湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



フォンテック
FOCD-9833(1CD)
税込定価
2020年3月4 日発売
江崎浩司/ヤコブ・ファン・エイク 笛の楽園 Vol.5
No.70 甘い眠り/No.71 天使ガブリエルが私に語った
No.72 スペインの曲/No.73 クーラント/No.74 幸福
No.75 4番目のカリヨン/No.76 フランスのエア
No.77 キットのアルマンド/No.78 友よ、目を覚ませ
No.79 ルパート王子の行進曲/No.80 目覚めよイスラエル
No.81 美しい羊飼いの娘フィリス [2 声]
No.82 イギリスの歌 [2 声]/No.83 プファルツ風に[2 声]
No.84 アマリリうるわし [2 声]
No.85 ルパート王子の行進曲 [2 声]
No.86 王女様、私は夜ここに来ます
No.87 ヤン、ここまでいったい何をしたの?
No.88 詩篇150 番ハレルヤ、聖所で神を賛美せよ
付録 新曲(III)
江崎浩司(リコーダー、その他)
富永和音(リコーダー)[2 声]

録音:2018 年4 月26-28 日、2019 年5 月9-11 日 神奈川県立相模湖交流センター
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独奏 楽器のための曲集で、アマチュア演奏家も含め、リコーダー奏者にとっては大変重要なレパートリーで すが、全曲の録音は極めて少なく、もちろん国内では初の試みです。 特に今作は全曲中5 曲しかない2 声の作品を収録。2020 年現在東京藝術大学在学中、気鋭のリコーダ ー奏者、富永和音との師弟共演にも注目です! 2014 年に「テレマン:12 のメトーディッシェ・ゾナーテンvol.1&2」(FOCD9614、9627)で レコード芸術誌のレコード・アカデミー賞を受賞し、シルク・ド・ソレイユの演奏メンバーでもある江 崎は、様々な楽器を操るマルチプレイヤーとしても活躍中です。今作でも15 種類もの楽器を変幻自在 に吹き分けていますので、そこも聴きどころです。 江崎本人による楽曲解説付き。 (フォンテック)

ALPHA
ALPHA-453(1CD)

NYCX-10141(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マラン・マレの音楽世界
嵐の場面〜歌劇『アルシオーヌ』より
人間の声〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
水夫たちの小さな組曲〜歌劇『アルシオーヌ』より
水夫たちの行進曲
戯れ
水夫たちの第2エール
水夫たちの第3エール
ロンド「宝石」〜『ヴィオル曲集 第4巻』より
戯れ〜『ヴィオル曲集 第4巻』より
ジグ〜歌劇『アルシオーヌ』より
ラ・シャメーズ(タイ風の調べ)※世界初録音
ラ・ポロネーズ(ポーランド風の調べ)〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
サラバンド「荒涼」〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
アルマンド「海辺」〜『ヴィオル曲集 第5巻』より
サラバンド〜歌劇『アルシオーヌ』より
先立たれたことの悲しみ※世界初録音
幕間の序曲〜歌劇『アリアーヌとバッシュ』より
プレリュード:遅く、軽やかに〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
主題とさまざまな変奏〜『ヴィオル曲集 第1巻』より
まどろみの合奏〜歌劇『アリアーヌとバッシュ』より
羊飼いたちの行進曲〜歌劇『アルシード』より
ロンド形式の舞踏曲 〜『ヴィオル曲集 第2巻』より
ヴィットリオ・ギエルミ(バス・ド・ヴィオル、パルドシュ・ド・ヴィオル〔ソプラノ・ガンバ〕、指揮)
ルカ・ピアンカ(アーチリュート、テオルボ)
イル・スオナール・パルランテ(古楽器使用)【クセニア・レフラー(Ob)、フラヴィオ・ロスコ、マクシム・アリオ、ボジェナ・アンゲローヴァ(Vn)、ニコラ・ペネル(ヴァイオリン、ヴィオラ)、ローラン・ガリアーノ(Va)、クリストフ・ウルバネツ(バス・ド・ヴィオル)、マルコ・テストーリ(チェロ、バス・ド・ヴィオロン)、パオロ・ファンタジマ(バスーン)、ブノワ・ベラット(Cb)、シャレヴ・アド=エル(クラヴサン〔=チェンバロ〕)、クレマン・ロスコ(ティンパニ、各種打楽器)】

録音:2019年3月&5月、ツェル・アン・デア・プラム(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
【国内盤】 日本語解説付
フランス・バロック最大のヴィオル(ガンバ)奏者のひとりであり、同時に宮廷楽団の重要人物としてリュリ亡き後のフランス王室歌劇場で指揮 者もつとめたマラン・マレ。生前に楽譜出版された500ものヴィオル作品では宮廷音楽の機微と多彩を縦横無尽に描き上げる一方、歌劇 作品にも合奏の可能性を活かしたフランス舞踏曲など注目すべきナンバーが数多く含まれていることは、意外に知られていないかもしれませ ん。ヴィットリオ・ギエルミは今回、生前に出版されなかった新発見の手稿譜曲まで収録。あえてクラヴサン(Cemb)を省いた編成で、圧倒 的な存在感をもってヴィオルを弾きこなしながら、折々に合奏曲を交え、そんなマレの活躍の二面性をあざやかに描き出してゆきます。弓奏 の音色に寄り添い、あるいは対等の立場で音を交わし合うルカ・ピアンカの撥弦も絶妙です。 古楽鍵盤奏者ロレンツォ・ギエルミの弟で、圧倒的存在感でヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオル)を弾きこなすヴィットリオ・ギエルミ。超絶技巧をもの ともせず、さまざまなレーベルで名盤を作ってきたこの名手、ガンバ芸術の一大中心地でもあったフランスの音楽にも抜群にユニークな適性を 示してきました。イル・ジャルディーノ・アルモニコ初期メンバーでもある敏腕リュート奏者ルカ・ピアンカとのデュオを軸に、自らのアンサンブルであ るイル・スオナール・パルランテの俊才勢にも協力を仰ぎ、ここで満を持して向き合ったのは「天使のように弾く」と讃えられたマラン・マレ!
ALPHA
ALPHA-563(1CD)

NYCX-10135(1CD)
国内盤仕様
税込定価
オルティス『変奏論』と、16世紀の低音弦〜チェロとガンバの源流
ディエゴ・オルティス(1510頃〜1570):『変奏論』より
1) 低音弦独奏のための第3レセルカーダ*
2)「ラ・スパーニャ」の調べによる第1レセルカーダ*
3)「ラ・スパーニャ」の調べによる第2レセルカーダ*
4)「ラ・スパーニャ」の調べによる第3レセルカーダ*
5)「ラ・スパーニャ」の調べによる第4レセルカーダ*
6)「ラ・スパーニャ」の調べによる第5レセルカーダ*
7)「ラ・スパーニャ」の調べによる第6レセルカーダ*
ルイス・ミラン(1500〜1561):8) 第一・第二旋法にもとづく第12ファンタジア(ビウエラ独奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
9) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第1レセルカーダ*
10) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第2レセルカーダ**
11) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第3レセルカーダ**
12) アルカデルトのマドリガーレ「おお、わが幸福なる両目よ」による第4レセルカーダ*
アントニオ・デ・カベソン(1510〜1566):
13)「ミラノのガリアルダ」による変奏曲(オルガンとチェンバロ)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548〜1611):
14) おお、偉大なる玄義(合奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
15) 低音弦独奏のための第4レセルカーダ*
16) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第1レセルカーダ**
17) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第2レセルカーダ**
ルイス・デ・ミラン
18) 第一旋法による第1ファンタジア(ビウエラ独奏)
ディエゴ・オルティス:『変奏論』より
19) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第3レセルカーダ*
20) サンドランの歌曲「甘やかなる追憶」による第4レセルカーダ**
21) 低音弦独奏のための第1レセルカーダ**
22) 低音弦独奏のための第2レセルカーダ**
23)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第1レセルカーダ**
24)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第2レセルカーダ**
25)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第3レセルカーダ**
26)「ラ・フォリア」の定旋律による第4レセルカーダ**
27)「古きパッサメッツォ」の定旋律による第5レセルカーダ**
28)「ロマネスカ」の定旋律による第6レセルカーダ**
29)「ロマネスカ」の定旋律による第7レセルカーダ**
30)「ラ・フォリア」の定旋律による第8レセルカーダ**
アントニオ・デ・カベソン
31)「騎士の歌」による変奏曲(オルガン独奏)
ディエゴ・オルティス『変奏論』より
32)「ルッジェーロの歌」の低旋律による5声のレセルカーダ*
レ・バッス・レユニ (古楽器使用)【ブリュノ・コクセ (ディスカント・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)*、グイード・バレストラッチ (ディスカント・ガンバ、バス・ガンバ)**、エマニュエル・ジャック (バス・ガンバ)、リチャード・マイロン (バス・ガンバ)、モード・グラットン (Org)、ベルトラン・キュイエ (Cemb)、シャヴィエル・ディアス=ラトレ (ビウエラ&ルネサンスギター)

録音:2019年2月 ヴァンヌ・カルメル会礼拝堂(フランス北西部ブルターニュ地方)
【国内盤】日本語解説付
バロック初期から初期古典派にかけての低音弦音楽を、それぞれの作品にあわせて周到に研究、「チェロ」の定型に甘んじることなく、時代ご との低音弦のあり方を追求してきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセ。Alphaレーベルでリリースがあるたび、必ず何か新たな発見がそこに詰 め込まれているのですが、それは彼が低音弦研究に秀でた音楽学者マルク・ファンスへーウェイクや古楽器製作家シャルル・リシェなど、協力 者に恵まれてきたことの結実と言えるでしょう。しかも最近ではヴィオラ・ダ・ガンバの名手グイード・バレストラッチとも協力関係を続け、チェロと ガンバの歴史が互いに不可分だった17世紀前後の作品演奏にも積極的に取り組んでいます。本盤はまさにそうしたコクセの活動あればこ そ、の注目すべき新録音です。 フレスコバルディのカンツォーナ集やガンバの異才トバイアス・ヒュームなど17世紀の低音弦世界の真相を探ってきたコクセは、ここでさらに時を 遡り、まだチェロという楽器ができる前の、さまざまな低音弦楽器が併存していた16世紀に光をあてます。重点的に扱われるのは、ガンバの ための作曲家として知られたスペイン生まれのローマの巨匠、ディエゴ・オルティス。コクセは俊才バレストラッチ(アルペジョーネを使ったユニーク な新譜を出したばかり!)の協力のもと、シャルル・リシェ制作のガンバ属の楽器を自らもさまざまに弾き分けながら、16世紀の低音弦楽器 音楽がどのような世界だったかをくまなく探ってゆきます。オルガンやチェンバロ、ビウエラ(ルネサンス期の撥弦楽器)などで同時代音楽を混ぜ てゆくアルバム制作姿勢も好感度大。今回も闊達な弓さばきと丁寧な解釈に期待です。

Capella de Ministrers
CDM-2048(1CD)

NYCX-10142(1CD)
国内盤仕様
税込定価
クリストバル・デ・モラレス(1500-1553):スペイン王カルロス1世の宮廷礼拝堂に捧ぐエレミア哀歌さまざま
アレフ「なぜ、この都は孤独にへたり込んでいるのか」(『哀歌』第1歌第1〜3節)
ヌム「わが罪過の枷は、そのかたの手に握られ」(『哀歌』第1歌第14〜16節)
ヘート「神は心をお決めになり、シオンの壁を打ち壊すことに」(『哀歌』第2歌第8〜10節)
ザイン「その君子たちは雪のように白く」(『哀歌』第4歌第7〜9節)
コフ「わたしは恋人たちに声をかけたが」(『哀歌』第1歌第19〜21節)
フェー「シオンはその両手を伸ばして」(『哀歌』第1歌第17〜18節)
カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)【エリア・カサノヴァ(S)、ウーゴ・ボリバル(アルト=カウンターテナー)、フラン・ブラオホス、アルベルト・リエラ、ビクトル・ソルド(T)、パブロ・アコスタ(Bs)、カルレス・マグラネル、ジョルディ・コメリャス、リシャニア・フェルナンデス、 パブロ・ロメロ、レオナルド・ルッケルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベルト・カセス(テオルボ)】
総指揮:カルレス・マグラネル

録音:2019年5月24〜25日ラ・マレ・デ・デウ・デルス・デセンパラツ(孤児たちのための聖母)教会、バレンシア、スペイン
スペイン南東部バレンシア地方を拠点に、学術的根拠に基づきながら、企画性の高い中世&ルネサンス音楽のプログラムを提案しつづけて いるカペリャ・デ・ミニストレルス。彼らが主宰するレーベルの音源はどれひとつとっても筋の通った注目すべきプログラムが魅力で、生々しい直 接音をほどよい残響とともに伝える独特の自然派録音とあいまって、絶好の聴覚体験を約束してくれるものばかり。中世系のアルバムでは物 語性ある選曲も魅力ですが、今回のようなルネサンス系の録音では静謐なア・カペラを活かしながらの適切な器楽伴奏も味わい深く、音楽 学的研究をあざやかに現場的演奏効果にむすびつけてくれ、そのセンスには脱帽です。 今回の最新アルバムは、彼らの故郷スペインで16世紀に最も敬愛されていた作曲家のひとりモラレスの「哀歌」を集めた1枚。モラレスは対 位法芸術の粋をゆく多声音楽で才能をぞんぶんに発揮し、諸芸術に通じた皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)の宮廷でさまざまな 教会音楽を残しました。神に背いて滅ぼされたエルサレムについて嘆いた預言者エレミアの悲しみの詩、旧約聖書の『哀歌』に歌詞をもと め、復活祭前の節制期間などに唱えられていた本盤の音楽に、音楽監督マグラネルは弦楽合奏を折々添えてみせました。彼らアンサンブル の活躍地バレンシアはガンバ発祥の地とも言われ、独特の再現モデルによる玄妙なガット弦の響きの重なりは、各パートひとりずつのマドリ ガーレ編成で再現される教会歌の幽玄さとあいまって、500年前の音楽世界の生々しい悲痛さをあざやかに「いま」に甦らせてゆきます。

CPO
CPO-777707(1CD)
NX-B10
ヨハン・パッヘルベル:4つのマニフィカト集
マニフィカト ハ長調 PWV 1502
Meine Sunde betruben mich わが罪は我を悲しませる 変ホ長調 PWV 1221
マニフィカト ヘ長調 PWV 1511
ミサ曲 ニ長調 PWV 1302
マニフィカト ト短調 PWV 1513
Vergeh doch nicht, du armer Sunder
離れないでください、あなたは貧しい罪人です ハ短調 PWV 1225
マニフィカト ハ長調 PWV 1504
ヤン・コボウ(指)
ヒムリッシェ・カントライ

録音:2017年7月4,5日
「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。cpo レーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。今回収録され たのは、4曲のマニフィカトとミサ曲、2曲の器楽による宗教的な協奏曲です。「カノン」のような穏やかな作風ばかりではなく、時 には心境を吐露するかのような劇的な表現も含まれる多彩な作品は、パッヘルベルの真実の姿を伝えるにふさわしいもので す。自身もテノール歌手であるヤン・コボウがタクトを執り、共感溢れる演奏を聴かせます。
CPO
CPO-555144(1CD)
NX-B10
ナチュラル・トランペットの神秘
アントン・シュターミッツ(1717-1757):協奏曲 ニ長調-トランペット,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・マティアス・シュペルガー(1750-1812):協奏曲 第1番ニ長調-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨーゼフ・リーペル(1709-1782):シンフォニー ハ長調-3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・ゲオルク・ラング(1722-1798):協奏曲 ニ長調-トランペット,弦楽と通奏低音のための
シュペルガー:協奏曲 第2番ニ長調
-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
ヨハン・オットー(18世紀中頃):協奏曲 変ホ長調-トランペット,2台のホルン,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための
クリスティアン・コヴァーツ(Tp)
クリストフ・ヘッセ(指)
リエン・フォスクイレン(指)
ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)

録音:2017年1月10-12日、2月6-7日
現在のようなバルブ機構が付いたトランペットが出現したのは、およそ1815年頃。それまでは、円筒形の直管にベル(朝 顔)が付いただけのシンプルな楽器=ナチュラル・トランペットでした。もちろん楽器として様々な改良が加えられていましたが、 基本的に奏でることができるのは倍音のみで正確な音階を奏でることは難しく、主に軍楽隊のファンファーレに用いられていまし た。バロック期になってようやく簡単なメロディが演奏できる楽器も現れはじめ、このアルバムに収録されている作品はどれも、そ の頃のナチュラル・トランペットのために書かれたもの。ニ長調という調性が多いのは、一番楽器の特性が活かしやすいという理 由によります。 このアルバムの演奏者は1796年、ハンガリー生まれのトランペット奏者クリスティアン・コヴァーツ。フランツ・リスト音楽院でトラン ペットと教会音楽を学び、スコラ・カントルム・バシリエンシスでツィンク(音孔を持つコルネット)の奏法を学び、修士号を取得し た古楽トランペット奏法のプロフェッショナルです。彼はクラリオンと呼ばれる巻管の長いバロック・トランペットを用い、卓越した技 術による滑らかな旋律を奏で、オーケストラと雄弁な対話を聴かせます。
CPO
CPO-555347(2CD)
NX-D11
テレマン:マルコ受難曲(1759) ヴェロニカ・ヴィンター(S)
アンネ・ビアヴィルト(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
マルクス・フライク(Bs)
エッケハルト・アベーレ(Bs)
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ(声楽アンサンブル)
ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)

録音:2018年9月29日 第25回マグデブルク・テレマン音楽祭 ライヴ
世界初録音
バロック期に活躍した作曲家の中で、おそらく最も作品数が多いとされているのがテレマンです。彼の作品の全てが整理されて おらず、その上、ハンブルクの図書館を中心に数多くの未発表作品が存在すると推測されており、その全貌は未だわかっており ません。この1759年作の「マルコ受難曲」も、これまではマグデブルク市の音楽監督を務めていたヨハン・ハインリヒ・ローレの作 品と考えられていましたが、最近ブリュッセル王立図書館に所蔵されていた資料からテレマンの作品と断定されました。匿名の 神学者によるテキスト「詩的な考察事項」が追加されたこのヴァージョンは、テレマンがテキストを細かく調整したことで、完成さ れた物語として整えられています。アリアよりも雄弁なレチタティーヴォも聴きどころです。この演奏にあたり、ヘルマン・マックスはア ルトのパートを1オクターヴ下に移調するなど、テレマンの構想を忠実に守り、鮮やかな世界を描き出しています。

CALLIOPE
CAL-1748(1CD)
アデライード王女のヴァイオリン
ギニョン:ソナタ Op.4-5、ソナタ Op.4-3
マチュー:三重奏曲 Op.2-3、
三重奏曲 Op.2-6
ドーヴェルニュ:ソナタ Op.1-4、ソナタ Op.1-6
アンサンブル・カンタン・ル・ジュヌ〔ジャン=クリストフ・ラマック(Vn)、アニェス・ラマック(Vn)、カロル・カリーヴ(Vc)、フランソワーズ・ドペルサン(Cemb)〕

録音:2017年4月21日−24日、ドメーヌ・マダム・エリザベス(フランス)
バロック後期のフランスにおける宮廷で愛された"ヴァイオリン"の芸術の魅力を紐解く、フランスのレーベルならではの充実のプログラム。
イタリアで研鑽を積みルクレールのライバルとも称された当時のヴァイオリンのヴィルトゥオーゾの1人、ジャン=ピエール・ギニョン(1702−1774)や、作曲家ジュリアン・アマブル・マチュー(1734−1811)、コンセール・スピリチュエルのディレクターも務めたヴァイオリニストのアントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713−1797)の「トリオ・ソナタ」を収録。
フランスのピリオド・アンサンブルが、ルイ15世の王女たちを魅了し、宮廷でも演奏されたであろう当時のヴァイオリン芸術を現代に響かせます。

LAWO Classics
LWC-1181(1CD)
テレマン:リコーダー・ソナタ集
テレマン:ソナチネ ハ短調 TWV.41:c2
ソナチネ イ短調 TWV.41:a4
ソナタ ハ長調 TWV.41:C2
ソナタ へ短調 TWV.41:f1
ソナタ へ長調 TWV.41:F2
ソナタ 変ロ長調 TWV.41:B3
ソナタ ハ長調 TWV.41:C5
ソナタ ニ短調 TWV.41:d4/ソナタ へ短調 TWV.41:f2
カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
ケイト・ハーン(バロックVc) 
クリスチャン・ショス(Cemb)

録音:2017年2月27日−28日、ヤール教会(バールム、ノルウェー)
「Singen ist das Fundament zur Music in allen Dingen(歌うことが音楽のあらゆることの基本)」。テレマンがマッテゾンに宛てた手紙の最初に書いたこのモットーは、旋律の美しい音楽を作曲するテレマンの基本原則を言い表したものとされています。『ブロックバード− ノルウェーのリコーダー音楽』(LWC1069)『ノルウェーのソナタ』(LWC1165)がリリースされたカロリーネ・アイステン・ダール(b.1980)の LAWO Classics の第3作アルバムでは、テレマンがリコーダーと通奏低音のために作曲したソナタとソナチネの全曲が演奏されます。アイルランドのダブリン生まれ、王立音楽アカデミーと王立ストックホルム音楽大学で学んだケイト・ハーンと、ノルウェー国立音楽大学でチェンバロを学び、バーゼル・スコラ・カントルムでアーリーミュージックのディプロマを取得したクリスチャン・ショスの共演です。

SUPRAPHON
SU-4277(1CD)
ヘンデルとルクレール
ルクレール:ソナタ ト長調 Op.9-7(1743)
ヘンデル:組曲 ニ短調 HWV 428(1720)
ヘンデル(ブラヴェ編):『調子のよい鍛冶屋』よりガヴォット HWV 430(1720)
 パッサカリア ト短調 HWV 432(1720)
作者不詳:皇女(1740)
ルクレール:ソナタ ホ短調 Op.9-2(1743)
ヘンデル:シャコンヌ イ長調
ヤナ・セメラードヴァー(バロック・フルート)、エーリヒ・トラクスラー(Cemb)

録音:2019年10月25&26日、2020年1月25日/マルティニク・スタジオ(プラハ)
チェコが誇るバロック・フルートの名手ヤナ・セメラードヴァーがヘンデルとルクレールの作品を録音しました!セメラードヴァーはフルート、バロック・フ ルート奏者として各国で活躍するだけでなく、コレギウム・マリアヌムの芸術監督や古楽フェスティヴァルのプログラムを監督するなど、演奏活動以外の面で も古楽界を牽引している音楽家。スプラフォン・レーベルより多数の録音をリリースしております。
当アルバムでは原曲がヴァイオリン・ソナタのルクレールの2篇とクラヴサンが原曲のヘンデルの作品を収録。ヘンデルではハルヴォルセンが編曲したヴァ イオリン&チェロ(またはヴィオラ)版でも有名なパッサカリアをここではブラヴェ編で演奏。また『調子のよい鍛冶屋』からガヴォットなど有名作品も収録し ております。 (Ki)

H.M.F
HMX-290400(7CD)
アルフレッド・デラー〜パーセル名録音集


■CD1&2
「妖精の女王」

■CD3&4 
「アーサー王」

■CD5 
「インドの女王」

■CD6 
「嘆きの歌」

■CD7 
「おお、孤独よ」
■CD1&2
アルフレッド・デラー(指揮・妖精)
デラー・コンソート
録音:1972年
■CD3&4
アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート
キングズ・ミュージック(ロデリック・スキーピング指揮)
録音:1978年
■CD5
アルフレッド・デラー(指)
デラーcho、キングズ・ミュージック(カテリーヌ・マッキントッシュ指揮)
録音:1976年
■CD6
アルフレッド・デラー(C.T)
ヴィーラント・クイケン(バス・ド・ヴィオール)
ウィリアム・クリスティ(Cemb)
ロデリック・スキーピング(Vn)
録音:1979年
■CD7 
アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート、デラーcho
録音:1977年
1979年、偉大なるカウンターテナー、アルフレッド・デラーが亡くなりました(1912-1979)。デラーは20世紀最大のカウンターテナーであり、「カ ウンターテナー」という存在をあらためて広く知らしめ、バロック音楽の復興の歴史を語る上で欠くことのできない役割を果たしました。同時代の作曲家 にも大きな影響を与え、ブリテンは「真夏の夜の夢」で、デラーを念頭に置いてオーベロン役を作曲しています。特にパーセル作品につ いては、パーセルは300年ほど前に生きた作曲家ですが、まるでデラーのために作品を書いたのではないかと皆に思わせるほど、その解釈と演奏に卓越 した手腕を発揮しました。デラーがいなかったらパーセル受容はこれほどまでにはならなかったといっても過言ではないでしょう。このたびハルモニアムン ディが、デラーの死後40年を記念して、オリジナル・テープからの入魂のマスタリングを施しました。あらためてデラーの芸術に思いを馳せるボックスセッ トです。 (Ki)


MIRARE
MIR-442(1CD)
ブクステフーデ:独唱のためのカンタータ集(および同時代人たちの作品集)
フランツ・トゥンダー(1614-1667):Ach Herr, lass deine lieben Engelein
ブクステフーデ:主は言われた BuxWV 17、ソナタ第6番ニ短調 op.1- BuxWV 257、Sicut Moses、
Herr, wenn ich nur dich hab - BuxWV 38
作曲者不詳:3つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
ヨハン・フィリップ・フェルチュ(1652-1732):深き淵より われ汝に呼ばわる 主よ
ガブリエル・シュッツ(1633-1710/11):2つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
クリスティアン・ガイスト(ca.1650-1711):Resurrexi adhuc tecum sum
ラ・レヴーズ
マイイ・ド・ヴィルトレイ(S)

録音:2018年10月、パリ
ブクステフーデが書いた独唱のためのカンタータ、およびブクステフーデの同時代人たちの作品を集めた1枚。“ラ・レヴーズ” は、バンジャマン・ペロー とフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブルです。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。ブクステフーデらの作品は、 イタリアのカンタータの影響も色濃く感じさせるスタイルのもので、後にバッハにも影響を与えることとなります。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2574(1CD)
「愛と死」〜モンテヴェルディ歌曲集
Introduzione al ballo
Et e pur dunque vero
Se i languidi miei sguardi
Maledetto sia l'aspetto
Partenza amorosa
Eri gia tutta mia
La mia turca
Sento un certo non so che
Lamento d'Arianna
Combattimento di Tancredi e Clorinda
Si dolce e'l tormento
ウィリアム・マッテウッツィ(T)
フランチェスコ・デ・ポーリ(Cemb)
フェデリコ・ヴィタローネ(リコーダー)
ヴァレンティナ・ボルガート(Vn)
アルベルト・ジョヴァンニーニ(Cb)

録音:2018年3月
高音を朗々と歌いオペラ界の第一線で活躍したテノール、マッテウッツィのソロ・アルバム。歌曲の元祖ともいうべきモンテヴェルディをシンプルな伴奏 で歌っています。「アリアンナの嘆き」「タンクレディとクロリンダの戦い」などの有名曲も収録。端正な歌唱でありながら場面によっては演劇的な歌い回し もあって声の自在さに聴きほれます。

IBS CLASSICAL
IBS-92019(1CD)
カウンターテナーとアコーディオンのための作品
作者不詳:めでたし、海の星よ(アヴェ・マリス・ステラ)(声楽とアコーディオン編)
ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):ミサ曲 「めでたし、海の星よ」(声楽とアコーディオン編)より-ベネディクトゥス
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「めでたし、海の星よ」-アニュス・デイ
ジョスカン・デ・プレ:汚れなく、罪なく、貞節なるマリア(声楽とアコーディオン編)
ヘスス・トーレス(1965-):愛の活ける炎
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ(声楽とアコーディオン編)
ガブリエル・エルコレカ(1969-):ミサ・ディ・ヴォーチェ
ジョスカン・デ・プレ:すべての人の心は乱れ(声楽とアコーディオン編)
ホアン・マグラーネ・フィゲーラ(1988-): Si en lo mal temps la serena be canta
ジョスカン・デ・プレ:悲しみと愁いにあふれるけれど(声楽とアコーディオン編)
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):Tratado de lagrimas
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV 1004 第5曲 シャコンヌ(H.テーネによる声楽とアコーディオン編)
カルロス・メーナ (C.T)
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)

録音:2018年6月8-10日
アントニオ・ガウディがモダンな建物に命を吹き込んだように、スペインの作曲家ギンジュアンは、現代音楽で失われてしまった音 楽語法や表現に、美学の要素を取り入れ、予測された作曲手法ではなく、音楽の要素がその都度必要とする響きを導き出 す作風で、新古典主義への道を切り開いています。ピアニスト、カルデロン・デ・カストロは1970年マラガ生まれ。コルトーやエド ウィン・フィッシャーの弟子であったステファニー・カンビエにピアノを習い、セヴィリャの音楽院やフライブルク、パリでも学び、シェーン ベルク、ヴェーベルン、ストラヴィンスキー、シュトックハウゼンなどを得意としています。2010年、カタロニア出身のギンジュアンと出 会い、音楽家同士のプロフェッショナルな関係とともに友情も育み、ギンジュアンの「ピアノ作品全集」録音に一緒に取り組むよ うになりました。明晰さと流動性を併せ持つギンジュアン作品に詩的なピアノで絶妙なニュアンスを演出しています。
IBS CLASSICAL
IBS-132019(1CD)
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):歌劇「巨人の戦争」 キャスト:マルタ・インファンテ (Palante) /エバ・フアレス(Jupiter)/アウローラ・ペーニャ(Minerva)
ソロミア・アントニャク(Hercules)/ピラル・アルバ(La Fama)
ソレダ・カルドーソ(El Tempio)/ラウラ・サバテル(La Inmortalidad)
オラリャ・アレマン(El Silencio)/ルイス・ダビド・バリオス(Tenor)
イリベル・アンサンブル
グラナダ・バロックO
ダリオ・タマーヨ(芸術監督/ダリオ・モレーノ(チェンバロ&指)

録音:2018年7月30-31日、8月1日 
ドゥロンはスペイン・バロック時代の劇音楽の作曲家。実際に作品が上演されることはあまりありませんが、10作の楽譜が保 存されており、少なくともその中の4作は完全な形で録音されるなど、同時代の作曲家に比べて知名度が低いわけではあり ません。彼の作品は、17〜18世紀のスペインの宮廷音楽以外のドラマ・ペル・ムジカ(音楽によるドラマ)の要素等を多用し たため、同時代のファン・イダルゴや、宮廷作曲家のアントニオ・レテレスなどの宮廷音楽をしっかり踏まえたドラマトゥルギーに 比べると若干難解ですが、親しみやすい旋律と明快な作風はスペインを中心に広く愛されています。ピリオド楽器を使用し てヨーロッパ、特にアンダルシアのバロック時代の作品を多く上演しているグラナダ・バロックOとイリベル・アンサンブル に、スペインで活躍する歌手たちによる演奏です。

ACCENT
ACC-24363(1CD)
ゼレンカ:ミサ曲(1724)
[キリエ ZWV26 / グローリア ZWV30 / クレド ZWV32 / サンクトゥス ZWV26 / ベネディクトゥス ZWV deest / アニュス・デイ ZWV26]
(2)サルヴェ・レジーナ ZWV137
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704
コレギウム・ヴォカーレ1704

録音:2018年8月
近年再評価され人気の高まっているゼレンカ。チェコ・バロック最大の作曲家として広く認知されてきたのはヴァーツラフ・ルクスがたびたび演奏し、良 質な CD をいくつもリリースしてきたことが一因としてあると言えましょう。
今回のアルバムにはミサ曲を収録。これは別々に残っている「キリエ」「グローリア」などをまとめて、それらの作曲年をふまえて「1724年のミサ」と して構成したもの。弦楽にオーボエ、ファゴット、トロンボーンが加わるオーケストラと、ソリストを伴う合唱のための壮麗な音楽となっており、ひとつの 大曲として一気に聴かせてしまうルクスの手腕に脱帽です。 (Ki)

Coviello
COV-91922(1CD)
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス:オーボエとオルガンのための作品集
オーボエと通奏低音のためのソナタ HoWV XI.1
オーボエとオルガンのためのコラール前奏曲 HoWV X.1-X.25より18曲
マルティン・ジェレフ(Ob)
アントニウス・アダムスク(Org)
ローゼンタール生まれのゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785)は、1742年からドレスデン聖母教会のオルガニストを務め、1755 年からドレスデンの3つの主要教会の合唱指揮者・音楽監督として活躍しました。 オーボエとオルガンのために書かれたコラール前奏曲はホミリウスの残した最も魅力的な作品のうちのひとつです。コラール旋律をオーボエに歌わせる ことによって、オルガンの音響の中から重要なメロディがくっきりと浮かび上がってくるような効果を作り出しています。 (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNT-2119(2CD)
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ヴェネツィアの図書館に残された手稿譜に基づく鍵盤作品全集
第1集 〜国立マルチャーナ図書館
ソナタ第1番〜第9番
チャコーナ
オッター ヴィオ・ダントー ネ(Cemb)
使用楽器:エジンバラ楽器博物館、ルッカース1638年製フランス・チェンバロのコピー

録音:2019年2月13-15、17-18日/ミラノ、聖アントニオ教会
タリアのレーベル CONCERTO CLASSICS から注目のシリーズが始まります。ヴェネツィアの図書館で保管された手稿譜を使っての、ベネデット・マ ルチェッロ鍵盤作品全集です。演奏はイタリア現役奏者で最高峰の実力を誇る名手ダントーネ。ルッカース製チェンバロのコピーを用い、美しい残響を持 つミラノの教会で録音しています。第 1 集は国立マルチャーナ図書館に保管されたソナタ集とチャコーナ。同じところに楽譜がある〈ソナタ第 10 番〉と〈チェ ンバロのための『迷宮』〉は第 2 集に収録予定とのことです。
オッターヴィオ・ダントーネは「アッカデミア・ビザンティナ」の音楽監督を 1996 年より務めており、今では通奏低音奏者・指揮者としてのイメージ が強くあります。しかしソロの鍵盤作品も過去にバッハやヘンデル、スカルラッティをリリースしており、どれも一級品の出来栄えでした。ときに個性的な 装飾を入れながらも、曲本来の魅力を伝える王道的なアプローチで説得力を生み出す巧みな演奏には、根強いファンも多いことでしょう。今回ひさしぶり のソロ録音、しかもなかなか演奏されないレパートリーということもあって実に期待が高まります。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0273(1CD)
NX-B03
ライヒャ(1770-1836):ピアノ作品全集 第4集
ソナタ ニ長調(1805頃)
アンダンテ ト短調(1800頃)
幻想曲 ホ短調/ホ長調 Op.61(1806頃出版)*
L'Espiegle いたずら-Allegro scherzando(1790年代?)
アレグロ 変ホ長調(1803頃)
幻想曲 ハ長調(1803頃)
幻想曲 変ロ長調(1805頃)
大ソナタ 変ホ長調(1805頃)
ヘンリク・レーヴェンマーク(P…スタインウェイD)
録音:2018年12月19,20日

*以外は世界初録音
*は初デジタル録音
ハイドン、ベートーベンの友人であり、パリ音楽院の作曲家教授としてベルリオーズ、リスト、フランクを育てたことで知られ るチェコ生まれの作曲家アントワーヌ・ライヒャ(アントニーン・レイハとも)。作曲家としてはオペラやカンタータをはじめ、あ らゆるジャンルの作品を手掛けており、とりわけ木管楽器を用いた室内楽作品が知られていますが、ピアノ曲は最近ま でほとんど演奏されることがありませんでした。TOCCATAレーベルではライヒャのピアノ作品全曲録音を敢行、これまで にソナタや変奏曲、練習曲などがリリースされています。第4集には2つの壮大なソナタを中心に、幻想曲やアンダンテな どの小品を、シリーズを通してライヒャ作品に取り組むレーヴェンマークの演奏で収録。バロックの様式を守りながら、新し い試みが取り入れられた端正な作品を楽しめます。

ALPHA
ALPHA-582(2CD)
NX-D07
アントニオ・ドラーギ(1634-1700):歌劇『エル・プロメテオ(プロメテウス)』(1669年) ファビオ・トリュンピ (T)…プロメテオ
スコット・コナー (Bs)…ペーレウス
マリアーナ・フローレス (S)…テティス
ジュゼッピーナ・ブリデッリ (Ms)・・・ニセア
ボルハ・キサ (Br)…サティーロ
ザカリー・ワイルダー (T)…メルクリウス
アナ・キンタンス (S)…ミネルヴァ
カミル・ベン・フサイン・ラシリ (Br)…ヘルクレス
ビクトル・トレス (Br)…ネレオ
アンナ・レインホルト (Ms)…パンドラ
アレハンドロ・メーラプフェル (Br)…ジュピター
ルシア・マルティン=カルトン (S)…アラクネ
ナミュール室内cho
カペラ・メディテラネア (古楽器使用)
レオナルド・ガルシア・アラルコン (総指揮・第3幕補筆)

録音:2018年6月 ディジョン音楽堂、フランス
イタリアのリミニに生まれ、当時オペラ歌手として特にカヴァッリ作品への出演で名を挙げたドラーギ。オペラの作曲家としても多くの作品を発表 しましたが、今日ではほとんど上演されることはありません。ドラーギはウィーンの皇室で本場イタリア出身の作曲家として活躍、彼をはじめとす るイタリア人の圧倒的活躍ゆえにシュメルツァーらドイツ語話者らが最重要職を得られない時代が続いたほどでした。ウィーンの図書館に残さ れている全3幕のオペラ『エル・プロメテオ(プロメテウス)』は、ハプスブルク家がオーストリアとスペインをともに治めた17世紀ならではの作。第1 幕、第2幕は現存するものの、第3幕については台本のみで楽譜は紛失していました。この失われた第3幕をアラルコンが当時の音楽作りに 合わせて大幅に補筆し蘇演した版が今回のCDに収められています。ゼウスに逆らい人間に火を与えたため、罰として山の頂に磔にされるプロ メテウス。生きながら鷲に内臓を啄まれるうえ、その内臓が毎日復活するのため苦痛が永遠に続くという、厳しい罰でした。 スペイン語で書かれた台本を意識して、カスタネットなどを導入し、アラルコンの得意とするスペインの色にすっかり染まった躍動的な音楽。特に アラルコンが補筆し完成させた第3幕は、よく馴染む音楽づくりとなっているものの、さらに情熱を帯びた盛り上がりを聴かせてくれます。トリュン ピ、ブリデッリ、キサといった、ソロ・アルバムを制作するレベルの名歌手たちが揃い、丁々発止のやり取りを聴かせていることも大きな魅力です。

ALPHA
ALPHA-449(1CD)

NYCX-10129(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ペルゴレージ:スターバト・マーテル(立ち尽くす聖母)〜ソプラノ、アルト、弦楽と通奏低音のための
ニコラ・ポルポラ:サルヴェ・レジーナ(ごきげんよう、皇后様)〜ソプラノ独唱、弦楽と通奏低音のための
レオナルド・レーオ:ベアトゥス・ヴィル(主を畏れる者は幸いなり)〜アルト独唱、弦楽と通奏低音のための
サンドリーヌ・ピオー(S)
クリストファー・ロウリー(コントラルト=カウンターテナー)
クリストフ・ルセ指揮 レ・タラン・リリーク(古楽器使用)

録音:2018年7月 オヴェール=シュル=ウワーズ聖母被昇天教会 (フランス北部イル=ド=フランス地方)
【国内盤】
日本語解説・歌詞訳付
2019年秋の来日も全国で大好評だったクリストフ・ルセが、思いがけない新録音をAlphaからリリースします。 1995年、DECCA/OISEAU-LYREで録音してから四半世紀ぶりの時を経て、新たに録音されたペルゴレージ畢生の大作『スターバト・ マーテル』を、同じナポリ楽派に連なる押しも押されもせぬ2人の巨匠作曲家たちの厳選名品と並べたプログラム。前回の録音はペルゴレー ジ尽くしでしたが、これで名盤あまたの傑作にさらなる新たな光が当たりそうです。 ペルゴレージの『スターバト・マーテル』は、ナポリ楽派の大家アレッサンドロ・スカルラッティの作例を手本に、それを上書するかたちで早世直前 のペルゴレージが仕上げた作品。2人の独唱者と簡素な弦編成による抑制された美しさは、またたくまにナポリ外の各地でも高い評価にむ すびつきました。ルセが今回独唱に迎えたうちの一人はサンドリーヌ・ピオー! カップリングにはナポリ最大の人気作曲家ポルポラがオペラでの 経験値を教会音楽に反映させた独唱モテットと、宗教曲は珍しいレーオの同種作。「ナポリのペルゴレージ」の素顔に迫る企画、ナポリ楽派 研究の先端をゆくディンコ・ファブリスが解説文を書いているのも見逃せません。
ALPHA
ALPHA-596(1CD)

NYCX-10130(1CD)
国内盤仕様
税込定価
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 D56
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 D96
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 D45
4声の協奏曲(Vn協奏曲)ト長調 D deest(世界初録音)
4声の協奏曲(Vn協奏曲)ニ短調 D44
シュシャーヌ・シラノシアン(Vn独奏)
ヴェニス・バロック・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2019年9月、エデン劇場、トレヴィゾ(イタリア北部)
【国内盤】
日本語解説付
来日講演でも話題を呼び、G.カルミニョーラやA.ベイエなどバロック・ヴァイオリン界のスタープレイヤーと続々実績をあげてきたイタリア随一の 古楽器集団ヴェニス・バロック・オーケストラ。フランスのカリスマ的レーベルAlphaから最新盤が登場するのも驚きですが、選ばれた作曲家は タルティーニ――「悪魔のトリル」だけが突出して有名ながら21世紀にもなお正当に評価されているとはいいがたい巨匠。2020年に歿後 250周年を迎えるこの知られざる大作曲家の素顔に、新発見作品も交えて迫ります。 タルティーニが生まれた現スロヴェニア領ピランは、のちに彼が晩年まで長く活躍することになる北イタリアの古都パドヴァと同様、当時はヴェネ ツィア共和国の一部でした。ヴェニス・バロック・オーケストラがこの作曲家を意識するのはいわば必然。主宰マルコン曰く、3年がかりでこのプ ロジェクトを進めてきたとのこと。独奏者シラノシアンはムジカ・アンティクヮ・ケルンの主宰者ラインハルト・ゲーベルやジョス・ファン・インマゼールな どの大御所たちが大いに推すアルメニア系フランス人古楽器奏者で、Alphaではインマゼールとのデュオでタルティーニやルクレールのソナタも 録音しています(Alpha255)。数あるヴァイオリン協奏曲から初期〜晩期まで長調・短調バランスよく選曲、新発見作品は記念年だからこ そ話題にしたい後期作品。タルティーニ後年のユニークな和声理論がどう作品に生かされているか、磨き抜かれた古楽器演奏でじっくり味わ い尽くしたいものです。

TOCCATA
TOCC-0553(1CD)
NX-B03
ピエトロ・ヴィンチ(1525頃-1584):最も知られる14の神聖なソネット(1580) アニー・バレット(S)/マシュー・アンダーソン(T)
イアソン・マクストゥーツ(T)/マイケル・バレット(T)
スティーヴン・ヒリスラク(Bs)
ノータ・ベネ(アンサンブル)【ヨアンナ・ブレンドゥルフ(トレブル&バス・ヴィオール)、ウェンディ・ギルスピー(バス・ヴィオール)、サラ・ミード(アルト&グレート・バス・ヴィオール)、エミリー・ウォルホウト(アルト、バス&グレート・バス・ヴィオール)】
ジェリー・ジェフリー(バス・ヴィオール)

録音:2019年7月2-4日
世界初録音
イタリア・ルネッサンス後期の時代に活躍した作曲家ピエトロ・ヴィンチ。出生時の詳細は分かっていませんが、恐らくシチ リアのニコシアで生まれ、ベルガモに赴き宮廷につかえたのち、シチリアのさまざまな都市で作曲家として活躍、マドリガル と教会音楽のいくつかを出版しています。この「最も知られる14の神聖なソネット」は、ミケランジェロの友人として知られ る女性詩人ヴィットリア・コロンナ(ジャケットに描かれている人物)のソネット集に曲をつけたもの。キリストの誕生、死、 変容の様子を、マドリガルの様式で描き出しています。ボストンを拠点とするヴィオール・アンサンブル「ノータ・ベネ」の見 事な演奏で。

Sterling
CDA-1840-2(1CDR)
聖シーグフリッドの聖務日課:Instrumental/交唱第1晩課/第2朝課交唱/第3朝課交唱/Instrumental/第4朝課交唱/第5朝課交唱/Instrumental/第7朝課交唱/第8朝課交唱/第2賛歌交唱/第3賛歌交唱/第5賛歌交唱/第5朝課応唱/Instrumental/第6朝課応唱/第7朝課応唱/第8朝課応唱/Instrumental/ベネディクトゥス交唱/賛歌聖歌 アンサンブル・イェマ〔クリスティン・ユーンソン、ドロテーア・クヌースト、エメリ・ルース、カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(芸術監督)、ユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン(ハーディガーディ)〕

録音:2019年10月6日8日、ヘムショー新教会(ヴェクショー、スウェーデン)
スカンディナヴィアに関わる中世の教会音楽を演奏するため2006年に創設、ビルギッタ修道会の聖歌400年のアルバム『マリア!マリア!』をリリースした「アンサンブル・イェマ」の新作。南スウェーデン、ヴェクショー教区の聖人シーグフリッドの祝日、2月11日の聖務日課のため13世紀の変わり目あたりに書かれた聖歌を歌ったアルバムです。芸術監督カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(b.1971)を中心とする4人の歌に、王立ストックホルム音楽大学とヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーで学んだミュージシャン、ハーディガーディを得意とするユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン(b.1990)の演奏をはさんで進められます。前のアルバムと同じヴェクショーの教会で録音セッションが行われました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Aeolus
AE-10174(1CD)
ニュルンベルク・ゲルマン国立博物館のクラヴィツィテリウム
クリスティアン・エアバッハ(after 1568−1635):第6旋法によるカンツォーナ
作曲者不詳(1595年頃南ドイツ):「Je prends en gres」
エアバッハ:第4旋法によるカンツォーナ、第9旋法によるリチェルカール
ヨハン・シュターデン(1581−1634):トッカータ ト短調
ヤーコプ・ハスラー:(1569−c.1622):カンツォーナ ト短調
ハインリヒ・プフェントナー(c.1588−1630):カンツォン ト長調
シュターデン:バレット ニ長調、コレンテ ニ短調
ヴァレンティン・ドレッツェル(1578−1658):ソナタ イ短調
カール・ファン・デア・フーヴェン(1580−1661):第4旋法によるリチェルカール
ヤーコプ・ペ(1556−after 1623):「Ist mir ein fein braun Megdelein」、「Du hast mich woellen nemmen」、スキャラズラ・マラズラ、「Aus frischem freyem muth」、ウンガレスカ
ハンス・レオ・ハスラー(1564−1612):第12旋法によるカンツォン
シュターデン:アッラマンダ・ヴァリルト
ハンス・レオ・ハスラー:カンツォン ニ短調、「Ach Schatz, ich sing und lache」、「Mit deinen lieblichen Augen」、「All Lust und Frewdt」、「Ach weh der schweren Pein」、「Nun last uns frohlich sein」、「Ihr Musici, frisch auff und last doch horen」、カンツォン ヘ長調
ベルンハルト・クラップロット(クラヴィツィテリウム)

録音:2013年9月、ゲルマン国立博物館(ニュルンベルク)
「クラヴィツィテリウム」とは、弦と響板が垂直に立てられた縦型(アップライト)のチェンバロの一種。主流の楽器にはならなかったものの、最古の物は15世紀の楽器が現存しており、その後も散発的に製作され続けていました。ニュルンベルクのゲルマン国立博物館に所蔵されている貴重なクラヴィツィテリウム(製作者不詳、1620年頃ドイツ)を使用した初のレコーディング。演奏は、ボブ・ファン・アスペレンの弟子であり、現在ヴァイマールのフランツ・リスト音楽大学でチェンバロ・古楽系鍵盤楽器と古楽を教えているヒストリカル楽器の専門家、ベルンハルト・クラップロット。
縦になったことによりジャックが自動で戻らないため、非常に複雑なアクションを持つクラヴィツィテリウムの不思議なユニークな音色を、16世紀〜17世紀の特別なレパートリーでお楽しみください。

Ars Produktion
ARS-38561(1CD)
イル・ポスティリオーネ〜ヴェラチーニ、ハッセ、ゼレンカによるリコーダー作品集
ヴェラチーニ:ソナタ・パスティッチョ ニ短調、ソ
 ナタ ヘ長調、ソナタ イ短調、
 ソナタ第9番ト短調、シャコンヌ ト長調
ハッセ:ソナタ ニ長調 Op.2-1、
 ソナタ ニ長調 Op.2-2、前奏曲変ロ長調
ゼレンカ:カンツォン ZWV.191
ラウラ・シュミット (リコーダー) 、アンサンブル・ディスティント〔クラウディウス・カンプ(バロックファゴット、リコーダー)、ブルーノ・ウルタード・ゴザルヴェス(バス・ヴィオール)、サム・チャップマン(テオルボ、アーチリュート、バロック・ギター)、脇田英里子 (チェンバロ、ポジティヴ・オルガン)〕

録音:2017年、マルティン教会(バーゼル、スイス)
イタリアのヴェラチーニ、ドイツのハッセ、ボヘミアのゼレンカ。バロック時代の大作曲家たちのリコーダーのための音楽を華麗に奏でるラウラ・シュミットは1989年、シュトゥットガルト出身の女流奏者。
チューリッヒ室内Oやベルン・バロック・オーケストラ、ヘルシンキ・バロック・オーケストラ、ミュンヘン室内Oなどと共演を重ねているドイツ古楽界に現れた才女です。また、共演のアンサンブル・ディスティントはシュミット自らが主宰するピリオド・アンサンブル。バーゼルを拠点に活躍中の日本人鍵盤楽器奏者、脇田英里子の参加もポイントです。

Audax Records
ADX-13720(1CD)
ヘレンダール:ケンブリッジ・ソナタ集
ソナタ第2番イ長調/ソナタ第3番ニ短調/ソナタ第4番ニ長調/ソナタ第1番イ長調/ソナタ第5番ハ長調/ソナタ第6番ニ長調
(全曲世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
チェ・グゥリム(Vc)、
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)

録音:2018年12月11日−13日&2019年7月21日、SWR(南西ドイツ放送)スタジオ(カイザースラウテルン、ドイツ)
日本語解説付き
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。2013年に自身のレーベルAudax(オーダックス)を立ち上げ、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘しています。
プラムゾーラーが新たに発掘するのは、オランダ出身で、後期バロック時代のイングランドで活動したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ピーター・ヘレンダール(1721−1791)。ロンドンには定住せず、オックスフォード、キングズ・リンと移り住み、1762年以降はケンブリッジへ居を構え、生涯オルガニスト兼教師として過ごしました。
ここでは、ケンブリッジのフィッツウィリアム博物館に手稿譜が保管されている未刊行の11のソナタのうち、最初の6曲を収録。旋律線に真髄があり、その劇的な構成に知性を湛えたその作品からは、ヘレンダールが作曲家兼ヴァイオリン奏者として十分な力量を持った人物であったことがわかります。

Glossa
GCD-924008(2CD)
モンテクレール:音楽悲劇 「ジェフテ」(パリ、1737) オルフェオO、パーセルcho
ジュルジ・ヴァシェジ(指)、タシス・クリストヤンニス(ジェフテ)、シャンタル・サントン=ジェフリー(イフィス)、ユディト・ファン・ワンロイ(ラ・ヴェリテ、アルマジー)、トマ・ドリエ(フィネ)、ザッカリー・ワイルダー(アモン)、カティア・ヴェレタ(テレプシコール、ヴェニュ、マスファの住民、イスラエル人、羊飼い)、アドリアーナ・カラフスキー(ポリムニー)、クレマン・ドビューヴル(アブドン、ヘブライ人)、ダヴィド・ヴィチャク(アポロン、アブネル、マスファの住民)

録音:2019年3月10日−12日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール(ブダペスト芸術宮殿、ハンガリー)
エルヴェ・ニケに代わりGlossaのフランス・バロック・レコーディングを充実させてきたハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。Glossa移籍後もハイ・ペースで活発な録音活動を続けるヴァシェジが歩みを進めるフランス・バロック・プロジェクト。最新作は、パリ・オペラ座のオーケストラでバス・ド・ヴィオロン奏者としても活動したフランス・バロックの音楽家、ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667−1737)のオペラ。聖書のエフタの物語を題材とした悲劇「ジェフテ」の貴重な全曲録音を、シャンタル・サントン=ジェフリーを始めとする名歌唱、名手サイモン・スタンデイジがコンサート・マスターを務めるピリオド・オーケストラの溌溂としたサウンドでお送りします。
Glossa
GCD-922703(1CD)
クープラン:ルソン・ド・テネブレ(パリ、1714)
クープランル:ソン・ド・テネブレ第1番
ルイ・クープラン:パヴァーヌ 嬰ヘ短調(器楽)
クープラン:ルソン・ド・テネブレ第2番、葬送(器楽)、ルソン・ド・テネブレ第3番
ルイ・クープラン:パリのカリヨン(器楽)
カロリーヌ・ミュテル(S)、カリーヌ・デシェイエ(S)、セバスティアン・デラン((指)チェンバロ)、レ・ヌーヴォー・キャラクテール、マーティン・バウアー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ハジェ・ハナナ(Vc)、郡司和也(Org)
C

録音:2019年4月、シャペル・ド・ラ・トリニテ(リヨン、フランス)
ハープシコードと通奏低音を学んだパリ音楽院を1等賞で卒業し、レオンハルトやアンタイ、アスペレン、ケネス・ギルバート、ルセから薫陶受け、フランス古楽界に颯爽と現れた注目株セバスティアン・デラン。
2006年に創設したピリオド・オーケストラ、レ・ヌーヴォー・キャラクテールを率いての新たな録音は、エレミヤの哀歌から取られた感動的で悲痛なテキストによる「ルソン・ド・テネブレ(暗闇の朗誦)」の中でも傑作とされるフランソワ・クープランの「ルソン・ド・テネブレ」。メイン・ヴォーカルはレ・ヌーヴォー・キャラクテールの共同創設者であるカロリーヌ・ミュテルと、創設当初から共に活動しているカリーヌ・デシェイエの二人。約10年前にヴェルサイユで行われた結成当初のコンサートでも、デラン、ミュテル、デシェイエの3人でクープランの「ルソン・ド・テネブレ」を演奏しており、活動の原点ともなるプロジェクトです。
3つのルソン(朗誦)の間にはクープラン自身と、伯父ルイ・クープランの器楽曲を挟み、フランス・バロックの宗教的声楽作品の最高峰の1つを真摯でハイ・クオリティなパフォーマンスでお届けします。

Hyperion
CDA-68285(1CD)
フェイディング〜終課集
タリス:光消ゆる前に/ジェズアルド:み顔をしもべの上に輝かせ/ジョナサン・シーアズ(b.1954):見下ろしたまえ, おお主よ/パーク:おお喜ばしき光(フォス・ヒラロン)/ジョアンナ・マーシュ(b.1970):フェイディング(アラベスク第3番)/バード:子守歌「おやすみ, かわいい子」/ヴェルヨ・トルミス(1930−2017):小さなベリーが眠る時(4つのエストニアの子守歌第2番)/ゴンベール:生涯の真中で/トルミス:我が子のために歌う(4つのエストニアの子守歌第1番)/タイ:われら追放されしエバの子らは叫ぶ「サルヴェ・レジナ」/トルミス:揺りかごを揺らそう(4つのエストニアの子守歌第3番)/アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり/マレンツィオ:光がなくて生きてゆけるだろうか/マーシュ:シーズ・イン・フライト(アラベスク第4番)/ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おおエクレシア/サラ・リムクス(b.1990):私の心は歌う鳥のよう/ゲルダ・ブロック=ウィルソン(b.1955):おお小さなバラ, 暗いバラ/トルミス:子守(アイユー)(4つのエストニアの子守歌第4番)
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレクサンダー・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク((指)バス)

録音:2019年2月21日−23日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。オワイン・パーク以外のメンバーも、タリス・スコラーズやマリアン・コンソートのメンバーを務めるアレクサンダー・チャンス(著名なカウンターテナー、マイケル・チャンスの子息)を始め、若き有望な歌手が集っています。
サード・アルバム「フェイディング(Fading)」は、一日の終わりに行われる祈り「終課(終祷)」をテーマに、12世紀のヒルデガルト・フォン・ビンゲンから21世紀の作曲家(オワイン・パーク自身を含む)の作品までを幅広く集成。一日の終わりの音楽なので子守歌として歌われているバードの「おやすみ, かわいい子」や、20世紀エストニアの作曲家ヴェルヨ・トルミスの「4つのエストニアの子守歌」、光と闇を題材にした作品などが含まれ、神秘的で瞑想的な音楽が、息をのむような美しいアンサンブルで歌われています。

Hyperion
CDA-68326(1CD)
エスキベル:ミサ曲 「閉ざされた園」
フアン・エスキベル(c.1560−1630以前):レジナ・チェリ
ロドリーゴ・デ・セバーリョス(c.1530−1581):閉ざされた園
エスキベル:ミサ曲 「閉ざされた園」(ミサ・ホルトゥス・コンクルスス)より〔キリエ、グローリア〕、来たれ主よ、ミサ曲 「閉ざされた園」より〔クレド〕、我は生ける糧なり、ミサ曲 「閉ざされた園」より〔サンクトゥス、アニュス・デイ、イテ・ミサ・エスト〕、救い主のうるわしき母、第5旋法によるマニフィカト、アヴェ・レジナ・チェロルム、ヌンク・ディミッティス、サンクタ・マリア、この日の終わる前に、サルヴェ・レジナ
デ・プロファンディス、
イーモン・ドゥーガン(指)

録音:2019年5月7日−9日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
Hyperionからのリリース第3弾は、シウダー・ロドリーゴ大聖堂の楽長を務めた後期ルネサンス時代のスペインの作曲家、フアン・エスキベル(c.1560−1630以前)のミサ曲「閉ざされた園」(ミサ・ホルトゥス・コンクルスス)とマニフィカト&モテット集。当時のスペインではもっとも多作で優れた作曲家の一人として知られていながらも、現代では顧みられることの少ないエスキベルの音楽を復権します。
また、決まった音楽監督置かず、プロジェクトごとにその道のスペシャリストを指揮者に招くというのもデ・プロファンディスの特徴の1つ。録音第1弾(CDA 68257)ではカージナルズ・ミュージックの共同創設者である音楽学者&合唱指揮者のデイヴィッド・スキナーを、第2弾(CDA 68141)ではイ・ファジョリーニの創設者ロバート・ホリングワースを招き高い評価を得ています。第3弾では、ザ・シックスティーンのアソシエイト・コンダクターであり、Coroレーベルでは知られざるポーランド・バロックの録音シリーズでその手腕を発揮した実力者、イーモ

PAN CLASSICS
PC-10409(2CD)
ビーバー:ロザリオ・ソナタ グナール・レツボール(Vn)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

録音:2019年5月14-19日/聖フローリアン修道院
バロック・ヴァイオリンの名手でありビーバーのスペシャリストであるレツボールが、変則調弦を採り入れた15のソナタと感動的なパッサカリアからな る神秘の名作『ロザリオ・ソナタ』をまさかの再録音!ARCANA盤を凌駕する圧巻の演奏、大注目のアルバムです!
1967年にエドゥアルト・メルクスが『ロザリオ・ソナタ』を録音してから、この作品は神秘的で特別な楽曲として広く認知されるようになりました。以降、 意欲的な古楽ヴァイオリン奏者たちにとっての試金石と言える重要なレパートリーとなっています。
1996年に録音されARCANAレーベルから発売されたレツボール盤は、この名作の録音史に名を刻む名盤です。その後もレツボールは自らのアンサ ンブル「アルス・アンティクヮ・アウストリア」と共にビーバー作品の録音・演奏に積極的に取り組み、ビーバーの専門家としての評価を確固たるものとし てきました。そして2019年、ファン狂喜の『ロザリオ・ソナタ』再録音。演奏家としての豊かな経験が大いに生かされた、圧倒的な再提示です。旧盤と 比べると演奏時間は20分以上長くなり、最新研究を採り入れたさまざまな変化がたいへん興味深いものとなっています。古楽好きは聴き逃し厳禁の大注 目盤。 (Ki)
PAN CLASSICS
PC-10397(1CD)
ルイージ・ルドヴィコ・マドニス(1695-1777):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集(1738)
ソナタ第1番ニ長調
ソナタ第2番イ短調
ソナタ第4番ホ短調
ソナタ第5番ニ短調
ソナタ第7番変ホ長調
ソナタ第8番変ロ長調
マリア・クレスティンスカヤ(Vn)
パヴェル・セルビン(Vc)
インビ・タル ム(Cemb)

録音:2019年7月4-7日
ルイージ・ルドヴィコ・マドニスはヴィヴァルディの弟子で、1720年頃のヴェネツィアでは名の通ったヴァイオリニストでした。クヴァンツも日記の中で 彼を称賛しています。そしてマドニスは1733年にサンクトペテルブルクに移りロシアの宮廷音楽家となります。イタリアの器楽語法にロシアの要素を採り 入れた独特のスタイルを確立し、ロシアでも人気を博しました。 (Ki)

APARTE
AP-209(1CD)
太陽王のオペラ
1. リュリ:「オルフェ」(1690)より「 Ah ! que j’eprouve bien que l’amoureuse flamme… 」 (ユリディス)
2. マラン・マレ:「アルシオーヌ」(1706)より序曲
3-5. マラン・マレ:「アリアーヌとバッカス」(1696)より「 Croirai-je, juste ciel ! ce que je viens d’entendre ? 」 (アリアーヌ)
、眠りの交響曲、フルートのためのエア
6. カンプラ:イドメネ(1712/1731年版):シャコンヌ
7. リュリ:アシとガラテ(1686)より「 Enfin, j’ai dissipe la crainte… 」 (ガラテ)
8-9. アンリ・デマレ:キルケー(1694) より「 Sombres marais du Styx, Cocyte, Phlegeton… 」 ( キルケー)、「 Calmez
votre violence… 」 (キルケー)
10. リュリ:ブシュケ(1671)より「 Deh, piangete al pianto mio… 」 (Une Femme affligee)
11.
シュトゥック:Air ajoute a Thetis et Pelee (1708)「 Non sempre guerriero… 」
12. カンプラ:「優雅なヨーロッパ」(1697)より「 Mes yeux, ne pourrez-vous jamais… 」 (Zaide)
13-15. カンプラ:「テレフ」(1713)よりサラバンド、「 Soleil, dans ta vaste carriere… 」 (La Pythonisse)、「 Charmant Pere
de l’harmonie… 」 (La Pythonisse)
16. マレ:アリアーヌとバッカス(1696)よりロンドー
17. カンプラ:「テレフ」より「 Quelle epaisse vapeur tout a coup m’environne ? 」 (La Pythonisse)
18. マレ:「アルシオーヌ」(1706)よりMarche pour les Matelots
19. カンプラ:「イドメネ」(1712)より「 Espoir des malheureux, plaisir de la vengeance… 」 (Ilione)
20. マレ:「アルシオーヌ」(1706)より船員たちの第2のエア
21. モンテクレール:「夏の祭典」(1716)より「 Mais, tout parle d’amour dans ce riant bocage ! 」
22. カンプラ:「イドメネ」(1712/1731年版)より「 Coulez, ruisseaux ; dans votre cours… 」 (Venus)
23. リュリ:「町人貴族」(1670)より「トルコ人の儀式のための行進曲」
24. シュトゥック:「ポリドール」(1720)より「 C’en est donc fait : le roi n’a plus de fils… 」 (Ilione)
キャスリーン・ワトソン(S)
レ・ザンバッサデュール
アレクシス・コッセンコ(指)

録音:2018年9月
イギリス出身の名ソプラノ、キャスリーン・ワトソンのソロ・アルバムの登場。ワトソンはケンブリッジのトリニティ・カレッジでアングロ=サクソン史と 文学を研究するとともに、同カレッジ合唱団でコーラスを学びました。2008年に卒業し、クリスティが主宰するアカデミー「声の庭」に合格、以降活躍 の場を広げています。2019年10月のクリスティの来日時、「メサイア」で素晴らしいソロ(ソプラノT)を務めていたことも記憶に新しい存在です。 ここでは「太陽王のオペラ」と題し、オペラ・アリアと器楽曲をプログラム。カンプラ、マレ、さらにはルイ・ド・リュリの忘れられたオペラ「オルフェ」 からの楽章も入っています。恋に落ちた女性から抒情的悲劇の主人公まで、ワトソンが気品と知性とを兼ね備えた完璧な歌唱力で演じ歌いあげます。彼女 の歌声のまっすぐな美しさ、そしてアンサンブルのメンバーの奏でる音色が、フランス・バロックの粋を提示してくれます。 (Ki)
APARTE
AP-223(1CD)
ベルナール・ド・ビュリ、ラモー、ロワイエ、カルドンヌ、ルクレール、モンドンヴィル、ドーヴェルニュ、ボワモルティエ他の作品集 シャンタル・サントン・ジェフリー(S)
パーセルcho
オルフェオ・オーケストラ
ジェルジ・バシェギ(指)

録音:2017年11月
ランス・バロック音楽のスペシャリストであるシャンタル・サントン・ジェフリーが歌うフランス・バロックの魅力がつまったプログラム。独唱者にも 大人数が必要となる合唱にもヴィルトゥオジティが要求されますが、ここで展開されている演奏はあまりにも見事。当時の演奏者たちのレヴェルの高さは いかほどだったのだろうと時空を越えて思いを馳せてしまう1枚です。 (Ki)
APARTE
AP-216(2CD)
リュリ:歌劇『イシス』(全曲) タリー、イシス、妖精イオ:エヴ=モー・ユボー(Ms)
名声、メルポメーヌ、ミセーヌ、ジュノン:ベネディクト・トラン(S)
カリオプ、イリス、シランクス、エベ:アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)
アポロン、ピラント、フュリ:シリル・オヴィティ(T)
ジュピター、パン:エドウィン・クロスリー=メルセル(バス=バリトン)
ネプチューン、アルゴス:フィリップ・エステフ(Br)
メルキュール:ファビアン・イオン(T)
イエラ:エムリー・ルフェーヴル(Br)
二人の妖精:ジュリー・カルベート&ジュリー・フェルコテレン
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内cho

録音:2019年7月11,13&14日、サル・ガヴォー
サリエリの歌劇「タラール」(世界初録音)で2019年度アカデミー賞オペラ部門を受賞したルセ率いるレ・タラン・リリク。次なるオペラ新譜は、リュリの『イ シス』です。全曲録音は、2005年のレーヌのものから約15年ぶりとなります。この『イシス』は、ローマ神話や古代エジプトの要素をとりいれた、愛 と嫉妬の物語。ジュピターが妖精イオを宮廷に迎えたことによって起きる恋愛騒動を描いています。当時の宮廷でも太陽王のお気に入りだったモンテスパ ン夫人が同様のシチュエーションにあるとして、夫人は台本作家キノーを追放するという事態にまで発展しました。最終的にイオは女神イシスとなりますが、 その物語を音楽化したリュリのオーケストラの手腕は見事。氷の世界での凍えるようなコーラス(パーセルにも影響を与えた)、フルートが妖精シランクス を模倣するシーンも絶品です。冒頭のフランス風序曲の絶妙なテンポ感と気品からオペラの世界に引き込まれます。素晴らしい器楽奏者による切れのよい 管弦楽、そして見事な合唱団と歌唱陣によって、イシスという作品がもつ優雅な雰囲気と魅力のすべてが引き出された名演の登場です! (Ki)

ACCENT
ACC-243(1CD)
フランチェスコ・マリア・カッタネーオ(c1697-1758):協奏曲イ長調(独奏ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
協奏曲ヘ長調(独奏ヴァイオリン,オーボエ2,弦楽と通奏低音)
協奏曲ニ長調(独奏ヴァイオリン,独奏ファゴット,弦楽と通奏低音)
協奏曲イ長調(独奏ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
作曲者不詳:シンフォニア ト長調(オーボエ2,弦楽と通奏低音)
序曲 ハ短調(オーボエ2,ファゴット,弦楽と通奏低音)
シンフォニア 変ロ長調(弦楽と通奏低音)
アントン・シュテック(Vn、揮)
ラルパ・フェスタンテ

録音:2019年6月
ラインハルト・ゲーベルにバロック・ヴァイオリンを学び、ムジカ・アンティクヮ・ケルンやレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、コンチェルト・ケルンの コンサート・マスターを務めてきたアントン・シュテック。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(ACC-24320)のリリースで話題となったラルパ・フェ スタンテとのコンビで、たいへん珍しいフランチェスコ・マリア・カッタネーオの協奏曲集を発表しました。カッタネーオはヴィヴァルディと同時代にヴェネツィ アで活躍した人物であり、当時流行の華やかなヴァイオリン芸術が楽しめます。

CPO
CPO-555057(1CD)
NX-B10
フローリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):アリア集
歌劇「スキロのアキッレ」-「Involarmi 盗むために」
歌劇「ウティカのカトーネ」-「Se in campo armato 武装隊にいる場合」
歌劇「ウティカのカトーネ」-「Dovea svenarti allora その時には気を配り」
歌劇「ウティカのカトーネ」-「Per darvi alcun pegno 誓約しないために」
歌劇「スキロのアキッレ」-「Ah, ingrato, amor ああ、ありがたき愛」
歌劇「ラ・ジンガーラ-放浪者たち」-「Nessuno consola un povero core 貧弱な心を誰も慰めない」
歌劇「職人の愛」-「Ah, che son fuor di me ああ、私の外にいる人」
歌劇「職人の愛」-「Che vuoi dir con questi palpiti この胸の高鳴りは」
アリア「Come mi sprezza ancora どうやって私を軽蔑するのか」
歌劇「ライヴァルの女中たち」-「Cogli amanti 恋人を手に入れる」
オペラ・セリアより「Barbara e non rammenti バルバラは覚えていない」
.オペラ・セリアより「Delfin che al laccio infido デルフィン、陰険な罠」
オペラ・セリアより「Dove son 私はどこ」
オペラ・セリアより「Pallid´ombra 青白い影」
オペラ・セリアより「Saprei costante e ardita 絶え間なく大胆に」
アニア・ヴェグリー(S)
デヴィッド・スターン(指)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーO

録音:2016年2月2-5日、2017年11月13-15日
最近、にわかに脚光を浴びている作曲家の一人、フローリアン・レオポルト・ガスマンのアリア集。ボヘミアのブリュックスで生 まれ、地元の合唱団で音楽教育を受け、20代の終わりにはすでに歌劇を作曲、これをヴェネツィアの謝肉祭シーズンで 上演していたという記録が残っています。歌劇の台本の多くは当時の名作家ゴルドーニによるもので、彼の歌劇はグルック を凌駕するほどの人気を獲得、1763年にはヨーゼフ2世が彼をウィーンに招き、1772年には宮廷指揮者に任命される など皇帝から多大なる信頼を寄せられました。しかし、活動の絶頂期であった1774年、馬車から落下するという不慮の 事故に見舞われ、そのまま45歳の生涯を閉じてしまいます。 現在、彼の名が注目されている一番の理由は、あのサリエリの師匠であったことでしょう。サリエリ人気の高揚に伴い、ガス マンの作品も聴かれるようになりつつあります。このアリア集は、あまり録音の多くないガスマン作品を知るためにふさわしい 1枚。新進気鋭のソプラノ歌手アニタ・ヴェグリーの輝かしい声でお楽しみください。
CPO
CPO-555060(1CD)
NX-B10
ラインハルト・カイザー(1674-1739):劇音楽とカンタータ、アリア集
コンチェルト(劇音楽)
カンタータ「Die bis in den Tod geliebte Iris」(1968)
アリア・アンダンテ(劇音楽)
カンタータ「L’Occaso di Titone all’Aurora oriente」(1713)
Grave - Presto - Entree(劇音楽)
カンタータ「Mi lasci dunque」(1714)
歌劇「カロルス」V1712-3つのアリア
ロンド(劇音楽)
アリア「Luci non vi turbate」
メヌエット(異稿)(劇音楽)
カンタータ「Benche sempre crudel」
オリヴィア・フェルミューレン(Ms)
トーマス・イーレンフェルト(指)
カペラ・オルランディ・ブレーメン

録音:2016年1月5-9日,7月3-4日
ドイツ・バロック期に活躍、100曲ほどの歌劇を残したことで知られるラインハルト・カイザー。ヘンデルやテレマンに並ぶ巨 匠と絶賛されたものの、死後はほとんど顧みられることなく、21世紀になってようやくその作品が見直され始めた人です。 彼はハンブルクを拠点に活動し、歌劇だけではなく「劇音楽=歌を伴わない器楽曲」を作曲しており、このアルバムではこ れらの器楽のみの曲と、ソロ・カンタータ、アリアを要所に配し、カイザーの音楽を探っていきます。ほとんどの作品はベルリン 州立図書館に所蔵されている未出版の楽譜を用いて演奏されており、研究者にとっても貴重な1枚となることでしょう。
CPO
CPO-1555285(1CD)
NX-B10
ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第4集
ヨハン・タイレ(1646-1724):キリストの受難-マタイ受難曲
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス

録音:2019年1月28-30日
「ヴォルフェンビュッテル城」はニーダーザクセン州にあった神聖ローマ帝国の領邦国家で、1514年から1568年にこの国を 統治したハインリヒ2世は宗教改革にそのまま身を投じた人物として知られています。ヨハン・タイレは若い頃から、いくつも の任地に赴きながら、音楽教師、歌劇作曲家として活躍してきた作曲家。ヴォルフェンビュッテルの宮廷には1685年か ら務め、教会音楽をはじめ様々な作品を発表しました。この「マタイ受難曲」は1673年の作品で、ブクステフーデが大絶 賛したといい、17世紀ドイツで発展したオラトリオ様式による受難曲の注目すべき事例とも言われています。

Avie
AV-2415(2CD)
「長い17世紀」〜初期鍵盤音楽の宝庫
●「導入と模倣」
ジョヴァンニ・ピッチ:トッカータ
メールラ:半音階的カプリッチョ
デ・アラウホ:ソプラノの分割ストップのための第10旋法によるティエント
ヴェックマン:カンツォン(V)ニ短調
アントニオ・デ・マセード:第4旋法による4声のリチェルカーレ
パブロ・ブルーナ:第6旋法による不協和音のティエントジョヴァンニ・ガブリエリ:4声のカンツォン第4番
ルイ・クープラン:デュオ ト短調
フェッラボスコ1世:ファンタジアwith G Final
:聖体奉挙のための半音階的トッカータ
●「舞曲」
トラバーチ:ガリアルダ第2番、第8番
ジョヴァンニ・マリア・ラディーノ:ガリアルダ第2番
ピーター・フィリップス:パヴァン ト長調("1580"パヴァン
マシュー・ロック:組曲第3番ハ長調
ウィリアム・ティスデイル:アルマンド
メルヒオール・シルト:涙のパヴァーヌ(原曲:ダウランド)
ゲオルク・ムファット:パルティータ第4番ヘ長調(ショート・ヴァージョン)
フローベルガー:パルティータ第2番イ長調
シャンボニエール:パヴァーヌ「神々の話」
ラ・ゲール:ロンドー ト短調
トムキンス:心が乱れた時の悲しみのパヴァン
コプラリオ:マスク
ファーナビー:古いスパニョレッタ
シャイデマン:ガリアルダ ニ短調
●「変奏」
ケルル:パッサカリア ニ長調
スウェーリンク:わが青春はすでに過ぎ去り
カバニーリェス:第1旋法によるパサカージェ
バード:ウォルシンガム
ジョン・ブル:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ(T)
ブクステフーデ:「ラ・カプリチョーザ」による変奏曲
ミヒャエル・プレトリウス:2つの変奏曲「今ぞわが魂よ、主をたたえよ」
●「描写と喚起」
クーナウ:ソナタ第4番「瀕死のヒゼキア王の病と快癒」
アントニオ・コッレア・ブラガ:第6旋法によるバターリャ
パスクィーニ
:かっこうの スケルツォを伴ったトッカータ
ガスパール・ル・ルー:ラ・ファヴォリット
ダングルベール:シャンボニエール氏のトンボー
ダニエル=ベン・ピエナール(P)

録音:2018年3月27日−28日、7月9日−10日、デュークズ・ホール(王立音楽アカデミー、ロンドン)
南アフリカ出身、現在はロンドンを拠点に華麗な演奏活動と王立音楽アカデミー(RAM)の教授職などを続ける天才ピアニスト、ダニエル=ベン・ピエナール。ヴァイオリニストの川畠成道や、トランペッター&プロデューサーのジョナサン・フリーマン=アットウッドとの共演でも知られています。
「長い17世紀(The Long 17th Century)」とは、16世紀後半から18世紀前半までを含めた期間のことで、1600年や1700年といった単なる数字のみで区切るのではなく、歴史的・文化的背景を重視した歴史区分です。ピエナールは、「長い17世紀」の間に多彩に発展した鍵盤楽器音楽を、ヨーロッパ全域の様々なスタイル、ジャンル、テクニックを調査して集成。すべて違う作曲者による36作品、約2時間半にわたる驚異のリサイタル・プログラムです。多くの作品はモダン・ピアノでの世界初録音となります。

CORO
COR-16178(1CD)
ローマの呼び声〜アレグリ、ジョスカン、アネーリオ、ビクトリア
単旋聖歌:エレミヤの哀歌
ビクトリア:聖土曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
ジョスカン・デ・プレ
:主の祈り − アヴェ・マリア
フェリーチェ・アネーリオ:祝福されし乙女マリアの連祷
ジョスカン・デ・プレ:喜びたまえ, キリストのみ母なる乙女
アレグリ:グローリア(ミサ曲「我は夜の床で」より)
ジョスカン・デ・プレ:けがれなき乙女
アレグリ
:ミゼレーレ − その進化*
アネーリオ:天の女王(8声)
ビクトリア:ようこそ天の女王(8声)
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2019年11月12日−13日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)/2012年10月聖オールバン教会(ロンドン)*
1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けてきた合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。2020年に記念すべき20周年を迎える「合唱巡礼(Choral Pilgrimage)」(ザ・シックスティーンの中心的行事の一つであるイギリス・ツアー)は、「ローマの呼び声(The Call of Rome)」をテーマに、永遠の都市ローマで教皇聖歌隊のために活動したグレゴリオ・アレグリとフェリーチェ・アネーリオの作品、そしてフランドルのジョスカン・デ・プレとスペインのトマス・ルイス・デ・ビクトリアがローマで書いた(と思われる)作品をプログラム。システィーナ礼拝堂での特別な礼拝のみで歌われていたアレグリの傑作「ミゼレーレ」は、アレグリ研究家ベン・ビラム=ウィグフィールドとハリー・クリストファーズによる新校訂版(COR 16118)の音源を収録しています。

Signum Classics
SIGCD-605(1CD)
灰の水曜日
バード:先唱句(The Preces)
アレグリ:ミゼレーレ
イザヤ書 1章10-18 「ファースト・レッスン」
トマス・ウィールクス:マニフィカト(ショート・サーヴィス)
ルカによる福音書 15章11-最終節 「セカンド・レッスン」
ウィールクス:ヌンク・ディミッティス(ショート・サーヴィス)
使徒信条
バード:答唱句(The Responses)
 主よ怒りたもうことなく
 祈り(The Prayers)
バッハ
:プレリュード ホ短調 BWV.548i
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)

録音(ライヴ):2019年3月6日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral & Song Choice」(SIGCD541)、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」(SIGCD456、SIGCD567、SIGCD588)に選ばれるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持しています。
ニュー・アルバム「Ash Wednesday」には、イースター(復活祭)に先立つ四旬節の最初の一日「灰の水曜日」に行われる特別な典礼を収録。教会音楽史上屈指の傑作であるグレゴリオ・アレグリの「ミゼレーレ」やトマス・ウィールクスの「マニフィカトとヌンク・ディミッティス」を中心に、聖書の朗読なども含めた儀式全体を追体験できるライヴ録音です。




Challenge Classics
CC-72827
(30CD+1DVD)
ブクステフーデ:作品全集
【オルガン作品全曲(6CD)】
■CC72242:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.1』
・前奏曲とフーガ嬰ヘ短調BuxWV146
・「甘き喜びのうちに」BuxWV197
・前奏曲とフーガト長調BuxWV162
・「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを」BuxWV178
・前奏曲とフーガホ長調BuxWV141
・「今ぞわが魂よ主をたたえよ」BuxWV213
・シャコンヌホ短調BuxWV160
・「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BuxWV210
・前奏曲とフーガニ長調BuxWV139
・「われ神より去らじ」BuxWV220
・カンツォネッタホ短調BuxWV169
・トッカータヘ長調BuxWV156
■CC72243:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.2』
・トッカータヘ長調BuxWV157
・「われらが神は堅き砦」BuxWV184
・フーガハ長調BuxWV174
・「暁の星のいと美しきかな」BuxWV223
・「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BuxWV211
・「みどり児ベツレヘムに生まれたまえり」BuxWV217
・パッサカリアニ短調BuxWV161
・「われらの主キリスト、ヨルダン川に来り」BuxWV180
・「ああ神よそして主よ」BuxWV177
・トッカータト長調BuxWV164
・カンツォーナト長調BuxWV170
・「主に感謝せよ」BuxWV181
・「かくも喜びに満てる日」BuxWV182
・カンツォネッタト短調BuxWV173
・フーガト長調BuxWV175
・「イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ」BuxWV188
・前奏曲とフーガト短調BuxWV163
■CC72247:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.3』
・前奏曲ト短調BuxWV149
・わが愛する神にBuxWV179
・カンツォネッタイ長調BuxWV225
・前奏曲ニ短調BuxWV140
・主よ、御身の御言葉のもとにわれらをとどまらせたまえBuxWV185
・シャコンヌハ短調BuxWV159
・前奏曲ト短調BuxWV148
・愚かなる者の口は語るBuxWV187
・フーガ変ロ長調BuxWV176
・前奏曲ヘ長調BuxWV145
・アダムの堕落によりすべては朽ちぬBuxWV183
・いざ、わが魂よ、主をほめよBuxWV214、215、213
・前奏曲ハ長調BuxWV137
・主イエス・キリストよ、われはよく知るBuxWV193
・来たれ、聖霊、主なる神よBuxWV200
■CC72248:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.4』
・前奏曲ハ長調BuxWV138
・コラール前奏曲「来たれ、聖霊よ、主なる神よ」BuxWV199
・カンツォネッタト長調BuxWV172
・こぞりて神をたたえよ、キリスト者よBuxWV202
・われら汝に感謝す、主イエス・キリストよBuxWV224
・前奏曲ト長調BuxWV147
・われは御身に向いて呼ばわる、主イエス・キリストよBuxWV196
・カンツォネッタト長調BuxWV171
・天にまするわれらの父よBuxWV219
・マニフィカト第1旋法BuxWV203
・前奏曲ヘ長調BuxWV144
・いざ、わが魂よ、主をたたえよBuxWV212
・わがもとに来たりて語りたまえ、神の御子よBuxWV201
・カンツォネッタハ長調BuxWV167
・今ぞわれらに救いは来たれりBuxWV186
・イエス・キリスト、われらの救い主BuxWV198
・父なる神はわれらとともに住まわれるBuxWV190
・われらより取り去りたまえ、主よBuxWV207
・御身はたたえられよ、イエス・キリストよBuxWV189
■CC72249:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.5』(2CD)
Disc1
・前奏曲とフーガホ短調BuxWV142
・今ぞわれら聖霊に願いたてまつるBuxWV209
・神よ、あなたをたたえますBuxWV218
・前奏曲ハ長調BuxWV136
・神もしこの時われらと共になかりせばBuxWV222
・トッカータニ短調BuxWV155
・われ神より去らじBuxWV221
・前奏曲イ長調BuxWV151
・前奏曲イ短調BuxWV152
・神のひとり子なる主キリストBuxWV191
・前奏曲イ短調BuxWV158
・第1旋法のマニフィカトBuxWV204
・第9旋法のマニフィカトニ短調BuxWV205
・前奏曲ト長調BuxWV150
Disc2
・前奏曲とフーガイ短調BuxWV153
・われ汝に感謝す、いとしき主よBuxWV194
・神のひとり子なる主キリストBuxWV192
・前奏曲ホ短調BuxWV143
・人よ、汝幸いに生きんとせばBuxWV206
・いまぞわれら聖霊に願うBuxWV208
ニコラウス・ブルーンズ[1665-1697]:
・前奏曲とフーガ第1番ホ短調
・前奏曲とフーガ第2番ホ短調
・「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」
・前奏曲ト長調
【チェンバロ作品全曲(4CD)】
■CC72240:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.1』(2CD)
Disc1
・アリア「ラ・カプリッチョーザ」による32の変奏曲ト長調BuxWV250
・組曲ハ長調BuxWV230
・組曲へ長調BuxWV238
・組曲ニ短調「アモール」BuxWV233
・クラント・サンプルによる8つの変奏曲イ短調BuxWV245
・組曲ホ短調BuxWV235
Disc2
・アリアと12の変奏曲「宮廷風に」ハ長調BuxWV247
・組曲ハ長調BuxWV228
・組曲ト短調BuxWV242
・組曲ハ長調BuxWV226
・組曲イ長調BuxWV243
・組曲ニ短調BuxWV234
・組曲ニ長調BuxWV232
・組曲ニ短調BuxWV234a
・組曲ハ長調BuxWV231
・前奏曲とフーガト短調BuxWV163
■CC72245:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.2』(2CD)
Disc1
・アリアと10の変奏ハ長調BuxWV246
・組曲ホ短調BuxWV236
・アリアと3つの変奏イ短調BuxWV249
・組曲ヘ長調BuxWV239
・組曲イ長調BuxWVdeest
・カンツォーナニ短調BuxWV168
・組曲イ短調BuxWV244
・組曲ハ長調BuxWV227
・トッカータト長調BuxWV165
Disc2
・アリアと3つの変奏ニ短調「ロフィリス」BuxWV248
・組曲ト長調BuxWV240
・組曲ホ短調BuxWV237
・カンツォーナハ長調BuxWV166
・クーラントニ短調BuxWVAnh.6
・組曲ト短調BuxWV241
・組曲ハ長調BuxWV229
【室内楽作品全曲(3CD)】
■CC72251:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.1』
・2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタハ長調BuxWV266
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタイ短調BuxWV272
・ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネと通奏低音のためのソナタニ長調BuxWV267(*)
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ(組曲付)変ロ長調BuxWV273
・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタニ短調BuxWVAnh.5
・2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタト長調BuxWV271
・ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタニ長調BuxWV268
・2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタヘ長調BuxWV269
■CC72252:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.2』
・7つのソナタ集op.1/1-7(BuxWV252-258)
■CC72254:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.3』
・トリオ・ソナタ集op.2
第1番変ロ長調BuxWV259
第2番ニ長調BuxWV260
第3番ト短調BuxWV261
第4番ハ短調BuxWV262
第5番イ長調BuxWV263
第6番ホ長調BuxWV264
第7番ヘ長調BuxWV265
【声楽作品全曲(17CD)】
■CC72241:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.1』
・オラトリオ「最後の審判」BuxWV3
■CC72244:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.2』(2CD)
Disc1
・「私はあらゆる時に主をほめたたえる」BuxWV113
・「来たれと天使に告げて言え」BuxWV10
・「甘き喜びのうちに」BuxWV52
・「主に向って歓呼せよ」BuxWV64
・「夜、我はふしどにて求めぬ」BuxWV50
・「汝平和の君、主イエス・キリスト」BuxWV20
・「今日は楽しくやろう」BuxWV124
・マニフィカトBuxWVAnh.1
・「私の心はどんなに晴れ、喜ぶだろう」BuxWV110
Disc2
・「愛するキリスト者よ、今ぞ喜べ」BuxWV51
・「栄光と誉れを主に帰せよ」BuxWV2
・「おお楽しき日、素晴らしき日」BuxWV120
・「3つの麗しきことあり」BuxWV19
・ミサ・ブレヴィスBuxWV114
・「愛する人よ、わが魂は語る」BuxWV70
・拡大二重カノンBuxWV123
・「カンターテ・ドミノ(主にむかいて新しき歌をうたえ)」BuxWV12
・「我らを主のもとへ行かせたまえ」BuxWV81
・「主は我らの神」BuxWV40
・「今日、神の子は勝利なさった」BuxWV43
■CC72246:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.3』(2CD)
Disc1
・何ものも私たちと神の愛を引き離すことはできないBuxWV77
・イエスよ、わが人生の命Bux62
・いざ、わが魂よ、主をたたえよBux79
・シオンよ、救い主を讃美せよBux68
・私はこの世を去ってBuxWV47
・いざ、弦を合わせようBuxWV116
・正義の城門を開けBuxWV7
・おお主よ、心からわれ汝を愛すBuxWV41
Disc2
・私の心は喜びにあふれるBuxWV72
・喜びに響くBux119A
・楽人よ、太鼓を叩けBuxWV122
・ひとつのことを主に願いBuxWV24
・わが意識よ、束縛を逃れよBuxWV25
・イエスよ、あなたはまことに素晴らしき人BuxWV63
・喜びに響くBux119B
・汝らが言葉と行いで示すすべてをBuxWV4改革派教会、アムステルダム
■CC72250:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.4』(2CD)
Disc1
・神は喜び叫ぶ声と共に昇りBuxWV33
・イエスの甘き思い出BuxWV56
・歓呼せよ、大地! 天に響け!BuxWV26
・わが魂よ、主をほめたたえよBuxWV71
・おお神よ、我らは汝の恵みに感謝するBuxWV86
・我らのイエスに向かいて歌えBuxWV11
・主よ、われらに何時の言葉を守らせたまえBuxWV27
・イエスよ、我を聴き給えBuxWV8
・人は歓びもて勝利の歌をうたうBuxWVAnh.2
Disc2
・手をたたいて喜べBuxWV29
・我いずこにか逃れゆくべきBuxWV112
・そは適いしかなBuxWV54
・げに神はかくまで世を愛しBuxWV5
・主よ、われ汝に望むBuxWV53
・主よ、汝は今僕を見捨て給えりBuxWV37
・イエスは我が喜びBuxWV59
・新たに生まれしみどり児BuxWV13
■CC72253:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.5』
・偉くなればなるほどBuxWV55
・主よ、我汝だけをもち得るならBuxWV39
・私は蘇りであるBuxWV44
・主よ、あなたさえこの世にあればBuxWV38
・人よ、終末を思えBuxWV9
・われはシャロンの花BuxWV45
・イエス、我が慰めと笑いよ来れBuxWV58
・イエスの甘き思い出BuxWV57
■CC72255:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.6』
・カンタータ「われらがイエスの四肢」
■CC72256:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.7』(2CD)
・コラール集
Disc1:BuxWV6、3、96、69、76、90、21、31、42
Disc2:BuxWV78、92、48、49、61、102、14、107、18
■CC72257:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.8』(2CD)
・コラール集
Disc1:BuxWV101、82、32、99、67、73、98、121(カノンとジーグ)
Disc2:BuxWV74、36、100、87、109、97、93、34
■CC72258:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.9』
・われは何ぞ世を思い煩わんBuxWV104
・めでたし、イエスよBuxWV94
・Welt、packedichBuxWV106
・この世で我を悲しませるものBuxWV105
・パンジェ・リングァ(舌もて語らしめよ)BuxWV91
・人々よ来れ、民人よ急げBuxWV1
・恐れることはないBuxWV30
・私はこの世を去ってBuxWV46
・神よ、我が内に清き心をつくりたまえBuxWV95
・おお甘美なイエスよBuxWV83
■CC72259:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.10』(2CD)
Disc1
・コラール「我は神の御心のままに」BuxWV103
・アリア「汝命の君、主イエス・キリスト」BuxWV22
・アリア「いかにおいしきことかな」BuxWV108
・アリア(世俗)「いざ、弦を」BuxWV115
・アリア「おお、光よ、祝福されし三位一体」BuxWV89
・アリア「今ぞ喜べ、汝ら信仰厚きものたちよ」BuxWV80
・コンチェルト「主は我と共にありせば」BuxWV15
・コンチェルト「主は言われた」BuxWV17
・アリア「異邦人の光よ、汝は来たりて」BuxWV66
・アリア「おお楽しき時よ」BuxWV85
Disc2
・アリア「おお、いと甘美なる我がイエスよ」BuxWV88
・コンチェルト「見よ今ぞ祝福されし神を」BuxWV23
・コラール楽曲「イエスは我が喜び」BuxWV60
・アリア「おお楽しき時よ」BuxWV84
・アリア「花をちりばめて」BuxWV118
・アリア「偽りの世はうわべを飾り」BuxWV28
・アリア(世俗)「ああ、汝は自らの誇りを信じて」BuxWV117
・二重唱「我が友はいずこに」BuxWV111
・カンタータ「主よ汝を信ず」BuxWV35

【特別DVD】
トン・コープマンへのインタビュー、ドキュメンタリー
全て、トン・コープマン(指,Org,Cemb)
アムステルダム・バロックO&cho

録音:2005〜2013年


■CC72247:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.3』
録音:2007年10月
使用楽器:1599Wilde/1682 シュニットガー、リューディンヴォルト

■CC72248:『ブクステフーデ:オルガン作品集vol.4』
録音:2007年10月、ドイツ、バゼドウ村の教会
使用楽器:1683年、ザムエル・ゲルケ、ハインリヒ・ヘルプスト製(1983年復元)


【チェンバロ作品全曲(4CD)】
■CC72240:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.1』(2CD)
トン・コープマン(Cemb)
録音:2005年10月、国教会系改革派教会、ブニク、オランダ
使用楽器:ウィレム・クルーベルヘン製(リュッカース・モデルおよびジュスティ・モデル)


■CC72245:『ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.2』(2CD)
録音:2007年3月、フランス改革派教会、アムステルダム


■CC72254:『ブクステフーデ:室内楽作品集vol.3』
キャサリン・マンソン(Vn)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マイク・フェントロス(Lute)
録音:2010年12月、2011年10月


【声楽作品全曲(17CD)】
■CC72241:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.1』
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ロビン・ブレイズ(C.T)
アンドレアス・カラシアク(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2005年9月、フランス改革派教会、アムステルダム


■CC72244:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.2』(2CD)
ベッティナ・パーン(S)
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
パトリック・ファン・フーテム(C.T)
ダニエル・テイラー(C.T)
アンドレアス・カラシアク(T)
イェルク・デュルミュラー(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
マーガレット・フォートレス(Vn)
ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)


■CC72246:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.3』(2CD)
ミリアム・マイヤー(S)
ベッティーナ・パーン(S)
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
パトリック・ファン・フテム(C.T)
フーゴ・ナーセンス(C.T)
イェルク・デュルミュラー(T)
アンドレアス・カラシアク(T)
ドナルド・ベントフェルセン(Bs)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2006年3月、2007年1、5、9月、フランス改革派教会、アムステルダム


■CC72250:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.4』(2CD)
ミリアム・マイヤー(S)
ベッティナ・パーン(S)
ヨハネッテ・ゾマー(S)
ジーリ・トルンヒル(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
パトリック・ファン・フテム(C.T)
イェルク・デュルミュラー(T)
アンドレアス・カラシアク(T)
クラウス・メルテンス(Bs)


■CC72253:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.5』
ミリアム・マイヤー(S)
ジーリ・カロリーネ・トルンヒル(S)
ベッティナ・パーン(S)
ドロテー・ヴォールゲムート(S)
ボグナ・バルトシュ(A)
イェルク・デュルミュラー(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2011年


■CC72256:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.7』(2CD)
アマリリス・ディールティエンス(S)
ゲルリンデ・ゼーマン(S)
ドロテー・ヴォールゲムート(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・リチディ(T)
クラウス・メルテンス(Bs)


■CC72257:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.8』(2CD)
ベッティナ・パーン(S)
ドロテー・ヴォルゲムート(S)
ミリアム・フォイエルジンガー(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・リクディ(T)
クラウス・メルテンス(Bs)


■CC72258:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.9』
ミリアム・フェイエルジンガー(S)
ドロテー・ヴォールゲミュート(S)
ベッティナ・パーン(S)
アマリリス・ディールティエンス(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・エンゲルティエス(A)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2012年12月、2013年6月


■CC72259:『ブクステフーデ:声楽作品集vol.10』(2CD)
アマリリス・ディールティエンス(S)
ミリアム・フォイエルジンガー(S)
フェレーナ・グロッパー(S)
ベッティナ・パーン(S)
ゲルリンデ・ゼーマン(S)
ドロテー・ヴォールゲムート(S)
マールテン・エンゲルティエス(A)
ティルマン・リチディ(T)
ヨスト・ファン・デア・リンデン(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
録音:2012年&2013年


【特別DVD】
NTSC、RegionAll、67分、オランダ語(字幕:英語、フランス語)
2014年に世界初のブクステフーデ作品全集として発売されたボックス(CC-72261)が品番とデザインを変更して再発売されます。今なお古楽界の 最前線で活躍するコープマンの偉業というべき名録音。とにかく素晴らしい演奏が詰まっています。 バッハ以前のドイツ・バロック音楽の最重要作曲家、ブクステフーデの作品すべてを網羅。演奏を手掛けているのはバロック演奏の重鎮トン・コー プマン。チャレンジ・クラシックから単発で丁寧に録音、リリースを重ねてきた音源です。使用楽器はすべてピリオド楽器、声楽も古楽研究に基づいたもの。 どの盤も、世界で高く評価されたものばかりでたいへん貴重なボックスです。 (Ki)

H.M.F
HMM-902275(1CD)
アルベルト・ダ・リーパ(1500頃〜1551)
ファンタジア、声楽作品のインタブラトゥーラ(リュート編)、舞曲集

1. Fantasie XIX
2. Pavane, La Romanesque
3. Gaillarde La Milanoise
4. Fantasie III
5. Douce memoire (Pierre Sandrin)
6. On en dira ce qu’on voudra (Claudin de Sermisy)
7. Fantasie II
8. O passi sparsi (Costanzo Festa)
9. Pavane
10. Galliarde
11. Fantasie VIII
12. L’eccho [Dieu qui conduis] (Gentian)
13. Galliarde
14. Fantasie IX
15. Or vien ca vien mamie Perrette (Clement Janequin)
16. Fantasie I de Guyterne
17. Pavane
18. Galliarde
19. Fantasie XXII
20. Martin menoit (Clement Janequin)
21. Fantasie V
22. Galliarde
23. Gaillarde Piemontoise
24. Fantasie II de Guyterne
25. La Seraphine
ポール・オデット(リュート、ルネッサンス・ギター)

録音:2016年9月、ケベック(カナダ)
リュートおよびギター界の巨匠、ポール・オデット、ソロ新録音の登場です。16世紀スペインの大リュート奏者、ド・リーパの作品集です。
アルベルト・ド・リーパは、またの名をアルベルト・デ・リッペ、アルベルト・ダ・マントヴァ、アルヴェルト・マントヴァーノとも言われており、生地 もマントヴァあるいはそこから南に20キロほどのリパ、生没年も1500年前後〜1551年頃、ちょうどフランチェウスコ・ダ・ミラーノ(1497-1543) と同時期に活躍しました。宮廷につかえ、ヴィルトゥオーゾ奏者として活躍したという記録が残されています。ソロ作品である「26のファンタジア」の美 しさで知られていますが、同時に歌曲をリュート用に編曲したものでも知られています。生前自身の作品の出版を許さず、現在残されている楽譜はリップ の死後、弟子によって出版されたものとなっています。5音や6音の和音を多用し、それを奏する際にはアルペジオで演奏するようになっており、その作 品がもたらす独特の演奏効果は素晴らしいものがあります。彼が亡くなった時にはロンサールを始め様々な作家が弔いの文章を寄せているなど、当時から ひろく知られ尊敬されていたことが窺われます。
オデットは若い頃ロックバンドでエレクトリック・ギターを弾いていましたがほどなくしてリュートにシフト、現在ではルネッサンスとバロック音楽の権威 としてならしています。ソロ活動のほか、サヴァール、アーノンクール、レオンハルト、クリスティ、ホグウッドらとの共演など、アンサンブル活動も活発に 行っています。1976年から、イーストマン音楽学校の教授を務めるかたわら、ボストン古楽フェスティヴァルのアーティスティック・ダイレクターも務めて います。演奏者であるのと同時に演奏習慣や通奏低音関連の本を多数出しているほか、ニューグローヴ音楽辞典の「ダウランド」の項目の執筆陣の一人 でもある、音楽学者でもあります。近年ではオペラの指揮活動にも力を入れている、博識の名手です。オデットの知性と深い音楽性が醸し出す美しい世界 が魅力の 1 枚です。 (Ki)
H.M.F
HMM-902313(1CD)
今まで気付かなかったなんて〜弦楽四重奏曲以前の弦楽四重奏
パーセル:4声のファンタジア 第8番ト長調 Z.742、Curtain Tune on a ground(アテネのタイモン Z.632より)
マシュー・ロック(1621/23-1677):Curtain Tune(テンペストより)、4部のコンソート組曲第2番(ニ長調)
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 op.71-2, Hob. III:70
パーセル:4声のファンタジア 第2番変ロ長調 Z.736、Fairest Isle(アーサー王より)
マシュー・ロック:4部のコンソート組曲第1番(ニ短調)
パーセル:ホーンパイプ(アーサー王)Z.628、パヴァーヌ ト短調 Z.752、Chacony ト短調 Z.730
ジョン・ブロウ(1649-1708):Act Tune(ヴィーナスとアドニス)
キットガット・カル テット
〔アマンディーヌ・ベイエ(Vn)、ナーマン・スルチン(Vn)、ジョゼフ・コット(Va)、フレデリク・バルダッサル(Vc)〕

録音:2019年2月11-14日、フランス
現代最高鋒のバロック・ヴァリオイン奏者アマンディーヌ・ベイエ。そのしなやかな音楽で、アンサンブル「リ・インコーニティ」でも数々の魅力的な CDを発信している彼女ですが、またここで新たなアンサンブルを設立しました。その名もキットガット・カルテット(‘腸弦’ カルテットの意)。世界的な ピリオド楽器アンサンブルで活躍するメンバーによって構成されており、自由、熱中と共有をモットーに、第1弾の当ディスクでは、ハイドンとイングランド (パーセル、ロック、ブロウ)に焦点を当て、弦楽四重奏の原石ともいえる珠玉の作品を集めました。パーセルのファンタジアと60代のハイドンが書い た弦楽四重奏曲の間には100年ほどの時代の差がありますが、同時期に書かれたと言われたらそうかもしれないと思えるほどにパーセル作品が充実して いることに驚かされます。演奏自体が素晴らしいことはもちろん、うれしい発見に満ちた音楽の旅が広がります! (Ki)

ALIA VOX
AV-9933(2CD)
フアン・セバスチャン・エルカーノ〜歴史上初めて世界周航を成し遂げた旅人 エンリケ・ソリニス&エウスカル・バロックアンサンブル

録音:2018年、スペイン
バスク出身のスペイン人、エルカーノの物語。エルカーノは、1519年にマゼランが率いて始まった航海に同行。1521年にマゼランは亡くなり、240 人いた同行者も17人まで減った中、艦隊を率いて1522年に史上初の世界周航を成し遂げた人物です。ソリニス率いるエウスカル・バロックアンサンブ ルが、バスクの伝統的な薫りのする音楽でエルカーノの若き日を描き、ポリネシアやインドネシアの島々の音楽で旅のもようを描きます。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT148-C148
(1CD)
限定盤
花の女性 VOL.1 〜ルネサンス・リュート作品集 ガブリエラ・ペルジーニ(Lute)

録音:2019年/リメン・スタジオ
15〜17世紀、リュート音楽の黄金時代に書かれた作品群を収録。奏者のガブリエラ・ペルジーニによると、「花」や「香り」といったイメージが音 楽を表現するうえで大切だということです。 ★限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10413(1CD)
ナポリの協奏曲集
ペルゴレージ:ヴァイオリン協奏曲
ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第15番
フランチェスコ・スプリアーニ:チェロ独奏のためのシンフォニア
フランチェスコ・バルベッラ:リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番
ステファノ・ガレオッティ:チェロと通奏低音のためのソナタ第1番
ドメニコ・サッリ:リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第11番
ステファノ・ガレオッティ:チェロと通奏低音のためのソナタ第2番
ダニエラ・ドルチ(チェンバロ、オルガン、指揮)
ムジカ・フィオリタ

録音:2019年2月
18世紀初頭のナポリは器楽音楽が盛んで、音楽書法の上でも繁栄の一途をたどります。特に弦楽器、ヴァイオリンの音楽が多く作られ、作曲家は自 ら演奏者としても高い実力を持ち活躍していました。一流古楽団体ムジカ・フィオリタによる明朗快活な演奏で、ナポリ珠玉の名品集をお楽しみください。 (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNT-2105(2CD)
イタリアのクリスマス〜ヴィヴァルディ、ペルティ、マルティーニ、トレッリ、ヘンデル、他 エレーナ・チェッキ・フェーディ(S)、
ダニエレ・プローニ(Cemb)、
フェデリコ・フェッリ(指)、
アッカデミア・デリ・アストゥルージ
CONCERTO CLASSICS
CNT-2107(2CD)
A.スカルラッティ:セレナータ集
Al Fragor di Lieta Tromba
Bel Piacere ch’ e la caccia
エシュテヴァン・ヴェラルディ(指)
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
CONCERTO CLASSICS
CNT-2109(1CD)
B.マルチェッロ:詩編、ソナタ集 第1集 リディア・チェヴィダッリ(指 &Vn)、
アンサンブ・ザロモーネ・ロッシ、ヴェ
ロニカ・クラロヴァ(S)、
グローリア
バンディテッリ(Ms)、
アレッサンドロ・ヌッチョ(Br)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2113(2CD)
ハッセ:チェンバロのためのソナタ集
(世界初録音を含む)
キアラ・カッターニ(Cemb)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2116(1CD)
ジョスカン・デプレ:リュートのためのタブラチュア
(世界初録音を含む)
ミケーレ・チンクイーナ(ルネサンス・リュート)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2117(1CD)
ヴィラールト他、フランドル楽派の音楽
(世界初録音を含む)
マルコ・ジェンマーニ(指)、
ラ・ピファレスカ、カペッラ・マルチャーナ

ATMA
ACD2-2777(1CD)
バッハ&ブクステフーデ
ブクステフーデ:前奏曲 ハ長調 BuxWV 137
バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
バッハ:前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535
ブクステフーデ:前奏曲 ト短調 BuxWV 149
ブクステフーデ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxWV 211
バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659
ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
ヴァンサン・ブシェール(Org)

録音:2017年1月、2019年9月
若きバッハが休暇を取ってリューベックに赴き、ブクステフーデのオルガン演奏を聴いて衝撃を受け、予定を大幅に越えて滞在してしまったという逸話は有名で す。このアルバムでは二人の作曲家による似た構成、曲種、調性の楽曲を並べており、ブクステフーデから大きな影響を受けつつも自身の書法を深めていったバッ ハの作風を興味深く聞くことが出来ます。 (Ki)

Simax
PSC-1367(1CD)
『魅惑の夜というものは』
パーセル:劇付随音楽「アブデラザール」 Z.570【ロンドー、エア、メヌエット、ホーンパイプ、ジグ】
劇付随音楽「テーベの王エディプス」から つかの間の音楽Z.583/2 
歌劇「妖精の女王」Z.629 組曲【魅惑の夜というものは、妖精たちの踊り、ホーンパイプ、ロンドー、ジグ、歌の旋律、シャコンヌ:中国の男女の踊り】
歌劇「アーサー王」Z.628 から あなたはどんな力をもつ人なのか?
劇付随音楽「パウサニアス」 から バラの花より芳しくZ.585/1
「メアリー女王の誕生日の頌歌「行け、汝ら芸術の子」」から ヴィオールをかき鳴らせZ.323/5
音楽が恋の糧であるならZ.379
歌劇「アテネのタイモン」Z.632
愛は小鳥たちの細い血管の中に
やって来い、みんな、私のところへ
歌劇「インドの女王」Z.630
エア I & II
ホーンパイプ I & II
歌劇「ダイドーとイニーアス」Z.626からダイドーの嘆き「私が地中に横たえられる時には」
歌劇「アーサー王」Z.628から
シャコンヌ/こよなく美しい島よ
デイヴィッド・ハンセン(C.T)
オスロ・サークルズ
アストリ・キシュネル(バロック・ヴァイオリン)
オイヴィン・ヌッスレ(バロック・ヴァイオリン)
マリ・ギスケ(バロック・ヴィオラ)
ミーメ・ブリンクマン(バロック・チェロ)
カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
インゲボルグ・クリストフェシェン(リコーダー)
ヨハン・ボンデ(打楽器)
カール・ニューリーン(アーチリュート、バロック・ギター)
マリアンジョラ・マルテッロ(Cemb)

録音:2018年5月18日?21日 オスロ・オペラハウス(ノルウェー・オペラ&バレエ)(オスロ)
オスロ・サークルズ」は、オスロに結成された新しいバロック・アンサンブルです。彼らのデビューアルバム。『魅惑の夜というものは』をタイトルにイギリスのヘンリー・ パーセルの音楽がとりあげられました。パーセルは、36歳の生涯のあいだに膨大な音楽を書き、その中には多くの歌とアリアが含まれています。足が自然に踊りのス テップを踏んでしまうダンスソング、素朴な美しさの頌歌と賛歌、コントルダンスと気高いメヌエット 、エアとジグ。「欲望と情熱、快楽と苦痛、孤独と至福。この音楽では そうしたすべてが手をたずさえて歩む」。プログラムは、ブリテンが「パーセルの主題による変奏曲とフーガ」(青少年のための管弦楽入門)の「主題」にとった劇付随音楽 「アブデラザール」の〈ロンドー〉に始まり、パーセルのもっともよく知られた歌のひとつ〈つかの間の音楽〉、歌劇「妖精の女王」の組曲、ヘンリー・ヘヴェニンガム大佐の 詩をテクストにした単独の歌曲「音楽が恋の糧であるなら」、歌劇「アーサー王」の〈こよなく美しい島よ〉で閉じられます。 バロック・ヴァイオリニストのアストリ・キシュネルを中心にしたオスロ・サークルズには、コンチェルト・コペンハーゲン、B’Rock、アカデミア・モンティス・レガリス、バ ロッカネルネ、バロックソリステネ、ベルリン古楽アカデミーといったスカンジナヴィアと各国のアンサンブルで活躍する音楽家たちが集まりました。2017年にフランス のフロヴィル音楽祭でデビュー、2019年に出演した「バラジュディン・バロックの夕べ」で「最優秀演奏賞」を獲得しています。デビューアルバムに招かれたオーストラリ アのカウンターテナー、デイヴィッド・ハンセン(1981?)は、シドニー音楽院でアンドルー・ドルトンに師事、ジェイムズ・ボウマンとデイヴィッド・ハーパーにも学びまし た。2004年、エクサンプロヴァンス音楽祭の「ダイドーとイニーアス」でヨーロッパ・デビュー。表現力のある歌唱が認められ、「皇帝ティートの慈悲」のセスト、「セルセ」 のタイトルロール、「ポッペアの戴冠」のネローネなどの役でカールスルーエ、ウィーン、バレンシアなどの音楽祭とオペラへの出演が予定されています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0534(1CD)
NX-B03
ブクステフーデ(1637頃-1707):オルガン作品集〜アウグスト・シュトラーダル(1860-1930)によるピアノ編曲版
前奏曲とフーガ イ短調 BuxWV153
シャコンヌ ホ短調 BuxVW160
.前奏曲とフーガ ホ短調 BuxWV143
前奏曲とフーガ ホ短調 BuxWV142
パッサカリア ニ短調 BuxVW161
.前奏曲とフーガ ニ短調 BuxVW140
前奏曲とフーガ ト短調 BuxVW150
シャコンヌ ハ短調 BuxVW159
前奏曲とフーガ ヘ長調 BuxWV145
前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 BuxVW146
メイリン・アイ(P)

録音:2019年6月26日
世界初録音
リストやワーグナーの管弦楽作品やブルックナーの交響曲を、華麗なピアノ独奏版へと編曲したことで知られるアウグスト・ス トラーダル。彼はリストの弟子であり、師と同じくバッハを尊敬していました。もちろんバッハの作品を研究するだけではな く、バロック期の作曲家たちの作品にも興味を持ち、なかでも1876年にフィリップ・スピッタが校訂したブクステフーデのオルガ ン曲は、ストラーダルにとって最高の情報源となり、彼はこの中の何曲かをピアノ独奏用に編曲することにしたのです。極めて 精緻、かつ技巧的に書かれたブクステフーデのオルガン曲をピアノ用に編曲するためには、声部を整理し時には減らす必要 がありましたが、完成した作品はブクステフーデの華やかさを失うことなく、素晴らしいピアノ曲へと変貌しています。

Solo Musica
SM-326(1CD)
NX-B03
カルロ・ドナート・コッソーニ(1623-1700):隠者の晩課 ノヴァンティクア・ベルン(ヴォーカル・アンサンブル)&ケッセルベルク・アンサンブル

録音:2019年3月31日&4月1日スイス、聖ペーター・チューリッヒ教会
15.Salve Regina サルヴェ・レジナ めでたし元后 17世紀イタリアのコモ湖近くのグラヴェドーナの音楽一家に生まれたコッソーニは、かつて自身が司祭を務めていたサン・ フェデーレで、オルガニスト兼作曲家として活躍し、54作以上の宗教曲をベネディクト会修道院に遺贈。これらは後に 図書館に収められました。ここで作品を演奏しているノヴァンティクア・ベルンは、1987年にベルンハルト・ファンマッターが 結成した声楽アンサンブルで、小規模アンサンブルによる洗練された合唱曲の上演に定評があります。アンサンブル名 「ノヴァンティクア」が示す通り、古楽と同時に20世紀と21世紀の音楽も得意としています。ケッセルベルク・アンサンブル は、2004年にラトヴィア出身の音楽家たちで結成。全員が名門バーゼル・スコラ・カントルムの卒業生です。彼らが奏 でる美しい響きをお楽しみください。

Gramola
GRAM-99027(1SACD)
NX-B08
アレグリ(1582-1652):神よ、われを憐れみたまえ(ミゼレーレ)(V. イヴァノフによる合唱とサクソフォン編) マルティナ・ダックスボック(S)
バルバラ・シャンドル(S)
マキシミリアン・リーブル(C.T)
マルテ・ブルス(Bs)
シネ・ノミネcho
ミヒャエル・クレン(Sax)
ヨハネス・ヒーメツベルガー(指)

録音:2014年5月17日オットー・ヴァグナー教会
イタリアの作曲家アレグリが詩篇第51番をもとに作曲した合唱曲「ミゼレーレ」は長い間、採譜を認められずシスティーナ 礼拝堂における“特別な礼拝”のみで演奏されていた秘曲中の秘曲でしたが、1770年にローマを訪れたモーツァルトが 二回耳にしただけで完全に耳コピし採譜、その翌年には出版され、広く世間に流布したことで知られています。この演奏 はオーストリアを代表する合唱団の一つ「シネ・ノミネ合唱団」の清冽な歌声に、なんとサクソフォンの響きを併せたという 特別なもの。神秘的な合唱に溶け合いつつ、強い主張をするサクソフォンの即興的なメロディが格別の美しさを誇りま す。長い歴史を誇るオットー・ヴァグナー教会の豊かな残響も聴きどころです。

Resonus
RES-10253(1CD)
NX-B05
トーマス・トムキンス(1572-1656):おお主に感謝せよ〜合唱作品集
1. Death is swallowed up in victory 死は勝利にのまれた
2.Preces & Responses - Preces プレケス&レスポンセス - プレケス
マニフィカト&ヌンク・ディミティス(第4礼拝)
3.Magni?cat マニフィカト 4.Nunc dimittis ヌンク・ディミティス
5.Who can tell how oft he o?endeth だれが自分の度々のあやまちを悟ることができましょう
6.Gloria tibi Trinitas グロリア・ティビ・トリニタス(汝三位一体に栄光あれ)
7.Give sentence with me, O God おお神よ、私を裁いてください
マニフィカト&ヌンク・ディミティス (第7礼拝)
8.Magni?cat マニフィカト 9.Nunc dimittis ヌンク・ディミティス
10.Preces & Responses -Responses プレケス&レスポンセス-レスポンセス
11.Jesus came when the doors were shut イエスが来られた時、扉は閉まっていた
12.Turn unto the Lord our God 主に帰り、われらが神のみ前に伏し拝むでしょう
13.A Fantasy ある幻想
14.Give ears unto my words 主よこの祈りを聞いてください
15. he heavens declare the glory of God もろもろの天は神の栄光をあらわし
16.Remember me, O Lord 主よ、私を忘れないで
17.O Lord, how manifold are the works 主よ、あなたのみわざはいかに多いことであろう
18.O give thanks unto the Lord おお、主に感謝せよ
19.Voluntary ヴォランタリー
ハンプトン・コート宮殿聖歌隊
ルーファス・フロウド(Org)
カール・ジャクソン(指)

録音:2019年7月23-25日
500年近くの歴史を誇るイギリスのハンプトン・コート宮殿聖歌隊によるResonus Classicsからの2作目のア ルバムは、17世紀初期、イギリス音楽におけるルネサンス末期から初期バロック時代に活躍した作曲家、オルガ ニストのトーマス・トムキンスの合唱曲集。トムキンスが得意としたヴァース・アンセムをはじめ、2つの夕べの歌の カンティクルに詩篇歌と、トムキンスのイギリスの教会音楽への貢献度がわかる内容です。ハンプトン・コート宮殿 聖歌隊は、現在カール・ジャクソンが指揮をとり、聖歌隊のオフィシャルサイトの情報によると、プロの歌い手の男 性6名と約18名の、7歳から13歳までの少年たちが所属しています。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-018(DVD)

NYDX-50065(DVD)
国内盤仕様
税込定価
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り レア・デザンドル、エヴァ・ザイシク(S)
リュシル・リシャルド(A)
オリヴィエ・コワフェ、エミリアーノ・ゴンサレス・トロ、ザッカリー・ワイルダー(T)
ニコラ・ブローイマンス、ルノー・ブレ、ジョフロワ・ビュフィエール(Bs)
ピグマリオン(古楽器使用)
ラファエル・ピション(指)

収録:2019年2月 ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂
字幕:仏・英・独
収録時間:117分
音声:Dolby digital 5.1&Stereo
NTSC All-Regions 片面二層
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
今や、幼少の頃はじめて手に取る楽器がヴィオラ・ダ・ガンバやリュートであることも珍しくない古楽先進国フランス。その最前線をひた走る若 き敏腕指揮者ラファエル・ピションが信頼できる音楽仲間を集めたピグマリオンは、今もっとも来日が望まれている古楽グループのひとつ――そ の技量はおもに18世紀作品で発揮されてきましたが、ここに登場するライヴ映像にふれてみれば、いかに彼らがバロックの真髄をものにし、モ ンテヴェルディ特有の音楽世界ともこのうえなく相性抜群だったかがわかることでしょう。 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂のバロック内装を背景に彼らが繰り広げるモンテヴェルディ代表作のライヴは、教会での祈祷に供される作品本来 のあり方を意識させる映像冒頭の祈りから一転、序曲を成すトッカータとともに照明が変わり、礼拝を越えた音楽の力をいかんなく伝えてや みません。独唱者陣には今をときめくザイシクやトロも加わり、合唱に対して小ぶりに揃えられた器楽陣営の存在感も格別。目にする機会の 少ない古楽器の貴重な演奏図であることさえ忘れかかるほどの、惚れ惚れするような躍動感豊かな演奏……何度も聴きたくなる一作、今 こそ見ておきたい古楽映像です。

OMF
KCD-2075(1CD)
税込定価
G.B.ヴィヴィアーニ:教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ 作品4 朝吹園子(バロックVn)
西山まりえ((Cemb、バロックハープ)
懸田貴嗣(バロックVc)

録音:2019年3月5日-2019年3月8日神奈川県立相模湖交流センター

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-019(DVD)
NX-D09
『愛の気まぐれ』〜1600年前後、メディチ宮でのオペラの誕生

収録された作曲家:クラウディオ・モンテヴェルディ、ジュリオ・カッチーニ、クリストフォロ・マルヴェッツィ、ジローラモ・ファンティーニ、マルコ・ダ・ガリアーノ、ルカ・マレンツィオ、ヤーコポ・ペリ、アレッサンドロ・オロロジオ、ロレンツォ・アッレーグリ、ピエトロ・アントニオ・ジラーモ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオーナメンテ、エミーリオ・デ・カヴァリエリ

構成:フランソワ=ルネ・マルタン
第1の幕間『愛の気まぐれ』
第2の幕間『アポロンの伝説』
第3の幕間『オルフェオの嘆き』
第4の幕間『恋人たちの踊り』
レア・デザンドル、エヴァ・ザイシク(S)
リュシル・リシャルド(A)
ダヴィ・コルニロ、エミリアーノ・ゴンサレス・トロ、ザッカリー・ワイルダー(T)
ニコラ・ブローイマンス(Bs)
合唱&管弦楽:ピグマリオン(古楽器使用)
コンサートマスター ジェローム・ヴァン・ワールベーケ(ヴァイオリン&リラ・ダ・ブラッチョ)
指揮:ラファエル・ピション

収録:2019年2月 ヴェルサイユ宮殿 鏡の間 (ライヴ)
字幕:仏・英・独
収録時間:107分
音声:Dolby digital 5.1&Stereo
NTSC All-Regions 片面二層
一般に音楽史をひもとくと、1600年前後にフィレンツェの芸術同人会カメラータがオペラを誕生させ…と語られますが、本作はそれよりもさらに 手前、1589年に行われたメディチ家の結婚式での音楽幕間劇『ラ・ペッレグリーナ』まで時間を遡り、オペラ前史が16世紀もかなり早い段階 から始まっていたという前提でプログラムを構成、モンテヴェルディはオペラ史がかなり展開したあと登場したことを示す選曲にしている点が注目 です。そうしたオペラ誕生の物語をライヴ映像で確認できる好企画です。 ルネサンス以降、フィレンツェのメディチ宮で行われる様々な出し物は、その豪華さでヨーロッパ中に有名なものでした。それらの幕間では音楽 と詩を組み合わせた質の高い劇が行われ、イタリア・オペラの土台が築かれたといえるでしょう。これを受け継ぎ、さらに深い表現と内在的な美 しさ、高い完成度で組み上げられたものが、1607年にモンテヴェルディが作曲した『オルフェオ』です。今回ピションは1600年頃の音楽から特 に華麗なものを選び、当時メディチ宮で行われた幕間劇を再現することを試みています。さらにはヴェルサイユ宮殿の鏡の間で収録されたこと で、さながら当時の栄華の只中にいるような感覚を味わうことの出来る、素晴らしい作品となっています。

ALTO
ALC-1402(1CD)
パーセル・アルバム
パーセル:劇付随音楽 「エディプス王」 Z.583 から Music for a while
セミ=歌劇 「アーサー王」 Z.628 から Fairest isle, all isles excelling
劇付随音楽 「パウサニアス」 Z.585 から Sweeter than roses
セミ=歌劇 「インドの女王」 Z.630 から I attempt from love's sickness to fly
音楽が愛の糧であるならば [If music be the food of love] (第1版) Z.379A
聖セシリアの日の為のオード 「嬉しきかな、すべての楽しみ」 Z.339 から
Here the deities approve
アンセム 「常に主において喜べ」 Z.49
セミ=歌劇 「妖精の女王」 Z.629 から
Mystery's song / Secrecy's song / Epithalamium: Thrice happy lovers / The plaint
歌劇 「ディドとアエネアス」 Z.262 から
序曲 / Fear no danger to ensue
Thy hand, Belinda - When I am laid in earth (ディドの嘆き)
With drooping wings ye cupids come
アンセム 「わが愛する者は語る」 (Z.28) から
序曲 (シンフォニア) / My beloved spake / My beloved is mine
聖セシリアの日の為のオード 「めでたし、輝けるセシリアよ」 Z.328 から
The fife and all the harmony of war / Hail! bright Cecilia
メアリー女王の誕生日の為のオード 「来たれ、汝ら芸術の子よ」 Z.323 から
Sound the trumpet / Come, come, ye sons of art / Strike the viol / See nature rejoicing
デラー・コンソート
アルフレッド・デラー(指)

録音:1957-1959年 
原盤:Vanguard

Tactus
TC 640280(3CD)
ベンボ:プロドゥショーニ・アルモニケ(和声の創造、1701年) アルモニア・デッレ・スフェーレ

録音:2017年10月&2018年7月、イタリア
1643年にヴェネツィアで生を受け、その後の紆余曲折(結婚の失敗とも伝わる)を経て、活躍の場をパリへと移した17世紀イタリアの女流作曲家、声楽家、アントニア・ベンポ(1643−1720)。
バルバラ・ストロッツィの師であるフランチェスコ・カヴァッリに作曲を学び、その作品の多くは太陽王ルイ14世に献呈されたと伝えられています。
「プロドゥショーニ・アルモニケ」は、声楽と器楽パリ時代の1701年に作曲され、他の作品と同じくルイ14世に捧げられた41曲のモテットで構成される曲集。ここでは特に日本人ソプラノ歌手、神谷美穂の活躍が際立っています。
Tactus
TC-720101(1CD)
テレーザ・アニェージ:器楽伴奏付き歌曲集(1749年)
私は混乱している羊飼い/私の心は甘い動きで震え/話すのは私ではないので/最愛のライを泣かせないで/私は喜んで彼に従い/残酷なことを言わないで/牧師は冗談を言う/苦しみ、軽薄/古いの刑務所へ
エレーナ・ディ・シモーネ(Ms)、
アンサンブル・イル・モザイコ

録音:2018年1月、ヴェローナ(イタリア)
マリア・テレーザ・アニェージ(1720−1795)は、経歴や詳しい作曲歴などは謎に包まれているものの、1749年に作曲された「Arie con Istromenti」は、ザクセン選帝侯フリードリヒ・クリスティアンの妻であるマリア・アントーニアに捧げられており、イタリアのミラノを主な活躍の場としたとされる18世紀の女流音楽家。
その主な作品は歌曲と鍵盤作品であり、歴史に埋もれた知られざる女流作曲家の1749年の歌曲集が、エレーナ・ディ・シモーネの歌声で陽の目を見ます。

DUX
DUX-1551(3CD)
リリウス:作品全集
歓喜の声を主にあげよ、全地の人々よ/ミサ・ブレヴィッシマ/主を誉めまつる/主よ、想いおこしたまえ/サクリス・ソレムニス第1番/サクリス・ソレムニス第2番/祈りの歌/祈りの歌、祈り/荘厳なる聖ニコライのモテット/主の御業の日/主を褒めたたえよ/主にあって私の心は喜び/イエスよ、あなたの愛は/復活祭のミサ/4声のミサ曲/デ・コンセプショーネ/ミサ曲《深き淵より》/トッカータ/8声のミサ曲第1番/8声のミサ曲第2番/3声のアリア/キリストはいま蘇られた/主の大いなる栄光/イエス、優しい思い出/おお、救いのいけにえよ
オクターヴァ・アンサンブル、
コレギウム・コペルニクス

録音:2018年、ポーランド
イタリアのジーリス家にルーツを持ち、17世紀前半のポーランドにおける最も重要な音楽家の1人として、同国の音楽史にその名を刻むフランチシェク・リリウス(c.1600−1657)の現存する全作品を集めた音楽史的に貴重な作品集。幼少期、青年期にはヴァーサ朝、ポーランド・リトアニア王国の国王ジグムント3世の宮廷オーケストラで活躍し、1630年から57年にかけてはクラクフ大聖堂の声楽、器楽のアンサンブルのカペルマイスターとして活躍した記録が残っているものの、その生涯の大半は謎に包まれたままとなっています。
ワルシャワの音楽文化の発展に寄与したリリウスの知られざる宗教作品を、ポーランドの2つの古楽アンサンブル、オクターヴァ・アンサンブルとコレギウム・コペルニクスが明らかにしてくれます。

Delphian
DCD-34224(1CD)
ミラノ大聖堂のための音楽
ヘルマン・マティアス・ヴェレコール(c.1500−after 1574):汚れなき貞節なマリア
フランキヌス・ガッフリウス(1451−1522):おお、聖なる饗宴よ
ヴェレコール:わが民人よ
ジョスカン・デ・プレ(c.1450−1521):恵み深き救い主の御母よ − ようこそ天の女王
ヴェレコール:邪悪な死は、ようこそ海の星(アヴェ・マリス・ステラ)、わが神よ耳を傾けたまえ
ガスパル・ファン・ヴェールベケ(c.1445 after 1516):ようこそ天の女王
ヴェレコール:すべての者は幸いなり
ドミニク・フィノ(c.1510−c.1556):ある人が大いなる宴を催し
ジョスカン・デ・プレ:汚れなき貞節なマリア
シグロ・デ・オロ、
パトリック・エイリーズ(指)

録音:2019年4月22日−24日、オックスフォード・マートン・カレッジ礼拝堂
2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"のサード・アルバム。約30年間にわたってミラノ大聖堂の楽長(maestro di cappella)を務めながらも、現在ではほとんど知られていないフランドル出身の作曲家ヘルマン・マティアス・ヴェレコールの現存する6つモテットを中心に、ヴェルコールの前任としてミラノ大聖堂の楽長を務めていたフランキヌス・ガッフリウスや、ミラノで活躍したネーデルラント出身のガスパル・ファン・ヴェールベケ、大半をイタリアで過ごしたフランス・フランドルのドミニク・フィノなどがミラノ大聖堂のために書いた作品を、ミラノ図書館の資料から再興するという意義深いプログラム。ジョスカン・デ・プレとガッフリウスの作品を除き、すべて世界初録音。

IBS CLASSICAL
IBS-22017(1CD)
アントニオ・マルティン・イ・コル:音楽の花束(1706-1709)より(クラリオン、オルガン、パーカッション編)
1.Obra de clarines
2.Matassine
3.Otro genero de canarios(オルガン独奏)
4.Entrada de Bretons
5.Obra de Pensie
6.Cancion
7.Marche de Gautier, La
8.Chacona(オルガン独奏)
9.Llamadas de Clarin
10.Otra cancion, se ha de tocar grave
11.Cancion de Clarin, con eco, a discrecion
12.Cancion 8a a dos clarines(オルガン独奏)
13.Batalla
14.Cancion VII・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
15.Cancion XVII・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
16.Cancion V・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
17.Cancion de un clarin solo
18.Cancion (12a a dos clarines)(オルガン独
奏)
19.Cancion for 2 clarins
20.Otra cancion para ecos
21.Otra cancion
22.Bayle del Gran Duque(オルガン独奏)
23.Zarabanda Francesa Bayle del Gran
Duque
24.Cancion XXIX
・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
25.Cancion XXIV
・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
26.Cancion XXII
・・・2台無孔ナチュラル・トランペット
27.Bailo di dame
28.Minue No.6
29.Villano, El
30.Minue No.7(オルガン独奏)
31.Minue al violin No.26 (Rigaudon)
ビンセンテ・アルカイデ(クラリオン/無孔ナチュラル・トランペット)
イゴノ・コルフォルツィ(無孔ナチュラル・トランペット)
アブラハム・マルティネス(Org)…Torre de juon Abod(スペイン)
アルバーロ・ガッリード(パーカッション)

録音:2016年2月27-28日/5月1-22日
18世紀スペインの作曲家アントニオ・マルティン・イ・コルのオルガン作品集「音楽の花束」から、オルガンの高音域を 効果的に用いた曲を選び、そのパートをルネサンス時代の巻管トランペット「クラリオン」で演奏したという興味深いア ルバム。オルガン独奏曲を交えることで、クラリオン特有の楽器の明朗な音色が良く映える聴きごたえのある1枚で す。無孔ナチュラル・トランペットを用いた曲での見事な音程の取り方にも注目です。
IBS CLASSICAL
IBS-212018(1CD)
D・スカルラッティ:ヴェネツィア写本 1742年〜通奏低音と独奏楽器のためのソナタ集(アンサンブル編)
ソナタ ト短調 K.88/L.36/P.8
ソナタ ホ短調 K.77/L.168/P.10
ソナタ ト長調 K.91/L.176/P.11
ソナタ ホ短調 K.81/L.271/P.13
ソナタ ト長調 K.79/L.80/P.204
ソナタ ト長調 K.80/P.28
ソナタ ニ短調 K.89/L.211/P.12
ソナタ ニ短調 K.90/L.106/P.9
ソナタ ハ短調 K.73/L.217/P.80
※全てシルビア・マルケス・チュリリャによる室内楽アンサンブル編
ラ・テンペスタ(ピリオド楽器使用・・・トラヴェルソ/2Vn/Va/Vc/Cb/Cem)

録音:2017年12月13-15日,2018年6月14日
ナポリに生まれ、スペインのマドリードで没したドメニコ・スカルラッティは、555曲もの鍵盤ソナタを残し、近代的な鍵盤 奏法を確立した作曲家。彼が熱心に作曲活動を始めたのは、ポルトガル宮廷礼拝堂楽長に就任し、王女マリア・ バルバラと王子フェルディナンドの鍵盤楽器のレッスンを担当するようになってからと言われています。1742年のヴェネ ツィア写本に収録された作品は初期のもので、王女と皇太子の学習用に作曲されたといわれており、通奏低音とソ ロ旋律声部からなる作品が含まれ、ヴェネツィアで習得したらしいヴァイオリン奏法の影響もみることができます。シル ヴィア・マルケス・チュリリャ率いるラ・テンペスタは、2000年に結成された古楽器使用のアンサンブル。スペインの古楽 界で注目されており、ドメニコ・スカルラッティ特有の予測不能なリズムや流れなどを巧みな技術でカバー、精度の高い 演奏を繰り広げています。
Dynamic
CDS-7861(10CD)
NX-G03
イタリアのヴァイオリン協奏曲集
【CD1】ヴィヴァルディ:ラ・ストラヴァガンツァ Op.4より
協奏曲 第1番変ロ長調 RV383a
協奏曲 第2番ホ短調 RV279
協奏曲 第3番ト長調 RV3301
協奏曲 第4番イ短調 RV357
協奏曲 第5番イ長調 RV347
協奏曲 第6番ト短調 RV316a
【CD2】ボンポルティ(1672-1749):4声の協奏曲より
4声の協奏曲 第1番イ長調
4声の協奏曲 第2番変ロ長調
4声の協奏曲 第3番変ロ長調
4声の協奏曲 第4番変ロ長調
4声の協奏曲 第5番ヘ長調
【CD3】ロカテッリ:ヴァイオリンの技法より
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.3-No.1
ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 Op.3-No.2
ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.3-No.7
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.3-No.11
【CD4】タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 イ短調 D114/協奏曲 ニ長調 D25
協奏曲 変ロ長調 D121/協奏曲 ニ長調 D36
協奏曲 ハ長調 D11/協奏曲 ホ長調 D51
【CD5】ロッリ(1725-1802):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 第7番ト長調
協奏曲 第8番ニ長調(2本のオーボエと2つのホルンとともに)
協奏曲 第9番ハ長調(2本のホルンとともに)
協奏曲 変ホ長調(2本のホルンとともに)…A.ロッリの作とされる
カデンツァ…ルカ・ファンフォーニ作
【CD6】ナルディーニ(1722-1793):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 ハ長調/協奏曲 ト長調
協奏曲 ニ長調/協奏曲 イ長調
【CD7】
ロッラ(1757-1841):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 変ロ長調/協奏曲 ニ長調
協奏曲 イ長調
マルコ・ピノッティによる手稿譜からの印刷
【CD8】ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲 第22番イ短調 W22/G97
協奏曲 第24番ロ短調 W24/G105
協奏曲 第28番イ短調 W28/G143
【CD9】パガニーニ:パガニーニのヴァイオリンで演奏する協奏曲集
大協奏曲 ホ短調 M.S.75(F.フィオーレによる新しい管弦楽版/M.クアルタによる再構築版
ヴァイオリン協奏曲 第4番ニ短調 M.S.60(M.クアルタによる再構築版)
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 M.S.49(F.フィオーレによる管弦楽版/M.クアルタによる再構築版)
【CD10】パガニーニ:パガニーニのヴァイオリンで演奏する協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第3番(M.クアルタ&G.オデーロによる再構築版)
ヴァイオリン協奏曲 第5番(F.フィオーレによる管弦楽版//M.クアルタによる再構築版)
カデンツァ…マッシモ・クアルタ作
【CD1】
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
モード・アンティクォ(アンサンブル)
録音:2017年1月28日-2月3日

【CD2】
アルベルト・マルティーニ(Vn,指)
アカデミア・イ・フィラルモニチ(アンサンブル)
録音:2001年5月18-20日

【CD3】
ルカ・ファンフォーニ(Vn,指)
レアーレ・コンチェルト(アンサンブル)
録音:2001年4月21-22日

【CD4】
ラルテ・デラルコ(アンサンブル)
録音:2009年9月10-13日

【CD5】
ルカ・ファンフォーニ(Vn,指)
レアーレ・コンチェルト(アンサンブル)
録音:2006年4月-6月

【CD6】
マウロ・ロッシ(Vn,指)
ミラノ・クラシカ室内O
録音:2001年6月

【CD7】
パオロ・ギドーニ(Vn,指)
コンセルヴァトーリオ・ディ・マントヴァ室内O
録音:2011年10月1-2日

【CD8】
フランコ・メッツェーナ(Vn,指)
シンフォニア・ペルジナ(アンサンブル)
録音:2002年10月17-18日

【CD9】
マッシモ・クアルタ(Vn,指)
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場O
録音:2002年9月

【CD10】
マッシモ・クアルタ(Vn,指)
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場O
録音:2000/2001年9月
18世紀イタリアが発祥の地とされる「独奏ヴァイオリンのための協奏曲」。瞬く間にヨーロッパ中に広がり、世界的な人気となりま した。この10枚組のアルバムには、ヴィヴァルディ、ボンポルティ、ロカテッリ、タルティーニ、ロッリ、ナルディーニ、ローラ、ヴィオッティ、 パガニーニの作品を収録。なかでも冒頭に収録されたヴィヴァルディの協奏曲は、この時代の代表作であり、多くの作曲家たち が彼の作品を模倣しながら、自らの作風を創り上げていったものです。各々の作曲家の作品は、どれも個性的であり、作風の 違いを聴き取るのも楽しいことでしょう。最後の2枚はパガニーニ自身が演奏した楽器を用いて、パガニーニ作品を演奏したアル バムです。時代を超えた美しい音色を存分にお楽しみください。

ALPHA
ALPHA-566(1CD)

NYCX-10118(1CD)
国内盤仕様
税込定価
シャルパンティエ:『オルフェ、冥府へ下る』 H 471 
『オルフェの冥府下り』 H 488
ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)【デボラ・カシェ(ソプラノ独唱)、レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル独唱)、エマニュエル・レシェ、アンネリース・デコック(Vn)、アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ)、モルガン・エウザン(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)、ミリアム・リニョル、サロメ・ガスラン(バス・ド・ヴィオル)、ロナン・ケルノア(バス・ド・ヴィオル、バス・ド・ヴィオロン)、ソフィー・ファンデン・エインデ(テオルボ)、アントニー・ロマニュク(クラヴサン&オルガン)】

ヴォクス・ルミニス(合唱)【ズュジ・トート、ステファニー・トゥルー、クララ・クトゥリ(ドゥシュ〔=ソプラノ〕)、ヴィクトリア・カッサーノ(バ=ドゥシュ〔=アルト〕)、ラファエル・ヘーン(オートコントル〔=高音部テノール〕)、フィリップ・フレーリガー(ターユ〔=テノール〕)、リオネル・ムニエ(バス=ターユ〔=バリトン〕)
、ジョフロワ・ビュフィエール(Bs)】

録音:2019年2月、ケイホフ礼拝堂(ベルギー中部フラームス=ブラバント地方)
【国内盤】歌詞・解説日本語訳、補筆:白沢達生
Alphaレーベルでの録音を通じ、フランス17〜18世紀の音楽を積極的に世界へ発信しつづけている古楽歌手レイナウト・ファン・メヘレンの グループ、ア・ノクテ・テンポリス。かたやフランス、ベルギー、ドイツなどの実力派古楽歌手たちを軸に、各パート2〜3人に絞った小規模編成 でドイツ三大S(シュッツ、シャイン、シャイト)からヘンデルまで、幅広いレパートリーを世に問うてきた古楽声楽集団ヴォクス・ルミニス。ヨーロッ パの古楽研究とライヴ・パフォーマンスの最前線をゆく二つの俊才集団が手を組み、フランス・バロック最大の作曲家のひとりシャルパンティエの 2傑作と正面から対峙した充実アルバムを録音してくれました。 ルイ14世の宮廷で王室音楽総監督リュリが活躍しているあいだ、シャルパンティエは王室での仕事から遠ざけられ、リュリの妨害のもと大がか りなオペラは作曲できなかったのですが、そのかわりに小編成・小規模の声楽曲で名品を数多く残しています。早世した恋人ユリディスを冥府 まで取り返しに行く竪琴の名手オルフェ(オルフェウス)の物語では長短二つの作品を残しましたが、ここで両作品の対比をきわだたせながら、 精彩あざやかな古楽器演奏でファン・メヘレンの歌を彩ってゆくア・ノクテ・テンポリスのアンサンブルはみごとなもの。クラヴサン(Cemb)奏者 としてパトリツィア・コパチンスカヤの名盤『TAKE TWO』でも活躍した異才アントニ―・ロマニュクが加わっているのも注目です。実力派声楽 集団ヴォクス・ルミニスの参与も頼もしく、演劇性に満ちたシャルパンティエの音楽が21世紀の今こそ対峙すべき音世界であることを説得力 豊かに伝えています。

RAMEE
RAM-1909(1CD)
17世紀スペインとイタリアの作曲家による、民衆歌と民俗舞踊にもとづく音楽
1.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ(1618-1622に活躍):Gagliarda ガリアルダ / Tra queste selve この木蔭で
2.カルロ・ミラヌッツィ(1594頃-1647頃):Ut, re, mi, fa, sol, la ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
3.アントニオ・カルボンキ(17世紀に活躍):Ciaccona passegiata per B Bのためのチャッコーナ・パッセジアータ
4.ホアン・デ・アラニェス(1580頃-1649頃):Halconcillo nuevo 新参者のハヤブサ
5.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:?Quien menoscaba mis bienes? 誰が埋めてしまったのだ、私の財産を
6.ホアン・デ・アラニェス:Dulce desden 甘やかに見下して
7.作者不詳(17世紀):Aria di Fiorenza フィレンツェの歌
8.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Tres ninas me dan enojos 3人の娘たちが怒らせる
9.ホアン・デ・アニェス:Mi zagala sus panos わたしのいい人、その服の下に
10.アントニオ・カルボンキ:Passacagli del E Eのパッサカーリ
11.ステファノ・ランディ(1587-1639):Fonti del mio dolor 我が悲しみの源
12.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Espanoleta スペイン女 /
De mis tormentos y enojos わたしの苦しみと怒りで / Spagnoletto スペイン人
13.カルロ・ミラヌッツィ:O Clorida vaga e gentile おおクロリーダ、美しくもやさしく
14.ジョヴァンニ・G.カプスベルガー(1580頃-1651):Vezzosett’e care 魅惑的な、愛らしいお嬢さんたち
15.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Vuestra belleza, senora あなたの美しさは、ご婦人よ
16.ジョヴァンニ・G.カプスベルガー:Avrilla mia 我がアヴリッラよ
17.ホアン・デ・アラニェス:Digame un requiebro 告白してくれてもいいのに
18.作者不詳(17世紀) / ジョヴァンニ・ステファーニ:Folia フォリア / Por los jardines de Chipre キプロスの庭園に寄せて
19.ステファノ・ランディ:Amarillide, deh! vieni アマリッリデ、ああ!来てくれ
20.作者不詳(17世紀):Ciaccona チャッコーナ
21.作者不詳(17世紀) / ホアン・デ・アラニェス:Agora que la guitarra さあ、ギターを
ラ・ボス・ガラナ【セバスティアン・レオン(Br)、ルイ・カペイユ(バロック・ハープ)、エドウィン・ガルシア(バロック・ギター)】

録音:2019年4月26-29日 聖ゲオルグ教会、ハルティンゲン、ドイツ
バーゼルのスコラ・カントルムの学生たちによって2011年に結成され、スペインとラテン・アメリカの古楽の紹介を目的とするラ・ボス・ガラナ。 Lindoro(リンドロ)レーベルより発売されたマティアス・ドゥランゴを中心としたスペイン・アルバムが好評を博した彼らが、今回は2つの撥弦楽器 とバリトンというシンプルな編成で、17世紀にイタリアで活躍した、スペインとイタリアの作曲家の作品を集めています。カプスベルガーやランディ といった比較的知られる作曲家の作品から伝承曲によるものまで、いずれも民衆歌の感覚を活かして書かれたもの。当時の躍動感あふれる 地中海の民衆感覚がにじむ作品が多く、歌詞もあけすけさと詩的情緒すれすれを突いたきわどいものが少なくありません。力強くリズミカルな 音楽が現在でもたいへん分かりやすく、抗いがたい魅力を持っています。 グループ名は「輝かしい声」という意味の彼ら、その名の通り張りと艶のある美しいセバスティアン・レオンの歌声と、息の合った器楽とのアンサン ブルを堪能できるアルバムです。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-017(DVD)
NX-D09
『ルイ14世の戴冠式』〜1654年6月7日、ランス・ノートルダム大聖堂に於ける戴冠式の音楽を、ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂にて再現

◆主な収録作品
アントワーヌ・ボエセ:Anna Mater matris
エティエンヌ・ムリニエ:Beata Dei genitrix / Cantate Domino / Agnus Dei /
Flores apparuerunt
オルランド・デ・ラッスス:O rex vivat !
アンリ・デュモン:In lectulo meo
カヴァッリ:Dixit Dominus / Sonate a douze、ほか
バスティアン・ドゥセ(指)
アンサンブル・コレスポンダンス(合唱、アンサンブル/古楽器使用)
ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年合唱団

収録:2019年6月 ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂
収録時間:1時間48分 日本語字幕無し 片面二層ディスク
映像:NTSC 16:9 All Regions
音声:Dolby Digital 5.1 & Stereo
様々なレーベルで多彩な録音を行っているアンサンブル・コレスポンダンス。Harmonia Mundiレーベルでリリースしたルイ14世を讃える『夜の 王のバレ』が大きなヒットとなった彼らがついに、その戴冠式の音楽を映像で収録しました。しかもルイ14世ゆかりのヴェルサイユ宮殿旧王室 礼拝堂での収録です。演奏陣もセルパンのパトリック・ヴィバールを初め、ソリスト級のアーティストが多数参加。曲は「ルイ13世の結婚式のた めのパヴァーヌ」による王の入場で始まり、当時の式典での演奏慣例曲を伝承曲も多く含んで式が進行され、最後は戴冠した王のために聖 堂の扉が開き、モテ「喜びなさい、大いに喜びなさい」が歌われて終わります。フランス王朝全盛期にあって、いまだ「フランス宮廷音楽」が産声 をあげはじめたにすぎなかった時代ならではの選曲となっており、イタリア感覚まじりの音楽に、より古い時代の伝統を感じさせるラッスス作品な ども出てきます。歴史遺産の宮殿で収録された映像ならではの、絢爛豪華な音楽物語をお楽しみください。

Capella de Ministrers
CDM-1947(1CD)
英国ルネサンスの歌と器楽
1.ヒューム:Lamentations (Fragmento) 嘆き(断片)
2.コーキン:Beware faire Maides 娘さん、どうか気を付けて
3.ダウランド:Fantasia ファンタジア
4.ダウランド:Come, heavy Sleep 来れ、重き眠りよ
5.ヒューム:A Humorous pavan 陽気なパヴァン
6.ヒューム:What greater Griefe なんと大きな悲しみ
7.作者不詳:Greensleeves to a ground グラウンドによる「グリーンスリーヴス」
8.ダウランド:Flow my tears 流れよ、わが涙
9.ダウランド:Go, crystal tears 行け 水晶の涙よ
10.作者不詳:Ground upon A Mi Re ラ・ミ・レによるグラウンド
11.作者不詳:The Willow song 柳の歌
12.ダウランド:Can she excuse my wrongs 彼女は私を許してくれるだろうか
13.即興:A Circle in the water - Passacaglia 波紋〜パッサカリア
14.コーキン:Goe heavy thoughts 行け、重き思いよ
15.作者不詳:The Woodycock 木の雄鶏
16.ダウランド:In darkness let me dwell 暗闇に住まわせておくれ
カペリャ・デ・ミニストレルス
デリア・アグンデス(S)
カルレス・マグラネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベルト・カセス(ルネサンス・リュート、テオルボ)
録音:2019年7月31日-8月2日、サンタ・マリア教会、レケナ、ヴァレンシア
スペイン西部バレンシアに拠点をおくカペリャ・デ・ミニストレルスは、アルバムを制作するたび入念な背景研究にもとづくテーマ性の高いプログラ ムを打ち出し、古楽ファンの心をつかんで離しません。今回のアルバムでは1600年前後英国の歌曲と器楽曲から、政治的宗教的な抑圧に より当時のヨーロッパの大衆を覆ったメランコリーの色彩が濃厚な作品を集めています。 ソプラノはスペインのカセラス出身のデリア・アグンデス。古楽系を中心にヨーロッパでの活躍目覚ましい歌姫が、程よい感情表現で切々と歌い 上げる声は、このテーマにまさにぴたりとはまっています。器楽はアンサンブル主宰マグナレルのガンバに、盟友カセスのリュートのみという極小編 成になっており、有名曲をちりばめたプログラムで人生の隣人と言われる憂鬱の抗いがたい魅力を描いています。

ANIMA E CORPO
AEC-007(1CD)
NX-B09
『失われた踊り』
1 サンバランベー風に(ヒネオ)
2 ポルビージョの踊り
3 メンデスのハカラ
4 チャコーナ
5 投げてくれたね、オレンジを
6 アイ、アイ、アイの踊り
7 愛の戦い(サラバンダ)
8 フォリーアス
9 毅然たるスペイン人(カナリオス)
10 目を向けておくれ(セギディーリャス)
11 サンガリリェーハのトナディーリャと新しいハカラ
12 パバーナ
13 どこへ行くの、可愛い娘?(ガスコーナ)
14 槍の剣闘士
15 チャコーナの踊り
ラケル・アンドゥエサ(S)
ラ・ガラニア(古楽器使用)【パブロ・プリエト(Vn)、マヌエル・ビラス(ダブル・ハープ)、ダビ・マヨラル(パーカッション)、ピエール・ピツル(バロック・ギター)、ヘスス・フェルナンデス・バエナ(テオルボ)】

録音:2018年10月
【国内盤】日本語解説・歌詞訳:濱田 吾愛
ヨーロッパから新大陸、太平洋から東南アジアと多くの植民地を押さえ、「日の沈まぬ帝国」として短い春を謳歌した16-17世紀スペイン。 大衆もまた享楽を追い求め、その文化は良くも悪くも大きな発展を見せました。このアルバムはそんな1600年前後のスペインを中心に、町 の人々の間に伝わった楽曲を集めています。底抜けに明るい中にもどこか悩ましさが漂う歌から、背徳の色彩をほんのりと帯びた舞曲まで 様々。やがて国の支配者を内面から脅かすまでになる、大衆の力強さを感じることの出来る一枚です。 スペイン生まれのラケル・アンドゥエサは、古楽系ソプラノとしてヨーロッパ各地で活躍し、清澄な歌声から官能的な表情まで自在に駆使する 技術と美声で大きな人気を得ています。これまでクリスティやビオンディといった指揮者や、ラルペッジャータ、リ・インコーニティなどのアンサンブル と共演を重ねてきたほか、2010年にはテオルボ奏者のバエナと共に自身の古楽器アンサンブル「ラ・ガラニア」を結成しました。彼らが2016 年と2018年に来日公演を行い、多くの音楽ファンを魅了したことも記憶に新しいところです。

Dynamic
CDS-7852(1CD)
NX-B03
アルフォンソ・フェラボスコ2世(1578頃-1628):独奏ライラ(リラ)・ヴァイオルのための練習曲
第3過程
1.パヴァン 21
2.コラント 21
3.アルマイン 24
4.コラント 24
5.アルマイン 17
6.コラント 17
7.ガリアルド 23
8.コラント 23
第2過程
9.パヴァン 14
10.コラント 14
11.アルマイン 16
12.コラント 16
第1過程
13.アルマイン 1
14.コラント 1
15.ガリアルド 2
16.コラント 2
17.アルマイン 3
18.コラント 3
第3過程
19.ガリアルド 19
20.コラント 19
第2過程
21.アルマイン 12
22.コラント 12
23.アリアルド 11
24.コラント 11
各トラックに付された番号は原稿のページを表す
パオロ・ビオルディ(ヴァイオル)
第1過程…6弦バス・ヴァイオル…1624年 ヘンリー・ジェイ制作、パオロ・ビオルディによる復元楽器、2003年フィレンツェ製

第2&第3過程…6弦バス・ヴァイオル…1768年 ヤコブ・ハインリヒ・ゴールト制作ハンブルク

録音:2018年7月
同名の作曲家アルフォンソ・フェラボスコ(1543-1588)を父に持ち、父の赴任先のイギリスで誕生、 エリザベス1世からチャールズ1世の治世にかけ、英国王室のヴァイオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者を務め、当時の英 国で最も成功を収めた作曲家でもあったイタリア人アルフォンソ・フェラボスコ2世。 彼は16世紀当時に好んで用いられたライラ・ヴァイオル(ヴィオラ・バスタルダ)のための指導教本を作り、この楽器の調 弦法や演奏法の普及に努めたことで知られています。
演奏するパオロ・ビオルディはフィレンツェ高等音楽院でヴィオラ・ダ・ガンバの教授を務め、数多くの録音もこなす名手。 このアルバムでは6弦のバス・ヴァイオルを自在に操り、フェラボスコ2世の手稿から技巧的な作品を選び、華やかに演奏 しています。 DXD 32 bitの高音質録音。残響などを加えることのない自然な音が聴きどころです。
*ヴィオラ・バスタルダ=16世紀後半に製作された通常のガンバよりサイズの大きい楽器。テナーでもバスでもなく、特別なカテゴリーに属する楽器として独立し、通奏低音を担当したり、即興演奏を行うなど、華やかな存在として知られる楽器。

MDG
MDG-90621396(1SACD)
『バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ6』
テオフィル・アンドレアス・フォルクマール(1686-1768):ソナタ第1番ヘ長調
ソナタ第2番ニ短調
ダニエル・マグヌス・グローナウ(1699?-1747):コラール・パルティータ「最後の日の来るは美しからん」
フォルクマール:ソナタ第3番変ロ長調
ソナタ第4番ト短調
ソナタ第5番ト長調
アンジェイ・シャデイコ(Org)
フランシスカン・ホーリー・トリニティ教会(グダニスク)
独 MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第 6 弾はテオフィル・アンドレアス・フォルクマール(1686-1768) の 6 つのオルガン・ソナタとダニエル・マグヌス・グローナウ(1699?-1747)の 2 つのコラール・パルティータです。
テオフィル・アンドレアス・フォルクマールは父ヨハン・アーノルドの後継者として 1707 年にシュチェチンのピーター&パウル教会のオルガニストに就任。 その後 1712 年にダンツィヒ(現ポーランドのグダニスク)に移り、1717 年よりトリニティ教会のオルガニストとして活躍しました。彼の残したオルガン 作品はオルガンの豊かな響きを生かしたもので、ここに収録された 6 つのオルガン・ソナタでもその特徴を現れております。
一方、ダニエル・マグヌス・グローナウはドイツに生まれ、ダンンツィヒで没したオルガニスト。1717-19 年に聖アンナ教会でポーランド礼拝堂の小オ ルガン、1719-24 年に聖カタリーナ教会で小オルガン、1724-30 年に聖マリア教会で聖歌隊をそして 1730 年から晩年まで聖ヨハン教会の大オルガン の奏者として活躍し、生涯オルガン作品も残しました。しかし第 2 次世界大戦中に残された手稿譜や論文の多くが失われてしまったため、現在ではごく一 部の作品が残された状態となっております。ここに収録された 2 つのコラール・パルティータはグローナウの音楽の特徴をよく示しているもので、18 世紀 のオルガン・レジストレーションの歴史における最も重要な史料のひとつといえます。 (Ki)

Coviello
COV-91927(1CD)
ローゼンミュラー(1619-1684):宗教協奏曲集
ローゼンミュラー:Ascendit invictissimus Salvator / Aude, quid times
マッシミリアーノ・ネーリ(1623-1673):12声のソナタ第14番
ローゼンミュラー:Domine cor meum / Si Deus pro nobis * / Domine, ne in furore / Salve Regina
作曲者不詳:3声のソナタ *
ローゼンミュラー:Magnificat *
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(指)
アーベントムジーケン・バーゼル

録音:2018年
*世界初録音
ローゼンミュラーは教会音楽の名手としても名をはせたドイツ・バロックの作曲家。ドイツの伝統的対位法とイタリアの自由な表現力を身につけた名作 曲家の手腕が冴える作品集です。キャッチーで滑らかな旋律、豊かな和声、テキストと音楽の調和が素晴らしいです。

「アンサンブル・オルガヌム」のタイトル、続々復活!
1956年アルジェリア生まれのフランスの指揮者ペレス率いる「アンサンブル・オルガヌム」のタイトル続々復活!作曲当時の状況を徹底的に 研究し、作曲当時の手法で演奏する奏法により、各地に残る聖歌などの宗教音楽の一連の録音で高く評価されています。
H.M.F
HMO-8901319(1CD)
「カントゥス・プラヌス」〜18世紀フランスのオーセール大聖堂における
(1)預言者、福音書家ヨハネをたたえて
(2)大地の恵みの収穫を感謝して
マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1989年9月
ブルゴーニュの都市、オーセールの町にそびえるゴシック建築のオーセール大聖堂は、ロマネスク様式の華麗さや装飾を一切排除した、荘厳な聖堂です。 ここに残されている聖歌は、ローマ教会のものとはまったく異なる、ガリア(フランス)の教会の伝統や性格を明確に打ち出すことを目指す動き「ガリシズム」 の完璧な例となっています。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901392(1CD)
シトー修道会の聖歌〜12世紀のモノディー マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1991年9月、フォンフロワド修道院
シトー派の聖歌の素晴らしさをもっと研究するために、ペレスはシトー派の修道院をいくつか訪ねました。その一つであるフォンフロワド修道院(この CDもここで収録された)は、建物の音響が、単声でも素晴らしくよく響き、独自の不思議なハーモニーを生み出すことに着目しました。礼拝や祈祷で、 僧たちが耳にしたであろう響きまでをも研究しての演奏は、私達をまさに時空を越えた旅へといざなってくれます。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901403(1CD)
エレノア・オブ・ブリタニーのグラドゥアーレ〜13,14世紀の単聖歌とポリフォニー マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1991年11月
に研究を怠らないペレス、ここでは13世紀の貴重な手稿譜の作品を録音。エレノア・オブ・ブリタニーが過ごしたフォントヴロー修道院に伝わるグラドゥ アーレです。中世の音楽に対して私達がもっているイメージを大きく覆すような、大胆な音楽が展開されています。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901495(1CD)
コルシカ島の聖歌〜17世紀と18世紀のフランチェスコ会の写本による マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1993年11月
1993年録音。すでに教会では演奏されなくなり、口頭伝承と不完全なかたちの写本のみによって伝えられていたコルシカに伝わる聖歌を、ペレスらが 蘇らせた伝説の名盤。地中海の人々によって歌い継がれていた豊かな音楽世界に驚かされます。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901519(1CD)
モサラベ聖歌〜スペイン中世キリスト教聖歌集 マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1994年5月
中世スペインのカトリック聖歌集。グレゴリオ聖歌とは違った特色があり、音楽史的にも重要なジャンルです。シスネロスが編纂した合唱作品集からペ レスが選りすぐった 1 枚です。 (Ki)
H.M.F
HMO-8901604(1CD)
ローマ教会の聖歌/復活祭の日曜日の晩課 マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1996年11月
長年にわたってヨーロッパのスタンダードであった聖歌、ローマ教会の聖歌。ここでは復活祭の日曜日の晩課の音楽がおさめられていますが、その豊か で圧倒的な威厳に満ちた世界に驚かされます。k時

MIRARE
MIR-496(1CD)
ルイ13世の宮廷のスペイン歌曲
・Gaspar Sanz (1640/1710) : Clarin de los Mosqueteros del Rey de Francia、Zarabanda Francesca
・Etienne Moulinie (1599/1676) : Repicavan las campanillas、Ojos si quiereis vivir、Si matais quando mirais、Si me
nacen colores morena、Si negra tengo la mano
・Gabriel Bataille (1575/1630) : Quien quiere entrar conmigo、Pues que me das a escoger、Passava amor、Si suffro
por ti morena、Claros ojos bellos、De mi mal nace mi bien、Dezid como puede ser、Vuestros ojos tienen d’Amor
・Santiago de Murcia (1673/1739) : Las Bacas、Las Penas、Tarentelas、Jacaras Francesca
・Gabriel Bataille : Rio de Sevilla、En el valle, Ynes la tope riendo、El baxel esta en la playa、Aver mil damas
・Henri de Bailly (158?/1637) : Yo soy la Locura
アンサンブル・エル・ソル
クロエ・セヴェール(Cemb、指)

録音:2019年4月
1615年、ルイ13世はスペイン王フェリペ3世の王女アナ(アンヌ・ドートリッシュ)と結婚しました。アナはスペインの様々な文化をフランス宮廷に もたらし、当時宮廷につかえていた音楽家たちは大いに刺激を受けました。1701年、フェリペ5世はマリア・ルイサ・デ・サボヤと結婚、彼女の音楽 教師はほかならぬサンチャゴ・デ・ムルシアでしたが、ムルシアはマリアのためにフランスの薫りをまとった作品を書こうと務めました。王族の国際政略結 婚によってもたらされた文化交流は、ここに収められたような豊かな宝を多数生み出しています。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-607(1CD)
ファインディング・ハーモニー
ミシェル・ルグラン(リチャード・ロドニー・ベネット編):ワン・デイ
アルマ・アンドロッツォ(ステイシー・V.ギブズ編):イフ・アイ・キャン・ヘルプ・サムボディ
レイブ・ヤンポルスキー/レア・ルンドニツカ(トビー・ヤング編):S’Dremlen feygl
ジョージアの伝承曲:ツィンツハロ
ミミ・ファリーニャ/ジェームズ・オッペンハイム(レベッカ・デイル編):ブレッド&ローズ
ウルマス・シサスク:野に鐘は鳴る
グスタフ・エルネサクス:我が祖国、我が愛
キリノ・メンドーサ・イ・コルテス(ホルヘ・コサトル編):シエリト・リンド
マルティン・ルター(バッハ編):神はわがやぐら
ウィリアム・バード:主よ怒りたもうことなく ― 聖なる都市
ケシャ(レベッカ・デイル編):プレイング
伝承曲(ダリル・ランズウィック編):Puirt a’ bheul(マウス・ミュージク)
ジョン・キャメロン(ジェームズ・マクミラン編):O, chi, chi mi na morbheanna
ジョージアの伝承曲/ジョージア王デメトレ1世:Shen khar venakhi
伝承曲(ネオ・ムヤンガ編):Ayihlome/Qula kwedini
エノック・ソントンガ(ネオ・ムヤンガ編):Nkosi Sikelel’ iAfrika
ダヴィド・ゲッタ, サヴァン・コテチャ, ジョルジョ・トゥインフォート, ラミ・ヤコブ, カール・フォーク(リチャード・ウィルバーフォース編):ワン・ラスト・タイム
アベル・メーロポル(ステイシー・V.ギブズ編):奇妙な果実
ハリー・ディクソン・ローズ(ステイシー・V.ギブズ編):ディズ・リトル・ライト・オヴ・マイン
キングズ・シンガーズ〔パトリック・ダナキー(C.T)、エドワード・バトン(C.T)、ジュリアン・グレゴリー(T)、クリストファー・ブリュートン(Br)、ニック・アシュビー(Br)、ジョナサン・ハワード(Bs)〕

録音:2019年6月10日−13日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
2018年に結成50周年を迎えた、男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(カウンターテナー)、ニック・アシュビー(バリトン)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新録音。12世紀のジョージア(グルジア)のポリフォニーから、宗教改革の音楽、そしてビリー・ホリデイやアリアナ・グランデのナンバーまで、様々な国、歴史、コミュニティの音楽から豊かなハーモニーを発見。音楽を通じて世界中の人々をつなぐキャンペーンの一環としてリリースされるアルバム「ファインディング・ハーモニー」。南アフリカ、ジョージア、スコットランド、メキシコ、アメリカ、etc... キングズ・シンガーズの驚くべき柔軟性と多様性を再認識させてくれることでしょう。

Glossa
GCD-924204(1CD)
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.10-3
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 Op.10-1
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.7-1
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.7-3
ライラ・シャイエーク(Vn、指)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル

録音:2019年5月13日−15日、マルティン教会(バーゼル、スイス)
スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたライラ・シャイエークのGlossa録音第7弾。
コレッリの弟子であるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスに師事し、「フランスのコレッリ」とも呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697−1764)のヴァイオリン協奏曲集第2弾。第1弾に引き続き、ルクレールが書いた2つのヴァイオリン協奏曲集「作品7」と「作品10」から、それぞれ「第1番」と「第3番」を収録。
17世紀後半に作られたオリジナルのバロック・ヴァイオリン、アンドレア・グァルネリ1675を駆り、爽快なイタリアのヴィルトゥオージティと洗練されたフランスの優雅さを組み合わせたルクレールの見事なヴァイオリン協奏曲を展開してゆきます。

Ars Produktion
ARS-38563(1CD)
アルマ・イントレピーダ
スカルラッティ:シンフォニア第13番ロ長調
Sigr. Detri(Louis Detry):ソロ・ア・フラウト
ダッラーバコ:協奏曲第7番イ長調
ポルポラ:「メリデとセリヌンテ」より コン・アルマ・イントレピーダ
ジョヴァンニ・アントニオ・ピアーニ:ソナタ Op.1-4
ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ:フラウト・トラヴェルソと弦楽のための協奏曲
ダッラーバコ:協奏曲第5番ト長調
ポルポラ:「認められたセミラーミデ」おyり Vorrei spiegar l'affanno
ヴィヴァルディ:コンチェルト・ダ・カメラ RV.84
セリーヌ・パシェ(リコーダー)、
イ・ピッツィカンティ

録音:2017年9月、オルティンゲン教会(スイス)
スイスの若き有望なリコーダー奏者セリーヌ・パシェと、バーゼル・スコラ・カントルムを卒業したメンバーによって2009年に設立された古楽器アンサンブル『イ・ピッツィカンティ』の出会いによって生まれたアルバム。様々なトランスクリプションが行われていたバロック時代のリコーダー・レパートリーを探求。

Ars Produktion
ARS-38292(1SACD)
カラーズ・オヴ・クリスマス
ヘンデル:見よ勇者は帰る
テレマン:トランペット、2本のオーボエと通奏低音のための協奏曲第2番より アレグロ
ヴィヴァルディ:協奏曲 「冬」より ラルゴ
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番より アレグロ・アッサイ
ジョン・スタンリー:トランペット・ヴォランタリー
パーシー・フェイス:ブラジルのスレイベル
J.フレッド・コーツ:サンタが街にやってくる
ビリー・ヘイズ:ブルー・クリスマス
フェリックス・バーナード:ウィンター・ワンダーランド
タワー・ミュージック集
ステファン・ニルソン:ガブリエッラの歌
ベルンハルト・マヒャイナー:ノエル
伝承曲:今宵鳴りわたる鐘の響きは
フランツ・グルーバー:きよしこの夜
ルロイ・アンダーソン:そりすべり
レオンハルト・レープ:ア・チャイルズ・クリスマス
クリスマス・メドレー
ジェームズ・ピアポント:ジングル・ベル・ロック
バッハ
:響け、晴れやかなラッパよ
アーヴィング・バーリン:ホワイト・クリスマス
伝承曲:Andachtsjodler
レオンハルト・レープ(Tp、指)、
トランペッツ・イン・コンサート

録音:2019年8月
オーストリアのトランペット奏者兼作曲家、レオンハルト・レープが結成したアンサンブル、「トランペッツ・イン・コンサート」によるクリスマス・アルバム。伝統的なクリスマス・キャロルやバロックのクリスマス音楽から、現代の人気クリスマス・ナンバーまで、鮮やかなトランペットの響きと素敵なアレンジで収録。

CD ACCORD
ACD-258(1CD)
NX-D01
マルシン・ヨゼフ・ゼブロフスキ(1748-1780):宗教曲集
天の高きより水を滴らせよ
マニフィカト
ミサ・パストリティア
モー・ジアンフイ (Boy-S)
マシュー・ヴェナー(C.T)
マシェイ・ゴスマン(T)
フェリックス・シュヴァントケ(Bs)
NFM少年cho、NMFcho
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロックO

録音:2018年9月19日 第56回ブィドゴシュチュ音楽祭
18世紀ポーランドの教会においては、日曜日や祝日におこなわれる「晩課」が最も重要視されており、それにともない 詩篇歌やマニフィカトの音楽もふさわしい輝かしさが求められました。ゼブロフスキの「マニフィカト」もそれに応えており、特 にソロ・パートの表現は、前半が魅力的なメロディあふれるイタリア・オペラのギャラント風スタイル、後半が18世紀前半 の古いバロック・スタイルと、鮮やかなコントラストを見せています。「ミサ・パストリティア」も牧歌的な雰囲気のキリエで始 まり、ヴァイオリンによるフォルクローレ調のマズルカ、フォーク・バンドの演奏のようなセクションからソロのヴィルトゥオーゾな パッセージ、ヴァイオリンや2本のコンチェルタンテ・トランペットなどが登場し、バロックの情念と伝統を守りながらも豊かな 創造性溢れる作品に仕上がっています。-特別価格-
CD ACCORD
ACD-259(1CD)
NX-B05
マラン・マレ&アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
マラン・マレ:ヴィオール曲集 第5巻 組曲 イ短調
フォルクレ:ヴィオール曲集 組曲第1番 ニ短調 第6曲「ラ・クープラン」
マレ:ヴィオール曲集 第3巻 組曲ニ長調
フォルクレ:ヴィオール曲集 組曲第2番 ト長調 第4曲「ラ・ルクレール」
マレ:ヴィオール曲集 第4巻 組曲 イ短調
フォルクレ:ヴィオール曲集 組曲第2番 ト長調 第5曲 シャコンヌ、ラ・ビュイソン
ユリア・カルペータ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アントン・ビルラ(テオルボ)
マルタ・ニージヴィエツカ(Cemb)
クジストフ・カルペータ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マウリチ・ラチンスキ(Cemb)

録音:2018年9月16-17日、10月23日
ヴロツワフ、ポーランド
17世紀、フランス・バロックにおける「ヴィオールの2大ヴィルトゥオーゾ」と呼ばれたマレとフォルクレの作品集。ともにルイ 14世の宮廷で活躍しながら、マレは穏やかで優雅な作風から“天使的”、フォルクレは激しさと暴力的な性格で“悪魔 的”と言われた対照的な存在でした。またマレの作品は、師匠サント・コロンブとの愛と葛藤を描いた1990年代はじめ の映画『めぐり逢う朝』で一躍有名になったことでも知られています。演奏は、ポーランド出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、 ユリア・カルペータ。華奢で可憐な雰囲気のルックスからは想像できない、芯の強い、落ち着いたトーンの演奏を聴かせ ます。ポーランド西部のヴロツワフの音楽院で学び、ソリストとしてだけではなく、同じくガンバ奏者であり本作にも参加し ている夫、クジストフ・カルペータとガンバ・デュオを組むほか、トリオなどでも活動し、多数の古楽系音楽祭に出演。アル バムには、それぞれ性格の違うマレのヴィオール作品集3巻からの抜粋と、フォルクレの3つの印象的なまるで絵画を思 わせるタイトルを持つ小品が収録されています。
Drama Musica
DRAMA-006(1CD)
17世紀イタリアのアリアと悲歌集
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):独唱用アリア Op. 8 - 第6曲 何が出来ようか
フレスコバルディ:アリエ・ムジカーリ・ペル・カンタルジ第1巻 - パッサカリアのアリア 「こんなに私を蔑むのか?」
ストロッツィ:カンタータ、アリエッタと二重唱曲集 Op. 2 - 第14曲 秘密の恋人
カッチーニ:新音楽 - 第21曲 聞きたまえ、エウテルペよ
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):オラトリオ「軽率なクルティオ」 Op. 13 - そんな風に思うなんて
フレスコバルディ:アリエ・ムジカーリ・ペル・カンタルジ 第1巻 - そよ風が吹けば
モンテヴェルディ:音楽の戯れ - あの高慢なまなざし
 苦しみが甘美なものならば SV 332
 ああ、私は傷つき倒れる SV 316
フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):カンターデ 第2巻 第1部 - 略奪者が残酷にも
ベネデット・フェラーリ(1603-1681):さまざまな音楽 第2巻 - 簒奪者にて暴君
ガブリエラ・ディ・ラッチオ (S)
フェルナンド・コルデッラ (指・Cemb)
カペラ・ストルメンターレ

録音:2016年9月5-9日
17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽は、総じて「バロック=ポルトガル語で“いびつな真珠”」音楽と呼ばれ ます。しかし、その当時の作曲家たちは自らのスタイルを決して「バロック」であるとは考えていませんでした。 このアルバムに収録された音楽を聴いてみても、全く「ゆがんだ、不規則な」という感想を持つことはないでしょう。 歌手ガブリエラ・ディ・ラッチオ自身がブックレットでも説明している通り、この時代の音楽はルネサンス時代の技術 的な複雑さと規律から脱却し、比較的単純な和声進行を伴う、自由な感情を表現するのにふさわしい形式に よって書かれており、まるでロマン派の音楽のように劇的な感情を表出することができるものです。とりわけイタリア で発達したオペラと通奏低音は、当時のヨーロッパ全体に大きな影響を与え、数多くの作曲家がイタリアの様式 を取り入れた作品を書きました。このアルバムに収録されているのは、当時のイタリアを代表する名作で、超絶 技巧を要するアリアや悲歌は高い人気を誇りました。ディ・ラッチオが見事に全曲を歌い上げています。

Drama Musica
DRAMA-007(1CD)
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1738-1769):フルート・ソナタ集 Op.1
フルート・ソナタ ハ長調 Op.1-1
フルート・ソナタ ヘ長調 Op.1-2
フルート・ソナタ 変ロ長調 Op.1-3
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-4
フルート・ソナタ ト短調 Op.1-5
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-6
ウラディーミル・ソアレス(リコーダー)
ファビアン・グロシュ(Cemb)

録音:2018年10月25−27日 ホーリー・トリニティ教会、ウェストン、イギリス
18世紀はイタリア音楽花盛りの時代。ヨーロッパ中の宮廷でイタリア音楽と音楽家が人気を博していました。そ んな中、歴史に埋もれた女性作曲家、演奏家でもあったアンナ・ボン・ディ・ヴェネツィアの存在はとてもミステリア スで魅力的です。1738年から40年頃にロシアまたはイタリアで生まれたとされており、両親はオペラの舞台制作 などに携わり、旅が多く、アンナは4歳からヴィヴァルディがヴァイオリン教師をしていたヴェネツィアのピエタ慈善院で 音楽を学びました。その後、両親とともに当時ハイドンがおかかえ作曲家として活躍していたエステルハージ家に 仕えます。結婚もしたようですが、結婚後の人生の記録が残っておらず、その半生は謎に包まれています。 このアルバムに収録された16歳の時に書かれた「フルートと通奏低音のためのソナタ」はフリードリヒ大王(プロイ セン王)に献呈されており、もう1作の「6つのチェンバロ・ソナタ」とともに彼女の出版された作品として歴史に名を とどめています。演奏は、ブラジル期待の若手リコーダー奏者のソアレスと、チェンバロ、オルガン、リコーダー奏者 で古楽器研究者のグロシュ。謎に包まれた魅惑的な女性作曲家からの、シンプルでチャーミングなメッセージが 聞こえてきます。
Drama Musica
DRAMA-008(1CD)
バロック期の女性たち
フランチェスカ・カッチーニ(1587-1640):Lasciatemi qui solo ここで私を一人にして
Ch’Amor sia nudo 愛は裸のままに
Che t’o fatt’io 私があなたに何をしたのか
Dov’vio credea  希望が現実だと思った場所
Chi desia di saper 愛がどんなものか知りたい者がいれば
エリザベト=クロード・ジャケ・ドゥ・ラ・ゲール(1665-1729):Prelude プレリュード
Allemande アルマンド
Chaconne L’Inconstante きまぐれなシャコンヌ
Menuet メヌエット
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):
Tra le speranze e’l timore 希望と恐怖の間で
Lagrime mie 私の涙
Lilla crudele ad onta a’amore 残酷なリラよ
.La Tavagliata 苦しむ者
Amor dormiglione いとしの眠たがり
エリザベッタ・デ・ガンバリーニ(1731-1765):Minuet メヌエット
Behold, behold and listen 見なさい、見て、聴きなさい
Andante アンダンテ
Lover go calm thy sighs 恋人よ、あなたのため息を静めて
Variations on the foregoing song 前の歌の変奏曲
ガブリエラ・ディ・ラッチオ(S)
アウダチウム・バロック・アンサンブル

録音:2019年1月8-10日ホーリー・トリニティ教会、ウェストン、イギリス
歴史に名を遺すことができた女性作曲家たちは多くありません。ここでは、バロック時代にイタリア、フランス、そしてイギリ スの宮廷で活躍した女性作曲家たちの作品をソプラノのガブリエラ・ディ・ラッチオと、古楽器演奏と研究で定評のあるバ ロック・アンサンブル、アウダチウムが鮮やかに描きだしています。初期バロック時代のフランチェスカ・カッチーニは、有名な ジュリオ・カッチーニの娘で、女性で初めてオペラ『ルッジェーロの救出』を作曲。バルバラ・ストロッツィは、ヴェネツィアで自 身も歌手として活動、いくつかの声楽作品で知られています。2019年は彼女の生誕400年周年を迎え、日本でも画 期的な記念演奏会が開催され話題となりました。ド・ラ・ゲールはフランスのルイ14世の御前演奏で認められ、ヴェルサ イユで華やかに活躍した演奏家。デ・ガンバリーニはイギリスで活躍したイタリア系の音楽家。1746年、ヘンデルの『機 会オラトリオ』の初演に第2ソプラノとして出演したという記録が残っています。そんな女性作曲家たちによる音楽を紹介 する“Donne Collection”シリーズの新しい1枚です。

CPO
CPO-555243(1CD)
NX-B10
『見棄てられたディドーネ』 カンタータとアリア集
【収録されている作曲家】
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)
ドメニコ・サッロ(1679-1744)
ジョヴァンニ・リストーリ(1692-1753)
ミケランジェロ・ファッジオーリ(1666-1733)
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730)
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)
ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768)
イム・スンヘ(S)
アンドレアス・キュッパーズ(指)
テアトロ・デル・モンド

録音:2018年6月10-13日
韓国出身のソプラノ歌手イム・スンヘ(スンハエ)。主としてバロック期の作品を得意としており、NAXOSレーベルへの バッハやハイドン、Harmonia Mundiレベールへのモーツァルトのオペラやオラトリオの録音が知られています。透明感 溢れる声を持ち、かつ高いコロラトゥーラの技術を持ち合わせる彼女が今回挑んだのは、「見捨てられたディドーネ」の 物語。 トロイアの英雄エネアスと恋に落ちたティロスの女王ディド(ディドーネ)。しかしエネアスはイタリアに旅立つこととなり、嘆き 悲しんだディドは自ら王宮に火を放ち、身を投じてしまったという伝説を元に、18世紀の台本作家メタスタージオが書 いた台本は当時大流行。一説には100人もの作曲家が曲を付けたといい、現在でもオペラやカンタータとして数多くの ディドーネの物語が残されています。ここでは代表的な7人の作曲家による作品を収録。作曲家たちが腕によりをかけ て書き上げた迫真のドラマをご堪能ください。

CD ACCORD
ACD-257(1CD)
NX-B05
ヨゼフ・エルスネル(1769-1854):3つの弦楽四重奏曲 Op. 8 (1796頃)
弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調
弦楽四重奏曲 第2番 変ホ長調
弦楽四重奏曲 第3番 ニ短調
エクリブリウムSQ【アダム・パツシュカ(Vn1)、マウゴルツァタ・マルケ(Vn2)、アンナ・ノヴァーク=ポクルシビニュスカ(Va)、トマシュ・ポクルシビニュスキ(Vc)】

録音:2018年11月17-19日
※世界初録音
ポーランド国民音楽の創設者といわれるエルスネル(エルスナー)は、ドイツ系の家系に生まれワルシャワへ移住。彼の名 前を一躍有名にしたのは、教え子、フレデリック・ショパンの存在でしょう。ワルシャワ音楽院に入学する前の12歳の時 に、エルスネルに音楽理論と作曲を学んだショパンは、生涯深い敬愛を抱き続け、18歳の時にはピアノ・ソナタ第1番を 献呈しています。このようにショパンの師として知られるエルスネルですが、実は27作ものポーランド語による愛国的なオ ペラを作曲しただけでなく、オラトリオ、室内楽から器楽曲まで多数の作品を残すと同時に、ワルシャワ音楽院では優れ た指導者として、ポーランド音楽界の発展に多大な貢献をしました。この弦楽四重奏曲は、当時大流行していたサロ ンでの需要に応えて書かれた作品で、とても親しみ易い雰囲気を持っています。演奏は、ポーランドの古楽器演奏のエ クリブリウムSQです。

Passacaille
PAS-1061(1CD)
ジュゼッペ・ポルジーレ(1680-1750):ソプラノのためのカンタータ集
カンタータ「Le sofferte amare pene」
「Il Giorno Felice」より アンダンテ
カンタータ「Qual per ignoto calle」
「Dialoge Pastorale a Cinque Voci」より メヌエットI & II
カンタータ「Violetta gentil」
カンタータ「Sfogandose 'no Juorno」
フルート独奏のためのソナタ
カンタータ「E gia tre volte」
ラ・チカーラ
ステファニー・トゥルー(S)
イネス・ダヴェーナ(リコーダー、指)

録音:2019年5月8〜10日
忘れ去られたナポリ楽派の作曲家ジュゼッペ・ポルジーレの残したソプラノのためのカンタータを収録したアルバムです。リコーダー奏者で自らのアンサンブル 「ラ・チカーラ」を組織するイネス・ダヴェーナと、カナダ生まれのソプラノ、ステファニー・トゥルーが知られざる声楽作品に光を当てます。 (Ki)

APARTE
AP-217(1CD)
テレマン:フランクフルト・ソナタ集
第1番ト短調、第2番ニ長調、第3番ロ短調、第4番 ト長調、第5番イ短調、第6番イ長調
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(Vn)
アンネカトリン・ベレル(Vc)
トルステン・ヨハン(Cemb/ポジティブ・オルガン)
トーマス・C.ボイセン(テオルボ)

録音:2018年5月15-18日、フライブルク
フライブルク・バロック・オーケストラのコンサート・マスター兼指揮者として世界で高く評価されているゴルツが、テレマンが若いころに書いたヴァイ オリン・ソナタ集を録音。あまり録音機会のないこれらの作品の、注目の1枚の登場です!
テレマンは1715年にクラヴサンを伴うヴァイオリンのための6つのソナタ集をフランクフルトで出版しました。1708-1712年、テレマンはアイゼナハ の宮廷の楽長兼第1ヴァイオリン奏者を務めながら、セレナーデ、カンタータ、室内・管弦楽作品、宗教音楽を作曲し、自身もバリトン歌手として様々な 自曲の演奏に参加もしていました。1711年に妻が亡くなり、テレマンはフランクフルトの地に移ったと考えられます。これらのソナタはヨハン・エルンス ト4世に捧げられています。すべて4楽章から成り、教会ソナタ(緩―急―緩―急)のスタイルをとっています。当時の出版譜にはヴァイオリンとクラヴ サンのための、と記されていますが、ここでは楽曲によって通奏低音パートの編成をチェンバロ、チェロ、オルガン、テオルボからふさわしい組み合わせを 考慮して演奏されています。テレマンが若き日に書いた旋律が、ゴルツの確信に満ちた表現と、豊かにして輝かしいサウンドで見事に薫りたちます。

OBSIDIAN
OBSCD-719(1CD)
闇から光へ
アントワーヌ・ブリュメル:聖金曜日のエレミアの哀歌(完全版)

ジョスカン・デ・プレ、ロイゼ・コンペール、他:声楽作品集
Anonymous: Ave maris stella
 Anonymous: Ave maris stella
 Josquin des Prez: Recordare virgo Mater
 Antonio Moro: Sancta Maria succurre miseris
 Anonymous: Jesus autem cum ieiunasset
 Anonymous: Multiplicati sunt qui tribulant me
 Loyset Compere: Paranymphus salutat virginem
 Anonymous: caro factum est a4
 Anonymous: Salve Regina
デボラ・ロバーツ&ローリー・ストラス(指)
ムジカ・セクレタ

録音:2019年
ブリュメルの『哀歌』はこれまで、2節とリフレインからなる版が知られており演奏されてきました。このディスクでは、16世紀の写本から発見された新たな 17節を追加した「完全版」が演奏されています。またディスクの後半は別の写本によるジョスカンらの作品を収録。修道院の空気が流れてくるような美しい声 楽アルバムです。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10412(1CD)
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):レクイエム(1758) ホセ・アントニオ・モンターノ(指)
コーロ・ヴィクトリア & スコラ・アンティクヮ
ラ・マドリレーナ

録音:2018年3月
スペインのバロック作曲家で重要な人物の一人、ホセ・デ・ネブラ。オルガニストとして活躍し、宗教音楽を創作の中心としたほか、オペラでも充実した作品 を残しており、声楽の扱いを得意としています。このレクイエムは二重合唱と弦楽合奏、2つのフルートのために書かれた作品で、ルネサンスの伝統的ポリフォニー と当時流行のイタリアのスタイルを絡めた魅力的な作品です。19世紀に至るまで王室のオーケストラで演奏されていたと言われていますが、その後忘れられてい た作品であり、このアルバムが世界初録音盤となります。注目必至のディスク! (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10411(12CD)
ドイツのリュート音楽
■CD1
バッハ:作品集
シャコンヌ=トンボー“ChristlaginTodesbanden”〜パルティータBWV1004より
ソナタト短調BWV1001
パルティータニ短調BWV1004
■CD2
バッハ:アダージョとフーガ〜BWV1001より/組曲ハ短調BWV997
ヴァイス:逝けるカイェタン男爵へのトンボー/組曲ニ短調
■CD3
ヴァイス:組曲ハ短調/前奏曲とフーガハ長調/組曲ト短調
■CD4
ヴァイス:シャコンヌ/ソナタニ長調K5/前奏曲/ミュゼット/幻想曲/ソナタニ短調K9/チャコーナ
■CD5
ヴァイス:ソナタ第30番ト短調/チャッコーナト短調/序曲変ロ長調/組曲
ニ短調
■CD6
ドレスデンの手稿譜〜2つのリュートのための音楽
ヴァイス:ソナタイ長調/ソナタハ長調/ソナタ変ロ長調/ソナタニ長調
■CD7’
ヨハン・ゴットフリード・コンラーディ:新しいリュート曲集
小品イ長調/小品ハ長調/小品ニ短調
ジャン・アントニン・ロジー:小品集ヘ長調
■CD8
デイビット・ケルナー:作品集
小品集イ長調/ニ長調
幻想曲ハ長調
■CD9
アダム・ファルクンハーゲン:リュート・ソナタ集Op.1
 第6番/第4番/第5番/第3番/第2番/第1番
■CD10
ベルンハルト・ヨアヒム・ハーゲン:アウクスブルクの手稿譜
ソナタヘ短調/ニ長調/ト短調/変ロ長調/ハ短調/ヘ長調
■CD11
ドゥーブ&シュトラウベ:作品集
ヨハン・フリードリヒ・ドゥーブ:リュート独奏曲イ長調
ルドルフ・シュトラウベ:無伴奏リュート・ソナタ第2番
ヨハン・フリードリヒ・ドゥーブ:幻想曲ニ短調/ソナタニ短調/リュート独奏曲ヘ長調
ルドルフ・シュトラウベ:無伴奏リュート・ソナタ第1番
リュート独奏曲ホ短調
■CD12
ヨハン・ミヒャエル・キューネル:独奏曲ニ短調
ヴォルフ・ヤコブ・ラウフェンシュタイナー:組曲変ロ長調
エルンスト・ゴットリープ・バロン:無伴奏リュート・ソナタ変ホ長調
ヨハン・クロプフガンス:パルティータヘ長調
ジェイコブ・フリードリッヒ・クラインクネヒト:無伴奏リュート・ソナタ変ロ長調
■CD1 59’33’’
エマ・カークビー(S)
カルロス・メーナ(C.T)
ホセ・ミゲル・モレーノ(13弦バロックリュート)
録音:1998年5月
■CD2 58’11’’
コンラート・ユングヘーネル(Lute)
録音:1978年9月
■CD3 59’33’’
コンラート・ユングヘーネル(Lute)
録音:1979年9月
■CD4 63’57’’
ホセ・ミゲル・モレーノ(Lute)
録音:1993年6月
■CD5 52’57’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2005年7月、2007年7月、2008年9月
■CD6 64’11’’
ロバート・バート(Lute)
カール=エルンスト・シュレーダー(Lute)
ガエターノ・ナジッロ(Vc;変ロ長調)
録音:1998年6月
■CD7 62’17’’
ホセ・ミゲル・モレーノ(13弦バロックリュート)
録音:2011年5月
■CD8 60’51’’
ホセ・ミゲル・モレーノ(13弦バロックリュート)
録音:2011年5月
■CD9 72’11’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2003年7月
■CD10 67’02’’
ロバート・バート(13弦バロックリュート)
録音:1997年6月
■CD11 63’18’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2006年7月
■CD12 70’59’’
アルベルト・クルニョーラ(13弦バロックリュート)
録音:2005年7月、2006年7月、2007年7月、2008年9月
ヴァイスを頂点として花開いたドイツのリュート芸術をモレーノ、ユングヘーネル、バートら名だたる名手の演奏で聴く古楽好きにはたまらないボックス・ セット。バッハやヴァイスの充実作から、リュート音楽がだんだん書かれなくなった18世紀後半に生まれた作品までさまざまな楽曲が楽しめます。

fra bernardo
FB-1909373(2CD)
オケゲム:ミサ曲集 Vol.2
ミサ・ミ・ミ/ミサ・エッチェ・アンチルラ・ドミニ/ミサ・カプト/ミサ・クユスヴィス・トニ
ビューティー・ファーム

録音:2018年9月&2019年5月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。
これまで、オケゲム、ラ・リュー、オブレヒトといったルネサンスの巨匠や知られざるフランドル楽派のミサ曲録音で高い評価を得てきたビューティー・ファーム。レコーディング第7弾は、「ミサ・ロム・アルメ」などを収録した前作(FB 1701743)に続く、ヨハンネス・オケゲム(c.1420−1497)のミサ曲集第2巻。デュファイとジョスカンの間を繋ぐ重要人物として再評価が進んでいる15世紀フランドル楽派の巨匠です。高い完成度を誇る精緻なポリフォニーはもちろん、ビューティー・ファームのアルバムでは恒例となっている、刺激的で印象的なジャケット・デザインもポイントです。

Linn
CKD-591(1CD)
NX-B09
『ノエルを歌おう』〜中世イギリスのクリスマス音楽

アヴェント(待降節)
1.Veni, O sapientia - Anon (?15th century)
2.Angelus ad virginem - Anon (14th century)
3.Alma redemptoris mater: As I lay - Anon (15th century)
4.Gaude virgo salutata / Gaude virgo singularis /
Virgo mater comprobaris / Ave gemma caeli luminarium
-ジョン・ダンスタブル (1390頃 -1453)
5.Nowell, nowell, nowell -Anon (15th century)
6.Ave regina caelorum -ジョン・クック (1385頃?1442)
7.In natali novi regis - Anon (12th century)
8.Alleluya: A nywe werk is come on honde - Anon (15th century)
9.Mervele not, Joseph - Anon (15th century)
10.Edi be thu, heven queene - Anon (13th century)
11.O sapientia ? Gregorian chant
12.Ave regina caelorum - ウォルター・フライ (? -1475)
クリスマス(降誕祭)
13.Lullay, lullay: Als I lay - Anon (14th century)
14.Ecce, quod natura -Anon (15th century)
15.Ave rex angelorum - Anon (15th century)
16.Gloria - ケルドリク (1400頃活躍)
17.Ther is no rose of swych virtu - Anon (15th century)
18.Benedicite Deo - Anon (15th century)
19.Sanctus - レオネル・パワー (? - 1445)
20.Resonet, intonet - Anon (12th century)
21.Nowell synge we bothe al and som - Anon (15th century)
22.Puer natus est nobis - Gregorian chant
23.Nowell: Owt of your slepe -Anon (15th century)
24.Cantate domino - Gregorian chant
25.Nowell: Now man is bryghter - Anon (15th century)
ゴシック・ヴォイセズ【キャサリン・キング(Ms)、スティーヴン・ハロルド(T)、ジュリアン・ポッジャー(T)、スティーヴン・チャールズワース(Br)】
中世イギリスで歌われた曲を集めたクリスマス・アルバム。ジュリアン・ポッジャーによる最新の研究から、15世紀イギリスで歌われたキャロルを 集めています。

Sterling
CDO-1121-2(2CDR)
フォーグラー:歌劇 「グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ」(1787) ライラ・アンデション=パルメ(ソプラノ、エバ・ブラーエ)、ヨニ・ブラン(テノール、グスタフ・アドルフ)、ハンス・ユーハンソン(テノール、ヤコブ・デ・ラ・ガルディ)、マルガレータ・ハリーン(ソプラノ、クリスティーナ王妃)、ドリト・クレイメット(ソプラノ、マルタ・バネール)、ビョーン・アスケル(バリトン、ラーシュ・スパッレ)、マルガレータ・ベリストレム(メゾソプラノ、カタリーナ)、アルネ・テューレン(バス、ユーハン)、グニッラ・スレッテゴード(ソプラノ、シーグリド)、ロルフ・ビョーリング(テノール、エーリク)、ブスク・マルギット・ユーンソン(ソプラノ、マリア)、トゥード・スレッテゴード(テノール、スヴェン)、コーゲ・イェールランデル(テノール、武装騎士)、グンナル・ルンドベリ(バリトン、廷臣、従者)、
王立スウェーデンO&cho、
チャールズ・ファーンコム(指)

録音:1973年6月7日、ドロットニングホルム宮廷劇場(ストックホルム)(ライヴ録音)
※言語(スウェーデン語)と英語によるリブレット付き。
国王グスタフ三世(在位 1771年−1792年)の時代は、スウェーデンがもっとも豊かな文化を享受した時代のひとつと言われます。グスタフ三世は文芸を推奨、自身も戯曲を執筆し、1775年にはスウェーデンで最初の歌劇場をストックホルムに設立しました。ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」の題材となった暗殺事件でグスタフ三世の治世が幕を閉じるまで、フランチェスコ・アルガロッティやグルックのオペラの他、王立歌劇場の音楽監督を務めたイタリアのフランチェスコ・アントニオ・ウッティーニ(1723−1795)、ドイツから渡ったヨハン・ゴットリープ・ナウマン(1741−1801)、ユーセフ・マッティン・クラウス(ヨーゼフ・マルティン・クラウス)(1756−1792)といった作曲家の新作も上演され「グスタフ時代のオペラ」としてスウェーデン音楽史を飾りました。
「アベ・フォーグラー」の名で呼ばれたドイツのゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749−1814)は、1786年から1799年までストックホルムに滞在し、王立歌劇場の音楽監督と指揮者を務めました。国王グスタフ二世アドルフ(在位 1611年−1632年)と愛人のエバ・ブラーエの物語を題材とする歌劇「グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ」は、ユーハン・ヘンリク・シェルグレーンがグスタフ三世の書いた戯曲に基づいて執筆した台本による「3幕の抒情劇」です。ロココの様式に沿った音楽にスウェーデンの民俗音楽を織りこんで作曲され、1788年1月24日に初演されました。Sterling レーベルからリリースされる演奏は、1973年6月7日にドロットニングホルム宮廷劇場で行われた最初の現代リバイバル上演のライヴ録音です。※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

RAMEE
RAM-1802(1CD)
ゴットフリート・フィンガー(1655頃-1730):作品集 〜ヨーロッパ大陸の宮廷と、英国の新しい演奏会のあいだで〜
.「来れ諸人、心打つ歌を携えて」 『マルスとヴィーナスの愛』プロローグ (アルト独唱、通奏低音)
3つの合奏体のためのソナタ ハ長調 (I.弦楽4部 II.オーボエ2、バスーン、テナーオーボエ III.トランペット2、ティンパニ 通奏低音)
5声のソナタ 変ロ長調 (オーボエ、弦楽、通奏低音)
4声のシャコンヌ ト長調 (弦楽、通奏低音)
劇音楽 『嘆きの花嫁』 (オーボエ2、バスーン、弦楽、通奏低音)
6声のソナタ ハ長調 (トランペット2、ティンパニ、弦楽、通奏低音)
5声のシャコンヌ ト長調 (ソロ・ヴァイオリン、弦楽、通奏低音)
6声の協奏曲 ヘ長調 (ソロ・オーボエ、リコーダー2、ホルン2、通奏低音)
ファンタジア ト短調 (オーボエ2、バスーン、弦楽、通奏低音)
6声のソナタ ニ長調 (トランペット2、オーボエ2、ヴァイオリン2、通奏低音)
ソナタ第9番ト短調 (オーボエ2、バスーン、弦楽、通奏低音)
「モルフェウス、優しき神よ」 『アレクサンダー大王』 より(4重唱、リコーダー合奏、通奏低音)
ザ・ハーモニアス・ソサエティ・オブ・ティクル=フィドル・ジェントルメン(古楽器使用)
ロバート・ローソン(総指揮)

録音:2018年7月 聖母マリア教会、ビショップスボーン、ケント州、UK
モラヴィア(現チェコ東部)のオロモウツに生まれたフィンガーは、当地で学び17世紀中はロンドンで活躍、18世紀に入ってドイツに渡り、ベ ルリン、インスブルックなどの楽長を歴任した後、マンハイムで亡くなりました。ビーバー、パーセル、テレマン、ヴァイスほか当時の大作曲家たちと 交流を持ち、当時最先端とされたイタリアの音楽を基本としながらも、イギリス、ドイツ、フランスまでの幅広い地域の音楽的特性を自らの作 風に取り込み、まさに汎ヨーロッパ的と言える色彩豊かな作品を多数残しました。ここに収められた12の作品の多くが世界初録音となりま す。イギリスでの最後の数年に書かれた英語による声楽作品で前後を挟み、彼の華やかな作風を様々な編成で楽しむことが出来ます。 ザ・ハーモニアス・ソサエティ・オブ・ティクル=フィドル・ジェントルメンは、17世紀から18世紀にロンドンの大衆に親しまれながら、今は忘れられ てしまった作品を再評価することを目的に、2006年にロンドンで結成されたピリオド楽器による合奏団。この長い名前は、英国の風刺的詩 人ネッド・ウォード(1667-1731)が、ロンドンで大衆のために初めて演奏会を開いた音楽家を描写した言葉から取っています。これまで Rameeレーベルからヨハン・クリストフ・ペプシュの作品集2枚(RAM1109、RAM1502)、Chandosレーベルからヨゼフ・アントニーン・グレツ キーの協奏曲集をリリースしており、有名作曲家の陰に隠れた名作を水際立った演奏で魅力的に紹介して高い評価を得ています。このアル バムでもその本領を発揮し、煌びやかな演奏を聴かせてくれます。
RAMEE
RAM-1905(1CD)
『ヴェネツィアの知られざる者たち』〜18世紀ヴェネツィア、リコーダーとチェンバロのためのソナタ
伝ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ ヘ長調(ヴェネツィア・ベネデット・マルチェッロ音楽院図書館所蔵)
伝フランチェスコ・ガスパリーニ(1661-1727):優美なスピネットのためのソナタ イ短調 S.I.(イザベラ夫人)のために(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
ディオジェニオ・ビガーリア(1676頃-1745頃):ソナタ 第5番ホ短調(ヴァイオリンあるいはリコーダーと、チェロもしくは通奏低音のための12のソナタ Op.1、1722年頃アムステルダムで出版)
作者不詳:ソナタ ニ長調(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
作者不詳:リコーダー・ソナタ 変ロ長調(ヴェネツィア・ベネデット・マルチェッロ音楽院図書館所蔵)
フランチェスコ・ガスパリーニ:スピネットによるトッカータ、フランチェスコ・ガスパリーニ氏のイザベラ夫人のために ニ長調(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
ディオジェニオ・ビガーリア:ソナタ 第2番 ト長調(ヴァイオリンあるいはリコーダーと、チェロもしくは通奏低音のための12のソナタ Op.1、1722年頃アムステルダムで出版)
作者不詳:シンフォニア 第2番ハ長調(ヴェネツィア、クェリーニ・スタンパーリア財団図書館所蔵)
作者不詳:リコーダー・ソナ
イネシュ・ダヴェーナ(リコーダー)
使用楽器:斉藤文誉(アムステルダム)製作
G管アルト(2017)、F管アルト(2013/N.カステル製による複製)
F管アルト(2005&2011/ヤーコプ・デンナー製による複製)
D管ヴォイス・フルート(2015/ヤーコプ・デンナー製による複製)

クラウディオ・ヒベイロ(Cemb)
使用楽器:フロリンド・ガッツォーラ製(パドヴァ/1992)/作者不明の17世紀ヴェネツィアの楽器による複製

録音:2018年10月15-17日 オスペダレット音楽ホール、ヴェネツィア
1/6コンマ・ミーントーン
ピッチ:A=415Hz
1983年リオデジャネイロ生まれのダヴェーナによるリコーダーと、1976年サンパウロ生まれのヒベイロの弾くチェンバロによるアルバム。2人は40 日をかけてヴェネツィアのいくつかの書庫を探索し、未知のリコーダー・ソナタとチェンバロのための作品併せて6曲を発見、今回初録音を行い ました。中にはヴィヴァルディの作とされるものや、同じくピエタ院の音楽指導を行っていたガスパリーニが、生徒の一人イザベラのために書いたと みられるトッカータ、同じ筆致で描かれていながら手法の違いからガスパリーニ作と断定できないソナタなど、興味深い作品を多数収録。いず れも当時のヴェネツィアの音楽的繁栄が十二分に感じられる華やかな作品で、これだけの佳作が埋もれているとは、長い歴史を持つ音楽都 市の奥深さを感じさせるところです。またヴェネツィアのベネディクト会司祭だったビガーリアの唯一の作品集からも収録しています。 2人は既にニュー・コレギウムのメンバーとして、テレマンの多彩な室内楽を収めたアルバムをRameeレーベルからリリースしており (RAM1904)、著名な大作曲家の作品の新たな切り口として好評を博しています。とくにダヴェーナはPassacailleレーベルで18世紀ナポリ の作曲家たちをとりあげたアルバムも2作制作しており、イタリア後期バロック作品への圧倒的な適性で注目を集めてきました。リコーダーは一 連の先行盤と同じく、アムステルダムと東京に工房を構えるリコーダー奏者・製作者・斉藤文誉氏の楽器が使用されています。ヴェネツィアの歴史的建築オスペダレット養育院跡の音楽ホール

AMBRONAY
AMY-053(2CD)
NX-D07
アンドレ・カルディナル・デトゥーシュ(1672-1749):英雄的牧歌劇『イセ』全5幕 (1697) エディト・ヴァン・ワンロイ(S)…イセ
シャンタル・サントン=ジェフリー(S)…ドリス
マティアス・ヴィダル(T)…アポロン
マチュー・レクロアール(Br)…ジュピテール、牧神
トマ・ドリエ(Br)…ヒュラス
ウージェニ・ルフェビュル(S)…第1のヘスペリデ、ニンフ、ドリュアス(木の精)
エティエンヌ・バゾーラ(Br)…エルキュール、大司祭
ステファン・コラルデル(T)…牧童、眠り、預言者
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ((指)クラヴサン)
アンサンブル・レ・シュルプリーズ(古楽器使用)
ヴェルサイユ・バロック音楽センターcho
フランス・バロックの作曲家アンドレ・カルディナル・デトゥーシュは、若い頃は現在のタイにて布教活動を行い、帰国後には軍人、後に作曲家となった数奇な経 歴の持ち主。英雄的牧歌劇『イセ』は、ルイ14世が称賛したといわれ、ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラの指揮とフランスの若きソリストたちにより、今回 全曲が初録音されました。

CPO
CPO-555260(1CD)
NX-B10
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教曲全集 第5集
Gott sei mir gnadig nach deiner Gute
神よ、その慈しみをもってわたしを憐れんでください
Ich habe Lust abzuscheiden 私はこの世を去って
Erschrick, mein Herz, vor dir 驚くなかれわが心、あなたの前で
.Weicht,ihr Sorgen, aus dem Herzen 消え去れ憂い、あなたの心から
Singet dem Herrn ein neues Lied 主に向かって新しき歌をうたえ
オペッラ・ムジカ(声楽アンサンブル)
カメラータ・リプシエンシス(古楽器使用)
グレゴール・マイヤー(指)

録音:2018年6月27-29日
チェンバロのための「聖書ソナタ」をはじめ、数多くの鍵盤楽器のための作品で知られるドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・ クーナウ。1701年からヨハン・シエッレの後任としてライプツィヒの聖トーマス教会カントルの地位に就き、1722年に亡くな るまでその地位にあったこともあり、宗教曲も数多く残しています。このシリーズは彼の全宗教作品を録音するというプロ ジェクトに基づくもので、マニフィカトやミサ・ブレヴィスを含む様々なカンタータの演奏はグレゴール・マイヤー指揮するカメ ラータ・リプシエンシスが担当、最近出版された比較校訂版を用いた学術的にも貴重な録音です。第5集では、この時 代に好んで用いられたテキスト「Singet dem Herrn ein neues Lied 主に向かって新しき歌をうたえ」を含む5つのカ ンタータを聴くことができます。管と弦のバランスの良い響きと、合唱の素朴な響きが融合した美しい演奏です。

RICERCAR
RIC-406(1CD)
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):2声あるいは3声のためのモテット集 Op.3 (1681) スケルツィ・ムジカーリ
ニコラ・アクテン(バリトン、テオルボ、指揮)…NA
ウェイ=リアン・ファン(S)…WLH
グェンドリーヌ・ブロンデール(S)…GB
フリート・デ・ヘイテル(S)…GDG
レアンドロ・マルツィオッテ(C.T)…LMA
マチュー・ヴァルフレ(Org)
ヴァランタン・バジュー(バス・ヴァイオリン)
ソルムン・ニュスタバック(アーチリュート、ディスカント・リュート)
フランソワ・ダンボワ(テオルボ)

録音:2018年11月洗礼者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー東部リエージュ地方)
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナは、その経歴のほとんどをボローニャのサン・ペトロニオ教会の聖歌隊楽長として過ごしました(その生涯の晩期は 1653年生まれのコレッリがローマに向かう前、この古都で活躍していた頃と重なります)。2つのオルガンを有し、素晴らしい響きを持つこの 堂々とした聖堂の責任者になって以来、コロンナはたくさんの壮麗な声楽曲と器楽曲を書きましたが、それとはまた別に小さなモテットを集めた 2つの曲集も出版しており、今回録音されたのはそのうち1681年に世に出たモテット集からの作品です。これらは幅広い形式で書かれてお り、伝統的な手法と、後の世代に影響を与える革新的な側面を併せ持ち、小規模なモテットでありながら後代のコンチェルタンテ形式による 音楽の先駆とも言えるような音楽になっています。どの曲もソロのレチタティーヴォから、混声の二重唱、三重唱などの組み合わせと、多彩な 手法でそれぞれに個性を与えられており、テキストの内容に自然に沿った構造で作られています。 テオルボやバロックハープ、チェンバロやオルガンなどを弾きこなす通奏低音奏者としても活躍しながら、同時にバリトン歌手として自ら歌い伴奏 することもある、ニコラ・アクテン率いるベルギーの精鋭古楽集団スケルツィ・ムジカーリ。メンバーそれぞれの技巧や持ち味を十二分に生かしな がら、17世紀ボローニャで生まれた作品の魅力を伝えてくれます。

Coviello
COV-91923(1CD)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):「音楽芸術における良い趣味の理論」
前奏曲:Example II
ソナタ第2番:The Bush aboon Traquair
What shall I do? - パーセルの主題による変奏曲
The Lass of Peaty's Mill - ソング第1番
An English tune - 変奏曲
間奏曲:Example I
第 5 ソナタ
O Bessy Bell and Mary Grey - ソング第4番
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):「ソルフェッジョ」
第3番第1ソナタ、第1番
アポロズ・キャビネット

録音:2018年
ジェミニアーニの「音楽芸術における良い趣味の理論」は数字付き低音の演奏法や各種装飾、変奏の技法を学びつつ、実践的な演奏が出来るようにな るための手引き。理論書・教本の類ですが譜例が数多く掲載されアンサンブルや歌もあり、珠玉の名品集として堪能できる内容となっているのが特徴です。 理論と感性の調和が生む美しい音楽をお楽しみください。 (Ki)
Coviello
COV-91928(1CD)
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):ブロッサール・コレクションからの室内楽
ソナタ第7番ホ短調「la Magnifique」
シャコンヌ ニ長調
前奏曲 ハ短調
ソナタ第6番ニ短調「L'Impromptu」
ソナタ第1番ト長調「Anonima」
前奏曲 ハ長調
ソナタ第3番変ロ長調「'l'abondance」
ソナタ第2番ト長調「La Felicite」
シャコンヌ イ長調
バッハ・プレイヤーズ

録音:2019年
作曲家セバスティアン・ド・ブロッサールのコレクションに含まれる、知られざるクレランボーの作品を収録しています。フーガやシャコンヌなど対位法 の巧みさと流麗な音運びが特徴で、新鮮な魅力を持った室内楽曲集です。 (Ki)

EUROARTS
20-64314F(Bluray)

20-64318F(2DVD)
ラモー:歌劇「イポリートとアリシ」 サー・サイモン・ラトル(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ベルリン州立歌劇場cho
レイナウト・ファン・メヘレン(イポリート/テノール)
アンナ・プロハスカ( アリシ / ソプラノ)
マグダレーナ ・コジェナー(フェードル/メゾソプラノ)
ギュラ・オレント( テゼ / バリトン)
エルザ・ドライジグ(ディアーヌ / メゾソプラノ)

収録:2018年11月、ベルリン国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
2018年11月ベルリン国立歌劇場で上演された、アレッタ・コリンズ演出、サイモン・ラトル指揮によるフランス・バロック・オペラの代表作「イポリー トとアリシ」の映像。 ラモーが50歳にして初めて書いたオペラ「イポリートとアリシ」は、序曲とプロローグ、全5幕という構成で、歌、演技、踊りの要素を含み、卓越した 和声法と管弦楽法が駆使された傑作。当時大成功をおさめ評判はヨーロッパ中に及び、宮廷をも巻き込む「ブフォン論争」(イタリア・オペラとフランス・ オペラのどちらが優れているか)を引き起こすきっかけとなりました。 今回のオペラ上演は、アレッタ・コリンズが演出と振付を、そして光を巧みに操り見る者に新しい知覚体験を与える作品で世界的に高く評価されているオ ラファー・エリアソンが照明デザインを担当し、近未来的な不思議な舞台が展開されます。歌手陣には、レザール・フロリサン等のツアーにも参加するテノー ル、レイナウト・ファン・メヘレンがイポリート役。様々な時代の作品を見事に歌い上げるドイツのソプラノ、アンナ・プロハスカがアリシ役。そしてアテ ネの王テゼの妃フェードル役にはマグダレーナ・コジェナーという豪華キャスト。 【あらすじ】 パラス一族の娘アリシ。一族はテゼによって滅ぼされ、アリシは囚われの身となります。しかし一族を殺したテゼの息子イポリートとアリシは恋仲となります。とこ ろがテゼの妻で、イポリートの継母でもあるフェードルが、息子のイポリートに恋心を抱く。夫テゼの死の報せとともに息子への思いが高まりまるが、息 子イポリートがアリシと恋仲であることを知って逆上、しかし、そこに実は死んでいなかったテゼが帰還。妻フェードルの従者エノーヌが、息子イポリート が妻フェードルを誘惑したとほのめかし、怒ったテゼはイポリートを追放する。 後悔の念にかられながら死を迎えようとしているフェードルから真相を聞いたテゼは自らの過ちを呪い、地獄行きを決意するものの、イポリートは生きて おり、アリシと再会する。 (Ki)

Lauda
LAU-019(1CD)
クリストバル・ド・モラレス(1500-1553):ヤコブの嘆き
四旬節のためのアンティフォナとレスポンソリウム


「七旬節(四旬節の前に)」
1. 死の悲しみに取り巻かれて(5声/七旬節主日のための入祭唱)
2. 天の王国が何に似ているかといえば/しかし夜が訪れ(4声/六旬節主日のための)
3. そのときイエスは大勢の人々の前で(4声/六旬節第9主日のためのレスポンソリウム)
「四旬節」
4. 衣を変えて/戸口に向かい(4声/四旬節第四週、灰の水曜日のベネディクトゥスに続けて)
5. 戸口をくぐり、祭壇へ(4声/四旬節第四週、灰の水曜日のベネディクトゥスに続くアンティフォナ)
6. よりよき者となるよう心がけよう(5声/四旬節第四週のためのレスポンソリウム)
7. カナンの女が主イエスに向かって叫び/しかし彼女はなお近づき(5声/四旬節第1週以降、四旬節第2主日のための)
8. どれほど、主の雇い人たちが/主よ、わたしは罪を犯しました(6声/四旬節第2主日後の土曜のためのレスポンソリウム)
9. ヤコブは悲しみに暮れていた(5声/四旬節第3主日のための第9レスポンソリウム)
10. するとイエスはパンを手にして(4声/四旬節第4主日の前に)
11. 毎日のように罪を犯すわたしは(4声/四旬節のための)
「聖週間」
12. おお十字架よ、唯一の希望よ(5声/「旗を掲げて王は」の調べ、聖週間主日のための)
13. まさにそのとき、十字のそばに立っていた(4声/聖週間主日後の第4週のための)
14. 眠らずに祈りなさい(4声/聖週間の棕櫚の主日のための)
15. あなたの十字架に/わたしたちを憐れんでください(4声/聖週間第4週準備のための讃歌)
ラ・グランド・シャペル (S、CT、CT、T、T、Br、Bs)
アルベルト・レカセンス(指)

録音:2018年9月30日-10月2日、ペルネック修道院、オーストリア
イタリアなどでも活躍し、ビクトリアと共にルネサンス期のスペインを代表する作曲家であるモラレス。彼が数多く残した、難易度が高く個性的、 自由で先進的な宗教声楽曲を集めていますが、その小規模な作品を集めたアルバムはこれまでもそう多くはなく、貴重なものと言えます。今 回は復活祭前の節制期間である四旬節(イエスの受難と人類の罪に思いを馳せて慎み深く祈る時期)と、その準備期間にあたる七旬節に 光をあてたプログラム。厳粛な響きのア・カペラで、引き締まったソリスト編成の演奏解釈がよく似合います。スペインの貴重かつ重要な作品を 掘り下げたアルバム作りに定評のある、レカセンスとラ・グランド・シャペルによる丁重で美しいアンサンブルでどうぞ。

MUSO
MU-031(1CD)
NX-B09
『Continuo, Addio!〜通奏低音にさよならを』〜ヴァイオリンとチェロ イタリア18世紀の新しい低音パートから古典派二重奏へ
タルティーニ:ヴァイオリンと低音部(通奏低音)のためのソナタ ト長調 B.G7
ボンポルティ(1672-1749):半音階的アリアと変奏 イ短調
ダッラーバコ(1710-1805):無伴奏チェロのためのカプリッチョ ホ短調 第6番
プラッティ(1697-1763):リチェルカータ 第6番ト長調
ナルディーニ(1722-1793):無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ ハ短調
 ヴァイオリンとチェロのためのソナタ ハ短調 Op.5-6
アルブレヒツベルガー(1736-1809):二重奏曲 第3番イ短調
ピエール・ラウセー(1735-1818):ヴァイオリンと低音部のためのソナタ ト短調 Op.1-4
アンドレアス・ロンベルク(1767-1821)&ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):ヴァイオリンとチェロのための協奏的二重奏曲 ホ短調 第1番(1801年頃の作)
デュオ・タルティーニ(古楽器使用)
【ダヴィッド・プランティエ(Vn/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ 1766)、アンナベル・リュイ(Vc/ニコラ・オーギュスタン・シャピュイ 1777)】

録音:2018年9月4-7日サン・レミ教会、フラン=ワレ、ベルギー
音楽のバロック時代は別名「通奏低音の時代」とも言われ、編成の規模に寄らず、低音楽器と和音楽器の組み合わせによる通奏低音が 音楽を特徴づけており、これを伴わないのは一部の無伴奏器楽作品などに限られていました。やがて古典派の時代に移行するにつれ、音楽 の嗜好や演奏形態の変化、楽器の性能や奏者の技術の向上に伴い、低音に和音楽器を使わない演奏スタイルが徐々に広まりはじめま す。このアルバムはそんな過渡期に生まれた音楽を、当時のイタリアにおける新しい演奏習慣に従い和音楽器を伴わないヴァイオリンとチェロだ けのデュオで演奏、さらに後年の二重奏曲やどちらかの無伴奏作品も盛り込んだアルバム。二つの楽器だけのミニマムな編成による音楽表現 を追求する形、あるいは合奏体を象徴する極小表現としてのヴァイオリンと、同様に通奏低音の象徴としてのチェロとの対峙で伝統的な通奏 低音を含む音楽を体現してゆく手法など、当時ならではの工夫と思想が込められた音楽表現を楽しむことが出来ます。ほとんどがイタリアの作 曲家のものですが、フランスのラウセー、ドイツのロンベルク(同じ音楽教育を受けてきた従兄弟同士で、それぞれヴァイオリンとチェロの名手だっ た)の作品も収録。 カフェ・ツィマーマンやアンサンブル415、コンチェルト・ヴォカーレなどでも活躍してきたヴァイオリニスト ダヴィド・プランティエが、Agogiqueレーベ ルからリリースしたタルティーニの作品集に続き、チェリスト アンナベル・リュイと共に送る極小編成音楽の楽しみです。

のすたるぢあ
[Nostalgia]

Nostalgia-1801(1CD)
IKI(いき)〜フランス式リュート音楽
老ゴーティエ(1575−1651):組曲 F♯マイナー・Aメジャー〔アルマンド「葬送」、クーラント「泣き女」、サラバンド、カナリー「雌山羊」〕
フランソワ・デュフォー(1604以前−1682以前):組曲 Aマイナー〔プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジグ〕
ヨハネス・フレズノー(1615/16−1696以前):「フレズノーの涙」、組曲 Aメジャー・F♯マイナー〔プレリュード、トンボー、クーラント、サラバンド、ジグ〕
シャルル・ムートン(ca.1626−ca.1720):組曲 Cマイナー〔パヴァーヌ「貴婦人に捧げるトンボー」、クーラント「毅然とした女性」、サラバンド「羊飼いの娘」、カナリー「自由思想の女性」、シャコンヌ「美しきスペイン女性」〕
佐藤豊彦(リュート/L.グライフ 1611/1673)

録音:2018年3月29日−31日、みやまコンセール
※日本語解説:佐藤豊彦
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠佐藤豊彦が、自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」からリリースする新録音。
バロック音楽と呼ばれる新しい音楽が作られ、より大きく早く進化していった当時の音楽の中で、小さくゆっくりと、逆の方向へ進んでいったリュート音楽。これまでも、フランス・バロックのリュート音楽が「侘び・寂」や「禅」にも通じると、日本の茶室文化との独自の共通点を見出し、コンサートやCD製作を行ってきた佐藤豊彦が、今度は17世紀フランスのリュート音楽のStyle Brise(崩された様式)と、日本での美意識「いき」な表現との共通点を見出し、「いき」なフランス式リュート(バロック・リュート)音楽を集めたという、まさに佐藤豊彦ならではの深い知見と着眼点によるプログラムです。
今回の録音も、1611年に製作、1673年にフランス式リュートに改造された貴重なオリジナル楽器、「ロレンツ〔ラウレンティウス〕・グライフ」で演奏しています。

Christophorus
CHR-77445(1CD)
ローゼンミュラー:クリスマス協奏曲集
ヨハン・ローゼンミュラー:同じ地方の草原に羊飼いらがいて、グローリア ― 言葉は肉体となり
シュッツ:クリスマス物語 Sw.435
ブノワ・アレ(指)、
ラ・シャペル・レナーヌ

録音:2019年4月25日−29日、フランス
ヨハン・ローゼンミュラー(1626−1686)は、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントルに内定しながらも同性愛疑惑により投獄され、脱獄しイタリアで活動しながらその名を広めた作曲家。「イタリアの"官能"とドイツの"実直"をもっとも調和のとれた方法で融合させることができる」と言われ、当時は高名な音楽家の一人に名を連ねながらも現代では演奏・録音の機会が少なく、Christophorusからのいくつかの録音(CHR 77425、CHR 77333、CHR 77319等)により少しずつ復権が行われています。
このアルバムでは、ローゼンミュラーが17世紀半ばにライプツィヒで書いたキリストの降誕を描いた「クリスマス物語」、声楽と器楽のためのクリスマス協奏曲集に、有名な方の「クリスマス物語」であるハインリヒ・シュッツの作品をカップリング。演奏は、ブノワ・アレが2001年に設立した声楽と器楽によるフランスのアンサンブル、"ラ・シャペル・レナーヌ"。ブノワ・アレの妹でもあり、エルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルとも度々共演しているソプラノ歌手、サロメ・アレ(サロメ・アレール)も参加しています。

Christophorus
CHE-0218-2(1CD)
ストラスブールのクリスマス讃美歌集 シュピーレイト(アーリー・ミュージック・フライブルク)

録音:2010年6月11日−13日、ドイツ
ドイツのフライブルクを拠点に活動する中世アンサンブル、シュピーレイト(Spielleyt)が歌う、1697年のストラスブールの讃美歌集からのクリスマス・ソング・コレクション。17世紀に残された歌集から、中世の音楽へと復元して演奏しています。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-015(2CD+DVD)
NX-D11
リュリ:『ファエトン』 プロローグと5幕による叙情悲劇 (1683) エヴァ・ザイシク(Ms)…リビ
マティアス・ヴィダル(T)…ファエトン
エリザヴィエータ・スヴェシニコヴァ(S)…アストレ、第一の時
ヴィクトール・ビュメル(Ms)…テオーヌ
リザンドロ・アバディ(Bs)…サトゥルヌ、エパフェス、ジュピテール
レア・トロメンシュラーガー(S)…クレメーヌ
アレクサンドル・エゴロフ(Bs)…メロプス
ヴィクトル・シャポヴァーロフ(Br)…プロテー、属国の王
アルフィヤ・ハミドゥリーナ(S)…第二の時
シリル・オヴィティ(T)…トリトン、太陽、大地の女神
ムジカエテルナ(合唱と管弦楽/古楽器使用)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ヴァンサン・デュメストル(指)

収録:2018年6月、ヴェルサイユ宮殿旧王立歌劇場
ブックレット:フランス語、英語、ドイツ語
【CD】 収録時間TTL 2時間29分
【DVD】 片面二層ディスク 2時間33分
字幕:英語、ドイツ語
映像:NTSC 16:9 All Regions
音声:Dolby Digital 5.1 & Stereo
リュリの全盛期の傑作『ファエトン』に、ヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークと、クルレンツィスの楽団ムジカエテルナの共演盤が 登場。作品の初演場所でもあるヴェルサイユ宮殿の歌劇場での上演、ソリストには古楽界で今最も注目されるメゾの一人ザイシクも参加す るなどとにかく豪華。しかもBelAirレーベルとの共同制作の映像付きで、デュメストルの信頼篤い古典演劇演出の俊才ラザールによる、トラ ディショナルとモダンの折衷ながら作品の世界観を崩さない舞台を美しい映像で楽しむことが出来ます。

H.M.F
HMX-2908984(4CD)
バロック期の珠玉のクリスマス音楽集
[CD1-2]
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248(全曲)
[CD3]
シャルパンティエ:(1)クリスマス牧歌劇 H.483 (2)待降節の聖歌集 H.36〜43
(3)クリスマス牧歌劇(第2部・第2稿) H.483a 
(4)クリスマス牧歌劇(第2部・第3稿) H.483b
[CD4]
(1)コレッリ:合奏協奏曲 op.6-8 ト長調「クリスマス・コンチェルト」
(2)ローゼンミュラー:「クリスマス物語」より“慄け、自然よ”
(3)ブクステフーデ:カンタータ第41番「主よ、われ汝を愛す」BuxWV 41、カンタータ第10番「来たれと、天使に告げよ」BuxWV 10
(4)シュッツ:今日こそ主なるキリストの生まれた日 SWV439
[CD1-2]
ドロテア・レッシュマン(A) 
アンドレアス・ショル(C-T) 
ヴェルナー・ギューラ(T) 
クラウス・ヘーガー(Bs) 
ルネ・ヤーコプス(指)、RIAS室内cho
ベルリン古楽アカデミー/録音:1997年1月
[CD3]
セバスティアン・ドセ((指)オルガン) 
アンサンブル・コレスポンダンス/録音:2016年1月2〜6日
[CD4]
(1)キアラ・バンキーニ, ジェスパー・クリステンセン(指)アンサンブル415(39人編成)/録音:1991年10月
(2)コンラート・ユングヘーネル(指)カントゥス・ケルン,コンチェルト・パラティーノ/録音:2004年6月
(3)コンラート・ユングヘーネル(Lute,指)カントゥス・ケルン
(4)ルネ・ヤーコプス(指)、コンチェルト・ヴォカーレ/録音:1989年9月
バロック期の作曲家たちによる、クリスマスの音楽集。
ヤーコプス指揮によるバッハのクリスマス・オラトリオは、祝祭感と厳かな空気に満ちた名演。ドセ指揮のシャルパンティエのクリスマス・ミサは、小気 味よく颯爽としたリズム感でありながら軽すぎず激しすぎず、のどかな美しさも存分に感じられる名演奏。柔らかな音色が絶品です。[CD4]はバンキーニ、 ユングヘーネルら名手たちによる珠玉のトラックが集められており、こちらもあらためてその鮮烈な演奏に驚かされる名演となっています。
H.M.F
HMM-931714(3CD)
ラインハルト・カイザー(1674-1739):歌劇「クロイソス」 エルミーラ(メディアの女王):ドロテア・レッシュマン(S)
アティス(クロイソスの息子):ヴェルナー・ギューラ(T)
クロイソス(リディアの王):ロマン・トレケル(Br)
オルサネス(リディアの貴族):クラウス・ヘーガー(Bs)
ツィールス(ペルシャの王):ヨハネス・マンノフ(Br)
エリアテス(リディアの貴族):マルクス・シェーファー(T)
クレリダ(リディアの女王):サロメ・アレル(S)
ソロン(ギリシャの哲人):ユン・クヮンチュル(Bs)
ハリマクス(アティスの腹心):グラハム・バシー(C.T)
トリゲスタ(エルミーラの乳母):ブリギッテ・アイゼンフェルト(A)
エルツィウス(アティスの下僕):クルト・アツェスベイガー(T)
ネリルス(アティスの小姓):ヨハンナ・ストイコヴィチ(S)
隊長:イェルク・ゴットシック(Br)
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー
RIAS室内cho
ハノーヴァー少年choメンバー

録音:2000年3月/ベルリン、テルデックス・スタジオ
ヤーコプス2000年録音の名盤が復活です。演目は、ドイツ・バロック期の作曲家ラインハルト・カイザー(1674-1739)の「クロイソス」。17、18 世紀のオペラは、ドイツでもイタリア語で書かれるのが原則でしたが、1678年から1738年の間に栄えたハンブルク派のオペラは、ドイツ語による市民 的な音楽劇といえる存在でした。なかでもこの作品は、カイザーの最高傑作とされています。裕福なリディア王クロイソスがペルシャ王ツィールスに打ち負 かされるまでを筋をしていますが、盛りだくさんのエピソードを含み、聴きごたえ満点。ヤーコプスは1992年からベルリン国立歌劇場の芸術顧問を務め ており、バロック・オペラの名作〜カヴァッリの『カリスト』、スカルラッティの『グリゼルダ』、テレマンの『オルフォイス』など〜を上演しました。これ により、ベルリンは古楽演奏の一大中心地となり、ヨーロッパ全域におけるバロック・オペラの再生に大きな影響を与えました。 (Ki)

BIS
BISSA-2462
(1SACD)
黄金の音符(Note d’oro)
ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650-1721):
(1)組曲 イ短調【前奏曲 アルマンド クラント/ドゥブル アリア ガヴォット カプリース】
(2)組曲 へ長調【序曲 アルマンド クラント サラバンド メヌエット ジグ】
(3)組曲 ト長調【アルマンド クラント/ドゥブル アリア メヌエット I & II ジグ】
(4)組曲 ニ短調【前奏曲 アルマンド クラント サラバンド ジグ ブレー メヌエット ジグ】
(5)組曲 ト短調【ガヴォット クラント サラバンド メヌエット ロンドー】
(6)メヌエット ハ長調
(7)組曲 変ロ長調【アルマンド クラント サラバンド ジグ】
(8)シャコンヌ へ長調
ヤコブ・リンドベルイ(リュート;Sixtus Rauwolf, Augsburg C.1590)

録音:2018年9月/レンナ教会(ノルテリエ、スウェーデン)
スウェーデンのリュート奏者、ヤコブ・リンドベルイは、ルネサンスとバロックを中心とするリュート音楽の分野で今日、もっとも幅広いレパートリーをもち、深い知性に支えられた情感豊かな音楽が高い評価を獲得、人気を集めてきました。ブリテンの「ジョン・ダウランドによる夜の曲」をリュートで演奏した『夜の曲−ダウランドからブリテンまで』(BISSA2082)につづくアルバム。「ロジー伯爵」として知られるヤン・アントニーン・ロジーの作品から4つの組曲、「メヌエット」「シャコンヌ」が演奏されます。
「ロージンタール伯爵」ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650-1721)(ヨハン・アントン・ロジー・フォン・ロージンタール)は、ボヘミアの貴族の家に生まれました。幼少のころアカツィウス・カジミル・ヒュルゼからリュートを教わり、興味が芽生えたと言われます。プラハのシャルル・フェルディナント大学で哲学を専攻。博士号を取得した後、ヨーロッパを旅して回りました。ロジーは、フランスとイタリアのリュート音楽を研究、ボヘミアでもっとも優れたリュート奏者、作曲家として名を馳せました。彼はドイツのリュート奏者ヴァイスにも影響を与えたと言われます。1721年にロジーがプラハで亡くなった後、ヴァイスは「ロジー伯爵の死を悼むトンボー」を書き、彼を追悼しています。リンドベリが『ヴァイス−リュート音楽第2集』(BIS1534)で演奏した作品です。ロジーは主に、舞曲による「組曲」を作曲。フランスの「自由奔放な様式(Stylebrise)」とイタリアの「カンタービレ」のスタイルを結合した、膨大で創造性の高い作品の手稿譜が、チェコをはじめとする各国のアーカイヴで保存されています。2018年9月、ノルテリエのレンナ教会リンドベリは、バロック期ドイツとフランスの音楽を演奏した『シクストゥス・ラウヴォルフのリュート』(BISSA2265)と同じ、1590年頃にアウグスブルクで製作された7コースあるいは8コースの楽器を弾いています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1059(1CD)
Il Sud 〜17世紀南イタリアのヴァイオリン音楽
アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656 ナポリ):Fantasia Echa para el muy reverendo Padre Falla
バルトロメオ・モンタルバーノ(1598-1651 パレルモ):Sinfonia Marescotti a due violini
Sinfonia Sghemma a violino solo / Sinfonia Bargellini a due violini
アンドレア・ファルコニエーリ:La Suave Melodia / Canciona dicha La Preciosa, echa para Don Enrico Butler / Su Gallarda
バルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Geloso a violino solo
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647 ナポリ):Toccata seconda e ligature per arpa / Canzona francesa a 4 「 per concerto di violini 」
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ(1624-1670 メッシーナ):Il Falvetti. Capriccetto Quarto a 3 / Il Mauritio. Capriccetto a Violino Solo
アンドレア・ファルコニエーリ:Canzona a tre
ジョヴァンニ・アントニオ・レオーニ(1588-1670 ローマ):Sonata XXX Terzo tono
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Marquetta
ベルナルド・ストラーチェ(1637-1707 メッシーナ):Balletto, per clavicembalo
ジョヴァンニ・アントニオ・レオーニ:Sonata nona Secondo tono
バルトロメオ・モンタルバーノ:Sinfonia Fiumicello a due violini
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Catalano. Capriccetto a Violino Solo
作曲者不詳(17世紀):Ballo a tre
アスカニオ・マヨーネ(1565-1627 ナポリ):Toccata seconda
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:Il Raimondo. Capriccetto a Violino Solo
EXIT
[エマヌエル・レスケ=カゼルタ(Vn、指)
パトリツィオ・ゲルモネ(Vn)
ベランジェール・サーディン(トリプルハープ)
マティルデ・ヴィアッレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ディエゴ・フェルナンデス・ロドリゲス(オルガン、チェンバロ)]

録音:2018年6月23-26日
ヴァイオリンの歴史は16世紀の発祥から17・18世紀の趨勢、ストラディヴァリの登場など、主に北イタリアが中心でした。しかし南イタリアでもヴァ イオリン音楽は早くから盛んに書かれており、ここに収録された作品はどれも自由なファンタジーと魅力的な独創性が感じられる良作ばかり。レザール・ フロリサンのヴァイオリン奏者としても活躍しているエマヌエル・レスケ=カゼルタの演奏でお楽しみください。

Drama Musica
DRAMA-002(1CD)
ジュリアーニ/ソル:声楽とギターのための作品集
ジュリアーニ(1781-1829):6つのアリエッタ Op.95
ソル(1778-1839):瞑想曲
 2の練習曲 Op.29-第17番ハ長調
 12のセギディーリャより
第1番/第2番/第7番/第9番/第11番/第12番
ジュリアーニ:大序曲 Op.61
 6つのカヴァティーナ Op.39
ガブリエラ・ディ・ラッチオ(S)
ジェームズ・エイカーズ(G)
アルバム・タイトルの「OMBRE AMENE」とは「良い感じの色合い」と言った意味。このアルバムでは声とギターが織 りなす美しい響きが追求されており、ソプラノのガブリエラ・ディ・ラッチオとギタリスト、ジェームズ・エイカーズはこのアル バムのために18世紀の作曲家ソルとジュリアーニの作品を選択しています。18世紀までは酒場などで演奏される大 衆的な楽器であったギターを、一躍コンサートのための芸術的な楽器に高めたスペインの作曲家フェルナンド・ソル と、同じ頃にイタリアで活躍したギタリスト、マウロ・ジュリアーニ。この2人は、主としてギターのための曲を書きました が、同時に歌の伴奏にもギターを用いています。これらの曲はあまり知られていませんが、ベートーヴェンが「ミニチュ ア・オーケストラ」と称したギターの音色と精緻な歌は、タイトル通りの心地良い響きをもたらしています。

ARCANA
A-470(1CD)
ステファノ・ベルナルディ(1577-1637):6声の『死者のためのミサ』
シンフォニア 第3番
「主よ、御身へ我が魂をあげん」
シンフォニア 第4番
4声の連祷
シンフォニア 第2番
「深き淵より我汝に呼びかけん、主よ」
ヴォーチェス・スアヴェス【 リア・アンドレス、クリティナ・ボネル、ミリヤム・ヴェルンリ (S)
ヤン・トーマー、ハビエル・ロブレダーノ・カブレラ (C.T)
パオロ・ボルゴノーヴォ、ラファエル・ヘーン、フロリアン・クラマー (T)
トビアス・ヴィツキー (Br)
ダヴィデ・ベネッティ (Bs)
オリ・アムラン (テオルボ)】

コンチェルト・シロッコ【ステファノ・ロッシ (Vn)
朝吹 園子 (ヴァイオリン、ヴィオラ)
ピエトロ・モデスティ (木管コルネット)
スザンナ・デフェンディ (アルト・サックバット)
キャサリン・モトゥズ (テナー・サックバット)
ナサニエル・ウッド (テナー・サックバット、バス・サックバット)
ジュリア・ジェニーニ (テナー・ダルシアン、バス・ダルシアン)
ルカ・バンディーニ (ヴィオローネ)
ミケーレ・ヴァネッリ (Org)】

ピッチ a'=465 Hz 1/4コンマ ミーントーン
録音:2019年2月6-9日
聖マルティン教会、ラインフェルデン(スイス)
ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂で聖歌隊の楽長を務めたジョヴァンニ・クローチェの作品集(A439)に続き、ヴォーチェス・スアヴェスとコンチェル ト・シロッコが私たちを誘うのはザルツブルク。モンテヴェルディ:と同時代にこの地で活躍した、ヴェローナ出身のステファノ・ベルナルディの作品集 です。1628年から34年までの間、彼は新しく建造されたザルツブルク大聖堂の初めての聖歌隊楽長を務め、そのキャリアのピークを迎えてい ました。彼は特にここに収められたような多声声楽作品と器楽作品の発展の中で、イタリアの新しいスタイルをザルツブルクに根付かせることに 大きく貢献し、現在ではこの地の音楽の祖と見なされています。彼の音楽の高い水準を示す証として、今日までザルツブルク大聖堂のアーカ イヴに残されている素晴らしい『レクイエム』を挙げることが出来るでしょう。とりわけ強く印象に残るのは「続唱」のパートで、ここには有名なグレ ゴリオ聖歌「怒りの日」が引用されています。このベルナルディの『レクイエム』とモテットは世界初録音となります。 収録作品のうちシンフォニアは器楽合奏によるものですが、全ての声楽作品においても、オルガンのほかサックバットを中心とした合奏が鳴り響 き、同時代のヴェネツィア楽派を連想する壮麗な音楽を堪能することができます。モーツァルトより一世紀半前、ビーバーが着任する前のザル ツブルクでいかにイタリア流儀の音楽が根づいていったか、この貴重な録音で明らかになるでしょう。ヴォーチェス・スアーヴェス&コンチェルト・シ ロッコは古楽復興の一大拠点バーゼルで学んだ俊才が集う実力派古楽グループ。近年急速に欧州で注目を集めつつある名団体で、日欧 での活躍が目立つ朝吹園子氏の参加も心強いところです。
ARCANA
A-116(1CD)
NX-A11
古楽器のための現代音楽
ジョスリン・モーロック(1969-):Revenant 再来 (2002)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
ハンス=マルティン・リンデ(1930-):Anspielungen ほのめかし (1998)〜トラヴェルソのための
ジャクリーヌ・フォンテイン(1930-):La Fenetre Ouverte 開かれた窓 (1996)〜トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
タノス・ポリメネアス・リオンティリス(1981-):Sun Bleached 陽光に浄められて (2018)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコード、エレクトロニクスのための
ユッカ・ティエンスー(1948-):Tiet/Lots 過程 (2003)〜トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードのための
エウローパ・リトロヴァータ
マッテオ・ジェモロ(トラヴェルソ)
パトリツィオ・ジェルモーネ(バロック・ヴァイオリン)
ミロン・アンドレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リサ・コクヴェンダ・シュヴァイガー(ハープシコード)
タノス・ポリメネアス・リオンティリス(エレクトロニクス)

録音:2018年9月20-22日 ザヴェンテム芸術大学、ベルギー
全て世界初録音
古楽器ならではの音色にイマジネーションを掻き立てられる作曲家は多く、クラシカルな作品に囚われない演奏も近年は増えています。エウ ローパ・リトロヴァータはそういった、同時代の作曲家たちとのコラボレートで古楽器を演奏するブリュッセルのグループ。彼らの活動の先駆けとも いえるフィンランドのハープシコード奏者ティエンスーの作品をはじめ、フルートとリコーダーの巨匠リンデの作品、カナダのモーロック、ベルギーの フォンテインといった女流作曲家、ギリシャの若手リオンティリスなどによる多彩な作品を収録しています。 トラヴェルソ(バロック・フルート)の重音やフラッタータンギング、ハープシコードの内部奏法や肘弾き、ガンバのフラジオレットやボディパーカッショ ン、コル・レーニョなど特殊奏法のほか、効果的な反響音なども駆使したサウンドはたいへん面白く、いずれも前衛作品ながら非常に興味深く 聴くことが出来ます。

CD ACCORD
ACD-255(1CD)
NX-C01
カール・ヘークフ(1707-1773):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(SLUB Mus.2976-R-5)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調(SLUB Mus.2976-R-1)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調(SLUB Mus.2976-R-4)
ヴァイオリン・ソナタ ホ長調(SLUB Mus.2976-R-3)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(SLUB Mus.2976-R-2)
ミコワイ・ズゴウカ(Vn)
ヤロスワフ・ティエル(Vc)
アレクサンドラ・ルポチンスカ(Cemb)

録音:2019年1月28-31日
世界初録音
18世紀ドイツのヴァイオリニスト、カール・ヘークフのヴァイオリン・ソナタ集。もともとは軍楽隊のオーボエ奏者として活躍し、連 隊の一員としてポーランドに赴いた際、ワルシャワの知事の目に留まり、知事のお抱えの音楽家となりました。この地ではヴァ イオリンとホルンを演奏、その後フランツ・ベンダの推薦によりツェルプストの音楽監督に就任。優れたヴァイオリン奏者、教師 として名を馳せ、最終的には「ドイツにおけるヴァイオリン演奏法の創始者の一人」として讃えられるようになった人です。この アルバムには彼の技術の粋を極めたソナタを収録。どの曲もバロック盛期の特徴を備えており、最初と最後のソナタは調性 も冒頭の旋律もほとんど同じですが、装飾の違いや、少しずつ違う曲に発展していくところはヘークフの創意工夫の表れと言 えるでしょう。
CD ACCORD
ACD-248(1CD)
NX-C07
マルチン・ミエルチェフスキ(1600頃-1651):声楽と室内楽作品集
ミサ・トリウムファリス:キリエ
ミサ・トリウムファリス:グローリア
2声のカンツォーナ 第2番
主日のための晩課:主は言われた
主日のための晩課:ほめたたえよ、神のしもべたちよ
Credidi クレディーディ
われ喜びに満てり
主が建てたもうのでなければ
イェルサレムよ、主を讃めたたえよ
主日のための晩課:マニフィカト
3声のカンツォーナ 第2番
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロック・アンサンブル

録音:2017年4月24-27日
ポーランドの知られざるバロック作品を積極的にリリースするアンジェイ・コセンジャク。今回のアルバムは、第1集(ACD- 227)が好評を博したミエルチェフスキの声楽作品集。ミエルチェフスキの生年や幼い頃の状況はわかっていませんが、1638 年からワルシャワ王室礼拝堂の音楽家となり、1645年には国王ヴワディスワフ4世の弟カロル・フェルディナント・ヴァザの宮 廷楽長に就任したという記録が残っています。作品の中にポーランド民謡を取り入れるなど、当時の最先端の様式を用い た作品を残しており、このアルバムでは不完全ながらも現存する「ミサ・トリウムファリス」の断片を含む、彼のいくつかの宗教 的声楽曲を聴くことができます。今作でもコセンジャクは合唱の配置に心を配り、ミエルチェフスキが求めたであろう響きを追 求しています。

仏Bel Air
BAC-171(DVD)
NX-C09
BAC-571(Bluray)
NX-C09

NYDX-50050(Bluray)
日本語解説付
歌詞対訳付
国内盤仕様
税込定価
パリの『黄金の間』〜バロック宮殿で聴くコンセール・ド・ラ・ロージュの古楽器演奏
1) 『町人貴族』より トルコ式儀礼の場面への入場行進曲(リュリ)
2) 交響曲第6番Hob.I-6「朝」より アダージョ〜アレグロ(ハイドン)
3) オラトリオ『セメレ』より 来たれ、西風よ来たれ(ヘンデル)
4) 神秘の障壁(クープラン)
5) ティク・トク・ショク(クープラン)
6) 弦楽四重奏曲 第1番ヘ短調より アレグレット(ダヴィド)
7) 人間の声〔リュート版〕(マレ)
8) 文楽風の即興演奏(酒井淳による)
9) 『優雅なインドの国々』より 平和の煙草の踊り(ラモー)
10) 弦楽四重奏曲第17番「狩」より アレグロ(モーツァルト)
11) 狩猟のファンファーレ(プラン)
12) 交響曲第8番「夕べ」より メヌエット(ハイドン)
13) オラトリオ『時と真実の勝利』より「平和の敵となる考えは」(ヘンデル)
14) 『スターバト・マーテル』(室内楽編成版)G532aより「乙女の中の乙女」(ボッケリーニ)
15) フルート協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」Op.10-3/RV428より アレグロ(ヴィヴァルディ)
16) フルート協奏曲 ヘ長調「海の嵐」Op.10-1/RV433より アレグロ(ヴィヴァルディ)
17) フルート協奏曲 ト短調「夜」Op.10-2/RV439より 眠り〜幽霊たち(ヴィヴァルディ)
18) 『エジプトのジューリオ・チェーザレ』より 「嵐のなか、砕けた木片は」(ヘンデル)
19) 『テ・デウム』H 146より トランペットによる前奏(シャルパンティエ)
20) 『町人貴族』よりトルコ式儀礼の場面への入場行進曲(リュリ)
コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(指揮&ヴァイオリン独奏)
タミ・クラウシュ(Fl)
ジュスタン・テイラー(Cemb)
トーマス・ダンフォード(テオルボ)
ジョディ・デヴォス(ソプラノ独唱)
カンビーニQ【ジュリアン・ショーヴァン〔vn1〕、カリーヌ・クロクノワ〔vn2〕、 ピエール=エリック・ニミロヴィチ〔va〕、酒井淳〔vc〕】

映像監督:アンディ・ゾマー
収録:2018年6月(ライヴ&セッション)
フランス銀行「黄金の間」、パリ
ブックレット:豪華版40ページ(DVD)
36ページ(Blu-ray)
収録時間:77分
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層
(DVD、Blu-ray)
Full HD(Blu-ray)
音声:PCM 2.0, Dolby Digital 5.1(DVD)
PCM 2.0, DTS HD Master Audio
5.1(Blu-ray)
パリの只中、コンコルド広場にほど近い18世紀の宮殿。ルイ14世の治世末期にトゥールーズ伯の別邸として使われていたこの宮殿はナポレオン時代以降、現在にいたるま でフランス銀行の所有になっていますが、その「黄金の間」はグイード・レーニやピエトロ・ダ・コルトーナなど、西洋絵画史を語るうえでは欠かせないバロック大画家たちの傑作を あざやかな内装に組み込んだ、訪れる者を陶然とさせずにはおかない豪奢な内装が魅力。フランス古楽シーン最前線をゆく名手が揃うコンセール・ド・ラ・ロージュをこの大広 間に招いての演奏会ライヴとその音楽を堪能しながら、細部に至るまで洗練された美を誇る宮殿内をじっくり鑑賞できる映像作品が登場します。 演奏曲目には、この宮殿がアクティヴな社交の場として機能したであろうバロック〜ロココ期のフランスで、とくに愛されていた内外の作曲家の名曲を中心に厳選。コンセール・ ド・ラ・ロージュのメンバーで構成されているカンビーニ四重奏団(チェロは昨今クリストフ・ルセとの来日公演も大好評だった酒井淳)もモーツァルト、ボッケリーニなどの逸品で味 わい豊かな演奏を聴かせ、欧州で古楽シーンのみならず歌劇界でも急速に注目を集めているジョディ・デヴォスの独唱も精妙。ハイドン作品は独奏パートが多く、18世紀そ のままの内装をバックにした各パートの古楽器演奏を細部まで楽しめるショットが続々です。フランスの音楽映像監督として広範な活躍をみせてきたアンディ・ゾマーの視点は みごとなもので、古楽器演奏の粋をきわめた解釈を存分に味わいながら18世紀フランスへタイムスリップできる、夢のような一作に仕上がっています。

Resonus
RES-10252(1CD)
NX-B05
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲集
協奏曲イ短調 QV5:236
協奏曲ヘ長調 QV5:162
協奏曲ト長調 QV5:178
協奏曲ホ短調 QV5:116
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレッグ・ディクマンス(バロック・フルート)
ルチンダ・ムーン(バロック・ヴァイオリン1)
ナタリア・ハーヴェイ(バロック・ヴァイオリン2)
クリスティアン・リード(Va)
ジョセフィーネ・ヴァインズ(Vc)
ルース・ウィルキンソン(ヴィオローネ)
サマンサ・コーエン(テオルボ)

録音:2018年終盤-2019年初旬
これまでのボワモルティエやテレマン作品で高い評価を得た「エリジウム・アンサンブル」。 アンサンブルの主宰者であるフルート奏者グレッグ・ディクマンスが独奏を務めるクヴァンツの協奏曲集の登場です。クヴァン ツはプロイセンのフリードリヒ大王のフルート教師として名声を獲得し、膨大な数のフルート協奏曲を作曲、そのほとんどがフ リードリヒ大王の宮廷で演奏されたという恵まれた存在でした。また1752年に出版した教則本「フルート奏法の試論」は 後世に大きな影響を与えました。このアルバムではディクマンスと、ヴァイオリンのルチンダ・ムーンがイニシアティヴを執り、ク ヴァンツの工芸細工のような作品に新たな命を吹き込んでいます。

CD ACCORD
ACD-256(2CD)
NX-D11
ボノンチーニ(1677-1726):オラトリオ「洗礼者ヨハネの斬首」 聖ジョヴァンニ・バッティスタ(ヨハネ)…エヴァ・マルシニク(A)
エロディアーデ…ボジェナ・ブイニツカ(S)
サロメ…アルドーナ・バルトニク(S)
エローデ…ヤロミール・ノセク(Bs)
天使…ヨアンナ・ドブラコフスカ(Ms)
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロックO

録音:2018年1月22-24日
ポーランドを代表する古楽系指揮者コセンジャクによるイタリア・バロック期の作曲家アントニオ・マリア・ボノンチーニのオラトリ オ。父も兄も音楽家であり、若い頃から優れたチェリストとして名を馳せたボノンチーニは、ウィーンの宮廷に仕えカール大公 の宮廷楽長を務めるなど、多彩な活躍をしたことで知られています。このオラトリオ「洗礼者ヨハネの斬首」は1709年の四 旬節に皇帝ヨーゼフ1世の礼拝堂で初演された作品で、当時のウィーンの歌手と器楽奏者たちの持つ高いレベルを意識し た技巧的な作風に拠っています。聖書に基づく有名な場面が描かれており、ボノンチーニは各場面で女声を上手く用いる ことで、エローデとサロメの二重唱などに極めて官能的な音楽を与えています。

Chateau de Versailles Spectacles
VS-023(1CD)
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.2 〜 ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1681-1738):オルガン作品集 Vol.1〜マニフィカト、ノエルとその他のオルガン小品集
1-5.マニフィカト 第1番ニ短調
6.中音域に三度管 イ長調
7.ミュゼット ト長調
8-13.マニフィカト 第2番ト短調
14.「クリスマスがやってくる」
15.「ヨゼフよ、よく聞け」
16.「さて、マリアがわれらに言うには」
17.カリヨン、あるいは鐘
18-24.マニフィカト 第8番ト長調
25.半音階的フーガ
26.フーガ 「めでたし、星の海」
27-32.マニフィカト 第3番
33.復活祭のためのオフェルトリウム「主の息子ら、娘らよ」
ジャン=バティスト・ロバン(Org)

録音:2019年6月8-11日 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
1710年に完成したヴェルサイユ王室礼拝堂の大オルガン。1721年、その公式オルガニストの一人に任命されたジャン=フランソワ・ダンド リューによる、主に宗教的題材に基づく作品集。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガンも1995年に は可能な限り建造当時の形へと復元され、ここではダンドリュー自身が想定したであろう響きでそのノエル(クリスマスの俗謡にもとづくオルガン 曲)やマニフィカトなどを楽しむことができます。チェンバロ独奏曲以外はめったに演奏されないダンドリューの、オルガニストとしての本領を知るこ とができる貴重な企画です。 ここでオルガンを奏でるロバンは1976年生まれのフランス人。NAXOSにもオルガニストとしてクープランの作品集(8.557741)を録音している ほか、作曲家として残したアルバム(8.570892)も高く評価された多才なアーティストです。ここでもダンドリューの意図と楽器の特性を深く理 解し、たいへん聴き応えのある演奏を聴かせてくれています。
Chateau de Versailles Spectacles
CVS-025(1CD)
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.3『ヴェルサイユのバロック・クリスマス』
ピエール・ダンドリュー(1664-1733):家畜にえさを与えよ
クロード・バルバストル(1724-1799):陽気な羊飼いはいずこへ行くのか
 :ヨゼフはよい妻をめとり
 さて、マリアがわれらに言うには
ジャン・フランソワ・ダンドリュー(1681-1738):果てしない願いを擁く者たちよ
ルイ・クロード・ダカン(1694-1772):救い主イエス・キリストよ
 幼い娘
クロード・バルバストル:クリスマスがやってくる
ミシェル・コレット(1707-1795):シャトルの市民たちはみな
ルイ・クロード・ダカン:アダムはあわれな男でした
ガエタン・ジャリ(Org、指)
ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年少女cho

録音:2019年6月23-25日 ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
1679年、ヴェルサイユ宮殿内の新しい王室礼拝堂に据えるため、ルイ14世の命により建造が計画された大オルガン。しかし礼拝堂そのもの の建築の遅れや中断、計画の変更に伴いオルガンの様式も変更を余儀なくされ、遅れに遅れて1710年に落成し、フランソワ・クープランの 演奏でお披露目がなされました。このオルガンはその後、二度の大改修を含む度々の改修と修復が行われ当初の姿からはだいぶ変わってし まっていましたが、1989年に一旦取り外されたのち、1994年から95年にかけて可能な限り1710年の状態に戻す修復が行われています。 このアルバムは、そんなヴェルサイユ宮殿のかつての王室礼拝堂にあるオルガンの魅力をフルに伝えようという企画の第3弾。今回は器楽のみ ならず声楽陣も含めた古楽合奏団マルグリット・ルイーズを主宰するガエタン・ジャリによるオルガン演奏と、高い歌唱技術に支えられた美しさ と素朴な明るさを併せ持つ子供たちの合唱との共演により、フランス・バロックのクリスマス合唱作品を雰囲気たっぷりに味わうことができます。

Signum Classics
SIGCD-576(1CD)
イン・ノミネU
ニコ・ミューリー(b.1981):スロウ(5声のイン・ノミネ)
ロバート・パーソンズ(1535−1572):7声のイン・ノミネW、7声のイン・ノミネX
ジョン・ブル(c.1562−1628):11/4のイン・ノミネ
ジョン・ボールドウィン(1560−1615):プロポーションズ・トゥ・ザ・ミニム、
 アポン・イン・ノミネ 1592、
 イン・ノミネ 1606
アルフォンソ・フェッラボスコU世(1575−1628):6声のイン・ノミネ第1番、
 6声のイン・ノミネ第2番、
 イン・ノミネ〜全声部を通して
ギャヴィン・ブライアーズ(b.1943):イン・ノミネ
ジョン・ウォード(c.1589−1638):5声のイン・ノミネ
クリストファー・タイ(1505−c.1573):レポルテ、
 ハウルド・ファスト、レ・ラ・レ
パーセル(1659−1695):7声のイン・ノミネ Z.747
フレットワーク

録音:2017年5月15日−16日、2018年6月15日−16日、聖マグダラのマリア教会(シェボーン、グロスタシャー)
森川麻子やリチャード・ブースビーらの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設された世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」。
1987年、フレットワークの記念すべき最初にリリースされたアルバムとなった「イン・ノミネ」(Amon Ra / CDSAR 29)から30年以上を経てついに実現した「イン・ノミネ」集の第2巻が登場。
第1巻ではトマス・タリスのコンソート・ミュージック全集に加え、タイ、コーニッシュ、ボールドウィン、ブル、バード、タヴァナーら16世紀イギリスでウィオール・コンソートのために書かれた「イン・ノミネ」を収集。今作では、前作を補完する形で、パーソンズ、ブル、ボールドウィン、タイ、ウォードら16世紀の作曲家を中心に、17世紀のパーセルを1曲、現代の作曲家からイギリスのギャヴィン・ブライアーズとアメリカのニコ・ミューリーを加えて、時代を超えた「イン・ノミネ」の魅力とその発展を描いています。

Hyperion
CDA-68304(1CD)
へリンク:ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」&ルピ:テ・デウム
ルプス・ヘリンク(1493/4−1541):ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」
ヨハネス・ルピ(c.1506−1539):ようこそ, 最も名高き乙女、
 あなたはなんと美しく、
 ほめたたえよ, イスラエルの神である主を、
 テ・デウム
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指)

録音:2019年1月24日−26日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルが歩む次なるフランドルの旅はルプス・ヘリンク(1493/4−1541)のミサ曲と、ヨハネス・ルピ(c.1506−1539)のテ・デウム&モテット集。
どちらも16世紀前半のフランドルの作曲家&聖職者で、ルプス・ヘリンクはブルージュのノートル・ダム教会や聖ドナース教会で楽長を務め、ヨハネス・ルピはカンブレ大聖堂で少年聖歌隊長や司祭を務めています。
ミサ曲の分野において大きな貢献を果たしたヘリンクの現存する13曲のミサ曲の中から「良き牧者が蘇りたまいぬ(ミサ・スレクシト・パストル・ボヌス)」を、33年の短い生涯で2つのミサ曲、30以上のモテット、約25のフランス語のシャンソンを残しているルピの作品からは、3曲のモテットとテ・デウム(われら神であるあなたを讃えん)を収録

Linn
CKD-589(1CD)
NX-B09
スヴェーリンク(1562〜1621):チェンバロのための作品集〜ファンタジー、トッカータと変奏曲
プレルディウム=トッカータ〔21〕
4声のファンタジア〔5〕
パドゥアーナ・ラクリメ(涙のパヴァーヌ)〔66〕
第1旋法によるトッカータ〔20〕
4声の半音階的ファンタジア〔1〕
トッカータ〔30〕
わたしが見たのはマルス神か〔58〕
第2旋法によるトッカータ〔24〕
ファンタジア〔3〕
わが青春はすでに過ぎ去り〔60〕
ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラの調べを4声で〔6〕
〔 〕内の数字はマックス・ザイフェルトの校訂譜における整理番号
リチャード・エガー(Cemb)
使用楽器:アントウェルペンのリュッケルス工房1638年モデルにもとづく
アムステルダムのジョエル・カッツマンによる再現複製楽器
ピッチa’=393Hz 1/4コンマ・ミーントーン調律

録音:2018年1月11〜12日メノー派教会(Doopsgezinde Gemeente)、ハールレム、オランダ
リコーダー作曲家ヤーコプ・ファン・エイクとともに、オランダ17世紀初頭を代表する作曲家のひとりスヴェーリンク。生前はアムステルダム旧教 会のオルガン奏者として活躍、後続世代のシャイデマンやJ.プレトリウス、シャイトらをはじめとする数多くのすぐれた門弟を育て、結果的に北 ドイツのオルガン芸術の発展に大きく寄与したその功績は、数世代後の大バッハにまで影響をおよぼしました。イタリアの同時代人フレスコバ ルディと同様、彼もまたオルガンだけでなくチェンバロで演奏するにふさわしい作品を数多く残していますが、今日では諸外国の写本にある一 部の作品を別にすれば、まとめて聴く機会は必ずしも多いとは言えません。 創設者ホグウッドの後を受け、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックの音楽監督として活躍するかたわら、チェンバロ&オルガン奏者として も17〜18世紀のすぐれた大家たちの作品を数多く録音してきたリチャード・エガーが、ここに満を持してスヴェーリンクの鍵盤作品集をチェン バロで録音したのは、実に歓迎すべきことと言えるでしょう。使用楽器はスヴェーリンクの生前のオランダ語圏で最も重要な鍵盤楽器製作家 だったリュッケルス(ルッカース)工房のモデル。世界中の名手からの信頼もあついオランダのアメリカ人カッツマンによる精巧な再現複製楽器 で、エガーの周到な解釈を通じて甦る「当時の響き」は、オランダ黄金時代の室内風俗画の世界そのものと言ってよいでしょう。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-016(1CD)
トン・コープマン、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガンを弾く
1-7)クレランボー:第1旋法による組曲 〜『第1オルガン曲集』より
1) グラン・プラン・ジュ
2) フーガ
3) デュオ
4) トリオ
5) 低音部と高音部でトロンペット管またはコルネ管、対話形式
6) クロモルヌ管とコルネ管のレシ、対話形式
7) グラン・ジュによる対話
8)ダカン:スイスのノエル
9-11)L.クープラン:三つのオルガン作品
9) ファンタジア
10) デュオ
11) ファンタジア
12)ダカン:異国のノエル
13)F.クープラン:聖体奉挙:中音域で三度管 〜『修道院のミサ』より
14)ダカン:降誕節の到来〔ノエル〕
15)バッハ:われ汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV 639
16-22)クレランボー:第2旋法による組曲 〜『第2オルガン曲集』より
16) プラン・ジュ
17) デュオ
18) トリオ
19) 低音部でクロモルヌ管
20) フリュート管を使って
21) ナザル管のレシ
22) グラン・ジュによるカプリース
トン・コープマン(Org)
使用楽器:ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン
手鍵盤4段+足鍵盤/a’=415Hz
ロベール・クリコ1710年建造
(ジャン=ルー・ボワソー、ベルトラン・カティオー1994年復元)

録音:2019年5月19〜23日、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
ヴェルサイユ宮殿という歴史的建造物にある芸術的遺産は数知れず存在しますが、なかでも注目に値するのが旧体制時代にフランス王室 が宗教儀式に使っていた礼拝堂のオルガン。ロベール・クリコとその一族によって調えられてきたこの楽器は19世紀以降、カヴァイエ=コルや ゴンザレーといった近代の名建造家たちによってロマン派型に改築されてきましたが、1994〜95年に設置時のフランス古典型に復元されて います。ロマン派型のオルガンにも確かな歴史的存在意義があり、その状態で残されている楽器も多いフランスにあって、クリコが王室のため に手がけた楽器の響きを味わえるのはきわめて貴重なことです。 そんな近年の修復をへて、300年前の人々が聴いた音響を取り戻したヴェルサイユ王室礼拝堂の楽器を用いて、すでに巨匠の風格さえ漂 う名手トン・コープマンが、まさにバロック期当時のフランス音楽を厳選して演奏したアルバムが登場します。調律はパリ・ノートルダム大聖堂が 火災に見舞われる少し前、その歴史的オルガンも調整した関口格氏。1710年にこの楽器の落成記念演奏を手がけたフランソワ・クープラ ンの作品をはじめ、クレランボーの二つの組曲やルイ・クープランの稀少な小品など、豊かな経験を経た「今のコープマン」がみせる闊達にして 精妙な解釈で、みずみずしく甦るフランス音楽をお楽しみください。

H.M.F
HAF-8905307(2CD)
ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集第1巻&第2巻
[CD1]第1巻(フェッラーラ、1594年)
[CD2]第2巻(フェッラーラ、1594年)
ポール・アグニュー(指)
レザール・フロリサン

録音:2019年6月
2019年10月に来日したばかりのクリスティ率いるレザール・フロリサン(1979年結成)。そのやわらかな表現と、合唱の歌唱力の高さに聴衆は圧 倒的な感動をおぼえました。待望の新譜は、レザール・フロリサンの共同指揮者、ポール・アグニューによる、ジェズアルドです。半音階の多用、強烈な 不協和音など、その作品は今なお私達の耳に鮮烈に響きます。また、編成も、モンテヴェルディ:がSSATB(ソプラノ2、アルト、テノール、バス)という 5声なのにたいし、ジェズアルドはSATTB、あるいはSSATB、さらにSAATBなど、とその編成も様々。特にテノールが2声である編成の作品では、テノー ルが中心的な役割をしているのもポイントで、ジェズアルドが変幻自在に内容によって楽想を変えていることがうかがえます。ここではレザール・フロリサ ンの面々が、それぞれの作品の言葉と音、両方を美しくかつ刺激的に響かせています。レザール・フロリサンでは、今後、クリスティとアグニューによる 演奏は半々の予定とのこと。それぞれの指揮による新譜も今後も予定されているとのことで、ますます注目です。 (Ki)

Tactus
TC-720701(1CD)
ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 L.2767/ソナタ ニ長調 GIMO.142/ソナタ ニ長調 L.2768/ソナタ ニ長調 L.2082/ソナタ ト長調 GIMO.145
セルジオ・ジジョッティ(ナポリ・バロック・マンドリン)、
インチョルディス・アンサンブル
Tactus
TC-720702(1CD)
ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 Gimo.141-L.2767/ソナタ ニ長調 L.2768/ソナタ ニ長調 ms.2082/ソナタ ト長調 GIMO.145-146/ソナタニ長調 Gimo.142-143
マルコ・ジャチントゥッチ(バロック・マンドリン)、
ワルテル・ダルカンジェロ(ハープシコード)

録音:2017年7月、イタリア
マンドリンの研究と改善を行い、ヨーロッパ中にこの楽器を広めた18世紀ナポリの音楽家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ジェルヴァシオのマンドリンと通奏低音のためのソナタ集。
ジェルヴァシオの現存するすべてのソナタを収録したというTactusならではの録音が、バロック・マンドリンによる2種類の演奏で別々に登場。片方はマンドリン、アーチリュート&テオルボ&バロック・ギター、クラヴィチェンバロ&オルガン、チェロ、ヴィオローネによるアンサンブル編成、もう片方はマンドリンとハープシコードというデュオ編成で、同じ曲を別々のサウンドで楽しめます。

DUX
DUX-1564(1CD)
アーベル:マルツァーン・コレクションからのソナタ集
ソナタ ト短調 A2:72/ソナタ ニ長調 A2:75
ソナタ ト短調 A2: 56A/ソナタ ト長調 A268A
ソナタ イ短調 A2: 57A/ソナタ ニ長調 A2:50
クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アンナ・フィルルス(ハープシコード、フォルテピアノ)、
トマシュ・ポクジヴィンスキ(バロックVc)

録音:2018年10月&11月、カトヴィツェ
ヴィラ・ダ・ガンバ奏者、コントラバス奏者の二刀流で活躍を続けるヴィットリオ・ギエルミ門下のポーランドの実力派ガンビスト、クシシュトフ・フィルルス。ポーランドの古楽オーケストラ {oh!} や、カトヴィツェのポーランドRSOなど、モダン、ピリオドの両シーンで活躍すると同時に、カトヴィツェとクラクフの音楽大学で教鞭を執り、後進の育成にもあたっています。今回収録されたアーベルの6曲のソナタは、最近発見されポーランドの音楽学者ソニア・ヴロンコフスカが公開したマニュスクリプト、「マルツァーン・コレクション」に収められていた作品で録音も貴重です。

Signum Classics
SIGCD-602(1CD)
ゴッドファザー〜ドイツ&イタリア・バロックの巨匠たち
テレマン:3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV.54:D3
ピゼンデル:ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 イ短調
ピゼンデル:2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 変ホ長調
バッハ:ヴァイオリン,3本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 ニ長調 BWV.1045
ブレシャネッロ
:ヴァイオリン,ファゴット,弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
ヴィヴァルディ
:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲断章 変ロ長調 RV.745
ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調 RV.158
ファッシュ:ヴァイオリン,2本のオーボエ,ファゴット,3本のトランペット,ティンパニ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 FaWV.LD3
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指,Vn)、
レイチェル・チャップリン(Ob)、
マーク・ベイジェント(Ob)、
ピーター・ウィーラン(Fg)、
サイモン・マンデイ(Tp)

録音:2019年2月11日−14日、シダーズ・ホール(ウェルズ、イギリス
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマがSignum Classicsから初登場。
C.P.E.バッハの名付け親(ゴッドファザー)であるテレマンを皮切りに、バッハ、ヴィヴァルディ、当時最高のヴァイオリニストでありテレマンやバッハ、ヴィヴァルディらが彼のために技巧的な作品を書いたというピゼンデル、ピゼンデルとテレマンの親友だったファッシュ、そしてドイツ語圏でイタリアの器楽音楽を広め、彼の協奏曲はドレスデンでピゼンデルによって演奏されたというブレシャネッロらの様々な編成の協奏曲作品を集めた、バロック時代のドイツとイタリアの偉大な巨匠たちの豊かな繋がりを感じられるプログラム。
完成した作品ばかりではなく、未完成で残されている(あるいは全曲は未発見となっている)協奏曲の断章も多数収録した、ラ・セレニッシマならではのこだわりの選曲にも注目。このアルバムに収録されているピゼンデルのイ短調協奏曲断章には師ヴィヴァルディが手を加えた痕跡があるとのことです。もちろん、レイチェル・チャップリンやピーター・ウィーラン、サイモン・マンデイら、世界一流の古楽アンサンブルで活躍する名手たちの華麗なソロも聞きものです。

CPO
CPO-555220(1SACD)
NX-C01
ヴェラチーニ:序曲と協奏曲集 第2集
序曲 第1番変ロ長調
ソナタ 第1番ト短調
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ソナタ 第5番ハ長調
序曲 第3番変ロ長調
フェデリコ・グリエルモ(Vn&指)
ラルテ・デラルコ(アンサンブル)

録音:2018年2月19-21日ガビネット・ディ・レットゥーラ、エステ
イタリア、バロック期に活躍したヴェラチーニ。奔放な性格で知られ、宮廷でのいざこざが絶えなかったなど様々な エピソードが伝えられています。しかし作品は端正で簡潔な書法に拠って書かれており、ヴェラチーニ自身が卓越 したヴァイオリニストであったため、華麗な技巧に彩られたヴァイオリン曲が数多く残されています。 このcpoのシリーズは、ヴェラチーニの「序曲と協奏曲」の全てを録音することを目的に始められており、代表作で あるヴァイオリン協奏曲を中心に序曲(シンフォニア)とトリオ・ソナタを散りばめた様々な作品が収録されていま す。この第2集では、作品番号をもたない1716年作曲の2曲の序曲、ハ長調のソナタと、1721年に書かれた 作品番号第1番からのト短調のソナタ、ヴァイオリン協奏曲を収録。祝祭的な音色を持つ序曲は、ヴァイオリン 曲よりも更に華麗であり、ラルテ・デラルコの表現豊かな演奏がヴェラチーニ作品の魅力を引き立てています。
CPO
CPO-555143(1CD)
NX-B02
ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.1-1
トリオ・ソナタ ト短調 Op.1-3
トリオ・ソナタ ハ短調 Op.1-5
トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2-2
トリオ・ソナタ ニ短調 Op.2-4
トリオ・ソナタ ハ短調 Op.2-6
エポカ・バロッカ(アンサンブル)【エヴァ・モルスバッハ(リコーダー)、アレッサンドロ・ピケ(Ob)、クラウス・ラツァール(Fg)、ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、アンドレア・ペルージ(チェンバロ・オルガン)】

録音:2017年1月26-28日
ベルギーで生まれ、イギリスで活躍したジャン=バティスト・ルイエのトリオ・ソナタ集。 若い頃にロンドンに渡り、管楽器奏者として活躍したらしいとされていますが、ベルギーにはルイエという名前の音 楽家が多数おり、その中にも「バティスト」と名乗っていた従弟がいたため、実際には詳しいことはあまりわかってい ません。ルイエ自身は「ロンドンのルイエ」と名乗り、出版譜もこの名義が用いられています。 このトリオ・ソナタは1720年代に作曲されたと推測され、当時隆盛だったギャラント方式(ポリフォニーを用いら ず、旋律を伴奏が支える書法)で書かれています。フルートもしくはリコーダーが旋律を奏で、他のパートと通奏 低音部は様々が楽器が担当し、リズミカルできめ細かい響きが創り上げられています。
CPO
CPO-555278(1CD)
NX-B10
ゴットフリート・ホミリウス(1715-1785):アドヴェントとクリスマス・カンタータ集
Siehe, der Herr kommt mit viel tausend Heiligen
見よ、主は何千人もの聖人と共に来られる 待降節第2日曜日のカンタータ HoWV II.3
Wohl dem, der nicht wandelt im Rat der Gottlosen
幸いだ、神無き人々の計らいに彷徨わぬ人は 待降節第3日曜日のカンタータ HoWV II.6
So du mit deinem Munde bekennest Jesum
汝はその口でイエスのことを告げる 待降節第4日曜日のカンタータ HoWV II.8
Merk auf, mein Herz, und sieh dorthin
心に留めて、そこを見て 降誕節第1日のカンタータ HoWV II.12
ハンナ・ヘルフトナー(S)
フランツィスア・ゴットヴァルト(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
マウロ・ボルジォーニ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2019年1月30日-2月2日ドイツ放送、室内楽ホール
世界初録音
ドイツ・バロック期の作曲家ゴットフリート・ホミリウス。バッハに師事し、1742年よりドレスデン聖母教会オル ガニストに就任。1755年から没年までドレスデン十字架教会のカントルをはじめ、ライプツィヒの3つの教会で音 楽監督を務め、数多くの教会音楽を作曲、広く尊敬を集めた人物です。このアルバムは彼による4曲の「クリス マスと待降節」のためのカンタータの世界初演を収録した1枚。既に初期の古典派のギャラント様式が見られ、 歌の扱いにもポリフォニック(対位法的)ではなく、旋律と伴奏が分かれるホモフォニックな形式が多く用いられ ています。表現の自然さや迫力も満点。独唱者たちの熱唱に加え、ヴィレンズが振るケルン・アカデミーの渋い 響きも聴きどころです。

ALPHA
ALPHA-554(1CD)
フランス・バロックのアリア集「リュリによるフランス歌劇の草創期」
リュリ:
1.歌劇『イシス』 LWV54 (1677)〜序曲
2.歌劇『ペルセー』 LWV60 (1682)〜「残酷な運命を恐れない」
3.歌劇『アルミーデ』 LWV71 (1686)〜「見れば見るほど素晴らしい所」
4.歌劇『アマディス』 LWV63 (1684)〜「暗い森は陰を濃くして」
5.歌劇『アシスとガラテ』 LWV73 (1686) 〜 「また帰るのを待って」
6.同〜リトルネッロ
「リュリの死と後継者たち」
リュリ:7.歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 LWV74 (1687)〜 「パトロクルが戦い、命を賭すのを」
8.ミゼレーレ LWV25 (1664)
パスカル・コラッス (1649-1709):歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 補筆 (1687) 〜 「残酷な苦しみのあと」
10.同〜幕間
11.同〜「ああ、よりによって愛の神は私に」-前奏曲
マラン・マレとルイス・ド・リュリ(1664-1734):12.歌劇『アルシード』 (1693)〜「わが愛の気がかり」
13.同〜「癒す術はないのだろうか」
「自由な道」
コラッス:14.歌劇『テティスとペレ』 (1689)〜「神よ、このみごとな神殿を前にして」
15.歌劇『エネとラヴィニー』 (1690)〜「快い合奏が聴こえる」
アンリ・デマレ (1661-1741):16.歌劇『ディドン』 (1693)〜「あわれな私はどうすればよいのか」
17.同〜「太陽の勝利」(器楽合奏)
シャルパンティエ
18.歌劇『メデ』 H.491 (1693)〜「むしろ愛されていなければよかったのに」
19.同〜アルゴス人のための第2のエール-サラバンド
「歌手デュメニの活躍は終わる」
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
20.歌劇『セファールとプロクリス』 (1694) 〜 「愛神よ、おまえの残酷な掟のもとで」
デマレ
21.歌劇『テアジェーヌとシャリクレ』 (1695) 〜 「私の力は道を譲る」
22.バレエ『モミュスの恋人たち』 (1695) 〜 「魅力的な場所、静かな隠れ家」
シャルル=ユベール・ガルヴァ (1671-1744):
23.歌劇『メデュース』 (1697)-エール、サラバンド、メヌエ
デマレ
24.歌劇『雅びな祝祭(フェート・ギャラント)』 (1698)
〜 「心からそれを望んでいます」
25.歌劇『シルセ』 (1694)
〜 「眠り(ああ!眠りのなんと魅力的なことか)」
アンドレ・カルディナル・デトゥーシュ(1672-1749):
26.歌劇『ギリシャのアマディス』 (1699)
~ 「ああ!何も和らげはしない」
アンドレ・カンプラ(1660-1744):
27.歌劇『優雅なヨーロッパ』 (1697)〜「眠り(毎晩の眠り」
ア・ノクテ・テンポリス
レイナ
ウト・ファン・メヘレン(オートコントル、指揮)
録音:2018年8月、聖アウグスティヌス音楽センター・ベルギー、アントウェルペン
フランスのバロック期に活躍した、裏声は使わない高音域のテノールをオートコントルといいます。17世紀の中盤、既に歴史に名を残したオー トコントルは存在しましたが、その生涯のうちに名を馳せたということでは、ルイ・ゴーラル・デュメニ(またはデュメニル)が最初の重要なオートコン トルと言えるでしょう。リュリが見出した時、彼はなんと料理人でした。1677年にデビューした頃には、彼の演技と声の力強さを誰もが称賛 し、音楽の全てを吸収して益々磨きをかけてゆくその耳の良さに驚かされたといいます。 数世紀を経た現代、バロックのスター・テノールであるレイナウト・ファン・メヘレンは、リュリ、ラモー、グルックが生きた各時代に活躍した、オート コントルを讃えるアルバム三部作を企画、こちらはその第一弾です。リュリはもちろん、マレやシャルパンティエなど、デュメニの輝かしい経歴を 彩った作品の数々を、生き生きとした快演で収めています。
ALPHA
ALPHA-552(2CD)
NX-C05
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り クレール・ルフィリアトル (S)
フィオーナ・マゴーン (Ms)
ユジェニー・ド・メ、アクセル・ヴェルネ (以上、アルト)
フランシスコ・マニャリッチ、セバスティアン・オブレクト、
ピエール=アントワーヌ・ショミアン、エドゥアルト・モンジャネル (以上、テノール)
アルノー・リシャール、ルノー・ブレス (以上、バス)
ラ・タンペート (古楽器使用)
シモン=ピエール・ベスティオン(指)

録音:2018年11月、レバノンの聖母聖堂、パリ
ベスティオンはこう語ります「私はこの有名な『晩祷』を、異教徒との親密で神聖な繋がりを伴う呪術的な儀式と捉えました。子供の頃聖歌 隊で歌っていた時に、晩夏から秋にかけての強い光が修道院にずっと差し込んで来るのをみて、私はそんなことを強く感じるという経験をしたの です」。ラ・タンペートの主宰者たる彼は、この録音のために、特に管弦楽の構成に関して特別な選択をしました。さまざまに異なる文化背景 を持つ楽器、例えばセルパンとキタローネ、2台のトリプル・ハープなどを加え、編成を充実させたのです。さらには曲の合間に17世紀の写本 から取られた作者不明のファルソボルドーネ(重唱唱法)による聖歌を挿入しています。この録音はそうしたものによって、一般に知られる姿と は大きく異なる色彩を帯びたモンテヴェルディ:の『晩祷』となりました。それらはコルシカ島、サルデーニャ島やジョージア(グルジア)などのポリフォ ニーの影響を強く受けています。

RICERCAR
RIC-408(5CD)
NX-E07
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻 (1701)
【DISC 1】
「組曲 ロ短調」 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(83) 2.小さなファンタジア(84) 3.アルマンド(85) 4.アルマンド(86)
5.クーラント(87) 6.サラバンド(88) 7.サラバンド(89) 8.ジグ(90)
9.ジグ(91) 10.ガヴォット(92) 11.メヌエット(93) 12.メヌエット(94)
13.リュリ氏のためのトンボ―(95)
「組曲 ト長調」 (通奏低音:ハープ、テオルボ)
14.前奏曲(65) 15.アルマンド(68) 16.サラバンド(71)
17.軽やかなジグ(73) 18.メヌエット(77) 19.メヌエット(78)
20.ロンドー(76) 21.ロンドー風シャコンヌ(82)
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:テオルボ、ギター)
22.前奏曲(42) 23.ファンタジア(43) 24.お馴染みのアルマンド(47)
25.ドゥーブル(48) 26.クーラント(52) 27.サラバンド(53)
28.ジグ(55) 29.メヌエット(60) 30.メヌエット(61)
31.ロンドー(58) 32.シャコンヌ(64)
【DISC 2】
「組曲 イ長調」 (通奏低音:ギター、テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.優美(132) 2.冗談(127) 3.アルマンド(126) 4.サラバンド(131)
5.英国風ジグ(133) 6.メヌエット(136) 7.村のブランル(138)
8.大衆のエール(140) 9.半分のロンドー(141)
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:クラヴサン)
10.前奏曲(21) 11.前奏曲(3) 12.アルマンド(23) 13.クーラント(11)
14.サラバンド(11) 15.荘重なサラバンド(27) 16.ジグ(13) 17.ガヴォット(15)
18.メヌエット(18) 19.メヌエット(35) 20.カプリース(14) 21.ロンドー(34)
22.ブーラスク(5) 23.田園のロンドー(37)
「組曲 ト長調」 (通奏低音:ギター、バス・ド・ヴィオール)
24.前奏曲(81) 25.アルマンド(66) 26.ドゥーブル(67) 27.クーラント(69)
28.切なさのサラバンド(70) 29.サラバンド(72) 30.ジグ(74)
31.ガヴォット(75) 32.メヌエット(79) 33.田園のロンドー(80)
【DISC 3】
「組曲 ホ短調」 (通奏低音:テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(96) 2.ファンタジア(97) 3.アルマンド(98) 4.クーラント(99)
5.サラバンド(100) 6.スペイン風サラバンド(101) 7.ジグ(102)
8.軽やかなジグ(103) 9.田園のロンドー(104) 10.パッサカーユ(105)
11.ガヴォット(106) 12.メヌエット(107) 13.メヌエット(108)
14.サント=コロンブ氏のためのトンボー(109) 15.楽しいフーガ(110)
「組曲 ホ長調」 (通奏低音:クラヴサン)
16.前奏曲(111) 17.アルマンド(112) 18.かわいらしいアルマンド(113)
19.クーラント(114) 20.サラバンド(115)
21.昔のリュート作曲家の流儀によるパヴァーヌ(116)
22.ガヴォット(117) 23.ジグ(118) 24.ジグ(119)
25.不規則なロンドー(120) 26.メヌエット(121) 27.メヌエット(122)
28.大衆のロンドー(123) 29.シャコンヌ(124)
【DISC 4】
「組曲 ニ短調」 (通奏低音:ハープ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(1) 2.アルマンド(24) 3.クーラント(9) 4.サラバンド(28)
5.お気に入りのジグ(12) 6.ジグ(31) 7.メヌエット(41)
8.メヌエット(36) 9.前奏曲(6) 10.ラ・フォレット(8) 11.リュート風ファンタジア(30)
12.冗談(29) 13.百姓娘(39) 14.ロンドーによるバレ(19)
15.ポーランドの女(40) 16.鐘、あるいはカリヨン(38)
「組曲 イ長調」 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
17.前奏曲(125) 18.アルマンド(128) 19.クーラント(129)
20.サラバンド(130) 21.ジグ(134) 22.ガヴォット(135)
23.メヌエット(137) 24.エコー(139) 25.ファンタジア(142)
【DISC 5】
「組曲 ニ長調」 (通奏低音:テオルボ)
1.前奏曲(44) 2.アルマンド(45) 3.ドゥーブル(46)
4.アルマンド(49) 5.ドゥーブル(50) 6.クーラント(51)
7.サラバンド(54) 8.英国風ジグ(56) 9.ガヴォット(57)
10.メヌエット(62) 11.村娘(11) 12.人間の声(63)
「組曲 ニ短調」
(通奏低音:ギター、テオルボ、クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
13.前奏曲(4) 14.ファンタジー(2) 15.アルマンド(7)
16.クーラント(26) 17.サラバンド(7) 18.ジグ(32)
19.ドゥーブル(33) 20.メヌエット(16) 21.メヌエット(17)
22.前奏曲(22) 23.フォリアのクプレ
フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール)
ラシェロン(古楽器使用)
サラ・ファン・アウデンホーヴェ(バス・ド・ヴィオール)
アンジェリク・モイヨン(Hp)
ミゲル・アンリ(テオルボ)
ヴァンサン・フリュッキガー(G)
フィリップ・グリスヴァール(クラヴサン)

録音:2015年10月-2018年4月サンテイユ・ノートルダム教会
「Ricercar」レーベル主宰者の絶大な信頼のもとマラン・マレ全曲録音を進行中のジュベール=カイエ。小品を集めた第1巻(RIC364)、 『1台あるいは2台のヴィオールのための曲集第1巻』(RIC379)に続く第3弾。5枚組という重量級ながら、組曲の特性により通奏低音の編 成を変えて飽きさせない作りとなっています。時に沈鬱に、時に軽やかに、「人間の声」に最も近いと言われるヴィオールを自在に操り、フラン ス・バロックの寵児が残した歌を今に伝えます。ラストは大編成による圧倒の「フォリア」。 ※ ブックレット3ページ目に『ヴィオール曲集第1巻』と誤った表記がございます。ご了承ください。
RICERCAR
RIC-405(1CD)
ナターレ・モンフェッラート(1603-1685):サルヴェ・レジナ 〜独唱のためのモテット集 第3巻
1. Sic ergo Jesu de Sacramento
2. Ad sonos pro quotlibet Sancto
3. Regina Cali
4. Jubilate Deo de Beata Maria Virgine
5. Salve Regina
6. Vigila mortalis in omni tempore
7. Propera Domine de Sacramento
8. Convenite terrigena de Beata M. Virgine
9. Clamo ad te de Beata Maria Virgine
アンサンブル・セラドン
ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー、音楽監督)
フローラン・マリー(テオルボ)
マリー=ドミティル・ムレ(トリプル・ハープ)
ノルウェン・ル・ゲルン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リュク・ゴーグレ(ヴィオローネ)
カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン(オルガン、チェンバロ)

録音:2018年10月 聖ルイ聖ブルーノ学院礼拝堂、リヨン
1676年フランチェスコ・カヴァッリの死去に伴い、ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂楽長に就任したナターレ・モンフェッラートは、この聖堂で最も高 い地位にあった作曲家のうち、今日最も忘れられていると言ってもよいでしょう。宗教作品の作曲に専念した彼は、1647年から81年にかけ て20曲からなる作品集を数回出版しています。その作品は大規模なポリフォニーもありましたが、独唱のためのモテット集も3巻を数えまし た。彼の作品は当時にしては珍しくアルトを念頭に置いた作品が多く、これはその時代のレパートリーとして重要なものといえ、今回録音され た1666年出版の第3巻においても顕著です。これらのモテットはレチタティーヴォとアリアが明確かつ対照的に分かれており、そこには1637年 以降ヴェネツィアで盛んであった歌劇の影響を存分に受けています。世界初となる今回の録音は、忘却の彼方へ不当に押しやられてしまった 作曲家を再認識する、またとない大きな契機と言えるでしょう。
RICERCAR
RIC-410(1CD)
中世プラハのクリスマス
1. Antiphona Ave spes nostra
2. Benedicamen In hac precelsa sollempnitate
3. Kyrie Creator pater increate
4. Hymnus Veni Redemptor gencium
5. Lectio Primo tempore
6. Offertorium Tui sunt celi ? Tropus Nate dei
7. Lectio Iube Domine ? Consolamini
8. Benedicamen Splendor patris et sol ? Festivali melodia
9. Benedicamen Puer natus in Bethlehem
10. Lectio Consolamini
11. RES-ponsorium Descendit de calis ? Tropus Fabrica mundi
12. Lectio Iube Domine ? Consurge
13. Benedicamen Nos RES-pectu gracie
14. Introitus Lux fulgebit ? Tropus Lumen clarum rite
15. Cantio Gaude quam magnificat
16. Sanctus super Gaude quam magnificat
17. Benedicamen Patrem parit filia
18. Agnus Dei
19. Motet Exordium quadruplate ? Nate Dei
? Concrepet infanti ? Verbum caro
ティブルティナ・アンサンブル
ハナ・ブラジコヴァ、テレツァ・ハヴリコヴァ (S)
ダニエラ・チェルマコヴァ (A)
バルボラ・カバートコヴァー(ソプラノ、音楽監督、演出)

録音:2019年3月24-29日ズブラスラフ城聖ヤコプ教会、プラハ、チェコ
街並みの美しさから古より「ヨーロッパの心」の異名を持つ都市プラハ。その大聖堂とプラハ城のベネディク ト派修道院に伝わる13世紀から14世紀、アルス・ノヴァの影響を映す伝承曲を集めたアルバム。バッ ハ・コレギウム・ジャパンのソリストなどで日本でもお馴染みのブラシコヴァが参加する声楽アンサンブル、 ティブルティナ・アンサンブルによるたいへん美しい一枚です。

Resonus
RES-10245(1CD)
NX-B05
アマディオ・フレッディ:(1580頃-1643):Vespers 晩課(1616)
イグナツィオ・ドナティ(1570頃1638):Domine ad adiuvandum
フレッディ:Dixit Dominus 主は言われた…世界初録音
ビアジオ・マリーニ(1594-1663):シンフォニア:La Cornera
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554頃/1557-1612):Intonazione del Secondo
Tono
フレッディ:Laudate pueri ほめたたえよ、神のしもべたちよ…世界初録音
アレッサンドロ・グランディ:(1586-1630):Tota pulchra es
フレッディ:Laetatus sum 私は喜んだ…世界初録音
ダリオ・カステッロ(17世紀初頭に活躍):第2ソナタ
G.ガブリエリ:Intonazione del Oavo Tono
フレッディ:Nisi Dominus 主が家を建てられるのでなければ…世界初録音
フレッディ:Cognoscam te, Domine 主よ、あなたを知っています
G.ガブリエリ:Intonazione del Terzo et Quarto Tono
フレッディ:Lauda Jerusalem ほめよ、エルサレムよ…世界初録音
マリーニ:シンフォニア:La Marnenga
フレッディ:Ave maris stella めでたし、海の星…世界初録音(J.サヴァンによる再
構築版)
 Salve Regina 元后あわれみの母
アンドレア・ガブリエリ(1532頃/1533-1585): Intonazione del Sesto Tono
フレッディ:6声のマニフィカート…世界初録音
ゴンザガ・バンド(アンサンブル)
【フェイ・ニュートン(S)
マーク・チェンバーズ(C.T)
ティム・トラヴァース=ブラウン(C.T)
スティーヴン・ハロルド(T)
トーマス・ハーフォード(T)
ウィリアム・ゴーント(Bs)
オリヴァー・ウェッバー(Vn)
ジェイミー・サヴァン(指・コルネット)
スティーヴン・デヴァイン(Org)】

録音:2019年3月19-21日
デビュー・アルヴァム「ヴェネツィア1629年」(RES10218)が大成功を収めた指揮者・コルネット奏者、ジェイミー・サヴァ ン。今作でも彼が率いる“ゴンザガ・バンド”(ゴンザガとはモンテヴェルディ:が仕えたマントヴァの名家の名)と共に、ヴェネ ツィアの知られざる作曲家の作品を探求します。このアルバムで彼が取り上げたのは、モンテヴェルディ:がサン・マルコ寺院 の楽長を務めていた時代と同じ頃、ヴェネトのトレヴィーゾ大聖堂の楽長であったアマディオ・フレッディ:の世界初録音と なる「晩課」です。演奏の際は、同時代の作曲家の作品を組み込みながら、あたかも目の前で一連の祈りが行われて いるかのような選曲が行われており、自然な流れの中で際立つフレッディの独創性を存分に味わうことができます。
Resonus
RES-10246(1CD)
NX-B05
聖カタリナを称賛する音楽集
1.ヤコブ・ルニャール(1540/45?1599):Ave Katherina martir
2.ルートヴィヒ・ゼンフル(1489/91-1543):Ave Katherina martir/Costi regis
3.アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):gemma clarissima
4.セーラム聖歌:Ave virginum gemma
5.ジャン・ムートン(1459以前-1522):Ave virginum gemma
6.セーラム聖歌:Virgo sancta Katherina
7.ニコラス・ゴンベール(1595頃-1560頃):Virgo sancta Katherina
8.セーラム聖歌:Virgo flagellatur
9.ピエール・ヴァーモン(1495頃-1532頃):Virgo flagellatur
10.作者不詳(16世紀初期)‘Annaberg’ Choirbook 1/D/506: [Katherinae
collaudemus カタリナを称えて]
11.セーラム聖歌:Nobilis et pulchra
12.ウォルター・フライ(1460-1474頃活躍):キリエ:‘Deus creator omnium 神は
万物を創造し給い
Missa Nobilis et pulchraより
13.セーラム聖歌:Inclita sancte virginis Catherinae
14.ジャケ・ド・マントヴァ(1483-1559):Inclita sancte virginis Catherinae
15.パレストリーナ(1525/6-1594):Inclytae sanctae virginis Catherinae
16.作者不詳(16世紀初期)(コペンハーゲン、MS1848):Ave virgo Katharina
17.セーラム聖歌:Passionem gloriose
18.リチャード・フォーキナー(1480頃活躍):Gaude rose sine spina
エドワード・ウィッカム(指)
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジcho

録音:2018年6月,2019年3月
聖カタリナは4世紀頃に実在したとされるエジプト、アレキサンドリアの貴族の女性。才能に恵まれた彼女はキリスト教の 教えに賛同し洗礼を受けましたが、当時のローマ皇帝マキシミヌスの怒りに触れ改宗を迫られます。しかし彼女はそれを 拒否、最後まで信仰を捨てなかったため処刑され、死後聖人に列聖されました。多くの分野の守護聖人であり、彼女 の名を冠する団体が世界中に存在しています。このアルバムで素晴らしい歌声を披露している「ケンブリッジ・セント・キャ サリン・カレッジ合唱団」も彼女の名を冠するアンサンブルの一つ。聖カタリナの崇拝が最高潮に達した15-16世紀頃の 彼女を讃える音楽を集め、敬虔さと崇拝の心を込めて各曲を歌い上げています。

Naive
OP-30576(1CD)
ヴィルトゥオジッシモ
ロカテッリ:協奏曲第1番ニ長調(ヴァイオリンの技法op.3より)
ピゼンデル(1687-1755):協奏曲 ト短調 junp I.1
ルクレール:協奏曲 ニ短調 op.7-2
タルティーニ:協奏曲 イ短調 ‘a lunardo venier’ D 115
テレマン:協奏曲 変ロ長調 TWV 51:B1
ドミトリー・シンコフスキ(Vn)
イル・ポモ・ドーロ

録音:2016年9月1-6日
ヴァイオリン、作曲、カウンターテナー歌手とマルチな活躍をみせるシンコフスキ。最新盤は、18世紀初頭に書かれたヴァイオリンの技巧的作品集。 ロカテッリ、タルティーニ、ルクレール、といった当時のヴァイオリンの名手たちの作品などがならびます。オーケストラとの丁々発止のやりとり、奇想天 外なボウイングがもたらす効果、エッジの効いたリズムとアタック、そして独創性に満ちたカデンツァ・・・。マルチの活躍をするシンコフスキの真骨頂が 発揮された演奏です。そしてそれをささえる管弦楽の、2012年結成のアンサンブル、イル・ポモ・ドーロ(金のリンゴ)も鮮烈きわまりない音色でシン コフスキのソロを時に挑発、時に優しくサポートしております。 (Ki)

H.M.F
HMM-902632(1CD)
Passions〜ヴェネツィア1600-1750
メールラ:Hor ch’e tempo di dormire (Canzonetta spirituale sopra alla nanna)
モンテヴェルディ:クルチフィクスス(4声)、シンフォニア(『オルフェオ』より)、カンターテ・ドミノSV 292、
 アドラムス・テ・クリステ SV 289、
 リトルネッロ、E questa vita un lampo SV 254
カヴァッリ:サルヴェ・レジーナ
レグレンツィ:アダージョ、Dialogo delle due Marie “Quam amarum est Maria”
ロッティ:In una siepe ombrosa、クルチフィクスス(6声、8声、10声)、クルチフィクスス(8声)
カルダーラ:クルチフィクスス 6声
ジョヴァンニ・ガブリエーリ:Exaudi me Domine
マリーニ:Sinfonia sesto tuono、Balletto secondo Pretirata、Balletto secondo Pretirata
レ・クリ・ド・パリ(声、ヴィオール、コルネット、セルパン)
ジョフロワ・ジュルダン(指)
「メランコリー」につづき、今回レ・クリ・ド・パリが挑むテーマは「Passion(受難・苦しみ)」。クルチフィクスス(Crucifixus’ 十字架につけられ’) を中心に、ヴェネツィアのバロック音楽の中から受難をテーマにした珠玉の作品集です。
「レ・クリ・ド・パリ」は、ジョフロワ・ジュルダンによって結成された声楽と器楽から成るアンサンブルで、16世紀初頭から現代音楽までをレパートリー にしています。演奏曲目によって、編成を3名から80名まで自在に変え、メンバーも作曲家、編曲家、俳優、舞台監督、楽器奏者、ダンサーからサウンド・ デザイナーなど実に様々というユニークなグループです。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-731(1CD)
スペインのバロック音楽の素晴らしさ
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):「サルスエラ」、「Amor aumenta el valor」より
セバスチャン・デュロン(1660-1716):「悪賢いキューピッド」
フアン・イダルゴ(1614-1685):「待つ、感じる、死ぬ」、「ay que si ay que no」
エレオノーラ・ドゥヴェーズ(S)、
ムジカ・アンティクヮ・メディテラネア、
クリスティアン・マンドーズ(指)

録音:2018年9月/サン=マルティアル教会
ソプラノ歌手エレオノーラ・ドゥヴェーズがクリスティアン・マンドーズ率いるムジカ・アンティクヮ・メディテラネアとともにスペインのバロック音楽を 収録しました。バロック時代の素晴らしい作品を歌い上げます。 (Ki)

Glossa
GCD-P33003(1CD)
ニンナ・ナンナ〜イタリア・バロックの子守歌
フランチェスコ・フィアメンゴ、エマヌエレ・バルベッラ、ジョヴァンニ・バッティスタ・カプーティ、ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー、ジョヴァンニ・ザンボーニ、マッテオ・コフェラーティ、ドメニコ・チマローザ、クリストファロ・カレザーナ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ダ・ガリアーノ、ロベルト・デ・シモーネと作曲者不詳の歌と器楽
ピノ・デ・ヴィットーリオ(ヴォイス)、ラボラトリオ'600〔エリーザ・ラ・マルカ(Lute)、フローラ・パパドプーロス(Hp)、フランコ・パヴァン(テオルボ、アーチリュート、キタラ・バッテンテ&ディレクター)〕

録音:2019年7月15日−18日、ミラノ
フローリオ&イ・トゥルキーニとの共演で、「バロック時代のナポリのカンタータ」(GCD 922603)を歌ったイタリア、ターラント出身の名歌手、ピノ・デ・ヴィットーリオのGlossa第3弾。
アルバム・タイトルの「ニンナ・ナンナ(Ninna Nanna)」はイタリア語で子守歌のこと。lullaby、wiegenlied、berceuse、nana、ninna nannaなど世界中の様々な言語・文化で作曲され、歌われてきた「子守歌」。民謡的な子守歌から宗教的な作品まで、ヴィットーリオの出身地である南イタリア地方を中心としたバロック時代のイタリアの様々な子守歌ばかりを集めたという、Glossaとピノ・デ・ヴィットーリオならではの素敵なコレクション・アルバム。
イタリアのリュート&テオルボ奏者であり、音楽学者としてもリュートの歴史と17世紀の音楽について重要な論文や記事を書いているフランコ・パヴァンが率いる古楽アンサンブル、ラボラトリオ'600の演奏も秀逸です。

QUERSTAND
VKJK-1901(1CD)
レンブラント!〜17 世紀のオランダの音楽
アドリアエンセン:英国風の歌,もう一つの英国風の歌
ファン・デン・ホヴ:クランテ
ヴァレ:英国の運命
シェンク:ソナタ第3 番ト短調
スヴェーリンク/シャイト:大公の踊り
ニコラウス・ア・ケンピス:2 声のシンフォニア Op.2-13
ヴァン・エック:デ・フランス・クラント
ハッカート:3 声のソナタ第6 番
アドリアエンセン:英国風のサルタレッロ
ルイ・ド・モワ:オーリックのパドゥアーナ
ブル:スペインのパヴァン
フィリップス:第5 旋法のトリオ
ルイ・ド・モワ:イタリア風の音楽&スパニョレット
ベネディクトゥス・ア・ザンクト・ヨゼフォ:ソナタ第3 番ニ短調
ホイヘンス:アルマンド
ヴァレリウス:涙のパヴァン
ヴァン・エック:涙
アドリアエンセン:フランスの輪乗り
ヴァン・エック/アドリアエンセン:スラエペン・ガエン(アルマンド)
アロン・サリエル&コンチェルト・フォスカリ【エリザベート・シャンポリオン(リコーダー)、フレデリック・ヒルデブラント(ヴィオール) 、クラウディウス・カンプ(リコーダー,ドゥルシアン)、パヴェル・ミチカ(ヴァイオリン,ヴィオラ)、レオポルト・ニコラウス(Vn)、アロン・サリエル(Lute)】

録音:2018 年 7 月 フランス,プゾル
「レンブラント!」と題されている通り、17 世紀オランダの音楽を集めたCD。 コンチェルト・フォスカリはリュート奏者のアロン・サリエルが中心となっている若い古楽 団体。サリエルはイスラエルの古都ベエルシェバの生まれ。様々な古楽団体でも活躍し ています。

RUBICON
RCD-1041(1CD)
天使の物語〜マレ、クープラン、ラモー、ド・ヴィゼー:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
マラン・マレ:アルペッジョの前奏曲(ヴィオール曲集第5巻)、前奏曲(ヴィオール曲集第3巻)、ガヴォット(ヴィオール曲集第3巻)、グラン・バレ(ヴィオール曲集第3巻)
ヴィゼー:パッサカイユ(MS Vaudry de Saizenay)
マレ
:フェット・シャンペトル(ヴィオール曲集第4巻)、ロンドー 「宝石」(ヴィオール曲集第4巻)、旋風(ヴィオール曲集第4巻)/クープランパッサカイユ又はシャコンヌ(通奏低音を伴うヴィオール曲集)
マレ:アラベスク(ヴィオール曲集第4巻)、アルマンド 「ラ・シュペルブ」(ヴィオール曲集第4巻)、夢想家(ヴィオール曲集第2巻)
ラモー
:ラ・マレ − ロンドゥマン(コンセールによるクラヴサン曲集第5番/ハープシコードのための編曲版)
マレ:行進曲(ヴィオール曲集第4巻)、冗談(ヴィオール曲集第4巻)、シャコンヌ(ヴィオール曲集第5巻)
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ジュゼップ・マリア・マルティ・ドゥラン(テオルボ)、
ハビエル・ヌニェス(ハープシコード)
ヨーロッパにおける古楽教育の総本山バーゼル・スコラ・カントルムでパオロ・パンドルフォに師事し、現在はスペインの鬼才ファミ・アルカイが率いるスペインのピリオド・アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーとして大活躍中のドイツ出身の女流ガンビスト、ヨハンナ・ローゼ。C.P.E.バッハのソナタ集(RCD 1019)で称賛を得たローゼのソロ・セカンド・アルバムは、「天使のヴィオール」と呼ばれた、もっとも偉大なヴィオール奏者の一人、マラン・マレのヴィオール曲集からの作品を中心に、2人の偉大な同時代人、ラモーとクープランの作品、そしてあまり知られていないロベール・ド・ヴィゼーの音楽もプログラム。ヴィオラ・ダ・ガンバのファンだけでなく、すべてのバロック音楽愛好家にアピールする美しいアルバムです。
同じくアカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーであり、スペイン古楽界における鍵盤楽器の分野の時代を担う逸材の1人として注目を集めているハビエル・ヌニェスや、現在アンサンブル・メリディアンのメンバーを務めるスペインのテオルボ奏者ジュゼップ・マリア・マルティ・ドゥランの通奏低音も聴きどころです。

Hyperion
CDA-68315(1CD)
シュッツ:クリスマス物語
今日キリストは生まれたまえり SWV.456/御言葉は肉体となり SWV.385/天使が牧人にいった SWV.395/アヴェ・マリア SWV.334/御子が生まれたもう SWV.384/マニフィカト SWV.468/イエス・キリストの喜ばしき降誕の物語 「クリスマス物語」 SWV.435
デイヴィッド・ヒル(指)、
イェール大学スコラ・カントールムcho

録音:2018年1月24日ー27日、セント・トマス米国聖公会教会(コネティカット州、アメリカ)
デイヴィッド・ヒルとイェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)によるクリスマス・アルバムは、ドイツの巨匠ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)の傑作の一つ、キリストの降誕の物語を描いたオラトリオ「クリスマス物語」を中心に、降誕と聖母マリアを祝うモテットを収録したシュッツの宗教合唱作品集です。

Ars Produktion
ARS-38550(2CD)
アンドレ・シェロン [シュロン](1695-1766):ソナタ集 Op.2
トリオ・ソナタ ホ短調(No.4)/ソロ・ソナタ ト長調(No.1)
トリオ・ソナタ ヘ長調(No.6)/ソロ・ソナタ ホ短調(No.3)
トリオ・ソナタ ハ短調(No.5)/ソロ・ソナタ ト短調(No.2)
トリオ・ソナタ ニ長調
アンサンブル・マティス
ミラ・グロール、ジョン・ヒョンホ(リコーダー)
チョ・ヒュングン(Vc)
坂本龍右(テオルボ)
イ・ハンナ(Cemb)

録音:2015年9月17-20日、シュロス・ボイゲン、ラインフェルデン、ドイツ

Ars Produktion
ARS-38262
(1SACD)
甘美な愛情〜メタスタージオの歌劇台本「デモフォーンテ」によるアリア集
パスクアーレ・アンフォッシ(1727-1797):Se tutti i mali miei(1773)
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):In te spero(1758)
ヨハン・クリスティアン・バッハ:Misero pargoletto(1758)
ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):Che mai risponderti(1769)
ニッコロ・ヨンメッリ(1714-1774):Oh Dei! Perche tanto furore? - Il suo leggiadro viso(1764)
モーツァルト:Non curo l'affetto K.74b(1771) *
アンドレア・ベルナスコーニ(1706-1784):Qual terra e questa? - Non dura una sventura(1756)
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):Fermati! Ah, non m'ascolta - Vado a morire(1771)
シャルロット・シェーファー(S)
コンチェルト・コン・アニマ
ミヒャエル・プライザー(指)

録音:2017年7月25-29日、クンストパラスト美術館ローベルト・シューマン・ホール、デュッセルドルフ、ドイツ
*以外世界初録音
Ars Produktion
ARS-385491(1CD)
ジュリアーニ、カルッリ、ディアベッリ:フルートとギターの為の作品集 Vol.2
マウロ・ジュリアーニ(ヨーゼフ・マイゼーダー(1789-1863):大二重奏曲(Op.130)
フェルディナント・カルッリ
(1770-1841):6つの二重奏曲 Op.103 から 第1番
アントン・ディアベッリ(1781-1858):感傷的なセレナードOp.99
 夜の娯楽 から 夜想曲
アンサンブル・コンソァツィオーネ[カレル・ヴァルテル(フラウト・トラヴェルソ) 、ヤン・トゥラーチェク(G) ]

録音:2016年2月23-26日、ホーホヴァルト、スイス
ピリオド楽器による世界初録音。
Ars Produktion
ARS-385511(1CD)
パッシオ〜タリス、パーセル、バッハ、ハートネット:教会合唱作品集
トマス・タリス:世の救い主よ [Salvator mundi]
パーセル:メアリー女王の為の葬送音楽 Z.860 から
 女より生まれし者は [Man that is born of a woman]
 生の最中に [In the midst of life]
 御身は知る、主よ [Thou knowest, Lord]
ケヴィン・ハートネット(1990-):深き淵より [De profundis](2016)
バッハ:イエス、わが喜び(モテット 第3番) BWV 227
トマス・タリス:汝らわれを愛さば
チューリヒ・チェンバー・シンガーズ(合唱)
クリスティアン・エルニー(指)

録音:2017年10月14-15日、ヴィンタートゥール音楽院コンサートホール、ヴィンタートゥール、スイス
Ars Produktion
ARS-38561(1CD)
ヴェラチーニ、ハッセ、ゼレンカ:リコーダーによるソナタとカンツォン
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ト長調 Op.2-2
ヴェラチーニ:ソナタ・パスティッチョ ニ短調(複数のソナタの楽章をつなぎ合わせたもの)
 ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アンダンテ
 ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 Op.1-5 から コッレンテ,アレグロ
 ヴァイオリンまたはリコーダー独奏と通奏低音の為のソナタ ニ短調 から アダージョ
ヴァイオリン独奏の為のソナタ ニ短調 から アレグロ
 ソナタ ヘ長調(ヴァイオリン独奏の為のソナタ ト長調 による)
ゼレンカ(1679-1745):カンツォン ZWV 191 5:32
ヴェラチーニ:ソナタ イ短調(ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ Op.1 からのコレクション)
ハッセ:フラウト・トラヴェルソまたはヴァイオリンの為のソナタ ニ長調 Op.2-1
 チェンバロの為の前奏曲 変ロ長調
ヴェラチーニ:ヴァイオリン独奏と通奏低音の為のソナタ・アッカデーミカ Op.2-12 〜シャコンヌ ト長調
ラウラ・シュミット(リコーダー)
アンサンブル・ディスティント
クラウディウス・カンプ(バロックFg、リコーダー)
ブルーノ・ウルタード・ゴザルヴェス(バス・ヴィオール)
サム・チャップマン(テオルボ、アーチリュート、バロックギター)
脇田英里子(チェンバロ、ポジティヴ・オルガン)

録音:2017年、マルティン教会、バーゼル、スイス

Naive
OP-30577(1CD)
ルイ・クープラン:鍵盤作品集
組曲 イ短調
1. フローベルガー氏のスタイルを模倣したクープラン氏のプレリュード(prelude de mons.r couperin a l’imitation de mr. froberger)
2. クープラン氏のアルマンド(和解)(allemande de mr. couperin (l’amiable) )
3. クープラン氏による「かわいい娘」と呼ばれるクーラント(第1)(courante de mr. couperin dit la mignone [premiere])
4. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
5. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
6. クープラン氏によるポワトゥー地方のメヌエット(menuet de poitou de mr. couperin [?])
7. クープラン氏によるドゥーブル(double par mr. couperin)
8. ハルデル氏のガヴォット(gavotte de mr. hardel)
9. クープラン氏による上記の(ガヴォットのための)ドゥーブル(double [de la gavotte] cy dessus par mr. couperin)
10. イギリス風のパヴァーヌ(作曲者不明)(pavanne angloise [anonyme])
11. セニョール・ルイージによるパッサカイユ(ロッシ)(passacaille del seig.r louigi [rossi])
12. フローベルガー氏のジーグ(gigue de mr. froberger)
組曲 ヘ長調
13. クープラン氏のプレリュード(prelude de mr. couperin)
14. クープラン氏のアルマンド・グラーヴ(allemande graue de mr. couperin)
15. クープラン氏のクーラント(第1)(courante de mr. couperin [premiere])
16. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
17. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
18. クープラン氏のジーグ(gigue de mr. couperin)
19. クープラン氏のシャコンヌ(chaconne de mr. couperin 3’15
20. クープラン氏によるド・ブランクロシェ氏のためのトンボー(tombeau de mr. de blancrocher par mr. couperin)
組曲 ニ短調
21. クープラン氏のプレリュード(prelude de mr. couperin)
22. クープラン氏のアルマンド(allemande de mr. couperin)
23. クープラン氏のクーラント(第1)(courante de mons.r couperin [premiere])
24. クープラン氏のクーラント(第2)(courante de mr. couperin [deuxieme])
25. クープラン氏のサラバンド(sarabande de mr. couperin)
26. クープンラ氏のジーグ(gigue de mons.r couperin)
27. クープラン氏によるサンフォニー(simphonie par mr. couperin)
28. クープランのガヴォット(gauotte [de] coup[e]rin)
29. クープラン氏のパストレッラ(la pastourelle de mr. couperin)
30. クープラン氏のカナリー(canaries de mons.r couperin)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)

録音:2018年7月5-9日
2017年に来日し、モンテヴェルディ作品を指揮しそのやわらかな音楽で聴衆を魅了したリナルド・アレッサンドリーニ。待望の新譜は、鍵盤ソロ作品 集です。ルイ・クープランの作品群から、組曲を編みあげた内容となっています。 「ルイ・クープランのインスピレーションは、その内容の革新性と冒険性にある。安易な方向には流れず、びっくりするようなハーモニーとリズムを引き出 すことに情熱を燃やしています。彼の対位法は、同時代に書かれた鍵盤作品には見られないような複雑なものとなっています。燃えたぎるような彼の才能と、 17世紀フランスの優雅で高貴な音楽言語の融合が、予想することのできない記号論的で表情豊かな新たな地平をもたらしている」(アレッサンドリーニの 言葉・ブックレットより)
Naive
E-8941[NA]
ジョン・ダウランド:‘whose heavenly touch’
flow, my tears
come away, come sweet love
o sweet woods
I saw my lady weep
can she excuse my wrongs
all ye, whom love of fortune hath betray’d
mignarda (instrumental)
fine knacks for ladies
now, o now, I needs must part
come, heavy sleep
in darkness let me dwell
if my complaints could passions move
wilt thou unkind thus reave me
go crystal tears (instrumental)
go crystal tears
come again!
sorrow, sorrow stay
マリアナ・フロ ーレス(S)
ホ プ キンソン・スミス(Lute)

録音:2015年10月、グルノーブルMC2
リュートの大家、ホプキンソン・スミス、久々の新譜の登場です!スミスは1946年ニューヨーク生まれ、ハーバード大学にて音楽学を専攻しました。 その後バーゼルに移り、1970年中頃、サヴァールらと共にエスペリオンXXを設立しました。その後ソロ活動に活動の重点を移すかたわら、指導も熱心 に行い、バーゼル・スコラ・カントルムの教授として、優秀な弟子を多く輩出してもいます。ソプラノのフローレスはアルゼンチン出身、バロック・オペラ を中心に活躍の場を広げ、ガーディナーらとも共演を重ねている実力派です。 このディスクには、1597-1612年の間にロンドンで出版されたダウランドの歌曲集からの選りすぐりの楽曲が集められています。どれもメランコリックな 愛を様々な角度から歌ったもの。「ダウランドは間違いなくリュートの巨匠です。音楽と言葉を用いて、微妙なニュアンスの色彩を描くことができる天才です。 エリザベス朝の精神世界の深いところまでいざなってくれます。」とはスミスの言葉。美しい歌声とリュートをつまびく音色が、エリザベス朝の詩人が描い た繊細な言葉による詩の世界を現代に鮮やかに響かせます。 (Ki)

Christophorus
CHR-77437(1CD)
ドイツ・バロックのカンタータ集
クリスティアン・アウグスト・ヤコビ(1688−after 1725):カンタータ「わたしの不義はわたしの頭を越え」
ヨーハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683−1729):カンタータ「Einsamkeit, o stilles Wesen」、Musicalischer Circul(ハープシコード・ソロ)
ヨハン・クーナウ(1660−1722):カンタータ「われはこの世を去り」
エルンスト・ニコラウス・タウル(1673−1723):カンタータ「主の祝福は汝を豊かにする」
バッハ:小さな調和ある迷宮(ハープシコード・ソロ)、
 カンタータ「神より生まれし者はすべて」 BWV.80a(ハンス・ベルクマン再構築によるオリジナル・ヴァイマル・ヴァージョン)
ラルパ・フェスタンテ、
クリストフ・ヘッセ(指)

録音:2017年2月22日−24日、ドイツ
ヨハン・ゲオルク・キュンステルの「マルコ受難曲」(CHR 77435)を蘇演するなど、様々な知られざるバロック音楽の録音実績を持つ古楽アンサンブル "ラルパ・フェスタンテ"の新録音。バロック期のドイツでどれだけ素晴らしい音楽が生み出されてきたのかを証明するプログラムで、中央ドイツの4人の作曲家、ヤコビ、ハイニヒェン、クーナウ、タウルによる世界初録音となるカンタータと大バッハのカンタータ「神より生まれし者はすべて」BWV.80aを収録。「神より生まれし者はすべて」は、ルターの「神はわがやぐら」が取り入れられたバッハの人気カンタータ「われらが神は堅き砦」(BWV.80)の原曲となる作品で、アンサンブル・ムジカ・ポエティカ・フライブルクの創設者ハンス・ベルクマンが再構築したオリジナル・ヴァイマル・ヴァージョンです。
Christophorus
CHE-0217-2(1CD)
クレルヴォーのベルナール〜シトー修道会の中世の音楽 ヴィルフリート・ロンバッハ(指)
アンサンブル・オフィチウム

録音:2008年4月5日−6日、ドイツ
クレルヴォーのベルナールは、シトー修道会を大きく発展させ、クレルヴォー修道院の院長、カトリックの指導者としてなど絶大な影響力を持った12世紀フランスの神学者。
シトー修道会の聖歌の復権にも力を注いだベルナールのものとされる作品、改定や編纂に携わったと伝わる作品を歌うのは、2度のコンクール優勝歴を持つ、グレゴリオ聖歌とルネサンス声楽のスペシャリスト、アンサンブル・オフィチウム。12世紀の神聖で神秘的なハーモニーが現代に蘇る。
Christophorus
CHE-0215-2(2CD)
ハインリヒとクニグンデ〜皇帝夫妻のためのグレゴリオ聖歌
CD1〜ハインリヒ2世の神聖ローマ皇帝即位式と戴冠式ミサ曲
CD2〜皇后のためのグレゴリオ聖歌集
ヴェルナー・ペース(指)
スコラ・バンベルク

録音:2003年3月15日ー17日(CD1)&2003年11月10日ー11日、ドイツ
「聖王」と呼ばれた神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世の即位式(1002年)と戴冠式ミサを再現したアルバムと、皇后クニグンデのためのグレゴリオ聖歌集、2つの貴重な録音がセットになって復刻。演奏は、ハインリヒ2世が建立したバンベルク大聖堂のカペルマイスターを1995年から務めたヴェルナー・ペースとスコラ・バンベルクです。

fra bernardo
FB-1909712(1CD)
初期バロックのヴェネツィアのモテット集
バルトロメオ・バルバリーノ:Paradisi Porte
アマディオ・フレッディ:サルヴェ・レジナ
バルバリーノ:聴け, 甘美なるわが恋人よ
ジョヴァンニ・ロヴェッタ:おおマリア, 御身は美しきかな
ミケランジェロ・ロッシ:トッカータ第7番
モンテヴェルディ:マドンナの涙
ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォン「ラ・スピルタータ」
バルバリーノ:天の女王、ようこそ天の女王、聖母マリア, 優しく真心深き方
フランチェスコ・ウスペル:汝、神の子ぞ生まれる
フレスコバルディ:ベルガマスカ
アレッサンドロ・グランディ:すべての者よ喜ばん
モンテヴェルディ:わたしは野の花/ジョヴァンニ・パオロ・カプリオーリ:もろびとわれを祝福せり
フレスコバルディ:オルガンのためのトッカータ第4番
アレッサンドロ・グランディ:美しきかな、おおマリア
マティアス・ルフト(C.T)、
ユルゲン・バンホルツァー(ハープシコード、オルガン)

録音:2018年6月&11月、オーストリア&イタリア
ゲルト・テュルクに歌を学び、アムステルダム音楽院、バーゼル・スコラ・カントルムで古楽や歴史的演奏を研究したドイツのカウンターテナー、マティアス・ルフトが歌う初期バロックのヴェネツィアのモテット集。モンテヴェルディの時代の世界的なファルセッティスト(C.T)であり、「イル・ペザリーノ(Il Pesarino)」の呼び名でも知られた音楽家バルトロメオ・バルバリーノの作品を中心にしたプログラム。

DUX
DUX-1567(1CD)
ストラヴァガンツァ〜1550年−1700年のイタリア音楽
ピッキ:ポーランド風バッロ
フレスコバルディ:そよ風が吹けば
ヴァレンテ:誰が伝え、テノール・グランデ・アッラ・ナポリターナ
ロッシ:トッカータ第7番
作曲者不詳:ヘラクレスの力、ガンバ・ガリアルダ
トラバーチ:コンソナンツェ・ストラヴァガンティ、他
サラ・アグエダ(アルパ・ドッピア)、
ハビエル・ヌニェス(ハープシコード

録音:2017年9月、セゴビア(スペイン)
16世紀から18世紀初頭のイタリアにおける器楽と声楽のための音楽の歴史をたどる儚くもエキサイティングなプログラム「ストラヴァガンツァ」。
ルネサンス時代からバロック時代にかけて使用されていたイタリアで発展した「アルパ・ドッピア(ダブル・ハープ、ルネサンス・ハープとも)の時には軽やかに、そして時には物悲しい音色が印象的な好演奏です。
セビリア・バロックOやラ・リティラータなどと共演を重ねるハーピストのサラ・アグエダはもちろんのこと、スペインの古楽系鍵盤界の鬼才、ハビエル・ヌニェスの参加は見逃せません!才気あふれるヌニェスのハープシコードが、アグエダのアルパの音色をさらに引き立てています。

Audax Records
ADX-13721(1CD)
ティエポロのための或るプレイリスト〜ティエポロの時代のヴェネツィアの音楽
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697−1763):チェンバロ協奏曲ヘ長調*
シギスムント・マルティン・ガヤレク(c.1689−1723):カンタータ 「嘆きのアルミーダ」*
ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ハ長調 RV.60
 モテット 「正義による怒りで」 RV.626
プラッティ:ヴァイオリン, チェロと通奏低音のためのソナタ ト短調
ハッセ(1699−1783):モテット 「天高きところに彩雲」
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
ディアナ・ハラー(Ms)、
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)
アンサンブル・ディドロ

録音:2019年2月11日−14日、SWR(南西ドイツ放送)・シュトゥットガルト放送スタジオ

*=世界初録音
日本語解説付き!南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。アンサンブル・ディドロとともに、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘してきたヨハネス・プラムゾーラーのニュー・アルバムは、バロック後期のイタリアの偉大な画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696ー1770)をテーマとしたプログラム。ティエポロが生地であり主な居住地でもあったヴェネツィアで聴いたであろう音楽、そしてティエポロがパステルカラーで描いた美しい諸作品に最もよく合う音楽を想像し現代に再現するというプラムゾーラーならではの好企画です。
作曲家兼オーボエ奏者兼チェンバロ奏者兼フルート奏者兼テノール歌手兼声楽教師という多岐に渡る職務でヴュルツブルク司教の宮廷に高級で雇われていたというジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(ティエポロとはヴュルツブルク宮殿で顔を合わせていたと推測される)のチェンバロ協奏曲と、優れたチェロ奏者であったシェーンボルン伯(ヴュルツブルク司教の兄)のために書かれた、「ヴァイオリンとチェロ」という珍しい編成のためのトリオ・ソナタ。バイロイト辺境伯の宮廷楽長を務めたシギスムント・マルティン・ガヤレクが、修学のために訪れたヴェネツィアで書いたカンタータ。ティエポロと同じく、ピエタ慈善院のために作品を書いたヴィヴァルディの技巧的なトリオ・トナタ。ドイツ出身でヴェネツィアに居を構えたヨハン・アドルフ・ハッセが、(高名なソプラノ歌手であった妻ファウスティーナではなく)オスペダーレ・デリ・インクラビリ(不治の病の病院)のソプラノ歌手に捧げた煌めくモテットなどを収録。この録音は、ティエポロの没後250年周年記念となる2020年に、シュトゥットガルト国立美術館で行われる展覧会のオーディオガイドにも使われることになっています。
Audax Records
ADX-13719
ツィマーマンのコーヒーハウス
アルビノーニ:ソナタ イ短調
バッハ:コラール「いと高きにある神にのみ栄光あれ」によるトリオ BWV.664
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727−1756):リコーダーとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ハ長調
バッハ
:コラール「イエス、わが頼り」 BWV.728
テレマン:メトディッシェ・ソナタ第11番 TWV.41:d2
クープラン:田園詩, ロンドー、コンセール第6番
バッハ:コラール「ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ」(BWV.649)によるトリオ・ソナタ ヘ長調(BWV.1033〜パッチワーク・ソナタ)
アンネ=ズーゼ・エンスレ(リコーダー)、
ラインハルト・フューラー(ハープシコード)

録音:2019年2月10日−13日、プロクルス博物館(ナトゥルノ)
2013年にロンドンのSRPメック国際リコーダー・コンクール(ドロテー・オーバーリンガーを排出したことでも知られる名門コンペティション)で最優秀賞を受賞した1988年ドイツ生まれの若き名手、アンネ=ズーゼ・エンスレのAudax Records第2弾。2019年の大阪国際音楽コンクール(チェンバロ部門)で最高位を受賞したウィーン生まれのハープシコード奏者、ラインハルト・フューラーとのデュオで繰り広げる"ツィマーマンのコーヒーハウス"の音楽。
1730年代のライプツィヒに実在した「ツィマーマンのコーヒーハウス(カフェ・ツィマーマン)」は、大バッハ他、テレマンやヘンデル、ロカテッリ、ポルポラなど当時の有力音楽家たちがこぞって音楽を提供し、演奏していたというライヴハウス的カフェ。リコーダーとハープシコードのためのオリジナル作品と、この編成のために自ら編曲した作品で、"ツィマーマンのコーヒーハウス"の世界へと導きます。

Etcetra
KTC-1664(7CD)
ピーテル・ブリューゲルの時代の音楽
CD1「聖書のテーマ」〜フィリップ・デ・モンテ、オルランドゥス・ラッスス、アドリアン・ヴィラールト、ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ、他/CD2「王宮からの音楽」〜ニコラ・ゴンベール、トマ・クレキヨン、ジョスカン・デ・プレ、ルイス・デ・ナルバエス、フィリップ・ロジエ、他/CD3「死と無常」〜コルネリウス・カニス、フィリップ・デ・モンテ、ピエール・ド・マンシクール、ジャケス・デ・ヴェルト、チプリアーノ・デ・ローレ、他/CD4「愛とお祝いへの頌歌」〜ニコラ・ゴンベール、ピエール・ムル、ジャン・ド・カストロ、オルランドゥス・ラッスス、アンドレアス・ペフェルナーヘ(ペヴェルナージュ)、他/CD5「悪徳の美徳」〜イヴォ・デ・ヴェント、アルノルト・フォン・ブルック、ハインリヒ・イザーク、ヘールキン・デ・ホント、ヨハネス・ルピ、他/CD6「低地帯諸国の宗教対立」〜カスパル・オトマイルク、ヨハネス・エッカルト、バルドゥイン・ホーヨウル、パスカル・ド・レストカール、ギヨーム・シャティヨン・ド・ラ・トゥール、他/CD7「踊りと歌」〜ピエール・ファレーズ、ティールマン・スザート、イエロニムス・ヴィンデルス、アレクサンドル・アグリコラ、ルドヴィクス・エピスコピウス、他
ブリスク・リコーダーQ、カメラータ・トライェクティナ、カペラ・マリアーナ、カペラ・サンクティ・ミカエリス、カピラ・フラメンカ、クレンド、クレンド・コンソート、エギディウス・コンソート、エギディウス・アンサンブル、エギディウス・クヮルテット&カレッジ、ヘンリーズ・エイト、ウエルガス・アンサンブル、インアルト、ラ・カッチャ、オランダ室内cho、オルトレモンターノ、ラタス・デル・ビエホ・ムンド、サジタリウス、ユートピア、他
オランダの老舗レーベル「Et'cetera(エトセトラ)」から、2019年に没後450周年を迎える16世紀オランダ(当時ブラバント公国)の偉大な画家、ピーテル・ブリューゲル(父)(1525−1569)のアニヴァーサリーBOXセットが登場。
ブリューゲルが活動した16世紀のフランドル地方を舞台に、当時の主要な作曲家からあまり知られていない作曲家までを様々なテーマでプログラムした全7枚組BOXという、Et'ceteraならではの豪華企画です。参加アーティストも、オランダ、ベルギーを中心とする名門古楽アンサンブル、古楽グループがその名を連ねています。
ジャケット写真は、ピーテル・ブリューゲルの代表作の1つ「穀物の収穫(1565)」。

ARCANA
A-467(1CD)

NYCX-10096(1CD)
国内盤仕様
税込定価
初期バロック撥弦芸術、古楽の「いま」
カプスベルガー
(1580頃〜1651):アルペッジョー
フォスカリーニのグルーヴ (フォスカリーニのコード進行に基づくオノフリによる即興)
アルカンジェロ・ローリ(1615〜1679):アルカンジェロのトッカータ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ふざけろ、喜べ、楽しめ、羊飼いたち
カプスベルガー(1580頃〜1651):ソルデッリーナ(耳が不自由な少女)
作曲者不詳:チャコーネ 
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ぼくのアウリッラ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ぼくのアウリッラ
シモーネ・ヴァッレロトンダ(1983〜):「ぼくのアウリッラ」の調べによるディミヌツィオーネさまざま
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):モニカ(わたしを修道女にしないで)
カプスベルガー(1580頃〜1651):わが溜息はもう
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ジルメッタ
フレスコバルディ(1583〜1643):「ジルメッタ」の調べによるカプリッチョ
フォスカリーニ(1629〜47頃活躍):スペインのならず者
カプスベルガー(1580頃〜1651):第6トッカータ
カプスベルガー(1580頃〜1651):第10ガリアルダ
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):ロマネスカ
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):クロリーダ
カプスベルガー(1580頃〜1651):アルペッジョ仕立てのロマネスカ
マルコ・マラッツォーリ(1602頃〜1662):否、わたしは泣くまい
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):スパニョレッタ(スペインの少女) 
フェルディナンド・ヴァルダンブリーニ(1646〜47頃活躍):ママにみつかっちゃう
トンマーゾ・マルケッティ(1660年頃活躍):悪いフランス男がわたしを苦しめる
アタナシウス・キルヒャー(1602〜1680):タランテッラ
アタナシウス・キルヒャー(1602〜1680):タランチュラの毒を浄める調べ
カプスベルガー(1580頃〜1651):ジロメッタ
イ・バッシフォンディ
シモーネ・ヴァッレロトンダ(6コースのリュート、テオルボ、アーチリュート、バロックギター、キタッラ・バッテンテ、総指揮)
ステーファノ・トダレッロ(コラシオーネ、テオルボ、キタッラ・バッテンテ、リコーダー、ソルディーナ〔バグパイプ〕、ケルト式バグパイプ)
ガブリエーレ・ミラークレ(打楽器、シェタヴァヤッセ、コラシオーネ)
エンリーコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)
エメーケ・バラート(ソプラノ独唱)

録音:2018年11月3〜8日、サン・ジョヴァンニ宮殿、アレッサー
ノ(南イタリア・プーリア州レッチェ県)
【国内盤】解説・歌詞日本語訳:白沢達生
ずばぬけた腕前でバロックギターとテオルボを弾きこなすイタリアの超実力派シモーネ・ヴァッレロトンダによる、気心の知れた共演者たちとの新 感覚バロック撥弦アルバム。ヴァッレロトンダはすでにArcanaレーベルで『にせのアルファベート』と題したアルバムを録音、モンテヴェルディやカッ チーニらがオペラという新芸術を爆発的に成功させた1600年前後にあって、イタリアの撥弦芸術がいかに多彩で躍動感にみちたものだった かを肌感覚で伝える名演を聴かせてくれましたが、これはそのさらなる進化形といってよいでしょう。 アルバムタイトルにある600とは、イタリア語で「セイチェント」すなわち17世紀のこと。画家カラヴァッジョや彫刻家=建築家ベルニーニも活躍し たバロック都市ローマには、その頃テオルボ奏者カプスベルガーやギター奏者フォスカリーニら凄腕撥弦奏者が集い、名曲も数多く残していま す。アンドレア・ダミアーニとロルフ・リスレヴァンという知る人ぞ知る超名手たちに師事したヴァッレロトンダのくりだす闊達なサウンドは、バロック音 楽がいかに自在だったかをモダンかつポップな風合いで理屈抜きに伝えるのみならず、打楽器やバグパイプを交えながらも、歴史的・地域的 文脈をふまえつつ刺激に溢れたサウンドを提案。名手オノフリや人気歌手バラートらゲストの協力も頷ける、突き抜けた音作りに仕上がって います。

PAN CLASSICS
PC-10410(1CD)
太陽王とダンス
モンテクレール:3つの組曲からなる『セレナーデ、或いはコンセール』
ルベル:カプリース、Boutade、『舞曲さまざま』からファンファーレ
アンサンブル・オデッセイ

録音:2019年3月/オランダ
ずか4歳で即位し、72年間の長きにわたりフランス国王の座についた「太陽王」ルイ14世。宮廷での華やかなダンスを楽しみ、初めてメヌエット を踊った人物とも言われています。モンテクレールとルベルの舞踏作品を並べたこのCDは、当時の宮廷音楽の情景を髣髴とさせるプログラムとなってい ます。モンテクレールは楽器の扱いも革新的で、管弦楽法の大家ラモーにも影響を与えたとされています。 (Ki)

ACCENT
ACC-24361(1CD)
ドレスデンのオーボエ
ヴィヴァルディ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調 RV53
作曲者不詳:オーボエ,ヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
ファッシュ:2つのオーボエ,ファゴットと通奏低音のための四重奏曲 ト短調 FaWV N:g1
テレマン:オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ト短調 TWV 42:g12
プラッティ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調
ハッセ:シャリュモー,オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調
作曲者不詳:オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ト短調
シュテルツェル:オーボエ,ヴァイオリン,ホルンと通奏低音のためのソナタ第1番 ト短調
クセニア・レフラー(Ob)
ダニエル・ドイター(Vn)
ミヒャエル・ボッシュ(Ob)
エルンスト・シュラーダー(シャリュモー)
ギェルギ・ファルカス(Fg)
ヴァーツラフ・ルクス(Hrn)
カタリーナ・リツィグ(Vc)
ミヒャエラ・ハッセルト(Cemb)

録音:2018年10月4-7日/ドイツ、ノイマルクト
ベルリン古楽アカデミーの主席奏者でもあり、バロック・オーボエの女王との呼び声も高いクセニア・レフラーによるアルバムです。バロック時代に器 楽音楽の最先端を行ったドレスデンゆかりの作品を収録。オーボエを軸としつつもヴァラエティ豊かな編成となっており、さらに短調の曲が多いのも当時 の先鋭的な表現力の強さを感じさせます。柔らかな歌から尖ったアタックまで、縦横無尽に活躍するオーボエをとくとお聴きください。共演者もレフラーと 気心の知れた奏者ばかりでハイ・レベルなアンサンブルが繰り広げられています。今では指揮者として有名なヴァーツラフ・ルクスがホルンで参加してい るのも注目です。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-589(2CD)
パーセル:歌劇「アーサー王」(1691) ポール・マクリーシュ(指)、
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ、
アンナ・デニス(S)、
マイリ・ローソン(S)、
ローワン・ピアース(S)、
キャロリン・サンプソン(S)、
ジェレミー・バッド(ハイ・テノール)、
ジェームズ・ウェイ(T)、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)

録音:2019年1月14日−18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&cho、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。Signum Classicsでは、ベルリオーズ(SIGCD 280)、メンデルスゾーン(SIGCD 300)、ブリテン(SIGCD 340)、ハイドン(SIGCD 480)などの超巨大編成による画期的な録音で話題を呼んできたマクリーシュが、得意とするヘンリー・パーセルの録音プロジェクトをスタート!
第1弾は、1691年に初演されたパーセルの愛国的なセミオペラ「アーサー王」。マクリーシュとガブリエリ・コンソートは四半世紀にわたってこの「アーサー王」を取り上げ続けており、演奏の度に進化させてきた最新の解釈での録音となります。
また、キャロリン・サンプソン、ロデリック・ウィリアムズ、ジェレミー・バッド、マイリ・ローソンらの豪華歌手陣はもちろん、トランペットのジャン=フランソワ・マドゥフやオーボエのクリストファー・パラメタといった名古楽器奏者たちの妙技にもご注目ください。

CALLIOPE
CAL-1960(1CD)
テレマン:組曲「ドン・キホーテのブルレスケ」
ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 イ長調 TWV.51:A5
序曲「ラ・ビザール(風変わり)」ト長調
序曲ニ長調 TWV.55:D6
トゥールーズ室内O、
ジル・コリアール(指)、
アンヌ・グリエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2018年8月28日−30日、トゥルヌフイ(フランス)
後期バロック時代のドイツの大巨匠、テレマンがミゲル・デ・セルバンテスの著作の英雄的な風刺からインスピレーションを得て書かれた「ドン・キホーテのブルレスケ」をメインとするエキサイティングがプログラム!
セルバンテスの作品の登場人物の特色、特異性を見事に表現しているテレマン。ポーランドの民族音楽と共に、テレマンを語るうえで外すことの出来ないフランス音楽からの影響を感じさせる作品が並んでいます。優雅な旋律と主題、卓越したアイディアが随所に光る秀作揃いです。
トゥールーズ室内Oは1953年にマルケヴィチの弟子、ルイ・オーリアコンブに創設された歴史あるオーケストラ。2004年にジャン=ピエール・ヴァレーズやティボール・ヴァルガに師事した実力派、ジル・コリアールが音楽監督に就任してからはピリオド・アプローチを採り入れ、モダン、ピリオドの両方のスタイルを使い分けながら活動するなど注目を集めています。

Passacaille
PAS-1049(1CD)
ルイス・デ・ナルバエス:ビウエラ作品集 シャビエル・ディアス=ラトレ(ビウエラ)

録音:2017年12月シャビエル・ディアス=ラトレ(ビウエラ)
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555頃)はスペイン黄金世紀における重要な作曲家・ビウエラ奏者として名を残しています。ここに収録されているのは ビウエラ独奏ですが、対位法に長けた作曲家だけあって非常に立体的な音楽です。シャビエル・ディアス=ラトレは1968年バルセロナ生まれ。エスぺリオンXXIのメンバーとして活躍する他、コンチェルト・ヴォカーレ、ベルリン古楽アカデミー、 コンチェルト・ケルンなどでも演奏している名手です。 (Ki)
Passacaille
PAS-1054(1CD)
ルーベン・シャンソニエ 第1集 ソッラッツォ・アンサンブル

録音:2019年8月28日
オケゲム、ビュノワ、フィルミヌス・キャロンといったフランドル楽派の有名な作曲家の作品から新発見の作品まで収録されている写本、「ルーベン・シャンソ ニエ(1470-75)」。2014年にブリュッセルの競売で存在が知られた貴重な写本からのCD録音です。フィドル奏者アンナ・ダニレフスカヤが音楽監督を務める 2014年結成の「ソッラッツォ・アンサンブル」による演奏。 (Ki)
Passacaille
PAS-1056(1CD)
歌うヴァイオリン 〜華麗なる初期バロックの歌とポリフォニー
パレストリーナ:Pulchra es amica mea
ジャック・アルカデルト(1507-1568)/ディエゴ・オルティス(?1510-?1570):O felici occhi miei
ラッスス/ジョヴァンニ・バッサーノ(?1558-1617):Susanna un giur
チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1565)/ジョヴァンニ・バッサーノ:Ancor che col partire
ピエール・セルトン(1510-1572):Reviens vers moy
アドリアン・ヴィラールト(?1490-1562):O salutaris hostia
ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ/ジョヴァンニ・バッサーノ:Vestiva i colli
フランチェスコ・ラヨール(1492-1540)/ジョヴァンニ・カミッロ・マッフェイ(?1517-?1582):Lasciar' il velo
トーマス・クレキヨン(1490-1557):Petite camusette
G.C.ガブッチ/ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェッリ(?1550-?1594):Magnificat del secondo tono
アダム・ヤジェンプスキ(?1590-?1649):Cantate Domino
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570-1622):Sonata a 4
ジュリー・カッチーニ(1546-1618):Sfogava con le stelle
フレスコバルディ:Canzon quitadecima, detta la Lievoratta a due Bassi
クロード・ル・ジュヌ(?1528-1600):Susanne un jour
レ・ソナドーリ
アンネ・デラフォッセ(S)
パスカル・ブーケ(リュート&テオルボ)

録音:2018年
カンツォーネ、シャンソン、モテット、マドリガルといった16世紀における「ポピュラー音楽」を集めたアルバム。トレブル・ヴァイオリン、アルト・ヴァイオリン、 テナー・ヴァイオリンなど各種ヴァイオリンのアンサンブルからなる「レ・ソナドーリ」が器楽パートを務めているのが特徴で、華やかに彩られたサウンドが楽し めます。

H.M.F
HAX-8901139(3CD)
シャルパンティエ:『メデ』 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
メデ:ジル・フェルドマン(S)
ジャゾン:ジル・ラゴン(T)
クレオン:ジャック・ボナ(Bs)
クレウス:アニェス・メロン(S)
オロンテ:フィリップ・カントル(Br)

録音:1984年4月ヴェルサイユ宮劇場
「メデ」はシャルパンティエによる唯一の抒情悲劇。1984年にクリスティとレザール・フロリサンによって行われた復活蘇演により、この「メデ」は今日でも 演奏されるようになったといえるでしょう。レザール・フロリサンが発足して間もないころの録音ですが、当初から最高のレヴェルでの演奏を展開していたことに あらためて驚かされる内容です。メデ(メディア)が自分を捨てた男への復讐から自分の息子までをも殺害する物語にシャルパンティエがつけた音楽は、半音階 や転調が効果的かつ劇的に用いられたもの。クリスティとレザール・フロリサン、そして名歌手たちの緊張感みなぎる演奏は今なお色あせることがありません。
H.M.F
HAX-8901257(3CD)
リュリ:歌劇『アティス』 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
アティス:ギ・ド・メイ(T)
ジベル:ギュメット・ロランス(Ms)
サンガリート:アニェス・メロン(S)
セレヌス:ジャン・フランソワ・ガルディユ(Bs)
イダス:ジャック・ボナ(Bs)
ドリス:フランソワーズ・スメラーズ(S)
「眠り」(ヒュプノス):ジル・ラゴン(T)
モルフェ:ジャン=ポール・フシェクール(T)
フォベトール:ベルナール・ドゥルトレ(Bs)
ファンターズ:ステファン・マツェイェフスキ(Br)

録音:1987年1月
リュリの最大傑作「アティス」の世界初録音盤(平成元年度レコード・アカデミー賞音楽史部門受賞)。奇怪な神話に基づき、類稀なる美青年アティスがその 美しさゆえ多くの女性の誘惑と嫉妬にふりまわされ、ついには死に至るまでを父親との倒錯愛もからめて進行します。リュリの音楽はきわめて流麗。クライマック スの「復讐の場」をはじめ、クリスティの指揮も緊張感にあふれていて実に見事です。歌唱陣も充実のメンバーですが、器楽パートにクリストフ・ルセやヒューゴ・ レーヌらの名が連なっていてこれまた豪華。録音から30年以上経っていますが、録音のクオリティ、演奏の鮮烈さは他では得がたいものとなっています。 (Ki)
H.M.F
HAX-8901367(3CD)
ラモー:オペラ=バレエ『優雅なインドの国々』 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
<ソプラノ>クラロン・マクファーデン、イザベル・プルナール、サンドリーヌ・ピオー、ノエミ・リム
<テノール>ハワード・クルック、ジャン=ポール・フシェクール
<バリトン>ジェローム・コレア
<バス>ニコラ・リヴェン、ベルナール・ドルトレ

録音:1991年1月
1990年のエクス・アン・プロヴァンス音楽祭での上演が大好評を博したのを受けて録音された名盤。幕ごとに1つの逸話があり、バレエを随所に取り入れ た歌劇です。 インドを舞台とした異国趣味と音楽的多彩さで、ラモーの歌劇中最も親しまれています。18世紀ヴェルサイユ文化華やかな頃、37年の間に700回も上演され たといいます。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0454(1CD)
NX-B03
タルティーニ:30の小さなヴァイオリン・ソナタ集 第5集
ソナタ 第25番ト長調
ソナタ 第26番変ロ長調
ソナタ 第27番ニ短調*
ソナタ 第28番イ短調*
ソナタ 第29番ト長調*
ソナタ 第30番ホ短調*
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn…1698年アントニオ・ストラディヴァリ「ヨアヒム」)
弓…2010年スティーヴン・ブリストウ製

録音:2011年1月12日
*=世界初録音
イタリア、バロック期の作曲家タルティーニ。優れたヴァイオリニストでもあった彼は、生涯最後の年に30曲に及ぶ「無伴 奏ヴァイオリンのためのソナタ」を書き上げました。これらは「小さな」と題されているものの、バッハの無伴奏ヴァイオリ ン作品に続く重要な作品と見做されていますが、これまでに全曲の録音はありませんでした。このシリーズは、最新の研 究に基づいた校訂譜が用いられているだけでなく、これまで見落とされていた作品も全て含むという貴重なもの。イギリス の名手、ピーター・シェパード・スケアヴェズがどの曲も丹念に演奏しています。

Resonus
RES-10244(1CD)
NX-B05
マラン・マレ:ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集
組曲 イ長調
組曲 ホ短調
組曲 ト短調
組曲 嬰ヘ短調
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イスラエル・ゴラーニ(テオルボ&バロック・ギター)
ジョシュア・チーザム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
オリヴィエ・フォルタン(Cemb)
アドリアン・ロドリゲス・ファン・デア・スプール(パーカッション)
【使用楽器】
ヴィオラ・ダ・ガンバ…コリション・モデル、ピエール・ボーア
バロック・ギター…ジョヴァンニ・テスラー製, イーヴォ・マゲリーニ複製
テオルボ…17世紀イタリアモデル、クラウス・ヤコブセン複製
ヴィオラ・ダ・ガンバ…バラク・ノーマン製、フランソワ・ボダール複製
チェンバロ…フレーミッシュ製、トーマス・パワー複製

録音:2019年3月6-8日
イギリス出身、アムステルダム在住のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ロバート・スミス。アムステルダム音楽院で学び、バロックチェ ロをヴァルター・ミュラー、ヤープ・テル・リンデン、ヴィオラ・ダ・ホーグに、ヴィオラ・ダ・ガンバをミネケ・ファン・ダー・ヴェルデン、 パオロ・パンドルフォの5氏に師事。これまでにコープマン率いる“アムステルダム・バロック・オーケストラ”やエキルベイが創 設した“インスラ・オーケストラ”など錚々たるアンサンブルに参加、CDリリースも活発に行うなど国際的に活躍していま す。今回のアルバムではフランス・バロック期を代表するマラン・マレの組曲を演奏。自らも優れたガンバ奏者であったマレ だけに、この曲集でも多彩な技巧と音色が要求されますが、スミスは見事な演奏でそれに応えました。共演の奏者たち との親密なアンサンブルにより、17〜18世紀のフランス宮廷世界を描き出しています。

CARPE DIEM
CD-16307(1CD)
さまざまな国の愛の歌
●スペイン
16世紀頃:咲きたてのばら
不詳:カナリオ
パタチオ(14世紀頃):私は小麦色の娘
伝承/ガルシア・ロルカ(1898-1936)編)):ラ・タララ
ムルシア(1673-1739):ホタ
●カタロニア
カタロニア民謡:アラゴンの婦人
ガリシア
ピントス:カンクロ・クル
●イタリア
モンテヴェルディ:苦しみが甘美であるならば
●スイス
伝承:ジロメッタ
●フランス
16世紀頃:私の愛
サンドラン(1490-1561):甘き思い出
サバール:別れ
●ドイツとオーストリア
シューベルト:野ばら
●イギリス
伝承:愛する人にりんごをあげよう
●ノルウェー
伝承:私のアストリ/セクストゥーレン
●チリ
パラ(1917-1967):人生よ、ありがとう
ヒルンド・マリス(アンサンブル)

アリアンナ・サバール(ソプラノ、バロック・トリプル・ハープ)
ペトル・ウドランド・ヨハンセン(テノール、ハーディングフェーレ、シターン)
マイケル・ナジ(ギター、ヴォーカル)
スヴェヌング・リレハイアー(ギター、ドブロ、ヴォーカル)
ミケル・アンヘル・コルデロ(コラシオーネ、コントラバス、ヴォーカル)
デヴィッド・マヨラル(パーカッション、ヴォーカル)】

録音:2015年3月18-22日
ジョルディ・サバールとモンセラート・フィゲ-ラスの娘であるアリアンナ・サバール(サヴァール)。 このアルバムはアリアンナと、彼女が率いるアンサンブル「ヒルンド・マリス」が奏でる、様々な時代と地域の「愛の歌」を集 めた1枚です。伝統的な曲からルネッサンス期の曲、時には古典派の曲をはじめ、アリアンナ自身の新作を収め、最後 にチリの国民的歌手パッラの「人生よ、ありがとう」を置くという凝った選曲が目を引きます。「ヒルンド・マリス」の6人の音 楽家たちは、多彩な楽器を駆使し、これらの曲をボーダーレスに演奏、普遍的な愛の力を示しています。
CARPE DIEM
CD-16312(1CD)
ルネサンス・チェンバロの物語
1.ヴァレンテ(1520-1581):第1旋法によるファンタジア
2.カピローラ(1474-1548):ラ・ビリャネッラ
3.ヴァレンテ:ナポリのガリアルダ
4.カベソン(1510-1566):カントゥス・フィルムスによる作品
5.トロンボンチーノ(1470-1535):Amor quando fioriva mia speme
6.ラニエリ(16世紀初):Me lassera tu mo
7.ダルツァ(1508頃):カラータ・アラ・スパニョーラ
8.トロンボンチーノ:Poi che volse la mia stella
9.ダルツァ:Pavana alla ferrarase
10.フォリアーノ(1468-1548):リチェルカーレ
11.カーラ(1465-1525):Cantai mentre nel core
12.カーラ:私は痛みで顔をしかめる
13.トロンボンチーノ:Stavasi Amor dormendo アモールは寝ていた
14.トロンボンチーノ:Che farala che dirala
15.カヴァッツォーニ(1490-1560):レチェルカーダ
16.カヴァッツォーニ:Plus ne regres これ以上の後悔はない
17.ヴェッジョ(1510-1543):ヴィリャーノ
18.カヴァッツォーニ:Madame vous aves mon cuor
19.ヴェッジョ:レチェルカーダ ロ短調
20.セルミジ(1490-1562):花咲く日々に生きる限り
21.デンティーチェ(1539-1581):Volta de Spagna
22.デ・モンテ(1521-1603):Sortemplus disminuita
23.ヴィラールト(1490-1562):Chi la dirra
24.ヴァレンテ:第1旋法によるレチェルカータ
カタリーナ・ビセンス(Cemb)
アントニオ・ヴァランテ Intavolatura de cimbalo(1576)製
キャピローラ・ルーテブック(1517頃)製
コインブラ MS242(1570頃)製
アンドレア・アンティコ
Frottole intabulate da sonare organi(1517)製
ホアン・アンブロジオ・ダルツァ
Intabulatura de lauto(1508)製
MS カステッリ’アルクァート(16世紀)製
マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ Libro primo (1523)製
フィリッピ・ハインホーファー・ラウテンビュッヒャー(1603-1604)製

録音:2015年5月
ユニークな世界を表現することで知られるチェンバロ奏者、カタリナ・ビセンスのコンセプト・アルバム。この「パルテノペの チェンバロ」と題された1枚は、今回演奏に使用された16世紀初頭の楽器に合わせ、この当時のナポリで弾かれていた 音楽を集めたもの。その上、ビセンスはただ曲を並べるのではなく、詩的なインスピレーションに基づく一つの物語を作り、 イメージに合わせて演奏していく形を取っています(彼女がナレーションを務める物語は、アルバムに付属したコードによ るダウンロードでのみお楽しみいただけます)。
CARPE DIEM
CD-16306(1CD)
MNEME-地中海の国々の中世音楽と伝承曲
1.Da que dues mamo(聖マリアのカンティガ集:第77番)
2.Rosa das Rosas(聖マリアのカンティガ集:第10番)
3.Saltarello サルタレッロ- Trotto(ロンドン写本、British Library, 追加 29987)
4.セファルディ伝承:Puncha puncha
5.アラブ=アンダルシア伝承:Lamma bada yatathana
6.伝承:Zonaradikos ゾナラディコス
7.フィレンツェ(14世紀イタリア):De poni amor
8.:Ghaetta(ロンドン写本、British Library, 追加 29987)
9.バラケス(1180-1207):Aras pot hom
10.ギリシャ伝承:Castle of Astropalia
エクス・シレンティオ(アンサンブル)

録音:2014年1月2-5日
ギリシャのアーリー・ミュージック専門アンサンブル「エクス・シレンティオ」が演奏する中世と初期ルネサンス音楽集。ギリ シャ神話と地中海周辺の物語から派生した歴史的によく知られた創造性の高いおとぎ話の数々を、伝統的な楽器と 奏法によって演奏。この時代に君臨していた王や騎士たち、美しい王女の肖像画をシンプルかつユニークな響きで描き だしています。

Gimell
CDGIM-052(1CD)

PCDGIM-052
税込定価
アントワーヌ・ブリュメル:父の母にして娘
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「父の母にして娘」
単旋聖歌:主よ、平和を与えたまえ
ノエル・ボールドワン(fl.1509−1513):ミサ曲 「主よ、平和を与えたまえ」
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指)
1973年の結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。2021年のジョスカン・デ・プレ没後500周年アニヴァーサリー・イヤーに全9巻での完結を目指す、「ジョスカンのミサ曲全曲録音」という偉大なプロジェクト。第8巻では、ブリュメルのモテットに基づくミサ曲「父の母にして娘」(ミサ・マテル・パトリス)、そしてその精緻な書法からジョスカンの作と考えられていたノエル・ボールドワン(バウルデヴェイン)のミサ曲「主よ、平和を与えたまえ」(ミサ・ダ・パーチェム)を収録。
タリス・スコラーズの並外れたパフォーマンスによって、レコード・アカデミー賞を始め、英グラモフォン賞や仏ディアパゾン・ドールの「年間最優秀賞」を獲得し、世界で絶賛されてきた至高のジョスカン・デ・プレにご期待ください。

Glossa
GCD-922809(1CD)
ジェズアルド:マドリガーレ集第2巻(1594)
おまえはわずかな痛手で/いとしいひとを奪わないでくれ/苦悩がこんなにも甘美なものなら/私が黙ると悲しみが迫り/かわいらしくて色っぽいほくろよ/雪のように白い手を/この手ではないのか/かぐわしい手袋から/優美なヴェールの中から/あの燃えるような輝く眼が現れると/おまえは少しずつ/ああ, なんと大きな苦しみなのか/別れにあたって私の心は/私は決して変えないだろう/
アディショナル・トラック〜ポンポニオ・ネンナ(1556−1608):情けをと私は泣きながら叫ぶのだが/ジョヴァンニ・デ・マック(c.1548−1614):あなたは私の涙に泣く/ネンナ:ああ, あなたは私を捨てた、ため息, 口づけと言葉/デ・マック:私の悲しみが増し/ネンナ:Ecco, o dolce, o gradita/ジュゼッペ・パラッツォット・タリャヴィーア(1583-beforeー1653):私を殺して, 残酷な女よ/シジズモンド・ディンディア(c.1582ー1629):さあ, これで私は死ぬのです/ジェズアルド:ああ, 痛ましい喜び
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ〔ロッサーナ・ベルティーニ(S)、フランチェスカ・カッシナーリ(S)、エレーナ・カルツァニーガ(A)、ジュゼッペ・マレット(T)、ラッファエレ・ジョルダーニ(T)、ダニエレ・カルノヴィチ(Bs)〕

録音:2018年4月24日ー28日(ジェズアルド:第2巻)、2018年6月24日ー26日(その他の作曲家)、2018年9月20日(ジェズアルド:ああ, 痛ましい喜び)、聖ロッコ&セバスティアーノ信心会(トリノ、イタリア)
第9弾となる新アルバムは、「マドリガーレ集第6巻(GCD 922801)」、「レスポンソリウム集(GCD 922803)」、「マドリガーレ集第3巻(GCD 922806)」と、同グループが最初の録音から度々取り組んできた異端の天才、ジェズアルドの音楽。聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566−1613)。1594年にフェラーラで出版された5声のマドリガーレ集第2巻は、後期のマドリガーレ集に見られるテキストの心理的な歪みや苦しみ等は少なく、より穏やかなアプローチですが、その感受性豊かな音楽の洗練さは既に成熟したものとなっていました。アディショナル・トラックとして、ジェズアルドの宮廷で働き影響を与え合ったポンポニオ・ネンナやジョヴァンニ・デ・マックなど、同時代のマドリガーレ作曲家たちの作品も多数収録しています。

Tactus
TC-600006(1CD)
めでたし栄ある乙女〜ルネサンスからバロックへの聖母マリアの音楽
A.スカルラッティ:ようこそ天の女王
フレスコバルディ:4声のカンツォン第2番
作者不詳:めでたし栄ある乙女
メールロ:4声のカンツォン
モンテヴェルディ:4声のマニフィカト第2番
フレスコバルディ:4声のカンツォン第6番
モンテヴェルディ:聖母のための連祷
ジョバンニ・バッティスタ・グリッロ:4声のカンツォン第16番
サビーノ・マンツォ(指)、
ヴォクス・ポエティカ・アンサンブル、
ノヴァ・アルタ

録音:2016年4月、フェルモ(イタリア)
人類の歴史におけるすべての芸術にとってもっとも重要なインスピレーションの源となってきた聖母マリアへの信仰と献身をテーマに、イタリア・ルネサンスとバロックの重要な作曲家たちの聖母マリアへの音楽を歌う。

Caro Mitis
CM-0042004(1SACD)
短調のテレマン
管弦楽組曲イ短調 TWV.55:a3(世界初録音)
ソナタ ヘ短調 TWV.44:32
協奏曲ホ短調 TWV.52:e3
ソナタ変ロ長調 TWV.44:34
協奏曲ホ短調 TWV.53:e1
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2004年5月16日−19日、RTRスタジオ5
ポーランドやハンガリーなど東欧での古楽隆盛が叫ばれて久しい昨今、モスクワ音楽院で学び、古楽に興味を抱いた実力者などによって結成されたロシアでは非常に珍しい常設のピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルムの「短調」のテレマン・プログラム。
芸術監督で首席チェリストのパヴェル・セルビン、コンサートマスターのセルゲイ・フィルチェンコを中心に繰り広げられていくテレマンの音楽からは、ロシアにおける古楽の豊かで確かな土壌の存在を知ることが出来ます。「管弦楽組曲イ短調」は世界初録音。また、短調の中に唯一存在する長調の「ソナタ変ロ長調」のアクセント具合も絶妙です。
※初紹介旧譜。「Caro Mitis」の各タイトルは既にレーベル在庫僅少となっており、ご注文数量に対して十分な枚数をご提供できず大幅な不足が発生する可能性がございます。また、レーベル在庫完売後の再生産が無い旨もアナウンスされており、急な廃盤が発生する可能性がございます。予めご了承下さいますようよろしくお願いいたします
Caro Mitis
CM-0032005(1SACD)
長調のテレマン
管弦楽組曲変ロ長調 TWV.55:B4
合奏協奏曲ト長調 TWV.52:G1
協奏曲ホ長調 TWV.51:E1
協奏曲ト長調 TWV.51:G4
合奏協奏曲ト長調 TWV.53:G1
ソナタ ト短調 TWV.44:33
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2005年6月、RTRスタジオ5
かつて鬼才リュビモフが率いていたエンシェント・ミュージック・アンサンブル(Ancient Music Ensemble)を前身とするモスクワのピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルム。
「短調のテレマン」(CM-0042004)と対を成すこの「長調のテレマン」でも、ピリオド楽器の管楽器、弦楽器、通奏低音が、様々なテレマンのスタイルの音楽で大活躍!テレマンはポーランドの民族音楽から影響を受けたことも知られており、スラヴの民族音楽の香りも漂わせるプログラムです。
Caro Mitis
CM-0052007(1SACD)
クレイン:スコルダトゥーラ・ソナタ〜変則調弦によるソナタ集
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.1-13
チェロ・ソナタ ニ長調 Op.1-14
チェロ・ソナタ イ短調 Op.1-17
チェロ・ソナタ ロ短調 Op.1-18
2本のチェロのための二重奏曲 Op.2-6
パヴェル・セルビン(Vc)、
アレクサンドル・グーリン(Vc)、
ハンス・クヌート・スヴェーン(ハプシコード)

録音:2008年2月19日−22日、RTRスタジオ5(モスクワ)
アムステルダム市の劇場の振付師を父に持つ17世紀後半〜18 世紀前半のオランダの作曲家ヤーコプ・クレイン(1688−1748)。 1717年から1746年の間に36曲のソナタを作曲したクレインの最 初のソナタ「Op.1」は、1716年、28歳の時の作品。1音高い変則調弦 (スコルダトゥーラ)での演奏が求められる「Op.1」は、ヴィヴァル ディ以前の知られざるチェロ・ソナタの秀作です。 パヴェル・ゼルビンはロシアのピリオド・オーケストラ、プラトゥ ム・インテグルムの創設メンバーであり、首席チェロを務めるピリ オド・チェリスト。エンシェント室内管弦楽団やベルゲン・バロッ クなどとも共演を重ねています。「二重奏曲 Op.2-6」以外は全て世 界初録音。
Caro Mitis
CM-0072004(1SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.2〜グレート・トランスクリプションズ
ヴァイス:リュートのための組曲(マルティノワ編、ハープシコード版)
ラインケン(バッハ編):ソナタ イ短調 BWV.965
ジェミニアーニ:クラヴサン小品集
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2004年8月26日−28日、モスクワ劇場
フランスでホプキンソン・スミスの演奏を聴き、古楽に魅了され、その世界へと足を踏み入れたロシアの古楽系鍵盤奏者、オルガ・マルティノワの「ハープシコードの宝石」シリーズ第2巻のテーマは「トランスクリプション」。
バッハによる「編曲」のラインケンの作品、ジェミニアーニが自身の作風をフランス風に「アレンジ」した作品、そして何といってもヴァイスの代表作である「リュート組曲」のアレンジが最大の聴きどころ。ホプキンソン・スミスに魅了されたマルティノワならではのこだわりを感じる選曲です。
使用楽器は、名工ウィリアム・ダウドが1970年台に製作したフレンチ・モデルのハープシコードです。

ANALEKTA
AN-28769(1CD)
ボワモルティエ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.20
ソナタ第1番/ソナタ第2番/ソナタ第3番
ソナタ第4番/ソナタ第5番/ソナタ第6番
オリヴィエ・ブロー(バロックVn)、
ソナト1704

録音:2018年5月28日−30日、カナダ
オリヴィエ・ブローは、才女ジャネット・ソレルが率いるクリーヴランドのバロック・オーケストラ、アポロズ・ファイアのコンサート・マスターを7年間(2011-2018)務めたカナダの名バロック・ヴァイオリニスト。
ブローが2003年に結成したアンサンブル、「ソナト1704」(フランスのヴァイオリン・ソナタ〔フランソワ・デュヴァル作曲〕が最初に出版された年にちなむ)と共に、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)の「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.20」をレコーディング。ブローはかつてボワモルティエの「ヴァイオリンとフルートのための6つのソナタ Op.51」も録音しています。
ANALEKTA
AN-28907(1CD)
バック・トゥ・バッハ
テレマン:ソナタ第1番(6つのソナタ TWV.40:118より)
バッハ(ヘリオット編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564より アダージョ
ヘンデル(ヘリオット編):チェロ・ソナタ第3番ヘ長調
バッハ(ヘリオット編):ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV.1042より アダージョ
コレッリ:ソナタ第8番ニ短調 Op.5-8
シュテルツェル(バッハ編曲/ヘリオット編):御身が共にあるならば
コレッリ:ソナタ第5番変ロ長調 Op.5-5/アレグリ(ヘリオット編):ミゼレーレ
バッハ(ヘリオット編):G線上のアリア(管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068より)
オーフラ・ハーノイ(Vc)、
マイク・ヘリオット(ピッコロ・トランペット、トランペット、フリューゲルホルン、フレンチ・ホルン、トロンボーン、コントラバス)

録音:2019年、ドッグハウス・スタジオ(セント・ジョンズ、ニューファンドランド、カナダ)
「チェロの妖精」というキャッチ・コピーで1980年代の日本でも熱狂的な人気を誇ったカナダの鮮烈なるチェリスト、オーフラ・ハーノイ。長年の演奏活動の無理がたたって肩に致命的な損傷(裂孔)を受け活動休止していたハーノイですが、2015年に手術を行い理学療法とリハビリによって2018年に15年ぶりにステージへと復帰、待望の新録音となるカムバック・アルバムが、カナダ最大のインディペンデント・レーベルAnalekta(アナレクタ)からついに登場します!
バッハを中心に、コレッリ、テレマン、ヘンデルらバロック時代の名曲、そしてルネサンス・ポリフォニーの傑作「アレグリのミゼレーレ」をチェロのためにアレンジした充実のプログラム。パートナーであるプロデューサー&ジャズ・トランぺッター(マルチ・インストゥルメンタリスト)のマイク・ヘリオットがアレンジ、そして各種金管楽器とコントラバスを用いて伴奏。アレグリのミゼレーレなど一部の曲では多重録音も駆使して独自のサウンドを創造しています。オーフラ・ハーノイの華麗な復帰作となる話題必至のアルバムにご注目ください!

裂孔を患って以降の私の初の新アルバムとなるこのレコーディングで、私は最初期のいくつかのアルバム中のレパートリーと、それ以前に録音したことのなかった作品を組み合わせることができて、わくわくしています。このプロジェクトにあたっては、これらの音楽についての私自身の個人的なヴィジョンを実現するために、私は選んだ曲のいくつかで大規模なチェロ・アンサンブルをひとりで生み出すというコンセプトを探求することに、そしてまたその他の曲で金管楽器群による伴奏という、美しいオルガン風のサウンドを実現する革新的なアプローチを導入することに、興奮を覚えたのだった。オーフラ・ハーノイ(日本語訳:生塩昭彦)

Hyperion
CDA-68299(1CD)
クリスマス
伝承曲(フィリップ・ローソン編):久しく待ちにし主よとく来たりて
M.プレトリウス:いざ来ませ、異邦人の救い主よ
ジョナサン・ハーヴェイ(ジョゼフ・ウィックス編):受胎告知
タリス:見よ、天主の御母の奇跡を
シェリル・フランシス=ホード:ザ・プロミスド・ライト・オヴ・ライフ
作曲者不詳(ブライアン・ケイ編):喜ぼう
ヴォーン・ウィリアムズ(オワイン・パーク編):天から送られた真実
M.プレトリウス:エサイの根より
作曲者不詳
:天使が乙女のもとに
ホルスト:おねむりなさい、いとしい子よ/ラッター:ゼア・イズ・ア・フラワー
ヘンデル
:角笛をふきならし
作曲者不詳:ゼア・イズ・ノー・ローズ
ハンス・レオ・ハスラー:御言葉は人となり
作曲者不詳:コヴェントリー・キャロル
オワイン・パーク:我が救い主の幼き頃
エレナー・デイリー:ラヴ・ケイム・ダウン・アット・クリスマス
伝承曲(バッハ編):もろびと声あげ
ジョナサン・ラスボーン:雄牛
カークパトリック(フィリップ・ローソン編):飼い葉の桶で
ピアポント(ゴードン・ラングフォード編):ジングル・ベル
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレクサンダー・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、
オワイン・パーク((指)バス)

録音:2019年1月3日−5日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。オワイン・パーク以外のメンバーも、タリス・スコラーズやマリアン・コンソートのメンバーを務めるアレクサンダー・チャンス(著名なカウンターテナー、マイケル・チャンスの子息)を始め、若き有望な歌手が集っています。
中世〜チューダー朝イングランドのモテット集(CDA 68256)に続くレコーディング第2弾は、中世の聖歌「久しく待ちにし主よとく来たりて」から、ジングル・ベルまで、幅広い時代のクリスマス・キャロルを集めた珠玉のクリスマス・アルバムです。
Hyperion
CDA-68281(1CD)
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂のクリスマス
アドヴェント〜聖歌:夜の星の創造主
バード:目覚めていよ
ホディノット:世界の救世主よ
ギボンズ:ヨハネの証し
ラインベルガー:天よ露をしたたらせ
マイケル・フィニスィー:テリング
ペルト:喜びたまえ、聖母
オットー・ゴルトシュミット:ア・テンダー・シュート
ジョン・ガードナー:明日はわたしが踊る日
クリスマス 〜 聖歌:幼な子われらに生まれ
タリス:幼な子われらに生まれ
作曲者不詳(フィリップ・レジャー編):サセックス・キャロル
アドルフ・アダン:さやかに星はきらめき
ミコラ・レオントヴィチ:ベルのキャロル
リチャード・マッデン:ワッツのゆりかごの歌
作曲者不詳(フィリップ・レジャー編):三隻の船
カークパトリック(デイヴィッド・ブリッグス編):飼い葉の桶で
作曲者不詳(ウィリアム・ホワイトヘッド編):聖母マリアの7つの喜び
主の顕現 〜 聖歌:見よ主の降臨を
バード:見よ主の降臨を
アラン・バラード:ザ・グレイシャス・ギフト
作曲者不詳(レジナルド・ジャックス編):ギャラリー・キャロル
ピーター・ウォーロック:ベツレヘム・ダウン
マシュー・マーティン:ノエルを歌おうわれら
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂聖歌隊、
ジェームズ・ヴィヴィアン(指)、
リューク・ボンド(Org)

録音:2018年6月27日、セント・マシューズ教会(ノーサンプトン)〔伴奏付き作品〕&2018年6月28日−29日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク)
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂聖歌隊、ジェームズ・ヴィヴィアン(指)、リューク・ボンド(Org)
Hyperion
CDA-68284(1CD)
パレストリーナ:エレミヤの哀歌第2巻
聖木曜日のための哀歌
聖金曜日のための哀歌
聖土曜日のための哀歌
チンクエチェント

録音:2018年9月11日−13日、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントが、パレストリーナの「エレミヤの哀歌」という傑作を録音。
前作「ジャン・ギュイヨ」(CDA-68180)では英グラモフォン賞の古楽部門にノミネートするなど、国際的に高く評価されてきた柔らかく精巧なアンサンブルで、16世紀の聖週間に歌われた崇高な音楽を再現します。

COO-RECORDS
COO-015(1CD)
税込定価
ハルモニア・ナシェンティス・ムンディ
(1)フローベルガー:ドレミファソラによるファンタジア
(2)フレスコバルディ:小さな舞曲風のアリア
(3)M.ロッシ:第3のトッカータ
(4)-(9)コレッリ(ビリントン編):第8のコンチェルト「クリスマス協奏曲」
(10)ケルル:パッサカリア
(11)ムファット:第6のトッカータ
(12)-(15)パスクィーニ:組曲イ調
(16)フレスコバルディ:ラソファミレドによる第2のカプリッチョ
(17)ブクステフーデ:前奏曲ト短調BuxWV149
エドアルド・ベロッティ(Org)

録音:2005 年3 月9-10 日、宮崎市・日本福音ルーテル宮崎教会
小さなパイプオルガンで聴く、17世紀の鍵盤作品集 。
COO-RECORDS
COO-016(1CD)
税込定価
「幻の楽器、パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール」〜趣味の融合〜「フランス趣味による音楽」
オデリンヌ:組曲ニ短調〜第2曲集(1705)より
ドゥ・ヴィゼー:リュートのためのアルマンド「老ガロ師のトンボー」
マレ:組曲ト短調〜トリオによる小品集(1692)より 「イタリア趣味による音楽」
ローゼンミュラー:2声部のソナタ第2番〜ソナタ集(1682)より
ジャノンチェッリ:リュートのための2つの小品〜イル・リウト(1650)より
メルーラ:カンツォン「ラ・ギーザ」〜カンツォン集(1637)より 「趣味の融合」
クープラン:トリオ・ソナタ「パルナッスス山の和解」〜「リュリ讃」(1725)より
宍戸俊子(パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール)
エリゼオ・バロック・アンサンブル

録音:2006 年 9 月 5-7 日、バウルメス・プロテスタント小教区,スイス
18世紀に大流行しながらも歴史上から姿を消した、幻の弦楽器の妙なる響とは・・・?
COO-RECORDS
COO-018(1CD)
税込定価
テレマン:2本のリコーダーのためのソナタ集(ハンブルク1727)
ソナタ変ロ長調Twv40:101
ソナタト短調Twv40:104
ソナタ ヘ長調Twv40:102
ソナタ ニ短調Twv40:105
ソナタ ハ長調Twv40:103
ソナタ ト長調Twv40:106
田中せい子(リコーダー)
ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)

録音:2005 年4 月29 日〜5 月1 日
アナスタジオ教会、ピアッツァ・アルセルキオ、イタリア
凛と冴えわたる、旋律線と旋律線。
COO-RECORDS
COO-030(1CD)
税込定価
究極の音楽
グレゴリオ聖歌〜2つのミサ
(待降節第1主日/年間第9主日)
ゴデハルト・ヨッピヒ(指)
カペラ・グレゴリアーナ ファヴォリート東京

録音:2009 年1 月ザンクト・オッティリ
COO-RECORDS
COO-033(1CD)
税込定価
至高のハーモニー
グレゴリオ聖歌〜2つのミサ
(年間第6主日/年間第8主日)
ゴデハルト・ヨッピヒ(指)
カペラ・グレゴリアーナ ファヴォリート東京

録音:2012 年1 月2、3 日ザンクト・オ
ッティリエン大修道院(ドイツ)
COO-RECORDS
COO-034(1CD)
税込定価
歴史的楽器で聴くドイツオルガン音楽
シャイト:「暁の星のいと美しきかな」コラールと6つの変奏曲
スヴェーリンク:トッカータ ハ調SwWV283
 アレマンダSwWV330
 4声のファンタジアSwWV273
シャイデマン:トッカータ ハ調WV43
ラッソ:「よい羊飼いはよみがえられた」5声のモテット
シャイデマン:「よい羊飼いはよみがえられた」モテット・インタヴォリールンク
シュトゥルンク:「よい羊飼いはよみがえられた」モテット・インタヴォリールンク
松波久美子(Org/ホーリー1713 年製)

録音:2012 年5 月7-9 日北ドイツニーダーザクセン州マリエンハーフェ・福音ルター派聖マリエン教会

Challenge Classics
CC-72828(1SACD)
ルペルト・イグナーツ・マイヤー(1646-1712):宗教曲集(1681)からのアンティフォナ集
1. In terras descendam
2. Ave Regina coelorum
3. Salve Regina
4. Alma Redemptoris mater
5. Regina coeli laetare
グナール・レツボール(Vn、指)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
「宗教曲集からの詩篇集」(CC-72759)に続く、レツボールによる貴重なマイヤー作品録音です。アンティフォナは「交唱」とも訳される古くから伝わる聖 歌の伝統的な歌い方で、2郡に分かれ呼び交わしを行うもの。マイヤーによる収録曲はほぼ聖母マリアについての内容で、美しく敬虔な音楽となっています。歌 手陣と器楽陣が交わり合い織りなす立体的なサウンドのなか、レツボールのヴァイオリンや華やかなトランペットの掛け合いなども登場。変化に富んだ響きが楽 しめます。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10406(1CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター:フルート協奏曲 ホ短調、
 トリオ・ソナタ 変ロ長調 Op.4-1
ヨハン・シュターミッツ:フルート協奏曲 ト長調
フランツ・クサヴァー・リヒター:チェンバロ三重奏曲 ニ長調、
 チェンバロ三重奏曲 ト短調
ヤナ・セメラードヴァー(フラウト・トラヴェルソ)
アンサンブル・カストール

録音:2019年2月14-16日/オーストリア
マンハイム楽派を興した重要な作曲家のひとり、フランツ・クサヴァー・リヒター。モラヴィア生まれの彼は20年以上にわたりマンハイムの宮廷楽団でヴァイ オリン奏者を務め、さらにバス歌手としても活躍しました。この時期に書かれた作品はバロックと古典派の狭間で特別な輝きを放つマンハイム様式の魅力をおお いに伝えてくれます。同じくマンハイム楽派の創設者であるヨハン・シュターミッツの作品もカップリング。華麗なフルート協奏曲や、雄弁なチェンバロ三重奏曲 などを収録しています。後者はオブリガート・チェンバロとヴァイオリン、チェロの為の作品でまさに古典派ピアノ・トリオの前身。 (Ki)

ACCENT
ACC-24362(1CD)
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):イタリア語カンタータ集
カンタータ『Disperata Porcia』
歌劇『Cinna』(ベルリン、1748)よりシンフォニア
カンタータ『Apollo amante di Dafne』
カンタータ『Lavinia a Turno』
ハンナ・モリソン(S)
マイン・バロックオーケストラ

録音:2019年1月/ドイツ、ギーセン、ペトロ教会
後期バロックにおける重要なドイツ人作曲家であるカール・ハインリヒ・グラウンはイタリア・歌劇の大家としても知られ、カンタータもイタリア語のものを残 しています。兄のヨハン・ゴットリープ・グラウンも作曲家で、(1)と(3)は兄の作品とも言われています。ハンナ・モリソンはオランダ生まれのソプラノで、ガーディナーやクリスティなど古楽界の巨匠と多く共演している若き名歌手です。 (Ki)

Linn
CKR-527(1CD)
NX-B09
ダウランド:ラクリメ、あるいは7つの涙 ファンタズム(ヴィオール合奏)
エリザベス・ケニー(Lute)

録音:2015年7月5-7日モードリン・カレッジ、オックスフォード
※旧品番:CKD527
1994年に結成され、多くのアルバムが国際的に評価されている英国ヴィオール合奏(コンソート・オブ・ヴァイオルズ)の最高峰ファンタズムが、 リュート・テオルボの名手エリザベス・ケニーを迎えて録音したダウランドの「7つの涙」。2017年のグラモフォン・アワード及びディアパソン・ドール 年間賞の古楽部門を受賞し、BBC放送First Choiceにも選出された名盤です。リーダー、ローレンス・ドレフュスの弾くトレブル(高音)・ヴィ オールのほか、テノール×3、バス×1という五重奏にケニーの弾くリュートという編成で、深い悲しみを内に秘めた美しい音楽が奏でられていま す。SACDハイブリッドであったCKD527の通常CDでの再発売。 (Ki)
Linn
CKR-467(1CD)
NX-B09
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):管楽器の為の作品集
.四重奏曲 変ロ長調 FWV N:B2
ホルン四重奏曲 ヘ長調 FWV N:F3
四重奏曲 ト短調 FWV N:g2
バスーン協奏曲 ハ長調 FWV L:C2
リコーダー協奏曲 ヘ長調 FWV L:F6
四重奏曲 ヘ長調 FWV N:F2
リコーダー四重奏曲 変ロ長調 FWV N:B1
四重奏曲 ニ短調 FWV N:d2
ピーター・ウィーラン(バスーン)
パメラ・トービー(リコーダー)
アンサンブル・マルシュアス(古楽器使用)

録音:2013年8月9-11日、ウィグモア・ホール、ロンドン
※旧品番:CKD467
パラディアン・アンサンブル創設メンバーであるリコーダーのトービーと、アンサンブル・マルシュアス創設メンバーであるウィーランという2人の名手を 迎えたアルバム。アンサンブル・メンバーのオーボエやホルンも目の覚めるようなテクニックを聴かせます。SACDハイブリッドであったCKD467の 通常CDでの再発売。
Linn
CKR-413(2CD)
NX-D04
コレッリ:室内ソナタ集 Op.2(1685) & Op.4(1689)
【DISC 1】 Op.2
ソナタ第1番-第12番
【DISC 2】 Op.4
ソナタ第1番-第12番
パブロ・ベズノシウク(指,Vn)
エイヴィソン・アンサンブル(古楽器使用)
キャロライン・ボルディング(Vn)
リチャード・タニフクフ(Vc)
ポーラ・シャトーヌフ(アーチリュート)
ロジャー・ハミルトン(チェンバロ・オルガン)

録音:2010年1月11-15日、2012年1月11-17日
聖ジョージ教会、英国ケンブリッジ、チェスタートン
※旧品番:CKD413
1985年に結成され、英国の古楽界をリードする団体の一つであるエイヴィソン・アンサンブルのメンバー と、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックやなどで活躍するバロック・ヴァイオリンノ名手ベズノシウクによ るコレッリの第3弾として発売された、室内ソナタ(トリオ・ソナタ)集。SACDハイブリッドであったCKD413 の通常CDでの再発売です。
Linn
CKR-414(2CD)
NX-D04
コレッリ:教会ソナタ集 Op.1(1681) & Op.3(1689)
【DISC 1】 Op.1
ソナタ第1番-第12番
【DISC 2】 Op.3
ソナタ第1番-第12番
パブロ・ベズノシウク(指,Vn)
エイヴィソン・アンサンブル(古楽器使用)
キャロライン・ボルディング(Vn)
リチャード・タニフクフ(Vc)
ポーラ・シャトーヌフ(アーチリュート)
ロジャー・ハミルトン(Cemb、Org)

録音:2011年11月-2012年1月
聖ジョージ教会、英国ケンブリッジ、チェスタートン
※旧品番:CKD414
1985年に結成され、英国の古楽界をリードする団体の一つであるエイヴィソン・アンサンブルのメンバー と、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックやなどで活躍するバロック・ヴァイオリンノ名手ベズノシウクによ るコレッリの第4弾として発売された、教会ソナタ(トリオ・ソナタ)集。SACDハイブリッドであったCKD414 の通常CDでの再発売です。

arcantus
ARC-19016(1CD)
ボニファツィオ・グラツィアーニ(1604-1664):『聖母マリアの夕べの祈り』 ヴェロニカ・ヴィンター(S)、
ハンナ・ツムザンデ(S)、
ヨハネス・オイラー(C.T)、
ミルコ・ルートヴィヒ(T)、
ラルフ・グローベ(Bs)
ラ・フェスタ・ムジカーレ、
コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファー、
フローリアン・ローマン(合唱指揮)

ライヴ録音:2018年6月/聖ヨハネス教会(ハノーファー)
コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファーがボニファツィオ・グラツィアーニ(1604-1664)の『聖母マリアの夕べの祈り』を世界初録音しました。 1604年、ミラノ生まれに生まれたボニファツィオ・グラツィアーニは、1646年にジェス教会の関連教会で楽長に就任するなど活躍するとともに多くの作品を 残しました。ここに収録された『聖母マリアの夕べの祈り』もグラツィアーニらしい温かみのある作品です。録音はBISレーベルでもおなじみのTake 5 Music Productionが担当しております。

Pentatone
PTC-5186749(1CD)
『テレマンの庭』
テレマン:ラントマン〜独奏チェンバロのためのファンタジア第7番 イ短調 TWV 33:19より
組曲第5番イ短調〜フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための TWV 42:a3
シチリアーナ〜独奏ヴァイオリンのためのファンタジア第9番 ロ短調 TWV 40:22より
パリ四重奏曲第3番ト長調〜フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための TWV 43:G4
ファンタジア第1番イ長調〜独奏フルートのためのTWV 40:2
トリオ・ソナタ第10番イ短調〜リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のための TWV 42:a4
レチタティーヴォとアリオーソ〜ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソロ・ソナタ第9番 ホ短調 TWV 41:e5より
エレファント・ハウス・クァルテット【ボレッテ・ロズ(リコーダー)、アウレリウス・ゴリンスキ(Vn)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アラン・ラスムッセン(Cemb)】

録音:2018年5月29-31日ギャリソン教会(コペンハーゲン)
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の市瀬礼子も参加しているエレファント・ハウス・クァルテットが『テレマンの庭』と題したアルバムをリリースしました。同団はリコーダー のボレッテ・ロズ、ヴァイオリンのアウレリウス・ゴリンスキ、ヴィオラ・ダ・ガンバの市瀬礼子、チェンバロのアラン・ラスムッセンというバロック音楽のスペシャ リストが集結した古楽アンサンブルで、テレマンの音楽がもつ温かくカラフルな色合いを見事に表現しております。コペンハーゲンのギャリソン教会に響き渡る美 しいアンサンブルをご堪能ください。 (Ki)

Audite
AU-97770(1CD)
ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):管弦楽組曲集
(1)管弦楽組曲第1番
(2)管弦楽組曲第2番
(3)管弦楽組曲第3番
(4)管弦楽組曲第4番
チューリンゲン・バッハ・コレギウム、
ゲルノート・ジュスムート(Vn、指)

録音:2019年1月28日-2月1日ゲオルク教会(アイゼナハ)
ヨハン・ベルンハルトは1676年にエアフルトに生まれ、音楽家であった父から音楽の手ほどきを受けました。1695年には生地でオルガニストとなり、その 後はマクデブルク、アイゼナハでもオルガニストとして、またザクセン=アイゼナハ公の宮廷音楽家として活躍し、1749年にアイゼナハにて死去しました。作曲家 としてはオルガン作品を中心に作曲しましたが現在その大部分は失われており、現存している作品の代表作がこの4つの管弦楽組曲です。同作品の公演時には 偉大なバッハ専用パートが用意されていたことが知られております。 この作品をチューリンゲン・バッハ・コレギウムはJ.B.バッハが晩年を過ごしたアイゼナハで収録しました。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目です。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4274(1CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター:「バビロンの流れのほとりに」(1768)(詩篇第136篇に基づく)
「ミゼレーレ」(1770-73)(詩篇第50篇に基づく)
マルケータ・ブーモヴァー(S)、パヴィア・ラドストヴァー(S)、ピョートル・オレク(A)、カミラ・マザロヴァー(A)、ラロスラフ・ブレジナ(T)、ヤクブ・クビーン(T)、イルジー・M・プロハースカ(Bs)
チェコ・アンサンブル・バロックO&cho、
ロマン・ヴァーレク(指)

セッション録音:2019年6月12-15日/聖ミカエル教会(ズノイモ)
モラヴィア出身のリヒターは1747年よりマンハイム宮廷の歌手となり、1769年よりストラスブール大聖堂の楽長を務めた18世紀にボヘミアからドイツに出 て活躍した作曲家たちの代表格。前古典主義をリードしたリヒターは宮廷楽団での目覚ましい活躍によりマンハイム楽派の巨星として音楽史にその名を残しまし た。歌手であったリヒターの作品はそのどれもが美しい旋律を伴い、ここに収録された2篇でも作曲から250年ほどたった現在も色褪せることなく輝きます。素 晴らしいソリスト陣を従えたロマン・ヴァーレク(指)チェコ・アンサンブル・バロックO(オリジナル楽器)&choの演奏が光ります。
同団によるリヒターの録音はこれまでにシンフォニア第52番、テ・デウム、オーボエ協奏曲(SU 4240)、聖金曜日のためのオラトリオ「キリストの降架」(SU 4204)、レクイエム(SU 4177)がリリースされており、オリジナル楽器による貴重な録音として高く評価されております。 (Ki)

H.M.F
HMM-931805(3CD)
A.スカルラッティ:歌劇「グリゼルダ」 グリゼルダ:ドロテア・レッシュマン(S)
グァルティエーロ:ローレンス・ザゾ(C.T)
コンスタンツァ:ヴェロニカ・カンジェミ(S)
ロベルト:ベルナルダ・フィンク(Ms)
オットーネ:シルヴィア・トロ・サンタフェ(Ms) 他
ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー
ニコラウ・デ・フィゲイレド(合唱(指)通奏低音(Cemb))

録音:2002年11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
A.スカルラッティは100以上のオペラを書いており、オペラの歴史の初期の最重要作曲家の一人ともいえますが、その作品の上演機会は極めて少ないといえ るでしょう。これは、2002年にヤーコプスが録音した傑作「グリゼルダ」の再発盤です。 ★物語の舞台はシチリア。グァルティエーロ王は、きわめて良識人である妻グリゼルダの貞操を確かめるために、残酷な裁きにかけます。しかし彼女の慈悲深さ と徳のある人格はすべてに打ち克ち、大団円で幕となる物語です。随所にちりばめられた美しいアリアは聴きごたえ十分。そしてヤーコプスとフィゲイレド率いる ベルリン古楽アカデミーのアンサンブル、そして通奏低音の美しさ(リュートでは野入志津子も参加)には驚かされるばかり。この「グリゼルダ」は1721年に 初演された一度の上演の後は、音楽の趣味と経済的理由により再演されることはありませんでした。19世紀後半に再び注目され、A.スカルラッティの傑作とし て一躍みとめられることになったオペラの、ヤーコプスと名歌手、名器楽奏者たちによる待望の録音の登場となった名盤が復活します! (Ki)

H.M.F
HAF-8902622
(3CD+DVD/NTSC)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』 ネローネ:ケイト・リンゼイ(Ms)
オッターヴィア:ステファニー・ドゥストゥラック(Ms)
オットーネ:カルロ・ヴィストリ(C.T)
セネカ:レナート・ドルチーニ(Br)
ドゥルシッラ:アナ・キンタンス(S)
乳母:マルセル・ビークマン(T)
アルナルタ:ドミニク・ヴィス(C.T)
フォルトゥーナ:テマラ・バンジェセヴィッチ(S)
ヴィルトゥ:アナ・キンタンス(S)
アモーレ:レア・デァンドル(Ms)
ウィリアム・クリスティ(指・Cemb)
レザール・フロリサン

録音:2018年8月、ザルツブルク音楽祭/ボーナスDVD収録:2018年8月、ザルツブルク音楽祭
「ボーナスDVD」演出・振付:ヤン・ロワース
クリスティが「この世でもっとも素晴らしい作品のひとつ」と語るモンテヴェルディの傑作『ポッペアの戴冠』。クリスティにとって初録音の演奏が、超 豪華キャストで登場。2018年ザルツブルク音楽祭で絶賛された演奏です。
独裁者ネローネが魅力的なポッペアと恋に落ち、妻(オッターヴィア)などすべての障害を取り除き、二人は結ばれるという、清く正しい者が勝つとい うわけではない非道徳的といっても過言ではないストーリーにも関わらず、その音楽があまりに素晴らしく、今なお人を引き付けてやまない魅力に満ちた 『ポッペアの戴冠』。クリスティはチェンバロを弾きながら指揮をし、軽やかでありながら、物語のドラマティックさを最大限引き出しています。器楽アンサ ンブルは16名、上演では、舞台に設えられたピットに二手に分かれて配置され、重要なパートの時には立ち上がって演奏するなど、歌い手たちと同様あ たかも登場人物のように演奏しています。歌唱陣はポッペアにブルガリア出身で2010年ドミンゴ主催の「オペラリア」で優勝し世界で活躍する歌姫ソー ニャ・ヨンチェヴァ。ネローネには2019年9月にはハーディング指揮ベルリン・フィルのベルリオーズ「ロミオとジュリエット」に出演予定、さらに10 月にはウィーン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」にも作曲家役で出演予定のアメリカ出身の急上昇歌手、ケイト・リンゼイ。他にもクリスティ「声の 庭」出身の歌手など、望みうる最高の歌手たちが結集しています。全体を通して歌唱陣は抜群の安定と余裕すら感じさせ、器楽パートも文句なしの超充 実の演奏。美しい通奏低音も印象に残ります。第3幕のオッターヴィアの「さらば、ローマよ」の通奏低音と歌い手の一体感は息をのむ美しさ。 レザール・フロリサン創立40周年記念セットとして、巨匠ヤン・ロワースによる演出・振付の舞台をおさめた映像が特典として付属します(NTSC,日 本語字幕なし)。ヤン・ロワースは「ニードカンパニー」を創立した、ベルギーの演劇界の革新的巨匠。この舞台でもニードカンパニーのダンサーもソロ で登場し、また、常に多数のダンサーが動いたり、ダンサーと歌手達が官能的な踊りを展開する映像がスクリーンに映写されたりと、ロワースらしい演出 となっています。ドミニク・ヴィスの相変わらずの達者な演技にも注目です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-064(2CD)
バロックの花束
[CD1]
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ハ長調RV444より第1、2楽章
 フルート協奏曲ト短調「夜」RV439より第5楽章
アンドレア・ファルコニエーリ:La suage Melodia y su Corrente
ジョヴァンニ・アントニオ・ジャネッティーニ:アテネのメデア*
アンドレア・ファルコニエーリ:パッサカーユ
A.スカルラッティ:錯乱したディドーネより*
 フルート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲第10番
フランチェスコ・マンチーニ:Quanto dolce e quell’ ardore**
ヴィヴァルディ:フランティーノのための協奏曲ニ長調RV428より第2楽章
バッハ:チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調BWV1057より第1楽章
パーセル:ディドの嘆き*
バッハ:オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲ハ短調BWV1060a
テレマン:リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調TWV52:e1より第4楽章
 トリオ・ソナタニ短調TWV42:d10より第1楽章
 トリオ・ソナタ変ロ長調TWV42:B4より第3楽章
 トリオ・ソナタイ短調TWV42:a4より第4楽章
ヘンデル:合奏協奏曲op.3-3ト長調HWV314
パーセル:新しいグラウンド#
[CD2]
ゴーティエ:組曲ハ短調より第1曲
シャルパンティエ:花の王冠より
リュリ:テゼより
シャルパンティエ:組曲 ニ短調より第1曲
クレランボー:メデ(第1巻より)
ド・ラ・バール:組曲 ホ短調よりパッサカイユ
ラモー:オルフェより***
バリエール:トリオ・ソナタ第2番ニ短調より第1楽章
フィリドール:組曲第5番ニ短調より第4曲
オトテール:組曲第2番ハ短調より第1曲、第7曲
ド・ラ・バール:組曲第9番ト短調よりシャコンヌ
ヘンデル:メヌエットHWV434/4
作曲者不詳:グリーンスリーヴス#
パーセル:トランペットを鳴らせ**
ヘンデル:ソナタト短調HWV360より第4楽章
パーセル:グラウンド#
エロイーズ・ガイヤール(音楽監督、Ob、リコーダー)
ヴィオレーヌ・コシャー ル(Cemb)
ダヴィド・プランティエ(リコーダー )
ステファニー・ドゥストゥラック(Ms)*
パトリシア・プティボン(S)**
マティアス・ヴィダル(T)***

録音:2019年4月#/それ以外は他社レーベル(AMBRONAY、naive)を含む音源からの抜粋
類まれなる技巧と音楽性、そして美貌を兼ね備えたリコーダー/オーボエ奏者のエロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリスの名演を集めた2枚組。 プティボン参加のトラックでは極上の歌声を楽しめ、器楽作品では極上のアンサンブルを味わえる、楽しい2枚組となっております。一部は新録音となります。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-462
(2CD+BOOK)
NX-D07
16-17世紀、フランス宮廷歌曲の発祥と発展

【DISC 1】
<バレ(舞踏劇):エール(歌)、レシ(独唱の場面)とアントレ(見せ場)>
1.作者不詳:私たちの自由で満足した心は
作者不詳:サンジェルマンの森の妖精たちのバレ(器楽合奏)
2.I. 誘惑者たちのアントレ
3.II. 半ばおかしくなった者たちのアントレ
4.III. 酔狂な者たちのアントレ
5.アンリ・ド・バイイ(1585頃-1637):狂気のパサカーユ「わたしは狂気」
6.エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676):さまよえるユダヤ人の歌
7.エティエンヌ・ムリニエ:さまざまな鳥の合奏
<大自然は、打ち明け話を聞いてくれる>
8.ジャン・ボワイエ(1600以前-1648):どうしよう?何と言おう?
9.アントワーヌ・ボエセ(1587-1643):野原の甘美な風よ
<敵わない恋>
10.ピエール・ゲドロン(1565頃-1620頃):死すべき者よ、溜息をつくのをやめよ
<美しき女性とその恵み>
11.ファブリス=マリン・カイェタン(1540頃-1578以降):ぼくの気持ちを見ておくれ
<愛は見捨てられる>
12.ジラール・ド・ボーリュー(1540頃-1590)/カイエタン編曲:
ああ、何をすればよいのか
<恋の不幸に酔う者>
13.アドリアン・ル・ロワ(1520頃-1598)/ピエール・セルトン編曲:
ああ、なんという喜び/恋の炎を
14.エティエンヌ・ムリニエ:対話「スペインの人、お願いです」
<不誠実>
15.エティエンヌ・ムリニエ:なにもかも緑に満ちて
【DISC 2】
<無関心>
1.シャルル・テシエ(1550頃-?):もう、航海はたくさんだ
2.シャルル・テシエ:スペインの歌:私のより熱いものはなし
<報われた恋>
3.アントワーヌ・ボエセ:ついにこの女羊飼いは
<遠く離れて>
4.ディディエ・ル・ブラン(1579-1584頃活躍):さあ!リュートよ、悲しい調べで
5.ギヨーム・コストレ(1530頃-1606):死の苦しみの方がまだましだ
6.エティエンヌ・ムリニエ:ガスコーニュの歌「茂みの小鳥よ」
<軽い男>
7.ピエール・ゲドロン:パリの小さな橋の上
8.ルイス・デ・ブリセーニョ(1610-1630):サラバンダ「さあ踊ろう!サラバンダだ」
9.アントワーヌ・ボエセ:音楽を
<それは美徳なのか>
10.ルイス・デ・ブリセーニョ:パサカーリェ「おれが仕込んできたなら、おれの妻を」
<…これも小さな美徳>
11.シャルル・テシエ:数珠も嫌いじゃないね
12.作者不詳/カイエタン編曲:ほら、ご不自由なお婆さん
<酒の歌>
13.エティエンヌ・ムリニエ:友よ、共に酔おう
<舞踏歌>
14.ピエール・ゲドロン:ダンスのステップを教わりたいなら
15.ルイス・デ・ブリセーニョ:斧の踊り
16.ルイス・デ・ブリセーニョ:セギディーリャ「教えて、何がいやなの」
17.ピエール・ゲドロン:海辺に3人のきれいな娘がいて
18.ディディエ・ル・ブラン:船頭たちは晴れの日が大好き
19.作者不詳:ラ・グラン・チャコーナ
<トルコめかした偽言語>
20.シャルル・テシエ:
擬トルコ語による小唄 「ヘ・ヴェル・アケウル」/「タル・リシ・マン」
ヴァンサン・デュメストル
(バロック&ルネサンス・ギター、テオルボ、リュート、楽譜校訂&総指揮)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
※ 代表的な参加メンバー
クレール・ルフィリアトル(S)
イザベル・ドリュエ(Ms)
ブリュノ・ル・ルヴルール(C.T)
ジャン=フランソワ・ノヴェリ、ヤン・ファン・エルサッケル(T)
マルク・モイヨン(Br)
マルコ・オルヴァ(Bs)
ジョアンヌ・メートル(ボンバルド〔ダブルリード管楽器〕、リコーダー)
ウィリアム・ドンゴワ(木管コルネット)
ジュリアン・ショーヴァン、ミラ・グロデアヌ(Vn)
上村かおり(ドゥシュ&バス・ド・ヴィオル〔高音&低音ガンバ〕)
酒井淳、ソフィー・ワティヨン、フリーデリケ・ホイマン
(ドゥシュ・ド・ヴィオル)
シルヴィア・アブラモヴィチ
(テノール&バス・ド・ヴィオル〔中音&低音ガンバ〕)
アンジェリーク・モイヨン(バロックハープ)
マッシモ・モスカルド
(バロックギター、アーチリュート、テノール・リュート)
ミシェル・クロード、ジョエル・グラール(各種打楽器)

録音:1999-2015年
21世紀フランスにおける「小資本レーベルの革命」と言われたAlphaレーベル の創設期から、看板グループとして活躍を続けるル・ポエム・アルモニーク。この フランス随一の古楽グループの本領ともいうべき初期録音の傑作『エール・ド・ クール三部作』をはじめとする、フランス・ルネサンス〜初期バロック音源の数々 からトラックを厳選して届けられた絶好企画。太陽王ルイ14世とその音楽監 督リュリが登場する以前、これら17世紀初頭までのフランス音楽の存在感は、 まさに彼らル・ポエム・アルモニークの録音群を通じて飛躍的に世界的注目が 高まったジャンルでもあり、フランスを拠点に活躍する彼らの最上の部分があら われた2枚組といってよいでしょう。 2枚のCDに収録されているトラックには、長くプレス切れが続いた、あるいは現 役盤がBOXにしかないような入手しにくい初期音源も含まれています。タイト ルは「エール・ド・クール(宮廷歌曲)」ながら、その歴史を知るうえで欠かせない バレ・ド・クール(宮廷舞踊)にも触れているのはさすが。今はグループを離れて しまった初期メンバーには、その後に古楽系ソリストとしてどんどん存在感を強 めている歌手も多数。上村かおりやウィリアム・ドンゴワらをはじめ、器楽勢には 超ヴェテランの名手も含まれています。美しい関連カラー図版に彩られた原文 解説も充実しており、フランスの歴史・音楽・諸文化にまつわる略年表など、 ジャンル理解を深めるうえでの配慮も行き届いています。
ALPHA
ALPHA-568(20CD)
NX-F09
ヴァンサン・デュメストルと、ル・ポエム・アルモニークの芸術〜16世紀から17世紀へ バロックのフランスとイタリア、そして英国

【DISC 1】 (ALPHA002)
ドメーニコ・ベッリ(?-1627)とフィレンツェの「新様式」
【DISC 2】 (ALPHA057/ALPHA331)
アントワーヌ・ボエセー(1587-1643): わたしは死ぬことなく息絶える 〜エール・ド・クールとバレ・ド・クール
【DISC 3】 (ALPHA182)
「パリの不死鳥」 ルイス・デ・ブリセーニョ(1614-1627頃活躍):1626年パリで出版された、スペイン風ギターのための舞曲と歌
【DISC 4】 (ALPHA001/ALPHA320)
ベレロフォンテ・カスタルディ(1580頃-1649): 奔放なる芸術家の肖像
【DISC 5】 (ALPHA011)
エミーリオ・デ・カヴァリエーリ(1550頃-1602):エレミヤの哀歌
【DISC 6】 (ALPHA952)
リュリ、シャルパンティエ:テ・デウム
【DISC 7】 (ALPHA285)
パーセル、クラーク(1674〜1707)~英国に愛された作曲家
【DISC 8】 (ALPHA957)
F.クープラン:ルソン・ド・テネブル/クレランボー(1676-1749):ミゼレーレ
【DISC 9】 (ALPHA968)
MAJESTE ~ド・ラランド「(1657-1726):テ・デウム
【DISC 10】 (ALPHA030/ALPHA350)
ド・ラランド(1657-1726): ルソン・ド・テネブル
【DISC 11】 (ALPHA003)
「会話」 ロベール・ド・ヴィゼー(1659頃-1733頃): テオルボ作品集、テオフィル・ド・ヴィオー(1590-1626)のソネットを添えて
【DISC 12】 (ALPHA019)
ピエール・ゲドロン(1565-1620頃)作品集〜さまざまな編成で
【DISC 13】 (ALPHA005)
「人間喜劇」 エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676)作品集
【DISC 14】 (ALPHA100)
シャルル・テシエ(1550頃-?)と、16世紀末のヨーロッパ音楽
【DISC 15】 (ALPHA172/ALPHA306)
「戦い!」 モンテヴェルディ:「タンクレーディとクロリンダの戦い」, 他
【DISC 16】 (ALPHA213)
エール・ド・クールの「心」〜16世紀末, フランス宮廷歌曲の誕生〜
【DISC 17】 (ALPHA120/ALPHA321)
「フィレンツェ1616年, 失われた恋の歌」 〜カッチーニ, ドメーニコ・ベッリ, サラチーニ
【DISC 18】 (ALPHA023)
イル・ファーゾロ作品集〜17世紀イタリア、謎の偽名作曲家の正体〜
【DISC 19】 (ALPHA081/ALPHA305)
「愛は妙なり」 英国エリザベス朝の撥弦楽器のためのコンソート
【DISC 20】 (ALPHA039)
「ノヴァ・メタモルフォージ」 〜17世紀紀初頭、ミラノの教会音楽〜
ヴァンサン・デュメストル(指,テオルボ、バロックギター ほか)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)

録音:1998-2017年
1998年にヴァンサン・デュメストルによって結成された古楽器合奏団、ル・ポエム・アルモニーク。その20周年を記念するBOXが登場します。その結成とほぼ同 時期に発足したALPHA CLASSICSからCDのリリースを開始した彼らのディスコグラフィから、記念すべき商品番号ALPHA001(カスタルディ作品集)をはじ め、白ジャケット・シリーズ以外のスタンダード・シリーズから大半の重要アルバムを網羅。このグループを一躍有名にしたリュリ登場以前のフランスのエール・ド・ クールやイタリア初期バロックから、ルイ14世時代のフランス音楽やそこから絶大な影響を受けた英国17世紀音楽など「フランス」「イタリア」「英国」の3地域を 軸に、16世紀末〜17世紀のいわゆる「バロック」のターニングポイントを辿れる選曲。リリース時に高い評価を博した名盤ぞろいのBOXです。
ALPHA
ALPHA-486(1CD)
NX-A11
アルビノーニ:5声のソナタ(シンフォニア)集 Op.2
ソナタ 第2番ハ長調
ソナタ 第6番ト短調
ソナタ 第4番ハ短調
ソナタ 第5番変ロ長調
ソナタ 第1番ト長調
ソナタ 第3番イ長調
アンサンブル415
キアラ・バンキーニ(指,Vn)

録音:2008年3月ドイツ福音教会、パリ、フランス
旧品番:ZZT090202
バンキーニ率いるアンサンブル415が2010年の解散前、2008年に最後に刻んだ名盤が廉価盤で復活。アルビノー ニが1700年に出版したソナタ(シンフォニア)とコンチェルト集より、ソナタ第1番から第6番を収めたもの。妥協のない音 作りで知られるバンキーニですが、ここで聴かれる音楽はどれも柔らかな美しさを湛えており、冒頭から聴く者の心にすっ と入ってくるような魅力あふれる1枚です。
ALPHA
ALPHA-491(1CD)
NX-A11
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):ロザリオのソナタ
【DISC 1】
<喜びの玄義>
1-2.ソナタ 第1番「受胎告知」
3-6.ソナタ 第2番「マリアのエリザベツ御訪問」
7-9.ソナタ 第3番「イエスの降誕」
10.ソナタ 第4番「神殿への拝謁」
11-14.ソナタ 第5番「神殿でのイエス」
<苦しみの玄義>
15.ソナタ 第6番「オリーブ山での苦しみ」
16-17.ソナタ 第7番「イエスの鞭打ち」
18-20.ソナタ 第8番「いばらの冠」
【DISC 2】
1-3.ソナタ 第9番「イエス、十字架を背負う」
4-6.ソナタ 第10番「イエスの磔刑」
<栄光の玄義>
7-9.ソナタ 第11番「イエスの復活」
10-12.ソナタ 第12番「イエスの昇天」
13-16.ソナタ 第13番「聖霊降臨」
17-18.ソナタ 第14番「聖母マリアの被昇天」
19-21.ソナタ 第15番「聖母マリアの戴冠」
<守護天使>
22.パッサカリア
パトリック・ビスミュート(Vn,指)
アンサンブル・ラ・テンペスタ(古楽器使用)

録音:2003年4月5-14日サン・ジュヌヴィエーヴ校教会、ヴェルサイユ
旧品番:ZZT040801
STILレーベルでバッハの無伴奏などの名盤を残したフランスのヴァイオリニスト、ビスミュート。”ピアノ・リュテアル"をラヴェ ルの指示通り使用した「ツィガーヌ」収録のアルバム「民俗風で〜鏡に映った」に続き、Zig Zag Territoires第2弾と なった大曲「ロザリオのソナタ」が再発売。ここで彼はオーストリア17世紀の大家ビーバーが綴った通常調弦と14通りの スコルダトゥーラ(変則調弦)に合わせ、5挺のヴァイオリンを弾き分けています。さらに通奏低音を担当するアンサンブル はチェロ、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ×2、リローネ、テオルボ、ハープ、チェンバロが2人という編成を作品によって 描き分け、作品・調弦・楽器という3点を絶妙に掛け合わせて素晴らしい表現を聴かせています。廉価盤1枚価格 と、たいへんお買い求めやすくなりました。
ALPHA
ALPHA-495(1CD)
NX-A11
ギヨーム・デュファイ(1397-1474):ミサ「私の顔が青ざめているなら」
1.入祭唱 「聖なる三位一体に祝福あれ」
2.キリエ
3.グローリア
4.昇階唱「主よ、御身は祝せられ給う」
5.アレルヤ「主よ、御身は祝せられ給う」
6.続唱「唯一にして完璧なるかた」
7.クレド
8.奉献唱「父なる神に祝福あれ」
9.サンクトゥス
10.アニュス・デイ
11.聖体拝領誦「天の神の祝福」
12.行け、ミサは終わりぬ
アントワーヌ・ゲルベ(指)
ディアボルス・イン・ムジカ

録音:2003年9月シャンポー教会、フランス
旧品番:ALPHA051
中世からルネサンスの多声音楽を中心に、素晴らしいクオリティのアルバムを続々と発表してきたディアボルス・イン・ム ジカによる、デュファイの最重要作。自らの世俗歌曲「私の顔が青ざめているなら」を定旋律に用い、デュファイ自身が 完成させたといわれる四声の循環形式ミサを、カウンターテナー2、オートコントル2、テノール2、バス・バリトン、バスとい う男声のみの編成で、デュファイの描いた旋律の綾を美しく聴かせています。抑制を利かせていながら色香の漂う男声 アンサンブルの至芸はリリース当時世界的に高く評価され、日本でも『レコード芸術』特選に輝き入手難が続いたほど でした。待望の廉価盤再発売です。
ALPHA
ALPHA-497(1CD)
NX-A11
ニコラ・マッテイス:ヴァイオリンのためのエア集

ニコラ・マッテイス(1672-1699に活躍)
「憂鬱が装う協和」〜ヴァイオリンのためのエア集
1. ソナタ(アダージョ)
2.古いサラバンドまたはチャコーナに乗せての、酔狂な楽想さまざま
3.壊れたパッサッジョを、よどみない歩調で
4.幻想曲
5.幻想的前奏曲
6.アレグロ
7.憂鬱なアリア(アダージョ)
8.ジグ(アレグロ)
9.愛のアリア
10.アリア(「憂鬱が装う協和」より)
11.前奏曲
12.音楽(グラーヴェ-プレスト)
13.サラバンド(アダージョ)
14.アリア(「憂鬱が装う協和」より)
15.ふざけたアリア(プレスト)
16 フーガ(プレスティシモ)
17.トルコ風ジグ
18.前奏曲
19.アダージョ
20.タルタリアの調べを模したアッレマンダ
21.お忍びの断章
22.愛のサラバンド(アダージョ)
23.ガヴォット
24.前奏曲 プレスト
25.愛のパヴァーヌ
26.夜啼き鶯
27.前奏曲アレグロ(プレスティシモ)-憂鬱に(アダージョ)
28.アリア(アダージョ-プレスト)
29.ヴィヴァーチェ エコー
30.フーガ(プレスト)
31.前奏曲(アダージョ)
32.プレスティシモ
33.イタリアの手管を少々:滑稽なアリア(プレスト)
34.アリア
35.幻想曲
36.固執音型による前奏曲:壊れたパッサッジョ
37.憂鬱な歩調:任意でディヴィジョンを添えて
38.グラーヴェ(アダージョ)
39.フルートのためのアリア
40.ジグ
リ・インコーニティ(古楽器使用)
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン、指揮)
バルドメロ・バルシエーラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロナルド・ロペス(バロック・ギター、テオルボ)
フランチェスコ・ロマーノ(バロック・ギター、テオルボ)
アンナ・フォンターナ(Cemb)

録音:2009年3月16-20日サン・マルティーニョ・デ・ティバネシュ修道院、ポルトガル
旧品番:ZZT090802 Zig Zag Territoires
ナポリに生まれ、1670年代にイギリスに渡り当地で成功を収めた作曲家・ヴァイオリニスト、ニコラ・マッテイス。親しみ やすい旋律と自由な楽想、不協和音や半音進行などを効果的に用いて人気を博しました。今やバンキーニの後任と してバーゼル・スコラ・カントルムのバロック・ヴァイオリン科教授を務める南仏出身のベイエが、2006年に設立した自ら のアンサンブル、リ・インコーニティを率いて作り上げた名盤が特価で再発売。生き生きとした表現がとにかく魅力的なア ルバムで、当時のロンドンの人々を魅了した地中海情緒あふれる音楽が甦ります。
ALPHA
ALPHA-499(1CD)
NX-A11
テレマン:ダルムシュタットの組曲と協奏曲
2本のホルン、2本のオーボエ、バスーンと弦楽のための序曲(組曲) ヘ長調 TWV55:F3
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 TWV51:A1
フルート協奏曲 ニ長調 TWV51:D1
フルートとヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 TWV52:E3
フルート協奏曲 ニ長調 TWV51:D2
レザンバサドゥール(古楽器使用)
ソリスト…
アレクシ・コセンコ(指,Fl)
ゼフィラ・ヴァロヴァ(Vn)
ジャン=フランソワ・マドゥーフ、ピエール=イヴ・マドゥーフ(Hrn)

録音:2014年9月3,4,7日
サン=マルセル新教教会、パリ、フランス
旧品番:ALPHA200
ダルムシュタットの図書館に残された、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽団のために用意されていたテレマン作 品の楽譜より、ホルンとオーボエが活躍する組曲と、ヴァイオリン、フルートのための協奏曲を集めたアルバム。フルートの 名手コセンコが指揮に専念した組曲では、マドゥーフ兄弟がゲシュトップ奏法無しで素晴らしいナチュラル・ホルンを奏 でています。コセンコのフルート、そしてブルガリア出身の凄腕バロック・ヴァイオリン奏者ヴァロヴァの演奏はしっとりとした 味わいを基調にしながら、躍動的な曲想もアンサンブルとの絶妙な一体感で美しく聴かせています。待望の廉価盤再 発売。
ALPHA
ALPHA-492(1CD)
NX-A11
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品集
1.「主よ、あなたさえこの世にあれば」 BuxWV38
ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ
2.ソナタ ヘ長調 BuxWV269
2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
3.パッサカリア ニ短調 BuxWV161
2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための編曲版
4-5.ソナタ イ短調 BuxWV272
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
6-7.[ディートリヒ・ベッカー(1623-1679):]二重奏ソナタ ニ短調
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
8-12.ソナタ ト短調 Op.2-3 BuxWV261
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
13.チャッコーナ ホ短調 BuxWV160
2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための編曲版
14-16.ソナタ ホ長調 Op.2-6 BuxWV264
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
17.「谷川慕いて鹿のあえぐごとく」 BuxWV92
バリトン、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのチャッコーナ
マリア・クリスティーナ・キール(S)
ヴィクトル・トレス(Br)
スティルス・ファンタスティクス(古楽器使用)
パブロ・バレッティ、アマンディーヌ・ベイエ(Vn)
フリーデリケ・ホイマン、ソフィー・ワティヨン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エドゥアルド・エグエス、ドロレス・コストヤス(テオルボ)
マリーナ・ボネッティ(バロック・ハープ)
ディルク・ベルナー(Org)

録音:2002年11月、ゼーヴェン教会、スイス
元品番:ALPHA047
ブクステフーデのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を集め、前後に声楽作品、中心にブクステフーデと同時 代のディートリヒ・ベッカーの作品を配するというコンセプチュアルなアルバム。冒頭でキールの美しい歌声が聴けるほか、 カフェ・ツィマーマンの名手たちも多数参加するスティルス・ファンタスティクスによる、スリリングかつ美しいアンサンブルが 大きな聴きものです。しばらく入手不能だったALPHAレーベル初期の名盤が、嬉しい低価格で再発売。
ALPHA
ALPHA-493(1CD)
NX-A11
シャルパンティエ:聖ルイのための晩課
1.プレリュード [ギヨーム・ガブリエル・ニヴェル(1632-1714)作曲]
2.フォブルドンによる単旋律聖歌「神よ、早くわたしを解放してください」
3.神よ、あなたは五つの力をくださいました(H.33)
4.詩編第109編「神は言われた」(=ディキジット・ドミヌス H.197)
5.よろしい、善良なる僕(しもべ)よ(H.375)
6.詩編第110編「わたしは心を尽くして主に感謝をささげる」(=コンフィテボル・ティビ H.220)
7.忠実にして思慮深き僕(しもべ)よ(H.34)
8.詩編第111編「いかに幸いなことか、主を畏れる人」 (=ベアトゥス・ヴィル H.221)
9.フーガ:グラーヴェ [ギヨーム・ガブリエル・ニヴェル作曲]
10.証聖者のためのモテ第3番「いかに幸いなことか、罪なくして造られたる者は」(H.376)
11.詩編第112編「主の僕(しもべ)らよ、主を賛美せよ」(=ラウダーテ・プエリ H.203)
12.善良にして忠実なる僕(しもべ)よ(H.35)
13.詩編第116編「すべての国よ、主を賛美せよ」(=ラウダーテ・ドミヌム H.214)
14.聖ルイのためのモテ「太鼓とオルガン、高らかなる 喇叭の音もて」(H.323)
15.3声のマニフィカト(H.76)
16.第2旋法によるプレリュード [ギヨーム・ガブリエル・ニヴェル作曲]
17.主よ、王に勝利を与え(H.292)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル
(ヴェルサイユ・バロック音楽センターcho
フレデリク・デザンクロ(Org)
オリヴィエ・シュネーベリ(指)

録音:2003年7月
ヴェルサイユ宮殿礼拝堂
旧品番:ALPHA050
シャルパンティエの魅力をあますところなく引き出した名演奏! 清廉な歌声と柔軟な表現力によって、フランス古楽合唱界を代表する存在でありつづけるレ・パージュ・エ・レ・シャント ル(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)による、フランス・バロック宗教音楽の大御所シャルパンティエの作品 集!憂愁をおびて典雅なシャルパンティエの持ち味が、ただの少年少女合唱団には終わらない縦横無尽の表現性を そなえたレ・パージュ・エ・レ・シャントルと、的確なアンサンブル力をもって参画する器楽伴奏陣によって十二分に引き 出されてゆきます。同センターのオルガニストであるデザンクロのオルガン独奏にもますます磨きがかかり、あれよあれよと 聴き終えてしまう70分強の名演奏。待望の廉価盤再発売です。
ALPHA
ALPHA-494(1CD)
NX-A11
F.クープラン:クラヴサン作品集
【DISC 1】
クラヴサン奏法 より
1.プレリュード第4番ヘ長調
クラヴサン曲集 第4巻 第23組曲 ヘ長調 より
2.大胆 3.アルルカン 4.サテュロス、羊の足をした者たち
クラヴサン曲集 第3巻 第18組曲 ヘ短調-長調 より
5.つむじ風 6.魅惑 7.ティク・トク・ショク、または矛を奮う者たち
クラヴサン奏法 より
8.プレリュード第7番変ロ長調
クラヴサン曲集 第4巻 第25組曲 変ホ長調-ハ長調-ハ短調 より
9. 幻影を見る者
クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 変ロ長調 より
10.ラ・ベルサン 11. 神秘の障壁
クラヴサン奏法 より
12.プレリュード 第3番ト短調
クラヴサン曲集 第2巻 第7組曲 ト長調-短調 より
13.ラ・シャーズ 14.さまざまな愉しみ 15.ラ・メヌトゥー
クラヴサン奏法 より
16.プレリュード 第1番ハ長調
クラヴサン曲集 第1巻 第3組曲 ハ長調-短調 より
17.影のある女 18.後悔さまざま 19.弔意 20.寵姫
クラヴサン曲集 第4巻 第25組曲 変ホ長調-ハ長調-ハ短調 より
21.さまよう亡霊たち
【DISC 2】
クラヴサン奏法 より
1.プレリュード 第8番ロ短調
クラヴサン曲集 第4巻 第21組曲 ホ短調 より
2.人気の姫
3.跳ね回り
4.ラ・クープラン
クラヴサン曲集 第3巻 第17組曲 ホ短調 より
5.至高、またはラ・フォルクレ
クラヴサン奏法 より
6.プレリュード第6番ロ短調
クラヴサン曲集 第4巻 第27組曲 ロ短調 より
7.快適 8.中国人たち 9.才女
クラヴサン曲集 第3集 第13組曲 ロ短調 より
10.フランスのフォリア、または謝肉祭仮装衣
クラヴサン奏法 より
11.プレリュード第2番ニ短調
クラヴサン曲集 第3巻 第19組曲 ニ短調 より
12.カロタンたちとカロティーヌたち、またはひとまずの曲
13.画家 14.とんでもないジャコバン党の連中
15.諸芸神、プファルツ公女
クラヴサン奏法 より
16.プレリュード第5番イ長調
クラヴサン曲集 第3巻 第15組曲 イ短調-長調 より
17.摂政、またはラ・ミネルヴ
クラヴサン曲集 第4巻 第24組曲 イ短調 より
18.両生類
ブランディーヌ・ランヌー(クラヴサン)

録音:2003年9月22日-10月3日ボンスクール聖母教会、パリ
旧品番:ZZT040401 Zig Zag Territoires
パリで学んだ後、アムステルダムでアスペレンに師事したランヌー。Zig Zag Territoiresからの第4弾となったクープラン が2枚組廉価盤1枚価格で登場。1716年に出版したクラヴサンの演奏論「クラヴサン奏法」に掲載された実例のプレ リュード8曲を軸として、それぞれにクラヴサン組曲からの抜粋を付し、新たに8つの組曲へと編み直すという興味深い 構成となっています。ラモー全曲録音で注目を集めたフランスの奏者だけに、お国ものでの好評録音盤の復活は見過 ごせません。
ALPHA
ALPHA-496(1CD)
NX-A11
「ドン・ルイ・ロッシの写本」
1.フランチェスコ・ランバルド(1587-1642):トッカータ
2.ヤコポ・ペーリ(1561-1633):「眠っているのか」
3.ジョヴァンニ・デ・マック(1550頃-1614):第2ストラヴァガンツァ
4.カルロ・ジュズアルド(1566-1613):「王のフランスの歌」
5.オラツィオ・バッサーニ(1540/1550-1615)/ラッスス原曲:スザンナはある日
6.ジョヴァンニ・デ・マック:第1ストラヴァガンツァ
7.モンテヴェルディ:「オリンピアの嘆き」
8.ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647)/アルカデルト原曲:ハープのための「耐え難い苦痛が私を殺す」
9.ファブリート・フィリマリーノ(?-1594):半音階的カンツォン
10.作者不詳:「美しき東方の喜ばしき光」
11.オラツィオ・バッサーニ/デ・ヴェールト原曲:愛しき私の人生
12.ジョヴァンニ・デ・マック:レ・ファ・ミ・ソによるカプリチオ
13.モンテヴェルディ:「アリアンナの嘆き」
アンサンブル・ポイエシス(古楽器使用)
マリオン・フーキエ(音楽監督)

録音:1999年11月4日-12月7日
旧品番:ZZT000301
謎に包まれた作曲家ルイージ・ロッシ(1598頃-1653)の手書きによる、現在は大英博物館の収蔵となる写本。モン テヴェルディ「オリンピアの嘆き」とジュズアルド「王のフランスの歌」の唯一の譜例でも知られるこの写本に残された、 1600年前後のイタリア音楽を集めたアルバム。ソプラノとテノール、トリプルハープ、ガンバ、リローネという編成で、マン トヴァ、フィレンツェ、ローマからナポリに至るイタリア南北の初期バロックの魅力を縦横無尽に引き出した隠れた名録 音。Zig Zag Territoires初期の名盤が嬉しい低価格で再発売です。

RICERCAR
RIC-407(1CD)
16-17世紀ヨーロッパ各地のトッカータ
1.メールロ(1533-1604):トッカータ第1番〜オルガンのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータ第2巻 より
2.ヤスウェーリンク(1562-1621):トッカータ 〜フリッツウィリアム・ヴァージナル・ブック より
3.ジョヴァンニ・ピッチニーニ(1571/2-1643):トッカータ 〜フリッツウィリアム・ヴァージナル・ブック より
4.フレスコバルディ:トッカータ第10番
〜チェンバロのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータとパルティータ第1巻 より
5.ミケランジェロ・ロッシ(1601/2-1656):トッカータ第7番〜オルガンとチェンバロのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータとコレンテ より
6.フローベルガー(1616-1667):トッカータ第3番〜トッカータ、ファンタジア、カンツォンとその他のパルティータ集第2巻 より
7.ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):ドゥレッツェ・エ・リガトゥーレを伴う半音階的トッカータ第4番
8.マティアス・ヴェックマン(1616-1674):トッカータ第4番
9.ブクステフーデ:トッカータ ト長調 BuxWV165
10.ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):トッカータ イ長調
11.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912
アンドレア・ブッカレッラ(Cemb/フィリップ・ユモー製)
イタリア式スピネット(2005)…1,2,6,7 / イタリア式チェンバロ(2007)…3,4,5
ハンス・リュッケルス製(1615 アントウェルペン)の複製(2000)…8,9,10
ヨハン・ハインリヒ・グレプナー製(1722 ドレスデン)ドイツ式チェンバロの複製…11

録音:2019年3月、サンテーユ聖母教会、エロー県、フランス南部ラングドック地方
1987年に生まれシスティーナ礼拝堂聖歌隊を経て、サンタ・チェリーリア音楽院でオルガン、作曲、通奏低音のデュプロマを取得したブッカレッ ラ。彼が代表を務める古楽合奏団アプコルディス・アンサンブルは、Deutsche Harmonia Mundiより2枚のアルバムをリリースしています。 2018年のブルージュ古楽コンクールでは独奏者として優勝。このアルバムはその記念となる、彼のソロ第一弾です。オルガン奏者として重点 的に研鑽を積んできたブッカレッラだけに、生前オルガン奏者として活躍していた作曲家の作品が多い選曲も示唆的。歴史的奏法にさらに説 得力が増すチェンバロ解釈に関心が深まります。 主に教会のオルガンで、演奏を始める前の指ならしが発祥とされる「トッカータ」。即興的技巧的な鍵盤作品として作曲され始めたのが16世 紀中ごろの北イタリアで、まさにそのただ中にいたと思われるメールロの作品で幕を開けます。様々な国で特徴的な発展を遂げたトッカータ、こ こでは有名無名の作曲家たちの手によるその過程を確認出来るのがたいへん興味深いところ。最後は、一世紀以上後にそれを仕上げたと 言っても過言ではない、大バッハによる作品で締めくくられます。

ARCANA
A-202(10CD)
NX-E03
ゼフィーロ結成30周年

【DISC 1】
「ヴェネツィアのオーボエ協奏曲」
1-3.ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 RV499/178 (Op.8-12)
4-6.プラッティ(1697-1763):協奏曲 ト短調 I 47
7-9.アルビノーニ:協奏曲 変ロ長調 Op.7-3
10-12.マルチェッロ(1673-1747):協奏曲 ニ短調 SF-D 935
13-15.サンマルティーニ(1695-1750):協奏曲 ニ長調
16-18.ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 RV460 Op.11-6
19-21.ディオゲニオ・ビガーリャ(1676頃-1745頃):協奏曲 変ロ長調
【DISC 2】
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集」
1-3.協奏曲 変ホ長調 RV483 / 4-6.協奏曲 ハ短調 RV480 / 7-9.協奏曲 ト長調 RV494 / 10-12.協奏曲 イ短調 RV500
13-15.協奏曲 ハ長調 RV474 / 16-18.協奏曲 ニ短調 RV481 / 19-21.協奏曲 ハ長調 RV472
【DISC 3】
バッハ:管弦楽組曲(1、3、4)」
1.序曲 ハ長調 〜カンタータBWV119 第1曲合唱より、アルフレード・ベルナルディーニによる管弦楽への再構成
2-8.序曲(管弦楽組曲) 第1番ハ長調 BWV1066
9-13.序曲(管弦楽組曲) 第3番ニ長調 BWV1068
14.序曲 変ロ長調 〜カンタータBWV194 第1曲合唱より、アルフレード・ベルナルディーニによる管弦楽への再構成
15-19.序曲(管弦楽組曲) 第4番BWV1069
【DISC 4】 (A386)
ヘンデル:王宮の花火の音楽」
1-5.王宮の花火の音楽 HMV351
6-11.2つの合奏体のための協奏曲 第3番ヘ長調 HMV334
12-18.2つの合奏体のための協奏曲 第1番変ロ長調 HMV332
19-24.2つの合奏体のための協奏曲 第2番ヘ長調 HMV333
【DISC 5】
ヘンデル&テレマン:水上の音楽」
1-10.ヘンデル:水上の音楽 組曲ヘ長調 HMV348 (1715? ロンドン)
11-20.テレマン:序曲 ハ長調 水上の音楽「ハンブルクの潮の満干」 TWV55:C3(1723 ハンブルク)
21-29.ヘンデル:水上の音楽 組曲ニ長調 HMV349 (1717? ロンドン)、組曲ト長調 HMV350 (1736? ロンドン)
【DISC 6】 (A371)
「テレマン8声の組曲集〔3本のオーボエとファゴット、3挺のヴァイオリンと通奏低音のための作品集〕」
1-8.序曲(組曲) ニ長調 TWV55:D15 / 9-17.序曲(組曲) ニ短調 TWV55:d3 / 18-26.序曲(組曲) 変ロ長調 TWV55:B10
【DISC 7】
「ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758)作品集」
1-3.協奏曲 ニ長調 ガブリエレ・カッソーネ(ソロ・トランペット) / 4-6.協奏曲 ハ短調 アルベルト・グラッツィ(ソロ・ファゴット)
7-9.協奏曲 ト短調 パオロ・グラッツィ(独奏オーボエ) / 10-15.序曲(組曲) ニ長調
16-18.カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ(1736?1800):協奏曲 ホ長調
【DISC 8 & 9】
ゼレンカ(1679-1745):2つのオーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための6つのソナタ ZWV181」
<DISC 8> 1-3.ソナタ 第5番ヘ長調 ZWV181/5 / 4-7.ソナタ 第6番ハ短調 ZWV181/6 / 8-11.ソナタ 第2番ト短調 ZWV181/2
<DISC 9> 1-4.ソナタ 第1番ヘ長調 ZWV181/1 / 5-8.ソナタ 第3番変ロ長調 ZWV181/3 / 9-12.ソナタ 第4番ト短調 ZWV181/4
【DISC 10】
「ドレスデン」
1-4.ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):四重奏曲 変ロ長調 FWV N:B2(1727以降)〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ)
5-8.ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):ソナタ ト短調 QV 2:41 a/b 〜2つのオーボエと通奏低音(ファゴット、チェンバロ)
9-12.ヨハン・ダヴィット・ハイニヒェン(1683-1729):ソナタ 変ロ長調 SeiH257 (1726)〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
13-16.ヴィヴァルディ:4声のソナタ ハ長調 RV801〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
17-20.テレマン:ソナタ ハ短調 TWV42:c4 〜2つのオーボエと通奏低音(ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ)
21-23.アルカンジェロ・カリファーノ(1733-1756に活躍):4声のソナタ ハ長調 〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
24-27.ヨファッシュ:四重奏曲 ト短調 FWV N:g1(1727以降)〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
28-30.アントニオ・ロッティ(1667-1740):エコー ヘ長調(1717-1719) 〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob、指)

ゼフィーロ(古楽器使用)

【DISC 1】 (A380)
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)
録音:2014年2月24-26日、ローマ教皇庁宗教音楽研究所アカデミア会堂

【DISC 2】 (A365)
アルベルト・グラッツィ(Fg)
録音:2010年12月11-24日、ギスレーリ会堂、モンド―ヴィ、イタリア

【DISC 3】 (A400)
録音:2015年11月6-9日、マーラー音楽堂(グラントホテル文化センター)、ドッビアーコ(トープラハ)、イタリア

【DISC 4】 (A386)
録音:2008年8月14-17、イエズス会修道院、カターニア、シチリア(イタリア)
ピッチ:a=415 Hz

【DISC 5】 (A432)
「録音(ライヴ):2003年6月9日、セント・ジョーンズ・スミス・スクエア、ロンドン

【DISC 6】 (A371)
録音:2010年5月2-5日、ビビエーナ科学劇場、マントヴァ、イタリア

【DISC 7】 (Deutsche Harmonia Mundi 88697367922)
ガブリエレ・カッソーネ(ソロ・トランペット)、マッシモ・スパダーノ(ソロ・ヴァイオリン)、アルフレード・ベルナルディーニ(ソロ・オーボエ・ダモーレ)
録音:2005年4月11-14日、サン・サルヴァトーレ教会、ロデーニョ・サイアーノ、ブレッシア県(イタリア)
ピッチ:a=415 Hz

【DISC 8 & 9】 (A394)
パオロ・グラッツィ、アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)、アルベルト・グラッツィ(Fg)、マンフレード・クレメル(ヴァイオリン…CD9/5-8)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)、ロルフ・リスレヴァン(テオルボ…CD8) ジャンカルロ・ラード(テオルボ…CD9)
ロベルト・センシ(コントラバス…CD8)、ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオローネ…CD9) 
録音:DISC8…1993年2月、スキアリーノ荘、マントヴァ、イタリア
DISC9…1995年2月、ティボール・ヴァルガ・スタジオ、シオン、スイス

【DISC 10】 (A438)
アルフレード・ベルナルディーニ、パオロ・グラッツィ(Ob)、アルベルト・グラッツィ(Fg)、パオロ・ズッケーリ(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エヴァンゲリーナ・マスカルディ(テオルボ)、アンナ・フォンターナ(Cemb)
録音:2016年11月13-16日、マーラー音楽堂(グラントホテル文化センター)、ドッビアーコ(トープラハ)、イタリア
1989年の夏、古楽先進地オランダや英国で活躍していたイタリア出身のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、 ファゴット奏者のアルベルト・グラッツィの3人によって結成されたゼフィーロ。当初は18世紀の管楽作品をピリオド楽器で演奏することをレパート リーの中心としていましたが、演奏作品の幅はすぐに広がり、編成も弦楽器を含めてどんどん拡大、今ではバッハのブランデンブルク協奏曲やカ ンタータをリリースするまでになりました。結成30年を記念してリリースされる今回のセットには、Astreeレーベルに残された(ARCANAより再発 済み)彼らの初期の録音であるゼレンカを初め、Deutsche Harmonia Mundiからリリースされたファッシュも含めて、これまでリリースしてき たバロック期のレパートリーを広くカバーしています。
ARCANA
A-201(10CD)
NX-E03
「ナポリ」
【DISC 1】
「アッコルドーネの南イタリア伝統音楽〜"悪魔の修道士”と呼ばれた男〜」
1.伝承曲:いのちなくして 2.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ(1954-):ストルネッロ 3.同:この胸は恋の楽器になり 4.同:鳴れよ、ギターよ
5.同:随唱 I 6.伝承曲:恩寵の聖母 7.セヴェリーノ・コルネティ(1530-1582):きみに差し出そう、この魂を 8.伝承曲:サンニカンドロのタランテラ
9.伝承曲:かわいい天使 10.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:僕の心は 11.伝承曲:ピッツィカ・タレンタータ 12.伝承曲:サンフェディスタ党の行進
13.マウロ・ドゥランテ(1984-):カラータランタ 14.クラウディオ・デ・ヴィットリオ(1959-):薔薇で出来た道
15.伝承曲:モンテヴィルジーネの聖母像に捧ぐ 16.伝承曲:荷馬車ひきの歌 17.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:随唱 II
18.同:あなたの髪はオリーヴの枝 19.伝承曲:サン・ヴィートのピッツィーカ 20.グイード・モリーニ(1959-):甘いいちじくの君
21.伝承曲:スズメダイの歌 22.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ/グイード・モリーニ編曲:この胸は恋の楽器になり
【DISC 2】
「ナポリのことなら、いくらでも話せる。〜故郷に帰ってきたアッコルドーネ」
1.聖人たちのバッロ 2.アンドレーア・ファルコニエーリ(1585-1656):愛しい美しき薔薇 3.伝承曲:牢屋にぶちこめ、パン職人どもを
4.グイード・モリーニ(1959-):窓辺の夜曲 5.伝承曲:チチェレネッラ(ひよこまめの君) 6.作者不詳:つめたい仕打ち
7.グイード・モリーニ:タランテッラ・タパネッラ(田舎風タランテッラ) 8.作者不詳/グイード・モリーニ:マッサニエッロの嘆き
9.アドリアン・ヴィラールト(1490-1562):怠け者の年増女たち 10.ガエターノ・ラティッラ(1711-1788):おまえが好きでたまらない
11.ガエターノ・ラマ(1866-1950):モンテマラーノの聖母に捧ぐ歌 12.ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1855-1921):あの古き良き日々
13.ルーチオ・ダッラ(1943-2012):カルーゾ(小さな丘) 14.ガエターノ・ラマ(1866-1950):レジネッラ(女王さま気取り)
15.ジュゼッペ・チョッフィ(1901-1976):マッツァとペッツァとピッツォ 16.ピーノ・ダニエーレ(1955-):ナプール(ナポリは・・・) 17.ディアーナ、わが星
【DISC 3】
1764):2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調
5-8.ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):チェロ協奏曲 ト長調
9-12.レオナルド・レーオ(1694-1744):チェロ、ヴァイオリン合奏と低音楽器のための協奏曲 イ長調
13-16.ニコラ・フィオレンツァ:チェロ、ヴァイオリン合奏と通奏低音のための協奏曲 イ短調
17-20.ニコロ・サバティーノ(1705頃-1796):チェロ、第1第2ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調
【DISC 4】
「ニコラ・フィオレンツァ(1700頃-1764):協奏曲とソナタ集」
1-4.リコーダー、ヴァイオリン合奏、ヴィオレッタ、チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ短調 (1728)
5-8.2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 (1728)
9-12.3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調
13-16.チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
17-20.2つのヴァイオリン、ヴィオラ、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調
21-24.リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア イ短調 (1726)
【DISC 5】
「ナポリ生まれのバロック・チェロ芸術〜ナポリ楽派の独奏曲〜」
1-3.ロッコ・グレコ(1650頃-1718以降):2つのヴィオールのためのシンフォニア 第3番ト長調
4-6.ジュリオ・ルーヴォ(1703-1716に活躍):チェロ・ソナタ ト短調 7.同:タランテッラ-ロマネッラ-タランテッラ
8-11.フランチェスコ・アルボレア(フランシスケッロ) (1691-1739):チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
12-14.同:チェロと通奏低音のためのソナタ ニ長調
15-18.フランチェスコ・スプリアーニ(1678-1753):チェロのためのディミヌツォーネを伴うトッカータ
19-22.ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-36):チェロのためのシンフォニア ヘ長調
23-25.サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710頃?1780頃):チェロのための小品
26-29.ニコラ・ポルポラ(1686-1768):チェロ・ソナタ ヘ長調
30-32.パスクアーレ・ペリコーリ(18世紀後半):チェロ・ソナタ 第4番ヘ短調
33-35.サルヴァトーレ・ランゼッティ:ソナタ Op.5-3 ニ長調
【DISC 6】
「アレッサンドロ・スカルラッティ:宗教作品集」
1-9.死者のためのミサ曲 (1717頃) 10.サルヴェ・レジナ(元后あわれみの母) (1697頃)
11.ミゼレーレ(神よ、われを憐れみたまえ) (1708) 12-19.マニフィカト (1715以前)
【DISC 7】
「ナポリの聖母マリアのための音楽」
1.詠唱:スターバト・マーテル(悲しみの聖母) 2.作者不詳(ナポリ伝承):タランテッラ
3.モノポリー写本、サントリーロ写本(1715ナポリ):3声のスターバト・マーテル
4-7.フランチェスコ・ドゥランテ:協奏曲 第4番ホ短調 8.単旋律聖歌(オストゥーニ写本)
9-20.ペルゴレージ:スターバト・マーテル
【DISC 8】
「ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):死者のためのノットゥルノ」
1-6.第1のノットゥルノ
7-10.ニコラ・フィオレンツァ(1726-1764に活躍):2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ短調
11-16.第2のノットゥルノ
17-20.ニコラ・フィオレンツァ:独奏チェロ、ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調
21-25.第3のノットゥルノ
【DISC 9】
「ダヴィデ・ペレス(1711-1778):死者のための朝の祈り」
1-3.第1のノットゥルノ 4-6.第2のノットゥルノ 7-9.第3のノットゥルノ
【DISC 10】 (A437)
「ナポリの古典派 聖週間の嘆きの歌〜フェーオから、ふたりのマンナへ〜」
1-13.ジャンナーロ・マンナ(1715-1779):聖木曜日のための第3の哀歌
14-17.フランチェスコ・フェオ(1691-1761):独唱カンタータ「内なる火」
18-27.ガエターノ・マンナ(1751-1804):聖木曜日のための第2の哀歌
28.ジャンナーロ・マンナ:グローリア・パトリ(栄光あれ)
【DISC 1】 (A359)
アッコルドーネ(古楽器使用)…グイード・モリーニ(チェンバロ/音楽監督) マルコ・ビズリー(歌 ほか) ピーノ・デ・ヴィットリオ(歌 ほか) ほか
録音:2009年10月7-11日、サン・マウリツィオ教区教会、ジニェーゼ、イタリア
【DISC 2】 (ALPHA532)
アッコルドーネ(古楽器使用)…マルコ・ビズリー(歌) グイード・モリーニ(チェンバロ、ピアノ、音楽監督) ほか
録音:2012年3月5-9日、マルティネーニョ聖母戴冠教会、イタリア
【DISC 3】 (Zig Zag Territoires ZZT050302)
ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ) キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン、指揮) アンサンブル415
録音:2004年5月31日-6月4日、フレーヌ=ル=シャトー教会、フランス
【DISC 4】 (Fuga Libera FUG549)
ステーファノ・デミケーリ(指) ドルチェ&テンペスタ(古楽器使用)
録音:2008年9月、プリモ・フェラーリ劇場、サン・マルチェッロ(イタリア南部イェージ近郊
【DISC 5】 (A385)
ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ) ミケーレ・バルキ(Cemb) サラ・ベンニーチ(Vc)
録音:2014年11月17-19日、サン・ジョヴァンニ美術館会堂、アスティ、イタリア)
【DISC 6】 (A398)

録音:2015年12月5-8日、クストーディ天使祈祷堂、ルッカ、イタリア
【DISC 7】 (ALPHA009)
パトリツィア・ボーヴィ(S) ピーノ・デ・ヴィットリオ(T) ベルナルド・アリエータ(Br)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ バロック音楽センター合唱団)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ、バロック・ギター、指揮) ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
録音:2000年2月、パリ
【DISC 8】 (Fuga Libera FUG526)
モニカ・ピッチニーニ(S) ロミーナ・バッソ(A)
ステーファノ・デミケーリ(オルガン、チェンバロ、指揮)
声楽アンサンブル"ラ・スタジオーネ・アルモニカ" ドルチェ & テンペスタ(古楽器使用)
【DISC 9】 (Deutsche Harmonia Mundi 88843051022)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S) サルヴォ・ヴィターレ(Bs)
ジュリオ・プランディ(指)
ギスリエーリ合唱団・合奏団(古楽器使用)
録音:2013年9月9-12日、ギスリエーリ修道院大会堂、パヴィア、イタリア
【DISC 10】 (A437)
シルヴィア・フリガート(S)
エマヌエーレ・カルディ(指) タレンティ・ヴルカニーチ(古楽器使用)
録音:2015年11月8-11日、ヴェルジーニ伝道教会、ナポリ、イタリア
ERATO、ASTREEなどで成功を収めてきた伝説的プロデューサー、ミシェル・ベルンステンが1993年に起こし、創設者の歿後はイタリアに拠 点を移して、本格的な音楽学者が企画するレーベルとして歴史を刻んできたARCANAレーベル。「声の魔術師」マルコ・ビズリーや日本でも 熱烈に支持されているエンリーコ・ガッティ、その名パートナーでもあるチェロのガエターノ・ナジッロなど、すぐれた奏者が集う古楽レーベルとしての 本分をいかんなく発揮して、古都ナポリに焦点をあてた充実BOXが登場します。Alphaレーベルの白シリーズやZig-Zag Territoiresなど、 現在ARCANAで録音を続けているアーティストが過去に刻んだ名盤も含め、10枚のディスクが多角的に浮き彫りにしてゆくその古都の姿 は、古代遺跡や昔年の文化財のかたわら、異教の伝統が根強く息づき、あけすけなまでに地中海的な人々の生活に何気なく歴史が宿って いる、まさに「生のままのナポリ」。音楽を通じての歴史旅行が楽しめるのも、個々のアルバムがリリース当初から高い評価を得ている名盤ばか りだからでしょう。美麗パッケージとあわせ、旅好きな友人への格好のプレゼントにもなりそうです。

CARPE DIEM
CD-16308(1CD)
NX-B09
コリーナ・マルティ&エネア・ソリーニ〜リサイタル
1.ジューリオ・セーニ(1498-1561):Ricerchare リチェルカーレ
2.マルケット・カーラ(1465-1525):Oime il cor aime la testa ああ、心よ、ああ、頭よ
3.フィリップ・ヴェルドロ(1485頃-1532頃 1552以前):Fuggi fuggi cor mio 逃げよ、逃げよ、わが心
4.エリアス・デュプレ(1507頃活躍):La mia vaga tortorella 私の可愛いコキジバト
5.アンドレア・アンティーコ(1480-1538頃):Animoso mio desire 大胆な私の欲望
6.作者不詳:Recerchada レチェルカーダ
7.作者不詳:Pavana - Il saltarello de la pavana - La coda パヴァーナのサルタレッロ-コーダ
8.カーラ:Nasce la speme mia da una dolce riso 甘美な笑顔から私の希望が生まれる
9.セバスティアーノ・フェスタ(1490頃-1524):O passi sparsi おお、散り散りの歩み
10.作者不詳:Ripresa リプレーサ
11.作者不詳:Tu mi tormenti a torto あなたは不当に私を苦しめる
12.ジャコモ・フィリアーノ(1648-1548):Recerchare リチェルカーレ
13.イオアネス・リュリヌス・ヴェネトゥス(16世紀初期):Surge da l'orizonte il biondo Appollo 地平線に金髪のアポロが現れる
14.ニコラウス・クラコヴィエンシス(16世紀前半):Alijec Nademna Venus
15.ミケーレ・ペセンティ(1470-1528):ああ、誰が私に知らせてくれるのか Deh chi me sa dir novella
16.マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1490-1560):Madame vous aves mon cuor 奥様、私の心はあなたのもの
17.作者不詳:Pavana - Il saltarello de la pavana - La coda パヴァーナ-サルタレッロ-コーダ
18.フォリアーノ:Recerchada レチェルカーダ
19.アンティーコ:Virgine bella che del sol vestita 陽の衣をまといし美しき乙女
20.トロンボンチーノ(1470-1534以降):Ecco che, per amarte, a quel ch'io arivo! ここへ私はやって来た、あなたへの愛のために!
コリーナ・マルティ(Cemb)
エネア・ソリーニ(T)…2.4.8.11.13.15.20

録音:2015年1月
西山まりえと共演したアルバム「中世の四季(KCD2056)」で優美な中世音楽を聴かせたスウェーデンのチェンバロ奏 者コリーナ・マルティ。このアルバムではルネサンス音楽を専門に演奏しているグループ「Urbino Bella Gerit」に参加す るテノール歌手エネア・ソリーニとともに、16世紀初頭の“イタリアの歌と鍵盤作品”を披露。独奏曲と歌がバランス良く 配置されており、技巧的なチェンバロの響きと美しい歌声をお楽しみいただけます。
CARPE DIEM
CD-16314(1CD)
NX-B09
The Wind Rose〜風配図
ヨハンセン:海への情熱
アリアンナ・サバール:チニータのラメント
伝承曲:シェナンドー
アリアンナ・サバール:キャロランの組曲
伝承曲:スカボロー・フェア
アンリ・ル・バイイ(生年不詳-1637頃):私は狂気
伝承曲:フィッシャーのホーンパイプ
伝承曲:海軍軍人
伝承曲:ハウス・カーペンター
アリアンナ・サバール:めでたし、海の星よ
伝承曲:さよなら、恋人よ
伝承曲:Ta mi sgith
アリアンナ・サバール:Canco de bressol de la mar
ヨハンセン:最後の航海
ヒルンド・マリス(アンサンブル)
【メンバー】
アリアンナ・サバール(ソプラノ/バロック・トリプル・ハープ/ロマンティック・ハープ)
ペッテル・ウトランド・ヨハンセン(テノール/ハーディングフェーレ/バロック・ヴァイオリン/マンドリン)
ミハル・ナジ(G)
スヴェイヌング・リルヘーラー(ギター/ドブロ)
ミケル・アンヘル・コルデロ(コラシオーネ/コントラバス)
デヴィッド・マヨラル(パーカッション)

録音:2017年5月
バロック・ハープ奏者アリアンナ・サバール(サヴァール)が率いるアンサンブル“ヒルンド・マリス”によるCarpe Diemレーベ ル3枚目のアルバム。古代から現代までの「海にまつわる人々」の人生、希望、夢の旅を集めたこの曲集は、タイトルの 「Wind Rose 風配図」(ある地点における各方位の風向および風速の頻度を表した図のこと)が示す通り、地球 上のさまざまな場所を起点とし、精神的な旅への指針になるものです。

ARCO DIVA
UP-0185(1CD)
NX-A14
グイド・セーヘルス: バロック名曲集
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.3-3 RV310(トランペットと管弦楽編)
バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV 972(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV230)- 第2楽章 ラルゴ(トランペットと管弦楽編)
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ長調 Op.7-6(トランペットと管弦楽編)
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232-アニュス・デイ(トランペットと管弦楽編)
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 D53(トランペットと管弦楽編)
バッハ:片足は墓穴にありてわれは立つ BWV156-シンフォニア(トランペットと管弦楽編)
テレマン:協奏曲 ニ長調 TWV53:D2(トランペットと管弦楽編)
ベッリーニ(1801-1836):オーボエ協奏曲 変ホ長調((トランペットと管弦楽編)
グイド・セーヘルス(Tp)
フィリップ・ドヴォルザーク(Cemb)
マレク・シュティレツ(指)
チェコ室内Oパルドビツェ

録音:2016年8月22-24日
ベルギー出身のトランペット奏者グイド・セーヘルスをフィーチャーした1枚。1994年からミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽 団の首席奏者を務めるとともに、現在はライプツィヒのフェリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽大学の教授でもある セーヘルス、このアルバムではヴァイオリンやオーボエのために書かれた様々なバロック作品を鮮やかに演奏しています。巧 みなテクニックから生まれる華麗な音を支えるのはシュティレツ指揮のチェコ室内Oパルドビツェ。調和のとれたアン サンブルが聴きどころです。
ARCO DIVA
UP-0006(1CD)
NX-A14
トランペットのセレモニー
作曲者不詳:6つのトランペットとティンパニのためのソナタ
ソナタ 第1番/ソナタ 第6番
ソナタ 第5番・ソナタ 第15番
ソナタ 第19番/ソナタ 第36番
テレマン:4つのトランペットのためのトッカータ
シュテルツェル(1690-1749):合奏協奏曲
シャイン(1586-1630):イントラーダ
ポリエッティ(1600-1683):バレエッティ ハ長調
トレッリ(1658-1709):4声のシンフォニア ハ長調 G33-第1楽章 Allegro
モルター(1669-1765):4つのトランペットのためのシンフォニア ハ長調
トレッリ:4つのトランペットとオルガンのためのシンフォニア ニ長調
アルテンブルク(1734-1801):7つの トランペットとティンパニのための協奏曲
シャイト(1587-1654):音楽の遊戯 第1巻-第18番4声のカンツォン・コルネット SSWV 56
ゼレンカ:トランペット・ファンファーレ「Reiterfanfaren」 ZWV 212-3
ビーバー:ソナタ
シャルパンティエ:テ・デウム H.146-前奏曲(2つのトランペットとオルガン編)
ミロスラフ・ケイマル(Tp)
アレシュ・バールタ(Org)
プラハ・トランペッターズ
パヴェル・プランドル(指)
チェコ・フィルハーモニー室内O

録音:1998年4月28.29日、5月14.15日
映画「ハウルの動く城」のサウンドトラックで、素晴らしいフリューゲルホルンのソロを聴かせたことで日本でもおなじみのトラン ペット奏者ミロスラフ・ケイマル。1970年から2008年までチェコPOに在籍、数多くの来日公演を 行うとともに、多数のアルバムをリリース、天才奏者の名を欲しいままにしている名手です。現在は様々なアンサンブルとコ ラボレーションを行い室内楽の演奏を楽しんでいます。この1998年の録音はバロックの名曲を集めたもの。彼の息子たち (トランペット奏者のヤンと、パーカッション奏者のミロスラフJr.)も参加。親密でありながら迫力あるアンサンブルを繰り広げ ています。

Sono Luminus
DSL-92226
(1CD+Blu-ray AUDIO)
NX-B09
Impermanence
1.作者不詳:Portum in ultimo(カリクストゥス写本、スペイン 1160-1173)
2.武満徹(1930-1996):風の馬-ヴォカリーズ第1番
3-5.ピーター・ギルバート(1975-):月見
第1番:Ama no hara/第2番:Akikaze ni/第3番:Tsuki mireba
6.デュファイ(1397-1474):Rite maiorem iacobum canamus / Arcibus
summis miseri reclusi
7.作者不詳:Pour ce que point fu de la amere espine / A toi vierge me
represente (トリノ写本 MS s.J.II.9、キプロス 15世紀)
8.デュファイ:O proles Hispanie / O sidus Hispanie
9.作者不詳:Qui patris atris honoris / Paraclite spiritus(トリノ写本)
10-12.ピーター・ギルバート:月見
第4番:Nageke tote/第5番:Wata no hara/第6番:Kokoro ni mo
13.作者不詳:Par grant soif clere fontainne / Dame de tout pris(トリノ写
本)
14.デュファイ:花の中の花
15.作者不詳:Sanctus in eternis regnans / Sanctusとingenitus pater
atque carens(トリノ写本)
16.デュファイ:誉れある使徒に
17-18.ピーター・ギルバート:月見
第7番:Hototogisu/第8番:Natsu no yo wa
19.武満徹:風の馬-ヴォカリーズ第2番
ローレライ・アンサンブル

録音:2016年7月26-30日
Church of the Redeemer, Chestnut Hill, MA
Blu-ray AUDIO フォーマット
5.1 DTS HD MA  24/192kHz
9.1 Auro-3D 24/96kHz
2.0 LPCM     24/192kHz
9.1 Dolby Atomos 24/48kHz
ボストンで活躍する女声ヴォーカル・グループ“ローレライ・アンサンブル”。古楽作品から現代曲まで幅広いレパートリーを 持ち、その美しいハーモニーは高く評価されています。Sono Luminusへのデビューとなるこのアルバムでは、ほぼ1000 年の長きに渡る歴史の中から生まれた作品を取り上げ、「すべて移り変わり続けること」についての人々の精神的な拠り 所を探っていきます。住処を失い彷徨う難民、また精神的な何かを求めて巡礼の旅に出る人、彼らの心に去来する 「無常」は逃れる術のないことですが、同時に謙虚さと自由を手に入れることができます。このアルバムに集められた音楽 の内容も、一定のところにとどまることなく常に変化する可能性を秘めているものばかり。中でもピーター・ギルバートの 「月見」は日本的な諦観と無常の心がマッチした瞑想的な雰囲気が心を捉えます。
Sono Luminus
DSL-92234(1CD)
NX-B05
シェイクスピアによる歌、踊り、幻想
【お気にめすまま】
1.ジャン・デストレ:The Buffens…Tiers livre de danseries(1559)
2.作者不詳:Kemp’s Jig…Matthew Holmes MSS(1588-1597頃)
3.トーマス・モーリー:It Was a Lover and his Lasse…First Booke of
Ayres(1600)
【十二夜】
4.モーリー:O Mistresse Mine …Consort Lessons(1599)
5.作者不詳:Peg-a-Ramsey …Ballet Lute Book(1600頃)
6.ロバート・ジョーンズ:Farewell, Dear Love …First Book of Songs(1600)
【ロメオとジュリエット】
7.リチャード・エドワーズ(1525-1566):When Griping Grief
8.作者不詳:My Lady Carey’s Dompe(1525頃)
9.作者不詳:Complain My Lute…broadside ballad(16世紀)
10.アントニー・ホルボーン:Heart’s Ease (The Honiesuckle)…Pavans,
Galliards, and Almains(1599)
【ヘンリー4世 第2部&冬の物語】
11.トーマス・ロビンソン:The Queen's Goodnight…Schoole Of
Musicke(1603)
12.ダウランド:Fancy
13.作者不詳:The Carman’s Whistle…broadside ballad(16世紀)
14.プレイフォード:Cuckolds All a-Row…The English Dancing
Master(1651)
15.作者不詳:Whoope, Do Me No Harm/Jog On…(16世紀末)
【ハムレット】
16.ダウランド:The King of Denmark, his Galliard
17.ダウランド:Tarleton’s Riserrectione (plucked strings)
18.作者不詳:Gravedigger's Song (“In youth when I did love”) /
Tarleton’s Riserrectione (bagpipes)…(16世紀末)
19.作者不詳:Bonny Sweet Robin…Matthew Holmes MSS(1588-1597
頃)
20.ダウランド(伝):Tarleton's Jig
【テンペスト】
21.作者不詳:Greensleeves(16世紀頃)
22.ジョン・ジョンソン(1545頃-1594):Greensleeves
23.ロバート・ジョンソン(1545-1594頃):Where the Bee Sucks
24.ロバート・ジョンソン:Full Fathom Five
【ウィンザーの陽気な女房たち&オセロ】
25.作者不詳:Fortune My Foe…The Dallis Lute Book(1585)
26.作者不詳:Willow Song…The Lodge Lute Book(1559頃)
【真夏の夜の夢】
27.ホルボーン:Fairie Rownde…Pavans, Galliards, and Almains(1599)
28.「ロクスバラのバラード集」よりベン・ジョンソン:The Mad Merry Pranks of Robin
ボルティモア・コンソート(アンサンブル)
【メンバー】
メアリー・アン・バラード(トレブル&バス・ヴィオール)
マーク・クデク(シターン、バス・ヴィオール)
ダリー・リプキス(バス・ヴィオール、リコーダー、クラムホルン、ゲムスホルン)
ロン・マクファーレン(Lute)
ミンディ・ローゼンフェルト(フルート、ファイフ、バグパイプ、クラムホルン)
ダニエレ・スヴォナヴェク(S)

録音:2018年7月29日-8月2日
シェイクスピア時代の音楽を演奏するために、1980年に設立された「ボルティモア・コンソート」は、スコットランドからイン グランド、フランスにまたがる“宮廷で奏でられた音楽”を中心に、舞曲から民謡まで幅広い曲を演奏、その関係性を 探っています。シェイクスピアの作品には、数多くの音楽についての言及があり、それらは一般的に3つのカテゴリーに分 類できます。劇そのものへの付随音楽、もともとの戯曲のテキストに添えられた特定の歌(シェイクスピア自身が歌詞を 付けたものも)、劇中で使われたと推測される音楽。例えばロバート・ジョンソンの2つの曲は、明らかに「テンペスト」で 使われた確証があり、ジョンソン自身も「シェイクスピアの作曲家」として文書に書かれているなど、彼がシェイクスピア作 品と深いかかわりがあったことは間違いないようです。 この録音では、現存する譜面の最も初期の物を使用して演奏が行われています。 Goodfellow

TAFELMUSIK
TMK-1038(1CD)
NX-B07
バロック時代の合唱作品集
バッハ:いと高きにある神に栄光あれ BWV191
モンドンヴィル:グラン・モテ「主は王となられる」
ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調 RV589
アン・モノイオス(S)
コリン・エインスワース(T)
マシュー・ホワイト(C.T)
イヴァース・タウリンス(指)
ターフェルムジーク室内cho
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2006年10月15-16日
2008年にCBCレコードからリリースされたアルバムのリイシュー盤。1979年に設立されたターフェルムジーク・バ ロックOと合唱団の創立40周年を記念しての発売です。バッハの「ミサ曲 ロ短調」と素材を同じく する「いと高きにある神に栄光あれ」、ヴィヴァルディの「グローリア」、18世紀の作曲家モンドンヴィルのグラン・モ テの3曲では、オーケストラと合唱の性能の高さが如何なく発揮されています。

RICERCAR
RIC-404(1CD)

NYCX-10094(1CD)
国内盤仕様
税込定価
17世紀イタリアの弦楽芸術
ウッチェリーニ:第17ソナタ 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
ガブリエーリ:第2カンツォン 〜6声〔と通奏低音〕による 
マリーニ:2筋の弦で奏でる第4ソナタ 〜ヴァイオリンと通奏低音による 
ロッシ:第5シンフォニア 〜5声ないし好みで3声による 
四つのヴァイオリンと二つのキタローネによるソナタ
ガブリエーリ:第21ソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
マリーニ:こだまのソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
 第1カンツォン 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
ブオーナメンテ:第1ソナタ 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
フォンターナ:第16ソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
カステッロ:第17ソナタ 〜二つのヴァイオリンと、こだまを返すもう二つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
マリーニ:3筋の弦をリラ式に奏でるヴァイオリン〔と通奏低音〕のためのカプリッチョ 
ウッチェリーニ:第19シンフォニア 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による 
カヴァッリ:3声のカンツォン 〜二つのヴァイオリンとチェロ〔通奏低音〕による 
クレマチス(古楽器使用)
ステファニー・ド・ファイー、アマンディーヌ・ソラロ、レイシカ・ヴィタネージ、
カトリーヌ・プラットネル、キスン・ボソー(Vn)
ジェローム・ユイユ(Vc)
サラ・ファン・アウデンホーフェ、マリオン・マルティノー(バス・ガンバ)
エヴォレーヌ・キエネル(バスーン)
ベランジェール・サルダン、クレール・ピガニオル(バロックハープ)
キート・ガート(テオルボ、バロックギター)
ブリス・サイー(チェンバロ、オルガン)
ヨアン・ムーラン(Org)
音楽監督:ステファニー・ド・ファイー、ブリス・サイー

録音:2018年10月
サンテーユ聖母教会
南仏ラングドック地方
【国内盤】
歌詞日本語訳:白沢達生
なにしろタイトルは「四つのヴァイオリン」。一見かなり珍しい編成のようですが、実は世紀初頭のガブリエーリによる副合唱形式の応用(トリオ・ ソナタ編成×2部)をはじめ、ヴィオラを用いず4挺が対等に音を交わしあう曲が意外に多い17世紀。初期バロックの中軸を担うマリーニや カステッロ、ウッチェリーニといった定番の異才たちによる思わぬ編成の曲のあいだ、カヴァッリやロッシら声楽の天才たちの作品も盛り込まれ、 歌をめざしたヴァイオリン音楽の至芸にも心そそられること間違いなし。鍵盤のヨアン・ムーランやブリス・サイーら、Ricercarでソロ録音もリリー スしてきた俊才が居並ぶ、頼もしい演奏陣での録音です。 バロックのヴァイオリン音楽がイタリアで大きな発展をとげた17世紀。その頂点としてローマのコレッリ(1653〜1713)がとくに有名ですが、実 は重要な弦楽芸術の拠点は他にもいくつかありました。南のナポリ、北のモデナやボローニャ……そして18世紀にはヴィヴァルディを排出した ヴェネツィアも、17世紀を通じてヴァイオリン音楽の発展には大きく寄与した都市だったのです。老舗古楽レーベルRicercarで初期ヴァイオリ ン音楽の知られざる世界を解き明かしてきたクレマチスの面々は、モンテヴェルディやカヴァッリらオペラの大家たちを横目に、かの水の都でどれ ほど豊かなヴァイオリン音楽が紡がれていたか、何挺もの楽器が響きを交わしあう独特の作品を丁寧に選びながら瑞々しく伝えてくれます。


ALPHA
ALPHA-438(1CD)

NYCX-10093(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ローマと北イタリアのバロック声楽芸術
アレグリ:ミゼレーレ(神よ、わたしを憐れんでください)
ロッシ:翼のある伝令が
モンテヴェルディ:これほどまでに甘美な苦しみ
作者不詳:主よ、どうかあなたの激しい怒りを
マッツォッキ:わたしたちの命は短い
アッバティーニ:シンフォニア〜『天国の劇』より
マラッツォーリ:誰が無垢なる日々を取り戻し得ようか
アリエッタ「ああ、かくも強く眠りが」 マラッツォーリ
モンテヴェルディ&コッピーニ:マリア、なぜ泣いているのですか
モンテヴェルディ&プローフェ:過越の祝いに
デボラ・カシェ、マルト・ダヴォ(S)
エヴァ・ザイシク(Ms)
アナイス・ベルトラン(A)
ニコラス・スコット、ヤン・ファン・エルサッケル(T)
マルク・モイヨン、ブノワ・アルヌー(Br)
ヴィルジル・アンスリ(Bs)

ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ミラ・グロデアヌ、フィオーナ=エミリー・プパール(Vn)
アドリアン・マビール(木管コルネット)
ルカス・ペレス(リローネ)
フランソワーズ・エノク(ヴィオローネ)
サラ・アゲダ(バロックハープ)
マルアン・マンカル(Org)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ&総指揮)

録音:2018年6月、ボーム=レ=メシュー大修道院跡
【国内盤】解説・歌詞日本語訳:白沢達生
Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタ リア・バロック新録音です。中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』――モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったこ とで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音 楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきた てる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。 録音デビュー当初から重点的にイタリア初期バロックの知られざる音世界を探り、2003年の『ノヴァ・メタモルフォージ』で17世紀ミラノの独特 なア・カペラ教会音楽世界に迫ってみせたル・ポエム・アルモニーク、今回のメンバーには初期からの腕利き器楽陣に加え、声楽パートは長年 の演奏仲間であるブノワ・アルヌーやヤン・ファン・エルサッケルらだけでなく、近年ますます躍進めざましいエヴァ・ザイシクのようなソリストも! アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか、当時の宗教的替歌なども織り込みながら聴かせる注目の プログラムです。
ALPHA
ALPHA-444(1CD)

NYCX-10079(1CD)
国内盤仕様
税込定価
リュリ:怒りの日、深き淵より、テ・デウム
怒りの日 LWV 64-1
深き淵より LWV 62
テ・デウム(神であるあなたを讃えます)LWV 55
ソフィー・ジュンケル、ユディト・ファン・ヴァンロイ(ドゥシュ〔高音〕)
マティアス・ヴィダル、シリル・オヴィティ(オートコントル〔中高音〕)
ティボー・レナールツ(ターユ〔中音〕)
アラン・ビュエ(バス=ターユ〔中低音〕)
14-16) フィリップ・ファヴェット(バス〔低音〕)
ナミュール室内cho
ミレニアム・オーケストラ(古楽器使用)
コンサートマスター:パトリック・コーエン=アケニヌ
カペラ・メディテラネア(通奏低音/古楽器使用)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(総指揮)

録音:2018年2月
ヴェルサイユ宮殿内旧王室礼拝堂、ヴェルサイユ
【国内盤】 歌詞、解説日本語訳:白沢達生
カペラ・メディテラネアとはラテン系の古楽プレイヤーたちとともに地中海古楽の躍動感あふれる演奏を聴かせる一方、ミレニアム・オーケストラ では古典派作品のエキサイティングなピリオド演奏を聴かせてきたアラルコン。実はイタリア出身だったリュリの「前史」ともいうべき17世紀イタ リア古楽に通暁した彼だけに、傑作「テ・デウム」をはじめとするカトリック教会音楽へのアプローチは間違いなく注目に値するところ。緩急のダ イナミズムと細部への徹底した解釈(今回はフランス宮廷型弦楽研究の第一人者でもあるパトリック・コーエン=アケニヌが首席に招かれてい る点にも注目)、見逃しがたい新たなリュリ録音の登場です! フランス語圏を中心に今や欧州古楽界で絶大な存在感を放つアルゼンチンの異才アラルコン。最新録音は17世紀フランス最大の作曲 家リュリの豪奢な教会音楽3大作。折々の俊才が集いつづけるベルギーの精鋭集団ナミュール室内合唱団と、アラルコンが結成した実力 派揃いの器楽集団との共演に期待感が高まります。ルイ14世の治世下、教会でも起伏に富んだ精彩あざやかな音楽語法を操り独自の 音世界を紡いだリュリの作風の機微を、コントラバスではなく、バス・ド・ヴィオロンを使用した弦楽五部編成を中心に金管・打楽器まで揃う 17世紀当時の楽隊編成、適切な規模感の合唱でじっくり解き明かします。
ALPHA
ALPHA-542(1CD)

NYCX-10080(1CD)
国内盤仕様
税込定価
フランス宮廷のイタリア式ソナタの世界

ダンドリュー:ソナタ ト短調 作品1-3
 ソナタ イ長調 作品1-4
 ・コレッリ(ジュスタン・テイラーによるトリオ編成
版)
コレッリ:ソナタ ハ短調 作品4-1
ダンドリュー:ソナタ ヘ長調 作品1-5
 ソナタ ニ短調 作品1-1
 ソナタ ニ長調 作品1-2
コレッリ:ソナタ ロ短調 作品2-8
ダンドリュー:ソナタ ホ短調 作品1-6
コレッリ:チャコーナ(ソナタ)ト長調 作品2-12
ル・コンソート(古楽器使用)
テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト(ヴァイオリン 1)
ソフィー・ド・バルドネーシュ (ヴァイオリン 2)
ルイーズ・ピエラール (バス・ド・ヴィオル)
ハンナ・ザルツェンシュタイン(Vc)
ジュスタン・テイラー(クラヴサン、総指揮)

録音:2018年10月サン=ラザール教会、ボーヴェ(フランス中北部ウワーズ県)
【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
「そもそもダンドリューのソナタ集は、録音が必要なほど興味深いものなのでしょうか?」彼らがライナーノートの冒頭にわざわざこの質問を掲げ た企図は、実際に本盤を聴けば確実に伝わってくるのではないでしょうか?飛ぶ鳥を落とす勢いで世界の注目を集めつつある俊才古楽鍵 盤奏者ジュスタン・テイラーの最新録音はル・コンソートとの共演盤で、フランスにおけるコレッリ人気から生まれたバロック後期の傑作曲集。 彼らがアンサンブルを創設した直接のきっかけになったほど魅力的な作品の数々を、その霊感源でもあるコレッリの名品と併録しています。 ダンドリューは1720年代、ルイ15世の治世下で王室オルガン奏者となって以降に発表したクラヴサン(Cemb)曲集で知られてきた作曲 家ですが、この曲集はそのずっと前、ルイ14世時代のもの。ラモーとほぼ同い年ながら全く別の感性をもって諸様式融合期のパリを生きた才 人の音使いが、フランス最前線のバロック奏者たちの演奏であざやかに甦ります。Alphaならではの好企画、期待値充分のアルバムです。

RAMEE
RAM-1809(1CD)

NYCX-10081(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ピグマリオン
ラモー: 舞踏劇『ピグマリオン』(1748)
イジー・アントニーン・ベンダ(1722〜1795):メロドラマ『ピグマリオン』(1779)*
フィリップ・ガニェ(オートコントル/ピグマリオン)
モルガーヌ・ハイゼ(ソプラノ/ガラテー)
リセロット・デ・ヴィルデ(ソプラノ/セフィーズ)
カロリーヌ・ヴェイナンツ(ソプラノ/愛神アモール)
ノルマン・D.パツケ(朗読/彫刻家ピグマリオン)*
モルガーヌ・ハイゼ(朗読/彫像)*

合唱:
カロリーヌ・ヴェイナンツ、モルガーヌ・ハイゼ、ミーケ・ドント(S)
ケルレイネ・ファン・ネーフェル、バルト・ユフェイン (A)
ホファールト・ハシェ、ジーン・クレイトン (T)
ヴァウテル・ファンデ・ヒンステ、ヨリス・ストローバンツ (Bs)
アポテオーシス・オーケストラ(古楽器使用)
フィリップ・リガ、コルネール・ベルノレット、カタリーナ・ビセンス(Cemb)
総指揮:コルネール・ベルノレット
スリリングな発見が続く古楽大国ベルギーから、バロックと古典派にまたがる18世紀音楽の真髄に迫る充実録音が登場します! 自ら手 がけた女性像のあまりの美しさに恋してしまった彫刻家ピグマリオンが、ひたむきな愛で語りかけていたら像が本物の女性になった……という古 代神話を音楽化した2作。フランス音楽史上の巨星ラモーの舞踏劇に、古典派期のドイツの名匠G.A.ベンダのメロドラマをカップリングする センスはさすがRAMEEレーベル。互いに大きく異なるオーケストラの存在感が光る傑作をセンス抜群の古楽器演奏で対比させてゆきます。 ラモーの作品は1748年パリ初演時から大きな人気を博したもので、舞踏を支え独唱に沿う独特のオーケストレーションが魅力。一方メロド ラマは朗読をオーケストラが延々と支える独特な管弦楽ジャンルですが、ベンダの作風は疾風怒濤期から古典派へと向かう時期の起伏ゆた かな音使いが素晴しく(モーツァルトもベンダのメロドラマには強く刺激を受けていたことが知られています)、その作風を活かした古楽器演奏で 聴けるのは贅沢というほかありません。S.クイケンやC.ルセら古楽最前線の名匠たちのアシスタントとして頭角をあらわし、昨今はインマゼール のアニマ・エテルナ・ブリュッヘとともにベートーヴェンの第9交響曲でも成功をみせた俊才ベルノレットの指揮が頼もしい1枚です。

NEOS
NMC-D245(1CD)
ジョン・カスケン(b.1949)作品集
作者不詳(中世):古き法は廃れ
作者不詳(中世):敵意をあおりたてると
作者不詳(中世):神は慈悲
ペロティヌス(12 世紀末〜13 世紀)/ジョン・カスケン編)):地上のすべての国々は
ジョン・カスケン:「十字架の夢」
ヒリヤード・アンサンブル
クラーク・ルンデル(指)
ASKO シェーンベルク:・アンサンブル

録音:2014年10月
中世ルネサンスの宗教曲と現代イギリスの作曲家ジョン・カスケンの作品をカップリン グしたユニークな内容。いずれもヒリヤード・アンサンブルが関わっています。作者不詳の 宗教曲はオリジナルの形で、そしてペロティヌスの有名な「地上のすべての国々は」はカ スケンにより声楽と室内アンサンブルのために編曲、リコンポーズされた新鮮な作品に生 まれ変わっており、一聴に値する。カスケンの新作「十字架の夢」は8 世紀頃に書かれた 古い詩をテキストとしており、室内アンサンブルのモダンな響きとヒリヤード・アンサンブ ルの雅な響きが融合しミステリアスな空間を作り出す。

GENUIN
GEN-19646(1CD)
1730 年頃のバロック・リコーダー作品集
バッハ:パルティータ ハ短調(原曲:リュート組曲ハ短調 BWV997)
シェドヴィル:ソナタ ト短調 「忠実な羊飼い」(伝ヴィヴァルディ)
テレマン:フルート独奏のための幻想曲 TWV 40: 10
ヘンデル:リコーダー・ソナタ 変ロ長調 HWV 377
バッハ(疑作):フルート・ソナタ イ短調 BWV 1020
テレマン:フルート独奏のための幻想曲 TWV 40: 3
ヘンデル:リコーダー・ソナタ ヘ長調 HWV 369
テレマン:トリオ・ソナタ 変ロ長調 TWV 42: B4
テレマン:フルート独奏のための幻想曲 TWV 40: 11
バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調BWV1032
イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)
ラルフ・ヴァルトナー(Cemb)

録音:2018 年9 月18-20日 エルランゲン,ドイツ
バロック時代のリコーダー作品を集めています。ニコラ・シェドヴィル(1705-1782)は18 世紀フランスのオーボエ奏者。6 曲からなるヴィヴァルディの「忠実な 羊飼い」は、実はシェドヴィルがヴィヴァルディの名を騙って出版したもので、つ まりこのト短調のソナタは長らくヴィヴァルディの作品として親しまれてきたもの。 イェレミアス・シュヴァルツァーは、バロック音楽から現代音楽まで幅広く活躍する リコーダー奏者。2008 年にシャリーノの 4 つのアダージョの世界初演でリコーダ ーを吹き(ダニエル・ハーディング指揮スカラ座O)、注目を浴びた。
GENUIN
GEN-19657(1CD)
ハインリヒ・フォン・マイセン(1250 頃-1318):十字架の詩(全22 曲)(グンダーマン編) オクタヴィアンス(男声アンサンブル)
ゼバスティアン・クラーネルト(指)
アカデミッシェ・オルヒェスターフェライニグング・イェーナ
アンドレアス・クーフ(Org)

録音:2018 年10 月7-9 日 ワイマール
ハインリヒ・フォン・マイセン(1250 頃-1318)は中世のドイツの高名なミンネゼン ガー。フラウエンロープ(女性讃美)の呼び名でも知られます。マイセンの曲を22 曲 選び、作曲家カーステン・グンダーマンが、独唱者たち、室内合唱団、O のために編曲したのがこの「十字架の詩(うた)」。編曲といっても中世の味わい は色濃く残した上で、伴奏を色彩豊かにしたもの。あまり中世音楽に馴染みのな い人がその美しさに触れるには打ってつけの作品でしょう。 オクタヴィアンスはドイツの声楽アンサンブル。カウンターテノールを含む男声ア ンサンブルで、CD にはメンバー表がないが、ホームページには8 人の写真が掲 載されています。

CPO
CPO-777558(3SACD)
NX-E07
パッヘルベル:オルガン作品全集 第3集

【SACD1】受難曲集

【SACD2】詩篇歌曲集 第2集

【SACD3】コラールパルティータ集
【SACD1】
ミヒャエル・ベロッティ…トロスト=オルガン、St. Walpurgis Grosengottern(1717) /録音:2010年6月25-27日
【SACD2】
クリスティアン・シュミット… ハウプトオルガン(1715)、コールオルガン(1710/1746) Klosterkirche Rheinau /録音:2009年10月13-14日、 ヨハネス・クロイツブルクオルガン St. Cyriakus Duderstadt(1735) /録音:2013年10月22-24日
【SACD3】
ジェームズ・デイビッド・クリスティー…フォルクランド=オルガン Crucis-Kirche Erfurt(1735) /録音:2012年8月14-16日
誰もが知っている優雅な「パッヘルベルのカノン」。しかしこの作曲家が数多くのオルガン作品を残していた ことはあまり知られていません。cpoレーベルではほぼ5年をかけてパッヘルベルの全てのオルガン曲の録音 を敢行、これまでに第1集(777556…5枚組)、第2集(777557…2枚組)がリリースされ、今回の第3 集(3枚組)が完結編となります。演奏に用いられたのは様々な教会のオルガンであり、使用楽譜は全て 最新版に基づく研究者にとっても貴重な資料となるもの。第1集は前奏曲やフーガ、トッカータなどの小 品、第2集は同じく小品と、詩篇歌曲集第1集、この第3集はオルガンのための受難曲と、詩篇歌曲集 第2集、コラール・パルティータが収録されています。なにより、歴史的オルガンの壮麗な響きが余すことなく 捉えられており、全ての作品を高音質でお楽しみいただけるのも嬉しいところです。
CPO
CPO-555264(2CD)
NX-D01
ジングフォニカー&オルランド・ディ・ラッソ 第3集
【CD1】Buspsalmen ダヴィデの改悛詩篇 I-VII
1.Primus Psalmus 詩篇 第1曲
2.Secundus Psalmus 詩篇 第2曲
3.Tertius Psalmus 詩篇 第3曲
4.Quartus Psalmus 詩篇 第4曲
【CD2】
1.Quintus Psalmus 詩篇 第5曲
2.Sextus Psalmus 詩篇 第6曲
3.Septimus Psalmus 詩篇 第7曲
4.Laudes Domini 主を賛美せよ
ジングフォニカー
【メンバー】
ヨハネス・オイラー(C.T)
ダニエル・シュライバー(T)
ヘニング・イェンゼン(T)
ミヒャエル・マンタイ(Bs-Br)
クリスティアン・シュミット(Bs)
[賛助出演]
ヘレーネ・グラビツキー(S)
アンドレアス・ペール(C.T)

録音:2017年1月25-27日、2018年5月1-4日
現代ドイツを代表する男声ヴォーカル・グループ「ジングフォニカー」。ルネサンス期の作品からジャズ、ポップ スまで幅広いレパートリーを有し、結成から34年間に1300回以上のコンサートを開催しているという人 気アンサンブルです。彼らは以前からオルランド・ディ・ラッソの作品に熱心に取り組み、これまでに2枚のア ルバムをリリース、どちらも高く評価されています。3作目となるこのアルバムではラッソの代表作である「ダ ヴィデの改悛詩篇」全曲を演奏。自由な対位法が使われたこの作品は、同時代のパレストリーナとも違 う、独自の表現手段が用いられた力作であり、演奏者にも高い技術が求められます。今回はソプラノとカ ウンターテナーの歌手が参加することで、美しいハーモニーに一層の彩りが加わりました。

CORO
COR-16173(1CD)
パーセル:チャールズU世のための歓迎歌集(ウェルカム・ソング集) Vol.2
アンセム 「主よ、願わくばわが祈りを聞きたまえ」 Z.15/おお、孤独よ Z.406/アンセム 「主よ、おんみはいつまで怒りたもうや」 Z.25/4声のパヴァン ト短調 Z.752/絶望の淵に投げ込まれ Z.142/歓迎歌 「来たれ、歓喜よ」 Z.339/歓迎歌 「厳しき国と戦乱を逃れて」 Z.325
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2017年6月、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)
王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。
1660年にイングランド議会を解散した後、翌1661年にイングランド王に即位し、共和制の終焉と王政復古期の始まりを呼んだチャールズU世のために作曲された歓迎歌集第2巻は、「来たれ、歓喜よ Z.339」と「厳しき国と戦乱を逃れて Z.325」の歓迎歌を中心にアンセム等をカップリング。
「パレストリーナ」や「ビクトリア」、「ヘンデル」と並ぶザ・シックスティーンの重要プロジェクトとしてスタートした「パーセル」の歓迎歌集。現在のイギリスを代表する世界最高峰の合唱団によるパーセルの名唱にご期待下さい。
CORO
COR-16175(1CD)

PCOR-16175(1CD)
国内盤仕様
日本語解説&歌詞訳付
税込定価
パレストリーナ Vol.8〜ミサ曲 「兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを」
1. わたしは生けるパン/2. 兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを/3. 主イエスは杯をとり/4-9.ミサ曲 「兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを」/10. わたしの肉はまことの食物/11. パーテル・ノステル(天にいますわれらの父よ)/12. 主の司祭たちは/「ソロモンの雅歌」 より 第25番−第27番〔13. あなたの足はなんと麗しいことであろうか/14. あなたの両乳ぶさは/15. あなたはなんと美しく〕/16. 過越の小羊を称えさせよ/17. パンゲ・リングァ(舌よ、褒めよ)
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2019年3月20日−22日、聖オルバン・ザ・マーター教会(ロンドン)
パレストリーナが遺した100曲を超えるミサ曲の中からハリー・クリストファーズが選んだミサ曲を中心に、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」に基づく連作モテット集からの3曲や関連するイムヌス、モテットなどでプログラムを構成するという秀逸なプロジェクト。第8巻は、1601年に出版された「ミサ曲集第13巻」に収録されている「ミサ曲 「兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを」 (ミサ・フラトレス・エゴ・エニム・アッチェピ)」を中心とした、最後の晩餐と十字架上のキリストの犠牲をテーマとしたプログラム。自作の8声のモテットに基づくパロディ・ミサで、パレストリーナのもっとも壮大で素晴らしいミサ曲の1つを、世界で絶賛されるザ・シックスティーンのポリフォニーで表現します。

Etcetra
KTC-1920(1CD)
リコーダーによる作法の新旧
ヘンリー8世宮廷の手写本より〜
ヘンリー8世(1491−1547):コンソート第20番
ハインリヒ・イザーク(1450−1517):ラ・ミ[・ラ・ソ]
国王ヘンリー8世:コンソート第1番
ジョン・ロイド(ca.1475−1523):パズル − カノンT、パズル − カノンU
国王ヘンリー8世:コンソート第22番
ロバート・フェアファックス(1464−1521):パズル − カノン Wa/b
ベリオ(1925−2003):ジェスティ(テナー・リコーダーのための)
コスタンツォ・フェスタ(ca.1485−1545):定旋律「ラ・スパーニャ」による125のコントラプンティ集より 21のコントラプンティ
ベリオ:ジェスティ(アルト・リコーダーのための)
ボールドウィンの手写本より〜
ジョン・ボールドウィン(ca.1560−1615):コンソート集
オリーブ・コンソート〔ケース・ブッケ(リコーダー)、ヴァルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー)、田中せい子(リコーダー)、ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)〕

録音:2018年6月25日−28日、ピエーヴェ・ディ・サン・ピエトロ・ア・プレシャーノ(アレッツォ、イタリア)
フランス・ブリュッヘンに薫陶を受け、ブリュッヘンが指揮者へと転身後にリコーダー界を背負ってきた二人の巨匠、ケース・ブッケとヴァルター・ファン・ハウヴェ。二人がブリュッヘンの葬儀でおよそ四半世紀ぶりに共演を果たし、ハウヴェに師事した田中せい子、ブッケに師事したダニエレ・ブラジェッティが加わり、2018年に世界屈指のリコーダー四重奏団「オリーブ・コンソート」を結成。2018年6月にミラノとアレッツォで行われた結成コンサート「リコーダーによる作法の新旧」のプログラムがCDとなって登場!
2019年12月には、同プログラムでオリーブ・コンソートの日本初公演も予定しております。
「作法の新旧(ジェスティ・アンティーキ・エ・モデルニ)」は、イタリアとイギリス・ルネサンスの器楽曲と20世紀の1曲が、「大いなる実験と探求の精神」という共通点によって結びつけられたプログラム。バッハより2世紀前に、類い稀なる対位法の手法を魅せたコンスタンツォ・フェスタの「コントラプンティ(対位法)」。自身もリコーダーの演奏や作曲を行う愛好家であったイングランド王ヘンリー8世の宮廷でまとめられた手写本からのコンソート音楽。1970年代にブッケが大英図書館で発見した「ボールドウィンの手写本」に収められている、高度で複雑なポリリズムが取り入れられた難曲。そして、ベリオがブリュッヘンのために作曲した超絶リコーダー作品「ジェスティ」。リコーダーの現代史に決定的な影響を与えることになったこの「ジェスティ」は、息、指、舌、声に分解されたそれぞれの動作(ジェスチャー)が個別に記譜され、まるで独奏楽器のための究極のポリフォニーと言えるような音楽が生み出されます。このプログラムでは、ブッケがアルト・リコーダーで、ハウヴェがテナー・リコーダーでそれぞれ「ジェスティ」を演奏し、多分に含まれる即興的要素から全く異なる表現を楽しめます。

VIVAT
VIVAT-118(1CD)
エレジー〜パーセル&ブロウ:カウンターテナー・デュエット集
パーセル:聞け鳥の鳴き声を、艶めかしきフルートは虚しく、おお孤独こそ我の最も好むところ、シャコンヌ(「ダイオクリージャン」より)
ジョン・ブロウ:ああ, なんと素晴らしい響きよ
パーセル:トランペットを吹き鳴らせ、戦争の苦難と危険から、歌え歌えドルイド僧よ
ブロウ:我が心は決意した
メアリー女王の崩御を悼む3つのエレジー〔パーセル:レスビアよ, 無益なことだ(ラテン語)
ブロウ:レスビアよ, 無益なことだ(英語)
パーセル:おおオラニエ家神聖なる保護者〕
ブロウ:ヘンリー・パーセル氏の死を悼む頌歌
イェスティン・デイヴィス(C.T)、
ジェームズ・ホール(C.T)、
キングズ・コンソート、ロバート・キング(指)

録音:2019年1月6日−8日、アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス)
英国古楽界の巨匠ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル「Vivat」から、キングズ・コンソートが特に得意とする作曲家の一人、ヘンリー・パーセルの新録音が登場。その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー、イェスティン・デイヴィスをフィーチャーし、若き傑出したカウンターテナーのジェームズ・ホールとともに、パーセルとジョン・ブロウが作曲したカウンターテナーのためのソロとデュエットを披露します。
プログラムの中心となるのは、メアリー女王(メアリー2世)の早すぎる死を悼んで作曲された3つのエレジー(哀歌)。そのうち2つは同じテキストを基に、パーセルがラテン語、ブロウが英語に音楽を付けています。そのほか、パーセルの有名な「トランペットを吹き鳴らせ」やあまり知られていない二重唱曲を収録し、最後にジョン・ブロウの傑作「パーセル氏の死を悼む頌歌(オード)」で締めくくります。
ワールド・クラスの新たな録音会場、アルフトン・ニュー・モルティングス(Alpheton New Maltings)で録音された暖かくも透明感のあるアコースティック・サウンドもポイントです。

Gimell
CDGIM-052

PCDGIM-052(1CD)
国内盤仕様
日本語解説&歌詞訳付
税込定価
アントワーヌ・ブリュメル:父の母にして娘
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「父の母にして娘」
単旋聖歌:主よ、平和を与えたまえ
ノエル・ボールドワン(fl.1509−1513):ミサ曲 「主よ、平和を与えたまえ」
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指)
1973年の結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。2021年のジョスカン・デ・プレ没後500周年アニヴァーサリー・イヤーに全9巻での完結を目指す、「ジョスカンのミサ曲全曲録音」という偉大なプロジェクト。第8巻では、ブリュメルのモテットに基づくミサ曲「父の母にして娘」(ミサ・マテル・パトリス)、そしてその精緻な書法からジョスカンの作と考えられていたノエル・ボールドワン(バウルデヴェイン)のミサ曲「主よ、平和を与えたまえ」(ミサ・ダ・パーチェム)を収録。
タリス・スコラーズの並外れたパフォーマンスによって、レコード・アカデミー賞を始め、英グラモフォン賞や仏ディアパゾン・ドールの「年間最優秀賞」を獲得し、世界で絶賛されてきた至高のジョスカン・デ・プレにご期待ください。

Christophorus
CHR-77440(1CD)
ヨハン・ザムエル・ヴェルター:コラール・カンタータ集
パウル・ハインライン(1626−1686):5声のソナタ 「Battallia ex C」
ヨハン・ザムエル・ヴェルター(1650−1720):主イエス・キリスト, 汝こよなき宝*
ヨハン・ミヒャエル・ニコライ(1629−1685)2声のソナタ第14番*
ヴェルター:神がわれらを憐れみ*
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623−1665):3声のソナタ
ヴェルター:Auff, auff ihr Gottes Hausgenossen*
作者不詳(17世紀):2声のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ*
ヴェルター:わが愛する神に*
アントニオ・ベルターリ(1605−1669):6声のソナタ第101番
ヴェルター:Wenn wir in hochsten Nothen seyn*
エッコ・ラ・ムジカ

録音:2018年11月5日−7日、SWR放送スタジオ(シュトゥットガルト)

*=世界初録音
エエコ・ラ・ムジカは、ヴィオール奏者のハイケ・ヒュンマーとサックバット奏者のマティアス・シュプリンツが主宰し、1987年の設立以来17世紀前半の豊かな音楽遺産を発表し続けてきた声楽と器楽による古楽案サンプル。
ヨハン・ザムエル・ヴェルターはシュヴェービッシュ・ハルの聖ミヒャエル教会で45年にわたってオルガニストを務めた音楽家。ベルリン、フランクフルト、アウクスブルクでも役職を与えられ、生涯で400以上の作品を書いたと言われていますが、現存するのはわずか10数曲のカンタータのみです。ここでは、コラール・カンタータの歴史において、プレトリウスとバッハの間のもっとも重要な音楽家ともいわれるヴェルターの5つのカンタータ(いずれも世界初録音)と、同時代の様々な器楽曲を収録しています。
ChristophorusCHR-77438(1CD)
皇帝マクシミリアン1世の時代の歌曲、シャンソン、舞曲集
イザーク、オケゲム、ゼンフル、ジョスカン・デ・プレ、ホーフハイマー、他、作曲者不詳の作品
ザビーネ・ルッツェンベルガー(メゾ・ソプラノ&指揮)、
アンサンブル・ペル=ソナット

録音:2019年1月11日−13日、ドイツ
Christophorusが贈る、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世(1459−1519))の没後500周年記念リリース。アンサンブル・ホフカペレによるモテット&ミサ曲集(CHR 77439)に続く第2弾は、中世からルネサンスの音楽を専門とする歌手、ザビーネ・ルッツェンベルガーと、彼女が芸術監督を務める古楽アンサンブル "ペル=ソナット(PER-SONAT)"によるマクシミリアン1世の時代の音楽。イザーク、オケゲム、ジョスカン・デ・プレなど、マクシミリアン1世の宮廷へ招かれて活動した当時の重要な作曲家たちによる歌曲、シャンソン、舞曲集です。

ENCELADE
ECL-1703(1CD)
モッテッティと技巧的なカンツォーニ
イッポリート・ターターリーノ(c.1559−1582):スザンナによるカンツォン
ラッスス:シュザンヌはある日
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(c.1570−1649):ソナタ第13番
ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ(c.1582−1649):6声のカンツォン
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(c.1570−1622):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
パレストリーナ
:野も丘も(バッサーノのディミニューション付き)
ダリオ・カステッロ(c.1590−c.1630):ソナタ第2番
パレストリーナ:わが愛する者よ, 汝すべてに美し(ロニョーニのディミニューション付き)
フォンタナ:3声のソナタ第16番
デ・ローレ:別れの時は(ロニョーニのディミニューション付き)
チーマ:2つのソプラノ声部と通奏低音のためのソナタ
ビアージョ・マリーニ(1595−1663):コルネットとオルガンのためのソナタ
ジョヴァンニ・アントニオ・ベルトーリ(1605−1669):ソナタ第1番
ジョヴァンニ・アントニオ・リッチオ(c.1600−after 1621): Jubilent Omnes
ラ・ギルド・デ・メルスネール、
アドリアン・マビール(コルネット、フルート、指揮)

録音:2017年7月31日−8月4日、サンタマン=ド=ボワ寺院(シャラント、フランス)
ラ・ギルド・デ・メルスネールは、フランスの若きコルネット(ツィンク)奏者、アドリアン・マビールが創設した、16世紀〜17世紀の音楽を専門とするピリオド楽器アンサンブル。ジョヴァンニ・バッサーノの作品集(ECL 1501)以来となるセカンド・アルバム。技巧的な管楽器と声楽による17世紀イタリアのほとんど演奏も録音もされていない音楽を集成。歌、コルネット(&リコーダー)、リコーダー(&Bombardino)、ファゴット(&リコーダー)、ヴァイオリン、オルガンの6名が様々な編成で参加。サンタマン=ド=ボワ寺院のルネサンス・オルガンを使用。

Glossa
GCD-923521(1CD)
ファリネッリの写本
作者不詳[おそらくはジョヴァンニ・アントニオ・ジャイ(1690−1764)の音楽をもとにカルロ・ブロスキ(ファリネッリ)(1705−1782)が書いたと考えられる]:私は不安を抱く船のようだ(アリア)*
ガエターノ・ラティッラ(1711−1788):永遠に私を捨てたいと思っているのですか? (アリア)
ニッコロ・コンフォルト(1718−1793):日に日にあなたは煩わしさを増していきますね?(レチタティーヴォ)、むなしい希望を抱いてはいけない(アリア)
ジェミニアーノ・ジャコメッリ(1692−1740):ナイチンゲールが恋をすると(アリア)*
ジョヴァンニ・バッディスタ・メレ(1693/4−after 1752):私は輝く波と晴れ渡った空の間にある港にいたいと思った(アリア)
作者不詳[おそらくはジェミニアーノ・ジャコメッリ作と考えられる]:私は愛する人をむなしく呼び、むなしく探す(レチタティーヴォ)、私が悲嘆の声を漏らすと(アリア)
(*ファリネッリのオリジナルのダ・カーポを含む)
アン・ハレンベリ(Ms)、
ステーファノ・アレージ(指)、
スティーレ・ガランテ

録音:2019年4月9日−12日、Schuilkerk De Hoop(ディーメン、オランダ)
後期バロック音楽の専門家、ステーファノ・アレージをディレクターとして2010年に結成された18世紀のイタリア音楽に特化したアンサンブル「スティーレ・ガランテ(ギャラント様式)」のGlossa第3弾。前作ではナポレオンの時代の偉大なるカストラート、ルイージ・マルケージのアリアを歌ったスウェーデン出身のメゾ・ソプラであり、現代有数のオペラ・セリアのスター、アン・ハレンベリが再び登場。
今作では、1994年の映画『カストラート』(日本公開は1995年)のモデルともなった、史上もっとも有名なカストラート、カルロ・ブロスキ・ファリネッリのアリアを現代に再現。1753年に皇帝マリア・テレジアに献呈された豪奢な写本(マニュスクリプト)(オーストリア国立図書館[Mus. Hs. 19111])を基に、書き込まれた複雑な装飾やファリネッリのオリジナルのダ・カーポまでも忠実に歌い、ステファーノ・アレージは宮廷の書庫に詳述されていた楽器やアンサンブルのレイアウトに従い演奏。1737年から20年以上にわたりスペイン王室とスペインの聴衆に愛された偉大なカストラートの華麗で凛々しい歌声を現代に蘇らせます。
Glossa
GCD-924007(2CD)
シャルル=ユベール・ジェルヴェ(1671−1744):音楽悲劇 「イペルムネートル」(パリ、1716/1717改訂版) オルフェオO、パーセルcho、ジュルジ・ヴァシェジ(指)、キャサリン・ワトソン(イペルムネートル)、マティアス・ヴィダル(リンセー)、トマ・ドリエ(ダナオス)、シャンタル・サントン=ジェフリー(エジプト人、ナイアド、アルゴス人、羊飼い、コリフェ)、マヌエル・ヌニェス=カメリーノ(エジプト人、イシスの大司祭、羊飼い、コリフェ)、ジュリエット・マルス(イシス、水夫)、フィリップ=ニコラ・マルタン(ナイル、アルカス、ゲラーノールの幽霊)

録音:2018年9月17日−20日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール(ブダペスト芸術宮殿、ハンガリー)
ラモーやモンドンヴィルなど、エルヴェ・ニケに代わりGlossaのフランス・バロック・レコーディングを充実させてきたハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。今、世界でも注目を浴びるハンガリー古楽界の雄、ジェルジ・ヴァシェジが蘇らせる次なるフランス・バロックは、シャルル=ユベール・ジェルヴェ(1671−1744)の代表的な音楽悲劇「イペルムネートル(ヒュペルムネーストラー)」。カンプラやデトゥシュと同世代のジェルヴェは、リュリに学び、ラモーの舞台作品へと続く道を切り拓いてきた作曲家。シャルトル公(後のオルレアン公)フィリップ2世の下で楽長、音楽長官を務め、国王のシャペル付き楽団の副楽長にも任命された有力な音楽家で、同公のために書かれた「イペルムネートル」は、1716年にオペラ座で初演されたあと、17年、28年、46年、65年、66年にも再演されるなど、18世紀前半に高い人気を誇った作品です。

Hanssler
HC-19034(1CD)
ルネサンス期ポーランドのリュート音楽
(1)アルベルト・ドゥゴライ:前奏曲
 3つのファンタジア
 2つのホレア・ポローニカ/クーラント
(2)ディオメデス・カート:前奏曲
 3つのガリアルダ/レ・ミ・ファ・ソ・ラ
 ファヴォリート/2つのファンタジア
(3)作者不詳:モニハ/クーラント
 4つのポーランド舞曲
(4)ヤクブ・ポラク:前奏曲
 2つのヴォルテ/4つのファンタジア
 ガリアルダ/クーラント
ヨアヒム・ヘルト(Lute)

録音:2019年2月24-27日/救世主教会(ヴァレンドルフ)
16世紀ヨーロッパではリュート音楽が隆盛をみましたが、ポーランドも同様で味わい深く美しい作品が数多く生まれました。そこにはマズルカのリズムが明 瞭なものもあり、かのランドフスカがチェンバロで奏して録音したり、タンスマンがギター曲の素材にしているほどです。アルベルト・ヴォイチェフ・ドゥゴライ (1558-1618頃)やヤクブ・ポラク(1545-1605)のようなポーランド人リュート奏者の作品のほか、ポーランドの宮廷で活躍したイタリア人ディオメデス・カー ト(1565-1628)も当時の雰囲気を伝えてくれます。
ヨアヒム・ヘルトは1963年ハンブルク生まれのベテラン。イル・ジャルディーノ・アルモニコとの活動でも知られています。 (Ki)

Coviello
COV-91911(1CD)
W.F.バッハ(1710-1784):“Ach, das du den Himmel zerrissest” BR-WFB F3; FK93
カール・フリードリヒ・ルドルフ(1749-1796):“Lobet ihr Himmel den Herrn” CFR-WV6 *
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲 ト長調 QV5:174
カール・フリードリヒ・ルドルフ:“Herr! Thue meine Lippen auf” CFR-WV13 *
C.P.E.バッハ:交響曲ハ長調 WQ.174(フルート2、ホルン2、弦楽と通奏低音)
カール・フリードリヒ・ルドルフ:“Lobet den Herrn, lobet ihr Knechte des Herrn” CFR-WV14 *
ハンナ・ツムザンデ(S) 
ニコル・ピーパー(A) 
ヤコブ・ローレンス(T) 
ヘンリク・ベーム(Bs)
ドロテー・クンスト(トラヴェルソ)
アントニウス・アダムスク(指) 
ゲッティンゲン・バロックO

録音:2018年10月6日/ゲッティンゲン
*世界初録音
カール・フリードリヒ・ルドルフ(1749-1796)の作品と、彼が活躍した地・ゲッティンゲンにゆかりのある作曲家の作品を集めて構成したアルバムです。ル ドルフはいくつかのカンタータが残っているくらいの知られざる作曲家で、ここに収録されている作品も世界初録音。バロックから古典派への過渡期に書かれた興 味深い音楽がお聴き頂けます。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2496(2CD)
ステッファーニ:歌劇『ヘラクレスとオケアロスの戦い』 ダラ・サヴィノヴァ(アルチーデ)
フェデリカ・パリュウカ(デイアニーラ)
リッカルド・アンゲロ・ストラーノ(アケローオ)
アウレリオ・スキアヴォーニ(エネーオ)
アントニオ・グレコ(指)
イタリア国際Oバロック・アンサンブル

録音:2014年7月24-27日
アルチーデ(ヘラクレス)とアケローオ(オケアロス)の戦いを描いた、ギリシャ神話に基づくオペラ。一人の女性デイアネイラを求めて戦うこととなった英雄 ヘラクレスと河の神オケアロスの物語です。
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728)はイタリア生まれのバロック作曲家で、おもにドイツで活躍。ハノーファーで宮廷楽長を務め、同地の歌劇場 のためにオペラも多く作曲しました。『ヘラクレスとオケアロスの戦い』はこの歌劇場のために書かれた1689年の作品です。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-5203(2CD)
レーオ:詩篇112 “Beatus vir” (アルト、2つのヴァイオリン、通奏低音)*
 詩篇115 “Credidi propter quod licutus sum” (4声)*
 第2トッカータ ト短調 (アコーディオンで演奏)
 第3トッカータ ト短調 (アコーディオンで演奏)
 三重奏曲 ニ長調 (2つのヴァイオリンと通奏低音)
ポルポラ:シンフォニア (2つのヴァイオリンとヴィオラ)
 第3協奏曲 ト短調 (3楽器のための室内シンフォニア)
 第6協奏曲 変ロ長調 (3楽器のための室内シンフォニア)
ル チ ア・シュヴァルツ(S)
ミケーレ・アンダロー(C.T)
ラッファエーレ・ジョルダーニ(T)
マッテオ・ベッロット(Bs)
アンサンブル・アニマンティカ

録音:2018年10月30日、11月2・4日
*世界初録音
もに後期バロック時代にイタリアで活躍した作曲家の作品集です。教会で演奏しており、豊饒な残響を伴う録音。最低限の編成ですが贅沢な音響が味わえます。 通奏低音でアコーディオンを使用している楽曲もあり、自由度の高いオルガンのような面白い効果を上げています。

ICSM Records
ICSM-012(1CD)
ペルゴレージ:ナポリのスターバト・マーテル 〜 G.B.ペルゴレージの傑作からのニュー・パースペクティヴ
ナポリの伝統的なポリフォニー:オストゥーニのスターバト・マーテル
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Stabat Mater、Cujus Animam、O quam tristis〕
ナポリの伝統的なポリフォニー:カンツォーネ「ドンナ・イザベッラ」とミゼレーレ
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Quae maerebat、Quis est homo〕
伝承曲:タランテッラ「ア・カンティーナ」
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Vidit suum、Eja mater、Fac ut ardeat〕
伝承曲
:タランテッラ「ラ・チチェレネッラ」
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Sancta Mater、Fac ut portem、Inflammatus〕
伝承曲:器楽によるタランテッラ
ナポリの伝統的なポリフォニー:スターバト・マーテル
伝承曲:タランテッラ「ラ・カルピネーゼ」
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Quando corpus、Amen〕
ル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユ、
フランク=エマニュエル・コント(Org、指)

録音(ライヴ):2015年7月6日、シャゼル=シュル=リヨン教会
リヨン国立高等音楽院で学び、フランス古楽界を代表する芸術家・研究家として活動するフランク=エマニュエル・コントと、コントが芸術監督を務める声楽と器楽によるピリオド・アンサンブル、ル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユ。 フランス、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の図書館に所蔵されている様々な手稿譜から地域の独創性・特異性を維持した音楽を再現し、民俗音楽など様々なジャンルとのコラボレーションによってバロック音楽の多様性を示してきたル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユならではの注目新録音。リヨン図書館で近年新たに発見されたペルゴレージの「スターバト・マーテル」(5人のソリストのためのバージョン)を軸に、ナポリのポリフォニー、伝統舞曲を組み合わせて神聖な音楽と民族的な音楽が共存するナポリの聖週間を再現しています。

BIS
BISSA-2407(1CD)
(1)フランシスコ・デ・ペニャローサ(1470-1528):聖金曜日の為のエレミアの哀歌
(2)ペドロ・デ・エスコバル(c.1465-1535):スターバト・マーテル・ドローローサ
(3)ペニャローサ:聖土曜日の為のエレミアの哀歌
(4)ペニャローサ:「天のいと高きところには神に栄光あれ」〜ミサ曲『武装した人』より
(5)ペニャローサ:「聖マリア、哀れな者たちを助けに急ぎ来てください」
(6)ペニャローサ:「ユニカ・エスト・コロンバ・メア・アヴェ」
(7)ペニャローサ:「我は信ず、唯一の神」〜ミサ曲『武装した人』より
(8)フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):「それは誰か」
(9)ゲレーロ:「Antes que comais a Dios」
(10)ペニャローサ:「神の子羊」〜ミサ曲『武装した人』より
ニューヨーク・ポリフォニー【ジェフリー・ウィリアムズ(C.T)、スティーヴン・カルディコット・ウィルソン(T)、クリストファー・ディラン・ハーバート(Br)、クレイグ・フィリップス(Bs)】

録音:2018年6月/プリンストン・アビー(ニュージャージー)
2006年に結成された男声4名のアンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニー。BISレーベル第5弾は15世紀後半から16 世紀にかけてのスペイン盛期ルネサンス音楽の作曲家、フランシスコ・デ・ペニャローサ、ペドロ・デ・エスコバル、フランシスコ・ゲレーロの作品を収 録しました。ニューヨーク・ポリフォニーによる極上の声楽アンサンブルを聴かせてくれます。 (Ki)

Dynamic-CD
CDS-7841(1CD)
NX-B03
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700/1701-1775):チェンバロ・ソナタ集
ソナタ 第8番イ短調
ソナタ 第4番ハ長調
ソナタ 第6番ニ短調
ソナタ 第7番ヘ長調
ソナタ 第5番ニ長調
ソナタ 第17番ト長調
ソナタ 第16番ハ長調
ソナタ 第15番ハ長調
ソナタ 第14番ハ長調
ソナタ 第3番ト長調
ソナタ 第1番ハ長調
ソナタ 第2番ヘ長調
ソナタ 第18番ト長調
ソナタ 第12番イ長調
ソナタ 第13番変ロ長調
ソナタ 第9番ハ長調
ソナタ 第10番ト長調
ソナタ 第11番ト長調
各ソナタの番号は1999年に出版されたマリアテレサ・デッラボッラの比較校訂版第1稿による
シモネッタ・ヘーガー(Cemb)

録音:2017年10月7.8.9日
サラ・コンチェルティ・ディ・オッターヴァノータ、ミラノ、イタリア

世界初録音
イタリアの音楽一家に生まれ(父、兄も音楽家)、生涯のほとんどをミラノで過ごし、いくつかの教会でオルガニスト を務めたジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニ。多くの宗教作品を書く一方で、演奏会の為の交響曲を作 曲、交響曲作曲家の先駆者としても讃えられています。その作品が他の国で人気を博したため、グルックを始め とした多くの生徒が彼のもとを訪れ教えを受けたことで、彼の名声は一層高まることとなりました。当時としては長 寿に恵まれ、数多くの作品を残しましたが、鍵盤(オルガン、もしくはチェンバロ)の為の作品は比較的少なく、 40曲ほどが残存しています。作曲年代の違いもあり、前期と後期では様式がかなり違いますが、このアルバムに 収録されているのは後期の作品であり、当時のバロック様式から古典様式へと推移するギャラント様式(複雑な 対位法を用いることなく、旋律と伴奏がわかりやすく示される)で書かれた楽しいものです。演奏しているヘーガー は現在ミラノ音楽院で後進の指導にあたりながら、ソリスト、アンサンブル奏者として多面的な活動をしています。 このアルバムの曲順は作曲年代ではなく、ヘーガーが最もふさわしいと考える順番で演奏されています。

CPO
CPO-555269(1CD)
NX-B10
18世紀オーストリア、シュタイアーマルク地方のチェンバロ協奏曲集
シャイブル(1710-1773):チェンバロ協奏曲 ハ長調
ヴァーゲンザイル(1715-1777):チェンバロ協奏曲 ヘ長調
 チェンバロ協奏曲 ト短調
シュタインバッハー(1700-1741):チェンバロ協奏曲 イ短調
 田園曲 ト長調/前奏曲 イ短調
カステリ(生没年不詳):チェンバロ協奏曲 ト長調
作者不詳:チェンバロ協奏曲 ハ長調
ミヒャエル・ヘル(Cemb&指)
ルチア・フロイホファー(Vn&指)
グラーツ・ノイエ・ホーフカペレ

録音:2018年9月20-23日
バロック期と前古典派期のちょうど境目であるマリア・テレジアの時代、音楽も世相も多様な発展を遂げました。このアル バムに集められた曲は当時、オーストリア=ハンガリー帝国の一部になるまえの「シュタイアーマルク」で編纂された「チェン バロ協奏曲集」から選ばれたもの。この地はかつて、オスマン帝国の攻撃にさらされ荒廃していたオーストリアの辺境の地 でしたが、少しずつ周辺の文化が流入し、人々も様々な楽しみを享受するようになりました。チェンバロからフォルテピア ノへと移り変わる時代ではありましたが、この地域の人々は変わらずチェンバロを愛しており、これらの曲が生まれたので す。この演奏のためにミヒャエル・ヘルが用いたのは1755年製のヨハン・ライデッカーを2017年にマルティン・ピューリン ガーが復元した楽器で、これらのレパートリーにぴったりの音色を奏でています。
CPO
CPO-777989(1CD)
NX-B10
チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565):ミサ曲「Vivat felix Hercules エルコレ公の幸せな生涯」
ミサ曲「Vivat felix Hercules エルコレ公の幸せな生涯」

モテット集
.Ava Regina caelorum
.Plange quasi virgo
.Exaudiat me Dominus
.Sub tuum praesidium confugimus
.Gaude, Maria Virgo
.Pater noster
.Agimus tibi gratias
.Labore primus Hercules
Da pacem,Domine
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス【
アレックス・ポッター/フランツ・ヴィツフム(A)、ベルント・オリヴァー・フレーリヒ/ミルコ・ルートヴィヒ(テノール・アルト)、ヤン・ファン・エルザッカー/アヒム・シュルツ(T)、ヘルマン・オズヴァルト/トーレ・トム・デニーズ(T)、ウルフリート・シュターバー/キース・ヤン・デ・コーニング(Bs)】

録音:2015年4月24-26日
16世紀フランドル楽派の作曲家チプリアーノ・デ・ローレの作品集。ローレは傑出した「マドリガーレ」の作曲家であり、後 期ルネサンス音楽の様式発展に寄与したとされています。ローレが幼少期にどのような生活を送っていたのか、また、誰 から音楽を学んだのかなどの詳細は分かっていませんが、1546年にはフェラーラの宮廷楽長に就任したことがわかってお り、この地を治めていたエルコレ・デステ2世のために多くの作品を書き上げました。このアルバムに収録されたミサ曲もエ ルコレ公のための作品で、テノールが主君を賛美するためのテキストを朗々と歌い上げます。同時収録のモテットは、ど れも趣向が凝らされたもので、ローレの生前には高い人気を誇り、何度も重版されたという記録が残っています。

Naxos Japan
NYCX-100781(1CD)
国内盤仕様
税込定価
テレマン:6つの序曲集
序曲 第1番ト短調 TWV32:5
序曲 第2集 イ長調 TWV32:6
序曲 第3番ヘ長調 TWV32:7
序曲 第4番ホ短調 TWV32:8
序曲 第5番変ホ長調 TWV32:9
序曲 第6番ロ短調 TWV32:10
中川岳(Cemb)

録音:2017年7月15-16日ヴュルツブルク音楽大学、ドイツ
※輸入品盤 8.573819と同内容
古楽界、気鋭の新人!中川 岳自身の楽曲解説付き。 彼が心から愛するテレマンをじっくりと楽しむ1枚。 幼い頃からピアノを学び、その後独学でチェンバロ、クラヴィコード、オルガンを弾くに至ったという中川岳。東京大学哲学科在学中、2014年 に開催された「第27回国際古楽コンクール」〈山梨〉の鍵盤楽器部門で第1位を獲得、一躍注目を浴びました。2016年からはヴュルツブル ク音楽院でグレン・ウィルソンにハープシコードを師事、その音楽性に一層の磨きをかけています。このテレマンの作品集は「Ouverture=序 曲」とタイトルが付けられているものの、実質は第1曲目の序曲と、2つの舞曲が組み合わされた小さな組曲です。作品中にはイタリアやドイ ツ、フランスの舞曲が散りばめられ、多彩な表情を見せています。中には、テレマンが一時期滞在したポーランドの民族音楽から影響を受けた と思われる曲もあり、実に興味深い曲集として構成されています。 国内仕様盤には、中川自身が「テレマンの多様性と作品の面白さについて」執筆した渾身の楽曲解説が付されています。 テレマン入門にもふさわしい1枚です。

ATMA
ACD2-3021(1CD)
ジャン・ド・サント=コロンブ(1640?-1700?):2 台のヴィオールのためのコンセール集より
第2番Le Change
第3番Le Tendre
第10番Les Couplets
第27番(La) Bourrasque
第36番L’attentif
第41番Le Retour
第44番Tombeau Les Regrets
第48番Le Rapotte
第52番L’estourdy
第53番Les Roulades
第59番Le Precipite
第62番La Boutade
レ・ヴォワ・ユメーヌ
[スージー・ナッパー&マーガレット・リトル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)]

録音:2003〜2004年
マラン・マレの師として知られるものの謎が多く、生没年や生涯も明らかにされていない作曲家サント=コロンブ。67曲からなる「2台のヴィオールのための コンセール集」はその代表作であり、典雅で幽玄なガンバの旋律が絡み合う名品です。レ・ヴォア・ユメーヌは2枚組×4タイトルからなる貴重な全曲録音を果 しており、その録音から抜粋して1枚にまとめたのがこのアルバム。これだけでも十分にサント=コロンブの魅力が味わえ、かいつまんでいくつか聴いてみたいと いう方にはぴったりの内容と言えます。

Amon Ra
CDSAR-73(1CDR)
ハイ・ルネサンス〜ロー・カントリーからのコーラル・ポリフォニー
ラ・リュー:死者のためのミサ曲
ヨハネス・レジス:O admirabile commercium
ビュノワ:Anthoni usque limina
デュファイ:アヴェ・レジナ・チェロルム
オブレヒト:Factor orbis
ブリュメル:Nato canunt omnia
ジョスカン・デ・プ レ:ミサ曲 「フェラーラ公エルコレ」
ジョスカン・デ・プレ
:オケゲムの死を悼む挽歌 「森のニンフ」
ニュー・ロ ンドン室内cho
ジェームズ・ウッド(指)

録音:1985年11月&1991年11月
ニュー・ロンドン室内合唱団は、 1981年にジェームズ・ウッドが創設したアンサンブルで、Hyperion からリリースされたブーランジェ、ストラヴィンスキー、ハーヴェ イ、クセナキスといった近現代作品の優れた演奏で知られています 。 タイトルの「Low Countries」はオランダ、ベルギー、ルクセンブ ルクの低地帯を指す言葉で、ラ・リューとジョスカンのミサ曲を中 心にビュノワ、デュファイ、オブレヒト、ブリュメルなどフランド ルのルネサンス・ポリフォニーを収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤とな ります。

Centaur
CRC-3597(1CD)
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.4
クラヴサン第7組曲
クラヴサン第19組曲/クラヴサン第21組曲
マーク・ク ロル(ハープシコード)

録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以 上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの 鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランの組曲集第4巻。 1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナル楽器と、歴史的 ハープシコード復興のパイオニア、ウイリアム・ダウドが1974年に 製作した楽器を使用。
Centaur
CRC-3607(1CD)
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア TWV 40:14-25
ファンタジア第1番変ロ長調 TWV 40:14/ファンタジア第2番 ト長調 TWV 40:15/ファンタジア第3番ヘ短調 TWV 40:16/ファンタジア 第4番ニ長調 TWV 40:17/ファンタジア第5番イ長調 TWV 40:18/ファンタジア 第6番ホ短調 TWV 40:19/ファンタジア第7番変ホ長調 TWV 40:20/ファンタジア第8番ホ長調 TWV 40:21/ファンタジア第9 番ロ長調 TWV 40:22/ファンタジア第10番ニ長調 TWV 40:23/ファンタジ ア第11番ヘ長調 TWV 40:24/ファンタジア第12番イ短調 TWV 40:25
キンガ・ア ウグスティン(Vn)

録音:2015年11月17日&23日、
パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニューヨーク、アメリカ)
ポーランド出身で現在はニューヨー クを拠点に活躍する女流ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティ ンが奏でる、バロック期の無伴奏独奏曲の重要作品のひとつ、テレ マンの「12のファンタジア」。アウグスティンの演奏は、英ストラ ド誌で「スタイリッシュで鮮やか」と称されています。使用楽器は 、アントニオ・ザノッティが1734年に製作したヴァイオリン。面白 いことにこの楽器は、テレマンがファンタジアを作曲した時期と同 時期に製作された楽器です。
Centaur
CRC-3629(1CD)
声楽と器楽のための作品集
クレランボー:カンタータ「ピラムとティスベ」
ラモー:クラヴサン曲集第1巻より前奏曲イ短調、
 カンター タ「焦燥」、
 コンセールによるクラヴサン曲集第5組曲
クレランボー:カンタータ「オルフェー」
レ・ボストナーデ、
ザカリー・ワイルダー(T)

録音:2016年6月22日−24日、ボストン・ファースト教会(ボストン 、アメリカ)
古楽アンサンブル、レ・ボストナー デとアメリカ出身のテノール歌手、ザカリー・ワイルダーが贈るク レランボー&ラモーの作品集。ザカリー・ワイルダーは17〜18世紀 の作品をレパートリーとしており、バッハ・コレギウム・ジャパン 、ヘンデル&ハイドン・ソサエティなど多くの古楽アンサンブルと も共演をしている逸材。
Centaur
CRC-3649(1CD)
ダッラーバコ:11の奇想曲
奇想曲第1番ハ短調、奇想曲第2番ト短調、奇想曲第3番変ホ長 調、奇想曲第4番ニ短調、奇想曲第5番変ロ長調、奇想曲第6番ホ短 調、奇想曲第7番変ロ長調、奇想曲第8番ト長調、奇想曲第9番ハ長 調、奇想曲第10番イ長調、奇想曲第11番ヘ長調
チャーリー ・ラスムッセン(Vc)

録音:2017年7月26日−27日&8月11日、タナー・モナグル・スタジ オ(ウィスコンシン州、アメリカ)
知られざるイタリア系ネーデルラン ドの作曲家、ダッラーバコのチェロのための無伴奏作品集。チャー リー・ラスムッセンは、ヒストリカル、モダン楽器のプレーヤーと してだけでなく、ウィスコンシン音楽院の教授として後進の指導に も当たっています。

Delphian
DCD-34220(1CD)
17世紀のプレイリスト
カヴァッリ(1602−1676): Misero, cosi va(歌劇 「エリオガバロ」より)
ステファノ・ランディ (1587−1639):人生のパッサカリア
ピエール・ゲドロン (c.1565/70−c.1620): 楽しみに、喜びに、羊飼の娘さん
ニコラス・ラニエー(1588− 1666):Love's Constancy
エティエンヌ・ムリニエ(1599−1676):O Stelle homicide
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ (d.c.1630):ソナタ第17番
ミシェル・ランベール(c.1610−1696) :あなたの蔑みが毎日
アントワーヌ・ボエセ(c.1586−1643):Je voudrois bien, o cloris
ステファノ・ランディ:Augellin che'l tuo amor
セバスティアン・ル・カミュ(c.1610−1677):Je veux me plaindre
エド・ライオン(T)、
シアター・オヴ・ジ・エア
現代のイギリスでもっとも多才で幅 広い人気を誇る若手テノール歌手の一人、エド・ライオンのファー スト・ソロ・レコーディングが、スコットランドのデルフィアン (Delphian)からリリース。 ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ、王立音楽アカデミ ー、ナショナル・オペラ・スタジオで学んだエド・ライオンは、ロ イヤル・オペラ・ハウス、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、 オペラ・ノース、グラインドボーン、ウェールズ・ナショナル・オ ペラなど英国の主要オペラ・ハウスで主役を務め、バロック・オペ ラやオラトリオを中心に、モーツァルトやハイドンからストラヴィ ンスキー、ブリテン、現代の音楽まで幅広く歌ってきました。2017 年に日本初演が行われ、ライブ録音がレコード・アカデミー賞を受 賞するなど大きな話題を呼んだメシアンの「アッシジの聖フランチ ェスコ」〔シルヴァン・カンブルラン(指)、読売日本SO〕にも参加 しています。
「シアター・オヴ・ジ・エア」は、レザール・フロリサンやOAE、 ファンタズム、パメラ・トービーら世界の一流古楽奏者たちと共演 してきた名リューティスト、エリザベス・ケニーが2007年に創設し たピリオド・アンサンブル。 17世紀の音楽の直観、喜び、自由から触発された17世紀イタリア、 フランスを中心とする歌曲プロジェクト「17世紀のプレイリスト」 で、その甘美な歌声と傑出した表現力を披露します。

Chandos
"CHACONNE"

CHAN-0824(1CD)
ロンドンのボヘミア人〜ゴットフリート・フィンガー:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ ホ長調 RI 132 [GB-Lbl Add. 31466 No.53]*/ソナタ イ長調 RI 119 [GB-Lbl Add. 31466 No.7]#/ソナタ ニ長調 RI 129 [GB-Lbl Add. 31466 No.9]*/ソナタ 変ロ長調 RI 125 [GB-Lbl Add. 31466 No.45]*/ソナタ 変ロ長調 RI 124 [GB-Lbl Add. 31466 No.46]#/ソナタ ヘ長調 RI 136 [GB-Lbl Add. 31466 No.47]#/ソナタ イ長調 RI 120 [GB-Lbl Add. 31466 No.23]*/ソナタ ロ短調 RI 122a [GB-Lbl Add. 31466 No.14]*/ソナタ イ長調 RI 118 [GB Lbl Add. 31466 No.6]#/ソナタ ヘ長調 RI 137 [GB-Lbl Add. 31466 No.54]#/ソナタ ニ長調 RI 113 [GB-Lbl Add. 31466 No.15]*/ソナタ ホ長調 RI 134 [GB-Lbl Add. 31466 No.51]*/ソナタ ホ長調 RI 135 [GB-Lbl Add. 31466 No.52]#
デュオ・ド ラード〔ヘイゼル・ブルックス(Vn)、デイヴィッド・ポロック(ハープシコード*、オルガン#)〕

録音:2016年8月16日−19日、セント・マーティン教会(イースト・ウッドヘイ)
デュオ・ドラードは、バロック・ヴ ァイオリニストのヘイゼル・ブルックス、ハープシコード奏者のデ イヴィッド・ポロックによって1999年に結成されたアンサンブル。 ダニエル・パーセル(ヘンリーの弟)〔CHAN-0795〕やウィリアム・ クロフト〔CRD 3529〕など、知られざるイギリス・バロックのヴァイオリン・レパ ートリーを開拓してきました。
ゴットフリート・フィンガー(1655−1730)は、オロモウツ(現在の チェコ)に生まれ、ロンドンではジェームズ2世の宮廷楽団で活動し たヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト&作曲家。ヘイゼル・ブル ックスが、大英図書館の資料を基に多大な時間を費やして調査・研 究を行いレコーディングが実現したフィンガーのヴァイオリン・ソ ナタ集。祖国ボヘミアの音楽から、パーセル、コレッリ、ビーバー など様々な影響を受けたスタイルで、独自の魅力を作り出していま す。これまで、アマチュア市場向けに出版されたリコーダー作品に よって、些細で平凡な作曲家として見なされていたゴットフリート ・フィンガーの非凡な才能を再発見する機会となることでしょう。

H.M.F
HMX-2901590(1CD)
ギョーム・ド・マショー(1300-1377):ノートル・ダム・ミサ マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム

録音:1995年11月
火事で倒壊してしまったノートルダム大聖堂の再建を祈って、ペレスの「ノートル・ダム・ミサ」がジャケットも新たに登場します。中世の薫りが濃厚に 立ち上ってくる名演奏です。ここに収録されているのは作曲者の名前がわかるものとしては、ミサ通常文に作曲された最古のミサ曲。中世・ルネサンス期 の声楽を研究しているペレスらによる演奏は、長く引く低音をリード・オルガンのようにビリビリと響かせたり、しゃっくりのようなホケトゥスの技法をふん だんに用いたりするなど、通常のミサ曲のイメージとの違いに今もなおびっくりさせられます。鮮烈かつショキングな名演奏です。このCDの売上の一部は、 ハルモニアムンディを通して再建のために寄付されます(同内容のHMO 8901590は廃盤となります)。 (Ki)

ACOUSTIC REVIVE
KKC-6059(1CD)
(UHQ-CD)
税込定価
薫る風 〜新しい様式によるリュートのためのトッカータと舞曲
Toccata VI(カプスベルガー) / Gagliarda X / Toccata II / Gagliarda III / Gagliarda VII / Toccata XX(ピッチニーニ)/ Toccata Arpeggiata(カプスベルガー) / Toccata I / Corrente II / Toccata del Sr. Arcangelo(ドーニ) / Corrente XII / Toccata V / Gagliarda VIII / Toccata IV(ピッチニーニ) / Aria di Saravanda in varie partite / Dimi Amore passegiato dall'Auttore(メリイ)/ Corrente detta la Bruna / Toccata III(カプスベルガー) / Corrente VII / Gagliarda IV / Ricercare I(ピッチニーニ) / Passacaglia / Toccata(ドーニ) / La Suave Melodia(ドーニ) / Corrente del Falconieri / Ceccona(ドーニ)
野入志津子(アーチリュート)

録音:2016年9月12-14日/オランダ、ハールレム・ド ー プ スゲ ジンデ 教 会
レーベル第一弾となるアルバム「aure nove」は、世界的リュート奏者である野入志津子をオランダ・ハールレムの教会にて24bit/96khzで録音したもの。天井の 高い教会の空間へ浸透するアーチリュートの極上の響きが味わえます。
野入志津子はアムステルダムを拠点に活動しており、ヤーコプス専属のリュート奏者としてオペラやオラトリオに参加する他、イ・ムジチ合奏団、フライブルク・バロック・ オーケストラ、アンサンブル415、ベルリン古楽アカデミー、バッハ・コレギウム・ジャパンなど名だたる団体と共演、ソリスト・通奏低音奏者として広く活躍しています。 通奏低音奏者としてはハルモニア・ムンディなどから録音も出ていますが、ソリストとしての録音は数が少なく貴重です。

ARCANA
A-464(1CD)
アレッサンドロ・グランディ (1590-1630):天の花 〜コンチェルタート様式によるヴェネツィアのモテット集
1. ああ、なんと美しい
2. わたしは嘆こう、夜も昼も
3. 谷間の百合よ〔器楽合奏を伴うモテット〕
4. 裁きの日までのあいだ
5. おお、善きイエス
6. 御名を讃えよ
7. ああ、わが魂よ、なぜ嘆くのか
8. お救い下さい、あなたの民を
9. 善きイエス、父なるかたの約束〔器楽合奏を伴うモテット〕
10. 主よ、どうか激しい怒りを
11. すぐに立ち上がり
12. 天には静けさが広がり
13. わたしは見た、白鳩のように美しい女性を
14. 来たれ、わが最愛のかた
15. 主が建ててくださらないのなら
アカデミア・ダルカディア
編成:ソプラノ×2、アルト×2、テノール×3、バス×2、テオルボ、オルガン
ウト・ファ・ソ・アンサンブル
編成:木管コルネット×2、テナー・サックバット×2、バス・サックバット×1
アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ(指)

ピッチ:A=462Hz
調律:1/6コーマ・ミーントーン
録音:2018年8月1-4日
サンタ・バルバラ教会、マントヴァ
【モンテヴェルディに匹敵すると目された、ヴェネツィアのモテット作曲家初の作品集】 1590年にヴェネツィアで生まれたグランディは、17世紀前半のヴェネツィア楽派で最も偉大なモテット作曲家とされています。極めて早熟で、 1627年にはサン・マルコ寺院の副楽長に任命され、当時その才能はモンテヴェルディに匹敵すると噂されるほどでしたが、1630年にはペスト のため、妻と10人の子供たちと共に亡くなってしまいました。このアルバムは、17世紀イタリア音楽を演奏するため2018年に結成されたばか りのアンサンブルにより、マントヴァのサンタ・バルバラ教会の美しい響きの中で録音されています。 アルバムタイトルの「天の花」は、彼の5番目のモテット集から取られました。収録された作品は1610年から30年までに出版されたもので、ほ とんどが初録音。早世のためその生涯も音楽も伝わるものが少なく、彼の作品のみで構成されたアルバムというのは今回が初めてとなります が、この美しい響きはきっと多くの人を虜にすることでしょう。
ARCANA
A-463(7CD)
NX-G03
フレスコバルディ:トッカータ集第1巻・第2巻、カプリッチョ集、音楽の花束
【CD 1・2】
『トッカータとパルティータ 第1巻』(1615/37)
チェンバロ(2種/ピッチ:いずれもa'=415hz)
ヴェネツィアのアレッサンドロ・トラスンティーノ1531年製作モデルにもとづく再現楽器 2001年製作
ナポリの作者不明1650年頃製作(オノフリオ・グヮランチーノに帰属)モデルもとづく再現楽器 1996年製作
(再現製作:いずれもロベルト・リーヴィ)
オルガン(ピッチ:a'=435Hz)
ボローニャ、サン・マルティーノ・マッジョーレ大聖堂 ジョヴァンニ・チプリ 1556年建造 オリジナル楽器
【CD 3】
『カプリッチョ集』(1624)
チェンバロ(ピッチ:a'=465Hz)
ヴェネツィアの作者不明 16世紀以降製作モデルにもとづく再現楽器 2017年製作
オルガン(ピッチ:a'=465Hz)
プロヴァリオ・ディゼオ(ブレーシア県)サン・ピエトロ・イン・ラモーザ修道院教会 アンテニャーティ一族のモデルによる再現楽器 2015年製作
(再現製作:いずれもダニエレ・マリア・ジアーニ)
【CD 4・5】
『トッカータ集 第2巻』(1627)
※「マニフィカト」(第1旋法・第2旋法・第6旋法)のみCD 7の末尾に収録
チェンバロ1(ピッチ:a'=408hz)
ナポリのさまざまな歴史的モデルにもとづく再現楽器 2011年製作
(再現製作:グラツィアーノ・バンディーニ&グラント・オブライエン)
チェンバロ2(ピッチ:a'=392hz)
ナポリのニコロ・アルバーナ1584年製作モデルにもとづく再現楽器 2015年製作
(再現製作:グラツィアーノ・バンディーニ)
オルガン1(ピッチ:a'=410hz)
ローマ、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ教会 ジョヴァンニ・グリエルミ1612年建造 オリジナル楽器
オルガン2(ピッチ:a'=410hz)
サントレステ(ローマ近郊)、サン・ロレンツォ同信会教会 エンニオ・ボニファツィ1638年建造 オリジナル楽器
【CD 6・7】
『音楽の花束』(1635)
オルガン(3種/CD 3-5と同じ)
フランチェスコ・チェーラ(チェンバロ、オルガン)
CD2/7 ロベルト・ピサーニ(T)
CD4-7 アンサンブル・アルテ・ムジカ
指揮:ヴァルテル・テストリン、アンドレス・モンティーリャ=アクレロ

録音:【CD 1-2】2015年11月5-8日、ヴォギエーラ(イタリア北部フェラーラ県)、デリツィア・ディ・ベルリグヮルド宮殿&ボローニャ、サン・マルティーノ教会
【CD 3】2017年11月24-26日、コルテ・デ・フラーティ(イタリア北部クレモナ県)、オルガーニ・ジャーニ邸音楽堂&プロヴァリオ・ディゼオ(同ブレーシア県)、
サン・ピエートロ・イン・ラモーザ修道院教会
【CD 4-5】2018年9月16-17日、ボローニャ、サン・コロンバーノ美術館/2018年6月21-24日、サントレステ(イタリア中部ローマ近郊)、サン・ロレンツォ同信会教会&ローマ、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ教会
【CD 6-7】2018年6月21-24日、サントレステ(イタリア中部ローマ近郊)、サン・ロレンツォ同信会教会&ローマ、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ教会
2017年11月25日、プロヴァリオ・ディゼオ(同ブレーシア県)、サン・ピエートロ・イン・ラモーザ修道院教会
バロック期における音楽の本場イタリアにあって広範なレパートリーを録音してきた古楽鍵盤奏者フランチェスコ・チェーラが、満を持してイタリ ア・バロック最大の鍵盤作曲家フレスコバルディの世界に臨みました。若き日にはフェラーラの宮廷でジェズアルドらの高度なマニエリスム和声 芸術を吸収、17世紀初頭にはローマ教皇庁で並ぶ者なきオルガン奏者として活躍し、イタリア内外に無数の門弟を育てたフレスコバルディで すが、その作品のなかでも最も重要なのは4編の鍵盤曲集。オルガンないしチェンバロのために書かれ、カトリックの礼拝時にオルガン奏者が声 楽を交えて弾く前提で作曲された音楽も含む、イタリア・バロック鍵盤音楽の最初にして最大の金字塔的名作集といっても過言ではありませ ん。7枚のCDにはフレスコバルディの生前に刊行された四つの重要な印刷譜の音楽が網羅され、その充実した音楽世界を隅々までくまなく 味わえるBOXになっています(カプリッチョ第7番はデジタル配信のみとなっており、このCDには収録されていません)。チェーラは周到な作品分 析のもと、ピッチが細かく異なる5種類のチェンバロと4種類のオルガンを使い分け、フレスコバルディが活躍した時代と地域をよくふまえた楽器 選択で、作曲家自身がイメージしていたであろう音像に迫ります。声楽部分では、彼がしばしば共演しているアンサンブル・アルテ・ムジカが参 加。イタリアにおけるルネサンス声楽演奏の核をなすヴァルテル・テストリンら名手も多く加わり、チェーラの確かな作品解釈と息の合った共演を 披露。まさに17世紀ローマの演奏現場を垣間見るかのような、本場直送の最新録音の集大成と言ってよいでしょう。

Grand Piano
GP-812(2CD)
NX-C03
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ・ソナタ全集
【DISC 1】
ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.1 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.5 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.9-1 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ ハ長調 Op9-2 「大ソナタ」
ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.13 「易しいソナタ」
ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.15-1
ピアノ・ソナタ ト短調 Op.15-2
ピアノ・ソナタ ト長調 Op.18-1
ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.18-2
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.18-3
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.20 「大ソナタ」
ルイザ・テンダー(P/Steinway Model D)

録音:2018年6月27日-7月1日
合唱ファンの間では「レクイエム」で知られるポルトガルの作曲家ボンテンポ。父親はリスボンの宮廷でオー ボエ奏者を務めていたイタリア人で、ボンテンポも当地で音楽を学んだのちOやピアニストとしても 活躍しました。1801年にはパリへ、さらに数年後には、ポルトガルへ侵攻したナポレオンを嫌いイギリスへ 出国。その間作曲家として華々しく活動を行い、親交のあったプレイエルやクレメンティらがその作品を出 版していました。「レクイエム」やここに収められたピアノ・ソナタはこの時期に作曲されたもので、いずれも古 典派の作風の範疇ながらもパリやロンドンの発展的な芸術文化を吸収した、華やかで色彩豊かな作品 となっています。形式は2楽章から4楽章まで様々で、初期作はいずれも「大ソナタ」となっていますが15 分前後の演奏時間。最後のソナタでまた「大ソナタ」の表題を用いていますが、こちらは30分近い作品 で、表現的技術的に大きく発展したものとなっています。1820年頃ポルトガルへ帰ったボンテンポは、フィ ルハーモニー協会を設立して当時最先端の管弦楽作品を母国に広め、後年にはリスボンに設立された 音楽院の初代院長に就任しました。ポルトガルのポルト出身のピアニスト・テンダーは、母国の音楽発展 の恩人による知られざる作品を、豊かな表現で魅力的に聴かせています。

DIVOX
CDX-71802(1CD)
NX-B03
レグレンツィ(1626-1690):オラトリオ「改悛した心の死」 ロベルタ・インヴェンルニッツィ(S)
エリザベス・デ・ミルコヴィチ(S)
パオロ・コスタ(A)
マリオ・チェッケッティ(T)
マルコ・ビアズリー(T)
セルジオ・フォレスティ(Bs)
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ

録音:1995年6月28-30日
後期バロック時代の作曲家レグレンツィのオラトリオ「改悛した心の死」。かつてリリースされていた名盤の復刻です。ベル ガモの教会でオルガニストに就任した後、教師として活躍しながら数多くの作品を残したレグレンツィですが、とりわけ歌 のついた作品の評判が高く、無名の詩人の詩を用いたとしても、彼が表現力豊かな音楽をつけることで最高の作品に なると言われるほど、その仕事は高く評価されていました。 この「改悛した心の死」もそのような作品の一つで、無名の作家の台本が素晴らしいドラマに変貌しています。インベル ニッツィ、ミルコヴィチなど当時を代表するバロック歌手が集い、ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカが雄弁な響きで、迫 真の物語を彩ります。

RICERCAR
RIC-402(1CD)
ヨハンネス・デ・リンブルジア(1380頃-1440頃)初期ネーデルラント楽派のモテット集
「御身はすべてが美しくあり給う」 Tota pulcra es
「喜べ、幸いなるパドヴァよ」 Gaude felix Padua
「思い出したまえ、乙女なる母よ」 Recordare, Virgo mater
「私は園に下り」 Descendi in ortum meum (器楽)
「素晴らしきこの喜び」 Magne dies leticie
「思い出したまえ、慈悲深き兄妹よ」 Recordare frater pie
「聖なる子」 Virginis proles
「喜べ、幸いなるパドヴァよ」 Gaude felix Padua (器楽)
キリエ:素晴しき皇后の家系に連なる主よ Kyrie qui de stirpe regia
「主よ、哀れみたまえ」 Kyrie eleison
「聖なるかな、素晴らしき光」 Sanctus Admirabilis splendor
「神の子羊」 Agnus Dei
13.「キリストよ、全ての者の贖い主よ」 Christe redemptor omnium (器楽)
「わが魂は主をあがめ(マニフィカト)」 Magnificat
「ごきげんよう、乙女なる皇后」 Salve Virgo regia
バティスト・ロマン(中世フィドル、バリトン、指揮)
ル・ミロワール・ド・ミュジーク

録音:2018年10月サン・ギレン・ル・デゼール大修道院(フランス南部エロー県)
1380年頃リンブルフ公国(現オランダ&ベルギー東部)に生まれ、現在のフランス語圏ベルギーの中心地でもあるリエージュで長く活躍し、その 後はヴィチェンツァ、パドヴァ、ヴェネツィアなど北イタリア世界との関わりが作品から窺えるヨハンネス・デ・リンブルジア(リンブルフのヤン)。ネーデル ラント楽派のなかではデュファイよりもさらに年上で、かなり初期世代に属する、知られざる注目すべき作曲家のひとりです。当時の大きな写 本3冊に45以上残されているその作品は、のちのネーデルラント楽派にも通じるスタイルに加え、北イタリアの影響を受けた彼自身の独創的 な和声と旋律を併せ持っています。ソプラノ、メゾ、テナー、バリトンの4人の声楽陣にロマンとエリザベス・ラムゼーの中世フィドル、さらに2人のメ ンバーによるリュートやギターン、ハープあるいはオルガネットが絡み、ロマン自身も2人目のバリトンとして歌もサポートして、厚いハーモニーを 作っています。
RICERCAR
RIC-403(1CD)

NYCX-10071(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ジョスカン・デプレ:リュート伴奏による歌曲(シャンソン)集
1) アヴェ・マリア(ごきげんよう、マリアさま)
2) 即興による前奏I
3) 千もの悲しみが
4) 皇帝の歌(ルイス・デ・ナルバエス )
5) 果てしない悲しみに、わたしは耐えねばならぬ
6) なおいっそうに、はてしなくお仕えします
7) 即興による前奏II
8) 谷の精たちよ
9) 望みなき宿命か
10) 即興による前奏III
11) さらば、わが恋
12) ラ・ベルナルディーナ
13) とある茂みの蔭で
14) 即興による前奏IV
15) リチェルカーレ
16) 主よ、あなたに望みをかけます
17) 即興による前奏V
18) 悲痛さに打ちすえられて
19) ジョスカンの思いつき
20) あなたをお見かけしなくなっただけで
21) 即興による前奏IV
22) 森の妖精たちよ(オケゲムの逝去を悼む哀歌)
ドゥルセス・エクスヴィエ
ロマン・ボクレール(Br)
ボル・ズリアン(ブレイ・リュート)

録音:2018年10月、サンテーユ聖母教会
(フランス南部ラングドック地方エロー県)
【国内盤】 歌詞・解説日本語訳:白沢達生
ジョスカン・デプレといえば、ルネサンス多声音楽の世界に全盛をもたらしたフランス=フランドル楽派(ネーデルラント楽派)のなかでも最大級 の巨匠。ア・カペラによる教会音楽でポリフォニー音楽の可能性を極限まで追求した大家ですが、その一方で、俗世向けの歌も数多く書い ていたことは意外に知られていません。教会音楽と同じく多声で書かれた、フランス語の歌詞をとる世俗シャンソンが多いのですが、それらは 歌い手をひとりに絞り、他のパートをリュートなどの和音楽器で編曲して演奏することもできます。本盤では欧州の新世代を担う二人の異才 がまさに当時流のデュオ編成でジョスカン作品を厳選録音。南仏の古楽拠点のひとつリヨンから世に出たロマン・ボグレールの細やかな歌い口 もさることながら、ジャズやロックなど広範な分野でも活躍するスロヴェニアのリュート奏者ボル・ズリアンはここで独自の楽器研究を反映。500 年前の演奏実践を検証、フレットを三重巻にし適宜ピックのような小片を指につけて弾く「ブレイ(唸り音)・リュート」の再現を試みています。 折々に独特の雑味ある倍音がアクセントを添えるその音色は、味わい豊かな造形美で現代人を魅了してやまないゴシック期のフランドル絵 画にも通じる趣きが。詩句の響きが艶やかに映える独唱で、ジョスカン芸術の思わぬ側面に触れられる1枚です。国内仕様は訳詞・解説 訳付。

Linn
CKD-603(1CD)
NX-B09
16世紀から現代までのテオルボのための作品を集めて
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566?-638頃):リュートとキタローネのためのタブラチュア集(1623) より
ジェイムズ・マクミラン(1959-):Since it was the day of Preparation…5.Motet 1
ピッチニーニ:リュートとキタローネのためのタブラチュア集(1623) より
カプスペルガー(1580頃-1651):キタローネのためのタブラチュア集第4巻(1640) より
ベンジャミン・オリヴァー(1981-):Extending from the inside
ロベール・ド・ヴィゼー(1655頃-1732/3):ハ短調の組曲
 前奏曲 ト長調
 クープラン氏のシルヴァン
ニコウ・ミューリ(1981-):子守歌と7つの変奏
エリザベス・ケニー(テオルボ/イタリアン・モデルに基づくクラウス・ヤコブセン1992年製作)

録音:2018年10月17-19日、11月31日クーパー・ホール、フルーム、UK
バロックの合奏では、通奏低音として縁の下の力持ちといった役回りの大型のリュート、テオルボ。イタリアではキタローネとも呼ばれたこの楽器 は、広い音域を生かした独奏楽器としても重宝され、ここに収められたピッチニーニ、カプスペルガー、ド・ヴィゼーらは17世紀前後にその名手と して活躍し、多くの作品も残しました。また近年に古楽器が復権するなか、その魅力に着目する現代の作曲家も多く、ここには人気のジェイ ムズ・マクミランなどを収録しています。現代の作品では長い歴史と唯一無二の風格を持つこの楽器に敬意を払い、バロック時代を思わせるタ イトルや形式のものも多いですが、高音と低音を不気味に鳴らすベンジャミン・オリヴァーなど、その作風はどれもかなり個性的です。エリザベ ス・ケニーはレ・ザール・フロリサンやオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・ジ・エンライトメントでも活躍した、現代リュートの第一人者。LINN RECORDSには4枚目の録音で、今回は初のソロ・アルバムとなっています。
Linn
CKD-597(1CD)
NX-B09
アンリ=ジャック・ド・クルス(1705-1786):6つのトリオ・ソナタ Op.5 バロッコ・トゥ【カルロータ・ガルシア (トラヴェルソ)、イザナ・ソリア (Vn)、エドゥアルド・カタラン (Vc)、ガナエル・シュネイデル (Cemb)】

録音:2018年7月16-19日国際古楽センター、ヨーク、UK
2013年にブリュッセル王立音楽院で結成されたバロッコ・トゥ。現代の古楽最先端で演奏技術と解釈を吸収し、若い感性で精力的な活動 を展開していた彼らは、2017年のヨーク国際古楽コンクールで見事優勝を果たしました。そのアルバム第一弾に選ばれた作品は、1705年ア ントウェルペン(アントワープ)に生まれたベルギーの知られざる作曲家、ド・クルスによるトリオ・ソナタ。ロココ様式で書かれたこれらの作品は、い ずれもたいへん親しみやすく美しいもので、彼らの瑞々しい演奏がその魅力を一層引き立てています。忘れられてしまったソナタという意味合い が込められていると思われる「La Sonate Egaree 迷えるソナタ」というタイトルが付けられたこのアルバムで、彼らは「知られていないということ は、その価値がないということ」という偏見を見事に打ち崩しています。

Orlando Records
PMR-0611(1CD)
NX-A13
デュオ・プラセデス
ドメニコ・マラカルネ(1749-1801):主題と変奏
ボワエルデュー(1775-1834):ハープとピアノのための二重奏曲 第4番変ホ長調
ロッラ(1757-1841):アンダンティーノと変奏
ヴェルフル(1773-1812):ハープとピアノのための大二重奏曲 変ロ長調 Op.37
デュオ・プラセディス【プラセディス・フーグ=リュッティ(Hp)、プラセディス・ヘネヴィエーヴ・フーグ(P)】

録音:2014年8月
スイスの母娘による「デュオ・プラセディス」が演奏する18世紀から19世紀にかけて作曲された「ハープとピアノ のための」オリジナル作品集。このアルバムに収録された作曲家は、ボワエルデュー以外、ほとんど名前が知ら れていませんが、極めてエレガントで、華麗なテクニックが施されたこれらの作品を実際に聴いてみるとその美 しさには驚かされます。「たくさんの人に聴いてほしい」そんな彼女たちの祈りが込められた1枚です。

MUSO
MU-030(1CD)
NX-B09
英国へ渡った合奏協奏曲
F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第2番 ハ短調
F.スカルラッティ監修(原作:A.スカルラッティ):合奏協奏曲 第8番ヘ長調
F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第3番 イ短調
 合奏協奏曲 第9番 ニ長調
エイヴスン編(原作:ジェミニアーニ):合奏協奏曲 ト長調(ジェミニアーニのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品1-1による)
ジェミニアーニ編(原曲:コレッリ):合奏協奏曲 ハ長調(コレッリのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品5-3による)
F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第1番 ホ長調
 合奏協奏曲 第4番 ホ短調
オルキェストラ・ヒストリチナ(古楽器使用)
マルティナ・パストゥシカ((指)ソロ・ヴァイオリン)

録音:2017年1月16〜19日、シマノフスキ国立高等音楽学校、カトーヴィツェ(ポーランド南部)
かつてのオランダやベルギー、英国などをよそに、フランスやスペインに次いで確実にヨーロッパ最大の古楽拠点になりつつあるポーランド。そん なポーランド古楽界の充実度が如実にあらわれているオルキェストラ・ヒストリチナは南部カトーヴィツェ(ポーランド国立RSOの本 拠)に拠点をおく古楽器集団。その技量に注目したベルギーMUSOレーベルからの新録音のテーマは、ヘンデル時代の英国を賑わせたイタリ ア人作曲家たち! コレッリが絶大な人気を博した当時、大家アレッサンドロ・スカルラッティの6歳年下の弟フランチェスコ・スカルラッティもかの 地で活躍をみせ、ロンドンとダブリンで注目を集めていました。時おりしも英国では合奏協奏曲が大ブーム。編曲作品や他の作曲家の類例 も含め、イタリア直送の芸術で英国人たちを夢中にさせたフランチェスコ・スカルラッティのセンスを、俊英古楽奏者たちが秀逸なセンスで現代 に甦らせます。Alpha初期の伝説的エンジニア、ユーグ・デショーとアリーヌ・ブロンディオによる自然派録音も魅力。国内仕様では邦訳もつく 解説を紐解けば、本盤の存在意義にも深く納得がゆくのではないでしょうか。

ALPHA
NYCX-10074(1CD)
国内盤仕様
税込定価
CONTINUUM(連続性)
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 141
 ソナタ ニ短調 K 32
 ソナタ ハ短調 K 115
リゲティ:ハンガリー風パッサカリア
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 18
 ソナタ イ長調 K 208
 ソナタ イ短調 K 175
リゲティ:ハンガリアン・ロック(シャコンヌ)
スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K 492
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K 27
 ソナタ ニ短調 K 213
 ソナタ ヘ短調 K 239
 ソナタ ヘ短調 K 519
リゲティ:コンティヌウム(連続性)
スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K 481
ジュスタン・テイラー(Cemb)
使用楽器:アントニー・サイディ&フレデリク・バル製作
アントウェルペンのリュッケルス工房1636年製作
(パリのエムシュ1763年拡張改造)のモデルによる

録音:2017年12月四季劇場、グラディニャン(フランス南西部アキテーヌ地方)
解説日本語訳:白沢達生
【輸入品番】ALPHA399
世界のチェンバロ界が次世代型の新星として注目する、フランスの気鋭奏者ジュスタン・テイラー。Alphaデビュー盤となったフォルクレ作品集 からも滲み出ていたその破格の感性は、思いがけない2人の作曲家を引きあわせたこの最新ソロ録音でいかんなく発揮されています。スカル ラッティとリゲティ。18世紀の地中海と20世紀の中欧、大きく時代も環境も違う世界を生きた作曲家同士のように見えますが、彼らは「新し い音」を求め、既存の音楽理論を大きく踏み越えた音作りを志した点において驚くほど似ています。とくにチェンバロという楽器が復権を果たし つつあった20世紀の作曲家たるリゲティの3作を、チェンバロ語法に新境地を開いた18世紀のスカルラッティ作品の多彩さと引き合わせてみ ると、両者の違いと親和性が思わぬ刺激を与え合い、エキサイティングなトラックの連続に。こんな離れ業が形を取り得るのも、奏者テイラー の並外れたテクニックと徹底した知識、型にはまらない柔軟な感性あればこそと言えるでしょう。解説として寄せられた演奏者自身のコメント (日本語訳付)も示唆に富んだ内容。Alphaならではの新世紀のチェンバロ・アルバムです。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-012(DVD)
NX-D09
リュリ:テ・デウム
ビーバー:53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704(古楽器使用)
コレギウム・ヴォカーレ1704
ヴェスサイユ・バロック音楽センター少年少女cho

収録:2018年10月28日
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂、ローマ
収録時間:89分
片面2層ディスク
NTSC All-Regions
ドルビーデジタル5.1/ステレオ
近年急速に注目を浴びているチェコの指揮者ヴァーツラフ・ルクスと、彼が率いるピリオド・アンサンブル「コレギウム1704」が、古代の建築様 式を随所に残す世界遺産ローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂にて、リュリとビーバーの大規模宗教作品を演奏した映像が登場。 正面とは別に参列席左右に陣取ったトランペットとティンパニの効果もあいまって、聖堂全体を華麗な響きで包み込みます。トランペット隊を 正面に集約し児童合唱を伴ったリュリも聴き応えたっぷり。煌びやかさだけでない、長い歴史を感じさせる壮大な演奏空間にも注目です。 彼らは2016年にも、ビーバーの53声部ミサ初演の地とされるザルツブルク大聖堂で当作品を演奏、話題となったほか、度重なる公演を 行っており、これだけの規模の作品ながら、その解釈はすっかり手中に収めているといった貫禄で聴かせています。また数々のピリオド楽器を 視覚で楽しめることも、こういった映像作品の醍醐味の一つ。テオルボには、世界的リュート奏者・野入志津子の姿も見ることができます。
Chateau de Versailles Spectacles
CVS008(1CD)
「太陽王のミサ」
アンドレ・ダニカン・フィリドール(1652-1730):笛と太鼓のための行進曲
ジャン=アダム・ギラン(1680-1739):第三旋法による組曲より「プラン・ジュ」*
ミシェル・リシャール・ドラランド(1657-1726):「主よ、われ御身をたたえまつらん」詩篇第24番
フランソワ・クープラン(1668 - 1733):「修道院のためのミサ曲」より 「グラン・ジュによるディアローグ」*
 「来れ、神を拝まん」
 「修道院のためのミサ曲」より「ティエルス・アン・ターユ」*
 「われ御身の家に入らん、主よ」 フランス王ルイのためのミサへの導入
リュリ:「主は汝の声を聞き」詩篇第19番
ガエタン・ジャリ((指)*=大オルガン)
マルグリット・ルイーズ

録音:2018年7月、ヴェルサイユ宮殿礼拝堂
2007年にガエタン・ジャリを中心に結成され、フランソワ・クープランの親族にして優秀な歌手だったというマルグリット・ルイーズの名を冠したグ ループによる、太陽王ルイ14世のためのミサを再現したアルバム。壮麗な行進曲と共に王が入場するところに始まり、ドラランドとリュリのグラ ン・モテ、その間を繋ぐクープランのプティ・モテがオルガンのインターリュードを挟んで並べられています。20人を超える声楽陣、13名の弦楽、6 名の木管、4本のトランペット、そしてバス・トランペット(名手マドゥーフが担当)、セルパンにティンパニ、通奏低音という豪華な編成で、こういっ たミサがまさに執り行われたであろうヴェルサイユ宮殿の礼拝堂にて録音されています。

Capella de Ministrers
CDM-1646(1CD)
NX-B08

NYCX-10072(1CD)
国内盤仕様
税込定価
1500年前後のイタリア宮廷音楽
■1480年――ローマ、ルクレツィア伝説の始まり
1) コスタンツォ・フェスタ(1485/90〜1545):バッサ・ダンツァ「ラ・スパーニャ(スペイン)」*
2) エーヌ・ファン・ヒゼヘム(1445頃〜1497):あらゆる美徳に満ちた彼女
3) ハインリヒ・イザーク(1450頃〜1517):ラ・スパーニャ(スペイン)*
4)バルトローメオ・トロンボンチーノ(1470頃〜1535): 歌っていたのは、恋心を落ち着けるため
■1492年――バレンシアの貴婦人
5) 作者不詳:ディンディリンディン(モンテカッシーノのバッラータ)
6) 作者不詳(伝統歌):アラゴンに貴婦人がひとり
7) 作者不詳(詞:ジュアン・エスクリヴァ):カテリーナたちのフォリア
■1492年――スフォルツァ家とミラノの宮廷
8) アレクサンデル・アグリコーラ(1445頃〜1506):恋がわたしに溜息をつかせる
9) ルイス・デ・ミラン(1500以前〜1561以降):パバーナとガリャルダ*
■1498年――ペーザロでのジョヴァンニ・スフォルツァ、そしてアラゴン家のアルフォンソ
10) コスタンツォ・フェスタ:なんと不公平な恋
11) ロフィーノ師(生歿年不詳):スペインの騎士ひとり
12) ジョスカン・デプレ(1450頃〜1521):スカラメッラは戦場へ向かう
■1502年――フェラーラ公女と、エステ家のアルフォンソ
13) ジョルジオ・ルッパート(生歿年不詳):おお、勝利のダイヤモンド
14) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ(生歿年不詳):フェラーラ風パヴァーナ*
15) バルトローメオ・トロンボチーノ:これはもはや涙ではない
16)マルケット・カーラ(1465頃〜1525?):
貴婦人よ、あなたを讃える者がひとり
17) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ:アッラ・スパーニャ(スペイン風)*
■ピエトロ・ベンボという男の存在
18) ジャック・アルカデルト(1507〜1568):犠牲になろうと思い立つのは
19) 作者不詳:多くの人は、嬉々として恋で傷つく
20) ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ:サルタレッロとピーヴァ*
■1505〜1519年――フェラーラ公エルコーレの死、宗教への逃避
21) ニコロ(生歿年不詳):あなたがいなくては、気高き皇后
*=器楽曲
カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)
エリア・カサノヴァ(S)
ウゴ・ボリバル(C.T)
ホルヘ・モラタ(T)
パブロ・アコスタ(Br)
ダヴィド・アンティク(各種リコーダー)
サラ・アゲダ(ルネサンス・ハープ)
ロベルト・カセス(ルネサンス・ギター、ビウエラ)
パウ・バリェステル(各種打楽器)
カルレス・マグラネル(総指揮,ビウエラ・デ・アルコーヴィオラ・ダ・ガンバー)

録音:2018年9月10〜11日、アルフォンソ5世音楽堂、バレンシア(スペイン西部)
【国内盤】
歌詞・解説日本語訳:白沢達生
ルネサンス以前の古楽の録音は、作曲家の名前よりも演奏団体の入念なテーマ設定がものをいう世界。スペイン西部バレンシアに拠点をお くカペリャ・デ・ミニストレルスはその点、アルバムを制作するたび入念な背景研究にもとづくテーマ性の高いプログラムを打ち出し、古楽ファンの 心をつかんで離しません。今回のテーマは、まさにバレンシアからイタリアに渡り大躍進を遂げたボルジア家(スペイン語では「ボルハ」ですがバレ ンシア語では「ボルジャ」)……とくに教皇アレクサンデル6世となったロドリーゴ・ボルジアの娘で、絶世の美女とうたわれ数々の災厄をも巻き 起こしたルクレツィア・ボルジアに光をあて、2019年に歿後500年を迎える彼女がいかにイタリア屈指の文化拠点を渡り歩いてきたかを音楽 とともに検証するものとなっています。結果的に、それはルネサンス初期イタリアの音楽世界の粋を立体的に味わえる秀逸選曲に。ビウエラ・ デ・アルコ(ガンバ)やリコーダー、ルネサンス・ハープなど繊細な響きを奏でる古楽器の響きが、CdMレーベル得意の直接音を活かした秀逸エ ンジニアリングでひときわ生々しく耳に届くのも魅力。充実解説もあわせて味わうのが吉です(国内仕様は歌詞とともに日本語訳付)。

QUERSTAND
VKJK-1815(1CD)
シェンク、キューネル、ホフラー:ガンバ作品集
シェンク(1660-1712 頃):組曲第9 番〜序曲66
キューネル(1645-1700 頃):2 つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2 番
シェンク:ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のためのソナタ第4 番
ホフラー(1647-1696):組曲第1 番
シェンク:ソナタ第1 番
キューネル:パルティータ第8 番
アンサンブル・アルト・デコー:
【ユリアーネ・ラーケ(指,ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ユーリア・ヴェトー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カーステン・ローフ(Cemb)
ヨハネス・ゴンタルスフキ(各種リュート)】

録音:2018 年8 月14-16 日 ベルリン
ユリアーネ・ラーケ率いるアンサンブル・アルト・デコーによる新録音。ヨハン・シェンク (1660-1712 頃)、アウグスト・キューネル(1645-1700 頃)、コンラート・ホフラー(1647-1696)の作品を収録。ラーケの雄弁なヴィオラ・ダ・ガンバはもちろん、伴奏が多彩に活 躍して聞き応えがある。
QUERSTAND
VKJK-1801(1CD)
シュネーベルガーのオルガン・クラヴィーア写本
ダーフィト・ハインリヒ・ガルトホフ(?-1741):前奏曲 ハ長調,前奏曲 ヘ長調,前奏曲 ニ短調
ニコラウス・フェッター(1666-1734):フーガ ト長調
ゴットフリート・エルンスト・ペステル(1654-1732):アリア・カイッコーナ ホ
短調
クリスティアン・ウンブラウフト(1673―1757):前奏曲 ハ長調,前奏曲 ヘ短調
作者不詳:エール ハ短調
ウンブラウフト:前奏曲 ト短調
ペステル:カイッコーナ ハ長調
クリスティアン・フリードリヒ・ヴィット(1660頃-1717):カンツォン 変ロ長調
アンドレアス・ヴェルクマイスター(1645-1706):カンツォン ニ短調
ウンブラウフト:前奏曲 ニ長調
ガルトホフ:前奏曲 ホ長調,前奏曲 ニ長調
ペステル:組曲 ト短調(5曲)、
 カイッコーナ ニ短調
ウンブラウフト:前奏曲 ホ短調,前奏曲 ハ短調
ガルトホフ:前奏曲 ハ短調
作者不詳:前奏曲 ニ短調
ペツォルト:フーガ ニ短調
ヴィット:チャッコーナ ロ長調
エンリコ・ランガー(Org)

録音:2018 年7 月2-4 日 アウグストゥスブルク
歴史的オルガンの美しい音色が堪能できる CD。ドイツ再統一以降、東ドイツの小都市に ひっそり残されていた歴史的オルガンが再発見されているが、この CD もその一つ。ドイツ中 東部の都市アウグストゥスブルクの、アウグストゥスブルク城に設置されているオルガンを演奏 したもの。このオルガンは元々オランダのオルガン製作者、ヘルマン・ラファエル・ロッテンス タイン=ポックが 1573 年に製作したもの。18 世紀になってゲオルク・レンケヴィッツとその甥 が 70 年もかけて大幅改修しており、今日ではレンケヴィッツ・オルガンと呼ばれています。レン ケヴィッツ・オルガンの素朴で温かみのある音色は実に素晴らしく、曲との相性も極めて良 く、またランガーが実に見事に魅力を引き出しています。とりわけ最後に据えられたヴィットのチ ャッコーナは圧巻。 エンリコ・ランガーは1976 年、アンナベルク=ブーフホルツ生まれのオルガン奏者。

Stradivarius
STR-37128(1CD)
ダウランド:リュート作品集
もし一日が/幻想曲/パヴァン/キャプテン・ディゴリー・パイパーのガリアード/ 出発が気が進まない/失われた希望/サー・ジョン・ラングトンのパヴァン/ 彼女は許してくれるだろうか/私の窓から去って行け/夢/ダウランドの別れ/ ロビンはグリーンウッドに行った/ヴォー夫人のガイヤール/別れ/パヴァン/ ヴォー夫人のジグ/ウォーシンガムのガリアード/タールトンの復活
ポール・バイアー(Lute)

録音:2017年8月 イタリア,ノマーリオ
tradivarius から多くのリュート曲のCD を出しているポール・バイアーの待望のダウラ ンド。ポール・バイアーは米国の生まれだが、もう長いことイタリアのミラノに住んでおり、 今やイタリアを代表するルネサンス・リュート奏者と言っても良いでしょう。バイヤーの誠実 で丁寧な演奏がダウランドの音楽の繊細さを引き立てています。

Music&Arts
M&ACD-1296(1CD)
「信仰心の宝」〜1500年頃のヨーロッパの宗教歌
イザーク:絶望した幸運/聖ペテロ/私たちのために祈る
アグリコラ:ああ容赦のない死よ
クレメンス・ノン・パパ:ここに私の叫びが
ジョスカン・デ・プレ:僕の彼女はいいところばかり
アグリコラ:僕の彼女はいいところばかり
シュリック:優しいマリア様
セルトン&ダニエル:クリスマスの歌を歌おう
アドリアン・ル・ロワ:ブルゴンニェのブランスル
作者不詳:陽気に騒ごう、ユダヤの羊飼いよ
ムリュ:それでリュセット夫人はどこにいったのか
 友よ、私があなたを愛することを認めておくれ
 罪を犯した人たちは、神があなた方を愛することに苦しむ
ゼンフル:永遠の神
カノーヴァ・ダ・ミラノ:ああ善良なイエスよ
コンペール::ああ善良なイエスよ
セルミシ&マロット:私が最盛期に生きている限り
セルミシ&ウストルグ・ド・ボリュー:私が最盛期に生きている
限り
作者不詳:東の空に暁が昇り
クレメンス・ノン・パパ:願望をもって私が呼びかけると
イザーク:主よ哀れみたまえ
 インスブルックよ、私はお前から去らねばならない
クレメンス・ノン・パパ:主を讃えよ、私の魂よ
ジョスカン・デ・プレ:あなたに、ああ主よ、望んだ
ザ・ボストン・カメラータ: 【アンヌ・アゼマ(歌,ハーディガーディ,指揮)
マイケル・バーレット(歌,リュート)
ダニエル・ハーシー(歌)
ヨエル・フレデリクセン(歌,リュート)
アンドルー・アーセシ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
シャイラ・ケイメン(ヴィエル,ハープ)
キャロル・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ファビオ・アックルソ(リュート)】

録音:: 2017 年8 月28 日〜9 月1 日
米国東海岸の老舗古楽団体、ボストン・カメラータの新録音。ボストン・カメラータは 1954 年創立、特にルネサンス期の音楽を手がけて名を馳せた。ジョエル・コーエンが率いている 時代に盛んに録音活動をしていた(ERATO など)。この新録音は1500 年頃のヨーロッパの 宗教歌集。有名作、無名作、いずれも素晴らしい。アンヌ・アゼマはフランス生まれで、 2008 年からボストン・カメラータの指揮者、監督を務めています。

SUPRAPHON
SU-273(1CD)
ルネサンス期プラハのポリフォニー作品集
(1)ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ(1392-1452):「若くして司教となられた方を」
(2)ハインリヒ・イザーク(1450-1517):ミサ『若くして司教となられた方を』より「キリエ」、「グロリア」*
(3)ヨハネス・トゥールー(1460前):「心に留めて下さい、母なる処女よ」*
(4)イザーク:ミサ『若くして司教となられた方を』より「クレド」*
(5)ヤーコプ・オブレヒト(1457-1505):「今、優しくして」*
(6)イザーク:ミサ『若くして司教となられた方を』より「サンクトゥス」、「アニュス・デイ」*
(7)ジョスカン・デュプレ(1450/55-1521):スターバト・マーテル(Si placet pars)*
(8)ルプス・ヘリンク(1493頃-1541):「主よ、あなたに依り頼みます」*
(9)ピエール・デ・ボノム(1555頃-1617):「プラエシニテ・ドミノ」*
(10)クリシュトフ・ハラント(1564-1621):「主を信ずる者は」
(11)ヨハネス・ジクタス・プラジェンシス(1566/68-1629):テ・デウム*
カペラ・マリアーナ
【ハナ・ブラシコヴァ、バルボラ・カバートコヴァー(S)、ダニエラ・チェルマーコヴァー(A)、
ヴォイチェフ・セメラード、トマーシュ・ライトエプ、オンドジェイ・ホルブ、トーレ・デニス(T)、マルティン・シュケタンツ(Br)、ヤロミール・ノセック(Bs)】、
ヴォイチェフ・セメラード(指)

録音:2018年7月13-15日/シトー会修道院(オセク)

*=世界初録音
バッハ・コレギウム・ジャパンでもおなじみの名唱ハナ・ブラシコヴァも参加しているチェコを代表する声楽アンサンブル “カペラ・マリアーナ” がルネサンス 期、プラハの声楽作品を収録しました。神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール4世繁栄後の2世紀に渡り、教養に富んだルドルフ2世により芸術と学問が保護さ れ、その下にはルーラント・サーフェリー、バルトロメウス・スプランヘル、ティントレットといった多数の芸術家が集まり、帝都プラハは黄金時代を迎えました。 当アルバムには同時代に活躍した作曲家が残したポリフォニー作品を収録。この度、ハインリヒ・イザーク(1450-1517)作曲のミサ曲『若くして司教となら れた方を』をはじめ世界初録音の作品を多数録音しております。完璧なハーモニーと称されるカペラ・マリアーナが洗練された歌声で歌い上げます。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72823(1CD)
(1)ブクステフーデ:私は蘇りである BuxWV44 【CC72253より】
(2)バッハ:マタイ受難曲 BWV244より レチタティーヴォ “Am Abend, da es kuhle war” / アリア “Mache dich, mein Herze,
rein” 【CC72232より】
(3)バッハ:フーガの技法 BWV1080より コントラプンクトゥス9
(4)バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳より ジョヴァンニーニのアリア「汝の心を我に捧げなば」BWV518
(5)ヘンデル:カンタータ「愛の戦から逃れよ」HWV102a 【CC72265より】
(6)バッハ(シュテルツェル):アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳より 「あなたがそばにいるなら」BWV508
(7)バッハ:シェメッリ歌曲集より 「汝に、ヤハウェよ、われ向かいて歌わん」BWV452 / 「すべての善きものの泉」BWV445
(8)C.P.E.バッハ:“Freude, du Lust der Gotter und Menschen” Wq.202a
(9)モーツァルト:フーガ ハ短調 K426
(10)モーツァルト:「すみれ」K476 / 「夕べの想い」K523
(11)ハイドン:「精霊の歌」Hob.XXVLa:41
(8)C.P.E.バッハ:“Freude, du Lust der Gotter und Menschen” Wq.202a
(9)モーツァルト:フーガ ハ短調 K426
(10)モーツァルト:「すみれ」K476 / 「夕べの想い」K523
(11)ハイドン:「精霊の歌」Hob.XXVLa:41
(1)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン&アムステルダム・バロックO
(2)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン&アムステルダム・バロックO
(3)トン・コープマン&ティニ・マトー(Cemb)
(4)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(Cemb)
(5)クラウス・メルテンス(Bs)、ヴェルナー・マツケ(Vc)、トン・コープマン(Cemb)
(6)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(Org)
(7)クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(オルガン、チェンバロ)
(8)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(9)トン・コープマン&ティニ・マトー(Cemb)
(10)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(11)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(8)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(9)トン・コープマン&ティニ・マトー(Cemb)
(10)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)
(11)クラウス・メルテンス(Bs)、ティニ・マトー(フォルテピアノ)

録音:2019年2月(既出音源を除く)
※【 】内は既出音源の品番
2019年はトン・コープマン生誕75周年。手兵のアムステルダム・バロック・オーケストラが創立40周年、コープマン夫人のティニ・マトー生誕70周年。コー プマンが録音したバッハのカンタータ全集に参加しているバス歌手、クラウス・メルテンスも生誕70周年。ちなみにメルテンスは2019年、ライプツィヒ市から バッハ・メダルを贈られました。
3人の偉大な音楽家が奏でる2019年録音に、以前の録音から最も優れたものを選んで組み合わせたアルバムです。コープマンが歌・フォルテピアノ・チェン バロのためにアレンジしたハイドンのスコットランド歌曲集なんてものも収録されています。お互いの信頼関係に裏打ちされた、素朴にして親密な味わいが光るあ たたかな名演集となっています。 (Ki)

CPO
CPO-555239(1CD)
NX-B10
テレマン:さまざまな楽器のための大協奏曲集 第6集
シンフォニア・メロディカ ハ長調 TWV50:2
2台のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための
協奏曲 変ホ長調 TWV54:Es1(食卓の音楽から)
2台のホルン、2台のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための
協奏曲(七重奏曲) 変ロ長調 TWV44:43
3台のオーボエ、3台のヴァイオリン、弦楽のための
協奏曲(ソナタ) ホ短調 TWV50:4
2台のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための
協奏曲 イ長調 TWV53:A2(食卓の音楽から)
フルート、ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指)

録音:2018年3月9-11日
テレマンの数多い作品の中でも、様々な楽器のための協奏曲は多彩な音色を駆使した華麗な響きで人気を博していま す。cpoでは名手シュナイダーが率いる「ラ・スタジオーネ・フランクフルト」による全8集からなる協奏曲のシリーズを企画、その 第6集にあたるアルバムでは、オーボエを中心とした作品が収録されています。ドイツ、イタリアの様式を併せ、豊富な色彩に 満ちたテレマンの曲ですが、あまりにも数が多すぎ、未だ完全に整理されていないため、魅力的な作品も埋もれたままになっ ています。このように系統的に紹介することで、バッハとは違うテレマンの魅力を提示することができ、作品に触れる機会も多 くなることでしょう。ラ・スタジオーネ・フランクフルトの達者な演奏も作品の魅力を引き出しています。

Metronome
METCD-1098(2CD)
クープラン&ダングルベール:オルガン作品全集
フランソワ・クープラン(1668−1733):教区のためのミサ曲、修道院のためのミサ曲
ジャン=アンリ・ダングルベール(1629−1691):5つのフーガとキリエの四声曲
ジェームズ・ジョンストン(Org)
フランス・バロックの偉大な作曲家、フランソワ・クープランの生誕350周年(2018年)を記念してキャロル・セラシが録音した「チェンバロ作品全集(METCD 1100/10枚組)」に続き、クープランの「オルガン作品全集」が、イギリスのメトロノーム(Metronome)より登場。クープランが書いた2つのオルガンのためのミサ曲に、ルイ14世の宮廷でクラヴサン奏者を務めたジャン=アンリ・ダングルベールの作品をカップリング。
ジェームズ・ジョンストンは、ポール・マクリーシュ率いるガブリエリ・コンソート&プレーヤーズのメンバーとして活躍し、フロリレジウムでも鍵盤楽器を担当したイギリスの名手。Metoronomeレーベルからは、「16〜18世紀のヒストリカル・オルガンによるバッハのオルガン作品集」という注目のレコーディング・プロジェクトもスタートし話題を呼んでいます。
使用楽器は、ルイ14世のオルガン制作者でもあったジュリアン・トリビュオによって1699年に建造され、現在フランス、サールのサン・マルタン教会にあるバロック・オルガンです。

Hyperion
CDA-68277(1CD)
マショー:ザ・シングル・ローズ オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2018年7月17日−19日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーを務めた名バリトン、ドナルド・グレイグが低声部を支え、ルネサンスと中世ポリフォニー音楽の最高峰として世界的な地位を獲得しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているギヨーム・ド・マショー(c.1300−1377)。第7弾では、愛と恋人の象徴であるバラをテーマに「ザ・シングル・ローズ(一輪のバラ)」のタイトルで愛の詩を歌います。14世紀フランスの音楽様式 "アルス・ノーヴァ" を代表するマショーの詩的でポリフォニックなシャンソンを、オルランド・コンソートの精緻で雄弁なア・カペラ・アンサンブルでお楽しみください。

Raumklang
RK-3901(1CD)
新たな装いによる中世の歌と聖歌
ハインリヒ・フォン・フェルデケ(12世紀):Manigem herzen tet der kalte winter leide
エンゲルベルク写本(14世紀):囚われた一角獣
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):O choruscans lux
ギオ・ド・ディジョン(13世紀):. De moi dolereus
ラス・ウエルガス写本(13世紀): Quis dabit, Klagelied
聖歌(7世紀頃):Conditor alme siderum
ラウル・デ・フェリエレス(13世紀):Quant je voi
エンゲルベルク写本:Benedicamus Domino
リガウト・デ・ベルベジル(12世紀):Atressi com lo leoc
エアフルト写本(1394): Sys willekomen
アンサンブル・ヌーン〔コラ・シュマイザー(ヴォイス)、ゲルト・アンクラム(ソプラノ&バリトン・サクソフォン)、ファルク・ツェンカー(アコースティック&エレクトリック・ギター、ライヴ・ルーピング、ハーモニック・チューブ、スプリング・ドラム、ノイズ・インストゥルメンツ)〕

録音:2014年、2016年、2017年
ドイツ語で「今(Now)」を表す単語「Nun」から名前を取ったアンサンブル・ヌーン(ensemble nu:n)は、古くはグレゴリオ聖歌からロマネスク、ゴシックのポリフォニーなどを、即興と現代的なサウンドを交えながら繰り広げる新たなスタイルのアンサンブル。
ヴォイス、サクソフォン、ギター(&パーカッション)というユニークな編成で、現代のジャズに通ずるようなインプロヴィゼーション、民族音楽的な響き、エレクトロニクスなども取り入れながら、中世の音楽と「今」を結びます。

Etcetra
KTC-1663(4CD)
レンブラントの時代の音楽
■CD1「ライデン、アムステルダム」〜コルネリス・スハイト(1557−1616)、アントニ・ファン・ノールト(1619−1675)、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562−1621)、ダヴィッド・ペーターセン(1651−1737)、ヤーコプ・カッツ(1577−1660)、 クロード・グディメル(1500/14−1572)、ニコラ・ヴァレ(1583−1642)&作者不詳/
■CD2「アムステルダム、ロッテルダム、ハーグ、ユトレヒト」〜ヤコブ・ファン・エイク(c.1590−1657)、 ヤン・バプティスト・フェルレイト(1600−1650)、コンスタンティン・ホイヘンス(1596−1687)、ディルク・カンプハイゼン(1586−1627)、ヘンデリック・スペウ(1575−1625)、ヒスベルト・ファン・ステーンウィック(1605−1679)、ダヴィッド・ペーターセン(1651−1737)&作者不詳/
■CD3「フランドル、イタリア」〜ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(c.1510−c.1556)、オルランドゥス・ラッスス(1532−1594)、カルロ・ファリーナ(c.1600−1639)、タルクィニオ・メールラ(1594−1665)、マウリツィオ・カッツアーティ(1616−1678)、ニコラウス・ア・ケンピス(c.1600−1676)、ガスパーロ・カサーティ(c.1610−1641)、ダリオ・カステッロ(1602−1631)/
■CD4「アクロス・ザ・チャンネル、ドイツ」〜クリストファー・シンプソン(1602−1669)、フランチェスコ・コルベッタ(1615−1681)、ヘンリー・パーセル(1659−1695)、ジョン・ジェンキンス(1592−1678)、ウィリアム・ローズ(1602−1645)、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562−1621)、ハインリヒ・シャイデマン(c.1595−1665)、ヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(c.1650−1717)、ヨハネス・シェンク(1660−c.1720)
オランダ室内cho、パウル・ファン・ネーヴェル、レオ・ファン・ドゥセラール、B’ROCK XS、カメラータ・トラジェクティナ、コンサート・オヴ・ムジケ、アントニー・ルーリー、アンネ・フリム、ペーター・コーイ、モレ・マイオルム、ペータ・ファン・ハイヘン、イル・コンチェルト・デッレ・ヴィオーレ、コンスタンツェ・バッケス、ラール・デュ・ボワ、ヴィーラント・クイケン、ロベルト・ジーニ、マリオ・マルティノーリ、テオレマ、ピーター・ダークセン、パヴロ・ベズノシウク、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
オランダの老舗レーベル「Et'cetera(エトセトラ)」から、2019年に没後350周年を迎えるオランダ・バロック期を代表する偉大な画家、レンブラント・ファン・レインのアニヴァーサリーBOXセットがリリース。Et'ceteraを中心に、Globe、NM Classics、Oliveを含むの膨大な音源から、レンブラントの生きた時代、17世紀のオランダ黄金時代の音楽を集成。大まかな地域ごとに区切られて収録されていますが、特徴的なのは、オランダの作曲家でけでなく、フランドル、イタリア、イギリス、ドイツなどの音楽も収録し、当時のオランダでコーヒー、紅茶、タバコ、香辛料とともにヨーロッパの最新の音楽や芸術、ファッションが輸入され、影響を受けていった様子が浮かび上がります。
パウル・ファン・ネーヴェル、アントニー・ルーリー、ヴィーラント・クイケン、ロベルト・ジーニ、ピーター・ダークセン、パヴロ・ベズノシウク等、古楽系の豪華アーティストたちの演奏もポイントです。
Etcetra
KTC-1638(1CD)
リュク・ポネ〜トンヘレン大聖堂のオルガンを弾く
ランベール・ショーモン:第6旋法による組曲(+アンリ・デュ・モンの「第6旋法によるミサ曲」)
ラッスス:マニフィカト(+作曲者不詳の前奏曲)
ユベール・ルノット:4つの小品
トマ・バブー:かくも偉大な秘蹟を
ハインリヒ・シャイデマン:第7旋法によるマニフィカト
リュク・ポネ(Org)、
スコラ・グレゴリアーナ・フェミネア、
ヤン・ペーテルス(指)
ベルギーのレメンス研究所(現:ルーヴェン大学芸術カレッジ)でオルガン教授を務めたリュク・ポネ。近年再発見された知られざる作品を紹介する三部作の第3巻。このプロジェクトは、トンヘレン・オルガン・マニュスクリプト(ベルクス手稿譜)の発見によって開始され、博士研究プログラムの一部として録音されています。

Tactus
TC-691280(3CD)
ロカテッリ:ヴァイオリンの技芸 Op.3
協奏曲第1番ニ長調/協奏曲第2番ハ短調/協奏曲第3番ヘ長調/協奏曲第4番ホ長調/協奏曲第5番ハ長調/協奏曲第6番ト短調/協奏曲第7番変ロ長調/協奏曲第8番ホ短調/協奏曲第9番ト長調/協奏曲第10番ヘ長調/協奏曲第11番イ長調/協奏曲第12番ニ長調
グリ・アルキ・フィレンツェ、
ディエゴ・コンティ(ヴァイオリン&ディレクター)

録音:1988年−1998年(イタリア)
ソリストのディエゴ・コンティは、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院で巨匠シャーンドル・ヴェーグに師事したイタリアのヴァイオリニスト。カメラータ・ザルツブルクやイ・ソリスティ・ヴェネティ、ヨーロッパ室内Oなどで活躍し、フィレンツェ五月音楽祭Oやマッシモ・ベッリーニ劇場Oのコンサートマスターなどを歴任した名匠です。
ロカテッリの「ヴァイオリンの技芸」が偉大な作品であるが故、10年間という長い歳月を費やし、着実に全集を完成へと導いたディエゴ・コンティ。イタリアのヴァイオリニストによる注目の全曲録音が登場です!

Glossa
GCD-923520(2CD)
様々な作曲家によるフォリア集


■CD1
(1)ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ(fl.1629−1647):フォリア
(2)マラン・マレ:スペインのフォリア
(3)ガスパール・サンス(c.1640−c.1710)&アントニオ・マルティン・イ・コル(c.1660−c.1734):フォリア
(4)アルカンジェロ・コレッリ(1653−1713):ソナタ Op.5-12 「フォリア」
(5)ディエゴ・オルティス(c.1510−c.1567):フォリアによるレセルカーダ第4番
(6)パオロ・ベネデット・ベッリンツァーニ(1682−1757):ソナタ第3番 Op.3-12
(7)ヴィヴァルディ:ソナタ Op.1-12 「フォリア」 RV.63
(8)フランチェスコ・コルベッタ(c.1615−c.1681):フォリア
(9)コレッリ:ソナタ Op.5-12 「フォリア」
(10)アンドレア・ファルコニエーリ(1585−1656):ドーニャ・タロリーリャ・デ・カラリェーノス夫人のためのフォリア

■CD2
(1)マレ&コレッリ:フォリア変奏曲
(2)サンス:フォリア
(3)ヴィヴァルディ:ソナタ Op.1-12 「フォリア」 RV.63
(4)フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687−1762):合奏協奏曲第12番 「フォリア」(コレッリのOp.5より)
(5)パオロ・パンドルフォ:フォリアンダルス
(6)コレッリ:ソナタ Op.5-12 「フォリア」
(7)ファルコニエーリ:ドーニャ・タロリーリャ・デ・カラリェーノス夫人のためのフォリア
(8)ヴィヴァルディ:ソナタ Op.1-12 「フォリア」 RV.63
(9)様々な作曲家:フォリア
■CD1
(1)プリヴァーテ・ムジケ、ピエール・ピツル(バロック・ギター)/録音:2006年
(2)パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トーマス・ボイセン(テオルボ)、ドロレス・コストヤス(バロック・ギター)、ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)/録音:2001年
(3)ラ・ロマネスカ、ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター)、フアン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ)/録音:1991年
(4)ムジカ・アルケミカ、リナ・トゥール・ボネ(Vn)/録音:2016年
(5)パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)/録音:1995年
(6)ミヒャエル・フォルム(リコーダー)、ディルク・ベルナー(ハープシコード)/録音:2018年
(7)エンリコ・ガッティ(Vn)、ロゼッラ・クローチェ(Vn)、ジュディス=マリア・ベッカー(Vc)、モニカ・プスティルニク(アーチリュート)、グイド・モリーニ(ハープシコード))/録音:2006年
(8)プリヴァーテ・ムジケ、ピエール・ピツル(バロック・ギター)/録音:2010年
(9)グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ガエターノ・ナジッロ(Vc)、ルチアーノ・コンティーニ(アーチリュート)、マッシミリアーノ・ラシエッティ(ハープシコード)/録音:2001年
(10)ラ・リティラータ、ホセチュ・オブレゴン/録音:2012年
■CD2
(1)リナ・トゥール・ボネ(Vn)、ヤーコプ・ラッティンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ラルフ・ヴァルトナー(ハープシコード)/録音:2015年
(2)オルフェニカ・リラ、ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター)、エジリオ・クインテイロ(トレブル・ギター)、ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ&バロック・ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)/録音:2000年
(3)ライラ・シャイエーク(Vn)、ムジカ・フィオリータ、ダニエラ・ドルチ/録音:2018年
(4)アルモニー・ユニヴェルセル、フロリアン・ドイター、モニカ・ワイズマン/録音:2012年
(5)パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トーマス・ボイセン(テオルボ)、アンドレア・デ・カルロ(ヴィオローネ)、アルヴァロ・ガリード(打楽器)、マリー・ゲリス(Org)/録音:2005年
(6)シギスヴァルト・クイケン(Vn)、ヴィーラント・クイケン(Vc)、ロベルト・コーネン(ハープシコード)/録音:1984年
(7)アンサンブル・イザベッラ・デステ、アリアーヌ・モレット/録音:1994年
(8)ラ・プティット・バンド、シギスヴァルト・クイケン/録音:2006年
(9)アカデミア・デル・ピアチェーレ、ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/録音:2012年
「フォリア」は15世紀イベリア半島で生まれた舞曲。「狂気」の意味を持ち、初期には速くて恍惚としたダンスでしたが、バロック時代には標準的な和声進行と旋律に形式化されるまで進化し、しばしば変奏曲の形で発展していきました。
この2枚組CDセットでは、古楽界を代表する名アーティストたちが長年かけて録音してきた「フォリア」の様々なバージョンが集められています。「フォリア」の代表的作品であるコレッリのヴァイオリン・ソナタ Op.5-12は、リナ・トゥール・ボネやシギスヴァルト・クイケンによる演奏に、パオロ・パンドルフォらによるガンバ版、ジェミニアーニ編曲の合奏協奏曲版なども収録。ヴィヴァルディのヴァイオリン・ソナタ Op.1-12も、シギスヴァルト・クイケン、エンリコ・ガッティ、レイラ・シャイエ(ライラ・シャイエーク)による録音を聴き比べることができます。

H.M.F
HMM-902603
(3CD +1DVD)
夜のコンセール・ロワイヤル〜4部または4夜からなる「夜の王のバレ」
1653年2月23日、王によって踊られた「夜の王のバレ」に基づく
テキスト:イサック・ド・バンスラード(1613?-1691)
音楽:ジャン=ド・カンブフォール(c.1605-1661)、アントワーヌ・ベッセ(1587-1643)、ルイ・コンスタンタン(c.1585-1657)、ミシェル・ランベール (1610-1696)、フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)、ルイージ・ロッシ (1597-1653)& 作曲者不詳のものも含まれる
再構築・音楽監督・指揮:セバスティアン・ドセ
演出・振付・衣裳:フランチェスカ・ラットゥアーダ
ダンサー:シーン・パトリック/マリアンナ・ボルディーニ、ピエール=ジャン・ブレオ、アドリア・コルドンシロ、フレデリック・エスクラ他
アンサンブル・コレスポンダンス
時、シンシア/ヴィオレーヌ・ル・シュナデク(S)
エウリディーチェ/カロリーヌ・ウェイナン(S)ほか

録音:2017年11月11,12日、カーン劇場
NTSC
字幕:英 独 仏
PCMステレオ、2.0
リージョン:All
3CD[3h04’23]、DVD [3h16’46 ]
ルイ14世をたたえるための舞台「夜の王のバレ」はHMC 952223/ KKC 5494で復活蘇演録音が登場、話題となりました(2015年録音)。これ は大きな話題となり、2017年に復活蘇演されました。その映像の登場です(収録:2017年11月)。上演にともない、さらに欠落していた舞曲を補強 しています。
ルイ14世といえば5歳にして国王即位、72年にもわたる在位期間に王朝の最盛期を築き、「大世紀」(グラン・シエクル)と称されます。ヴェルサ イユ宮殿を建設した王でもあります。そんなルイ14世は、バレエを奨励し、自らもバレエの名人であったと言います。1651年(13歳)に初舞台を踏み、 1653年(15歳)、初主役を演じました。その初主役を演じたのがこの「夜の王のバレ」(ここでの再構築版は「夜のコンセール・ロワイヤル」と題され ています)でした。これは、1653年2月23日、プチ・ブルボン宮のホールで上演されました。 1653年といえば、17世紀フランスで起こった貴 族の最後の反乱、フロンドの反乱(1648-1653)が終息した年。戦火を避けていたルイ14世は52年の秋にはパリに戻り、宰相マザランも53年に はパリに戻りました。絶対王政を浸透させ、国王の権力を、パリ市民、そして諸外国の代表に知らしめるためにマザランが企画したのが「王の夜のバレ」 でした。音楽、台本(詩はイサック・ド・バンスラードによるもので、君主とその従臣の間のことを様々に描きつつも、王が至上の存在として輝くように 書かれている)、すべてがルイ14世=「太陽王」の登場を讃えるために作られました。 2000年の映画「王は踊る」でもこのバレエのもようは描かれ ていますがもちろんそれはごく一部。ここでは、当時の人々に強烈なインパクトを与えた作品をモダンな演出で再現。400年以上前の遠いフランスで、 一人の王を印象づけるために企画されたこの一大スペクタクルの驚異的なパワーに、フランス文化の底力を見せつけられるようです。 (Ki)
H.M.F
HMM-931649(2CD)
A.スカルラッティ:オラトリオ「カイン、または最初の殺人」(6声のオラトリオ、1707年) カイン:ベルナルダ・フィンク(A) 
アベル:グラシエラ・オッドーネ(S)
エヴァ:ドロテア・レッシュマン(S)
アダム:リチャード・クロフト(T)
神の声:ルネ・ヤーコプス(C.T)
悪魔の声:アントニオ・アベーテ(Bs)
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指)

録音:1997年9月
オラトリオ「カイン、または最初の殺人」は、旧約聖書に登場するカインとアベルを題材にした作品。カインに殺害されたアベルの物語は、18世紀イタリアの 芸術家たちが好んで題材にしたもの。オラトリオ、となっていますが実際は1707年に書かれたヴェリズモ・オペラともいうべきもので、初演した場所も教会で はないと考えられています。作品冒頭には3楽章から成る序曲が用意されており、これだけでも大変素晴らしい作品。序曲に続き、息子を殺害されて嘆くアダム の美しいレチタティーヴォとアリアに始まり、神の声や悪魔までも登場する、大変劇的な作品となっています。レチタティーヴォでのリュートによる通奏低音はユ ングヘーネルが担当。美しき通奏低音にも注目したい名演。作品的にも演奏的にも聴きごたえ十分の作品です。 (Ki)

TYXart
TXA-18107(1CD)
テレマンと予約購読者
テレマン:リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調 TWV41:C2(『忠実な音楽の師』より)
(タベア・デブス編):テレマン(TWV22:8、21:27)とヘンデル(HWV17、HWV99)の音楽によるソナタ
バッハ:カンタータ『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35より第1部のシンフォニア
バッハ:カンタータ『我は片足を墓穴に入れて立つ』BWV156よりシンフォニア
バッハ:カンタータ『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35より第2部のシンフォニア
タベア・デブス編)):テレマン(TWV21:27)とヘンデル(HWV21)の音楽によるソナタ
タベア・デブス編)):ブラヴェ(歌劇『Le jaloux corrige』)とテレマン(TWV21:27)の作品によるソナタ
テレマン:リコーダー協奏曲 ヘ長調 TWV51:F1
タベア・デブス(リコーダー)
クラウディア・ノルツ、ヘンリー・トング(Vn)
ジョーダン・ボーロン(Va)
ジョナサン・リース(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
トム・フォスター(Cemb)
録音:2017年11月
近代的な精神、創造力の豊かさ、信じがたいほどの生産性を持つテレマンは当時の音楽界で最も多才な作曲家のうちの一人でした。また『忠実な音楽の師』 という楽譜集を定期的に刊行し、予約販売を行うなど音楽業界における商才にも恵まれていました。テレマンは予約者の目を引くために新聞やビラに広告を出し、 ヨーロッパ中の代理店や本屋と取引すると同時に同業者にも熱心に声を掛け、貴族のみならずバッハ、ブラヴェ、ヘンデルなどの有名な作曲家も予約者に 名を連ねました。テレマンの作品とリコーダー奏者タベア・デブス自ら編んだ予約購読者たちによる音楽の編曲を組み合せた当CDには、18世紀音楽の精粋が 詰まっています。 (Ki)
TYXart
TXA-18115(1CD)

TXA-18116(LP)
リヴィウのリュート・タブラチュア
作曲者不詳:Tarzeto、Pavan、Tantum ergo sacramentum、La rocha el fuso、
Passo e mezo、 Saltarello、Passamezo、Ferdinanth、Pasomeza、Tripla、Tarzeto
ダウランド:A Fancy、Forlorn Hope Fancy
クローダン・ド・セルミジ:Le content est riche
ピエール・サンドラン:Doulce memoire
ジョヴァンニ・パコローニ:Fantasia bellissima
ジャケ・デ・ベルヘム:O s‘io potessi donna
ヨアン・アンブロシオ・ダルツァ:Pavana alla Ferrarese
クレマン・ジャヌカン:Or vien ca, vien
ヴァレンティン・バクファルク:Non dite mai
ベルンハルト・ホフシュテッター(Lute)

録音:2018年2月
16世紀のリュート音楽を今に伝えるこのタブラチュアは、1937年にウィーンの古本屋で売られていたもので、当時ポーランド領だった現ウクライナのリヴィ ウに渡り現在イヴァン・フランコ大学で保管されています。フランドル楽派のマドリガルやシャンソンを編曲したものや作者不詳のものが多い中、ダウランドのよ うな良く知られた作曲家の作品も含まれています。CDとLPで同時発売。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-018(1CD)
無伴奏ヴァイオリン作品集
ビーバー(1644-1704):パッサカリア ト短調 C105
トーマス・バルツァー(c.1630-1663):プレリュード ト長調、
 アルマンド ハ短調
テレマン:ファンタジー第3番 ヘ短調 TWV 40-16、
 ファンタジー第1番変ロ長調 TWV 40-14
バッハ:パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
パトリック・コーエン=アケニン(Vn)

録音:2015年1月
パトリック・コーエン=アケニンは、パスカル・アモワイヤル、ミシェル・オークレールらに師事したフランスのヴァイオリン奏者、指揮者。古楽をレパートリー の中心に据え、ヴァイオリン、指揮(レ・フォリ・フランソワーズ主宰、およびリュリのオペラ等の指揮)の両方で活躍しています。 (Ki)

MIRARE
MIR-344(1CD)
イベリア〜ルネッサンスから現代のスペインとポルトガルの多声音楽集
アルフォンソ10世:サンタ・マリアのカンティガ
ウエルガス写本より女声のための作品
トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア(1548-1611):Alma Redemptoris mater, Super Flumina Babylonis, O Magnum Mysterium
イヴァン・ソラノ(b.1973):Cielo Arterial
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):Canciones y villanescas espirituales
ドゥアルテ・ローボ(1563-1646):Audivi vocem de caelo
アントニオ・カガス・ローサ(b.1960):Lumine Clarescet
マヌエル・カルドーソ(1566-1650):Lamentatio
レ・ゼレマン
ジョエル・スユビエット(指)

録音:2017年6月27-30日、トゥールーズ
賢王ともいわれるアルフォンソ10世に代表される中世、ゲレーロやトマス・ルイス・デ・ヴィクトリアに代表されるルネッサンス時代、そしてポルトガルのポリ フォニー音楽の巨匠ローボとカルドーソ、そして現代の作曲家たちによる宗教作品です。時空を超えたイベリア半島の音楽の旅をお楽しみいただけます。 (Ki)

arcantus
ARC-17010(1CD)
ヴィルトゥオーゾ・リコーダー音楽集
聖歌「主よ、平和を与えたまえ」(9世紀)
作者不詳:「悦びのはじまり」(1400頃)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1550頃-1617):リチェルカーレ第4番
アウレリオ・ヴィルジニアーノ(1600初頭-中頃):リチェルカーレ第12番
ヨンクヘール・ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):「夜は何をしようか」〜『笛の楽園』より
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):組曲 ト短調 Op.35-5
エイク:「イギリスのナイチンゲール」〜『笛の楽園』より
テレマン:ファンタジア第1番 ハ長調
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
ヴィオレッタ・ディネスク(1953-):イーヴンソング(1985)【世界初録音】
アンネッテ・ジョン(リコーダー )

録音:2014年9月1-3日、2016年10月4日/ゼンデザール(ブレーメン)
リコーダー界の期待の星、アンネッテ・ジョンが9世紀から20世紀までの作品を収録した注目アルバムをリリースしました。9世紀に作曲されたとされる、 聖歌「主よ、平和を与えたまえ」にはじまり、バッサーノ、ヴィルジニアーノのリチェルカーレ、エイクの『笛の楽園』より2曲、バロック時代のボワモルティエ、 テレマン、バッハと続き、最後に現代作曲家ヴィオレッタ・ディネスクの世界初録音の作品で構成されております。
ジョンは時代を考慮し、それぞれの作品に合った楽器を用いて演奏。卓越した技術と優れた解釈でリコーダー音楽、1100年の旅に誘われます。
アンネッテ・ジョンはヴュルツブルクにてリコーダーを学び始め、その後ブレーメンの大学にて本格的に研鑽を積みました。その後、ブレーメン・ヴェーザー= ルネサンスのメンバーとして各地の音楽祭に参加するなど活動の幅を広げてきました。現在、ソリストとしても数多くのコンサートを行いながらオルデンブルク大 学で後進の育成にも力を入れております。 (Ki)

APARTE
AP-206(1CD)
BACH & CO〜バッハと仲間たち
ヨハン・ダヴィド・ハイニヒェン(1683-1729):ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 S240〜ヴィヴァーチェ
テレマン:ヴァイオリンとトラヴェルソ(Fl)のための協奏曲 ホ短調 TWV 52:e3
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R
グラウン(1703-1771):ヴァイオリンとリコーダーのための協奏曲 ハ長調 Cv:XIII:96
フェルステル(1693-1745):ヴァイオリン協奏曲 ト短調*
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 WV L:d4
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
テレマン:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調
ティボー・ノアリ(指&Vn)
クレール・ソットヴィア(Vn)、
ジャン・ブレニャック(トラヴェルソ)、
エマニュエル・ラポルト(Ob)、
セバスティアン・マルク(リコーダー)
レ・ザクサン

録音:2017年11月1-3日、ボン・セクール教会
*世界初録音
ヴァイオリン奏者のティボー・ノアリ率いるアンサンブル、レ・ザクサンの新譜はバッハに啓発された作曲家たちによる作品をめぐる旅。西洋音楽の父ともよべ るバッハの作品とあわせて、同時代のテレマン、ファッシュやフェルステルや、グラウン、ハイニヒェンらの作品を収録しており、バッハ当時の音楽シーンを俯瞰で きるようです。ノアリの歌うようなヴァイオリンと、二重協奏曲でみせるリコーダーやフルートの名手たちとの掛け合いも非常にたのしめます。 (Ki)

ORNAMENT RECORDS
ORN-11476(2CD)
フランツ・トゥンダー(1614-1667):オルガン作品全集
前奏曲ト短調/キリストは死の縄目につながれたり/ カンツォーナ ト長調/主なる神よ、我ら汝をほめまつらん/ 来たれ聖霊、わが主/前奏曲ト短調(断片)/ 如何なる辛苦が我らを襲えども(ハ長調)/前奏曲 ト短調/前奏曲ヘ長調/ 如何なる辛苦が我らを襲えども(ヘ長調)/イエス・キリスト、神の御子/ われ汝に依り頼む、主よ/第1節/第2節/第3節/ わが愛する神に/前奏曲ト短調
エルンスト=エーリヒ・シュテンダー(Org)

録音:2018年5月マリエンスティフト教会のメッツラー・オルガン,トリアー=プファルツェル
フランツ・トゥンダー(1614-1667)はバロック期の作曲家でリューベックの聖マリア 教会のオルガニストを1641 年から生涯にわたって務めた(その後を継いだのがブク ステフーデ)。そのトゥンダーの作品を最近まで聖マリア教会のオルガニストを務め たシュテンダーが共感豊かに演奏しています。

PAN CLASSICS
PC-10405(1CD)
アルビノーニのヴェニス〜ヴェネチアのリコーダー音楽
アルビノーニ:リコーダー・ソナタ イ短調 Op.6-6
ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ ハ短調[前奏曲、アンダンテ(RV8)-アレグロ・コン・モルト(RV6)-ラルゴ(RV3)-アレグロ・ポーコ(RV44)]
イグナツィオ・ジーバー&ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ イ短調[前奏曲(ジーバー:12のソナタ集より第7番第1楽章)-カプリッチョ(ヴィヴァルディ:RV32)-シチリアーノ(ヴィヴァルディ:RV25)-アレグロ(ジーバー:同曲集第7番第4楽章 & ヴィヴァルディ:RV127)]
ヴェラチーニ:ヴァイオリン、リコーダー、通奏低音のためのソナタ 第4番変ロ長調
ディルク・ヴェルナー:アルビノーニの主題によるトッカータとフーガ ニ短調
パオロ・ベネデット・ベッリンツァーニ:リコーダー・ソナタ集 Op.3より 第12番ニ短調
アルビノーニ:リコーダーのための室内協奏曲 イ短調 〜A氏のバスによる
ミヒャエ ル・フォル ム(リコーダー )
ディルク・ヴェルナー(Cemb、Org)

録音:2018年6月28日-7月1日
アルビノーニを中心に、ヴェネチアの作品をリコーダーで奏でたアルバムです。前作「ヴィヴァルディアーナ」(PC-10405)でもマニアックな選曲を見せたミヒャ エル・フォルムですが今回も一筋縄ではいかないプログラム。ヴィヴァルディらの作品を楽章単位で並べてひとつのソナタにしたり、チェンバロ奏者ディルク・ヴェ ルナーがアルビノーニの主題を用いて新作を書いていたりと、他ではまず聴けない内容となっています。最後の室内協奏曲は標題の中に「マルチェッロ、アルビノー ニ、メランテ、トマジーニ、ガンベッティーノ他のイタリア作曲家が書いた低音に基づいた協奏曲」という文言があり、偽作の可能性もあるようですがたいへん興 味深い作品です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-060(1CD)
14世紀の宗教声楽作品集
バルセロナのミサ
アプトのミサ曲
ドミニク・ヴェラール(指)
アンサンブル・ジル・バンショワ

録音:2018年9月
結成40年を迎えたアンサンブル・ジル・バンショワによる最新録音は、14-15世紀にかけての地中海沿岸で生まれた宗教音楽。ビウエラと中世のマンドリン の音色にも酔いしれる1枚です。 (Ki)

カメラータ
CMCD-15151(2CD)
税込定価
2019年6月15日発売
ブクステフーデ:オルガン作品集
プレルーディウム ト短調 BuxWV 149
我らが神は堅き砦 BuxWV 184
パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BuxWV 196
ああ、主よ、哀れなる罪人われを BuxWV 178
プレルーディウム ホ短調 BuxWV 142
平安と歓喜もてわれはいま BuxWV 76
テ・デウム(神なる御身を我らは讃え) BuxWV 218
プレルーディウム ハ長調 BuxWV 137
いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxWV 211
第一旋法のマニフィカト BuxWV 203
暁の星のいと美しきかな BuxWV 223
プレルーディウム ト短調 BuxWV 148
甘き喜びに包まれ BuxWV 197
0 トッカータ ヘ長調 BuxWV 156
いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ BuxWV 210
松居直美(Org)
エルゼ・トルプ(S)

録音:2018年5月/デンマーク
 世界各地の由緒あるオルガンで録音を続けている松居直美が、今回 選んだ作曲家は、北ドイツ楽派を代表する音楽家ブクステフーデ。そ の作品演奏にふさわしいオルガンを求めデンマークを訪れ、世界遺産 のロスキレ大聖堂に設置の歴史的オルガンで、ブクステフーデの代表 的な曲種を網羅した作品集を収録しました。 高音質で定評ある「UHQCD」で、オルガン銘器の響きをお楽しみく ださい。(カメラータ)

Audite
AU-97769(1CD)
ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト2世(1696-1715):協奏曲集
(1)協奏曲第3番ホ短調
(2)協奏曲第4番ニ短調
(3)協奏曲第7番ト長調
(4)協奏曲第5番ホ長調
(5)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調
(6)協奏曲第8番ト長調
(7)協奏曲第1番変ロ長調
(8)協奏曲第2番イ短調
(9)協奏曲第6番ト短調
(10)トランペット協奏曲 ニ長調
チューリンゲン・バッハ・コレギウム【ゲルノート・ジュスムート(Vn、指)、(5) ダーヴィット・カストロ=バルビ(Vn)、(10) ル ープレヒト・ドレース(Tp)】

録音:2018年10月29-31日/ヨハン・セバスチャン・バッハ教会(アルンシュタット)
ザクセン=ヴァイマール領主ヨハン=エルンスト公の息子、ヨハン・エルンスト公2世のヴァイオリン協奏曲を集めたアルバムの登場です。1696年生まれの エルンスト公2世は幼少時より音楽的才能を開花させた逸材で、作曲をJ.G.ヴァルター、バッハに習いました。1715年、わずか18歳という若さでこの 世を去った鬼才エルンスト公2世。彼が遺したヴァイオリン協奏曲6篇はテレマンが出版し、またバッハはオルガン協奏曲(BWV592、BWV595)やチェ ンバロ独奏のための作品(BWV982、BWV984、BWV987、BWV592a)として編曲しました。
エルンスト公2世が作曲した協奏曲は10代らしい溌剌さとともにイタリア・バロック風の様式感をもった明るい旋律が魅力で“チューリンゲンのヴィヴァルディ” との異名をもちます。ゲルノート・ジュスムート率いるチューリンゲン・バッハ・コレギウムが見事な演奏を披露しております。また、auditeレーベルの社主にし てトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目です。

BIS
BISSA-2417
(1SACD)
カプスペルガー:キタローネのためのタブラチュア曲集
カプスペルガー(1580-1651):キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりトッカータ1ma、パッサカリア1ma、ガリアルダ1ma、カンツォーネ1ma
(2)キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりトッカータ2da、パッサカリア[2da]、ガリアルダ8va、カナリオ
キタローネのためのタブラチュア曲集第1巻より「フィレンツェのアリア」
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりトッカータ9na、パッサカリア[4ta]、ガリアルダ[7ma]
キタローネのためのタブラチュア曲集第1巻よりトッカータ5ta、ガリアルダ11a、ガリアルダ12a
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻より「バーロ第1番」
キタローネのためのタブラチュア曲集第1巻よりトッカータ・アルペジアータ
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりバッタリア
キタローネのためのタブラチュア曲集第4巻よりカプスペルガー
ユーナス・ヌードベリ(テオルボ)

録音:2018年9月/レンナ教会(スウェーデン)
バロックギターの名手ユーナス・ヌードベリがカプスペルガーのキタローネのためのタブラチュア曲集をテオルボで録音しました。テ オルボは16世紀にあらわれその後、バロック末期まで多く使用されたリュート族の14弦の撥弦楽器(14コース・テオルボ)。イタリア初期バロック音楽の代 表的な作曲家カプスペルガー(1580-1651)はテオルボの名手としても活躍し、数多くの作品を残しました。哀愁におびた温かみのあるテオルボの音色が実に 心地よく奏でられます。
現在ヨーロッパを中心に活躍するユーナス・ヌードベリはザルツブルク・モーツァルテウム、ストックホルム音楽大学にて研鑽を積み、16世紀初頭から18世 紀中ごろまでのテオルボ、リュート作品を中心に膨大なレパートリーを誇るバロックギターの名手。当演奏では当時の響きを携えた心温まる演奏を披露しており ます。 (Ki)

ATHENE
ATH-23203(2CD)
NX-C04
テレマン:24のファンタジア
【CD1】無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
1-4.ファンタジア 第1番変ロ長調 TWV40:14
5-8.ファンタジア 第2番ト長調 TWV40:15
8-10.ファンタジア 第3番ト長調 TWV40:16
11-13.ファンタジア 第4番ニ長調 TWV40:17
14-17.ファンタジア 第5番イ長調 TWV40:18
18-21.ファンタジア 第6番ホ短調 TWV40:19
22-25.ファンタジア 第7番ニ長調 TWV40:20
26-28.ファンタジア 第8番ホ長調 TWV40:21
29-31.ファンタジア 第9番ロ短調 TWV40:22
32-34.ファンタジア 第10番ニ長調 TWV40:23
35-38.ファンタジア 第11番ヘ長調 TWV40:24
39-41.ファンタジア 第12番イ短調 TWV40:25
【CD2】無伴奏フルートのための12のファンタジア
(ヴァイオリン編)
1-3.ファンタジア 第1番イ長調 TWV40:2
4-7.ファンタジア 第2番イ短調 TWV40:3
8-9.ファンタジア 第3番ロ短調 TWV40:4
10-12.ファンタジア 第4番変ロ長調 TWV40:5
13-15.ファンタジア 第5番ハ長調 TWV40:6
16-18.ファンタジア 第6番ニ短調 TWV40:7
19-20.ファンタジア 第7番ニ長調 TWV40:8
21-23.ファンタジア 第8番ホ短調 TWV40:9
24-27.ファンタジア 第9番ホ長調 TWV40:10
28-30.ファンタジア 第10番嬰ヘ短調 TWV40:11
31-33.ファンタジア 第11番ト長調 TWV40:12
34-37.ファンタジア 第12番ト短調 TWV40:13
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)

録音:2013年11月13.21日
歴史的楽器のリリースにこだわるATHENEレーベルの新シリーズ「The Great Violins」の第1集。 このシリーズのテーマは「歴史的に価値あるヴァイオリンを用いて様々な曲を演奏すること」にあり、時には何世紀も全く演奏 されていなかった貴重な楽器を用いての録音も予定されています。第1集では1570年製のアマティを使用。イギリスのヴァ イオリニスト、ピーター・シェパード・スケアヴェズは美しいフォルムを持つ楽器から崇高な音を紡ぎ出しています。演奏曲は、 テレマンの「ヴァイオリンのためのファンタジア」に加え、フルートのためのファンタジアのヴァイオリン編曲版という珍しいもの。曲 ごとに移り変わる美しい音色を存分にお楽しみください。
ATHENE
ATH-23204(2CD)
NX-B07
フローベルガー(1616-1667):チェンバロのための組曲集 第1集
【第1巻】
1-4.組曲 ハ長調 FbWV 612
5-8.組曲 ト短調 FbWV 618
9-12.組曲 変ホ長調 FbWV 631
13-16.組曲 ホ短調 FbWV 627
17-20.組曲 イ長調 FbWV 608
21-24.組曲 ニ短調 FbWV 602
【第2巻】
1-4.組曲 ト長調(マイヤー夫人に基づく) FbWV 606
5-8.組曲 ホ短調 FbWV 642
9-12.組曲 ハ短調 FbWV 619
13-16.組曲 ヘ長調 FbWV 604
17-20.組曲 イ短調 FbWV 615
21-24.組曲 ホ長調 FbWV 645
ギルバート・ローランド(Cemb)
アンドリュー・ウッダーソン復元、
2段鍵盤、フランス式チェンバロ(2005)
1750年グルマン(パリ)作チェンバロに基づく

録音:2018年7月23-25日
1946年、スコットランド生まれのチェンバロ奏者ギルバート・ローランド。現在ヨーロッパにおける最古参の一人です。 NAXOSレーベルからはソレールのチェンバロ・ソナタ全集とラモーのクラヴサン曲集、DIVINE ARTからはヘンデルの組曲を リリース、それぞれの作品が書かれた時代を深く追求した素晴らしい演奏は、どれも高く評価されています。ATHENEレー ベルには前作のマッテゾンに続く2回目の録音となり、今回はバッハに先行する重要な鍵盤音楽作曲家フローベルガーを採 り上げています。バロック時代の組曲形式の創始者とみなされているフローベルガーの組曲は、どれも4曲で構成されていま すが、内容は驚くほど多彩であり聴きごたえのあるものばかり。とりわけ変奏曲形式の楽章で楽想が展開していくさまが見 事です。

Guild Histolical
GHCD 3503(1CD)
グレゴリオ聖歌〜クリスマス&イースター ソレム・サン・ピエール修道院聖歌隊、
ジョセフ・ガジャール神父(指)

録音:1955年、ソレム・サン・ピエール修道院/モノラル
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
グレゴリオ聖歌の研究と演奏・録音によって世界的に知られている、フランス、ソレムのサン・ピエール修道院聖歌隊。彼らが残してきた膨大なグレゴリオ聖歌録音の中から、1955年に録音されたクリスマスの音楽とイースター(復活祭)の音楽、2つのLP音源がピーター・レイノルズのデジタル・リマスターで登場。

TOCCATA
TOCC-0516(1CD)
NX-B03
パレストリーナ:ミサ・シネ・ノミネ 6声
マルカントニオ・インジェニェーリ(1535-1592):Super
flumina Babylonis…世界初録音
パレストリーナ:Deus qui dedisti…世界初録音
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-キリエ…この版での世界初録音
 Judica me, Deus…世界初録音
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-グローリア
インジェニェーリ:Duo Seraphim clamabant…世界初録音
パレストリーナ:ミサ・シネ・ノミネ 6声-クレド
 Ricercar Quarti Toni…世界初録音
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-サンクトゥス
 ミサ・シネ・ノミネ 6声-ベネディクトゥス
 Accepit Jesus Calicem…世界初録音
 .ミサ・シネ・ノミネ 6声-アニュス・デイ
 Ricercar Octavi Toni…世界初録音
 Unus ex duobus…世界初録音
 Tu es Petrus…この版での世界初録音
インジェニェーリ:Lauda Sion…世界初録音
ギャレス・ウィルソン(指)
ジェームズ・ミッチェル(Org)
ルーシー・モレル(Org)…
ケンブリッジ、ガートン・カレッジcho
ヒストリック・ブラス・オブ・ザ・ギルドホール・スクール・アンド・ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ(ジェレミー・ウェスト:コンサート・マスター)

録音:2018年7月12-14日
ガートン・カレッジ教会、ケンブリッジ
パレストリーナの6声のミサ「ミサ・シネ・ノミネ(無名のミサ)」は彼の生前から高く評価された曲であり、堅固で整然とした様 式(=パレストリーナ様式)と呼ばれるで書かれているために、バッハが古典派の様式を研究するために譜面を筆写、 編曲した作品として知られています。今回、ケンブリッジのガートン・カレッジ合唱団の演奏はミサ曲本体に、同時代の作曲 家インジェニーリの曲と、パレストリーナ自身による別の曲を組み込み、新たなミサ曲として再構成するという試みを行ってい ます。作曲当時、ミサ曲からはあらゆる世俗的要素を退けるようにという風潮の中で生まれた作品に、改めて様々な思想 を盛り込んだこのミサ曲は、現代ならではの味わいを持つ作品に生まれ変わっています。

ALTO
ALC-1382(1CD)
昔のイングランドのお下劣バラード/17世紀の歌と舞曲
Diddle Diddle or The Kind Country Lovers / The Fair Maid of lslington / Green Stockings
The Jovial Lass or Dol and Roger / Mundanga Was / Lady of Pleasure / The Old Wife
The Beehive / Blue Petticoats or Green Garters / The Gelding of the Devil
The Maid's Complaint for Want of a Dil Doul / Oyster Nan / The Frolic
The Husband Who Met his Match / The Jovial Broom Man / The Disappointment
The Lusty Young Smith / Greensleeves and Yellow Lace / The Jolly Brown Turd
Two Rounds: Tom Making a Manteau - When Celia Was Learning / Lady Lie Near Me
Oh How You Protest / A Ditty Delightful of Mother Watkin's Ale / Miss Nelly
シティ・ウェイツ
ルシー・スキーピング(指)

録音:1996年 
原盤:Musica Oscura
ALTO
ALC-1383(1CD)
「四季」&バロック名曲集
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」*
レモ・ジャゾット(1910-1998):アルビノーニのアダージョ
ヘンデル:歌劇「ベレニーチェ」序曲
バッハ:管弦楽組曲第3番 から アリア
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」から シバの女王の入場
パッヘルベル:カノン
パーセル:劇付随音楽「アブデラザール」から ロンド
パーセル:シャコンヌ ト短調
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV 1041 から 第3楽章*
ジェイミー・ラレード(Vn*、指揮)
スコットランド室内O

録音:1985年 
ライセンサー:Scottish Chamber Orchestra Ltd

Nimbus Alliance
NI-6369(1CDR)
ナチュラル・セレクション
伝承曲:私をほっといて/ドードーの飛行/ニール・ガウの哀歌/ラーキング/瓶の中の卵/ドードーの哀歌/コック・アット・サンライズ/1632年のドードーの鳴き声/煙草を消して/屋根上のドードー/セント・キルダ/トータッパー
ドードー・ストリート〔ピアーズ・アダムズ(リコーダー)、マレイ・グレインジャー(アコーディオン、アコーディナ)、マルコム・クリーズ(ベース)、アダム・サマーヘイズ(フィドル、マンドラ、メロディオン)、コーマック・バーン(バウロン、打楽器)
「ドードー・ストリート」は、300年前に絶滅したモーリシャス島の鳥ドードーの名を冠したエキサイティングなクインテット。「レッド・プリースト」のリーダーを務めるリコーダーのヴィルトゥオーゾ、ピアーズ・アダムズや、「悪魔のヴァイオリニスト、パガニーニの直系の子孫のようだ」とその超絶技巧を称えられたヴァイオリン&フィドル奏者アダム・サマーヘイズなどによる超絶妙技のオンパレードで、ワイルドなクレズマー、ジプシー・チューン、有名なアイルランドの旋律、古いスコットランドの結婚の歌、東ヨーロッパのリズムなどを網羅した、先駆的で愉しい野生の音楽が炸裂。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

RICERCAR
RIC-401(1CD)

NYCX-10068(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ一族の教会カンタータ
〜17世紀の教会コンチェルトから、大バッハの青年時代まで
(1685〜1750)
1. J.M.バッハ:ああ、そばにいてください、主イエス・キリスト
2. J.C.バッハ:主を畏れることは
3. H.バッハ:わたしはあなたに感謝します、神よ
4. J.M.バッハ:主よ、王はあなたの力を喜んで迎えます
5. J.C.バッハ:主よ、こちらを向いて慈悲をください
6-13. バッハ:キリストは、たとえ死の縄目に繋がれ BWV4
14. J.C.バッハ:天においても戦いがあった
【ヴォクス・ルミニス】
ズュジ・トート、カルステン・ヴィトマー、ステファニー・トゥルー、ビクトリア・カッサーノ(S)
ヤン・クルマン、ダニエル・エルヘルスマ(C.T)
フィリップ・フレーリガー、ロベルト・ブックラント、ピーテル・ド・モール(T)
ゼバスティアン・ミルス、リオネル・ムニエ、マシュー・ベイカー(Bs)
トゥオモ・スニ、ヤツェク・クジトウォ(Vn)
ヨハンネス・フリッシュ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ラケル・マサダシュ、アンティーナ・フゴソン(Va)
ブノワ・ファンデン・ベムデン(ヴィオローネ)
ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン)
ルドルフ・レーリンク、モーリッツ・ゲルク、
ティボル・メーサーロシュ、ビェルン・カーデンバッハ(Tp)
ミヒャエル・ユエン(ティンパニ)
バルト・ヤーコプス(Org)
リオネル・ムニエ(音楽監督)

録音:2018年9月ジェディンヌ聖母教会(ベルギー南部ナミュール地方)
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
全員ソリスト級の少数精鋭で聴くからこそ、バロックの声楽曲はその本来の魅力が生きてくるもの。ヨーロッパ古楽界の最前線 をゆく精鋭集団ヴォクス・ルミニス最新盤は、大バッハの青年時代にいたる、バッハ一族の名匠たちの作品を通じての教会カン タータ史をひもとく充実企画です。シュッツやシャイトらを経て、バッハ一族のモテット集(RIC347)も制作した経験を活かし、演 奏編成は妥協なく17世紀流儀を徹底。各パート最大2人、大半はソリスト編成でわかりやすく音の綾を伝えてゆくスタイルが 活きるのは、演奏者が一人残らず手練の名手だから。大バッハも若い頃憧れたヨハン・クリストフ・バッハをはじめ、3人の先達の 作品にはトランペットやティンパニまで動員される大作も含まれ、曲ごとに異なる編成が17世紀音楽の面白さを伝えてやみませ ん。その末に聴くバッハ最初期の教会カンタータ第4番では、合唱中心のカンタータ解釈とは全く違った「17世紀生まれの青年 バッハ」の姿を垣間見せてくれる仕上がりに驚かされることでしょう。国内仕様では歌詞全訳とともに詳細解説の日本語訳が添 付されます。

Capriccio
C-5363(1CD)
NX-B07
シュルツ/ヴァイゼ:鍵盤楽器のための作品集
ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ(1747-1800):ソナタ 変ホ長調 Op.2
 6つのさまざまな小品集 Op.1
クリストフ・エルンスト・フリードリヒ・ヴァイゼ(1774-1842):主題と変奏
クリスティーネ・ショルンスハイム(フォルテピアノ)
メルヒオール・グアンテ、ミュンスター/ヴェストファーレン 1800年頃

録音:2012年12月1-2日
チェンバロやフォルテピアノを自在に操り、バロック音楽の演奏における第一人者としての地位を確立しているクリスティー ネ・ショルンスハイム。彼女は16世紀から19世紀の文献、楽譜の研究者でもあり、知られざる作曲家の作品紹介を積 極的に行うことでも知られています。 今回、彼女が演奏しているのはデンマークで活躍した2人の師弟作曲家の作品集。シュルツはドイツ、リューネブルク出 身。活動の初期はベルリンで指揮者を務め、やがてコペンハーゲンに拠点を移し宮廷カペルマイスターとして数多くの作 品を作曲、ベルリンに戻るまで王に仕えた人です。かたやヴァイゼは、ハンブルクのアルトナ出身の作曲家。教育を受け るためにコペンハーゲンに移り、シュルツに師事し才能を開花させます。オルガニストを経てコペンハーゲンの宮廷作曲家 に任命され、亡くなるまでこの地で活躍した人です。バロック期から古典派へと移り変わる作風にもご注目ください。

CPO
CPO-555283(1CD)
X-B10
シャルパンティエ:LES PLAISIRS DE VERSAILLES ヴェルサイユの愉しみ
(1682)
Les Arts Florissants 花咲ける芸術
テレサ・ワキム(S)
ヴァージニア・ウォーンケン(Ms)
ジェス・ブルムバーグ(Br)
ジェイソン・マクストゥーツ(T)
アーロン・シーハン(T) 他
ポール・オデット(指)
スティーヴン・スタッブス(指)
ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
ボストン古楽音楽祭室内アンサンブル

録音:2019年1月27日-2月4日ゼンデザール、ブレーメン
バロック期のオペラに関する優れた演奏が評価され、2015年にグラミー賞を受賞したオデットとスタッブス率いるボストン古楽 音楽祭アンサンブル。2019年の最新作はシャルパンティエの有名2作品です。どちらもルイ14世に関連のある作品で「ヴェ ルサイユの愉しみ」はディヴェルティスマンと呼ばれる声楽曲。音楽の女神、会話の女神、饗宴の神らが集い歌い交わす典 雅な作品です。「花咲ける芸術」は牧歌劇であり、こちらも擬人化された芸術たちが討論し、最後はルイ14世の功績を讃 えるという内容。少人数の器楽アンサンブルと歌手たちのすぐれた演奏は、18世紀の王宮の雰囲気をあますことなく伝えて います。なかでも2つの作品で重要な役割をなすワキムの歌唱が見事です。
CPO
CPO-555123(1CD)
NX-B02
ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655):Opitianischer Orpheus オピシアン・オルフェウス(1642)-マルティン・オーピッツの詩による歌曲集 イナ・ジードラチェク(S)
ヤン・コボウ(T)
ユナイテッド・コンティヌオ・アンサンブル

録音:2016年10月6-8日
「ドイツ語浄化運動」に参加し、バロック文学の理論的思想者として同時代の芸術家たちに大きな影響を与えたドイツの 詩人マルティン・オーピッツ。友人に勧められてオーピッツの書を読んだ作曲家キンダーマンは、ここからテキストを選び美しい 音楽を付けました。キンダーマンはこの歌集を「Musical Delights=音楽の喜び」と呼び、嘆かわしい時代であっても、聴き 手に知的な刺激と喜びを伝えたいと考えました。そこで、彼の曲を聴くために集まった人々にテキストが素直に伝わるように、 全体的に過度な装飾を付けることをせず、すべてを簡潔な歌に仕上げています。その多くは愛の喜びと悲しみがテーマで、 時に牧歌的な歌もありますが、ほとんどの内容はつつましく、幾分宗教的な荘厳さも備えています。また、器楽の伴奏は簡

Resonus
RES-10240(2CD)
NX-C08
F.クープラン:クラヴサン組曲 第4巻
【CD1】
第20組曲
1.マリー王妃-ポーランド風の歌
2.道化(全曲に続くポーランド風の歌)
3.かわいい子供、または愛らしいラジュール
4.クルイリ、またはクープラン嬢
5.利口なマドロン/
6.優しいジャヌトン
7.セジル夫人/8.タンブラン
第21組曲
9.慕わしき王妃/10.跳躍
11.クープラン/12.ハープ型
13.小さな皮肉屋
第22組曲
14.トロフィー-トロフィーの続きの歌
15.夜明け(アルマンド)
16.うなぎ/17.足がらみ
18.交差するメヌエット/19.奇術
第23組曲
20.大胆な女
21.編み物をする女たち
22.女道化師/23.デロスのゴンドラ
24.羊の足を持つサチュロス
第24組曲
25.大殿様(荘重なサラバンド)
26.若殿様、旧若様
【CD2】
第24組曲(続き)
1.毒槍/2.花飾り
3.がらくた
4.見事な犬、またはおどけた恋
5.美しいおしゃべり女、旧題スペインの王女
6.二重生活者(パッサカリアの動き)
第25組曲
7.空想にふける女
8.神秘的な女
9.モンフランベール夫人
10.勝利したミューズ
11.さまよう亡霊たち
第26組曲
12.病み上がりの女/13.ガヴォット
14.ソフィ/15.とげのある女
16.パントマイム
第27組曲
17.上品な女/18.けしの実
19.中国風/20.頓智
ギジェルモ・ブラケッタ(Cemb)
パスカル・タスキン(1769)によるキース・ヒル
復元モデル(2010)

録音:2018年9月3-6日St Peter & St Paul, Church Hanborough, Oxfordshire
フランス・バロック期を代表する作曲家フランソワ・クープラン。彼の作品の中で重要な位置を占めるのが4巻からなる「ク ラヴサン(Cemb)組曲」です。各々の巻にはには50曲ほどの小品が含まれており、いくつかの組曲(オルドル)に分け られ、多くの曲には象徴的なタイトルが付されています。このアルバムはResonusレーベルにおけるクープラン鍵盤作品 全集の第1作目にあたるもの。第4巻はクープランの晩年、1730年頃に作曲されており、健康状態の悪化と戦いなが らも優雅で生き生きとした音楽に溢れています。ギジェルモ・ブラケッタは音楽研究者としても高い評価を受ける演奏 家。古楽アンサンブル「ファンタスティクス」の創設メンバーとしても活躍するヴェテランです。

INVENTA
INV-001(2CD)
NX-C08
ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):8声、10声、12声、16声、20声のモテット集
【CD1】
1.Dixit Dominus 主は言われた 12声
2.Nunc dimittis 今こそ主よ、僕を去らせたまわん 8声
3.ゼクエンツィア:Grates nunc omnes 全てに感謝
4.Angelus ad pastores ait 天使が羊飼いに言った 12声
5.Ecce Dominus veniet 見よ、主が来られる 8声
6.Decantabat populus 人々は歌った 20声
7.Kyrie summum キリエ・スンムム
8.Gloria summum グロリア・スンムム
【CD2】
1.Laudate Dominum 主を崇めよ 8声
2.Sanctus summum サンクトゥス・スンムム
3.Agnus Dei summum アニュス・デイ・スンムム
4.Iubilate Deo 神を喜びたたえよ 12声
5.Ecce quam bonum Ecce quam bonum 8声
6.Levavi oculos meos 御身に向かいてわれ 10声
7.ゼクエンツィア:Victimae paschali laudes
復活のいけにえに
8.Exsultate iusti 神に従う者よ 喜び歌え 16声
アラミレ(アンサンブル)
ヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ&コルネッツ
スティーヴン・ファー(Org)
デヴィッド・スキナー(指)

録音:2018年9月11-13日Augustine's Church, Kilburn,London…合唱・アンサンブル
2019年1月5日Roskilde Cathedral, Denmark…オルガン・ソロ
北ドイツ、後期ルネサンス時代の作曲家ヒエロニムス・プレトリウス。宗教音楽の書き手として知られており、なかでも数 多くのモテットは当時の北ドイツにおける“最も進歩的な様式=ヴェネツィア楽派の複合唱様式”が用いられており、8 声部から20声部による複雑なアンサンブルは、この時代の演奏家たちの優れた技術を証明するものにもなっています。 このアルバムでは美しいモテットの間にコルネットとサックバット、オルガン曲を併せ、プレトリウスの創造性を表明していま す。アンサンブル「アラミレ」の精緻な合唱だけではなく、デンマークのロスキレ大聖堂の荘厳なオルガンの音色もお楽しみ いただけます。

ACCENT
ACC-24360(3CD)
ユングヘーネル〜ACCENT名録音集1978-1980イタリアのリュート音楽
【CD1】
カプスベルガー:トッカータ第1番/ ガリアルダ第1番/ トッカータ第1番 / ガリアルダ第4番/ トッカータ第5番/ ガリアルダ第2番、第7番 / コレンテ第12番/ トッカータ第7番/ カンツォーネ第1番 / トッカータ第5番/ トッカータ第4番
ピッチニーニ:トッカータ第1番/ リチェルカーレ第1番/ パッサカリア / コレンテ第5番/ トッカータ第11番 / トッカータ第8番/ コレンテ第6番/ トッカータ第12番 / パルティータ / トッカータ第13番/ ガリアルダ第3番 / コレンテ第10番/ トッカータ第2番
ドイツのリュート音楽
【CD2】
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001より アダージョ / フーガ BWV1000 / リュート組曲 ハ短調 BWV997
ヴァイス:カイェタン男爵の死によせるトンボー / リュート組曲 ニ短調
【CD3】
ヴァイス:リュート組曲 ハ短調 / 前奏曲とフーガ ハ長調 / リュート組曲 ト短調
コンラート・ユングヘーネル(Lute)

録音:【CD1】1980年6月、【CD2】1978年9月、【CD3】1979年9月
リュートの巨匠として、またカントゥス・ケルンのリーダーとして古楽界に多大な影響を及ぼしたユングヘーネル。過去音源からリュート独奏の名演を集めた3 枚組が登場します。イタリアとドイツの精粋が味わえるプログラムで素晴らしい演奏をお楽しみください。
バッハのフーガBWV1000は、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001のフーガのリュート版です。ユングヘーネルはBWV1001のアダージョもリュー トで弾いていて、ひとつながりの音楽として聴けるようになっています。大変な技巧を感じさせない手腕も流石です。他にもヴァイスやカプスベルガー、ピッチニー ニと聴き応えある名品を網羅できる魅力的な収録内容となっています。 (Ki)
ACCENT
ACC-24359(1CD)
無伴奏フルート作品集
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
オトテール:3つの歌とドゥーブル
ヴァイス:リュート組曲 ト長調(フルート版)
ヴィヴァルディ/ルソー編)):『春』
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ イ短調 H.562 / W.132
フィッシャー:メヌエットと変奏
バルトルド・クイケン( フラウト・トラヴェルソ )

録音:2000年10月
ACC20144として発売されていたものの廃盤となっていたタイトルが品番を変えて復活しました!CD1枚まるごとバルトルド・クイケンの無伴奏が聴ける名 盤です。メインとなるのはバッハの無伴奏ソナタ。貫録ある佇まいで多層的な旋律を吹いてゆくバルトルドの至芸は必聴です。注目トラックは思想家ルソーが編曲 したヴィヴァルディの『春』。ほぼヴァイオリンの旋律をなぞる編曲ですが、勘所で単調さを避けるためオクターヴ移動を取り入れたりと、フルート1本のためにしっ かりと書き換えられています。またフルートの名手でもあったフリードリヒ2世の宮廷に勤めたC.P.E.バッハの無伴奏ソナタは父親と同じイ短調が選択されつつも、 書法の違いが明白で技巧も冴えわたり新時代を感じさせる楽曲となっています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0451(1CD)
NX-B03
フアン・カバニリェス(1644-1712):オルガンとチェンバロのための21作品
ティエント第57番イタリア風 第1旋法による
…新復元版による世界初録音
ティエント第107番右手のための 第6旋法による
…新復元版による世界初録音
ティエント第89番右手のための 第8旋法による
ティエント第40番左手のための 第3旋法による
…新復元版による世界初録音
第1旋法による12のベルソ
ティエント第46番両手のための
ソによる第2旋法…新復元版による世界初録音
ティエント第26番全部で 第1旋法による
フォリアの違い 第1旋法による
ティエント第30番全部で 第1旋法による
ティエント第81番両手のための 第4旋法による
ティモシー・ロバート(Org、Cemb)

録音:2017年5月30-31日 サン・ジャウメ教会 ビラ=レアル、バレンシア、2015年11月17日 マイケル・ジョンソン・ワークショップ、フォントメル・マグナ、2004年8月7日 パリッシュ教会、バニャルブファール、マヨルカ
スペインのオルガン奏者,作曲家カバニリェス。 1665年以降バレンシア大聖堂のオルガニストを務める傍ら多くの作品 を残しました。とりわけオルガンのための作品は、同時代のブクステフーデに匹敵するほどの完成度を誇り、ルネサンス以 来のスペイン鍵盤音楽の流れを集約したとされる大家です。1927年から彼の作品の出版が始まりましたが、あまりにも 数が多いため、いまだ全集の完成には至っていません。このアルバムはカバニリェスの鍵盤作品第3集であり、名手ティモ シー・ロバートがオルガンとチェンバロを弾き分け、カバニリェスの複雑な書法による色鮮やかな曲を再現することに成功し ています。

ARCANA
A-461(1CD)

NYCX-10055(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ヘンデル、ニコラ・ポルポラ(1686〜1768):歌劇からの作品集
ポルポラ:アリア「海を統べる神よ」〜歌劇『ナッソ島のアリアンナ』(1733)
ポルポラ:レチタティーヴォ「甘美といえば、夕暮れに高台で」/
アリア「かの万能なる腕により」〜オラトリオ『ダヴィデとベルサベア』(1734)
ポルポラ:『ポリフェーモ』序曲〜歌劇『ポリフェーモ』(1735)
ルポラ:アリア「この手に受けるのは」〜二重唱カンタータ『カルカンテとアキッレ』
原曲…歌劇『アウリーデのイフィゲニア』(1735)
ヘンデル:アリア「不実なる戯れで」〜歌劇『アリオダンテ』(1735)
ポルポラ:アリア「喜びを切に待ち望み」〜歌劇『ポリフェーモ』(1735)
ヘンデル:『アリオダンテ』舞踏組曲〜歌劇『アリオダンテ』(1735)
ポルポラ:アリア「玉座から立ち上がれ」〜歌劇『ミトリダーテ』
ヘンデル:レチタティーヴォ「人でなしの兄弟、暴虐なる母」/アリア「苦々しき涙のうちに」〜歌劇『トローメオ』(1728)
ポルポラ(ヘンデル編):アリア「ふいに降り注ぐ雷が」〜歌劇『ウッティカのカトーネ』(1732) 原曲…ポルポラ:歌劇『ポーロ』(1731)
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(Ms)
ル・コンセール・ド・ロステル・デュー(古楽器使用)
フランク=エマニュエル・コント (チェンバロ、総指揮)

録音:2018年6月27〜30日、ランテルヌ新教教会、リヨン
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳、補筆:白沢達生
ファジョーリやサバドゥスらカウンターテナーの大物が相次いで来日、ますます注目度が高まるバロックオペラ界隈ではもはや「傑作 を書いたのはヴィヴァルディやヘンデルだけではない」ことは常識。ナポリ楽派でもとくにポルポラ(2019年は生誕333周年)への 強い関心の高まりは近年いよいよ明らかなところ、イタリアの名門古楽レーベルArcanaからも鮮烈な新録音が登場! フランス 屈指の古楽拠点リヨン発、民俗音楽など他分野のミュージシャンとの共演も数多い異能集団ル・コンセール・ド・ロステル・ デューによる、商売敵多き18世紀ロンドンでいかにポルポラがヘンデルと張り合ったかを厳選選曲で示す充実アリア集です。独 唱はバロック・オペラからロッシーニへ、ドヴォルザークへ、ロータへ……と驚くほど広範な対応力で数年のうちに欧州歌劇界の第 一線に躍り出てきた才人ブリデッリ! 「対決」をイメージしたジャケットの美しさとあいまって、古楽器演奏の新境地を印象づけ てくれそうな1枚。国内仕様は解説・歌詞訳付です。

RICERCAR
RIC-400(1CD)

NYCX-10057(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ヤーコプ・プレトリウス(1586〜1651)、メルヒオール・シルト(1592〜1667):オルガン作品集
ヤーコプ・プレトリウス:「すべての人間に背を向け」
 「天にまします我らが父よ」
 プレアンブルム (ヘ長調)
 コラール・ファンタジア「アダムの堕落により人みな罪に染まり」
メルヒオール・シルト:「救いの主、神の唯一の子」
 プレアンブルム (ト長調)
 第1旋法によるマニフィカト
ベルナール・フォクルール(Org)
使用楽器:リューベック聖ヤーコプ教会、ヒルデブラント工房により
フリードリヒ・シュテルヴァーゲン1636〜37年改修時の状態に修復(1978)

録音:2018年11月、聖ヤーコプ教会、リューベック
【国内盤】
解説日本語訳・補筆:白沢達生
20世紀末に制作したバッハ・オルガン作品全集が、自然かつ的確な演奏解釈によって日本でも絶大な人気を誇るベルナー ル・フォクルールは、バッハ以前の巨匠たちにも深い敬愛を注いできた名手。トゥンダー、ヴェックマン、シャイデマン、ブクステフーデ ……と、彼が単体アルバムで録音してきた作曲家たちこそが真に注目すべき存在であるといってもよいでしょう。本盤のヤーコ プ・プレトリウスは北方の音楽拠点ハンブルクの大家のひとり(『テルプシコーレ』のミヒャエル・プレトリウスとは全く無縁)、メルヒ オール・シルトもその同世代に属する名匠で、どちらも「オルガン奏者一族の家系」に属する重要人物。17世紀前半、ブクステ フーデ前夜のドイツ北方に花開いたオルガン芸術を、当時のたたずまいを伝えるリューベックの歴史的オルガンでじっくり楽しめま す。解説も充実、国内仕様は日本語訳付です。

Linn
CKD-608(1CD)
NX-B09

NYCX-10052(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ウィリアム・バード:『大礼拝音楽』とアンセム〜英語による宗教合唱曲集
大礼拝音楽(グレート・サーヴィス)
おお神よ、驕れる者たちがわたしに歯向かい
信仰告白/ファンタジアBK
喜び歌え(詩篇第81篇)
マリアの讃歌(マニフィカト)
シメオンの讃歌(ヌンク・ディミティス)
高きにあれ、神よ
オディッシアン・アンサンブル(古楽声楽集団)
アンジェラ・ヒックス、エミリア・モートン、ゾエ・ブルックショウ、エイミー・ウッド(S)
ダニエル・コリンズ、デイヴィッド・グールド、サイモン・ポンスフォード、ケイト・シモンズ=ジョイ(C.T)
スティーヴン・ハロルド、ヒューゴー・ハイマス(T)
ウィリアム・ゴーント、ジェイムズ・ハリデイ(Bs)
クリスティアン・ウィルスン(Org)
コーム・カーリー(総指揮)

録音:2018年1月6〜8日、ロンドン、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳、補筆:白沢達生
ネーデルラントの巨匠ラッススと数年違いで生まれ、初期バロックの立役者カッチーニよりも数年後まで生きた英国ルネサンス期 最大の巨匠ウィリアム・バード。彼が自身カトリック信徒でありながら、ラテン語の教会音楽のみならず英国国教会向けに英語 歌詞の礼拝楽曲を多数残したことは見過ごせません。タリス・スコラーズやモンテヴェルディ合唱団、ザ・シックスティーンなどで活 躍してきた実力派ばかりが居並ぶ少数精鋭集団を、ダブリン生まれの才人コーム・カーリーが率いて織り上げる最新録音は、そ んなバードの英語歌詞作品を厳選、その粋を本場・英国の感覚そのままに伝える充実企画!音楽学の進展に伴い、清教徒 革命以前は低音部を充実させた独特のオルガン伴奏がなされていたことが判明、その説に従いオルガンを的確に盛り込んだ演 奏解釈も注目に値します。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-007(1CD)

NYCX-10054(1CD)
国内盤仕様
税込定価
エスプリ=ジョゼフ・アントワーヌ・ブランシャール(1696〜1770):テ・デウム、
フランソワ・コラン・ド・ブラモン(1690~1760):テ・デウム
高橋美千子(ドゥシュ〔ソプラノ〕)
セバスティアン・モンティ、ロマン・シャンピオン(オートコントル〔高音部テノール〕)
シリル・コスタンゾ(バス=ターユ〔バリトン〕)
マルグリット・ルイーズ合唱団
ストラディヴァリア(古楽器使用)
ヴィルジニー・デシャルム(ヴァイオリン/コンサートミストレス)
クレマン・ジョフロワ(Org)
ジョスリーヌ・キュイエ(クラヴサン)
総指揮:ダニエル・キュイエ
録音:2018年6月30日、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
【国内盤】
解説・歌詞日本語訳、補筆:白沢達生
壮麗なオーケストラを伴う傑作が多い祝賀の讃歌『テ・デウム』。古くはシャルパンティエやリュリの傑作もあるところ、オーケストラ が発達してきた18世紀半ばの作品はさらなる豪奢な響きがたまりません。ヴェルサイユ宮殿の催事チームが本格的に携わり制 作を進めたこの最新新譜はまさにルイ15世時代の2傑作を収録。どちらの仕上がりに軍配をあげるかで王室が割れたほどの、 ラモー全盛期のオーケストラ語法を最大限に活かしたいずれ劣らぬ名品です。宗教否定のフランス大革命がなければ、19世 紀以後も延々演奏されていたに違いないクオリティを見出したのは、フランス中部の古都ナントに本拠を置き、40年以上にわた る活動期間を通じて本家ラ・フォル・ジュルネにも例年出演してきた古楽器集団ストラディヴァリア!少数精鋭の合唱とのバラン ス良い駆け引きが、スリリングに生の18世紀フランスの響きを伝えます。


Delphian
DCD-34214(1CD)

国内仕様盤
PDCD-34214(1CD)
税込定価
カルボネッリ:ヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ集 Vol.2
ヴィヴァルディ:協奏曲変ロ長調 RV.366 「カルボネッリ」
ジョヴァンニ・ステーファノ・カルボネッリ(1694−1773):ソナタ第7番、ソナタ第8番(世界初録音)、ソナタ第9番(世界初録音)、ソナタ第10番、ソナタ第11番(世界初録音)、ソナタ第12番
ボヤン・チチッチ(バロックVn)、
イリュリア・コンソート
レイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックを筆頭に、フロリレジウムやアルカンジェロ、エンシェント室内O、EUバロックOのコンサートマスターや中心メンバーとして活躍する古楽界のライジング・スターであり、新世代のバロック・ヴァイオリニストの旗手の1人、ボヤン・チチッチ。17〜18世紀の知られざる音楽を探究するために自身が結成したピリオド・アンサンブル、イリュリア・コンソートとの録音第1弾となった、18世紀のコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジョヴァンニ・ステーファノ・カルボネッリ(1694−1773)の「室内ソナタ集(第1番〜第6番)〔PDCD-34194〕」は、レコード芸術「準特選盤」、英BBCミュージック・マガジン「チェンバー・チョイス」、英プレスト・クラシカル「2017年度年間最優秀レコーディング」に選ばれるなど大成功を収め、チチッチは「新たに発見された音楽を求める幅広い聴衆がいることがわかった」と語っています。第1弾の成功を受け、残りの6曲(第7番〜第12番)を収録した第2巻がついにリリース。イタリア出身、ロンドンで活躍し、ワイン商としても名声を築いたという偉才カルボネッリの知的で繊細な作品は、彼が単なる「コレッリの追従者」や「ヴィヴァルディの同世代人」ではないことを証明します。カルボネッリの名が冠されたヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV.366が併録されている点も嬉しいポイントです。

Hanssler
HC-18014(1CD)
バッハ一族のモテット集
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):モテット『我は臥して眠る』
 モテット『目覚めよ、と呼ぶ声あり』
ヨハン・クリストフ・アルトニコル(1720-1739):モテット『汝、その道を命じたまえ』
 モテット『いざ、もろびと神に感謝せよ』
シュトゥットガルト室内cho
フリーダー・ベルニウス(指)

録音:2018年6月15-17日/ゲッティンゲン教会(ドイツ)
ヨハン・セバスティアン・バッハの五男、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ(1732-1795)は、ビュッケブルクの宮廷音楽家となったため「ビュッケブ ルクのバッハ」の名でも知られる作曲家。古典派の作風による多くの器楽曲を残しましたが、ここに収録された2つのモテットは彼の代表作に数えられ、 とりわけ『目覚めよ、と呼ぶ声あり』は父ヨハン・セバスティアンの教会カンタータ第140番 BWV140と同一コラールを用いた作品としても知られてお ります。
一方、ヨハン・クリストフ・アルトニコル(1720-1739)は大バッハの弟子にして娘エリーザベト・ユリアーナ・フリーデカ(1726-1781)の妻となっ たオルガニスト、作曲家。大バッハの没後、大バッハの息子ゴットフリート・ハインリヒを引き取るなど、生前大バッハからの信頼も厚く、またアルトニコ ルの作品を褒めていたと言われています。しかし、今日にいたるまでほとんど演奏されておらず当録音は非常に貴重と言えます。鍵盤楽器及び作曲を学び、 自身がバス歌手として大バッハを手助けしていたアルトニコルの作曲したモテットをこれまで数多くの合唱曲を録音してきたベルニウスが細やかで美しく演 奏しております。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1562B(2CDR)
トレッリ:12の合奏協奏曲集 Op.8 ラインホルト・バルヒェット(Vn)
ヴィル・べー(Vn) 
ヘルマ・エルスナー(Cemb)
ロルフ・ラインハルト(指)
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ弦楽O

録音:1954年
※音源: Pathe-Vox DL 113
Forgotten Records
fr-1586C(2CDR)
デゾルミエール〜バロック以前の音楽集
(1)ラモー (デゾルミエール編):「遍歴の騎士」組曲第1番/第2番
(2)ラモー(ダンディ編):「イポリートとアリシー」
(3)ドラランド(1657-1726):王宮の為のサンフォニー
(4)カンプラ(デゾルミエール編):「優雅なヨーロッパ」より
(5)ジェルヴェーズ(デゾルミエール編):16世紀のダンスリー
(6)クロード・ル・ジュヌ(デゾルミエール編):第2ファンタジー
(7)モンテクレール(デゾルミエール編):「ジェフテ」より
(8)クープラン:「比類なきリュリ氏」[1948年]
(9)リュリ:「アルセスト」 〜地獄の情景
(10)ラモー:「ダルダニュス」 〜イフィーズのアリア[1951年]
(11)グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」 〜情景
(12)グレトリ(1741-1813):歌劇「獅子心王リチャード」〜アリア
(13)モンシニー(1729-1817):歌劇「脱走兵」〜管弦楽抜粋[1946年]
クロディーヌ・ヴェルヌイユ(S)
ジュヌヴィエーヴ・モワザン(Ms)
フロール・ヴァン(S)
レイモン・アマード(T)
オデット・トゥルバ=ラビエ(S)
アンリ・メルケル、ジョルジュ・アレ(Vn)
マルセル・ド・フレシュヴィル(Vc)
エメ・ヴァン・ド・ヴィール(Cemb)
リュシアン・ロヴァノ(Bs)
アルダ・マンディキアン(S)
ベルナール・デュミニ(Bs)
ロジェ・デゾルミエール(指)
アンサンブル・オルケストラル・ド・ロワゾリール
ニュー・ロンドンO
ファーム・ストリート・シンガーズ、他

録音:(1)1938年、(2)1946年、(3)1946年、(4)1946年、(5)1948年、(6)1948年、(7)1946年、(8)1948年、(9)1951年、(10)1951年、(11)1951年、(12)1951年、(13)1946年
※音源:SP
Forgotten Records
fr-1593(1CDR)
ヴェイロン=ラクロワ他〜バッハ&ヴィヴァルディ
J.C.バッハ:ピアノ協奏曲ヘ短調*/イ長調*
バッハ(ヴェイロン=ラクロワ編):フルート組曲 ハ長調 BWV.997 #
ヴィヴァルディ(ヴェイロン=ラクロワ編):フルート,オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットの為の協奏曲 ト短調+
フルート・ソナタ.二短調 RV.49 #
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(P;*/Cemb)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O*
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)#/+
ピエール・ピエルロ(Ob)+
ロベール・ジャンドル(Vn)+
ポール・オンニュ(Fg)+

録音:1955年2月6日* /1953年#/+
※音源: Les Discophiles Français, DF 156 *、BAM, LD 01

OMF
KCD-2072(1CD)
税込定価
ラ・モッラ〜ドゥルチェード
作者不詳:ダンツァ・アモローザ-トロット
ジャコミ・サンレーシュ:待てば希望が慰めてくれる
作者不詳:頑なに拒まれて
作者不詳:若々しいお姿をなぜ隠すのですか?
フランチェスコ・ランディーニ:愛の神に願う
マッテオ・ダ・ペルージャ:僕は一人で歩いて行こう
作者不詳(M. ゴントコ編):シャンソネッタ・テデスカ
ヘンリクス・ヘスマン・デ・アルジェントラート:慈悲深い星
ヨハネス・アラヌス:なんと美しきおとめ/私の心
ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ:平和/ヤコブ/恐ろしさ
フランク:女王の楽音
ジョン・ベディンガム:私の心の喜びよ
作者不詳:新年よき日のよき贈り物
作者不詳 (G. バンショワ原曲):私の悪口を言いたい者は
ロバート・モートン:彼はあなたのために戦うだろう/武装した人
ブルゴーニュ公シャルル豪胆王:貴い方、あなたは私をこれほどに焦がれさせる
作者不詳:大いなる憧れ
ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ:古いレオンチェッロ
グリエルモ・エブレオ・ダ・ペーザロ:プティ・リアン
アレクサンダー・アグリコラ:盲目の人は色を見分けられない
リーナ・マルティ(クラヴィシバルム)
ミハウ・ゴントコ(中世リュート)
西山まりえ(中世ハープ

録音:2018年4月25日-27日山梨市花かげホール
録音フォーマット:24bit 192kHz
初回限定デジパック仕様
当時良質な音楽を記述する際に用いられた ラテン語『dulcedo』=『sweetness』=『甘美』。 最古のチェンバロと言われるクラヴィシンバルム、中世リュー トと中世ハープは独特の繊細なる音色として人々に愛されて いました。 このプログラムではその魅力的な音の宇宙を追求。

Dynamic
CDS-7818(1CD)
NX-B03
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):フルートとヴァイオリンのための6つの二重奏曲
二重奏曲 第1番変ロ長調 BI256
二重奏曲 第2番ハ長調 BI254
二重奏曲 第3番ハ長調 BI246
二重奏曲 第4番ニ長調 BI248
二重奏曲 第5番ホ短調 BI250
二重奏曲 第6番ハ長調 BI245
マリオ・カルボッタ(Fl)
マリオ・ホッセン(Vn)

録音:2018年2月3-4日
Auditorium RSI,Lugano
世界初録音
イタリア、バロック時代の作曲家アレッサンドロ・ロッラ。ミラノでヴァイオリンとヴィオラを学び、15歳のときに自身が作曲した協奏曲 のソリストとしてデビューを飾り、喝采を浴びました。その後はパルマの王立Oなどで弦楽器奏者として活躍、1802年か ら1833年にはミラノ・スカラ座のコンサートマスターを務めています。教師としても高名で、短期間パガニーニを指導したとも言わ れています。 彼の作品のほとんどは弦楽器のために書かれたものですが、このアルバムには珍しいフルートとピアノのための作品が収録されて おり、これらは世界初録音です。バロック期特有の優雅な作風が楽しめる興味深い曲集です。 演奏しているカルボッタとホッセンはどちらもDynamicレーベルを代表する奏者たち。とりわけ一連のパガニーニのアルバムで知ら れるホッセンの表情豊かな演奏が聴きどころです。
Dynamic
CDS-7824(1CD)
NX-B03
タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 第3集
ソナタ ロ短調 B.h2
.ソナタ イ短調 B.a5
ソナタ ニ長調 B.D7
ソナタ ト長調 B.G11
ソナタ ヘ長調 B.F1
ソナタ ト長調 B.G7
チルトミール・シスコヴィッチ(Vn)
ルカ・フェッリーニ(Cemb)

録音:2000年4月19-21日
ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」で知られるバロック時代の作曲家タルティーニ。ヴァイオリンの名手であった彼が残した作品 は、ほぼ全てがヴァイオリンのために書かれたものであり、それは協奏曲であったり、無伴奏であったり、このアルバムのような通奏 低音付きのソナタであったりと、どれも楽器の特性を生かした高い技巧が要求される曲ばかりです。 このアルバムで演奏しているシスコヴィッチとフェッリーニの2人は、どちらもこの時代の作品に精通している演奏家。トリエステで生 まれたシスコヴィッチはタルティーニ高等音楽院を卒業、古楽アンサンブルやオーケストラと共演し高く評価されています。フェッ リーニはピアノとチェンバロ、どちらも操る演奏家であり、やはり室内楽アンサンブルで広く活動するほか、コンサートピアニストとし ても活躍しています。2人の息のあった演奏から生まれた見事なタルティーニをお聴きください。

En Phases
ENP-006(1CD)
モンテヴェルディから現代まで、音楽による手紙を集めて
アット・メラーニ(1626-1714):「書け、悲しげな瞳よ」 Scrivete occhi dolenti
フレスコバルディ:「ラ・フレスコバルダ」よりアリア (フレスコバルディの名で知られたるアリア/器楽)
Aria detta La Frescobalda
.ストラデッラ(1639-1682):「真っ白な紙の上に」〜『ご婦人への残酷な手紙』より
Lettera a Bella Donna Crudele - Sopra candido foglio
カプスベルガー(1580-1651):「どのように生きることができようか」(器楽) Com’esser puo〜カルロ・ジュズアルド(1566-1613)のマドリガルによる
フレスコバルディ:「行け、愛の手紙よ」 Vanne, o carta amorosa
ヴァンサン・ブショ(1966-)/ミシェル・ビュトール(1926-2016) 詩:ツイッター Twitter
モンテヴェルディ:「私の憔悴したまなざしが」〜『愛の手紙』より
Lettera amorosa - Se i languidi miei sguardi
フレスコバルディ:カンツォン第5番(器楽) Canzon quinta
マリオ・アントニオ・ネグリ( ?-1624):「この痛ましき流儀」〜『ほかの男の元へと去った女への詩』
Rime mandate alla sua Donna - Queste dogliose stille
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):トッカータ第4番(器楽) Toccata quarta
マリオ・アントニオ・ネグリ:「この真白な紙に」〜『ほかの男の元へと去った女への詩』
Rime mandate alla sua Donna - In queste bianche carte
カリッシミ:「書け、悲しげな瞳よ」 Scrivete occhi dolenti
スカルラッティ:ソナタ 89 (器楽)
19.Allegro 20.Grave 21.Allegro
マルチェッロ(1686-1739):カルロ・アントニオ・ベナティ氏から、ヴィットリア・テシへの手紙
Lettera del Signor Carlo Antonio Benati scritta alla Vittoria Tesi
シャミナード(1857-1944):初めての手紙 Ma premiere lettre
フランソワーズ・マセ(S)
ラ・ジョアンニーナ
ナーニャ・ブレーデイク(トリプルハープ)
レミ・カセーニュ(テオルボ、バロックギター)

録音:2018年10月8-11日、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ、フランス
モンテヴェルディの有名な「愛の手紙」を軸に、主に男女の間でやり取りされる手紙にまつわる作品を集めたアルバム。歌(ソプラノ域)と、中世 から親しまれていたトリプルハープ、そしてテオルボとバロックギターという撥弦楽器のみの伴奏での組み合わせで、初期バロックから現代の委嘱 作品までを集めています。歌の切々とした、また情熱的な味わいが生きているのは小編成ならでは。息の合ったアンサンブルで、幅広い年代 の作品を緩やかに繋いでいきます。フレスコバルディやストラデッラに続いて、現代的な「ツイッター」(トラック6-12)が違和感なく収まっているの も面白いところ。これは、2016年に亡くなった詩人ミシェル・ビュトールが、ツイッターと同じ140文字(当時)という制限で作ったソネットに、ヴァ ンサン・ブショが曲を付けたものです。ラストには近代の女流作家シャミナードによる悲しくも親しみやすい作品が収められた、美しい余韻を引く アルバム。
En Phases
ENP-001(1CD)
フランス・バロック ターユ(T)のためのモテット集
セバスティアン・ド・ブロサール(1655-1730):眠りの静寂 Silentium dormi SdB52
ピエール・ブーティエ(1655-1717):おお、救い主なるいけにえよ O salutaris Hostia
アンドレ・カンプラ(1660-1744):主よ、私が誰であるので Quis ego Domine 独唱と2本のヴァイオリンのためのイタリア風モテット
アンリ・デュ・モン(1610-1684):アルマンド Allemande
シャルパンティエ:なんと立派で素晴らしい晩餐 O pretiosum et admirabile convivium H.247
カンプラ:今こそ主よ、我を去らせたまわん Nunc dimittis 独唱とヴィオール伴奏のためのモテット
アンリ・デュ・モン:パヴァーヌ Pavane
シャルパンティエ:イエズス会のためのサルヴェ・レジナ Salve Regina des Jesuites H.27
ルイ・クープラン(1626-1661):シンフォニア
シャルパンティエ:シオンよ、救い主を讃えよ Lauda Sion salvatorem H.268A
ピエール・ブーティエ:大いなる秘跡 Tantum ergo
スュフレ(生歿年不詳):私はいつ行けるか Quando veniam〜独唱と2本のヴァイオリンのための、S氏のモテット
ジャン=フランソワ・ノヴェリ(T)
ステファン・デュデルメル、フランソワ・コスタ(Vn)
齋藤由香、マチュー・リュソン(バス・ド・ヴィオール)
ステファニー・プティボン(テオルボ)
ファビアン・アルマンゴー(オルガン、クラヴサン&総指揮)

録音:2017年10月30日、11月3日、リセ・プリヴェ・サン=ジュヌヴィエーヴ学院礼拝堂、ヴェルサイユ
フランス・バロックの魅力の粋は、なんといっても美しい独唱にあるのではないでしょうか。それは太陽王ルイ14世のもとリュリが創始した「叙情悲劇」がこの国のバ ロック音楽の基本にあり、フランス語の抑揚が生きる節回しがそのまま楽器のための音楽にも応用されているからかもしれません。Alphaレーベルでもソリストとし て録音を残してきた一方、数々のバロック・オペラ復興の舞台に立ち、際立った個性をみせてきたノヴェリを独唱者に、17世紀のさまざまな時代に書かれた極 小編成の宗教曲を通じて、内省的でありながら官能的な魅惑にみちた音楽の数々を妙なる男声一筋で聴ける1枚。ヴィオラ・ダ・ガンバを弾く齋藤由香はフ ランスでの活躍が長い古楽シーンの俊才。
En Phases
ENP-002(1CD)
タルティーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとバロック式即興
前奏曲-カプリッチョ Prelude-Capriccio on the incipit of the Allegro, sonate XVIII*
ソナタ 第22番イ短調
 Andante 待ってくれ、友たちよ Deh serbate Amici dei * 
 Allegro この嵐の怖ろしさの只中で Tra l’orror della tempesta
 Presto 5.Allegro assai 聞こえるでしょう泉の音が、潮のうねりが Senti lo fonte, senti lo mare
ソナタ第12番ト長調
 タッソのアリア 喜びをもって、きみを抱きよせよう Aria del Tasso Lieto ti prendo… **
 Altro Grave この魂の苦しみは Tormento di quest’anima 
 Canzone Venetiana ヴェネツィアの小唄
 Aria これほど幸せだったことがあるあるでしょうか、無垢なる羊飼いの娘たちよ Quanto mai felici siete, innocenti Pastorelle *
 変奏曲 Temo variato
間奏曲-タッソのアリア 喜びをもって、きみを抱きよせよう Interlude, Aria del Tasso, Lieto ti prendo *
ソナタ ト短調 (再構成)
12.12/8, 自筆譜 p99 13.小川に、泉に、渓流に、流れゆく苦々しい涙
A rivi a fonti a fiumi correte amare lagrime*
麗しくも美しきロンディネッラ Rondinella vaga e bella* 15.変奏曲 Variations*
ただひとり、森の中は薄暗い Solitario Bosco Ombroso*
ソナタ ホ短調 自筆譜 p106のスケッチによる
 Grave */.Allegro */Gigue */Allegro Cantabile 聞こえるでしょう泉の音が、潮のうねりが Senti lo fonte, senti lo mare *
マチュー・カミレリ(Vn/歌**)
*=即興入り

録音:不明(2017年?)
バーゼル・スコラ・カントルムでキアラ・バンキーニの教えを受けたのち、パリ音楽院でフランソワ・フェルナンデスにも師事したカミレリ。ピリオド・スタイルでの演奏のみ ならず、作曲された時代では当然であった即興を、その演奏習慣に則って加えたアプローチを持ち味とする彼が、得意のタルティーニに臨んだアルバム。タル ティーニの音楽的精神的探求の極みといえる、最後に残された自筆スケッチのソナタ。カミレリはこの白鳥の詩ともいえる譜面に記された音に即興的な解釈を 加え、新しいアプローチで臨んでいます。トラック6では美しいカウンターテナーも披露。
En Phases
ENP-004(1CD)
クープラン:ルソン・ド・テネブル
王宮のコンセール(抜粋)
復活祭のためのプティ・モテ
レ・パラダン[ジャン=フランソワ・ロンバール、ロマン・シャンピオン(オートコントル)、シルヴィア・アブラモヴィチ、フランソワーズ・エノク(バス・ド・ヴィオール)、バンジャマン・ナルヴェ(テオルボ)、ジェローム・コレアス(クラヴサン、オルガン&総指揮)]

録音:2018年2月24-27日、ロワイヨーモン修道院(フランス)
イエスが十字架にかけられたあと復活したことを祝う早春の復活祭の前には、救世主の死とその原因としての人類の罪に想いをはせ慎ましく 過ごす節制の日々「受難節(四旬節)」があります。その最後の週に、早朝の闇のなか蝋燭を灯しては消しつつ祈るフランスのルソン・ド・テネ ブル(暗闇の朝課)はやがて、四旬節を彩る自省的な音楽として作曲されるようになりました。ド・ラランドやシャルパンティエをはじめ数々の名 作がフランス・バロックの作曲家たちによって書かれましたが、クープランのそれは出色の傑作と目され、数々の名盤も生んできました。しかし本 盤が何より注目される点は、概して女声で歌われることの多い本作を2人の高音男声歌手(オートコントル)が歌っているところ。しかも演奏 陣には20世紀末から数々の伝説的バロック・オペラ舞台を賑わせてきた名歌手ロンバール、ル・ポエム・アルモニークの名盤の数々でもすばら しい腕前を披露しているヴィオール奏者二人など稀代の名手が続々!アルバム末尾には復活祭を祝うクープランの佳品が添えられ、四旬節 から復活祭へといたるキリスト教世界の峻厳な季節の移ろいを追体験できる1枚にもなっています。

Etcetra
KTC-1642(1CD)
フランドルのレクイエ
ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703−1741):死者のためのミサ曲
ピエール・エルキュール・ブレーイ(1673−1737):死者のためのモテット、モテット「我を救いたまえ」、
 死者のためのミサ曲
フィオッコ:Memento Mei
カントルクス、フランク・アグステリッベ(指)、
サン=マルク礼拝堂アンサンブル

録音:2018年9月27日−29日、ベルギー
2017年4月に行われた第1回たかまつ国際古楽祭へのメイン・ゲストとしても来日を果たしたルクセンブルクのヴォーカル・アンサンブル、カントルクス(CantoLX)。フレスコバルディの「アリエ・ムジカーリ第1巻」とジョン・ケージを組み合わせた衝撃のプログラム(KTC-1448)でデビューし、ルイージ・ロッシのオラトリオ(KTC-1586)など知られざる作品を録音してきたカントルクスのEt'cetera第4弾。ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703−1741)とピエール・エルキュール・ブレーイ(1673−1737)、二人のフランドル地方の作曲家によるレクイエム(死者のためのミサ曲)。

Christophorus
CHR-77433(1CD)
ベデッカー:聖なる楽譜〜独唱モテット&ソナタ集
フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー:マニフィカト
ヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダー:主の祈り(変奏第4、第19、第28)
ベデッカー:O Vatter aller Frommen
シュタイグレーダー:主の祈り(変奏第40)
ベデッカー:Haec est Dies、Veni Salvator
ザムエル・フリードリヒ・カプリコルヌス:ソナタ(ヴァイオリン独創と通奏低音)
ベデッカー:イエスは生まれた、ソナタ・ソプラ 「ラ・モニカ」(ファゴット独奏と通奏低音)、わが神よ、Christ lag in Todesbanden、ヴァイオリン・ソナタ、主を賛美せよ
クヌート・ショホ(T)、
イ・ソナトーリ

録音:2018年10月22日−24日、ドイツ
"イ・ソナトーリ"は、2019年2月〜3月にも日本での演奏会や東京藝術大学、明治学院大学等での特別講座が開かれたドイツのテノール、クヌート・ショホを中心に、ヴァイオリン、バス・ドゥルシアン、オルガン(&チェンバロ)、ヴィオラ・ダ・ガンバの編成からなるピリオド楽器アンサンブル。
シュトゥットガルトやヴュルテンベルクでオルガニストを務めた17世紀ドイツの音楽家、フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1607−1683)の、独唱モテットといくつかの器楽ソナタ集。

Tactus
TC-710702(1CD)
ジャルディーニ:2本のヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.2
二重奏曲第1番ニ長調/二重奏曲第2番ヘ長調/二重奏曲第3番ハ長調/二重奏曲第4番イ長調/二重奏曲第5番ホ短調/二重奏曲第6番ト長調
アルシミー・デュオ〔アレッサンドロ・カッツァート(Vn)、シャロン・トマセッリ(Vn)〕

録音:2018年10月、バーリ(イタリア)
フェリーチェ・ジャルディーニ(1716−1796)は、ミラノ、パリ、ベルリン、そして特にロンドンで同地におけるイタリア音楽の発展に寄与した18世紀イタリアのコンポーザー・ヴァイオリニスト。
その作風はイタリアとドイツの伝統に通じており、典型的なギャラント様式の特徴を持っています。1751年の「6つの二重奏曲 Op.2」は、当時の王族ハインリヒ・フォン・プロイセンに献呈された作品です。

Challenge Classics
CC-72794(1CD)
サルヴァトーレ・ランツェッティ(1710-1780):チェロと通奏低音のためのソナタ集 Op.1 〜Vol.1
第9 番イ短調/第1 番ト長調
第6 番変ロ長調/第5 番イ短調
第2 番イ長調/第11 番ヘ長調
アグニェシュカ・オシャンツァ(Vc)
マリア・ミシャルツ(通奏低音Vc)
ガブリエレ・パロンバ(テオルボ)
ファビオ・ボニッツォーニ(Cemb)

録音:2019年1月7-9日/イタリア
ナポリで生まれチェロと作曲を学び、パリやロンドンにも渡り活躍したランツェッティ。作品1 として出版された12 曲のチェロ・ソナタは、この楽器のために 書かれた革新的な作品として伝えられる重要なものです。重音やポジション、親指の位置、ボウイングなど様々な技術的試みを行いながら、イタリア趣味とフラ ンス趣味を組み合わせた創造力豊かな音楽を紡いでゆく、多様性にあふれた曲集。当盤は第1 集と題され、半分の6 曲が収録されています。ポーランドのチェ リスト、アグニェシュカ・オシャンツァによる演奏で、通奏低音もボニッツォーニなど豪華な布陣となっています。 (Ki)

ARCANA
A-115(1CD)
NX-A11
D・スカルラッティ:『マンドリン・ソナタ』(鍵盤ソナタによるマンドリンと通奏低音のための編曲集)
ソナタ K91 ト長調(1768年製ナポリ・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K77 ニ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K88 ト短調(1792年製の復元ロンバルディア・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K89 ニ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、ギター、チェンバロ)
ソナタ K78 ヘ長調(1768年製ナポリ・マンドリン、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K35 ト短調(1768年製ナポリ・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K73 ハ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロ)
ソナタ K81 ホ短調(1792年製の復元ロンバルディア・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K90 ニ短調(1768年製ナポリ・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ギター、チェンバロ)
ソナタ K85 ヘ長調(2017年製ナポリ・マンドリン、チェンバロ)
ソナタ K61 イ短調(1792年製の復元ロンバルディア・マンドリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ギター、チェンバロ)
ピツィカール・ガランテ
アンナ・シヴァザッパ(マンドリン、指)
ロナルド・マルティン・アロンソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ダニエル・ヂ・モライス(テオルボ、ギター)
ファビオ・アントニオ・ファルコーネ(Cemb、指)

録音:2017年9月5-9日サン・バジリーデ大修道院、バディア・カヴァーナ(北イタリア・パルマ県)
マンドリン奏者シヴァザッパにより2012年にパリで結成されたピツィカール・ガランテによる、マンドリンと通奏低音によるスカルラッティ。一般的な マンドリンはイタリアでその形が整えられ、18世紀にはパリを初めとしたヨーロッパ中で最もポピュラーと言える楽器でした。当時の人気作品を 編曲して奏でることも日常的に行われており、マンドリンとチェンバロなどの編成に置き換えられたスカルラッティ作品の手書き譜面も見つかって います。ここで演奏されているソナタのうち、K 77, 81, 88, 89, 90, 91については1990年代にパリで見つかった写本を元に、その他は奏 者たちの研究により選曲され、体裁を整えて収録されました。どの曲にも技巧的な見せ場が仕込まれ、少し感傷的で甘美な響きとユーモ ア、耳にちょっと楽しい仕掛けでも楽しませてくれます。多くの作品で18世紀オリジナルのマンドリンの澄んだ音を聴けるのが大きな魅力。 【イタリア・バロックの重要作曲家と、18世紀ヨーロッパを席巻した楽器の出会い】
ARCANA
A-462(1CD)

NYCX-10065(1CD)
国内盤仕様
税込定価
フランチェスコ・ランディーニ(1325または1335〜1397)の音楽世界
1.もう出かけるのだが、ご一緒しませんか愛しき貴婦人よ
2.この貴婦人には、なんと多くの美が備わっているのだろう
3.この愛はどのようなものか、天がもたらしたこの愛は
4.あなたのまなざしが、わたしの命を奪う
5.情けをかけてくれることはあるまい、わたしの貴婦人が
6.この魂は泣いてばかり、安らぐ暇もない
7.目には大粒の涙、心には大きな苦しみ
8.不実な男を愛したために、わたしはなんと辛い思いを
9.わたしの両目は、この辛い別れに
10.痛ましきこの両目は、ただ泣くばかり
11.教えてくれ、恋神よ、この緑の葉のあいだで
12.なんと辛く感じるのだろう、この心は
13.わたしは悪くないのに、あなたはその美しい姿を
14.死ぬこともでいないのか、ああ、あわれに傷ついた者よ
15.一目みたときから、あなたにお仕えしようと
ラ・レヴェルディ(古楽器使用)
クラウディア・カッファーニ(歌、中世リュート)
リヴィア・カッファーニ(歌、各種リコーダー、中世フィドル)
エリザベッタ・デ・ミルコヴィチ(歌、レベック、中世フィドル)
テオドーラ・トンマージ(歌、ゴシックハープ、各種リコーダー)
マッテオ・ゼナッティ(歌、ゴシックハープ、地中海タンバリン)
+クリストフ・デリーニュ(オルガネット)

録音:2018年9月30-10月3日サン・テオニスト教会、トレヴィゾ(イタリア北東部ヴェネト地方)

【国内盤】
解説、歌詞日本語訳:白沢達生
空想力がなくては真相にたどりつけない中世音楽の世界において、一本筋の通った学術研究姿勢を徹底、それでいて演奏では驚くほど自 在な表現をのびやかに繰り出し「格の違い」を強く印象づけてきたイタリアの精鋭古楽集団ラ・レヴェルディ。選曲コンセプトの緻密さで定評の ある彼らがどれほど生々しく心をとらえる演奏をくりだすかは「実際に聴く」に限るのですが、その意味でも手にとりやすい単体作曲家アルバム が新録音で登場します。フランスのマショーを横目に、イタリアで才人チコーニアと双璧をなすといっても過言ではない14世紀最大の作曲家 のひとり、盲目の音楽家ランディーニと真正面から向き合った新たな決定盤!少年時代に光を失いながらもオルガネット(ポルタティーフ・オル ガン、手で携え片手で弾く鍵盤楽器)の名手としても絶大な名声を誇ったこの大家の音楽世界を解き明かすうえで、およそ他の追従を許さ ない千変万化の超絶技巧をくりひろげるオルガネットの名手クリストフ・デリーニュ(Ricercarに名盤多数)をゲストに招いた夢の共演が実現 しているのも魅力です。中世末期、芸術音楽への第一歩がイタリアでどう紡がれたのか?Arcanaならではの充実の解説(国内仕様では歌 詞ともに訳付)も当リリースの魅力の一部と言えるでしょう。

AMBRONAY
AMY-052(1CD)

NYCX-10066(1CD)
国内盤仕様
税込定価
コルトーナのラウダ集〜中世トスカーナ、アッシジの聖フランチェスコの時代の音楽〜
<受胎告知の物語>
1.聖フランチェスコは讃えられん(ラウダ第38番)
2.新たな星が、人々の只中に(ラウダ第21番)
3.天には栄光、地には平安(ラウダ第20番)
4.おお神々しき花の乙女(ラウダ第15番)
5.トロット(イスタンピッタ:舞曲)
<イエスの幼少時>
6.救世主がお生まれになった、人間の姿で(ラウダ第19番)
7.サルタレッロII(イスタンピッタ:舞曲)
8.天から来たり、新たな報せ(ラウダ第7番)
9.比類なく甘美なる愛(ラウダ第45番)
10.歌わせてください、麗しき愛のかたについて(ラウダ第9番)
<イエスの受難>
11.喜びの始まり(イスタンピッタ)
12.良いことではないか、残忍かつ憐れみを持たぬ者(ラウダ第23番)
13.救世主は苦しんで死んだので(ラウダ第24番)
14.あらゆる人間が、高らかに声をあげ(ラウダ第26番)
15.トリスターノの嘆きとロッタ(イスタンピッタ:舞曲)
<イエスの生誕>
16.サルタレッロ第3番〜至高の光(ラウダ第8番)
17.きわめて高くにある星(ラウダ 第8番)
18.新たな賛美よ歌われよ(ラウダ 第2番)
19.来たりて讃えよ(ラウダ 第1番)
カンティクム・ノヴム(古楽器使用)
バルバラ・クーサ、エマニュエル・バルドン(歌)
アリオシャ・ルニャール(ニッケルハルパ)
ヴァレリー・デュラク(中世フィドル、リラ)
フィリップ・ロシュ(ウード)
ヴウェナエル・ビアン(リコーダー、バグパイプ)
アンリ=シャルル・カジェ(各種打楽器)

録音:2018年12月ビヨン新教会(フランス中部オーヴェルニュ地方)

【国内盤】
解説、歌詞日本語訳:白沢達生
2018年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで、アルメニア伝統音楽とヨーロッパ古楽の思わぬ繋がりをさぐる充実プログラムを披露、会場を大 いに沸かせたカンティクム・ノヴム。古楽がさかんなフランスでもとくに多元的な活躍をみせているグループのひとつですが、今回は中世音楽でも 王道のひとつといえる分野・イタリアのラウダに焦点を絞り、そこにどれほど多彩な音楽が秘められていたかを強く印象づける新録音を繰り出し てきました。十字軍遠征やモンゴル大帝国の台頭のかたわら、ローマ教皇とドイツ皇帝の対立が激化、イタリア半島が大いに揺れた13世紀 に中部トスカーナ地方で作られた「コルトーナのラウダ集」を選曲元として絞りながら、中世フィドルやリコーダーなど欧州系古楽器のみならず、 当時の東西交流をかんがみ東洋の撥弦楽器ウードや各種のバグパイプ、さらには北欧音楽でも愛されているニッケルハルパも使いながら、 確かな音楽学研究に裏付けされた解釈のもと、800年近く前の豊饒な音世界を鮮やかに甦らせてゆきます。オルガヌムなど多声の教会音 楽の精緻さを横目に、わかりやすい民衆向けのシンプルな俗語詩(イタリア語)のくりかえしが強く心に残りやすいラウダ。謎多き中世と南国の 明朗さが妖しく交錯する音世界の秘訣を解き明かす解説(国内仕様は歌詞ともに訳付)も注目です。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-700(1CD)
「ヴェルサイユ宮殿の大噴水」〜王宮の祝祭音楽
1.リュリ:『フェアトン』 序曲
2.フィリドール:笛と太鼓のための行進曲
3.ド・ラランド:われ御身をたたえまつらん
4.リュリ:『主は汝の声を聞き』より 「信頼する主よ、統べたまえ」
5.同 「父と子に光栄あれ」
6.カヴァッリ:『1660年のミサ』より ファンファーレとタンブール
7.同 キリエ
8.シャルパンティエ:『花咲ける芸術』より ヴィオールのエール
9-10.同 「なんというひどい騒音」〜 憤怒の鬼たちのアントレ
14.リュリ:『フェアトン』より シャコンヌ
15.同 「歌い続けよう、途切れることなく」
16.同 ルール風エール
17.ビーバー:『ザルツブルク・ミサ』より キリエ
18.リュリ:『テ・デウム』より 「われ御身に依り頼みたり」
19-23.カンプラ:『優雅なヨーロッパ』 第4部「トルコ」より
24.ヘンデル:『ジョージII世戴冠式アンセム』より トランペット・ファンファーレと太鼓の行進
25.同 「司祭ザドク」
26.ルソー:『村の占い師』より 「もう決して、コラン」
27.同 アルマンド
28.同 「木陰で踊りましょう」
29.ブランシャール:『テ・デウム』より 「わたしたちは、神であるあなたを讃えます」
30.ブラモン:『テ・デウム』より 「聖なるかな、万軍の主なる神であらせられるかた」
31.同 「あなたにこそ、主よ、わたしの願いをかけます」
ヴァンサン・デュメストル &
ル・ポエム・アルモニーク…1、14-16
ガエタン・ジャリ&マルグリット・ルイーズ…2-5、8-13
バンジャマン・シェニエ &ガリレイ・コンソート…6、7
ヴァーツラフ・ルクス &コレギウム1704…17、18
セバスティアン・デラン &レ・ヌーヴォー・キャラクテール…19-23、26-28
ロバート・キング &キングス・コンソート…24、25
ダニエル・キュイエ &マルグリット・ルイーズ、ストラディヴァリア…29-31
ヴェルサイユ宮殿の文化催事プロジェクト・チームが手がけるChateau de Versailles Spectacles(シャトー・ド・ヴェルサイユ・スペクタクル) による、大噴水ショーをイメージしたアルバム。ヴェルサイユ宮殿の大噴水を贅沢に使用したショーは、かつての宮廷人たちが親しんだイベント を現代に受け継いでいるもので、今でも多くの観光客を楽しませています。このイベントで使用される曲を中心に、レーベルが持つ音源からフ ランス・バロックの祝祭音楽などを集めた壮麗なアルバムがこちら。中には、現時点で未リリースの「太陽王のためのミサ」(2019年6月リリース 予定)や、PAL DVDのため日本未発売の「リュリ:フェアトン」、「リュリ:テ・デウム/ビーバー:ザルツブルク・ミサ」、「ヘンデル:ジョージII 世戴冠式」の音源が収められているのもの嬉しいところです。 【ヴェルサイユ宮殿大噴水ショーのイメージ・アルバム】

FUGA LIBERA
FUG-753(1CD)
ダウランド:ラクリメあるいは7つの涙(1604)〜ギリシャのリラとヴィオラ・ダ・ガンバで
1.(即興):ベガ
2.昔の涙
3.新たにした昔の涙
4.(即興):シェリアク
5.ため息の涙
6.悲しみの涙
7.集められた涙
8.愛情深い涙
9.真実の涙
10.(即興):スラファト
11.ジョン・スーチ卿のガリアード
12.(即興):アラドファル
13.デンマーク王のガリアード
14.ジャイルズ・ホビー氏のガリアード
15.ディゴリー・パイパー大佐のガリアード
16.バクトン氏のガリアード
17.(即興):アラスファル
18.ニコルス夫人のアルマンド
19.エセックス伯のガリアード
20.いつも悲しむダウランド
ソクラティス・シノプロス(リラ)
ラシュロン(ヴィオール合奏)
フランソワ・ジュベール=カイエ(高音ヴィオール、指)

録音:2018年7月15-17日ノワルラック大修道院文化センター(フランス中部サントル地方)
ギリシャのリラは元々竪琴を指しますが、ここではそこから派生し伝統音楽の世界で使われている三弦の小型擦弦楽器が用いられています。その名手でECM レーベルからもアルバムをリリースしており、来日公演も成功させているソクラティス・シノプロスと、ジュベール=カイエ率いるヴィオール合奏団ラシュロン(トレブル ×1、テナー×2、バス×1)が共演し、ダウランドの名作を奏でたアルバムです。『真夏の世の夢』や『アテネのタイモン』などシェイクスピア演劇にもみられるとおり、 ダウランドが活躍したルネサンス期の英国で古代文化やギリシャへの憧憬があったことも思わせる組み合わせ。倍音豊かなヴィオールの響きと、素朴なリラの音 色が何とも言えない対比を作りながら溶け合い、通常のヴィオール合奏では味わうことの出来ない美しさを作り出しています。またシノプロスによる即興演奏が 合間に収められていますが、これにはそれぞれこと座(ラテン名Lyra リラ)の5つの恒星の名前が付けられました。これまでのダウランドとは一線を画す魅力を持 つ一枚です。なお表題の「追放者」とは、ダウランドが英国を離れデンマークで活躍していた時期にこの曲集をまとめたことにちなんでいます。