湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



YOSCH
YOSCH-0002(1CD)
税込定価
ジャン・バティスト・レイエ・ドゥ・ガン: リコーダー・ソナタ選集
ソナタハ長調 作品3 第1 番
ソナタニ短調 作品1 第2 番
ソナタイ長調 作品3 第11 番
ソナタイ短調 作品1 第1 番
『幸福な時間』(ピエール・ゴティエ・ドゥ・マルセ
イユ)
ソナタト短調 作品4 第6 番
ソナタト長調 作品1 第3 番
ソナタト長調 作品4 第4 番より第1 楽章
村田佳生(リコーダー)
ロベール・コーネン(Cemb)
上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2014 年5 月17 日?19 日 ブラ聖母被昇天ノートルダム教会(ブラ, ベルギー)、
ピッチ: a'≒395Hz
17世紀末、ベルギーの古都ヘントに生まれたレイエ・ドゥ・ガンの手による、今やリコー ダー・ソナタの定番とも言える佳品の数々。その録音が、オランダに学んだリコーダー奏者 村田佳生と、ロベール・コーネン、上村かおりという、ベルギー所縁のこれ以上ない豪華メ ンバーとの出会いによって実現!ピッチa’=395Hz、17世紀のオリジナル・チェンバロと共 に演奏された、こだわりの音色が、ベルギーの古い教会に豊かに響く。 チェンバロの巨匠ロベール・コーネンが通奏低音を手がけた貴重な新録音になっています。

RICERCAR
RIC-392(3CD)
NX-D07
ジャック・アルカデルト:モテット、マドリガーレとシャンソン
【CD2】…マドリガーレ
1.Il bianco e dolce Cigno
2.Vostra fui e saro, mentre ch'io viva
3.Amor, tu sai pur fare
4.Io son talvolta, Donna, per morire
5.Non mai sempre fortuna
6.Occhi miei lassi, mentre ch'io vi giro
7.Mentre gli ardenti rai
8.Felici amanti, voi che d'amor lieti
9.Io mi pensai che spento fusse ‘l foco
10.Voi mi poneste in foco
11.Tante son le mie pene
12.Alma, perche si trist’ogni hor ti duoli
13.Quando col dolce suono (器楽演奏)
14.Deh! dimm’ Amor se l’alma di costei
15.Crudel, acerba, inesorabil Morte
16.Deh fuggite, o mortali
17.Io non ardisco di levar piu gli occhi
18.O felici occhi miei, felici voi
19.Dolce nimica mia
20.Ancidetemi pur grievi martiri
21.Hor che ’l cielo et la terra
22.Ahime, dov’e’l bel viso
23.Amorosetto fiore
【CD3】…シャンソン
1.Les yeux qui me sceurent prendre
2.Tout au rebours
3.Vous n’aurez plus mes yeux la jouissance
4.Extreme amour est entre moy et elle
5.Si la beaulte de ma dame
6.De mes ennuys
7.De mes ennuys(器楽演奏)
8.Nous boirons du vin clairet
9.Franc berger
10.Quand je me trouve aupres de ma maitresse
11.Quand je me trouve aupres de ma maitresse
12.Il me prend fantasie
13.Amour se plaint de ton forfait(器楽演奏)
14.Margot labourez les vignes
15.La Diane que je sers
16.Entendez vous point vostre amy
17.Laisses la verde couleur
18.J’ay acquis un serviteur - Celle que j’estime
19.O le grand bien
20.Nous voyons que les hommes
21.Du temps que j’estois amoureux(器楽演奏)
22.Contentez vous, heureuses violettes
23.Vous n’aurez plus mes yeux la jouissance(器楽演奏)
24.Helas amy
25.ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:Ancidetemi pur
【CD1】
演奏:
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
ナミュール室内cho
ヨリス・フェルダン(オルガン…12)
録音:2018年3月 Stavelot,
eglise Saint-Sebastien

【CD2
「出典」
特記なし 『マドリガーレ集 第1巻』1539
5,15 『上級者のマドリガーレ、
および5声のマドリガーレ形式による洗練された楽曲集』1540
10 『アルカデルトの3声マドリガーレ集 第1巻』1542
11 『マドリガーレ集 第5巻』1544
16 『マドリガーレ集 第2巻』1539
19 『マドリガーレ集 第4巻』1539
21 『マドリガーレ集 第3巻』1539
7 クラウディオ・ヴェッジョ
『4声のマドリガーレ集、アルカデルトによる6編を併録』1540
8,17 ユアン楽匠『マドリガーレ集 第1巻』1541
23 アントンフランチェスコ・ドーニ『音楽の対話』1544

演奏:レオナルド・ガルシア・アラルコン(指,)チェンバロ、オルガン)
カペラ・メディテラネア

【CD3】
「出典」1-24
アルカデルト『シャンソン集 第3巻』
ル・ロワ&バラール編『シャンソン集』第2・3・4・5・6・7巻
ル・ロワ&バラール編『シャンソン古今雑選』
アテニャン編『シャンソン集』第25・26・32巻
グランジョン編『音楽の戦利品』第2巻

演奏:ドニ・レザン=ダドル((指)リコーダー)
ドゥルス・メモワール

【CD2&3】
録音:
2018年2月 Abbaye de Noirlac
- Centre culturel de rencontre (Cher)
マドリガーレ「真白で優しい白鳥は」(CD2 Tr.1)の作者であり、イタリアン・マドリガーレの創始者の一人として知られるジャック・アルカデルト。彼の作と伝わる 「アヴェ・マリア」は、特にアマチュア合唱団にとって大切なレパートリーとなっていますが、実際はシャンソン「男たちは愛を徳と見る」(CD3 Tr.20)を元に19世紀 の音楽家ディーチュが作った偽作であり、あのリストさえも騙されたと伝わります。そんなアルカデルトですが、今現在、世界の音楽界で相応しい地位を得ている とは言えません。メディチ家に、さらにフランスの教皇と王に仕えた彼は、音楽史の中でも重要な作曲家の一人であり、もっと有名であってもよいでしょう。珍しい ものを含めた彼の作品が、新録音で体系的に収められたこのセットを聴くと、たいへん感動的あるいは衝撃的な瞬間が度々訪れます。ジャック・アルカデルトは 真の天才であり、同時代人からも特別な人物と考えられていた理由を、今改めて明らかにしてくれる内容と言えるでしょう。

ALPHA
ALPHA-372(18CD)
NX-F01
バロック時代の巨匠たち

【CD1】…ZZT090202
アルビノーニ:5声のソナタ集op.2-3.11.7.9.1.5番

【CD2】…ALPHA258
バッハ:最初期のカンタータ
BWV12/BWV106/BWV131/BWV150

【CD3.4】…ALPHA300
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第1番-第6番BWV1046-BWV1051

【CD5.6】…ALPHA029
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番-第6番
BWV1007-BWV1012

【CD8】…ALPHA130
バッハ:ミサ曲集 - BWV234/BWV235

【CD9】…ALPHA952
リュリとシャルパンティエの「テ・デウム」

【CD10】…ALPHA247
フォルクレ父子とクラヴサン
フォルクレ/F. クープラン/デュフリ:クラヴサン作品集

【CD11】…ALPHA249
モンテヴェルディと七つの大罪〜声楽作品集

【CD13】…ALPHA140
パーセル:歌劇「ダイドーとイニーアス」Z626

【CD14.15】…ALPHA309
ラモー:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集 組曲 ホ短調
クラヴサン曲集 組曲ニ短調 - 長調 他

【CD16】…ALPHA222
ヴィヴァルディ:女声合唱のための作品集
グローリアRV589
マニフィカトRV 610a 他

【CD17】…ZZT080803
ヴィヴァルディ「四季」と三つの新発見協奏曲

【CD18】…ALPHA042
イタリア音楽の遺産 ハスラー
バード/ブル 他、鍵盤作品集
【CD1】…ZZT090202
キアラ・バンキーニ(指)
アンサンブル415
録音:2008年5月
【CD2】…ALPHA258
リオネル・ムニエ(指)
ヴォクス・ルミニス
録音:2016年4月.7月
【CD3.4】…ALPHA300
カフェ・ツィマーマン(古楽アンサンブル)
録音:2000-2008年
【CD5.6】…ALPHA029
ブリュノ・コクセ(Vc)
録音:2001年10月2-7日
【CD8】…ALPHA130
ラファエル・ピション(指)
アンサンブル・ピグマリオン
録音:2007年10月
【CD9】…ALPHA952
ヴァンサン・デュメストル(指)
カペラ・クラコヴィエンシス
ル・ポエム・アルモニーク 他
録音:2013年3月25日
【CD10】…ALPHA247
ジュスタン・テイラー(Cemb)
録音:2016年3月13-16日
【CD11】…ALPHA249
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
カペラ・メディテラネア(アンサンブル) 他
【CD13】…ALPHA140
ジモーネ・ケルメス(S)
ディミトリス・ティリアコス(Br) 他
テオドール・クルレンツィス(指)
ムジカエテルナ
録音:2007年4月
【CD14.15】…ALPHA309
ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)
録音:2000年7-10月
【CD16】…ALPHA222
エルヴェ・ニケ(指)
ル・コンセール・スピリチュエル
録音:2015年6月8-9日
【CD17】…ZZT080803
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン・指)
アルバ・ロカ(Vn)/マルコ・チェッカート(Vc)
リ・インコーニティ(アンサンブル)
録音:2008年1月14-18日
【CD18】…ALPHA042
グスタフ・レオンハルト(クラヴィオルガヌム)
録音:2003年2月
バロック音楽と言えば、だれもが思い浮かべる数々の名曲・・・ヴィヴァルディの「四季」やバッハの「ブランデンブルク協奏曲」、「ゴ ルトベルク変奏曲」「無伴奏チェロ組曲」などはもちろんのこと、ラモーの「クラヴサン組曲」やパーセルの「ダイドーとイニーアス」など一度 は聴いておきたい作品を網羅した18枚組BOXが再プレスされました。 レオンハルトやコクセの定評ある名演に加え、クルレンツィスとムジカエテルナなどの最先端の演奏も含むこのBOXは、初めてバロック 音楽を聴く人だけでなく、この時代の作品に慣れ親しんでいる人にも新たな喜びをもたらします。

Diapason
DIAP-103(1CD)
シャルパンティエ:宗教音楽集

(1)テ・デウム ニ長調 H.146
(2)フランス王、聖ルイ讃歌 H.365
(3)3声のマニフィカト H.73
(4)「強制された結婚」のためのアンテルメード H.494
(5)寂しい荒野よ H.469
(6)どうか返して下さい,私の喜びを H.463
(7)暖炉のそばで H.446
(8)ああ!なんて残念なこと H.443
(9)「ル・シッド」のスタンスによるエール H.457−459
(1)(2)サロメ・アレール(S)、
 ブリジット・シェヴィーニュ(S)、
 フランソワ=ニコラ・ジェスロ(オート・コントル)、
 ステファン・ファン・ダイク(T)、
 アルノー・マルツォラティ(Br)、
 ブルターニュcho、
 ル・パルルマン・ド・ミュジーク、
 マルタン・ジェステル(指)
 録音:2000年
(3)(4)ドミニク・ヴィス(C.T)、
 ミシェル・ラプレニー(T)、
 フィリップ・カントール(Br)、
 レ・ザール・フロリサン、
 ウィリアム・クリスティ(指)
録音:1980年&1982年
(5)(6)(7)(8)(9)アンリ・ルドロワ (オート・コントル)、
 リチェルカール・コンソート
録音:1987年
(10)コレスポンダンス、
 セバスティアン・ドゥセ(指)
 録音:2013年
フランス・バロックの隆盛期を代表する作曲家、マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643−1704)の「テ・デウム」をメインとした作品集。レ・ザール・フロリサンやリチェルカール・コンソート、コレスポンダンス、ル・パルルマン・ド・ミュジークなど、現在のフランス古楽界を牽引するアンサンブルによる演奏の数々を収録した豪華なプログラムです。
Diapason
DIAP-096(1CD)
クープラン:ルソン・ド・テネブレ
(1)子守歌、またはゆりかごの中の愛
 花咲く果樹園
 軽はずみな女
 魅力的な女
(2)ルソン・ド・テネブレ第1番
(3)両棲類
 みごとな犬、またはおどけた恋
 フランスのフォリア、またはドミノ
(4)ルソン・ド・テネブレ第2番
(5)慎み深い女
 ミューズ=プランタン
 ガルニエ夫人
 勤勉な女
(6)ルソン・ド・テネブレ第3番
(1)アリーン・ジルベライシュ(チェンバロ/リュッカース1646年製、タスカン1780年製)
(2)アン・モノイオス(S)
ベルナール・クードゥリエ(Org)
アンヌ=マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パスカル・モンテイエ(テオルボ)
(3)アリーン・ジルベライシュ(Cemb)
(4)サロメ・アレール(S)、マルタン・ジェステル(Org)、グイード・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ドロレス・コストヤス(テオルボ)
(5)アリーン・ジルベライシュ(Cemb)
(6)ジュリエット・ペレ(S)、ユジェニー・ワルニエ(S)、エマニュエル・マンドラン(Org)
フランス・バロックの大作曲家、フランソワ・クープラン(1668−1733)の「ルソン・ド・テネブレ」と「クラヴサン小品集」には、アリーン・ジルベライシュやサロメ・アレール、ベルナール・クードゥリエなど、フランス勢を中心としたアーティストたちによる演奏を収録。

DREYER-GAIDO
CD-21109(1CD)
フランチェスコのオマージュ〜ランディーニの東西への反映
フランチェスコ・ランディーニ(ca.1330−ca.1397)、ファルジア・ファラー(b.1980)、アルサラーン・アベディアン(b.1984)、エーサン・エブラヒミ(b.1980)の音楽
ミクストゥーラ〔カタリナ・ボイムル(ショーム)、マルギット・カーン(アコーディオン)〕、
ゲスト〔エーサン・エブラヒミ(サントゥール)、アルサラーン・アベディアン(サントゥール)〕

録音:2016年12月12日−16日、2017年4月3日
古楽器アンサンブル「カペラ・デ・ラ・トーレ」の創設者でもあるミュンヘン生まれのバロック・オーボエ&歴史的なダブル・リード楽器の専門家、カタリナ・ボイムル。ダルムシュタット近郊出身で、ブレーメン芸術高校の名誉教授を務めるアコーディオン奏者、マルギット・カーン。ボイムルとカーンの二人によって2010年に結成された「ミクストゥーラ(Mixture)」は、中世やルネサンスの音楽と、特別に委嘱された新しい音楽を組み合わせ、双方の音楽を結びつけるプロジェクト。
第4弾となるアルバム「フランチェスコのオマージュ」は、14世紀後半のもっとも高名なイタリアの作曲家、フランチェスコ・ランディーニの音楽とイラン生まれの若きミュージシャン、ファルジア・ファラー、アルサラーン・アベディアン、エーサン・エブラヒミら(アベディアンとエブラヒミは、イランの打弦楽器"サントゥール"で演奏にも参加)の音楽、そしてインプロヴィゼーションを組み合わせたプログラムです。

Glossa
GCD-P32115(1CD)
ゴシックの解放〜トマス・アシュウェルとジョン・ブラウンによる華麗なるポリフォニー
ジョン・ブラウン:サルヴェ・レジナ
トマス・アシュウェル:ミサ・アヴェ・マリア
ジョン・ブラウン:スターバト・マーテル
グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2017年10月9日−12日、ベルギー
古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーと、シュメルツァーが率いるアントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアの新録音。15世紀後期のイギリスで活動した二人の知られざる作曲家、トマス・アシュウェル(c.1478−c.1527)とジョン・ブラウン(fl.c.1480−1505)が書いた聖母マリアのための音楽。
ジョン・ブラウンは、生没年も経歴もほとんど判明せず、イートン・カレッジに残された有名な写本「イートン・クワイアブック」に残された作品によって名を残す作曲家。トマス・アシュウェルは、ウィンザーの聖ジョージ礼拝堂、リンカンシャーのタッターシャル・カレッジ(ここではジョン・タヴァナーを教えたのではないかと考えられている)、リンカーン大聖堂、ダラム大聖堂などで活動した作曲家で、「ミサ・アヴェ・マリア」は、フォレスト・ヘイザー・パートブックに収録されている、アシュウェルの数少ない現存作品の1つです。


Glossa
GCD-921125S(4CD)
ラモー:管弦楽組曲集〜コンプリート・フィリップス&グロッサ・レコーディングス
CD1:組曲 「レ・ボレアド」(1763)、組曲 「ダルダニュス」(1739)/CD2:組曲 「カストールとポリュックス」(1737)、組曲 「優雅なインドの国々」(1735)/CD3:組曲 「アカントとセフィーズ」(1751)、組曲 「エベの祭典」(1739)/CD4:組曲 「ナイス」(1749)、組曲 「ゾロアストル」(1749)
フランス・ブリュッヘン(指)
18世紀オーケストラ

録音:1986年〜2000年
オランダが生んだ古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘン。自らが創設した18世紀オーケストラの発足当初から2014年の晩年まで、ブリュッヘンが重要なレパートリーとしてきたフランス・バロックの巨匠ジャン=フィリップ・ラモーの音楽。
ブリュッヘン&18世紀オーケストラによって、Philips時代に録音された4曲、そしてGlossa移籍後に録音された4曲、計8つの管弦楽組曲(音楽悲劇、オペラ=バレ、英雄的牧歌劇からの組曲)が、CD4枚に収めたBOXセットになって登場!
リコーダーのヴィルトゥオーゾから指揮者へと転身した"指揮者ブリュッヘン"の名を、そしてラモーの管弦楽作品の魅力を世界へ広めた名録音の嬉しい復刻です。ブックレットにはオランダの写真家Annelies van der Vegtによるブリュッヘンのポートレートを複数掲載。日本向けの特別仕様盤には、矢澤孝樹氏描き下ろしの日本語解説が封入されます。

ALIA VOX
AVSA-9840(1SACD)
5.1チャンネル
F.クープラン:王宮のコンセール(1722) ジョルディ・サヴァール((指)バス・ド・ヴィオール)
ル・コンセール・デ・ナシォン〔マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)、アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)、
マンフレード・クレーマー(Vn)、ジョゼプ・ボラス(Fg)、ブルーノ・コセ(バス・ド・ヴィオロン)、
シャヴィエル・ディアス=ラトーレ(テオルボ、ギター)、グイード・モリーニ(Cemb)〕

録音:2004年9月6-10日
「王宮のコンセール」は、ルイ14世の宮廷でほぼ毎日曜日開かれていたコンサートのために書かれたもので、当時最高の演奏者陣およびクープラン自 身によるチェンバロというなんとも豪華な顔ぶれで演奏されていました。2つの旋律楽器パートおよび通奏低音という室内楽スタイルのこの楽曲は、演奏 の際、旋律楽器を弦楽器か木管楽器のいずれかのみにするか、あるいは両方を用いるか、という判断は演奏者にゆだねられています。サヴァールは、クー プラン自身の指定による5つの楽器と通奏低音を担う楽器から、曲や楽章の性格に応じて適切な楽器を選び、的確なアプローチを展開しています。水準 の高い奏者たちによる完成されたアンサンブルは見事の一言です。 [同内容のAV9840は廃盤となります。] (Ki)

RICERCAR
RIC-388(1CD)
NX-B08
中世フィドルとさまざまな音楽
1.作者不詳:Ar ne kuthe ich sorghe non ソプラノとクルース
2.ペルディゴン(トルバドール1190頃-1212頃):Los mals d'amors ai eu ben toz apres/ヴィエルとパーカッション
3.作者不詳:Bele Ysabelot / Je me cuidoie / Entre Copin et Bourjois ルベーバとハープ
4.ペルディゴン:Tut l'an mi ten amors de tal faisson カウンターテナーとルベーバ
5.作者不詳:La uitime estampie Real ヴィエルとパーカッション
6.作者不詳:In seculum viellatoris ルベーバと2つのヴィエル
7.作者不詳:Belicha ヴィエルとハープ
8.作者不詳:Non credo, donna, che la dolce fiamma メゾ・ソプラノとヴィエル
9.作者不詳:Ghaetta 2つのヴィエルとパーカッション
10.作者不詳:O bella rosa 2つのヴィエル
11.ヨハンネス・チコーニア(1373頃-1412):O rosa bella Johannes 2つのヴィエルとリュート
12.作者不詳:Tenor La belle se siet au pied de la tour バグパイプ、3つのヴィエル、リュートとハープ
13.ギヨーム・デュファイ(1400頃-74):La belle se siet au pie de la tour ソプラノと2つのヴィエル
14.作者不詳:Esperance mi fait vivre en doulour 2つのヴィエル
15.作者不詳:J’aime la biaute ヴィエル、ハープとリュート
16.作者不詳:Soyes loyal a vo povoir ソプラノ、メゾ・ソプラノ、2つのヴィエルとリュート
ル・ミロワール・ド・ミュジーク
【メンバー】
ザビーネ・ルッツェンベルガー(Ms)
グレイス・ニューカム(S)
ベアトリス・デュノワイエ(S)
ポラン・ビュンドゲン(C.T)
クレール・ピガニョル(ハープ)
クレール・フォルツァー(弓奏ヴィエル)
エリザベス・ラムゼイ(弓奏ヴィエル)
タベア・シュヴァルツ(弓奏ヴィエル)
ティアリー・ゴマール(パーカッション)
マルク・レヴォン(リュート)
バティスト・ロマン(弓奏ヴィエル、ルベーバ、クルース、バグパイプ、指)

録音:2017年3月eglise Notre-Dame de Centeilles、2017年6月Beuggen, Schloskirche
バティスト・ロマンはアンサンブル・ジル・バンショワのみならず、バーゼル・スコラ・カントルム周辺で楽器を使った中世音 楽をやるとき数々のプロジェクトにも顔を出している人。中世の「弓で弾く弦楽器」全般に詳しく、その研究の新たな第 一人者と言っても過言ではありません。 このアルバムはそうしたロマンの知見の成果の凝縮とも言えるもので、ともすればあいまいに扱われることも多い中世フィ ドルという楽器を、その起源や欧州周辺に伝わる伝統楽器との関連も意識しながら解き明かしてゆく...という内容に なっています。 演奏陣には同じく欧州中世音楽界隈で多忙な活躍をみせる弓奏弦楽器奏者エリザベス・ラムゼイ(ラムジー)、 Ricercarの中世音楽アルバムでは出演機会がとみに多い超絶技巧の打楽器奏者ティアリー・ゴマールら、俊才が 続々。アンサンブル・ユニコーンのマルク・レヴォンもリュートで参加しています。またバティスト・ロマン自身も中世楽器奏 者の常どおり多様な楽器を使いこなし、時には古風なバグパイプまで聴かせます。
RICERCAR
RIC-389(1CD)
NX-B08
ドイツ北部・中部・南部/バロックの教会音楽と器楽曲
1.ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):Sinfonia Vater unser シンフォニア「我らの父よ」
2.ザムエル(ヨハネス)・エッカルト(1553-1611):Vater unser im Himmelreich 天にまします我らの父よ
3.ダヴィット・ポーレ(1624-1695):Herr, wenn ich nur dich habe 主よ、あなたさえこの世にあれば
4.フランツ・トゥンダー(1614-1667):Salve mi Jesu 栄えあれ、わがイエスさま
5.ヨハン・フィッシャー(1646-1716):Sonata Hertzlich thut mich verlangen
 ソナタ「わが心の切なる願い」
6.ヨハン・ヴォルフガング・フランク(1644-1710頃):Weil Jesu in meinem Sinn イエスよ、わが思いに
7.作者不詳:Sonata a 6 6声のソナタ
8.ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):Ach das ich Wassers g'nug hatte ああ、たっぷりと水さえあれば
9.ゲオルク・ベーム(1661-1733):Vater unser im Himmelreich 天にまします我らの父よ
10.ヨハン・タイレ(1646-1724):Was betrubst du dich meine Seele わが魂よ、なにゆえに悲しむのか
11.ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):Auf, last uns den Herren loben いざ、我ら主を讃えよ
12.ヨハン・ルドルフ・アーレ(1625-1673):Cum Maria diluculo マリアと共に朝早く
13.フランツ・トゥンダー:Sinfonia da pacem Domine a 7 7声のシンフォニア「主よ、平和をお与えください」
14.ハインリヒ・シュヴェンマー(1621-1696):Grabgesang 葬送歌
クレマティス
【メンバー】
ステファニー・ド・ファイー(Vn)
アマンディーヌ・ソラノ(Vn)
カトリーヌ・プラットネル(Vn、Va)
エリー・ニメロスキ(Va、Vn)
ヨルレン・ベガ・ガルシア(Va、Vn)
サマンサ・モンゴメリー(Va)
フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ヴィオール-5,13)
ジェローム・ルジュヌ(テナー・ヴィオール)
サラ・ファン・アウデンホーフェ(バス・ヴィオール、ヴィオローネ)
アナイス・ラマージュ(バロックFg、リコーダー)
ブリス・サイー(Org)
ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー-3,4,6,8,10,11,12,14)

録音:2017年10月
「天にまします我らの父よ…」で始まる、キリスト教で最も有名な祈祷文の一つと言える「主の祈り」。これに基づいたゲ オルク・ベームのコラール前奏曲を軸に、ドイツ・バロックの宗教的な器楽作品と、アルト(C.T)独唱による ルター派のカンタータを集めたアルバムです。これらの作品は器楽全盛だった当時のイタリア音楽に強い影響を受けて おり、声楽の伴奏においても、器楽が大きな役割を担っています。また収められた純器楽作品は全て宗教的題材に 基づいており、その多くは、当時のコラールの旋律をもとにしたものです。演奏は、「シャコンヌ」を始めとしたヴィターリ父 子の作品をめぐる刺激的なアルバム(RIC326)をリリースしている、ヴァイオリンのステファニー・ド・ファイーとアンサンブル 「クレマティス」。ここでも宗教的な敬虔さを大切にしながら、それぞれの作品が持つ抑揚や旋律の美しさを聴き応え たっぷりに歌い上げています。
RICERCAR
RIC-390(1CD)
NX-B0
8
モンテヴェルディ:「愛の手紙」
1.Se i languirdi miei sguardi 「私の憔悴したまなざしが」愛の手紙
2.Ohime, dov’e il mio ben 「ああ、私の愛しい人はどこ?」ロマネスカ
3.Ohime ch'io cado 「ああ、私は傷つき倒れる」
4.Lasciate mi morire 「私を死なせて」アリアンナの嘆き
5.Perche se m'odiavi 「私を憎んでいたのなら」
6.Disprezzata Regina 「蔑まれた皇后」ポッペアの戴冠
7.Et e pur dunque vero 「それは本当なのか」
8.Dal mio Permesso amato 「愛するペルメッソ川のほとりから」オルフェオ
9.Non havea febo ancora 「フェーブスはまだ」ニンファの嘆き
10.Voglio di vita uscir 「死んでしまいたい」
マリアーナ・フローレス(S)
カペラ・メディテラネア
【メンバー】
キート・ガート(テオルボ)
マティアス・シュペーター(アーチリュート、キタローネ)
マルタ・グラツィアリーノ(ハープ)
マルゴー・ブランシャール(バス・ヴィオール)
ロドニー・プラダ(バス・ヴィオール-1,2,8)
ステファニー・ド・ファイー(Vn)
ジュリー・ロゼ(S)
ヴァレルイオ・コンタルド(T)
マティアス・ヴィダル(T)
フィリップ・ファヴェット(Bs)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(チェンバロ、ガット弦スピネット、オルガン、指)

録音:2016年10月、2017年8月
カヴァッリのオペラ・ハイライト集(RIC359)が大きな評判となった、レオナルド・ガルシア・アラルコン率いる「カペラ・メディ テラネア」が、モンテヴェルディの声楽作品集を引っ提げてRicercarレーベルへ戻って来ました。有名な「アリアンナの嘆 き」、「ポッペアの戴冠」、「ニンファの嘆き」から、あまり知られていない作品まで、ソプラノが活躍するものを中心にバラン スよく選曲されています。注目したいのは、前面に押し出されたソプラノのマリアーナ・フローレスのセンスの高さで、その 表現力際立った歌唱は素晴らしいもの。ソロ作品が中心ですが2〜3声作品も効果的に挿入されており、美しいソプ ラノのソロに対して、突然現れる多声楽曲のドラマティックな効果も抜群です。
RICERCAR
RIC-387(1CD)
NX-B08
F.クープラン:「ミューズの誕生」〜大クープランのクラヴサン曲、コンセールと世俗歌曲を集めて
1.Musette:A l'ombre d'un ormeau ミュゼット「楡の木陰で」
2.Le Tic-Toc-Choc ou les Maillotins ティク・トク・ショク、あるいはオリーブ搾り機(クラヴサン曲集 第3巻)
3.Les Ombres errantes さまよう亡霊たち(クラヴサン曲集 第4巻)
4.Affectueusement 情感豊かに(「諸国の人々」 「スペイン人」)
5.Grande Ritournele グランド・リトゥルネル(「趣味の融合」第8番 劇場趣味のコンセール)
 La Crouilli ou La Couperinete.Premiere partie クルイリーまたはクープラン嬢(クラヴサン曲集 第4巻)
6.第1部(優しく、急がずに)
7.第2部ミュゼット風
8.Brunette:Zephire, modere en ces lieux ブリュネット「そよ風、その土地にふさわしく」
 Les Petits-Ages 幼いころ(クラヴサン曲集 第2巻)
9.La Muse naissante ミューズの誕生
10.L'Enfantine 幼年期
11.L'Adolescente 青春
12.Les Delices 逸楽
13.La Pastorelle:Il faut aimer des qu'on sait plaire 羊飼いの娘の歌「泣きたくなったなら、恋をしなくては」
14.La Petite Pince-sans-rire そしらぬ顔であざ笑う女(クラヴサン曲集第4巻)
15.Qu'on ne me dise plus que c'est la seule absence 「どうか私に言わないで」
16.Air エール(「諸国の人々」 「フランス人」)
17.Forlane-Rondeau フォルラーヌとロンドー(「王宮のコンセール」 第4コンセール)
18.Doux liens de mon coeur 「わが心の甘い絆」
19.Gavotte ガヴォット(「諸国の人々」 「フランス人」)
20.La Reine des Coeurs 慕われる王妃(クラヴサン曲集第4巻)
21.Chaconne ou Passacaille シャコンヌあるいはパッサカーユ(「諸国の人々」 「フランス人」)
22.Le Dodo ou L'Amour au berceau 子守歌、あるいはゆりかごの愛(クラヴサン曲集 第3巻)
エマヌエル・ド・ネグリ(ソプラノ1,8,13,15,18)
ブリス・サイー(クラヴサン)
ラ・シャンブル・クレール
【メンバー】
酒井 淳(トレブル&バス・ヴィオール)
マリオン・マルティノー(バス・ヴィオール)
モルガーヌ・エウザン(Fl)
ボヤン・チチッチ(Vn)
ギヨーム・キュイエ(Ob)
ヴァンサン・ブランシャール(Ob)
ニコラ・アンドレ(バロック・バソン)

録音:2017年11月
2018年(2018年)、生誕350年という節目のフランソワ・クープランの魅力を凝縮した一枚。その創作活動の中心であっ たクラヴサン曲集から多くを収録してますが、合奏曲(コンセール)集「諸国の人々」「王宮のコンセール」「趣味の融合」 や、世俗歌曲も含んでおり、彼が残した幅広い作品群のうち宗教曲以外をほぼ網羅しています。主役を担うのは何 と言っても、全編のディレクターであるブリス・サイー。クラヴサン曲だけではないクープランの世界を音楽的肖像として描 き出すことに成功しています。クリストフ・ルセの信頼篤いヴィオール及びチェロ奏者の酒井 淳のほか、ニケなど古楽界 の大物との共演歴を誇るメンバーによる「ラ・シャンブル・クレール」も名人芸を聴かせます。

ALPHA
ALPHA-391(1CD)
CALLING THE MUSE/ミューズ召喚
テオルボのための古い曲と新しい曲
ピッチニーニ(1566-1638):リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集第1巻より
1.PARTITE SOPRA QUEST’ARIA FRANCESE DETTA l’ALEMANA
「ドイツ風」の名で知られるフランスの歌にもとづくパルティータ(変奏曲)
2.CORRENTE VI SOPRA L’ALEMANA
「ドイツ風」(の歌)による第6コルレンテ
3.ヘルシュトロッファー/スタンドリー:COMME UN BEFFROI 鐘楼のように
4.カプスベルガー(1580-1651):TOCCATA NONA 第9トッカータ
5.ヘルシュトロッファー:PERIVOLI BLUE ペリヴォリの青色
6.ヘルシュトロッファー:THANKS TOUMANI ありがとうトゥマニ
7.カスタルディ(1581-1649):ARPEGGIATA A MIO MODO 我流のアルペッジャータ
8.サティ:グノシエンヌ 第1番
9.カプスベルガー:BERGAMASCA ベルガマスカ
10.カプスベルガー/ジャン=リュク・ドバティス:DANS LA CHAMBRE DE MON THE
ORBE 私のテオルボのある部屋で
11.ヘルシュトロッファー:CLAN 氏族
12.バッハ/ヘルストロッファー:A TEA WITH BACH バッハとお茶を
13.カプスベルガー:TOCCATA UNDICESIMA 第11トッカータ
14.ヘルシュトロッファーー:VOS LUTHS 君たちのリュート
ブルーノ・ヘルシュトロッファー(テオルボ…スイス、パコ、モーリス・オッティガー 2009年製)
ローズマリー・スタンドリー(歌)…3
ジャン=リュク・ドバティス(詩、朗読)…10
ミシェル・ゴダール(セルパン)…3
エメク・エヴチ(Cb)…3

録音:2017年9月Abbaye de Noirlac ノワルラック大修道院(France)
ドイツの若手テオルボ奏者、ブルーノ・ヘルシュトロッファー。17世紀以前の音楽と現代の音楽を自由に弾きこなす逸材として知られています。このアルバムは彼自身が 「logbook=日誌」と呼ぶもので、ヨーロッパからアメリカまで、数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作と、様々な時代に書かれた小品が並べられており、聴き手の 想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、16世紀のイタリアの人々の歌、突然混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲までも聴くことができま す。ヘルシュトロッファーの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。

Etcetra
KTC-1621(1CD)
18世紀フランスの作曲者不詳のオルガン組曲集 リュク・ポネ(Org)

録音:2013年&2014年、ベルギー
パリのサント・ジュヌヴィエーヴ図書館に所蔵されている手稿譜(Manuscript -2372)からの18世紀フランスのオルガン作品集。作曲者不詳の様々な作曲家による貴重な42のオルガン作品を、ベルギーのレメンス研究所(現:ルーヴェン大学芸術カレッジ)でオルガン教授を務めたリュク・ポネが演奏します。世界初録音。
Etcetra
KTC-1623(1CD)
ミケランジェロのマドリガル
バルトロメオ・トロンボンチーノ、 ヨアン・アンブロジオ・ダルツァ、ミケーレ・ペセンティ、マルコ・ダッラクイラ、マルケット・カーラ、フランチェスコ・ダ・ミラノ、作曲者不詳の作品
ケイト・マコボイ(S)、
ロベール・ムニエ(Lute)

録音:2016年&2017年、イギリス
オーストラリアの古楽系ソプラノ、ケイト・マコボイがロベール・ムニエの伴奏で贈る、1500年前後、ミケランジェロの時代のイタリアのリュート歌曲集。ローマ教皇庁や宮廷から商人や庶民の間まで広く愛されながらも、宗教作品と違い詳細な楽譜での伝搬が少ないために、現代では歌われることが少なくなってしまっている世俗作品を蘇らせるという好企画。ルネサンスの偉人、ミケランジェロ(ミケランジェロ・ブオナローティ)の詩によるトロンボンチーノの作品「Come haro donque ardire」も収録。

Hyperion
CDA-68206(1CD)
マショー:ザ・ジェントル・フィジシャン
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2017年1月30日−2月1日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)。第6弾では、「ザ・ジェントル・フィジシャン(優しい医者)」をテーマに、14世紀フランスの音楽様式 "アルス・ノーヴァ" を代表するマショーの詩的な音楽を、オルランド・コンソートの成熟したアンサンブルで歌います。

EVIDENCE
EVCD-052(1CD)
ラモー:王太子妃/新しいクラヴサンのための組曲 イ調
F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻および第4巻より
クレマン・ルフビュル(P)

録音:2017年10月、パリ
1990年生まれのフランスの逸材、クレマン・ルフビュルのデビュー盤。2016年のジェイムズ・モットラム国際ピアノ・コンクールで優勝、聴衆賞も受 賞しています。アベッグ四重奏団の創立メンバーであるなど室内楽にも意欲的なほか、2008年にはリールの音楽院で打楽器も修学しています。パリ国立 高等音楽院にてロジェ・ムラロらに師事。その抜群のリズム感と音色に対するセンスで、ラモーやクープランを繊細きわまりなく、しかも鮮烈に響かせます。 (Ki)

MIRARE
MIR-358(1CD)
F.クープラン:ルソン・ド・テネブル&モテット集
聖水曜日のためのルソン・ド・テネブル[1714,パリ]
詩篇「あなたの定めは驚くべきものです(Mirabilia testimonia tuoa)119.129」による、王の礼拝のために作曲され歌
われた4行[1703,パリ]
アニュス・デイ〜修道院のためのミサ[1690,パリ]
「主よ、われらを救いたまえ」〜モテット(世界初録音)[1705,パリ]
レ・ゾンブル
シャンタル・サントン・ジェフリ(S)、
アンヌ・マグエ(S)
ブノワ・アルノー(Br)

録音:2017年 3&12月
リュリの後継者にしてラモーの先駆者でもあるF.クープランの探求に燃える古楽アンサンブル、レ・ゾンブルによる、ルソン・ド・テネブル他の作品集。 世界初録音のモテットも含む注目盤です。
ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3 日間の、原則として明け方におこ なわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼 拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、 付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14 世(太陽王)(1638-1715)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントの ひとつにまでなりました。
モテット「主よ、われらを救いたまえ」は世界初録音。内容的にはルソンと同じで、バリトン独唱をメインとする、聖木曜日の祈りのような内容となって おります。
レ・ゾンブルは、フラウト・トラヴェルソ奏者のシルヴァン・サルトルとヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のマルゴー・ブランシャールによって2006 年に設立 された古楽アンサンブル、レ・ゾンブルです。これまでにF.クープランの「リュリ讃」や「諸国の人々」も録音しております。 (Ki)

H.M.F
HMM-902269(1CD)
Perpetual Night終わらない夜〜17世紀のエアと歌曲集
ロバート・ジョンソン(c.1583-1633):「安らぎをもたらす眠りよ(Care-charming sleep)」
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):「私が湖に立つと」、「音楽よ、あなたの主は死んだ」「偉大な英国よ」
ジョン・コプラリオ(c.1570/80-c.1626):「行け、幸せな男」
ロバート・ラムゼイ(?-1644):「王妃よ、涙は何の助けになるか」、「行け、偽証した男よ」「亡霊よ怒りよ、大声を出すな」
ニコラス・レイニア(1588-1666):「もう緑の地は」
ジョン・ジェンキンス(1592-1678):パヴァーヌ ヘ調
ジョン・バニスター(1624/25-1679):「リュートを下さい」「アミンタスよ」
ウィリアム・ウェブ(c.1600-1657):「力強いモルペウスよ」
ジョン・ヒルトン(1599-1657):「立ち上がれ、気高き羊飼いよ」
ジェイムズ・ハート(1647-1718):「喜びよさようなら」
ジョン・ブロウ(1648/49-):「あわれなセラドン」「歌え、歌え、ミューズよ」
マシュー・ロック(1621/23-1695):「オルフェウスが歌った時」
ジョン・ジャクソン(d.1688):「おお、フィリスよ!」
ルシール・リシャルドー(Ms)
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指)

録音:2017年 7月
17世紀、フランスと英国の芸術家や君主の往来は、とりわけ英国の音楽に大きな影響を与えました。神話などのドラマティックな場面をうたった大規 模なアリアは、後のオペラへの道を作りました。毎度凝ったプログラムで魅せるドセは、ここでは、愛、夜とメランコリーを扱った内容の楽曲を集めました。 独唱を務めるのは、ポール・アグニュー指揮のモンテヴェルディ:マドリガーレのプロジェクトにも参加していた、ルシール・リシャルドー。陰影に富んだ 表情で聴かせます。 (Ki)
H.M.F
HMM-902375(2CD)
錬金術師クープラン〜F.クープラ):作品集vol.1
第11組曲 ハ調(クラヴサン曲集第2巻(1717)より)
第28組曲 ロ短調(クラヴサン曲集第4巻(1730)より)
第19組曲 ニ調(クラヴサン曲集第3巻(1722)より)
第4組曲 ヘ調(クラヴサン曲集第1巻(1713)より)
第3組曲 ハ調(クラヴサン曲集第1巻(1713)より)
第20組曲 ト調(クラヴサン曲集第4巻(1730)より)
ベルトラン・キュイエ(Cemb)

録音:2017年5月
ベルトラン・キュイエによる、F.クープランのクラヴサン曲集全曲録音の第1弾。4巻から成り、全部で27 ある組曲を、特定のテーマで分類してリリー スしていく予定です。オルガン・ミサや声楽作品もいくつか収録が予定されており、クラヴサン曲集を様々な角度から照らすプロジェクトです。この第 1 弾 では、音色、パロディなど自由な精神に満ち、劇場を思わせるものが選ばれて収録されています。いくつかはタイトルなどに直接それが暗示されていますが、 中にはそれが隠されているものもあります。この第1弾となる2枚組はハ調(クープランが好んで用いた調)に始まりロ短調の作品(死など深い意味を持 つ調)で終わっており、ひとつの舞台を見ているような気分にもなります。キュイエはまた、F.クープランはどの作品にも「クープランらしさ」が必ず見られ、 それは同一の素材を様々に変化させる職人である錬金術師と重なる、と語っており、このようなタイトルがつけたということです。
ベルトラン・キュイエは、1978年ナントで音楽一家に生まれました。パリ国立高等音楽院でクリストフ・ルセにチェンバロを師事、その後ピエール・ア ンタイのもとでも研鑽を積んでいます。ブリュノ・コセ率いるレ・バス・レユニやラ・レヴーズなど様々なアンサンブル、そしてレザール・フロリサン、コン セール・スピリチュエル、ストラディヴァリアなどでも演奏、録音やツアーにも参加しています。通奏低音奏者、アンサンブル、そしてソリストとして活躍 するサラブレッドです。アルファ、ナイーブ、MIRAREなどからアンサンブル、ソロのCDを多数リリースしております。2014年にはMIRAREでラモーのチェ ンバロ作品全曲をリリースしています(MIR 266)。 (Ki)

Sono Luminus
DSL-92225(1CD)
NX-B05
ケルティック・リュート
1.ターロック・オキャロラン(1670-1738):Carolan’s Welcome
2.アイルランド伝承曲:Banish Misfortune
3.スコットランド伝承曲:The Battle of Harlaw
4.アイルランド伝承曲:Pipe on the Hob
5.アイルランド伝承曲:Cliffs of Moher
6.スコットランド伝承曲:Hey My Nanny & Guzzle
Together
7.オキャロラン:Carolan’s Dream
8.オキャロラン:Sheebeg and Sheemore
9.ジェームズ・オズワルド(1711頃-1769): The Flowers of Edinburgh James Oswald
10.オキャロラン:Miss Noble
11.オキャロラン:Fanny Power
12.スコットランド伝承曲:The Flaggon
13.スコットランド伝承曲:The Stool of Repentance
14.スコットランド伝承曲:The Lone Vale
15.スコットランド伝承曲:Flee Over the Water
16.スコットランド伝承曲:Hoop Her and Gird Her
17.スコットランド伝承曲:If I Had a Bonny Lass
18.オキャロラン:Lady Atherny
19.オキャロラン:The Seas are Deep
20.オキャロラン:Tune Without Title (#172)
21.アイルランド伝承曲:The Monaghan Jig
22.アイルランド伝承曲:The Kid on the Mountain
23.オキャロラン:Blind Mary
24.オキャロラン:George Brabazon
25.オキャロラン:Separation of the Body and
Soul
26.アイルランド伝承曲:The Butterfly Traditional
ロン・マクファーレン(Lute)

録音:2017年1月27-30日
現代社会において、ケルト音楽は広く愛されています。しかし「ケルト音楽」が本当にケルト民族に起源を発するかど うかは実際のところわかっていません。基本的にはスコットランド音楽やアイルランド音楽が思い起こされますが、実際 にはブリテン諸島からフランスのブルターニュ、スペインのアストゥリアス地方、ポルトガル、カナダまでに及ぶ広い範囲に 分布するケルト民族の末裔の音楽であり、各々異なる曲想を持っています。 リュートの名手マクファーレンは、アイルランド、スコットランドの伝承曲と、17世紀に活躍したオキャロランの作品を取り 混ぜて「ケルト風」のアルバムを仕立て上げました。盲目でありながら各地を旅し、ほぼ50年に渡って演奏したというオ キャロランの素朴で美しい曲が聴きものです。

Resonus
RES-10214(3CD)
NX-D05
ラモー:鍵盤のための作品全集
【CD1】
クラヴサン曲集 第1集(1706)
組曲 イ短調
組曲 ニ短調/ニ長調
メヌエットとロンドー
【CD2】
新クラヴサン組曲
組曲 イ短調/イ長調
組曲 ト長調/ト短調
【CD3】
オペラ・バレエ「優雅なインド」
5つの小品(1741)
王太子妃(1747)
ゼフィールからアリア(S.ディバイン編)
スティーヴン・デヴァイン(ハープシコード)
ロビン・ビッグウッド(ハープシコード)
Double-manual harpsichord by Ian Tucker from an instrument by Andreas Ruckers of Antwerp (1636)
with ravalement by Henri Hemsch of Paris (1763). Tuning a=415, Temperament Ordinaire.

録音:2013年12月2-3日 St John the Evangelist (SJE Arts)…CD1
2014年4月7-8日 St John the Evangelist (SJE Arts)…CD2
2017年8月29-30日 the Chapel of Sidney Sussex College,Cambridge…CD3
フランス・バロック時代に活躍したラモー。数多くの劇音楽の作曲家として知られていますが、彼が名声を獲得したの は40歳を過ぎてからのこと。若い頃にはもっぱら各地の教会オルガニストを務めており、鍵盤作品のほとんどは活動の 初期に書かれました。作品はどれも、後の優れたバレやオペラを彷彿させる豊かな表情を持ち、ドビュッシーら後世の 作曲家にも強い影響を与えたことでも知られています。イギリスのハープシコード奏者デヴァインは3巻からなるクラヴサ ン曲集と「王太子妃」、そして「優雅なインド」のバレエ音楽をラモー自身がクラヴサン用に編曲したヴァージョンを演奏 しています。

Resonus
RES-10218(1CD)
NX-B05
Venice 1629-ヴェネツィア1629年
1.ダリオ・カステッロ(17世紀初頭に活躍):三声のソナタ
2.モンテヴェルディ:Exulta, filia Sion 喜び踊れ、シオンの娘よ
3.ビアジオ・マリーニ(1594-1663):カンツォン 第1番「per quaro violini, o corne」
4.シュッツ:Paratum cor meum
5.マリーニ:オルガン、ヴァイオリン、コルネットのためのソナタ
6.アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):Regina caeli 天の女王
7.マルティノ・ペセンティ(1600頃-1648頃):Corrente deatta La Granda
8.オラツィオ・タルディーティ(1602-1677):Plaudite, cantate
9.マリーニ:2台のヴァイオリンと四重奏のためのカプリッチョ
10.ジョヴァンニ・キャローネ(1629-):Congratulamini mih
11.イグナツィオ・ドナーティ(1570頃-1638):Maria Virgo 聖母マリア
12.アレッサンドロ・グランディ:Salva me, salutaris Hosatia
13.ベネデット・レ(1607-1629頃に活躍):Lilia convallium
14.ペサンティ:Corrente detta La Priula
15.マリーニ:ソナタ・センツァ・カデンツァ
16.シュッツ: Exultavit cor meum
17.カステッロ:10声のソナタ・セッティマ
ゴンザガ・バンド(アンサンブル)
【メンバー】
フェイエ・ニュートン(S)…2.4.6.8.10-13.16
ジェイミー・セイヴァン(指揮、コルネット)…1.3.5.10-13.15-17
ヘレン・ロバート(コルネット)….3.11.16.17
オリヴァー・ウェッバー(Vn)…3.4.6.9.12-13.15.17
テレサ・カードル(ヴァイオリン、コルネット)…3.5.6.9.11-13.17
スティーヴン・デヴァイン(オルガン、ハープシコード)…1-17

録音:2018年2月12-14日
1629年のヴェネツィアでは、いくつかの音楽史における革新的な出来事がありました。シュッツはその前年に2度目の ヴェネツィア訪問を果たし、モンテヴェルディに師事。シンフォニア・サクラ第1集を出版しました。またマリーニはこの頃に 初期のバロック様式を確立、ヴァイオリン演奏に技術革新をもたらしています。カステッロはこの年に「現代的なソナタ・ コンチェルターテ」第1巻を出版、こちらもヴァイオリンの革新的な演奏方法が評価され、彼の没後も再版が重ねられ るなど後年の作曲家たちに多大な影響を与えました。彼らの魅力的な作品をゴンザガ・バンドによる演奏でお楽しみ ください。ゴンザガ・バンドは1977年にジェイミー・セイヴァンによって創設されたピリオド楽器のアンサンブル。グループ 名の「ゴンザガ」とは、モンテヴェルディが仕えたマントヴァの名家の名前。この時代の作品を得意にしています。

Delphian
DCD-34001(1CD)
ラッセル・コレクションの貴重な楽器による演奏集
■イタリアン・ポリゴナル(ポータブル)・ヴァージナル(アレキサンダー・ベルトロッティ、ヴェローナ?、1586年製)
スコットランド民謡(16世紀):スコットランド女王のガリアルダ、スコットランド女王のガリアルド
メールラ:半音階的奇想曲
■シングル・マニュアル・イタリアン・ハープシコード(ナポリ?、1620年頃製)
バード:ソールズベリー伯爵のパヴァーンとガリアード
スヴェーリンク:大公の舞踏会
■ベントサイド・スピネット(トーマス・ヒッチコック、ロンドン、1728年頃製)
スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.481、ソナタ ト長調 K.471
■ダブル・マニュアル・ハープシコード(ジェイコブ・カークマン、ロンドン、1755年製)
グリーン:組曲ヘ長調
■アンフレッテッド・クラヴィコード(ヨハン・アドルフ・ハス、ハンブルク、1763年製)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ変ホ長調
■エンハーモニック・チェンバー・オルガン(トーマス・パーカー?、ロンドン、1765年頃製)
スタンリー:ヴォランタリー ト長調 Op.7-9
ヘンデル:フーガ イ短調
■ダブル・マニュアル・ハープシコード(パスカル・タスカン、パリ、1769年製)
フォルクレ:組曲第3番ニ長調より 3つの楽章
A-L・クープラン:悲しみ
■シングル・マニュアル・ハープシコード(ジョン・ブロードウッド、ロンドン、1793年製)
ヘンデル:「ロデリンダ」序曲
■グランド・ピアノフォルテ(トーマス・ラウド、ロンドン、1810年製)
クレメンティ:ソナチナ ニ長調 Op.36-6
ジョン・キッチン(ヴァージナル、ハープシコード、オルガン、ピアノフォルテ)
I
録音:2000年12月、セント・チェチーリア・ホール(エジンバラ)
記念すべきデルフィアン(Delphian)のリリース第1弾となったのが、この「ラッセル・コレクション」。
その名の通りイギリスの鍵盤走者であるレイモンド・ラッセルが設立したエジンバラの楽器博物館、「ラッセル・コレクション」に所蔵されている貴重な楽器の数々の音色を一挙に聴くことができる贅沢なプログラムです。

Lindoro
NL-3039(1CD)
サルヴァトーレ・ランツェッティ:独奏チェロと通奏低音のためのソナタ集
ソナタ 変ロ長調 Op.5-2/ソナタ ニ長調 Op.5-3
ソナタ イ短調 Op.1-5/ソナタ ハ長調 Op.6-2
ソナタ ヘ長調 Op.1-11/ソナタ イ短調 Op.1-9
エマニュエル・バルサ(バロックVc)
アリックス・ヴェルジエ(バロックVc)
ベルトラン・キュイエ(Cemb)

録音:2004年1月、パリ
18世紀トリノ宮廷で活動したイタリアのチェロ奏者&作曲家、サルヴァトーレ・ランツェッティのチェロ・ソナタ集。演奏は、バッハ・コレギウム・ジャパン、レザール・フロリサン、18世紀オーケストラなど名立たるピリオド・オーケストラのメンバーとしても活躍したフランスの名バロック・チェリスト、エマニュエル・バルサ。

Globe
GLO-5271(1CD)
ピーター・ヘレンダール:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ第3番 Op.1*/ソナタ第5番 Op.2*
ソナタ第4番 Op.2*/ソナタ第3番 Op.4
ソナタ第4番 Op.4*
ソナタ第7番(フィッツウィリアム・マニュスクリプト)*
ソナタ第10番(フィッツウィリアム・マニュスクリプト)*
ホーンパイプ(フィッツウィリアム・マニュスクリプト)*
アントワネット・ローマン(Vn)、
フロール・ムジクス

録音:2017年8月、オランダ
*=世界初録音
アントワネット・ローマンは、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブル、オーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"とともに贈るGlobe第2弾は、18世紀オランダのもっとも有名な作曲家の一人であったピーター・ヘレンダール(1721−1799)のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集。
ロッテルダムに生まれ、後半生はイギリスで過ごし、優れたオルガニスト、ヴァイオリニストとしても活躍したヘレンダールの優美なソナタをアントワネット・ローマンが蘇演します。Op.4のソナタ第3番を除き世界初録音。後半3曲は、ケンブリッジのフィッツウィリアム博物館所蔵の手稿譜から作品を復元しています。

Phaedra
PH-92099(1CD)
ジャン=バティスト・ルイエ(ロンドンのジョン・ルイエ):チェンバロのための6つの組曲
組曲第1番ト短調/組曲第2番イ長調
組曲第3番ハ短調/組曲第4番ニ長調
組曲第5番ヘ長調/組曲第6番変ホ長調
ヤン・デフリーヘル(Cemb)

録音:2017年7月8日−10日、ヘント音楽院(ベルギー)
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘する、Phaedraレーベルの"イン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)"もついに第99集。ベルギーのヘントに生まれ、イギリスで活躍したジャン=バティスト・ルイエ(1680−1730)は、同名のファミリー(ジャック〔ヤコブ〕・ルイエ、ヘントのジャン・ルイエ等)と区別するため「ロンドンの(ジョン・)ルイエ」と呼ばれています。多くのチェンバロやスピネットのための作品が出版されながらも、現代ではほとんど目を向けられていなかった「ロンドンのルイエ」のまとまったチェンバロ作品を、ベルギーの多くの古楽アンサンブルで活動する鍵盤楽器奏者、ヤン・デフリーヘルが弾きます。

Vanitas
VA-11(1CD)
テレマン:無伴奏リコーダーのための12のファンタジア TWV.2-13
ファンタジア第1番ハ長調/ファンタジア第2番ニ短調/ファンタジア第3番ニ短調/ファンタジア第4番変ホ長調/ファンタジア第5番ヘ長調/ファンタジア第6番ヘ短調/ファンタジア第7番ヘ長調/ファンタジア第8番ト短調/ファンタジア第9番ト長調/ファンタジア第10番イ短調/ファンタジア第11番変ロ長調/ファンタジア第12番ハ短調
ミュリエル・ロシャ・リーント(リコーダー)
ミュリエル・ロシャ・リーントは、スイスのバーゼル生まれ、スイスのバロック・アンサンブル "ラ・テンペスタ・バーゼル"のディレクターやフリブール音楽院(スイス)の教師を務めるリコーダー奏者。「ヘンデル:リコーダー・ソナタ全集(VA-08)」に続くVanitasからのリリースは、テレマンが遺した偉大な無伴奏ファンタジアの一画、「無伴奏フルートのための12のファンタジア」のリコーダー版。18世紀にはリコーダー奏者が他の楽器のための有名作品・人気作品をリコーダーで演奏することは日常的に行われており、移調を含めた様々な編曲版が存在します。この録音ではブリュッセル音楽院の図書館に所蔵されているトレブル・リコーダー(アルト・リコーダー)のための移調譜に基づいています。

Phi
LPH-029(2CD)
NX-D07
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り ドロテー・ミールズ(S)
バルボラ・カバートコヴァー(S)
ベネディクト・ハイマス(T)
ウィリアム・ナイト(T)
レイナウト・ファン・メヘレン(T)
サムエル・ボーデン(T)
ペーター・コーイ(Bs)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱・アンサンブル)

録音 2017年8月12-14日
ヘレヴェッヘにとって1986年以来の、30年にわたる経験をへたひとつの回答としての新録音。旧録音はコレギウム・ヴォカー レの合唱に加えシャペル・ロワイヤルのフランス勢、器楽合奏にもトゥルーズのサックブーティエ(単独でもERATOに録音、その 他マルゴワールなどとも共演するフランスの古楽金管勢)を加え、Harmonia Mundi Franceからリリースされました。今回 はヘレヴェッヘの熟考とコレギウム・ヴォカーレの信頼できるパートナーたちとの協力のもとで、いわば満を持してヘレヴェッヘ自 身のペースで録音に臨んだ企画といえます。そのほか演奏陣では、コルネットのブルース・ディッキ―やテオルボのマティアス・ シュペーターらのヴェテランの名手たち、チェンバロのローラン・ステヴァールや首席弦のヴェロニカ・スクプリク(ラルペッジャータの ヴァイオリニスト)など、後続世代の著名な奏者たちの名前が見受けられます。

CPO
CPO-777954(1SACD)
NX-C01
プレトリウス:「三位一体の祝日」ミサ フォルカー・ヤーニヒ(Org)
マンフレッド・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス

録音:2014年9月21-23日
北ドイツ、後期ルネサンスの音楽家ヒエロニムス・プレトリウス。有名なミヒャエル・プレトリウスとの血縁関係は不明です が、ハンブルクの聖ヤコビ教会の終身オルガニストとして活躍し、ミサ曲を始めとした数多くの宗教作品を残しました。 彼の作品はヴェネツィア楽派の進歩的な様式が用いられたものが多く、そのほとんどは複数の合唱隊が交互に歌い 継ぐ「複合唱」の形式が用いられています。この「三位一体の祝日」ミサはオルガン・パートにも複雑な対位法が用い られた壮麗な作品です。
CPO
CPO-555207(1CD)
NX-B10
ゲオルク・カスパー・シュールマン(1672/73-1751):歌劇「忠実なアルチェステ」3 (ハイライト) アルチェステ…ハンナ・ツムザンデ(S)
ヒッポリテ…サンタ・カルニーテ(S)
セフィーズ…カテリーナ・ミュラー(S)
アドメートス…アーロン・ハラリ(A)
リコメーデス…ミルコ・ルートヴィヒ(T)
クレンテス/ヘラクレス…フェレス…ダスティン・ドロスジオク(T)
ストラート/アエルス…アンドレアス・ハイネマイヤー(Bs)
イラ・ホーホマン(指)
バロックヴェルク・ハンブルク

録音:2016年9月2-4日
膨大な数の作品を残したテレマン、現在でも各地の図書館から譜面が発見されるなど全容は未だわかっておりませ ん。cpoレーベルでは、テレマンの作品を系統立てて次々とリリース。多彩な室内楽や未知の声楽曲と出会う喜びを もたらしています。 室内協奏曲集の第1集と題された今回のアルバムは、様々な楽器のアンサンブルを集めた1枚です。多種多彩な楽 器が歌い交わす色彩的な協奏曲は、各々の楽器、とりわけリコーダーやフルートなど管楽器の音色が際立つととも に、全体の濃密な響きも楽しめます。カメラータ・ケルンの生き生きとした演奏が作品を引き立てます。

ABC Classics
ABC-4816480(1CD)
線画〜ヤコブ・ファン・エイクの音楽
ファン・エイク:イギリスのナイチンゲール/カムアゲイン/わが過ちを許してくれようか/ファンタジア&エコー/から威張り/美しき娘ダフネ/マリア聖歌/アマリリうるわし/天使ガブリエルが私に語った/道化師/夜は何をしましょうか?
ジュヌヴィエーヴ・レイシー(リコーダー)

録音:2015年5月2日−8日、オーストラリア
ジュヌヴィエーヴ・レイシーは、2018年からメルボルン・リサイタル・センターのアーティスト・イン・レジデンスを務めるリコーダーのヴィルトゥオーゾ。レイシーがリコーダーを吹き始めてから常に親しんできたという17世紀オランダの音楽家、ヤコブ・ファン・エイク(c.1590−1657)の代表作「笛の楽園」に収録された140曲を超える作品から選ばれたリコーダー独奏作品集。

ALIA VOX
AVSA-9927(1SACD)
BAILAR CANTANDO(歌いながら踊る)〜1788年トルヒーヨの写本』
1. Bayle [de Espadas] con pifano y tamboril
 Jarabe Tixtleco. Son trad. de la region de Guerrero en Mexico.
2. Cachua a voz y bajo Al Nacimiento de Christo Nuestro Senor
 Dennos lecencia Senores
3. Tonada La Donosa a voz y bajo, para bailar cantando
 A ti donoza te quiero
4. Tonada El Tupamaro
 Quando la pena en el centro
5. Bayle del Chimo A violin y bajo
6. Tonadas El Diamante de Chachapoias para baylar cantando & Tonada El Tuppamaro de Caxamarca
 Infelizes ojos mios & De los banos donde estube
7. Tonada La Lata a voz y bajo, para bailar cantando
 Oficiales de marina
8. Cachua a Duo y a quatro, con violines y bajo
 Al Nacimiento de Christo N. S
 Nino il mijor quey logrado
9. Tonada El Conejo a voz y bajo, para bailar cantando
 Senor Don Feliz de Soto
10. Cachua La Despedida de Guamachuco
 De bronse devo de ser
11. Tonadilla, llamase El Palomo, de Lambayaque, para cantar y bailar
 Fragancia de los jardines, Samba
12. Tonada para cantar llamadase La Selosa, del pueblo de Lambayeque
 Alla voi a ver si puedo
13. Tonada de El Chimo a dos voces, Bajo y tamboril, para baylar cantando
 Jaya llunch, Jaya lloch
14. Tonada El Congo a voz y bajo, para baylar cantando
 A la mar me llevan sin tener razon
15. Tonada La Brujita para cantar de Guamachuco
 Desenganado esta ya
16. Tonada El Huicho de Chachapoyas
 Ymapacrach urpi
17. Cachuyta de La Montana llamadas el vuen querer
 De que rigida montana nacistes
18. Lanchas para baylar
19. Cachua Serranita, Nombrada El Huicho nuebo
 Que cantaron y baylaron “8” pallas del Pueblo de Otusco a Na Senora del Carmen
 No ay entendimiento humano
20. Cachua Serranita, instrumental
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
テンベンベ・アンサンブル・コンティヌオ
エスペリオン XXI
ジョルディ・サヴァール

録音:2017年7月19日、フランス(ライヴ)
サヴァールの最新盤は、ペルーに伝わるトルヒーヨの写本の音楽集。2017年7月のライヴ録音です。 「トルヒーヨの写本」とは、ペルー北部の大都市トルヒーヨの司教、バルタサール・マルティネス・コンパニョンによって編纂されたもの。1411の水彩画と、 20の音楽スコア集を含む、その土地の生活を記録した貴重な写本として知られています。特に音楽の楽譜からは、当時西洋ヨーロッパからもたさられた(バ ロック)音楽が、どのように現地の伝統と融合し、ユニークなレパートリーへと変化を遂げていったか、ということをう窺い知ることが出来ます。この音楽 は、歌われると同時に踊りもついていた「Bailar cantando(歌いながら踊る)」と考えられています。思わず踊りだしたくなってしまうような魅惑のリズ ムとエネルギーに満ちた音楽が展開されています。 (Ki)
ALIA VOX
AVSA-9928(2SACD)
F.クープラン:「諸国の人々」(1726)
〔スペインの人々,フランスの人々,神聖ローマ帝国の人々,ピエモンテの人々〕
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ、指)
エスペリオンXX〔モニカ・ユゲット、キアラ・バンキーニ(Vn)、トン・コープマン(Cemb)、ホプキンソン・スミス(テオルボ)、ステファン・プレストン(Fl)、ミシェル・アンリ(Fl)、クロード・ヴァスマー(Fg)、ク・エッビンゲ(Ob))〕

録音:1983 年 5月
1983年録音のクープランの大作「諸国の人々」名盤が復活します!第1組曲にフランス人、第2組曲にスペイン人、第3組曲に神聖ローマ帝国、そ して第4組曲にピエモンテ人、という興味深い構成です。旧作のトリオ・ソナタを改題したものもありますが、どれもイメージ豊かな楽曲が並ぶ人気曲と いえるでしょう。そしてなんといっても、この録音のメンバーの豪華さは圧巻。もはや35年前の録音ではありますが、今聴いてもきわめてフレッシュです。 (Ki)

H.M.F
HAF-8901329(1CD)
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):カンタータ集
「ピラムとティスベ」(1713)
「オペラのミューズ、または抒情的な文字」(1716)
「ヘラクレスの死」(1716)
「 オルフェ 」
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1990 年 2月
クリスティの名盤が再発売!こんにちではオルガン作品の作曲家としても名を残しているクレランボーですが、生前はそのカンタータ作品で知られた存在でした。1710-1726年の 間に彼は5冊ものカンタータ集を出版しています。ギリシャやローマ神話に題材をとっています。とはいえここに収録されている「オルフェ」は通常の悲劇 的な幕切れではなく、オルフェウスの英雄的勝利を歌う軽めのアリアで幕となり、当時からよく演奏されていたといいます。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901268(1CD)
ジェズアルド:5声のマドリガーレ第3、4、5、6巻(抜粋) ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1987年 7月13-15日
クリスティの名盤が再発売!愛、願望、死・・・これらの3つのテーマにジェズアルドほど肉迫した作曲家も、歴史上珍しいかもしれません。ここにセレクトされたジェズアルドのマ ドリガーレは、魂の苦悩を精密に音楽で描いているとともに、恋人たちの心をむしばむ「甘い毒」を音楽であざやかに表現しています。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901351(1CD)
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):「テ・デウム」「Super flumina Babilonis」「Confitebor tibi Domine」 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1990 年 9月
クリスティの名盤が再発売!ヴェルサイユ宮殿がまだ隆盛を誇っていた頃、宮殿で行われた礼拝のためにグラン・モテを作曲し、リュリの後継者とも言われたドラランド。1684年の 「テ・デウム」はドラランドの最高傑作と名高いもの。詩篇に音楽を付していますが、他の作曲家による同様の作品とは比べ物にならないくらい感情に直 接訴えるドラランドのその力量に圧倒される内容です。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901416(1CD)
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):プティ・モテ集
 独唱者(と合唱)のためのミゼレーレ(1867) 衛兵の寝ずの番はむなしい 
 同情と共感/ 第4の歌
ルイ・ルメール(1693/4-c.1750):・マリアは天に昇らせたもう
ジャン=バティスト・モラン(1677-1754):・レジーナ・チェリ
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
ソプラノ:ヴェロニク・ジャンス、サンドリーヌ・ピオー、ノエミ・リーム、
アルレッテ・シュタイアー

録音:1990年9月、1992年2月
クリスティの名盤が再発売!何人かの独唱者と小規模な器楽編成による「プティ・モテ」集。ヴェルサイユ宮殿で演奏されたグラン・モテの付属品のようなものだったかもしれませ んが、どれも美しさと鮮やかさに満ちています。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901274(1CD)
リュリ:プティ・モテ集
「すべての民よ、手を打ち鳴らせ」「天の元后」「おお、知恵よ」「種の僕らよ」「サルヴェ・レジナ」「神よ、私の叫びを聞き」「キリストの御魂よ」「めでたし天の最高の贈り物」「我が主に賜わった主の御言葉」「おお、いと甘き主よ」「主よ、王を救いたまえ」
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1987年 8月
クリスティの名盤が再発売!リュリの最晩年に作成された手稿譜の写しで資料が残されています。様々な精査の結果、現在は残されているプティ・モテのうち、11がリュリの真作で ある、とされています。これらの作品も、3パートから成る声楽パートと、シンプルな通奏低音という編成がカリッシミのスタイルと似ているとも指摘され ていますが、その声楽パートは絶えず他声部を模倣しあいながら進んだり、時に効果的な長いソロ・パッセージが置かれているなど、リュリならではの凝っ た技法がみられます。 (Ki)
H.M.F
HAF-8905297(1CD)
「ラモー氏の庭園」
ラモー:「イポリートとアリシ」から/「エベの祭典」第1アントレ「詩」から/「ダルダニュス」から/「優雅なインドの国々」から/カノン「笑いから離れ」/カノン「起きろ、際限なく寝る奴め」
ドーヴェルニュ:「死に行くエルキュル」から/「ヴェネツィアの女」から
カンプラ:「優雅なヨーロッパ」第2アントレ「フランス」から
モンテクレール:「ジェフテ」プロローグから
ラコ・ド・グランヴァル:カンタータ「何もない」
グルック:「改心した酒飲み」から
ダニエラ・スコルカ(S)
エミリ・ルナール(Ms)
ベネデッタ・マッズカート(A)
ザカリー・ワイルダー(T)
ヴィクトル・シカール(Br)
シリル・コスタンツォ(Bs)
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:2013年3月29、30、31日、パリ
クリスティの名盤が再発売!クリスティが主宰するアカデミー「声の庭」に参加している、選ばれし若手声楽家たちによる、啓蒙主義時代のフランスの声楽作品へのいざない。後の フランス・オペラの世界の原点を見るような内容です。2002年にレザール・フロリサンが始めた声楽家のアカデミー「声の庭」は2年ごとに開催され、 毎回250-300人が応募する中から6-7人が選ばれます。彼らはクリスティが実際にフランスで住んでいる城館に住み、徹底的に訓練を受け、その後レザー ル・フロリサンと共に世界の舞台を経験するという夢のようなアカデミーです。この演奏はその6回生たちによるものです。(第7回生は2016年10月 に来日し、「イタリアの庭で」と題した公演で絶賛されました)。

Arte dellarco Japan
ADJ-058(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第5巻(1605)
1.残酷なアマリッリよ
2.ああミルティッロ、私の魂ミルティッロ
3.僕の魂はすでに
4.ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ(第1部)
5.だけど、生まれ持っての優しさと徳と思いやりが(第2部)
6.ああドリンダ!「僕のドリンダ」と言ってもいいだろうか?(第3部)
7.さあこうして大地に跪き(第4部)
8.シルヴィオ、その胸を射るですって?第5部)
9.自分の命よりも君を愛していることを(第1部)
10.ああ、かつて神の思し召しがある頃は(第2部)
11.君はかつてないほど頑なになり(第3部)
12.これ以上あなたに何をあげられるの?
13.無数の女性と恋を楽しむより
14.ああ、あの美しい二つの瞳が
15.この愛の神っていう横暴な奴は力がありすぎる!
16.愛の神よ、お前が公平ならば
17.「私の命の人よ、あなたを愛しています!」
18.こうして少しずつ
19.この辺りの小鳥たちは
ラ・フォンテヴェルデ
【鈴木美登里・染谷熱子・中山美紀(S)、
布施奈緒子(A)、
上杉清仁(C.T)、
谷口洋介・中嶋克彦(T)、
小笠原美敬・渡辺祐介(Bs)】

若松夏美・荒木優子(Vn)、
成田寛・佐藤駿太(Va)、
西澤誠治・角谷朋紀(ヴィオローネ)、
伊藤美恵(バロックハープ)、
金子浩(Lute)、
上尾直毅(Cemb)

録音:2016年5月15-18日、2016年9月18-21日、2017年9月11日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
※日本語帯・解説・歌詞対訳付
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第5巻」 がリリースされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦 点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたラ イフワークが今ここに巻を追って響きとなります!モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとし ていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第 8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。シンフォニアなど弦楽器も加わってルネサンスからバロックへの移行が明確となる第5巻を円熟味を増すラ・フォンテヴェルデが絶妙なハーモニーで歌 い上げます。
現在、マドリガーレ集第4巻(ADJ 054)マドリガーレ集第3巻(ADJ 051)、マドリガーレ集第2巻(ADJ 048)、マドリガーレ集第1巻(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。 (Ki)

Hanssler
HC-17055(1CD)
『天は笑い、地は歓呼す』
ブクステフーデ:「主よ、あなたさえこの世にあれば」 BuxWV38
トゥンダー(1614-1667):「ああ主よ、あなたの御使いに」
バッハ:カンタータ『天は笑い、地は歓呼す』BWV31よりアリア「最期の時よ、臨むがいい、この目を閉じておくれ」
テレマン:『Weiche, Lust und Frohlichkeit』TWV 1:1536よりアリア「Weiche, Lust und Frohlichkeit, bei der stillen Fastenzeit!」
ヘンデル:『グローリア』HWV deestより「地には平和を」
ビーバー(1644-1704):パストレッラ C.106
テレマン:『エマとエーギンハルト』TWV 21:25より「Ersheine bald, du Irrstern」
ヘンデル:歌劇『テオドーラ』HWV 68より第2幕「Oh! that I on wings could rise」
ゲオルク・トリート:ア・ディヴィジョン・オン・ア・グラウンド
テレマン:『Weiche, Lust und Frohlichkeit』TWV 1:1536よりアリア「Herz und Seele sind erfreut」
ヘンデル:歌劇『リナルド』HWV 7より第2幕「私を泣かせてください」
マーガレット・バール(S)
ノイエ・バロックデュオ・ベルリン

録音:2017 年 3 月 7-9 日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
マーガレット・バールがノイエ・バロックデュオ・ベルリンとの共演でバロック作品を収録しました。アデーレ・シュトルテに師事し、現在ドロテー・マリア・ サンドマンとの共演も多いバールは美しい歌声の持ち主。名曲「私を泣かせてください」などバールの美声とノイエ・バロックデュオ・ベルリンの演奏を 堪能することができます。 (Ki)

ARCANA
A-444(1CD)
ペルゴレージ:新発見のミサ曲
ミサ曲 ニ長調
モテット「Dignas laudes resonemus 然るべき賛美を歌いましょう」
マルリス・ペーターゼン(S)
マルタ・フマガッリ(A)
ジュリオ・プランディ(指)
ギスリエーリcho&コンソート

録音:2016年5月18-19.21-22日
Aula Magna of Collegio Ghislieri, Pavia,
Italy
2018年の春、新聞や音楽誌を騒がせたペルゴレージの新発見作品「ミサ曲 ニ長調」。およそ300年ぶりに発見されたと話 題になりましたが、実際には2016年にすでにジュリオ・プランディの指揮で演奏、録音されていました。 畢生の名作「スターバト・マーテル」を書き上げ、結核のため26歳でこの世を去ったペルゴレージは、その短い生涯の間に10 曲ほどのオペラとカンタータ、器楽曲などを残しました。死後に人気が出たため、いくつもの偽作が出回りましたが、この作品は 1733年から1734年頃に作曲された真作。ヨーロッパ全域の図書館に散らばっていた楽譜を音楽学者たちが継ぎ合わせて 再現したものです。アルバムにはもう1曲、ペルゴレージの知られざるモテット「Dignas laudes resonemus」を収録。ペー ターゼン、フマガッリら実力派歌手をソリストに据え、2018年に創立15周年を迎えるギスリエーリ合唱団&コンソートが2つ の傑作を演奏、ペルゴレージの知られざる側面を明らかにしています。
ARCANA
A-447(1CD)
モンテヴェルディ:宗教作品集
モンテヴェルディ:4声の無伴奏ミサ曲
 7声のグローリア(器楽伴奏)
マリーニ(1594-1663):シンフォニア
モンテヴェルディ:聖母マリアの嘆き SV288
 聖母のための連祷 SV204
ラ・ピファレスキア
サンドロ・ダッラ・リベラ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
ピア・ナイネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カルロ・サンティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マウリツィオ・ダ・コル(テオルボ)
パオロ・ダ・コル(指)オデカトン

録音:2017年6月24-27日
イタリア・バロック音楽の中心地の一つであったヴェネツィアのサン・マルコ寺院。16世紀から18世紀にかけて著名な音楽家が 楽長、オルガニストを務めたことで知られています。モンテヴェルディもその一人で、1613年に楽長に任命されるやいなや、 様々な理由で力を失っていた合唱隊と器楽隊の立て直しを図った功績が讃えられました。モンテヴェルディの声楽曲で多く 用いられる「複合唱=複数の声部が互いに掛け合いを行う手法」は、サン・マルコ寺院の対面するバルコニーを想定して書 かれたともされ、その劇的で華やかな作風は当時の聴衆たちにも感銘を与えました。モンテヴェルディの死後に発表された「4 声の無伴奏ミサ曲」は声のみのために書かれた壮麗な作品で、「グローリア」と同じくモンテヴェルディの高度な作曲技法を伺 い知ることができます。有名な「アリアンナの嘆き」を宗教曲に書き換えた「聖母マリアの嘆き」も聴きどころ。ルネサンスからバ ロック期の声楽曲を得意とするアンサンブル「オデカトン」による演奏です。
ARCANA
A-449(1CD)
マレンツィオ:マドリガーレ集
1.Come inanti de l'alba
2.Qual vive Salamandra
3.Dolorosi martir
4.Questa di verd’erbette(リュート二重奏)
5.Occhi lucenti e belli
6.Scendi dal paradiso Venere
7.Due rose fresche
8.Non vidi mai dopo notturna pioggia
9.Zefiro torna e'l bel tempo rimena
10.Crudel, perche mi fuggi
11.Fuggito e'l sonno
12.O fere stelle
13.Senza il mio Sole
14.Liquide perle(リュート二重奏)
15.O verdi selve
16.Cruda Amarilli
17.Solo e pensoso
18.Crudele, acerba, inexorabil morte
ロッソポルポーラ(アンサンブル)
【メンバー】
ヴァルテル・テストリン(指)
フランチェスカ・ボンコンパーニ(S)
アリシア・アモ(S)
エレナ・カルザニーガ(A)
マッテオ・ピガート(A)
マッシモ・アルティエリ(T)
ジャコモ・スキアーヴォ(T)
マウロ・ボルジオーニ(Bs)
マッシモ・ロナルディ(リュート…6コース 1987年 ミラノ、ステファノ・ソラーリ)
ミケーレ・パソッティ(リュート…6コース 2014年 パヴィア、ルチアーノ・ベルナルディ、 7コース 1987年 ロンドン スティーヴン・バーバー)

録音:2015年2月22-25日
イタリア後期ルネサンス時代に活躍したルカ・マレンツィオ。当時、最も人気の高いマドリガーレ作曲家として知られ、作品は 多くの人に支持されました。初期作品のスタイルは軽く流動的でしたが、歌われる詩の文言を忠実に追っていく彼の創作方 針もあって、作品は少しずつ複雑さと深刻さを増していきます。成熟期から晩年の作品には、時に不協和音や半音階技法 も用いながら、極めて厳粛で大胆な書法が見られるのもマレンツィオの特徴です。 このアルバムで素晴らしい演奏を披露している"ロッソポルポーラ"は2010年に結成された若手奏者たちによるアンサンブル。 イタリア・ルネサンスから初期バロック音楽を中心に、テキストを深く読み込み、独自の解釈を施し演奏することで高い評価を 受けています。
ARCANA
A-450(1CD)
ジャコモ・ゴルザニス(1525頃-1575頃):la barca del mio amore 私の愛の舟
ナポリ風の踊りとファンタジー
1.Da che si part’il sol
2.Scarpello si vedra
3.Duca vi voglio dir
4.Basciami con ssa bocca
5.Saltarello detto Sona Baloni
6.Questi capelli d’or
7.Recercar Secondo
8.Chiara piu che ’l chiar sol
9.Passo e mezzo Antico Primo*
10.Padoana del detto
11.Saltarel del detto
12.Sta vecchia canaruta
13.L’altro giorno mi disse
14.Passo e mezzo detto Il Gorzanis*
15.Saltarel del detto
16.Non e amor
17.Alma perche t’affliggi
18.Recercar Primo
19.La turturella
20.Fantasia Terza
21.La barca del mio amore
22.Il bel vis’e i begl’occhi
*…ボー・ズリアンによる編曲
ラ・ライラ(アンサンブル)
【メンバー】
ピノ・デ・ヴィットーリオ(歌、カスタネット)
ファビオ・アッカーソ(リュート、ラウド、太鼓)
ドーメン・マリンチッチュ(ヴォオラ・ダ・ガンバ)
マッシミリアーノ・ドラゴーニ(パーカッション、ハンマーダルシマー)
ボー・ズリアンLute、ルネサンスG、指)

録音:2017年10月30日-11月2日
16世紀の偉大なリュート奏者、作曲家の一人ジャコモ・ゴルザニス。生い立ちについてはほとんどわかっていませんが、プーリア 地方で生まれ、1557年にトリエステに定住、カリンシアとカルニオラの貴族に仕え、グラーツでは神聖ローマ帝国マクシミリアン 2世のために演奏した記録も残っています。ヴェネツィアでは1561年と1579年に4冊のリュート曲集と2巻の「ナポリ風曲集」 が出版されたほか、24組の「長調」と「短調」の舞曲が収められている1567年の原稿は作品の中でも特に重要とみなれて います。このアルバムでは、親密なリュートのファンタジアだけでなく、遊び心溢れた「ナポリ風の舞曲集」までゴルザニスの多彩 な作品を聴くことができます。プーリア出身の歌手ピノ・デ・ヴィットーリオの並外れた歌唱力と、ファビオ・アッカーソの見事な リュートが聴きものです。
ARCANA
A-451(1CD)
バッハ、ビーバー、コレッリ、マリーニのヴァイオリンのための作品をハープで
ビーバー:ロザリオのソナタ 第1番「受胎告知」ニ短調〜前奏曲/変奏曲
ビアッジョ・マリーニ(1594-1663):ロマネスカ
独奏ヴァイオリン、通奏低音はお好みで
コレッリ:ソナタ ヘ長調 Op.5-1
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 BWV1001 ニ短調(原調:ト短調)

全てフローラ・パパドプーロスによるハープ編
フローラ・パパドプーロス(二重/三重ハープ…ダリオ・ポンティッジア製)

録音:2014年5月1-4日
バロック時代に活躍した4人の作品をハープで演奏した1枚。彼らが実際にハープのための曲を書くことはありませんでしたが、 この時代にハープのためのレパートリーがなかったわけではありません。 このアルバムでは、優れたハープ奏者フローラ・パパドプーロスが「もし彼らがハープのための作品を書いたら」という仮定のもと、 様々な研究と情報を探り、ハープとよく似たイディオムの特徴を有する楽器であるヴァイオリン曲をハープのために編曲、演奏 しています。それにより音色に違ったニュアンスが生まれ、オリジナル作品にハープの響きならではの美しさが付け加えられてい ます。

フォンテック
FOCD-9784(1CD)
税込定価
江崎浩司/ヤコブ・ファン・エイク 笛の楽園 Vol.3
No.37 私の魂の光
No.38 イギリスの歌
No.39 フィリスがフィランダーと出会った
No.40 王子達は望みを持っているが
No.41 ローゼモン第2
No.42 心地よい夏
No.43 ナッサウ家のウィルヘルムス
No.44 ウィルヘルムスのもう一つの変奏
No.45 いとしい人よ、僕と一緒に眠りませんか?
No.46 軍神マルスのクーラント
付録No.4 詩篇118 番 恵み深い主に感謝せよ
No.47 戦い
No.48 かわいい羊飼いの娘
No.49 隠されたローゼモン
No.50 ブロンクホーストのバレエ
No.51 夜は何をしましょうか?
No.52 夜は何をしましょうか?による異なる変奏
No.53 サラバンド:羊飼いの娘は恩知らず
No.54 鐘は鳴り響き
No.55 ヤンネマンとアーレムーア:塩漬けニシン
No.56 祝福された聖地ベツレヘム
No.57 軍神マルスのクーラント第2
No.58 ラヴィニョーネ第2
江崎浩司(独奏)
リコーダー:ガナッシ・ソプラノ/バロック・ソプラノ/初期バロック・アルト/バロック・テナー/ルネサンス・ソプラニーノ
ルネサンス・ソプラノ/ルネサンス・アルト/ヴォイスフルート/バス/バンブーリコーダーD 管
その他楽器:ソプラノ・ショーム/アルト・ショーム

録音:2017/3/2-4 神奈川県立相模湖交流センター
江崎浩司が挑む、孤高の世界・・笛の楽園全集プロジェクト第3 弾! ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独 奏楽器のための曲集で、リコーダー奏者にとっては重要なレパートリーですが、その知名度と演奏され る機会を考えると全曲の録音は極めて少なく、特に国内では皆無でした。2017 年6 月に第1 弾をリリ ース後、早くも第3 弾の登場です。ともすれば単調になってしまう無伴奏曲ですが、今作でも10 種の 楽器を使いこなし、鮮やかで躍動感あふれる1 枚となりました。 江崎本人によるライナーノーツも読みごたえ十分で、情報が決して多いとは言えない同曲の貴重な資料 となっております。

ACCENT
ACC-24344(2CD)
ノイコム:荘厳ミサ曲(1818年、リオデジャネイロ)
レクイエム(1838年、パリ)*
シャンブル・デュ・ナムールcho
インド洋声楽アンサンブル*
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
王室大厩舎・王宮付楽団

録音:2008年10月3・5日(ライヴ)、2008年6月6日(ライヴ)*
かつて「K617」レーベルで出ていたマルゴワールの名録音2種が2枚組で再発売されます!ジギスムント・フォン・ノイコム(1778-1858)はオー ストリアの作曲家でミヒャエル・ハイドンに師事。1816年にブラジルに移り古典派の音楽を紹介、モーツァルトのレクイエムを自ら補筆した版で南米初 演するなどユニークな経歴を持つ人物です。
『荘厳ミサ曲』はブラジル時代、ジョアン6世の王位就任儀式のために作曲された華やかな作品です。また『レクイエム』はその後ヨーロッパに戻っ てから書かれた暗く力強い作品。有名な作品とは言えませんが、古楽界の大御所マルゴワールの演奏によりたいへん魅力的な音絵巻となって響きます。 2018年4月14日に77歳で亡くなったマルゴワール、追悼の意も込めてじっくりと耳を傾けたい録音です。 (Ki)
ACCENT
ACC-24346(1CD)
コンセール・ド・ダンス
リュリ:『アルミード』序曲
 『エイシスとガラテア』より アリア「C’est en vain...」
 『アルミード』より パッサカイユ
シャルパンティエ:『メデ』より アリア「Que me peut demander la Gloire」
ルベル:幻想曲
ドゥラランド:『倦怠期』より アリア「Tant au’a dure la nuit ...」
ルベル:田園の楽しみ
ラモー:『ダフニスとエレ』
ハワード・クルック(T)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド

録音:1996 年 6月
ACCENTレーベルで以前出ていたものの廃盤になっていたラ・プティット・バンドのアルバムが再発売されます。優雅なるフランス・バロック音楽を 多彩なプログラムで堪能できる美しさ満点の一枚。浮き立つリズム感やダイナミックな振幅にも心が躍ります。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10385(1CD)
ポルトガル音楽、再発見
ガスパール・フェルナンデス(1566-1629):Toquen as sonajas
作曲者不詳:Ola plimo Baciao
作曲者不詳:A vosa porta Maria
作曲者不詳:Alborada (器楽合奏)
マヌエル・ボテリョ・アルメイダ(1636-1711):Lagrimas de Anarda
作曲者不詳:Encontrei ontem de tarde
作曲者不詳:Passacalha da triste vida
作曲者不詳:Toda a noite e todo dia
作曲者不詳:Tarambote (器楽合奏)
作曲者不詳:Bayle del Amor resussitado
フレイ・フィリペ・ダ・マドレ・デ・デウス(1630-1690):Deseos sin esperanca
グレロリオ・デ・マトス(1636-1696):Mariniculas
作曲者不詳:Entre os parasismos graves
マヌエル・コッレイア(c.1600-1653):Dime Pedro, por tu vida
ロゲリオ・ゴンサルヴェス(指)
ア・コルテ・ムジカル

録音:2017年4月30日〜5月2日
1755年、ポルトガルは地震と津波で大きな被害を受けました。多くの人々の命と共に、たくさんの音楽的遺産とも言うべき楽譜も失われてしまいます。 そんななか残った貴重な音楽を歴史上の重要なものとして演奏したのがこのアルバム。ポルトガルの作曲家の音楽、植民地音楽、民俗音楽、スペインの音楽、 といった当時のポルトガルに響いていたであろう「歌」をスペイン古楽の伝道師ゴンサルヴェスが機知に富んだ演奏で披露しています。 (Ki)

Quartz
QTZ-2125(1CD)
セグレッティ・アチェンティ〜イタリアのルネサンス音楽
ルッツァスキ:Aura soave
マレンツィオ:Amor tien il suo regno
フェスタ:Se mai vedet amanti
クレキヨン:Mort Ma Prive par sa Cruelle
ダ・フィレンツェ:Amor, I' mi lamento
マレンツィオ:Lasso non e cor mio
ガナッシ:Io vorrei dio d'Amore
マレンツィオ:Con la fronte fiorita
 Al primo vostro sguardo
 Dicemi la mia stella
カヴァッツォーニ:Ricercare Tono II
ピエロ:Ogni diletto
フェスタ:Altro non eil mi amor
ルッツァスキ:O primavera
マレンツィオ:Alma che fai
 Le rose fronde e fiori
 Ahime che col fuggire
ダ・ミラノ:Ricercare VII
ピエロ:Chavalcando con un giovine accorto
フェスタ:Madonnio mi consumo et pel grave dolor
ルッツァスキ:Chio non t'ami
カンタール・アラ・ヴィオラ〔ナディーヌ・バルベイジ(S)、フェルナンド・マリン(ビウエラ・デ・アルコ&ヴィオール)〕

録音:2014年5月、ポブレー(スペイン)
古楽とブラジルのポピュラー・ミュージックを橋渡しするユニークなプロジェクト、「デ・リオ・ア・リオ」(QTZ-2121)で「ヴィオラ・ダ・サンバ」のメンバーとして快演を披露してくれたヨルダン系アメリカ人の古楽系ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジと、スペインのガンバ&チェロ奏者のフェルナンド・マリンがルネサンス音楽に回帰。
バルベイジの定評ある透明感あふれる歌声と、ビウエラ・デ・アルコ(弓で弾かれるビウエラ)など4種の楽器を使い分けるマリンのアンサンブルは今回も絶品です。

Challenge Classics
CC-72759(1SACD)
ルペルト・イグナーツ・マイヤー:宗教曲集(1681)からの詩篇集
1. Laudate pueri Dominum (詩篇112/113)
2. Confitebor tibi Domine (詩篇110/111)
3. Beati omnes (詩篇127/128)
4. Nisi Dominus (詩篇126/127)
5. Venite gentes (聖歌)
グナール・レツボール(Vn、Va、指)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

録音:2017 年 11月26-28 日/オーストリア、聖フローリアン
録音されるだけでも珍しい作品を古楽界の巨匠レツボールが演奏した注目のディスク。ルペルト・イグナーツ・マイヤー(1646-1712)による宗教曲 集です。彼は1683年から死ぬまでミュンヘンで活動し、ドイツにおけるプロテスタント音楽の改革者のひとりとみなされていました。その音楽にはイタリ アの協奏曲様式が巧みに組み合わされています。ここに収録されている楽曲は小規模な弦と通奏低音に独唱が加わる編成で、演奏は当時の教会の慣習に 従い男声のみによる歌唱。曲によってはボーイソプラノも登場します。ヴァイオリンのオブリガートが技巧的なソロをとることもあり、レツボールの魅力が 最大限に発揮されています。 (Ki)

BIS
BISSA-2082(1SACD)
夜の曲(Nocturnal)
アントニー・ホルボーン(c.1547-1602):すいかずら/私のリンダ/夜警/ペンブローク伯爵夫人のパラダイス/妖精のラウンド
エドワード・コラード(fl.c.1595-1599):わが窓辺より去れ/7.ヒュー・アシュトンのグラウンド
ダニエル・バチェラー(1572-1619):パヴァーヌ
ジョン・ダニエル(1563/34-c.1626):アン・グリーン夫人の葉はグリーン
作者不詳(ジョン・スキーニーの17世紀初めのマンドラ手稿譜):森の花/夕暮れのとき、私を忘れないで/イギリスのナイチンゲール
バード(フランシス・カッティング(編):子守歌
ブリテン(ヤコブ・リンドベルイ編):ジョン・ダウランドによる夜の曲Op.70
ジョン・ダウランド):夢/ファンシー/オーランドは眠る/ラクリメのガイヤルド/ダウランド氏の真夜中/別れ
ジョン・ジョンソン:パッシングメジャーズ・パヴァーヌ/御者の口笛/さようなら、おやすみなさい
ヤコブ・リンドベルイ(1.-9.,13.-23.リュート、10.-12.ソプラノ・リュート)
[楽器 8-course Renaissance lute by Michael Lowe, Wootton-by-Woodstock, 1981, 7-course so-prano lute (in mandora tuning) by Michael Lowe, Wootton-by-Woodstock, 1992]

録音:2017 年 8月/レンナ教会(ノルテリエ、スウェーデン)
ヤコブ・リンドベルイ(1952-)は、スウェーデンのユーシュホルム生まれ。ビートルズを聴いて音楽への情熱を育み、ストックホルム大学に進みました。ロンドンの王立音楽大学でダイアナ・ポウルトンに学んでいたころ、ルネサンスとバロックの音楽に主眼を置いた活動を選択。このジャンルでもっとも幅広いレパートリーをもつリュート奏者として知られ、『ジェームズ一世時代のリュート音楽』(BISSA2055)『ルネサンス期イタリアのリュートの名手たち』(BISSA2202)『シクストゥス・ラウヴォルフのリュート』(BISSA2265)など、30を超す数のアルバムをBISレーベルに録音しています。新しいアルバム『夜の曲(Nocturnal)』は、彼がギターとリュートを平行して学んでいた最後の年に取り組んだブリテンの《ジョン・ダウランドによる夜の曲》を核に、主にエリザベス一世時代に作られた、夜を想起させる小品を配置する構成で作られています。《ジョン・ダウランドによる夜の曲》は、ブリテンが、1963年、イギリスのギタリスト、ジュリアン・ブリームのために作曲した作品です。ダウランドの歌曲《来たれ深き眠りよ(Come Heavy Sleep)》に基づく変奏曲のスタイルをとった、8つの部分(楽章)からなる「壮大な」音楽。「この曲があったから、ギターを捨ててリュートに専念すると決めた時には後ろ髪を引かれる想いだった」(ヤコブ・リンドベルイ)。ブリテンが「リュートを崇め」、この楽器のための作品を書くことも考えていたことから、出版社とブリテン・エステートが協力。エステートからは励ましとともに最初の草稿の提供も受けることができました。アントニー・ホルボーン、エドワード・コラード……詩人サミュエル・ダニエルの弟、ジョン・ダニエル……。「ジョン・スキーニーの17世紀初めのマンドラ手稿譜」の3曲は、「マンドラ調弦」のソプラノ・リュートで演奏されます。「リュートは、静寂と深い集中を必要とする」。録音セッションは、ストックホルムの北、ノルテリエのレンナ教会で行われました。

ALPHA
ALPHA-287(1CD)
ブクステフーデ:夕べの音楽
カンタータ「神よ、われを救いたまえ」 BuxWV34
ソナタ イ短調 BuxWV 272
カンタータ「来たれと天使に告げよ」BuxWV10
カンタータ「イエス、わが喜び」BuxWV60
ソナタ 変ロ長調 Op.1-4 BuxWV255
カンタータ「おお主よ、心からわれ汝を愛す」BuxWV41
リオネル・ムニエ(指)
オリヴィエ・フォルタン(Cemb)
アンサンブル・マスク(アンサンブル)
ヴォクス・ルミニス(声楽アンサンブル)

録音:2017年1月
1667年、ハンザ同盟の盟主として隆盛を極めた都市リューベックの聖母マリア教会オルガニストのフランツ・トゥンダーが死去。その後任に選出されたのはデンマークで活躍してい たブクステフーデでした。彼はトゥンダーの娘と結婚し、この誉れ高い職務にあたり、数々の新しい試みを導入します。 その中でも最も知られているのが「Abendmusik 夕べの音楽」の拡大です。これは前任者トゥンダーが始めた「夕方の礼拝時のささやかな演奏」ですが、ブクステフーデは合 唱、オーケストラを含む大編成で華やかな作品を上演、しかも入場無料であったため大人気を博しました。これを聴くために若きバッハさえも長い道のりを歩みリューベックまで やってきたと言われています。 このアルバムでは、ドイツ・バロックを得意とするヴォクス・ルミニスとアンサンブル・マスクによる演奏で「夕べの音楽」の演奏会を再現。2017年のルター宗教改革500周年にちな み、プログラムには4つのカンタータを中心に、器楽曲が配されています。 ヴォクス・ルミニス… フランスを中心に、世界中で活躍するヴォーカル・アンサンブル。アンサンブル名「vox luminis=光の声」の通り、温かい響きと正確無比のハーモニーが持ち味で。 Grammophone Editor's Choise(英)とDiapason d'Or(仏)を獲得するなど評価は高く、日本における古楽の雄、鈴木優人氏もしばしばアンサンブルに参加する ほど、その実力は折り紙付きです。。

Dynamic
CDS-7819(1CD)
NX-B03
18世紀ナポリのフルート・ソナタ集
「ナポリの」
アントニオ・ストゥリキ(18世紀):1-4.ソナタ 第1番 ハ長調 Op.1-1
.ソナタ 第2番 ホ短調 Op.1-2
「フラッソ・テレジーノの」
ニコラ・カランドーロ(1715-1759/60):9-11.ソナタ 第2番 ト長調
フランチェスコ・リクペロ(1750年代-1806頃):ソナタ 第6番 ハ長調
ソナタ 第16番 ト長調
ジェンナーロ・ラーヴァ(不明-1779):ソナタ ロ短調
アントニオ・カプーティ(1720/30-1800年以降)
ソナタ ニ長調
レナータ・カタルディ(フラウト・トラヴェルソ)
パルテノペ・ストラヴァガンテ(アンサンブル)
【レオナルド・マッサ(Vc)、デボラ・キャピタニオ(ハープシコード)】


録音:2015年3月28-29日.7月4-5日
世界初録音
18世紀ナポリには数多くの優れた音楽家がいました。ただしその多くは歴史の流れに呑み込まれ、現代まで名前が残ってい る人はほどんどいません。ボローニャで学んだフルート奏者カタルディは18世紀ナポリ音楽の研究者でもあり、この時代の作品 の発掘と復興に尽力、各地の図書館などに保存されている楽譜を探し出し演奏しています。このアルバムに収録されている 作品もそのような「忘れられた作曲家」によって書かれたもので、もちろんこれまでに録音されたことがなく、どれも貴重な作品 ばかり。埋もれた傑作が鮮やかによみがえります。

Tactus
TC-561309(1CD)
モンテヴェルディ:音楽の諧謔(1607年、ヴェネツィア) エサアンサンブル、
バスケニス・アンサンブル、
セルジオ・キエリーチ(指)

録音:2013年7月、マッサ(イタリア)
フランス風の様式に影響を受けたモンテヴェルディが作曲し1607年に出版された「音楽の諧謔」。3つの声楽パートと器楽演奏が織り成す「フランス的」な香りを漂わせるモンテヴェルディの傑作の1つです。
演奏はご当地イタリア、6名の歌い手たちによって1996年に結成された女声ヴォーカル・グループ(+バス1名)と、北西部の街ラ・スペツィアで創設された古楽アンサンブルの共演です。
Tactus
TC-690801(1CD)
ハッセ:オペラ・アリア集
行こう、だが愛しい人よ/裏切られ、軽蔑され/私を喜ばせたいのなら/男が/もし、私の不幸のすべてを/Al diletto che l'inonda/Fissa ne sguardi miei/Dell'amante l'alma bella/Eccomi non ferir/Amo, bramo e non dispero
エレーナ・デ・シモーネ(Ms)
アンサンブル・イル・モザイコ

録音:2016年7月、ボナヴィーゴ(イタリア)
生まれ故郷のドイツでは宮廷音楽家として成功を収め、師となったポルポラとの決裂、アレッサンドロ・スカルラッティとの友好、当代随一の名歌手ファウスティーナ・ボルドーニとの結婚などを経てイタリアでもその名を轟かせたヨハン・アドルフ・ハッセのアリア集。
妻であるファウスティーナの歌声のために書いたであろう美しきアリアを歌うのは、ヴェネツィア生まれのメゾ、エレーナ・デ・シモーネ。モーツァルトの「フィガロの結婚」のケルビーノ役でデビューを果たし、バロックから現代までの幅広いレパートリーを活かしてイタリア各地で活躍中です。
Tactus
TC-730401(1CD)
デマーキ:室内楽作品集
トリオ・ソナタ第5番イ長調
トリオ・ソナタ第6番ヘ短調
トリオ・ソナタ第7番ハ短調
2本のヴァイオリンのための二重奏曲変ロ長調
2本のヴァイオリンのための二重奏曲変ホ長調
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番変ホ長調
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番変ロ長調
トライゴノ・アルモニコ

録音:2014年3月、クレモナ(イタリア)
アレッサンドリアで生を受け、ジュネーヴやロンドンなどヨーロッパ各地で活躍した18世紀イタリアのコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジュゼッペ・デマーキ(1732−1791)。現在では4つのヴァイオリン協奏曲をはじめとした17曲が比較的知られているものの、作品番号無しの室内楽作品なども、ボッケリーニのギャラント様式を思わせる秀作です。

Delphian
DCD-34215(1CD)
悲しみの足跡の中に〜ジャクソン、パレストリーナ、アレグリ、マクミラン
ジャクソン:スターバト・マーテル(悲しみの聖母)
パレストリーナ:バビロン川のほとり、スターバト・マーテル(悲しみの聖母)
アレグリ:ミゼレーレ
パレストリーナ:アヴェ・マリア
マクミラン:ミゼレーレ
マリアン・コンソート〔シャーロット・アシュリー(S)、グウェンドリン・マーティン(S)、レイチェル・アンブローズ・エヴァンス(S)、セシリア・オズモンド(S)、ヘレン・チャールストン(アルト)、ハナ・クック(アルト)、ガイ・カッティング(T)、アシュリー・ターネル(T)、マイケル・クラドック(Bs)、エドモンド・サディントン(Bs)〕
ロリー・マクリーリー(指)

録音:2018年1月8日−10日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)
スコットランドが育んだ新時代のア・カペラ・グループ、マリアン・コンソートの「結成10周年」を記念したアニヴァーサリー・リリースは、ルネサンス時代と現代の「悲しみの音楽」を集めた美しきプログラム。
音楽史上に燦然と輝く不朽の名作であるアレグリの「ミゼレーレ」やパレストリーナの傑作に、現代イギリスが生んだ教会音楽の傑作マクミランの「ミゼレーレ」、そして委嘱作品であるジャクソンの「スターバト・マーテル」を組み合わせたこの「悲しみの足跡の中に」が、時空を超えてルネサンス時代と現代を繋ぎます。
2017年のタリス・スコラーズ日本ツアーに参加した逸材シャーロット・アシュリーやガイ・カッティングが名を連ねるなど、メンバーの充実振りも非常に楽しみなところ。
マリアン・コンソートの代表作となるであろう名唱にどうぞご期待下さい!
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成されたマリアン・コンソートは、「聖母マリア」の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル。
音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、現代音楽を含む全ての時代の教会音楽に取り組み続けています。

Glossa
GCD-C80404(1CD)
マラン・マレ:「迷路の園」と色とりどりの物語
アルペッジョによるプレリュード(第5巻より)/迷路の園(第5巻より)/鐘(第2巻より)/ポロネーズ(第2巻より)/ミュゼット(第3巻より)/ギター(第3巻より)/グルジアの女(第5巻より)/嘆き(第3巻より)/羽根つき(第5巻より)/ペルシア人の行進(第5巻より)/宝石のロンド(第4巻より)/スペイン風サラバンド(第2巻より)/膀胱結石切開手術の図(第5巻より)/旋風(第4巻より)/次男マレのためのトンボー(第5巻より)/ロンド形式のシャコンヌ(第2巻より)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トマス・ボイセン(テオルボ、ギター)、ミッツィ・メイヤーソン(Cemb)、ファン・カルロス・デ・ムルデル(バロック・ギター)、アルバ・フレスノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フランソワ・フォシェ(語り)、ペドロ・エステバン(パーカッション)

録音:1999年6月、クエンカ(スペイン)
イタリアが誇るヴィオラ・ダ・ガンバの世界的ヴォルトゥオーゾ、古楽界の鬼才パオロ・パンドルフォ。600曲を越すマラン・マレのヴィオール曲集から選びぬかれた名盤がGlossa Cabinetシリーズよりついに登場! 衝撃的なタイトルで話題を呼んだ「膀胱結石切開手術の図」を始め、「迷路の園」、「羽根つき」、「グルジアの女」、「宝石のロンド」など、様々なインスピレーションを掻き立てられる描写的な小品を、鬼才パンドルフォの妙技で描きます。
Glossa
GCD-C80806(1CD)
ルイ=アントワーヌ・ドルネル:トラヴェルソのための組曲集
組曲第3番ニ短調(サンフォニー集1709)/組曲第1番ト長調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集とフラウト・トラヴェルソのための組曲集1711)/二重組曲ホ短調 「ラ・マルシャック」(コンセール・ド・サンフォニー集1723)/組曲第5番ニ短調より 「嘆き」(サンフォニー集1709)/ソナタ第4番ニ長調 「ラ・フォルクロワ」(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集とフラウト・トラヴェルソのための組曲集1711)/組曲第2番ロ短調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集とフラウト・トラヴェルソのための組曲集1711)/ソナタ第3番ロ短調(ドイツ・フルート、ヴァイオリン、オーボエのためのトリオ・ソナタ集1713)
ウィルベルト・ハーツェルツェット(トラヴェルソ)、ブライアン・ベリーマン(トラヴェルソ)、ヤープ・テル・リンデン(Vc)、ジャック・オッホ(Cemb)

録音:1999年9月、クエンカ(スペイン)
オランダが誇るフラウト・トラヴェルソの偉大な名手、ウィルベルト・ハーツェルツェットが発掘した知られざるフランス・バロックのトラヴェルソ・アルバム。ルイ=アントワーヌ・ドルネル(c.1685−c.1765)は、ルイ14世の終わり頃からルイ15世の時代に活動した作曲家、オルガニスト、ヴァイオリニスト。18世紀初期にサンフォニー集、トラヴェルソ組曲集、トリオ・ソナタ集などが出版されており、それらの曲集から選ばれたトラヴェルソのための組曲集。ヤープ・テル・リンデンやジャック・オッホといった名手たちとのアンサンブルです。
Glossa
GCD-C80024(1CD)
ヴァイス:ドレスデン・マニュスクリプト〜2台のリュートのための音楽
ソナタ イ長調/ソナタ ハ長調/ソナタ 変ロ長調*/ソナタ ニ長調
ロバート・バート(Lute)、
カール=エルンスト・シュレーダー(Lute)
ガエターノ・ナジッロ(Vc)*

録音:1998年6月、ボローニャ(イタリア)
ドイツ・バロックのリュート音楽の大家、シルヴィウス・レオポルト・ヴァイスの2台リュート・ソナタ集。ザクセン州図書館所蔵の「ドレスデン手稿譜」には1パートしか残されていなかった4曲のソナタを、ドイツの名リューティスト、カール=エルンスト・シュレーダーが復元。ともにバーゼル・スコラ・カントルムで学んだという接点を持つアメリカのヴァイス弾き、ロバート・バートとともに、失われたヴァイスの音楽を現代に再現しています。
Glossa
GCD-C80025(1CD)
16世紀スペインの世俗音楽
フアン・デル・エンシーナ、フランシスコ・ゲレーロ、フアン・バスケス、マテオ・ロメロ、作曲者不詳の作品
ラ・コロンビーナ〔マリア・クリスティーナ・キール(S)、クラウディオ・カヴィーナ(アルト)、ジョゼップ・ベネー(T)、ジョゼップ・カブレ(Br)〕

録音:1995年4月、ハールレム(オランダ)
クラウディオ・カヴィーナ他、ラ・コロンビーナの創設メンバーが歌うスペイン・ルネサンスの世俗合唱!
1990年に結成され、ルネサンス&初期バロックの音楽をレパートリーとするスペインのヴォーカル・クヮルテット、ラ・コロンビーナ。ラ・ヴェネクシアーナのディレクターを務めるクラウディオ・カヴィーナが参加していた頃の創設メンバーが歌う、エンシーナ、ゲレーロ、バスケスらスペイン・ルネサンスの無伴奏世俗合唱作品集。

Amon Ra
CD-SAR-72(1CDR)
女声のためのヴィルトゥオーゾとベル・カントの名曲集
ヘンデル:輝かしいセラフィムに
ルッツァスキ:ああ愛する人の
コーニッシュ:さらば、わが心の望みよ
ルッツァスキ:わたしは若い娘
ダウランド:来たれ深い眠り
A.スカルラッティ:トランペットを吹き鳴らせ
ルッツァスキ:こよなくにがい愛の喜びよ
 あなたを愛していないだって?
セルトン:恋のなやみ
ストロッツィ:ありがとう私の幸運の星よ
 眠る愛の神よ
ダウランド:ゆけ水晶の涙
ストロッツィ:ハンカチを噛んで
ルッツァスキ:おお春よ
セルミジ:美しい人よ、なぜ
パーセル:戦の準備を! 雄々しい殿よ!
ストロッツィ:ほんとうに退屈な人だこと
ブラームス:このように、あなた方にも今
デボラ・ロバーツ(S)、テッサ・ボナー(S)、キャロライン・トレヴァー(アルト)、リン・ハースト(S)、ジェニー・キャシディ(Ms)、マーク・パドモア(T)、ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ、ムジカ・セクレタ、ムジカ・アンティクア・オヴ・ロンドン、他

録音:1985年〜1992年
女声のための名曲、そして17世紀の女流作曲家バルバラ・ストロッツィ(1619−1677)をフィーチャーした、Amon Raのスペシャル・コンピレーション盤。参加アーティストには、タリス・スコラーズのメンバーとして活躍したデボラ・ロバーツ、キャロライン・トレヴァー、テッサ・ボナーなど錚々たる歌手が名を連ねています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Sterling
CDA-1828-2(1CDR)
マリア!マリア! − ビルギッタ修道会の聖歌400年
日曜日の聖務日課/月曜日の聖務日課
火曜日の聖務日課/水曜日の聖務日課
木曜日の聖務日課/金曜日の聖務日課
土曜日の聖務日課
アンサンブル・イェンマ、
カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(芸術監督)

録音:2017年10月20日−22日、ヘムショー新教会(ヴェクショー、スウェーデン)
ビルギッタ修道会は、スカンディナヴィアが起原の唯一の修道会です。聖ビルギッタ(c.1303-1373)とシェンニンゲのペトルス・オラヴィが、1350年代にローマで定礎を行い、1384年、最初のビルギッタ会修道院がスウェーデンのヴァドステーナに開設されました。『マリア!マリア!』では、ビルギッタ会のグレゴリオ聖歌が、日曜日「マリアにまつわる三位一体の喜び」、月曜日「マリアにまつわる天使たちの喜び」、火曜日「マリアにまつわる家長たちの喜び」、水曜日「マリアの誕生」、木曜日「キリスト生誕と聖母マリア」、金曜日「キリストの苦悩とマリアの同情」、土曜日「マリアの死と昇天」に分けて歌われます。これらの聖歌は、ペトルス・オラヴィの作とされるものの、すべての旋律と歌詞が彼の手によるものかどうかは不明だといわれます。
アンサンブル・イェンマは、スカンディナヴィアで作られ、あるいは、スカンディナヴィアに関連した中世の教会音楽を演奏するため、2006年に創設されました。芸術監督のカーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーンは、ヨーテボリの音楽演劇大学の出身。グレゴリオ聖歌を中心とする中世の教会音楽を専門に音楽学者、音楽教師、歌手として活動しています。オランダ、ウーデンのビルギッタ修道院所蔵の手稿譜コレクションによる初めての録音。録音セッションは、スウェーデンの南部、スモーランド地方の緑豊かな町、ヴェクショーの教会で行われました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Psalmus
PSAL-030(1CD)
クローダン・ド・セルミジ:マタイ受難曲(1534)
アントワーヌ・ド・ディヴィティス:栄光と賛美と誉れ
セルミジ:私は復活した
ヴォクス・カントリス、
ジャン=クリストフ・カンドウ(指)

録音:2014年11月、フランス
Psalmusレーベルより、ピエール・セルトン(PSAL 011)、ピエール・アテニャン(PSAL 015)、ピエール・セルトン(PSAL 020)など、フランス・ルネサンスの知られざる作品を録音してきたフランスのヴォーカル・アンサンブル、ヴォクス・カントリス。
16世紀初期にフランス宮廷で聖職者、音楽家として活動した世俗音楽、宗教音楽ともに重要な作曲家、クローダン・ド・セルミジ(1490−1562)の「マタイ受難曲」は、ピエール・アテニャンによって最初期に出版されたフランスのポリフォニー音楽。

ENCELADE
ECL-1702(1CD)
ダンドリュー:クラヴサンのための性格的小品集
前奏曲/ラ・プレシューズ/不変/優美
ひょうきん者/魔術師/素朴な羊飼い
勇敢な羊飼い/田舎の舞踏会/自然
やさしい批判/枝葉/愛/ヒュメーン
うめき声/ミュゼット/戦争さまざま(抜粋)
ミューズのコンサート
ミューズのコンサートによる組曲
リュリ/コレッリ/オルフェの竪琴
図面/タンパノン
マルーアン・マンカー=ベニ(Cemb)

録音:2017年7月9日−12日、フランス
クープランとラモーに次いで、18世紀のもっとも名高いフランスのクラヴサン作曲家と評されるジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682−1738)。マルーアン・マンカー=ベニは、リモージュ音楽院でチェンバロを学び、パリ国立音楽院ではオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌー、ケネス・ワイスらに学んだフランスのチェンバリスト。マンカー=ベニのファースト・ソロ・アルバムでは、様々な想像を掻き立てるような副題が付けられた性格的小品を集め、まるでチェンバロのためのオペラのようにアルバムを組み立てています。

Pentatone
PTC-5186646(1SACD)
「プロローグ」
モンテヴェルディ:「オルフェオ」よりトッカータとプロローグ『愛するペルメッソ川のほとりから』(音楽)
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):「エウリディーチェ」よりプロローグ『深い溜息と涙をむさぼる私が』(悲劇)
カヴァッリ(1602-1676):「ディド」よりシンフォニアとプロローグ『トロイアは滅びた』(イーリス)
 「エリトリア」よりプロローグ『アリマスペの洞窟』(イーリス)
ステファノ・ランディ(1587-1639):「聖アレッシオ」よりシンフォニアとプロローグ『私はローマ』(ローマ)
ルイージ・ロッシ(1597-1653):「魔法をかけられた宮殿 または恋人の戦士」よりプロローグ『きれいな川』(絵)
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):「オルミンド」よりシンフォニアとプロローグ『私はオリュンピアの生まれではない』(和声)(7’24”)
アントニオ・チェスティ(1623-1669):「黄金のリンゴ」よりシンフォニアとプロローグ『アモーレとイメネオ』(オーストリアの栄光)(6’12”)
ストラデッラ(1639-1682): バスと2台のヴァイオリンのためのシンフォニア
アントニオ・チェスティ(1623-1669):「アルジア」よりシンフォニアとプロローグ『ゴシックの輝きの』(キューピッド)
ストラデッラ:「縛られた平和」より縛られた平和が寝て、目覚めて、かく言う『悲しい眼ともに』
A・スカルラッティ:「恋の勘違い、またはロザウラ」よりシンフォニアとプロローグ『やめなさい、稲妻よ』(ヴィーナス)
(タイトル後の丸カッコ内は登場人物名)
フランチェスカ・アスプロモンテ(S)
エンリコ・オノフリ(指)
イル・ポモ・ドーロ

録音:2016 年12月19日-22日/テアトロ・デッレ・ヴォーチ・ストゥーディオ(トレヴィーゾ)
バロックオペラお決まりの慣習「プロローグ」。オペラ本編には登場しない神話の中の人物や、ありとあらゆるものが擬人化さ れたキャラクターが登場し、その後に続くオペラ本編の前置きとなる歌を披露することで観客を物語の世界に導きます。このディスクは、モンテヴェルディ からスカルラッティまで、17世紀バロックオペラのプロローグだけを集めたものです。
当ディスクに収録されたプロローグの登場人物は「ヴィーナス」や「キューピッド」などキャラクターとしてわかりやすいものから「音楽」「悲劇」果ては「ロー マ」や「和声」の擬人化まで様々。オペラの1部分でありながらも1つの小さな物語としての独立性を持つプロローグが集められたこのCDは、抜粋集 ではなく統一性を持ったミニオペラ集のような趣を持つディスクとなっています。途中ストラデッラの器楽曲を「幕間の間奏曲」のように挟むなど、曲目構 成の演出も粋です。
歌手のフランチェスカ・アスプロモンテは、20代にしてカーネギーホールをはじめとする世界的なホールに立ち、著名な指揮者と共演を重ねる新進気 鋭のソプラノ。特にバロック、古典派を強みとし、世界中の聴衆を魅了しています。共演はエンリコ・オノフリが率いるバロック・古典派のスペシャリスト 集団「イル・ポモ・ドーロ」です。素晴らしいチームによる「プロローグ」。バロックオペラの世界を新たな角度から楽しめる1枚です。 (Ki)

POLYMNIE
POL-503134(1CD)
メーヌ公爵夫人のために
ニコラ・ベルニエ(1664-1734):「メデ」
ジャン=ジョゼフ・ムレ(1682-1738):コンセール・ド・シャンブル
トマス=ルイ・ブルジョワ(1676-1730):「アリアーヌ」
アンサンブル・ラ・フランセーズ:
【マリー・ラマンデ(S)
オード・レスティエンヌ(Fl)
大野しほ(Vn)
ジャン=バプティスト・ヴァルフェ(Vc)
郡司和也(Cemb)】

録音:2017年10月リヨン
メーヌ公爵夫人のためにと題された、18 世紀初頭のフランスの作曲家、ベルニエ (1664-1734)、ムレ(1682-1738)、ブルジョワ(1676-1730)の作品を収録した CD。 ベルニエはマルカントワーヌ・シャルパンティエの後任としてシテ島のサント・シャペ ルの楽長を務めた人物。生前はかなり人気が高かった。ムレはアヴイニョン生まれ のヴァイオリニストで、パリではオペラでも活躍した。ブルジョワはベルギーノフォン テーヌ=レヴェク生まれでパリで歌手として活躍した。「メデ」と「アリアーヌ」はソプラ ノ独唱のソロ・カンタータで、小規模なオペラの趣がある。 アンサンブル・ラ・フランセーズは 2013 年結成の若いバロック・アンサンブル。名称 はクープランの組曲集「諸国の人々」の最初の組曲に由来している。日本人が二人 参加。大野しほはオーヴェルニュ出身でシカゴで森悠子に学び、その縁で長岡京 室内アンサンブルに参加したこともある。郡司和也は 2010 年のブルージュ国際古 楽コンクールのチェンバロ部門で1 位なしの第2 位を受賞。
PIERRE VERANY
PV-717011(1CD)
ピエトロ・アミーコ・ジャコベッティ(1558-1616):ラメンタツィオーニ(哀歌集) アンサンブル・スカンディクス(男声合唱)

録音:2016年4月 フランス サン=リジエ、
ピエトロ・アミーコ・ジャコベッティ(1558‐1616)は16 世紀末から 17 世紀初めにかけて 活躍したイタリアの作曲家。残された情報が極めて乏しいが、1589 年から 1601 年までリ バトランソーネという小さな町の教会を拠点にしていたと推測されている。このラメンタツィ オーニは1601 年にヴェネツィアで書かれたもので、11 曲からなる5 声の作品で、後期ル ネサンス様式が色濃い。 アンサンブル・スカンディクスは 2001 年結成の男声古楽合唱団。南フランスミディ=ピレ ネーを拠点にしている。

SOMM
SOMMCD-248(2CD)
NX-C09
ジェミニアーニ(1687-1762):ソナタ集 Op. 1
ソナタ イ長調 Op.1-1
ソナタ 二短調 Op.1-2
ソナタ ホ短調 Op.1-3
ソナタ ニ長調 Op.1-4
アレグロ ニ長調(ソナタ ニ長調 Op.1-4による)/ソナタ 変ロ長調 Op.1-5
ソナタ ト短調 Op.1-6(チェンバロ版)
ソナタ ト短調 Op.1-6(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ ニ短調 Op.1-7(リコーダーと通奏低音版)
アレグロ ハ短調(ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op. 10-7による)
ソナタ ロ短調 Op.1-8
ソナタ ヘ長調 Op.1-9
ソナタ ヘ長調 Op.1-9(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ ホ長調 Op.1-10(フルートと通奏低音編)
ソナタ ホ長調 Op.1-10(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ イ短調 Op.1-11(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ ニ短調 Op.1-12
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ 【メンバー】/レイチェル・ブラウン(リコーダー、フルート)/エイドリアン・バターフィールド(Vn)/オリヴァー・ウェッバー(Vn)/カスリーン・シャーマン(Vc)/ローレンス・カミングス(ハープシコード)

録音:2012年2月6-8日,13-14日/St. Mary's Church, Walthamstow, London, England, United Kingdom
ジェミニアーニ没後250年を記念して録音された2枚組。演奏するロンドン・ヘンデル・プレイヤーズは、名前の通り、数々のヘンデル作品の録音をリリースしているアンサンブルですが、メンバーそれぞれ個人でも活躍する(ヴァイオリンのバターフィールドとハープシコードのカミングスはルクレールのソナタ全曲をNAXOSからリリース)名手たちの集まり。ここではジェミニアーニのオリジナルだけでなく、巧みに編曲したヴァージョンも演奏し、作品の楽しさを完璧に伝えています。

ALPHA
ALPHA-968
NX-B08
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):ルイ14世を讃える作品集
DEITATIS MAJESTATEM
神聖なる国王陛下
1.DEITATIS MAJESTATEM これは神たる方
2.HIC ENIM MISERICORS 憐み深き方
3.SIMPHONIE サンフォニー
4.O CARO CHRISTI VERA ああ真実の肉体よ
5.TE OMNES ANGEL すべての天使たち
6.O MENTIS JUBILATIO ああ、喜びよ
7.QUAM DULCIS EST なんて優しい方
8.O BONITATIS PRODIGIUM ああ神なる奇跡
ECCE NUNC BENEDICITE 見よ、祝福の時
9.ECCE NUNC BENEDICITE DOMINUM 今、主は祝福せり
10.IN NOCTIBUS EXTOLLITE あなたの手を取り
11.BENEDICAT TE DOMINUS EX SION シオンからあなたを祝福します
12-29.テ・デウム
エマニュエレ・ド・ネグリ(S)
ダグマル・シャシュコヴァ(S)
ショーン・クレイトン(オートコントル)
シリル・オーヴィティ(T)
アンドレ・モルシュ(Bs)
ヴァンサン・デュメストル(指)
アンサンブル・エデス
ル・ポエム・アルモニーク

録音:2017年5月
CHAPELLE ROYALE DU CHATEAU DE VERSAILLES
フランス・バロック時代に活躍した作曲家ドラランド。1683年、25歳のドラランドは“太陽王”ルイ14世の宮廷音楽家として 召し抱えられ、すぐに王のお気に入りの一人となり、王女の音楽教師を務めながら、1714年には王室礼拝堂(シャペル・ ロワイヤル)の楽長となり、亡くなるまでその職務にあたりました。40年に渡る年月の中で、王はドラランドを信頼し、新しい王 室礼拝堂を建築する際には、協議メンバーにドラランドを加えていました。またドラランドも王を心から崇拝し、お互いに良い 関係を築いたようです。このアルバムでは、ドラランドが新しいシャペル・ロワイヤルのために作曲した壮大な「グラン・モテ」(管 弦楽伴奏や室内楽伴奏を伴う大規模なモテット)と、テ・デウムを作品所縁の場所でデュメストル率いるル・ポエム・アルモ ニークが演奏、時を超えた感動をもたらしています。
ALPHA
ALPHA-400
NX-B08
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):16声のミサ「SI DEUS PRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」
1.聖アンブロジウス:Aeterna Christi Munera et Martyrum Victorias
2.モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ SV293
3.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリエ
4.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリスト
5.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリエ II
6.パレストリーナ:モテット I「乙女マリアよ、御身は祝福されたもう」
7.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-グローリア
8.作者不詳:Et ne averta faciem tuam a puero tuo
9.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-クレド
10.フレスコバルディ:カンツォーナ
11.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-サンクトゥス
12.作者不詳:Benedictus qui venit in nomine domini
13.ベネヴォリ:Regna Terrae 地のもろもろのくによ
14.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-アニュス・デイ
15.ベネヴォリ:16声のマニフィカト
エルベ・ニケ(指)
ル・コンセール・スピリチュエル
録音:2018年2月
EGLISE NOTRE-DAME DU
LIBAN(PARIS)
イタリア初期バロック時代に活躍した作曲家ベネヴォリ。長い間、有名な「53声部のザルツブルク・ミサ」の作曲者として認知 されていましたが、最近になってこの曲はビーバー(もしくはホーファー)の作品という説が有力になっています。 ベネヴォリ自身はおよそ20曲のミサをはじめ、モテット、詩篇などの声楽曲を書き、そのどれもが複雑なポリフォニーを駆使した 壮大な作品であり、演奏はなかなか困難です。エルヴェ・ニケは、このような作品を復活蘇演するのを好んでおり、このアルバ ムでは、2018年に結成30年を迎えた彼の楽団「ル・コンセール・スピリチュエル」を率いて、ベネヴォリのミサ曲「SI DEUS PRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」に取り組みました。ニケは当時の様式を研究した上で、何人かの作曲家の曲や祈り の言葉をはさみ、ミサとしての形式が保たれています。実際の演奏は8組の合唱団と、4人の歌手、15人の通奏低音奏者 を要し、合唱団は聴衆を囲むように配置されており、この臨場感を全て伝えるために、SACDハイブリッド盤での発売となりま す。

Challenge Classics
CC-72783(1SACD)
白鳥が近づいてくる時に奏されるシンフォニー
パーセル:『預言者、またはダイオクリージャンの物語』 Z.627
『インドの女王』 Z.630
『アーサー王』 Z.628
『妖精の女王』 Z.629より
ヨハネッテ・ゾマー(S)
マイク・フェントロス(指)
ラ・スフェラ・アルモニオーサ

録音:2017年12月6日
1992年設立のオランダの古楽アンサンブル、ラ・スフェラ・アルモニオーサ。CHALLENGE CLASSICSレーベルからは初のリリースとなります。古 楽ソプラノの名手、ゾマーをゲストに迎え、いくつかのパーセルの歌劇からアリアと器楽曲を抜粋しプログラミングしたアルバムです。透明感のある響きと 表現の幅広さが印象的。アルバムタイトルの「白鳥が近づいてくる時に奏されるシンフォニー」は『妖精の女王』の中の1曲です。 (Ki)

Etcetra
KTC-1617(1CD)
バロック以前のシャンソンと世俗的ポリフォニー
クレマン・ジャヌカン、ジル・バンショワ、オルランド・ド・ラッスス、ロジェ・パティエ&バリント・バクファルク、ギヨーム・ド・マショー、クロード・グディメル、ニコラ・ゴンベール&エンリケス・デ・バルデラーバノ、ピエール・アテニャン&ホプキンソン・スミス、ヨハネス・オケゲム、アドリアン・ル・ロワ、ピエール・サンドラン、クローダン・ド・セルミジ&アドリアン・プティ・コクリコ、ガルニエ、作曲者不詳(ブルゴーニュ楽派)の作品
ラタス・デル・ビエホ・ムンド

録音:2017年5月16日−18日、ベルギー
ラタス・デル・ビエホ・ムンド(The Rats of the Old World/旧世界のネズミ)は、アンサンブル・グランドラヴォアのメンバーとしても録音に参加しているベルギーのリューティスト、フロリス・デ・リッカーが創設したアンサンブル。ノルウェー、リトアニア、ドイツ、ベルギー、スペイン、オーストリアの多国籍アーティストたちが集まり、中世とルネサンスのシャンソン、モテット、マドリガルを探訪する声楽と器楽(リュート、プサルタリー、シターン、etc)によるアンサンブル。
バンショワやラッスス、マショー、ゴンベール、オケゲムら14世紀〜16世紀のシャンソン、世俗的ポリフォニー、声楽曲からアレンジされたリュート音楽など多彩なレパートリーを紹介します。
Etcetra
KTC-1602(1CD)
ソロモンの雅歌
『ソロモンの雅歌による5声のモテット集(ローマ、1584)』より ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ、ジャン・レリティエ、ジャケ・ド・マントヴァ、ニコラ・ゴンベール、ジョスカン・デ・プレの音楽
カペラ・マリアーナ、
ヴォイチェフ・セメラート(芸術監督)

録音:2017年8月16日−18日、フランス
カペラ・マリアーナは、コレギウム・マリアヌムのメンバーとして活動したヴォイチェフ・セメラートが2008年に結成した、チェコでは珍しいルネサンスのポリフォニー音楽に特化したヴォーカル・アンサンブル。Et'ceteraからのリリース第2弾は、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」をテキストとし、1584年ローマで出版された「5声のモテット集」からの音楽。

Christophorus
CHR-77425(1CD)
ヨハン・ローゼンミュラーと同世代の作曲家たちによる宗教コンチェルト集
ヨハン・ローゼンミュラー:わたしは主を大いに喜び*
ニコラウス・アダム・シュトルンク:6つのヴィオールによるソナタ(器楽)
ゲオルク・クリストフ・シュトラットナー:主よ, いつまでわたしをお忘れになるのか*
ローゼンミュラー:主を喜びとしなさい*
ジョヴァンニ・レグレンツィ:4つのヴィオラ・ダ・ガンバによるソナタ第5番(器楽)
ローゼンミュラー:わが魂はかわいているように神を慕い*
アントニオ・ベルターリ:6声のソナタ(器楽)
ローゼンミュラー:神は我らと共に*
アウグスティン・プフレーガー:おお慈悲深き父よ*
クリスティアン・フロール:主よ, もはや十分です
ミリアム・フォイエルジンガー(S)、
レゼスカパード

録音:2017年10月16日−19日、聖心教会(カールスルーエ、ドイツ)
(*=世界初録音)
ヨハン・ローゼンミュラー(1626−1686)は、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントルに内定しながらも同性愛疑惑により投獄され、脱獄しイタリアで活動しながらその名を広めた作曲家。「イタリアの"官能"とドイツの"実直"をもっとも調和のとれた方法で融合させることができる」と言われ、当時は高名な音楽家の一人に名を連ねながらも現代では演奏・録音の機会が少ないローゼンミュラーの音楽を、オーストリアの美しきソプラノが優美な歌声で復権します。
女流奏者4名からなるヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(Les Escapades)」にヴァイオリン、テオルボ、オルガンのゲスト・ミュージシャンが加わった8名で、宗教的コンチェルトの伴奏と3つのソナタを演奏しています。
Christophorus
CHR-77424(1CD)
われらに平和を与えたまえ〜三十年戦争の音楽
シュッツ:シンカルマ・ムジクム 「En novus elysiis」 SWV.49
ニコラウス・ヴァイスベック:世界の門を上げ
ヨハン・シクスト・フォン・レルヘンフェルス:テ・デウム、主よ平和を与えたまえ
ポルジッツ&ヴェゼリッツ:主により頼む人は
パウル・シェーファー:主に向かって喜び歌おう
シュッツ:主よ平和を与えたまえ SWV.465
マルクス・ディートリヒ・ブランディシウス:英雄が勇敢に戦った
アンドレアス・デューベン:われ良き戦いを戦い
シュッツ:ドイツの長い戦いが SWV.338
ヨハン・ヒルデブラント:おお神よ, われらは知らなかった
マティアス・ヴェックマン:町はなんと静まり返っているか
シュッツ:われらに平和を与え給え&われらの支配者に SWV.372&373
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、
アルノ・パドゥフ(指)

録音:2017年8月28日−31日、レッシンク聖ペテロ&パウロ教会(ドイツ)
今から400年前、ドイツ(神聖ローマ帝国)を中心に起こった人類史上もっとも長く破壊的な戦争の1つと言われる、「三十年戦争(1618年〜1648年)」にまつわる宗教作品集。皇帝に捧げられた政治的な歌「テ・デウム」や戦意高揚を煽る音楽から、戦争の悲惨さを描いたものや平和と安寧をもとめる作品まで、ハインリヒ・シュッツを中心に当時の様々な作曲家が遺した音楽から「三十年戦争」を振り返るという意義深いアルバムです。
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ドイツのコルネット奏者アルノ・パドゥフが1995年に設立したピリオド・アンサンブル。これまで、アンサンブル名の元となったヨハン・ローゼンミュラーをはじめ、ヨハン・カスパル・ケール、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク、ヨハン・パッヘルベル、ダニエル・ボリウス、セバスティアン・クヌッファーなど、17世紀〜18世紀の知られざる音楽を歴史的資料に基づき演奏・録音してきました。
Christophorus
CHR-77428(1CD)
セバスティアン・クニュプファー:宗教的コンチェルト集
私の神の思う事は/深き淵よりわれ汝を呼ぶ/エルサレムよ、主をほめたたえよ/今ぞみな神に感謝せよ/主よ、滅びより救いたまえ/見よ、何という幸せ、何という喜び/何を食べようか/神のひとり子なる主キリスト
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、
アルノ・パドゥフ(指)

録音:2004年10月18日−20日、ドイツ/CHR-77276からの新装再発売。
バッハの3代前にトーマスカントルを務めたドイツの音楽家、セバスティアン・クニュプファー(1633−1676)の声楽とアンサンブルによるドイツ語とラテン語の宗教的コンチェルト集。わずか24歳でライプツィヒ聖トーマス教会のカントル(トーマスカントル)という要職に就き、シュッツなど当時の重要な音楽家たちと交流を持ちながら、43歳という若さで亡くなったクニュプファ―。現存する作品はわずかしか残っておらず、このアルバムに収録されている作品の大半も、当時世界初録音だったものです。

CPO
CPO-555061(1CD)
NX-B10
劇場のための音楽集-王政復古時代、英国の作品集
ゴットフリート・フィンガー(1660頃-1730):途方に暮れる愛/アレクサンダー大王
ジョン・エクルズ(1668頃-1735):狂った愛/エイシスとガラテア
アン・ブレイスガードルのための歌曲集
オリヴィア・フェルモイレン(Ms)
トーマス・イーレンフェルト(指)
カペラ・オルランディ・ブレーメン

録音:2016年1月5-9日,7月3-4日
16世紀から17世紀、エリザベス朝の時代には、女性が舞台に上がることは禁じられていました。そのため、シェイクスピアの戯 曲は女性役を少年が演じることが多く、倒錯的な場面も数多く見られたようです。しかし17世紀後半の王政復古の時代に は現代のような女優が登場し、舞台上で魅力を存分に発揮しました。中でもアン・ブレイスガードルは幅広い人気を獲得、 英国の作曲家エクルズ(エックレスとも)や、当時この国で活躍していたモラヴィア出身の作曲家フィンガーや、彼女のために 何曲かの作品を書き、これらが評判を呼んだことで知られています。作品はイタリアのソロ・カンタータとフランスの宮廷音楽の 特徴を併せ持ち、なかでも、情熱的で激しい感情表現が描写された「怒りの歌」は大変人気を博しました。フェルモイレンの 歌唱は当時の雰囲気をあますことなく伝えています。

H.M.F
HMM-902363(2CD)
ミシェル・ランベール(c.1610-1696):ルソン・ド・テネブル(水曜、木曜、聖金曜日のための)第1巻(世界初録音)
ランベール:ルソン・ド・テネブル第1巻(1662-63)
ニコラ・ホットマン(av.1613-1663):アルマンド、クーラント
エヌモンド・ゴーティエ(1575?-1651):メザンゴーのトンボー
マルク・モイヨン(バス・タイユ(Bs-Br)
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ティボー・ルーセル(テオルボ)
マルアン・マンカル=ベニス(Cemb、Org)

録音:2017年 5月11-15日
ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3 日間の、原則として明け方におこ なわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼 拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、 付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14 世(太陽王)(1638-1715)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントの ひとつにまでなりました。
ミシェル・ランベール(c.1610-1696)はフランスの作曲家、歌手、そして歌唱教師でありました。「パリで最高の歌唱教師」とされ、国王付きソリス トも務めたと考えられる記録も残っています。エール集を20 巻ほど出版したという記録がありますが、ほとんどが失われていますがそれでもなお300 曲 ほどの手稿譜、および筆写譜が残されています。宗教作品は数多くありませんが、このたびランベール自身も演奏したであろう、ルソン・ド・テネブルが 世界初録音で日の目を見ることになりました。ランベールの「ルソン・ド・テネブル」はフランスで初めてのものとも考えられ、そうした意味でも貴重な録 音の登場といえるでしょう。 (Ki)

QUERSTAND
VKJK-1621(1CD)
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集Op.5から
第3番ハ長調/第1番ニ長調
第4番ヘ長調
第10番ヘ長調―前奏曲,ガヴォッタ
第9番イ長調/第8番ホ短調
ズザンネ・ショルツ(Vn)
ミヒャエル・ヘル(Cemb)

録音 : 2016 年8 月17-20 日 グラーツ
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)の代表作の一つ、ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5 から6 曲を演奏したCD。しかもここでは、フランチェスコ・ジェミニアーニやヨハン・ハインリヒ・ロマン、フランチェスコ・ヴェラチーニらの手が入った楽譜を使用しているというこだわりっぷり。どのような楽譜を用いたのか欧文解説で詳しく説明されている。 バロック・ヴァイオリン・ファンにとっては、バロック・ヴァイオリンの大御所にして名教師、ズザンネ・ショルツが演奏しているのも貴重。ショルツは名声に反して録音が極めて少なく、1 枚丸々独奏が聞ける CD はなかった。この CD は大いに歓迎されるだろう。
QUERSTAND
VKJK-1701(2CD)
メルヒオール・ヴルピウス:モテット集3
「ヴルピウス:6 声,7 声のモテット集第2 集」
ああ祝福された光である三位一体
神よ、なぜ拒むのですか
神よ、私たちを助けてください
ヨハネは二人の若者を送り
名誉に触れた者に
喜ばしい声で
主を愛する人は悪を憎む
会堂長の一人がイエスのもとに来て
主は私を救ってくれた
主である神ゼバオトは
金は女を得ない
そして卒中になった人が運ばれてきた
王として清算を始め
キリストはいつでも私の希望
神に逆らう者の計略に乗って歩まないものの幸いなこと
主よ、あなたを呼び叫びます
マリヤはユダの町へ
ガリラヤのカナで結婚式が
新しい歌を主に向かって歌え
主に向かって喜ばしい声をあげろ、すべての地よ
主である神に感謝の声を響かせよう
すべての地よ、神を褒め称えろ
主は助けを求める人の近くにいる
弦の調べであなたに感謝します
ルネ・ミヒャエル・レーダー(指、Org)
カペラ・ダレミンツィア

録音 : 2016 年8 月22 日-9 月3 日 ヴァルトハイム
メルヒオール・ヴルピウス(1570 頃-1615)のモテット集の第3 巻、今回は6 声と7 声のモテット集。メルヒオール・ヴルピウスは1596 年からワイマールのカントールを務めた歌手、作曲家。ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)とほぼ同世代である。当時は高名な作曲家だったが、網羅的な録音は querstand でのルネ・ミヒャエル・レーダー率いるカペラ・ダレミンツィアによるものが初めてである。ここでも丁寧な演奏が好ましい。

Forgotten Records
fr-1467(1CDR)
コレルリ:合奏協奏曲 ヘ長調 Op.6-9 *
サンマルティーニ:合奏協奏曲 ト長調 Op.11 -4 *
ペルゴレージ:弦楽オーケストラの為のトリオ・ソナタ*
グルック:バレエ音楽「ドン・ファン」#
ルドルフ・モラルト(指)ウィーンSO

録音:1949年12月-1950年1月*、1950年7月20日-23日#
音源:Westminster WL 50-9 他

Signum Classics
SIGCD-544(1CD)
テレマン:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40:26-37
ファンタジア第1番ハ短調/ファンタジア第2番ニ長調/ファンタジア第3番ホ短調/ファンタジア第4番ヘ長調/ファンタジア第5番変ロ長調/ファンタジア第6番ト長調/ファンタジア第7番ト短調/ファンタジア第8番イ長調/ファンタジア第9番ハ長調/ファンタジア第10番ホ長調/ファンタジア第11番ニ短調/ファンタジア第12番変ホ長調
リチャード・ブースビー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2017年7月17日−19日、セント・メアリー・モードリン教会(シェボーン、グロスタシャー)
1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの楽譜が消失してしまい謎に包まれており、2015年の春、作曲から約280年という歳月を経て発見されたテレマンの「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」。ヴァイオリン、フルート(・トラヴェルソ)、チェンバロのための傑作群と同じく、急成長するハンブルクのアマチュア市場に耳を傾けたテレマンが作曲したファンタジアは、楽器の多彩なテクニックが使われ、多様性に満ちた作品。21世紀の古楽界最大の発見の1つと言われるテレマンの失われていた無伴奏ファンタジアが、リチャード・ブースビーの類まれなテクニックと感性によって蘇ります。

Hyperion
CDA-68228(1CD)
百合と薔薇〜中世後期イギリスの聖母マリア崇拝の音楽
ジョン(?)・クック:Stella celi extirpavit
聖歌:めでたし聖なるみ母よ
ウォルター・フライ:キリエ「So ys emprentid」、ミサ・フロス・レガリスより グローリア
ギヨーム・ル・ルージュ:Stella celi extirpavit
ジョン・ベディンガム:Superno nunc emittitur
ジョン・ダンスタブル:アヴェ・マリス・ステラ
フライ:ミサ・フロス・レガリスより クレド
トマス(?)・ダメット:めでたし楽園の扉
ダンスタブル:ガウデ・ヴィルゴ・サルタータ
ベディンガムorフライ:聖なるマリア, 不幸な者を助け
フライ:ミサ・フロス・レガリスより サンクトゥス
ジョン(?)・フォーラー:オー・クアム・グロリフィカ
フォレスト:Qualis est dilectus
ダンスタブル:聖なるマリア, 不幸な者を助け
作者不詳:エッサイの若枝より:聖歌:母のなかの母
ジョン・プラマー:キリストの母の母アンナ
フライ:ミサ・フロス・レガリスより アニュス・デイ
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2017年5月7日−9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
ヘンリー6世の戴冠やアジャンクールの戦いなどにまつわる百年戦争と王室の音楽を歌った「百年戦争の音楽(CDA-68170)」に続くバンショワ・コンソートのニュー・レコーディングは、聖母マリアのための宗教音楽集。ブックレットには、大英博物館、ノッティンガム市博物館、フィラデルフィア博物館などに所蔵されているアラバスター(雪花石膏)のマリア像写真が掲載され、音楽と石(美術)によって表現されてきた15世紀イギリスの聖母マリア崇拝の芸術を辿ります。

Linn
CKR-411(2CD)
コレッリ:合奏協奏曲集Op.6
第1番ニ長調Op.6-1/第2番ヘ長調Op.6-2/第3番ハ短調Op.6-3/第4番ニ長調Op.6-4/第5番変ロ長調Op.6-5/第6番ヘ長調Op.6-6/第7番ニ長調Op.6-7/第8番ト短調Op.6-8/第8番ト短調Op.6-8「クリスマス」/第9番ヘ長調Op.6-9/第10番ハ長調Op.6-10/第11番変ロ長調Op.6-11/第12番ヘ長調Op.6-12
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、エイヴィソン・アンサンブル

録音:2011年7月25日−30日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
※CKD-411からの新装移行再発売。CKD-411は廃盤となります。
ベズノシウクとエイヴィソン・アンサンブルのコレッリ・プロジェクト第1弾!「クリスマス協奏曲」として親しまれる人気曲(第8番)を含む、コレッリの「合奏協奏曲集 Op.6」!
Linn
CKR-429(1CD)
サラモーネ・ロッシ〜マントヴァのヘブライ人
ロッシ:詩篇第128番/5声のシンフォニア第1番/星に打ち明け/シンフォニア第1番/貴方は行ってしまう、ああ/私の心よ、弱ってはならぬ/シンフォニア第11番/聞きたまえ、涙する冥界の魂たちよ、聞きたまえ/シンフォニア第2番/5声のガリアルダ/コレンタ第3番/ブランド第2番/ティルシ・ミオ、カロ・ティルシ/シンフォニア第5番/安心しておくれ/シンフォニア第10番/詩篇第100番/絶望のガリアルド/コレンタ第6番/詩篇第146番/我が太陽を見ん/シンフォニア第12番/イン・ドルチ・ラッチ/ソナタ・オッタ―ヴァ・アリア/ああ、もしあなたがそんなにも/希望の使者よ/コレンテ第7番/5声のガリアルダ/パルゴレッタ、ケ・ノン・サイ/詩篇第126番
プロフェティ・デッラ・クィンタ、カーチャ・ポーリン(Vn)、エヴァ・サラディン(Vn)、オリ・ハーメリン(テオルボ)、坂本龍右(テオルボ)

録音:2016年4月&5月、聖エウセビオ&ヴィットーレ教会(イタリア)
※CKD-429からの新装移行再発売。CKD-429は廃盤となります。
イスラエルで結成されたア・カペラ・グループ。サラモーネ・ロッシのイタリア語のマドリガル、器楽小品、ヘブライの祈りの音楽。
Linn
CKD-588(1CD)
トランペットのためのイングリッシュ・セット
●第1セット
ジェンキンズ:ファンタジー第1番ト長調、
バード:乙女、
トムキンズ:Oyez! Has any found a lad、
ギボンズ:わが窓より行け
●第2セット〜
ウィリアム・ローズ:パヴァン&ディヴィジョン ト長調、
6声のファンタジー ト短調、6声のファンタジー 変ロ長調、3声のアルメイン ト長調
●第3セット
ギボンズ:おお, あれは学識のある詩人だ、銀の白鳥、
ウィルビー:さようなら, かわいいアマリリス、
ジョン・ベネット:生きとし生けるものの心は、
バード:われブラウンなれど、
モーリー:今や季節は5月
●第4セット
マシュー・ロック:組曲第2番ハ短調
●第5セット
ジェンキンズ:ニューアークの戦い、
バード:第6パヴァンとガリアルド、
ギボンズ:5声のイン・ノミネ第2番、
ダウランド:ファンタジー第3番(全編曲:ティモシー・ジョーンズ)
ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp)
ダニエル=ベン・ピエナール(P)

録音:2017年3月20日−22日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス(イギリス)
英グラモフォン誌のレビュー執筆やChannel Classicsでレイチェル・ポッジャーなど200以上ものレコーディング・プロデュースを行い、2008年からは英国王立音楽アカデミー(RAM)の楽長を務めている、英国楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッド。教育者、レコーディング・プロデューサー、ライター、ブロードキャスターなどの顔と同時に、現役のトランペット奏者としても活動を続けているフリーマン=アットウッドの新たな録音は、16世紀〜17世紀のイングランドの音楽の黄金時代、ウィリアム・バード、ジョン・ジェンキンズ、オーランド・ギボンズ、ウィリアム・ローズ、マシュー・ロック、そしてジョン・ダウランドらの音楽を、モダン・トランペットとスタインウェイ・ピアノで描きます。今作でも伴奏は引き続き、RAMで教鞭を執る南アフリカ出身の天才ピアニスト、ダニエル=ベン・ピエナールが担当。

CLAVES
50-1610(2CD)
マルゴワールとコルシ
ガスパール・フリッツ(1716-1783):交響曲 ト長調 Op.6-3
 交響曲ト短調 Op.6-6
フリードリヒ・シュヴィンドル(1737-1786):交響曲 変ホ長調 Op.10-3
 交響曲 ハ長調 Op.10-1
ニコラ・シェレル(1747-1821):ソナタ「管弦楽の中で」 ニ長調 Op.8*
 ピアノフォルテとヴァイオリンのためのソナタ へ長調 Op.4*
 チェロとピアノフォルテのためのソナタ 変ロ短調 Op.5*
シュヴィンドル:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ 変ロ長調 Op.6*
フリッツ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 Op.3*
フローレンス・マルゴワール(Vn&指)
ジュネーヴ HEM バロックO
パオロ・コルシ(ピアノフォルテ)*、
ル・アルモニーチェ・スフェーレ*

録音:2016年5 & 6月
17、18世紀のジュネーヴは芸術の都でした。ヨーロッパの主要な街道が交差する地理も影響し、様々な国の芸術家が集まっては交流して、最先端の 文化が花開いていました。音楽は貴族のサロンから市民のコンサートホールに場を移し、芸術の需要と供給が高まって、演奏家や舞踏家、楽器製作者の 活動が活発な、まさに芸術の黄金期を迎えていました。当ディスクには当時の貴重な資料から再現された、ジュネーヴに関連する3人の作曲家の交響曲、 室内楽集です。ジュネーヴの音楽家で最も有名と言われるフリッツ、ジュネーヴ音楽界に一族で貢献し現代再注目されているシェレル、アムステルダム出 身でジュネーヴに長く滞在したシュヴィンドルの3人の作品が、当時のジュネーヴ音楽界の華やぎを伝えます。
演奏はバロックと古典派のスペシャリストとして第一線で活躍する指揮・ヴァイオリンのフローランス・マルゴワールが率いるジュネーヴHEMバロック 管弦楽団と、世界的ソリストから信頼を集めるチェンバロ・ピアノフォルテ・オルガン奏者のパオロ・コルシが代表を務める室内楽団ル・アルモニーチェ・ スフェーレ。バロックと古典派の中間に位置する端正で華のある響きが魅力的な作品集です。 (Ki)
CLAVES
50-1727(1CD)
バロック期のヴィルトゥオーソ・ヴァイオリン音楽
ハインリヒ・リツカウ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ*
フィリップ・フリードリヒ・ベドデッカー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調
ハインリヒ・デーベル:ソナタ ホ短調*
 ジーグ 3 イ長調*
ヨハン・ヤコブ・ワルター:ソナタ17番 ニ短調「2つのヴァイオリンで1つの競争」*
ヨハン・カスパール・ケルル:トッカータ テルツァ ホ調
ハインリヒ・デーベル:ジーグ 2 イ長調*
ハインリヒ・ビーバー:独奏ヴァイオリンのための前奏曲*とパッサカリア ト短調 「守護天使のパッサカリア」*
ゲオルグ・ムッファト:独奏ヴァイオリンのためのソナタ ニ長調
プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)
ジュリアン・ベーア(テオルボ)、
マティアス・ミュラー(ヴィオローネ)、
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(ハープシコード)

録音:2016 年10月/フランシスカン教会(ウィーン)

*=世界初録音
ヴァイオリンの技巧を存分に聴かせる作品は、パガニーニやサラサーテの作品を始め数多く残され、いつの時代も音楽界で脚光を浴びています。この CDがお送りするのは、バロック盛期の17世紀に主にドイツ語圏で生まれたヴァイオリンのためのヴィルトゥオジティ溢れる作品群です。
演奏者のプラメナ・ニキタソヴァはブルガリア出身のヴァイオリニスト。古楽を中心とした活躍が目覚ましく、これまでも数々のCDが高評価を受けてい ます。彼女が用いている、モダン楽器よりも下に楽器を構える17世紀の特殊な奏法により、収録曲が演奏されていた当時に宮廷で響いていたであろう音 の響き方を堪能できます。 なかなか演奏されることのない作曲家も多く、貴重な世界初録音も多数収録されています。歌心と華やかさが詰まった、知られざるバロックのヴィルトゥ オーソ・ヴァイオリンの世界を存分に味わうことができる一枚です。 (Ki)


H.M.F
HMX-2908904(16CD)
限定盤
ハルモニア・ムンディ60周年記念ボックス1 ≪1958-1988≫ 革命の時代
●T.オルガンへの情熱
◎CD1
スペイン/トルヒーリョのオルガン〜サン=マルタン教会の作者不明のオルガン(18世紀初頭)
「カール5世の宮廷での音楽」
1. (作曲者不詳):Te matrem Dei laudamus
2. フランシスコ・ソト・デ・ランガ(1534-1619):Tiento
3. ニコラ・ゴンベール(c.1500-1556):「Fabordon llano y fabordon glosado」
4. フランシスコ・ソト・デ・ランガ:Tiento
5. ジョスカン・デプレ(c.1450-1521):キリエ
6. ジョスカン・デプレ:Tres, 3声の作品
7. 作曲者不詳:ヴィリャンシーコ「Jesuvristo hombre y dios」
8. 作曲者不詳:賛歌「Sacris Solemnis」
9. 作曲者不詳:カンシオン「Je vous…」
10. トマス・クレキリオン(c.1505-1557):カンシオン「Pour ung plaisir」
11. クレマン・ジャヌカン (c.1495-c.1560):カンシオン「Reveillez-vous coeurs endormis」
12. フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):Tiento de medio registro de tiple de 4° tono
13. フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:Tiento de medio registro de baxon de 6° tono
「フェリペ2世の宮廷の音楽」*
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
14. 三つの輝かしい光
15. 第1旋法によるティエント
16. 第1旋法によるマニフィカト
17. 第2旋法によるティエント
18. サクロルム・アーメンに基づく第1旋法による第4節
19. 我らのマリア
20. アヴェ・マリアの星に基づく三つのディフェレンシア
21. 「不幸が私をおそい」によるティエント
22. 第1旋法に基づくティエント
23. ドゥルス・メモワール(ヘルナンド・デ・カベソンに捧げられた?)
【フランス】*
マロセーヌのオルガン/オルガン:シャルル・ボワスリン(1712年製)
ゲオルク・ムッファト:(c.1653-1704):
24. トッカータ第10番 ニ長調
25. トッカータ第2番 ト短調
26. トッカータ第9番 ホ短調
27. トッカータ第3番 イ短調
28. トッカータ第5番 ハ長調
29. トッカータ第1番 ニ短調
◎CD2
イタリア ブレシアのオルガン〜サン・ジュゼッペ教会のグランツィアディオ・アンテニャーティ(1581年製)
フレスコバルディ(1583-1643):フランス風カンツォーネ
1. 第5番 ラ・ベルロフォント
2. 第6番 ラ・ペゼンティ
3. 第7番 タルディーティ
4. 第9番 ラ・クエリーナ
5. Ricercare Decimo
6. カンツォーネ第1番(1626)
バスティアのオルガン〜聖マリア教会聖堂、セラッシのオルガン(1844年製)*
フレスコバルディ:
7. バス・オブリガートつきのリチェルカーレ
8. 聖餐式のためのトッカータ
9. カンツォーネ「ラ・ロヴェッタ」第 1 番
10. ベルガマスク
ドイツ、トレベルのキリスト教会のオルガン〜ヨハン・ゲオルク・シュタイン父のオルガン(1777年製)#
パッヘルベル:
11. トッカータ ハ長調
12. シャコンヌ ヘ短調
13. パルティータ「目覚めよ、わが心よ」
14. リチェルカール ハ短調
15. パルティータ「神の御業はすべて善きことなり」
16. ファンタジア ト短調
◎CD3
U. 古代の発見
1-10 「古代ギリシアの音楽」
〔序奏 -「オレステース」のスタシモン - コントラポリノポリスの器楽曲断片 - デルポイのアポロン讃歌T - テクメッサの嘆き- パピルス -ウィーン 29825- 太陽
神への讃歌 -ミューズ(ムーサ)への讃歌 - ネメシスへの讃歌 - パピルス・ミシ
ガン -アエナオイ・ネフェライ(不断に流れる霊)〕
11-13. ゴール(ガリア)のアレルヤ*
14-17. グレゴリオ聖歌(キリストのエルサレム入城)**
18-20. 7-8世紀のローマ教会の聖歌#
アレルヤ(O Pimenon ton Israhil)、入祭唱(Resurrexi)、アレルヤ(Epi si Kyrie)
◎CD4
V. ルネッサンスからバロックへ
1-6. マレンツィオ:5声のマドリガーレ(1595年、第7巻より)
・「つれないアマリッリ」、「親愛なる森よ」、「Questi vaghi concenti」
7-8. マレンツィオ:6声のマドリガーレ*
・「Come inanti de l’alba」、「Del cibo onde il signor」
9. カッチーニ(1551-1618):アマリッリうるわし**
10. ボットリガーリ(1531-1612):Mi parto***
11. モンテヴェルディ:「横になりなさい、ポッペア」(ポッペアの戴冠より)***
12. モンテヴェルディ:「あなたはかつて私のものだった」(戦いと愛のマドリガル集より)**
13-19. ジェズアルド(1560-1613):5声のマドリガーレ〔第3巻より第3, 8, 9, 10曲/第4巻より第1, 11, 18曲〕#
20. モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い(マドリガーレ集第8巻より)##
●W. バロック・レボリューション
◎CD5
1-6. ダウランド:リュート歌曲
〔「Come again, sweet love」、「I saw my lady weep」、「Orlando sleepeth」、
「Shall I sue?」、「In darkness let me dwell」、「Come, heavy Sleep」〕
7-14. パー セル:歌劇『 アーサー王 』より序曲 、第1幕第2場、第2幕、第 3幕第2場*
◎CD6
1-9. パーセル:歌劇『アーサー王』より第4幕第2番、第5幕第2場
10-13. パーセル:歌曲*
〔「Retired from any mortal’s sight」、「Music for a while(嘆きの歌)」、「Since from my dear Astrea’s sight」、「O Solitude」〕
◎CD7
1-13. シュッツ:小宗教的コンツェルト(クライネ・ガイストリッヒェ・コンチェルト)
〔Habe deine Lust an dem Herren SWV 311 (S, A)/O Jesu nomen dulce SWV 308 (A)/Wohl dem, der nicht wandelt SWV 290 (S, A)/Eile, mich, Gott, zu erretten SWV 282 (S)/Was betrubst du dich, meine Seele SWV 353 (S, A) */Herr unser Herrscher SWV 343 (S) */Wie ein Rubin SWV 357 (S, A) */O susser, o freundlicher SWV 285 (S)/Was hast du verwirket SWV 307 (A) /Bone Jesu SWV 313 (S, A)/Bringt her dem Herrn SWV 283 (A)/Ihr Heiligen lobsinget SWV 288 (SA)/Herzlich lieb hab ich dich o Herr SWV 348 (A) *〕
14-19. シュッツ:ムジカーリッシェ・エクセクヴィーエンop.7#
〔モテット「それほどに神はこの世を愛されました」SWV380、モテット「今よりのち主にあって死ぬ者は幸いです」SWV 391、モテット「わたしはキリストのもとに去ります」SWV 379、小宗教的コンチェルト 作品 9より「わたしは復活である」SWV 324、小宗教的コンチェルト 作品 8より「おお、愛する主なる神」SWV 287、モテット「天は神の栄光を物語り」SWV 386〕
◎CD8
1-12. J.S.バッハ:マニフィカト BWV 243
13. J.S.バッハ:マタイ受難曲よりアリア「神よ、憐れみたまえ」*
14-25. ペルゴレージ:スターバト・マーテル#
◎CD9
1-14. ピエトロ・アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇「オロンテア」(抜粋)
〔3幕のオペラ/台本:ジャチント・アンドレア・チコニーニ〕
◎CD10
1-16. ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):アティス(抜粋)
17-25. ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):町人貴族(モリエールによる戯曲)*
◎CD11
1. ジャック・ダニカン・フィリドール(1657-1708):ティンパニ行進曲
2-11. マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):テ・デウム H.146*
12-16. ミシェル=シリャール・ド・ラランド(1657-1726):王の夕餐のためのサンフォニーより第12組曲(抜粋)**
17-32. ラモー:優雅なインドの国々(作曲者自身による、エアとダンスのクラヴサン編曲)#
●X. スコアを見る新鮮な眼
◎CD12
1-7. モーツァルト:教会ソナタ〔変ロ長調 KV212、変ホ長調 KV67、変ロ長調
KV68、ヘ長調 KV145、ヘ長調 KV224、ヘ長調 KV244、ハ長調 KV336〕
8-11. ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(リストによるピアノ編曲版)*
◎CD13
1-3. ヨーハン・ショーベルト(c.1635-1767):ピアノ四重奏曲 ヘ短調 op.7-2
4-7. ショーソン:コンセール op.21*
8-13. ヴィクトル・ユゴーの詩による歌曲】#
〔グノー:セレナード/ビゼー:ギター/ドリーブ:エグローグ/フランク:もし男の子なら/フォーレ:蝶と花〕
◎CD14
1-7. フォーレ:レクイエム(1893年版)
8-11. ブラームス:2つのモテット op.29*、2つのモテットop.74*
●Y. 20世紀
◎CD15
1-4. シェーンベルク: 5 つのピアノ曲 op.23/組曲 op.25/3 つのピアノ曲
op.11/6つの小さなピアノ曲 op.19
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):ラボリントゥス2 (1963/65)*
5. 第1部/6. 第2部
●VII. 世界への窓
◎CD16
1. イランの音楽(6拍子の即興)
アラブ=アンダルシアの音楽*
2. ムサッダル-サナア
3. ムシャルヤ-トゥシア-サナア
4-6. ビザンツ聖歌〔Chant de Communion de la Liturgie de Jeudi Saint(Iqbalni-l-yawm)/L'Apostikhon de l'Office de Mercredi Saint(Ya rabbi)/14e Antienne de l'Office de Vendredi Saint(Aly?wma-’Ulliga)〕**
7-9. コルシカ島の聖歌〔U primu fiore/Lettera a Mamma/Ponte novu〕***
10-13. 古楽療法「タランテラ」〔ナーナ・アンダルーサ(アンダルシアの子守歌)/アンティドトゥム・タラントゥレー(毒グモの解毒剤)/コレア(舞曲)/ナポリのタランテラ;フリギア旋法〜ブクステフーデの固執低音によるナポリのタランテラによるリトルネロ〜われは喜ぶ:詩篇第121番〕#
14-17. スペインのフォリア〔生命の泉〜天使的早発性痴呆の〜ソファミレドによる/途方もなき ~ 微小なる栄光の〜ガラスの/通俗的なる / 人々に知られざる〜そこはかとなく やわらかき/天界的忍耐の〜偽装的逃亡および凱旋の車〕##
◎CD1
フランシス・シャプレ(Org)
録音:1966年4月
ルネ・サオルジャン(Org)*
録音:1973年7月*
◎CD2
ルネ・サオルジャン(Org)
録音:1967年3月
ルネ・サオルジャン(Org)*
録音:1963年8月*
ヘルムート・ヴィンター(Org)#
録音:1965年2月#

◎CD3
アトリウム・ムジケー古楽cho
グレゴリオ・パニアグワ(指)
録音:1978年6月
イーゴル・レズニコフ(声)*
録音:1979年12月*
アルフレッド・デラー(C.T)**
デラー・コンソート**
録音:1971年**
アンサンブル・オルガヌム#
マルセル・ペレス(指)#
録音:1985年8月#

◎CD4
アンサンブル・クレ マン・ジャヌカン
ドミニク・ヴィス(指)
録音:1989年4月
コンチェルト・ヴォカーレ*
ルネ・ヤーコプス(指)*
録音:1981年8月*
ルネ・ヤーコプス(C.T)**
コンラート・ユングヘーネ ル(Lute)**
録音:1985年6月**
レザール・フロリサン#
ウィリアム・クリスティ(指)#
録音:1987年7月#
クレマンシック・コンソート##
ルネ・クレマンシック##
録音:1975年12月##

◎CD5
アルフレッド・デラー(C.T)
ロバート・スペンサー(Lute)
録音:1977年9月
デラー・コンソート*
キングズ・ミュージック*
アルフレッド・デラー*
録音:1978年10月*

◎CD6
デラー・コンソート
キングズ・ミュージック
アルフレッド・デラー
録音:1978年10月
アルフレッド・デラー(C.T)*
ヴィーラント・クイケン( バス・ヴィオール )*
ウィリアム・クリスティ(Cemb)*
ロバート・エリオット(Org)*
ジェーン・ライアン(バス・ヴィオール)*
録音:1979年3月*

◎CD7
コンチェルト・ヴォカーレ
〔セバスティアン・ヘンニヒ(S)、
ルネ・ヤーコプス(A)、
ウィリアム・クリスティ(Org)、
クリストフ・コワン(Vc)、
コンラート・ユングヘーネル(アーチリュート)、
ミホコ・キムラ、シュタース・スヴィエルストラ(Vn)〕
録音:1982年4月30-5月2日
ラ・シャペル・ロワイヤル#
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)#
録音:1987年1月#

◎CD8
バーバラ・シュリック、
アニェス・メロン(S)
ジェラール・レーヌ(A)
ハワード・クルック(T)
ペーター・コーイ(Bs)
ラ・シャペル・ロワイヤル
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
録音:1990年1月

ルネ・ヤーコプス(アルト/カウンターテナー)*
シャペル・ロワイヤル*
コレギウム・ヴォカーレ*
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)*
録音:1984年9月*


コンチェルト・ヴォカーレ
〔セバスティアン・ヘンニヒ(S)、
ルネ・ヤーコプス(A)、
ディルク・フェルミューレン(Vn)、
シュタース・スヴィエルストラ(Vn)、
ルツ・ヘスリング(A)、
リヒテ・ファン・デル・メーア(Vc)、
アンソニー・ウッドロウ(Vn)、
ヨハン・フユス(Org)〕#
録音:1983年4月#

◎CD9
ルネ・ヤーコプス(指)
コンチェルト・ヴォカーレ
フィロソフィア:アンドレア・ビアバウム(Ms)
アモーレ、ティブリーノ:チェッティーナ・カーデロ(S)
オロンテア:ヘルガ・ミューラー・モリナーリ(Ms)
クレオンテ:グレゴリー・ラインハルト(Bs)
ほか
録音:1982年8月

◎CD10
ギ・ド・メイ ( テノー ル /アティス )、
ギ ユメット・ロランス ( メゾ・ソプラノ/シベレ)、
アニェス・メロン(ソプラノ/メリッス) 
ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン/セレヌス ) ほか
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
録音:1987年1月
ロンドン・オーボエ・バンド*
マリー=アンジュ・プチ(パーカッション)*
ポール・グッドウィン*
録音:1994年1月*

◎CD11
マリー=アンジュ・プチ
録音:1988年10月
レザール・フロリサン*
ウィリアム・クリスティ(指)*
録音:1988年10月*
ラ・サンフォニー・ドゥ・マレ**
ユーゴ・レーヌ(指)**
録音:1990年7月**
ケネス・ギルバート(チェンバロ/ドンゼラーグ(1716))#
録音:1979年5月#

◎CD12
ロンドン・バロック
録音:1984年3月
ジョルジュ・プルーデルマシェール(P)*
録音:1985年9月*

◎CD13
ルッチャーノ・スグリッツィ(P)、
キアラ・バンキーニ (Vn)、
ヴェノニク・メジャン(Vn)、
フィリップ・ボスバッハ(Vc)
録音:1988年10月
レジス・パスキエ(Vn)*
ジャン=クロード・ペヌティエ(P)*
ジュヌヴィエーヴ・シモノ(Vn)*、ロラン・ドガレイユ(Vn)*、ブリュノ・パスキエ(Va)*、ロラン・ピドゥー(Vc)*
録音:1983年11月*
フェ リシティ・ ロット(S)#
グラハム・ジョンソン(P)#
録音:1984年10月#

◎CD14
アニェス・メロン(S)、
ペーター・コーイ(Br)
サン=ルイ児童cho
アンサンブル・ムジク・オブリク
ラ・シャペル・ロワイヤル
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
録音:1988年9月
ラ・シャペル・ロワイヤル*
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント*
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)*
録音:1983年4月*

◎CD15
クロード・エルフェ(P)
録音:1969年
クリスティアーネ・ルグラン*、
ジャネット・ボーコモン(S)*
クロディーヌ・ミュニエ(C.A)*
エドアルド・サングイネティ(話者)*
アンサンブル・ミュジク・ヴィヴァント*
コラール・エクスペリメンタール*
ルチアーノ・ベリオ(指)*
録音:1969年*

◎CD16
ジャムシド・シェミラーニ(ザルブ)
(録音:1976年8月)
グレゴリオ・パニアグワ(指)*
アトリウム・ムジケー古楽合奏団*
録音:1976年10月*
マリー=キーロウズ修道女**
録音:1989年6月***
マルセル・ペレス(指)***、
エ・ヴォーチェ・ディ・ウ・クムネ***
録音:1986年11月***
グレゴリオ・パニアグワ(指)#
アトリウム・ムジケー古楽合奏団#
録音:1976年10月#
グレゴリオ・パニアグワ(指)##
アトリウム・ムジケー古楽合奏団##
録音:1980年6月##

日本語帯・ブックレット訳つき
(曲目解説・歌詞はオリジナ
ルブックレット・日本語ブック
レットとも含まれません)



H.M.F
HMX-2908920(18CD)
限定盤
ハルモニアムンディ60周年記念ボックス2 ≪1988-2018≫ ファミリー・スピリット
●T. アルフレッド・デラーの後継者たち
◎CD1
(1)=アンドレアス・ショル=
1-9. ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル RV 621
(2)=ドミニク・ヴィス=
10. カヴァッリ:歌劇『ジャゾーネ』より アリア「Voli il tempo, se sa」(第1幕第7場、デルファ)
11-12. カヴァッリ:歌劇『カリスト』より「美しい妖精よ」(第1幕第13場)、「ついにあれほどかたくなな」(第2幕第3場)(森の住人サティリーノ)
13-14. ヘンデル:歌劇『アグリッピナ』より「Volo pronto e lieto il core」(第2幕第5場)、「Sperero, poiche mel dice」(第2幕第16場)(ナルキソス)
(3)=ロレンス・ザゾ=
15. ヘンデル:歌劇『フラーヴィオ』よりアリア「Rompo i lacci」(第2幕第6場)
16. ヘンデル:歌劇『ジューリオ・チェーザレ』よりアリア「Va tacito」(第1幕第9場)
(4)=ベジュン・メータ=
17. ヘンデル:歌劇『ラダミスト』よりアリア「Ombra cara di mia sposa」(第2幕第2場)
18-19. ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』より「Fra tempeste funeste」、「Con rauco mormorio」(第2幕第4,5場)
20. ヘンデル:歌劇『ソザルメ』より二重唱「Per le porte del tormento」(第2幕第
8場)
●U. ルネ・ヤーコプスによるオペラ叙事詩
◎CD2
1. エミリオ・デ・カヴァリエーリ(c.1550-1602):音楽劇「魂と肉体の劇」(1600)より、第3幕第9場、合唱(フェスタ)
2. モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』よりオッターヴィアのアリア「さらば、ローマ」
3-4. モンテヴェルディ:歌劇『オルフェオ』より
「天のばらよ」、妖精の合唱
5. カヴァッリ:『カリスト』より「Piante ombrose」
6. カルダーラ:オラトリオ「キリストの足下のマッダレーナ」よりアリア
7. カイザー:「クロイソス」よりエルミーラのアリア「Ihr stummen Fische seid dem gleich」
8. J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオよりアリア「シオンよ、愛をこめて準備せよ」
9. J.S.バッハ:マタイ受難曲よりアリア「憐れみたまえ」
10. ヘンデル:「フラーヴィオ」より「私を忘れないで」
11. ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」よりセストのアリア
12. ヘンデル:「リナルド」よりアルミーダのアリア「Furie terribili」
13. ヘンデル:「アグリッピナ」よりアリア「私の心はあなたのもの」
14. ハイドン:「天地創造」より「間もなく大地のふところが開き」
15. モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「ハートをあなたに差し上げます」
16. モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「お手をどうぞ」
17. モーツァルト:歌劇『魔笛』より「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
18. モーツァルト:後宮からの誘拐より「喜びの涙が流れるとき」
●V. バーゼルの女性たち
◎CD3
1-5 独唱のためのモテット〔モンテヴェルディ:Confitebor、Currite Populi、
O quam pulchra es、Venite, Videte/マリーニ:第3旋法のシンフォニア〕
ヴィヴァルディ:3声の室内ソナタ集op.1より
6. 第12番「ラ・フォリア」op.1-12 ニ短調 RV63
7-10. ソナタop.1-8 ニ短調
11-13. ヴィヴァルディ:「オリンピアーデ」からシンフォニア ハ長調 RV 725
〔アレグロ - アンダンテ - アレグロ〕
14-16. ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV 282(オリジナル版)
17-19. スコルダトゥーラ調弦されたヴァイオリンの協奏曲 ロ短調 RV 391
●W. 新時代の鍵盤ヴィルトゥオーゾ
◎CD4
(1)=クリストフ・ルセ=
1-6. F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻より第4組曲
(2)=リチャード・エガー=
7-11. J.S.バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV 812
(3)=ディエゴ・アレス=
12-17. アントニオ・ソレル:プレリュード第3番 ハ長調、ソナタ第1番 ハ長調、ソナタ第2番 ハ長調、ソナタ第17番 イ短調、ソナタ第18番 イ短調、ソナタ第40番ニ短調
(4)=クリスティアン・ベザイデンホウト=
18-20. モーツァルト:ピアノ・ソナタ KV 333、変ロ長調
◎CD5
(1)=アンドレアス・シュタイアー=
1-34. ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 op.120
(2)=アレクサンドル・メルニコフ=
35-38. ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調
●X. 古典再訪
◎CD6-7
ハイドン:『四季』
◎CD8
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
◎CD9
1-3. ハイドン:チェロ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIb:1
4-6. モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 KV 414
7-9. モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 KV 622
●Y. フランス・チェロ楽派
◎CD10
1-3. オッフェンバック (1819-1880):2 つのチェロのための組曲より第1番
op.54
4-9. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007
10-12. デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフ
13-15. シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
●Z. 新しいロマン派
◎CD11
1-3. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
4-5. メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲 イ短調 MWV 02
6-9. メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
●[. HIPへの潮流
◎CD12
1-8. ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」より第2、第3組曲
9-20. ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(全12曲)
●\. スター三人組・・・スター・トリオ
◎CD13
1-4. シューマン:ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80
5-7. シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
8-11. ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 op.101
●]. リートの巨匠たち
◎CD14
1-5. シューベルト:冬の旅 D911 より〔おやすみ/風見の旗/凍った涙/氷結/菩提樹〕
6-14. シューマン:リーダークライスop.24
15-20. ヴォルフ:歌曲〔ミニヨンの歌 ( ゲーテ )[ 私に語れとなど命じないで/ただ憧れを知る人だけが/大人になるまでこのままに /ねずみとりのおまじない(メーリケ)/捨てられた女中さん(メーリケ)/ニクセのビンゼフース(メーリケ)〕
21-28. アイスラー:厳粛な歌
29-31. シューベルト:魔王D328、若者と死D545、セレナーデD889
●XI. 新しい探求者
◎CD15
1. ロッシーニ:一滴の涙
2-5. ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』よりマリーのアリア「さようなら」、歌劇『ラ・ファヴォリータ』よりレオノーレのアリア「私のフェルナンド」/ベッリーニ:歌劇『ノルマ』よりアリア「清らかな女神よ」/ヴュータン:無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ ハ短調op.55
6-21. ファリャ:恋は魔術師1914年版
22-25. Holy Manna Brethren, we have met to worship/Abbeville Come, Holy Spirit, come/Wondrous Love (What wondrous love is this!)/Sweet Hour of Prayer
◎CD16
1. ショパン:子守歌 op.57
2. ドビュッシー:月の光
3. ショパン:練習曲 変イ長調 op.25-1
4. ドビュッシー:練習曲第11番「組み合わされたアルペジオのために」
5. ショパン:バラード第4番 ヘ短調 op.52
ガ ーシュウィン:
6. 私の彼氏
7. 魅惑のリズム
8. サマータイム
9. ガーシュウィン(グローフェ編):ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズバンド版1924)
10-12. スティーヴ・ライヒ:Double Sextet(2007)
●XII. ニュー・ジェネレーション
◎CD17
1-11. 「夜のコンセール・ロワイヤル〜4部または4夜からなる「夜の王のバレ」
 1653 年 2月23日、王によって踊られた「夜の王のバレ」に基づく」より第 1 部「夜」
12-20. A Fancy〜英国のエアとテューンに基づくファンタジー(17 世紀)〔マシュー・ロック:カーテン・テューン、Lilk/パーセル:序曲、第 2 の音楽(The Virtuous Wife Z.611より)、ホーンパイプ(妖精の女王 Z.629より)、I see, she flies me、おお孤独よ!/ドラジ:夢の神よ、あなたはどこに!
21-29. ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー
[ モルペウスの娘 ワーグナー:ライン川の河底に(女声合唱、ハープ、4 つのホルン、2本のコントラバス),シューマン:子守歌Op.78-4(女声四重唱とハープ)*,ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らすOp.41-1(4つのホルン) 
[ 人魚 シューマン:ロマンス第 1 集 Op.69-5「海の女神」,シューベルト:詩篇23 番「主はわが飼い主」D.706(女声とハープ),シューマン:ロマンス第 2 集Op.91-6「海の中で」 
[セレナーデワーグナー:ジークフリート〜ジークフリートの鐘(ホルン・ソロ),ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-5「かたい決意」,シューベルト:セレナーデD.920(メゾ・ソプラノ、女声合唱)
*=ヴィンセント・マナック編曲
●XIII. あらゆるスタイルを弾きこなす巨匠たち
◎CD18
1-2. ハイドン:弦楽四重奏曲 変ロ長調 op.33-4, Hob.III:40
3-14. クルターク: 12のミクロリュード op.13「アンドラーシュ・ミハーイに捧ぐ」
15-16. J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第 1 番 ト短調 BWV 1001よりアダージョ、フーガ
17-18. バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Sz117よりテンポ・ディ・チャコーナ、フーガ
19-20. ショスタコーヴィチ:プレリュードとフーガ第1番 ハ長調
21-23. ショパン:練習曲op.10-1 ハ長調、10-2 イ短調、10-3 ホ長調
24-26. F.クープラン:神秘的なバリケード(第6組曲より)/ティク・トク・ショック(第18組曲より)/クープラン(第21組曲より)
27. サティ:シネマ
◎CD1
(1)アンドレアス・ショル(C.T)
アンサンブル415
キアラ・バンキーニ
録音:1995年6月
(2)ドミニク・ヴィス(C.T)
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指)
録音:1988年5月(10)、1994年8月22-29日(11-12)、2010年7月(13-14)
(3)ロレンス・ザゾ(C.T)
ラ・ヌ オ ヴァ・ムジカ
ダヴィッド・ベイツ(指)
録音:2014年1月
(4)ベジュン・メータ(C.T)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ルネ・ヤーコプス(指)
録音:2010年3月

◎CD2
1. ベルリン国立歌劇場合唱,フランク・マルコヴィッチ(合唱指揮),コンチェルト・ヴォカーレ、ベルリン古楽アカデミー,ルネ・ヤーコプス(指)
録音:2014年5月
2. ジェニファー・ラーモア(Ms)
コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1990年1月28-2月7日
3-4. ローレンス・デール(T)、エフラト・ベン=ヌン(S)、コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1995年1月
5. マリア・バーヨ(S)
コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1994年8月
6. マリア・クリスティーナ・キール(S)
バーゼオル音楽院O、キアラ・バンキーニ(コンサートミストレス)
録音:1995年1月
7. ドロテア・レシュマン(S)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2000年3月
8. アンドレアス・ショル(C.T)
ベルリン古楽アカデミー
録音:1997年1月
9. ベルナルダ・フィンク(A)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2012年9月
10. クリスティーナ・ヘグマン(S)、ベルナルダ・フィンク(Ms)
アンサンブル415、キアラ・バンキーニ
録音:1989年10月
11. マリアンヌ・ロルホルム(S)
コンチェルト・ケルン
録音:1991年6-7月
12. アレックス・ペンダ(S)
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2002年8月
13. アレックス・ペンダ(S)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2010年7月
14. ヨハネス・ヴァイサー(Bs)
RIAS室内cho
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2009年1月
15. ベルナルダ・フィンク(Ms)、マルセル・ボーネ(Bs)
ケルン室内cho、コンチェルト・ケルン
録音:1998年
16. ヨハネス・ヴァイサー(Br)、イム・スンヘ(S)
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2006年11月
17. アンナ=クリスティーナ・カーッポラ(S)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2009年10-11月
18. マ キシミリアン・シュミット(T)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2014年9月

◎CD3
1-5 マリア・クリスティーナ・キール(S)
コンチェルト・ソアーヴェジャン=マルク・エメ
録音:1998年9-10月
6. キアラ・バンキーニ、ヴェロニク・メジャン(Vn)
カティ・ゴール(Vc)
イェスパー・クリステンセン(Cemb)
録音:1991年1月
11-13. 17-19. リ・イン コ ー ニ ティ
アマンディーヌ・ベイエ(Vn)
録音:2014年11月

◎CD4
(1)クリストフ・ルセ、ブランディーヌ・ランヌ(Cemb)
録音:1992年11月
(2)リチャード・エガー(Cemb)
録音:2015年8月
(3)ディエゴ・アレス(Cemb)
録音:2015年3月
(4)クリステァン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
録音:2011年5月

◎CD5
(1)アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
録音:2010年9月
(2)アレクサンドル・メルニコフ(P)
録音:2010年5月

◎CD6-7
マルリス・ペーターゼン(ソプラノ;ハンネ)
ウェルナー・ギューラ(テノール;ルーカス)
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン;シモン)
フライブルク・バロック・オーケストラ
RIAS室内cho
ルネ・ヤーコプス(指)
録音:2003年8月

◎CD8
ブリジット・レンメルト(Ms) 
ローザ・マニヨン(S)
ジェームズ・テイラー(T)
コルネリウス・ハウプトマン (Bs)
シャペル・ロワイヤル
コレギウム・ヴォカーレ
シャンゼリゼO
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
録音:1995年2月

◎CD9
1-3.
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ペトラ・ミュレ ヤンス
録音:2003年3月
4-6. クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストア
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
録音:2014年11月
7-9. ロレンツォ・コッポラ(Cl)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴ ルツ
録音:2007年5月

◎CD10
1-3. ロラン・ピドゥ、エティエンヌ・ペクラル(Vc)
録音:1979年12月
4-9. ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
録音:2007年3月
10-12. エマニュエル・ベルトラン(Vc)
録音:1999年7月
13-15. ブリュノ・フィリップ(Vc)
タン ギ ー・ド・ヴィリアンクー ル(P)」
録音:2017年4月

◎CD11
1-3. イザ ベ ル・ファウスト(Vn)
フライブルク・バロック・オーケストラ
パブロ・エラス=カサド(指)
録音:2017年3月
4-5. クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
録音:2010年4月
6-9. フライブルク・バロック・オーケストラ
パブロ・エラス=カサド(指)
録音:2015年3月

◎CD12
1-8. フランソワ=グザヴィエ・ロト(指) 
レ・シエクル、アンサンブル・エデス
録音:2016年
9-20. フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル
録音:2016年

◎CD13
1-4. 5-7. アレクサンドル・メルニコフ(P)
イザ ベ ル・ファウスト(Vn)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
録音:2014年
8-11. トリオ・ヴァンダラー〔ジャン=マルク・フィリップス=ヴァイジャベディアン(Vn)、ラファエル・ピドゥ(Vc)、ヴァンサン・コック(P)〕
録音:2005年9月

◎CD14
1-5. ヴェルナー・ギューラ(T)
クリストフ・ベルナー(フォルテピアノ)
録音:2009年10月
6-14. マーク・パドモア(T)
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
録音:2010年6月
15-20. ゾフィー・カルトホイザー(S)
ユージン・アスティ(P)
録音:2015年10月
21-28. 29-31. マティアス・ゲル ネ(Br)
アンサンブル・レゾナンツ(21-28)
アンドレアス・ヘフリガー(P/29)
ヘルムート・ドイチュ(P/30)
アレクサンダー・シュマルツ(P/31)
録音:2012年9月(21-28)、2012年1月(29)、2008年1月(30)、2010年2月(31)

◎CD15
1. アンサンブル・エクスプロラシオン
ヤン・フェアミューレン(P( エラー ル ))
ロエル・ディールティエンス(チェロ&指揮)
録音:2003年10月
2-5. アントワーヌ・タメスティ(Va)
セドリック・ティベルギアン(P/2-4)
録音:2015年10月
6-21. リウレ劇場O
ジョセプ・ポンス(指)
録音:1990年11月
22-25. アノニマス 4
録音:2003年5月

◎CD16
1. -5. ハヴィエル・ペリアネス(P)
録音:2012年11月
6. -9. リンカーン・マヨーガ(P)
スティーヴン・リッチマン(指)
ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク
録音:2004, 2006, 2007年
10-12. アンサンブル・シグナル
ブラッド・ラブマン(指)
録音:2011年

◎CD17
1-11. セバスティアン・ドセ(指)
アンサンブル・コレスポンダンス
録音:2015年2月
12-20. ベルトラン・キュイエ(指) 
カラヴァンセライル
レイチェル・レドモンド(S) 
録音:2016年11月
21-29. アンサンブル・ピグマリオン
ラファエル・ピション(指)
ベ ルナルダ・フィンク(Ms)
録音:2015年7月

◎CD18
1-2. 3-14. カザルス四重奏団【アベル・トマス・レアルプ (Vn)、ヴェラ・マルティネス・メネル(Vn)、ジョナサン・ブラウン(Va)、アルノー・トマス・レアルプ(Vc)】
録音:2009年5月
15-16. イザベ ル・ファウスト(Vn)
録音:2011年9月(15-16)、1996年6月(17-18)
19-20. 21-23. アレクサンドル・メルニコフ(P)
録音:2008年5月(19-20)、2016&2017年(21-23)
24-26. 27. アレクサンドル・タロー(P)、エリク・ル・サージュ(P (27))
録音:2006年7月(24-26)、2008年5月(27)


日本語帯・ブックレット訳つき
(曲目解説・歌詞はオリジナ
ルブックレット・日本語ブック
レットとも含まれません)
ハルモニア・ムンディは、1958年に産声を上げました。それから60年にわたり、実に何千もの録音を世に出してきました。そのクオリティの高さと独自性、 そしてアーティストとの深い結びつきは今なお他の追随を許しません。このたび、60年を記念し、これまでのハルモニア・ムンディの歩みを振り返る内容 のボックスが発売されます。2つのボックスで、60年の歴史が30年ずつに分けられてプログラムが組まれています。1つ目のボックスは、≪革命の時代 ≫と題し、レーベルが生まれてから30年間を振り返るもので、サン=ミシェル=ド・プロヴァンスの高地でレーベル黎明期を支えたアーティストたちによる、 古楽へのあくなき探求を中心に収録されております。レーベル創設者、故ベルナール・クータツの妻で元ミュージック・ディレクターおよびプロダクション・ ディレクターを務めた、エヴァ・クータツ氏のインタビューが掲載されています(日本語訳あり)。 2つ目のボックスでは、≪ファミリー・スピリット≫と題し、1988年から現在までを振り返ります。「アティス」や「マタイ受難曲」での成功の後、レーベ ル黎明期を支えたアーティストたちの精神を受け継ぐ次世代の音楽家たちの演奏を中心に構成されています。こちらには、現在ハルモニア・ムンディ・レー ベルでプロダクション・ディレクターを務めるクリスティアン・ジラルダン氏のコメントが寄せられています(日本語訳あり)。 なお、いずれの巻も、曲目解説や歌詞テキストは掲載されておりません。 (Ki)

Audax Records
ADX-13710(2CD)
フランスのソナタ集
ジャン=ジョゼフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル:ソナタ ト短調 Op.3-1
ルイ=ガブリエル・ギユマン:ソナタ ニ長調 Op.8-5(世界初録音)
ジャック・デュフリ:組曲ト長調
ミシェル・コレット:ソナタ ホ短調 Op.25-4
ルイ=ガブリエル・ギユマン:ソナタ ト短調 Op.8-6(世界初録音)
クロード・バルバトル:ソナタ第1番ト長調
リュック・マルシャン:組曲イ短調 Op.1-1(世界初録音)
ジャン=ジョゼフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル:ソナタ イ長調 Op.3-6
ジャック・デュフリ:組曲ヘ長調
ルイ=ガブリエル・ギユマン:ソナタ ハ短調 Op.8-4(世界初録音)
シャルル=フランソワ・クレモン:ソナタ第1番ハ短調(世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(バロックVn)
フィリップ・グリスヴァール(ハープシコード)

録音:2016年5月25日−30日、SWRスタジオ(カイザースラウテルン、ドイツ)
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍するプラムゾーラーの自主レーベル「Audax Records」の新録音は、クラヴサン(チェンバロ)が一世を風靡し、フランス音楽が新たな黄金期を迎えた18世紀の「チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集」。モンドンヴィルが1740年に出版した「ソナタ形式によるヴァイオリン伴奏付きクラヴサン曲集」から始まり、コレット、クレモン、ギユマン、マルシャン、バルバトル、デュフリらにより次々と発展していった「ヴァイオリン付きクラヴサン曲」の歴史が刻まれています。
このジャンルで重要な部分を担うクラヴサンを弾くのは、アンサンブル・ディドロの他、ヨーロッパ室内管弦楽団、ル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・マルシュアスなど、数多くの古楽アンサンブルで重要な通奏低音奏者として活動するフィリップ・グリスヴァール。これまでもプラムゾーラーの多くの名盤に参加し、Audax Recordsからソロ・デビューも果たしたフランスの名チェンバロ奏者です。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-6499(1CD)
コンフィテボール(われ感謝す)
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):オルガンの為の前奏曲とフーガ ト長調*
モンテヴェルディ:われ主に感謝す(第2) [Confitebor tibi, Domine (secondo)]
ブクステフーデ:喘ぐ鹿の如く [Queadmodum desiderat cervus] BuxWV 92
ニコラウス・ブルーンス:深き淵よりわれば呼ぶ [De profundis clamavi]
 ディートリヒ・ブクステフーデ:イエス、甘き思い出 [Jesus dulci memoria] Buxx 57
ヨハン・クリスティアン・シーファーデッカー(1679-1732):われ御身に依り頼みたり [In te Domine speravi]
ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ(1647/1650-1716):主を称えよ [Laudate Dominum]
ニコラウス・ブルーンス:オルガンの為の前奏曲 ホ短調*
ノヴァ・アルス・カンタンディ(合唱)
イヴァーナ・ヴァロッティ(Org)
ジョヴァンニ・アッチャイ(指)


fra bernardo
FB-1800751(2CD)
ラ・リュー:ミサ曲集
ミサ・アルマーナ
ミサ曲 「聖アントニウス」
ミサ曲 「幼子われらに生まれ」
ミサ曲 「あらゆる悲しみは」
ビューティー・ファーム

録音:2016年12月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
"ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。
高い完成度を誇るポリフォニーと刺激的なジャケット・デザインの両面で注目を浴びるビューティー・ファームのアルバム第5弾は、フランドル楽派を代表する作曲家の一人、ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452−1518)の4つのミサ曲。ラ・リューの最後の創作期に作られた4声のミサ曲は、ラ・リューの並外れた多声技法が示されています。

Globe
GLO-5268(1CD)
カンソォン〜イベリア半島からの音楽
フアン・デ・アンチエータ、アントニオ・デ・カベソン、エルナンド・デ・カベソン、アントニオ・カレイラ、ペドロ・デ・クリスト、フアン・デル・エンシーナ、ペドロ・デ・エスコバル、フランシスコ・ゲレーロ、ハイス・レーヴェルト、フアン・モンテス・カポン、トゥーク・ヌーマン、フェルナンド・オブラドルス、ディエゴ・オルティス、フランシスコ・デ・ペニャローサ、マヌエル・ロドリゲス・コエーリョ、フアン・バスケス、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの音楽
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団

録音:2017年11月30日−12月2日、オランダ
1986年にアムステルダムで結成されたベネルクス随一のリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団。古楽に現代音楽を組み合わせる大胆なプログラムで国際的に活躍してきたブリスクの新たなアルバムは、イベリア半島をテーマに、スペインとポルトガルの様々な作曲家による作品集。ゲレーロやビクトリアを含む、16世紀の作品を中心に、19世紀のカポンやオブラドルス、そして現代オランダの作曲家、ハイス・レーヴェルト(Gijs Levelt)とトゥーク・ヌーマン(Toek Numan)の音楽を組み合わせ、ファドやセファルディなどからも影響を受けたイベリア半島の多様な文化の痕跡を辿ります。

Ayros
AYCD-02(1CD)
逃げた鳥〜祖国から離れたスペインの歌 ホナタン・アルバラード(テノール、ルネサンス・ギター、バロック・ギター、ビウエラ)、
ソフィア・ペドロ(S)

録音:2017年2月、ポーランド
アルゼンチン出身、現在はオランダを拠点に活動する歌手、ギター&リュート奏者、ホナタン・アルバラードのソロ・デビュー・アルバムがポーランドのAyrosから登場。
「逃げた鳥(Pajarillos Fugitivos)」は、スペイン語以外のソースがあるスペインのギター歌曲という意欲的なプログラム。ラテン・アメリカの植民地時代から豊かに、複雑に交流・発展していった音楽文化を、5つのグループにわけて俯瞰します。

Centaur
CRC-3624(1CD)
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.5
クラヴサン第5組曲イ長調
クラヴサン第22組曲ニ長調
マーク・クロル(ハープシコード)

録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第5巻。
「第5組曲」では1978年にウィリアム・ハイマンとD・ジャック・ウェイが製作したフランコ・フレミッシュ・スタイルのダブル・マニュアルを、また「第22組曲」では1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。
Centaur
CRC-3591(1CD)
テレマン:6つの道徳的カンタータ TVWV 20:29-34 ジュリアンヌ・ベアード(S)、
スティーヴン・ゾーン(Fl)、
イヴ・ミラー(バロックVc)、
レオン・シェルハーゼ(ハープシコード)

録音:2010年7月26日−28日、フィラデルフィア(アメリカ)
初稿版の「声楽と通奏低音」ではなく、「声楽、オブリガート・ヴァイオリン(またはフルート)と通奏低音」ヴァージョンによるテレマンの「道徳的カンタータ集」の全曲録音。
ソプラノは、ザルツブルクのモーツァルテウムでアーノンクールに学び、ホグッド、ガーディナーやリフキンなどの名匠たちと共演を重ねてきたジュリアンヌ・ベアード。これまでに130を超えるCDの録音に参加してきたアメリカ古楽界の名歌手です。
Centaur
CRC-3615(1CD)
オックスフォード・セッションズ
作曲者不詳(アルチェチ編):Drive the Cold Winter Away(イギリス民謡)
フェレビー:ローカル・クアレルス、
 ラッキー・ストリート
作曲者不詳(アルチェチ編):ハウエルズ・ディライト
フェレビー:カイドモン賛歌
エックレス(アルチェチ編):スコットランドの調べ
パーセル:1音上のファンタジア/アルチェチ:たそがれ
フロイズ・ロウ

録音:2013年10月
イギリスのオックスフォードで結成されたリバイバル・バンド、フロイズ・ロウは、モダン、ピリオドの楽器両方を用いたイギリス民謡や、イギリス・ルネサンス時代の音楽を主なレパートリーとするアンサンブル。
クラシック、ジャズ、ワールド、ロックの伝統を組み合わせたこの「オックスフォード・セッションズ」では、民族楽器のノーサンブリアン・スモールパイプスやコンサーティーナ、ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ダブル・ベースが大活躍!

Glossa
GCD-922518(1CD)
ボエティウス:慰めの歌〜11世紀カンタベリーからのメトラ セクエンツィア〔ベンジャミン・バグビー(ヴォイス、ハープ、ディレクター)、ハンナ・マルティ(ヴォイス、ハープ)、(ノルベルト・ローデンキルヒェン(Fl)〕

録音:2017年7月31日−8月5日、トパーズ・オーディオ・スタジオ(ケルン)
古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series"の最新作は、中世ヨーロッパの音楽を専門とするアンサンブルとして世界的に有名な「セクエンツィア」がGlossa初登場。
セクエンツィアは、1977年にバーゼル・スコラ・カントルムの学生として学んでいたベンジャミン・バグビーとバーバラ・ソーントンが共同で設立。以来40年以上にわたり、国際的なコンサート・ツアー、30を超える録音、映画やTVでの演奏、そして次世代の育成など、中世音楽の極めて革新的なグループとして活動しています。
古代ローマの哲学者ボエティウスの代表作「哲学の慰め(De consolatione philosophiae)」をテキストに歌ったとされる11世紀イギリス、カンタベリーの「慰めの歌(Songs of Consolation)」。ケンブリッジ大学のサム・バレット博士が失われていた手稿譜から再構築し、セクエンツィアの演奏によって、約1000年ぶりに現代に蘇ります。
Glossa
GCD-921809(2CD)
フランクール:独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻(パリ、1720)
ソナタ第1番ト長調/ソナタ第2番ホ短調
ソナタ第4番ロ短調/ソナタ第6番ホ長調
ソナタ第9番イ長調/ソナタ第7番ニ短調
ソナタ第5番ハ短調/ソナタ第3番変ロ長調
ソナタ第8番ヘ短調/ソナタ第10番ト長調
ミッツィ・メイヤーソン(Cemb)、
クレータ=マリア・ケンタラ(Vn)、
ラウリ・プラッカ(Vc)

録音:2018年1月、カウスティネン教会(フィンランド)
1982年に結成されたトリオ・ソネリーのオリジナル・メンバーであり、ベルリン芸術大学のチェンバロ科の教授としても活躍する華麗なるチェンバリスト、ミッツィ・メイヤーソン。歴史に埋もれた室内楽作品の発掘を進めてきたメイヤーソンが新たに録音するのは、18世紀のフランス宮廷で「王の24人のヴァイオリン(Vingt-quatre Violons du Roi)」や「ル・コンセール・スピリチュエル」のメンバーとして演奏し、王立音楽アカデミーの音楽監督を務めた音楽家、フランソワ・フランクール(1698−1787)のヴァイオリン・ソナタ集。1720年パリで出版された10のソナタ集は、フランス様式の優雅さとイタリア様式のエネルギーを兼ね備えており、柔らかい旋律、野性的な舞曲、牧歌、技巧的な楽章などが巧みに組み込まれた隠れた逸品です。
独奏ヴァイオリンを務めるのは、これまでジョヴァンニ・バッティスタ・ソーミス(GCD 921807)やリチャード・ジョーンズ(GCD 921806)の録音でも共演してきたフィンランドのクレータ=マリア・ケンタラ。シベリウス音楽院を経てオランダでピリオド奏法を学び、ムジカ・アンティクヮ・ケルンやアンサンブル・ソネリーのメンバーとして活躍した北欧の名手です。

CLAVES
50-1805(1CD)
17世紀ヴロツワフの宗教音楽
アスプリリョ・パチェッリ:サクレ・カンティオーネス(1608)
アダム・ヤジェンプスキ:協奏曲第2番(1627)〜コルネット、トロンボーン、オルガン
ミコワイ・ジェレンスキ:拝領唱「私は神の祭壇へ昇る」
ビアジョ・マリーニ:オルガンとコルネットのためのソナタOp.8 (1629)
ダニエル・ボリウス:2声と6つの弦楽器のためのディアローゴ
フランシシェク・リリウス:私の心は喜び
ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ:5声のソナタ
パウル・シェーファー:主に向かいて喜びの声をあげよ (1645)
トビーアス・ツォイチュナー:主が汝に天の露を (1656)
マルコ・スカッキ:おお死よ、お前を信じてはならぬ
ジョヴァンニ・レグレンツィ:ソナタ第7番「ラ・ドナータ」
クラート・ビュトナー:天の喜びは (1654)
タルクィニオ・メルーラ:歌劇「ペガーソ」〜わが最愛のイエス (1641)
フィリップ・フリードリヒ・ブフナー:ソナタ
第14番〜2本のヴァイオリンとファゴット (1662)
マルティン・マイヤー:聖なるかな、万軍の神 (1676)
ステファン・マクラウド(指)
リ・アンジェリ・ジュネーヴ、
コンチェルト・パラティーノ、
ヴロツワフ・バロック・オーケストラ

録音:2016 年 4月17-19日/国立ヴロツワフ音楽フォーラム(ポーランド)
現在ポーランド第4の年ヴロツワフは、かつてブレスラウという名のドイツの大都市でした。この街にはプロテスタントのドイツ人、カトリックのポーラ ンド人が住み、さらに宮廷楽師として招かれたイタリア人作曲家が活躍していました。その結果多彩な音楽が展開する興味深い文化が展開されました。こ のアルバムには同地で活躍した作曲家たちの様々な作品を集めています。
バッハ・コレギウム・ジャパンへの客演でもお馴染みのバス歌手ステファン・マクラウドが結成した古楽声楽アンサンブル、リ・アンジェリ・ジュネーヴ。 彼らが古楽器オーケストラのヴロツワフ・バロック・オーケストラと美しい世界を創り上げていますが、嬉しいのはブルース・ディッキー率いる古楽金管ア ンサンブル、コンチェルト・パラティーノが参加していること。深みのあるトロンボーンとサックバットの威力健在で酔わされます。 (Ki)

KLANGLOGO
KL-1524(1CD)
NX-B03
初期鍵盤音楽の偉人たち
アントニオ・デ・カベソン:騎士の歌による変奏
ジョン・ブル(1562-1628):イン・ノミネ XII
 前奏曲とイン・ノミネ XI
スヴェーリンク(1562-1621):涙のパヴァーヌ SwWV328
 半音階的幻想曲 SwWV258
フレスコバルディ:トッカータ 第10番(トッカータ集 第1巻より 1615年)
 トッカータ 第9番(トッカータ集 第1巻より 1615年)
 パッサカリアによる100のパルティータ(トッカータ集 第1巻改訂版より
1637年)
カスパール・ケルル(1627-1693):音列配列理論によるリチェルカータ
 組曲 ヘ長調【アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ】
 パッサカリア
アグネス・ラトコ(ハープシコード)
ハンス・ルッカース2世製 コルマー1624年…2000年Titus Crijnen復元モデル

録音:2016年8月27-28日
16世紀から17世紀にかけて著しい発達を遂げた鍵盤楽器。楽器の発展に伴い、演奏技巧の幅も広がり、作曲家たちは 競うかのごとく演奏困難な作品を作り上げ、一つの主題をもとにした変奏曲や、速い走句やパッセージに彩られたトッカータ などが数多く生まれました。このアルバムにはルネサンス末期から初期バロックの時代に書かれた鍵盤作品を収録。アグネス・ ラトコの演奏で、当時最も影響力があったとされるカベソンや、スヴェーリンク、フレスコバルディ、そして優れたオルガニストで あったケルルの作品まで、時代の変遷を追いながら多彩な作品を聴くことができます。

TYXart
TXA-18105(1CD)
フルートのための24の幻想曲
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲
※第6番はマックス・デ・ワーデナー(1972-)、
 第10番はミシャ・ムロフ=アバド(1991-)との合作
ダニ・ハワード(1993-):Two and a half Minutes to Midnight
アラスター・ペンマン(1988-):Mirrored Lines
オリバー・C・リース(1990-):bendy broken telemann no. 3
レオ・チャドバーン(1978-):Si la passion pour les plantes exotiques
宮地文子(1979-):Air
アルネ・ギーショフ(1988-):Entr’acte
ロナルド・コープ(1951-):Meditation and Gigue
モーリッツ・エッゲルト(1965-):Fantasia in Stereo
フランク・ザベル(1968-):...fizzling out...
コリン・マシューズ(1946-):Meditation after Telemann: 12. Fantasie
タベア・デブス( リコーダー)

録音:2017年10月
2017年、テレマン没後250年を記念して書かれた、新たな「無伴奏フルートのための12の幻想曲」。12人の作曲家がそれぞれテレマンの幻想曲 を素材とし発展させたもので、テレマンの作品と交互に演奏されることにより「24の幻想曲」が出来上がります。なお、第6番と第10番はテレマンの 書いた楽章と現代作曲家の書いた楽章が組み合わさった作品となっています。リコーダー1本で奏でる小宇宙をお楽しみください。 (Ki)

Passacaille
PAS-1045(1CD)
イグナツィオ・チッリ:ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ集 Op.2
ソナタ ヘ長調/ソナタ ト長調
ソナタ ハ長調/ソナタ ニ長調
ソナタ イ長調/ソナタ 変ロ長調
セジョーネ・アウレア
[ルカ・ジャルディーニ(Vn)、フィリッポ・パンティエーリ(Cemb)]

録音:2017年
イグナツィオ・チッリ(1711-1787)はイタリアのオルガニスト及び作曲家で、モーツァルトに対位法を教えた作曲家、ジョヴァンニ・マルティーニの 友人でもあります。作品を取り上げられる機会は少なく、ほぼ無名の作曲家と言って良いでしょう。彼の「作品2」はヴァイオリンとチェンバロが対等に 扱われたソナタ集。二人の奏者が細やかで親密な会話を繰り広げます。屈託のないリズミックな音型が楽しく、バロックと古典の狭間を軽やかに跳ね回る ような音楽です。チェンバロが左右に大きく広がる特徴的な録音もとても印象的。 (Ki)
Passacaille
PAS-1046(1CD)
エマヌエレ・バルベッラ:2つのヴィオラのための6つの二重奏曲集 ステファノ・マルコッキ(Va)
シモーネ・ラーギ(Va)

録音:2017年
エマヌエレ・バルベッラ(1718-1777)はナポリ生まれの作曲家。ヴァイオリニストとしても有名で当時ヨーロッパ中にその名を知られていた存在です。 生誕300年記念として二人のヴィオラ奏者が彼の二重奏曲を演奏。忘れられた魅力的な作曲家を今一度世に問います。みごとな弦楽器書法で、2声イン ヴェンション的な掛け合いから重音を駆使した聴き応えのあるフーガまでとても充実した音楽が展開されます。残響豊かな録音も手伝って、緩徐楽章では たいへん美しい響きに包まれます。 (Ki)

Stradivarius
STR-37090(1CD)
コンメーディア!コンメーディア!」〜16、17 世紀の様々な楽しい音楽
作者不詳(16 世紀):大公のバッロとショルタ
作者不詳(16 世紀):どうなるのか、どうならないのか
ザネッティ:ラ・マントヴァーナ
ジュゼッピーノ・デル・ビアド:逃げて逃げて
カピローラ:フランス風パドアーナ
ヴェッキ:出産をする時は
バルベッタ:ベルガマスカ
ウィラエルト:意地の悪い老婆たちよ
作者不詳(16 世紀):王のパドゥアーナ
ウィラエルト:ああ私の甘い人生
カローゾ:天のユリ
アッザイオーロ:この道を通る者は
ルイス・デ・ナルヴァエス:皇帝のカンツォーネ
ルッフォ:ラ・ソ・ファ・レ・ミのカプリッチョ
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ
ホルボーン:選択
アッザイオーロ:君に歌を歌ってほしい
オルランド・ディ・ラッソ:私のいとしい人よ
ジャヌカン:ある娘がいました
モンティ:ラ・ロマネスカに基づく即興
フェラーリ:恋する男たちよ、教えてあげよう
ロック:アリアとサラバンダ
カレスターニ:すっかり美しい娘さん
作者不詳(17 世紀):人生のパッサカリア
アッカデミア・ストルメンターレ・イタリアーナ
【エレナ・ベルトゥッツィ(S)/ルイージ・ルポ(Fl)/ダヴィデ・モンティ(Vn)/クラウディア・パゼット(ヴィオラ・ダ・ガンバ) /ベアトリーチェ・ポルノン(リュート,キターラ)/ アルベルト・ラージ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/ スビブ(打楽器)/ロレンツォ・バッソット(語り)】

録音:2017年2月21-24日,7月26,27日
イタリアの古楽アンサンブル、アッカデミア・ストルメンターレ・イタリアーナによるコンメーディ ア!コンメーディア!と題されたCD。16、17 世紀の様々な楽しい音楽を集めている。アッカデ ミア・ストルメンターレ・イタリアーナはヴェローナを拠点として活動し、1991 年からアルベルト・ ラージが音楽監督を務めている。

COL LEGNO
COL-16001(1CD)
NX-B05
Monkeyfish
カプスベルガー(1580-1651):キタローネのためのタブラチュア曲集 第4巻 - カナリオ(リュートと打楽器編)
ベネデット・フェラーリ(1603-1681):さまざまな音楽集 第2巻 - この世から消え去りたい
カスタルディ(1580-1649):甘美なるは我が犠牲の日々
ピッチニーニ(1566-1638):リュートとキタローネのためのタブラチュラ曲集 第1巻 - ラ・フォリアによる変奏的パルティータ
伝承曲:ユマ
カプスベルガー:ヴィラネッラ第4巻 - コラシオーネ
ダヴィッド・ベルクミュラー/トビアス・シュタインベルガー:ジーベン
カプスベルガー:ヴィラネッラ第4巻 - パッサカリア
メールラ(1595-1665):オラトリオ「軽率なクルティオ」 Op. 13 - 子守歌による宗教的カンツォネッタ
カプスベルガー:キタローネのためのタブラチュア曲集 第4巻 - トッカータ第2曲 「アルペッジータ」(リュートと打楽器編)
ベルクミュラー/シュタインベルガー:ミズハー
作者不詳:セ・ダモール
スフェッライナ(アンサンブル)
【メンバー】
テヒラ・ニーニ・ゴルトシュタイン(歌)
トビアス・シュタインベルガー(フレームドラム、パーカッション、メロディカ)
ダヴィッド・ベルクミュラー(キタローネ、シターラ・スパニョーラ)
2012年に創設されたアンサンブル「スフェライナ」のユニークなアルバム。 アンサンブル名の「Sferraina」とはカプスベルガーの作品のタイトル。言葉の持つ意味を表すのは本当に難しく、現代でいう 銅板彫刻でもあり、歌い手でもあり、打楽器の仲間かもしれません。 この言葉と同じくらい、カプスベルガーの時代の音楽を表現するのは難しく、「スフェライナ」のメンバーたちは初期バロック期の 音楽の表現に対して、独自の視点からのアプローチを試みました。 彼らはオリジナルの作品に現代的な要素を融合させ、魅惑的な音楽を作り出しています。 ちなみにアルバムタイトルの「Monkeyfish」とはダルマオコゼのことです。

DIVOX
CDX-71401(1SACD)
NX-B04
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1615頃):Rosarium Virginis Mariae 聖母マリアのロザリオ
Mysteria Gaudiosa 喜びの神秘
1.オルガンのための前奏曲 - Annuntiatio:Ecce virgo concipie 2声
2.Visitatio:マニフィカト 12声
3.Nativitas:ファンタジア 3声
4.Presentation at the Temple:「Responsum accepit」独唱
5.Finding of Jesus: 「天は喜び」8声

Mysteria Dolorosa 悲しみの神秘
6.Agony in the Garden:「In monte oliveti」5声
7.Scourging at the Pillar: 「Per signum crucis 」4声
8.Crowning with Thorns:ファンタジア 2声
9.Carrying of the Cross:「Quotiescumque manducabitis」4声
10. Crucifixion and Death:「Adoramus te, Christe」4声

Mysteria Gloriosa 栄光の神秘
11.Resurrection:「Surrexit Dominus」5声
12.Ascension
:「Psallite Domino」5声
13.Descent of the Holy Spirit:「Factus est repente」8声
14.Assumption of Mary:ファンタジア 3声
15.Coroantio:「Assumpta es Maria」8声

16.讃歌「O Gloriosa Domina 栄えある聖母よ」5声
パヴェル・ヴォイタシエヴィチ(ソプラニスタ)
アレクサンダー・クーナハ(T)
アルトゥール・ヤンダ(Bs-Br) 他
「ラ・テンペスタ」
ワルシャワ・アーリー・ミュージック・アンサンブル
ヤコブ・ブルジンスキー(指)

録音:2014年7月21-24日
16世紀ポーランドで活躍した音楽家ミコワイ・ジェレンスキ。カトリック教会のオルガニスト、作曲家で、作品に見られる華やか さからローマで学んだという説もありますが、詳しい生涯は知られていません。 この「聖母マリアのロザリオの祈り」はカトリック教会の中で最も重要であり、また最も普及している一連の祈り。イエスの生涯 を思いながら、聖母マリアの取次によって、世界の平安を祈るもので、偉大な芸術家たちにも多くのインスピレーションを与 え、現代にも受け継がれています。 このロザリオは中世ヨーロッパで唱え始められ、正式な祈りの方法は16世紀になって、聖ドミニコが確立させたとも、教皇ピウ ス5世が確立したともいわれています。どちらにしても、ジェレンスキはこの秩序に従い、祈りの順序に従って感動的な音楽を 書いています。 アンサンブル「ラ・テンペスタ」の創始者、指揮者ブルジンスキーは、この時代の音楽のスタイルを深く研究し、当時の音を再 現しながらも、豊かな響きを追求しています。

Hyperion
CDA-68257(1CD)
ビバンコ:ミサ曲 「イエスの昇天」
深き淵より
我がハープは悲しみの音に変わり
恋人よ、さあ、立って
マリアは天に昇らされたまいぬ
おいで、おいで恋人よ
第1旋法によるマニフィカト
デ・プロファンディス、
ロバート・ホリングワース(指)

録音:2017年月3日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
イ・ファジョリーニやケンブリッジ・タヴァナー合唱団のメンバーとして活動したマーク・ドゥーリッシュによって2011年に結成されたルネサンス音楽専門の男声合唱団、デ・プロファンディス。
ベルナルディーノ・デ・リベーラの知られざるモテット集(CDA-68141)に続く第2弾は、ビクトリアと同時代に活躍し、セゴビア大聖堂、アビラ大聖堂、サラマンカ大聖堂などの楽長を歴任したスペインの作曲家、セバスティアン・デ・ビバンコのミサ曲&モテット集。
デ・プロファンディスは、これまでアンドルー・パロット、アンドルー・カーウッド、ジェフリー・スキッドモアなど古楽界をリードする世界的アーティストたちが指揮しており、今回の録音では、イ・ファジョリーニの創設者、ロバート・ホリングワースが重厚な男声ポリフォニーを率いています。

Signum Classics
SIGCD-520(1CD)
ラッスス:シビュラの預言
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお, 魂の牧者よ、三位一体のために
エリオット・コール:あなたがいちじくの木の下にいるのを見た
ガリカントゥス、
ガブリエル・クラウチ(ディレクター)

録音:2016年10月24日−26日、聖マイケル教会(ハイゲート、ロンドン)
ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。
キリストの到来を伝えた古代の巫女(シビュラ)の預言をテキストにした「シビュラの預言」は、半音階進行の技法、ムジカ・レゼルヴァータ様式を用いたラッススの初期の傑作です。

Linn
CKD-518(1CD)
バード:鍵盤作品集
前奏曲 MB12/ファンタジア MB13/前奏曲 MB1/グラウンド MB9/グラウンド MB43/パヴァンとガリアード MB16/ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ MB64/ド・ミ・レ MB65/ファンタジア MB62/涙のパヴァン MB54/前奏曲 MB24/ファンタジア MB25/鐘 MB38
リチャード・エガー(Cemb)
※使用楽器:ジョエル・カッツマン(アムステルダム、1991年製/ルッカース1638年製モデル)

録音:2017年1月18日−20日、メノナイト教会(ハールレム、オランダ)
傑出した古楽系鍵盤楽器奏者として多くの名録音を生み出してきた英国古楽界の巨匠リチャード・エガー。エンシェント室内Oを始め指揮者としての活動もますます充実させているエガーは、Linn Recordsにはスコットランド室内管やスコティッシュ・オペラの指揮、パメラ・トービーの伴奏などで録音を残してきましたが、ついにLinn Recordsでは初となるソロ・レコーディングが登場。
無限の想像力、複雑なリズム、色とりどりに変化するテクスチュア。イギリス・ルネサンスの巨匠ウィリアム・バード(c.1540−1623)の革新的な鍵盤音楽を、リチャード・エガーの優雅で洗練されたパフォーマンスでお贈りします。

ACCENT
ACC-24343(1CD)
ヴェネツィアのフルート協奏曲集
ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調Op.10-2 『夜』 RV439
ガルッピ:協奏曲 イ短調
ヴィヴァルディ:協奏曲 イ短調 RV440
アルビノーニ:協奏曲 ニ短調 Op.9-2
ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ短調 RV441
フランク・トインス(フラウト・トラヴェルソ、ピッコロ、指)
レ・ビュッファルダン

録音:2017 年 10 月 23-25 日/アントワープ、AMUZ
バロック時代、協奏曲作曲家として最も影響力のあったヴィヴァルディ。様々な楽器、様々な組み合わせのために500もの協奏曲を書き、その中心とな る独奏者1人の協奏曲は350を数えます。フルート協奏曲についても先駆者であり、フルートという楽器の可能性に目を付けた最初期の作曲家の一人です。 このアルバムに収録された『夜』は不気味な雰囲気の街に亡霊がざわめく印象的な作品で、史上初のフルート協奏曲集と言われるOp.10の中の1曲です。 ヴィヴァルディ自らが打ち立てた協奏曲様式(リトルネッロ形式と3楽章制)とは全く別の構造をしている点も見逃せません。同時代のイタリアの作曲家、 ガルッピとアルビノーニの作品をカップリング。アルビノーニのOp.9-2は有名なオーボエ協奏曲ですがこのアルバムではフルートで演奏しています。
古楽器アンサンブル「レ・ビュッファルダン」を率いるフルート奏者、フランク・トインスはクイケンにバロック・フルートを学び、アニマ・エテルナ、ラ・ プティット・バンドのアルバムにも参加している名手です。 (Ki)
ACCENT
ACC-24345(1CD)
ヴェネツィア黄金時代、サン・マルコ大聖堂の音楽
G.ガブリエリ:Confitebor tibi Domine
バッサーノ:Viri Sancti
メールロ:Canzon alla francese, dita la Benvenuta
G.ガブリエリ:Miserere mei
 Canzon prima/Vox Domini
A.ガブリエリ:Toccata del nono tono
G.ガブリエリ/パレストリーナ:Ave Maria
A.ガブリエリ:Eructavit cor meum
バッサーノ:Quem vidistis pastores
バッサーノ/パレストリーナ:Veni dilecte mi
バッサーノ:Nativitas tua
G.ガブリエリ:Canzon terza
エティエンヌ・メイヤー(指)
レ・トラヴェルセ・バロック

録音:2017年 7月16-19日、10月19-20日/イタリア、ヴァルヴァゾーネ教会
16〜17世紀のヴェネツィア音楽は声楽・器楽ともに隆盛を極め、「黄金時代」と呼ばれています。その発信源はサン・マルコ寺院であり、ここで楽 長やオルガニストを務めた作曲家がイタリア・バロック音楽の発展を牽引する立役者となりました。そんなサン・マルコ寺院ゆかりの作曲家である、オル ガニストとして活躍したメールロ、アンドレア・ガブリエリ、その甥ジョヴァンニ・ガブリエリ、そしてコルネットの名手として名を馳せたバッサーノの作品 を収録したアルバム。合唱と管楽器、オルガンからなる音楽で、声楽と器楽が互いに呼び交わし掛け合う「コンチェルタート様式」が見られます。 (Ki)

AEVEA
OC-17091(2CD)
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集(1687)
 組曲第1番ニ短調
 組曲第2番ト短調
 組曲第3番イ短調
 組曲第4番ヘ長調
ヴァイオリンでも演奏可能なクラヴサン曲集(1707)
 組曲第1番ニ短調
 組曲第2番ト短調
エリザベッタ・グリエルミン(Cemb)
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729)はフランス・バロック期の女性作曲家でクラヴサン奏者。5歳にして太陽王ルイ14世の御前演奏 をしたという神童で、当時としては破格に女性作曲家として認められ、パリのオペラ座で作品が上演された最初のフランス人作曲家にもなりました。彼女 はあのダカンの叔母にあたり、クラヴサン曲は少なからずありますが、録音で聴く機会はあまり多くありません。ここではたっぷり2枚、ド・ラ・ゲール の典雅な世界にひたれます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-047(1CD)
エリザベス・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):クラヴサン曲集
「ラ・フラマンド(フラマン人の女)」〜クラヴサン曲集第2巻(1707)より
クラヴサン曲集第1巻(1687年頃)より
組曲 ヘ調〔Tocade(熱中)、アルマンド、クーラント、クーラントU、サラバンド、ジーグ、カナリア、メヌエット〕
組曲 ニ調〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントU、サラバンド、ジーグ、カナリア、L’Inconstante 移り気な女(シャコンヌ)、メヌエット&ドゥーブル(マリー・ファン・ラインによるドゥーブル)〕
組曲 イ調〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントU、サラバンド、ジーグ、シャコンヌ、ガヴォット、メヌエット〕
ラ・フラマンドのドゥーブル(マリー・ファン・ライン編)
マリー・ファン・ライン(Cemb)
17世紀のクラヴサン音楽で、シャンボニエールやクープランと並び称されるべき存在、ジャケ・ド・ラ・ゲールの作品集。今日あまり演奏される機会 のないジャケ・ド・ラ・ゲールですが、彼女が生きた当時、賞賛をほしいままにしていました。彼女の霊感に満ちた作品は、楽器の音域をくまなく使うも のです。1990年生まれのクラヴサン奏者、マリー・ファン・ラインは、アルバム第1弾(EVCD 019)のマレのオペラのチェンバロ編曲版で高評を得ま したが、ここでもジャケ・ド・ラ・ゲールに光を当てた秀逸のプログラム。ライン自身がジャケ・ド・ラ・ゲールのスタイルを模して書いたドゥーブル(変奏) を自身演奏しているなど、研究にも裏打ちされた説得力抜群の演奏を披露しています。 (Ki)

CLAVES
50-1809(1CD)
ニコラ・キャプロン(c1740-1784):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻
ソナタ第1番 イ短調
ソナタ第2番 変ロ長調
ソナタ第3番 ト短調
ソナタ第4番 ニ長調
ソナタ第5番 ハ長調
ソナタ第6番 変ホ長調
アン・ルー(Vn)、
マリーアンヌ・リー(Vc)、
リオネル・デミュール(Cemb)

録音:2016 年10月/サクソン(スイス)
18世紀後半にフランスで活躍したヴァイオリニストで作曲家のニコラ・キャプロンのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻がリリースされま す。ヴァイオリンの名手ならではの技巧を織り交ぜたキャプロンの作品は当時としては高音域まで旋律が書かれており、華やかさを演出しております。 カナダ出身のアン・ルーはローザンヌ音楽院にてピエール・アモイヤルに、ロッテルダム音楽院にてジャン・ジャック・カントロフにそれぞれ師事をし、 その後は古楽を学びました。優美な演奏が魅力です。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0476(1CD)
NX-B03
マヌエル・カルドーソ(1566-1650):第2旋法によるミサ曲 他
1.カルドーソ:8声のマニフィカト…初録音
2.デ・ブリト:サンクタ・マリア…初録音
3.ロペス・モラゴ:Commissa mea pavesco…初録音
4.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第1曲:キリエ…初録音
5.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第2曲:グローリア…初録音
6.カルドーソ:Ecce mulier Chananea
7.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第3曲:クレド…初録音
8.作者不詳:Obra de Segundo Tom…初録音
9.カルドーソ:Aquam quam ego dabo
10.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第4曲:サンクトゥス…初録音
11.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第5曲:ベネディクトゥス…初録音
12.カルドーソ:Sitivit anima mea…このヴァージョンにて初録音
13.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第6曲:アニュス・デイ…初録音
14.カルドーソ:Non mortui…このヴァージョンにて初録音
15.作者不詳:Passo de Segundo Tom…初録音
16.カルドーソ:4声のマニフィカト…初録音
17.マガリャエス:Commissa mea pavesco…このヴァージョンにて初録音
ケンブリッジ・ガートン・カレッジcho…1-2.4-7.9-11.13.16-17
ヒストリック・ブラス・オブ・ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック…1-5.7.10-
14.16-17
ルーシー・モレル(Org)…1-5.7-8.10-13.15-17
ガレス・ウィルソン(指)…1-7.9-14.16-17

録音:2017年7月13-16日
ポルトガルのルネサンス期に活躍したカルドーソのミサ、宗教曲集。カルメル女子修道会のオルガニストとして活躍した彼は、 パレストリーナのポリフォニー様式を踏襲し、厳格な様式による作品を残しましたが、その大部分は1755年のリスボン大地 震とその際の出火によって失われてしまったとされています。彼の合唱作品は複雑な書法と豊かな和声によって書かれていま すが、演奏が困難なせいか、現代の合唱団もあまり取り上げることがありません。このアルバムはカルドーソの「第2旋法による ミサ曲」初録音であり、ケンブリッジ・ガートン・カレッジ合唱団が素晴らしいハーモニーで作品を歌い上げています。

APARTE
AP-175(2CD)
テレマン:9つの祝福された黙想による受難オラトリオ TWV 5:2 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指、Vn)
フライブルク・バロック・オーケストラ
アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ/信心、信念、シオン〔教会〕)
コリン・バルツァー(テノール/信心)
ピーター ・ハ ー ヴェイ( バ リトン/イエ ス )
ミヒャエル・フェイファー(テノール/ペトロ)
ヘンク・ネーヴェン(バリトン/大司祭)

録音:2017年12月1日、ハンブルク、ライスハレ(ライヴ/テレマン・フェスティヴァル)
テレマンの珍しい受難曲、「9つの祝福された黙想によるオラトリオ」の登場。キリストの最後の日々から復活するまでの物語が主軸となっていますが、 明確なストーリーはありません。そのため、福音史家は存在せず、主な登場人物は、キリスト(6つのレチタティーヴォと6つのアリア)と、「信心」(8 つのアリアと8つのレチタティーヴォ)、そしてキリストを激しく糾弾するアリアを一つ歌う大司祭など。この作品に関してはまだまだ知られていないことも 多いですが、1719年に着手され、1722年3月19日、聖金曜日に先立つ月曜日に初演されたという記録が残されています。その後も何度も再演され ており、おそらくは18世紀でもっとも多く演奏された受難曲だったのではないかとされています。声楽とオーケストラによる明確なアンサンブルが、テレ マンが、絶妙な器楽書法によって歌唱陣が歌うテキストを際だたせるように作ったこの作品の魅力を存分に引き出しています。クラリネットの先祖の音色は 木管セクションの音色の幅をふくらませ、作曲家のイマジネーションの豊かさを私たちに示しています。テレマン、そして物語の人間性が見事にクローズアッ プされた、貴重な演奏となっています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902272(1CD)
ビクトリア: 聖木曜日のためのリスポンソリ
聖金曜日のためのリスポンソリ
聖土曜日のためのリスポンソリ
スティレ・アンティコ

録音:2017年 2月
復活祭前の一週間はキリスト教にとって特別な期間で、古来様々な音楽が書かれてきました。ア・カペラの人気声楽アンサンブルが今回収録したのは、 16世紀スペインの巨匠トマス・ルイス・デ・ビクトリアによる聖週間のための音楽。スペインのルネッサンス期の偉大なるポリフォニー作曲家としての真 価を問う素晴らしい録音となっております。 (Ki)


ALIA VOX
AVSA-9856
(2SACD)
仕様変更
東洋への道〜音楽で辿るザビエルの生涯
CD1]人文主義のヨーロッパ 
1.フランシスコ・ザビエルの誕生と幼年時代 
2.フランシスコ・ザビエルの青年時代 
3.パリ大学での勉学 
4.イタリアとイエズス会の創設 
5.リスボンからアフリカとインドへ 
[CD2]日本へ到着 
6.文化の新しい世界 日本へ到着 
7.中国の閉ざされた扉へ
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:2006-2007年
※ブックレットに日本語は含まれません
アリア・ヴォックスのベストセラー「東洋への道」。これまで日本語つきのAVSA.98569および帯付のKDC.5054で販売させていただいておりました が、いずれも廃盤となります。今後は日本語訳を含まない当盤でのみの流通となります。(ジャケットには日本語表記もございますが、ブックレットには日 本語は含まれません)。楽曲は変わりませんが、日本語訳無しの当バージョンを新譜としてご案内します。
黄金時代のイベリア半島に生を受けた、日本とかかわりの深いスペイン、バスク地方の聖人フランシスコ・ザビエル。彼の生誕500年(2006年)に 録音されたこのCDブックは、彼が経験した様々な音楽世界を、その足跡を辿って訪れる音のドキュメンタリーです。解説前文でサヴァール(カタルーニャ 語の発音通り「サバイ」と表記される)が詳しく述べているように、ザビエルの人生を音楽によって説明するのではなく、音楽自身が歴史的事件を語り、 その場の魂と雰囲気を示してくれます。 また、その時代を代表する文章、その時代の音楽についての記事、彼の手紙の抜粋を収載することで、彼が東洋への道程で出会い、現在も生きている音 楽文化を紹介する、音と言葉による壮大な伝記ともなっています。録音全体を統一する役割を果たしている「オ・グロリオサ・ドミナ」は、16 世紀スペ インの作曲家に好まれたスペイン地方独自の賛歌で、長崎の隠れキリシタンに伝わる歌おらしょ「ぐるりよざ」の原型と推定されているもの。近年サヴァー ルが指向する主題である「異なる文化の邂逅と和解」にもつながる太い縦糸となっています。 (Ki)

Naive
OP-30568(1CD)
18世紀前半のイタリア・バロック作品集
マスチッティ(1670-1736):コンチェルト ホ短調 op.7-2(1727)
カルダーラ(1670-1736):シンフォニア(アーベルの死)(1732)
ヴィヴァルディ(1678-1741):コンチェルト ニ長調 op.12-3/ RV124(1729)
ドゥランテ(1684-1755):4声のコンチェルト ト短調
ジェミニアーニ(1687-1762):4声のソナタ(コンチェルト・グロッソop.3-3 ホ短調)(1732)
ロカテッリ(1695-1764):葬送シンフォニア「ローマで行われた彼の婦人の葬儀のための」(1725)
ガルッピ(1706-85):4声のコンチェルト ト短調
プニャーニ(1731-1798):弦楽のためのシンフォニア 変ロ長調
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb、指)
ボリス・ベゲルマン、アントニオ・デ・セコンディ(Vn)
エットーレ・ベッリ(Va)
マルコ・チェッカート(Vc)
ルカ・コーラ(Cb)
ウゴ・ディ・ジョヴァンニ(テオルボ)

録音:2017年10月28-31日、ローマ
アレッサンドリーニが紡ぐ、イタリア・バロックへのみずみずしいオマージュ。マスチッティ(1670-1736)、カルダーラ(1670-1736)、ヴィヴァル ディ(1678-1741)、ドゥランテ(1684-1755)、ジェミニアーニ(1687-1762)、ロカテッリ(1695-1764)、ガルッピ(1706-85)、そしてプニャーニ (1731-1798)という、18世紀前半に活躍したイタリア作曲家らによる、ソリストを伴わない4部のアンサンブル作品を集めました(そのためコレッリや スカルラッティらは含まれていません)。2012年にリリースされた「1600」(OP 30531)の続編的なアルバムです。
18世紀、イタリアの作曲家たちは、母国から遠くにある宮廷や教会から請われて、移住してその地で仕えることが多くありました。イタリアの作曲家たちは、 オペラからのレガートなメロディのスタイルを異国の地にもたらし、さらにその地のスタイルを吸収し、独自のスタイルを築きました。たとえばマスチッティ もその一人。1670年にイタリアに生まれ、1709年にパリに移り、そこで生涯を終えた彼は、このディスクに収められている作品のガヴォット楽章などに 見られるように、フランス・スタイルを取り入れつつも、祖国イタリアのカンタービレなスタイルも彷彿とさせる作風が魅力。プニャーニはクライスラーの「プ ニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」でもその名を残しています。トリノに生まれトリノで没していますが、優れたヴァイオリン奏者として各地を旅し、 音楽スタイルが古典派へと向かう時期の新旧の音楽スタイルの伝道師としての役割も果たしました。 アレッサンドリーニの慧眼のプログラミングに感じ入るとともに、多様性に満ちた音楽作品を極上の演奏でたのしめる贅沢な1枚となっております。 (Ki)

Glossa
GCD-923602(1CD)
シャルパンティエ:歌劇 「オルフェウスの冥府下り」 H.488 シリル・オヴィティ(オルフェウス)、アンサンブル・デマレ、ロナン・カリル(チェンバロ、オルガン、ディレクター)、セリーヌ・シェーン(ユリディス)、エティエンヌ・バゾラ(プリュトン)、フロリアヌ・ハスラー(プロセルピーヌ)、マイリス・ドゥ・ヴィユトレイ(ダフネ)、ヴァージル・アンスリー(アポロン&ティティ)、ジャンヌ・クルーソー(オイノーネー)、ダグマール・サスコヴァ(アレテューズ)、ケヴィン・スケルトン(イクシオン)、ギヨーム・グティエレス(タンターレ)、フランソワ・ニコラ・ジェスロ(オート・コントル)、ダヴィッド・ヴィトチャク(Bs)

録音:2017年6月&7月、ポワシー劇場(フランス)
クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク、ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンとの共演、特にフランスのバロック・オペラで目覚ましい活躍を見せ、世界屈指のフランスのオート・コントル(ハイ・テナー)として、その名を響かせるシリル・オヴィティ。シャルパンティエの「ル・シッドのスタンスによるエール」を含む「エール・ド・クール集」(GCD 923601)でも美しい歌声を披露したシリル・オヴィティのGlossa第2弾は、ロナン・カリル率いる"アンサンブル・デマレ"との共演による、マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643−1704)の歌劇「オルフェウスの冥府下り」。
アンサンブル・デマレは、フランス・バロックの作曲家、アンリ・デマレの名前を冠し2010年に創設され、フランス全土でコンサートを行い、2013年からはパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務めています。

Glossa
GCD-923515(1CD)
エルサレム〜ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒のための巡礼の都市
ユダヤ伝承曲:アドン・ハスリホット(許しの主)
ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ:パレスチナの歌
ユダヤ伝承曲:モレニカ
アルフォンソ10世:これより私は歌いたい、我らを疑いから解き放つため
作曲者不詳:スーラ「戦列」61:13 ― Neva Ceng-i Harbi
ユーダ&エブー=ベキル・アー:Ye’oru libbi / nuhuft Yuruk Semai
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス:スターバト・マーテル
サロモーネ・ロッシ:ガイヤルド「ノルシーナ」
ステーファノ・ランディ:ディリンディン(歌劇 「聖アレッシオ」より)
カルロ・パッラヴィチーノ:シンフォニア&イン・アモール(歌劇 「エルサレム開放」より/世界初録音)
ジョヴァンニ・レグレンツィ:ベルタ(歌劇 「ジュスティーノ」より/世界初録音)/アントニオ・カルダーラ:Ahi! Come quella(歌劇 「セデチーア」より)
ユダヤ伝承曲:マーオーズ・ツール(砦の岩よ)
ベネデット・マルチェッロ:デッラ・ヴィータ(詩篇第15篇より)
イスラム伝承曲:ガゼル(ヴォーカル・インプロヴィゼーション)
ヘンデル:スケルツォ(歌劇 「リナルド」より)
ユダヤ伝承曲:ハレルヤ・アブデイ・アドナイ
メフメト・C.イェシルチャイ(ディレクター)、
ペラ・アンサンブル、
ミハル・エリア・カマル(ヘブライの歌)、
イブラヒム・スアト・エルバイ(スーフィーの歌)、
フランチェスカ・ランバルディ・マッズーリ(S)、
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)

録音:2017年3月30日−31日、シュタットハレ・ハイデルベルク(ドイツ)
トルコの民族音楽演奏家、研究家、作曲家として高名なメフメト・ジェマル・イェシルチャイが2005年に創設し、コンチェルト・ケルンやジョルディ・サヴァールのエスペリオンXXIとの共演でも知られるイスタンブールの古楽グループ、ペラ・アンサンブルがGlossaに登場。聖地エルサレムをテーマに、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のそれぞれの音楽を組み合わせるという、まさにイェシルチャイとペラ・アンサンブルならではのスペシャル・プログラム。中東とヨーロッパの楽器のスペシャリストたち、ヘブライの歌、スーフィーの歌、イタリア・オペラの名歌手たちが集い、エルサレムの多様な文化を描きます。

Chandos "CHACONNE"
CHAN-0821(1CD)
テレマン:協奏組曲集
協奏組曲ヘ長調 TWV 54:F1
室内協奏曲ト短調 TWV 43:g3
協奏組曲ヘ長調 TWV 51:F4
テンペスタ・ディ・マーレ、
グウィン・ロバーツ(ディレクター&リコーダー)、
リチャード・ストーン(ディレクター&テオルボ)

録音:2017年10月16日−18日、インディペンデンス・シーポート・ミュージアム(フィラデルフィア、アメリカ)
アメリカ、フィラデルフィアを拠点とするバロック・オーケストラ&チェンバー・プレイヤーズ、"テンペスタ・ディ・マーレ"。ファッシュやヴァイス、バッハの「室内楽版トリオ・ソナタ」、「喜劇と悲劇」シリーズなど、意欲的なレパートリーを披露してきたテンペスタ・ディ・マーレの新録音は、テレマンの没後250周年を記念して録音された協奏曲集。
多くの17世紀のドイツの作曲家がフランス、イタリア、ドイツの様式を巧みに取り入れて音楽を作ったように、テレマンのこれらの音楽にもイタリア風協奏曲、フランス風序曲、そしてポーランドの旋律などが彩り豊かに組み込まれています。

CRD
CRD-3534(1CDR)
セレモニアル・オックスフォード〜ウィリアム・ヘイズ:ジョージ王朝の大学のための音楽
ヘイズ:受難曲より、
 おお主を讃美せよ、
 詩篇第23篇、
 主よ, いつまでお怒りになられるのですか?、
 オルガン協奏曲ト長調
ウィリアム・ワロンド:ヴォランタリー ト長調
ヘイズ:主よ, あなたは世々われらのすみかでいらせられる、詩篇第120篇、ザ・フォール・オヴ・エリコより
 詩篇第100篇
オックスフォード・キーブル・カレッジcho
インストゥルメンタル・オヴ・タイム&トゥルース、
マシュー・マーティン(ディレクター、オルガン)


録音:2017年6月25日−27日、キーブル・カレッジ・チャペル
18世紀前半のイギリスで絶大な存在感を放ったヘンデルから影響を受け、"ヘンデル後"を代表する作曲家の1人となったウィリアム・ヘイズ(1708−1777)。1741年から1777年までの間オックスフォード大学で音楽の教授を務めたヘイズは、オックスフォードのための様々なセレモニー音楽を遺しています。オックスフォード大学キーブル・カレッジの聖歌隊と、2014年に設立された古楽オーケストラ”インストゥルメンタル・オヴ・タイム&トゥルース”(OAE、エンシェント室内管、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ等のメンバーが参加)が、ジョージ王朝時代にオックスフォードの街を彩ったウィリアム・ヘイズの音楽を蘇らせます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

APARTE
AP-166(1CD)

KKC-5863(1CD)
日本語帯・解説付
税込定価
酒井淳が奏でるF.クープラン、フォルクレ
F. クープラン:通奏低音をともなうヴィオール曲集(1728)より「組曲 第1番 ホ短調」
 ヴィオールのための聖歌(趣味の和、または新コンセール、1724年より)
フォルクレ:3つのヴィオールのための作品 (MS 135)〔アルマンド、クーラント、サラバンド〕
 ラ・ジルエット(Vm7 6296)
F. クープラン:通奏低音をともなうヴィオール曲集 (1728)より「組曲 第2番 イ長調」
酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
クリストフ・ルセ(Cemb)
マリオン・マルティノー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イザベル・サン=イヴ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2017年7月4-6日、ギャルリー・ドレ(バンク・ド・フランス(パリ))
注目のガンバ奏者・チェロ奏者・指揮者の酒井淳。2017年1月、「第15回〈齋藤秀雄メモリアル基金賞〉チェロ部門」を受賞し、あらためてその 実力を世に知らしめました。アパルテよりリリースしたフォルクレ作品集(AP 122/ KKC 5619)は、レコード芸術特選ほか、各紙で高く評価されましたが、 このたび、F.クープランを組み込んだプログラムの新譜が発売のはこびとなりました。 F.クープランの1730年の作品カタログには「通奏低音を伴うヴィオールのための作品集」という記載がありましたが、この曲集は出版されることはあり ませんでした。20世紀初頭、’ M.F.C.’ とだけ記名があるヴィオール曲集の楽譜を音楽学者が見つけ、その装飾音の書き方やスタイル、タイトルの付け 方から、これがカタログにも載っていた曲集で、1728年の作品であると特定しました。曲集に「F.C.」とイニシャルしか記さなかったこと、独特の演奏 の難しさがあることから、クープランはこの楽器に親しんではいなかったのでは、という考えもあります。しかし彼の父はヴィオール奏者であり、自身も楽 器を所有していたこと、また、1728年のこの曲集(同年マラン・マレが亡くなっており、「葬儀」と題した楽曲も含まれることから、この曲集はマレに捧 げられたとする説もありますが、だとすれば「トンボー」としたであろうということで、マレに捧げられたものではないとされています)の素晴らしさから、 それは妥当ではないと考えられます。間に挟まれたフォルクレの作品は、散逸していた自筆譜資料からの作品(アントワーヌ、ジャン=バティストのどちら が書いたかは不明)。18世紀初期、イタリア趣味の要素が強い作品となっています。 ディスクを通して、酒井が主旋律(あるいはプルミエ)を奏でています。まず何と言っても酒井が奏でるヴィオラ・ダ・ガンバの雄弁にして美しく、しっと りとした質感の音色が素晴らしい。霊感に満ちた即興的な装飾は、時に妖しさも感じさせます。録音が行われた場所は、F.クープランが住んでいた場所 の近くということで、古の作曲家の息遣いが感じられるなか、録音が行われました。スケールの大きな音楽と、密度の濃い音色、そして酒井の音楽にピタ リと沿ったルセら共演陣による通奏低音、すべてにくぎ付けの1枚です。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10386(1CD)
ロバート・ウッドコック:12の協奏曲集より第1〜3番(6度フルートのための)、第10〜12番(オーボエのための)
ジュゼッペ・サンマルティーニ:リコーダー協奏曲 ヘ長調
シャルル・デュパール:5声の協奏曲 イ長調、ソナタ ホ短調
アンナ・ステグマン(リコーダー)
ゲオルク・フリッツ(Ob)
アンサンブル・オデッセイ
バロック時代のイギリスに生きたロバート・ウッドコック(1690-1728)は画家として名を残す人物です。海や船を好んで絵の題材としました。音楽で 生計を立てることはなかったものの、作曲し、オーボエを演奏、1727年には12曲セットの協奏曲集を発表。当時イギリスで流行していたイタリア・ス タイルの管楽協奏曲で、同時代のヘンデルを思わせる作風です。この協奏曲集から、6度フルートとオーボエの独奏を持つ作品を収録し、サンマルティー ニとデュパールのリコーダー協奏曲をカップリング。爽やかにして技巧的な笛さばきに心が躍ります。
「6度フルート(sixth-flute)」とはバロック時代の一般的なリコーダー(F管アルトリコーダー)から6度高い、D管ソプラノリコーダーのことを指します。 (Ki)

Linn
CKD-568(1CD)
デュファイ・スペクタクル
●歓迎
元日のこの日に(モノフォニー)
あなたは女王、だから喜びなさい/王はあなたの美しさを熱望した
入りなさい、優しい恋人たちよ
●内省
そして確かに(モノフォニー)
私はすべての恋人たちに尋ねる
私はあなたに願います/私のお金が続く限り/とてもいとしい私の恋人よ
私は憐れにも愚痴を言います
ああ、どうしよう? 私はどうなるのだろう?
●厳粛な祝い
元日のこの日に(即興)
おお、聖セバスティアヌスよ/おお、殉教者セバスティアヌスよ/おお、どれほどすばらしい/栄光と栄誉において
もしも顔が青ざめているのなら(デュファイのシャンソンの作者不詳の編曲版)
もしも顔が青ざめているのなら(デュファイのシャンソンの作者不詳の編曲版)
美しい処女よ
ようこそ、トスカナ人の花/あなたがたは今、エトルリアの乙女たち/嘘をつく男たち
ポルティガレ〔ポルトガル起源の音楽〕(デュファイのシャンソンの作者不詳の編曲版)
戦う教会の/聖なる裁定によって/戦争が国民を騒がせる/ガブリエル/これは主の御名である
目を覚ましてうれしい顔をしなさい
栄光の十二使徒よ/あなたの教義によって/キリストのしもべ、アンデレよ
●陽気な祝い
元日のこの日に(即興)
わが喜び、わが愛
あの高貴な顔が
私に何かください、私もあなたに何かあげましょう
元日のこの日に
あなたは戦士なので
元日のこの日に
ゴシック・ヴォイセズ〔キャサリン・キング(Ms)、スティーヴン・ハロルド(T)、ジュリアン・ポッジャー(T)、スティーヴン・チャールズワース(Br)〕、
クレア・ウィルキンソン(Ms)、ジェーン・アクトマン(ビウエラ・ダルコ、フィドル)、アンドルー・ローレンス=キング(オルガン、レガール、ブレイ・ハープ、プサルタリー)、キース・マッゴーワン(ドゥルシアン、ショーム)、エミリー・ホワイト(サックバット)

録音:2016年3月10日−13日、ボックスグローヴ小修道院(ウェスト・サセックス、イギリス)
ゴシック・ヴォイセズは、1980年に音楽学者でもあるクリストファー・ペイジにより設立。11世紀〜15世紀頃までの中世の音楽を専門とし、HyperionやAvieレーベルに20枚超のアルバムを録音。これまで、三度に渡り英グラモフォン賞の古楽部門に輝いている、世界で最も有名な古楽系ヴォーカル・アンサンブルの1つ。
Linn Recordsから発売されるゴシック・ヴォイセズ第2弾は、中世からルネサンス音楽への転換期を生き、ルネサンスの開拓・転換を果たしたブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイ(c.1397−1474)の音楽。
メゾ・ソプラノのキャサリン・キングを始め、タリス・スコラーズのメンバーでもあったジュリアン・ポッジャーやスティーヴン・ハロルドなど、イギリス古楽界の一流歌手によるヴォーカル・アンサンブルが、中世ハープの世界的名手アンドルー・ローレンス=キングをフィーチャー。中世のフィドルや管楽器も交え、デュファイの偉大なモテットと祝祭の音楽を歌います。

ODRADEK RECORDS
SAND-0005(1CD)
(SANCTIANDREE シリーズ)
「ルター派の苦しみの歌」
堅固な城砦に基づく即興
プレトリウス:堅固な城砦
コッター:深い苦しみから
作者不詳:深い苦しみから
ヴァルター:深い苦しみから
レジナリウス:愚か者たちの口は
シャイデマン:愚か者たちの口は
シュッツ:深みから私はあなたを呼びます、主よ
シュッツ:永遠の父である神よ、哀れんでください
ブルーンス:深みから私はあなたを呼びます、主よ
ブクステフーデ:「私たちのイエスの四肢」―足について,膝について
ブルーンス:あなたの涙の流れを止め
トム・ウィルキンソン(指)
ケリー・コンソート
セント・アンドルーズ大学聖救世主礼拝堂cho

録音:2017年5月18日 バーミンガム(Orgfン独奏) 、2017年3月18,20,21日 ダンディー
ルターのコラールに基づいた 16、17 世紀の様々な音楽を集めている。スコットランド、セン ト・アンドルーズの 1413 年創立というセント・アンドルーズ大学の中にある、1450 年建立の聖 救世主礼拝堂 St Salvator's Chapel の合唱団による演奏。600 年の歴史を誇るだけに立派な 演奏である。
ODRADEK RECORDS
VXR-0004(1CD)
(VOX REGIS シリーズ)
「国を追われてEXILED」 〜ピーター・フィリップス(1560/61‐1628)とリチャード・ディリング(1580 頃‐1630)の音楽
フィリップス:今日山で
ディリング:ファンタジア第1 番,パヴァン第4 番,オルメイン第4 番
フィリップス:パジェット・パヴァン,パジェット・ガリャード
ディリング:ファンタジア第2 番,ファンタジア第5 番
フィリップス:1580 パヴァン,フィリップス・パヴァンのためのガリャード
ディリング:イン・ノミネ第2 番
ダウランド/フィリップス:パイパーのガリャード
モーリー/フィリップス:パヴァン,ガリャード
ホルボーン/フィリップス:ガリャード,ノウィルス・ガリャード
ダウランド/フィリップス:パイパーのガリャード
フィリップス:パジェット・パヴァン,パジェット・ガリャード
ディリング:ファンタジア第3 番
フィリップス:アルマンド,大公のエール,祝福されし神の御母
ローズ・コンソート・オブ・ヴィオールズ
アバディーン・キングズ・カレッジcho
デイヴィッド・J.スミスセ(Cemb)

録音:2017年5月29−31日 スコットランド,アバディーン
国を追われて EXILED と題された 1 枚。英国生まれでブリュッセルで亡くなったピーター・ フィリップス(1560/1561―1628)、やはり英国生まれでオランダで長く活躍したリチャード・ディ リング(1580 頃―1630)らの、合唱曲、ヴィオール曲、チェンバロ曲が収録されている。ローズ・ コンソート・オブ・ヴィオールズは英国のヴィオール・アンサンブル。このCD ではトレーブル・ヴ ィオール、テノール・ヴィオール、バス・ヴィオール各2 人の6 人編成となっている。

ATMA
ACD2-2761(1CD)
ダウランド:ラクリメ、または7つの涙 ナイジェル ・ノース(Lute)
レ・ヴォワ・ユメーヌ(ヴィオール・コンソート)
ロンドン生まれのリュート界の巨匠ナイジェル・ノースによるダウランド!パヴァーヌ、ガリアルドなど他のダウランド作品を挟みながら、『涙のパヴァーヌ』 として知られる名作『ラクリメ、または7つの涙』を演奏。闇から悲しみが溢れ出すようなヴィオール・アンサンブルの調べに巻き込まれながらも、答え を見出すべくはじかれるリュートの弦。メランコリックな感覚が支配し、ロマン派の先駆けと言っても過言ではない夢幻的世界が築かれていきます。 (Ki)

Psalmus
PSAL-026(1CD)
シリアのビザンチン聖歌
Allilouia / Innalmar'ah / Bainama / Voici l'epoux qui vient
Ta chambre nuptiale / Alors qu'il s'avancait / La prostituee s'approcha
Ils ont arrache / Simeron krematai / Inna Mousal 'Azim / Innal Malaka
Homelie de Saint Jean Chrysostome / Azzimi yanafsi / Alyawma
Theotoke parthene
マクシモス・ファーメ、
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(独唱)
レ・ソリスト・ド・ラ・ミュジーク・ビザンティン他

録音:2003-2010年、フランス
シリア最古の都市のひとつであり最大の都市でもあったアレッポ。旧市街が世界遺産に指定された観光地でもありましたが、2011年から続いた内戦により破壊と虐殺の地となり廃墟と化してしまいました。
「オリエントのビザンチン聖歌」(PSAL 001)、「ビザンチン聖歌 Vol.1 聖週間」(PSAL 007)、「ペトロス・ベルケティス:神の御母なる生神女の為の聖歌集」(PSAL 013)からの抜粋。ブックレットも付かない仕様ですがフルプライス商品です。
Psalmus
PSAL 028(1CD)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):オルガンの為のノエル集
オルガンの為の前奏曲とフーガ
クリスマスがやって来る [A la venue de Noel]
オルガンの為のデュオ
ヨセフは良き妻を娶りぬ [Joseph est bien marie]
オルガンの為のフーガ
さて、マリアがわれらに言うには [Or nous dites Marie]
家畜に草を与えよ [Laisses paitre vos betes]
オルガンの為のデュオ
陽気な羊飼いたちはどこへ行く [Ou s'en vont ces gais bergers]
オルガンの為のグラン・ジュ
小さな天使 [Il est un petit ange]
オルガンの為のトリオ
イエスがクリスマスにお生まれになった時 [Quand Jesus naquit a Noel]
 (オルガンの為の)
オルガンの為のエール
シャトルの全市民 [Tous les bourgeois de Chatres]
オルガンの為のデュオ
御身の慈愛、大いなる神 [Votre bonte Grand Dieu]
ポーリーヌ・クンドゥノ=シャベール(Org)

録音:2015年4月、組合教会、サン=フェリックス=ロラゲ、オート=ガロンヌ県、フランス
使用楽器:1781年、グレゴワール・ラビニー製(1996年、ピエール・ヴィアル修復)
クロード=ベニーニュ・バルバトルは国王ルイ15世・16世の時代にパリで活躍したフランスの作曲家・オルガン奏者・チェンバロ奏者。ノートルダム大聖堂のオルガニスト、マリー・アントワネットのチェンバロ教師等を務める等権勢を誇りましたが革命によりそれらの地位を失い貧困のうちに没しました。
ポーリーヌ・クンドゥノ=シャベール(1983年生まれ)はサン=モール=デ=フォッセ地方音楽院でエリク・ルブリュンに、トゥールーズ音楽・舞踊高等研究センターでミシェル・ブヴァールおよびヤン・ウィレム・ヤンセンに師事したフランスのオルガン奏者。
Psalmus
PSAL-029(1CD)
暁の星〜聖母の為の典礼歌集
カルトジオ会聖歌:Ave maris stella
グレゴリオ聖歌:Alleluia Tota pulchra
モサラベ聖歌:Gloriosae Virginis Mariae / Alleluia Nativitas tua
マグダリス(1932-2013):Le Seigneur m'a creee
カルトジオ会聖歌:Meditatio cordi mei / Concupivit Rex decorem tuum
 Alleluia Paratum cor meum / Domine Deus / Qui meditabitur
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):O splendidissima gemme
グレゴリオ聖歌:Puer natus est nobis
マグダリス:Heureuse la Vierge Marie / Je vis la Cite sainte
イタリア=ビザンチン聖歌:Theotoke Parthene
マグダリス:Toutes les generations
ビスカヤ地方のバスク聖歌:Agur Maria
マリア・ステリャ・マトゥティナ修道女cho

録音:2017年7月16日
マリア・ステリャ・マトゥティナ修道女合唱団は2014年、スペイン・バスクのサン・セバスティアン教区に創設されたグループ。フランスの古聖歌研究家フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラスの学術的サポートを得て活動しています。マグダリス(Magdalith)はユダヤ系フランスの音楽家。シャンソン歌手として活動した後、1975年に修道院に入り、グレゴリオ聖歌にインスパイアされたフランス語の典礼歌を多数作曲しました。

ENCELADE
ECL-501E(1CD)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1558頃-1617頃):器楽アンサンブルの為のリチェルカーレ集
シュザンヌはある日 [Susanne un jour]
リチェルカータ第1番 [Ricercata prima]
ファンタジア 8 [Fantaisie]
私の甘美な恋人 [Caro dolce ben moi]
リチェルカータ第2番 [Ricercata secunda]
御身はすべてが美しい [Tota pulchra es]
元気溌剌 [Frais et gaillard]
リチェルカータ第3番 [Ricercata terza]
ファンタジア 5 [Fantaisie 5]
別れは死ぬほどつらくとも [Ancol che col partire]
リチェルカータ第4番 [Ricercata quarta]
ファンタジア 11 [Fantaisie 11]
恋は長くは続かない [Oncques Amour]
リチェルカータ第5番 [Ricercata quinta]
陽気な羊飼い [Ung gay bergier]
リチェルカータ第6番 [Ricercata sesta]
ファンタジア 20 [Fantaisie 20]
祝されたり [Benedicta es]
ファンタジア 17 [Fantaisie 17]
リチェルカータ第7番 [Ricercata settima]
ばら [La Rose]/ファンタジア 18 [Fantaisie 18]
リチェルカータ第8番 [Ricercata ottava]
ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニ
[エルザ・フランク(リコーダー、バッサネッロ、ドゥルツィアン)
アドリアン・マビール(リコーダー、コルネット[ツィンク]、ディレクター)
ジェレミー・パパセルジョ(リコーダー、ボンバルダ、ドゥルツィアン)
フランソワ・ラゼレヴィッチ(フラウト・トラヴェルソ)
サンドリーヌ・デュペ(Vn)
カロリーナ・ヘルツィヒ(ハープ、チェンバロ、オルガン)
マルク・ヴォルフ(アートリュート)
ジャン=リュック・オー(チェンバロ、オルガン) ]
ジョヴァンニ・バッサーノはヴェネツィア楽派の作曲家で、コルネット(ツィンク)をはじめとする木管楽器の演奏家。既存のポリフォニー声楽曲を器楽で演奏する際の即興的装飾法(ディミニューション)を確立したことで知られています。ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニはフランスのコルネット(ツィンク)奏者アドリアン・マビール(1985年生まれ)が主宰するピリオド楽器アンサンブル。

Audax Records
ADX-13715(1CD)
技巧的なソロ・ヴァイオリンを伴うドイツのカンタータ集
ビーバー:われは喜びに満ちたり、主が家を建てられるのでなければ
ヨハン・クリストフ・バッハ:おお神よ, 汝はいかにして怒り
 ああ, 私の頭が水で満ちていたら
パッヘルベル:ああ主よ, わたしに敵する者のいかに多いこと
ブルーンス:わが心は整えり
ダニエル・エーベルリン:私はイエスのすべての苦難の中に建てたい(世界初録音)
ナウエル・ディ・ピエロ(Bs)、
ヨハネス・プラムゾーラー(バロックVn)、
クリストファー・パーヴェス(Br)、
アンドレア・ヒル(Ms)、
ホルヘ・ナバーロ・コロラド(T)、
アンサンブル・ディドロ
17世紀後半のドイツ、バッハの父親の従弟であるヨハン・クリストフ・バッハや、ビーバー、パッヘルベル、ブルーンスといった大バッハの1つ上の世代の作曲家たちによって作られた、華麗な独奏ヴァイオリンをフィーチャーしたカンタータ集。
アルゼンチン生まれのバス、ナウエル・ディ・ピエロの豊かな低音と、プラムゾーラーの鮮やかなバロック・ヴァイオリンの音色が見事に絡み合い、アンサンブル・ディドロと極上のアンサンブルを奏でます。
Audax Records
ADX-13713(1CD)
ヴァイス&ハッセ:リュート・ソナタ集
ヴァイス:リュート・ソナタ ニ短調 SW.35、
 パッサカリア
ハッセ:リュート・ソナタ イ長調(世界初録音)、
 リュート・ソナタ 変ホ長調(世界初録音)
ジャドラン・ダンカム(リュート)

日本語解説付き
ジャドラン・ダンカムは、イギリス、クロアチア、ノルウェー系のバロック・ギター&リュート奏者。2008年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤーのストリング・カテゴリーを受賞、2015年にはイタリアで行われたマウリツィオ・プラトーラ・リュート・コンクールで第1位に輝いています。
「バッハとヴァイスの共作による組曲」という意欲的なアルバム(ADX 13706)でヨハネス・プラムゾーラーと共演したジャドラン・ダンカムの、ファースト・ソロ・レコーディング。
これまで余り演奏されることのなかったシルヴィウス・レオポルト・ヴァイスの後期のニ短調ソナタと、ライプツィヒの手稿譜から蘇ったヨハン・アドルフ・ハッセの知られざる2つのソナタ。当時新しく流行したギャラント様式を巧みに採り入れたハッセと、流行に敏感ながらも荘厳なバロック様式を基盤としたヴァイス、同じ時代にありながらも大きくスタイルの違う二人のリュート・ソナタを、次世代の優れたリュート奏者が鮮やかに描きます。

Hyperion
CDA-68171(1CD)
シャルパンティエ:ルソン・ド・テネブル
聖母マリアへの連祷 H.83
3声のマニフィカト H.73
司教叙階式のための序曲 H.536
ルソン・ド・テネブル〜聖水曜日のルソン・ド・テネブル第1番 H.120##
聖水曜日のルソン・ド・テネブル第2番 H.138#
聖水曜日のルソン・ド・テネブル第3番 H.123##
ステファヌ・ドゥグー(Br)##、
サミュエル・ボーデン(T)#、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2014年1月19日−20日&22日(ルソン)/2016年10月29日−30日(連祷、マニフィカト、序曲)、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
旧約聖書の"エレミアの哀歌"(のフランス語版)をテキストとし、復活祭に先立つ聖週間に行われる朝課「ルソン・ド・テネブル」。シャルパンティエの「ルソン・ド・テネブル」は、グレゴリオ聖歌の哀歌の歌い方と17世紀半ばのメリスマ風の装飾を伴った宮廷歌謡"エール・ド・クール"のスタイルとを融合させた、フランス・バロック独特のジャンルを代表するもの。BBCラジオ3で「ディスク・オヴ・ザ・ウィーク」に選ばれるなど高い評価を得た大クープランの「ルソン・ド・テネブル」(CDA-68093)に続く、アルカンジェロの清廉なるフランス・バロック第2弾にご期待ください。
またアルカンジェロのメンバーには、今回のレコーディングでも、ボヤン・チチッチ(vn)、ソフィー・ジェント(vn)、ジェーン・ロジャーズ(va)、レイチェル・ブラウン(fl)、ジョナサン・マンソン(gamba)などの世界的アーティストたちが名を連ねています。

Psalmus
PSAL-028(1CD)
バルバトル:オルガンによるバロック・クリスマス
前奏曲とフーガ
クリスマスがやってくる/二重奏
ヨセフは良き嫁をめとりぬ/フーガ
マリヤ今ぞわれらに語り給え
汝の羊に牧草を与えよ/二重奏
陽気な羊飼いはどこへ/グラン・ジュー
彼は小さな天使/三重奏
イエスがクリスマスに生まれた時
エール/すべてのシャトレのブルジョア
二重奏/偉大なる神、汝の慈しみ
ポーリーヌ・クーンドゥーノ=シャベール(Org)

録音:2015年4月、フランス
ルイ15世の時代の作曲家でありノートルダム大聖堂のオルガニストも務めたクロード=ベニーニュ・バルバトル(1724−1799)のクリスマスのためのオルガン作品集。1781年に建造された、サン=フェリックス・ロラゲ教会(フランス、オート=ガロンヌ県)の歴史的オルガンを使用。

CORO
COR-16163(1CD)
パーセル:チャールズU世のための歓迎歌集(ウェルカム・ソング集)
ヨーク公が帰還遊ばしたので Z.271/チャールズU世の歓迎歌「いざ、全能の王の代理人を迎えん」Z.340/アンセム「我が眼は夜の昼も絶えず涙を流さん」Z.24/眠れアダム、しばし憩え Z.195/主を恐るる者は幸いなり Z.131/アンセム「新しい歌を主に向かいて歌え」Z.44/偉大にして正義の神よ Z.186/歓迎歌「大胆な反逆者よ失せよ」Z.324
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)
王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。
1660年にイングランド議会を解散した後、翌1661年にイングランド王に即位し、共和制の終焉と王政復古期の始まりを呼んだチャールズU世のために作曲された「いざ、全能の王の代理人を迎えん Z.340」は、パーセルにとって宮廷での最初の頌歌(オード)の1つであり、その後の成功を飛躍を決定付けた代表作の1つとして知られています。
「パレストリーナ」や「ビクトリア」、「ヘンデル」と並ぶザ・シックスティーンの代名詞である「パーセル」。現在のイギリスを代表する世界最高峰の合唱団によるパーセルの名唱にご期待下さい。

Christophorus
CHR-77417(1CD)
シュッツ:復活の物語 SWV.50
葬送の音楽 SWV.279-281
ブノワ・アレ(指)
ラ・シャペル・レナーヌ

録音:2007年7月14日−18日、フランス
ドイツ語の最初のオラトリオとされるハインリヒ・シュッツの傑作、「イエス・キリストの復活の物語(復活祭オラトリオ)」と「葬送の音楽(ムジカーリッシェ・エクセークヴィエン)」。ブノワ・アレが2001年に設立した声楽と器楽によるフランスのアンサンブル、"ラ・シャペル・レナーヌ"の2007年録音盤がChristophorusより新装再発売。

Avie
AV-2383(1CD)
オルウェウスの歌〜モンテヴェルディと同世代の歌曲集
1. アイ・ラヴ・ユー...〜モンテヴェルディ:かくも甘い苦悩、暗い森よ, 私の苦しみを思い起こすだろうか(歌劇 「オルフェオ」より)、天上のバラ(歌劇 「オルフェオ」より)
カッチーニ:甘いため息
2. ...トゥ・ヘル...〜カステッロ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
モンテヴェルディ:君は死んでしまったのか − シンフォニア(歌劇 「オルフェオ」より)
チーマ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調
モンテヴェルディ:どんな名誉を与えたらよいだろう − シンフォニア(歌劇 「オルフェオ」より)
3. ... アンド・バック〜カステッロ:4声のソナタ・コンチェルタータ第15番
ディンディア:私が泣くと獣も
ランディ:小さなセミが歌う、長い時間あなたを愛したけれど
ブルネッリ:太陽はまだ
メールラ:それを信じる愚か者
カリム・スレイマン(T)、
アポロズ・ファイア、
ジャネット・ソレル(指)

録音:2017年8月20日−23日、セント・ポール教会(クリーブランド・ハイツ)
カリム・スレイマンは3歳からヴァイオリンを学び、ボーイ・アルト・ソリストとしてショルティ指揮シカゴSOやスラットキン指揮セントルイスSOらと共演。鮮やかな描写と美しい声でルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、若い世代の傑出したアーティストとしての地位を確立しています。スレイマンのソロ・レコーディング・デビューでは、モンテヴェルディの傑作「オルフェオ」からの音楽を中心に、ギリシャ神話の吟遊詩人「オルフェウス」にまつわる、様々な作曲家の作品を歌います。

Linn
CKD-501(2CD)
ビーバー:ロザリオのソナタ
喜びの神秘〜ソナタ第1番ニ短調 「受胎告知」、ソナタ第2番イ長調 「訪問」、ソナタ第3番ロ短調 「降誕」、ソナタ第4番ニ短調 「神殿での奉献」、ソナタ第5番イ長調 「神殿での発見」
苦しみの神秘〜ソナタ第6番ハ短調 「ゲッセマネの園での苦しみ」、ソナタ第7番ヘ長調 「むち打たれ」、ソナタ第8番変ロ長調 「いばらの冠」、ソナタ第9番イ短調 「十字架を担う」、ソナタ第10番ト短調 「磔刑」
栄えの神秘〜ソナタ第11番ト長調 「復活」、ソナタ第12番ハ長調 「昇天」、ソナタ第13番ニ短調 「聖霊降臨」、ソナタ第14番ニ長調 「聖母被昇天」、ソナタ第15番ハ長調 「聖母の戴冠」
無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア ト短調
クリスティーナ・デイ・マーティンソン(Vn)、
ボストン・バロック、
マーティン・パールマン(指)

録音:2017年3月12日−17日、Futura Productions(ロズリンデール、アメリカ)
1973年の創設から現在までマーティン・パールマンが音楽監督を務め、アメリカにおける古楽復興をリードしてきたボストン・バロック。2012年にスタートしたリン・レコーズ(Linn Records)とのコラボレーションの第4弾は、ボストン・バロックのコンサート・マスターを務めるカナダの女流バロック・ヴァイオリニスト、クリスティーナ・デイ・マーティンソンが弾くビーバー「ロザリオのソナタ」!
マーティンソンは、ボストン・バロックの他、ヘンデル&ハイドン・ソサエティのアソシエイト・コンサート・マスターも務め、テンペスタ・ディ・マーレやザ・バッハ・アンサンブルなど、アメリカの一流古楽アンサンブルのソリストを務めるなど、アメリカ古楽界で大きな存在感を放つバロック・ヴァイオリンの名手。
スコルダトゥーラ(特殊調弦)が駆使される屈指の難曲として知られるビーバーの傑作、「ロザリオのソナタ」を、マーティンソンの感情深く神秘的なヴァイオリンでどうぞ。

CPO
CPO-7779992(1CD)
NX-B10
エルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフ(1735-1792):受難オラトリオ
「Jesu, deine Passion will ich jetzt bedenken イエス、あなたの受難を私は思い出す」…世界初録音
ハンナ・ヘアフルトナー(S)
マリアン・ディ−クフイゼン(Ms)
ゲオルク・ポップルッツ(T)
マウロ・ボルジョーニ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2017年11月16-19日
テューリンゲンで生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮したというヴォルフ。作曲家として認められてからはC.P.E.バッハと友 情を結び、生涯称えあう仲になりました。音楽家としての名声は非常に高く、とりわけ、彼が後半生を過ごし宮廷楽長に登 り詰めたヴァイマールでは「ヴァイマールのヴォルフ」と呼ばれ尊敬を集めました。 現在では交響曲や器楽曲などが時折演奏されますが、声楽曲はあまり演奏される機会がなく、この世界初録音となるヴィ レンズとケルン・アカデミーの“受難オラトリオ”は、とても貴重な1枚となります。ギャラント様式を踏襲した繊細な表現による、 バロック期から古典派への橋渡しを担うにふさわしい端正で美しい受難曲です。
CPO
CPO-555050(1CD)
NX-B02
イタリアのマンドリンとヴァイオリン曲集
ヴィヴァルディ:マンドリンと独奏,2台のヴァイオリン、他の楽器のための協奏曲 ロ長調 RV548/764
ヴィヴァルディ:マンドリン,ヴァイオリン,チェロ,リュートのためのトリオ ハ長調 RV82
 トリオ.ト短調 RV85
カルロ・アッリゴーニ(1697-1744):トリオ ホ短調
アッリゴーニ:マンドリン,2台のヴァイオリン,他の楽器のための協奏曲 ハ長調
ラニエーリ・カッポーニ(生没年不詳):ソナタ 第8番 ホ短調
ヨハン A.ハッセ(1699-1783):2台のヴァイオリン.チェロとリュートのための協奏曲 ト長調
イル・カンティーノ
[アンナ・トルゲ(マンドリン)
平崎 真弓(Vn)
竹内 潮生(Vn)
イヴェス・ユティエル(Vn)
ザンディ・ヴァン・ディーク(Va)
ヨハネス・レシャー(Vc)
ミヒャエル・フライムート(Lute)]

アンナ・トルゲ&平崎 真弓(指)

録音:2015年12月5-8日
17世紀から18世紀にかけて作曲されたマンドリンとバロック・ヴァイオリンの作品集。この当時のマンドリンは17世紀中ごろに 登場した楽器で、リュートから発生したとされています。初期のマンドリンは6コースのガット弦を持ち、ヴィヴァルディの作品はこ の形の楽器を想定して書かれています。このアルバムで聴くことができるのはヴィヴァルディをはじめとした4人の作曲家の多彩 な作品で、どれもが「ヴァイオリンとマンドリンの対話」であり、この日本人奏者を含む“イル・カンティーノ”による演奏は、各々 異なる音色が溶け合った極上の響きを楽しめます。
CPO
CPO-555170(1CD)
NX-B10
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):イエスの苦しみ〜受難カンタータ集 第2集
Das Leiden Jesu von seinen Freunden GWV 1122/41
Die Gesegnete Vollendung der Leiden Jesu, GWV 1127/41
Die Schmahliche Verspottung, GWV 1170/41
エクス・テンポーレ
[アンネリース・フォン・グラムベーレン(S)
ヤーナ・ピエテルス(Ms)
マルニクス・デ・カート(A)
ローター・ブルム(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)]
フローリアン・ハイアリック(指)
マンハイム・ホーフカペレ

録音:2017年3月16日
ドイツ後期バロック時代の作曲家グラウプナーによる受難カンタータ集の第2集。第1集(555071)と同じくエクス・テンポーレ のメンバーとマンハイム・ホーフカペレ、ハイアリックの指揮による洗練された演奏です。18世紀初頭の北ドイツで最も人気あ るオペラ作曲家の一人であったグラプナーは、声楽の使い方に熟知しており、これらのカンタータでも、キャッチーなメロディによ る歌手たちの歌の見せ所が存分に用意されているとともに、バックを務めるオーケストラの楽器も歌と競うように、見事なアン サンブルを聴かせます。時には弦楽器のみのアンサンブルもあり、多彩な響きは聴き手を魅了します。
CPO
CPO-555085(1CD)
NX-B10
テレマン:管楽器のための序曲集 第1集
序曲 ヘ長調 TWV44:16
5つの楽器のための協奏曲 ニ長調 TWV 44:2
序曲 ヘ長調 TWV 44:8
5つの楽器のための協奏曲 ニ長調 TWV 44:14
序曲 ヘ長調 TWV 44:10
オルフェオ管楽アンサンブル
カリン・ファン・へールデン(指)

録音:2016年4月4-17日
テレマンの作品の数多くは宮廷のために作曲されていますが、ハンブルクの音楽監督に就任してからは、裕福な市民や、都 市を守る軍事職人たちのためにもユニークな作品を書きました。このアルバムに収録されている作品は、都市に駐屯する守 備隊のために書かれたもので、テレマンは彼等のアンサンブルに精通しており、およそ20曲の「管楽器アンサンブル」が残され ています。基本的に2本のオーボエと2台のホルン、そしてファゴットというクィンテットという小ぶりな編成です。室内アンサンブル の基本とも言える緻密な音楽を、オーボエ奏者でもあるカリン・ファン・へールデンが指揮するオルフェオ管楽アンサンブルが生 き生きと演奏しています。

OEHMS
OC-1877(1CD)
NX-B03
ミケランジェロ・ガリレイ(1575-1631):タヴラチュアによるリュート曲集 第1集(ミュンヘン 1620年)
ソナタ ハ短調 (ニ短調)
ソナタ ト短調
ソナタ ト長調
ソナタ ヘ長調
ソナタ ニ短調 (ハ短調)
ソナタ ハ長調 (ニ長調)
ソナタ 変ロ長調
ソナタ イ短調
ソナタ ヘ短調
アクセル・ヴォルフ(Lute)

録音:2017年2月21-23日Konzerthaus Blaibach
バロック期の作品だけでなく、サクソフォンとのアンサンブルはジャズの演奏もするなど幅広いレパートリーを持つリュート奏者アク セル・ヴォルフ。今作では著名な天文学者ガリレオ・ガリレイの末弟であるミケランジェロ・ガリレイのソナタに取り組みました。元 来ガリレオ家はリュートに縁があり、彼らの父はリュート奏法の理論書を出版するほど楽器に精通していました。ミケランジェロ はリュート奏者になり、やがてポーランドを経てリトアニアの宮殿に仕え、1607年にはバイエルンのマクシミリアン1世の宮廷楽 団奏者になりました。この「タヴラチュアによるリュート曲集」はガリレイの代表作であり、各々のソナタはイタリアの様式に則った 短い舞曲で構成されており、ヴォルフは多彩な表情の曲を生き生きと演奏しています。

Tactus
TC-250001(1CD)
輝かしきフランチェスコ〜13世紀から16世紀におけるアッシジのフランチェスコのための音楽
チェラーノのトマス:聖フランチェスコのセクエンティア
デュファイ:グラドゥアーレ
ダ・スピラ: 貧しき人々に敬意を表せよ
作曲者不詳:ラウダリオ・ディ・コルトナより
作曲者不詳:おお、我らが父、聖なるフランチェスコよ/他
アノニマ・フロットリスティ

録音:2016年10月、アッシジ
フランシスコ会の創始者として知られるローマ・カトリックの聖人、アッシジのフランチェスコに捧げるために書かれた音楽の数々を収録。中世からルネサンス時代、13世紀から16世紀の間に生まれた聖歌が荘厳に響き渡ります。
演奏は男声ヴォーカルを中心とするイタリアの古楽グループ、アノニマ・フロットリスティ。その歌声とこ古楽器のアンサンブルが、神秘的な空間を創り上げています。タクトゥス・レーベルならではの充実の仕上りです!

Tactus
TC-780703(1CD)
ジュリアーニ:声楽とギターのための作品集
大序曲 Op.61
6つのアリエッタ Op.95
ヘンデルの主題による変奏曲 Op.107
ロマンス Op.27
英雄ソナタ Op.150
6つのカヴァティーナ Op.39
歌劇《タンクレディ》の「こんなに胸騒ぎが」によるカヴァティーナ Op.79
ロッサーナ・ベルティーニ(S)、
ダヴィデ・フィッコ(G)

録音:2013年7月、イタリア
クラシック・ギターの歴史の中で燦然と輝くイタリア、ナポリのヴィルトゥオーゾ、マウロ・ジュリアーニ(1781−1829)。19世紀のコンポーザー=ギタリストが遺した声楽とギターのための美しき作品を歌うのは、モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(OGCD 922807)がレコードアカデミー賞に選ばれたラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレのメンバーとしても活躍中の名ソプラノ、ロッサーナ・ベルティーニ!イタリア古楽界屈指のギタリストの1人であり、レコーディング・エンジニア(前述のモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」でもエンジニアを担当)としても高名なダヴィデ・フィッコとのデュオが、ジュリアーニのメロディアスな旋律美と、ヴィルトゥオーゾならではのテクニカルなパッセージをたっぷりと聴かせてくれています。
Tactus
TC-570701(1CD)
フランツォーニ:アッパラート・ムジカーレ Op.5 カペラ・ムジカーレ・ディ・サンタ・バルバラ、
ウンベルト・フォルニ(Org&指)

録音:2016年12月4日、マントヴァ
アマンテ・フランツォーニ(1579−1630)は、マントヴァの聖バルバラ教会、フォルリ大聖堂の楽長などを歴任し、ゴンザーガ宮廷にも仕えた16〜17世紀イタリアの作曲家。その作品には、同じくゴンザーガ宮廷に仕えていたことでも知られるモンテヴェルディからの影響が見受けられています。

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0024(1CD)
ウィリアム・バード(1543?-1623):モテット集
[待降節]
1. Rorate coeli/2. Vigilate
[聖燭祭]
3. Hodie beata Virgo/4. Alleluia - Senex puerum
[四旬節]
5. Ne irascaris/6. Civitas sancti tui
[ イースター]
7. Terra tremuit/8. Haec dies
[昇天祭]
9. Tollite portas/10. Alleluia - Ascendit Deus - Dominus in Sina
[待降節]
1. Rorate coeli/2. Vigilate
[聖燭祭]
3. Hodie beata Virgo/4. Alleluia - Senex puerum
[四旬節]
5. Ne irascaris/6. Civitas sancti tui
[ イースター]
7. Terra tremuit/8. Haec dies
[昇天祭]
9. Tollite portas/10. Alleluia - Ascendit Deus - Dominus in Sina
スティーヴン・クレオベリー(指)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho

録音:2017年 1,4,6月/キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)
ルネッサンス期のイギリスを代表する作曲家、ウィリアム・バードのモテットを、イギリスの名門中の名門、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の 演奏で。バードが書いたミサ曲を、キリスト教の様々な祝日の暦に沿ったかたちで収録されています。合唱団の技量、聖堂の響きの素晴らしさにあらため て感じ入る1枚です。 (Ki)

AMBRONAY
AMY-309(1CD)
中世の夢と幻影
作曲者不詳:El Cant de la Sibilla
フランキヌス・ガフリウス(1451-1522):Litania mortuorum discordans(ダニレフスカヤ編)
アンドレア・ステファニ(14世紀後半):Morte m’a sciolt’, Amor
ロバーツブリッジ写本のエスタンピ
ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ(14世紀中ごろ):La bella stella
ソラージュ(14世紀後半):Fumeux fume
ヨハネス・シモニス・デ・ハスプレ(?-1428):Puisque je sui fumeux
トレボール(14世紀後半):En seumeillant
ジャコブ・デ・センレーケ(14世紀後半):En ce gravieux tamps
イヴリア写本より:Or sus, vous dormex trop
ソッラッツォ・アンサンブル〔ペリーヌ・ドゥヴィエル、佐藤裕希恵(S)、ヴィヴィアン・シモン(T)、ソフィア・ダニレフスカヤ(音楽監督・中世フィドル)/ヴィンセント・キビルディス(ハープ)〕

録音:2017年 3月
2014年にバーゼルで結成され、中世から初期ルネッサンスの音楽を中心レパートリーに活動しているソッラッツォ・アンサンブル。フィドル奏者のアンナ・ ダニレフスカヤが音楽監督を務めています。彼らのデビュー盤となる当盤は、無垢な夢みる歌から大酒のみの歌まで、中世の音楽の世界への楽しい旅へと いざなってくれます。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9926
(1SACD)
新しい音楽〜国々のハーモニー 1500-1700年
(MUSICA NOVA/ THE HARMONY OF NATIONS 1500-1700)

[1500年 ヴェネツィアの舞曲]
作曲者不詳:ニ調のパヴァーヌ-伝統的なガイヤルド、トデスコ、サルタレッロ
[1540年 ムジカ・ノヴァ]
ヒエロニムス・パラボスコ:リチェルカーレ第14番「ダ・パーチェム」
[1589年 リチェルカーレ&カプリッチョ]
ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ:カプリッチョ第5番
アンドレア・ガブリエーリ:リチェルカーレ第7番
[1612年 エリザベス朝&ジャコバンのコンソート・ミュージック]
ジョン・ダウランド:涙のパヴァーヌ、デンマーク王のガイヤルド
オルランド・ギボンズ:イン・ノミネ(4声)
ウィリアム・ブレード:スコットランドの舞曲
[1621年 Ludi Musici(音楽の道)]
サミュエル・シャイト:パドヴァ5番、悲しみのクーラント、アルマンド16番、戦いのガイヤルド21番
[1644年 CORONA MELODICA]
ビアジョ・マリーニ:パッサカリア(4声)
[1673年 LA CETRA]
ジョヴァンニ・レグレンツィ:4つのヴィオラ・ダ・ガンバによるソナタ第7番
[1680年 ルイ14世の宮廷のヴィオール・コンセール]
シャルパンティエ:4つのヴィオールのためのコンセール(H.545)
[1680-1700年 イベリアのフォリア&舞曲]
ペドロ・デ・アラウホ:第1旋法によるコンソナンシアス
ペドロ・デ・サン・ロレンツォ:フォリア
ホアン・カバニリェス:イタリア風コレンテ
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エスペリオンXXI〔フィリップ・ピエルロ、セルジ・カサデムント、ロレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/グザヴィエ・プエルタス(Vn)/グザビエ・ディアス=ラトーレ、エンリケ・ソリニス(テオルボ、ギター)/ペドロ・エステヴァン(打楽器)〕

録音:2017年4月6,7日/カタルーニャ
古楽界の鬼才、ジョルディ・サヴァール最新盤は、ヴィオールのみ、またはヴィオールを中心とするアンサンブルによる、1500-1700年のコンソート・ミュー ジック集。ロンドン、ヴェネツィア、ローマ、ヴェルサイユ、マドリードなど、ヨーロッパで隆盛を誇った宮廷では、すぐれたコンソート音楽(当時「新しい音楽」 と呼ばれることも)が多数生みだされました。このアルバムで、サヴァールが一躍有名となったヴィオラ・ダ・ガンバの音楽の魅力をあらためて知るととも に、その音楽の多様性におどろかされる1枚となっています。 (Ki)

Guild
GMCD-7806(1CD)
フニクラス・トリプレックス〜再発見されたギャラント様式
クサヴァー・ハッセル:トリオ・ソナタ集 Op.2(ソナタ第5番イ長調、ソナタ第6番ト長調、ソナタ第1番ト長調、ソナタ第3番ロ長調、ソナタ第4番変ホ長調、ソナタ第2番ハ長調)/アグリコラ:6つのカンツォネッタ
ルートヴィヒ・シュタイナー:3つの歌曲(Musicalisch-Italienischen Arien Crantzより)
アルカディア、
ウルリケ・ホフバウアー(S)

録音:2016年11月21日−23日、改革派教会(アルレスハイム、スイス)
スイスの北西部、ポラントリュイの司教領の宮廷で音楽監督務めていたと伝わるフランツ・クサヴァー・ハッセル(1708−1757/ハッセ、ハッツェルという記述もある)が、1751年に作曲した「トリオ・ソナタ集 Op.2」。
その名もその作品も現在ではほとんど知られていないクサヴァー・ハッセルだが、唯一の現存する作品とされる「トリオ・ソナタ集 Op.2」はギャラント様式の佳作であり、18世紀のスイスにおける、器楽、室内楽の発展を知ることのできる貴重なものです。
この知られざるスイスの音楽を発掘したアルカディアは、バルトルト・クイケン門下のバロック・フルーティスト、クレア・ゲネヴァインらによって1998年に創設されたピリオド・アンサンブル。
17世紀から19世紀初期のヨーロッパ各地の様々な作品をレパートリーをしており、このクサヴァー・ハッセルの「トリオ・ソナタ集 Op.2」には、テオルボ&アーチリュートの名手、ダニエレ・カミニーティが参加しています。

Delphian
DCD-34204(1CD)
ウィリアム・マンディ:宗教合唱作品集
マンディ:祝福と神聖、
 マリアは聖なる乙女(世界初録音)、
 アレルヤ, あなたの神のみ母によってT(世界初録音)、
 シヴェ・ヴィジレム、
 アレルヤ, あなたの神のみ母によってU(世界初録音)、
 天の父の声は、われは若く
シェパード、バード、マンディ:イスラエルの民エジプトを出て
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊、
ダンカン・ファーガソン(指)
タリス・スコラーズやザ・シックスティーンも録音しているマンディの代表作「天の父の声は(Vox patris caelestis)」から、新たに再構築された「マリアは聖なる乙女(Maria virgo sanctissima)」(世界初録音)、そしてジョン・シェパード、ウィリアム・バード(トマス・バード?)、ウィリアム・マンディの共作による「イスラエルの民エジプトを出て(In exitu Israel)」まで、エリザベス朝のモテットの発展に不可欠な貢献を果たしたとされるウィリアム・マンディの宗教合唱作品を歌います。
Delphian
DCD-34208(1CD)
ヒエロニムス・プレトリウス:ミサ曲 「誰かがわたしの主を取り去って」
聖木曜日〜オルランド・ド・ラッスス:私の魂死ぬがごとく悲し
ヤーコプ・ハンドル(・ガルス):イェルサレムの娘らよ
聖金曜日〜ヒエロニムス・プレトリウス:おお, すべての人よ
ハンス・レーオ・ハスラー:神よ, 我が神よ
復活の主日〜ヒエロニムス・プレトリウス:誰かがわたしの主を取り去って、ミサ曲 「誰かがわたしの主を取り去って」
アンドレア・ガブリエリ:マリアは墓に立ち
ヒレロニムス・プレトリウス:良き牧者がよみがえりたまいぬ
シグロ・デ・オロ、
パトリック・エイリーズ(指)
2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"のセカンド・アルバム。
ハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガニストを務めたドイツ・ルネサンスの重要な作曲家、ヒエロニムス・プレトリウスのミサ曲「誰かがわたしの主を取り去って」(ミサ・トゥレルント・ドミヌム・メウム)の世界初録音。シグロ・デ・オロの創設者&ディレクターであるパトリック・エイリーズは、スティーヴン・レイトンの下で聖歌隊員として研鑽を積み、現在ウォーギンガム合唱協会の音楽監督、モーリー・カレッジの指導者、コロス合唱団(Khoros Choir)の指揮者、オール・セインツ・パトニーの音楽監督、ウェスト・サセックス・ユース合唱団のディレクターなど多くのポストを兼ねる実力者。革新的なプログラム、卓越したパフォーマンス、ルネサンスと現代レパートリーの興味深い解釈で注目を集める若き合唱団、"シグロ・デ・オロ"にご注目ください。

Signum Classics
SIGCD-528(2CD)
ジェンキンズ:4声のコンソート・ミュージック全集
CD1:ファンタジア第1番/ファンタジア第2番/ファンタジア第3番/ファンタジア第4番/パヴァン ニ短調/ファンタジア第5番/ファンタジア第6番/ファンタジア第7番/ファンタジア第8番/ファンタジア第9番/CD2:ファンタジア第10番/ファンタジア第11番/ファンタジア第12番/ファンタジア第13番/ファンタジア第14番/パヴァン ホ短調/ファンタジア第15番/ファンタジア第16番/ファンタジア第17番
フレットワーク〔森川麻子(トレブル・ヴィオール)、市瀬礼子(テノール・ヴィオール)、サム・スタッドレン(テノール・ヴィオール/CD1)、エミリー・アシュトン(テノール・ヴィオール/CD2)、リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)〕

録音:2016年1月18日−20日、聖マグダラのマリア教会(シェアボーン、グロスタシャー、イギリス)
2016年に設立30周年を迎えた世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」の新録音は、ジョン・ジェンキンズのコンソート・ミュージック。ジョン・ジェンキンズ(1592−1678)は、1580年から1650年に亘るイギリスのコンソート・ミュージック黄金時代を生き、ヴィオール作品の発展に大きな影響を与えた作曲家。極めて高い完成度でヴィオール・コンソートのための傑作を数多く遺したジェンキンズの作品のなかから、「4声」のための作品をすべて収録。
森川麻子、市瀬礼子を始めとする世界的名手たちの演奏で、心地よい旋律と巧みな対位法による豊かな音楽の会話が生まれます。
Signum Classics
SIGCD-526(1CD)
ライト・ディヴァイン〜トレブルとアンサンブルのためのバロック音楽
ヘンデル(ベネット編):協奏曲ヘ長調 HWV.331
ヘンデル:神の光の永遠の泉 HWV.74
ヘンデル(ベネット編):トリオ・ソナタ第4番ト長調Op.5-4, HWV.399より パッサカリア
ヘンデル:どんな情熱が音楽を盛り上げたり静めたりできないだろうか HWV.76
ヘンデル(ベネット編):狩りにて(女猟師ディアナ) HWV.79
アルビノーニ:新たな恐ろしい戦争が起こる(「ラ・スタティーラ」より)
フィリップ・ヤコプ・リットラー:7声のチャッコーナ
ラモー(オーレスキョル/ベネット編):リトルネッロ(「イポリートとアリシ」より
モー:アバリスのエントリー(「レ・ボレアド」より)
ラモー(オーレスキョル/ベネット編):悲しみの支度(「カストールとポリュックス」より)
ラモー(ベネット編):バレエ・フィギュアとエール(「ゾロアストル」より)
ラモー(オーレスキョル/ベネット編):嵐(「プラテー」より)
ラモー:何が私を抑えているのか私は知らない(「ナイス」より)
ラモー(ベネット編):シャコンヌ(「優雅なインドの国々」より)
アクセル・リクヴィン(トレブル)、
MINアンサンブル、
マーク・ベネット(トランペット&芸術監督)、
ラザール・ミレティッチ(アンサンブル・ディレクター)

録音:2017年7月4日−7日、ヤール教会(ノルウェー)
アクセル・リクヴィンは、ノルウェー・ナショナル・オペラ&バレエの少年合唱団、オスロ大聖堂の少年聖歌隊で神童ぶりを発揮し、わずか12歳でナイジェル・ショート&エイジ・オヴ・インライトゥメントOと共演しCDデビュー。2017年にはノルウェー・グラミー賞と呼ばれる「スペルマン賞」で「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
待望のセカンド・アルバムは、ノルウェー有数のプロ室内楽団の一つ、MINアンサンブルと共演したバロック音楽集。美しいボーイ・ソプラノの歌声で贈るヘンデルやラモーを中心としたトレブルとアンサンブルのための音楽は、ボーイ・ソプラノ・ファンにも古楽ファンにもオススメです。また、アクセル・リクヴィンは2017年の秋には声変わりを迎え、現在はバリトンのオペラ歌手として新たなキャリアを歩んでおり、このアルバムはボーイ・ソプラノとしてのアクセルの無垢な歌声を記録した貴重な録音となります。

Channel Classics
CCS-40118(2CD)
テレマン:音楽の練習帳
トリオ・ソナタ ト短調 TWV 42:g5(オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音)
フルート・ソナタ ニ長調 TWV 41:D9(フルート、通奏低音)
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 TWV 41:A6(ヴァイオリン、通奏低音)
トリオ・ソナタ ロ短調 TWV 42:h4(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
オーボエ・ソナタ 変ロ長調 TWV 41:B6(オーボエ、通奏低音)
トリオ・ソナタ ニ長調 TWV 42:D9(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
トリオ・ソナタ ハ短調 TWV 42:c2(リコーダー、オーボエ、通奏低音)
トリオ・ソナタ ト長調 TWV 42:G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ホ短調 TWV 41:e5(ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)、
トリオ・ソナタ イ長調 TWV 42:A6(フルート、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV 42:a4(リコーダー、ヴァイオリン、通奏低音)
フロリレジウム〔アシュリー・ソロモン(バロック・フルート、リコーダー、ディレクター)、アレクサンドラ・ベラミー(バロック・オーボエ)、ボヤン・チチッチ(バロック・ヴァイオリン)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジェニファー・モーシズ(バロック・チェロ)、デイヴィッド・ミラー(アーチリュート、バロック・ギター)、パヴェウ・シヴチャク(Cemb)〕

録音:2017年3月、ヴァールゼ教会(アムステルダム)
1991年に結成されたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムのテレマン新録音!
初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるハイクオリティなアンサンブル、フロリレジウム。これまでも多くの名盤を生み出してきたフロリレジウムによる十八番のテレマン。新たな録音は、様々な楽器の組み合わせによるソロ・ソナタ&トリオ・ソナタによって構成される「音楽の練習帳」からの音楽。
創始者でもありディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンを始め、ボヤン・チチッチ、デイヴィッド・ミラー、市瀬礼子、アレクサンドラ・ベラミーなど古楽シーン最前線で活躍する一流の名手たちの妙技が、テレマンの華麗なソナタで躍動します。

CORO
COR-16160(1CD)
モンテヴェルディ:4声のミサ曲と詩篇歌集 Vol.2
主は言われたU SV.192
われ喜びに満てりT SV.198
4声のミサ曲 SV.190
もろもろの国よ、主を讃めたたえよ SV.197a
われ主に感謝せんT SV.193
イェルサレムよ、主を讃めたたえよU SV.203
主が家を建てたまわずばU SV.201
カヴァッリ:サルヴェ・レジナ
ピッチニーニ:チャッコーナ ト長調
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2015年11月5日−12日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
「倫理的、宗教的な森」や「聖母マリアの夕べの祈り」の名演によりザ・シックスティーン&ハリー・クリストファーズの代名詞、重要レパートリーの1つとして定着している「モンテヴェルディ」。作曲者の死後の1950年にヴェネツィアの出版社ヴィンチェンティによって出版された「4声のミサ曲と詩篇歌集」は、サンマルコ寺院の楽長時代に作曲された傑作を含む、モンテヴェルディの最高傑作の1つと称されています。
この「第2集」には、モンテヴェルディの現存する3つのミサ曲の中の1つである「4声のミサ曲(1650)」や、
ザ・シックスティーンが世界に誇るソプラノの2枚看板、エリン・マナハン・トーマスとグレース・デイヴィッドソンを含む6重唱による「われ喜びに満てりT SV.198」などを収録。
ザ・シックスティーンがその極上のハーモニーで歌う、モンテヴェルディの宗教音楽の最高峰の1つ「4声のミサ曲と詩篇歌集」。ここに堂々の完成です!

Centaur
CRC-3548(1CD)
ボワモルティエ:ソナタ、カンタータ&組曲集
トリオ ホ短調 Op.37-2
カンタータ「イクシオン」
組曲ト長調 Op.59-2
組曲イ長調 Op.35-6
イタリア語のアリア
ソナタ ロ短調 Op.44-2
アルカナム・アンサンブル

録音:2014年1月、テキサス(アメリカ)
器楽曲から声楽曲、オペラ・バレなど幅広いジャンルを作曲したフランス・バロックの大作曲家、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)。最初のフリーランスの作曲家としても有名なボワモルティエの作曲技法の妙を、フィラデルフィアのピリオド・アンサンブルの好演で。

Glossa
GCD-924003(2CD)
ラモー:英雄的牧歌劇 「ナイス」 オルフェオO、パーセルcho
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
シャンタル・サントン=ジェフリー(ナイス)、レイナウト・ファン・メヘレン(ネプチューン)、フロリアン・センペイ(ジュピター、ティレシウス)、トマ・ドリエ(プリュトン、テレニュス)、マヌエル・ヌニェス=カメリーノ(アステリオン)、ダニエラ・スコルカ(フローレ、羊飼い)、フィリップ=ニコラ・マルタン(パレモン)、マートン・コマロミ(プロテウス)

録音:2017年3月4日−6日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール "Mupa(芸術宮殿)"(ブダペスト、ハンガリー)
ラモーの「詩神ポリムニーの祭典」(GCD-923502)でGlossaデビューを果たし、モンドンヴィルの「グラン・モテ集」(GCD-923508)、モンドンヴィルの「イスベ」(GCD-924001)などの知られざるフランス・バロックを優れた演奏で現代に蘇らせてきたハンガリー古楽界の奇才ジェルジュ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。
ジャン=フィリップ・ラモーの英雄的牧歌劇(パストラル・エロイック)「ナイス」は、1748年に結ばれたオーストリア継承戦争の講和条約「アーヘンの和約」を記念した平和のためのオペラ。
フランスの注目ソプラノ、シャンタル・サントン=ジェフリーを始めとする優れたソリスト陣と、パーセル合唱団、オルフェオOの洗練された古楽演奏で、ジェルジュ・ヴァシェジのフランス・バロック探求の最先端をどうぞ。

H.M.F
HMD-9909056
(1BluRay+1DVD)
ルイ14世の葬儀
1. 作曲者不詳:Subvenite Sancti Dei(聖歌)
2. ジャン・コラン(16??-1694?):デ・プロフンディス
3. 作曲者不詳:Libera me Domine(聖歌)
[王を運ぶための行進]
4. アンドレ・ダニカン・フィリドール(1652?-1730):Marche pour les Ponpes funebres des ceremonies extraordinaires
[サン=ドニ 厳格なる葬儀/死者のミサ]
5. ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726):デ・プログンディス
[許し&地下納骨堂への安置]
6. 作曲者不詳:Subvenite Sacti Dei(聖歌)
7. ルイ・シェイン(1637-1694):Ne recorderis
8. Qui Lazarum resuscitasti(聖歌)
9. ルイ・シェイン:Dirige Domine
10. シャルル・デルファー(1598-1661):ピエ・イエズ
11: 作曲者不詳:In paradisum(聖歌)
[最後の別れ& 賛歌]
12. ド・ラランド:La Grande piece royale(S161) (王の夜食のための第5サンフォニー組曲より)
[1周忌]
13. 14. ド・ラランド:怒りの日〔Dies irae, dies illa / Juste judex ulrionis〕
ラファエル・ピション(指)
ピグマリオン(管弦楽・合唱)
セリーヌ・シェーン(S)
ルシル・リシャルドー(Ms)
サミュエル・ボーデン(C.T)
マルク・モワヨン(T)
クリスティアン・イムラー(Bs)
〔演出:ステファヌ・ヴェリテ、照明:ベルトラン・クデルク〕

収録:2015年11月3,4日、ヴェルサイユ宮殿内王立礼拝堂

◆Blu-Ray
PCM STEREO 2.0
Format 16/9
Region all
◆DVD(NTSC)
PCM STEREO 2.0
Region all
17,18世紀の音楽作品を、当時の歴史と資料などに具に当たって独創的な視点から再構築、そして軽やかな演奏で私たちをたのしませてくれるピショ ン率いるピグマリオン。「太陽王」ルイ14世の葬儀の音楽を再現した舞台のライヴ映像の登場です。1715年9月1日の朝、「太陽王」とも称され72 年の長きにわたってフランスを支配したルイ14世が亡くなりました。人々は歌い踊り、酒を飲み、お祝いの火を焚き、棺を見ると唾棄して侮辱したと言 われていますが、それでも宮廷はしきたりに則り、死者への賛辞、そしてきたる王の交代のための厳粛な葬儀を行いました。ルイ14世の亡骸は、内臓を 除き防腐処理をされた後に第一の棺に納められ、次いで第2のオーク材の棺に納められ、りっぱな祭壇にまつられました。1週間ほどの間、王に仕えた 音楽家たちによってミサが演奏されたといいます。9月9日の夕刻以降に、サン=ドニの地に8頭の馬による馬車で運ばれ埋葬されました。その後も特別 な礼拝やミサが仕立てられました。このピション率いるピグマリオンによる一連の葬儀の再構築を試みた舞台は、王立礼拝堂でおこなわれ、簡易な演出と 照明も施され、ルイ14世の死後300年の年に上演されました。王室が絶頂期を誇った時期の音楽の魅力にあらためて感じ入るとともに、ピション率い るピグマリオンの、力みのなく軽やかな演奏に聴き入り、礼拝堂の美しさにも魅了される稀有な映像となっております。 (Ki)

Stradivarius
STR-37084(1CD)
「RUZIR」〜17世紀の人気のアリアと舞曲の鍵盤楽器への編曲集
俗謡:「バラベン」
G.B.フェリーニ(1601-1674):パルティーテ
作者不詳(18 世紀):マントヴァの舞曲
俗謡:「ルジール」
B.ストラーチェ(1683-1707):ルジエロ奇想曲
G.フレスコバルディ:ルジエロ奇想曲
N.レベーグ(1631-1702):クリスマス「処女のメイド」
バード:女王のアルマン
俗謡:ベルガマスカ
S.シャイト(1587-1654):ベルガマスカ
フレスコバルディ:ベルガマスカ、ほか全16トラック
ファビアナ・チャンピ(Org)
ファビオ・トリコーミ(Vn, Fl, Perc)

録音:2012年8月ボローニャ、ス
テファノ・トリニータ教会、60:41
17 世紀初頭から古典派が登場する前の18 世紀なかばまでの音楽をいわゆるバロック音楽 と呼ぶわけですが、言うまでもなくヴィヴァルディやバッハだけがバロック音楽ではありません。 およそ 120 年続いたこの時代には様々な音楽上の試みや異種格闘のような音楽上の遊びが 行われました。このディスクには音楽史の表街道からこぼれ落ちたような、そうした珠玉の小品 たちが集められています。オルガン、フルート、ヴァイオリン、打楽器によるバイタリティあふれ る野性的な音楽にはいまだ中世ルネサンスの残り香が漂い、バロック音楽がある日突然誕生 したわけではなく、ルネサンスの流れの中から次第にその形を整えていったことを教えてくれ ます。オルガンのチャンピはロンドン王立音楽院に学びガイ・ボヴェットらに師事、現在イタリア で最も活動している鍵盤奏者のひとり。それ以外の楽器を全てこなしているトリコーミは民族音 楽の研究者でもあり、中世ルネサンス音楽を得意としているマルチ・インストゥルメンタリスト。

TOCCATA
TOCC-0477(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ジャクソン(1730-1803):歌曲、カンツォネットとソナタ集
1.Let me approach my sleeping love 私の眠りの恋に近づかせてください Op.4-8
2.Ianthe the lovely, the joy of her swain 愛していること、彼女の誓い Op.1-12
3.Time has not thinn'd my flowing hair 時の流れは私の髪を薄くしてはいない Op.9-1
4.Lone minstrel of the midnight hour 深夜の孤独な吟遊詩人 Op.15-7
5.Ah! where does my Phillida stray? ああ、私のフィルダはどこで迷っていますか?Op.9-5
6.Ye shepherds give ear to my lay 羊飼いは私を横たえ耳うちする Op.4-4
7.For ever, Fortune, wilt thou prove 永遠の幸運はあなたが証明する Op.1-3
8.Twas when the seas were roaring 海鳴りの時代 Op.1-9
9-11.ソナタ イ短調 Op.10-4
12.In vain you tell your parting lover あなたの片思いは無駄だと伝えて Op.1-5
13.Again returns the blushful May 茫洋とした五月が再び Op.16-4
14.O Venus! hear my ardent pray'r ヴィーナスよ、わが祈りを聞きたまえ Op.9-8
15.Blest as th?immortal gods is he 不滅の神々は称賛される Op.1-2
16.My banks they are furnish'd with bees Op.4-2
17.The heavy hours are almost past 何時間も過ぎてしまった Op.1-1
18.Night to lovers'joys a friend 恋人たちの喜びは夜の友達 Op.7-6
19.Sweet was the sun's last parting ray 甘いのは太陽の最後の日差し Op.16-6
エマ・カークビー(S)…3.5.6.13.14.16.19
イレーネ・マス・サロム(S)…2.3.8.14.18,(Vn)…7.9-11
チャールズ・ダニエルズ(T)…1.5.7.12.15.17
マリア=アントニア・メリア(Fl)…4
ベルナート・カボット(Vn)…4.7.9-11
マーク・バウザ(Vn)…2
クリスティーナ・トレンシュ(Va)…9-11
シルヴィア・セラーノ(Vc)…9-12
ティモシー・ロバーツ(ハープシコード)…9-11
アルス・ムジケ…1-8.12-19

録音:2017年8月16-19日
初録音
イングランド南西部、デヴォン州の都市エクセター。18世紀にこの地で画家、作曲家、作家として活躍したウィリアム・ジャク ソンの作品は、まさに秘宝のようなもの。鍵盤奏者ティモシー・ロバーツは「イギリスの伝統に根差した歌曲を作曲したジャクソ ンは、ヘンデルの作風を引き継ぎ、ロマン派へ受け渡した偉大な作曲家」と賞賛、そのエレガントな作品の普及に力を注いで います。この録音には、名歌手エマ・カークビーも参加、軽妙な曲から深刻な曲まで、名手たちのアンサンブルによって、知ら れざる作品の魅力を伝えています。

Perfect Noise
PN-1703(1CD)
ヘンデルとその周辺の音楽家たち
サンマルティーニ(1695-1750):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番 ト長調*
ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):レッスン第3番ト短調〜ホーンパイプ
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):チェロと通奏低音のソナタ イ短調
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」〜Haste haste to the cedar
ウィリアム・バベル(1690-1723):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番ハ短調*
ヘンデル:組曲ホ短調HWV438
アンドレア・カポラーレ(?):チェロと通奏低音のためのソナタ第5番
ウィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):イギリスの歌〜ポリー
ピエトロ・カストルッチ(1729-1759):オーボエと通奏低音のためのソナタ第5番ト長調
ジョン・エルンスト・ガリアルド(1680頃-1747):チェロと通奏低音のためのソナタ第3番ヘ長調
ウィレム・デ・フェッシュ:イギリスの歌〜ある歌
トーマス・ヴィンセント(1720-1783):オーボエと通奏低音のソナタ第1番ニ長調*
ジャコベ・バセヴィ・チェルヴェット(1690-1783):ソナタ第6番
ブノワ・ローラン(バロックOb)
テアトロ・デル・モンド

録音:2016 年
*=世界初録音
ベルギー出身のバロック・オーボエ奏者のブノワ・ローランとモンテヴェルディのスペシャリストとしても知られている古楽アンサンブル、テアトロ・デル・ モンドのアルバム。ヘンデルと同時代に生きた作曲家たちの作品を収録しています。ジュゼッペ・サンマルティーニは、ミラノからロンドンに渡りオーボエ 奏者として華々しい活躍をし、のちに作曲家としても活躍、ヘンデルとの親交がありました。そしてベルギー出身の作曲家ジャン=バティスト・ルイエ。管 楽器や鍵盤楽器の作品を多く残しており、自身も木管奏者としてロンドンで活躍。同名の従兄弟が地元ヘントで作曲家として活動していたので、自らロン ドンのルイエと呼んでいたといいます。ヘンデルとライバル関係にあったジョヴァンニ・ボノンチーニ。ヘンデルと友人関係にありオルガン名手でもあったウィ リアム・バベル。オランダ出身で晩年はイギリスを活動拠点としヘンデルのオーケストラでも演奏したウィレム・デ・フェッシュ。同じくヘンデルのオーケ ストラで20年余りコンサートマスターを務めたローマ生まれのヴァイオリンの名手ピエトロ・カストルッチ。など、いずれも故郷から離れてロンドンで成 功を収めた音楽家たちです。 (Ki)

APARTE
AP-170(1CD)
F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻より
・第13組曲
〔1.ゆりの花ひらく 2.葦 3.胸飾りのリボン 4.フランス人気質、またはドミノ(仮面舞踏会の頭巾)純潔-はじらい-情熱-希望-誠実-忍耐-恋やつれ-媚-年老いた伊達男と時代後れの守銭奴-気のよいかっこう-無言の嫉妬-狂乱〕
・第18組曲
〔1.ヴェルヌイユの女 2.ヴェルヌイユの娘 3.修道女モニク 4.騒がしさ 5.感動 6.ティク-トク-ショク 7.片足の不自由な元気者〕
・クラヴサン曲集第1巻より第3組曲 ハ短調より第11曲「お気に入り」
ブランディーヌ・ヴェルレ(Cemb/ルッカース1636年モデル、1985年アンソニー・サイディ&フレデリク・バルによる複製)

録音:2017年5月
フランスが生んだ根強い人気の名クラヴサン奏者ブランディーヌ・ヴェルレ、F.クープランの登場。ヴェルレのF. クープランといえば、1976-80年にか けて全曲録音されたアストレの名盤(近年XRCD 化(JMXR.24510・廃盤) もされ話題となりました)が有名ですが、今回、ルッカース・モデルの銘器 コピーを奏でての新録音となりました。1942年生まれという彼女、75歳での録音となった当盤は、全体として自然で力みのない音楽運び。「騒がしさ」や「ティ ク・トク・ショク」でも、浮足立つことのないテンポで聴かせます。F.クープランの音楽に込められた様々な表情をもらさず織り込んでいるようで、まさに 巨匠の風格といえます。ヴェルレはライナーノートに「作曲家」と題した文章を寄せており(フランス語のみ)、こちらも興味深いものがあります。 (Ki)

APARTE
AP-164(2CD)
リュリ:歌劇「アルセスト」(またはアルシードの勝利)(1674年)
〔フィリップ・キノー(1635-1688)台本による音楽悲劇〕
アルセスト/栄光:ユディト・ファン・ヴァンロイ(S)
アルシード/エドウィン・クロスリー=メルセル(Bs-Br)
アドメート、第 2 のトリトン:エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)
セフィーズ、チュイルリーのニンフ、プロセルピーネ:アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)
リコメード、シャロン:ダグラス・ウィリアムズ(Bs-Br)
クレアント、ストラートン、プルトン、エオレ:エティエンヌ・バゾラ(Br)
マルヌのニンフ、テティス、ディアーヌ、セーヌのニンフ、ニンフ:ベネディクト・タウラン(S)
影、アレクトン、アポロン:ルシア・マルティン・カルトン(S)
第1のトリトン、プルトーの使者:エンゲランド・デ・ヒス(T)
クリストフ・ルセ(指、Cemb)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内cho

録音:2017年7月13,15,16日、サル・ガヴォー(パリ)
フランス・バロック界の大御所クリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリク。ラモー:「ツァイス」(2014年7月録音、AP 109)、リュリ:「アルミード」(2015 年12月録音、AP 135)、ラモー:ピグマリオン(2017年1月録音、AP 155)につづくバロック・オペラ最新盤はリュリのアルセスト。リュリと作家キノー による音楽悲劇「カドミュスとエルミオーヌ」に続く第二作目の音楽悲劇です。1674年1月19日にパリの王立音楽アカデミーで初演され、国王と宮廷の人々 は高く評価されましたが、当時権力を持ち始めていたリュリに嫉妬して、音楽家たちはこの作品の評判を落とそうとしました。にも関わらず1674年7月 にも祝賀行事の一環としてこの作品が上演され、その後もフランス各都市で上演されるなど、成功をおさめました。コーラスの用いられ方が非常に効果的 で、物語を見事に進行していきます。様々なシーンを描写するオーケストラ音楽も、どれも簡潔にして充実しています。 【あらすじ】 舞台はチュイルリー宮と庭園。アドメート王とアルセストの婚礼。アルセストに恋をしているアルシード以外は皆結婚を祝っている。そこへ隣国のリコメー ド王が登場し、戦いがおこり、アドメート王は瀕死の傷を負い、王のために自らの命をささげ出すものが現れれば、王の死は避けられるという。誰も死の うとしないのを見てアルセストは、自らを生贄に捧げる。アルシードが、アルセストと自分が結ばれてもよいのであれば、アルセストを取り戻すと約束し、 黄泉の国へと向かう。黄泉の国でアルシードはプルトーを説得し、アルセストを取り戻し、現世に帰る。命を取り戻したアルセストはしかし、アドメート王 を慕い続けるのを見て、アルシードは身を引き、アドメート王とアルセストはあらためて結婚をし、ミューズたちは結婚とアルシードの勝利をたたえて、幕 となる。

CPO
CPO-555204(1CD)
NX-B10
ヨハン・セバスティアーニ(1622-1683):マタイ受難曲 コリン・バルツァー(T)
クリスティアン・イムラー(Bs-Br)
イーナ・ジードラツェク(S)
ネイサン・メドレイ(C.T)
ジョナサン・ウッディ(Bs-Br)
ポール・オデット(指)
スティーヴン・スタッブズ(指)
ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
ヨハン・セバスティアーニはドイツ・バロック時代の作曲家。ワイマールで生まれ、1650年頃にケーニヒスベルクに赴き活動を 始め、1661年に大聖堂のカントール職に就きます。その2年後には宮廷楽長に任命され、亡くなるまでその職にあり、宗 教曲を含む多数の作品を残しました。彼の作品の中で最も知られているのがこの「マタイ受難曲」であり、曲自体は1663 年以前に書かれたようですが、1672年に再演され高い評価を受けました。彼は「オラトリオ受難曲(それまでは無伴奏で あった受難曲に器楽を導入し、イタリア風のレチタティーヴォやコンチェルタート様式によって楽曲を構成する方式)」の最 初期の作曲家の一人であり、また壮麗な合唱を組み込んだことでも知られています。 2015年にグラミー賞を受賞したポール・オデットとスティーヴン・スタッブズの指揮によるボストン古楽音楽祭声楽アンサンブ ルの素晴らしい演奏で。
CPO
CPO-555168(1CD)
NX-B02
オルフェウス-17世紀の歌、アリアとマドリガル集
【収録された作曲家】
ロバート・ジョンソン/アントニオ・ドラーギ/モーリス・グリーン/ウィリアム・バード/ガブリエル・フォクトレンダー/ヤコボ・ペーリ/ヨハン・エラスムス・キンダーマン/フランチェスコ・ラジ/クラウディオ・モンテヴェルディ/ルイジ・ロッシ/トーマス・カンピオン/ヘンリー・パーセル/ドメニコ・ベッリ/ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ/アンワーヌ・フランシスク/ヨハン・シュテフェンス
ユリアン・プレガルディエン(T)
テアトロ・デル・モンド
アンドレアス・キュッペルス(指)
17世紀初頭、楽器伴奏による初期のバロック独唱曲は、それまで主流であったルネサンス期の多声合唱作品との共存を 始めました。これは、もちろん音楽の形態は違えども、表現の多様性を求めてのことであったとされています。タイトルに付さ れた「オルフェウス」とはギリシャ神話に登場する詩人、音楽家であり、彼が弾くリラの音色に全ての動物、草花が魅了され たと言われ、17世紀終わりのイギリスでは「オルフェウス・ブリタニクス」という歌曲集が出版されるほど、その名前は音楽と一 体化していました。このアルバムでは現代の名歌手ユリアン・プレガルディエンがオルフェウスを讃え、イギリス、ドイツ、イタリア の歌曲を歌い、キュッペルスが指揮するテアトロ・デル・モンドが、様々な舞曲で曲間を繋いでいくという趣向です。
CPO
CPO-555037(1CD)
NX-B10
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):5曲の宗教的コンチェルト集(1697年 ニュルンベルク)
Ruhmet den Herrn(詩篇 第22番)
Ach Herr, wie ist meiner Feinde soviel(詩篇第3番)
4声のソナタ
Herr, warum trittest du so ferne(詩篇第10番)
Meine Seele harret nur auf Gott(詩篇第62番)
Fortunae ne crede
クラウス・メルテンス(Bs-Br)
ハンブルク・ラーツムジーク
ジモーネ・エッケルト(指)
ニュルンベルクに生まれ、シュッツに音楽を学び、コペンハーゲンに移住。ペーター教会のオルガニストをはじめ、コペンハーゲ ンの主要な教会でオルガニストとして活躍した後は、バイロイトの辺境伯クリスティアン・エルンストの宮廷楽長に就任。しか しクリーガーが作曲家としての真価を発揮したのは、1677年に当時のヴァイセンフェルス公国で職を得た後のこと。1680 年には宮廷楽長として数多くの宗教曲やオペラを作曲、ドイツのバロック様式をリードするまでになりました。また若きヘンデ ルの才能を見出した人としても知られています。この「音楽による魂の平和」は1690年に作曲されたクリーガーの代表作の 一つであり、ドイツ語による詩篇の歌唱の間にに器楽曲が挿入されるという曲集。指揮者のエッケルトはこの曲を得意とし ており、以前、ドロテー・ミールズを独唱者としたアルバムをリリースしていましたが、今作では名バス・バリトン、クラウス・メル テンスを起用。柔軟な解釈による美しい音楽を聴くことができます。

Capriccio
C-7215(5CD)
NX-C05
テレマン:宗教合唱作品集
【CD1】
カンタータ「雷神を称える」TWV6:3
カンタータ「主は王なり」TWV8:6
【CD2】
カンタータ「最後の審判の日」TWV6:8
【CD3】ダンツィヒのコラール・カンタータ集
Christus der ist mein Leben 「キリストこそわが命」TWV1:138
Du o schones Weltgebaude 「汝、おお壮麗なる世の楼閣よ」TWV1:394
Jesu meine Zuversicht「わが確き望みなるイエスは」TWV1:984
Jesu meine Freude「イエス、わが喜び」TWV1:970
Ich bin ja Herr「われはまことに、主よ、汝の御手の中にあり」TWV1:822
【CD4】
Alles redet itzt und singet カンタータ「全てが語り、そして歌う」 TWV20:10
ミサ・ブレヴィス TWV9:14
Deus judicium tuum モテット「神よ、あなたの審判を王に与え給え」 TWV7:7
【CD5】
オラトリオ「イエスの復活と昇天」TWV6:6
アン・モノイオス(S)
バルバラ・シュリック(S)
ヴェロニカ・ヴィンター(S)
ヴィルトフリート・ヨッヘンス(T)
クラウス・メルテンス(Bs) 他
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
テレマンの知られざる宗教作品のBOX化! 後期バロック音楽を代表する作曲家の一人、テレマン。18世紀前半のヨーロッパでは随一の人気と名声を誇るだけでなく、 「音楽史上最も多くの作品を書いた」作曲家としても知られています。 40歳でハンブルク市の音楽監督に就任したテレマンは、市の行事やオペラ、コンサートのあらゆる場面に作品を提供、21世 紀になっても新発見の作品が上演されるなど、その数は計り知れません。 このBOXには、テレマン作品の中でも、最も重要な教会音楽の中からカンタータとオラトリオの名作を収録。存命時にはバッ ハよりも知名度が高かったというテレマンの宗教曲をじっくりお楽しみいただけます。バルバラ・シュリック、クラウス・メルテンスら、 ドイツを代表する古楽歌手たちと、17世紀作品のオーソリティであるヘルマン・マックス率いるオリジナル楽器のアンサンブル“ラ イニッシェ・カントライ”と“ダス・クライネ・コンツェルト”のフレキシブルな演奏です。

ACCENT
ACC-24342(2CD)
ヴァイヒライン:ミサ曲集
[CD1]
Canon uber das Post-Hornl
Eripe me Domine
Domine
Missa Rectorum Cordium
Missa Sanctissima Trinitatis
Missa Gloriosa Virginis in Coelo
グナール・レツボール(指)
アルス・アンティクァ・オーストリア
聖フロリアン少年cho

録音:2006年9月(CD1)、2004年11月(CD2)
もともとSYMPHONIAレーベルで発売されていたCD2枚をセットにしたもの。廃盤久しい、知る人ぞ知る古楽の名盤が嬉しい復活です。ロマヌス・ ヴァイヒライン(1652-1706)はオーストリア生まれで、ビーバーに師事した作曲家。オーストリア古楽界の重鎮レツボールが自国の作曲家を愛情たっぷ りに演奏しており、ハイレベルな少年合唱の透明さも見逃せません。美しい宗教作品にどっぷり浸りたい人にお勧めです。Cはトランペット、トロンボーン、 ティンパニを伴う華やかな音楽でビーバーを思わせます。 (Ki)

OMF
KCD-2059(1CD)
再発売
天正遣欧使節団の音楽
プロログ
#1パッサメッツォ上の五木の子守唄 〜 ももやももや
#2漆黒の南蛮履作者不詳
#3とりこてあアロンソ
#4夜は暗うてフランシスコ・ゲレーロ? 〜 #5こんけららばれ
出航
#6牛飼いとお針箱
国王フェリペ2世謁見
#7ディフェレンシアス『いと甘き覚え』エルナンド・デ・カベソン/ピエール・サンド
ラン
#8あめまりあフランシスコ・ゲレーロ
#9川内の子守唄 〜 #10ファンタシアアントニオ・カレイラ
舞踏会
#11花の舞ファブリツィオ・カローゾ
#12スパニョレッタファブリツィオ・カローゾ
伊東マンショの郷愁
#13日向木挽唄
ローマにて
#14ファンファーラ『馬上にて』
#15らおだて
#16そなたはさながら清らなりジョヴァンニ・バッサーノ/ジョヴァンニ・ピエ
ルルイジ・ダ・パレストリーナ#17でんでれん作者不詳
#18レスポンソリウム『天主のサントスは来たりて』サカラメンタ提要より
関白秀吉謁見
#19テント『こんけららばれ』アントニオ・カレイラ
#20グロサード『こんけららばれ』ルイス・デ・ナルバエス
中浦ジュリアンの回想
#21中浦手毬唄 〜 #22レセルカーダ『いと甘き覚え』ディエゴ・オルティス/ピ
エール・サンドラン
#23誰人が幸いなるか存じてをるオラツィオ・ヴェッキ 〜 #24ろどりごまるちね
す殿作者不詳
中浦ジュリアンの殉教
#25らだにあす 〜 #26こんけららばれ 〜 #27パライゾにサカラメンタ提要より
〔アントネッロ〕Anthonello
濱田芳通Yoximichi Famadaコルネタ/フラウタ/シャラメラCorneta/Flauta/Charamela
石川かおりCaori Ixicauaビオラ・ダルコViola d’arco
西山まりえMarie Nixamaアルパ/クラボ /レアレジョ/カスタネータス/歌Arpa/Clavo/Realejo/Castanetas/Voz
春日保人Yasuto Casuga歌/フィファラ/篠笛/一節切Voz/Fifara/Fuye/Xaqufachi
花井尚美Naomi Fanai歌Voz
藤沢エリカYerica Fujisaua歌Voz
岡庭弥生Yayoi Vocaniua歌Voz
わだみつひろMitcufillo Vadaタンボール/太鼓Tambor/Taico
矢野薫Caoru Yanoクラボ/プサルテリア/歌Clavo/Psalteria/Voz
〔賛助出演・特別出演〕
三浦一雄Cazuo Miura歌1Voz
皆川達夫Tatcuo Minagaua歌Voz
大平紀之Noriyuqi Vofira歌8Voz
ヴォーカル・アンサンブル『ロス・ケントス』Los Kentos
ケント・ラフKenton Ruff/鈴木克精Yoxiaqi Suzuqi/細川大介Daisuqe Fosocaua
ドルーピー・トランペット隊Droopy Trumpet Ensemble
隊長:中村孝志Tacaxi Nacamullaトロンベタ/トゥバTrombeta/Tubae

録音:2007年5月27/28日(関口台スタジオ(東京)
2007年に発売され大反響を呼んだアルバム「天正遣欧使節の音楽」が、10年の時を経て、[2017 リマスター]バージョンとして蘇りました。 一旦、オリジナルの作業ファイルまで遡り、最新のミックスエンジンとプラグインを用いて再度ミキシング。ス タジオには演奏者も立ち会い、音楽的な表現にまで踏み込んだ調整を行いました。新たな工程を経て 生まれ変わった極上の音質をお愉しみいただけます。 「天正遣欧使節の音楽」は、1582年、九州のキリシタン大名によってローマ教皇のもとに派遣された4 人の少年(天正遣欧使節)の生涯を、当時の音楽の再現とアレンジによって表現した壮大な物語絵 巻。天正使節の生い立ちを描くプロログからはじまり、ヨーロッパでの謁見(スペイン国王フェリペ二世、 ローマ教皇グレゴリオ13 世)、関白秀吉の御前演奏の再現と続き、フィナーレではキリシタン禁止令後 も地下に潜伏して布教を続けた中浦ジュリアンの悲劇的な最期(10ヶ月の投獄の後、穴吊りの刑に処 せられ死亡)までを描いています。 アントネッロのリーダー・濱田芳通が、足かけ10 年以上、現在まで残っている記録・資料を可能な限り 調査。この時代の作品を通り一遍に再現するのではなく、独自のアレンジを施すことにより、この時代に 天正使節によってもたらされた西洋音楽が、21世紀のわれわれ現代人にまで影響を及ぼしているさま に迫ります。 2017年12月13日/14日には演奏会「〜語りと音楽でつづる〜天正少年使節の音楽」も開催予 定。今後ますます注目されるプロジェクトです。

Hyperion
CDA-68195(1CD)
マショー:フォーチュンズ・チャイルド オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2016年4月27日−29日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。これまでオルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けてきたマショー・シリーズの第5作目は、「フォーチュンズ・チャイルド(Fortune’s Child)」と題された、運命の女神に翻弄される人々の愛の喜びと苦しみの歌。14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で物悲しい音楽を、オルランド・コンソートの精緻なア・カペラで描きます。
Hyperion
CDA-68250(1CD)
タリス:アンティフォナ集
聞いてください、お願いです
誉れある神の御母よ/聖なる神
めでたし棘なき薔薇
めでたし、父なる神のいと高貴なる娘
めでたし、けがれなき乙女
おお、光から生まれた光よ
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドと、カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。ウィリアム・バードに続くカージナルズ・ミュージックのメイン・レパートリーとして録音されてきたトマス・タリスの名録音からのハイライトが登場!英グラモフォン賞2006で古楽部門賞に輝いたCDA-67548を始め、カージナルズ・ミュージックが築いてきたタリスの名唱の数々が収められています。

Pentatone
PTC-5186696
(1SACD)
隠された秘宝
(1)-(3)ロカッテリ:劇場風序曲 ニ長調 Op.4-1
(4)コレッリ:ラ・フォリア Op.5-12
(5)ニーナ・シモン(1933-2003):ふたりの誓い
(6)カルロ・ジェズアルド(1566):お前は私を殺す、残酷なひとよ
(7)ニコ・マーリー(1981-):「わたしを探して」
(8)阿炳(1893-1950):二泉映月
(9)-(11)フランク:前奏曲,フーガと変奏曲 Op.18
(12)ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):ロンド Op.4
(13)-(15)サティ:3つのゆがんだ踊り
(16)ロン・フォード(1959-):モテッ
(17)ヤナーチェク:ズデンカ変奏曲
(18)ジョスカン・デ・プレ:「森のニンフ」(オケゲムの死を悼む挽歌)

編曲=(1)-(3)(5)(9)-(12)イェルテ・アルトゥイス、(4)(6)(13)-(16)ラーフ・ヘッケマ、(8)オリヴァー・ボエクホールン、(17)アルバン・ウェスリー、(18)ルーカス・ファン・ヘルズディンゲン
カレファックス・リード五重奏団【オリヴァー・ボエクホールン(Ob、コーラングレ、ティン・ホイッスル)、イヴァー・ベリックス(Cl)、ラーフ・ヘッケマ(Sax)、イェルテ・アルトゥイス(バスCl)、アルバン・ウェスリー(Fg)】

ン録音:2017年1月31日-2月2日/ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
リード五重奏団の “カレファックス” がPENTATONEレーベル初登場です。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサン ブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで結成時より高い評価を得ており、独MDGレーベルなどから多くのディスクがリ リースされています。リード五重奏は18世紀以降の作品が多いため、当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてき ました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈な支持を受けています。
「隠された秘宝」と題された当ディスクでは、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・フォリア」、サティの「3つのゆがんだ踊り」な ど15世紀から現代まで、世界の魅力的な作品が並びます。オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲では原曲さながらの響きを追求 し、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれます。リード・ファンはもちろんのこと、オーディオ・ファンにもおすすめしたいディスクです! (Ki)

MSR
MS-1635(1CD)
「証明できることは何もない」 〜パルテニア(ヴィオール四重奏)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ(1150)
フランシス・ホワイト:ずっと遠くの側の花(2010)
ノーダーヴァル:証明できることは何もない(2008)
オルソン:棘(2013)
フランシス・ホワイト:おとぎ話から(2013)
パルテニア:【ビヴァリー・オー(トレーブル&バス・ヴィオール) 、ローレンス・リプニク(テナー・ヴィオール) 、ロサムンド・モーリー(バス・ヴィオール) 、リサ・テリー(バス・ヴィオール)】
クリスティン・ノーダーヴァル(S)
ダション・バートン(Bs-Br)
ヴァレリア・ヴァシレフスキ(語り)

録音:2016年12月,2017年6月 米国,ニューヨーク州,ウェストチェスター
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの曲の他はすべてここ10年に作曲された声楽とヴィオールのための作品集。フランシス・ホワイトの「ずっと遠くの側の花」は、ヒルデガルトの「ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ」に基づいた作品。クリスティン・ノーダーヴァルはここで歌っているソプラノ歌手で、作曲も手掛けている人。「証明できることは何もない」は4曲、25分ほどの大曲。トーニー・オルソンの「棘」は、ヴィオール四重奏の上にバスバリトンがジョン・ヘアの詩を語るように歌う曲。ホワイトの「おとぎ話から」はヴィオール四重奏と語りによる曲。 パルテニアはニューヨークを拠点に活動する珍しいヴィオール四重奏団。

ENCHIRIADIS
EN-2045(1CD)
ムジカ・フィクタ創設25周年記念
ビクトリア(1548-1611):死者の為の聖務曲集
 わが魂は萎え [Taedet animam meam] (レクツィオ;4声)
 死者の為のミサ(レクイエム) [Missa pro defunctis (Requiem)] (6声)
  イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ/オフェルトリウム
  サンクトゥス−ベネディクトゥス/アニュス・デイ/コムニオ
 悲しみのうちに引き戻され [Versa est in luctum] (モテット;6声)
 われを解き放ちたまえ [Libera me] (レソポンソリウム;6声)
ムジカ・フィクタ
[ロラ・アグスティ、マノン・ショーヴァン(S)
アドリアーナ・マイヤー(A)
フラーヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(男性アルト)
アリエル・エルナンデス、ディエゴ・ブラスケス(T)
ビクトル・クルス、ファルナンド・ルビオ(Bs)]
ラウル・マリャビバレナ(指)

録音:2017年2月、サンタ・クルス修道院宿泊所礼拝堂、マドリード、スペイン
1992年にスペインの合唱指揮者ラウル・マリャビバレナにより創設された声楽アンサンブル「ムジカ・フィクタ」の創設25周年記念盤。ビクトリアのレクイエムの録音は2002年8月(EN 2006)以来14年半振り。メンバーは全員交代しています。
淀みなく進む演奏で収録時間は39分ほどですがフルプライス商品です。

Nimbus Alliance
NI6358(2CDR)
フランス・オルガン音楽の黄金時代Vol.6
ジャック・ボワヴァン:オルガン曲集第1巻(1690)&第2巻(1700)からの組曲集
デイヴィッド・ポンスフォード(Org)

録音:2017年5月1日−4日、サン=ミシェル教会(ボルベック、フランス)
主にルイ14世の統治下からフランス革命まで、フランスにおけるオルガン音楽の黄金時代に作曲された秀作を発掘するシリーズ。第6集は、パリのキャンズ=ヴァン教会やルーアン大聖堂のオルガニストを務めたとされる、ジャック・ボワヴァン(c.1649−1706)のオルガン作品集。使用楽器は、1992年にフランスの歴史的記念物(Monument historique)に指定されたサン=ミシェル教会(ボルベック)のヒストリカル・オルガン。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Centaur
CRC-3569(1CD)
クープラン:クラヴサン組曲全集 Vol.3
クラヴサン第3組曲/クラヴサン第11組曲/クラヴサン第13組曲
マーク・クロール(ハープシコード/パスカル・タスカン1769年製、ウィリアム・ダウド1974年製)

録音:2015年−2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第3巻。「第13組曲」では、マサチューセッツのニュートン・センターに所蔵されているマーロウ・A・シーガルのプライヴェート・コレクション、1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。

Aeolus
AE-10103(1CD)
イタリアのカンタータ集
ハイニヒェン:カンタータ「La, dove in grembo al colle」
作曲者不詳:リチェルカール*
サンチェス:カンタータ「簒奪者にして暴君」
スカルラッティ:トッカータ*
カルダーラ:別れ
作曲者不詳:フィオレンツァのアリア*
サンチェス:私の欲望
ピストッキ:痛ましい別れ
(*=クラヴィオルガン・ソロ)
カプリオーラ・ディ・ジョイア〔アマリリス・ディールティエンス(S)、バート・ネサン(クラヴィオルガン)〕

録音:2017年1月、ベルギー
リチャード・エガー、ヨス・ファン・フェルトホーフェン、エリク・ファン・ネーヴェルらの巨匠たちと共演を行い、オペラ、オラトリオの両面で活躍するベルギーの古楽系ソプラノ、アマリリス・ディールティエンス。ブルージュの聖ギリス教会の首席オルガンニストやブリュッセル音楽院のチェンバリストを務める、1980年生まれのベルギーの若き指揮者&古楽系鍵盤楽器奏者のバート・ネサン。
ディールティエンスとネサンの夫婦が2007年に設立したピリオド・アンサンブル、"カプリオーラ・ディ・ジョイア"の10周年を祝うアルバムは、チェンバロとオルガンを組み合わせた楽器、「クラヴィオルガン(クラヴィオルガヌム)」の伴奏によるイタリアのカンタータ集。(ハイニヒェンはドイツの作曲家ですが、このカンタータはイタリア滞在時代にイタリア様式で書かれているため、このアルバムに含まれています。)
バート・ネサンは、ベルギーのルーヴェン大学でクラヴィオルガンの博士研究を行うなど、この楽器の研究家・演奏家としても高名。チェンバロとオルガンの音が聞こえるため、まるでもう一人奏者がいるかのように聞こえるクラヴィオルガンの不思議な音色と、ディールティエンスの澄み渡る歌声をお楽しみください。

Christophorus
CHR 77421(1CD)
ラインハルト・カイザー:マルコ受難曲 クリスティアン・ブレンベック(指)
パーセニア・ヴォーカル、
パーセニア・バロック
ベルンハルト・ヒルトライター(T)、
ハルトムート・エルベルト(Bs)、
ヨッヘン・エルベルト(T)、
ターニャ・ダルタン(S)、
ペトラ・ガイトナー(S)、
メリンダ・パウルセン(A)


録音:1993年5月10日−12日、ドイツ
17世紀〜18世紀のハンブルクでドイツ・バロック・オペラの中心として活躍し、当時ヘンデルやテレマンといった巨匠と並び称された作曲家、ラインハルト・カイザー(1674−1739)。
ラインハルト・カイザー作と伝わるものの、父であるゴットフリート・カイザーやフリードリヒ・ニコラウス・ブルーンスの作ではないかとの説もあり、「伝ラインハルト・カイザー」とも表記される「マルコ受難曲」は、バッハが複数回演奏するなどその作品を愛し、「マタイ受難曲」の参考にしたとも言われているドイツ音楽史の重要作。
日本では2017年に「東京マルコ受難曲合唱団」によって日本初演が行われ注目を浴びた、伝カイザーの「マルコ受難曲」。テルツ少年合唱団の伴奏者としても活躍したドイツのオルガン&チェンバロ奏者、指揮者のクリスティアン・ブレンベックが90年代に残したChrsitophorusの名録音が新装再発売となります。
Christophorus
CHR-77418(1CD)
スペインの花〜ヴィオール・コンソートとギターのための音楽
ミラン:パヴァーナとガリャルダ
ブルーナ:第1旋法によるティエント・デ・ファルサス
サンス:アチャス
オルティス:リチェルカーダ第4番
ブルーナ:Obra de 5° tono por Ce sol fa ut
カベソン:Ilano del Cavalleroによる変奏曲
ブルーナ:第2旋法によるティエント・デ・ファルサス
エンシーナ:ファータ・ラ・パルテ
カベソン:Dama le demandaによる変奏曲
サンス:ルヘロとパラデタス
アギレラ・デ・エレディア:第4旋法によるティエント・デ・ファルサス
オルティス:リチェルカーダ第8番
フランシスコ・デ・ラ・トーレ:ダンツァ・アルタ
サンス:マリサパロス、ハカラス
カベソン:イタリアのパヴァーナ、
 ミラノのガリアルダによる変奏曲
サンス:フォリアス
作曲者不詳:エスパノレータ
カバニーリェス:パサカリェス
サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリャルダス
カバニーリェス:フォリアによる変奏曲
マリア・フェレ(ルネサンス&バロック・ギター)、
レゼスカパード

録音:2017年2月15日−17日、ドイツ
多くの芸術が栄えたスペイン黄金世紀、15世紀〜17世紀スペインのギターとヴィオール・コンソートのための作品集。スペインのカタルーニャ出身、バルセロナの音楽院とドイツのトロッシンゲン音楽大学、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだギター&リュート奏者マリア・フェレが、女流奏者4人からなるフランスのヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(レ・エスカパード)」と共演し、色鮮やかなスペインの花々を咲かせます。

Chandos
"CHACONNE"

CHSA-0403(1SACD)
ヘンデルの最後のプリマ・ドンナ〜ロンドンのジュリア・フラージ
ヘンデル:オラトリオ 「スザンナ」 HWV.66より スザンナのアリア「清く澄んだ小川がさらさらと流れ」
ヴィンチェンツォ・チャンピ:歌劇 「シリアのアドリアーノ」より エミレーナのアリア「おお神よ! 私は気力が衰えてしまいます」(世界初録音)、
 歌劇 「カミッラの勝利」より カミッラのアリア「あそこの日陰の岸の向こうに」(世界初録音)
トマス・アーン:歌劇 「アルタクセルクセス」より アルバチェスのアリア「なぜ死はいつもなかなか哀れな者の悲しみを終わらせてくれないのだろう」
ジョン・クリストファー・スミス:オラトリオ 「失われた楽園」より イヴのレチタティーヴォと歌「おお、アダム、私を憎まないで − やってくる! やってくる! それは死に違いない!」、
 オラトリオ 「レベッカ」より レベッカのレチタティーヴォと歌「でも見て、夜が音もなく忍び寄ってくる − おお安らかな眠りよ!」
トマス・アーン:仮面劇 「アルフレッド」より エルトルダのアリア「恵み深き天よ、おお、わが声を聞きたまえ!」
ヘンデル:オラトリオ 「テオドーラ」 HWV.68より シンフォニア、テオドーラのレチタティーヴォとアリア「おお汝輝く太陽よ! − わが悲しみと同じくらい深い闇で」、シンフォニー・オヴ・ソフト・ミュージック、テオドーラのレチタティーヴォとアリア「だがなぜおまえは掻き乱されるのだ− おお、翼で昇ることができたなら」
フィリップ・ヘイズ:仮面劇 「テーレマコス」より パルテノーペのアリア「すぐに汝の運命の時が到来し」(世界初録音)
ヘンデル:オラトリオ 「ヘラクレスの選択」 HWV.69より プレジャー(快楽)のアリア「そこではおいしい水が勢いよくきらきらと流れ出る」、
 オラトリオ 「イェフタ」 HWV.70より イフィスのレチタティーヴォとアリア「汝ら聖職者たちよ − さらば、汝ら澄んだ泉と迸る流れよ」、
 オラトリオ 「ソロモン」 HWV.67より シバの女王のアリア「太陽は差し込むことを忘れるだろうか」
ルビー・ヒューズ(S)、
ローレンス・カミングス(指)
エイジ・オヴ・インライトゥメントO

録音:2017年7月27日−28日、30日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ルネサンスとバロックのレパートリーを得意とするイギリスの若きソプラノ、ルビー・ヒューズがChandosソロ・デビュー!ルビー・ヒューズは、2009年ロンドン・ヘンデル歌唱コンクールで第1位と聴衆賞を受賞、2011年と2013年にはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、2014年にはロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ミュージック・アウォードにノミネート、そしてボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞も受賞している注目のアーティスト。
名匠ローレンス・カミングス率いるエイジ・オヴ・インライトゥメントOをバックに、ヘンデルの晩年のオラトリオ「スザンナ」、「テオドーラ」、「イェフタ」などの世界初演を務めたイタリア出身の名歌手、ジュリア・フラージ(fl.1740−1774)の軌跡を辿ります。ヘンデルの代表的な作品に加え、ヴィンチェンツォ・チャンピやジョン・クリストファー・スミス、フィリップ・ヘイズらによる稀少な同時代のアリアも収録。

Linn
CKD-581(1CD)
ガブリエリ:金管楽器のための音楽
ガブリエリ:第12旋法による10声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 第8旋法による12声のソナタ第8番(サクラ・シンフォニア, 1597より)
ラッピ:4声のカンツォン第11番 「ラ・セラフィーナ」(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)
ガブリエリ:8声のピアノとフォルテのソナタ(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 7声のカンツォン第5番(カンツォーニとソナタ, 1615より)、
 第7旋法による8声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア, 1597より)
フレスコバルディ:カンツォン第3番(1634)
ガブリエリ:14声のソナタ第18番(カンツォーニとソナタ, 1615より)、
 8声のカンツォン第8番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
マッサイーノ:8声のカンツォン第33番(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)
ガブリエリ:4声のカンツォン 「ラ・スピリタータ」(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)、第9旋法による12声のカンツォン(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 ソナタ第21番 「コン・トレ・ヴィオリーニ」(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ヴィアダーナ:8声のシンフォニア 「ラ・ベルガマスカ」(シンフォニー・ムジカーリ, 1610より)
ガブリエリ:6声のカンツォン第3番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ブオナメンテ:6声のソナタ(ソナタとカンツォーニ, 1636より)
ガブリエリ:15声のソナタ第19番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
グッサーゴ:4声のラ・ボッターナ(4声、6声と8声のソナタ, 1608より
ガブリエリ:22声のソナタ第20番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック&ジュリアード・スクール・ブラス、
ラインハルト・フリードリヒ(指)
ロンドンの王立音楽アカデミー(ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック)とニューヨークのジュリアード音楽院(ジュリアード・スクール)。2004年以来コラボレーションを続ける2つの名門音大の金管奏者たちによるガブリエリ・アルバムが登場! ルツェルン祝祭管の首席トランペット奏者であるドイツの名手ラインハルト・フリードリヒが指揮を務め、王立音楽アカデミーの学長であり自身もトランペット奏者であった英国楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッドがレコーディング・プロデューサーを務める特別プロジェクトです。金管楽器のバイブル、ジョヴァンニ・ガブリエリと同時代のヴェネツィアの作曲者たちによる金管楽器のための音楽。近代の楽器と知性を16世紀のテクニックやチューニングと融合させた挑戦的なレパートリー。ガブリエリの新たな名盤となるか、ブラス関係者要注目!

OEHMS
OC-018(6CD)
NX-C05
南ドイツ・オルガンの巨匠たち
【CD1】
ヨハン・カルパール・ケルル(1627-1693):オルガン作品集

【CD2】
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):音楽とオルガンの資料
トッカータ 第1番-第9番

【CD3】
ムッファト:音楽とオルガンの資料
1-3.トッカータ 第10番-第12番
4.チャコーナ
5.パッサカリア
6.Nova Cyclopeias Harmonica

【CD4】
ヨハン・パッヘルベル:オルガン作品集

【CD5】
ブクスハイムのオルガン曲集

【CD6】
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):オルガン作品集
ヨゼフ・ケレメン(Org)

【CD1】
録音:2004年4月20-23日エゲダヒャー・オルガン(1708)
【CD2】
録音:2004年11月17-18日 Augustiner-Chorherrenstift, Klosterneuburg, Austria
【CD3】
録音:2004年10月19-20日 Augustiner-Chorherrenstift, Klosterneuburg, Austria
【CD4】
録音:2005年11月7-8日 Augustiner-Eremiten-Kirche Pappenheim, Germany
【CD5】
録音:2009年4月22-23日 作者不詳のオルガン(1425頃)St. Andreaskirche, Soest-Ostonnen…1-14
2008年11月5-6日 エーベルト・オルガン(1558) Hofkirche Innsbruck…15-27
【CD6】
録音:2014年8月12-14日 ヨハネス・フロイント・オルガン(1642) Stiftskirche Klosterneuburg, Austria…1-12
2016年10月19-20日 マルクス・ギュンツアー・オルガン(1609) St.Martin Gabelbach, Germany…13-18
このアルバムにおける「南ドイツ」というのは、ドイツ語圏の南部、オーストリアとスイスの一部からポーランド、ボヘミア、トランシ ルバニアの東ヨーロッパ地域の一部までを含む、広範囲を指します。 この6枚組のBOXには、16世紀から17世紀にかけてこの地で活躍した作曲家たちのオルガン作品と、1460-70年頃に成 立した作品集「ブクスハイムのオルガン曲集」(バイエルン州のブクスハイム修道院に伝えられてきた256曲からなる曲集。作 曲家名のほとんどは不詳)を収録。南ドイツのオルガン音楽の伝統を辿る貴重なBOXです。演奏しているケレメンは1986 年以来、この地方の教会音楽を研究し、演奏活動にも熱心に取り組んでおり、このBOXは長年の研究の成果とも言える ものです。

Resonus
RES-10206(1CD)
NX-B05
フランドル楽派の賛美歌集
ルイ・ブルジョワ(1510頃-1559):Or sus serviteurs du Seigneur(詩篇134番)
クロード・グディメル(1510頃-1572):Mon Dieu me paist(詩篇23番)
クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):Mon Dieu me paist(詩篇23番)
ルイ・ブルジョワ:Propos exquis(詩篇45番)
クロード・ル・ジュヌ:Propos exquis(詩篇45番)
ルイ・ブルジョワ:C'est un Judee(詩篇76番)
クロード・ル・ジュヌ:C'est un Judee(詩篇76番)
ルイ・ブルジョワ:Des qu'adversite(詩篇46番)
クロード・ル・ジュヌ:Des qu'adversite(詩篇46番)
ルイ・ブルジョワ:Le Cantique de Simeon
エドワード・ウィッカム(指)
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジcho
ルネサンス期にフランドルで活躍した作曲家、クロード・ル・ジュヌとその周辺の作曲家たちによる「讃美歌」を集めたアルバム。 ルイ・ブルジョワの詩篇134番で始まり「シメオンの歌」で終わるこの曲集には、同じテキストを用いた2人の作曲家の作品が 収録されており、同年代と言っても、その作風の違いを聴きとるのも面白いところです。この時代の作品は4声のポリフォニー で書かれているものが多く、15世紀の頃の厳格な作風ではなく、作品はどれも自由な模倣形式で書かれています。ケンブ リッジ・セント・キャサリン・カレッジ合唱団のレパートリーの広さが伺える1枚です。
Resonus
RES-10207(1CD)
NX-B05
テレマン:カノン風ソナタとファンタジー集
ソナタ 第1番 ト長調 TWV40:118
ソナタ 第2番 ト短調 TWV40:119
フルートのためのファンタジア 第12番 ト短調 TWV40:13
ヴァイオリンのためのファンタジア 第7番 変ホ長調 TWV40:20
ソナタ 第3番 ニ長調 TWV40:120
ソナタ 第4番 ニ短調 TWV40:121
フルートのためのファンタジア 第6番 ニ短調 TWV40:7
ソナタ 第5番 イ長調 TWV40:122
ソナタ 第6番 イ短調 TWV40:123
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレッグ・ディクマンス(バロック・フルート)
ルチンダ・ムーン(バロック・ヴァイオリン)

録音:2016年5月16-17日,6月1-2日,10月21日
1738年に作曲されたテレマンのカノン風ソナタ「MEL-odious Canons」は全ての楽章が「2声のカノン」形式で書かれている 作品。3つのカノンで1曲のソナタになるというもので、通常はフルート2本もしくはヴァイオリン2挺で演奏されます。このアルバ ムでは、ディクマンスのフルートとムーンのヴァイオリンが掛け合いを披露するという趣向になっており、それぞれの楽器の見せ場 として、独奏用のファンタジーも演奏されています。エレガントな音をお楽しみいただけます。

MERIDIAN
CDE-84645(1CD)
「音楽の宝箱」〜ニュースペインの器
楽音楽 第1集(18 世紀半ば)

作者不詳;5 つの舞曲
ロカテッリ:フルート・ソナタ イ長調 Op.2-7
ムルシア:4 つの器楽曲
マオ:ソナタ第6 番
作者不詳:フルート二重奏曲
レオ:ソルフェッジ
ラ・フォンテガラ・メヒコ:
【マリア・ディエス=カネド(リコーダー)
エロイ・クルス(バロックG,テオルボ)
エウニセ・パディジャ(Cemb)
ラファエル・サンチェス・ゲヴァラ(Gamb,
バロックVc)】
ヴァンサン・トゥゼ(リコーダー)

録音:2017年1月15‐17日 メキシコシティ
「音楽の宝箱」と題されたニュースペインの器楽音楽の第1集。ニュースペインすなわちヌエ バ・エスパーニャはスペイン統治時代のメキシコ(1521-1821)のこと。第1集では18世紀半ばに メキシコで作られた、もしくはメキシコで人気があった曲を集めている。ここではリコーダー独奏 を用いたものが中心で、総じて明るくカラッとした音楽が多い。 ラ・フォンテガラ・メヒコはメキシコを代表するピリオド楽器アンサンブル。1988年結成。
MERIDIAN
CDE-84646(1CD)
「音楽の宝箱」〜ニュースペインの器楽音楽 第2集(18 世紀末)
J.C.バッハ:ピアノ、リコーダー、通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.2-2
アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.6-3
リヒター:ピアノ、リコーダー、通奏低音のためのソナタ第 2番 ト長調
作者不詳:アイデム氏のソナタ第5 番
ドヴィエンヌ:2 つのフルートのためのソナタ第2番 ハ長調
ミソーン:リコーダーと通奏低音のためのソナタ イ短調
ラ・フォンテガラ・メヒコ:
【マリア・ディエス=カネド(リコーダー)
エロイ・クルス(テオルボ,バロックG,ロマンティックG)
エウニセ・パディジャ(フォルテピアノ)
ラファエル・サンチェス・ゲヴァラ(Gamb, バロックVc)】

録音:2017年1月18‐20日 メキシコシティ
「音楽の宝箱」と題されたニュースペインの器楽音楽の第 2 集。ニュースペインすなわちヌエ バ・エスパーニャはスペイン統治時代のメキシコ(1521-1821)のこと。第 2 集では 18 世紀末、つ まりウィーンでモーツァルトが活躍したのと同時代にメキシコでで作られた、もしくはメキシコで好 んで演奏された曲を集めている。チェンバロからフォルテピアノに変わり、潤いのある曲が増えて いる。スペイン、カタルーニャのマタロー出身の作曲家、ルイス・ミソーン(1727―1776)の作品が 珍しい。ラ・フォンテガラ・メヒコはメキシコを代表するピリオド楽器アンサンブル。1988 年結成。

IDIS
VERMEER-40018(1CD)
ディンディア:アリアと嘆き
1. Voi che ascoltate
2. カプスベルガー:トッカータ
3. Quell’infedele
4. C.カルヴィ:La moda e sua Chiaccona
5. Piangono al pianger mio
6. ピッチニーニ:Partirte variate sopra la foglia aria Romanesca
7. Misera me! Fia vero?
8. ピッチニーニ:トッカータII
9. Cara mia setra
10. B.ジャノンチェッリ:Bergamasca
11. Ma che? Squallido e oscuro
12. Occhi, convien morire
13. C.カルヴィ:Aria di Fiorenza e sua Corrente
14. Un di soletto
15. ピッチニーニ:トッカータI
16. E pur tu parti, ohime
17. Riede la primavera
18. ピッチニーニ:Chiaccona Cappona alla vera Spagnola
19. O del cielo d’Amor unico sole
20. C.カルヴィ:Pavaniglia e Spagnoletta
21. Tu parti, ahi lasso
22. Oh! Se torn ail mio sol
23. ピッチニーニ:Aria di Saravanda in varie partite
24. Com’e soave cosa
クラウディーネ・アンセルメ(S)
パオロ・ケリーチ(リュート、テオルボ、バロックギター)

録音:2017年4月/ミラノ
モンテヴェルディと同時代の作曲家、シジズモンド・ディンディア(1582頃-1629)の歌曲を集めたアルバム。どの曲も表現力豊かで、抑揚の大きな 旋律が目を引き、ディンディアのメロディメーカーぶりがうかがえます。クラウディーネ・アンセルメの歌唱は情感たっぷり。他の作曲家の器楽独奏曲も収録。 残響が非常に豊かな録音です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902288(1CD)
Enfers(黄泉の国)〜ラモー、グルックのオペラより
[入祭唱]
ラモー:ああ!私たちの怒りは無駄ではなかった(『ゾロアストル』第4幕6場/復讐の神)
ルベル:カオス(四大元素より)
ラモー:ここが怪物の荒らしている悲惨な場所だ(『ダルダニュス』第4幕4場/アンテノール)
ラモー/作曲者不詳:レクイエム・エテルナム(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
グルック:神よ!このおそろしい海岸の守り手(『タウリーデのイフィゲニア』第2幕3&4場/オレステ)
[キリエ]
ラモー/作曲者不詳:キリエ・エレイソン(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:神よ!いくつもの不運がこの場でうめいている!(『イポリートとアリシ』第2幕4場/テセウス)
ラモー:ルール(舞曲)(『愛の驚き』第2幕8場)
[昇階曲]
グルック:深い暗闇が口を大きく開けているのしか見えない(『アルミード』第4幕1場/ウバルド(デンマークの騎士))
ラモー/作曲者不詳:ドミネ・イエス(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
[セクエンツィア]
グルック:地獄のシンフォニア、フーリエのエア(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕1場)
ラモー:いたましい犠牲者たちの生活を終わりにしよう(『ゾロアストル』第4幕5,6場/アブラマン)
グルック:フーリエのダンス(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕)
ラモー:汝、未来の暗闇を見通す者よ〜突然の汝の恐ろしい運命が我々の中に浮かび(『イポリートとアリシ』第2幕5場/プルトン、3人の平和)
[奉献唱]
ラモー:私は何を聞いたのか?〜力強い波の主よ(『イポリートとアリシ』第3幕6場)
ラモー/作曲者不詳:私たちは賛美の生け贄と祈願をあなたに捧げます(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:私をここに召喚したこれらの悲しみは何か?(『イポリートとアリシ』第4幕4場/フェードル)
ラモー:もうあなたには会わないだろう(『イポリートとアリシ』第4幕4場/テセウス)
[聖体拝領唱・楽園へ]
グルック:精霊の踊り(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕2場)
ラモー/作曲者不詳:永遠の安息を彼らにあたえたまえ(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:ポリムニーの入場(『レ・ボレアド』第4幕4場)
ラファエル・ピション(指)
ピグマリオン
ステファヌ・ドゥグー(Bs)ほか

録音:2016 年12月
毎回凝ったコンセプトのディスクと切れ味抜群の演奏で人気急上昇中の、ピション&ピグマリオン。今回は、フランスの人気バス、ステファヌ・ドゥグー のハルモニアムンディ・デビュー盤として、黄泉の国がみせる様々な表情を探るプログラムで登場です。ドゥグーの劇的でまるでテノールのようなハリのあ るみずみずしいバスによる見事な歌唱は、ラモーとグルックの時代のバス歌手として歴史に名を残しているアンリ・ラリヴェ(1737-1802)の生まれ変わ りのようです。ピションは、ラモーとグルックのオペラの名場面(おもに地獄のシーン)と、器楽曲、そして当時編曲されたラモーのオペラに基づくレクイ エムの楽章を抜粋し、架空のミサをつくり出しました。冒頭はドゥグーが歌う嘆きにはじまり、ルベルの四大元素の「カオス」で聴き手は恐怖でおののか されますが、最後は、神聖な詩、讃歌をつかさどる女神「ポリムニー」の入場の典雅にして優しい音楽でプログラムが閉じられ、聴き手は天上へといざ なわれるような気持ちで聴き終えることができます。 (Ki)

Profil
PH-17050(1CD)
18世紀ドイツの宮廷で楽しまれた娯楽音楽
ヨハン・メルヒオール・モルター:カンタータ「私をよく考えよ」MWV2.34
セバスティアン・ボディヌス:トリオソナタ ニ短調
ジャチント・スキャッティ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調
フリードリヒ・シュヴィンドル:弦楽四重奏曲ニ長調
モルター:カンタータ「可愛い植物のいとしき新芽」MWV2.25
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
ヨゼフ・アロイス・シュミットバウアー:シンフォニア ト長調
モルター:カンタータ「小さなひばり」MWV2.33
カールスルーエ宮廷楽団【ハンス=ヨアヒム・ベルク(ソロVn)、ベネデッタ・コスタンティーニ(Vn)、キリアン・ツィーグラー(Va)、ガブリエラ・ブラッドリー(Vc)、ヤーネ・ラザロヴィチ(ヴィオローネ)、ユリア・メンデ(S)、キルスティン・カレス(指・Cemb)】

録音:2017年7月28-30日/デュレンビュヒヒ・キリスト教会(カールスルーエ)
ドイツ、バーデン州都カールスルーエは18世紀初頭から宮廷音楽とオペラが盛んでした。ここは外国のカストラート歌手などと契約せず、地元の音楽 家で40人のオーケストラ、伝説の「花の乙女たち」と称される70人の女声合唱などを擁する充実した音楽活動が行われていました。その宮廷楽長たち の作品を集めたアルバム。「カールスルーエ宮廷楽団」は7人の若い音楽家による時代楽器団体。いずれもあまり知られていない作品ですが、モルターの「小 さなひばり」はひばりが飛び立つ所などを描写した興味深い内容です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1249(1CDR)
クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ*
モテット「高きにあるものは大いに喜ぶべし」#
ピエレット・アラリー(S;*/#)
バシア・レトチツカ(S)*
レオポルド・シモノー(T)#
ジョルジュ・アブドゥン(Bs)#
アントワーヌ・ジョフロワ=デュショーム(Cemb)*
エルネスト・ブール(指)
ジェラール・カルティニ室内O
アンサンブル・ヴォーカル・ド・パリ

録音:1954年
※音源: Ducretet-Thomson, 320 C 051

Coviello
COV-91801(1CD)
サラ・パールのガンバで聴くバッハの名アリア
バッハ:マタイ受難曲 BWV244より アリア「来たれ、甘き十字架」
 トッカータ ニ短調 BWV913(チェンバロ独奏)
バリエール:ソナタ集 第2巻より 第6番 ハ短調
フォルクレ:ジュピター
バリエール:ソナタ集 第3巻より 第3番 ハ長調
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912(チェンバロ独奏)
フォルクレ:シャコンヌ・ラ・ボワソン
 ラ・クープラン
F.クープラン:神秘の障壁(チェンバロ独奏)
サラ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルティン・シー マン(Vc)
ミラ・ランゲ(Cemb)
サラ・パールは人気ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ヒレ・パールの娘で、自身もガンバの名手であり既にいくつかCDをリリースしています。『マタイ』の名アリア「来 たれ、甘き十字」やバリエール、フォルクレなどの美しい曲が並ぶ1枚。幽玄なガンバの音色が身に染みます。「来たれ、甘き十字」はもともとガンバの オブリガートがついた作品で歌のパートはこのCDではチェロが奏でています。 (Ki)
Coviello
COV-91733(1SACD)
「デューベン・コレクション」からの宗教曲集
ヴィンチェンツォ・アルブリーチ(1631-1696?):In convertendo*
グスタフ・デューベン(1628-1690):4声のシンフォニア*
作曲者不詳:Was betrubst du dich*
ニコラウス・アダム・ストランク(1640-1700):6声のソナタ*
作曲者不詳:Domine ne in fuore
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):Ach Herr, strafe mich nicht
ヨハン・マルティン・ラデック(1623頃-1684):Herr, wenn ich nur dich habe*
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):5声のソナタ第6番
バルタザール・エルベン(1626-1728):O domine Jesu Christi
マラン・マレ(1656-1728):ラメント
ヨハン・フィーアダンク(1605頃-1646):Der Herr hat seinen Engeln befohlen*
アーベントムジーケン・バーゼル

録音:2017年9月11-14日
*=世界初録音
2000近くの楽譜が収められた、17世紀後半の音楽を今に伝える貴重な「デューベン・コレクション」からの宗教曲集。歌あり器楽あり、男声、女声、 管楽器に弦楽器とさまざまな編成が楽しめます。名手ぞろいのアンサンブルで演奏も申し分ないレベル。まろやかなコルネットが良いです。SACDハイブリッ ドでの発売。 (Ki)

ACCENT
ACC-24340(1CD)
ダウランドからカリフォルニアまで
ジョン・ダウランド:My Lord Willoughby's Welcome Home
トマス・ロビンソン:A Toy
作曲者不詳:Le Rossignol
作曲者不詳:Barafostus Dreame
ジミー・ペイジ:Black Mountain Side(ルカ・ピアンカ編)
トマス・ロビンソン:A Fantasy
トマス・ロビンソン:The Queen's Goodnight
ジョン・ダウランド:Smythes Allmayne
作曲者不詳:O´Carolan's Dream
ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ:Bron-y-aur Stomp(ルカ・ピアンカ編)
ウィリアム・バード:The Woods so Wild
作曲者不詳:Dreweries Accordes
トマス・ロビンソン:Twenty ways upon the bells
ピーター・フィリップス:Amarilli di Julio Romano
ジミー・ペイジ:Bron-y-aur (ルカ・ピアンカ編)
ジョン・ダウランド:My Lord Chamberlain, His Galliard
トマス・ロビンソン:Passamezzo Galliard
トマス・ロビンソン:A Plain Song
ジミー・ペイジ:Tangerine(ルカ・ピアンカ編)
マシュー・ロック:Allemande
マシュー・ロック:Courante
マシュー・ロック:Ayre
アントニー・ホルボーン:A Ground
ジミー・ペイジ、ロバート・プラント:Going to California(ルカ・ピアンカ編)
マルグレート・ケール(トリプル・ハープ)
ルカ・ピアンカ(Lute)

録音:2016年5月20・21日
タリアの鬼才爆裂古楽集団として名を馳せた「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」の初期メンバーでリュート奏者のルカ・ピアンカが面白いアルバム をリリースしてくれました。ハープとのデュオによるイギリス作品集です。リュートのアルバムというと一般的に温かく柔らかく古風な色合いで魅せる仕上が りになりますが、これは一味違って、硬質でキラキラしたサウンド。都会的ともいうべき輝かしい音がします。そして選曲もユニーク。ダウランドやバード に混じって、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズなんて名が…そう、何とレッド・ツェッペリンまでやっているのです!古楽 曲の素晴らしさは言わずもがな、最後の「カリフォルニア」がまた名トラック。トリプル・ハープとの掛け合いも凝っていて何度も聴き込めます。古楽器の 美しさを損なわずにここまで出来るのかと驚きつつ、大変楽しめる1枚。 (Ki)
ACCENT
ACC-24337(1CD)
グラウプナー:カンタータ&序曲集
カンタータ「Reiner Geist, lass doch mein Herz」GWV1138/11(ソプラノ、オーボエ2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
管弦楽組曲 ホ短調 GWV 442(オーボエ・ダ・カッチャ2、弦楽、通奏低音)
カンタータ「Verleih, dass ich aus Herzensgrund」GWV1114/16(ソプラノ、2つのヴァイオリンと弦楽、通奏低音)
協奏曲 ト短調 GWV334
 (2つのヴァイオリンと弦楽、通奏低音)
カンタータ「Ach Gott, wie manches Herzeleid」GWV1142/11(ソプラノ、オーボエ2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
ドロテー・ミールズ(S)
フロリアン・ドイター(Vn)
モニカ・ヴァイスマン(Vn)
アルモニー・ウニベルセル

録音:2017年5月
クリストフ・グラウプナー(1683-1760)は後期バロックの作曲家。同時代のバッハやテレマンに劣らぬ魅力を持つドイツの重要作曲家です。ドイツの 名古楽歌手、ドロテー・ミールズが歌うカンタータでその音楽の素晴らしさ、完成度の高さに打ちのめされてください。2003年結成のピリオド楽器アン サンブル、アルモニー・ウニベルセルの鮮烈なバックアップもお見事。緻密で力強い管弦楽書法が楽しめます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4240(1CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):シンフォニア第52番 ニ長調
テ・デウム 1781
オーボエ協奏曲 ヘ長調*
「神にむかいて高らかに歌え」*
マルケータ・ブーモヴァー(S)
パヴィア・ラドストヴァー(S)
ピョートル・オレク(A)
ラロスラフ・ブレジナ(T)
ヤクブ・クビーン(T)
イジー・ヤロスラフ・プロハースカ(Bs)
ルイーズ・ハウク(バロックOb)、
チェコ・アンサンブル・バロックO&cho
ロマン・ヴァーレク(指)

録音:2017年6月17-20日/聖マルティン教会(南モラヴィア州)
*=オリジナル楽器による世界初録音
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音をしているフランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)の作品集。当ディスクにはオリジナル楽器による 世界初録音となったオーボエ協奏曲と「神にむかいて高らかに歌え」を含む4篇が収録されました。 18世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格で、前古典主義をリードしたフランツ・クサヴァー・リヒターは、バス歌手、弦楽器 奏者、作曲家としてマンハイム宮廷に仕え、宮廷楽団での目覚ましい活躍により、いわゆる「マンハイム楽派」の巨星として音楽史にその名を残しています。 歌手であったリヒターの作品はそのどれもが美しい旋律を伴いここに収録された作品でもリヒターらしい作品が並びます。 ロマン・ヴァーレク指揮、チェコ・アンサンブル・バロック管弦楽団によるリヒターの聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》(SU 4204)、レクィ エム(SU 4177)も好評発売中です。 (Ki)

Fondamenta
FON-1501019(2CD)
ルイ・クープラン:組曲集
トンボーの組曲
エリアスの組曲/パヴァーヌの組曲
ピエール・シャルモー(P)

録音:2015年5月20日−22日、La Ferme de Villefavard(フランス)
フランソワ・クープラン(大クープラン)の伯父であり、17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626−1661)のクラヴサン曲を、ピエール・シャルモーが艶やかなピアノで演奏。
これがファースト・アルバムとなるピエール・シャルモーは、マリア・カナルス国際コンクール(2009)、ヨハネス・ブラームス国際コンクール(2010)、ヴィットリオ・グイ・コンクール(2011)などで優勝してきたフランスの若きピアニスト。美的にゆれうごく空気感、豊かなフレージングを湛えた表現力で、近年の古楽シーンで注目を浴びるルイ・クープランの舞曲をお楽しみください。
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。

Glossa
GCD-921304(1CD)
ハープを伴う貴婦人の肖像画〜スウェーデン女王クリスティーナの音楽
パスクイーニ:ミローネのためのトッカータ、 アルマンド、パッサカリア、
 ビッザリーア、
 イル・パッジョ・トデスコのための変奏曲、
 トッカータ第8番
コレッリ:ソナタ第1番 Op.1
アルカデルト:Se la dura durezza passeggiato
作曲者不詳(17世紀):トッカータ、ナポリのテノール、コレンテ
パスクイーニ:ペトロニッラのためのパッサカリア
ストラデッラ:ヴァイオリン・ソロのシンフォニア
A.スカルラッティ:トッカータ、フーガ
コレッリ:ソナタ第1番 Op.1より グラーヴェ
マラ・ガラッシ(ハープ)

録音:2016年10月&2017年8月、ロッカビアンカ(イタリア)
長澤真澄、西山まりえを始めとする多くの世界的ハーピストを育てた名教師であり、イタリアが生んだピリオド・ハープの第1人者マラ・ガラッシのGlossa第4弾。スウェーデン女王クリスティーナの庇護の下で豊かに発展した17世紀ローマのハープ音楽集。
1650年代半ばからローマに移り住んだクリスティーナは、作家、科学者、そして特に音楽家のパトロンとして文化的な生活と発展に大きな恩恵を与えたことで知られています。その庇護を大きく受けた大作曲家たち、パスクイーニ、コレッリ、スカルラッティ、ストラデッラらが書いたハープ音楽から、クリスティーナ女王のイタリアでの華麗な生活を描写します。
Glossa
GCD-922610(1CD)
ドナート・リケッツァ:聖ジュストと聖パストールのオラトリオ 「聖なる子どもたち」
ヴェネツィアーノ:オラトリオ 「パドヴァの聖アントニオ」より シンフォニア、
 オラトリオ 「イル・トビア・スポーソ」より シンフォニア
リケッツァ:オラトリオ 「ラ・ガーラ・デリ・エレメンティ」より アリア「ラ・ピエタ・ディ・ゴッチャ・アルデンテ」
カペラ・ナポリターナ、
アントニオ・フローリオ(指)
マルタ・フマガッリ(A)
フェデリカ・パリュウカ(S)、
ルカ・チェルヴォーニ(T)、
ジュゼッペ・ナヴィリオ(Bs)

録音:2017年3月、ナポリ(パラッツォ・ポジターノ、イタリア)
歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと、フローリオ率いるピリオド・アンサンブル、"カペラ・ナポリターナ"(元イ・トゥルキーニ)。フローリオ&カペラ・ナポリターナの新たなナポリ・バロック探求は、17世紀にナポリで活躍したドナート・リケッツァ(c.1650−1722)のオラトリオに到達!
リケッツァはその生涯についてほとんど知られていませんが、彼が楽長を務めたとされるナポリのジロラミーニ教会に多くのオラトリオや宗教作品が残されており、当時のナポリで進歩的な作風を持っていたと考えられています。「聖なる子どもたち(Los Santos Ninos)」は、ディオクレティアヌス帝に迫害され、若くして殉教した聖ジュスト(サン・ジュスト)と聖パストーレ(サン・パストーレ)の兄弟の物語によるオラトリオ。未知なるナポリ・バロックを真摯に探求し続けるナポリ音楽の使徒、アントニオ・フローリオの新録音にご注目ください!
Glossa
GCD-923409(2CD)
フランチェスコ・フェーオ:オラトリオ「サレスの聖フランチェスコ」 ファビオ・ビオンディ(Vn&指)
シュトゥットガルト室内O、
モニカ・ピッチニーニ(S)、
ロベルタ・マメリ(S)、
デルフィーヌ・ガルー(A)
ルカ・ティットート(Bs)

録音:2017年4月、シュトゥットガルト・シュティフト教会
グロッサ(Glossa)に録音の場を移し、カルダーラ、ベッリーニ、ヘンデルなどの貴重なオペラ、オラトリオを現代に蘇らせてきたイタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディ。新たな録音プロジェクトでは、18世紀ナポリ楽派の大作曲家、フランチェスコ・フェーオ(1691−1761)のオラトリオが登場!
フランチェスコ・フェーオは、天才作曲家ペルゴレージの親友であり、「ヘンデルやバッハと比肩しうる」、「ナポリ楽派最大の作曲家」などと称された偉大な作曲家、教師。近年新たに発見されたオラトリオ「サレスの聖フランチェスコ(聖フランシスコ・サレジオ)」は、作家やジャーナリストの守護聖人として知られるカトリックの聖人を描いた作品であり、フェーオの優れた才能や革新的な書法を示す重要作となります。
今回のプロジェクトで、ビオンディはドイツの名門古楽オーケストラ、シュトゥットガルト室内Oと共演。モニカ・ピッチニーニやロベルタ・マメリといった古楽界の名歌手を迎え、2017年シュトゥットガルトの教会で「サレスの聖フランチェスコ」を蘇演いたしました。ドイツの名録音チーム「Triotnus」のエンジニア、ペーター・レンガーによる優秀録音もポイント。

Etcetra
KTC-1578(1CD)
シュッツ:葬送の音楽&バッハ:「平安と歓喜もてわれはいま」
シュッツ:葬送の音楽
ブクステフーデ:前奏曲ト短調 BuxWV.149、カンタータ「平安と歓喜もてわれはゆく」
ゲオルク・ベーム:天にまします我らの父よ
ヨハン・ヴァルター(1661−1733)
バッハ:カンタータ第125番「平安と歓喜もてわれはいま」 BWV.125
バート・ネサン(指)バッハプラス

録音:2017年6月26日−29日、ベルギー
ブルージュの聖ギリス教会の首席オルガンニストやブリュッセル音楽院のチェンバリストを務める、1980年生まれのベルギーの若き指揮者&古楽系鍵盤楽器奏者のバート・ネサン。バッハと他の作曲家によるカンタータを組み合わせて演奏するという新鮮なアプローチのため、ベルギーのソプラノ、エリザベート・ヘルマンスとバート・ネサンが2010年に設立したピリオド・オーケストラ、バッハプラス。
J.C.バッハの結婚カンタータとバッハの作品を組み合わせた前作(KTC-1548)に続くバッハプラスのレコーディング第2弾は、ハインリヒ・シュッツの「葬送の音楽(ムジカーリッシェ・エクセークヴィエン)」とJ.Sバッハのカンタータをカップリング。ベルギーの様々な音楽祭に出演し、バッハへの深い解釈と高いパフォーマンスが国内外で注目を浴びているベルギーの新しき古楽旋風にご注目あれ!
Etcetra
KTC-1577(1CD)
ルター〜音楽の崇高な芸術
ルター:深き困窮より, われ汝に呼ばわる、
 天にまします我らの父よ、
 キリストは死の縄目につながれたり
ジョスカン・デ・プレ:苦しみが私をさいなみ、
 深き淵より、
 悲しみと愁いにあふれるけれど、
 主の祈り、過ぎ越しのいけにえに
ゼンフル:深き淵より
ホーヨウル:主の祈り
作曲者不詳:我らに平安を与えたまえ
ラッスス:過ぎ越しのいけにえに
プレトリウス:過ぎ越しのいけにえに
ユートピア、
アンサンブル・インアルト

録音:2017年7月、シント・パウルス教会(アントワープ)
ヘレヴェッヘやフェルトホーフェン、ドブレヒトなどの古楽界の名匠たちと共演を重ねてきた5人の歌手たちによって2015年に結成されたベルギーの新しいア・カペラ・グループ、「ユートピア」のセカンド・アルバム。2017年、宗教改革500周年の年に録音されたマルティン・ルターの宗教音楽とジョスカン・デ・プレなど同時代の作品を収録。共演は、ベルギーのコルネット奏者ランベール・コルソンが率いるピリオド・アンサンブル「インアルト」。

CPO
CPO-555083(1CD)
NX-B10
テレマン:1716/17年の通年カンタータ集
1.Aller Augen warten auf dich すべての瞳があなたを待つ TVWV1:66
2.In Christo gilt weder Beschneidung noch Vorhaut キリストは割礼も無割礼も適用されない
TVWV1:929
3.Ich bin der Erste und der Letzte 私は最初であり、最後である TVWV1:816
4.Siehe, eine Jungfrau ist schwanger 見てください、処女は懐妊している TVWV1:1326
マルニクス・デ・キャット(A)
フィリップ・ガニエ(T)
ヴェルナー・ヴァン・メケレン(Bs)
フローリアン・ハイアリック(指)
エクス・テンポーレ
マンハイム・ホーフカペレ
1700年代初頭のテレマンは、ポーランド領のジャルイで宮廷楽長を務め、伯爵が好んだフランス風の作品を書くためにリュ リやカンプラの楽譜を研究。フランス風管弦楽組曲を2年間に200曲も作曲したという記録があります。しかし、その後のア イゼナハでは作風をがらりと変え、当時全盛だった「イタリア風」の様式で作品を書きました。このカンタータもイタリア様式で 書かれており、楽器と声が存分に競い合う華麗な作風を見せています。1716年から1717年にかけてテレマンは、アドベ ントから聖霊降臨祭までの音楽を書きましたが、このアルバムにはその中の4曲が収録されています。このアルバムは2016 年のテレマン音楽祭のハイライトの一つで、多くの聴衆から注目を浴びた公演のライブです。
CPO
CPO-555165(1CD)
NX-B10
ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):マルティン・ルターの詩篇第31番による7つの宗教的協奏曲 マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
ドイツに生まれ、聖ニコライ教会のオルガニストとして活躍、1653年には聖トマス教会の次期カントルとしての地位が約束 されていたローゼンミュラー。しかし、就任前に当時禁じられていた「同性愛」の容疑で投獄され、その輝かしい未来を失っ てしまった彼は、なんと脱獄しヴェネツィアに逃亡。名前を変えてサン・マルコ聖堂のトロンボーン奏者になり、その後も大活 躍。ピエタ養育院合唱音楽長にのぼり詰めた頃には、ドイツでも罪が許されて帰国できたという波乱万丈の生涯を送った 人です。 このアルバムではルターの詩篇第31番につけた7つの作品を収録。同じテキストから得られた異なる作品からは、彼の作曲 技法の巧みさとアイデアの豊かさを知ることができます。
CPO
CPO-555028(1CD)
NX-B10
ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):シンフォニア&カンタータ集
ソナタ・グロッサ ハ長調 MWV VI-6
トラヴェルソと弦楽合奏のためのフラウト・トラヴェルソ協奏曲 MWVVI-15
アリア「La lodoletta」MWV II-33
アリア「Pensa, ben mio, chi sei」MWV II-34
カンタータ「L'augellin tra verdi fronde」MWV II-23
シンフォニア ニ長調 MWV VII-144
アンドレアス・ヌープ(フラウト・トラヴェルソ)
ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(S)
ヴェルナー・エールハルト(指)
ロイシシェス室内O

録音:2015年10月20-22日
テューリンゲン州ティーフェンオルト(J.S.バッハの生地の近く)に生まれ、教師、カントルの父から最初に音楽の手ほどきを 受けたモルター。カールスルーエで宮廷ヴァイオリン奏者となり、一時期イタリアに留学。ここで当時最新の音楽技術を身に 着け、2年後に帰国、その後はカールスルーエとアイゼナハで宮廷楽長を務めました。600曲を超える作品を残し、その中 には「歴史上初めて書かれた」とされるクラリネット協奏曲も含まれています。このアルバムにはモルター没後250年を記念 して開催されたコンサートを収録。どれもワイマール=イェーナ音楽大学研究所の学生が編集した、彼の死後に忘れられ てしまった作品の復刻蘇演です。
CPO
CPO-555166(1CD)
NX-B10
テレマン:クリスマス・カンタータ集 第2集(天使の年-1748/48から)
シオンの娘よ、あなたを見ることを楽しみにしている
  1.Sonntage des Advents TVWV1:407
神は和解し、われらの友人となった
   Neujahrstage TVWV1:946
みどり子われらのために生まれたり
  1.Weihnachtsfeyertage TVWV1:1454
ミリアム・フォイアージンガー(S)
フランツ・ヴィッツム(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
ウルリヒ・シュテツェル(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン
ハノーヴァー・ホーフカペレ

録音:2017年2月21.22日
この3つのカンタータは、どれも1749年にシレジアとヘルムスドルフで出版された作品で、各々特定の日曜日を示すタイトル が付されています。また、表紙には美しい天使の装飾が施されており、そのため「天使の年に刊行されたカンタータ」と呼ば れています。 どの曲もトランペットが多用されており、テレマンらしい荘厳さと華やかさを備えています。
CPO
CPO-555048(1CD)
NX-B02
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):聖週間のための宗教的哀歌集
1.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第1番
2.In monte oliveti oravit ad patrem(17世紀)
3.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第2番
4.Tristis est anima mea usque ad mortem(17世紀)
5.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第3番
6.Ecce vidimus eum(17世紀)
7.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第1番
8.Omnes amici mei(17世紀)
9.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第2番
10.Velut templi scissum est(17世紀)
11.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第3番
12.Vinea mea electa(17世紀)
13.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第1番
14.Sicut ovis(17世紀)
15.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第2番
16.Jerusalem, surge, et exue te vestibus(17世紀)
17.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第3番
18.Plange quasi virgo(17世紀)
マウリツィオ・フォルネーロ(指)
イ・ムジチ・デ・サンタ・ペラージャ

録音:2017年2月23-27日
17世紀イタリアで作曲家、オルガニストとして活躍したコロンナ。オルガン製作者を父に持つコロンナは、幼くしてオルガン演 奏と、オルガン製作の技術を習得、ボローニャのサン・ペトロニオ聖堂でオルガニストを務めるとともに、当時最高のオルガ ン・ビルダーとしても知られ、当時の貴族の館にオルガンを作ったことでも知られています。彼の作品もほとんどがモテットや詩 篇など宗教曲で、当時の神聖ローマ帝国の皇帝レオポルト1世(すぐれた作曲家でもあった)がコロンナの作品を重用し、 その作品を全て写譜。そのうち83作品が現在でもオーストリア図書館に所蔵されています。この「聖週間のための宗教的 哀歌集」もそのような作品の一つで、カリッシミにも影響を与え合ったというコロンナの作風を知ることができる堂々とした音 楽です。

Lindoro
NL-3034(1CD)
18世紀マドリードのサロンと劇場の音楽
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):Agitada me siento (Seguidillas)/La tirana se ha ausentado
 La soledad del campo (Cancion)/El tiempo y el amor (Cancion)
 La mujer sensible (Cancion)/Mi Corazon senores (Seguidillas)
 Ay infelice de mi (Tirana)
不詳:La Ausencia (Cancion)/Entre las ninfas (Cancion)
ブラス・デ・ラセルナ:Un amante que se hallaba (Tirana)
不詳:Al pasar por la fragua (Seguidillas)/Yo soy de amor la victima (Cancion)
 Cancion de la cautivita
ブラス・デ・ラセルナ:Me preguntaron los guardas (Tirana)
不詳:Seguidillas de Fernando VII/A las armas(Cancion patriotica)
 Dupont rendido (Cancion patriotica)
ブラス・デ・ラセルナ:El garbo y el manejo (Seguidillas)
出典:ベルリンの写本(ブラス・デ・ラセルナ)/ナルシソ・パスの写本(不詳)
インガルツェ・アストゥイ(Ms)
フェルナンド・アントン(G)
マリア・サトゥルノ(Vc)
18世紀後半のスペインで隆盛したトナディリャ(寸劇的歌芝居)に焦点を当てたプログラム。カンシオン(Cancion)は歌、セギディリャス(Seguidillas)/ティラナ(Tirana)はアンダルシア地方の4分の3拍子系/8分の6拍子系の舞曲。ブラス・デ・ラセルナは500以上ものトナディリャを書いたこのジャンルの代表的作曲家。インガルツェ・アストゥイはスペイン・バスク地方出身のメゾソプラノ。歌劇やサルスエラへの出演の他、トナディリャのようなスペイン歌謡や中世音楽の研究も行っています。
Lindoro
NL-3037(1CD)
トノ&アリア集
フアン・デ・ナバス(1647-1719):Rusticos ciudadanos de las ondas * / Aves, flores y estrellas *
 Y pues que por todas sendas - Llega pues, a mis brazos *
不詳(1720年頃、スペイン):Amable
フアン・デ・ナバス:Donde he de ir *
不詳(17世紀、スペイン):Babau
フアン・デ・ナバス:No es nada lo que piden *
クローディオ・ヴォワイエンヌ(1680頃-1745):第3組曲 [IIIe suite] *
 Gravement / Courante: Gayement et marque
 1re Musete: Tendrement - 2e Musete / Gayement
フアン・デ・ナバス:Amor, ?donde esta+s? * / Y advierta quien oye *
ガスパル・サンス(1640-1710):Pasacalles por la E
フアン・デ・ナバス:Sosiega, sosiega *
 Ay divino amor (Solo al S. Sacramento)
ガスパル・サンス:Fuga por primer tono al ayre espanol
ムシカ・フィクタ
[ハイロ・セラノ(テノール、打楽器)
カルロス・セラノ(リコーダー)
フリアン・ナバロ(バロックG、ハラナ) ]
マドリードのスペイン王宮で活躍した作曲家・ハープ奏者フアン・デ・ナバスの作品を中心としたプログラム。「トノ」は当時のスペインで広く歌や旋律を指した語です。ムシカ・フィクタ(Musica Ficta)は1988年コロンビアのボゴタで創設された古楽アンサンブル。*世界初録音。

ArmadilloRecord
NYCC-13002(1CD)
UHQCD
税込定価
オルガン音楽300年の伝統
ブクステフーデ:トッカータ 二短調 BuxW V155
ブクステフーデ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxW V211
H.ディストラー(1908-1942):パルティータ「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」Op.8 Nr.11
バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BW V542
バッハ(M.レーガー/K.シュトラウベ編):インヴェンション 第1番 ハ長調 BW V772
バッハ(M.レーガー編):半音階的幻想曲とフーガBW V903
バッハ(M.レーガー/K.シュトラウベ編):インヴェンション 第4番 二短調 BW V775
リスト:バッハの名による前奏曲とフー
大木麻理(Org・・・リューベック 聖ヤコビ教会)
北ドイツの港町リューベックにあるゴシック様式の教会、聖ヤコビ教会
今日でも残る同教会のオルガンを奏でるのは、 ブクステフーデ国際コンクール優勝者であり、2018年度からミューザ川崎シンフォニーホールの ホールオルガニストに就任する、俊英・大木麻理。 留学先で親しんだこの歴史ある教会に設置された3台のオルガンのうち、 北壁にある初期バロックの3段鍵盤のオルガンと、西壁にある4段鍵盤のオルガンの2台を自在に奏で、 北ドイツスタイルのバロックから20世紀の名作まで華のあるサウンドを聴かせてくれます。 レコーディング・エンジニアは、「バッハ・コレギウム・ジャパン」をはじめ 良質な録音で知られる「BISレーベル」の諸作を手掛ける名匠、ハンス・キプファー。 個々のパイプの発音ディテールから教会全体の響きまでが見事なバランスで収録されています。 アルバムタイトルのErinnerung(エリンネルング)は、ドイツ語で「思い出、記憶」の意味。 リューベックへの留学歴をもつ大木にとって、この教会のオルガンはまさに「思い出」そのもの。 留学の記憶と、オルガン300年の伝統の歴史が、演奏のなかでひとつに溶け合います。 ブクステフーデ、バッハ、リストのおなじみの作品と、この大オルガンのために作曲された ディストラーの壮麗なパルティータを、たっぷりとお愉しみください。

DACAPO
MAR-8.226188(1CD)
NX-B06
リベ大聖堂におけるルター派礼拝の再構築
1.入祭唱:コンラート・ライン(1475-1522):Resurrexi et adhuc tecum sum
2.キリエ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
3.グローリア:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
4.歌による祈祷:Collect, Epistle reading
5.昇階誦:ライン/トーマス・シュトルツァー(1480-1526):Haec dies quam fecit Dominus-Confitemini Domino
6.アレルヤ:ライン/リーカス・ロッシウス:アレルヤ-アレルヤ-われらが過越しの生贄
7.続唱:アレクトリウス(1490-1520):ロッシウス:Victimae paschali laudes
8.歌による祈祷:Reading from the Gospel
9.クレド:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
10.賛歌:Christ la i dodsens bande
11.歌による祈祷:Preface
12.サンクトゥス-ベネディクトゥス:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna-
13.歌による祈祷:Collect, Lord's Prayer, Words of Institution
14.アニュス・デイ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
15.歌による祈祷:Postcommunion, Blessing
16.賛歌:Forlae oss med fred nadelig
ボー・ホルテン(指)
ムジカ・フィクタ

録音:2017年3月15-17日,6月15日
デンマークの南西部にあるリベ大聖堂は、初期ルター派教会音楽の習作が保存されている世界でも数少ない場所の一つ です。このアルバムでは、1560年頃にリベ大聖堂の音楽監督を務めていたハンス・トミッソンが編纂した復活祭のミサのため の讃美歌集を収録。当時フランドルで人気を誇っていたクレメンス・ノン・パパの「Missa Virtute magna」を中心に、同じ 時期に活躍していた作曲家たちの作品と、祈りの文句である「歌による祈祷」を組み合わせた“16世紀のミサ”をボー・ホル テン率いるムジカ・フィクタが生き生きと再現しています。

仏Bel Air
BAC-138(2DVD)
NX-E03

BAC-438(Bluray)
NX-E09
ラモー:オペラ=バレ「優雅なインドの国々」プロローグと4場 エベ/ジーマ…リセッテ・オロペーサ(S)
ベロネ…ゴラン・ユーリッチ(Bs)
愛の神/ザイール…アナ・クィンタンス(S)
オスマン/アリ…タレク・ナズミ
ヴァレール/タクマス…シリル・オヴィティ(T)
ユアスカール/ドン・アルヴァーロ…フランソワ・リス(Bs)
ファニ/ファティム…アンナ・プロハスカ(S)
ダンサーズ・オブ・エストマン
アイヴォー・ボルトン(指)
バルタザール・ノイマンcho
ミュンヘン祝祭O
シディ・ラルビ・シェルカウイ(演出・振付)
アンナ・ヴィーブロック(装置)
グレタ・ゴイリス(衣装)
ミヒャエル・バウアー(照明)
アントニオ・クェンカ・ルイス&ミロン・ハーケンベック(ドラマトゥルギー)

収録:2016年7月
アンディ・ソマー(TVディレクター)
収録時間:180分+14分(ボーナス…「優雅なインドの国々」の情景から)
音声:フランス語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面二層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
オペラ=バレとはフランスのバロック時代に人気のあったジャンルの一つ。 舞踏音楽の割合が多く、時には喜劇的要素も含む楽しいもので、このラモーの「優雅なインドの国々」はジャンルを代表する 作品とされています。 “愛”をテーマにした4つのオムニバスからなる物語で、第1話はトルコ、第2話はペルー、第3話はペルシア、第4話は未開時 代のアメリカがそれぞれ舞台となっています。 引き裂かれた恋人たちの話、愛し合う2人に横やりを入れる神の話、2組の恋人たちがそれぞれ別の相手と結ばれる話、2 人の男に求愛されるも真の恋人と結ばれる娘の話の4話で構成されており、もちろんダンスは必須。映像で見ることにより一 層理解が進む作品です。 演出を担当した天才的ダンサー、シディ・ラルビ・シェルカウイは、2010年にドキュメンタリー「Babel of Dreams」 (BAC064)をリリースしており、ここでは多文化主義やアイデンティティ、彼自身の思いを多いに語っていますが、この「優雅 なインドの国々」でも、18世紀のヨーロッパ社会にとって「異国」である国々での緊張や宗教観までを取り込み、見事な映像 として見せています。

Hyperion
CDA-68256(1CD)
イングランドのモテット集
タリス:主よ, 願わくば信ずる者の声を受け入れたまえ
バード:目覚めていよ
タリス:使徒らは口々に
トムキンス:ダヴィデが聞きしとき
タリス:汝らわれを愛さば
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえT
バード:神よ, われをあわれみたまえ
ホワイト:光にして日なるキリストよT
ダンスタブル:来たりたまえ, 聖霊よ
モーリー:この日こそ
タヴァナー:谷川慕いて鹿のあえぐごとく
コーニッシュ:めでたしマリア, 神のみ母
ギボンズ:主よ, あなたの怒りをもってわたしを責めず
パーソンズ:わが敵から助け出し
バード:主よ, 怒りたもうことなかれ、聖なる町々は
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえU
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレックス・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク(指、Bs)

録音:2017年3月27日−29日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若きヴォーカル・コンソート、「ジェズアルド・シックス」のファースト・アルバムが登場! ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。
オワイン・パーク以外のメンバーも、マリアン・コンソートのメンバーであるアレックス・チャンス(アレクサンダー・チャンス)を始め、若き有望な歌手が集います。セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト2015-2016に選ばれたジェズアルド・シックスのデビュー・レコーディング、英語とラテン語による中世〜チューダー朝イングランドのモテット集にご期待ください!

Glossa
GCD-923514(1CD)
シファーチェ〜カストラートの愛
アレッサンドロ・ストラデッラ:「洗礼者ヨハネ」より〜序曲、レチタティーヴォ 「親愛なる森よ」、アリア 「かつておまえはわたしを守ってくれた」/カルロ・パッラヴィチーノ:「ヴェスパジアーノ(ウェスパシアヌス)」より〜アリア 「こう言えることが大切だ」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「スザンナ」より〜アリア 「ご執心のあなたがた若い娘たちよ」、「洗礼者ヨハネ」より〜アリア 「激しく吹け」/ベルナルド・パスクイーニ:「キリストの渇き」より〜序曲/フランチェスコ・カヴァッリ:「アフリカのシピオーネ」より〜アリア 「今やわが苦しみはさらに増し」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「洗礼者ヨハネ」より〜アリア 「わたしとしては、交換しない」/カルロ・パッラヴィチーノ:「バッシアーノ」より〜序曲/ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:「サビーネの強奪」より〜レチタティーヴォ 「今や大地は深い眠りに就いて沈黙し」、アリア 「わが美しき人よ、ベッドから起き上がりなさい」/カルロ・アンブロージョ・ロナーティ:「かたきどうしのふたりの兄弟」より〜アリア 「星を震わし、崩し、天上から落とせ」/ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:「神の慈悲のらっぱ」より〜序曲/アントニオ・ジャンネッティーニ:「クラウディオ・ネローネの青春時代の入り口」より〜レチタティーヴォ 「恋にやつれ」、アリア 「口づけをもって」/ベルナルド・パスクイーニ:「エジプトのモーセのできごと」より〜アリア 「真に熱心に信仰するものに対して」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「スザンナ」より〜序曲、アリア 「気持ちを永遠に隠したいと思ったら気が狂ってしまう」/ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:「ヨナ」より〜アリア 「惨めな心よ」/ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:「サビーネの奪還」より|〜アリア 「わたしは戦争を望む」/ヘンリー・パーセル:アンセム 「わが歌はとこしえに主の慈愛を歌わん」、セフォーチの別れ(ハープシコード曲)/ベルナルド・パスクイーニ:「エジプトのモーセのできごと」より〜アリア 「だが、われらが弱き声が」/アレッサンドロ・スカルラッティ:「ジュディッタ(ユーディット)」より〜アリア 「眠れ、戦争の雷鳴よ」
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)、
ハビエル・ウリセス・イリャン(ディレクター)、
ネレイダス

録音:2017年5月、グアダラマ(スペイン)
ラ・ヴェネクシアーナやアントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)、カルロ・イパタ&アウセル・ムジチなどの多くの録音・公演に参加し、現在のもっとも注目を浴びるカウンターテナーの一人であるフィリッポ・ミネッチャ。Glossaから発売されるソロ・レコーディング第2弾は、「シファーチェ(セフォーチ)」の愛称で知られ、イタリアやイギリスで絶大な人気を誇りながらも愛憎劇のうえ殺されてしまったという悲劇のカストラート、ジョヴァンニ・フランチェスコ・グロッシ(1653−1697)の生涯を辿る架空のオペラというコンセプトのアルバムです。

Glossa
GCD-923513(2CD)
ポルポラ:ラマート・ノーメ〜カンタータ集 Op.1
カンタータ第5番/カンタータ第10番/カンタータ第8番/カンタータ第3番/カンタータ第9番/カンタータ第6番/カンタータ第11番/カンタータ第4番/カンタータ第7番/カンタータ第2番/カンタータ第1番/カンタータ第12番
ステーファノ・アレージ(指)
スティーレ・ガランテ、
フランチェスカ・カッシナーリ(S)、
エマヌエラ・ガッリ(S)、
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(A)、
マリーナ・デ・リーソ(A)、
アグニェシュカ・オシャンツァ(Vc)、
アンドレア・フリッジ(Cemb)

録音:2016年10月&2017年8月、ロッカビアンカ(イタリア)
後期バロック音楽の専門家、ステーファノ・アレージをディレクターとして2010年に結成された18世紀のイタリア音楽に特化したアンサンブル「スティーレ・ガランテ(ギャラント様式)」のGlossa第2弾。スティーレ・ガランテが特に得意とする、ニコラ・ポルポラ(1686−1768)のカンタータ集 Op.1が登場。
この12のカンタータは、おそらく故郷ナポリで書かれていましたが、ロンドンで活動していた1735年にウェールズ公フレデリック・ルイスの庇護のもとロンドンで出版されました。フランチェスカ・カッシナーリやエマヌエラ・ガッリを始めとするイタリア古楽界の名歌手たちが歌う、ポルポラの優雅なるカンタータをどうぞ。

Hyperion
PCDA-68224(1CD)
税込定価

CDA-68224(1CD)
ルイ・クープラン:ボーアンの手書き譜からの舞曲集
組曲 ニ短調〔前奏曲、アルマンド、クラント、サラバンド、ガヴォット、カナリー、シャコンヌ〕
アルマンド・グラーヴェ ヘ長調
シャコンヌ ヘ長調
シャコンヌまたはパッサカリア ト短調
組曲 ト短調〔アルマンド、クラント、サラバンド、ジグ ハ短調、パッサカリア〕
ブランクロシェ氏のトンボー
組曲 イ長調〔前奏曲、クラント、サラバンド、サラバンド イ短調、ジグ〕
パヴァーヌ 嬰ヘ短調
パヴェル・コレスニコフ(P/Yamaha CFX)

録音:2017年3月14日−16日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本には2013年4月のオーギュスタン・デュメイ&関西フィルの公演において、急病により来日中止となったエレーヌ・メルシエの代役としてデュメイからの強い推薦を受け急遽来日。急な公演にも関わらず堂々たる演奏を見せ、その美麗なピアニズム多くの来場者を魅了しました。そして2018年1月、ついに日本初リサイタルが行われます!
コレスニコフのHyperion第3弾は、17世紀から19世紀にかけてのフランスのもっとも偉大な音楽名家のひとつであったクープラン家で、フワンソワ・クープラン(大クープラン)に次いで重要な、そして17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626−1661)のクラヴサン曲。ボーアンの手書き譜(ボーアン手稿譜、ボーアン写本)として残された多くの舞曲の中から、コレスニコフが組曲の形に構成し、表情豊かなピアノで表現しています。ルイ・クープランのパワフルで鋭利な独特のサウンドを具現化するために2つの異なるアクション(明るく直接的なものと、なめらかで丸みのある音)を使用することにしたと語る、最先端のYAMAHAピアノの使用もポイントです。


H.M.F
HMD-9809062
(Bluray+DVD)
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」 シリル ・オ ー ヴィティ( オル フェ オ/ T )
ハンナ・モリソン(エウリディーチェ、音楽/S)
ポール・アグニュー(アポロ、エコー/T)
ミリアム・アラン(プロセルピナ、ニンファ/S)
レア・デザンドル(使者、希望/S)
カルロ・ヴィストリ(羊飼い、黄泉の国の使い/CT)
シーン・クレイトン(羊飼い/T)
ザカリ・ワイルダー(黄泉の国の使い、羊飼い/T)
アントニオ・アベーテ(プルトーネ、黄泉の国の使い、羊飼い/Bs)
シリル・コスタンツォ(カロンテ、黄泉の国の使い/Bs)
レザール・フロリサン
ポール・アグニュー(指、演出)

収録:2017年2月28日、カーン劇場(フランス)
◆Blu-Ray
リージョン:All
画面:16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:伊仏英独、3h28'
◆DVD(NTSC)
リージョン:All
画面:16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:伊仏英独、3h28'
レザール・フロリサンによる「オルフェオ」公演が映像で登場!ポール・アグニューは2007年より創設者クリスティと共にレザール・フロリサンのジョ イント音楽監督を務めており、10年を経て満を持してのオルフェオ上演のライヴ映像となります。ストリッジョのテキストをあらためて熟読し、オルフェオ(アポロ=(太陽神)の息子)と冥界の対比をあらわす美しい照明、そしてケルトのストーン・サークルにヒントを得た装置など、アポロ崇拝にも重きを置いた、 あらたな舞台が作り上げられています。
歌唱陣では、クリスティに見出されバロック・オペラを中心に活躍している逸材、シリル・オーヴィティによるオルフェオの、若々しい歌声が抜群。エウ リディーチェのハンナ・モリソン(ソプラノ)はブロムシュテット指揮のドイツ・レクイエム日本公演(2017年11月)でも高く評価されたソプラノです。 ほかにもクリスティの声のアカデミーに選ばれた歌手ら、気鋭のソリストたちをキャストにそろえています。 (Ki)

MIRARE
MIR-386(1CD)
マラン・マレ:作品集〜ヴィオール組曲より
 ・プレリュード-バドミントン遊び-小さな諧謔-ヴィルヌーヴのロンドー
  -トロワルール氏のロンドー
 ・プレリュード-風変りなガヴォット-ビジュー氏のロンドー
  -村祭り-ビスカイヤの女
 ・いたずら
 ・パラザ
 ・ル・タクト
 ・猫なで声のロンドー
 ・プロヴァンスの女」
 ・夢想家(La Reveuse)
F.クープラン:「神秘的なバリケード」「子守歌、またはゆりかごの中のいとし子」(テオルボ編曲/バンジャマン・ペロー)
ラ・レヴーズ〔フロランス・ボルトン(バス・ド・ヴィオール)、バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロック・ギタ ー )、カスルテン・ローフ(Cemb)、ロビン・ファロ(バス・ド・ヴィオール)〕

録音:2016年9月、2017年6月
バンジャマン・ペローとフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブル。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。今回彼ら が取り上げたのは、マラン・マレ。マレの音楽は優しさ、エレガントさ、そしてウィットをあわせもっており、18世紀のフランス趣味の良さの象徴ともい えます。とりわけ彼の最後の2つの楽曲集は、当時の風景や、「バドミントン遊び」などさまざまな場面を生き生きと描いた絵画のような作品で、ヴィオー ル音楽の最高傑群でもあります。ラ・レヴーズが、F.クープランのチェンバロ作品の編曲も交えながら、フランス・バロックの粋の世界を奏でています。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2490(1CD)
フランチェスカ・カッチーニ(1587?-1640):歌劇『ルッジェーロの救出』 リッカルド・プリミティーヴォ(ルッジェーロ / ネットゥーノ)
アレッサンドラ・ボーリン(アルチーナ)
マルチェッラ・フォランナ(メリッサ)
アンドレア・ロメオ(ヴィストラ)
ナディア・パリアーラ(オレステ・ヌンツィア)
ロベルト・マッティオーニ(パストーレ / アストルフォ)
エレオノーラ・アレオッティ(シレーナ)
ロレンツォ・トッツィ(チェンバロ、オルガン、指揮)
ローマバロッカ・アンサンブル

録音:2016年11月10日/ローマ、オラトリオ・デル・ゴンファローネ
有名なジュリオ・カッチーニの娘、フランチェスカ・カッチーニの書いた現存する唯一のオペラ。彼女は女性でオペラを書いた最初の作曲家と目されて おり、その音楽からは高い才能と深みのある表現がうかがえます。歌手として父のオペラ『エウリディーチェ』に出演したこともあり、当時最先端のオペラ 書法を身に付けていたと思われます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4239(2CD)
ゼレンカ:6つのトリオ・ソナタ ZWV181
(第1番 ヘ長調/第2番 ト短調/第3番 変ロ長調/第4番 ト短調/第5番 ヘ長調/第6番 ハ短調)
アンサンブル・ベルリン・プラハ【ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)、ドミニク・ヴォーレンヴェーバー(Ob)、モル・ビロン(Fg)、バルバラ・マリア・ウィリ(Cemb)、ウルリッヒ・ウォルフ(Cb)、ヤクブ・チェルノホルスキー(Vn)】

録音:2017年7月2-4、11-13日/テルデックス・スタジオ(ドイツ)
バロック時代を代表するボヘミア出身の作曲家ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745)。ウィーンでフックス、ヴェネツィアでロッティに学んだ後、 ザクセン選帝侯国のドレスデンで活躍しました。ゼレンカの作品は第二次世界大戦中に消失されたものもありましたが、その後再発見された作品もあり、 そのうち6つのトリオ・ソナタはハインツ・ホリガーが録音したことにより広く知られるようになりゼレンカの作品の再評価につながりました。ヴィレム・ヴェ ヴェルカなどの名手が揃ったアンサンブル・ベルリン・プラハがこの名曲に挑みました。
プラハ音楽院で学び、ジャン=ルイ・カペツァリ氏に師事したヴェヴェルカは2003年日本で開催された第7回国際オーボエ・コンクール・軽井沢で1 位を獲得。その後世界有数のオーケストラと共演しキャリアを積んできました。また故クラウディオ・アバドにより設立された、優秀な若手音楽家で構成 されたグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の一員として活躍し、アバドの厚い信頼を得ておりました。スプラフォン・レーベルからのリリースも積極 的で、テレマン、ブリテンの無伴奏オーボエ作品集(SU 4121)、ヴィヴァルディ、テレマン、J.S.バッハのオーボエ協奏曲集(SU 4188)、ハープ奏者 カテジナ・エングリホヴァーとの「インプレッションズ」(SU 4212)などをリリースしております。 (Ki)

GALLO
GALLO-1508 (1CD)
バロックのオーボエ協奏曲集
A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調 S. Z799
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 ハ長調 RV 451
テレマン:オーボエ協奏曲 ホ短調 TWV 51:e1
グラウン:オーボエ協奏曲 ト短調 GraunWV
Cv:XIII:144
テレマン:トリオ・ソナタ ハ短調〜 オーボエ、ヴィオラ、通奏低音のための TWV 42:c5
アルビノーニ:5 声の協奏曲 変ロ長調 Op.9-11
オマール・ゾボーリ(Ob)
アンサンブル・ラ・ファルコーネ

録音:2017 年6 月 ジェノヴァ
イタリアを代表するオーボエ奏者、オマール・ゾボーリの演奏するバロックのオーボエ協奏曲集。ピリオド楽器による演奏。ゾボーリのオーボエは滑らかな甘みがありとても美しい。兄マルチェッロのニ短調の協奏曲は、バッハがチェンバロ独奏用の協奏曲 ニ短調 BWV974 に編曲したことで知られる曲。アンサンブル・イル・ファルコーネは2000 年創立の合奏団。名前は 1652 年に開場したジェノヴァの劇場に由来する。この録音ではヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ、チェンバロ各1 の7 人編成。

ATMA
ACD2-2726(1CD)
パーセル:歌曲集
いまや太陽はその光を隠し Z.193
彼女は恋し、愛をうちあける Z.413
もっと愛を、さもなくば軽蔑を Z.397
悲劇「オイディプース王」Z.583より”束の間の音楽”
歌劇「妖精の女王」Z.629より”おいで、天のすべての歌い手たち”、”娘たちがよく愚痴を言っていた”、”もし愛が甘き情
熱なら”、組曲
雄々しき者の心に恋の矢を放つな Z.390
恋とはなんと楽しいものか Z.353
アブデラザールのジグ
歌劇「アーサー王」Z.628より”もっとも美しい島”、組曲
歌劇「インドの女王」Z.630より”狂おしい愛より逃げようとあがき”
「ディドとアエネアス」より”私が大地に帰る時〜ディドの嘆き“
マイケル・スラッテリー(T、シュルティ・ボックス)
ラ・ヌフ

録音:2015年11月、ケベック
ダウランドの歌曲集(ACD2 2650)でコンビを組んだアメリカ出身のテノール、マイケル・スラッテリーと古楽アンサンブル、ラ・ヌフによるパーセルの 歌曲集。ダウランドの時と同様に、スラッテリーを中心にラ・ヌフのメンバーらが編曲し、アンサンブルの美しいハーモニーと清らかな旋律が引き立つよう になっています。またスラッテリー自身が奏でるシュルティ・ボックス(アコーディオンに似たインドの民俗楽器)の響きが独特の雰囲気を醸し出しています。 (Ki)

OBSIDIAN
OBSCD-716(1CD)
キャサリン・パーと宗教改革の歌〜トマス・タリス作品集
1. Gaude Gloriosa Dei Mater
2. When Jesus Went, [Salvator Mundi II]
3. O Lord, Give Thy Holy Spirit
4. Hear the Voice and Prayer
5. Purge Me, O Lord
6. Solfaing Song
7. Verily, Verily, I Say Unto You
8. If Ye Love Me
9. O Lord, in Thee Is All My Trust
10. Libera Nos
11. The Litany
12. Fantasia [O Sacrum Convivium]
13. Se Lord and Behold
アラミレ
フレットワーク
デイヴィッド・スキナー(指)
超一流の古楽演奏!声楽アンサンブルの「アラミレ」とヴィオール・アンサンブル「フレットワーク」が共演した、トマス・タリスの作品集です。タリス が仕えていたイングランド王ヘンリー8世の6番目にして最後の王妃、キャサリン・パーをテーマに掲げ、悠久の音楽を聴かせます。 (Ki)

Paraty
PARATY-317163(1CD)
ジョルジョ・アントニオット(1681-1766):チェロと通奏低音のためのソナタ
第6番 ホ短調、第5番 イ長調、第11番 イ短調、第2番 ヘ長調、第3番 変ロ長調、第4番 ニ短調、第10番 嬰ヘ短調
アンサンブル・ヘミオリア
〔クレール・ランケ(Vc)、オード=マリー・ピロ(Gamb)、ステファニー・プティボン(テオルボ、ギター)、フランソワ・グルニエ(Cem)〕

録音:2016年9月
ジョルジョ・アントニオットは、1681年ミラノに生まれたチェロ奏者にして作曲家。ミラノの裕福な家庭に生まれ、数学や語学(ラテン語含む)に長け、 音楽理論の本も出版(英訳もされた)するなど、マルチな才能の持ち主でした。1733年、アントニオッティの名前でアムステルダムで出版された12のチェ ロあるいやヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集(5曲はチェロと通奏低音/7曲は2本のチェロ、あるいはヴィオラ・ダ・ガンバのための ソナタ)からの抜粋。18世紀、多くは残されていないチェロのための貴重な作品の録音の登場です。 (Ki)
Paraty
PARATY-417164(1CD)
マラン・マレ:スペインのフォリア&ヴィオール作品集
組曲 ニ長調 第3巻(1711)
組曲 ト短調 第5巻(1725)
スペインのフォリアのクプレ第2巻(1701)
フオーコ・エ・チェーネレ〔ジェイ・ベルンフェルト(Gamb、指、ロナルド・マルティン・アロンソ(Gamb)、アンドレ・ヘンリッヒ(テオルホ)、ベルトラン・キュイエ(Cemb)〕

録音:2016年6月
15周年を迎えるアンサンブル、フオーコ・エ・チェーネレ。指揮者のジェイ・ベルンフェルトの声楽作品への強い愛もあり、声楽作品も中心に取り上 げている団体ですが、このたびの彼らのアルバムは、マレの器楽作品集。ニューヨーク出身でバーゼル音楽院で学んだ指揮のジェイ・ベルンヘルト、フラ ンス系キューバ人のロナルド・マルティン・アロンソによるヴィオラ・ダ・ガンバ、ユングヘーネルに師事したリュート奏者のアンドレ・ヘンリッヒ、1978 年ナント生まれ、ルセやアンタイらに師事したフランス古楽界のサラブレッド、ベルトラン・キュイエというメンバーが、豊かなサウンドで詩情豊かなマレ の世界を展開しています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2744(1CD)
知られざるバロック作曲家による技ありのソナタ
シーファーライン:3声のソナタ第1番 ホ短調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
テレマン:トリオ・ソナタ ト短調 TWV42:g7(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ第2番 ヘ長調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
C.P.E.バッハ:幻想曲 ニ長調 Wq.117/14, H.160(チェンバロ独奏)
 トリオ・ソナタ ト長調 Wq.150, H.574(フルート、ヴァイオリン、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ 第3番 イ長調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
パッラーデ・ムジカ

録音:2016年8月
ほとんど知られていない作曲家であるオットー・エルンスト・グレゴリウス・シーファーライン(1704-1787)のソナタ集。トリオ・ソナタの基本形であるヴィ オリン2本ではなく、ヴァイオリンとチェロが歌い交わす珍しい編成です。同様の編成によるテレマンのソナタやC.P.E.バッハのフルートを伴うソナタをカッ プリング。音楽の完成度に差が無く自然に聴ける、知られざる作曲家の技量を知るにもってこいのプログラミング。 (Ki)

AMBRONAY
AMY-050(1CD)
ラモーの遺産
ラモー(レヒシュタイナー編)::協奏曲「未開人」〔1. アフリカの奴隷たちのエール 2. 優しいエール 3.未開人〕(優雅なインドの国々)
ルベル&フランクール:シンフォニー組曲〔1. プレリュードとロンドー 2.サラバンド 3.ミュゼット 4.ファンファーレ〕
ラモー(レヒシュタイナー編):〔1. パルカのためのプレリュードとエール 2.わざとらしい悲しみ 3.コントルダンス〕(優雅なインドの国々)
ルベル&フランクール:シンフォニー組曲〔1. フォルラーヌ 2.行進曲 3.トリオとやさしいエール〕
ラモー(レヒシュタイナー編):〔1. リゴードンあるいはソローニュのおめでたい者 2.アモールのためのエール 3.ミュゼット 4.タンブーラン〕
アンサンブル・レ・シュルプリーズ
ルイ=ノエル・ベスティン・ド・カンブーラ(指)
イヴ・レヒシュタイナー(Org)

録音:2016年9月25-27日
18世紀、カトリックの国フランスでは、復活祭の前に、劇場などのエンタテインメント施設が休業となり、かわりに「コンセール・スピリチュエル」(宗 教音楽のコンサート)とよばれる演奏会が催されていました。フランスの作曲家バルバトルが、1768年12月、コンセール・スピリチュエルの演奏会のために、 ラモーの作品(必ずしも宗教的なものではない)の有名曲を抜粋したオーケストラとオルガンという編成によるシンフォニー組曲を編み、これが演奏され たという記録が残っています。しかしこの楽譜は残されていません。このたび、ラモーの作品「アムールの嘆き(Les Surprises l’ Amour)」からグルー プ名をとったアンサンブル・レ・シュルプリーズが、ラモーの楽曲から聴きどころを抜粋し、オルガンとアンサンブルによるシンフォニー組曲を再創造する 試みを行いました。レヒシュタイナーの超絶技巧のオルガンが核となる「未開人」は実に新鮮にして、不思議と神聖に響きます。フランスのオペラの巨匠 が書いた珠玉の楽曲が、新たな色彩を帯びてよみがえります。 (Ki)
AMBRONAY
AMY-308(1CD)
ヴァイオリンとテオルボのデュオ
イグナツィオ・アルベルティーニ(1644-1685):ソナタ第1番
ビアッジョ・マリーニ(1594-1663)(レピッコ編):カプリッチョ
ベッレーロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):ソナタ第7番
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メーリ(1624-1669):ソナタop.4-4「La Biancuccia」
テオルボの即興
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):シンフォニア第2番
G.A.パンドルフィ・メーリ:ソナタop.3-1「La Stella」
A.ストラデッラ:シンフォニア第9番
I.アルベルティーニ:ソナタ第3番
ヴァイオリンの即興
A.ストラデッラ:シンフォニア第5番
B.カスタルディ:Furiosa corrente
G.A.パンドンルフィ・メーリ:ソナタop.3-5「La Clemente」
REPICCO
〔キンガ・ウイスザスジ(Vn/アントニオ・グラニャーニ、1784年)&ヤドラン・ドゥンクン(テオルボ/ブレンダン・ヒルスト、1989年)〕

録音:2017年3月1-4日、フランス
イタリア・バロックの作曲家たちの作品集。彼らの共通点は、殺された、あるいは殺人者、ということ。といっても、必ずしもこれらの作曲家達に具体 的な事実があるというわけではありませんが、17世紀のイタリア・バロックのきわめつけのパッションが感じられる作品が選りすぐられています。ハンガリー 出身のヴァイオリン奏者と、ノルウェー出身のテオルボ奏者によるデュオが、17世紀イタリアの心の世界を照らし出します。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-041(1CD)
テレマン:ソナタ集〜旅するヴィルトゥオーゾ
トリオ・ソナタ ニ短調 TWV.42:d10
トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:g5(音楽の練習帳)
トリオ・ソナタ 変ロ長調 TWV.42:B4(音楽の練習帳)
ソナタ ニ長調 TWV.41:D6(忠実な音楽の師)
トリオ・ソナタ 変ホ長調 TWV.42:Es3(音楽の練習帳)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV.42:a4(音楽の練習帳)
アンサンブル・アマリリス〔エロイーズ・ガイヤール(音楽監督、リコーダー、オーボエ)、ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)、ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン)、エマニュエル・ジャック(チェロ)、ローラ・モニカ・プスティルニク(アーチリュート)〕

録音:2006年3月13-17日
旅するヴィルトゥオーゾ、とはテレマンのこと。テレマンは様々な地に旅をし、様々な音楽を貪欲に吸収しました。ここに収録されている「音楽の練習帳」は、 1740年にテレマン自身が出版した作品集。12のソロ・ソナタと12のトリオ・ソナタ(6つの異なる楽器-リコーダー、ヴァイオリン、オーボエ、フラウト・ トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ-を想定して書かれている)が収められています。当盤ではオーボエのための2作とリコーダーのための 2 作が収録されています。 (Ki)

APARTE
AP-167(2CD)
シャヴィエ・サバータ
■CD1 (原盤:AP 048)
悪い奴ら―ヘンデル:悪役アリア集
「タメルラーノ」−尊大な心に平安を与えたい,
「アリオダンテ」−あなたに望んでいる,
「テゼオ」−殺戮を望み死を望み,
落ち着いておくれ、ああ、美しい眼よ,
「ガリアのアマディージ」−酷い苦しみを,心に激情を感じ,
「アリオダンテ」−義務、正義、愛が,策略が良い結果をもたらせば,
「ジューリオ・チェーザレ」−この心の麗しき女神たちよ,お前の誇り高さを屈服させよう,
「オットーネ」−天まで波を高め,魅惑的な美しい唇

■CD2 (原盤:AP 143)
カタルシス(浄化)
オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ 「策略がゆるしたもの」、アリア「高慢な植物が」〜『アデライーデ』より
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732):レチタティーヴォ「お前のために、わが妻グリゼルダよ」、
アリア「いとしい妻よ、私の魂は疲れている」〜『グリゼルダ』より,
ピエトロ・トッリ(1650-1737):アリア「お前の涙によって」〜『グリゼルダ』より,
ヴィヴァルディ:アリア「血が血管を冷たく走り」〜『ファルナーチェ』より,
ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ「私の愛する人はなんと甘く語ることか」、アリア「すでに私には見える」〜『アデライーデ』より,
ヘンデル:序曲、伴奏つきレチタティーヴォ「おそろしいファントムよ!」、アリオーソ「私の目をとじ」〜『テッサリアの王アドメート』より,
ハッセ(1699-1783):伴奏つきレチタティーヴォ「神よ、あなたのためだけに生きよう」、アリア「私は悔やむ、わが神よ」〜『聖アゴスティーノの改宗』より,
アッティリオ・アリオスティ(1666-1729):伴奏つきレチタティーヴォ「あきらめよ」、アリア「神よ」〜『カイオ・マルツィオ・コリオラーノ』より,
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):アリア「あなたの甘い涙をかわかせ」〜『テミストクレ』より,
ドメニコ・サッロ(1679-1744):伴奏つきレチタティーヴォ「むごい運命よ!」、アリア「名誉が心で話すとき」〜『イル・ヴァルデマーロ』より
シャヴィエ・サバータ(CT) 
リッカルド・ミナージ(指)
イル・ポモ・ドーロ
録音:2012年8月25日-9月3日


シャヴィエ・サバータ(C.T)
ジョルジュ・ペトルー(指)、
アルモニア・アテネア

録音:2015年9月22-26日、アテネ
1976年、スペイン、カタルーニャ州バルセロナ生まれのカウンターテノール、シャヴィエ・サバータの2枚組。2011、2012年には、ウィリアム・クリスティ の指揮で上演されたカヴァッリの「ディドーネ」のイアルバを歌っています。ビオンディ、ヤーコプス、サヴァールといった古楽の重鎮たちとの共演も重ね ており、バロック声楽作品の上演にはもはや欠かせない存在となりつつある歌い手です。 劇的な表情とテクニックが要求される、オペラの悪役のアリアを集めた1枚と、「カタルシス(浄化)」と題し、激情に満ちたアリアでプログラムを構成、 心を揺り動かされる強さに満ちた1枚のセット化。 (Ki)

Resonus
RES-10177(1CD)
NX-B05
プロイセンのサロン音楽〜時流の中のフランツ・タウシュ
フランツ・タウシュ(1762-1817):四重奏による13の小品 Op.22より第1組曲
ヨハン・シュターミッツ(1717-1757):3つの四重奏曲
クルーセル(1775-1838):演奏会用三重奏曲
ベールマン(1784-1847):五重奏曲 Op.23よりアダージョ(R.パーチヴァル編)
フランツ・タウシュ(1762-1817):四重奏による13の小品 Op.22より第2組曲
ボックスウッド&ブラス
【メンバー】
エミリー・ワージントン(クラリネット…by Peter van der Poel after Heinrich Grenser, c. 1810)
フローナ・ミッチェル(クラリネット…by Guy Cowley after Heinrich Grenser, c. 1810)
ロバート・パーチヴァル(ファゴット…by Peter de Koenig after Heinrich Grenser, c. 1810)
アンネケ・スコット(コルネット…by Lucien-Joseph Raoux, c. 1800)
(cor d’orchestre…(by Marcel Raoux c. 1820)
ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルホルン…by Paxman)

録音:2016年4月4-7日
全ての奏者がピリオド楽器を操るイギリスのアンサンブル「ボックスウッド&ブラス」がresonusレーベルに登場。 デビューアルバムは、マンハイム楽派に属する作曲家フランツ・タウシュと、彼を取り巻く作曲家たちの作品集です。優れたクラ リネット奏者としてマンハイムのオーケストラで演奏し、プロイセンの宮廷楽師としても活躍したタウシュは、優れた教師でもあ り、ハインリヒ・ベールマンをはじめとした多くのクラリネット奏者を指導したことで知られています。古典派からロマン派への過渡 期に書かれた彼の作品は、どれもサロン風の美しさを湛えながらも、その様式の変化はしっかり弟子たちに伝わっており、この アルバムに収録されたシュターミッツ、クルーセル、そして弟子のベールマンの作品と聴き比べることで、タウシュの果たした役割 を知ることができます。 クラリネットの美しい旋律も聴きどころです。
Resonus
RES-10202(1CD)
NX-B05
A Cavalier Christmas-騎士のクリスマス
ギボンズ:See, see the Word is incarnate
バード(1539頃-1623):Behold I bring you glad tidings
ダーリング(1580頃-1630):Laetamini cum Maria
ダーリング:Quem vidistis, pastores
グランディ(1586-1630):O quam tu pulchra es
パールソン(1572頃-1651):Upon my lap my sovereign sits
ウィリアム・ローズ(1595-1662):Aire
ヘンリー・ローズ(1595-1662):Hark, shepherd swains
ジェフリーズ(1610頃-1685):Hark, shepherd swains-for the Nativity of our most blessed Saviour
ジェフリーズ:Busy time this day-for the Blessed Innocents Day
ジェフリーズ:Brightest of days-for Epiphany
ジェンキンス(1592-1678):Newark Siege-パヴァーヌ
ジェンキンス:Newark Siege-ガイヤルド
バード:O God that guides the cheerful sun-A Carol for New-year's Day
エボア・シンガーズ
チェリーズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
ポール・ギャメソン(指)

録音:2015年3月2-3日
英国の合唱団“エボア・シンガーズ”が歌うクリスマス音楽集。ここでテーマとして選ばれているのは17世紀の「イングランド内 戦」です。国王派である「騎士党」と議会派である「円頂党」の戦いの末、勝利した議会派はプロテスタントを擁護していた ため「聖なる日:クリスマス」を盛大に祝うことを禁止してしまいました。しかしそれに納得できなかった騎士派の人々は、そっと クリスマスの行事を続行し、独自の曲集を作成します。議会派に配慮してか、ほとんどはプロテスタントの作曲家の作品です が、中にはバードのようなカトリックの作曲家の作品が含まれているのは面白いところです。宗教戦争と内乱に明け暮れたイ ングランドで演奏されたであろう美しい曲集です。

フォンテック
FOCD-9767(1CD)
税込定価
ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園 Vol.2
No.20 私の恋人シレ
No.21 から威張り
No.22 詩篇103 番 私の魂よ、主をたたえよ
No.23 ホーシェについて:あなたに我慢できない
No.24 私を取り戻したくないのなら
No.25 クーラント
No.26 美しいローマの騎士
No.27 グレーヴゼンドのバレエ
No.28 イギリスのナイチンゲール
No.29 ああ、女殺人者
No.30 レンテルー(風刺唄)
No.31 美しい羊飼いの娘フィリス
No.32 質屋から:私が帰って来た時
No.33 カムアゲイン
No.34 クーラント
No.35 2 番目のダフネ
No.36 アマリリうるわし
江崎浩司(独奏)
リコーダー(ガナッシ・ソプラノ/バロック・ソプラノ/ルネサンス・ソプラノ/初期バロック・アルト/ルネサンス・アルト/バロック・テナー/ヴォイスフルート/バス/バンブーリコーダー )
その他楽器
ソプラノ・ショーム/アルト・ショーム

録音:2016/9/14-16&2017/3/2-4 神奈川県立相模湖交流センター
江崎浩司が挑む、孤高の世界・・笛の楽園全集プロジェクト第2 弾! ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独 奏楽器のための曲集で、リコーダー奏者にとっては重要なレパートリーですが、その知名度と演奏され る機会を考えると全曲の録音は極めて少なく、特に国内では皆無でした。2017 年6 月のVol.1 発売に 続き、江崎が挑む壮大なプロジェクトの第2 弾が早くも登場です。 Vol.2 では「イギリスのナイチンゲール」や「アマリリうるわし」など笛の楽園全曲の中でも屈指の人 気曲も収録され、親しみやすい内容になっておりますし、マルチプレーヤー、江崎浩司の面目躍如、今 作でも11 種もの楽器を使い分けて大変鮮やかなアルバムになっています。 江崎本人によるライナーノーツもこの楽曲への理解が大変深まるもので、読み応え充分です。 (フォンテック)

QUERSTAND
VKJK-1626(1CD)
ドレスデン宮廷での食卓音楽
フルヒハイム:音楽の食卓給仕〜ソナタ第1 番,第2番,第3 番,第4 番,第5番,第6番
 2 つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
クリーガー:第6 の十曲集〜アリア第1番「愛の嫉妬が苦しみを呼び起こす」,アリア第3 番「愛することができる者は」,アリア第5 番「アウローレとシュテッレは素早く現れ」
クリーガー:第5 の十曲集〜アリア第10 番「喜びを望む者は、ビールとワインを愛する」
フュルステン=ムジーク:
【アンネ・シューマン(Vn)、アネッテ・ジッヒェルシュミット(Vn) 、クラウス・フォイクト(Va)、アンドレアス・ピルガー(Va)、フェリックス・ゲルク(Vc)、アンドレア・バウアー(テオルボ)、 ゼバスティアン・クネーベル(Cemb)】
トビアス・フンガー(T)

録音:2016年5月 ミュグリッツタール
17 世紀にドレスデンで活躍した二人の作曲家、ヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイム(1635/1640 頃-1682)とアダム・クリー ガー(1634-1666)の作品を集めている。フルヒハイムはまだ少年だった1651 年頃に既に、ハインリヒ・シュッツが楽長を務め ていたザクセン選帝候の宮廷楽団(後のシュターツカペレ・ドレスデン)でヴァイオリニストを務め、1680 年頃から宮廷や教 会の音楽家として要職を務めた。アダム・クリーガーはライプツィヒで頭角を現した後、1657 年に選帝侯ヨハン・ゲオルク 2 世の招きでドレスデンに移り、宮廷オルガニストとして活躍、歌曲でも知られる。 フュルステン=ムジークはドイツのバロック音楽を専門としたピリオド楽器アンサンブル。トビアス・フンガーはバロック音楽で 幅広く活躍するテノール。

QUERSTAND
VKJK-1710(1CD)
ヴィオラ・アパッショナータ〜16-17 世紀のヴィオラ・ダ・ガンバとハープのためのイタリア・ヴィルトゥオーゾ音楽
パスキーニ:フォリア
ダッラ・カーザ:どちらがより大きいのでしょう、ああ、愛の神よ
オルティス:ああ、幸せな私の目,レチェルカーダ第2番,レチェルカーダ第3 番
ファルコニエリ:カンツォーネ 甘い旋律―コレンテ
フレスコバルディ:トッカータ,カンツォーナ第1 番,そよ風が吹けば
デ・ローレ:発つ時は死ぬ思いだが
ロニョーニ:発つ時は死ぬ思いだが
ヤージェンブスキ:カンターテ・ドミノ第 1 部,カンターテ・ドミノ第2 部,スザンナは見る
ファルコニエリ:エル・メロと呼ばれるブランド
トラバーチ:どうか私を殺して
バッサーノ:シュザンヌがある日
アンサンブル・アルト・デコ:
【ユリアーネ・ラーケ(ディスカントガンバ,バスガンバ)
マクシミリアン・エールハルト(バロック・ハープ)
ヨハンナ・エールミュラー・ラッシュ(バロックVc)】

録音:2017年2月20-22日 ベルリ
ン、DDD、61'10
ドイツのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ユリアーネ・ラーケが 16、17 世紀の、主としてイタリアの 作曲家によるヴィオラ・ダ・ガンバ作品をバロック・ハープの伴奏で演奏している。ディエゴ・オ ルティス(1510 頃-1570),チプリアーノ・デ・ローレ(1515 頃‐1565),リッカルド・ロニョーニ (1550 より前-1620),ジローラモ・ダッラ・カーザ(1550 頃-1601),ジョヴァンニ・バッサーノ (1558 頃-1617),ジョヴァンニ・トラバーチ(1575 頃-1647),ジローラモ・フレスコバルディ (1583-1643),アンドレア・ファルコニエーリ(1585 頃-1656),アダム・ヤージェンブスキ(1590 頃-1649),ベルナルド・パスキーニ(1637-1710)。作風は様々で、いずれも大変素敵に演奏 されている。

la musica
LMU-006(1CD)
ああむごい運命よ〜スペイン音楽の黄金期
1. Vaya de fiesta (Juan Manuel de la Puente)
2. Si me llaman a mi (Juan Vazquez)
3. Marizapalos (Santiago de Murcia)
4. Paseabase el rey moro (Luis de Narvaez)
5. Que alegre se viste el ayre (Anonyme)
6. Fantasia del primero tono (Luis de Narvaez)
7. Gritos daba la morenica (Esteban Daca)
8. Ay fortuna cruel (Esteban Daca)
9. Romanesca ? Guardame las vacas (Alonso Mudarra)
10. Zagales los que me oyen (Anonyme)
11. Isabel, perdiste la tua faxa (Alonso Mudarra)
12. Fantasia del octavo tono (Luis Milan)
13. Romerico tu que vienes (Juan del Encina)
14. Claros y frescos rios (Alonso Mudarra)
15. Sospiro una senora (Luis Milan)
16. ?Para que son las iras? (Jose Martinez de Arce
17. Fantasia de pasos largos (Esteban Daca)
18. Toda mi vida hos ame (Luis Milan)
19. Luceros volad corred (Tomas de Torrejon y Velasc
バルバラ・クサ(S)
エドゥアルド・エグエス(ギター、ビウエラ)

録音:2016年6月29,30&7月1日/パリ、サン=ピエール寺院
アルゼンチンのブエノス・アイレス生まれのエグエスと、サン・ルイス生まれのバルバラ・クサによる、スペイン歌曲集。スペイン音楽黄金期と題し、 16−18世紀の歌曲を集めました。エグエスのソロも収録されており、古の響きに思いを馳せる愉悦の1枚です。 (Ki)

Centaur
CRC-3586(1CD)
アースリー・バロック
ウィリアムズ:鳥の模倣によるソナタ
ビーバー:描写的なソナタ
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調 Op.10-3「ごしきひわ」
ヴェルナー:11月/クープラン:蝶々
ラモー:鳥のさえずり
ランプ(ライアン&スタンフ校訂):かっこう協奏曲
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロード〔スーザン・スタンフ(トラヴェルソ)、サラ・ダーリング(Vn)、ジェシー・アイロンズ(Vn)、マーシャ・キャシディ(Va)、ダニエル・ライアン(Vc)、マイケル・バーマン(ハープシコード)〕

録音:2016年5月23日−25日、マサチューセッツ(アメリカ)
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロードは、元ターフェルムジーク・バロックO、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのチェリスト、ダニエル・ライアンと、元ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロックのフルーティスト、スーザン・スタンフが音楽監督と務めるアメリカのピリオド・アンサンブル。18世紀ドイツの音楽家、ジョン・フレデリック・ランプの「かっこう協奏曲」は、ライアンとスタンフの復元、校訂により、演奏、録音が実現した作品です。

H.M.F
HMM-905286(4CD)
+ボーナスCD付き
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)&ジャン=バティスト(=アントワーヌ)・フォルクレ(1699-1782):作品集〜魂の苦悩(Les tourments de l'ame)
■CD1
第3組曲 ニ長調〔ラ・フェラン-ラ・レジャント-ラ・トロンシン-ラ・アングラーヴ-ラ・ドゥ・ヴォセル*-ラ・エイノー-ラ・モランジスまたはプリセ(シャコンヌ)*〕
第2組曲 ト長調〔ラ・ブロン-ラ・マンドリン-ラ・ドゥ・ブルイユ-ラ・ルクレール*-ラ・ビュイソン(シャコンヌ)〕
■CD2
第1組曲 ニ短調〔ラ・ラボルド*-ラ・フォルクレ-ラ・コタン-ラ・ベルモン-ラ・ポルテュゲーズ-ラ・クープラン〕
第4組曲 ト短調〔ラ・マレッラ*-ラ・クレマン*-サラバンド「ラ・ドーボンヌ」-ラ・ブルノンヴィル-サンシ-パッシーの鐘、ラ・ラトゥール〕
■CD3
第5組曲 ハ短調〔ラ・ラモー-ラ・ギニョン-ラ・レオン*-ラ・ボワソン-ラ・モンティニ-ラ・シルヴァ-ジュピテル*〕
リールの手稿譜 ト長調(3つのヴィオ−ルのために書かれた3つの作品を2台のクラヴサンのために編曲したもの)〔アルマンド-クーラント-サラバンド〕※
最上の作曲家のバス・ラインをともなうヴィオールのための作品コレクション(若きアントワーヌ・フォルクレの作品)〔ブランル(ト長調)-アルマンド(ニ短調)-ラ・ジルエット(ト短調)-ミュゼット(イ長調)〕**
■CD4
フォルクレ父子に捧げられた作品
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):ラ・フォルクレ〜フーガ(Cem, Vn, Gamb)
・アナ・ギュルギュ=ボンドゥ(b.1977):フォルクレの鐘(Cem)
・シャルル=フランソワ・クレマン(c.1720-1789後没):アレグロ・マ・ノン・トロッポ(Vn, Cem)、ヴァイオリンとチェンバロのための第6ソナタ〔アレグロ・マ・ノン・トロッポ-アリア・グラツィオーゾ-アレグロ〕、ヴァイオリンとチェンバロのための第4ソナタ〔アリアI&II〕、第1ソナタ〔アレグロ・マ・ノン・トロッポ-アリア・アッフェットゥオーゾ-アレグロ〕(Vn, Cem)
F.クープラン(1668-1733):La Forqueray - Fierement sans lenteur(Cem)
ジョス・ブートミー(Josse Boutmy)(1697-1779):ラ・フォルクロ―ラルゴ
ルイ=アントワーヌ・ドルネル(c.1680-1756後没):La Forcroy〔プレリュード-シャコンヌ〕
ピエール=アラン・ブレイ=ウェッペ(b.1981):フォルクレの墓(Cem)
ジャック・デュフリ(1712-1789):ラ・フォルクレ ヘ短調(Cem)
クロード=フランソワ・ラモー(1727-1788):La Forcray ニ長調 (Cem)

■ボーナスCD
上記4枚のディスクからの抜粋(一部ジャン=ピエール・ニコラ(フルート)が参加)楽曲にか
ぶせるかたちで、以下の内容に沿ったテキストの朗読が収録されています。朗読を務めるのは、コメディ=フランセーズの俳優、ニコア・ロルモー氏です。
[内容]
プロローグ-祖先の栄光に-オルレアン公フィリップの死-フォルクレ:小さな、そして大きな物語-ヴィオラ・ダ・ガンバの貴公子、アントワーヌ&ジャン=バテイスト(息子)-家庭内のもめごと、ますます大きくなる内なる闇-完璧な人物-アントワーヌといっぱいの悦び
ミシェル・ドゥヴェリテ(Cemb/’blue’アンソニー・サイディ(1976)、アラン・アンセルムによるフレンチ・チェンバロおよびジャーマン・チェンバロ)
※ロベール・コーネン(Cemb)

上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ/ニコラ・ベルトラン、1705年頃製)*,**
リカルド・ロドリゲス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(通奏低音)/マルコ・テルノヴェック(2013), 1691年製ミシェル・コリションのレプリカ)*,**
寺神戸亮(Vn/ニコロ・アマティ(1645年製))*

録音:2014年9月&2015年5月、ベルギー、ブラ=シュル=リエンヌ
ヴィオラ・ダ・ガンバの歴史を語る上で欠かせない音楽家、フォルクレ。12歳から宮廷に仕えたアントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)と、その息 子ジャン=バティスト(=アントワーヌ)・フォルクレ(1699-1782)の名は生前からフランス全土で知られていました。 アントワーヌ・フォルクレは、17 世紀後半から18 世紀のフランス音楽界においてヴィオラ・ダ・ガンバの名手として高い評価を受けた音楽家です。アン トワーヌはまだ12歳のころ(1689年から)、太陽王ルイ14世(1638-1715)下の宮廷に仕え、奏者として、そして作曲家として大切に扱われました。 当時関心が高かったイタリア様式を取り入れながらも、フランス風の組曲のスタイルをとった、華麗で斬新な作品を残しています。そのずば抜けた音楽性 とは別に彼の激しい振幅の大きな性格や妻や息子(ジャン=バティスト)への暴力といった事実がしばしば語られ、同時代人であるマラン・マレの優雅さ と対照的に語られることも多く、アンリ・ル・ブランの「ガンバを擁護する」(1740)では「マレは天使の如く、(父)フォルクレは悪魔の如く奏く」と表 現されています。その息子のジャン=バティストは父とともに、ルイ15世の娘(1727-52)に楽器を教える音楽教師の役割も担っていました。宮廷の力 が落ちてからも、有力者のもとで音楽活動を続け、フランス全土にフォルクレ父子の名は知れ渡っていました。
この盤は、1747年にジャン=バティスト・フォルクレが父アントワーヌの遺作として出版した曲集の作品と、アントワーヌ・フォルクレの初期の作品、さ らには後の作曲家たちが「フォルクレ」に捧げた作品を集めたもの。ミシェル・ドゥヴェリテ(ルーアンの音楽院でロベール・コーネンの下で学んだチェン バロ奏者)、そしてレ・タラン・リリクやレザール・フロリサンなどにもたびたび参加している上村かおり、名手寺神戸亮、そしてゲストとしてドゥヴェリテ や寺神戸の師匠でもあるロベール・コーネンも参加しているという豪華布陣による演奏です。チェンバロ独奏曲のそれぞれの色合いのあざやかさにフォルク レの才にあらためて感じ入り、ヴィルトゥオジティとセンシティヴさを兼ね備えた名手たちによるアンサンブルに酔いしれる、極上のセットとなっております。 ※ボーナスCDとして、4枚からの聴きどころトラックを集めたハイライト盤が付属しています。 (Ki)

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0210-0211
(2CD)
バッハの周辺/バロック・オルガン作品集
[CD 1]
バッハ:幻想曲 ト短調 BWV 572
フレスコバルディ:音楽の花束() から 聖母のミサ より
 前奏のトッカータ/使徒書簡朗読の後のカンツォーナ
ド・グリニー(1672-1703):オルガン曲集 から ミサ〜キリエ、グラン・ジュによるディアローグ
パッヘルベル:前奏曲ニ短調()P.407
 アダムの罪によりすべては失われぬ()P.103
 アダムの罪によりすべては失われぬ()P.104
ラインケン(1643-1722):フーガ ト短調
ベーム(1661-1733):天におられるわれらの父()
ブクステフーデ:前奏曲 ニ長調 BuxWV 139
 汝らキリスト者よ、こぞりて主を称えよ()BuxWV 202
ブルーンス(1665-1697):前奏曲 ホ短調
ルイ・マルシャン(1669-1732):オルガン曲集第2巻 から プラン・ジュ
 オルガン曲集第1巻 から バス・ドゥ・トロンペット,ティエルス・アン・タイユ
クープラン:教区の為のミサから グローリア より
 そして地には平安あれ、プラン・ジュ/ティエルスによるデュオ
 ディアローグ/グラン・ジュによるオフェルトリウム
[CD 2]
ヴィヴァルディ(J・S・バッハ):協奏曲 ハ長調 BWV 594
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):われらは苦難の極みにある時も(パルティータ)
バッハ:トッカータ ハ長調 BWV 564
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):前奏曲 ホ短調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):フーガ ハ短調
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):フーガ ト短調
C.P.E.バッハ:深き淵よりわれは呼ぶ(J・S・バッハの BWV Anh.745とされていた作品)
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):イエス、わが喜び()
 小前奏曲とフーガ(J・S・バッハの BWV 558とされていた作品)
バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
アレクセイ・パルシン(Org)

録音:1997-2007年

OBS PROMETEO
OBS-010(1CD)
不実なるドラゴンの所へ/古典派末期、コルドバ大聖堂の音楽
ハイメ・バリウス・イ・ビラ(1750-1822):明るい夜明け [Clara Aurora] (ソプラノと管弦楽の為の)*
イグナツ・プレイエル(1757-1831):交響曲ニ長調 BEN 126(2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽の為の;1785)
ハイメ・バリウス・イ・ビラ:老いた蛇から [De la antigua serpiente] (ソプラノと管弦楽の為の)*
 話す必要はない [No hemos de hablar] (ソプラノと管弦楽の為の;1814)*
 不実なるドラゴンの所へ [Adonde infiel dragon] (ソプラノと管弦楽の為の)*
マリア・イノホサ(S)*
セビリャ・バロックO
ヴァンニ・モレット(指)

録音:2013年12月11-14日、ロレートの聖母教会、エスパルティナス、セビリャ県、 スペイン
19世紀初頭にコルドバ(アンダルシア、スペイン)で活躍した作曲家ハイメ・バリウス・イ・ビラの宗教的アリアをメインとするプログラム。ハイメ・バリウス・イ・ビラはカタルーニャに生まれモンセラート修道院で学び、ラ・セウ・ドルジェイ、ジローナの大聖堂楽長を歴任後、1785年から亡くなるまで37年にわたってコルドバ大聖堂楽長を務めました。マリア・イノホサは1979年サバデイ(カタルーニャ、スペイン)に生まれカタルーニャ高等音楽学校で学んだソプラノ。南欧の数多くのピリオド楽器アンサンブルと共演を重ねています。
ヴァンニ・モレットはイタリアの指揮者・作曲家・弦楽器奏者。ピリオド楽器オーケストラ「アタランタ・フーギエンス」の指揮者としても知られています。
*の楽器編成は「オーボエ(複数)、ホルン(複数)、ヴァイオリン(複数)と伴奏」と表記されていますが、「ヴァイオリン(複数)と伴奏」は普通の弦楽合奏として演奏されています。

Evoe
EVOE-004(1CD)
ハート・オヴ・ヨーロッパ
作曲者不詳(ヨアンニス・デ・ルブリンの写本より):王
ゴルチツキ:私は喜んだ、あなたの城壁のうちに
ビーバー:戦い
ジェレンスキ:年間のオッフェルトリウム集より
ウフキ:Uyan Ey Gozlerim Gafletten Uyan
作曲者不詳(ザモイスキの歌集より):Piesn o Posiedzieniu
フックス:トゥルカリア
ミエルチェフスキ:勝利の日
 クローゼマン(アモエニタートゥム・ムジカリウム・ホルトゥルスより):組曲
イル・ジャルディーノ・ダモーレ・オーケストラ、
イル・ジャルディーノ・ダモーレ・ヴォーカル・アンサンブル、
トロンバスティック、テンプス・アンサンブル

録音:2015年7月13日−15日、聖カタリナ教会(クラクフ、ポーランド)
ルネサンス時代からバロック時代の25年間におけるヨーロッパの中心における珍しいレパートリーの発掘、そしてオスマン・トルコと西ヨーロッパとの文化交流を表現した見事な構成のプログラム。 オスマン・トルコと神聖ローマ帝国を中心とした連合軍が激突した1683年の第2次ウィーン包囲のトピックとして、西欧諸国とは異なる音楽文化を持っていたポーランドにスポットライトをあてています。
イル・ジャルディーノ・ダモーレは、充実の一途をたどっているポーランド古楽界の中でも一際異彩を放っているバロック・ヴァイオリニスト、ステファン・プレヴニャクが率いる2012年創設のピリオド・オーケストラ。 弦楽器セクションのクリアなサウンド、中でもソプラノの抜群の巧さが特筆もののヴォーカル・アンサンブル、ブリリアントなサウンドと安定感が印象的な管楽器セクションなど、東欧ポーランドの精鋭たちによる演奏は聴きどころ満載! ステファン・プレヴニャク率いるイル・ジャルディーノ・ダモーレ。是非ともこの名前と演奏にご注目を!

Hyperion
CDA-68192(1CD)
ニコラス・ラドフォード:ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ
ニンフォールド・キリエ
アレルヤ, 我らのために祈り給え
この明るい日に群衆は
アヴェ・マリア, 三位一体のはしためよ
ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ」
ジェームズ・オドンネル(指、Org)
ウェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2017年3月20日−21日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。
かつてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督としても活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊によるイギリス・ルネサンスのミサ曲。ウェストミンスター宮殿の聖スティーヴンス礼拝堂に務めたとされるチューダー朝の音楽家、ニコラス・ラドフォード(c.1490−1557)の宗教作品集が登場。
トマス・タリスやジョン・タヴァナーなど有名な作曲家の陰に隠れながらも、イングランドの伝統を踏襲する流麗なミサ曲や素晴らしきアンティフォナの数々が、ランベス・クワイアブックやカイウス・クワイアブック、いくつかのパートブックに残されています。

Tactus
TC-762290(2CD)
ヴァレーリ:オルガン作品集
6つのソナタ(ms.59.18)/オルガンとチェンバロのためのソナタ(ms.59.19)/行進曲(ms.59.35)/6つのソナタ(ms.59.16)より ソナタ第3番、ソナタ第6番/4手によるオウヴェルトゥーラ・リドッタ(ms.59.25)/ラルゴ(ms.59.34)/グランデ・シンフォニア(ms.59.21)/牧歌(ms.59.20)/6つのソナタ(ms.59.16)より ソナタ第1番、ソナタ第2番、ソナタ第4番、ソナタ第5番/4手によるソナタ(ms.59.15)
アレッサンドロ・ペリン(Org)、
ロベルト・ロレッジャン(Org)

録音:2013年9月−2014年5月
イタリア、パドヴァの音楽家ガエターノ・ヴァレーリ(1764−1822)は音楽と美術の両方で才能を発揮し、生涯に渡って絵画にも親しんだという多才家。ピアニストとしても優れた腕前の持ち主だったヴァレーリは、パドヴァ大聖堂の楽長、オルガニストという大役を担った同地を代表する音楽家の1人です。使用楽器は、ロヴィーゴ、カヴァッツァナのサン・ロレンツォ教会に設置されているジャコモ・バッザーニ&フィリ1832年製と、同じくロヴィーゴ、ポレゼッラのロザリオの聖母教会に設置されているガエターノ・カリード1797年製のヒストリカル・オルガン。

Raumklang
RKAP-10117(1CD)
テネブレ〜瞑想のための音楽
タリス:光の消ゆるまえに
ディートリヒ:主の戒めにおいて
シュトルツァー:幸いなるかな
スターヘル:主の戒めにおいて
マショー:キリエ(ノートルダム・ミサより)
ボキレン:グローリア
ムースブルガーの昇階唱より 主よ、御身は私たちを解放し給うた
オケゲム:クレド(5声のキリエ、グローリア、クレドより)
リベル・ウズアリスより おお、十字架よ
ムーディ:アポカシロシス
聖務日課用聖歌集より 主よ、平和を与えたまえ
ワルター:主よ、平和を与えたまえ
バード:サンクトゥス(5声のミサ曲より)
ケドロウ:我らの父
ジェズアルド:日々罪を犯す私は
ワルター:我らの救い主、イエス・キリスト
タヴナー:仔羊
オールド・ホール写本より アニュス・デイ
ムースブルガーの昇階唱より 深き淵より
ジョスカン:深き淵より
ルートヴィヒ:テネブレ
アマルコルド〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、ロベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕

録音:2016年−2017年、ヴルツェン(ドイツ)
バッハがカントールを務めていたことでも有名なドイツ、ライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年に結成され、瞬く間にドイツを代表する男声ヴォーカル・アンサンブルへと成長したアマルコルド。結成25周年を迎えたアマルコルドのアニヴァーサリー・アルバムは、モノディー、ルネサンス時代の巨匠たちのポリフォニー、そしてアンサンブルのために書かれた委嘱作品による、アマルコルド自身のための"ミサ"!
近年では、「民謡集」(RKAP 10213)や、エリック・シュナイダーとの「シューベルト」(RKAP 10116)、「クリスマス・アルバム」(RKAP 10111)など、幅広いスタイル、レパートリーの演奏を発表してきたアマルコルドが、25周年という節目の年に自身らのルーツであるミサ(典礼)における教会音楽へと回帰。ライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団の歴史と伝統をベースに、25年という歳月を経てさらなる進化を遂げたアマルコルドの極上のハーモニーが、荘厳に、そして神秘的に響き渡ります。

Glossa
GCD-923702(1CD)
アフェッティ・アモロージ〜フレスコバルディ:声楽作品集 ダミアン・ギヨン(C.T&指)、
ル・バンケ・セレスト〔セリーヌ・シェーン(S)、ダミアン・ギヨン(C.T)、トマス・ホッブス(T)、ブノワ・アルノー(Bs)、ジュリアン・バッレ(Vc)、アンドレ・ヘンリッヒ(Lute)、ケヴィン・マナン=ナヴラティル(Cemb)、マリー=ドミティーユ・ミュール(ハープ)〕

録音:2017年6月24日−28日、フロヴィル教会(フランス)
アフェッティ・アモロージは、1630年にフィレンツェで出版されたフレスコバルディの2冊の歌曲集「Arie musicali」からダミアン・ギヨンが選びぬいた魅力的なセレクション。ダミアン・ギヨンを始めとする古楽系の名歌手たちが、豊かな表現力で歌います。
Glossa
GCD-923106(1CD)
様々な楽器のためのナポリの協奏曲集
ポルポラ:チェロ,ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ハ長調(ソロ・チェロ:ホセチュ・オブレゴン)
マニチーニ:リコーダー,2本のヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 ト短調(ソロ・リコーダー:タマル・ラロ)
ペルゴレージ:2台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(ソロ・チェンバロ:イグナシオ・プレーゴ,ダニエル・オヤルサバル)
フィオレンツァ:チェロ,2本のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ニ長調(ソロ・チェロ:ホセチュ・オブレゴン)
A・スカルラッティ:リコーダー,2本のヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 ハ長調(ソロ・リコーダー:タマル・ラロ)
フィオレンツァ:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ長調(ソロ・ヴァイオリン:ヒロ・クロサキ)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ&ディレクター)、
ラ・リティラータ〔タマル・ラロ(リコーダー)、
ヒロ・クロサキ(Vn)、パブロ・プリエト(Vn)、
ダニエル・ピンテーニョ(Vn)、
ダニエル・ロレンソ(Va)、
ホセチュ・オブレゴン(Vc)、
パス・アロンソ(Vc)、
イスマエル・カンパネロ(ヴィオローネ)
、ダニエル・オヤルサバル(Cemb)、
イグナシオ・プレーゴ(Cemb)、
ダニエル・サピコ(テオルボ)〕

録音:2017年9月、サン・セバスティアン教会(セルセディーリャ、スペイン)
古楽大国「Glossa」が誇るスペイン古楽新時代の象徴、チェリストのホセチュ・オブレゴンと、オブレゴン率いるピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータ。素晴らしきスペイン・バロックを世界に拡めてきたラ・リティラータのGlossa第6弾は、18世紀ナポリ楽派の作曲家達による協奏曲集。
今回は、ホセチュ・オブレゴンによるチェロだけでなく、リコーダーのタマル・ラロ、ヴァイオリンのヒロ・クロサキ、チェンバロのイグナシオ・プレーゴらもソリストとして活躍。スタイリッシュで技巧的なナポリのコンチェルトを、スペインの名手たちの手でお贈りします。
Glossa
GCD-922905(1CD)
ガスパリーニ:オペラ・アリア集
もしもギリシャが武装すれば(「アスティアナッテ」より)/わたしは愛するあなたの名前をここに刻む(「運命の神託」より)/嵐の恐怖の中で(「イル・チーロ」より)/わたしの胸に一条の希望の光が生まれる(「バヤゼット」より)/シンフォニア(「エンゲルベルタ」より)/血を流し、殺し(「イル・タメルラーノ」より)/父の心(「イル・タメルラーノ」より)/大洋の港から(「聖エウフロシーナ」より)/怒りで武装し(「アムレット」より)/もしもあなたがわたしのためにもう歌わないのなら(「運命の神託」より)/カンタータ 「わがため息よ進め」/フルート協奏曲/暗黒の地獄に火はない(「イル・ロデリーゴ」より)/わたしはおまえを手放したくない(「イル・ロデリーゴ」より)/親愛なる影よ(「アタリア」より)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
アウセル・ムジチ、カルロ・イパタ(指、トラヴェルソ)

録音:2016年8月24日−27日、テアトロ・ロッシ・アペルト(ピサ、イタリア)
これまで、18世紀のソプラノ歌手"ファウスティーナ・ボルドーニ"やカストラートの"ドメニコ・ジッツィ"が歌ってきた作品を現代に再現するなど、秀逸なプログラムと優れた歌声で評価されてきたインヴェルニッツィが、ガスパリーニの知られざるオペラ・アリア、オラトリオやカンタータからの作品を歌います。
バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチは、2014年にはガスパリーニの歌劇 「バヤゼット」全曲盤を録音(GCD-923504)するなど、ガスパリーニへの造詣の深さも申し分なし。ピエタ院(ピエタ養育院)時代に作られたとされる「フルート協奏曲」では、カルロ・イパタの優美なフラウト・トラヴェルソの音色も披露されます。

HARMONIC RECORDS
H/CD-1761(1CD)
パブロ・ブルーナ(1611-1679):オルガン作品集
Batalla de 6°tono / Obra de 5°tono por Ce sol fa u]
Tiento de 2°tono "Sobre la letania de la Virgen" por Ge sol re ut
Tiento de falsas de 2°tono por Ge sol re ut
Tiento de 1°tono de mano derecha y al medio a dos tiples
Tiento IIeno de 6°tono sobre Ut re mi fa sol la
Pange lingua de 5°tono
  I. por De la sol re a dos tiples / II. por De la sol re
 III. por De [la] sol re [partido de mano derecha]
 IV. por De la sol re / V. a 4 por De la sol re
Tiento de 5°tono de mano izquierda y al medio de ecos y a dos bajos
Tiento de falsas de 1°tono / Medio registro bajo de 8°tono
Registro alto de clarin de 8°tono y al medio a dos tiples
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:2000年5月、聖母被昇天教会、カリニェナ、アラゴン州、スペイン
使用楽器:1734年、バルトロメ・サンチェス製
別格のオルガニスト、アブリゼルの2000年スペインでのセッション。17年間お蔵入りだった幻の録音がついに登場!
パブロ・ブルーナはスペインのサラゴサ近郊の街ダロカに生まれたオルガン奏者・作曲家。5歳の時に天然痘に罹り失明しましたが、音楽教育を受け16歳でダロカの聖母教会のオルガニストに事実上就任(公式には1631年に就任)。間もなく「ダロカのあの盲人」と称されるようになり、その名声はスペイン国王フェリペ4世とカルロス2世が旅の途中ダロカに立ち寄り彼の演奏に耳を傾けたほどでした。1639年にサラゴサの高名なピラール聖母教会のオルガニストへの就任を要請されるも固辞。1669年にダロカ教会の楽長に就任し盲目ながら1667年まで8年間その職を務め、2年後に亡くなりました。 2000年5月にダロカの北東約30kmの町カリニェナで行われたこの録音はハーモニック・レコーズの倒産によりお蔵入りとなっていましたが、2016年、復活したハーモニック社主ジュイス氏とアブリゼル氏に弊社が面会し発売を打診、ついに2017年9月にエディティングが行われ、CD-RではなくオーストリアSONY/DADCのプレスによるCD盤で発売されることとなりました。 ジャン=シャルル・アブリゼルは1946年フランスのグランヴィラールに生まれ、オルガンを独学の後ストラスブール音楽院でピエール・ヴィダルに師事。1971年にベルフォール大聖堂のオルガニストに就任し2017年現在もその地位にあり、1971年から2007年まではベルフォール音楽院教授も務めました。歴史的オルガンに造詣が深いアブリゼルはオルガンの修復にも関わっており、一つ一つの楽器を知り尽くし音栓をみごとに活用した演奏は古楽系オルガニストの中でも別格の存在と認識されています。また、イル・セミナリオ・ムジカーレのオルガニストとしてジェラール・レーヌを支えてきたことも特筆すべきでしょう。バロック・ヴァイオリンにおけるエンリコ・ガッティと同様「過不足のない演奏でありながら類まれな魅力に溢れた音楽」を生み出すことのできるアブリゼルには、まさに「別格のオルガニスト」という形容がふさわしいと思います。1980年代半ばから1990年代半ばにかけて彼の数々の名盤を発売してきたハーモニック・レコーズが倒産した後はオルガン・ソロを継続的に録音するレーベルに恵まれず、散発的に発売された新録音も多くがフランス以外では入手困難という不遇が続きましたが、2011年に弊社がアブリゼル氏本人にコンタクトしたことから日本への輸入が再開。2016年にはハーモニック・レコーズの流通も久々に再開し、ファンに喜ばれています。

H.M.F
HMX-2908777(3CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集
[CD1-クレモナ]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第1,2,3巻より
第1巻(1587年)より「あなたが私の生命を愛しても」、「甘く優しい口づけよ」、「美しい羊飼いの娘が」、「私は燃えているがあなたを愛さない」、「燃えようが冷めようがあなたの自由だ」
第2巻(1590年)より「私はかつて歌ったことがあった」、「まだ陽は昇っていなかった」、「そして女は嘆息しながら言った」、「もし愛の神が狩りに行ったら」、「不実な恋人よ、もし私から逃げるならば、それはあなたにとって損失だ」、「見よ、波はささやき」
第3巻(1592年)より「おお春よ」、「柔らかい草と白い花の上で」、「もし私があなたを愛さなかったら」、「去れ、むごき者」、「血のなかで」「恍惚から覚め」
[CD2-マントヴァ]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4,5,6巻(抜粋)
第4巻から 「星に打ち明け」 「そう、私は死にたいのです」 「あなたですら私から去っていく」 「悲しい心よ」 「涙し溜め息をつき」
第5巻から 「つれないアマリッリ」 「ああ、ミルティッロ」 「私の魂はもう」 「あなたを愛している、私の命の人よ」「こうして少しずつ」 「この素敵な調べは」
第6巻から 「アリアンナの嘆き」 「西風が戻り」 「愛する女の墓に流する恋人の涙」
[CD3-ヴェネツィア]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 Vol.3「ヴェネツィア」〜第7巻&第8巻(抜粋)
第7巻『コンチェルト』よりチェトラの調べに合わせて SWV117 〜シンフォニア/星の光に SV138/唇よ、何とかぐわしく匂うことか SV139/金髪の髪よ、美しい宝 SV143/断ち切られた望み SV132/愛の手紙 SV141/ティルシとクローリ SV145
第8巻『戦いと愛のマドリガル集』より 他の人々は愛の神について歌えばよい S146/とても優しいナイチンゲールS161/ニンフの嘆き SV163/タンクレディとクロリンダの戦い SV153
ポール・アグニュー(指、T)
レザール・フロリサン

録音:[CD1]録音:2011年10,12月& 2012年5月/シテ・ド・ラ・ムジーク(パリ)(ライヴ)
[CD2] 録音:2012年11月26、27日,2013年6月6、7日,2014年1月15、16日、パリ(ライヴ)
[CD3] 2014年5月、2015年4-5月/パリ、シテ・ド・ラ・ムジーク(ライヴ)
レザール・フロリサン創設者のウィリアム・クリスティと共に、同楽団の共同指揮者として活躍しているポール・アグニュー。彼が指揮をしたモンテヴェ ルディのマドリガーレ全曲演奏会のライヴ録音から、抜粋で3枚のアルバムをリリースする企画が完結。モンテヴェルディ・イヤーの悼尾としてボックス化 されました。「クレモナ」(第1〜3巻収録)、「マントヴァ」(第4〜6巻収録)、そして「ヴェネツィア」(残りの第7、8巻からの楽曲)の3枚組です。
革新的な書法でバロック時代の扉を切り開いたモンテヴェルディは全部で8巻のマドリガーレ集を残しており、その作風の変遷はそのままルネサンスか らバロックへの道のりと言える内容。特に後期作品は器楽の効果的な使用に加え、ソリストが歌の掛け合いで場面を展開していく構成も現れ、まるでオペ ラのワン・シーンかのような音世界が広がっています。リコーダーやヴァイオリンの走句と楽しげな二重唱がキャッチーな『金髪の髪よ、美しい宝』、順次 進行で下降するラメント・バスが繰り返される名作『ニンフの嘆き』、まさにオペラのような『タンクレディとクロリンダの戦い』など一聴しただけで心を 捉える印象深い曲が並び、モンテヴェルディの天才性に打たれます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1189A(1CDR)
ランパル、ピエルロ、他/協奏曲集
ロカテッリ:合奏協奏曲 ヘ短調 Op.1-8 「クリスマス協奏曲」
 葬送交響曲ヘ短調「ローマで行われた彼の婦人の葬儀の為の」
チマローザ:フルート,オーボエの為の協奏交響曲ト長調#
ハッセ:マンドリンと管弦楽の為の協奏曲 ト長調+
ベートーヴェン:マンドリンと管弦楽の為のソナチネ ハ短調 WoO.43-1 +
ジャン=ピエール・ランパル(Fl) 
ピエール・ピエルロ(Ob)
ヤコブ・トーマス(マンドリン)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O

録音:1956年、1955年頃# 、1958年頃+
※音源:Club National du Disque CND 1005

SKARBO
DSK-1171(1CD)
「鳥のさえずり」
ダウランド:「涙のパヴァーヌ」「失われし望みのファンシー」
ヴァイス:組曲第25番
バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812
ラモー:「やさしい嘆き」「ミューズたちの語らい」「鳥のさえずり」「トリコテ(ロンドー)」「無頓着な」「未開人」
ミシェル・グリザー(G;ダニエル・フレドリッシュ(2007年))

録音:2016年10月25&26日/オテル・デューのチャペル(パリ)
フランスの名ギタリスト、ミシェル・グリザーがダウランド、ヴァイス、バッハ、ラモーの作品を録音。バッハのフランス組曲第 1 番やラモーのクラヴサ ン組曲などの鍵盤作品をギターで奏でる興味深い内容です。
パリにてアレクサンドル・ラゴヤのもと研鑽を積んだグリザーは、ベオグラードやターラントで行われた国際コンクールの受賞歴を誇る名手。レパートリー はバロックから現代までと幅広く、とりわけ室内楽の分野で評価を集めるギタリストです。

APARTE
AP-163(1CD)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):作品集
クラヴサン作品集第1巻(1759)
ソナタ形式の、ヴァイオリン伴奏つきクラヴサンのための作品、第1ソナタ
クリストフ・ルセ(チェンバロ/ジャン=クロード・グジョン/ジャック・ヨアヒム・シュヴァーネン、パリ、1749年より前に製作されたチェンバロ)
ジローヌ・ゴーベール=ジャック(Vn)

録音:2017年9月25-27日、シテ・ド・ラ・ミュジーク、パリ
フランス、およびヨーロッパの古楽界を、鍵盤演奏および指揮の両方で牽引する鬼才、クリストフ・ルセが、18世紀後半にフランスで活躍したバルバ トル作品を録音。ガイヤールのアンサンブル「プルチネッラ」などでも活躍するヴァイオリン奏者、ジローヌ・ゴーベール=ジャックとの共演も含まれます。
バルバトルは1724年にディジョンに生まれ、父にオルガンを最初に習い、父亡きあと、ジャン・フィリップ・ラモーの兄弟にオルガンやチェンバロを学 びながら教会のオルガニストを務めました。1750年にパリに定住し、コンセール・スピリチュエルのオルガン奏者として活躍、さらにサン=ロック教会、 そしてノートル=ダム教会(ダカンらと分担しながら)のオルガン奏者も務めました。当時バルバトルは大成功を収めており、チャールズ・バーニーはサン・ ロック教会でのバルバトルの演奏後に自宅に招かれたところ、自宅にはいつも30人弱の紳士淑女がつめかけており、ペダルつきオルガン、そしてリュッカー スのチェンバロもあったといいますから、バルバトルが音楽家としても、そして経済的にも成功していたことがうかがわれます。
ルセは、フランスのチェンバロ音楽は時期によって3つに分けられると述べています。第1期はルイ・クープラン、ダングルベール。第2期は、フランソワ・ クープランやラモー。そして第3期が1730年以降、デュフリやロワイエ、そしてバルバトルらに代表されるとしています。第1期はルイ14世の影響で、 宮廷舞曲に倣った典雅な作品が多く、第2期は少しイタリアの様式の影響も受けつつ親密な作品が多く、そして第3期はヘンデルやD.スカルラッティら の作品がパリでも出版されていたこともあり、テクニックの効果重視の作品が多くみられ、同時にフランソワ・ブーシェの絵画のような牧歌的世界の作品 も多い、としています。 バルバトルのクラヴサン作品集第1巻は1759年にパリで出版されました。手の交差も要求されるテクニック、さらには古典派を思わせるアルベルティ・ バスの伴奏形もみられます。チェンバロでオーケストラを再現するような多様な音色も求められる作品が並びます(第2集は出版されませんでした)。クラ ヴサン独奏曲とカップリングに収録されたヴァイオリンとの作品は、3楽章構成で、第2楽章ではヴァイオリンがソリスト的活躍もみせる秀作です。全篇 を通して、フランス風序曲のように壮麗でオーケストラをも思わせる豪奢な響きと、独奏曲ならではの繊細な表情や集中を要する作品で、ルセの真骨頂と もいえる内容となっています。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1182(2CDR)
ランパル&ヴェイロン=ラクロワ
ルクレール(ヴェイロン=ラクロワ編):フルート・ソナタ集
第1巻第2番, Op.1-2
第1巻第6番, Op.1-6
第2巻第1番, Op.2-1
第2巻第3番, Op.2-3
第2巻第5番, Op.2-5
第2巻第11番, Op.2-11
第4巻第2番, Op.4-2
第4巻第7番, Op.4-7
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb)

録音:1954年
※音源: L'Oiseau-Lyre OL 50050-51

TOCCATA
TOCC-0363(1CD)
NX-B03
タルティーニ:30の小さなヴァイオリン・ソナタ集 第4集
小さなヴァイオリン・ソナタ 第19番 ホ短調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第20番 ヘ長調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第21番 イ短調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第22番 ホ長調
カンタービレ イ長調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第23番 ニ長調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第24番 ニ短調
ピーター・シェパード・スケアヴェズ
(Vn…1698年 アントニオ・ストラディヴァリ“ヨアヒム”)

録音:2010年1月12日
全て初録音
「悪魔のソナタ」で知られる18世紀最大のヴァイオリニストであり、作曲家でもあったジュゼッペ・タルティーニが生涯の最後に 作曲した「小さなソナタ」集。この曲集は音楽辞典などでは「25曲」とされていますが、今回、ヴァイオリニストのピーター・シェ パード・スケアヴェズが、独自の研究を重ね、以前の版では見過ごされてしまった作品を含むため「30の小さなソナタ」として 演奏しています。"小さなソナタ"と言うものの全てを演奏するには6時間以上を要する大作であり、バッハの無伴奏に比肩 する重要な作品としても評価されるのではないでしょうか?
TOCCATA
TOCC-0404(1CD)
NX-B03
オルランド・ディ・ラッソ:聖務週間日課のためのレスポンソリウム マルコ・ベッリーニ(指)
アルス・カンティカ

録音:2003年1月13-15日
比較校訂版による初録音
1580年頃、ディ・ラッソ(ラッスス)が、当時の彼の雇用主であったとされるバイエルン公アルブレヒト5世の宮廷における礼拝堂の聖務週間のために作曲したレスポンソリウム集。独唱者と合唱が交互に歌う形式で、その少し前まで白熱していた『トリエント公会議』の制約(例えば“歌詞の聞きとれない音楽は書いてはいけない”など)を守ったテキストが用いられています。復活祭の物語と人間の悲劇が絶妙な音楽で描かれた名作を、最新の比較校訂版による演奏で。

CPO
CPO-777489(1CD)
NX-B10
ジャコモ・カリッシミ(1605?-1674):オラトリオ集
オラトリオ「ヨナの物語」
オラトリオ「ヨブの物語」
オラトリオ「預言者ダニエル」
オラトリオ「ヒゼキヤの物語」
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
イタリア・バロック時代の作曲家カリッシミ。詳細な生年月日などの生い立ちは不明ですが、20歳頃にアッシジの礼拝堂の 指揮者となり、1628年にはローマのドイツ人神学校付属教会の楽長になり、亡くなるまでその任務を全うしました。ローマ の音楽界だけでなく、ヨーロッパ中の名声を集め、ケルル、クリーガーなどドイツの音楽家たちも彼の指導を受けにやってきた とされています。カリッシミの功績は「初めてオラトリオの形式を確立した」ことで、ほとんどが旧約聖書から題材がとられた彼 の作品は、その後の宗教作品に多大な影響を与えました。現在カリッシミのオラトリオは13曲あるとされていますが、今後 更に研究が進めば、その作品数は増えるかもしれません。
CPO
CPO-555134(1CD)
NX-B10
ヨハン・ヴァルター:マルティン・ルターによる歌曲集
Nun bitten wir den Heiligen Geist 今我ら聖霊に願いたてまつる
Ach Gott vom Himmel sieh darein ああ神よ、天よりみそなわし
Komm, Heiliger Geist, Herre Gott 来たれ、聖霊、主なる神よ
Mitten wir im Leben sind 我ら人生のただ中にあって
Gott sei gelobet und gebenedeiet 神をほめ,祝しまつらん
Aus tiefer Not schrei ich zu Dir 深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる
Christ lag in Todesbanden キリストは死の縄目につながれたり
Mit Fried und Freud ich fahr dahin 平安と歓喜もてわれは往く
Herr Christ, der einig Gotts Sohn 主キリスト、神の独り子
Jesus Christus, unser Heiland 我らの救い主なるイエス・キリスト
Erbarm dich mein, o Herre Gott われを憐れみたまえ、おお主なる神よ
Wir glauben all'an einen Gott われらみな唯一なる神を信ず
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
教会音楽における新時代に活躍したヨハン・ヴァルター。彼の編纂によるプロテスタント最初の賛美歌集「GEYSTLICHE GESANGK BUCHLEYN 聖歌集」は1524年にマルティン・ルターの序文付きで出版されました。ヴァルターの作品は2つ のスタイルに拠っているとされ、一つはフランドル楽派の伝統を継承するポリフォニーで、もう一つは四声部で書かれ旋律は 一番上のテノール声部が担当し、他の声部は精妙な対位法メロディを歌うスタイル。このルターによるコラールは後者のスタ イルで書かれており、この曲集は以降の作曲家たちにも多大な影響を及ぼしました。コルデスとブレーメン・ヴェーザー=ル ネサンスは、この曲集を絶妙な響きで忠実に再現しています。
CPO
CPO-555187(1CD)
NX-B10
ローゼンミュラー(1619-1684):祝祭音楽と宗教的協奏曲
Nun gibest du, Gott einen gnadigen Regen
Christus ist mein Leben
「組曲」-学生の音楽より
Seine Junger kamen des Nachts
Die Gnade unsers Herren Jesu Christi
Nun danket alle Gott
Furchte dich nicht
ソナタ 第12番 ニ短調
Also hat Gott die Welt geliebet
Laudate Dominum omnes gentes
モニカ・マウフ(S)
ヴィオラ・ブラヒェ(Ms)
ダヴィッド・エルラー(C.T)
トビアス・フンガー(T)
フローリアン・ジーヴァーズ(T)
フェリックス・シュヴァントケ(Bs)
ゲオルク・マイヤー(指)
アンサンブル1684
2019年に「400回目の誕生日」を迎えるバロック期の作曲家ローゼンミュラー。ドイツで生まれ、聖ニコライ教会のオルガニ ストとして活躍するも、1655年に当時禁じられていた同性愛の容疑で投獄。全ての地位を失いヴェネツィアに逃亡しまし たが、幸いなことにイタリアで名声を得て、最終的には名誉回復の上、ドイツに帰国したという波乱万丈の生涯を送った人 です。ドイツで学んだ対位法と、イタリアで培った表現力が融合された彼の作品は当時、素晴らしく斬新な作風であり、高 い人気を誇ったとされています。マイヤー率いるアンサンブル1684は、4曲の世界初演を含むアルバムを「生誕400年記 念」としてリリースします。
CPO
CPO-777548(2CD)
NX-D11
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):「亡霊の島」3幕のジングシュピールJ.F.W.ゴッター&F.H.von.アインジーデル 台本 ウルリケ・シュタウデ(S)
ロメリア・リヒテンシュタイン(S)
マルクス・シェーファー(T)
エッケハルト・アーベレ(Bs-Br)
バーバラ・ハンニガン(S)
トム・ソル(Bs)
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ケーニヒスベルク生まれの作曲家ライヒャルト。リュート奏者の父のもとで少年時代から音楽を学び、10歳の時には神童と して東プロイセンに演奏旅行に出かけるなど、早くから活動をしていました。1775年にハインリヒ・グラウンの後任としてプロ イセン王国宮廷楽長に任命されましたが、その2年後には辞めてしまい、フランツ・ベンダの娘ユリアーネと結婚、作曲家とし ての活動に没頭しました。最初のうちはゲーテの詩を用いた歌曲で名声を博していましたが、1790年頃からはジングシュ ピールの作曲に力を注ぎ、1798年にベルリンの歌劇場で初演された「亡霊の島」は賛否両論を巻き起こすも、最終的に ゲーテが作品を擁護したことで立ち位置が確定、その後は「ジングシュピールの作曲家」として成功し多数の作品を作曲。 すっかり歌曲の作曲はやめてしまったため、有名な詩集「子供の不思議な角笛」が献呈されたときも、彼はこの詩集に曲を つけることはありませんでした。

Centaur
CRC-3514(1CD)
クープラン:クラヴサン曲全集 Vol.2
クラヴサン曲集第2巻第8組曲ロ短調
クラヴサン曲集第3巻第17組曲ホ短調
クラヴサン第4巻第23組曲ヘ長調
マーク・クロール(Cemb)
全12巻にわたるリリースを予定している、ヒストリカル・チェンバロによるクープランのクラヴサン曲全集第2巻。
アメリカのチェンバロ、フォルテピアノ奏者のマーク・クロールはフィラデルフィアO、ボストンSO、モントリオールSOなど、名オーケストラと共演をしてきた名手。サウス・ダコタ州、バーミリオン国立音楽博物館所蔵のジャック・ジェルマン1785年製チェンバロを操り、クープランの典雅なクラヴサン曲集を披露します。

Chandos "CHACONNE"
CHAN-0820(1CD)
ヤニチュ:サラ・レヴィ・コレクションからの再発見
室内ソナタ イ短調 Op.7-2(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音)
室内ソナタ ニ短調 Op.3-14(2本のフルート、ヴァイオリン、通奏低音)
室内ソナタ 変ホ長調 Op.6-35(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音)
室内ソナタ ト短調 Op.4-21 「受難四重奏曲」(フルート、2本のヴィオラ、通奏低音)
合奏序曲ト長調
テンペスタ・ディ・マーレ

録音:2017年3月12日−13日&5月22日、グールド・リサイタル・ホール(カーティス音楽院/フィラデルフィア)
ファッシュやヴァイス、バッハの「室内楽版トリオ・ソナタ」、「喜劇と悲劇」シリーズなど、意欲的なレパートリーを披露してきたフィラデルフィアを拠点とするバロック・オーケストラ&チェンバー・プレイヤーズ、"テンペスタ・ディ・マーレ"。サラ・レヴィ・コレクションからテンペスタ・ディ・マーレによって再発見される音楽は、18世紀ドイツ・バロックの音楽家、ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ(1708−c.1762/63)の室内ソナタ(ソナタ・ダ・カメラ/四重奏曲)集。
メンデルスゾーンの大叔母としても知られる18世紀後半〜19世紀のチェンバロ奏者であり音楽コレクターであったサラ・レヴィのコレクションは、第2次世界大戦の終わりに失われたと考えられていましたが、1999年にキエフで発見され、2001年にドイツに戻され、現在では公開されています。
フリードリヒ大王の宮廷楽団でコントラバス奏者、指揮者、作曲家として活躍したヤニチュの代表作である華麗な四重奏曲を、グウィン・ロバーツやリチャード・ストーンらの名手によるアンサンブルでどうぞ。


ANALEKTA
AN-29156-8(3CD)
ボーセジュール〜アンソロジー
■CD1「チェンバロ」
クープラン:神秘の障壁、牧歌
バッハ:メヌエット ト長調 BWV Anh.114
ダカン:カッコウ
スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.201、
 ソナタ ホ長調 K.531
ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV.846、
 ゴルトベルク変奏曲より アリア
ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル、タンブーラン
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV.912、
 コラール「かくも喜びに満てるこの日」 BWV.605、
 トッカータ ニ短調 BWV.565、
 パッサカリア ハ短調 BWV.582
■CD2「声楽」
ヘンデル:歌劇「セルセ」より オンブラ・マイ・フ
ヴィヴァルディ:歌劇「救われたアンドロメダ」 Rv Anh.117より Sovvente il sole
歌劇「忠実なニンフ」 Rv.714より Alma oppressa
バッハ:レチタティーヴォ「われは足れり」、
 アリア「眠れ、疲れた目よ」、汝安かれ BWV.512、
 神よ, われを汝の意のままに BWV.514、
 パイプにおいしいタバコを詰めて BWV.515B、
 御身が共にあるなら BWV.508、
 あなたの心を下さるなら BWV.518
ラモー:カンタータ 「テティス」
カッチーニ:ドルチェ・マリア
バッハ:Erfullet, ihr himmlischen BWV.1
ヘンデル:カンタータ「私の胸は騒ぐ」 HWV.132c
ヴィヴァルディ:歌劇「エジプトの戦場のアルミーダ」 RV.699より シンフォニア
■CD3「室内楽&オルガン」
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
クープラン:コンセール第2番ニ長調
ラモー:コンセール用クラヴサン曲集より(フォルクレ、キュピ、マレ)
アラウホ:Tiento de medio registro de dos tiples de segundo tono
フローベルガー:カプリッチョ第2番
ベーム:コラール「主の祈り」
ブルーンス:前奏曲ホ短調
バッハ:コラール「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BWV.734、
 コラール「いまぞわれらに救いは来れり」 BWV.638
パーセル:グラウンド ハ短調 ZD.221
リュック・ボーセジュール(Cemb、ペダル・チェンバロ、Org、P)、
クラヴサン・アン・コンセール、
ジェームズ・エーネス(Vn)、
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)、
カリーナ・ゴーヴァン(S)、
フィリップ・スライ(Bs-Br)、
シャノン・メルセル(S)、
マリー=ニコル・ルミュー(C.A)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるバッハ」(AN 29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手のアンソロジー・アルバムが登場。
これまでボーセジュールが録音してきた膨大なアルバムの中から、ペダル・チェンバロを含む「チェンバロ作品」、アリアやカンタータなどの「声楽作品」、そしてエーネスと共演したバッハのヴァイオリン・ソナタや、ラモーのコンセール曲、オルガン作品等を収録した「室内楽&オルガン」の3つのテーマに分けて集められた名録音集、CD3枚組セットです。

Aeolus
AE-10296(1CD)
フランソワ・デュフォー:リュート作品集
組曲ニ短調/組曲ヘ長調
組曲ト短調/組曲ハ短調
組曲ト長調/パヴァーヌ ホ短調
アンドレ・ヘンリッヒ(Lute)
※使用楽器:11コース・リュート Ivo Magherini(Bremen, 2001)、Andreas Berr(Vienna, 1690)より改作

録音:2004年9月、聖エウセビオ&ヴィットーレ教会(イタリア)
老ゴーティエによって確立された新しい調弦法から始まるフランスのリュート革命時代、17世紀フランスでもっとも有名なリュート奏者の一人であった、フランソワ・デュフォー(1604−c.1672)のリュート作品集。同じゴーティエ派のガロやムートンらとともに録音・演奏されることの多いデュフォーの作品だけを集めた貴重なアルバムです。
デュフォーは、ヨーロッパ諸国に「フランス様式」を広めたともされ、フランスだけでなくイギリスやドイツの出版譜にも多くの作品が残されており、多様で豊かなデュフォーの優れた組曲が、名手の手によって伝えられます。

Lindoro
NL-3035(1CD)
愉悦の時〜中世ヨーロッパの音楽と詩〜聖母マリアのカンティガ集からカルミナ・ブラーナへ アルテファクトゥム

録音:2001年、セビーリャ
アルフォンソ10世が編纂した聖母マリアのカンティガ集や、カール・オルフがカンタータに使用したことでも有名な中世の詩歌集「カルミナ・ブラーナ」などからなる、12世紀〜14世紀ころの世俗的な音楽と歌。ユーモラスな歌声と中世の楽器(撥弦楽器、管楽器、打楽器)によるアンサンブルで、非常に賑やかでリズミカルな音楽が奏でられ、愉悦の時が流れます。

LAWO Classics
LWC-1132(1CD)
「壮麗な光」〜ランディーニ:バッラータ集
フランチェスコ・ランディーニ:Altera luce、Angelica bilta(天使の美しさ)、Ama, donna、Nella partita、Partesi con dolore、Po' che partir、Quanto piu caro fai、Fa metter bando、Po' che da morte
アイヴィン・ビューエネ:小品第5番、第7番、第2番、第4番、第8番、第6番
ド・マショー:Ploures, dames
デュファイ:うるわしのおとめ
クッレンテス〔イングヴィル・M・ホルテル(S)、クリスティン・ムルデシュ(Ms)、シェティル・アルメンニング(T)、アンナ・ダニレフスカイア(中世フィドル)、ハンス・ルーブ(中世フィドル)、ダーヴィド・カタルーニャ(クラヴィシムバルム)、ヨースタイン・グンデシェン(リコーダー)

録音:2013年10月14日−18日、ヴァクスダール教会(ヴァクスダール、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
クッレンテス(Currentes)は、ヨースタイン・グンデシェンが2006年に創設したアンサンブル。中世後期とルネサンスのポリフォニー音楽をレパートリーに活動しています。フランチェスコ・ランディーニ(ca.1325/35−1397)のバッラータをタイトルとするアルバム。中世の歌の合間にはさまれる「Miniature(小品)」を作曲したアイヴィン・ビューエネはノルウェーの音楽家。チカーダやアンサンブル・アンテルコンタンポランのために書いた曲を集成した「あり得べき諸都市 (まちまち)/本質を衝く風景」」などの作品で知られ、著述家としても活動しています。

RUBICON
RUBICON-1018(2CD)
グラツィアーニ:チェロと通奏低音のための6つのソナタ Op.3
ソナタ第1番ト長調/ソナタ第2番イ長調
ソナタ第3番変ロ長調/ソナタ第4番ヘ長調
ソナタ第5番ニ長調/ソナタ第6番変ホ長調
アルモニオーサ〔ステファノ・チェラーノ(Vc)、マルコ・デマリア(Vc)、ミケーレ・バルキ(ハープシコード)〕

録音:2017年5月15日−18日、レッドドレス・レコーディング・スタジオ(アスティ、イタリア)
2012年にイタリアのアスティで創設されたアルモニオーサは、共演したラインハルト・ゲーベルとトレヴァー・ピノックから太鼓判を押されるなど、古楽シーンでの存在感を急速に高めています。1710年頃にイタリアのアスティで生まれたカルロ・グラツィアーニ(c.1710−4787)は、1764年にロンドンで当時7才だったモーツァルトとも共演し、プロイセン王ヴィルヘルム・フリードリヒ2世のチェロ教師としても活躍した、当時を代表するチェロのヴィルトゥオーゾの1人。主君であるフリードリヒ2世に献呈された「6つのソナタ Op.3」は、高速パッセージ、高音域、ダブル・ストップと重音が頻繁に用いられる難曲であると同時に、緩徐楽章の旋律の美しさを特徴とするグラツィアーニの代表作です。

Wigmore Hall Live
WHLIVE-0087(1CD)
マシュー・ロック(c.1622-1677):劇音楽「テンペスト」より組曲
パーセル:If music be the food of love/Draw near, you lovers/Oh! the sweet delights of love /Music for a while/
 Oh! fair Cedaria hide those eyes/My dearest, my fairest/O solitude, my sweetest choice/Sweeter than roses/
 One charming night/The plaint/Love, thou art best/Chaconne(アンコール)/
 They shall be as happy as they're fair(アンコール)
ジョン・ブロウ(1649-1708):シャコンヌ ト長調
クリストファー・ギボンズ(1615-1676):幻想組曲 ニ短調
イングリッシュ・コンサート
ハリー・ビケット(指、ハープシコード、オルガン)
ロ ー ズ マリー・ジョシュア(S)
サラ・コノリー(Ms)

録音:2015年3月10日、ウィグモア・ホール、ロンドン(ライヴ)
ハリー・ビケット率いるイングリッシュ・コンサートによるパーセルを中心とした17世紀イギリスの作品集。当時を代表する作曲家の一人、ヘンリー・パー セルは、20歳という若さでウェストミンスター寺院のオルガニストに就任、以後宮廷作曲家として名声を得ましたが、わずか36年でこの世を去った天才 作曲家。またパーセルは歌手としても素晴らしい才能を持ち、多くの歌曲を残しています。このリサイタルでは、シェイクスピアの戯曲「十二夜」の冒頭オー シーノ公爵が語る台詞に曲を付けた「If music be the food of love/音楽が恋の糧であるなら」。同じくシェイクスピアの「夏の夜の夢」を題材としたパー セルのオペラ「妖精の女王」から「One charming night/ある魅力的な夜」や「The plaint/嘆きの歌」などが歌われます。輝かしい声のローズマリー・ジョ シュアと気品漂うサラ・コノリーの二人の歌声がパーセルの描いた音楽世界を見事に再現しています。さらに17世紀イギリスで活躍した作曲家、マシュー・ ロックの「テンペスト」やジョン・ブロウのシャコンヌ、ギボンズの幻想組曲なども演奏し、当時の音楽をじっくりと探求できる内容となっています。 イングリッシュ・コンサートは、1973年にトレヴァー・ピノックにより結成された古楽アンンサンブル。その後アンドルー・マンゼ(2003-2007)が音 楽監督を務め、2007年からハリー・ビケットがその任につき活動しています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2753(1CD)
リコーダーとファゴットのためのソナタ集
ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ.イ短調RV86
シェドヴィル: リコーダーとファゴットのためのソナタト長調Op.16-4,RV59
ボワモルティエ:5つのトリオ・ソナタより イ短調Op.37-5,PB440
ファッシュ:ファゴット・ソナタ.ハ長調 FWV N:C1
テレマン:リコーダー・ソナタ.ハ長調TWV 41:C5
ボワモルティエ: リコーダーとファゴットのためのソナタ ホ長調Op.37-2,PB437
テレマン:ファゴット・ソナタ.ヘ短調TWV41:f1
ファッシュ:リコーダーとファゴットのためのソナタ.ヘ長調FWV N:F5
マテュー・ルシエ(Fg)
ヴァンサン・ロジェ(リコーダー)
アマンダ・キースマアト(バロックVc)
シルヴァイン・ベルジェロン(Lute)
メリザンド・マクナブニー(ハープシコード)

録音:2016年12月、ケベック
ATMAレーベルで積極的にリリースをしているファゴット奏者のマテュー・ルシエとリコーダー奏者ヴァンサン・ロジェが共演し、バロック時代のリコー ダーとファゴットのためのソナタ集を録音しました。ヴァンサン・ロジェは、国内外の古楽コンクールで優勝を重ねている今注目のリコーダー奏者です。ファ ゴット奏者のマテュー・ルシエは、約20年間に渡り北米の古楽シーンを支えてきた存在。2人はヴィヴァルディ、テレマン、ボワモルティエなどバロック 時代の音楽の花束を、明るく生き生きと演奏し、ファゴットとリコーダーが織りなす響きは、バロック音楽ならではの魅力を感じることができます。

HARMONIC RECORDS
H/CD-9456(1CDR)
録音後23年を経てようやく本家ハーモニックから発売!
ギヨーム・ド・マショー:ナヴァール王の裁き バラード、モテット、ヴィルレと詩集
喜び、楽しみ、そして甘き糧(シャンソン・ロワイヤル)
わたしが熱愛するとても優しい恋人(バラード)
秋が過ぎてときどき(詩)
嘆け、王国よ;群れを率いる汝は(モテット)
そして、考えるのをやめようとすると(詩)
あらゆる高慢の源泉;おお、ねたみのむごさよ(モテット)
造物主がご覧になったとき(詩)
わたしの苦しみが許されたので(ヴィルレ)
そしてこの嵐はやみ(詩)
ノートルダム・ミサから キリエ
それゆえわたしはわが罪を告白し(詩)
わたしは侮辱を考えもせずに愛し(ヴィルレ)
わたしの心を確かにする希望(バラード)
テセウス、ヘルクレスとヤソンが;わたしは見たくない(二重バラード)
恋人よ、テセウスかヤソンの裏切りが(詩)
恥、恐れ、疑い(バラード)
そして自尊心が語り始めた(詩)
それさえできれば(バラード)
彼の審議が終わると(詩)
愛がわたしを焦がれさせ(バラード)
アンサンブル・ジル・バンショワ
[アン=マリー・ラブロード(歌)
ブリジット・レーヌ(歌、ハープ、打楽器)
太刀川昭(歌) 
ドミニク・ヴェラール(歌、ギターン)
エマニュエル・ボナルド(歌、中世フィドル、レべック)
ピエール・アモン(歌、中世フルート、バグパイプ)
ランダル・クック(ゴシック・フィドル、リコーダー)
ジャン=ポール・ラコドン(詩の朗読)]
ドミニク・ヴェラール(指)

録音:1994年10月5-8日、サン=ジェルマン教会、グランセ・ル・シャトー、コード・ドール、 フランス
発売直前にハーモニック・レコーズの経営破綻によりお蔵入りとなり、1998年になってようやくカントゥスから発売された名盤が、録音後23年を経てようやく本家ハーモニックから発売されました。CD-Rですが、もちろん社主ジュイス氏「手焼き」のハイクオリティ。朗読テキストはすべて物語詩『ナヴァール王の裁き』から採られています。

ALTO
ALC-1376(1CD)
モンテヴェルディ(アクイリーノ・コッピーニ(?-1629):宗教的替え歌マドリガーレ集
マドリガーレ集第5巻(1605)の歌詞を書き換えたモテット(1607)
 Felle amaro / Qui pependi / Pulchrae sunt
 Stabat Virgo Maria / Spernit Deus
 Sancta Maria / Maria, Maria, quid ploras?
 Te, Jesu Christe, liberator meus
 Ure me Domine / Gloria tua
 Vives in corde meo
マドリガーレ集第4巻(1603)の歌詞を書き換えたモテット(1609)
 Jesu, dum te contemplor / Plagas tuas
 Cantemus laeti / O Jesu, mea vita
 O stellae coruscantes / Ardebat igne
 Rutilante in nocte / Qui laudes
エクス・カシドラ(合唱)
ジェフリー・スキッドモア(指)

原盤、初出:ASV, CDGAU 174、1997年
コントラファクタと呼ばれる替え歌の名人であった音楽家・作詞家アクイリーノ・コッピーニにより宗教的内容の歌詞に書き換えられたモンテヴェルディのマドリガーレ。

Tactus
Serie Bianca
TB-601990(2CD)
ストラーチェ:チェンバロとオルガンのための様々な曲の森 フランチェスコ・チェーラ(クラヴィチェンバロ、スピネッタ、オルガン)、
ファビオ・トリコーミ(パーカッション)

録音:2000年1月、イタリア
アンサンブル・アルテ・ムジカを指揮した多くの録音でも知られるイタリアの鍵盤楽器奏者、指揮者のフランチェスコ・チェーラ。2巻に分けて発売されていた、ベルナルド・ストラーチェの「様々な曲の森(Selva di varie compositioni d'intavolatura)」が、Tactus Serie Bianca(ホワイト・シリーズ)からセットになって登場。
17世紀後半に活躍したストラーチェの生涯についてはあまり良く分かっていないが、現存する作品はすべて「チェンバロとオルガンのための様々な曲の森」に収められおり、イタリアの鍵盤音楽を研究する上では、フレスコバルディとパスクィーニを結ぶ重要作品とされています。
Tactus
TC-701902(1CD)
サンマルティーニ:チェンバロ・ソナタ集
ソナタ ト長調(a)/ソナタ 変ホ長調
ソナタ ニ長調/ソナタ ト長調
ソナタ ハ長調/ソナタ 変ロ長調
ソナタ ハ長調/ソナタ ト長調(b)
スザンナ・ピオランティ(Cemb)

録音:2015年4月、イタリア
18世紀ミラノの器楽学校で主導的立場にあり、国際的にも名声を誇ったジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700−1775)の世界初録音となるチェンバロ・ソナタ集。スザンナ・ピオランティは、ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニのチェンバロ作品集(TC701301〜701303)でドイツ・レコーディング批評家賞を受賞し、アンナ・クレメンティとのデュオでは、ボッケリーニの2台ピアノ版弦楽四重奏曲集(TC-740209)など、複数の録音で評価を得ている鍵盤楽器奏者。
Tactus
TC-731303(1CD)
ジュゼッペ・ミッリコ:ハープ・ソナタ集
ソナタ第4番/Ho sparso tante lacrime/ソナタ第7番/La farfalletta che fra l’erbetta/Del mio destino ingiusto/ソナタ第10番/Fille se mai pretendi/ソナタ第12番/Alla vezzosa Fille/ソナタ第8番−ソナタ第9番/Per che sul mio crine/ソナタ第6番/Se i tuoi vezzosi lumi/ソナタ第5番−ソナタ第1番/Della tua rea perfidia/ソナタ第2番−ソナタ第3番/ヴァイオリンとハープのための二重奏/ソナタ第11番
エマヌエラ・デリ・エスポスティ(ハープ)
神谷美穂(S)、
ダニエラ・ヌッツォーリ(Vn)

録音:2016年6月&10月、イタリア
グルックの友人であり優れたハープ奏者&教師としても知られていた18世紀イタリアのカストラート、ジュゼッペ・ミッリコ(1737−1802)のハープ作品集。12のハープ・ソナタと、彌勒忠史とともにコンチェルト・セグレートのメンバーにも名を連ねている日本人ソプラノ神谷美穂が歌うハープ伴奏のカンツォネッタ、ヴァイオリンとハープのための二重奏を収録。
Tactus
TC-390001(1CD)
中世と人文主義の間のヴェネツィアにおける音楽と政治 ランフランコ・メンガ(指)
アンサンブル・オクトエコス

録音:2016年6月、イタリア
中世の声楽曲のスペシャリスト、ランフランコ・メンガが率いる女声ヴォーカル・アンサンブル、"アンサンブル・オクトエコス"。15世紀初頭の経済成長と領土拡大の時代であったヴェネツィア共和国の音楽を歌います。

Christophorus
CHR-77414(1CD)
テレマン:ラテン語宗教作品集
もろもろの国よ主をほめたたえよ TVWV 7:25
教会のアレグロ TVWV 52c1
Deus judicium tuum TVWV 7:7
教会のコンチェルト TVWV 33:2
ラテン・マニフィカト TVWV 9:17
アッラバストリナ・クワイア&コンソート
エレーナ・サルトーリ(Org&指)、
エマヌエラ・ガッリ(S)、
エリーザ・ボナッツィ(Ms)、
ガブリエッラ・マルテッラッチ(A)、
ラッファエーレ・ジョルダーニ(T)、
マウロ・ボルジョーニ(Br)、ロッコ・リア(Bs)

録音:2017年6月21日−23、イタリア
プロテスタントであったテレマンはドイツ語によるカンタータを数多く書いていますが、ラテン語による宗教音楽もいくつか残しています。テレマンのラテン語によるマニフィカトや詩篇を元にした作品を演奏するのは、Glossaではフランチェスカ・カッチーニの知られざる歌劇(GCD 923902)の録音で話題を呼んだイタリアの女流鍵盤奏者、エレーナ・サルトーリと、ピリオド・オーケストラ&合唱団のアッラバストリナ。エマヌエラ・ガッリやラッファエーレ・ジョルダーニ、マウロ・ボルジョーニらイタリアの一流歌手陣の参加もポイントです。

fra bernardo
FB-1710593(1CD)
ビーバー&ビーバー
カール・ハインリヒ・ビーバー:ミサ曲 「主の復活」
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー:レバノンの杉のごとく、イスラエルの民エジプトを出で、思い出せ
カール・ハインリヒ・ビーバー:レクイエム
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ、
ヨハネス・ヘマーレ(Org、指)、
マリー=ソフィー・ポラック(S)、
カスパー・クレーナー(C.T)、
ハンス・イェルク・マンメル(T)、
ミヒャエル・クラーネビッター(Bs)

録音:2017年5月、神学校教会(ブリクセン)
傑作「ロザリオのソナタ」で知られる作曲家&ヴァイオリニストのハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644−1704)と、11人の息子のうちの8番目の息子であるカール・ハインリヒ・ビーバー(1681−1749)の宗教作品をカップリング。大ビーバーはヴァイオリン作品を取り上げられることが多いですが、宗教音楽も同時代のウィーンの作曲家と比肩しうる人気を誇っていたと言われます。そして父の影に隠れ陽の目を浴びることの少ない息子カール・ハインリヒも、父と同じザルツブルクの宮廷楽長を務めた実力ある音楽家。フランツ・フォン・ビーバーの後継者となったカール・ハインリヒの、知られざる「ミサ曲」と「レクイエム」にご注目ください。
fra bernardo
FB-1709761(2CD)
ノエル・バウルデヴェイン:ミサ曲集
ミサ・アン・トゥルール・アン・トリステス
ミサ曲 「汚れなく、罪なく、貞節なる」
ミサ曲 「我が愛しき茶の瞳」
ミサ・シネ・ノミネ
ビューティー・ファーム

録音:2017年6月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
ビューティ・ファームが、「なぜ現代ではあまり知られていないのか?」と投げかけるバウルデヴェインは、一部の作品が20世紀に入るまではジョスカン・デ・プレの作品と考えられていたなど、優れた様式を備えています。ジョスカン・デ・プレとその継承者の影響を受けながら、巧みな低音域や力強いリズムなど、個性的な魅力を放つバウルデヴェインのミサ曲(世界初録音)にご注目ください。もちろん、第1弾から続く刺激的なジャケット・デザインもポイントです。

Avie
AV-2376(1CD)
イートン・クワイアブックからの音楽Vol.5
ケリク:喜びたまえ、乙女の花(7声)
ブラウン:オー・レジナ・ムンディ・クララ(6声)
フェアファックス:マニフィカト 「Regali」(5声)
ラム:喜びたまえ、乙女の花(4声/世界初録音)
ハコンプレイント:サルヴェ・レジナ(5声)
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊、
スティーヴン・ダーリントン(指)

録音:2017年7月4日−6日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード)
約500年の歴史を持つオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。音楽監督スティーヴン・ダーリントンとのコンビで、初期ルネサンスのイギリスの広大で多様な宗教音楽コレクションである「イートン・クワイアブックからの音楽」を探求する人気シリーズ第5巻。世界初録音となるウォルター・ラムの作品を含む、ジョン・ブラウン、ヒューゴ・ケリク(ヒュー・ケリク)、ロバート・フェアファックス、ロバート・ハコンプレイントの作品を収録。豊かな男声と美しきトレブル(ボーイ・ソプラノ)で贈る「イートン・クワイアブックからの音楽」は、これまでも英グラモフォン賞にノミネートするなど高い評価を得ています。

Hyperion
CDA-68210(1CD)
パレストリーナ:ミサ曲 「主よ、われは心をあげて」
モテット 「主よ、われは心をあげて」
第6旋法によるリチェルカーレ(オルガン独奏)
王はわれを酒倉に連れてゆき(コルネット&オルガン)
第5旋法によるリチェルカーレ(コルネット&オルガン)
聖なる三位一体に祝福あれ(コルネット&オルガン)
様々な国の言葉で(コルネット&オルガン)
8声の第1旋法によるマニフィカト
デイヴィッド・ヒル(指)
イェール大学スコラ・カントールムcho
ブルース・ディッキー(コルネット)、
リウヴェ・タミンハ(Org)

録音:2014年11月10日−15日、キリスト教会(ニューヘイブン、コネチカット)
サイモン・キャリントンによって2003年に創設され、2009年から2013年には鈴木雅明が指揮を務めた(現在は首席客演指揮者)、イェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)。アメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションによりメンバーが集められ、イェール大学教会音楽研究所の支援を受けてハイレベルな教会音楽を演奏しています。現在ディレクター兼首席指揮者を務めるデイヴィッド・ヒルは、これまでウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジなどの名門聖歌隊を率いてきたイギリスの名匠です。デイヴィッド・ヒル自身の新たな編曲による「フォーレ:レクイエム(CDA-68209)」で話題を呼んでいるイェール大学スコラ・カントールム合唱団のHyperion第2弾は、パレストリーナのミサ曲が登場。生涯で100曲を超えるミサ曲を作曲したパレストリーナの膨大な作品の中から、自作のモテットに基づくパロディ・ミサ「主よ、われは心をあげて(ミサ・コンフィテボル・ティビ・ドミネ)」を歌います。

ALIA VOX
AVSA-9925(2SACD)
ヴェネツィア千年記(Venezia Millenaria)700-1797

■第1部:770-1571
I
8〜10世紀
1. 鐘の音(Cloches)〜D’apres melodie du s. VIII)
2. アレルヤ(ビザンツ聖歌)- Johannes Damaskinos (s. VIII)
11世紀
3. ファンファーレ(レオ6世(886-912)のメロディに基づく)
4. Halatzoglou kratema ? ビザンツの作品(作曲者不明)(器楽)
5. ファンファーレ(Pax in nomine Domini) ?
5. Chanson de Croisade : Pax in nomine Domini - Marcabru (1100-1150)
II
12世紀
6. Danse de l’ame (Afrique du nord) ? Anonyme instr. (tradition Berbere)
13世紀
7. Priere a la Vierge. Planctus byzantin (s. XIII). Hymn for the Service of Matins?? Ton Despoti Neochoritis Chorus
8. Chanson & Danse armenienne (s. XIII)
9. Mawachah - Chanson arabo-andalouse QUINA ES ??? T’adjunto la musica. Enviar-la al Driss per demanar-li el titol i el text.
10. Istampitta : Saltarello (mss. Du trecento) - Anonyme
III
14世紀
11. Kupie (Priere et Lamentation) Johanes Damaskinos Neohoritis/Chorus
15世紀
12. Chiave, chiave (instr.) - CMM 131- Anonyme
13. Adoramus te (Chansonier du XVe siecle)
14. L’Eternel regne, il est revetu de majeste, Ps. 93 (version latine et orthodoxe)
15. Marche Nikriz - Ottomane (Anonyme mss. s. XV)
16. Lamentio Sanctae Matris Ecclesiae Constantinopolitanae - Guillaume Dufay (1397-1474)
IV
16世紀
17. クレマン・ジャヌカン(ca. 1485-1558):戦い(マリニャンの戦い)
18. ロッシ(1570-1630):バビロンの流れのほとりに (詩篇137, 1-6)
19. アドリアン・ヴィラール(1490-1562):Villanesca alla napolitana : Vecchie letrose
20. Der mak?m-? Uzzal Sakil - Anonyme ottoman - Dimitrie Cantemir (324) (instr.)
21. ジョアン・ブルデュー(1520-1591):Madrigal : Oid, oid... [...las buenas nuevas de Lepanto]
■第2部:1573-1797
V
1. Gefsasthe ke idete - Hymne de la Sainte Eucharistie
2. Psaumes de David. Ficht wieder meine Anfechter (Psaume 35)
Claude Goudimel (1510-1572) / Ambrosius Lobwasser (1515-1585)
3. Sousta(シプルのダンス)(instr.)
4. ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォンV(6声)
5. Se imnume, Hymn of the Holy Liturgy (in slavonic ?) - Michael Chatziathanasiou
6. ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォンT(10声)
VI
17世紀
7. Laila Djan - Danse Anonyme Perse (instr.)
8. GIUSEPPE GUAMI Canzona XXIV a 8
9. モンテヴェルディ(1567-1643):タンクレディとクロリンダの戦い(SV 153)
10. Angeli Tanburi (c.1615-1690) Marche ottomane : Der Makam-i Rehavi Cember-i Koca (D.C.297)
VII
18世紀
11. ヴィヴァルディ:セーヌ川に祝うより≪ Di queste selve venite, o Numi ≫ de ≪ La Senna festeggiante ≫ composee ≪ a la gloire de Louis XV ≫
12. モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 KV 331より)
13. Deo gratias - Hymne Orthodoxe Russe (Anonyme s. XVI)
14. フランソワ・マルシャン:Nous sommes tous egaux (Chanson Constitutionnelle)
15. Per quel bel viso
16. ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):Mia cara Anzoletta(サヴァール編)
Canzonette veneziane da battello. (Raccolta di gondoliere John Walsh).
17. La Sainte Ligue (La nuit est sombre夜と闇) 〜ベートーヴェンの交響曲第5番と第7番に基づく〜ルイージ・ボルデーゼ (1815-1886)
ヴェネツィア千年記(Venezia Millenaria)700-1797
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
パナジオティス・ネオコリティス

録音:2016年7月16, 27日&10月2日
ビザンツ帝国からナポレオン戦争にいたる1000年以上の長きにわたって、ヴェネツィアは西洋音楽の形成に重要な役割を果たしました。ジョルディ・ サヴァールと彼率いるアンサンブルが、ヴェネツィアという都市にまつわる音楽を集め、敬意を表したアルバムの登場。モンテヴェルディ、ガブリエリやヴィ ヴァルディといった巨匠を擁しながら、東洋へのリンクも持った、音楽、文化、政治、そして地理的にも重要都市だったヴェネツィアならではの多様性を 照らし出すべく、8世紀から18世紀までの歴史をたどるプログラム構成はさすが。モーツァルトのトルコ行進曲やヴィヴァルディの楽曲、さらにはベートー ヴェンの交響曲第5番と第7番に基づく楽曲も含まれており、興味津津です! (Ki)

H.M.F
HMM-902355(1CD)
モンテヴェルディ:倫理的・宗教的な森
主は言われたU(Dixit DominusU)
わたしは神を賛美するU(ConfiteborU)
この神の聖なる信者よ(Iste confessorT)
おお汝目の見えぬものよ(O ciechi, ciechi)
すべての町よ喜び騒げ(Jubilet tota civitas)
サルヴェ・レジーナ(Salve Regina)
主よ賛美せよT(Laudate pueri DominumT)
主を賛美せよV(Laudate Dominum terzo)
彼らが大きな声で叫ぶ前に(Ut queant laxis)
十字架にかけられ(Crucifixus)
そして復活し(Et resurrexit)
彼は再び来るだろう(Et iterum)
おお汝聞く者よ(Voi ch’ascoltate)
サルヴェ・レジーナ(Salve Regina)
マニフィカトT
パブロ・エラス=カサド(指)
バルタザール=ノイマンcho&アンサンブル

録音:2017年5月9,11,13日、ムルシア(スペイン)
指揮者パブロ・エラス=カサドによるモンテヴェルディの登場。アンサンブルは、トーマス・ヘンゲルブロックが創立した、バロック期の建築家バルタザー ル・ノイマン(1687-1753)の名を冠したバルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル。モンテヴェルディの「倫理的、宗教的な森」から、選りすぐり の楽曲を収録していくプロジェクトの第1弾です!
モンテヴェルディは、1582年から1619年にかけて、10を下回らない数の楽譜(マドリガーレ、カンツォネッタ、『音楽の諧謔』、さらに「聖母マリア の夕べの祈り」など)を出版しました。しかし、1619年以降は、聖マルコ大聖堂やイタリアの宮廷のために膨大な数の作品を作曲していましたが、マドリガー レ集第8巻が出版される1638年まで、出版された楽譜はありません(膨大な数の作品が失われたと考えられています)。そして『倫理的、宗教的な森』 が出版されたのは1640年のことでした。モンテヴェルディのパトロンであったヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ(1562-1612)の娘、エレオノーラ・ゴ ンザーガにささげられています。当時、作曲家が楽譜を出版するためには、10ほどのパート譜(9部は声楽と器楽奏者のため、1部は通奏低音のため)、 さらに多様なスタイルの作品(40ほど)が収録されており、さらにその作品のいくつかはかなり大規模なものであることが要求されました。モンテヴェルディ は、この『倫理的、宗教的な森』に、彼の芸術の様々な側面を盛り込みました。古いスタイルのもの、新しいスタイルのもの、声楽から器楽曲、さらに 複合唱のための作品までをも盛り込みました。独唱または重唱+通奏低音のモテットも多く含まれ、これらは後のオペラの素地となっています。また、一 年を通しての礼拝の行事をまかなえるだけの宗教音楽も含まれています。第1部は5つのマドリガーレ、第2部はミサ、第3部は晩祷のための音楽、そ して第4部には「アリアンナの嘆き」を宗教曲にパロディした「マドンナの嘆き」をはじめとする4つのソロのモテット、という大きな4つの部分で構成 される曲集から、エラス=カサドがとびきりの楽曲を選り抜いて構成したプログラム、注目です。 (Ki)

Lindoro
NL-3037(1CD)
鳥、花、星〜フアン・デ・ナバス:トノとアリア集 ムジカ・フィクタ〔ハイロ・セラーノ(テノール、パーカッション)、カルロス・セラーノ(リコーダー)、フリアン・ナバーロ(バロック・ギター、ハラナ)

録音:2016年1月7日−13日、コロンビア
1669年にマドリード王立礼拝堂のハープ奏者となったフアン・デ・ナバス(1647−1719)のトノ(tono/スペインの曲や旋律を表す言葉)とアリア集。ムジカ・フィクタは、テノール(&パーカッション)、リコーダー、バロック・ギター(&ハラナ)を中心メンバーとし、ラテン・アメリカとスペインの古楽を専門とするアンサンブル。コロンビアをベースに、南米全土から欧米諸国、シンガポール、トルコなどで演奏。知られざる多彩なレパートリーの普及にも熱心に活動しており、今回のアルバムも約半数の曲が世界初録音となります。

Delphian
DCD-34206(1CD)
寒冷地の音楽〜ハンザ同盟の響き
ニコラウス・ア・ケンピス:4声のシンフォニア第1番
ウィリアム・ブレイド:聖なる山、
 ペギー・ベル(世界初録音)、
 スコットランド舞曲
アントニオ・ベルターリ:4声のソナタ
ハインリッヒ・アルベルト:悲しみはここに
ヨハン・ゾマー:パドゥアナ「ある日シュザンヌが」
トーマス・バルツァー:ヴァイオリンのためのプレリュード、
 ジョン, さあキスしに来て
ディートリヒ・ベッカー:2声のソナタ
メルヒオール・シルト:パドゥアナ「ラグリマ」
アントニー・ホルボーン:パヴァン「憂鬱の影像」
アンドリュー・キーリング:ノーザン・ソウル(世界初録音)
ヨハン・ゾマー:詩篇第8番
ヨハン・シュターデン:4声のソナタ第31番(世界初録音)
ヨハン・ショップ:涙のパヴァン
イン・エコー〔ガウェイン・グレントン(コルネット&ミュート・コルネット)、ボヤン・チチッチ(Vn)、アナイス・チェン(ヴァイオリン&ヴィオラ)、エミリー・ホワイト(テナー・サックバット&ヴァイオリン)、リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)、森川麻子(バス・ヴィオール)、ウィリアム・ハント(ヴィオローネ)、サイラス・ウォラストン(オルガン&ハープシコード)〕

録音:2017年2月1日−3日、ロムジー修道院(ハンプシャー、イギリス)
バーゼル・スコラ・カントルムでブルース・ディッキーに師事し、現在はイル・ジャルディーノ・アルモニコやコンチェルト・イタリアーノ、イ・ファジョリーニ、タヴァナー・コンソートなどで活躍する気鋭のコルネット(ツィンク)奏者、ガウェイン・グレントンが2016年に結成した要注目のピリオド・アンサンブル、イン・エコーのデビュー・アルバム!
バロック・ヴァイオリンのボヤン・チチッチ、ヴィオールのリチャード・ブースビー、名手スー・アディソンの秘蔵っ子でバロック・ヴァイオリン奏者でもあるサックバットのエミリー・ホワイト、ガーディナーのアシスタントを務めてきた鍵盤奏者のサイラス・ウォラストンをコア・メンバーとするイン・エコーは、現在の古楽界に新たな風を吹き込む存在として早くも大きな注目を集めています。
イン・エコーのデビュー・タイトルのテーマは中世のドイツ人が築き、ヨーロッパ北部で隆盛を誇った都市同盟「ハンザ同盟」。
16〜17世紀の同地域で活躍した音楽家たちの作品、ガウェイン・グレントンとイン・エコーの委嘱作品であるアンドリュー・キーリング(1955−)の新作「ノーザン・ソウル」によって、リューベック、ハンブルク、ブレーメンを中心とした「ハンザ同盟」の全盛期におけるヨーロッパ北部の魅力的な音楽風景が色鮮やかに広がります。
Delphian
DCD-34302(1LP)
寒冷地の音楽〜ハンザ同盟の響き
ニコラウス・ア・ケンピス:4声のシンフォニア第1番
ウィリアム・ブレイド:聖なる山、ペギー・ベル(世界初録音)、スコットランド舞曲
アントニオ・ベルターリ:4声のソナタ
ハインリッヒ・アルベルト:悲しみはここに
ヨハン・ゾマー:パドゥアナ「ある日シュザンヌが」
トーマス・バルツァー:ヴァイオリンのためのプレリュード、ジョン, さあキスしに来て
ディートリヒ・ベッカー:2声のソナタ
アンドリュー・キーリング:ノーザン・ソウル(世界初録音)
イン・エコー〔ガウェイン・グレントン(コルネット&ミュート・コルネット)、ボヤン・チチッチ(Vn)、アナイス・チェン(ヴァイオリン&ヴィオラ)、エミリー・ホワイト(テナー・サックバット&ヴァイオリン)、リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)、森川麻子(バス・ヴィオール)、ウィリアム・ハント(ヴィオローネ)、サイラス・ウォラストン(オルガン&ハープシコード)〕

録音:2017年2月1日−3日、ロムジー修道院(ハンプシャー、イギリス)
Delphian初のLPリリース!

Globe
GLO-5270(1CD)
新しい歌を我らは歌う〜ネーデルラントのルター カメラータ・トラジェクティナ
中世オランダの音楽の復元と蘇演を続けてきたオランダ、ユトレヒトの古楽アンサンブル、カメラータ・トラジェクティナ。マルティン・ルターが書いた最初の賛美歌のタイトルを冠し、ネーデルラントにおけるルター派の旋律を集めた今回のプロジェクトは、ルターによる宗教改革の500周年を記念したもの。 テノールのニコ・ファン・デル・メールや、バリトンのヤスパー・シュヴェッペ、リコーダーのサスキア・クーレンなど、オランダ古楽界の名手たちの好演が光ります。

Vanitas
VA-10(1CD)
アルダ・イル・ミオ・コア〜カウンターテナーのための歌曲集
メールラ:そう思い込むお人好し
イダルゴ:De las luzes que en el mar、
 Esperar, sentir, morir
カプスベルガー:かつては笑っていた
フェリーチェ・サンチェス:Non sia chi miriprenda
ルイス・デ・リバヤス:マリオナス
ダウランド:時は停止する、
 彼女は許してくれるだろうか、
 Sir John Such Galliard
モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものならば
イダルゴ:Ay, que si, ay, que no、
 暗い夜
モンテヴェルディ:甘美な光で
ダウランド:甘き恋よもういちど、
 ダウランドのガリアード
イダルゴ:Tened, parad, suspended、
 Peynandose estaba un olmo
ダウランド:私の嘆きに心が動くなら
モンテヴェルディ:ただあなたを見つめて
ペドロ・ペレス(C.T)
イグナシオ・ポルティージョ(バロック・ギター、テオルボ、リュート)、
サラ・アグエダ(ハープ)、
アンドレス・アルベルト・ゴメス(ハープシコード)

録音:2016年2月、アルバセテ(スペイン)
ロベール・エクスペールやゲルト・テュルク、カルロス・メナに師事したペドロ・ペレスは1981年、スペインのトタナ出身のカウンターテナー。近年では、クレモナのモンテヴェルディ音楽祭や、ライプツィヒのバッハ音楽祭などヨーロッパ各地に招かれ、古楽界での存在を着実に高めています。

RPR
RP-014(1CDR)
バロック・ボヘミアン
ビーバー:ソナタ第1番イ長調
テレマン:ラルゴとプレスト
カンプラ:ラ・ボヘミエンヌ
バード:ジプシーのラウンド
ニコルソン:ユダヤの踊り
ミエルチェフスキ:カンツォーナ
作曲者不詳(サマーヘイズ編):スウィート・ウロフスカ
ヘンデル:ラシャ・キオ・チャールダーシュ
ヴィヴァルディ:司祭とジプシー
作曲者不詳(サマーヘイズ編):ウロフスカへの穏やかな道
レッド・プリースト

録音:2016年11月&2017年4月、ラフバラー(イギリス)
スリル満点の超絶技巧を次々と繰り出すイギリスの古楽アンサンブル、レッド・プリーストの「ボヘミア」をテーマとした新たなプロジェクト。ピアーズ・アダムズの超絶リコーダーは毎度ながら圧巻です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


H.M.F
HMX-2908826(30CD)
限定盤
フィリップ・ヘレヴェッヘ〜ハルモニア・ムンディ・イヤーズ


■CD1
(1)アンリ・デュモン(1610-1684):メモラーレ、マニフィカト
(2)ラモー:グラン・モテ〔主がシオンの繁栄を回復された時 Inconvertendo/汝の祭壇はいとも美しく Quam dilecta〕

■CD2
(1)バッハ:カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21
(2)バッハ:カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV 82(

■CD3
バッハ:カンタータ第125番「安らぎと喜びもてわれは行く」BWV 125*、第138番「汝なにゆえにうなだるるや、わが心よ」BWV 138*、第133番「われ汝にありて喜び」BWV 133**

■CD4
(1)バッハ:復活祭オラトリオ BWV 249
(2)バッハ:マニフィカト BWV 243

CD5
バッハ:カンタータ第12番「泣き、嘆き、憂い、怯え」BWV 12*
第95番「キリストこそわが生命」BWV 95**
第214番「鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ!」BWV 214***

■CD6-8
バッハ:マタイ受難曲

■CD9-10
メンデルスゾーン:オラトリオ「聖パウロ」

■CD11
(1)ジョスカン・デ・プレ:スターバト・マーテル
(2)ラッスス:モテット「Vide homo, quae pro te patior」
(3)パレストリーナ:ミサ曲「ガリラヤ人たちよ」(録音:1991年)

■CD12
(1)ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612):ミサ「マリアは言われた」
(2)マヌエル・カルドーソ(1566-1650):ミサ「主よ、われを憐れみ給え」

■CD13
カンプラ(1660-1744):レクイエム


■CD14
(1)ジャン・ジル:レクイエム
(2)パーセル:メアリー女王の葬送の音楽

■CD15
モーツァルト:レクイエム

■CD16
ブラームス:ドイツ・レクイエム

■CD17
(1)フォーレ:レクイエム op.48(室内楽版)(録音:1988年)
(2)フォーレ:レクイエム(フル・オーケストラ版:1998年出版新校訂譜使用)

■CD18-19
バッハ:ミサ曲 ロ短調

■CD20
モーツァルト:マイスタームジーク(フリーメイソンのための葬送音楽)K.477 (479a)、
  ミサ曲 ハ短調 K.427(ベーレンライター版、シャペル・ロワイヤルによる校訂版)

■CD21
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123
■CD22
シューベルト:ミサ曲 変イ長調 D678
メンデルスゾーン:詩篇42番
■CD23
ブルックナー:ミサ曲 第3番 ヘ短調
■CD24
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」

■CD25
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61、第4番 ニ短調 op.120

■CD26
(1)シューマン:チェロ協奏曲
(2)シューマン:ピアノ協奏曲

■CD27
メンデルスゾーン:付随音楽「真夏の夜の夢」全曲
歌曲集「夏の夜」 op.7

■CD28
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版)

■CD29
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」

■CD30
(1)シェーンベルク:「月につかれたピエロ」
(2)クルト・ヴァイル(1900〜1950):ベルリン・レクイエム(1928)

■CD1
(1)リジット・ベラミー(ソプラノ/マニフィカト)、ギユメット・ロラン(A)、アンリ・ルドロワ(C.T)、ハワード・クルック(T)、ウルリヒ・ストゥーダー(Br)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
(2)スザンヌ・ガリ、リーブ・モンバリウ(S)、アンリ・ルドロワ(C.T)、ギ・ド・メイ(T)、スティーブン・ヴァーコー(Br)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル(録音:1982年)
■CD2
(1)録音:1990年、バーバラ・シュリック(S)、ジェラール・レーヌ(A)、ハワード・クルック(T)、ペーター・ハーヴェイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
(2)録音:1991年、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
■CD3
*デボラ・ヨーク、**ドロテー・ブロツキー=ミールズ(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、マーク・パドモア(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント(録音:BWV 125、138/ 1998年、BWV 133/ 2001年)
■CD4
(1)録音:1990年、バーバラ・シュリック(S)、カイ・ヴェッセル(A)、ジェームズ・テーラー(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
(2)録音:1990年、バーバラ・シュリック、アニェス・メロン(S)、ジェラール・レーヌ(A)、ハワード・クルック(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
■CD5
録音:2003年〜2006年、キャロリン・サンプソン(*) (***)、ドロテー・ミールズ(**)(S)、ダニエル・テイラー(*)、マシュー・ホワイト(**)、インゲボルク・ダンツ(***)(A)、マーク・パドモア(*) (***)、ハンス=イェルク・マンメル(**)(T)、ペーター・コーイ(*) (***)、トーマス・バウアー(**)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
■CD6-8
録音:1984年、福音史家:ハワード・クルック(T)、イエス:ウルリヒ・コールド(Bs)、バーバラ・シュリック(S)、ルネ・ヤーコプス(A)、ハンス=ペーター・ブロッホヴィッツ(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ・ゲントの管弦楽と合唱、サン=ニコラ教会の「甘き喜びのうちに」児童cho
■CD9-10
メラニー・ディーナー(S)、アンネッテ・マルケルト(Ms)、ジェイムス・テイラー(T)、マティアス・ゲルネ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ、ラ・シャペル・ロワイヤル、シャンゼリゼO(録音:1995年)
■CD11
(1)録音:1986年、ラ・シャペル・ロワイヤル
(2)(録音:1993年、ヨーロッパ声楽アンサンブル
(3)録音:1991年、ヨーロッパ声楽アンサンブル、アンサンブル・オルガヌム、マルセル・ペレス
■CD12
(1)録音:1991年
(2)録音:1994年
ヨーロッパ声楽アンサンブル
■CD13
カンプラ(1660-1744):レクイエム 
エリザベス・ボウドリー、モニク・ザネッティ(S)、ジョゼ・ベネ(A)、ジョン・エルウェズ(T)、スティーブン・ヴァーコー(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
(録音:1986年)
■CD14
(1)録音:1990年、アニェス・メロン、ヴェロニク・ジャン(S)、ハワード・クルック、エルヴェ・ラミ、トム・フィリップス(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
(2)録音:1993年、テッサ・ボナー、パトリツィア・クウェラ(S)、カイ・ヴェッセル(A)、ポール・アグニュー、ウィリアム・ケンダル(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
■CD15
録音:1996年、シビッラ・ルーベンス(S)、アンネッテ・マルケルト(A)、イアン・ボストリッジ(T)、ハンノ・ミューラー=ブラッハマン(Br)、コンチェルト・ヴォカーレ、ラ・シャペル・ロワイヤル、シャンゼリゼO
■CD16
録音:1996年、クリスティアーネ・エルツェ(S)、ジェラルド・フィンリー(Br)、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、シャンゼリゼO
■CD17
(1)録音:1988年、サン=ルイ少年合唱隊、アンサンブル・ミュジック・オブリク,アニェス・メロン(S)、ペーター・コーイ(Br)
(2)録音:2001年、ヨハネッテ・ゾマー(S)、シュテファン・ゲンツ(Br)、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、シャンゼリゼO
■CD18-19
録音:1996年、ヨハネッテ・ゾマー(S)、ヴェロニク・ジャン(S)、アンドレアス・ショル(A)、クリストフ・プレガルディエン(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ミューラー=ブラッハマン(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲントの合唱&O
■CD20
クリスティアーネ・エルツェ(S)、ジェニファー・ラーモア(S)、スコット・ワイア(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ、ラ・シャペル・ロワイヤル、シャンゼリゼO(録音:1991年9月)
■CD21
ローザ・マニオン(S)、ビルギット・レンメルト(Ms)、ジェイムス・テイラー(T)、コルネリウス・ハウプトマン(Bs)、シャンゼリゼO、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント(録音:1995年2月20,21日、モントルー、ストラヴィンスキー・オーディトリウム,ライヴ録音)
■CD22
アンナ・コロンディ(S)、アンケ・ヴォンドゥング(Ms)、アンドレアス・カラジアク(T)、カイ・スティーファーマン(Bs)、シャンゼリゼO、RIAS室内cho(録音:2002年3月ベルリン・フィルハーモニーホール)
■CD23
インゲラ・ボーリン(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、ハンス=イェルク・マンメル(T)、アルフレート・ライター(Br)、RIAS室内cho、シャンゼリゼO(録音:2007年)
■CD24
メラニー・ディーナー(S)、ペトラ・ラング(Ms)、エンドリク・ヴォットリヒ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)(録音:1998年)
■CD25
シャンゼリゼO(録音:1996年)
■CD26
(1)録音:1996年、クリストフ・コワン(Vc)
(2)録音:1995年、アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/J.B.シュトライヒャー(エドヴィン・ボインク・コレクション))、シャンゼリゼO
■CD27
サンドリーヌ・ピオー、デルフィーネ・コロー(S)、ブリジット・バレー(Ms)、シャンゼリゼO、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ(録音:1994年)
■CD28
シャンゼリゼO(録音:2005年)
■CD29
サラ・コノリー(Ms)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、シャンゼリゼO(録音:2005年)
■CD30
(1)(録音:1991年、アンサンブル・ミュジーク・オブリク、マリアンヌ・プスール(シュプレッヒ・シュティンメ)
(2)録音:1992年、アレクサンダー・ライター(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル(合唱)、アンサンブル・ミュジーク・オブリク
1947年生まれのヘレヴェッヘ。ハルモニアムンディから、70歳のお祝いとして、46作品を収録した特別ボックスが登場します。フィリップ・ヘレヴェッ ヘは、1991年から2008年にかけて、ほぼ30年の長きにわたってハルモニアムンディに録音をしました。そのレパートリーは4世紀にわたり、常に私 たちに音楽への新しいアプローチを示してくれました。精神医学者として、印刷された情報を超えた深き洞察で、スコアに向きあいました。古楽演奏者と してはアーノンクール、そしてレオンハルトに多大な影響を受けています。1980年代前半からハルモニアムンディでレコーディングを開始。初期の一連の 録音のうち、ルイ14世時代、王室礼拝堂(シャペル・ロワイヤル)で作曲家の任にあったアンリ・デュモンのグラン・モテは、特に世界を熱狂させまし た。1977年に設立したヘレヴェッヘのオーケストラもこのシャペル・ロワイヤルの名を冠しています。その後フランスの17-18世紀のリュリ、ラランド・ カンプラ、ジルといった作曲家たちのレパートリーに注力。そして師であるアーノンクールとの思い出であるバッハのカンタータももちろん取り上げています。 また、近現代ものも取り上げており、そのどれもが音楽ファンを魅了したことは言うまでもありません。このたび、ハルモニアムンディがヘレヴェッヘに感 謝の念を込めて、ヘレヴェッヘの名録音を30枚組でリリースします。
どの録音も名盤として名高いものですが、ひとつ注目なのが、1度目の1984年録音のマタイ受難曲が含まれていること。ヤーコプスらが独唱者陣とし て名を連ねております。ヘレヴェッヘはマタイ受難曲をハルモニアムンディで2度録音しており、2度目の2000年のものは幾度となくハルモニアムンディ でも再発売されておりましたが、このたび貴重な1度目の録音が久々に登場します。 (Ki)

RUBICON
RUBICON-1018(2CD)
カルロ・グラツィアーニ(?-1787):チェロと通奏低音のための6つのソナタ op.3
[CD1]ソナタ第1番 ト長調、第2番 イ長調、第3番 変ロ長調
[CD2]ソナタ第4番 ヘ長調、第5番 ニ長調、第6番 変ホ長調
ステファノ・チェッラートvdc
アルモニオーザ[マルコ・デマリア(Vc)、ミケーレ・バルキ(Cemb)]

録音:2017年5月17-18日、イタリア
イタリアのアスティに生まれたカルロ・グラツィアーニは、チェロのヴィルトゥオーソとして活躍した音楽家。演奏旅行を頻繁に行い、1764年には7歳のモー ツァルトとロンドンで共演、また、チェロのためのソナタと協奏曲をのこしています。1773年にプロイセンの宮廷を退任(後任はデュポール)、その後はフリー ドリヒ・ヴィルヘルム2世のもとで、破格の年金を受け取りながら仕えました。ソナタからは、急速なパッセージや高音域の多用など、グラツィアーニがいかに 高い演奏能力を備えていたかをうかがい知ることが出来ます。豊かな旋律も魅力。ここに収録されているソナタ作品3は、フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献 呈されていますが、ヴィルヘルム2世がいかに優れた奏者であったか、ということも示しています。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9924(2SACD)
IN EXCELSIS DEO(いと高きところにいる神に)
[CD1]
フランチェスコ・ヴァルス(1671-1747):ミサ・サクラ・アレティーナ(MISSA SCALA ARETINA) (1702、バルセロナ)
【ボーナス・トラック:継承戦争時期のカタルーニャの音楽】
ホアン・カバニレス: Batalla Imperial
作曲者不詳(サヴァール編)/El Cant dels Aucells
Catalunya comptat gran (ロマンス)
Catalunya triomfant - 器楽&聖歌
作曲者不詳:Catalunya en altre temps (Plainte)
[CD2]
アンリ・デマレ(1661-1741):二重合唱と二重オーケストラのためのミサ (1704、ヴェルサイユ)
ジョルディ・サヴァール
ル・コンセール・デ・ナシォン、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、

録音:2016年7月2-3日、ヴェルサイユ(フランス)
2017年9月に来日し、冴えたプログラムと語る音楽で聴衆を魅了したサヴァール。最新盤は、スペイン継承戦争時期の音楽集です。スペイン継承戦争時、 作曲家たちの義務は、神を賛美するだけでなく、彼らの支援者(スポンサー)の力量をも讃える作品を作ることでした。ジョルディ・サヴァールは、2つ の目もくらむようなポリフォニー音楽の傑作の世界へと私たちを誘います。フランチェスコ・ヴァルスのミサ曲は、「グイードの手」で知られる中世の音楽教師、 グイード・ダレッツォが提唱した6音から成る音階(ヘクサコルド)に基づいて作曲された最後期の作品の一つ。アンリ・デマレによる作品は、2つの合 唱団とオーケストラ、さらにソリスト、トランペットが活躍する大規模な作品。サヴァールと彼のアンサンブルの見事な演奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

ACCENT
ACC-24333(1CD)
イギリス・ルネサンス声楽曲集
パーセル:ひとときの音楽/薔薇より甘く/飛びされ、時よ/夕べの賛美歌
ヒューム:喜んで変えよう、あの調べ/サー・ハンフリー/我は落ち行く
ダウランド:晴れても曇っても四月の雨のように優しく/悲しめ、昼は闇の中に去った/さあもう一度、愛が呼んでいる/流れよ我が涙/涙のパヴァーヌ/今こそ別れねばならぬ
ウィリアム・クロフト:グラウンド(ハープシコード独奏)
ジョン・ブロウ:愛しているなんて二度と言わないで
ロバート・ジョンソン:白百合の咲くところを見たことがありますか
ベンノ・シャヒトナー(C.T)
アクセ ル・ヴォルフ(Lute)
ヤコブ・ダーヴィッド・ラッティンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンドレアス・キュッパース(ハープシコード)

録音:2017年4月26日?29日ロッゲンブルク修道院
気鋭のカウンターテナー、ベンノ・シャヒトナーによるイギリス・ルネサンスの声楽曲集。ヨーロッパではすでに衰退し始めていたルネサンス音楽の最後の盛 栄期を彩るイギリスの作曲家パーセル、ヒューム、ダウランド、クロフト、ブロウ、ジョンソンの曲がおさめられています。  ベンノ・シャヒトナーは今日もっとも将来を嘱望されているカウンターテナー歌手の1人。ドイツバロックでの活躍で知られているシャヒトナーが挑むイギリ ス・ルネサンスの世界に注目です。  本CDに収録された声楽曲は主に恋を題材にしており、歌詞の内容によって初恋から求愛を経て絶望、そして祈りへと配置されていて、それぞれ別の作曲 家による個々に独立した曲でありながら全体で1つの流れを感じることができる曲順となっています。またヴァイオル奏者としても活躍したヒュームの独奏曲 や、現在も演奏回数が多く有名なダウランドのリュート独奏曲「涙のパヴァーヌ」、また同じモチーフの繰り返しの中で展開されていく形式「グラウンド」による ハープシコード独奏など、各奏者の手腕が光る器楽曲も織り交ぜられています。  透明感のあるベンノ・シャヒトナーのカウンターテナーの魅力、たっぷりとご堪能ください。 (Ki)

Coviello
COV-91725(1CD)
ウィリアム・バード(1543-1623):コンソートと声楽曲集
1, ファンタジーV
2, 来たれ、嘆きのオルフェウスよ
3, イン・ノミネT
4, ああ愚かな魂よ
5, イン・ノミネU
6, イン・ノミネX
7, 年老いたご婦人が
8, ファンタジーT
9, 奥様は子犬を飼っていた
10, ブロウニング
11, 運命の力で
12, ファンタジーU
13, ニンフたちよ、愛をあざけるつもりなのか
14, アマリリスは妖精の女王のように草原で踊り
15, イン・ノミネW
16, イン・ノミネX
17, 美しいスザンナ
18, 苦労はなんと虚しいことか
19, パヴァーヌ
20, ガイヤルド
21, 聖なるミューズたちよ
イム・スンヘ(S)
ビー・ファイヴ・リコーダー・コンソート

録音:2016年8月18日?21日
ブリタニア音楽の父」とも呼ばれ敬愛されている、イギリス・ルネサンスを代表する作曲家、ウィリアム・バード。本CDでは、彼の数ある作品の中からコン ソート(室内楽曲)と声楽曲が取り上げられています。  コンソートとは、16,17世紀のイギリスの室内楽を指す言葉。最近ではヴィオール属楽器の合奏によって演奏されることが多いバードのコンソートが、この CDでは温もりあるリコーダー合奏で演奏されています。また民謡が好きだったと伝えられるバードですが、CD一曲目の「ファンタジーV」には有名な民謡「グ リーンスリーブス」がさりげなく織り込まれており、彼の民謡好きな一面を伝えています。  声楽曲は、16世紀の劇場で女役を演じる少年によって歌われていたもの。最後の曲「 聖なるミューズたちよ」は、師であり家族ぐるみで厚い親交のあった トーマス・タリスの死に際したオマージュとなっています。  演奏は、2000年のヨーロッパデビュー以来、世界各国の歌劇場や音楽祭での活躍が注目されているソプラノ歌手イム・スンヘと、精度の高いアンサンブル でルネサンス音楽から新曲初演まで聴かせるリコーダー五重奏団ビー・ファイヴ・リコーダー・コンソート。高貴なイギリス・ルネサンスの響きをお楽しみくだ さい。

DACAPO
MAR-6.2206611
(1SACD)
NX-B06
ブクステフーデと友人たちのクリスマス音楽集
【記念日とアドヴェント】
1.シャイデマン(1595頃-1663):前奏曲 ヘ長調
2.ガイスト(1650頃-1711):Wie schon leuchtet der Morgenstern-暁の星
のいと美しきかな
3.J.C.バッハ(1642-1703):Merk auf, mein Herz-天のかなたから
4.ブクステフーデ(1637頃-1707):Nun komm der Heiden Heiland-いざ来ま
せ、異邦人の救い主よ
【羊飼いたち】
5.ブクステフーデ: Furchtet euch nicht-恐れることなかれ
6.ガイスト:Pastores dicite quidnam vidistis-羊飼いたちよ、汝ら見たものを語

7.J.A.ラインケン(1643-1722):フーガ ト短調
【キリストの降誕】
8.ブクステフーデ:Das neugeborne Kindelein-新たに生まれし嬰児
9.トゥンダー(1614-1667):Ein kleines Kindelein-一人の幼子が
10.ブクステフーデ:In dulci jubilo-もろびと声あげ
11.J.A.ラインケン:前奏曲 ニ短調
【新年、エピファニー、お告げ】
12.ブクステフーデ:Jesu dulcis memoria-イエス、楽しき思い出
13.ヴェックマン(1619-1674):Rex virtutum-王の美徳
14.スヴェーリンク(1562-1621):Ab Oriente venerunt Magi-東方より博士た
ちは来た
15.ブクステフーデ:Wie schon leuchtet der Morgenstern-暁の星のいと美しきかな
ポール・ヒリアー(芸術監督)
シアター・オブ・ヴォイセス
フレデリック・フロム(Vn)
ジェセンカ・バリク・ツーニック(Vn)
カエルヴァ・ユーティライネン(Va)
ユディト=マリア・ブロムステルベルク(Vc)
マティアス・フロステンソン(ヴィオローネ)
ジェーン・ゴーワー(Fg)
アラン・ラスムッセン(Org)

録音:2017年1月29日-2月1日
DACAPOレーベルにおける初の「クリスマス・アルバム」は、グラミー賞受賞者、ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォ イセスが演奏するブクステフーデとその友人たちの作品集。お告げから降誕までの情景に合わせて選曲、演奏するという コンセプトに基づき、伝統的なクリスマス音楽に加え、オルガンの独奏曲や声楽アンサンブルなどバラエティに富んだ作品 が組み合わされています。小編成の声楽アンサンブルと器楽アンサンブルによる精緻で美しい演奏は、17世紀の慎まし いクリスマス音楽をこの上なくひきたてています。

KLANGLOGO
KL-1412(1CD)
NX-B03
ガルス(1550-1591):アヴェ・マリア
マショー(130
ラ・リュー(1452-1518):第5旋法によるマニフィカト
パレストリーナ(1525-1594):アヴェ・マリア
イリバレン(1699-1767):スターバト・マーテル
ミフナ(1600-1676):マリアンスケ・アヴェ
ビクトリア(1548-1611):サルヴェ・レジーナ
ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):アヴェ・マリア
ウィーン・ヴォーカル・コンソート
これまでにウィリアム・バードの合唱作品集(KL1401)や、ヨアヒム・ビュルクのドイツ語で書かれた初の「ヨハネ受難曲」 (KL1403)で素晴らしいハーモニーを聴かせた「ウィーン・ヴォーカル・コンソート」のKlanglogoレーベル3作目のアルバ ム。マショーの「ノートルダム・ミサ曲」は一人の作曲家がミサ通常文を初めて全章作曲したことで知られる重要な作品で あり、この時代のミサ曲の中でもとびきりの人気を誇っています。このアルバムでは、同時期の作曲家たちの「マリアのため の歌」も収録。ウィーン・ヴォーカル・コンソートのメンバーは男性3人と女性2人の混合アンサンブルで、魅力的な響きが 初期のポリフォニーを輝かしく彩っています。
KLANGLOGO
KL-1414(1CD)
NX-B03
ジャングル・バロック
マルティン・シュミット:アヴェ・マリア
ドメニコ・ツィポーリ:組曲「El Barroco Guarani」
作者不詳:Laudate Pueri Dominum
シュミット:組曲
作者不詳:Ara vale hava pehendu Ava
ツィポーリ:Jesu Corona Virginum
シュミット:Si bona suscepimus
作者不詳:パストレータ
作者不詳:サルヴェ・レジーナ
ユリアン・アティラフ:メヌエット
シュミット:マニフィカト
ルイス・シャラン(指)
ソニドス・デ・パラクァリア
ユネスコの「平和のためのアーティスト」として認定されているルイス・シャランは、指揮者としても高い評価を得ており、こ のアルバムでは、若いパラグアイのミュージシャンたちで結成された「ソニドス・デ・パラクァリア」を率い、はるか250年前に 南米から追放された"イエズス会の宣教師たち"へ捧げるミサ曲を演奏しました。ヨーロッパから来た宣教師たちはこの地 に豊かな文化と音楽をもたらし、これらは南米の先住民族の文化と融合、音楽はコミュニケーションの手段となり、文化 的アイデンティティーの中核要素となりました。宣教師たちがいなくなった後も、彼らの音楽は「南米のバロック音楽」とし て魅力的な遺産となったのです。このアルバムでは知られざる当時の音楽を復興し、新たな命を吹き込んでいます。

KLANGLOGO
KL-1519(1CD)
NX-B03
パッヘルベル:鍵盤作品集
ファンタジア ニ短調 P124…ハープシコード
「アポロンの六弦琴」より第1のアリア ニ短調と変奏 P193…ハープシコード
おお、穢れなき神の子羊 P393…ハープシコード
トッカータ ト短調 P468…オルガン
「神のみわざは善きかな」によるパルティータ P379…オルガン
リチェルカーレ ハ短調 P419…オルガン
今ぞわが魂よ、主をたたえよ P47…オルガン
組曲 第28番 ホ短調 P436…ハープシコード
トッカータ ハ長調 P454…ハープシコード
フーガ ハ長調 P151…ハープシコード
音楽による“死への思い”-シャコンヌ ヘ長調 P42…ハープシコード
トッカータ ハ長調 P454…ハープシコード
マールトン・ボルシャーニ(ハープシコード&Org)

録音:2006年10月17-19日
オルガンで演奏するか、ハープシコードで演奏するか? この問題はボルシャーニのアルバムでも常に問いかけられています。パッヘルベルのこれらの作品は通常オルガンで演奏さ れることが多いのですが、ボルシャーニはオルガンとハープシコードを弾き分けることで、作品の特徴を丁寧に描き出しま す。演奏に使われたのは、ハープシコードが、17世紀コルマールの名製作者ルッカース・クーシェによる精巧な楽器を模 したもの、オルガンはニュルンベルクのマンデルシャイト製のオルガンを模してペーター・マイヤーが制作した小さな楽器。こ れらの楽器は確実に17世紀当時の響きを伝えています。

Rondeau
ROP-8001(1CD)
NX-B03
ニコラス・ルドフォード(1485頃-1557頃):ミサ・ドミニカ

1.Gaude, Gaude, Gaude Maria
2.Square Le Roy
3.Kyrie I?III, Christe I?III, Kyrie IV?VI
4.Square Le Roy
5.Gloria aus der/from the Lady Mass Missa Dominica
6.Alleluia aus der/from the Lady Mass Missa Dominica
7.There is no Rose of Swych Vertu
8.Sequentia aus der / from the Lady Mass Missa Feria V
9.Angelus ad Virginem
10.Credo aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
11.Offertorium aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
12.Sanctus aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
13.Benedictus aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
14.ラック(1954-):Candlemas aus / from To the Tallow and the Wick
15.Agnus Dei aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
16.レイトン(1929-1988):The Lord is my Shepherd
17.Beata Viscera
18.Beata Viscera
19.Alma Redemptoris Mater
デイヴィッド・スヴィンソン(指)
トリニティ少年cho
ハンドベル・コア・ゴータ
ルイス・ブリト=ババプル(Org)

録音:2017年3月1-5日
世界中の少年合唱団の中でも、最も多忙と言われているイギリスの「トリニティ少年合唱団」。教会で歌うだけではな く、ロイヤル・オペラ・ハウスや、ロンドンのオーケストラと頻繁に共演するなど、世界中を飛び回り、年に150回以上もの 素晴らしい演奏を繰り広げています。ここでは、音楽学者や同時代の作曲家たちの協力を得て、中世の作曲家ルド フォードのミサを中心に、時代を超えた様々な曲を合わせ、1枚のアルバムを創り上げました。歌い手の鮮やかな声はオ ルガンの音と美しく融合し、素晴らしい響きを醸し出しています。

Glossa
GCD-923512(1CD)
クロリンダとタンクレディ〜モンテヴェルディの愛の情景
モンテヴェルディ:素敵な羊飼い
 それはやはり本当なのだ
 あなたはかつて私のものだった
 タンクレディとクロリンダの戦い
 死んでしまいたい/ニンフの嘆き
 憎むべきあの面影
 我が憔悴したまなざしが
 苦しみが甘美なものならば
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス:簒奪者にして暴君
マルコ・メンコボーニ(指、Cemb)
カンタール・ロンターノ、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(S)、ルカ・ドルドーロ(T)、リッカルド・ピザーニ(T)、ダヴィデ・ベネッティ(Bs)

録音:2016年11月9日−12日、ペーザロ(イタリア)
スペインの古楽レーベル、Glossaが贈るモンテヴェルディ生誕450周年記念アルバムの最後を締めくくるのは、Glossa初登場となるモンテヴェルディのスペャリスト、マルコ・メンコボーニ率いるカンタール・ロンターノ。
シャリスト、マルコ・メンコボーニ率いるカンタール・ロンターノ。 メイン歌手として、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテとのオペラ録音(カッチーニやヘンデル)でもその美声を聴かせてくれたメゾ・ソプラノ、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリと、フローリオ&カペラ・ナポリターナやアレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ、ガッティ&アンサンブル・アウローラと共演してきたテノール、ルカ・ドルドーロが、愛をテーマにしたモンテヴェルディのマドリガーレを歌います。
Glossa
GCD-921631(2CD)
マラン・マレ:音楽悲劇 「セメレ」(復元版全曲世界初録音) エルヴェ・ニケ(指)
コンセール・スピリチュエル、
シャノン・メルセル(S)、ベネディクト・トラン(S)、ジャエル・アザレッティ(S)、ヒョルディス・テボー(Ms)、アンデシュ・J.ダーリン(T)、トマ・ドリエ(Br)、リサンドロ・アバディ(Br)、マルク・ラボネット(Br)

録音:2007年2月、ノートル・ダム・デュ・リバン教会(パリ)
ヴィオールの巨星サント=コロンブから教えを受け、太陽王ルイ14世時代のフランスで最高の宮廷ヴィオール奏者としての名声を得たマラン・マレ。ヴィオールではなく、マレのオペラの作曲家としての名声を高める大きな要因となった「アルシード」、「アリアーヌとバッカス」、「アルシオーヌ」に続く4作目にして最後の大作となった音楽悲劇「セメレ」。 プロローグと5つの幕で構成され1709年にパリで初演が行われた「セメレ」ですが、楽譜が完全な形で現存していなかったためにその全貌はベールに包まれてきました。そこで一切の妥協を許さぬフランス・バロックの奇才エルヴェ・ニケが新たに発見された楽譜を用いて復元と再構成に着手。そして2006年にフランスのボーヌで開催されたボーヌ・バロック音楽祭において「セメレ」復元版全曲の世界初演が実現したという偉業の産物です。

Hyperion
CDA-68216(1CD)
オブレヒト:ミサ・グレコルム&モテット集
6声のサルヴェ・レジナ
ミサ・グレコルム/父の御母
聖なる神の御母/その聖なる御胎
おお祝福されしバシリウス/おお祝福されし父
アニュス・デイ(作曲者不詳/ロブ.C.ウェグマンによりオブレヒトの作とされる)
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2017年1月26日−28日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでも、様々な知られざる宗教音楽を録音し、グラモフォン賞に3度ノミネートしてきたスティーヴン・ライスとブラバント・アンサンブルが新たに発見するルネサンスの宝物は、当時ジョスカン・デ・プレに次ぐ優れた作曲家として高く評価されていたフランドル楽派の作曲家、ヤコブ(ヤーコプ)・オブレヒト(1457/8−1505)のミサ曲とモテット。

CAvi
4260085-533121(1CD)
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト短調Wq 88 (H 510)
ウィリアム・フラックトン(1709-1798):ソナタ ハ短調Op.2-8
ジョルジョ・アントニオット(ca. 1692-ca.1776):ソナタ 変ホ長調*
フランツ・ベンダ(1709 - 1786):ソナタ ハ短調LeeB 3.137*、ソナタ ヘ長調*
クリストリープ・ジークムント・ビンダー(1723 - 1789):ヴィオラとハープシコードのためのトリオ.ニ長調*
パウリーネ・ザクセ(ヴィオラ:マッジーニ1610年ガット弦使用)
アンドレアス・ヘッカー(ハープシコード:ミートケ1700年複製)

録音:2016年9月、ワイマール
*世界初録音
ベルリン放送交響楽団首席ヴィオラ奏者パウリーネ・ザクセによるこのアルバムには、世界初録音を含む、18世紀後半のヴィオラのレパートリーが収録さ れています。 1775年以前では、アンサンブルや宮廷管弦楽団などでも従属的な役割を果たすことが多く、独奏楽器としてヴィオラの作品はほとんどありませんでした。 1713年ヨハン・マッテゾン(1681-1764)は、著書の中でヴィオラが音楽のハーモニーの均整を保っていると記し、1738年には、ヨハン・フィリップ・アイゼル (1698-1763)が、ヴィオラは「音楽の内なる声」であると、さらにヨハン・サミュエル・ペトリ(1738-1808)も著書の中で「無知な初心者や愚かな老人たちに よってヴィオラは虐げられています!音楽の中で大きな効果を発揮する美しい楽器である」と言及し、ヴィオラの重要性を説いてきました。しかしヴィオラの独 奏パートが、巧みなヴァイオリン奏者によって演奏されたことは、結果的にはヴィオラのための作品を生み出すことに繋つながりました。 ちなみに、こにアルバムジャケットでザクセが着用しているドレスは、あのソプラノ歌手のバーバラ・ボニーが作ったものということ。 (Ki)

のすたるぢあ
Nostalgia-1602(1CD)
せせらぎ〜フランスバロックのシャコンヌ集
老ゴーティエ:シャコンヌまたはド・ローネ氏の「せせらぎ」
ドニ・ゴーティエ:ランクロ女史に捧げるトンボー(アルマンド)
老デュビュ:シャコンヌ・Aマイナー
 シャコンヌ・Cメジャー
メルキュール:アルマンド・Dマイナー
老ガロ:シャコンヌ「ダイヤのネックレス」
 シャコンヌ「小さな後宮」
 シャコンヌ「ほうき星(キルヒ大彗星)」
 シャコンヌ「ハエ(乗合馬車とハエ)」
デュフォー:アルマンド・Aマイナー
ムートン:シャコンヌ・Gメジャー
ロイスナー:アルマンド・Gマイナー
サン・リュク:シャコンヌ「オイゲン公のご帰還」
ド・ヴィゼー:デュ・ビュに捧げるトンボー(アルマンド)
 道化師のシャコンヌ
佐藤豊彦(Lute)

※使用楽器:カナダの製作家リチャード・バーグ氏による2014年作のフランス式リュート(11コースのバロックリュート)
※使用弦:アメリカのガムート社とイタリアのユニヴァーサル社のガット弦
録音:2016年10月18日−21日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」
※日本語解説:佐藤豊彦
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の新録音は、17世紀フランスの「シャコンヌ」と「トンボー」を集めたリュート・ソロ・アルバム。
佐藤豊彦は、低音の動きが繰り返される「シャコンヌ」に、「せせらぎ」から海、雲、雨と移り変わる自然の水の循環、そして東洋の考えの基になっている無限に循環する自然界との共通点を見出し、先達や著名人に捧げられている「トンボー(アルマンド)」を「シャコンヌ」に捧げる曲として合間に演奏しています。
前作、愛弟子の櫻田亨、娘の佐藤美紀との三重奏曲集「ネーデルランドのリュート音楽(Nostalgia 1601)」がレコード芸術「特選盤」となるなど高い人気と評価を確立してきた佐藤豊彦。リュート界の神仙の域に達したとも表される佐藤豊彦が、深く豊かに織りなすフランスバロック境地をどうぞご堪能あれ。

ACCENT
ACC-24324(1CD)
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c1623-1680):2声のソナタ(ストレート・コルネット、オルガン)
3声のソナタ(トランペット、ヴァイオリン、サックバット、オルガン)
ソナタ「ラ・カロリエッタ」(コルネッティーノ、ヴァイオリン、ドゥルシアン、サックバット、オルガン)
ソナタ第2番(ヴァイオリン、ミュート・コルネット、オルガン)
ソナタ第5番(ヴァイオリン、オルガン)
ソナタ第8番(ストレート・コルネット、サックバット、オルガン)
2声のソナタ(ヴァイオリン、ドゥルシアン、オルガン)
3声のソナタ第12番(ヴァイオリン、コルネッティーノ、トロンボーン、オルガン)
5声のソナタ(トランペット、ヴァイオリン、ストレート・コルネット、ドゥルシアン、サックバット、オルガン)
2声のパストレッラ(ヴァイオリン、ストレート・コルネット、オルガン)
ル・コンセール・ブリゼ
アリス・ジュリアン=ラファリエール(ヴァイオリン)、
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ナチュラル・トランペット)、
ステファン・ルゲ(サックバット)、
モニ・フィシャレック(ドゥルシアン)、
アドリアン・ジュルダン(Org)
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット、指)

録音:2016年9,10月、タランジュ、フランス
コルネットの名手にして、ブルース・ディッキーの「コンチェルト・パラティーノ」のメンバーとして活躍したウィリアム・ドンゴワが率いる古楽器団体、ル・コン セール・ブリセによるシュメルツァーのソナタ集。シュメルツァーはバロック期のオーストリアの作曲家。当時イタリア趣向の強いウィーンで、オーストリア人と してはじめて宮廷楽長に就任した人物。ヴァイオリンの名人として知られ、ビーバーの師だったと言われています。またヴァイオリン以外にもコルネットを演 奏し、コルネットを含む楽曲を作曲しています。ここに収録されているのは、コルネットを中心とし、ヴァイオリン、トランペット、サックバット(トロンボーンの原 型)、ドゥルシアン(ファゴットの祖先)などの楽器のアンサンブル。シュメルツァーのコルネットの腕前を感じさせる超絶技巧の楽曲です。ウィリアム・ドンゴワ の卓越した技巧はもちろんのこと、ナチュラル・トランペットのジャン=フランソワ・マドゥフ、サックバットのステファン・ルゲ、ドクルシアンのモニ・フィシャレッ クと現代の名手が揃い見事な演奏を繰り広げています。 (Ki)

OEHMS
OC-1876(1CD)
NX-B03
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):クリスマス・オラトリオ モニカ・マウフ(S)
マリオン・エックシュタイン(A)
ゲオルグ・ポプルッツ(T)
ラインムンド・ノルテ(Bs)
トーマス・グロッパー(指)
ミュンヘン・アルチス=ヴォカリステン
アルパ・フェスタンテ・バロックO

録音:2016年12月5-8日
2014年に録音されたグロッパーとアルパ・フェスタンテ・バロックOによる「イエスの死」(OC-1809)に続く、OEHMSレーベル のグラウン声楽曲2作目リリース。ドイツで生まれた作曲家カール・ハインリヒ・グラウン。卓越した歌手として活動を続けながら、声 楽曲を中心に作曲、宗教曲だけでなく、イタリア様式を用いたオペラも数多く作曲し、ヴァイオリニストの兄ヨハン・ゴットリープと共に ドイツの後期バロック音楽を支えた重要な人物です。この「クリスマス・オラトリオ」は1990年代にワシントンD.Cの国会図書館から 写譜が発見され、注目を集めました。写譜をした人物と正確な日付はわかりませんが、恐らく30歳代の作品であると考えられてい ます。聖書の言葉を自由に引用した荘厳で美しい曲調が感動を呼び起こします。

Resonus
RES-10194(1CD)
NX-B05
“混沌とした時代”の音楽集-イングランド内戦とヨークタウンの戦い
バード(1539/40-1623):O Lord, make thy servant Charles
ローズ(1602-1645):詩篇第100番:All people that on earth do
dwell
ハッチンソン(不明-1657): Behold how good and joyful a thing it is
ローズ:詩篇第6番: Lord, in thy wrath reprove me not
トムキンズ(1572-1656):O God, the proud are risen against me
ローズ:詩篇第18番:O God, my strength and fortitude
ローズ:See how Cawood’s dragon looks
ローズ:詩篇第67番:Have mercy on us, Lord
チャイルド(1606-1697):O Lord God, the heathen are come into
thine inheritance
ローズ:詩篇第22番:O God, my God
ローズ: Music, the master of thy art is dead
ウィルソン(1595-1674):My God, my King, incline thine ear
ローズ:A Funeral Anthem
ジェフリーズ(1610頃-1685):How wretched is the state
トムキンズ:Sad Pavan: for these distracted times(オルガン独奏)
ロック(1621頃-1674):How doth the city sit solitary
Music for Troubled Times
ポール・ギャメソン(指)
エボア・シンガーズ

録音:2015年2月23-25日
17世紀、イングランドで勃発した“イングランド内戦”は清教徒革命におけるイングランドの騎士党=国王派と円頂党=議会派の 軍事衝突であり、その戦いは長期間に及んだだめ、国中が疲弊したことで知られています。このアルバムは、1644年に起きた「ヨー ク包囲戦」をモチーフにした作品を集めたもので、敵に包囲されながらも長期間持ちこたえたという「ヨークの攻防」に触発されたロー ズの詩篇を中心に、いくつかの曲が組み合わされています。政治的、社会的、宗教的に混乱していた激動の時代を音楽で辿りま す。
Resonus
RES-10195(1CD)
NX-B05
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジー集 TWV40:26-37
ファンタジー 第1番 ハ短調 TWV40:26
ファンタジー 第2番 ニ長調 TWV40:27
ファンタジー 第3番 ホ短調 TWV40:28
ファンタジー 第4番 ヘ長調 TWV40:29
ファンタジー 第5番 変ロ長調 TWV40:30
ファンタジー 第6番 ト長調 TWV40:31
ファンタジー 第7番 ト短調 TWV40:32
ファンタジー 第8番 イ短調 TWV40:33
ファンタジー 第9番 ハ長調 TWV40:34
ファンタジー 第10番 ホ長調 TWV40:35
ファンタジー 第11番 ニ短調 TWV40:36
ファンタジー 第12番 変ホ長調 TWV40:37
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ハンブルクの音楽監督として活動し、86年という当時としては長寿を全うしたテレマンは、その生涯に夥しい作品を遺しました。管 弦楽曲から宗教曲までジャンルは多岐に渡っていますが、なかでも「12のファンタジー」は様々な楽器のために作曲されたユニーク な作品です。しかしこのヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジーは、長らく楽譜が失われており、2015年になってようやく発見され多 くの研究者たちを熱狂させたことで知られています。楽器の持つ魅力を最大に活かした名手ロバート・スミスの演奏で。

Audax Records
ADX-13709(1CD)
ヘンデル:鍵盤楽器のための作品集
ウィリアム・バベル:プレリュード・プレスト ヘ長調
ヘンデル:歌劇 「リナルド」 序曲(バベル編)、
 組曲第2番ヘ長調 HWV.427、
 歌劇 「リナルド」より アリア「私を泣かせてください」(バベル編)、
 アレグロ HWV.427/5、前奏曲ニ短調 HWV.563
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァッホウ:カプリッチョ ニ短調
ヨハン・マッテゾン:前奏曲変ロ長調
ヘンデル:エア 変ロ長調 HWV.469、
 ソナタ・ラルゲット HWV.580、
 カプリッチョ ト短調 HWV.467
バベル:プレリュード・プレスト.ト長調
ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV.435、
 組曲ホ短調 HWV.438
ヨハン・フィリップ・クリーガー:トッカータ イ短調
ヘンデル:フーガ第5番イ短調 HWV.609、
 ソナティナ イ短調 HWV.584
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)

録音:2016年1月30日−2月2日、グスタフ=マーラー=ザール、文化センター・グランド・ホテル(トーブラッハ)
アンサンブル・ディドロの中核メンバーであり、ヨハネス・プラムゾーラーの伴奏としても多くの演奏&レコーディングで共演してきたフランスのチェンバロ奏者、フィリップ・グリスヴァール。
待望のファースト・ソロ・アルバムとなるのは、ヘンデルの鍵盤楽器のための作品を中心に、師フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァッホウ(1663−1712)、友人のヨハン・マッテゾン(1681−1764)、そしてヘンデルに学んだと考えられているウィリアム・バベル(1690−1723)など、ヘンデルのスタイルの発展に大きな役割を果たした作曲家達の作品も加え、ヘンデルの人生を鮮やかに描きます。
フィリップ・グリスヴァールは、フランスのナンシー生まれ。バーゼル・スコラ・カントルムで学び、現在はパリを拠点に、アンサンブル・ディドロの他、ヨーロッパ室内O、ル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・マルシュアス、レ・ヌーヴォー・キャラクテール、ラ・フェニーチェ、ラ・シャペル・レナーヌなど、数多くの古楽アンサンブルで重要な通奏低音奏者として活動しています。
Audax Records
ADX-13712(1CD)
テッセラ〜リコーダーと打楽器のための中世の音楽 デュオ・エンスレ=ランプレヒト〔アンネ=ズーゼ・エンスレ(リコーダー)、フィリップ・ランプレヒト(パーカッション)〕

録音:2016年12月19日−21日、プロクルス・ミュージアム(ナトゥルノ)
2008年にザルツブルクで結成されたリコーダーとパーカッションによるアンサンブル、「デュオ・エンスレ=ランプレヒト」。初期の笛、様々な打楽器を使用した幻想的な演奏で、中世の神聖な音楽を現代に再現します。
2013年にロンドンのSRPメック国際リコーダー・コンクール(ドロテー・オーバーリンガーを排出したことでも知られる名門コンペティション)で最優秀賞を受賞した1988年ドイツ生まれの若き名手、アンネ=ズーゼ・エンスレによる美しくエキサイティングなリコーダーは、古楽愛好家注目!
Audax Records
ADX-13706(1CD)
バッハ&ヴァイス:ヴァイオリンとリュートのための組曲
バッハ/ヴァイス:ヴァイオリンとオブリガート・リュートのための組曲イ長調 BWV.1025/ヴァイス:無伴奏リュートのための組曲イ短調/バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
ジャドラン・ダンカム(リュート)

録音:2015年1月15日&2016年1月28日−29日、グスタフ=マーラー=ザール、文化センター・グランド・ホテル(トーブラッハ)
日本語解説付き!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーが自ら設立した自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。ヨハネス・プラムゾーラーの新録音は、ヨハン・セバスティアン・バッハとシルヴィウス・レオポルト・ヴァイス、二人の天才の出会いによって生まれた組曲を収録。
「ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための組曲」としても知られるBWV.1025は、ヴァイスが作曲した独奏リュート組曲を元に、大バッハがチェンバロに書き換えヴァイオリン・パートを加えて作られたもの。長い間偽作説も唱えられていたバッハの作品ですが、1991年にヴァイスとバッハの共作であることが判明しています。
ヨハネス・プラムゾーラーは、オリジナルの形に近いヴァイオリンとリュートの組み合わせで演奏し、ヴァイスとバッハ、それぞれの無伴奏リュート、無伴奏ヴァイオリンの名曲も合わせて収録。ラインハルト・ゲーベルから受け継いだ銘器、P.G. Rogeri 1713年製のヴァイオリンで聴く"シャコンヌ"にも注目!
ジャドラン・ダンカムは、イギリス、クロアチア、ノルウェー系のバロック・ギター&リュート奏者。2008年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤーのストリング・カテゴリーを受賞、2015年にはイタリアで行われたマウリツィオ・プラトーラ・リュート・コンクールで第1位に輝いています。

Challenge Classics
CC-72760(1CD)
17世紀の器楽曲集
モンテヴェルディ:Sinfonia - Altri Canti d’Amor
マリーニ:Sonata prima sopra “Fuggi dolente core”
ストロッツィ:L’Eraclito Amoroso
ウッチェリーニ:Aria Decima Terza sopra “Questa bella sirena”
レオノール・デ・レーラ:Diminuzioni sopra il “Lamento d’Apollo”
メルーラ:Chiacona a 3 col Basso
ロニョーニ:“Ancor che col partire” per la viola bastarda
カヴァッリ:Canzon a 3
ウッチェリーニ:Sonata nona Op.5
カヴァッリ:Lucidissima Face
ウッチェリーニ:Aria Quarta sopra la Ciaccona a 3
レオノール・デ・レーラ(指、バロックVn)
レストロ・ドルフェー オ

録音:2016年9月13-16日/スペイン、セカドゥラ、聖ヨハネ教会
古楽演奏のスペシャリストたちにより結成された若きバロック・アンサンブル「レストロ・ドルフェーオ」の劇的デビュー作品。個々の高い演奏能力と音楽的 な合奏能力を併せ持つ気鋭のアンサンブルです。 17世紀の器楽作品でまとめたこのアルバムは静と動、光と闇といったバロック的な対比の美学を思わせる、絶え間ない雰囲気の変化を伴う考え抜かれた 構成。最後にウッチェリーニのチャッコーナが天国的に鳴り響いたときの開放感はたまりません。
当時北イタリアで用いられていたピッチ(A=466)を採用。現代の一般的なピッチよりさらに高いピッチであることも興味深いポイントです。楽器編成も ヴァイオリンやチェンバロに加えガンバ、コルネット、テオルボなど多彩で楽しめます。ブックレットには使用楽器リストもきちんと載っています。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-511(1CD)
黄金の鎖で〜王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集 Vol.1
ギボンズ:コンソート・アンセム全集
見よ、あなたは私の日を束の間とされ/ほめたたえよ、おお創造主よ/5声のイン・ノミネ第1番/ヨハネの証はかくのごとし/神々の中の偉大なる神よ/がっかりしないで、美しい太陽よ(第1部)/がっかりしないで、美しい太陽よ(第2部)/5声のイン・ノミネ第2番/栄光と力に満てる神/主を畏れるものは全て幸い/おお、まことに忠実なるすべての心よ/主に向かって新しい歌を歌え/5声のイン・ノミネ第3番/見よ、見よ、御言葉は肉体となった/神は私たちを憐れみ
フレットワーク〔森川麻子、エミリー・アシュトン、市瀬礼子、サム・スタッドレン、リチャード・ブースビー〕、
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、マグダレーナ・コンソート

録音:2016年11月17日−19日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ、イギリス)
世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、結成35周年を迎えたピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴェイが創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどるシリーズの第1作は、この形式を代表する作曲家の1人、オーランド・ギボンズ(1583−1625)のコンソート・アンセム全集!代表作「ヨハネの証はかくのごとし」を含む、ギボンズのアンセムの妙を、フレットワークを中心としたスペシャリスト達がじっくりと聴かせてくれています。

Etcetra
KTC-1597(1CD)
J.A.ファーバー:聖母被昇天のミサ
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲イ短調 RV.431
テラ・ノヴァ・コレクティーフ、
ヴラド・ウェーフェルベルヒ(指、Cl)、
ブノワ・ローラン(オーボエ、リコーダー)
アントワープ大聖堂の音楽家、テノール歌手として活動したドイツ生まれの作曲家、聖職者、ヨハン・アダム・ファーバー(ca.1692−1759)の現存する数少ない作品、「聖母被昇天のミサ(マリアは天に昇らされたまいぬ)」。アントワープのヴレースハウス博物館に手稿譜が展示されているこの作品は、クラリネットのために書かれた最初期の音楽を含んでおり、クラリネット・レパートリーの発展における謎の一つともなっています。ピリオド楽器による世界初録音。
テラ・ノヴァ・コレクティーフは、イ・ソリスティ・デル・ヴェントやシャン・ダクションのメンバーでもあるクラリネット奏者、ヴラド・ウェーフェルベルヒを芸術監督として2012年に結成されたベルギーのピリオド・アンサンブル。ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲でソロを務めるブノワ・ローランは、ブリュッセル王立音楽院でバロック・オーボエを教え、コンチェルト・ケルン、アニマ・エテルナ、ビーロック(B'Rock)などのオーボエ奏者として活躍しています。

Linn
CKD-529(1CD)
中世の嘆きの歌
ニコロ・ダ・ペルージャ/ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ/フランチェスコ・ランディーニ/アンドレア・ダ・フィレンツェ/パオロ・ダ・フィレンツェ/ヨハンネス・チコーニア/アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモ/他、作曲者不詳の作品
ソラッツォ・アンサンブル

録音:2016年7月17日−20日、古楽ナショナル・センター(ヨーク、イギリス)
ヴィエール(中世のフィドル)奏者であるアンナ・ダニレフスカイアによって2014年に創設された、声楽と器楽による若手アンサンブル、ソラッツォ・アンサンブル(Sollazzo Ensemble)。バーゼル・スコラ・カントルムやバルセロナのESMUC、パリとリヨンの国立高等音楽院など古楽研究の専門機関で学んだメンバーが集められ、中世後期と初期ルネサンスのレパートリーを中心に活動し、2015年には、ヨーク古楽国際ヤング・アーティスト賞やケンブリッジ古楽賞を受賞。
国際古楽コンクール〈山梨〉や、ポズナンの国際古楽コンクール "Canticum Gaudium"で第1位を受賞した日本人ソプラノ、佐藤裕希恵もメンバーに名を連ねています。
デビュー・アルバムとなる「Parle que veut」では、ニコロ・ダ・ペルージャ、ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ、フランチェスコ・ランディーニ、アンドレア・ダ・フィレンツェ、パオロ・ダ・フィレンツェ、ヨハンネス・チコーニア、アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモや作者不詳の作品を含む、14世紀イタリア北部で流行した華やかな旋律を、古楽界の若き精鋭アーティストたちが奏でます。

SOLFA
SR-1208070(1CD)
ア・ラ・ダンサ!〜カダケスの歴史的オルガン(1738)
アントニオ・マルティン・イ・コル(?-1733/1735頃):前奏曲(即興)とガイタによる変奏曲
 [Preludio (improvisado) y Diferencias sobre la Gaita] (1706)*
ディエゴ・フェルナデス・デ・ウエテ(1633/1643-1713):タランテラ [Tarantela] (1702)(*/+/#)
アントニオ・マルティン・イ・コル:タンボリレロ(トノ・デ・パラシオ) [Tamborilero (Tono de Palacio)]
 (1707)(*/+)
 マリサパロス(俗歌) [Marizapalos (Cancion Comun)] (1708)*
不詳:スペインのフォリア、アプ・ムダンサス [Folias de Espanya ab mudansas]
 (1730頃、カタルーニャ)+
 フォリア [Folias] (1660頃-1668頃、エル・エスコリアル)(*/+/#)
アントニオ・マルティン・イ・コル:ハカラ [Jacara] (1706)(*/+/#)/カナリオ [Canarios] (1709)(*/+/#)
不詳:ファンダンゴ [Fandango] (1730頃、カタルーニャ)*
 パバニリャによるビウエラ変奏曲 [Diferencias en la vihuela sobre la pavanilla](1593)+
アントニオ・デ・サンタ・クルス(確認できる活躍期:1700頃):「C qur es cruzado」によるガイヤルド [Gallarda sobre la C que es cruzado]
 (1700頃)+
不詳:ホタ [Jota] (1710頃、アビラ)(*/+/#)
アントニオ・マルティン・イ・コル:マリサパロス(トノ・デ・パラシオ) [Marizapalos (tono de palacio)]
 (1707)(+/#)
ルイス・ブリセニョ(確認できる活躍期:1610頃-1630頃):舞曲、または夜会への登場 [Danza o entrada de sarao espanol] (1626)#
不詳:失神のトナーダによる作品(愛のトナーダ) [Obra sobre la tonada del Desmayo]
 (1660頃-1668頃、エル・エスコリアル)*
アンナ・ボンフィイ・レビ(1944-):天国へ歩み行く(オルガンの為の息抜き)
 [Ambulare in Caelum (escapades per a orgue)] (2012)*
クリスティナ・ガルシア・バネガス(1954-):ソフィマル(カンドンベ、即興)
  [SofiMar, candombe (improvisacion)] (2012)*
Cristina Garcia Banegas
クリスティナ・ガルシア・バネガス(オルガン*)
マヌエル・ミンギリョン・ニエト(バロックギター、ビウエラ+)
マヌエル・ビラス(ダブルハープ)

録音:2012年8月8-9日、サンタ・マリア教区教会、カダケス、カタルーニャ、スペイン
発売:2014年

MUSICA VIVA
MV-118(2CD)
ロンドンのイタリア人、フェリーチェ・ジャルディーニ生誕300年記念
フェリーチェ・ジャルディーニ(1716-1796):6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15(1771-1772)から 第1番変ロ長調*
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):シンフォニア Op.6-6
フェリーチェ・ジャルディーニ:6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から 第2番ニ長調*/第3番ハ長調*
フェリーチェ・ジャルディーニ:6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から 第4番ト長調*
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):序曲第4番ハ長調 Op.17
フェリーチェ・ジャルディーニ:6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から 第5番変ロ長調*/第6番変ホ長調*
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)*
アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータ
リッカルド・ドーニ(指)

録音:2016年6月19-26日、サンタントニオ・アバーテ教会、ミラノ、イタリア
フェリーチェ・ジャルディーニはイタリアのトリノに生まれた作曲家・ヴァイオリニスト。ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686-1763;コレッリの弟子でルクレール、プニャーニの師)に師事した後、ローマ、ナポリの歌劇楽団で活躍。その頃、ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)の作品を彼の目の前で弾いた際、自分のヴァイオリン演奏の技量をひけらかす目的で即興的に装飾を付けまくり、聴衆から大喝采を受けたものの怒ったヨンメッリ本人から平手打ちを食らったというエピソードが残っています。1750年にロンドン・デビューしたジャルディーニはやがてロンドンに定住し、オーケストラ団員およびソリストとして活躍して名声を得、ヨハン・クリスティアン・バッハ、カール・フリードリヒ・アーベルらと親交を深めました。しかし晩年には名声を失い、1784年ナポリに帰国した後再びロンドンに戻り、さらにモスクワに移りそこで亡くなりました。
「6つのヴァイオリン協奏曲」(「ヴァイオリン独奏の為の7声部の6つの協奏曲」)はロンドンで出版された作品。長年6曲が完全に揃った楽譜が入手できませんでしたが、マドリード国立図書館で1772年にロンドンで出版され1780年に再版された完全な楽譜が発見されました。それがジュリアーノ・カルミニョーラのソロで演奏・録音されたことは古楽ファン、ヴァイオリン・ファンにとってたいへん喜ばしいことです。とはいえ超マイナー・レーベルからの発売ですので追加生産は期待できません。お早目のオーダーをお勧めいたします。
アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータは2009年イタリアのアッビアーテグラッソ(ミラノ県)に創設されたピリオド楽器アンサンブル。古楽ファンにはおなじみのリッカルド・ドーニ(1965年ミラノ生まれ)が指揮。

VIXEN
V2-0001(1CD)
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガー(1716-1782):オルガン作品全集 Vol.2
8つのトッカータとフーガ
 ニ短調 T 1/ト短調 T 2/イ短調 T 3/ホ短調 T 4/ハ長調 T 5
 ヘ長調 T 6/ニ長調 T 7/ニ長調・ト長調 T 8
幻想曲ニ短調 L 8
フーガ・コン・ソッジェット・ドッピオ ニ短調 L 2
 前奏曲ハ長調 L 20/フーガ ハ長調 L 7/プレアンブル イ短調 L 35
 フーガ イ短調 L 25/前奏曲変ホ長調 L 17/プレアンブル ニ短調 L 132
 フーガ ニ短調 L 146/フーガ ヘ短調 L 121/プレアンブル ハ長調 L 65
 フーガ ハ長調 L 40/前奏曲イ短調 L 24
 イントナーツィオ・スープラ・イントナツィオ(ーネム)
 [Imitatio supra intonatio(nem)] から: イテ・ミサ・エスト イ短調 L 147
パヴェル・コホウト(Org)

録音:2015年9月7-11日、ティーン聖母教会、プラハ、チェコ
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガーは18世紀のチェコにおける傑出したオルガン奏者。25歳でプラハ旧市街のティーン聖母教会の首席オルガニストに就任し亡くなるまでその地位に在りました。ヴァイオリン奏者・作曲家・音楽教育家としても活躍し、門下からヤン・アントニーン・コジェルフ(1738-1814)、ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)他を輩出しました。パヴェル・コホウト(1976年生まれ)はプラハ音楽院で学んだ後、プラハ音楽アカデミーでヤロスラフ・トゥーマに師事したオルガン奏者。

CPO
CPO-555135(1CD)
NX-B02
アゴスティーノ・ステッファーニ(1653-1728):愛と情熱の二重唱集
1.Su, ferisci, alato arciero
2.Tengo per infallibile
3.E perche non m‘uccidete; Lilla mia
4.Occhi belli, non piu
5. Fulminate, saettate
6.Quanto care al cor
7.Gelosia
ポール・オデット&スティーブン・スタッブズ(指)
ボストン・アーリーミュージック・フェスティヴァル・ヴォーカル・アンサンブル
【メンバー】
アマンダ・フォーサイス(S)
エメーケ・バラート(S)
コリン・バルツァー(T)
クリスティアン・イムラー(Bs-Br)
ボストン・アーリーミュージック・フェスティヴァル・チェンバー・アンサンブル
【メンバー】
ポール・オデット
スティーブン・スタッブズ
マクシン・エイランダー
ルカ・グリエルミ
フィービー・キャライ
エリン・ヘッドリー
2015年グラミー賞を受賞したボストン・アーリーミュージック・フェスティヴァルの奏者たちによる最新録音はイタリア・バロック期の作 曲家ステッファーニの声楽曲集。聖職者でもあったステッファーニですが、その作品は宗教曲だけに留まることなく、オペラ、劇音楽 から室内カンタータまで多岐にわたるものでした。しかし歌劇については自筆譜が残されているものの、現在演奏されることはほとん どなく、このアルバムに収録されているような、いくつかのカンタータや二重唱が知られるのみです。どれもイタリア風の甘美な旋律 と、フランス風の趣味の良さを併せ持ち、心浮き立つような楽しさに満ちています。若手歌手たちの溌剌とした歌唱が魅力的。
CPO
CPO-555155(1CD)
NX-B10
シェッレ(1648-1701):クリスマス・カンタータ集
Uns ist ein Kind geboren-幼子が生まれた(合唱楽章)
Vom Himmel kam der Schar-高き空より
Da die Zeit erfullet ward-時が尽きるまで
Uns ist ein Kind geboren-幼子が生まれた
Machet die Tore weit-門を広く開けよ
Ehre sei Gott in der Hohe-いと高きところに栄光あれ
Actus Musicus auf Weyh-Nachten
モニカ・マウフ(S)
ミリアム・アルボウツ(A)
マリアン・ディキズン(Ms)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ヤコブ・ピルグラム(T)
ライモンド・シュポーギス(Bs-Br)
ミヒャエル・アレクサンダー・ウィレンズ(指)
コンチェルト・パラティーノ
ケルン・アカデミー
ドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・シェッレ。ドレスデン少年合唱団でシュッツに学び、その推薦を受けヴォルフェンビュッテルの教会 でも歌い、1677年から1701年までライプツィヒ聖トーマス教会のカントルを務めました。多くの音楽家たちを指導し、200曲近く の作品を残しましたが、現在確認できるのはその中の48曲のみであり、また存命中に出版されたのは「Christus ist des Gesetzes Ende」のただ1曲。重要な活躍をしたにもかかわらず、作品に関してはほとんど知られていない作曲家です。初期の 教会カンタータ、およびコラールカンタータの原型を作った人でもあり、このアルバムではよく知られた聖書のテキストが用いられた、ク リスマスのための喜ばしいカンタータを聴くことができます。この時代の作品を得意とするウィレンズと、ドイツを代表する歌手たちの 演奏。
CPO
CPO-555146(2CD)
NX-D01
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):エピファニーのカンタータ集
Was Gott thut, das ist wohl gethan,er ist mein Licht(GWV
1114/43)
Erwacht ihr Heyden(GWV 1111/34)
Die Waser Wogen im Meer sind gros(GWV 1115/35)
Was Gott thut, das ist wohl gethan, es bleibt gerecht sein
Wille(GWV 1114/30)
Gott, der Herr, ist Sonne und Schild(GWV 1113/54)
アンドレア・ローレン・ブラウン(S)
カイ・ヴェッセル(C.T)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs-Br)
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(第1ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ&指)
キルヒハイム・バッハコンソート
エピファニーとは、日本の教会では「公現祭」や「顕現日」と呼ばれるキリスト教の祝日。本来はキリストが生まれ、東方の三博士 の来訪から洗礼者ヨハネに洗礼を受けるまでの全てを含む言葉ですが、現代では1月2日から1月8日までの主日をこの日に定 めています。グラウプナーは1730年から1753年の12月に5曲のエピファニーのためのカンタータを作曲し、ダルムシュタットで演奏 しました。新しい楽器を積極的に用い、様々な音色と響きを追求したこれらの作品は、勤勉実直なグラウプナーの向学心を示す ものです。
CPO
CPO-555021(1CD)
NX-B10
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教的作品全集 第3集
マニフィカト
おお、聖なる時(ソプラノとバス版)
おお、聖なる時(ソプラノ、アルト、テノールとバス版)
歓喜せよ、汝ら地の民よ、喜べ、異教徒たちよ
グレゴール・マイヤー(指)
オペラ・ムジカ
カメラータ・リプシエンシス
貧しい大工の息子として生まれ、奨学金を得て学校に通い、法学と音楽を学んだというクーナウ。24歳の時に、聖トーマス教会 のオルガニストに就任、41歳の時にはヨハン・シェッレの後任としてトーマスカントルの職に就き、亡くなるまで演奏家、作曲家、そ して指導者として活躍しました。cpoからはこれまでにクーナウの2枚の宗教的作品集が発売されていますが、第3集はクリスマス のためのマニフィカトとカンタータ集であり、トーマスカントルとしての能力の提示と、次のカントルになったJ.S.バッハとの作風の違いを 楽しめるアルバムとなっています。楽器と声が融合し壮大な響きを生み出すマニフィカト、歓喜に溢れたカンタータ。そのどれもが クーナウの音楽の持つ壮麗さを的確に伝えています。
CPO
CPO-555183(6CD)
NX-G11
バロック時代のリコーダー協奏曲集

【CD1】ヴィルトゥオーゾ・リコーダー…777534
1-3.ファッシュ(1688-1758):リコーダー協奏曲 ヘ長調
4-9.シックハルト(1680-1762):リコーダー、2つのオーボエとファゴットのための協奏曲 ト短調
10-12.シャイベ(1708-1776):リコーダー協奏曲 変ロ長調
13-15.シュルツェ(1680-1740):リコーダー協奏曲 ト長調
16-18.グラウプナー(1683-1760):リコーダー協奏曲 ヘ長調
19-21.シュトゥリック(1700頃-1740):リコーダーとファゴットのための協奏曲 ハ長
調
【CD2】テレマン(1681-1767):協奏曲集…様々なアルバムからのコンピレーショ

【CD3】イタリアのバロック協奏曲集…777316
1-3.サンマルティーニ(1695-1750):リコーダー協奏曲 ヘ長調
4-7.フィオレンツァ(1700頃-1764):室内協奏曲 イ短調
8-11.マンチーニ(1672-1737):リコーダー、2つのヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 ト短調
12-14.モンタナーリ(不明)/リコーダーと2つのヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長
調(G.F.ヘンデルによる)
15-17.ハッセ(1699-1783):リコーダー・ソナタ 変ロ長調「カンタータ」
18-20.タルティーニ(1692-1770):フルート・コンチェルティーノ ヘ長調
21-23.ヴィンチ(1690-1730):リコーダーとヴァイオリンのための協奏曲 イ短調
24-27.ピアーニ(1678-1759):リコーダー・ソナタ ホ短調 Op.1-7
【CD4】アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):7つのリコーダー協奏曲集…999619
1.フルート、2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ 第4番 イ短調
2.フルート、2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ 第1番 ニ長調
3.協奏交響曲 第12番 ハ短調
4.フルート、2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ 第6番 ハ長調
5.ソナタ イ短調
【CD5】ヴィヴァルディ(1678-1741):リコーダー協奏曲全集…777304
1-3.フラウティノ協奏曲 ハ長調 RV443
4-3.リコーダー協奏曲 ハ短調 RV441
7-9.フラウティノ協奏曲 イ短調 RV445
10-12.リコーダー協奏曲 ヘ長調 RV442
13-15.フルート協奏曲 ハ長調 RV444
16-18.室内協奏曲 イ短調 RV108
19-22.トリオ・ソナタ イ短調 RV86
【CD6】イギリスのバロック協奏曲集…777885
1-3.ウッドコック(1690-1728):2つのフルートのための協奏曲 第5番 ニ長調
4-6.バストン(1708-1739):アルト・リコーダーのための協奏曲 第3番 ト長調
7-10.バベル(1690-1723):フルートのための協奏曲 ホ短調 Op.3-3
11-13.ウッドコック:フルートのための協奏曲 第8番 ニ長調
14-16.2つのフルートのための協奏曲 第4番 ホ短調
17-19.デュパール(1667-1740):フルートのための協奏曲 イ短調
21-23.バベル:2つのアルトリコーダーのための協奏曲 ヘ長調 Op.3-6
24-26.デュパール:ヴァイオリン協奏曲 イ長調
27-30.バベル:リコーダー協奏曲 第2番 ニ長調
31-33.ウッドコック:フルートのための協奏曲 第9番 ホ短調
34.ウッドコック:2つのフルートのための協奏曲 第6番 ニ長調-第3楽章 ガヴォッタ
ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー&指) 他
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
カペラ・アカデミカ
カメラータ・ケルン
バロック時代のリコーダー協奏曲のユニークなアンソロジーBOX。演奏しているミヒャエル・シュナイダーはドイツ生まれのリコーダー、 フラウトトラヴェルソ奏者、指揮者として活躍しているこの分野のオーソリティです。この6枚組BOXにはテレマン、A.スカルラッティ、 ヴィヴァルディの協奏曲と、ドイツ、イタリア、イギリスの様々な作曲家の作品が収録されており、国別、作曲家別の作風の違いも 味わっていただけます。もちろん、どれも目もくらむような技巧が用いられた演奏至難な作品ばかりであり、当時のリコーダー奏者の パフォーマンス能力の高さを知ることができます。

APARTE
AP-155(1CD)
ラモー:ピグマリオン〔1幕のバレエつきオペラ(アクト・ド・バレ)/1748年〕
ポリムニーの祭典〔オーケストラ組曲/1745年〕
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
シリル・デュボワ(ピグマリオン/テノール)
マリ=クロード・シャピュイ(セフィーズ/メゾ・ソプラノ)
セリーヌ・シーン(彫像/ソプラノ)
ウジェニー・ワルニエ(愛/ソプラノ)
アルノルト・シェーンベルク合唱団〔ジョルディ・カザルス(合唱指揮)、エルヴィン・オルトナー(芸術監督)〕

録音:2017年1月20,27日/アン・デア・ウィーン劇場
クリストフ・ルセとレ・タラン・リリクによる、ラモーの代表作「ピグマリオン」。芸術家ピグマリオンが、自らが彫った彫像に恋をし、恋人セフィーズは これに激怒し、ピグマリオンのもとを去るが、「愛」が現れ、彫像に命をあたえ、彫像は様々な舞曲を踊り、最後は大団円で幕となる、というバレエつき オペラです。ピグマリオンの描写や、色とりどりの舞曲など、ラモーの魅力満載の代表作です。ピグマリオン役、モーツァルトの舞台を中心にヨーロッパで 活躍のシリル・デュボワ(テノール)の芝居っけたっぷりの巧みな歌唱が光ります。カップリングはオーケストラ組曲「ポリムニーの祭典」。夢幻的ともい える美しい和声に彩られた序曲の冒頭は今なお斬新に響きます。レ・タラン・リリクの面々の器楽の巧さ、そしてそれを引き締めるルセの通奏低音(チェ ンバロ)の音色もなんとも鮮烈で、手に汗にぎるようなオーケストラ組曲となっています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2764(1CD)
「ヌーベルフランス」教会音楽集
ジーン・バプティスト・ジョフロア(1601-1675)&アンドレ・カンプラ(1660-1744) &作者不詳:聖フランシスコ・サレジオ教会のアベナキ族への布教の聖歌(写本)
ヘンリー・デュ・モント(1610-1684)&作者不詳:モントリオール・オルガン曲集4声のミサより「キリエ」(17世紀末の写本) と、ヘンリー・デュ・モントのプランシャンミュジカル「ミサ・ロワイヤル」より「キリエ」(1660年の写本)
アルテュス・オー=クストー(v.1590-1656):5声のミサ「グラータ・スム・ハルモニア」
チャールズ・アマドラ・マーティン(1648-1711):プランシャンミュジカル「聖家族のプロザ(写本)」
ギョーム・ガブリエル・ニヴェール(1632-1714):プランシャンミュジカル「聖ヨセフの入祭唱(写本)」
ニコラ・ルベーグ(1631-1702):ソプラノとオルガンのための2つのプティ・モテット
アンリ・フレマール(v.1585-1651):4声のミサ「アド・プラチトゥム(抜粋)」
ニコラ・ルベーグ&作者不詳:モントリオール・オルガン曲集より小品(17世紀末の写本)
クリストファー・ジャクソン(指)
モントリオール古楽スタジオ
マリー=クロード・アルパン(S)
ワンダ・プロキシェン(S)
ミシェル・レオナール(T)
ノーマンド・リチャード(Bs)
レジャン・ポワリエ(Org)

録音:1995年11月、フランス
17世紀フランス植民時代のカナダ「ヌーベルフランス(ニューフランス)」の教会音楽集。 フランス本国と変わらぬ習慣が新大陸カナダに持ち込まれた当時、宗教儀式とそれに伴う音楽も社会の中心を担うものとして持ち込まれました。このCDは、 カナダで発見された当時の資料に基づいた教会音楽が収められています。 中でも注目の収録作品は、ジョフロワ、カンプラ、そして作者不詳の聖歌。一見普通の聖歌に聴こえますが、歌われている言語はなんとネイティブアメリカンの 「アベナキ族」の言葉。布教のために現地の言葉に訳されたというこれらの聖歌は、航海技術発達に伴いキリスト教が広まった一つの時代を象徴するかのよ うです。 演奏を手がけるのは、北アメリカでの古楽演奏のパイオニアとして名高いモントリオール古楽スタジオ。輝かしさに満ちた歌声が聴くものを至高の時間に誘 います。演奏、収録内容共に一聴の価値のある、古楽ファンにはたまらない一枚です。 (Ki)

Delphian
DCD-34086(1CD)
スペイン黄金世紀〜聖母マリアへの帰依の音楽
フアン・ナバーロ(c.1530−1580):レジナ・チェリ(天の女王)
フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599):マグダラのマリアと別のマリアは
アロンソ・ロボ(1555−1617):キリエ〜「ミサ・マリア・マグダレーネ」より
フランシスコ・ゲレーロ:めでたし、聖なる処女
フアン・エスキベル(c.1561−1615?):グローリア〜ミサ曲「めでたし、聖なる処女」より
ロドリゴ・セバリョス(1530?−1581):おお、祝福されし処女
フアン・エスキベル:クレド〜ミサ曲「めでたし、聖なる処女」より
アロンソ・ロボ:めでたし天の女王
 サンクトゥス〜「ミサ・マリア・マグダレーネ」より
セバスティアン・デ・ビバンコ(c.1551−1622):おお、聖なる宴
アロンソ・ロボ:ベネディクトゥス〜「ミサ・マリア・マグダレーネ」より
セバスティアン・デ・ビバンコ:第1旋法によるマニフィカト
フランシスコ・ゲレーロ:羊飼いたち
 アニュス・デイ〜ミサ曲「聖にして汚れなき処女」より
マリアン・コンソート〔グウェンドリン・マーティン(S)、エマ・ウォルシュ(S)、ロリー・マクリーリー(カウンターテナー&ディレクター)、ニコラス・スコット(T)、ステファン・ジョーンズ(Br)、クリストファー・ボレット(Bs)〕

録音:2010年1月10日−12日、オックスフォード・ウェイダム・カレッジ・チャペル(イギリス)
※「グラモフォン賞2014レーベル・オブ・ジ・イヤー受賞記念特別編集CD付き限定仕様(DCD-GAW01)」は廃盤、こちらの通常盤(DCD-34086)へ移行となります。
マリアン・コンソートのデビュー・レコーディング、「スペイン黄金世紀」は、16世紀後期〜17世紀初期、黄金時代を迎えていたスペインで誕生した教会音楽、聖母マリアのための祈りの音楽の数々。マリアン・コンソートの斬新、新鮮なアプローチが、スペイン・ルネサンスの大家フランシスコ・ゲレーロ、アロンソ・ロボの音楽を中心とするスペインのポリフォニーに、新たな息吹をもたらします。

Glossa
GCD-P32114(1CD)
チプリアーノ・デ・ローレ:マドリガーレ集〜飢えた犬のような芸術家の肖像 グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2016年6月22日−25日、ベルギー
音楽学者としても高名なビョルン・シュメルツァー率いる古楽アンサンブル!☆16世紀マドリガーレの発展に大きな影響を与えたチプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレ集!古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーと、シュメルツァーが率いるアントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアの新録音は、16世紀の優れたマドリガリストであったフランドル楽派の作曲家、チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレ集。
ネーデルラントのロンセ(現ベルギー)で生まれたチプリアーノ・デ・ローレ(c.1515−1565)は、主にイタリアで活躍し、進歩的で傑出したイタリア語のマドリガーレの数々で名を残しています。シュメルツァーは、まだ多くの謎を残すデ・ローレの生涯を「飢えた犬(starved dog)」に例え、キャリアの中で大きく発展していったデ・ローレのマドリガーレに新たな光をあててゆきます。

Chandos
"CHACONNE"

CHAN-0817(1CD)
テレマン:リコーダーとヴィオールのトリオ・ソナタ全集
トリオ・ソナタ ハ長調 TWV.42:C2/トリオ・ソナタ第5番イ短調 TWV.42:a4/ファンタジア第2番ニ短調 TWV.33:2/トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV.42:F6/トリオ・ソナタ第8番変ロ長調 TWV.42:B4/トリオ・ソナタ第7番ヘ長調 TWV.42:F3/トリオ・ソナタ ニ短調 TWV.42:d7/ファンタジア第8番ト短調 TWV.33:8/トリオ・ソナタ第10番ニ長調 TWV.42:D9/トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:g9
ダ・カメラ〔エマ・マーフィ(アルト・リコーダー、ヴォイス・フルート)、スザンナ・ペル(トレブル・ヴィオール、バス・ヴィオール)、スティーヴン・ディヴァイン(Cemb)〕

録音:2016年2月1日ー4日、セント・ピーター教会(ボートン・モンチェルシー、ケント、イギリス)
Chandosの古楽シリーズ「シャコンヌ(Chaconne)」が贈るテレマンの没後250周年記念リリースは、リコーダーとヴィオールのトリオ・ソナタ全集!リコーダー、ヴィオール、チェンバロの編成による"ダ・カメラ"は、エイジ・オヴ・インライトゥメントOの副首席チェンバロ奏者を務め、ボヤン・チチッチの主宰するイリュリア・コンソートなどピリオド奏法の最前線で活躍するスティーヴン・ディヴァインが参加するバロック・トリオ。ピリオド楽器の実力派奏者たちが、テレマンのアニヴァーサリー・イヤーを華麗に彩ります。

Glossa
GCD-924002(2CD)
三人の王のためのオペラ〜ルイ14世、15世、16世のためのヴェルサイユのエンターテイメント
第1部:リュリ、ラモー、デトゥーシュ、モンドンヴィル、ラランデ、コラン・ド・ブラモン、ドーヴェルユニュ、ルクレール、ロワイエの作品/第2部:ドーヴェルユニュ、モンドンヴィル、フィリドール、ビュリ、ラモー、ピッチンニ、グルック、ルベル、フランクール、デトゥーシュの作品
オルフェオO、パーセルcho
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
シャンタル・サントン=ジェフリー(S)、
エメケ・バラート(S)、トマ・ドリエ(Br)

録音:2016年11月21日−23日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール "Mupa(芸術宮殿)"(ブダペスト、ハンガリー)
ヴェルサイユ・バロック音楽センターとオルフェオ音楽財団の共同プロダクションによる「三人の王のためのオペラ(Un Opera pour trois rois)」は、ルイ14世からルイ16世まで、1世紀半にわたりヴェルサイユ宮殿の内外でドラマティックな音楽が演奏されてきた時代の様々な作曲家のオペラから作られた作品。リュリやラモー、グルックらの名作から、デトゥーシュ、モンドンヴィル、ロワイエ、ドーヴェルニュらの知られざる作品(未発表の断片等含む)まで、ヴェルサイユ宮殿を彩った魅惑のオペラを、古楽界の世界的名手たちの歌と演奏でお贈りします。
Glossa
GCD-920942(1CD)
ア・ドゥエ・アルティ〜室内二重小曲集(デュエット・ダ・カメラ)
B.マルチェッロ:あなたを幸せに
ヘンデル:私の悩みのいとしいお方
カレザーナ:目の嘆き
B.マルチェッロ:憧れのひとが遠くに
ステッファーニ: 私は去ります
ボノンチーニ:ニンファの死のために(ソロ)
 少しの猶予を(ソロ)
 いつも泣く
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)、
ラッファエーレ・ペ(C.T)、
ラ・ヴェネクシアーナ、
クラウディオ・カヴィーナ(指)

録音:2015年10月、ヴェスコヴィレ宮殿礼拝堂(ローディ、イタリア)
クラウディオ・カヴィーナが率いるラ・ヴェネクシアーナの新録音は、フィリッポ・ミネッチャ、ラッファエーレ・ペといったイタリアの新世代カウンターテナー二人による二重唱曲集が登場!ともに、ラ・ヴェネクシアーナの他、アントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)やカルロ・イパタ&アウセル・ムジチなど多くの録音・公演に参加し、現在のもっとも注目を浴びるカウンターテナーの一人であるフィリッポ・ミネッチャとラッファエーレ・ペ。音楽に合わせた様々な表情、魅力的な声の融合を活かして、1680年代以降に貴族の間で流行し、多くのオペラ作家も魅了してきた二重唱曲(デュエット・ダ・カメラ)を歌います。

Avie
AV-2364(1CD)
ザ・トッピング・トゥーターズ・オヴ・ザ・タン〜1580年−1650年頃のロンドンのウェイツの音楽 ザ・シティ・ミュージック、
ウィリアム・ライオンズ(ディレクター)

録音:2015年9月2日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ、イギリス)
ザ・シティ・ミュージックは、デュファイ・コレクティヴのディレクターを務めるなど中世とルネサンス音楽のスペシャリストとして活動するウィリアム・ライオンズが設立したイギリスのルネサンス・ウィンド・バンド。16世紀〜17世紀頃のヨーロッパで、都市に雇用されていたプロのミュージシャン(都市楽師職)である「ウェイツ(Waits)」のレパートリーを探求するために作られた管楽器アンサンブルで、ファースト・アルバムとなる「The Topping Tooters of the Town(Tooterとは、ホーンやパイプの奏者のこと)」では、ドゥルシアン、コルネット、サックバット、ショーム、バグパイプなどの楽器を用い、活気あふれる17世紀ロンドンの町並みを再現しています。

fra bernardo
FB-1703213(1CD)
フローベルガーの足跡
トッカータ第2番/カプリッチョ第3番/パルティータ 「Auff die Mayerin」/トッカータ第6番/ブランシュローシュ氏の死に寄せるパリで作られたトンボー/リチェルカール第1番/トッカータ第1番/カンツォーナ第6番/組曲第30番/ソ・ラ・レによるファンタジア
ヨハネス・マリア・ボグナー(クラヴィコード)
※使用楽器:トーマス・ヴィンセント・グリュック製作のクラヴィコード(バルトロメオ・クリストフォリによるレプリカ)

録音:2016年2月、Kartause Mauerbach(オーストリア)
ウィーン国立音楽大学で講師を務め、これまでもクラヴィコードによる作品集を多数録音してきた鍵盤楽器奏者、ヨハネス・マリア・ボグナー。2016年には生誕400周年を迎え再評価の進むヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616−1667)は、バッハが登場する前の17世紀ドイツで活躍し、イタリア、フランス、ドイツの様式を採り入れるなど鍵盤音楽の発展に大きな足跡を残した作曲家。18歳のときにフローベルガーの作品と出会いそれらに魅了されたボグナーが、クラヴィコードの素朴な音色でフローベルガーの鍵盤作品をお贈りします。

Nimbus Alliance
NI-6347(1CDR)
フィリドール:6つのパリ四重奏曲集 「転調の技法」
シンフォニア第1番ト短調/シンフォニア第2番ヘ長調/シンフォニア第3番ト長調/シンフォニア第4番変ロ長調/シンフォニア第5番ハ長調/シンフォニア第6番ニ長調
アルス・アンティクア〔エリザベス・ウォルフィッシュ(バロック・ヴァイオリン)、レイチェル・エヴァンス(バロック・ヴァイオリン)、アン・ブリッグス(バロック・フルート)、ジェフリー・バージェス(バロック・オーボエ)、マーク・クレイマー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、シェリル・アン・フルトン(バロック・ハープ)、レオン・シェルヘイス(Cemb)〕

録音:2016年3月1日−3日、ニューヨーク
18世紀フランスで活躍し、チェス・プレイヤーとしても名を残した音楽家、フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1726−1795)。『転調の技法(L’art de La modulation)』とのタイトルが付けられたフィリドールの「パリ四重奏曲集」を、エリザベス・ウォルフィッシュを始めとしたピリオド楽器のスペシャリストたちによるアメリカのアンサンブル "アルス・アンティクア"が色彩豊かに描きます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


H.M.F
HMM-902286(2CD)
+ 豪華フルカラーブッ
レット159 ページ

恋のストラヴァガンツァ(蕩尽)!〜メディチ家の宮廷でのオペラの誕生1589-1608
幕間劇第1番「愛の帝国」、第2番「アポロの物語」、第3番「オルフェウスの涙」、第4番「高貴な恋人たちのバレエ」
音楽:ロレンツォ・アッレーグリ(1567-1648)、アントニオ・ブルネッリ(1577-1630)、ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(C.1595-1642)、ジュリオ・カッチーニ(1551-1618)、エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550前-1602)、ジローラモ・ファンティーニ(1600-1675)、マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643)、クリストファーノ・マルヴェッツィ(1547-1599)、ルカ・マレンツィオ(1533-1599)、アレッサンドロ・オローリョ(C.1550-1633)、ヤーコポ・ペーリ(1561-1633)、アレッサンドロ・ストリッジョ(c.1536-1592)
ラファエル・ピション(指) 
アンサンブル・ピグマリオン(管弦楽・声楽)
レナート・ドルチーニ(Br)
ルチアーナ・マンチーニ(Ms)
ソフィー・ユンカー(S)
ザハリ・ワイルダー(T)ほか

録音:2016年10-11月、ヴェルサイユ、王立礼拝堂
若手気鋭古楽指揮者、ラファエル・ピションと彼が率いるアンサンブル「ピグマリオン」が送る、壮麗なプロジェクトの登場。16世紀、さかんに作られた、 オペラ誕生の素地ともなった壮麗な幕間劇を、現代によみがえらせます!
幕間劇は、芝居(喜劇)の幕間に挿入される、古代の演劇を模倣した、壮麗な視覚効果を生む娯楽。15世紀後半からさかんにつくられるようになっ たといいます。君主を讃える寓意的な説話が、音楽を伴って演じられました。大きなスケールの複合唱や、器楽伴奏を伴う独唱(器楽伴奏とメロディ)と いうスタイルがとりわけ多くとられています。豪華な舞台装置を伴うこの幕間劇は、政治的・芸術的可能性に着目した君主によって大いに奨励され、発展 をとげます。そしてこの幕間劇をとりわけ重視したのが、フィレンツェのメディチ家でした。一族の華やかな婚礼で上演される様々な喜劇の幕間劇のために、 当時の最高の作曲家をそろえ、作曲させました。機会によっては3000人の貴族と800人の貴婦人の前で上演されるという、想像を絶する豪華さだった ことが伝わっています。これは、一族の力を見せつけるだけでなく、16世紀のフィレンツェという場所事態が、列強の国々からの注目を集めていた都市だっ たので、力量を他の国々に示さなければならなかった、という事情もあります。音楽のスタイルそのものだけでなく、劇場での音響効果についても考え抜 かれた作品が多数生まれました。
ピションは、本企画で、「ラ・ペレグリーナ」のための幕間劇が初演された1589年から、ガリアーノの「ダフネ」がフィレンツェで上演された1611 年までの期間(幕間劇はこの時期にとりわけ人気を博していました)に焦点を絞り、あらたな4つの幕間劇を構成しました。7つもの合唱グループを要す る編成の楽曲など、豪華の極みの充実作品に、オペラ誕生期の音楽家たちの気概や聴衆の熱狂までもが伝わってくるようです。また、レコーディングが行 われたヴェルサイユ宮殿の王立礼拝堂の豊かな残響を伴う美しい音にも注目です。 (Ki)

BIS
BISSA-2279(1SACD)
私の安らぎは消え失せた〜デュエットと独唱曲集
パーセル:「ラッパを吹き鳴らせ」、「私の安らぎは消え失せた」、「音楽が恋の糧なら」*、「しばしの間の音楽」**、「だめよ抵抗してもだめ」、「セリメーヌ」
メンデルスゾーン:「我が愛を伝えたいOp.63-1」、「挨拶Op.63-3」、「民謡Op.63-5」、「すずらんと小さな花Op.63-6」、「旅立ちOp.9-6」**、「新しい恋Op.19-4」*、「3つの二重唱曲Op.77」
シューマン:「3つの二重唱曲Op.43」、「夜の歌Op.96-1」**、「ひそかな愛Op.35-8」*、「世捨て人Op.83-3」**、「ことづてOp.77-5」*、「まさに太陽が輝くように」
ロジャー・クィルター(1877-1953):「好いた同士の彼氏と彼女Op.23-3」、「もう泣かないで悲しみの泉よ」、「音楽は、優しい声が消えてもOp.25-5」**、「君が眼にて酒を汲めよ」*、「愛の哲学Op.3-1」*、「愛は夏の夜を通じて呼びかける」
無印=デュエット
*=キャロリン・サンプソン独唱 
**=イェスティン・デイヴィス独唱
キャロリン・サンプソン(S)
イェスティン・デイヴィス(C.T)
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2016年9月/ポットン・ホール、サフォーク州(イギリス)
バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみのキャロリン・サンプソンとイギリス系カウンターテナーの伝統を受け継ぐイェスティン・デイヴィスが夢の共演を果たしました!収録曲はパーセル、メンデルスゾーン、シューマン、そしてクィルターで構成されました。当録音は2016年9月にポットン・ホールにてセッション録音されましたが、同時期にBBCプロムスのランチコンサートの一環でカドガン・ホールでもライヴ収録しラジオ放送され絶賛されております。イギリスが生んだ二人の名唱の歌声が見事に溶け合います。★キャロリン・サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。バロック・古典派の歌曲からオペラまで幅広いレパートリーを持っており、澄み切ったその歌唱は官能的で聴くものを魅了してやまないと評価されています。一方、清らかな歌声が聴き手の心に響き渡るイェスティン・デイヴィスは「グラモフォン賞(ライヴCD部門)」(2012年、2014年)を受賞するなど、現代随一のカウンターテナーです。声楽ファン必聴のアルバムがここに完成しました。驚異の2重唱をご堪能ください! (Ki)
BIS
BISSA-2265(1SACD)
フランス&ドイツ・バロック音楽
ロイスナー:パドアーナ
フランソワ・デュフォー:「前奏曲」「アルマンド」「クラント“傲慢な女”」「クラント」「サラバンド」「ジーグ」
ムートン:「前奏曲“プロムナード”」「アルマンド」「カナリー“ムートン”」「クラント」「ガリアード」「サラバンド」「メヌエット」
ケルナー:「カンパネッラ(プレスト・アッサイ)」「クラント」「サラバンド」「エア(ラルゴ)」「ジーグ」「ガヴォット」
Mr.パッヘルベル(ヨハン・パッヘルベル):「アルマンド」「クラント」「サラバンド」「ジーグ」
ヴァイス:「前奏曲」「アルマンド」「クラント」「ブーレ」「サラバンド」「メヌエット」「ジーグ」「チャコーナ」
ヤコブ・リンドベルイ(Lute)

録音:2016年5月/レンナ教会(スウェーデン)
リュートの名手、ヤコブ・リンドベルイの最新盤はフランス&ドイツ・バロック音楽を集めました。17世紀のバロック音楽に彩りを添えたこれらのリュート作品。色彩感の異なるフランス、ドイツの作品をご堪能いただけます。名手リンドベルイならではの素晴らしい演奏とBISが誇る録音により幅広い音楽愛好家に親しまれる1枚に仕上がりました! (Ki)
BIS
BISSA-2283(1SACD)
『心地よき憂鬱』
ジョン・ダウランド(1563-1626):「昔の涙」「流れよ、わが涙」「新たにした昔の涙」
ロバート・ジョーンズ(c.1577-c.1615):「横たわれ、悲しい心よ」
ダウランド:「もし涙の洪水が」「ため息の涙」「悲しみの涙」「悲しめ、昼は闇の中に去った」「ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド」
トバイアス・ヒューム(c.1579-1645):「どれほどの悲しみが」
ダウランド:「パドゥアン」「ヴォルタ」
ダウランド(ウィリアム・ウィグソープ編):「悲しみよ、来れ」
ジョン・ダニエル(1564-c.1625):「うつろな瞳」
ダウランド:「強いられた涙」「愛するひとの涙」
アントニー・ホルボーン(c.1545-1602)(イブラヒム・アジズ 編):「わが重き魂は」
ジョン・ダニエル(1564-c.1625):「望まぬまま扉を閉ざすことができたなら」
ダウランド:「真実の涙」
チェリス・コンソート・オブ・ヴァイオルズ【エミリー・アシュトン、イブラヒム・アジズ、ジェニファー・ブロック、アリソン・キンダー 、サム・ストールデン】
エマ・カークビー(S)
ジェイムズ・エイカーズ(Lute)
[楽器:Treble viol: Kazuya Sato, Japan, 2006/Robert Eyland, Totnes, England, 1988
 Tenor viol: Joe Lotito, West Dean, England, 2012/Robert Foster, England, 2004
Bass viol: Renate Fink, Osterwieck, Germany, 2007/Wang Zhi MIng, Beijing, 2010
Great bass viol: Robert Eyland, Totnes, England, 2006 10-course lute: Stephen Gottlieb, London, 2002]

録音:2016年3月/ガートン・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イングランド)
古代ギリシャの弦楽器をグループ名とする「チェリス」は、イギリスのヴィオール・コンソート。クリストファー・シンプソンのエアと ディヴィジョンを演奏した『Ayres & Graces』(BISSA-2153)を2015年にリリース、「素晴らしくしなやか、推進力と活気のある」と「ガーディアン」紙から 評されるなど、高い評価を得ました。『心地よき憂鬱(A Pleasing Melancholy)』と題した第2作アルバムは、ジョン・ダウランドの「7つの情熱的なパヴァーヌ の姿をした」コンソート曲集《ラクリメ、または7つの涙》(涙のパヴァーヌ)の《流れよ、わが涙》の旋律による7曲とその他の器楽曲、そしてエマ・カークビーの 歌う《流れよ、わが涙》をはじめとするダウランドと彼の同時代の作曲家の歌曲によるプログラム。アルバムを覆う悲しみの気分を変えるため、《ラクリメ》から 〈ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド〉とトマス・シンプソンの『ターフェル・コンソート』(ハンブルク、1621年出版)に収められた《パドゥアン》と《ヴォル タ》の「今の調性感覚では『長調』」の作品が3曲挟まれます。ケンブリッジ、ガートン・カレッジのチャペルでのセッション録音です。 (Ki)

Arte dellarco Japan
ADJ-054(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4巻(1603)
1.ああ、つらい別れ
2.愛しい人よ、あなたを見つめていると
3.僕の心よ、お前は死なないのか?死んでしまえ!
4.星に向かって
5.僕の愛する人は、優しく
6.愛する人よ許して下さい―(第1部)
7.あなたが私の心なら―(第2部)
8.明るく澄んだ瞳よ
9.僕の心にある傷は
10.つれない人よ、あなたは私と別れても
11.あなたが、その美しく輝く瞳で見回すと
12.ああ、もし「ああ」という声を聞くのがそれほどお好きなら
13.わたしは若い娘
14.かくも甘く歌い
15.お願いだ、もう戦争はやめてくれ
16.そうなのだ、死にたいのだ
17.痛ましき魂よ、お前は生きながら
18.わたしの心を司る魂の人よ
19.愛する人よ、君と別れてから
20.彼女が涙を流し溜息をついていると
ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子(S)、上杉清仁(C.T)、谷口洋介・中嶋克彦(T)、小笠原美敬(Bs)】、金子浩(リュート)、上尾直毅(Cemb)

録音:2014年9月23日、2015年3月2日、2015年8月30-9月2日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第4巻」 がリリースされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦 点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたラ イフワークが今ここに巻を追って響きとなります!
モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとし ていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第 8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。
「『5声のマドリガーレ第4巻』が出版されたのは1603年。第4巻はどの曲を取っても驚きと感動があり、モンテヴェルディのマドリガーレ集の中で も極めて完成度の高い曲集となっている。強烈な不協和音や多彩な表現方法など『声楽アンサンブル』というジャンルの醍醐味をこれほどまでに味わわせ てくれる曲集は他に類を見ない。」(鈴木美登里〜ライナーノーツより)
現在、マドリガーレ集第3巻(ADJ 053)、マドリガーレ集第2巻(ADJ 048)、マドリガーレ集第1巻(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。 (Ki)

ES-DUR
ES-2071(1CD)
NX-B09
テレマン:ファンタジー集
ファンタジー 第1番 変ロ長調 TWV40:14
ファンタジー 第2番 ト長調 TWV40:15
ファンタジー 第3番 ヘ短調 TWV40:16
ファンタジー 第4番 ニ長調 TWV40:17
ファンタジー 第5番 イ長調 TWV40:18
ファンタジー 第6番 ホ短調 TWV40:19
ファンタジー 第7番 変ホ長調 TWV40:20
ファンタジー 第8番 ホ長調 TWV40:21
ファンタジー 第9番 ロ短調 TWV40:22
ファンタジー 第10番 ニ長調 TWV40:23
ファンタジー 第11番 ヘ長調 TWV40:24
ファンタジー 第12番 イ短調 TWV40:25
トーマス・ピエッチュ(バロックVn)

録音:2017年2月16-19日
2017年はテレマン没後250年の記念年。それに合わせ多くのレーベルから興味深いテレマンのアルバムがリリースされています。後 期バロック音楽の代表的な作曲家の一人であり、フランス、イタリア、ドイツ、そして一時期滞在していたポーランドの音楽様式を全 て取り込み、熟成させた彼の音楽は当時の聴衆を熱狂させました。またハンブルクの音楽監督を務め、街の行事で演奏される音 楽を一手に引き受けるほどの職人気質を持つ人でもありました。この「12のファンタジー」は1735年に彼自身が地元の新聞に広 告を入れて予約取りをしたという戦略的な作品。もちろん大人気を博し、楽譜は飛ぶように売れたとされています。テレマンのファン タジーは、他にもフルートやガンバなどいくつかの楽器のためのものがありますが、どれも華麗な技巧を駆使した想像力に富んだ作 品です。

ALIA VOX
AVSA-9922(1SACD)
ハインリヒ・イザーク(1450-1519)〜ロレンツォ・デ・メディチとマクシミリアン1世の時代
1. メディチ家のファンファーレ:Palle, palle (器楽曲)
2. モテット/歌曲:Parce, Domine
3. La morra (器楽曲)
4. モテット(4声):Sustinuimus pacem
5. 歌曲:Innsbruck, ich muss dich lassen(「インスブルックよ、さらば」)
6. 祝いの歌:Hora e di maggio
7. A la battaglia(器楽曲)
8. アンジェロ・ポリツィアーノ:ラメント「Quis dabit capiti meo aquan」
9. モテット: Sancti spiritus assit nobis gratia
10. モテット(6声):Angeli, Archangeli
11. 器楽による歌: La Mi La Sol
12. モテット(6声):Optime Divino date munere pastor ovili
13. モテット:Circumdederunt me
14. 歌曲(リート):O Welt, ich muss dich lassen(作詞者不明)
15. モテット(6声) (Contrafactum de Virgo prudentissima) : Christus, filius Dei
エスペリオン XXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指)

録音:2016年12月23日、2017年1月19日/スペイン
「インスルブルックよ、さらば」がとりわけ有名な、ハインリヒ・イザーク(1450-1517)。14世紀の中頃から15世紀中ごろまで続いた百年戦争が 終わったころ、メディチ家が最盛期を誇り、宗教改革の機運が高まっていた時代に活躍しました。1485年からはロレンツォ・デ・メディチの宮廷音楽家 となり、宮廷楽長のほか、子供たちの音楽教師も務めていました。そして1490年代の終わりには神聖ローマ帝国のローマ皇帝マクシミリアン1世に仕え、 ドイツ各地を旅し、当時のドイツの音楽界に多大な影響を及ぼしました。いわば当時の最高権力者に仕えた、当時の音楽界の再重鎮といえます。サヴァー ルはこのアルバムで、イザークの生涯をたどるかたちで様々な楽曲を配し、「インスブルックよ、さらば」だけではないイザークの魅力と、当時の時代の空 気を私たちに伝えてくれます。 (Ki)

Griffin
GCCD-4083(1CD)
クラークス・オブ・オクセンフォード
ビザンチン聖歌(7世紀、聖ソフロニイの祝文):Pro tis genniseos
不詳(14世紀イングランド):Angelus ad Virginem
不詳(15世紀イングランド):Nowell, Tydynges trew
不詳(チェスターの修道女たちの歌):Qui creavit coelom
不詳(15世紀イングランド):Nowel, owt of your slepe
不詳(15世紀イングランド):Nova, nova, Ave fit ex Eva
トマス・ライト(確認できる活躍期:1550頃):Nesciens Mater
リチャード・ピゴット(1485頃-1549):Quid petis, O Fili?
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):I come from Heaven high to tell
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Gaudete, gaudete, Christus est natus
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):Dum Transisset Sabbatum*
ジョン・シェパード(1515頃-1559):Christ our Paschal Lamb*
ロバート・ホワイト(1538-1574):Regina coeli*
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Quem Pastores Laudavere
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Make we joy now in this fest
レノックス・バークリー(1903-1989):Sweet was the song the Virgin sang
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):A Babe is born(1962)
クラークス・オブ・オクセンフォード(合唱)
デイヴィッド・ウルスタン(指)

録音:1966年以前(*未詳)初出:Abbey, ABY 603、1966年(*未詳)
イギリスの音楽学者・合唱指揮者デイヴィッド・ウルスタン(1937-2017)の追悼企画として、彼が1961年に創設した合唱団クラークス・オブ・オクセンフォードのデビューLP『Christmas Music』を初CD化。*はLPには収録されていなかった音源で詳細は未判明です。
デイヴィッド・ウルスタンはテューダー王朝期(15世紀終盤〜17世紀初頭)のイングランド教会音楽を記譜より短3度高く歌う、高声部に少年ではなく成人女性を動員する、声量を抑制する等の独自路線を提唱し賛否両論を巻き起こしました。クラークス・オブ・オクセンフォードは1970年代に全盛期を迎え、その頃にはピーター・フィリップス(タリス・スコラーズ創設者)、ハリー・クリストファーズ(シックスティーン創設者)、フィリップ・ケイヴ(マニフィカト創設者)、サリー・ダンクリー(前述3団体で中心的に活躍)他そうそうたるメンバーを擁していました。
1960年代のウルスタン&クラークス・オブ・オクセンフォードの演奏を聴くことができる当盤は、イギリスにおけるアーリー・ヴォーカル・ミュージックの解釈史を知る上でも貴重と言えるでしょう。また、20世紀のイギリスの作曲家ウォルトン、バークリー、フリッカーの作品の録音を彼らが残していたことも意外で、興味深いものがあります。

Solo Musica
SM-258(1CD)
NX-B03
エルミタージュのイタリア・バロック音楽
ガルッピ:トリオ・ソナタ ト長調
 4声の協奏曲 第1番 ト短調
ジョルダーニ:フルート三重奏協 ハ長調 Op.12-5
ティッツ:3つの弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調より
パイジェッロ:フルート四重奏曲 ト長調 Op.23-6
ガルッピ:フルート協奏曲 ニ長調
クレア・ゲネヴァイン(Fl)
ラ・チェトラ・コンソート(アンサンブル)

録音:2013年7月14-17日
ロシア、サンクトペテルブルクにある国立美術館「エルミタージュ」。18世紀にエカテリーナ2世がドイツから美術品を買い取り、自身専用の 展示室が建てられたのがコレクションの始まりです。最初は一般公開されていませんでしたが、1863年からは市民たちも観覧できるように なり、また十月革命以降は、貴族たちが所有していたコレクションも集められ、より規模が大きくなりました。また、エカテリーナ2世は美術 館だけでなく、劇場も併設し、ここでは夜ごと素晴らしいオペラや演奏会が上演されました。イタリアからもガルッピやジョルダーニら、著名な 音楽家たちがエカテリーナ大帝の宮殿に赴き、時には宮廷楽長として女王に仕え、イタリア様式の作品を数多く演奏しました。このアルバ ムでは、フルート奏者ゲネヴァインの研究結果をもとに、エルミタージュに鳴り響いたであろうイタリア・バロックの名曲を再現。当時の音楽 界の分布を知ることができる興味深いアルバムです。 Kapelle adullam in Basel, Switzerland

Resonus
RES-10164(1CD)
NX-B05
天上のハーモニー
1.モーリー(1557頃-1602):水晶のような泉のほとりで
2.モーリー:立ち上がれ目覚めよ
3.トムキンズ(1572-1656):牧神とサテュロス
4.タリス(1505-1585):おお、やさしいみどり子よ
5.ウィールクス(1575頃-1623):2つの誇りのある軍勢のように
6.トムキンズ:見よ、羊飼い達の女王を
7.トムキンズ:おお、私は真実の愛のために生き
8.モーリー:いいや、いいや、ナイジェラ
9.バード(1540頃-1623):訓練されていない鷹を無理矢理とまらせ
10.バード:鷲の力は飛ぶ鳥を征服する
11.タリス:悲しげな鳩のように
12.ギボンズ(1583-1625):銀色の白鳥
13.ギボンズ:きれいな小鳥
14.モーリー:今は穏やかな季節
15.ウィールクス:トゥーレの国、地誌の時代
16.ギボンズ:清らかな薔薇
17.バード:聖なるミューズたちよ
18.トムキンズ:クロリス、私が求婚するとき
19.ウィールクス:死は私を奪い
20.ウィールクス:マース・イン・ア・フューリー
21.バード:君たちニンフは愛の神を軽蔑しているのか
22.ギボンズ:ああ、恋しい人よ
23.タリス:私の悲しいため息の消える時
24.トムキンズ:音楽の神
クイーンズ・シックス
【メンバー】
ダニエル・ブリテイン(C.T)
ティモシー・カールストン(C.T)
ニコラス・マッデン(T)
ドミニク・ブランド(T)
アンドルー・トンプソン(Br)
サイモン・ホワイトリー(Bs)

録音2015年9月14-16日
イングランドとアイルランドの女王として君臨したエリザベス1世。彼女が治世したイングランドは、政治的に極めて不安定でしたが、 文学、演劇、音楽は著しい発展を遂げました。このアルバムに収録された世俗マドリガルは、いずれも王朝に仕えた作曲家たちの 作品で、女王を称える曲から、大いなる自然界の神秘を歌った曲、愛と死を描いた曲などがテーマ別に収録されています。 演奏しているアンサンブル《クイーンズ・シックス》はウィンザー城のセント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーたち。「王国の音楽」 (RES-10146)でも素晴らしいハーモニーを披露しています。
Resonus
RES-10166(1CD)
NX-B05
18世紀の室内楽曲集
グラウン(1703-1771):ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 ハ長調 GraunWV A:XIII:2
ルクレール(1697-1764):ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.10-6
W.F.バッハ(1710-1784):ハープシコード協奏曲 ヘ長調 BR C13 / Falck 44
木村理恵(バロックVn)
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ギエルモ・ブラチェッタ(ハープシコード)
ファンタスティクスXL(アンサンブル)

録音:2015年6月1-3日
アムステルダムを拠点とするアンサンブル《ファンタスティクス》。ヴァイオリンの木村理恵を中心にバロック期の知られざる音楽を大胆 な解釈で演奏することで知られていますが、今回のアルバムではメンバーを拡大した《ファンタスティクスXL》を従えて、3人の独奏者 が伸び伸びとした演奏を聴かせます。選ばれたのは18世紀の作曲家、ルクレール、グラウン、W.F.バッハの協奏曲集。バロック期の ドイツとフランスの作風の違いが鮮明に際立つ見事な演奏です。
Resonus
RES-10171(1CD)
NX-B05
ボワモルティエ(1689-1755):6つのソナタ集 Op.51(1734年 パリ)
ソナタ 第1番 ト長調
ソナタ 第2番 ホ短調
ソナタ 第3番 ニ長調
ソナタ 第4番 ニ短調
ソナタ 第5番 イ長調
ソナタ 第6番 ト短調
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレグ・ディクマンス(Fl)
ルチンダ・ムーン(Vn)
フランス・バロック期の作曲家の一人、ボワモルティエの代表的名曲「6つのソナタ Op.51」。イタリアの協奏曲様式をフランスに導 入した人として知られ、とりわけ、フルートを用いた作品で人気を獲得しました。この6つのソナタは、フルートとヴァイオリンのデュオで すが、ヴァイオリンの重音奏法を巧みに生かすことで、充実したポリフォニーと、ロココ調の優雅さが生まれています。“エリジウム・アン サンブル”は1985年に設立されれ25年以上も活動を続けてきたデュオ。きわめて息のあった対話が生まれています。
Resonus
RES-10184(1CD)
NX-B05
パーセル:宗教作品集
主に向かって新しい歌を歌え Z44
主よ、我らの躓きを思い出さないでください Z50
主よ、わが敵の何と多きことか Z135
夕べの賛歌 Z193
主よ、あなたは私の神 Z35
御身、眠らざる羊飼いよ(朝の賛歌) Z198
われは喜ぶ Z19
おお主よ,わが祈りをききたまえ Z15
ヴォランタリー ト長調 Z720
テ・デウム ニ長調 Z232
ダニエル・ドヴォー(Boy-S)
エリック・ブレンナー(C.T)
フレデリック・テアルド(Org)
ジョン・スコット(指)
コンサート・ロイヤル
ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho&少年cho

録音:2010年
36歳という短い生涯の中で、多くの歌劇や舞台作品を残したイギリスの作曲家ヘンリー・パーセル。幼い頃、聖歌隊で歌っていた だけあって、宗教作品も達者な筆致による素晴らしいものが多く残されています。このアルバムでは、清々しいテ・デウムを中心に何 曲かの合唱曲と、オルガンのためのヴォランタリーを聴くことができます。ボーイ・ソプラノが美しい「朝の賛歌」も聴きどころです。ニュー ヨーク五番街・聖トーマス男声合唱団&少年合唱団の華やかな演奏で。
Resonus
RES-10189(1CD)
NX-B05
1台、2台のハープシコードのための音楽集
J.S.バッハ
:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
W.F.バッハ(1710-1784):協奏曲 ト長調 BR A13b/Fk40
(1740/1775改訂第2稿)
J.S.バッハ:2台のハープシコードのための協奏曲 ハ長調 BWV1061a
カール・ハインリヒ・グラウン(1703/4-1759)もしくはヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):協奏曲 イ長調 GraunWV C:XIII:90
ギエルモ・ブラチェッタ(ハープシコード)
メンノ・ファン・デルフト(ハープシコード)
Harpsichord after Michael Mietke (Bruce Kennedy, 1989)…1-3.7-
9.10-12
Harpsichord after Johann Heinrich Grabner (Geert Karman, 1997)
…4-6.7-9

録音:2016年5月28-30日
アルゼンチン生まれの奏者ギエルモ・ブラチェッタが弾くバッハ親子とグラウンの作品集。 1995年からオランダで生活し、優れたソリストとして、また通奏低音奏者として、世界中で活躍しています。resonusレーベルから は既に何枚かのアルバムをリリースしており、中でもラモーの作品集(RES-10145)は、柔軟な表現が高く評価されています。今回 のアルバムで共演している、彼の師メンノ・ファン・デルフトとともにW.F.バッハ財団を設立、日夜研究に明け暮れているブラチェッタ ですが、今回のアルバムでも独自の研究結果が反映されたW.F.バッハ作品をはじめ、情熱的な演奏を聴かせています。


Etcetra
KTC-9005(3CD)
テレマン:トリオ・ソナタ、無伴奏ファンタジア、協奏曲集
■CD1:無伴奏チェロのための12のファンタジア(原曲:無伴奏ヴァイオリンのための/編曲:グリュツバッハ)
ソナタ ニ長調(原曲:無伴奏ヴィオラダ・ガンバのための/編曲:スパノゲ)
■CD2:トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ変ロ長調 TWV42:B4(リコーダー,チェンバロと通奏低音)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a4(ヴァイオリン,リコーダーと通奏低音)
トリオ・ソナタ ト長調 TWV42:G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ,チェンバロと通奏低音)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a6(リコーダー,オーボエと通奏低音)
、トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F3(ヴィオラ・ダ・ガンバ,リコーダーと通奏低音)
トリオ・ソナタ へ短調TWV:f2(リコーダー,ヴァイオリンと通奏低音)
協奏曲イ短調TWV43:a3(リコーダー,オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音)
■CD3 管楽器のための協奏曲集〜協奏曲 TWV 52:e1(リコーダー,トラヴェルソ,弦楽と通奏低音)
協奏曲 TWV 52:e3(トラヴェルソ,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
協奏曲 TWV 52:a1(リコーダー,ヴィオラ・ダ・ガンバ,弦楽と通奏低音)
協奏曲 TWV 51:f1(トラヴェルソ,弦楽と通奏低音)
七重奏曲 TWV 44:43(3本のオーボエ,3本のヴァイオリンと通奏低音のための)
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc/CD1)、
ラ・プリマヴェーラ(CD2)、
イル・ガルデリーノ[マルセル・ポンセール(ob)、ペーター・ファン・ヘイヘン(rec)、寺神戸亮(vn)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)、シャレフ・アド=エル(cemb)、ルネ・シファー(vc)他](CD3)

録音:2005年4月(CD1)、2005年11月(CD2)、2003年9月(CD3)
Et'cetera創立35周年とテレマン没後250周年を記念したスペシャルBOX!堀米ゆず子との共演でも知られるベルギーの女流チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲが弾く、「無伴奏"チェロ"のためのファンタジア」(ヴァイオリン版からのトランスクリプション)。オランダのピリオド楽器アンサンブル "ラ・プリマヴェーラ"による「トリオ・ソナタ集」。そして、マルセル・ポンセール(ob)やペーター・ファン・ヘイヘン(rec)、寺神戸亮(vn)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)ら一流古楽奏者たちが参加する "イル・ガルデリーノ" による協奏曲集です。

Tactus
TC-480101(1CD)
アンドレア・アンティーコ:フロットラの鍵盤楽器用編曲集(1517) マリア・ルイーザ・バルダッサーリ(スピネッタ、クラヴィコード、クラヴィシンバルム、チェンバロ、オルガン)

録音:2015年2月&6月
アンドレア・アンティーコ(1470/1480−1540 ca.)は、初期イタリア・ルネサンスの彫版師、出版家、作曲家。アンティーコが1517年に出版した「フロットラの鍵盤楽器用編曲集」は、15世紀〜16世紀のイタリアで流行した世俗歌曲「フロットラ」を、当時流行していたリュートではなく鍵盤楽器のために編曲したもので、イタリアで最初に印刷された鍵盤曲集とも言われています(原題は「オルガン」ですが、表紙にはチェンバロが描かれており、鍵盤楽器一般のことを指すようです)。
オルガン、チェンバロ奏者のマリア・ルイーザ・バルダッサーリが、スピネッタやクラヴィコード、クラヴィシンバルムなどを含む様々な歴史的楽器で、アンティーコのタブラチュア譜を演奏します。
Tactus
TC-950390(2CD)
ディエゴ・コンティ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番
弦楽四重奏曲第2番
弦楽四重奏曲第3番
弦楽四重奏曲第4番
弦楽四重奏曲第5番
弦楽四重奏曲第6番
オフィチーナ・ムジカーレ

録音:2015年10月、イタリア
ディエゴ・コンティ(b.1958)は、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でシャーンドル・ヴェーグに学び、カメラータ・ザルツブルクを始めとする多くのオーケストラで演奏、現在はロッシーニ音楽院でヴァイオリンの教授も務めるヴァイオリニスト。2003年からは作曲家としての活動も拡げ、室内楽、オーケストラ、歌曲から劇場や映画のための音楽まで幅広い作品を書き、欧米やオーストラリアで演奏、出版されています。2007年〜2012年にかけて書かれた6つの弦楽四重奏曲はこれが世界初録音。
Tactus
TC-591304
(1CD+DVD/PAL)
マリーニ:マドリガーレとシンフォニア集 Op.2 ファビオ・ミッサッジャ(Vn&指)
イ・ムジカーリ・アッフェッティ、
ワルター・テストリン(指)ロッソ・ポルポラ・アンサンブル

録音:2016年7月、ヴェネツィア
ヴァイオリン演奏の技術に大きく貢献したことで17世紀前半の重要なヴァイオリニスト&作曲家とされるビアージョ・マリーニ(1594−1663)。ピリオド楽器アンサンブル "イ・ムジカーリ・アッフェッティ"と、ヴォーカル・アンサンブル "ロッソ・ポルポラ"で、器楽演奏によるシンフォニアと1声から5声までの歌手によって歌われるマドリガーレが交互に配置されているマリーニの「マドリガーレとシンフォニア集 Op.2」を演奏します。
ボーナスDVDには、演奏者のコメントや演奏風景を収録。ボーナスDVDはPAL方式のため、PAL方式対応の再生機器のみで試聴可能です。予めご了承ください。

H.M.F
HAF-8905283(1CD)
「イタリアの庭で」〜アリア、カンタータ、マドリガーレ
バンキエーリ(1568-1634):マドリガーレ「さあ、全員集まったから」〜≪音楽のザバイオーネ≫(「森の創意」&5声のマドリガーレ第1集(1604))より
ヴェッキ(1550-1605):「音楽のユーモア」:「皆さん、静かにしてください」〜≪シエーナの夜会、または現代の音楽のさまざまな気分≫より
ストラデッラ(1639-1682):シンフォニア〜カンタータ≪ねえ、恋人さんたち(愛のアカデミア)≫より
ヘンデル(1685-1759):アリア「冥界の川に住む、邪悪な亡霊たちよ!」〜歌劇≪オルランド≫(HWV31)より
ジャキェス・デ・ヴェルト(1535-1596):マドリガーレ「もはは涙ではない」〜≪5・6・7声のマドリガーレ集≫第5巻より
ヴィヴァルディ:レチタティーヴォ「不実で嘘つきな娘よ」-アリオーソ「鎧も兜も脱ぎ捨てよう」-レチタティーヴォ「身軽になったので、一息つこう」-
アリア「俺は、背中には百の翼を」〜歌劇≪オルランド・フリオーソ≫(RV Anh.84)より
ヘンデル:アリア「棘は残したまま、薔薇の花だけ」〜オラトリオ≪時と悟りの勝利≫(HWV 46a)より
ヴィヴァルディ:アリア「嫉妬よ、おまえは私の魂にもたらした」〜歌劇≪離宮のオットー大帝≫(RV 729)より
ストラデッラ:レチタティーヴォ「〈悟り〉は愛の学校のメンバーではないけれど」-アリア「愛の神の矢に用心しなさい」-レチタティーヴォ「〈悟り〉が〈理性〉と手を組んだなら」-マドリガーレ「愛の神は巧みな師匠だ」〜カンタータ≪ねえ、恋人さんたち(愛のアカデミア)≫より
チマローザ(1749-1801):「ああ、皆さん分かってください」歌劇《みじめな劇場支配人》より
ハイドン:レチタティーヴォ「美しい方々!」-レチタティーヴォとアリア「私はどうしたらいいの」-レチタティーヴォ「どうですか」-伴奏つきレチタティーヴォ「配偶者!」〜歌劇≪歌姫≫Hob.XXVIII:2より
ドメニコ・サッロ(1679-1744):アリア「人前で芝居をするのは惨めだわ」-レチタティーヴォ「外国から来る興行師を待ってるの」-レチタティーヴォ「私の名はニッボ」-レチタティーヴォ「でもあなたは私に去ってほしいの?」-アリア「愛は用意する」〜歌劇≪カナリー劇場支配人≫より
ハイドン:四重唱「悪党!裏切り者!人殺し!」〜歌劇≪歌姫≫Hob.XXVIII:2より
ハイドン:フィナーレ「僕は困惑している」〜歌劇≪騎士オルランド≫Hob. XXVIII:11より
ルシア・マルティン=カルトン(S)、
レア・デザンドレ(Ms)
カルロ・ヴィストリ(C.T)
ニコラス・スコット(Tb)
レナート・ドルチーニ(Br)、
ジョン・テイラー・ウォード(Bs)
音楽監督・指揮:ウィリアム・クリスティ
オーケストラ:レザール・フロリサン

録音:2015年3月9,10日 メルボルン・リサイタル・センター(ライヴ)
2016年10月、10年ぶりに来日したクリスティ&レザール・フロリサン。バロックから古典にかけての歌の数々を選りすぐり、前半は様々な感情を歌 うアリアがならぶぜいたくなメドレー、後半は作曲家や劇場支配人と歌手(歌姫)たちのやりとりをコミカルに描く劇に仕立てた公演は大評判となりました。 この盤は同様の公演のメルボルンでのライヴを収録したもの。日本公演とほぼ同内容で、公演の感動がみずみずしく蘇ります。
出演する歌手はいずれもクリスティが主宰するアカデミー「声の庭」に参加している、選ばれし若手声楽家。2002年にレザール・フロリサンが始めた 声楽家のアカデミー「声の庭」は2年ごとに開催され、毎回250-300人が応募する中から6-7人が選ばれます。彼らはクリスティが実際にフランスで 住んでいる城館に住み、徹底的に訓練を受け、その後レザール・フロリサンと共に世界の舞台を経験するという夢のようなアカデミーです。このディスク で演奏しているメンバーは7回生にあたります。 【プログラムのあらすじ】第1部(前半)では、まず歌手たちが登場。誰がどのパートを担当するかなどを話す。シエーナの貴族が「現代の音楽のさ まざまな気分をもっとも見事に表現できたものが優勝」とするゲームを提案。器楽によるシンフォニアの後、それぞれの歌手が怒り、愛、憎しみ、嫉妬、 妄想、幻滅など、様々な感情が盛り込まれたアリアを歌う。第2部(演奏会では休憩の後)では、歌姫様のわがままな要求にあれこれ頭を悩ませる作曲家、 美しき歌姫の気を引こうとする作曲家や劇場関係者、あるいは歌い手とそのステージママたちなどが登場。事態は裁判沙汰にまでなりますが、最後はモー ツァルトの美しい旋律で皆の心は落ち着き、全員で「幸せになりたいなら、愛してくれる人を愛しなさい。そうすれば満ち足りた心になる」と歌って幕とな ります。 (Ki)

H.M.F
HMM-902296(1CD)
A Fancy〜英国のエアとテューンに基づくファンタジー(17世紀)
マシュー・ロック(c.1621/23-1677):カーテン・テューン/金星の降順(Psyche)
パーセル(1659-1695):序曲;第2の音楽;第1幕のテューン(The Virtuous Wife Z.611より)/ホーンパイプ(妖精の女王Z.629より)/おお、孤独よ!(シアター・オブ・ミュージックより)/Twas within a furlong of Edinboro’ town(The Mock Marriage Z.605)/Ah me! To many deaths decreed(Regulus Z.586)/See, even Night herself is here (The Fairy Queen Z.629)/シンフォニー(アーサー王)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラジ(c.1640-1708):夢の神よ、あなたはどこに!/私は無駄にため息をつかなければならないのか?
ジェイムズ・ハート(1647-1718):(テンペストより)
ベルトラン・キュイエ(指)
カラヴァンセライル
レイチェル・レド モンド(S)

録音:2016年11月25-27日
17世紀ロンドンの劇場の音楽集。1978年ナント生まれのチェンバロの名手、ベルトラン・キュイエ、ハルモニアムンディ初登場盤となります。キュイ エはクリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに師事したほか、ホルンも学んでおり、古楽アンサンブルのメンバーとして、またソリストとして活躍しています。 スコットランドの歌姫レイチェル・レドモンドの美しい歌声が、雰囲気を一層盛り上げています。 (Ki)

APARTE
AP-156(1CD)
SOAVE E VIRTUOSO(愛らしさとヴィルトゥオーゾ)
タルティーニ:フラント・トラヴェルソのための協奏曲 ト長調 Gimo 294、ニ長調 Gimo291、ト長調 Gimo293
サンマルティーニ:ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ヘ長調
ヴィヴァルディ:リコーダーのための協奏曲 ハ短調 RV 441、
 ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ト長調 RV 443
アレクシス・コセンコ(リコーダー)
レザンバサデュール

録音:2017年1月
バロック時代のリコーダー作品集。レ・ザンバッサデュールのリーダーでフルート奏者でもあるアレクシス・コッセンコが、タルティーニやヴィヴァルディ による、アクロバティックともいえる超絶技巧のリコーダーパートを披露。 レザンバサデュールは2010年フルートおよびリコーダーの名手アレクシス・コセンコによって設立された器楽アンサンブル。ドレスデンの音楽を取り上 げたシリーズなども発表しており、演奏・プログラミングの両面で意欲的に活動を展開しています。 (Ki)

ACCENT
ACC-24327(1CD)
ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):トランペットとホルンのための協奏曲
ソナタ・グロッサ.ニ長調(3本のナチュラルホルン,ティンパニ,オーボエ,弦楽,と通奏低音)
コンチェルト・パストラーレ.ト長調(弦楽と通奏低音)
トランペット協奏曲第1番.ニ長調MWV.IV.12 (ナチュラルトランペットと弦楽と通奏低音)
シンフォニア.ニ長調NWV VII.71(2本のホルンと弦楽と通奏低音)
ディヴェルティメント.ヘ長調(アルト・シャリュモー,テノール・シャリュモー,2本のF管ホルン,ファゴット)
タンドルマン(アルト・シャリュモー,バス・シャリュモー,2本のC管ホルン)
2本のトランペットのための協奏曲第3番.ニ長調MWV IV.11(2本のナチュラルトランペット,弦楽,通奏低音)
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ナチュラルTp、ナチュラルHrn)
ムジカ・フィオリータ
ダニエラ・ドルチ(指、ハープシコード、オルガン)

録音:2016年10月21-25日.アドゥラ
ム礼拝堂,バーゼル(スイス)
ヨハン・メルヒオール・モルターは、ドイツ後期バロックから前古典派にかけて活躍した作曲家。カールスルーエやアイゼナハの宮廷楽団の楽長を務め、 前古典派様式の多ジャンルの作品を数多く作曲。中でも3曲のトランペット協奏曲はいずれもカールスルーエの宮廷トランペット奏者であったカール・プファ イファーのために作曲された、高音域が活かされた快活な曲調と美しい旋律が印象的な作品です。 本番では、テレマンのトランペット&ホルン協奏曲(ACC-24318)で巧みな演奏聴かせてくれたピリオド管楽器の名手、ジャン=フランソワ・マドゥフが、 ベントホールを使用しない伝統的なナチュラルトランペットで挑みます。このナチュラルトランペットで完璧に演奏できる音楽家は現代において希少であり、 マドゥフだからなし得た録音と言えるでしょう。またダニエラ・ドルチ率いるアンサンブル、ムジカ・フィオリータのメンバーとして杉村智大がナチュラルト ランペットを演奏しています。クリスティアン・ライセラーとエルンスト・シュラーダーによるシャリュモーの演奏にも注目です。シャリュモーはフランスで 発達したクラリネットの起源となった楽器。シングルリードとマウスピースを備え、円筒形の内管を持つのは現代のクラリネットと変わりません。18世紀 の後半までオーケストラで使用されていました。 マドゥフの創意工夫に溢れた演奏、ムジカ・フィオリータの快活なアンサンブルで当時のモルターの作品の響きがよみがえります。.(Ki)

QUERSTAND
VKJK-1703(1CD)
シェメッリ(1678頃-1762)が収集した賛美歌
ルター:天の国におられる私たちの父よ
不詳:神を讃え祝おう
ルター:慈しみ深く私たちに平安を与えてください
クリーガー:留まってください、優しいイエスよ
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番変ホ短調BWV.853前奏曲とフーガ
クルーガー:あらゆる恵みの泉よ
アルベルト:主よ、私はあなたの力の中にいます
不詳:魂の慰め、私の喜び
バッハ:イエスよ、あなたの愛の傷は
 最愛の主イエスよ
 来てください、甘い死よ
ツィーグラー:エントラータとサラバンダイ短調
バッハ:黄金の太陽が
不詳:私は心からあなたを愛します、ああ、主よ
ルター:平安と喜びを持って私は遥かへと向かう
 イサークの「インスブルックよさらば」に基づく即興
イサーク:神が讃え、私はこの世界を後にする
クルーガー:神を讃えなさい
ルター:天の国におられる私たちの父よ
ブリッタ・シュヴァルツ(Ms)
ドーメン・マリンチッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルグレーテ・ケル(ハープ)
マリア・グラーフ(ハープ)

録音:2016年11月28-30日ベルリン
バッハのシェメッリ歌曲集でその名が伝えられているライプツィヒ南西のツァイツのカントールをしていたゲオルク・クリスティアン・シェメッリ(1678頃-1762)が収集した賛美歌を集めたCD。ここでは伴奏にヴィオラ・ダ・ガンバと、タイプの違うバロック・ハープを2台用いているのが面白い。ブリッタ・シュヴァルツはドイツのメッゾソプラノ。透明な声と温かみのある歌い方が好ましい。
QUERSTAND
VKJK-1625(1CD)
ハンマーシュミット:マドリガル形式の合唱曲集
すべての地は主に向かって歓声を上げよHaWV469
ようこそ、イエスよHaWV439
私の主であるイエスよ、私はあなたのために生きるHaWV440
ああ、まことの神よHaWV47
鹿が清らかな水を求めて鳴くようにHaWV62
涙を持って種を撒く者はHaWV465
主であるイエスよ、私はどうやってHaWV459
ああ、主イエス・キリストよHaWV452
ああ、イエスよ、私の希望、私の救いよHaWV54
人間よ、ああ、何がお前を高ぶらせるのかHaWV458
甘美なイエスよHaWV460
この上なく優しいイエスよHaWV451
喜べ、大いに喜べHaWV456
アンサンブル・ポリフォニク

録音:2016年9月3-6日ベルリン
17世紀半ばにドイツ東部のツィッタウを拠点にドイツで人気を博したアンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1645)のマドリガル集。近年ドイツで急速に再評価されているハンマーシュミットだが、彼の作品だけを収録したCDは多くない。ヴェネツィア楽派の影響を間接的に受けた作風で、概ね明るく平易な音楽である。アンサンブル・ポリフォニクは、カウンターテノールのアレグザンダー・シュミットを中心に結成された団体。ここではソプラノ2、男声アルト1、テノール2、バス、それにバロックハープ、ティオルバ、オルガンという編成で演奏されている。


H.M.F
HMX-2908781(7CD)
没後250年「テレマン・イヤー」特別ボックス!
テレマンの手引き

■CD1-2 
「オルフェウス」(全曲)

■CD3-4 
「ブロッケス受難曲」(全曲)

■CD5 管弦楽組曲(1)
組曲ニ長調TWV55:D18
組曲「諸国民」TWV55:B5
ヴァイオリン協奏曲イ長調「雨蛙」
序曲「風変わり」ト長調

■CD6 管弦楽組曲(2)
序曲ニ長調TWV23:1「ハンブルク自由都市海軍学校創立百周年に寄せて」
組曲「アルスター」ヘ長調TWV55:F11(ホルン四重奏を含む)
組曲「ミュゼット」ト短調TWV55:g1
組曲「狩」ヘ長調TWV55:F9
序曲と悲喜劇組曲ニ長調TWV55:D22

■CD7 
組曲TWV55a:a21イ短調 
協奏曲ハ長調TWV51:C1 
水の音楽-ハンブルクの潮の干満 組曲ハ長調
■CD1-2 
ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー 他
ドロテア・レッシュマン(オラジア)、ロマン・トレケル(オルフェウス)、ルト・ジーザク(エウリディーチェ)、マリア=クリスティーナ・キール(イズメーネ)、ウェルナー・ギューラ(オイリメデス)他
録音:1996年10月
■CD3-4 
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内cho
ダニエル・ベーレ(T/福音史家、信仰心Y)、ヨハネス・ヴァイサー(Br/イエス、信仰心X)、マリー=クロード・シャピュイ(Ms/ユダ、信仰心V、娘T)、ドナート・ホーヴァール(T/ペトロ、ピラト、信仰心W、) 
ブリギッテ・クリステンセン(S/シオンの娘T、信仰心T、マリア、女T)、リディア・トイシャー(S/シオンの娘U、信仰心U、娘U)
録音:2008年3月
■CD5 管弦楽組曲(1)
ミドリ・ザイラー(Vnソロ)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2001年3月
■CD6 管弦楽組曲(2)
ベルリン古楽アカデミー
録音:1997年12月
■CD7 
モーリス・シュテーガー(リコーダー)、
ベルリン古楽アカデミー
録音:2005年9月
2017年は、テレマン(1681-1767)没後250年にあたります。これを記念して、ハルモニアムンディから、テレマンの名曲の、ベルリン古楽アカデミーによる名録音がお買い得ボックスで登場。テレマンはバッハやヘンデルより4年早く生まれ、そのどちらよりも長生きしました。多作家で、何千曲という作品(バッハやヘンデルよりずっと多い)を手掛けたうえ、そのどれもがユーモアとセンスに溢れています。
■CD1-2…「オルフェウス」は、テレマンの堂々たるハンブルク・オペラ。ヤーコプスが豪華なキャストで臨んだこの録音は、テレマンの再評価を大いに進めました。
■CD3-4…「ブロッケス受難曲」。ブロッケスは、18世紀ドイツ文学界の重要人物。彼が書いたこの受難曲のテキストには、テレマンのほかにも、ヘンデルやカイザー、マッテゾンら13人もの作曲家が付曲しています。テレマンの受難曲は1716年4月2日に初演、大成功をおさめ、かの大バッハ1739年(45歳頃、自らがマタイ・ヨハネ両受難曲を作曲した後)に全曲を写譜して研究したほどに有名曲となりました。ヤーコプスは、人間味豊か、絡み合う音が魅力のテレマンの名作を、大変見事に、瑞々しく現代によみがえらせました。序曲はまるでオーボエ協奏曲のような充実した器楽によるシンフォニア。バッハの受難曲が福音書家の役割が非常に大きいのに対し、テレマンの作品は、それぞれのソリストが「信仰心」という役割を持ち、場面場面で、二重唱や三重唱で信者(=わたくし)の心を代弁、活躍します。イエスが十字架上で「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と言う場面は、実に人間味に溢れていてドラマティック。終曲コラールでは、トランペットの響きも高らかに、イエスの死による私たちが罪から救い出されるということを力強く讃美していて、大変輝かしい終結となっています。
■CD5-6… テレマンの管弦楽曲集のこの録音も、テレマンの真価を問う名盤として名高いもの。「雨蛙」は、蛙の鳴き声を楽器が模すユーモラスな作品。「諸国民」は様々な国を音楽で表現したもので、異国情緒あふれる「トルコ人」、クレムリンの鐘をユーモラスに描写した「モスクワ(ロシア)人」、ラテン的な明るい「ポルトガル人」など、多彩な魅力に満ちています。「風変わり」は声部間のぎこちないやりとりが、通常のフランス風序曲とは一味違う効果を生み出しています。ベルリン古楽アカデミーの大胆なアプローチは必聴の演奏です。
■CD7…1705年から1725年にかけて作曲されたテレマンの作品集。リコーダー奏者のみならず、オーケストラにも、熟練の技術、そしてフランス、イタリア、ドイツの様式を熟知していることを要求する超絶技巧の曲ばかり。リコーダーのシュテーガーのヴィルトゥオジティの華やかにして快刀乱麻、胸のすくような見事な吹きぶりには圧倒され通しです。「ハンブルクの潮の干満」も、テレマンの管弦楽の中でも最高傑作といわれるのも納得の力演です。 (Ki)

GHA-Records
GHA-126.072(1CD)
バロック〜テレマン、バッハ、ヘンデル、スカルラッティ:ギター編曲作品集
テレマン:ファンタジア第5番 TWV.40:18
バッハ:フランス組曲第2番 BWV.813
ヘンデル:組曲第8番 HWV.433
スカルラッティ:ソナタ 「ラ・パストラル」 K.430、
 ソナタ K.2、ソナタ K.259
エドゥアルド・イサーク(G)
GHA-Recordsのメイン・アーティストの一人でもあるアルゼンチンの名クラシック・ギタリスト、エドゥアルド・イサークが、バロックの巨匠たちの作品をギター・アレンジ! エントレ・リオス音楽院の教授を務め、南米、北米、ヨーロッパ、極東でコンサートとマスタークラスを行うイサークが、大バッハ、ヘンデル、スカルラッティの鍵盤作品、そしてテレマンの「無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア」を見事にアレンジ。 アレンジ作品としては、セルジオ・アサドが編曲した「ピアソラ:ブエノスアイレスの四季」のアルバムも大きな反響を呼んだだけに、エドゥアルド・イサークが新たに取り組むアレンジ・アルバム「バロック」にも期待がかかります。

Tactus
TC-621602(1CD)
パンドルフィ・メアッリ:1本、または2本のヴァイオリンのためのトリオ・ソナタ集(1669年出版/ローマ) ファブリツィオ・ロンゴ(バロック・ヴァイオリン)、オペラ・クヴィンタ

録音:2013年5月、サンタ・マルゲリータ教会(カゼロッタ、フィレンツェ、イタリア)
インスブルックのオーストリア大公フェルディナントの宮廷楽師、メッシーナの都市楽師として活躍したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1620−1669)。
技巧的なヴァイオリン・ソナタを遺し、自らもヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストだったパンドルフィ・メアッリの生涯や作品の大半は謎に包まれているが、エンリコ・ガッティの研究によると、ドゥオーモでの口論の末、メッシーナのカストラート、ジョヴァンニ・マルケットを殺害してしまい、イタリアからフランス、スペインへと逃れ、各地の王室礼拝堂で活躍を続けたとされています。
1669年にイタリアのローマで出版され、現在はボローニャ市立音楽博物館に所蔵されている「トリオ・ソナタ集」は、スペインの音楽文化や舞曲の影響を感じさせるパンドルフィ・メアッリの秀作。
シチリア島のメッシーナ出身のバロック・ヴァイオリニスト、ファブリツィオ・ロンゴと自らが創設したアンサンブル、オペラ・クヴィンタの躍動感あふれる演奏が、作品の魅力を大きく引き出しています。作品、演奏ともに古楽ファン要チェック!

Etcetra
KTC-1605(1CD)
アンリ=ジャック・ド・クルス:モテット集 ッティーナ・パーン(S)、
ジュリアン・ポッジャー(T)、
ピーター・ハーヴェイ(Bs)、
パトリック・ペイレ(指)
カペラ・ブルジェンシス、
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセ
ブリュッセル宮廷の楽長を務めた18世紀ベルギーの作曲家、ヴァイオリニスト、アンリ=ジャック・ド・クルス(1705−1786)のモテット集。ド・クルスは宮廷礼拝堂楽長として教会と宮廷で演奏し、教会音楽と室内楽曲の両方を作曲しており、4つの「弦楽と通奏低音付きのモテット」に、弦楽のためのソナタも収録。ジュリアン・ポッジャーやピーター・ハーヴェイといった名歌手たちの参加もポイント。

ENCELADE
ECL-1601(1CD)

フレスコバルディ:チェンバロ・インタボラトゥーラ集
トッカータ第1番/カンツォーナ第1番*
リチェルカール第3番*/カンツォン第5番
ロマネスカのアリアによるパルティータ
トッカータ第8番*/ラ・フォリアによるパルティータ
トッカータ第10番*
パッサカリアによる100のパルティータ
ヨアン・ムーラン(チェンバロ、ヴァージナル*)

※使用楽器〜イタリアン・チェンバロ:Clavecin italien de Philippe Humeau de 2012

録音:2016年4月9日−12日、フランス
パリ音楽院で学び、レザール・フロリサンやル・コンセール・スピリチュエル、アンサンブル・クレマン・ジャヌカン、カプリッチョ・ストラヴァガンテ、ラ・フェニーチェなどで演奏してきたフランスのチェンバリスト、ヨアン・ムーランが弾くフレスコバルディのチェンバロ作品集。

Linn
CKD-571(1CD)
クリストファー・タイ:コンソートミュージック全集
4声のイン・ノミネ/イン・ノミネ 「信頼」
イン・ノミネ 「レイチェルの涙」
安息日が過ぎてT/神への賛歌
イン・ノミネ 「すべてからの自由」
イン・ノミネ 「ラウンド」
イン・ノミネ 「もう泣かないで、レイチェル」
イン・ノミネ 「み言葉」
イン・ノミネ 「私に従いなさい」
キリストの復活/イン・ノミネ 「叫び」
茂みの中に/イン・ノミネ 「主にすがる」
イン・ノミネ 「めったに見ない」
イン・ノミネ 「レ・ラ・レ」/安息日が過ぎてV
しっかり座って(第1部&第2部)
イン・ノミネ 「昇天し彼はここにいない」
イン・ノミネ 「私を信じなさい」
イン・ノミネ 「リポート」/5声のイン・ノミネ
イン・ノミネ 「私は来る」/安息日が過ぎてU
おお祝福されし三位一体の光
イン・ノミネ 「私の死の床」
イン・ノミネ 「潔白」
イン・ノミネ 「愛しい人と永遠にお別れ」
安息日が過ぎてW
主は彼らを愛したもうた
6声のイン・ノミネ*
ファンタズム〔ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール&ディレクター)、エミリア・ベンジャミン(トレブル&テノール・ヴィオール)、ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール)、ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール)、マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)〕、エミリー・アシュトン(テノール・ヴィオール)*

録音:2016年9月20日−22日、ボックスグローヴ小修道院(サセックス、イギリス)
1994年の結成以来、2度の英グラモフォン賞受賞をはじめとする数々の賞を受賞、名実ともに世界最高峰のヴィオール・アンサンブルとして名を轟かせるファンタズム。
前作ダウランドの「ラクリメ」(CKD 527)も英グラモフォン誌で「Editor's Choice」に選ばれるなど高い評価を得たファンタズムの新たな録音は、ルネサンス期のイギリスの重要な作曲家、クリストファー・タイ(c.1505−1573)。「西風のミサ」と並ぶタイの代表作、「イン・ノミネ」(「汝聖三位一体に栄光あれ」を定旋律とする器楽曲)含むコンソート音楽全集を、ヴィオールの世界的名手たちが奏でます。
ファンタズムは2017年9月と10月にも、オーストラリアの音楽祭やロンドンのウィグモア・ホールでクリストファー・タイの演奏を予定しています。
Linn
CKD-569(2CD)

モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(1610) ダニーデン・コンソート、ジョン・バット(指)
ジョアン・ラン(S)、エスター・ブラジル(S)、
エイミー・リドン(アルト)、
ロリー・マクリーリー(C.T)、
ジョシュア・エリコット(T)、
マシュー・ロング(T)、ニコラス・マルロイ(T)、
ピーター・ハリス(T)、
ピーター・ハーヴェイ(Bs)、
ウィリアム・ゴーント(Bs)、
ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ

録音:2017年3月6日−9日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ)
綿密な時代考証、長年にわたる研究に基づく様々な異稿版の発掘や復元に取り組み、多くの画期的な録音を送り出してきたジョン・バットとスコットランドのピリオド・アンサンブル、ダニーデン・コンソート(ダンディン・コンソート)。ピーター・ハーヴェイやジョアン・ラン、ロリー・マクリーリー、ニコラス・マルロイといった豪華歌手陣に、ピリオド管楽器の名門アンサンブル、「ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ」が参加。
ソリストの個性が輝くシングル・パート・パフォーマンスを追究してきたジョン・バットのフレッシュなアプローチで、モンテヴェルディの偉大な傑作をお贈りします。

Resonus
RES-10148(1CD)
NX-B05
タルティーニ&ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴェラチーニ(1690-1768):ソナタ Op.2 第12番
タルティーニ(1692-1770):ソナタ「悪魔のトリル」
ヴェラチーニ:ソナタ Op.2 第5番
タルティーニ:パストラーレ Op.1 第13番
木村理恵(バロックVn)
ファンタスティクス(アンサンブル)
ロバート・スミス(バロック・チェロ)
ギエルモ・ブラチェッタ(ハープシコード)

録音:2013年10圧8-10日
バロック・ヴァイオリンの名手、木村理恵を中心に結成された「ファンタスティクス」が演奏するタルティーニとヴェラチーニの4曲のソナ タ。これらはヴァイオリンの超絶技巧が凝らされたバロック期を代表するスリリングな作品で、とりわけ「悪魔のトリル」は「タルティーニの 夢の中に登場した悪魔が演奏したパッセージを書きとった」という幻想的なエピソードで知られています。どの曲も完璧なアンサンブ ルに支えられた魅惑的なヴァイオリンの調べに満たされています。
Resonus
RES-10154(1CD)
NX-B05
テレマン:作品集
序曲ヘ長調 TWV44:7
序曲ハ短調 TWV55:c3
5声の協奏曲ニ長調 TWV44:2
序曲変ロ長調 TWV55:B3
序曲ヘ長調 TWV44:14
シランクス
【メンバー】
ベリンダ・ポール(バロックOb&オーボエダモーレ)
アン・アレン(バロックOb&オーボエダモーレ)
ハンナ・ガイゼル(ターユ)
アネク・スコット(ナチュラルHrn )
ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルHrn)
サリー・ホルマン(バロックFg)
インガ・マリー・クラウッケ(バロックFg)
ダン・ティダール(ハープシコード)

録音:2014年2月16-17日,4月28-29日
ルネサンスから古典派まで多彩な時代の木管アンサンブルのための作品をレパートリーにするアンサンブル「シランクス」の RES-ONUSレーベルでのデビューアルバム。ピリオド楽器を用い、曲が書かれた時代を完璧に表現する実力派です。世界中のピリ オド・アンサンブルで活躍する奏者たちが集うこのアンサンブルは、このテレマンでも躍動感あふれる演奏を聴かせます。
Resonus
RES-10155(1CD)
NX-B05
イングランドのルネサンス・コンソート音楽集
1.バッサーノ(1559-1635):ガリアルド
2.フェッラボスコ1世(1543-1588):イン・ノミネII
3.バード(1540頃-1623):イン・ノミネIV
4.ブレイド(1560-1630):コラント
5.タイ(1505頃-1572)イン・ノミネ「Howald fast」
6.タイ:イン・ノミネ「Crye」
7.パースリー(1511-1585):イン・ノミネ
8.フェッラボスコ2世:鳩小屋のパヴァン
9.タイ:イン・ノミネ「Seldom sene」
10.パーソンズ(1535頃-1572):イン・ノミネIII
11.タイ:イン・ノミネX『Saye so』
12.ウォード(1571-1638):ファンタジア第3番
13.ブランクス(1582-1633):ファンシー
14.フェッラボスコ1世:イン・ノミネI
15.ブレイド:コラント
16.タイ:イン・ノミネIX「レ・ラ・レ」
17.ホルボーン(1545-1602):アルメイン
18.バード:木の葉は緑
19.タイ:イン・ノミネXI「さようなら、愛しき人よ永遠に」
20.フェッラボスコ2世:パヴァンV
21.ダウランド(1563-1626):ニコラス夫人のアルメイン
22.ダウランド:エセックス伯のガリアード
23.ダウランド:艦長ディゴリー・パイパーのガリアード
24.バッサーノ:ファンタジアI
25.ギボンズ(1568-1650頃):イン・ノミネ
26.パースリー:パースリーのクロック
27.バッサーノ:ファンタジアIII
28.イーグルストーン(生没年不詳):イン・ノミネIII
29.ダウランド:ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド
30.ホルボーン:コラント「わが窓より行け」
31.ホルボーン:妖精のラウンド
32.コペラリオ:ファンタジア
33. ホルボーン:パヴァン「葬送」
コンソルティウム5(リコーダー・アンサンブル)
【メンバー】
エミリー・ブルーム
キャサリン・コリガン
ウーナ・リー
ゲイル・マクロード
ロザリン・メイナード

録音:2014年9月27-29日
英国ルネサンス時代の多彩なリコーダー音楽を集めた1枚。曲名に多くみられる「イン・ノミネ」とは16世紀から17世紀のイングラン ド単旋聖歌「汝、聖三位一体に栄光あれ」の部分を定旋律にした器楽曲の名称で、多くの作曲家がこの旋律に基づくポリフォ ニーを書いています。 「コンソルティム5」はイギリス、ロンドンを拠点とするリコーダー五重奏団。膨大なレパートリーを持ち、緻密なアンサンブルと美しい ハーモニーが特色のアンサンブルです。

NIBIRU
NIBIRU-0163-2(1CD)
ゼレンカ(1679-1745):晩課詩篇集(1725)II
主は言われた [Dixit Dominus] ZWV 68
主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] ZWV 76
われは喜べり [Laetatus sum] ZWV 88*
主の建てたもうにあらずば [Nisi Dominus] ZWV 92*
エルサレムを称えよ [Lauda Jerusalem] ZWV 104*
マニフィカト [Magnificat] ZWV 107
われ信じぬ [Credidi] ZWV 85*
深き淵より [De profundis] ZWV 96
レンカ・ツァフォウルコヴァー、ガブリエラ・エイベノヴァー(S)
フィリッポ・ミネッチャ(男声アルト)
トビアス・フンガー(T)
マリアーン・クレイチーク(Br)
イジー・ミロスラフ・プロハースカ(Bs)
アンサンブル・イネガル(合唱)
プラハ・バロック・ソロイスツ(管弦楽)
アダム・ヴィクトラ(指)

*世界初録音。

ARCO DIVA
UP-0185-2(1CD)
マスターズ・オブ・バロック
ヴィヴァルディ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ト長調 Op.3-3
バッハ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 BWV 972(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲)より ラルゲット*
アルビノーニ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 Op.7-6
バッハ:ミサ ロ短調 BWV 232〜アニュス・デイ
タルティーニ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 D 53(原曲:ヴァイオリン協奏曲ホ長調)
バッハ:カンタータ「片足は墓穴にありてわれは立つ」BWV 156〜シンフォニア
テレマン:トランペット、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 TWV 53:D2
ベッリーニ:トランペットと弦楽の為の協奏曲変ホ長調(原曲:オーボエ協奏曲)
グイード・セーヘルス(Tp)
パルドゥビツェ・チェコ室内PO
フィリップ・ドヴォジャーク(Cemb)
マレク・シュチレツ(指)

録音:2016年8月22-26日、音楽館、パルドゥヴィツェ、チェコ
グイード・セーヘルスはベルギーのトランペット奏者。1994年以来2017年現在ミュンヘンPO首席奏者。2012年以来2017年現在ライプツィヒのフェリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽大学教授。*はバッハがヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をチェンバロ独奏用に書き換えた版を、さらにトランペット協奏曲に編曲したものです。

CZECH RADIOSERVIS
CR-0879-2(1CD)
スロヴェニアのバロック・オルガン
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):前奏曲第20番とフーガ*/前奏曲第1番とフーガ*/前奏曲第3番とフーガ*
前奏曲第7番とフーガ*
パッヘルベル:シャコンヌ ヘ短調*
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガー(1716-1782):プレアンブルム(前奏曲)*
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー:前奏曲とフーガ+/前奏曲第18番とフーガ+/前奏曲とフーガ+
復活祭の為のリチェルカーレ+/アリアと変奏曲+
フランツ・アントン・フーグル(1706-1745):前奏曲第2旋 法とフーガ**
ヨハネス・シュペート(1667-1719):トッカータ第1番#/スパニョレッタによる様々なパルティータ#
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガー:プレアンブルム(前奏曲)#/フーガ#/前奏曲とフーガ#
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー:パッサカリア#
パヴェル・コホウト(Org)

録音:時期の記載なし
慰めの聖母の巡礼教会、チェルモジシェ・プリ・ジェタレ、スロヴェニア*
聖母教区教会、ルシェ、スロヴェニア+
聖ミクラーシュ大聖堂、リュブリャナ、スロヴェニア**
フランシスコ修道院、聖母被昇天教会、オリムイェ、スロヴェニア#
使用楽器:1763年*、1755年+、1739年**、1764年#、ヤネス・フランチシェク・ヤナーチェク製
CZECH RADIOSERVIS
CR-0910-2(2CD)
フランチシェク・ベンダ(1709-1786):フルート・ソナタ集
[CD 1]*
フルートとハープの為のソナタ ハ長調 Lee III-6
フルートとハープの為のソナタ ホ短調 Lee III-56
フルートとハープの為のソナタ ト長調 Op.3-1
フルートとハープの為のソナタ ホ短調 Lee III-57
フルートとハープの為のソナタ ヘ長調 Lee deest
[CD 2]+
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ ト長調 Lee III-74
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ イ短調 Lee III-121
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ ニ長調 Lee III-24
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ ホ短調 Lee III-60
ロマン・ノヴォトニー(Fl)
ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ*)
アレシュ・バールタ(チェンバロ+)
ヤン・ケレル(Vc)+

録音:2012年3、4月、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ*
2014年11、12月、2015年1月、チェコ放送スタジオ1、プラハ、チェコ+
ロマン・ノヴォトニー(1968年生まれ)は2017年現在チェコPOおよびアフラートゥス・クインテットに在籍し、プラハ音楽院で教職に就いているチェコの人気フルート奏者。日本のムラマツ・フルートを愛奏しています。

Bottega Discantica
DISCANTICA-302(1CD)
フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ(1672-1749):ヴァイオリンの為の10のインヴェンツィオーネ・ダ・カメラ Op.10(1712) ロセッラ・クローチェ(Vn)
ファビオ・チョフィーニ(Org、Cemb)

録音:2016年10月、コッレシポリ、イタリア
フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティはイタリアのトレントに生まれた聖職者・作曲家。ローマで神学を修めた1691年から1695年の間にアルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)にヴァイオリンを師事したと伝わっています。聖職者としての昇進を望み音楽家としてはいずれの「楽派」にも属さなかったためか没後忘れ去られましたが、20世紀に入り「10のインヴェンツィオーネ・ダ・カメラ Op.10」の中の数曲がバッハの作品と誤認されたことで注目されました。「インヴェンツィオーネ」は「創意・工夫」を意味するイタリア語で、バッハの「インヴェンション」もこれに倣った可能性があり、音楽的共通性も指摘されています。
ロセッラ・クローチェはミラノ市立音楽院およびハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティにバロック・ヴァイオリンを師事。2017年現在アンサンブル・アウローラの主要メンバーの一人であり、ファビオ・チョフィーニ率いるアッカデーミア・ヘルマンスからガッティが脱退した後、コンサートマスターの地位を引き継いでいます。

スロヴェニア放送
ZKP-114311(1CD)
リ=チェルカーレ〜17世紀の音楽
ヴォイタ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ変ロ長調
フロベルガー:組曲イ短調FbWV610―アルマンド
シュメルツァー:ソナタ第15番イ短調
ヴィヴィアーニ:パッサカリアニ短調
ブレイド:コラールと変奏曲
ヴォイタ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ.ロ短調
モイツァ・ガル:無伴奏ヴァイオリンのためのリチェルカール
ブクステフーデ:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタイ短調BuxWV272
ヴォイタ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番ハ長調
モイツァ・ガル(Vn)
サム・チャップマン(テオルボ,バロック・ギター)
マルクス・フンニガー(チェンバロ,オルガン)
ドメン・マリンチッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ,バス・ヴィオル)

録音:2015年4月9-13日リュブリャナ
17世紀のバロック音楽を中心に収録したCD。ボヘミアの作曲家、ヤン・イグナーツ・フランティシェク・ヴォイタ(1657-1701)や、謎に包まれた作曲家、ジローラモ・ヴィヴィアーニの作品が珍しい。モイツァ・ガルはスロヴェニアを代表するバロック・ヴァイオリン奏者。サム・チャップマンはロンドンの王立音楽アカデミーで学んだリュート奏者。マルクス・フンニガーはバーゼルのスコラ・カントルムでチェンバロと通奏低音を教えている。

Glossa
GCD-922702(2CD)
パーセル:歌劇「妖精の女王」 セバスティアン・デラン(指)
レ・ヌーヴォー・キャラクテール、カロリーヌ・ミュテル(S)、ヴィルジニー・ポション(S)、ヒョルディス・テボー(S)、ケイトリン・ハルカップ(Ms)、クリストフ・バスカ(C.T)、ジュリアン・ピカール(T)、アンデシュ・ダーリン(T)、ザムエル・ボーデン(T)、ギヨーム・アンドリュー(Br)、ケヴィン・グリーンロウ(Br)、ロナン・ネデレク(Bs-Br)、フレデリック・カトン(Bs)

録音:2016年9月、ローラン・テルジェフ劇場(リヨン、フランス)
デランはこのパーセルの「妖精の女王」では合唱団を起用せず、アンデシュ・ダーリン、カロリーヌ・ミュテルやヴィルジニー・ポションといった歌手陣が、ソリストとしてだけでなく合唱の役割も兼ねるというスタイルを選択。また、セルパンやコルネットなどの古楽系管楽器、そして鍵盤式のリード楽器であるレガール(リーガル)の活躍など、聴きどころが満載の「妖精の女王」は、セバスティアン・デランとレ・ヌーヴォー・キャラクテールの世界的評価をさらに高めてくれることでしょう!
Glossa
GCD-920417(2CD)
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40:26-37
幻想曲第1番ハ短調/幻想曲第2番ニ長調/幻想曲第3番ホ短調/幻想曲第4番ヘ長調/幻想曲第5番変ロ長調/幻想曲第6番ト長調/幻想曲第7番ト短調/幻想曲第8番イ長調/幻想曲第9番ハ長調/幻想曲第10番ホ長調/幻想曲第11番ニ短調/幻想曲第12番変ホ長調/「忠実な音楽の師」より ソナタ ニ長調 TWV.40:1
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2017年1月、サン=レミ教会(フラン=ワレ、ベルギー)
サティをテーマとしたインプロヴィゼーション・アルバム「カインド・オヴ・サティ」(GCD-P30416)では、ジャンルの垣根を取り払った印象的かつ刺激的な演奏を繰り広げてくれた古楽界の鬼才パオロ・パンドルフォ。イタリアが誇るヴィオラ・ダ・ガンバの世界的ヴォルトゥオーゾが、テレマンの没後250周年記念として「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア(幻想曲) TWV.40:26-37」をレコーディング!
1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの、楽譜が消失してしまい謎に包まれていたが、2015年の春、作曲から約280年という歳月を経て発見された「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」。ヴァイオリン、フルート(・トラヴェルソ)、チェンバロのための傑作群と同じく、急成長するハンブルクのアマチュア市場に耳を傾けたテレマンが作曲したヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジアの真髄にパンドルフォが迫ります。プログラムの追尾を飾る1728年の傑作『無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ』にも要注目!

H.M.F
musique d'abord
HMA-190215(1CD)
おお、愉悦よ〜17、8世紀のイギリス歌曲集
我が造り主よ、憐み給え(不詳[17世紀])
ダウランド:求婚しようか、好意を望もうか/来れ重き眠りよ/私は見た、あの人が泣くのを/つれない人に、だから私の心を奪って/御婦人方の小間物屋/流れよ、わが涙
キャンピオン:私は御婦人方をお世話申し上げない/糸杉のカーテン
ブロウ:金髪の恋する若者と黒い恋人/自ら身を引く者
ダニエル・パーセル:おお、愉悦よ
ハンフリー:父なる神への讃歌
クラーク:アルカディアの森の栄光
 勇敢なる子孫たちの中に
ジョン・バートレット:すべての鳥の中で
フィリップ・ロセッター:一体愛とは何なのか
 それでは愛とは嘆くだけなのか
フランシス・ピルキントン:眠れ甘き妖精よ
イェレミア・クラーク:The glory of the Arcadian groves
ウィリアム・クロフト:時よ、おお汝ミューズよ
アルフレッド・デラー(C.T)
デイヴィッド・マンロウ, リチャード・リー(リコーダー)
デズモンド・デュプレ(リュート,ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロバート・エリオット(Cemb)

録音:1969年(頃)
1979年7月9日、67歳で伝説のカウンターテナー、デラーはこの世を去りました。詩人にして、素晴らしい歌声、歴史に造詣が深い、偉大な人物 でした。重力を全く感じさせない歌声は異次元の世界からやってきたようでした。名手たちのサポートを得た美しくも高潔な17-8世紀のイギリスの世界 が広がっています。気

APARTE
LDV-149(2CD)
グリニー の作品集
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):グリニー:オルガン・ミサ
 5つの讃歌
ニコラ・ルベーグ*(1631-1702):エレヴァシオン(高揚) ト調
 ヘ短調のシンフォニー
アンドレ・イ ゾワール(Org)

録音:1972年
使用オルガン:ルイ=アレクサンドル・クリコ・サンジャック・エ ・サン=クリストフ・ユダン(1839-1972)
ジャン=エスプリ・イスナール・サン=マクシミン=ラ・サント= ボーヌ(1722)
※Calliopeレーベルからの再発売
イゾワールによる、厳粛な 雰囲気が魅力のグリニー作品集。「オルガン・ミサ」は、5声のフーガなど を含む大作にして傑作です。「5つの讃歌」でも、イゾワールによる、エレ ガントで親密な雰囲気の装飾を堪能することができます。グリニーの師であ るニコラ・ルベーグの作品も収録されており、グリニー作品とは用いられて いる楽器が違うこともありますが、柔らかで明るい響きが魅力です。  (Ki)

Delphian
DCD-34012(1CD)
クープラン:トリオ・ソナタ「パルナソス山、またはコレルリ讃」
アルマンド(第9組曲)/軽はずみ(第15組曲)/子守歌、またはゆりかごの中の愛(第15組曲)/選り抜きのミュゼット(第15組曲)/居酒屋のミュゼット(第15組曲)/トリオ・ソナタ「パルナッス山、またはコレルリ讃」/恋するうぐいす(組曲第14番)/7月祭(組曲第14番)/シテール島の鐘(組曲第14番)/ささいなこと(組曲第14番)/王宮のコンセール第3番イ長調/グランド・リトルネロ(王宮のコンセール第8番)/愉快な仲間(組曲第16番)/軽率な女(組曲第16番)/陽気な町(組曲第16番)/メヌエット(王宮のコンセール第1番)/トリオ・ソナタ変ロ長調「スタインケルク」
ルーシー・キ