湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


交響曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




DUX
DUX-1569(1CD)
メイエル:孤独な夢想家の歌 Op.116
交響曲第8番 Op.111「シンフォニア・ダ・レクイエム」
クラウディア・バラインスキー(S)、
ウカシュ・ボロヴィチ(指)、
クラクフ・カロル・シマノフスキ・フィルハーモニー混声cho
カトヴィツェ・ポーランド国立RSO

録音:2015年4月27日−28日&2018年2月19日−22日、ポーランド放送コンサートホール(ポーランド
現代のポーランドを代表する作曲家の1人に数えられている名匠、クシシュトフ・メイエル(1943−)のソリスト、合唱を伴う大規模作品とシンフォニーをカップリング。 ペンデレツキとヴィエホヴィチの2人のポーランドの巨匠に作曲を学んだメイエル。2011年から12年にかけて作曲された「孤独な夢想家の歌」と、2009年から13年にかけて作曲された「シンフォニア・ダ・レクイエム」の副題を持つ「交響曲第8番」は、ユダヤ人迫害をテーマとした壮大なる鎮魂歌。 ポーランド楽団の次代を担うマエストロ、ウカシュ・ボロヴィチのタクト捌きが光ります。

Hyperion
CDA-68324(1CD)
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
夢とカプリス Op.8*/オフィーリアの死 Op.18-2#
水浴びをするサラ Op.11#
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO、
フィリップ・クイント(Vn)*、ユタ交響cho#、
ユタ大学室内cho#

録音:2019年2月、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
ユタSOとのコンビでHyperionに復帰し、サン=サーンスの交響曲録音でその実力を見せつけてくれたティエリー・フィッシャーが、今度はベルリオーズの「幻想交響曲」をレコーディング。得意とするフランスのシンフォニック・ロマンティシズムを存分に発揮してゆきます。
比較的珍しい小品も3曲併録しており、「夢とカプリス」では、ロシア系アメリカの名ヴァイオリニスト、フィリップ・クイントがソロを担当。また、合唱が参加する2曲では、ユタ交響合唱団にユタ大学の室内合唱団も加わって素晴らしいハーモニーを響かせています。

Ars Produktion
ARS-38155S(1SACD)
マーラー:交響曲第9番(クラウス・ジモン編曲アンサンブル版/世界初録音) ジュールズ・ゲイル(指)、アンサンブル・ミニ
※編成:第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット×2、ファゴット、ホルン×2、トランペット、アコーディオン、ピアノ、打楽器×2

録音:2018年12月4日−6日、ドイツ
ドイツのピアニスト&作曲家、クラウス・ジモンがアンサンブル版(室内管弦楽版)に編曲したマーラーの交響曲第9番。このバージョンの世界初録音となり、アコーディオンやピアノが加わったユニークな編成で話題を呼んだ"アンサンブル・ミニ"の録音を日本語解説付きの仕様で新装リリースいたします。
アンサンブル・ミニは、イギリスの指揮者ジュールズ・ゲイルとベルリン・フィル・アカデミーの若いミュージシャンたちによって2001年に設立されたアンサンブル。「small is beautiful」をモットーに、シェーンベルク:の私的演奏協会の伝統にも従い新たな作品を委嘱し、ドイツやスイスの多くのメディアから注目を浴びてきました。このクラウス・ジモン版マーラー9番も、アンサンブル・ミニによる委嘱作品です。

Goodies
78CDR-3782(1CDR)
税込定価
シューマン:交響曲第1番「春」 ピエロ・コッポラ(指)
ナショナルSO

仏 DECCA GAG2151/4(英 DECCA AK2151/4 と同一録音)
1946年7月11-12日 ロンドン、キングズウェイ・ホール録音 (トラック7&8終結部に原盤のオフセンターによる音揺れあり)
ピエロ・コッポラ(1888-1971)はミラノ生まれ。生地の音楽院でピアノと作曲を 学んだ後、スカラ座で指揮者としてデビューした。1912年から翌年までブリュッ セルのモネ劇場の指揮者を務め、1914年にはロンドン、1915年から1919年までス カジナヴィアを転々とした後パリのDISQUE GRAMOPHONE社専属指揮者を務め、主 として協奏曲の録音で活躍した。1930年にはサン=サーンスの交響曲第3番「オ ルガン付き」の世界初録音を行った(78CDR-3110)。また大歌手フェオドール・ シャリアピン(1873-1938)のアメリカ公演に乞われて随行したこともある。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)


Treasures
TRE-213(1CDR)
ラインスドルフ/モーツァルト:交響曲集
交響曲第36番「リンツ」
交響曲第41番「ジュピター」*
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1967年12月22日、1963年1月6日*(ステレオ)
※音源:英RCA CCV-5050、日VICTOR SHP-2307*
◎収録時間:73:33
“音楽における「豊かさ」とは何か?その答えがここに!”
■音源について
★ラインスドルフが若い頃から情熱を傾けてきたモーツァルトへのアプローチの最終結論。「リンツ」は1955年(ロイヤル・フィル)、「ジュピター」は1954年(ロチェスター・フィル)、1955年(ロイヤル・フィル)に録音していました。「ジュピター」は、メリハリの効いた音が刻まれている国内プレス盤を採用しています。

★モーツァルトの天才的な筆致の妙を味わうには、精度の高いオーケストラは不可欠とは言え、セル&クリーヴランド管ではちょっと厳しすぎる…、という方に真っ先にお薦めしたいのがこれ!ラインスドルフは、セル同様、情に欠けると思われがちですが、ここではそんなことは微塵も感じさせません。 オケは決して小編成ではないにもかかわらず、テクスチュアの透明度は極めて高く、ボストン響ならではの欧風サウンドも健在。そこから湧き立つ音の粒を丁寧に紡ぐラインスドルフの眼差しは愛に満ち、ベートーヴェンの交響曲録音での禁欲モードとは好対照。
 特に「リンツ」は空前絶後の素晴らしさ! 第1楽章序奏部、折り目正しい造型から引き出されるハーモニーの何と豊かなこと!主部冒頭の伴奏音型の濁りのなさは、モーツァルト一途な愛を象徴。第2楽章も冒頭から憧れと慈しみの結晶体!0:19からの弦とホルンのユニゾンの美しさは、他の演奏では味わえません。終楽章は声部の解析力の高さが際立ちますが、分析的な冷たさは皆無。それどころか、冒頭ファゴットとの融合では、モーツァルトとしては異例の色彩美さえ漂わせるのです!展開部の声部の連動ぶりも有機性抜群。コーダに進むにつれて表現への気迫は増幅するばかり。テンポ加速ではなく、ただただ緊張感の増幅によってヴィルテージを高める手法の何と鮮やかなこと!
 「ジュピター」もモーツァルトへの敬愛が尋常ではないことを窺わせる名演。中でも第2楽章の美しさは格別で、2:31からの神秘的なニュアンスには言葉を失い、7:14あたりからは神々しささえ立ち昇ります。第3楽章で遅めのテンポを採用した例としてはスウィトナー&ドレスデン盤が有名ですが、凛とした佇まいといい自然な呼吸感といい、このラインスドルフ盤の方が優ります。終楽章も、テンポ自体はワルター&コロンビア響に近いゆったりとしたものですが、繰り広げられるのはアポロ的な世界観。注目すべきはコーダの情報量!単純に第1主題を連鎖させるだけの演奏とは異なる全声部参加型ハーモニーの技をご堪能あれ。なお、最後の締めくくりを完全イン・テンポのまま突き抜けるのは、この頃のラインスドルフの録音に頻出する特徴の一つ。【湧々堂】


NATIONAL SYMPHONY ORCHESTRA
NSO-0001(1SACD)
コープランド:バレエ音楽『ビリー・ザ・キッド』
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ジャナンドレア・ノセダ(指)
ワシントン・ナショナルSO

録音:2019年6月、J.F.ケネディ・センター・フォー・ザ・パフィーミング・アーツ・コンサート・ホール(ライヴ)
歌劇の指揮者として、そしてシンフォニー指揮者として世界から高く評価されているジャナンドレア・ノセダ。ノセダが第7代音楽監督を務めるワシントン・ ナショナルSO(ワシントン)の自主レーベルが発足しました!第1弾は「新世界」。カップリングはアメリカのオーケストラにふさわしくコープランドです。 両者は2020年3月に来日を予定しており、初CDと同曲のドヴォルザーク「新世界より」も演奏予定。誕生して早々日本でも注目必至のタイトルの登場です!
ワシントン・ナショナルSOは1931年に創立された “アメリカの大統領府の都市にあるオーケストラ” として存在感を発信し続けています。公式 祝賀行事のほか、ケネディー・センターでの演奏会など、年間150を超える演奏会を行っている、アメリカを代表するオーケストラです。ノセダはワシントン・ ナショナルSOと2011年に初共演、その時にオーケストラの実力に感銘を受けたといいます。2016年のシーズンより音楽監督に就任。2019年 5月の就任後初めて行われたカーネーギー・ホールでの演奏会で、その相性の良さと、オーケストラの底力を引き出すノセダの音楽は大絶賛されました。 歴代指揮者はハンス・キンドラー (1931?1949)、ハワード・ミッチェル (1949?1969)、アンタル・ドラティ (1970?1977)、ムスティスラフ・ロストロ ポーヴィチ (1977?1994)、レナード・スラットキン (1996?2008)、イヴァン・フィッシャー (2008?2009(首席指揮者として))、クリストフ・エッシェ ンバッハ (2010?2016)、そしてジャナンドレア・ノセダが2016年より音楽監督を務めています。
コープランドの「ビリー・ザ・キッド」は大編成のオーケストラ、そして様々なパーカッションも活躍する作品。トランペット・ソロなど、随所に各奏者 の見せどころも盛り込まれた華やかな作品です。「新世界より」はドヴォルザークがアメリカに滞在していた頃に書かれた作品。アメリカのオーケストラの 新しい門出にふさわしい選曲といえるでしょう。演奏はノセダとオーケストラがまさに一心同体となったもの。華やかに眩しく響きわたるサウンドで、聴き 手にせまってきます。 (Ki)

Altus
TALT-069(1CD)
カリンニコフ:交響曲第1番ト短調
J・シュトラウス:『皇帝円舞曲』*
 『美しく青きドナウ』 * 
 『くるまば草』 序曲、
 『ジプシー男爵』 序曲*
ヘルマン・アーベントロート(指)
ライプツィヒRSO

録音:1949年11月16日、1950年11月18日*
Altusから継続的に復刻されているアーベントロートのターラ音源、今回はカリンニコフの1番というマニアックな逸品が登場。奇演爆演で知られるアーベン トロートならではの爆発的快演で、オリジナル盤発売時も話題になりました。長らく廃盤でしたがついにリマスター復刻。
泣けるメロディ満載の人気作カリンニコフの1番、アーベントロートの手にかかると面白さ倍増!ロマンの極致とも言うべき至高の精神が充溢。大胆なテンポ 変化で各主題を濃厚に歌い、畳み掛けるところでは大いにオーケストラを煽り鼓舞し、有無を言わさぬテンションで突き進みます。フィナーレの爆発的な推進力 は惚れ惚れするほど。所々カットがあるのはご愛嬌、それに劣らぬ深い魅力と特別な味わいを持った名演奏です。併録のJ.シュトラウスもオーケストラが生き物 のごとくうねる大演奏。『皇帝円舞曲』や『ドナウ』が聴けるのが嬉しい!
解説書にはアーベントロートが編んだ詩の日本語訳をいくつか収録。ブルックナーやバッハを題材としたものもあり興味深いです。 (Ki)

OTAKEN
TKC-367(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
ウィーン・アカデミーcho
イルムガルト・ゼ―フリート(S)
ロゼッテ・アンダイ(C.A)
ユリウス・パツァーク(T)
オットー・エーデルマン(Bs)

録音:1951年1月7日ウィーン楽友協会大ホールにて実況録音
※ミント盤LP からの復刻
今回の大阪発ミント盤LP復刻は、1951年1月のウィーンフィルとの第九です。これは、全く想定外の良音で再生されました。51年1月といえば、例のバイロイトの第九の半年余り前です。曲の解釈や、フルトヴェングラーの気力の充実度などは酷似しています。しかし、ともすればバイロイトの第九が、音が苦(おんがく)に耐えて精神の高みへ行こうとする感があるのに対し、このウィーンフィルとの第九は、文字通り、音楽すなわち音を楽しむことも、音楽の重要な要素であることを、思い起こさせてくれます。具体的には、ウィーンフィルの弦、管の音色とたっぷりとした響き、ホールの良さに起因すると思われるオケとソリストと合唱のバランスの良さ、フルトヴェングラーのどんなに叩き込むような解釈をも、潤滑油を効かしてスムーズに解決するウィーンの演奏家たちの上手(うま)さなどです。かと言って、ウィーン演奏に精神的なものがなおざりにされているわけでは決してなく、3楽章の精神的な深みは、バイロイトのそれに、ひけをとりません。尚、この復刻において使用したレコードは、初出のものではなく、第2版です。初出版は、エアチェックで、4楽章はバイロイトの第九で補修されていると言われております。第2版は、首尾一貫したマスターテープ起こしであることは、今回の音を聞いていただいても明らかです。尚、1楽章にはマスターテープの回転が僅かに安定しない箇所があります。お含みおき下さいませ。(オタケンレコード太田憲志)

Indesens
INDE-112(1CD)
シャモー:交響曲第4番「変わりやすい雲」
チェロとオーケストラのための「マドリガル」
サルヴェ・レジナ*
ナイデン・トドロフ(指)プロヴディフPO、
ピエール・カルメレ(指)マドリガル・ド・パリ*

録音:2017年−2018年
ギャルド・レピュブリケーヌOの首席指揮者として活躍したロジェ・ブートリーの門下生であり、ナディア・ブーランジェの孫弟子にあたるフランス人作曲家フィリップ・シャモー(1952−)の大作「交響曲第4番」。荘厳で瞑想的、か神秘的なオーケストレーションが持ち味のシャモー。世界の喧騒から自然の至福までを表現した作品は注目を集めています。

Signum Classics
SIGCD-593(1CD)
ガニング:交響曲第2番、第10番&第12番 ケネス・ウッズ(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2019年4月4日−6日、ホディノット・ホール(カーディフ)
「名探偵ポワロ」シリーズや「エディット・ピアフ〜愛の讃歌」を始め、数多くの映画やテレビドラマの音楽で知られるイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(b.1944)。現在はクラシック音楽の作曲・録音を中心に活動しており、12の交響曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォン、ギターのための各協奏曲を書きその多くがレコーディングされています。
ガニングの新たな録音プロジェクトで、2003年に作曲された交響曲第2番と、比較的最近の2曲、交響曲第10番(2016年)、交響曲第12番(2018年)を振るのは、イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、ハンス・ガルを始めとする様々なレア作品・現代作品の録音に定評のある実力者、ケネス・ウッズです。

オクタヴィア
OVCL-00713(1SACD)
税込定価
2019年12月18日発売
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 作品56a
尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2019年5月11日大阪、ザ・シンフォニーホール・ライヴ
尾高忠明と大阪フィルによるブラームス・チクルス第1弾。 ブラームスの交響曲は、尾高の指揮活動の中で今回が初録音。ここに聴く堂々たる気風 には、永年身の内に沁みこませてきたレパートリーへの積年の想いや親愛の情に満ち、 聴き手の胸奥に深々と迫ってきます。 オーケストラの低い重心を礎にくり広げられる、オーセンティックで熱いドラマ。 さあ、充実のチクルスの開幕です!(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00711(1SACD)
税込定価
2019年12月18日発売
モーツァルト:交響曲全集プラス
交響曲 ニ長調 K.320
(セレナード第9番「ポストホルン」K.320:第1曲 第5曲 第7曲)
交響曲第40番ト短調 K.550(改訂版)
交響曲 イ短調 K.Anh.220(16a)「オーデンセ」
飯森範親(指)山形SO

録音:2017年6月22日(K.550)、2018年6月21日(K.Anh.220)東京オペラシティコンサートホールにて、2019年2月2日(K.320) シェルターなんようホール(南陽市文化会館)
2017年に好評を博した「モーツァルト交響曲全集」「全13CD」を発売した飯森範親と山形 SO。彼らはその後もモーツァルト演奏を続けてきました。全集には収録されなかっ たアディショナル・レコーディングを収めた当盤は、通算14枚目としてのリリースとなりま す。 知られざる交響曲や、全集では初稿版だった「第40番」はクラリネットが加わった改訂版を 収録し、さらに奥深い世界へ誘います。飯森と山響の深い結びつきが感じられる一体感 のある音楽が魅力の、日本最高峰のモーツァルト演奏を是非お聴きください。
●購入特典 応募者全員プレゼント!
● CD封入のハガキに必要事項をご記入の上、投函していただいたお客様には、 全集BOXに入る特製紙ジャケットをプレゼント。 ※応募締切:なし ※詳しくは商品封入の応募ハガキをご覧下さい。(オクタヴィア)

GRAND SLAM
GS-2212(1CD)
1949年ヴィースバーデンのモーツァルト&ブラームス
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1949年6月10日/ヴィースバーデン国立劇場(放送用ライヴ録音)
使用音源:Private archive (2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
フルトヴェングラーがベルリン・フィルとのツアー中、1949年6月10日、ヴィースバーデンで行った公演は、当時としてはかなり鮮明な音質であるこ とが知られています。このたび復刻に使用したのはその公演の2トラック、19センチのオープンリール・テープです。38センチではありませんが、その 情報量は実に驚異的で、これだけバランス良く明瞭に鳴っている例はまれと言えます。まず、モーツァルト。黒い炎が燃え上がるようであり、重戦車のよ うな機動力を持つオーケストラ、まさに異形の演奏です。極めつけはブラームス。なまめかしくも官能的に湧き上がるロマン、生き物のようにうごめく各 パートの生々しさ。おそらくは、フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの生の音に最も近いと想像されます。ブラームスの第 4では1943 年のライヴか、 もしくは1948年のEMI系の同じくライヴ、いずれかがベスト・ワンとされてきましたが、当盤の登場によって、その序列は完全に覆されるかもしれま せん。(平林 直哉)

APARTE
AP-215(1CD)
モーツァルト:初期交響曲集
交響曲第1番変ホ長調 K.16
コントルダンス第2番変ホ長調 K.609
交響曲第4番ニ長調 K.19
コントルダンス第3番ニ長調 K.609
交響曲 ヘ長調 K.Anh.223/ 19a
コントルダンス第1番ハ長調 K.609
交響曲第5番変ロ長調 K.22
コントルダンス第4番ハ長調 K.609
交響曲 ト長調 Anh.221/ 45a
コントルダンス第5番ト長調 K.609
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(コンサート・マスター )

録音:2019年2月
モーツァルト若書きの交響曲を、古楽オーケストラの雄、フライブルク・バロック・オーケストラの演奏で。交響曲第1番は1764年、モーツァルトが 8歳の頃の作品。習作的だとも言われてはおりますが、やはりまさに「神童」モーツァルトをあらためて実感させられる作品です。他の作品も子供の頃のモー ツァルトがどんな風だったか、そして、その先に書くこととなる傑作の数々の萌芽がみられるものばかり。フライブルク・バロック・オーケストラが、実に 活き活きと、そしてエレガントに奏でます。交響曲の間に挿入されているコントルダンスは、1791年に作曲されたとされている、モーツァルトの最後の舞曲。 管楽器はフルートが入るのみの編成ですが、第1番は『フィガロの結婚』の有名なアリア「もう飛ぶまいぞ」の旋律を主題とした楽しい舞曲となっていま す。ほかにもにぎやかに太鼓の音がとどろく軍楽調の第3番など、交響曲からオペラまでモーツァルト作品を知り尽くしたFBOの面々だからこそ可能な、 愉悦の極みの名演となっております。 (Ki)

Capriccio
C-5379(1CD)
NX-B05
エルンスト・クシェネク(1900-1991):作品集
オーケストラのためのポプリ Op.54(1927)
7つのオーケストラのための小品集 Op.31(1924)
交響曲「パラス・アテネ」Op.137(1954)
Tricks and trifles Op.101(1945)…世界初録音
カール=ハインツ・シュテフェンス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2019年2月11-15日
ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
オーストリア生まれの作曲家クシェネク。ウィーン音楽アカデミーでシュレーカーに学び、一時期はマーラーの次女アンナ と結婚(1年足らずで離婚)、その間に義母アルマよりマーラー:交響曲第10番の補筆依頼を受けるなど作曲家とし て、将来を嘱望されていました。しかし、名前の表記からもわかる通りチェコの血を引いていたため、ナチス政権の迫 害を受け第二次世界大戦中にアメリカに亡命。音楽教師として地位を築き、多くの後進を育てるとともに作品も発 表し続け、91歳で天寿を全うしました。このアルバムには初期の作品で、ちょうどジャズの影響を受け始めた頃の「ポ プリ」や、十二音を駆使するなど独自の作風を確立した時代の「パラス・アテネ」まで多彩な作品が収録されていま す。世界初録音となる「Tricks and trifles」も聴きものです。
Capriccio
C-5385(1CD)
NX-B05
カール・ヴァイグル(1881-1949):交響曲集
交響曲第4番ヘ短調(1936)
交響曲第6番イ短調(1947)
ユルゲン・ブルーンス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2019年5月6-10日ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
後期ロマン派の終焉の時代に活躍し、生涯調性を棄てることがなかったカール・ヴァイグル。このアルバムには1936 年と1947年に作曲された2曲の交響曲を収録。オーストリア・ファシズムが出現した頃の、社会的な不安を象徴す る交響曲第4番、ユダヤ系であったため、戦乱を逃れアメリカに亡命後、失意と望郷の念を抱きながら書き上げた交 響曲第6番。世の中から忘れ去られてしまっても、音楽に対する愛情を失うことのなかったヴァイグルの強い思いが反 映された作品です。

ABC Classics
ABC-4818572(1CD)
ライヴ・イン・コンサート〜ハイドン&モーツァルト
ハイドン:交響曲第49番ヘ短調 「受難」
モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183
ハイドン:交響曲第104番ニ長調 「ロンドン」
オーストラリア室内O、
リチャード・トネッティ(芸術監督&ヴァイオリン)
オーストラリアの人間国宝であり同国を代表するヴァイオリニスト、リチャード・トネッティが音楽監督を務め、豪州の楽壇を牽引し続けるオーストラリア室内O(ACO)。頻繁な来日公演により、日本でも幅広い人気を誇るトネッティ&ACOの最新録音は、ACOのトレードマークである濃密なエネルギーと鮮やかな技巧に満ちた、見事なライヴ・パフォーマンスによるハイドンとモーツァルトの交響曲集です。
※ABC Classicsのタイトルはレーベル側の事情により、急な廃盤やオーストラリア国外への輸出の終了が発生する場合がございます。予めご了承下さい。

NIFC
NIFCCD-065(1CD)
パデレフスキ:交響曲ロ短調 Op.24 「ポーランド」 グジェゴシュ・ノヴァク(指)、
ロイヤルPO

録音:2018年8月29日、ポーランド国立歌劇場大劇場(テアトロ・ヴィエルキ)
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベル「NIFC」がリリースするライヴ・シリーズ最新作。NIFCが主催するポーランドの音楽祭「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭(International Music Festival ‘Chopin and his Europe’)」の2018ライヴ(「ドンブロフスキのマズルカ」をテーマとする6つのコンサートのうちの1つ)から、パデレフスキの知られざる大作交響曲「ポーランド」の新録音が登場。
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941)は、ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人。パデレフスキの音楽は、近年のNIFCからの活発なリリースもあり再評価の途上にあるものの、ピアノ作品が多くをしめており、管弦楽作品は未だ貴重。この交響曲「ポーランド」は20世紀初頭に完成した、政治家として活動する前のパデレフスキの最後期の作品の1つで、後期ロマン派のスタイル、民族主義的な要素を含む3楽章60分を超える大作ですが、これまでまとまった録音も少なく、今回のノヴァク&ロイヤル・フィルの録音は、ロングセラー盤となっていたマクシミウク&BBCスコティッシュSO(Helios/CDH 55351/録音:1998年)以来の決定盤となることでしょう。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-014(DVD)
NX-D09
『マリー・アントワネット』
ハイドン:交響曲第6番『朝』
交響曲第7番『昼』
交響曲第8番『晩』
交響曲第73番『狩り』
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』〜「精霊の踊り」

以上より抜粋
メラニー・レヴィ=ティボー(指)
バスクO

収録:2019年3月31日 ヴェルサイユ宮殿旧王立歌劇場
ブックレット:日本語、フランス語、英語、ドイツ語
片面二層ディスク
映像:NTSC 16:9 All Regions
音声:Dolby Digital 5.1 & Stereo
フランスの高級リゾート地ビアリッツを本拠地とするマランダン・バレエ・ビアリッツが、ヴェルサイユ宮殿の歌 劇場でマリー・アントワネットの生涯を表現したバレエを上演しました。使用される音楽はハイドンの交響 曲。衣装と振付は一見トラディショナルなものにコンテンポラリーの味付けを施した斬新なものとなっていま す。ネオクラシカルを代表する一人であるティアリー・マランダンによる独特の動きと映像の美しさを堪能で きます。レーベル製作による日本語解説付き。


Epitagraph
EPITA-010(1CD)
(UHQCD)
日本語帯・解説付
限定盤
クナッパーツブッシュ&VPO/モーツァルト&ワーグナー名演集

(1)モーツァルト: 交響曲第41番「ジュピター」
ワーグナー
(2)「タンホイザー」序曲(断片)
(3) 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
(4)「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲 【初CD】
<ボーナス・トラック>
(5) モーツァルト:「魔笛」序曲*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO
バイエルン国立O*

録音:(1)(2)1940年5月12日 ウィーン(ライヴ) DRA(ドイツ放送アーカイヴ)所蔵のRRG(ドイツ帝国放送)録音SPからの復刻
Mat. No.58899〜58908,58924,58925
(3)(4)1950年9月2−9日 ムジークフェラインザール、ウィーン(DECCAによるセッション録音)
初出LP(英DECCA LW5038)からの復刻 Mat.No.TRL51,52
(5)1956年 プリンツレーゲンテン劇場、ミュンヘン(ライヴ)
全てモノラル
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
各音源について補注: (1)(2)・・・2011年にDLCA7032という品番でドリームライフから発売された音源。再発売になりますが、新たにキング関口台スタジオでリマスタリ ングしています。「ジュピター」は初出時の『レコード芸術』誌で宇野功芳氏から次のように批評されました。 「推薦〜 クナの「ジュピター」は暗い。クナの「ジュピター」は憂鬱感が深い。でも、僕はそこに惹かれた。・・以前耳にした41年盤がおよそクナらし くないのに比べ、これはクナそのもの。(以下略)」クナの同曲への唯一絶対的な名演、貴重盤になります。 (3)(4)・・・この2曲、1950年に英DECCAへ録音され、SPはKX28573/4、LPはLW5038で発売されました。ところが、日本では(キングレコー ドから)、(3)(第1幕への前奏曲)のみMZ5128以降3種のLP、CDは250E183でリリースされただけ。ユニバーサルから発売された同曲のCD は全曲盤からとられたものでした。(4)(第3幕への前奏曲)については、キングでも発売されたことがありません。ユニバーサルからリリースされた同 曲音源は全曲盤からのものです。今回、英DECCAの初出LPから、初めて復刻(盤起こし)で、日の目を見る音は優秀録音で有名なDECCAらしく、 鮮明激烈なことこの上なし!ウィーン・フィルを指揮した最盛期クナのワーグナーを堪能してください。 (5)1956年にミュンヘンのプリンツレーゲンテン劇場で、クナは「魔笛」を10回指揮しています。オンエアされたこの序曲はいずれかの日(初日のあ る1月27日ではないかと推察)。同曲については、他にクナの音源がなくこれまた貴重盤になるでしょう。 (Ki)


H.M.F
HMSA-0041(1SACD)
シングルレイヤー
限定盤
税込定価

KKC-1156(2LP)
日本語帯・解説付
国内盤仕様
限定盤
税込定価
ベルリオーズ:幻想交響曲
序曲「宗教裁判官」Op.3
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2019年7月16、17日/アルフォールヴィル
ベルリオーズ没後150周年最大話題盤、ロトと手兵レ・シエクル最新録音による「幻想交響曲」が、早くもSACDシングルレイヤーとLPで登場します。ハル モニアムンディから提供のハイレゾ・マスターを用いて、関口台スタジオにて、SACDシングルレイヤー、LPのためにマスタリングを施しました。2019年録音 で、ベルリオーズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上のオリジナル音源を、それぞれのメディアの特性がさらに存分に発揮されたサウンドでお 楽しみいただけます。どちらも限定生産、日本独自企画。
ベルリオーズの幻想交響曲は、1830年、ベートーヴェンの交響曲第9番の初演からわずか6年の作ながら、ハープや鐘をはじめ、オフィクレイドやセルパン といった特殊管楽器も駆使し、オーケストレーションに革命をもたらしました。
性能の向上した今日のオーケストラは、オフィクレイドやセルパンを他の管楽器で代用し、その他にもオリジナル同等の効果を再現できるように改変されて います。しかしロトは発表された当時の形へ戻すことで、ベルリオーズの頭の中で鳴っていた音響と効果を忠実に再現しようと試みました。彼はパリ国立図書 館所蔵の幻想交響曲自筆譜やスケッチなどを丹念に調べ、できる限りの復元を行ないました。
レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を用いています。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。 またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏し、終楽章で活躍する鐘はスコアに指示された通りのものを、 2013年にベルリオーズ・フェスティバルで鋳造したので、それを借りています。 もうひとつ嬉しいのが、珍しい初期作品の序曲「宗教裁判官」をとりあげていること。もちろんピリオド演奏は初めての録音ですが、すでに大オーケストラを 用い、幻想交響曲の萌芽が見られ興味津々です。 ロトの音楽作りはきわめて大きく、物凄いエネルギーが伝わってきます。ヴィブラート控え目で、エレガントな歌い回しなどではベルリオーズがフランスの作 曲家だったことを再認識させてくれます。幻想交響曲の認識をくつがえす超注目盤です! (Ki)

Pentatone
PTC-5186814(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第7番イ長調 Op.92
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2019年1月21-23日(交響曲第5番)、2019年3月11-14日(交響曲第7番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているアンドルー・マンゼ。近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、 2014年からはハノーファー北ドイツ放送POの首席指揮者を務めており、同団とはPENTATONEレーベルよりメンデルスゾーンの 交響曲全曲録音、またモーツァルトの交響曲第40&41番をリリースしております。注目コンビによる期待の新譜は2020年のベートーヴェン・イヤー にふさわしい1枚。交響曲第5番「運命」と第7番のカップリングでのリリースです!
マンゼの指揮はオーケストラ各パートの細やかな表情や絶妙なテンポ設定が魅力。決して過激な演出ではなくどこまでも清澄かつなめらかな響きと見通 しのよさが好印象を受けます。“マンゼ節” といえる爽やかさを保った新鮮なベートーヴェンを聴くことができます。メンデルゾーン、モーツァルトと名演を 聴かせてきただけに非常に期待の高まるリリースといえましょう。 (Ki)

CASCAVELLE
VEL-1590(11CD)
ベルリオーズ没後150周年記念、歴史的録音集成!

(1)幻想交響曲Op.14
(2)序曲「ローマの謝肉祭」
(3)ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
(4)幻想交響曲Op.14
(5)序曲「海賊」Op.2
(6)「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲Op.23
「ベアトリストベネディクト」序曲
(7)イタリアのハロルドOp.16
(8)「カルタゴのトロイアの人々」〜前奏曲,第2幕のバレエ音楽,ヌビアの奴隷たちの踊り,王の狩と嵐,トロイの人々の行進曲
(9)「カルタゴのトロイアの人々」〜私は死に行く/さらば、誇り高い都市よ
(10)「ロメオとジュリエット」Op.17
(11)夏の夜Op.7
(12)キリストの幼時Op.25
(13)テ・デウムOp.22
(14)テ・デウムOp.22
(15)レクイエムOp.5
(16)ルージェ・ド・リール(ベルリオーズ編):ラ・マルセイエーズ
(1)ピエール・モントゥ(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO/1962年6月4日ウィーンライヴ録音
(2)ジャン・マルティノン(指)パリ音楽院O/1958年11月3-4日DECCA録音:ステレオ
(3)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO/1958年、EMI録音 ステレオ
(4)シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO/1960年5月5日東京ライヴ録音:ステレオ
(5)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO/1958年11月EMI録音:ステレオ
(6)アンドレ・クリュイタンス(指)パリ・オペラ座O/1956年EMI録音
(7)ウィリアム・プリムローズ(Va)、トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO/1951年11月EMI録音
(8)ヘルマン・シェルヘン(指)パリ音楽院O,パリ声楽アンサンブル/1952年Ducretet-Thomson録音
(9)リタ・ゴール(Ms)、ローレンス・コリングウッド(指)フィルハーモニアO/1958年3月6日EMI録音:ステレオ
(10)イルマ・コラッシ(MS)、ジョゼフ・ペロン(T)、ルシアン・ロヴァノ(Br)、シャルル・ミュンシュ(指)フランス国立放送O&cho/1953年シャンゼリゼ劇場でのライヴ録音
(11)シュザンヌ・ダンコ(S)、ソーア・ジョンソン(指)シンシナティSO/1951年4月24日DECCA録音:
(12)ジャン・ジロドー(語り)、エレヌ・ブヴィエ(マリーMS)、ルイ・ノゲラ(ジョゼフBr)、ミシェル・ルー(エロドBr)、アンリ・メデュス(家族の父B) 、アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O、聖ポール・レモンcho/1951年6月PATHE録音
(13)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
ダリッチ大学少年cho、ロンドン・フィルハーモニーcho、アレグザンダー・ヤング(T)、デニス・ヴォーン(Org)/1953年12月,1954年4月米Columbia録音
(14)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
ダリッチ大学少年cho、ロンドン・フィルハーモニーcho、アレグザンダー・ヤング(T)、デニス・ヴォーン(Org)/1953年12月,1954年4月米Columbia録音
(15)レクイエムOp.5ジャン・ジロドー(T)
ヘルマン・シェルヘン(指)パリ・オペラ座O、フランス国立放送cho/1958年4月7-9日Westminster録音
(16)クロディーヌ・カルソン(S)、ヴィンソン・コール(T)、フィリップ・アントルモン(指)デンヴァーSO,cho/1988年ステレオ
ベルリオーズ没後 150 周年記念に、ベルリオーズの主要作品を集めています。名盤として誉れ高いものから、貴重なライヴ 録音まで、11CD、およそ11 時間弱たっぷり楽しめる。クラムシェルBOX 仕様。 なお録音時期やステレオ表記はCD ブックレットには明記されておらず、案内時に分かる範囲で補足してある。


Treasures
TRE-209(1CDR)
クリップス〜ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
 「エグモント」序曲
 序曲「献堂式」
ブラームス:交響曲第1番*
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン音楽祭O

録音:1962年6月4-5日(ステレオ)
※音源:日Consert Hall SMS-2274、瑞西Consert Hall SMS-2268*
◎収録時間:73:33
“味わい充満!クリップスの意思とオケの意欲が完全調和!”
■音源について
「フィデリオ」と「献堂式」の両序曲は、クリップスのが唯一の録音。「ブラ1」は、1958年のVPOとの録音(TRE-012)に続く2度目の録音。ウィーン音楽祭管弦楽団の実体はウィーン交響楽団ですが、国内盤の解説には、「毎年6月にウィーンで開催されるフェスティヴァルのためのオーケストラ」という記載もあります。ブラームスは、最も高音質と思われるスイスTU盤を採用。その威力は終楽章コーダで実感していただけることでしょう。ベートーヴェンは、数種ある国内盤中でも最も音抜けが良いと思われるコロンビア・プレス盤を採用。

ブラームスは、ウィーン・フィルとの録音から4年も経たないうちに再録音されたものですが、その趣きはかなり違います。共に独特の魅力に溢れているので優劣など付けられませんが、ウィーン・フィルならではに響きにこだわらなければ、むしろ濃密な表現意志力を注がれている62年盤ををお薦めします。
 第1楽章は、荘重なリズムとテンポに乗せて全体が渾然一体と化した響きが見事。そのため、演奏時間もウィーン・フィルより2分程遅くなっています。主部ではティンパニとの融合が素晴らしく、弦の全身全霊を込めた鳴りっぷりも心を揺さぶります。主部以降は、一音一音を丹念に積み上げ、攻撃的でも微温的でもない、真の中庸美を貫徹。
 第2楽章では、とかくウィーン・フィルの二番煎じのように思われがちなウィーン響の固有の魅力を再認識。それはあたかも、クリップスが満足するであろう表現をオケが率先して発しているかのよう。特に夕映えを思わせるホルンの響きは聴きものです。
 終楽章は、まさに熟練技の連続!まず、冒頭の弦のピチカート(0:30〜)が比類なき量感!しかも、単なる誇張ではなく、決然とした意思の塊として迫ります。ホルンからフルートへの連動を中心とした主題登場前のシーンも、最高の黄金率と言える声部バランスでこれまた魅了。一切力みを見せない自然体を通しながら溢れんばかりのロマンを放射するスタイルは、後半に進むに従ってますます濃密さを増し、コーダに至っては、オケの自主的な表現意欲が極限に達したことをに如実に反映した感動的な響きに達します。 
 ベートーヴェンの序曲では、特に「献堂式」が必聴!演奏会での登場頻度が低い分、録音での名演が意外と多い佳曲ですが、これはその中でもトップクラスの風格美を誇ります。最後のティンパニ強打の何と自然なこと!【湧々堂】

GRAND SLAM
GS-2209(1CD)
ブラームス:交響曲集
(1)交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.73
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:(1)1952年11月4日、(2)1952年2月11日/カーネギー・ホール(ニューヨーク)
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
GS-2208(交響曲第1番+第4番)の続編です。このGS-2208については、直接的、間接的に「既存の盤とは見違えるような音質」と反響がありました。 このGS-2209(交響曲第2番+第3番)も全く同じ音質です。なお、解説書には「トスカニーニ夫妻(その2)が掲載されています。トスカニーニの知 られざる一面がうかがえる、非常に貴重な資料です。(平林 直哉)

RCO Live
RCO-18106(Blu-ray)
KKC-9520(Bluray)
国内盤仕様
日本語帯・解説付
税込定価

RCO-18107(DVD)
KKC-9521(DVD)
国内盤仕様
日本語帯・解説付
税込定価
マーラー:交響曲集

(1)交響曲第1番ニ長調『巨人』
(2)交響曲第4番ト長調
全て、ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)

(1)録音:2017年1月10,11日、2018年5月9、11日 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
(2)ユリア・クライタ ー(S)
録音:2017年11月8,9日 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9、1080i/60
音声:LPCM2.0(96kHz/24bit),
Auro 3D 9.0(96kHz/24bit),
DTS-HD MA5.0(96kHz/24bit)
リージョン:All、125’ 01
◆DVD
画面:16:9、1080i/60
音声:LPCM2.0,DD 5.0
リージョン:All、125’ 01
ガッティ&コンセルトヘボウ管によるマーラーの交響曲第1番&第4番。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコンセルトヘボウOにはマー ラー演奏の特別な伝統があり、メンゲルベルク以降も、ハイティンク、シャイー、ヤンソンスら歴代の首席指揮者すべてが全集の録音にも取り組んできた作 曲家。 濃密に細部を描きあげ、型にはまらないドラマティックな展開を志向するガッティのスタイルは、コンセルトヘボウOの伝統に新たな1ページを刻む ものとなりました。ガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモ、煌めくブラス、艶やかな弦というオケの美質を 余すところなく表現しています。かつてないほどの独創性に満ち溢れたマーラーです。第1番の第4楽章のソリストは、ソプラノ、ユリア・クライター。楽 曲の印象を支える重要な部分でもありますが、「天上の生活」をクライターの澄んだ美しい声で高らかに聴かせます。 (Ki)
RCO Live
RCO-18005(1SACD)
マーラー:交響曲第1番 ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)

録音:2017年1月10,11日、2018年5月9,11日、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
017年&2018年録音。交響曲第2番に続くガッティ&コンセルトヘボウ管によるマーラー交響曲第1番。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコ ンセルトヘボウOにはマーラー演奏の特別な伝統があり、メンゲルベルク以降も、ハイティンク、シャイー、ヤンソンスら歴代の首席指揮者すべてが全 集の録音にも取り組んできた作曲家。濃密に細部を描きあげ、型にはまらないドラマティックな展開を志向するガッティのスタイルは、コンセルトヘボウ管弦 楽団の伝統に新たな1ページを刻むものとなりました。ガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモ、煌めくブラス、 艶やかな弦というオケの美質を余すところなく表現しています。かつてないほどの独創性に満ち溢れたマーラーです。 (Ki)
RCO Live
RCO-18008(1SACD)
ワーグナー:「パルジファル」第3幕前奏曲/第3幕.聖金曜日の音楽
ブルックナー:交響曲第9番
ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)

録音:2018年1月5,7日、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
2018年1月録音のダニエレ・ガッティ指揮コンセルトヘボウ管によるブルックナーの交響曲第9番。この第9交響曲は、終楽章が未完のままで1896年に ブルックナーは亡くなっています。第4楽章を補筆完成した録音もありますが、今回ガッティが演奏したのは第3楽章まで。コンセルトヘボウ管によるブルック ナー演奏といえば、第3代首席指揮者のベイヌム以来、ヨッフム、ハイティンクと、脈々と受け継がれてきた伝統はよく知られるところでもあり、2014年3月に ライヴ収録されたヤンソンスとの録音は(RCO.16001/KKC.5678)、名門に培われたゆたかな流れを汲みつつ、ヤンソンスが取り組んできたコンセルトヘボ ウ管とのたしかな成果をあらためて感じさせるものでした。 ガッティは、「愛する神に」捧げられたこの未完の大作を、遅めのテンポ設定による正統派的解釈、弦や金管の重厚な響きを生かした奥行きのある録音とあい まって、感動的なものに仕上げています。またカップリングには、同じくワーグナー最後の作品「パルジファル」より前奏曲と聖金曜日の音楽を収録。バイロイ ト音楽祭でも度々指揮をしてきたガッティだけに、期待通りの素晴らしい演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

Hyperion
CDA-68280(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第3番&第4番
交響曲第3番(田園交響曲)*
交響曲第4番ヘ短調
サラバンド 「ヘレン」#
マーティン・ブラビンズ(指)BBC響
エリザベス・ワッツ(S)*、
デイヴィッド・バット・フィリップ(T)#、
BBC交響cho#

録音:2018年11月26日−27日&12月2日#、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2017年にも5月と9月に二度来日、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。
1920年版の「ロンドン交響曲(CDA-68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第3弾は、交響曲第3番(田園交響曲)と第4番の組み合わせ。第1巻、第2巻ともヴォーン・ウィリアムズの知られざる管弦楽作品を併録しており、今回は1913年〜14年頃に作曲されながらも未完成で未出版となっていたテノール、合唱と管弦楽のためのカンタータ、サラバンド「ヘレン」を収録。クリストファー・マーロウの戯曲「フォースタス博士の悲劇」のテキストが歌詞に使われています。
第1巻はレコード芸術誌「海外盤REVIEW」で大絶賛され、第1巻&第2巻とも英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれた大注目のRVWサイクルです。ブラビンズ・ファン、英国音楽ファン要チェック!



BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-9507(9CD+4Bluray)
日本語帯・解説付
初回封入特典:フォトブック


税込定価
ブルックナー:交響曲全集

■CD1/BD1
交響曲第1番ハ短調(1865/66リンツ版)

■CD2/BD1
交響曲第2番ハ短調(第2稿1877年版)

■CD3/BD1
交響曲第3番ニ短調(1873年版初稿)

■CD4/BD2
交響曲第4番「ロマンティック」(1878/80年)

■CD5/BD2
交響曲第5番変ロ長調

■CD6/BD2
交響曲第6番イ長調

■CD7/BD3
交響曲第7番ホ長調(1885年版)

■CD8/BD3
交響曲第8番ハ短調(1890年版)

■CD9/BD3
交響曲第9番ニ短調 (サマーレ、フィリップス、コールス、マッズーカによる4楽章完成版/1985-2008年・2010年改訂)

【デジタルバウチャー】
・ハイレゾ・ダウンロード・コード[24bit/48kHz]
・デジタル・コンサートホール7日間無料視聴
小澤征爾(指)
録音:2009年1月29-31日

■CD2/BD1
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
録音:2019年5月23-25日

■CD3/BD1
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
録音:2017年12月8-10日

■CD4/BD2
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2014年3月13-15日

■CD5/BD2
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2011年3月10-12日

■CD6/BD2
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2018年1月25-27日

■CD7/BD3
クリスティアン・ティーレマン(指)
録音:2016年12月15-17日

■CD8/BD3
ズービン・メータ(指)
録音:2012年5月15-17日

■CD9/BD3
サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2018年5月26日
ベルリン・フィル・レコーディングスより2019年秋の来日公演にあわせて大注目盤がリリースされます。 2009年から2019年にかけて、ベルリン・フィルで演奏されたブルックナーの交響曲9曲を、8人の巨匠指揮者によって演奏された全集が発売されます。 ベルリン・フィルの演奏史に燦然と輝く作曲家ブルックナー。これまで数々の名録音が世に出ていますが、現代の8人のブルックナー指揮者たちがそれぞ れの解釈を聴かせます。 豪華なのは指揮者だけではなく、CD9枚、そして全9曲のライヴ映像を収めたブルーレイディスク3枚、さらにハイレゾの音声を収録したブルーレイディ スク1枚とハイレゾ音源をダウンロードできるコードと、デジタル・コンサート・ホールの7日間無料視聴チケットが含まれています。そして日本限定初 回特典として、8人の指揮者それぞれのポートレート写真を掲載したフォトブックが封入されています。 (Ki)


King International
KKC-2515(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 エリザベート・グリュンマー(S)、
クリスタ・ルートヴィヒ(A)、
ジェームス・キング(T)、
ワルター・ベリー(Br)
カール・ベーム(指)
ベルリン・ドイツ・オペラO&cho

録音:1963年11月7日/日生劇場(ステレオ・ライヴ)
ニッポン放送開局65周年記念復刻!ベルリン・ドイツ・オペラ1963年日生劇場こけら落し公演の中、11月7日にベームの指揮でベートーヴェンの「第9」が一度だけ特別演奏されました。そ の貴重な記録。ベームとベルリン・ドイツ・オペラ管の「第9」というのも魅力ですが、オペラ出演のために来日していた超大物のグリュンマー、ルートヴィヒ、 キング、ワルター・ベリーが独唱を務めているのも豪華の極み。またベルリン・ドイツ・オペラの合唱の素晴しさが当時の日本の聴衆を魅了しきりました。すべ て外国人演奏家による「第9」演奏は日本初であったとされます。日本人を熱狂させたベームの「第9」、56年を経た今日でも衝撃度は全く色褪せていません。 (Ki)

Wiener Symphoniker
WS-017(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 アニャ・カンペ(S)
ダニエラ・シントラム(Ms)
ブルクハルト・フリッツ(T)
ルネ・パーペ(Bs)
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2017年5月21-22日 ムジークフェライン・ザール
今作にもヴァルター・ヴァイトリンガーによる解説「限界の超克」(日本語訳付き)が付属します。これまでと同じく作品の詳細な解説を行うと ともに、ジョルダンがこの偉大な作品に寄せる思いも綴っていきます。交響曲第3番「英雄」を第9交響曲の先駆的作品とみなし、「第1楽章 は「ガイスト(霊)、第2楽章で中心となるのはリズム、第3楽章ではメロディが支配しています。そして最終楽章が、これらすべてを巨大な変奏様 式の中で綜合する。これ以上の変奏はあり得ない」と語るジョルダンの作品についての興味深い考察もお読みいただけます。 ジョルダンが熟考の上に導き出したテンポ設定と、自然な解釈による流れるような音楽作りはもちろんのこと、ジョルダンが「これまでに経験し得 た中で最良の4人を集めることができた独唱者たち」と合唱団が一丸となって築き上げるクライマックスの迫力にも圧倒されます。

BR KLASSIK
BR-900180(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 サリー・マシューズ(S)
ゲルヒルト・ロンベルガー(A)
マーク・パドモア(T)
ジェラルド・フィンリー(Bs)
ベルナルト・ハイティンク(指)
バイエルンRSO
バイエルン放送cho

録音:2019年2月20-23日 ライヴ
ミュンヘン フィルハーモニー・ガスタイク
このコンサートの4カ月ほど後にハイティンクは指揮活動からの引退を発表、6月12日のインタビューでは「90歳を迎え て、私はすでに指揮をするつもりはないし、一旦立ち止まってしまったら二度と指揮をすることはできない」と語っていま す。そして指揮者生活最後のコンサートは9月6日のルツェルンで開催され、彼は65年に渡る指揮者としての生活に終 止符を打ちました。 この引退発表直前の「第九」は、まさにハイティンクにおける指揮活動の総括と言える演奏。彼が長年良好な関係を 築いてきたバイエルンRSOとの熱いやりとりを聴くことができます。第1楽章、第2楽章ではゆったりしながらも 激しい表現に終始し、第3楽章では瞑想的な美しさを見せ、最終楽章での荘厳な独唱、合唱とともにクライマックスを 築き上げるハイティンク、彼の熱き想いに応えるかのように全力を傾けるオーケストラと、まさに一世一代の熱演が収録さ れています。
BR KLASSIK
BR-900185(1CD)
NX-B05
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2010年3月4日 ライヴ・ミュンヘン、ヘルクレスザール
「交響曲第7番」(900184)に続くマリス・ヤンソンスとバイエルンRSOによるショスタコーヴィチの交響 曲リリース、今作は2010年にライヴ収録された「交響曲第10番」です。 1948年に完成された「交響曲第9番」での軽妙な作風が元で「ジダーノフ批判」を受けたショスタコーヴィチ、ス ターリンとの関係を慮ってか、交響曲第10番を発表したのはスターリンの没後である1953年、前作から8年を 経過してのことでした。1953年に一気に書き上げたという説もあるものの、ショスタコーヴィチ自身を示す 「DSCH音形」が多用されていたり、他の作品と同じ旋律が現れたりするため、やはり完成が棚上げされていた のではと考えられています。様々な解釈が可能な交響曲ですが、ヤンソンスは、ショスタコーヴィチを「真面目で 誠実な作曲家の一人」とみなしており、この作品においても、実在する人間の感情と暗黒政治へのトラウマをス トレートに表現しています。オーケストラの機動力をフルに用いたパワフルな演奏もヤンソンスならではの聴きどこ ろです。

CPO
CPO-555290(1CD)
NX-B10
R・シュトラウス:演奏会用序曲と交響曲
演奏会用序曲 ハ短調
交響曲(第2番) Op.12 ヘ短調
ヘルマン・ボイマー(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:2017年5月29日-6月2日
R・シュトラウスは10代の時に「交響曲」の作曲を試み、2つの作品を仕上げました。。 そのうち、16歳の時の「第1番ニ短調」はヘルマン・レヴィの指揮で初演されたものの、シュトラウス自身は作品 の出来映えに満足することなく興味を失い改訂もなされぬまま、結局は出版されずに終わった“幻の作品”となっ ています。かたや19歳の「第2番」は、シュトラウスの管弦楽法の腕もあがり、後年の作品のような強烈な個性 はないものの、ロマン派の交響曲の一つとして評価されるにふさわしい作品。ベートーヴェンを始めとするドイツ・ オーストリアの交響曲の伝統を汲む見事な出来栄えを示しています。演奏会序曲もあまり演奏されることのな い作品ですが、こちらはハ短調という調性も含め、ベートーヴェンの「コリオラン」を思わせる力作。要所要所に シュトラウスらしい金管の扱いもあり、聴きごたえのある曲です。ボイマーの指揮は、若きシュトラウスの意欲を捉 え、2つの作品を堂々たる音楽に仕上げています。

Phi
LPH-032(1CD)
NX-B08
シューマン:交響曲第2番
交響曲第4番*
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
アントワープSO

録音:2018年6月18〜20日、2018年4月17〜19日*
古楽と合唱指揮の世界から徐々にレパートリーを広げ、シンフォニックなレパートリーでも注目されるようになって久しいヘレヴェッヘ。彼がドイ ツ・ロマン派の作品に相対するときには、圧倒的な古楽研究の経験値が大きな意味を持つことが少なくありませんが、さらに言うなら、彼が 何よりもまず合唱指揮で頭角をあらわし、ロマン派作品でも「ことば」のある合唱作品で名演を刻んだのが先だったことも忘れてはならないポ イントです。そうした音楽との向きあい方がとくに意味をもつのがシューマンの演奏解釈。長くピアノ曲しか書かなかったシューマンが交響曲を書 くまでの間、徹底的に歌曲ばかり書いていた時期を挟んでいることを考えれば、ヘレヴェッヘのアプローチは最適な経験の重ね方と言ってよい かもしれません。 ヘレヴェッヘはすでにharmonia mundi franceでシューマン交響曲を全曲録音していますが、そのときには自らのピリオド楽器楽団である シャンゼリゼOとの共演だったのに対し、今回はピリオド奏法の発想を取り入れた現代楽器の楽団であるアントワープSO(旧 称ロイヤル・フランダースPO)を指揮しての録音。長年の共演歴がもたらした信頼関係のもと「残された時間は自分 にとって意味ある作品の解釈に使いたい」と語るヘレヴェッヘが新たに問うシューマン像に期待が募ります。同様にピリオド楽器での全曲録音 のあと、改めてロンドンSOとシューマン・ツィクルスを録音したガーディーナーの解釈と聴き比べながら、ピリオド解釈ありきの21世紀の シューマン像に思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。

Linn
CKD-619(1CD)
NX-B09
シューベルト:交響曲第9番『グレート』 マキシム・エメリャニチェフ(指)
スコットランド室内O(一部古楽器使用)

録音:2019年2月11-13日カイヤード・ホール、ダンディー、UK
1988年ロシア生まれのエメリャニチェフ。フォルテピアノ奏者として「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」(APARTE)でフランスのショック賞を受賞し たほか、数々の賞に輝いたテオドール・クルレンツィス指揮の「モーツァルト:フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」(SONY)に通奏低音として 参加し、話題となりました。指揮者としても12歳でデビュー。モダンとピリオド両方のスタイルを振り分け、ディドナートと共演した『戦争と平和 の中で』(ERATO)ではグラモフォン・アワードのリサイタル部門を受賞しています。音楽監督を務めるピリオド・アンサンブル”イル・ポモ・ドーロ” のほか数々のオーケストラに客演。2019-20シーズンからは、スコットランド室内Oの首席指揮者就任が決まっています。 そんなエメリャニチェフとスコットランド室内Oとの初めての録音がLINN RECORDSから登場。曲はドイツ音楽に強い嗜好を示すエメ リャニチェフらしく、シューベルトの『グレート』となりました。モダン楽器のオーケストラながら、ナチュラル・トランペットとナチュラル・ホルン、古典タイ プのティンパニを使用。プレイバックは全団員で確認するなど、早くもエメリャニチェフらしい流儀で録音が進められ、テキパキとしたテンポと見通 しの良いサウンドがたいへん心地よい演奏となっています。「この録音を聴く人々には、(古い時代を模した演奏ではなく)現代的で今の時代 らしいと感じてほしい」とエメリャニチェフ自身が語るように、新しい世代の確固たる意志が伝わる一枚です。

ALTO
ALC-3141(14CD)
ミャスコフスキー:交響曲全集
[CD 1]
交響曲第1番ハ短調 Op.3 (1908/1921)
交響曲第25番変ニ長調 Op.69 (1946/1949)
[CD 2]
交響曲第2番嬰ハ短調 Op.11 (1911)
交響曲第18番ハ長調 Op.42 (1937)
[CD 3]
交響曲第3番イ短調 Op.15 (1914) *
交響曲第13番変ロ短調 Op.36 (1933)
[CD 4]
交響曲第4番ホ短調 Op. 17 (1918)
交響曲第11番変ロ短調 Op.34 (1931)
[CD 5]
交響曲第5番ニ長調 Op.18 (1918)
交響曲第12番ト短調 Op.35 (1931-1932)
[CD 6]
悲劇的序曲ハ短調 Op.76 (1947)
交響曲第6番変ホ短調 Op.23 (1921-1923/1947)
[CD 7]
交響曲第7番ロ短調 Op.24 (1921-1922)
交響曲第26番ハ長調 Op.79 (1948)
[CD 8]
交響曲第8番イ長調 Op.26 (1924-1925)
交響曲第10番ヘ短調 Op.30 (1927)
[CD 9]
交響曲第9番ホ短調 Op.28 (1926-1927)
交響曲第20番ホ長調 Op.50 (1940)
[CD 10]
交響曲第14番ハ長調 Op.37 (1935)
交響曲第22番ロ短調 Op.54 (1941)
[CD 11]
交響曲第15番ニ短調 Op.38 (1933-1934)
交響曲第27番ハ短調 Op.85 (1949)
[CD 12]
交響曲第16番ヘ長調 Op.39 (1935-1936)
交響曲第19番(吹奏楽の為の) 変ホ長調 Op.46 (1938-1939)
[CD 13]
祝賀会序曲ハ長調 Op.48 (1939)
交響曲第17番嬰ハ短調 Op.41 (1936-1937)
交響曲第21番嬰ヘ短調 Op.51 (1940) *
[CD 14]
交響曲第23番イ短調 Op.56 (1941)
交響曲第24番ヘ短調 Op.63 (1943)
ロシア国立SO
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)

録音:1991-1993年 (*以外)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
原盤:Olympia
ALTO
ALC-1387(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 トワイラ・ロビンソン (S)
カレン・カーギル (A)
ジョン・マクマスター (T)
ジェラルド・フィンリー (Bs)
ロンドン交響cho&LSO
ベルナルト・ハイティンク(指)

録音:2006年、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0592
ALTO
ALC-1405(1CD)
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」*
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲+
ドヴォルザーク:交響曲第9番新世界より」
バリー・タックウェル(指)*
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)+
コリン・デイヴィス(指)#
LSO

録音:1986年、ヘンリー・ウッド・ホール、ライヴ、ロンドン、イギリス*
1999年9月#、2012年+、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス #
原盤、ライセンサー、
前出:LSO Live, LSO 0001#, LSO 0733+/IMP*


Treasures
TRE-208(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.1
ブルックナー:交響曲第8番
カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1963年12月(ステレオ)
※音源:TOSHIBA AA-7191-92
◎収録時間:70:48
“芸の極地を極めた人間の手になる壮大なる工芸品!!”
■音源について
集中的に「赤盤」をいろいろ聴き漁った結果、「東芝の赤盤は音が良い」という噂は間違いではないという結論に達しました。音にしっかり芯が宿り、音場は豊かに広がり、音を発した瞬間に音の粒子まで感じさせる手応は格別です。ただ、当時のセールスポイントであった帯電防止材や、赤い色素が音質向上に直接繋がったとは考えにくいので、英国EMIから技術者を招いて始動し、英仏メタルを用いてプレスしていた当時の川口工場(1955年発足)の優秀な技術が結果的に赤盤に集約されたと見るのが妥当だと思います。事実、1971年に御殿場に大工場を新設して以降、音質は下降の一途を辿り、赤盤もなくなりました。
 ただし、初期の盤はビニールの素材が関係しているのか微妙なチリチリノイズの混入率が高く、CD-R復刻に際してはそれが回避された第二版以降にも耳を通すことが不可欠となります。
 その赤盤復刻シリーズの第一弾は、「シューリヒトのブル8」以外には考えられません!しかも、ほぼ未通針と思われるピカピカの盤!したがって、ここでは一切ノイズリダクションを施しておりません。この演奏の感動の源とも言える音と音との微妙な揺らぎや軋み、それらがもたらす馥郁たる佇まい、スケール感は、デジタル信号だけでは捉えられないということを再認識されること必至です!

★言わずと知れた歴史的名演ですが、シューリヒトもウィーン・フィルも、録音状態も、全てが極上のコンディションで融合し、奇跡的な化学反応を起こしたとしか思えません!
 本来、ブルックナーはマーラーとは違って、人間的な表情や、急激なテンポ変動を施すと作品からそっぽを向かれるものですが、ここではそれら全てが作品を再生するのに可決な要素として作用しています。その要因は、シューリヒトの指揮の一振り一振りから発せられる独特のオーラ、としかもはや言いようがありません。ただブルックナーを指揮するには、どんなに熱い共感や精神性を携えていても、垂直方向に整然とリズムを刻むことを優先した瞬間に作品が死んでしまい、全方向的に影響を及ぼすような指揮センスが不可欠であることを、思い知らされることは確かで、亡き宇野功芳氏が「ブルックナーの演奏法は一つしかない」といった真意も、そのあたりにあると思われます。
 その究極の芸術力を象徴するシーンは枚挙にいとまがないですが、第3楽章7:40からの和声の厚み、深み、広がり…、と同時に想像力を掻き立たせる空間表出力や、16:37以降の最高潮点の威圧とは無縁の神がかり的包容力は、正に空前絶後。終楽章3:56からのティンパニは、この良質復刻によってマレットが皮に触れる瞬間の波動まで感じられるので、ぜひともご注目を。


Profil
PH-18061(11CD)
ハンス・スワロフスキー・ボックス
■Disc 1
ハイドン:交響曲集
(1)交響曲第70番ニ長調Hob.T:70
(2)交響曲第93番ニ長調Hob.T:93
(3)交響曲第100番ト長調「軍隊」
■Disc 2
モーツァルト:作品集
(1)ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
(2)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
(3)アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
■Disc 3 
ベートーヴェン:作品集
(1)交響曲第3番「英雄」
(2)プロメテウスの創造物Op.43〜序曲
(3)大フーガOp.133(ワインガルトナー編)
■Disc 4
シューベルト:交響曲集
(1)交響曲第9番ハ長調「グレート」
(2)交響曲第8番ロ短調「未完成」
■Disc
メンデルスゾーン:作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
(2)2台のピアノのための協奏曲ホ長調
■Disc 6&7
(1)マーラー:交響曲第3番
(2)シェーンベルク:コール・ニドレOp.39
(3)同:6つの歌Op.8
(4)ワルシャワの生き残りOp.46
■Disc 8
ブラームス:作品集
(1)ピアノ協奏曲第2番
(2)ハンガリー舞曲第1番
(3)ハンガリー舞曲第2番
(4)ハンガリー舞曲第3番
(5)ハンガリー舞曲第5番
■Disc 9
R・シュトラウス:管弦楽曲集
(1)交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
(2)楽劇「ばらの騎士」〜導入曲とワルツ
(3)歌劇「インテルメッツォ」〜ワルツの情景
(4)交響的断章「ヨセフ伝説」
(5)歌劇「サロメ」〜7つのヴェールの踊り
■Disc 10
ワーグナー:管弦楽曲集
(1)歌劇「リエンツィ」序曲
(2)歌劇「ローエングリン」〜第1幕前奏曲/第3幕前奏曲
(3)楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
(4)歌劇「タンホイザー」序曲
(5)楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
(6)楽劇「パルジファル」前奏曲
■Disc 11(ボーナス)
J・シュトラウス一家:作品集
J・シュトラウス:(1)喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
(2)ポルカ「観光列車」Op.281
(3)ワルツ「ウィーンの森の物語」
(4)ポルカ「百発百中」Op.326
(5)喜歌劇「騎士パスマン」〜チャールダーシュ
(6)ワルツ「春の声」
(7)ヨセフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」
(8)J・シュトラウス:ワルツ「親しき仲」
(9)皇帝円舞曲
■Disc 1
ウィーン・アカデミー室内O(1)、
ケルンRSO(2)、
ウィーンSO(3)
録音:1952年(1)、
1962年2月8-10日ケルン(2)、
1956年5月3日ウィーン・ムジークフェライン(3)
■Disc 2
フリードリヒ・グルダ(P)(1)(2)、
ウィーン国立歌劇場O
録音:1963年6月(1)(2)(ステレオ)、
55年12月18日ウィーン・ムジークフェライン(3)
■Disc 3 
ウィーン国立歌劇場O(1)、
ケルンRSO(2)(3)
録音:1955年ウィーン(1)、
1952年11月2-4日ケルン(2)、
1962年9月10-14日(3)
■Disc 4 
ウィーンSO(1)、
ウィーン国立歌劇場O(2)
録音:1957年1月2日ウィーン・ムジークフェライン(1)、
1957年ウィーン・ムジークフェライン(2)
■Disc 5
イヴリー・ギトリス(Vn)(1)、
オラッツィオ・フルゴーニ(P)、
エドゥアルト・ムラゼク(P)(2)
ウィーンSO
録音:1954年(リリース)
■Disc 6&7
ソニャ・チェルヴェナー(A)、
RIAS女声cho、
ベルリン大聖堂少年cho、
ベルリンRSO(1)、
ハンス・ヤーライ(語り)、
アカデミー室内cho、
ウィーンSO(2)(4)、
ゲオルク・イェルデン(T)、ケルンRSO(3)
録音:1963年1月21日ベルリン・ライヴ(1)、
1952年10月28、30日ウィーン・コンツェルト・ハウス(2)(4)、
1961年12月16、20日ケルン(3)
■Disc 8
エドゥアルト・ムラゼク(P)(1)、
ウィーン国立歌劇場O
録音:1956年、57年(1)、
1954年9月12-14日(2)-(5)
■Disc 9
ケルンRSO
録音:1960年11月18-21日(1)(2)(5)、
1963年12月16-20日(3)、
1961年11月2-4日(4)
■Disc 10
チェコPO(1)(4)(5)(6)、
ウィーンSO(2)(3)
録音:1952年7月15日(1)、
1954年11月30日-12月2日(2)(3)、
1951年11月9日(4)、50年(5)(6)
■Disc 11
ウィーン国立歌劇場O(2)(4)(6)(7)(8)(9)、
チェコPO(1)(3)(5)
録音:1951年(2)(4)(6)(7)(8)(9)、
197年9月19日(1)(3)(5)
Profilレーベルが、現在入手困難な音源をBox化するシリーズ、今回はオーストリアの指揮者ハンス・スワロフスキー。 ハンス・スワロフスキー(1899-1975)は指揮者として活躍するかたわら、ウィーン国立音楽大学指揮科教授として、アバド、メータ、ヤンソンス、アダ ム&イヴァン・フィッシャーなど錚々たる逸材を育てました。尾高忠明、湯浅卓雄、大町陽一郎ら薫陶を受けた大物日本人も多数います。
教育者としての業績が大きすぎたため、彼自身の芸術像は意外に伝わってきませんが、ワインガルトナーとR・シュトラウスの指揮の弟子として、 ドイツの伝統を現代に伝えた職人と申せましょう。
いずれも正確なバトン・テクニックで楷書的な演奏を聴かせてくれますが、ワーグナーやR・シュトラウス作品での大きな音楽作りに驚かされます。 また珍しいマーラーの交響曲第3番の1963年ライヴ、ギトリスとの共演によるメンデルスゾーンの協奏曲も興味津々。1952年10月のシェーンベルクの 「コール・ニドレ」と「ワルシャワの生き残り」はどちらも世界初録音だったとされます。 もうひとつの魅力はウィーン物で見せる独特の歌い回しと香り。十八番のヨハン・シュトラウスがたくさん入っているのも嬉しく、またハイドンの交響曲 やグルダとのモーツァルトも素晴しいのひとことに尽きます。
大半は入手困難なうえ、驚きの価格の超貴重Boxです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2208(1CD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
交響曲第1番ハ短調 Op.68*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)、
NBC響

録音:1951年12月3日、1951年12月6日*/カーネギーホール(ニューヨーク)モノラル(放送用録音)
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
トスカニーニのブラームスは、フルトヴェングラーやワルターらのそれと比較すると、それほど頻繁に聴かれていないかもしれません。その理由にひとつに、 音質が固くて素っ気ない印象を与えるからではないでしょうか。当復刻盤では2トラック、38センチのオープンリール・テープから、望みうる最上の音質 を引き出しています。これで聴くとひたむきな情熱だけではなく、思った以上に響きに厚みがあり、なおかつ繊細な表現であることが再認識されるでしょう。 また、解説書にはトスカニーニ家の日常生活を捉えた「トスカニーニ夫妻」(その1)を掲載しています。普段着のトスカニーニについて記された、面白 くて興味深い内容です。なお、「トスカニーニ夫妻」(その2)は交響曲第2番+第3番(GS-2209/近日発売)に掲載されます。(平林直哉)

C Major
73-4908(3DVD)
KKC-9502(3DVD)
日本語帯・解説付
税込定価

73-5004(Bluray)
KKC-9501(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調作品68
交響曲第2番ニ長調作品73
交響曲第3番ヘ長調作品90
交響曲第4番ホ短調作品98

ドキュメンタリー「ザ・ブラームス・コード」
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
パーヴォ・ヤルヴィ (指)
収録:2018年4月、5月、シャンゼリゼ劇場(パリ)、ライヴ
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:DTS5.1(交響曲のみ)、
PCMステレオ
字幕(ドキュメンタリー):英独韓,日本語
リージョン:All
267分(交響曲:177分、ボーナス:90分)
◆Bluray
画面:1080i,16:9(4K収録)
音声:DTS-HDMA5.1(交響曲のみ)、
PCMステレオ
字幕(ドキュメンタリー):英独韓,日本語
リージョン:All
267分(交響曲:177分、ボーナス:90分)
ドイツ・ブレーメンに本拠を置く室内オーケストラで、世界屈指と名高いドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン 。2004年よりパーヴォ・ヤルヴィ が芸術監督に就任。以降、独自のプロジェクトなど精力的に活動し、世界各地の音楽祭での演奏で聴衆を魅了し、国際的オーケストラとしての評価を一気 に高めました。 本映像は、2018年にパリのシャンゼリゼ劇場で行われたブラームス・チクルスのライヴ。2公演で全4曲を演奏しました。パーヴォ・ヤルヴィと同楽団と のブラームス・プロジェクトは、2014年に東京オペラシティで行った全曲演奏会を皮切りにヨーロッパ各地で演奏し、CD録音も行っています。ベートーヴェ ン、シューマンのチクルスを経て世界的に注目されている彼らによるブラームスということで期待が一層高まります。ブラームスの全4曲の交響曲は、長年 彼らが愛奏してきた作品のひとつ。「何度も繰り返し演奏することで違った風景が見られる」とパーヴォは言います。まさに細部まで血肉化した演奏で、パ リの聴衆を熱狂させています。 また、パーヴォのブラームス論や楽団員たちのインタビューを含めた90分間のドキュメンタリー映像も収録。真摯に音楽に向かい合う音楽家たちの気概が 伝わる内容です。 (Ki)

LSO Live
LSO-0842(1SACD)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB.106〔ベンヤミン=グンナー・コールス版(2015年)〕 サー・サイモン・ラトル(指)LSO

録音:2019年1月、バービカン・ホール(ロンドン)
ラトルとLSOによる2019年1月録音の、ブルックナー第6番の登場。ベンヤミン=グンナー・コールス(1965年生まれ)原典版を使用しています。コー ルスは、1995年から2011年までMWVブルックナー全集の副編集者を務めブルックナーの第9番のフィナーレ(2012年出版)の校訂を担当、さら に現在はショット社より出版進行中のブルックナー全集の監修者を2013年より務めており、7番(2015年/ラトル指揮ベルリン・フィルにより初演)、 第6番(2016年)、ミサ・ソレムニス(2017年)、第5番(2018年)、レクイエム ニ短調(2018年)が出版されているほか、モーツァルトのレクイ エムの校訂を手がけ、さらには指揮活動も行っています。このコールス版を用いてラトルは2016年にエイジ・オブ・エンライトメントOとレコーディ ングを行っています(2016年にパリで行われた世界初演公演も同じ組み合わせ)が、約3年の時を経て、再びこの版に、今回は手兵LSOと取り組み ました。ブルックナーの交響曲第6番は、彼の残した一連の交響曲の中でも最もブルックナー ‘らしい’ 作品ともいえるでしょう。コントラストに飛んだ空 気、暗闇から光へと至る息の長い旋律、19世紀の交響曲作品の中でも最も謎めいた終末を迎える作品のひとつといえるでしょう。LSOは、ラトルが導く 6番像をこれ以上なく忠実に響かせているよう。ラトルとLSOの一体感が印象的なブルックナーとなっております。
LSO Live
LSO-0832(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2018年11月、バービカン・ホール、ロンドン
ノセダ&LSOの第3弾リリース。ショスタコーヴィチはこの交響曲第4番を自身の傑作としていました。奇抜でありながら挑発的で、大規模なパーカッショ ン・セクションとブラス・セクションを要する100人以上の奏者によって演奏される超大作です。1936年の革命記念日を目標に初演のための総練習に入っ たものの、政治的理由で中止。その後封印されていたものの、1961年についに日の目をみました。その時、これは作曲家のまぎれもない傑作の一つである、 と大絶賛され、ショスタコーヴィチの交響曲作曲家としてのおそるべき底力をあらためて世に見せつけた作品です。 この演奏でもロンドンSOの誇る打楽器セクションとブラス・セクションの活躍が著しいことは言うまでもなく、オペラ指揮者としても活躍するノセダ の本領発揮ともいえる知と情熱の稀有なバランスが光る統率ぶりは圧巻。この大規模な作品がものすごい迫力で響きわたっています。 (Ki)

TYXart
TXA-17091(5CD)
ハインツ・ヴィンベック(1946-2019):交響曲全集

[CD1]交響曲第1番『Tu Solus』
[CD2]交響曲第2番
[CD3]交響曲第3番『Grodek』 〜ゲオルク・トラークルのテキストによる
[CD4]交響曲第4番『De Profundis』 〜レクイエム、ゲオルク・トラークルのテキスト及び19世紀のとあるテキストによる
[CD5]交響曲第5番『Jetzt und in der Stunde des Todes』 〜ブルックナーの第9交響曲終楽章のモティーフによる3つの断片
[CD1]ブルース・ワインバーガー(テナーサクソフォン)、ムハイ・タン(指)、バイエルンRSO
[CD2]デニス・ラッセル・デイヴィス(指)、ウィーンRSO
[CD3]クリステル・ボルヒャース(A)、ウド・サメル(朗読)、マティアス・フスマン(指)、ベルリン・ドイツSO
[CD4]ヴォルフガング・ゼーリガー(合唱指揮)、ダルムシュタット・コンサートcho、クリステル・ボルヒャース(A)、
ギュンター・ビンゲ(Br)、ヴェルナー・ブーヒン(C.T)、ヴォルフ・エウバ(朗読)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指)、ボン・ベートーヴェンO
[CD5] デニス・ラッセル・デイヴィス(指)、ベルリン・ドイツSO

録音:[CD1]1985年4月(ライヴ)、[CD2]2001年10(ライヴ)、[CD3]1991年8月(スタジオ)、[CD4]1993年9月(ライヴ)、[CD5]2017年1月(ライヴ)
2019年3月26日に世を去ったドイツの作曲家、ハインツ・ヴィンベックの初リリースとなる交響曲全集です。80年代以降に書かれた5つの交響曲 はどれも大規模な音楽。マーラーのような声楽つきの作品や、ブルックナーの9番を素材とした作品など、伝統的な交響曲と現代書法の強烈なせめぎあ いを感じます。演奏者も一流ぞろいで聴きごたえあり。 (Ki)

Hanssler
HC-19058(56CD)
メンデルスゾーン・エディション
■交響曲全集、弦楽のための交響曲全集
【CD1】(65’01”)
交響曲第1番ハ短調Op.11/弦楽のための交響曲第8番ニ長調(管弦楽版)/弦楽のための交響曲第13番ハ短調(交響的断章)
【CD2】(69’23”)
弦楽のための交響曲第7番ニ短調/弦楽のための交響曲第12番ト短調/交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
【CD3】(72’19”)
弦楽のための交響曲第1番ハ長調/弦楽のための交響曲第2番ニ長調/弦楽のための交響曲第3番ホ短調/弦楽のための交響曲第4番ハ短調/弦楽のための交響曲第9番ハ長調
【CD4】(59’32”)
交響曲第5番ニ長調Op.107「宗教改革」/弦楽のための交響曲第5番変ロ長調/弦楽のための交響曲第6番変ホ長調/弦楽のための交響曲第10番ロ短調
【CD5】(73’08”)
交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」/弦楽のための交響曲第11番ヘ長調
【CD6】(62’49”)
交響曲第2番変ロ長調Op.52「讃歌」
■ピアノ協奏曲集
【CD7】(74’24”)
2台のピアノと管弦楽のための協奏曲変イ長調/2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ホ長調
【CD8】(70’31”)
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
■ヴァイオリン協奏曲集
【CD9】(66’41”)
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64/ヴァイオリン協奏曲ニ短調MWVO3
■ピアノ四重奏曲集、ピアノ六重奏曲集
【CD10】(61’27”)
ピアノ六重奏曲ニ長調Op.110*/ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.1
【CD11】(60’54”)
ピアノ四重奏曲第2番ヘ短調Op.2/ピアノ四重奏曲第3番ロ短調Op.3
■弦楽四重奏曲集、弦楽五重奏曲集
【CD12】(70’23”)
弦楽五重奏曲第2番変ロ長調Op.87/弦楽五重奏曲第1番イ長調Op.18
【CD13】(65’22”)
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調Op.80/弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.44-1/カプリッチョホ短調Op.81-3/フーガ変ホ長調Op.81-4
【CD14】(69’48”)
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13/弦楽四重奏曲第5番変ホ長調Op.44-3/主題と変奏ホ長調Op.81-1/スケルツォイ短調Op.81-2
■ヴァイオリン・ソナタ集、チェロ・ソナタ集
【CD15】(67’40”)
ヴァイオリン・ソナタヘ長調(1838)/ヴァイオリン・ソナタヘ短調Op.4(1823)/ヴァイオリン・ソナタヘ長調(1820)
【CD16】(71’44”)
協奏的変奏曲ニ長調Op.17/チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58/チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45
■】オルガン作品集
【CD17】(53’54”)
前奏曲ニ短調(1820)/アンダンテニ長調(1823)/コラール前奏曲『全能の神のみわざは大いなるかな』(1823)/オスティナートハ短調(1823)/フゲッタイ長調(1828)/後奏曲ニ長調(1831)/フゲッタニ長調(1834)/前奏曲とフーガハ短調Op.37-1(1837)/前奏曲とフーガト長調Op.37-2(1837)
【CD18】(64’58”)
前奏曲とフーガニ短調Op.37-3(1837)/オルガン・ソナタ第1番ヘ短調Op.65-1(1844)
【CD19】(65’20”)
オルガン・ソナタ第2番ハ短調Op.65-2(1844)/オルガン・ソナタ第3番イ長調Op.65-3(1844)/オルガン・ソナタ第4番変ロ長調Op.65-4(1845)/オルガン・ソナタ第5番ニ長調Op.65-5(1844)/オルガン・ソナタ第6番ニ短調Op.65-6(1845)
■ピアノ作品集
【CD20】
6つの前奏曲とフーガOp.35/幻想曲嬰ヘ短調Op.28
■セレナード、二重唱、歌曲集
【CD21】(44’22”)
(1)セレナードとアレグロ・ジョコーソロ短調
(2)恋人よ打ち明けておくれOp.63-1/挨拶Op.63-3/リュイ・ブラスからの歌Op.77-3/3つの民謡WoO.11/渡り鳥の別れの歌Op.63-2/秋の歌Op.63-4
(3)収穫の歌Op.8-4/魔女の歌(もうひとつの五月の歌)Op.8-8/遠くOp.9-9/恋する女の手紙Op.86-3/巡礼の格言Op.8-5/ズライカOp.57-3
【CD22】(43’41”)
春の歌Op.34-3/春の歌Op.8-6/わたしは木陰に横たわりOp.84-1/夕べの歌Op.8-9/星が見ているOp.99-2/諦めOp.9-11/秋の歌Op.84-2/慰めOp.74-1/日曜の歌Op.34-5/春の歌Op.47-3/だれが知るものかOp.99-6/葦の歌Op.71-4/冬の歌Op.19a-3/揺りかごのそばでOp.47-6/・の歌Op.86-2
【CD23】(55’17”)
6つの男声合唱曲Op.50/2つの宗教的合唱曲Op.115/4つのリートOp.75/4つの男声合唱曲Op.120
■序曲集
【CD24】
「フィンガルの洞窟」序曲Op.26/「トランペット」序曲Op.101/「美しいメルジーネの物語」序曲Op.32/「静かな海と楽しい航海」序曲Op.27/「ルイ・ブラス」序曲Op.95
【CD25】付随音楽「真夏の夜の夢」
■歌劇作品集
【CD26&27】歌劇「ボストンから来たおじさん」
【CD28&29】歌劇「異国よりの帰郷」
【CD30】付随音楽「アタリア」
【CD31&32】オラトリオ「エリヤ」
【CD33&34】オラトリオ「聖パウロ」
【CD35&36】詩篇集
(1)詩篇第98番「主に向かいて新しき歌をうたえ」Op.91
(2)詩篇第115番「われらにではなく、主よ」Op.31
(3)詩篇第114番「イスラエルの民エジプトを出て」Op.51
■声楽曲集
【CD37】(78’49”)
8つのコラール・カンタータ
【CD38】(67’37”)
讃歌Op.96/カンタータ「ラウダ・シオン」Op.73
【CD39】(72’40”)
マニフィカト/グロリア(1822)/6つのアンセムOp.79
【CD40】(67’15”)
「時は今」〜混声合唱とオルガンのための(1828)
「テ・デウム」〜混声合唱、独唱とオルガンのための(1832)
「アヴェ・マリア」〜混声合唱とオルガンのためのOp.23/「ドイツ典礼」〜独唱と混声合唱のための
【CD41】(72’11”)
3つの教会音楽Op.23/モテットOp.69/詩篇集Op.78
【CD42】(78’17”)
コラール集〜混声合唱のための/キリエハ長調(1823)/モテット&詩篇集
【CD43】(53’09”)
3つのモテットOp.39〜女声合唱とオルガンのための/レスポンソリウムと讃歌『讃歌の歌』Op.121
■ピアノ作品集
【CD44】(63’46”)
無言歌集第1巻Op.19/無言歌集第2巻Op.30/無言歌集第3巻Op.38/無言歌集第4巻Op.53
【CD45】(54’11”)
無言歌集第5巻Op.62/無言歌集第6巻Op.67/無言歌集第7巻Op.85/無言歌集第8巻Op.102
【CD46】(61’26”)
ロンド・カプリッチョーソホ長調Op.14/カプリッチョ嬰ヘ短調Op.5/3つの幻想曲、またはカプリスOp.16/3つのカプリスOp.33
【CD47】(63’31”)
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調Op.6/ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.105/ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調Op.106
【CD48】(58’14”)
7つの性格的な小品Op.7
「夏の名残のばら」による幻想曲ホ長調Op.15/幻想曲嬰ヘ短調「スコットランド・ソナタ」Op.28
【CD49】(58’46”)
厳格な変奏曲ニ短調Op.54/変奏曲変ホ長調Op.82/変奏曲変ロ長調Op.83/アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタートロ長調/ロ短調/カプリッチョホ長調Op.118/無窮動ハ長調Op.119/ヴェネツィアの舟歌イ長調/アルバムの綴り「無言歌」ホ短調Op.117
■協奏曲とピアノ作品集
【CD50】
(1)ピアノ協奏曲イ短調MWVO2
(2)前奏曲とフーガホ短調/6つの子供の小品Op.72/3つの前奏曲Op.104-1/3つの練習曲Op.104-2
【CD51】
ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調MWVO3
■ピアノ三重奏曲集
【CD52】
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
■弦楽四重奏曲集、弦楽八重奏曲、クラリネット・ソナタ集
【CD53】(57’11”)
弦楽四重奏曲第1番変ホ長調Op.12/弦楽四重奏曲第4番ホ短調Op.44-2
【CD54】(59’20”)
(1)弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13/(2)弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20
【CD55】(50’25”)
(1)弦楽四重奏曲変ホ長調
(2)クラリネット・ソナタ変ホ長調MWVQ15
【CD56】歌曲集
(1)5月の歌Op.41-5/プリムローズOp.48-2/ひばりの歌Op.48-4/朝の祈りOp.48-5/早春Op.59-2/ナイチンゲールOp.59-4/緑のなかでOp.59-6
(2)新しい恋Op.19-4/愛の歌Op.47-1/2人の心が離れてしまえばOp.99-5/ヴェネツィアの舟歌Op.57-5/春の歌Op.19-1/収穫の歌Op.8-4/古いドイツの歌Op.57-1/朝の挨拶OP.47-2/小姓の歌/民謡Op.47-4/好きな場所Op.99-3/夜ごとの夢にOp.86-4/挨拶Op.19-5/夜の歌Op.71-6/森の城/月Op.86-5
【CD1】(65’01”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD2】(69’23”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD3】(72’19”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD4】(59’32”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD5】(73’08”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD6】(62’49”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO、エレオノーレ・マルグエッレ(S)、ウルリカ・ストレムステッド(Ms)、マルクス・シェーファー(T)、ドイツ室内cho、マルクス・メルヒオーリ(合唱指揮)
【CD7】(74’24”)
ベンジャミン・フリス(P)、ヒュー・ティニー(P)、RTEシンフォニエッタ、プリンシアス・オ・デュイン(指)
【CD8】(70’31”)
ベンジャミン・フリス(P)、スロヴァキア国立コシツェPO、ロベルト・スタンコフスキー(指)
【CD9】(66’41”)
楊天堝(ティアンワ・ヤン)(Vn)、シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ、パトリック・ガロワ(指)
【CD10】(61’27”)
バルトルディ・ピアノQ、アンドラ・ダルツィンス(Va)*、ヴォルフガング・ワーグナー(Cb)*
【CD11】(60’54”)
バルトルディ・ピアノQ
【CD12】(70’23”)
ファイン・アーツQ、ダニーロ・ロッシ(Va)
【CD13】(65’22”)
オーロラSQ
【CD14】(69’48”)
オーロラSQ
【CD15】(67’40”)
ノモス・デュオ
【CD16】(71’44”)
ルカ・フィオレンティーニ(Vc)、ステファニア・レダエッリ(P)
【CD17】(53’54”)
ジュリオ・ピオヴァーニ(Org)
【CD18】(64’58”)
ジュリオ・ピオヴァーニ(Org)
【CD19】(65’20”)
ジュリオ・ピオヴァーニ(Org)
【CD20】
ギッティ・ピルナー(P)
【CD21】(44’22”)
(1)レーナ・キリアコウ(P)、ウィーン・プロ・ムジカO、ハンス・スワロフスキー(指)
(2)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ユリア・ヴァラディ(S)、ハルトムート・ヘル(P)
(3)グードルーン・シドニー・オットー(S)、ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
【CD22】(43’41”)
グードルーン・シドニー・オットー(S)、ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
【CD23】(55’17”)
ジングフォニカー
【CD24】
クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
【CD25】
アリソン・ハーグリー(S)、
ルイーズ・ウィンター(Ms)、
ヴァルター・ヴェラー(指)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO&ジュニアcho
【CD26&27】
ケイト・ロイヤル(ファニー/ソプラノ)、
カーステン・ジュス(カール/テノール)、
ユリア・バウアー(リゼッテ/ソプラノ)、
ベルント・バレンティン(タウバー/バリトン)、
ヘルムート・リリング(指)バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト、
ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト
【CD28&29】
ユリアーネ・バンゼ(リズベート/ソプラノ)、
イリス・ヴェルミリオン(母/あると)、
カルステン・ジュース(ヘルマン/テノール)、
クリスティアン・ゲルハーヘル(カウツ/バス)、
シュテファン・ミュラー=リュッペルト(シュルツ/バス)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルトRSO、
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
【CD30】
ウルリケ・ゲッツ(語り)、
ルドルフ・グッケルスベルガー(語り)、
レティーツィア・シェラー(S)、
カタリン・ハルマイ(S)、
ダニエレ・シンドラム(A)、
ヨナス・カウフマン(T)、
ロマン・トレケル(Br)、
ラルス・ヴォルト(Bs)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルトRSO、
ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト
【CD31&32】
クリスティーネ・シェーファー(S)、
コルネリア・カリッシュ(A)、
ミヒャエル・シャーデ(T)、
ヴォルフガング・シェーネ(Bs)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
【CD33&34】
ジュリアーヌ・バンス(S)、
インゲボルク・ダンツ(A)、
ミヒャエル・シャーデ(T)、
アンドレアス・シュミット(Bs)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、
プラハ室内cho、チェコPO
【CD35&36】
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム,
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
(1)(2)マルリス・ペーターゼン(S)、
(2)アレクサンドラ・パウルミヒル(A)、
(1)(2)トーマス・マイケル・アレン(T)、
(1)(2)モルテン・エルンスト・ラッセン(Bs-Br)
(4)ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム,シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊シビッラ・ルーベンス(S)、スコット・ウィアー(T)、
クリストフ・ゲンツ(T)、マティアス・ゲルネ(Bs)、トーマス・メーネルト(Bs)
【CD37】(78’49”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、
アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD38】(67’37”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD39】(72’40”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD40】(67’15”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD41】(72’11”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD42】(78’17”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)
【CD43】(53’09”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)
【CD44】(63’46”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD45】(54’11”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD46】(61’26”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD47】(63’31”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD48】(58’14”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD49】(58’46”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD50】
(1)アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P)、
ベルリン・ブランデンブルク・カンマーフィルハーモニー
(2)ダナ・プロトポペスク(P)
【CD51】
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P)、
ベルリン・ブランデンブルク・カンマーフィルハーモニー
【CD52】
オイストラフ・トリオ【ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)、レフ・オボーリン(P)】
【CD53】(57’11”)
フォーグラーQ
【CD54】(59’20”)
(1)ミネッティ・クァルテット
(2)コペンハーゲン・チェンバー・ソロイスツ、
マイケル・マルムグリーン(指)
【CD55】(50’25”)
(1)ゲヴァントハウスSQ
(2)エリザベート・ガンター(Cl)、
ペーター・シュマルフス(P)
【CD56】
(1)レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊、
エベルハルト・クラウス(Org)、
ゲオルク・ラッツィンガー(指)
(2)マルクス・シェーファー(T)、
クラウス・ライナー・フェルドマン(G)
バッハ大全集などをリリースしているドイツ老舗レーベルのヘンスラー・クラシックよりメンデルスゾーンの主要作品を網羅した56枚組のボックスがリ リースされます!当レーベルが誇る音源を中心にライセンス盤も含めたこの集成では交響曲、室内楽曲、協奏曲、器楽曲はもちろんのこと、主要な声楽・ 合唱作品も収録しております。 交響曲は颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないトーマス・ファイ率いるハイデルベルクSOによる演奏です。全篇を通して快速テンポが特 徴でノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏で、とにかく明るく弾むようなファイの音楽は聴き手を幸せにさせる魔法 のようです。また、ピアノ独奏曲では名手ダナ・プロトポペスクによる好演も注目です。この他、ニコル・マット率いるヨーロッパ室内合唱団が澄み切っ た歌声を聴かせてくれます。高水準の演奏で揃えた注目のボックスの登場です! (Ki)

APARTE
AP-2101(1CD)
ハイドン:交響曲第87番イ長調
アントニオ・ザッキーニ(1730-1786):「C’est votre bonte que j’implore(私がほしいのはあなたの優しさです)」
グルック:「Fortune ennemie(なんと惨めな生活なのだろう)」『オルフェオとエウリディーチェ』より
ジャン=バティスト・ルモワーヌ:「Il va venir(彼は来るだろう)」『フェードル』より
ヨハン・クリストフ・フォーゲル:「Age d’or, o bel age(おお黄金の時よ)」『デモフォン』より
アンドレ=エルンスト=モデスト・グレトリ:「O sort! Par tes noires fureurs(おお運命よ!)」『サムニウム人の結婚』より
ルイ=シャルル・ラグエ:交響曲 ニ短調 op.10-1
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ジュリアン・ショヴァン(指) 
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ

録音:2018年10月、2019年3月
ジュリアン・ショヴァンの率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグによるハイドンのパリ交響曲とその同時代の作品をレコーディングしていくプロジェクト。 今回は交響曲第87番。さらに、その表情豊かな声で世界を魅了しているソプラノ、ゾフィー・カルトホイザーをゲストに迎えてのアリア集、というプログ ラムです。 ル・コンセール・ド・ラ・ローグのモデルとなったのは、1783年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」を献呈されたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピッ ク。ここに収録されたハイドンの交響曲以外もすべてこの団体に捧げられたものです。ハイドンの交響曲以外はほぼすべて歴史に埋もれてしまっていました が、カルトホイザーの表情豊かな歌唱と、ショヴァン率いる管弦楽の見事さで、かつての光を取り戻したようです。 (Ki)

Chandos
CHSA-5241(1SACD)
テルテリャーン:交響曲第3番&第4番
テルテリャーン:交響曲第3番(1975)〔ドゥドゥク、ズルナと大SOのための〕*
コミタス(ソゴモン・ソゴモニアン)(1869−1935):Shoger Jan(Dear Shoger)
伝承曲:Noobar-Noobar
テルテリャーン:交響曲第4番(1976, 1984改定)〔大SOのための〕*
キリル・カラビッツ(指)ボーンマスSO*、
ティグラン・アレクサニアン(ドゥドゥク、ズルナ)、ヴァヘ・ホヴァネシアン(ドゥドゥク、ズルナ)

録音:2019年3月30日ー31日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)
2008年からボーンマスSOの首席指揮者を務め、2016年にはヴァイマル・ドイツ国民劇場(Deutsches Nationaltheater and Staatskapelle Weimar)の音楽監督&首席指揮者にも就任し注目を浴びているウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
アゼルバイジャンのカラ・カラーエフ(CHSA 5203)、ウクライナのボリス・リャトシンスキー(CHSA 5233)といった極めて意欲的なレコーディングで話題を呼んできた「東欧からの声(Voices from the East)」。旧ソ連諸国の知られざる作曲家に捧げるシリーズ第3弾は、ハチャトゥリアンと並ぶ20世紀アルメニア音楽の巨人、アーヴェト・テルテリャーン(1929−1994)の交響曲。1967年の歌劇『Ring of Fire』以降は無調や偶然性、エレクトロニクスなどを取り入れ、また友人であったギヤ・カンチェリからも大きな影響を受け、アルメニアの民俗音楽と古代の典礼音楽を吸収し独自の音楽を創り上げてきたテルテリャーンの中期の交響曲。第3番ではアルメニアの民族楽器(ダブルリードの笛)、ドゥドゥクやズルナがフィーチャーされています。

BIS
BISSA-2356(1SACD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 オスモ・ヴァンスカ(指)
ミネソタO、
キャロリン・サンプソン(S)

録音:2018年6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
当演奏でもヴァンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくり が魅力です。 BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達した大注目のマーラー・シリーズです。マーラーの交響曲は第1番「巨人」(KKC 6034 / BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995 / BIS SA 2296)、第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、第6番(BIS SA 2266)がリリー スされております。 2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う 労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのも のも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏 は一層密度の濃いものとなっております (Ki)

EUROARTS
20-72034F(Bluray)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ジューン・アンダーソン(S)
サラ・ウォーカー(Ms)
クラウ ス・ケ ー ニ ヒ( テノ ー ル )
ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(Bs)
バイエルン放送cho
ベルリン放送合唱団のメンバー
ドレスデン・フィルハーモニー児童cho
バイエルンRSO
シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー
ニューヨーク・フィルハーモニックのメンバー
ロンドンSOのメンバー
レニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)Oのメンバー
パリOのメンバー
レナード・バーンスタイン(指)

収録:1989年12月25日、旧東ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)/ライヴ
画面:1080i/Full HD/4:3
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
字幕:英独仏西韓,日本語
94分、リージョン:All
1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊されました。2019年は30周年に当たります。この映像は、1989年12月25日、ベルリンの壁が崩壊し たことを記念した一大イベント、バーンスタイン指揮によるベートーヴェンの「第9」の演奏会が収録されています。すでに映像としてはリリースされてい たものですが、30周年を記念してブルーレイ・ディスクで再登場します。 バーンスタインは、バイエルンRSOをメインに、合計6つの楽団(西ドイツ・東ドイツ、ドイツの東西分離のきっかけとなったアメリカとソ連、そ れに第二次大戦時のドイツの敵国イギリスとフランス)のメンバーにより特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ &英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮しています。さらにバーンスタインはここで、ベルリンの壁が崩壊したという歴史的事実 を祝うために第4楽章の歌詞の “Freude(歓喜)” を “Freiheit(自由)” に変更して歌わせています。 ベルリンの壁開放は、現在では誤解がもとで実現したと言われています。東独の政府側が、市民の出国許可緩和を予定よりも早く発表してしまい、それ がもとで国境が開放。壁のすぐ東側にあったブランデンブルク門には大勢の人々が押し寄せたといいます。 現在ではドイツ統一と平和・友愛の象徴として広く認知されているそのブランデンブルク門の前で、2019年8月ベルリン・フィルの新首席指揮者キリル・ ペトレンコが「第9」を演奏。30年前の歴史的な出来事に思いをはせ、平和へのメッセ―ジを新たにするものとなるでしょう。 (Ki)

Altus
TALT-067(1CD)
チェリビダッケ、若き日の名演
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
ブラームス:交響曲第4番*
セルジュ・チェリビダッケ(指)BPO

録音:1946年11月10日ベルリン・RIAS放送局、1945年11月18日ベルリン・米軍放送局*
戦後まもなくチェリビダッケがベルリン・フィルを振った貴重音源。長らく廃盤だったTAHRAレーベルの名盤をALTUSレーベルがライセンスし、リマ スター復刻しました。フルトヴェングラーの後継者と目されていた若きチェリビダッケの、覇気にあふれた力強い演奏が音質も新たに復活します。
フルトヴェングラーがナチスと協力関係にあったとして演奏活動停止処分を受け、後任のボルヒャルトが米軍の誤射で亡くなってしまうという、ベルリン・ フィル激動期に30代の若さで指揮台に上がることとなったチェリビダッケ。1947年にフルトヴェングラーが復帰するまで、代理首席指揮者のような地位 につき実質上の後継者として認識されていました。ここに収録された演奏は晩年のものに比べれば荒削りな所はあるものの、ゆったりと荘重なアダージョ から強烈な推進力にあふれるアレグロまで、テンポとテンションを大胆にコントロールし白熱した音楽を構築しています。じっくり耐えに耐えて最後に爆発 するレオノーレ3番、暗い情念渦巻く濃厚なブラームス4番。それらの鮮烈なイメージに向かい、もがきながら何とかして表現し伝えようとする壮絶さ。 明らかにカリスマの片鱗を感じさせつつも、未だ整理しきれていないドロドロとした何かを内に秘めた、この時代のチェリビダッケならではの演奏です。如 実にフルトヴェングラー色のあるベルリン・フィルの響きも当盤の魅力をより一層深めています。 (Ki)

Simax
PSC-1272(2CD)
マーラー:交響曲第3番 マリス・ヤンソンス(指)
オスロPO&cho
ランディ・スティーン(Ms) 
ソルヴグッテネ少年cho

録音:2001年8月、オスロ・コンサート・ホール(ライヴ)
マリス・ヤンソンスは、1979〜2002年の23年間オスロ・フィルの首席指揮者を務め、世界各地での公演(日本には同コンビで1988年11月初来日)、 そして数々のレコーディングを行い、世界トップレベルのオーケストラへと育て上げました。 オスロ・フィルは、2019年に創立100周年を迎えます。この記念すべき年に、ヤンソンスとオーケストラの総決算ともいえる、2001年8月に録音されたマー ラー第3交響曲をリリースします。また、この時期のヤンソンスは、バイエルンRSO、ロイヤル・コンセルトヘボウOの首席指揮者への就 任が控えており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでありました。これまでに同コンビで、マーラーの第7番(PSC.1271)、第1&9番(PSC.1270)、ブラー ムスの第1番(PSC.1206)、第4番(PSC.1205)、第2&3番(PSC.1204)をリリースしており、その成果はすでに実証済ではあります。マーラーに ついては、かつてヤンソンス自身も「ぼくの作曲家だ」と語っているように作曲家への思いは強く、特に3番については格別の思い入れのある作品である だけに、待望のリリースと言えるでしょう。 (Ki)

BIS
BISSA-2419(1SACD)
ヴァイオリンとピアノための5つのソナタ第2集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2(原曲:クラリネット・ソナタ第2番)
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ウルフ・ヴァリーン(Vn/1746年製ドメニコ・モンタニャーナ)
ロ ー ランド・ペ ンティネン(P/ スタインウェイ D )

録音:2017年5月/スタジオ・アクースティクム(ピテオー/スウェーデン)
ヴァイオリンとピアノための “5つ” のソナタと題された当シリーズ。オリジナルのヴァイオリン・ソナタは3篇とF.A.E.ソナタですが、ここではクラリネッ ト・ソナタ第2番のヴァイオリン版とヴァイオリン・ソナタ第2番、第3番を収録しております。ヴァリーンが奏でるイタリアの名器1746年製のドメニコ・ モンタニャーナの艶やかな音色とペンティネンの細やかなピアノが絶妙にマッチした一際美しい演奏です。第1集(BIS SA 2369)も併せてお楽しみくだ さい。 スウェーデンを代表するヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーンはストックホルム音楽大学にてスヴェン・カルペに、ウィーン国立音楽大学にてヴォルフガ ング・シュナイダーハンにそれぞれ師事。その後ソリストとしてパーヴォ・ヤルヴィ、エサ=ペッカ・サロネン、フランツ・ウェルザー=メストといった著名 な指揮者との共演を果たし国内外で幅広く活躍するヴァイオリニストです。 (Ki)

MDG
MDG-90321356(1SACD)
若き日のベートーヴェン〜フルートとピアノのための作品集
フルートとピアノのためのソナタ 変ロ長調 Anhang 4 (1906/1951)
ピアノ協奏曲第1番Op.15〜第2楽章アダージョ 9’08(テオバルト・ベーム編曲によるフルートとピアノ版(1794-1881))
フルート, ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード Op. 25(1802)(フルートとピアノのためのベートーヴェン自身による編曲版Op.41)
フルート二重奏曲ト長調WoO26(1792/1901)
ピアノとホルンのためのソナタ ヘ長調Op.17(1801)(フルートとピアノ版(1830))
ヘレン・ダブリングハウス(Fl)
フィル・リオティス(P)
ヴカン・ミリン(Fl)
近年目覚ましい活躍をみせるフルーティスト、ヘレン・ダブリングハウスとドイツで活躍中のギリシャ出身ピアニスト、フィル・リオティスによる、若き日 のベートーヴェンのフルートとピアノのための作品集。 フルートは19世紀に楽器改良が進み、その中でも多大な功績をあげたのはテオバルト・ベーム。ベームは、フルート奏者、作曲家として才能を発揮する だけでなく、楽器製作者として円筒管による「ベーム式フルート」(1847年)発明。現在では、「フルートの父」と呼ばれています。ベームの目覚ましい 活躍によってフルートの可能性は一気に拡大、多くのヴィルトゥオーゾたちが活躍しました。このアルバムではベーム編曲による、ベートーヴェンのピアノ 協奏曲第1番第2楽章の編曲版が収録されています。フルートの名手らしい技巧をちりばめられ、華麗な音階進行を聴かせるも、単に技巧的ではなく緩 徐楽章の美しい旋律も生かした名編曲を、ダブリングハウスとリオティスによるウィットに富んだ演奏で楽しむことができます。 その他に、20代前半の作品でベートーヴェン唯一のフルート・ソナタ。これはベートーヴェンの遺産のなかから発見された写稿譜でありますが、真作であ るかどうかについては異論のある作品。「ベーム式フルート」の出現前の昨品なので、当時の他の作品と同様にピアノ・パートが活躍する楽曲。セレナー デOp.41は、ベートーヴェンがボンからウィーンに移り住んだ1795〜1796年に作曲された「フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナーデ Op25」からの、フルートとピアノの編曲版として出版されました。そしてウィーンに移り住む前、ハイドンに認められウィーン行きを決意した希望に満ち 溢れた時期に作曲されたアレグロとメヌエットからなるフルート二重奏曲。最後に当時ホルンの名手として知られていたジョヴァンニ・プントのために作曲 したホルン・ソナタのフルート編曲版。その作品も若き日のベートーヴェンの生気溢れる音楽です。 (Ki)

ABC Classics
ABC-4818403(1CD)
アラン・ザヴォッド:環境交響曲(エンヴァイロメンタル・シンフォニー) ベンジャミン・ノーシー(指)、
メルボルンSO、
リチャード・ブランソン(ナレーター)

録音:2018年10月11日−12日、オーストラリア
アラン・ザヴォッド(1945−2016)はオーストラリア出身のピアニスト、作曲家、ジャズ・ミュージシャン。クラシックと即興ジャズを独自に融合した作風でも知られ、アメリカとオーストラリアの数々の映画音楽を書いています。
ザヴォッドの最後の主要作品となった環境交響曲(The Environmental Symphony)は、地球温暖化や環境破壊をテーマとした作品で、5楽章にわたって地球の誕生から現代の荒廃までを描いた野心的で壮大な交響曲。オーストラリアの偉大な科学者アラン・フィンケル博士が書いたテキストを、ヴァージン・グループの創設者リチャード・ブランソンが朗読してます

Diapason
DIAP-118(1CD)
モーツァルト:交響曲集

(1)交響曲第38番ニ長調 K.504「プラハ」
(2)交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」
(3)交響曲第31番ニ長調 K.297「パリ」
(1)ヘルベルト・ブロムシュテット(指)ドレスデン・シュターツカペレ
 録音:1982年
(2)フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響
 録音:1952年
(3)ヨーゼフ・クリップス(指)LSO
 録音:1951年
※リマスタリング:Circa(フランス)
フランスの音楽雑誌「ディアパゾン(Diapason)」が名曲の歴史的名演を選出するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』の第118集は、モーツァルトの副題付きシンフォニー3作品!
ブロムシュテットの「プラハ」、フリッチャイの「ハフナー」、そしてクリップスの「パリ」の3作品が、フランスのマスタリング・スタジオ「Circa」によってリマスタリングを施され、音質が向上しディアパゾンの自主レーベルに加わります!

Hyperion
CDA-68223(1CD)
サン=サーンス:交響曲第1番、他
交響曲第1番変ホ長調 Op.2
動物の謝肉祭/交響曲イ長調
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO

録音:2017年12月8日−9日(動物の謝肉祭)、2018年2月23日−24日(交響曲第1番)、2018年3月2日−3日(交響曲イ長調)、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
現在蜜月時代を築くティエリー・フィッシャーとユタSOによる魅惑のサン=サーンス・プロジェクト。第3弾は、サン=サーンスの代表的傑作の1つ「動物の謝肉祭」に、初期のあまり知られていない2つの交響曲をカップリング。交響曲第1番は1853年(18歳)、交響曲イ長調は1850年頃(約15歳)という若きサン=サーンスが書いた作品ですが、若いながらも驚くべき技術的・音楽的完成度を誇った交響曲です。

Ars Produktion
ARS-38256
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ピアノ協奏曲 第2番ヘ長調 Op.102*
交響曲第9番変ホ長調 Op.70
ザビーネ・ヴェーヤー(P)*
北西ドイツPO
エーリヒ・ポルツ(指)

録音:2017年10月24-26日、シュタットパルク・シュッツェンホーフ、ヘルフォルト、ドイツ
Ars Produktion
ARS-388311(1CD)
ワイマールのクラシック Vol.1
モーツァルト:歌劇 「皇帝ティートの慈悲」 K.621 から 序曲
ハイドン:交響曲第85番変ロ長調 「王妃」 Hob.I:85
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21
ヴァイマール・チューリンゲン室内O
マックス・ポンマー(指)

録音:1993年4月、国民劇場、ヴァイマール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-388321(1CD)
ワイマールのクラシック Vol.2
エーベルヴァイン(1775-1791):大管弦楽の為の序曲 ハ長調(1828頃)
コンチェルタンテ ヘ長調 Op.67(1820頃)
交響曲第3番変ホ長調 Op.84(1823)
ヴァイマール・チューリンゲン室内O
マックス・ポンマー(指)

録音:1994年5月、ヨハネス教会、ヴァイマール、ドイツ

C Major
70-8408(2DVD)
KKC-9488(2DVD)
国内盤仕様
税込定価


70-8504(Bluray)
KKC-9487(Bluray)
国内盤仕様
税込定価

シューマン:交響曲全集
交響曲第1番変ロ長調「春」 Op. 38
交響曲第2番ハ長調 Op. 61
交響曲第3番変ホ長調「ライン」 Op. 97
交響曲第4番ニ短調 Op. 120

■ボーナス
ディスカヴァリング・シューマン(ティーレマン、シューマン交響曲について語る)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:2018年10月31日、11月1日、サントリーホール、東京(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC/16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:英韓,日本語(原語:ドイツ語)
182分(交響曲:155 分/ ボーナス:27 分)
リージョン:All
◆Bluray
画面:1080i/16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
字幕:英韓,日本語(原語:ドイツ語)
182分(交響曲:155 分/ ボーナス:27 分)
リージョン:All
2018年秋にクリスティアン・ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンが行った、東京・サントリーホールでのライヴ映像がリリースされます。シュー マンの交響曲を引き下げて北京、広州、マカオをまわったアジア・ツアーの最終地が日本公演でした。 シューマンの交響曲は、ティーレマンにとっても初期の頃頻繁に取り上げていた重要な作品群。シューマンがクララと結婚した翌年(1841年)の春に初演 され、シューマンが交響曲作家として踏み出した第1番。ライプツィヒからドレスデンに移り住んだ際に病の最中に完成した第2番。そしてケルン大聖堂に インスピレーションを受けて書かれたという第3番(出版順で3番となっているが、事実上最後の交響曲)。第4番も、2番目に作曲されたが(1841年)、 改訂版(1853年初演)が第4番として出版。クララの誕生プレゼントとして贈られたといいます。 シュターツカペレ・ドレスデンの特徴である厚みと柔らかさを兼ね備えた弦楽器セクション、くすんだような独特の木管楽器の音色、そしてオペラで鍛えら れている強固なアンサンブル。そこに、ティーレマンの推進力と圧倒的なエネルギーが加わった圧巻の演奏が繰り広げられています。 ボーナスには、ティーレマンがシューマンの交響曲についてのインタビュー映像が含まれています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902644(1CD)
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
序曲「宗教裁判官」Op.3
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2019年7月16、17日/アルフォールヴィル
ベルリオーズの幻想交響曲は、1830年、ベートーヴェンの交響曲第9番の初演からわずか6年の作ながら、ハープや鐘をはじめ、オフィクレイドやセルパン といった特殊管楽器も駆使し、オーケストレーションに革命をもたらしました。
性能の向上した今日のオーケストラは、オフィクレイドやセルパンを他の管楽器で代用し、その他にもオリジナル同等の効果を再現できるように改変されて います。しかしロトは発表された当時の形へ戻すことで、ベルリオーズの頭の中で鳴っていた音響と効果を忠実に再現しようと試みました。彼はパリ国立図書 館所蔵の幻想交響曲自筆譜やスケッチなどを丹念に調べ、できる限りの復元を行ないました。
レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を用いています。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。 またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏し、終楽章で活躍する鐘はスコアに指示された通りのものを、 2013年にベルリオーズ・フェスティバルで鋳造したので、それを借りています。
もうひとつ嬉しいのが、珍しい初期作品の序曲「宗教裁判官」をとりあげていること。もちろんピリオド演奏は初めての録音ですが、すでに大オーケストラを 用い、幻想交響曲の萌芽が見られ興味津々です。
ロトの音楽作りはきわめて大きく、物凄いエネルギーが伝わってきます。解釈も演奏経験や研究から10年前とは比べものにならないほどの充実ぶり、もち ろんヴィブラート控え目で、エレガントな歌い回しなどではベルリオーズがフランスの作曲家だったことを再認識させてくれます。2019年録音で、ベルリオー ズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上。幻想交響曲の認識をくつがえす超注目盤の登場です! (Ki)


Profil
PH-19000(10CD)
アーベントロート・ボックス
■CD1
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
■CD2
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調

■CD3
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調

■CD4
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調

■CD5
(1)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)同:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a

■CD6
(1)ブラームス:悲劇的序曲Op.81
(2)同:交響曲第3番ヘ長調Op.90

■CD7
(1)ベートーヴェン:ロマンス ト長調Op.40
(2)同:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61

■CD8
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55

■CD9 
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」Op.68
(2)同:交響曲第7番イ長調Op.92

■CD10”
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
全て、ヘルマン・アーベントロート(指)
■CD1 63’ 38”
ライプツィヒRSO
録音:1951年
■CD2 76’ 10”
録音:1949年
■CD3 61’ 08”
ベルリンRSO
録音:1956年2月(ライヴ)
■CD4 54’ 10”
ライプツィヒRSO
録音:1951年
■CD5 63’ 50”
ライプツィヒRSO
録音:1949年
■CD6 47’ 42”
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO(1)、チェコPO(2)
録音:1945年3月26日(1)、1951年(プラハの春音楽祭ライヴ)(2)
■CD7 49’ 17”
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ベルリンRSO
録音:1952年3月31日(ライヴ)
■CD8 46’ 52”
ワルシャワPO
録音:1953年10月22日※除去しきれないハムノイズがございます。
■CD9 76’ 55”
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO(1)、ワルシャワPO(2)
録音:1945年3月12日(1)、1954年5月16日(2)
■CD10 67’ 59”
ティッラ・ブリーム(S)、ディアナ・オイストラリ(C.A)、ルートヴィヒ・ズートハウス(T)、カール・パウル(Bs)、ベルリンRSO&cho
録音:1950年1月20日
ヘルマン・アーベントロート(1883-1956)は、フルトヴェングラーより3歳年長で2年早く亡くなった、全くの同時代人。ともにドイツの伝統を担い ながら、歴史のいたずらによりフルトヴェングラーは西ベルリン、アーベントロートはライプツィヒで別の国としてそれぞれが
最高の指揮者となりました。
そのアーベントロートが残した独墺作品を10枚組Box化。定評のあるベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲を中心としたラインナップ が魅力的。当然ながら1940〜50年代のモノラル録音ですが、アーベントロート円熟期の至芸を堪能できます。 大半はターラ、シャルプラッテンと同一音源ですが、ベートーヴェンの第9交響曲など宇野功芳氏絶賛のディスクと歌手陣は同じながらも月日が異なっ ているので興味津々。またオイストラフを独奏者としたベートーヴェンの協奏曲とロマンスでは、ツルツルとしたヴァイオリンの美音に酔わされます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1606(1CDR)
ハイドン:交響曲集集*
 第33番ハ長調 Hob.I: 33
 第46番変ロ長調 Hob.I: 46
モーツァルト:セレナーデ集#
 第4番ニ短調 K.203
 第6番二長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」〕
アーサー・ウィノグラード(指)
ハンブルク室内O* 、MGM O#

録音:1957年*、1958年#
音源: MGM E 3426、MGM GC30006
Forgotten Records
fr-1611(1CDR)
ボロディン:交響曲第2番
スクリャービン:交響曲第3番「神聖な詩」#
コンスタンチン・イワーノフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1959年
※音源: Melodiya D 04892/3 、D 05084/5 #
Forgotten Records
fr-1613(1CDR)
フランソワ&バーンスタイン
プロコフィエフ
:交響曲第5番*
ピアノ協奏曲第5番ト長調 Op.55 #
レオポルド・ストコフスキー(指)ソビエトRSO*
サンソン・フランソワ(P)#
レナード・バーンスタイン(指)NYO#

録音:1958年6月15日*、1960年10月27日カーネギー・ホール・ライヴ#
※音源: Melodiya D-04408-09 *
Forgotten Records
fr-1614(1CDR)
グラズノフ:作品集
交響曲第8番変ホ長調 Op.55 *
結婚行進曲 変ホ長調 Op.21#
フィンランド幻想曲 Op.88 +
ボリス・ハイキン(指)レニングラードPO*
アレクサンドル・ガウク(指)#
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)+
モスクワRSO

録音:1953年* /1962年(ステレオ)
音源: Melodiya D 01460-61 *、他
Forgotten Records
fr-1617(1CDR)
ヨン・フランセン〜ブラームス&ニルセン
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 *
ニールセン:交響曲第3番「広がり」#
ルート・グルドベーク(S)#
エーリク・ショーベリ(Br)
ヨン・フランセン(指)
デンマーク王立O*、
デンマークRSO#

録音:1958年(ステレオ)* 1955年3月3日-4日(モノラル)#
※音源: Forum SF 70002、Philips A 00764 R



BR KLASSIK
BR-900175(10SACD)
完全限定盤
NX-L06
M.ヤンソンス&バイエルン放送響/SACD録音集

■SACD1
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

■SACD2
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
.交響曲第3番ヘ長調 Op.90*

■SACD3
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調

■SACD4
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調

■SACD5
ハイドン:シンフォニア ニ長調 Hob.Ia:7
交響曲第88番ト長調 「V字」 Hob.I:88
ミサ曲第12番変ロ長調 「ハルモニー・ミサ」 Hob.XXII:14

■SACD6
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

■SACD7
マーラー:交響曲第7番ホ短調

■SACD8
マーラー:交響曲第9番ニ長調

■SACD9
ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番「レニングラード」 Op.60

■SACD10
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32*
全て、マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

■SACD1
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)。リオバ・ブラウン(A)。ミヒャエル・シャーデ(T)。ミヒャエル・フォッレ(Bs)、バイエルンcho
録音:2007年10月26-27日ライヴ
■SACD2
録音:2006年3月16-17日ライヴ
2010年1月16日ライヴ*
■SACD3
録音:2007年11月4日ライヴ収
■SACD4
録音:2017年11月13-18日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD5
マリン・ハルテリウス(S)、ミカエラ・クナプ(S)、ユディト・シュミット(A)、クリスティアン・エルスナー(T)、ベルトルト・シュナイダー(T)、フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)、バイエルンcho
録音:2008年10月7日ライヴ
■SACD6
録音:2016年3月10-11日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD7
録音:2007年3月5-9日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD8
録音:2016年10月20-21日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク  
■SACD9
録音:2016年2月9-12日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD10
録音:2009年10月9日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
2010年7月1-2日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク* 
BR-KLASSIKの創立10周年を記念してリリースされるマリス・ヤンソンス&バイエルンRSOによるSACD BOX! 内容はこれまでリリースされ、好評を博した録音の中から高音質のSACDハイブリッド盤をひとまとめにするとともに、古典派から後期ロマン派の音楽を カバーするという壮大な取り組みです。ハイドンのハルモニー・ミサ、彼が得意とするブルックナー、マーラー、ベートーヴェンなどの晴らしい演奏を改めてお 楽しみください。また、今回新たに加えられたショスタコーヴィチの交響曲第7番は、このBOXの収録分のみSACDとなっています。完全限定となる特 別価格盤です。
BR KLASSIK
BR-900184(1CD)
NX-B05
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2016年2月9-12日 ライヴ・ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
ショスタコーヴィチの交響曲第7番は、1942年3月29日のプラウダ紙上で「私は自分の第七交響曲を我々のファシズ ムに対する戦いと我々の宿命的勝利、そして我が故郷レニングラードに捧げる」とショスタコーヴィチが宣言したことにより 「レニングラード」と呼ばれています。人々を鼓舞するかのような力強い主題、金管の咆哮、悲痛なアダージョ、勝利を 宣言するかのようなフィナーレなど楽章は起伏に富み、指揮者、オーケストラの見せ場も多い名曲中の名曲です。 今回、リリースされるこのアルバムは、2016年2月11日と12日にミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイクで録音さ れました。ヤンソンスの指揮は、この曲が書かれた“破滅的な時代”を鮮烈に描きだすと同時に、彼自身の深い共感も 込めることで、作品に20世紀の最も重要な交響曲としての新たな命を吹き込んでいます。
BR KLASSIK
BR-900179(1CD)
NX-B05
マーラー:交響曲第1番「巨人」 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2007年3月1-2日ミュンヘン、ヘラクレス・ザール
2011年にリリースされたマーラーの伝記(朗読CD…4枚組)に含まれていた「交響曲第1番」の単独発売。 ヤンソンスのタクトから紡ぎ出される重厚な響きはもちろんのこと、細部まで考え抜かれた解釈、的確なテンポに よる充実の演奏が楽しめるマーラーです。

ONDINE
ODE-1338(1SACD)
NX-B06
シベリウス:交響曲「クレルヴォ」Op.7 ヨハンナ・ルサネン(S)
ヴィッレ・ルサネン(Br)
エストニア国立男声cho
ポリテクcho
ハンヌ・リントゥ(指)
フィンランドRSO

録音:2018年8月14-16日ヘルシンキ・ミュージック・センター、フィンランド
ベルリン留学中のシベリウスが先輩カヤヌスの「アイノ交響曲」を聴いて、自らも愛国的な管弦楽曲を作曲しようと構想した のが1891年、シベリウス26歳の時のこと。すぐさまシベリウスはフィンランドの叙事詩「カレワラ」の中から「カレワラ」第35- 36章の「クレルヴォ(クッレルヴォ)」のエピソードを選び、翌年、ソプラノとバリトン独唱、男声合唱を用いる壮大な作品を 書き上げました。1892年4月のヘルシンキ初演は好評で彼は"フィンランドの国民的英雄"として讃えられましたが、作品 の仕上がりに疑問を抱いたシベリウス自身は作品を撤回。その後、何回か部分的に演奏されるも忘れられてしまい、結局 全曲が演奏されたのは1958年、シベリウスがこの世を去ったあとでした。 今回、このシベリウスの若き意欲作を指揮するのはハンヌ・リントゥ。彼は悲運の若者の物語を、フィンランド放送交響楽 団と合唱団を巧みに操り豪快に描き出します。ドイツ・ロマン派の流れを汲む色彩豊かな響き、そして全編に溢れるシベリ ウスの愛国心を素晴らしい録音で存分にお楽しみください。

Seattle Symphony Media
SSM-1023(1CD)
NX-B03
ランゴー(1893-1952):歌劇「アンチクリスト」前奏曲*
R・シュトラウス:アルプス交響曲
トーマス・ダウスゴー(指)
シアトルSO

録音:S.マークテーパー財団講堂、ベナロヤ・ホール、シアトル
2019年4月4,6,7日 ライヴ*、2017年6月15,17日 ライヴ
*=原典版による世界初録音
2018/19年シーズンよりシアトルSOの音楽監督を務めるデンマークの指揮者トーマス・ダウスゴーによる興 味深い選曲が冴える1枚。「アンチクリスト=反キリスト者」をテーマにしたアルバムの冒頭に収録されたランゴーの 作品は、タイトルそのままのオペラであり、6つの場面、それぞれにキリストの教えに反する者が登場して信条を歌うと いう内容。今回ダウスゴーは前奏曲のみを取り上げていますが、原典版の世界初演であることに注目。また、宗教 とはまるで関係のなさそうなシュトラウスの「アルプス交響曲」は、構想段階でニーチェの「アンチクリスト」からの影響 を受けているといわれています。 ダウスゴーは、オーケストラの性能を存分に引き出し、全編にわたり華麗な音を紡ぎ出しており、ベナロヤ・ホールに 響き渡る音を丹念に捉えた録音も聴きどころ。

CORO
COR-16176(1CD)
ハイドン:交響曲集Vol.6
交響曲第99番変ホ長調 Hob.I-99
ハルモニー・ミサ 変ロ長調 Hob.XXII-14
ミレイユ・アスラン(S)、
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(Ms)、
ジェレミー・バッド(T)、
サムナー・トンプソン(Br)、
ハリー・クリストファーズ(指)、
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ

録音(ライヴ):2019年1月25日&27日、シンフォニー・ホール(ボストン、アメリカ)
アメリカ最古のピリオド・オーケストラ、「ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)」と、2008年にHHSの第13代音楽監督に就任したハリー・クリストファーズのコンビによるハイドンの交響曲ライヴのシリーズ第6弾!
1791から1795年のロンドン訪問期に作曲された12の「ロンドン交響曲集」のうちの1曲であり、クラリネットが使用された最初のハイドンの交響曲でもある「交響曲第99番」。そして、ハルモニー(管楽合奏)のために作曲され、管楽アンサンブルと4人の独唱、合唱によって演奏される「ハルモニー・ミサ」をカップリング。ソリストは、5シーズンに渡りMETで歌い、古楽シーンでも精力的に活動しているミレイユ・アスランを始め、ハリー・クリストファーズとはザ・シックスティーンの「メサイア(COR 16062)」で共演したキャスリン・ウィン=ロジャーズ、ヘンデル&ハイドン・ソサエティの「メサイア(COR 16125)」で共演したサムナー・トンプソンなど充実の布陣です。

Cameo Classics
CC-9112(1CDR)
マーラー:交響曲第4番 ヨーゼフ・クリップス(指)LSO
シュザンヌ・ダンコ(S)

BBC放送日(ライヴ):1957年1月20日、ロイヤル・フェスティバル・ホール(ロンドン)/ADD
「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから、ヨーゼフ・クリップス&ロンドン響による「マーラーの交響曲第4番」の貴重な音源を復刻。ソリストは、ベルギーの名ソプラノ、シュザンヌ・ダンコが務めています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Etcetra
KTC-1648(2CD)
アンリ・ジョゼフ・ド・クロース〜クラリネット・ダモーレの復活
アンリ・ジョゼフ・ド・クロース(1756-1842):交響曲第1番変ホ長調、
 ファゴット協奏曲ハ長調、
 交響曲第2番ニ長調
作曲者不詳:2本のクラリネット・ダモーレのためのコンチェルタンテ ト長調
アンリ・ジョゼフ・ド・クロース:2本のクラリネット・ダモーレのためのパルティア(全曲世界初録音)
テラ・ノヴァ・コレクティーフ、
ヴラド・ウェーフェルベルヒ(指,クラリネット・ダモーレ)

録音:2018年10月30日−11月2日&2019年3月13日−15日、ベルギー
テラ・ノヴァ・コレクティーフは、イ・ソリスティ・デル・ヴェントやシャン・ダクションのメンバーでもあるクラリネット奏者、ヴラド・ウェーフェルベルヒを芸術監督として2012年に結成されたベルギーのピリオド・アンサンブル。歴史的クラリネットと現代のバス・クラリネットのスペシャリストであり、アントワープの王立音楽院でバス・クラリネットを教えるウェーフェルベルヒが、現在のコンサート・シーンでは完全に姿を消してしまった幻の楽器「クラリネット・ダモーレ(愛のクラリネット)」の音色を現代に再現するという、古楽系管楽器関係者注目の好企画。アンリ・ジョゼフ・ド・クロース(1756−1842)は、ドイツ、レーゲンスブルク宮廷の楽長を務めたベルギーのヴァイオリニスト。ブリュッセル宮廷の楽長を務めたアンリ=ジャック・ド・クロース(アンリ=ジャック・ド・クルス/1705−1786)は父親です。ウェーフェルベルヒは2019年2月に行われた「たかまつ国際古楽祭」に出演し、アンリ・ジョゼフ・ド・クロースの作品を含め、クラリネット・ダモーレの音色を本邦初公開しています。


WEITBLICK
SSS-0235(4CD)
フルトヴェングラー&ストックホルムPO/スウェーデン放送全録音集
(1)ベートーヴェン:交響曲第9 番「合唱」*
(2)ベートーヴェン:交響曲第8番
(3)ベートーヴェン:交響曲第7 番*
(4)ブラームス:ドイツ・レクイエム
(5)R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」*
(6)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死*
(7)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3 番
(8)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3 番のリハーサル風景
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ストックホルムPO
(1)(4)ストックホルム・フィルハーモニーcho
(1)ヒョルディス・シンベリ(S)、リサ・テュネル(A)、ヨースタ・ベケリン(T)、シーグルド・ビョルリンク(Bs)
(4)ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(S)
ベルンハルト・ゼネルステット(Br)

録音:(1)1943年12月8日、(2)(3)(7)1948年11月13日、(4)1948年11月19日、(5)(6)1942年11月25日、(8)1948年11月12日
全てストックホルムコンサートホールにおけるライヴ録音
*=(1)(3)(5)(6)スウェーデン放送音源からは初出
フルトヴェングラーはスウェーデン、ストックホルムを頻繁に訪れました。ある時はウィーン・フィルを率いて、そして現地ストック ホルム・フィルに客演しました。この度、フルトヴェングラー+ストックホルム・フィル共演の遺されている全録音がスウェーデン放 送アーカイヴによる音源提供+ストックホルム・フィルの承認を得ての初発売となりました。フルトヴェングラーの代名詞ともいえ る「第九」は、1943 年12 月という難しい時期に単身ストックホルムに赴いた演奏。狂乱のような合唱には何か特別な感情が籠め らているかのようです。ベートーヴェン・プロ、交響曲第 8 番、第 7 番は戦後の客演。元気なフルトヴェングラーらしい自由自在 な演奏で、ストックホルム・フィルに秘伝を伝えるかのような見事な演奏。「ドイツ・レクイエム」は巨匠唯一の完全全曲録音であ り、崇高かつ燃え上がる情熱が同居した奇跡的な名演として著名。シュトラウスの「ドン・ファン」、ワーグナーの「トリスタン」につ いては語り上手、聞かせ上手のフルトヴェングラーらしい物語性の強いうねる様なロマンが最高です。「レオノーレ」序曲第 3 番は、正に芸術は爆発だ!を地で行くもの。非常に細かく、エネルギッシュなリハーサルも必聴です。 ※過去に正規音源から CD 化されたものもありますが、CD 初期等のマスタリングには過度のエコー付加など問題があるものも 多かっただけに今回のリリースは朗報という他ありません。

REFERENCE
FR-733SACD(1SACD)
ブルックナー:交響曲第9番(1896年未完/ノヴァーク版) マンフレート・ホーネック(指)
ピッツバーグSO

録音:2018年2月23-25日ピッツバ ーグ 、ハインツ・ホー ル(ライヴ )
年高音質レーベルとして高い評価を得ている REFERENCE RECORDINGS。そして REFERENCE RECORDINGS はもちろん、PENTATONE,BIS, など録音に定評のある数々のレーベルの録音を 40 年以上に渡って担当している sound mirror 社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリー ズ。 シリーズ第9弾は、ブルックナー最後の未完の交響曲第9番。ブルックナーは、第8番の第1稿が完成した1887年に第9番の作曲を開始します。し かし、第 8 番の大幅な改訂、さらに第 3 番、第 1 番の旧作の交響曲の改訂も行い、再び第 9 番に着手したのが、1891 年のこと。第 3 楽章まで完成さ せた 1894 年の終わりには、ブルックナーの体力はかなり衰え、1896 年 10 月 11 日に第 4 楽章を完成させることなく、亡くなってしまいます。最後に 完成させた第 3 楽章アダージョは、ブルックナーも自身が作曲した最も美しい緩徐楽章であると語っている通り、息をのむような美しさがあります。 ホーネックは、ウィーン・フィルでヴィオラ奏者として様々な指揮者と共演していますが、このブルックナーの交響曲第 9 番をバーンスタインの指揮で演奏 したときのことをこう振り返っています。「以前、バーンスタインのスピーチで、“我々芸術家は、経済・政治・名誉とどう関係しているのだろうか ? 政治家 たちの外交ゲーム、経済学者のつまらない口論、それらでは真実は明らかにならない。結局のところ、芸術家だけが、物事の神秘と真理を調和させるこ とができ、人々の心に神の存在を示し続けることが出来るのだ。” と聞いたことがありました。このブルックナーの第 9 番を幸運にもバーンスタインのもと で演奏したときに、この言葉の意味が腑に落ちました。」 解説書には、当シリーズの名物ともなっている、ホーネック自身による楽曲解説が掲載。明晰な演奏同様、深い洞察力で楽曲を掘り下げています。そして 解説書の最後には、ブルックナーの伝記の作者マックス・アウアーの言葉を引用し、次のように述べています「“このブルックナーの白鳥の歌である第 9 交響曲は、豊かに構築された冒頭から、大聖堂にさす光に囲まれているように感じます。これは現世の重荷と疲労から解放され死後の世界へと道にかれ る気分です。” アウアーがこう述べるように感じられたなら、それは本当に素晴らしい旅立ちとなるでしょう。」 ホーネックの緻密な解釈と音楽への深い理解、ピッツバーグ響と追求してきた音楽のすべてが詰まった演奏。そしてサウンド・ミラー・チームによるオーディ オファイルとしても存分に楽しむことのできるアルバムです。 (Ki)

C Major
73-0508(DVD)

73-0604(Bluray)
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102
(1877年/ W. キャラガン校訂版)
シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指)

収録:2019年2月6日、エルプフィルハーモニー、ハンブルク
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS 5.0
リージョン:0
63’ 00
◆Bluray
画面:16:9、1080i、Full HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
リージョン:0
63’ 00
ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナー交響曲チクルス。2012年のティーレマン首席指揮者就任以来進めているプロジェクトで、 今回の第2番のリリースで、第1番から第9番まで出揃いました。 ブルックナーの第2番の交響曲は、人気が高い第3番や後期の交響曲に比べると演奏される機会は少ないですが、叙情的で美しく味わい深い魅力的を 持つ作品です。そしてブルックナーの他の交響曲と同様いくつかの版が存在します。今回、ティーレマンはブルックナーの版の校訂の権威、ウィリアム・ キャラガンによる校訂版を使用しています。ブルックナーは、第1番作曲から3年後の1869年に第2番とするつもりだったニ短調の交響曲を完成させ ていますが、番号を付けずに封印。現在「第0番」と呼ばれているのがその作品となります。再び第2番が作曲されたのは1872年。第1稿の5年後、 1877年に大規模な改訂(第2稿)が行われました。本稿はその第2稿をキャラガンが校訂した版となります。 このチクルスは、収録場所は様々でしたが、今回は何かと話題なハンブルクのエルプフィルハーモニー。ティーレマンとオケが互いに築き上げてきた成果を 感じることができる演奏となっています。 (Ki)

BIS
BISSA-2451(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 アン=ヘレン・モーエン(S)、マリアンネ・ベアーテ・キーラント(A)、アラン・クレイトン(T)、ニール・デイヴィス(Bs)
バッハ・コレギウム・ジャパン、
鈴木雅明(指)

ライヴ録音:2019年1月/東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
1990年に鈴木雅明によって設立され、1995年以来スウェーデンBISレーベルより数多くのディスクをリリースしてきた世界 の第一線で活躍するバッハ・コレギウム・ジャパン。2020年のベートーヴェン生誕250周年と当団結成30周年を記念して第九を東京オペラシティ・コ ンサートホールにてライヴ収録しました!
当団は1998年にワーグナー編のピアノ独奏版(ピアノ:小川典子)を録音し、少人数による清楚な合唱が高く評価されたBCJのベストセラー盤があ りますが、この度アン=ヘレン・モーエン、マリアンネ・ベアーテ・キーラント、アラン・クレイトン、ニール・デイヴィスという豪華なソリスト陣を迎えて BCJの管弦楽と合唱による演奏でオリジナルの第九を録音することが実現しました。
鈴木雅明の巧みなコントロールで緊張感を維持しながら快活なテンポで推進力のある演奏を展開。BCJの卓越した技術と豊かな表現力を再認識できる 充実のアルバムが完成しました。レコーディングは長年BCJの録音を手掛けているハンス・キプファーが担当。ライヴならではの臨場感をとらえた極上の 録音を堪能することができます。
2019年1月の感動の演奏会を収めたアルバム・リリースは2020年のベートーヴェン・イヤーを前に話題必至の大注目盤といえましょう。 (Ki)

FUGA LIBERA
FUG-756(1CD)

NYCX-10099(1CD)
国内盤仕様
税込定価
オルガ・ヴィクトローヴァ(1960-):東方青龍
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ドミトリー・リス(指)
南オランダPO

録音:2018年10月26-28日(ライヴ収録・拍手入り)
Theater aan het Vrijthof Maastricht,
Muziekgebouw Eindhoven, Eurogress Aachen
【国内盤】日本語解説:増田良介
リンブルフSOとブラバントOが合併し2013年に誕生した、南オランダPO(南ネーデルラント・フィル ハーモニーO)。2016-17年のシーズンより当団初の首席指揮者を務めるドミトリー・リスとの2枚目のアルバム。ショスタコーヴィチの 交響曲第10番と、リスのパートナーでもあるオルガ・ヴィクトローヴァによる「東方青龍」が収められています。 中国の神話が元となり日本を含む東アジア全般に伝わる四神は、四つの方角の守護を司る霊獣であり、「東方青龍(チンロン)」はこのうち 東を守る青龍を主題にしています。2015年にリス指揮ウラル・フィルによって初演が行われた、エネルギッシュな作品です。ショスタコーヴィチ の交響曲第10番は、1953年のスターリンの死の直後に作曲・初演されたもので、その粛清からの解放が表現されているとも言われます。 作曲家が自由に作曲することが困難であった時代を生きたショスタコーヴィチに心を寄せるリスにとって、この作品は特別な意味を持つもので あり、ここでも細部まで深い共感を持って描きながら、ショスタコーヴィチ自身を表すとされるDSCH動機をラストに力強く歌い上げています。
FUGA LIBERA
FUG-755(1CD)
ハイドン:作品集
交響曲第80番ニ短調 Hob.I:80
ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11(カデンツァ:ルーカス・ブロンデール)
交響曲第81番ト長調 Hob.I:81
ルーカス・ブロンデール (フォルテピアノ)
使用楽器:アントン・ヴァルター1795年製にもとづくクリス・マーネ製
バルト・ファン・レイン(指)
ル・コンセール・ダンヴェル (アントウェルペン合奏団/古楽器使用)

録音:2016年8月27-28日
聖マルガレーテ教会、ブリュール、ドイツ
1981年ブリュッセルに生まれ、ジュネーブ国際音楽コンクールで特別賞を受賞し、現在はベルリン芸術 大学で後進の指導にもあたるフォルテピアノ奏者ブロンデール。指揮のファン・レインもベルギーの出身で、 合唱や管弦楽の指揮で頭角を現してきた若き逸材。ル・コンセール・ダンヴェルも2012年にアントウェル ペンで結成された若き古楽器合奏団。ベルギーの古楽新世代が、1784年のハイドン作品を集め、ドラ マティックな快演を聴かせます。

Pentatone
PTC-5186809
(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」
マレク・ヤノフスキ(指)、
ケルンWDR響(ケルンRSO)

録音:2018年9月24-29日ケルン・フィルハーモニー(ケルン)【WDR共同制作】
ヤノフスキのベートーヴェンといえば2018年12月のNHKSOとの第9演奏会が記憶に新しいところ。重厚さを持ちながら全曲を通して速めのテン ポ設定の非常に見通しのよい演奏で聴衆を虜にしました。ここに収録された「運命」「田園」でもヤノフスキの持ち味が十分に発揮された快演で、推進力のある 演奏の中にヤノフスキでしか引き出すことのできない美しい旋律を際立たせた演奏が印象的です。パワフルなエネルギーの中にも繊細な響きを作り上げる巨 匠ならではの演奏を聴くことができます。 (Ki)

EUROARTS
20-67978(8DVD)
ベートーヴェン名曲映像集〜グレート・ベートーヴェン・ベーシック

■DVD1
(1)交響曲第3番「英雄」
(2)交響曲第9番「合唱」

■DVD2
交響曲第5番「運命」
特典映像:ドキュメンタリー

■DVD3
ベートーヴェン:荘厳ミサ曲

■DVD4
ヴァイオリン協奏曲
交響曲第6番『田園』

■DVD5
歌劇『フィデリオ』

収録:2018年3月15日スイス、ザンクト・ガレン劇場(ライヴ)

■DVD6
ピアノ協奏曲第4番
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

■DVD7
弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18
弦楽四重奏曲第7番へ長調Op.『ラズモフスキー第1番』
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131

■DVD8
(1)ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
ピアノ・ソナタ第14『月光』

(2)ディアベッリの主題による33の変奏曲

(3)エロイカ変奏曲

(4)エグモント序曲

(5)ヴァイオリンとオーケストラのための「ロマンス」第1番ト長調、第2番ヘ長調
■DVD1
クラウディオ・アバド(指)BPO
(1)収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
(2)収録:2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー
カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)、トーマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム=シュルテ(Bs)
■DVD2
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
■DVD3
カミッラ・ニールンド(S)、ビルギット・レンメルト(Ms)、クリスティアン・エルスナー(T)、ルネ・パーペ(Bs)、ドレスデン国立歌劇場cho
シュターツカペレ・ドレスデン、ファビオ・ルイージ(指)
収録:2005年11月4,5日、ドレスデン、フラウエン教会(ZDF制作)
■DVD4
イザベル・ファウスト(Vn)、ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
収録:2015年4月、バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)
■DVD5
ジャクリーン・ワグナー(ソプラノ/レオノーレ)、ノルベルト・エルンスト(フロレスタン/テノール)、ローマン・トレーケル(ドン・ピツァロ/バリトン)、ヴォチェク・ギールラッハ(ロッコ/バス)、タチアナ・シュナイダー(マルツェリーネ/ソプラノ)、リッカルド・ボッタ(ジャキーノ/テノール)、マルティン・ゾンマー(ドン・フェルナンド/バリトン)、マルク・ハーグ(囚人1/テノール)、フランク・ウーリヒ(囚人2/バリトン)、マルクス・ビューラー(看守1)、パトリック・ドーバ(看守2)、ザンクト・ガレンcho、ザンクト・ガレンSOオットー・タウスク(指)
収録:2018年3月15日スイス、ザンクト・ガレン劇場(ライヴ)
■DVD6
ダニエル・バレンボイム(P、指)シュターツカペレ・ベルリン
収録:2007年5月、ルール・ピアノフェスティヴァル(ライヴ)
■DVD7
ジュリアードSQ【ロバート・マン(Vn)、アール・カーリス(Vn)、サミュエル・ローズ(Va)、ジョエル・クロスニック(Vc)】
収録:1975年ビブリオテークザール(ポリング、バイエルン)
■DVD8
(1)ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1983、1984年、ウィーン、キンスキー宮、ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)
(2)ボリス・ベレゾフスキー(P)
収録:2006年7月14日、ルール・ピアノフェスティヴァル、エッセン・フィルハーモニー(ライヴ)
(3)フリードリヒ・グルダ(P)
収録:1970年、ボン・ベートーヴェン音楽祭
(4)クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2002年5月1日、パレルモ、マッシモ劇場(ライヴ)
(5)クラウディオ・アバド(指)BPO
コーリャ・ブラッハー(Vn)
収録:1996年5月1日、サンクト・ペテルブルク、マリインスキー劇場(ライヴ)

画面:16:9(DVD7&8/4:3)、
NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、
DTS5.1(DVD7&8/PCMステレオ
リージョン:0
総収録時間:814分
2020年のベートーヴェン・イヤーを前に、EURO ARTSレーベルがこれまでリリースしてきた、選りすぐりのベートーヴェンの名曲・名演を集めた8 枚組のDVDボックスが発売されます。 まず、当時ベーレンライター新校訂譜の採用で話題を呼んだ、アバド指揮ベルリン・フィルによる交響曲第3、5、9番。2000年に第9の収録からスター トしたチクルスでしたが、ほどなくアバドが病に倒れ中断したものの、幸い復調し翌2001年から再開。ベートーヴェンの交響曲の演奏史に一石を投じた 名演です。そして、第二次世界大戦中、ドイツ軍の攻撃に対する報復に燃える英軍を中心におこなわれた凄惨きわまりない「ドレスデン爆撃」によって徹 底的に破壊され、60年後の2005年、16年をかけてようやく再建されたドレスデンのフラウエン教会の再建記念コンサートで演奏された、ルイージ指揮シュ ターツカペレ・ドレスデンによる「荘厳ミサ曲」。2007年からドレスデン国立歌劇場の音楽総監督に就任が決まっていたルイージにとってはお披露目的な 意味合いもある記念演奏会の記録です。次に、現代有数の実力派ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストと今年指揮活動から引退する巨匠ハイティンク による2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭の映像。、ヴァイオリン協奏曲と交響曲第6番「田園」が収録されており、2016年度のレコード アカデミー賞特別部門を受賞したディスク。そして、スイス最古の劇場ザンクト・ガレンで上演された「フィデリオ」。演出は映画監督として名を馳せてい るヤン・シュミット=ガレ。さらに、バレンボイム、ベレゾフスキー、グルダ、そしてジュリアードSQの演奏。サンクト・ペテルブルクで行われ た1996年ヨーロッパコンサートよりコーリャ・ブラッハーをソリストとした「ロマンス」など、歴史に残る名演奏の数々を収録したDVDセットです。 (Ki)


Treasures
TRE-206(1CDR)
フレッチャ〜海&幻想交響曲
ドビュッシー:交響詩「海」
ベルリオーズ:幻想交響曲*
マッシモ・フレッチャ(指)
ローマPO、ロイヤルPO*

録音:1959年頃、1962年2月21-22日*(共にステレオ)
※音源:米Reader's Digest RD4-68-7、米CHRSKY_CR-1*
◎収録時間:69:34
“作品を歪めずに自己表現の限りを尽くすフレッチャの芸術家魂!”
■音源について
フレッチャ(1906-2004)のリーダーズ・ダイジェストへの録音は、フレッチャ単独の名義で発売されたものは少なく、いわゆる「名曲集」の類の一部として収録されている場合がほとんどですが、その演奏内容は妥協のない表現に満ち溢れたものばかり。この「海」も例外ではありません。ここでの音源は、「Sheherazade」と題する10枚組LPの一部。一方、大曲の場合でも良質なステレオ盤を発見することは至難。「幻想交響曲」は、180g復刻盤を採用しています。

★フレッチャの色彩放射力と作品の本質を抉り出す表現力は、ここでも全開!しかし、フレッチャが幻想交響曲を振れば、さぞや大暴れかと言うと、そう単純ではないところがフレッチャの芸の奥深さ!第1楽章序奏部は、ニュアンスの明暗を克明に描きながらデリカシーに富んだフレージングが可憐に流れますが、そこから主部4:39以降のテンポの俊敏さに繋げる手腕のなんと鮮やかなこと!11:12からの呼吸の振幅の妙味も、フレッチャが単なる爆演指揮者ではないを実証。終楽章は、怪奇趣味に傾かず、音楽の生命力に光を当てた表現。あえて正攻法に徹することで、ベルリオーズの管弦楽法の凄さと素の迫力を再認識させてくれます。
更に強く推したいのが「海」!色彩力のみならず、フレッチャ自身の生き様を投影したような魂の叫びが横溢。この作品が単なる描写音楽ではないことをこれほど強く印象付ける演奏も稀でしょう。第1楽章の東洋風の音階は、くすんだ色彩で表出されることが多いですが、2:04からの主題は、オケの特徴とも相まって目の覚めるような爽快な色彩を放出。後半は各声部が意味深い発言を緊密に繰り広げ、7:19以降の呼吸の深さと大きさは、史上屈指と言っても過言ではありません。第2楽章の冒頭、弱音での各パートの連動に、感覚美以上の濃密なニュアンスと緊張をもたらす手腕も天才的。オケと指揮者の一体感も盤石で、どんな小さな対旋律でも互いを尊重しながら確実に主張し合う終楽章は、一音も聴き逃がせません。4:03からの高音の弦が敷き詰めるヴェールとそこへ優しく滑り込む木管との恍惚の空気感、何度聴いても只事ではありません。この作品の魅力に多方面からアプローチした名演として決して忘れることはできません。【湧々堂】


SWR music
SWR-19085CD(3CD)

NX-C05

ハンス・ロスバウト〜シューマンを振る

(1)交響曲第1番変ロ長調「春」Op.38

(2)交響曲第4番ニ短調 Op.120(1851年版)

(3)序曲「ジュリアス・シーザー」Op.128

(4)チェロ協奏曲 イ短調 Op.129

(5)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO23

(6)ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
全て、ハンス・ロスバウト(指)
バーデン=バーデン南西ドイツRSO

(1)録音:1960年9月8日
(2)録音:1961年12月19日
(3)録音:1962年12月18日(ブックレットには1961年12月18日と記載されていますが、実際には1962年12月18日が正しい録音日となります)
(4)ピエール・フルニエ(Vc)
 録音:1957年4月14日 ライヴ
(5)ヘンリク・シェリング(Vn)
 録音:1957年3月8日
(6)アニー・フィッシャー(P)
 録音:1959年2月25日
全てモノラル
20世紀の名指揮者ハンス・ロスバウト(1895-1962)のシューマン録音集。同時代の作品を積極的に紹介した功績 で知られていますが、モーツァルトやベートーヴェンなど古典派からロマン派の作品でも卓越した解釈による素晴らしい演 奏を聴かせています。第二次世界大戦中は活動を制限されていましたが、戦後はミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽 団を始め、様々なオーケストラを(指)なかでも1948年に首席指揮者として就任した南西ドイツRSOとは 素晴らしい関係を築き上げ、亡くなるまでこの地位にありオーケストラの発展に尽力しました。このシューマン作品集で は、2曲の交響曲と序曲、3人のソリストによる協奏曲が収録されていますが、ロスバウトはどの曲にも柔軟なテンポ設 定を施し、自由自在な音楽を聴かせます。 交響曲での緻密な演奏はもちろんのこと、当代きっての名手、フルニエ、シェリング、フィッシャーを起用した協奏曲では、 フルニエの洗練された音色、格調高いシェリングの演奏、フィッシャーの抒情的な表情付けと、各々のソリストの持ち味 も含め、丁々発止のやりとりが存分に楽しめます。 また、亡くなる11日前に録音された序曲「ジュリアス・シーザー」では、自身の死を覚悟の上で、知られざる作品を記録 しようとするロスバウトの信念が強く感じらる素晴らしい演奏を聴くことができます。 いずれも、SWRのオリジナルテープから丁寧にリマスターされており、モノラルながら聴きやすい音となっています。
SWR music
SWR-19083CD(1CD)
NX-B06
ドヴォルザーク:交響曲全集 第4集
交響曲第2番変ロ長調 Op.4 B12
劇的序曲 Op.posth.B16a-歌劇「アルフレート」のための
歌劇「アルミーダ」序曲 Op.115
ピエタリ・インキネン(指)
ドイツ放送PO

録音:2018年9月17-21日
ドイツ放送PO(旧ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO) によるドヴォルザーク:交響曲全集第4集。これまではカレル・マーク・チチョンの指揮で第1番、第3番、第4番、第5番 が収録されていますが、今回の第2番は、2020年のバイロイト音楽祭でワーグナーの「ニーベルングの指環」を指揮する ことが決まり、注目を集めるインキネンが演奏。ドヴォルザーク24歳の時に書かれたこの交響曲は、古典的な4楽章で 構成されており、随所にベートーヴェンら先人の影響が感じられるものの、全体に瑞々しい旋律が溢れる魅力的な作 品です。奇をてらうことのない正攻法なアプローチを信条とするインキネンの演奏は、すみずみまで入念に目が行き届い ており、とりわけ躍動的なリズムによる第1楽章と、民謡風の郷愁溢れるメロディが美しい第2楽章との表情の描き分け が見事です。収録されている2つの序曲はドヴォルザークらしい重厚さを持つ作品です。

SWR music
SWR-19523CD(1CD)
NX-A05
SWR Century Classics series
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
ハルトマン(1905-1963):交響曲第6番-大オーケストラのための
フェルディナント・ライトナー(指)
バーデン=バーデン・フライブルクSWR響

録音:1982年10月27.28日、ハンス・ロスバウト=スタジオ
※CD-93.051の再発売盤
1881年に作曲された親密さと大胆さを併せ持つブルックナーの「交響曲第6番」と、1938年に書かれた標題交響曲 「ルーヴル L'?uvre 」を、1953年に作曲家自身がタイトルなしの2楽章形式の交響曲に改訂した、陰鬱さと狂乱が 入り混じるハルトマンの「交響曲第6番」の組み合わせ。ドイツ音楽のスペシャリストであるライトナーは、この2曲がお気 に入りであり、とりわけハルトマン作品は歌劇も含め、積極的に演奏、作品の普及に尽力したことで知られています。 堂々たるブルックナーと、変化に富む楽想を見事に振り分けたハルトマン、2曲の対比も聴きどころです。
SWR music
SWR-19524CD(1CD)
NX-A05
SWR Century Classics series
マーラー:交響曲第4番ト長調
アヌ・コムシ(S)
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2005年9月22-23日
※CD-93.164の再発売盤
モダン・オーケストラであるシュトゥットガルトRSOにピリオド奏法を取り入れ、独自の“シュトゥットガルト・サウン ド”を創り上げたノリントン。モーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトでは効果的に働いた方法が、マーラーやブルック ナーで通用するのか…と懸念されるも、ノリントンはその不安を見事に払拭。第1、第2ヴァイオリン・パートを両翼に配 置し、終楽章のソプラノ・ソロをほぼノン・ヴィヴラートで歌わせることでまさしく「天国的な響き」を生み出しています。軽 やかで美しいマーラーです。

Capriccio
C-5386(1CD)
NX-B07
ドホナーニ(1877-1960):交響曲第1番ニ短調 Op.9(1900-1901)
Szimfonikus percek-交響的瞬間 Op.36(1933)
ロベルト・パーテルノストロ(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2019年3月18-22日ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
エルネー・ドホナーニはハンガリー出身の作曲家。19世紀ロマン派の伝統を守る作品を数多く作曲、発表する際はドイ ツ名「エルンスト・フォン・ドホナーニ」を使用していたため、現在でもこの名前の方が馴染み深いようです。生涯ロマン派 風の作品を書きましたが、このアルバムに収録された「交響曲第1番」は20歳代の作品であるためか、よりその傾向が 強く、至るところに彼の師ハンス・ケスラーが傾倒していたブラームスの影響が感じられます。また1933年に作曲された 「交響的瞬間」もブラームスの「ハンガリー舞曲」の伝統を色濃く受け継いだ民族色豊かな、ドホナーニのアイデンティティ が強く発揮された聴きどころの多い曲集です。ブルックナーの名演で知られるパーテルノストロが、オーケストラの豊かな響 きを生かした素晴らしい演奏を聴かせます。

Etcetra
KTC-1645(1CD)
私的演奏協会の音楽 Vol.5
マーラー:さすらう若人の歌*(シェーンベルク:編曲/室内アンサンブル版)
大地の歌**(ヘンク・グイタルト編曲/室内アンサンブル版)
ルートヴィヒ・ミッテルハンマー(Br)*、
マルセル・ライヤンス(T)**、
ヴィレム・デ・フリース(Br)**、
ヘンク・グイタルト(指)
グルッポ・モンテベロ

録音:2017年8月18日−19日(さすらう若人の歌)&2018年8月18日−19日(大地の歌)、ケルクラーデ(オランダ)
シェーンベルク:が1918年に設立し、交響曲や管弦楽曲などを室内楽編成に編曲し演奏していた「私的演奏協会」。『私的演奏協会の音楽』は、シェーンベルク:・アンサンブルを創設し、シェーンベルク:・クヮルテットのヴィオリストとして数多くの録音に参加した新ウィーン楽派のスペシャリスト、ヘンク・グイタルトと、グイタルトによるアンサンブル・プロジェクト「グルッポ・モンテベロ」によって、シェーンベルク:の仲間や弟子たちがアレンジした様々な室内楽バージョンを取り上げ、「私的演奏協会」の音楽を現代に再現するという人気シリーズです。
第5弾では、私的演奏協会の総裁であるシェーンベルク:によって室内アンサンブル版へとアレンジされた「さすらう若人の歌」と、シェーンベルク:の精神を現代へと受け継いだヘンク・グイタルトのアレンジによる「大地の歌」。マーラーの2つの偉大な管弦楽伴奏付き歌曲が、十数名の繊細なアンサンブルによって演奏されています。

LSO Live
LSO-0818(1SACD)
シューマン:序曲『ゲノフェーファ』
交響曲第4番(1841年オリジナル版)*
交響曲第2番ハ長調 op.61(1845)
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指) LSO

録音:2018年3月12日、3月16日*、バービカン、ロンドン
ロンドンSOとのメンデルスゾーン:交響曲ツィクルスが大成功を収めたガーディナー。今度はシューマンの全曲プロジェクトがスタートします。 ARCHIVでのオルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークとの全集録音が1997年でしたので、実に20年以上の時を経ての録音となります。 第4番は、1841年のオリジナル版の方が、1851年改訂版よりものびのびしていて、器楽の織りなす色彩もより透明感があり明るいとして、1841年を採用 しています。LSOの管楽器の巧みな節回しや抜群のアンサンブルが光る演奏となっています。1845年に書かれた第2番の終楽章、1844年の危機を支えてく れたクララ・シューマンへの高らかな感謝状のような長大なクレッシェンドもガーディナーが巧みにコントロール、LSOの面々も見事に応えており感動的です。
ライナーノートの中ではガーディナーがシューマンの交響曲について語っており、こちらも興味深いものがあります。ぉ

Profil
PH-19063(1CD)
ハイドン:交響曲集
交響曲第90番ハ長調Hob.T:90
交響曲第91番変ホ長調Hob.T:91
交響曲第92番ト長調Hob.T:92「オックスフォード」
ヨハネス・メーズス(指)
バート・ブリュッケナウ・バイエルン室内O

録音:2014年4月28日〜5月1日/ノイマルクト・ライトシュターデル祝祭ザール
ハイドン50代半ば円熟期の1788年に作られた交響曲3篇。ヴァーラーシュタインのクラフト・エルンスト公からの依頼によるため「ヴァーラーシュ タイン交響曲」とも呼ばれています。最後の92番は名作「オックスフォード」として知られています。 古典派の交響曲や協奏曲に意欲を燃やすヨハネス・メーズスが、バート・ブリュッケナウ・バイエルン室内Oを率いて挑戦。きびきびしたテンポ、 明るい音楽性がハイドンにぴったりです。

Goodies
78CDR-3774(1CDR)
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90 クレメンス・クラウス(指)VPO

英 HMV C2016/9
1930年1月15-21日ウィーン録音
クレメンス・クラウス(1893-1954)はウィーン生まれのオーストリアの指揮者。 ウィーン音楽院で作曲家のリヒャルト・ホイベルガーに学ぶ。ドイツ各地のオ ペラ劇場で研鑽を積んだ後、1929年にフランツ・シャルク(1863-1931)の後任と してウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した。この録音はその直後のもの。 1935年エーリヒ・クライバー(1890-1956)の後任としてベルリン国立歌劇場の音 楽監督に、さらに1937年にはハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)の後任 としてバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任、1941年からザルツブルク音楽 祭の総監督に任命された。第2次大戦後はウィーンに戻ったが、1954年メキシコ で楽旅中に世を去った。享年61歳。 (グッディーズ)

TOCCATA
TOCC-0530(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第4集
コントラバスとオーケストラのための協奏曲(1975)
交響曲第5番(2000)*
エンチョ・ラドゥカノフ(Cb)
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:1982年12月28日 ブルガリア国立放送、2011年12月5-8日 ブルガリア・ホール,ソフィア*
※全て世界初録音
ブルガリアの作曲家・指揮者エミール・タバコフ。“人間の精神の深淵を追求する”というタバコフの音楽はどれも壮大で 重厚ですが、なかでも2000年に作曲された「交響曲第5番」は1時間近くの演奏時間を必要とする壮大な作品。印 象的なファンファーレに始まる第1楽章は荒々しく、悲痛な第2楽章の次にはユーモラスな行進曲が置かれ、力強い終 楽章で締めくくるという、伝統的な形式を遵守した見事な交響曲です。ショスタコーヴィチ風のコントラバス協奏曲は暗 さの中にもユーモラスな風情が感じられるユニークな作品。どちらもタバコフ自身の指揮による演奏です。

Chandos
CHSA-5236(SACD
ブラームス:交響曲全集Vol.1
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO

録音:2018年10月2日−5日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
2016年まで首席客演指揮者を務めていたバーミンガム市SOとは、メンデルスゾーンやシューベルトの交響曲集録音で高い評価を得てきたガードナーが、ついにベルゲン・フィルでスタートする交響曲集。ブラームスの室内楽の豊富な知識と経験を活かしたアプローチで、オーケストラの傑出したアンサンブル、力強くしなやかな弦の響きを、ベルゲン・フィルの本拠地であるグリーグホールで生み出しています。
ハイクオリティなオーケストラ録音で定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドにも注目!

Sterling
CDS-1120-2(1CD)
ハルベリ&デンテ:交響曲集
ベンクト・ヴィルヘルム・ハルベリ(1824−1883):演奏会序曲第2番 へ長調、
 交響曲 へ長調
ユーセフ・デンテ(1835−1905):交響曲 ニ短調(1887)*
マルメSO、
ペール・エングストレム(指)、
スウェーデンRSO*、
ウーラ・カールソン(指)*

録音:1984年6月5日(序曲)、6月4日(交響曲へ長調)、1992年2月28日(交響曲ニ短調)
ベンクト・ヴィルヘルム・ハルベリは、1824年、スウェーデンのスコーネ地方、アスムンドトルプの生まれ。亡くなった父の後を継いで1836年から町のオルガニストを務め、王立スウェーデン音楽アカデミーの音楽院でオルガン、教会音楽、作曲を学びました。1849年から2年間、フランス・ベールヴァルドに私的に学んだ後、スコーネに戻り、ランツクルーナの教区オルガニストに就任。1872年に地元の音楽協会を設立、1883年に没しました。「レクイエム」と教会のための音楽、手稿譜の残る弦楽六重奏曲、5曲の弦楽四重奏曲、2曲のピアノ三重奏曲を作曲しています。C・M・ベルマンの 「フレードマンの手紙」 の第82番「この泉のほとりで休息を」を素材のひとつに使った 「演奏会序曲第2番」。 「交響曲 へ長調」 は、「アレグロ」「メヌエット・スケルツァンド」「アダージョ」「スケルツァンド・エ・モルト・ヴィヴァーチェ」の4楽章で書かれた、「ベールヴァルド風」とも呼ばれる曲です。
ユーセフ・デンテは、ストックホルムの軍楽隊長の家に生まれました。王立Oのヴァイオリニストだったエドゥアルト・ドベール、作曲家ベールヴァルド、ブリュッセルのユベール・レオナールに学び、ヴァイオリニスト、宮廷指揮者、作曲家として活動。1876年から1882年まで音楽院の対位法、管弦楽法、作曲法の教師を務め、オット・オールソン、ペッテション=ベリエル、ステーンハンマル、イーヴァル・ヴィデーンたちを教えています。「交響曲 ニ短調」 は、「アンダンテ−アレグロ、マ・ノン・トロッポ」「スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ・エ・コン・ブリオ」「アンダンテ」「アレグロ・ヴィヴァーチェ」の4楽章の作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Caprice
CAP-22069
(4CD+BOOK)
コレクターズ・クラシックス Vol.16〜ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927)の遺産


■Disc1
交響曲第2番ト短調 Op.34−第1楽章「アレグロ・エネルジーコ」、第2楽章「アンダンテ」、第4楽章「終曲」

■Disc2 
(1)交響曲第2番ト短調 Op.34−第1楽章「アレグロ・エネルジーコ」
(2)交響的カンタータ「歌(Sangen)」 Op.44 − 間奏曲(Mellanspel)
(3)交響曲第1番ヘ長調

■Disc3
(1)セレナード(Serenad) ヘ長調 Op.31(管弦楽のための)
(2)交響曲第2番ト短調 Op.34

■Disc4 
(1)ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.23
(2)劇音楽「ロドレッツィは歌う(Lodolezzi sjunger)」 組曲 Op.39 − エレジー(Elegy)
(3)交響曲第2番ト短調 Op.34
■Disc1
録音:1959年2月23日(リハーサル録音)
テープ録音:SR(スウェーデン放送) Ma 59/204:2
■Disc2 
(1)録音:1959年2月25日(総練習録音)
テープ録音:SR(スウェーデン放送) Ma 59/204:2
(2)録音:1943年3月4日(レコード録音)
ラジオ放送:RA 118(matriser Rtj 886/87)
(3)録音:1949年9月25日(公開収録)
ラジオ放送:SR LB+ 10.924(ラッカー盤からの復刻)
■Disc3
(1)録音:1938年1月14日(公開収録)
ラジオ放送:R 7(未発表)(matriser 142−153)
(2)録音:1941年3月13日(公開収録)
スチールテープ録音:ラッカー盤(L-B 4.790)に復刻(1943年11月5日)
スウェーデン・ラジオRSO(王立ストックホルム・フィルハーモニックO)
トゥール・マン(指)
エルンスト・トーンクヴィスト(Vn)(「セレナード」第2楽章)
録音場所:ストックホルム・コンサートホール 大ホール(ストックホルム)
■Disc4 
(1)録音:1945年12月10日、11日(レコード録音)
ラジオ放送:RE 701−04(Matris Rtj 1313−20 A)(78回転レコード)
(2)録音:1948年11月15日(レコード録音)
ラジオ放送:RE 709(matris Rtj 2904 A)(78回転レコード)
(3)録音:1947年12月17日(レコード録音)
ラジオ放送:RE 709−14(matris Rtj 2314−24 A)(78回転レコード)
ヨーテボリ放送O(ヨーテボリSO)
シクステン・エケルベリ(指)
ハンス・レイグラーフ(P)(協奏曲)
録音場所:ヨーテボリ・コンサートホール 大ホール(ヨーテボリ)
「ペッテション=ベリエル、自作自演」(第14集)(CAP21910)、「アッテルベリ、ラーション、リードホルム、自作を指揮」(第15集)(CAP21920)につづく「コレクターズ・クラシックス」の第16集。
指揮者、ピアニストとしても高名だった作曲家ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927)の「遺産」を二人の指揮者、トゥール・マンとシクステン・エケルベリが「スウェーデン放送」のために指揮した録音がリリースされます。トゥール・マン(1894−1974)は、ストックホルム生まれ。チェリストから指揮者に転向、1925年から1939年までヨーテボリSOの首席指揮者。1965年にスウェーデンRSOが組織される前、ストックホルム・フィルハーモニックがスウェーデン・ラジオ放送のオーケストラとして演奏する際の首席指揮者を1959年まで務めました。得意とするレパートリーは、ステーンハンマルと、ステーンハンマルの親友だったシベリウス、ニューストレム、カール・ニルセン、ベールヴァルドたちの作品。王立スウェーデン音楽アカデミーの会員。スモーランド出身のシクステン・エケルベリ(1909−1991)は、指揮者、ピアニスト、作曲家として活動。ヨーテボリ放送O(実体は「ヨーテボリSO」)を指揮したラジオ放送で親しまれていました。このコレクションには、ステーンハンマルの代表作のひとつ、北欧のピアニストたちが大切にしているピアノ協奏曲第2番が収録されています。ソリストのハンス・レイグラーフ(ライグラフ)(1920−2011)は、ストックホルム生まれ。コンサート・ピアニストと教育者として国際的に知られ、1972年から1990年にかけてモーツァルテウム音楽院(現 ザルツブルク・モーツァルテウム大学)のピアノ科の教授を務めました。トゥール・マンが指揮した 「セレナード」 の第2楽章「カンツォネッタ」のヴァイオリン・ソロは、1928年から1958年までストックホルム・フィルハーモニックのコンサートマスターを務めたエルンスト・トーンクヴィスト(1893−1988)が弾いています。

Caro Mitis
CM-0022004(1SACD)
ティッツ:器楽のための作品集
交響曲(シンフォニア)第4番ハ長調
五重奏曲第6番ニ短調
二重奏曲ハ長調
五重奏曲ニ短調 Op.1-5
協奏曲変ホ長調(全曲世界初録音)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2004年1月30日−2月2日、RTRスタジオ5
イツのニュルンベルクで生を受けた18世紀後期〜19世紀初期の知られざるコンポーザー=ヴァイオリニスト、アントン・フェルディナンド・ティッツ(1742−1810)の作品集は全曲世界初録音!
ドイツからロシアへと渡り、サンクトペテルブルクで40年近く、またエカチェリーナ2世の宮廷で宮廷音楽家として活躍するなど、古典派時代のロシアの楽壇の発展に寄与した音楽家の1人です。
ロマン派の到来を感じさせる一面、またウィーン古典派的な一面を感じさせる作風が特徴的なティッツの珍しい作品を、ロシア、モスクワ古楽界の精鋭たちが解き放ちます。


OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION
KKC-9476(5Bluray)
ベートーヴェン:交響曲全集

■BD1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」

■BD2
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」

■BD3
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」

■BD4
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第7番イ長調Op.92

■BD5
交響曲第9番「合唱つき」

[ボーナス・オーディオ]
オットー・クレンペラーについて/ガレス・モリスによる回想録(インタビューアー:ジョン・トランスキー)
オットー・クレンペラー(指)
ニュー・フィルハーモニアO

■BD1
収録:1970年5月26日
放映(BBC TV):1970年6月19日(第1番)、6月21日(第2番)
■BD2
収録:1970年6月2日
放映(BBC TV):1970年6月26日
■BD3
収録:1970年6月9日
放映(BBC TV):1970年6月19日(第2番)、6月28日(第6番)
■BD4
収録:1970年6月21日
放映(BBC TV):1970年7月3日
■BD5
テレサ・ツィリス=ガラ(S)
ジャネット・ベイカー(Ms)
ジョージ・シャーリー(T)
テオ・アダム(Br)
ニュー・フィルハーモニアcho
収録:1970年6月30日
放映(BBC TV):1970年7月5日

収録:1970年5、6月、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
音声:PCM MONO
リージョン:0
直輸入盤・日本語解説書付
以前クラシカ・ジャパンで放映され、神々しいばかりの『田園』などマニアのあいだで話題となっていたクレンペラー最後のベートーヴェン・サイクルがついにブルーレイソフトで登場。
新たにリマスターされて画質・音質共に大幅にアップ。演奏の様子をクリアな映像で見ることができるため、楽員たちの献身的というほかない真剣な様子がそれだけでも感動的。1970年のテレビ放映プログラムなので音声はモノラルですが、情報量も十分に多くたいへん聴きやすい音になっています。
このベートーヴェン・サイクルのライヴ映像は、1967年にデッカを退職してBBCテレビ音楽部門の責任者になっていたジョン・カルショーの尽力で制作されたものです。カルショーは米キャピトル時代の1953年にクレンペラーと契約しようとして、上層部に阻まれ断念した過去がありました。クレンペラーは1966年8月に腰部を骨折して大きな手術を受け、療養のため約6か月間という予定外の空き時間を過ごすことになります。その長い空き時間に、死や宗教の問題について思いを巡らせ、1967年1月には、47年間のカトリック信仰を終えてユダヤ教に改宗。背景には、イスラエル在住の妹マリアンネの危篤状態に、前年の姉レギーナの死、そしてなかなかうまくいかないイスラエルとの関わり方の問題などもありました。1967年2月に現場復帰したクレンペラーは、マーラー交響曲第9番のリハーサルの際、近くにあった指揮棒を手に取って気に入り、楽員の意見も聞き入れて三十数年ぶりに指揮棒を使用することに決定。1971年9月の最後のコンサートまでの4年7か月、基本的には棒を使って指揮しています。クレンペラーの最晩年様式は、死や宗教への強い思いで始まり、指揮の方法も、楽員が見やすい指揮棒スタイルに変更。それが超低速化した演奏を崩壊寸前で食い止め、独自の世界を築き上げることに繋がったものと考えられます。 (Ki)

BR KLASSIK
BR-900717(1CD)
NX-B01
ハイドン:交響曲第101番「時計」
ブラームス:交響曲第4番*
オットー・クレンペラー(指)
バイエルンRSO

録音:ミュンヘン、ヘルクレスザール ライヴ
1956年10月18.19日、1957年9月26.27日*(ともにモノラル)
20世紀を代表する名指揮者の一人、オットー・クレンペラー(1885-1973)。古典派からロマン派、近現代作品まで幅広いレパートリーを 持つとともに、数々のユニークなエピソードで知られる人物です。バイエルンRSOとは(ヨッフムの招聘により)1956年4月に初共 演を果たしたクレンペラー、この「70歳でのデビュー」は大きな話題となり、以降1969年5月までミュンヘンで合計11回のコンサートを行うこと になりました。健康状態の悪化に苦しみながらも一連の素晴らしい演奏を披露したクレンペラー、この1956年と1957年のライヴからも、熱 気あふれるハイドンと、重厚で一音一音に魂を込めるかのような感情の起伏が激しいブラームスを楽しめます。ブラームスはOrfeo C201891DRと同音源です。今回はバイエルン放送が所有するオリジナル音源がどのような音質で復刻されているのか興味深いところで す。

オクタヴィア
OVCL-00702(1SACD)
税込定価
2019年9月18日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ジョナサン・ノット(指)東京SO

録音:2019年5月25日 東京・サントリーホール・ライヴ
前作「ラフマニノフ:交響曲第2番(OVCL-00691)」のリリースから半年、聴く者に鮮烈な印 象を与え快進撃を続けるジョナサン・ノットと東京SOによる最新盤、圧倒的迫力に 満ち溢れたショスタコーヴィチの名作「交響曲第5番」が早くも登場!名コンビによるショス タコーヴィチは「交響曲第10番(OVCL-00628)」以来となるファン待望のリリースです。今 回もまた期待を裏切らない邁進する圧倒的音楽を展開し、これぞショスタコーヴィチ像だ と誰をも納得させる名演を聴かせています。音楽の魂を操るジョナサン・ノットと東京交響 楽団のショスタコーヴィチ、必聴です!(オクタヴィア)

Capriccio
C-5368(1CD)
NX-B05
ハンス・アイスラー(1898-1962):ライプツィヒ交響曲 他
ライプツィヒ交響曲(1959-1962/1998改訂)
ティロ・メデク(1940-2006)による再構築&補筆完成版
フィルム・スコアからの葬送曲
ユルゲン・ブルーンス&トビアス・ファースハウアー編(2015)
映画音楽「夜と霧」(1955)
ユルゲン・ブルーンス(指)
MDR響、ベルリン室内SO

録音:2018年8月15-16日 MDR ライプツィヒ、2015年11月9日 コンツェルトハウス、クライナーザール、ベルリン
若い頃は新ウィーン楽派に属し、シェーンベルク::の高弟として作曲活動に勤しんだハンス・アイスラー。しかし、さまざまな 理由で決別し、以降劇作家のベルトルト・ブレヒトとともに演劇や映画関係の音楽を発表、政治的思想を絡めた作品 で注目を浴びるようになります。その後、ナチスの台頭に伴い、アメリカに亡命。ハリウッドの映画音楽作曲家として人気 を博しましたが、またもや政治的理由で国外追放となり、晩年には東ドイツで自作の映画音楽の編集に力を注ぎまし た。この「ライプツィヒ交響曲」は未完で終わった作品。アイスラーを信奉していた作曲家メデクが、既存のアイスラーの映 画音楽の中から様々な素材を選び作品を完成させています。また「葬送曲」は、2015年にJ.ブルーンスとT.ファースハ ウアーが補筆編集を行い完成させた音楽。アルバム最後の「夜と霧」はアイスラー自身がフランスの映画監督、アレン・ レネのために作曲した作品です。

ALPHA
ALPHA-544(1CD)
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
エサ・ペッカ・サロネン(指)
シンフォニア・グランジュ・オ・ラック

録音:2018年7月、ラ・グランジュ・オ・ラック、フランス、エヴィアン
毎年夏にフランスはエヴィアンで行われる音楽祭、「ランコントル・ミュジカル・デヴィアン」2018年のライヴ。この音楽祭はダノンの創業者アント ワーヌ・リブーにより始められ、彼の友人であったロストロポーヴィチを音楽監督に招き、やがてヨーロッパ屈指の音楽祭へと成長しました。パト リック・ブシャンの設計により1993年に竣工したホール「ラ・グランジュ・オ・ラック」は、巨大な穀物倉庫を思わせる木の外観がまず目を引きま すが、内装まで木材で出来ており、ステージ後方の白樺の装飾も相まって、森の中にいるような、あるいは日本の古い劇場にも通じるような 温かい作りとなっています。またそれはあたかもチェロの内部にいるようでもあり、天井一面に貼られたアルミ板が唯一の反響素材として、素晴 らしい音響を作り出しています。 このホールに2018年、ヨーロッパ各地の有名オーケストラから優秀な奏者が集まった新しいオーケストラが誕生し、音楽祭の終盤にその結成 コンサートがサロネンの指揮により開催されました。このアルバムはその時の模様を収録したライヴで、ベートーヴェンの「英雄」をメインに、その 葬送行進曲の動機を用いたR・シュトラウスの沈痛な「メタモルフォーゼン」を収録。木のホールの豊かな響きを深く呼吸するような温 かみと大きなスケール、若々しい切れ味を併せ持った快演です。


Treasures
TRE-205(1CDR)
ラインスドルフ/シューマン:交響曲第4番.他
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク*
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
シューマン:交響曲第4番(マーラー編)
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1963年1月6日*、1963年1月5-6日(全てステレオ)
※音源:日VICTOR SHP-2307*、英RCA SB-6582
◎収録時間:63:04
“ラインスドルフの驚異の耳が制御する作品のあるべき姿!”
■音源について
1963年1月5-6日に録音された3曲をカップリング。ちみに「アイネ・クライネ…」のLPの併録曲「ジュピター」は、1月14日の録音。ベートーヴェン&シューマンのLPは、はやり英盤が全ての点で高水準!モーツァルトは高音質な日本ビクター盤(溝ラベル)を採用しています。

「アイネ・クライネ…」は、家族的雰囲気とは無縁ながら、フレーズの節々から共感が滲み、多くの競合盤の中でも傑出した格調高き名演。第1楽章提示部リピートも、少しも煩わしくありません。
 第2楽章の各声部の有機的な絡みも聴きもの。音程の確かさも手伝って、その訴えかけの強さは比類なし。第3楽章5小節目の冒頭2音を装飾音風に処理しているのも印象的ですが、その中間部のシルキーな響きはミュンシュ時代にはあまり見出だせなかった魅力。終楽章のテンポの安定感が抜群の上、ハーモニーに一切の濁りを寄せ付けない厳しさが、独特の説得力を生んでいます。
 ラインスドルフが遺したベートーヴェンの交響曲全集は、作曲家への畏敬の念が強すぎたのか、音楽自体が萎縮しているものが多いですが、この「レオノーレ3番」では、その畏れが根源的パワーとして作用し、緊張感溢れる演奏に結実しています。ジョージ・セルを思わせる精妙なアンサンブルと管楽器を増強させた響きのブレンドが絶妙なコーダは、特に必聴!
 「マーラー版シューマン」の演奏は今や珍しくありませんが、少なくとも「第4番」はこのラインスドルフ盤を超えるものに出会えません。その魅力はなんと言っても表現自体の確信の強さ!特殊な版を用いると、とかく「普通とは異なる点」が説明調に響きがちですが、この演奏は他の版など存在しないかのように自然な声部バランスを貫徹させ、堂々とシューマン特有のロマンを刻印し尽くしています。
 第1楽章で随所に現れる木管の合いの手フレーズのなんと意味深いことか!第2楽章の陰影表出も素晴らしく、ヴァイオリン・ソロが登場する2:08からの淡いテクスチュアとロマンの香りは、シューマンへの真のシンパシーの証し。終楽章冒頭の輝かしさと確信溢れるニュアンスは、主部以降も一貫しているので、提示部リピートの意味は絶大。
 ここでも音程の正確さは驚異的!とかく「正確さ=機械的」と単純化されがちですが、第1楽章展開部冒頭のユニゾンに象徴されるように、正確でなければ浮上しないニュアンスもあるのです。【湧々堂】


Epitagraph
EPITA-008(1CD)
(UHQCD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120
カール・シューリヒト(指)
フランス国立放送O(1)、
北ドイツRSO(2)

録音:1956年9月27日モントルー音楽祭(1)、1962年12月5日 ムジークハレ、ハンブルク(2)(ライヴ))
世界初出の2曲!シューマン4番はシューリヒト初出の曲!エピタグラフが知人を介して、放送局(ORTF,NDR)のアーカイヴから入手した音源。ともに音質は良好で、“高音質CDの決定版”であるUHQCDで発売!
「運命」はパリ音楽院Oと入れた有名なベートーヴェン交響曲全集(EMIセッション録音)の前年、絶頂期のシューリヒトが燃えて、音を刻んだ入魂ライヴ。金管は明朗に鳴り響き、ティンパニは心底に響く豪打!弦は緊迫緊密なアンサンブル!終結まで、威厳ある精神性と集中力、緊張感をもって感激が続くのは、パリ音楽院管等との録音と比べても、この演奏が一番です!
シューマンは「2番」「3番」の名演を英デッカ/ロンドンに遺している、シューリヒトのはじめて日の目を見る「4番」!いままで発売されていなかったことが不思議なくらい、堂に入った演奏。有名なフルトヴェングラーの名演とは異なるアプローチで、曲への深い洞察をみせています。ドレル・ハンドマン(ルーマニア生まれ、パリで活躍したピアニスト。音楽評論家でもあった)から“白い魔法”と呼ばれているように、すばらしく透徹した精神、透明感あふれる抒情が見える、シューリヒト翁晩年の至芸をご堪能ください。 (Ki)
Epitagraph
EPITA-009(1CD)
(UHQCD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132
カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1958年5月18日 ウィーン楽友協会大ホール(ムジークフェラインザール)(ライヴ)
もとはエピタグラフ(旧エピタフォーン)がORFのアーカイヴから入手した音源。音も非常に良好!当日の演奏会全曲(ほかにプフィッツナーの「ハイ ルブロンの少女ケートシェン」序曲)を収録した2枚組を、お求めやすく、ブラームスとレーガーのカップリングで1枚のCDにしました。いずれも名演。とくにブラームス4番は『レコード芸術』誌(2009年5月号)で小石忠男・宇野功芳両氏から絶賛され、いま発売中の『新編・名曲名盤300』(音 楽之友社刊)でも同曲のベストディスク(小石氏は3位、宇野氏は2位)にとりあげられております。 「(前略)音質も良い。シューリヒト/ウィーン・フィルの関係はこの頃からどんどん密接になっていった。まずはブラームスの第4番。ぼくにとっては曲 名を聞くだけで気が重くなる作品だが、シューリヒトの演奏の楽しいこと!第1楽章からヴァイオリンが鳴り切るが、音色は艶麗、絶えずほほえみかけ、 歌い抜く。ヴァイオリンがとくに美しいが、オーケストラ全体が魅力的で明るく、弱音のデリカシーも十分だ。テンポはかなり動く。リズムも変化する。 それが曲想とマッチしているので、自然に流動し、抉りが効き、コーダに向かう前進につぐ前進は聴く者を興奮させるし、コーダに入ると今度は踏みし めにかかる。その語りかけのすばらしさ!(中略)ぼくにとっては宝物のような第4番だが、さて根っからのブラームス党にはこの演奏がどのように受 け取られるのか、興味津々です。」(宇野功芳)(『レコード芸術』2009年5月号「新譜月評」より) (Ki)

CPO
CPO-777886(1CD)
NX-B10
フリッツ・フォルバッハ(1861-1940):管弦楽作品集
「二人の王子」(交響的詩曲)Op.21
交響曲 ロ短調 Op.33
ゴロー・ベルク(指)
ミュンスターSO

録音:2019年1月29日 ライヴ
1861年、ドイツのヴィッパーフルトで生まれたフリッツ・フォルバッハの作品集。ライン音楽学校でフェルディ ナント・ヒラーと共に学び、ベルリン芸術アカデミーでは高名な教師エドゥアルド・グレルに師事、恐らく彼の 最後の弟子として作曲の研鑽を重ねました。卒業後は教会音楽研究所の教師となり、合唱団を指揮 する傍ら、音楽学者として研究を続け、やがてミュンスター音楽協会のディレクターに就任、この地を代表 する音楽家となりました。彼の作品は、どちらかというと保守的であり、後期ロマン派の作風から外れること はありませんでしたが、いくつか残された作品はどれも豊富な楽想に満ちており、とても聞きごたえがありま す。フォルバッハが設立したミュンスターSOは、現在音楽監督をゴロー・ベルクが務めており、偉大 なる先人の音楽の紹介に力を尽くしています。

Channel Classics
CCSSA-39719(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第5番ハ短調 Op.67 《運命》
イヴァン・フィッシャー(指)、
ブダペスト祝祭O
イヴァン・フィッシャーは、ベルリン・フィルやロイヤル・コンセルトヘボウ管(RCO)など世界トップクラスのオーケストラにも頻繁に客演しており、RCOとはベートーヴェンの交響曲全集も録音しているだけに、自らが鍛え上げた手兵ブダペスト祝祭管との新たなベートーヴェン録音にも期待がかかります。 「マーラーの交響曲第3番(CCSSA 38817)」では、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門録音賞」を受賞した優秀録音チーム、名エンジニアのジャレッド・サックス率いるChannel Classicsによる超ハイクオリティ・レコーディングにも注目です。

GRAND SLAM
GS-2206(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)、
NBC響

録音:1953年12月6日カーネギー・ホール(ニューヨーク)
1950年3月12日NBC、スタジオ8H(ニューヨーク)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
トスカニーニの録音の中でも最も強烈と言われる1953年のベートーヴェン「英雄」、そして意外にもしなやかな演奏であるシューベルトの「未完成」、 これら2曲を2トラック、38センチのオープンリール・テープに刻まれた情報を忠実に再現しました。結果、細部まで克明に聴き取れるようになり、演 奏全体の色彩感がより豊かに感じられます。 また、解説書にはトスカニーニの棒でベートーヴェンの「合唱幻想曲」と第9を歌った日本人の合唱団員の手記を掲載しています。その女声歌手はトス カニーニのもとで演奏出来たことにひたすら感激して筆を走らせていますが、リハーサルや本番の空気がとてもいきいきと伝わって来ます。トスカニーニと 共演した経験を持つ日本人の手記は他に類例がなく、きわめて貴重です。(平林 直哉)

LPO
LPO-0113(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 ソフィア・フォミナ(S)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO
(コンサートマスター/ピーター・シェーマン)

録音:2016年10月12日、ロイヤル・フェルティバルホール(ライヴ)
ユロフスキとLPOによるマーラー4番の登場。ひとつひとつのリズムやパッセージが、オペラの登場人物のように実に細やかにキャラクターづけられて おり、表情豊か。ユロフスキとLPOの意思疎通の確かさを感じる演奏となっております。ソプラノのソフィア・フォミナはモスクワで学び、2012年ロイヤル・ オペラハウスでデビュー、他にもメータ指揮バイエルン国立歌劇場の「仮面舞踏会」(KKC-9211, 9210, 9369)にも出演し、幅広いレパートリーと活 躍している注目のソプラノです。ここでも抜群の安定と、余裕ある歌声で聴かせます。 (Ki)

Chandos
CHSA-5220(1SACD)
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ調 Op.40
主題と変奏 Op.42(スクール・オーケストラのための)
シュトラウシアーナ(ヨハン・シュトラウスの音楽による)
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2019年1月14日−16日、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosでは、リチャード・ロドニー・ベネット、そしてアーロン・コープランドの管弦楽作品集で圧倒的な評価を築いてきたジョン・ウィルソンが新たに着手するのは、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルトの管弦楽作品集!
オーストリ=ハンガリー帝国のブリュン(現在のチェコ)に生まれ、オーストリアとアメリカで活躍し、映画音楽の作曲家としても知られるコルンゴルト。「フランクリン・デラノ・ルーズベルトの追憶に」と書かれた彼の唯一の交響曲である「交響曲嬰へ調」、アメリカ・スクール・オーケストラ協会からの委嘱により作曲した「主題と変奏」と「シュトラウシアーナ」。
"シンフォニア・オヴ・ロンドン"は、映画音楽やレコーディング・セッションのための専門的なオーケストラとして1955年に設立され、これまで300以上の映画や多数のレコーディングにその名がクレジットされています。2018年にジョン・ウィルソンがシンフォニア・オヴ・ロンドンを再結成し、このコルンゴルト・アルバムで再始動を果たしました。今後も更なるレコーディングが予定されています。

Altus
ALTL-014(1CD)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー第18回定期演奏会
ラヴェル:ツィガーヌ*
ベートーヴェン:交響曲第5番 『運命』
石上真由子(Vn)*
坂入健司郎(指)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー

録音:2019年3月10日第一生命ホール(ライヴ)
2008年に慶應義塾の高校生・大学生を中心として結成されたオーケストラ「東京ユヴェントス・フィルハーモニー」。今では慶応出身者以外の社会人 などもメンバーに名を連ね、年齢層も幅広く、演奏会のたびに充実した音楽を聴かせる名団体として広く知られています。2018年に創立10周年記念と して行われた『千人の交響曲』の演奏会は大変な話題になりました(ALTL-012として発売中)。
今回のアルバムには2019年3月のライヴを収録。まずは新進気鋭のヴァイオリニスト石上真由子を迎えた『ツィガーヌ』。「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019」でも同曲を共演し名演を聴かせており、改めてCDで聴けるのが嬉しい1曲。そしてカップリングは新たな時代を歩み出したユヴェントス・ フィル渾身の『運命』!王道の名曲から目の醒めるような演奏を繰り出してくれます。いずれも名匠・坂入健司郎氏の力強い指揮ぶりに注目です。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-030(2CD)
ショルティ&フランス国立管
(1)ウェーバー:「オベロン」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(4)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
全て、ゲオルク・ショルティ(指)
(1)(2)フランス国立O
ライヴ録音:1959年6月2日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)

(3)(4)ヴァン・クライバーン(P)*、フランス国立O
ライヴ録音:1962年5月4日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリー ズ“ベルアーム”。当ディスクはゲオルク・ショルティがフランス国立Oを振ったシャンゼリゼ劇場における演奏会からウェーバーの「オベロン」序曲、ベートー ヴェンの交響曲第3番「英雄」(以上、1959年6月2日)、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」とヴァン・クライバーンを迎えてのチャイコスフキーのピア ノ協奏曲第1番(以上、1962年5月4日)を収録しております。“熱演” という言葉にふさわしい手に汗握るこのライヴはまさに歴史的な記録といえます。復 刻技術に定評のあるスペクトラム・サウンドらしい丁寧なリマスタリングで聴くことができます。平林直哉氏による日本語解説付き。
※INAに保管されていたマスターテープの放送用編集よりチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収録されておりません。あらかじめご了承ください。
※このレーベルは、初発売後す ぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

philharmonia・rec
PHR-0110(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』(1880年稿、1878/80年稿ノヴァーク版) フィルハーモニア・チューリッヒ
ファビオ・ルイージ(指)

録音:2018年6月、アルトシュテッテン、チューリッヒ
ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナー交響曲第4番。「ロマンティック」という副題や、長大すぎない演奏時間である ことから、ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い作品です。第1稿が完成したのは1874年ですが、それから改訂が何度も行われ、1881年ハンス・ リヒター指揮のウィーンPOによって初演され成功を収めました。その後もさらに改訂作業は行われたため、多くの版が存在していま す。ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒは、現在もっともよく演奏されている、第2稿、1878/80年稿ノヴァーク版を使用しています。前述の第1稿を 1878年に改訂(第2稿)したあと、1880年に終楽章のみ改訂(第3稿)されたものとなります。 ルイージの演奏は、見通しの良いクリアな響き、各パートの細かなコントロール、特に終楽章は整然と音楽が積み上げられ、緊密な構成力と畳み掛けるような 迫力で聴き手を飽きさせない演奏です。 (Ki)ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナー交響曲第4番。「ロマンティック」という副題や、長大すぎない演奏時間である
ことから、ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い作品です。第1稿が完成したのは1874年ですが、それから改訂が何度も行われ、1881年ハンス・
リヒター指揮のウィーンPOによって初演され成功を収めました。その後もさらに改訂作業は行われたため、多くの版が存在していま
す。ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒは、現在もっともよく演奏されている、第2稿、1878/80年稿ノヴァーク版を使用しています。前述の第1稿を
1878年に改訂(第2稿)したあと、1880年に終楽章のみ改訂(第3稿)されたものとなります。
ルイージの演奏は、見通しの良いクリアな響き、各パートの細かなコントロール、特に終楽章は整然と音楽が積み上げられ、緊密な構成力と畳み掛けるような
迫力で聴き手を飽きさせない演奏です。


SILKROAD MUSIC
SRM-045SACD
(2SACD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
LSO
ノルマ・プロクター(C.A)
アンブロジアン・シンガーズ、
ワンズワース・スクール少年cho
ウィリアム・ラング(フリューゲルホルン)、デニス・ウィック(Tb)

録音:1970年7月27-29日/クロイドン(ロンドン)
当ディスクはUNICORNレーベルの誉れ高き名盤ホーレンシュタイン(指)ロンドンSOのマーラーの交響曲第3番のライセンス盤で、香港の SILKROAD MUSICレーベルから発売したSACD Hybrid盤です。マーラーのスペシャリストとして知られるホーレンシュタインならではの温かみのある 演奏を聴くことができます。 (Ki)


Altus
ALT-409(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 大野和士(指)
バルセロナSO

録音:2018年9月28-30日/バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)
大野和士が2015年から音楽監督を務めているバルセロナ響とのライヴです。音質も素晴らしく、このコンビの相性の良さ、ポテンシャルの高さを十二分に伝 える内容となっています。オーケストラの技術もたいへん高いのですが、技巧を見せる演奏とは一線を画した、柔らかな音色と深い呼吸を駆使した印象的な演奏。 冒頭のトランペットからして美しい歌になっているのに驚かされ、緩やかに大きな弧を描くアーチ状のフレーズ感に魅せられます。とはいえ濃厚な歌い込みではな くしっかりとコントロールされており、透明で明晰。楽章ごとのバランスも素晴らしくアダージェットは格別の美しさ。鮮明に描かれたフィナーレの狂騒も心地よく、 見事な完成度です。 (Ki)
Altus
ALT-410(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 大野和士(指)
バルセロナSO

録音:2018年12月14-16日/バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)
大野和士が2015年から音楽監督を務めているバルセロナ響とのライヴです。音質も素晴らしく、このコンビの相性の良さ、ポテンシャルの高さを十二分に伝 える内容となっています。このショスタコーヴィチは深刻ではなく明るく透明な音色を持っていますが、生き生きとした皮肉、健康的でありながら常に裏の裏を読 んでいく手際の良さがあります。許光俊氏の解説にあるようにオペラの世界を思わせる、演出を作り込んだ舞台作品のような演奏。他から浮いてしまいがちな第 2楽章も全体のバランスを考えて奏でられており、構築感が素晴らしいです。オーケストラの技量の高さにも感服、フィナーレのにぎにぎしさは眩しいほどに鮮烈 です。 (Ki)


Hanssler
HC-19048(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
ファビオ・マルティーノ(P)、
ダン・エッティンガー(指)、
シュトゥットガルト・PO

録音:2019年3月4-7日/シュタットハレ(ジンデルフィンゲン)
人気・実力を兼ね備えた指揮者ダン・エッティンガーが2015年より首席指揮者をつとめるシュトゥットガルト・POとの録音。モー ツァルトの交響曲第25&第40番(KKC 5975 / HC 18086)に続く期待の第2弾はエッティンガーが最も得意とするチャイコフスキーの交響曲第5 番とファビオ・マルティーノを迎えてのラフマニノフのピアノ協奏曲第 1 番です!
1971年イスラエル生まれのエッティンガーは6歳でピアノを始め、ルービン音楽学校、テルアビブ大学でピアノ、(指)声楽を専攻し、バリトン歌手 として主役及びコーラスなどオペラ関連の役職に当たりました。その後、1999年にはエルサレム室内楽音楽祭で指揮者デビュー。バレンボイムの秘蔵っ 子としてベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督助手を務め、その後はバイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場などの世界の主要な劇場に出 演しました。2004年に初来日を果たし、2010年4月より東京フィルハーモニーSO常任指揮者となり、2015年4月より同団の桂冠指揮者に就 任しています。また2018年10月には東京SOの定期演奏会に登場しベルリオーズの幻想交響曲の熱演を聴かせてくれました。
エッティンガーが最も録音したかった作品と語るのはチャイコフスキーの交響曲で、自身の構想では全集録音も視野に入れているとのこと。オペラとシン フォニーの両輪で活躍するマエストロだからこその解釈で創造性あふれたドラマティックな表現で聴き手を魅了します。カップリングはファビオ・マルティー ノをソリストに迎えたラフマニノフのピアノ協奏曲第1番です。1988年、サンパウロ生まれのマルティーノは5歳の時に祖母よりピアノの手ほどきを受け、 その後、マグダ・タリアフェッロ財団から奨学金を得てアルマンド・ファヴァ・フィホに師事し、2008年にはカールスルーエ・アカデミーに留学しました。 これまでにBNDES国際ピアノコンクール・リオ・デ・ジャネイロをはじめ、20ものコンクールでの受賞歴を誇るブラジル期待の若手です。 (Ki)


Profil
PH-19018(10CD)
ジョージ・セル〜協奏曲&交響曲集

■Disc 1
(1)メンデルスゾーン:真夏の夜の夢〜序曲/スケルツォ/夜想曲/結婚行進曲
(2)シューベルト:ロザムンデ〜序曲/バレエ音楽第2番/間奏曲第3番/間奏曲第1番
(3)ウェーバー:小協奏曲ヘ短調Op.79
■Disc 2
ハイドン:交響曲集
(1)交響曲第88番ト長調Hob.T:88
(2)交響曲第97番ハ長調Hob.T:97
(3)交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
■Disc 3 
モーツァルト:作品集
(1)ディヴェルティメント第2番ニ長調K.131
(2)ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」
■Disc 4
(1)モーツァルト:交響曲第33番変ホ長調K.319
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
(3)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
■Disc 5
モーツァルト:協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211
(3)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
■Disc 6
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
■Disc 7
ブラームス:作品集
(1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
■Disc 8
シューマン:交響曲集
(1)交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
(2)交響曲第2番ハ長調Op.61
■Disc 9 
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)同:マンフレッド序曲Op.115
(3)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
■Disc 10
ドヴォルザーク:交響曲集
(1)交響曲第8番ト長調Op.88
(2)交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
全て、ジョージ・セル(指)

■Disc 1 74’ 28”
アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)(2)、
クリーヴランドO、ロベール・カサドシュ(P)(3)
録音:1957年11月(1)(2)、1952年(モノラル)(3)
■Disc 2 68’ 54”
ハイドン
クリーヴランドO
録音:1954年(1)(3)、1957年(2)
■Disc 3 52’ 23”
モーツァルト
クリーヴランドO(1)、ロベール・カサドシュ(P)、
コロムビアSO(クリーヴランドO)(2)
録音:1963年(1)、1954年(2)
■Disc 4 66’ 04”
レオン・フライシャー(P)(1)、
クリーヴランドO(1)(2)、
レナード・ローズ(Vc)、NYO(3)
録音:1962年(1)、1959年(2)、1955年(3)
■Disc 5 69’ 25”
アイザック・スターン(Vn)、
クリーヴランドO(1)(2)
【商品にはこう記されていますが、第2番の伴奏はセルとクリーヴランドOではなく、アレクサンダー・シュナイダー指揮イギリス室内Oだと思われます】

ロベール・カサドシュ(P)、
コロムビアSO(クリーヴランドO)(3)
録音:1961年(1)(2)、1954年(3)
■Disc 6 68’ 31”
レオン・フライシャー(P)、
クリーヴランドO(1)、
クリフォード・カーゾン(P)、LPO(2)
1959年(1)、1949年(モノラル)(2)
■Disc 7 78’ 54”
アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)、
レオン・フライシャー(P)、クリーヴランドO(2)
録音:1951年(モノラル)(1)、1958年(2)
■Disc 8 66’ 19”
クリーヴランドO
録音:1958年(1)、1957年(2)
■Disc 9 71’ 28”
レオン・フライシャー(P)(1)(3)、
クリーヴランドO
録音:1960年(1)(3)、1958年(2)
■Disc 10 75’ 05”
アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)、
クリーヴランドO(2)
録音:1951年(モノラル)(1)、1959年(2)
大指揮者ジョージ・セルがSonyやDecca等に残した音源のうち、現在入手難のものを中心に選んだBoxがお買い得価格で登場します。 ★いずれも名演の誉れ高いものばかり。カサドシュ、カーゾン、フライシャーらを独奏に据えたピアノ協奏曲はどれも絶品。いくつかは「コロムビア交 響楽団」と表記されていますが、これはクリーヴランドOが契約の関係で変名を用いたもの。 ★ Disc5に、アイザック・スターンとのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第 2 番が収録されていますが、彼はセルとクリーヴランドOと同曲を 録音しておらす、これまで知られているアレクサンダー・シュナイダー指揮イギリス室内Oだと思われます。予めご了承ください。 (Ki)

Altus
TALT-065(1CD)
トスカニーニの芸術第1集
ベートーヴェン:交響曲第8番
ワーグナー:『タンホイザー』序曲とバッカナール
ヴェルディ:『運命の力』序曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1952年11月8日
AHRAでは珍しいトスカニーニの音源をALTUSがリマスターして復刻。1日の演奏会をそのまま収めた貴重音源が音質も新たに復活します。鍛え上げられ た強靭な響きで聴く者を圧倒する、劇的壮絶な超名演をご堪能あれ。
52年11月8日のライヴを収録。ベートーヴェンの8番はRCA録音の2日前にあたり、とてつもない熱気でありながら縦の揃い具合が凄まじく、トスカニー ニの統率力に驚愕。一気呵成に組み上げられていく崇高な精神の建造物といった趣で、8番がまるで『英雄』や『運命』のような存在感で強烈に鳴り響きます。 ライヴゆえの瑕もありますが、それが逆にトスカニーニに火をつけたのか、どんどん緊張感を増していきます。フィナーレでは特定のフレーズをオクターヴ上げる トスカニーニ節も登場して、唯一無二の激演を聴かせます。トスカニーニが交響曲と共に得意としたオペラからの音楽もこれまた見事な立派さ。ワーグナー、ヴェ ルディともに引き締まっていながら轟きわたる、エネルギーに満ち満ちた充実の演奏です。 (Ki)
Altus
TALT-066(1CD)
トスカニーニの芸術第2集
シューマン:『マンフレッド』序曲
ロッシーニ:『ウィリアム・テル』〜バレエ音楽「6人の踊り」
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1953年1月31日
1日の演奏会をそのまま収めた貴重音源が音質も新たに復活します!鍛え上げられ た強靭な響きで聴く者を圧倒する、劇的壮絶な超名演をご堪能あれ。 53年1月31日のライヴを収録。『新世界』はRCA録音の2日前の演奏です。統率力抜群、鍛え抜かれたリズムが強烈に躍動。壮絶な音響でありながら 明快なアタックで曖昧なところが全くありません。2楽章のメロディも甘くならず崇高。取り憑かれたように弾きまくるフィナーレの燃焼度は空前のもので、気の 休まることのない緊張の極致。もはや荘厳とすら言える名演です。
カップリングではシューマンも素晴らしいですが、ぜひお聴き頂きたいのがロッシーニのバレエ音楽。シンプルなメロディが気の利いた対旋律やシンコペーショ ンのリズムを伴い展開していく魅力的な音楽ですが、トスカニーニ手加減なしの超強烈な音造りで聴くと滅法面白い名曲に。コーダの壮大さが気持ち良い! (Ki)


SWR music
SWR-19080CD(3CD)
NX-B06
マーラー:交響曲第6番(2種の演奏)
交響曲第6番イ短調「悲劇的」
マーラーは宗教を信じていましたか?〜2001年11月13日、パウル・フィービヒのギーレンへのインタヴューより抜粋(1分43秒)
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO

録音:1971年5月12日-14日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
2013年8月21日 ライヴ・ザルツブルク、祝祭劇場 大ホール
2019年3月8日にこの世を去った大指揮者ミヒャエル・ギーレン。近現代作品を中心とした幅広いレパートリーを、研ぎ澄まされた解釈で演奏。その切れ味 の鋭い表現が高く評価されました。なかでもマーラーの演奏には定評があり、南西ドイツRSOとの全集はギーレンの代表作として、現在でも変わるこ とのない人気を誇っています。 今回登場のメモリアル・アルバムは、1971年と2013年に収録された2種類の「マーラー:交響曲第6番」の演奏が収録されており、ギーレンの解釈の熟成を 目の当たりにすることができます。どちらもギーレンEdition 第6集「マーラー交響曲全集」(SWR19042CD)に収録された1999年9月録音の音源とは違う 貴重なもので、ギーレンファンにとってまたとない贈り物となります。この2種類の演奏は、第2楽章と第3楽章の順序が1971年(1999年録音も)において Scherzo,Andanteの順になっているのに対し、2013年の演奏は「マーラーの最初の構想に近い」とされるAndante,Scerzoの順になっています。そして何 といっても際立つのは演奏時間の違いでしょう。2013年の演奏は、1971年はもちろん、1999年の演奏よりも更に遅く、1枚のCDに収録できないほどの長 さ(約94分!)、まさにギーレン熟考の末のマーラーが展開されています。2001年のインタビューの抜粋も、短いながら、ギーレンが考える「マーラーと宗教 の関係」が、第6交響曲のハンマーの用い方を例に示されるなどとても興味深い内容となっています。

Caprice
CAP-21920
(3CD+Book)
コレクターズ・クラシックス Vol.15〜作曲者の指揮で


■Disc 1
クット・アッテルベリ(1887−1974) 自作を指揮する
(1)交響曲第6番ハ長調 Op.31「ドル交響曲(Dollarsymfonin)」
(2)ホルン協奏曲 イ短調 Op.28 − 第2楽章 アダージョ
(3)バレエ「愚かなおとめたち(De favitska jungfrurna)」 Op.17(抜粋)
(4)交響曲第4番ト短調 Op.14 「シンフォニア・ピッコラ(Sinfonia Piccola)」 − 第1楽章 コン・フォルツァ
(5)ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.37 − 第1楽章 ペザンテ・アレグロ
(6)組曲第8番「古風な様式の田園組曲」 Op.34 より(第1曲 前奏曲、第2曲 アリア、第5曲 セレナータ、第6曲 ジグ)
(7)ヴェルムランド・ラプソディ(En Varmlandsrapsodi) Op.36
(8)バラードとパッサカリア(Ballad och passacaglia) Op.38
■Disc 2
ラーシュ=エーリク・ラーション(1908−1983) 自作を指揮する
(1)ラジオ番組『Dagens stunder(今日の時間)』(「田園組曲」 Op.19)
(2)冬物語(En vintersaga)Op.18(4つのヴィニェット)
(3)オスティナート Op.17(交響曲第2番終楽章)
(4)赤い十字架(Det roda korset) Op.30 [放送未使用作品]
■Disc 3
イングヴァル・リードホルム(1921−2017) 自作を指揮する(オレブルー、ノルショーピング最終コンサート)
(1)ラウディ(Laudi)(1947)(混声合唱のための)
(2)カント LXXXI(1956)(混声合唱のための)(エズラ・パウンド 詩)
(3)ムタンザ(Mutanza)(1959)
(4)孤独なナウシカー(Nausikaa ensam)(1963)
(5)ハインリヒ・イザークの『インスブルックよ、さようなら』(Heinrich Isaak: Innsbruck, ich muss dich lassen)
(6)旧世界からの挨拶(Greetings from an Old World)(1976)
■Disc 1
(1)BPO、クット・アッテルベリ(指)
録音:1928年10月18日 ベルリン音楽大学 大ホール(シャルロッテンブルク、ドイツ)
Polydor/DG 95193-95
(2)アクセル・マルム(Hrn)、ヒルディング・ルーセンベリ(オブリガート・ピアノ)、スウェーデン放送局第一放送O、クット・アッテルベリ(指)
録音:1928年6月 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)
Columbia 13603 & 13602
(3)スウェーデン放送局第一放送O 
クット・アッテルベリ(指)
録音:1928年6月 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)
Columbia 13603 & 13602
(4)スウェーデン放送局第一放送O 
クット・アッテルベリ(指)
録音:1934年5月4日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)(ヨーロッパコンサート)
SR Programarkivet LB 456
(5)オーロフ・ヴィーベリ(P)、
スウェーデン放送局第一放送O、クット・アッテルベリ(指)
録音:1935年1月4日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)(放送サービス10周年記念)
SR Programarkivet LB 715
(6)室内O(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員18名)、クット・アッテルベリ(指)
録音:1937年10月21日 ストックホルム・コンサートホール アティックホール(ストックホルム)
HMV X 4946−47
(7)スウェーデンRSO、クット・アッテルベリ(指)
録音:1948年4月23日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)
Cupol 4119
(8)スウェーデンRSO、クット・アッテルベリ(指)
録音:1950年8月21日、9月9日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)
HMV DB 11034−35
■Disc 2
(1)スウェーデン放送娯楽音楽オーケストラ(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員37名)、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)、グンナル・ショーベリ(朗読)、グン・ヴォールグレーン(朗読)
録音:1938年10月11日 ストックホルム(2)コンサートホール 小ホール(ストックホルム)
SR Programarkivet L-B 2908
(2)スウェーデン放送娯楽音楽オーケストラ(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員37名)、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)
録音:1938年1月18日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)
SR Programarkivet L−B+2.295
(3)王立ストックホルム・フィルハーモニックO、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)
録音:1948年6月7日 ストックホルム・コンサートホール 大ホール(ストックホルム)
Cupol 6018
(4)ストックホルム放送O(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員64名)、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)
録音:1945年5月7日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)
SR Programarkivet LB 9.508

■Disc 3
(1)スウェーデン放送cho、イングヴァル・リードホルム(指)
録音:1958年10月17日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)
SR Programarkivet Ma 58/11997
(2)室内cho、イングヴァル・リードホルム(指)録音:1961年3月10日 (おそらく)第2スタジオ(クングスガータン、ストックホルム)
SR Programarkivet Ma 61/M/5180(SR RELP 5002)
(3)オレブルーSO、イングヴァル・リードホルム(指)録音:1959年4月26日 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)(オレブルー管弦楽協会50周年記念コンサート)
P2(1959年6月25日)放送 私的録音(エアチェック)
(4)マッタ・シェーレ(S)、音楽同好会室内cho、ノルショーピングSO、イングヴァル・リードホルム(指)
(5)イングヴァル・リードホルム(解説、ピアノ)
(6)旧世界からの挨拶(Greetings from an Old World)(1976)
マッツ・リードストレム(Vc)、ノルショーピングSO、イングヴァル・リードホルム(指)
録音:1983年6月9日 ノルショーピング講堂(ノルショーピング、スウェーデン)(ライヴ)
ノルショーピング管弦楽協会私的録音(24.5.2018)

※Disc 1 に収録トラックの編集ミスがございます。交響曲第6番の第2楽章が、第1楽章(Track 1)の後ではなく、組曲第8番の「第1曲 前奏曲」(ブックレットは Track 8、実際は Track 7)の後、「第2曲 アリア」(Track 9)の前の「Track 8」に収録されています。予めご了承ください。
ヨーテボリに生まれ、電気技師として特許局に勤めながら作曲家、指揮者として音楽活動をつづけ、スウェーデン著作権協会の設立に関わったクット・アッテルベリ Kurt Atterberg(1887−1974)。オーカルプで生まれ、ウィーンのアルバン・ベルクに学び、1937年からスウェーデン放送で指揮者、作曲者、プロデューサーとして働き、第二次世界大戦中に放送した抒情組曲(カンタータ)「姿を変えた神(変装した神)」でドイツ軍占領下にあったノルウェーとデンマークの市民を勇気づけたというラーシュ=エーリク・ラーション Lars-Erik Larsson(1908−1983)。ルーセンベリに学び、1920年代のヨーロッパ前衛音楽を身につけ、ブルムダールの『月曜グループ』のひとりとして戦後スウェーデンのモダニズムの発展に貢献したイングヴァル・リードホルム Ingvar Lidholm(1921−2017)。Caprice “Collector’s Classics” の第15集には、三人の作曲家が代表作を含む自作を指揮した録音が3枚のディスクに収録されています。アッテルベリが商用アルバムとしてベルリンで録音した「ドル交響曲」、ラーションの「田園組曲」の元になる音楽を使ったラジオ番組『Dagens stunder(今日の時間)』と、シェイクスピアの『冬物語』を放送した際の付随音楽、リードホルムがノルショーピングSOを最後に指揮したコンサートの「孤独なナウシカー」と「旧世界からの挨拶」。アッテルベリの「古風な様式の田園組曲」とラーションの「オスティナート」は『自作を指揮するスウェーデンの作曲家たち』(Phono Suecia PSCD79)にも収録された録音です。/

Edition HST
HST-118(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813):交響曲集第25 巻 (HST-118)
交響曲ニ長調Bryan D3 (ca.1770)
交響曲ホ短調Bryan em1 (ca.1765)

■Bonus
オルドニュス:交響曲ニ長調Brown I:D8 (ca.1770)
ドウルシェツキー:オーボエ協奏曲ヘ長調 (ca.1780)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)
佐竹 真登(Ob独奏)、ほか

録音: 2019 年 6 月17 日、東京オペラシティ近江楽堂・ライヴ
※世界初録音!(ホ短調em1 以外)
才能あふれる留学前のホ短調 em1(既出ケルン盤などで有名)と、留学後(ス ランプ時期)の作と推定される D3(ブライトコプフ貸し譜カタログに1772年に現 れる)の比較が検証できます。D3のアンダンテには成長の後が見受けらえる(まる でのちのスランプ期のチャイコフスキーのような)。 ※第22 巻、第24 巻は未発売です。


King International
KKC-4189(6CD)
モノラル
国内製造品
日本語帯・解説付
フルトヴェングラー/伝説のコンサート(1947−53)(ターラ編)



■CD 1
1.ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番
2.ブラームス:交響曲第1番
3. ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番
■CD 2
1.ベートーヴェン:交響曲第1番
2.ブラームス: 交響曲第1番
■CD 3
ブラームス:1.ハイドンの主題による変奏曲
2.交響曲第1番
■CD 4
1.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
2.シューベルト:交響曲第8番「未完成」

■CD 5
1.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
2.シューマン:交響曲第4番

■CD 6 
1.ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
2.「レオノーレ」序曲 第2番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
■CD 1
ルツェルン祝祭O (1,2)、
アムステルダム・コンセルトヘボウO (3)
録音:1947年8月27日 クンストハウス、ルツェルン (1,2)、1950年7月13日、コンセルトヘボウ、アムステルダム (3) (ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1028/9,1013) [P]1998,1995
■CD 2
アムステルダム・コンセルトヘボウO
録音:1950年7月13日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
原盤:Tahra (FURT1012)  [P]1995
■CD 3
北ドイツRSO
録音:1951年10月27日 ムジークハレ、ハンブルク(ライヴ)
原盤:Tahra (FURT1001)  [P]1993
■CD 4
トリノ・イタリアRSO
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
録音:1952年3月11日トリノ音楽院ホール(ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1080/1) [P]2003
■CD 5
トリノ・イタリアRSO (1)
ルツェルン祝祭O (2)
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)(1)
録音:1952年3月7日トリノ音楽院ホール (1)、1953年8月26日クンストハウス、ルツェルン(2)(ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1081,1088) [P]2003,2004
■CD 6  
ルツェルン祝祭O (1)
ハンブルク国立PO(2)
録音:1953年8月26日クンストハウス、ルツェルン(1)、1947年6月9日 ムジークハレ、ハンブルク (2) (ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1089,1091) [P]2004
■CD 1
ブラームスの1番は巨匠最後の10年間だけで9種の(全曲)音源が遺されているほどの得意曲・愛好曲だが、このルツェルン盤が最も古い。同年11月にはVPOとEMIに録音しているが、激しい情熱や迫りくる緊迫感はこちらです。
■CD 2
フルトヴェングラーが戦後唯一、コンセルトヘボウを振った貴重な記録。【CD1に収録されている「レオノーレ」序曲3番とあわせ、当日の全曲を収録したターラ盤の価値は高い。ベートーヴェンはVPOとのEMI録音直後のライヴで、音楽の美しい流れはこちらのほうが上。ブラームスでは、若々しい情熱に溢れています。
■CD 3
フルトヴェングラーが北ドイツ放送(当時は北西ドイツ放送)SOに客演し遺された唯一の録音だが、巨匠の「ブラ1」といえば、まず1,2を争
うベストCD。冒頭からひたすら堅固にして劇的な展開で、圧倒されます。ターラが1994年に正規発売して、フランス“世紀のディアパソン・ドール”を受賞した名盤。今回リマスタリングで一層の音質改善を図っています。
■CD 4
イタリアの名女流、ジョコンダ・デ・ヴィート。44歳の時に22歳年上の大指揮者と共演が実現。デ・ヴィートの音楽性として“暖かさ””情熱“”ロマン“が言われるが、それはフルトヴェングラーにも共通するところ。巨匠の掘りの深い、抉るような指揮に、デ・ヴィートは激しい集中力から密度の高い感動の名演を展開しています。「未完成」は同じ日のメイン・プログラム。2曲とも音質良好で、1枚のCDに収録されたこのディスクは貴重。
■CD 5
シューマンの「4番」は有名なDGG録音の3ヶ月後、ルツェルン音楽祭で指揮したライヴ。ライヴにこそ本領を発揮すると言われたフルトヴェングラーの特質が如実に捉えられるもので、ほの暗いロマンに彩られた、生命力みなぎる名演。同じ日後半のプログラム「英雄」はCD6に収録。
■CD 6  
「英雄」はそれまで全く存在が知られていなかったが、1996年に仏フルトヴェングラー協会が公式にCD化し、世界中のフルトヴェングラー・ファンを驚かせたものです。最晩年とは思えないほどエネルギッシュで、実に堂々とした解釈が素晴らしい。(このもとの音源は協会員によるエアチェック録音。第4楽章の一部に20秒間ラジオ音が混入しています。ご了承ください。)


オクタヴィア
OVCL-00693(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
エルガー:交響曲第1番変イ長調 Op.55 尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2019年1月17-18日 大阪・フェスティバルホール、22日東京・サントリーホール・ライヴ
尾高忠明と大阪フィルのコンビによるエクストン初録音。 ロンドンのプロムスで幾度となく振り、録音も今回で4度目となるこのエルガーは、尾高に とって最愛のレパートリーであり、しかも愛着の深い交響曲。ここには、大阪フィルの骨格 豊かな響きを礎に、威風と風格に満ちたドラマティックで熱気あふれるエルガーを聴くこと ができます。 大阪フィルにはエルガーが良く似合う、と尾高が公言したとおり、この作曲家を愛するすべ てのファンにお聴きいただきたいアルバムです。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCL-00701(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27
モシュコフスキ:組曲「諸国から」 Op.23
角田鋼亮(指)
セントラル愛知SO

録音:2019年4月22日 愛知県芸術劇場コンサートホール・ライヴ
新進気鋭の指揮者・角田鋼亮とセントラル愛知SOは、2005年の初共演から幾度も 共演を重ね、関係性を深めてきました。当盤は、常任指揮者就任記念という、ひとつの節 目を飾るコンサートの録音。プログラムは、「様々な時代、国々やスタイル」の作品を紹介 したいという想いからモシュコフスキの組曲、そしてセントラル愛知響の美点が発揮される ロシア音楽が選ばれました。ロマンティシズム溢れる歌心と駆け抜けるようなエンディング の迫力は、今後の彼らの活躍を予感させる響きといえるでしょう。 新たなタッグがスタートを切った記念すべきライヴを、ぜひお聴きください。(オクタヴィア)


東武レコーディングズ
TBRCD-0068(4CD)
税込定価
ホーレンシュタイン・イン・ベネズエラ
(1)マーラー:交響曲第1番「巨人」
(2)ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調Op.3−11(初出レパートリー)
(3)ブルックナー:交響曲第3 番「ワーグナー」
(4)ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲
(5)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
(6)シベリウス:交響曲第2番
(7)ベートーヴェン:交響曲第2番(初出レパートリー)
(8)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
(9)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
(10)R・シュトラウス:「死と変容」
(11)R・シュトラウス:「メタモルフォーゼン」
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
ベネズエラSO

録音:(1)(11)1955年5月23日モノラル
(2)(3)(10)1957年2月8日ステレオ
(4)-(6)1957年1月25日ステレオ、(7)(8)1954年2月23日モノラル
(9)1957年2月1日ステレオ
全てカラカス市立劇場にてライヴ録音(ステレオ・モノラル)
※(6)の第3楽章でマスターに起因する欠落がございます。ご了承ください。
ホーレンシュタインは、1898 年にウクライナで生まれ、幼少時にウィーンに移住。ウィーンで音楽教育を受けシュレーカー にも師事。さらにベルリンではフルトヴェングラーの助手としてベルリンフィルを指揮。30 歳を前にブルックナーの交響曲第 7 番をベルリンフィルと録音。デュッセルドルフ歌劇場の監督にも就任。しかしユダヤ人だったためにナチス・ドイツの台頭で 活動が制限されたためにヨーロッパを去り、アメリカ国籍を得ます。第二次大戦後には欧州楽壇にも復帰。ベルリンフィルと も再会。1961 年のエディンバラ音楽祭ではマーラーの第 5 番で共演します。しかし特定のオーケストラの地位を持たず客 演に終始したために多くの録音がありながらレーベルも跨りその芸術の全容が理解さえているとは言えないもどかしさがあり ます。レパートリーの中心はずばりブルックナーとマーラー。大編成の込入った曲を細部を疎かにせず、それでいてスケー ルを損なわず、見事に鳴らし切る手腕には多くの聴衆が納得です。ベネズエラSOはフルトヴェングラーも指揮した名 門。手作り感溢れる鄙びた音色、ホーレンシュタインのロマンティックな表現にぴったり。最近ではチバスによるベートーヴェ ン、ブルックナーが話題となりました。今回チバス氏の協力のもとホーレンシュタインの未発表ライヴを発掘。全曲初出、しか もオーケストラの財政が豊かだったせいか音質が素晴らしい。1957 年の演奏は全てステレオという驚愕のリリース。しかも大 特価でご提供となります。ライナーノートはホーレンシュタイン研究の第一人者デリク・バーカー氏です。

ACCENTUS Music
ACC-80498CD(3CD)
20世紀ポーランド音楽シリーズ・セット

ルトスワフスキ:管弦楽の為の協奏曲 (1954)
シマノフスキ(フィテルベルク編):カスプロヴィチの詩による3つの断章OP.5
■CD2
シマノフスキ:交響曲第2番変ロ長調Op.19
ルトスワフスキ:管弦楽の為の書(1968)、
 葬送音楽(1958)
■CD3
シマノフスキ:演奏会用序曲Op.12
ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 (1969/70)*、
交響曲第4番 (1988/92)
■CD1
エヴァ・ポドレシュ(C.A)、アレクサンダー・リープライヒ(指)ポーランド国立RSO
録音:2014年6月25-28日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール(ACC.30332CDと同内容)
■CD2
アレクサンダー・リープライヒ(指)ポーランド国立RSO
録音:2015年6月30日、8月26/27日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホールACC.30349CDと同内容)
■CD3
ゴーティエ・カプソン(Vc)*、アレクサンダー・リープライヒ(指)ポーランド国立RSO
録音:2016年1月27-29日、6月28-30日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール(ACC.30388CDと同内容)
今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、NHK交響楽 団や紀尾井シンフォニエッタにも客演しています。2012 年からは、外国人としては初めてポーランド国立RSOの首席指揮者兼音楽監督を務める など、動向が気になる存在となっています。 当アルバムはルトスワフスキとシマノフスキという20世紀ポーランド音楽史の2大巨頭の作品を収録した好評シリーズがセット化されたもの。 CD1に収録されているものは、どちらも初期作品ですが、両者の個性は明瞭に現れています。ルトスワフスキの「管弦楽の為の協奏曲」は3つの楽章 から成り、バルトークの同名作品の影響を感じさせます。ポーランドのオーケストラゆえ、民族色を自然に表出しているのはさすが。リープライヒのスピー ド感あふれる演奏も快適です。シマノフスキ作品は、もともとピアノ伴奏だったものを朋友の指揮者フィテルベルクが極彩色のオーケストレーションを施し たもの。宗教的な詩に基づきながらも、シマノフスキ初期のワーグナーやR・シュトラウス風退廃の世界にゾクゾクさせられます。ポドレシュはキャ スリーン・フェリアを思わすコントラストで妖しさをより深めています。 CD2に収録されているものは、自己の作風が確立される直前の魅力を味わうことができます。シマノフスキの交響曲第2番は1909年の作で、ワーグナー とR・シュトラウスの影響が濃い複雑な作曲技法によりながらも、シマノフスキならではのナルシズムが横溢する甘美な世界が広がります。リープ ライヒはR・シュトラウス風な退廃美を巧みに表現していて絶品。ルトスワフスキの「管弦楽の為の書」は1968年の作で、ドイツのハーゲン 市の委嘱で書かれました。弦楽器のグリッサンドによる異様な音響に始まり、最後は崩壊へと向かうメッセージ性が読み取れます。1958年の葬送音楽は バルトークの死を悼んで書かれた弦楽オーケストラの作品。十二音技法により、独特な暗い響きはワイダやカヴァレロヴィチのモノクロ映画を思わせます。 CD3に収録されている、シマノフスキの演奏会用序曲は1904年、22歳の作で初のオーケストラ曲。その後何度も改訂されましたが、リヒャルト・シュ トラウスの影響が濃く、シマノフスキ特有のひんやりとした美感には欠けるものの、エネルギッシュで聴き応え満点。ルトスワフスキのチェロ協奏曲は 1970年の作で、ロストロポーヴィチの希望で書かれました。現代的な作風ながら、チェロ独奏がオーケストラという権力に立ち向かい、攻撃される様を 魔術のように描きます。ゴーチエ・カプソンが超絶的テクニックで大太刀まわりを演じます。最晩年の交響曲第4番は不思議な透明感と枯淡の境地を味 わえます。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-30489CD(2CD)
アバドのブルックナー
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調WAB101(ウィーン稿1891)ギュンター・ブロシェ版
交響曲第9番ニ短調WAB109*
クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O

録音:2012年8月17,18日KKLルツェルン・コンサートホール(ルツェルン音楽祭、ライヴ)、2013年8月21-26日KKLルツェルン・コンサートホール(ルツェルン音楽祭、ライヴ)*
CD1には、2012年の音楽祭で演奏されたブルックナー交響曲第1番。ブルックナーの交響曲は版の問題が複雑ですが、この第1番は大きく分けてリ ンツ稿とウィーン稿があります。ウィーン稿は作曲から25年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響きは初期 の作品というより、後期ロマン派を感じさせるものとなっています。アバドはブルックナーの交響曲の中でも演奏される機会の少ないこの第1番を好んで 取り上げています。これまでの録音ではリンツ稿を主に使用していますが、今回はウィーン稿。ウィーン稿でのブルックナーの第1番といえば、ヴァント& ケルン放響とシャイー&ベルリン放響などがあげられますが、今回のアバド&ルツェルン祝祭管の演奏は初期作品の活気ある雰囲気を残しつつも、後期の 洗練されたオーケストレーションを堪能出来るウィーン稿の良さが、より味わうことのできる演奏となっています。 そしてCD2には、すでにDGからリリースされている交響曲第9番が収録されています。この録音は、Accentus Musicによってライヴ録音されていました。 この時よりアバドの健康状態は芳しくなく、直後に予定されていたルツェルン祝祭Oとの来日は中止されました。来日公演でも、この第9番を演奏 予定でありましたが、来日を果たすことなく、翌年1月に亡くなってしまったのでした。そうした背景もあり、アバドを慕う楽団員が想いを込めて演奏し、 そしてアバド自身も音楽の高みに達したかのような、崇高で慈愛に満ちた演奏を聴かせています。 (Ki)

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99133
(1CD)
レニングラードの交響曲集
オレスト・イェヴラーホフ[エヴラーホフ](1912-1973):交響曲第3番 Op.35(1967)*
ユーリー・ファリク(1936-2009):軽快な交響曲(1971)+
セルゲイ・スロニムスキー(1932-):交響曲第4番(1982)#
レニングラードPO
アルヴィド・ヤンソンス(指)*
アレクサンドル・ドミトリエフ(指)+
イスラエル・グスマン(指)#

録音:1973年、ライヴ*、1986年+、1987年#、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード(サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト ADD

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-011
(Bluray+DVD)
NX-D09
ガーディナー/ベルリオーズ没後150年
序曲「海賊」(1854)
カンタータ「クレオパトラの死」(1829)
歌劇「トロイヤの人々」(1863)より、「王の狩りと嵐」
歌劇「トロイアの人々」より、ディドのモノローグとエール
「ああ、私は死んでしまうでしょう…さようなら、誇り高き国」
幻想交響曲
ルシール・リシャルド(Ms)
エリオット・ガーディナー(指)
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク

収録:2018年10月21日
ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場
収録時間:1時間47分
片面二層ディスク
映像:NTSC、All regions、16/9
音声:Stereo、Dolby Digital 5.1
(DVD、BD共に)
ガーディナーがオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークとの「幻想交響曲」映像を再収録。前作は1991年に、初演場所であるパリ旧音楽院に て収録されたものでしたが、今回は1848年10月29日にベルリオーズが指揮を行ったという、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場にて収録されています。メインの 「幻想交響曲」の前には序曲「海賊」のほか、フランスのメゾ、ルシール・リシャルドを迎えた「クレオパトラの死」と「トロイアの人々」から2曲を収録するという 盛沢山の内容。「幻想」での第2楽章のハープとコルネット、そして低音金管楽器の扱いなどは基本的に前作の路線を踏襲していますが、前プロを含めて 2か所ほどで驚きの演出も… 前掛かりの演奏そのものも素晴らしいですが、楽器の視覚的な面白さ、収録場所と映像の美しさも特筆もので、映像作品 としてたいへんクオリティの高い出来栄えとなっています。同内容のDVDとBlu-rayがセットの販売。

ACCENTUS Music
ACC-60497BD
(3Bluray)

ACC-70497DVD(3DVD)
ベートーヴェン:交響曲集、三重協奏曲


■BD1/DVD1
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲ハ長調Op.56
交響曲第5番「運命」

■BD2/DVD2
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、
交響曲第7番イ長調Op.92

■BD3/DVD3
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
ヘル ベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

■BD1/DVD1
イザベル・ファウスト(Vn)、ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、マルティン・ヘルムヒェン(P)
収録:2016年6月12,13日、ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)

■BD2/DVD2
収録:2016年5月19日(第6番)、2015年5月7日(第7番)、ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)
■BD3/DVD3
シモナ・シャトゥロヴァー(S)、藤村実穂子(A)、クリスチャン・エルスナー(T)、クリスチャン・ゲルハーヘル(Br)、MDR放送cho、ゲヴァントハウスcho、ゲヴァントハウス児童cho
収録:2015年12月31日 ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)

◆Bluray
画面:1080i,16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS-HD MA5.1
字 幕( ドキュメンタリー ):独英仏韓,日本語
リージョン:All
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音 声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字 幕( ドキュメンタリー ):独英仏韓,日本語
リージョン:All
ヴァイオリンにイザベル・ファウスト、チェロにジャン=ギアン・ケラス、そしてピアノにはマルティン・ヘルムヒェンと屈指のソリストが集結したトリプル・ コンチェルト。ブロムシュテットの小気味良いテンポと冴えわたる表現、重厚かつ細部を積み重ねるゲヴァントハウス管の確かなサウンドが素晴らしい演 奏を聴かせる「運命」。そして抒情性に満ち、生命力あふれる「田園」、緊張感と推進力で聴く者の心を掴む第7番、ブロムシュテットの長い腕を大きく 広げる指揮姿は溌剌としたエネルギーを感じます。さらに2015年大晦日に行われたゲヴァントハウス管の伝統でもある「年末の第九」。ソリスト陣も豪 華で、スロヴァキア出身のソプラノ歌手シモナ・シャトゥロヴァー、世界に誇る日本人メゾ藤村実穂子、名指揮者たちからの指名も多いテノール、クリスチャン・ エルスナー、 21世紀における “フィッシャー=ディースカウの後継者” とも言われるドイツ出身のバリトン、クリスチャン・ゲルハーヘルといった顔ぶれです。 (Ki)

C Major
74-8908(DVD)
KKC-9427(DVD)
国内盤仕様
税込定価

74-9004(Bluray)
KKC-9426(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
ツィンマーマン:トランペット協奏曲ハ長調『誰も知らない私の悩み』*
マーラー:交響曲第2番『復活』
アンドリス・ネルソンス(指)VPO
バイエルン放送cho
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)*
ルーシー・クロウ(S)
エカテリーナ・グバノヴァ(Ms)

収録:2018年7月28日&29日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
映像監督:エリーザベト・マルツァー
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、110 分
◆Bluray
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、110 分
2020年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮者にも決定しているアンドリス・ネルソンス。ボストンSOの音楽監督に加え、ライプツィ ヒ・ゲヴァントハウスOのカペルマイスターにも就任。2019年にはゲヴァントハウス管との来日も控え、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けて います。 この映像は、2018年ザルツブルク音楽祭の開幕を飾ったコンサートの模様。 冒頭には、ツィンマーマンのトランペット協奏曲『誰も知らない私の悩み』が演奏されました。5人のサックス奏者と電子楽器を要し、コラール、十二音、ジャ ズの形式を用い、意味深なタイトルは有名な黒人霊歌から取られたもの。ソリストには、数年前に新日フィルが同作品を演奏した際にも登場したトランペッ ト界のレジェンド、ホーカン・ハーデンベルガー。相当な難易度の作品でありますが、圧巻のテクニックで聴かせます。 メインのプログラムは、マーラー第2番「復活」。ネルソンスは同年この作品を集中的に取り上げており、雄弁かつ緻密に音楽を作り上げています。また、ウィー ン・フィルならではの弦と管が渾然一体となった豊かで美しい響きを存分に味わうことができます。フィナーレでは、オケ、ソリスト、合唱全体が細部にま で統一され、パワフルにそして力強く演奏され、感動のクライマックスへと導きます。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-046(8CD)
完全限定BOX
スペクトラム・サウンド&ベルアーム〜10周年記念完全限定BOX

■CD 1★初出音源
カバレフスキー:「コラ・ブルニョン」序曲
プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125*
ラフマニノフ:交響曲第3番

■CD 2
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

■CD 3&4
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108(ノヴァーク版)

■CD 5★初出音源
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB.109

■CD 6
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73

■CD 6
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73

■CD 7★初出音源
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*

■CD 8〜今後リリース予定タイトルからの抜粋音源★初出音源
(1)ブラームス:交響曲第4番より第1楽章
ブラームス:交響曲第2番より第4楽章
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第2番より第3楽章
(3)ブルックナー:交響曲第9番より第2楽章
(4)シューベルト:交響曲第8番「未完成」より第1楽章
(5)モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」より第4楽章
■CD 1
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)*
レニングラードPO
ライヴ録音:1960年9月28日/シャイヨー国立劇場(モノラル)
音源:INA archives
■CD 2
クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ録音:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA archives
■CD 3&4
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO
ライヴ録音:1957年4月17日/ウィーン楽友協会(モノラル)
音源:Private archives and previously released on Andante CD
■CD 5
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO
ライヴ録音:1967年8月27日/ザルツブルク(モノラル)
音源:INA archives
■CD 6
カール・ベーム(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1973年5月25日/サル・プレイエル(ステレオ)
音源:INA archives(■CDSMBA 001)
■CD 6
カール・ベーム(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1973年5月25日/サル・プレイエル(ステレオ)
音源:INA archives(CDSMBA 001)
■CD 7
ゲオルク・ショルティ(指)フランス国立O
ヴァン・クライバーン(P)*
ライヴ録音:1962年5月4日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA archives
※INAに保管されていたマスターテープの放送用編集よりチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収録されておりません。
■CD 8
(1)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
ライヴ録音:1975年6月2日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(2)マウリツィオ・ポリーニ(P)、
エリアフ・インバル(指)フランス放送PO
ライヴ録音:1970年4月17日/サル・プレイエル(ステレオ)
(3)オガン・ドゥリャン(指)フランス放送新PO
ライヴ録音:1981年5月8日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(4)カルロ・マリア・ジュリーニ(指)パリO
ライヴ録音:1986年4月11日/サル・プレイエル(ステレオ)
(5)カール・ベーム(指)フランス国立O
ライヴ録音:1975年6月25日/サル・プレイエル(ステレオ)
回の完全限定BOXには大注目の初出音源を多数収録しております。1967年8月ザルツブルクでのカラヤン&ウィーンフィルのブルックナーの交 響曲第9番、1960年9月シャイヨー国立劇場でのロジェストヴェンスキー&レニングラード・フィルのラフマニノフの交響曲第3番とロストロポーヴィ チを迎えてのプロコフィエフの交響的協奏曲、1962 年 5月シャンゼリゼ劇場でのショルティ&フランス国立管の「運命」とクライバーンを迎えてのチャ イコフスキーのピアノ協奏曲第1番(INAに保管されていたマスターテープの放送用編集より第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収 録されておりません。)を収録。そのどれもがスペクトラム・サウンドの確かな技術でリマスタリングされました。
またCD 8には今後同レーベルよりリリース予定のタイトルから選りすぐりの音源を収録!今後のリリースにも大注目です。当セットは初回生産完全 限定となっており、在庫なくなり次第廃盤となります。この機会をお見逃しなく! (Ki)

Goodies
78CDR-3767(1CDR)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ウィレム・メンゲルベルグ指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウO

独 TELEFUNKEN SK3190/4
1941年4月アムステルダム録音
この指揮者最高の名演奏。ウィレム・メンゲルベルグ(1871-1951)はオランダの 大指揮者。1895年24歳でアムステルダム・コセルトヘボウOの首席指揮 者に就任した。さらに1921年-30年には合併以前のニューヨーク・フィル(後に ニューヨークSOと統合されてニューヨーク・フィルハーモニーSO となる)の首席指揮者を兼任、レコード録音は機械式録音と電気録音時代のニュ ーヨーク録音は米VICTOR、電気録音初期のコンセルトヘボウとの録音は 英COLUMBIAと独ODEON に、電気録音の完成期には独TELEFUNKENに行った。また コンセルトヘボウとの放送録音はLP時代になって蘭PHILIPS から発売された。 この録音は第2次世界大戦中のものだが、TELEFUNKENの録音技術が当時世界最 高だったことを窺わせる見事なもの。原盤SPの盤質も奇跡的に優れています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3768(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第8番 オズヴァルト・カバスタ(指)
ミュンヘンPO

独 ELECTROLA DB5639/41
1941年5月ミュンヘン録音
オズヴァルト・カバスタ(1896-1946)はオーストリアの指揮者。ウィーン音楽院 で学び、1930年ブルックナーの交響曲第8番を指揮してウィーン・フィルの定期 演奏会にデビューした。1931年にはフランツ・シャルクの後任としてウィーン 音楽院の指揮科教授になり、1937年ミュンヘンに創立されたミュンヘン・フィ ルの首席指揮者に任命された。この地位はナチスに入党しなければならないほ ど政治色の濃い要職で、カバスタは政治指導に従順だった。カバスタは戦後の 1946年、ナチスに加担したことで連合国当局に指揮活動を禁止され、それを苦 にして妻と共に自殺した。享年50歳。モーツァルトの交響曲第41番「ジュピタ ー」(伝説のモーツァルト第3巻-飛鳥新社刊に収録)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3769(1CDR)
ブラームス:交響曲第2番 フリッツ・ブッシュ(指)
デンマーク国立RSO

英 HMV C4006/9(デンマークHMV Z-7004/7と同一録音)
1949年デンマーク録音
フリッツ・ブッシュ(1890-1951)はドイツの指揮者。ヴァイオリニストのアドル フ・ブッシュやチェリストのヘルマン・ブッシュの兄。ケルン音楽院で学んだ 後1909年にリガで指揮者デビュー。1912年からアーヘン市立歌劇場、1918年か らシュトットガルト、1922年からドレスデン国立歌劇場の音楽監督を歴任。 1933年ナチスを嫌ってドイツを離れ、南米や北欧を中心に活動する。1934年か ら死去するまでグラインドボーン音楽祭の音楽監督を務めたが、1937年-1940年 までストックホルム・フィルの音楽監督を兼任、1937-1951年までデンマーク 国立RSOの首席指揮者を務めていた。このシリーズで弟のアドルフ・ ブッシュと共演したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(33CDR-3660)が出て います。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

GRAND SLAM
GS-2191(1CD)
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1943年6月27-30日ベルリン・旧フィルハーモニー[モノラル(放送用ライヴ)]
1942年12月6-8日ベルリン・旧フィルハーモニー[モノラル(放送用ライヴ)]*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
フルトヴェングラーとベルリン・フィルによる戦時中のライヴ、ベートーヴェンの「コリオラン」序曲、シューベルトの「ザ・グレート」は2 大白熱演奏として、 あまりにも有名です。近年ではノイズを可能な限りカットした復刻盤が主流ですが、当シリーズではそのような操作は行っていません。客席のざわめきや 演奏ノイズも、すべて音楽のひとつとして捉えています。復刻には2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用しました。 なお、メロディア系など、一部のディスクでは「ザ・グレート」の第2楽章、249〜250小節の間合いが短くなっていますが、当ディスクでは切れ目 なく収録されています。(平林 直哉)


TUDOR
TUD-1743(2SACD)
(1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ヤクブ・フルシャ(指)バンベルクSO

録音:(1)2018 年5 月14−16 日、(2)2018 年2 月28 日-3 月2 日、バンベルク, 75'56
首席指揮者ヤクブ・フルシャとバンベルクSOによるブラームスとドヴォルザ ークの交響曲シリーズ、第 1 弾の第 4 番&「新世界より」 (TUD-1744)に続く第 2 弾は、ブラームスの第3 番&ドヴォルザークの第8 番。どちらも超個性的な素晴ら しい演奏。ブラームスの交響曲第 3 番は、初演以来「ブラームスの『英雄』」という言 葉に縛られてベートーヴェンに引っ張られ続けてきたこの曲をその呪縛から解き放 ったような演奏。極めて繊細かつ深い憂いに満ちており、第4 交響曲へと通じて行く ブラームスならでは美しいロマンティシズムが見事に引き出されています。一方のドヴ ォルザークの交響曲第 8 番も、しばしばボヘミア的な鄙びた味わいで塗りつぶされ てしまうこの曲から、実はドヴォルザークが当時としてはかなり斬新な手法を用いな がら、土臭くないボヘミア愛を目一杯繰り広げていることを明らかにしています。さすが フルシャ、チェコ人指揮者とはいえ彼は完全にインターナショナルだ。


Mariinsky
MAR-0017(2CD)
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
交響曲第5番ホ短調Op.64
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O

録音:2010年1月25/26日/サル・プレイエル(パリ、ライヴ)
2011年10月にブルーレイ(MAR 0515)とDVD (MAR 0513)でリリースされたゲルギエフとマリインスキーOによるチャイコフスキー3大 交響曲サル・プレイエル・ライヴ。先日の「悲愴」に続き第4、5番も音声のみCDにて待望の発売となります。ゲルギエフのチャイコフスキーの交響曲 CDといえばウィーン・フィルとの共演盤が知られていますが、それから10数年を経た円熟の境地を味わえるうえ、手兵マリインスキー劇場管なのも興 味津々。今回は通常CDで、お買い得な価格設定となっています。
ゲルギエフは極めて正攻法から勝負。深い歌い回しからロシアの演奏団体ならではの熱く大きな盛りあがりも存分に味わえます。ライヴならではの一発 勝負的な潔さもある感動的名演で、同曲の指折りの名盤のひとつの登場となります。

CPO
CPO-555298(4CD)
NX-E05
リヒャルト・ヴェッツ(1875-1935):交響曲全集&ヴァイオリン協奏曲
交響曲第1番ハ短調 Op.40*
交響曲第2番イ長調 Op.47
序曲「クライスト」Op.16
交響曲第3番変ロ長調 Op.48
人生の歌 Op.29
ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.57
夏の夜の夢 Op.14
ハイペリオン Op.32
ウルフ・ヴァリン(Vn)
マルクス・ケーラー(Br)
ラインラント=プファルツ・ユースcho
アウグスブルク音楽院室内cho
ローラント・バーダー(指)クラクフPO*
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指)ラインランド=プファルツ州立PO

録音:1994年6月、1999年3月、2001年6月 、2003年5月
後期ロマン派に属する作曲家リヒャルト・ヴェッツは、音楽とはほとんど無縁の家で生まれるも、モーツァルトの交響曲第40番 に感銘を受け、音楽家になる決心をし、ライプツィヒでライネッケ、ヤーダスゾーンから教えを受けました。しかし、その指導は 彼にとって物足りず、音楽院を離れ、哲学、心理学などを学び、自身の作品に哲学的な概念を取り入れながら、ブルック ナーのような壮大な作品の作曲を目指すことになります。1906年にエアフルトの音楽協会で支配人を務めるようになり、 次々に自作を発表、交響曲は1917年から1922年にかけて完成され、高い評価を受けました。しかし、あまりにも形式を 遵守したためか、次第に「時代に取り残された作曲家」とみなされ、作品も忘れられていきます。彼の最後の大作となったの が1933年作曲の「ヴァイオリン協奏曲」ですが、この曲でも作風が変化することはなく、全編、ロマン派風の美しい響きに満 たされています。

Diapason
DIAP-116(2CD)(DVD)
シューベルト:交響曲集


(1)交響曲第3番ニ長調 D.200
(2)交響曲第2番変ロ長調 D.125
(3)交響曲第1番ニ長調 D.82
(4)交響曲第5番変ロ長調 D.485
(5)交響曲第4番ハ短調 D.417「悲劇的」
(6)交響曲第6番ハ長調 D.589
(1)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
録音:1958年−1959年
(2)カール・ミュンヒンガー(指)VPO
録音:1959年
(3)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
録音:1953年
(4)フリッツ・ライナー(指)CSO
録音:1960年
(5)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
録音:1953年
(6)エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO、
録音:1957年

※リマスタリング:Circa
『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパ ゾンが選んだ決定盤』シリーズは、往年の名演奏家、またフランス を中心とする現役の演奏家たちの数ある名演の中から、フランスの クラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が推薦する必 聴録音を集めたシリーズです。フランスのマスタリング・スタジオ 「Circe」のリマスタリングによって音質が向上した名演の数々を お楽しみ下さい。
ディアパゾン誌が、自主レーベルのシューベルトの交響曲選集( 第1番〜第6番)に選んだのは、ビーチャム&RPO、ミュンヒンガー &VPO、ライナー&CSO、LMPと創設者ブレックのコンビ、ベイヌム &RCOの5アーティストの名演。欧米各国を代表するオーケストラ、 指揮者によるシューベルトの交響曲の数々は、ディアパゾン誌のセ ンスが光るラインナップとなっています。

Nimbus Alliance
NI-6382(1CDR)
デイヴィッド・マシューズ:交響曲第9番Op.140(世界初録音)
弦楽のための変奏曲 Op.40(バッハのコラール「夜は来れり」による)*
ヴァイオリン,ヴィオラと弦楽のための二重協奏曲 Op.122*
ケネス・ウッズ(指)、
イギリスSO、
サラ・トリッキー(Vn)*、
サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)*、
イギリス弦楽オーケストラ*

録音:2018年、イギリス
60年代にはブリテンの助手として過ごし、70年代にはスカルソープとコラボレーションを行うなど、60年近くにわたる多彩な活動によって、現代を代表するシンフォニストの一人として国際的な名声を確立しているデイヴィッド・マシューズ(b.1943)の作品集。
イギリスSOの「21世紀交響曲プロジェクト(21st Century Symphony Project)」の一環として世界初録音された「交響曲第9番」をメインに、バッハのコラールをテーマとする弦楽オーケストラのための変奏曲と二重協奏曲を収録。
イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、様々なレア作品、現代作品の録音に定評のあるケネス・ウッズが、さすがの手腕を発揮しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DREYER-GAIDO
CD-21116(2CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 ガブリエル・フェルツ(指)、
シュトゥットガルトPO、
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
ヘン・ライス(S)、
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(Ms)

録音:2013年3月12日、リーダーハレ・ベートーヴェンザール(シュトゥットガルト)
フェルツが2003年から2013年まで首席指揮者を務めたシュトゥットガルト・フィルとのマーラー交響曲集。この期間に行われたマーラー・サイクルの最後の録音となった2013年ライヴ・レコーディングが登場。
ヘン・ライス、ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナーの名歌手とチェコの名門合唱団を迎えて贈るのは、フェルツが13歳の頃から共に歩んできたというマーラーの傑作「復活」。
老舗オンライン・レビュー・サイト「infodad.com」では『ここ数年でもっとも変わった、物議を醸しているサイクル。』と評されるなど、個性的な快演で話題を呼んできたマーラー・シリーズです。

Chandos
CHSA-5239(1SACD)

RCHSA-5239(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
ベルリオーズ:シェイクスピアの「テンペスト」に基づく幻想曲*(抒情的モノドラマ「レリオ、あるいは生への復帰」 Op.14bisより 最終楽章)
幻想交響曲 Op.14
アンドルー・デイヴィス(指)トロントSO
トロント・メンデルスゾーンcho*

録音:2018年9月20日−22日、ロイ・トムソン・ホール(トロント、カナダ)
40年以上のキャリアで、BBCSO、グラインドボーン音楽祭、トロントSOの主要ポストを歴任し、現在はメルボルンSOとリリック・オペラ・オヴ・ザ・シカゴの首席指揮者を務めるイギリスの名匠アンドルー・デイヴィス。ベルリオーズの「序曲集(CHSA 5118)」、「イタリアのハロルド(CHSA-5155)」、「ロメオとジュリエット(CHSA 5169)」、「キリストの幼時(CHSA-5228)」と優れた名盤を録音してきたアンドルー・デイヴィスによるベルリオーズ没後150周年リリース第2弾。これまで、ベルゲン・フィル、メルボルン響、BBC響と様々なオーケストラとベルリオーズを録音してきましたが、今回は現在アンドルー・デイヴィスがピーター・ウンジャンとグスターボ・ヒメノの間を繋ぐ"暫定芸術監督"(Interim Artistic Director)というポストを担っているトロントSOを指揮し、ベルリオーズのもっとも有名で愛されている傑作「幻想交響曲」を録音!
カップリングには、幻想交響曲の続編的位置づけで作曲されながらも、幻想交響曲と比べて演奏・録音の機会の少ない「レリオ、あるいは生への復帰」からの最終楽章『シェイクスピアの「テンペスト」に基づく幻想曲』を収録しています。

GRAND SLAM
GS-2205(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
バイロイト祝祭O&cho
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、
エリーザベト・ヘンゲン(A)、
ハンス・ホップ(T)、
オットー・エーデルマン(Bs)

ライヴ録音:1951年7月29日/フェストシュピールハウス(バイロイト)
使用音源:Privatearchive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
言わずと知れたHMV/EMI系の歴史的名盤です。復刻に使用したのはGS-2142(2015年12月発売)と同じく2トラック、38センチのオープンリー ル・テープです。今回、GS-2142の音質を見直し、高品質のテープを新規に取り寄せるとともに、マスタリングの全行程をスタジオで行い、思い残すことがないよう万全を期しました。結果、恐ろしく瑞々しく、細部まで克明に聴き取れる、別次元な音質を得ることが出来ました。また、今回のマス タリングにより、元のテープは思った以上にダイナミック・レンジが広いことも確認されました。見栄えを良くするためにダイナミック・レンジを圧縮し、 ノイズを除去し、高域や低域を操作するのもひとつの見識でしょうが、原音に忠実な音質は全く初めて聴くかのような新鮮さがあります。とにかく、このCDはある程度調整された装置で、じっくりと聴くリスナーにとっては、二度と手放せなくなるディスクになることは間違いないでしょう。(平林 直哉)

Goodies
78CDR-3764(1CDR)
税込定価
ベルリオーズ:幻想交響曲作品14 ブルーノ・ワルター(指)
パリ音楽院O

英 HMV DB3852/7
1939年5月19日パリ録音
大指揮者ブルーノ・ワルター(1876-1962)は1938年ナチスのオーストリア併合による迫害を避けてフランスを経由してアメリカに逃れた。この「幻想交響曲」はワルターのヨーロッパ最後の録音で、以降LP時代になっても再録音はなかった。パリ音楽院Oは木管や金管楽器のソロに独特の輝きがありワルターがこのオーケストラと「幻想交響曲」を録音したことが納得できます。SP時代このレコードの日本での発売権はコロムビア・レコードにあったが、原盤が間違ってビクターに送られてきたため、ビクターが発売してしまった事件があった。日本コロムビアはEMI社とレコード製造特許の開放と引き換えにワルターとフルトヴェングラーのEMI録音の日本販売権を得ていた。復刻には「音のエジソン」 SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(ググッディーズ)
Goodies
78CDR-3765(1CDR)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」*
ハイドン:交響曲第88番ト長調 - 第4楽章
セルゲイ・クーセヴィツキー(指)LPO

独 ELECTROLA DB2338/42(英 HMV DB2338/42と同一録音)*、1934年9月3&4日ロンドン、アビーロード、EMI 第1スタジオ録音
セルゲイ・クーセヴィツキーはロシア生まれのユダヤ系指揮者。モスクワ音楽院で学んだ後、名コントラバス奏者として活躍を始めた。1920年ロシア革命後のポリシェヴィキ政権を嫌ってパリに移住、1924年にボストンSOの常任指揮者に任命されアメリカに移住し、1949年までつとめこのオーケストラを世界的地位に高めた。この「運命」は第1回目の録音で、ボストンSOとは大戦後の1949年に録音がある(RCA VICTOR 12-0959/62)。クーセヴィツキーのベートーヴェンは復刻が殆どないため、敢えてこのシリーズに組み込んだ。復刻には「音のエジソン」 SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(ググッディーズ)

Altus
ALT-408(1CD)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op. 27
チャイコフスキー:組曲第4番 ト長調『モーツァルティアーナ』〜第3曲 祈り
広上淳一(指)京都市SO

録音:2017年9月18日/サントリーホール(ライヴ)
2008年から京都市SOの常任指揮者を務め、2014年からミュージック・アドヴァイザーも兼任している広上淳一。両者の関係は頗る良好で、 次々と好企画を打ち出し充実の活動を繰り広げ、2014年度に第46回サントリー音楽賞を獲得しています。その受賞記念コンサートとして2017年 に行われたサントリーホール・ライヴを収録したのがこのアルバム。ラフマニノフの2番は広上が重要なコンサートのたびに取り上げてきたという 勝負曲で意気込み十分、徹底した音楽作りで妥協のない演奏をじっくりと築き上げた稀有なる名演です。広上&京響、日本が誇る名コンビの素晴らし いサウンドをぜひお楽しみください。アンコールとして演奏された美しい『モーツァルティアーナ』をボーナス収録。
たとえば第1 楽章からして明らかなのだが、広上は弦楽器に息が長くてなめらかな歌を歌わせる。その線は、まるで大仏ないし仏像のように丸っこ くて、すべすべしていて、角がない。そして、歌うと言っても、情念が濃いわけではなく、清潔感があって、控えめです。といって冷たいわけでも無表 情なわけでもなく、ただ控えめな範囲内でバランスが取られています。端的に言って、抑制の美です。(許 光俊氏による解説から)

ICA CLASSICS
ICAC-5158(3CD)
NX-D07
リチャード・イッター・アーカイヴ〜トーマス・ビーチャム Vol.2
【DISC 1】
シャブリエ:歌劇「グヴェンドリーヌ」序曲 *
フランク:交響詩「呪われた狩人」
グレトリ:歌劇「ゼミールとアゾール」組曲(ビーチャム編)
ラロ:交響曲 ト短調
【DISC 2】
メユール:交響曲第2番 ニ長調*
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜 第1幕 ダゴンの司祭の踊り
サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜バッカナール
ディーリアス:北国のスケッチ
【DISC 3】
バラキエフ:交響曲第1番ハ長調
R.シュトラウス:組曲「町人貴族」 Op.60b-IIIa、TrV 228c (抜粋)
I. Overture/II. Menuett/III. Der Fechtmeister/IV. Auftritt und Tanz der Schneider/VIII. Act II: Prelude (Intermezzo)/IX. Das Diner: Tafelmusik
トーマス・ビーチャム(指)
BBC響 *、ロイヤルPO

録音:1952年12月21日(R.シュトラウス)
1954年11月22日(フランク)
1959年10月25日(ラロ),以上,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

1953年11月26日(シャブリエ)
1956年12月23日(メユール)
1959年11月4日(サン=サーンス、ディーリアス),以上,BBCスタジオ、メイダヴェール

1956年8月23日(グレトリ、バラキレフ)アッシャー・ホール、エディンバラ音楽祭

全てモノラル録音
英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、リチャード・イッ ター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた貴重なコレク ションから、BBCの正規ライセンスを受けCD化するシリーズ。 ディーリアスと親交を結ぶなど母国英国音楽のスペシャリストとして名高いビーチャムですが、フランス音楽へ傾ける情熱もよく知られたところ で、中でもメユールとグレトリには強い思い入れがあったと伝えられており、ここではそれらを中心に聴くことが出来ます。グレトリの組曲では第3 曲(Disc1、Track5)の後に拍手が沸き起こり、そこへビーチャムが「たいへん残念ですが、ここで終わりです」とジョークを飛ばして笑いを取る 一幕もそのまま聴くことができます。3枚目には洒脱に洗練されたバラキレフとR・シュトラウスも収録。状態の良いテープを用いて丁寧 にリマスターされており、たいへん聴きやすい音質とモノラルながら広がりを感じる音場感、十分なダイナミックレンジで演奏を楽しむことができま す。

OEHMS
OC-032(9CD)
NX-C09
ベルトラン・ド・ビリー〜ウィーンRSO名演集


【CD1】
ベートーヴェン:交響曲第2番
ブラームス:カンタータ「リナルド」Op.50

【CD2】
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 「エグモント」序曲
 「コリオラン」序曲
【CD3】
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」

【CD4】
ベートーヴェン:交響曲第7番
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
【CD5】
シューベルト:交響曲第9番「グレート」

【CD6】
ヨゼフ・スーク:組曲「おとぎ話」Op.16
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

【CD7】
マーラー:交響曲第8番「一千人の交響曲」

【CD8】
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
 交響的幻想曲「イタリアより」

【CD9】
ビゼー:カルメン 組曲
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:亡き王女へのパヴァーヌ
ルーセル:「蜘蛛の饗宴」-交響的断章
フォーレ:組曲「マスクとベルガマスク」
全て、ベルトラン・ド・ビリー(指)
ウィーンRSO

【CD1】
ヨハン・ボータ(T)、ウィーン国立歌劇場cho
録音:2010年6月28日-7月2日 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
2007年8月9日 フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク
【CD2】
録音:2006年2月,4月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
【CD3】
録音:2007年8月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
2008年2月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
【CD4】
録音:2008年2月3-6日 ORF放送クルトゥアハウス 第6スタジオ、2009年6月24-26日 ORF放送クルトゥアハウス 第6スタジオ
【CD5】
録音:2003年12月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
【CD6】
録音:2007年11月23日 ムジークフェライン、ウィーン、2008年2月22日 コンツェルトハウス、ウィーン
【CD7】
リカルダ・メルベート(S)、エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー(S)、エリザベータ・マリン(S)、ステラ・グリゴリアン(Ms)、ヤーネ・ヘンシェル(Ms)、ヨハン・ボータ(T)、ボアズ・ダニエル(Bs)、ユン・クヮンチュル(Br)、ウィーン・ジングアカデミー、スロヴァキア・フィルハーモニーcho、ウィーン少年cho
録音:2010年3月27日ウィーン・コンツェルトハウス大ホール
【CD8】
録音:2007年6月、2008年2月 ORF放送クルトゥアハウス
【CD9】
録音:2003年1月ORF放送クルトゥアハウス
ベルトラン・ド・ビリーはフランス生まれの指揮者。パリ国立高等音楽院でヴァイオリンを学び、オーケストラではヴァイオリ ンとヴィオラを演奏、すぐに指揮者に転向し、1993年から1995年にかけてデッサウの劇場の副音楽監督を務めた後、 1996年から1998年にはウィーン・フォルクスオパーのカペルマイスターに就任。以降、各地のオーケストラで指揮を執 り、2002年から2010年までウィーンRSOの音楽監督を務めました。この9枚組のBOXは彼とオーケストラの 良好な関係を示したもので、最初に録音されたフランス音楽集を皮切りに、シューベルトやベートーヴェンからリヒャルト・ シュトラウス、マーラー、チェコのスークとドヴォルザークまで幅広いレパートリーを聴かせます。なかでもオーソドックスな解 釈に拠る颯爽としたベートーヴェンが聴きものです。


Treasures
TRE-203(1CDR)
ワルター〜ハイドン/モーツァルト/ドヴォルザーク
モーツァルト:フリーメーソンのための葬送音楽
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」*
ドヴォルザーク:交響曲第8番#
ブルーノ・ワルター(指)
コロンビアSO

録音:1961年3月8日、1961年3月2&4日*、1961年2月8&12日#(全てステレオ)
※音源:日SONY 20AC-1805、日COLUMBIA OS-307*、OS-718-C#
◎収録時間:69:13
“老練の至芸に宿る、青年のような瑞々しい感性”
■音源について
モーツァルトは、マックルーア監修によるマスタリング盤。ハイドンとドヴォルザークは、国内初期コロンビア盤の中でも特に優れた青ラベル盤を使用。

ドヴォルザークは、ワルター晩年の録音の中でも屈指の名演!全体に漲る瑞々しい感性はとても老人のそれとは思えません。第1楽章は符点リズムの切れを大切にし、人柄が滲む歌心と融合して独特の味を生んでいます。第2楽章7:02以降も同様。こんな華と夢が散りばめられたフレージングが他で聴けるでしょうか?第3楽章では意外にも高速に徹していて、これがまた効果満点。フレーズは一切粘つかず、2:55からもポルタメントを用いず、洗練美の中に高純度の歌を横溢させます。終楽章は、打って変わって誰よりも低速。立体的な彫琢を尽くしつつ濃密な音楽を展開。もちろん老化に起因する遅さとは一線を画し、1:46からのリズムの弾ませ方など、相当のこだわりが感じられます。
 ワルターの場合、この種のこだわりが露骨に透けて見えることが多く、巧妙に誤魔化すことができないその人間味が、ワルターの音楽の魅力を支えていることを痛感させます。ホルンの慟哭トリルや、4:08からのフルート強靭化も説得力絶大。
 「軍隊」はウィーン・フィルと絶美の名盤の影に隠れがちですが、このステレオ盤も何度聴いても大名演!是非ウィーンの甘美なイメージに捕われず、熟練を極めた表現の妙をご堪能ください。少なくとも、現代的なフレージングと人生の年輪が渾然一体化したルバートの味わいは、ウィーン・フィル盤にはない魅力です。
 ワルターといえばモーツァルトですが、晩年の一連のモーツァルト録音(特に交響曲)は、低音が変に出すぎて不自然です。「リンツ」1楽章の主部冒頭で、低弦がバランスを欠いてボンボンボンボンとリズムを刻むのには、何度聴いても吹き出してしまうのは私だけでしょうか?録音に立ち会っていた若林駿介氏も「低音域の残響が重い」と語っています。その欠点がむしろプラスに働いたと思われるのが「フリーメーソン」。特にコーダをお聴きあれ!【湧々堂】


King International
KKC-4182(6CD)
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル/伝説のコンサート(1949-54)(ターラ編)

【CD 1】
1.モーツァルト:交響曲第40番ト短調
2.ブラームス:交響曲第4番
【CD 2】
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版)
【CD 3】
1.ブラームス:交響曲第1番
2.ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
3.R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
【CD 4】
シューベルト
1. 交響曲第8番未完成」
2. 交響曲第9番「グレイト」
【CD 5】
1.シューベルト:交響曲第8番「未完成」
2.ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
【CD 6】
1.ブラームス:交響曲第3番
2.R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
3.ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」−前奏曲と愛の死
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

【CD 1】
録音:1949年6月10日 ヴィースバーデン国立劇場(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1021/2) [P]1998
【CD 2】
録音:1951年5月1日 フォロ・イタリコ・オーディトリウム、ローマ(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1098) [P]2005
【CD 3】
録音:1953年5月18日(1)、1952年12月8日(2)、54年4月27日(3)
ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1019,1026) [P]1999,2000
【CD 4】
録音:1953年9月15日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1017) [P]1997
【CD 5】
録音:1954年5月4日 パリ・オペラ座(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1023/4) [P]1998
【CD 6】  
録音:1954年5月14日 トリノ放送局オーディトリウム(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1041/2) [P]1999
フルトヴェングラーとベルリン・フィルが、1949−54年、本拠地ベルリンのほか、ヴィースバーデン、ローマ、パリ、トリノでおこなった伝説ライヴをターラ原盤よりCD6枚に集成。キング関口台スタジオでの最新リマスタリングで蘇る、超絶名演・爆演の数々。ターラならではの鮮明な音質にさらに磨きを かけた今回の6CD、永久保存盤としての価値あるCDと申せましょう。 (Ki)
■CD 1
フルトヴェングラーが戦後ベルリン・フィル(BPO)に復帰して、初めての楽旅が1949年の初夏に行なわれた。本CDはツアーの途上ヴィースバーデンでのライヴからメインプログラムの2曲を収録。「40番」はBPOとの唯一の録音で、EMI録音にはない濃厚な表現。ブラームスの「4番」は音質も加味すれば、巨匠のベスト盤といえるもの。
■CD 2
巨匠の「7番」は、1949年放送用録音(EMI)と、1951年カイロでのライヴ(DG)しかなかったところ、2005年にターラが、5月1日ローマでのライヴをRAIの放送局に遺されていたアセテート盤から復刻、正規CD化。音質は盤質ノイズこそ残っているものの驚くほど鮮明!巨匠ならではの劇的な凄演には鳥肌が立つほど。
■CD 3
ブラームスは1951年北ドイツ放送盤に匹敵するぐらいのテンション高い名演として知られているもの。冒頭から引き込まれていくような吸引力の高い演奏。スケールの大きさ、説得力の強さは無類です。99年に正規盤化したターラ盤の音質はよく、それまでの評価を覆すほど。余白には同じティタニア・パラストでの定期から、「魔弾の射手」序曲(52)、「ドン・ファン」(54)を収録。
■CD 4
オール・シューベルト・プログラムで行なわれた定期演奏会(ベルリン音楽祭)の記録。巨匠の遺した「グレイト」は42年BPO盤をはじめ、6種を数えるが、表現はすこし控えめながら、スケールの雄大さ・壮麗さではこれが一番。文字通り「グレイト」です。「未完成」においても、抑制的ながら入魂の演奏。「厳しくも凝縮されたリズムとひびきが際立ち、入魂の演奏が随所に聴かれます。」(宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫)
■CD 5
オペラ座(ガルニエ宮)のホールは劇場用のためデッドではあるが、RTF(フランス・ラジオ・テレビ放送)による76cm/秒の磁気テープ収録の効果は十分。きわめて明瞭な音質で、パリの聴衆を前にしたフルトヴェングラーの感興の高まりが味わえます。ベルリン・フィルも心底から共感した反応を示しており、とりわけ「未完成」では感動的。「運命」でもリアル・タイムで聴いているかのように、盛大な名演を臨場感たっぷりと堪能できます。
■CD 6  
巨匠がなくなる半年前のコンサートではあるが、それを感じさせないほど躍動的、劇的、感動的、官能的、陶酔型の演奏。会場の熱気・盛り上がりもすごい。ブラームス「3番」は49年12月18日盤、54年4月27日盤(ともに会場はティタニア・パラスト)と並んで「ベスト3」(宇野功芳氏)と評された名演。

CLAVES
50-1916(2CD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第2番ニ長調 Op.73
交響曲第4番ホ短調 Op.98
トーマス・ツェートマイアー(指)、
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム

録音:2018年8月、9月、11月、12月/ヴィンタートゥール(スイス)
鬼才ヴァイオリニストとして知られるトーマス・ツェートマイアー。2000 年代より指揮活動も積極的に行い、2002 年から2014 年までノーザン・シ ンフォニアの音楽監督を務めるなど指揮者としても確固たる地位を得ております。録音ではヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとのメンデルスゾー ンやブルックナー、ノーザン・シンフォニアとのシューマン、シューベルトなどがあり高く評価されております。
2016/17 シーズンより首席指揮者を務めるヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとの期待の新録音はブラームスの交響曲全集です。ツェートマイ アーは2015年にスタヴァンゲルSOとブラームスの交響曲第2番を録音しておりますが、今回全曲録音ということでさらなる期待が高まります。
ヴァイオリニストとして多才な演奏スタイルで魅了してきたツェートマイアー。指揮者としてもその高い音楽性を示した巧みなタクトが冴えわたります。 細かなニュアンスでの自在なテンポ変化も見事に表現。手兵からも絶大なる信頼を得ていることを証明するブラームスを聴かせてくれます。各楽器の 特性と音色を理解し、まるで大編成の室内楽曲のように仕立てあげます。ことに弦楽パートの美しさは傑出しており、やはりヴァイオリニストであるツェー トマイアーの色が現れた演奏といえるでしょう。
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムは1629 年に設立された伝統あるアンサンブル。総勢約 50 名で結成されています。近年の首席指揮者には、 フランツ・ウェルザー=メスト(1987-1990)、フュルスト・ヤーノシュ(1990-1994)、ハインリヒ・シフ(1995-2001)、ジャック・ファン・ステーン (2002-2008)らが首席指揮者を務めている格式あるアンサンブルです。

EUROARTS
20-55828F(2DVD)
ドキュメンタリー『ヤニック・ネゼ=セガン』

■コンサート
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
監督:クリスティアーン・ファン・スヘルムベーク

■コンサート
ロッテルダムPO
ヤニック・ネゼ=セガン(指)

画面:16:9 , NTSC
音声:PCMステレオ
字 幕:英 独 仏 韓,日本語
ドキュメンタリー:75分&コンサート64分
リージョン:All
フィラデルフィアO(2012 年〜)、メトロポリタン歌劇場(2018 年〜)と世界屈指のオーケストラ、歌劇場を率いるヤニック・ネゼ=セガン。 この映像は、世界中の音楽ファンを魅了する彼のエネルギー、繊細さ、そして音楽性に迫るドキュメンタリーです。2008 年からゲルギエフの後任としてロッ テルダムPOの首席指揮者を務めていましたが、2018 年で任期を終え現在は名誉指揮者として良好な関係を続けています。本映 像では、ロッテルダム・フィルとのブルックナー交響曲第 8 番のリハーサル、そして団員たちのインタビューを中心に構成されており、彼らとの交流やネゼ =セガンのエネルギッシュかつ細やかなリハーサル風景を見ることができます。また、彼の故郷カナダ・モントリオールに本拠地を置くメトロポリタン管弦 楽団との20 年に渡る家族的な関係もクローズアップされています。そして両親へのインタビューも含まれ、モントリオールは彼の故郷であり彼の音楽的な「本 拠地」として常に大切にしていることが窺えます。さらにネゼ=セガンは同性愛者であることを公表していますが、パートナーでヴィオラ奏者でもあるピエール・ トゥルヴィルも登場し、彼のオープンな人柄をあらわしています。そして彼が敬愛しているカルロ・マリア・ジュリーニについても語っています。 コンサート映像には、ロッテルダム・フィルとのショスタコーヴィッチの交響曲第 4 番を収録。この演奏からもわかるように、10 年間にわたる蜜月の成果 が結実した見事な演奏を聴かせてくれます。

EUROARTS
20-67818D(DVD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調作品141 ミヒャエル・ザンデルリンク(指)
ドレスデンPO

収録:2019年2月13日、ドレスデン文化宮殿、ニュー・コンサートホール
映像監督:ヤーノシュ・ダルヴァシュ
画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字 幕:独 、英( イ ン タ ビ ュ ー )
リージョン:All
50分(コンサート)
+14分(インタビュー)
第二次世界大戦の終盤に連合軍によって行われた大空襲ドレスデン爆撃(1945 年 2 月13 日)からまもなく75 年を迎えようとしています。この映像は、 空爆と同日 2019 年 2 月13 日にドレスデンで行われた公演の模様が収録されています。 演奏は、150 年の伝統を誇るドレスデンPOと首席指揮者ミヒャエル・ザンデルリンクによるもので、ショスタコーヴィチの最 後の交響曲第 15 番が演奏されました。両者の関係はミヒャエルが首席指揮者に就任した 2011年以来大躍進しており、マズア、ヤノフスキ、デ・ブル ゴスらに続きこの老舗オーケストラはミヒャエルを迎え、いままさに新時代を築いています。 ベートーヴェンとショスタコーヴィチの録音プロジェクトも高く評価され、特にショスタコーヴィチは、作曲者自身と親交のあった父クルトの存在も大 きい。クルト・ザンデルリンクの演奏はムラヴィンスキーと双璧と言われただけに、ミヒャエルがどのように演奏されているのか、大いに期待させます。 またドレスデン・フィルの本拠地としても知られる文化宮殿(クルトゥーアパラスト)が 2017 年 4 月にリニューアルオープンし、当映像でも音響も改善 された新たなホールで演奏されています。 (Ki)

Wiener Symphoniker
WS-020(2CD)
NX-C07
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
レリオ,あるいは生への復帰 Op.14bis
シリル・デュボワ(T)
フローリアン・センペイ(Br)
イングリッド・マルソナー(P)
ジャン=フィリップ・ラフォン(ナレーター)
ウィーン楽友協会cho
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2018年11月10.11日ウィーン ムジークフェライン 大ホール
ベルリオーズの「幻想交響曲」とその続編とされる「レリオ」は、どちらも作曲家自身の恋愛体験が元となった破天荒な作品。全曲に渡り“イデー・フィクス(固定楽想)”と 呼ばれる特定の旋律(彼の恋愛対象となったハリエット・スミスソンを表す)が形を変えて現れる「幻想交響曲」は、曲名の通り、幻想的な作風が愛され演奏機会も 多く、ベルリオーズの代表作とされる一方、同じ作品番号が付された「レリオ」はピアニスト、マリー・モークとの破局から生まれた自伝的作品で、大編成のオーケストラと独 唱、合唱、ピアノが用いられると共に、語りを務めるナレーターに大きなウェイトがかかるというユニークな曲であり「幻想交響曲」と同じ旋律の“イデー・フィクス”が現れるな ど、2つの作品の関連性は強いのですが、めったに演奏されることがありません。ここでナレーターを務めるのは、フランスのベテラン、ジャン=フィリップ・ラフォン。バリトン歌 手として様々な作品を歌うだけでなく、映画「バベットの晩餐会」や「カルメン」などに俳優として出演、その演技には定評があります。 ストーリー性のある作品を得意とするジョルダンにとって、この2つの作品はまさに腕の見せ所のオンパレード。「幻想交響曲」での豊麗、かつ猟奇的な表現はもちろんのこ と、演劇性の高い「レリオ」では大編成のオーケストラを自在に操り、主人公の空想上の世界を多面的に描きだしています。

Altus
TALT-061(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 カレル・アンチェル(指)
トロントSO

ライヴ録音:1969年11月4日/CBC(モノラル)
AHRAレーベルの名盤をALTUSがリマスター復刻!アンチェル亡命直後、小澤の後任として音楽監督を務めたトロントSOとのマーラー5番ライヴです。 アンチェルのマーラーと言えばチェコ・フィルとの1番・9番が有名ですが、他はまったくと言って良いほど知られていません。5番はこのTAHRA盤が唯一の 録音でありアンチェルの類まれな解釈を知る貴重な録音。ぜひアンチェルの至芸をご堪能ください。 全体的に落ち着いた速度設定で、特に目を引くのが第3楽章のテンポ。アーチ状の構成の中央に位置するこの楽章をアンチェルは驚くほどゆっくりとしたテン ポで奏でています。はじめはかなり面喰らいますが、聴き進めるうちに不思議な心地よさに包まれ、マーラーの描いた広大な音楽世界をじっくり味わえる演奏だ と気づかされます。続く第4楽章アダージェットもとても美しい演奏です。
フィナーレも勢いに流されることなく丁寧に積み上げ組み立て、堂々たる威厳をもった音響を造り上げています。トロント響との意思疎通も見事でオーケストラ も大健闘。トランペット奏者がなかなか上手く、パーンと決まるのが気持ち良いです。 (Ki)
Altus
TALT-062(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 ポール・パレー(指)
デトロイトSO

ライヴ録音:1959年11月12日(モノラル)
AHRAレーベルの名盤をALTUSがリマスター復刻!デトロイト響の音楽監督を務め世界有数のオーケストラに鍛え上げたフランスの名匠パレーが残した マーラー5番ライヴです。パレーのマーラーは大変珍しく、唯一リリースされた録音がこのTAHRAの5番です。熱気みなぎるパレーならではの醍醐味にあふ れた白熱の名演、ぜひお聴き下さい。
第2楽章の吹き飛ばされそうな嵐の爆演ぶりが強烈。まばゆい色彩感と怒涛の音圧が興奮をあおります。アダージェットは艶めかしく、フィナーレは更に狂騒 的な盛り上がりを見せ火の玉の如きテンションで突き進みます。しかしポリフォニーはくっきりしていて響きが潰れることなく、作曲家でもあったパレーの手腕が 見事に活きた解釈になっています。ところどころパレーの鼻歌、唸り声が聞こえるのも注目ポイント。 (Ki)


オクタヴィア
OVCL-00696(1SACD)
2019年6月19日発売
ブルックナー:交響曲第6番
(ヨーゼフ・ヴェナンティウス・ヴェス編纂による1927年版)
上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2018年4月19日 東京・サントリーホール、22日 横浜みなとみらいホール・ライヴ
確かな評価を得る上岡敏之によるブルックナー演奏。本盤は2018年4月のライヴ・レコー ディングを収録した交響曲第6番です。弦楽器の美しく壮麗な響きと、管楽器の優美なソ ロは、このタッグがさらなる高みへ上っていることを示しています。会場を温かく包み込む 豊かなサウンドを、高音質ハイブリッド盤が再現。 また、今回のコンサートは演奏されることの珍しいヨーゼフ・ヴェナンティウス・ヴェス編纂 版の楽譜を使用したことでも大きな話題となりました。貴重なブルックナー演奏を、ぜひお 楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00697(1SACD)
2019年6月19日発売
ハイドン:交響曲第60番ハ長調 Hob.l:60「うっかり者」
交響曲第54番ト長調 Hob.l:54
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2017年8月11日 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第10回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)


Profil
PH-18066(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番「英雄」
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第6番「田園」
交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第9番「合唱」
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番「運命」
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルンWDR響
ラウラ・アイキン(S)
インゲボルク・ダンツ(A)、
マクシミリアン・シュミット(T)
タレク・ナズミ(Bs)
北ドイツ放送cho
ケルン放送cho

録音:2017年11月20-25日(第1、第2、第3、第4、第5)、2018年2月26日-3月3日(第6、第7、第8、第9)/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
ブラームスの交響曲全集セットが好評だったサラステ。彼がそのシリーズの次に行なったベートーヴェン交響曲全曲シリーズがいきなりBoxで発売さ れます。2017年11月下旬と2018年2月下旬〜3月初旬のライヴという最新録音ながらお買い得価格での大盤振舞い。
注目は、指示のない第9以外、第1楽章提示部の繰り返しをすべて守っていること。ライヴでの繰り返しは珍しいと申せましょう。それでありなが ら決して長く感じさせず、むしろスピーディであっという間に聴かせてしまいます。また重苦しさ皆無で、常に透明で明快な音世界が繰り広げます。に もかかわらずベートーヴェン音楽の素晴らしさを存分に満喫することができる、まさに21世紀的ベートーヴェン像の誕生です。 (Ki)

BIS
BISSA- 2346(1SACD)
マーラー:交響曲第1番『巨人』 オスモ・ヴァンスカ(指)、
ミネソタO

録音:2018年3月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
当演奏でも流石ヴァンスカと思わせる緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がりで、繊細かつ丁寧な音楽づくりをしております。 BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達した録音です。ベートーヴェン、シベリウスなど数々の名盤をリリースしてき ただけに非常に期待の高まるリリースといえましょう。マーラーの交響曲は第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、第6番(KKC 5994 / BIS SA 2266)、第2番『復活』(KKC 5995 / BIS SA 2296)がリリースされております。
2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴 う労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13 年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そ のものも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管 の演奏は一層密度の濃いものとなっております。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2197(1CD)
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1949年3月15日/ティタニア・パラスト(ベルリン)(モノラル/放送用ライヴ録音)
使用音源:Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より フ
フルトヴェングラー&ベルリン・フィルによる1949年3月15日のライヴ、ブルックナーの交響曲第8番は、フルトヴェングラーの数あるライヴの中 でも突出して燃え上がった演奏として知られます。最近では演奏中に発生したノイズを除去したり抑えたりするのが流行であり、この傾向は今後も続く と思われます。しかしながら、できる限り手つかずの音を聴きたいというファンも多く、そうした方の期待に応える発売を継続したいと考えています。 復刻に使用したのは2トラック、19センチのオープンリール・テープですが、音は十分に生々しく、雰囲気は豊かです。(平林直哉)

TOCCATA
TOCC-0500(1CD)
NX-B03
ユリウス・ビットナー(1874-1939):管弦楽作品集 第1集
交響詩「Vaterland 祖国」(1915)
交響曲第1番ヘ短調(1923)
ドミトリー・ヴァシリエフ(指)
シベリアSO

録音:2018年7月17-18日
※世界初録音
オーストリア出身のユリウス・ビットナー。後期ロマン派時代に活躍した多くの作曲家の中の一人ですが、現在ではほとんど その名前を記憶している人はいません。しかし存命当時は「ウィーンで最も成功したオペラとオペレッタ」の作曲家として人気 を博していました。本業では弁護士だったビットナー、長く患っていた糖尿病の後遺症で体が不自由でしたが、彼の書く作 品はどれもオーストリアのアルプス地方を舞台にした明るく楽しいものが多く、人々は親しみやすい彼の作品をとても愛して いました。このシリーズでは彼の知られざる管弦楽作品を収録。ブルックナーを思わせるシリアスな雰囲気を持つ交響詩「祖 国」と荘厳な交響曲第1番のリリースは、彼の再評価を促すきっかけになることでしょう。

ALTO
ALC-1362(1CD)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲#
スケルツォ 嬰ヘ短調 Op.1#
交響曲第9番変ホ長調 Op.70*
交響曲第15番イ長調 Op.141+
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)マリインスキー劇場O*
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO+
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)ソヴィエト国立SO#

録音:2012年、サンクトペテルブルク、ロシア*/1974年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト+
1983年、モスクワ放送録音スタジオ、モスクワ、ロシア、ソヴィエト#
原盤(ライセンサー):Mariinsky (LSO Live Ltd)*/Melodiya (via A-Tempo Prague - Aquarius)(+/#)
ALTO
ALC-1603(2CD)
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
交響曲第5番ホ短調 Op.64
交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74
レニングラードPO
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)

録音:1960、1961年 
原盤:Deutsche Grammophon

Linn
CKD-604(1CD)

NYCX-10069(1CD)
国内盤仕様
税込定価
コープランド:交響曲第3番
チャベス:交響曲第2番「インディオ」
カルロス・ミゲル・プリエト(指)
オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズ

録音:2018年7月14-15日
クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッ
パ音楽センター (ライヴ)
【国内盤】
日本語解説:谷口 昭弘
2002年にアメリカ・ユースO(The Youth Orchestra of the Americas)として発足したオーケストラ・オブ・ジ・アメ リカズは、南北アメリカ大陸の各国より、18歳から30歳までの若き名手たちが集まった精鋭集団。LINN RECORDSからのア ルバム第1弾は、メキシコ出身の音楽監督プリエトと共に、南北アメリカをそれぞれ象徴する名交響曲2曲を収録しています。 第4楽章冒頭に「市民のためのファンファーレ」が引用されていることで有名なコープランドの交響曲第3番は、他にも「アパラチ アの春」や「ロデオ」といった彼の代表作を彷彿とさせる曲想が緩-急-緩-急の構成の中に次々と現れ、その芸術の集大成のよ うな内容となっています。チャベスの交響曲第2番は単楽章の比較的短い作品ですが、目まぐるしく変化していく変拍子のリズ ムがたいへん愉快。オーケストラは、これらの作品を若者らしい溌溂としたリズム感と深い共感を持って、その色彩溢れる魅力を 最大限引き出して楽しませてくれます。

Capriccio
C-7325(5CD)
NX-C10
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):作品集
【CD1】
劇音楽「アンフィトリオン」VB27
【CD2】
付随音楽「オリンピエ」VB33-序曲
カンタータ「嫉妬」VB46
付随音楽「オリンピエ」VB33-第3幕と第4幕の間奏曲
カンタータ「春」BV47
付随音楽「オリンピエ」VB33-後奏曲
カンタータ「弁解」VB43
付随音楽「オリンピエ」VB33-第4幕と第5幕の間奏曲
カンタータ「漁師」VB44
【CD3】
交響曲 ニ長調 「シンフォニア・ダ・キエザ」 VB 146
交響曲 嬰ハ短調 VB140
交響曲 ハ長調「ヴァイオリン・オブリガート」VB138
交響曲 ハ短調「葬送交響曲」VB148
【CD4】
交響曲 ハ短調 VB142
交響曲 変ホ長調 VB144
交響曲 ハ長調 VB139
交響曲 ニ長調 VB143
【CD5】
フルート五重奏曲 ニ長調 Op.7 VB188
弦楽四重奏曲 ト短調 Op.1-3 VB183
弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.1-4 VB184
【CD1】
シャンタル・サントン(S)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ボン室内cho
ラルテ・デル・モンド
ヴェルナー・エールハルト(指)
録音:2007年11月8-9日クルトゥアツェントルム
【CD2】
ジモーネ・ケルメス(S)
ラルテ・デル・モンド
ヴェルナー・エールハルト(指)
録音:2007年5月,9月ドイツ放送 室内楽ホール ケルン、ドイツ
【CD3】
コンチェルト・ケルン
ヴェルナー・エールハルト(指)
録音:1992年3月4-8日 クルトゥアフォルム、ケンペン、ドイツ
【CD4】
コンチェルト・ケルン
ヴェルナー・エールハルト(指)
録音:1991年6月13-16日 クルトゥアフォルム、ケンペン、ドイツ
【CD5】
マルティン・ザントホフ(Fl)
シュパンツィヒ・クァルテット
録音:2001年4月3-6日バロックザール、クロスター、ベネディクトボイエルン、ドイツ
ドイツ、ミルテンブルク生まれのヨーゼフ・マルティン・クラウス。マンハイムをはじめドイツ国内の大学で音楽、法学、哲学 を学び、作曲家、劇作家、画家として幅広い活躍をしました。1781年には彼の才能を認めたストックホルムのグスタフ 3世の宮廷作曲家に召し抱えられ、4年間のイタリア留学の旅に派遣されることとなります。当時の最先端の音楽に触 れたクラウスは、自身の劇音楽にオペラ・セリアの様式を取り入れるなど、大きな影響を受けただけでなく、ハイドンやモー ツァルトと知遇を得たことは彼の作品に新たな彩りをもたらしました。ストックホルムに帰国後は、宮廷のために劇音楽、 歌劇を作曲し、その軽やかで品の良い作風から「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれるようになりました。彼の12曲ある 交響曲は、ほとんどが3楽章形式で書かれており、当時としては珍しく短調が用いられた曲が多いことが特徴。また、劇 音楽やカンタータはイタリア風の華麗なアリアが要所要所に使われたドラマティックなもの。モーツァルト作品とは違った楽 しさが感じられます。 このBOXには、エールハルトが振るコンチェルト・ケルンとラルテ・デル・モンドの演奏が中心に収録されており、これらは発 売当時、クラウスの復興に一役買った名演揃いです。
Capriccio
C-5365(1CD)
NX-B07
カール・ヴァイグル(1881-1949):交響曲第1番/絵画とおとぎ話
交響曲第1番ホ長調 Op.5
絵画とおとぎ話 Op.2(管弦楽版)
ユルゲン・ブルーンス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2018年10月8-12日ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
ウィーンで生まれ、ツェムリンスキーに作曲のてほどきを受けたカール・ヴァイグル。ウィーン音楽院ではロベルト・フックスから 作曲を学ぶとともに、シェーンベルク:の知遇を受けたことが、彼の生涯にとって大きな意味を持ちました。ヴァイグルは決し て無調や十二音音楽を採用することはなく、常に後期ロマン派の様式を用いて作品を書いていましたが、シェーンベル クはヴァイグルの作品を高く評価。「旧世代の作曲家における最高の一人」とまで語るほどでした。 このアルバムにはヴァイグルの初期の2作品を収録、とりわけ1908年に書かれた交響曲は、ツェムリンスキーやレズニチェ クなどの作品と同じく、半音階的なハーモニーに彩られたロマンティックな肌触りを持つ美しい音楽です。もともとはピアノ のために書かれた「絵画とおとぎ話」はシューマン風の豊かな楽想を持つ小品集。オーケストラ編曲版では、重厚な和 声が更に強調されており、夢幻的な雰囲気が漂います。

CPO
CPO-555263(1CD)
NX-B10
フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829):交響曲 Op.4
交響曲 Op.4-1 ニ長調
交響曲 Op.4-2 ホ長調
交響曲 Op.4-3 ヘ短調
交響曲 Op.4-4 ハ長調
交響曲 Op.4-5 ホ長調「田園」
交響曲 Op.4-6 ニ短調
ジモン・ガウデンツ(指)
ドイツ・カンマーアカデミー・ノイス

録音:2018年3月19-22日
95歳という長寿に恵まれ、バロック期の終りからロマン派の始まりまでを見渡し、息長く活動したゴセック。愛らしい「ガヴォッ ト」の作曲家であり、指揮者としてはフランス革命によって中断していた「コンセール・スピリチュエル(宗教音楽の定期演奏 会)」を再編したことで知られます。ゴセックは数多くの作品を残しましたが、なかでも50曲に達する交響曲は彼の評価を 高め「フランス交響曲の父」と呼ぶ人もいるほどです。しかし、彼の交響曲は現在ほとんど演奏されることがありません。このア ルバムには1759年に作曲された「作品番号第4番」の交響曲が収録されており、全曲録音は初となります。古典派の 整った形式に拠って書かれていますが、各々の楽章にはかなり革新的な部分があり、オーボエやホルンの用い方も独特で す。また「田園」のタイトルを持つ第5番も聴きものです。

C Major
74-9508(DVD)
KKC-9444(DVD)
国内盤仕様
税込定価

74-9604(Bluray)
KKC-9443(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

■ボーナス:
ラインホルト・ウルト氏とチャールズ・ケイ氏(ワールド・オーケストラ・フォア・ピースの理事)、ヴァレリー・ショルティ夫人(ワールド・オーケストラ・フォア・ピースの支援者)
映像監督:エリザベート・マルツァー
エリン・ウォールs
ア ニ カ・シ ュリヒト(Ms)
アッティリオ・グラセール(T)
ルネ・パーペ(Bs)
ワールド・オーケストラ・フォア・ピース
ウルト(ヴュルト)・PO
ドナルド・ラニクルズ(指)

収録:2018年11月11日、カルメン・ウルト・フォーラム、キュンツェルザウ(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS 5.0
字幕:英、独、韓、日本語
収録時間:82 分
(コンサート:70分、ボーナス:12分)
リージョン:All
Bluray
画面:1080i,16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
字幕:英、独、韓、日本語
収録時間:82 分
(コンサート:70分、ボーナス:12分)
リージョン:All
2018年は第一次世界大戦終戦100周年にあたります。それを記念してワールド・オーケストラ・フォア・ピース(WOP)がUNESCO指定のコンサートを象徴的な場所2か所で行いました。一つはイギリス・ロンドンで行われたBBCプロムス、そして二つ目はドイツ・キュンツェルザウのウルト音楽財団主催の公演です。WOPは1995年ゲオルク・ショルティによって創設。1992年にチャールズ皇太子とダイアナ元妃主催で開かれたショルティ80歳記念演奏会がきっかけとなり結成されました。「音楽が持つ、平和の使節としての特別な力」を提唱し、ショルティのもとに世界中から優秀な音楽家が集まり、2010年には、ユネスコの音楽親善大使に任命されました。
本映像は、1918年に戦争が終結して100年後の2018年11月11日にドイツ・キュンツェルザウで行われた公演の模様が収録されています。演奏されたのは、自由と平和の象徴として世界各地で演奏されるベートーヴェンの「第九」。ソリストには、エリン・ウォール、アニカ・シュリヒト、アッティリオ・グラセール、ルネ・パーペという豪華歌手陣が登場。オーケストラは、ワールド・オーケストラ・フォア・ピースと地元のウルト(ヴュルト)・POの合同で、ドナルド・ラニクルズの指揮のもと演奏されました。
ボーナス映像には、ドイツのグローバル企業「ウルト・グループ」の会長で、芸術に造形が深く美術収集家としても知られるラインホルト・ウルト氏と同オーケストラの理事であるチャールズ・ケイ氏、そしてショルティの未亡人による本演奏会に対するインタビューが収録されています。 (Ki)

Profil
PH-15050(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 チョン・ミョンフン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:2004年11月27日/ゼンパーオパー(ライヴ)
Profilレーベル「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」シリーズ41作は、なんとチョン・ミョンフン指揮の2004 年11月27日のライヴ。ミョ ンフンは2012年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者の任にありますが、2001年11月の初登場以来たびたび指揮台に立つたけでなく、 ピアニストとしてメンバーたちと室内楽を演奏するなど密接な関係を続けてきました。 ミョンフンは東京フィルとベートーヴェンの交響曲全集CDを出していますが、どちらかといえばフランス物を得意とするイメージがあるため、珍し いリリースと申せましょう。さらに今回はドイツの伝統を受け継ぐ名門シュターツカペレ・ドレスデンとの共演というなので、非常に期待できます。
まさにミョンフンならではの「エロイカ」、推進力あふれる熱演で聴く者を釘づけにします。まさにファン待望のリリース、ご期待ください。 (Ki)

Helicon
HEL-029681(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」
交響曲第5番変ロ長調 op.100*
ジャナンドレア・ノセダ(指)
イスラエル・PO

録音:2017年2月15,17,18日、2016年3月12,13日*
イスラエル・フィルと、その首席客演指揮者であるノセダによるプロコフィエフの登場。これまでに発表したCDは多数あるノセダですが、2作品は ノセダにとってCD初登場となります。ゲルギエフに寵愛され、1997年から10年間、外国人指揮者として初めてマリインスキー劇場の首席客演指揮 者にも指名されていただけあり、ロシア音楽の演奏は世界が高く評価するところです。ノセダの熱く、それでいてひとつひとつのパッセージや和声の移 り変わりをミリ単位で眼前に浮かび上がらせるような指揮が光った演奏。第5 番の最終楽章など、ゲルギエフを思わせる緊迫感と高揚感に圧倒されま す。イスラエル・フィルの醍醐味である弦の美しい音色も見事です。 (Ki)


Treasures
TRE-201(1CDR)
アンセルメのベートーヴェンVol.1
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
交響曲第2番*/交響曲第7番
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンドO

録音:1960年1月(ステレオ)
※音源:LONDON CS-6183*、DECCA SDD-102
◎収録時間:78:33
“知的制御よりも情念を優先させたアンセルメの例外的熱演!”
■音源について
「アンセルメ=知性派」というイメージが強いせいか、既出CDのぬるま湯のような音にも特に違和感を覚えない方が多いようですが、それが完全な誤解であることを証明するのにこれほど適した選曲はないでしょう。米LONDON盤は英国プレスなので、実質的に英SXL盤と同じ分厚い大スケールを誇る音。SDD規格は再発シリーズですが、ここではシリーズ初期のラージ盤を採用。初期SXLにありがちな音のざらつきがない分、ストレスなく生々しい迫力が伝わってきます。デッカ録音の音質は、1950年代末〜60年代初頭のものが最高レベルであった実感される方も多いのではないでしょうか。

★作品との距離との一定の距離感を崩さないのがアンセルメの基本姿勢ではありますが、唯一例外と言えるのがベートーヴェン。別のスイッチが入り、理性よりも情感を前面に押し出して心から熱い音楽を展開します。その中でもこの3曲はアンセルメが遺したベートーヴェン録音の頂点に位置する超名演だと思います!
 「フィデリオ」冒頭の飛び込み方からして、表現意欲が炸裂。響きにも精緻さよりも剥き出しの質感を求め、4:31からの魂が芯から熱したアッチェレランドも他ではまず見られない現象。コーダの追い込みに至っては暴力的なほど激烈で、アンセルメの「ベートーヴェンはかくかるべき」という強い信念を思い知らされます。
 自分の側から作品の中へグイグイと入り込む果敢な態度は交響曲でも同じ。「第2番」第1楽章は、やる気満々で推進力も抜群。コーダは体裁など二の次の大迫力を見せながらそのまま駆け抜けると思わせておいて、最後の3つの和音だけは大胆にテンポを落として締めくくるという制御力の妙味にしびれます。第2楽章は人間愛が横溢。その包容力の大きさと、11:19以降の噛みしめるような深い呼吸を思うと、感動の度合いはワルター以上かもしれません。第3楽章は重量級。特に中間部での恐るべき彫琢に唖然。終楽章は6:04からのクレッシェンド効果が絶妙。コーダ(6:38)で約一拍分ルフトパウゼが置かれるのは、アンセルメが音楽をとことん深く感じている証しと言えましょう。
 「第7番」ではその主体的な表現姿勢が更に深化。サン・サーンスやビゼーの交響曲でのクールさは放棄して、表現の果敢さとベートーヴェンの生き様をリンクさせようとする姿勢を完全に貫徹させています。第1楽章は、展開部でのトランペットのスフォルツァンドの痛烈さと、自然な緊張感の醸成ぶにぜひご注目を。第3楽章は、当時の録音の鮮烈さを象徴する、巨木の如きティンパニの響きの物凄いこと!トリオ直前での音の引き伸ばしは、作品への共鳴にとどまらず、音の緊張と緩和のバランスを心得た巨匠ならではの至芸を象徴。この楽章だけはリピートを敢行していますが、もちろん冗長さは皆無。そして、驚異の終楽章!アドレナリンの全てを使い果たす勢いで猛進し、表面的な美しさとも遂に完全断絶。ベートーヴェンのティンパニの使い方の巧みさを再認識させる点でもこれ以上の演奏は類がなく、8:00以降はその効果と共に正に堰を切ったようなド迫力で圧倒します。しかも、拍節ごとに付いているティンパニのアクセントの指示を遵守(8:41〜)し、その意味を生かしきっている点でも決して忘れてはならない録音です。「ベト7」の最高の理想像とも言えるこれほどの演奏を無視することなど、この復刻盤で聴けばありえないと確信する次第です。【湧々堂】



Chandos
ANNI-0040(40Disc)
完全限定生産
特価
シャンドス創立40周年記念限定BOX ―― ランドマークス 〜 40イヤーズ・オヴ・シャンドス
■Disc1/CHAN8312
バックス:交響曲第4番/交響詩「ティンタジェル城」
■Disc2/CHAN8351
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
■Disc3/CHAN8341
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 ―― ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」Op.posth/ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9
■Disc4/CHAN8357
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35/室内交響曲 Op.110a(弦楽四重奏第8番より、バルシャイの編)
■Disc5/CHAN8359
プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調 Op.111/組曲「ワルツ集」Op.110より 宮殿にて、新年の舞踏会、幸福
■Disc6/CHAN8405
レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」/「変容」(12のモードゥス)管弦楽のための主題と変容
■Disc7/CHAN8507
フンメル:ピアノ協奏曲集 ―― ピアノ協奏曲第2番イ短調 Op.85/ピアノ協奏曲第3番ロ短調 Op.89
■Disc8/CHAN0503
ヘンデル:シャンドス・アンセムVol.1 ―― アンセム1〜主に向って喜ばしき声をあげよ(詩篇100)/アンセム2〜われに主に依り頼む(詩篇9、11、12、13)/アンセム3〜われを憐れみたまえ(詩篇51)
■Disc9/CHAN8820
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.99/ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129
■Disc10/CHAN8892
ウォルトン:映画音楽集Vol.3 ―― ヘンリー5世〜シェイクスピアのシナリオ(クリストファー・パーマー編)/「フィッツウィリアムのヴァージナルブック」より/「オーヴェルニュの歌」より
■Disc11/CHAN8380
エルガー:愛の挨拶〜ヴァイオリン名曲集 ―― 愛の挨拶Op.12/愛の言葉Op.13/月の光〜序曲「南国にて」より/ため息Op.70/夜の歌Op.15-1/朝の歌Op.15-2/6つの易しい小品Op.22/ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
■Disc12/CHAN4509
ザ・コンプリート・チャンピオンズ ―― ヒートン:コンテストのための音楽/ロイド:ロイヤル・パークス/ヴィンター:サリュート・トゥ・ユース/マッケイブ:クラウドキャッチャー・フェルズ
■Disc13/CHAN6562
キングズ・シンガーズ〜オリジナル・デビュー・レコーディング ―― サンシャイン ギルバート、シモンス:南京豆売り/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):シェナンドー河/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):熟したサクランボ/ガーシュウィン(ヘイワード編):サマー・タイム/プラード、ルナ・デ・ラ・フエンテ、ラッセル:タイム・ワズ/トラディショナル・ソング(サイモン&ガーファンクル編):スカボロー・フェアチャイコフスキー(ラングフォード編):ただ憧れを知る人だけが/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):リンステッド市場/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):樫とトリネコ/バカラック、デイヴィッド:素晴らしき恋人たち/トラディショナル・ソング(ラングフォード編):朝霧にそよぐ風/ティオムキン、ウェブスター:遥かなるアラモ/グッドウィン:ホワット・カインド・オブ・シングス
■Disc14/CHAN9493
グレインジャー:管弦楽作品集 ―― モールバラ公爵のファンファーレ/コロニアル・ソング/イングリッシュ・ダンス/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの歌)/三人の仲間がいた/フィッシャーの水夫宿/われら夢見し者たち/収穫の讃歌/楽しい鐘の音/ウォーキング・チューン/組曲「早わかり」/森の茂み
■Disc15/CHAN0599
ハイドン:ミサ曲第11番変ロ長調「天地創造」Hob.XXII-13/ミサ曲ト長調「天より降りたまい」Hob.XXII-3
■Disc16/CHAN9745
リリ・ブーランジェ:詩篇第24番「地とそこに満ちるもの」/音楽的対話劇「ファウストとエレーヌ」/悲しき夕べに/春の朝に/詩篇第130番「深き淵より」
■Disc17/CHAN9902
ヴォーン=ウィリアムズ:ロンドン交響曲(交響曲第2番)〜1913年原典版(世界初録音)/バターワース:青柳の堤
■Disc18/CHAN0757
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」
■Disc19/CHAN10512
ブラジルの精神 ―― C・アサド:ブルージリアン/ヴィラ=ロボス:「ブラジル風バッハ第5番」より アリア、「弦楽四重奏曲第1番」より ブリンカデイラ/C・アサド:先住民たちの踊り/ジスモンチ:パリャーソ/S・アサド:ウアレケナ/ディアンス:ブラジル/ベリナーティ:フリオーサ/ジスモンチ:想い出とファド
■Disc20/CHAN3167
偉大なるオペラ・アリア集Vol.22〜ジェラルド・フィンリー ―― アダムス:歌劇「ドクター・アトミック」より/ターネジ:歌劇「銀杯」より/チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」より/ヴェルディ:歌劇「オテロ」より/ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より/モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より/ビゼー:歌劇「カルメン」より/ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より/ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」/プッチーニ:歌劇「トスカ」より/ロジャース:ミュージカル「南太平洋」より
■Disc21/CHSA5084(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調、左手のためのピアノ協奏曲ニ長調/ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲/マスネ:2つの即興曲、トッカータ、2つの小品、狂ったワルツ
■Disc22/CHAN10692
シューマン:弦楽四重奏曲集 Op.41 ―― 弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.41-1/弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-2/弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-3
■Disc23/CHSA5100(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ヤイロ:合唱作品集 ―― グラウンド(天と地はあなたの光栄にあまねく満ち渡る)/セレニティ(おお、大いなる神秘)/愛と慈しみのあるところに神はいる/ノーザン・ライツ(わが愛するものよ、御身は美し)/魂の闇夜/天球(キリエ・エレイソン)/御身はすべてに美し/プレリュード(エクスルターテ・ユビラーテ)/フェニックス(神の子羊)/ウニコルニス・カプティヴァトゥル/夕べの祈り
■Disc24/CHAN10708
プチ・フール〜フェイヴァリット・アンコールズ ―― サラサーテ:祈りOp.23-1/ファリャ:ポロ、ナナ/サラサーテ:サパテアードOp.23-2/エルガー:朝の歌Op.15-2、気まぐれな女Op.17、夜の歌Op.15-1/ドヴォルザーク:ユーモレスクOp.101-7/シューマン:無題Op.68-30(Sehe langsam)/クライスラー:ウィーン奇想曲Op.2+/メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2/ゴドフスキー:懐かしきウィーン/シューマン:見知らぬ国よりOp.15-1#、不思議なお話Op.15-2#、トロイメライOp.15-7#/ラヴェル:ワルツ第6番、ブルース/プロコフィエフ:行進曲/ショスタコーヴィチ:二重奏曲、ワルツ第2番/ドビュッシー:美しき夕暮れ
■Disc25/CHSA5104(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・サン=サーンス 〜 サン=サーンス:管弦楽作品集 ―― 歌劇「サムソンとダリラ」Op.47より ダンス・バッカナール/交響詩「オンファールの糸車」Op.31/交響詩「ファエトン」Op.39/交響詩「死の舞踏」Op.40/交響詩「ヘラクレスの青春時代」Op.50/アルジェリア組曲Op.60より フランス軍隊行進曲/歌劇「黄色の姫君」Op.30より 序曲/リスボンの一夜Op.63/スパルタクス/戴冠式行進曲ハ長調Op.117
■Disc26/CHAN10769
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.1 ―― ベン=ハイム:室内楽作品集 ―― ピアノ四重奏曲 Op.4/2つの風景 Op.27/即興曲と舞曲 Op.30/クラリネット五重奏曲 Op.31a/カンツォネッタ Op.34-4
■Disc27/CHSA5128(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
アメリカのピアノ協奏曲集 ―― ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調/コープランド:ピアノ協奏曲/バーバー:ピアノ協奏曲
シャイン・ワン(P)、ピーター・ウンジャン(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2013年2月11日&4月29日−30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
■Disc28/CHAN10796
タスミン・リトル〜揚げひばり ―― モーラン:ヴァイオリン協奏曲/ディーリアス:伝説(ビーチャム校訂)/ホルスト:夜の歌 Op.19-1, H.74/エルガー:夜の歌 Op.15-1(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)、愛の挨拶 Op.12(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)、朝の歌 Op.15-2(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)/ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
■Disc29/CHSA5134(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47/カレリア組曲 Op.11/悲しいワルツ Op.44-1/トゥオネラの白鳥 Op.22-2/抒情的なワルツ Op.96a/アンダンテ・フェスティーヴォ JS.34b/交響詩「フィンランディア」
■Disc30/CHAN10847
イギリスの吹奏楽作品集 ―― ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲/ホルスト:吹奏楽のための第1組曲 Op.28-1(マシューズ校訂版)、吹奏楽のための第2組曲 Op.28-2(マシューズ校訂版)/グレインジャー:リンカンシャーの花束/トムリンソン:イギリス民族舞曲による組曲(吹奏楽版)/ラングフォード:トロンボーンとブラスバンドのための狂詩曲*
■Disc31/CHSA5164(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
コープランド:管弦楽作品集Vol.1〜バレエ音楽集 ―― 市民のためのファンファーレ/エル・サロン・メヒコ/バレエ音楽 「ビリー・ザ・キッド」 からの組曲/バレエ音楽 「アパラチアの春」 からの組曲/「ロデオ」 からの4つのダンス・エピソード
■Disc32/CHSA5165(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.3〜グラゴル・ミサ ―― グラゴル・ミサ JW III/9*/アダージョ JW VI/5†/アヴェ・マリア JW II/14‡/天にいますわれらの父よ JW IV/29§
■Disc33/CHAN10897
アルベニス:ピアノ協奏曲第1番&スペイン組曲 ―― ピアノと管弦楽のための 「スペイン狂詩曲」 Op.70*(オーケストレーション:ジョルジュ・エネスコ)/組曲 「魔法のオパール」/ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.78 「幻想的協奏曲」*(オーケストレーション:トマス・ブレトン)/スペイン組曲(編曲:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス)
■Disc34/CHAN10915
夢のあとに〜フォーレ・リサイタル Vol.1 ―― パヴァーヌ嬰ヘ短調 Op.50(ロルティ編)/舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66/夜想曲第4番変ホ長調 Op.36/舟歌第6番変ホ長調 Op.70/夢のあとに ハ短調 Op.7-1(グレインジャー編)/組曲 「ペレアスとメリザンド」 Op.80(フォーレ&コルトー編)/舟歌第7番ニ短調 Op.90/夜想曲第6番変ニ長調 Op.63/9つの前奏曲 Op.103
■Disc35/CHAN10929
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.1 ―― ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453(カデンツァ:バヴゼ)/ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456(カデンツァ:モーツァルト)/ディヴェルティメント変ロ長調 K.137/ボーナス・トラック〜ピアノ協奏曲第17番 K.453 第1楽章&第2楽章のオリジナル・カデンツァ(モーツァルト作)
■Disc36/CHAN10950
再発見のライシャ Vol.1〜アントワーヌ・ライシャ:ピアノ作品集 ―― ハーモニー("Practische Beispiele"より第20番)/グランド・ソナタ ハ長調/カプリッチョ("Practische Beispiele"より第7番)/モーツァルトの主題によるソナタ ヘ長調/単独の和音によるファンタジー("Practische Beispiele"より第4番)/練習曲 ホ短調 Op.79-1
■Disc37/CHSA5203(オリジナルはSADiscですが、ここではノーマルDiscとなります)
カラーエフ:管弦楽作品集 ―― バレエ組曲 「7人の美女」/交響的彫刻 「ドン・キホーテ」/交響詩 「ライラとマジュヌーン」/バレエ組曲 「雷の道」 より 第6番「子守歌」
■Disc38/CHAN10976
バツェヴィチ:四重奏曲&五重奏曲集 ―― ピアノ五重奏曲第1番*/ピアノ五重奏曲第2番*/4本のヴァイオリンのための四重奏曲†/4本のチェロのための四重奏曲‡
■Disc39/CHAN10988
D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.1 ―― チャプター1:ザ・パワー・オヴ・イリュージョン 〜 ソナタ ヘ短調 K.19、ソナタ ホ長調 K.380 「行列」、ソナタ ニ短調 K.9 「田園」、ソナタ ト短調 K.234/チャプター2:ライヴ・ハッピリー! 〜 ソナタ ニ長調 K.492、ソナタ イ長調 K.322、ソナタ ヘ長調 K.525、ソナタ イ長調 K.39/チャプター3:ザ・リターン・トゥ・オーダー 〜 ソナタ ニ短調 K.396、ソナタ ト短調 K.450、ソナタ ニ長調 K.430、ソナタ ニ短調 K.1/チャプター4:エンチャントメント・アンド・プレアー 〜 ソナタ ロ短調 K.197、ソナタ ヘ短調 K.69、ソナタ イ長調 K.208、ソナタ ニ短調 K.32
■Disc40/CHAN20078
ルース・ギップス:管弦楽作品集 ―― 交響曲第4番 Op.61(世界初録音)/交響詩 「甲冑騎士(ナイト・イン・アーマー)」 Op.8(世界初録音)/交響曲第2番ロ長調 Op.30/管弦楽のための歌 Op.33(世界初録音)
■Disc1
ブライデン・トムソン(指)、アルスターO
録音:1983年4月10日−11日、アルスター・ホール(ベルファスト)

■Disc2
マリス・ヤンソンス(指)、オスロPO
録音:1984年1月26日−27日、オスロ・コンサート・ホール(オスロ)

■Disc3
ボロディン・トリオ〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(Vn)、ユーリ・トゥロフスキー(Vc)、リューバ・エドリナ(P)〕
録音:1983年6月1日、セント・ジョージ教会(ロンドン)

■Disc4
ドミトリー・ショスタコーヴィチ・ジュニア(P)、マクシム・ショスタコーヴィチ(指)、ユーリ・トゥロフスキー(指)、イ・ムジチ・モントリオール
録音:1984年8月、サン・ピエール・アポートル教会(モントリオール)

■Disc5
ネーメ・ヤルヴィ(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:1984年8月25日−26日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)

■Disc6
ジェフリー・サイモン(指)、フィルハーモニアO
録音:1985年1月21日−22日、オール・セインツ教会(ロンドン)

■Disc7/CHAN8507
スティーヴン・ハフ(P)、ブライデン・トムソン(指)、イギリス室内O
録音:1986年9月22日−23日、オール・セインツ教会(ロンドン)

■Disc8
リン・ドーソン(S)、イアン・パートリッジ(T)、マイケル・ジョージ(Bs)、ハリー・クリストファーズ(指)、ザ・シックスティーン(cho&O)
録音:1987年11月30日−12月2日、セント・ジュード教会(ロンドン)

■Disc9
リディア・モルドコヴィチ(Vn)、ネーメ・ヤルヴィ(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:1989年10月16日−17日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)

■Disc10
ネヴィル・マリナー(指)、アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズO&cho、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、クリストファー・プラマー(ナレーション)
録音:1990年5月14日−15日、セント・ジュード教会(ロンドン)

■Disc11/CHAN8380
ナイジェル・ケネディ(Vn)、ピーター・ペティンガー(P)
録音:1984年1月6日−7日、セント・ジョージ教会(ロンドン)

■Disc12
ザ・コンプリート・チャンピオンズ ―― ヒートン:コンテストのための音楽/ロイド:ロイヤル・パークス/ヴィンター:サリュート・トゥ・ユース/マッケイブ:クラウドキャッチャー・フェルズ
ピーター・パークス(指)、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド
録音:1986年1月21日−22日、デュースベリー・タウン・ホール(ウェスト・ヨークシャー)

■Disc13
キングス・シンガーズ 、ゴードン・ラングフォード・トリオ
録音:1970年、オリンピック・スタジオ(ロンドン)

■Disc14
リチャード・ヒコックス(指)、BBCフィルハーモニック
録音:1996年6月27日−29日、マンチェスター新放送センター(マンチェスター)

■Disc15/CHAN0599
リチャード・ヒコックス(指)、コレギウム・ムジクム90、コレギウム・ムジクム90cho、スーザン・グリットン(S)、パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms)、マーク・パドモア(T)、スティーヴン・ヴァーコー(Br)
録音:1995年12月22日−23日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)

■Disc16/
リン・ドーソン(S)、アン・マレー(Ms)、ボナヴェンテュラ・ボットーネ(T)、ニール・マッケンジー(T)、ジェイソン・ハワード(Bs)、ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)、BBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響cho
録音:2000年5月、マンチェスター新放送センター&ブリッジ・ウォーター・ホール(マンチェスタ)

■Disc17
リチャード・ヒコックス(指)LSO
録音:2000年12月18日−19日、オール・セインツ教会(ロンドン)

■Disc18
サラ・コノリー(Ms)、ジェラルド・フィンリー(Br)、ルーシー・クロウs、パトリシア・バードン(Ms)、ウィリアム・ピュアフォイ(C.T)、サラ・ティナンs、ジョン・マーク・エインズレー(T)、カリス・レーンs、レベッカ・アウトラムs、スティーヴン・デヴァイン(ディレクター)、エリザベス・ケニー(ディレクター)、エイジ・オヴ・エンライトメントO&cho
※録音:2008年、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)

■Disc19
ジスモンチ:パリャーソ/S・アサド:ウアレケナ/ディアンス:ブラジル/ベリナーティ:フリオーサ/ジスモンチ:想い出とファド
アクアレル・ギター四重奏団
録音:2008年、RNCM(マンチェスター)

■Disc20
ジェラルド・フィンリー(Br)、ルーシー・クロウ(S)、アンナ・マリー・ギブソン(Ms)、エドワード・ガードナー(指)、ロンドンPO
録音:2009年4月13日−16日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)

■Disc21
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)、BBCSO
録音:2010年4月27日−28日&6月22日、ポットン・ホール(サフォーク)

■Disc22
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、サイモン・タンドリー(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕
録音:2011年2月9日−11日、ポットン・ホール(サフォーク)

■Disc23
フェニックス・コーラル、チャールズ・ブルフィー(指)、オラ・イェイロ(P)、ハリントンSQ、アリソン・チェイニー(S)、テッド・ベレディン(テナー・サクソフォン)、エマヌエル・ロペス(Vc)
録音:2011年5月28日−30日、ケイメルバック・バイブル教会(アリゾナ、アメリカ)

■Disc24
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕、ロバート・スミッセン(Va)+、フィリップ・エドワード・フィッシャー(P)#
録音:2011年9月7日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)

■Disc25
ネーメ・ヤルヴィ(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2011年9月14日−15日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)

■Disc26
ARCアンサンブル
録音:2013年1月14日−16日、トロント(カナダ)

■Disc27
シャイン・ワン(P)、ピーター・ウンジャン(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
録音:2013年2月11日&4月29日−30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)

■Disc28
タスミン・リトル(Vn)、アンドルー・デイヴィス(指)、BBCフィルハーモニック
録音:2013年5月23日&26日、メディアシティUK(サルフォード)

■Disc29/
ジェニファー・パイク(Vn)、アンドルー・デイヴィス(指)、ベルゲンPO
録音:2013年6月17日−20日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

■Disc30
ロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンド、ダンカン・スタッブズ(指)、ジョナサン・ヒル(Tb)*
録音:2014年10月3日、6日&7日、RAFミュージック・スタジオ(ロンドン)

■Disc31/CHSA5164
ジョン・ウィルソン(指)、BBCフィルハーモニック
録音:2015年6月30日−7月1日、メディア・シティUK(サルフォード)

■Disc32
サラ・ヤクビアク(S)*‡、スーザン・ビックリー(Ms)*、スチュアート・スケルトン(T)*§、ガボール・ブレッツ(Bs)*、トーマス・トロッター(Org)*、ベルゲン・フィルハーモニーcho*、コレギウム・ムジクムcho*、エドヴァルド・グリーグcho*‡§、ベルゲン大聖堂cho‡§、エドワード・ガードナー(指)、ベルゲンPO*†
録音:2015年8月17日−20日、グリーグホール&ベルゲン大聖堂(ベルゲン、ノルウェー)

■Disc33
マーティン・ロスコー(P)*、ファンホ・メナ(指)、BBCフィルハーモニック
録音:2015年9月17日&2015年11月30日−12月1日、メディア・シティUK(サルフォード)

■Disc34
ルイ・ロルティ(P)
録音:2016年2月23日−24日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)

■Disc35
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、ガボル・タカーチ=ナジ(指)、マンチェスター・カメラータ
録音:2016年3月15日−16日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)

■Disc36/CHAN10950
イヴァン・イリッチ(P)
録音:2017年3月7日ー10日、スタジオ・アンセルメ(ジェノヴァ、スイス)

■Disc37
キリル・カラビッツ(指)、ボーンマスSO
録音:2017年1月21日ー22日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)

■Disc38
シレジアSQ*〔シモン・クシェショヴィエツ(Vn)†、アルカディウシュ・クビツァ(Vn)†、ウカシュ・スィルニツキ(Va)、ピオトル・ヤノシク(Vc)〕、ヴォイチェフ・シヴィタワ(P)*、クシシュトフ・ラソン(Vn)†、マウゴジャタ・ヴァシュチョネク(Vn)†、ポーランド・チェロ四重奏団‡〔トマシュ・ダロフ(Vc)、ヴォイチェフ・フダラ(Vc)、クシシュトフ・カルペタ(Vc)、アダム・クシェショヴィエツ(Vc)〕
録音:2010年9月7日−12日&2017年9月26日−27日、コンサート・ホール(シマノフスキ音楽アカデミー、ポーランド)

■Disc39
フェデリコ・コッリ(P)
録音:2017年7月3日ー5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)

■Disc40
ラモン・ガンバ(指)、BBCウェールズ・ナショナルO
録音:2018年2月12日ー14日、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)
ブライデン・トムソンの「バックス:交響曲第4番/ティンタジェル城」、マリス・ヤンソンスの「チャイコフスキー:交響曲第5番」に代表される最初期の名演から、ジャン=エフラム・バヴゼの「フランスのピアノ協奏曲集」、ネーメ・ヤルヴィの「サン=サーンス:管弦楽作品集」、ジェニファー・パイク&エドワード・ガードナーの「シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」といった近年の代表盤、さらにはシャンドス期待の俊英フェデリコ・コッリの「スカルラッティ:ソナタ集Vol.1」、ジョン・ウィルソンの「コープランド:バレエ音楽集」、ドーリックSQの「シューマン:弦楽四重奏曲集 Op.41」など次代のシャンドスを担うアーティストたちの優れた演奏、合計40タイトルが選ばれています! 今回のアニヴァーサリー・ボックス「ランドマークス」は、シャンドスの歴史における記念碑的存在として相応しい内容となるよう、その膨大なカタログの中からラルフ・カズンズ自らが40タイトルを選出しており、まさにレーベルの歴史そのものを体現した壮大なスケールのボックス・セットとなっています。 他とは一線を画するシャンドスの『ランドマークス」に乞うご期待!!
※40タイトルのDiscは、それぞれカードボード・スリーヴ(紙のスリーヴケース)に封入されており、それぞれにオリジナル・アルバム・アートワーク、トラックリストが掲載されています。
※ブックレットの封入はございません。

Goodies
78CDR-3761(1CDR)
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543 ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ベルリン国立歌劇場O

米 DECCA 25007/9(独 Odeon O-6735/7 と同一録音)
1929年10月1日ベルリン録音
ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)は20世紀の半ばに活躍したドイツの指 揮者。オランダ国境に近いウッパータールに生まれた。ボン大学で哲学を修めた 後ケルン音楽学校で指揮法を学んだ。この録音は電気録音初期のもので、おそら くクナッパーツブッシュの初の交響曲録音と思われます。このシリーズで同時期の 録音のベートーヴェン:交響曲第7番(78CDR-3374)、1933年録音のハイドン:交響曲 第100番「軍隊」(78CDR-3751)、1941年録音のハイドン:交響曲第94番「驚愕」 (78CDR-3401)、大戦中の1943年録音のベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 (78CDR-3102)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3762(1CDR)
ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」 ブルーノ・ワルター(指)
パリ音楽院O

米 RCA VICTOR 12974/6 (英 HMV DB3559/61と同一録音)
1938年5月7日パリ録音
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ生まれの大指揮者。ベルリンのシュテル ン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年ハ ンブルグ歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラーと 出会い交友を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベル リン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOなどの楽長、音楽監 督を歴任、またウィーン・フィルハーモニーやベルリン・フィルハーモニーを指 揮した。1938年オーストリアがナチスドイツに併合されると、迫害を避けてフラ ンスを経由してアメリカに逃れた。この録音はその途中に立ち寄ったパリでの録 音。この翌年パリでベルリオーズ:幻想交響曲(HMV DB3852/7)も録音していた。 耳を澄ますとこのオーケストラの木管・金管セクションの妙技が鮮やかに聞こえ てくる。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3763(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 フェリックス・ワインガルトナー(指)LSO

英 COLUMBIA L1480/84
1923年6月1日ロンドン録音
フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942)はオーストリア生まれの大指揮者。 ライプツィヒ大学で哲学を専攻したが、音楽への魅力に惹かれグラーツ、ライプ ツィヒ、ヴァイマルの各音楽院で学んだ。最初作曲家を志したが生活の安定を求 め指揮者に転じた。1885年からドイツ各地の歌劇場を転々としたが、1908年には グスタフ・マーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハーモ ニーOの音楽監督に就任した。1937年夫人のカルメン・テューダーと来日 し夫妻で新SO(現在のNHKSO)と共演した。この録音は機械式録音時代 のもの。ワインガルトナーの交響曲録音の最初だった。この録音についてあらえ びす(1882-1963)は大正13年(1924年)7月6-7日の報知新聞に電気録音以前のベート ーヴェンの九つの交響曲を総括している中で、この7番を「ベートーヴェンの交響 曲中こんなによくレコードに入ったのはありません」と吹き込みの良さを誉めて いた(野村あらえびす「音楽は愉し」音楽之友社)。その後ベートーヴェン:交響曲 第8番(英 COLUMBIA L1538/41)、モーツァルト:交響曲第39番(英 COLUMBIA L1569/ 72)、ブラームス:交響曲第1番(英COLUMBIAL1596/1600)、ベートーヴェン:交響曲 第5番(英 COLUMBIA L1640/43)が機械式録音で発売されていた。そして本シリーズ の78CDR-3708ベルリオーズ幻想交響曲(1925年10-11月録音)はワインガルトナー初 の電気式録音だった。いずれもロンドンSO。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

Forgotten Records
fr-1564(1CDR)
ウェーベルン:6つの小品 Op.6
アルベニス(アルボス編):イベリア
チャイコフスキー:交響曲第4番
エレアザール・デ・カルヴァーリョ(指)
ボストンSO

録音:1962年3月16日、シンフォニー・ホール、ボストン・ライヴ
Forgotten Records
fr-1565(1CDR)
フランク:交響曲 ニ短調*
オベール:「フラ・ディアヴォロ」序曲#
「黒いドミノ」序曲#
ボワエルデュー:「バグダッドの太守」序曲+
アダン:「我もし王なりせば」序曲+
フリッツ・レーマン(指)
バンベルクSO
ミュンヘンPO#

録音:1954年*、1952年8+、1951年
※音源: DG 8181 *、 LPE 17033
Forgotten Records
fr-1571(1CDR)
プフリューガー/ドヴォルザーク:交響曲集
交響曲第8番ト長調 Op.88 *
交響曲第9番「新世界より」
ゲルハルト・プフリューガー(指)
ライプツィヒ放送O

録音:1954年*、1953年
※音源: Urania UR-RS 7-29 *、UR-RS 7- #
Forgotten Records
fr-1572(1CDR)
指揮者ヒンデミット
ハイドン:交響曲第22番「哲学者」
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」 (抜粋)#
ヒンデミット:ヴィオラ協奏曲「白鳥を焼く男」*
ロン・ゴラン(Va)* 
パウル・ヒンデミット(指)
スイス・ロマンドO

録音:1959年11月18日、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ・ライヴ
Forgotten Records
fr-1573(1CDR)
ワルター・ゲール〜ドヴォルザーク&スメタナ
ドヴォルザーク:交響曲第5番*
スメタナ:「売られた花嫁」から〜[序曲/道化師の踊り/フリアント]*
 交響詩「モルダウ」+
ワルター・ゲール(指)
オランダPO*、
フランクフルト歌劇場O#、 LSO+

録音:1951年*、1956年#、1958年+
※音源: Concert Hall, CHS 1240 *、Musical Masterpiece Society MMS 932 #他
Forgotten Records
fr-1578(1CDR)
ライトナー〜ドヴォルザーク、リスト、J.シュトラウス II
ドヴォルザーク:交響曲第7番*
リスト:交響詩「ハンガリー」 #
J・シュトラウス:ワルツ「酒、女、歌」
 ポルカ「お気に召すまま」
 「こうもり」のカドリール
 ポルカ「浮気心」
フェルディナント・ライトナー(指)
BPO *、バンベルクSO#、
シュトゥットガルト・ヴュルテンベルク州O

録音:1955年10月11日-14日* 、1952年10月30日#、1949-1950年
※音源: DG LPM 18291 *、LP 16044 #、 LP 16003
Forgotten Records
fr-1581(1CDR)
A.ゴルトシュミット/ハイドン:交響曲集
交響曲第45番「告別」*
交響曲第85番「王妃」#
交響曲第102番+
アルトゥール・ゴルトシュミット(指)
パリ音楽院O

録音:1951年9月24日*、1951年6月14日#、1952年1月4日+
※音源:Pathe DTX 105、 DT 1004
Forgotten Records
fr-1584(1CDR)
ミトロプーロス&ミネアポリス響/ロシア音楽
チャイコフスキー:交響曲第4番*
リムスキー=コルサコフ:「金鶏」組曲#
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ミネアポリスSO

録音:1940年
※音源: 米Columbia RL 3007*、RL 3021 #
Forgotten Records
fr-1588(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第7番*
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」(1911年版)#
ピエール・モントゥー(指)
フランス国立放送O

録音:1952年6月23日ストラスブール(放送ライヴ)
Forgotten Records
fr-1597(1CDR)
ヨッフム兄弟,他/モーツァルト:交響曲集
交響曲第27番ト長調 K.199 *
交響曲第30番二長調 K.202 *
第33番変ロ長調 K.319 #
交響曲第35番「ハフナー」+
ゲオルク=ルートヴィヒ・ヨッフム(指)バンベルクSO*
オイゲン・ヨッフム(指)BPO #
ローベルト・ヘーガー(指)プロイセン州立O+

録音:1950年*、1952年(ベルリン・ライヴ)#、1952年+
※音源: L'Oiseau-Lyre OL-LD 6 *、Urania RS 7-27


Treasures
TRE-202(1CDR)
A.ローター/ベートーヴェン:交響曲集
グルック:「アウリスのイフィゲニア」序曲#
ベートーヴェン:交響曲第1番*
 交響曲第8番*
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」序曲**
 「王子王女」序曲##
アルトゥール・ローター(指)
ベルリンSO*
ベルリン国立歌劇場O

録音:1959年頃*、1956年10月10日#、1957年6月18日**、1957年6月24日##  (全てステレオ)
※音源:独Opera ST-1911*、独TELEFUNKEN SLT-43011
◎収録時間:75:29
“世紀の名演「ベト8」に見るローターの飽くなき職人気質!”
■音源について
ローターは「第1番」を1951年にも録音していましたが、「第8番」は唯一の録音と思われます。この2曲のステレオ盤は入手困難で、特に初出のOperaのミント級盤は発掘不可能だと思っていました。後発のオイロディスク盤(ジャケ写に使用)は当然ながら雑味は少ないですが、明らかに音の質感が減退しています。中でもティンパニの本皮の質感は、このOpera盤でないと聞こえてきません。

★ローターのベートーヴェンの交響曲のステレオ録音は4曲しか存在しませんが、この2曲に触れただけで、もし全集が完成していたらとてつもない名盤として君臨し続けだろうことは容易に想像できます。音色はいかにも一時代前の鄙びたドイツ本流のサウンドですが、音楽自体は少しも古臭くなく、ローターの長年の経験と勘が息づく味わい深さは格別です。
 「第1番」は、ベルリン・フィルと録音した1951年盤では、フルトヴェングラーのような凄まじい精神的高揚力を見せていましたが、ここでは別人のように穏和。しかし第1楽章で顕著なように、単に力を抜いて流しているのではなく、スコアの細部にまで表現し尽そうとする意志が漲り、表面的な和やかさとは裏腹に、絶妙な緊張感で一貫しています。第2楽章主題の語り掛けの優しさはワルター以上。単なるノスタルジーを超えた深い慈しみに涙を禁じ得ません。決然とした意志を貫きつつ古風な味わいを共存させる終楽章も見事。序奏の最後でルフト・パウゼを置くのも実に小粋。本来この曲には、高速テンポもメタリックな響きも持ち込む余地はないのかもしれません。
 一方の「第8番」は更に感動的!ステレオ初期録音としては、カイルベルト等と並んで激賞した逸品です。第1楽章、ここでもテンポの安定感が光りますが、そこに優しい人間味が息づいているのがたまらない魅力。6:24で少しの間も入れず一気に滑り込むフレージングの妙は、まさに経験のなせる技!第3楽章は、もはや再現不可能な古き佳きドイツの響きの宝庫!本皮ティンパニの風合い、トリオでのホルンの雄渾なハーモニーにただただ惚れ惚れ。終楽章冒頭(0:17〜)では、そのティンパニが控え目ながら硬質な響きで全体を引き締め、ホルンもさり気なくフレーズを下支えする様!この声部バランスのさじ加減は、ローターの指揮者としての凄さを証明するのに十分と言えましょう。【湧々堂】


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-6029(1SACD)
税込定価
K.ペトレンコの「悲愴」
チャイコフスキー
:交響曲第6番「悲愴」

【デジタルバウチャー】
・ハイレゾ・ダウンロード・コード[24bit/192kHz]
・デジタル・コンサートホール7日間無料視聴
キリル・ペトレンコ(指)BPO

録音:2017 年3 月22/23 日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[CD/SACD Stereo/SACD 5.1Surround]
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7-Day Digital Concert Hall Voucher
日本語帯・解説付
● 2019 年8 月にベルリン・フィルの首席指揮者に就任するキリル・ペトレンコとの最初の共演CD が登場!
● CD がほとんど存在しない「幻の指揮者」のコア・レパートリーにおける初のリリース。
● 2017 年3 月、次期首席指揮者に選出後に初めて共演した際のライヴ収録。

2019 年8 月にベルリン・フィルの首席指揮者に就任するキリル・ペトレンコとベルリン・フィルの最初の共演CD がリリースされます。演奏曲目は、チャ イコフスキーの交響曲第6 番「悲愴」。これは、2015 年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017 年3 月)に収録されたもので、 ゲネプロと3 回の演奏会をもとにしたライヴ録音となります。 キリル・ペトレンコは、1972 年、シベリアのオムスク生まれ。18 歳の時に家族(父親はヴァイオリン奏者)と共にオーストリアに移住し、ウィーンで指 揮者としての教育を受けました。その意味で、ロシアと独墺双方の伝統を吸収した音楽家と呼べます。ウィーン・フォルクスオーパー、マイニンゲン劇場、 ベルリン・コーミッシェ・オーパーで活躍した後、2013 年よりバイエルン国立歌劇場の音楽総監督に在任。ベルリン・フィルには、2006 年に初登場し、 その後わずか3 回の共演で首席指揮者に選ばれました。 その音楽性の特徴は?彼はこれまで、ほとんどCD をリリースしておらず、入手可能なのは特定の希少曲に限られていました。これは、彼が自分の演奏に 極めて厳しく、録音の発売を了承してこなかったからからだと言われています。密度の高いリハーサルや、解釈を厳密に徹底させることでも知られますが、 最大の魅力は、そうした自分を追い詰める厳格さが、本番では沸き立つような感情の奔流へと変化する点でしょう。彼自身はそれを、「リハーサル中に抑え てきた感情の箍を、演奏会の瞬間において外し、解放する」と表現しています。 当盤の「悲愴」も、そうした感情の横溢を示すものとなっていますが、この表現性の高さが、ベルリン・フィルの力強い音楽性と合致していることは言う までもありません。キリル・ペトレンコの放散するエネルギーと、オーケストラの表現意欲がぶつかり合い、激しくドラマチックなチャイコフスキーが展開さ れています。その燃焼度の高さは、両者の関係に大きな期待を抱かせると同時に、なぜ彼がベルリン・フィルから嘱望され、首席指揮者に選ばれたのかを 納得させてくれます。  当エディションのデザインは、首席指揮者就任に当たってベルリン・フィルが展開するイメージ・キャンペーンに依拠し、キリル・ペトレンコが放つ音楽的・ 感情的な「エナジー」を象徴しています。 (Ki)

RUBICON
RCD-1037(1CD)
新世界より
アイヴズ:ワシントンの誕生日
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
コープランド:静かな都会
クリストフ・ケーニヒ(指)、
ソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク
ベートーヴェンの「英雄」とメユールの「交響曲第1番」を組み合わせた第1弾(RCD 1020)、シューベルトの「ザ・グレイト」とベリオの「レンダリング」を繋げた第2弾(RCD 1025)と鋭い構成力を魅せてきたクリストフ・ケーニヒのルビコン(Rubicon)第3弾は、「新世界」がテーマ。ドヴォルザークの「新世界より」を軸に、"新世界"アメリカを代表する2人の作曲家、アイヴズとコープランドの作品をプログラム。クリストフ・ケーニヒの知的でエネルギッシュなタクト、ヨーロッパのトップクラスのオーケストラから首席奏者たちが集まり結成されたスーパー・オーケストラ「SEL」の洗練された演奏で、それぞれの「新世界」を雄弁に描きます。

Challenge Classics
CC-72802(1SACD)
ューベルト:交響曲全集第2集
交響曲第1番ニ長調 D82*
交響曲第3番ニ長調 D200
交響曲第8番ロ短調『 未完成』 D759
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
ハーグ・レジデンティO

録音:2016年6月21-23日*、2018年6月5-8日/ハーグ
2015 年からハーグ・レジデンティOの首席指揮者を務めているヤン・ヴィレム・デ・フリエンドによるシューベルト全集録音シリーズ第2 弾。初期の 爽やかなニ長調交響曲2 曲に、シューベルトの強烈な個性が刻印された『未完成』をカップリングしています。第2・第4 番を収録した第1 集(CC-72739) と合わせてお楽しみ下さい。
第1 番、第3 番は若々しい溌剌とした音運びがまぶしく、また熱気もある快演です。作風の異なる『未完成』はぐっと落ち着いたテンポ感で、弦のトレモロ の刻みまで1 音1 音すべてに意識を向けた深みのある演奏となっています。SACD ハイブリッドで音質も上等。 (Ki)

BR KLASSIK
BR-900176(1CD)
NX-B05
シューマン:交響曲第1番「春」
シューベルト:交響曲第3番*
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2018年3月21-22日、2015年1月26-30日* ヘルクレスザール
1815年、18歳のシューベルトがわずか9日間で書き上げた交響曲第3番は、彼の全交響曲中、最も短いながら引き締まった書法を持つ明るい作品です。古典的な様式の中にも様々な試みが見られ、シューベルトが独自の作風を獲得した交響曲としても知られています。1841年に書かれたシューマンの交響曲第1番も短期間に仕上げられた作品。こちらもスケッチに要した期間は4日間と伝えられています。当時のシューマンは、クララと結婚したばかりであり、溢れる楽想をそのまま総譜に書きつけたのでしょう。若々しい情熱と美しい旋律は、まさに標題の「春」そのものです。ヤンソンスは、若き作曲家の想いを存分に汲み取り、豊かな響きと細やかな表現で全曲をまとめています。シューマンの交響曲では、第1楽章の第1主題と、流麗な第2主題のコントラストを見事に描き分けます。ゆったりと美しい第2楽章はオーケストラをたっぷり歌わせ、第3楽章では決然とした表情を重視、特徴的なリズムを持つ終楽章の生き生きとした表現は力強い終結部まで途切れることがありません。またシューベルトの交響曲ではリピートを省略することなく、全曲が快活、かつ丁寧に演奏されています。全編に渡ってヤンソンスの統率力とバイエルンRSOの優れたアンサンブルが際立つ素晴らしい演奏です。
※シューマン:交響曲第1番は既発リリース「ロベルト・シューマン:内なる声」(900916 4枚組)に収録された音源と同一です。

FIRST HAND RECORDS
FHR-59(1CD)
初期ステレオ録音集第2集
(1)ハイドン:サルヴェ・レジーナ ト短調 Hob.XXIIIb:2 第1曲アダージョ(ステレオ・バージョン初出音源)
(2)ハイドン:交響曲第97番ハ長調 Hob.I:97(ステレオ・バージョン初出音源)
(3)モーツァルト:交響曲第34番ハ長調 K338(ステレオ・バージョンCD初出音源)
(4)シューベルト:交響曲第3番(第2〜第4楽章ステレオ・バージョン初出音源。第1楽章はモノラル収録)
(5)シューベルト:冬の旅-第13曲「郵便馬車」、第14曲「霜おく頭」(ステレオ・バージョン初出音源)
(1)エイプリル・カンテロ(S)、マージョリー・トーマス(C.A)、トーマス・ヘムズリー(T)、ジョン・キャメロン(Br)、
合唱団(団体不明)、ハリー・ブレック(指)、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
(2)サー・トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
(3)ルドルフ・ケンペ(指)フィルハーモニアO
(4)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
(5)ハンス・ホッター(Br)、ジェラルド・ムーア(P)

録音:(1)1954年6月3日、(2)1957年3月9・26日、(3)1955年11月24日、(4)1954年10月1日・11月1日、(5)1954年5月25日/アビーロード・スタジオでのステレオ録音(シューベルト第1楽章のみモノラル録音)
24bit/96kHzのハイレゾ・リマスター音源。Archive of Recorded Sound(ARS)と協力しての制作で、EMIの初期ステレオ録音を発売するシリー ズの2作目。EMIがステレオ録音を開始したのは1954年で、まさにその最初期の録音が収録されています。リマスターの素晴らしさが特筆で、マニア 垂涎の内容。第1集はFHR-58として発売中です。
ステレオ初出となるビーチャムのハイドン97番は、リマスターの効果も相まってファン歓喜のたまらない内容です。ビーチャムのロンドン・セットは後半 の曲がステレオで出ていますが、モノラル絶頂期ということもあり音質の優劣は一概には言えないものでした。しかし今回のステレオ音源は全く違う鮮烈 さと言って良いでしょう。くっきりと楽器が分離し、かつあたたかく柔らかく、緩徐楽章などビーチャムのお茶目な繊細さ全開でたまらない面白さ。他にも CDでは初出となるケンペのモーツァルト34 番ステレオ・バージョンや、イギリス往年の名指揮者ハリー・ブレックの忘れ難い名演 など興味の尽きない1枚となっています。。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30477CD(2CD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調 バンベルクSO
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)

録音:2018年6月、バンベルク・コンサートホール
バンベルクSOの名誉指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット。両者が2017/18年シーズンの終わりに行ったコンサートのライヴ録音が発売されま す。曲目はマーラーの最高傑作である第9交響曲です。 ブルックナーを得意とするブロムシュテットですが、マーラーに関しては、サンフランシスコ響との第2番(1992年)、N響との第5番(1985年)、第4 番(2001年)の録音、そして近年実演では、N響と2018年に「巨人」、2010年には第9番を演奏し好評を博しています。 マーラーは、交響曲第9番を1909年の夏の間に書き上げ(1910年春、浄書完成)、自らが完成させた最後の交響曲となりました。初演はマーラーの死 から一年後、ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィルの演奏で行われました。 ブロムシュテットの演奏は、この作品でよく言われる「死を目前とした悲痛な叫び」というような情念的な音楽ではなく、細部をおろそかにすることのなく 透明感あふれる瑞々しい響きで、格調高い演奏となっています。マーラーは"伝統とは火を守ることで、灰を崇拝することではない"という言葉を残しましたが、 まさに本演奏はマーラーの音楽がもつ様々な種類の “火” を象徴して我々に提示しているようです。 ブロムシュテトとバンベルクSOは、1982年に初登壇してから40年近く良い関係を続けています。同団は、第2次世界大戦後ドイツへ亡命した「プ ラハ・ドイツ・フィルハーモニー」のメンバーがバイエルン州のバンベルクに移住して、1946年3月に結成。当初の名称は「バンベルク・トーンキュンストラー O」でしたが、3か月後には「バンベルクSO」と改称、以後、70年以上に渡って同じ名前で活動を継続しています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00694(1SACD)
2019年5月22日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番二短調Op.112 「1917年」
交響曲第15番イ長調Op.141
アレクサンドル・ラザレフ(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2018年11月9、10日(第12番)、2016年7月8、9日(第15番)
東京・サントリーホール・ライヴ
爆発的な人気を得ているラザレフと日本フィルのショスタコーヴィチ・シリーズ。当盤では、2018年 録音の「第12番」と2016年録音の「第15番」をカップリングし、蜜月期の圧倒的なパワーをお楽しみ いただけます。 猛将ラザレフが牽引するエネルギッシュなロシアン・サウンドと、一糸乱れぬアンサンブル、管楽 器による鮮烈なソロからは、日本フィルのレベルの高さを窺い知ることができるでしょう。 会場の緊迫感と鮮やかな色彩感がリアル再現された高音質録音で、この名演をお楽しみくださ い。(オクタヴィア)

GEGA NEW
GD-387(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.8
交響曲第3番変ホ長調「メーデー」
交響曲第14番「死者の歌」*
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO
ブルガリア国立放送混声cho
ネリヤ・クラフチェンコ (S)
ウラディミール・ペトロフ(Br)

録音:2013 年11 月25-29 日、2015年2 月9-13 日*、ともにブルガリア国立放送スタジオ1(セッション)
ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフのライフワーク、ショスタコーヴィチの交響曲 全集シリーズ第8 弾。既に第4〜11、13 番がリリースされ、第13 番と第5、6 番はレコー ド芸術誌の月評で準特選盤に選ばれています。今回リリースされるのは万国の労働者 の団結を謳った第 3 番「メーデー」と作曲者晩年の「死者の歌」という全く対照的な作品 のカップリング。プロパガンダ作品という批判が未だに消えない第3 番をタバコフは華や かに力強くまとめています。そして何といっても極めつけは「死者の歌」。このマーラー の「大地の歌」と双璧ともいえる作品を自身が作曲家でもあるタバコフはどこまでも緻密 に、そして室内楽のように繊細にリアリゼーションします。いつもはゴリゴリ、ジャリジャリと した豪快なブルガリア国立放送響がここでは大変内省的で深みのある演奏を聴かせて くれます。これまでと同様、スタジオでじっくりと行われたセッション・レコーディング。音 質も大変優秀。日本語解説付き。

AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0007(1CD)
NX-B03
ブルックナー・ハウス・ライヴ
ガーシュウィン:キューバ序曲
 ラプソディ・イン・ブルー
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」
フローリアン・ファイルマイア(P)
トビアス・ヴェーゲラー(指)
シンフォニック・アンサンブル・アクトゥエル
録音:2017年5月1日 ライヴ
2013年、指揮者トビアス・ヴェーゲラーによって設立された「シンフォニック・アンサンブル・アクトゥエル」は、オーディショ ンで選ばれた精鋭たちにより組織されたオーケストラ。この2017年の録音はリンツのブルックナーハウスで開催されたコ ンサートをライヴ収録したもので、「とても鋭敏で精力的なオーケストラであり、リハーサルを繰り返す毎に、オーケストラ のサウンドが短期間のうちに向上していくのを聴くのは大変喜ばしい」と語るヴェーゲラーの言葉通り、熱気あふれる演 奏が全編に渡って展開されています。メインの「新世界から」での起伏に富んだ素晴らしい演奏が耳に残ります。 ラプソディ・イン・ブルーでピアノを担当するファイルマイアは1989年生まれ。数々のコンクールの受賞歴の他、彼の弟 でクラリネット奏者のベンヤミンとの親密なアンサンブルでも知られる注目のピアニストです。


Epitagraph
EPITA-004(2CD)
(UHQCD)
限定盤
シューリヒト&VPO、ゼルキン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
交響曲第3番「英雄」
カール・シューリヒト(指)VPO
ルドルフ・ゼルキン(P)

録音:1962年6月10日 アン・デア・ウィーン劇場、ウィーン(モノラル・ライヴ)
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
シューリヒト晩年の” 十八番”「英雄」。あの1961年ザルツブルク/VPO/オルフェオ盤をも凌ぐか、翌年のウィーン会場盤! シューリヒトは晩年「英雄」を殊のほか愛好しており、57年のパリ音楽院とのEMIセッション録音を初め、4種のライヴ録音((1)1952年シュトウット ガルト/RSO/ヘンスラー盤。(2)1961年ザルツブルク/VPO/オルフェオ盤。(3)1963年パリ/フランス国立/アルトゥス盤。(4)1964年/BPO /テスタメント盤)が知られてきましたが、今回の世界初出盤は、1962年6月10日、ウィーン祝祭週間にアン・デア・ウィーン劇場でウィーン・フィル(VPO) を指揮した演奏です。フルトヴェングラーの<ウラニアのエロイカ>に匹敵するとまで海外でも称賛を浴びた61年盤の翌年、場所をウィーンに移して、成 しとげた名演がついに日の目をみます! 60年にウィーン・フィルの名誉指揮者の称号を贈られた老シューリヒトが、ここでもきびきびとしたテンポ、透徹した造型と明快な展望で、充実した力強 い表現をみせています。冒頭から大きな躍動感に満ち、アダージョでは感情をむき出しにした英雄的な表現。最終楽章のコーダで頂点にまで導くさまは 筆舌に尽しがたく、61年盤をも上回る迫力を感じさせます。
ゼルキンは「バックハウスを思わせる演奏、リヒテルを思わせる気質」で会場を圧倒! 「1962年6月10日の、ルドルフ・ゼルキンのテアター・アン・ウィーンへの登場は、30年ぶりとなる恐るべき子供の母国への帰還であった。ウィーンでシェー ンベルクの弟子であったアメリカ育ちのピアニストは、ここでシューリヒトとの共演を強く望んだのです。二人の音楽芸術家はベートーヴェンのピアノ協 奏曲第3番を演奏した。ピアニストのゼルキンは第1楽章アレグロ・コン・ブリオで感情が爆発するのを抑えようと苦労したが(感情はゼルキンの心の 中に嵐を引き起こした)、その後、平常心を取り戻した。『ゼルキンの演奏はバックハウスを思わせる。彼の気質は、スヴャトスラフ・リヒテルを思わせる』 とフォルクスブラットの音楽時評担当者は称賛の気持ちを込めてこう記したのだった。」(ミシェル・シュヴィ/扇田慎平、塚谷由理子、佐藤正樹・共訳『大 指揮者カール・シューリヒト 生涯と芸術』アルファベータ刊)
ORF(オーストリア放送協会)のアーカイヴからエピタグラフが入手した世界初出音源。微細な盤質ノイズこそ残っているものの、アナログの薫りも豊 かに、ふくよかで温かみある音。ウィーン・フィルの弦・管の音色は最高!ゼルキンのピアノの輝かしい音もしっかりとらえられています。しかも今回は高 音質CDの決定版であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますので、お早めにお求め下さい。

Epitagraph
EPITA-006(1CD)
(UHQCD)
ブルックナー:交響曲第7番(ハース版) カール・シューリヒト(指)
スイス・ロマンドO

録音:1961年1月25日 ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ(モノラル・ライヴ)
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
1944年、アンセルメの求めに応じて、スイス・ロマンドO(OSR)に客演したカール・シューリヒト(1880-1967)。健康状態に不安を抱えてい たシューリヒトはアンセルメの勧めもありそのままジュネーヴにとどまり、終戦後もスイスでアンセルメの協力の下、活動を再開するようになります。デッ カへのレコーディングはアンセルメの推薦によるものでした。48年にスイス・ロマンドOの客演指揮者に迎えられたシューリヒトは、53年にジュネー ヴではじめてブルックナーの作品(9番)を採りあげ、57年に7番のアダージョを、4年後の61年にこの7番の全曲を演奏するに至りました。 「スイス・ロマンド圏におけるブルックナーの大使でもあったシューリヒトは、戦後唯一のブルックナー交響曲演奏の先駆者といってもいいでしょう。友であっ たシューリヒトの後を追ってヴォー州に住むようになったフルトヴェングラーでさえも、1947年から1954年のあいだに、ジュネーヴやローザンヌでブルッ クナーの交響曲を採りあげることはなかった」(ミシェル・シュヴィ/扇田慎平、塚谷由理子、佐藤正樹・共訳 『大指揮者カール・シューリヒト 生涯と芸術』 アルファベータ刊) 「(1953年の演奏会を評して『ラ・マンディエ』紙にヘルマン・ラングは)このマエストロは、この作曲家の全宇宙的な表現力の演奏に必要な情熱の集中 と信念を、一から十まですべてオーケストラの楽団員に伝授した。(中略)ブルックナーの威光を現代に蘇らせ、このような成功を収めることができたのは、 何よりも比類なき指揮者であるカール・シューリヒトの力によるものである」(同上)
アンセルメに鍛えられたスイス・ロマンドにブルックナーの奥義を伝授! その繰り出すサウンドは “シルクの肌ざわり” と称された弦、クリスタルの輝きで清らかさ漂う木管、咆哮力も著しい金管と、この上なく魅力的。そしてな によりも老シューリヒトの晩年であることを感じさせない情熱と集中力、その深遠で全宇宙的な表現力に圧倒されます!
待望!ブルックナー7番の新発掘録音。 ブルックナーはシューリヒトの定番レパートリー。8,9番はVPOとのEMI録音が有名ですが、7番はハーグ・フィルとの64年録音(コンサートホール、 いまCo)しか有名なものがありませんでした。こうしたなか、アルトゥスがフランス国立との63年ライヴを発売してベストセラーに。そして、このたびの 61年OSR盤、由緒ある録音だけに興味津々!
エピタグラフ(レーベル)がRSR(ラジオ・スイス・ロマンド)のアーカイヴから入手した音源。かつて発売されたRARE MOTHレーベルのCD-R 盤より格段音質は良く、関口台スタジオでの最新リマスタリングで、音はさらにしっかりと復元できています。しかも今回は高音質CDの決定版である UHQCDで発売!限定発売となっておりますので、お早めにお求め下さい。


Spectrum Sound
CDSMBA-023(1CD)
(1)シューマン:交響曲第1番「春」
(2)ブラームス:交響曲第4番ホ短調
クルト・ザンデルリンク(指)
フランス国立O

ライヴ録音:1980年2月27日/シャンゼリゼ劇場(パリ)
まず注目は正規録音にはないシューマンの交響曲第1番「春」です。細部まで見通しのよい豊かな響きと堂々たる演奏に心打たれます。カップリングの ブラームスも実に感動的。細部にまで神経の行き届いた演奏で、神秘的とも言える美しさです。音質も素晴らしくバランスよく収録されているのは喜ばし いことと言えましょう。平林直哉氏による日本語解説付。

Pentatone
PTC-5186638
(1SACD)
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
プーランク:オルガン,弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調 FP.93(1938)
ウィドール:トッカータ〜オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42-1より
クリストファー・ジェイコブソン(Org)
)山田和樹(指)
スイス・ロマンドO

録音:2017年8月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」はサン=サーンスの魅力が凝縮された名作。繊細にして華麗なオーケストラと荘厳なパイプオルガンの 響きが溶け合い、壮大な音楽を展開します。この豊かな旋律を山田和樹率いるスイス・ロマンドOがこの上なく美しく響かせます。
プーランクのオルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲はレクイエムの作曲家として知られる名オルガニストのモーリス・デュリュフレ(1902-1986) が初演をつとめたことでも知られる作品。独奏オルガン、ティンパニ、弦楽五部による編成で、オルガンの多様な音色に加えてティンパニが非常に効果的 にあらわれます。プーランクらしさも堪能することができるおしゃれで魅力的な作品です
そして、最後に収録されたシャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937)のオルガン交響曲第5番より第5楽章「トッカータ」も要注目です!ヴィドー ルは名オルガンビルダーのカヴァイエ=コル(1811-1899)の推薦によりわずか25歳でサン=シュルピス教会の正オルガニストに就任した逸材。作曲 者としても活躍し、オルガン作品のほか、歌劇、協奏曲なども作曲し、オルガン交響曲は10曲をのこしました。交響曲といってもオルガン独奏のための 作品です。ここに収録された第5番の終楽章「トッカータ」は単独で演奏されることも多い名曲で、荘厳なパイプオルガンの音色を楽しむことができる無 窮動の難曲。デューク大学の教会オルガニストをつとめ、PENTATONEレーベルからもリリースしているクリストファー・ジェイコブソンの明確な演奏も 光り輝いております。演奏はもちろんのこと、PENTATONEレーベルの録音を担当しているポリヒムニア・インターナショナルの技術チームによる優秀録 音であることも注目です!

Altus
ALTL-012(2CD)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー 創立10周年記念演奏会
マーラー:交響曲第8番『千人の交響曲』
第1ソプラノ:森谷 真理、第2ソプラノ:中江 早希、第3ソプラノ:中山 美紀
第1アルト:谷地畝 晶子、第2アルト:中島 郁子
テノール:宮里 直樹、バリトン:今井 俊輔、バス:清水 那由太
児童合唱:NHK東京児童合唱団(合唱指揮:金田典子)
合唱:東京ユヴェントス・フィルハーモニーcho
東京ユヴェントス・フィルハーモニー
坂入健司郎(指)

録音:2018年9月16日/ミューザ川崎シンフォニーホール(ライヴ)
東京ユヴェントス・フィル創立10周年記念として2018年にミューザ川崎で行われた『千人』交響曲のライヴが早くもCD化!これまでもブルックナーやマーラー の大編成オーケストラ作品を取り上げ絶賛されてきた坂入&ユヴェントスによる、まさに集大成と言える極大規模の声楽付き大交響曲への挑戦。その演奏の完 成度たるや恐るべきもので、公演に居合わせた人々を大いに沸かせました。コンサート史上またとない『千人』の輝かしい名演、ぜひCDで堪能ください。
分類上アマオケとされるユヴェントス・フィルですが、その確かすぎる腕前は最早説明不要。第2部冒頭の対位法的なアダージョを聴けば、それぞれの楽器 がいかに表現豊かに歌っているかが身に染みてわかります。坂入氏の指揮ぶりはとても細やかで、大編成の音楽を相手に巧みにバランスをコントロール、常に多 角的・多面的な響きを提示。次々と形を変える音響体としての面白さにも注目です。計算に計算を重ね、大きなクライマックスへと全体を導いていく視野の広さ と統率力には脱帽せざるを得ません。また豪華歌手陣の活躍ぶりにも目を見張るものがあります。そして気迫みなぎる力強い合唱に、精練された美しさの児童合 唱!緊張感にあふれた最弱音から開放感に満ちた最強音まで、演者すべてが一体となって築き上げた至高のマーラーです。 (Ki)

Alba
ABCD-432(1CD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
レイフ・セーゲルスタム:交響曲第295番「ulFSoDErBlom in Memoriam...」 *
トゥルク・フィルハーモニックO 
レイフ・セーゲルスタム(指,P*)
ヤン・セーデルブロム(Vn)*
ロイ・ルオッティネン(Vc)*

録音:2016年1月4日-5日(ブラームス)、5月25日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)
レイフ・セーゲルスタム(1944-)と彼が首席指揮者を務めるトゥルク・フィルハーモニックのシリーズ。ブラームスの交響曲と彼の自作の交響曲を並べて録 音するプロジェクトの最後のアルバムがリリースされます。ブラームスの第4番の交響曲は、1884年と1885年の夏、保養地のスティリアで作曲されました。 バロック音楽の厳格な構造にロマンティックな情熱がはめこまれ、悲劇の色彩をもつ叙事詩と秋の憂愁の漂う抒情が映える音楽。「この交響曲の始まりは、音楽 はどう生まれるかを説明するために使える」(セーゲルスタム)。セーゲルスタムの交響曲第295番「ulFSoDErBlom in Memoriam…」(セーデルブロム追悼) は、ヴァイオリン、チェロとピアノがオーケストラと合奏する1楽章の音楽です。ヨーナス・コッコネンの「最後の誘惑」、パーヴォ・ヘイニネンの「綾の鼓」、エー リク・ベリマンの「歌う樹」、アウリス・サッリネンの「クッレルヴォ」といったフィンランドの20世紀を代表するオペラの初演を指揮したウルフ・セーデルブロム (1930-2016)を追悼。彼の名にちなむF-S-D-E-Bの音を使って作曲しています。 (Ki)

SWR music
SWR-19520CD(1CD)
NX-A05
エルガー:交響曲第1番変イ長調 Op.55
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:1999年10月(ライヴ)
【元品番】CD93.000
ノリントンの深い作品洞察とヴィヴラートを抑えた弦による透明感のある響きが、作品の性格と美しさを最大限に描いているエルガー。またワー グナーはドイツ的な要素を一切排除するという特異な表現と快速テンポで、心地よいまでの意外性が楽しめる演奏です。

GRAND SLAM
GS-2201(1CD)
アレクサンドル・ガウク/日本録音
チャイコフスキー
(1)交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74
(2)情景(第2幕)〜バレエ「白鳥の湖」Op.20より
(3)ワルツ(第1幕)〜バレエ「白鳥の湖」Op.20より
(4)グラズノフ:スペイン舞曲〜バレエ「ライモンダ」Op.57より
アレクサンドル・ガウク(指)
レニングラードPO

ライヴ録音:1958年5月12日、東京、日比谷公会堂
使用音源:新世界 (1)PLS-44(33 1/3 rpm)、(2)-(4)PEV-65(45rpm)
■制作者より  
1958年4月、旧ソ連からレニングラード・フィルが初来日をはたしました。最終日近くの5月12日、日比谷公会堂で行われたアレクサンドル・ガウ ク指揮のチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」とアンコール3曲(「白鳥の湖」より)がライヴ録音されましたが、これらは外来オーケストラの初め ての日本録音という記念すべきものでした。約2ヶ月後、「悲愴」は30センチLPで、「白鳥の湖」は45回転のEPでそれぞれ発売されましたが、各媒 体では日比谷公会堂の音響の悪さがことごとく非難されたため、以後、これらのレコードは〈一度も〉再発売されることなく、60年以上が経過しました。 そのため、中古市場では「悲愴」は極めてレアですが、「白鳥の湖」のEP盤はさらに稀少であり、あらゆるレコードの中でも最も入手が難しいものです。 今回、かけがえのない音源を復刻することに成功しましたが、その過程で思わぬ事実が発覚しました。まず、「白鳥の湖」の3曲のうちの1曲〈スペイ ン舞曲〉は、何とチャイコフスキーではなく、グラズノフの「ライモンダ」だったのです!また、「悲愴」はかなりピッチが高くカッティングされていたため、 これも修正しました。つまり、当時は狂ったピッチの「悲愴」を聴き、グラズノフをチャイコフスキーと勘違いして、批評がなされていたのです。61年目 にしてようやくまっとうな形で復刻されたので、今こそこれらの演奏の正しい評価がなされる時なのです。
なお、オリジナル・マスターはすでに失われているので、LP、EPより復刻しました。60年も経過している盤ですので、それなりにノイズが入ることを ご了承下さい。また、アンコールではフェイド・アウトがいささか唐突ですが、これはオリジナル通りです。(平林 直哉)
GRAND SLAM
GS-2202(1CD)
ベームのモーツァルト
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
カール・ベーム(指)VPO

録音:1944年3月28、29日/ムジークフェラインザール(ウィーン)(放送録音)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
LP時代にはヴォックス原盤で流通し、かつて宇野功芳が絶賛していた演奏です。とにかく、この演奏は〈何が起こったのか〉と思うほど、突然変異的 に甘美で即興的な内容です。ヴァイオリンはポルタメントが多用され、木管楽器(特にオーボエ)の個性的な音色も印象的です。テンポも手さぐりで進む ような感じで、突然燃え上がったりします。また、「ジュピター」の第2楽章の遅さも際だっています。たとえば、ベームはウィーン・フィルと1949年に「ジュ ピター」を録音していますが、これに比べるとずっと端正です。また、ウィーン・フィルではブルーノ・ワルター指揮の「ジュピター」(1938年)と「アイ ネ・クライネ」(1936年)が昔から有名ですが、その2種と比較しても、甘美さではこのベーム盤が二枚も三枚も上です。 なお、これらの録音は帝国放送のマグネトフォンで収録されたようですが、ごく一部のキズを除き、全体的には1950年代のモノラル録音にも匹敵する 優秀音質です。それが、望みうる最上の情報量で復刻されました。ベーム・ファン、ウィーン・フィル・ファンともに必携です。(平林 直哉)

DOREMI
DHR-8077(2CD)
イーゴリ・マルケヴィチ第1集
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番
(2)ハイドン:交響曲第103番『太鼓連打』
(3)ハイドン:交響曲第104番『ロンドン』
(4)リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
(5)ニールセン:交響曲第4番『不滅』
イーゴリ・マルケヴィチ(指)
(1)-(3)ラムルーO
(4)LSO/(5)デンマーク王立O

録音:(1)1959-61年、(4)1962年、(5)1965年/すべてステレオ録音
何はなくとも注目すべきはニールセンの『不滅』です!これぞマルケヴィチ の超レア爆演。LP時代にDGやVOXから出ていたものですが、CDでは初出ではないでしょうか。マルケヴィチの並々ならぬ気迫がオーケストラ中を支配し、 壮絶な戦いと爆発的な勝利がこれ以上ない鮮烈さでまざまざと描かれた稀代の超名演。ニールセンの祖国デンマークのオケをバリバリに鍛え上げ、ぞくぞ くするほどの斬れ味で次々と音楽のドラマを展開、滅ぼし得ざる魂の讃歌を強烈に歌い上げます。終楽章のダブル・ティンパニの叩き合いも凄まじい暴れっ ぷり。開いた口が塞がらないこと請け合い! (Ki)


Altus
PALT-001(1CD)

PHLP-025(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
ジュゼッペ・シノーポリ/ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第1集
マーラー:交響曲第4番ト長調
ユリアーネ・バンゼ(S)
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1999年5月29日/ゼンパーオーパー(ライヴ)
2001年、『アイーダ』の公演中に倒れ突然の死を遂げた指揮者ジュゼッペ・シノーポリ。その晩年の至芸を改めて振り返るべく、PROFILレーベルのシュ ターツカペレ・ドレスデン自選名演シリーズのライヴ音源をALTUSがライセンスして初LP化。いぶし銀と讃えられたオーケストラの何物にも代えがたい 伝家の宝刀と言うべき極上の響きに、シノーポリの偏執響的な細部へのこだわりが組み合わされ、さらにライヴならではの高揚感が加わった至高の名演奏。 LP用のリマスターを施し、CDとは異なる新たな魅力を獲得しました。
解説書にはベルリン在住の音楽評論家・城所孝吉氏による2011年当時のシノーポリ追悼原稿を復活掲載。シノーポリのラスト・コンサートとなった『ア イーダ』公演の現場に居合わせていた城所氏による、衝撃を抑えきれない迫真の文章は戦慄すら覚える劇的な内容です。
マーラーはシノーポリ十八番の作曲家で、セッションによるフィルハーモニア管との全集録音も名盤の誉れ高いものです。セッション盤は一種どぎついよ うな神経質さを強調したところがありますが、このドレスデンとのライヴ盤はオケの特徴的な響きも相まって美しい音色と肌触り。とはいえシノーポリなら ではの細かなコントロールが行き届いており、聴けば聴くほど音楽の深層が見えてくるような、含蓄のある美演を聴かせてくれます。バンゼのソプラノもま さに天国的で心に染み入る名唱です。 (Ki)

Altus
PALT-002(2CD)

PHLP-027(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
ジュゼッペ・シノーポリ/ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第2集
マーラー:交響曲第9番ニ長調
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1997年4月6日/ゼンパーオーパー(ライヴ)
2001年、『アイーダ』の公演中に倒れ突然の死を遂げた指揮者ジュゼッペ・シノーポリ。その晩年の至芸を改めて振り返るべく、PROFILレーベルのシュ ターツカペレ・ドレスデン自選名演シリーズのライヴ音源をALTUSがライセンスして初LP化。いぶし銀と讃えられたオーケストラの何物にも代えがたい 伝家の宝刀と言うべき極上の響きに、シノーポリの偏執響的な細部へのこだわりが組み合わされ、さらにライヴならではの高揚感が加わった至高の名演奏。 LP用のリマスターを施し、CDとは異なる新たな魅力を獲得しました。 解説書にはベルリン在住の音楽評論家・城所孝吉氏による2011年当時のシノーポリ追悼原稿を復活掲載。シノーポリのラスト・コンサートとなった『ア イーダ』公演の現場に居合わせていた城所氏による、衝撃を抑えきれない迫真の文章は戦慄すら覚える劇的な内容です。
マーラーはシノーポリ十八番の作曲家で、セッションによるフィルハーモニア管との全集録音も名盤の誉れ高いものです。セッション盤は一種どぎついよ うな神経質さを強調したところがありますが、このドレスデンとのライヴ盤はオケの特徴的な響きも相まって美しい音色と肌触り。とはいえシノーポリなら ではの細かなコントロールが行き届いており、聴けば聴くほど音楽の深層が見えてくるような、含蓄のある美演を聴かせてくれます。マーラーの作曲技法 の総決算と言うべき大作第9番を、じっくりと濃密に描き切った至高の名演です。 (Ki)

Altus
PALT-004(2CD)

PHLP-029(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
ジュゼッペ・シノーポリ/ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第3集
[LP1]
(1)R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 *
[LP2]
(2)R.シュトラウス:交響詩『死と変容』(A面)
(3)シューマン:交響曲第4番(B面)
カイ・フォーグラー(Vn)*
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:(1)(2)2001年1月10-11日、(3)1993年8月30日/ゼンパーオーパー(ライヴ)
2011年、『アイーダ』の公演中に倒れ突然の死を遂げた指揮者ジュゼッペ・シノーポリ。その晩年の至芸を改めて振り返るべく、PROFILレーベルのシュ ターツカペレ・ドレスデン自選名演シリーズのライヴ音源をALTUSがライセンスして初LP化。いぶし銀と讃えられたオーケストラの何物にも代えがたい 伝家の宝刀と言うべき極上の響きに、シノーポリの偏執響的な細部へのこだわりが組み合わされ、さらにライヴならではの高揚感が加わった至高の名演奏。 LP用のリマスターを施し、CDとは異なる新たな魅力を獲得しました。
解説書にはベルリン在住の音楽評論家・城所孝吉氏による2011年当時のシノーポリ追悼原稿を復活掲載。シノーポリのラスト・コンサートとなった『ア イーダ』公演の現場に居合わせていた城所氏による、衝撃を抑えきれない迫真の文章は戦慄すら覚える劇的な内容です。
R・シュトラウスとシューマン、ロマン派の大家2人による名作を収録した当盤では、ドレスデンの美しく特徴的な響きを存分に堪能いただける ことでしょう。シノーポリの解釈はたいへん細やかで、時にマニアックなまでのこだわりぶりですが、オーケストラが繰り出す演奏は常に流麗。指揮者とオ ケの個性が高次元で混じり合った名演となっています。これぞ晩年シノーポリの境地と言えましょう。 (Ki)

Wiener Symphoniker
WS-016(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
交響曲第8番へ長調 Op.93
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2017年3月8.9日ウィーン ムジークフェライン 大ホール・ライヴ
1900年に「ウィーン演奏協会O」として設立され、100年以上の長い歴史を誇るウィーンSO。 楽団にとって初となるベートーヴェンの交響曲全集の録音に取り組んだのは2014年に首席指揮者に就任したフィリップ・ジョルダンでした。 2017年の春から夏にかけて全曲録音が行われ、これらは半年ごとに1枚ずつリリース。ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤー(生誕250年)となる2020 年(この年よりウィーン国立歌劇場音楽監督に就任)に全集が完成する予定です。 今回もこれまで同様、ヴァルター・ヴァイトリンガーによる解説(日本語訳付き)が付属します。ヴァイトリンガーは「自由と救済」と題して2作品の詳細な解説 を行うと同時に、ジョルダンのそれぞれの作品に対する捉え方、取り組み方を聴き手に紹介しています。

CPO
CPO-555202(1CD)
NX-B10
メンデルスゾーン:弦楽のためのシンフォニア集 第3集
シンフォニア 第8番ニ長調
アルトと弦楽オーケストラのための情景(コンサートアリア)
「Che vuoi, mio cor? あなたは何が欲しいのですか?私の心?」
シンフォニア 第9番ハ長調
マルゴット・オイツィンガー(A)
ミヒ・ガイック(指)
オルフェオ・バロックO

録音:2017年9月22-24日
ミヒ・ガイックとオルフェオ・バロックOが演奏するメンデルスゾーンの「弦楽のためのシンフォニア」第3集。今回は 1822年から1823年にかけて作曲された第8番と第9番、同じく1823年頃に書かれたコンサート・アリアを収録して います。第8番、第9番、どちらも荘重な序奏ではじまり、悲劇的な前奏部と軽やかな主部の対比が絶妙。曲全体 は若々しく流麗な楽想が貫かれています。コンサート・アリアはベートーヴェンを思わせる劇的な曲ですが、後半のカバ レッタ部分での技巧的な声の扱いは、イタリア・オペラからの影響も感じられます。バロック時代の作品を得意とするオ イツィンガーの清冽な歌唱が印象的です。


ORFEO
C-981115(15CD)
NX-K01
クーベリック&バイエルン放送響名演集


【DISC 1】
1-4.ハイドン:交響曲第99番変ホ長調 Hob.1/99
5-8.モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K183
9-11.モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K504 「プラハ」
【DISC 2】
1-4.モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K550
5-8.モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K551
【DISC 3】
1-4.ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
【DISC 4】
1-4.ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
【DISC 5
1-4.ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
【DISC 6】
1-4.ブラームス:交響曲第3番へ長調 Op.90
5-8.ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
【DISC 7】
1-4.ドヴォルザーク:交響曲第6番ニ長調 Op.60
5-9.ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ ホ長調
【DISC 8】
1-4.ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 Op.70
5-8.ドヴォルザーク:管楽セレナーデ ニ短調 Op.44
【DISC 9】
1-4.ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
5-8.ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
【DISC 10】
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
【DISC 11】(再編成)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
【DISC 12】
1-5.ベルリオーズ:幻想交響曲
6.ベルリオーズ:序曲「海賊」
【DISC 13】
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
【DISC 14】
1-5.ヤナーチェク:シンフォニエッタ
6-8.ハルトマン:交響的讃歌
【DISC 15】
1-4.バルトーク:弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽 Sz106
5-9.バルトーク:管弦楽のための協奏曲
全て、ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO
【DISC 1】(オリジナル品番:C-206891DR)
1-4.録音(ライヴ):1982年5月4日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
5-8.録音(ライヴ):1981年6月22日 カイザーザール、ヴュルツブルク
9-11.録音(ライヴ):1985年5月9日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 2】(オリジナル品番:C-498991DR)
録音(ライヴ):1985年5月10日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 3】(オリジナル品番:C-207891DR)
ヘレン・ドナート(S)、ブリギッテ・ファスベンダー(A)、ホルスト・ラウベンタール(T) ハンス・ゾーティン(Bs)、バイエルン放送cho
録音(ライヴ):1982年5月14日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 4】(オリジナル品番:C-070833<3CD>)
【DISC 5】(オリジナル品番:同上)
録音(ライヴ):1983年4月26-29日 ヘルクレスザール、ミュンヘン(DISC 4&5)
【DISC 6】(オリジナル品番:同上)
録音(ライヴ):1983年5月3-6日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 7】(再編成)
1-4.録音(ライヴ):1981年10月16日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
5-9.録音(ライヴ):1977年5月25日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 8】(再編成)
1-4.録音(ライヴ):1978年4月2日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
5-8.録音(ライヴ):1977年5月27日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 9】(再編成)
1-4.録音(ライヴ):1976年5月17日 エルランゲン・シュタットハレ
5-8.録音(ライヴ):1980年6月19-20日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 10】(オリジナル品番:C-203891DR)
録音(ライヴ):1963年11月8日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 11】(再編成)
録音(ライヴ):1985年6月6日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 12】(オリジナル品番:C-499991DR)
1-5.録音(ライヴ):1981年9月25日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
6.録音(ライヴ):1962年11月23日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 13】(オリジナル品番:C-115841)
録音(ライヴ):1984年5月3-4日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 14】(再編成)
1-5.録音(ライヴ):1981年10月16日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
6-8.録音(ライヴ):1975年10月9日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【DISC 15】(オリジナル品番:C-551011DR)
1-4.録音(ライヴ):1981年5月8日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
5-9.録音(ライヴ):1978年3月30日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
1948年に故国チェコを去って以降、クーベリックにとって音楽的に最も充実した時期であったといえるバイエルンRSO首 席指揮者時代(1961-1979年)を中心に、彼が世界的水準へと押し上げたこのオーケストラとのライヴを集めたBOXセット。 数ある音源から、クーベリックの統率力と楽団の技量を十分に楽しめる交響曲録音を中心にセレクトされた15枚組となっていま す。とかく穏当な印象があったそのセッション録音に比して、熱く燃え上がるような表現とオーケストラ全体の一体感が高く評価され ているクーベリックのライヴ。ここでも「わが祖国」やドヴォルザークの決定的名演はもちろん、彼が心血を注いだモーツァルト、ベー トーヴェンやブラームス、圧倒的なブルックナーから同時代のハルトマンまで収録、その魅力をとことん味わうことが出来ます。 ※各ディスクは簡素な内袋に収められています。

NIFC
NIFCCD-111(1CD)
モーツァルト(フンメル編):交響曲第40番ト短調 K.550(室内楽版)*
ドブジンスキ(1807−1867):弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.20**
パヴェウ・ヴァカレツィ(P/スタインウェイ)*
ウカシュ・ドゥウゴシュ(Fl)*、
ヤクブ・ヤコヴィチ(Vn)*/**、
アンナ・マリア・スタシキエヴィチ(Vn)**、
カタジナ・ブドニク(Va)**、
アンジェイ・バウアー(Vc)**、
マルチン・ズドゥニク(Vc)*/**

録音:2018年3月5日−8日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
2010年の第16回ショパン国際コンクールでは、ポーランド人として唯一ファイナルに進んだ1987年トルン出身の天才ピアニスト、パヴェウ・ヴァカレツィを始め、ポーランドの若き有望なアーティストたちによる室内楽アルバム。
注目は、フンメルが「ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ」の四重奏のために編曲したモーツァルトの交響曲第40番。カップリングのドブジンスキの弦楽五重奏曲は、現在のポーランド国歌としても知られる「ドンブロフスキのマズルカ(ポーランドは未だ滅びず)」のメロディーが使われている作品で、ポーランド音楽愛好家は要注目です。

Hyperion
CDA-68248(1CD)

PCDA-68248(1CD)
国内盤仕様
税込定価
シベリウス:交響曲 「クッレルヴォ」 トーマス・ダウスゴー(指)、
BBCスコティッシュSO、
ルンド男声cho
ヘレナ・ユントゥネン (S)、
ベンヤミン・アップル(Br)

録音:2018年5月19日−20日、シティ・ホール(グラスゴー)
ダウスゴーのHyperionデビューとなるアルバムは、2016年の来日公演でも演奏され、2019年のBBCプロムス・ジャパンでも演奏予定の得意作曲家、ジャン・シベリウス。独唱と男声合唱を伴う交響曲(交響詩)「クッレルヴォ」という大作で、その優れた手腕を披露。「番号付き交響曲だけ知っている」という新しいシベリウス・ファンにもオススメの注目プログラムです。

ALIA VOX
AVSA-9934(2SACD)
モーツァルト:交響曲集
交響曲第39番変ホ長調 KV 543 (1788)
交響曲第40番ト短調 KV550 (1788)
交響曲第41番ハ長調 K 551 (1788
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシオン

録音:2017年6月19-22日、2018年6月6-8日、スペイン
古楽界を半世紀近くにわたって牽引しつづけ、その演奏(楽器・指揮)そのものの素 晴らしさのほか、計り知れない知識と歴史に対する洞察で他の追随を許さないジョルディ・サヴァール。この三作品でもサヴァールだからこそ為し得た境地 の演奏が展開されています。
モーツァルトの後期三大交響曲、特に第41番の最終楽章は、それまでの気軽な娯楽としての「交響曲」、ほかのオペラや協奏曲といった形式などと区切 るための「交響曲」というジャンルへの告別となったといわれています。モーツァルト以降、「交響曲」は、音楽的な宇宙の中心に位置するシリアスな作品 としてのジャンルへと歩み出すことになります。そうした意味でも、当盤のタイトル「Le testament symphonique〜Symphonies 39, 40 & 41〜交響 曲による遺言〜交響曲第39, 40 & 41番」はまさしく、といったものといえるでしょう。モーツァルトは、後期三大交響曲と呼ばれることとなる第39番を 1788年6月26日、第40番を1788年7月25日、第41番を1788年8月10日という比較的短い期間に完成させています。サヴァールはこの3作 品の関連性を重視し、40番をdisc2の冒頭にも入れています(disc1と同演奏)。ル・コンセール・デ・ナシオンはこれら3作を最高の状態で響かせてい ます。41番の終楽章の終盤、コーダにかけての響きはこの世のものとは思えません。サヴァールのモーツァルト後期三大交響曲、大注目です!


Profil
PH-19023(2CD)
カール・ベーム〜エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.45
■Disc 1
(1)シューベルト:交響曲第5番
(2)カール・ベーム自身を語る(ラジオ番組「音楽的自画像」1956年10月6日放送から)

■Disc 2〜カール・ベーム、ドレスデン告別演奏会1979
(1)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(2)同:交響曲第9番「グレート」
(3)聴衆の喝采に対するベームのスピーチ
カール・ベーム(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

■Disc 1
録音:1942年6月12日(ドレスデン衛生博物館所蔵音源)
■Disc 2
録音:1979年1月12日/ドレスデン文化宮殿ホール(ステレオ・ライヴ)
カール・ベーム(1894-1981)は1934年にからシュターツカペレ・ドレスデンの総監督に就任、1943年まで務めました。その間、リヒャルト・シュ トラウスの歌劇「無口な女」や「ダフネ」を世界初演するなど、戦前のドイツ音楽界を華やかに飾りました。
放送用録音はアセテート盤を用いていたため時間の制約があり、小品中心でした。それらは「エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.43」に ベーム指揮のポピュラー小品が集められていますが、1941-2年のシーズンからは磁気テープが開発されたため、交響曲の楽章をカットや中断なし放送が 実現しました。ドレスデン衛生博物館の舞台を放送スタジオにして新たなページが始まりましたが、その記念すべき第1号がベーム指揮によるシューベル トの交響曲第 5 番だったとされます。それをここで聴くことができます。
興味深いのが、北ドイツ放送が行なっていた1956年10月のラジオ番組でベームが音楽的自画像を語ったもの。そこではR・シュトラウスの 思い出などの面白い話が豊富に語られます。そこにはベーム指揮による「ばらの騎士」のワルツや、ベームに捧げられた歌劇「ダフネ」の終曲もかけられ ます。
それ以上に注目なのが、最晩年のベームが1979年1月12日にドレスデン文化宮殿ホールで行った告演奏会が日の目を見たこと。曲はシューベル トの「未完成」と「グレート」の2大交響曲というのも魅力。これまでは「グレート」のみがDGから発売されていましたが、今回は同時に演奏された「未 完成」を加えての登場となります。終演後鳴りやまぬ拍手に対してベームが行なった感動的なスピーチが収録しているのも貴重。神々しいまでの「未完成」 と「グレート」の名盤が1枚加わったと申せましょう。 (Ki)


King International
KKC-4173(6CD)
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル/伝説のコンサート(1950-53)(ターラ編)


■CD 1
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番
(2)マーラー:さすらう若人の歌

■CD 2
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2)ベートーヴェン:「エグモント」序曲

■CD 3
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

■CD 4
(1)ハイドン:交響曲第88番 「V字」
(2)ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
(3)シューマン:交響曲第1番「春」

■CD 5
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(改訂版)

■CD 6
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
<ボーナス・トラック>
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO
■CD 1
(2)アルフレード・ペル(Bs)
録音:1952年11月30日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1076)(P)2002
■CD 2
録音:(1)1952年11月30日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
(2)1953年9月4日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1077/1091) (P)2003/2004
■CD 3
録音:(1)1953年9月4日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
(2)1950年10月1日 オッド・フェロウ・パレス、コペンハーゲン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1090)(P)2004
■CD 4
録音:(1)1951年10月22日 シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)(3)1951年10月29日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1087)(P)2004
■CD 5
録音:1951年10月29日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt1092) (P)2004
■CD 6
録音:1953年8月30日、フェストシュピールハウス、ザルツブルク(ライヴ)
原盤:Tahra(FURT1095) (P)2005
<ボーナス・トラック>
録音:1950年8月5日、フェストシュピールハウス、ザルツブルク(ライヴ)
原盤:Tahra(FURT1086) (P)2003
フルトヴェングラーは50年代に入ると、ウィーン・フィルとHMV(のちのEMI)に40タイトルを超える大量のスタジオ録音を行なう一方で、ヨーロッ パの主要都市でコンサートを実施しました。1950-53年、6カ所でのコンサートのほぼ全曲をターラがCD化!巨匠とウィーン・フィルの深い結びつき、 その偉大な名演の数々が廃盤となって久しいターラの原盤から最新リマスターで甦ります。キング関口台スタジオでのリマスタリングで、ターラならではの 鮮明な音質にさらに磨きをかけた今回の6CD、永久保存盤としての価値あるCDと申せましょう。
■CD 1
この日の全曲目収録CDをターラが正規発売。後半のプログラム「英雄」はCD2に収録。ベートーヴェンの第1番はEMIへのスタジオ録音の2日後だけに基本的な解釈は同じだが、ライヴならではの凄みと音楽の流れの良さがある。「さすらう若人の歌」は5か月前のフィッシャー=ディースカウとのEMI録音が有名だが、フルトヴェングラーの指揮だけとれば、ウィーン・フィルを得てよりロマンティックな味わいの濃いこの録音が捨てがたい。
■CD 2
「英雄」はEMIの有名なスタジオ録音直後のライヴで、当然ながら解釈は酷似しているが、響きがいっそう生々しく暖かく、ライヴならではの緊迫感に満ちています。とくに第1楽章は緩急の振幅が大きく、内に秘めた燃える炎の表現が、聴く者の心をとらえて離さない。
■CD 3
「第4番」は52年EMIへのスタジオ録音後のライヴで、気宇壮大にして、生命感に満ちています。「運命」は50年10月コペンハーゲンでのライヴ。同年、フルトヴェングラーは9月25日のストックホルムを皮切りに、ウィーン・フィルとの北欧楽旅を実施、「運命」はそのメイン・プロであった(このあと54年の有名なEMIへのスタジオ録音につながった)。冒頭と締めのアナウンス入り、終演後の歓声入りの実況録音で、臨場感たっぷりの音質。2曲とも正規盤としてTahraが初出。
■CD 4
(「V字」は2ヶ月後ベルリン・フィルとのDGGへのスタジオ録音があるが、ここで聴かれる音楽の張りと流れ、そしてウィーン・フィルの柔らかい音色はすばらしい。「春」はフルトヴェングラー唯一の録音。巨匠ならではの緻密で雄弁なシューマンとなっており、音質が大幅にアップしたこのCDで聴くと、彼の呪縛のなかに取り込まれていくようです。
■CD 5
51年10月29日ミュンヘンでのコンサートの後半のプログラム。早めのテンポ、細かいフレージングの第1楽章。ウィーン・フィルの弦の持ち味を生かしたアンダンテ。エネルギッシュな爆発力を示すスケルツォ。魂の訴求力をみせるフィナーレ。そして最後の絶叫のコーダまで、巨匠の自在な指揮ぶり、偉大な技が光っています。音も鮮明。
■CD 6
「グレイト」は以前にリリースされた他社盤とは異なり、フルトヴェングラーの友人アルフレート・クンツ秘蔵テープを元にしていて、情報量は多く、まろやかなウィーン・フィルの音色を堪能できます。「ライヴだけに51年のスタジオ録音よりは、42年の表現に限りなく近い」(宇野功芳『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫より)。ボーナス・トラックに、50年8月5日の「フィデリオ」歌劇上演ライヴから「レオノーレ」序曲第3番、魔力的ともいえる凄絶名演を壮大な拍手込みでカップリング収録。

■1950年10月1日コペンハーゲン…ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(当日の「未完成」「ティル」は音が遺されていません)
■1951年10月22日シュトゥットガルト…ハイドン:交響曲第88番「V字」(当日の「スペイン狂詩曲」、ブルックナー4番はターラでは未収録)
■1951年10月29日ミュンヘン…ベートーヴェン:「コリオラン」序曲/シューマン:交響曲第1番「春」/ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(全曲目を収録)
■1952年11月30日ウィーン…ベートーヴェン:交響曲第1番、第3番「英雄」/マーラー:さすらう若人の歌(全曲目を収録)
■1953年8月30日ザルツブルク…シューベルト:交響曲第9番「グレイト」(当日の「世界の調和」はターラでは未収録)
■1953年9月4日ミュンヘン…ベートーヴェン:「エグモント」序曲、交響曲第4番(当日の「英雄」は音が遺されていません)


読響アーカイブ
YASCD-1015(2CD)
税込定価
マーラー:交響曲第2番「復活」 ロリン・マゼール(指)
読売日本SO
片岡啓子(S)、伊原直子(A)
武蔵野音大cho

録音:1987年5月9日、東京文化会館ライヴ
我が国マーラー演奏史の中でも燦然と輝く超名演。1987 年と言えばマゼールが 芸術的に最も脂が乗っていた時期です。 ピッツバーグ響との過密な来日公演の合間を縫って極限状態で読売日本交響楽 団の指揮台に初めて立った記録です。 その憑依的で自由な表現には今聞いても驚かされるばかりです。 第1 楽章終了後は、マーラーの指示通りに5 分の間を置くために指揮台横の椅子 に着座したそうです。その意図を尊重し、CD1は第1 楽章のみとします。これがクレ ンペラー最晩年のライヴにも匹敵する遅さで脳髄にガツンと来ます。 当時を知る聴衆、関係者からも伝説的と呼び声の高い名演。日本における1990 年 代のマーラー需要、ブームの前夜祭のような特別な意味を持つコンサートとも申せ ましょう。圧巻は35 分を超えて歌い、祈り、咆哮する終楽章。これを聴いたら心の浄 化が行われること請け合いです。 音質も東京文化会館の音響をそのまま活写した鮮やかなもの。 マゼール氏は、2014 年に急逝しましたが、未亡人のDietlinde Turban Maazel 女史 もこの演奏内容に太鼓判を押し、CD 化を快諾なさいました。

オクタヴィア
OVCL-00692(1SACD)
税込定価
2019年4月17日発売
ハイドン:交響曲第37番ハ長調 Hob.I:37
交響曲第78番ハ短調 Hob.I:78
交響曲第16番変ロ長調 Hob.I:16
交響曲第100番ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2017年3月3日、8月11日 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第8回、第10回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

CPO
CPO-555041(1CD)
NX-B10
ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):交響詩集 第3集
交響詩「ライアノンの鳥たち」Op.87
交響的変奏曲「別れたあの娘」Op.37-2
交響曲第3番「船」Op.90
ハワード・グリフィス(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:2016年1月25-30日
イングランド生まれの作曲家ホルブルック。これまでに何曲かの交響詩や管弦楽作品がリリースされていますが、今回は「交響 曲第3番」を中心とした3作品を収録。この作曲家のユニークな魅力を伝えています。交響的変奏曲「別れたあの娘」はアイ ルランド民謡を主題とした15の変奏曲。シンプルな旋律が様々な味付けを施され、多彩な曲調へと変化していく、ホルブルッ クの作曲技法がよくわかる興味深い作品です。演奏機会の多い「ライアノンの鳥たち」はケルトの民話を題材にした作品。次 から次へと湧き出る優雅な旋律が魅力的です。「交響曲第3番」には「船」という副題が付けられており、ここでは当時、国際 的な海上貿易が盛んだったイギリスの港から出発する商船が音によって描かれています。ホルブルック作品をこよなく愛するグリ フィスが素晴らしい演奏を聴かせます。

H.M.F
HMM-905299(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」(1893年版 花の章付き) フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2018年3月、10月/フィルハーモニー・ド・パリ、2月/ニーム劇場、10 月/シテ・ド・ラ・ミュジーク
ついにマーラーの「巨人」のピリオド楽器による演奏が登場しました! それもあのロトが、手兵レ・シエクルを率いての挑戦。マーラーの交響曲第5番 と3番を、初演オーケストラであるケルン・ギュルツェニヒOと録音して絶賛を受けているだけに、無視していられるクラシック・ファンはいないはず。
マーラーは1889年11月20日に初のオーケストラ作品である交響詩をブダペストで初演しました。その後1893年にハンブルグの宮廷指揮者に任命 された際、その作品を改訂し、交響曲形式による音詩「巨人」と名付けました。徹底的にオーケストレーションを直し、あまりにベートーヴェン的だった 序奏部を独創的な高周波のような弦のトレモロにし、木管を倍増、コールアングレやバスクラリネットなども加え、可能な限り自然の音をイメージさせるス コアにしました。第2楽章に「花の章」を含むこの第2版は、同年10月27日にハンブルクで初演されました。今回のロトとレ・シエクルの演奏はこの 第2版によります。
ロトのコンセプトは「春の祭典」と同様にオリジナルの形へ戻すことで、削除された「花の章」の意義と重要性に着目し、この甘美な音楽が、続く荒廃 の世界を強調する働きを持つことを強調しています。また、1894年最終稿でより合理的なオーケストレーションに改善される前の響きに若きマーラーの思 いが現れているとし、実際感動的です。
レ・シエクルはもちろん作品が作られた時代のピリオド楽器を用いています。マーラーの頭にはドイツのオーケストラとウィーンでの勉強によって養われた 音の理想があり、彼がその後ウィーン宮廷歌劇場とムジークフェラインのピットで慣れ親しんだ楽器を使うことに決まりました。オーボエはウィーン、フルー ト、クラリネット、ファゴット、トロンボーン、チューバはドイツ、ホルンとトランペットはドイツとウィーン製が選ばれました。これらは指遣い、穴、クラリネッ トのマウスピースさえも同時代のフランス製と全く違い、団員にとって全く新しい体験だったそうです。
管楽器は当時の独墺音楽独特のもので、フランスの楽器よりも音色は暗く、より力強いのが特徴。弦楽器は高弦はまさにガット、低弦はよったガットを 用いています。
ロトはやや速めのテンポながら造型も大きく、ヴィブラート控え目、マーラーの「巨人」観が完全に覆される衝撃的な演奏です。2018年の録音で、強 奏部でも豊かに響く録音も極上。超注目盤の登場です!

H.M.F
HMM-902369(1CD)
メンデルスゾーン:作品集
交響曲第1番ハ短調 op.11
ピアノ協奏曲 第2番ニ短調 op.40
序曲「美しいメルジーネの物語」
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ/1837年製エラール、エドウィン・ボインク・コレクション)
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロックO

録音:2018年9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
天才ベザイデンホウトと、底から湧き上がるエネルギーが魅力のエラス=カサドによるメンデルスゾーン。オーケストラはフライブルク・バロック・オーケ ストラという注目の布陣です。演目は、メンデルスゾーンがイギリスで活躍する礎となった交響曲第1番、そしてメンデルスゾーン自身のピアノ独奏でバーミ ンガムで初演されたピアノ協奏曲第2番、ロンドンのフィルハーモニー・ソサエティからの委嘱で作曲された「美しいメルジーネの物語」、とイギリスと縁の 深い作品が並びます。
交響曲第1番(1824頃完成、1827年初演)は、メンデルスゾーンがフル・オーケストラのために書いた最初の作品。わずか15歳ほどで書きあげた作 品ですが、冒頭から劇的な表情に満ちており、この後メンデルスゾーンが残す種々の作品の要素がすでに見られる内容となっています。終楽章の終結部もカ サド率いるフライブルク・バロック・オーケストラがこれ以上なく晴れやかに演奏しています。この作品は1839年にロンドンのフィルハーモック・ソサイティ でのデビューでも一部楽章を組み替えて演奏され好評を博し、後のメンデルスゾーンのイギリスでの活躍の第1歩となりました。
ピアノ協奏曲第2番はメンデルスゾーンの新婚旅行中の1837年に作曲、同年にバーミンガムの音楽祭でメンデルスゾーン自身のピアノにより初演されま した。ほの暗いオーケストラの序奏に始まるピアノ・ソロの独白のような冒頭から引き込まれます。ベザイデンホウトのほとばしるようなパッセージとオーケ ストラの掛け合いは見事そのもの。作品のもつ真価が発揮された演奏といえるでしょう。
「美しいメルジーネの物語」は1834年にロンドンで初演されました。中世にさかのぼる人魚(半人半魚)の伝説に基づく物語で、絵画のような色鮮や かで繊細な音づかいで物語を描いています。
メンデルスゾーン作品の弾むようなリズム、晴れやかさやロマン的な暗さ、そして何よりも美しさが見事に発揮された、メンデルスゾーンの真価を問う演 奏の登場といえるでしょう。 (Ki)

ATMA
ACD2-2452(1CD)
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39 ヤニック・ネゼ=セガン(指)
モントリオール・メトロポリタンO

録音:2018年10月/ケベック
ニューヨークのメトロポリタン歌劇場やフィラデルフィア管、ロッテルダム・フィルなど世界の名だたるオケを指揮し活躍している ネゼ=セガンはモントリオール生まれ。地元のオーケストラということもありモントリオール・メトロポリタンOとのつながりは大変深く、ブルックナー の交響曲全集(ACD2-2451)などこれまでにも高評価の音源をリリースしてきただけに、シベリウスも期待が高まります。
演奏は期待に違わず大変素晴らしいものです。夾雑物の無いしなやかで透明な響きがシベリウスにジャストフィット。そして迫力もあり、第1番ならで はの雄大なスケール感も損なうことがありません。シンコペーションが複雑に絡み合うスコアを細部まで完璧に処理しつつ、全体をしっかり俯瞰して長い フレージングで大きな音楽を練り上げ、心地よい推進力でもってシベリウスの世界を構築していきます。指揮者のコントロールがオーケストラの隅々まで 完全に行き届いているのに驚かされます。重要な役割を持つ木管楽器も見事な質感で、澄んだ高音から荒涼とした低音まで、鮮やかな情景が浮かんでく るよう。終楽章のテンポの移り変わりは自然にしてドラマティック。巧みな展開にぐいぐいと引きこまれます。 (Ki)


Altus
TALT-057(2CD)
亡命後のカレル・アンチェル
[CD1]
(1)モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
(2)メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ長調 Op.107 『宗教改革』
(3)シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
[CD2]
(4)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 『田園』 Op.68
(5)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
カレル・アンチェル(指)
トロントSO

ライヴ録音:(1)1968年11月10日(モノラル)、(2)1969年12月16・17日(モノラル)、
(3)1969年12月9・10日(モノラル)、(4)1972年1月19日(ステレオ)、
(5)1968年11月10日(モノラル)
1951年から途切れることなくチェコ・フィルを指揮し続けていたカレル・アンチェルは1968年8月17日のタングルウッド音楽祭に招かれ、ボストン交響 楽団の指揮を執ります。その直後8月20日にロシア軍がチェコスロバキアへ侵攻(俗にいう「チェコ事件」)、この悲劇を知ったアンチェルは帰国を断念しその まま単身カナダへ亡命を決意、1969年秋から小澤征爾の後任としてトロントSOの常任指揮者となります。
このアルバムにはカナダへ渡った直後、常任指揮者就任前後のトロント響とのライヴ録音を収録。頼もしく充実した『アイネ・クライネ』に始まりメンデルスゾーン、 シューマン、そしてベートーヴェン2曲と聴き応えたっぷりの2枚組です。若き小澤の精密な演奏とは一線を画したであろう、巨匠然とした堂々たる力強い響き と豊かな表現力は当時のトロントの聴衆に新たな魅力を見せつけたことでしょう。モノラルですが音質良好でじっくりとアンチェルの至芸を味わえます。72年の『田 園』はステレオ録音で楽しめます。
日本語解説書にはターラ・レーベル社主のトレミヌ氏による「トロントのカレル・アンチェル」を収録。チェコ事件前後のいきさつやトロント時代のアンチェル
への世間の反応など、興味深い事実を細かく綴っています(出来事の時間関係に若干齟齬がありますが、オリジナルを尊重しそのまま収録しました)。 (Ki)

CAvi
4260085-534074(1CD)
マーラー:交響曲『大地の歌』 アンナ・ラーソン(A)
スチュアート・スケルトン(T)
アダム・フィッシャー(指)
デュッセルドルフSO

録音:2018年1月11-15日(ライヴ)
デュッセルドルフSO首席指揮者のアダム・フィッシャー、2020 年の契約満了までに全集を録音する計画でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェ クトの第6弾。これまでに第7番、第4番、第1番、第5番、第3番が発売されており、くっきり緻密に描き分けつつも常に瑞々しい演奏が話題を呼んでいます。
次なる新譜はマーラーの「第九」である『大地の歌』。アダム・フィッシャーの音造りは相変わらず丁寧で、紡がれる音楽は流麗そのもの。素朴な場面でもド ラマティックな瞬間でも、しっかり鳴らしているのに見通し良く、常に気品のある響きが保たれています。第3番の録音でも名唱を聴かせたアンナ・ラーソンによ る「告別」は大変な美しさ。冬の星空のように儚いラストが感動的です。ティルソン・トーマス盤やラトル盤にも参加している『大地の歌』のスペシャリスト、ス チュアート・スケルトンの透明かつ張りのある歌声も素晴らしく、実に完成度の高い録音となっています。

GENUIN
GEN-19636(1CD)
モーツァルト:交響曲集
交響曲第13 番ヘ長調 K.112
交響曲第16 番ハ長調 K.128
交響曲第29 番イ長調 K.201(186a)
交響曲第40 番ト短調 K.550
ヨハネス・クルンプ(指)
エッセン・フォルクヴァング室内O

録音:2017年9月15-18日,2018年5月
11-14日 エッセン
ヨハネス・クルンプの指揮するドイツ、エッセンのオーケストラ、エッセン・フォルクヴァング室内 Oによるモーツァルトの交響曲。エッセン・フォルクヴァング室内Oは既に創立か ら60 年を超える伝統ある室内オーケストラで、2013/2014 年シーズンから首席指揮者、音楽監 督にヨハネス・クルンプが就任し、充実した活動をしています。ここでのモーツァルトの交響曲 4 曲 は、大オーケストラは違った立ち居地による力みのない演奏が特色で、ヴィブラートを控えめに して透明感を重視しつつ、ピリオド演奏ともまた一線を画して、室内オーケストラならではのモー ツァルトの魅力を十全に引き出しています。

Edition HST
HST-107(1CD)
税込定価
F.L.ガスマン(1729 -1774);交響曲集第5巻
交響曲へ長調Hill 81 (1769)
交響曲ニ長調Hill 82 (1769)
交響曲ト長調Hill 84 (1769)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)、ほか

録音:2016 年 9 月16 日、埼玉県三芳町文化センターホール にてライヴ収録
※全曲世界初録音
ヴィーン宮廷歌劇場総監督に就任後、晩年のガスマンは業務の傍ら年にオペラ を1、2作品、交響曲6曲1組を作曲した。 本 CD には、ヴァンハルがローマ表敬訪問する(1770年)前年、1769年の曲集か ら3曲を収録。

Halle
CDHLL-7550(1CDR)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
プーシキンの詞による4つのロマンス(オーケストレーション:ショスタコーヴィチ〔第1番−第3番〕、ジェラルド・マクバーニー〔第4番〕)*
マーク・エルダー(指)ハレO

録音:2018年1月にブリッジ・ウォーター・ホール(ライヴ)
交響曲に加え、第1番〜第3番はショスタコーヴィチ自身がオーケストレーションを施し、第4番をジェラルド・マクバーニー(ショスタコーヴィチの忘れられた作品の再構築などで知られ、ハレのクリエイティブ・ディレクターを務める作曲家)が補完した「プーシキンの詞による4つのロマンス」をカップリング。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

フォンテック
FOCD-9807(1CD)
税込定価
2019年4月3日発売
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 飯守泰次郎(指)仙台PO

録音:2018年11月23・24日日立システムズホール仙台ライヴ
1973年の創設以来、仙台・東北という地域に密着した活動を通し、「真のローカリティ」を常に世界へ 発信する仙台フィル。 2011年3月の東日本大震災の影響で、フル編成での活動は数ヶ月にわたり休止したものの、地震発生より2週間後には楽団員の半数で復興コンサートをスタート。音楽を届けながら絆をつなぐ活動は、多くの 被災者の心を慰めました。 復興が進みつつある現在、「ひとりでも多くの人々の心を音楽の力でつなげたい」という思いを実現すべく、 2019年夏、三陸からプロジェクト「ゴーイング・ホーム(家路)」がスタートします。 常任指揮者飯守泰次郎の真摯なタクトのもと、自筆楽譜を採用した共感溢れる「新世界」。仙台フィル は、プロジェクトとともに未来へ進みます。 (フォンテック)
■新たな「新世界」の発見
このCDに収録された「新世界」の演奏に際し、私は改めて自筆譜に立ち戻って細部まで慎重に検討しました。その結果、今まで一般的に演奏され、聴かれてきた演奏譜に、多くのミスや見落とし等の問題があ ることがわかりました。
「新世界」の初版がヨーロッパで出版された当時、ドヴォルジャーク本人はアメリカ在住だったことに加 え、作曲家自身によると思われる誤りも少なくなかったため、初版の段階から他者によって多数の「修正」 が施されました。その後も多くの校訂者が出現し、さまざまな箇所の音程やリズムについて、極端にいえ ばありがた迷惑とも言える「修正」が施されたまま演奏されてきたのです。 今回、自筆譜に照らして妥当と判断した箇所を訂正して演奏した結果、私自身もいわば“新たな「新世界」” を発見でき、非常に新鮮な気持ちになりました。皆様も是非、従来との違いを聴き比べていただき、私と 仙台フィルの新たな発見を共にお楽しみいただければ嬉しく思います。 【飯守泰次郎】

CPO
CPO-555237(1CD)
NX-B10
アルヴェーン(1872-1960):交響曲全集第2集
バレエ音楽「山の王」から管弦楽組曲 Op.37
交響曲第3番ホ長調 Op.23
スウェーデン狂詩曲 第2番「ウプサラ狂詩曲」 OP.24
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ベルリン=ドイツSO

録音:2018年5月14-17日
イエス=キリスト教会 ベルリン、ダーレム
スウェーデン、ストックホルム出身のアルヴェーンの交響曲第3番を中心とした色彩豊かな作品集。 1905年にされた「交響曲第3番」は彼がイタリア旅行で着想を得た作品(10年後に彼の友人であったステーンハンマ ルも同じくイタリアに旅行し、代表作「交響曲第2番」を完成)で、第1楽章の瑞々しい明るさと、第2楽章の憂愁溢 れる雰囲気の対比が印象的。「ウプサラ狂詩曲」は、彼が音楽監督を務めたウプサラ大学の学生歌が効果的に用い られています。バレエ音楽「山の王」はジョン・バウアーの不気味なイラストから生まれた作品。醜いトロールにさらわれた 羊飼いの娘を助ける羊飼いの少年の物語です。全曲は3幕からなる長大な作品ですが、手頃な長さの管弦楽組曲が しばしば演奏されています。

Altus
ALT-405(2CD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調 シルヴァン・カンブルラン(指)
読売日本SO

録音:2018年4月20日/サントリーホール(ライヴ録音)
2010年から2019年3月まで読響の常任指揮者を務め、オーケストラと良好な関係を築き上げてきた名匠カンブルラン。両者の圧倒的な到達点として 記憶すべき至高のマラ9が嬉しいCD化。カンブルランの指揮にはありったけの表現が込められ、オーケストラが素晴らしい反応で凄味のある音楽を奏で ます。マーラーが作曲技術の限りを尽くして書き上げた超濃密な交響曲を隅から隅まで味わうことの出来る、張りつめた緊張感と天上的な美しさが同居し た空前の名演。聴衆の集中度も凄まじく、旋律が解体されしずかに消えていく終結部では会場中が固唾をのんで見守る様子までひしひしと伝わってきます。 (Ki)

BR KLASSIK
BR-900716(9CD)
NX-G03
ブルックナー:交響曲第1番-第9番


【CD1】
交響曲第1番ハ短調 WAB101(1866年 リンツ版-L.ノヴァーク校訂)

【CD2】
交響曲第2番ハ短調 WAB102(1877年 第2稿-L.ノヴァーク校訂)

【CD3】
交響曲第3番ニ短調 WAB103(1889年 第3稿)

【CD4】
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB104(1878/1880)

【CD5】
交響曲第5番変ロ長調 WAB105(1875-1878年-L.ノヴァーク校訂)

【CD6】
交響曲第6番イ長調 WAB106(1879-1881)

【CD7】
交響曲第7番ホ長調 WAB107(1881-1883)

【CD8】
交響曲第8番ハ短調 WAB108(1890年版)

【CD9】
交響曲第9番ニ短調 WAB109(原典版)
全て、バイエルンRSO
【CD1】
ロリン・マゼール(指)
録音:1999年1月22.23日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
【CD2】
ロリン・マゼール(指)
録音:1999年1月27日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
【CD3】…初出音源
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2005年1月20.21日ミュンヘン、ィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
【CD4】…初出音源
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2008年11月26-28日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
【CD5】
ベルナルト・ハイティンク(指)
録音:2010年2月12日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
【CD6】
ベルナルト・ハイティンク(指)
録音:2017年5月4.5日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
【CD7】
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2007年11月4日ウィーン、ムジークフェライン ライヴ
【CD8】
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2007年11月13-18日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
【CD9】…初出音源
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
録音:2009年5月7.8日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
世界最高峰のオーケストラ、バイエルンRSOが演奏するブルックナーの交響曲集。 ドイツ・ロマン派時代における交響曲の金字塔ともいえる一連の作品は、初代首席指揮者、オイゲン・ヨッフム以来バイエ ルン放送響が得意とするレパートリー。これまでに数多くの録音がありますが、今回のBOXのために選ばれたのはロリン・マ ゼール、マリス・ヤンソンス、ベルナルト・ハイティンク、ヘルベルト・ブロムシュテットの4人の巨匠たち。 第1番と第2番はマゼールの演奏。ユニークな解釈により、初期の交響曲に見られる古典派の影響をあぶりだしています。 第3番、第4番、第7番、第8番はヤンソンス。スコアを入念に読み解き、独自の解釈を加える彼ならではのブルックナーを 楽しめます。中でも第3番と第4番の一般発売は初となる音源で、ファン垂涎のアイテムです。 第5番と第6番はハイティンク。2010年と2017年、ますます円熟を深める巨匠入魂のブルックナーです。 第9番はブロムシュテッの初出音源。神に祈るかのごとく荘厳な演奏はこのBOXのしめくくりにふさわしいものです。

SWR music
SWR-19517CD(1CD)
-A05
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO
録音:2006年1月19-21日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
CD93.165の再発売
ピリオド・オーケストラの巨匠であったノリントンがモダンのシュトゥットガルト放送響の首席指揮者に就任して10年近く経ち、早めのテンポと抑 えたヴィヴラートを基調としながらも、穏やかで豊かな表情が特徴的な彼のサウンドがすっかりオーケストラの持ち味となった頃の録音。冒頭か ら快速ながらも、ただすっきりと流れてしまうようなことはなく、時折ぐっとテンポを落とすような表情も多々あり、意外な粘りも聴かせる独特の歌 心を存分に味わうことの出来る演奏です。

DACAPO
MAR-8.224711(1CD)
来日記念・完全限定盤
NX-B06
ソレンセン/ニールセン:作品集
ベント・ソレンセン(1958-):Eveninng Land イヴニング・ランド
ニールセン:コモーティオ(ハンス・エブラハムセン編)
 交響曲第5番
ファビオ・ルイージ(指)
デンマーク国立SO

録音:2016-2018年ライヴ
北欧の名門、デンマーク国立SO(デンマークRSO)と首席指揮者ファビオ・ルイージの組み合わせによる初CDが来日記念盤として登場! 「ジャパン・ツアー2019 スペシャル・エディション」に選ばれたのは、デンマークの国民的作曲家ニールセンと、国際的に評価の高い現代デンマークの作曲家ソレン セン(セアンセン)の作品です。 第1曲目のソレンセン「イヴニング・ランド」は今回のツアーで日本初演予定の曲。2017年、ニューヨーク・フィルの委嘱作で、同年に初演され、ニューヨーク・タイ ムズ紙で絶賛されました。どこか懐かしく郷愁を誘う冒頭の穏やかな弦の旋律が一転、まるで火山の噴火のように爆発的なエネルギーを伴う風景に変わり、やが て少しずつ静けさが戻ってくるという劇的な内容は作曲家が幼い頃に見た風景が反映されています。 第2曲目、ニールセンの「コモーティオ」はもともとはオルガンのための作品。1913年から構想を練り、完成を見たのは最晩年の1931年というニールセンの創作技 術が結晶したものであり、彼の心の衝動が美しく昇華された作品として知られています。今回は、これも現代デンマークを代表する作曲家エブラハムセンが、オル ガンの響きを丹念にオーケストラに移し替えることで新たな色彩を得ています。 第3曲目「交響曲第5番」は、ニールセンが体験した第一次世界大戦の影響が色濃く映し出された起伏に富んだ作品。平穏と闘争が対照的に描かれてお り、なかでも第1楽章の途中で現れる小太鼓のアドリブによる激しい乱打が印象的です。 世界屈指の音響を誇るデンマーク放送コンサートホールでのライヴは録音もすばらしく、ルイージの的確な指揮による演奏は、現代デンマーク・クラシック界のクォリ ティの高さを知る絶好の内容となっています。

NoMadMusic
NMM-055(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
交響曲第5番ハ短調op.67「運命」
フーガ ハ長調 WoO215 Hess 64
セドリック・ティベルギアン(P)
エンリケ・マッツォーラ(指)
イル・ド・フランス国立O

録音:2017年8,9月
フランスの名手、ティベルギアンのベートーヴェンピアノ協奏曲第1番の登場。ティベルギアンはヴァイオリンのイブラギモヴァとの共演等でしばしば来 日もしており、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集も録音、きわめて高く評価されています。マッツォーラ指揮のイル・ド・フランス国立O とは既に5年ほど共演を重ね、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会も行った上での録音ということで、アンサンブルもバッチリの演奏が展開されて います。ティベルギアンの冴えに冴えたピアノの音色、オーケストラとのぴちぴちとしたアンサンブルは聴きものです。
エンリケ・マッツォーラはイタリアの指揮者。メトロポリタンやシカゴ・リリック・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ等のオペラ公演も多数(指)さらにオー ケストラもフィルハーオニー管やエイジ・オブ・エンライトゥンメント管等世界の名だたるオーケストラで指揮しています。2018/19シーズンにはベルリン・ ドイツ・オペラの首席客演指揮者を務め、さらに若手のオーケストラの育成にも積極的で、後進の指導にも情熱的にあたっている実力者です。 (Ki)


Epitagraph
EPITA-001(1CD)
(UHQCD)
限定盤
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO
ウィーン・ジングアカデミー 
イルムガルト・ゼーフリート(S)
ロゼッテ・アンダイ(A)
アントン・デルモータ(T)
パウル・シェフラー(Bs) 

録音:1953年5月30日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)【オットー・ニコライ演奏会(同年1月23日の繰り延べ演奏会)】
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
フルトヴェングラー初出の「第九」として、2009年にドリームライフ(エピタフォーン・レーベル)から発売され、『レコード芸術』 誌で”特選”を獲得、大評判を呼んだこの名盤が復活します!しかも高音質CD“UHQCD”で!! このディスク、演奏・録音ともに全曲盤が13種存在するフルトヴェングラーの「第九」の中で最高ランクの評価!限定発売となりま すので、この機会にお忘れなきようお求めください。
この演奏、録音の要点としては、次の六点があげられる−(1)演奏全体に、目立ったミスがなく、最後まで充実している事。(2)演奏全体の印象を低下さ せる様な録音時のテープ、経時変化などに特別大きな不調がなく、終楽章でも音量不足や音質の劣化がない事。(3)第1楽章の展開部フーガ部分の充実、 再現部冒頭の壮絶な表現によって迫力が増し、各楽章の表現に理想的なバランスが出ている事。(4)第3楽章の表現が深い上にさわやかで、自然な流れが 見事である事。(5)最初から熱気があり、指揮者、オーケストラ、ソリスト、合唱団、及び聴衆全体に、曲、演奏に打ち込む一体感が出ている事。(6)全体 を通じてフルトヴェングラーの個性が最大限発揮されているが、それを超越してベートーヴェン「第9交響曲」の内容が直截に伝わってくる点で、最高の 賛辞が与えられる事。 (日本フルトヴェングラー協会 平田治義)【2019年2月追記のライナー・ノーツより】
「すでに翌31日のライヴがグラモフォン・レーベルで出ており、バイロイト盤を大人しくしたような解釈がなかなかすばらしく、録音もバイロイト盤を 凌ぐほどであるが、今回の30日盤は演奏、録音ともにいっそう見事で、最晩年のフルトヴェングラーが到達した究極の「第9」の姿を示しています。」 (宇野功芳 『レコード芸術』2009年4月号「新譜月評」より)

EpitagraphEPITA-002(2CD)
(2UHQCD)
限定盤
ハイドン:交響曲第88番ト長調
R・シュトラウス:死と変容
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調  
ワーグナー:ジークフリート牧歌*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
VPO

録音:1958年11月8、9日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
1949年8月30日 祝祭劇場、ザルツブルク(ライヴ)*
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
2009年にドリームライフ(エピタフォーン・レーベル)から発売されたクナッパーツブッシュ&ウィーン・フィルの「ブラームス:交響曲第3番」が、契約発売先を変えて、リリースされます。しかも、高品質CD “UHQCD” で!限定発売となっておりますので、お 早めにお求めください。
旧CDは2009年の発売当時『レコード芸術』4月号の「新譜月評」で宇野功芳氏から以下のように、” 推薦 “を受けるなど、その録音ともども大き な評判を集めました。 「まず「ジークフリート牧歌」について書きたい。この曲には62年のミュンヘンでのスタジオ録音があるが、それに負けない感動をおぼえたからだ。曲の 美しさと魅力が豊かに迫って来て、あふれる歌はミュンヘン盤にはないものです。・・・ブラームスの第3番には50年のベルリン盤があり、巨大な凄 絶さではやはりベストだが、音が終始割れ気味で、ずいぶん聴き辛い。表現は多少大人しくなっているが、今となっては十分に音質が良いこの58年盤を 第一に選ぶべきであろう。・・・ハイドンの第88番にも62年にヘッセン盤という名演があり、これがベストであることには変わりがないが、4種のCD はどれも味わい深く、とくにこの58年盤は第2位だ。・・・(「死と変容」は)主部もすばらしい。どんな錯綜した部分もすべての楽器が分離良く聴こえ、 意味を持ち、楽器の抉りは生々しさのかぎり、力奏ではあるが決してうるさくならないのはさすがだと思う。トロンボーンの凄みは言語に絶し、クライマッ クスは阿鼻叫喚、コーダのヴァイオリンは艶麗。クナの名演の一つだ」
【お断り】旧CDに収録されていた「ジークフリート牧歌」は調査の結果、EAS(電気的ステレオ化)録音ということが判明しましたので、キング関 口台スタジオでのリマスタリングで、オリジナルのモノラル録音に戻しています。

LPO
LPO-0111(1CD)
ラフマニノフ:死の島 op.29
交響曲第1番ニ短調 op.13 *
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
LPO

録音:2014年10月3日、2016年12月14日* ロイヤル・フェルティバルホール(ライヴ)
2007年からLPOの首席指揮者を務めるユロフスキの、緊密で迫力ある演奏が堪能できる1枚です。2014-15シーズンは「ラフマニノフ:Inside Out」と題し、ラフマニノフの生涯と作品をたどるプログラムが組まれておりました。
1909年の新年を迎えたとき、ラフマニノフは「私はひどく年をとった。ひどくつかれて、もうすぐ地獄に行くと思うと心底恐ろしい」と友人への手紙に 書いていますが、「死の島」が完成したのは1909年4月半ば、5月1日には自身の指揮でモスクワで初演されていますスイスの象徴派画家アルノルト・ベッ クリンの同名の絵画に基づく作品です。島へ向かう舟人が漕ぐ櫓のような不安をあおる8分の5拍子のオスティナートリズムに、次第に旋律の断片があ わさってクライマックスを迎えます。グレゴリオ聖歌の怒りの日の旋律も聞かれます。中間部は4分の3拍子で安定して聴こえます。ユロフスキはLPOと 2004年に同曲ライヴを行っておりますが、実に10年以上の時を経て、首席指揮者に就任してあらためての「死の島」録音だけあって、迫力ある演奏となっ ています。
交響曲第1番は初演こそ大失敗に終わったものの、ラフマニノフはこの作品をとても大切にしていました。現在では評価は高まってはいますが演奏会で 取り上げられる機会はまだまだ少ないといえるでしょう。ロンドンの演奏会評では「クラリネットのティモシー・ラインズとオーボエのイアン・ハードウィッ クがとりわけ素晴らしかった」とあり、LPOの実力を思い知らされる充実の演奏となっています。 (Ki)
LPO
LPO-0112(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
交響曲第5番「運命」*
クルト・マズア(指)LPO

録音:2004年11月24日、2004年11月27日* ロイヤル・フェルティバルホール(ライヴ)
2000年から2007年に首席指揮者を務めたマズアによるベートーヴェン。マズアは首席指揮者在任期間中に海外公演を含め150回もの演奏会を指 揮しました。2005年、LPOレーベルは、マズアのショスタコーヴィチ交響曲第1番でスタートしました。マズアといえばベートーヴェン。この演奏会も 暗譜で指揮していました。「運命」の終楽章の最後では会場全体が熱気に包まれているのが感じられる白熱した演奏となっております。 (Ki)

Mariinsky
MAR-0019(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O

録音:2010年1月29日/サル・プレイエル(パリ、ライヴ)
ゲルギエフとマリインスキーOの「悲愴」という鉄板中の鉄板アイテムが登場!とは言っても2011年10月にリリースされたブルーレイ(MAR 0515)とDVD (MAR 0513)の音声のみをCD化しました。チャイコフスキーの交響曲CDといえば、ウィーン・フィルとの共演盤が知られていますが、 それから10数年を経て円熟のゲルギエフが再録音に臨みました。それも手兵マリインスキー劇場管を率いているのが話題となりました。今回は通常CDで、 お買い得な価格設定となっています。
ゲルギエフは極めて正攻法から勝負。奇をてらったり、これ見よがしなところは少なく、あくまでも壮大かつ緊張感あふれる「悲愴」像をつくりあげています。 ライヴならではの一発勝負的な潔さもある感動的名演で、同曲の指折りの名盤のひとつの登場となります。 (Ki)

Onyx
ONYX-4190(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.5
交響曲第7番「南極交響曲」*
交響曲第9番ホ短調
アンドルー・マンゼ(指)、
ロイヤル・リヴァプールPO&女声cho*、
ローワン・ピアース(S)*、
ティモシー・ウェスト(ナレーター)*
2016年に新たにスタートしたシンフォニー・サイクル、名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールPO(RLPO)によるヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。ついに最終巻となる第5集は、
映画「南極のスコット」の音楽から交響曲へと生まれ変わった「南極交響曲(交響曲第7番)」と、最晩年のヴォーン・ウィリアムズが書き上げた最後の交響曲「交響曲第9番」を収録。
その繊細でバランス感覚に優れた好演が、レコード芸術、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン等、世界の主要メディアで絶賛されてきた、アンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル。イギリス音楽ファン必聴、21世紀の新たなRVW全集決定盤が堂々の完結です!

Chandos
CHSA-5231(1SACD)

RCHSA-5231(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
グノー:交響曲集
交響曲第1番ニ長調
交響曲第2番変ホ長調
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)、
アイスランドSO

録音:2018年4月30日ー5月4日、Eldborg(ハルパ、レイキャビク、アイスランド)
アルスターOの首席指揮者(1989年〜1992年)、BBCフィルハーモニックの首席指揮者(1992年〜2003年)を務めた時代にChandosに多くの名盤を残したフランスの名匠、ヤン・パスカル・トルトゥリエ。Chandosでの最新録音は、現在トルトゥリエが首席指揮者を務めるアイスランドSOとともに贈る、シャルル・グノーの交響曲集!
代表作「ファウスト」が完成する少し前、メンデルスゾーンにも影響を受けて作曲され、1855年、1856年に完成した2つの交響曲。古典的な様式をベースに優雅でロマンティックな魅力が散りばめられた佳作で、「ファウスト」などのオペラや「グノーのアヴェ・マリア」などの人気曲に隠れたグノーの忘れ難き作品です。

GRAND SLAM
GS-2198(1CD)
(1)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
(2)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:(1)1948年10月24日/ベルリン、ティタニア・パラスト
(2)1953年4月14日/ベルリン、ティタニア・パラスト
使用音源:Private archive (1)(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
(2)(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者より  
ブラームスはEMI系、ベートーヴェンはDG、ドイツ・フルトヴェングラー協会系の音源と同一です。技術の発達のおかげで、聴衆の咳払いや演奏上 のノイズは極力除去、ないしは抑えられる傾向にあります。しかし、当レーベルでは基本的にそのような操作は行っていません。そうした様々なノイズも、 音楽のひとつとして捉えています。なお、2トラック、38センチのテープを使用したブラームスは生々しすぎるくらいですが、2トラック、19センチの第8 番も、情報量的には全く遜色はありません。(平林直哉)

EUROARTS
20-54658D(DVD)
ベルリン・フィル/ベルリオーズ作品集

(1)『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
(2)『ファウストの劫罰』〜広大な自然
(3)序曲『ローマの謝肉祭』
(4) 『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
(5) 序曲『ローマの謝肉祭』
(6)幻想交響曲
(7)序曲『海賊』
全て、BPO
(1)(2)ダニエル・バレンボイム(指)
収録:1992年ヨーロッパコンサートよりマドリッド
(3)ジョルジュ・プレートル(指)
収録:1992年ヴァルトビューネより“フレンチ・ナイト”
(4)クラウディオ・アバド(指)
収録:1996年ジルヴェスターコンサートより“ダンスとジプシー音楽”
(5) クラウディオ・アバド(指)
収録:1998年ジルヴェスターコンサートより“愛と憧れの歌”
(6)マリス・ヤンソンス(指)
収録:2001年ヨーロッパコンサートより“イスタンブール”
(7)サイモン・ラトル(指)
収録:2005年ヨーロッパコンサートより“ブダペスト”

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All、95分
2019年のベルリオーズ没後150周年を記念して、これまでのベルリン・フィルの演奏の中から、選りすぐりのベルリオーズの演奏を収録したベスト映 像集。 まずはマドリッドで行われた1992年のヨーロッパコンサートよりバレンボイムの指揮で『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲と広大な自然。『ファウ ストの劫罰』は物語、音楽ともに魅力あふれる傑作であり大規模な作品であります。中でもハンガリーの伝統的な曲「ラコッツィ行進曲」を用いた「ハン ガリー行進曲」は単独でも演奏される機会の多く、1996年のジルヴェスターコンサートではアバドも取り上げています。そしてベルリオーズの管弦楽の 手法を存分に活かした華麗な序曲『ローマの謝肉祭』は、プレートル指揮で1992年ヴァルトビューネと1998年ジルヴェスターコンサートよりアバドの 指揮で収録されています。失恋により絶望から自殺を図った若い音楽家の幻想と夢が描写されたベルリオーズ初期の作品でありながら、最もよく知られて いる「幻想交響曲」。2001年ヨーロッパコンサートでヤンソンス指揮が収められています。最後は、2018年6月まで首席指揮者を務めたラトルによる 2005年ブダペストで行われたヨーロッパコンサートから序曲『海賊』。 アニヴァーサリー・イヤーを楽しめる1枚となっております。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00691(1SACD)
2019年3月20日発売
ラフマニノフ:交響曲第2番 ジョナサン・ノット(指)
東京SO

録音:2018年11月3日 東京・サントリーホール・ライヴ
まだ記憶に新しい2018年11月、快進撃を続けるジョナサン・ノットと東京交響楽団の名コンビによ り披露されたラフマニノフの交響曲第2番。公演後各方面から大喝采を浴び、鮮烈な印象を与え たコンサートのライヴ・レコーディングの登場です。 ラフマニノフのロマンティシズム溢れたこの大作をノットは巧みな技で、旋律美はもちろんのこと、 音色も含め細部までこだわり抜き、緻密なバランスにまとめあげた、まさに圧巻の出来。 ジョナサン・ノットと東京交響楽団がくり広げる名演を、どうぞお楽しみください。(オクタヴィア)

Profil
PH-18030(2CD)
ブルックナー:交響曲第9番(ゲルト・シャラーによる完全版の改訂稿) ゲルト・シャラー(指)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

録音:2018年7月/エーブラハ大修道院付属教会(ライヴ)
2016年にブルックナーの交響曲第9番のフィナーレを完成させ、世に問うた指揮者ゲルト・シャラー。ブルックナーの音楽を愛し、作品を熟知する 彼ならではの説得力で話題となりましたが、その後も推敲を重ね、満を持してスコアをRies & Erler社から刊行しました。その披露による2018年7月 のコンサートのライヴが登場します。
交響曲第9番の草稿はいろいろ残されていますが、最大の問題はどう作品を終結させるかで、それはブルックナー本人しか知り得なかったこと。ワーグ ナーから強い影響を受けたブルックナーの音楽は、聴覚以上に大胆な和声と絶え間ない転調に満ちているうえ、19世紀末の作でもあり、かなり時代を先 取りした感覚が見受けられます。さらに先に行くにしたがい希薄になっていくスケッチを尊重して、ほとんど神の世界へ至るようなコーダを導き出しました。 (Ki)

Naive
V-5457(2CD)
モーツァルト:最後の3つの交響曲集
交響曲第39番 変ホ長調 K.543、
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番調「ジュピター」
マチュー・ヘルツォーク(指)
アンサンブル・アッパッショナート

録音:2018年7月16-20日
マチュー・ヘルツォークは、オール・アラウンドの音楽家。指揮者、ヴィオラ奏者、作曲家、オーケストレーター、そしてエベーヌ弦楽四重奏団の創設メンバー (ヴィオラ)でもありました(2014年退団)。アンサンブル・アッパッショナートを結成し、精緻な指揮でアンサンブルを率いて、楽譜を常に新鮮な響き で蘇らせています。アンサンブルはウェブでの活動にも力を入れていて、「音楽の感情(L’ Emotion musicale)」と題したウェブ・コンサートなども展開 しています。ビゼーの人生についてのオペラ作品のリブレットも手がけるなど、マルチな才能はとどまるところを知りません。 (Ki)


RCO Live
KKC-1131(1LP)
税込定価
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:2003年6月6日、オランダ、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライブ)
stereo, 33 1/3 rpm, 180 g
41' 20
日本語帯・解説付
RCO Liveレーベルの第1弾を飾ったマリス・ヤンソンス指揮のドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」がLPとなってリリースされます。 2004年シーズンよりロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任したヤンソンスは、その前年にバイエルン放送交響楽団の首席指揮者にも 就任しており、名門オーケストラを手中にして波に乗っていた時期。作品の隅々にまで精気がみなぎり、自在なテンポ、雄弁な音楽、そして快い疾走感という、 まさに上昇気運を象徴するかのような痛快な演奏です。飛ぶ鳥を落とす勢いの顔合わせによる熱演が繰り広げられています。「新世界より」はヤンソンス の得意曲でオスロ・フィル(1988)、ウィーン・フィル(1998)、バイエルン放送響(2014)との録音が残されています。 レーベル最高のスタートを切った本録音がLPで登場するのはオーディオ・ファイルとしても喜ばれるリリースとなるでしょう。 (Ki)


Profil
PH-18077(10CD)
ヨーゼフ・クリップス・エディション

■Disc 1
ハイドン:交響曲集
(1)交響曲第94番ト長調「驚愕」
(2)交響曲第99番
■Disc 2
モーツァルト:作品集
(1)交響曲第39番
(2)交響曲第40番
(3)歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
■Disc 3
モーツァルト:作品集
(1)交響曲第41番「ジュピター」
(2)交響曲第31番「パリ」
(3)歌劇「後宮からの誘拐」序曲
■Disc 4
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲第4番
(2)ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
■Disc 5
モーツァルト:作品集
(1)ピアノ協奏曲第24番
(2)ピアノ協奏曲第25番
■Disc 6
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
(2)チャイコフスキー:交響曲第5番
■Disc7
シューベルト:作品集
(1)「ロザムンデ」序曲D797
(2)交響曲第6番ハ長調D589
(3)交響曲第8番「未完成」
■Disc8
ベートーヴェン:作品集
(1)序曲「コリオラン」
(2)ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(3)ああ不実なる人よOp.65
■Disc9
(1)シューマン:交響曲第4番
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
■Disc10
(1)ブラームス:交響曲第4番
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
ヨーゼフ・クリップス(指)

■Disc 1
VPO
1957年(ステレオ)
■Disc 2
LSO(1)(2)、VPO(3)
1953年(1)(2)(モノラル)、1955年(3)(ステレオ)
■Disc 3
モーツァルト:作品集
イスラエルPO(1)、LSO(2)、VPO(3)
1957年(1)、1951年(2)、1950年(3)(モノラル)
■Disc 4
ミッシャ・エルマン(Vn)、ロンドン新SO
1955年(モノラル)
■Disc 5
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
RCAビクターSO(1)、
エドウィン・フィッシャー(P)、
フィルハーモニアO(2)
1958年4月12日/マンハッタン・センター(1)(ステレオ)、1947年(2)(モノラル)
■Disc 6
クリフォード・カーゾン(P)、
LSO(1)、VPO(2)
1953年(1)(モノラル)、1958年9月(2)(ステレオ)
■Disc7
LSO
1948年(1)(2)、1950年4月(3)(モノラル)
■Disc8
アイザック・スターン(Vn)(2)、
フランス国立放送O(1)(2)、
インゲ・ボルク(S)(3)、VPO(3)
1958年9月18日(1)(2)(ライヴ・モノラル)、1956年6月(3)(ステレオ)
■Disc9
LSO(1)、
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)(2)、
RCAビクターSO(2)
1952年(1)(モノラル)、1958年4月4日/マンハッタン・センター(2)(ステレオ)
■Disc10
LSO(1)
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)(2)、
RCAビクターSO(2)
1950年(1)(モノラル)、1958年4月5-6日/マンハッタン・センター(2)(ステレオ)
ヨーゼフ・クリップス(1902-1974)全盛期の1950年代の名演を集めたうれしいBox。評価の高いモーツァルトやハイドンの交響曲、エルマンと共 演したモーツァルト、アイザック・スターンとのベートーヴェンの協奏曲も聴きもの。 ★Disc6に収録されているチャイコフスキーの交響曲第5番は、オリジナル・ブックレットに「1953年LSO」とありますが、実際は有名な「1958 年9月ウィーン・フィル」で、誤記となります。また、Disc10の5?7も作曲者が抜けていますが、シューマンです。 ★いずれもクリップスならではの古き良き味わいに満ちた演奏。この価格で入手できるのは慶賀の至りと申せましょう。 (Ki)

ORFEO
MP-1804(2CD)
NX-A13
ベートーヴェン:交響曲第9番&ミサ・ソレムニス

【DISC 1】
交響曲第9番「合唱付き」

【DISC 2】
ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルン放送cho
バイエルンRSO

【DISC 1】(旧品番:C207891DR)
ヘレン・ドナート(S)
ブリギッテ・ファスベンダー(A)
ホルスト・ラウベンタール(T)
ハンス・ゾーティン(Bs)
録音:1982年5月14日、ヘルクレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
【DISC 2】(旧品番:C370942DR)
ヘレン・ドナート(S)
ブリギッテ・ファスベンダー(A)
ペーター・シュライアー(T)
ジョン・シャーリー=クァーク(Bs)
録音:1977年3月10日、ヘルクレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
ORFEOレーベルの名盤を手頃な価格で再発売する2枚組シリーズに、クーベリックのベートーヴェンが登場。1970 年代、曲ごとにオーケストラを振り分けるというユニークなベートーヴェン交響曲全集を作った彼が、その「第九」でも共 演したバイエルンRSOを振ったライヴ。ベートーヴェン晩年の声楽を伴う大曲2曲をカップリングするという、た いへん嬉しいアルバムです。1975年に行われた全集への録音からおよそ7年後となる「第九」のライヴは、どっしりとし た重心を持ちながらもライヴならではの高揚感が素晴らしいとして人気のもの。また1977年のライヴである「ミサ・ソレ ムニス」も雄大さと熱気を併せ持つたいへん充実した演奏で、1961年の首席指揮者就任以来自ら育て上げたこの オーケストラとの、相性の良さを見せつけます。
ORFEO
MP-1805(2CD)
NX-A13
モーツァルトの時代の巨匠たち〜同時代の器楽作品を集めて
(1)アントニオ・ロゼッティ(1750-1792):交響曲 ニ長調 「狩り」 A20
(2)フランティシェク(フランツ)・ベンダ(1709-1786):フルート協奏曲 ホ短調
(3)レオポルト・コジェルフ(1747-1818):カッサシオン 変ホ長調
(4)ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):交響曲 ニ長調 Bryan D4
(5)フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):大交響曲Op.14「狩り」
(6)ペドロ・エティエンヌ・ソレール(1753-1817):クラリネット協奏曲 変ロ長調 「スペイン協奏曲」
(7)アントニオ・サリエリ(1750-1825):歌劇「トロフォーニオの洞窟」 ハルモニームジーク より、シンフォニア
(8)ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):交響曲 ハ短調(1783)
(1)クリストフ・カンペストリーニ(指) ウィーン・フォルクスオーパー室内O
録音:1997年3月13、14日
(2)アンドラーシュ・アドリアン(Fl) ミラン・ムンツリンゲル(指)
プラハ・アルス・レディヴィヴァ・アンサンブル
録音:1984年11月22-25日 ルドルフィヌム、プラハ
(3コンソルティウム・クラシクム
録音:1996年11月4-8日 SWF スタジオ9
(4)ヴァーツラフ・ノイマン(指) プラハ室内O
録音:1993年4月27-30日、福音教会、プラハ
(5)クリストフ・カンペストリーニ(指) ウィーン・フォルクスオーパー室内O
録音:1997年3月13、14日
(6)ディーター・クレッカー(Cl) ミラン・ラジック(指) プラハ室内O
録音:1998年4月1-4日、プラハ
(7)ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム 録音:不明
(8)マルティン・ジークハルト(指) シュトゥットガルト室内O
録音:1990年9月27、28日 カールスヘーエ教会、ルートヴィヒスブルク、ドイツ
ORFEOレーベルの名盤の数々から、モーツァルトと同時代の器楽作品を集めた企画盤。2枚組でたいへんお手頃価格なの が嬉しいところ。昨今ブームとなっているサリエリの作品は、歌劇の曲を管楽合奏に編曲したハルモニームジークのシンフォニア (序曲)のみですが、それ以外のあまり有名とは言えない作曲家のものまで幅広く収めているという点で、むしろ歓迎される内 容といえるでしょう。ペドロ・エティエンヌ・ソレールは当時のクラリネットの名手でスペインの出身。ここに収められた協奏曲のフィ ナーレでは、カスタネットとタンバリンが鳴り響く「ファンダンゴ」が登場します。

フォンテック
FOCD-9805(1CD)
税込定価
2019年3月6日発売
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 小泉和裕 指揮 九州SO
並河寿美 ソプラノ I(罪深き女)
大隅智佳子 ソプラノ II(悔悟する女)
吉原圭子 ソプラノ III(栄光の聖母)
加納悦子 アルトI(サマリアの女)
池田香織 アルトII(エジプトのマリア)
望月哲也 テノール(マリアを崇める博士)
小森輝彦 バリトン(恍惚の神父)
久保和範 バス(深淵の神父)
九響cho、RKB女声cho、
多目的混声cho“Chor Solfa!”、
九州大学男声choコールアカデミー、
福岡工業高等学校グリークラブ、
久留米大学附設高等学校合唱部、
久留米児童合唱団、NHK福岡児童合唱団MIRAI,
筑紫女学園中学校音楽部 ほか

録音:k2018 年 9 月 22 日 アクロス福岡シンフォニーホール ライヴ
1953年に活動を開始し、九州一円の常設オーケストラとして、アジアの交流拠点都市"福岡"に本拠地 を置く九州SO。 2018年9月22日、本拠地アクロス福岡で行なわれた、創立65周年記念の第370回定期公演で選ばれ た曲は、九州では今まで演奏される機会のなかった、マーラー 交響曲第8番「千人の交響曲」。2016 年より音楽監督を務める小泉和裕の(指)九響合唱団を中心とする選りすぐりの大合唱団、そして日本 を代表するソリスト8人により、九州の地に「千人」の響きが鳴り渡ったのです。 モニュメンタルな作品の、日本のオーケストラ演奏史に燦然と輝く、まさに記念碑的演奏です。 (フォンテック)

Altus
TALT-055(1CD)
アーベントロート/シューベルト「グレート」他
(1)シューベルト:交響曲第9番ハ長調『ザ・グレート』 D944
(2)ウェーバー:『オベ ロン』序曲
(3)グルック:歌劇『オーリードのイフィジェニー』序曲
ヘルマン・アーベントロート(指)
(1)ベルリンRSO
(2)バイエルン国立O
(3BPO

録音:(1)1955年9月29日、(2)1956年1月16日、(3)1944年9月21日
ターラ・レーベル初期にリリースされ長らく廃盤だったマニア御用達音源をALTUSがリマスター復刻。爆演指揮者アーベントロートの真骨頂、炎の『グレート』 ライヴが音質一新で衝撃的に蘇りました。モノラルながらトロンボーンの鳴りっぷりもバリバリと気持ち良く素晴らしい仕上がりです。手に汗握る興奮のドライヴ 感が生み出す途方もないド迫力の演奏に思い切り打ちのめされてください。勢いに乗って盛り上がったかと思えば副主題の提示でがくっとテンポを落とし、そこか らまたクレッシェンドで猛烈に巻きを入れ、強靭なエネルギーを蓄えながら遥か彼方の頂点を睨み付け豪快にうねりまくる、これぞアーベントロート節!怒涛の終 局へ突き進むクライマックスの畳み掛けも凄まじいものがあり、曲の長さをまったく感じさせません。大胆不敵に驀進しつつも各所の持ち味はしっかり押さえ巧 妙な駆け引きを見せるため、第2楽章に込められた美しさもひとしお。フィナーレの果てしない狂騒は、次第に終わるのが惜しくなって逆に儚さすら覚えてしまう ような古今随一べらぼうの楽しさ。我らがアーベントロートの偉大なる芸術にひれ伏す超名演!
カップリングも必聴です。フルトヴェングラー時代のベルリン・フィルを振った『オーリードのイフィジェニー』序曲は、霊気を帯びた仄暗い弦の響きで始まり 巨大なスケールで広がっていく忘れ難い魅惑の名演。録音年代相応の音質ではありますが、崇高にして豊かな音色がとめどなく溢れ出る様子が十二分に伝わって きます。またアーベントロート面目躍如の豪快な展開がたまらない『オベロン』序曲はとことん胸のすく快演。 (Ki)
Altus
TALT-056(1CD)
アーベントロート/ハイドン:「太鼓連打」
(1)ハイドン:交響曲第103番『太鼓連打』
(2)モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K543
(3)メンデルスゾーン:『夏の夜の夢』序曲
(4)メンデルスゾーン:『フィンガルの洞窟』序曲
ヘルマン・アーベントロート(指)
ライプツィヒ放送O

録音:(1)1951年10月29日、(2)1953 年2月9日、(3)1950年8月13日、(4)1949年9月18日
ターラ・レーベル初期にリリースされ長らく廃盤だったマニア御用達音源をALTUSがリマスター復刻。あまりにも強烈な個性に彩られた、元祖爆演指揮者アー ベントロート。とは言え彼は古典作品に対しては古典作品としてのアプローチを行う、明晰な表現法を持った指揮者でもありました。このハイドンとモーツァルト でも、テンポや強弱をいたずらに掻き混ぜることなく、巨大かつ凝縮した芯のある響きを打ち立て、がっしりと堂々たる構築物を造り上げています。期せずしてど ちらも変ホ長調、充実の極みと言える響きとずば抜けた頼もしさは最早ベートーヴェンの『英雄』にすら匹敵。ハ短調の『太鼓連打』第2楽章は『英雄』の葬 送行進曲かと見紛う迫真の音響世界。フィナーレはそれぞれ一層の生命力にあふれ、強靭なリズムがこれでもかと力いっぱい刻まれます。これほどの聴き応えを 誇る古典派シンフォニーは昨今滅多にお目にかかれますまい。そしてメンデルスゾーンの序曲はロマン派的自由と色彩をふわりと纏い、天才的な音楽をわくわくす るような身のこなしで颯爽と奏でています。同時に常に深淵の暗闇のような重さを纏っているのも特徴的で、実に深い味わいのある演奏です。

ODRADEK RECORDS
OSCYL-001(1CD)
ラフマニノフ:作品集
(1)死の島 Op.29
(2)交響曲第2番ホ短調 Op.27
アンドルー・グーレイ(指)
カスティーリャ・イ・レオンSO

録音:(1)2017 年5 月9 日,(2)2018 年1 月28-30 日、ヴァリャドリッド
スペイン北部のカスティーリャ・イ・レオン州のオーケストラ、カスティーリャ・イ・レオ ンSOは 1991 年創立、ヴァリャドリッドを拠点に活動しています。ジャマイカ生まれ の英国人指揮者、アンドルー・グーレイが2016 年から音楽監督を務めています。この組 み合わせでの録音は初めてと思われます。スペインのオーケストラということで想起され る色彩感はいくらかあるものの、それ以上にグーレイの知的な音楽作りとオーケストラ の能力の高さが実感できる演奏になっています。

Altus
ALT-369(1CD)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
ハイドン:交響曲第88番ト長調『V字』 Hob.I:88*
ローター・ツァグロゼク(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO

録音:2009年9月4・5日、2007年5月5・6日*/ベルリン、コンツェルトハウス
ブルックナーの交響曲第9 番は、荘重なスケールを殺ぐことなく、ブルックナーが臆することなく使った執拗な不協和音を誠実に鳴らし、細部にわたってポリ フォニカルに描き切った稀有な名演で、ブルックナーの交響曲第6 番でも素晴らしい演奏を繰り広げた(ALT205)名コンビの本領がいかんなく発揮されています。 特に第2楽章のトリオにおいて対旋律を受け持つ木管楽器の蠢きが、次第に大蛇のようなうねりと化す移ろいは、迂闊に聴いていたら息することを忘れてしまう ほどに表現が濃密だ。(坂入健司郎氏による解説より)
Altus
ALT-370(1CD)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
シューベルト:交響曲第3番ニ長調 D.200*
ローター・ツァグロゼク(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO

録音:2010年2月25-27日、2008年3月7・8日*/ベルリン、コンツェルトハウス
ブラームスの交響曲第1 番の演奏では、最終楽章の有名なコラールや弦楽合奏など、いわゆるこの作品の" ヤマ場" を絞って部分的に聴くと少しこざっぱりし 過ぎて、面喰らうかもしれない。それほど第一楽章の最初から第四楽章の最終音まで、一つの淀みもなく、モティーフが緊密に噛み合ったまま演奏が構築されて います。ケレン味は一切なく、全てのアゴーギクやデュナーミクに必然を感じさせ、各声部が有機的に息づいているので、20 年もの推敲を重ねて作ったブラーム スの労作があたかも一筆書きのようにいきいきと蘇ってくる。(坂入健司郎氏による解説より)

ALTO
ALC-1604(2CD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調*
交響曲第4番ト長調+
ブルーノ・ワルターへのインタビュー「マーラーの交響曲第9番の録音について」#
コロンビアSO*
ブルーノ・ワルター(指*、話#)
リーザ・デラ・カーザ(S)#
フリッツ・ライナー(指)CSO+
アーノルド・ミカエリス(インタビュアー#)

録音:1961年 
原盤:CBS*/RCA+
ALTO
ALC-1385(1CD)
エルガー:演奏会用序曲「南国にて
交響曲第1番変イ長調 Op.55
アカデミー室内O
ネヴィル・マリナー(指)

録音:1990年11月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン、イギリス
原盤、初出:Collins Classics, 12692
前出:Regis, RRC 1016
ライセンサー:Phoenix International Ltd

Linn
CKD-620(1CD)
NX-B09

NYCX-10051(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106 ロビン・ティチアーティ(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2018年2月10〜12日、ベルリン・フィルハーモニー

【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
2018年スコットランド室内管を率い、小編成でのブラームス交響曲全曲録音で話題となったロビン・ティチアーティの 新録音はブルックナー! それもブラームスから一転、今度はコントラバス8人規模の雄大な編成との録音です。ブルックナーの 交響曲中、最も人気がないと見なされがちな第6番は、近年では第2楽章アダージョの清らかで深い悲しみに満ちたメロディが 広く知られるようになりました。とはいえ、ブルックナー録音を敢行するに当たり、第6番を真っ先に選ぶのは勇気がいるところで、 ティチアーティのこの曲への思い入れと自信が見て取れます。編成に見合った的確なタクトでフランス近代作品でも精妙な解釈 を引き出してみせたティチアーティですが、実はすでにブルックナーの交響曲第6番はウィーンSOやノルウェーのベルゲン・ フィルとの共演で披露した実績もあるところ。『ザ・ガーディアン』紙でも「広がりを感じさせる、めざましい」解釈と絶賛されたとお り、作曲家との思わぬ相性の良さが21世紀のブルックナー解釈に新境地を切り開いてくれそうです。今後の録音にも期待が高 まりますが、まずは第6番の汲めど尽きせぬ豊かな音世界でその適性をじっくり味わいたい1枚です。

ALPHA
ALPHA-441(1CD)

NYCX-10048(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ショーソン:愛と海の詩 Op.19、
交響曲 変ロ長調 Op.20
ヴェロニク・ジャンス(S)…1-3
アレクサンドル・ブロック(指)
フランス国立リルO

録音:2018年9月、リル新世紀音楽堂(フランス)

【国内盤】
解説・歌詞日本語訳:白沢達生
フランスのめざましいバロック・歌劇復興の機運に乗じて燦然と世界舞台にあらわれて以来、古楽から近代まで幅広いレパート リーで名演をくりひろげてきたヴェロニク・ジャンス。名盤も多く、とくに近年ではAlphaレーベルで録音したデュパルク、ショーソン、 アーンらの歌曲集が世界的に評価され(Alpha215)英Gramophone誌でも年間大賞を勝ち取ったのが記憶に新しいとこ ろ。今回はジャン=クロード・カサドシュとの名盤の数々で知られたフランス北部の名門リルOとの共演で、満を持してフ ランス近代屈指の名作たるショーソン『愛と海の詩』を録音しました。近年フランス近現代作品の指揮でめざましい活躍をみせ るアレクサンドル・ブロックとの顔合わせは絶妙の采配で、同じ作曲家の交響曲とのカップリングにも注目。フランクやデュカスの作 品と並ぶフランス近代屈指の交響曲の至宝を、同国随一のみずみずしい演奏で聴ける嬉しい新録音です。

Hyperion
CDA-68212(1CD)
サン=サーンス:交響曲第2番イ短調 Op.55
死の舞踏 Op.40
交響曲ヘ長調 「首都ローマ」
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO

録音:2017年9月22日−23日(交響曲第2番)、2017年12月8日−9日(首都ローマ)、2018年2月23日−24日(死の舞踏)、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
かつてHyperionからはフランセ、オネゲル、フローラン・シュミット、ダンディ、ウィドール、マルタンといった数々のフランス系音楽の名盤をリリースしてきたティエリー・フィッシャーと、現在蜜月時代を築くユタSOによる魅惑のサン=サーンス第2弾。交響曲第2番、そして「死の舞踏」と「交響曲ヘ長調 「首都ローマ」」を収録。「首都ローマ(Urbs Roma)」はサン=サーンスの生前には出版されなかったため番号が振られていませんが、作曲順としては第1番と第2番の間、21歳のサン=サーンスによって1856年に書かれた作品です。

Skani
SKANI-042(1CD)
イマンツ・カルニンシュ:交響曲第4番*
チェロ協奏曲**
リエパーヤSO、
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)、
マルタ・スドラバ(Vc)**、
アイヴァルス・メイイェルス(ベースギター)*
ヴィルニス・クリエヴィンシュ(ドラム)*

録音:2014年10月、リエパーヤ・ラトビア協会ハウス(リエパーヤ、ラトビア)
イマンツ・カルニンシュは、ラトビアの作曲家、音楽家、政治家。交響曲、ソ連時代初の「ロック・オペラ」を含む歌劇、オラトリオ、合唱曲、映画と劇場のための音楽を作曲。1960年代には、率直な歌とヒッピー風ライフスタイルが人気のロックバンド「2xBBM」のリーダーを務め、当局の演奏禁止の措置に抵抗したといわれます。交響曲第4番は、彼が管弦楽作品を再び手がけるようになった1973年に作曲された、「東欧圏」で初めての「ロック・シンフォニー」とみなされている、ベースギターとドラムをともなう作品です。チェロ協奏曲は、カルニンシュが音楽アカデミーで学んでいた1963年に作曲されました。チェロとオーケストラの「哀歌調の茶色がかった灰色の色彩」が当時のラトビアの荒廃した街並みや人々の翳りのある表情を映したとされる一楽章の音楽。彼の最初の管弦楽作品です。

Skani
SKANI-035(1CD)
ヤーニス・イヴァノフス:交響曲第14番&第20番
ピアノと管弦楽のための協奏曲(1959)*
交響曲第14番「室内交響曲」(1971)**
交響曲第20番(1981)***
イーゴリ・ジューコフ(P)*、
ラトビア国立SO */***、
ヴァシーリー・シナイスキー(指)*/***、
ラトヴィア・フィルハーモニック室内O **、
トヴィイス・リフシツ(指)**

録音:1971年**、1977年*、1982年***、ラトビア
ラトヴィアの音楽史にその名を刻み、21曲の交響曲を遺した同国最大のシンフォニスト、ヤーニス・イヴァノフス(1906−1983)。 晩年の1981年に作曲された「交響曲第20番」と、弦楽オーケストラのために1971年に作曲され"室内交響曲"の副題を持つ「交響曲第14番」をカップリング。 1959年の作品「ピアノ協奏曲」のソリストは、スクリャービンのスペシャリストとしても高名なロシアのピアニスト、イーゴリ・ジューコフが務めています。

東武レコーディングズ
TBRCD-0065(3CD)
税込定価
ブルックナー:後期三大交響曲集
交響曲第7番
交響曲第8番*
交響曲第9番#
エドゥアルド・チバス(指)
ベネズエラ交SO

録音:2004年5月27日、2005年11月10日*、2007年6月7日#
ホセ・フェニックス・リバスホールにおけるデジタル・ライヴ録音
ベートーヴェン全集が絶賛発売中の「ベネズエラのフルトヴェングラー」 ことエドウアルド・チバスのブルックナーが登場!第7 番は、ベネズエラ交 響楽団にとっての初演。繊細なストーリー展開が意外ながら、谷間に咲く 白百合のような美しい佇まい。弦楽器のささやきはいじらしいまでの異色 の名演。第 8 番もベネズエラ初演という歴史的な演奏会の記録です。高 揚を隠そうともしない展開。それでいて第3 楽章の目一杯遅いテンポでし みじみした味わいを出すなど、極めて人間臭い土の香りのするブルックナ ーと申せましょう。第9 番は、チバスのブルックナー愛、音楽愛の吐露とで も言うべき私小説的演奏。テンポは中庸より早めであり、シューリヒトを思 わせる軽快な疾走すらも感じ取れます。 いずれの演奏も臨場感あふれるライヴ。ヴァイオリンを両翼に配置した古 典配置で対位法を強調したもの。ベネズエラ交響楽団は創立 70 周年を 超えた名門でフルトヴェングラーも客演したことで知られます。今年はさら にブラームス、シューベルト、ワーグナーが予定されております。

ALPHA
ALPHA-680(1CD)

NYCX-10042(1CD)
国内盤仕様
税込定価
HAYDN 2032 Vol.7
ハイドン:交響曲第67番ヘ長調 Hob.I:67
モーツァルト:劇付随音楽『エジプトの王タモス』〜管弦楽のための5つの楽章(2,3,4,5,7a)
ハイドン:交響曲第65番イ長調 Hob.I:65
 交響曲第9番ハ長調 Hob.I-9
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
バーゼル室内O(古楽器使用/弦楽編成6/5/4/3/2)
笠井友紀(コンサートミストレス)

録音:2017年10月2〜6日
リーエン迎賓館
(スイス北部バーゼル近郊)

【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
ハイドン生誕300周年となる2032年へ向け、古楽演奏の異才ジョヴァンニ・アントニーニが着実に進行させつつある交響曲全 曲収録シリーズ第7巻のテーマは「宮廷劇場とその監督」。古楽器・現代楽器を使い分ける俊才集団バーゼル室内管弦楽 団と自ら結成したイル・ジャルディーノ・アルモニコ、2団体を振り分けてゆく企画ですが今回のパートナーは前者。みずみずしい 才気があふれる初期作と充実のきわみとも言える中期2作はいずれも、エステルハージ侯爵家の宮廷劇場での催しをとりし きった劇場監督の采配と関連づけられる、オペラやカンタータの音楽をもとにした作品……とのことで、同じ劇場監督の一人が 上演に関わったという『エジプトの王タモス』にモーツァルトが添えた音楽(アーノンクールの単独録音も今は昔、の充実作)も併 録されているのは密かな注目ポイント。スタイリッシュかつ自発性あふれる音作りもさることながら、今回もテーマを読み解くため の充実解説(国内仕様は日本語訳付)が見逃せません。

BR KLASSIK
BR-900174(11CD)
NX-H08
ベルナルト・ハイティンク・ポートレート/バイエルンRSO名演集

(1)ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 ニ長調 Op.123

(2)ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB105

(3)ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106(1881年 ハース版)

(4)ハイドン:オラトリオ「四季」 Hob.XXI:3・・・初出音源

(5)ハイドン:オラトリオ「天地創造」Hob.XXI:2

(6)マーラー:交響曲第3番ニ短調

(7)マーラー:交響曲第4番ト長調

(8)マーラー:交響曲第9番ニ長調
ベルナルト・ハイティンク(指)
バイエルンRSO

(1)ゲニア・キューマイアー(S)/エリザベート・クールマン(Ms)/マーク・パドモア(T)/ハンノ・ミューラー=ブラフマン(Bs-Br)
バイエルン放送cho
録音:2014年9月25.26日 ヘルクレス・ザール ライヴ
(2)録音:2010年2月12日 フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
(3)録音:2017年5月4.5日 フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
(4)ジュリー・カウフマン(S)・・・ハンネヘルベルト・リッペルト(T)・・・ルーカスアラン・タイタス(Bs)…ジモン
バイエルン放送cho
録音:1997年11月27.28日 ヘルクレス・ザール ライヴ
(5)カミラ・ティリング(S)…ガブリエル、エヴァ
マーク・パドモア(T)…ウリエル
ハンノ・ミューラー=ブラフマン(Bs-Br)…ラファエル、アダム
バイエルン放送cho
録音:2013年12月19.20日 ヘルクレス・ザール ライヴ
(6)ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)
アウスベルク大聖堂児童cho
バイエルン放送cho
録音:2016年6月16.17日 フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
(7ユリアーネ・バンゼ(S)
録音:2005年11月3.4日 フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
(8)録音:2011年12月15.16日 フィルハーモニー・イン・ガスタイク ライヴ
2019年3月4日 ハイティンク90歳の誕生日を祝して!ハイドン「四季」は初出! アムステルダム出身、オランダが誇る大指揮者ハイティンク。1961年から1988年まで長きに渡り、アムステルダム・コン セルトヘボウOの首席指揮者を務め、楽団の発展に力を尽くしました(1960年代から70年代にかけて、コン セルトヘボウ管と完成させたマーラーの交響曲全集は、当時巻き起こった“マーラー・ブーム”の潮流に乗って多くの人に 愛された名演です)。1980年代頃までは「正統、かつ穏当な解釈をする指揮者」として評価されていましたが、21世 紀になってから、ライヴ録音が広く知られるようになってからは「熱い指揮者」としても認知され、現代を代表する巨匠と しての地位を確立しました。 バイエルンRSOとは長い間良好な関係を築いており、このBOXに収録された音源だけでも、ハイドン、ベー トーヴェン、ブルックナー、マーラーとウィーン古典派からロマン派の音楽で目覚ましい演奏を披露。なかでもハイドンの 「四季」は今回初収録の音源であり、大規模な声楽パートを操り、躍動的で生き生きとした音楽を紡ぎ出しています。


SWR music
SWR-19069CD(6CD)
NX-E05
ハンス・ロスバウト/ブラームスを振る

(1)交響曲第1番ハ短調 Op.68
(2)交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(3)交響曲第2番ニ長調 Op.73
(4)交響曲第4番ホ短調 Op.98
(5)セレナード第1番ニ長調 Op.11
(6)セレナード第2番イ長調 Op.16
(7)ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
(8)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
(9)交響曲第1番ハ短調 Op.68
(10)交響曲第3番ヘ長調 Op.90
ハンス・ロスバウト(指)
南西ドイツRSO バーデン・バーデン

録音:(1)1955年9月19日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(2)1956年4月20日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(3)1962年12月17-21日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(4)1958年11月5日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(5)1958年12月18日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(6)1958年1月15、16日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(7)ワルター・ギーゼキング (P)
1950年1月8日 クアハウス、バーデン・バーデン (ライヴ)
(8)ゲザ・アンダ (P)
1958年4月8日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(9)1960年6月27日、7月4日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
(10)1962年9月5日 ハンス・ロスバウト・スタジオ
全てモノラル録音
ハンス・ロスバウト(1895-1962)が南西ドイツ放送のために残したブラームスの演奏を全て集めたBOXが登場。ギーゼキングと のピアノ協奏曲第1番は1960年代にLPレコードで発売されたことがありますが、それ以外の多くの録音はこれまで正規発売さ れてこなかったものです。また1962年12月の交響曲第2番(DISC2に収録)は彼の最後から2番目となる録音で、巨匠はこの 後12月29日に亡くなりました。ブラームスはモーツァルトと共に、ロスバウトにとって重要な作曲家でした。彼は南西ドイツ放送へ 4つの交響曲全てを録音し、1番と3番については解釈の違う2種の録音を残しています。いずれも一度目の録音では楽曲形 式の細かな点に注目しており、透明度の高いスコア整理で対位法的な構造を引き立てていますが、後の録音では作品全体を よりコンパクトにまとめ上げています。SWRが保有するマスターテープから最新のリマスターが行われており、モノラルながらたいへ ん聴きやすい音となっています。

BIS
BISSA-2376(1SACD)
マーラー:交響曲第10番(ミケーレ・カステレッティ補完、室内オーケストラ版) ヨン・ストゥールゴールズ(指)、
ラップランド室内O

録音:2017年10月/コルンディ文化の家のホール(ロヴァニエミ、フィンランド)
作曲家の死により未完に終わったため第1楽章のみを演奏する場合が多いものの、残された草稿から曲の全貌がある程度想 像可能なマーラー最後の交響曲第10番。それゆえにクック版が主流のほか、カーペンター版、マゼッティ版、バルシャイ版、ホイーラー版、そして話題 のガムゾウ版(KKC 5939/WER 5122)など、数々の補筆完成版が存在します。当録音は作曲家、指揮者として活躍するミケーレ・カステレッティ補 筆完成版で編成は室内オーケストラです。
「交響曲第10番はマーラーの作品中、最も情熱的で感情的である」と述べるカステレッティ。当作品の補完のきっかけとなったのはシェーンベルク:が 編曲したマーラーの交響曲第4番の室内オーケストラ版で、第10番でも同様の楽器を使用しております。ヨン・ストゥールゴールズ率いるラップランド 室内Oが当作品の新たな魅力を伝えてくれます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3752(1CDR)
ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」 エトヴィン・フィッシャー(指)
フィッシャー室内O

英 HMV DB4615/7
1938年4月11日ベルリン録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれ。主にドイツで活躍したピ アニスト、指揮者で教育者でもあった。ベルリンでリストの最後の弟子だったマ ルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMIのアーティストとなり、 ハッハの「平均律クイラヴィーア曲集」全曲の世界初録音を行った。フィッシャ ーは協奏曲の演奏ではピアノを弾きながら指揮をする「弾き振り」を現代に復活 した。これはフィッシャーが指揮者に専念した唯一のもので大変貴重。この録音 の4年後、第2次世界大戦下のウィーンでフィッシャーはハイドンのピアノ協奏曲 ニ長調をウィーン・フィルと弾き振りで録音した(78CDR-3129)。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

MSR
MS-1646(1CD)
バーバラ・ハーバック作品集VOL.12〜管弦楽作品集第4集
交響曲第11 番「帰還」
管弦楽組曲「偽善」 (全13 曲)
デイヴィッド・アンガス(指)LPO

録音:2017年8月14−16日 ロンドン
米国、ペンシルベニア州出身の作曲家、鍵盤楽器奏者、バーバラ・ハーバックの新作管弦楽 曲 2 作の録音。ハーバックはチェンバリスト、オルガニストとして活躍する一方、40 年以上作曲 活動にも取り組んでおり、MSR からは彼女の作品集が継続して発売されています。第12 集である この CD には、2017 年の作品、交響曲第 11 番「帰還 Retourner」と管弦楽組曲「偽善」を収 録。どちらも世界初録音。「帰還」は、ウィラ・キャザー(1873-1947)の小説「ああ開拓者たち よ!」(1913)に基づいた 3 楽章の作品。「偽善」は、ロイス・ウィーバー(1888-1939)の監督した 1915 年の同名無声映画のための音楽。作風はどちらもいたって穏やかで適度にロマンティック で、気持ちの良い音楽です。英国の指揮者デイヴィッド・アンガスとロンドン・フィルハーモニー Oの演奏もたいへん充実。 ちなみに鍵盤楽器奏者としてのハーバックもMSR からCD になっており、その中にはソレルの ソナタ全集(MS 1300 14CD)という偉業も含まれています。

Passacaille
PAS-1048(1CD)
18世紀アンダルシアの葬送音楽
ハイドン:交響曲第44番ホ短調『悲しみ』 Hob.I-44(セビリア大聖堂バージョン)
アントニオ・リパ:ラメンテーション
ホセプ・バレーラ:オフェルトリオ
ハイメ・バリウス・イ・ヴィラ:ホルン小協奏曲
ホセプ・バレーラ:オフェルトリオ
ジュリア・ドイル(S)
アレハンドロ・カサル(Org)
ホルヘ・レンテリア(ナチュラルHrn)
エンリコ・オノフリ(指)
セビリア・バロックO

録音:2013年12月、2015年11月/スペイン
ヨーロッパ音楽が少し遅れて広まるスペイン。それは完成され成熟した音楽が伝わってくるからとも考えられ、またそれを受けてスペインで作られる音楽も高度 なものになります。類まれな才を持つ古楽ヴァイオリニストとして名をあげ、指揮者としても活躍の場を広げるオノフリが、セビリア・バロックOと共に知 られざるスペイン古楽の逸品を取り上げます。葬送音楽がテーマで、ハイドンの『悲しみ』を組み合わせているのも面白いところ。ちなみにこのハイドンはディス クに「セビリア大聖堂で演奏する用の版」と書かれており興味津々です。

Skani
SKANI-067(2CD)
イマンツ・カルニンシュ:管弦楽作品集
サンタ・クルス、交響曲第5番、
オーボエ協奏曲、交響曲第7番
リエパーヤSO、
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)、
マーリス・シルマイス(指)、
ペーテリス・エンジェリス(Ob)
イマンツ・カルニンシュは、1941年ラトビアのリガ生まれの作曲家。政治家としても活動した他、ロックやポピュラー、映画や舞台の音楽も知られており、キャッチーな旋律や心地よいリズム、色彩豊かなサウンドの交響曲、協奏曲を楽しめます。

Diapason
DIAP-037(1CD)
シューベルト:交響曲集
(1)交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
(2)交響曲第8番ロ短調 D.759「未完成」
(1)ヨーゼフ・クリップス(指)LSO
 録音:1958年
(2)エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)、
 レニングラードPO
 録音:1959年
ディアパゾン誌が選んだシューベルトのシンフォニーは、クリップスの「ザ・グレイト」とムラヴィンスキーの「未完成」の2曲。クリップスのデッカ時代を代表する名演の1つ「ザ・グレイト」、そしてムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのコンビによる「未完成」の大名演という贅沢なカップリングです。


ARTHAUS
10-9378DVD(3DVD)
KKC-9402(3DVD)
国内盤仕様
税込定価


10-9379BD(3Bluray)
KKC-9399(3Bluray)
国内盤仕様
税込定価

チャイコフスキー:交響曲全集(第1〜6番)

■特典映像
フィリップ・ジョルダン、チャイコフスキーとその作品について語る
パリ・オペラ座O
フィリップ・ジョルダン(指)

収録:2017年10月〜20018年5月、パリ・オペラ座バスティーユ&フィルハーモニー・ド・パリ(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕(ボーナス):英独
リージョン:All、340分
◆Bluray
画面:16:9、1080iHD
音声:PCMステレオ、DTS-HDMA5.1
字幕(ボーナス):英独
リージョン:All、340分
フィリップ・ジョルダン(指)パリ・オペラ座Oによる 2017 年から 2018 年にかけて行われたチャイコフスキー交響曲全曲演奏会のライヴ映像。 コンサートは、前期の交響曲第1〜3番と後期の交響曲第4〜6番とをそれぞれ組み合わせて演奏されました。オペラによって培われた高いアンサンブ ル能力、しなやかな弦楽器の音色、そして奇をてらわない統一感ある表現が素晴らしい演奏です。 2009 年よりフィリップ・ジョルダンが音楽監督を務めるパリ・オペラ座O。およそ 10 年間に渡って良好な関係を続けてきた両者は、これまでに数 多くの作品を手がけ、本筋である舞台作品でも「ドン・カルロ」や「コジ・ファン・トゥッテ」であったり、「モーゼとアロン」や「ファウストの劫罰」であった りと幅広いレパートリーに取り組んでいます。またジョルダンは管弦楽作品も積極的に取り組んでいます。録音でも、『アルプス交響曲』や『春の祭典、牧神、 ボレロ』、『ニーベルングの指環』管弦楽曲集、『フィガロの結婚』全曲、『ペレアスとメリザンド』全曲、『ベートーヴェン:交響曲全集』など優れた作品を 発売しています。フィリップ・ジョルダンはパリ・オペラ座との契約が 2020 年には終了し、2020 年よりウィーン国立歌劇場音楽監督に就任することが決まっ ています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00683(1SACD)
2019年2月20日発売
ブルックナー:交響曲第9番
(ハース/オーレル版)
上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2018年10月27日 東京・サントリーホール、28日 横浜みなとみらいホール・ライヴ
2016年より新日本フィルの音楽監督を務める上岡敏之との第6弾CDは、ブルックナー第9番です。就任して2年、多くの共演を重ね、さらに内面の深まった演奏を聴かせるこのコンビ。荘厳かつ甘美に響く、「愛する神に捧げる」音楽を、穏やかに誠実に奏でています。 当盤は、2018年10月のライヴ・レコーディング。会場を包む厳かな空気まで収めるように、ライヴの臨場感を高音質ハイブリッド盤で再現しています。 進化を続ける上岡&新日本フィルのブルックナーを、ぜひお聴きください。(オクタヴィア
オクタヴィア
OVCL-00687(1SACD)
2019年2月20日発売
ハイドン:交響曲集Vol.6
交響曲第39番ト短調 Hob. I:39
交響曲第61番ニ長調 Hob. I:61
交響曲第73番ニ長調 Hob. I:73 「狩り」
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2018年10月19日 いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当盤は第13回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とした優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当盤は第13回コンサートのライヴ収録です。
幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とした優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

ACCENTUS Music

ACC-10445BD(Bluray)

ACC-20445DVD(DVD)
モーツァルト:交響曲第40番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
アンドリス・ネルソンス(指)

収録:2018年3月15,16日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9,Full HD
音声:DTS HD MA5.1、PCMステレオ
リージョン:All、90’ 18
◆DVD
画面:16:9,NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、PCMステレオ
リージョン:All、90’ 18
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの第21代カペルマイスターに就任したアンドリス・ネルソンス。本映像は、2018年2月から3月にかけて 行われた、ネルソンスの就任記念及び、オーケストラの創立275周年コンサートという一連のお祝いコンサート・シリーズの最終公演です。演目はモーツァ ルトの交響曲第40番とチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」というメランコリックな憂いと感情が込められた2作品。 モーツァルトの交響曲第40番は、例外的に短調の交響曲で(あとは第25番)、第1楽章の冒頭の主題が響くと会場の雰囲気が一変します。ネルソンス はゲヴァントハウス管の豊潤で深みのある音質を正攻法で引き出しています。そしてモーツァルトの悲哀を受け続くのは、チャイコフスキーの「悲愴」。チャ イコフスキーは、「モーツァルティーナ」という作品を書くほどモーツァルトを大変尊敬していたと言われています。交響曲第6番は、チャイコフスキー最 晩年の傑作。現にこの初演の9日後に突然の死を迎えることになります。ネルソンスは、重厚なテンポをとりクライマックスまで丹念に描き、ゲヴァント ハウス管の繊細な音色、ディナーミク、アゴーギクを巧みに扱い絶望的な終楽章への心理を見事に描いています。 (Ki)

CPO
CPO-555262(1CD)
NX-B10
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):秋の交響曲(1921) ヨハネス・ヴィルトナー(指)
グラーツPO

録音:2018年6月26、28-30日
グラーツ歌劇場、オーストリア
後期ロマン派の様式による重厚な響きのオーケストラ曲で知られるヨーゼフ・マルクス。十二音や無調の音楽が台頭し た20世紀初頭に活躍した作曲家ですが、半音階進行を存分に用いた色彩的な響きを愛したため、少し時代に取り 残された感もあり一時期はすっかり忘れられてしまった存在でした。しかし、近年盛んになっている“退廃音楽の復興” に伴い、マルクスの作品も演奏機会が増えてきました。この「秋の交響曲」は大指揮者クレメンス・クラウスのお気に入 りの作品で、1922年9月28日にグラーツで初演し大成功を収めたことに気を良くしたクラウスは、翌年5月、ウィーン でのコンサートでもこの曲を演奏、ここでも大評判となったことで知られています。各々の楽章には標題が付けられてお り、このアルバムではウィンナ・ワルツの名演でおなじみ指揮者ヴィルトナーがタクトを執り、R・シュトラウス風の華 麗な響きをふんだんに散りばめた美しい音楽が展開されます。

GRAND SLAM
GS-2192(1CD)
モーツァルトの後期3大交響曲
(1)交響曲第39番変ホ長調 K.543
(2)交響曲第40番ト短調 K.550
(3)交響曲第41番「ジュピター」
ブルーノ・ワルター(指)NYO

録音:(1)1953年12月21日&1956年3月3日、(2)1953年2月23日、(3)1956年3月5日/30番街スタジオ(ニューヨーク)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
ワルターが引退直前、モノラル時代に収録したモーツァルトの後期3大交響曲は、オーケストラの厚みある響きや表現力において、のちのステレオ録音よ りも高く評価する人も多いようです。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープですが、従来盤よりも細部が明瞭に聴き取れる ため、ワルターのやりたいことが手に取るようにわかるかもしれません。また、解説書には77歳を記念してアメリカ・コロンビア社より依頼されたワルター 自身の解説(確か、初めての邦訳かと思います)を掲載しています。短いながらも、ワルターの人となりがうかがえる文章です。(平林直哉)

ORF
ORFCD-3223(2CD)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
CD1)
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調
(2)ドヴォルザーク:弦楽セレナード
CD2)
(3)ヴォイチェフ・キラール(1932-2013):「オラヴァ」〜弦楽合奏のための
(4)マーラー:交響曲第4番(エルヴィン・シュタインによる室内アンサンブルによる版)
ビジャン・カーデム=ミサーク((指)(1)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(1)アンティ・シイラーラ(P)
(2)マリン・ハルテリウス (S)

録音:CD1)2017年8月5、6日
CD2)2017年9月17日
前述のアカデミア・アレグロ・ヴィーヴォの2 枚目のアルバム。管楽セクションを加えて、 メンデルスゾーンの協奏曲、マーラーの交響曲第 4 番の室内アンサンブル版にも挑戦。 注目はポーランド出身の現代作曲家キラールの弦楽のための「オラヴァ」。因みにキラー ルはペンデレツキ、グレツキらとポーランド前衛音楽の旗手でありながら映画音楽も多数 手がけ、盟友ロマン・ポランスキー監督の映画に多くのスコアを提供しています。ここに収め られた1988 年作の「オラヴァ」は民族ミニマリズムともいうべき内容でヤナーチェク風の民 族舞曲のリズムがジョン・アダムスを思わせるミニマリスティックな展開で聴かせる。



東武レコーディングズ
TBRCD-0060(5CD)
税込定価
ベネズエラのフルトヴェングラーが降臨!
ベートーヴェン:交響曲全集
エドゥアルド・チバス(指)
ベネズエラSO
カローラ・グレーザー(S),カティウスカ・ロドリゲス(Ms)、 イドヴェル・アルヴァレス(T),アンドレアス・ダウム(Br)
テレサ・カレーノ・オペラ・コーラス、エミール・フリードマンcho、UC合唱団、ホセ・アンゲル・ラマスcho

録音:2005〜2018 年ホセ・フェニックス・リバス ホールにおけるデジタル・ライヴ録音:
録音:2007年7月1日(交響曲第1番、第3番)、2018年3月17日(交響曲第2番、第4番)、2017年3月22日(交響曲第6番、第8番)、2005年3月16日(交響曲第5番)、2005年2月3日(交響曲第7番)、2008年4月24日(交響曲第9番)
時として思わぬ国から天才は生れるものです。ベネズエラの巨 匠エドゥアルド・チバスによるベートーヴェン全集が登場。 チバスはフルトヴェングラーの研究者としても高名で、バレンボイ ムとも非常に親しくその芸風は古風でフルトヴェングラーの蘇りと もいえる情熱的なもの。 今回の全集では、第 1 番は信じ難い程のゆっくりしたテンポを採 用しスケール極大。「英雄」は、フルトヴェングラーへのオマージ ュとも呼べる風格と激情を隠そうともしません。第 2 番、第 4 番も 遅いテンポが懐かしさを醸し出します。「田園」は草いきれでむせ 返る様な野趣に満ちた快演。「運命」と第 7 番はこの全集の白眉 とも言える名演。「運命」の古武士を思わせる凛とした佇まいの立 派さ。音が固まりで飛び込んでくるような迫力。第 7 番のフィナー レは聴くものが冷静さを保てないほどの熱狂。第8 番も久々に聴 けた豪傑笑いのようなユーモア溢れる演奏。「第九」はバーンス タイン以来となる、「喜び」を「Freiheit」(自由)に置き換えた歌唱で演奏されます。眠りから醒めていくような第一楽章の格調 にはゾクゾクします。いずれの演奏も臨場感あふれるライヴ。ヴァイオリンを両翼に配置した古典配置で対位法を強調したも の。 ベネズエラSOは創立 70 周年を超えた名門でフルトヴェングラーも客演したことで知られます。今年はさらにブルック ナー、ブラームスが予定されております。
■エドゥアルド・チバス
エドゥアルド・チバスは、1992年にベネズエラSOで ワーグナー「マイスタージンガー」を指揮して以降、国際的 なオーケストラ指揮者としての道を着実に歩んでいます。 その好個の例は、ベネズエラで制作されたベートーヴェ ンの交響曲全集の最初のCDセットであり、全てカラボボ 【ベネズエラ中心部の州】SOを指揮してライヴ録音 されたものだ。カメラータ・ザルツブルクの音楽監督で、カ ラカスを2度訪れたシャーンドル・ヴェーグは、彼を次のよう に評しています。「エドゥアルド・チバスは、ベートーヴェンに 対する強い親和性と、彼独自のメッセージ性をそなえてい る」 後に、カメラータ・ザルツブルクに客演指揮者として招かれ、1999年、ポルトガル北部のオーケストラにも招かれ た。2005年、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲を、ブラジルのピアニスト、ルイツ・デ・ムーラ・カストロとベネズエ ラSOとの共演でライヴ録音した。 2007年11月、ドイツに招かれ、バイエルン州、レーゲンスブルクでベートーヴェンの第4、第7交響曲を指揮し、地元 紙で絶賛された。「ドナウポスト」紙は、「エドゥアルドは、オーケストラから強烈なエネルギーを発散させた」と書いた。 エドゥアルド・チバスは自身が指揮したベートーヴェンの交響曲集、およびピアノ協奏曲集で知られている一方、 もうひとりの偉大な交響曲作曲家――アントン・ブルックナー――とも結び付けられています。2004年5月、エドゥアル ド・チバスはベネズエラSOで、同団では初演となるブルックナーの第7交響曲を指揮した。2005年、第8交響 曲を同団で指揮し、ベネズエラでこの大作の初演として話題を呼んだ。2007年、ブルックナーの第9番が、これもベ ネズエラでの初演として取り上げられた。

第7、第8番のライヴ録音は、「ファンファーレ・マガジン」のような国際音楽情報誌で称えられた。同誌の2007年1 /2月号で、次のように書かれた。「エドゥアルド・チバスはアントン・ブルックナー作品の極めて好意的で強力な解 釈者であることを証明しています。彼のビジョンは明らかに彼独自のものだ、しかしそのビジョンは、ブルックナーの偉 大な解釈者としてよく知られる巨匠たち・・・フルトヴェングラー、ヨッフム、カラヤン、クレンペラー、クナッパーツブッ シュ、ヴァントらと本質的に引けをとらないものだ」 エドゥアルド・チバスは1948年11月27日キューバのハバナで生まれた。幼い内に家族と共にアメリカに亡命しアメリ カ国籍を得る。ニューヨーク、コロンビア大学の応用数学科とオペレーションズ・リサーチ科で理学士、理学修士の 学位を得た。1971年以降ベネズエラに在住。実業家としても高名であり、1976年には、広告代理店、AWナスカ・サ ーチアンドサーチを設立し、代表を務めています。ベネズエラのワーグナー協会の会長でもある。

BR KLASSIK
BR-900173(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第9番(1894年原典版-ノヴァーク校訂) マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2014年1月13-17日 ライヴ
フィルハーモニー・イン・ガスタイク
1887年、交響曲第8番が完成した直後から作曲に取り掛かるも、一旦は別の作品の改訂に打ち込み、再度作品に向き合ったのは1891年の時。すでに3年 が経過していました。その後は自身の病状の悪化に伴い、作曲が停滞、亡くなるまでの5年間に仕上げることができたのは第3楽章まででした。一度は「第4楽 章に「テ・デウム」を置くこと」と代替案を出したブルックナーでしたが、息をひきとる直前まで完成を諦めてはいませんでした。 このようないきさつもあり、この曲の演奏には様々な表現方法がとられています。 研究者による補筆版を用いる方法、終楽章で「テ・デウム」を演奏する方法など、この曲を「4楽章の完成形」で演奏しようと試みる指揮者もいますが、ヤンソン スは「完成された3楽章」のみを演奏。第3楽章のアダージョで曲が閉じられることで、聴き手の心には、神への祈りや憧憬を感じさせる豊かな響きが残ります。 (この日のコンサートは「最後の作品」と題されており、プログラムはベルクのヴァイオリン協奏曲と、ブルックナーの交響曲第9番が選ばれていました。) ブルックナーが「愛する神に捧ぐ」と譜面に書き入れた通り、ヤンソンスもこの壮大な作品を神に捧げるがごとく誠実に演奏しています。

Pentatone
PTC-5186655
(2SACD)
シューベルト:交響曲集
交響曲第1番ニ長調 D82
交響曲第2番変ロ長調 D125
交響曲第3番ニ長調 D200
イタリア風序曲第1番ニ長調 D590
劇付随音楽「ロザムンデ」〜間奏曲第1番/間奏曲第2番/間奏曲第3番/バレエ音楽第1番/バレエ音楽第2番
ローレンス・フォスター(指)、
コペンハーゲンPO

録音:2017年10月/王立デンマーク音楽アカデミー内コンサートホール(コペンハーゲン)
ローレンス・フォスター率いるコペンハーゲン・フィルがシューベルトの初期の交響曲第1-3番と劇付随音楽を録音しました。 ワルターに才能を認められたフォスターは1960年に指揮者デビュー。その後1969年にはイギリス・デビューを果たしロイヤル・フィルを度々指揮しました。 72年に帰国後はヒューストンSOの音楽監督に就任し世界的に知られるようになりました。NHKSOとの共演で1978年に初来日。その後は 定期的に来日し、2018年11月、新日本フィルハーモニーSOの演奏会に登場したのも記憶に新しいところです。PENTATONEレーベルから数多 く録音をリリースしておりますが、とりわけ協奏曲やオペラの指揮で高い評価を集めております。
シューベルトが習得したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの先輩作曲家からの影響をはっきりと示しつつもシューベルトの独創性がいたると ころにあらわれている初期の交響曲第1番から第3番、ロッシーニの作法を模倣して作曲されたイタリア風序曲、そしてロマン劇のために作曲した劇付随 音楽「キプロスの女王ロザムンデ」。フォスターは極めて鮮度の高く、非常に心地よいシューベルトを聴かせてくれます。 (Ki)


Altus
ALT-404(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 中村恵理(S)、清水華澄(Ms)
宮里直樹(T)、大西宇宙(Br)
東京オペラシンガーズ
広上淳一(指)広島SO

【ゲスト出演】
ホルン:ラデク・バボラーク
オーボエ:クララ・デント
クラリネット:ラズロ・クティ
ファゴット:ベンツェ・ボガーニ
ヴァイオリン:チャールズ・ウェザビー、マルティナ・バチョヴァー
ヴィオラ:カレル・ウンターミュラー、松田健一郎
チェロ:ハナ・バボラコヴァ
トロンボーン:ディエゴ・ガッティ
ティンパニ:スヴァトプルク・チェク

録音:2018年7月12日広島文化学園HBGホール(ライヴ)
ゲストには泣く子も黙るバボラークの他、ベルリン放響首席のクララ・デント、ミュンヘン・フィル首席のラズロ・ クティなど錚々たるメンバーが集結。広上淳一の指揮は古楽系のすっきりスマートな演奏とは一線を画し、重々しく決然としてたくましい。プラハ響のティ ンパニ奏者、スヴァトプルク・チェクの大瀑布の如き叩きっぷりも凄まじく、会場の熱気がバンバン伝わってきます。第3楽章までの白熱した演奏にまず 驚かされますが、第4楽章で声楽が入るとよりいっそう巨大な世界に変貌。ソリストも合唱も大変高いレベルで、オーケストラもまた熱を帯び、生きる喜 びをこれでもかと謳歌します。マーチ直前のヘ長調三和音フェルマータの長さはフルトヴェングラーを彷彿とさせる強烈さ! ※当CDの売上の一部は「西日本豪雨災害義援金」として寄付されます。 (Ki)

COL LEGNO
COL-60007(8CD)
NX-G07
ベートーヴェン:交響曲全集
【CD1】交響曲第1番&第5番
【CD1】交響曲第2番&第7番
【CD1】交響曲第3番&第8番
【CD1】交響曲第4番&第6番
【CD1】交響曲第9番
【CD6-9】グスタフ・クーン&フランツ・ヴィンター:ベートーヴェンの交響曲を語る
スザンネ・ゲフ(S)
ヘルミネ・ハーゼルベック(Ms)
リチャード・デッカー(T)
コンラッド・ジャーノット(Br)
グスタフ・クーン(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドンO&cho

録音:2005,2006年 イタリア、ボルツァーノ
グスタフ・クーンとボルツァーノ・トレント・ハイドンO&choによるベートーヴェンの交響曲全集に、クーンと音楽 学者フランツ・ヴィンターの対談「ベートーヴェンの交響曲について」を加えたマニア向けの特装盤BOX。
COL LEGNO
COL-60021(2CD)
NX-C09
シューマン:交響曲全集 グスタフ・クーン(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドンO

録音:2010年1月21-26日…第1番
2010年2月19-24日…第2番
2010年3月12-17日…第3番
2010年4月16-20日…第4番
シューマンをこよなく愛する指揮者グスタフ・クーンによる交響曲全集。ボルツァーノ・トレント・ハイドンOの素朴 な響きは、シューマンが思い描いていたであろう音楽を忠実に再現しています。

Gramola
GRAM-99189(1SACD)
NX-B08
ブルックナー:交響曲 第7番ホ長調 WAB 107 レミ・バロー(指)
ザンクトフローリアン・アルトモンテO

録音:2018年8月17日、聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
異色の解釈で知られるレミ・バローのブルックナー録音、今年も最新盤が登場します! オーストリア北部のリンツにほど近いザン クトフローリアンで夏ごとに開催されているブルックナー音楽祭のハイライトを飾るべく、かの作曲家が若い頃オルガン奏者として 奉職していた修道院教会を会場に行われる交響曲演奏会は、イギリスやアメリカなど海の向こうからも耳の肥えたブルックナー・ ファンを集める注目度の高いステージ。2018年夏の演奏会ではついに第7番が披露されましたが、ここでもバローは玄人ファ ンたちの期待を裏切ることなく、残響10秒という異例の音響空間を最大限味方につけた異色解釈で満場を唸らせました。俊 才エンジニア陣がこだわりぬいたDSD録音で、指揮者自身も音源監修に携わり仕上げられた今回のリリースは、レーベルサイド が「過去最高の出来」と胸を張る仕上がり。解釈の音像をぼやかすことなく絶妙に収録されたその響きがブルックナーの創意に どう影響をおよぼしたか…。

Channel Classics
CCSSA-38019
(1SACD)

RCCSSA-38019
(1SACD)
国内仕様盤
税込定価
マーラー:交響曲第7番ホ短調 イヴァン・フィッシャー(指)
ブダペスト祝祭O

録音:2015年9月、ブダペスト芸術宮殿
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーが 鍛え上げた奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭O(BFO) 。2005年にリリースされた「交響曲第6番」以来、慎重に録音を進 めてきたフィッシャー&BFOによるグスタフ・マーラーの交響曲集 もついに8作目。最新作は、交響曲第6番「悲劇的」に続けて作曲 され、第2楽章、第4楽章の「夜曲」から「夜の歌」の愛称を持つ 「交響曲第7番」がいよいよ登場! 終楽章の解釈を中心に専門家や愛好家からも評価が分かれ、他の 交響曲と比べて演奏・録音機会が少ない交響曲第7番ですが、イヴ ァン・フィッシャーは「I love this symphony」と語っており、 この終楽章が傑作であることを証明するため、オランダの放送局 VPROにより、レコーディングのドキュメンタリーも製作されてい ます。
また、このマーラー・シリーズはオーケストラの優秀録音盤と して国際的に高い評価を得ており、前作「交響曲第3番(CCSSA 38817)」は、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門 録音賞」を受賞しています。オランダの高音質レーベルChannel Classicsとプロデューサー&レコーディング・エンジニアである ジャレッド・サックスの技術の粋を集めたハイクオリティ・レコ ーディングにご注目ください。

Chandos
CHSA-5234(1SACD)

RCHSA-5234(1SACD)
国内仕様盤
税込定価
シューベルト:交響曲集 Vol.1
交響曲第3番ニ長調 D.200
交響曲第5番変ロ長調 D.485
交響曲第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
エドワード・ガードナー(指)
バーミンガム市SO

録音:2018年7月9日ー10日、タウン・ホール、バーミンガム(イギリス)
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者を務めているイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。2010年から2016年まで首席客演指揮者を務め、Chandosでは「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」(CHSA 5132、CHSA-5139、CHSA-5151、CHSA-5161)という録音プロジェクトで成功を収めたガードナーとバーミンガム市SO(CBSO)の新たなシリーズは、なんとシューベルトの交響曲集がスタート!
第1弾は、交響曲第3番、第5番、そして「未完成」の2楽章を収録。メンデルスゾーンで反響を呼んだガードナー&CBSOのコンビによる期待のシューベルト。メンデルスゾーンに引き続き、SACDハイブリッド・サラウンドによる録音です!

Goodies
78CDR-3751(1CDR)
税込定価
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ベルリン大SO

英 Parlophone R1537/40(独 Odeon O-11848/51 と同一録音)
1933年4月ベルリン録音
ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)は20世紀の半ばに活躍したドイツの指揮者。オランダ国境に近いウッパータールに生まれた。ボン大学で哲学を修めた後ケルン音楽学校で指揮法を学んだ。これはドイツOdeonへのスタジオ録音。これはこの名曲の初の全曲録音だった。クナッパーツブッシュはこのシリーズでハイドン:交響曲第94番「驚愕」(78CDR-3401)、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(78CDR-3102)、ベートーヴェン:交響曲第7番(78CDR-3374)が出ています。復刻には「音のエジソン」 SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

LSO Live
LSO-0810(1SACD)
チャイコフスキー:交響曲第4番
ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵*
ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2017年10月29日-11月1日、2018年6月3日*
オペラを聴いているようなドラマチックなチャイ4。冒頭のファンファーレの沈痛な表情に驚かされて始まります。第2楽章の物悲しい旋律には思わず涙 となってしまいそうです。終楽章ではノセダとLSOが一丸となってエネルギー炸裂しています。「展覧会の絵」ではLSOの管楽器セクションの活躍が見もの。 冒頭のプロムナードから、高らかに響くトランペットに気持ちよく身をゆだねられます。各曲のキャラクターの違いも際だった、実に楽しめる演奏です。 ノセダはロンドンSOの首席客演指揮者であるほか、2021/22のシーズンからはチューリヒ歌劇場の音楽監督に就任予定で、ノセダにとって初とな るリングのプロジェクトも予定されているなど、これからますますオペラシーンでの活躍もたのしみな状況となっていますが、この演奏もオペラのような劇 場型アプローチで、エネルギーに満ちています。 (Ki)

H.M.F
HMM-905314(2CD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO、
サラ・ミンガルド(C.A)、
スコラ・ハイデルベルク女声cho
ケルン大聖堂児童合唱隊

録音:2018年10月/ケルン・フィルハーモニー
マーラーの交響曲第5番を、ケルン・ギュルツェニヒOと録音して絶賛を受けたロトが、第3番に挑戦しました。同オーケストラは1904年にマー ラー自身の指揮で第5番を世界初演という深い縁がありました。第3番は多くの文献に「1902年6月9日、クレーフェルトにて作曲者自身の指揮によ り初演」としか書かれていませんが、この際のオーケストラも、なんとケルン・ギュルツェニヒOでした。
ロトはやや速めのテンポながら造型も大きく、ヴィブラート控え目、金管もまろやかに響かせるなど才気煥発ぶりが光ります。牧歌的な歌い回しも絶妙。 また児童合唱の天使のような無垢さとイタリアのベテラン、サラ・ミンガルドのカウンターテナーのような低く妖しげな声が、この世のものとは思えぬ不思 議な世界を創り上げています。ロトならではの目から鱗の落ちるような「マラ3」が出現しました。
2018年のセッション録音で、強奏部でも豊かに響く録音も特筆もの。時代楽器演奏でないことを残念に思う向きもあるかもしれませんが、今回もドイ ツのギュルツェニヒ管で大正解。さらにレ・シエクルで培った「初演当時の響き」をここでも追求、今や少なくなった117年前の古き良きドイツのオーケ ストラをタイムマシンで聴きに行く感があります。超注目盤の登場です! (Ki)
H.M.F
HMM-902503(1CD)
ベルリオーズ(エッセール編):幻想交響曲(2台ピアノ版) ジャン=フランソワ・エッセール、マリー=ジョゼフ・ジュード(P/1928年プレイエル製対面ピアノ使用)

録音:2018年6月/シテ・ド・ラ・ミュジーク(パリ)
ベルリオーズ・イヤーの幕開けを飾る注目のアルバムがリリースされます。ベルリオーズの幻想交響曲をジャン=フランソワ・エッセールがみずから2台 のピアノ用に編曲、マリー=ジョゼフ・ジュードと共演しています。
ベルリオーズの幻想交響曲の編曲といえばリストによる独奏用が有名ですが、徹頭徹尾オーケストラ的発想で作られている曲だけに、10本の指でカバー するにはリストであっても限界がありました。連弾版もいくつか作られましたが、音域がかぶる部分は必ずしも再現できませんでした。何故かこれまで2 台のピアノ版がありませんでしたが、全く非ピアノ的な音楽にもっともふさわしいのは、演奏者の自由度の高いこの形態だという「コロンブスの卵」的アイ ディアが実現しました。
名ピアニスト、エッセールの編曲だけに華麗かつ効果的。「舞踏会」でのフランス的な洒脱さ、「断頭台への行進」迫力と終楽章の狂気いずれも充実度満点。 技巧的なピアノ作品特有なボルテージの高い興奮にも満ちています。 ★さらに興味深いのは、通常のピアノでなく1928年プレイエル社製対面ピアノを用いていること。これは同社が1897年に開発した両サイドに鍵盤を持 つ大きな長方形の楽器で、一台で2台ピアノを演奏できるもの。全部で74台製造され、コルトーやホルショフスキも所有していたとされます。今回はパ リの音楽博物館所蔵の貴重なオリジナル楽器で演奏・録音となりました。コンディションの異なる2台のピアノを用いることでは達成できない響きの均一 性が驚異的で、理想的なピアノ版・幻想交響曲が誕生しました。 (Ki)


King International
KKC-4166(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

<ボーナストラック>
R・シュトラウス: 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」*
シューベルト: 交響曲第8番「未完成」〜 第1楽章リハーサル*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO、BPO*

録音:1943年12月22,23日 ムジークフェラインザール、ウィーン/1951年頃 ベルリン〜1952年ドイツ映画 『音楽の大使(フルトヴェングラーと巨匠たち)』サウンドトラックより*
96kHz 24bit
デジタル変換音源
MONO
国内製造品
日本語帯・解説付
SP時代の「田園」というと、ワルターがウィーン・フィル(VPO)と1936年におこなった録音が有名ですが、フルトヴェングラーもVPOを起用し て43年に独エレクトローラ(EMI系)へセッション録音(会場はムジークフェラインザール)を行なっていました。しかし、戦時の折、材料不足のため SP発売は見送られることに。1952年、LP時代になって、巨匠はVPOとLP用に再録音したため、43年録音のほうはお蔵入りの状態が続きました。 1971年に米ターナバウト・レーベル(VOXプロダクション)よりLP(TV-4408)が登場。これは43年録音の世界初出音盤。86年になってようや くエレクトローラがLPで発売したときのような、第1楽章提示部の反復を “加工再使用” したものではなく、巨匠のオリジナル演奏通り(反復なし)の もの。しかも、原盤のSP11面中4面は別テイクとなっています。この巨匠オリジナル演奏通りのマスター音源が96kHz/ 24bitでデジタル・リマスター されて、ついに初めてCDで登場します!
この演奏こそ、フルトヴェングラー理想の「田園」といえるもの。ムジークフェラインの豊かな残響を取り入れ、弦は典雅にまろやかに響き、低弦はコ クある深みの音を、木管は爽やかで瑞々しい歌を奏でます。慈しむように優しい自然な流れ。BPOとの翌44年録音のような激烈な「嵐」(ティンパニの 強打)にはならず、そのあとに訪れる平安は祈りに満ちた感情を呼び起こしてやみません。
ボーナストラックとして2曲を追加。ベルリン・フィルとの「ティル」と「「未完成」の練習風景」で、1952年公開のドイツ映画 「音楽の大使(フルトヴ ェングラ-と巨匠たち)」で使われた音源です。77年に発売されたLP・米エヴェレストSDBR-3252のマスターテープから96kHz/ 24Bitで変換された 迫真の音質にご注目ください。 「ティル」・・宇野功芳氏が「演奏自体はウィーン盤よりもさらに優れています。・・その気迫の鋭さには誰しも圧倒されよう。・・猛烈な終結も比類がない」(『フ ルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫)と評しているように、巨匠随一の名演。ベルリン・フィルの上手さ、その合奏力には舌を巻くほど。 「「未完成」の練習風景」・・曲の冒頭から3分強(61小節まで)の練習風景。巨匠の発言入り。市販CDとしては初出となる超希少音源。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-440(1CD)
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39
「エン・サガ」 Op.9*
ウルバン・クレーソン(Clソロ)*
サントゥ=マティアス・ロウヴァリ (指)
イェーテボリSO

録音:2018年5月28日-6月1日イェーテボリ音楽堂
2011年の初来日時から東京SOとの共演で大きな話題を呼んだフィンランドの俊英ロウヴァリは、北欧音楽のスペシャリ ストとして名高いハンヌ・リントゥの後任として20代にしてタンペレ・POの首席指揮者に就任。同管を率 いての2017年来日でも大いに注目を集める一方、その年の秋からは巨匠ネーメ・ヤルヴィとの長い蜜月で知られたスウェーデ ンの名門イェーテボリSOでもドゥダメル(2007-12)以来の首席指揮者をつとめることとなりました。ロウヴァリとイェーテボリ SOの記念すべき第一歩を飾るべく堂々Alphaレーベルへの録音デビューとなった本盤の演目は、まさに初来日時の演 目として絶賛を集めたシベリウスの交響曲第1番と、同じくシベリウス若き日の傑作「エン・サガ」という絶妙のカップリング。ジャ ケットを見てもお分かりの通りきわめてユニークなアクションでオーケストラの響きを存分に引き出してゆく才覚を、録音にこだわり あるAlphaが十全に伝えてくれることでしょう。

Solo Musica
SM-296(1CD)
NX-B03
シューベルト:交響曲第5番&第6番 ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
ミュンヘンSO

録音:2018年5月28-31日
バイエルン音楽スタジオ、ドイツ ミュンヘン
シューベルトが活動の中期に作曲した2曲の交響曲。第5番は1816年、第6番は1818年に完成され、どちらもシュー ベルトの友人でヴァイオリニスト・指揮者のオットー・ハトヴィヒによって(指)初演されました。ティンパニを用いない小規 模な編成と、愛らしい曲想を持つ「交響曲第5番」は比較的演奏の機会に恵まれているのに比べ「交響曲第6番」は 晩年の名作「グレート」を思わせる充実した構成を持つ作品にもかかわらず、あまり耳にすることがありません。このアルバ ムでは作風の異なる2曲を並べ、シューベルトにおけるベートーヴェンの影響と、彼自身の作風の確立を知る機会を提 示しています。 1976年ドイツ生まれのエドゥセイは2015年からミュンヘンSOの首席指揮者を務めており、楽団の性能を飛躍 的に向上させたことで知られる注目の指揮者です。

Gramola
GRAM-99180(1SACD)
NX-B08
シューベルト:交響曲第1番 ニ長調 D82
交響曲8番「未完成」
レミ・バロー(指)
クラングコレクティフ・ウィーン

録音:2018年3月19〜21日ウィーン、ローレライ音楽堂
オーストリア・ザンクトフローリアン修道院教会でのブルックナー録音で話題を呼んできたレミ・バローは、自身ヴァイオリンを手にウィーン・フィルの一員としても活躍 しています。活動を通じて意気投合した、ウィーン・フィルの名クラリネット奏者ノイベルト・トイプルを中心とする、ウィーン最前線のオーケストラで活躍する名手た ちによって結成されたのがクラングコレクティフ・ウィーン。バローを指揮に迎えてのデビュー盤となるこの録音は、ウィーン古典派の音楽と正面から向き合い、現代 楽器でその様式美の魅力を伝えようという同団の演奏理念が鮮やかに示された秀演に仕上がっています。今回の録音場所はウィーン。古典派の形式感覚を みごとふまえながら明晰に組み上げられてゆく音楽は「未完成」が途中で終わってしまうという当然の事実に戸惑いを覚えさせるほど、強い説得力をもって作品 の造形を伝えてやみません。ハイドンからシューベルトに至る伝統に強い愛着を隠さない彼ら、16歳のシューベルトが書いた清新な息吹あふれる「第1番」での 感度十分な演奏からも、今後のプロジェクトにまで期待が高まります。

Aeolus
AE-10097(1SACD)
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78 「オルガン付き」(ギー・ボヴェ編曲/オルガンと管弦楽のための協奏曲版)
フルートとオルガンのためのロマンス Op.37(ウルリッヒ・メルダウ編)
フルート,クラリネットとオルガンのためのタランテラ Op.6(ウルリッヒ・メルダウ編曲
ウルリッヒ・メルダウ(Org)、
カレル・ヴァルター(指)、
カプリッチョ・バロック・オーケストラ、
アン・フライターグ(トラヴェルソ)、
フランチェスコ・ネグリーニ(Cl)

録音:2017年12月、チューリッヒ改革派教会(スイス)
スイスのオルガニスト&作曲家であるギー・ボヴェによって、「オルガンと管弦楽のための協奏曲」のようにオルガンが活躍するトランスクライブが施されたサン=サーンスの傑作「交響曲第3番」。オルガンは、チューリッヒの改革派教会でカントルとオルガニストを務めるウルリッヒ・メルダウが、1951年建造のクーン社製の巨大なオルガンを使用し、スイスのピリオド・アンサンブル、カプリッチョ・バロック・オーケストラが19世紀の時代楽器を使用して伴奏。優れた音響で知られるこの教会で、定評あるAeolusの高音質SACDサラウンドにて世界初録音されています。
ウルリッヒ・メルダウが編曲した「オルガン伴奏版」の室内楽作品2曲も収録。



EUROARTS
20-87968(13DVD)
セルジウ・チェリビダッケDVDボックス&ブック

■DVD
ドキュメンタリー『チェリビダッケ〜火付け役と賢者』
●特典映像
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
インタビュー:ダニエル・バレンボイム、ミヒャエル・バルハウス、イリーナ=パラスキバ・チェリビダッケ

■DVD2
ドキュメンタリー『ただ音楽に身を委ねて』
曲目:ブルックナー:ミサ曲第3番へ短調/交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』、ロカテッリ:合奏協奏曲ヘ短調Op.1-8『クリスマス』、バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248、バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント、ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調『合唱』より第2楽章/『エグモント』序曲、ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調、ヴェルディ:歌劇『運命の力』より序曲、モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調、他

■DVD3
ブルックナー:交響曲第9番

■DVD4
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』*
R・シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』

■DVD5 (112分)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

■DVD6 (90分)
ブルックナー:交響曲第5番

■DVD7 (114分)
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
プロコフィエフ:交響曲第1番『古典』(リハーサル&ゲネプロ)

■DVD8
リハーサル風景:ブルックナー:交響曲第9番

■DVD9 (81分)
シューマン:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*

■DVD10
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*

■DVD11 (144分)
ブルックナー:交響曲第7番

■DVD12
聖フローリアン教会のチェリビダッケ
ブルックナー:ミサ曲第3番〜リハーサルとコンサートより
・序奏(リハーサル風景)
・キリエ(リハーサル風景)
・グローリア(リハーサル風景)
・クレド(コンサートより)
・ベネディクトゥス(リハーサル風景&コンサートより)
特典映像:1989年、チェリビダッケとミュンヘン・フィルのモスクワ客演時の映像

■DVD13
ラヴェル:道化師の朝の歌
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ドビュッシー:イベリア
ラヴェル:ボレロ
全て、セルジウ・チェリビダッケ(指)

■DVD1(82mm)
出演者:セルジウ・チェリビダッケ、ダニエル・バレンポイム、イリーナ=パラスキバ・チェリビダッケ、他
●特典映像
チェリビダッケ(指)BPO、収録1950年
■DVD2(100mm)
出演:セルジウ・チェリビダッケ、ミュンヘン・フィル、ベルリン・フィル、シンフォニエッタ・ヴェネタ、フェニックス四重奏団、コレギウム・ムジクム・マインツ 、他
制作:1992年
■DVD3 (62分)
トリノRAIR響
収録:1969年、トリノ(ライヴ)
モノクロ
■DVD4 (104分)
シュトゥットガルトRSO
ハンス・カラフース(Vn)*
収録:1982年(R=コルサコフ)、1965年(シュトラウス)
■DVD5 (112分)
ミュンヘンPO
収録:1983年ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■DVD6 (90分)
ミュンヘンPO
収録:1985年11月10日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
■DVD7 (114分)
ミュンヘンPO
収録:1991年(ドヴォルザーク)、1988年(プロコフィエフ)
■DVD8 (58分)
ミュンヘンPO
制作:1991年
■DVD9 (81分)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO
収録:1991年7月エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)、1991年10月ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)*
■DVD10 (111分)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO
収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
1991年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)*
■DVD11 (144分)
BPO
収録:1992年3月31日&4月1日ベルリン、シャウシュピールハウス
ドキュメンタリー:監督:ヴォルフガング・ベッカー
■DVD12 (65分)
マーガレット・プライス(S)、ドリス・ゾッフェル(A)、ペーター・ストラーカ(T)、マティアス・ヘーレ(Bs)、ハンス・ゾーティン(Bs)、ミュンヘンPO&cho
セルジュ・チェリビダッケ(指)
収録:1993年ミュンヘン、ガスタイク(リハーサル) リンツ、聖フローリアン教 会(コン サ ート)
■DVD13 (101分)
ミュンヘンPO
収録:1994年5月13-14日、ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)

画面:NTSC
16:9/DVD1,8,11(コンサート)
4:3/DVD2-7,9,10,11(ドキュメンタリー),12,13
音声:PCMステレオ(DVD1,2,4,5-12)
モノラル(DVD3)
DD5.1/DVD5,6
DD2.0/DVD13
字幕:DVD1,2,11/ 英独仏,日本語
DVD2/西伊
ハードカバーブック:英独,日本語
リージョン:All
今なおカリスマ的人気を誇る指揮者セルジウ・チェリビダッケ(1912-1996)。ミュンヘン・フィルを中心に、ベルリン、シュトゥットガルト、トリノで のコンサート映像、そしてドキュメンタリー映像やリハーサル映像を集めたDVDボックスが発売されます。 さらに全204頁によるハードカバーのブックレットが付属しています。ここには、映画監督のヤン・シュミット=ガレによるチェリビダッケへの未出版の貴 重な3つのインタビュー、さらに1985年6月21日ミュンヘン大学で行ったチェリビダッケの有名な講義「音楽の現象学」、そしてヤン・シュミット=ガ レがチェリビダッケの死に際して記した追悼文も掲載されています。未出版のインタビューは、1988年8月、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の開 催中に行われたものと、翌8月の休暇中に行われたものを掲載しています。映像でもチェリビダッケの様々な表情を捉えているヤン・シュミット=ガレだけあっ て、読み応えのあるインタビューとなっています(日本語訳入り)。k (Ki)
■DVD1
チェリビダッケ謎に包まれた複雑な人間性、音楽性に焦点をあてたドキュメンタリー映像。家族、共演回数の多いバレンボイムら彼をよく知る周囲の人たちへの取材を丁寧にまとめ、チェリビダッケの姿を多角的に描いています。
■DVD2
映像監督ヤン・シュミット=ガレが3年に渡ってチェリビダッケに密着して制作されたドキュメンタリー。厳しいリハーサル、レコード録音に対する拒否、チェリビダッケの哲学がぎっしりと詰まった内容。演奏風景もふんだんに収録され見ごたえのある映像に仕上がっています。
■DVD3
チェリビダッケ56歳のころの映像。ベルリン・フィルを追われ、後にシュトゥットガルト放響へ行く前のイタリアでの活動期の貴重な映像です。壮年期ならではの活気に満ちた音楽と晩年を思わせる透徹した音楽が同居する演奏。
■DVD4(104分)
1982年11月に収録された『シェエラザード』の本番演奏(カラー)と、1965年1月に収録された『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』のリハーサル(モノクロ)の組み合わせというたいへん興味深い映像作品。『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』は、モノクロ映像ながらチェリビダッケがまだ体を激しく動かしていた頃のリハーサルで、活気のある姿が映し出されています。
■DVD5
この映像は、1983年にミュンヘンのヘルクレスザールでライヴ収録されたもので、まだまだ元気だったチェリビダッケは顔も引き締まり、指揮姿もエネルギッシュで、最晩年とは大きく雰囲気が異なります。しかし当時のチェビダッケリの音楽づくりは、すでに巨大なスケールを感じさせるスタイルが確立されたものとなっており、ここでもじっくり時間をかけて仕上げる独特の様式による演奏を、テンションの高い演奏によって味わうことができます。
■DVD6
チェリビダッケの得意レパートリーのひとつでもあるブルックナーの交響曲第5番。1985年、本拠地ガスタイクのオープニングを飾る特別なコンサートとしてテレビ中継されたときの映像。
■DVD7
『新世界より』は、チェリビダッケの中核的なレパートリーの1つ。晩年のチェリビダッケの特徴として設定テンポが遅く、この『新世界より』も50分を超える演奏。チェリビダッケによって磨き上げられた精緻な響きと重厚なアプローチによる名演を聴かせてくれます。またカップリングには1988年収録の同じくミュンヘン・フィルとのプロコフィエフ『古典的交響曲』。厳しいリハーサルで知られているチェリビダッケ節が炸裂した同曲のリハーサル映像も収録されています。
■DVD9
極度に遅いテンポで独自の美学を貫いた晩年のチェリビダッケ。もともと雄弁家で若い頃には舌禍にも見舞われたチェリビダッケですが、晩年は無用な肩の力が抜けて言葉の重みが増し、よくリハーサルを一般公開して数多くの聴衆に深い感銘を与えていたといいます。この映像には、そんなチェリビダッケが晩年にミュンヘン・フィルとおこなったリハーサルの模様がブルックナーの交響曲第9番という作品で収められています。
■DVD10(111分)
孤高の巨匠にひたむきに寄り添うピアノ。チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、バレンボイム独奏によるブラームスのピアノ協奏曲集。かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、ここでのバレンボイムのひたむきな表情からは、それが単なる言葉だけではないことがはっきりと見て取れます。
■DVD11
巨匠チェリビダッケがベルリン・フィルを指揮した唯一の映像として知られるブルックナーの交響曲第7番。1992年3月31日と4月1日の2日間、ベルリンのシャウシュピールハウスでおこなわれたコンサートは、当時のヴァイツゼッカー大統領直々のはからいで実現したもので、1954年以来38年ぶりにチェリビダッケが、この間関係が決裂していたベルリン・フィルの指揮台に復帰するという意味で特別な出来事でした。同録のドキュメンタリーでは、リハーサルの模様とかつての楽団員へのインタビューが収録されています。
■DVD12
チェリビダッケの丁寧なリハーサルを行い、完璧な演奏を実現するまでの過程が克明に描かえています。監督はチェリビダッケの信頼も厚いジャン・シュミット=ガレ。
■DVD13
晩年のチェリビダッケが手兵ミュンヘン・フィルを率いてケルンで行った演奏会のライヴ映像。ブルックナー演奏と並んでフランス音楽の大家として名を馳せた巨匠最円熟期のユニークな唯美的音響世界を存分に楽しませてくれます。雄弁きわまりない音楽には、まさにチェリ流フランス音楽の真骨頂を聴く思いがします。また過酷ともいえる指揮者の要求に十全に応えながら、豊富なニュアンスを常に失わないミュンヘン・フィルにも脱帽です。

ACCENTUS Music
ACC-10440BD(Bluray)

ACC-20440DVD(DVD)
(1)アーロン・アヴシャロモフ:交響詩「北京のフートン」(1931)
(2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(3)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)
ロン・ユー(指)上海SO

録音:2017年8月/ルツェルン・カルチャー・コングレス・ホール
◆Bluray
画面: Full HD 16:9
音声:DTS HD MA 5.0
PCM STEREO、109’ 39”
◆DVD
リージョンオール
画面:16:9、NTSC
音声:DD5.1, DTS5.1
PCM STEREO、109’ 39”
中国のオーケストラがルツェルン音楽祭に初登場しました。1963年生まれの指揮者ロン・ユー(余隆)率いる上海SOで、驚きの実力を披露し ています。ロシアの作曲家による3篇を演奏していますが、一曲目のアーロン・アヴシャロモフ(1894-1965)は極東ニコラエフスク・ナ・アムーレに生 まれ、1918年から1947年まで中国に暮らし、同国のクラシック音楽の発展と教育に多大な貢献をした父的存在。
アヴシャロモフは1932年に上海へ移り、上海SOを指揮するなど同楽団とも深い関係があるので、ここでとりあげているのも敬意の表れと申せま しょう。1931年作の「北京のフートン(胡同)」は北京の裏道の雑踏を描いた色彩的な作品で、中国本土で作られたオーケストラ曲第1号とされます。 中国最初の民族主義的オーケストラ曲を作ったのがロシア人というのは意外ですが、現在の上海SOの演奏で聴くことができるのは感動的。中華風 味満点で、誰もが面白く聴くことのできる奇作です。 さらなる注目は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をヴェンゲーロフが演じていること。ヴェンゲーロフ久々の新録音で、アバドとの共演盤から 21年を経た円熟ぶりを味わえます。
メインはショスタコーヴィチの交響曲第5番。1937年の作ゆえアヴシャロモフの「北京のフートン」とほぼ同時代ながら、緊張感の違いに驚かされま す。中国のオーケストラによるショスタコーヴィチが素晴らしいことも嬉しい発見と申せましょう。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-30470CD(1CD)
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ツェムリンスキー:抒情交響曲Op.18
エリナ・ヴァハラ(Vn)
ヨハンナ・ヴィンケル(S)
ミヒャエル・ナジ(Br)
アレクサンダー・リープライヒ(指)ポーランド国立RSO

録音:2017 年ポーランド国立放送コンサート・ホール
リープライヒとポーランド国立放送響によるシマノフスキ・シリーズ第4弾。これまではシマノフスキとルトスワフスキの組合せでしたが、今回はシマノ フスキとツェムリンスキー。片やヴァイオリンを独奏とし、もうひとつはソプラノとバリトンの独唱を伴いますが、同時代の作で、耽美的でオーケストラの 機能を駆使した極彩色の作風が共通しています。ツェムリンスキーの「叙情交響曲」は有名な作品ながら、最近新録音がなかったので大歓迎。
エリナ・ヴァハラはフィンランド期待の若手女性ヴァイオリニスト。ヨハンナ・ヴィンケルは1981年生まれ、ミヒャエル・ナジは1976年生まれのドイ ツの若手歌手。宗教音楽からオペラまで評価の高い実力派。いずれも見事なソロを聴かせてくれます。 (Ki)

Wiener Symphoniker
WS-015(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:交響曲第2番
交響曲第7番
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2017年4月21.23日 ウィーン ムジークフェライン 大ホール・】ライヴ
解説の中で、フィリップ・ジョルダンは、交響曲第2番について、「ベートーヴェンの最も明朗で、生の喜びに満ちた才気あふれる交響曲。」と語ります。中でも第 二楽章ラルゲットは、「ベートーヴェンの緩徐楽章中もっとも美しいものの一つで、ここでは全てが歌っている!」と。 一方、交響曲第7番は「メロディックなものが優先された2番に比べ、7番ではリズミックなものが優先されています。」としています。有名な第二楽章については、 「葬列のような性格、長調のエピソード、フガートを持つなど、『英雄』のアダージョ楽章に近いがそれほどの重さはなく、これはシューベルトを思い起こさせる。」と 言い、葬送における軽やかさ、喜びの中のちょっとした荘厳さといったものに、ハ長調交響曲『グレート』に近いところがあると感じているようです。 豊かな音響を誇るムジーク・フェライン大ホールで収録されたこれらの演奏は、ウィーンSOの伝統的な響きを活かしつつも、強弱やフレージング、アクセ ントなど、細かなところまでジョルダンの新機軸が投入された意欲あふれるもの。彼の演奏には、常に新たな視点でのアプローチがあり、発見があります。各作 品に対するジョルダン独自の考察、動機やメロディの捉え方、演奏上の反復など、確固たる信念に基づいて繰り広げられる解釈については、添付の詳細な 解説を読むことでより一層理解が深まります。

FUGA LIBERA
FUG-754(1CD)
NX-B08
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
ドミトリー・リス (指)
南ネーデルラントPO

録音:2017年3月31日 フライトホフ広場劇場、マーストリヒト
2017年4月1日 アイントホーフェン音楽堂
チャイコフスキー…2017年11月22日 シャッセ劇場、ブレダ、2017年11月23日 アイントホーフェン音楽堂
リンブルフSOとブラバントOが合併し2013年に誕生した、南ネーデルラントPO(南オランダPO)。 2016-17年のシーズンより当団初の首席指揮者を務めるドミトリー・リスとの、初めてのアルバムが登場しました。プログラムは、リスの故国ロシアを代表する作 曲家の一人チャイコフスキーの名作交響曲と、ヨーロッパのロマン派を代表するワーグナーの舞台作品からの1曲。一見、両作品の間に関連性は無さそうです が、チャイコフスキーは交響曲第4番作曲の10年ほど前、この「前奏曲と愛の死」をワーグナー自身の指揮で聴いた時の素晴らしさを周囲に伝えており、その管 弦楽法にも強い関心を抱いたといわれます。リスと南ネーデルラント・フィルによる演奏は、この2人の作曲家が管弦楽の歴史に残した改革の足跡に思いを馳 せつつ、聴く者に深い感動を呼び覚ますものとなっています。

ONDINE
ODE-1320(1SACD)
NX-B06
ルトスワフスキ(1913-1994):交響曲第1番他
交響曲第1番(1947)
Jeux venitiens ヴェネツィアのゲーム(1961)
交響曲第4番(1992)
ハンヌ・リントゥ(指)
フィンランドRSO

録音:2018年3月26-27日、2018年5月28日、2017年12月19-21日
ルトスワフスキは20世紀ポーランドを代表する作曲家の一人。伝統的なスタイルを守りながら、起伏に富んだエネルギッ シュな音楽を生涯に渡って書き続けたことで知られています。 ハンヌ・リントゥとフィンランドRSOは、ルトスワフスキの初期、中期、後期からそれぞれ代表的な作品を選んで 演奏。初期の重要な作品「交響曲第1番」では新古典派主義の作風が用いられており、ソ連政府より「形式主義 的」と糾弾されたこともあります。彼の作風の転換期に書かれた1961年の「ヴェネツィアのゲーム」は奏者たちの自由性 を重んじながらも、全体は精密に管理されているという「管理された偶然性」という手法によって書かれた作品。交響曲 第4番はめまぐるしく変化する旋律と、洗練された美しい響きを持つ晩年の代表作。リントゥは的確な演奏で作風の違 いを際立たせつつ、ルトスワフスキの魅力を描き出しています。

Forgotten Records
fr-1555(1CDR)
モーツァルト:交響曲集
第28番ハ長調 K.200 *
第32番ト長調 K.318 #
アリアーガ:交響曲 二長調+
ハリー・ブレック(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

録音:1955年2月28日#、1956年2月22日+、23日*
※音源: HMV CLP 1102
Forgotten Records
fr-1558(1CDR)
スピヴァコフスキー&クリップス
オネゲル:交響曲第2番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」
トッシー・スピヴァコフスキー(Vn)*
ヨーゼフ・クリップス(指)NYO

録音:1961年12月9日、カーネギー・ホール・ライヴ

GRAND SLAM
GS-2196(1CD)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 シャルル・ミュンシュ(指)パリO

録音:1968年1月8、12日サル・ワグラム(ステレオ)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
2内容については今さら説明の必要のない、突然変異的な名演であり、従来盤以上に力強くしなやか、かつ広がりの豊かな音場で再現されます。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・ テープです。(平林 直哉)

MAGGIO LIVE
MAGGIO-024(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』(1944年ハース版) ズービン・メータ(指)
フィレンツェ五月音楽祭O

録音:2017年5月13日/フィレンツェ、テアトロ・デル・マッジョ(ライヴ)
フィレンツェ五月音楽祭の自主レーベル「MAGGIO LIVE」から大注目のリリース!巨匠メータがフィレンツェ五月音楽祭Oと『ロマンティック』 を演奏した2017年のライヴを収録。第1楽章第1主題のブルックナー・リズムから喜びにあふれ、躍動的で晴れやかな世界が広がります。精妙なダイ ナミクスの変化、リズムの厳格なコントロールに舌を巻きつつも、輝かしく明るい響きに魅せられる幸福感たっぷりの演奏。絢爛たる音の伽藍に祝福され てください。首席ホルン奏者、ルカ・ベヌッチのソロもすばらしく聴きものです。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00699
税込定価
3240
2019年1月23日発売
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 福井敬(T)、山下浩司(Br)、安井陽子(S)、山下牧子(Ms)、栗友会cho、信州大学混声cho、市民cho
久石譲(指)
ナガノ・チェンバー・オーケストラ

録音:2018年7月16日 長野市芸術館 メインホール・ライヴ
音楽監督久石譲の呼び掛けのもと、長野市芸術館を本拠地として結成したオーケストラ 「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」は、日本の若手トッププレーヤーが結集し、ダイナミッ で溌剌としたサウンドが魅力です。作曲家ならではの視点で分析した、“例えればロック ように”という、かつてない現代的なアプローチが話題となったベートーヴェン・ツィクルス の最後を飾った「第九」。(オクタヴィア)

Hyperion
CDA-68231(2CD)
ティペット:交響曲第3番*
交響曲第4番
交響曲 変ロ長調(世界初録音)
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO、
レイチェル・ニコルズ(S)*
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。ウォルトンやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズらの録音で高い評価を得てきたブラビンズの新たな近代イギリス音楽としてスタートしたマイケル・ティペット(1905−1998)の交響曲集。
第1巻(交響曲第1番&第2番/CDA-68203)は、英グラモフォン賞2018にノミネートするなど高い反響を得ています。第2巻となる今作では、ソプラノ独唱が参加する中期の作品、交響曲第3番(1970-72)、単一楽章による後期の交響曲第4番(1976-7)、そして世界初録音となる「交響曲 変ロ長調」(1392-3, rev.1934, 1938)を収録しています。
交響曲変ロ長調は、1933年に初稿が完成したティペット最初期の作品で、34年に改訂されながらもわずか5回しか公演されず、作曲者本人が撤回したため出版されることもなく、以来陽の目を見ることがなかった交響曲。近年発見された手稿譜によるスコアを使い、ブラビンズ&BBCスコティッシュ饗によって2018年に80余年ぶりの公演(1938年の改訂を含めた版としては初演)が実現しています。
スティーヴン・オズボーンと共演したピアノ協奏曲(CDA 67461/2)から高い評価の続くブラビンズのティペット録音プロジェクト、イギリス音楽ファン、レア交響曲ファン大注目です!


RICCARDO MUTI MUISC
RMM-2018DVD(3DVD)
リッカルド・ムーティ/リハーサル&コンサートDVDボックス

■DVD1(1h36’)リハーサル
ベートーヴェン:交響曲第7番

■DVD2(1h55’) リハーサル
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」間奏曲
カタラーニ:瞑想
ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」

■DVD3 (1h15’) コンサート
ベートーヴェン:交響曲第7番
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より間奏曲
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」間奏曲
カタラーニ:瞑想
ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」
リッカルド・ムーティ(指)
ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレO

収録:2017月7月
NTSC
PCMステレオ
字幕:伊英独,日本語
総収録時間:4h48
本DVDで演奏するケルビーニ管は、2004年にムーティによって 設立されたオーケストラで、30歳以下の優秀なイタリアの若手音楽家で構成されています。 本DVDは、コンサートに向けたリハーサルと本番を収録した映像。イタリアを代表する歌劇作曲家プッチーニ、マスカーニ、レオンカヴァッロ、そして カタラーニ、ジョルダーノといった作品を、ムーティの熱血かつ、情熱のこもったリハーサルをみられるのは貴重。本番へと仕上げていく過程も興味深く、 世界中の若き音楽家たちに大きな刺激となるでしょう。そのため本DVDには日本語の字幕もついています。コンサート映像では、溌剌とした若さに満ち たベートーヴェン交響曲第7番。そして歌心満載のイタリア・歌劇音楽を堪能することができます。

Forgotten Records
fr-1544(1CDR)
シューベルト:交響曲第9番 「グレイト」 フレデリック・ストック(指)CSO

録音:1940年1月24日
※音源:米Columbia M-403
Forgotten Records
fr-1545(1CDR)
ストック&ドゥフォー
ショーソン:交響曲変ロ長調*
フランク:交響詩「プシュケ」#
交響詩「呪われた狩人」+
フレデリック・ストック(指)*
デジレ・ドゥフォー(指)
CSO

録音:1941年12月23日*、1945年3月17日#、1946年4月12日+
※音源: RCA M-950 *、 M-1122
Forgotten Records
fr-1548(1CDR)
スワロフスキーのハイドン
交響曲第54番ト長調 Hob.I: 54 *
交響曲第70番 二長調 Hob.I: 70 *
交響曲第100番 「軍隊」 #
序曲 二長調 Hob.Ia: 4#
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立音楽大学室内O*、
ウィーンSO#

録音:1954年頃*、1956年5月30日#
※音源: Lyrichord LL 32 *、Urania UX 104 #


Helicon
HEL-029682(5CD)
バーンスタイン&イスラエル・フィル/未発表ライヴ録音集 1957-1974

■CD 1
(1)ベートーヴェン:献堂式序曲
(2)ノアム・シェリフ(1935-2018):祝典前奏曲
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番

■CD 2
(1)シューマン:交響曲第2番
(2)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」

■CD 3
マーラー:交響曲第3番(CD4につづく)

■CD 4
(1)マーラー:交響曲第3番(CD3のつづき)
(2)ベン=ハイム:ヴァイオリン協奏曲
(3)ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲

■CD 5
(1)バーンスタイン:チチェスター詩篇
(2)バーンスタイン:3つの瞑想〜「ミサ」より
(3)バーンスタイン:交響曲第3番「カディッシュ」
全て、レナード・バーンスタイン(指)
イスラエルPO

■CD 1
レナード・バーンスタイン(P)
録音:1970年3月22日】
■CD 2
ポール・トルトゥリエ)(Vc)
録音:(1)1974年11月2日 [STEREO]、(2)1957年10月2日
■CD 3、CD 4
(1)レイチェル・アドナイロ、リナトcho、シャロニト児童cho
録音:1971年9月20日
(2)イツァーク・パールマン(Vn)
 録音:1968年5月5日
(3)録音:1970年3月23日
■CD 5
(1)ダニエル・オーレン(Boy-S)、リナトcho
録音:1968年5月5日
(2)シムカ・ヘレド(Vc,首席奏者)
録音:1972年5月20日(当時世界初録音)
(3)ジェニー・トゥーレル(Ms)、ハンナ・ローヴィナ(語り)、コル・イスラエル&テル・アヴィヴcho、ザディコフ児童cho
録音:1963年12月10日(世界初演時の録音
レナード・バーンスタインの生誕100周年記念に、バーンスタインのとどめのボックス発売のニュースです!1957-1974年のイスラエル・フィ ルとのライヴが収められた5枚組ボックス、すべて初出。イスラエル・フィルとはマーラーの第3番や弾き振りによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、さら にステレオ収録のシューマンの交響曲第2番(ほかはすべてMONO)、そして自作の録音も含む、きわめて貴重な5枚組です!
バーンスタインとイスラエル・フィルの初共演は1948年。1950年にはイスラエル・フィルの初のアメリカ・ツアーにバーンスタインも指揮者として参加(クー セヴィツキー、ソロモンと3人の指揮者が参加)。1967年には嘆きの壁の前でマーラーの交響曲第2番を演奏、80年代にはヨーロッパ、アメリカ、メキシコ、 そして日本へのオーケストラ・ツアーでもバーンスタインが指揮。1988年にはオーケストラは初共演から40年を記念して、バーンスタインを名誉指揮者に任命 するなど、両者の間には、長きにわたって親密で特別な関係が築かれていました。
マーラーの第3番の録音は1961年4月3日、および1987年12月1日にニューヨーク・フィルと録音した2種しかありませんでしたが、ここでイスラエ ル・フィルとのこの録音もディスコグラフィーに加わることになりました。イスラエル・フィルとのマーラーといえば第9番(1985年録音)(HEL 029656/ KKC 5220)がベストセラーとして燦然と輝いています。1960年代にマーラー交響曲全曲をセッション録音、すでにマーラーのエキスパートとして鳴らしていたバーン スタインの1971年の貴重な録音とあって、大注目です。
ピアニストとしても活躍したバーンスタイン。録音は協奏曲のほか、室内楽、さらにはディースカウやジェニー・トゥーレルら、バーンスタインが認めた歌手の 歌曲伴奏、自作の交響曲第2番「不安の時代」もピアノを演奏(指揮はクーセヴィツキー)したものなどが残されています。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第 1 番は演奏会でもよく取り上げたもので、ニューヨーク・フィルとの録音も残っていますが、ここでは1970年の弾き振りの録音が収められています。
自作で世界初演時のものも2作収録。「カディッシュ」は当時世界初録音の音源。翌年の1964年にはニューヨーク・フィルと(歌手は同じトゥーレル)、そし て1977年にはウィーン・フィルとも録音を残しています。カディッシュはケネディ大統領が1963年11月23日に暗殺されたことを受けて「レクイエム」とし て捧げられたものですが、もともとはヘブライ語で、すべてのシナゴーグで唱えられるユダヤの祈りで、この作品では「死」という言葉は現れず、「生」という言 葉が3度出てきます。迫真の熱い演奏となっています。
他にもトルトゥリエによる「シェロモ」やパールマンによるベン=ハイムのヴァイオリン協奏曲など、民族色が濃厚に感じられるプログラムでの連帯感はものす ごいものがあります。 (Ki)

Capriccio
C-5352(1CD)
NX-B07
ストラヴィンスキー:葬送の歌 Op.5
バレエ音楽「火の鳥」組曲 (1919年版)
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番ニ短調 Op.112「1917年」
コルネリウス・マイスター(指)
ウィーンRSO

録音:2018年2月15日、2017年10月17日*、ウィーン、コンツェルトハウス ライヴ録音
2017年4月より読売日本SOの首席客演指揮者に就任したコルネリウス・マイスター。巨匠ゲルト・アルブレヒトの薫 陶を受けたという彼は、編成の大きな曲を得意とし、同時に首席指揮者兼芸術監督を務めるウィーンRSOと は、これまでにブルックナーやマーラー、マルティヌーなどの後期ロマン派の作品を中心に録音、精緻な演奏で好評を博しまし た。 今回彼が取り上げたのは20世紀ロシアを代表する2人の作曲家の作品です。ロシアの民話や伝承を大切にしたストラヴィ ンスキー、生々しい歴史の出来事を作品に盛り込んだショスタコーヴィチ。この方向性の異なる2作品にマイスターはじっくりと 向き合い渾身の表現で演奏しています。爆発的な響き、恐ろしいまでの静寂、このコントラストも見事です。

Capriccio
C-7297(6CD)
NX-D03
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):作品集

【CD1】
交響曲第2番(1932)
組曲 Op.37(1921)
交響曲第5番(1938/39)
【CD2】
フルートとピアノのための二重協奏曲 Op.63(1927)
ピアノ協奏曲 第2番Op.43(1923)
弦楽四重奏と管楽アンサンブルのための協奏曲( 1930)
ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ「失われた小銭への怒り」
Op.129(E.シュルホフによる管弦楽編)
【CD3】
弦楽四重奏曲 第1番(1924)
5つの小品(1923)
弦楽四重奏曲 第2番(1925)
【CD4】
弦楽四重奏曲 ト長調 Op.25
弦楽六重奏曲 Op.45(1924)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1927)
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1925)
【CD5】
ピアノ・ソナタ 第1番(1924)
5つのブルレスケ Op.23
ピアノ・ソナタ 第3番(1927)
5つのグロテスク Op.21
【CD6】
6つの皮肉 Op.34
5つのピトレスク Op.31
【CD1】
ジェームズ・コンロン(指)
バイエルンRSO
録音:2003年12月2-5日ヘルクレスザール ミュンヘン
【CD2】
ジャック・ズーン(Fl)
フランク=インモ・ツィヒナー(P)
ライプツィヒSQ
ローラント・クルティヒ(指)
ベルリン=ドイツSO
録音:2007年11月28-29日ゼンデザール ドイツ
【CD3】
ペーターゼンSQ
録音:1992年4月.9月ベルリン放送 第1ホール
【CD4】
ペーターゼンQ
ライナー・ヨハネス・キムシュテット(Va)
ミヒャエル・ザンデルリンク(Vc)
コンラット・ムック(Vn)
ハンス=ヤコプ・エッシェンブルク(Vc)
録音:1994年5月6-8日ベルリン放送 第1ホール
【CD5】
マルガレーテ・バビンスキ(P)
録音:2008年10月20-23日ベルリン=ドイツ放送 ジーメンスヴィラ
【CD6】
マルガレーテ・バビンスキ(P)
マリア・レットベリ(P)
アンドレアス・ウィキダール(P)
録音:2008年10月20-23日ベルリン=ドイツ放送 ジーメンスヴィラ
チェコに生まれ、作曲家、ピアニスト、指揮者として名声を獲得したシュルホフ。20世紀初頭に流行したジャズを自作にいち 早く取り入れるなど、あらゆる実験的な試みを行い、第一次世界大戦後のダダイズム運動の旗手としても活躍しましたが、 ナチス政権の迫害を受け、最後は強制収容所で命を落とし、その作品も一時はすっかり忘れられてしまいました。 ピアニストとしての彼は、同時代の作品の演奏を得意としていましたが、自作を弾くことはあまり好まず、あくまでも「客観的に 聴くこと」が大切と考え、協奏曲の初演時も友人のカレル・ソルツにソロを任せています。演奏会では時に四分音を用いた ハーバの曲までをも取りあげたり、当時始まったラジオ放送で、ジャズの即興演奏を披露したりと華々しい活動をしたことでも 知られています。この6枚組の作品集には、前衛的な管弦楽作品から、彼の技巧が窺い知れるピアノ・ソナタ。そして最も" 商業的に成功した"ジャズ風の小品まで多彩な曲を収録。才能に満ちたアウトサイダーを知る手がかりとなることでしょう。

ORFEO
C-977195(5CD)
NX-E07
グラズノフ:交響曲全集、管弦楽曲集
交響曲第1番ホ長調 Op.5 「スラヴ」*
交響曲第2番嬰ヘ長調 Op.16
交響曲第3番ニ長調 Op.33
交響曲第4番変ホ長調 Op.48
交響曲第5番変ロ長調 Op.55*
交響曲第6番ハ短調 Op.58
交響曲第7番ヘ長調 Op.77 「田園」
交響曲第8番変ホ長調 Op.83*
祝典序曲 Op.73*
抒情的な詩 Op.12
演奏会用ワルツ 第1番ニ長調 Op.47
演奏会用ワルツ 第2番ヘ長調 Op.51
結婚行進曲 Op.21*
ネーメ・ヤルヴィ (指)
バンベルクSO
バイエルンRSO*

録音:1983-84年ヘルクレスザール、ミュンヘン・ドミニカナーバウ、バンベルク
定評あるネーメ・ヤルヴィのグラズノフ交響曲全集が待望のBOX化!個別にリリースされていた内容を組み替え、全8曲を作曲 順に並べ替えたほか、管弦楽曲を5枚目に集めるという嬉しい曲順となっています。進歩的な側面を持ちながら安易なモダニズ ムに陥ることなく、伝統的な交響曲の形を守ったグラズノフ。ロシアの風土に寄り添いつつ国際性豊かなその作風を体系的に楽 しむことが出来るセットです。ヤルヴィは、バンベルクSOとバイエルンRSOという人気と実力を兼ね備えたドイツ のオーケストラを振り分け、その作品に深い共感を持って、細部まで綿密に練り上げた聴き応えのある演奏を聴かせています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186757(1SACD)
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 KV.550
交響曲第41番「ジュピター」
アンドルー・マンゼ(指)、ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2017年2月21-24日(交響曲第40番)、2018年3月5-8日(交響曲第41番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているマンゼは指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノーファー 北ドイツ放送POの首席指揮者を務めています。PENTATONEレーベルからリリースしたメンデルスゾーンの交響曲全曲録音が話題 となる中、当ディスクではメンデルスゾーンと並行して収録されたモーツァルトの交響曲第40&41番がリリースされます。バロック・ヴァイオリンの名手 であるマンゼらしく、とりわけ弦楽器の細やかな表情や絶妙なテンポ設定など、当演奏でもキリリと攻め込む “マンゼ節” で聴かせます。
モーツァルトの傑作第40番交響曲ト短調は、「最も苦悩に満ちた音程」とされる短二度を基本動機として全曲にわたって使用し、これに派生する半音 階的な旋律と和声に重要な動機を与えました。一度聴いたら忘れがたいこの名曲をマンゼは緊張感を持たせながらもハッとさせられる表情付けで演奏しま す。一方、第40番と同年に作曲された第41番ハ長調「ジュピター」。終楽章ではすべての人々が讃嘆してやまない偉大な音構築を置き華々しく高らか な終止に達します。マンゼは実にカラフルな演奏を聴かせます。 (Ki)


Profil
PH-18045(10CD)
ムラヴィンスキー・ボックス4

■Disc1
ベートーヴェン:(1)交響曲第2番
(2)交響曲第4番
■Disc2
ベートーヴェン:(1)交響曲第3番「英雄」
(2)交響曲第5番「運命」
■Disc3
ベートーヴェン:(1)交響曲第6番「田園」
(2)交響曲第7番
■Disc4
(1)グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
(2)リャードフ:ババ・ヤガー
(3)リムスキー=コルサコフ:歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの伝説」〜6つの交響的断章
(4)チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ
■Disc5
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」
(2)同:祝典序曲
(3)ウストヴォリスカヤ:子供の組曲
■Disc6
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ボリス・クリュズネル:ヴァイオリン協奏曲
■Disc7
(1)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(2)バルトーク:弦楽器.打楽器とチェレスタのための音楽
■Disc8
(1)シベリウス:交響曲第3番
(2)同:トゥオネラの白鳥
(3)グラズノフ:交響曲第4番
(4)同:バレエ組曲「ライモンダ」〜第3幕間奏曲
■Disc9 
(1)ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲
(2)同:交響曲第3番
(3)アルチュニアン:祝典序曲
■Disc10
(1)ババジャニアン:ヴァイオリン協奏曲
ボーナス・トラック
(2)ベルリオーズ:幻想交響曲〜第2楽章
(3)同:ファウストの劫罰〜妖精の踊り
(4)リスト:メフィスト・ワルツ第1番
(5)ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲
全て、エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)

■Disc1 68’ 46”
ソヴィエト国立SO(1)、レニングラードPO(2)
録音:1940年モスクワ(1)、1955年6月3日プラハ・ライヴ(2)
■Disc2 79’ 14”
レニングラードPO
録音:1961年6月2日ベルゲン・ライヴ(1)、1949年レニングラード(2)
■Disc3 79’ 35”
レニングラードPO
録音:1962年3月20日レニングラード・ライヴ(1)、1958年レニングラード(2)
■Disc4 54’ 36”
レニングラードPO
録音:1956年9月14日レニングラード・ライヴ(1)、1959年4月21日モスクワ・ライヴ(2)、1949年4月4日年レニングラード(3)、1948年3月10日レニングラード(4)
■Disc5 76’ 24”
レニングラードPO
録音:1957年11月3日レニングラード・ライヴ(1)、1955年4月21日レニングラード・ライヴ(2)、1954年レニングラード(3)
■Disc6 67’ 10”
ダヴィド・オイストラフ(Vn)(1)、ミハイル・ヴァイマン(Vn)(2)、レニングラードPO
録音:1956年11月30日レニングラード(1)、1957年3月20日レニングラード・ライヴ(2)
■Disc7 54’ 22”
ソヴィエト国立SO(1)、レニングラードPO(2)
録音:1959年5月6日モスクワ・ライヴ(1)、1962年2月10日ブダペスト・ライヴ(2)
■Disc8 69’ 47”
レニングラードPO
録音:1963年10月27日レニングラード・ライヴ(1)、1961年5月14日レニングラード・ライヴ(2)、1948年3月2日レニングラード(3)、1962年2月10日ブダペスト・ライヴ(4)
■Disc9 62’ 03”
レフ・オボーリン(P)(1)、チェコPO(1)、レニングラードPO(2)(3)
録音:1946年6月1日プラハ・ライヴ(1)、1947年12月13日レニングラード・ライヴ(2)、1949年11月15日レニングラード・ライヴ(3)
■Disc10 58’ 14”
レオニード・コーガン(Vn)(1)、ウラジーミル・クラサヴィン(Cl)(5)、レニングラードPO(1)(3)(4)(5)、ソヴィエト国立SO(2)
録音:1949年11月15日レニングラード・ライヴ(1)、1949年モスクワ(2)、1962年2月10日ブダペスト・ライヴ(3)、1947年2月14日レニングラード(4)、1962年4月20日レニングラード・ライヴ(5)
今回まず目をひくのはベートーヴェンの交響曲。ムラヴィンスキーはベートーヴェンの全交響曲をレパートリーに入れていましたが、現時点で第8番と 第9番は世に出ていないのと、著作隣接権保護中1982年録音の交響曲第1番を除く6篇を収録。第2番以外は手兵レニングラードPOとのもので、 いずれも推進力に満ちた大きな演奏を味わえます。
ショスタコーヴィチの交響曲第11番は1957年10月30日にラフリン指揮ソヴィエト国立SOが世界初演を行いましたが、その4日後にムラヴィ ンスキーとレニングラードPOがレニングラード初演した際の録音が入っているのも貴重。これが壮絶極まりない演奏で、終楽章などムラヴィンスキー らしからぬ凶暴さで荒れ狂います。オイストラフとのヴァイオリン協奏曲第1番の1956年11月30日ライヴも神がかり的名演で、数ある同曲のディス ク中でも特別な価値があると申せましょう。
今回の注目は、ムラヴィンスキーとレニングラードPOが1962年2月に行ったブダペスト公演が初めて正式に日の目をみていること。バルトークの「弦 楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」、ベルリオーズの「妖精の踊り」、グラズノフの「ライモンダ」の間奏曲など幻の音源が蘇りました。
そのほか、レオニード・コーガンとのババジャニアン、ミハイル・ヴァイマンとのクリュズネルのヴァイオリン協奏曲の初出音源が驚き。また、ハチャトゥ リアンの交響曲第3番とアルチュニアンの祝典序曲のともに世界初演時の録音も嬉しい限り。 大半は入手困難なうえ、驚きの価格。ファンさえも持っていない音源続出の超貴重Boxです。 (Ki)

OTAKEN
TKC-371(1CD)
ブラームス:交響曲第1番*
ベートーヴェン:交響曲第1番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1952年2月10 日*、1954年9月19日 ティタニア・パラストでのライヴ録音
原盤:1970年代のDGの未開封LP*、RCAビクターLP
アナログ期、録音物の記録媒体として、レコードほど優れたものはなかったと 言われております。但し、未通針であること、保存環境が良いことなどが条件と なります。これらの条件を満たせば、レコードは、とれたてほやほやの音を、長く 保つことが出来るのです。 この度、大阪で発見されたフルトヴェングラーのブラームス第1交響曲のレコ ードは、まさにこの条件を満たすものでした。最盛期のアナログレコードが、この 条件で発見されるのは、今ではもはや珍しいことと言えましょう。さっそく針を落 としてみると、はたして、大変迫力のあるリアルなサウンドが再生されるではあり ませんか。プチプチノイズも皆無に等しく、録音して間もないマスターテープを 聞いているかのようです。フルトヴェングラーが、実際に目の前で指揮している のかと、錯覚しました。もともとこの演奏は、同曲中フルトヴェングラーの暫定ベ ストとされる方は多いのですが、気迫の面で、51 年の北ドイツ放響との同曲演 奏に軍配を挙げる方も少なくありません。ところが、その気迫も、この復刻では、 申し分なく再現されていると思われ、これよりは、総合的にすぐれたこの演奏を 名実ともにベストにして良いのではないかと思われます。 余白には、フルトヴェングラー最後の演奏会のベートーヴェン第1交響曲を入 れました。意外に明るい演奏です。あわせお楽しみくださいませ。 (オタケンレコード 太田憲志)


WEITBLICK
SSS-0223(1CD)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
ソビエト国立SO(ロシア国立SO)

録音:1978 年3 月11 日エーテボリ、コンサートホール、ライヴ・ステレオ)
気力体力充実してギンギンのスヴェトラーノフが手兵ソビエト国立響を率いて、ス ウェーデンを訪れた際のライヴ。巨匠のラフ2もかなりの数に上りますが、演奏内容、 録音状態を鑑みると、当演奏はかなり上位に食い込みます。気が遠くなるほどの深 い呼吸。荒れ狂ったかと思うと深い癒しの時間。静寂からまた奔流へ、と千変万化 の名曲の名解釈。巨匠の芸風にうってつけです。エーテボリのコンサートホールは アコースティックの優秀さで高名。そのため録音は非常に優秀で聞きやすく、さらに 今回からスヴェトラーノフ研究の第一人者である、はやしひろし氏による整音を依 頼。万全の態勢で名演を堪能できることになりました。

BR KLASSIK
BR-900324(1CD)
NX-B05
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調&弦楽のための交響曲集
ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 MWV03
) 第1番ハ長調 MWV01
弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第2番ニ長調 MWV02
弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第3番ホ短調 MWV03
弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第4番ハ短調 MWV04
弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第5番変ロ長調 MWV05
弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第6番変ホ長調 MWV06
ヘンリー・ラウダレス(Vn&指)
ミュンヘン放送O

録音:ミュンヘン バイエルン放送 第1スタジオ
2010年1月7-8日
2006年9月12-15日
2010年1月1.7.8日
2012年10月1.2日
2018年3月14-16日
グァテマラ出身のヴァイオリニスト、指揮者ヘンリー・ラウダレス。彼は4歳の時に父からヴァイオリンの手ほど きを受け、3年後にはソリストとしてオーケストラと共演、その優れた才能がメニューインの目に留まり、奨学 金を得てロンドンとアントワープで研鑽を積んだ俊才です。1989年から1993年までフランダース歌劇場 Oのコンサートマスターを務め、2001年からはミュンヘン放送Oのコンサートマスターに就 任し、オーケストラの要として活躍しています。 このアルバムでラウダレスは、指揮者としてメンデルスゾーンの初期の名作「弦楽のための交響曲(シンフォ ニア)」6曲と、同じく初期の作品「ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 」を演奏。協奏曲では自ら ヴァイオリンを弾きながらオーケストラをまとめ、作品から溢れるメンデルスゾーンの若々しい情熱を描き出し ています。
BR KLASSIK
BR-900916(4CD)
NX-C07
内なる声〜イェルク・ハントシュタインによる「音で聴くシューマンの伝記」
【CD1】
1.第1章:Beruhmt unter allen Umstanden あらゆる状況で有名に
(1810-1828)
2.第2章:Poesie und Prosa 詩と散文(1828-1830)
3.第3章:Maskeraden なりすまし(1830-1834)
【CD2】
1.第4章:Erster Kuss im November 11月の最初のキス(1834-
1837)
2.第5章:Wieck gegen Wieck ヴィーク対ヴィーク(1838-1840)
3.第6章:Trautes Heim甘い家(1840 ? 1843)
【CD3】
1.第7章:Volkerfruhling 国民の春(1844-1849)
2.第8章:Rheinische Symphonie ライン交響曲(1844-1849)
3.第9章:Aufregungen 興奮(1851-1853)
【CD4】
1.第10章:Engel und Damonen 天使と悪魔(1853-1856)

シューマン:交響曲第1番「春」(全曲)
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

語り手…ウド・ヴァハトファイトル/ロベルト・シューマン…マティアス・ブラント
クララ・シューマン…ブリギッテ・ホプマイアー
若きシューマン…ベネディクト・リュッケンハウス
フリードリヒ・ヴィーク…ミヒャエル・トレゴール

録音:2018年3月21-22日 ライヴ
ミュンヘン, ヘルクレスザール
大作曲家の生涯を、ドイツ語による物語形式の語りと音楽で綴る「音で聴く伝記シリーズ」。今回はロマン派の作曲家 シューマンに光を当てています。タイトルの「Die Innere Stimme=内なる声」とは、シューマンが若いころから体験し ていたもの。クライスレリアーナを書いた時にも、晩年になって彼の繊細な精神が崩壊する時にも、彼の心の中には不思 議な声が響いていたといいます。イェルク・ハントシュタインはその「内なる声」を主題としてシューマンの一生を丁寧に描き 出しました。迫真の物語を演じるのはドイツの優れた俳優たちです。またアルバムの最後には、2018年3月にヤンソンス とバイエルンRSOが演奏した「交響曲 第1番」全曲が収録されています。

H.M.F
HMM-902634(1CD)
ベルリオーズ:イタリアのハロルドOp.16
歌曲集「夏の夜」Op.7*
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル
タベア・ツィンマーマン(Va)(
ステファヌ・ドゥグー(Br)

録音:2018年3月2 / 3日フィルハーモニー・ド・パリ(1)
8月15/16日アルフォールヴィル*(2)
リリースするものすべてが話題となるロトとレ・シエクルの新譜は何とベルリオーズ。ベルリオーズは1869年に歿したため、2019年は没後150年に あたります。ロトのベルリオーズといえば2009年録音の「幻想交響曲」がありますが、それから約10年を経てロトの円熟ぶりとオーケストラの成長ぶ りに驚かされる新録音となりました。
ベルリオーズはオーケストレーションの改革者であると同時に楽器オタクでもあり、最新の楽器製作の動向に目を光らせていました。そしてシェフのよう にすぐ応用しました。それゆえ現代の楽器ではベルリオーズが思い描いた真の効果は出せないとロトは述べています。それが今回実現できました。 曲目はソリストを伴う2篇。「イタリアのハロルド」は交響曲と銘打ちながら、パガニーニの依頼で作曲されたヴィオラ独奏を含む協奏作品。必ず名ヴィ オラ奏者が起用されますが、ここではタベア・ツィンマーマンという大スターと共演になりました。ツィンマーマンといえば、2003年にコリン・ディヴィ ス指揮ロンドンSOと共演した名盤や、エッシェンバッハ&パリ管とのDVDでこの作品を独奏していますが、今回はピリオド・オーケストラとの演奏 ということもあり興味津々。ヴィオラが登場するところから、その深々としながら朗々とした歌いまわしに引き込まれてしまいます。
「夏の夜」独唱はもともと異なる声域の曲を集めていましたが、ここではバリトンのステファヌ・ドゥグーがひとりで全曲を歌唱。バリトンを用いたのは ロトの意見でもあり、理想的な世界を創り上げています。 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。ロトの演奏はますます精緻、ベルリオーズの天才 的な管弦楽法を再認識できます。 (Ki)

Skani
SKANI-068(1CD)
ヤーニス・イヴァノフス:弦楽の為の交響曲
シンフォニエッタ
ポエマ・ルットゥオーソ(嘆きの詩)
交響曲第14番(室内交響曲)
シュネー・ノルムンズ(指)、
リガ・シンフォニエッタ

録音:2018年1月&4月、ラトビア放送スタジオ
ラトビア建国以来、最大のシンフォニストであり、同国で最も重要な作曲家の1人と称されているヤーニス・イヴァノフス(1906−1983)。豊かな内面世界からインスピレーションを得て作曲したとされる、弦楽の為の作品集。1971年に作曲された室内交響曲(Sinfonia da camera)である「交響曲第14番」、若者と若きミュージシャンのために書かれた「シンフォニエッタ」、ナチスのサラスピリス強制収容所の犠牲者に捧げられた交響詩「ポエマ・ルットゥオーソ(嘆きの詩)」。

Forgotten Records
fr-1540(1CDR)
ガウク&ゴロワーノ
ムスキー=コルサコフ
:交響曲第3番*
 組曲「金鶏」#
ムソルグスキー(R=コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」+
アレクサンドル・ガウク(指)*
ニコライ・ゴロワーノフ(指)#
モスクワRSO

録音:1955年頃*、1950年頃#、1948年頃+
音源: Period Records SPL 567他
Forgotten Records
fr-1541A(1CDR)
ニコライ・ゴロワーノフ〜チャイコフスキー
交響曲第1番「冬の日の幻想」*
序曲「1812年」#
ニコライ・ゴロワーノフ(指)
モスクワRSO*

録音:1948年頃*、1952年#
音源: Melodiya D-0650-51 *、D-1294 #

Auris Subtilis
ASC- 5083(2CD)
カール・シュターミッツ:10の交響曲
[CD1]交響曲 変ロ長調 Op.24-2/交響曲 ト長調 Op.9-2/交響曲 ヘ長調 Op.13-6/交響曲 変ロ長調 Op.9-5/交響曲 ヘ長調 Op.9-4
[CD2]交響曲 変ロ長調 Op.24-2/交響曲 ニ長調 Op.13-3/交響曲 ハ長調 Op.9-3/交響曲 変ホ長調 Op.9-6/交響曲 ニ長調 Op.15-1
アンサンブル・アマデウス

録音:2018 年 6月
父ヨハン・シュターミッツが開祖となり18世紀に隆盛を極めたマンハイム楽派の作曲家、カール・シュターミッツによる世界初録音となる交響曲10題。古 典派交響曲の発展に大いに貢献した重要な作品群をお楽しみください。 (Ki)


Altus
TALT-053(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』 ティッラ・ブリーム(S)
ディアナ・オイストラーティ(A)
ルートヴィヒ・ズートハウス(T)
カール・パウル(Bs)
ヘルマン・アーベントロート(指)
ベルリンRSO
ベルリン国立歌劇場cho

録音:1950年12月31日/ベルリン、放送局ホール1(ライヴ、モノラル)
白熱の爆演を繰り出す名指揮者アーベントロート。その強烈ぶりとは裏腹に、彼は楽団員からの尊敬を一身に集め、地元市民からも非常に愛されたユニーク な人物でした。その独自の音楽世界をとくとお楽しみください。音質に定評あるTAHRA盤を基に新リマスタリングを施し、日本語解説も付いた1枚です。
当演奏は宇野功芳氏が絶賛した大名演。ライナーノートは氏の解説付きです。『第九』を偏愛し数種の録音を残しているアーベントロートですが、氏はこの 1950年大晦日公演をベストワンとし、フルトヴェングラーが「ドラマティック」なら、アーベントロートは「大暴れ」であり「なりふり構わぬ『第九』」であると 評しています。思い切りの良さ、流動するテンポ、時に荒々しいまでの凄味、そして激遅の第3楽章!あふれ出る歌の洪水はワルターもかくや。第4楽章では大 時代的なスタイルが爆発、コーラスも戦前ドイツの唱法がまだ残っている稀な例であると氏は語ります。強烈なベートーヴェンをご堪能あれ! (Ki)
Altus
TALT-054(1CD)
ルガーノのヘルマン・シェルヘン
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 B.191
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
ピエール・フルニエ(Vc)
ヘルマン・シェルヘン(指)
ルガーノ放送O

録音:1962年4月25日ルガーノ、アポロ劇場(ライヴ、モノラル)
指揮者シェルヘンの娘であるミリアム・シェルヘン氏と、その夫ルネ・トレミヌ氏によって作られたレーベル「ターラ」から発売されていたシェルヘンの名演。 リマスターによって音質一新、目の醒めるような鮮烈さで蘇りました。
気品あふれる音色でありながら熱量十分なチェロを聴かせる名手・フルニエとのドヴォコンはまさに火花とびちる鳥肌モノの名演です。色調は暗く、ただごとで ない雰囲気が漂い、ひとたび音楽が走りだせば独奏者と指揮者の真剣勝負!切れ味抜群、丁々発止の立ち合いに息を呑みます。ブラームスの3番もシェルヘン の熱気と鮮烈さが渦まく演奏。終楽章ではズブズブと沈んでいきながら地底で爆発を繰り返すようなものものしい不気味さが炸裂。4分過ぎで叫び声をあげ金管 部隊を鼓舞するシーンも強烈です。

オクタヴィア
OVCL-00681(1SACD)
2018年12月19日発売
ベトナム国立響〜ジャパン・ライヴ2018
チョン・バン:交響詩「幸せを私たちに運んでくれた人」
ベトナムバクニン省民謡(チャン・マィン・フン編):糸紡ぎの歌
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
本名徹次 (指)
ベトナム国立SO

録音:2018年7月18日 大阪・ザ・シンフォニーホール、20日 東京・サントリーホール
アジアの肥沃な大地が生み出す、穏やかなエネルギー。 ベトナム国立響、デビュー! 本名徹次が、音楽監督に就任して約10年、ベトナム国立SOは飛躍的な向上を遂げていま す。その成果を披露すべく、3度目の来日となった2018年のコンサートをライヴ収録した記録が、 本CDです。 「新世界より」では、欧米のオーケストラとは異なる、ゆるやかで温和な響きが印象的、またベトナ ムの2つの作品も、その質朴さがさりげない親近感を生み、耳に心地よい微風のように聴き手に 沁みこんできます。アジアからの新しい響きをお聴きください。(オクタヴィア)

フォンテック
FOCD-9800(1CD)
税込定価
2018年12月21日発売
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 朝比奈隆(指)新日本PO
豊田喜代美(S)、秋葉京子(Ms)、若本明志(T)、多田羅迪夫(Br)、栗友会cho

録音:1998年6月4日 サントリーホール ライヴ
初出音源
初出音源のCD化により朝比奈 隆(1908-2001)の生誕 110年を祝しその偉業を称える---1997−8年に新日 本フィルと共演した「ベートーヴェン 交響曲全集」最終第6集は『第九』です。 朝比奈はこの作品について記しています。 「この音楽を書いた人はこの創作の時期、すでに全く物音を聞くことが出来なかったと伝えられています。(中略) 彼は何を聞き、何を視てこの不滅の音を書き留めたのだろうか。 私はこの人こそ、このときに「神の閃光」を視、「神の声」を聴いたのだとしか思えない。」(「『第九』----この 不可思議なるもの」より) 生きる希望と勇気に満たされる、朝比奈の理想をまさに具現化した演奏---明晰な録音によるUHQCDでご堪能くだ さい。 (フォンテック)

APARTE
AP-186(1CD)
ハイドン:交響曲第82番「熊」ハ長調 Hob.I:82
ジャン=バティスト・ダヴォー(1742-1822):2台の独奏ヴァイオリンのための愛国的アリアを伴う協奏交響曲
ドゥヴィエンヌ(1759-1803):協奏交響曲第4番 ヘ長調〜フルート、オーボエ、バスーン、ホルンのための
シュシャヌ・シラノシアン(Vn)
タミ・クラウス(Fl)
エンマ・ウラック(Ob)
ハヴィエ・ザフラ(バソン)
ニコラ・シェドメイユ (Hrn)

録音:2017年10月、ルーヴル・オーディトリウム
フランスの気鋭ヴァイオリン奏者、ジュリアン・ショヴァンの指揮による、ハイドンのパリ交響曲(第82-87番)を録音するプロジェクトの第3弾(第 1弾 AP 131/第2弾 AP 157)。当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
冒頭から実に痛快な「熊」でたちまち演奏に引き込まれます。その後も心地よいテンポ感で滑舌のよい音楽発語が見事。18世紀フランスの、ウィッ トに富み、ヴィルトゥオーゾ要素満載の音楽を心ゆくまで堪能できる1枚です。
ダヴォーは当時のフランスで聴衆から最も人気のあった作曲家の一人で、ゴセックと同じくらいに有名でした。この協奏交響曲に含まれるアリアは、 ダヴォー自身のオペラ「テオドーラ」からとられています。
パリでは管楽器は特別な人気がありました。ドゥヴィエンヌのこの作品は、変奏曲の形式をとりながら、テーマを奏でる各楽器奏者に高い難度の技 巧を要求しつつも、当時の記述に「花畑の中で幸せに語り合う恋人たち」と称されたような幸福に満ちた作品となっています。
ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015年、ヴァイオリン奏者のジュリアン・ショヴァンによって設立されました。この名称は、1783年に設立され た当時最高のオーケストラ、コンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックから名前をとっています。ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれ、 マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・オーケストラを務めていました。メンバーはほぼ全員フリーメイソンによって構成され、名称 のLogeもフリーメイソンのLodgesに因んでいます。ショヴァンはOlympicという文言を団体名に使うことをオリンピック委員会から禁止されたため、 2016年から名称をル・コンセール・ド・ラ・ローグとして活動を続けています。 (Ki)

EM Records
EMRCD-047(1CD)
コーウェン:交響曲第5番
パーシー・シャーウッド:ヴァイオリン,チェロと管弦楽のための協奏曲
フレデリック・ハイメン・コーウェン:交響曲第5番ヘ短調(全曲世界初録音)
ルパート・マーシャル=ラック(Vn)、
ジョゼフ・スプーナー(Vc)、
ジョン・アンドルース(指)、
BBCコンサート・オーケストラ

録音:2016年6月20日−22日、ワトフォード・コロッセウム
フレデリック・ハイメン・コーウェン(1852−1935)は、ハレOやロイヤル・スコティッシュOでは首席指揮者を務めたイギリスの指揮者、ピアニスト、作曲家。パーシー・シャーウッド(1866−1939)は、イギリス人の父親とドイツ人の母親の下ドイツで生まれ、戦前のドレスデンで活躍し、第1次世界大戦が始まる少し前からはロンドンで暮らした作曲家。カラフルでエネルギーとドラマに溢れたコーウェンの交響曲第5番。ブラームスの二重協奏曲に影響されながらも、独自の魅力を放つシャーウッドの協奏曲。どちらも世界初録音。レア交響曲、管弦楽ファン要注目!

Diapason
DIAP-064(1CD)
初回限定生産
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 ラファエル・クーベリック(指)、
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1951年
当時37歳、若き日のクーベリックの豪快なタクトに懸命に応えるコンセルトヘボウOとのコンビが生んだ熱演!ライヴのクーベリックの熱量は若い頃から凄まじかったことを証明してくれる録音です。
※第4楽章の4分46秒付近にマスターテープの劣化に伴うノイズがございます。予めご了承下さい。


BR KLASSIK
BR-900008(4CD)
完全限定発売
NX-D01
バイエルン放送響「アジア・ツアー 2018」 特別盤
【CD1】
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ヨゼフ・スーク:弦楽セレナード 変ホ長調 Op.6*
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
【CD2】
マーラー:交響曲第7番ホ短調
【CD3】
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
交響詩「英雄の生涯」Op.40*
【CD4】
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)
バレエ音楽「火の鳥」(1945年版)*
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

【CD1】・・・900145
録音:2016年1月29-30日 ガスタイク ライヴ、2016年1月25日 ガスタイク*
【CD2】・・・900009(通常CD)
録音:2007年3月5-9日 ガスタイク ライヴ収録
【CD3】・・・900127
録音:2014年2月24-28日 ヘラクレスザール、2011年3月14-18日 ガスタイク*
【CD4】・・・900168
録音:2009年1月14-16日 ガスタイク、2016年11月14-17日 ヘルクレスザール*
円熟の極みにある巨匠ヤンソンスの来日公演は残念ながら幻となってしまいました。 今はマエストロの早期の回復を祈り、近い将来の手兵との来日を楽しみにしたいと思います。 「アジア・ツアー 2018 特別盤」には、ヤンソンス&バイエルンRSOの当初のメイン・プログラムを収録。深い信頼関係で結ばれた両者ならではの名演 奏をお楽しみいただけます。 BOXを構成するのは、両者の組み合わせとして最初に発売されたマーラーの第7交響曲(SACDではなく通常CDとなります)、ヤンソンスが得意とするリヒャ ルト・シュトラウスの「英雄の生涯」、滋味あふれるドヴォルザークの交響曲第8番、今回のツアーの目玉でもあったストラヴィンスキーの「春の祭典」の全4枚。充 実の内容となっています。



APARTE
AP-189(1CD)
コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン/新音楽監督での新録音
ブラームス、ウェーベルンによるオーケストラ編曲版の歌曲
「涙の雨」(「美しき水車小屋の娘」第10曲/ウェーベルン編)/「道しるべ」(「冬の旅」第20曲/ウェーベルン編)/「メムノン」 D541(ブラームス編)/「ひめごと」 D719(ブラームス編)/「肖像」(「白鳥の歌」第9曲/ブラームス編)/「タルタルスの群れ」D583(ブラームス編)/「君は憩い」D776(ウェーベルン編)
交響曲第7番(未)完成 D759
第1楽章/第2楽章/第3楽章(スケルツォ):アレグロ〜シューベルトのスケルツォ(スケッチ)に基づく(2015年、ニコラ・サマーレ&ベンヤミン=グンナール・コールス補完)/第4楽章(フィナーレ):アレグロ・モデラート〜「キプロスの女王ロザムンデ」間奏曲
コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン
フローリアン・ベッシュ(Bs-Br)
トーマス・フェオドロフ(コンサート・マスター)
ステファン・ゴットフリート(指)

録音:2018年4月27&28日、ウィーン楽友協会(大ホール)(ライヴ)
アーノンクールが1953年に妻と設立したコンツェントゥス・ムジクス・ウィーン。2016年にアーノンクールが亡くなったあと初めて、彼らがCDをリリー スします。現在、アーノンクールと歌劇でも共演し信頼厚かったステファン・ゴットフリートが音楽監督(首席指揮者)を務め、モザイクSQで もおなじみのエーリヒ・ヘーバルト(コンサート・マスター)、アンドレア・ビショフ(第2コンサートマスター)と共に楽団を牽引しています。彼らが取り 上げたのはシューベルト。世界的バリトンのフローリアン・ベッシュをソリストに迎え、シューベルトの歌曲をブラームスとウェーベルンがオーケストラ伴 奏版に編曲したものと、シューベルトの未完成交響曲を、4楽章構成で演奏したもの(第3楽章は、シューベルトが残したスケッチを、作曲家のニコラ・ サマーレと音楽学者のベンヤミン=グンナール・コールスが補完したもの、そして第4楽章はロザムンデの間奏曲、という構成)、というなんとも注目の プログラムです。ベッシュの歌唱は余裕たっぷりで精確無比なディクションと詩の世界を雄大なスケールで描いており、オーケストラ伴奏でその世界もより 一層引き立つような素晴らしいもの。未完成では、アーノンクールによって培われた精緻なアンサンブルが炸裂。第1楽章での管楽器のクリアな発音など、 ちょっと驚かされるほど。第3楽章と第4楽章も実に自然に流れており、ひとつのあり方として理想的名演が誕生したといえるでしょう。ウィーン楽友協 会の会場いっぱいに響き渡るサウンドが心地よくとらえられており、まるでホールにいるような迫力ある演奏が楽しめます。コンツェントゥス・ムジクス・ウィー ンの新たな時代の始まりを告げる、実に鮮やかなシューベルトの登場です! (Ki)

VAI
VAIDVD-4603(DVD)
ネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立響〜マーラー
マーラー:花の章
さすらう若者の歌
交響曲第1番ニ長調「巨人」
トーマス・ハンプソン(Br)
エストニア国立SO
ネーメ・ヤルヴィ(指)
映像監督:ジョンソン・スター
収録:2017年9月、エストニア・コンサート・ホール

画面:16:9,NTSC,カラー
音声:PCMステレオ、DD5.1
リージョン:All
字幕:独英仏、85分
アメリカが誇る現代最高のバリトン歌手トーマス・ハンプソンが初めてエストニアでコンサートを行った時の模様が DVD で発売されます。演奏はネーメ・ ヤルヴィ指揮エストニア国立SO。演目は、若き日のマーラーの作品群として、「花の章」「さすらう若人の歌」そして「交響曲第1番」が演奏され ました。ネーメ・ヤルヴィのマーラーといえば、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOとの爆演が思い出されますが、母国エストニア国立交響楽 団との演奏も大いに期待できます。また、トーマス・ハンプソンもマーラーの歌曲には定評がありますので、ネーメの絶妙なサポートにより、初のエストニア・ コンサートを成功へと導いています。 (Ki)

Chandos
CHAN-10982(1CD)
アンタイル:管弦楽作品集Vol.2
アーキペラゴ(ルンバ)
交響曲第3番 「アメリカ人」
ホット・タイム・ダンス
交響曲第6番 「ドラクロワによる」
薔薇の精のワルツ
ヨン・ストゥールゴールズ(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2018年2月12日−13日、メディア・シティUK(サルフォード)
在はBBCフィルハーモニックとカナダ・ナショナル・アーツ・センターOの首席客演指揮者、ミュンヘン室内Oのアーティスティック・パートナーを兼任しているフィンランドのマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズ。2014年〜2015年に発売された「シベリウス:交響曲全集(CHAN 10809)」と「ニールセン:交響曲全集(CHAN 10859)」、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴びた俊英、ストゥールゴールズが新たにスタートしたジョージ・アンタイル(1900−1959)の管弦楽作品集。第2巻では、アンタイルの生前には1楽章しか演奏されなかったという交響曲第3番「アメリカ人」、ショスタコーヴィチとアイヴズから影響を受けた交響曲第6番「ドラクロワによる」、そして2つの快活なシンフォニック・ピースと、映画「Spectre of the Rose」の音楽からリオーケストレーションした「薔薇の精のワルツ」を収録。
Chandos
CHSA-5233(1SACD)
リャトシンスキー:交響曲第3番Op.50
交響的バラード 「グラジナ」 Op.58
キリル・カラビッツ(指)、
ボーンマスSO

録音:2018年5月15日ー16日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)
アゼルバイジャンのカラ・カラーエフの録音(CHSA 5203)で話題を呼んだ「東欧からの声(Voices from the East)」。旧ソ連諸国の知られざる作曲家に捧げる新シリーズ第2弾では、指揮者&作曲家として活躍した父イヴァン・カラビッツ(1945−2002)にオーケストレーションを教えたという20世紀前半ウクライナの作曲家、ボリス・リャトシンスキー(1895−1968)の管弦楽作品。
ソ連当局の反対を受け、フィナーレを書き直すまで初演されなかったという交響曲第3番。ポーランドの偉大な詩人アダム・ミツキェヴィチの没後100周年を記念して書かれた交響的バラード「グラジナ」。ロシアの伝統と19世紀後半西ヨーロッパのロマン主義を吸収し、表現主義やウクライナの伝統音楽など20世紀の近代主義運動の影響を受け独自の音楽を築いてきたリャトシンスキーの音楽を、キリル・カラビッツの優れた解釈で贈ります。

Sterling
CDM-3004-2(1CD)
ルンドクヴィスト:交響曲集
交響曲第3番「シンフォニア・ドロローザ」(1976)*
交響曲第4番 「シンフォニア・エコロジカ」(1984−85)(初稿)**
ヨーテボリSO、
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(指)*
シクステン・エールリング(指)**

録音(ライヴ):1982年9月18日(第3番)&1985年10月3日(第4番)、ヨーテボリ・コンサートホール(スウェーデン)/ADD
Sterlingの「モダン」シリーズ。20世紀スウェーデンの交響曲作家のひとり、トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(1920−2000)のCDになかった交響曲が2曲、ライヴ録音でリリース。ルンドクヴィストは8曲の交響曲の他、管弦楽曲と協奏曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、オペラ、映画と劇場とラジオ番組の音楽、子供のための音楽、モニカ・セッテルルンドやヤン・ユーハンソンといったジャズ・ミュージシャンのための曲と、幅広く手がけました。1986年、スウェーデンのパルメ首相暗殺事件の翌日に作曲を始めた交響曲第7番 「人間性 − ダーグ・ハマーショルド追悼」(Caprice CAP21419)が代表作のひとつに挙げられ、ミケール・リンが初演した「風景」(Caprice CAP21403)も各国のテューバ奏者がレパートリーとしています。
交響曲第3番「シンフォニア・ドロローザ」(悲しみの交響曲)は、ルンドクヴィストが交響曲作家として認められるきっかけとなった作品です。1970年夏、夫人のマウドを病気で亡くし、山歩きをしている時にアイデアが浮かび、1971年にヤムトランドで作曲に取り掛かり、1975年、ブーヒュースレーンのサルトー島で完成させました。ヨーテボリSOの50周年記念の委嘱作として書かれた交響曲第4番は、ルンドクヴィストが深い関心を寄せる環境と環境破壊という問題への想いを語った作品です。副題の「シンフォニア・エコロジカ」(エコロジーの交響曲)は、この作品が政治的メッセージととられることを避けるため、初演に際して撤回。1986年の改訂稿からも削除されました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Etcetra
KTC-1620(1CD)
私的演奏協会の音楽 Vol.4
マーラー:交響曲第4番*(エルヴィン・シュタイン編曲/室内アンサンブル版)
亡き子をしのぶ歌**(ラインベルト・デ・レーウ編曲/室内アンサンブル版)
リーズ・ファンデヴェヘ(S)*、
ヘンク・ネヴェン(Br)**、
ヘンク・グイタルト(指)、
グルッポ・モンテベロ

録音:2015年8月1日29日(交響曲第4番)、2016年8月20日(亡き子をしのぶ歌)、オランダ
シェーンベルクが1918年に設立し、交響曲や管弦楽曲などを室内楽編成に編曲し演奏していた「私的演奏協会」。シェーンベルク・アンサンブルを創設し、シェーンベルク:・クヮルテットのヴィオリストとして数多くの録音に参加した新ウィーン楽派のスペシャリスト、ヘンク・グイタルトと、グイタルトによるアンサンブル・プロジェクト「グルッポ・モンテベロ」によって、シェーンベルクの仲間や弟子たちがアレンジした様々な室内楽バージョンを取り上げ、「私的演奏協会」の音楽を現代に再現するという興味深いシリーズ。
第4弾では室内アンサンブル版へとアレンジされた、マーラーの「交響曲第4番」と「亡き子をしのぶ歌」をプログラム。「交響曲第4番」は、シェーンベルクの友人であり、「私的演奏協会」の主要メンバーの一人としてマーラーやブルックナー、ドビュッシーらの交響曲を小編成版へとアレンジしてきたウィーンの作曲家、エルヴィン・シュタイン(1885−1958)の編曲。「亡き子をしのぶ歌」は、ハーグ王立音楽院で教鞭を執り、現代音楽を主に演奏するピアニスト&指揮者としても活動するオランダの作曲家、ラインベルト・デ・レーウ(b.1938)による編曲。デ・レーウは「オランダ・チャールズ・アイヴズ協会」の創設者であり、1974年には、ヘンク・グイタルトらと共にシェーンベルク:・アンサンブルも創設しています。


Profil
PH-18048(10CD)
クナッパーツブッシュ・ブラームス&ブルックナー・ボックス


■CD1
ブラームス:(1)交響曲第1番
(2)同:大学祝典序曲
■CD2
ブラームス:交響曲第2番ニ
■CD3 
(1)ブラームス:交響曲第3番0
(2)同:悲劇的序曲
■CD4
(1)ブラームス:交響曲第4番
(2)同:ハイドンの主題による変奏曲
■CD5
ブルックナー:交響曲第3番(改訂版)
■CD6
ブルックナー:交響曲第4番(改訂版)
■CD7
ブルックナー:交響曲第5番(改訂版)
■CD8 
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版)
■CD9
ブルックナー:交響曲第8番(改訂版)
■CD10
ブルックナー:交響曲第9番(改訂版)
■CD1 53’ 28”
シュターツカペレ・ドレスデン(1)、VPO(2)
※交響曲第1番は、クナッパーツブッシュとシュターツカペレ・ドレスデン(1956年ライヴ)と記されていますが、実際には、クレンペラーとケルンRSOによるものです。
録音:1955年10月17日(ライヴ)(1)、1957年(2)
■CD2 40’ 32"
ミュンヘンPO/録音:1956年10月13日ミュンヘン・コングレスザール(ライヴ)
■CD3 51’ 49”
VPO/録音:1955年7月26日ザルツブルク(ライヴ)
■CD4 59’ 53”
ケルンRSO(1)、VPO(2)/録音:1953年5月8日フルクハウス(ライヴ)(1)、1957年6月10-15日(2)
■CD5 51’ 02”
バイエルン国立O/録音:1954年10月11日/コングレスザール(ミュンヘン)(ライヴ)
■CD6 60’ 36”
BPO/
録音:1944年9月8日/バーデン・バーデン(放送用)
■CD7 60’ 37”
VPO/録音:1956年6月3-6日
■CD8 62’ 52”
VPO/録音:1949年8月30日ザルツブルク(ライヴ)
■CD9 78’ 34”
BPO/録音:1951年1月8日ティタニア・パラスト(放送用)
■CD10 55’ 12”
BPO/録音:1950年1月28日ティタニア・パラスト(放送用)
Profileレーベルが、クナッパーツブッシュの音源からブラームスとブルックナー作品を10枚のBoxにしました。 交響曲全4曲と2つの序曲、「ハイドンの主題による変奏曲」というブラームスの主要管弦楽曲が揃っているのも魅力ですが、このうち交響曲第1番はクナッ パーツブッシュの演奏ではなく、クレンペラーとケルン放響による1955年10月のライヴ。とはいえクナッパーツブッシュに間違えられる超弩級の超名演で、 これだけでも欲しくなる伝説の音源です。ウィーン・フィルとの「大学祝典序曲」と「ハイドンの主題による変奏曲」、さらにブルックナーの交響曲第5番はデッ カのセッション、ベルリン・フィルとのブルックナーの4、8、9番は放送用録音。他はライヴ収録となっています。
いずれも名演の誉れ高く、クナッパーツブッシュ節全開の大きな音楽性に圧倒されます。大半は入手困難なうえ、驚きの価格。クナッパーツブッシュの芸 術にたっぷりひたれます。 (Ki)

TUDOR
TUD-1744 (2CD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 *
ヤクブ・フルシャ(指)
バンベルクSO

録音:2017 年5 月3-5 日、2017 年10 月28-30 日* バンベルク
ドイツの名門オーケストラ、バンベルクSOの首席指揮者を2016 年9 月から 務めるヤクブ・フルシャの新シリーズ、「ブラームス:交響曲全集+ドヴォルザーク:交 響曲集」がスタート!。第1弾は二人の作曲家の最後の交響曲のカップリングです。 バンベルク響はドイツ伝統のサウンドを受け継ぎつつ、前首席のジョナサン・ノットの 薫陶をうけ現代的な機能性も手に入れ、近年の充実ぶりは目を見はるものがありま す。このアルバムはフルシャの母国チェコ出身の大作曲家ドヴォルザークとドヴォル ザークに大きな影響を与えたドイツ本流の作曲家ブラームスの交響曲を組み合わ せで、さらにバンベルク響はプラハのドイツ人オーケストラが前身ということで、この 組み合わせの再現に最も適しているといえましょう。

GEGA NEW
GD-386(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.7
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
交響曲第10 番ホ短調Op.93 *
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:2010 年5 月17-21 日、2009 年11 月30 日-12 月4 日*
ともにブルガリア国立放送スタジオ 1(セッション) T
ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフがライフ・ワークにしているショスタコーヴィ チの交響曲全集シリーズ第 7 弾です。既に第 4、5、6、7、8、11、13 番がリリースされ、 Vol.5 の第13 番とVol.6 の第5、6 番はレコード芸術誌の月評で準特選盤に選ばれて おります。シリーズ折り返し地点の今回、取り上げられるのはショスタコーヴィチ後期創 作期入口の左右に仁王像のように立つ 9 番と 10 番。相変わらず聴き手に媚びる姿勢 の全くない、無骨な頑固職人のように強固な意志が感じられます。有名なジダーノフ批 判にさらされた第 9 番の軽妙な楽章と内省的な楽章との対比をタバコフは作曲家の心 の葛藤として、あたかも衣の下にひそかに身に着けた鎧のように聴かせます。そして、こ れこそショスタコーヴィチの最高傑作と評価の高い第 10 番ですが、これまでのタバコフ &ブルガリア国立放送響のゴリゴリ、ジャリジャリとした、よい意味での(?)ローカルな演 奏から一転、大変内省的で深みのある演奏により、聴き手を作曲家の苦悩する孤独な 心の深奥へと連れてゆきます。録音はこれまでと同様、スタジオでじっくりと行われたセ ッション・レコーディング。作曲家でもあるタバコフのショスタコーヴィチへの信仰告白と もいえる名演奏。音質も大変優秀。

NHKレジェンド・シリーズ 2
NHKが収録した超大物来日演奏会ライヴ、第2弾は1957年天下のベルリン・フィル初来日の際の貴重な記録。それも就任まもないカラヤンと、という歴史的なイヴェントです。ツアーに先立ち旧NHKホールで行った公開収録が何とステレオで残されていました。
*古い音源を使用している場合は、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。

King International
KKC-2169 (1CD)
日本語帯・解説付
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

録音:1957年11月3日/旧NHKホール(ステレオ・ライヴ)
カラヤンとベルリン・フィルによるベートーヴェンの「運命」という三拍子揃った強力アイテムに加え、ベルリン・フィル初来日公演の始まる前11月3 日に旧NHKホールで行われた公開ステレオ収録という、日本クラシック音楽史に残る重要な記録です。演奏、音質ともに感動的で、誰もが欲しくなる1 枚です。ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲はまだフルトヴェングラー色が残っているのも興味津々です。 (Ki)

King International
KKC-2170 (1CD)
日本語帯・解説付
ブラームス:交響曲2番ニ長調Op.73
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

録音:1957年11月4日、6日*/日比谷公会堂(モノラル・ライヴ)
カラヤンとベルリン・フィル来日公演のうち、ぜひとも両者の演奏で聴きたい2篇、ブラームスの交響曲第2番とシューベルトの「未完成」が残っていました。 どちらも若々しいエネルギーに満ち充実の極みですが、「未完成」の弱音の美しさはほとんど神がかり的な名演。これが残っていたことの幸福を味わえます。 (Ki)

IBS CLASSICAL
IBS-132017(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 ジョージ・ペーリヴァニアン(指)
スペイン国立ユースO

録音:2016年1月14-15日
ショスタコーヴィチの15曲ある交響曲の中でも、第5番と並ぶ人気を誇る第7番「レニングラード」。第二次世界大戦 のさなか、ナチス・ドイツ軍に包囲された緊迫のレニングラードで作曲されたこの作品は、劇的であるとともに、当時の ソ連の人々に感動を与え、抗戦意欲を高めたことでも知られています。演奏しているスペイン国立ユースO (JONDE)はスペイン国立音楽芸術研究所(INAEM)に所属する若者たちのオーケストラ。1983年に創設され、 室内楽と管弦楽曲を年に6回演奏することにより、高度な技術を磨いています。年に2回のオーディションを経て選ば れた団員は23歳になるまでオーケストラで腕を磨き、その後、素晴らしいプレイヤーとして世界中で活躍することとなり ます。このショスタコーヴィチでも情熱溢れる熱い演奏を繰り広げています。

Factory of Sounds
FOS-2205097(1CD)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 ジョージ・セル(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO

※録音(ライヴ):1951年6月28日
ジョージ・セルとコンセルトヘボウOのコンビによるブルックナーの「交響曲第8番」は、1951年6月28日、オランダでのライヴ・レコーディング。 第4楽章に6小節小説カットと2小節追加が施された「1892年改訂版」の使用で話題となった演奏です。
Factory of Sounds
FOS-2205072(1CD)
モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183
マーラー:さすらう若者の歌*
ファリャ:スペインの庭の夜**
バルトーク:ヴィオラ協奏曲 Sz.120+
オットー・クレンペラー(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO、
ヘルマン・シャイ(Br)*、
ウィレム・アンドリーセン(P)**
ウィリアム・プリムローズ(Va)+

録音:1951年1月18日(モーツァルト)、1947年12月4日(マーラー)、1951年3月29日(ファリャ)、1951年1月10日(バルトーク)
1947年から51年にかけてクレンペラーがコンセルトヘボウ管弦楽団に客演した際のモーツァルトやマーラー、ファリャ、バルトークを集めたライヴ録音集。

EUROARTS
20-67648D(DVD)

KKC-9390(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
ラフマニノフ:交響曲第2番

ドキュメンタリー
「セルゲイ・ラフマニノフ・イン・ドレスデン」
シュターツカペレ・ドレスデン
アントニオ・パッパーノ(指)

収録:2018年7月、ドレスデン(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英独韓,日本語
リージョン:All
105分(本編62分、ドキュメンタリー43分
イタリア人の両親のもとロンドンで生まれ育ったアントニオ・パッパーノ。2002年から英国ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督として伝統ある歌劇場を牽引、 また2005年からはローマの聖チェチーリア国立音楽院管の音楽監督も務めるなど、その高い音楽性と卓越した手腕を発揮しています。この映像は、パッパー ノが初めてシュターツカペレ・ドレスデンとラフマニノフの交響曲第2番を演奏した際の映像です。ドレスデンの弦の美しさを堪能できるラフマニノフの甘美な 旋律、さらにパッパーノの指揮はまるで壮大なオペラのフィナーレのようです。 また楽曲ゆかりの地ドレスデンを代表するオケであるシュターツカペレ・ドレスデンによる演奏にも注目です。ラフマニノフの交響曲第2番は、ドレスデンの地 で作曲されました。ラフマニノフは、交響曲第1番の初演(1897年)が失敗に終わった後、満を持して発表したピアノ協奏曲第2番が大成功をおさめ(1901年)、 自信を取り戻し作曲家として成熟期を迎えようとしていました。しかし、ロシア国内では1905年1月の「血の日曜日事件」が起こり社会は混乱を極めていました。 ラフマニノフはこの状況下では音楽活動は難しいと判断し、家族とともにドレスデンに移り住み(1906〜09年)、交響曲第2番がここで完成したのでした(1906 〜07年)。ドレスデンでの生活はラフマニノフの創作意欲をかき立て、この交響曲第2番だけでなく、交響詩「死の鳥」など傑作が生まれました。 演奏とともに収録されているドキュメンタリーでは、1906年から1920年のドレスデンに保管されていた貴重な資料、写真、楽譜などが盛り込まれ、楽曲の 背景を克明に記しています。 (Ki)

Diapason
DIAPCF-014(12CD)
初回限定生産
メンデルスゾーン:作品集〜仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集


■CD1
(1)交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
(2)弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20より スケルツォ
(3)カンタータ「最初のワルプルギスの夜」Op.60

■CD2
(1)交響曲第4番「イタリア」
(2)交響曲第4番「イタリア」
(3)序曲「フィンガルの洞窟」
(4)序曲「美しいメルジーネの物語」
(5)序曲「ルイ・ブラス」

■CD3
(1)交響曲第5番「宗教改革」
(2)劇音楽「夏の夜の夢」Op.61
(3)序曲「夏の夜の夢」

■CD4
(1)ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(2)ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(3)ヴァイオリン協奏曲ニ短調

■CD5
(1)ピアノ協奏曲第1番ト短調
(2)華麗なるロンド変ホ長調 Op.29
(3)華麗なるカプリッチョ ロ短調 Op.22
(4)ピアノ協奏曲第2番ニ短調
(5)序曲「静かな海と楽しい航海」
(6)ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25より アダージョ

■CD6
(1)厳格なる変奏曲ニ短調 Op.54
(2)厳格なる変奏曲ニ短調 Op.54
(3)無言歌第1番ホ長調 Op.19-1
(4)無言歌第3番イ長調 Op.19-3「狩りの歌」
無言歌第6番ト短調 Op.19-6「ヴェネツィアの舟歌」
無言歌第32番嬰ヘ短調 Op.67-2「失われた幻想」
無言歌第18番変イ長調 Op.38-6「デュエット」
無言歌第20番変ホ長調 Op.53-2「浮き雲」
無言歌第14番ハ短調 Op.38-2「失われた幸福」
(5)無言歌第33番変ロ長調 Op.67-3「巡礼の歌」
無言歌第40番ニ長調 Op.85-4「エレジー」
無言歌第30番イ長調 Op.62-6「春の歌」
選定:ベルトラン・ボワサール
(6)無言歌第24番イ長調 Op.53-6「飛翔」
無言歌第番イ短調 Op.19b-2「後悔」
無言歌第17番イ短調 Op.38-5「情熱」
無言歌第47番イ長調 Op.102-5「子供の小品」
無言歌第38番イ短調 Op.85-2「別れ」
無言歌第27番ホ短調 Op.62-3「葬送行進曲」
(7)無言歌第25番ト長調 Op.62-1「5月のそよ風」
無言歌第46番ト短調 Op.102-4「そよかぜ」
マリラ・ジョナス(P)
録音:1951年
選定:ベルトラン・ボワサール
(8)無言歌第6番ト短調 Op.19-6「ヴェネツィアの舟歌」
無言歌第45番ハ長調 Op.102-3「タランテラ」
無言歌第29番イ短調 Op.62-5「ヴェネツィアの舟歌」
(9)無言歌第34番ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」
(10)無言歌第34番ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」
(11)無言歌第35番ロ短調 Op.67-5「羊飼いの訴え」

■CD7
(1)ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
(2)ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
(3)前奏曲とフーガ第1番ホ短調 Op.35-1
(4)前奏曲変ロ長調 Op.104-1
(5)前奏曲ロ短調 Op.104-2
前奏曲ニ長調 Op.104-3
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 Op.106
(6)幻想曲イ短調 Op.16-1
(7)スケルツォ ホ短調 Op.16-2
(8)スケルツォ ホ短調 Op.16-2
(9)前奏曲とフーガ第5番ヘ短調 Op.35-5

■CD8
(1)弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
(2)協奏的変奏曲ニ長調 Op.17
(3)弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20
(4)カプリッチョ ホ短調 Op.81-3
(5)無言歌第25番ト長調 Op.62-1「5月のそよ風」
(6)無言歌ニ長調 Op.109
(7)歌の翼に Op.34-2

■CD9
(8)ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
(9)弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
(10)ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
(11)・ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49より スケルツォ
無言歌第1番ホ長調 Op.19-1「甘い思い出」

■CD10
(1)チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
(2)ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66
(3)弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
ターリヒSQ

■CD11
(1)新しい愛 Op.19-4
挨拶 Op.19-5
月 Op.86-5
夜ごとの夢に Op.86-4
恋人の手紙 Op.86-3
ズライカ Op.57-3
別れ Op.9-6
小姓の歌
(2)眠りなき太陽
魔女の歌 Op.8-8
(3)最初の喪失 Op.99-1
問い Op.9-1
(4)葦の歌 Op.71-4
誰も知らない Op.99-6
(5)春の歌 Op.71-2
歌の翼に Op.34-2
夜の歌 Op.71-6
(6)演奏会用アリア「不幸な女よ」Op.94
(7)3つの詩篇 Op.78
(8)オラトリオ「エリヤ」Op.70より 聞け、イスラエルよ、主の御言葉を
(9)オラトリオ「エリヤ」Op.70より 主よ足れり

■CD12
(1)讃歌「私の祈りを聞いてください」Op.96
(2)カンタータ「高き天よりわれは来れり」
詩篇第42番「鹿が谷の水を慕いあえぐように」Op.42
(3)オルガン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.65-1「神の欲したもうこと、常に起こらん」
(4)全地よ、神をたたえまつれ Op.69-2
主よ、我らを憐れみ給え
主は天使たちに命じた
(5)オルガン・ソナタ第6番ニ短調 Op.65-6
■CD1
(1)ディミトリ・ミトロプーロス(指)BPO
録音:1960年
選定:クリストフ・ハス
(2)アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1945年
選定:ガエタン・ノーロー
(3)ビルギット・レンメルト(A)、トーマス・ハンプソン(Br)、ルネ・パーペ(Bs)、ニコラウス・アーノンクール(指)ヨーロッパCO、アルノルト・シェーンベルクcho
録音:1992年
選定:ガエタン・ノーロー
■CD2
(1)エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO
録音:1955年
選定:ユーグ・ムソー
(2)オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニアO
録音:1960年
選定:ユーグ・ムソー
(3)ヨーゼフ・カイルベルト(指)BPO
録音:1962年
選定:ユーグ・ムソー
(4)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
録音:1961年
選定:ガエタン・ノーロー
(5)レナード・バーンスタイン(指)NYO
■CD3
(1)ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO
録音:1954年
選定:ロラン・ミュラロ
(2)ジェニファー・ヴィヴィアン(S)、マリオン・ロウ(S)、ペーター・マーク(指)LSO、コヴェント・ガーデン王立歌劇場女声cho
録音:1957年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(3)ジョージ・セル(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO
録音:1957年
選定:イヴァン・A.アレシャンドレ
■CD4
(1)アイザック・スターン(Vn)、ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
録音:1958年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(2)ナタン・ミルシテイン(Vn)、ウィリアム・スタインバーグ(指)ピッツバークSO
録音:1953年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(3)ユーディ・メニューイン(Vn&指、RCAビクター弦楽オーケストラ
録音:1952年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
■CD5
(1)モーラ・リンパニー(P)、ラファエル・クーベリック(指)フィルハーモニアO
録音:1948年
選定:アラン・ロンペッシュ
(2)モーラ・リンパニー(P)、ハーバート・メンゲス(指)LSO
録音:1952年
選定:アラン・ロンペッシュ
(3)タチアナ・ニコラーエワ(P)、キリル・コンドラシン(指)ソヴィト国立SO
録音:1958年
選定:ベルトラン・ボワサール
(4)ルドルフ・ゼルキン(P)、ユージン・オーマンディ(指)コロンビアSO
録音:1959年
選定:アラン・ロンペッシュ
(5)ヨーゼフ・カイルベルト(指)BPO
録音:1962年
選定:ジェローム・バスティアネッリ
(6)ベンノ・モイセイヴィチ(P)、ユージン・グーセンス(指)ロイヤルPO
録音:1960年
選定:情報無し
■CD6
(1)ロジータ・レナルド(P)
録音:1949年
選定:ガエタン・ノーロー&アラン・ロンペッシュ
(2)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1937年
選定:ガエタン・ノーロー&アラン・ロンペッシュ
(3)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1937年
選定:ベルトラン・ボワサール
(4)イグナーツ・フリードマン(P)
録音:1930年
選定:ベルトラン・ボワサール
(5)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1949年&1946年
選定:ベルトラン・ボワサール
(6)レナ・キリアコウ(P)
録音:1960年頃
選定:ベルトラン・ボワサール
(7)マリラ・ジョナス(P)
録音:1951年
選定:ベルトラン・ボワサール
(8)ギオマール・ノヴァエス(P)
録音:1960年
選定:ベルトラン・ボワサール
(9)無言歌第34番ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」
アイリーン・シャラー(P)
録音:1927年
選定:ベルトラン・ボワサール
(10)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1920年
選定:ベルトラン・ボワサール
(11)ウィリアム・カペル(P)
録音:1950年
選定:ベルトラン・ボワサール
■CD7
(1)アリシア・デ・ラローチャ(P)
録音:1964年
選定:ジェローム・バスティアネッリ
(2)ルドルフ・ゼルキン(P)
録音:1957年
選定:ジェローム・バスティアネッリ
(3)前ルドルフ・ゼルキン(P)
録音:1975年
選定:ガエタン・ノーロー
(4)セルジオ・フィオレンティーノ(P)
録音:1962年
選定:ガエタン・ノーロー
(5)レナ・キリアコウ(P)
録音:1960年頃
選定:ガエタン・ノーロー
(6)ルドルフ・ゼルキン(P)
録音:1946年
選定:ガエタン・ノーロー
(7)シューラ・チェルカスキー(P)
録音:1952年
選定:ガエタン・ノーロー
(8)イグナーツ・フリードマン(P)
録音:1927年
選定:ガエタン・ノーロー
(9)マリー=カトリーヌ・ジロー(P)
録音:2006年
選定:ガエタン・ノーロー
■CD8
(1)ジュリアードSQ
録音:1963年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、ジェルジ・シェベック(P)
録音:1963年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(3)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、イスラエル・ベイカー(Vn)、 アーノルド・ベルニック(Vn)、ジョゼフ・ステパンスキー(Vn)、ウィリアム・プリムローズ(Va)、ヴァージニア・マジェフスキ(Va)、グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、ガーボル・レイト(Vc)
録音:1961年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(4)アマデウスSQ
録音:1957年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(5)フリッツ・クライスラー(Vn)、アールパード・シャーンドル(P)
録音:1926年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(6)パブロ・カザルス(Vc)、ブラス・ネット(P)
録音:1929年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(7)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ウラディーミル・ヤンポルスキー(P)
録音:1949年
ウラディーミル・ヤンポルスキー
■CD9
(8)ユーディ・メニューイン(Vn)、ジェラルド・ムーア(P)
録音:1952年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(9)ジュリアードSQ
録音:1963年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(10)アルフレッド・コルトー(P)、ジャック・ティボー(Vn)、パブロ・カザルス(Vc)
録音:1927年
選定:アラン・ロンペッシュ
(11)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、エマニュエル・ベイ(P)
録音:1946年&1947年
選定:情報無し
■CD10
(1)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、ジェルジ・シェベック(P)
録音:1962年
選定:ガエタン・ノーロー
(2)レフ・オボーリン(P)、ダヴィド・オイストラフ(Vn)、スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)
録音:1948年
選定:ジャン=ミシェル・モルコー
(3)ターリヒSQ
録音:2002年−2003年
選定:ジェローム・バスティアネッリ
■CD11
(1)ブリギッテ・ファスベンダー(Ms)、エリック・ヴェルバ(P)
録音:1979年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(2)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P)
録音:1979年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(3)バーバラ・ボニー(S)、ジェフリー・パーソンズ(P)
録音:1991年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(4)マリア・シュターダー(S)、カール・エンゲル(P)
録音:1957年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(5)エリーザベト・グリュンマー(S)、アリベルト・ライマン(P)
録音:1963年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(6)エッダ・モーザー(S)、クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
録音:1973年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(7)ニコル・マット(指)ヨーロッパ室内cho
録音:2002年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(8)マリア・シュターダー(S)、カール・リヒター(指)ミュンヘン・バッハO
録音:1961年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
(9)ハインリヒ・レーケンパー(Br)、マンフレート・グルリット(指)ベルリン国立歌劇場O
録音:1928年
選定:ジャン=フィリップ・グロスペラン
■CD12
(1)リディア・アラート(S)、ニコル・マット(指)ヨーロッパ室内cho
録音:2002年
選定:ガエタン・ノーロー
(2)ルート・ツィーザク(S)、フリーダー・ベルニウス(指)ヴュルテンベルクCO、シュトゥットガルト室内cho
録音:1985年&1996年
選定:ガエタン・ノーロー
(3)スーザン・ランデール(Org)
録音:2008年
選定:ポール・ド・ルイ
(4)フリーダー・ベルニウス(指)シュトゥットガルト室内cho
録音:2005年&1996年
(5)スーザン・ランデール(Org)
録音:2008年
選定:ポール・ド・ルイ
フランスが誇る世界有数のクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」の自主レーベルより、大好評のボックス・セット・シリーズの第14弾となる『メンデルスゾーン』の作品集が登場です!ディアパゾン誌のジャーナリストたちの推薦と、同誌のディスク・レビューの責任者であるガエタン・ノーローの監修によって選ばれたメンデルスゾーンの作品のジャンルは、協奏曲、交響曲、序曲、室内楽、ピアノ、声楽、オルガン、宗教曲と多彩!

Diapason
DIAP-081(1CD)
初回限定生産
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 カール・ベーム(指)
バイエルンRSO

録音:1977年4月5日(ライヴ録音)
ディアパゾン誌が「ブルックナーの交響曲第7番」の数ある録音の中から選んだのは、前年1976年のウィーン・フィルとのスタジオ録音を上回る名演として称されているカール・ベームとバイエルンRSOの1977年4月5日のライヴ。バイエルン放送のアーカイブに保管されていた音源の使用による音質面の向上も話題となった録音です。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。
Diapason
DIAP-075(1CD)
初回限定生産
フランク:名曲名演集

(1)交響曲ニ短調
(2)ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(3)交響的変奏曲
(1)ピエール・モントゥー(指)CSO
録音:1961年
(2)ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、ロベール・カサドシュ(P)
録音:1947年
(3)レオン・フライシャー(P)、ジョージ・セル(指)フィラデルフィアO
録音:1957年
ディアパゾン誌のセザール・フランクの作品集は代表作、交響曲、ヴァイオリン・ソナタ、交響的変奏曲の3作品をカップリングしたプログラム。「交響曲ニ短調」は同曲有数の名演として有名なピエール・モントゥー&CSOの1961年の演奏を収録しています。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。
Diapason
DIAP-070(1CD)
初回限定生産
ドヴォルザーク:名演集
交響曲第8番ト長調 Op.88
ピアノ五重奏曲第2番イ長調 Op.81*
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)LPO
録音:1957年

クリフォード・カーゾン(P)*、
ブダペストSQ
録音:1953年
ディアパゾン誌が選んだドヴォルザークの交響曲第8番は、同曲の個性派演奏の筆頭格、コンスタンティン・シルヴェストリとロンドン・フィルの1957年録音!濃厚かつユニークなシルヴェストリの面目躍如たる快演です。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-5952
(22SACD+DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
フルトヴェングラー/帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939−45


■CD1
フルトヴェングラー:ピアノとオーケストラのための交響的協奏曲

■CD2
(1)ヘンデル:合奏協奏曲Op6-5
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(3)R.シュトラウス:4つの歌曲(誘惑 Op.33-1、森の喜びOp.49-1、愛の賛歌Op.32-3、冬の愛Op.48-5)
(4)交響詩「ドン・ファン」

■CD3
(1)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕へ奏曲
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
(3)ベートーヴェン:交響曲第7番
■CD4

ベートーヴェン
:交響曲第9番「合唱つき」

■CD5
(1)グルック:「アルチェステ」序曲
(2)シューマン:チェロ協奏曲

■CD6
ブルックナー:交響曲第5番

■CD7
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死

■CD8
ハインツ・シューベルト(1908-1945):賛歌的協奏曲(初演)

■CD9
(1)シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」
(2)モーツァルト:交響曲第39番

■CD10
(1)シベリウス:エン・サガ
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニー

■CD11
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番(聴衆なし)
(2)ベートーヴェン:交響曲第4番(コンサート・ライヴ)

CD12
(1)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

■CD13
(1)ペッピング:交響曲第2番(初演)
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番

■CD14
(1)ブルックナー:交響曲第6番(第2〜4楽章のみ)
(2)シューマン:チェロ協奏曲
(3)R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

■CD15
(1)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

■DVD
ドキュメンタリー
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

■CD1
エドウィン・フィッシャー(P)
録音:1939年1月19日、旧フィルハーモニー(特別コンサート)
■CD2
(1)ヘンデル:合奏協奏曲Op6-5 (15’30)
録音:1939年9月13日、マズーレンアレ放送局(放送用コンサート)
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 (第4楽章3分欠落)(28’49)
録音:1939年9月13日、マズーレンアレ放送局(放送用コンサート)
(3)R.シュトラウス:4つの歌曲(誘惑 Op.33-1、森の喜びOp.49-1、愛の賛歌Op.32-3、冬の愛Op.48-5)(15’30)
ピーター・アンダース(T)
録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー
(4)交響詩「ドン・ファン」(17’30)
録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー
■CD3
(1)録音:1942年2月26日、AEG工場
(2)ヴァルター・ギーゼキング(P)
録音:1942年3月1〜3日、旧フィルハーモニー
(3)録音:1942年3月1、2日、旧フィルハーモニー
■CD4
ブルーノ・キッテルcho
ティルラ・ブリーム(S)、エリーザベト・ヘンゲン(A)、ペーター・アンダース(T)、ルドルフ・ヴァッケ(Bs)
録音:1942年3月22〜24日、旧フィルハーモニー
■CD5
(1)録音:1942年10月25〜28日、旧フィルハーモニー
(2)ティボール・デ・マヒューラ(Vc)
録音:1942年10月25〜28日、旧フィルハーモニー
■CD6
録音:1942年10月25〜28日、旧フィルハーモニー
■CD7
(1)エドウィン・フィッシャー(P)
録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー
(2)録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー」
■CD8
録音:1942年12月8日、旧フィルハーモニー
■CD9
(1)シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」(50‘10)
録音:1942年12月6日、旧フィルハーモニー
(2)モーツァルト:交響曲第39番(26’00)
録音:1943年1月2日、マズーレンアレ放送局
■CD10
(1)録音:1943年2月7〜10日、旧フィルハーモニー
(2)ゲオルク・クーレンカンプ(Vn)
録音:1943年2月10日、旧フィルハーモニー
■CD11
(1)録音:1943年6月28、29日、旧フィルハーモニー
(2)ベートーヴェン:交響曲第4番(コンサート・ライヴ) (36’00)
録音:1943年6月28、29、30日、旧フィルハーモニー
■CD12
(1)録音:1943年6月30日、旧フィルハーモニー
(2)録音:1943年6月30日、旧フィルハーモニー
■CD13
(1)録音:1943年10月31日、11月1〜3日、旧フィルハーモニー
(2)コンラート・ハンゼン(P)
録音:1943年10月31日、11月1〜3日、旧フィルハーモニー
■CD14
(1)録音:1943年11月13,14日、旧フィルハーモニー
(2)ピエール・フルニエ(Vc)
録音:1943年11月16日、旧フィルハーモニー
(3)録音:1943年11月16日、旧フィルハーモニー
■CD15
(1)録音:1943年12月15日、旧フィルハーモニー
(2)アドリアン・エッシュバッハー(P)
録音:1943年12月15日、旧フィルハーモニー
●戦時中(1939〜45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音を集成したエディション。
●嬉しいことに、初出音源も収録!(ラヴェル:ダフニスとクロエ第1組曲(抜粋)、シューベルト:交響曲「未完成」第2楽章)
●ドイツ帝国放送のテープ音源としては、今現在の最高技術をもってサンプリング(28bit/96kHz)を行い、ベルリン・フィルが自ら手掛ける戦時のフルトヴェングラー最高音質の登場。
●当時の演奏を再現できる最良の音源を選択。現存するドイツ帝国放送テープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に、最高の条件でセット化。
●22枚組SACD ハイブリット盤。日本だけの特典映像付(DVD)。
●初回特典:フルトヴェングラー2019年カレンダー(A5サイズ)

戦時下の激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。指揮者フルトヴェングラーの中で戦時中の演奏は最も重要なもので す。戦時中のベルリン・フィル&フルトヴェングラーの現存する演奏をすべて網羅し、過去最高の品質で蘇らせた当セットは、これまでのあらゆる盤を凌 駕する決定盤と言えるでしょう。 また、戦時のフルトヴェングラーの録音を語る上で欠かせないのが、「テープの遍歴」についてです。ソ連軍は、ベルリン占領後、ドイツ帝国放送にあっ たおよそ1500本のテープを戦利品として押収。そのテープをもとにモスクワ放送の番組に使用したり、露メロディア・レーベルからLPを発売したりと利 用されてきました。しかし1987年にはオリジナル・テープのコピー20本が、さらに1991年には押収した原テープが自由ベルリン放送(SFB)へ返還さ れ、今日までベルリン・ブランデンブルク放送(RBB、旧SFB)のアーカイヴに保存されていました。今回、当セットで使用されている音源のほとんどは、 1987年と1991年に返還されたテープをベルリン・フィルが新たに28bit/96kHzでサンプリングしたもの。担当したトーンマイスターによると、これら のテープは30年という時間がたっているにも関わらず、非常に良い状態でサンプリングすることができたと言います。また、以前から多くのCDで問題に されていたピッチについても、当時の正しい音程、速度を基準としてサンプリングを行っています。残念ながら演奏会記録が残っているのに、欠けている プログラムについては、テープがすでに消失した可能性がきわめて高く、当セットに収録されている音源が、現存する戦時のベルリン・フィルとフルトヴェ ングラーの演奏のすべてだと考えられています。 仕様は、最高音質でのサンプリングを活かすべく、SACDハイブリット盤でのリリースとなります。解説書は、ソ連軍による戦後の押収からコピーの返還、 マスター・テープの発見に至るまで、この録音をめぐる歴史について書かれた興味深い内容となっています(日本語訳付)。さらに日本のみの初回特典として、 フルトヴェングラーの貴重な映像を交えたドキュメンタリーを含むDVD1枚と2019年版フルトヴェングラー・カレンダー(A5)が付属します。 (Ki)

BIS
BISSA-2296(1SACD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 オスモ・ヴァンスカ(指)、
ミネソタO&cho
ルビー・ヒューズ(S)、
サーシャ・クック(Ms)

録音:2017年6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
好評を博しているオスモ・ヴァンスカ率いるミネソタOによるマーラー・シリーズ。第3弾は交響曲第2番「復活」です。 当演奏でも流石ヴァンスカ!と思わせる緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がりで、繊細かつ丁寧な音楽づくりをしております。BISレー ベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達した大注目の録音です。ベートーヴェン、シベリウスなど数々の名盤をリリースしてきただ けに非常に期待の高まるリリースといえましょう。マーラーの交響曲は第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、第6番(BIS SA 2266)がリリースさ れております。
2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う 労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのも のも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏 は一層密度の濃いものとなっております。 (Ki)

Goodies
78CDR-3745(1CDR)
税込定価
ベルリオーズ:幻想交響曲 ルネ=バトン(指)
コンセール・パドルーO

英HMV D987/92
1924年10月14、17-18日パリ録音:※機械式録音盤(電気式録音以前)の復刻音源
この名曲の世界初の録音。ルネ=バトン(1879-1940)はフランスの指揮者で作曲家。パリ音楽院でピアノと楽理をアンドレ・ジェダルジュ(1856-1926)に学んだ。1907年オペラコミークの合唱指揮者となりキャリアをスタートした。1910年ミュンヘンで開催された「フランス音楽祭」の責任者に選ばれ、1912-13年にはディアギレフ(1872-1929)の「ロシアバレエ団」の指揮者をつとめた。第1次世界大戦中の1916-18年にはオランダ王立歌劇場の責任者、また1914-19年にはハーグ・レジデシティ・オーケストラを率いて避暑地スケフェニンヘンのサマーコンサートを担当した。コンセール・パドルーOはその前進をコンセール・ポピュレールと名乗り1861年に発足したフランスで最も古いオーケストラだったが、後発のコンセール・コロンヌ(1873年設立)、コンセール・ラムルー(1881年設立)に押され1884年に活動を停止した。1918年に映画企業家のセルジュ・サンベールがオーケストラを復活し、ルネ=バトンに指揮を依頼し、1921年からコンセール・パドルーを名乗った。その後アンドレ・カプレ、アルベール・ウォルフ、デジレ=エミール・アンゲルブレシュト等が指揮者をつとめた。復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグ社のNutubeフォノ・イコライザーを使用した。この録音の翌年、1925年に電気式録音が登場した。(グッディーズ)

オクタヴィア
OVCL-00679(1SACD)
2018年11月21日発売
ハイドン交響曲集Vol.5
交響曲第50番ハ長調 Hob.I:50
交響曲第70番ニ長調 Hob.I:70
交響曲第 2番ハ長調 Hob.I:2
交響曲第 9番ハ長調 Hob.I:9
交響曲第88番ト長調 Hob.I:88 「V字」
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

2016年8月12日(第9番、第70番)、12月9日(第2番、第50番、第88番) いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第6回・第7回コンサートをライヴ収録しています。 幾度もの公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築 と、細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔らかく晴々 と響く、優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

CPO
CPO-555063(1CD)
NX-B10
ヴォイルシュ(1860-1944):交響曲第4番&第5番 他
交響曲第4番ヘ長調 Op.71(1931)
交響曲第5番ニ長調 Op.75(1937)
ゲーテの「ファウスト」より庭園の情景(1941-1944)
ニコライ・シュナイダー(Vc)
トーマス・ドルシュ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2015年2月9-13日ハノーファー放送 大ホール
ドイツの忘れられた作曲家ヴォイルシュの交響曲集。若い頃からオルガニストとして活躍、作曲家としては生涯保守的 な作風を守り、以前リリースされた第3番(777923)と第2番(777744)と同じように、ドイツ・バロック期の音楽からの 影響と、ロマン派特有の和声を融合させた作品を書き"ブラームスの後継者"と言われた人です。とはいえ、このアルバム に収録された後期から晩年の2曲の交響曲、とりわけ第4番の第1楽章と最終楽章では、新しい作風を模索したかの ような、新古典派風の挑戦的な旋律が現れます(調性を逸脱することはありません)。第5番にも、ブラームス風の雄 大な作風の中に、時折前衛的な響きを聴くことができます。ヴォイルシュ最晩年に書かれたチェロ協奏曲風の“ゲーテの 「ファウスト」より庭園の情景”もロマンティックで美しい旋律に満ちています。

Alba
ABCD-420(1SACD)
『ブラームス=セーゲルスタム III』
ブラームス:交響曲第3番へ長調 Op.90
レイフ・セーゲルスタム(1944-):交響曲第294番「Songs of a UNICORN heralding…」 *
トゥルクPO
レイフ・セーゲルスタム(指)
タニヤ・ニソネン(Hrn)*

録音:2016年5月23日-26日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)
セーゲルスタムと彼が首席指揮者を務めるトゥルク・フィルハーモニックがブラームスの交響曲と彼の自作の交響曲を並べて録音するプロジェクト。「聖杯 巡礼を連想する冒頭の歩み。生まれようとするヴァイナモイネンかレンミンカイネンが胎内の壁を叩いていると思うのも楽しい」第1番。「アダージョ・ノン・ トロッポ。アルプスの牧場の美しい風景が姿を見せる」第2番。セーゲルスタムは「ひげ顔の兄弟」の最初の2つの交響曲についてそう語っています。つづ く第3番。ブラームスのもっとも詩的でさまざな感情を呼び起こす作品のひとつです。「なんという詩作……最初から最後まで、森の生活の不思議な魔力に 抱かれ……木漏れ日が輝き……小さな森の教会に集う信者たちの声……悲しい涙につつまれる灰色の真珠……心の高揚、沈静……」(クララ・シューマン)。セー ゲルスタムの交響曲は、第294番「Songs of a UNICORN heralding…」(到来を告げるユニコーンの歌)。前のアルバムの「流れを進める」第288番と「猫 が訪ねてくる」第289番と同様、「シベリウス最後の交響曲」に倣う「一楽章、およそ22分」の作品です。一角獣は何を告げるのか。「愛と憎しみ、生と死、 富と貧困、光と闇、湿気と乾燥、温もりと冷たさ、速さと遅さ、加速と遅延、フラクタル次元の直線と空気力学的比喩……そうした二元性」。オブリガート のホルンを副首席奏者タニヤ・ニソネン、第2ピアノをセーゲルスタムが担当。彼は、造語やダブルミーニングを駆使した「セーゲルスタム語」のライナーノー ト(英語・フィンランド語)も寄せています。 (Ki)


Altus
TALT-049(4CD)
モントゥー&コンセルトヘボウの芸術

(1)ブラームス:悲劇的序曲
(2)ブラームス:交響曲第1番
(3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
(4)ブラームス:交響曲第3番
(5)ベルリオーズ:幻想交響曲
(6)ピエール・モントゥー、ドリス・モントゥーへのインタビュー
(7)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲#
(8)ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1911年版)
ナタン・ミルシテイン(Vn)
ヤン・ダーメン(Vn)#
ピエール・モントゥー(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:(1)1962年5月14日VARA放送、(2)1963年11月20日NCRV放送、
(3)1950年10月12日VARA放送、
(4)1960年10月30日VARA放送
(5)1948年5月20日VARA放送、
(6)1963年5月CBC放送、
(7)1950 年11月1日NCRV放送
(8)1960 年10月30日VARA 放送(すべてライヴ)
TAHRAレーベル初期に発売されたモントゥー&コンセルトヘボウの4枚組アルバムを丸ごとリマスター、音質大幅改善!スケール大きく力強く、とことん貴 重な大演奏の数々が感動的に蘇ります。一緒に収録されていた英語のインタビュー(10分以上)は解説書に日本語訳を掲載しTAHRA盤と比べ資料価値がさ らに高くなっています。モントゥー夫妻が語るヒストリカル・トーク、とにかく面白くて一見の価値あり。モントゥーの音楽観が自身によって語られており、ワイン ガルトナーやトスカニーニについて言及する箇所などこんな話をしていたのかと興味津々。ドリス夫人のキャラクターもなかなか。
ブラームスはどれも力コブいっぱいにして味わいもある名演揃い。シンフォニーはもちろん『悲劇的序曲』まで大変立派な演奏。ミルシテインの至芸も堪能で きます。ベルリオーズは雄大なテンポ設定が印象的で、狂騒に流されず冷静に律儀にスコアを音楽化する指揮者の手腕がうかがえます。モントゥーが初演した『ペ トルーシュカ』1911年版は彼の得意作品。大編成の管弦楽からすっきり見通しの良いメロディがはじきだされます。シベリウスの独奏はコンセルトヘボウのコン マスで、オランダの名家ダーメン家の末裔ヤン。 (Ki)

DREYER-GAIDO
CD-21112(1SACD)
グリエール:交響曲第3番「イリヤー・ムーロメツ」 ロ短調 Op.4 ガブリエル・フェルツ(指)
ベオグラードPO
リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市のOおよび歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍したドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
ドルトムント・フィルとのラフマニノフ交響曲集(CD 21090、CD 21100、CD 21105)に続くリリースは、2017年から首席指揮者を務めるセルビアのオーケストラ、ベオグラードPOとのレコーディングが登場。1912年に初演されたレインゴリト・グリエールの交響曲第3番。ロシアの英雄譚「イリヤー・ムーロメツ」を表題とする代表作を、ガブリエル・フェルツの独創的な解釈、そして、マルクス・ハイランド&トリトナス(Tritonus)による高品質録音で贈ります。


Profil
PH-18046(13CD)
コンドラシン・エディション1937-1963

■CD1
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」

■CD2 71’ 10”
チャイコフスキー
(1)交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
(2)イタリア奇想曲Op.45
(3)ゆううつなセレナードOp.26

■CD3
チャイコフスキー
(1)弦楽セレナードOp.48
(2)組曲第3番ト長調Op.55

■CD4
チャイコフスキー
(1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
(2)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(3)奇想的小品Op.62

■CD5
(1)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
(2)同:ピアノ協奏曲嬰ハ短調Op.30
(3)タネーエフ:協奏組曲Op.28

■CD6
ラヴェル
(1)スペイン狂詩曲
(2)ラ・ヴァルス
(3)左手のための協奏曲
(4)ピアノ協奏曲ト長調
(5)ツィガーヌ

■CD7
ヴァインベルク
(1)交響曲第4番イ短調Op.61
(2)ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.67

■CD8
(1)パガニーニ(ヴィルヘルミ編):ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)カセッラ:パガニニアーナOp.65
(3)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

■CD9
(1)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
(2)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(3)シチェドリン:管弦楽のための協奏曲第1番「お茶目なチャストゥーシュカ」

■CD10 70’ 10”
ラフマニノフ
(1)交響曲第3番イ短調Op.44
(2)交響的舞曲Op.45

■CD11 56’ 10”
ショスタコーヴィチ
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99
(2)チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107

■CD12-13
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」(ロシア語上演)
+「売られた花嫁」序曲(ボーナス・トラック)
全て、キリル・コンドラシン(指)
■CD1 56’ 38”
ヴィターリー・グロマツキー(Bs)
ロシア共和国cho、モスクワPO
録音:1962年12月18日/モスクワ音楽院大ホール(世界初演時のライヴ)
■CD2 71’ 10”
ダヴィド・オイストラフ(Vn)(3)、
モスクワPO(1)
RCAビクターSO(2)、ソヴィエト国立SO(3)
録音:1959年モスクワ(1)、1958年(2)、1945年(3)
■CD3 73’ 11”
シュターツカペレ・ドレスデン(1)、モスクワPO(2)
録音:1960年(1)、1962年(2)
■CD4 74’ 46”
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ソヴィエト国立SO(1)
エミール・ギレリス(P)モスクワPO(2)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、モスクワ青年SO(3)
録音:1957年(1)、1949年3月15日(ライヴ)(2)、1949年(3)/モスクワ
■CD5 72’ 10”
RCAビクターSO(1)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、モスクワ青年SO(2)
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、モスクワPO(3)
録音:1957年(1)、1950年2月17日(2)、1958年(3)
■CD6 74’ 41”
モスクワPO(1)(2)(3)、エミール・ギレリス(P)(3)、ヤコフ・ザーク(P)、レニングラードSO(4)、ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ソヴィエト国立SO(5)
録音:1961年(1)(2)、1953年5月14日(モスクワ・ライヴ)(3)、1963年1月10日(レニングラード・ライヴ)(4)、1949年(5)
■CD7 53’ 45”
レオニード・コーガン(Vn)(2)、モスクワPO
録音:1962年(1)、1961年(2)/モスクワ
■CD8 57’ 25”
ヴィクトル・ピカイゼン(Vn)(1)、モスクワPO(1)(2)
ヤコフ・ザーク(P)、ソヴィエト国立SO(3)
録音:1958年(1)、1961年(2)、1952年(3)
■CD9 47’ 07”
ダヴィド・オイストラフ(Vn)(2)、モスクワPO
録音:1961年(1)、1963年2月8日(ライヴ)(2)、1963年(3)/モスクワ
■CD10 70’ 10”
チェコPO(1)、モスクワPO(2)
録音:1960年7月1日(プラハ・ライヴ)(1)、1963年(2)モスクワ
■CD11 56’ 10”
レオニード・コーガン(Vn)、モスクワPO(1)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、モスクワPO(2)
録音:1960年10月3日(モスクワ・ライヴ)(1)、1960年5月29日(プラハ・ライヴ )(2)
■CD12-13 76’ 52” + 51’ 25”
イェニーク:ゲオルギー・ネレップ(T)
クルシナ:ミハイル・スカージン(Bs)
ルドミラ:ニーナ・オストロウーモワ(S)
マジェンカ:エレーナ・シュミーロワ(S)
ミーハ:ミハイル・ソロヴィヨフ(Bs)
ハータ:エフゲニヤ・ヴェルビツカヤ(Ms)
ボリショイ劇場O&cho
+マールイ劇場(マレゴート)O(ボーナス・トラック)
録音:1949年/モスクワ、1937年/レニングラード(ボーナス・トラック)
Profileレーベルがドイツの放送局に眠る音源を発掘シリーズ、今回はコンドラシンの超貴重な音源が目白押しです。
キリル・コンドラシン(1914-1981)は78年に亡命したことで、旧ソ連では「人民の敵」として名前が抹消され、録音物も長くお蔵となっていたうえ、 81年に急逝したため、限られたディスクに甘んじるしかない状態が続きました。近年はいろいろな盤がリリースされていますが、このBoxではCD13枚 分のコンドラシン芸術を存分に堪能できます。
注目はショスタコーヴィチの交響曲第13番「バビ・ヤール」世界初演時の貴重な記録。この作品は1962年12月18日にモスクワで初演されましたが、 反体制的な内容ゆえさまざまな妨害があったとされます。2日後の録音は名盤として知られていますが、こちらは数年前にモスクワ音楽院レーベルからリリー スされただけのお宝音源。ショスタコーヴィチに興味のある方すべてが持っていなくてはならないディスクと申せましょう。 加えて嬉しいのがチャイコフスキー。1959年のモスクワ・フィルとの「悲愴」、60年のシュターツカペレ・ドレスデンの「弦楽セレナード」、オイストラフ、 ギレリス、ロストロポーヴィチとの協奏作品など興奮もののタイトルが続きます。協奏曲ではギレリスとのラヴェルの左手のほか、リヒテルとのリムスキー =コルサコフ、オイストラフとのタネーエフ、ラヴェル、ストラヴィンスキー、ロストロポーヴィチとのショスタコーヴィチ、コーガンとのヴァインベルクとショ スタコーヴィチなど驚くべきラインナップの連続。 もうひとつの大盤振舞いが、1949年にボリショイ・オペラとのスメタナの「売られた花嫁」全曲。ソ連国歌と現ロシア国歌の作詞者で、映画監督ニキータ・ ミハルコフとアンドレイ・コンチャロフスキーの父セルゲイ・ミハルコフとコンドラシンによるロシア語版で、当時のオールスター・キャストとなっています。 ボーナス・トラックに23歳のコンドラシンがレニングラードのマールイ劇場管弦楽団を指揮した同序曲があるのも驚き。 1937年第3回ショパン・コンクール優勝のヤコフ・ザークとのラヴェルの協奏曲、チェコ・フィルとの交響曲第3番、ピカイゼンとのパガニーニのヴァ イオリン協奏曲第1番、シチェドリンの「お茶目なチャストゥーシュカ」なども大歓迎。大半は入手困難なうえ驚きの価格。コンドラシンの偉大さを再認 識させてくれること間違いなしのBoxです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2195(1CD)