tono
バルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Fiumicello a due violini
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Catalano. Capriccetto a Violino Solo
作曲者不詳(17世紀):Ballo a tre
アスカニオ・マヨーネ(1565-1627 ナポリ):Toccata seconda
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Raimondo. Capriccetto a Violino Solo
EXIT
[エマヌエル・レスケ=カゼルタ(Vn、指)
パトリツィオ・ゲルモネ(Vn)
ベランジェール・サーディン(トリプルハープ)
マティルデ・ヴィアッレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ディエゴ・フェルナンデス・ロドリゲス(オルガン、チェンバロ)]

録音:2018年6月23-26日
ヴァイオリンの歴史は16世紀の発祥から17・18世紀の趨勢、ストラディヴァリの登場など、主に北イタリアが中心でした。しかし南イタリアでもヴァ イオリン音楽は早くから盛んに書かれており、ここに収録された作品はどれも自由なファンタジーと魅力的な独創性が感じられる良作ばかり。レザール・ フロリサンのヴァイオリン奏者としても活躍しているエマヌエル・レスケ=カゼルタの演奏でお楽しみください。

Drama Musica
DRAMA-002(1CD)
ジュリアーニ/ソル:声楽とギターのための作品集
ジュリアーニ(1781-1829):6つのアリエッタ Op.95
ソル(1778-1839):瞑想曲
 2の練習曲 Op.29-第17番ハ長調
 12のセギディーリャより
第1番/第2番/第7番/第9番/第11番/第12番
ジュリアーニ:大序曲 Op.61
 6つのカヴァティーナ Op.39
ガブリエラ・ディ・ラッチオ(S)
ジェームズ・エイカーズ(G)
アルバム・タイトルの「OMBRE AMENE」とは「良い感じの色合い」と言った意味。このアルバムでは声とギターが織 りなす美しい響きが追求されており、ソプラノのガブリエラ・ディ・ラッチオとギタリスト、ジェームズ・エイカーズはこのアル バムのために18世紀の作曲家ソルとジュリアーニの作品を選択しています。18世紀までは酒場などで演奏される大 衆的な楽器であったギターを、一躍コンサートのための芸術的な楽器に高めたスペインの作曲家フェルナンド・ソル と、同じ頃にイタリアで活躍したギタリスト、マウロ・ジュリアーニ。この2人は、主としてギターのための曲を書きました が、同時に歌の伴奏にもギターを用いています。これらの曲はあまり知られていませんが、ベートーヴェンが「ミニチュ ア・オーケストラ」と称したギターの音色と精緻な歌は、タイトル通りの心地良い響きをもたらしています。

ARCANA
A-470(1CD)
ステファノ・ベルナルディ(1577-1637):6声の『死者のためのミサ』
シンフォニア 第3番
「主よ、御身へ我が魂をあげん」
シンフォニア 第4番
4声の連祷
シンフォニア 第2番
「深き淵より我汝に呼びかけん、主よ」
ヴォーチェス・スアヴェス【 リア・アンドレス、クリティナ・ボネル、ミリヤム・ヴェルンリ (S)
ヤン・トーマー、ハビエル・ロブレダーノ・カブレラ (C.T)
パオロ・ボルゴノーヴォ、ラファエル・ヘーン、フロリアン・クラマー (T)
トビアス・ヴィツキー (Br)
ダヴィデ・ベネッティ (Bs)
オリ・アムラン (テオルボ)】

コンチェルト・シロッコ【ステファノ・ロッシ (Vn)
朝吹 園子 (ヴァイオリン、ヴィオラ)
ピエトロ・モデスティ (木管コルネット)
スザンナ・デフェンディ (アルト・サックバット)
キャサリン・モトゥズ (テナー・サックバット)
ナサニエル・ウッド (テナー・サックバット、バス・サックバット)
ジュリア・ジェニーニ (テナー・ダルシアン、バス・ダルシアン)
ルカ・バンディーニ (ヴィオローネ)
ミケーレ・ヴァネッリ (Org)】

ピッチ a'=465 Hz 1/4コンマ ミーントーン
録音:2019年2月6-9日
聖マルティン教会、ラインフェルデン(スイス)
ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂で聖歌隊の楽長を務めたジョヴァンニ・クローチェの作品集(A439)に続き、ヴォーチェス・スアヴェスとコンチェル ト・シロッコが私たちを誘うのはザルツブルク。モンテヴェルディ:と同時代にこの地で活躍した、ヴェローナ出身のステファノ・ベルナルディの作品集 です。1628年から34年までの間、彼は新しく建造されたザルツブルク大聖堂の初めての聖歌隊楽長を務め、そのキャリアのピークを迎えてい ました。彼は特にここに収められたような多声声楽作品と器楽作品の発展の中で、イタリアの新しいスタイルをザルツブルクに根付かせることに 大きく貢献し、現在ではこの地の音楽の祖と見なされています。彼の音楽の高い水準を示す証として、今日までザルツブルク大聖堂のアーカ イヴに残されている素晴らしい『レクイエム』を挙げることが出来るでしょう。とりわけ強く印象に残るのは「続唱」のパートで、ここには有名なグレ ゴリオ聖歌「怒りの日」が引用されています。このベルナルディの『レクイエム』とモテットは世界初録音となります。 収録作品のうちシンフォニアは器楽合奏によるものですが、全ての声楽作品においても、オルガンのほかサックバットを中心とした合奏が鳴り響 き、同時代のヴェネツィア楽派を連想する壮麗な音楽を堪能することができます。モーツァルトより一世紀半前、ビーバーが着任する前のザル ツブルクでいかにイタリア流儀の音楽が根づいていったか、この貴重な録音で明らかになるでしょう。ヴォーチェス・スアーヴェス&コンチェルト・シ ロッコは古楽復興の一大拠点バーゼルで学んだ俊才が集う実力派古楽グループ。近年急速に欧州で注目を集めつつある名団体で、日欧 での活躍が目立つ朝吹園子氏の参加も心強いところです。
ARCANA
A-116(1CD)
NX-A11
古楽器のための現代音楽
ジョスリン・モーロック(1969-):Revenant 再来 (2002)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
ハンス=マルティン・リンデ(1930-):Anspielungen ほのめかし (1998)〜トラヴェルソのための
ジャクリーヌ・フォンテイン(1930-):La Fenetre Ouverte 開かれた窓 (1996)〜トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
タノス・ポリメネアス・リオンティリス(1981-):Sun Bleached 陽光に浄められて (2018)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコード、エレクトロニクスのための
ユッカ・ティエンスー(1948-):Tiet/Lots 過程 (2003)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
エウローパ・リトロヴァータ
マッテオ・ジェモロ(トラヴェルソ)
パトリツィオ・ジェルモーネ(バロック・ヴァイオリン)
ミロン・アンドレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リサ・コクヴェンダ・シュヴァイガー(ハープシコード)
タノス・ポリメネアス・リオンティリス(エレクトロニクス)

録音:2018年9月20-22日 ザヴェンテム芸術大学、ベルギー
全て世界初録音
古楽器ならではの音色にイマジネーションを掻き立てられる作曲家は多く、クラシカルな作品に囚われない演奏も近年は増えています。エウ ローパ・リトロヴァータはそういった、同時代の作曲家たちとのコラボレートで古楽器を演奏するブリュッセルのグループ。彼らの活動の先駆けとも いえるフィンランドのハープシコード奏者ティエンスーの作品をはじめ、フルートとリコーダーの巨匠リンデの作品、カナダのモーロック、ベルギーの フォンテインといった女流作曲家、ギリシャの若手リオンティリスなどによる多彩な作品を収録しています。 トラヴェルソ(バロック・フルート)の重音やフラッタータンギング、ハープシコードの内部奏法や肘弾き、ガンバのフラジオレットやボディパーカッショ ン、コル・レーニョなど特殊奏法のほか、効果的な反響音なども駆使したサウンドはたいへん面白く、いずれも前衛作品ながら非常に興味深く 聴くことが出来ます。

CD ACCORD
ACD-255(1CD)
NX-C01
カール・ヘークフ(1707-1773):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(SLUB Mus.2976-R-5)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調(SLUB Mus.2976-R-1)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調(SLUB Mus.2976-R-4)
ヴァイオリン・ソナタ ホ長調(SLUB Mus.2976-R-3)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(SLUB Mus.2976-R-2)
ミコワイ・ズゴウカ(Vn)
ヤロスワフ・ティエル(Vc)
アレクサンドラ・ルポチンスカ(Cemb)

録音:2019年1月28-31日
世界初録音
18世紀ドイツのヴァイオリニスト、カール・ヘークフのヴァイオリン・ソナタ集。もともとは軍楽隊のオーボエ奏者として活躍し、連 隊の一員としてポーランドに赴いた際、ワルシャワの知事の目に留まり、知事のお抱えの音楽家となりました。この地ではヴァ イオリンとホルンを演奏、その後フランツ・ベンダの推薦によりツェルプストの音楽監督に就任。優れたヴァイオリン奏者、教師 として名を馳せ、最終的には「ドイツにおけるヴァイオリン演奏法の創始者の一人」として讃えられるようになった人です。この アルバムには彼の技術の粋を極めたソナタを収録。どの曲もバロック盛期の特徴を備えており、最初と最後のソナタは調性 も冒頭の旋律もほとんど同じですが、装飾の違いや、少しずつ違う曲に発展していくところはヘークフの創意工夫の表れと言 えるでしょう。
CD ACCORD
ACD-248(1CD)
NX-C07
マルチン・ミエルチェフスキ(1600頃-1651):声楽と室内楽作品集
ミサ・トリウムファリス:キリエ
ミサ・トリウムファリス:グローリア
2声のカンツォーナ 第2番
主日のための晩課:主は言われた
主日のための晩課:ほめたたえよ、神のしもべたちよ
Credidi クレディーディ
われ喜びに満てり
主が建てたもうのでなければ
イェルサレムよ、主を讃めたたえよ
主日のための晩課:マニフィカト
3声のカンツォーナ 第2番
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロック・アンサンブル

録音:2017年4月24-27日
ポーランドの知られざるバロック作品を積極的にリリースするアンジェイ・コセンジャク。今回のアルバムは、第1集(ACD- 227)が好評を博したミエルチェフスキの声楽作品集。ミエルチェフスキの生年や幼い頃の状況はわかっていませんが、1638 年からワルシャワ王室礼拝堂の音楽家となり、1645年には国王ヴワディスワフ4世の弟カロル・フェルディナント・ヴァザの宮 廷楽長に就任したという記録が残っています。作品の中にポーランド民謡を取り入れるなど、当時の最先端の様式を用い た作品を残しており、このアルバムでは不完全ながらも現存する「ミサ・トリウムファリス」の断片を含む、彼のいくつかの宗教 的声楽曲を聴くことができます。今作でもコセンジャクは合唱の配置に心を配り、ミエルチェフスキが求めたであろう響きを追 求しています。

仏Bel Air
BAC-171(DVD)
NX-C09
BAC-571(Bluray)
NX-C09

NYDX-50050(Bluray)
日本語解説付
歌詞対訳付
国内盤仕様
税込定価
パリの『黄金の間』〜バロック宮殿で聴くコンセール・ド・ラ・ロージュの古楽器演奏
1) 『町人貴族』より トルコ式儀礼の場面への入場行進曲(リュリ)
2) 交響曲第6番Hob.I-6「朝」より アダージョ〜アレグロ(ハイドン)
3) オラトリオ『セメレ』より 来たれ、西風よ来たれ(ヘンデル)
4) 神秘の障壁(クープラン)
5) ティク・トク・ショク(クープラン)
6) 弦楽四重奏曲 第1番ヘ短調より アレグレット(ダヴィド)
7) 人間の声〔リュート版〕(マレ)
8) 文楽風の即興演奏(酒井淳による)
9) 『優雅なインドの国々』より 平和の煙草の踊り(ラモー)
10) 弦楽四重奏曲第17番「狩」より アレグロ(モーツァルト)
11) 狩猟のファンファーレ(プラン)
12) 交響曲第8番「夕べ」より メヌエット(ハイドン)
13) オラトリオ『時と真実の勝利』より「平和の敵となる考えは」(ヘンデル)
14) 『スターバト・マーテル』(室内楽編成版)G532aより「乙女の中の乙女」(ボッケリーニ)
15) フルート協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」Op.10-3/RV428より アレグロ(ヴィヴァルディ)
16) フルート協奏曲 ヘ長調「海の嵐」Op.10-1/RV433より アレグロ(ヴィヴァルディ)
17) フルート協奏曲 ト短調「夜」Op.10-2/RV439より 眠り〜幽霊たち(ヴィヴァルディ)
18) 『エジプトのジューリオ・チェーザレ』より 「嵐のなか、砕けた木片は」(ヘンデル)
19) 『テ・デウム』H 146より トランペットによる前奏(シャルパンティエ)
20) 『町人貴族』よりトルコ式儀礼の場面への入場行進曲(リュリ)
コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(指揮&ヴァイオリン独奏)
タミ・クラウシュ(Fl)
ジュスタン・テイラー(Cemb)
トーマス・ダンフォード(テオルボ)
ジョディ・デヴォス(ソプラノ独唱)
カンビーニQ【ジュリアン・ショーヴァン〔vn1〕、カリーヌ・クロクノワ〔vn2〕、 ピエール=エリック・ニミロヴィチ〔va〕、酒井淳〔vc〕】

映像監督:アンディ・ゾマー
収録:2018年6月(ライヴ&セッション)
フランス銀行「黄金の間」、パリ
ブックレット:豪華版40ページ(DVD)
36ページ(Blu-ray)
収録時間:77分
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層
(DVD、Blu-ray)
Full HD(Blu-ray)
音声:PCM 2.0, Dolby Digital 5.1(DVD)
PCM 2.0, DTS HD Master Audio
5.1(Blu-ray)
パリの只中、コンコルド広場にほど近い18世紀の宮殿。ルイ14世の治世末期にトゥールーズ伯の別邸として使われていたこの宮殿はナポレオン時代以降、現在にいたるま でフランス銀行の所有になっていますが、その「黄金の間」はグイード・レーニやピエトロ・ダ・コルトーナなど、西洋絵画史を語るうえでは欠かせないバロック大画家たちの傑作を あざやかな内装に組み込んだ、訪れる者を陶然とさせずにはおかない豪奢な内装が魅力。フランス古楽シーン最前線をゆく名手が揃うコンセール・ド・ラ・ロージュをこの大広 間に招いての演奏会ライヴとその音楽を堪能しながら、細部に至るまで洗練された美を誇る宮殿内をじっくり鑑賞できる映像作品が登場します。 演奏曲目には、この宮殿がアクティヴな社交の場として機能したであろうバロック〜ロココ期のフランスで、とくに愛されていた内外の作曲家の名曲を中心に厳選。コンセール・ ド・ラ・ロージュのメンバーで構成されているカンビーニ四重奏団(チェロは昨今クリストフ・ルセとの来日公演も大好評だった酒井淳)もモーツァルト、ボッケリーニなどの逸品で味 わい豊かな演奏を聴かせ、欧州で古楽シーンのみならず歌劇界でも急速に注目を集めているジョディ・デヴォスの独唱も精妙。ハイドン作品は独奏パートが多く、18世紀そ のままの内装をバックにした各パートの古楽器演奏を細部まで楽しめるショットが続々です。フランスの音楽映像監督として広範な活躍をみせてきたアンディ・ゾマーの視点は みごとなもので、古楽器演奏の粋をきわめた解釈を存分に味わいながら18世紀フランスへタイムスリップできる、夢のような一作に仕上がっています。

Resonus
RES-10252(1CD)
NX-B05
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲集
協奏曲イ短調 QV5:236
協奏曲ヘ長調 QV5:162
協奏曲ト長調 QV5:178
協奏曲ホ短調 QV5:116
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレッグ・ディクマンス(バロック・フルート)
ルチンダ・ムーン(バロック・ヴァイオリン1)
ナタリア・ハーヴェイ(バロック・ヴァイオリン2)
クリスティアン・リード(Va)
ジョセフィーネ・ヴァインズ(Vc)
ルース・ウィルキンソン(ヴィオローネ)
サマンサ・コーエン(テオルボ)

録音:2018年終盤-2019年初旬
これまでのボワモルティエやテレマン作品で高い評価を得た「エリジウム・アンサンブル」。 アンサンブルの主宰者であるフルート奏者グレッグ・ディクマンスが独奏を務めるクヴァンツの協奏曲集の登場です。クヴァン ツはプロイセンのフリードリヒ大王のフルート教師として名声を獲得し、膨大な数のフルート協奏曲を作曲、そのほとんどがフ リードリヒ大王の宮廷で演奏されたという恵まれた存在でした。また1752年に出版した教則本「フルート奏法の試論」は 後世に大きな影響を与えました。このアルバムではディクマンスと、ヴァイオリンのルチンダ・ムーンがイニシアティヴを執り、ク ヴァンツの工芸細工のような作品に新たな命を吹き込んでいます。

CD ACCORD
ACD-256(2CD)
NX-D11
ボノンチーニ(1677-1726):オラトリオ「洗礼者ヨハネの斬首」 聖ジョヴァンニ・バッティスタ(ヨハネ)…エヴァ・マルシニク(A)
エロディアーデ…ボジェナ・ブイニツカ(S)
サロメ…アルドーナ・バルトニク(S)
エローデ…ヤロミール・ノセク(Bs)
天使…ヨアンナ・ドブラコフスカ(Ms)
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロックO

録音:2018年1月22-24日
ポーランドを代表する古楽系指揮者コセンジャクによるイタリア・バロック期の作曲家アントニオ・マリア・ボノンチーニのオラトリ オ。父も兄も音楽家であり、若い頃から優れたチェリストとして名を馳せたボノンチーニは、ウィーンの宮廷に仕えカール大公 の宮廷楽長を務めるなど、多彩な活躍をしたことで知られています。このオラトリオ「洗礼者ヨハネの斬首」は1709年の四 旬節に皇帝ヨーゼフ1世の礼拝堂で初演された作品で、当時のウィーンの歌手と器楽奏者たちの持つ高いレベルを意識し た技巧的な作風に拠っています。聖書に基づく有名な場面が描かれており、ボノンチーニは各場面で女声を上手く用いる ことで、エローデとサロメの二重唱などに極めて官能的な音楽を与えています。

Chateau de Versailles Spectacles
VS-023(1CD)
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.2 〜 ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1681-1738):オルガン作品集 Vol.1〜マニフィカト、ノエルとその他のオルガン小品集
1-5.マニフィカト 第1番ニ短調
6.中音域に三度管 イ長調
7.ミュゼット ト長調
8-13.マニフィカト 第2番ト短調
14.「クリスマスがやってくる」
15.「ヨゼフよ、よく聞け」
16.「さて、マリアがわれらに言うには」
17.カリヨン、あるいは鐘
18-24.マニフィカト 第8番ト長調
25.半音階的フーガ
26.フーガ 「めでたし、星の海」
27-32.マニフィカト 第3番
33.復活祭のためのオフェルトリウム「主の息子ら、娘らよ」
ジャン=バティスト・ロバン(Org)

録音:2019年6月8-11日 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
1710年に完成したヴェルサイユ王室礼拝堂の大オルガン。1721年、その公式オルガニストの一人に任命されたジャン=フランソワ・ダンド リューによる、主に宗教的題材に基づく作品集。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガンも1995年に は可能な限り建造当時の形へと復元され、ここではダンドリュー自身が想定したであろう響きでそのノエル(クリスマスの俗謡にもとづくオルガン 曲)やマニフィカトなどを楽しむことができます。チェンバロ独奏曲以外はめったに演奏されないダンドリューの、オルガニストとしての本領を知るこ とができる貴重な企画です。 ここでオルガンを奏でるロバンは1976年生まれのフランス人。NAXOSにもオルガニストとしてクープランの作品集(8.557741)を録音している ほか、作曲家として残したアルバム(8.570892)も高く評価された多才なアーティストです。ここでもダンドリューの意図と楽器の特性を深く理 解し、たいへん聴き応えのある演奏を聴かせてくれています。
Chateau de Versailles Spectacles
CVS-025(1CD)
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.3『ヴェルサイユのバロック・クリスマス』
ピエール・ダンドリュー(1664-1733):家畜にえさを与えよ
クロード・バルバストル(1724-1799):陽気な羊飼いはいずこへ行くのか
 :ヨゼフはよい妻をめとり
 さて、マリアがわれらに言うには
ジャン・フランソワ・ダンドリュー(1681-1738):果てしない願いを擁く者たちよ
ルイ・クロード・ダカン(1694-1772):救い主イエス・キリストよ
 幼い娘
クロード・バルバストル:クリスマスがやってくる
ミシェル・コレット(1707-1795):シャトルの市民たちはみな
ルイ・クロード・ダカン:アダムはあわれな男でした
ガエタン・ジャリ(Org、指)
ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年少女cho

録音:2019年6月23-25日 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
1679年、ヴェルサイユ宮殿内の新しい王室礼拝堂に据えるため、ルイ14世の命により建造が計画された大オルガン。しかし礼拝堂そのもの の建築の遅れや中断、計画の変更に伴いオルガンの様式も変更を余儀なくされ、遅れに遅れて1710年に落成し、フランソワ・クープランの 演奏でお披露目がなされました。このオルガンはその後、二度の大改修を含む度々の改修と修復が行われ当初の姿からはだいぶ変わってし まっていましたが、1989年に一旦取り外されたのち、1994年から95年にかけて可能な限り1710年の状態に戻す修復が行われています。 このアルバムは、そんなヴェルサイユ宮殿のかつての王室礼拝堂にあるオルガンの魅力をフルに伝えようという企画の第3弾。今回は器楽のみ ならず声楽陣も含めた古楽合奏団マルグリット・ルイーズを主宰するガエタン・ジャリによるオルガン演奏と、高い歌唱技術に支えられた美しさ と素朴な明るさを併せ持つ子供たちの合唱との共演により、フランス・バロックのクリスマス合唱作品を雰囲気たっぷりに味わうことができます。

Signum Classics
SIGCD-576(1CD)
イン・ノミネU
ニコ・ミューリー(b.1981):スロウ(5声のイン・ノミネ)
ロバート・パーソンズ(1535−1572):7声のイン・ノミネW、7声のイン・ノミネX
ジョン・ブル(c.1562−1628):11/4のイン・ノミネ
ジョン・ボールドウィン(1560−1615):プロポーションズ・トゥ・ザ・ミニム、
 アポン・イン・ノミネ 1592、
 イン・ノミネ 1606
アルフォンソ・フェッラボスコU世(1575−1628):6声のイン・ノミネ第1番、
 6声のイン・ノミネ第2番、
 イン・ノミネ〜全声部を通して
ギャヴィン・ブライアーズ(b.1943):イン・ノミネ
ジョン・ウォード(c.1589−1638):5声のイン・ノミネ
クリストファー・タイ(1505−c.1573):レポルテ、
 ハウルド・ファスト、レ・ラ・レ
パーセル(1659−1695):7声のイン・ノミネ Z.747
フレットワーク

録音:2017年5月15日−16日、2018年6月15日−16日、聖マグダラのマリア教会(シェボーン、グロスタシャー)
森川麻子やリチャード・ブースビーらの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設された世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」。
1987年、フレットワークの記念すべき最初にリリースされたアルバムとなった「イン・ノミネ」(Amon Ra / CDSAR 29)から30年以上を経てついに実現した「イン・ノミネ」集の第2巻が登場。
第1巻ではトマス・タリスのコンソート・ミュージック全集に加え、タイ、コーニッシュ、ボールドウィン、ブル、バード、タヴァナーら16世紀イギリスでウィオール・コンソートのために書かれた「イン・ノミネ」を収集。今作では、前作を補完する形で、パーソンズ、ブル、ボールドウィン、タイ、ウォードら16世紀の作曲家を中心に、17世紀のパーセルを1曲、現代の作曲家からイギリスのギャヴィン・ブライアーズとアメリカのニコ・ミューリーを加えて、時代を超えた「イン・ノミネ」の魅力とその発展を描いています。

Hyperion
CDA-68304(1CD)
へリンク:ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」&ルピ:テ・デウム
ルプス・ヘリンク(1493/4−1541):ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」
ヨハネス・ルピ(c.1506−1539):ようこそ, 最も名高き乙女、
 あなたはなんと美しく、
 ほめたたえよ, イスラエルの神である主を、
 テ・デウム
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指)

録音:2019年1月24日−26日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルが歩む次なるフランドルの旅はルプス・ヘリンク(1493/4−1541)のミサ曲と、ヨハネス・ルピ(c.1506−1539)のテ・デウム&モテット集。
どちらも16世紀前半のフランドルの作曲家&聖職者で、ルプス・ヘリンクはブルージュのノートル・ダム教会や聖ドナース教会で楽長を務め、ヨハネス・ルピはカンブレ大聖堂で少年聖歌隊長や司祭を務めています。
ミサ曲の分野において大きな貢献を果たしたヘリンクの現存する13曲のミサ曲の中から「良き牧者が蘇りたまいぬ(ミサ・スレクシト・パストル・ボヌス)」を、33年の短い生涯で2つのミサ曲、30以上のモテット、約25のフランス語のシャンソンを残しているルピの作品からは、3曲のモテットとテ・デウム(われら神であるあなたを讃えん)を収録

Linn
CKD-589(1CD)
NX-B09
スヴェーリンク(1562〜1621):チェンバロのための作品集〜ファンタジー、トッカータと変奏曲
プレルディウム=トッカータ〔21〕
4声のファンタジア〔5〕
パドゥアーナ・ラクリメ(涙のパヴァーヌ)〔66〕
第1旋法によるトッカータ〔20〕
4声の半音階的ファンタジア〔1〕
トッカータ〔30〕
わたしが見たのはマルス神か〔58〕
第2旋法によるトッカータ〔24〕
ファンタジア〔3〕
わが青春はすでに過ぎ去り〔60〕
ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラの調べを4声で〔6〕
〔 〕内の数字はマックス・ザイフェルトの校訂譜における整理番号
リチャード・エガー(Cemb)
使用楽器:アントウェルペンのリュッケルス工房1638年モデルにもとづく
アムステルダムのジョエル・カッツマンによる再現複製楽器
ピッチa’=393Hz 1/4コンマ・ミーントーン調律

録音:2018年1月11〜12日メノー派教会(Doopsgezinde Gemeente)、ハールレム、オランダ
リコーダー作曲家ヤーコプ・ファン・エイクとともに、オランダ17世紀初頭を代表する作曲家のひとりスヴェーリンク。生前はアムステルダム旧教 会のオルガン奏者として活躍、後続世代のシャイデマンやJ.プレトリウス、シャイトらをはじめとする数多くのすぐれた門弟を育て、結果的に北 ドイツのオルガン芸術の発展に大きく寄与したその功績は、数世代後の大バッハにまで影響をおよぼしました。イタリアの同時代人フレスコバ ルディと同様、彼もまたオルガンだけでなくチェンバロで演奏するにふさわしい作品を数多く残していますが、今日では諸外国の写本にある一 部の作品を別にすれば、まとめて聴く機会は必ずしも多いとは言えません。 創設者ホグウッドの後を受け、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックの音楽監督として活躍するかたわら、チェンバロ&オルガン奏者として も17〜18世紀のすぐれた大家たちの作品を数多く録音してきたリチャード・エガーが、ここに満を持してスヴェーリンクの鍵盤作品集をチェン バロで録音したのは、実に歓迎すべきことと言えるでしょう。使用楽器はスヴェーリンクの生前のオランダ語圏で最も重要な鍵盤楽器製作家 だったリュッケルス(ルッカース)工房のモデル。世界中の名手からの信頼もあついオランダのアメリカ人カッツマンによる精巧な再現複製楽器 で、エガーの周到な解釈を通じて甦る「当時の響き」は、オランダ黄金時代の室内風俗画の世界そのものと言ってよいでしょう。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-016(1CD)
トン・コープマン、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガンを弾く
1-7)クレランボー:第1旋法による組曲 〜『第1オルガン曲集』より
1) グラン・プラン・ジュ
2) フーガ
3) デュオ
4) トリオ
5) 低音部と高音部でトロンペット管またはコルネ管、対話形式
6) クロモルヌ管とコルネ管のレシ、対話形式
7) グラン・ジュによる対話
8)ダカン:スイスのノエル
9-11)L.クープラン:三つのオルガン作品
9) ファンタジア
10) デュオ
11) ファンタジア
12)ダカン:異国のノエル
13)F.クープラン:聖体奉挙:中音域で三度管 〜『修道院のミサ』より
14)ダカン:降誕節の到来〔ノエル〕
15)バッハ:われ汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV 639
16-22)クレランボー:第2旋法による組曲 〜『第2オルガン曲集』より
16) プラン・ジュ
17) デュオ
18) トリオ
19) 低音部でクロモルヌ管
20) フリュート管を使って
21) ナザル管のレシ
22) グラン・ジュによるカプリース
トン・コープマン(Org)
使用楽器:ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン
手鍵盤4段+足鍵盤/a’=415Hz
ロベール・クリコ1710年建造
(ジャン=ルー・ボワソー、ベルトラン・カティオー1994年復元)

録音:2019年5月19〜23日、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
ヴェルサイユ宮殿という歴史的建造物にある芸術的遺産は数知れず存在しますが、なかでも注目に値するのが旧体制時代にフランス王室 が宗教儀式に使っていた礼拝堂のオルガン。ロベール・クリコとその一族によって調えられてきたこの楽器は19世紀以降、カヴァイエ=コルや ゴンザレーといった近代の名建造家たちによってロマン派型に改築されてきましたが、1994〜95年に設置時のフランス古典型に復元されて います。ロマン派型のオルガンにも確かな歴史的存在意義があり、その状態で残されている楽器も多いフランスにあって、クリコが王室のため に手がけた楽器の響きを味わえるのはきわめて貴重なことです。 そんな近年の修復をへて、300年前の人々が聴いた音響を取り戻したヴェルサイユ王室礼拝堂の楽器を用いて、すでに巨匠の風格さえ漂 う名手トン・コープマンが、まさにバロック期当時のフランス音楽を厳選して演奏したアルバムが登場します。調律はパリ・ノートルダム大聖堂が 火災に見舞われる少し前、その歴史的オルガンも調整した関口格氏。1710年にこの楽器の落成記念演奏を手がけたフランソワ・クープラ ンの作品をはじめ、クレランボーの二つの組曲やルイ・クープランの稀少な小品など、豊かな経験を経た「今のコープマン」がみせる闊達にして 精妙な解釈で、みずみずしく甦るフランス音楽をお楽しみください。

H.M.F
HAF-8905307(2CD)
ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集第1巻&第2巻
[CD1]第1巻(フェッラーラ、1594年)
[CD2]第2巻(フェッラーラ、1594年)
ポール・アグニュー(指)
レザール・フロリサン

録音:2019年6月
2019年10月に来日したばかりのクリスティ率いるレザール・フロリサン(1979年結成)。そのやわらかな表現と、合唱の歌唱力の高さに聴衆は圧 倒的な感動をおぼえました。待望の新譜は、レザール・フロリサンの共同指揮者、ポール・アグニューによる、ジェズアルドです。半音階の多用、強烈な 不協和音など、その作品は今なお私達の耳に鮮烈に響きます。また、編成も、モンテヴェルディ:がSSATB(ソプラノ2、アルト、テノール、バス)という 5声なのにたいし、ジェズアルドはSATTB、あるいはSSATB、さらにSAATBなど、とその編成も様々。特にテノールが2声である編成の作品では、テノー ルが中心的な役割をしているのもポイントで、ジェズアルドが変幻自在に内容によって楽想を変えていることがうかがえます。ここではレザール・フロリサ ンの面々が、それぞれの作品の言葉と音、両方を美しくかつ刺激的に響かせています。レザール・フロリサンでは、今後、クリスティとアグニューによる 演奏は半々の予定とのこと。それぞれの指揮による新譜も今後も予定されているとのことで、ますます注目です。 (Ki)

Tactus
TC-720701(1CD)
ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 L.2767/ソナタ ニ長調 GIMO.142/ソナタ ニ長調 L.2768/ソナタ ニ長調 L.2082/ソナタ ト長調 GIMO.145
セルジオ・ジジョッティ(ナポリ・バロック・マンドリン)、
インチョルディス・アンサンブル
Tactus
TC-720702(1CD)
ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 Gimo.141-L.2767/ソナタ ニ長調 L.2768/ソナタ ニ長調 ms.2082/ソナタ ト長調 GIMO.145-146/ソナタニ長調 Gimo.142-143
マルコ・ジャチントゥッチ(バロック・マンドリン)、
ワルテル・ダルカンジェロ(ハープシコード)

録音:2017年7月、イタリア
マンドリンの研究と改善を行い、ヨーロッパ中にこの楽器を広めた18世紀ナポリの音楽家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ジェルヴァシオのマンドリンと通奏低音のためのソナタ集。
ジェルヴァシオの現存するすべてのソナタを収録したというTactusならではの録音が、バロック・マンドリンによる2種類の演奏で別々に登場。片方はマンドリン、アーチリュート&テオルボ&バロック・ギター、クラヴィチェンバロ&オルガン、チェロ、ヴィオローネによるアンサンブル編成、もう片方はマンドリンとハープシコードというデュオ編成で、同じ曲を別々のサウンドで楽しめます。

DUX
DUX-1564(1CD)
アーベル:マルツァーン・コレクションからのソナタ集
ソナタ ト短調 A2:72/ソナタ ニ長調 A2:75
ソナタ ト短調 A2: 56A/ソナタ ト長調 A268A
ソナタ イ短調 A2: 57A/ソナタ ニ長調 A2:50
クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アンナ・フィルルス(ハープシコード、フォルテピアノ)、
トマシュ・ポクジヴィンスキ(バロックVc)

録音:2018年10月&11月、カトヴィツェ
ヴィラ・ダ・ガンバ奏者、コントラバス奏者の二刀流で活躍を続けるヴィットリオ・ギエルミ門下のポーランドの実力派ガンビスト、クシシュトフ・フィルルス。ポーランドの古楽オーケストラ {oh!} や、カトヴィツェのポーランドRSOなど、モダン、ピリオドの両シーンで活躍すると同時に、カトヴィツェとクラクフの音楽大学で教鞭を執り、後進の育成にもあたっています。今回収録されたアーベルの6曲のソナタは、最近発見されポーランドの音楽学者ソニア・ヴロンコフスカが公開したマニュスクリプト、「マルツァーン・コレクション」に収められていた作品で録音も貴重です。

Signum Classics
SIGCD-602(1CD)
ゴッドファザー〜ドイツ&イタリア・バロックの巨匠たち
テレマン:3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV.54:D3
ピゼンデル:ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 イ短調
ピゼンデル:2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 変ホ長調
バッハ:ヴァイオリン,3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 ニ長調 BWV.1045
ブレシャネッロ
:ヴァイオリン,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
ヴィヴァルディ
:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲断章 変ロ長調 RV.745
ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調 RV.158
ファッシュ:ヴァイオリン,2本のオーボエ,ファゴット,3本のトランペット,ティンパニ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 FaWV.LD3
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指,Vn)、
レイチェル・チャップリン(Ob)、
マーク・ベイジェント(Ob)、
ピーター・ウィーラン(Fg)、
サイモン・マンデイ(Tp)

録音:2019年2月11日−14日、シダーズ・ホール(ウェルズ、イギリス
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマがSignum Classicsから初登場。
C.P.E.バッハの名付け親(ゴッドファザー)であるテレマンを皮切りに、バッハ、ヴィヴァルディ、当時最高のヴァイオリニストでありテレマンやバッハ、ヴィヴァルディらが彼のために技巧的な作品を書いたというピゼンデル、ピゼンデルとテレマンの親友だったファッシュ、そしてドイツ語圏でイタリアの器楽音楽を広め、彼の協奏曲はドレスデンでピゼンデルによって演奏されたというブレシャネッロらの様々な編成の協奏曲作品を集めた、バロック時代のドイツとイタリアの偉大な巨匠たちの豊かな繋がりを感じられるプログラム。
完成した作品ばかりではなく、未完成で残されている(あるいは全曲は未発見となっている)協奏曲の断章も多数収録した、ラ・セレニッシマならではのこだわりの選曲にも注目。このアルバムに収録されているピゼンデルのイ短調協奏曲断章には師ヴィヴァルディが手を加えた痕跡があるとのことです。もちろん、レイチェル・チャップリンやピーター・ウィーラン、サイモン・マンデイら、世界一流の古楽アンサンブルで活躍する名手たちの華麗なソロも聞きものです。

CPO
CPO-555220(1SACD)
NX-C01
ヴェラチーニ:序曲と協奏曲集 第2集
序曲 第1番変ロ長調
ソナタ 第1番ト短調
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ソナタ 第5番ハ長調
序曲 第3番変ロ長調
フェデリコ・グリエルモ(Vn&指)
ラルテ・デラルコ(アンサンブル)

録音:2018年2月19-21日ガビネット・ディ・レットゥーラ、エステ
イタリア、バロック期に活躍したヴェラチーニ。奔放な性格で知られ、宮廷でのいざこざが絶えなかったなど様々な エピソードが伝えられています。しかし作品は端正で簡潔な書法に拠って書かれており、ヴェラチーニ自身が卓越 したヴァイオリニストであったため、華麗な技巧に彩られたヴァイオリン曲が数多く残されています。 このcpoのシリーズは、ヴェラチーニの「序曲と協奏曲」の全てを録音することを目的に始められており、代表作で あるヴァイオリン協奏曲を中心に序曲(シンフォニア)とトリオ・ソナタを散りばめた様々な作品が収録されていま す。この第2集では、作品番号をもたない1716年作曲の2曲の序曲、ハ長調のソナタと、1721年に書かれた 作品番号第1番からのト短調のソナタ、ヴァイオリン協奏曲を収録。祝祭的な音色を持つ序曲は、ヴァイオリン 曲よりも更に華麗であり、ラルテ・デラルコの表現豊かな演奏がヴェラチーニ作品の魅力を引き立てています。
CPO
CPO-555143(1CD)
NX-B02
ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.1-1
トリオ・ソナタ ト短調 Op.1-3
トリオ・ソナタ ハ短調 Op.1-5
トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2-2
トリオ・ソナタ ニ短調 Op.2-4
トリオ・ソナタ ハ短調 Op.2-6
エポカ・バロッカ(アンサンブル)【エヴァ・モルスバッハ(リコーダー)、アレッサンドロ・ピケ(Ob)、クラウス・ラツァール(Fg)、ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、アンドレア・ペルージ(チェンバロ・オルガン)】

録音:2017年1月26-28日
ベルギーで生まれ、イギリスで活躍したジャン=バティスト・ルイエのトリオ・ソナタ集。 若い頃にロンドンに渡り、管楽器奏者として活躍したらしいとされていますが、ベルギーにはルイエという名前の音 楽家が多数おり、その中にも「バティスト」と名乗っていた従弟がいたため、実際には詳しいことはあまりわかってい ません。ルイエ自身は「ロンドンのルイエ」と名乗り、出版譜もこの名義が用いられています。 このトリオ・ソナタは1720年代に作曲されたと推測され、当時隆盛だったギャラント方式(ポリフォニーを用いら ず、旋律を伴奏が支える書法)で書かれています。フルートもしくはリコーダーが旋律を奏で、他のパートと通奏 低音部は様々が楽器が担当し、リズミカルできめ細かい響きが創り上げられています。
CPO
CPO-555278(1CD)
NX-B10
ゴットフリート・ホミリウス(1715-1785):アドヴェントとクリスマス・カンタータ集
Siehe, der Herr kommt mit viel tausend Heiligen
見よ、主は何千人もの聖人と共に来られる 待降節第2日曜日のカンタータ HoWV II.3
Wohl dem, der nicht wandelt im Rat der Gottlosen
幸いだ、神無き人々の計らいに彷徨わぬ人は 待降節第3日曜日のカンタータ HoWV II.6
So du mit deinem Munde bekennest Jesum
汝はその口でイエスのことを告げる 待降節第4日曜日のカンタータ HoWV II.8
Merk auf, mein Herz, und sieh dorthin
心に留めて、そこを見て 降誕節第1日のカンタータ HoWV II.12
ハンナ・ヘルフトナー(S)
フランツィスア・ゴットヴァルト(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
マウロ・ボルジォーニ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2019年1月30日-2月2日ドイツ放送、室内楽ホール
世界初録音
ドイツ・バロック期の作曲家ゴットフリート・ホミリウス。バッハに師事し、1742年よりドレスデン聖母教会オル ガニストに就任。1755年から没年までドレスデン十字架教会のカントルをはじめ、ライプツィヒの3つの教会で音 楽監督を務め、数多くの教会音楽を作曲、広く尊敬を集めた人物です。このアルバムは彼による4曲の「クリス マスと待降節」のためのカンタータの世界初演を収録した1枚。既に初期の古典派のギャラント様式が見られ、 歌の扱いにもポリフォニック(対位法的)ではなく、旋律と伴奏が分かれるホモフォニックな形式が多く用いられ ています。表現の自然さや迫力も満点。独唱者たちの熱唱に加え、ヴィレンズが振るケルン・アカデミーの渋い 響きも聴きどころです。

ALPHA
ALPHA-554(1CD)
フランス・バロックのアリア集「リュリによるフランス歌劇の草創期」
リュリ:
1.歌劇『イシス』 LWV54 (1677)〜序曲
2.歌劇『ペルセー』 LWV60 (1682)〜「残酷な運命を恐れない」
3.歌劇『アルミーデ』 LWV71 (1686)〜「見れば見るほど素晴らしい所」
4.歌劇『アマディス』 LWV63 (1684)〜「暗い森は陰を濃くして」
5.歌劇『アシスとガラテ』 LWV73 (1686) 〜 「また帰るのを待って」
6.同〜リトルネッロ
「リュリの死と後継者たち」
リュリ:7.歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 LWV74 (1687)〜 「パトロクルが戦い、命を賭すのを」
8.ミゼレーレ LWV25 (1664)
パスカル・コラッス (1649-1709):歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 補筆 (1687) 〜 「残酷な苦しみのあと」
10.同〜幕間
11.同〜「ああ、よりによって愛の神は私に」-前奏曲
マラン・マレとルイス・ド・リュリ(1664-1734):12.歌劇『アルシード』 (1693)〜「わが愛の気がかり」
13.同〜「癒す術はないのだろうか」
「自由な道」
コラッス:14.歌劇『テティスとペレ』 (1689)〜「神よ、このみごとな神殿を前にして」
15.歌劇『エネとラヴィニー』 (1690)〜「快い合奏が聴こえる」
アンリ・デマレ (1661-1741):16.歌劇『ディドン』 (1693)〜「あわれな私はどうすればよいのか」
17.同〜「太陽の勝利」(器楽合奏)
シャルパンティエ
18.歌劇『メデ』 H.491 (1693)〜「むしろ愛されていなければよかったのに」
19.同〜アルゴス人のための第2のエール-サラバンド
「歌手デュメニの活躍は終わる」
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
20.歌劇『セファールとプロクリス』 (1694) 〜 「愛神よ、おまえの残酷な掟のもとで」
デマレ
21.歌劇『テアジェーヌとシャリクレ』 (1695) 〜 「私の力は道を譲る」
22.バレエ『モミュスの恋人たち』 (1695) 〜 「魅力的な場所、静かな隠れ家」
シャルル=ユベール・ガルヴァ (1671-1744):
23.歌劇『メデュース』 (1697)-エール、サラバンド、メヌエ
デマレ
24.歌劇『雅びな祝祭(フェート・ギャラント)』 (1698)
〜 「心からそれを望んでいます」
25.歌劇『シルセ』 (1694)
〜 「眠り(ああ!眠りのなんと魅力的なことか)」
アンドレ・カルディナル・デトゥーシュ(1672-1749):
26.歌劇『ギリシャのアマディス』 (1699)
~ 「ああ!何も和らげはしない」
アンドレ・カンプラ(1660-1744):
27.歌劇『優雅なヨーロッパ』 (1697)〜「眠り(毎晩の眠り」
ア・ノクテ・テンポリス
レイナ
ウト・ファン・メヘレン(オートコントル、指揮)
録音:2018年8月、聖アウグスティヌス音楽センター・ベルギー、アントウェルペン
フランスのバロック期に活躍した、裏声は使わない高音域のテノールをオートコントルといいます。17世紀の中盤、既に歴史に名を残したオー トコントルは存在しましたが、その生涯のうちに名を馳せたということでは、ルイ・ゴーラル・デュメニ(またはデュメニル)が最初の重要なオートコン トルと言えるでしょう。リュリが見出した時、彼はなんと料理人でした。1677年にデビューした頃には、彼の演技と声の力強さを誰もが称賛 し、音楽の全てを吸収して益々磨きをかけてゆくその耳の良さに驚かされたといいます。 数世紀を経た現代、バロックのスター・テノールであるレイナウト・ファン・メヘレンは、リュリ、ラモー、グルックが生きた各時代に活躍した、オート コントルを讃えるアルバム三部作を企画、こちらはその第一弾です。リュリはもちろん、マレやシャルパンティエなど、デュメニの輝かしい経歴を 彩った作品の数々を、生き生きとした快演で収めています。
ALPHA
ALPHA-552(2CD)
NX-C05
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り クレール・ルフィリアトル (S)
フィオーナ・マゴーン (Ms)
ユジェニー・ド・メ、アクセル・ヴェルネ (以上、アルト)
フランシスコ・マニャリッチ、セバスティアン・オブレクト、
ピエール=アントワーヌ・ショミアン、エドゥアルト・モンジャネル (以上、テノール)
アルノー・リシャール、ルノー・ブレス (以上、バス)
ラ・タンペート (古楽器使用)
シモン=ピエール・ベスティオン(指)

録音:2018年11月、レバノンの聖母聖堂、パリ
ベスティオンはこう語ります「私はこの有名な『晩祷』を、異教徒との親密で神聖な繋がりを伴う呪術的な儀式と捉えました。子供の頃聖歌 隊で歌っていた時に、晩夏から秋にかけての強い光が修道院にずっと差し込んで来るのをみて、私はそんなことを強く感じるという経験をしたの です」。ラ・タンペートの主宰者たる彼は、この録音のために、特に管弦楽の構成に関して特別な選択をしました。さまざまに異なる文化背景 を持つ楽器、例えばセルパンとキタローネ、2台のトリプル・ハープなどを加え、編成を充実させたのです。さらには曲の合間に17世紀の写本 から取られた作者不明のファルソボルドーネ(重唱唱法)による聖歌を挿入しています。この録音はそうしたものによって、一般に知られる姿と は大きく異なる色彩を帯びたモンテヴェルディ:の『晩祷』となりました。それらはコルシカ島、サルデーニャ島やジョージア(グルジア)などのポリフォ ニーの影響を強く受けています。

RICERCAR
RIC-408(5CD)
NX-E07
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻 (1701)
【DISC 1】
「組曲 ロ短調」 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(83) 2.小さなファンタジア(84) 3.アルマンド(85) 4.アルマンド(86)
5.クーラント(87) 6.サラバンド(88) 7.サラバンド(89) 8.ジグ(90)
9.ジグ(91) 10.ガヴォット(92) 11.メヌエット(93) 12.メヌエット(94)
13.リュリ氏のためのトンボ―(95)
「組曲 ト長調」 (通奏低音:ハープ、テオルボ)
14.前奏曲(65) 15.アルマンド(68) 16.サラバンド(71)
17.軽やかなジグ(73) 18.メヌエット(77) 19.メヌエット(78)
20.ロンドー(76) 21.ロンドー風シャコンヌ(82)
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:テオルボ、ギター)
22.前奏曲(42) 23.ファンタジア(43) 24.お馴染みのアルマンド(47)
25.ドゥーブル(48) 26.クーラント(52) 27.サラバンド(53)
28.ジグ(55) 29.メヌエット(60) 30.メヌエット(61)
31.ロンドー(58) 32.シャコンヌ(64)
【DISC 2】
「組曲 イ長調」 (通奏低音:ギター、テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.優美(132) 2.冗談(127) 3.アルマンド(126) 4.サラバンド(131)
5.英国風ジグ(133) 6.メヌエット(136) 7.村のブランル(138)
8.大衆のエール(140) 9.半分のロンドー(141)
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:クラヴサン)
10.前奏曲(21) 11.前奏曲(3) 12.アルマンド(23) 13.クーラント(11)
14.サラバンド(11) 15.荘重なサラバンド(27) 16.ジグ(13) 17.ガヴォット(15)
18.メヌエット(18) 19.メヌエット(35) 20.カプリース(14) 21.ロンドー(34)
22.ブーラスク(5) 23.田園のロンドー(37)
「組曲 ト長調」 (通奏低音:ギター、バス・ド・ヴィオール)
24.前奏曲(81) 25.アルマンド(66) 26.ドゥーブル(67) 27.クーラント(69)
28.切なさのサラバンド(70) 29.サラバンド(72) 30.ジグ(74)
31.ガヴォット(75) 32.メヌエット(79) 33.田園のロンドー(80)
【DISC 3】
「組曲 ホ短調」 (通奏低音:テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(96) 2.ファンタジア(97) 3.アルマンド(98) 4.クーラント(99)
5.サラバンド(100) 6.スペイン風サラバンド(101) 7.ジグ(102)
8.軽やかなジグ(103) 9.田園のロンドー(104) 10.パッサカーユ(105)
11.ガヴォット(106) 12.メヌエット(107) 13.メヌエット(108)
14.サント=コロンブ氏のためのトンボー(109) 15.楽しいフーガ(110)
「組曲 ホ長調」 (通奏低音:クラヴサン)
16.前奏曲(111) 17.アルマンド(112) 18.かわいらしいアルマンド(113)
19.クーラント(114) 20.サラバンド(115)
21.昔のリュート作曲家の流儀によるパヴァーヌ(116)
22.ガヴォット(117) 23.ジグ(118) 24.ジグ(119)
25.不規則なロンドー(120) 26.メヌエット(121) 27.メヌエット(122)
28.大衆のロンドー(123) 29.シャコンヌ(124)
【DISC 4】
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:ハープ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(1) 2.アルマンド(24) 3.クーラント(9) 4.サラバンド(28)
5.お気に入りのジグ(12) 6.ジグ(31) 7.メヌエット(41)
8.メヌエット(36) 9.前奏曲(6) 10.ラ・フォレット(8) 11.リュート風ファンタジア(30)
12.冗談(29) 13.百姓娘(39) 14.ロンドーによるバレ(19)
15.ポーランドの女(40) 16.鐘、あるいはカリヨン(38)
「組曲 イ長調」 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
17.前奏曲(125) 18.アルマンド(128) 19.クーラント(129)
20.サラバンド(130) 21.ジグ(134) 22.ガヴォット(135)
23.メヌエット(137) 24.エコー(139) 25.ファンタジア(142)
【DISC 5】
「組曲 ニ長調」 (通奏低音:テオルボ)
1.前奏曲(44) 2.アルマンド(45) 3.ドゥーブル(46)
4.アルマンド(49) 5.ドゥーブル(50) 6.クーラント(51)
7.サラバンド(54) 8.英国風ジグ(56) 9.ガヴォット(57)
10.メヌエット(62) 11.村娘(11) 12.人間の声(63)
「組曲 ニ短調」
(通奏低音:ギター、テオルボ、クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
13.前奏曲(4) 14.ファンタジー(2) 15.アルマンド(7)
16.クーラント(26) 17.サラバンド(7) 18.ジグ(32)
19.ドゥーブル(33) 20.メヌエット(16) 21.メヌエット(17)
22.前奏曲(22) 23.フォリアのクプレ
フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール)
ラシェロン(古楽器使用)
サラ・ファン・アウデンホーヴェ(バス・ド・ヴィオール)
アンジェリク・モイヨン(Hp)
ミゲル・アンリ(テオルボ)
ヴァンサン・フリュッキガー(G)
フィリップ・グリスヴァール(クラヴサン)

録音:2015年10月-2018年4月サンテイユ・ノートルダム教会
「Ricercar」レーベル主宰者の絶大な信頼のもとマラン・マレ全曲録音を進行中のジュベール=カイエ。小品を集めた第1巻(RIC364)、 『1台あるいは2台のヴィオールのための曲集第1巻』(RIC379)に続く第3弾。5枚組という重量級ながら、組曲の特性により通奏低音の編 成を変えて飽きさせない作りとなっています。時に沈鬱に、時に軽やかに、「人間の声」に最も近いと言われるヴィオールを自在に操り、フラン ス・バロックの寵児が残した歌を今に伝えます。ラストは大編成による圧倒の「フォリア」。 ※ ブックレット3ページ目に『ヴィオール曲集第1巻』と誤った表記がございます。ご了承ください。
RICERCAR
RIC-405(1CD)
ナターレ・モンフェッラート(1603-1685):サルヴェ・レジナ 〜独唱のためのモテット集 第3巻
1. Sic ergo Jesu de Sacramento
2. Ad sonos pro quotlibet Sancto
3. Regina Cali
4. Jubilate Deo de Beata Maria Virgine
5. Salve Regina
6. Vigila mortalis in omni tempore
7. Propera Domine de Sacramento
8. Convenite terrigena de Beata M. Virgine
9. Clamo ad te de Beata Maria Virgine
アンサンブル・セラドン
ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー、音楽監督)
フローラン・マリー(テオルボ)
マリー=ドミティル・ムレ(トリプル・ハープ)
ノルウェン・ル・ゲルン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リュク・ゴーグレ(ヴィオローネ)
カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン(オルガン、チェンバロ)

録音:2018年10月 聖ルイ聖ブルーノ学院礼拝堂、リヨン
1676年フランチェスコ・カヴァッリの死去に伴い、ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂楽長に就任したナターレ・モンフェッラートは、この聖堂で最も高 い地位にあった作曲家のうち、今日最も忘れられていると言ってもよいでしょう。宗教作品の作曲に専念した彼は、1647年から81年にかけ て20曲からなる作品集を数回出版しています。その作品は大規模なポリフォニーもありましたが、独唱のためのモテット集も3巻を数えまし た。彼の作品は当時にしては珍しくアルトを念頭に置いた作品が多く、これはその時代のレパートリーとして重要なものといえ、今回録音され た1666年出版の第3巻においても顕著です。これらのモテットはレチタティーヴォとアリアが明確かつ対照的に分かれており、そこには1637年 以降ヴェネツィアで盛んであった歌劇の影響を存分に受けています。世界初となる今回の録音は、忘却の彼方へ不当に押しやられてしまった 作曲家を再認識する、またとない大きな契機と言えるでしょう。
RICERCAR
RIC-410(1CD)
中世プラハのクリスマス
1. Antiphona Ave spes nostra
2. Benedicamen In hac precelsa sollempnitate
3. Kyrie Creator pater increate
4. Hymnus Veni Redemptor gencium
5. Lectio Primo tempore
6. Offertorium Tui sunt celi ? Tropus Nate dei
7. Lectio Iube Domine ? Consolamini
8. Benedicamen Splendor patris et sol ? Festivali melodia
9. Benedicamen Puer natus in Bethlehem
10. Lectio Consolamini
11. RES-ponsorium Descendit de calis ? Tropus Fabrica mundi
12. Lectio Iube Domine ? Consurge
13. Benedicamen Nos RES-pectu gracie
14. Introitus Lux fulgebit ? Tropus Lumen clarum rite
15. Cantio Gaude quam magnificat
16. Sanctus super Gaude quam magnificat
17. Benedicamen Patrem parit filia
18. Agnus Dei
19. Motet Exordium quadruplate ? Nate Dei
? Concrepet infanti ? Verbum caro
ティブルティナ・アンサンブル
ハナ・ブラジコヴァ、テレツァ・ハヴリコヴァ (S)
ダニエラ・チェルマコヴァ (A)
バルボラ・カバートコヴァー(ソプラノ、音楽監督、演出)

録音:2019年3月24-29日ズブラスラフ城聖ヤコプ教会、プラハ、チェコ
街並みの美しさから古より「ヨーロッパの心」の異名を持つ都市プラハ。その大聖堂とプラハ城のベネディク ト派修道院に伝わる13世紀から14世紀、アルス・ノヴァの影響を映す伝承曲を集めたアルバム。バッ ハ・コレギウム・ジャパンのソリストなどで日本でもお馴染みのブラシコヴァが参加する声楽アンサンブル、 ティブルティナ・アンサンブルによるたいへん美しい一枚です。

Resonus
RES-10245(1CD)
NX-B05
アマディオ・フレッディ:(1580頃-1643):Vespers 晩課(1616)
イグナツィオ・ドナティ(1570頃1638):Domine ad adiuvandum
フレッディ:Dixit Dominus 主は言われた…世界初録音
ビアジオ・マリーニ(1594-1663):シンフォニア:La Cornera
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554頃/1557-1612):Intonazione del Secondo
Tono
フレッディ:Laudate pueri ほめたたえよ、神のしもべたちよ…世界初録音
アレッサンドロ・グランディ:(1586-1630):Tota pulchra es
フレッディ:Laetatus sum 私は喜んだ…世界初録音
ダリオ・カステッロ(17世紀初頭に活躍):第2ソナタ
G.ガブリエリ:Intonazione del Oavo Tono
フレッディ:Nisi Dominus 主が家を建てられるのでなければ…世界初録音
フレッディ:Cognoscam te, Domine 主よ、あなたを知っています
G.ガブリエリ:Intonazione del Terzo et Quarto Tono
フレッディ:Lauda Jerusalem ほめよ、エルサレムよ…世界初録音
マリーニ:シンフォニア:La Marnenga
フレッディ:Ave maris stella めでたし、海の星…世界初録音(J.サヴァンによる再
構築版)
 Salve Regina 元后あわれみの母
アンドレア・ガブリエリ(1532頃/1533-1585): Intonazione del Sesto Tono
フレッディ:6声のマニフィカート…世界初録音
ゴンザガ・バンド(アンサンブル)
【フェイ・ニュートン(S)
マーク・チェンバーズ(C.T)
ティム・トラヴァース=ブラウン(C.T)
スティーヴン・ハロルド(T)
トーマス・ハーフォード(T)
ウィリアム・ゴーント(Bs)
オリヴァー・ウェッバー(Vn)
ジェイミー・サヴァン(指・コルネット)
スティーヴン・デヴァイン(Org)】

録音:2019年3月19-21日
デビュー・アルヴァム「ヴェネツィア1629年」(RES10218)が大成功を収めた指揮者・コルネット奏者、ジェイミー・サヴァ ン。今作でも彼が率いる“ゴンザガ・バンド”(ゴンザガとはモンテヴェルディ:が仕えたマントヴァの名家の名)と共に、ヴェネ ツィアの知られざる作曲家の作品を探求します。このアルバムで彼が取り上げたのは、モンテヴェルディ:がサン・マルコ寺院 の楽長を務めていた時代と同じ頃、ヴェネトのトレヴィーゾ大聖堂の楽長であったアマディオ・フレッディ:の世界初録音と なる「晩課」です。演奏の際は、同時代の作曲家の作品を組み込みながら、あたかも目の前で一連の祈りが行われて いるかのような選曲が行われており、自然な流れの中で際立つフレッディの独創性を存分に味わうことができます。
Resonus
RES-10246(1CD)
NX-B05
聖カタリナを称賛する音楽集
1.ヤコブ・ルニャール(1540/45?1599):Ave Katherina martir
2.ルートヴィヒ・ゼンフル(1489/91-1543):Ave Katherina martir/Costi regis
3.アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):gemma clarissima
4.セーラム聖歌:Ave virginum gemma
5.ジャン・ムートン(1459以前-1522):Ave virginum gemma
6.セーラム聖歌:Virgo sancta Katherina
7.ニコラス・ゴンベール(1595頃-1560頃):Virgo sancta Katherina
8.セーラム聖歌:Virgo flagellatur
9.ピエール・ヴァーモン(1495頃-1532頃):Virgo flagellatur
10.作者不詳(16世紀初期)‘Annaberg’ Choirbook 1/D/506: [Katherinae
collaudemus カタリナを称えて]
11.セーラム聖歌:Nobilis et pulchra
12.ウォルター・フライ(1460-1474頃活躍):キリエ:‘Deus creator omnium 神は
万物を創造し給い
Missa Nobilis et pulchraより
13.セーラム聖歌:Inclita sancte virginis Catherinae
14.ジャケ・ド・マントヴァ(1483-1559):Inclita sancte virginis Catherinae
15.パレストリーナ(1525/6-1594):Inclytae sanctae virginis Catherinae
16.作者不詳(16世紀初期)(コペンハーゲン、MS1848):Ave virgo Katharina
17.セーラム聖歌:Passionem gloriose
18.リチャード・フォーキナー(1480頃活躍):Gaude rose sine spina
エドワード・ウィッカム(指)
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジcho

録音:2018年6月,2019年3月
聖カタリナは4世紀頃に実在したとされるエジプト、アレキサンドリアの貴族の女性。才能に恵まれた彼女はキリスト教の 教えに賛同し洗礼を受けましたが、当時のローマ皇帝マキシミヌスの怒りに触れ改宗を迫られます。しかし彼女はそれを 拒否、最後まで信仰を捨てなかったため処刑され、死後聖人に列聖されました。多くの分野の守護聖人であり、彼女 の名を冠する団体が世界中に存在しています。このアルバムで素晴らしい歌声を披露している「ケンブリッジ・セント・キャ サリン・カレッジ合唱団」も彼女の名を冠するアンサンブルの一つ。聖カタリナの崇拝が最高潮に達した15-16世紀頃の 彼女を讃える音楽を集め、敬虔さと崇拝の心を込めて各曲を歌い上げています。

Naive
OP-30576(1CD)
ヴィルトゥオジッシモ
ロカテッリ:協奏曲第1番ニ長調(ヴァイオリンの技法op.3より)
ピゼンデル(1687-1755):協奏曲 ト短調 junp I.1
ルクレール:協奏曲 ニ短調 op.7-2
タルティーニ:協奏曲 イ短調 ‘a lunardo venier’ D 115
テレマン:協奏曲 変ロ長調 TWV 51:B1
ドミトリー・シンコフスキ(Vn)
イル・ポモ・ドーロ

録音:2016年9月1-6日
ヴァイオリン、作曲、カウンターテナー歌手とマルチな活躍をみせるシンコフスキ。最新盤は、18世紀初頭に書かれたヴァイオリンの技巧的作品集。 ロカテッリ、タルティーニ、ルクレール、といった当時のヴァイオリンの名手たちの作品などがならびます。オーケストラとの丁々発止のやりとり、奇想天 外なボウイングがもたらす効果、エッジの効いたリズムとアタック、そして独創性に満ちたカデンツァ・・・。マルチの活躍をするシンコフスキの真骨頂が 発揮された演奏です。そしてそれをささえる管弦楽の、2012年結成のアンサンブル、イル・ポモ・ドーロ(金のリンゴ)も鮮烈きわまりない音色でシン コフスキのソロを時に挑発、時に優しくサポートしております。 (Ki)

H.M.F
HMM-902632(1CD)
Passions〜ヴェネツィア1600-1750
メールラ:Hor ch’e tempo di dormire (Canzonetta spirituale sopra alla nanna)
モンテヴェルディ:クルチフィクスス(4声)、シンフォニア(『オルフェオ』より)、カンターテ・ドミノSV 292、
 アドラムス・テ・クリステ SV 289、
 リトルネッロ、E questa vita un lampo SV 254
カヴァッリ:サルヴェ・レジーナ
レグレンツィ:アダージョ、Dialogo delle due Marie “Quam amarum est Maria”
ロッティ:In una siepe ombrosa、クルチフィクスス(6声、8声、10声)、クルチフィクスス(8声)
カルダーラ:クルチフィクスス 6声
ジョヴァンニ・ガブリエーリ:Exaudi me Domine
マリーニ:Sinfonia sesto tuono、Balletto secondo Pretirata、Balletto secondo Pretirata
レ・クリ・ド・パリ(声、ヴィオール、コルネット、セルパン)
ジョフロワ・ジュルダン(指)
「メランコリー」につづき、今回レ・クリ・ド・パリが挑むテーマは「Passion(受難・苦しみ)」。クルチフィクスス(Crucifixus’ 十字架につけられ’) を中心に、ヴェネツィアのバロック音楽の中から受難をテーマにした珠玉の作品集です。
「レ・クリ・ド・パリ」は、ジョフロワ・ジュルダンによって結成された声楽と器楽から成るアンサンブルで、16世紀初頭から現代音楽までをレパートリー にしています。演奏曲目によって、編成を3名から80名まで自在に変え、メンバーも作曲家、編曲家、俳優、舞台監督、楽器奏者、ダンサーからサウンド・ デザイナーなど実に様々というユニークなグループです。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-731(1CD)
スペインのバロック音楽の素晴らしさ
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):「サルスエラ」、「Amor aumenta el valor」より
セバスチャン・デュロン(1660-1716):「悪賢いキューピッド」
フアン・イダルゴ(1614-1685):「待つ、感じる、死ぬ」、「ay que si ay que no」
エレオノーラ・ドゥヴェーズ(S)、
ムジカ・アンティクヮ・メディテラネア、
クリスティアン・マンドーズ(指)

録音:2018年9月/サン=マルティアル教会
ソプラノ歌手エレオノーラ・ドゥヴェーズがクリスティアン・マンドーズ率いるムジカ・アンティクヮ・メディテラネアとともにスペインのバロック音楽を 収録しました。バロック時代の素晴らしい作品を歌い上げます。 (Ki)

Glossa
GCD-P33003(1CD)
ニンナ・ナンナ〜イタリア・バロックの子守歌
フランチェスコ・フィアメンゴ、エマヌエレ・バルベッラ、ジョヴァンニ・バッティスタ・カプーティ、ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー、ジョヴァンニ・ザンボーニ、マッテオ・コフェラーティ、ドメニコ・チマローザ、クリストファロ・カレザーナ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ダ・ガリアーノ、ロベルト・デ・シモーネと作曲者不詳の歌と器楽
ピノ・デ・ヴィットーリオ(ヴォイス)、ラボラトリオ'600〔エリーザ・ラ・マルカ(Lute)、フローラ・パパドプーロス(Hp)、フランコ・パヴァン(テオルボ、アーチリュート、キタラ・バッテンテ&ディレクター)〕

録音:2019年7月15日−18日、ミラノ
フローリオ&イ・トゥルキーニとの共演で、「バロック時代のナポリのカンタータ」(GCD 922603)を歌ったイタリア、ターラント出身の名歌手、ピノ・デ・ヴィットーリオのGlossa第3弾。
アルバム・タイトルの「ニンナ・ナンナ(Ninna Nanna)」はイタリア語で子守歌のこと。lullaby、wiegenlied、berceuse、nana、ninna nannaなど世界中の様々な言語・文化で作曲され、歌われてきた「子守歌」。民謡的な子守歌から宗教的な作品まで、ヴィットーリオの出身地である南イタリア地方を中心としたバロック時代のイタリアの様々な子守歌ばかりを集めたという、Glossaとピノ・デ・ヴィットーリオならではの素敵なコレクション・アルバム。
イタリアのリュート&テオルボ奏者であり、音楽学者としてもリュートの歴史と17世紀の音楽について重要な論文や記事を書いているフランコ・パヴァンが率いる古楽アンサンブル、ラボラトリオ'600の演奏も秀逸です。

QUERSTAND
VKJK-1901(1CD)
レンブラント!〜17 世紀のオランダの音楽
アドリアエンセン:英国風の歌,もう一つの英国風の歌
ファン・デン・ホヴ:クランテ
ヴァレ:英国の運命
シェンク:ソナタ第3 番ト短調
スヴェーリンク/シャイト:大公の踊り
ニコラウス・ア・ケンピス:2 声のシンフォニア Op.2-13
ヴァン・エック:デ・フランス・クラント
ハッカート:3 声のソナタ第6 番
アドリアエンセン:英国風のサルタレッロ
ルイ・ド・モワ:オーリックのパドゥアーナ
ブル:スペインのパヴァン
フィリップス:第5 旋法のトリオ
ルイ・ド・モワ:イタリア風の音楽&スパニョレット
ベネディクトゥス・ア・ザンクト・ヨゼフォ:ソナタ第3 番ニ短調
ホイヘンス:アルマンド
ヴァレリウス:涙のパヴァン
ヴァン・エック:涙
アドリアエンセン:フランスの輪乗り
ヴァン・エック/アドリアエンセン:スラエペン・ガエン(アルマンド)
アロン・サリエル&コンチェルト・フォスカリ【エリザベート・シャンポリオン(リコーダー)、フレデリック・ヒルデブラント(ヴィオール) 、クラウディウス・カンプ(リコーダー,ドゥルシアン)、パヴェル・ミチカ(ヴァイオリン,ヴィオラ)、レオポルト・ニコラウス(Vn)、アロン・サリエル(Lute)】

録音:2018 年 7 月 フランス,プゾル
「レンブラント!」と題されている通り、17 世紀オランダの音楽を集めたCD。 コンチェルト・フォスカリはリュート奏者のアロン・サリエルが中心となっている若い古楽 団体。サリエルはイスラエルの古都ベエルシェバの生まれ。様々な古楽団体でも活躍し ています。

RUBICON
RCD-1041(1CD)
天使の物語〜マレ、クープラン、ラモー、ド・ヴィゼー:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
マラン・マレ:アルペッジョの前奏曲(ヴィオール曲集第5巻)、前奏曲(ヴィオール曲集第3巻)、ガヴォット(ヴィオール曲集第3巻)、グラン・バレ(ヴィオール曲集第3巻)
ヴィゼー:パッサカイユ(MS Vaudry de Saizenay)
マレ
:フェット・シャンペトル(ヴィオール曲集第4巻)、ロンドー 「宝石」(ヴィオール曲集第4巻)、旋風(ヴィオール曲集第4巻)/クープランパッサカイユ又はシャコンヌ(通奏低音を伴うヴィオール曲集)
マレ:アラベスク(ヴィオール曲集第4巻)、アルマンド 「ラ・シュペルブ」(ヴィオール曲集第4巻)、夢想家(ヴィオール曲集第2巻)
ラモー
:ラ・マレ − ロンドゥマン(コンセールによるクラヴサン曲集第5番/ハープシコードのための編曲版)
マレ:行進曲(ヴィオール曲集第4巻)、冗談(ヴィオール曲集第4巻)、シャコンヌ(ヴィオール曲集第5巻)
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ジュゼップ・マリア・マルティ・ドゥラン(テオルボ)、
ハビエル・ヌニェス(ハープシコード)
ヨーロッパにおける古楽教育の総本山バーゼル・スコラ・カントルムでパオロ・パンドルフォに師事し、現在はスペインの鬼才ファミ・アルカイが率いるスペインのピリオド・アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーとして大活躍中のドイツ出身の女流ガンビスト、ヨハンナ・ローゼ。C.P.E.バッハのソナタ集(RCD 1019)で称賛を得たローゼのソロ・セカンド・アルバムは、「天使のヴィオール」と呼ばれた、もっとも偉大なヴィオール奏者の一人、マラン・マレのヴィオール曲集からの作品を中心に、2人の偉大な同時代人、ラモーとクープランの作品、そしてあまり知られていないロベール・ド・ヴィゼーの音楽もプログラム。ヴィオラ・ダ・ガンバのファンだけでなく、すべてのバロック音楽愛好家にアピールする美しいアルバムです。
同じくアカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーであり、スペイン古楽界における鍵盤楽器の分野の時代を担う逸材の1人として注目を集めているハビエル・ヌニェスや、現在アンサンブル・メリディアンのメンバーを務めるスペインのテオルボ奏者ジュゼップ・マリア・マルティ・ドゥランの通奏低音も聴きどころです。

Hyperion
CDA-68315(1CD)
シュッツ:クリスマス物語
今日キリストは生まれたまえり SWV.456/御言葉は肉体となり SWV.385/天使が牧人にいった SWV.395/アヴェ・マリア SWV.334/御子が生まれたもう SWV.384/マニフィカト SWV.468/イエス・キリストの喜ばしき降誕の物語 「クリスマス物語」 SWV.435
デイヴィッド・ヒル(指)、
イェール大学スコラ・カントールムcho

録音:2018年1月24日ー27日、セント・トマス米国聖公会教会(コネティカット州、アメリカ)
デイヴィッド・ヒルとイェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)によるクリスマス・アルバムは、ドイツの巨匠ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)の傑作の一つ、キリストの降誕の物語を描いたオラトリオ「クリスマス物語」を中心に、降誕と聖母マリアを祝うモテットを収録したシュッツの宗教合唱作品集です。

Ars Produktion
ARS-38550(2CD)
アンドレ・シェロン [シュロン](1695-1766):ソナタ集 Op.2
トリオ・ソナタ ホ短調(No.4)/ソロ・ソナタ ト長調(No.1)
トリオ・ソナタ ヘ長調(No.6)/ソロ・ソナタ ホ短調(No.3)
トリオ・ソナタ ハ短調(No.5)/ソロ・ソナタ ト短調(No.2)
トリオ・ソナタ ニ長調
アンサンブル・マティス
ミラ・グロール、ジョン・ヒョンホ(リコーダー)
チョ・ヒュングン(Vc)
坂本龍右(テオルボ)
イ・ハンナ(Cemb)

録音:2015年9月17-20日、シュロス・ボイゲン、ラインフェルデン、ドイツ

Ars Produktion
ARS-38262
(1SACD)
甘美な愛情〜メタスタージオの歌劇台本「デモフォーンテ」によるアリア集
パスクアーレ・アンフォッシ(1727-1797):Se tutti i mali miei(1773)
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):In te spero(1758)
ヨハン・クリスティアン・バッハ:Misero pargoletto(1758)
ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):Che mai risponderti(1769)
ニッコロ・ヨンメッリ(1714-1774):Oh Dei! Perche tanto furore? - Il suo leggiadro viso(1764)
モーツァルト:Non curo l'affetto K.74b(1771) *
アンドレア・ベルナスコーニ(1706-1784):Qual terra e questa? - Non dura una sventura(1756)
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):Fermati! Ah, non m'ascolta - Vado a morire(1771)
シャルロット・シェーファー(S)
コンチェルト・コン・アニマ
ミヒャエル・プライザー(指)

録音:2017年7月25-29日、クンストパラスト美術館ローベルト・シューマン・ホール、デュッセルドルフ、ドイツ
*以外世界初録音
Ars Produktion
ARS-385491(1CD)
ジュリアーニ、カルッリ、ディアベッリ:フルートとギターの為の作品集 Vol.2
マウロ・ジュリアーニ(ヨーゼフ・マイゼーダー(1789-1863):大二重奏曲(Op.130)
フェルディナント・カルッリ
(1770-1841):6つの二重奏曲 Op.103 から 第1番
アントン・ディアベッリ(1781-1858):感傷的なセレナードOp.99
 夜の娯楽 から 夜想曲
アンサンブル・コンソァツィオーネ[カレル・ヴァルテル(フラウト・トラヴェルソ) 、ヤン・トゥラーチェク(G) ]

録音:2016年2月23-26日、ホーホヴァルト、スイス
ピリオド楽器による世界初録音。
Ars Produktion
ARS-385511(1CD)
パッシオ〜タリス、パーセル、バッハ、ハートネット:教会合唱作品集
トマス・タリス:世の救い主よ [Salvator mundi]
パーセル:メアリー女王の為の葬送音楽 Z.860 から
 女より生まれし者は [Man that is born of a woman]
 生の最中に [In the midst of life]
 御身は知る、主よ [Thou knowest, Lord]
ケヴィン・ハートネット(1990-):深き淵より [De profundis](2016)
バッハ:イエス、わが喜び(モテット 第3番) BWV 227
トマス・タリス:汝らわれを愛さば
チューリヒ・チェンバー・シンガーズ(合唱)
クリスティアン・エルニー(指)

録音:2017年10月14-15日、ヴィンタートゥール音楽院コンサートホール、ヴィンタートゥール、スイス
Ars Produktion
ARS-38561(1CD)
ヴェラチーニ、ハッセ、ゼレンカ:リコーダーによるソナタとカンツォン
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ト長調 Op.2-2
ヴェラチーニ:ソナタ・パスティッチョ ニ短調(複数のソナタの楽章をつなぎ合わせたもの)
 ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アンダンテ
 ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 Op.1-5 から コッレンテ,アレグロ
 ヴァイオリンまたはリコーダー独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 から アダージョ
ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アレグロ
 ソナタ ヘ長調(ヴァイオリン独奏の為のソナタ ト長調 による)
ゼレンカ(1679-1745):カンツォン ZWV 191 5:32
ヴェラチーニ:ソナタ イ短調(ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ Op.1 からのコレクション)
ハッセ:フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ニ長調 Op.2-1
 チェンバロの為の前奏曲 変ロ長調
ヴェラチーニ:ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ・アッカデーミカ Op.2-12 〜シャコンヌ ト長調
ラウラ・シュミット(リコーダー)
アンサンブル・ディスティント
クラウディウス・カンプ(バロックFg、リコーダー)
ブルーノ・ウルタード・ゴザルヴェス(バス・ヴィオール)
サム・チャップマン(テオルボ、アーチリュート、バロックギター)
脇田英里子(チェンバロ、ポジティヴ・オルガン)

録音:2017年、マルティン教会、バーゼル、スイス

Naive
OP-30577(1CD)
ルイ・クープラン:鍵盤作品集
組曲 イ短調
1. フローベルガー氏のスタイルを模倣したクープラン氏のプレリュード(prelude de mons.r couperin a l’imitation de mr. froberger)
2. クープラン氏のアルマンド(和解)(allemande de mr. couperin (l’amiable) )
3. クープラン氏による「かわいい娘」と呼ばれるクーラント(第1)(courante de mr. couperin dit la mignone [premiere])
4. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
5. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
6. クープラン氏によるポワトゥー地方のメヌエット(menuet de poitou de mr. couperin [?])
7. クープラン氏によるドゥーブル(double par mr. couperin)
8. ハルデル氏のガヴォット(gavotte de mr. hardel)
9. クープラン氏による上記の(ガヴォットのための)ドゥーブル(double [de la gavotte] cy dessus par mr. couperin)
10. イギリス風のパヴァーヌ(作曲者不明)(pavanne angloise [anonyme])
11. セニョール・ルイージによるパッサカイユ(ロッシ)(passacaille del seig.r louigi [rossi])
12. フローベルガー氏のジーグ(gigue de mr. froberger)
組曲 ヘ長調
13. クープラン氏のプレリュード(prelude de mr. couperin)
14. クープラン氏のアルマンド・グラーヴ(allemande graue de mr. couperin)
15. クープラン氏のクーラント(第1)(courante de mr. couperin [premiere])
16. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
17. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
18. クープラン氏のジーグ(gigue de mr. couperin)
19. クープラン氏のシャコンヌ(chaconne de mr. couperin 3’15
20. クープラン氏によるド・ブランクロシェ氏のためのトンボー(tombeau de mr. de blancrocher par mr. couperin)
組曲 ニ短調
21. クープラン氏のプレリュード(prelude de mr. couperin)
22. クープラン氏のアルマンド(allemande de mr. couperin)
23. クープラン氏のクーラント(第1)(courante de mons.r couperin [premiere])
24. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
25. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
26. クープンラ氏のジーグ(gigue de mons.r couperin)
27. クープラン氏によるサンフォニー(simphonie par mr. couperin)
28. クープランのガヴォット(gauotte [de] coup[e]rin)
29. クープラン氏のパストレッラ(la pastourelle de mr. couperin)
30. クープラン氏のカナリー(canaries de mons.r couperin)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)

録音:2018年7月5-9日
2017年に来日し、モンテヴェルディ作品を指揮しそのやわらかな音楽で聴衆を魅了したリナルド・アレッサンドリーニ。待望の新譜は、鍵盤ソロ作品 集です。ルイ・クープランの作品群から、組曲を編みあげた内容となっています。 「ルイ・クープランのインスピレーションは、その内容の革新性と冒険性にある。安易な方向には流れず、びっくりするようなハーモニーとリズムを引き出 すことに情熱を燃やしています。彼の対位法は、同時代に書かれた鍵盤作品には見られないような複雑なものとなっています。燃えたぎるような彼の才能と、 17世紀フランスの優雅で高貴な音楽言語の融合が、予想することのできない記号論的で表情豊かな新たな地平をもたらしている」(アレッサンドリーニの 言葉・ブックレットより)
Naive
E-8941[NA]
ジョン・ダウランド:‘whose heavenly touch’
flow, my tears
come away, come sweet love
o sweet woods
I saw my lady weep
can she excuse my wrongs
all ye, whom love of fortune hath betray’d
mignarda (instrumental)
fine knacks for ladies
now, o now, I needs must part
come, heavy sleep
in darkness let me dwell
if my complaints could passions move
wilt thou unkind thus reave me
go crystal tears (instrumental)
go crystal tears
come again!
sorrow, sorrow stay
マリアナ・フロ ーレス(S)
ホ プ キンソン・スミス(Lute)

録音:2015年10月、グルノーブルMC2
リュートの大家、ホプキンソン・スミス、久々の新譜の登場です!スミスは1946年ニューヨーク生まれ、ハーバード大学にて音楽学を専攻しました。 その後バーゼルに移り、1970年中頃、サヴァールらと共にエスペリオンXXを設立しました。その後ソロ活動に活動の重点を移すかたわら、指導も熱心 に行い、バーゼル・スコラ・カントルムの教授として、優秀な弟子を多く輩出してもいます。ソプラノのフローレスはアルゼンチン出身、バロック・オペラ を中心に活躍の場を広げ、ガーディナーらとも共演を重ねている実力派です。 このディスクには、1597-1612年の間にロンドンで出版されたダウランドの歌曲集からの選りすぐりの楽曲が集められています。どれもメランコリックな 愛を様々な角度から歌ったもの。「ダウランドは間違いなくリュートの巨匠です。音楽と言葉を用いて、微妙なニュアンスの色彩を描くことができる天才です。 エリザベス朝の精神世界の深いところまでいざなってくれます。」とはスミスの言葉。美しい歌声とリュートをつまびく音色が、エリザベス朝の詩人が描い た繊細な言葉による詩の世界を現代に鮮やかに響かせます。 (Ki)

Christophorus
CHR-77437(1CD)
ドイツ・バロックのカンタータ集
クリスティアン・アウグスト・ヤコビ(1688−after 1725):カンタータ「わたしの不義はわたしの頭を越え」
ヨーハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683−1729):カンタータ「Einsamkeit, o stilles Wesen」、Musicalischer Circul(ハープシコード・ソロ)
ヨハン・クーナウ(1660−1722):カンタータ「われはこの世を去り」
エルンスト・ニコラウス・タウル(1673−1723):カンタータ「主の祝福は汝を豊かにする」
バッハ:小さな調和ある迷宮(ハープシコード・ソロ)、
 カンタータ「神より生まれし者はすべて」 BWV.80a(ハンス・ベルクマン再構築によるオリジナル・ヴァイマル・ヴァージョン)
ラルパ・フェスタンテ、
クリストフ・ヘッセ(指)

録音:2017年2月22日−24日、ドイツ
ヨハン・ゲオルク・キュンステルの「マルコ受難曲」(CHR 77435)を蘇演するなど、様々な知られざるバロック音楽の録音実績を持つ古楽アンサンブル "ラルパ・フェスタンテ"の新録音。バロック期のドイツでどれだけ素晴らしい音楽が生み出されてきたのかを証明するプログラムで、中央ドイツの4人の作曲家、ヤコビ、ハイニヒェン、クーナウ、タウルによる世界初録音となるカンタータと大バッハのカンタータ「神より生まれし者はすべて」BWV.80aを収録。「神より生まれし者はすべて」は、ルターの「神はわがやぐら」が取り入れられたバッハの人気カンタータ「われらが神は堅き砦」(BWV.80)の原曲となる作品で、アンサンブル・ムジカ・ポエティカ・フライブルクの創設者ハンス・ベルクマンが再構築したオリジナル・ヴァイマル・ヴァージョンです。
Christophorus
CHE-0217-2(1CD)
クレルヴォーのベルナール〜シトー修道会の中世の音楽 ヴィルフリート・ロンバッハ(指)
アンサンブル・オフィチウム

録音:2008年4月5日−6日、ドイツ
クレルヴォーのベルナールは、シトー修道会を大きく発展させ、クレルヴォー修道院の院長、カトリックの指導者としてなど絶大な影響力を持った12世紀フランスの神学者。
シトー修道会の聖歌の復権にも力を注いだベルナールのものとされる作品、改定や編纂に携わったと伝わる作品を歌うのは、2度のコンクール優勝歴を持つ、グレゴリオ聖歌とルネサンス声楽のスペシャリスト、アンサンブル・オフィチウム。12世紀の神聖で神秘的なハーモニーが現代に蘇る。
Christophorus
CHE-0215-2(2CD)
ハインリヒとクニグンデ〜皇帝夫妻のためのグレゴリオ聖歌
CD1〜ハインリヒ2世の神聖ローマ皇帝即位式と戴冠式ミサ曲
CD2〜皇后のためのグレゴリオ聖歌集
ヴェルナー・ペース(指)
スコラ・バンベルク

録音:2003年3月15日ー17日(CD1)&2003年11月10日ー11日、ドイツ
「聖王」と呼ばれた神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世の即位式(1002年)と戴冠式ミサを再現したアルバムと、皇后クニグンデのためのグレゴリオ聖歌集、2つの貴重な録音がセットになって復刻。演奏は、ハインリヒ2世が建立したバンベルク大聖堂のカペルマイスターを1995年から務めたヴェルナー・ペースとスコラ・バンベルクです。

fra bernardo
FB-1909712(1CD)
初期バロックのヴェネツィアのモテット集
バルトロメオ・バルバリーノ:Paradisi Porte
アマディオ・フレッディ:サルヴェ・レジナ
バルバリーノ:聴け, 甘美なるわが恋人よ
ジョヴァンニ・ロヴェッタ:おおマリア, 御身は美しきかな
ミケランジェロ・ロッシ:トッカータ第7番
モンテヴェルディ:マドンナの涙
ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォン「ラ・スピルタータ」
バルバリーノ:天の女王、ようこそ天の女王、聖母マリア, 優しく真心深き方
フランチェスコ・ウスペル:汝、神の子ぞ生まれる
フレスコバルディ:ベルガマスカ
アレッサンドロ・グランディ:すべての者よ喜ばん
モンテヴェルディ:わたしは野の花/ジョヴァンニ・パオロ・カプリオーリ:もろびとわれを祝福せり
フレスコバルディ:オルガンのためのトッカータ第4番
アレッサンドロ・グランディ:美しきかな、おおマリア
マティアス・ルフト(C.T)、
ユルゲン・バンホルツァー(ハープシコード、オルガン)

録音:2018年6月&11月、オーストリア&イタリア
ゲルト・テュルクに歌を学び、アムステルダム音楽院、バーゼル・スコラ・カントルムで古楽や歴史的演奏を研究したドイツのカウンターテナー、マティアス・ルフトが歌う初期バロックのヴェネツィアのモテット集。モンテヴェルディの時代の世界的なファルセッティスト(C.T)であり、「イル・ペザリーノ(Il Pesarino)」の呼び名でも知られた音楽家バルトロメオ・バルバリーノの作品を中心にしたプログラム。

DUX
DUX-1567(1CD)
ストラヴァガンツァ〜1550年−1700年のイタリア音楽
ピッキ:ポーランド風バッロ
フレスコバルディ:そよ風が吹けば
ヴァレンテ:誰が伝え、テノール・グランデ・アッラ・ナポリターナ
ロッシ:トッカータ第7番
作曲者不詳:ヘラクレスの力、ガンバ・ガリアルダ
トラバーチ:コンソナンツェ・ストラヴァガンティ、他
サラ・アグエダ(アルパ・ドッピア)、
ハビエル・ヌニェス(ハープシコード

録音:2017年9月、セゴビア(スペイン)
16世紀から18世紀初頭のイタリアにおける器楽と声楽のための音楽の歴史をたどる儚くもエキサイティングなプログラム「ストラヴァガンツァ」。
ルネサンス時代からバロック時代にかけて使用されていたイタリアで発展した「アルパ・ドッピア(ダブル・ハープ、ルネサンス・ハープとも)の時には軽やかに、そして時には物悲しい音色が印象的な好演奏です。
セビリア・バロックOやラ・リティラータなどと共演を重ねるハーピストのサラ・アグエダはもちろんのこと、スペインの古楽系鍵盤界の鬼才、ハビエル・ヌニェスの参加は見逃せません!才気あふれるヌニェスのハープシコードが、アグエダのアルパの音色をさらに引き立てています。

Audax Records
ADX-13721(1CD)
ティエポロのための或るプレイリスト〜ティエポロの時代のヴェネツィアの音楽
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697−1763):チェンバロ協奏曲ヘ長調*
シギスムント・マルティン・ガヤレク(c.1689−1723):カンタータ 「嘆きのアルミーダ」*
ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ハ長調 RV.60
 モテット 「正義による怒りで」 RV.626
プラッティ:ヴァイオリン, チェロと通奏低音のためのソナタ ト短調
ハッセ(1699−1783):モテット 「天高きところに彩雲」
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
ディアナ・ハラー(Ms)、
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)
アンサンブル・ディドロ

録音:2019年2月11日−14日、SWR(南西ドイツ放送)・シュトゥットガルト放送スタジオ

*=世界初録音
日本語解説付き!南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。アンサンブル・ディドロとともに、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘してきたヨハネス・プラムゾーラーのニュー・アルバムは、バロック後期のイタリアの偉大な画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696ー1770)をテーマとしたプログラム。ティエポロが生地であり主な居住地でもあったヴェネツィアで聴いたであろう音楽、そしてティエポロがパステルカラーで描いた美しい諸作品に最もよく合う音楽を想像し現代に再現するというプラムゾーラーならではの好企画です。
作曲家兼オーボエ奏者兼チェンバロ奏者兼フルート奏者兼テノール歌手兼声楽教師という多岐に渡る職務でヴュルツブルク司教の宮廷に高級で雇われていたというジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(ティエポロとはヴュルツブルク宮殿で顔を合わせていたと推測される)のチェンバロ協奏曲と、優れたチェロ奏者であったシェーンボルン伯(ヴュルツブルク司教の兄)のために書かれた、「ヴァイオリンとチェロ」という珍しい編成のためのトリオ・ソナタ。バイロイト辺境伯の宮廷楽長を務めたシギスムント・マルティン・ガヤレクが、修学のために訪れたヴェネツィアで書いたカンタータ。ティエポロと同じく、ピエタ慈善院のために作品を書いたヴィヴァルディの技巧的なトリオ・トナタ。ドイツ出身でヴェネツィアに居を構えたヨハン・アドルフ・ハッセが、(高名なソプラノ歌手であった妻ファウスティーナではなく)オスペダーレ・デリ・インクラビリ(不治の病の病院)のソプラノ歌手に捧げた煌めくモテットなどを収録。この録音は、ティエポロの没後250年周年記念となる2020年に、シュトゥットガルト国立美術館で行われる展覧会のオーディオガイドにも使われることになっています。
Audax Records
ADX-13719
ツィマーマンのコーヒーハウス
アルビノーニ:ソナタ イ短調
バッハ:コラール「いと高きにある神にのみ栄光あれ」によるトリオ BWV.664
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727−1756):リコーダーとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ハ長調
バッハ
:コラール「イエス、わが頼り」 BWV.728
テレマン:メトディッシェ・ソナタ第11番 TWV.41:d2
クープラン:田園詩, ロンドー、コンセール第6番
バッハ:コラール「ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ」(BWV.649)によるトリオ・ソナタ ヘ長調(BWV.1033〜パッチワーク・ソナタ)
アンネ=ズーゼ・エンスレ(リコーダー)、
ラインハルト・フューラー(ハープシコード)

録音:2019年2月10日−13日、プロクルス博物館(ナトゥルノ)
2013年にロンドンのSRPメック国際リコーダー・コンクール(ドロテー・オーバーリンガーを排出したことでも知られる名門コンペティション)で最優秀賞を受賞した1988年ドイツ生まれの若き名手、アンネ=ズーゼ・エンスレのAudax Records第2弾。2019年の大阪国際音楽コンクール(チェンバロ部門)で最高位を受賞したウィーン生まれのハープシコード奏者、ラインハルト・フューラーとのデュオで繰り広げる"ツィマーマンのコーヒーハウス"の音楽。
1730年代のライプツィヒに実在した「ツィマーマンのコーヒーハウス(カフェ・ツィマーマン)」は、大バッハ他、テレマンやヘンデル、ロカテッリ、ポルポラなど当時の有力音楽家たちがこぞって音楽を提供し、演奏していたというライヴハウス的カフェ。リコーダーとハープシコードのためのオリジナル作品と、この編成のために自ら編曲した作品で、"ツィマーマンのコーヒーハウス"の世界へと導きます。

Etcetra
KTC-1664(7CD)
ピーテル・ブリューゲルの時代の音楽
CD1「聖書のテーマ」〜フィリップ・デ・モンテ、オルランドゥス・ラッスス、アドリアン・ヴィラールト、ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ、他/CD2「王宮からの音楽」〜ニコラ・ゴンベール、トマ・クレキヨン、ジョスカン・デ・プレ、ルイス・デ・ナルバエス、フィリップ・ロジエ、他/CD3「死と無常」〜コルネリウス・カニス、フィリップ・デ・モンテ、ピエール・ド・マンシクール、ジャケス・デ・ヴェルト、チプリアーノ・デ・ローレ、他/CD4「愛とお祝いへの頌歌」〜ニコラ・ゴンベール、ピエール・ムル、ジャン・ド・カストロ、オルランドゥス・ラッスス、アンドレアス・ペフェルナーヘ(ペヴェルナージュ)、他/CD5「悪徳の美徳」〜イヴォ・デ・ヴェント、アルノルト・フォン・ブルック、ハインリヒ・イザーク、ヘールキン・デ・ホント、ヨハネス・ルピ、他/CD6「低地帯諸国の宗教対立」〜カスパル・オトマイルク、ヨハネス・エッカルト、バルドゥイン・ホーヨウル、パスカル・ド・レストカール、ギヨーム・シャティヨン・ド・ラ・トゥール、他/CD7「踊りと歌」〜ピエール・ファレーズ、ティールマン・スザート、イエロニムス・ヴィンデルス、アレクサンドル・アグリコラ、ルドヴィクス・エピスコピウス、他
ブリスク・リコーダーQ、カメラータ・トライェクティナ、カペラ・マリアーナ、カペラ・サンクティ・ミカエリス、カピラ・フラメンカ、クレンド、クレンド・コンソート、エギディウス・コンソート、エギディウス・アンサンブル、エギディウス・クヮルテット&カレッジ、ヘンリーズ・エイト、ウエルガス・アンサンブル、インアルト、ラ・カッチャ、オランダ室内cho、オルトレモンターノ、ラタス・デル・ビエホ・ムンド、サジタリウス、ユートピア、他
オランダの老舗レーベル「Et'cetera(エトセトラ)」から、2019年に没後450周年を迎える16世紀オランダ(当時ブラバント公国)の偉大な画家、ピーテル・ブリューゲル(父)(1525−1569)のアニヴァーサリーBOXセットが登場。
ブリューゲルが活動した16世紀のフランドル地方を舞台に、当時の主要な作曲家からあまり知られていない作曲家までを様々なテーマでプログラムした全7枚組BOXという、Et'ceteraならではの豪華企画です。参加アーティストも、オランダ、ベルギーを中心とする名門古楽アンサンブル、古楽グループがその名を連ねています。
ジャケット写真は、ピーテル・ブリューゲルの代表作の1つ「穀物の収穫(1565)」。

ARCANA
A-467(1CD)

NYCX-10096(1CD)
国内盤仕様
税込定価
初期バロック撥弦芸術、古楽の「いま」
カプスベルガー
(1580頃〜1651):アルペッジョー
フォスカリーニのグルーヴ (フォスカリーニのコード進行に基づくオノフリによる即興)
アルカンジェロ・ローリ(1615〜1679):アルカンジェロのトッカータ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ふざけろ、喜べ、楽しめ、羊飼いたち
カプスベルガー(1580頃〜1651):ソルデッリーナ(耳が不自由な少女)
作曲者不詳:チャコーネ 
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ぼくのアウリッラ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ぼくのアウリッラ
シモーネ・ヴァッレロトンダ(1983〜):「ぼくのアウリッラ」の調べによるディミヌツィオーネさまざま
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):モニカ(わたしを修道女にしないで)
カプスベルガー(1580頃〜1651):わが溜息はもう
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ジルメッタ
フレスコバルディ(1583〜1643):「ジルメッタ」の調べによるカプリッチョ
フォスカリーニ(1629〜47頃活躍):スペインのならず者
カプスベルガー(1580頃〜1651):第6トッカータ
カプスベルガー(1580頃〜1651):第10ガリアルダ
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ロマネスカ
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):クロリーダ
カプスベルガー(1580頃〜1651):アルペッジョ仕立てのロマネスカ
マルコ・マラッツォーリ(1602頃〜1662):否、わたしは泣くまい
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):スパニョレッタ(スペインの少女) 
フェルディナンド・ヴァルダンブリーニ(1646〜47頃活躍):ママにみつかっちゃう
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):悪いフランス男がわたしを苦しめる
アタナシウス・キルヒャー(1602〜1680):タランテッラ
アタナシウス・キルヒャー(1602〜1680):タランチュラの毒を浄める調べ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ジロメッタ
イ・バッシフォンディ
シモーネ・ヴァッレロトンダ(6コースのリュート、テオルボ、アーチリュート、バロックギター、キタッラ・バッテンテ、総指揮)
ステーファノ・トダレッロ(コラシオーネ、テオルボ、キタッラ・バッテンテ、リコーダー、ソルディーナ〔バグパイプ〕、ケルト式バグパイプ)
ガブリエーレ・ミラークレ(打楽器、シェタヴァヤッセ、コラシオーネ)
エンリーコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)
エメーケ・バラート(ソプラノ独唱)

録音:2018年11月3〜8日、サン・ジョヴァンニ宮殿、アレッサー
ノ(南イタリア・プーリア州レッチェ県)
【国内盤】解説・歌詞日本語訳:白沢達生
ずばぬけた腕前でバロックギターとテオルボを弾きこなすイタリアの超実力派シモーネ・ヴァッレロトンダによる、気心の知れた共演者たちとの新 感覚バロック撥弦アルバム。ヴァッレロトンダはすでにArcanaレーベルで『にせのアルファベート』と題したアルバムを録音、モンテヴェルディやカッ チーニらがオペラという新芸術を爆発的に成功させた1600年前後にあって、イタリアの撥弦芸術がいかに多彩で躍動感にみちたものだった かを肌感覚で伝える名演を聴かせてくれましたが、これはそのさらなる進化形といってよいでしょう。 アルバムタイトルにある600とは、イタリア語で「セイチェント」すなわち17世紀のこと。画家カラヴァッジョや彫刻家=建築家ベルニーニも活躍し たバロック都市ローマには、その頃テオルボ奏者カプスベルガーやギター奏者フォスカリーニら凄腕撥弦奏者が集い、名曲も数多く残していま す。アンドレア・ダミアーニとロルフ・リスレヴァンという知る人ぞ知る超名手たちに師事したヴァッレロトンダのくりだす闊達なサウンドは、バロック音 楽がいかに自在だったかをモダンかつポップな風合いで理屈抜きに伝えるのみならず、打楽器やバグパイプを交えながらも、歴史的・地域的 文脈をふまえつつ刺激に溢れたサウンドを提案。名手オノフリや人気歌手バラートらゲストの協力も頷ける、突き抜けた音作りに仕上がって います。

PAN CLASSICS
PC-10410(1CD)
太陽王とダンス
モンテクレール:3つの組曲からなる『セレナーデ、或いはコンセール』
ルベル:カプリース、Boutade、『舞曲さまざま』からファンファーレ
アンサンブル・オデッセイ

録音:2019年3月/オランダ
ずか4歳で即位し、72年間の長きにわたりフランス国王の座についた「太陽王」ルイ14世。宮廷での華やかなダンスを楽しみ、初めてメヌエット を踊った人物とも言われています。モンテクレールとルベルの舞踏作品を並べたこのCDは、当時の宮廷音楽の情景を髣髴とさせるプログラムとなってい ます。モンテクレールは楽器の扱いも革新的で、管弦楽法の大家ラモーにも影響を与えたとされています。 (Ki)

ACCENT
ACC-24361(1CD)
ドレスデンのオーボエ
ヴィヴァルディ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調 RV53
作曲者不詳:オーボエ,ヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
ファッシュ:2つのオーボエ,ファゴットと通奏低音のための四重奏曲 ト短調 FaWV N:g1
テレマン:オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ト短調 TWV 42:g12
プラッティ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調
ハッセ:シャリュモー,オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調
作曲者不詳:オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ト短調
シュテルツェル:オーボエ,ヴァイオリン,ホルンと通奏低音のためのソナタ第1番 ト短調
クセニア・レフラー(Ob)
ダニエル・ドイター(Vn)
ミヒャエル・ボッシュ(Ob)
エルンスト・シュラーダー(シャリュモー)
ギェルギ・ファルカス(Fg)
ヴァーツラフ・ルクス(Hrn)
カタリーナ・リツィグ(Vc)
ミヒャエラ・ハッセルト(Cemb)

録音:2018年10月4-7日/ドイツ、ノイマルクト
ベルリン古楽アカデミーの主席奏者でもあり、バロック・オーボエの女王との呼び声も高いクセニア・レフラーによるアルバムです。バロック時代に器 楽音楽の最先端を行ったドレスデンゆかりの作品を収録。オーボエを軸としつつもヴァラエティ豊かな編成となっており、さらに短調の曲が多いのも当時 の先鋭的な表現力の強さを感じさせます。柔らかな歌から尖ったアタックまで、縦横無尽に活躍するオーボエをとくとお聴きください。共演者もレフラーと 気心の知れた奏者ばかりでハイ・レベルなアンサンブルが繰り広げられています。今では指揮者として有名なヴァーツラフ・ルクスがホルンで参加してい るのも注目です。 (Ki)