湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


交響曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




Diapason
DIAPCF-011(14CD)
ブルックナー:交響曲&ミサ曲集
仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集


【CD1】
(1)交響曲第1番ハ短調(1877年稿、ハース版)
(2)ミサ曲第1番ニ短調(キリエ〜グローリア)

【CD2】
(1)ミサ曲第1番ニ短調(サンクトゥス〜アニュス・デイ)
(2)ミサ曲第3番ヘ短調

【CD3】
(1)交響曲第2番ハ短調(1877年稿、ハース版)
(2)序曲ト短調 WAB.98

【CD4】
(1)この所は神が作り給いぬ WAB.23
 奉献唱「乙女たちは主の前に招き入れられ」WAB.1
 アヴェ・マリア ヘ長調 WAB.6
 パンジェ・リングァ WAB.33
(2)交響曲第3番ニ短調(1888-1889年稿、レティッヒ版)

【CD5】
(1)交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1881年稿、ハース版)
(2)交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1889年稿、グートマン版)より 第3楽章:Scherzo

【CD6】
交響曲第5番変ロ長調(1878年稿、ハース版)

【CD7】
交響曲第5番変ロ長調(1878年稿、ノヴァーク版)

【CD8】
(1)ミサ曲第2番ホ短調
(2)弦楽五重奏曲ヘ長調 WAB.112

【CD9】
(1)交響曲第6番イ長調(ヒュナイスの写譜に基づくドブリンガー版)
(2)交響曲第6番イ長調(1881年稿、ハース版)より 第2楽章:Adagio. Sehr feierlich

【CD10】
交響曲第7番ホ長調(1885年稿、グートマン版)

【CD11】
(1)交響曲第7番ホ長調(1885年稿、グートマン版)
(2)正しい者の口は知恵を語る WAB.30
 エサイの杖は芽を出し WAB.52
 キリストはわれらのために WAB.11

【CD12】
ブルックナー 交響曲第8番ハ短調(ハース版)

【CD13】
(1)交響曲第9番ニ短調(1894年稿、オーレル版)
(2)テ・デウム ハ長調

【CD14】
(1)交響曲第9番ニ短調(1894年稿、ノヴァーク版)
(2)テ・デウム ハ長調
【CD1】
(1)ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指)RIAS響/録音:1956年/選定:ジャン=クロード・ユロ
(2)パトリシア・ブリントン(S)、ソーニャ・ドラクスラー(A)、ウィリアム・バランケンシップ(T)、フレデリック・ガトリー(Bs)、チャールズ・アドラー(指)ウィーンSO、ウィーンRSO/録音:1956年頃/選定:情報無し
【CD2】
(1)パトリシア・ブリントン(S)、ソーニャ・ドラクスラー(A)、ウィリアム・バランケンシップ(T)、フレデリック・ガトリー(Bs)、チャールズ・アドラー(指)ウィーンSO、ウィーンRSO/録音:1956年頃/選定:情報無し
(2)マリア・シュターダー(S)、クラウディア・ヘルマン(A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、キム・ボルイ(Bs)、オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO&cho/録音:1962年/選定:情報無し
【CD3】
(1)フランツ・コンヴィチュニー(指)ベルリンRSO/録音:1951年/選定:ジャン=クロード・ユロ
(2)フレデリック・チャールズ・アドラー(指)ウィーンSO/録音:1952年頃/選定:ジャン=クロード・ユロ
【CD4】
(1)マルクス・クリード(指)シュトゥットガルトSWRヴォーカル・アンサンブル/録音:2007年/選定:情報無し
(2)クルト・ザンデルリンク(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO/録音:1963年/選定:パトリック・セルズノヴィッチ
【CD5】
(1)ヘルマン・アーベントロート(指)ライプツィヒRSO/録音:1949年/選定:レミィ・ルイ
(2)クレメンス・クラウス(指)VPO/録音:1929年/選定:レミィ・ルイ
【CD6】
ヘルマン・アーベントロート(指)ライプツィヒRSO/録音:1949年/選定:ユーグ・ムソー
【CD7】
オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO/録音:1958年/選定:クリストフ・ハス
【CD8】
(1)マルクス・クリード(指)シュトゥットガルトSWRヴォーカル・アンサンブル、シュトゥットガルトSWRSOのメンバー/録音:2007年/選定:情報無し
(2)アマデウスSQ、セシル・アロノヴィッツ(Va)/録音:1953年/選定:ジョルジュ・ザイゼル
【CD9】
(1)フレデリック・チャールズ・アドラー(指)ウィーンSO/録音:1952年/選定:ジョルジュ・ザイゼル
(2)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO/録音:1943年/選定:ジョルジュ・ザイゼル
【CD10】
オイゲン・ヨッフム(指)BPO/録音:1952年/選定:クリストフ・ハス
【CD11】
カール・ベーム(指)VPO/録音:1943年/選定:レミィ・ルイ
(2)マルクス・クリード(指)シュトゥットガルトSWRヴォーカル・アンサンブル/録音:2007年/選定:情報無し
【CD12】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO/録音:1944年/選定:ユーグ・ムソー
【CD13】
(1)ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO/録音:1944年/選定:ジャン=クロード・ユロ
(2)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO、ウィーン楽友協会cho、レオンタイン・プライス(S)、ヒルデ・レッセル=マイダン(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、 ヴァルター・ベリー(Bs)/録音:1960年/選定:ジャン=クロード・ユロ
【CD14】
(1)エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO/録音:1956年/選定:パトリック・セルズノヴィッチ
(2)ヴォルクマール・アンドレーエ(指)ウィーンSO、ウィーン楽友協会cho、エミー・ローゼ(S)、ヒルデ・レッスル=マイダン(A)、アントン・デルモータ(T)、ゴットロープ・フリック(Bs)/録音:1953年/選定:ジャン=クロード・ユロ
フランスで最も権威のあるクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」の自主レーベルから、BOXセットの新譜が続々登場!
ディアパゾン誌のジャーナリストたちの推薦と、同誌のディスク・レビューの責任者であるガエタン・ノーローの監修によって選りすぐられたブルックナーのシンフォニーの名演集BOX! 「交響曲第4番」、「交響曲第7番」、「交響曲第9番」と「テ・デウム」はそれぞれ2種類の演奏(録音)が選ばれており、ディアパゾン誌の強いこだわりが感じられる内容となっています。 収録時間は約18時間!リマスタリングはこれまでと同じく、「Les Studios de Circe社」のイザベル・デイヴィが担当しています。
Diapason
DIAPCF-012(10CD)
ラフマニノフ:交響曲&ピアノ協奏曲集〜仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集


【CD1】
(1)ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
(2)ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
(3)ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18

【CD2】
(1)ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
(2)ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30

【CD3】
(1)ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
セルゲイ・ラフマニノフ(P)、ユージン・オー
(2)交響詩「死の島」Op.29
(3)交響詩「死の島」Op.29

【CD4】
(1)ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40
(2)パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
(3)パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43

【CD5】
(1)合唱交響曲「鐘」Op.35
(2)交響曲第1番ニ短調 Op.13

【CD6】
(1)交響曲第2番ホ短調 Op.27
(2)交響曲第2番ホ短調 Op.27より 第2楽章
(3)幻想曲「岩」Op.7

【CD7】
(1)交響曲第3番イ短調 Op.44
(2)交響的舞曲 Op.45

【CD8】
(1)歌劇「アレコ」
(2)老ジプシーの歌/アレコのカヴァティーナ
(3)若いジプシーのロマンス
(4)女たちの踊り/男たちの踊り

【CD9】
聖ヨハネ・クリソストモスの典礼 Op.31

【CD10】
(1)聖ヨハネ・クリソストモスの典礼 Op.31(続き)
(2)晩祷 Op.37
【CD1】
(1)バイロン・ジャニス(P)、キリル・コンドラシン(指)モスクワPO/録音:1962年/選定:ベルトラン・ボワサール
(2)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO/録音:1973年/選定:ジャン=クロード・ユロ
(3)アール・ワイルド(P)、ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)ロイヤルPO/録音:1965年/選定:ロラン・ミュラロ
【CD2】
(1)ヴァルター・ギーゼキング(P)、ウィレム・メンゲルベルク(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO/録音:1940年/選定:アラン・ロンペッシュ
(2)エフゲニー・モギレフスキー(P)、キリル・コンドラシン(指)モスクワPO/録音:1964年/選定:ジェッド・ディスラー
【CD3】
(1)セルゲイ・ラフマニノフ(P)、ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO/録音:1939−1940年/選定:ディアパゾン編集部
(2)セルゲイ・ラフマニノフ(指)フィラデルフィアO/録音:1929年/選定:パトリック・セルズノヴィッチ
(3)フリッツ・ライナー(指)CSO/録音:1957年/選定:パトリック・セルズノヴィッチ
【CD4】
(1)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)、エットーレ・グラチス(指)フィルハーモニアO/録音:1957年/選定:エティエンヌ・モロー
(2)パガニーニの主題による狂詩曲/レオン・フライシャー(P)、ジョージ・セル(指)クリーヴランドO/録音:1957年/選定:ガエタン・ノーロー
(3)ベンノ・モイセイヴィチ(P)、ベイジル・キャメロン(指)LPO/録音:1938年/選定:ガエタン・ノーロー
【CD5】
(1)エリザヴェータ・シュムスカヤ(S)、ミハイル・ドヴェンマン(T)、アレクセイ・ボルシャコフ(Br)、キリル・コンドラシン(指)モスクワPO、アカデミー・ロシア共和国cho/録音:1963年/選定:ニコラ・ダーニー
(2)クルト・ザンデルリンク(指)レニングラードPO/録音:1950−1951年/選定:情報無し
【CD6】
(1)クルト・ザンデルリンク(指)レニングラードPO/録音:1956年/選定:クリストフ・ハス
(2)ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO/録音:1959年/選定:情報無し
(3)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO/録音:1973年/選定:ジャン=クロード・ユロ
【CD7】
(1)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)モスクワRSO/録音:1962年/選定:ジャン=クロード・ユロ
(2)キリル・コンドラシン(指)モスクワPO/録音:1963年/選定:クリストフ・ハス
【CD8】
(1)エフゲニー・ネステレンコ(アレコ)、アレクサンドル・フェディン(若いジプシー)、ウラディミール・マトーリン(老ジプシー)、スヴェトラーナ・ヴォルコヴァ(ゼムフィーラ)、ライサ・コトヴァ(ジプシーの老婆)、ドミトリー・キタエンコ(指)モスクワPO、ソヴィエト国立放送cho/録音:1987年
(2)ボリス・グミリャ(Bs)、ワシリー・ネボルシン(指)ボリショイ劇場O/録音:不詳
(3)ニコライ・ゲッダ(T)、エリック・ヴェルバ(P)/録音:1959年
(4)ニコライ・ゴロワーノフ(指)ボリショイ劇場O/録音:1951年
選定:ディディエ・ヴァンモア(CD8全て)
【CD9】
ヴァレリー・ポリャンスキー(指)ロシア国立シンフォニー・カペラ/録音:1990年
【CD10】
(1)ヴァレリー・ポリャンスキー(指)ロシア国立シンフォニー・カペラ/録音:1990年
(2)クララ・コルカン(Ms)、コンスタンチン・オグネヴォイ(T)、アレクサンドル・スヴェシニコフ(指)ソビエト国立アカデミー・ロシアcho/録音:1965年
選定:ブノワ・フォーシェ(CD9&10)
ディアパゾン誌のジャーナリストたちの推薦による往年の名演を集めたBOXシリーズの第12弾は、シリーズ初となるロシア音楽!交響曲とピアノ協奏曲を中心としたラフマニノフの作品集です! これまでの第1弾〜第11弾のBOXとは異なり、コンドラシンやスヴェトラーノフ、ザンデルリンク、そしてラフマニノフの自作自演など、旧ソ連/ロシア勢の名演の数々が収録曲の大半を占めているところもこのラフマニノフBOXの大きな特徴と言えるでしょう。 リマスタリングは、第11弾までと同様、フランスのマスタリング・スタジオ「Les Studios de Circe社」のイザベル・デイヴィが担当しています。

Diapason
DIAP-105(2CD)
レナード・バーンスタイン名演集
(1)シューマン:交響曲第2番
(2)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
(3)メンデルスゾーン:序曲「ルイ・ブラス」
(4)チャイコフスキー:イタリア奇想曲
(5)ガーシュウィン:パリのアメリカ人*

(6)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調+
(7)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
レナード・バーンスタイン(指,P+)
NYO、RCAビクターSO*

録音:(1)1960年、(2)1960年、
(3)1960年、(4)1960年、
(5)1947年、(6)1958年、
(7)1962年
この『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤』シリーズは、往年の名演奏家、またフランスを中心とする現役の演奏家たちの数ある名演の中から、フランスのクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が推薦する必聴録音を集めたシリーズです。フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによって音質が向上した名演の数々をお楽しみ下さい。
2018年で生誕100周年を迎えたアメリカの巨匠レナード・バーンスタインとニューヨーク・フィルの名演集。1958年録音の「ラヴェル:ピアノ協奏曲」はバーンスタインが弾き振りを披露している有名な演奏です。

ENSENBLE MODERN
EMCD-039(1CD)
ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141
ジョナサン・ノット(指)
ユンゲ・ドイチェPO

録音:2017年3月12日(ベルリン・フィルハーモニー・ザール・ライヴ)
2014 年より東京交響楽団の音楽監督を務めるほか2017 年からはスイス・ロマンド管弦 楽団の音楽監督に就任するなど八面六臂の快進撃を続けるジョナサン・ノット待望の最 新録音、芸術監督を務めるユンゲ・ドイチェ・フィルと昨年 3 月 12 日にベルリンで行った ライヴの登場です。曲目は作曲年代におよそ60 年間を隔てた二つの20 世紀作品、ラヴ ェルとショスタコーヴィチ。「優雅で感傷的なワルツ」管弦楽版の複雑にして繊細さを極め る精妙なスコアをノットはこれ以上考えられないほどの品位とデリカシー、そして官能性を もってリアリゼーション。この録音がブーレーズ以後の同作品の新たなスタンダードになる と言っても決して言い過ぎではありません。そしてロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲や 過去の自作からの引用、12 音技法の応用、リズム・クラスターなど、とても晩年の作品とは 思えないほど多くのアイデアと霊感に溢れたショスタコーヴィチの交響曲第 15 番。ノット はポスト前衛音楽時代の傑作としてとらえ直し、精緻なスコアを慎重に読み込みつつ、む くむくと湧き上がるようなドラマを作り出します。そして謎めいた終わり方をする、この作品 が決して作曲者最後の交響曲ではなく、まだ続きがあるのだ、という聴き手のイマジネー ションを掻き立てる想像力とエネルギーに溢れた名演です。ユンゲ・ドイチェ・フィルもノッ トの高い要求に期待以上に応えて見事。迫真のライヴ。

ACCENTUS Music
ACC-10443BD(Bluray)


ACC-20443DVD(DVD)
シュテッフェン・シュライエルマッハー(1960-):オーケストラのためのレリーフ
(世界初演、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOとボストンSOによる委嘱作品)
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
バイバ・スクリデ(Vn)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
アンドリス・ネルソンス(指)

収録:2018年2月22、23日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
映像監督:ウテ・フォイデル
プロデューサー:パウル・シュマツニー

◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HS MA5.1
92’ 57、リージョン:All
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS5.1、DD5.1
92’ 57、リージョン:All
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの第21代カペルマイスターに就任したアンドリス・ネルソンスの2018年2月に行われた就任記念コンサートの模 様を収録したブルーレイとDVDが発売されます。 冒頭は、1960年生まれのドイツのピアニストで作曲家シュテッフェン・シュライエルマッハーによる「オーケストラのためのレリーフ」。これは、ゲヴァントハウ ス管とボストンSOによる委嘱作品として世界初演されました。ネルソンスは現在、ボストンSOの首席指揮者でもあり、共同委嘱作品については同 時期に発表された両オーケストラのパートナーシップ制度によるもの。このパートナーシップには、この共同委嘱作品以外にも団員同士の交流や相手都市への 演奏旅行や教育的プログラムなど多岐にわたります。両者の協力関係から素晴らしい音楽を生むきっかけとなる新たな試みとなるでしょう。 そして続くのは、ネルソンスと同郷のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデをソリストに迎えた20世紀を代表する名作ベルクのヴァイオリン協奏曲。この作品は、 ベルクが1935年、アルマ・マーラーの娘マノンの死に捧げた作品。12音技法で書かれた最初のヴァイオリン協奏曲ですが、高度な技術や知性はもちろん耽 美的な音楽で演奏機会も多い作品です。バイバ・スクリデの詩情豊か音、キレのあるテクニックは圧巻です。 そしてメイン・プログラムは、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」。ゲヴァントハウス管のカペルマイスターを務めたメンデルスゾーンは楽団にとっ ても重要な作曲家。さらにこの「スコットランド」も1842年メンデルスゾーンの指揮によってゲヴァントハウス管で初演された縁のある作品で、ネルソンスが 就任コンサートで選んだことも頷けます。これまでの錚々たるカペルマイスターたちに勝るとも劣らない巨匠の風格漂わせる演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

HARDY
HCD-4056(DVD)
NX-B08
フェニーチェ劇場のニューイヤー・コンサート2018
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ビゼー:歌劇「カルメン」 - 前奏曲
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 - 俺たちはマドリードから来た闘牛士
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」 - 舟歌(管弦楽)
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 - あれかこれか
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」 - 私のお父さん
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」 - 時の踊りより カンカン
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」 - 序曲(シンフォニア)
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 - 誰も寝てはならぬ
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 - 舞曲 ギリシャの歌-踊り-ムラーノ島の人々-戦士の歌
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 - ある晴れた日に
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 - 行けわが思いよ、黄金の翼に乗って
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 - 乾杯の歌
マリア・アグレスタ(S)
マイケル・ファビアーノ(T)
チョン・ミョンフン(指)
フェニーチェ劇場O&cho
ローマ歌劇場バレエ団員

収録:2017年12月29日〜2018年1月1日
収録時間:103分
音声:PCMステレオ/ドルビー・テジタル
5.1ch
映像:16:9 NTSC カラー
リージョンコード:0
字幕:なし
プログラムの前半で有名交響曲が演奏されるのもこのコンサートの特徴で、今回はマエス トロ得意のドヴォルザークを輝かしく聴かせています。後半は聴衆もお待ちかねのオペラ・ ガラコンサート。イタリアの人気ソプラノでフェニーチェ劇場はもちろん、来日公演でも好評 を博しているマリア・アグレスタが登場します。お相手はアメリカ人テノールのマイケル・ファビ アーノ。〈ホフマンの舟歌〉や「オテロ」の舞曲、〈時の踊り〉などではローマ歌劇場バレエ団 の映像も挿入され、ニューイヤー・コンサートならではの華を添えています。ラストにこのコ ンサートでお決まりとなっている2曲、イタリア“第二の国歌”〈行けわが思いよ、黄金の翼 に乗って〉と、1853年にこの劇場で初演された「椿姫」より〈乾杯の歌〉が演奏されると、 花火と紙吹雪が舞い、新年の幕開けを華々しく告げます。

ALPHA
ALPHA-427(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47 クシシュトフ・ウルバンスキ(指)
北ドイツ放送エルプPO

録音:2017年12月エルプハーモニー ハンブルク、大ホール
衝撃的かつスマートな解釈で人気を博した「春の祭典」から1年。ウルバンスキとNDRエルプフィルハーモニーの新作の登場 です。曲は「ショスタコーヴィチ:交響曲第5番」、今や、数多くの指揮者、オーケストラが演奏する名曲をウルバンスキは新し い視点で鮮やかに演奏しています。「春の祭典」をヘヴィメタに例えたウルバンスキですが、ショスタコーヴィチの第5番も彼のお 気に入りの作品ということで、作品の内面にまで深く踏み込み、曲の持つ表面的な明るさ、勇壮さの中に潜む悲劇的な面 をあぶり出しています。

N響ライヴ・シリーズ〜エフゲニー・スヴェトラーノフ2

King International
KKC-2160(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」 佐藤しのぶ(S)、永井和子(A)、市原多朗(T)、多田羅迪夫(Bs)
国立音楽大学合唱団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)NHKSO
録音:1995年12月22日/NHKホール(ライヴ)
スヴェトラーノフの「第9」のCDはありそうでなく、このN響との演奏が現時点で唯一聴くことのできる音源です。佐藤しのぶをはじめ4名の独唱者 も豪華で、豪快きわまりない「歓喜の歌」を満喫できます。第3楽章の孤高な情感も絶品でスヴェトラーノフ晩年の境地が垣間見れる思いがします。 (Ki)
King International
KKC-2161(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
バッハ:管弦楽組曲第3番〜アリア*
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指
)NHKSO

録音:1999年2月17日サントリーホール、1993年1月22日NHKホール* (以上ステレオ・ライヴ)
ヴェトラーノフは自然を愛し、オフには郊外で過ごすことが楽しみだったといわれます。N響との「田園」はまさにロシアの自然美を描いたような平和 で美しい世界が広がります。スヴェトラーノフの慈しみに満ちた音楽を存分に味わえます。 (Ki)
King International
KKC-2162(1CD)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ラフマニノフ:交響曲第2番*
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
NHKSO

録音:1999年2月26日NHKホール(1)、2000年9月20日サントリーホール* (以上ステレオ・ライヴ)
近年人気の高いラフマニノフの交響曲第2番をスヴェトラーノフ&N響で楽しめる1枚。豪快な迫力、センチメンタルな歌い回しいずれも納得の名演。 NHKホールがロシアの情感にあふれています。 (Ki)
King International
KKC-2163(1CD)
チャイコフスキー:三大バレエ
「くるみ割り人形」〜クララとくるみ割り人形/くるみ割り人形とねずみの王様の戦い/冬の樅の森/雪片のワルツ/パ・ド・ドゥ
「白鳥の湖」〜情景/ワルツ/白鳥たちの踊り
「眠れる森の美女」〜序奏‐リラの精/アダージョ/パノラマ/ワルツ
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
NHKSO、
東京少年少女合唱隊

録音:2000年10月6、7日NHKホール(ステレオ・ライヴ)
レコ芸特選。スヴェトラーノフが振る3大バレエは交響曲と見まごう恰幅の良さで、充実度満点。いずれも抜粋ですが、「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」 は定番を押えていますが、「くるみ割り人形」は比較的珍しい3曲に、アンコールとして感動的な「パ・ド・ドゥ」がとりあげられています。「パ・ド・ドゥ」 はオーケストラの音の渦に引き込まれるかのようです。 (Ki)
King International
KKC-2164(1CD)
ブラームス:交響曲第3番
ベートーヴェン:序曲「献堂式」
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
NHKSO

録音:1993年1月28日NHKホール(ステレオ・ライヴ)
スヴェトラーノフがN響を指揮した、1993年1月28日のブラームスの交響曲第3番は稀代の名演として伝説になっています。それを証明するのが当 アルバム。「第1楽章での切羽詰まったような気迫と前進性、リズムや響きがきしみ、きれいごとでない音楽が眼前を通りすぎてゆく」(宇野功芳)
King International
KKC-2165(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
モーツァルト:交響曲第34番ハ長調K.338
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
NHKSO

録音:1993年1月22日/HKホール(ステレオ・ライヴ)
チャイコフスキー後期交響曲中もっともドラマティックな第4番。まさにスヴェトラーノフ向きのこの作品をN響と共演した記録。興味深いのはスヴェト ラーノフとしては珍しいレパートリーであるモーツァルトの交響曲第34番。極めて楷書的に端正な演奏を繰り広げています。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226144(1CD)
NX-B06
セアン・ニルス・アイクベア:交響曲 第3番/モルフェウス
交響曲 第3番(2015)
合唱,エレクトロニクスと管弦楽のためのモルフェウス(2013)
管弦楽のための協奏曲
ロバート・スパーノ(指)
ジョシュア・ワイラーステイン(指)
デンマーク国立SO
デンマーク国立コンサートcho

録音:2015年4月10-11日、2013年3月7日
“現代ヨーロッパで最もエキサイティングな作曲家の一人”と称されるニルス・アイクベア。2014年にロイヤル・オペラで 「GLARE」が初演された際にもタイムズ誌で高く評価された作曲家です。2010年にはデンマーク国立Oのコ ンポーザー・イン・レジデンスに就任、5年間の間に数多くの実りをもたらしました。交響曲第3番はその集大成とも言 える作品で、合唱とエレクトロニクスまでを用いた壮大な作風が特徴です。“モルフェウス”は色彩的な響きが飛び交う ユニークな「オーケストラのための協奏曲」です。

Goodies
78CDR-3732(1CDR)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73 ウィレム・メンゲルベルグ(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

独 TELEFUNKEN SK3075/9
1940年4月9日アムステルダム録音
ウィレム・メンゲルベルグ(1871-1951)はオランダの大指揮者。1895年24歳でア ムステルダム・コンセルトヘボウOの首席指揮者に就任した。さらに1921 年-30年にはニューヨーク・フィルハーモニ-交響楽団の首席指揮者を兼任、レコ ード録音は機械式録音時代と電気録音時代のニューヨーク録音は米VICTOR、電気 録音初期のコンセルトヘボウとの録音は英COLUMBIAと独ODEON に、電気録音の完 成期には独TELEFUNKENに行った。またコンセルトヘボウとのライヴ放送録音は LP時代になって蘭PHILIPS から発売された。この録音は第2次世界大戦突入直 後のもので、SPレコードの盤質が悪くヒズミが多いが貴重な演奏のために本シ リーズに組み入れた。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3733(1CDR)
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90 ブルーノ・ワルター(指)VPO

米 VICTOR 12022/5(英 HIS MASTER'S VOICE DB2933/6と同一録音)
1936年5月18-19日ウィーン、ムジークフェライン録音
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテル ン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年 ハンブルグ歌劇場の指揮者だった時、音楽監督だったグスタフ・マーラー(1860 -1911)と出会い交友を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌 劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOなどの 楽長、音楽監督を歴任、またウィーン・フィルハーモニーやベルリン・フィル ハーモニーも指揮した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると、 迫害を避けてアメリカに逃れた。この録音はウィーンのムジークフェライン大 ホールで録音されたもので、美しい残響を伴ったオーケストラの音色が名演奏 に花を添えている。復刻にはSPレコード特有のノイズが少ない米VICTOR盤を 使用した(グッディーズ)

LPO
LPO-0107(2CD)
NX-B04
プロコフィエフ:作品集
ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19
交響曲 第3番 ハ短調 Op.44
.Skazka pro shuta 道化師(シュー) Op.21
(ナレーション版)
交響的絵画「夢」Op.6
ヴァディム・レーピン(Vn)
サイモン・キャロウ(ナレーター)
アレクサンドル・ラザレフ(指)
LPO&合唱団

録音:1997年11月28日、1997年11月30日 ロンドン、サウスバンク・センター、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
日本でもお馴染み、アレクサンドル・ラザレフが指揮するプロコフィエフ作品集。過去には「ユロフスキ首席指揮者10 周年記念BOX(LPO-1010)」の中に“道化師(7人の道化師をだました道化師の物語)”の抜粋版が収録さ れていましたが、プロコフィエフ作品のみのアルバムは今作が初めてです。 ヴァイオリン協奏曲でソリストを務めるのは名手ヴァディム・レーピン。17歳の時に「エリザベート王妃国際音楽コンクー ル」に優勝、数々の指揮者と共演を重ね、活動を広げていた時期の瑞々しい記録です。 1921年に初演された「道化師」は、本来はバレエ作品ですが、上演はほとんど行われたことがありません。この演奏 ではイギリスの名優サイモン・キャロウがナレーターを務め、テンポ良く物語が進みます。 他には歌劇《炎の天使》の素材を用いた交響曲第3番、若書きの「夢」など、ラザレフならではの起伏に富んだ演奏 が楽しめます。

WEITBLICK
SSS-0215(1CD)
ブルックナー:交響曲第3番(1889 年版) クルト・ザンデルリンク(指)
ベルリンRSO(旧東)

録音:2001 年9 月9 日コンツェルトハウス・ベルリン・ライヴ(デジタル録音)
巨匠クルト・ザンデルリンクが没して早7 年。日本にもその実演に接した多くのフ ァンがおり、人気は今なお褪せることを知りません。ただし、ザンデルリンクは活動 晩年になればなるほどレパートリーを絞り厳選したために、同曲異演のリリースが続 くのも致し方ないことでしょう。 今回初登場の「ブル3」はザンデルリンクが自らの引退を決断発表した頃のライヴと なります。その声明に多くのファンが衝撃を受けました。活動地域をヨーロッパ国内 に限定していたとは言え、演奏はますます円熟味をましており、両手のひらを下に 向けて身体をブンブン振回すエネルギッシュな指揮ぶりには聊かの衰えも見られ なかったからです。第一線のまま、身を引きたいというダンディズムのなせる業でし ょうか。 「ブル3」は、巨匠の十八番です。正規盤に限ってもゲヴァントハウス管(1963 年、 ETERNA)、BBC ノーザン響(1978 年,ICA)、コンセルトヘボウ管(1996 年,COA)が 既出で高い評価を得ております。しかし、当演奏はそれらを軽く超えてしまうような 偉大な演奏です。トータルの演奏時間がチェリビダッケを超える遅さ!ザンデルリ ンクもここまでのテンポを採用することはありませんでした。 ザンデルリンク特有のシルクのように艶々と輝かしい上に、肌触りの柔らかい美音。 時に、音楽の動きを止めてまでも旋律を強調する大胆さ(第一楽章12 分過ぎ)。乾 坤一擲!フィナーレの壮麗と独自の改訂。意外や派手な表現をするザンデルリン ク会心の超名演です。旧東ベルリン放送響は、ベルリン人ザンデルリンクにとって は子供のような存在なのでしょう。献身的な演奏で巨匠のバトンに食らいついて呼 応します。2001 年のデジタル録音で音質の素晴らしさも特筆ものです。 そして、翌年の 5 月には自ら手兵ベルリン交響楽団を指揮して、この演奏と同じ会 場であるコンツェルトハウス・ベルリン(旧シャウシュピールハウス・ベルリン)におい て告別コンサートを行いました。

Hyperion
CDA-68245(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:海の交響曲(交響曲第1番)
合唱と弦楽のための 「勇気はあるのか、おお魂よ」
マーティン・ブラビンズ(指)
BBC響&cho
エリザベス・ルウェリン(S)、
マーカス・ファーンズワース(Br)

録音:2017年10月14日−15日、ブラックヒース・コンサート・ホール(ロンドン)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2017年にも5月と9月に二度来日、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。1920年版の「ロンドン交響曲(CDA-68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ最新作は、RVW最初の交響曲である「海の交響曲(交響曲第1番)」が登場! アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの詩を用いて、ソプラノとバリトンの独唱、合唱と管弦楽のために書かれた大作「海の交響曲」をブラビンズの繊細な表現力、BBC響の濃密なオーケストラで描写します。 カップリングには、「海の交響曲」と同じくウォルト・ホイットマンの『草の葉』からテキストが取られた知られざる合唱と弦楽のための作品「勇気はあるのか、おお魂よ(Darest thou now, O soul)(1925)」を収録。


ELECT
ERT-1037(2CD)
ペルレア/ブカレスト・ステレオ・ライヴ録音集
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ブラームス:交響曲第1番#
エネスコ:交響曲第1番*
テオドール・グリゴリウ:エネスコ賛*
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」**
イオネル・ペルレア(指)
ジョルジュ・エネスコPO
ルーマニアRSO*

録音:1969年5月23日、1969年5月10日#、1969年5月4日*、1969年5月23日**
(全てステレオ・ライヴ)
驚愕のライヴが登場です!1900年にルーマニア人の父とドイツ人の母の間にルーマニアのオグラダで生まれたイオネル・ペルレア(1900〜1970)。イオネルが10歳の時に父は亡くなったために母の故郷ドイツ・ミュンヘンで育ちました。ペルレアは作曲をドイツで学びましたから、巨匠の音楽背景はドイツということになります。後に祖国に戻りますが、ナチ支配下のルーマニアで指揮活動を続けたせいで協力者と見做され(ジョルジュ・ジョルジェスクも同様)、大戦後は活動の場をイタリアに移しました。聖チェチリア管との共演を聴いたトスカニーニはペルレアの才能を認め、スカラ座への頻繁な客演へと繋がります。更に1950年にはNBC交響楽団とメトロポリタン歌劇場にも客演。終焉の地となるニューヨークとの縁が始まります。以後アメリカでの活躍が主となります。米ドルの強かった時代、アメリカのVOXレーベルはヨーロッパのオーケストラを用いて膨大な録音を遺しましたがペルレアもVOXの主力アーティストでした。さらにRCAにも多くのイタリア・オペラの録音を遺しております。1957年には心臓発作と脳卒中で倒れて、半身不随となりましたが、意欲は衰えず、着座して左手だけで指揮。マンハッタン音楽院でも教鞭をとり、その時の愛弟子が飯守泰次郎氏です。今回のリリースにあたり貴重なコメントを頂戴しました。複雑な心境を持っていた祖国ルーマニアには長らく帰国しませんでしたが1969年に里帰り公演を行い、最後の帰国。その際のライヴが今回登場の名演です。ドイツ音楽の王道ベートーヴェン、ブラームスは、気宇壮大で恰幅豊かな演奏で堂々たる演奏。どこまでもシリアス。響きが筋肉質で緊張感が絶え間なく続く所も満点です。エネスコの交響曲第1番は、この曲最高の演奏とも言えるエネルギッシュで前へ前へと進む推進力に富んだ熱演。テオドール・グリゴリウ(1926〜2014)はルーマニアの作曲家、音楽評論家でペルレアの伝記も著しております。エキゾチシズムに富んだ佳品。「展覧会」もドラマティックで物語に富んだ音楽作りが如何にもオペラの巨匠らしいペルレア畢生の名演です。この翌年にニューヨークで没しましたが晩年とは思えない超名演ばかり、全曲ステレオ録音ということにも感謝です。前述しましたVOX録音は残念ながら特に強い印象を与えるものではありませんでしたから、ペルレアの真価を知るならコレ!という決定盤の登場です。
ペルレア先生の授業はすべて出席し、それ以外の授業は全部さぼって、メトロポリタン・オペラ、ミュンシュ指揮のニューヨーク・フィルハーモニック、ラインスドルフ指揮のボストン交響楽団、オーマンディー指揮のフィラデルフィア管弦楽団などを聴きまくった。ペルレア先生が、マンハッタン音楽院のオーケストラでマーラーの交響曲第5番を指揮された際は、私もアシスタントを務めた。その時のスコアは、まだ大切に持っている。(ブックレット掲載予定、飯守泰次郎氏の寄稿より抜粋)

BIS
BISSA-2319(1SACD)
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
6つの歌(@.『御者クローノスに D.369/A.メムノン D.541/B.秘めごと D.719/C.老年の歌 D.778/ D.エレンの歌(初稿) D.838/E.タルタロスから来た群れ D.583)【シューベルト編曲】
ハンガリー舞曲集WoO.1より第11-16番【ダウスゴー編】*
アルト・ラプソディ Op.53
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO
アンナ・ラーション(A)
ヨハン・ロイター(Br)
スウェーデン放送cho

録音:2016年 11月、 2017年 3月*エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
透き通るようなオーケストレーションかつ刺激的なダウスゴーとスウェーデン室内管による演奏。注目のブラームス第3弾には 交響曲第3番、6つの歌、ハンガリー舞曲第11-16番、そしてアルト・ラプソディが収録されました。当演奏でもダウスゴーらしい単なる見通しや運動 性の良さに終わらず、大胆でダイナミックな音楽づくりを展開。音色はすっきりとした"純度の高い"ブラームスを聴くことができます。
ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内管弦楽団の音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートー ヴェン、シューベルトの交響曲録音における極めて大胆な解釈は絶賛されております。このブラームス・シリーズも好評を博しております。 (Ki)

最高音質実現!
フルトヴェングラー「RIAS放送録音」、SACDシングルレイヤー化第2弾!
日本独自企画 限定製造品(auditeより直輸入)

※これらのディスクはSACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。
King International
KKC-10005(1SACD)
シングルレイヤー
限定生産
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
交響曲第3番 ヘ長調 Op.90*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1948年10月24日、1949年12月18日*、ティタニ ア・パラスト、ベ ルリン( ライヴ )
※ 原盤:audite
※日本語帯・解説付
King International
KKC-10006(1SACD)
シングルレイヤー
限定生産
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
 「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲*
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1954年4月27日 1949年12月19日、ティタニ ア・パラスト、ベ ルリン( ライヴ )
※ 原盤:audite
※日本語帯・解説付
King International
KKC-10007(1SACD)
シングルレイヤー
限定生産
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO
録音:1950年6月20日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
※ 原盤:audite
※日本語帯・解説付

King International
KKC-10008(1SACD)
シングルレイヤー
限定生産
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1952年12月8日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
※ 原盤:audite
※日本語帯・解説付
アウディーテがドイチュラントラジオ(旧RIAS放送)所蔵の76センチ/毎秒のオリジナル・マスターを使用してフルトヴェングラー「RIAS放送 録音全集」(12CD)(AU21403)を発売したのが2009年。さらに2012年、その中から「運命」「田園」(1947&1954)、シューベルト「未 完成」「ザ・グレイト」、ブルックナー第8番など4点がSACDシングングルレイヤー化された(現在全て廃盤)が、今回のディスク4点はその続 編である。現有のフォーマットとしてはSACDは最も優れており、生の音にさらに一歩近づいた音質で楽しめるのは、ファンにはたまらない。 SACDで聴くと、モノーラルでありながら奏者の座席位置さえ見えるようであり、内声部も非常に明瞭に捉えられる。また、空間的な広がりも豊か になり、個々のパートの表情がより滑らかに、自然に響いている。フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの生演奏にさらに一歩近づいた、まさに永 久保存盤と言えるものであろう。  平林直哉(解説書より)

BR KLASSIK
BR-900169(1CD)
NX-B05
シューベルト:交響曲第8番ハ長調D944「グレート」 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2018年2月1.2日ミュンヘン、ヘルクレスザール ライヴ
もともとはシューベルトの‘大きな’という意味合いで「グレート」と呼ばれていましたが、最近では‘偉大な’という意味で使われることの多い第8番交響曲。その 名の通り、演奏時間は50分を超え、内容も壮大。溢れるロマンティシズムと、厳格な古典主義がせめぎ合うシューベルト晩年の傑作です。 (以前は第9番と番号付けがなされていましたが、最近では第8番とされることも多く、ヤンソンスのこのアルバムも第8番とナンバリングされています。) ヤンソンスの演奏は、いつもの通り躍動感に満ちています。 第1楽章は、悠然たるホルンのユニゾンで始まる序奏部と、軽快なテンポで奏される主部からなりますが、ヤンソンスは、常にきびきびとしたテンポで全体をがっ しりとまとめながら、いつものように楽器各パートの存在感も際立たせ、立体的な音楽を組み立てています。 第2楽章では、まず主旋律を奏でるオーボエの巧さに耳を奪われることでしょう。そして歯切れのよいオーケストラの響き、シューベルトの持ち味である美しいメ ロディも聴きどころ。オーケストラのアンサンブル能力の高さをじっくり味わうことができます。 力強い第3楽章。舞曲的な性格の強い旋律が執拗に繰り返される主部、美しい中間部、ヤンソンスは提示部と中間部の反復記号を忠実に順守し、力 強い旋律を印象付けています。 そして長大な第4楽章こそ、ヤンソンスの腕の見せどころ。目まぐるしい転調、劇的な展開をヤンソンスがどのように繋いでいくかをぜひ確かめてください。

Forgotten Records
fr-1495(1CDR)
ヒュペルツ&ハウスデルファー
ビゼー
:交響曲第1番 ハ長調*
交響曲「ローマ」#
序曲「祖国」 Op.19 #
パウル・ヒュペルツ(指)ユトレヒトSO*
フレッド・ハウスデルファー(指)オランダPO#

録音:1952年頃*、1953年頃#
※音源: Concert Hall MMS 11*、H-13 #
Forgotten Records
fr-1499(1CDR)
イワーノフ/プロコフィエフ&ストラヴィンスキー
プロコフィエフ:交響曲第5番*
ストラヴィンスキー: バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)#
コンスタンチン・イワーノフ(指)
ソヴィエト国立SO
録音:1961年頃
※音源: Melodiya 09739-40 *、 010609-10 #
Forgotten Records
fr-1470(1CDR)
ロジンスキ/チャイコフスキー&シベリウス
チャイコフスキー:交響曲第5番*
シベリウス:交響曲第5番*
アルトゥール・ロジンスキ(指)
クリーヴンドO

録音:1939年12月13日、1941年12月28日*、セヴェランス・ホール、クリーヴランド
※音源:米Columbia ML-4052、ML-4043*
Forgotten Records
fr-1475(1CDR)
アーサー・ヴィノグラード〜ロシア音楽
チャイコフスキー:交響曲第2番*
ムソルグスキー(R=コルサコフ編):はげ山の一夜*
R=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」#
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜ポロネーズ#
ボロディン:「イーゴリ公」〜だったん人の踊り#
R=コルサコフ:「雪娘」〜軽業師の踊り#
アーサー・ヴィノグラード(指)
ハンブルク・プロ・ムジカSO*、
ロンドン・ヴィルトゥオーソSO#

録音:1956年*、1958年9月-10日#
※音源: MGM, E 3433 *、 Audio Fidelity, FCS 50009 # 、 PARLOPHONE, PMC 1036 *
Forgotten Records
fr-1477A(1CDR)
チャイコフスキー: 交響曲第6番「悲愴」 アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指)
ボリショイ劇場O

録音:1955年頃
※音源:Le Chant du Monde LDX-SP 1509
Forgotten Records
fr-1480A(1CDR)
エールリンク/シベリウス交響曲全集1
第1番 ホ短調 Op.39 *
第2番 二長調 Op.43 #
シクステン・エールリンク指揮(*/#)
ストックホルム王立PO*、
ストックホルムRSO#

録音:1952年2月11日*、1953年1月9日#、11日#、音楽アカデミー、ストックホルム 
※音源: Metronome CLP 514 *、CLP 515 # /
Forgotten Records
fr-1481A(1CDR)
エールリンク〜シベリウス交響曲全集2
第3番 ハ長調 Op.52 *
第4番 イ短調 Op.63 #
シクステン・エールリンク(指)
ストックホルムRSO

録音:1952年1月28日-29日+、1953年1月9日-11日#、音楽アカデミー、ストックホルム
※音源: Metronome CLP 516 *, CLP 517 #
Forgotten Records
fr-1482A(1CDR)
エールリンク〜シベリウス交響曲全集3
第5番 変ホ長調 Op.82
第6番 二短調 Op.104
第7番 ハ長調 Op.105*
シクステン・エールリンク(指)
ストックホルムRSO

録音:1952年1月28日-29日*、1953年1月9日-11日、音楽アカデミー、ストックホルム
※音源: Metronome CLP 516、CLP 518 #
Forgotten Records
fr-1491A(1CDR)
スワロフスキー〜ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第2番 二長調 Op.36 *
交響曲第3番「英雄」#
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1959年頃、ウィーン
※音源: Vega 30 MT 10118 *、 30 MT 10106 #
Forgotten Records
fr-1487(1CDR)
H.ヴォルフ、F.ヴァレンツィ、J.モレル
フランク
:交響曲 二短調*
 交響的変奏曲#
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲+
フリーダ・ヴァレンツィ(P)#
ハンス・ヴォルフ(指)*
ジャン・モレル(指)
オーストリアSO

録音:1951年* 、1952年1月26日#、1952年3月+
※音源: Remington RLP-199-36 *、R-149-51

CPO
CPO-555042(1CD)
NX-B10
ミヒャエル・ハイドン:交響曲集
交響曲 第13番 ニ長調(MH 132/Perger 37)
ノットゥルノ 第1番 ヘ長調(MH 185)
交響曲 第20番 ハ長調(MH 252/Perger 12)
交響曲 第13番 ニ長調-異稿版
 Andante-ゲトヴァイヒ版
 Menuetto 2-ゲトヴァイヒ版
ラヴァー・スコウ・ラーセン(指)
ノイス・ドイツ・カンマーアカデミー

録音:2015年11月23-25日
cpoレーベルにおけるミヒャエル・ハイドンの交響曲全集のシリーズは、1991年に始まったボフダン・ヴァルハルが指揮し たスロヴァキア室内Oの演奏、続く1995年からのヨハネス・ゴリツキーとフランク・ベールマンが指揮したノイス・ ドイツ・チェンバー・アカデミーの演奏がありましたが、最新の研究結果を生かした今回のラーセンのアルバムを加えるこ とで一応の完結となります。このアルバムでは「交響曲第13番」の異稿版(フルート・パートが追加されている)と、 ミヒャエル・ハイドンの最初の「ノットゥルノ」が収録されており、古典派音楽の研究者にとっても貴重な1枚です。

TOCCATA
TOCC-0480(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):管弦楽作品集 第1集
ディヴェルティメント ニ調 Op.58(1954)
交響曲 第4番 変ホ調 Op.54(1953)
スコットランドの主題による変奏曲 Op.72(1962)
交響曲 第8番「Pax Hominibus 平安」Op.117(1986)
ジョン・ギボンズ(指)
リエパーヤSO

録音:2018年8-12日
初録音
イギリス、ロンドン生まれの作曲家ウィリアム・ワーズワースは、18世紀から19世紀にかけて桂冠詩人として活躍した「ウィリア ム・ワーズワース(1770-1850)」の弟クリストファーのひ孫にあたります。彼の作品にはヴォーン・ウィリアムズとシベリウス風であ り、また同世代のラッブラとは良い影響を与え合っていました。このアルバムには4つの作品が収録されており、作曲年代に30 年の開きがある2つの交響曲では、時を追うごとに精緻になっていく彼の作風の変遷を感じることができます。また生涯に渡っ て追求していたスコットランドの旋律も至る所に使われており、荘厳さの中に潜むユーモアも感じられます。

DIVINE ART
DDA-25171(1CD)
NX-B07
アルチョーモフ(1940-):作品集
交響曲「オリュンポスへの道」(単一楽章)
グリアン讃歌
ソネットへの前奏曲
13への協奏曲
ティムール・ミンバイエフ(指)ロシア国立SO
イェフゲニー・スミルノフ(Vn)
タティアナ・グリンデンコ(Vn)
イェレナ・アドジェモーヴァ(Vn)
アカデミック・シンフォニー・オーケストラ・オブ・モスクワ・フィルハーモニー
ドミートリー・キタエンコ(指)
アントン・バタゴフ(P)
ピョートル・メシャニノフ(P)
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)
ロシア国立SOのソリストたち

録音:1986年、1987年、1990年、1997年
注目のロシア人作曲家アルチョーモフの作品集。DIVINE ARTレーベルでは9枚のアルバム・リリースを予定しており、こちらは 4枚目にあたります。タイトルにもなっている交響曲「オリュンポスへの道」は以前、他のレーベルからリリースされていたこともある 人気作品。ロシア音楽の伝統にマーラー、オネゲル、メシアンの色彩を加味したとされるアルチョーモフらしい大作で、冒頭の神 秘的な混沌の響きから、少しずつ音が立ち上がっていくところが聴きどころです。「ソネットへの前奏曲」はアルチョーモフ唯一の ピアノ作品。鬼才バタコフが演奏を担当しています。ロジェストヴェンスキーの指揮による「13の協奏曲」も完成度の高い作品 です。

Signum Classics
SIGCD-540(1CD)
ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調 Op.44
交響的舞曲 Op.45
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
フィルハーモニアO

録音(ライヴ):2016年3月3日&4月14日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン、イギリス)
80年代にコンセルトヘボウOと、また21世紀に入ってからはシドニーSOと、いずれも名盤の誉れが高い全集録音を残しているアシュケナージ。
2017年に発売された「交響曲第1番(SIGCD-484)」は、英BBCミュージック・マガジンでは「おそらく、アシュケナージの交響曲録音のなかでもっとも満足のいくもの」と激賞され、レコード芸術の海外盤REVIEWでも「今月の特選盤」&「特筆すべき音質優秀盤」に選定。続く「交響曲第2番(SIGCD-530)」も、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の特選盤」&「特筆すべき音質優秀盤」に選ばれ「間違いなくアシュケナージの最高傑作」と激賞されています。


オクタヴィア
OVCL-00668(2SACD)
マーラー:交響曲第10番(ラッツ校訂版)
ブルックナー:交響曲第9番(コールス校訂版)
ジョナサン・ノット(指)
東京SO

録音:2018年4月13-15日 ミューザ川崎シンフォニーホール、
東京・サントリーホール にてライヴ収録
数々の金字塔を打ち立ててきた音楽監督ジョナサン・ノットと東京交響楽団。待望の新録音は、ジョナサン・ノット自ら巧みなプログラミングによるマーラー「第10番」&ブルックナー「第9番」の未完の交響曲。まだファンの記憶に新しく興奮状態も頂点に達したサントリー・ホール&ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた演奏会を、ライヴレコーディングしました。ライヴならではの臨場感と息づかいはそのままに、今最も賞賛を得ている名コンビによる極上の美しいアダージョを是非お聴きください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00670(1CD)
2018年7月18日発売
モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550*
 ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
沼尻竜典(指、P)
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

録音:2017年7月29日、2018年3月11日* 東京・三鷹市芸術文化センター・ライヴ
「トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア」は、2016年に創立20周年を迎えたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズが名称を変更し、三鷹市芸術文化センターを本拠地として活動しているオーケストラです。メンバーは国内外のオーケストラやソリストとして活躍する日本人若手演奏家が集まっています。高い技術を持った個性が融合し、瑞々しく多彩なアンサンブルを聴かせます。また、ミタカ・フィルの名物企画としても知られている「弾き振り」でのピアノ協奏曲は、ピアニストとしての沼尻竜典の生き生きとしたモーツァルト演奏もお楽しみいただけます。
オクタヴィア
OVCL-00666(1CD)
2018年7月18日発売
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番 ヘ長調Op.93
久石譲(指)
ナガノ・チェンバー・オーケストラ

録音:2018年2月12日 長野市芸術館 メインホール ・ライヴ
音楽監督久石譲の呼び掛けのもと、長野市芸術館を本拠地として結成したオーケストラ「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」は、日本の若手トッププレーヤーが結集し、ダイナミックで溌剌としたサウンドが魅力です。2年で全集完成を目指すベートーヴェン・ツィクルスは、作曲家ならではの視点で分析した、“例えればロックのように”という、かつてない現代的なアプローチが話題となっています。(オクタヴィア)

Altus
TALT-042(1CD)
シューベルト:交響曲第9番《ザ・グレート》 フェレン ツ・フリッ チ ャイ(指)
ヘッセンRSO

録音:1955 年 11月4日/フランクフルト(モノラル・ライヴ)
TAHRAレーベルの名盤をリマスター復刻。フリッチャイの「グレート」録音はこれが唯一のものであり、それだけでも愛好家マスト・アイテムと言え る貴重な 1 枚です。
もちろん演奏も超充実。ややもすると冗長になってしまいがちな「グレート」ですがフリッチャイの手にかかれば全くそんなことはありません。大きな足 取りで雄大な世界を描きながらも、覇気のある力強い響きで音楽を引き締め、緊張感に満ちた構築を聴かせます。絶妙な緩急による生き生きとしたドライ ヴ感も素晴らしく、第1楽章ではトロンボーンが歌う第3主題とも取れる箇所でぐっとテンポを落とし、荘重な効果を上げます。終楽章の推進力にあふ れた白熱ぶりも凄まじく、怒涛のクレッシェンドなど強烈。病にかかる前のフリッチャイが一番のっているときの演奏のひとつと言えるかも知れません。そ の熱気は決して自由奔放な解釈から来るものではなく、すべて曲の求めるところを的確に捉えたものであり、「グレート」がかくも偉大な作品であることを 再認識させてくれます。
解説書にはフリッチャイが自ら語る小自伝を収録。15ページに及ぶ読み応えのある内容で、保存盤としたくなる1枚です。 (Ki)

Hanssler
HC-17052(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第7番 ニ短調 MWV N7
弦楽のための交響曲第9番 ハ長調 MWV N9「スイス」
弦楽のための交響曲第12番 ト短調 MWV N12
フリーダー・ベルニウス(指)
ボーゼン弦楽アカデミー

録音:2006年7月12、23、26、27日/レノン(イタリア)
揮者ゲオルク・エッガーのもと1987年南チロル音楽協会が設立したボーゼン弦楽アカデミー。当団はイタリア国内外の著名なオーケストラでの経験 を積んだ主に同地ボーゼン(ボルツァーノ)出身の演奏家で構成されている実力派揃いです。通常は指揮者を立てず演奏しておりますが、この度巨匠フリー ダー・ベルニウスを迎えてメンデルスゾーンの弦楽のための交響曲3篇を収録しました。当作品はJ.S.バッハの影響を色濃く呈し、高度な対位法と和声 を用いたメンデルスゾーンの初期の傑作です。 ★ベルニウスといえば、ドイツ合唱音楽界の巨匠として知られ、1968年にシュトゥットガルト室内合唱団を設立しその後多くの合唱曲を演奏。またシュ トゥットガルト放送交響楽団、北ドイツ放送交響楽団などを指導し、ドイツの重鎮として確固たる地位をえてきました。ここに収録したメンデルスゾーンは 最も得意とした作品で、まるで合唱を思わせるきめ細やかで美しく演奏しております。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9785(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」
交響曲 第8番 へ長調Op.93
朝比奈隆(指)
新日本PO

録音:1997年11月12日、1998年2月26日 サントリーホール(ライヴ)
※初出音源
初出音源のCD 化により、朝比奈 隆(1908-2001)の生誕 110 年を祝し、その偉業を称え る---1997−8 年に新日本フィルと共演した《ベートーヴェン 交響曲全集》。 その第4 弾は、「第5&8 番」です。<闘争を経ての勝利>、<晴朗な愉悦>−−−作風は対 象的な2 曲ですが、精神の自由を求める底流は軌を一にします。 すべての音にヒューマンな響きを充溢する朝比奈の演奏は、不変のベートーヴェン像を示します。 UHQCD で十全に響き渡る明晰な録音---新たな至宝の登場です。 (フォンテック)


Profil
PH-18032(3CD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第2番ニ長調Op.73
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
響曲第4番ホ短調Op.98
大学祝典序曲Op.80
悲劇的序曲Op.81
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルン WDR響

録音:2013年1月23-27日(Disc1)、2017年7月11-15日(Disc2,3)/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
交響曲第1&3番(PH 13028)、第2番(PH 17057)、第4番(PH 17057)と分売されていたサラステ&ケルンWDR響によるブラームス交響曲が 全集としてセット化されました。4篇の交響曲のみならず、「ハイドンの主題による変奏曲」と2つの序曲も収録されている点も嬉しい限り。サラステはブラー ムスに熱意を示し、協奏曲を含むオーケストラ曲を連続でとりあげましたが、交響曲第1番と3番は2013年冬のコンサート、他は2017年夏のコンサー トで、練り上げられた解釈と説得力あふれる演奏を繰り広げています。
基本的には奇を衒わぬ正攻法の演奏で、やや速めのテンポと切れ味の良さが、ブラームスならではの厚い音から涼しげな風を通すような快演をなってい ます。「ハイドンの主題による変奏曲」も推進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいます。ブラームス晩年の作風を示す渋く深い瞑想性にあふれて いる交響曲第4番も、やや速めのテンポと威圧感のなさで、シベリウスを思わせる透明感を紡ぎ出しています。「大学祝典序曲」も「悲劇的序曲」も推 進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいますが、やはり北欧の物語を聞いているような素晴らしい世界を創り上げています。ついに完結したサラ ステのブラームス交響曲全集、円熟ぶりと新鮮さでユニークな決定盤が登場したと申せましょう。 (Ki)

FARAO
S-108097(1SACD)
シューベルト:交響曲第9番「グレート」 エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)
クラングフェアヴァルトゥングO

録音:2015 年 11 月/ヘルクレスザール(ミュンヘン)
由緒ある貴族の出で、ドイツの政治家カール=テオドール・ツー・グッテンベルクの父でもある指揮者エノッホ・ツー・グッテンベルク。品の良い伝統 芸と大きな盛り上がりなど往年の指揮者を思わせる芸風で、熱心なファンのいる巨匠です。彼が手兵クラングフェアヴァルトゥング管弦楽団を率いてベー トーヴェンの「英雄」、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」につぎ世に問う待望の新譜がシューベルトの「グレート」。
これぞドイツの伝統的解釈で、渋いなかにも滋味あふれる立派なもの。このような演奏が数年前に行われていたのは驚きと申せましょう。SACDハイブ リッド効果満点の録音の良さも特筆で、貴族的なシューベルトを満喫できます。

Cybele
3D-801801(1SACD)
ヴッパータール交響楽団LIVE Vol.2
ワーグナー:『タンホイザー』〜序曲/ヴェーヌスベルクの音楽
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
ジュリア・ジョーンズ(指)
ヴッパータールSO
CYBELEレーベルが積極的に取り入れている、ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」。その録音 に特化したシリーズよりヴッパータール交響楽団のライヴ・シリーズ第2弾が登場。ド派手な大管弦楽をたっぷり楽しめる『タンホイザー』と『幻想』と いう嬉しいカップリング!
『タンホイザー』序曲の金管の温かくふくよかな響きや、「ヴェーヌスベルクの音楽」のこまやかなオーケストラの動きを繊細にとらえた録音はさすがの 一言。高音質で聴きたい大編成音楽の筆頭、『幻想交響曲』も大満足の音場感。高度にして異常性のあるベルリオーズならではのオーケストレーションの 妙が手に取るように感じ取れます。ジュリア・ジョーンズはイギリス生まれの女性指揮者。丁寧で見通しの良いコントロールが好印象で、盛り上がりも十分。 ひたすら音そのものを聴き込みたい人には申し分ない演奏と言えます。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-025(2CD)
完全限定盤
★日本限定初回特典=A3サイズのポスター付き
カラヤン・イン・パリ1960
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
交響曲第9番 ニ短調『合唱付き』 Op.125
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
エリザベート・ブラッスールが
ヴィルマ・リップ(S)
クリスタ・ルートヴィヒ(A)
ヴァルデマール・クメント(T)
ゴットロープ・フリック(Bs)

録音:1960年4月26日シャンゼリゼ劇場(モノラル・ライヴ
※A3サイズのポスター=使用写真はジャケットと同じです。
とんでもない音源の登場です!スペクトラムサウンドの好企画、フランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からのリリースで、1960年4月26日にシャ ンゼリゼ劇場で行われたカラヤン指揮、ベルリン・フィルのベートーヴェンの交響曲第8番と第9がリリースされます!
当録音は完全初出音源で同年4月21日からパリで開始されたベートーヴェン・ツィクルスの最終日の公演を収録したものです。2篇ともにカラヤンと ベルリン・フィルの勢いそのままにスケールの大きな演奏を聴かせてくれます。ライヴならではの覇気のある演奏がここによみがえります。モノラルながら オリジナル・マスターテープから丁寧にリマスタリングされており、クリアなサウンドをお楽しみいただけます。平林直哉氏による日本語解説付き。
当アルバムは権利上の問題により初回プレスのみの限定生産となります。再入荷は極めて難しくなると思われます。お買い逃しないようにお願いいたし ます。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-026(2CD)
完全限定盤
★日本限定初回特典=A3サイズのポスター付き
カラヤン・イン・パリ1962
ロカテッリ:合奏協奏曲 変ホ長調 Op.4-10
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』
ヨゼフ・シュトラウス:『うわごと』
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO
ヴァルター・ベリー(Cemb)
ヴィリー・ボスコフスキー(Vn)

録音:1962年4月9日シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)
※A3サイズのポスター=使用写真はジャケットと同じです。
とんでもない音源の登場です!スペクトラムサウンドの好企画、フランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からのリリースで、1962年4月9日にシャ ンゼリゼ劇場で行ったカラヤン指揮、ウィーン・フィルの演奏会の中からシューベルトの未完成交響曲を主軸に4篇が日の目をみます。
カラヤンのディスコグラフィにはないロカテッリの合奏協奏曲で華やかにはじまり、メインのシューベルトの『未完成』、カラヤンの代名詞ともいえる『ツァ ラトゥストラはかく語りき』、そしてアンコールとして演奏されたヨゼフ・シュトラウスの『うわごと』が収録されました。ステレオで録音されていることも 非常に魅力的です。復刻技術に定評のあるスペクトラムサウンドらしい丁寧なリマスタリングにより、クリアなサウンドをお楽しみいただけます。平林直哉 氏による日本語解説付き。当アルバムは権利上の問題により初回プレスのみの限定生産となります。再入荷は極めて難しくなると思われます。お買い逃しないようにお願いいたし ます。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2187(1CD)
フルトヴェングラー/カイロの「悲愴」
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1949年10月18日ベルリン・ダーレム、ゲマインデハウス(モノラル/放送録音)
1951年4月19日または22日/カイロ(モノラル/放送録音)
使用音源:Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)*
■制作者より
「レオノーレ」序曲第2番は2トラック、19センチのテープを使用していますが、これを聴くと、既存のディスクは制作過程でエコーを加えているのがわ かります。これはこれで独特の味わいがありますが、エコーがかかっていない音は細部が明瞭に聴き取れるだけではなく、当時のフルトヴェングラーとベ ルリン・フィルでなければなしえない、とてつもなく高貴で渋い輝きを持つ響きに悩殺されてしまいます。「悲愴」は2トラック、38センチのテープを使用、 黒い炎がメラメラと火柱を立てているような演奏を、従来以上に克明に再現しています。特にティンパニの凄まじさは異常なほどで、これまたフルトヴェン グラー・ファン感涙です。(平林直哉) 

ACTES SUD
ASM-30(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
管楽セレナード ニ短調Op.44
ポール・ダニエル(指)
フランス国立ボルドー・アキテーヌO

録音:2018 年/ボルドー
ACTES SUDレーベルが力を入れるフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団。ミンコフスキが音楽監督を、サラ&デボラ・ネムタヌ姉妹の父ウラ ジーミル・ネムタヌがコンサートマスターを務める実力派で、南フランスの地方オーケストラらしい明るい響きと豊かな響きが特徴。ここではイギリス出身 のオペラ指揮者ポール・ダニエルとドヴォルザークに挑戦。
カップリングの「管楽セレナード」は同オーケストラの奏者たちによるアンサンブルで、名人ぶりと魅力的な音色を味わえます。 同シリーズおなじみのA5デジブック上製仕上げで、ドヴォルザークも見たであろうアメリカの大自然の美しい写真集となっています。解説はフランス語 となっています。 (Ki)


Wiener Symphoniker
WS-014(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:交響曲 第4番/第5番
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2017年3月8.9日 ライヴ
一般的には「対照的な性格を有する」とされる第4番と第5番の交響曲ですが、ジョルダンは第4番の秘められた暗い性格に着眼し、だからこそ第5番と組み合わせることに意義 があり、作品の理解が深まると語ります。 かつて、シューマンが交響曲第4番を「すらりとしたギリシャの乙女」と賛美したことは有名ですが、ジョルダンは否定することはないものの、この曲が決して「しなやかで、明るく、抒 情的なものではない」ことをユニークな言葉で語っていきます。まず、第1楽章冒頭の短い導入部について「ここにロマン派が始まる」と断言し、たくさんの事例を挙げながら、第4 番の持つ不安や暗さを伝え、続く第5番との関連性について言及します。 第5番では、「この作品は『運命』ではなく『革命』であり、この曲の根底には反逆、反抗、怒りがある」とした上で、冒頭の3つの音符は「本来叩くもの、痛いものでなくてはならな い」とジョルダンは言います。第5番全体の構成についても熟考を重ね、通常は省略される第3楽章でのトリオの反復についても、反復の削除について歴史的な変遷を考察した 上で、ベートーヴェンのメトロノーム指示も指摘し「反復は全体の構成にとって重要である」と結論付けています。 ピリオド奏法も取り入れつつ、音の一つ一つを練り上げた演奏は、ジョルダンの作品に対する真摯な取り組み方も含め、この詳細な解説を読むことで理解が深まることでしょう。

Cameo Classics
CC-9101(2CDR)
ヤーダスゾーン:管弦楽作品集

(1)交響曲第1番ハ長調 Op.24
(2)フルートと弦楽のためのセレナーデ Op.80+
(3)セレナーデ第2番ニ長調 Op.46
(4)セレナーデ第3番イ長調 Op.47
(5)セレナーデ第1番 「4つのカノン」 Op.42
(6)ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.89
(1)マリウス・ストラヴィンスキー(指)ベラルーシ国立SO
(2)マイケル・ラウス(指)マルタPO
 レベッカ・ホール(Fl)※
(3)マリウス・ストラヴィンスキー(指)マルタPO
(4)マイケル・ラウス(指)マルタPO
(5)マリウス・ストラヴィンスキー(指)マルタPO
(6)デニス・ヴラセンコ(指)カレリア国立SO
 ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(P)

録音:2007年−2011年
ザーロモン・ヤーダスゾーン(ザーロモン・ヤーダスゾーン/1831−1902)は、ディーリアス、グリーグ、ブゾーニといった大音楽家を数多く育てながらも、反ユダヤ主義の煽りを受け不遇をかこった知られざるドイツ・ロマン派の音楽家。
Cameo Classicsから発売されていた「19世紀のドイツに縁のあるユダヤ系作曲家たちのシリーズ」から、ヤーダスゾーンの管弦楽作品だけをセットにした2枚組。対位法と和声に精通しながらも、メンデルスゾーンの伝統を受け継ぐ才能豊かなメロディストでもあったヤーダスゾーンの魅力が満載です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

RUBICON
RCD-1025(1CD)
シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
ベリオ:レンダリング〜交響曲第10番ニ長調 D.936aのスケッチに基づく
クリストフ・ケーニヒ(指)
ソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク
1968年にドレスデンで生を受け、ドレスデン音楽大学で指揮を学び、ドレスデン・シュターツカペレではコリン・デイヴィスのアシスタントとして経験を積んだドイツの指揮者クリストフ・ケーニヒと、
現在、首席指揮者兼音楽監督を務めるソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク(ソロイスツ・エウロペーンズ・ルクセンブルク)とのコンビによるルビコン(Rubicon)でのレコーディング第2弾は「シューベルト」がテーマ!
前作ではベートーヴェンの「英雄」とメユールの「交響曲第1番」を組み合わせたケーニヒがシリーズの第2弾として選んだのは、シューベルトの「ザ・グレイト」と、未完成に終わった「交響曲第10番ニ長調 D.936a」のスケッチに基づくベリオの「レンダリング」。
「レンダリング」は、シューベルトの構想、作風を受け継ぐ「補筆」による「交響曲第10番ニ長調」の完成は困難と判断したベリオが、スケッチとスケッチの間などを自作の音楽で繋ぐ「修復」を施して仕上げた3楽章形式の作品です。
「ザ・グレイト」とのカップリングに「ロ短調D.759の未完成」ではなく、ベリオの「レンダリング」を選んだケーニヒのアイディアが、シューベルト、ベリオ両方の魅力を際立たせることでしょう!

MN Records
MNRCD-136(1CD)
ナイマン:交響曲第11番 「ヒルズボロ・メモリアル」 キャスリン・ラッジ(Ms)、
ホセプ・ビセント(指)
ロイヤル・リヴァプールPO、
リヴァプール・フィルハーモニック・ユースcho

録音:2014年5月&7月、リヴァプール
マイケル・ナイマンの11番目の交響曲は、イギリスのスポーツ史上最悪の事故と呼ばれる「ヒルズボロの悲劇」へのメモリアル。リヴァプールの芸術祭、リヴァプール・バイエニアル(リバプール・ビエンナーレ)2014で演奏されたもの。


WEITBLICK
SSS-0215(1CD)
ブルックナー:交響曲第3番(1889 年版) クルト・ザンデルリンク(指)
ベルリンRSO(旧東)

録音:2001 年9 月9 日コンツェルトハウス・ベルリン・ライヴ(デジタル録音)
巨匠クルト・ザンデルリンクが没して早7 年。日本にもその実演に接した多くのフ ァンがおり、人気は今なお褪せることを知りません。ただし、ザンデルリンクは活動 晩年になればなるほどレパートリーを絞り厳選したために、同曲異演のリリースが続 くのも致し方ないことでしょう。 今回初登場の「ブル3」はザンデルリンクが自らの引退を決断発表した頃のライヴと なります。その声明に多くのファンが衝撃を受けました。活動地域をヨーロッパ国内 に限定していたとは言え、演奏はますます円熟味をましており、両手のひらを下に 向けて身体をブンブン振回すエネルギッシュな指揮ぶりには聊かの衰えも見られ なかったからです。第一線のまま、身を引きたいというダンディズムのなせる業でし ょうか。 「ブル3」は、巨匠の十八番です。正規盤に限ってもゲヴァントハウス管(1963 年、 ETERNA)、BBC ノーザン響(1978 年,ICA)、コンセルトヘボウ管(1996 年,COA)が 既出で高い評価を得ております。しかし、当演奏はそれらを軽く超えてしまうような 偉大な演奏です。トータルの演奏時間がチェリビダッケを超える遅さ!ザンデルリ ンクもここまでのテンポを採用することはありませんでした。 ザンデルリンク特有のシルクのように艶々と輝かしい上に、肌触りの柔らかい美音。 時に、音楽の動きを止めてまでも旋律を強調する大胆さ(第一楽章12 分過ぎ)。乾 坤一擲!フィナーレの壮麗と独自の改訂。意外や派手な表現をするザンデルリン ク会心の超名演です。旧東ベルリン放送響は、ベルリン人ザンデルリンクにとって は子供のような存在なのでしょう。献身的な演奏で巨匠のバトンに食らいついて呼 応します。2001 年のデジタル録音で音質の素晴らしさも特筆ものです。 そして、翌年の 5 月には自ら手兵ベルリン交響楽団を指揮して、この演奏と同じ会 場であるコンツェルトハウス・ベルリン(旧シャウシュピールハウス・ベルリン)におい て告別コンサートを行いました。

Goodies
78CDR-3729(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
「アテネの廃墟」序曲
パブロ・カザルス(指)
バルセロナ・パブロ・カザルスSO

英 HIS MASTER'S VOICE D1725/8
1929年7月4日バルセロナ、オリンピア劇場録音
チェロ奏者パブロ・カザルス(1876-1973)のレコード録音は1915年-25年の機械式録音時代にアメリカCOLUMBIAに約60面、アメリカVICTORに2面が残されている。カザルスがピアノのアルフレッド・コルトー(1877-1962)とヴァイオリンのジャック・ティボー(1880-1953)と入れたトリオの録音は1926年12月-1928年12月の2年間にイギリスのHMVによってなされた。ハイドン:ピアノ三重奏曲ト長調(HMV DA895/6=78CDR-3199)、ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲「大公」(HMV DB1223/7=78CDR-3009)、シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番(HMV DB947/50=78CDR-3131)、メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番(HMV DB1072/5=78CDR-3723)、シューマン:ピアノ三重奏曲ニ短調(HMV DB1209/12=78CDR-3728)がその全貌である。トリオに続いてティボーとカザルスはコルトーの指揮でブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲を録音した(HMV DB1311/4, 1929年5月10-11日バルセロナ録音)。この頃HMVにはカザルスを指揮者として起用する動きがあり、最初はロンドン交響楽団とブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(HMV DB1131/4,1927年12月と28年3月録音)だった。そしてバルセロナにカザルスのためのオーケストラが作られると、1929年7月にこのベートーヴェン:交響曲第4番と交響曲第1番(HMV D1729/31)が録音された。これらはあまり知られていない指揮者カザルスのSPレコードである。名演奏。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3730(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 リヒャルト・シュトラウス(指)
ベルリン国立歌劇場O

独 GRAMMOPHON 66814/7
1928年録音
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)はドイツのミュンヘン生まれ。作曲家としてよく知られているが、指揮者としても活躍した。電気録音初期にはモーツァルト:交響曲第39番、第40番、第41番「ジュピター」に加えてベートーヴェン:交響曲第5番「運命」と第7番があった。米BRUNSWICKが開発した "ライトレイ"方式の電気録音を採用した独GRAMMOPHONはこの方式でフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルの「運命」(GRAMMOPHON 69855/9)を1926年に録音した。機械式録音とあまり変わらない音で評判はいまいちだった。ドイツ本国ではすぐに廃盤になり、その代わりに登場したのがこのリヒャルト・シュトラウス指揮の「運命」だった。切れ込みの良い鮮やかな音質で精気あふれるシュトラウスの演奏に今日聴いても心を打たれる。ドイツ本国ではすぐに廃盤になったフルトヴェングラーの「運命」だが日本ではHMV による「運命」の新録音(HMV DB3328/32S=78CDR-3521)が登場した1930年代半ば過ぎまでポリドール社のカタログに残っていた。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3731(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」 フランツ・シャルク(指)VPO

英 HIS MASTER'S VOICE D1473/7(U.K.)
1928年4月録音
フランツ・シャルク(1863-1931)はウィーン生まれ。1903、1905-1908年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(創立1842年)の常任指揮者をつとめた。この地位はグスタフ・マーラー(1898-1901)、ヨーゼフ・ヘルメスベルガー(1901-1903)を継いだもので、同時期にカール・ムック(1904-1906)、フェリックス・モットル(1904-1907)、リヒャルト・シュトラス(1906-1908)も常任指揮者だった。シャルクはベートーヴェンの交響曲3曲を電気録音最初期にHMVに残した。この「田園」の他に交響曲第5番「運命」(HMV C2022/5,1929年10月録音)、交響曲第8番(HMV D1481/3,1928年4月録音)がある。この時代のウィーン・フィルはコンサート・マスターにアルノルト・ロゼー(1863-1964)が居た時代(在任:1881-1931)でシャルクの指揮するこれらの古いSPレコードからも他のオーケストラとは違った音の香りがする。この独特な音色を是非聴き取ってほしい。(グッディーズ)

Profil
PH-17084(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルンWDR響

録音:2017年11月20-25日/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
ブラームスの交響曲に続き、サラステ&ケルンWDR響がベートーヴェンの交響曲シリーズを開始しました。ブラームスで培った経験で満を持してベー トーヴェンに挑戦、期待が高まります。第1弾は第4番と第5番「運命」で、昨年2017年冬のコンサート・ライヴ。 ★ブラームス同様に奇を衒わぬ正攻法の演奏で、颯爽としたテンポと切れ味の良さにより、ベートーヴェンの若々しさと情熱が威圧感なしに進みます。も のものしさや教条とは無縁のベートーヴェンで、目から鱗が落ちること間違いなし。サラステの円熟ぶりが存分に示されたアルバムです。 (Ki)


Altus
TALT-039(3CD)
日本語帯・解説付
ブルックナー:後期交響曲集
[CD1]交響曲第7番ホ長調、
 シューリヒトへのインタビュー(独語)
[CD2]交響曲第8番ハ短調
[CD3]交響曲第9番ニ短調
カール・シューリヒト(指)
北ドイツRSO

録音:[CD1]1954年10月4日/ハンブルク(ライヴ)
[CD2]1955年10月23、24日/ハンブルク(ライヴ)
[CD3]1960年1月31日、2月1日/ハンブルク(ライヴ) 全てモノラル
※原盤:TAHRA
ターラ・レーベルのリマスター復刻シリーズからシューリヒトのブルックナーが登場。時期は違えどすべて北ドイツ放送響とのハンブルク・ライヴです。ター ラからは別々にリリースされていた音源ですが、この3曲はやはりまとめて聴かねばなるまいということでセット化しました。第8番は80分を切る演奏で、 1枚のディスクに収録されています。巨匠シューリヒトが得意のレパートリーとし、多くの実演を行ったブルックナー。その深淵なる名演を堪能ください。 第9番第1楽章での第1主題が全貌を表すまでの緊張感と示唆に富んだ長い道のりは何度聴いてもゾッとさせられます。
CD1にはシューリヒト本人の肉声が聴ける貴重なインタビューも収録。話の内容については、解説書に日本語訳を掲載しています。 ≪ALTUSの「TAHRA復活シリーズ」について≫ 「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェ ルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年 に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジ ナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。 そんなTAHRAの残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを 受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。 ここに聴ける音は貴重なTAHRAオリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00667(1SACD)
2018年6月27日発売
ハイドン交響曲集Vol.4
交響曲 第 7番 ハ長調 Hob.I:7 「昼」
交響曲 第58番 ヘ長調 Hob.I:58
交響曲 第19番 ニ長調 Hob.I:19
交響曲 第27番 ト長調 Hob. I:27
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2016年6月17日(第7番、第58番、第19番)、8月12日(第27番) いずみホール ・ライヴ
一大プロジェクト「ハイドンマラソン」から、第5回・第6回コンサートのライヴ録音盤です。 飯森&日本センチュリーのパフォーマンスは回を重ねるごとにクオリティが高められ、ハイドン演奏としては国内随一ともいえるタッグとなっています。彼らが丁寧に紡ぐ、柔らかく晴々とした響きが心地良い、優美なハイドンの世界をどうぞお楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVXL-00095(1SACD)
ダイレクトカット盤
税込定価
2018年6月27日発売
《ダイレクトカットSACD》
ベルリオーズ:幻想交響曲、
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
上岡敏之(指)
新日本PO

録音:2017年7月21-22日 東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
通常盤(OVCL-00647)発売時から優秀録音盤として各誌に取り上げられ、広いダイナミック・レンジと、自然な残響に高い評価をいただいてきた当録音。DSD5.6MHzのピュア・ワンポイント・レコーディングにより、色彩豊かで、劇的なサウンドが、立体的にお楽しみいただけます。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00673(1CD)
税込定価
2018年6月27日発売
V.ハーバート:アイルランド狂詩曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ジョン・ヴィクトリン・ユウ (指)
フィルハーモニアO

録音:1996年2月22-23日 ロンドン、トゥーティング、オール・セインツ教会
10年ぶりのリリースとなるジョン・ヴィクトリン・ユウと名門フィルハーモニア管弦楽団の最新アルバムは、新大陸アメリカで2人の作曲家によって生み出された傑作をお楽しみいただけます。
有名な新世界交響曲とのカップリングは、ドヴォルザークと同じくアメリカに渡ったヴィクター・ハーバートの「アイルランド狂詩曲」。ドヴォルザークが院長を務めたニューヨーク・ナショナル音楽院で、教授として教鞭を執っていたハーバートは、人気チェリストでもあり、米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)創設者としても知られています。故郷アイルランドの民謡が数多くちりばめられ、美しい旋律がオーケストラの壮大なスケールで豊かに奏でられます。(オクタヴィア)

SOMM
SOMMCD-0179(1CD)
NX-B04
ラッブラ(1901-1986):交響曲集
交響曲 第2番 Op.45
交響曲 第4番 Op.53*
エドマンド・ラッブラによる交響曲第4番の解説(抜粋)#
エイドリアン・ボールト(指)
エドマンド・ラッブラ(指)*
BBC響

録音:1954年10月8日、1942年8月14日*、1942年8月9日#
エドマンド・ラッブラ作品におけるBBC響の2つの歴史的録音集。交響曲第2番は1954年にボールトが指揮した演奏。交響曲第4番は1942年、作曲家自身の指揮による演奏と、どちらも貴重な記録です。アルバムの最後にはラッブラ自身による「第4番」の初演前解説の抜粋も置かれており、初演時に軍服を着て指揮棒を取ったというラップラの作品にかける思いの一端を知ることができます。

ALPHA
ALPHA-380(6CD)
NX-D11
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集
【CD1】
1.バレエ音楽「プロメテウスの創造物」 Op.43
2-5.交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
6-9.交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
【CD2】
1-4.交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55
5.「コリオラン」序曲 ハ短調 Op.62
6.劇音楽「エグモント」Op.84-序曲
7.劇音楽「アテネの廃墟」Op.113-序曲
8.劇音楽「アテネの廃墟」Op.113-トルコ行進曲
【CD3】
1-4.交響曲 第5番 ハ短調 Op.67
5-8.交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
【CD4】
1-5.交響曲 第6番 ヘ長調「田園」Op.68
6-9.交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93
【CD5】
1-4.交響曲 第7番 イ長調 Op.92
5.献堂式序曲 Op.124
【CD6】
1-7.交響曲 第9番 ニ短調「合唱」Op.125
アンナ=クリスティーナ・カーポラ(S)
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)
マルクス・シェーファー(T)
トーマス・バウアー(Br)
ジョス・ファン・インマゼール(指)
アニマ・エテルナcho
アニマ・エテルナ

録音:CONCERTGEBOUW BRUGGE
2005年12月10-12日…交響曲 第4番&第8番,プロメテウスの創造物
2006年5月1-4日…交響曲 第2番&第3番,エグモント、アテネの廃墟
2006年11月13-16日…交響曲 第6番&第7番 コリオラン
2007年4月20-21日…交響曲 第1番
2007年4月17-20日…交響曲 第9番
2007年12月20-21日…交響曲 第5番,献堂式序曲

ZIGZAG Territoires ZZT080402.6より移行盤
2008年、最初に発売された時には多くの聴き手が衝撃を受けたというインマゼールのベートーヴェン交響曲全集。以来10年を経て、ベートーヴェンを演奏すること自体が、使 用楽器や解釈も含めてここまで大きく変化すると想像していた人がどれほどいたのでしょう。だからこそ、今、ベートーヴェンの原点に立ち戻り、インマゼールが演奏するこの演奏に 耳を傾けてみてください。 ピリオド楽器による演奏ですが、解釈はあくまでも正統派。ピッチやテンポについてもベートーヴェンが記載したメトロノーム表示を忠実に守り(たとえ、その機械が狂っていたとし ても)ベートーヴェンが活躍していた当時の最新研究結果を踏まえ、ベートーヴェンの理想を丁寧に描き出しています。併せて収録されている数々の序曲も素晴らしい演奏で す。 (Ki)
ALPHA
ALPHA-678
NX-B08
「ハイドン2032」第6集-ラメンタツィオーネ
交響曲 第3番 ト長調 HOB.I:3
交響曲 第26番 ニ短調 HOB.I:26「ラメンタツィオーネ」
交響曲 第79番 ヘ長調 HOB.I:79
交響曲 第30番 ハ長調 HOB.I:30「アレルヤ」
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
バーゼル室内O(ピリオド楽器使用)

録音:2017年3月2-7日
ハイドン生誕300年にあたる2032年。この年までにハイドンの交響曲全曲を録音しよう!と2013年から始まったプロジェク ト「HAYDN 2032」。イル・ジャルディーノ・アルモニコとジョヴァンニ・アントニーニの演奏で録音が開始されましたが、第5集か らはバーゼル室内Oが演奏を担当、更に刺激的なハイドンを楽しむことができます。第6集に収録されているのは、ア ルバムタイトルにもなっている第26番「ラメンタツィオーネ」を始めとした、第3番、第30番、第79番の全4曲。グレゴリオ聖歌 の旋律が用いられた第26番はシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)期の始まりを告げる作品とされ、ドラマティックな構成 が愛されています。他の3曲も含めアントニーニのきめ細やかな解釈が光る闊達な演奏が素晴らしく、聴きどころもたっぷりで す。 また今回の第6集は、これまでのように他の作曲家の作品や、ハイドンの声楽曲などをカップリングすることなく、全てをハイドン の交響曲でまとめた潔い選曲であることも見逃せません。

再プレス決定!!

TOKYO FM
TFMC-0041(6CD)
最新リマスター
800セット限定生産
ベートーヴェン:交響曲全集、ピアノ協奏曲集
[CD1]
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第3番「英雄」
[CD2]
交響曲第2番ニ長調
交響曲第8番ヘ長調
[CD3]
交響曲第6番「田園」
交響曲第5番「運命」
[CD4]
交響曲第4番変ロ長調
交響曲第7番イ長調
[CD5]
交響曲第9番「合唱付き」
[CD6]
ピアノ協奏曲第3番
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
バーバラ・ヘンドリックス(S)
ヘルイェ・アルゲルヴォ(A)
ヘルマン・ヴィンクラー(T)
ハンス・ゾーティン(Bs)
田中信昭(合唱総指揮)
日本プロ合唱団連合、
東京藝術大学cho
アレクシス・ワイセンベルク(P)

録音:[CD1]1977年11月13日、[CD2]1977年11月14日(2番)、17 日(8番)、[CD3]1977年11月16日、[CD4]1977年11月15日、[CD5]1977年11月18日、[CD6]1977年11月14日(3番)、17 日(5番)
東京/普門館(ステレオ・ライヴ・192kHz 24bit)
日本語帯・解説付
TOKYO FMが録音したカラヤンの1977年ベートーヴェン・チクルス、東京・普門館ライヴをまとめてボックス化。しかも初出時と同マスターではなく、 交響曲は2014年発売のブルーレイ・オーディオ盤(TFMCBD-0031)作成時に手がけた最新リマスターをもとにさらなる微調整を加えブラッシュアップ した、通常CDでは初のお披露目となる「最終決定稿」たる音質です。そして単体でしか発売のなかったワイセンベルクとのピアノ協奏曲も、今回のセット 化にあたり新リマスタリングを施しました。クラシック・ファン大注目の完全集成です!2017年はこの演奏会から40周年、ベートーヴェン没後190周年。 ぜひこの機会に伝説の演奏をたっぷりとご堪能ください。
この歴史的な録音には、当時TOKYO FMの名プロデューサーだった東条碩夫氏(現・音楽ジャーナリスト)があたり、さらにストコフスキーも絶賛し た腕前の日本が誇る名エンジニア故若林駿介氏を動員、万全の体制で臨みました。そのためすこぶる良好なステレオ録音が残されています。エキストラなし のベルリン・フィル正規メンバーのみで臨んだ「運命」「田園」は朝日放送がテレビでモノラル放送したためFM未放送、またワイセンベルクとの協奏曲も 未公開のまま眠っていた音源で、CD化された際には大変話題になりました。カラヤンが激賞した田中信昭氏率いる合唱団との第九で聴ける日本人離れし たとてつもないボルテージの合唱も必聴です。
封入特典としてブックレットサイズのカラヤン・ミニ写真集が付いています。2011年発売の交響曲全集5CD(TFMC-0031)に付いていた特典とは別ショッ トの未発表写真を掲載。 (Ki)

Coviello
COV-91735(1SACD)
ドヴォルザーク:交響曲第2番 変ロ長調 Op.4
交響詩『金の紡ぎ車』Op.109
マルクス・ボッシュ(指)
ニュルンベルク州立PO

録音:2017年10月13日/ニュルンベルク、マイスタージンガーハレ(ライヴ)
マルクス・ボッシュが、2011年から音楽監督を務めているニュルンベルク州立フィルハーモニーと共に取り組んでいるドヴォルザークのシリーズ。第7 弾の今作で遂に全9曲が出揃いました!最後にとっておいたのは初期の佳品、第2番。シューベルトを思わせる軽やかで美しいメロディと清らかな流れに 心が洗われます。清冽なボッシュの演奏はSACDで聴ける最新のドヴォルザーク全集として実におすすめです。
『金の紡ぎ車』はドヴォルザークの他の交響詩の例にもれず、童話的ファンタジー音楽でありながらかなりホラーな一面を持つ物語。内容が気になる方 はインターネットで調べてみましょう。25分以上ありなかなかの聴き応えをもった作品です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72762(1CD)
ロビン・デ・ラーフ:作品集
(1)交響曲第2番『相反する世界』〜サックス四重奏と管弦楽のための
(2)交響曲第1番『タングルウッド物語』〜大管弦楽のための
(3)交響曲第4番『聞こえないメロディ』〜ソプラノと管弦楽のための
(1)エミリオ・ポマーリコ(指)
ラッシャー・サクソフォン四重奏団、
オランダ放送室内フィルハーモニー
(2)アリー・ヴァン・ビーク(指)
ドーレン・アンサンブル、
ピカルディO
(3)アントネッロ・マナコルダ(指)
フィア・ブルゴス(S)
アーネムPO
オランダを代表する管弦楽作曲家、ロビン・デ・ラーフ(1968-)による交響曲集。彼は現時点で4曲の交響曲を書いており、第3番は既に発売され ています(品番:CC-72747)。残りの3曲をすべて収録したこのディスクも見逃せません。どれも古典的な交響曲に敬意を払いつつ新しい語法を模索 した作品で、管弦楽の力強いサウンドが頼もしい快作です。サックスやソプラノの協奏的な扱いも聴きものです。 (Ki)


SWR music
SWR-19062CD(2CD)
NX-B06
チャイコフスキ:交響曲集
交響曲第4番/交響曲第5番*
ハンス・ロスバウト(指)
南西ドイツRSO
(バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団)

1957年1月17日、1954年9月8日*、ハンス・ロスバウト・スタジオ)
20世紀を代表する指揮者の一人、ハンス・ロスバウトが演奏するチャイコフスキーの交響曲第4番と第5番。ロスバウ トが南西ドイツ放送管弦楽団と録音したチャイコフスキーの交響曲はこの2曲のみですが、どちらも正統的な解釈に 則った素晴らしい演奏です。オーケストラのほぼ全ての楽器を演奏できたとされるロスバウトは、このチャイコフスキーの 演奏でも楽団員に的確な指示を送り、自身の理想の演奏を成し遂げました。爆発的なエネルギーを内包した第4 番の終楽章では冷静なクライマックスを迎え、美しい旋律が散りばめられた第5番でも、ロスバウトは折り目正しい演 奏を行い、作品の持つ本質を探ることを試みています。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

ALTO
ALC-1360(1CD)
ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調 Op.13
交響詩「死の島」Op.29
ソヴィエト国立SO
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)

録音:1966年 ADD 
原盤:Melodiya 
ライセンサー:CDK Music 
前出:Regis, RRC 1247
ALTO
ALC-1367(1CD)
シマノフスキ:交響曲第2番 変ロ長調 Op.19#
ターバト・マーテル*
交響曲第4番(ピアノと管弦楽の為の協奏的交響曲)Op.60+
サリー・マシューズ(S)*
エカテリーナ・グバノヴァ(Ms)*
トビー・スペンス(T)*
コスタス・スモリギナス(Bs)*
ロンドン交響cho*
デニス・マツーエフ(P)+
LSO
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)

録音:2012、2013年、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、
前出:LSO Live, LSO 0731# / LSO 0739(*/+)
ALTO
ALC-1375(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
 交響曲第7番 イ長調 Op.92
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

録音:1962年、イエス・キリスト教会、ベルリン、(旧西)ドイツ
原盤:Deutsche Grammophon
ALTO
ALC-1389(1CD)
シベリウス:交響曲第4番 イ短調 Op.63*
交響曲第7番 ハ長調 Op.105+
コリン・デイヴィス(指)LSO

録音:2003年+、2008年*、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0101* / LSO 0051+

RCO Live
RCO-18004(1SACD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)
ユリア・クライター(S)

録音:2017年11月8、9日コンセルトヘボウ・アムステルダム(ライヴ)
*初回生産限定ハードカバー仕様
2016年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代目首席指揮者に就任したダニエレ・ガッティによるマーラー・チクルス第2弾。2017年11 月には就任後初の来日公演が行われ、日本の聴衆を沸かせました。今回の演目は、前作「復活」に続くいわゆる≪角笛三部作≫のひとつで、来日公演でも 演奏された交響曲第4番。録音は来日直前の11月8,9日のライヴです。いわずと知れたコンセルトヘボウ管弦楽団のマーラーの伝統。マーラー自身が指 揮をし、深い関係にあったコンセルトヘボウ管にはマーラー演奏の特別な伝統があり、世界有数のコンサートホールである本拠地で行われるこのマーラー・ チクルスには大きな期待が寄せられます。来日公演でも披露したガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモから、 壮麗でダイナミックなサウンドまで、卓越した音楽表現を存分に発揮する手腕には脱帽です。ガッティの確信に満ちた指揮振り、さらにそれを受容するオケ の技量はさすが。第4楽章のソリストは、日本公演では体調不良でキャンセルとなったソプラノ、ユリア・クライターが出演。楽曲の印象を支える重要な部 分でもありますが、「天上の生活」をクライターの澄んだ美しい声で高らかに聴かせます。   (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10438BD(Bluray)

ACC-0438DVD(DVD)
ルツェルン音楽祭2017ライヴ
メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」序曲、
  劇付随音楽Op.61より抜粋
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲Op.58
ルツェルン祝祭O
リッカルド・シャイー(指)

収録:2017年8月、KKLコンサートホール、ルツェルン(ライヴ)
映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
◆Bluray
画面:16:9、Full HD
音声:DTS-HD MA5.1、PCMステレオ
リージョン:All
99’ 32
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、PCMステレオ
リージョン:All
99’ 32
ルツェルン祝祭管は1938年に大指揮者トスカニーニのもとへ、名だたる演奏家たちが集まり結成されました。そして2003年からは故クラウディオ・ アバドが指揮をとり、現代最高の名手たちが現在のオーケストラを作り上げました。そして2014年のアバド逝去後は、アンドリス・ネルソンスやベルナ ルト・ハイティンクが登場していましたが、2016年からシャイーが正式にルツェルン祝祭管の音楽監督に就任。2017年10月には、ルツェルン祝祭管と して11年ぶり、シャイー就任後初の来日公演を行い、大成功をおさめました。本映像は、来日公演前の2017年8月のルツェルン音楽祭での演奏を収 録しています。 演目は、ともに劇文学を題材とした作品を取り上げています。まず言わずと知れたシェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」を基に作曲されたメンデルスゾー ンの「夏の夜の夢」。メンデルスゾーン17歳のときにシェイクスピアの戯曲を読み、触発されて書き上げたのが「序曲Op.21」。そして後年プロイセン王 に命じられて作曲したのが12曲からなる「劇付随音楽Op.61」です。メンデルスゾーンのゆかりの深いライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽 監督を長年務めたシャイーらしい美的な演奏で聴かせてくれます。つづくのはチャイコフスキーのマンフレッド交響曲。イギリスの詩人バイロン卿の詩劇「マ ンフレッド」を題材にした標題音楽的な趣をもつ交響曲です。シャイーはコンセルトヘボウ管と同曲の録音がありますが、流麗な響きと豊かな歌はここで も健在。シャイーの個性が十分に発揮された聴き応えのある演奏です。 またコンサート映像を見る楽しみとして、スター・プレイヤーが揃うルツェルン祝祭管は申し分ありません。ジャック・ズーン(フルート)、ルーカス・マシアス・ ナバーロ(オーボエ)、アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)、アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)などなど、錚々たるメンバーが集結しています。 (Ki)

C Major
74-6504(Bluray)

74-6408(DVD)
バーンスタインのハイドン

(1)交響曲第94番「驚愕」
(2)交響曲第92番「オックスフォード」
(3)交響曲第88番「V字」
(4)協奏交響曲 変ロ長調Hob.T-105
レナード・バーンスタイン(指)VPO
(1)収録:1985年10月ムジークフェラインザール
(2)収録:1983年ムジークフェラインザール
(3)収録:1983年11月ムジークフェラインザール
(4)ライナー・キュッヒル(Vn)、フランツ・バルトロメイ(Vc)、ヴァルター・レーマイヤー(Ob)、ミハエル・ヴェルバ(Fg)
収録:1984年10月ムジークフェラインザール
◆Bluray
画面:4:3(デジタルリマスター)
音声:PCMステレオ
111分
◆DVD
画面:4:3(デジタルリマスタ
音声:PCMステレオ
バーンスタインはニューヨークフィルの常任指揮者として同オーケストラの黄金時代を築き、ニューヨークフィル引退後は、ひとつのオーケストラのポス トに留まらず、欧米の各オーケストラへ客演指揮者として活躍しました。なかでも、ウィーン・フィルとは相性がよく、数々の名演・名盤を残しています。 この良好な関係は晩年まで続きました。この映像は、そうした蜜月関係にあった1980年代前半にバーンスタインがウィーン・フィルと残したハイドンの 交響曲3作品とウィーン・フィルのメンバーをソリストに据えた協奏交響曲が収録されています。溌剌とした躍動感に満ちた演奏で、ウィーン・フィルの美 しく豊かな音色を駆使し、生命力あふれるハイドン像を描いています。またバーンスタインの情熱的な指揮ぶりは、映像で楽しむ醍醐味といえるでしょう。 (Ki)

BIS
BISSA-2118(1SACD)
ウォルター・ピストン(1894-1976):交響曲第6番(1955)
サミュエル・ジョーンズ(1935-)交響曲第3番「パロ・デュロ・キャニオン」(1992)
スティーヴン・アルバート(1941-92):交響曲第2番(1992)
ランス・フリーデル(指)LSO

録音:2017年 4月/ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ハーバード大学で音楽を学び、パリでブーランジェやデュカスに師事したウォルター・ピストンは、紺古典派の様式による構成 力のある作風で知られています。交響曲第 6 番はボストン交響楽団創立 75 周年記念の委嘱作品です。
シェパード音楽学校の創立者でもあるサミュエル・ジョーンズ。交響曲第 3 番は “テキサスのグランド・キャニオン” とも称される「パオ・デュロ・キャ ニオン」と題され、その名にふさわしく雄大で野性味あふれる魅惑的な作品です。
スティーヴン・アルバートの交響曲第 2 番は最晩年の未完の遺作です。ニューヨーク・フィルの創立 150 周年記念、150 シーズン目を祝う作品として 作曲されました。しかしアルバートはマサシューセッツ州の自宅近くでの悲惨な自動車事故により死亡。セバスチャン・クーリニにより補筆完成され初演 されました。
現在ヨーロッパ、アメリカで精力的に演奏活動を行っているフリーデルは、90 年代半ばよりチェコで活躍し以後国際的に活躍しています。譜読みを徹 底した真摯な姿勢から生み出される丁寧な音楽づくりに定評のある演奏家です。 (Ki)
BIS
BISSA-2329(1SACD)
ステーンハンマル(1871-1927):交響曲第2番 ト短調 Op.34(1911-15)
劇音楽《夢の劇(Ett dromspel)》 演奏会組曲(ヒルディング・ルーセンベリ 編曲(1970))
クリスチャン・リンドベルイ(指)
アントワープSO

録音:2017 年 4 月/エリザベート王妃ホール(アントワープ、ベルギー)
クリスチャン・リンドベルイ(1958-)の指揮者としてのキャリアは、2010 年、イギリスのノザーン・シンフォニアに口説かれ て指揮したところから始まりました。「ガーディアン」の好意的な批評にも後押しされ、一年も経たないうちにノルディック室内管弦楽団とスウェーデン・ウィ ンド・アンサンブルの音楽監督に任命されるまでになりました。トロンボーン奏者としてのアルバムをリリースしてきた BISレーベルは、彼が各地のオーケ ストラを指揮するアルバムも制作。スウェーデンのアッラン・ペッテションの交響曲シリーズ、リンドベルイの自作管弦楽作品などが継続的にリリースされ てきました。
彼の新作アルバムは、スタイルも作風も対照的なペッテションとは対照的なステーンハンマルの作品です。ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871?1927) は、ストックホルム生まれ。指揮者、ピアニストとして活動しながら、管弦楽曲、室内楽曲、歌曲と合唱曲などを作曲。温かい人間性に裏打ちされた高 貴な香りの漂う、凛とした容貌の音楽は、広く愛され、カンタータの楽章《スウェーデン》は「もうひとつの国歌」のように歌われてきました。彼はシベ リウスと親しく、シベリウスは交響曲第 6 番を彼に献呈しています。
交響曲第 2 番は、後期ロマンティシズムに古風な様式を融合させた作品です。「アンダンテ・エネルジーコ」「アンダンテ」「スケルツォ」「フィナーレ」 の 4 楽章。「歌」の旋律とリズムを基本に、ドリア旋法を思わせる処理も見られます。「アウグスト・ストリンドベリの『夢の劇』のための音楽」(Op.36)は、 1916 年、ヨーテボリのローレンスベリ劇場のこけら落とし上演の際に作曲されました。「演奏会組曲」は、作曲家ヒルディング・ルーセンベリ(1892?1985) がアレンジ、「前奏曲」から最後の「幻想曲」までを作曲者の意図した流れを尊重しながらまとめた約 11 分半の作品です。アントワープ交響楽団(旧、 王立フランダース・フィルハーモニック)の演奏、2017 年 4 月にセッション録音されました。 (Ki)

CPO
CPO-555195(1CD)
NX-B10
ズガンバーティ(1841-1914):交響曲集
交響曲第1番 ニ長調 Op.16(1880-1881)
交響曲 第2番 変ホ長調(1883-1885)*
オーラ・ルドナー(指)
ヴュルテンベルクPO

録音:2015年9月22-24日
*=世界初録音
イタリア人の父とイギリス人の母を持つ作曲家ズガンバーティ。トレーヴィで学び、歌手、指揮者としての経験を積んだ彼は、 19歳の時にローマに移住。この地でフランツ・リストに会い、その弟子となり数多くの影響と支援を受けました。 1866年にはリストの「ダンテ交響曲」を指揮した後、リストの友人たちと共にミュンヘンに旅行し、ワーグナーの音楽に接したこ とで、改めてドイツ音楽のすばらしさを実感。オペラを作曲することはなく、ドイツ・ロマン派風の管弦楽作品やリスト譲りのピア ノ曲を数多く残しました。 このアルバムには2曲の交響曲を収録。第1番はワーグナー風の和声を持つニュアンスに富む作品。イタリア風の歌心と重厚 な響きが調和しています。ほんの数年前に発見された「交響曲第2番」はこの演奏が世界初録音です。
CPO
CPO-555117(1CD)
NX-B10
レオポルド・ファン・デア・パルス(1884-1966):作品集
交響曲 第1番 嬰ヘ短調 Op.4
交響詩「春」Op.14-1
交響詩「秋」Op.14-2
交響詩「鍛冶屋ヴィーラント」Op.23
ヨハネス・ゴリツキ(指)
ヘルシンボリSO

録音:2017年1月16-19日
オランダ人の父と、デンマーク人の母を持ち、サンクトペテルブルクで生まれたファン・デア・パルスの管弦楽作品集。祖父から 音楽の手ほどきを受け、12歳の時に作曲を始めた彼は、サンクトペテルブルク音楽院に入学し、対位法や指揮法を学びま した。スイスの作曲家と交友を持ち、1907年まではローザンヌで学んだ後、ベルリンに移住。そこで師事したグリエールの勧め で作曲した「交響曲第1番」の初演が成功を収め、彼は作曲家として活動していく決意を固めました。300を超える作品は どれも独創的でアイデアに富んでいますが、このアルバムには比較的初期の管弦楽曲が収録されており、特に2つの交響詩 「春」と「秋」ではデア・パルスの方向性が示唆された作品として知られています。
CPO
CPO-555081(1CD)
NX-B10
フランツ・ラハナー(1803-1890):交響曲 第3番 ニ短調 Op.41
祝典序曲 変ホ長調
ゲルノット・シュマルフス(指)
エヴァーグリーンSO

録音:2016年3月22-26日
世界初録音
ベートーヴェンとシューベルトから大きな影響を受けたとされるフランツ・ラハナー。ウィーンを中心に活躍し、ミュンヘンでは宮廷 劇場の総監督を務めた19世紀ドイツ音楽界における重鎮です。教師としても優れ「フンパーディンク」の師としても知られて います。彼は多作家であり、様々なジャンルにおける200以上の作品番号を持つ作品を残しましたが、まだまだその全容は 見えていません。 このアルバムに収録された「交響曲第3番」は1833年から1834年にかけて作曲された50分以上を要する長大な作品。初 演は熱狂をもって迎えられ、ライプツィヒの新聞にも良い評価が残されています。祝典序曲は、オーストリア皇帝フランツ・ヨー ゼフ一世の結婚式にむけて書かれた曲と推測されており、ブルックナーの交響曲を思わせる雄大な作品です。

OPMC CLASSICS
OPMC-013(1CD)
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
夢とカプリッチョ Op.8
山田和樹(指)
リザ・ケロブ(Vn)
モンテカルロPO

録音:2017年 5月16、19日/モナコ
モンテカルロ・フィルの自主レーベル「OPMCクラシックス」は2010年にスタートし、当時の音楽監督クライツベルクの演奏をリリースしていました。 しかし2011年にクライツベルクが急死し音楽監督不在の時期が続き、レーベルとしての活動も縮小していたのですが、2016年に山田和樹が新たに音 楽監督兼芸術監督に就任、ついにオーケストラの録音が再開されました。山田和樹第1弾アルバムとなるのがこのベルリオーズ。指揮者とオーケストラの 良好な関係が織りなすハイレベルな演奏がお聴き頂けます。
大胆で手の込んだ管弦楽法にあふれた『幻想交響曲』は現在のモンテカルロ・フィルの力量をおおいに知らしめてくれます。すべての楽器が色彩豊かで 繊細。明瞭でありながら柔らかさもあり、前半の美しさから引き込まれます。録音も分離が良く、細やかにさまざまな音が重なってくるのがしっかり聴こえ ます。第2楽章のハープの掛け合いも左右に分かれていて面白いです。後半の盛り上がりも見事。クレッシェンドやアクセントを丁寧にこなしながら、大 きな流れで勢いを増していき力強いクライマックスへ突き進みます。
『夢とカプリッチョ』は独奏ヴァイオリンがまさに夢のような美しい歌を紡ぐ協奏作品。ソロを弾く女性ヴァイオリニスト、リザ・ケロブはモンテカルロ・ フィルのメンバーであり、クライツベルクの前任であるヤノフスキの時代からソリストを務めている名手で、しなやかな美音に魅せられます。 (Ki)

Linn
CKR-462(1CD)
シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43
交響曲第7番ハ長調 Op.105
トマス・セナゴー(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2014年3月26日−28日、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)
※CKD-462からの新装移行再発売。CKD-462は廃盤となります。
セナゴー&BBC NOWのシベリウス第1弾!BBCプロムス2017でも同コンビにより演奏された、交響曲第2番&第7番!


King International
KKC-2152
(1CD+ボーナスCD)
初回のみボーナスCD付
カラヤンと園田高弘
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■初回ボーナスCD
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
園田高弘(P)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
NHK響

録音:1954年4月21日日比谷公会堂(モノラル・ライヴ)、1954年4月放送用録音*
とんでもないお宝音源が出現しました。カラヤンは1954年に初来日し、一度だけN響へ客演しました。まだ戦後9年、復興途上の日本に登場した世界的指揮者は、当時の音楽界の大ニュースとなりました。カラヤンは当時46歳の若さながら、重量感あふれる風格ある指揮ぶりは日本の音楽ファンに深 い感銘を与えたと伝説になっています。それを音で確認することが実現しました。 これまでチャイコフスキーの「悲愴」のみ録音が知られていましたが、何と園田高弘を独奏に迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の音源をこの たび発見、初めて日の目を見ることとなりました。当時26歳の園田の若々しい推進力とピアノの粒立ちの美しさが、64年の時を経て蘇りました。特筆す べきはカラヤンの伴奏の巧さで、ぴったりと園田の独奏に寄り添いながら、しっかり自分の個性も主張しています。 チャイコフスキーの「悲愴」は過去のディスクが音質の悪さで知られていましたが、今回マスタリングをやり直し、大幅に音質が改善。カラヤンの凄絶 な演奏が出現しました。 (Ki)

OEHMS
OC-457(1CD)
NX-B01
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43
グリーグ:4つの交響的舞曲 Op.64より第2番*
 2つの悲しい旋律 Op.34より第2番「過ぎにし春」*/
ドミトリー・キタエンコ(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2015年6月6.9日 Philharmonie Koln、2017年9月8日 Studio Stolberger Strase, Koln*
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団より名誉指揮者の称号を贈られたキタエンコによる圧巻のシベリウスが登場。 キタエンコは、ショスタコーヴィチやプロコフィエフ、チャイコフスキー、ラフマニノフの交響曲全集を始めとしたロシア作品の 数多くの録音が、どれも大好評を得ていますが、北欧ものはあまり手掛けておらず、グリーグやゲーゼ、グヴァイドリーナ などのいくつかの演奏の録音があるのみで、シベリウスの録音はほとんど見当たりません。しかし、雄大な楽想を持つ 「第2番」こそ、キタエンコが紡ぎ出す重厚な響きを余すことなく生かせる作品です。第1楽章から終楽章に至るまでの 劇的な展開も、キタエンコらしく一気呵成に聴かせます。 同時収録のグリーグも表情豊かな演奏であり、グリーグ作品の持つ郷愁の念が強く表現されています。

SOMM
SOMMBCHM-32(1CD)
NX-B04
ベルリオーズ:序曲「海賊」Op. 21
グリーグ:古いノルウェーの歌と変奏 Op. 51(管弦楽版)*
ダンディ:魔法に掛けられた森 Op. 8**
サン=サーンス:交響曲第3番 「オルガン付き」#
トーマス・ビーチャム(指)
ロイヤルPO、BBC響#
トム・マッコール(P)*
ダグラス・ガムレイ(P)*
デニス・ヴォーン(Org)

録音:1951年3月7日 Royal Albert Hall, England, United Kingdom
1955年11月27日 Royal Festival Hall, England, United Kingdom*
1951年10月21日 Studio broadcast performance, BBC Maida Vale Studios, London, United Kingdom**
1954年10月20日 Royal Festival Hall, England, United Kingdom#
ビーチャムは1913年6月2日にサン=サーンスの前で「交響曲 第3番」を演奏するほど、フランス音楽にも愛着を抱いていました。彼は定期的にフランス音楽をコンサートで演奏し、その魅力を広く伝え、レパートリーの中にはベルリオーズの「海賊」序曲など珍しい作品も含まれています。
SOMM
SOMMBCHM-25(1CD)
NX-B04
リスト:ファウスト交響曲 アレクサンダー・ヤング (T)
トーマス・ビーチャム(指)
ビーチャム・コーラル・ソサイエティ
ロイヤルPO

録音:1956年11月14日 ライヴ/Royal Festival Hall, London, United Kingdom
1956年のライヴ。当時の優れたエンジニア、ゲイリー・ムーアによる録音は、会場の興奮を的確に伝えます。ビーチャムはこの曲を気に入っており、ライヴの1週間後に同じソリストと合唱団を伴いBBC響と再び演奏、そして更にはEMIへ録音するという熱の入れようでした。渾身の演奏です。
SOMM
SOMMCD-094(1CD)
NX-B04
ウィリアム・ウォルトン:作品集
交響曲第1番
オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」*
イドリアン・ボールト(指)LPO
デニス・ノーブル (Br)
ロンドン・フィルハーモニーcho

録音:1956年8月15-31日 Walthamstow Assembly Hall, London E17, United Kingdom、1953年9月10-14日 Walthamstow Assembly Hall, London E17, United Kingdom*
以前、他レーベルから発売されていたアルバムの移行盤。1956年の録音とは思えないほどに鮮明な音が再現できる「交響曲 第1番」とウォルトンの代表作として知られるオラトリオ「ベルシャザールの饗宴」。ウォルトン作品を熟知していたボールトの見事な指揮でご堪能ください。
SOMM
SOMMCD-245(1CD)
NX-B04
マーラー:交響曲 第4番(E.シュタインによる室内オーケストラ編)
ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」(D.マシューズによる歌と室内オーケストラ編)
 ヴィラネル/ばらの精
 入り江のほとり/君なくて
 墓地で(月の光)/未知の島
ヘザー・シップ (Ms)
デイヴィッド・カーティス(指)
オーケストラ・オブ・ザ・スワン

録音:2009年3月25日/Birmingham Town Hall. Victoria Square, Birmingham B3 3DQ, United Kingdom
シェーンベルクが創設した“私的演奏協会”で演奏されたE.シュタイン編曲によるマーラーの交響曲第4番と、イギリスの現代作曲家デイヴィッド・マシューズ編曲によるベルリオーズの「夏の夜」という組み合わせ。どちらも大編成の作品を小編成にしたものですが、編曲によって印象がかなり異なるのが面白いところです。SOMMレーベルきってのメゾ・ソプラノ、ヘザー・シップが表情豊かな歌唱を聴かせます。

Chandos
CHSA-5197(1SACD)
エルガー:交響曲第2番変ホ長調 Op.63
弦楽セレナード ホ短調 Op.20
エドワード・ガードナー(指)BBCSO

録音:2017年7月6日−7日、ワトフォード・コロッセウム(ハートフォードシャー、イギリス)
好調にスタートを切ったエドワード・ガードナー&BBCSOのエルガー第2弾は、完成した最後の交響曲でありエルガーの堂々たる傑作「交響曲第2番」。そして、若きエルガーのもっとも魅力的な作品の一つ「弦楽セレナード」を収録。
BBC響、ベルゲン・フィル、バーミンガム市響との録音で名声を馳せ、イギリス・ナショナル・ユース・オーケストラとの録音など新たなプロジェクトでも話題の絶えない若きマエストロ、エドワード・ガードナーのエルガーにご注目あれ!

ANALEKTA
AN-28873(1CD)
ニュー・ワールド〜ドヴォルザーク&ソコロヴィチ
アナ・ソコロヴィチ:黄金のまどろみが君の瞳にキスをする*
ドヴォルザーク:交響曲第9番 Op.95 「新世界より」
アレクサンダー・シェリー(指)
ナショナル・アーツ・センターO、
デイヴィッド・D.Q.リー(C.T)*、
カンタータ・シンガーズ・オヴ・オタワ*、
キャピタル・チェンバー・クワイア*、
エヴァシュコ・シンガーズ*

録音:2017年5月30日−31日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
この「ニュー・ワールド」では、「"旧世界"の作曲家によって"新世界"で書かれた作品」をテーマに、ドヴォルザークがアメリカ滞在中に書いた交響曲第9番「新世界より」と、アナ・ソコロヴィチの「黄金のまどろみが君の瞳にキスをする」をカップリング。
アナ・ソコロヴィチは、セルビア(旧ユーゴスラビア)出身、現在はモントリオールを中心に活動し、カナダで様々な賞を受賞している女流作曲家。
「黄金のまどろみが君の瞳にキスをする(Golden slumbers kiss your eyes…)」は、マザー・グース(伝承的童話)からタイトルが取られ、子供時代をテーマに、様々な国、様々な時代を描いた作品。6つの言語(フランス語、英語、イタリア語、セルビア語、ドイツ語、ラディーノ語)による伝承詩をテキストに、韓国出身カナダで活躍するカウンターテナーのデイヴィッド・D.Q.リーや、カナダの合唱団が歌います。


オクタヴィア

OVCL-00660(1CD)
2018年5月23日発売
芥川也寸志:交響曲 第1番
交響三章
オーケストラ・ニッポニカ
鈴木 秀美 (指)

録音:2012年4月30日東京・第一生命ホール(交響曲第1番)、
2017年7月30日東京・紀尾井ホール(交響三章)にてライヴ収録
オーケストラ・ニッポニカ(正式名:芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ)の新作は、文字通りその名を冠に掲げる芥川也寸志の若き日の秀作2品。出世作として知られる「交響三章」、プロコフィエフや交友のあったショスタコーヴィチの影響も垣間見える「交響曲第1番」。近年指揮者としても精力的に活動する鈴木秀美を迎えたライヴ収録で、文豪龍之介を父に持ち、来年没後30年を迎えるこの作曲家へのオマージュあふれるアルバムとなっています。(オクタヴィア)


Altus
TALT-036(1CD)
TAHRA復活シリーズ
マーラー:交響曲第7番『夜の歌』
キリル・コンドラシン(指)
アムステルダム・コンセントヘボウO

録音:1979年11月29日(ライヴ、ステレオ)
泣く子も黙るコンドラシンのマラ7、コンセルトヘボウとのライヴ!第9番を日本初演し、亡くなる直前には『巨人』を振っていたエピソードが有名なよ うに、コンドラシンにとってマーラーは宿命の作曲家と言えるでしょう。深い理解に加え、思いの入れ込みようが凄まじく、複雑巨大な第7番も破格の力 強さと強烈な推進力で一気に聴かせます。コンセルトヘボウの食らいつくような演奏も手に汗握り、フィナーレで見せる怒涛のエネルギーには心底震えます。 情報量の多さと一本筋の通った見通しの良さを兼ね備えた稀有な名演! (Ki)
Altus
TALT-037(1CD)
TAHRA復活シリーズ
フランク:交響曲 ニ短調
ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』*〜愛の情景/マブの女王/ロメオただ独りーキャピュレット家の大宴会
キリル・コンドラシン(指)
アムステルダム・コンセントヘボウO

録音:1977年11月27日、1974年11月14日*(ともにライヴ、ステレオ)
非常に熱量の高いフランクです。特に金管の響きが強烈で火傷しそうな破壊力!まばゆい音色と重心の低い音響がクセになります。それでいて第2楽章 の素朴な美しさも素晴らしいものがあり、表現の幅に打たれます。カップリングのベルリオーズは静かな音楽が長く続き、最後の最後で一気に爆発する構成。 もっと小さく、もっと柔らかく、という指示を限界まで出し続けたというコンドラシン必殺のピアニッシモが大変印象的。繊細極まりない逸品! (Ki)
Altus
TALT-038(1CD)
TAHRA復活シリーズ
シベリウス:交響曲第2番
シューベルト:劇音楽『ロザムンデ』*〜序曲 《魔法の竪琴》/間奏曲第3番/バレエ音楽第2番
キリル・コンドラシン(指)
アムステルダム・コンセントヘボウO

録音:1979年3月1日、1980年11月20日*(ともにライヴ、ステレオ)
コンドラシンのシベ2はかっこいい。辛口な語り口とズッシリ巨大な音響、これぞロシアの指揮者によるシベリウス。それでいてコンセルトヘボウの弦の 美しさも良く出ており、停滞することなく大河のような音楽が滔々と流れていきます。心地よさと聴き応えの同居!シューベルトの『ロザムンデ』は間奏曲 第3番がハイライト。シベリウスでは辛口だったのにこちらは驚くほどロマンティック!あの絶品の旋律が感動的に歌われ涙を誘います。 (Ki)

SOMM
SOMMCD-0109(1CD)
NX-B04
マーラー:さすらう若人の歌(A.シェーンベルク編)
大地の歌(A.シェーンベルク、R.リーンによる室内楽版)
デイヴィッド・スタウト(Br)
エマ・カーティス(C.A)
ブレナン・ギロリー(T)
オーケストラ・オブ・ザ・スワン
ケネス・ウッズ(指)

録音 2010年11月19日/Townsend Hall, Shipston-on-Stour, Warwickshire, England, United Kingdom
シェーンベルクが創設した“私的演奏協会”では、同時代の作品を少人数のアンサンブルに編曲して演奏することが、しばしば行われていました。このマーラーの「大地の歌」と「さすらう若人の歌」はシェーンベルク自身が編曲を行い、原曲の持つ多彩な響きが無理なく小さな編成へと移し替えられています。ウッズが指揮する「オーケストラ・オブ・ザ・スワン」は編曲版の繊細な響きを生かしつつ、原曲に迫る雄弁な音楽を聴かせています。

GRAND SLAM
GS-2184(1CD)
シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90/
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1953年 5月14日イエス・キリスト教会(ベルリン/セッション録音)
1954年4月27日ティタニア・パラスト(ベルリン/ライヴ録音)*
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
シューマンは伝説のスタジオ録音、ブラームスはフルトヴェングラー最晩年のライヴです。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テー プですが、完成したCDを改めて聴くと、既存のディスクとこれほどまでに音が違うものを市場に開放して良いのか、恐ろしい気持ちさえ抱きました。しかし、 制作者の判断は客観的なものとは言いがたいですし、そもそも音質に対する評価は人によって異なります。試していただきたい、とだけ申し上げておきましょ う。(平林直哉)

BR KLASSIK
BR-900165(1CD)
NX-B05

BR-900166(1SACD)
NX-C01
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1890年稿) マリス・ヤンソンス(指)
バイエルン放送SO

録音:2017年11月13-18日 ライヴ
ヤンソンスは1890年稿を使用。全体はおよそ80分と、SACDフォーマットでも1枚に収まるすっきりとしたテンポではありながら、第3楽章アダージョを少し早め にし、第1楽章と第2楽章を比較的ゆったりと演奏することでメリハリを持たせています。 マーラー作品のように、各声部を際立たせることに注力するのではなく、宇宙の創造を思わせる法悦的な高揚感がブルックナー、とりわけ第8番の聞かせどころ ですが、ヤンソンスはこの点でも文句なし。バイエルン放送SOの持てる力を全て発動して、素晴らしい音の伽藍を組み上げています。

SWR music
SWR-19417CD(1CD)
NX-B03
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(1885年稿) パウル・ヒンデミット(指)
シュトゥットガルト放送SO

録音:1958年6月24日 MONO
Stu ttgart-Degerl och ,Wal dhei m
※CD94.222からの移行盤
作曲家ヒンデミットは、良く知られているようにヴィオラを始め、あらゆる楽器を演奏することができ、楽器の特性を熟知してい ました。また優れたピアニストであり指揮者でもありました。 彼は21歳の時に自作の「チェロ協奏曲」を指揮して指揮者デビューを飾り、以降、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセル トヘボウ管、ロンドン響、シカゴ響、ニューヨーク・フィルといった世界的な名門楽団に定期的に登場し、自作だけでなく、他 の作曲家の作品を指揮したことで知られています。ブルックナーもヒンデミットが好んでいた作曲家であり、指揮者としてよりも 「作曲家ヒンデミット」として作品を捉えた、個性的な解釈が楽しめる演奏です。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

TAFELMUSIK
TMK-1034(6CD)
NX-D07
ベートーヴェン:交響曲全集 ブルーノ・ヴァイル(指)
ジークリート・プルンドリヒ(S)、マリー=エレン・ネジ(Ms)、コリン・バルツァー(T)、ジモン・ティシュラー(Bs-Br)
ターフェルムジーク室内cho
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2004年 ジョージ・ウェストン・リサイタルホール…第5番&第6番
2008年 ジョージ・ウェストン・リサイタルホール…第7番&第8番
2012年 Koerner Hall…第3番&第4番
2013年 Koerner Hall…第1番&第2番
2016年…第9番
「これらの音楽がまるで昨日作曲された曲であるかのように、また、この演奏が最初のパフォーマンスであるかのように、私たち はこれらの作品に取り組みました」…ブルーノ・ヴァイル
カナダのトロントを本拠地とする「ターフェルムジーク・バロック管弦楽団」。1979年に設立され、1981年よりジーン・ラモンが 音楽監督兼コンサートマスターを務めています。またバロック期と古典派の音楽を得意とする指揮者ブルーノ・ヴァイルとは長 年共演しており、これまでの数多くの録音でも「透明感に満ちた響きと、力みなく自然に流れる音楽」が高く評価されていま す。 ヴァイルとターフェルムジーク管によるベートーヴェンは、これまで第1番-第4番(2枚組)と第9番のみがリリースされていました が、このBOXで2004年から2016年までに録音された全曲が揃うことになります。躍動感に満ちた表現、風通しの良いサウ ンドは、現代のピリオド・アプローチによる演奏の基本でありながら、新鮮な驚きにも満ちています。

フォンテック
FOCD-9781(1CD)
税込定価
2018年5月9日発売
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 朝比奈隆(指)
新日本PO

録音:1997年9月25日サントリーホールライヴ
初出音源
朝比奈隆(1908-2001)の生誕110年を祝し、その偉業を称える《ベートーヴェン交響曲全集》、第3弾は大作「英雄」です。 朝比奈の「英雄」といえば、1989年2月に演奏された新日本フィルとの全集盤が名を馳せ、 巨匠自ら『生涯最高の演奏』と称した誉れ高いものでした。 それから8年、89歳の朝比奈による壮絶な気魂を湛えた巨大な造形---真の「シンフォニア・ エロイカ」がここに甦ります。 UHQCDで十全に響き渡る明晰な録音---新たな至宝の登場です。 (フォンテック)


ELECT
ERT-1036(1CD)
8月以降は¥2376
フランク:交響曲ニ短調 アンドレ・クリュイタンス(指)
ルーマニアRSO

録音:1964 年9 月18 日Casa Scanteii
- Sala de marmura(モノラル・ライヴ)
クリュイタンスが単身ルーマニアを訪問し、エネスコ音楽祭に参加、現地のルーマニア放送響に客演してのフランク。文字通り巨匠の18 番レパートリーです。残念なことにモノラルですが、フランス国立放送響とのスタジオ録音(1953 年3 月)、ルガノ放送響とのライヴ(1965 年4 月)に比しても音質は優れております。意識的に早めのテンポを採用したクリュイタンスのハイテンション振りが凄まじい名演。上品典雅なだけではないスケールの大きな豪快な演奏となっております。ルーマニア放送響の音色はラテンの特徴が高いものです。弦楽器は流麗そのもの。第二楽章における情熱的なうねり。フルートの歌い方の巧みな遊びは特筆すべきものがあり、オーボエの鄙びた香りにも涙が出そうです。1964 年と言えばパリ音楽院管との日本ツアーを行ったクリュイタンスの全盛期です。
前プロのエネスコ:狂詩曲第2 番、ラロ:スペイン交響曲=イオン・ヴォイク独奏、ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1 番=ラドゥ・アルドゥレスク独奏の録音が現存せず、収録分数が短かくなっています。

VOX
MCD-10044(1CD)
NX-A13
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
交響曲第5番 ニ長調「宗教改革」
セルジュ・コミッショーナ(指)
ボルティモアSO

録音:1974年6月&11月
ルーマニア出身のコミッショーナ(1928年6月16日 - 2005年3月5日)は、1965年にフィラデルフィアOを指揮して アメリカにデビュー。1969年にはボルティモアSOの音楽監督に就任、地方オーケストラだった同団をアメリカ有数の楽 団に育て上げるなど、オーケストラビルダーとして見事な手腕を発揮しました。日本では東京都SOなどへ客演指揮を 重ねたことで知られています。 ここでのメンデルスゾーンの2つの交響曲は、1988年に発行されたアメリカン・レコード・ガイドにおいて、作為のない自然なア プローチによる端正な表現が同曲のなかで最高ランクと評価されました。制作はマルク・オボール&ジョアナ・ニクレンツが担 当。MMG(Moss Music Group)原盤。

Forgotten Records
fr-1470(1CDR)
チャイコフスキー:交響曲第5番
シベリウス:交響曲第5番*
アルトゥール・ロジンスキ(指)
クリーヴランドO

録音:1939年12月13日、1941年12月28日*
音源:Columbia ML-4052、ML-4043*


King International
KKC-4137(6CD)
ブルーノ・ワルターの遺産〜ターラ編


【CD 1】
モーツァルト:交響曲第40番
ブラームス:交響曲第2番

【CD 2】
《アムステルダムのブルーノ・ワルター》
ブラームス:運命の歌
マーラー:交響曲第1番「巨人」

【CD 3】
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
マーラー:交響曲第4番

【CD 4】
ブルックナー:交響曲第9番
【CD 5】
マーラー:交響曲第4番 ト長調

【CD 6】 
《ローマのブルーノ・ワルター》
モーツァルト:交響曲第40番
ベートーヴェン:交響曲第7番
全て、ブルーノ・ワルター(指)
【CD 1】 原盤:仏ターラ (TAH-452)(P)2002
BPO
録音:1950年9月25日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
【CD 2】原盤:仏ターラ (TAH-504)(P)2003
アムステルダム・コンセルトヘボウO
アムステルダム・トーンクンストcho
録音:1947年10月22日(1)、1947年10月16日(2) コンセルトヘボウ、
アムステルダム(ライヴ)
【CD 3】 原盤:仏ターラ (TAH-524)(P)2004
NYO
イルムガルト・ゼーフリート(S)
録音:1953年1月4日 カーネギーホール、ニューヨーク(ライヴ)
【CD 4】原盤:仏ターラ (TAH-571)(P)2005
NYO
録音:1953年12月27日 カーネギーホール、ニューヨーク(ライヴ)
【CD 5】原盤:仏ターラ (TAH-572)(P)2005
VPO
イルムガルト・ゼーフリート(S)
録音:1950年8月24日 旧祝祭劇場、ザルツブルク(ライヴ)
【CD 6】原盤:仏ターラ (TAH-620)(P)2007  
ローマ・イタリアRSO
録音:1952年4月19日(1)、1954年5月18日(2) ローマ(ライヴ)
国内製造品、日本語帯・解説付
宇野功芳が仏ターラ盤の中から選んだブルーノ・ワルターの “傑作” CD!2012年に「ブルーノ・ワルター至高の遺産(監修:宇野功芳)」シリーズ(全10枚)としてキングレコードから発売されましたが、その後ターラ社は活動を停止してしまい、輸入盤は入手不可になっていました。このたび、6タイトルを選び、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、6CDに集成して発売。音質もさらに改善された、ワルター最盛期の完熟ライヴをご堪能ください。ブックレット解説は宇野功芳と平林直哉の両氏。歌詞対訳も完備しています。 (Ki)
【CD 1】有名なワルターのベルリン帰郷公演。1932年ナチスから追われて以来のドイツでのコンサートで、戦後BPOとの唯一のライヴとなった名演。「(ブラームスは)BPOの上に自然に乗った指揮ぶりである。最も抵抗なく味わえる完熟の演奏であり、もちろんワルターならではの幻想的でロマンティックな歌は十分だ。」(宇野功芳)
【CD 2】メンゲルベルクの影が遺る戦後間もないコンセルトヘボウで、マーラー随一の愛弟子ワルターが《巨人》を振る!歴史的に見ても貴重な音源。オランダ放送局所蔵のマスターテープからの完全復元(開始前の拍手から、楽章間のインターバル、終了後の拍手までカットなしに収録)。
【CD 3】「(「ハフナー」は)翌日のスタジオ録音よりもさらに凄まじい。テンポの変動、ホルンの最強奏、これこそアンチ・ロココのモーツァルトだ」(宇野功芳)
【CD 4】異様なまでの緊迫感と熱気をはらんだワルター畢生の豪演。「これはワルターが録音したブルックナーの交響曲の中で最も魅力的なものである。ここには史上最高の豊かな歌が洪水のように流れるブルックナーがある。」(宇野功芳)
【CD 5】「1955年11月のウィーンでのライヴ録音が出現するまではワルターの『第4』の王座にあったCDである。このウィーン盤は彫りの深い各楽器の生かし方によって、第1楽章ではメルヘンの世界に遊ばせてくれるし、第2楽章はとくに味が濃く、鋭い音彩やアクセントが作曲当時の前衛そのものだ。」(宇野功芳)
【CD 6】1950年代、ワルターがローマに客演した際の、枯れる前の気力みなぎる演奏。とくにベートーヴェンはスタジオ録音とは違った白熱の演奏。ワルターの「ベト7」唯一のライヴ音源として、誠に貴重です。「ライヴならではの、たった今、音楽が創り出されてゆく雰囲気が濃厚である。」(宇野功芳)

King International
KKC-4131(6CD)
クナッパーツブッシュの遺産〜ターラ編


【CD 1】
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

【CD 2】
ブラームス: 交響曲 第2番
交響曲 第3番*
【CD 3】
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブラームス:交響曲 第4番
【CD 4】
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲「皇帝」
交響曲 第8番
【CD 5】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
シューマン:交響曲 第4番*
【CD 6】
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
バッハ: ブランデンブルク協奏曲 第3番*
管弦楽組曲 第3番*
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041#
全て、ハンス・クナッパーツブッシュ(指)

【CD 1】 原盤:仏ターラ (TAH-294)(P)1998
ミュンヘンPO団
録音:1953年12月17日 ヘルクレス・ザール、ミュンヘン(ライヴ)
【CD 2】原盤:仏ターラ (TAH-322)(P)1998
BPO
録音:1944年3月26日 マズーレンアレー放送局、ベルリン(放送録音)
1944年9月9日 バーデンバーデン(放送録音)*
【CD 3】 原盤:仏ターラ (TAH-606)(P)2007
ケルンRSO
録音:1953年5月8日 フンクハウス、ケルン(ライヴ)
【CD 4】原盤:仏ターラ (TAH-134)(P)1995
北ドイツRSO
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
録音:1960年3月14日 ムジークハレ、ハンブルク(放送録音)
【CD 5】原盤:仏ターラ (TAH-608)(P)2007
VPO、シュターツカペレ・ドレスデン*
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1954年1月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
1956年11月4日 シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)*
【CD 6】原盤:仏ターラ (TAH-320)(P)1998  
VPO
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
録音: 1940年5月12日 ウィーンの放送局スタジオ(放送録音)
1944年6月24日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送録音)*
1944年7月1日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送録音)#
国内製造品、日本語帯・解説付
宇野功芳が選んだクナッパーツブッシュ(仏ターラ盤)の “黄金の名演” CD!2012年にキングレコードから「クナッパーツブッシュ至高の遺産(監修:宇野功芳)」(全10タイトル)で発売されましたが、その後ターラ(TAHRA)は活動を停止してしまい、輸入盤は入手困難になっていました。今回、6タイトルが、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、6CD企画として復活!もともと復刻技術に定評あるターラ社の正規音源から音質面もさらに改善された、クナッパーツブッシュの「遺産」をこの機会にお忘れなきようお求めください。ブックレット(20ページ予定)には、宇野功芳&平林直哉、両氏による貴重な解説・批評文を掲載しています。 (Ki)

ライナーノートに転載された「宇野功芳のディスク批評」より(抜粋)
【CD 1】残響のあるふっくらとした録音で雰囲気満点、ブレーメン盤のようにやっていることが目立たず、クナの「エロイカ」の中ではこれが最も芸術的である。
【CD 2】初めてクナの3番に接した思い出のレコードである。昭和四十年代の終わり、それまでにも彼の数々の凄演に接し、その巨人ぶりに圧倒されていたが、このブラームスこそ決定打、おそらくワーグナーを除けばクナのベスト曲といえよう。
【CD 3】( ジークフリート牧歌 ) さすがはクナ、こんな小曲を振ってもブルーノ・ワルターやフルトヴェングラーのはるかに上をゆく。そして振る度に基本は同じでも新しい魅力が満載されているのだ。(ブラームス4番)クナのブラームスではなんといってもまず3番、つぎにはこの4番が凄絶だ。このCDを聴かないで、他の演奏についてあれこれ言っている人が気の毒になる。
【CD 4】クナがたどりついた最後の8番である。56年盤の表現をさらに遅く、さらに極大に、さらに内容的に凄みを増した解釈で、われわれの考えるこ
の曲のイメージからは最も遠く、しかしクナの芸術としては最も高い境地に達したものといえよう。
【CD 5】クナはシューマンの交響曲では 4 番をことのほか好んでいたようで、CDを聴いているとその理由が分る。
【CD 6】クナの唯一の「アイネ・クライネ」 であるが、その味の濃い名表現に心底びっくりし、かつ感動した。これは彼の録音の中でも特筆大書すべきものだと思う。

Pentatone
PTC-5186639(1SACD)
メンデルスゾーン:交響曲第2番 変ロ長調『賛歌』Op.52 アンナ・ルチア・リヒター(S)
エスター・ディールケス(S)、
ロビン・トリッシュラー(T)
北ドイツ放送cho、
ケルン放送cho
アンドルー・マンゼ(指)、
ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2017年 6月15-16日/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノー ファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。好評を博している当コンビによるメンデルスゾーンの交響曲シリーズ。当ディ スクには大作の交響曲第2番「賛歌」がライヴ収録されました。
神を讃える長大なカンタータのソリストはアンナ・ルチア・リヒター、エスター・ディールケス、ロビン・トリッシュラーがつとめました。リヒターは 2008年ベルリン全国声楽コンクール年少部門第2位、2012年国際ロベルト・シューマン・コンクール優勝などの受賞歴を誇る実力派。2015年10 月ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団の来日公演では、マーラーの交響曲第4番のソリストで登場し話題となりました。
当演奏でも全体的に速めなテンポで切れのあるマンゼ節で聴かせます。崇高なこの名曲をマンゼの会心の演奏で聴くことができます!メンデルスゾーン の交響曲第1番&第3番『スコットランド』(PTC 5186595 / KKC 5767)、交響曲第4番『イタリア』&第5番『宗教改革』(PTC 5186611)と あわせてお楽しみください。
交響曲第2番「賛歌」は1840年6月、活版印刷術の発明者グーテンベルク400年記念祭のために作曲され、バッハゆかりのライプツィヒの聖トー マス教会で一連の行事を締めくくる演奏会で初演されました。3楽章のシンフォニア(交響曲)と、続く9曲のカンタータ部分から成る大曲です。トロンボー ンが奏でる勝利的な主題で幕を開ける3楽章構成のシンフォニアで始まり、合唱を中心としたカンタータ部分へと続きます。カンタータ部の第7曲コラー ルの冒頭、八声部無伴奏合唱で演奏されるルター派のコラール「今やみなは心と口と手をもって」は非常に印象的で(バッハもこのコラールを用いてカンター タBWV 9、192を書いています)、管弦楽が加わってますます世界は広がっていきます。終曲は大規模な合唱フーガで、冒頭に現れる勝利的な主題が高 らかに奏でられるなか、感動的なフィナーレを迎えます。 (Ki)

CAvi
4260085-533954(1CD)
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 アダム・フィッシャー(指)
デュッセルドルフSO
2015/2016シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー、2020年の契約満了までに全集を録音する 計画でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェクト第4弾。これまでに第7番(4260085533497)、第4番(4260085533787)、第1番 (4260085533909)が発売されています。
どっしり構えたテンポ設定にして緻密で見通しの良いサウンドが特徴。オーケストラの技量も素晴らしく、明るい音色でくっきりと、すべての楽器が手に 取るように聴こえてきます。第2楽章は激しく荒れ狂う音楽というよりも計算し尽くされたカオスという感じで、フレーズも強弱もテンポも、舌を巻くほど 細やかなコントロール。一つの声部が他の声部をかき消すことなく、常に複数の要素に鮮明な意識が向けられており、マーラーならではの異様なポリフォ ニーが目の醒める精度で音楽化されています。アダージェットの弦楽の羽毛のような軽やかさと柔らかさも感動的。 (Ki)

Goodies
78CDR-3725(1CDR)
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90 エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)LPO

英 DECCA K1448/52
1946年3月20、22-23日ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール録音
ファン・ベイヌム指揮ロンドン・フィルの英デッカへの初録音。エドゥアルト・ファン・ベイヌム(1900-1959)はアムステルダム音楽院出身のオランダの指揮者。1929年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団にデビュー。1931年にウィレム・メンゲルベルク(1871-1951)の率いる同楽団の次席指揮者になり、1938年からはメンゲルベルクと共に首席指揮者となった。大戦後の1945年、メンゲルベルクの後任としてコンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督兼終身指揮者に就任した。その頃コンセルトヘボウ管弦楽団のロンドン公演が大成功し、英デッカに録音を開始した。1949年から1951年にロンドン・フィルの首席指揮者、1956年から1958年にロサンジェルス・フィルの首席指揮者をつとめたが、1959年の4月13日アムステルダムでブラームス: 交響曲第1番リハーサル中に心臓発作で倒れ死去した。享年57歳。録音はSPレコードからモノラルLP時代の英デッカ、モノラルLPからステレオLPはオランダ・フィリップスに多く残した。(グッディーズ)


Treasures
TRE-197(1CDR)
クレツキ&南西ドイツ放送響/ベートーヴェン
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番変ホ長調「英雄」*
パウル・クレツキ(指)
南西ドイツRSO

録音:1962年(ステレオ)
※音源:瑞西Concert Hall SMSBE-2313(TU)、SMS-2275(TU)*
◎収録時間:75:46
“ユダヤ的感性を隠すことなくベートーヴェンに対峙した確信的解釈!”
■音源について
クレツキは、後年チェコ・フィルとベートーヴェンの交響曲全集を録音していますが、この2曲はそれとは別の意義を誇るコンサート・ホール録音。特に「英雄」は様々なプレス盤を聴き比べましたが、群を抜いて明快に鳴ったのはこのTU(スイス・チューリカフォン)盤でした。「第1番」もTU盤ですが、ここで使用したのは交響曲全集の中の1枚です。

★クレツキがチェコ・フィルと遺したベートーヴェンの交響曲全集は、当時の名門オケの純朴で贅肉のないサウンドを生かした快演揃いでしたが、ここではオケの音色に大きな特長が無い分、クレツキのこだわりがストレートに浮き上がり、改めてこの巨匠の芸の深さを思い知らされます。
 「英雄」は、ベートーヴェンの強靭な精神を確固たる造形美の中に内包させ、表面的な力業では味わえない佇まいがあらゆる楽想から湧き立ちます。第1楽章展開部7:01からの対旋律との連携の美しさや、再現部11:48からリタルダンドして現出する神秘的な空気は、一度触れたら病み付きになること必至! 第2楽章も、最後まで高潔な居住まいを崩しませんが、それだけにフーガ主題(7:28〜)以降で見せる激しい慟哭は、ユダヤ系のクレツキが戦時中に味わった苦悩をぶつけたかのようで、インパクト絶大!第3楽章ではトリオ直前にルフト・パウゼを挟み、旧スタイルの名残りを見せるのが印象的。終楽章コーダで安易に興奮を煽るのではなく、入念に音の意味を噛み締めながら芯の強い音像を築く点にも、クレツキの芸術家魂が結実しています。
 「第1番」は古典的フォルムを丁寧に紡ぎ出すことに重点を置き、決して派手に立ち回りません。しかし、第1楽章序奏冒頭のサラッとした音の切り方や、展開部5:37からレガートにして幻性味を醸し出すなど、明らかに伝統的なドイツ的解釈とは異なり、クレツキ独自の感性に打たれます。この第3楽章中間部直前でも、ルフトパウゼあり。また、両曲とも第1,4楽章の提示部リピートを敢行しています。【湧々堂】

Nimbus
NI-7104(2CDR)
チャイコフスキー:交響曲第5番&第6番
交響曲第5番ホ短調 Op.64
交響的バラード 「地方長官」 Op.78
交響曲第6番ロ短調「悲愴」 Op.74
ヨンダニ・バット(指)LSO

録音:2012年、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)
イギリスの名門オーケストラ、ロンドンSOと旧ASVレーベルでおなじみのマカオ人指揮者、ヨンダニ・バットのチャイコフスキー!「マスターワークス・オヴ・ジャイアンツ」プロジェクトとして発売されていたアルバムより、チャイコフスキーの交響曲第5番と第6番がセットになって登場!
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-5861(2SACD)
税込定価
クラウディオ・アバド〜ザ・ラスト・コンサート
メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』(抜粋)
序曲/第1番:スケルツォ/第3番:合唱付の歌「舌先さけたまだら蛇」/第5番:間奏曲/第7番:夜想曲/第9番:結婚行進曲/第13番:終曲「わずかな光」
ベルリオーズ:幻想交響曲
クラウディオ・アバド(指)BPO
デボラ・ヨーク(S)
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
バイエルン放送cho女声団員

収録:2013年5月18、19、21日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
録音:24bit/48kHz
日本語解説・歌詞対訳付
ベルリン・フィル・レコーディングスが、クラウディオ・アバドの三回忌を記念して発売した、「クラウディオ・アバド〜ザ・ラスト・コンサート」が SACD Hybrid盤となって登場します。これは、2013年5月にアバドがベルリン・フィルに最後に客演した際の演奏を収めたもので、メンデルスゾーン《真 夏の夜の夢》(序曲および6曲)およびベルリオーズ「幻想交響曲」が収録されています。 当ディスクのコンセプトは、ベルリン・フィル団員のアバドへの思い出が詰まった「アルバム」。このSACD Hybrid盤の装丁も、格調高い赤の布張りハー ドカバーで、ブックレットにはプライベートを含む様々な写真が散りばめられています。その多くが、これまでに非公開だったもの。当時の楽団員や、共演 のポリーニ、バレンボイム、ブレンデルらとのリハーサル風景。またサッカーや卓球を楽しむ姿などファンならずとも嬉しい写真が満載です。
「アバドは妖精の世界を見ることができる」と評された演奏はもちろんのこと、総じてベルリン・フィルのアバドの思い出が、凝縮されており、「アルバム」 の名に相応しい内容となっています。アバド・ファン、アバド時代のベルリン・フィルに関心を持つリスナーには、絶対に見逃せないタイトルと言えるでしょう。 (国内仕様盤のみの取り扱いで、直輸入盤の弊社取り扱いはございません)  (Ki)

Altus
TALT-033(2CD)
マーラー:大地の歌
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
キャスリーン・フェリアー(A)
ユリウス・パツァーク(T)
ブルーノ・ワルター(指)VPO

録音:1952年5月17日(モノラル)
日本語帯・解説・歌詞対訳付
ALTUSのターラ復活シリーズから、宇野功芳氏も絶賛の大名盤が遂に登場!このワルター&ウィーン・フィルの『大地の歌』は有名なデッカ盤(52 年5月15-16日録音)の翌日、5月17日のウィーン音楽祭でのライヴ録音です。デッカ盤の録音はリハーサルを兼ねた2日間で行われたものなので、 このライヴを聴いてこそ、初めてワルターの残した名演奏の全貌が分かろうというもの。カップリングは同日に演奏されたモーツァルトの40番。ターラか らは別々に発売されていた音源ですが、まとめてお聴き頂けるようにセット化しました。こちらもまたソニー盤(52年5月18日録音)の1日前の演奏と いう実に興味深いものです。新たにリマスターを施し音質面もさらに改善。ライナーノートには宇野功芳氏の貴重な解説文を掲載しています!そのほか楽 曲解説と歌詞対訳も完備。
―「50年間、夢にまで見た52年ライヴ。涙が出るほど嬉しかった」「やはり生命力はライヴが上だ」「ワルターも絶好調、・・・他の指揮者が束になっ ても適わない」「とにかく聴いていて胸がわくわくし通し」「濃い味と、美しさと、苦しさと、雄弁な語りかけの連続だ。ワルターも、フェリアーも、ウィーン・ フィルも。」(宇野功芳氏の『大地の歌』解説より)
モーツァルトの40番は1日違いの録音であるはずのソニー盤と比べると演奏がずいぶんと異なり、宇野功芳氏も「考えれば考えるほど分からなくなる」 謎の40番と解説しています。踏み込んだ推理が展開されるライナーノートは必読。当盤収録の演奏は、冒頭のすすり泣く極美のポルタメントはもちろん のこと、力強く立体的な音響が魅力で、第1楽章展開部の上声とバスが対位法的に掛け合う箇所の盛り上がりは凄まじいものがあります。 (Ki)
Altus
TALT-035(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
交響曲第2番ニ長調 Op.73*
エリカ・モリーニ(Vn)
ブルーノ・ワルター(指)NYO

録音:1953年12月20日、1951年2月4日(モノラル)*
日本語帯・解説・歌詞対訳付
ALTUSのターラ復活シリーズから、宇野功芳氏も絶賛の大名盤が遂に登場!ワルターとニューヨーク・フィルのブラームス、ニ長調の2作品を収録。ヴァ イオリン協奏曲は名手モリーニとの共演。新たにリマスターを施し音質面もさらに改善されています。ライナーノートには宇野功芳氏の貴重な解説文を掲 載!そのほか楽曲解説と新規書き下ろしのモリーニのバイオグラフィ付きです。 ヴァイオリン協奏曲は各楽章が終わるたびにたまらず拍手が出てしまう稀代の名演です。モリーニの魅力が圧倒的で、宇野功芳氏も「楽器をよく鳴らし て歌うだけではなく、ものすごい気迫で攻めてゆくところはチョン・キョンファを彷彿とさせる」と解説で語っています。氏が「心をこめぬいた」と形容し た第2楽章は感動必至!ワルターも全編確固たる揺るぎない指揮ぶりで、真に交響的なスケール感に打ちのめされます。 交響曲第2番も湧き上がるロマンに胸が熱くなる怒涛の名演。―「歌いまくっている」「フレーズの息の長さにびっくり」「全曲が共感のかたまり、歌の かたまり」「われわれがこうであってほしいという願いを少しも裏切られることなく進められてゆく」「前進する勢いは《凄い》の一語に尽きる」(宇野功芳 氏の解説より)―最新リマスターで重心のある、かつふくよかな響きに生まれ変わりました!ぜひご一聴ください。

オクタヴィア
OVCL-00659(1CD)
2018年4月18日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 Op.47 アレクサンドル・ラザレフ(指)
日本PO

録音:2017年6月10日 横浜みなとみらいホール、11日 東京オペラシティコンサートホール・ライヴ
ラザレフと日本フィルのショスタコーヴィチ・シリーズは、録音、コンサートともに高い演奏クオリティとの絶賛を浴びています。当シリーズから、ついに第5番のリリースです。 ラザレフに鍛え上げられた日本フィルが重厚に奏でるロシアン・サウンドは、日本でも随一。ショスタコーヴィチの代表曲を圧倒的な音圧で突き進み、第4楽章の印象的な重々しいマーチから、緊張と迫力をもって高らかなラストを迎えます。 会場を熱狂の渦に巻き込んだ歴史的演奏を、ぜひお聴きください。(オクタヴィア)


Treasures
TRT-014(1CDR)
L.ルートヴィヒ/シューベルト&チャイコフスキー
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64*
レオポルド・ルートヴィヒ(指)
ウィーンSO、
ハンブルク国立PO*

録音:1960年4月18-21日ウィーン・コンツェルトハウス、1960年3月28-30日ハンブルク・クルトゥアラウム*(共にステレオ)
※音源:独Opera St-1995、St-1916*
◎収録時間:76:47
“S・イッセルシュテット以上にドイツの意地を露骨に誇示した熱き名演!
■製作メモ
2曲とも極めて入手困難な良質ステレオ盤を使用しています。

★レオポルド・ルートヴィヒは、既に復刻したハイドンやベートーヴェンでも明らかなように、古典的なソナタ形式を備えた作品に対しては、自己主張を抑えて作品のフォルムの再現に徹することが多いですが、このシューベルトでもその姿勢で臨んでおり、ウィーンのオケの純朴な風合いの中に堅実なフレージングを敷き詰め、人間味溢れるシューベルト像を築きます。この演奏を聴くと、ほとんどの演奏がシューベルトを通り越して響きを彫琢し過ぎるのでは?と思えてきます。この飾らない空気感があればこそ、第2楽章の憧れの風情がしみじみと心に染みるのです。終楽章も不純物入り込む余地が無いほど、最後の一音までイン・テンポを貫徹。
これがチャイコフスキーでは激変!徹底的にドイツ流儀で押し通し、女々しいニュアンスを一切排してスリリングな演奏を展開しています。古き佳きドイツの響きと精神力で高揚させる至芸に一度はまったら、抜け出すこととは困難でしょう。とにかく全パートが熱い!弦の中低域をを主体として響きを構築する従来のドイツ流儀に加え、ルートヴィヒは更に管楽器をかなり露骨に強調しているのも特徴的ですが、これもマイク設定の影響などではではないことはすぐに分かりいただけるはず。その管は弦の動きを妨害することなく絶妙にバランスをとり、なおかつ火の中に飛び込むような決死の緊張感が聴き手の腹にずっしりと響くのですからたまりません!場面が変化するたびにテンポを変えるなど野暮、と言わんばかりの直進路線を基本としていますが、そのテンポの背後に「黙って俺について来い」的な凄みと求心力があるので、「はいわかりました」と聴き手を捻じ伏せてしまう強さがあるのです。
まず第1楽章の展開部。表面的な美感は二の次で、これほど全員がしのぎを削って演奏している演奏を聴いてしまうと、他の演奏は生ぬるく感じてしまいます。第2楽章の67小節以降も音が芯から熱しており、美しい旋律を美しく奏でることだけが演奏者の使命でないことを痛感させます。142小節以降の盛り上げ方は、史上屈指の感動の瞬間!これだけでも十分に推薦に値します。終楽章は音量をケチらずに、ワーグナー的な音の奔流に身を委ねてください。金管の咆哮には血がしたたり、「運命動機」の斉奏など、いにしえのドイツ軍楽隊のあの響きを愛する方はたまらないでしょう。
ルートヴィヒは、R・シュトラウスでもマーラーでもこういう大胆さは見せていませんので、チャイコフスキーには何か特別な思い入れがあるのかもしれません。【湧々堂】→
チャイ5の詳細レヴューヘ


GRAND SLAM
GS-2182(1CD)
マーラー:交響曲第9番 ジョン・バルビローリ(指)BPO

録音:1964年1月10、11、14、18日/ベルリン・ダーレム、イエス・キリスト教会
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
バルビローリとベルリン・フィルは初共演以来、お互いが強く引かれあう間柄となりました。特に楽団員からはサー・ジョンを望む声が大きく、その流れでベルリン・フィル史上初のマーラー第9の録音が実現しました。今もなお広く愛聴されている名盤、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻により、その真髄に迫ってみました。なお、解説書にはバルビローリがマーラーについて語ったインタビューを掲載しています。(平林直哉)

Capriccio
C-5338(1CD)
NX-B07
ゲルハルト・フロンメル(1906-1984):交響曲 第1番 他
交響曲 第1番 ホ長調 Op.13(1938)
管弦楽のための交響的前奏曲 Op.23
ユルゲン・ブルンス(指)
イエナPO

ロイク2017年5月16日 ライヴ
1906年、カールスルーエで生まれたゲルハルト・フロンメル。一時期はシュトゥットガルトの大学で作曲科の教授を務めていた こともありますが、終生、調性を逸脱することなく後期ロマン派風の作風を変えることがなかったため、激しい時代の変遷につ いていくことが出来ず、政治的にもファシストと見做され、寂しく生涯を閉じた人です。この交響曲第1番は、ブルックナーや ワーグナーの影響が顕著な後期ロマン派風の作品。1942年、フルトヴェングラーが指揮するウィーン・フィルハーモニーによって 世界初演が行われています。

CPO
CPO-777012(1CD)
再発売・価格変更
NX-A11
ゴードン・シャーウッド(1929-2013):作品集
交響曲 第1番 Op.3
ピアノ協奏曲 Op.107
シンフォニエッタ Op.101
マーシャ・ディミトリーエヴァ(P)
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指)
バイエルン州立ユースO

録音:2002年8月5-8日、2000年8月2-5日
アメリカの現代作曲家ゴードン・シャーウッドの作品集。若い頃から音楽の才能を認められ、20歳の時には、ミトロプーロスが 指揮するニューヨークPOによって「交響曲 第1番」が初演され、数々の賞や奨学金を獲得したにも かかわらず、ちょっとした犯罪がもとで(地下鉄に貼られていたエルヴィス・プレスリーのポスターを盗む)、20年以上も世界中を 放浪、その後15年は物乞い生活を送り、ようやく晩年にポルトガルの小さな村に安住したという波乱の人生を送った人で す。 このアルバムには初期の交響曲と、後期のピアノ協奏曲、シンフォニエッタが収録されており、ストラヴィンスキーやバルトークの 影響も伺える興味深い音楽を聴くことができます。

PRAGA
PRD-250375(1CD)
ボロディン:交響曲全集
(1)第1番変ホ長調
(2)第2番ロ短調
(3)第3番イ短調(未完)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)モスクワRSO(1)
パウル・クレツキ(指)フィルハーモニアO(2)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO(3)

録音:1966年1月モスクワ(1)、1954年2月3、12日キングズウェイ・ホール(2)、1983年2月モスクワ(3)
ボロディンの交響曲3篇を集めたアルバム。一見知っているようなラインナップですが、実はどれも現在入手困難な音源ばかり。クレツキ&フィルハー モニア管の2番、第3楽章のホルンのメロディを吹いているのはデニス・ブレイン。さすがの神業で、これを聴くためだけにでも持っていたいディスクです。 (Ki)

ORFEO
C-945181(1CD)
NX-B08
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
イェルク・ヴィトマン(1973-):2.弦楽六重奏のための“180 beats per minute”(1993)
 クラリネット・ソロのための幻想曲
メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 Op.56「スコットランド」
イェルク・ヴィトマン(指&Cl)
アイルランドCO

録音:2014年4月2日、2015年6月25日、2015年12月4日、2017年11月15日
メンデルスゾーンが初めてイングランドを訪れたのは20歳の時。そのままスコットランドに行きその風景に感銘を受け「交響曲 第3番」を着想します。そしてその途中に嵐のヘブリディーズ諸島にも出向き、野性的な魅力を持つ風光明媚な"フィンガル の洞窟"を見て感動し、序曲「フィンガルの洞窟」が生まれました。この「2つの関連を持つ」作品の間にヴィトマンは自身の作 品を挿入。現在、最も多忙な作曲家でありクラリネット奏者、指揮者としての才能を提示するとともに、作品へのこだわりを 見せています。 ディスコ・ナイトにインスパイアされたという徹頭徹尾激しいリズムに支配された「180 beats per minute 1分に180拍」 と、冒頭の持続音が印象的な「クラリネット・ソロのための幻想曲」はメンデルスゾーンの耳慣れた旋律を新鮮なものに塗り替 えるほどに刺激的です。 (Ki)

OEHMS
OC-1888(1CD)
NX-B03
ストラヴィンスキー:作品集
交響曲 変ホ長調 op.1
小管弦楽のための組曲 第1番
小管弦楽のための組曲 第2番
ドミトリー・キタエンコ(指)
ザグレブPO

録音:2017年9月20日-23日
ザグレブ・フィルハーモニー
2011/12年のシーズン以来、ザグレブPOの音楽監督を務めているキタエンコ。ロシアのレパートリー を自家薬籠中の物としているキタエンコらしく、ザグレブ・フィルとの最初の録音もストラヴィンスキーが最初に書いた「交響曲 第1番」で決めてきました。この曲はストラヴィンスキーがリムスキー=コルサコフの下で修業時代を過ごしていた時期(1905 年頃)に書かれた曲で、チャイコフスキーやグラズノフの影響が強く感じられる壮大で美しい曲想を持っています。若書きの作 品とは言え、オーケストラの性能と響きがフルに生かされており、キタエンコは冒頭の金管の咆哮を含め、抒情的な第3楽 章、賑やかな終楽章など曲全体をたっぷりと鳴らしています。 余白に収録された2つの「小管弦楽のための組曲」は、もともとピアノ連弾曲をオーケストラ用に編曲したもの。どちらも様々 な舞曲が取り混ぜられており、キタエンコは各々の曲の性格を強調し、短いながらも聴き応えたっぷりに仕上げています。


Treasures
TRE-194(1CDR)
クリップス/「未完成」&「悲愴」
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」*
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン祝祭O、
チューリッヒ・トーンハレO*

録音:1964年、1960年10月*
※音源:仏PRESTIGE_SR-9634、日Concert Hall CHJ-30014*
◎収録時間:65:51
“クリップスの微笑が作品の悲劇性に瑞々しい息吹を注入!”
■音源について
[悲愴」は、ドイツ盤もスイス盤も聴きましたが、予想に反し桁違いに素晴らしい音を発したのはこの日本盤でした。但し、よく見かけるSMS品番ではなくCHJ品番です。「ノイマンSX-68カッターヘッド」の効果かもしれません。

「未完成」は、オケ(ウィーン響が主体)の持ち味を活かしつつ、クリップスのしなやかな歌心を加味して独特の味わい。アゴーギクを最小限に抑えた淡々としたテンポ運びと自然な声部バランスから滲む慈愛の風情は、聴く者の心を優しく癒やします。その愛の力は特に2楽章で大きく開花。第2主題の温かくも切ないフレージングには静かな信念が脈打っているだけに心を打ち、8:31からの内面からのエネルギーの噴出も感動的で、少なくともこの楽章のトップクラスの名演であることは疑いようもありません。
「悲愴」がこれまた絶品!刺々しい音とは無縁の優美路線を基調とし、音圧ではなく熱いフレージング力で勝負するのは、ウィーン・フィルとの「第5番」と同じですが、このスタイルで微温的な雰囲気に傾かず、最後まで一本筋の通った人生ドラマを描ききるのは、クリップスならでの至芸と言えましょう。こちらのオケはチューリッヒ・トーンハレですが、まるでウィーンのオケのように響くのも不思議な現象。
第1楽章で驚くのは、弦の必死の弾きっぷり!録音の性質上、ヴァイオリンが接近して聞こえることを差し引いてもその噴出力は凄まじく、そこに渾身の金管が融合した時の説得力は、猛烈なパワーをダイレクトに放出する旧ソ連勢の演奏とは違う手応え。第2楽章はクリップスの優しさがそのまま投影された語りかけが心に染み、第3楽章も、テンポや音色にエキセントリック要素はどこにもなく、全ての音が優しくブレンドし、微笑みを絶やしません。終楽章では、その柔和なイメージを持ち越し、力みや溜めを伴わない素直な進行には清々しささえ感じますが、各声部をたっぷりと鳴らしきることで、絶望感を煽ることなく純音楽的なニュアンスを結実させ、独特の感動をもたらすのです。【湧々堂】

Treasures
TRE-196(1CDR)
カンテッリのステレオ名盤集Vol.2
ブラームス:交響曲第3番
フランク:交響曲ニ短調*
グィド・カンテッリ(指)
フィルハーモニアO
NBC響*

録音:1955年8月、1954年4月*
※音源:仏Trianon TRI-33200、英W.R.C SH376*
◎収録時間:70:08
“テンポの変動を抑えて作品の本質を引き出すカンテッリの天才性!”
■音源について
1970年代後半にようやくステレオ・ヴァージョンが発売された2つの録音をカップリング。ブラームスは、この1曲だけで両面を使用しているトリアノン盤を採用。

★素直で伸びやかな歌と清潔なハーモニーで一貫したカンテッリならではの2つの名演奏。
ブラームスでの清々しいフレージングは、極端な造形を見せるクナッパーツブッシュとは正反対。テンポの伸縮も最小限に抑えてながら、この作品の洗練美の表出を見事日貫徹しています。特に弱音部でのニュアンスの透徹ぶりは心に迫り、常に高い技術の音楽性を披露するフィルハーモニア管も、気を引き締め直して臨んでいるのが目に浮かぶよう。それを最も顕著に感じるのが第2楽章。至純なハーモニーそのものが高い音楽性を示し、後半7:08以降で静謐の間合いにたっぷりとニュアンスを敷き詰め、息を呑むような美しい響きを現出する様は奇跡的とさえ言えます。第3楽章は、デニス・ブレインのホルンはもちろんのこと、他の管楽器同士の融合美、弦の驚異的な音程の正確さが織り成す精妙なニュアンスにも心奪われます。終楽章も、淀みとは無縁のイン・テンポ進行が瑞々しいこと!さり気なくティンパニの追加を施していますが、これもクナのそれとは意味合いが全く異なります。何度聴いてもゾクッとするのが、コーダの最後のピチカートの微妙なずれ!偶然の産物かもしれませんが、録り直しをせずに採用しているのが粋!
フランクはNBC響が相手で、強音部のアタックはトスカニーニを彷彿とさせますが、柔軟な歌と瑞々しいロマン性はカンテッリならではで、第1楽章第2主題(6:31〜)の爽やかさはその好例。第2楽章は、オケの特質により音の隈取りが強いにもかかわらず、常に優しい香りを伴って聴手に語り掛けます。中間スケルツォ部におけるアンサンブル制御力と緻密なニュアンス表出の隙のなさ!これが30代半ばの青年の指揮というのは、どう考えても驚異です。
終楽章は、アゴーギクを極限まで抑えるカンテッリの特質が最大に生き、冗長に陥りがちなこの曲をキリッと引き締め、同時に惜しげもなく熱い歌を注入し尽くします。最後まで造形の軸がぶれることのないコーダは、カンテッリの音楽哲学の象徴するかのように決然と響き渡ります。【湧々堂】


King International
KKC-4125(6CD)
国内製造品
日本語帯・解説付
戦時のフルトヴェングラー 〜ターラ編

【CD1】
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
【CD2】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
交響曲第5番「運命」*
【CD3】
ベートーヴェン:1.序曲「コリオラン」
 交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」*
ワーグナー:.楽劇「トリスタンとイゾルデ」−前奏曲と愛の死#
【CD4】
シューベルト:「ロザムンデ」−間奏曲第3番
モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
【CD5】
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944「ザ・グレイト」
【CD6】
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ピアノ協奏曲第2番
全て、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
【CD1】原盤:仏ターラ(FURT1031)
VPO/録音:1944年12月19日または20日 ムジークフェラインザール、ウィーン
(放送録音)
【CD2】原盤:仏ターラ(FURT1035)
BPO、コンラート・ハンゼン(P)/録音:1943年11月3日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)、1943年6月27〜30日フィルハーモニー、ベルリン(放送録音)*
【CD3】原盤:仏ターラ(FURT1005)
BPO/録音:1943年6月27〜29日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)、1944年3月20〜22日国立歌劇場・ベルリン(ライヴ)*、1942年11月8〜10日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)#
【CD4】原盤:仏ターラ(FURT1015)
VPO/録音:1944年6月2、3日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
【CD5】原盤:仏ターラ(FURT1040)
VPO/録音:1943年5月12日 コンサート・ホール、ストックホルム(ライヴ)
【CD6】原盤:仏ターラ(FURT1038)
BPO、ドリアン・エッシュバッヒャー(P)/録音:1943年12月12〜15日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
戦時中の巨匠の名演の数々を集成した「戦中のフルトヴェングラー」(6CD)(KKC-4112/7)はいまベストセラー中ですが、こんどは仏ターラ原盤を 集めて、続編を発売!1943年の「運命」、44年の「英雄」(ウラニアのエロイカ)、44年の「田園」など、巨匠の “最高の演奏” 11 曲をCD6 枚組に 集成。ファン必携!壮絶な爆演の数々が最新デジタル・リマスター音源でよみがえります!
フランスのターラ(TAHRA)社はフルトヴェングラーとも親交のあった大指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘ミリアムと仏フルトヴェングラー協会の重鎮ルネ・ トレミーヌが1993年に設立したレコード会社。放送局等のオリジナル音源からフルトヴェングラーの貴重な録音を未亡人(故人)はじめ関係団体の正規 承認を受けて、CDに復刻して発売。それまで海賊盤の粗悪な音質でしか聴くことのできなかった巨匠の神髄にふれるすばらしい音質に世界中のファンが 驚喜しました。2014年トレミーヌの急逝により、ターラ社は活動を終了してしまいましたが、今回、“復刻CDの決定盤” とすべく、キングインターナショ ナルが独自でターラより音源を調達、キング関口台スタジオでデジタル・リマスタリングをおこない、音にいっそう磨きをかけます。戦時中の巨匠の内奥 にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。ブックレットは12ページ(解説:平林直哉)になります。 

●ベートーヴェン「英雄」(1944)・・・有名な「ウラニアのエロイカ」とはこの録音のこと。1953年にアメリカのウラニア社が初めてLP盤で発売しましたが、フルトヴェングラーの許諾を得ていなかったため、すぐ発売中止になり、超幻の名演となりました。聴衆不在の放送用録音ながら、10種以上あるとされるフルトヴェングラーの「英雄」のなかでは最も劇的で最高の評価が与えられている演奏です。メロディア系(ソ連に持ち帰られたテープからの復刻とされる)、ユニコーン系(ソ連からのコピーテープの復刻とされる)、ウラニアLPの板起こし系など、各種の復刻盤が出回っていますが、西ドイツ放送局に遺されていたテープから復刻、98年に発売されたターラ盤への音質評価は高いものがあります。もちろんピッチは正常。
●ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」(1943)・・・「これはフルトヴェングラーの遺した数多いディスクの中でも、特にすばらしい名演奏の一つである。コンラート・ハンゼンは1906年生まれのドイツのピアニストで、あまり有名ではないが、この<第4>に関するかぎりバックハウスよりも遥かに見事だ。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
●ベートーヴェン「運命」(1943)・・・戦時中の緊迫とした雰囲気の中での、手兵ベルリン・フィルを従えたフルトヴェングラーの変幻自在、流麗にして劇的、思うがままの指揮は圧倒的な説得力をもって“運命”の本質をえぐる!聴衆不在の放送録音ながら、有名な戦後の復帰演奏会(47年5月25日)に肉薄する熱狂的な演奏です。
●ベートーヴェン「コリオラン」(1943)・・・「演奏は3種におよぶフルトヴェングラーの「コリオラン」のベストであるばかりでなく、彼の数多いディスクの中でも最高の出来栄えの一つであろう。その異常な緊張力と鬼気迫るような迫力、ドラマティックな訴えは見事でことに冒頭とコーダにおけるティンパニの最強打が凄まじい。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
●ベートーヴェン「田園」(1944)・・・1944年1月30日、ベルリン・フィルが本拠地としていた旧フィルハーモニーが連合軍の爆撃で大破し、その後、定期公演は会場を国立歌劇場に移して行われました。「田園」はこの時の演奏で、フルトヴェングラーの7種ある「田園」のなかでも最も劇的で凄絶な演奏として有名です。
●ワーグナー「前奏曲と愛の死」(1942)・・・「1938年盤に負けない名演。・・・冒頭のチェロの音色は情感を湛えてフルトヴェングラーのディスクの中でも最美といえようし、つづく木管にも色と心がある。その後の感情表現も見事で、この指揮者を愛する人は二枚とも備えたい。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
●シューベルト「ロザムンデ間奏曲」(1944)・・・「いちばんの特徴は、ウィーン・フィルの弦を歌わせている点で、その歌はどこまでも人なつっこく、明るい微笑に満ちあふれ、ほかの二盤との違いを強く刻印している。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
●モーツァルト「40番」(1944)・・・「フルトヴェングラーのベストの「40番」で、音質の良いのにまずおどろかされる。・・・演奏スタイルにはわざとらしい素っ気なさがなく、ウィーン・フィルの艶やかで甘美な弦の音色を徹底的に生かしているのが成功の原因であろう。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
●シューベルト「グレイト」(1943)・・・有名なベルリンでのライヴ(1942年)は極端に緩急の差をつけて、ドラマティックに盛り上げていますが、このストックホルムでのライヴもかなり近い表現。ウィーン・フィルの弦が格別に魅力的です。なお、第2楽章の330〜347小節はカットされていますが、これはフルトヴェングラー自身の独自のカットです。
●ブラームス「ハイドン変奏曲」(1943)・・・「戦中のフルトヴェングラー」(KKC-4112/7)にも英ジャヴリン原盤を収録したこの曲1回目の録音。「フルトヴェングラーの「ハイドン・ヴァリエーション」を聴くなら、音が古くても味の濃い1回目のCDか、あるいは音が良くて表現の熟した4回目のCD(50年ベルリン盤)を選ぶべきだ。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
●ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」(1943)・・・巨匠の熱っぽくうねるような指揮が聴かせどころ。録音時31歳のスイスのピアニスト、アッシュバッヒャーが、すっきりしたリリシズムを醸し出しています。なおターラの初出CD(FURT1004/7)では、ピッチが高くなっていましたが、リマスターCD(FURT1038)では、修正ずみ。(Ki)

SWR music
SWR-19416CD(1CD)
NX-B03
マーラー:交響曲第6番『悲劇的』 キリル・コンドラシン(指)
バーデン=バーデン南西ドイツ放送SO

録音:1981年1月13日-15日
バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ステレオ)
※CD94.217 再発盤
20世紀の名指揮者、キリル・コンドラシンが亡くなる2か月ほど前に残した南西ドイツ放送SOとのマーラー:交響曲第 6番のリニューアル盤。快速テンポで知られる1978年のレニングラード・フィルとのドライな演奏に比べると、各楽章のテンポは 幾分遅めであり、隅々まで丁寧な表情付けがされています。感情的になりがちな第1楽章や最終楽章でもコンドラシンらし い抑制の効いた表現による“純音楽”としてのマーラーがが繰り広げられています。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

ICA CLASSICS
ICAC-5148(4CD)
NX-F01
トーマス・ビーチャム名演集

【CD1】
(1)ハイドン:交響曲第99番 変ホ長調 Hob.I:99
(2)ハイドン:交響曲第101番 ニ長調「時計」 Hob.I:101
(3)ボッケリーニ:シンフォニア(序曲) ニ長調 Op.43 G521
【CD2】
(1)メンデルスゾーン:序曲「真夏の夜の夢」
(2)モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調「リンツ」K425
(3)モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K543
【CD3】
(1)ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
(2)ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
【CD4】
(1)ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
(2)リスト:ファウスト交響曲S108
トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
【CD1】
録音:(1)1954年9月16日 Royal Albert Hall, London(1)
(2)1959年10月25日 Royal Festival Hall, London(2)
(3)1956年8月23日 Usher Hall, Edinburgh Festival※初CD化
【CD2】
録音:Royal Festival Hall, London
(1)1956年11月14日※初CD化
(2)1954年12月15日※初CD化
(3)1954年4月7日※初CD化
【CD3】
録音:(1)1956年11月14日 Royal Festival Hall, London※初CD化
(2)1959年11月4日 BBC Studio 1, Maida Vale, London※初CD化
【CD4】
アレクサンダー・ヤング(T)
ビーチャム・コーラル・ソサエティ
録音:Royal Festival Hall, London
(1)1954年11月22日※初CD化
(2)1956年11月14日
全てライヴ録音:MONO
リマスタリング:ポール・ベイリー
トーマス・ビーチャムと言えば「英国の製薬会社の御曹司」であり、私財を投じてロンドンPOとロイ ヤルPOの2つのオーケストラを創設した“英国楽壇の名物男”と称された人です。 レパートリーは幅広く、特にイギリスの作曲家たちの作品の普及に力を尽くしたことで知られます。このライヴ録音でもハイド ンからワーグナーまで8人の作曲家の作品が収録されており、中には彼が好まなかったとされるベートーヴェンやブラームスの 交響曲も含まれています(ベートーヴェンの交響曲第2番は、BBC LEGENDSレーベルからリリースされた演奏とは別 ヴァージョンとなります)。 他にも、機知に富んだハイドンや、荘厳なリストの「ファウスト交響曲」など、晩年を迎えたビーチャムが手塩にかけて育てた ロイヤルPOと残した貴重な4枚組となっています。

ALBANY
TROY-1707(1CD)
グレート・アメリカン・オーケストラル・ミュージックVol.5
ジョージ・ウォーカー(b.1922):交響曲第5番《ヴィジョンズ》(声楽つき版)
交響曲第5番《ヴィジョンズ》(管弦楽のみ版)
イアン・ホブソン(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
)イヴォンヌ・レッドマン(S)、ジェロルド・シエナ(T) 、ダーレ・スミス(Br)、バリントン・コールマン(Br)、ロジャー・クーパー(Bs)
ジョージ・ウォーカーはアフリカ系アメリカ人としては早い時期から現代音楽の分野で作曲活動をしていた人物で1996 年にはピューリッツァー賞を受賞している。ルドルフ・ゼルキンにピアノを師事しピアニストとしても活動した。この交響曲第 5 番は 2016 年に作曲された単一楽章の作品でこのディスクには歌手たちが詩を朗読するヴァージョンと朗読なしのヴァージョンを収録。メシアンの語法を中心に20 世紀の様々な音楽の影響を受けた音楽。

Forgotten Records
fr-1449(1CDR)
ミュラー=クライ&ダマー
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」*
ベートーヴェン:交響曲第3番 「英雄」#
ハンス・ミュラー=クライ(指)
南西ドイツ放送SO
カール・ダマー(指)シュトゥットガルト州立O#

録音:1956年頃*、1959年頃#
音源: Le Club Mondial du Disque H. C. *他
Forgotten Records
fr-1455(1CDR)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64 *
「くるみ割り人形」組曲#
クルト・ヴェス(指)
ウィーン楽友協会O

録音:1952年ウィーン
音源: Remington R-199-9他


Treasures
TRE-200(1CDR)
ワルター厳選名演集Vol.2
ハイドン:交響曲第88番「V字」
シューベルト:交響曲第9番「グレート」
ブルーノ・ワルター(指)
コロンビアSO

録音:1961年3月4&8日、1959年1月31日&2月2,4,6日*(共にステレオ)
※音源:日COLUMBIA OS-307、英CBS SRBG-72020*
◎収録時間:74:08
“晩年のワルターの芸術性が奇跡的な次元にまで昇華した2大名演!”
■音源について
ハイドンは、3楽章のティンパニの弱音連打の質感を見事に捉えきっている国内初期ステレオ盤、シューベルトは、品格溢れる音質を誇る英国盤を迷わず採用しています。

★ワルター晩年の録音の中でも五指に入る2つの超名演!ワルター独自の温かな感性とロマンティックな歌のセンスは、録音技術の限界や、オケの特質、ワルター自身の迷い等ににより、その全てが出し切れていないことも少なくないですが、この2曲は全てが最良の形で演奏に反映してどこにも無理がなく、全てのニュアンスが結晶化しています。
特にシューベルトの魅力は、無尽蔵!美しく齢いを重ねた人間だけが成し得る奇跡の芸術と言う他ありません。第1楽章序奏から憧れと失意が入り混じったニュアンスが横溢。スローテンポが単に鄙びた味わい以外の風情を醸し出す点でも忘れられません。主部以降もメトロノーム的進行とは一切無縁。3:26のホルンの強奏など、造形を盤石にする配慮にも事欠きません。第2楽章は歌心に任せるだけではなく、主題の厳格なスタッカート処理に象徴されるように、意外なほどリズムを引き締めている点がポイント。アゴーギクを最小限に抑えることで、フレーズの末端で微かな余韻を際立たせるという老練の技にもうっとりするばかり。10:20からの低弦ピチカートも、これほど歌いきった演奏が他にあるでしょうか?第3楽章は、1946年盤でも見られたティンパニの追加がさらに功を奏し、究極のレントラーを実現。5:16の僅かな下降音型の呼吸感も鳥肌ものが。
終楽章は思い切った管楽器の補強が散見されますが、それがワーグナー風の派手さに傾かないのは流石。テンポは遅めですが、そうでなければならないほどニュアンスが充満しているのはもちろんのこと、弦が細かい音型を必死の形相で弾くという類の曲ではないことを優しく諭すかのように、確実に音楽の内面のニュアンスが表出されるのです。
ハイドンも、この演奏を聴かずしてこの曲は語れず、「芸は人なり」という言葉をこれほど痛感させる演奏も少ないでしょう。そして、老巨匠とは思えぬ表現の瑞々しさ!第2楽章のピチカートは、まるで涙のきらめき。古典的フォルム内に溢れんばかりの悲哀が何層にも詰まっています。
ワルターと言えばモーツァルトですが、少なくとも晩年に遺したどのモーツァルトの交響曲よりも、この2曲の充実度はずば抜けているいことを実感していただけることでしょう。【湧々堂】


King International
KKC-2141(3CD)
ライトナー/ブラームス:作品集
(1) 交響曲第1番ハ短調Op.68
(2) 交響曲第2番ニ長調Op.73
(3) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
(4) 交響曲第4番ホ短調Op.98
(5) ドイツ・レクイエムOp.45
フェルディナント・ライトナー(指)
NHK響
曽我栄子(S)、芳野靖夫(Br)、
国立音楽大学cho

録音:1988年12月18日サントリーホール(1)、1983年6月22日(2)、7月8日(3)以上NHKホール、
1983年7月14日名古屋市民会館(4)、1979年2月21日NHKホール(5)
(すべてステレオ・ライヴ)
N響にたびたび客演しておなじみのドイツの巨匠フェルディナンド・ライトナー。彼のブラームスは世界的に評価が高く、N響ともブラームスの交響曲 第1、2、4番を演奏しています。そのすべてをCD化。さらに「ハイドンの主題による変奏曲」と「ドイツ・レクイエム」も収録しました。悠然とした流 れのなかに人間的な温かみあふれる名演。N響のドイツ音楽の代表的名盤と申せましょう。ことに曽我栄子と芳野靖夫の名唱光る「ドイツ・レクイエム」 はもう一度聴きたかったという声の大きかった演奏です。ことに曽我女史はなんども歌った「ドイツ・レクイエム」の中でも最高の演奏でした。とのお墨 付き。ご期待ください。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1436(2CDR)
マーラー:交饗曲第3番 二短調*
ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲#
フローレンス・コプレフ(A)
プロ・ムジカcho*
リチャード・バーギン(指)ボストンSO

録音:1962年1月19日* 、1952年10月24日# 、(ライヴ)
Forgotten Records
fr-1439(1CDR)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 ハロルド・バーンズ(指)
北西ドイツRSO

音:1955年6月27日-29日、ハンブルク(ライヴ)
Forgotten Records
fr-1415A(1CDR)
イオネル・ペルレア〜モーツァルト :交響曲&序曲
交響曲第35番 「ハフナー」
交響曲第36番 「リンツ」
「後宮からの逃走」序曲*
「劇場支配人」序曲*
「フィガロの結婚」序曲*
「ドン・ジョヴァンニ」 序曲*
「魔笛」序曲*
「ティート帝の慈悲」序曲*
イオネル・ペルレア(指)
ウィーン・プロ・ムジカSO

録音:1956年3月*、1956年5月、ムジークフェライン大ホール
音源:Vox PL 8750他

Profil
PH-18002(1CD)
ブルックナー:交響曲第3番(1890年シャルク版) ゲルト・シャラー(指)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

録音:2017年9月23日/エーブラハ大修道院付属教会(ライヴ)
シャラーは2011年7月にも1874年キャラガン校訂版で同曲を録音していますが、今回は第3稿と呼ばれる1890年シャル ク版による演奏。
ブルックナーの交響曲第3番は彼が48歳だった1872-3年に作曲され、ワーグナーに捧げられました。48歳とはいえ晩成型のブルックナーにとって は初期の作で、1874-77年の第2稿、88-89年の第3稿と改訂を重ねています。推敲を経ていることと、第3稿は交響曲第8番と同時期で後期の円 熟味が反映され大きく雰囲気を変えているため、いちばん良いとする向きも多く、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュらもこの版を用いています。
解釈は基本的に一貫していますが、同一楽曲ながら大きな違いをじっくりと楽しむことができます。
ゲルト・シャラーは1965年バンベルク生まれ。1993年にハノーファー州立歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートさせ、1998年にブラウンシュ ヴァイク州立歌劇場、2003年から2006年までマグデブルク劇場の総音楽監督を務めました。ブルックナーのエキスパートで、ついにはオルガン独奏曲 まで奏してしまうほどのこだわりを見せています。

QUERSTAND
VKJK-1712(1CD)
ゲーゼ:交響曲第3番 イ短調 Op.15
メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」(シュテルツィク編、声楽入り版)
グレゴール・マイヤー(指)
カメラータ・リプシエンシス
ユーリア・ゾフィー・ヴァーグナー(S)
、マルティン・ペトツォルト(T)
ゲヴァントハウスcho

録音:: 2017 年3 月8,9 日ゲヴァントハウス,ライプツィヒ
メンデルスゾーンの宗教改革交響曲と、メンデルスゾーンに認められて名声を得た ゲーゼの交響曲第3 番を収録。この2 曲でなぜ歌手と合唱団の名があるのか?実は このCD に収録されているメンデルスゾーンの宗教改革交響曲は、第3 楽章と第4 楽 章に声楽が加えられたアレンジ物。編曲を手掛けたトルステン・シュテルツェクは1963 年、ザールフェルトの生まれ。ドイツ中部の町、ヒルトブルクハウゼンの教会音楽監督 を務めている。この編曲は2017 の宗教改革500 周年を祝して作られたもので、ブライ トコプフ・ウント・ヘルテル社から出版された。第4 楽章ではメンデルスゾーンが引用し たコラール「神は私たちの堅固な城砦」が、また第 3 楽章では詩篇「神よ、あなたは私 たちの避難所です」を用いた二重唱が加えられている。これが世界初録音。 グレゴール・マイヤーは合唱指揮者として活躍しており、1999 年にヴォーカルコンソー ト・ライプツィヒを創設。2007 年から、伝統あるゲヴァントハウス合唱団の音楽監督を務 めている。カメラータ・リプシエンシスは1992 年創設、近年はマイヤーの指揮でゲヴァ ントハウス合唱団との共演で成果を収めている。ユーリア・ゾフィー・ヴァーグナーはラ イプツィヒやドレスデンで活躍するソプラノ。マルティン・ペトツォルトはライプツィヒ歌劇場で30 年以上に渡って人気を博しているベテランのテノール。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1416A(1CDR)
ペルレアのモーツァルト
交響曲第25番 ト短調 K.183 *
交響曲第29番 イ長調 K.201 *
交響曲第32番 ト調調 K.318 #
交響曲第33番 変ロ長調 K.319 *
「バスティアンとバスティエンヌ」序曲+
「牧人の王」序曲+
「イドメネオ」序曲+
イオネル・ペルレア(指)
ウィーン・プロ・ムジカSO

録音:1956年3月+、1956年5月*、1957年#

音源: Vox, PL 8750 他
Forgotten Records
fr-1430(1CDR)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
ヘルマン・シュヴェルトマン(P)
アレクザンデル・パウルミュラー(指)*
ハイン・アーサー・ブラウン(指)
オーストリアSO

録音:1950年9月、1951年11月*、ブラームスザール、ムジークフェライン、ウィーン。音源:Remington R-199-76 *他
Forgotten Records
fr-1431B(2CDR)
リチャード・バーギン
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 #
マーラー:交饗曲第1番「巨人」
ルース・ポッセルト(Vn)#
リチャード・バーギン(指)ボストンSO

録音:1955年10月28日、ボストン・シンフォニー・ホール・ライヴ
Forgotten Records
fr-1420A(1CDR)
マーラー:交響曲第1番「巨人」 エイドリアン・ボールト(指)LPO

録音:1958年8月10日-13日(ステレオ)
音源: EVEREST, SDBR 3005


BR KLASSIK
BR-900714(11CD)
NX-H08
バイエルン放送響〜マーラー名演集


(1)交響曲 第1番 ニ長調「巨人」


(2)交響曲 第2番「復活」…CD初出音源

(3)交響曲 第3番 ニ短調

(4)交響曲 第4番 ト長調…初出音源

(6)交響曲 第6番 イ短調

(7)交響曲 第7番 ホ短調

(8)交響曲 第8番 変ホ長調「千人の交響曲」・・・RCA原盤

(9)交響曲 第9番 ニ長調
全て、バイエルンRSO

(1)ヤニク・ネゼ=セガン(指)
録音 2014年6月23-27日 ライヴ
(2)アニヤ・ハルテロス(S)/ベルナルダ・フィンク(A)、バイエルン放送cho、マリス・ヤンソンス(指)
録音 2011年5月13-15日 ライヴ
(3)ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)、アウグスブルク大聖堂聖歌隊、バイエルン放送女声cho
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音 2016年6月16-17日 ライヴ録音
(4)ユリアーネ・バンゼ(S)
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音 2005年11月3-4日 ライヴ
(5)マリス・ヤンソンス(指)
録音 2016年3月8-11日 ライヴ
(6)ダニエル・ハーティング(指)
録音 2014年3月20-22日 ライヴ
(7)マリス・ヤンソンス(指)
録音 2007年3月5-9日 ライヴ
(8)アレッサンドラ・マーク(ソプラノ…罪深き女)/シャロン・スウィート(ソプラノ…懺悔する女)/エリザベス・ノルベルイ=シュルツ(ソプラノ…栄光の聖母)/ヴェッセリーナ・カサロヴァ(アルト…サマリアの女)/リャン・ニン(アルト…エジプトのマリア)/ベン・ヘップナー(テノール…マリア崇敬の博士)/セルゲイ・レイフェルクス(バリトン…法悦の教父)/ルネ・パーペ(バス…瞑想する教父)/ベルリン放送cho/シュトゥットガルト南ドイツ放送cho
テルツ少年cho/バイエルン放送cho
サー・コリン・デイヴィス(指)
録音 1995年7月7-8日 ライヴ
(9)マリス・ヤンソンス(指)
録音 2016年10月17-21日 ライヴ
現代ドイツを代表するオーケストラ“バイエルン放送交響楽団”。 この11枚組BOXには、グスタフ・マーラーの9曲の交響曲が、マリス・ヤンソンスをはじめとする世界最高の指揮者たちによる演奏で収 録されています。メインとなるのは現首席指揮者ヤンソンスの演奏で、CDでは初のリリースとなる交響曲第2番「復活」をはじめ、第5 番、第7番、第9番の4曲を収録。以前、映像で発売されていた「復活」はハルテロスとフィンクの独唱も話題となりました。X オーケストラとゆかりの深いハイティンクの演奏も第3番と第4番の2曲を収録。87歳の巨匠による円熟の第3番はもちろんのこと、今回 初出となる2005年の第4番は、名歌手ユリアーネ・バンゼのしっとりとした歌声も含めハイティンクらしい温かみのあるマーラーに仕上がっ ています。 他には、ネゼ=セガンの「第1番」やハーディングの「第6番」、そしてRCAレーベルから発売された当初、その驚くほどの高音質と重厚な 演奏が話題となったコリン・デイヴィスの「第8番」も収録。 各々の指揮者の個性とともにオーケストラの性能も存分に味わえる交響曲集となっています。

Forgotten Records
fr-1406B(2CDR)
カイルベルトのモーツァルト
交響曲第38番プラハ」
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番「ジュピター」
歌劇「劇場支配人」良曲
ディヴェルティメント第1番 変ホ長調 K.113
セレナーデ第8番「セレナータ・ノットゥルノ」
6つのドイツ舞曲 K.509
2つのメヌエット K.463
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ヨーゼフ・カイルベルト(指)
バンベルクSO

音:1955年〜1959年
音源: Telefunken, SLT 43 012他
Forgotten Records
fr-1410(1CDR)
ミトロプーロス&ミネアポリス響
チャイコフスキー:交響曲第2番 「小ロシア」*
ラフマニノフ:交響詩「死の島」
ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲+
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ミネアポリスSO

録音:1945年3月2日、1946年3月10日*
音源: Columbia, ML 4252 他
Forgotten Records
fr-1390(1CDR)
ヘルマン・アーベントロート
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 Op.36 *
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」#
ヘルマン・アーベントロート(指)
ライプツィヒRSO

録音:1951年2月13日*、1952年#、
音源: Urania URLP 7-25他
Forgotten Records
fr-1395(1CDR)
エルンスト・ボルサムスキー
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番*
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲#
エルンスト・ボルサムスキー(指)
ベルリンRSO*、
ライプツィヒRSO#

録音:1948年*、1952年#
音源: Urania URLP 7098 他
Forgotten Records
fr-1399(1CDR)
ヴィノグラード〜「運命」他
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
シューマン:序曲「メッシーナの花嫁」 #
アーサー・ヴィノグラード(指)
ハンブルク・プロ・ムジカSO
ハンブルクPO#

録音:1956年頃、1955年頃#
音源: Parlophone PMC 1039 他

Profil
PH-17085(1CD)
ブラームス:交響曲第4番
大学祝典序曲/悲劇的序曲
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルンWDR響

録音:2017年 7月11-15日/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
交響曲第1&3番(PH 13028)、第2番(PH 17057)に続く、サラステ&ケルンWDR響によるブラームス交響曲の完結篇。今回は第4番と2つの 序曲。サラステはブラームスに熱意を示し、協奏曲を含むオーケストラ曲を連続でとりあげて注目されていますが、今回の3曲も2017年夏のコンサート・ ライヴで、練り上げられた解釈と説得力に驚かされます。 交響曲第4番はブラームス晩年の作風を示す渋く深い瞑想性にあふれていますが、サラステはやや速めのテンポと威圧感のなさで、シベリウスを思わ せる透明感を紡ぎ出しています。「大学祝典序曲」も「悲劇的序曲」も推進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいますが、やはり北欧の物語を聞 いているような描写性を感じます。ついに完結したサラステのブラームス交響曲全集、円熟ぶりと新鮮さでユニークな決定盤が登場したと申せましょう。 (Ki)

LSO Live
LSO-3042
(1DVD+1Blu-Ray)
メシアン:天国の色彩(天の都市の色彩)
ブルックナー:交響曲第8番(1939年ハース版)
サイモン・ラトル(指)LSO
ピエール=ロラン・エマール(P)

収録:2016年4月バービカン・ホール(ロンドン)/ライヴ
STEREO
24bit 48kHz PCM
リージョン:all、1h44’
メシアンとブルックナーは、二人とも敬虔なカトリックであるという点で共通しています。メシアンの「天国の色彩(天の都市の色彩)」は、ピアノと管 打楽器によって、タイトルにもある天の都市をめざす、極彩色の衣をまとった巡礼者たちの行列を思わせる音世界の作品。管楽器による美しいコラールが エマールのピアノによってさらにきらきらと彩られ、さらにクラリネットや打楽器が加わります。聴き手はこのメシアンによる極彩色のいわばカテドラルのよ うな音楽によって耳をひらかれます。そして、休憩をはさんで演奏された、劇的な対比を成すブルックナーの壮大な交響曲第8番の世界、異なる大聖堂 へといざなわれます。ブルックナーでは、LSOのメンバーは、フォルテとフォルティシモの区別も明確、そして絶美のピアニッシモまでラトルの音楽を完璧 に表現。ラトルによるブルックナーの明晰な解釈と、LSOの底力を実感する内容です。 (Ki)

Onyx
ONYX-4188(1CD)
ターネジ:2本のヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲「シャドウ・ウォーカー」(世界初録音)
ベルリオーズ:幻想交響曲
ヴァディム・レーピン(Vn)、
ダニエル・ホープ(Vn)、
サッシャ・ゲッツェル(指)
ボルサン・イスタンブールPO
2017年10月19日にイスタンブールで世界初演で大喝采を浴び、エッセン、リュブリャナ、ウィーン、チューリッヒで立て続けに演奏されたターネジの新作「シャドウ・ウォーカー」は、イギリスのアーティスト、マーク・ウォリンガーに献呈された25分ほどの作品。きわめてよく溶け合うホープとレーピンのヴァイオリンのサウンドと、それぞれのキャラクターから生まれた相乗効果に期待が高まります。 また、プログラムの後半に演奏されたベルリオーズの「幻想交響曲」にも要注目!このムジークフェライン・ザールでのライヴは、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」やレスピーギの「シバの女王ベルキス」の素晴らしい演奏を聴かせてくれたサッシャ・ゲッツェルとボルサン・インスタンブール・フィルの新たな看板となるに違いありません。

LSO Live
LSO-0816
(3SACD+BluRay Audio)
限定盤
ゲルギエフ&LSO/ラフマニノフ・ボックス
(1)ラフマニノフ:交響曲第1番
(2)ラフマニノフ:交響的舞曲
(3)ラフマニノフ:交響曲第2番(完全全曲版)
(4)バラキレフ:交響詩「ロシア」
(5)ラフマニノフ:交響曲第3番
(6)バラキレフ:交響詩「タマーラ」

■Blu-Ray Audio
ラフマニノフ:交響曲第1-3番、交響的舞曲、バラキレフ:交響曲「ロシア」「タマーラ」の順に収録
ワレリー・ゲルギエフ(指)LSO


録音:(1)2015年2月19日
(2)2009年5月7 & 8日
(3)2008年9月20 & 21日
(4)2014年11月11 & 13日
(5)2014年11月11 & 13日
(6)2015年2月19日
全て、ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
ゲルギエフがLSOを指揮してのラフマニノフが、お買い得価格ボックスで登場!しかも、ブルーレイ・オーディオつきというから見逃せません。 【交響曲第1番】 本作はラフマニノフの野心作でしたが、1897年に行われた初演が未曾有の大失敗に終わり、ラフマニノフは重いノイローゼとなり作品は封印されました。 今日録音はかなりあるものの、交響曲第2番などと比べ甘いメロディもなく、尖った作品のイメージがあります。しかしゲルギエフの演奏は、初めて聴く かのように新鮮。全体にいびつな感じはなく、むしろラフマニノフならではのしなやかで繊細なフレージングが息づいています。
【交響的舞曲】
ラフマニノフ一流の哀愁と抒情を漂わせたメロディと、リズミカルな要素とがうまくブレンドされた「交響的舞曲」は、病と望郷の念で憔悴のなか持てる 精魂を振り絞って回顧するかのように「第1 交響曲」や「晩祷」といった自作の引用も特徴的なラフマニノフ最後の作品。
【交響曲第2番】
ゲルギエフは、ラフマニノフの第2 交響曲を1993 年にもうひとつの手兵マリインスキー劇場管とセッション録音しています。このときも当コンビ初のラフ マニノフの交響曲録音でしたが、以来15 年ぶりの、第2交響曲録音となりました。ピアノ曲そのままに、ラフマニノフが思いのたけを込めた甘美なメロディ が聴く人の心を強く締めつける第2 交響曲。完全全曲版による演奏です。
【バラキレフ:交響詩「ロシア」】
本作はバラキレフ自作の「ロシアの主題による序曲第2番」を作曲者自身が改訂したもので、ヴォルガ河流域を調査して収集した3つの民謡(ゆったり した婚礼の歌とふたつの輪舞)をもとに、作中では素材として自在に扱われています。民俗色ゆたかな親しみやすい内容で、こちらも雰囲気満点の演奏が 楽しめます。
【交響曲第3番】
ラフマニノフがロシアを遠く離れ、およそ20年近くを経た1935年から36年にかけて亡命先のルツェルンで書き上げた交響曲第3番は、 切々と迫る抒情と熱くたぎる激情にあふれ、抑えることのできない祖国への思いが色濃く投影された作品。ラフマニノフのトレードマークともいえるグレゴ リオ聖歌「怒りの日」が効果的に使われ、交響的舞曲との相関も指摘されるフィナーレもやはりゲルギエフのうまさが全面に出た場面といえるでしょう。 【バラキレフ:交響詩「タマーラ」】 ゲルギエフの故郷カフカスの音楽素材を用い、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を先取りするようなオリエンタリズムの世界を描いています。 バラキレフ独特のボルテージの高さがゲルギエフにぴったり。めくるめく極彩色の絵巻として楽しめます。 (Ki)

Edition Taschen phil.
ETP-010(6CD)
NX-F01
ベートーヴェン:交響曲全集 ペーター・シュタンゲル(指)
タッシェンPO
アンドレア・ローレン・ブラウン(S)
ウルリケ・マロッタ(Ms)
マルクス・シェーファー(T)
ベルンハルト・シュプリングラー(Bs)

録音:2016年6月4.5日 ライブ
「史上最少のオーケストラ」タッシェン・フィルハーモニーのベートーヴェン交響曲全集。最初に7番がリリースされた際には大き な話題となった演奏が遂に全集盤で登場します。 「ポケット・フィル」とも呼ばれるタッシェン・フィルは12名から20名の腕利き奏者たちによるアンサンブル。世界中から集まったメ ンバーの中には日本人のオーボエ奏者、町田秀樹さんも含まれます。彼らは「ベートーヴェンの交響曲」が後世の作曲家た ちに与えた影響を探りながら、作品の存在意義と、ベートーヴェン自身の音楽語法を、最小限の音で表現していきます。大 オーケストラでは成し得ない透明で繊細な響きと、奏者たちの妙技をじっくりお楽しみください。

Forgotten Records
fr-1376(1CDR)
ロジンスキ/ブラームス:交響曲集
第1番 ハ短調 Op.68 *
第2番 ニ長調 Op.73 #
アルトゥール・ロジンスキ(指)
NYO

録音:1945年1月8日*、1946年10月14日#
音源: Columbia ML-4016 他
Forgotten Records
fr-1375(1CDR)
ミトロプーロス/フランク&ショーソン
フランク:交響曲 ニ短調 *
ショーソン:交響曲 変ロ長調 Op.20 #
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ミネアポリスSO

録音:1939年12月* 、1946年3月#
音源: Columbia RL 3006*、 ML-4141 #
Forgotten Records
fr-1380(1CDR)
リムスキー=コルサコフ:交響曲第2番「アンタール」
ラフマニノフ:交響的舞曲#
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
クリーヴランドO
ロチェスターPO#

録音:1949年頃、1954年頃#
音源: Columbia ML 2044 他
Forgotten Records
fr-1384(1CDR)
ラインハルト〜ハイドン:交響曲集
第45番 嬰へ短調 Hob.I: 45「告別」
第82番 ハ長調 Hob.I: 82「熊」
第96番 ニ長調 Hob.I: 96「奇跡」#
ロルフ・ラインハルト(指)
バーデン=バーデン南西ドイツRSO
シュトゥットガルト・プロ・ムジカO#

録音:1955年10月、1950年代初頭#
音源: Vox PL 10340
Forgotten Records
fr-1385(1CDR)
オーマンディ&ラインスドルフ
プロコフィエフ
:古典交響曲*
交響曲第5番 変ロ長調 Op.100 #
ユージン・オーマンディ(指)*
エーリヒ・ラインスドルフ(指)#
ボストンSO

録音:1962年8月18日*、1961年2月3日#、ボストン・シンフォニー・ホール(ライヴ)

Edition HST
HST-114(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813):交響曲集第23巻Bryan C28 B8
ヴァンハル:交響曲変ロ長調Bryan B8
〜伝ヴァンハル;F.X.Koerzl ケルツル作
ヴァンハル:交響曲ハ長調Bryan C28
ディッタース:交響曲ト長調Grave G6
ディッタース:交響曲ト長調Grave G7
ディッタース:交響曲ニ長調Grave D8
ハイドン・シンフォ二エッタ
トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)

録音: 2017 年11 月8 日、埼玉・三芳町センターホール にてライヴ収録
※全曲世界初録音!
★チェコ・ドクシー宮と作曲家ケルツル
ヴァルトシュタイン候Count Emanuel Philipp von Waldstein (1731- 75) は、ちょうど ハイドンが仕えたエステルハージ候のように音楽好きで、彼が治めていた時代1760- 70 年代前半には宮廷楽団が整備された。そこへケルツルも雇われ、当時ヴィーンで 流行っていたヴァンハル、ディッタース、オルドニュスらの写筆譜が収集され演奏さ れ、また時には自作の交響曲も実演したのであろう。ケルツル作の30を超える交響曲も保管されている。 ※都合により第21,22 巻は後日発売予定となりました。
Edition HST
HST-105(1CD)
税込定価
ヴァンハル(1734 -1813):交響曲集第20巻Bryan d2 f1 a1
交響曲ヘ短調Bryan f1 (プラハ版) (1773-74?)*
交響曲イ短調Bryan a1 (1773-74?)
交響曲ニ短調Bryan d2 (1773-74?)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)

録音:2016 年1 月15 日、東京・オペラシティ近江楽堂 にてライヴ収録
*=世界初録音:
18 世紀中のヴァンハル・コレクターの一つ、チェコ、ヴァルトシュタイン・ドクシー宮のコレクションから短調交響曲3曲を収録。ヴァルトシュタイン伯爵は、ちょうどハイドンのエステルハージ候のように当時の音楽芸術の重要なパトロンであった。 独レーゲンスブルクにも同曲集の写筆譜が伝承されているが、地理的な優位性か、プラハ版の方が自筆譜に近い精度の高い写譜となっている。

LPO
LPO-0103(1CD)
NX-A13
ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番「レニングラード」 クルト・マズア(指)LPO

録音:2003年12月13日 ライヴ
ショスタコーヴィチの交響曲の中で最も長大な作品として知られる交響曲第7番「レニングラード」。1942年の初演後、「国 家機密」扱いされた総譜はマイクロフィルムに収められ、連合国側へと送られました。その後6月29日に、この曲のロシア以 外での初演を行ったのがヘンリー・ウッド指揮のロンドンPOであり、オーケストラにとってもこの曲は大 切なレパートリーとなっています。 日本でも馴染み深い名指揮者クルト・マズアが、ロンドンPOの首席指揮者に就任したのは2000年 ですが、それ以前の1987年からしばしば共演を行い、長らく密接な関係を築いてきました。自主制作レーベル「LPO」を立 ち上げたのもマズアであり、オーケストラのレパートリーの拡大にも努め、自身が得意としたショスタコーヴィチ作品の録音も 行っています。 マズアは1998年にニューヨーク・フィルハーモニック、2006年にはフランス国立Oと「レニングラード」の録音を行っおり (いずれもライヴ録音)、マズアのこの作品における愛着の深さを感じさせます。今回のロンドン・フィルとの演奏は1998年 の演奏よりも幾分早めのテンポを取り、メリハリのある引き締まった演奏を聴かせます。

TOCCATA
TOCC-0459(1CD)
NX-B03
ロドニー・ニュートン(1945-):管弦楽作品集 第1集
交響曲 第1番(1967-1969)
交響曲 第4番(1975)
Distant Nebulae かなたの星雲(1979)
ポール・マン(指)マラガPO

録音:2017年9月18-22日
初録音
イギリスの作曲家ロドニー・ニュートンの作品集。もともとオーケストラでティンパニ、打楽器奏者として活躍し、ブラス・バンドの 作品を多く書いていた作曲家ですが、管弦楽のための作品はほとんど知られることがありませんでした。今回初録音となる2 曲の交響曲は、ヴォーン・ウィリアムズやマルコム・アーノルド作品を思わせる「英国管弦楽作品」の伝統に則ったもので、大い なる自然の描写や、淡い色彩感を持つ管弦楽法が駆使された雄大な音楽です。特にゆっくりとした楽章での独特な雰囲 気は、聴き手に強い印象を残します。
TOCCATA
TOCC-0455(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ブルク(1937-):管弦楽作品集 第1集
交響曲 第17番「人生の喜びに」(2016)
交響曲 第18番 「ダウガフピルス」(2017)*
ゲルトゥルダ・ジェリョーメンコ(P)
アンダ・エグリーテ(コクル=クアクレ)
マリス・クプツス(指)
リエパーヤSO

録音:2017年1月9-11日、2017年9月5-8日*
初録音
ウクライナのハリコフで生まれ、1974年からはフィンランドに在住する作曲家ブルク。専ら「タンゴ」の作曲家として知られます が、彼の作品の中で最も重要な位置を占めるのは、18曲ある交響曲と、ユダヤ教のテーマに基づく作品、そして第2の故郷 とも言えるフィンランドの神話「カレリア」に触発された作品群です。このアルバムには2曲の交響曲を収録。ピアノを伴う交響 曲第17番「人生の喜びに」は、度重なる障害を乗り越えた彼自身の自伝的な作品で、賑やかな終楽章が勝利を表してい ます。交響曲第18番はラトビアに伝わるユダヤの民謡がモティーフであり、ラトビアの家から追放されたという彼の祖父母に敬 意を払って書かれた作品です。変奏曲形式による終楽章は神秘的な美しさに溢れています。


Altus
TALT-031(1CD)
マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』 ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツRSO

録音:1969年1月6日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ、ステレオ)
殿堂入り名盤復活!!
イッセルシュテットが主兵・北ドイツ放送響を振ったターラ・レーベルの名盤をリマスタリング復刻。音質一新で世に問う稀代の名演です。ドイツ流儀 の硬派な音造りでじっくりと築きあげた『巨人』。楽譜をひたすらに音にしていくことに集中した演奏で、悠々たる足取りと高精度のアンサンブルが魅力。 第2楽章などかなり遅いテンポで驚きますが、緊張感が高く音に張りがあり凄い集中力です。第3楽章の節回しも感情の噴出とは程遠い純音楽的アプロー チで美しい佇まい。フィナーレは破綻なく均整の取れた演奏で大きなクライマックスを作っており、終わってみると動かしようのない巨大山脈のような音楽 が見えてきます。
イッセルシュテットは1945年から26年間、北ドイツ放送響の初代首席指揮者を務めこのオーケストラを鍛え上げました。オーケストラ創設時には自 ら大戦直後の捕虜収容所を回り演奏家を集めてもいます。両者の関係は切っても切れないもので、熱い信頼関係に裏打ちされた堅実な演奏が魅力です。 (Ki)

Altus
TALT-032(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 ルース・マーグレット・プッツ(S)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツRSO

録音:1966年1月9・10日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ、モノラル)
殿堂入り名盤復活!!
イッセルシュテットが主兵・北ドイツ放送響を振ったターラ・レーベルの名盤をリマスタリング復刻。音質一新で世に問う稀代の名演です。ドイツ流儀 の硬派な音造りが音楽本来の美質を浮き彫りにしたマーラー4番。イッセルシュテットならではの落ち着いたテンポ感が印象的。弦楽のしなやかな動きは 自然体で美しく、この曲の持つ牧歌的な雰囲気をたたえています。第3楽章でじっくりと変奏を重ね盛り上げていく展開も無駄な力みがなく絶妙の語り口。 フィナーレのプッツの歌は穏やかで天国的。音楽の流れにしっかりと動きがありつつも心地よい世界が広がります。イッセルシュテットは1945年から26年間、北ドイツ放送響の初代首席指揮者を務めこのオーケストラを鍛え上げました。オーケストラ創設時には自 ら大戦直後の捕虜収容所を回り演奏家を集めてもいます。両者の関係は切っても切れないもので、熱い信頼関係に裏打ちされた堅実な演奏が魅力です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00662(1SACD)
2018年3月21日発売
ハイドン交響曲集Vol.3
交響曲 第96番 ニ長調 Hob.I: 96 「奇蹟」
交響曲 第18番 ト長調 Hob.I: 18*
交響曲 第99番 変ホ長調 Hob.I: 99*
交響曲 第30番 ハ長調 Hob.I: 30 「アレルヤ」
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

2015年11月20日、2016年2月26日*
いずみホール・ライヴ
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏する一大プロジェクト「ハイドンマラソン」は、音楽業界に新たな旋風を巻き起こしています。当盤は公演第3回と第4回のライヴ・レコーディング盤となります。 日本センチュリー響と、2014年に首席指揮者に迎えられた飯森は、幾度の公演を重ねるなかで、信頼関係を築いてきました。精緻な構築、細部まで行き渡る感性で、こだわりぬいた演奏を聴かせています。気品にあふれたサウンドは、まさに彼らの真骨頂です。

C Major
74-4608(DVD)

74-4704(Bluray)
ブルックナー:交響曲第1番(リンツ稿) シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指)
映像監督:アンドレアス・モレル

収録:2017年9月6日、フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCM2.0, DTS5.0
リージョン:All、58分
◆Bluray
画面:HD 16:9
音声:PCM2.0,
DTS-HD-MA5.0
リージョン:All、58分
2012年のティーレマン首席指揮者就任以来進めているプロジェクト でこれまでに、第7番(2012年収録/Opus Arte)、第8番(2012年収録)、第5番(2013年収録)、第9番(2015年収録)、第4番(2015 年収録)、第6番(2015年収録)、第3番(2016年収録)がDVD&BDで発売されています。今回リリースされるのは交響曲第1番。 1868年5月にブルックナー自身の指揮により初演されました。ブルックナーは当時リンツの大聖堂のオルガニストを務めており、初演も同地で行われま した。その後ブルックナーは、1868年10月にウィーン移り新しい交響曲に次々ととりかかりますが、旧作品の改稿も同時に行っていました。この第1 番は1877年、1884年、さらに1890年頃にかけて改訂が行われ、これが<ウィーン稿>となります。他の交響曲と比べるとこの第1番は、ブルックナー 自身も「生意気な小娘」と評していたように、その野趣に富むブルックナー初期の作風が好まれ、改訂前の稿である<リンツ稿>の方が演奏される機会も 比較的多い作品です。 ティーレマンの緻密な描写力、シュターツカペレ・ドレスデンの重厚なサウンドはそのままに、初期作品の活気をたたえた演奏。シュターツカペレ・ドレス デンといえばワーグナーとR・シュトラウスが君臨していましたが、1895年にアドルフ・ハーゲン指揮で演奏して以来、ベーム、カイルベルト、ヨッ フム、シノーポリ、ハイティンク、らが取り上げており、このブルックナー・チクルスもティーレマンとオケが互いに築き上げてきた成果を感じることができ ます。 (Ki)

CPO
CPO-777577(1CD)
NX-B10
ヨハン・ネポムク・ダーフィト(1895-1977):交響曲集 第2集
交響曲 第2番 Op.20
交響曲 第4番 Op.39
ヨハネス・ヴィルトナー(指)
ウィーンRSO
既発売の第1集(777741)で、その独特な音楽語法を聴かせたオーストリアの作曲家ダーフィトの交響曲集第2集。ダー フィトの本職は音楽教師であり、作品はごく僅かしか残されていません。しかし、シェーンベルク譲りの和声法と、ブルックナー を思わせる厳格な対位法が混在する現代的な曲調を持つ作品は、とても魅力的であるとともに、交響曲第6番では第3 楽章に「ウィンナ・ワルツ」が置かれるなど、ウィーン音楽の伝統もしっかり継承しています。第2集には第2番と第4番の交響 曲を収録。どこかエレガントな風情を持つ曲を、ワルツの名演で知られるヴィルトナーが指揮しています。

Forgotten Records
fr-1356(1CDR)
クリュイタンス&マルツィ
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV.1042 #
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕前奏曲
ブラームス:交響曲第4番
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
アンドレ・クリュイタンス(指)NYO

録音:1957年11月10日カーネギー・ホール(ライヴ(
Forgotten Records
fr-1357(1CDR)
リスト:ファウスト交響曲 チャールズ・アドラー(指)
ウィーンSO、
ウィーン国立歌劇場cho

録音:1955年頃
音源: SPA-44
Forgotten Records
fr-1360(1CDR)
クリュイタンス&チッコリーニ他
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ドビュッシー:カンタータ「選ばれし乙女」*
フランク:交響的変奏曲#
オネゲル:ピアノ協奏曲 H.55 #
ビドゥ・サヤン(S)*
モーリン・フォレスター(A)*
アルド・チッコリーニ(P)#
ウェストミンスターcho*
アンドレ・クリュイタンス(指)NYO

録音:1957年11月17日カーネギー・ホール(ライヴ)

Hyperion
CDA-68193(1CD)
ベルリオーズ:イタリアのハロルド Op.16、
 囚われの女 Op.12(作曲者自身による管弦楽版)
マルティーニ(ベルリオーズ編):愛の喜びは
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド
ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
ローレンス・パワー(Va)、
アンドルー・マンゼ(指)ベルゲンPO

録音:2017年5月4日−7日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
英国の名匠アンドルー・マンゼがノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲン・フィルを振ったベルリオーズの管弦楽作品集。注目は、ローレンス・パワーがソロを務める "ヴィオラ独奏付き交響曲" 「イタリアのハロルド」!
ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍し、ソリストとしても30を超えるアルバムを送り出している現代最高峰のヴィオリスト。「イタリアのハロルド」だけでなく、自作の歌曲「囚われの女」やマルティーニの歌曲「愛の喜びは」からベルリオーズが編曲したオーケストラ伴奏版でもローレンス・パワーの妖艶なるヴィオラの音色が堪能できます(ちなみに、両歌曲のソロパートをヴィオラ版へと編曲したのは、名ヴァイオリニストとしても名を馳せたアンドルー・マンゼです)。
また、ベルリオーズが編曲したウェーバーの「舞踏への勧誘」などカップリングも秀逸。パワー、マンゼ、ベルゲン・フィルの情熱的なパフォーマンスによるベルリオーズの「イタリアのハロルド」にご期待あれ。

Forgotten Records
fr-1339A(1CDR)
エットーレ・グラチス〜メンデルスゾーン
交響第3番「スコットランド」*
交響曲第4番「イタリア」#
エットーレ・グラチス(指)
ヴェネツィア・フェニーチェ劇場O
Forgotten Records
fr-1342(1CDR)
カレル・シェイナのドヴォルザーク
交響曲第5番 ヘ長調 Op.76 *
スケルツォ・カプリツィオーソ Op.66 #
祝典行進曲
カレル・シェイナ(指)チェコPO

録音:1952年1月21日* 、1943年3月#
※音源: Supraphon DV 5298 *、Esta M 5058-59
Forgotten Records
fr-1345(1CDR)
ボロディン:交響曲第1番*
チャイコフスキー:交響曲第4番#
コンスタンチン・イワーノフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1952年頃(モノラル)*、1960年代初頭(ステレオ)#
音源:Le Chant du Monde LD-A-8060 *
Forgotten Records
fr-1346(1CDR)
アルベール・ヴォルフ&ダルレ
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲 Op.25 *
ルーセル:交響曲第3番 ト短調 Op.42 #
フローラン・シュミット:3つの狂詩曲 Op.53 〜ウィーン狂詩曲+
ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)*
アルベール・ヴォルフ(指)
ラムルーO

録音:1932年、1931年+
音源 : Polydor 566130-31 *、 566098 他
Forgotten Records
fr-1349(1CDR)
ハイドン:交響曲第88番「V字」*
 トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VII: 1 #
シベリウス:交響曲第2番 +
アドルフ・シェルバウム(Tp)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツRSO

録音:1962年11月12日*、1958年3月3日# 、1955年+
音源: Capitol P 18009他

Sterling
CDS-1113-2(1CDR)
マルティン・シェルバー:交響曲第1番&歌曲集
交響曲第1番 ニ短調(1938)
ゲーテの詩による7つの歌(1930)*
なんと美しかったことか, あの時間(1950)*
2つの歌曲(1946)**
歌曲集 「子供の歌」 正編(1930)**
歌曲集 「子供の歌」 続編(1937)**
3つの歌曲(Drei Lieder)(1937)**
アドリアーノ(指)ブラティスラヴァSO、
トーマス・ハイヤー(T)*/**、
ラルス・イェンソン(P)*、
ヘダイェット・ジェディカー(P)**、
ラウラ・クロム(Vn)(「子供の歌」正編 第1曲)


2014年8月16日−17日、スロヴァキア放送第1スタジオ(ブラティスラヴァ、スロヴァキア)(交響曲)、2009年4月6日−7日、*、2016年3月9日−10日、14日−15日**、フランクフルト音楽舞台芸術大学大ホール(フランクフルト・アム・マイン、ドイツ)
マルティン・シェルバーは、1907年、ニュルンベルク生まれ。誰もが一匹狼と認め、その経歴についてはほとんど知られていないと言われます。幼少期からヴァイオリンとピアノを弾き、1922年にピアニストとしてデビュー。その翌年、最初の作品を発表しました。第2次世界大戦に従軍、戦後は音楽教育と作曲に専念しています。
交響曲が3曲、1930年から1937年にかけて2つの「子供の歌」をはじめとする歌曲集と単独の歌曲を作曲しています。交響曲第1番は、後の2曲と同じく一楽章で書かれ、「主題」とみなされる楽想を基本にしたアレグロ、アダージョ、スケルツォ、フィナーレの4つの部分から構成される作品です。「第1交響曲の世界は私の心に近く、はっきり言うと、この世界のなによりも私が大切に思う作品」(シェルバー)。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Forgotten Records
fr-1328(1CDR)
オッテルロー&モラルト〜レーガー&シュミット
レーガー:ロマンティック組曲 Op.125*
フランツ・シュミット:交響曲第4番#
ヴィレム・ファン・オッテルロー(指)ハーグPO*
ルドルフ・モラルト(指)ウィーンSO#

録音:1956年3月8日* 、1954年9月7日#
※音源: Philips A 00486 L
Forgotten Records
fr-1327(1CDR)
オーマンディ&イストミン
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
プロコフィエフ:交響曲第6番
ユージン・イストミン(P)*
ユージン・オーマンディ(指)
ボストンSO

録音:1962年8月19日、ボストン・シンフォニー・ホール(ライヴ)
Forgotten Records
fr-856(1CDR)
エウィット〜ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
交響曲第5番「運命」
モーリス・エウィット(指)
エウィットO

録音:1955年
※音源: Les Discophiles Francais DF 61
Forgotten Records
fr-1329(1CDR)
チャールズ・アドラー
ストラヴィンスキー:交響曲第1番
ミヨー:交響曲第4番#
チャールズ・アドラー(指)
ウィーンSO

録音:1955年1月30日 、1954年# 、
※音源: Unicorn UNLP 1006
Forgotten Records
fr-1332B(2CDR)
リステンパルトのモーツァルト
交響曲第26番 変ホ長調 K.184
交響曲第28番 イ長調 K.201
交響曲第29番 イ長調 K.201
交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」#
交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」+
フルートとハープの為の協奏曲 ハ長調 K.299 *
オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 **
ファゴット協奏曲 変ホ長調 K.191 ##
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)*
ドーラ・ワグネル(Hp)*
ピエール・ピエルロ(Ob)
ポール・オンニュ(Fg)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O

録音:1954年9月* 、1954年頃 、1956年4月## 、1956年頃** 、1954年1月+ 、1954年6月#
※音源: Les Discophiles Francais DF 117

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99123(1CD)
セルゲイ・スロニムスキー(1932-):交響曲第2番(1978)*
カンタータ「A Voice from the Chorus (Голос из хора)」(アレクサンドル・ブロークの詩による、独唱、合唱、オルガンと管弦楽の為の;1963)+
レニングラードPO*
エフゲニア・ゴロホフスカヤ(Ms)+
セルゲイ・レイフェルクス(Br)+
レニングラード国立カペラcho+
ユーリー・セミョーノフ(Org)+
レニングラード・フィルハーモニー室内O+
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)

録音:1977年+、1979年*、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト、ADD
原盤:Melodiya
セルゲイ・スロニムスキーはレニングラード(現サンクトペテルブルク)に生まれたロシアの作曲家。ボリス・アラポフ(1905-1992)、ヴィッサリオン・シェバリーン(1902-1963)に作曲を師事。レニングラード(サンクトペテルブルク)音楽院教授を務める他、ピアニストや音楽学者としても活躍。+は作品名の日本語の定訳が見つからないため英語訳を表記しましたがロシア語で歌われています。両音源とも初のCD化です。

ALTO
ALC-1335(1CD)
モーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318
  交響曲第35番 ニ長調 K.385
  交響曲第36番 ハ長調「リンツ」K.425
  交響曲第38番 ニ長調「プラハ」K.504
カール・ベーム(指)BPO

録音:1961-1962年 
原盤:Deutsche Grammophon
ALTO
ALC-1358(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(1878年稿ノヴァーク版/フィナーレ:1880年稿) ベルナルト・ハイティンク(指)LSO

録音:2011年6月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤:LSO Live
ALTO
ALC-1366(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」 ロンドンSO
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指)

録音:2002年3月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤:LSO Live

Forgotten Records
fr-1322A(1CDR)
シューベルト:交響曲集
交響曲第4番「悲劇的」*
交響曲第9番「グレート」#
イオネル・ペルレア(指)
ベルリンRIAS響*、バンベルクSO#

録音:1954年頃、/1956年9月#
※音源: Bertelsmann 13161 *、Vox PL 10200 #
Forgotten Records
fr-1326(1CDR)
スウォボダのロシア音楽
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」*
リムスキー=コルサコフ:ロシアの主題によるシンフォニエッタ# /
 ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op.30 +
パウル・バドゥラ=スコダ(P)+
ヘンリー・スウォボダ(指)
ウィーン国立歌劇場O*、
ウィーンSO

録音:1949年12月23日#、1951年頃+、1952年頃*
※音源: Concert Hall CHS 1139 他

フォンテック
FOCD-9774(1CD)
UHQCD
税込定価
2018年3月7日発売
朝比奈/新日本フィル/ベートーヴェン交響曲全集2
交響曲第2番/交響曲第4番
朝比奈隆(指)新日本PO

収録:1997年11月12日、98年3月16日サントリーホール・ライヴ(初出音源)
巨匠自ら「相性が良い」と語っていた第2番。そして「普通に考えられているよりもずっとエレルギーがあ る」と称した第4番という初期?中期の導入部を持つ2作品を収録。 フルートが1本という、9曲の交響曲のなかで最も編成の小さい第4番ですが、朝比奈の演奏スタイルは不 変です。巨大な伽藍の出現を想起させる変ロ短調で奏される35小節の導入部---<英雄>、<運命>の間に 位置する同曲を、「北欧神話の巨人の間に挟まれたギリシャの乙女」と例えたのはシューマンでした。朝比奈 の演奏は、この評を覆す大交響曲の出現を告げています。 UHQCDで十全に響き渡る明晰な録音---新たな至宝の登場です。(フォンテック)
フォンテック
FOCD-9775(2CD)
税込定価
2018年3月7日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 川瀬賢太郎(指)
名古屋フPO&神奈川PO

収録:2016年6月25日横浜みなとみらいホール・ライヴ
名古屋フィル指揮者にして神奈川フィル常任指揮者である川瀬賢太郎が取り持った、両団体初の 合同演奏を収録。 「ソ連のプロバガンダ」「ナチスだけでなくソ連政府の暴力をも告発」「壮大なる愚作」等―― 思想的背景により評価が揺らいできたこの大作。作曲から75年を経て、川瀬は総勢130名の 巨大編成による豪華絢爛たる響きを、純音楽的な高みへと導きます。 川瀬賢太郎は、本年9月よりオーケストラ・アンサンブル金沢の常任客演指揮者も兼務します。(フォンテック)

Signum Classics
SIGCD-530(1CD)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27 ウラディーミル・アシュケナージ(指)
フィルハーモニアO

録音(ライヴ):2015年11月5日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン、イギリス)
に入ってからはシドニーSOと、いずれも名盤の誉れが高い全集録音を残しているアシュケナージ。
2017年に発売された「交響曲第1番(SIGCD 484)」は、英BBCミュージック・マガジンでは「おそらく、アシュケナージの交響曲録音のなかでもっとも満足のいくもの」と激賞され、レコード芸術の海外盤REVIEWでも「今月の特選盤」&「特筆すべき音質優秀盤」に選定されるなど絶大な評価を得ています。

Linn
CKD-601(2CD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調 Op.68/交響曲第2番ニ長調 Op.73/交響曲第3番ヘ長調 Op.90/交響曲第4番ホ短調 Op.98
ロビン・ティチアーティ(指)
スコットランド室内O
ロンドン生まれ、イタリア系イギリス人の若き天才指揮者ロビン・ティチアーティ。 2009/2010シーズンから26歳でスコットランド室内Oの首席指揮者に就任し、2014年にグラインドボーン音楽祭の音楽監督、そして2017/2018シーズンからは名門ベルリン・ドイツSO(DSO)の音楽監督という大役も兼ねるティチアーティの新たな交響曲録音は、ブラームスの交響曲全集が登場! 2017/2018が最後のシーズンとなるティチアーティとスコットランド室内管。これまで、幻想交響曲を含むベルリオーズの一連の録音やシューマンの交響曲全集、ハイドンの交響曲集といった名録音をいくつも生み出してきたコンビによる渾身のブラームス。2015/2016シーズンのメイン・プログラムとしても演奏され、緻密に制御されたフレーズやバランスから織りなす独特の透明感と色彩感は高い評価を得ています。 もちろん、Linn Recordsによる超優秀録音もポイント!

Forgotten Records
fr-1302(1CDR)
ロスバウト/シベリウス、ショスタコーヴィチ他
シベリウス:交響曲第2番 *
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番#
ミヨー:バレエ音楽「世界の創造」
マリア・ベルクマン(P)#
ヴァルター・グライスル(Tp)#
ハンス・ロスバウト(指)
スイス・ロマンドO*
南西ドイツ放送O(#/+)

録音:1956年1月11日*、1956年7月23日#、1955年7月16日+(全てライヴ)
Forgotten Records
fr-1303(1CDR)
ロスバウト/シューベルト&ブラームス
シューベルト:「ロザムンデ」序曲
 交響曲第4番「悲劇的」
ブラームス:セレナーデ第2番*
ハンス・ロスバウト(指)
南西ドイツ放送O

録音:1956年9月6日-8日、1958年1月16日*
Forgotten Records
fr-1305(1CDR)
パウル・クレツキ&ニルソン
ブラームス:交響曲第3番
ベートーヴェン:「フィデリオ」〜レオノーレのアリア*
ワーグナー:「神々の黄昏」〜終幕*
 ジークフリート牧歌
ビルギット・ニルソン(S)*
パウル・クレツキ(指)フランス放送O

録音:1961年10月13日(ステレオ・ライヴ)
Forgotten Records
fr-1308(1CDR)
パウル・クレツキ/シャンゼリゼ劇場ライヴ
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」*
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲**
バーバー:弦楽の為のアダージョ#
パウル・クレツキ(指)
フランス放送O、フランス国立放送O#

録音:1959年2月24日、1955年11月24日*、1960年3月5日**、1952年3月
すべて シャンゼリゼ劇場、(全てライヴ)
Forgotten Records
fr-1310A(1CDR)
デルヴォーのメンデルスゾーン
交響曲第4番「イタリア」
「真夏の夜の夢」〜序曲/スケルツォ /夜想曲/結婚行進曲
ピエール・デルヴォー(指)
ハンブルク国立PO

録音:1960年頃(ステレオ)
※音源: Opera, ST 1913

ATMA
ACD2-2451(10CD)
ブルックナー:交響曲全集

■CD1
交響曲第1番ハ短調WAB101
■CD2
交響曲第2番ハ短調 WAB102
■CD3
交響曲第3番ニ短調『ワーグナー』(1873年初稿)
(■CD4
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(ハース版)
■CD5
交響曲第5番変ロ長調WAB105
■CD6
交響曲第6番イ長調(ハース版1935)
■CD7
交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)
■CD8.9
交響曲第8番ハ短調(ハース版)
(T:16’20 U:15’48 V:29’48)

■CD10
交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版)
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
モントリオール・メトロポリタンO
■CD1
録音:2017年モントリオール、メゾン・サンフォニック
■CD2
録音:2015年9月モントリオール、メゾン・サンフォニック
■CD3
録音:2014年6月
録音:モントリオール、メゾン・サンフォニック
■CD4
録音:2011年4月ケベック、聖フェルディナンド教会
■CD5
録音:2017年モントリオール、メゾン・サンフォニック
■CD6
録音:2012年12月ケベック、メゾン・サンフォニーク・ド・ モントリオール
■CD7
録音:2006年モントリオール、聖イエス・キリスト教会
■CD8.9
録音:2009年6月モントリオール、聖イエス・キリスト教会
■CD10
録音:2007年9月モントリオール、聖イエス・キリスト教会
現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのヤニック・ネゼ=セガン。世界の一流オーケストラから声がかかり、賞賛されている未来の巨匠指揮者。現在フィラデルフィ ア管弦楽団の音楽監督を務め、2020年にはメトロポリタン歌劇場音楽監督に正式に就任することが決まっています。世界各国で活躍する彼ですが地元 のオケ、モントリオール・メトロポリタン管弦楽団との関係も大事にしています。モントリオール・メトロポリタン管弦楽団は、1981年にケベック音楽院 を卒業した優秀な音楽家たちによって創設。2000年からヤニック・ネゼ=セガンが芸術監督に就任しメキメキと頭角を現すようになりました。 その、まさに手兵といえる彼らと10年に渡って取り組んできたブルックナーの交響曲のチクルスが遂に完成しました。まだ単独でリリースされていなかっ た交響曲第1番と第5番が2017年に録音され10枚組のセットとなって発売。1番と5番は単売の予定はないので(デジタル配信のみ)、ディスクとし てはこのセットだけのリリースとなります。知的な構成力を持つネゼ=セガン。緻密に響きを積み重ね、さらに躍動感をもって音楽を作り上げています。さ らに10年という歳月とともに、ネゼ=セガンの高度な要求にも瞬時に反応できるオケの力量も確実に上がっており、世界的に活躍するシェフと同様、スケー ルの大きい音楽、そしてスピード感と豊かな音楽性が湧きあがる力演が刻まれています。 (Ki)

PRAGA
PRDDSD-350142
(1SACD)
限定盤
ドヴォルザーク:交響曲第5番ヘ長調Op.76
交響曲第6番ニ長調Op.60*
カレル・シェイナ(指)チェコPO

録音:1967年4月ドヴォルザーク・ホール、1951年2月スメタナ・ホール*
限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回 はスプラフォン原盤のシェイナのドヴォルザーク。 カレル・シェイナ(1896-1982)は、もともとチェコ・フィルのコントラバス奏者でしたが、ヴァーツラフ・ターリヒに認められて指揮者の道に進みました。 アンチェルやクーベリックの陰に隠れてしまっていますが、直截できびきびした演奏には根強いファンを持っています。ここではドヴォルザークの5番と6番。 作品の魅力を再確認させてくれます。 (Ki)
PRAGA
PRD-250394(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

録音:1961年11月、1966年11月*/イエス・キリスト教会(ベルリン)
王道中の王道、カラヤンの「運命」と、カラヤンが録音したショスタコーヴィチの唯一の交響曲「10番」をカップリングした収録時間82分のディスク。 CDブックレットには「運命」を「1961年11月イエス・キリスト教会録音」としていますが、1962年3月のDG音源と思われます。またショスタコー ヴィチはバックカバーとブックレット表4に「in D minor Op.112」と表示されていますが、実際は「in E minor Op.93」です。あらかじめご了承ください。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72779(1SACD)
プロコフィエフ:交響曲第2番ニ短調 Op.40
交響曲第4番ハ長調(改訂版) Op.112*
ジェイムズ・ガフィガン(指)
オランダ放送フPO

録音:2016年8月23-25日、2015年3月2-4日*/オランダ、ヒルフェルスム
第3・4番(CC-72584、第4番は初版)、第6・7番(CC-72714)、第1・5番(CC-72732)に続くガフィガンのプロコフィエフ交響曲全曲録音シリー ズ第4弾、これで全7曲が出揃いました。嬉しいことに4番の改訂版も収録しています。
第2番はソナタ形式と変奏曲形式の2楽章からなり、先鋭的な響きを持つ怪作。作曲家が「鉄と鋼でできた交響曲」と呼んでおり、メカニックに驀進 するアレグロが異彩を放ちます。
第4番の改訂版は時期としては第6番と第7番の間に位置します。初版と比べてかなり手が加えられており、演奏時間も長くなり作品番号も新たに付 され、いわば別作品となっています。ぜひ初版との聴き比べをおすすめします。
ジェイムズ・ガフィガンは1979年ニューヨーク生まれ。サンフランシスコ響の准指揮者、クリーヴランド管のアシスタントを務めるなどしてアメリカの 一流オケに関わり、2004年のショルティ国際指揮コンクールで優勝。現在ルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めながら、世界中のオーケストラを指揮 している逸材です。若い世代ならではの巧みなリズムの扱いが特徴で、プロコフィエフのアヴァンギャルドな作風にも非常にマッチした演奏を聴かせてくれ ます。 (Ki)


King International
KKC-2127(7CD)
NHK交響楽団/ベートーヴェン生誕200年記念ツィクルス1970
■Dics 1 第1夜
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
■Disc 2 第2夜
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第5番ハ短調Op. 67「運命」
■Disc 3 第3夜
交響曲第2番ニ長調Op. 36
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
■Dics 4 第4夜
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第7番イ長調Op.92
■Disc 5 第5夜
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
■Disc 6 第6夜
荘厳ミサ曲Op.123
■Disc 7 その他
エグモント序曲Op.84
レオノーレ第3番Op.72b
レオノーレ第1番Op.138
コリオラン序曲Op.62
合唱幻想曲ハ短調Op.80
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
NHK響

■Dics 1 
録音:1970年4月15日東京文化会館
■Disc 2 
録音:1970年4月20日東京文化会館
■Disc 3 
録音:1970年4月25日東京文化会館
■Dics 4 
録音:1970年4月30日東京文化会館
■Disc 5 
録音:1970年5月6日東京文化会館
中沢桂(S)、伊原直子(A)、丹羽勝海(T)、大橋国一(Bs)、東京放送cho、二期会、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部
■Disc 6 
録音:1970年5月13日東京文化会館
蒲生能扶子(S)、長野羊奈子(A)、丹羽勝海(T)、大橋国一(Bs)、東京放送cho、二期会、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部
■Disc 7
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P)
東京放送cho、二期会、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部
(全てステレオ録音)
NHK交響楽団が初の世界一周ツアーを行ってからちょうど10年の1970年は、ベートーヴェンの生誕200年でした。それを記念して、当時の名誉 指揮者サヴァリッシュが全交響曲と荘厳ミサ曲の連続演奏会を催しました。日本でも人気のある楽聖の記念ということもあり、NHK交響楽団としても一 大事業となりました。同年4月15日から5月13日まで6回に分けられ、交響曲の前には序曲や合唱幻想曲まで演奏されていたものの音源がすべて残っ ており、47年を経て音で確認することが実現しました。 合唱付きのピアノ協奏曲の体をなす合唱幻想曲では、サヴァリッシュ自身がピアノ・パートを受け持ち、名人芸を発揮しているのも興味津々。 独唱陣も豪華。今は亡き中沢桂、大橋国一の美声を聴くことができるのも貴重です。 演奏史譚・山崎浩太郎氏入魂の解説は読み物としても面白く、臨場感伝わる力作。サヴァリッシュによるベートーヴェンの主要管弦楽集という魅力も含め、永久保存の宝物となること間違いなしのBoxです。 (Ki)



ARTHAUS
10-9329DVD(7DVD)
KKC 9303(7DVD)
日本語帯・解説付
税込定価

10-9330BD(4Bluray)
KKC 9299(4Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
プロコフィエフ全集


■DVD1/BLU-RAY1
(1)ピアノ協奏曲 第1番
(2)ピアノ協奏曲 第2番
(3)スキタイ組曲「アラとロリー」
(4)交響曲第1番「古典交響曲」
(5)ヴァイオリン協奏曲第1番

■DVD2/BLU-RAY1
(1)ピアノ協奏曲第3番
(2)カンタータ「彼らは七人」
(3)交響曲第2番
(4)交響曲第3番

■DVD3/BLU-RAY2
(1)交響曲第4番
(2)ピアノ協奏曲第4番
(3)ピアノ協奏曲第5番

■DVD4/BLU-RAY2
(1)ヴァイオリン協奏曲第2番
(2)十月革命20周年のためのカンタータOp.74
(3)カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」Op.78

■DVD5/BLU-RAY3
(1)オラトリオ「イワン雷帝」(アブラム・スタセヴィチ編)
(2)交響曲第5番
■DVD6/BLU-RAY3
(1)交響曲第6番
(2)交響的協奏曲
(3)交響曲第7番

■DVD7/BLU-RAY4
ドキュメンタリー「Prokofiev: on the way」(日本語字幕付)
全て、ワレリー・ゲルギエフ(指)マリインスキー歌劇場O&cho
■DVD1/BLU-RAY1
(1)デニス・コジュヒン(P)
 ライヴ収録:2016年4月23日モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール
(2デニス・マツーエフ(P)
 ライヴ収録:2016年4月23日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(3)ライヴ収録:2016年4月23日 モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール
(4)ライヴ収録:2016年4月23日 モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール
(5)レオニダス・カヴァコス(Vn)
 ライヴ収録:2016年4月23モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール
■DVD2/BLU-RAY1
(1)ダニール・トリフォノフ(P)
 ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(2)イーゴル・モロゾフ(T)
 ライヴ収録:2016年4月23日モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール
(3)ライヴ収録:2016年4月23日モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール
(4)ライヴ収録:2016年4月23日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
■DVD3/BLU-RAY2
(1)ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(2)セルゲイ・レドキン(P)
 ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(3)ヴァディム・ホロデンコ(P)
 ライヴ収録:2016年4月26日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
■DVD4/BLU-RAY2
(1)クリストフ・バラーティ(Vn)
 ライヴ収録:2016年4月23日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(2)ライヴ収録:2016年4月23日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(3)オルガ・ボロディナ(Ms)
 ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
■DVD5/BLU-RAY3
(1)ユリア・マトーチュキナ(Ms)
 ミハイル・ペトレンコ(Bs)
 アレクセイ・ペトレンコ(ナレーター)
 ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(2)ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
■DVD6/BLU-RAY3
(1)ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(2)アレクサンドル・ラム(Vc)
 ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
(3)ライヴ収録:2016年4月24日サンクトペテルブルク、マリインスキー歌劇場コンサートホール
■DVD7/BLU-RAY4
監督:アンナ・マティソン
出演:ワレリー・ゲルギエフ、コンスタンチン・ハベンスキー

◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏,日本語
リージョン:All、時間:785分
◆Bluray
画面:16:9 1080i Full HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1
字幕:英独仏,日本語
リージョン:All、時間:785分
マリインスキー劇場では、2016年プロコフィエフ生誕125周年を祝して数日間に渡り多くのイベントやコンサートが行われました。4月23、24日の2日 間にはプロコフィエフのマラソン・コンサートがモスクワとサンクトペテルブルクの両都市で行われました。モスクワでは朝からゲルギエフ指揮マリインスキー 管弦楽団による交響曲のコンサートで始まり、デニス・マツーエフ、デニス・コジュヒン、ダニール・トリフォノフ、レオニダス・カヴァコスらソリスト陣を迎 え協奏曲が演奏されました。そしてなんと!ゲルギエフはその日中にモスクワからサンクトペテルブルクに戻り指揮をするという超人的なスケジュールをこなし ています。さらに注目すべきは交響曲、協奏曲が全曲演奏されただけでなく、表現主義的な「彼らは七人」、いわくつきの「十月革命20周年のためのカンタータ」、 そして後期の代表作「アレクサンドル・ネフスキー」「イワン雷帝」までこの2日間で上演され、プロコフィエフの作品がこれほど集中的に掘り下げて取り上 げられたことはこれまでにほとんどなかったでしょう。また当盤では、これらの作品にも日本語字幕が対応しています。 さらに、ドキュメンタリー「Prokofiev on the way」では、ロシアの俳優コンスタンチン・ハベンスキーがプロコフィエフ役となり彼の人生を辿りつつ、11 都市24日間26公演行われた第11回モスクワ復活祭音楽祭のコンサート映像、ゲルギエフのインタビューをまとめた見ごたえのあるドキュメンタリーです。

Altus
ALT-387(1CD)
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364
交響曲第41番 ハ長調『ジュピター』
毛利文香(Vn)
田原綾子(Va)
坂入健司郎(指)
川崎室内O

録音:2016年12月30日/藤原洋記念ホール(ライヴ録音)
2016年に結成されたプロオーケストラ、川崎室内管弦楽団の第1回演奏会を収録したアルバムです。音楽監督・指揮者を務めるのは若き名匠・坂 入健司郎!坂入氏と言えば2008年結成の東京ユヴェントス・フィルでの演奏もアマオケとは思えぬ雄渾さでマニアの度肝を抜いていますが、こちらはプ ロオケで室内管弦楽団。編成の身軽さを活かしたモーツァルト・プログラムで大いなる喜びを瑞々しく表現しており、マエストロの新たな魅力がほとばしっ ています。オーケストラの技量も大変素晴らしく、舌を巻く巧さ!今後の活躍に目が離せません。
協奏交響曲では共に輝かしい受賞歴を持つ気鋭の奏者、毛利文香と田原綾子がソロを担当しています。指揮者も含めてみな神奈川県出身。交響的で幸 福な一体感あふれるトゥッティに痺れ、技巧的にして純度の高い透明なソロの掛け合いに魅せられます。
「ジュピター」はフィナーレが最高に楽しい名演です。光輝くポリフォニーの綾、はっとするような和声の変化。繰り返しをすべて実施しているのにまっ たく冗長さがなく常に溌剌としていて胸が高鳴ります。創造性に満ちた感動のコーダに至るまで、息つく暇もない充実感! (Ki)

Forgotten Records
fr-1265(1CDR)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番*
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
ニコライ・マルコ(指)
デンマーク放送SO

録音:1959年2月12日*、1959年1月29日、(共にライヴ)
Forgotten Records
fr-1268A(1CDR)
オッテルローのチャイコフスキー
交響曲第4番 *
「眠りの森の美女」組曲 Op.66 #
ヴィレム・ファン・オッテルロー(指)
ハーグPO*、
ウィーンSO#

録音:1950年6月7日-8日、1954年3月24日#
※音源: Philips, A 00110 L *、 A 00210 L #
Forgotten Records
fr-1272A(1CDR)
ボールト/リスト&フランク
フランク:交響曲 ニ短調*
リスト:交響詩「前奏曲」#
エイドリアン・ボールト(指)
ロンドン新SO

録音:1959年6月*、1960年7月#、共にロンドン
※音源Reader's Digest 951 SM.06



SWR music
SWR-19056CD(7CD)
NX-F03
ハンス・ロスバウト〜ハイドン作品集
【CD1】
(1)交響曲 第12番 ホ長調 Hob.I:12
(2)交響曲 第19番 ニ長調 Hob.I:19
(3)交響曲 第48番 ハ長調「マリア・テレジア」 Hob.I:48
(4)交響曲 第52番 ハ短調 Hob.I:52
【CD2】
(1)交響曲 第58番 ヘ長調 Hob.I:58
(2)交響曲 第65番 イ長調 Hob.I:65
(3)交響曲 第83番 ト短調「めんどり」 Hob.I:83
(4)交響曲 第87番 イ長調 Hob.I:87
【CD3】
(1)交響曲 第90番 ハ長調 Hob.I:90
(2)交響曲 第93番 ニ長調 Hob.I:93
(3)交響曲 第95番 ハ短調 Hob.I:95
【CD4】
(1)交響曲 第96番 ニ長調 Hob.I:96
(2)交響曲 第97番 ハ長調 Hob.I:97
(3)交響曲 第99番 変ホ長調 Hob.I:99
【CD5】
(1)交響曲 第100番 ト長調「軍隊」 Hob.I:100
(2)交響曲 第102番 変ロ長調 Hob.I:102
(3)交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I:104
【CD6】
(1)チェロ協奏曲 ニ長調 Hob.VIIb:2
(2)トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
(3)ヴァイオリン,ハープシコードと弦楽オーケストラのための協奏曲 ヘ長調
H o b .XVIII: 6
(4)ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11
【CD7】
(1)レオポルド・ホフマン(1738-1793)(伝ハイドン):フルートと弦楽オーケストラのた
めの協奏曲 Hob.VII:D4
(2)ハイドン:交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I:104
(3)ハイドン:交響曲 第45番 嬰ヘ短調「告別」 Hob.I:45*
ハンス・ロスバウト(指)
表記のないものは、全て南西ドイツRSOバーデン=バーデン

【CD1】
録音(1)1961年6月22日…1-3
(2)1961年7月9日…4-6
(3)1961年7月8日…7-10
(4)1961年12月15.16日…11-14
【CD2】
録音(1)1959年2月17日…1-4
(2)1959年2月16日…5-8
(3)1953年11月7日…13-16
(4)1952年6月23日…13-16
【CD3】
録音(1)1957年10月26日…1-4
(2)1958年12月19日…5-8
(3)1959年5月19日…9-12
【CD4】
録音(1)1954年6月25日…1-4
(2)1953年12月28日…5-8
(3)1952年6月27日…9-12
【CD5】
録音(1)1953年3月25日…1-4
(2)1953年3月25日…5-8
(3)1952年6月27日…9-12
【CD6】
モーリス・ジャンドロン(Vc)
ヴァルター・グライスレ(Tp)
スザンネ・ラウテンバッハー(Vn)
エディト・ピヒト=アクセンフェルト(ハープシコード)
マリア・ベルクマン(P)
録音(1)1952年12月21日 ライヴ
(2)1959年4月9日
(3)1959年2月18日
(4)1959年4月3日
【CD7】
クラフト=トーヴァルト・ディロー(Fl)
ベルリンPO*
録音(1)1960年7月2日
(2)1962年3月30.31日
(3)1958年11月15-19日 ステレオ

表記ないものは全てモノラル
1952年6月27日…9-12 ハンス・ロスバウトのSWRアーカイヴ録音、BOXシリーズ第4弾はヨーゼフ・ハイドンの交響曲集。 現代音楽の権威として知られるロスバウトですが、モーツァルトなど古典派作品における優れた演奏でも再注目されており、 ロスバウトらしい「簡潔でムダのない」解釈はこのハイドンでも存分に発揮されています。一連の協奏曲では、ジャンドロンやア クセンフェルトなど、当時最高のソリストを迎え見事な演奏を繰り広げます。また、全曲中唯一のステレオ録音となる1958年 ベルリン・フィルハーモニーとの「交響曲第45番」も注目です。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。
SWR music
SWR-19406CD(1CD)
NX-B02
カルロス&エーリッヒ・クライバー
ボロディン:交響曲第2番
(1)カルロス・クライバー(指)
 シュトゥットガルト放送SO
 録音:1972年12月12日
(2)エーリッヒ・クライバー(指)
 NBC響
 録音:1947年12月20日

再発売盤。旧品番【CD93.116】は廃盤となっております。
2004年の初出時、大きな話題となった「父子クライバー対決」によるボロディンの交響曲 第2番の再発売盤。父エーリッヒ が得意としていたレパートリーを、息子カルロスはどのように演奏するのか。解釈の違いも含め、非常に興味深い聴き比べが できます。

Forgotten Records
fr-1257A(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 エラ・リー(S) 
フローレンス・コプレフ(A)
ジョン・クレーン(T) 
ドナルド・ベル(Bs)
ポール・パレー(指)デトロイトSO
ラッカム交響cho

録音:1962年4月29日、ヘンリー・フォード・ホール講堂・ライヴ
Forgotten Records
fr-1258(1CDR)
ツィピーヌ他〜ルーセル作品集
交響曲第4番*
管弦楽組曲 ヘ長調 Op.33 *
クラリネットとピアノの為のアリア第2番
「ミューズたちの挨拶」
「フルート奏者たち」 Op.27
アンダンテとスケルツォ Op.51
ジョルジュ・ツィピーヌ(指)ラムルーO*
ジャック・ランスロ(Cl)
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(P)

録音:1950年* 、1957年
※音源: Capitol P 8103他
Forgotten Records
fr-1259(1CDR)
ブール&ネイルズ
カプレ(1878-1925):古代エチオピアによるフレスコ画「エピファニー」*
ジャン・リヴィエ(1887-1997):交響曲第5番 ニ短調#
ポール・ル・フレム(1881-1984):交響曲第2番+
ジャック・ネイルズ(Vc)*
エルネスト・ブール(指)
フランス国立放送O

録音:1947年12月25日*
1951年6月24日、ストラスブール(初演)#
1958年9月10日ブザンソン+(すべて放送用録音)
Forgotten Records
fr-1260A(1CDR)
デゾミエール初出ライヴ1947
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第1番Op.20 #
ビゼー:「アルルの女」第1組曲〜前奏曲/メヌエット/アダージエット
 「アルルの女」第2組曲〜ファランドール
ルイ・ペルルミュテール(Vn)#
ロジェ・デゾルミエール(指)
フランス国立放送O

録音:1947年12月15日(放送用録音)

Goodies
33CDR-3717(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.92
交響曲第4番変ロ長調Op.60
ルネ・レイボヴィツ(指)
ロイヤルPO

日READER'S DIGEST RBS 6A(第8番)&RBS 3A(第4番)(ステレオ)
1961年4月14日(第8番)&5月30-31日(第4番)
ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール録音
Goodies
33CDR-3718(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 ルネ・レイボヴィツ(指)
ロイヤルPO&ビーチャムcho
インゲ・ボルク(S)、ルート・スチュアート(C.A)
リチャード・ルイス(T)、ルートヴィヒ・ヴェーバー(Bs)

日READER'S DIGEST RBS 6B&7(ステレオ)
1961年6月3、5&7日ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール録音
ルネ・レイボウィツ(1913-1972)はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家族と共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク(1874-1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲法を師事した。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル(1875-1937)に、指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964)に学んだ。1936年から指揮者としての活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の勃発で指揮活動から退き、作曲や著作に専念するようになった。戦後になって再び指揮者として復帰した。これはステレオ期にリーダースダイジェスト社に録音されたもの。目が覚めるような指揮振りと録音はベートーヴェンが現代に蘇ったような印象を与える。今回発売のカップリングは録音順に並べてレイボウィッツがベートーヴェンの交響曲全曲を構築していく過程を再現することを試みた。(グッディーズ゙)

Forgotten Records
fr-1251(2CDR)
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ハンス・ロスバウト(指)
ベルリンRIAS響

録音:1953年
※音源: Urania URLP 405


Altus
ALT-388(3CD)
ブラームス:交響曲全集
[CD1]交響曲第1番 ハ短調 Op.68、
 交響曲第3番(新マスタリング)
[CD2]交響曲第2番 ニ長調 Op.73
[CD3]交響曲第4番 ホ短調 Op.98
ラドミル・エリシュカ(指)札幌SO

録音:[第 1番 ]2017年 3月10・11日、[第 2 番 ]2014 年11月14・15日、
[第3番]2013年10月11・12日、[第4番]2015年6月19・20日/
すべて札幌コンサートホールKitaraでのライヴ録音
名指揮者エリシュカと札幌交響楽団によって2013年から2017年にかけて行われたブラームスの交響曲全曲演奏プロジェクトは、両者の関係の深さ を物語るかけがえのない記録となりました。それぞれカップリングを付けた番号別のCDもありますが、このたび全集完結記念として交響曲4曲のみをま とめた3枚組アルバムを発売いたします。エリシュカは健康上の理由によりやむなく2017年10月の札響の定期演奏会を最後の来日公演としました。今 や残された録音でしか味わうことのできない当コンビの演奏、その素晴らしさがたっぷり詰まった記念碑的セットです。力感に富みながらも緻密で美しい 弦楽の調べが見事で、古今東西のブラームス全集と比しても無類の価値を誇ります。なお第3番に関しては音を見直し、新リマスタリングを施しました。 ブラームスを聴き込んだマニアの方にもぜひお持ち頂きたい最高の全集の完成です! (Ki)



King International
KKC-4119(6CD)
ワルター〜不滅のライヴ
【CD 1】
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
◎ライヴならではの激しい心の動きを持った「新世界」・・・65歳の指揮者の表現とは思えない。円熟から最も遠い演奏がここにある。そのワルターの人間味の、なんと魅力的なことであろう!
【CD 2】
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
◎ワルターの3種*の「第九」の中ではこれが最高であろう。ライヴということもあって全曲を一貫した主張に最も筋が通り、曖昧さが見られないからである。とくに初めの二つの楽章の緊迫感がすばらしく、トスカニーニ的な迫力と推進力が見事だ。*編注:ほかにニューヨーク・フィル49年盤、コロンビア響59年盤。1994年時点のディスコグラフィーに基づいています。
【CD 3】
マーラー:交響曲第1番「巨人」
◎ワルターの第1回目の「第一」としての価値は高い。第1楽章の若々しいテンポの張りとコーダのものすごい加速、第2楽章の嵐のように荒れ狂うスケルツォと、まるでウィンナ・ワルツのように力を抜き、速いテンポで洒落た表現を示すトリオ、いつも積極的に語りかけるフィナーレ。 
【CD 4】
1. ショパン:ピアノ協奏曲第1番
2. ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
◎実にロマンティックな解釈である。おそらくこの曲の数多いレコードの中で、最も確信に満ちた、立派な指揮ぶりといえよう。・・ルービンシュタインは例の骨太のタッチで大柄に弾いてゆく。若々しく、少しもいじけず、高音のきらびやかなことは無類だ・・(ショパン)/ミルシテインのすんなりした耽美、抜け切ったロマンティシズム、デリケートななつかしさが十二分に発揮されており、とくに両端楽章がチャーミングなニュアンスにみちみちている。(ゴルドマルク)
【CD 5】
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
2. ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
◎ワルターが高く評価していた名ピアニスト、マイラ・ヘスとのライヴである。女流ながら構えが大きく、決然たる威厳にみち、すべての音が鳴り切ったシンフォニックな響きは男性的とさえいえよう。・・・ワルターの指揮も立派だ。終始、厚みと充実感と豊かな歌があり、むせるようなロマン、いじらしさ、熱狂的な追い込みなど、音楽を堪能させてくれる。(1)/ヴィトゲンシュタインは第1次世界大戦で右手を失ったオーストリアの名ピアニストで、ラヴェルにこの曲を依頼したのは彼である。演奏は実に美しい。素朴を極め、外面的な効果はいっさい狙わず、大切な音しか鳴らさない透明度の高い弾き方の中から、そこはかとない夢やポエジーや哀切さが漂ってくる。(2)
【CD 6】
モーツァルト:レクイエム(ジュスマイヤー版)
◎彼の「レクイエム」の中では、この最後の録音を最も高く評価したい。・・・今回は遅めの一定したテンポで実に立派に全曲を造型している。威厳に満ち、内面の迫力は最高であり、スケールも大きい。そして「トゥーバ・ミルム」において、はるか彼方に手を差しのべるヴァイオリンの美しさ、「ラクリモーザ」における、心の中でしのび泣く前奏、「アニュス・デイ」の意味深い前奏など、名演奏が如実に迫ってくる。

◎=このCDへの宇野功芳氏の批評。宇野功芳著『名指揮者ワルターの名盤駄盤』(講談社+α文庫、1994年刊)より抜粋。ブックレットにはこの批評全文を転載します。
全て、ブルーノ・ワルター(指)

【CD 1】
ロスアンジェルスPO
録音:1942年7月16日 ロスアンジェルス(ライヴ)
(お断り)このマスターテープでは第4楽章の冒頭2小節が欠落しています。
●旧CD=セブンシーズK30Y-301 (1988.12.21) 世界初出音盤
※このマスターテープでは第4楽章の冒頭2小節が欠落しています。

【CD 2】
LPO&cho
イソベル・ベイリー(S)、
カスリーン・フェリアー(C.A)、
ヘドル・ナッシュ(T)、
ウィリアム・パーソンズ(Bs-Br)
録音:1947年11月13日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン(ライヴ)
●旧CD=セブンシーズK30Y-302 (1988.12.21) 初のCDとなった。「ロンドン交響楽団」と表記。

【CD 3】
NBC響
録音:1939年4月8日 8Hスタジオ、ニューヨーク(ライヴ)
●旧CD=セブンシーズK30Y-304 (1988.12.21) 世界初出音盤

【CD 4】
)NYO
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)(1)
ナタン・ミルシテイン(Vn)(2)
録音:1947年2月9日(1)、1942年11月1日(2)、カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ)
●旧CD=セブンシーズK30Y-309 (1988.12.21) 世界初出音盤。レコ芸特選盤に選出されました!

【CD 5】
)NYO(1)、アムステルダム・コンセルトヘボウO(2)
マイラ・ヘス(P)(1)、
パウル・ヴィトゲンシュタイン(P)(2)
録音:1951年2月11日 カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ)(1)、1937年2月28日 コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)(2)
●旧CD=セブンシーズK30Y-308(1)+ K30Y-306より(2) (1988.12.21)。(1)は初のCD、(2)は世界初出音盤。

【CD 6】
CSO&cho
マリア・シュターダー(S)、
モーリン・フォレスター(A)、
デイヴィッド・ロイド(T)、
オットー・エーデルマン(Bs)
録音:1958年3月13日 オーケストラ・ホール、シカゴ(ライヴ)
●旧CD=セブンシーズK30Y-310 (1988.12.21) 世界初出音盤

6枚収納のマルチケース
+12pブックレット(解説:宇野功芳/平林直哉)+オビ付
日本語帯・解説付
●=キングレコードから発売されたときのCDの番号(発売年月日)
唯一のライヴ音源「新世界」、戦後初のライヴ「第九」、この曲の1回目の録音「巨人」と最後の録音「モツレク」、さらにはルービンシュ タイン、ミルシテイン、ヘス、ヴィトゲンシュタインとの協奏曲まで、プレミア級の秘蔵名演ライヴがついに復活!レコ芸特選になった CD4をはじめとして、世界初出音盤や世界初CDとなった貴重・稀少な音源ばかり!! キングレコードの倉庫に眠っていた加キャヴィア(CAVIAR RECORDS)制作・提供のアナログ・マスターテープ(38cm/秒)から、 キング関口台スタジオで30年ぶりにリマスタリング!最新デジタル技術でよみがえるファン垂涎の貴重・稀少音源にご注目ください! (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10419BD(Bluray)
KKC-9297(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

ACC 20419DVD(DVD)

KKC-9298(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
 序曲「オセロ」
 「ルサルカ」より“月に寄せる歌”、“ポロネーズ”、“ああ、無駄よ、無駄”
 わが母の教え給いし歌
スメタナ:「ダリボル」より“いいわ、彼に与えましょう”
アンドリス・ネルソンス(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
クリスティーネ・オポライス(S)

収録:2017年5月ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS HS MA 5.1、PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独英仏韓,日本語
原語:チェコ語、100’ 37
◆DVD
画面:16:9 Full HD
音声: PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:独英仏韓,日本語
原語:チェコ語、100’ 37
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第21代カペルマイスターに就任するアンドリス・ネルソンス。世界中のオーケストラに客演し、現在はボスト ン交響楽の首席指揮者でもあるネルソンスは今最も忙しい指揮者の一人と言えるでしょう。2017年9月より就任が決まっていたライプツィヒ・ゲヴァントハ ウス管のポストは、正式就任が2018年2月に延長され、2月と3月には就任記念コンサートとオーケストラ創立275周年記念コンサートが続けて行われ 華やかなスタートとなりそうです。 この映像は、2017年5月に “客演” したときのコンサート。ネルソンスの妻クリスティーネ・オポライスをソリストに迎え、ドヴォルザークの≪ルサルカ≫か らのアリアと交響曲第9番「新世界より」というプログラム。ネルソンスの「新世界より」といえばバーミンガム市交響楽団、バイエルン放送響とも録音が あり、演奏会でも好んで取り上げている楽曲。ドヴォルザークの旋律美を繊細に丁寧に歌い上げ、しかし叙情性やスケール感を失わない、おおらかさのある 演奏。両者の今後に大いに期待できるコンサート映像となっています。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4242(1CD)
マーラー(シェーンベルク−リーン編曲):大地の歌 ダグマル・ペツコヴァー(Ms)
リチャード・ザメク(T)
ペトル・アルトリヒテル(指)
シェーンベルクCO

録音:2017年7月24-28日/CNSOスタジオ・プラハ、スタジオ・ギャラリー
2017年10月、チェコ・フィルとの来日公演でも注目された指揮者ペトル・アルトリヒテルが、シェーンベルク室内管弦楽団とシェーンベルク−ライナー・ リーン編曲によるマーラーの「大地の歌」の室内楽版を録音しました!独唱にはマーラーの歌曲の録音でも名高いメゾ・ソプラノのダグマル・ペツコヴァー、 そして近年目覚ましい活躍のテノールのリチャード・ザメクを迎えての録音です。 本来、交響曲第9番にあたる交響曲として作曲されたが〈第9〉が死につながることを避けて交響曲としなかった「大地の歌」はペシミスティックな耽 美主義の作品です。シェーンベルク−リーンによる室内楽版ではマーラーのオーケストレーションをほとんどそのまま踏襲しており、原曲の声部は欠けるこ となく13人の奏者に配分されております。室内楽版はオーケストラ稿ともまた違う新たな「大地の歌」の魅力に満ちております。 (Ki)

LSO Live
LSO-0808(1SACD)
ハイドン・想像上のオーケストラの旅
I. オラトリオ『天地創造』より第1部 第1日「ラルゴ:混沌の描写」
II. 『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』より終曲「地震」
IIIa. 『無人島』Hob.Ia:13よりシンフォニア〈ラルゴ-ヴィヴァーチェ・アッサイ〉
IIIb. 『無人島』Hob.Ia:13よりシンフォニア〈アレグレット-ヴィヴァーチェ〉
IV. 交響曲第64番 イ長調 Hob.I:64「時の移ろい」より第2楽章〈ラルゴ〉
V. 交響曲第6番 ニ長調「朝」Hob.I:6より第3楽章〈メヌエット〉
VI. 交響曲第46番 ロ長調 Hob.I:46よりフィナーレ〈プレスト〉
VII. 交響曲第60番 ハ長調 Hob.I:60「うかつ者」よりフィナーレ〈プレスティッシモ〉
VIII. オラトリオ『四季』より第4部 冬「序奏」
IXa. 交響曲第45番 嬰ヘ短調 Hob.I:45「告別」よりフィナーレ〈プレスト〉
IXb. 交響曲第45番 嬰ヘ短調 Hob.I:45「告別」よりフィナーレ〈アダージョ〉
X. 笛時計のための三重曲集よりHob.XIX:1-32(抜粋)
XI. 交響曲第90番 ハ長調 Hob.I:90よりフィナーレ〈アレグロ・アッサイ〉
(最終トラックでは、偽終始の箇所と、楽曲の最後それぞれに拍手が収録されています)
サー・サイモン・ラトル(指)LSO

録音:2017年7月11&12日、バービカン・センター(ロンドン)、ライヴ
ラトルが愛してやまない作曲家、ハイドン。ロンドン交響楽団を指揮しての、ハイドンの交響曲とオラトリオなどからのよりすぐり楽章で構成した「想像 上のオーケストラの旅」の登場です。すでにラトルは同様のプログラムをベルリン・フィルと演奏しており、話題となったのも記憶にあたらしいところです。 ハイドンの作品の中でもとりわけ際だった存在で、先見の明に満ちた楽曲をあつめて「グレイテスト・ヒッツ」のようなプログラムを作りたかったと語るラトル。 ここでも、ハイドンの楽曲それぞれのキャラクターをラトルとLSOはもらさず活き活きと表現しています。また、興味深いのが笛時計のための音楽も収録 されているところ。「告別」の終楽章で、照明が徐々に落とされる中、楽団員が一人一人席を立って、最後にはラトルもステージを去り、ステージ上に誰 もいなくなると、ホール内のスピーカーから、笛時計の音色(録音)が流れます。この笛時計は、機械仕掛けのオルガン(メカニカル・オルガン)で、音 色は手まわしオルガンに似ています。エステルハージー家にもこの笛時計が置かれていたとされており、ハイドンはこの笛時計のために弦楽四重奏「ひば り」終楽章の編曲など、32曲の小品を残しています。エステルハージー家でもこのように時計が鳴り響いていたのだろうか、と聴衆はタイムスリップした ような、不思議な世界にいざなわれます。その後団員たちがステージに再び結集し、交響曲第90番のフィナーレが最後に演奏されます。偽の終止のとこ ろでの聴衆の拍手と笑い声も収録。本当に終止した時のあらためての盛大な拍手も収録されています。ユーモアの国、イギリスならではのセンスと聴衆の 反応、そしてなによりラトルとLSOの細かな機微までぴたりと息の合った、愉悦のハイドンに大満足の1枚です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00655(1CD)
税込定価
2018年2月21日発売
ベートーヴェン:交響曲第2番
交響曲第5番 「運命」
久石譲(指)
ナガノ・チェンバー・オーケストラ

録音:2016年7月17日(第2番)、2017年7月15日(第5番) 長野市芸術館 メインホール ・ライヴ
長野市芸術館を本拠地として結成したオーケストラ「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」は、音楽監督久石譲の呼び掛けのもと、日本のトッププレーヤーが結集してスタートしました。当ベートーヴェン・ツィクルスは、“音楽史の頂点に位置する作品のひとつ”と久石がこよなく愛する「第九」に至るまで、2年で全集完成を目指します。第1弾アルバムでは、作曲家ならではの視点で分析し、”例えればロックのように“という、かつてない現代的なアプローチが好評を博しました。  今回も高い演奏技術とアンサンブルと、圧倒的な表現力で、さらに進化したベートーヴェンを聴かせます。(オクタヴィア)

Forgotten Records
fr-1235(1CDR)
ウラディーミル・ゴルシュマン/初出ライヴ集
ハイドン:交響曲第88番 「V字」*
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
イラディーミル・ゴルシュマン(指)
フランス国立放送O*、
フランス放送PO

録音:1961年9月19日*、1956年5月31日(放送用録音)

Treasures
TRE-188(1CDR)
パウムガルトナー/モーツァルト:交響曲集
交響曲第35番[ハフナー」
交響曲第38番「プラハ」*
交響曲第41番「ジュピター」
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院O

録音:1958年7月*(ステレオ)
※音源:独PARNASS61-415、61-413*
◎収録時間:79:47
“モーツァルトに対する渾身の愛を温かな造形美に凝縮!”
■音源について
ステレオ初出盤(10インチ)のザラッとした質感も捨てがたいのですが、フラット盤特有のノイズも含めて一般的ではありませんので、ここでは後発のPARNASS盤を使用。これらの演奏の凄さは十分に感じ取れます。

★ステレオ録音によるモーツァルトの交響曲録音としては、ワルター盤以上に完成度が高い名演と呼ぶことに何の躊躇もありません。パウムガルトナーと言えば、モーツァルテウム音楽院の学長を務めた学者のイメージが強いですが、導き出される音楽には愛でむせ返り、アカデミックな冷たさとは無縁。学者でもないのに歴史的な考証を中途半端に持ち込み、効率的な音の羅列に終止する指揮者が多い昨今、このモーツァルトに対する敬意の表し方、否、指揮者のあり方を示す最良の実例として、この演奏の重みを今こそしっかり認識すべきではないでしょうか。
「プラハ」第1楽章は、序奏部だけで4分半を要する超低速!しかも各音符の音価が額面通りではなく、手元から音が離れるを惜しむかのような強烈な「引き」を伴い、その味の深さは尋常ではありません。主部も遅めではありますが、モーツァルトへの愛の揺るぎなさを象徴するように音楽の軸がブレず、キリッとしたリズムを伴いながら豊かな流れを築きます。第2楽章の耽溺の一歩手前で情感と造形を巧妙に制御。終楽章は音楽が大きく、懐の深いこと!このようなモーツァルトの人間味を丹念に表出する演奏は、プレヴィンあたりを最後に絶滅してしまったとしか思えません。
「ハフナー」をパウムガルトナーの指揮で聴くと、この曲の祝典的な雰囲気の出し方が表面的、あるいはリズムの切れ味でやり過ごす例が多いことに気付かされます。ここでの演奏は、テンポを中庸からやや遅めを採用していることからも感覚的な痛快さなど全く眼中になく、心の奥底からの愉悦を丁寧に再現することに専心。1:17からのヴィオラの音型が分析臭を伴わずにくっきりリ浮上する様は、共感の純粋さを移すかのよう。
「ジュピター」は、この曲に風格美を求める方には欠かせぬ大名演。声部バランスが練りに練られており、どこをとってもブレンドの妙に感じ入ります。第1楽章はまさに立派な造形を美しきつめながら、第2主題で顕著なように瑞々しい推進力も兼備。第2楽章も、音楽を敷き詰める器の容量が大きいことにハッとさせられることしきり。ひそやかな雰囲気ばかりに気を取られて音楽自体を萎縮させている例のいかに多いことか!。従来のスタイルではメヌエットを遅くする傾向が多く見られましたが、パウムガルトナーはその風潮には組せず、トリオも含めてスッキリとした感触のイン・テンポを貫徹。そういうパウムガルトナーの洗練されたセンスも、古さを感じさせずに聴く者の心に深く訴えかける要因の一つと言えましょう。終楽章は声部の緊密な連動力が命ですが、それを計算ずくでやられると白けるばかり。その点、終始ゆったりと構え、その連動の妙を味わい尽くしてから先へ進むくらいの余裕を見せる進行は、まさに横綱相撲。どこにも力みはないのに、聴く側は手に汗握りっぱなしという、これぞ究極の指揮芸術!【湧々堂】

Forgotten Records
fr-1225
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 ジークムント・フォン・ハウゼッガー(指)
ミュンヘンPO

録音:1938年4月
※音源:HMV DB 4515-21
Forgotten Records
fr-1227(1CDR)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 ジョルジュ・セバスティアン(指)
フランス放送PO

録音:1958年3月8日(放送用音源)
Forgotten Records
fr-1228
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」*
シューベルト:交響曲 ホ長調 D.729#
ウジェーヌ・ビゴ(指)
フランス放送PO

録音:1957年9月2日*、1959年5月22日#、(放送音源)
Forgotten Records
fr-1229(1CDR)
ブール&マレシャル
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」 *
ソーゲ:交響曲第1番「贖罪」 #
モーリス・マレシャル(Vc)* 
エルネスト・ブール(指)
フランス国立放送O

録音:1952年9月22日*、1948年2月23日#(放送用音源)
Forgotten Records
fr-1231(1CDR)
サン=サーンス:交響曲第2番
ケクラン:交響曲第1番 Op.57b#
マニュエル・ロザンタール(指)
パリ音楽院O
フランス放送PO#

録音:1959年3月21日 、1958年3月4日#(放送用音源)

GRAND SLAM
GS-2179(1CD)
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
チャイコフスキー:交響曲第4番*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO

録音:1951年1月11、12、17日ムジークフェラインザール
1951年1月4、8、9、10日ムジークフェラインザール*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
1951年1月、フルトヴェングラーはウィーンを訪れ、ベートーヴェンの第9公演や舞踏会の前後に、HMV(EMI)に録音を行いました。ちょうどこの頃、 SP(78回転)からLPに以降する時代でしたが、このディスクに収録されたハイドンとチャイコフスキーは磁気テープが使用されており、当時としては最 上の状態で収録されています。CD化に際し、テープに記録された情報量を最忠実に再現しました。(平林 直哉)

BIS
BISSA-2266(1SACD)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO

録音:2016年11月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
当演奏でも流石ヴァンスカ!と思わせ る緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がりで、繊細かつ丁寧な音楽づくりをしております。BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァ ンスカが最上級の演奏に達した大注目の録音です。ベートーヴェン、シベリウスなど数々の名盤をリリースしてきただけに非常に期待の高まるリリースとい えましょう。大好評の交響曲第5番(BISSA-2226)と併せてお楽しみください。
2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う 労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのも のも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏 は一層密度の濃いものとなっております。 (Ki)
BIS
BISSA-2240(1SACD)
アラン・ペッテション:交響曲第5番(1960-62)
交響曲第7番(1966-67)*
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピングSO

録音:2017年6月、2017年1月*/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)
当ディスクには1960年代に作曲された交響曲第5、7番が収録されました。この時期ペッテションは関節の痛みから体調は一向にす ぐれない状態が続いていましたが、その中でも交響曲を中心に精力的に作曲し続けており、ペッテションの作品の特徴といえる異様なまでに激しく暗い作 品を残しました。交響曲第5番はそうしたペッテションの特徴を色濃く呈した作品で、第7番はアンタル・ドラティによって初演され国際的にもその名が 知られるようになったペッテションの傑作です。ともにペッテションの人生をあらわしたかのような暗黒で暴力的なパッセージが随所にあらわれますが、一 方で澄みきった弦の響きや天国を夢見ているかのような美しい旋律も印象的です。強烈なインパクトの中に祈りも感じられる唯一無二の世界が広がります。 (Ki)

CUGATE CLASSICS
CGC-036(2CD)
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.8
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
 悲劇的序曲Op.81
グリーグ:ペール・ギュント第1組曲Op.46
 ペール・ギュント第2組曲Op.55
 ピアノ協奏曲イ短調Op.16
ジャンスク・カヒーゼ(指)
トビリシSO
ノダール・ガブニア(P)
のムラヴィンスキーが高く評価したというカヒーゼ。単なる爆演だけでなく、音楽の大きさと厳しさの点でムラヴィンスキーを彷彿させるものがあります。 このブラームスの交響曲第1番も緊張感と盛り上がりの凄さで、数ある同曲の録音のなかでも注目の演奏と申せましょう。グリーグも北欧色というよりチャ イコフスキーのような響きになっています。 興味津々なのがピアノ協奏曲。チャイコフスキーの協奏曲でも注目されたグルジアの伝説的名手ノダール・ガブニア(1933-2000)が独奏を務めていま す。作曲家としても知られますが、ゴリデンヴェイゼル門下の名手だったピアノの腕前を堪能できます。

CPO
CPO-555118(8CD)
NX-J08
パヌフニク:管弦楽作品全集

【CD1】
悲劇的序曲
夜想曲
英雄的序曲
カティンの墓碑銘
平和への行列
ハーモニー

【CD2】
交響曲 第1番「素朴な交響曲」
交響曲 第4番「協奏交響曲」
組曲「ポロニア」
子守歌
【CD3】

交響曲 第6番「シンフォニア・ミスティカ」
秋の音楽
ショパンへのオマージュ(フルートと弦楽オーケストラ編)
狂詩曲

【CD4】…777683
交響曲 第2番「悲歌の交響曲」
交響曲 第3番「神聖な交響曲」
交響曲 第10番

【CD5】…777684
オルガン、ティンパニ、弦楽のための「メタシンフォニア」(交響曲 第7番)
交響曲 第8番「平和の交響曲」
祝祭協奏曲

【CD6】…777685
ティンパニ、打楽器と弦楽のためのコンチェルティーノ
交響曲 第9番「希望の交響曲」

【CD7】…777686
交響曲 第5番「空間の交響曲」
ファゴット協奏曲
愛の歌(声楽、ハープと弦楽オーケストラ版)/16.情景

【CD8】…777687
ヴァイオリン協奏曲
チェロ協奏曲
幻想交響
【CD1】
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ポーランド放送SO
【CD2】
ルーカス・ドゥゴシュ(Fl)
アンナ・シコジャク=オレク(ハープ)
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ポーランド放送SO
録音:2009年5月,6月
【CD3】
ルーカス・ドゥゴシュ(Fl)
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ポーランド放送SO
録音:2009年5月-7月
【CD4】…777683
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO
録音:2010年4月7-9日
2010年10月25-26日
【CD5】…777684
ミヒャエル・オベライグナー(ティンパニ)
イェルク・シュトロートホフ(Org)…1
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO
録音:2010年10月26-28日/2010年12月21日
【CD6】…777685
ミヒャエル・オベライグナー(ティンパニ)
クリスティアン・レフラー(打楽器)…1-5
ウカシュ・ボロヴィチ(指)ベルリン・コンツェルトハウスO
録音:2011年11月15-18日
【CD7】…777686
ミヒャエル・フォン・シェーナーマルク(Fg)
サラ・ファン・デル・ケンプ(Ms
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO
ポーランド放送SO
録音:2012年10月20日-11月1日
2013年1月30-31日
2013年1月28日
2009年6月26日
【CD8】…777687
アレクサンドル・シトコヴェツキー(Vn)
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
エヴァ・クピーク(P)
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO
録音:2013年1月29-30日
2013年6月24-27日
1914年ワルシャワ生まれの作曲家、アンジェイ・パヌフニク。若い頃にパリ、ウィーンの音楽院で学び、前衛的な作風を身 に着け、第二次世界大戦中にはポーランドでルトスワフスキとともに盛んに演奏活動を行い、戦後はクラクフ・フィルハーモ ニー、ワルシャワ・フィルハーモニーの首席指揮者として活躍し、キャリアを積みました。しかし、その作風が「社会主義リアリ ズムに反している」とされたため、1954年、イギリスに亡命(そのためにポーランドでは彼の作品の演奏、出版が全て禁止さ れてしまいます)、バーミンガム市SOの音楽監督に就任し、1961年にはイギリス国籍を取得しました。しかし、 1977年にポーランドでの禁止令が解けたことで、演奏が再開され、ついに1990年「ワルシャワの秋」に凱旋。ようやく祖国 で認められた翌年、77年の生涯を閉じました。 彼の作風は前衛的でありながらも、決して理解の難しいものではありません。なかでも交響曲には各々副題が付けられて おり、人間の感情表現が豊かに描写されています。このBOXには交響曲全10曲と、管弦楽曲全てが収録されています。
CPO
CPO-555043(1CD)
NX-B10
アルヴェーン(1872-1960):交響的作品集 第1集
交響曲 第1番 Op.7 ヘ短調
ドラーパ「オスカル2世王の追憶に」Op.27
スウェーデン狂詩曲 第1番「夏至の徹夜祭」Op.1
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ベルリン・ドイツSO
cpoレーベル:アルヴェーン・エディション第1弾! スウェーデンを代表する作曲家の一人アルヴェーン。1960年まで存命だったにもかかわらず、生涯後期ロマン派の重厚な 作風を捨てることなく、美しい旋律と豊かな響きを駆使した作品を書き上げました。このアルバムには初期の作品を3曲収 録。伝統的な形式による明解な旋律を持つ「交響曲第1番」、1908年10月の“スウェーデン王立音楽アカデミーのガラ・ イヴェント”のために書かれたドラーパ。そして、3曲の中で最も有名なのは何といっても「夏至の徹夜祭」でしょう。どこかで聞 いたような軽快なメロディは日本人にとってもなじみやすく、しばしば演奏されることも多い名曲です。アントニ・ヴィトに師事 したポーランドの指揮者ボロヴィチの演奏です。
CPO
CPO-777085(1CD)
NX-A11
ゲアソン&クンツェン:交響曲集
ゲオルク・ゲアソン(1790-1825):序曲 ニ長調
交響曲 変ホ長調
エミリウス・クンツェン(1716-1817):交響曲 ト短調
ラーシュ・ウルリク・モーテンセン(指)
コンチェルト・コペンハーゲン

録音:2004年5月17-21日
デンマークの交響曲の歴史を探る1枚。 現在、デンマークにおける「最初の交響曲」がいつ書かれたのかは正確な日付を知ることができません。その理由は1794 年に発生した“クリスチャンボー城の火災”によって多くの資料が失われてしまい、当時の王宮で演奏されていた音楽の譜 面も消失してしまったからです。このアルバムに収録されている2人の作曲家、ゲアソンとクンツェンはそれぞれデンマーク出 身で、ゲアソンはハンブルクで学び、クンツェンもベルリン、フランクフルトで学ぶなどドイツの様式を身に着けた人たちであり、 彼らはウィーン古典派の様式をデンマークに伝えたことでも知られています。モーテンセンはこれらの忘れられた作品を丹念 に探索、演奏を続けています。



OUT OF THE FLAME

OUT-082(15CD)
マーラー:交響曲全集

(1)交響曲第1番「巨人」

(2)交響曲第2番 ハ短調「復活」

(3)交響曲第3番 ニ短調

(4)交響曲第4番ト長調

(5)交響曲第5番 嬰ハ短調

(6)交響曲第6番 イ短調「悲劇的」

(7)交響曲第7番 ホ短調*

(8)交響曲第10番 嬰ヘ短調(アダージョ)+
(9)交響曲第8番「千人の交響曲」

(10)交響曲第9番ニ長調
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)
(1)録音:2008年1月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
(2)エヴァ・ウルバノヴァー(S)
カテジナ・ヤロフツォヴァー(A)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
録音:2010年1月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
(3)ダグマル・ペツコヴァー(Ms)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
キューン児童cho
録音:2012年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
(4)佐藤美枝子(S)
録音:2009年2月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
(5)録音:2007年3月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
[CD 8-9: OUT 068 (2CD)]
(6)録音:2014年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
(7)(8)録音:2015年1月+、2016年1月*、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
(9)アンナ・キェリケッティ、ドリアーナ・ミラッツォ、カテジナ・クニェジーコヴァー(S)
イヴォナ・シュクヴァーロヴァー、カテジナ・ヤロフツォヴァー(A)
マルチェッロ・ナルディス(T)
ジャンフランコ・モトレゾル(Br)
オンドレイ・ムラース(Bs)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
カンティレーナ児童cho
録音:2011年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
(10)
録音:2013年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
1993年にチェコのトランペット奏者ヤン・ハーズネルにより創設されたチェコ・ナショナルSOが8年をかけて録音してきたマーラーの交響曲全集が完結。

ONDINE
ODE-1303(1CD)
NX-B04
エリッキ=スヴェン・トゥール(1959-):交響曲第8番 他
ヴィオラとオーケストラのための「イルミナシオ」(2008)
リコーダーと弦楽オーケストラのための「ウルルからのホイッスルとささやき」(2007)
交響曲 第8番(2010)
ローレンス・パワー(Va)
ジェネヴィーヴ・レイシー(リコーダー)
オラリー・エルツ(指)
タピオラ・シンフォニエッタ

録音:2016年3月11-12日、2016年11月10日、2017年5月19日
エストニア生まれの作曲家スヴェン・トゥール。若いころにロック・グループ「In Spe」を率いた経験を生かし、9曲の交響曲、声 楽曲をはじめとした「クラシックとプログレ・ロックの融合」による刺激的な作品を多く生み出すことで知られています。このアルバ ムではロンドン生まれのヴィオラ奏者ローレンス・パワーをソリストに据えたヴィオラ協奏曲と、同じく高名なリコーダー奏者ジェネ ヴィーヴ・レイシーの独奏によるリコーダー協奏曲、2010年に作曲された交響曲第8番を聴くことができます。トゥールの生ま れ故郷ヒーウマー島の作曲小屋でインスピレーションを受けた「リコーダー協奏曲」、神秘的な雰囲気に彩られた「ヴィオラ協 奏曲」。この2曲でのトゥールの音楽は、常に変化、発展し、ソリストとの関係性も深まっています。小規模な編成のための 「交響曲」もトゥールらしいジャンルボーダーレスな音楽です。

Wiener Symphoniker
WS-019(2CD)
限定生産
NX-C07
ベートーヴェン:交響曲集
交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」
交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60*
交響曲 第5番 ハ短調「運命」*
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2017年2月25.26日、2017年3月8.9.10日* (全てライヴ)

DREYER-GAIDO
CD-21105(1SACD)
ラフマニノフ:交響曲第3番 ガブリエル・フェルツ(指)
ドルトムントPO

録音(ライヴ):2017年5月9日−10日、コンツェルトハウス・ドルトムント(ドイツ)
リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市のOおよび歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍するドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。独創的な解釈で多くの新たな発見をもたらしてくれたシュトゥットガルト・フィルのマーラーに続くプロジェクトとしてスタートしたラフマニノフもいよいよ第3弾、「交響曲第3番」が登場!
シュトゥットガルト・フィル時代の2007年にラフマニノフ財団からラフマニノフ賞を贈られた実績を持ち、「交響曲第3番」を20世紀のシンフォニーの中で最も興味深い作品の1つと位置付けているフェルツ。圧倒的知名度の代表作「第2番」、初演失敗のエピソードを持つ「第1番」と比べると、今一つスポットライトが当たりにくい「第3番」の魅力をさらに広めるべく、フェルツが渾身のタクトを振るったドルトムントでのライヴ・レコーディングです!
世界有数のレコーディング・チーム、トリトナスによる優秀録音にも要注目です!

Guild
GM3CD-7808(3CD)
ディートヘルム:交響的作品集(全曲世界初録音)
交響的組曲「サートゥルナーリア祭」Op.200
交響曲第5番「曼荼羅」Op.180
交響的プロローグ Op.125
交響曲第1番 Op.35
交響曲第3番 Op.76
交響曲第4番「ヨーゼフ・ハイドンへのオマージュ」Op.100
ライナー・ヘルト(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2016年9月5日−6日&8日−9日、グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール
ヨハン・バプティスト・ヒブラ―、アルベール・ジェニーに作曲を師事し、ヒンデミットやオネゲル、シュトックハウゼン、ノーノからも作曲を学んだディートヘルムは、十二音技法や無調音楽、セリー音楽、偶発性の音楽に携わりながらも、前出のヒンデミットやオネゲルの影響を感じさせる独自の作風を確立し、マルタン後のスイス楽壇を牽引した音楽家の1人です。
その生涯で340を超える作品、8曲の交響曲を遺しながらも、録音と再評価の機会に恵まれてこなかったディートヘルムの音楽ですが、スイスの指揮者ライナー・ヘルトと、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOの好演によって、その色彩に富み、壮大なスケールを持つオーケストラ作品の魅力が明らかとなります!

Onyx
ONYX-4184(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.3
交響曲第5番ニ長調
交響曲第6番ホ短調
アンドルー・マンゼ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO
2016年に新たにスタートしたシンフォニー・サイクル、名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールPOによるヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。第3集は、自身のオペラ「天路歴程」のための素材を使用した交響曲第5番と、終戦前後の1944年〜47年に作曲され、ダイナミックな第3楽章や静寂の続く終楽章などから「戦争交響曲」と呼ばれた(しかしヴォーン・ウィリアムズ本人は標題を否定した)交響曲第6番を収録。2曲とも、2012年のBBCプロムスでアンドルー・マンゼ指揮、BBCスコティッシュSOによって演奏され、大きな話題を呼んだ作品です。第1集(ONYX 4155)、第2集(ONYX 4161)は、それぞれレコード芸術や英BBCミュージック・マガジン、仏ディアパゾン誌等で絶賛され、聴衆からも高い評価を得てきた、マンゼのヴォーン・ウィリアムズ。

H.M.F
HMM-902258(1CD)
マーラー:交響曲第9番 ニ長調 ダニエル・ハーディング(指)
スウェーデンRSO

録音:2016年9月8-10日、ベルワルトホール(ストックホルム、スウェーデン)
充実著しいハーディングによる、マーラー9番の登場!1975年生まれのダニエル・ハーディング。2007年からスウェーデン放送交響楽団の音楽監督 を務めてほぼ10年、ベルリオーズの幻想交響曲(HMC.902244/ KKC.5669)などでもその音楽で世界を圧倒しましてきました。2016-17シーズン からはパリ管弦楽団の音楽監督にも就任、ますますの充実ぶりで世界が注目しています。 マーラーが自らの手で完成させた最後の交響曲である第9番。これまでにも名演ひしめく大作ですが、ハーディングは持ち前の見通しのよい音楽をここ でも落ち着いて展開。作品に込められている、語り尽くされた壮大な物語におぼれることなく、マーラーが織り込んだ様々な細かな要素を効果的に響かせ ています。ひたすら長い道のりを歩むかのような終楽章も、最後まで一音も迷いなく自然に音楽が進んでいくようで、聴き手を引きつけて離しません。オー ケストラとハーディングがまさに一体となって展開するマーラー、大注目盤の登場です! (Ki)

PRAGA
PRD-250355(1CD)
シベリウス:交響曲集
交響曲第5番変ホ長調Op.82*
交響曲第6番ニ短調Op.104
交響曲第7番ハ長調Op.105
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
フィルハーモニアO

録音:1960年9月、1955年7月/キングズウェイ・ホール(ロンドン)
どちらもEMI音源。以前交響曲第2番と4番をカップリングした盤(PRD 250354)がありましたが、残りの第5、6、7番をまとめ82分半の長時 間収録CDとして登場です。カラヤン壮年期の貴重な録音で、後年のような彫琢こそないものの、若々しいエネルギーに満ちていて魅力的です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1209
ハインリヒ・ホルライザー
ブラームス:交響曲第2番*
リスト:交響詩第3番「前奏曲」#
ワーグナー:ジークフリート牧歌+
ハインリヒ・ホルライザー(指)
トリエステPO*、
バンベルクSO

録音:1956年
音源: Pathe Vox, VP 420 *、Pantheon, XPV 1006
Forgotten Records
fr-1219(1CDR)
メシアン:トゥランガリラ交響曲 イヴォンヌ・ロリオ(P)
ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)
ハンス・ロスバウト(指)北ドイツRSO

録音:1958年4月28日、ムジークハレ、ハンブルク(放送音源)
※WERGO盤は1951年録音

PRAGA
PRDDSD-350114
(1SACD)
限定盤
ブルックナー:交響曲第5番(ハース版)
「テ・デウム」〜第1曲アレグロ*
オイゲン・ヨッフム(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO、BPO*
マリア・シュターダー(S)
ジークリンデ・ヴァーグナー(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
ペーター・ラッガー(Bs)
ヴォルフガング・マイヤー(Org)
ベルリン・ドイツ・オペラcho、

録音:1964年5月30/31日/オットーボイレン、ベネディクト修道院(ライヴ)、1965年6月/イエス・キリスト教会(ベルリン)*
ヨッフムが1964年5月30日にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と行ったブルックナーの交響曲第5番のライヴは、同曲最高の名演と称されるこ ともある歴史的な記録。それがSACD化され、ますます輝きを増しました。余白「テ・デウム」の第1曲を置くことで、このカトリック的な交響曲を完 結させています。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10335BD(Bluray)
KKC-9291(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

ACC-20335DVD(DVD)
KKC-9292(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
マーラー:交響曲第1番「巨人」

◆特典映像
リッカルド・シャイーが語る、マーラー交響曲第1番について(日本語字幕付)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
リッカルド・シャイー(指)

収録:2015年1月ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS HD Master Audio,
PCM Stereo
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All
本編:62’ 24 /ボーナス:24’ 07
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS5.1,DD5.1, PCM Stereo
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All
本編:62’ 24 /ボーナス:24’ 07
シャイーとゲヴァントハウス管の映像によるマーラー・チクルス。2011年のマーラー没後100年を記念してスタートしたシリーズで、これまでに第2番、 第4番、第5番、第6番、第7番、第8番、第9番がリリースされており、いずれも充実した演奏で高い評価を受けており、この度、2015年1月にゲヴァ ントハウスでおこなわれたコンサートの模様を収録した交響曲第1番がリリースされます。 シャイーは、コンセルトヘボウ管とマーラーの交響曲全集を完成させていますが、このゲヴァントハウス管とのチクルスとは全く違います。テンポもゲヴァン トハウス管との方が速く解釈も異なります。シャイーはメトロノーム記号についても特典映像で詳しく語っていますが、往年の巨匠メンゲルベルクやワルター との録音についても言及し、シャイーの近年のテンポ設定はそうしたマーラーと直接対峙した巨匠たち、ひいてはマーラー自身の意図に立ち返るように考え られています。そしてシャイーはこの交響曲第1番に対しこのように述べています。「この作品はマーラーの紛れもない傑作であり、後年彼が創造した広大な 音世界を先取りしている」。シャイーが長年かけて熟考させた音楽を明快で切れ味鋭い指揮で聴くことができ、さらに演奏、特典映像ともに鑑賞することによ り作品を深く理解することができる1枚です。 また「ACCENTUS MUSIC」ならではの、音楽を理解した素晴らしいカメラワーク、見ごたえのある編集で、映像商品としても魅力的。ジャケット・デザイ ンはシリーズ通して使われているライプツィヒ出身の現代アーティスト、ネオ・ラウフによるものです。 (Ki)

Goodies
33CDR-3714(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第7番
交響曲第6番「田園」
ルネ・レイボヴィツ(指)
ロイヤルPO

日READER'S DIGEST RBS 5(第7番)& RBS 4(第6番)(ステレオ)
1961年4月5-7日(第7番)&4月7-8日(第6番)
Goodies
33CDR-3715(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第2番
交響曲第1番
ルネ・レイボヴィツ(指)
ロイヤルPO

日READER'S DIGEST RBS 1(ステレオ)
1961年4月10-11日(第2番)&4月10-12日
ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール録音
Goodies
33CDR-3716(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
交響曲第5番「運命」
ルネ・レイボヴィツ(指)
ロイヤルPO

日READER'S DIGEST RBS 2 & 3B(ステレオ)
1961年4月10-12日(第3番)&4月12-13日
ロンドン・ウォルサムストウ・タウン・ホール録音
ルネ・レイボウィツ(1913-1972)はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家族 と共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク (1874-1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲 法を師事した。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル (1875-1937)に、指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964)に学んだ。1936年 から指揮者としての活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の勃発 で指揮活動から退き、作曲や著作に専念するようになった。戦後になって再び 指揮者として復帰した。これはステレオ期にリーダースダイジェスト社に録音 されたもの。目が覚めるような指揮振りと録音はベートーヴェンが現代に蘇っ たような印象を与える。 今回発売のカップリングは録音順に並べてレイボウィッツがベートーヴェンの 交響曲全曲を構築していく過程を再現することを試みた。

Edition HST
HST-995(1CD)
税込定価
2800★★
ヴァンハル(1734 -1813);交響曲集第20 巻Bryan d2 f1 a1
交響曲ヘ短調Bryan f1 (プラハ版) (1773-74?) *
交響曲イ短調Bryan a1 (1773-74?)
交響曲ニ短調Bryan d2 (1773-74?)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)

録音: 2016 年1 月15 日、東京・オペラシティ近江楽堂てライヴ
*=世界初録音
18 世紀中のヴァンハル・コレクターの一つ、チェコ、ヴァルトシュタイン・ドクシー 宮のコレクションから短調交響曲3曲を収録。 ヴァルトシュタイン伯爵は、ちょうどハイドンのエステルハージ候のように当時の音 楽芸術の重要なパトロンであった。 独レーゲンスブルクにも同曲集の写筆譜が伝承されているが、地理的な優位性 か、プラハ版の方が自筆譜に近い精度の高い写譜となっている。

Pentatone
PTC-5186651(1SACD)
マーラー:交響曲第4番ト長調
ピアノ四重奏曲 イ短調 断章(コリン・マシューズ編)*
ミア・パーション(S)、
グスターボ・ヒメノ(指)
ルクセンブルクPO

録音:2017年2月、2017年6月*/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第4弾はマー ラーです!ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、そ の才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの 副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての 日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。 第4楽章にソプラノ独唱による『子供の魔法の角笛』の「天上の生活―私たちは天上の歓喜をうける」を用いたマーラーの交響曲第4番。明るく楽し く端正であるこの作品をヒメノは非常に見通しのよい解釈でスッキリとした演奏をしております。ミア・パーションの透き通るような歌声にも注目です。カッ プリングはマーラー10代の作品、ピアノ四重奏曲 イ短調 断章(コリン・マシューズによる管弦楽編曲版)です。当作品はマーラーの初期の習作ながら 陰鬱で頽廃的な印象を強く与え、まぎれもなくマーラーの世界であることを実感させてくれる作品です。ヒメノ&ルクセンブルク・フィルによるショスタコー ヴィチ・アルバム(PTC 5186622)、ブルックナー・アルバム(PTC 5186613)、ラヴェル・アルバム(PTC 5186652)とあわせてお楽しみください。 (Ki)

EUROARTS
20-64408E(4DVD)
リッカルド・シャイー・イン・ライプツィヒ

■DVD1 (121mm)
メンデルスゾーン:序曲「真夏の夜の夢」(1826年版)
 詩篇114番Op.51
 交響曲第2番「賛歌」Op.52(1840年版)
リーム:変化2〜管弦楽のための音楽

■DVD2 (94mm)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
交響曲第4番
交響的練習曲〜アダージョとアレグロ・ブリランテ(チャイコフスキー編曲)
『子供の情景』〜見知らぬ国と人々から(ラヴェル編曲)
『謝肉祭』より(ラヴェル編曲)【前口上/ドイツ風ワルツ/間奏曲『パガニーニ』/フィリスティンと戦うダヴィッド同盟の行進】

■DVD3 (85mm)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス

■DVD4 (137mm)
ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』
全て、リッカルド・シャイー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
■DVD1 (121mm)
収録:2005年9月2日、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ(ライヴ)
ボーナス:ライプツィヒのシャイー(監督:ギュンター・アッテルン)
アンネ・シュヴァーネヴィルムス(S)
ペトラ=マリア・シュニッツァー(S)
ペーター・ザイフェルト(T)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスcho
ライプツィヒ歌劇場cho
合唱指揮:モーテン・シュルト=イェンセン
■DVD2 (94mm)
マルタ・アルゲリッチ(P)
収録:2006年6月1-2日、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ(ライヴ)
■DVD3 (85mm)
アレクサンドリナ・ペンダチャンスカ(S)
マヌエラ・カスター(Ms)
ステファノ・セッコ(テノール)
ミルコ・パラッツィ(バス)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスcho
ライプツィヒ歌劇場cho
ミヒャエル・シェーンハイト(Org)
収録:2008年11月6-7日 ゲヴァントハウス,ライプツィヒ(ライヴ)
■DVD4 (137mm)
マッシミリアーノ・ピサピア(リッカルド)
フランコ・ヴァッサッロ(レナート)
キアーラ・タイギ(アメーリア)
アンナ・マリア・キューリ(ウルリカ)
ユン・イー・ユー(オスカル)、他
ライプツィヒ・バレエ ライプツィヒ歌劇場cho
演出:エルマンノ・オルミ
装置、衣装:アルナルド・ポモドーロ
収録:2005年11月23日・26日、ライプツィヒ歌劇場(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
428分
リージョン:All
字幕:英仏独伊西
2005年より約11年間ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター(楽長)を務めていたリッカルド・シャイー。両コンビの記念碑的 なコンサート映像を集めた4枚組のDVDボックスが発売となります。 2017年に275周年を迎えた由緒あるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は、メンデルスゾーン、フルトヴェングラー、マズア、ブロムシュテット、 そしてシャイーらがカペルマイスターを歴任、現在は新世代のマエストロ、アンドリス・ネルソンスが第21第カペルマイスターを務めています。ドイツだ けでなくヨーロッパ屈指の名門オーケストラとして名を馳せています。 DVD1には、シャイーの音楽監督就任コンサートを収録。楽団ゆかりの作曲家メンデルスゾーンの作品を取り上げています。さらに交響曲第2番、序曲「真 夏の夜の夢」ともにオリジナル・エディションを使用するなど、就任当初からのシャイーの並々ならぬ意気込みが伝わってくるプログラムです。DVD2には、 ソリストにアルゲリッチを迎えたシューマン・プログラム。DVD3では、ロッシーニの「小ミサ・ソレムニス」。ロッシーニ没後140年を記念して行われた コンサートの模様。作曲者自身によって作られた管弦楽伴奏版で演奏されています。最後には、シャイーが、ライプツィヒ・オペラの首席指揮者に就任して、 初めて指揮した作品「仮面舞踏会」が収録されています。 (Ki)


Treasures
TRE-189(1CDR)
ベームのベートーヴェン&ドヴォルザーク
ベートーヴェン:交響曲第4番
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」*
カール・ベーム(指)BPO

録音:1952年4月23日、1951年12月17日*
※音源:伊MOVIMENT MUSICA 08-001、01-024*
◎収録時間:79:40
“作品に対するヴィジョンの違いが際立つ2つの名演!”
■音源について
ベーム壮年期の放送用音源。「新世界」はベームにとって遠い存在と思われがちですが、DGのセッション録音以上に覇気に満ちたこのアプローチを聴くと、真に共感を寄せていた作品であることが窺えます。

ベートーヴェンは、かつての独墺系の指揮者の多くがそうであったように、遊びを厳しく戒め、一点一画を疎かにしない解釈が徹底。観客のいない一発録りなので、ここまで集中して作品の理想像を築けたのかもしれません。第1楽章冒頭から実に慎重で、早速禁欲的な空気が支配します。主部以降は精神の内燃に終止し、道を踏み外すまいとする意志の強さが音楽の造型を強固にし昇華させます。特に展開部の各声部の緊密な融合ぶりは聴きもの。第3楽章でのニュアンスの凝縮力の高さも必聴。楽想移行時にの僅かなリタルダンドも含め、ここでは表現への積極的な姿勢を露わにし、この楽章にこれほど高い求心力で響いた例は稀でしょう。終楽章は再び禁欲モードに戻りますが表現への熱い意志は保持。コーダのアゴーギクが極めて抑制的なのも、ベームのベートーヴェンへの敬意の表れ言えましょう。
ドヴォルザークは、もちろん民族的なテイストとは無縁で、あくまでもロマン派ソナタ形式作品として対峙していますが、ベートーヴェンとは好対照を成す表現の幅広さ、深さに心奪われます。
第1楽章序奏部から本物の共感がフレージングに浸透し尽くされており、第2主題をテンポを落として歌いながらも高潔さを維持するあたりは流石ベーム。逆に意外なのは、再現部の7:27と7:29で囁く感触を微妙に変えており、普段のベームにはあまり縁のない「甘美な余韻」を滲ませる点。提示部でも似たアプローチがあるので、まさにベームの例外的なこだわりと言えましょう。コーダではアッチェレランドがかかりますが、単に熱気に任せたものとは異なるのがベームならでは。第2楽章は自らは酔いしれず、作品と一定の距離を保ちながら情感を丁寧に表出しますが、最高潮を築いた後の10:20以降は、抑えがたい郷愁を心の奥から徹底的に縛りだして涙を誘います。特に10:52からの弦のアンサンブルは感動の極み!終楽章は、多くの点でニュアンスが1978年盤と酷似しているのに驚きますが、リズムの瑞々しさと、解釈の細やかさはこちらが上。例えば2:19から弦の内声トレモロに掛かるクレッシェンドは、78年盤には見られません。
ベームに対する「頑固」「無骨」といったイメージは、決してアプローチがワンパターンだという意味ではなく、思い描くヴィジョンに妥協を許さないという意味を含んで、初めて的を得た形容となるのではないでしょうか。【湧々堂】


SWR music
SWR-19055CD(1CD)
NX-B02
カレル・アンチェル/スーク:交響曲「アスラエル」他
ヨーゼフ・スーク:交響曲「アスラエル」Op.27
イシャ・クレイチー(1904-1968):管弦楽のためのセレナータ
カレル・アンチェル(指)
バーデン=バーデン南西ドイツRSO

録音:1967年5月 Baden-Baden, Hans-Rosbaud-Studio(ステレオ(
チェコの作曲家ヨーゼフ・スークが32歳の時に作曲した交響曲「アスラエル」。 タイトルの「アスラエル」とは、死者の霊を運ぶ天使の名前のこと。義父ドヴォルザークと妻(ドヴォルザークの娘)オティリエを 亡くし、二重の悲しみに見舞われたスークの心情が投影された作品です。 チェコの指揮者の多くはこの作品を重要なレパートリーにしており、アンチェルにとってもそれは同様でしたが、これまでにクリーヴ ランドOとの私的な録音があったのみで、この演奏が唯一の「アスラエル」公式録音となります。 クレイチーの「セレナータ」はユーモアを湛えた作品。アンチェルは上品さと荘厳さを併せ持つオーケストラの音色を存分に生か し、魅惑的な演奏を聴かせています。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。
SWR music
SWR-19410CD(1CD)
NX-B02
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 クルト・ザンデルリンク(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:1999年12月15-17日 ライヴ(ステレオ)
CD93.027 再発盤
ドイツの名指揮者ザンデルリンクが1999年にリーダーハレで行ったブルックナーの録音。全曲を通じて高揚感に溢れており、 なかでも第2楽章ではザンデルリンクの持ち味とも言える美しい弦の響きが存分に発揮された、素晴らしい演奏が繰り広げら れています。録音状態も良好です。 SWR所蔵のオリジナル・テープを使用しています。
SWR music
SWR-19411CD(1CD)
NX-B02
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:1996年9月20日 ライヴ(ステレオ)
CD93.186 再発盤
たっぷりとしたテンポによる瞑想的な演奏が特徴であった晩年のジュリーニですが、このシュトゥットガルト放送SOとのブ ルックナーは早めのテンポ設定で知られています。しかし決して淡泊になるのではなく、奥深い感情表現と、長い経験に裏打 ちされた知的な解釈による素晴らしいブルックナーです。 SWR所蔵のオリジナル・テープを使用しています。たっぷりとしたテンポによる瞑想的な演奏が特徴であった晩年のジュリーニですが、このシュトゥットガルト放送SOとのブルックナーは早めのテンポ設定で知られています。しかし決して淡泊になるのではなく、奥深い感情表現と、長い経験に裏打ちされた知的な解釈による素晴らしいブルックナーです。SWR所蔵のオリジナル・テープを使用しています。
SWR music
SWR-19419CD(1CD)
NX-B05
ツェルニー:交響曲集
交響曲 第6番 ト短調(1854)
大交響曲 第2番 ニ長調 Op.781*
グルジェゴルス・ノヴァーク(指)
SWRカイザースラウテルン放送O

録音:2004年6月16-18日、2005年2月16-18日*
ベートーヴェンの弟子、友人として最近脚光を浴びているウィーン古典派のピアニスト、作曲家カール・ツェルニー。このアルバ ムは現在のようにツェルニーに注目が集まる以前、2004年から2005年にかけて録音された2曲の交響曲を収録したもので す。指揮者ノヴァークは2015年からロイヤルPOの準首席指揮者を務めている実力派。ツェルニー 作品の持つウィットを丁寧に描き出しています。



ORFEO DOR
J999713(13CD)
日本独自企画
完全限定生産
NX-J05
シャーンドル・ヴェーグ/ORFEO録音集1983-1996年
【CD1】
バッハ:管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
【CD2】
バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
管弦楽組曲第4番ニ長調BWV1069
【CD3】
ハイドン:交響曲第39番ト短調Hob.I/39
協奏交響曲変ロ長調Hob.I/105
交響曲ハ長調「うっかり者」Hob.I/60
【CD4】
ハイドン:交響曲第85番変ロ長調「王妃」Hob.I/85
交響曲第88番ト長調Hob.I/88
交響曲第96番ニ長調「奇跡」Hob.I/96
【CD5】
ハイドン:交響曲第101番ニ長調「時計」Hob.I/101
交響曲第102番変ロ長調Hob.I/102
【CD6】
ハイドン:交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」Hob.I/103
交響曲第104番ニ長調「ロンドン」Hob.I/104
【CD7】
モーツァルト:カッサシオント長調K63
ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K413*-
ィヴェルティメント第10番「「ロドロン伯爵家の夜の音楽」K247#
【CD8】
モーツァルト:カッサシオン変ロ長調K99
ピアノ協奏曲第8番ハ長調K246
ディヴェルティメントニ長調K136*
交響曲第25番ト短調K183#
【CD9】
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調K113*
ピアノ協奏曲第13番ハ長調K415#
レチタティーヴォとアリア「どうしてあなたを忘られよう-心配しないで、愛する人よ」
アイネ・クライネ・ナハトムジークト長調K525
【CD10】
モーツァルト:交響曲第4番ヘ長調K19
交響曲第44番ニ長調K81
交響曲第34番ハ長調K338
交響曲第39番変ホ長調K543
【CD11】
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
交響曲第41番「ジュピター」
【CD12】
モーツァルト:セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」K239
メンデルスゾーン:弦楽のためのシンフォニア第9番ハ長調
ドヴォルザーク:弦楽セレナードホ長調Op.22
ヴォルフ:イタリア風セレナードト長調
【CD13】
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K201*
バルトーク:打楽器とチェレスタのための音楽Sz106
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク

【CD1】
パミーナ・ブルーム(Fl)
録音:1983-/1985年Mozarteum/Felsenreitschule
【CD2】
ラインホルト・フリードリヒ、クラウス・シューヴェルク、ベルンハルト・レンビン(Tp)
録音:1983-/1985年Mozarteum/Felsenreitschule

【CD3】
アレクサンダー・ヤルビチェク(Vn)
ハイデ・リッシャウアー(Vc)
ラインホルト・メルツァー(Ob)
ユディト・ファルマー(Fg)
録音:1986/1995年Felsenreitschule/Mozarteum

【CD4】
録音:1992-1993年Mozarteum
【CD5】
録音:1994年Mozarteum/Felsenreitschule
【CD6】
録音:1994/1996年Mozarteum
【CD7】
アンドラーシュ・シフ(P)
録音:1989年8月5-7日Mozarteum
1990年8月11-13日Mozarteum*
1989年8月5-7日Mozarteum#

【CD8】
アンドラーシュ・シフ(P)
録音:1990年8月12日Mozarteum
1989年8月6日Mozarteum*
1990年8月12日Mozarteum#

【CD9】
ダフネ・エヴァンゲラトス(Ms)
アンドラーシュ・シフ(P)
1993年7月25日Mozarteum*
1988年7月31日Mozarteum#
1993年7月24-26日Mozarteum

【CD10】
録音:1987/1988年Mozarteum

【CD11】
録音:1994/1996年Mozarteum/GrossesFestspielhaus
【CD12】
録音:1986年8月22日/19日Mozarteum/Felsenreitschule
【CD13】
録音:1994年7月1日Klingenberg*
1995年5月31日Wien
ハンガリーに生まれ、1924年からリスト音楽院でヴァイオリンをフバイ、作曲をコダーイに学んだヴェーグ。 1927年にリヒャルト・シュトラウスの指揮でヴァイオリニストとしてデビューを飾り、1930年の音楽院卒業後には ソリストとして活動を始めるとともに、1935年にハンガリー四重奏団を結成、1940年まで在籍し、バルトークの 「弦楽四重奏曲第5番」の初演も務めました。 以降、ヴァオリニストとして、また指揮者として活躍し、1953年にはフランス国籍を取得。 教育者としても素晴らしい実績を残し、中でも、1971年から1997年にはザルツブルク・モーツァルテウム音楽 院で教鞭を執り、数多くの後進を育てたことでも知られました。 このBOXは、1979年から指揮者として就任したモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカとの名演を収録したもの で、おなじみのモーツァルト作品をはじめ、ハイドン、バッハを中心に、お国物であるバルトークの「弦楽器、打楽 器とチェレスタのための音楽」まで、ヴェーグらしい雄弁な音楽を聴かせています。

Seattle Symphony Media
SSM-1017(1CD)
NX-B03
ニールセン:交響曲 第3番&第4番
交響曲 第3番 ニ短調「広がりの交響曲」Op.27 FS60
交響曲 第4番「滅ぼし得ざるもの(不滅)」Op.29 FS76
エステーリ・ゴメス(S)
ジョン・テイラー・ウォード(Br)
シアトルSO
トマス・ダウスゴー(指)

録音:2017年6月8-10日、2015年11月12.14日
2017年10月、シアトルSOの次期音楽監督に指名されたトーマス・ダウスゴーとシアトルSOの最新録音。昨 年リリースされた「マーラー:交響曲第10番」は、2017年のグラモフォン賞にノミネートされるなど、世界中で高い評価を受け ていますが、今作から開始されたデンマークの作曲家ニールセンの交響曲全集は、ダウスゴーにとってはお国物であり、完全 に手中に収めた作品ということで、すでに注目を浴びています。第1弾は最も人気の高い「交響曲第3番」と「交響曲第4 番」の2曲。雄大な曲想に声楽を伴う第3番、劇的な曲想と展開が素晴らしい第4番。どちらもダイナミックレンジの広い作 品ですが、シアトルSOの広がりのあるサウンドが作品の魅力を存分に伝えています。

Solo Musica
SM-273(1CD)
NX-B03
シューベルト:交響曲 第4番/第8番
交響曲 第4番 ハ短調 D417
交響曲 第8番 ロ短調「未完成」…M.ヴェンツァーゴによる補筆完成版
 第1楽章:Allegro moderato
 第2楽章:Allegro moderato
 第3楽章:Scherzo(M.ヴェンツァーゴによる完成版)
 第4楽章:キプロスの女王ロザムンデ D797−間奏曲 第1番(M.ヴェンツァーゴによる編曲)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
ミュンヘンSO

録音:2017年5月23-27日
ミュンヘンSOによるシューベルトの2つの交響曲のリリースは、これまでのエドゥセイとオーケストラの過去数年間における 共同作業の結果であり、また未来に向けての展望にも位置付けられるものです。現在、ミュンヘンには4つのオーケストラがあ り、どの楽団も音楽的伝統を守り、「街における響き」を大切にしていますが、1945年に創設されたミュンヘンSOは、 毎年100回を超えるコンサートを開催し、常に新しいレパートリーを模索、時には親しみやすい映画音楽なども録音するな ど、地域に密着したオーケストラにふさわし活動をしています。この録音では「未完成交響曲」を名指揮者ヴェンツァーゴが補 筆した「完成版」で演奏。シューベルトの一つの可能性を示す興味深い演奏が行われているとともに、エドゥセイの繊細な表 現も楽しめます。


Altus
ALT-381(2CD)
ブルックナー:交響曲集
交響曲第9番 ニ短調 WAB 109
交響曲第4番 変ホ長調 WAB 104《ロマンティック》(1878/80年稿)*
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
NHK響

録音:2002年4月4日NHKホール、2002年4月10日サントリーホール*
(NHKによる実況録音)
偉大なブルックナー指揮者として知られるスクロヴァチェフスキが2002年にN響を振ったときのライヴ録音です。有名なザールブリュッケン放送響と のブルックナー全集録音が完成したのが2001年。その1年後のN響客演だけあって聴衆の期待も高かったと思われますが、実際の演奏は予想以上の 素晴らしさで、日本のブルックナー・ファンを虜にしました。その時の感動が蘇る大注目のディスクです。
珍しくヴァイオリンは両翼配置を採用しており、立体感ある響き。両曲とも意外なほど濃密なロマンが香る気合十分の大熱演で驚かされます。弛緩する ことなく緊張感にあふれ、強靭な生命力がみなぎり、弦楽器の熾烈さも聴き逃せません。
第4番のスコアは第2稿に基づいていますが独自に手が加えられており、色彩とバランスが絶妙。第9番はいわゆるブルックナー休止を過度に長くし すぎず、衝撃的な音楽の流れを大事にしており、掻き立てるような表現があります。そのためゆったりとした大胆なテンポを取っている第3楽章も力強い 構築性を失うことがなく、ブルックナーの大作を存分に楽しめます。 (Ki)

Altus
ALT-383(2CD)
スクロヴァチェフスキ/モーツァルト&ブルックナー
モーツァルト
:交響曲第35番《ハフナー》
ブルックナー:交響曲第8番 WAB 108(ノヴァーク版1890年稿)*
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
NHK響

録音:2002年4月10日サントリーホール、2006年5月12日NHKホール*
(NHKによる実況録音)
ブルックナーを得意とするスクロヴァチェフスキですが、第8番は特に思い入れのある曲のようで、いくつかのオーケストラとの「最後のブルックナー演 奏」で第8番を選んでいます。この2006年の演奏はN響との最後のブルックナーで、両者の集大成と言うべき凄まじい演奏が繰り広げられています。
その凄まじさは単純な熱気や勢いではなく、厳しい音造りによってコントロールされた客観性あるもの。とはいえもちろん冷たいわけではなく、完璧にコ ントロールされたバランスゆえに聴こえてくる美しい歌があり、この世ならぬ幽玄な世界が広がります。すべての瞬間に隙がなく、あらゆる音が連関して最 後のクライマックスまで繋がっていく、晩年スクロヴァチェフスキの境地をうかがわせる圧巻の大名演です!
カップリングのモーツァルトももちろん素晴らしいです。颯爽として瑞々しく、モダン・ピリオドを超えた見事な彫琢。理路整然とした清らかな輝きが堪 能できます。 (Ki)

Altus
ALT-385(2CD)
ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第3番《英雄》
《フィデリオ》序曲 Op. 72
《コリオラン》序曲 Op. 62*
《エグモント》序曲 Op. 84#
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60*
交響曲第7番 イ長調 Op. 92*
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
NHK響

録音:2004年4月9日NHKホール、2004年4月15日NHKホール*、
2004年4月21日サントリーホール#
(NHKによる実況録音)
2004年にスクロヴァチェフスキがN響と演奏したベートーヴェンをまとめてCD化。どれも瑞々しく溌剌とした演奏で、かつライヴならではの熱気も 十分に感じられます。かなり細かなコントロールが随所に現れますが、その解釈はまったく無駄がなく、繊細極まりない弱奏から引き締まった強奏まで、 血の通った意志のある表現に貫かれています。
『英雄』の第1楽章コーダで金管楽器を押さえつつも怒涛のクライマックスを築くあたりはスクロヴァチェフスキにしか成し得ない考え抜かれた芸当と 言えます。終楽章の完璧にポリフォニックな造形がもたらす音楽的迫力も圧倒的です。
第7番は一層白熱しており、マエストロが激して足を踏み鳴らしたと思しき音まで収録されています。それでいて一切の破綻なく音楽は突き進み、N響 の反応も素晴らしく、指揮者にもオケにも喝采を送りたくなる名演です。 (Ki)

若林工房
AFIA-9002(2CD)
シューベルト:交響曲第9番《グレート》
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54*
村中大祐(指)
Orcheter AfiA(オーケストラ・アフィア)
グローリア・カンパナー(P)

録音:2016年2月18日& 2016年5月12日* 紀尾井ホール、コンサート・ライヴ録音
村中大祐=オーケストラ・アフィアによる待望のシリーズ第3 弾。2016 年、紀尾井ホー ル(東京)での演奏会ライヴ録音の登場です。今回はロマン派を代表する交響曲とピア ノ協奏曲という組み合わせ。シューベルトの「グレート」では、小編成のオーケストラから 重厚で巨大なスケール感を引き出すことに成功しています。シューマンのピアノ協奏曲 でソリストを務めるのは、現代若手最高の一人と呼び声の高いイタリア出身のグローリ ア・カンパナー。ピアノ・ソロの熱いロマン的感情とそれを支えるオーケストラの古典的な 佇まいの絶妙なバランスが聴きものです。

Chandoss
CHSA-5200(1SACD)

RCHSA-5200(1SACD)
国内仕様盤
税込定価

フローラン・シュミット:交響曲第2番 Op.137
「アントニーとクレオパトラ」Op.69より 組曲第1番、第2番
サカリ・オラモ(指)BBC響

国内盤=日本語解説&日本語曲目表記オビ付き/解説書日本語翻訳:生塩昭彦
「詩篇第47番」や「サロメの悲劇」、「ディオニソスの祭り」に代表されるように、卓越した作曲技法とオーケストレーション、色彩豊かで絢爛な和声が特徴的な傑作を続々と生みだしたフローラン・シュミット。 「交響曲第2番」は、1957年12月に完成したシュミット87歳の時の重厚かつロマンティックな作品。他界する2ヶ月前の1958年6月にストラスブールで、シャルル・ミュンシュの指揮で初演が行われ、大喝采を浴びた最晩年の代表作として知られています。 オラモはBBCSOを指揮し、フローラン・シュミットの「アントニーとクレオパトラ」のイギリス初演を手がけた実績があるだけに、まさに満を持して取り組んだこの「交響曲第2番」への期待が高まります!

Linn
CKR-450(2CD)
シューマン:交響曲全集
交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
交響曲第2番ハ長調Op.61
交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」
交響曲第4番ニ短調Op.120(1851年版)
ロビン・ティチアーティ(指)
スコットランド室内O

録音:2013年11月25日、26日、30日&12月1日−3日
※CKD-450からの新装移行再発売。CKD-450は在庫がなくなり次第廃盤となります。
ロンドン生まれ、イタリア系イギリス人の若き天才指揮者ロビン・ティチアーティ。2009年から首席指揮者を務めるスコットランド室内Oとのシューマン全集!
Linn
CKD-590(3CD)
サミュエル・アドラー〜90歳記念盤
交響曲第1番/ピアノ協奏曲第1番
人はただ一度生きる/交響曲第2番
ヴァイオリン協奏曲/木管五重奏と管弦楽のための協奏曲 「Shir HaMa’alot」
ギター協奏曲
イントゥ・ザ・レイディアント・バウンダリーズ・オヴ・ライト
ポーツ・オヴ・コール 「地中海組曲」
5つのコーラル・スケルツィ
エミリー・フリーマン・ブラウン(指)
フランクフルト・ブランデンブルク州立O、
イーストマン・フィルハーモニア室内O、
イーストマンcho、他
2018年の3月4日に90歳の誕生日を迎えるアメリカの作曲家、サミュエル・アドラーのセレブレーション・アルバムが登場。サミュエル・アドラーは、1928年にドイツのユダヤ系の音楽一家に生まれ1939年にアメリカへ亡命、ハーバード大学でヒンデミットやコープランドらに学び、現代アメリカを代表する作曲家の一人として活躍。ノーステキサス大学音楽カレッジやイーストマン音楽学校、ジュリアード音楽院などで作曲を教えてきました。
古典的感性と21世紀の情熱をバランスよく融合させた脅威のシンフォニック・ライターとして大きな影響力を持つアドラーの作品から、多くの世界初録音を含む、交響曲、協奏曲、室内楽作品を収録した3枚組セットです。CD1-2(交響曲とギター以外の協奏曲)は、アドラー夫人でもあるボーリンググリーン州立大学のエミリー・フリーマン・ブラウン博士とフランクフルト・ブランデンブルク州立Oによる演奏。CD3は、アドラーが名誉教授を務めるイーストマン音楽学校のニコラス・ゴルセス教授(G)とイーストマンの若きミュージシャン達による演奏です。

フォンテック
FOCD-9768(1CD)
税込定価
ベートーヴェン 交響曲全集1
ベートーヴェン:交響曲 第1番
交響曲 第6番 「田園」
朝比奈隆(指)新日本PO

録音:1997年9月25日、98 年3 月16 日 サントリーホール・ ライヴ
DSD マスタリング UHQCD
朝比奈 隆(1908-2001)の生誕 110 年を祝し、その偉業を称える---新日本フィルとの《ベ ートーヴェン 交響曲全集》。 60 年を越える朝比奈の演奏歴のなかで、レパートリーの中核をなしたベートーヴェンのシンフ ォニー。全曲演奏は10 回を越え、97 年から98 年にかけておこなわれた本CD 収録の<チク ルス>は8 作目の全曲録音となります。 数種類の新原典版の登場、またピリオド楽器でのアプローチなど、近年のベートーヴェン演奏は 新時代を迎えました。しかし、この『近代』を経過してきた<耳>にも、朝比奈の演奏は色褪せ るどころか、実に新鮮に聴こえます。 軽佻浮薄という言葉から最も遠い、歩を踏みしめるような音楽。一音一音に、ベートーヴェンの 音楽に内在する強烈なエネルギーを刻む演奏は、まさに久遠の響きを宿しています。 UHQCD で十全に響き渡る明晰な録音---新たな至宝の登場です。 (フォンテック)

CORO
COR-16158(1CD)
ハイドン:交響曲集Vol.4
ハイドン:交響曲第26番ニ短調「ラメンタツィオーネ」Hob.I-26、
 交響曲第86番ニ長調 Hob.I-86
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
アイスリン・ノスキー(Vn)、
ハリー・クリストファーズ(指)
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ

録音(ライヴ):2017年1月27日−29日、シンフォニー・ホール(ボストン、アメリカ)
2008年にアメリカ最古のピリオド・オーケストラ、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)と、第13代音楽監督ハリー・クリストファーズのコンビによるハイドンの交響曲ライヴのシリーズ第4弾!
シュトゥルム・ウント・ドラング期(疾風怒濤期)の初期に作曲され、グレゴリオ聖歌の引用が見られる「交響曲第26番「ラメンタツィオーネ」」、6つのパリ交響曲の掉尾を飾る「交響曲第86番」、ターフェルムジーク・バロックOなどで活躍し、現在はHHSのコンサートミストレスを務めるアイスリン・ノスキーをソリストに迎えてのモーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第3番」の3作品を通じて、ハリー・クリストファーズとHHSが、ハイドンの初期と後期の作品のコントラスト、そしてハイドンとモーツァルトとの親交を描きます。歳月を重ねますます盤石となったハリー・クリストファーズとHHS。名匠の卓抜した手腕と、アメリカ古楽界を代表する名門の伝統が織り成すサウンドにご注目下さい!

Forgotten Records
fr-1200(1CDR)
モーリス・エウィットのモーツァルト
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番「ジュピター」
アイネ・クライネ・ナハトムジーク#
モーリス・エウィット(指)
エウィットO

録音:1951年#、1952年
※音源: Les Discophiles Français DF 64, 317.001
Forgotten Records
fr-1199A(1CDR)
ショルティ&スウェーデンRSOライヴ
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
バルトーク:ディヴェルティメント Sz.113
ハイドン:交響曲第103番 「太鼓連打」
ゲオルク・ショルティ(指)
スウェーデンRSO

録音:1958年2月22日・ライヴ


GRAND SLAM
GS-2178(1CD)
ベルリオーズ:幻想交響曲 シャルル・ミュンシュ(指)
パリO

録音:1967年10月23-26日/サル・ワグラム(パリ)
使用音源: Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
発足間もないパリOと、燃える巨匠シャルル・ミュンシュが録音したベルリオーズの幻想交響曲については、もはや何の説明も不要でしょう。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープですが、この不滅の名演が、かつて耳にしたことのない鮮度で体験出来ることと思います。 解説書には石川登志夫氏の「パリ通信」を、ご遺族の許諾を得て転載しています。パリOの発足直後のプログラムや当地での評判、旧パリ音楽院Oとの団員の違いなどが記されており、当時のパリの空気が伝わって来ます。(平林 直哉)

SWR music
SWR-19050CD(1CD)
NX-B02
クルト・ザンデルリンク〜ラフマニノフ/ムソルグスキー
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァーンシチナ」-第1幕:前奏曲
ラフマニノフ:交響曲第3番 イ短調 Op.44
クルト・ザンデルリンク(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:1995年3月29-31日
ドイツの名指揮者クルト・ザンデルリンク(1912-2011)。10歳からケーニヒスベルクのギムナジウムで音楽を学び、1931 年、19歳でベルリン市立歌劇場のコレペティートルになりますが、ナチスの迫害を受けソヴィエトに亡命。ここでモスクワ放送 SOでアシスタント指揮者として研鑽を積むこととなります。その後はモスクワで名声を高め、1941年にはレニングラー ド・フィルハーモニーSOの第一指揮者に就任し、1958年にはオーケストラに帯同して来日しました。1960年には東 ドイツに帰国、ベルリンSOの芸術監督、首席指揮者に就任してからは、このオーケストラの技術を飛躍的に高めたこ とで知られています。その後はシュターツカペレ・ドレスデン、フィルハーモニアOと共演を重ねながら、ベルリンSO や読売日本SOとも共演、2002年に指揮活動から引退を表明するまで素晴らしい演奏を繰り広げました。ブラームス、チャイコフスキーやラフマニノフ、マーラーなど後期ロマン派の重厚な作品を得意としたザンデルリンクですが、あまり録音に 積極的でなかったため、一部の録音でしか彼の演奏を聴くことはできませんが、そのどれもが豊かな感受性に彩られた情熱 的な表現で知られ、とりわけ弦楽器の響きの美しさには定評がありました。 このシュトゥットガルト放送SOとの演奏では、若い頃から得意としていたラフマニノフとムソルグスキーが取り上げられて おり、「ラフマニノフのオーソリティ」として称えられたザンデルリンクの揺るぎない解釈を存分に聴くことができます。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

Forgotten Records
fr-1197(1CDR)
ラインスドルフ&ボストン響ライヴ
シューベルト:「ロザムンデ」序曲
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
ワーグナー:「神々の黄昏」〜管弦楽組曲*
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1961年2月10日、ボストン・シンフォニー・ホール(ライヴ)
Forgotten Records
fr-1195A(1CDR)
シュヒターの「新世界」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
スメタナ:交響詩「モルダウ」#
ウィルヘルム・シュヒター(指)
北西ドイツPO

録音:1956年5月23日*、1954年6月22日#
※音源: Electrola, JLX 503 *、 JLP 105 #

Pentatone
PTC-5186611(1SACD)
メンデルスゾーン:交響曲第4番 『イタリア』
.交響曲第5番『宗教改革』
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2016年1月(交響曲第4番)、2017年2月(交響曲第5番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノー ファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。当コンビによる初ディスクとなったメンデルスゾーンの交響曲第1番&第3番 『スコットランド』(PTC 5186595 / KKC 5767)は爽快なテンポによる演奏で好評を得ました。期待の第2弾は交響曲第4番『イタリア』と第5番『宗 教改革』を収録しました。当録音でも突き抜けるような明るさと焼けるような熱量を併せ持つ、切れのあるマンゼ節が聴きものです。
交響曲第4番『イタリア』はその名の通り、イタリア旅行の印象により作曲された名曲。あまりにも有名な冒頭からマンゼは躍動感とフレッシュさを失 うことなくスリリングな快演を聴かせてくれます。オーケストラの力量も高く、澄み切った弦楽器と巧みに吹きこなす管楽器の演奏には舌を巻きます。
交響曲第5番『宗教改革』は1830年の宗教改革300年祭に演奏する予定で作曲された作品。第1楽章の序奏に「ドレスデン・アーメン」の主題、 第4楽章にM.ルターのコラール「神はわがやぐら」の主題を用いています。当演奏でも “マンゼ節” が炸裂するスリリングな快演を展開しております。 記念すべき宗教改革500年に録音されたマンゼ会心の演奏を聴くことができます! (Ki)

OTAKEN
TKC-369(1CD)
フルトヴェングラー〜「ニコライの第9」
ベートーヴェン:交響曲第9番 「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
ウィーン・ジングアカデミーcho
ヒルデ・ギューデン(S)
ロゼッテ・アンダイ(A)
ユリウス・パツァーク(T)
アルフレート・ペル(Bs)

録音:1952 年2 月3 日 ウィーン・ムジークフェラインザール「 ニコライ記念演奏会」(ライヴ・モノラル)
「ニコライの第9」 は、従来 より「バイロイトの第9」 に匹敵する名演と言われて 来ましたが、昨今のリマスタ盤の音質改善により、そのことがやっと明らかになって 来ました。 今回、当社のリマスタリングにおきましては、ノイズリダクションに伴うデジタル的漂 白化を避け、極力アナログ的雰囲気を残しつつも、録音年代の古さを全く感じさせ ない、眼前で演奏しているかのようなリアリティーを引き出すことに注力いたしまし た。その結果、この演奏からウィーン・フィルの魅力を、より一層感じ取れるようにな ったのではないかと存じます。具体的には、第3楽章のどこまでも歌いぬいて行く ヴァイオリンが、より可憐でチャーミングになったことなどですが、さらに重要なの は、フルトヴェングラーのどのような解釈もクッションのように受け入れる、ウィーン・ フィルのふところの深さを確認出来るようになったことです。これは、ソリストや合唱 団にも言えることで、バイロイト盤にはない魅力です。もちろんムジークフェラインザ ールのすぐれた音響も、関係していることは間違いありません。これは、すべての 面でバランスのとれた、フルトヴェングラーの数ある第9の中でも、最もスタンダード なものになるのではないでしょうか? もし、同年にウィーン・フィルで第9のスタジ オ録音があれば、この様なスタイルの演奏になっていたと思われます。終結部、フ ェルマータの音響崩壊も、今回は許容範囲内で、これを機会にこの演奏が広く聞 かれることを期待致します。 (オタケンレコード 太田憲志)

Goodies
33CDR-3709(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲 ルネ・レイボヴィツ(指)
ウィーン国立歌劇場O

独 HELIODOR 429 003 (ステレオ)
1958年7月ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルトザール録音
ルネ・レイボウィツ(1913-1972) はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家 族と共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク (1874-1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲 法を師事した。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル (1875-1937) に、指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964) に学んだ。1936 年から指揮者としての活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の 勃発で指揮活動から退き、作曲や著作に専念するようになった。戦後になって 再び指揮者として復帰した。この録音はステレオLP初期のもの。格調高いこ の演奏は新ウィーン楽派の大作曲家の薫陶の賜物と思う。(グッディーズ)

Sterling
CDS-1115-2(1CDR)
ユリウス・ベリツァイ:管弦楽作品集
交響曲第1番ニ短調 Op.45
セレナーデ ニ短調 Op.36
タマーシュ・ガル(指)
MAVブダペスト・コンサートO

録音:1995年、ブダペスト
ユリウス・ベリツァイ(ジュラ・ベリツァイ/1835−1893)は、19世紀後半の数少ないハンガリーの作曲家でありながら、各国の主要な音楽家と交流を持ち、国内外で高い知名度を誇った作曲家。音楽家と同時に数学者でもあり、鉄道会社の技師としても功績を残し、後年は教師としてもハンガリーの音楽文化に貢献しています。シューマンの影響を大きく受けたベリツァイの堂々たる交響曲第1番は、レア・シンフォニー・マニア必聴!
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
(Itter Broadcast Collection)
REAM.1137(1CDR)
バックス:作品集
交響曲第2番
ピアノと管弦楽のための 「冬の伝説」*
ユージン・グーセンス(指)BBC響、
ジョン・マッケイブ(P)*、
レイモンド・レッパード(指)BBCノーザンSO*

BBC放送日:1956年11月3日モノラル、:1978年10月6日ステレオ*
アーノルド・バックスの交響曲第2番は、この曲の英国初演を担ったユージン・グーセンスの指揮による録音。ピアノと管弦楽のための「冬の伝説」は、2015年2月13日に75歳でこの世を去った現代イギリス音楽界の大御所、ジョン・マッケイブ(1939−2015)とレイモンド・レッパードによるもの。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

オクタヴィア
OVCL-00647(1SACD)
2017年12月20日発売
ベルリオーズ:幻想交響曲
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 S.244-2
上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2017年7月21-22日東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
2017年7月の新日本フィル定期演奏会シリーズ《ルビー》より、お客様から寄せられたリクエストの中から音楽監督・上岡敏之が選曲するという新しい試みである「リクエスト・コンサート」のライヴ・レコーディング盤です。 幻想交響曲では、ヴァイオリンとフルートからはじまる主題が柔らかく繊細に奏でられ、聴衆を幻想世界に誘います。上岡のもち味ともいえる洗練されたリズムは、、色彩豊かに音楽をいろどり、夢のような情景をうつし出します。クライマックスでは高らかに鳴り響く管楽器と打楽器、そして豊かなサウンドの弦楽器がフィナーレを締めくくります。 アンコールは公演プログラムのテーマ「ヴィルトゥオーゾ」に沿って選ばれた、リスト:ハンガリー狂詩曲第2番。新日本フィルのパワー溢れる演奏に、会場の熱気まで伝わります。 高みへと駆け上がる上岡&新日本フィルの演奏を、どうぞお楽しみください。(オクタヴィア)

GEGA NEW
GD-385(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.6
交響曲第5番ニ短調Op.47
交響曲第6番ロ短調Op.54 *
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:2012 年3 月、2009 年3 月*、ブルガリア国立放送スタジオ1(セッション)
第6 弾となる今回 はいよいよ人気曲第 5 番(日本では「革命」と呼ばれることが多い)と渋い傑作第 6 番の カップリングで登場です。これまでの録音と同様、聴き手に媚びる姿勢が皆無の無骨な 頑固職人のごとく、俺のやりたいようにやるんだ、という指揮者の強い意志が感じられま す。自らが優れた作曲家でショスタコーヴィチやシュニトケの影響を受けた作品を精力的 に発表するタバコフはここでも作品を緻密に分析した上で自らと作品を同一化させ、熱 い演奏を繰り広げます。第 5 番ではこの曲に対する聴き手の安易な期待に反して(抗し て?)と言いましょうか、金管をこれ見よがしにバリバリと鳴らすことは決してなく、極めて誠 実で節度を持ったアンサンブルを聴かせ、弦楽はこれまでの録音の中で最も抒情的で 美しいハーモニーで第3 楽章は特に絶品。そして終楽章はテンポをややゆったりめに取 り、一音一音をはっきり、くっきりと際立たせます。また中ほどで出てくるホルン・ソロはロシ アの大河を思わせる悠然とした風格を感じさせて鳥肌もの。そして終結部の大団円は横 綱力士の確固たる歩みのごとく、地に足をつけたような、がっしりとした重厚な音楽作りが 大変感動的です。第 6 番はブルガリア国立放送響の進境著しい成果が最も表れた演奏 で冒頭の荘厳さは格別。第2、3 楽章の軽快さも弦楽、木管セクションの冴えが際立つ出 色の出来栄えで終結部の狂喜乱舞へと聴き手を導きます。これまでと同様、スタジオに おける丁寧なセッション録音。全てのショスタコーヴィチ・ファン必聴です。

Forgotten Records
fr-1195A(1CDR)
シュヒターの「新世界」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
スメタナ:交響詩「モルダウ」#
ウィルヘルム・シュヒター(指)
北西ドイツPO

録音:1956年5月23日*、1954年6月22日#
※音源:Electrola, JLX 503 *, JLP 105 #

パスティエル
DQC-1581(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第5番
ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ
スメタナ:交響詩「ワレンシュタインの陣営」
ラドミル・エリシュカ(指)
札幌SO

録音:2016年10月14〜15日 札幌コンサートホールKitara
2008年に実演で聴いたエリシュカと東京都響との「チャイ5」(CD化熱望中)は、私にこの作品の魅力を再認識させただけでなく、指揮者という存在の意味、筋金入りの職人気質がもたらす普遍的な芸術性を徹底的に思い知らされたという点で、決して忘れられない経験でした。いわゆる「爆演」ではなく、丁寧に造型を積み上げるタイプの演奏に対し、終演後にスタンディングオベーションが沸き起こったのも新鮮な驚きで、日本はに良いものを的確に感知できる聴衆がjこんなにいるのかと、誇らしく思ったのも昨日のことのように思い出します。【湧々堂】 →更なる詳細レヴュー

GRAND SLAM
GS-2177(1CD)
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調D.485*
交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」#
ブルーノ・ワルター(指)、
コロンビアSO、NYO#

録音:1959年4月15日アメリカン・リージョン・ホール、カリフォルニア
1960年2月26、29日、3月3日アメリカン・リージョン・ホール、カリフォルニア*
1958年3月3日セント・ジョージ・ホテル、ニューヨーク#
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
「未完成」はワルターがこよなく愛した作品であり、録音セッションもわざわざニューヨークにまで出向いてなされたものです。シューベルトの第5番も、 ワルターの晩年の傑作と言われているものです。この2曲のみではいささか寂しかろうと、「コリオラン」序曲を加えました。従来通り、いかにもアナログ らしい、柔らかい音で楽しんでいただけると思います。(平林直哉)

Pentatone
Remastered Quad Recordings
PTC-5186253
(1SACD)
ベートーヴェン:.交響曲第9番「合唱付き」 ラファエル・クーベリック(指)、
バイエルンRSO、
バイエルン放送cho
ヘレン・ドナート(S)、テレサ・ベルガンサ(Ms)、ヴィエスワフ・オフマン(T)、トマス・ステュワート(Bs)

録音:1975年1月/ヘルクレスザール(ミュンヘン)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名です。当ディスクには交響曲第9番「合唱付き」が収録されて おります。PENTATONEリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです!
バイエルン放響を振った交響曲第9番は第2楽章の反復は前半のみ実施しております。クーベリックらしい密度が高い演奏で弦楽パートの美しさやティ ンパニのメリハリなどが印象的で合唱は堂々たる風格をみせます。クーベリックの確かな力量を発揮した名演の一つです。ヴァイオリン両翼型配置での録 音です。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社) が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。なお、当録音は両翼型配置での演奏ということもあり、立 体的な響きをご堪能いただきます。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)、第2&5番「運命」(PTC 5186249)、 第6-8番(PTC 5186250)とあわせてお楽しみください。 (Ki)

Cybele
D-801702(1SACD)
ヴッパータール交響楽団LIVE Vol.1
ドホナーニ:交響的瞬間 Op.36、
 ピアノ協奏曲第2番 ロ短調 Op.42
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ソフィア・グルバダモーヴァ(P)
ドミトリー・ユロフスキ(指)
ヴッパータールSO

録音:2017年6月25・26日
CYBELEレーベルが積極的に取り入れている、ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」。その録音 に特化したシリーズの第2弾です。同時にヴッパータール交響楽団のライヴ・シリーズ第1弾となっています。オルガンや室内楽の録音が多かったレーベ ルですが、ついに大オーケストラの録音がスタート。これは興味津々です!
エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)はピアニスト、指揮者、教師としても活躍した作曲家で、指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父。 20世紀になおロマン派の作風を貫いた人物で、ブラームスの音楽ともまったく不自然なく響き合います。2、3分の短い楽章が5つ並んだ『交響的瞬間』 は美しく情景的な佳曲。ハープを伴奏にオーボエが歌う第4楽章が印象的です。続くピアノ協奏曲は作曲家が腕の立つピアニストなだけあってとにかく雄 弁なソロが格好良い。ピアノがロ短調の分散和音で力強く駆け抜ける中、ホルンが朗々とテーマを歌い上げる第1楽章はこれぞロマン派協奏曲という出で 立ち。オーケストラの編成も大きく、高音質で楽しめるのが有難い、面白すぎる秘曲です。 ブラームスの3番も聴き応えあり。指揮のドミトリー・ユロフスキはいたって正攻法のアプローチで、音楽をたっぷり滋味豊かに響かせています。見事 な録音によってその音楽の美しさは余すところなく捉えられており、ティンパニを含む全楽器の音色の絶妙な混じり具合が感動的です。第2楽章の木管、 第3楽章の弦楽の響きもとても魅力的で素晴らしい。CYBELEレーベルのフル・オーケストラ録音、注目必至のシリーズです!

RCO Live
RCO-17006
(2SACD)
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ロイヤル・コンセルトヘボウO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2016年9月28-30日アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ
21世紀を代表するマーラー指揮者のひとり、マリス・ヤンソンス。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督在任中には、マーラーのチクルス を録音しませんでしたが、ここにきて 2016年9月にライヴ録音された交響曲第7番が発売。これで1から8番までリリースされたことになり、ヤンソン スとRCOのマーラー・プロジェクトは完成に近づいています。 とはいえ、ヤンソンスのマーラー交響曲第7番の録音がないわけではありません。オスロ・フィル(2000年3月)、RCO(2000年12月/放送用録音 集RCO15002に収録)、バイエルン放送響(2007年)との録音があります。そしてコンセルトヘボウ管とマーラーの伝統は、マーラー自身が指揮をす るなど深い関係にあり、この7番も1909年にオランダ初演するためにマーラー自身がコンセルトヘボウ管を振りにきています。 ヤンソンスの演奏は、前衛的な響きとされる7番を、明確に丹念に描きだし、コンセルトヘボウの滑らかな音色も功を奏し、そこから生まれる自然な音楽 の流れをみごとにまとめあげています。 (Ki)

APARTE
AP-157(1CD)
ハイドン:交響曲第83番「めんどり」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K453
マリー=アレクサンドル・ゲナン(1744-1835):交響曲ニ短調 op.4-3
ジュリアン・ショヴァン(指)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ジャスティン・テイラー(フォルテピアノ)

録音:2016年10月、ルーヴル・オーディトリウム(ハイドン)/2017年2月、ジャン=バティスト・リュリ音楽院(プトー)(ゲナン、モーツァルト)
フランスの気鋭ヴァイオリン奏者、ジュリアン・ショヴァンの指揮による、ハイドンのパリ交響曲(第82-87番)を録音するプロジェクトの第2弾。当 時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
ハイドンの交響曲「めんどり」の品の良さは格別。モーツァルトでも、ひとつひとつのパッセージがきわめて細やかで活き活きと響いています。ソリスト を務めるジャスティン・テイラーは、23歳の若さでブルージュ古楽国際コンクール(2015年)で優勝した逸材。オリヴィエ・ボーモンやブランディーヌ・ ランヌに学び、さらにピアノをロジェ・ムラロにも学んだといいますから、古楽演奏も、モダンピアノのテクニックも併せ持った注目の存在です。ここでも 前奏から素晴らしい演奏で参加しております。
マリー=アレクサンドル・ゲナンは、古典派からロマン派へと移行する時期のパリを代表する存在でした。1783年に設立された、コンセール・ド・ラ・ ローグ・オランピック(ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれた)でも、第二ヴァイオリン奏者をつとめていました。1778年、モーツァル トのバレエが王立音楽アカデミーで、モーツァルトの名を伏せて上演された頃、ハイドンの交響曲の演奏機会が増えていましたが、ゲナンは名声をほしい ままにしていましたし、他にカンビーニ、ゴセックといったフランスの作曲家たちの交響曲も頻繁に演奏されていました。オーストリア=ドイツ圏の交響曲 と同じくらいに、フランスの交響曲も熱狂的に受け入れられており、とりわけゲナンはそのフランス陣の中でもトップクラスの作曲家だったといえるでしょう。
ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015年、ヴァイオリン奏者のジュリアン・ショヴァンによって設立されました。この名称は、1783年に設立さ れた当時最高のオーケストラ、コンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックから名前をとっています。ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書か れ、マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・オーケストラを務めていました。メンバーはほぼ全員フリーメイソンによって構成され、名 称のLogeもフリーメイソンのLodgesに因んでいます。ショヴァンはOlympicという文言を団体名に使うことをオリンピック委員会から禁止されたため、 2016年から名称をル・コンセール・ド・ラ・ローグとして活動を続けています。 (Ki)

BIS
BISSA-2253
(1SACD)
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
ハンガリー舞曲集第5-7番(編曲:トマス・ダウスゴー)
大学祝典序曲 Op.80
トマス・ダウスゴー(指)
スウェーデンCO

録音:2016年5&6月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
透き通るようなオーケストレーションかつ刺激的なダウスゴーとスウェーデン室内管による演奏。注目のブラームス第2弾には 交響曲第2番、ハイドンの主題による変奏曲、大学祝典序曲、そしてハンガリー舞曲集より第5-7番が収録されました。当演奏でもダウスゴーらしい単 なる見通しや運動性の良さに終わらず、大胆でダイナミックな音楽づくりを展開。音色はすっきりとした “純度の高い” ブラームスを聴くことができます。 ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内管弦楽団の音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートー ヴェン、シューベルトの交響曲録音における極めて大胆な解釈は絶賛されております。ブラームスの交響曲全曲録音も期待の高まるところです。 (Ki)


Hanssler
HC-16001(4CD)
ハイドン:交響曲第93番-第104番「ロンドン・セット」
(1)交響曲第93番 ニ長調 Hob.I-93
(2)交響曲第94番 ト長調 「驚愕」 Hob.I-94
(3)交響曲第103番 変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I-103
(4)交響曲第95番 ハ短調 Hob.I-95
(5)交響曲第96番 ニ長調 「奇跡」 Hob.I-96
(6)交響曲第97番 ハ長調 Hob.I-97
(7)交響曲第98番 変ロ長調 Hob.I-98
(8)交響曲第99番 変ホ長調 Hob.I-99
(9)交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I-100
(10)交響曲第101番 ニ長調 「時計」 Hob.I-101*
(11)交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I-102
(12)交響曲第104番 ニ長調 「ロンドン」 Hob.I-104
トーマス・ファイ(指)
ベンジャミン・シュピルナー(指)*
ハイデルベルクSO

録音:(1)2009年3月、(5)2009年6月、(7)2013年9月、(3)2013年10月、(10)2015年10月/ハイデルベルク=ドッセンハイム、マルティン・ルター・ハウス
(2)(12)1999年、(4)2001年5月、/メルレンバッハ、ビュルガーハウス
(6)2009年6月/ルドルフ・ヴィルト・ハレ、エッペルハイム
(8)(9)2013年3月/ヴィースロッホ・パラティン
(11)2012年5月/ゲゼルシャフトハウス、プファッフェングルント
総じて快速テンポでノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏が特徴のファイ。明るく弾むようなファイの音 楽は聴き手を虜にさせる力を備えています。また、前へ前へと音を導くファイの指揮にくらいつくハイデルベルク響の演奏も素晴らしく、期待を裏切らぬ洗 練されたアンサンブルで魅せてくれます。粒立ちの良さと強弱でインパクトを与えるファイの「ハイドン・セット」をお楽しみください! (Ki)

WERGO
WER-5117(1CD)
エンヨット・シュナイダー(1950-):交響曲第5番『シュヴァルツヴァルト・サガ』(2015) 〜合唱と管弦楽のための
August Schnezlerの「The Water-Lily Lake」のテキストによる
交響曲第6番『ライン』(2013) 〜ソプラノ、合唱と管弦楽のための
ジュリア・ソフィー・ワーグナー(S)
ハンスイェルク・アルブレヒト(指)
ブルノ国立ヤナーチェク歌劇場O&cho
録音:2017年6月7-10日

いずれも世界初録音
WERGOレーベルから10タイトル発売予定のシュナイダー・エディション、第8弾です。シュナイダーは1950年ドイツ生まれ、600本もの映画音 楽を手がける作曲家。当エディションではクラシカルな管弦楽作品をリリースしており、ロマン派調性音楽と映画音楽ならではの効果的な管弦楽法・モダ ンな手法が混ざり合った、耳に心地よい作風が特徴です。 声楽を伴う叙事詩的な交響曲2題を収録。第5番『シュヴァルツヴァルト・サガ』のフィナーレはまるで大河ドラマのテーマ。後半は合唱がヴォカリー ズでその美しいメロディを歌い上げ、さらなる盛り上がりを見せます。ちなみに「シュヴァルツヴァルト」はドイツの地名で「黒い森」という意味。第6番『ラ イン』は原始的な力を持って始まり、ヴァイオリンやソプラノのソロが印象的。次第に激しくなり合唱も畳み掛けるように登場、ライン川の雰囲気をロマン ティックに描いています。 (Ki)

PRAGA
PRDDSD-350133
(2SACD)
限定盤
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
2種の演奏
(1)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
(2)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:(1)1944年10月17日ウィーン・ムジークフェラインザール、(2)1949年3月14日ダーレム公会堂
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フル トヴェングラーの名盤SACD化第10弾はブルックナーの交響曲第8番をウィーン・フィルとベルリン・フィル2種収録で聴き比べ。ウィーン・フィルとのものは、1944年、現存するフルトヴェングラーのブル8最古録音。当時58歳の若々しさが際立つ演奏です。ベルリン・フィルと の演奏は、宇野功芳氏によれば「フルトヴェングラーの体臭が存分に出ており、曲が完全に指揮者のものとして消化され尽くしている」とされ、「わけて もアダージョは、フルトヴェングラーのブルックナーの集大成といえよう」と評された名盤。SACDで凄さが倍増しています。 (Ki)
PRAGA
PRD-250356(2CD)
ショスタコーヴィチ:作品集

(1) 交響曲第1番ヘ短調Op.10
(2) 交響曲第2番ロ長調Op.14「十月革命に捧げる」
(3) 交響曲第3番変ホ長調Op.20「5月1日」
(4) クルィロフによる2つの寓話Op.4
(5) 弦楽八重奏のための2つの小品Op.11
(6) 管弦楽組曲「鼻」Op.15a
(7) 付随音楽「南京虫」Op.19a〜アンダンテ
(8) バレエ組曲「黄金時代」Op.22(3曲)
(9) ドレッセルの「貧しいコロンブス」のための序曲Op.23
(10) バレエ組曲「ボルト」Op.27a(4曲)
(11) 付随音楽「ハムレット」Op.32(2曲)
(12) 5つの断章Op.42
(1)…イルジー・コウト(指)チェコPO(1)、
(2)(11)…イーゴリ・ブラジコフ(指)レニングラード・フィル
(2)…クルプスカヤ学院cho
(3)の第1〜3楽章…ヴァーツラフ・スメターチェク(指)プラハRSO
(3)の第4楽章…キリル・コンドラシン(指)モスクワPO、ユルロフ記念国立アカデミーcho
(4)(6)(7)(9)(10)…ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
(4)…ガリーナ・ボリソワ(S)、
 モスクワ音楽院室内cho、
 ソヴィエト国立SO
 モスクワPO
(6)(10)…チェコPO
(9…)レニングラードPO
(8)…ジャン・マルティノン(指)LSO
(12)…エドゥアルド・セロフ(指)レニングラード室内O
(5)…スークSQ、ドレジャルSQ

録音:1967年プラハ(ライヴ)(1)、
1965年11月1日レニングラード(ライヴ)(2)、
1974年9月プラハ(3)、
1972年2月モスクワ(3)、
1967年モスクワ(4)(11)、
1981年2月2日プラハ(5)、
1973年プラハ(6)(10)、
1967年9月モスクワ(7)、
1958年9月ロンドン(8)、
1967年レニングラード(9)、
1965年4月26日レニングラード(ライヴ)(12)
ショスタコーヴィチの作品のうち、代表作でない尖った作品を集めた好企画。交響曲第1番を除くと、なかなか聴く機会のないものが多いだけでなく、 演奏陣もコウト、スメターチェク、スークSQらチェコ勢をはじめ、コンドラシン、ロジェストヴェンスキーらロシアの巨匠、さらにマルティノン&LSOま で超豪華。これさえあれば、ショスタコーヴィチのマニア作品を存分に堪能できます。 (Ki)


ICA CLASSICS
ICAC-5145(4CD)
NX-F01
クレンペラー/1955-1956年秘蔵音源集
【CD1】*
モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K201
交響曲 第40番 ト短調 K550
ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調「トルコ風」K219
【CD2】
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 Op.120
【CD3】*
ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
 交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
モーツァルト:セ「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K525
【CD4】
ブルックナー:交響曲 第7番(1885年初版ハース校訂版)
ドビュッシー:夜想曲 第2楽章「祭」
オットー・クレンペラー(指)

【CD1】
ブロニスワフ・ギンペル(Vn)
フィルハーモニアO
【CD2】
BBC響
【CD3】*
フィルハーモニアO
【CD4】
BBC響

録音1955年 ロイヤル・フェスティヴァルホール*
1956年 BBCスタジオ
世界初CD化
英国の録音史において貴重な役割を果たしたRichard Itter-リチャード・イッター(1928-2014)。 彼はもともと録音に対して興味を抱いており、1951年に開設された英国の放送局“BBC Wrotham transmitter”の放送(1955年からはVHF/FM放送が開始された)を 私的使用するためだけに、当時最高級の機材を用いて録音していました。1952年から1996年まで、およそ1500点にのぼる放送録音は、貴重なコレクションとして現在も大切 に保存されています。 また、イッターは1959年にプライヴェート・レーベル「Lyrita Recorded Edition」を設立し、こちらは大手レーベル(HMV、Deccaなど)がリリースしなかったアイアランドやフィン ジなど「英国の知られざる作曲家」を積極的に紹介し、1960年代における彼らの作品普及に大きく貢献しています。1970年代になると、さらにバックス、モーラン、オルウィン、ブ リッジ、ローストーン、ラブラなどの交響的作品や協奏曲の初演録音を追加、こちらの音源の多くは現在“Nimbus Records”にライセンスされ、流通しています。 ICA CLASSICSは、BBCと12年間の交渉との末、ようやく契約がまとまり、イッターの膨大な録音の中から40タイトルをリリースします。これらは前述のとおり、これまでに市場に 出たことのない貴重なものです。
1939年、50歳代半ばで病に倒れ、一時は指揮者として再生不能とまでされたクレンペラーですが、第二次世界大戦後に は完全復帰、世界各地のオーケストラを指揮し名声を高めます。そしてロンドンでの客演が評判を呼び、これを聴いたウォル ター・レッグが(ちょうどカラヤンの後任を探していた)1952年に彼と契約を結んだことは良く知られています。以降、クレンペ ラーとフィルハーモニア管の関係は良好となり次々と名盤が生まれましたが、この録音はEMIからはリリースされなかったもの。 ブルックナーやブラームスなど、クレンペラーらしい厳格な演奏が並んでいます。また、モーツァルトの協奏曲でソロを務めている のはブロニスワフ・ギンペル。クレンペラーお気に入りのヴァイオリニストで、1937年から1942年には当時ロサンゼルス・フィル ハーモニックの指揮者を務めていたクレンペラーはギンペルをコンサートマスターに迎えたほど、彼の演奏を高く評価していました が、録音はあまり残されておらず、こちらも貴重な記録です。

ICA CLASSICS
ICAC-5143(1CD)
NX-B03
グィド・カンテッリ/1953年秘蔵音源集
ロッシーニ:歌劇《セミラーミデ》序曲
シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 Op.120
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 Op.68
グィド・カンテッリ(指)
フィルハーモニアO

録音:1953年5月11日 ロイヤル・アルバートホール ライヴ
世界初CD化
イタリアのミラノ近郊で生まれ、幼いころからピアノの天才少年として活躍したカンテッリ。 指揮者として活躍を始めてすぐ、イタ リア軍に召集されレジスタンス活動に身を投じますが、その間も音楽活動を続け、第二次世界大戦終戦後はミラノ・スカラ 座を皮切りに、次々とオーケストラを指揮し、「トスカニーニの後継者」と目されるまでになりました。1949年にはトスカニーニ の招きでアメリカにもデビュー、次いでイギリスでもフィルハーモニアOに客演、1956年11月にはついにデ・サバタの後 任としてスカラ座の音楽監督に指名された矢先、11月24日に不慮の航空機事故でカンテッリは36歳の若さでこの世を 去ってしまいました。 この録音は1953年、フィルハーモニア管に客演した時の演奏を収録したもの。抑制の効いた解釈と木管楽器などの美しい 響きが高く評価された演奏です。ここで演奏されている曲目はどれもカンテッリのお気に入りで、中でもブラームスの交響曲は 短い生涯の間に46回、ロッシーニの「セミラーミデ」序曲は38回演奏された記録が残っています。

MELODIYA
MEL1002470(13CD)
NX-M12
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
【CD1】
交響曲 第1番 ヘ短調 Op.10
交響曲 第2番 ロ長調「10月革命に捧ぐ」Op.14
【CD2】
交響曲 第3番 変ホ長調「メーデー」Op.20
【CD3】
交響曲 第4番 ハ短調 Op.43
【CD4】
交響曲 第5番 ニ短調 Op.47
交響曲 第6番 ロ短調 Op.54
【CD5-6】
交響曲 第7番 ハ長調「レニングラード」Op.60
【CD7】
交響曲 第8番 ハ短調 Op.65
【CD8】
交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70
交響曲 第12番 ニ短調「1917年」Op.112
【CD9】
交響曲 第10番 ホ短調 Op.93
【CD10】
交響曲 第11番 ト短調「1905年」Op.103
【CD11】
交響曲 第13番 変ロ短調「バビ・ヤール」Op.113
【CD12】
交響曲 第14番 ト短調 Op.135
【CD13】
交響曲 第15番 イ長調 Op.141
ナタリア・ムラディモーヴァ(S)
ピョートル・ミグノフ(Bs)
全ロシア国営テレビ・ラジオ放送グランド・コアー・マスターズ・オブ・コーラル・シンギング
アレクサンドル・スラドコフスキー(指)
タタールスタン国立SO

録音:2016年
注目の指揮者アレクサンドル・スラドコフスキー。 現在、タタールスタン国立SOの首席指揮者、および芸術監督を務めるスラドコフスキーは“ロシア人民芸術家”の称 号を持ち、ロシア国内を中心に世界中のオーケストラに客演、好評を得ています。 Melodiyaレーベルからは、ショスタコーヴィチの協奏曲集と、マーラーの交響曲集をリリース。どちらも魅力溢れる演奏が高く 評価されていますが、今回はいきなりショスタコーヴィチの交響曲全集が登場。2人の若手独唱者と力強い合唱を従えて、 スラドコフスキーの本領発揮とも言える、集中力に満ちた演奏が全曲に渡って繰り広げられています。

BELVEDERE
BELVED-08006(DVD)
NX-C07

BELVED-08010(Bluray)
NX-C07
フランツ・ヴェルザー=メスト(指)クリーヴランドO:ブラームス・ツィクルス 1
大学祝典序曲 op.80
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
交響曲第4番ホ短調 Op.98
ユリア・フィッシャー(Vn)
フランツ・ヴェルザー=メスト(指)
クリーヴランドO
収録:2014年1月7-10日クリーヴランド、セヴェランス・ホール(ライヴ)

特典映像:Franz Welser-Most and Julia Fischer on Brahms's Violin Concerto
(原語:英語、字幕:独)
収録時間:本編96分、特典24分
ツィクルスの幕開けを飾る2014年1月のコンサート。名手ユリア・フィッシャーを独奏に迎えたヴァイオリン協奏曲と、古典的 な構成で書かれた交響曲第4番を収録。メストは美しく磨き上げられたオーケストラの響きを生かし、端正な演奏を聴かせ ます。
BELVEDERE
BELVED-08007(DVD)
NX-C07
BELVED-08011(Bluray)
NX-C07
フランツ・ヴェルザー=メスト(指)クリーヴランドO:ブラームス・ツィクルス 2
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第2番ニ長調 Op.73*
交響曲第3番ヘ長調 Op.90*
フランツ・ヴェルザー=メスト(指)
クリーヴランドO

収録:2014年9月7日、2015年9月15日*
ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
ウィーン、ムジークフェラインザール* (ライヴ)
収録時間:116分
ブラームスの3つの交響曲。2014年9月の演奏会では重厚な第1番、2015年9月の演奏会では牧歌的な第2番、明 快かつ抒情的な第3番が演奏されました。メストはそれぞれの作品の特徴を生かし、緻密で推進力ある演奏を披露してい ます。 収録は第1番はロイヤル・アルバート・ホール、第2番と第3番はウィーンのムジークフェラインザール。各々のホールの響きの 違いも存分にお楽しみください。


TOCCATA
TOCC-0400(1CD)
NX-B03
スティーヴ・エルコック(1957-):管弦楽作品集 第1集
交響曲 第3番 Op.16(2005-2010)
Choses renversees par le temps ou la destruction-時間や破壊によって逆転するもの Op.20(2013)
祝典序曲 Op.7(1997)
リチャード・ケイシー(Cemb)
ポール・マン(指)
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:2017年5月5.6日
全て初録音
英国の作曲家エルコックの作品集第1集。10代から個人的に作曲を始めたエルコックですが、音楽界には足を踏み入れる ことなく、ただ一人で荘厳な交響曲のスタイルを作り上げたました。シベリウスやニールセン、ブライアンなど過去の伝統を踏 襲しながらも、第3交響曲での激しいエネルギーの放出など、予想もつかない展開を見せることもあり、片時も耳を離すこと ができません。暴力的な響きの中でチェンバロが古典的なメロディを奏でる「Choses renversees〜」、明るく開放的な 「祝典序曲」と様々なスタイルを味わうことができます。

Cantaloupe
CA-21128(1CD)
NX-B05
ジョン・アダムズ(1947-):室内交響曲
室内交響曲
On Son of Chamber Symphony
On Son of Chamber Symphony
ナディア・シロタ(ナレーター)
アラン・ピアソン(ナレーター)
ジョン・アダムズ(ナレーター)
アラン・ピアソン(指)
アラーム・ウィル・サウンド
「放送界のピューリッツァー賞」と呼ばれるピーポディ賞。これを2015年に受賞したのがナディア・シロタによるポッドキャスト 「Meet The Composer」です。名前は知られていても、あまり耳にすることのない現代作曲家の作品に注釈をつけて、 曲を探求する試み。ナディア自身が優れたヴァイオリニストであることもあり、ゲストの音楽家の個人的なバイオグラフィや信 念、そして他に与える影響までを鋭くえぐり出したことが評価されました。何人もの作曲家が登場しましたが、このジョン・アダ ムズの回はとりわけ独創的。インタビューと解説は音楽への裏話でもあり、曲への興味をかきたてます。実際の演奏も楽しめ る楽しい1枚です。


Profil
PH-17024(18CD)
アントン・ブルックナー・エディション(ゲルト・シャラー版)
■Disc 1
交響曲ヘ短調WAB. 99
■Disc 2
交響曲第1番ハ短調WAB. 101(1866年キャラガン校訂)
■Disc 3
交響曲第0番ニ短調WAB. 100
■Disc 4
交響曲第2番ハ短調WAB. 102(1872年キャラガン校訂)
■Disc 5
交響曲第3番ニ短調WAB. 103(1874年キャラガン校訂)
■Disc 6
交響曲第4番変ホ長調WAB. 104「ロマンティック」(1878/80年版)
■Disc 7 60’ 11”
交響曲第4番変ホ長調WAB. 104「ロマンティック」(1878年版「村の祭り」フィナーレキャラガン校訂)
■Disc 8
交響曲第5番変ロ長調WAB. 105
■Disc 9
交響曲第6番イ長調WAB. 106
■Disc 10
交響曲第7番ホ長調WAB. 107(1885年ノーヴァク版)
■Disc 11, 12
交響曲第8番ハ短調WAB. 108(1888年異版)
 キツラー父子:葬送音楽〜アントンブルックナーの思い出(シャラーによるオーケストレーション復元)
■Disc 13, 14
交響曲第9番ニ短調WAB. 109(ウィリアムキャラガンによるフィナーレ補筆完成版)
■Disc 15, 16
交響曲第9番ニ短調(ゲルトシャラー改訂による完全版)
■Disc 17, 18
ミサ曲第3番ヘ短調WAB. 28(1893年版)
詩篇146
「オルガン曲集」
即興演奏用の主題集(エルヴィンホーン編纂)
アンダンテ ニ短調 (WAB130)
後奏曲 ニ短調 (WAB126)
前奏曲とフーガ ハ短調 (WAB131)
フーガ ニ短調 (WAB125)
前奏曲ハ長調 (WAB129)
ゲルト・シャラー(指)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

■Disc 1
収録:2015年9月レゲンテンバウバートキッシンゲン(ライヴ)
■Disc 2
収録:2011年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 3
収録:2015年3月レゲンテンバウバートキッシンゲン(ライヴ)
■Disc 4
収録:2011年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 5
収録:2011年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 6
収録:2007年7月29日エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 7
収録:2013年1月レゲンテンバウバートキッシンゲン(ライヴ)
■Disc 8
収録:2013年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 9
収録:2013年8月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 10
収録:2008年7月29日エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 11, 12
収録:2012年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 13, 14
収録:2010年8月1日エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 15, 16
収録:2016年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 17, 18 60’ 21” 56’ 48”
アニアフェグリー(S)
フランツィスカゴットヴァルト(A)
クレメンスビーバー(T)
ティモリーホネン(Bs)
ミュンヘンフィルハーモニーcho
ゲルトシャラー(Org)
録音:2015年7月エーブラハ大修道院付属教会、バイエルン放送スタジオ
2017年8月に23枚組の「ブルックナー・エディション」を出したばかりのProfil社ですが、ゲルト・シャラーとフィルハーモニー・フェスティヴァ が全交響曲の録音を終えたため、彼らによる交響曲全集を早くもリリース。
シャラーは2007年から2015年まで8年をかけてブルックナーの全9曲の交響曲のみならず、第00番や第0番、第4番の「村の祭り」フィナーレ 版、第9番のシャラーによる補筆完成版、さらにはミサ曲第3番、詩篇146まで手掛けるという徹底ぶり。 またオルガニストとして現存するオルガン曲をすべて録音しているのも貴重。 シャラーは基本ウィリアム・キャラガンの校訂版を使用。またオーケストラはフィルハーモニー・フェスティヴァ、フランコニアにあるエーブラハ大修道院 附属教会でのコンサートのライヴ録音となっています。教会の響きはブルックナーの音楽にぴったりで、あたかも巨大なオルガンのような壮麗さに圧倒され ます。 通常これだけの作品を揃えるのは困難なうえ、驚きの価格なため、ぜひとも1セット揃えておきたい魅力のBoxとなっています。 ブックレットはトラック・リストのみで楽曲解説はありません。あらかじめご了承ください。 (Ki)

BR KLASSIK
BR-900157(5CD)
NX-F01
マリス・ヤンソンス:ポートレート/75歳記念BOX

【CD1】
ハイドン:ミサ曲 第14番 変ロ長調「ハルモニー・ミサ」 Hob.XXII:14
交響曲 第88番 ト長調 Hob.I:88-第3楽章 メヌエット

【CD2】
ベートーヴェン:交響曲 第4番
ブラームス:交響曲 第4番*

【CD3】
R・シュトラウス:アルプス交響曲
4つの最後の歌*
【CD4】
マーラー:交響曲 第9番 ニ長調

【CD5】
ヴァレーズ:アメリカ(1922年版)…初出音源
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲*…初出音源
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 ロ短調 Op.54#
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO
【CD1】
マリン・ハルテリウス(S)
ミカエラ・クナプ(S)
ユディト・シュミット(A)
クリスティアン・エルスナー(T)
ベルンハルト・シュナイダー(T)
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)
バイエルン放送cho
録音 2008年10月7日ライヴ録音
【CD2】
録音:2012年11月26日 東京 サントリーホール・ライヴ
2012年2月6-10日 Munchen, Herkulessaalライヴ*
【CD3】
アニヤ・ハルテロス(S)
録音:2016年10月13-15日、2009年3月25-27日*
【CD4】
録音 2016年10月17-21日 ライヴ録音
【CD5】
バイエルン放送cho
2015年10月13-16日ライヴ録音
2009年3月5-6日ライヴ録音*
2013年3月18-21日 ライヴ録音#
2018年1月14日に75歳の誕生日を迎えるラトビア生まれの世界的指揮者マリス・ヤンソンス。この日を祝して、ヤンソンス とバイエルン放送交響楽団の名演の中からセレクトした5枚組のBOXが発売されます。 2003年からバイエルン放送交響楽団、その翌年、2004年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、この2つの名オーケス トラの首席指揮者として活躍してきたヤンソンス。バイエルン放送交響楽団とは2009年に最初の9枚のアルバムをリリース し、以降、継続して様々な作品を録音。どれもがベストセラーを記録しています。 今回のセットには、選りすぐりの名演を収録。彼が愛するハイドンや、マーラーなどの演奏に加え、これまでリリースされていな かったヴァレーズとストラヴィンスキーの2作品も収録。そして2012年の東京公演で演奏されたベートーヴェンも含まれている など、日本のファンにとっても嬉しいBOXです。


Altus
ALT-379(1CD)
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
フランス国立O

録音:1965年1月26日シャンゼリゼ劇場におけるライヴ録音(ステレオ)
INA(フランス国立視聴覚研究所)のアーカイヴから発掘された超貴重初出音源!1965年にマタチッチがフランス国立管弦楽団を振ったライヴ。しか もステレオ録音!マタチッチが得意としたブルックナー、その名演を見事な音質でお楽しみ頂けます。 第2稿を基本とした楽譜を使用。力強く野心的な筆致で書かれた3番を、マタチッチらしく豪快に熱く演奏しています。特にバリバリとまぶしく鳴り響 くブラスの強烈さが圧倒的。細部の作り込みも素晴らしく、透明で美しい弦にも注目です。 1965年と言えばマタチッチが初来日を果たした年。9月にスラヴ歌劇団とともに来日、『ボリス・ゴドゥノフ』を演奏(ALT-353で発売中)した、日 本人にとって記念すべき年であります。あわせてお聴き頂くのも一興かと思います。 (Ki)

Altus
ALT-380(1CD)
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
フランス国立O

録音:1963年1月29日シャンゼリゼ劇場におけるライヴ録音(ステレオ)
INA(フランス国立視聴覚研究所)のアーカイヴから発掘された超貴重初出音源!1963年にマタチッチがフランス国立管弦楽団を振ったライヴ。しか もステレオ録音!マタチッチが得意としたブルックナー、その名演を見事な音質でお楽しみ頂けます。 9番はいくつかのオーケストラとの録音が残っていますが、この演奏は最も優れていると言っても過言ではありません。充実した響きにあふれ、厳しく凛々 しく、そして祈りに満ちた演奏。フランス国立管の明るく柔らかい音色とのマッチングも非常に良いです。マタチッチのブル9のファースト・チョイスとし てお勧めできるディスクの登場です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1174(1CDR)
ラフマニノフ:交響曲第2番*
エリー・ジーグマイスター(1909-1991):オザーク・セット#
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ミネアポリスSO

録音:1947年1月19日*、1945年3月2日
音源: RCA LM 1068、 Columbia ML 2123


fine NF(N&F)
NF-928801(2CD)
税込定価
2017年11月20日発売
チャイコフスキー:三大交響曲
交響曲第4番ヘ短調Op.36
交響曲第5番ホ短調Op.64
交響曲第6番 ロ短調「悲愴」Op.74
ヴァレリー・ポリャンスキー(指)
ロシア国立SO《シンフォニック・カペレ》

録音:2015年7月18日 東京芸術劇場第ホール・ライヴ
稀有の響き!オーケストラにとって何よりも大切なのは、独自の響き、色合い、香りといったかけがいのない特色が備わっているかどうかにあります。際立った特色を持ったオーケストラというとまずウィーン・フィル、ゲルギエフ率いるマリンスキー劇場管弦楽団、さらにバイロイト祝祭劇場のオーケストラがまず思い浮かびます。いずれもオペラがベースであり、歌を聴く耳がオーケストラに自然に備わっているのが特色です。 そんな中、にわかに注目をされ出しているのが、ヴァレリー・ポリャンスキー率いるロシア国立交響楽団<シンフォニック・カペレ>です。同じ歌でもロシア正教のア・カペラの合唱に根ざしています。 本CDは、世界初と言えるチャイコフスキーの3大交響曲連続公演の東京でのライヴを収録しています。(N&F)
「奏者たちは、音色を調和させようと張り詰め、ハーモニー作りに耳をしっかりそばだてている。そのうえ弦楽器も管楽器もいつも息をたっぷり吸って吐いている。音を保ってよく鳴らす。そうでなければハーモニーの陶酔もポリフォニーの妙味も味わえるはずはないのだから。器楽的ではなく、とても声楽的なのである。しかも重心の低いロシアの合唱の響きなのである。よく保ってよく鳴らすコーラスのありようがモデルなので、器楽的に力任せに走るということがない。テンポがどんなに速いときも一声ずつ確実に響かせるように踏み締めることを忘れない。ポリャンスキー流の交響楽のひびきというものだ。」(ライナーノーツ:片山杜秀 より)

CRQ Editions
CQRCD-322(2CDR)
ホーレンシュタイン・イン・エーテボリVol.2
(1)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲
(2)サン・サーンス:ピアノ協奏曲第2番*
(3)シューベルト:交響曲第9番「グレート」
(4)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
(5)ヘンデル:歌劇「リナルド」〜3つのアリア*
(6)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番(リハーサル)
(7)モーツァルト:コンサートアリア「どうしてあなたを忘れられよう K. 505」#
(8)ベートーヴェン:「エグモント」序曲(リハーサル)##
フィリップ・アントルモン(P)*
ジェニファー・ビービャン(S)**
エリザベス・ハーウッド(S)#
デイヴィッド・ワイルド(P)#
エーテボリSO、BBC響#、
アメリカSO##
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)

録音:(1)-(3)1969年10月9日、(4)(5)1968年10月、(6)1968年12月、(7)1971年9月15日、(8)1969年11月9日(全てライヴ)

GRAND SLAM
GS-2176(1CD)
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」*
ブルーノ・ワルター(指)
コロンビアSO

録音:1959年1月13、16日アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)
1960年2月25、26、28、29日アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
ワルターが晩年にコロンビア響と録音したモーツァルトの交響曲第40番、第41番「ジュピター」は、一部では「老けた、衰えた演奏」と言われていま す。でも、本当にそうなのでしょうか?もちろん、録音当時ワルターは 80 歳を越えていますから、青年のような若々しさというわけにはいきません。しかし、 この復刻盤で聴くと、その柔らかさ、温かさ、瑞々しさは信じがたいほどで、“偉大なる響き” と形容したくなります。この2曲に肯定的だった人はもちろ ん、特に疑問を持っていたファンにはこの盤で聴き直していただくことを強くお勧めしたいです。また、最終形とするために、解説書にはエードリアン・ボー ルトがワルターについて語った文章(GS-2077より転載)を使用しています。(平林直哉)

Forgotten Records
fr-1167(1CDR)
ボストン響ライヴ〜ミュンシュ
ハイドン:交響曲第98番 Hob.I: 98
 交響曲第100番 「軍隊」#
ベートーヴェン:交響曲第4番+
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO

録音:1960年10月15日、1959年10月9日#、 シンフォニー・ホール(ボストン)# 、1961年7月30日タングルウッド+(全てライヴ)
Forgotten Records
fr-1171(1CDR)
アッカーマン&ハンス・カン
シューベルト:交響曲第8番「未完成」 *
ショパン:ポーランド民謡による大幻想曲 Op.13 #
ドヴォルザーク:管楽セレナード.ニ短調 Op.44 +
ハンス・カン(P)#
オットー・アッカーマン(指)
チューリヒ・トーンハレo*、
オランダPO

録音:1951年、1952年*
音源: Musical Masterpiece Society MMS 51*、Concert Hall, H-16


Treasures
TRE-187(1CDR)
アンセルメ〜オーディオ・ファイル名演集1
ビゼー:「カルメン」組曲[第1幕前奏曲/アラゴネーズ/間奏曲/アルカラの竜騎兵/密輸入者の行進/ハバネラ/衛兵の交代/ジプシーの踊り]
オネゲル:機関車パシフィック231*
サン・サーンス:交響曲第3番「オルガン」#
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
ピエール・スゴン(Org)#

録音:1958年4月1-23日&5月12-14日、1963年4月2-8日*、1962年5月3-5日&12-28日#(全てステレオ)
※音源:日KING SLC-1707、SLC-1702*,#
◎収録時間:67:33
“アンセルメ芸術の粋を結集した厳選3曲!”
■音源について
アンセルメのステレオと言えばSXL盤を取るのが普通ですが、あえて優秀な日本プレス盤にこだわります。理由はただ一つ。SXLと同等の情報量が得られ、軽視する理由など思い当たらないからです。ただし、60年代中頃までは、盤の材質のせいか微妙なチリチリノイズが混入している場合がほとんどなので、それが解消される1965年以降に発売され、かつ英メタルを使用した良質盤を入手するのに苦労しました。オネゲル後半のバスドラムの衝撃でもビリつかず、サン・サーンス最後での芯がぶれない強固なティンパニ打撃など、既出CDや復刻LPにはない本当の重量級サウンドを体感して下さい。もちろん復刻の動機は、演奏内容の魅力が大前提であることは言うまでもありません。

★あまりにもメジャーな名演ばかりですが、デッカが築いたステレオ・サウンドの最初のピークとも言うべきこれらの録音は、その演奏内容の高さも含めてどうしても無視するわけにはいきません。子供だった私がビゼーの「カルメン」冒頭の地割れしそうな衝撃音を浴びた時の驚きは、今でも忘れられませんが、いま最良の復刻サウンドを聴いた上でお伝えしたいのは、もちろんその音も凄さだけではありません。まず、アンセルメの芸術を最も端的に象徴する録音として、この3曲は絶対に外せないということ。これほどの録音環境を得ながら、それを武器にして面白く聞かせようという魂胆は微塵も無く、ひたすらクールに音の構築とテクスチュアの透徹に専心。アンセルメはデッカの録音の鮮烈さを十分認識していことはよく知られていますが、それを100%信頼していたからこそ、更に効果を狙った解釈など不要と判断したのかもしれません。
いずれにしても、人間くさいニュアンスを直接投影するのではなく、音の精緻な積み上げに対する揺るがぬ意思が音楽に緊張感を与え、リアルな実体を浮き彫りにするのが、アンセルメの真骨頂と言えましょう。
それを如実に示すのがオネゲル。アニメチックな描写とは違う機関車のリアルな実像と、冒頭部の蒸気の漂う様やひんやりした鉄の質感までも感じさせる演奏として、これ以上の録音に未だに出会えませんし、優秀録音が単に音がクリアに聞こえるという現象にとどまらず、音楽的なニュアンス作りに作用していることをこれほど実感させる録音も珍しいでしょう。
サン・サーンスも、もっと派手に振る舞うことは可能なことを知りながら、敢然とクール路線を貫徹。録音効果の上に単に乗っかって自己表現するのではなく、録音効果自体も解釈の一環のように組み込んでいる…とでも申しましょうか。第1楽章は、ひたすらイン・テンポ進行を続けるのみですが、響きの陰影が自然に浮揚することへの確信が強固だからこそ、無機質な音の羅列に傾きません。後半の静謐にも、あえて瞑想的な雰囲気を上塗りする必要など無いのです。第2楽章も、オーマンディのようにスペクタクルな面白さを分かりやすく再現する手法とは正反対。最後の大団円へと登りつめる際のアッチェレランドに至っても興奮を煽るのではなく、最後の一音まで高貴な音像を貫徹。とかく皮相に響きがちなこの作品を真に芸術作品として再現し尽くした演奏として、永遠に指針となるべき名演だと思います。【湧々堂】


Chandos
CHAN-20041S(6CD)
日本向け1000セット
完全限定生産
マーラー:交響曲集

CD1: 交響曲第1番ニ長調《巨人》/花の章
CD2: 交響曲第3番ニ短調(第1楽章〜第3楽章)
CD3: 交響曲第3番ニ短調(第4楽章〜第6楽章)
 亡き子をしのぶ歌
CD4: 交響曲第4番ト長調
 さすらう若人の歌
CD5: 交響曲第5番嬰ハ短調
CD6: 交響曲第6番イ短調《悲劇的》
 交響的前奏曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管cho(CD2-3)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管少年cho(CD2-3)リンダ・フィニー(Ms/CD2-4)

録音:CD1: 1993年11月15日−16日シティ・ホール(グラスゴー)、
CD2&3: 1991年10月20日、22日&24日ケアード・ホール(ダンディー)
CD4: 1990年11月27日&29日ケアード・ホール(ダンディー)
CD5: 1989年10月23日−24日ケアード・ホール(ダンディー)
CD6: 1992年11月8日−9日ケアード・ホール(ダンディー)
※木幡一誠氏による書き下ろしライナーノート付き!
※新規デザインによるスリムボックス仕様!
※ボックス内の各ディスクのスリーヴケースには、オリジナルのジャケット・デザインを使用(予定)!
「交響曲第6番」は、湧々堂・殿堂入り名盤!
2017年6月7日に80歳を迎えたヤルヴィ一族の長であり、エストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィ。1989年から1993年にかけて録音が行われ、ヤルヴィ節全開の爆演として親しまれながらも、廃盤の状態が続き入手が極めて困難となっていたロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団とのマーラーの交響曲集が、日本向け完全限定生産のボックスセット仕様で復活!
ヤルヴィ&RSNOのコンビによるマーラーの交響曲5作品はいずれも80〜90年代の同コンビを代表する圧巻の快演(怪演?)ですが、中でも特に、超高速テンポで一心不乱に突き進み、初出時には余白に「交響的前奏曲」を加えて1枚組のCDとして発売され、ファンの度肝を抜いた「交響曲第6番《悲劇的》」(演奏時間は約72分32秒)の復活は大いに歓迎されることでしょう!
生誕80周年記念リリースの大本命!ネーメ・ヤルヴィ&RSNOのマーラーBOXが堂々の登場です!
追加生産無しの限定生産商品のため、納品が配分となる可能性がございます。予めご了承下さい。



King International
KKC-4112(6CD)
国内製造品
日本語帯・解説付
戦中のフルトヴェングラー

【CD1】
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番
(2)ベートーヴェン:交響曲第7番

【CD2】
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

【CD3】
ブラームス:交響曲第2番

【CD4】
ブラームス:交響曲第4番
ハイドンの主題による変奏曲

【CD5】
(1)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
(2)ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲

【CD6】
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版=原典版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
【CD1】原盤:米オリンピック(P)1974
(1)BPO、録音:1943年6月27-30日 フィルハーモニー、ベルリン(第1・2楽章はライヴ、第3・4楽章は聴衆不在の放送用録音)
(2)BPO、録音:1943年10月31日-11月3日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD2】原盤:米エヴェレスト(P)1969
BPO、ブルーノ・キッテルcho、ティラ・ブリーム(S)、エリーザベト・ヘンゲン(A)、ペーター・アンデルス(T)、ルドルフ・ヴァッケ(Bs)、録音:1942年3月22-24日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD3】原盤:米オリンピック(P)1975
VPO、録音:1945年1月28-29日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
【CD4】原盤:英ジャブリン(P)1997
BPO、録音:1943年12月12-15日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD5】原盤:英ジャブリン(P)1997
(1)BPO、録音:1942年12月6-8日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
(2)BPO、録音:1944年3月21日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD6】原盤:英ジャブリン(P)1997
VPO、録音:1944年10月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送用録音)
「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン『フルトヴェングラー・グレート・レコーディングズ』藤井留美訳、音楽之友社刊)
★戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。1942年3月の「第九」から、戦時中最後のコンサートとなった45年1月の「ブラームス2番」まで、巨匠の “最高の演奏” 9曲をCD6枚組に集成。ファン必携!壮絶な爆演の数々が最新デジタルリマスター音源でよみがえります!
★1942年よりフルトヴェングラー指揮の演奏会が全欧に向け放送されるようになり、ドイツ帝国放送局がコンサートのライヴ録音や聴衆不在の通し録音を行いました。この9曲はその “戦中のマグネットフォン録音” として有名なものです。音質自体は、76cm/秒速のテープにメインマイク1本によるワンポイント録音と、アナログ・テープ録音方式としては理想的といってよいかもしれません。これらの録音テープは終戦後ソ連に持ち帰られ、露メロディアからLPが発売されました。この板おこしで英ハンター社がユニコーン・レーベルのLPを発売。また、一部の曲はコピーテープが西ドイツ内の放送局に遺されていて、このテープ系音源をもとに仏ターラ等がCDを制作しています。有名な録音だけに、これまで各社から盤おこし系、テープ系と数多くの復刻CDが発売されてきましたが、今回、“復刻CDの決定盤” とすべく、キングインターナショナルが独自で音源を調達して復刻するものです。戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。

●ベートーヴェン「4番&7番」(1943)・・・ともに、5種類ある同曲の録音のなかで、最初の録音。米オリンピック原盤「ベートーヴェン交響曲全集」
(5CD,KKC4107/11)から編集。最初期LPのマスターテープからつくられた極上の復刻です!
●ベートーヴェン「9番」(1942)・・・緊迫感にみちたドラマチックな指揮、オーケストラとコーラスの傑出したできばえから、ファンの間では「バイロイトの第九」をも凌ぐ評価の「ベルリンの第九」。1969年に米エヴェレストが発売したLPのマスターテープを96kHz/ 24bitでデジタル化。LP1枚に詰め込むため、テンポを上げていますが、音質そのものは最初期のLPらしく芯のしっかりした音!キング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初 CD 化!
●ブラームス「2番」(1945)・・・3種あるうち最初の録音。「最も引力が強い演奏」(アードイン、前掲の書より)。1975年に米オリンピックが発売したLPのマスターテープを96kHz/ 24bitでデジタル化し、さらにキング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化するもの。

以下5曲(CD3枚)の音源は、英ジャブリン社の原盤デジタルマスターを使用。1997年に海外でMAGIC TALENTレーベルで発売されたことがあります。
今回、キング関口台スタジオで最新リマスタリング。鮮度アップして国内盤化!
・ブラームス「4番&ハイドンの主題による変奏曲」(1943)・・・それぞれ4種、7種あるうち最初の録音。「(4番)最も望ましいのは戦時中のベルリンでのもの」(アードイン、前掲の書より)。
●シューベルト「9番」(1942)・・・5種あるうちの最初の録音。42年盤「グレイト」として、あまりにも有名な演奏。
・ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲(1944)・・唯一の録音。「グレイト」と同じ日の演奏。
●ブルックナー「8番」(1944)・・・4 種あるうちで最初の録音。壮大な構築の内にウィーン・フィルの美質を収めた名演。
6 枚収納のマルチケース+12pブックレット(解説:平林直哉)+オビ付。


Wiener Symphoniker
WS-013(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第3番 変ホ長調《英雄》Op.55
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2017年2月25.26日 ライヴ
日本語解説あり
1900年に「ウィーン演奏協会管弦楽団」として設立され、100年以上の長い歴史を誇るウィーン交響楽団。 創立者のフェルディナント・レーヴェが25年間首席指揮者を務め、以降、フルトヴェングラー、カラヤン、サヴァリッシュ、ジュ リーニ、プレートルなどの名手が指揮台に立ち、オーケストラの響きを磨き上げてきました。 数多くの名演が記録されているウィーン交響楽団ですが、驚くことにこれまでベートーヴェンの交響曲全集については録音が ありませんでした。 その欠落を埋めるため、2017年秋より順次リリースされるのがフィリップ・ジョルダンによる演奏です。 第1弾となるこのアルバムには2017年に演奏された交響曲第1番と第3番を収録。ブックレットによると、 ジョルダンは、どちらの曲も革新的で画期的な作品であると考えており、とりわけ第3番は「英雄」のタイトルよりも、終楽章 に“プロメテウスの主題”が用いられていることに注目。「第3番の終楽章が最大のクライマックスとなるべく、第1番の冒頭か ら様々な動機を関連付けていく」という独自の視点で演奏したと語っています。熟考の解釈から生まれた斬新なベートー ヴェンをお楽しみいただけます。

Forgotten Records
fr-1156(1CDR)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」*
ロッシーニ:序曲集
 アルジェのイタリア女/セミラーミデ
 チェネレントラ/ランスへの旅
 イタリアのトルコ人
マリオ・ロッシ(指)
トリノSO 、ウィーン国立歌劇場O#

録音:1947年11月5日*、1954年
音源: Decca LX 3003 、 ACL 4
Forgotten Records
fr-1159(1CDR)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ハース版) ヘルマン・アーベントロート(指)
ライプツィヒPO

録音:1949年11月16日
音源: Urania URLP 401
Forgotten Records
fr-1160(1CDR)
ブルックナー:交響曲第5番(ノヴァーク版) ゲルハルト・プフリューガー(指)
ライプツィヒPO

録音:1952年4月3日-4日
音源: Urania URLP 239
Forgotten Records
fr-1162(1CDR)
トゥール・マン/シベリウス:交響曲集
交響曲第1番 ホ短調 Op.39*
交響曲第2番 ニ長調 Op.43
トゥール・マン(指)
ストックホルム放送SO*、
ストックホルムコンサート協会O

録音:1940年代* 、1942年10月17日#
音源: Capitol P 8020、 P 8107
Forgotten Records
fr-1163(1CDR)
ドラティ、ネイルズ他〜ブラームス
ブラームス
:交響曲第1番*
二重協奏曲 イ短調 Op.102 #
ジャック・ネイルズ(Vn)
アンリ・ブロンシュワク(Vc)
アンタル・ドラティ(指)*
モーリス・ル・ルー(指)#
フランス国立放送O

録音:1962年2月13日ライヴ* 、1961年3月ライヴ#

CZECH RADIOSERVIS
CR-0896-2(1CD)
チャイコフスキー:交響詩「運命」*
 マンフレッド交響曲+
プラハRSO
トマーシュ・ブラウネル(指)

録音:2012年4月*、2013年4月+、ライヴ、スタジオ・ホスティヴァシュ、プラハ、 チェコ
トマーシュ・ブラウネルは1978年チェコのプラハに生まれた指揮者。プラハ音楽院、プラハ音楽アカデミー、ウィーン音楽大学で学び、2010年ミトロプーロス国際指揮者コンクール入賞。2017年現在プルゼニュPO首席指揮者およびプラハRSO首席客演指揮者。
チェコ放送ラジオサービスの新譜CDの一部(主にオーケストラ作品)の価格が大幅に上げられております。かなりの高価格となりますが、なにとぞご了承ください。

Acte Prealable
AP-0389(1CD)
ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-):交響曲第2番「管弦楽の為の協奏曲」
ピアノと管弦楽の為のコンチェルティーノ*
ピアノ協奏曲*
トマシュ・ヨチ(P)*
ポトカルパチェPO
ウーカシュ・ヴォデツキ(指)

録音:2017年2月27日-3月1日
ヨアンナ・ブルズドヴィチはポーランドのワルシャワに生まれ、フリデリク・ショパン音楽アカデミーで学んだ後パリに留学しナディア・ブーランジェ、オリヴィエ・メシアン、ピエール・シェフェールに師事した作曲家。

CAvi
4260085-533909(1CD)
マーラー・エディション Vol.3
マーラー:交響曲第1番「巨人」
デュッセルドルフSO
アダム・フィッシャー(指)

録音:2017年2月10-12日ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)
015/2016シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。2020年の契約満了までに全集を録音する計画 でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェクト第3弾。マーラーを得意とするアダム・フィッシャーのチクルスということで、第1弾のマーラー交 響曲第7番、第2弾の第4番ともに高い評価を得た注目のチクルスとなっています。 マーラー28歳の時の作品である交響曲第1番は、若々しい情熱と苦悩が表現された作品。はほぼ同時期に作曲された歌曲『さすらう若人の歌』と密接 に関係し、第1楽章には歌曲集第2曲「朝の野辺を歩けば」の旋律が引用されています。フィッシャーは、躍動感あふれる、瑞々しいエネルギーに満ち 溢れた音楽作りを行っています。さらには弱音の緊張感は特筆すべきものがあり、デュッセルドルフ響から新鮮な響きを引き出しています。 デュッセルドルフ交響楽団は、1818年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めていた ドイツの名門。デュッセルドルフ交響楽団は、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠と しています。 (Ki)


Treasures
TRE-181(1CDR)
ベイヌム/メンデルスゾーン&ブラームス
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68*
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1955年6月2-4日、1951年9月17日*(共にモノラル)
※音源:PHILIPS 6542-131、英DECC ACL-71*
◎収録時間:68:18
“オケの技術力をそのまま音楽的ニュアンスに変換できるベイヌムの凄さ!”
■音源について
ブラームスは、LXTも国内初期盤も、どこか音が出きっていない感が否めず、CDでは高音がキンキン煩かったが、このACL盤でようやく納得の行く音に出会えました。 メンデルスゾーンも6枚組ボックスの再発盤ですが、片面収録にも関わらずヒズミ感のない素晴ら しい音なので、迷わず採用しました。

★ベイヌムにとってブラームスの「第1番」は、短い生涯に3回も録音していることからも、最大の十八番であったことは明らか。中でも強力にお薦めしたいのは、全体的に平板に響くステレオ再録音盤よりも、録音の点でも解釈の点でもニュアンスが凝縮しきっているこの'51年盤です。物々しい形相を見せず自然体の燃焼に終止する序奏部から、粘着質に沈み込む従来のこの作品のイメージを払拭。今聴いても新鮮な感覚は色褪せていないのですから、録音当時は更に衝撃的に感じられたことでしょう。主部に入ると、ティンパニのみならず他の声部もデフォルメせず、常にバランスの取れたハーモニーを堅持しながら響きと精神の凝縮に徹する姿勢や、3:28以降の弦を短く切る処理などは、音楽を決して停滞させないベイヌムのの美学の表れと言えましょう。展開部後半の灼熱の高揚感は、何度聴いても感動的。一切力まずに一瞬にして頂きに達する牽引力の凄さ!カンテッリ盤等とともに、この箇所の燃焼度は史上屈指の存在でしょう。第2楽章も当たり障りのない平穏な音楽ではなく、芯から興奮した音が束の間の笑みを浮かべているかのよう。この楽章の多彩な表情を引き出すため、ここまで深く作品を抉った例も少ないでしょう。終楽章も淀み皆無。竹を割ったような造形美を湛えながらそれは目的ではなく、あくまでも汚れなき精神の投影するために不可欠な響きであることがひしひしと伝わるので、感動の深さ、強さがが尋常ではありません。3:42からの金管ハーモニーのコシの強さは類例なし!テンポの伸縮は最少に抑えた推進力第一のアプローチが極限まで磨かれ、鉄壁なイン・テンポで締めくくるコーダまで、緊張の糸は途切れません。
「イタリア」は、その推進力が清々しい発言力で迫り、これまた絶品。第1楽章は、提示部リピートあり。展開部の声部の生地な絡みから生まれる緊張の渦が聴きもの。第2楽章は、アンサンブルの清潔さがそのまま音楽のニュアンスと化し、第3楽章は邪念なき表現意欲の結晶。この中間部はややテンポを落とす例が多いですが、ベイヌムはむしろ速めて洗練美を極め、しかもリズムの良さは空前絶後。圧巻は終楽章。トスカニーニやセルを上回るとさえ言える精緻なアンサンブルを貫徹しながら猛進に走らず、瑞々しい息吹をが際立つこの演奏は、同曲の理想と言えましょう。【湧々堂】

Pentatone
PTC-5186624
(1SACD)
プロコフィエフ:交響曲第2番 ニ短調 Op.40
交響曲第3番 ハ短調 Op.44
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
ロシア国立アカデミー管弦楽団“エフゲニー・スヴェトラーノフ”

録音:2016年9月、10月モスクワ音楽院大ホール
1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクス フォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席 指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン 放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、同団とはR.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」、 交響的前奏曲を収めたディスク(PTC 5186597)をリリースしております。
プロコフィエフの交響曲第2番は1924年の作で、「鉄とはがねで作られた」大交響曲として構想され、複調による激しい不協和音と機械的なリズムの 複雑さの中に、幅広い抒情的なロシアの旋律が印象的。ことに第2楽章の主題と6つの変奏では歌謡的旋律と長大な変奏曲が実に魅力的です。一方、 第3番は1928年の作で、歌劇「炎の天使」の素材が用いられており、プロコフィエフの魅力が最もあふれるアヴァンギャルド時代の代表作です。ユロ フスキは躍動感に満ちた抜群のリズム感で作品の魅力を大いに引き出しております。 (Ki)

Goodies
78CDR-3708(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14 フェリックス・ワインガトルナー(指)LSO

英 COLUMBIA L1708/13
1925年10月29日&11月1日ロンドン録音(原盤に起因する音割れがあります)
フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942)はオーストリアの大指揮者。ライプツィヒ大学で哲学を専攻するが、音楽への魅力に惹かれグラーツ、ライプツィヒ、ヴァイマルの各音楽院で学んだ。最初作曲家を志したが生活の安定を求め指揮者に転じた。1885年からドイツ各地の歌劇場を転々としたが、1908年にはグスタフ・マーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任した。1937年夫人のカルメン・テューダーと来日し夫婦で新交響楽団(現在のNHK交響楽団)を指揮した。ワインガルトナーのレコード録音は機械式録音の時代からあったが、この「幻想交響曲」はマイクロフォンを使用した電気録音の最初期のものである。ワインガルトナーは「幻想交響曲」を1925年の3月に機械式録音で行ったが、電気録音の開発情報で未発売にしたと伝えられる。(グッディーズ)

GRAND SLAM
GS-2175(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(改訂版) ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

録音:1955年3月29-31日/ムジークフェラインザール(モノラル)

使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
音源は1955年3月、ステレオ録音が実用化される直前の、有名なセッション録音です。演奏内容については、改めて申し上げるまでもないでしょう。 今回も2トラック、38センチ、オープンリールに記録された情報を最忠実に再現、繊細かつ大胆な指揮者の解釈と、ウィーン・フィルのこぼれ落ちそうな 美音をたっぷりと堪能出来ます。(平林直哉)

Naxos Japan
NYCC-27305(1CD)
税込定価
ブラームス:交響曲第1番
悲劇的序曲
ピエタリ・インキネン(指)日本PO
インキネンが初めて日本フィルの指揮台に登ったのは2008年の春のこと。シベリウスの国からやってきた初々しい青年は、オーケストラと良い関係を築き、2016年には首席指 揮者に就任しました。これまでにワーグナーやマーラー、ショスタコーヴィチなどで聴衆を魅了してきたインキネン。今作のブラームスでは、対向配置(第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリ ンを舞台の両サイドに配置、両翼配置ともいう)を採用、各声部をくっきり際立たせた重厚な音楽を奏でています。


Audite
AU-23441(2CD)
AU-91441(2SACD)
巨匠フルトヴェングラーが振った1953年ルツェルン音楽祭全曲
拍手&会場音(0’45”)*
シューマン:「マンフレッド」序曲
会場音(0’12”)*
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
シューマン:交響曲第4番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ルツェルン祝祭O

ライヴ録音:1953年8月26日/ルツェルン、クンストハウス(ルツェルン音楽祭公演)
*=SACDハイブリッド盤(AU 91441)のみ収録
定評あるaudite レーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。今回はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮による 1953年8月26日の演奏会の全曲を収録。大注目はオリジナルマスターが消失したと思われていた『マンフレッド』序曲が世界初出音源として収録され ていることです。
今回もオリジナルテープからコピーを経ずにデジタル・マスタリングされておりauditeレーベルの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏の丁寧な復刻により 驚きの音質でよみがえりました。さらに注目はSACDハイブリッド盤(AU 91441)のみ『マンフレッド序曲』および『英雄』の冒頭の音が出るまでの 会場音を別トラックで収録しております。(各作品の演奏終了後の拍手はCD盤、SACD版ともに曲のトラック内にすべて収録しております。)演奏会の臨 場感を味わえる今考えうる最高の復刻状態でリリースされます!


Treasures
TRE-183(1CDR)
オーマンディ/モーツァルト&ハイドン:交響曲集
モーツァルト:交響曲第40番ト短調
ハイドン:交響曲第99番*
 交響曲第100番「軍隊」#
ユージン・オーマンディ(指)
フィラデルフィアO

録音:1956年1月10日、1954年4月15日*、1953年12月23日#
※音源:米COLUMBIA ML-5098、ML-5316*,#
◎収録時間:71:20
“深刻な空気を持ち込まないオーマンディのピュアな作品掌握力!”
■音源について
3曲ともオーマンディの唯一のセッション録音。オーマンディの膨大な録音の中で最も軽視されているのがドイツ古典派の作品ですが、この復刻に触れて、どれも逸品揃いであることを実感していただきたいと思います。モノラル後期なので、音も鮮明です。

★「オーマンディのモーツァルトが素晴らしい!」などと言うと笑われるから、誰も言わないのでしょうか?私は笑われても構わないので申し上げます。この3曲にはオーマンディでなければならない独特の魅力が満ちており、無視する理由などどこにも見い出せません。
その魅力の中核を成すのが、「幸せを感じてこそ音楽」という信条を込めた音作り。独墺の交響曲に「精神的な重み」だけを追い求めている方にはそんなもの毒にも薬にもならないでしょうが、思えばそのこだわりは、他のレパートリーでも常に携えていたもので、まずそのブレない姿勢に改めて驚かされます。その顕著な例がモーツァルト。深刻な演奏、厳格な演奏は数々あれど、オーマンディの素直な悲しみの表現を聴くと、いくら短調とは言え、この曲にシリアスな要素を持ち込むのは場違いでは?とさえ思えるほど、立ち昇るニュアンスがいちいち心の襞に触れるのです。もちろん、作品へ眼差しは常に真摯。第1楽章主題の音量、音価に微調整を加えつつ、その対比によって独特の色香を発し、なおかつ心から歌っていることを誰が否定できましょう。第3楽章のテヌートとスタッカートの使い分けは、壮年期ならではのリズムの冴えとも相まって明確な主張を放ち、大編成の分厚い響きも引き締まっています。終楽章は魅力充満!弦の相の手トリルの和声(0:14〜)は、まさにオーマンディ・マジック!第2主題への滑り込みではあまりの間合いの素晴らしさに鳥肌が立ち、第2主題はアーティキュレーションのこだわりが命と化してっ感動倍加。しかも意外なことに、提示部も再現部もリピート!少なくともこの楽章は、史上最高ランクの演奏と言っても過言ではありません。
ハイドンは、全体の構成を見据えた上でのニュアンスの凝縮力が見事で、ハイドン特有のユーモラスをデフォルメすることなく血の通ったニュアンスに結実。「99番」第1楽章主部の颯爽とした疾走感は、後年には望み得ないもの。第2楽章の温かいノスタルジー、第3楽章のリズムの気品と弾力、終楽章では安定感のあるテンポで全体を総括するようにニュアンスを出し尽くします。
その特色は「軍隊」でも全く同じ。小細工など必要としない人間力一本で勝負した芸術家魂に打たれます。大編成にも関わらず煩く響かず、作品の名曲ぶりがストレートに伝わります。オーマンディは広いレパトリーを誇りますが、一気に録音した「全集」の類いが少ないことからも明らかなように、心から共感できない作品には手を出しませんでした(シベリウスの交響曲の3番、6番の録音が存在しないのもそのためです)が、この「軍隊」もあえて録音に踏み切っただけあって、細部までよくコンセプトが練られ、ルーティンな印象など与えません。爽快な第1楽章には、この曲を物々しい軍隊音楽ではなく、おもちゃ箱を無心で掻き回す子供のような愉しい作品として伝えたいいう意欲が横溢。そのヴィジョンがあるからこそ、第2楽章が感覚的な衝撃以上のほのぼのとした味わいをもたらしてくれるのです。フレーズの呼吸のコントラスの鮮やかさにも息を呑みます。第3楽章は中間部のリズムの跳ね上げ方にご注目。終楽章は、一部弦のアルコをピチカートに変更していますが、そこに衒いなどなく、音楽をよりチャーミングなものにしたいというピュアな衝動から出ているからこそ、心をくすぐるのではないでしょうか。【湧々堂】

RUBICON
RUBICON-1020(1CD)
メユール:交響曲第1番 ト短調
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
クリストフ・ケーニヒ(指)
ソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク
クリストフ・ケーニヒは1968年ドレスデン出身の指揮者。ドレスデンの音楽大学に学び、シュターツカペレ・ドレスデンでサー・コリン・デイヴィスの アシスタントを務めていました。歌劇とシンフォニーの両方で活躍しており、2003年、チューリヒ歌劇場の「後宮からの誘拐」では健康上の理由で初日 4日前にキャンセルしたメストの代わりに新演出の舞台を指揮、一躍注目を浴びました。そんなケーニヒが首席指揮者・音楽監督を務めるソロイスツ・ヨー ロピアン・ルクセンブルクとの共演盤が登場。フランス革命期に活躍し、ベートーヴェンを思わせる作風のメユールの交響曲と、ベートーヴェンのエロイカ、 という興味深いプログラムです。 (Ki)

H.M.F
HMM-905285(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2017年2月20-22日/シュトールベルク街スタジオ(ケルン)
ロトがついにマーラーの5番に挑戦しました。オーケストラは手兵レ・シエクルではなく、2015年以来音楽監督を務めるケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団。 創立190年を誇る同団体は、1904年にマーラー自身の指揮で交響曲第5番の世界初演を行ったという、これ以上考えられない特別なオーケストラです。
ロトの解釈は基本的にレ・シエクルを振る際と共通していますが、テンポも王道、ヴィブラート控え目、金管もまろやかに響かせるなど才気煥発ぶりが 光ります。アダージェットは押えた感情ながらワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の「イゾルデの愛の死」ような陶酔感で静かに盛り上がり、夢のよう な時を味わせてくれます。フィナーレの統率力ときびきびした推進力もロトならではで、もっと聴いていたくなる魅力満点です。
2017年のセッション録音で、強奏部でも豊かに響く録音も特筆もの。時代楽器演奏でないことを残念に思う向きもあるかもしれませんが、今回はドイ ツのギュルツェニヒ管で大正解。さらにレ・シエクルで培った「初演当時の響き」をここでも追求、今や少なくなった113年前の古き良きドイツのオーケ ストラのサウンドを蘇えらせています。マーラー好きでも目から鱗の落ちる、超注目盤の登場です! (Ki)

Hanssler
HC-16098(6CD)
メンデルスゾーンの交響曲全集
(1)交響曲第1番 ハ短調Op.11
(2)弦楽のための交響曲第8番 ニ長調(管弦楽版)
(3)弦楽のための交響曲第13番 ハ短調(交響的断章)
(4)弦楽のための交響曲第7番 ニ短調
(5)弦楽のための交響曲第12番 ト短調
(6)交響曲第4番 イ長調 Op.90「イタリア」
(7)弦楽のための交響曲第1番 ハ長調
(8)弦楽のための交響曲第2番 ニ長調
(9)弦楽のための交響曲第3番 ホ短調
(10)弦楽のための交響曲第4番 ハ短調
(11)弦楽のための交響曲第9番 ハ長調
(12)交響曲第5番 ニ長調 Op.107「宗教改革」
(13)弦楽のための交響曲第5番 変ロ長調
(14)弦楽のための交響曲第6番 変ホ長調
(15)弦楽のための交響曲第10番 ロ短調
(16)交響曲第3番 イ短調 Op.56「スコットランド」
(17)弦楽のための交響曲第11番 ヘ長調
(18)交響曲第2番 変ロ長調 Op.52「讃歌」
トーマス・ファイ(指)
ハイデルベルクSO
(18)エレオノーレ・マルグエッレ(S)
ウルリカ・ストレムステッド(Ms)
マルクス・シェーファー(T)
ドイツ室内cho

録音:(1)2005年9月28&29日、(2)2006年7月4、5&7日、(3)2002年1月30日、(4)(5)(6)2007年3月16&17日、5月8&12日、(12)(15)2008年10月30日-11月1日/プファッフェングルント、ハイデルベルク・ゲゼルシャフトハウス
(7)2008年6月2日、(8)2008年1月22日、(9)2008年5月29日、(10)2008年6月3日、(13)2008年5月28日/バート・ドュルクハイム、ナトゥールホルン・アカデミー
(11)2008年6月20&21日/バルツフェルト、ルートヴィヒ=エングレルト=ハウス
(14)2008年12月16日/ジナゴーゲ・ロイタースハウゼン
(16)2009年3月30&31日、(17)2009年4月2&3日/エッペルハイム、ルドルフ・ヴィルト・ハレ
(18)2009年3月25&26日/ハイデルベルク、シュタットハレ・コング
颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないトーマス・ファイ率いるハイデルベルク交響楽団によるメンデルスゾーンの交響曲全集がついにボックスで 登場します。全篇を通して快速テンポが特徴でノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏で、とにかく明るく弾むような ファイの音楽は聴き手を幸せにさせる魔法のようです。
圧巻はメンデルスゾーンの生誕200年となる2009年に録音された交響曲第2番「讃歌」です。ハイドン、メンデルスゾーンとこれまで交響曲を中心 に演奏・録音してきたファイにとって、声楽つきの作品の録音ということでも注目されました。作曲者自身による『讃歌−聖書の言葉による交響カンタータ』 のタイトルが示すように、ファイの解釈によるピリオド・アプローチの生み出すきびきびとした音楽づくりは、メンデルスゾーンが理想としていたJ.S.バッ ハの宗教曲へと連なるオマージュとしての姿をかつてなく明らかにするものといえるでしょう。ファイによる妙技を存分にお楽しみ下さい。 (Ki)


Altus
ALT-376(2CD)
マタチッチ&PCO/チャイコフスキー他
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
ベートーヴェン:12のメヌエットWoO7より9つのメヌエット(第1、2、4、5、7、8、10、12、11番)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
アレクサンダー・ウニンスキー(P)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
パリ音楽院O

録音:1967年2月5日シャンゼリゼ劇場:ライヴ録音(ステレオ)
このコンビによるディスクはこれが史上初。ちなみにパリ音楽院管は同年6月3日のクリュイタンスの死を受け、発展的 解散を経てメンバーを代えパリ管弦楽団に改組されます。その直前、最後の伝統と言うべき音色をお聴き頂ける点でも大いに注目です。今や失われたパリ 音楽院管の馥郁とした薫り高い響きと、熱気あふれた強烈なマタチッチの指揮が組み合わさり、極上の音楽が奏でられます。
チャイコフスキーの5番はマタチッチの名演とされているチェコ・フィル盤、N響盤に勝るとも劣らない名演。オーケストラの鳴りっぷりが凄まじく、特 に金管の咆哮が圧巻!ベートーヴェンのメヌエットもマタチッチお得意のレパートリー。炎のようなテンションで驚くほどダイナミックな演奏を繰り広げ、忘 れられない印象を刻み付けます。シンプルな構造から細やかな表情を引き出しているあたりも流石です。プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番はマタチッ チ録音史上初レパートリー。ソリストは第2回ショパン・コンクールの覇者ウニンスキー!現役盤が少ないピアニストなのでこちらも貴重。硬質なタッチに よる強烈な打鍵が圧倒的な、大興奮の演奏です。 (Ki)

Opus蔵
OPK-2121(1CD)
マーラー:アダージェット(交響曲第5番より)
交響曲第9番 ニ長調*
ブルーノ・ワルター(指)VPO

録音:1938年1月15日、1938年1月16日(ライヴ)*
原盤:SP JP-Columbia(アダージェット)、US-Victor(第9番)
ワルター/ウィーン・フィルによるマーラー交響曲第9番の究極の復刻(小林利之)
★この曲の復刻でいちばんの厄介なのは第1楽章だろう。マーラーは《第9》の作曲に対位法書法を駆使した多声音楽様式をとっている。第1楽章の各主題部は3声の対位法で構成されていて、復刻は、当然耳につきやすい主声部にポイントが当てられるが、第2、第3の声部をも明瞭に適切なバランスで聴きとれることが望ましい。この要諦を確実に守りぬくのがオーパス蔵の信条だ。
★SP盤の音溝に刻みこまれたすべての情報を、音楽的な密度も正しくとりこんだ復刻の安定感。それは今や芸術的と言いうる域に達しており、その証拠として、第1楽章最初の6小節からなる序奏部を聴いていただきたい。まず、ppのチェロの低音が出て、ホルンが入り、ハープとホルンにこの楽章の根幹となるリズム動機が示されるが、すべての音がしっかりとした音像で捉えられ、その音たちが個性をもって復刻されているのはオーパス蔵だけと言ってよい。
★第1主題の断片がとぎれがちに第2ヴァイオリンで奏されるときの他声部のうごきも明瞭、和声的な雰囲気のなかに第1ヴァイオリンが主題の後半をうたいあげるその優美さ。またいくどもの死の恐怖との対決を思わせる展開部の終わりちかく、第3主題の熱狂的な高潮からなだれ落ちる「最高のゲバルトで」の箇所の金管の咆哮につづくティンパニの運命の強打といった心理的クライマックスでの重低音の緊迫。そんな一方、まさしくウィンナ・ワルツの回想をおもわせる粋なソロ・ヴァイオリンのひとくさりが、たくみにうかび出されてくる終結部の美しい復刻ぶり。第2楽章、第3楽章はどの復刻盤も手ぎれいに仕上げているが、感動の終楽章アダージョで、弦の分厚いけれど、ビロードの輝きを彷彿させるひびきの美しさが、ワルター/ウィーン・フィルの永遠の名演を飾る、忘れがたい全曲の余韻として残ったのは、オーパス蔵による究極の名復刻盤である。(OPK 2060から抜粋)
★前回マーラーの第9番を出したときはこれ1曲のみでした。当時CDの容量は74分であり、第9番のみでいっぱいでした。それからCD容量も増えたので、今回は「アダージェット」を序奏的なイメージで組み込みました。これによりマーラーの純粋に器楽作品と声楽付きの曲に分けることができます。それより第9番がライヴ録音される前の日に、「アダージェット」がスタジオ録音されたことを考えると、この2曲は並べるべきだと考えたわけです。もちろん第9番の音もヒスも改善されています。(OPUS蔵)

オクタヴィア
OVCL-00651(1SACD)
2017年10月18日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 小林研一郎(指)LPO

録音:2017年4月19-20日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
小林研一郎とロンドン・フィルによるセッション録音は、2013〜2015年にリリースしたチャイコフスキー交響曲シリーズが好評を博し、大きな話題を呼びました。今回、同じタッグで、前作同様ロンドンの文化遺産ともいえる「アビー・ロード・スタジオ」にて、ロシア音楽の名品の数々をセッション録音しました。 第1弾はショスタコーヴィチの作品中で圧倒的人気をもつ交響曲第5番。小林がこの楽曲をCD収録するのは、1999年の名古屋フィルとのライヴ盤(OVCL-00001)以来で、「炎のコバケン」の熱いタクトに、ロンドン・フィルが精度の高いアンサンブルで応えています。 そして、さらに高い音質を目指したDSD 11.2MHzでのレコーディングにより、凄烈なショスタコーヴィチの音楽が、まるでライヴのような迫力でお楽しみいただけます。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00640(1CD)
2017年10月18日発売
シェーンベルク:室内交響曲 第1番 ホ長調 Op.9
久石譲:2 Pieces for Strange Ensemble (世界初演)
スティーヴ・ライヒ: シティ・ライフ
久石譲(指)
フューチャー・オーケストラ

録音:2016年10月13-14日東京、よみうり大手町ホール・ライヴ
久石譲が“明日のために届けたい”音楽をナビゲートするコンサート・シリーズ「ミュージック・フューチャー」より、アルバム第2弾が登場。 2016年のコンサートのライヴ・レコーディングから、選りすぐりの音源を収録した本作には、“現代の音楽”の古典とされるシェーンベルクの《室内交響曲第1番》に加え、アメリカン・ミニマル・ミュージックのパイオニアであるライヒの人気作《City Life》、そして久石譲の世界初演作《2 Pieces》が並びます。新旧のコントラストを体感できるラインナップと、斬新なサウンド。妖・快・楽??すべての要素が注ぎこまれた究極の音楽を味わえる一枚です。 日本を代表する名手たちが揃った「フューチャー・オーケストラ」が奏でる音楽も、高い技術とアンサンブルで見事に芸術の高みへと昇華していきます。レコーディングを担当したEXTONレーベルが誇る最新技術により、非常に高い音楽性と臨場感あふれるサウンドも必聴です。 「明日のための音楽」がここにあります。(オクタヴィア)

Nimbus Alliance
NI-6353(1CDR)
ソーヤーズ:交響曲第3番
遺失と後悔の歌*/ファンファーレ
エイプリル・フレドリック(S)*、
ケネス・ウッズ(指)イギリスSO

録音:2015年&2017年2月、イギリス
ヴォーン=ウィリアムズとバルトークの孫弟子にあたるイギリスの作曲家であり、1973年から97年まで王立歌劇場管のヴァイオリニストとしても活躍したフィリップ・ソーヤーズ(1951−)。2015年に完成した4楽章形式の「交響曲第3番」はケネス・ウッズに献呈された作品。2016年の新作である「ファンファーレ」はブリリアントなサウンドが印象的な4分弱のコンサートピースです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Halle
CDHLL-7547(1CDR)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番ホ短調
交響曲第4番ヘ短調
マーク・エルダー(指)ハレO

録音:2016年11月10日(第6番)、4月7日(第4番)、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター、イギリス)
イギリスで最古の歴史を持つオーケストラの1つ、ハレOと音楽監督マーク・エルダーによるヴォーン・ウィリアムズのシンフォニー・サイクルの最新巻は、1948年の初演後の2年間で100回演奏されるなどセンセーションを巻き起こした「第6番」と、標題交響曲だった前3作から一転、大胆な不協和音を用いて聴衆を驚かせた「第4番」。 初演者がボールトとBBCSOという共通点を持つRVWの2つのシンフォニーの世界を、マーク・エルダーの下、バルビローリ時代以来となる黄金期を過ごすハレOが濃密に描いています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
Itter Broadcast Collection REAM-2136(2CDR)
フリッカー:交響曲集
ロンド・スケルツォーゾ*
交響曲第1番 Op.9**
交響曲第2番 Op.14**
喜劇序曲 Op.32**
交響曲第3番 Op.36+
交響曲第4番 Op.43++
BBCノーザンSO、
ブライデン・トムソン(指)*、
アルベルト・ローゼン(指)**、
エドワード・ダウンズ(指)+、
モーリス・ハンドフォード(指)++

BBC初放送日:1980年9月12日−17日(BBCによるスタジオ録音)
王立音楽大学の作曲家教授、ティペットの後任としてモーリー・カレッジの音楽監督を務め、デニス・ブレインの親友としてもその名を知られるピーター・ラシーン・フリッカー(1920−1990)。イギリスの民謡を採り入れたホルストやヴォーン・ウィリアムズなどとは一線を画し、その作風は、シェーンベルク、バルトークやヒンデミットを彷彿とさせる半音階、対位法が特徴的。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


Treasures
TRE-182(1CDR)
ベートーヴェン:12のドイツ舞曲 WoO.8*
ブルックナー:交響曲第3番[第3稿=1890年のシャルク改訂版]
ワルター・ゲール(指)
フランクフルトRSO*
オランダPO

録音:1950年代中期頃*、1953年11月、ヒルフェルスム
原盤:Concert Hall MMS-2159*、Concert Hall CHS-1195
◎収録時間:65:32
“クナだけではない!説得力絶大な改訂版による「ブル3」”
■音源について
ブルックナーの第3交響曲の世界初録音はフェケテ指揮によるレミントン盤(1950年)ですが、このゲール盤はそれに次ぐ最初期の録音。もちろん改訂版を使用していますが、「第5」や「第9」のような改竄ではないので、ほとんど違和感は感じられません。

★勇壮で自信に満ちたワーグナー像をストレートに投影したような演奏で、全ての音が明確な表現意思を持って打ち鳴らされます。第1楽章からアドレナリン全開で推進力満点。響きは終始引き締って緊張に満ちており、決して軽薄な祝典的なムードには陥っていません。第3楽章はニュアンスの濃密さに唖然。アンサンブルの凝集力も高く、声部感に一切隙間風を感じません。トリオでの鄙びたニュアンスも聴きもの。終楽章は、速めのテンポで武士的な勇ましさをストレートに表出。特に再現部以降は激情の渦!コーダ前の強弱対比は誰よりも強烈。コーダ開始を告げるトランペットの輝きも尋常ではありませんが、少しも煩くなく、否が応でも感動に拍車をかけます。
これら3つの楽章とは異なる幻想世界を現出し、心の深部に染みるのが第2楽章。後期の作品の諦観にも通じる精神的な深淵さとリリシズムが見事に同居しています。楽想転換時の全休止での間合いの素晴らしさは、ゲールのブルックナーへの真の共感を象徴しています。
このブルックナーは、決して予定調和的な進行に甘んじないゲールの面目躍如たる名盤として忘れることができません。 【湧々堂】

NKB
NKB-106(1SACD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
J・シュトラウス:ワルツ「春の声」
北村憲昭(指)
スロヴァキアPO

録音:2017 年1月7-8 日スロヴァキア・フィルハーモニック・ホール、ブラティスラヴァ
北村憲昭指揮によるオーケストラ作品の録音事業を行っている NKB/HR レーベルで は、 スロヴァキア・フィルとのコンビによるベートーヴェンの交響曲録音を着々と進行し、 このたび第3番 変ホ長調「英雄」をリリースすることとなりました。 時に優しく、時に重厚 に鳴り響くスロヴァキア・フィルハーモニック・ホールの音響をカスタムメイドの DSD マル チトラックレコーダーで余すところなく収録。フル DSD ドメイン編集でこそ得られる緻密 で 深みあるサウンドにより描き出されるベートーヴェンの革命的傑作の音像がここに覚 醒します。


Treasures
TRE-185(1CDR)
ミトロプーロス/ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21*
ブラームス:大学祝典序曲
 交響曲第3番ヘ長調Op.90
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO

録音:1951年10月15日*、1958年2月9日(共にモノラル・ライヴ)
※音源: MELODRAM 233*、 FONITCETRA DOC-23
◎収録時間:63:04
“ミトロプーロスの危険な表現とソナタ形式との美しき融和!”
■音源について
ミトロプーロスのセッション録音は少ないのですが、遺されたライヴ録音を聴くと、その強烈な個性は、きちんとお膳立てした録音で入りきる代物ではないことがわかり、かつて発売されたAs DIisc等のライヴCDを聴くと、その個性を注入するには古典作品では収まりきらず、どこか窮屈に感じることもありました。しかしここに聞く3作品は例外!音楽のフォルムをギリギリまで拡張し、その尋常ならざる情感のうねりと大きさを美しく共存させています。なお、交響曲第3番第2楽章に音が潰れているように聞こえる箇所がありますが、音源に起因するものです。また、終楽章の最後は余韻が消え入る前に拍手が起こって興冷めですので、ここではカット&フェードアウト処理をしています。

★ミトロプーロスが発する音楽は危険な香りと刺激を孕んでおり、のめり込み過ぎると聴き手の感覚が麻痺するのでは?と思うこともしばしば。その表現スタイルが古いか新しいかなど、論ずる意味がどこにありましょうか。
ベートーヴェンは、テンポは速め、表現の切り替えのレスポンスも俊敏なので一見「現代的」と言えましょうが、全ての音の根底に張り巡らされている意志の強さが尋常ではなく、ボタン一つで飛び出たような安易な音など皆無。その真実の音の発言力を前に、スタイル云々など関係あるでしょうか?第2楽章はフレージングのみならず、リズムの刻みが心に訴えるのは、そこに真の共感と高潔な精神が脈打っている証し。終楽章の主部への滑り込み方は、全ての指揮者が羨むであろう離れ業!以降は相当の高速で推進しますが、無機的な響きとは無縁。血肉が確実に詰まった音だけ連動するので、表情の求心力は超弩級!第2主題で微妙にテンポを落としますが、これぞミトロプーロスの魅力の中核をなすマジックと言えましょう。
この情感の揺れをテンポの微妙な変化に転化する天才的なセンスは、「大学祝典序曲」で大開花!カラヤンさえ録音を避けた作品ですが、この演奏を聴いたら考えが変わったかもしれません。とにかく大スケール!一気呵成に猛進するようでいて、繊細な感性を息づかせたニュアンスが随所に散りばめられ、この作品をこれほど多面的に捉えた演奏は極めて稀。しかもそこには神々しささえ漂い、これぞ凡人とは一線を画すオーラのなせる技でしょう。
ブラームスの3番に至っては、ブラームス自身の想定をも超えたであろう別次元の名演と呼ぶしかありません。ミトロプーロスにとってはブラームスもマーラーも、自身の閃きを信じて「表現し尽くす」という点ではスタンスは同じ。第1楽章1:44以降や、展開部直前では、例によってテンポ・ルバートの妙味全開。第2主題直前の音(1:15〜)をかなり長く引き伸ばして情感の余韻をギリギリまで保つアプローチには、ミトロプーロスの音楽性の根源がそうせずには居られ「純粋な感情」であることを思い知らされます。息の長いフレーズを決して平板に流さないのもミトロプーロスの魅力。4:15以降をこれほど幽玄にうねらせた演奏があったでしょうか?第3楽章は、神秘的な美しさで並ぶものなし!特にホルン・ソロ登場前の静謐のニュアンスは、心してお聴きください。終楽章は、もちろん発言力絶大。曖昧な表現などどこにもなく、オケが完全に指揮者の意のままに、しかも自発的に精魂込めた音楽の素晴らしさ!ライヴ特有の熱気によるものではなく、もっと根源的な魂の熱さを感じていただけるはずです。バーンスタイン以前のニューヨーク・フィルのアンサンブルの凝縮性もご注目を。 【湧々堂】



King International
KKC-4107(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集/フルトヴェングラー(& E・クライバー)


【CD1】
交響曲第1番ハ長調作品21
(2)交響曲第3番「英雄」

【CD2】TT:68:09
(1)交響曲第4番変ロ長調作品60
(2)<ボーナストラック>
交響曲第2番ニ長調作品36

【CD3】
(1)交響曲第5番「運命」
(2)交響曲 第7番イ長調作品92

【CD4】
(1)交響曲第6番「田園」
(2)交響曲第8番ヘ長調作品93

【CD5】
交響曲第9番「合唱付き」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)[2番を除く]
【CD1】TT:76’28
(1)アムステルダム・コンセルトヘボウO/録音:1950年7月13日アムステルダム(ライヴ)
(2ローマ・イタリアRSO/録音:1952年1月19日ローマ(ライヴ)
【CD2】TT:68:09
(1)BPO/録音:1943年6月27-30日フィルハーモニー、ベルリン(第1・2楽章はライヴ、第3・4楽章は聴衆不在の放送用録音)
(2)<ボーナストラック>
エーリヒ・クライバー(指)ベルリン国立歌劇場O/録音:1929年ベルリン、スタジオ(SP収録)
【CD3】TT:73:48
(1)ローマ・イタリアRSO/録音:1952年1月10日ローマ(ライヴ)
(2)BPO/録音:1943年10月31日〜11月3日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD4】TT:71:19
(1)ローマ・イタリアRSO/録音:1952年1月10日ローマ(ライヴ)
(2)ストックホルムPO/録音:1948年11月13日ストックホルム・コンサートホール(ライヴ)
【CD5】TT:約74分
ストックホルムPO&cho、ヒョルディス・シンベリ(S)、リサ・テュネル(A)、ヨースタ・ベケリン(T)、シーグルド・ビョルリンク(Bs)/録音:1943年12月8日ストックホルム・コンサート―ホール(ライヴ)
96kHz 24bit、デジタル変換音源
国内製造品、日本語帯・解説付
1974年9月に米オリンピック・レコードから発売されたフルトヴェングラー史上初の「べートーヴェン交響曲全集」。同年12月に日本のフォノグラムからも国内発売され、世界中のファンを驚愕させました。当時発見されていなかった「第2番」が収録されていたためでもありますが、「サンフランシスコの研究家が秘蔵していた戦前のベルリン・フィルの放送用録音」と解説に書かれていたこの音源、じつはエーリッヒ・クライバーの演奏であることが後年米「ハイ・フィデリティ」誌の調査で判明、この「全集」は再製造されることなく、“幻”の「全集」となりました。・・・往年のファンならだれでも知っているフルトヴェングラーレコード史上最大の事件となったこの「全集」、「2番」以外の曲は音源・音質ともに”まとも”で、『捨て置けぬLP』と、平林直哉氏は著『フルトヴェングラーを追って』(青弓社2014年刊)のなかで、3ページを割いて大きく紹介しています。
1974年に制作されたこの「全集」のマスターテープの所在をつきとめ、96kHz24bitでデジタル変換された音を入手しました。世界初出LPとなった「1番」「3番」「5番」「6番」、2番目のLP登場となった「8番」「9番」、戦前の壮絶名演ライヴとして有名な「4番」「7番」の全8曲。最初期LPのマスターテープ音質はステレオ・リバーブ感をもたせた、非常に雰囲気豊かなしっかりした音!ほとんど「整音」していないだけに、音の真実味が増しています。この音源をキング関口台スタジオでリマスタリング、一部の曲には修復を行い(「3番」「9番」のピッチ見直し、「7番」第4楽章冒頭欠落和音の補てん)、エーリッヒ・クライバー指揮の「2番」はボーナストラックとして組み込み、オリジナルのカプリングによる「全集」で発売! 国内製造で、フルトヴェングラーファン垂涎の貴重な「名盤」を蘇らせます。EMIの「全集」とは、8番しか音源がかぶらないので、稀少価値ある「全集」と申せましょう。5枚収納のマルチケース+12pブックレット(解説:平林直哉)+オビ付。 (Ki)

REFERENCE
FR-725SACD
(2SACD)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 オーラ・ボイラン(S)
セレナ・シェーファー(S)
エイミー・オーウェンス(S)
シャルロッテ・ヘッレカン(Ms)
タマラ・マムフォード(Ms)
バリー・バンクス(T)
マルクス・ヴェルバ(Br)
ジョルダン・ビッシュ(Bs)
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO
モルモンタバナクルcho

録音:2016年2月19,20日モーリス・アブラヴァネル・ホール、ソルトレイク・シティ(ライヴ)
1940年に設立されたユタ交響楽団は、2015/16シーズンに75周年を迎えるにあたり、コンサートと録音で2年かけてマーラー・チクルスに取り掛 かることになりました。第1弾として発売されたのは、交響曲第1番「巨人」(FR-715SACD)、今回それに続く第2弾として、2016年2月に録音さ れた交響曲第8番「千人の交響曲」が発売されます。 ユタ交響楽団と言えば、モーリス・アブラヴァネル(1903-1993)と完成させた記念碑的なマーラー交響曲全集の録音があります。アブラヴァネルは、ギ リシャ出身のユダヤ系スイス人で、ナチスの手を逃れ最終的にアメリカに亡命した指揮者。ユタ交響楽団の首席指揮者を30年以上務め、若手から育て上げ、 交響曲から古典、ロマン派、オペラなど幅広いレパートリーを持ち、チャイコフスキー、ブラームス、シベリウス、そしてマーラーの交響曲全集を録音、 アメリカの地方オーケストラにすぎなかった同楽団をアメリカのトップ・オーケストラに成長させた功績を持ちます。
彼の偉大なる功績に敬意を表し行われる今回のマーラー・チクルスの指揮をとるのは、ティエリー・フィッシャー。2009年からユタ交響楽団の音楽監 督に就任。日本では2008年から名フィルの常任指揮者として活躍しており評判を呼んでいます。ティエリー・フィッシャーは、ハンブルク州立歌劇場、チュー リッヒ歌劇場の首席フルート奏者としてキャリアをスタートさせ、30代から指揮者として活動しています。絶妙のバランス感覚を持ち、マーラー独特の和 声をしっかりと響かせ、細部まで磨かれた明瞭な流れを作り出しています。録音を担当するのはアメリカの高音質レーベルREFERNCE RECORDINGS のレコーディング・チーム。ユタ交響楽団の演奏技術、録音技術ともにレベル・アップした新時代のマーラー・チクルスの登場となります。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2174(1CD)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ベートーヴェン:交響曲第7番*
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲#
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1950年1月19-21日、1950年1月18&19日*、1949年4月1-4日#/ウィーン・ムジークフェライン・ザール
使用音源:EMI(Japan) AXA-3060、AXA-3062*#(4トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:疑似ステレオ(録音セッション)
■制作者より  
フルトヴェングラー&VPOのオープンリール・テープ(4トラック、19センチ)復刻による疑似ステレオ版は、これまでベートーヴェンの交響曲第 1、3、4、5、6、9番を発売しました。残る第7番と、組み合わせに必要な曲目のテープがなかなか見つからず、中断したままになっていましたが、ようやく 準備が整いました。今回の音源は基本的にSP(78回転)であるため、他の疑似ステレオ版よりも原盤に起因するノイズが若干多めですが、その独特の 音は十分楽しんでいただけると思います。(平林直哉)


東武レコーディングズ
TBRCD-0056(4CD)
税込定価
<東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ> 「ベートーヴェン:交響曲選集」
(1)交響曲第1番、第2番
(2)交響曲第3番「英雄」
(3)交響曲第4番、第5番「運命」
(4)交響曲第7番
(5)交響曲第8番
有田正広(指)
クラシカル・プレイヤーズ東京

録音:2017年2月5日、(2)2009年6月12日、(3)2015年2月14日、(4)2009年3月28日、(5)2013年6月28日
何れも東京芸術劇場ライヴ・デジタル録音
このCDに収録されているベートーヴェンの交響曲の録音は、有田正広とクラシカル・プレイヤーズ東京が2009年3月の第7番から2017年3月の第1番・第2番までの7曲の交響曲の演奏の記録である。クラシカル・プレイヤーズ東京の前身となる東京バッハ・モーツァルト・オーケストラは1992年に結成された。このオーケストラはその名の通りバッハやモーツァルトの音楽を中心にバロックから古典派までの音楽を、指揮者を含むメンバー全員が、作曲されたその時代の楽器とその奏法、音楽に対する考え方までを吸収し消化した上で演奏することを念頭に組織された、画期的な、おそらく日本では初めてのオーケストラだった。指揮者の念頭には創立当時から音楽のレパートリーをさらに古典派の後期からロマン派、近代の音楽にまで広げていきたいという夢があったことだろう。しかし、これを実現するには、それぞれの時代と音楽に合った楽器とその奏法や音楽語法の習熟が必要である。バロック時代(バロック時代でさえ、場所と時期などによって様々な楽器とそのピッチ、奏法、音楽語法があるのだが)から古典派、ロマン派、近代と時代が進むにつれて、楽器(特に管楽器など)そのものがさらに多様化してきている。その中で常に問題となることの一つが音楽に合った楽器の手配とその奏法、そして様々な音楽語法の違いに対する柔軟性であり、このことは個々の奏者に負担をかけることになり、想像以上に時間がかかることは容易に想像がつくことである。過去、レコードが無かった時代やSP時代にはあまり考えられなかったことだが、演奏の記録がLPレコードからCDそしてその先まで進もうとしている現在、あまたの名指揮者がベートーヴェンの交響曲の全曲演奏と録音を行っている。その中でこの画期的ともいえる交響曲集が第6番「田園」と第9番「合唱付き」を含まないのははなはだ残念なことではあるし、指揮者の中では第6番の研究はすでに始められていたという。しかし、演奏上の様々な問題を解決するには未だ時間を要すること、また第9番については、オラトリオ形式となる第4楽章の演奏上の問題が残されていることから、オーケストラが終止符をうつこの時点で一度記録としてまとめておくことは大きな意義を持っているといえよう。<小川恒行氏のライナーノートより>
東武レコーディングズ
TBRCD-0047(1CD)
税込定価
<東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ>
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」(1834 年版)*
序曲「ヘブリディーズ諸島(フィンガルの洞窟)」(ローマ版第2稿)
交響曲第3番「スコットランド」(1842 年稿)
有田正広(指)
クラシカル・プレイヤーズ東京

録音:2015 年7 月12 日*、2016 年2 月6 日、何れも東京芸術劇場ライヴ・デジタル録音
日本の古楽界をリードするフルート奏者有田正広は、国内外の数々のコンクールで輝かしい受賞歴を持ち、クイケン兄弟やトレヴァー・ピノックなど世界的なアーティストともしばしば共演。2009年4月には、ロマン派までをレパートリーとする日本初のオリジナル楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京(CPT)」を結成。このCDは彼らの最新ライヴ録音である。メンデルスゾーンの作品は、2009年にテーマ・カタログが刊行され、ようやくその作品の全体像が明らかにされた。また、作品の研究も進み、いくつかの出版社からは信頼の置ける楽譜の出版も行われるようになり、その成果として「ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64」の初期稿なども出版され、演奏もされるようになってきている。このCDに収録された交響曲第4番イ長調「イタリア」、序曲「ヘブリディーズ諸島(フィンガルの洞窟)」、交響曲第3番イ短調「スコットランド」の3曲についても同様に、新しい研究成果に基づいた楽譜を使用している。また、本格的なピリオド楽器でメンデルスゾーンの管弦楽曲を演奏する試みは、CDの録音で見る限り1988年ごろから始まったようである。日本でも2000年以降にごくわずかに録音されたものがあるとはいえ、まだ本格的な状況には至っていない現在、有田=CPTによるメンデルスゾーンの演奏は画期的と言えるだろう。※版についてはライナー・ノートに小川恒行氏の詳細な解説がございます。


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-5823(5SACD)
日本語帯・解説付
税込定価
シベリウス:交響曲全集(全7曲) サー・サイモン・ラトル(指)BPO

録音:2014年12月18-20日(5番) 2015年1月28日〜2月6日(1〜4番) 2015年2月7〜9日(5〜7番)
録音場所:フィルハーモニー、ベルリン
[24bit/192kHz録音]
DSDマスタリング:オプティマル・メディア
「ベルリン・フィル・レコーディングス」からサー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるシベリウス交響曲全集のSACD Hybrid盤が発売されます。 ラトルは1981〜1987年にかけてバーミンガム市交響楽団とシベリウスの全集をレコーディングしており、今回が2度目の全集録音となります。ラト ルは子供の頃からイギリス人としてシベリウスに愛着があり、リバプール・フィルで指揮者としてデビューした際も、シベリウスの交響曲第5番を振ってお り、ラトルにとってシベリウスは特に思い入れのある作曲家のひとりであることがわかります。このベルリン・フィルとのシベリウス・チクルスは、2002 年 の首席指揮者就任からの希望であり、2015年シベリウス・イヤーにあわせて録音されました。

BR KLASSIK
BR-900147(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第6番(ノヴァーク版) ベルナルド・ハイティンク(指)
バイエルン放送SO

録音:2017年5月4-5日 ライヴ
ブルックナーの中期の傑作とされていながらも、第5番や第7番に比べ、演奏機会があまり多くない第6番。 初演の記録でも「長すぎるため聴衆の理解が難しい」という理由で、1883年、1899年(マーラー指揮)の2回はどちら も短縮版が採用され、結局、完全版が演奏されたのはブルックナーの死後であり1901年になってからという不遇の作 品です。しかし、全曲を通じて魅力的な楽想に溢れており、特に第2楽章アダージョの深淵さは後期のブルックナー作品 を予見させるほどの美しさを有しています。 この曲を知り尽くしているハイティンクの演奏は、第1楽章はゆったりとしたテンポで“崇高さ”を際立たせ、第2楽章、第3 楽章は比較的早めのテンポでまとまりをもたせ、勇壮なファンファーレが聴きどころとなる終楽章で全曲を見事にまとめ上 げています。

Hyperion
CDA-68203(1CD)
ティペット:交響曲第1番
交響曲第2番
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2017年2月11日−12日、シティ・ホール(グラスゴー)
ブラビンズのティペットといえば、スティーヴン・オズボーンが独奏を務めた「ピアノ協奏曲(CDA-67461/2)」が、グラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞にノミネートし、ディアパゾン・ドール受賞など各誌で絶賛され、2017年5月の来日公演でも同曲が披露されました。2016/17シーズンのプログラムとしても演奏され既にイギリスで話題を呼んでいる、ブラビンズ&BBCスコティッシュSOによるティペットの交響曲集。熟練コンビによるティペットの新たな名盤として期待が高まります。イギリス音楽ファン、レア交響曲ファンも要注目!


Altus
ALT-374(2CD)
メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』
シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D.485
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
ラドミル・エリシュカ(指)札幌SO

録音:2017年3月10・11日/札幌コンサートホールKitara(ライヴ)
※日本語帯・解説付
数々の名演を聴かせてきた札幌交響楽団と名誉指揮者ラドミル・エリシュカ。2017年3月にはブラームスの交響曲全曲演奏プロジェクトを完結させま した。最後に取り上げられたのは第1番。その特別な演奏会を収録したアルバムが発売されます。残念ではありますが、エリシュカは健康上の理由によ り2017年10月の札響の定期演奏会を最後の来日公演とする、という発表がなされています。しかしここに収められているのは若々しいエネルギーに満 ち溢れた圧倒的な名演。新鮮で透明、清冽なメンデルスゾーンとシューベルトを聴かせたのち、メインのブラームスではほとばしるような情熱と格調の高 さを兼ね備えた、スケールの大きな巨匠然とした音楽を構築してくれます。偉大なマエストロに感謝の意を込めつつ、じっくりと味わいたい感動的なディス クです。 エリシュカ/札響のブラームス・プロジェクト、他の番号はそれぞれALT-304(第3番)、ALT-319(第2番)、ALT-330(第4番)で発売されており、 いずれも大変高い評価を得ています。 (Ki)

Avie
SFS-0071(2SACD)
シューマン:交響曲全集
交響曲第1番変ロ長調 Op.38《春》
交響曲第2番ハ長調 Op.61
交響曲第3番変ホ長調 Op.97《ライン》
交響曲第4番ニ短調 Op.120
マイケル・ティルソン・トーマス(指)
サンフランシスコSO

※録音(ライヴ):2015年11月19日−22日(第1番)、2016年3月30日−4月2日(第2番)、2015年11月13日−15日(第3番)、2016年5月19日−22日(第4番)、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ、アメリカ)
※ハードカバー仕様/84ページブックレット
1995年から20年以上の長きに渡り音楽監督を務めるマイケル・ティルソン・トーマス(MTT)と、アメリカ西海岸の名門オーケストラ、サンフランシスコ交響楽団(SFS)のゴールデンコンビ。
幾度となくグラミー賞に輝くなど、演奏、録音の両面が世界各国で絶大な評価を受け続けている自主レーベル「SFS-Media」からのMTT&SFSの最新作は、本拠地デイヴィス・シンフォニー・ホールで2015年から16年にかけて演奏された『ロベルト・シューマンの交響曲全集』のライヴ・レコーディング!
このMTT&SFSのシューマン・チクルスは、現地メディアのサンフランシスコ・クロニクル紙で「すばらしい以外のなにものでもない」と大絶賛されたコンサートであり、高音質で定評のある「SFS-Media」からリリースされる全集録音への期待は高まるばかり。
大成功を収めた「マーラー・プロジェクト」に続くMTT&SFSの新たな代表作の誕生です!

PRAGA
PRD-250383(1CD)
ビゼー:管弦楽曲集
(1)交響曲ハ長調
(2)組曲「ローマ」(全4曲)
(3)子供の遊び(全5曲)
ズデニェク・コシュラー(指)チェコPO(1)(3)
ファート・マンスーロフ(指)モスクワRSO(2)

録音:1986年11月プラハ(1)(3)、1961年10月5日(2)、1967年1月日(3)/モスクワ(ライヴ)(2)
ビゼーのオーケストラ曲は、ロッシーニやモーツァルトのように活き活きしてメロディも魅力的ですが、演奏が非常に難しいことで知られています。ここでは チェコ・フィルの妙技に浸ることができます。

Goodies
78CDR-3703(1CDR)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」 エドゥアルト・メーリケ(指)
ベルリン・オペラハウスO

英 PARLOPHONE E10052/54
1921年10月22日ベルリン録音(機械式録音)
この名曲の世界初の全曲録音。指揮者のエドゥアルト・メーリケ(1877-1929)は シュトゥットガルト生まれ。ピアニスト、作曲家としても活躍した。1912年-24 年までベルリン・ドイツ・オペラの指揮者ををつとめた。この録音はその頃の もの。1919年からレコード会社PARLOPHONE/ODEONに録音を始め数多くのレコー ドを残した。1922年と1923年にはワグナーの楽劇&オペラの北米引っ越し公演 をしている。1924-29年にはドレスデン・フィルの音楽監督をつとめた。1929年 に52歳で没した。「未完成交響曲」の最初の録音は1911年4月吹き込み、アメリ カCOLUMBIAのPrince's Symphony Orchestra によるSP盤2面に収めた抜粋版 だった。それから10年後の1921年にやっとこのSP盤6面の全曲版が登場した。 その間に5種の抜粋盤が出た。ちなみに未完成交響曲の初演は1865年ウィーンで 行われた。(グッディーズ)

PRAGA
PRDDSD-350127
(1SACD)
限定盤
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
交響曲第7番イ長調Op.92*
交響曲第8番イ長調Op.93#
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1944年6月2日ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)、1950年6月18-19日ウィーンEMIスタジオ(セッション録音)*、1954年8月30日ザルツブルク(ライヴ)#
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フルトヴェン グラーの名盤SACD化第6弾はウィーン・フィルとのベートーヴェン。 交響曲第7番は、EMIの名盤中の名盤。宇野功芳氏によれば「スタジオ録音だが、フルトヴェングラー節が強く現れている」、「第1楽章冒頭の凄まじい音、こ れこそ電気に触れるようなショックである」とされます。その後も大絶賛で、フィナーレも「嵐のような感動的な表現である」と続きます。また第8番は、ブック レットに「1954年8月8日ザルツブルク・ライヴ」とありますが、1954年8月30日の間違いと思われます。「最晩年の透明度を獲得」「フルトヴェングラーの第8 の代表盤といえよう」と激賞。それがSACDリマスタリングにより生々しく蘇りました。ファン必携の一枚と申せましょう。 (Ki)
PRAGA
PRDDSD-350130
(1SACD)
限定盤
ブルックナー:交響曲第4番(改訂版)
ワーグナー:楽劇「パルジファル」〜聖金曜日の音楽*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO、BPO*

録音:1951年10月22日シュトゥットガルト(ライヴ)、1951年4月25日カイロ(ライヴ)*
ジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フルトヴェン グラーの名盤SACD化第6弾はウィーン・フィルとのブルックナーの4番。 ウィーン・フィルとのブルックナーの4番は、いわずと知れたDGの名盤。宇野功芳氏によれば、DG盤は不安定な冒頭のホルンを他の音源に差替えているそ うですが、この盤はオリジナルのまま。非常に貴重な音源と申せましょう。 「パルジファル」の「聖金曜日の音楽」はエジプト公演。宇野氏は「温かい人間的な雰囲気が聴く者の心をとらえてやまない」と評しています。

Arte dellarco Japan
ADJ-056(1CD)
日本語帯・解説付
OLC第34回定期演奏会
モーツァルト:交響曲第28番 ハ長調 K.200
 ピアノ協奏曲第19番 ヘ長 K.459
ハイドン:交響曲第74番 変ホ長調 Hob.I-74
鈴木秀美(指)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
上尾直毅(フォルテピアノ独奏)

ライヴ録音:2014年10月18日/上野学園石橋メモリアルホール
鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)、期待の最新アルバムは第34回定期演奏会のライヴ録音で、モーツァルトの交響曲第28番、 ハイドンの交響曲第74番、そして上尾直毅を独奏にむかえたモーツァルトのピアノ協奏曲第19番が収録されております。 「上尾直毅とOLCが再び繰り広げる絶妙な世界!あまり演奏されないモーツァルト、ハイドンの中期作品と共に、オリジナル楽器の響きが作品の明確 な音像とこの上ない味わいを与える」(鈴木秀美)
■上尾直毅(フォルテピアノ)
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒後後、オランダに渡りチェンバロ、フォルテピアノを学び、それぞれソリストディプロマを得て卒業。チェンバ ロを鈴木雅明、渡邊順生、G.レオンハルト、A.アウテンボッシュの各氏、フォルテピアノをS.ホーホランド氏に師事。鍵盤楽器奏者としてのみならず古 楽バグパイプや18世紀フランス宮廷バグパイプ「ミュゼット」の研究演奏家としても知られている。桐朋学園大学音楽学部講師。

GRAND SLAM
GS-2173(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(原典版) ブルーノ・ワルター(指)コロンビアSO

録音:1961年3月11、13、19、22、27日/アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
この第7番は、宇野功芳著『名指揮者ワルターの名盤駄盤』(講談社+α文庫/絶版)によると、「ワルターのブルックナーの中では、出来が一番悪い」「根 本的な音楽性がブルックナーとは異質」とあります。むろん、これは従来の復刻盤によるコメントです。しかしながら、当復刻盤を一度聴けば、大半のワルター・ ファンはこれらと全く反対のことを思うはずです。とにかく、音楽が始まって10秒もしないうちに、誰もが別世界のような風景が眼前に現れのを認識する でしょう。空間的な広がりや瑞々しさは、とても1961年録音とは思えず、その温かく偉大な響きは神々しいとさえ言えます。あまりにも素晴らしくて、制 作者はこの「第7」を「世界最高のブルックナー」、「最も音の良いワルターのステレオ録音」と言い切ってしまいたいです。  解説書もまた、ワルター・ファンには驚きでしょう。ワルターが亡くなる約3ヶ月半前、ある日本人がワルター宅を訪れ、その時の印象を雑誌に寄稿し ています。分量はそれほど多くはありませんが、たいへんに貴重な文献です。また、この日本人が撮影したワルターの写真(カラー)も掲載していますが、 これは知り得る限りにおいて、ワルターの最後の写真のひとつだと思われます。(平林直哉)

オクタヴィア
OVCL-00637(1SACD)
2017年10月18日発売
ブルックナー:交響曲第5番 (ノーヴァク版) ジョナサン・ノット(指)
東京SO

録音:2017年5月20-21日神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホール・てライヴ
ジョナサン・ノットと東京SOの第3弾はブルックナー交響曲第5番です。昨年リリースの交響曲第8番は高く評価され、マスコミ各誌で絶賛を浴びました。 ノットは、カトリック風とも教会的とも呼ばれる曲の特質をことさら強調することなく、むしろ真摯な姿勢によって、立体的で輝かしい音楽美を構築しています。弦は清澄な美しさを、管は壮麗な響きで指揮者に呼応し、全編がクライマックスを築く終楽章では、その圧倒的なサウンドが聴き手の耳を呪縛して離しません。現在、わが国で最も注目を集める熱きコンビの名演奏を、どうぞお楽しみください。(オクタヴィア)

MAGGIO LIVE
MAGGIO-019(1CD)
ベートーヴェン:合唱幻想曲ハ短調 Op.80
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98*
アンドレア・ルケシーニ(P)
フランチェスカ・ロンガリ(S)
キアラ・モジーニ(S)
ジャダ・フラスコーニ(C.A)
マヌエル・アマーティ(T)
パトリック・カボンゴ・ムベンガ(T)、
リー・チャン・ヤング(Bs)
ファビオ・ルイージ(指)フィレンツェ五月音楽祭O&cho

録音:2017年2月25日オペラ・ディ・フィレンツェ、2011年12月28日*/オペラ・ディ・フィレンツェ
現在チューリッヒ歌劇場音楽総監督、メトロポリタン歌劇場首席指揮者、デンマーク国立SO首席指揮者を務めるファビオ・ルイージ、2018年からは フィレンツェ五月音楽祭歌劇場音楽監督に就任する発表がなされています。ルイージとフィレンツェ五月音楽祭歌劇場の初共演は1994年の『シモン・ボッカ ネグラ』、その後1997年には『アロルド』をレコーディング、2003年には『リゴレット』を上演しました。管弦楽の公演も行っており、2011年、2017年の録音 を収めたのが今回のアルバムです。 ブラームスの交響曲第4番はファビオ・ルイージの美質にマッチした作品と言え、情熱を秘めつつも端正なコントロールで美しく盛り上がります。ルイージ はこの曲を2017年4月のNHKSO定期公演でも取り上げていました。 『合唱幻想曲』でピアノを弾くアンドレア・ルケシーニはマリア・ティーポの弟子で、10代でディノ・チアーニ国際ピアノコンクールに優勝、幅広いレパート リーを持ち、作曲家のルチアーノ・ベリオとも交流が深かったピアニストです。 (Ki)

Capriccio
C-5320(3CD)
NX-C05
マルティヌー:交響曲全集
交響曲 第1番 H.289(1942)
交響曲 第2番 H.295(1943)
交響曲 第3番 H.299(1944)
交響曲 第4番 H.305(1945)
交響曲 第5番 H.310(1946)
交響曲 第6番「交響的幻想曲」H.343(1954)
コルネリウス・マイスター(指)
ウィーン放送SO

録音:2011-2017年ライ
スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクが築いた「チェコ音楽の伝統」を継承しながら、フランス六人組やストラヴィンスキーの影響を 取り入れた広範囲なジャンルの作品を多数残した作曲家マルティヌー。交響曲は6曲残されており、第1番から第5番までは 1942年から1946年まで、毎年コンスタントに1曲ずつ作曲されていますが、第6番だけは作曲年代に7年のギャップがあり、内容 もかなり異なっています。端正な筆致で描かれた正統派の交響曲である「第1番」、室内楽的な響きを持つ「第2番」、悪化する 戦況を反映した悲痛な「第3番」、戦争終結の喜びが感じられる「第4番」、チャイコフスキーの引用もある「第5番」、自身が「交 響的幻想曲」と名付けた「第6番」と、多彩な表現で描かれており、マルティヌーが生きた時代を反映させた名作揃いです。

TRITO
TD-0113(1CD)
シューマン:交響曲第1番変ロ長調「春」Op.38
交響曲第4番ニ短調 Op.120
カダケスO
ジャナンドレア・ノセダ(指)

録音:2016年3月31日、ライヴ、アウディトリオ、サラゴサ、スペイン
ジャナンドレア・ノセダ&カダケス管弦楽団によるシューマン交響曲全集完結。1988年、バルセロナ近郊の町カダケスで開かれる音楽祭のために創設されたカダケス管弦楽団は、スペイン国内の主要オーケストラのコンサートマスターや首席奏者、またヨーロッパ各国の著名なオーケストラで活躍する奏者たちによって構成されるオーケストラ。ジャナンドレア・ノセダ(1964年ミラノ生まれ)は同楽団が開催するカダケス国際指揮者コンクールの第1回(1994年)優勝者で、直後に首席指揮者に就任し現在に至っています。その後のノセダの快進撃は周知のとおり。


Altus
TALT-030(1CD)
フルトヴェングラー、「第九」を語る
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エルザ・カヴェルティ(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
フィルハーモニアO
ルツェルン音楽祭cho

録音:1954年8月22日/ルツェルン音楽祭におけるライヴ(モノラル)
ALTUSレーベルのTAHRA復刻シリーズに真打登場!フルトヴェングラーにとって生涯最後の『第九』公演であり、演奏・音質の上でも最高のものの ひとつとされている「ルツェルンの第九」ライヴ録音が新リマスタリングで復刻されます。フルトヴェングラーの未亡人から許諾を得て正規盤として発売さ れたTAHARA盤はこの壮大無比な演奏を世に知らしめた最初の1枚。のちにAUDITEからも復刻盤が出て話題になりましたが、ふたつのレーベルの個 性はまるで違うものでした。美しく整った透明感ある音が魅力のAUDITE盤に対し、TAHRA盤はなまなましく野太い音を特徴としており、どろどろとし た凄味すらあります。リマスタリングによりその特徴はさらに鮮烈なものとなりました。ある意味フルトヴェングラー・ファンにとってはこれこそが真のフル トヴェングラー、というイメージを呼び覚ますものかと思います。またTAHRA盤にはフルトヴェングラー本人が『第九』を語る肉声が入っており、これ は他のレーベルでは聴けない大変貴重なもの。国内プレスならではの特典として、解説書にはこの語りの日本語訳も掲載しています。 語り尽くされた感がありますが、畏怖すら感じるこの巨大なスケール、やはりとてつもない演奏です。第1楽章冒頭の霞がかった響き、やわらかい木管 と鋭い弦のアタックの強烈な対比、厳しくも広がりのあるティンパニ、伸縮自在のテンポ、すべてがフルトヴェングラーのコントロール下にあり、その得体 の知れぬカリスマ性でもって、一瞬にして我々を音楽に引きずり込みます。観念的に迫ってくる第2楽章のスケルツォも音楽に押し潰されそうで壮絶。ぐっ とテンポを落とした第3楽章では、永遠を称えるような息の長い滔々とした歌が一瞬たりとも弛緩することなく続いていきます。そしてこの世の果てまで 光を照らさんばかりのフィナーレの合唱。もはや神懸かっているとしか言いようがありません。人類の奏でる『第九』演奏の究極です。 (Ki)


RCO Live
RCO-17003(2SACD)
RCO-17108(Bluray)
RCO-17109(DVD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 [SACD]ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)
チェン・レイス(S)
カレン・カーギル(Ms)
オランダ放送cho
録音:2016 年9月14-16日、コンセルトヘボウ・アムステルダム(ライヴ)

[Blu-ray・DVD] ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)
アンネッテ・ダッシュ(S)
カレン・カーギル(Ms)
オランダ放送cho

収録:2016 年9月18日、コンセルトヘボウ・アムステルダム(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9 1080p24
音声:DTS-HD MA 2.0(192kHz/24bit)
DTS-HD MA 5.0(96kHz/24bit)
Auro-3D 9.0 (96kHz/24bit)
DD2.0 (48kHz/16bit)、88’25
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:LPCM 2.0,DD5.0、88’25
2016年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代目首席指揮者に就任したダニエレ・ガッティ。2017年11月には就任後初の来日公演が予定され、 今最も注目されるコンビといえるでしょう。 今回の新譜は、2016/17シーズンの幕開けとなった2016年9月に行われたライヴをSACD Hybrid盤とブルーレイ、DVDの映像でリリース。プログ ラムは、新・首席指揮者ダニエレ・ガッティの本格始動となったマーラーの交響曲第2番です。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコンセルトヘ ボウ管弦楽団にはマーラー演奏の特別な伝統があり、それを最初のシーズンのプログラムに持ってきたガッティの自信がうかがえます。マーラーの2番の 交響曲はRCO liveレーベルから、ヤンソンス(2009年録音/RCO.10102)のディスクが発売されています。このヤンソンス盤は、マーラー作品の演 奏史に燦然と輝く名門RCOから極上の美観を引き出し高く評価されました。コンサートでは各国で精力的にマーラー作品を指揮するガッティですが、録 音ではロイヤル・フィルと第4番と第5番をCDリリースしています。濃密に細部を描きあげドラマティックな展開を志向するガッティのスタイルは、コン セルトヘボウ管弦楽団の豊かなサウンドに見事にマッチしています。 第4楽章は歌曲集「子供の不思議な角笛」の第7曲「原光」のアルトソロ、第5楽章のフィナーレにはフリードリヒ・クロプシュトック歌詞の賛歌「復活」 (マーラー加筆)が高らかに歌われます。SACD Hybrid盤では、イスラエル出身のソプラノ、チェン・レイスが、ブルーレイ、DVDの映像では、世界中 のマエストロから指名が絶えないドイツのソプラノ、アンネッテ・ダッシュと異なるキャスティングで楽しむことができます。 さらにブルーレイには、いま話題の次世代オーディオ・フォーマットのAuro-3Dが収録されています。Auro-3Dは、2010年にベルギーで設立された AURO TECHNOLOGIESによって開発された技術。ノルウェーの高音質レーベル2Lのディスクには数年前から収録されています。Auro-3Dは、従 来のサラウンドフォーマットと同じく各チャンネルで “立体音響” を実現します。フロントスピーカー2chとリアスピーカー2chそれぞれの上部に、合計 4ch分のハイトスピーカーを足した9.0chを可能としています。この最新技術によって、世界最高峰の響きを誇るアムステルダムのコンセルトヘボウの極 上の音質をご自宅で再現することができます。(* Auro-3D対応の再生機器をご利用ください)


Global Culture Agency
GCAC-1014(2XRCD)
モントゥー・コンダクツ・チャイコフスキー
幻想序曲『ロミオとジュリエット』
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
交響曲第5番ホ短調 Op.64
ピエール・モントゥー(指)LSO
ジョン・オグドン(P)

録音:1963年5月31日/ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ、ステレオ)

国内プレス、日本語帯・解説・対訳付
モントゥー最晩年、死の年の前年に行われたライヴを収録したアルバムです。Vanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスター を施し、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。初出時、その大変良好な音質で話題となった有名な ステレオ録音の名演が、さらに素晴らしい音質に生まれ変わりました。 ピエール・モントゥー(1875-1964)は若いころブラームスの弦楽四重奏曲を作曲家本人の前で演奏したことでも有名な音楽家です。その後指揮者とし て、ディアギレフでおなじみのロシア・バレエ団での活躍を皮切りに、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ボストン交響楽団、パリ交響楽団など各国の オケを指揮。古典的レパートリーに加え、『ダフニスとクロエ』『春の祭典』やプロコフィエフの交響曲第3番といった20世紀の大曲の初演も手掛けています。 晩年(1961年以降)はロンドン交響楽団の首席指揮者のポストにつき、1963年には同オケと共に来日しました。 チャイコフスキーが亡くなったとき、モントゥーは18歳でした。自らが年齢を重ねたのち、同じ時代を生きた音楽家として奏でるチャイコフスキーはやはり 格別のものが感じられます。高い集中力と自然な息遣いが特徴で、誇張の無いバランス感覚が素晴らしい、説得力抜群の名演奏。モントゥー唯一の録音であ るピアノ協奏曲第1番では、この演奏会の前年(1962年)に第2回チャイコフスキー・コンクールでアシュケナージと1位を分け合い英国屈指の名手として名 を挙げたオグドンと共演しています。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1139(1CD)
スクリャービン:交響曲第2番ハ短調 Op.29
ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20*
ワシリー・ペトレンコ(指)オスロPO、
キリル・ゲルシュタイン(P)*
「交響曲第2番」から遡ること数年、1896年から97年にかけて作曲された「ピアノ協奏曲」でソリストを務めるのはキリル・ゲルシュタイン。
アメリカでジャズを学び、その後、クラシックの世界へ舞い戻ったという経歴を持ち、その圧巻の実力で欧米の楽壇を沸かせ続けているロシアの鬼才と、ペトレンコ&オスロ・フィルとの共演に期待が高まります。

ALTO
ALC-1353(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」+
交響曲第8番ヘ長調 Op.93*
ウィン・モリス(指)LSO

録音:1988年8月*、10月+、ライヴ、ワトフォード・タウン・ホール、ワトフォード、イギリス
原盤:IMP
ライセンサー:LSO Live Ltd

CPO
CPO-555137(2CD)
NX-D01
カール・フリードリヒ・アーベル:交響曲集
交響曲 変ロ長調 Op.1-1 WK 1
交響曲 ハ長調 Op.1-2 WK 2
交響曲 ニ長調 Op.1-3 WK 3
交響曲 変ホ長調 Op.1-4 WK 4
交響曲 ヘ長調 Op.1-5 WK 5
交響曲 ト長調 Op.1-6 WK 6
交響曲 ニ長調 Op.4-1 WK 7
交響曲 変ロ長調 Op.4-2 WK 8
交響曲 変ホ長調 Op.4-3 WK 9
交響曲 ハ長調 Op.4-4 WK 10
交響曲 ト長調 Op.4-5 WK 11
交響曲 ニ長調 Op.4-6 WK 12
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー
18世紀に一度は衰退した楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバにおける音楽史上最高の演奏家とされるカール・フリードリヒ・アーベル。当時 開発されたばかりの楽器の演奏も難なくこなし、イングランドではバッハの息子、ヨハン・クリスティアンと当地初の「予約制定期演 奏会」を開催し、自身の作品の他、この時代に作曲された他の作曲家の作品の人気普及にも一役買いました。アーベルの作品 はコンパクトな形式と洗練された様式を持っていたため、8歳のモーツァルトがロンドンで彼の作品(作品番号7 第6曲)を筆写した スコアは、長らくモーツァルト作品として信じられていたほどです。この2枚組にはアーベルの作品番号1と4の交響曲を収録。どれも 3楽章形式で書かれ、1セットは6曲となる規則正しい曲集ですが、作品の表情は様々で、第2楽章の美しさは格別です。
CPO
CPO-555110(1CD)
NX-B10
ゲオルグ・シューマン(1866-1952):作品集
交響曲 ヘ短調 Op.42
ドラマのための序曲 Op.45
序曲「人生の喜び」Op.54
ジェームズ・フェデック(指)
ベルリン=ドイツSO
ライプツィヒ音楽院でピアノと作曲を学び、1900年からベルリンのジングアカデミーの監督を務めるとともに、プロイセン芸術アカデ ミーの教員として後進を指導、ベルリン音楽界の発展に寄与したゲオルグ・シューマン。彼の弟子の中には信時潔や諸井三郎が いるなど、日本の近代音楽にも大きな影響を与えた人として知られています。作曲家としてのシューマンの作風は後期ロマン派に 属したもので、雄大な旋律を歌い上げる重厚なハーモニーが魅力的です。序曲「人生の喜び」の晴れやかな明るさも印象的。
CPO
CPO-555047(1CD)
NX-B10
メンデルスゾーン:弦楽のためのシンフォニア集 第2集
シンフォニア 第7番 ニ短調
シンフォニア 第7番(第4楽章の断片:第1稿)
シンフォニア 第10番 ロ短調
シンフォニア 第13番からの楽章
シンフォニア 第12番 ト短調
ミヒ・ガイッグ(指)
オルフェオ・バロックO
12歳から14歳、少年時代のメンデルスゾーンが作曲した一連のシンフォニア集。バッハの息子たち、W.F.バッハやC.P.E.バッハを はじめ、ハイドン、モーツァルトの影響を受けつつ、自身の作風を確立するための「習作」と見做されていますが、瑞々しい感性によ る美しい旋律に満ちた音楽は、後のメンデルスゾーンの華麗で流麗な作品を思わせる独創的な味わいも持っています。第1集 (777949)が好評を博したミヒ・ガイッグとオルフェオ・バロックOによるこの第2集には、第7番:第4楽章の第1稿断片も 収録されており、資料的価値の高いものです。

Helicon
HEL-029680(2CD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 ズービン・メータ(指)
イスラエルPO
藤村美穂子(Ms)
ガリー・ベルティーニ・イスラエルcho
エルサレム音楽舞踊アカデミー・ジョシュア・トゥットナウアー・アンコールcho

録音:2016年7月14日、チャールズ・ブロンフマン・オーディトリウム(テル=アヴィヴ)
メータ&イスラエル・フィルによるマーラーの第3番の登場。独唱は藤村美穂子という強力布陣です。全篇を通してイスラエル・フィルの美しい弦楽器 がまず絶品。そして管楽器も要所要所で主題をきわめて印象的に、時に神々しく、時に不吉に響かせます。藤村の迫真の歌唱は圧巻。独唱と器楽のかけ あいも強烈なインパクトです。終楽章で次々とたたみかける弦も、美しいハーモニーにおぼれることなく、歌います。幕切れまで、メータの見事な統率に 圧倒される第3番となっております。 これまでにメータはマーラーの第3番を、ロスアンジェルス・フィル(1978年/98’ 30”)、イスラエル・フィル(1992年/94’ 18”)、バイエルン 国立管弦楽団(2004年/94’ 24”)と録音しておりますが、このたび4回目、そして手兵イスラエル・フィルとは2回目の録音となります。今回は89’ 37” という演奏時間となっており、メータの本作品についての、また新しい解釈を聴くことができます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186250(2SACD)
ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第7番 イ長調 Op.92*
交響曲第8番 ヘ長調 Op.93#
ラファエル・クーベリック(指)
パリO、VPO*、
クリーヴランドO#

録音:1973年1月サル・ワグラム(パリ)、
1974年9月ムジークフェラインザール(ウィーン)*
1975年3月セヴェランス・ホール(クリーヴランド)#
リマスタリング:ポリヒムニア・インター ナショナル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名です。当ディスクには交響曲第6番(パリ管/1973年録音)、 第7番(ウィーン・フィル/1974年録音)、そして第8番(クリーヴランド管/1975年録音)を収録。PENTATONEのリマスタリング・シリーズか らの注目のリリースです!
パリ管を振った「田園」は、フランスのオーケストラらしくおしゃれな雰囲気に加えて色彩感の豊かさを感じられる音色が最大の魅力と言え、旋律の美 しさを際立たせた演奏です。第1楽章の呈示部反復は行わず、第3楽章の通常反復のみ実施しております。第7番はウィーン・フィルとの共演。ムジークフェ ラインザールに響き渡る美しい響きを味わえる雄大な演奏です。両端楽章の呈示部反復は行わず第3楽章の通常反復のみ実施しております。そしてクリー ヴランド管と共演した第8番は、軽快なリズムが立体的に聴こえる秀演。弦楽セクション、木管、金管、そしてティンパニがひとつのハーモニーにとけ込 むような演奏を聴かせてくれます。第1楽章の呈示部反復と第3楽章の主部反復を実施し、第4楽章の呈示部反復は省略しております。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会 社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。なお、当録音はすべて両翼型配置での演奏ということ もあり、立体的な響きをご堪能いただきます。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)、第2&5番「運命」(PTC 5186249)とあわせてお楽しみください。 (Ki)

Profil
PH-17057(1CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルンWDR響

録音:2017年7月11-15日/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
交響曲第1&3番(PH 13028)に続く、サラステ&ケルンWDR響による待望のブラームス第2弾。今回は第2番と「ハイドンの主題による変奏曲」。サラステ はブラームスに熱意を示し、協奏曲を含むオーケストラ曲を連続でとりあげて注目されていますが、今回の2曲は今年2017年夏のコンサート・ライヴで、練り 上げられた解釈と説得力に驚かされます。
基本的には奇を衒わぬ正攻法の演奏で、やや速めのテンポと切れ味の良さが、ブラームスならではの厚い音から涼しげな風を通すような快演をなっていま す。「ハイドンの主題による変奏曲」も推進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいます。サラステの円熟ぶりが存分に示されたアルバムです。 (Ki)

RUBICON
RUBICON-1009(1CD)
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲ハ短調Op.110a
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン
エマニュエル・ルドゥック=バローム(指)
バルティックCO

録音:2016年3月/聖カテリーナ教会(ペテルブルグ)
サンクトペテルブルグ・フィルの弦楽セクションで結成されたバルティック室内管弦楽団。あの超絶オケの弦による室内管弦楽を楽しめる超豪華アンサン ブルです。指揮のエマニュエル・ルドゥック=バロームはフランス人。リヨンとジュネーヴで学んだ後、ペテルブルグ音楽院へ留学し、マリス・ヤンソンスとイリ ヤ・ムーシンに師事した俊英。ロシアの主要オーケストラへの客演をはじめ、2014年8月からはサラトフ・アカデミー交響楽団の首席指揮者を務めています。 バルシャイが弦楽オーケストラ用に編曲したショスタコーヴィチの「室内交響曲」の原曲・弦楽四重奏曲第8番は表向き「ドレスデンの戦禍に心を痛め」、リ ヒャルト・シュトラウスの「メタモルフォーゼン」は第2次世界大戦末期に「失われたミュンヘン」のために作曲されたといわれます。弦の機能を究極まで追求し ながら、歴史の暗部を描いた2篇をじっくり味わえます。 (Ki)


Relief
CR-991078(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調Op.43 ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧モスクワ放送響)

録音:2004年12月6日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
音の非常に多いフェドセーエフですが、意外にもショスタコーヴィチは交響曲第5番を除くとほとんどない状態でした。Reliefレーベルはライヴ音源に よるフェドセーエフのショスタコーヴィチ交響曲を整備し、第1、3、7、8、10、13番をすでにリリースしています。今回待望の第4番が登場となります。歌劇「ム ツェンスクのマクベス夫人」やバレエ「明るい小川」が激しく批判されていた1935-6年の作で、ショスタコーヴィチの交響曲のなかでもとりわけ尖った内容で 知られる問題作。
60分を超える演奏時間、器楽だけで130人以上の奏者を要するマーラーばりの大作で、しばしば驚くべき音圧で襲いかかります。音楽も悲壮的なシリアス さから軽妙でふざけているかのような部分まで、ショスタコーヴィチの素顔がすべて含まれており、彼の最高傑作とみなす向きも少なくありません。 フェドセーエフはチャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧モスクワ放送響)の能力を完全に活かし、ソ連の伝統の解釈を聞かせてくれます。巨大な 楽器編成と特異な内容うえあまり演奏されない不遇の傑作、新たな名盤が登場です。 (Ki)
Relief
CR-991082(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141
映画音楽「五日五夜」組曲Op.111
ウラジーミル・フェド セーエフ(指)
チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧モスクワ放送響)

録音:2006年8月21-23日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
フェドセーエフは1996年に、ポニーキャニオンからショスタコーヴィチの交響曲第15番のCDをリリースしましたが、その10年後の2006年にモスクワで 行ったコンサートがCD化されました。ショスタコーヴィチ最後の交響曲で、最晩年の作品特有の一筋縄ではいかない謎めいた内容ですが、同じ時代を生き たフェドセーエフならではの解釈が興味津々です。さらに嬉しいのが1960年の映画「五日五夜」の音楽から「序奏」「廃墟のドレスデン」「ドレスデン解放」の 3曲が演奏されていること。彼はこの作曲のためにドレスデンを訪れ、名作弦楽四重奏曲第8番と並行して仕事したといわれます。「ドレスデン解放」にはベー トーヴェンの「喜びの歌」が現れますが、グロテスクに変形されていてショスタコーヴィチの屈折が感じられます。あまり聴く機会のないこ の 作 品 を 、フ ェ ド セーエフの演奏で味わえるのはファン狂喜と申せましょう。 (Ki)

IDIS
IDIS-6730(1CD)
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
ハイドン:交響曲第94番ト長調『驚愕』*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)BPO

録音:1950年(放送録音)、1950年2月1日(ライヴ録音)*
「IDIS-6362」の品番でリリースされていた音源が、ジャケットと品番を新たに再発売されます。ここに収録されているブラームスの3番は知る人ぞ知 る超巨大演奏。出だしの3音がとんでもない重さで地の底から沸き起こる!クナッパーツブッシュの圧倒的なスケール感に度肝を抜かれます。もちろんハイ ドンもクナ節炸裂の重厚演奏です。 ※再発売に伴いまして同内容の「IDIS-6362」は廃盤となります。ご了承くださいませ。

CLAVES
50-1709(1CD)
マーラー:交響曲第4番(編曲:クラウス・ジーモンによる室内アンサンブル版)
アルトゥル・シュナーベル(1882-1951):歌曲Op.11&Op.14より「それから」Op.11-2、「マリアの歌」Op.11-4、「わが子よ、私はいくよ」Op.11-7、「夜景」Op.14-14、 「Heisst es viel dich bitten?」Op.14-16(編曲:グラツィエッラ・コントラットによる室内アンサンブル版)
ラヘル・ハルニッシュ(S)
グラツィエッラ・コントラット(指)、
ミューテン・アンサンブル・オーケストラ

録音:2016年7月/ブルネンホフ・ラジオスタジオ(チューリッヒ/スイス)
美声の持ち主であるソプラノ歌手、ラヘル・ハルニッシュが注目の新譜をリリース。収録作品はマーラーの交響曲第4番とシュナーベルの歌曲を室内ア ンサンブルによる伴奏で録音しました。作曲家、ピアニスト、指揮者として活躍のドイツのクラウス・ジーモンが編曲したマーラーの交響曲第4番は実演、録音でも高い評価を得ております。マー ラーの豊かな響きを室内アンサンブルで表現しているこの編曲では、マーラーの特質した美しい旋律を際立たせております。さらにピアノ、アコーディオン が加わることによりしっかりとした構築を示し、原曲の雄大な響きも堪能できます。透明度の高いこの名曲の新たな魅力を再発見できる編曲です! そして注目はアルトゥル・シュナーベル(1882-1951)の歌曲です。シュナーベルといえばピアノの名手と知られ、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全 集をはじめ数々の名録音を残してきました。ピアニストとしてだけでなく作曲家としてもその才を認められたシュナーベルは “創造するヴィルトゥーオソ” と して3つの交響曲、5つの弦楽四重奏曲、ピアノ協奏曲、ピアノのための7つの小品、そして歌曲などを残しました。ここに収録された歌曲からの抜粋で は当演奏の女流指揮者グラツィエッラ・コントラットによる編曲で、室内アンサンブルの伴奏でお楽しみいただけます。この歌曲集はシュナーベルの後の 伴侶となったテレーゼ・ベーアのために書かれており、そのどれもが美しい旋律を呈します。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186249(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」*
ラファエル・クーベリック(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO、
ボストンSO*

録音:1974年2月コンセルトヘボウ(アムステルダム)
1973年11月ボストン・シンフォニー・ホール(ボストン)*
リマ スタリング:ポリヒムニア・インター ナショナ ル
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。当ディスクには交響曲第2番(コンセルトヘボウ 管/1974年録音)と第5番(ボストン響/1973年録音)を収録。PENTATONEのリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです!交響曲第2番ではクーベリックらしい快演を披露。情感豊かにして折り目正しい演奏は圧巻です。第1楽章の呈示部反復は実施した通常配置での録音 です。一方、第5番「運命」は全体的に遅めのテンポ設定の名演で、ボストン響らしい重厚感のある管楽器と豊かなアンサンブルが魅力です。なお、第 1楽章再現部のファゴットはホルンに改変しております。また、両端楽章の呈示部反復は実施をした通常配置での録音です。両オーケストラの特色を導き 出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演を聴くことができます。
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社) が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。クーベリックによるベートーヴェンの交響曲第1&4番(PTC 5186248)とあわせてお楽しみください。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2169(1CD)
フルトヴェングラー/フランクとシューマン
フランク:交響曲 ニ短調
シューマン:交響曲第1番「春」*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1953年12月14日&15日ムジークフェラインザール(ウィーン)
1951年10月29日ドイツ博物館、コングレスザール(ミュンヘン)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
フランクは1953年、デッカによる録音セッションであり、シューマンは1951年のライヴです。ともに2トラック、38センチのオープンリール・テープよ り復刻、テープに記録された情報をくまなく再現しています。シューマンは実にしっかりした腰の強い音ですが、フランクの方は、モノラルとしては、これ 以上はあり得ないというレベルにまで達しています。また、解説書には「マルケヴィッチのフルトヴェングラー論」を掲載しています。ごく短い文章ですが、 フルトヴェングラーの生演奏を体験した人でなければ書けない内容です。(平林直哉)


SWR music
SWR-19043CD(8CD)
NX-F03
ブルックナ:交響曲選集
(1)交響曲 第2番 ハ短調(1877年版)
(2)交響曲 第3番 ニ短調(1888-1889年版)
(3)交響曲 第4番 変ホ長調(1878-1881年版)
(4)交響曲 第5番 変ロ長調(1878年版)
(5)交響曲 第6番 イ長調(1879-1881年版)
(6)交響曲 第7番 ホ長調(1881-1883年版)
(7)交響曲 第8番 ハ短調(1887-1890年版)
(8)交響曲 第9番 ニ短調(1894-1896年版)
ハンス・ロスバウト(指)
バーデン・バーデン南西ドイツRSO

録音:(1)1956年12月10-13日
(2)1960年12月17-22日
(3)1961年4月20日
(4)1962年5月24日
(5)1961年7月3日
(6)1957年12月30日
(7)1955年11月17日
(8)1959年2月25日
全てモノラル
このBOXは、ハンス・ロスバウトがバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団を率いて、南西ドイツ放送(SWR)に録音したブ ルックナーが全て収録されています。ハース版とノヴァーク版の違いも含め、作品の解釈について長年に渡り考察を重ねたというロス バウト、これらの演奏も納得の行く総譜を用いて行われたものです。 もともと現代音楽のスペシャリストとして、シュトックハウゼンやブーレーズ作品、シェーンベルクの《モーゼとアロン》などの演奏で高い 評価を得ていたロスバウトですが、同時にモーツァルトのオペラやワーグナー、マーラーなど古典派からロマン派の作品にも親和性が 高く、このブルックナーも、曲の細部に至るまで詳細な分析を行った上で、ブルックナーの和音やメロディ、曲の構造の特性を活かし たコントラストの強い演奏です。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

Chandos
CHSA-5186(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ: 「南極交響曲」(交響曲第7番)*
4つの最後の歌(オーケストレーション:アンソニー・ペイン
男声版世界初録音)**
ピアノ協奏曲(2台のピアノと管弦楽のための編曲:ヴォーン・ウィリアムズ&ジョセフ・クーパー)#
アンドルー・デイヴィス(指)
ベルゲンPO、
マリ・エリクスモーン(S)*、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)**、
エレーヌ・メルシエ(P)#、
ルイ・ロルティ(P)#、
ベルゲン・フィルハーモニーcho*、
エドヴァルド・グリーグcho*

録音:2017年1月30日−2月2日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
故リチャード・ヒコックスより"英国音楽の伝道師"としてのタクトを受け継ぎ、エルガー、ディーリアス、ホルスト、バックスなど英国音楽の新たな名録音を生み出してきた名匠、サー・アンドルー・デイヴィス。リチャード・ヒコックスが活動後期にスタートし、志半ばで未完となっていた交響曲チクルスを引き継いだアンドルー・デイヴィスは、2017年初頭に「交響曲第9番」をリリース。そして、この南極交響曲(交響曲第7番)の発売によって、ヒコックスから続くヴォーン・ウィリアムズの交響曲全9曲が完成となります!
映画「南極のスコット」のために作曲された音楽(プラハ映画祭で音楽賞受賞)から、演奏会用組曲ではなく「交響曲」へと生まれ変わった南極交響曲は、ソプラノ独唱と女声合唱を伴い、様々な打楽器やウィンドマシーンなども使われる雄大な交響曲。また、声楽とピアノのための作品から、エルガーの「交響曲第3番」の補完版などで知られるアンソニー・ペイン(b.1936)によってオーケストレーションが施された「4つの最後の歌」、作曲者自身とジョセフ・クーパーによって「2台ピアノ」のための協奏曲へとアレンジされたピアノ協奏曲(ソリストは、ロルティ&メルシエという豪華デュオ!)などの併録される作品にも注目!

Lyrita
Itter Broadcast Collection
REAM.1135(1CDR)
ジョージ・ロイド:交響曲第6番
交響曲第7番 「プロゼルピーヌ」*
エドワード・ダウンズ(指)
BBCノーザンSO

BBC放送日:1980年12月31日、1974年9月5日*
「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。
療養のため故郷のイギリスからスイス、そしてアメリカへと渡ったジョージ・ロイド(1913−1998)は、苦難の人生を送りながらも作品を書き続け、その生涯で12曲の交響曲を生み出しています。ここでは、BBCノーザンSO(現BBCフィルハーモニック)の首席指揮者を務めていた名匠エドワード・ダウンズが振った交響曲第6番、ギリシャ神話の女神「プロゼルピーヌ(プロサーパイン)」の名が冠された交響曲第7番を収録。どちらも放送初演となったBBCの録音を優れた音質で復刻しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Signum Classics
SIGCD-484(1CD)
ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調 Op.13 ウラディーミル・アシュケナージ(指)
フィルハーモニアO

※録音(ライヴ):2016年11月17日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン、イギリス)
桂冠指揮者として良好な関係を継続しているフィルハーモニアOとのプロジェクトとして、自身の指揮者としての代名詞でもあるラフマニノフの交響曲全集がスタート!アシュケナージは80年代にコンセルトヘボウOと、また21世紀に入ってからはシドニーSOと、いずれも名盤の誉れが高い全集録音を残しているだけでに、イギリスの名門オーケストラとのコンビによる"ラフマニノフ・チクルス"に懸かる期待は非常に大きい。ロイヤル・フェスティヴァル・ホールの聴衆を沸かせた「第1番」で、アシュケナージの新たなラフマニノフが堂々のスタートです!

Hyperion
CDA-68190(1CD)

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第2番 「ロンドン交響曲」(1920年版)
女声と小管弦楽のための 「サウンド・スリープ」**
声楽と小管弦楽のための 「オルフェウスと竪琴」#
ブラス・バンドのための変奏曲##
マーティン・ブラビンズ(指)BBC響
エリザベス・ワッツ(S)**,#、
メアリー・ベヴァン(S)**、
キティ・ホエートリー(Ms)**
ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージック・ブラス・バンド##

録音:2016年11月16日−17日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
「ロンドン交響曲」の名前を持つヴォーン・ウィリアムズの交響曲第2番は、1913年に原典版が完成し1914年に初演、その後何度か改訂が重ねられています。ブラビンズが演奏するのは、1918年に改訂され1920年に最初に出版されたバージョンという珍しい版での録音です。
また、エリザベス・ワッツやメアリー・ベヴァンらが歌う声楽と小編成オーケストラのための小品、そしてブラス・バンド(軍楽隊)のために書かれた「変奏曲」など、ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品の収録もポイント。

ACCENTUS Music
ACC-80322CD(5CD)

KKC-5802(5CD)
日本語帯・解説付
税込定価
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
シモナ・シャトゥロヴァー(S)
藤村実穂子(A)
クリスチャン・エルスナー(T)
クリスチャン・ゲルハーヘル(Br)
MDR放送cho
ゲヴァントハウスcho
ゲヴァントハウス児童cho

録音:2014年5月(第8番)、2014年12月(第3番)、2015年5月(第7番)、2015年12月(第2&9番)、2016年5月(第6番)、2017年1月(第5番)、2017年3月(第1&4番)
録音場所:ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)
ブロムシュテットによるベートーヴェンの交響曲全集が登場。オーケストラは、ブロムシュテットが1998年から2005年の7年間に渡ってシェフを務めた、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。現在も名誉指揮者として定期的に指揮台に立ち、絶大な信頼を獲得しています。ブロムシュテットは、2017年 7月に90歳の誕生日を迎え,ACCENTMUS MUSICは、これを記念して2014年から2017年の間に録音された同コンビによるベートーヴェン交響曲 全曲のCDセットをリリース,大巨匠の栄光を讃えます。 世界で最も古い伝統を誇る名門オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は、これまでにコンヴィチュニー、マズア、シャイーなどとベートー ヴェン交響曲全集を残しており、それらも歴史に残る素晴らしいものでした。しかしブロムシュテットは同楽団の任期中にはベートーヴェンの録音しておらず、 今回待望の録音となりました。ブロムシュテット自身は、シュターツカペレ・ドレスデンと全集を録音しているので今回で2度目の全曲録音となります。ブ ロムシュテットの解釈は、ベートーヴェン自身のオリジナルのメトロノーム記号に従い、速めのテンポで運ぶ演奏は、年齢を感じさせない躍動感あふれるも の。そして同時に堅実な解釈、しなやかで瑞々しい音楽は、まさに円熟の極みと言えるでしょう。 (Ki)


ICA CLASSICS
ICAC-5142(2CD)
NX-C02
カラヤン〜1955-1956年秘蔵音源集
チャイコフスキー:交響曲 第4番
ラヴェル:スペイン狂詩曲#
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
 ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488
 交響曲 第41番「ジュピター」
クララ・ハスキル(P)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
フィルハーモニアO

録音:1955年5月1日*、1955年10月18日#、1956年2月6日  (全てモノラル)
全て初出音源!英国の録音史において貴重な役割を果たしたRichard Itter-リチャード・イッター(1928-2014)は、もともと録音に対して興味を抱いており、1951年に開設された英国の放送局“BBC Wrotham transmitter” の放送(1955年からはVHF/FM放送が開始された)を私的使用するためだけに、当時最高級の機材を用いて録音 していました。1952年から1996年まで、およそ1500点にのぼる放送録音は、貴重なコレクションとして現在も大切に 保存されています。 また、イッターは1959年にプライヴェート・レーベル「Lyrita Recorded Edition」を設立し、こちらは大手レーベル (HMV、Deccaなど)がリリースしなかったアイアランドやフィンジなど「英国の知られざる作曲家」を積極的に紹介し、 1960年代における彼らの作品普及に大きく貢献しています。1970年代になると、さらにバックス、モーラン、オルウィ ン、ブリッジ、ローストーン、ラブラなどの交響的作品や協奏曲の初演録音を追加、こちらの音源の多くは現在 “Nimbus Records”にライセンスされ、流通しています。 ICA CLASSICSは、BBCと12年間の交渉との末、ようやく契約がまとまり、イッターの膨大な録音の中から40タイトル をリリースします。これらは前述のとおり、これまでに市場に出たことのない貴重なものです。
第1弾はカラヤン/フィルハーモニア管との1955年から1956年までの録音アーカイヴ。 1948年にフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者に就任したカラヤンは、オーケストラの創設者であるウォルター・レッ グの下で多くの録音を残しています。しかし1955年にベルリン・フィル終身首席指揮者兼芸術総監督に就任したこと で、イギリスでの演奏が激減してしまいました。この2枚組にはチャイコフスキー、ラヴェル、モーツァルトの3人の作品が収 録されており、そのどれもが貴重な録音です。アメリカ・ツアー直前に録音されたチャイコフスキーは当時のカラヤンの溌剌 とした演奏であり、現在聴くことのできる1953年盤にも匹敵する美しさを有しています。レパートリーとしては録音の少な い「スペイン狂詩曲」も素晴らしい出来映えです。また、クララ・ハスキルとのモーツァルトでは協奏曲第20番の高潔な演 奏が知られていますが、珍しい第23番の演奏が残されていたのは驚きです。天真爛漫な第1楽章、第3楽章はもちろ んのこと、憂いに満ちた第2楽章が聴きどころであり、録音当時、違うレーベルに所属していながらも良好な関係を築い ていた2人による素晴らしい演奏です。 いずれも、これまで市場に出ることのなかった幻の録音です。


ORFEO DOR
C935171DR(1CD)
NX-B04
バイロイト音楽祭1963年/カール・ベーム
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
グレース・バンブリー(Ms)
ジェス・トーマス(T)
ジョージ・ロンドン(Bs)
カール・ベーム(指)
バイロイト祝祭O&cho

録音:1963年7月23日バイロイト祝祭劇場(モノラル)
ワーグナーの作品のみを上演する目的で建設された「バイロイト祝祭劇場」。しかし、ベートーヴェンの第九だけは、開幕記念コン サートでワーグナー自身が指揮したこともあり「特別な作品」とみなされ、音楽祭の節目の年に時折演奏されます。戦争による中 断を経て、1951年の開催コンサートではフルトヴェングラーが指揮、これは伝説的なコンサートとして現在も語り継がれています。 フルトヴェングラーは1954年にも第九を演奏、これらは既にOrfeoレーベルからリリースされています。そしてワーグナーの生誕150 年、没後80年記念の年である1963年には、その前年からバイロイト音楽祭に登場した68歳のカール・ベームが「第九」を指揮。 名実ともに「新しいバイロイト時代」の幕開けを告げる名演を残しました。終楽章での4人の素晴らしい独唱者と217人の合唱団 が生み出す響きは、先のフルトヴェングラー盤を凌駕するほどの迫力を伴っています。


LPO
LPO-1010(7CD)
NX-H10
ユロフスキ/LPO首席指揮者就任10周年記念BOX

【CD1】
(1)デュカス:舞踏詩「ラ・ペリ」
(2)ラヴェル:ダフニスとクロエ
【CD2】
(1)グリンカ:スペイン序曲第1番「ホタ・アラゴネーサ」
(2)グリンカ:スペイン序曲第2番「マドリードの夏の夜の思い出」
(3)グリンカ:幻想的ワルツ
(4)ダルゴムイシスキー(1813-1869):幻想的スケルツォ「バーバ・ヤーガ」
(5)ムソルグスキー):禿山の一夜(原典版)
(6)プロコフィエフ:バレエ組曲「道化師」Op.21Bis(抜粋)
(7)ムソルグスキー:禿山の一夜(リムスキー・コルサコフ改訂版)
【CD3】
(1)シマノフスキ:交響曲第3番「夜の歌」
(2)ツェムリンスキー:詩篇第23番Op.14
(3)タネーエフ:ダマスコの聖イオアンOp.1
(4)ラフマニノフ:3つのロシアの歌Op.41
【CD4】
(1)ヤナーチェク:カンタータ「永遠の福音」
(2)エネスコ:交響曲第3番ハ長調Op.21
【CD5】
リスト:ファウスト交響曲
【CD6】
(1)ブラームス:ドイツ・レクイエム
(2)ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
【CD7】
(1)シルヴェストロフ:交響曲第5番
(2)カンチェリ(1935-):アナザー・ステップ…世界初録音
(3)リゲティ:アトモスフェール
ウラディミール・ユロフスキ(指)LPO
ロンドン・フィルハーモニーcho

【CD1】
録音:(1)2016年4月20日
(2)2015年3月14日
【CD2】
録音:(1)(2)(4)2016年12月7日
(3)2016年12月14日
(5)2011年9月21日
(6)2015年3月21日
(7)2010年8月15日
【CD3】
ジェレミー・オヴェンデン(T)
録音:(1)2012年2月22日
(2)(3)2015年9月26日
(4)2015年2月7日
【CD4】
ソフィア・フォルミナ(S)
エイドリアン・トンプソン(T)
録音:
【CD5】
マルコ・イェンチュ(T)
録音:2011年7月26日RoyalAlbertHall
【CD6】
ミア・パーション(S)
ディートリッヒ・ヘンシェル(Br)
アンナ・ラーション(Ms)
録音:(1)2012年12月1日
(2)2010年5月1日
【CD7】
録音:(1)2009年4月22日
(2)2008年9月24日…世界初録音
(3)2017年2月22日…世界初録音
クルト・マズアの後任として、2007年にロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任したウラディーミル・ユロフスキ。2017年、彼の就任10年 を記念して、これまでにリリースされなかった数々の貴重な作品(世界初録音を含む)が収録された、過去10年間におけるユロフスキとオーケストラの良 好な関係を示すBOXが発売されます。 7枚のアルバムに収録されている作曲家の顔ぶれは多彩であり、ユロフスキが得意とする19世紀の作品を中心としたプログラムはもちろんのこと、ロシアもの では、珍しいダルゴムイシスキーの「バーバ・ヤーガ」をはじめ、ムソルグスキーの原典版とリムスキー・コルサコフ版の2種類の「禿山の一夜」他、シルヴェストロ フを含む一連の現代作品までを収録。オーケストラも、これまで取り上げられなかったレパートリーに果敢に取り組み、素晴らしい成果を上げています。 ブックレット(英文)では、ユロフスキとBBCラジオ3のアンドリュー・マクレガーとの対話を収録。ユロフスキのこれまでの活動と今後の方針が詳細に語られて います。

GRAND SLAM
GS-2171(2CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」
 さすらう若人の歌*
ワーグナー:ジークフリート牧歌#
ブルーノ・ワルター(指)、
エミリア・クンダリ(S)
モーリン・フォレスター(Ms)
NYO、ウェストミンスターcho
ミルドレッド・ミラー(Ms)*
コロンビアSO#

録音:1957年2月18日&1958年2月17、21日カーネギー・ホール(ニューヨーク)
1960年6月30日、7月1日アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)*
1959年2月27日/アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)#
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
ワルターの初めてのステレオ録音である、マーラーの交響曲第2番「復活」ほか、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻の登場です。マーラー の「復活」のLPが初めて発売された時、ワルターはアメリカ・コロンビア社の依頼により、ジャケットに曲目解説を書いています。しかし、その後はな ぜかこの解説は顧みられることはなく、国内でも過去、一度も使用されていません。この解説を絶対に生かしたいと願い、その機会をうかがっていましたが、 遂にそれが実現しました。木幡一誠氏の緻密で明瞭な訳文からは、ワルター自身の、マーラーとその作品に対する深い愛情と尊敬がまざまざと読み取られ、 実に感動的です。この演奏に、これ以上の解説はないと断言出来ます。また、音質は従来通り、いかにもアナログらしい、柔らかく落ち着いたものとなっ ています。なお、当2枚組には歌詞対訳は付きません。また、ワルター自身の解説は「復活」のみで、他の2曲は含まれておりません。(平林 直哉)

CPO
CPO-777494(1CD)
NX-B10
ルイ・グラス:交響曲全集 第2集
交響曲第5番 ハ長調「スヴァスティカ」
ピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.47
マリアンナ・シリニャン(P)
ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立フィルハーモニーO
ニールセンと同じ時代に活躍したデンマークの作曲家、ルイ・グラス。しかし彼の音楽の源は北欧ではなく、留学先のブリュッセルで 影響を受けたフランクとブルックナーでした。それゆえか、その作品も極めて重厚な響きを駆使したドイツ的な雰囲気を持つことで 知られています。 スヴァスティカとは日本語で「吉祥=めでたい兆し」といった意味を持つサンスクリット語。「卍」の意味もあり、第二次世界大戦中 は、この形を裏焼きしたものがナチス・ドイツの旗印として使われていました。良い意味でも悪い意味でも「象徴」であり、太陽や宇 宙を顕すものでもあります。この言葉をタイトルにしているルイ・グラスの交響曲第5番は、やはり彼が影響を受けたとされる神智学 の思想に基づいており、宇宙から世界を俯瞰するかのような粛々とした雰囲気に満ちています。「幻想曲」も同じく神智学の教え に基づいており、流麗でありながら、自身の内面を深く見つめるかのような神秘性を持った美しい曲です。

CAvi
4260085-533787
(1CD)
マーラー・エディション Vol.2
マーラー:交響曲第4番ト長調
ハンナ=エリーザベト・ミュラ ー(S)
デュッセルドルフSO
アダム・フィッシャー(指)

録音:2016年11月17-21日 ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)
2015/2016シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。その新しい手兵とマーラー交響曲全曲録音プロ ジェクト第2弾。 マーラーを得意とするアダム・フィッシャーのチクルスということで、第1弾のマーラー交響曲第7番も注目を集めましたが、この第4番も期待できる内 容となっています。
マーラーにしては比較的小編成のオーケストラを用いた、珍しく明るい雰囲気を湛えた広く親しまれている交響曲第4番。終楽章ではソプラノのソロが 天国での生活の楽しさを謳い上げますが、ここでは期待のドイツ人ソプラノ、ハンナ=エリーザベト・ミュラーが務めています。デュッセルドルフ交響楽団 との相性の良さは抜群であり、爽快さと美しさに溢れた極上のマーラーを聴かせてくれます。
デュッセルドルフ交響楽団は、1818年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めてい たドイツの名門。デュッセルドルフ交響楽団は、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠 としています。 (Ki)


REFERENCE
FR-724SACD
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
バーバー:弦楽のためのアダージョ
マンフレート・ホーネック(指)
ピッツバーグSO

録音:2013年6月7-9日(ショスタコーヴィチ)、2013年10月11-13日(バーバー)
ピッツ バ ー グ 、ハ イン ツ・ホ ー ル( ラ イヴ )
長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE RECORDINGS。そしてREFERENCE RECORDINGSはもちろん、PENTATONE,BIS, など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当しているsound mirror社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリー ズ。第7弾リリースは、ショスタコーヴィチの交響曲第5番とバーバーの「弦楽のためのアダージョ」です。 ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、1937年11月ロシア革命20周年を祝う演奏会で初演されました。当局からの強い圧力の中作曲され、当時の スターリン政権を讃美した曲として、政府からも高く評価されることになります。しかしショスタコーヴィチは、新しい手法で複雑な二重構造をもつ楽曲を 書き上げたのです。スターリンを納得させ、かつ政権への皮肉を込めたメッセージを曲に忍び込ませました。ホーネックは、「この怒りと絶望という2つ の要素は、この音楽に内在するドラマ性と深い感情を示している」と語っています。 そしてバーバーの「弦楽のためのアダージョ」。その圧倒的な美しさから20世紀の管弦楽曲を代表する名曲として知られています。この曲が有名になっ たのは、ケネディ大統領の葬儀で演奏されたのがきかっけでした。その後、葬儀などに良く使われるようになりましたが、バーバー自身はそのことについ てあまり良く思っていなかったようです。しかし1967年に「アニュス・デイ」のテキストを使った合唱曲に編曲していることから、バーバーにとっても思 い入れのある曲であったようです。ホーネックは、この「アニュス・デイ」の編曲版は、楽曲を深く理解するのに不可欠であると語っています。静謐な中 にも激しい感情が渦巻く演奏を聴かせてくれます。 ホーネックはこの2作品に対し、歴史的背景を踏まえた自身の解釈を盛り込んだ詳細な解説を寄稿しています。 (Ki)

LSO Live
LSO-0803
(1SACD+1 Blu-ray Disc Audio)
メンデルスゾーン:交響曲第2番「賛歌」op.52(1840) ルーシー・クロウ(S)
ユルギタ・アダ モ ニテ(Ms)
マイケル・スパイアーズ(T)
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)LSO
モンテヴェルディcho

録音:2016年10月16&20日、バービカン・センター(ライヴ)DSD 128fs
第1曲「シンフォニア」では、ロンドン交響楽団が誇る管楽器セクションが高らかに開始を告げ、続くアンサンブルも愉悦のきわみ。ソプラノは華のあ る歌声のイギリスの歌手、ルーシー・クロウ。メゾ・ソプラノはリトアニア出身で幅広いレパートリーで活躍するアダモニテ、テノールはアメリカ出身で、ロッ シーニからベルリオーズ「ファウストの劫罰」のファウスト役までを得意とするベル・カント、マイケル・スパイアーズという独唱陣もそれぞれ見事な歌唱 です。全篇をとおしてクリアさを保ちながらもやわらかみを帯びた録音で、LSOの各セクションのアンサンブルの妙、そしてガーディナーの手兵モンテヴェ ルディ合唱団の巧さが際立った名演奏となっています。
★従来のSACD ハイブリッド盤に加えて、同一の演奏内容を収めたピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスクが同梱されます。お手持ちのブルーレイ・ディ スク・プレーヤーで手軽に楽しめるハイスペックのフォーマットへの対応はオーディオ・ファイルから大好評です。また、ブルーレイ・ディスクからは、ネッ トワークに接続すると、DSD/24bit 96kHz FLAC/16bit 44.1kHz WAV/320kbps MP3のファイルをダウンロードしていただけます。 (Ki)


Opus蔵
OPK-2120(1CD)
宇野功芳追悼企画/2017年最新リマスタリング
ブルーノ・ワルター〜ウィーン、ロンド ン、そしてニューヨ ー クへ
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ハイドン:交響曲第86番 ニ長調*
シューマン:交響曲第3番「ライン」#
ブルーノ・ワルター(指)
VPO、LSO*、NYPO#

録音:1935年、1938年*、1941年#
演奏解説:宇野功芳
宇野功芳先生追悼シリーズの締めとして、ワルターがアメリカに移ってからの録音で、最初の高い評価をされたシューマンの交響曲「ライン」をSPレコードから復刻しました。組合せはナチスのオーストリア併合でヨーロッパを離れる過程で録音したロンドン響とのハイドン、ウィーン時代の「ジークフリート牧歌」を組みました。(2017年-新リマスター)
「ライン」は当時アメリカで多用されてきた長時間録音可能なアセテート盤に録音したものをもとにSPレコードを作ったもののようです。SP録音時の細切れ録音と違い音楽全体に流れがあります。米コロンビアはLPの開発に力を入れており、その開発段階の録音だったのでしょうか。(オーパス蔵 相原了)
■宇野功芳氏解説からの抜粋
<ハイドン:交響曲第86番>
ハイドンの「第86番」はウィーンを追われたあと、同年9月13日にロンドン交響楽団を振って録音されたもので、「第99番」同様ほとんど演奏されないが、ぼくの愛惜する逸品だ。
第1楽章のワルターは序奏部から微笑みの音と歌が満ち、第2楽章は落ち着いたテンポで歌にあふれているが、この時代のワルターのしゃれた味わいを保ち、音楽を完全に自分のものとして物語を進めてゆくうまさは、前述のシューリヒトとともに最高峰の名に値する。
メヌエットは遅めだ。トリオで気分を変えるのも見事だが、この楽章だけはワルターならばもっと出来そうである。しかし、わずかな不満はフィナーレで完全に解消される。第一楽章に対応した格別に速いテンポと、それに伴う敏感なリズム、しかも一本調子に陥らない気分の変化は、やはり若きワルター
の心の爆発であり(62歳)、ロンドン交響楽団が彼らとしてはベストの雄弁さでこれに応えてゆく。
<シューマン:交響曲第3番「ライン」>
「エロイカ」(注:1941年1月録音)と同時期の録音にもかかわらず、このほうは非常な名演奏だ。
・・・とくに遅いテンポでゆったりと揺れるようなカンタービレをみせる第2楽章もロマンの極みだ。第1楽章と共にワルターの最も上出来な部分といえよう。そして終楽章では見得を切るようなルバートさえ現われ、やがて荒れ狂うコーダへ進んでゆくのである。オーケストラの固さもここではプラスに作用し、当時のワルターとしては造形がすこぶる雄大で立派だ。・・・アメリカのオーケストラの威力を楽しんで、のびのびと棒を振った結果が「エロイカ」では失敗し、「ライン」では成功したのであろう。

TOCCATA
TOCC-0410(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第2集
交響曲 第1番(1981-1982)
ヴィオラ協奏曲(2007)
アレクサンドル・ゼムツォフ(Va)
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立放送SO

録音:2009年9月22.24.26.28日、2014年3月12-14日
指揮者としても活躍するブルガリア出身のエミール・タバコフ。彼が愛する後期ロマン派の作曲家、マーラーやリヒャルト・シュトラウスの足跡 を辿るかのように、タバコフも大規模な作品を次々と発表、現在では9曲の交響曲を発表するまでになりました。彼の作品は、マーラーの ように強力で叙事詩的であり、人間の暗い側面にもつぶさに光を当てています。それは1980年代に書かれた第1番の交響曲から顕著 で、冒頭から迫力に満ちた音楽が展開され、息つく暇もありません。2007年のヴィオラ協奏曲も迫力ある音で構成されており、暴力的 なエネルギーが炸裂するかと思えば、荒涼とした世界が広がる、まるでショスタコーヴィチの作品のような様相を見せています。どちらもタバ コフ自身の指揮による演奏です。
TOCCATA
TOCC-0412(1CD)
NX-B03
ナイジェル・クラーク(1960-):シンフォニック・ウィンズのための音楽集
コルネット協奏曲「水平線の謎」(2012)
交響曲 第1番「A Richer Dust」(2014)
ハーメン・ヴァンホーン(コルネット)
H スティーヴン・スミス(ナレーター)
リード・トーマス(指)
ミドルテネシー州立大学ウィンド・アンサンブル

録音:2015年4月13日、2017年2月7日
英国の作曲家ナイジェル・クラークは、もともとコルネット奏者として活躍をはじめ、22歳の時にロンドンの王立音楽アカデミーでポール・パ タースンに作曲を学びます。26歳までの在学中に数多くの賞を獲得し名声を高めましたが、彼の名を一躍高めたのは、1994年にブラッ ク・ダイク・ミルズ・バンドのコンポーザー・イン・レジデンスを務めたことでしょう。以降、吹奏楽作曲家の頂点に立つ人の一人として世界中 のファンから嘱望されています。このアルバムには、クラークが得意とするコルネットのための協奏曲「水平線の謎」と、2014年に作曲された 交響曲第1番「A Richer Dust」が収録されています。明るく華麗なコルネット協奏曲に比べ、交響曲は暗く重苦しい雰囲気を持ち、 人類史において絶え間なく繰り返される暴力と過激主義についての音楽的考察がなされています。

NAVONA
NV-5842(1CD)
NX-B02
ウォーシャワー:交響曲 第1番 他
交響曲 第1番「Living, Breathing Earth」
Tekeeyah(A Call)
ハイム・アヴィツァ(トロンボーン&ショファー)
ペトル・ヴロンスキー(指)
モラヴィアPO
「Living, Breathing Earth=息づく大地」と題されウォーシャワーの交響曲第1番。地球上で共存する様々な生き物、植物た ちの生命の輝きを描写したこの作品からは、生命の営みの喜びが感じられます。トロンボーン協奏曲の形式を持つ「Tekeeyah (呼びかけ)も、深い森の中を想起させる描写的な音楽です。トロンボーン奏者アヴィツァはユダヤ教で用いられる楽器ショファー (動物の角でできている)を操り、幽玄な音を聴かせます。
NAVONA
NV-5862(1CD)
NX-B02
アレン・ボンド:作品集
ファンタジア
3つのエリザベス朝の歌
交響曲 第1番
ローズ・ウィンドウ
.Sonus I
4つのシェイクスピアの歌
You Were the One
アンコール・ブルース
島田俊行(指)
モラヴィアPO
マラ・ボンド(S)
アレン・ボンド(P)
ローレンス大学音楽院を卒業後、ロックフェラー財団の助成金など多くの奨学金を獲得した作曲家アレン・ボンド。ピアニストとしても 才能を示し、カーネギーホールを始め数多くのコンサート会場で演奏しています。このアルバムでは彼のピアノ、ソプラノ、オーケストラ の作品を聴くことができます。「3つのエリザベス朝の作品」では伝統的で調和の取れたシンプルな作風、「交響曲第1番」を始めとし たオーケストラ作品では、音の万華鏡のような華やかさ、など多彩な作風によって書かれた音楽集です。


Treasures
TRT-013(1CDR)
クーベリック&VPO〜ステレオ名演集Vol.1
シューベルト
:交響曲第4番「悲劇的」
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調*
ラファエル・クーベリック(指)VPO

録音:1960年1月14-20日、11月21-24日* ウィーン・ムジークフェライン大ホール(共にステレオ)
※音源:独ELECTROLA C053-00651、STE-91135*
■音源について
クーベリックはステレオ初期(独エレクトローラ)に、ウィーン・フィル、ロイヤル・フィルを使い分けて多くの録音を行なっています。このプロジェクトは、オケと良好な関係を保ちながら進めたからこそ、レコード1〜2枚で終わることなく進行し、「全てが名演」と言う輝かしい成果をもたらしたのだと思います。しかしその後は、不当に冷遇され続けているのはご承知の通り。CD化されても、いつも廉価盤扱い。しかも、養分を削ぎ落とした平板な音では、その真価を知ることなど到底出来ません。ジャケ・デザインは、英国盤。

★レコ芸2017年6月号・交響曲・再発盤ページにクーベリック盤のレヴューが載っていましたが、「あまりにも事務的な進行」とか「統率能力不足が甚だしい」など、あまりにも的外れなコメントに愕然としました。
昔から、単にきちんと演奏されているだけで推薦盤されることは珍しくなく、心ある読者ならそれを額面通りに受けることもないでしょう。しかし、その逆となると断じて看過できません!名演たる要素をふんだんに含む演奏に対し、それを感知できず、ネガティヴにしか捉えられない人のコメントなど、百害あって一利なし!
第一に、クーベリックはデッカにウィーン・フィルと1950年代に集中的に録音を行い、その全てがオケの特性を活かしつつ、独自の感性を確実に刻印した名演揃いであること。第二に、劣化したマスターの使用など、復刻の仕方によっては音の精彩が減じてしまう場合があること。このどちらかさえ認識していれば、たとえその再発盤の音が物足りなくても、本当はもっと説得力の有る音だったかも?と想像力が働くはずですから、こんな事実誤認はあり得ないのです。単に好き嫌いだけでで書いているとしたら、もはや評論ではありません。もしかして、それを自覚しているから「評論家」とは名乗っていなのでしょうか?他にも突っ込みどころ満載の文言が2ページにも渡って載っていますが、いちいち添削しても虚しくなるだけですので、以下にこれらの録音の本当の魅力をお伝えします。
シューベルトは、いわば「ウィーン・フィル側」の音楽ですが、クーベリックはオケに全てを委ねているようでいて、根底で優しく統制を効かせ、清潔なアンサンブルと造形美を獲得。その40歳代後半とは思えぬ懐の深い指揮芸術に感服するばかりです。第1楽章は、過度に深刻さを避けた清らかな歌が横溢。序奏から深いコクを湛えた響きと心を震わせたフレージングが常に訴えかけ、0:55の縦の線の揃い方は、オケがクーベリックの力量に心底心酔し、どこまでも付き従うことの決意表明のよう。主部以降の流れの清らかさは、クーベリックの音楽に対する姿勢がそのまま投影されており、僅かな弦のポルタメントも絶妙な隠し味として作用。第2楽章は、弦のみならず、木管の些細なフレーズまで哀愁が滲ませながら、感傷に溺れない冷静な制御も生き、芸術的に昇華したハイレベルなフレージングの連続。第3楽章はゆったりとしたテンポ感で一貫しながら音楽は弛緩せず、野暮ったさとも無縁なのは、初めからテンポを決めて掛かったのではなく、コーダの最後の一音まで、音の意味を噛み締めて進行し続けた結果ではないでしょうか。終楽章は、かつてもウィーン・フィルの魅力が大全開。物々しく厚い響きで塗り固めた演奏では、こういう木綿の風合いは生まれません。弦の細かいリズムの刻みの全てが、抑えがたい心のときめとして響く演奏など、他にありましょうか?もし全集録音が実現していたら、ケルテス盤以上の不朽の名盤と認識されたことでしょう。
チャイコフスキーの「5番」のウィーン・フィルによる録音はクリップス以降の全てが名演ですが、中でもクーベリック盤が最も地味な存在。そうなってしまった理由は、クーベリクの責任ではないことは賢明なファンならお判りのことでしょう。演奏内容は極めて濃密で、全てがウィーン流儀だったクリップス盤と比べ、ウィーン風の癖を少し抑え、スラブ的な情感を程よく付け加え、一層普遍的な魅力を増した名演となりました。決して音圧による威嚇に走らず、決して前のめりにならない落ち着きの中から、伸びやかなスケール感と風合いを湛えた音像が終始心を捉えて離しません。
第1楽章の展開部開始を告げるホルンは、ただの強奏ではなく強固な意思を湛え、再現部前の内燃エネルギーの高まり具合も、クーベリックとウィーン・フィルと結束の強さを如実に示すもの。第2楽章142小節以降の頂点へ登りつめるまでの熱い一体感も、両者が真に共鳴しあっていなければ到底不可能です。終楽章では、スラブ的な馬力よりも作品の造形への配慮を更に優先させますが、作品への共感度合いはもちろん不変。オケを強引に操作するのではなく、指揮者とオケが完全に納得の行く自然なアプローチに徹したたからこそ、全く惰性的に流れない感動的な演奏に結実したのでしょう。微に入り細に入り、注意深く聴かなければ気づかない、音楽を一層魅力的にする配慮も随所に散りばめ、聴きべ聴くほど唸らされるクーベリックの奥技を是非じっくりと御堪能下さい。【湧々堂】 ★「チャイ5」詳細レヴュー

BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-5791(5SACD)
SACDマスタリング
オプティマル・メディア
輸入盤・日本語帯・解説付

税込定価
シューベルト:交響曲全集
交響曲第1番ニ長調 D82
交響曲第2番変ロ長調 D125
交響曲第3番ニ長調 D200
交響曲第4番ハ短調 D417『悲劇的』
交響曲第5番変ロ長調 D485
交響曲第6番ハ長調 D589
交響曲第7番ロ短調 D759『未完成』
交響曲第8番ハ長調 D944『グレート』
ニコラウス・アーノンクール(指)BPO

録音:2003年10月23-25日[交響曲第3&4番]
2004年4月22-24日[交響曲第1番]
2004年12月2-5日[交響曲第6&7番]
2005年4月14-16日[交響曲第2番]
2006年3月22-24日[交響曲第5&8番]
ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
2015年度「第53回」レコード・アカデミー賞 大賞を受賞したアーノンクールの「シューベルト・エディション」(KKC-5445)から、交響曲全曲 がSACD化されました。アナログレコード(KKC-1054)も発売しているので、このSACDハイブリッド盤の発売で、CD、Blu-ray Audio、ハイレゾ・ ダウンロード、LPと現在主に市場流通している、ほとんどのメディアでの試聴が可能となりました。演奏に関しても、音に関しても、一切の妥協を許さな いベルリン・フィルの万事徹底した自身に溢れるリリースとなりました。
「モーツァルトやベートーヴェンと比較することには意味はなく、シューベルト独自の音楽世界を表現するべきだ」と言うアーノンクール。特に初期の交 響曲に関しては、作品を歴史上の一過程と捉えるものではなく、完成された個々の作品として細部まで磨き上げられた音楽を聴かせています。アーノンクー ルにとってシューベルトの交響曲全曲録音はコンセルトヘボウ以来2度目。その他にも、ウィーン交響楽団やベルリン・フィルとも単曲で収録しているアー ノンクールは、シューベルトの作品に対して「シューベルトは常に心の友であり、音楽の化身でした」と語っており、自身にとっても特別な演奏であること がうかがえます。 アーノンクールは2015年12月5日に体力的な理由から引退を表明し、わずかその3ヶ月後に死去。このシューベルトの交響曲全集は、一時代を築 いた古楽界、音楽界の名匠の貴重な音源となるでしょう。 (Ki)


King International
KKC-5779(5CD)
日本語帯・解説付
完全限定生産

税込定価
ヘンツェ:交響曲全集
[CD1] 交響曲第7番(1983/84)、交響曲第8番(1992/93)
[CD2] 交響曲第9番(1996/97)
[CD3] 交響曲第3番(1949/50)、交響曲第4番(1955)、交響曲第5番(1962)
[CD4] 交響曲第1番(1947/1963、1991改訂)、交響曲第6番(1969、1994改訂)
[CD5] 交響曲第2番(1949)、交響曲第10番(1997-2000)
マレク・ヤノフスキ(指)
ベルリンRSO
ベルリン放送cho

録音:[CD1] 2006年11月15-17日(第7番)、2007年2月7-9日(第8番)
[CD2] 2008年11月21-23日
[CD3] 2010年1月5-7日(第3番、第4番)、2010年9月10日(第5番)
[CD4] 2012年8月28-29日(第1番)、2012年1月8-9、11日(第6番)
[CD5] 2012年8月28-29日(第2番)、2013年6月12-14日(第10番)
※輸入盤=WER-6959
20世紀ドイツを代表する作曲家ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012)が残した作品の中で、特に重要な10曲の交響曲。現代音楽でありながら連綿 と続くドイツ・シンフォニーの系譜を受け継ぐ音楽であり、ヘンツェ自身の生涯を辿る上でも重要な意味を持つ作品です。全集録音は現時点でこのヤノフスキ盤のみ しか存在しません。現代音楽の名門WERGOレーベルが打ち立てた金字塔的名盤であり、演奏水準を考えてもこれ以上の全集はまず現れないであろう、素晴らし い内容のセットです。 ヘンツェ没後5年となる今年2017年、今一度ヘンツェの交響曲を顧みるために、国内仕様盤を限定数生産で発売いたします。輸入盤のライナーノートに載って いる詳細な曲目解説はすべて日本語に訳しました。この解説書を読めば各曲についてはもちろん、ヘンツェの作風の変遷やその生涯まで、幅広く理解の助けになる でしょう。また声楽付きの第9番は歌詞訳も完備。日本語資料としてとても貴重です。 (Ki)
【楽曲について】
[第1番] 20歳の時に書かれた記念すべき作品。しかしヘンツェは内容に満足がいかず後に改定を施し、より統一感ある音楽に生まれ変わった。
[第2番] 初めて12音技法を大幅に取り入れた作品。パッサカリアやBACH音列、コラール旋律などが登場する。
[第3番] イタリアに移住する数年前に書かれた作品。12音技法を用いながらも地中海風の明るさがあり、熱狂的な舞曲が印象的。
[第4番] オペラ『鹿の王』の音楽に基づく牧歌的交響曲。約20分の単一楽章制ながら密度の高い書法で、伝統的な4楽章制を内包している。
[第5番] バーンスタイン&ニューヨーク・フィルハーモニック委嘱作品。現代のローマを表現したという劇的な音楽。コーダの激しさが圧倒的。
[第6番] キューバ訪問から生まれ、ハバナで自身の指揮で初演。エレキギターやバンジョーなども用い、新境地を開拓した作品。
[第7番] ベルリン・フィル委嘱作品。ベートーヴェン的とも言える伝統的な交響曲の様相を持つ。作曲にあたりヘルダーリンの詩からインスピレーションを受けた。
[第8番] ボストン響委嘱作品。初演指揮は小澤征爾。シェイクスピアの『夏の夜の夢』から3つのシーンを切り取り3楽章の交響曲として描いた。
[第9番] ベルリン音楽祭委嘱作品。初演はメッツマッハー&ベルリン・フィル。アンナ・ゼーガースの小説『第七の十字架』を題材とした声楽付き交響曲。ベートー
ヴェンのそれとは違い哀しみと恐怖に満ちた厳しい内容だが、「ドイツ作曲家の第九」として不朽の価値を誇る名作。
[第10番] ヘンツェのパトロンの一人、パウル・ザッヒャーへの追悼作品。初演指揮はラトル(第1楽章のみ)。恐怖や苦痛から解放され、穏やかに終結する。


Treasures
TRE-180(1CDR)
スワロフスキー/チャイコフスキー&サン・サーンス
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」
サン・サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」*
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立歌劇場O
フランツ・エイブナー(Org)*
※ウィーン楽友協会ホールのオルガンを使用

録音:1956年6月26-29日(ステレオ)
※音源:URANIA USD-1026、SAGA XID-5283*
◎収録時間:76:14
“色彩の厚塗りを避け、スコアの筆致を信じた実直路線が結実!”
■音源について
2曲ともURANIA音源で、世界初のステレオ録音と思われます。チャイコフスキーの「1番」「2番」も含めてこの4日間に録音されているので、ほぼ一発録りなのでしょうが、1956年とは思えぬ良好なバランスのステレオサウンドには驚くばかり。ちなみに、サン・サーンスの「オルガン」が初演されたのは、この録音のちょうど70年前でした。

★ロマン派以降の交響曲の演奏に際しては、指揮者も録音スタッフも、とにかくまず「立派」に聞こえることを優先し過ぎてはいないか、聴き手も、それが当たり前に思ってはいないだろうか…。「聴き映え」のことなど全く眼中にないスワロフスキーの実直な指揮に触れると、そんな思いが頭をよぎります。
チャイコフスキーは、民族的な色彩を上塗りせず、ただスコアを丁寧に炙り出しているだけですが、まろやかな情感が滲み、決して無機質に陥ることがないのは、オケの音色自体がすでに音楽的であることを熟知し、それを有効活用しきった成果と言えましょう。意外なのはテンポ運びが極めて洗練されていること。第1楽章第2主題でもテンポを落とさず素直な歌に徹し、そこから純朴な活力を引き出しています。コーダの俊敏なレスポンスも見事。実にメルヘンチックな第2楽章、ピチカートの瑞々しさに惚れ惚れする第3,4楽章も、ウィーンのオケの特質なくしてはありえない味。終楽章では、ワーグナー的な響きで圧倒しようとする演奏では引き出せない、素朴な生命の躍動に心奪われます。手綱を程よく緩めたこの絶妙な開放感は、まさに指揮技術の極意でしょう。
サン・サーンスも演出皆無。もちろんオーディオ効果など念頭に置いていないので、金ピカ壮麗な響きとは違う、人肌の温もりと包容力で魅力する比類なき名演奏として結実しています。サン・サーンスのオーケストレーションの魅力を素のまま伝えるこに専心しているので、第1部の後半でも瞑想感の上塗りなど一切せず、これ以上ない素朴な空気が支配しますが、6:25以降のピチカートに乗せて主題が回帰するシーンでは、信じがたいほど香り高きフレージングを実現するのです!第2部は、アンサンブルを締め付けすぎないゆとりが、懐の深いニュアンス作りに直結。シルキーな弦の魅力を思う存分堪能した後に訪れる後半部は、ゆったりとしたテンポを貫徹。表面的な興奮にも背を向けたその足取りには強い確信が漲り、当然のようにイン・テンポで締めくくるコーダも、巨匠級の風格美を醸成。この曲に一切のハッタリ持ち込まず、味わい志向に徹した演奏をお望みなら、これを聴かない手はありません!【湧々堂】

LPO
LPO-101(7CD)
NX-H01
チャイコフスキー:交響曲全集、他
交響曲第1番調「冬の日の幻想」Op.13
交響曲第2番ハ短調「小ロシア」Op.17
交響曲第3番ニ長調Op.29
交響曲第4番ヘ短調Op.36
交響曲第5番ホ短調Op.64
交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74
マンフレッド交響曲Op.58
序曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
弦楽セレナードハ長調Op.48
ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO

録音:交響曲第1番…2008年10月22日
交響曲第2番…2016年12月7日
交響曲第3番…2016年3月5日
交響曲第4番…2011年3月19日
交響曲第5番…2011年5月4日
交響曲第6番…2008年11月26日
マンフレッド交響曲・・・2004年12月8日
フランチェスカ・ダ・リミニ・・・2015年9月26日
弦楽セレナード・・・2007年4月1日
ユロフスキ&ロンドン・フィルによるチャイコフスキーの演奏は、どれもがイギリス国内の新聞やドイツの音楽誌で高く評価されており、なかでも首席客演指揮者時代の「マンフレッド」はBBCミュージックマガジンの「今月のディスク」に選ばれた記念碑的1枚です。2007年に首席指揮者に就任してからの活躍ぶりは衆目の一致するところ。このチャイコフスキーも、年月を経るに従い、その関係性の強化が見て取れる充実した演奏となっています。最新録音の第2番&第3番に加え、このBOXのみの収録となる「フランチェスカ・ダ・リミニ」と「弦楽のためのセレナード」がボーナス・アルバムとして含まれているのがポイント。この2曲は単独リリースの予定はありません。

Pentatone
PTC-5186248
(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60*
ラファエル・クーベリック(指)
LSO、イスラエルPO*

録音:1974年6月ブレント・タウン・ホール(ロンドン)
1975年9月ヘルクレスザール(ミュンヘン)*
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971年から75年にかけて録音したベートーヴェンの交響 曲全集。全9作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。当ディスクにはクーベリック60代を迎えたときに 録音したベートーヴェンの交響曲第1番(ロンドン響/1974年録音)と第4番(イスラエル・フィル/1975年録音)を収録。PENTATONEのリマ スタリング・シリーズからの注目のリリースです。 第1番では瑞々しい響きを情感豊かに表現し、ロンドン響の力量を最大限引き出したエネルギッシュな演奏です(両端楽章の呈示部は反復実施してお ります)。一方、イスラエル・フィルとの第4番はとりわけ弦楽パートの美しさがあらわれた演奏。雄大に広がる豊かな響きが魅力です。両オーケストラ の特色を導き出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演です!今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル (1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウン ドでよみがえりました。ヴァイオリン両翼型配置にも注目の立体的な演奏をお楽しみください。

GRAND SLAM
GS-2167(1CD)
フルトヴェングラー/「田園」+「モルダウ」
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
スメタナ:交響詩「モルダウ」*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラーしVPO

録音:1952年11月24、25日ムジークフェラインザール(ウィーン)
1951年1月24、25日ムジークフェラインザール(ウィーン)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
オリジナル・モノラルによる、2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻第です。同じくモノラルではLP復刻(「田園」=HMV ALP-1041使用、 GS-2026〈品切れ〉、2008年/「モルダウ」=HMV BLP-1009使用、GS-2030〈品切れ〉、2008年)以来、2度目の登場となります。LP復刻 の音も独特の味わいがありますが、プチパチ・ノイズのない、より明瞭なテープ・サウンドは魅力的です。 解説書用の新規のネタは、だんだんと発見するのが難しくなりましたが、ルツェルン音楽祭での逸話を見つけました。音と併せてお楽しみ下さい。(平林直哉)

Profil
PH-17004(8CD)
テンシュテット・ボックス

■CD1
プロコフィエフ:交響曲集
(1)交響曲第5番変ロ長調Op.100
(2)交響曲第7番嬰ハ短調Op.131

■CD2
マーラー作品集
(1)交響曲第4番ト長調
(2)子供の不思議な角笛〜浮き世の暮らし/ラインの伝説/この歌を作ったのはだれ?

■CD3
マーラー:交響曲第5番

■CD4
マーラー:亡き子をしのぶ歌(全5曲)

■CD5
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調

■CD6
(1)モーツァルト:交響曲第32番ト長調K.318
(2)同:交響曲第1番変ホ長調K.16
(3)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

■CD7
(1)モーツァルト:協奏交響曲イ長調K.Anh.104(320e)
(2)同:レチタティーヴォとアリア「うつくしい恋人よ、さようなら…とどまれ、いとしき人よ」K.528
(3)同:アリア「心配しないで愛する人よ」K.505
(4)ハイドン:交響曲第64番イ長調

■CD8
ベートーヴェン作品集
(1)交響曲第3番変ホ長調「英雄」
(2)序曲「コリオラン」
全て、クラウス・テンシュテット(指)

■CD1
バイエルンRSO
[録音:1977年12月1-2日(1)、7月12日(2)/ミュンヘン(ライヴ)]
■CD2
エヴァ・チャポ(S)、西ドイツRSO
[録音:1976年9月18日(1)、1980年8月23日(ライヴ)(2)]
■CD3
北ドイツRSO
[録音:1980年5月19日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ)]
■CD4
ブリギッテ・ファスベンダー(Ms)、
北ドイツRSO
[録音:1980年11月11日/キール、キーラー・シュロス(ライヴ)]
■CD5
バイエルンRSO
[録音:1976年11月4-5日/ミュンヘン(ライヴ)]
■CD6
ユーヴァル・ヤロン(Vn)(3)
バイエルンRSO
[録音:1977年7月14日(1)、12月2日(2)(3)(ライヴ)]
■CD7
プロ・アルテ弦楽三重奏団【豊田耕児(Vn)、ステーファノ・パッサージョ(Va)、ゲオルク・ドンデラー(Vc)】(1)、
ゲルティ・ツォイマー=ペール(S)(2)(3)、ディーター・クレッカー(Cl)(3)、
ベルリンRSO(1)-(3)、
南西ドイツRSO(現バーデン・バーデン&フライブルクSWR響)(4)
[録音:1974年9月11日(1)-(3)、1976年8月20日/ハンス・ロスバウト・スタジオ(4)(ライヴ)]
■CD8
北ドイツRSO
[録音:1979年7月3-6日/北ドイツ放送スタジオ10(ライヴ)]
全てステレオ録音
Profileレーベルからリリースされたテンシュテットのライヴ録音は、いずれも彼最良の壮絶な演奏ばかりでファンを狂喜させてきました。今回それを8 枚組、驚きの特別価格にてご提供いたします!
定評のあるマーラーが圧巻。天上の世界であるはずの第4番に地獄が見え隠れする恐ろしい演奏。この作品の真意を見る気がします。「亡き子をしのぶ歌」 全曲を大歌手ファスベンダーが歌っているのも魅力。あらためてテンシュテットのマーラー演奏の凄さを堪能できます。
生前リリースが実現しなかったプロコフィエフの交響曲は、テンシュテットとミスマッチかと思いきや、戦勝を祝ったはずの第5番の暴力性と喜ばしさの なさに東ドイツで育った彼の経験が感じられ、目から鱗が落ちます。
数少ないテンシュテットのブルックナー演奏を味わえる第3番のすさまじさ、モーツァルト作品で見せる端正なたたずまいも興味津々。テンシュテットと しては珍しいシベリウスのヴァイオリン協奏曲は、往年のクーレンカンプ盤のフルトヴェングラーの伴奏を彷彿させる怖さです。  (Ki)

EUROARTS
20-56264F(Bluray)

20-56268D(DVD)
2017年ヨーロッパコンサート・イン・キプロス
ウェーバー:歌劇「オベ ロン」序曲
 クラリネット協奏曲第1番ヘ短調Op.73
シュテファン・コンツ:ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
アンドレアス・オッテンザマー(Cl)
マリス・ヤンソンス(指)BPO

収録:2017年5月1日 パフォス城・野外特設会場(キプロス)
映像監督:ヘニング・カステン
◆DVD
画面:Full HD 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD MA5.0
(Hi-res Audio:96kHz/24bit)
90分
◆Bluray
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS5.0, DD5.0、90分
ベルリン・フィルの創立記念日である5月1日に毎年行われている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造 物で行われており、夏の野外コンサート、ヴァルトビューネよりも本格的なプログラムを演奏します。美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファ ンに支持されているベルリン・フィル恒例のイベントです。 2017年は、指揮者にマリス・ヤンソンス、ソリストにベルリン・フィルの首席クラリネット奏者アンドレアス・オッテンザマーを迎え地中海東に位置する キプロス共和国で行われました。野外特設会場が組まれたのはパフォス城。パフォスはキプロスにある世界遺産で、古代ギリシャ・古代ローマ時代から東ロー マ(ビザンチン)帝国時代にかけての都市遺跡です。またギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテ誕生の地としても知られています。2017年はパフォ ス市が欧州文化首都に制定され、世界的なアーティストらが様々なプログラムを展開。そして今回ベルリン・フィル恒例のコンサートも行われることにな りました。キプロスは1970年代に起きた南のギリシャ系、北のトルコ系住民の闘争以来南北が分断されています。ヨーロッパと中東の中継地として長い 歴史を持つキプロスですが、色々な文化が混在しており、そうしたキプロスの風土を反映させたプログラミングになっています。 まずウェーバーの「オベロン」序曲から開始され、コンサートが始まる期待感を膨らませます。そしてオッテンザマーのソロによるウェーバーのクラリネッ ト協奏曲。ミュンヘンの宮廷楽団のクラリネット奏者ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンのために書かれた作品。クラリネットの特色を存分に生かした楽曲で、 クラリネットの哀愁を帯びた音色に、愉悦感に満ち溢れた魅力的な作品。ベルリン・フィルの好サポートにオッテンザマーの精緻な演奏は必聴です。アンコー ルにはベルリン・フィルのチェロ奏者であるシュテファン・コンツが作曲した「ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲」を演奏し、会場を大いに盛り上 げています。 メイン・プログラムはドヴォルザークの交響曲第8番。照りつける地中海の日差しの中で演奏することは必ずしも好条件とは言えませんが、そこはさすが ベルリン・フィル。ドヴォルザークの憂いをたたえた旋律、各楽器の甘美な響きとヤンソンスの巧みな指揮ぶりにより、高密度な演奏を聴かせてくれます。 特に終楽章の輝かしいトランペット、その後に続く多彩な響きは圧巻です、ヤンソンスの見事な手腕と超名人集団のベルリン・フィルの実力を改めて感じ るコンサート映像となっています。 またブルーレイの音声は96kHz/24bitのハイレゾ仕様となっており、より高密度な音と映像を楽しむことができます。 (Ki)


Treasures
TRE-178(1CDR)
フェレンチクのベートーヴェンVol.2
序曲「献堂式」Op.124
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第8番ヘ長調Op.93
ヤーノシュ・フェレンチク(指)
チェコPO*、ハンガリー国立O

録音:1961年1月5日*、1964年7月14-23日(全てステレオ)
※音源:SUPRAPHON SUAST-50025*、HUNGAROTON HLX-90002
◎収録時間:65:28
“音楽を決して淀ませない、フェレンチク流の指揮の極意!!”
■製作メモ
フェレンチクはベートーヴェンの交響曲を複数回録音していますが、この2曲は後の全集とは別の最初の録音。ここで採用した重量盤は、演奏の温かみと奥深さを余すことなく伝えています。

★既にTRE-165でご紹介した「交響曲第2番&第4番」と並んで、50歳代のフェレンチクを象徴する名演。フェレンチクが終生持ち続けた衒いのない丹念な造形力はこの頃すでに確立しており、同時にオケを禁欲的な窮屈さに閉じ込めることなく、伸びやかに息づかせる手腕にも長けていたことを実感できます。
「第1番」は、これぞ真の中庸美。単に当たり障りのない解釈という意味での「中庸」とは違うのです。全楽章を通じて無利のないテンポを採用しながら、手作りの風合いを持つ響きが魅力的で、本当の意味でのアクセントとして響くティンパニの何気ない一打にも、見識の深さ感じさせます。第3楽章中間部の木目調のハーモニーは、この指揮者とオケのコンビネーションで味わう醍醐味。終楽章は力こぶを振り上げず、オケの自発的な推進力に任せながら、音楽の古典的な骨格を自然に表出させるという、指揮の極意を見る思いです。
「第8番」第1楽章は、意外にも爽快なテンポ。しかもそのテンポ選択に説明的な嫌らしさが纏わりつくことなく、何も気負わずに進行するので、その爽やかな空気は心にすんなりと浸透するのです。その自然な進行のうちに、気づくと展開部では見事な高揚感に到達していますが、そこにも邪念による煽りなど一切なし。第2楽章もテンポこそスタイリッシュですが、このオケの純朴な響きがそのままニュアンス化され、心に染みます。チェコ・フィルとはまた違うローカル色を持つこのオケの手作り感は、この楽章を弾くために存在するかのよう。これは3分台で演奏された同楽章の録音の中で、間違いなく屈指の名演です!
一切の効果を狙わない音楽作りはイメージ的には地味ですが、結果的に聴き手の琴線に確実に触れる効果を持つ演奏を実現しているのですから、そこにはとてつもない極意が注入されていると言わざるをえません。
なお、2曲とも提示部リピートを行なっています。
実は、私はこのコンビの演奏を聴くたびに、かつてその来日公演のFM生放送にゲスト解説者として招かれていた日本のクラシック音楽評論の重鎮の一言が脳裏をよぎります。なんと「随分と埃っぽい音ですね〜」とポロッと発言したのです!まだ高校生だった私は、こんな貧困な感性しか持ち合わせずにその道の権威として君臨していることに愕然としたのでした。さすがに今の時代、ベルリン・フィルやウィーン・フィル以外の非主流派オケは全て二流、と見下す人などいないと思いますが…。とにかくこのディスク、ブランドの重みより音楽の本質に触れたいと願う全ての方々にお届けしたいのです!【湧々堂】

NEOS
NEOS-21602(17CD)
ハインリヒ・シフを讃えて

■CD1
(1)バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007*
(2)バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番BWV1010
(3)バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011
(4)フランチェスコ・ジェミニアーニ(1680-1762):チェロと通奏低音のためのソナタOp.5-Nr.6
(5)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲RV424

■CD2
ベートーヴェン:作品集
(1)魔笛の主題による12の変奏曲Op.66
(2)ウェールズとアイルランドの歌WoO155〜
Nr25、26、WoO152-Nr1、3、4、
(3)チェロ・ソナタ第3番Op.69*
(4)チェロ・ソナタ第5番Op.102-2
ハインリヒ・シフ

■CD3
ベートーヴェン:作品集
(1)交響曲第5番「運命」Op.67*
(2)ヴァイオリン協奏曲Op.61*

■CD4
モーツァルト:作品集
(1)交響曲第36番《リンツ》KV425*
(2)交響曲第40番KV550
(3)ヴァイオリンと管弦楽のためのロンドハ長調KV373

■CD5
シューマン:作品集
(1)チェロ協奏曲Op129
(2)チェロとピアノのためのアダージョとアレグロ
(3)チェロとピアノのための幻想小曲集Op.73
(4)交響曲第2番*

■CD6
ブラームス:室内楽曲集
(1)チェロ・ソナタ第1番Op.38*
(2)チェロ・ソナタ第2番Op.99
(3)クラリネット三重奏曲イ短調Op.114

■CD7
ブラームス:作品集
(1)ピアノ三重奏曲Op.8
(2)ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

■CD8
ドヴォルザーク:作品集
(1)チェロ協奏曲Op.104
(2)森の静けさ
(3)ロンド
(4)ポロネーズ
(5)序曲《謝肉祭》Op.92*
■CD9)
(1)ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》*
(2)ブルッフ:コル・ニドライOp.47*

■CD10
マーラー:作品集
(1)交響曲第1番《巨人》*
(2)交響詩《葬礼》*

■CD11)
(1)アンリ・ヴュータン(1820-1881):チェロ協奏曲第2番
(2)ニコロ・パガニーニ(シフ編):カンタービレOp.17
(3)ニコロ・パガニーニ(ジャンドロン編):ロッシーニの《モーゼ》の主題による変奏曲
(4)チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51-6
(5)チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》*

■CD12)
(1)プロコフィエフ:バレエ組曲《ロミオとジュリエット》(7曲抜粋)*
(2)プロコフィエフ(ピアティゴルスキー編):子供のための音楽より「行進曲」Op.65
(3)グリエール(1875-1956):12の小品より「ワルツ」Op.48-2
(4)ヘルムート・シフ(1918-1982):ヴァイオリンとチェロのための2つのデュオOp.63*
(5)ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ・ソナタOp.40*

■CD13
ショスタコーヴィチ:作品集
(1)チェロ協奏曲第1番Op.107*
(2)チェロ協奏曲第2番Op.126

■CD14
シュニトケ:作品集
(1)合奏協奏曲第1番
(2)チェロ・ソナタ第1番*
(3)弦楽三重奏曲

■CD15
ルトスワフスキ:作品集
(1)チェロ協奏曲
(2)チェロ協奏曲*
(3)葬送の音楽〜バルトークの追憶に*
(4)チェロとピアノのための変容〜荘重に

■CD16
(1)ルディ・シュテファン(1887-1915):管弦楽のための音楽1912*
(2)B.A.ツィンマーマン(1918-1970):チェロ協奏曲《3つの形》
(3)フリードリヒ・グルダ(1930-2000):チェロと吹奏楽のための協奏曲

■CD17
(1)ウェーバー:《オベロン》序曲*
(2)シューベルト:交響曲第7番《未完成》*
(3)R.シュトラウス:チェロと管弦楽のためのロマンス
(4)ヴィンツェンツ・ラハナー(1811-1893):6つのドイツ舞曲よ
りカンタービレ*
(5)ドビュッシー:チェロ・ソナタ*
(6)ラフマニノフ:ヴォカリーズ
(7)サン=サーンス:白鳥
(8)ヴィエニャスフキ(シフ編):スケルツォ・タランテラ
■CD1
ハインリヒ・シフ(Vc)
(4)トン・コープマン(Cemb)/
ヤープ・テル・.リンデン(Vcコンティヌオ)
(5)アイオナ・ブラウン(指)アカデミー室内O
録音:(1)1983年(プライヴェート録音)*
(2)(3)1984年セオン(EMI)
(4)1991年アムステルダム(Philips)
(5)1983年ロンドン(Philips)
■CD2
ハインリヒ・シフ(Vc)
(1)フリードリヒ・グルダ(P)
(2)D.フィッシャー=ディースカウ(Br)
ユーディ・メニューイン(Vn)
ヘルムート・ヘル(P)
(3)クリスティアン・ツァハリアス(P)
(4)ティル・フェルナー(P)
録音:(1)1981年ウィーン(Amadeo)
(2)1984年ベルリン(EMI)
(3)1982年ザルツブルグ音楽祭ライヴ
(ORF)*、(4)2000年(Philips)
■CD3
ハインリヒ・シフ(指)
(1)ケルンWDR響
(2)トマス・ツェートマイアー(Vn)、
ウィーン室内O
録音:(1)1998年WDR(ケルン・ライヴ)*
(2)2000年ライヴ(SchubertiadeFeldkirch)*
■CD4
ハインリヒ・シフ(指)
(1)カメラータ・ザルツブルク
(2)(3)ノーザン・シンフォニア
録音:(1)2002年ウィーン・コンツェルトハウス、ライヴ(ORF)*
(2)1990年キーサイド、ニューキャッスル(Virgin)
(3)1991年キーサイド、ニューキャッスル(Virgin)
■CD5
ハインリヒ・シフ((1)(2)(3)Vc、(4)指)
(1)ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
(2)(3)ゲルハルト・オピッツ(P)
(4)オスロ・フィルハーモニーO
録音:(1)1988年ベルリン(Philips)、
(2)(3)1991年ノイマルクト(Philips)、
(4)1996年オスロ・ライヴ*(OsloPhilharmonicOrchestra)
■CD6
ハインリヒ・シフ(Vc)
(1)クリスティアン・ツァハリアス(P)
(2)ゲルハルト・オピッツ(P)
(3)ザビーネ・マイヤー(Cl)、ルドルフ・ブッフビンダー(P)
録音:(1)1982年フライブルク・ライヴ(プライヴェート録音)*
(2)1996年ノイマルクト(Philips)、(3)1983年フランクフルト(EMI)
■CD7
ハインリヒ・シフ(Vc)
(1)ウルフ・ヘルシャー(Vn)、クリスティアン・ツァハリアス(P)
(2)フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、ヴォルフガング・サヴァ
リッシュ(指)ロンドン・フィル
録音:(1)1982年セオン(EMI)、(2)1996年ロンドン(EMI)
■CD8
ハインリヒ・シフ((1)-(4)Vc、(5)指)
(1)アンドレ・プレヴィン(指)VPO
(2)(3)アンドレ・プレヴィン(P)
(4)エリザベス・レオンスカヤ(P)
(5)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:(1)(2)(3)1992年ウィーン(Philips)(4)1984年ラ・ショー・ド・フォン(Philips)、(5)1995年ドレスデン・ライヴ(MDR)*
■CD9
ハインリヒ・シフ(指)
(1)ケルンWDR響
(2)ブルーノ・ヴァインマイスター(Vc)、ドイツ・ラインラント=プファルツ州立PO
録音:(1)2004年ケルン・ライヴ(WDR)*
(2)2002年ルードヴィヒシャフェン・ライヴ(SWR)*
■CD10
ハインリヒ・シフ(指)
(1)バーデン=バーデン・フライブルクSWR響
(2)NDRハンブルクSO
録音:(1)2007年フライブルク・ライヴ(SWR)*
(2)2008年ハンブルク・ライヴ(NDR)*
■CD11
ハイリンリヒ・シフ((1)-(4)Vc、(5)指)
(1)ネヴィル・マリナー(指)SWRシュトットガルトRSO
(2)(3)(4)サミュエル・サンダース(P)
(5)バーデン=バーデン・フライブルクSWR響
録音:(1)1986年シュトゥットガルト(SDR&EMI)
(2)(3)(4)1987年ウィーン(Philips)
(5)2004年フライブルク・ライヴ(SWR)*
■CD12
ハインリヒ・シフ((1)指、(2)-(5)Vc)
(1)バーデン=バーデン・フライブルクSWR響
(2)(3)サミュエル・サンダース(P)
(4)アンドレアス・ライナー(Vn)
(5)ツィモン・バルト(P)
録音:(1)2003年ジュネーヴ・ライヴ(SWR)*
(2)(3)1987年ウィーン(Philips)
(4)1981年リンツ(プライヴェート録音)*
(5)1991年ザルツブルク音楽祭ライヴ(ORF)*
■CD13
ハインリヒ・シフ(Vc)
(1)クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)VPO
(2)マキシム・ショスタコーヴィチ(指)バイエルンRSO
録音:(1)1988年ウィーン・ライヴ(VPO)*
(2)1984年ミュンヘン(Philips)
■CD14
ハインリヒ・シフ((1)指、(2)(3)Vc)
(1)ギドン・クレーメル(Vn)、タチアナ・グリンデンコ(Vn)、ユーリ・スミルノフ(Cemb、プリペアードPf)、ヨーロッパ室内O
(2)オレグ・マイセンベルク(P)
(3)ギドン・クレーメル(Vn)、タベア・ツィンマーマン(Va)
録音:(1)1988年ベルリン(DeutscheGrammophon)
(2)1984年ウィーン・ライヴ(ORF)*
(3)1987年ライヴ(ロッケンハウス音楽祭)
■CD15
ハインリヒ・シフ((1)Vc、(2)指)
(1)ヴィトルト・ルトスワフスキ(指)バイエルンRSO
(2)クリスティアン・ポルテッラ(Vc)、バーデン=バーデン・フライブルクSWR響
(3)マーラー室内O
(4)アチ・ベルトンチェリ(Pf)
録音:(1)1986年ミュンヘン・ライヴ(Philips&BR)
(2)2004年フライブルク・ライヴ(SWR)*
(3)2004年フェラーラ・ライヴ(FeraraMusica)*
(4)1983年エッケンハーゲン(EMI)
■CD16
ハインリヒ・シフ((1)指、(2)(3)Vc)
(1)(2)バーデン=バーデン・フライブルクSWR響楽(2)ミヒャエル・ギーレン(指)
(3)フリードリヒ・グルダ(指)ウィーン管楽アンサンブル
録音:(1)2009年フライブルク・ライヴ(SWR)*
(2)1989年バーデン=バーデン(Philips)
(3)1981年ウィーン(Amadeo)
■CD17
ハインリヒ・シフ((1)(2)指、(3)‐(8)Vc)
(1)SWRシュトットガルトRSO
(2)NDRハノーファー放送PO
(3)クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
(4)(5)クリスティアン・ツァハリアス(P)
(6)エリザベス・レオンスカヤ(P)
(7)(8)サミュエル・サンダース(P)
録音:(1)1999年ケルン・ライヴ(Deutschlandradio)*
(2)2011年ハノーファー・ライヴ(NDR)*
(3)1989年ライプツィヒ(Philips)
(4)1982年フライブルク・ライヴ(プライヴェート録音)*
(5)1982年ザルツブルク音楽祭ライヴ(ORF)*
(6)1984年ラ・ショー・ド・フォン(Philips)
(7)(8)1987年ウィーン(Philips)

*印:初CD化
2016年12月26日に没したチェリスト、指揮者のハインリヒ・シフ(1951-2016)の主要なレパートリーをPhilips、EMI、DG等メジャー・レーベルや放送局の協力を得て集成。今回が初CD化となる多数の未発表音源を加えて大音楽家シフの偉業を辿ります。ハインリヒ・シフは1951年オーストリア出身。アンドレ・ナヴァラらの指導を受け、1972年にグラーツで開催されたISCM国際現代音楽祭でロストロポーヴィチが急病のため代役として演奏したルトスワフスキのチェロ協奏曲で一躍世界的な注目を集めるようになりました。その後はチェロの第一人者として華やかな活動を続けましたが、病のため2012年より指揮に専念、指揮者としても一時代を築きました。メジャー・レーベルからの音源の復刻ももちろんですが、今回のセットでうれしいのは初CD化される音源が多いこと。特におすすめはショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番。1988年のウィーン・フィルとのライヴでソリストはもちろんシフ、指揮はドホナーニで権利はウィーン・フィルが所有していましたが、今回が初CD化。また広く世界に知られるきっかけとなったシフの十八番、ルトスワフスキのチェロ協奏曲は作曲者指揮のPhilips音源に加え、シフが指揮者に回って演奏した2004年のライヴ(初CD化)も収録、両者の聴き比べも楽しみなところ。そして指揮者としては2007年バーデン=バーデン・フライブルクSWR響とのマーラー:交響曲第1番ライヴに2004年ケルンWDR響とのブルックナー:交響曲第4番など、いずれも白熱のライヴで今回初CD化なのが不思議なくらいです。また既出のAmadeo音源ではありますが、ソルストとしては鬼才フリードリヒ・グルダの怪作「チェロと吹奏楽のための協奏曲」が収められているのも見逃せません。巨匠ハインリヒ・シフの足跡を辿る最高のセットです。

EditionHST
HST-104(1CD)
K.オルドニュス(オルドネス)(1734-1786);交響曲集第3巻
BrownI: C8 D10 F6 Bm1(HST-104)
交響曲ハ長調BrownI:C8
交響曲ニ長調BrownI:D10
交響曲へ長調BrownI:F6
交響曲ロ短調BrownI:Bm1*
ハイドン・シンフォ二エッタトウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)

録音:2015年5月、東京・オペラシティ近江楽堂にてライヴ収録
*以外=世界初録音
ヴァンハル、ホフマンとともに、1770年代ヴィーンで活躍した交響曲作家、オルドニュス。(教科書で習った、「ウイーン古典派」ハイドン、モーツァルトは実はヴィーンでは、ほとんど交響曲は作らなかったし、そもそも、ヴィーンにほとんど住んでいなかった。)。しかしながら、私生児であり、母親姓を名乗っていたため、また自筆譜は伝承されてないため、オルドニュス作品の復興は遅れている(80曲近い交響曲を作曲したが、現在視聴できるものは10曲たらず)。本CDでは、チェコ・プラハ国立博物館の協力を得、4曲を収録。

オクタヴィア
OVCL-00626(1CD)
ポポーフ:交響曲第1番 Op.7 飯森範親(指)東京SO

録音:2016年8月4日、東京・サントリーホール ・ライヴ
20世紀ソビエトの作曲家、ガヴリイル・ポポーフ。音楽院時代はショスタコーヴィチとともに 将来有望な才能の持ち主として注目されました。数々の作品で実力が認められていくな かで、当時のソビエトの芸術政策によって活躍の場が絶たれてしまい、不遇の時代を生き た作曲家でした。近年、彼の音楽が再評価され、全世界でその名が知られつつあります。 日本でも2016年8月に初演を果たした交響曲第1番が、ついにCD化となりました。 エネルギーに満ちた楽曲を、ライヴの熱気、迫力のあふれる演奏で、どうぞお楽しみくだ さい。(オクタヴィア)

PRAGA
PRDDSD-350140
(1SACD)
限定盤
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調
ワーグナー:「パルジファル」〜幼な子があなたの母親の胸に抱かれているのを見た
 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲/愛の死#
キルステン・フラグスタート(S)#、
ビルギット・ニルソン(S)、
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

録音:1954年11月、1955年2月*、1958年#
ジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回 はクナッパーツブッシュ。 それも1954年にウィーン・フィルを指揮したデッカの伝説的なセッション録音をSACDハイブリッド化。当時デッカ最先端の録音技術が名人ソウケニー クの新マスタリングで凄みを増しました。フラグスタートとニルソンを独唱者に迎えたワーグナーも壮絶のひとことに尽きます。 (Ki)
PRAGA
PRD-250341(1CD)
リムスキー=コルサコフ:交響曲第1番ホ短調
ストラヴィンスキー:交響曲第1番変ホ長調Op.1*
 幻想的スケルツォOp.3#
ボリス・ハイキン(指)モスクワRSO
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指)コロムビアSO*
CBC響#

録音:1966年3月26日モスクワ、1965年5月2日ハリウッド*、1962年12月1日トロント#
リムスキー=コルサコフとストラヴィンスキーという近代管弦楽の大家の最初のオーケストラ曲を集めた一枚。とは言っても、リムスキー=コルサコフの 交響曲第1番は、後に作曲者が大改訂した版で、円熟期のオーケストレーションを堪能できます。ハイキンの明るい響きが魅力。興味深いのはストラヴィ ンスキーの「作品1」の交響曲。23-5歳の作で40分の大曲。グラズノフを思わすみずみずしいロシア色に満ち、作曲者の名を伏せたならば、誰もスト ラヴィンスキーの作とは思えません。ロシア音楽好きなら気にいること間違いなしです。 (Ki)

Onyx
ONYX-4168(1CD)
ウォルトン:交響曲集
交響曲第1番変ロ長調/交響曲第2番
キリル・カラビッツ(指)
ボーンマスSO
2008年からボーンマスSOの首席指揮者を務め、2016年にはヴァイマル・ドイツ国民劇場(Deutsches Nationaltheater and Staatskapelle Weimar)の音楽監督&首席指揮者にも就任し注目を浴びているウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。プロコフィエフの交響曲と珍しい作品を組み合わせたプログラムで大成功を収めた「プロコフィエフの交響曲全集」に続く新録音は、なんとウィリアム・ウォルトンの交響曲集が登場!
2016年には読売日響を振った来日公演を成功させたカラビッツ。ディスコグラフィーの殆どをロシア音楽が占めるカラビッツが新たに挑む、20世紀イギリス音楽史における傑作交響曲にご期待あれ!

Nimbus
NI-7099(2CDR)
シューマン:交響曲全集
交響曲第1番変ロ長調 Op.38「春」/交響曲第4番ニ短調 Op.120/マンフレッド序曲 Op.115/交響曲第2番ハ長調 Op.61/交響曲第3番変ホ長調 Op.97「ライン」
ヨンダニ・バット(指)LSO

録音:2011年&2012年、アビーロード・スタジオ(ロンドン、イギリス)
かつてASVレーベルで知られざるレパートリーを続々と取り上げたマカオ出身の指揮者(兼科学者)ヨンダニ・バットが、一転、Nimbusレーベルで取り組んだ王道レパートリーの1つであるシューマンの交響曲が全集となって新装登場。LSOとのシューマン全集は、惜しくも2014年8月28日に他界してしまったヨンダニ・バットが遺した功績の1つです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
SRCD.364(1CDR)
ダニエル・ジョーンズ:交響曲集
交響曲第2番
交響曲第11番 「ジョージ・フルーム・タイラーの思い出に」*
BBCウェールズSO、
ブライデン・トムソン(指)

BBC放送日:1990年1月19日、1990年3月30日*
20世紀中期のウェールズにおける最大の作曲家とされており、複合拍子(Complex Metres)の考案者としても知られるダニエル・ジョーンズ(1912−1993)。交響曲集第4弾は、複雑なリズムを重視し叙情的な要素と舞曲的要素を兼ね備える交響曲第2番(1951年に自身の指揮で初演)と、スウォンジー音楽祭の委嘱により作曲された交響曲第11番(1984年チャールズ・グローヴズ指揮で初演)の2つの交響曲を収録。第11番は副題の通り、ダニエル・ジョーンズの友人であり、スウォンジー音楽祭の会長を務めたジョージ・フルーム・タイラー(1983年没)へと捧げられています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


EUROARTS
20-64024F(Bluray)
KKC-9247(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
20-64028D(DVD)
KKC-9248(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ/2015&2016
ベートーヴェン:交響曲第2番
交響曲第7番

■特典映像
ベートーヴェン:合唱幻想曲

・マエストロ・オザワ 80歳バースデー・セレブレーション
小澤征爾(指 )
サイトウ・キネン・オーケストラ

収録:2015年9月6日(第2番)、2016年8月18日(第7番)、キッセイ 文化ホール、ライヴ

■特典映像
小澤征爾(指)
サイトウ・キネン・オーケストラ
マルタ・アルゲリッチ(P)
リディア・トイシャー(S)
三宅 理恵(S)
ナタリー・シュトゥッツ マン(C.A)
福井 敬(T)
ジャン=ポール・フシェクール(T)
マ ティアス・ゲ ルネ(Br)
OMF合唱団
収録:2015年9月1日、キッセイ文化ホール、ライヴ
◆Bluray
画面:1080/60i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Audio5.1
リージョン:All
本編83分 特典25分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Audio5.1
リージョン:All
本編83分 特典25分
1992年より長野県松本市で 毎年夏に開催してきた『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』(SKF)は 、2015年より『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』 (OMF)として新たなスタートを切りまし た。名称変更後もSKFからの母体であるサイトウ・キネン・オーケストラ (SKO)の優れた演奏はもちろんのこと、 小澤征爾総監督のもとに世界的指揮者、演奏家、出演者たちが 松本に集まります。 この映像は、新たなステージに踏み出した2015年とSKFから通 算し開催25回目となった2016年の小澤征爾指揮によるライヴ収録。傘寿を迎 えた小澤 征爾の円熟の演奏が収められています。 まず名称が変更され 、記念すべき第1回となった2015年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル。15年ぶりに松本でベートーヴェンの交響 曲第2番を小 澤征爾が指揮したコンサートの映像です。交響曲第2番は、難 聴が悪化し、あの「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれたのとほぼ同時 期に作曲されました。 第3番「英雄」の影に隠れていますが、熱き筆致と豊かな表情 を持った楽曲。古典派の枠をはみ出してゆくベートーヴェンの音楽性を示し た作品で、小澤 征爾渾身の演奏を披露しています。 そして2016年のベートー ヴェン交響曲第7番。この曲も松本で演奏するのは23年ぶり。ベートーヴェ ンの交響曲の中でも最も勢いのある生気に満ちた楽 曲。第6番「田園」を完成させ、3年のブランクの後に書きあげ たのが7番。その間にベートーヴェンは体調の悪化や生活の苦しさ、失恋な ど苦境に立た されていましたが、徐々に生きる力を取り戻し、私生活及び創 作活動に新たな道を歩み始めたベートーヴェンの心情があらわれています。 特徴的なリズムが 繰り返され、小澤征爾の力強い指揮とSKOの活力溢れる演奏で 生き生きとした音楽を展開しています。 これら2つのコンサートはともに小澤征爾の体調を考慮してブ ラームス交響曲第4番からの演目変更によって演奏されました。ブラームス の演奏を聴きたい ファンも多いですが、こうしてオール・ベートーヴェン・プロ グラムとして一つの映像で観ることができるのは嬉しいところです。 この記念すべき2つのコンサートに加えて、この映像には「マ エストロ・オザワ 80歳バースデー・コンサート」の模様が収録されています。 2015年9月 1日に80歳の誕生日を迎えた小澤征爾。世界のマエストロを祝 うために、世界中から一流の音楽家ら総勢300名が集まりました。ここでは 、このコンサー トのメインであったベートーヴェンの「合唱幻想曲」が収録さ れています。この日友情出演したマルタ・アルゲリッチ、そしてナタリー・ シュトゥッツマンやマ ティアス・ゲルネといったソリスト陣により演奏され、会場は 大いに盛り上がりました。アルゲリッチはこれまで「合唱幻想曲」はレパー トリーに入れてなかっ ただけに、今回映像としてのリリースは初。また最後には出演 者全員で「Happy Birthday」を合唱し用意されたケーキのローソクを吹き消すと 観客席から は大歓声が巻き起こりました。気

BR KLASSIK
BR-900150(1CD)
NX-B05
マーラー:交響曲第5番 マリス・ヤン ソンス(指)
バイエルン放送SO

録音:2016年3月10-11日 ライヴ収録(拍手入り)
※900155(SACDハイブリッド盤と同内容)
マーラーの全交響曲の中で も「創造の新たな段階に踏み出した作品」とされる交響曲第5番。 これまでの「子供の不思議な角笛」からの影響から脱却した“ 器楽のみ”のこの作品には彼も自信を抱いていました。 だからこそ、1904年10月の初演の際、この曲がオーケストラや 聴衆に快く受け入れられなかったことが不本意であった マーラーは、後に妻アルマの助言も入れながら何度か改訂を施 しています。 2016年のヤンソンスが指揮したこの「交響曲第5番」。一聴す ればヤンソンスがどれほどこの曲に対して真摯に向き 合っているかがおわかりいただけます。名曲中の名曲だけに多 くの指揮者、オーケストラがこの曲を演奏、録音し、聴き 手もこれらの演奏に触れる機会がありますが、ここでのヤンソ ンスの演奏は、どんなに耳が肥えた聴き手にも、新たな発 見をもたらすことでしょう。各々の楽器によるフレーズの歌わ せ方、テンポ、デュナーミクに至るまで、もう一度スコアを見 たくなるような驚きに満ちています。スコアを深く丁寧に読み 込み、一つ一つの音を大切に奏でることで生まれた完成 度の高い演奏です。

OEHMS
OC-031(9CD)
NX-C05
ブルックナー:交響曲全集
交響曲 第1番 ハ短調 WAB101 LINZER FASSUNG1865/66
交響曲 第2番 ハ短調 WAB102 FASSUNG VON 1872
交響曲 第3番 ニ短調 WAB103 FASSUNG VON 1889
BEARBEITUNG VON DR. LEOPOLD NOWAK
交響曲 第4番 変ホ長調 WAB104 BEARBEITUNG VON DR. LEOPOLD NOWAK
交響曲 第5番 変ロ長調 WAB105
交響曲 第6番 イ長調 WAB106
BEARBEITUNG VON DR. LEOPOLD NOWAK
交響曲 第7番 ホ長調 WAB107
交響曲 第8番 ハ短調 WAB108 FASSUNG VON 1890.BEARBEITUNG VON DR.LEOPOLD NOWAK
交響曲 第9番 ニ短調 WAB109
1894年初稿(ノヴァーク版)ベンヤミン=グンナー・コールス補筆による4楽章完成版
アイヴォー・ ボルトン(指)
ザルツブルク・モーツァルテウムO
スクロヴァチェフスキ、ヤ ングに次ぐ「OEHMSレーベル:ブルックナー・ツィクルス」の第3集はイギリ スの指揮者アイヴォー・ボルトンが指 揮したザルツブルク・モーツァルテウムOの演奏。 1982年からグラインドボーン音楽祭の指揮者を務めるとともに 、1984年からはピリオド楽器を使用したセント・ジェイムズ・バロック・ プレイヤーズを結成したボルトン。現代から古楽まで幅広いレ パートリーを有しており、このブルックナーの演奏も、ピリオド奏法を取り 入れた軽やかで透明感ある響きが特徴的。従来のような重厚な 響きを重んじる聴き手の耳にも新鮮な風を送り込んだことで知ら れる演奏です。


Altus
TALT-028(1CD)
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
トリノ・イタリアRSO(RAI国立管)

録音:1952年3月11日、1952年3月7日*
ターラ・レーベルより発売されていた「イタリアのフルトヴェングラー」(FURT-1080)をライセンス復刻いたしました。晩年のフルトヴェングラーがRAI交響楽団と残した非常に貴重な録音です。同音源中、最良の音質と言われていたターラ盤をリマスタリングし、より聴きやすい音に仕上げました。当演奏の決定盤としておすすめいたします。フルトヴェングラーとイタリアの関わりは深く、記録では1922年から54年までの期間にイタリアで演奏会を行っています。内容はオーケストラ演奏会が69回、オペラが112回。31人の作曲家、76の作品を取り上げています。当時の批評家や聴衆がどのように賞賛し、また批判したかなど、イタリアにおけるフルトヴェングラー受容について書かれた解説書の日本語訳も貴重です。フルトヴェングラーの重要レパートリーである『未完成』とブラームス1番を収録。激しさももちろんありますが、それ以上に大きな抑揚、深みのある表現に打たれる演奏です。『未完成』第1楽章、第2主題提示前の転調する「気配」の繊細さがやはりフルヴェン。ブラームスのフィナーレも圧巻で、イタリアの聴衆が大喝采! (Ki)


SWR music
SWR-19042CD
(17CD+DVD)
NX-H06
ミヒャエル・ギーレン・エディション 第6集 1988-2014
マーラー:交響曲全集、歌曲集

■DVD(初出)
交響曲 第9番 ニ長調

■CD1-15
交響曲第1番〜第9番
第10番アダージョ(エルヴィン・ラッツ校訂:マーラー協会版)
第10番(デリック・クックによる補筆完成版)
歌曲集「さすらう若人の歌」…初出録音
歌曲集「亡き子をしのぶ歌」
「リュッケルトの詩による5つの歌」(初出)
歌曲集「子供の不思議な角笛」
大地の歌
コルネリア・カリッシュ(A)(第2,3番)
ユリアーネ・バンゼ(S)
ヨーロッパ合唱アカデミー
フライブルグ大聖堂少年cho(第3番)
クリスティーネ・ウィトルジー(S)(第4番)
アレッサンドラ・マーク(S)(第8番)
マーガレット・ジェーン・レイ(S)(第8番)
クリスティアーネ・ベージガー(S)(第8番)
ダグマル・ペツコヴァー(A)(第8番)
ユージェニー・グルーンウォルト(C.A)(第8番)
グレン・ウインズレイド(T)(第8番)
アンソニー・マイケルズ=ムーア(Br)(第8番)
ペーター・リカ(Bs)(第8番)
アウレリウス少年cho(第8番)
ピーター・マッテイ(Br)(さすらう若人)
コルネリア・カリッシュ(A)(亡き子)
エリザベス・クルマン(Ms)(リュッケルト)
クリスティアーネ・イーフェン(S)(角笛)
ハンノ・ミュラー=ブラハマン(Br)(角笛)
コルネリア・カリッシュ(Ms)(大地)
ジークフリート・イェルザレム(T)(大地)

■DVD
収録: 2003年6月30日
■CD
録音:2002年6月11-13日(第1番)、1996年6月3-7日(第2番)、1997年2月1日(第3番)、1988年2月23-26日(第4番)、2003年12月9-10日(第5番)、1999年9月7-10日(第6番)、1993年4月19-23日(第7番)、1998年12月8-18日(第8番)、2003年6月27日-7月4日(第9番)、1989年11月16-17日(第10番アダージョ)、2005年3月17-19日(第10番クック版)、2014年1月24日(さすらう若人)、1998年6月25.26日(亡き子)、2012年5月21-24日(リュッケルト)、2009年1月25-29日&2011年3月22-28日(角笛)、1992年9月&2001年11月(大地)
冷徹、完璧と称されるギーレンの特徴が最も味わえるのは、なんといってもマーラーの交響曲でしょう。複雑なスコアを隅々まで見通し、鮮烈な響き の音楽として聴かせる手腕は他の指揮者の追随を許しません。とりわけ「交響曲第7番」はギーレンの十八番。 この1993年の録音は、第3楽章のスケルツォをはさむ「2つの夜の音楽」でのコントラストが聴きもの。興奮に満ちた音楽が展開されていきます。 ギーレンによるマーラーの交響曲は、最初に1曲ずつ分配で発売され、その後、1988年から2003年までの録音がBOX化されていますが、今回 の新装BOXには、2004年以降の録音も含まれた完全盤。また歌曲集には「さすらう若人の歌」と「リュッケルトの詩による5つの歌」の初出音源も 含みます。 そしてこのBOXで初めてお目見えするのは、2003年収録の「交響曲第9番」の映像です。 この演奏はギーレンにとっても快心の出来であり、彼が尊敬していたクレンペラーに捧げたもの。この演奏会にはクレンペラーの娘ロッテも招待されて いましたが、病床にあった彼女は出席することができず、奇しくもコンサートの翌日にこの世を去ってしまいました。 ブックレットにはこれらのエピソードも収録されるなど(英語、ドイツ語)、ギーレン・ファンにとって必携のBOXとなっています。

Forgotten Records
fr-1349(1CDR)
ハイドン:交響曲第88番
 トランペット協奏曲Hob.VII/1
シベリウス:交響曲第2番
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツRSO
アドルフ・シェルバウム(Tp)

録音:1962年11月12日ライヴ、1958年3月3日ライヴ*、1955年#
音源:Capitol P 18009#


EUROARTS
20-53748D(DVD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
バルトーク:バレエ音楽「かかし王子」Op.13 Sz.60
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
トゥールーズ・キャピトル国立O
トゥガン・ソヒエフ(指)
ワディム・グルズマン(Vn)

収録:2016年3月、アル・オ・グラン、トゥールーズ
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、126分
気鋭の若手、トゥガン・ソヒエフ率いるトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団のライヴ映像。ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」では、スウェーデン のBISレコードの専属ヴァイオリニストとして意欲的なアルバムを発売しているワディム・グルズマンがソロを務めています。使用楽器は、シカゴのストラディ ヴァリ協会の厚意により長期貸与された、レオポルド・アウアーが使用していた1690年製のストラディヴァリウス。「ヴァイオリンは弾くものではなく歌うも のだ」と言ったアウアーの言葉通り、崇高さと優美さを兼ね備えたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を、卓越した技量だけでなく、雄大にたっぷりとした 音で朗々と聴かせてくれます。 そして、民族的なメロディーやリズムを用いた楽曲を多く作曲しているハンガリーのバルトーク。中でもとりわけ色彩感豊かなバレエ音楽「かかし王子」。美 しい王女と王子の真実の愛を描いたメルヘン作品ですが、ソヒエフの颯爽としてメリハリのある演奏で、音楽的にも密度の高い華やかさを感じることができ ます。メインは、ブラームス交響曲第1番。ブラームスの長年の苦心と歳月が曲の重みとなって表現されたもので完成までに20年以上を要しています。ソ ヒエフは、こうしたブラームスの野心を解釈に深く入れ込み、厚みのある響きをオケから引き出すことに成功しています。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2170(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ジャン・マルティノン(指)VPO

録音:1958年3月31-4月3日ゾフィエンザール(ウィーン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
あまりにも有名な名盤であり、当シリーズではGS-2038[廃盤](LP復刻、英デッカSXL-2004を使用、2009年)に続いて、2度目の復刻となります。フランス人の指揮者を起用してロシア物を録音する、特にカタログの少なかったステレオ初期であることを考慮すると、これは大胆な選択、一種の賭けと言えます。結果に関しては言うまでもないでしょう。このマルティノン盤はケルテスの「新世界」(GS-2159)とともに、ウィーン・フィルの録音史上でも突然変異的名演として、今日でも絶大な人気を誇っています。今回も復刻には2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用しましたが、その鮮度は腰を抜かすほどで、いかに突出した演奏であったかが強烈に伝わって来ます。(平林直哉)

PRAGA
PRDDSD-350138
(1SACD)
限定盤
ルーセル:作品集
(1)組曲ヘ長調Op.33
(2)交響曲第3番ト短調Op.42
(3)バレエ音楽「バッコスとアリアドネ」第2組曲Op.43b
(4)交響曲第4番イ長調Op.53
(1)ポール・パレー(指)デトロイトSO
(3)レナード・バーンスタイン(指)NYO、
(3)アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O
(4)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO

録音:1957年3月19日(1)、1961年9月25日、1963年11月5-16日(3)、1949年11月(4)
Bi-Channel Stereo
アルベール・ルーセル(1869-1937)は海軍軍人として東洋まで旅したことが、その後の音楽の作風に影響したといわれます。たしかに印象主義的な 所はありながらも、ベルエポック風なオシャレさのカケラもない男性的な原始性が独特な味わいを見せています。ここでは彼のオーケストラ作品4篇がと り上げられていますが、パレー、バーンスタイン、クリュイタンス、カラヤンと凄い面々が並びます。演奏も説得力満点で、ルーセルの魅力を再認識させて くれます。

Forgotten Records
fr-1149A(1CDR)
バーギン&ラインスドルフ
ハイドン:交響曲第88番「V字」*
モーツァルト:セレナード第9番「ポストホルン」
リチャード・バーギン(指)*
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1961年4月15日*、1962年12月28日(共にモノラル・ライヴ)
Forgotten Records
fr-1130A(1CDR)
シベリウス:交響曲第6番
R=コルサコフ:「金鶏」組曲
ディーリアス:川の上の夏の夜
 奇想行進曲
トマス・ビーチャム(指)
ボストンSO

録音:1952年1月27日ライヴ
Forgotten Records
fr-1345(1CDR)
ボロディン:交響曲第1番*
チャイコフスキー:交響曲第4番#
コンスタンチン・イワーノフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1952年頃(モノラル)*、1960年頃(ステレオ)#
音源: Le Chant du Monde LD-A-8060 *、 Melodiya, 05914-5 #
Forgotten Records
fr-1117A(1CDR)
オッテルローのベートーヴェン
(1)交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
(2)序曲「コリオラン」
(3)「フィデリオ」序曲
(4)「レオノーレ」序曲第3番
(5)「エグモント」序曲
ヴィレム・ファン・オッテルロー(指)
ハーグPO

録音:(1)1957年4月23日-24日
(2)1951年10月13日
(3)1957年4月24日
(4)1957年4月
(5)1951年6月6日
音源: Philips 663008 BR、S 06119 R
Forgotten Records
fr-1119(1CDR)
ルーセル:交響曲第4番 イ長調 Op.53
オネゲル:交響曲第5番「3つのレ」
ペドロ・デ・フレイタス・ブランコ(指)
フランス国立放送O

録音:1960年2月11日(モノラル・ライヴ)
Forgotten Records
fr-1125(1CDR)
ドラティ&LSO/ハイドン:交響曲集
第45番 嬰へ短調「告別」*
第100番 ト長調「軍隊」#
第101番 ニ長調 「時計」+
アンタル・ドラティ(指)LSO

録音:1957年7月7日(#/+)、8日+、9日#、10日+、1961年6月22日*(全てステレオ)
音源: Mercury SR 90280、SR 90155

Christophorus
CHE-0212-2(1CD)
ウェーバー:交響曲第1番ハ長調 Op.19(J.50)
交響曲第2番ハ長調(J.51)
ピアノと管弦楽のためのコンチェルトシュトゥック Op.79
フロリアン・クルンペック(P)、
クラウス・ペーター・フロール(指)
ウィーン・コンツェルト=フェライン

録音:2002年9月27日−28日(Op.19)、2003年3月7日−8日(J.51、Op.79)、ウィーン・コンツェルトハウス
ウィーンSOのメンバーによって設立されたウィーン・コンツェルト=フェラインによるウェーバーの交響曲集。
古典派からロマン派への移行期を目の当たりにする若きウェーバーが作曲した2つの交響曲を、クラウス・ペーター・フロールが振る。

Edition HST
HST-106(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第18 巻Bryan C6 D15
交響曲ハ長調Bryan C24
交響曲ハ長調Bryan C25
交響曲ハ長調Bryan C27
※C24はホフマン作、C25はシュタルケル作と推定される。
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)ほか

録音: 2016 年 8 月22 日、東京オペラシティ近江楽堂・ライヴ
※全曲世界初録音!


ORFEO
C-852121SACD(1SACD)
SACDハイブリッド盤
日本限定発売

NX-B07
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 アンドリス・ネルソンス(指)
バーミンガム市SO


録音:2011年11月10.12日(ライブ)
アンドリス・ネルソンスは2014年以来ボストン交響楽団の音楽監督を務め、2017年からはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者にも就 任することが決まっている現在最も注目を集める指揮者。 この『レニングラード』はバーミンガム市響と良い関係を築いていた2011年の演奏で、冒頭から疾走するようなスピードで一気に突き進む、若きネルソンス のエネルギッシュな表現が魅力です。一方、第3楽章〈アダージョ〉では悲しみに満ちたメロディを弦の美しくも痛切な響きで見事に歌い繋ぐなど、豊かな音 楽性も存分に発揮しており、この録音から数年後には世界的な人気指揮者となった実力の片鱗を見せつけます。 曲の最後、大音響の中に到達する雄大なスケールで作り上げたクライマックスが聴きもので、聴衆の熱狂的な歓声にも納得させられます。

Coviello
COV-91718(1SACD)
ドヴォルザーク:交響曲第1番ハ短調Op.3「ズロニツェの鐘」 ニュルンベルク州立PO
マルクス・ボッシュ(指)

録音:2016年、マイスタージンガーハレ(ライヴ)
マルクス・ボッシュが、2011年から音楽監督を務めているニュルンベルク州立フィルハーモニーと共に取り組んでいるドヴォルザークのシリーズ。第6 弾は第1番「ズロニツェの鐘」です。この曲は1865年に完成後、スコアを輸送中に紛失、1923年にドイツの古本屋で見つかり、1946年に71年越 しにやっと初演されたという不思議な経歴をもつ交響曲で、ドヴォルザークが唯一実際に聴いていない交響曲なのです。この交響曲には「ズロニツェの鐘」 という副題がついており、これはドヴォルザークが若い頃に住んでいた街のこと。実際に曲中に鐘は使われませんが、木管楽器が順番に鐘の音を表現し、 実際に鐘の響きのようにこだまして聴こえます。さらに当時ドヴォルザークが好意を抱いていた女優ヨゼフィーナ・チェルマーコヴァへの恋心といった感情 も反映されていると言われています。形式としては、尊敬するベートーヴェンの影響がみられます。まず第1楽章にリズム動機を用いて、それを全楽章に 使い循環形式のようにしています。次にハ短調、変イ長調、ハ短調、ハ長調という調性プランはベートーヴェンの交響曲第5番と一致しています。 マルクス・ボッシュは当シリーズでこれまでにも緻密な解釈でその手腕を発揮してきましたが、この第1番は長い間演奏されることなく埋もれていた曲で はありますが、若きドヴォルザークのエネルギーと情熱がはっきりと感じられる解釈で聴かせてくれます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3686(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 エーリヒ・クライバー(指)LSO

英 DECCA AK1824/8(ffrr 録音)
録音:1948年2月24-25日&5月17日(AR 12039)ロンドン、キングズウェイ・ホール
エーリヒ・クライバー(1890-1956)はウィーン出身の20世紀前半を代表する指 揮者のひとり。指揮者のカルロス・クライバー(1930-2004)の父親。プラハ大 学で歴史と哲学を学んだが、一方で指揮者への道を目指すようになった。プラ ハ音楽院で指揮法を学び、1911年に指揮者デビュー。1923年にベルリン国立歌 劇場の音楽監督に就任した。ナチスの台頭でベルリンの職を辞し、1935年に妻 と当時5歳のカルロスとアルゼンチンに移住した。1939年に市民権を取得し、 ブエノスアイレスのテアトロ・コロンの首席指揮者に就任した。大戦後はヨー ロッパに戻り、英国デッカの専属となり各地に客演指揮者として活躍した。こ のシリーズでパリ音楽院管弦楽団を1949年に指揮したチャイコフスキー:交響 曲第4番(78CDR-3518)が出ている。(グッディーズ)

BR KLASSIK
BR-900155(1SACD)
NX-C01
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音 2016年3月10-11日 ライヴ収録(拍手入り)
SACD Hybrid盤は日本先行発売(日本だけの販売)通常盤は2017年8月発売予定。
2016年のヤンソンスが指揮したこの「交響曲第5番」。一聴すればヤンソンスがどれほどこの曲に対して真摯に向き合っているかが おわかりいただけます。名曲中の名曲だけに多くの指揮者、オーケストラがこの曲を演奏、録音し、聴き手もこれらの演奏に触れる 機会がありますが、ここでのヤンソンスの演奏は、どんなに耳が肥えた聴き手にも、新たな発見をもたらすことでしょう。各々の楽器に よるフレーズの歌わせ方、テンポ、デュナーミクに至るまで、もう一度スコアを見たくなるような驚きに満ちています。スコアを深く丁寧 に読み込み、一つ一つの音を大切に奏でることで生まれた完成度の高い演奏です。
BR KLASSIK
BR-900156(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 クラッシミラ・ストヤノワ(S)
リューバ・ブラウン(Ms)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ミヒャエル・フォッレ(Bs)
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO
バイエルン放送cho

録音:2007年10月27日 ヴァチカン、教皇パウロ6世オーディエンス・ホール
旧品番 900108
一分の隙もない美しいハーモニーを 紡ぎ出す合唱団、国際的な知名度を誇るソリスト、そして、ヤンソンスの熱狂的な指揮こそ、この「高き理想と喜び」を歌いあげた 交響曲にふさわしいものでしょう。

Biddulph
WHL-006(2CDR)
【未案内旧譜】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/HMV戦前録音全集
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ワーグナー:「トリスタとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
 「パルジファル」〜第1幕前奏曲と聖金曜日の音楽
フルトヴェングラー:ピアノと管弦楽の為の交響的協奏曲ロ短調*
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
エドウィン・フィッシャー(P)*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

復刻:マーク・オーバート=ソーン、
ADD
(C)(P)1993


オクタヴィア
OVCL-00633(1CD)
税込定価
2017年7月19日発売
ベートーヴェン:交響曲 第1番
交響曲 第3番 「英雄」
久石譲(指)
ナガノ・チェンバー・オーケストラ

録音:2016年7月16日(第1番)、2017年2月12日(第3番)長野市芸術館 メインホール ・ライヴ
2016年5月にオープンした長野市芸術館。そのホールを本拠地として新たなオーケストラ、ナガノ・チェンバー・オーケストラが誕生しました。音楽監督久石譲の呼び掛けの元、日本のトッププレーヤーが結集してのベートーヴェン・チクルスが開始。 “音楽史の頂点に位置する作品のひとつ”と久石がこよなく愛する「第九」に至るまで、2年で全集完成を目指します。  久石の純粋なクラシックアルバムはこれまでにも数点発表されていますが、まとまった全集ものに挑むのは初めてです。作曲家ならではの視点で分析する”例えればロックのように“、かつてない現代的なアプローチによる久石譲&NCOのベートーヴェン・チクルス、第1弾です。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCL-00635(1SACD)
税込定価
2017年7月19日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番 ハ短調 Op.65 エリアフ・インバル(指)
東京都SO

録音:2016年9月20日 東京・サントリーホール にてライヴ収
好評、インバル&都響のショスタコーヴィチ・シリーズ第5弾アルバムです。圧倒的なパワーと推進力を兼ね備えた、現代のショスタコーヴィチ像と言っても過言ではない当シリーズ。今作でも、同様のアプローチで、聴衆を興奮の坩堝へと導きます。 インバルの一点の妥協も許さない引き締まったサウンドによって、ショスタコーヴィチの真髄を抉り取ります。東京都交響楽団のライヴとは思えない機能性の高い演奏も聴きものです。強固なアンサンブルとパワー漲る重厚なサウンドをベースに、インバルが存分にショスタコーヴィチを表現していきます。 両者の驚くべきクオリティの演奏をお聴き下さい。(オクタヴィア)


Altus
TALT-026(1CD)
シューベルト:交響曲第3番ニ長調D.200
チャイコフスキー:交響曲第4番Op.36
イーゴリ・マルケヴィチ(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1978年5月12日(ライヴ、ステレオ録音)
甘さのない厳しい音作りで、最高に引き締まった響きを聴かせるシューベルト。音楽本来の美しさをとことん磨き上げており、緊迫感と幸福感を兼ね備 えた演奏。第2楽章の素朴で美しいテーマにも決然とした意志が宿り、確固たるものを感じさせます。 チャイコフスキーでは同様に厳しく鍛え上げられたオーケストラを武器に、冷徹な眼差しを持ちつつ音楽の奥深くへ没入していきます。そしてどこをどう したら最良の効果を得られるか吟味した上でオーケストラの限界を引き出し、目の醒めるような熱狂的な音楽を炸裂させます。安易に歌に偏らず、不要な ものは容赦無く斬り捨て、ここぞという時を見極め壮絶に鳴り響かせる、ドロドロした演奏とは違った青白い炎のような演奏。超辛口のチャイコです。 天性の才能ほとばしる音楽家、イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983)は現代音楽作曲家としてキャリアをスタートしますが、のちに指揮に専念する ことを決意し、作曲をやめ、自作を指揮することも拒んで他者の作品の演奏に身を捧げ膨大なレパートリーを手にします。活動の場も幅広く、実に50か 国以上で指揮。眼光鋭くスコアを細部まで掘り下げ、同時に全体の構成を見極め、常に厳しい音楽を作り上げた大指揮者です。 (Ki)
Altus
TALT-027(1CD)
マーラー:交響曲第1番『巨人』 イーゴリ・マルケヴィチ(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1982年3月5日(ライヴ、ステレオ録音)
マルケヴィチ死の一年前。これが晩年の演奏なのか?冷徹にして熾烈!まがまがしいポリフォニーが気味悪いほどに個別に厳しくコントロールされた演奏 で、異質なものが多層的に組み合わさって音楽が成り立っているマーラーの独自性が異常に際立っています。一見即興的な熱っぽいテンポ変化は同時に深 く考え抜かれたもので、大きなタメを作れば畳み掛けるようにテンポを巻いて遅れを取り戻したりと隙のないバランス感覚を備えており、興奮をあおりつ つも指揮者は冷静、聴きこむほどに充実感を味わえる演奏です。そして誰もが驚愕するであろう、フィナーレにおける打楽器の大爆音。破壊の暴徒と化したティンパニ、バスドラム!マルケヴィチの妥協なき真剣な爆裂 ぶりが凄まじく、一回性のライヴとしての劇的さが見事に炸裂。理性を保ちうるギリギリのバランスで突き進み、崩壊寸前の壮絶な狂騒へと駆り立てる危 険極まりないラストは圧巻。こんな恐ろしい綱渡りを完遂させられるのはマルケヴィチのみ。観客の熱狂的拍手もしっかりと収録しております。 天性の才能ほとばしる音楽家、イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983)は現代音楽作曲家としてキャリアをスタートしますが、のちに指揮に専念する ことを決意し、作曲をやめ、自作を指揮することも拒んで他者の作品の演奏に身を捧げ膨大なレパートリーを手にします。活動の場も幅広く、実に50か 国以上で指揮。眼光鋭くスコアを細部まで掘り下げ、同時に全体の構成を見極め、常に厳しい音楽を作り上げた大指揮者です。 (Ki)


WEITBLICK
SSS-0206(2CD)
クレンペラーのベートーヴェン
「レオノーレ」序曲第3番
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番「運命」
オットー・クレンペラー(指)ケルンRSO

録音:1966年3月17日ライヴ(ステレオ)
これは驚きのリリースです。戦後ドイツにおける活動を再開したクレンペラーが最も密接に関わったのがケルン放送響です。その演奏の一端は既に様々なレーベルからCD化されており、ベートーヴェンもその例に漏れません。何故か今まで陽の目を見なかった1966年のベートーヴェンが完全初出で登場!嬉しいことに極上ステレオ録音です。クレンペラー特有のヴァイオリン両翼配置の妙味が味わえます。「レオノーレ」序曲第3番は、最も後年の演奏と言え、同年5月のベルリンフィルとのライヴがモノラルだっただけに大歓迎のリリースです。脳天に鉄槌を下すかのような強烈な強音で開始され、荘厳な響きと緊張感がそのまま持続。クレンペラーの格調高い芸風に圧倒されます。第4番もお得意のレパートリーです。クレンペラーのライヴの第4番と言うとバイエルン放送響との1969年の演奏が高名ですが、こちらはそれよりも快活なテンポが採用されております。ヘビーな中にも愉悦を感じさせる快演。第5番「運命」も巨匠が愛奏した名曲中の名曲。良く聴くと弦楽アンサンブルにはかなりの厳格さを強いておきながら、木管を意識的に強調し、浮遊させるクレンペラーの明確な意図が伝わります。第3楽章の如何にもドイツのオケらしいホルンの深刻な音色が心に響きます。必携の名演の登場です。
WEITBLICK
SSS-0207(2CD)
クレンペラー/モーツァルト&ベルリオーズ
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲
 交響曲第40番ト短調K.550
ベルリオーズ:幻想交響曲
オットー・クレンペラー(指)
ストックホルムPO

録音:1965年5月12日ライヴ(モノラル)
「ドン・ジョヴァンニ」は、クレンペラーの重要なレパートリーです。演奏会中心の指揮者となった戦後も各地で全曲上演、録音も行っております。まるでベートーヴェンを聴くかのようなデモーニッシュで厳粛な凄演。極めて遅いテンポが採用されながらも、弛緩した瞬間は一度もありません。交響曲第40番も小ト短調(第25番)同様にクレンペラーが愛した作品です。一見ぶっきらぼうな感じのクールな眼差しが感じられるユニークな演奏で感傷的な部分は皆無の辛口なモーツァルト。さらに「幻想」がライヴで聴けることが、当盤最大の特徴です。クレンペラーの「幻想」というとドイツ風に割切ったなどと言う単純な評価がかつては見られましたが、テンポが遅くて重厚だから言ってそんなに単純な演奏ではありません。さすが鬼才クレンペラー。コルネットを用いたヴァージョンです。存分にメロディを遊ばせて魑魅魍魎が跋扈する不気味な夜の世界を表現しております。金管の重量感ある強奏も駆使し、かなりの抽象美を伴った名演と申せましょう。

Signum Classics
SIGCD-515(1CD)
シベリウス:フィンランディア
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
チネケ!・オーケストラ

録音:2016年9月4日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン)
ヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラである「チネケ!・オーケストラ(Chineke! Orchestra)」は、エイジ・オヴ・インライトゥメントO(OAE)の創設メンバーであり、首席コントラバス奏者を30年以上に渡って務めた名手、チチ・ワノク(Chi-chi Nwanoku)が設立した「チネケ!財団」のオーケストラ。「チネケ!財団」は、「クラシック音楽の変革と多様性」をモットーとし、イギリスとヨーロッパのBME(Black and Minority Ethnic〔黒人と少数民族〕)のクラシック・ミュージシャンへキャリアとチャンスを提供する団体で、「チネケ!・オーケストラ」と「チネケ!・ジュニア・オーケストラ」の2つを持ち活動。
チネケ!・オーケストラは2017年にはBBCプロムス・デビューも予定しています。
デビュー・アルバムでは、西洋のクラシック音楽のなかでBMEの影響の様々な側面を含んだ作品、シベリウスの「フィンランディア」とドヴォルザークの「新世界より」を選択。チチ・ワノクが芸術監督と首席コントラバス奏者も務めるオーケストラの実力にご注目ください。

Sterling
CDS-1107-2(1CDR)
フリアン・カリージョ:管弦楽作品集
交響曲第1番 ニ長調(1901)
管弦楽のための主題と変奏 Op.2(1899)(世界初録音)
管弦楽のための組曲第1番 Op.1(1896−99)(世界初録音)
ホセ・ミラモンテス・サパタ(指)
サン・ルイス・ポトシSO

録音:2015年1月29日&31日、テアトロ・デ・ラ・パス(サン・ルイス・ポトシ、メキシコ)
これまで、「マヌエル・ポンセ(CDS 1102-2)」や「ヴォルデマール・バルギール(CDS 1105-2)」、「リカルド・カストロ(CDS 1106-2)」など、メキシコの知られざる管弦楽作品を紹介してきたSterlingから新たに発売されるのは、フリアン・カリージョの管弦楽作品集!
メキシコの作曲家、指揮者、ヴァイオリニストのフリアン・カリージョ(1875−1965)は、微分音や数学的アプローチなどの音楽理論家としても知られていますが、ここに収録されている交響曲と管弦楽のための作品(いずれも20代の頃に書かれたもの)はそういった現代音楽的要素はほとんどなく、またメキシコの民族的要素も少なく、シューマン、ブラームス、ブルックナーといったドイツ後期ロマン派の影響が大きい、濃密で情熱的な管弦楽作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


Profil
PH-16059(23CD)
アントン・ブルックナー・エディション(2017年改訂版)


■Disc 1、43’ 23”
交響曲ヘ短調WAB. 99

■Disc 2、43’29”

交響曲第0番ニ短調WAB. 100

■Disc 3、51’ 34”
交響曲第1番ハ短調WAB. 101(1866年 キャラガン校訂)

■Disc 4、70’ 21”
交響曲第2番ハ短調WAB. 102(1872年 キャラガン校訂)

■Disc 5、52’ 10”
交響曲第3番ニ短調WAB. 103(1888−89年 ノーヴァク第3稿)

■Disc 6、71’ 02”
交響曲第4番変ホ長調WAB. 104「ロマンティック」(ハース版)
■Disc 7、76’ 51”
交響曲第5番変ロ長調WAB. 105(原典版)
■Disc 8、57’ 01”

・交響曲第6番イ長調WAB. 106(ハース版)
■Disc 9、64’ 52”
交響曲第7番ホ長調WAB. 107(1885年 ノーヴァク版)

■Disc 10, 11、58’ 48” 24’ 55”
交響曲第8番ハ短調WAB. 108(ハース版)

■Disc 12、58’ 04”
交響曲第9番ニ短調WAB. 109(原典版)

■Disc 13, 14、36’54” 47’43”
交響曲第9番ニ短調(ゲルト・シャラー改訂による完全版)

■Disc 15、56’ 48”
(1)詩篇146
(2)「オルガン曲集」
即興演奏用の主題集(エルヴィン・ホーン編纂)
アンダンテ ニ短調 (WAB130)
後奏曲 ニ短調 (WAB126)
前奏曲とフーガ ハ短調 (WAB131)
フーガ ニ短調 (WAB125)
前奏曲ハ長調 (WAB129)

■Disc 16、45’ 56”
「ラテン語によるモテット集」
パンジェ・リングァWAB. 32
王の御前に導かれWAB. 1
王の御旗は翻るWAB. 51
われらがためキリストは死のもとにWAB. 10
この場所は神が造り給うWAB. 23
正しき者の唇は知恵を語るWAB. 30
奉納唱「ダビデを見出し」WAB. 19
主よ、我を解き放ちたまえWAB. 21
アヴェ・マリアWAB. 6
愛する者よ、あなたはすべてに美しいWAB. 46
エサイの枝は芽を出しWAB. 52、・見よ、大いなる司祭をWAB. 13

■Disc 17、79’ 33”
弦楽五重奏曲ヘ長調WAB. 112
間奏曲ニ短調WAB. 113
弦楽四重奏曲ハ短調WAB. 111
ロンド ハ短調

■Disc 18、66’ 55”
(1)テ・デウムWAB. 45
(2)ミサ曲第2番ホ短調WAB. 27

■Disc 19、71’ 41”
(1)ミサ曲第3番ヘ短調WAB. 28
(2)詩篇150篇WAB. 38

■Disc 20、37’ 00
(1)前奏曲とフーガ ハ短調WAB. 131
前奏曲ハ長調WAB. 129
(2)タントゥム・エルゴ(1846)、
アヴェ・マリア(1856)
(3)ヘルゴラントWAB. 71
(4)ミサ曲ハ長調WAB. 25「ヴィントハーク・ミサ」(1842)

■Disc 21、47’ 21”
「ピアノ曲集」
ランシエー・カドリーユ
シュタイアーメルカー
連弾のためのカドリーユ*
連弾のための3つの小品*
ピアノ曲 変ホ長調
ソナタ楽章 ト短調
秋の夕べの静かな思い
幻想曲 ト長調
思い出 変イ長調

■Disc 22、54’ 00”
(1)ミサ・ソレムニス 変ロ短調WAB. 29
詩篇112篇変ロ長調WAB. 35
(2)行進曲ニ短調WAB. 96
3つの管弦楽曲WAB. 97

■Disc 23、31’ 01”
レクィエム、ニ短調WAB. 39
■Disc 1
フィルハーモニー・フェスティヴァ、ゲルト・シャラー(指)/録音:2015年9月 エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)