湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


交響曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。





BIS
BISSA-9060(1SACD)

KKC-6435(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの「第9」
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、
エリーザベト・ヘンゲン(A)、
ハンス・ホップ(T)、
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
バイロイト祝祭O&cho

録音:1951年7月29日/バイロイト祝祭劇場(ライヴ)
まさに1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の3か国語(ドイツ語、英語、スウェーデン語)によるアナウンスから巨匠の入場、 渾身の指揮、やや長めのインターバルをはさみ、最後の2分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、85分間、一切のカットなしに 当夜のすべての音をSACDハイブリッド盤に収録しました。
発掘のきっかけはキングインターナショナルと縁の深かった仏ターラ・レーベルの主宰者故ルネ・トレミヌ氏が遺していった『Furtwangler / A Discography by Rene Tremine』(ターラ・プロダクション 1997年刊)A4版56ページの冊子。この中の「バイロイトの第九」(1951年7月29日 バイロイト、祝祭歌 劇場O)の項の最後の行に次のような記述が―Bavarian Radio, Munich and Swedish Radio(archive LB 14784)。バイエルン放送、ミュンヘ ン放送、そしてスウェーデン放送も放送していたというのです!
この1行の記述を頼りに、弊社では長年の付き合いがあるスウェーデンBISのロベルト・フォン・バール会長に音源探しを依頼。そしてついに、見つかったのです! あのトレミヌ氏でさえも入手できずに、70年もの間スウェーデン放送局に眠っていた「バイロイトの第九」放送音源が。

■バール氏からのメール
「音の状態は悪くない。思ったより良好。SACDハイブリッドで出すことに決めた。マスターテープを借りられた。これから音質とノイズ等のチェックをおこない、年 内緊急発売を目指してスタジオ作業中だ。マスターテープに遺された音は一切カットせずに、85分間を1枚のCDにも収録する予定です。この伝説の名演の核 心に触れられることに我々スタッフ一同も興奮しています。」

Arte dellarco Japan
ADJ-065(1CD)
オーケストラ・リベラ・クラシカ第42回定期演奏会
ハイドン:交響曲第103番変ホ長調 Hob.I:103「太鼓連打」
ミサ曲 ハ長調 Hob.XXII:9「太鼓ミサ」(戦時のミサ)
鈴木秀美(指)、
オーケストラ・リベラ・クラシカ
中江早希(ソプラノ独唱)、布施奈緒子(アルト独唱)、谷口洋介(テノール独唱)、小笠原美敬(バス独唱)、コーロ・リベロ・クラシコ(合唱)

ライヴ録音:2018年10月13日/上野学園 石橋メモリアルホール
録音:櫻井卓
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第42回定期演奏会を収録した当盤はティンパニが大活躍のハイドンの「太鼓連打」と「太鼓ミサ」!鈴木秀美率いる OLC、コーロ・リベロ・クラシコ(CLC)、そして実力派独唱者による演奏です!
導入部がティンパニの連打で始まる交響曲第103番「太鼓連打」。ティンパニ奏者、菅原淳が躍動感に溢れる演奏を展開し、この個性的な作品の魅力を際立た せております。また、第3楽章のメヌエットのトリオでは、クラリネットが目立って現れるのも魅力。そして、終楽章の冒頭のホルンのファンファーレもまたこの作品 の華やかさを表現しております。ミサ曲 ハ長調 Hob.XXII:9「戦時のミサ」、通称「太鼓ミサ」もまたティンパニが効果的にあらわれる作品。敬虔な雰囲気と戦争 の雰囲気が交じり合ったミサ曲です。
合唱は声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」のメンバーを中心とした古楽のスペシャリスト達が集めって創設されたコーロ・リベロ・クラシコ(CLC)が担当。 また、独唱は圧倒的な歌唱力で注目されているソプラノ中江早希をはじめ、アルト布施奈緒子、テノール谷口洋介、バス小笠原美敬と実力派の歌手が揃いました。 歌詞対訳付です。
ティンパニが意味深い箇所で登場するこの2大作品をOLCとCLC、そしてソリスト達の名唱でお楽しみください! (Ki)

GRAND SLAM
GS-2249(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 イシュトヴァン・ケルテス(指)VPO

録音:1961年3月22-24日ゾフィエンザール(ウィーン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズとして2017年に発売したケルテス&ウィーン・フィルの「新世界より」(GS-2159)は、またたく 間に完売してしまいました。それをそのまま再プレスすることも検討しましたが、永遠の名盤にふさわしい音質を獲得するためにも、全行程をプロ用の機器により 最初からマスタリングをやり直すことにしました。結果は大正解だと思います。また、解説書も前回とは大幅に内容を変えています。(平林 直哉)

スリーシェルズ
3SCD-0065(1CD)
税込定価
鹿野草平(b.1980):よみがえる大地への前奏曲(2011)* ※管弦楽版初演
交響曲第1 番「2020」(2021) ※世界初演
松井慶太(指)
オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター三宅政弘)
早稲田吹奏楽団(指導:竹内公一)*

録音:2021 年4 月24 日杉並公会堂
解説:鹿野草平、池辺晋一郎
人類にとって未曾有の事態となり世界中に傷跡を残しているコロナ禍。 作曲家の鹿野草平が、その犠牲者への哀歌と、それを乗り越え、未来を切り拓く人類の叡智を、交響曲として描きました。 鹿野草平(1980-)は、東京音楽大学で池辺晋一郎、西村朗、三木稔らに、学外で水野修孝に学んだ作曲家で、吹奏楽作曲 や、ゲーム、アニメ音楽や、伊福部昭百年紀の楽譜作成でも知られています。鹿野の作品について、彼の師匠の作曲家の 池辺晋一郎は「音の連鎖に光が降り注いでくる」と形容しています。確かに、マーラー、ショスタコーヴィチ、芥川也寸志、伊 福部昭、矢代秋雄、黛敏郎、吉松隆への敬愛を感じさせる部分もあり、日本に新たなシンフォニスト登場!と言えるでしょう。 作曲者は交響曲第1 番について下記のように述べています。 オーケストラで演奏される楽曲で、「交響曲」ほど純粋に音だけでものごとを語る手法は他にありません。壮大な音楽、悲壮 な音楽。かつて様々な天才作曲家が、数々の交響曲を生み出してきました。私はこの状況に際し作曲家・音楽家の役割と して、2020 年から続く惨禍と亡くなった方々への哀悼、そして困難を乗り越え平和を取り戻す人類の叡智を、交響曲という 手段で表現し、後世に記憶を残さなければならないと考え、このたび新作交響曲を完成させました。
■池辺晋一郎によるメッセージ「鹿野草平のこれから」より一部紹介
鹿野草平の「よみがえる大地への前奏曲」と「交響曲第 1 番」を聴いた。その印象は、「作曲の喜び」という一語に尽きる。フ ル編成のオーケストラ作品を書きおおせるという高揚と興奮の感覚、おびただしい数の音符を五線に記すという圧倒的な 充足感──スコアはそのような快感と汗で、満ちています。(作曲家 池辺晋一郎)

LPO
LPO 0121(1CD)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 ジュディス・ハワース(S)、アンネ・シュヴァーネヴィルムス(S)、ソフィア・フォミナ(S)、ミヒャエラ・ゼリンガー(Ms)、パトリシア・バードン(Ms)、バリー・バンクス(T)、ステファン・ガッド(Br)、マシュー・ローズ(Bs)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
LPO&cho、ロンドンSOcho
ケンブリッジ・クレア・カレッジcho
ティフィン少年cho

録音:2017年4月8日、ロイヤル・フェルティバルホール(ライヴ)
冒頭から圧倒的な熱量と迫力。400名以上の奏者たちを率いるユロフスキとLPOの信頼関係が結実した稀有の名演!「デュナーミク、フレージング、バランスの 隙の無い采配、そして完ぺきな構成力」と絶賛された、近年でも特に評価の高かったマーラー8番演奏会のライヴ録音です。英国が誇るソプラノのジュディス・ハ ワース、気品ある元帥夫人としてもおなじみのシュヴァーネヴィルムス、2006年にグラインドボーンでデビューした気鋭の英国のバリトン、マシュー・ローズをはじ め、注目の布陣。オーケストラに歌劇に活躍しているユロフスキだからこそなしえた力演です! (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-080(2CD)
マルティノンの「英雄」

■CD1
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ブラームス:交響曲第1番〜第1&2楽章

■CD2
ブラームス:交響曲第1番〜第3&4楽章
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ジャン・マルティノン(指)
フランス国立放送O

ライヴ録音:(ベートーヴェン)1967年2月21日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
(ブラームス)1970年9月30日/シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
(マーラー)1971年11月17日/シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回はジャン・マルティノン (1910-1976)がフランス国立放送O(フランス国立O)を振った正規初出音源集で、ベートーヴェンの「英雄」(1967年2月21日)、ブラー ムスの交響曲第1番(1970年9月30日)、そしてマーラーの「巨人」(1971年11月17日)といずれもシャンゼリゼ劇場におけるライヴ。すべてステレオで の収録です!意外なことにマルティノンはこの3篇は商業録音には残していませんでした。それだけにこの復刻は晩年のマルティノンの至芸を楽しめるだけでなく、 貴重音源が日の目を見たことになります。
「英雄」は同オケとのライヴ音源(1970年1月28日)がアルトゥス・レーベル(ALT-450)よりリリースされていますが、当音源はその3年前の1967年の ライヴでマルティノンらしい端正な演奏が魅力です。「ブラ1」は同年1970年11月、マルティノンの来日公演で日フィルを振ったライヴがCD化されていました が、フランス国立放送管との当ライヴ音源(1970年9月30日)はもちろん初出。マルティノンらしい色彩豊かなオーケストラの響きとブラームスの格調高い音楽 が見事にマッチした美演です。そして「巨人」ですがこちらも1970年11月に日フィルと共演していますが当録音は翌1971年の演奏。マルティノン晩年の円熟 を見せながらも躍動感に満ちた演奏は実に感動的です!平林直哉氏による日本語解説書付です! (Ki)
Spectrum Sound
CDSMBA-081(2CD)
マルティノンの「運命」

■CD1
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(2)サン・サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」

■CD2
(3)ブラームス:交響曲第2番
(4)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
(1)(3)(4)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O
(2)ポール・パレー(指)フランス国立フィルハーモニックO

ライヴ録音:(1)1970年9月4日ブザンソン【ステレオ】
(2)1973年5月29日メゾン・ド・ラジオ・フランス104スタジオ、グランド・オーディトリアム(パリ)【ステレオ】
(3)1972年3月26日/リーダーハレ(シュトゥットガルト)【ステレオ】
(4)1972年3月1日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。フランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻でも注目を集めています!当アルバムには二 人のフランス人指揮者ジャン・マルティノン(1910-1978)とポール・パレーの正規初出音源を収録。その内容はマルティノンがフランス国立 放送管を指揮したベートーヴェンの「運命」(1970年9月4日/ブザンソン)、ブラームスの交響曲第2番(1972年3月26日/リーダーハレ)、ムソルグスキー の「展覧会の絵」(1972年3月1日/シャンゼリゼ劇場)、そしてパレーがフランス国立フィルハーモニックを指揮したサン=サーンスの「オルガン付き」(1973 年5月29日/メゾン・ド・ラジオ・フランス104スタジオ)という充実のプログラムです。
パレーの「オルガン付き」は演奏時80代半ばでありながらも驚くべき若々しさに満ちた演奏。ステレオで聴くことができるオルガンの大迫力なサウンドも注目 に値します。
マルティノンの「運命」では明晰な解釈が持ち味。ブラームスの第2番では驚くほど遅いテンポから始まり唯一無二の演奏を展開。そして「展覧会の絵」では色 彩感を大切に丁寧なタクトが光り、神経の行き届いた美しさが魅力です。マルティノン、パレーともに円熟期ながらその至芸は圧巻。その生々しいライヴ感がすべて ステレオで聴くことができるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。平林直哉氏による日本語解説書付です! (Ki)


King International
KKC-4291(6CD)
フルトヴェングラー不滅の遺産〜ターラ編

【CD 1】
1. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
2. バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV 1068

【CD 2】
ブラームス
1.ハイドンの主題による変奏曲 作品56a     
2.交響曲第1番ハ短調 作品68

【CD3】
1.ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ〜リハーサル(部分練習と全曲通し演奏)  
2.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「妖精の口づけ」よりの交響組曲(ディヴェルティメント)

【CD 4】
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
(1).最初の録音
(2) 第2楽章冒頭の再録音(4:47)

【CD 5】
1.メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」作品26
2.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
3.J・シュトラウス:皇帝円舞曲
4.ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 作品60

【CD 6】
1.スメタナ:交響詩「モルダウ」
2.ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92
3.同:交響曲第7番イ長調 〜第2楽章のリハーサル
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)

【CD 1】
BPO
録音:1948年10月22日 ゲマインデハウス、ダーレム、ベルリン(放送用コンサート)(1)
1948年10月24日 ティタニア・パラスト、ベルリン(定期演奏会でのライヴ)(2)
原盤:仏ターラ FURT 1025(P)1998
【CD 2】
BPO
録音:1954年5月4日 歌劇座、パリ(ライヴ)(1)
1952年2月10日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
原盤:仏ターラFURT2005(P)2009
【CD3】
BPO
録音:1953年4月15日 NWDR(北西ドイツ放送)スタジオ、ベルリン (1)
1953年5月18日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
原盤:仏ターラ(FURT 1015)(P)1997(1) /(FURT1019)(P)1999(2)
【CD 4】
(1)録音:1947年11月10,11,12,17日 ムジークフェラインザール、ウィーン
(2)録音:1949年2月15日 ブラームスザール、ウィーン
VPO
原盤:仏ターラ(FURT 1027)(P)1999
【CD 5】
VPO
録音:1949年2月15日 ブラームスザール、ウィーン(1)/1949年4月1日(2)、1950年1月24日(3)、
1950年1月25,30日(4) ムジークフェラインザール、ウィーン
原盤:仏ターラ(FURT1085)(P)2003
【CD 6】
VPO(1、2)
ルツェルン祝祭O(3)
録音:1951年1月24日 ムジークフェラインザール、ウィーン(1)、
1950年1月18,19日 ムジークフェラインザール、ウィーン(2)、1951年8月15日 ルツェルン(3)
原盤:仏ターラ(FURT 1086)(P)2003(1,2) / FURT 1089(P)2004(3)
【CD 1】
ブラームス「4番」(1948)・・・1948年10月24〜26日ベルリン・フィルの定期演奏会のリハーサルを兼ね、22日にゲマインデハウスで放送用収録がおこなわれた。「ブラ4」と「管弦楽組曲第3番」。バッハはすでにLP時代にDGGから発売されていた。98年にターラからメジャー初出、正規発売となった「ブラ4」(FURT1025)。2日後定期での演奏はEMIから初出されたときから、戦後ベルリン・フィル定期の「ブラ4」として、名演の名をほしいままにしてきたが、リハーサルを兼ねた22日の放送用音源がついに国内盤で登場!放送用コンサートのため拍手はないが、これもまた大熱演!劇的迫力も申し分なし。 カップリングは24日の本番のときの「管弦楽組曲第3番」。国内盤(国内製)は同様に初めて。アリアではくり返しが行われており、感情移入が強い。3種ある
巨匠の「アリア」といえばこの録音が真っ先に挙げられよう。
【CD 2】
ブラームス「1番」(1952)・・・1952年2月定期公演のライヴ。名演が数多い巨匠の「ブラ1」の中でも音質優秀、戦後のベルリン・フィルの定期として価値は高い。LP時代DGGから発売され、「音質も含めて最高の名演」との評価が多く、衝撃を与えてきたが、出だしのティンパニの連打からフィナーレの怒涛のコーダまで、ターラの新マスタリング=衝撃の音質にはびっくり! カップリングは54年パリ・歌劇座での同じブラームスの「ハイドン・ヴァリエーション」。こちらも新マスタリング。ターラ初出CD(FURT1023/4)とくらべ、音質大幅UPされレンジ幅は広く、低音・高音ともくっきり出てくる。
【CD 3】
ラヴェルの「高雅にして感傷的なワルツ」(リハーサル風景)・・・巨匠の唯一の録音であり、フランスものとして貴重。53年4月16〜18日のハンブルク公演の演目であり、本番前のリハーサルとして前日(15日)ベルリンのNWDR(北西ドイツ放送)スタジオで収録された(説が有力)。前半の部分練習と後半の全曲遠し演奏からなっており、全曲演奏部分には今回のCDでトラック番号をいれています。「彼のドビュッシー、ラヴェルの中では音質も含めてこれが最も美しい。デリカシーも充分だし、官能的な味も良く出ているからだ。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
なお、この本の中で指摘しているピッチの異常な高さはターラ盤再プレス段階で修正されております。
カップリングには1か月後ティタニア・パラストでの定期演奏会でとりあげられたストラヴィンスキー「妖精の口づけ」。これもまた唯一の録音で、巨匠のストラヴィ
ンスキーとしてはほかに50年ザルツブルクでの「3楽章の交響曲」だけなので貴重。「きわめて親しみやすい音楽に変えられており、静寂な詩情よりは粘った情
緒が前面に押し出されています。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊) 
両曲とも音質は良好。
【CD 4】
「英雄」(1947、1949)・・巨匠が最も得意にした「エロイカ」。HMVにも2回録音しているが、これは最初のほう。いまや幻となっている47年11月の全曲録音です。当時、SP用のオートチェンジャーによるレコードプレーヤーが開発されたが、第2楽章の冒頭(第1面)が演奏時間が長すぎ、プレーヤーにかからなかった。そこでEMIの要請をうけ49年にこの箇所だけを再録音したのです。以降、本家のマスターテープは第2楽章の冒頭は再録音がずっと使用されています。49年の再録音は感情の入れ方が違うし、会場も小ホールに変更されるなど巨匠にとっても不本意であったにちがいない。テープ録音時代になり、52年に全曲を再録音、あの名盤を生み出すのであるが、ターラが復刻したこの1回目の録音も音質鮮明で、楽器群のバランスに配慮したスケールの大きい「エロイカ」が堪能できます。ターラのCDでは2テイクを収録しており極めて貴重。
【CD 5】
2003年ターラがHMVのSPから巨匠のセッション録音の名演を復刻、「フィンガルの洞窟」「アイネ・クライネ」「皇帝円舞曲」そして「ベト4」の(2種類あるうちの)最初のほうの録音です。ベートーヴェン「4番」(1950)・・・HMV/ EMIに50年、52年と2回録音しているが、この50年盤は「ウィーン・フィルの柔らかい、魅力的な音色感が光り」「第1楽章には晩年の静の境地、言葉を換えれば“禅”に通じるものが感じられる」(宇野功芳、『フルトヴェングラー全名演名盤』講談社刊)。
「EMIのSP盤はそのあとのLP盤よりすぐれていてまとまりもよく、少し速目だが、オーケストラの演奏は堂々としている・・1943.6.27盤と並ぶ(フルトヴェングラーの同曲の)最高の盤」(ピーター・ビリー/横山一雄訳 『レコードのフルトヴェングラー』音楽之友社刊)
ターラの復刻技術には、Webファン・サイトでも音質評価が高い。

【CD 6】
ベートーヴェン「第7番」・・・1950年にHMVにいれた有名なセッション録音だが、本家EMIではLP用のマスターテープ編集段階で第4楽章(1:54付近、第214小節)に当時の女性エンジニアらしき声が混入してしまい、CDになってもこのマスターテープが使用されていた。日本では新星堂がSPから復刻したことがあったが、2003年ターラがオリジナルSPから最良の復刻をしてくれた。サーフィスノイズこそ残っているものの、明快にしてダイナミックな音感はききごたえ充分!「(重要なのは)興奮を掻き立たせるうねるような(指)破竹のごとき勢いとしだいに高まっていくコーダの持続音のまとめ方、全体についてのすぐれた形式感です。」(ピーター・ビリー/横山一雄訳 『レコードのフルトヴェングラー』音楽之友社刊)
「モルダウ」・・・HMVSP録音から名曲、巨匠唯一の録音の復刻。「第7」第2楽章のリハーサル(51年ルツェルンでの本番前の演奏)・・・ほかでは入手困難な貴重音源。99〜188小節の断片ながら、巨匠のトークとともに旋律の歌わせ方がわかり極めて興味深い。音質も鮮明。

BIS
BISSA-2469
(1SACD)
メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調 Op.11
交響曲第3番『スコットランド』
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内O

録音:2019年6月9-14日/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
れまでシューマン、シューベルト、ブラームスなどBISレーベルより積極的なリリースが続いているダウスゴー率いるスウェーデン 室内O。2021年にリリースした「ザ・ブランデンブルク・プロジェクト」(KKC-6359/61 / BIS SA-2199)ではブランデンブルク協奏曲と6人の作 曲家による新作委嘱を交えた構想18年の大企画を録音し、レコード芸術誌「特選盤」、朝日新聞 For your collection「推薦盤」など高く評価されています。 期待の新録音はメンデルスゾーンを取り上げました。メンデルスゾーンといえば序曲「美しいメルジーネの物語」、付随音楽「夏の夜の夢」、序曲「フィンガルの洞窟」 を収めたアルバム(BIS SA-2166)をリリースしており「メンデルスゾーンの比類なき精神を捉えた演奏」としてヨーロッパで話題の録音となりました。期待の 交響曲第1弾は第1番と第3番『スコットランド』です!
第1番はメンデルスゾーン15歳の時の作品で、既に12曲の『弦楽の為の交響曲』を書いていたとはいえ2管編成フル・オーケストラを用いた初の交響曲。 早熟の天才ぶりが眩しい音楽ですが、ダウスゴーは見通しのよさと生命力あふれる演奏を展開しております。一方、美しく抒情的な旋律が魅力の『スコットランド』 も実に見事!手兵スウェーデン室内管はダウスゴーが作り出す細かなニュアンスも表現しており、刺激的で繊細な緩急を交えた演奏はここでも光ります。1997 年以来長きに渡る信頼関係から生まれる圧倒的な演奏をお楽しみください! (Ki)

REFERENCE
FR-744SACD
(1SACD)
ブラームス:交響曲第4番
ジェイムズ・マクミラン(1959-):管弦楽の為のラルゲット(2017)*
ピッツバーグSO
マンフレート・ホーネック(指)

録音:2018年4月20-22日、2017年10月27-29日*
ハインツホール、ピッツバーグ(ライヴ)
長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE RECORDINGS。そしてREFERENCE RECORDINGSはもちろん、PENTATONE,BIS, など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当しているsound mirror社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。 シリーズ第12弾は、ブラームスの交響曲第4番、そしてカップリングはマクミランの「管弦楽の為のラルゲット」。 マンフレート・ホーネックは2008年から首席指揮者を務めているピッツバーグSOとの契約を2027/2028シーズンまで延長。ピッツバーグSOは これまでに、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンスなど、多くの世界的指揮者たちが率いてきました。また、メイソン・ ベイツ、ジョナサン・レシュノフ、ジェームズ・マクミラン、ジュリア・ウォルフなど現代作曲家への委嘱作品をはじめ、常に新しい作品にも力を入れてきています。 マンフレート・ホーネックとのシーズンも13年目となり、125年の歴史を誇るオーケストラと共に、今後の更なる活動にも注目が集まっています。
ブラームスの最後の交響曲第4番。ブラームスの交響曲の集大成ともいえる作品で、1885年10月25日マイニンゲンでブラームス自身の指揮によって初演 されました。見事な建築のような絶対音楽でありながら、ブラームス晩年の特有な哀愁と美しさを存分に湛えた孤高の魅力あふれる作品。ホーネックは、その 音楽的構造や、独自の解釈について、ライナーノーツで語っています。 スコットランド出身の現代作曲家ジェームズ・マクミラン。ここに収録されている「管弦楽の為のラルゲット」は、ホーネックの音楽監督就任10周年を記念して、 オーケストラから委嘱された作品。2017年10月に世界初演され、このアルバムにはその際の演奏が収録されています。

Capriccio
C-8081(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第8番 リンツ・ブルックナーO
マルクス・ポシュナー(指)

録音:2018年2月5日、7-9日リンツ・ミュージックシアター、リハーサル・ホール(オーストリア)
「私たちはリハーサルの過程で、ブルックナーの交響曲の中にこれほどの爆発力や明るい色彩、とてつもない大胆さがあることに何度となく驚きました --それにはスコアをいったん疑い、間違った伝統と真の伝統を区別する必要があったのです。」-マルクス・ポシュナー
ブルックナーは交響曲を一旦完成させてからも、さまざまな理由で手を加えることがあったために、同じ作品にいくつもの異稿・異版が存在する場合があり、これ らの違いを聞いて楽しむのも熱心なブルックナー・ファンにとって大いなる喜びとなっています。 2024年はブルックナーの生誕200年にあたり、これを記念してブルックナーのすべての交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第2弾が早くも登場。最高傑作ともいわれる第8番(1890年版)です。ポシュナーは、速めのテンポを採り全曲を約77分にまとめてい ます。全体として引き締まった演奏ですが、第1楽章と第3楽章ではオーケストラを重厚に響かせているため、軽い印象を与えません。また緩急・強弱の幅を 大きくとっていることと、随所に現れる民謡や民族舞曲に似た部分を強調しているのもこの演奏の特徴。管楽器の浮き上がらせ方などに独自の工夫もうかが えます。使用楽譜自体はよく知られたノーヴァク版ですが、演奏に際しては緻密な読み直しが行われたことが推察されます。

ONDINE
ODE-1393(1CD)
NX-B04
トーマス・ラルヒャー(1963-):作品集
交響曲第2番「Kenotaph 慰霊碑」(2015-16)…世界初録音
連作歌曲『失われた夜』- バリトンとオーケストラの為の(2008)*
アンドレ・シュエン(Br)
フィンランドRSO
ハンヌ・リントゥ(指)

録音:2019年1月(ライヴ)、2021年5月*
オーストリアの作曲家トーマス・ラルヒャーの作品集。2015年から16年に作曲された「交響曲第2番」はオース トリア国立銀行の設立200年記念の委嘱作で、2016年にセミヨン・ビシュコフが指揮するウィーン・フィルハーモ ニーOによって初演されました。シリア紛争から逃れるため、地中海を渡る途中で命を落とした数多くの 難民を悼み「慰霊碑」とタイトルを与えられたこの作品は、もともとオーケストラの為の協奏曲として構想されて おり、現代的な佇まいの中に強烈な感情表現が噴出する見事な作品に仕上がっています。「失われた夜」は オーストリアの女性詩人インゲボルク・バッハマンのテキストに基づく連作歌曲。詩の持つほの暗い雰囲気を丁寧 に表現したラルヒャーの音楽は、瞑想的かつ夢幻的。聴き手を非現実的な世界へといざないます。

ORFEO
C-210241(1CD)
NX-B08
ツェムリンスキー:抒情交響曲 Op. 18
シュレーカー(1878-1934):あるドラマへの前奏曲
カラン・アームストロング(S)
ローランド・ヘルマン(Br)
ウィーンRSO
ミヒャエル・ギーレン(指)

録音:1989年1月27日(ライヴ)
ウィーン・ムジークフェライン(オーストリア)
1993年8月31日(ライヴ)
ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
ミヒャエル・ギーレンが得意とするドイツ後期ロマン派の2作品。ツェムリンスキーの「抒情交響曲」はマーラーの 「大地の歌」を思わせる歌とオーケストラの為の連作歌曲の形式を持つ曲。インドの詩人ラビンドラナート・タ ゴールの詩(英語からドイツ語に翻訳された歌詞)は、愛を主題として書かれており、ツェムリンスキーの音楽語法 の全てが用いられた意欲的な作品です。全体に官能的な旋律が横溢していますが、ギーレンは音楽に没入す ることはなく、淡々と理知的に表現しています。ソリストにはワーグナー歌手として知られるカラン・アームストロング と、モーツァルトやワーグナーの歌唱で知られるローランド・ヘルマンが起用されており、オーケストラの厚みのある 響きに負けることのない素晴らしい歌を楽しめます。 アルバムにはツェムリンスキーと同世代の作曲家シュレーカーの「あるドラマへの前奏曲」も収録されています。

BR KLASSIK
BR-900200
(57CD+11SACD+2DV D)
マリス・ヤンソンス・エディション


■CD1
1-4ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
5.ヨハネス・マリア・シュタウト(1974-):マニアイ-オーケストラの為の(2011)
6-8.ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
10.望月京(1969-):ニライ(2012)-ベートーヴェンの交響曲第2番と第6番の間奏曲

■CD2
1-4.ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
5.ロディオン・シチェドリン(1932-):ベートーヴェンのハイリゲンシュタットの遺書
-管弦楽の為の交響的断章(2008)

■CD3
ベートーヴェン
1-4.交響曲第4番変ロ長調Op.60
5-8.交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
9.ラミンタ・シェルクシュニューテ(1975-):炎(2010)

■CD4
1-5.ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
6.ギヤ・カンチェリ(1935-2019):混声合唱と管弦楽の為の「Dixiディキシー」(2009)

■CD5
1-4.ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
5.イェルク・ヴィトマン(1973-):管弦楽の為の演奏会用序曲「コン・ブリオ」(2008)
6-9.ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93

■CD6
1-4.ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

■SACD7
1-4.ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

■CD8
ベートーヴェン
1-6.ミサ曲ハ長調Op.86
7.「レオノーレ」序曲第3番ハ長調Op.72

■CD9
1-5.ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
6.ヴァレーズ:イオニザシオン-13人のパーカッション奏者の為の

■CD10/11
ブラームス
■CD10
1-4.交響曲第1番ハ短調Op.68

■CD11
1-4.交響曲第4番ホ短調Op.98

■SACD12
ブラームス
1-4.交響曲第2番ニ長調Op.73
6-8.交響曲第3番ヘ長調Op.90

■CD13
1-4.R・シュトラウス:歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲Op.72
ブラームス
5-8.交響曲第4番ホ短調Op.98
9.ハンガリー舞曲第5番ト短調(A.パーロウ版)

■CD14/15
ブリテン:『戦争レクイエム』Op.66

■CD16
1-4.ブルックナー:交響曲第3番ニ短調WAB103(第3稿1889年)

■CD17
1-4.ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調WAB104「ロマンティック」
(1878年第2稿/1880年最終楽章改訂)

■CD18
1-4.ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB106(1879-81)

■SACD19
1-4.ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB107(1881-83)

■SACD20

1-4.ブルックナー:交響曲第8番ハ短調WAB108(1890年第2稿)
■CD21
1-3.ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB109(オリジナル・ヴァージョン)

■CD22
1-6.ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調-ソリスト、合唱、オルガンとオーケストラの為の…初CD化

■CD23
1-4.ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
5-8.ヨーゼフ・スーク(1874-1935):弦楽セレナーデ変ホ長調Op.6
9.ドヴォルザーク:謝肉祭Op.92

■CD24
1-10.ドヴォルザーク:『スターバト・マーテル』Op.58

■CD25
1.シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
2.ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
3.エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調Op.11
4-7.ラヴェル:スペイン狂詩曲
8.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(カール・ミュラー=ベルクハウスによる管弦楽版)

■SACD26
ハイドン
1.シンフォニアニ長調Hob.Ia:7「序曲」
2-5.交響曲第88番ト長調Hob.I:88
6-11.ミサ曲変ロ長調Hob.XXII:14『ハルモニー・ミサ』

■CD27
1-3.ルトスワフスキ:管弦楽の為の協奏曲
4-6.シマノフスキ:交響曲第3番Op.27「夜の歌」
7.アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-):交響曲第4番Op.78

■CD28
1-4.マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」

■CD29
マーラー: 交響曲第2番 ハ短調 「復活」

■CD30/31
マーラー:交響曲第3番ニ短調…初CD化

■CD32
1-4.マーラー:交響曲第4番ト長調…初CD化

■SACD33
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調

■CD34
1-4.マーラー:交響曲第6番イ短調…初CD化

■SACD35
1-5.マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

■CD36
マーラー:交響曲第8番変ホ短調「千人の交響曲」…初CD化

■SACD37
1-4.マーラー:交響曲第9番ニ長調

■CD38
1-14.モーツァルト:レクイエムニ短調KV626…初CD化
(ジュスマイヤー版)

■CD39
1-8.アルヴォ・ペルト(1935-):ベルリン・ミサ…初CD化
9-20.プーランク:スターバト・マーテルFP148…初CD化
21-23.イーゴル・ストラヴィンスキー:詩篇交響曲

■CD40
ラフマニノフ
1-4.鐘Op.35
5-7.交響的舞曲Op.45

■SACD41…NEOS原盤
ヴォルフガング・リーム(1952-):レクイエム?シュトローフェン

■CD42
1-4.サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン」
5-11.プーランク:オルガン協奏曲ト短調FP93
1-4.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47

■SACD44
1-4.ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」

■CD45
1-4.ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調Op.93

■CD46
ショスタコーヴィチ
1-4.ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35…初CD化
5-9.交響曲第9番変ホ長調Op.70…初CD化

■CD47
1-13.ロディオン・シチェドリン(1932-):カルメン組曲
14-17.レスピーギ:ローマの松P141

■CD48
1-4.シューベルト:交響曲第8番ハ長調D944「ザ・グレイト」

■CD49
1-6.シューベルト:ミサ曲第2番D167
7-16.グノー:聖セシリアの荘厳ミサ曲

■CD50
1-4.シューマン:交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
5-8.シューベルト:交響曲第3番ニ長調D200

■CD51
シベリウス
1.交響詩「フィンランディア」Op.26
2-4.カレリア組曲Op.11
5-8.交響曲第2番ニ長調Op.43

■CD52
R・シュトラウス
1.交響詩「ドン・ファン」Op.20
2-7.英雄の生涯Op.40

■CD53
R・シュトラウス
1-9.交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
10.ブルレスケニ短調AV85

■CD54
R・シュトラウス
1-22.アルプス交響曲Op.64
23.交響詩「死と変容」Op.24

■CD55
R・シュトラウス
1.「ばらの騎士」組曲AV145
2.ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
3-6.4つの最後の歌AV150

■CD56
1-15.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
16-30.モデスト・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェルによる管弦楽版)

■CD57
ストラヴィンスキー
1-14.バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)
15-26.バレエ音楽「火の鳥」(1945年版)

■SACD58
チャイコフスキー
1-4.交響曲第5番ホ短調Op.64
5.幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32

■CD59
1-3.ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54
4-7.チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」

■CD60
1.チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」…初CD化
2-8.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」組曲第2番(1919年版)…初CD化
9.ヴァレーズ:アメリカ(1922年版)

■CD61/62/63
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」

■CD64/65
ヴェルディ:レクイエム

■DVD66…映像
ハイドン
1.シンフォニアニ長調HobIa:7「序曲」
2-5.交響曲第88番ト長調Hob.I:88
6-11.ミサ曲「ハルモニー・ミサ」Hob.XXII:14

■DVD67…映像
1-25.シェーンベルク:『グレの歌』
ボーナス・トラック:ミヒャエル・バイヤーによる解説(ドイツ語のみ)

■CD68…初CD化
1-12.マリス・ヤンソンス、バイエルンRSOとの最初のリハーサル
オープニング・スピーチとベルリオーズ:想交響曲
2003年10月23日、24日のミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク公演の為のリハーサル

■CD69…初CD化
1-17.マリス・ヤンソンス、バイエルンRSOとのリハーサル
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64

■CD70…初CD化
1-18.マリス・ヤンソンス、バイエルンRSOとのリハーサル
R・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
バイエルンRSO、
マリス・ヤンソンス(指)

■CD1
録音:2012年11月27日東京、サントリーホール(ライヴ)…1-4、6-8
2012年2月9日、10日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5
2012年11月8日、9日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…10
■CD2
録音:2012年10月18日、19日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2008年12月18、19日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…5

■CD3
録音:2012年11月26日東京、サントリーホール(ライヴ)…1-4
2012年11月27日東京、サントリーホール(ライヴ)…5-8
2012年5月17日、18日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…9

■CD4
プリツカ・エーゼル(S)…6
ガブリエーレ・ヴァインフルター(A)…6
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)…6
録音:2012年11月8、9日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-5
2009年10月29、30日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…6
■CD5
録音:2012年11月30日東京、サントリーホール(ライヴ)…1-4
2012年12月1日東京、サントリーホール(ライヴ)…6-9
2008年9月25日、26日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…5
■CD6
クリスティアーネ・カルク(S)
藤村実穂子(A)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ミヒャエル・フォッレ(Br)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2012年12月1日東京、サントリーホール(ライヴ)
■SACD7
クラッシミラ・ストヤノワ(S)
リューバ・ブラウン(A)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ミヒャエル・フォッレ(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒェエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2007年10月27日バチカン、教皇パウロ6世オーディエンス・ホール(ライヴ)
■CD8
ゲニア・キューマイヤー(S)…1-6
ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)…1-6
マキシミリアン・シュミット(T)…1-6
ルカ・ピサローニ(Bs-Br)…1-6
バイエルン放送cho、ハワード・アーマン(合唱指揮)
録音:2018年1月11日、12日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
2004年1月29日、30日(ライヴ)…7
■CD9
録音:2013年3月7日、8日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)…1-5
2010年7月1日、2日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)…6
■CD10/11

録音:2007年10月30日、31日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…CD10
2012年2月6日-10日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…CD11
■SACD12
録音:2006年3月16日、17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2010年1月16日ウィーン、楽友協会大ホール(ライヴ)…5-8
■CD13
録音:2019年11月8日ニューヨーク、カーネギーホール(ライヴ)
■CD14/15
エミリー・マギー(S)
マーク・パドモア(T)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
マックス・ハンフト(Org)
テルツ少年cho、ラルフ・ルーデヴィヒ(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2013年3月13日-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD16
録音:2005年1月20日、21日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD17
録音:2008年11月26-28日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD18
録音:2015年1月22日、23日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD19
録音:2007年11月4日ウィーン楽友協会大ホール(ライヴ)
■SACD20
録音:2017年11月13-18日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD21
録音:2014年1月13-17日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD22
サリー・マシューズ(S)
カレン・カーギル(Ms)
イルケル・アルジャユレク(T)
スタニスラフ・トロフィモフ(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2019年1月21-25日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD23
録音:2016年1月29日、30日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)1-4、9
2016年1月25日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(スタジオ)…5-8
■CD24
エリン・ウォール(S)
藤村実穂子(Ms)
クリスティアン・エルスナー(T)
リー・リアン(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2015年3月24-26日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD25
デニス・マツーエフ(P)…2
録音:2015年10月8日、9日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■SACD26
マリン・ハルテリウス(S)
ミカエラ・クナプ(S)
ユディト・シュミット(C.A)
クリスティアン・エルスナー(T)
ベルンハルト・シュナイダー(T)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ(Bs)
バイエルンcho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2008年10月7日ヴァルトザッセン大聖堂(ライヴ)
■CD27
ラファエル・バルトミンスキー(T)…4-6
アンドレアス・レーン(独奏ヴァイオリン)…4-6
ニムロット・ゲツ(独奏ヴィオラ)…7
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2009年10月8日、9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-3
2008年12月18日、19日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…4-6
2009年1月14-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…7
■CD28
録音:2007年3月1日、2日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD29
アニャ・ハルテロス(S)
ベルナルダ・フィンク(A)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2011年5月13-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD30/31
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
テルツ少年cho、ラルフ・ルーデヴィッヒ(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2010年12月8-10日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD32
ミア・パーション(S)
録音:2010年12月15-17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■SACD33
録音:2016年3月10日、11日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD34
録音:2011年5月4-6日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD35
録音:2007年3月8日、9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD36
トワイラ・ロビンソン(ソプラノ1)
クリスティーヌ・ブリューワー(ソプラノ2)
アンナ・プロハスカ(S)
ヤニーナ・ベヒレ(アルト1)
藤村実穂子(アルト2)
ヨハン・ボータ(T)
ミヒャエル・フォッレ(Br)
アイン・アンガー(Bs)
ラトヴィア国立cho、マリス・シルマイス(合唱指揮)
テルツ少年cho、ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2011年10月12-14日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD37
バイエルンRSO、マリス・ヤンソンス(指)
録音:2016年10月20日、21日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD38
ゲニア・キューマイヤー(S)
エリザベート・クルマン(Ms)
マーク・パドモア(T)
アダム・プラヘトカ(Bs-Br)
バイエルン放送cho、ハワード・アーマン(合唱指揮)
録音:2017年5月11日、12日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD39
ゲニア・キューマイヤー(S)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2005年6月2日、3日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-8
2007年11月8日、9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…9-20
2009年3月5日、6日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…21-23
■CD40
タティアナ・パヴロフスカヤ(S)…1-4
オレグ・ドルゴフ(T)…1-4
アレクセイ・マルコフ(Br)…1-4
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)…1-4
録音:2016年1月14日、15日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2017年1月26日、27日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5-7
■SACD41…NEOS原盤
モイツァ・エルトマン(S)
アンナ・プロハスカ(S)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
バイエルン放送cho
録音:2017年3月31日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD42
イヴェタ・アプカルナ(Org)
録音:2019年3月11-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD43
録音:2014年4月30日-5月2日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD44
録音:2016年2月9-12日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD45
録音:2010年3月4日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD46
イェフィム・ブロンフマン(P)…1-4
ハンネス・ロイビン(Tp)…1-4
録音:2012年10月15-19日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2011年3月21日ウィーン楽友協会大ホール(ライヴ)…5-9
■CD47
録音:2017年11月13-17日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-13
2019年5月15-17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…14-17
■CD48
録音:2018年2月1日、2日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD49
リューバ・オルゴナソヴァ(S)
クリスティアン・エルスナー(T)
グスタフ・バラーチェク(Bs)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2007年3月29日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD50
録音:2018年3月21日、22日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2015年1月26-30日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5-8
■CD51
録音:2015年11月12日、13日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5-8
2015年10月15日、16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-4
■CD52
アントン・バラコフスキー(独奏ヴァイオリン)
録音:2014年2月24-28日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1
2011年3月14-18日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…2-7
■CD53
ダニール・トリフォノフ(P)…10
録音:2017年10月10日-13日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD54
録音:2016年10月13日-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-22
2014年2月24-28日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…23
■CD55
アニャ・ハルテロス(S)…3-6
アンドレアス・レーン(独奏ヴァイオリン)…5
録音:2006年10月19日、20日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1
2009年3月25-27日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…3-6
2009年3月5日、6日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…2
■CD56
ヘンリク・ヴィーゼ(Fl)…1-15.
マルティン・アンゲラー(Tp)…1-15
ルーカス・マリア・クーエン(P)…1-15
ヴィーナー・ミッテルバッハ(Sax)…16-30
ハンネス・ロイビン(Tp)…16-30
ハンスイエルク・プロファンタ―(ユーフォニアム)…16-30
録音:2015年4月14-17日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-15
2014年11月13日、14日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…16-30
■CD57
録音:2009年1月14-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-14
2016年11月14-17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…15-26
■SACD58
録音:2009年10月9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-4
2010年7月1日、2日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…5
■CD59
録音:2013年3月18-21日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-3
2013年6月4-7日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…4-7
■CD60
録音:2015年10月13-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1
2013年3月18-21日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…2-8
2015年10月13-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…9
■CD61/62/63
ヘルマン…ミーシャ・ディディク(T)
リーサ…タチアナ・セルジャン(S)
伯爵夫人…ラリッサ・ディアドコワ(Ms)
トムスキー伯爵…アレクセイ・シシリャエフ(Br)
エレツキー…アレクセイ・マルコフ(Br)
ポリーナ/ダフニス…オクサーナ・ヴォルコーワ(Ms)
チャカリンスキー…ワディム・サプレチニー(T)
スリン…トマシュ・スワヴィンスキー(Bs-Br)
ナルモフ…アナトーリ・シフコ(Bs)
チャプリツキー…ミハイル・マカロフ(T)
女家庭教師…オリガ・ザボーワ(Ms)
プリレパ…ペラゲヤ・クリナヤ(S)
司会者…ベルンハルト・シュナイダー(T)
マーシャ…ケルスティン・ローゼンフェルト(S)
バイエルン国立歌劇場児童cho、ステラリオ・ファゴーネ(合唱指揮)
バイエルン放送cho、マーティン・ライト(合唱指揮)
録音:2014年10月4日-13日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD64/65
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)
マリナ・プルデンスカヤ(Ms)
サイミール・プルグ(T)
オルリン・アナスタソフ(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2013年10月7-11日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■DVD66…映像
マリン・ハルテリウス(S)
ミカエラ・クナプ(S)
ユディト・シュミット(C.A)
クリスティアン・エルスナー(T)
ベルンハルト・シュナイダー(T)
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2008年10月7日ヴァルトザッセン大聖堂(ライヴ)
■DVD67…映像
デボラ・ヴォイト(S)
藤村実穂子(Ms)
スティグ・アンダーソン(T)
ヘルヴィヒ・ペコラロ(T)
ミヒャエル・フォッレ(語り手、バリトン)
NDRcho、ミヒャエル・グレーザー、ヴェルナー=ハンス・ハーゲン(合唱指揮)
ライプツィヒMDR放送cho、ハワード・アーマン(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2009年10月22日、23日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD68…初CD化
録音:2003年10月23日、24日のミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク公演の為のリハーサル
■CD69…初CD化
録音:2009年10月9日、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク公演の為のリハーサル。

■CD70…初CD化
録音:2009年3月5日、ミュンヘン、ヘルクレスザール公演の為のリハーサル


LPサイズの豪華BOX(30.8 x 30.8 x 5.6cm)重量 2.61Kg
バイエルンRSOの第5代首席指揮者として2003年から2019年まで数々の名演奏を繰り広げたマリス・ヤンソンス。2019年12月1日に 世を去ると、その訃報は世界の音楽界に大きな悲しみをもたらしました。特にバイエルンRSO及び合唱団の団員とは家族のような、人間 味あふれる関係であり、それが演奏にも反映していたと伝えられています。 このBOXセットは、BR-KLASSIKに遺された録音・録画からヤンソンスとバイエルンRSOの業績を集大成したもので、LPサイズの豪華ボッ クスにはCD,DVD合わせて70枚もの録音・録画が収められており、マーラーの交響曲4曲やモーツァルトのレクイエムなど12曲が初CD化。 オールカラー全72ページの大判ブックレットにはヤンソンスの幼少期を含む貴重な写真が多数掲載されています。 マリス・ヤンソンスの人と芸術を愛する人には、是非手許に置いて頂きたいBOXとなっています。
● 初めてCD化された曲目
1. ブルックナー:ミサ曲第3番…CD22
2. マーラー:交響曲第3番…CD30/31
3. マーラー:交響曲第4番…CD32
4. マーラー:交響曲第6番…CD34
5. マーラー:交響曲第8番…CD36
6. モーツァルト:レクイエム…CD38
7. ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番…CD46
8. ショスタコーヴィチ:交響曲第9番…CD46
9. ペルト:ベルリン・ミサ...CD39
10. プーランク:スターバト・マーテル ...CD39
11. チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」..CD60
12. ストラヴィンスキー:火の鳥...CD60
※11と12は配信限定でリリースされていたもののCD化。他は初出音源。
● 「マリス・ヤンソンスによるバイエルンRSOによるリハーサル風景」(ドイツ語)…CD68,69,70
2003年10月23日・24日のバイエルンRSOとの最初のリハーサルでのオープニング・スピーチとベルリオーズ: 幻想交響曲
2009年10月9日のチャイコフスキー:交響曲第5番
2009年3月5日のR・シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
これらの音源からは、ヤンソンスがバイエルンRSOにどのように意向や指示を実行したのか、そしてこの指示が音にもたらした変化、そして、
作品の背景にある解釈などが直に伝わってきます。この録音には、両者の特別なコラボレーションが見事に記録されています。

●ブックレットに掲載されている主なもの
1. 2013年にヤンソンスがエルンスト・ジーメンス賞を受賞した際のトーマス・ハンプソンの祝辞
2. Renade Ulmによるヤンソンスの回想
3. 2018年2月28日にFlorian Zinneckerが行ったヤンソンスへのインタビュー。ヤンソンスが常に6本の指揮棒を持っていたことに触発されて。
4. サイモン・ラトル、ヤンソンスを語る。2020年11月30日、Johan Johnによるインタビュー。
5. マリス・ヤンソンスの訃報
6. マリス・ヤンソンス年譜
7. バイエルンRSOと合唱団のプロフィール
8. 各CDの曲目と録音データ、クレジット
9. ヤンソンスの写真60点余り。
1歳半でピアノを弾く様子からカーネギーホールでの最後のコンサートまで
(1-7はドイツ語と英語)

フォンテック
FOCD-9856(3CD)
税込定価
2021年10月6日発売
尾高忠明/シベリウス:交響曲全集(全7曲) 尾高忠明(指)札幌SO

録音:札幌コンサートホールKitara
2013年2月28日、3月1・2日(第1番・第3番)
2014年2月28日、3月1日(第2番・第4番)
2015年2月13・14日(第5番・第6番・第7番)
1998年から2004年までミュージック・アドヴァイザー/常任指揮者、そして音楽監督(2004-15) を務め、公演はもとより活発なCD録音、新たな聴衆の啓発など、札幌交響楽団の躍進に大きな足跡を 残した尾高忠明。 2013−15年、尾高は毎シーズン最後の定期公演でシベリウスをとりあげ、音楽監督としての集大成 として交響曲全7曲の演奏に取り組みます。 英国音楽とともに、彼らの主要レパートリーであった北欧音楽の精髄シベリウス。レコード芸術誌上で、「演奏の素晴らしさに加えて録音も最高の水準というライヴ収録の限界を超越した名盤」と評 価されたこの演奏。札響創立60周年を記念し、モニュメンタルな全集としての登場です。 (フォンテック)

Altus
ALTSA-325
(2SACD)
シングルレイヤー
セル・ケンペ・シェルヘン INA名演集
「新リマスターSACDシングルレイヤー盤」

■DISC1
(1)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K.319
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
 ベルリオーズ:幻想交響曲
■DISC2
(1)バッハ:フーガの技法〜コントラプンクトゥス14(シェルヘン編)
 バリフ:角笛と猟犬
 マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
(2)パーセル:『妖精の女王(真夏の夜の夢)』 Z.629 抜粋
 モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
 プロコフィエフ:交響組曲『キージェ中尉』
■DISC1
(1)ジョージ・セル(指)、
フランス国立O
ライヴ録音:1958年5月6日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(2)クリフォード・カーゾン(P)、
ルドルフ・ケンペ(指)、
フランス国立O
ライヴ録音:1959年8月15日ザルツブルク音楽祭(モノラル)

■DISC2
(1)ヘルマン・シェルヘン(指)、
フランス国立O
ライヴ録音:1965年11月30日 シャンゼリゼ劇場(ステレオ) 
(2)ヘルマン・シェルヘン(指)、
パリRSO
録音:1954年1月20日パリ(モノラル)
セル、ケンペ、シェルヘン、3人の名指揮者のINA音源を用いたベストセラーをまとめた長時間収録SACD2枚組です。解説書は既発売のCD版原稿をす べて網羅。ALTUSの新技術〈High sampling overtone〉を駆使した最新マスタリングで音質一新!総収録時間283分。
磨き上げられたアンサンブルと颯爽としたテンポ感で眼の醒めるような演奏を聴かせるセル。編成がどんどん大きくなっていくプログラミングの妙が「幻想」 で見事に炸裂するケンペ。自らオーケストラ編曲したバッハの絶筆未完フーガやブーイングとブラボー入り乱れる超絶のマーラー(ステレオ録音!)が貴重なシェ ルヘン。どれも注目の演奏です。 (Ki)

Altus
ALT-497(1CD)
ゴロワノフの芸術 第3集
ボロディン:交響曲第2番
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番*
ヤ コフ・シャピ ロ(Hrn)*
ニコライ・ゴロワノフ(指)
モスクワRSO

モノラル録音:1947年、1952年4月4日*
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られるロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフの音源をALTUS渾 身のマスタリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。
このボロディンは言わずと知れた大名演。暴れまわるオーケストラ、超弩級の激しさと張り裂けんばかりの歌、人類の表現しうる限界を感じさせない激烈な音楽 が大展開されます。冒頭の主題提示からゴロワノフも気合十分、「ダッダッダッダッ…」と野太く叫ぶように歌っております。終楽章の天を衝くハイテンションなどと んでもない代物。終始ありったけのエネルギーが注ぎ込まれた唯一無二の超絶演奏です。
「ボロディンの交響曲第2番はゴロワノフの録音遺産の中でも、突出して濃厚、強烈です。第1楽章の終わり、信じがたいほどの強烈なリタルダンドは、かのメ ンゲルベルクがベートーヴェンの第9交響曲の一番最後に行った腕も折れよと力を込めたそれと並んで、レコードに記録された“世界の2大リタルダンド”であろ う。第4楽章も音の爆発と強烈なロシア情緒とが交錯する、凄まじいばかりの乱舞です。ゴロワノフのそれが猛獣の叫び声だとすると、他の指揮者はせいぜい柴 犬の鳴き声であろう。」(平林直哉氏の解説より)
Altus
ALT-498(1CD)
ゴロワノフの芸術 第4集
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 交響曲第1番ハ長調 Op.21*
リスト:交響詩「オルフェウス」**
 交響詩「ハンガリー」#
ニコライ・ゴロワノフ(指)
モスクワRSO

モノラル録音:1951年12月13日 1948年11月12日*、1952年**、1953年#
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られるロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフの音源をALTUS渾 身のマスタリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。
ベートーヴェンの1番はこんな演奏が可能だったのかと度肝を抜かれます。序奏のたっぷり濃厚な歌と、そのなかから時折フォルテで奏される和音の立ち上がり のスピード!殻を突き破って主部に入るとテンションが爆発、怒涛の音楽となります。しかし第2主題でぐっとブレーキを踏みこむなど音楽作りには抜かりなし。あ らゆる仕掛けの嵐に吹き飛ばされそうな名演です。
「「エグモント」序曲の冒頭はトランペットの絶叫とティンパニのトレモロが加えられ怒号のような和音で開始されます。主部は細部の乱れおかまいなしに加速され、 時おりトランペットがむき出しにされます。交響曲第1番も圧倒的です。開始してすぐに顔面を殴られたような強烈な音にしびれるが、続く主部は異常なスピードで ある。第4楽章は「エグモント」序曲同様にティンパニのトレモロが加えられ異様におどろおどろしく始まる。古典的な枠にとらわれない、非常にロマンティックな 名演と言えるでしょう。」(平林直哉氏の解説より) (Ki)

CPO
CPO-555508(4CD)
NX-E05
ヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981):交響的作品集全集
【CD1】 777721
交響曲第1番/バレエ組曲
交響的練習曲
クーナウの主題による変奏曲とフーガ
【CD2】 777722
交響曲第2番/リチェルカーレ
マシェラータ
ヴィルヘルムス・ラプソディ
【CD3】 777723
交響曲第3番/協奏交響曲
序曲「シャンテクレール」
【CD4】 777845
交響曲第4番
ラプソディ『リベルタス・ヴェニト』
カプリッチョ/ カンツォーネ
フィオン(ヘルダーラント&オーファーアイセルO)
(旧名称:オランダSO)
ダーヴィッド・ポルセライン(指)

録音:2011年6月28日-7月1日、2012年6月26-27日、2013年2月11-14日、2012年6月25-28日、2013年2月12-13日、2012年6月27-29日
既発売のダーヴィッド・ポルセラインとオランダSO(初出当時)によるヘンリク・アンドリーセンの4枚のアル バムをまとめたBOXの登場! ヘンドリク・アンドリーセンはオランダの作曲家、オルガン奏者。即興演奏の巧みさで知られ、オランダのカトリック 典礼音楽を一新した人でもあります。しかし、実はとても多才な作曲家であり、その作品もオルガン曲だけに留 まらず、ここで聴ける4つの交響曲や管弦楽曲など注目すべきものが数多くあります。ロマン派と前衛の折衷とも いえる作風で、旋律は聴きやすく、生前から管弦楽作品も高い人気を誇っていました。 交響曲第1番は1930年10月1日にエドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮のハールレムOによって初演さ れ、その2年後にはアンドリーセン自身が同じオーケストラを指揮して演奏するなど注目を浴びた作品です。コン セルトヘボウ管の創立50周年の記念に書かれた交響曲第2番、1932年に正式にオランダの国歌に認定され たメロディを用いた「ヴィルヘルムス・ラプソディ」、終楽章に輝かしいフーガが置かれたエネルギッシュな交響曲第3 番、そして彼の作品の中で最も知られる交響曲第4番などのほか、1941年に書かれたにもかかわらず、戦争の 暗い気分を払拭するかのように陽気で華麗なラプソディ『リベルタス・ヴェニト』など、アンドリーセンの作曲技法の 集大成ともいえる作品群を楽しめます。 ※フィオンは2019年にオランダSOとアーネム・フィルとの合併で誕生したオーケストラ。ヘルダーラント州と オーバーアイセル州の音楽活動の中心的存在です。

Diapason
DIAP-139(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 イルムガルト・ゼーフリート(S)、
モーリーン・フォレスター(A)、
エルンスト・ヘフリガー(T)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、
聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊、
、フェレンツ・フリッチャイ(指)BPO

録音:1957年12月−1958年1月
Diapasonが音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第139巻は、ハンガリーが生んだ夭折の天才指揮者フェレンツ・フリッチャイが50年代後半のベルリン・フィルを振った名演の誉れが高いベートーヴェンの「第九」!!
エルンスト・ヘフリガーなど当時有数の世界的名歌手たちをソリストに揃え、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウにとって唯一の「第九」のセッション録音となったこのフリッチャイ盤。
白血病を患い休養を余儀なくされる前のフリッチャイがベルリン・フィルを完璧にコントロールした名演です。ディアパゾン・レーベルのリマスタリングにも要注目!

Danacord
DACOCD-912
(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第2集
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
(2)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器の為の協奏曲(1923−24 rev.1950)*
(3)クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897−1974):小序曲(1934)(弦楽オーケストラの為の)
 トランペット小協奏曲 Op.29#
(4)ショスタコーヴィチ:歌劇「カテリーナ・イズマイロヴァ」より〔仔馬は雌馬のところに急ぎ
 森の奥深いところに湖がある〕+
オネゲル:交響曲第5番「3つのレ」
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 $
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、
ヘアマン・D・コペル(P)*、
ジョージ・エスクデール(Tp)#、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)+、
ヘンリク・シェリング(Vn)$

(1)録音:1963年10月31日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)]
(2)録音:1954年11月4日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)]
(3)録音:1949年1月27日−28日]
(4)録音:1962年10月24日、国連の日コンサート(パリ)(ライヴ放送)]
※すべてモノラル録音
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898−1963)の「遺産」シリーズの第2作。「20世紀の傑作」とされる作品が、ライヴとスタジオの録音で収録されています。ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」は、イェンセンが1963年11月13日に亡くなる2週間前、デンマークRSOを最後に指揮したコンサートのライヴ録音です。LPもCDもリリースされてこなかった音源です。ストラヴィンスキーの「ピアノと管楽器の為の協奏曲」は、ヘアマン・D・コペル(1908−1998)がソロを弾いた『ヘアマン・D・コペル 作曲家・ピアニスト 第1集』(DACOCD 561-562)に収録された音源です。リスエーヤの「トランペット小協奏曲」の「初録音」は、1934年から1956年までロンドンSOの首席トランペット奏者を務めたジョージ・エスクデールがソロを担当しています。[Disc 2]の3曲は、イェンセンが「同時代」のレパートリーにも手腕を発揮したことを示す演奏です。1962年10月24日、パリで行われた「国連の日コンサート」のライヴ録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Danacord
DACOCD-913
(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第3集

(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*
(2)ブラームス:交響曲第4番
(3)ブラームス:ドイツ・レクイエム#
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、
エンドレ・ヴォルフ(Vn)*、
アグネス・ギーベル(S)#、
エーリヒ・ヴェンク(Br)、
デンマーク放送cho団#

(1)録音:1949年10月19日&21日
(2)録音:1955年4月23日、シャンゼリゼ劇場(パリ、フランス)(ライヴ放送)
(3)録音:1962年2月2日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
※すべてモノラル録音
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898−1963)の「遺産」シリーズの第3集。ブラームスの「交響曲第4番」とオランダのソプラノ歌手アグネス・ギーベル(1921−2017)とドイツのバス・バリトン、エーリヒ・ヴェンク(1923−2012)がソロを歌った「ドイツ・レクイエム」は、このアルバムで初めてリリースされる、「イェンセンの遺産」に欠かせない重要なアーカイヴ録音です。チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」は、『エンドレ・ヴォルフ 第1集』(DACOCD 714-715)と同じ音源。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


King International
KKC-90001(2Bluray)
朝比奈隆 交響的肖像
(1) 実相寺昭雄との対談1〜ヴァイオリン奏者から指揮者へ
(2) 実相寺昭雄との対談2〜戦後初めて渡欧した時のエピソード。フルトヴェングラーとの出会い
(3) ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98(4) 実相寺昭雄との対談3〜ベルリン・フィルを指揮したこと〜カラヤンの印象
(5) 実相寺昭雄との対談4〜音楽の道へ〜出会った人々
(6) ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
(7) 実相寺昭雄との対談5〜阪急電鉄への入社
(8) ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a〜主題と第1変奏のみ
(9) 実相寺昭雄との対談5〜つづき 中国大陸での難民生活
(10) リハーサルと実相寺昭雄との対談6〜下積み時代
(11) リハーサルと実相寺昭雄との対談7〜フルトヴェングラーとの出会い
(12) ブルックナー:交響曲第3番ニ短調
(13) 実相寺昭雄との対談8
(14) ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」
(15) 実相寺昭雄との対談9
(16) 実相寺昭雄との対談10
(17) マーラー:大地の歌
(18)松原千代繁・寺田農の対談
朝比奈隆(指)
新日本フィルハーモニーSO

演出・監修:実相寺昭雄


(3)収録:1990年6月1日オーチャードホール
(6)収録:1990年2月5日オーチャードホール
(8)収録:1990年2月5日オーチャードホール
(12)収録:1996年12月12日東京文化会館
(14)収録:1989年2月5日
(17)川上洋司、伊原直子
収録:1994年5月9日東京文化会館(初出)
(18)収録:2021年7月20日

画面:4:3
音声:PCM STEREO
2021年は朝比奈隆の歿後20年、映画監督の実相寺昭雄の歿後15年にあたります。朝比奈の円熟期1990年代に、氏を崇拝する実相寺が制作した「朝比 奈隆 交響的肖像」は1999年に日本コロムビアからDVD3枚組でリリースされ話題となりました。長らく入手困難となっていましたが、今回ブルーレイ・ディス クにアップコンバートして登場します。
前回未収録のベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」と完全初出のマーラー「大地の歌」、朝比奈・実相寺対談の未発表部分も復活させ、全体で8時間に及ぶす べての点でパワーアップしながらお手頃価格にしての記念発売となります。
朝比奈の「大地の歌」は大阪フィルとの演奏が発売されていますが、この1994年5月9日東京文化会館でのライヴは存在が半ば伝説化していた音源。ついに 日の目を見ます。
新日本フィルも今年2021年が創立50周年にあたり、同団事務局長・専務理事だった松原千代?氏が実相寺昭雄鍾愛の俳優・寺田農と両巨匠の思い出など を語った最新映像も収録。
いずれの交響曲もノーカット収録。オーソドックスなコンサート映像ながら実相寺色が濃厚に表れているのもファン興奮。リハーサルの場面でさえ映画の1シー ンのように迫ってきます。音質も良好。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-033(1CD)
カール・ベーム・ライヴ・アット・サル・プレイエル・パリ 1975
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜「前奏曲」と「愛の死」
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
R.シュトラウス:『サロメ』〜ラスト・シーン
ビルギット・ニルソン(S)
カール・ベーム(指)フランス国立O

ライヴ録音:1975年6月25日/サル・プレイエル(パリ)(ステレオ)
音源:Licensed by Radio France, INA & Birgit Nilsson Foundation
(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。フランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からのCD化シリーズ最新盤は、ベームがフランス国 立Oを振った1975年6月25、サル・プレイエルにおけるライヴのステレオ音源です!
カール・ベームが最も得意としたモーツァルトのジュピター。ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど名門オーケストラとの名盤が存在しますが、このライヴ録 音でも細部にまで意識の届いた演奏を展開しており、さすがベーム!と思わせます。その凄さは速いパッセージでも一音一音を大切にしながら音楽が流れていき、 ベームの巨匠芸を堪能できます。
ビルギット・ニルソンを独唱に迎えたワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲と愛の死」とR.シュトラウスの歌劇『サロメ』からファイナル・シーンも 必聴です!ニルソンはベームが最も信頼を寄せたソプラノ歌手で、自身が最も得意としたワーグナーとR.シュトラウスの主要な歌劇をベームとともに録音しており ます。圧倒的な存在感を示す歌唱は何よりも魅力ですが、ベーム指揮の演奏ではニルソンの実力が最大限引き出されているのがこの演奏でもよくわかります。力 強さと柔らかさを併せ持った20世紀を代表する名歌手の歌声をご堪能ください。平林直哉氏による日本語解説付。 (Ki)

Goodies
78CDR-3847(1CDR)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93 ハンス・プフィツナー(指)BPO

米 BRUNSWICK 90252/4(独 POLYDOR 15020/2と同一録音)
1933年ベルリン録音
ハンス・プフィツナーはドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の 一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時ドイツに移住し、指 揮者としての地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させて行き、ドイツの 後期ロマン派を代表する作曲家になった。プフィツナーが指揮者として活躍し た時代は、機械式録音から電気録音への移行期だった。このシリーズでは機械 式録音(1924年)のベートーヴェン:交響曲第4番(78CDR-3840)、電気録音(1928年) のシューマン:交響曲第2番(78CDR-3837)、1930年録音のベートーヴェン:交響 曲第6番「田園」(78CDR-3843)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。(グッディーズ)


東武レコーディングズ
TBRCD-0112(1CD)
税込定価
トールケース仕様
「日出る国へ新世界=`昭和十二年の日米同時生放送」
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
(2)J・シュトラウス(近衞編):喜歌劇「こうもり」組曲
近衞秀麿(指)NBC響

録音:(1)1937年2月16日、(2)1937年2月14日,NBC8H スタジオ
音源提供:アメリカ議会図書館(Library of Congress)
協力:近衞音楽研究所、
ウィスコンシン歴史協会(Wisconsin Historical Society)、
NBC ユニヴァーサルLLC、Donald Meyer(Lake Forest college)
1937 年2 月16 日、ニューヨークのNBC、8H スタジオにおいて、オーケストラ 音楽の日米同時生放送という画期的な演奏会が行われた。曲目はドヴォルザー ク作曲の交響曲第9 番「新世界」。オーケストラは“トスカニーニのオーケストラ”と してクラシック音楽ファンに知られるNBC SO。 指揮台に立ったのは前年 1936 年に日本の外務省より音楽特使として叙任さ れた近衞秀麿(1898〜1973)。言うまでもなく、戦中に三度に渡って首相を務め た近衞文麿の実弟であり、日本でオーケストラを初めて作り、生涯に渡ってオー ケストラ音楽の紹介に努めた大指揮者です。 演奏会は大成功に終わった。そして近衞には全米各地の名門オーケストラに 客演するツアーが約束された。しかし 7 月の日中戦争の勃発を引き金にした日 米関係の悪化が近衞の指揮者としての運命を翻弄する。そして遂には全てが見 果てぬ夢となってしまった……。 『新世界』の演奏の二日前にも近衞はラジオ番組にも出演し、自ら編曲したヨ ハン・シュトラウスの喜歌劇『こうもり』組曲を指揮し放送しています。これらの音源が アメリカ議会図書館で良好な音質で発見された!さらに近衞が NBC SO に登壇するに至るコレスポンダンスも発見。 近衞秀麿研究の第一人者である菅野冬樹による綿密な調査に基づく書下ろ し原稿による重厚な新書版書籍付き。好事家にとってはなぜトスカニーニより先 に NBC SOと日本人指揮者が共演できたのか?そしてどういう演奏をして いるのか?という興味が明らかになります。そして芸術と言えども時代背景とは不可 分な関係であることを証明する正に戦争と音楽のドキュメント。

Profil
PH-18083(1CD)
エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.52
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(1877年リンツ稿)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:2017年9月1日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
ディション・シュターツカペレ・ドレスデン・シリーズ第52弾。ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデン2017年のブルックナー「交響曲第1番」といえば、 9月6日にミュンヘンのフィルハーモニーで行われたライヴ映像がC Majorからリリースされた全集に収録され、このBOXは、「レコード芸術」誌2021年9月 号にて特選として絶賛されました。こちらはその5日前にドレスデンのゼンパーオーパーで行われたコンサートのライヴCD。
ティーレマンは2012年のシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者就任以来、ブルックナーの交響曲プロジェクトを続け、その8回目にとりあげられたのが第 1番でした。
ブルックナーの交響曲第1番は1868年の作ですが、1877年、84年に改訂が行われ、さらに1890年に行われたのがここで用いられている「リンツ版」。ブ ルックナーの若々しい野性味が晩年の円熟の書法で磨かれた逸品となっています。
ティーレマンの解釈はミュンヘン・ライヴと基本的には共通してやや遅めのテンポによる堂々としたものですが、ドレスデンのゼンパーオーパーの深い響きもあい まり充実した感動を与えてくれます。 (Ki)


TOCCATA
TOCC-0613(1CD)
NX-B03
マルコム・アーノルド(1921-2006):管弦楽作品集
美食大協奏曲 Op. 76−ウェイター、食事と大オーケストラの為の…世界初録音
交響曲第9番Op. 128
アンナ・ゴルバチョヴァ=オギルヴィ(S)
リエパーヤSO
ジョン・ギボンズ(指)

録音:2021年6月14-16日
2021年に生誕100年を迎えるマルコム・アーノルド。優れた映画音楽の作曲家として、また20世紀イギリスを代表するシリアスな交響曲の作曲家として評 価されています。 このアルバムに収録された2つの作品は、アーノルドの対照的な側面をはっきりと示しています。タイトルを見るだけでも興味深い「美食大協奏曲」は、陽気 で親しみやすいアーノルド。1961年に初演された"ホフナング音楽祭(イギリスで開催されていた抱腹絶倒の冗談音楽祭)"の為の作品で(アーノルドは音 楽祭の創設者で漫画家のジェラルド・ホフナングの友人だった)、一連のコース料理が音で描かれています。ウェイターが儀式用のナプキンを運び入れ、牡蠣 をはじめとしたオードブル、スープ、メインのローストビーフ、チーズと続き、デザートのピーチメルバ(こちらはグノーのアヴェ・マリアのパロディ)が到着。そしてコー ヒーと食後酒で締めるというもの。本来はウェイターが大きな役割を占めますが、音だけで聴いても存分に楽しめます。この曲は世界初録音です。転じて、交 響曲第9番はシリアスな音楽。病と闘い完成が大幅に遅れてしまったこの曲、アーノルド自身が「地獄を通り抜けた」と語った後に作曲されただけあって、暗 鬱な第4楽章の最後で光が差すような長調への転調が強い印象を残します。

ALPHA
ALPHA-776(1CD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ヴァイオリン協奏曲 第3番ト長調 K. 216
交響曲第41番ハ長調 K. 551「ジュピター」
ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(Vn、指揮)

録音:2021年2月12-14日、シャトレ座、パリ
ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(Vn、指揮)
Aparteレーベルでの数々の名盤、特に一連のハイドン『パリ交響曲』の録音では、同時代の知られざる名作を次々と併せて紹介し、注目 を浴びた古楽器合奏団コンセール・ド・ラ・ロージュ。古典派解釈の確かさは、それらのアルバムにフランスの批評メディアが続々絶賛を寄せて きたことからもわかります。シュシャーヌ・シラノシアン、ジュスタン・テイラー、タミ・クラウスといった新世代の古楽器奏者たちとの連携もさることな がら、創設者・指揮者のジュリアン・ショーヴァンがピリオド奏法のヴァイオリン奏者としてもずば抜けた技量を誇っている点は見逃せません。サ ンドリーヌ・ピオーによるフランス19世紀歌劇・アリア集『恋の相手は...』(ALPHA445/NYCX-10063)でALPHAからもリリース実績のある 彼らが、同レーベルでモーツァルトの重要作品を定期的に発表してゆくことになり、その記念すべき第一弾がこの申し分ない選曲の一枚とな ります。モーツァルトの全管弦楽曲中最も注目度の高い作品の一つ「ジュピター」をはじめ、隅々まで考え抜かれた解釈により各作品が驚く ほどみずみずしく蘇る古楽器演奏で、細やかな音楽言語への徹底した読み込みがいたるところで効果を発揮。それでいて冒頭に掲げられた 「フィガロの結婚」序曲の沸々と盛り上がる勢いといい、ヴァイオリン協奏曲におけるショーヴァンの濃密かつ圧倒的な「格」といい、一糸乱れぬ 統率力と各奏者の自発性の絶妙なバランスといい、それらがまさに新時代の画期的名演と呼びうる強い存在感をこのアルバムに与えていま す。作曲家自身の手紙からの引用を多数盛り込んだ解説も興味深く、生の18世紀の音像に迫ろうという強い気概が演奏の上質さにみご と結実した、頼もしい新シリーズの始まりと言えるでしょう。

ICA CLASSICS
ICAC-5161(4CD)
NX-F01
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス: 交響曲集
【CD1】
ハイドン:交響曲第100番ト長調「軍隊」
交響曲第101番ニ長調「時計」*
【CD2】
モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K. 201
行進曲 ニ長調 K. 335*
セレナード第9番ニ長調 K. 320「ポストホルン」*
【CD3】
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op. 67「運命」
交響曲第7番イ長調 Op. 92*
【CD4】
ブラームス:悲劇的序曲 Op. 81
交響曲第4番ホ短調 Op. 96*
ニコラウス・アーノンクール(指)
ヨーロッパ室内O

【CD1】
録音:1999年12月4日 コンセルトヘボウ、アムステルダム、2004年6月21日 シュテファニエンザール、グラーツ*
【CD2】
録音:1989年7月12日 シュテファニエンザール、グラーツ、1996年4月1*
【CD3】
録音:2007年6月24日ヘムルート・リスト・ハレ、グラーツ
2002年6月23日シュテファニエンザール、グラーツ*
【CD4】
録音:1999年6月28日、1997年7月10日*、シュテファニエンザール、グラーツ
ヨーロッパ室内管40周年記念盤。アーノンクールとの記念碑的ライヴ、全曲初CD化! 2021年に創立40周年を迎えたヨーロッパ室内O。創立に深くかかわったクラウディオ・アバドを始め、トップ・クラスの指揮者・演奏家と演奏を重ね て来ましたが、その中で特別に深い絆を持っていたニコラウス・アーノンクールとの名演奏の数々が陽の目を見ます。腕利きの奏者が揃ったヨーロッパ室内管 は、モダン楽器の楽団でありながら小振りな編成とクリアな響き、柔軟かつ意欲的な音楽性を備え、アーノンクールの理想を具現化できるオーケストラとして 常に彼の厳しい要求に応え、アーノンクールも特別な信頼と愛情を寄せ続けました。「リスクを取って転ぶほうが安全を優先するよりもずっとよい」「偉大な音 楽作りとはつねに大失敗と隣り合わせなのだ」を持論としたアーノンクール。ここに収められた「偉大な音楽作り」の数々は、すべてCD初出です。 演奏は、全般的にこのコンビに予想される引き締まったテンポとアクセントの利いたドラマティックなもので、ライヴらしい勢いや精彩が感じられます。特にハイド ンでは作曲者が仕込んだ細部の仕掛けを鮮明に音にしており、アーノンクールの面目躍如といったところ。ベートーヴェンの交響曲第5番では、驚いたことに 16年前のTeldec盤よりもすべての楽章で演奏時間が短くなっており、緊迫度や燃焼度の更なる高まりが感じられます。

Pentatone
PTC-5186765(1CD)
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
交響曲第39番変ホ長調 K.543
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2021年3月13-18日/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているアンドルー・マンゼ。近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年から首席指揮者を務めてい るハノーファー北ドイツ放送POとの積極的な演奏会および録音が続いており、PENTATONEレーベルからリリースしているメンデルスゾー ンの交響曲全曲録音、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」&第7番(KKC-6207 / PTC-5186814)は各誌で高い評価を得ました。
当アルバムはモーツァルトの交響曲第2弾で第38番「プラハ」、第39番を収録。前作、第40番&41番「ジュピター」(KKC-6129 / PTC-5186757) でも聴かれたHIP奏法を踏襲しつつマンゼらしい細やかな表情と絶妙なテンポ設定で聴き手を魅了します。弦楽器の美しさとティンパニのメリハリの利いた打音 で輪郭のハッキリとしたモーツァルトを展開。前作同様マンゼはすべてリピートで演奏しており、モーツァルトの野心的な面を表現しながらも独特な緊迫感を持っ て音楽を構築しており、同団との厚い信頼関係とともに“マンゼ節” で聴かせます。当ディスクはCD仕様となります。

GRAND SLAM
GS-2247(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1944年12月19日ウィーン、ムジークフェラインザール
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より 
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズに、遂に“ウラニアのエロイカ”が登場します! この「英雄」交響曲は、フルトヴェングラーの録音遺 産の中でも特別に有名であることは、今さら説明不要でしょう。今回入手したテープは非常に明瞭でバランスが取れており、1950年代のモノラル録音にも匹敵す るクオリティです。たとえば、第1楽章の冒頭の和音を聴いただけでも、ホール内にきれいにこだまする様子が、これほど明確に再現された例はなかったと思われ ます。  また、今回は新事実(?)と思われることが発見されました。つまり、インターバルが全く途切れておらず、この演奏はマイクを前にした通し演奏ではないかと推 測されることです(詳細は解説参照)。  さらに、決定盤とすべく、解説書には図版やLPジャケットなどをふんだんに盛り込みました(全12ページ)。(平林 直哉)

CAvi music
85-53490(1CD)
マーラー:交響曲第6番イ短調 「悲劇的」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO

録音(ライヴ):2020年2月27日−3月2日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。ついに最終巻となるシリーズ第10巻、交響曲第6番 「悲劇的」が登場!
2020年の2月末から3月初旬にかけて、デュッセルドルフ・トーンハレで3回のライヴ演奏が行われ、録音されたマーラーの「交響曲第6番」。その直後にコロナ・パンデミックによる最初のロックダウンが始まり、その後多くの音楽仲間の生活を破綻させました。交響曲第6番が描かれた時代や内容と今回のパンデミックの類似性も感じ、「今後、私のマーラー第6番と言えば、パンデミックと最後のコンサートを連想せざるを得ない」とアダム・フィッシャー自身が振り返る印象的なライヴとなりました。巨大なオーケストラをコントロールしながら、緻密な室内楽的なサウンド作りも繊細に組み立てて来たアダム・フィッシャー&デュッセルドルフ・フィルのマーラー第6番。シリーズの締めくくりに相応しい堂々たる「悲劇的」にご期待ください!

MUSICAPHON
M-56829(1CD)
シュルホフ&マウトナー:管弦楽作品集
エルヴィン・シュルホフ:交響曲第2番
ミヒャエル・マウトナー(b.1959):ユナイテッド・カラーズ(サクソフォン、ピアノ、打楽器、弦楽の為の)
シュルホフ:フルート、ピアノ、弦楽の為の二重協奏曲
エルヴィン・クラムバウアー(Fl)、クレメンス・ツァイリンガー(P)、ペーター・ロールスドルファー(Sax)、オーストリア室内SO、エルンスト・タイス(指)

録音:2004年2月(ドイツ)
チェコに生まれ多彩な作品を生み出すもナチスによって強制収容所に収容され、そこで生涯を終えた作曲家、エルヴィン・シュルホフの作品は、近年になって再評価が進んでいます。交響曲第2番は比較的演奏機会が多く、20分弱の作品ですが、第3楽章にジャズの要素を取り入れるなど意欲的ながら洗練された一曲です。ミヒャエル・マウトナーはザルツブルクのモーツァルテウム大学で学び、ウィーンを拠点に作曲活動や指揮活動などを精力的に展開しています。

SWR music
SWR-19105CD(2CD)
NX-B06
シベリウス:3つの歌曲/交響曲第2番、第4番、第5番
【CD1】
十二夜 Op. 60 第1番 死よ近づくな
6つの歌曲 Op. 36 第6番 3月の雪の上のダイヤモンド
7つの歌曲 Op. 17 第6番 夕べに
キム・ボルイ(Bs)
交響曲第2番ニ長調Op. 43*
【CD2】
交響曲第4番イ短調 Op. 63**
交響曲第5番変ホ長調 Op. 82#
バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO
ハンス・ロスバウト(指)

録音:1955年12月6日、1955年1月7日*、1961年1月10日**、1955年12月5日#
すべてモノラル
モーツァルトやベートーヴェン、そしてマーラーや1950年代以降の音楽の解釈・演奏が高く評価された指揮者ハ ンス・ロスバウト(1895-1962)。シベリウス作品の録音はとても少なく、1954年と1957年にベルリン・フィル ハーモニーOと録音した「フィンランディア」などの小品集の他、数えるほどしか知られていません。この2枚 組には1955年と1961年にスタジオ録音された3曲の交響曲と珍しい歌曲を収録。全てが初出音源、かつロ スバウトとしては他にも録音のないレパートリーで、彼らしい緻密なアプローチと柔軟なテンポ設定による見事な シベリウスが堪能できます。歌曲でソロを歌うキム・ボルイ(1919-2000)はヘルシンキ出身のバス歌手。1960 年からストックホルム王立歌劇場に所属し、80年に引退するまでオペラとコンサートで活躍、また、デンマーク音 楽アカデミーで後進の指導にあたるなどフィンランドの声楽界の発展に寄与しました。 いずれも、SWRのオリジナルテープから丁寧にリマスターされており、モノラルながら聴きやすい音となっています。

オクタヴィア
OVCL-00761(1SACD)
税込定価
2021年9月22日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 作品65
ステージ・オーケストラの為の組曲(ジャズ組曲第2番)より【行進曲/リリック・ワルツ/小さなポルカ/ワルツ第2番/ダンス第1番】
井上道義(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2021年7月3日 東京・サントリーホール・ライヴ
高い評価を受ける井上道義のショスタコーヴィチ演奏の最新盤は、新日本フィルとの2021 年7月のライヴ録音です。 交響曲第8番では、堅固に構築された音楽で、激しい葛藤と悲しみのレクイエムを聴かせ ます。過去に幾度も共演を重ねた新日本フィルは、コンサートマスターの崔文洙を中心と して、美しく壮烈な響きで井上に応えました。 一方ダンサブルな「ステージ・オーケストラの為の組曲」(「ジャズ組曲第2番」)は瑞々し く鮮やかな演奏で、明るくアルバムを締めくくります。 作曲家の二面性を見事に表現する濃密な快演をお楽しみください。(オクタヴィア)

Altus
ALT-495(1CD)
ゴロワノフの芸術第1集
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27
交響的舞曲〜第1・3楽章*
ニコライ・ゴロワノフ(指)
モスクワRSO

モノラル録音:1953年5月25日、1949年6月17日*
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフの音源をALTUS渾身のマス タリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。衰えを知らぬ最晩年のラフマニ ノフ2番と、貴重な交響的舞曲(抜粋)の録音を収録。
「ゴロワノフの芸風はムラヴィンスキーと全く対照的です。ムラヴィンスキーが余分な響きを極力排除し、透明で繊細な音楽を奏でていたのに対し、ゴロワノフ は野人のように粗野で熱っぽく、鼻がひん曲がるほどのロシア臭気を発していたのである」「ロシアの指揮者について語る時、ゴロワノフの存在は絶対に無視でき ない」「交響曲第2番では冒頭から異様に太くたくましい音の塊が出現し、第2楽章も終始オーケストラが乱れるほど熱くなっています。第3楽章はロシアのセンチメ ンタリズム満開、第4楽章の粗野な盛り上がりもゴロワノフならではである」(平林直哉氏の解説より)

Altus
ALSA-4 41(4SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
2021年新マスタリング
チェリビダッケ/フランス国立放送O
INAライヴ録音大集成

■Disc1
(1)ルーセル:交響曲第3番
ブラームス:交響曲第4番
(2)シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏付き歌曲 Op. 8
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
ベートーヴェン:交響曲第7番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1番
ミヨー:ブラジルの郷愁〜第11曲『ラランジェイラス』
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番より『ギャロップ』
(3)ブラームス:悲劇的序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
■Disc2
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』抜粋
(2)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op. 90
ミヨー:ブラジルの郷愁 Op. 67b
レスピーギ:交響詩『ローマの松』
(3)シューベルト:『ロザムンデ』 序曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104*
デュティユー:メタボール
■Disc3
シューベルト
(1)6つのドイツ舞曲(ウェーベルンによる管弦楽編)
交響曲第5番変ロ長調 D. 485
J・シュトラウス:『こうもり』序曲
 ウィーンの森の物語/フィガロ・ポルカ
 ピツィカート・ポルカ/トリッチ・トラッチ・ポルカ
 皇帝円舞曲
(2)モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626
(3)ウェーバー:『魔弾の射手』 序曲
ハイドン:交響曲第102番
シューマン:交響曲第2番
■Disc4
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番 抜粋
(2)ラヴェル:スペイン狂詩曲
(3)ラヴェル:『マ・メール・ロワ』
(4)ラヴェル:道化師の朝の歌
(5)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(6)ラヴェル:『ダフニスとクロエ』 第1,2組曲
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O

■Disc1
(1)録音:1974年10月23日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)録音:1974年9月17日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(3)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ( ピアノ)
録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■Disc2
(1)録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)録音:1974年2月15日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(3)ピエール・フルニエ(Vc)*
デュティユー:メタボール
録音:1974年10月2日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■Disc3
(1)録音:1973年12月30日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)アーリーン・オジェー(S)
グーリ・プレスナー(C.A)
アダルベルト・クラウス(T)
ロジェ・ソワイエ(Bs)
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)
フランス国立放送合唱団
録音:1974年2月22日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(3)録音:1974年2月27日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■Disc4
(1)マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)録音:1973年12月23日
(3)録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(4)録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(5)録音:1974年10月2日
(6)録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)
フランス国立放送cho
ALTUS屈指のベストセラー、チェリビダッケ&フランス国立OのINA音源シリーズをすべてまとめた長時間収録SACD4枚組。当盤のためにリマスター され通常CD版とは異なる魅力を付加。最新リマスタリングにはALTUSの新技術〈High sampling overtone〉が採用されており、自然な倍音とオーケストラ の確かな質感がチェリビダッケの名演をより引き立たせてくれます。
1973・74年録音ですべてステレオ。ミケランジェリ、フルニエ、アルゲリッチとの協奏曲録音は超絶の名演。他にも極上に美しい『未完成』、スローテンポに仰 天の『ペトルーシュカ』、チェリの叫びも高らかな凄演『ローマの松』、精緻な佇まいに涙の『モツレク』、ユニークなウィーン音楽に圧倒的最弱音のラヴェル作品な どなど、何所をとってもチェリビダッケの威容をビシビシ感じる圧巻の内容!
解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。鈴木淳史氏、久保木泰夫氏、許 光俊氏による各ディスクの解説から演奏者プロフィールに楽曲解説、シェー ンベルク『6つの管弦楽伴奏付き歌曲』歌詞対訳まで、全60ページを超える充実のブックレットです。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRQ-9006(2CD)
UHQCD
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第6 番「田園」
ベートーヴェン:交響曲第3 番「英雄」
*ダグ・ハマーショルドの思い出に捧ぐ
オットー・クレンペラー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962 年10 月19 日アカデミー・オヴ・ミュージック,ライヴ録音(ステレオ)
良好なステレオ録音でリリースのクレンペラー+フィラデルフィアの正規盤シリー ズ。肝心のオール・ベートーヴェン・プログラムについては、オーケストラ・アーカイ ヴの音源に難があり、商品化が見送られておりました。本年ついに良好な音源を ペンシルバニア大学にて発見!これで3プログラムが全て揃いました。クレンペラ ーはそもそもストコフスキーの後任と目されていたのにそれが破談となったために オーマンディとは深い確執がありました。1935 年の登壇後 27 年振りのフィラデル フィア客演が決まった際には新聞でも大きく取り上げられ大ニュースとなりました。 ヴァイオリンは、左右両翼。低弦左サイドの古典型オーケストラ配置。強烈な遅い テンポで繰り広げられるシリアスなベートーヴェン。超デッドなホール故に輪郭が はっきりし、緊張感の途切れがありません。オーケストラの個性が強く、金管の華や かさや木管の巧さは特筆もの。巨匠はこの時一か月以上アメリカに滞在し、フィラ デルフィアのみならず、ニューヨーク、ワシントン DC、ボルティモアへも巡演しまし た。そしてこれが最後のアメリカ訪問となりました。「英雄」はこの前年に飛行機墜 落で命を落とした国連事務総長ダグ・ハマーショルドに捧げられております。万感 胸に迫る名演です。

DREYER-GAIDO
CD-21133(2SACD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調#
交響曲第10番嬰ヘ長調〔アダージョ、プルガトリオ〕*
ガブリエル・フェルツ(指)、
ドルトムントPO#、
シュトゥットガルトPO*

録音(ライヴ):2019年7月2日−3日、コンツェルトハウス・ドルトムント(ドイツ)#/2010年11月3日、リーダーハレ・ベートーヴェンザール(シュトゥットガルト)*
リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市のOおよび歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍。さらに2017/18シーズンからは、セルビアのベオグラード・フィルの首席指揮者にも就任しているドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
ドルトムント・フィルとは2023年まで契約が延長されるなど、好調な関係を築くガブリエル・フェルツ。シュトゥットガルト・フィル時代から15年かけて積み上げてきたフェルツの集大成ともいうべきマーラーの交響曲録音の最新盤として、ドルトムント・フィルとの「交響曲第9番」がついに登場。更に、シュトゥットガルト・フィル時代の2010年に録音していた「交響曲第10番(オリジナル・フラグメントとなる〈アダージョ〉と〈プルガトリオ〉の2楽章)も併録され、交響曲第1番〜第10番までの全10曲が揃いました。マーラーの交響曲全10曲をすべて録音したのは、同世代のドイツ人指揮者としては初めての偉業となるそうです。交響曲第9番は、前作「交響曲第8番」(CD21118)と同様に、マルクス・ハイランドがトーンマイスターを務める名レコーディング・プロダクション "TRITONUS" による録音です。

フォンテック
FOCD-9852(4CD)
2021年9月8日発売
ブルックナー交響曲選集
■Disc1
交響曲第3番<第3稿、ノーヴァク版>
■Disc2
交響曲第4番「ロマンティック」<第2稿、ノーヴァク版に基づく>
■Disc3
交響曲第6番<ノーヴァク版>
■Disc4
交響曲第7番<ノーヴァク版>
飯守泰次郎(指)東京シティPO

■Disc1
録音:2001年1月18日東京文化会館
■Disc2
録音:1998年5月28日サントリーホール
■Disc3
録音:2003年1月9日東京文化会館
■Disc4
録音:1999年2月15日サントリーホール
巨匠のブルックナー演奏が、最新リマスタリングで鮮やかに蘇る。バイロイト音楽祭での歴史的公演など、欧州での充実した活動を経て、東京シティ・フィル、名古屋 フィル、関西フィルの常任指揮者、新国立劇場歌劇部門芸術監督を歴任し、現在 仙台フィルの常任 指揮者を務める飯守泰次郎。 新国立劇場在任中は、「パルジファル」「ニーベルングの指環」全曲を含むワーグナー作品上演を指 揮し高い評価を集め、2014年から日本芸術院会員を務めます。 その芸術は円熟を深め、傘寿を記念しワーグナー歌手のトップたちと共演した2021年5月の「ニー ベルングの指環」ハイライト特別演奏会は、世界に誇る公演となりました。 1999年発売の「ロマンティック」以来、フォンテックは飯守の名演奏をCD化してまいりました。今 回の「ブルックナー 交響曲選集」は、音楽評論家のヒューエル・タークイ氏が「伝統的に必要とされ る温かみを維持しながら、同時に大胆なほど独創的でもある」と激賞した「第4番」を含む4作品を収 録しています。 飯守のブルックナー、まさに感動の軌跡です。 (FONTEC)

ALPHA
ALPHA-782(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年11月、2021年1月* トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス
2019/20のシーズンに予定されていた、トーンハレOと新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィによるチャイコフスキー・チクルス。新型コロナ・ウ イルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により、2021年1月に無観客 ライヴにて約1年遅れで完結し、併せて行われた録音が交響曲全集として発売されることとなりました。先に発売されていた第5番、第4番 (と第2番)に続き、後期3大交響曲の完結として第6番「悲愴」の分売も決定。パーヴォ・ヤルヴィにとって2007年のシンシナティ響との盤 (Telarc)以来の再録音となる「悲愴」ですが、実は第4番と並んでチクルス最初期に演奏・録音されていたもの。しかしながら、新たにタッグ を組んだ彼らの相性の良さを示す、各奏者の自発的な表現とアンサンブルの緊密さの同居、全体がうねるような濃密さを既に聴くことが出 来ます。木管楽器同士のやり取りが室内楽的な印象を与えながら、オーケストラが高みに導かれるフォルテもまた雄大で、映像に例えれば 高解像度かつ被写界深度の深い演奏といえ、比較的速めのテンポ設定の中でも、作品の魅力を十二分に引き立てています。「ロメオとジュ リエット」はチクルス終盤に収録されたもの。こちらも美しく力強い演奏です。

ALPHA
ALPHA-778(5CD)
NX-E03
チャイコフスキー:交響曲全集、管弦楽作品集
【DISC 1】(ALPHA-659/NYCX-10175)
交響曲第5番ホ短調 Op. 64
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
【DISC 2】(ALPHA-735/NYCX-10212)
交響曲第2番「小ロシア」
交響曲第4番ヘ短調 Op. 36
【DISC 3】(ALPHA-782/NYCX-10249)
交響曲第6番「悲愴」
幻想序曲 「ロメオとジュリエット」
【DISC 4】(初出)
交響曲第1番「冬の日の幻想」
イタリア奇想曲 イ長調 Op. 45
「エフゲニー・オネーギン」〜「ワルツ」
【DISC 5】(初出)
交響曲第3番「ポーランド」
「エフゲニー・オネーギン」〜「ポロネーズ」
戴冠式祝典行進曲 ニ長調
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10-11月…交響曲第4番、第6番、フランチェスカ・ダ・リミニ、「ワルツ」「ポロネーズ」
2020年1月…交響曲第2番、第5番
2021年1月…交響曲第1番、第3番、イタリア奇想曲、ロメオとジュリエット、戴冠式祝典行進曲
トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス
新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィ就任の記念として、2019/20のシーズンに肝いりで計画されたトーンハレOによるチャイコフスキー・チ クルス。新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により約1 年遅れで完結し、併せて行われた録音が、スイスのオーケストラ初のチャイコフスキー交響曲全集として発売されることとなりました。リリース済 みの第5番、第2番と第4番、全集と同時発売の第6番に加え、2021年1月に無観客ライヴが行われた第1番と第3番を収録し、さらに厳 選された管弦楽作品も収められる嬉しい内容です。初登場の第1番でのロシア民謡的なフレーズの躍動感も素晴らしいもの。緊密なアンサ ンブル、各奏者の生き生きとした表現、濃密なオーケストラのうねりが作品のロマン性を引き立て、それでいて気品も感じさせるという、パー ヴォ・ヤルヴィならではチャイコフスキー像が刻まれています。
ALPHA
ALPHA-767(1CD)
イェルク・ヴィトマン(1973-):「コン・ブリオ」管弦楽のための演奏会用序曲(2008)
R・シュトラウス:二重小協奏曲(クラリネット、ファゴットと弦楽のための)TRV 293
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op. 92
アイルランド室内O
イェルク・ヴィトマン(指、Cl)
ディエゴ・ケンナ(Fg)

録音:2020年2月ICOスタジオ、リムリック大学構内、アイルランド
現代を代表する作曲家であり、クラリネット奏者そして指揮者であるヴィトマンと、彼の手兵アイルランド室内O(ICO)によるアルバ ム。冒頭に収録された「コン・ブリオ」は、マリス・ヤンソンスとバイエルンRSOによるベートーヴェン・チクルスの際、交響曲第7番と第 8番とに組み合わせる新作を依頼されたヴィトマンが、第7番の主題を元に自由に展開して書き上げた作品(ヤンソンスとBR響によるサント リーホール・ライヴがBR-KLASSIKより発売済み 900137)。今回が作曲者自身による待望の初録音となります。晩年のリヒャルト・シュト ラウスによる二重小協奏曲は、バロックの合奏協奏曲を連想させる古典的な構成の中に劇的要素を盛り込んだ小さいながらも聴き応えの ある作品で、ヴィトマンのクラリネットに加え、ハインツ・ホリガーとの来日公演などで日本でもファンの多いファゴット奏者、ディエゴ・ケンナの妙 技が聴けるのも嬉しいところです。メイン演目のベートーヴェンでは、舞踏の聖化と評されたそのリズムが躍動的であるだけでなく、実に瑞々し く響くたいへん魅力的な演奏に仕上がっています。

SWR music
SWR-19529CD(4CD)
NX-C05
ブラームス:交響曲全集(全4曲
ドイツ・レクイエム*
クリスティーナ・ランツハーマー(S)
フローリアン・ベッシュ(Bs)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
北ドイツ放送cho
シュトゥットガルトRSO
ロジャー・ノリントン(指)

録音:2005年7月4-6日、2014年2月20-21日*
1998年から2011年の13年間にわたりシュトゥットガルトRSOの首席指揮者を務めたノジャー・ノリントン。このコンビの演奏はどれも、ノリン トンが長年積み重ねて来た作品成立当時の演奏法研究の成果を機能性の高いモダン・オーケストラにつぎ込んだもので、作品のイメージをリフレッ シュしたと高く評価されました。ブラームスについては、1990年代にロンドン・クラシカル・プレイヤーズを(指)ピリオド楽器と奏法による交響曲全集を 録音し、新鮮なブラームス像を造りあげており、このシュトゥットガルトRSOとの演奏は、ほぼ15年ぶりとなる2度目の全集録音です。この演 奏はもともと映像作品としてリリースされ、後に音声のみのCDとして発売されたもの。ノリントンの看板のひとつであるノン・ヴィヴラートから生まれる「ピュ ア・トーン」はここでも健在、早めのテンポで生き生きと奏されるブラームスは、ノリントンのモットーである「偉大な作品をもう一度考え直し、新しく蘇らせ ること」を実現しています。 今回、同時収録された「ドイツ・レクイエム」は2014年の録音。こちらもピュア・トーンを生かした透明感ある美しい響きが特徴。ソプラノのクリスティー ナ・ランツハーマーとバスのフローリアン・ベッシュの歌声にも注目です。


PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0020(2CD)
アーノンクール〜チューリッヒ告別演奏会2011
モーツァルト:セレナード第10番『グラン・パルティータ』
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
(ボーナストラック)
『運命』第2・3楽章リハーサル風景
ニコラウス・アーノンクール(指)
フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場O)

ライヴ録音:2011年11月25‐27日/チューリッヒ、トーンハレ
2021年アーノンクール没後5年記念リリース。収録されているのは1970年代からオペラやコンサートを演奏し続けてきたチューリッヒ歌劇場での最後の コンサート。モーツァルトの『グラン・パルティータ』とベートーヴェンの『運命』という手加減無し王道ど真ん中のプログラムでアーノンクールらしくオーケスト ラと観客に別れを告げた、伝説的な公演が美しいパッケージで商品化されました。ハードカバーの解説書には初公開の写真も多数掲載。またボーナス・トラック として『運命』のリハーサル風景が収録されています。
1974 年にアーノンクールをチューリッヒに招いたのは歌劇場監督のクラウス・ヘルムート・ドレーゼ氏で、この2011年のコンサートは同年に他界したドレー ゼ氏の追悼コンサートでしたが、結果的にアーノンクールと歌劇場オーケストラとの最後のコンサートにもなり、会場は特別な雰囲気に包まれました。そして残 された演奏は永遠の闘士アーノンクールの面目躍如、ヒリヒリした緊張感と色褪せない鮮烈さを持ち、常に覇気にあふれた、まさにアーノンクール・サウンドそ のもの。翌日の『Neue Zurcher Zeitung』紙には「激烈な別れ」と書かれ、ある評論家は1895年にブラームスがこけら落としを振って以来、トーンハレ における「最も狂ったベートーヴェンの第5番の演奏」とさえ評しました。涙の別れとは一線を画した、歴史上まれに見る大いに刺激的な告別演奏会をぜひとも ご堪能下さい。 (Ki)

Hanssler
HC-21035(1CD)
ハイドン:交響曲全集 Vol.25
交響曲第18番ト長調 Hob.I:18
交響曲第2番ハ長調 Hob.I:2
交響曲第20番ハ長調 Hob.I:20
交響曲第17番ヘ長調 Hob.I:17
交響曲第19番ニ長調 Hob.I:19
ハイデルベルクSO、
ヨハネス・クルンプ(指)

ン録音:2020年7月/パラティン、ヴィースロッホ(ドイツ)
颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないハイデルベルクSOによるハイドンの交響曲全曲録音シリーズ。レコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤 500」でハイドンの交響曲第88番、第92番「オックスフォード」、第94番「驚愕」、第102番、第104番「ロンドン」の当団の演奏が第1位に選ばれるな ど、表現力の豊かさ、演奏水準の高さで注目されております。
当シリーズは鬼才トーマス・ファイが率いて録音を進めてまいりましたが、2014 年に自宅で転倒し重傷を負ってしまったために録音がストップ。その後ベンヤ ミン・シュピルナー指揮のもと2016 年より録音を再開しました。
当団は 2020/2021年シーズンよりヨハネス・クルンプを新たな音楽監督に指名。当アルバムはクルンプ指揮によるはじめての録音となります。クルンプは「ハ イドンの初期の作品は演奏される機会が少なく、私たち音楽家さえほとんど知らないというのが現状です。これらの初期作品はハイドンの独創性にあふれ私た ちに喜びを与えてくれます。」と語っており、新たなシェフを迎えた当団がその思いとともに初期の交響曲を演奏しております!今後の展開にも非常に期待が高ま ります! (Ki)


ACCENTUS Music
ACC-30533CD(4CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(3つの版による)
CD1(72'16):1874年第1稿(コーストヴェット校訂2021)
CD2(68'52):1878/80第2稿(コーストヴェット校訂2018)
CD3(67'56):1888年第3稿(コーストヴェット校訂2004)
CD4(ボーナス):1878年版「村の祭り」フィナーレ+草稿
ヤクブ・フルシャ(指)
バンベルクSO

録音:2020年11月ヨーゼフ・カイルベルト・ザール
ブルックナーの交響曲にはいくつかの「稿」が存在することはよく知られています。ここに収録されている、第4番「ロマンティック」もそうした作品のひとつです。 今回ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽は長年のブルックナー演奏の経験をもとに3つの版を録音。フルシャ自身も指揮者にとってすべての版を録音でき るということはまたとない機会であると考えこのプロジェクトに賛同。また聴き手にとっても異なる版を同じ演奏者で聴くことは、作曲家意図、版が複数存在す る意義などを判断することができるでしょう。
「ロマンティック」という副題や、長大すぎない演奏時間であることから、ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い作品第4番。1874年の初稿 を完成させた後、ブルックナー自身によって1878年と80年に改訂、さらに1887/88年には弟子のレーヴェらによって、ブルックナーの監修のもとに改訂 されました。それから1936年に音楽学者のローベルト・ハースが1878/1880年稿を底本に弟子たちの校訂を取り除いた版が出版され、1953年には音 楽学者のレオポルト・ノヴァークがハース版に修正を加えた版が出版されました。この録音は、2004年に国際ブルックナー協会から出版された、1888年稿(第 3稿)を底本として音楽学者ベンジャミン・コーストヴェットが改訂したものを使用しています。
さらにボーナスとして、『村の祭り』と名付けられた、“まぼろし”のフィナーレといくつかの草稿を収録。ブルックナー自身が「Volksfest(村の祭り、あるい は民衆の祭りとも)」と呼んだフィナーレは、第1稿の改訂作業中の1878年8月1日から9月30日までのあいだに作曲されたもので、通常、ブルックナーの第 4番とされる形態、すなわち、1878年に書かれた第1、2、3楽章の第2稿が活かされ、1879年から1880年にかけて書き上げられた第4楽章の第3稿と を合わせたことにより、取り外されました。このフィナーレは全体ではずいぶんと趣きの異なる味わいで、楽章全体の長さが短い替わりに、そのぶんキャッチで ユニークな内容ともなっています。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10511BD(Bluray)

ACC-20511DVD(DVD)
ルツェルン音楽祭2020
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番*
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第3番「英雄」
マルタ・アルゲリッチ(P)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
ルツェルン祝祭O

収録:2020年8月14-15日、ルツェルン文化会議センター・コンサートホール(ライヴ)
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:DTS HD MA5.1,
PCMステレオ
BD25/135'47
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:DTS5.1,DD5.1
PCMステレオ
DVD9/135'47
ルツェルン音楽祭2020のライヴ映像。アルゲリッチをソリストに迎え、ブロムシュテット指揮&ルツェルン祝祭管で行われたオール・ベートーヴェン・プラグラ ム。オーケストラは小編成で、奏者間も広くとったcovid 19感染防止対策を取った配置。そしてアルゲリッチ79歳、ブロムシュテット93歳、両者とも年齢を全く 感じさせない見事な演奏を聴かせてくれます。 特にアルゲリッチは圧倒的なテクニック、躍動感あふれる安定した演奏、洗練された音楽性でもってベートーヴェンの音楽を隅から隅まで表現しています。ここで 演奏したピアノ協奏曲第1番は、1949年アルゲリッチのステージ・デビューの時に演奏した演目。アルゲリッチが深化させた音楽性を存分に感じる演奏と言える でしょう。 そしてブロムシュテット。老巨匠に対する円熟や枯淡の境地とは無縁。ブロムシュテットはいくつになっても、オーケストラから瑞々しい音楽を引き出し、颯爽とし た演奏を聴かせてくれます。今回もルツェルン祝祭Oから透明感あふれる音を引き出し、生き生きとした鮮やかな演奏を展開しています。また名手揃いのル ツェルン祝祭管の演奏も、単なる技巧だけにはたよらない、洗練された音楽を繰り出しています。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72895(1SACD)
ハイティンク〜コンセルトヘボウにおける最後のコンサート
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ベルナルト・ハイティンク(指)
オランダ放送PO

ライヴ録音:2019年6月15日/オランダ、コンセルトヘボウ
2019年に引退を表明したハイティンクが生まれ故郷アムステルダムのコンセルトヘボウで最後に指揮した演奏会のライヴ録音です。オーケストラはキャリア 最初期の1955年から関りを持ち、1957年から首席指揮者を務めたオランダ放送PO。そして最後に選んだ曲目は自身の重要なレパー トリーとして生涯何度も取り上げてきたブルックナーの第7番。同年のベルリン・フィルやウィーン・フィルとの最後の演奏会でも披露したプログラムであること から、ハイティンクが特別な想いを込めてこの曲を選んだことが分かります。澄み切った解釈で清らかに流れる音響は滋味豊かにして瑞々しくもあり、長大な時 間を一息でつなぐ雄大さは音楽の中で深呼吸したくなるような心地よさ。またオランダ放送フィルの整っていながらも柔らかさ、温かさを含ませた独特の音色は ブルックナーとの相性も実に良く絶品。故郷オランダとのかけがえのない感動的な名演奏が記録されています。マルチチャンネル付SACDハイブリッドでの発 売も嬉しい、オーケストラ・ファンすべてに捧げたいアルバムです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2245(2CD)

フルトヴェングラー〜ベルリン復帰の2大公演
【CD 1】
ベートーヴェン:交響曲集
(1)交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
(2)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
【CD 2】
(3)メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO
(4)ユーディ・メニューイン(Vn)

録音:(1)(2)1947年5月25日ベルリン、ティタニア・パラスト
(3)(4)1947年9月30日ベルリン、ティタニア・パラスト
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズの強力新譜登場です。フルトヴェングラーがベルリンに復帰した初日の公演(1947年5月25日) のベートーヴェンの「田園」+「運命」、および同年9月にメニューインと共演したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲+メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」序曲、 これらが過去最高の情報量で蘇ります。しかも、2枚組で1枚価格の登場です! 再プレスは非常に困難なので、予約なさることをお勧めします。(平林 直哉)


東武レコーディングズ
TBRQ-9004(2CD)
UHQCD
税込定価
1枚分価格
トスカニーニ・メモリアル・コンサート1957
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2)ドビュッシー:交響詩「海」
(3)エルガー:エニグマ変奏曲
(1)ブルーノ・ワルター(指)
(2)シャルル・ミュンシュ(指)
(3)ピエール・モントゥー(指)
シンフォニー・オヴ・ジ・エアー

録音:1957年2月3日カーネギーホール,ライヴ録音(モノラル)
※1957年1月16日。就寝中に大往生を遂げたトスカニーニ。2月3日にカーネギーホールで行われたのが「メモリアル・コンサート」。トスカニーニとも御縁が深かった三大巨匠(ワルター、ミュンシュ、モントゥー=登壇順)が、それぞれトスカニーニの十八番を振るという伝説の演奏会。オーケストラは旧NBCSOであるシンフォニー・オヴ・ジ・エアー。トスカニーニが長らく応援していたミラノにある音楽家の老人ホーム“カーサ・ヴェルディ”への基金コンサートも兼ねていたことが解りました。この度ニューヨーク・パブリック・ライブラリー所蔵のマスターテープからの商品化が実現しました。演奏内容の素晴らしさは言わずもがな。その上当盤の音質のダイナミックレンジの広さは既出盤の比ではありません。カーネギーホールの豊かな響きがキッチリ収録されております。ワルター協会からのLP初出が1973年。ほぼ50年を経て初の正規発売となります。
ワルターは80歳を超えておりましたが、このコンサートの直前1月23日にはシカゴ響に客演。さらに2月17日にはニューヨークフィルとマーラーの「復活」を演奏。同時にスタジオ録音も行うという気力体力の充実が目覚ましい時期です。「英雄」は悠然としたテンポを基調としながらも繊細で効果的なテンポ変化を駆使しティンパニの強打は凄まじく、宇野功芳先生が絶賛したことも有名。この名演は直前にマルケヴィッチが同オケを指揮していた(録音セッション)からなどというまことしやかな説がありますが、有名な第三楽章ホルンのトリオなど最初は低く(小さく)、次は高く(強く)という、進軍が遠くから近づいてくるような絶妙な指揮ぶりはワルターだけです。演奏後の聴衆の拍手を制する姿も感動的。
ミュンシュの「海」。その豪快さに圧倒されます。音色の艶やかさには目も眩むよう。練習嫌いと言われておりますが客演オケでもいつものビュンと矢を射るような音の突き刺さり方はどこでも徹底しております。モントゥーのしみじみとしか言いようがない「エニグマ」。ゆったりしたテンポで、渋い悲しみを籠めた名演です。同じオケを同じ日に振ってこの明らかな音色の違い。つくづくこの時代の大指揮者は自分の音楽の理想がはっきりしていたものだと感慨無量です。

東武レコーディングズ
TBRQ-9003(1CD)
UHQCD
税込定価
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 浮ケ谷孝夫(指)
東京21世紀O

録音:2021年4月9日東京芸術劇場(ライヴ)
ドイツに浮ケ谷あり!と人に知られたマエストロ浮ケ谷。今やドイツでも見掛けなくなったドイツ的修業で叩き上げた真の巨匠です。今までは珍曲秘曲の録音が多いきらいがありましたが、満を持して登場するのが最新ライヴ録音であるこの「ロマンティック」です。東京21世紀Oはメンバー表をみればビックリの名手揃いのオーケストラ。流行におもねらない、衒いのない率直で深々とした風情にあふれる大自然が鳴り出すようなブルックナー讃歌。
マスタリングはマエストロの友人であり理解者であるベルンハルト・ハンケ(https://www.musikproduktion-hanke.de/)が担当。見事のゲルマン・サウンドが屹立します。マエストロ浮ケ谷自らのメッセージ、そしてブルックナー愛に満ちた平林直哉先生の解説も読みごたえ満点です。

オクタヴィア
OVCL-00689(1SACD)
税込定価
2021年7月21日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲 第2番 ロ長調 作品14 「十月革命に捧げる」
交響曲 第3番 変ホ長調 作品20 「メーデー」
井上道義(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

録音:2018年3月9,10日 大阪・フェスティバルホール ・ライヴ
各方面から絶賛を博している井上道義のショスタコーヴィチ。2018年3月に大阪・フェス ティバルホールにて行われた井上道義&大阪フィルのショスタコーヴィチ・シリーズ第4弾 となる交響曲第2番・第3番のライヴ・レコーディング盤の登場です。 共に混声合唱を含み、若きショスタコーヴィチが実験的ともいえる斬新なアイデアと前衛 的な手法を盛り込んだこれらの交響曲においても、オーケストラを知り尽くした井上道義 は魂みなぎる熱演を繰り広げています。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00760(2CD)
税込定価
2021年7月21日発売
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」
交響曲第6番「悲愴」
小林研一郎(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2021年6月6日 東京芸術劇場・ライヴ
2021年3月に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した小林研一郎の新たな挑戦を祝福する、モニュメン タルなCDシリーズ。 炎のコバケンの呼び名で多くのファンから愛される、マエストロ小林研一郎の傘寿&作曲家チャイ コフスキーの生誕180年を記念した「交響曲全曲チクルス」第3回目のライヴです。円熟のタクトに 秘められた激しい情熱が、曲調と呼応しドラマティックなサウンドで広がります。会場を感動の渦 に包み込んだ、日本フィルの熱演にも、ご注目ください。(オクタヴィア)

Goodies
78CDR-3843(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」〜Adagio
ハンス・プフィツナー(指)ベルリン国立歌劇場O
M.ラウハイゼン(P)
J.スザント(Cl)
J.ディスクレツ(Vc)

独GRAMMOPHON 95378/83 1930年(1-11)、1929年(12)ベルリン録音 (強音で少しビリツキがあります)
ハンス・プフィツナー(1869-1949)はドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の 一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時にドイツに移住し指 揮者として地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させていった。レコード 録音は機械式録音の後期から電気式録音の初期の時代にベルリン国立歌劇場管 弦楽団を指揮したものが独GRAMMOPHONに残されているが、その後は作曲活動に 専念したためか、録音はほとんど無い。このシリーズではシューマン:交響曲 第2番(78CDR3837)とベートヴェン:交響曲第4番(78CDR-3840)が出ている。 ピアノ三重奏曲は1930年頃ドイツで活躍した器楽奏者によるもので、ピアニスト のラウハイゼン(1889-1984)は歌曲伴奏者として活躍、生涯に1000人以上のアー ティストと共演したと伝えられる。(グッディーズ)

フォンテック
FOCD-9851(1CD)
税込定価
2021年8月4日発売
ブルックナー:交響曲第9番二短調 <コールス校訂版> 尾高 忠明 (指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2021年2月12・13日 フェスティバルホール・ライヴ
2018年の音楽監督就任以来、数々の名演を響き渡らせる尾高=大阪フィル。 ブルックナーは就任公演での「第8番」以来積極的に演奏、2020年の「第3番」に続き、2021 年2月定期演奏会は「第9番」で飾りました。 尾高の父 尚忠氏はその晩年にこの作品を指揮し、終演後「ブルックナーさん良かったね。天 国へ行けて」と涙を浮かべて語ったと伝えられています。 10代よりこの作品に傾倒する尾高は、30代前半で初めて指揮して以来、演奏を重ねてきまし た。そして「嬉しくなるような音が出る」大阪フィルとの共演で、初のCDリリースを決意し ます。「この縁ある曲に、生涯を掛けて向き合う」尾高。確信に満ちたその演奏は、峻厳、神 秘的な響きで彩られ、聴く者を天国の門へと誘います。 (FONTEC)


Treasures
TRE-263(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.6
シューベルト:「ロザムンデ」〜序曲/間奏曲第3番/バレエ音楽第2番
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
パウル・クレツキ(指)
ロイヤルPO、VPO*

録音:1958年10月27&29日、1961年11月13-15日*(全てステレオ)
※音源:東芝 ASC-5003、AA-7302*
◎収録時間:75:51
“ユダヤ的情念を湛えつつ決してべとつかないクレツキ特有の美意識!”
■音源について
集中的に「赤盤」をいろいろ聴き漁った結果、「東芝の赤盤は音が良い」という噂は間違いではないという結論に至りました。音にしっかり芯が宿り、音場は豊かに広がり、音を発した瞬間に音の粒子まで感じさせる手応は格別です。当時のセールスポイントであった帯電防止材や、赤い色素が音質向上に直接繋がったとは考えにくいので、英国EMIから技術者を招いて始動し、英仏メタルを用いてプレスしていた当時の川口工場(1955年発足)の優秀な技術が結果的に赤盤に集約されたのでしょう。事実、1971年に御殿場に大工場を新設して以降、音質は下降の一途を辿り、赤盤もなくなりました。
 ただ、初期の盤はビニールの素材が関係しているのか微妙なチリチリノイズの混入率が高く、CD-R復刻に際してはそれが回避された第二版以降にも耳を通すことが不可欠となります。なお、2枚のLP共に英国スタンパー使用盤です。

★この「巨人」は、ユダヤ人としての作品への共感の熱さを独自のバランス感覚で普遍化した名演として、ワルター&コロンビアSO盤と並んで忘れてはならない存在。クレツキは両親をホロコーストで殺害されるという悲惨な過去を持ちながら、指揮者として引き出す音楽にはその壮絶さはほとんど感じられませんが、作曲活動を停止してしまったことも考えると、その体験は受け止めきれる極限を超えたものだったために、むしろ達観に向かわざるを得なかったのかもしれません。
 クレツキは、同じユダヤ系のマラーの作品には並々ならぬ共感を示していることは言うまでもありませんが、ここでも感情爆発型の演奏とは一線を画す、再現芸術家の矜持を示すかのような調和を重んじたスタイルを貫徹しています。ただ、音楽のフォルムは一見楷書風でも、各ニュアンスの奥行きがとてつもなく深いのです。しかも、それを奏でているのは人間味溢れる全盛期のウィーン・フィルなのですから、音の有機性が尋常ではありません。
 第1楽章1:43からのホルンの深淵さとその直後の強烈なピチカートのコントラスト、8:03辺りからの音色のブレンドの妙味は、未だにこれを超える演奏に出会えません。ティンパニの革の風合いにも惚れ惚れ。その響きの魅力は、第2楽章後半のテーマの再現での、ハンブルク稿を踏襲したティンパニの追加(ワルター&コロンビア響と同じ)や、第3楽章冒頭で一層際立ちます。
 その第3楽章は、冒頭コントラバス・ソロがメロウな響きですすり泣き、その後のパロディ旋律を奏でるトランペットは優しさと哀愁を湛えるなど、これまた魅力満載。しかも中間部はウィーン・フィルだからこそ実現した芳しさの極み!
 終楽章は、主部直前のリタルダンドで縦の線がずれながらも帳尻が合ってしまうのが、いかにもかつてのVPOらしさ。それを録り直ししないのもも、「音楽の本質に関わる問題ではない」と言わんばかりでかえって天晴です。
1:40からの金管のスフォルツァンド、1:47からの強靭な突出、その直後のティンパニ強打は、メリハリ重視のクレツキの音作りの特徴が強烈に刻印されています。第2主題の甘美なフレージングはウィーン・フィルの真骨頂ですが、ポルタメントに恣意性が皆無な点にご注目を。決して淡白なのではなく、団員の体に染み付いている自然体のこの奏法は、ウィーン・フィルという名器とクレツキのヴァランス感覚の賜物と言えましょう。そして訪れるコーダ直前の謎の大胆カット! 終楽章冒頭の打楽器のズレもそうですが、こういう現象を即マイナスと捉える人がいます。ただ、「普通ではない」という事実だけで安易に非難する人がいることは百も承知の上であえてスコアの指示を曲げてでも敢行する意味があると確信したことは明らかですし、そこにはクレツキの作曲家としての読みと美意識が働いていることは想像に難くありません。批判を恐れず申し上げますが、マーラー不在の異常に軽薄な音楽に貶めたのならともかく、私はこのような改変そのものを以て演奏の価値を下げることは、演奏家に対して失礼だと思いますし、今後SNS等でそれを発信しやすくなると、世間に流れる音楽は「誰からも批判されない」演奏ばかりになってしまうという危惧さえ抱いています。ですからここでも、むしろそのカットの真意をあれこれ想像して楽しみたいと思うのです。逆に、カットした意味を解説書に明記するような野暮なことがあれば、失望していたかもしれません。その箇所をなぜそのように演奏するのか、それを想像し、感じ、意味を見出すことこそが、音楽を味わう最大の醍醐味ではないでしょうか?【湧々堂・2021年8月】


King International
KKC-4289(1CD)
(UHQCD)
ウィーン芸術週間の第九/フルトヴェングラー
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーンPO、
イルムガルト・ゼーフリート(S)、
ロゼッテ・アンダイ(A)、
アントン・デルモータ(T)、
パウル・シェフラー(Br)、
ウィーン・ジングアカデミーcho

録音:1953年5月31日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
ウィーン音楽祭週間開会演奏会収録
音源・表紙写真提供:日本フルトヴェングラー協会
日本フルトヴェングラー協会の原盤を使用して音質の大幅刷新が行われており、市販盤としてはおそらく過去最高の音質と言えます。(平林直哉)
「12〜13種類、全曲演奏音源がある」と言われているフルトヴェングラーの第九のなかでも、「『ルツェルンの第九』と並んで最も音の状態がよい」といわれ ている「1953年5月31日ウィーン芸術週間開会演奏会の第九」。原盤は1990年に日本フルトヴェングラー協会から会員向けに頒布された2枚組CD(WFJ- 10/11)。「とにかく音がいい、臨場感たっぷりと響く」とファンから大きな評判を呼んでいた協会盤を2014年にキング関口台スタジオでリマスタリングして市 販盤として発売(キングレコードKICC-11159/60)。今回、カップリング曲であったベートーヴェンの1番(1952年11月30日)をのぞき、「第九」のみ1 枚にしてUHQCD仕様でキングインターナショナルから再発売。 演奏前、楽章間のインターバルもそのまま収録。臨場感もたっぷりに生々しく響くウィーン・フィルの弦!第3楽章「アダージョ」はあのバイロイト盤をもしのぐ感動 を与えてくれます。
協会盤に掲載されたゴットフリート・クラウス(高橋順一訳)の解説より 「このCDには、私の知っているすべての録音の中でも最も直截的なものが刻印されています。なぜならこの録音の中に残されているのはフルトヴェングラーの解釈 の内発性の現われや彼の演奏のもっている比類ない緊張だけではないからだ。そこには、フルトヴェングラーと共に、あの「黄金のホール」の比類ない音響の中で 演奏したときのウィーン・フィルハーモニカ―の比較を絶した響きを留められているのだ。」

King International
KKC-4288(1CD)
(UHQCD)
ヒトラーの第九/フルトヴェングラー〜アドルフ・ヒトラー誕生記念日前夜祭コンサート〜
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリンPO、
ブルーノ・キッテルcho、
エルナ・ベルガー(S)、
ゲルトルーデ・ピッツィンガー(A)、
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
ルドルフ・ヴァッケ(Bs)

録音:1942年4月19日 旧フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
アドルフ・ヒトラー総統誕生記念日前夜祭コンサート
音源提供:VENEZIA
1942年4月、戦況の悪化のなか、国民統合の象徴としてフルトヴェングラーに総統誕生祝賀演奏会を指揮させようと画策した宣伝大臣ゲッベルスの圧力の前 に、それまでほかに演奏スケジュールを入れ要請を断っていたフルトヴェングラーもついに屈服、ナチス党旗を前にして指揮する羽目に陥りました。この日の演奏は ドイツ全土にラジオ放送されたため、ラジオ中継音源が遺ることに。演奏の終楽章一部はナチスの宣伝用ニュース映画に撮られました。フルトヴェングラーとしては 不本意ながらの指揮であるはずなのに、戦時下、ナチス党幹部を背にしての極限状態のなかで行われた指揮は、「メロディアの第九(同年3月のライヴ)」をも凌 ぐ激しさ!ヒトラーに対する怒りの爆発ではないかとも思われ、まさに凄絶の極みです。すさまじいまでの集中力と緊迫感で応じるベルリン・フィルの合奏力は文 句なし。怒涛の進撃、熱狂の迫力、「第九」への崇高美がきわだつ空前絶後のライヴです。
音の良さで話題を集めたVENEZIAから音源提供をうけて、2014年にキング関口台スタジオでリマスタリングして初の国内盤を発売(キングレコードKICC- 1158)。いまは入手難になっておりましたが、このたびキングインターナショナルから“高音質CDの決定版”であるUHQCD仕様にして再発売!80年前とは思 えない驚愕の音で、“世紀のドキュメント”をご確認ください。
初出となった国内盤は『レコード芸術』誌で推薦を獲得しました! 『レコード芸術』(音楽之友社刊)2015年1月号「新譜月評」より 宇野功芳 推薦【1942年4月19日、ヒトラー生誕記念日前夜祭のライヴ。終楽章のラストのみ映像が出ているが、あとは初出。拙著『ベートーヴェン不滅の音楽を聴く』では 51年、52年、53年盤を同列1位に挙げたが、いま、この42年盤をそこに加えたい。同年3月の定期公演ライヴは問題にならない。 録音はノイズが多く、一種異様な音も入っています。ヒトラーの妖気か狂気か。演奏は「ものすごい」の一語に尽きる。56歳のフルトヴェングラーは若い。当然第 3楽章などは後年の神技におよばないが、他の部分は荒れ狂っています。第1楽章の冒頭主題はいちばん遅いかも知れない。テンポは絶えず流動、しかし音楽の呼 吸と一致しているため、不自然ではない。他の指揮者ならこわくて出来ないような大きなリタルダンドも現われます。それよりも何よりもベルリン・フィルの必死のひ びきとその鳴り具合が尋常ではない。指揮者もオーケストラもいつもとは気の入れ方がちがう。ときには狂 、、、 気の凄 、、 味を見せる。  円熟味不足の第3楽章はそれゆえにこそ感情があふれ切っています。そして終楽章! 爆発だ! 大爆発だ!!テンポは常に切迫する。オーケストラだけのフーガは果て しもない加速で突撃、コーラスの二重フーガからラストまでは大迫力の連続となりティンパニはたたきつけ、コントラバスはうなり、ついにプレスティッシモでは全 員が地ひびきを立てながら突進する。】

オクタヴィア
OVCL-00756(1SACD)
税込定価
2021年8月25日発売
ハイドン:交響曲第83番ト短調 Hob.T:83「めんどり」
交響曲第79番ヘ長調 Hob.T:79
歌劇「薬剤師」 Hob.Ta:10より序曲
交響曲第75番ニ長調 Hob.T:75
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2021年2月19日 大阪・ザ・シンフォニーホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソ ン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェク ト。当盤は第22回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

DUX
DUX-1716(3CD)
マリシェフスキ:交響曲&管弦楽作品集
交響曲第1番ト短調 Op.8/序曲「歓喜」Op.11/交響曲第2番イ長調 Op.12/交響曲第3番ハ短調 Op.14/交響曲第4番 Op.21「再生し復興した祖国に」/シューベルトを讃えるスケルツォと序曲/おとぎ話 Op.30/伝説 Op.31
ユゼフ・エルスネル・オポーレPO、
プシェミスワフ・ノイマン(指)

録音:2018年−2020年、ポーランド
ヴィトリド・オシポヴィチ・マリシェフスキーのロシア名でも知られるマリシェフスキは、サンクトペテルブルク音楽院にてリムスキー=コルサコフに師事した後、作曲家、音楽家として大活躍。
1913年にはオデッサ音楽院を創設して自らが初代院長に就任し、オイストラフやギレリス、ザークといった後の巨匠たちを育成するなどロシアの楽壇に与えた影響は計り知れないものがあります。
ロシア革命後は迫害から逃れるためポーランドへと向かい、ワルシャワ音楽協会の総裁に着任。1927年開催された第1回ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員長を務め、ワルシャワ音楽院の教授としては、ルトスワフスキなどポーランドの次代の逸材たちを指導するなど、同国の音楽の発展に尽力しました。
1939年のナチス・ドイツとのソ連の侵攻による東西分割で祖国が消滅する直前にこの世を去ったマリシェフスキ。
その作品は師であるリムスキー=コルサコフや19世紀のロシア音楽の色濃い影響を感じさせるものが多く、管楽器セクションの効果的な活用、活躍振りは、まさに師の作風を彷彿とさせてくれます。
1979年ポズナン出身の実力派指揮者にして音楽監督プシェミスワフ・ノイマンが率いるポーランド南西部の都市、オポーレのオーケストラ、ユゼフ・エルスネル・オポーレPOの充実のパフォーマンスが、マリシェフスキの作曲家としての功績を再評価へと導いてくれることでしょう!
ポーランド音楽ファン、秘曲ファン、辺境オーケストラ愛好家、要注目のリリースです!!

GRAND SLAM
GS-2244(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」

【ボーナス・トラック】
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543*
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1960年11月7-9日ウィーン、ムジークフェラインザール(セッション)
1965年2月23日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
チャイコフスキーの後期3大交響曲シリーズ、第4番(GS-2242)、第5番(GS-2243)に続き、第6番「悲愴」で完結しました。前2曲と同様に新規に高品 質テープにプリントしたものを録音スタジオに持ち込み、マスタリングの全行程をプロ用の機器で行い、永久保存盤としました。また、モーツァルトの第39番は当シ リーズ初の復刻となります。(平林 直哉)

Capriccio
C-8080(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106(1881) リンツ・ブルックナーO
マルクス・ポシュナー(指)

録音:2021年1月19-22日リンツ・ミュージックシアター、リハーサル・ホール(オーストリア)
ブルックナーの生誕200年である2024年までに全交響曲の全稿を録音する#bruckner2024プロジェクト。このような企画自体は、ブルックナーに異稿の 問題があることを知る者であれば誰でも思いつくが、このシリーズが他と一線を画すのは「最新の研究を反映しようとする」点だ。指揮者の価値観やオーケスト ラの事情ではなく、音楽学的な研究成果を中心に全集を作り上げるのは実は難しい。しかし、このプロジェクトではブルックナー研究で知られるポール・ホーク ショー博士が相談役を務め、学術的なバックアップも万全。演奏には現在進行中の「新アントン・ブルックナー全集」で出版された/される予定の楽譜(コー ストヴェット校訂「第4番」や、ゴールト校訂「第5番」、ホークショー校訂「第8番」等)を可能な限り使用。ブルックナー生誕200年を祝うと同時に、ブルック ナー研究100年の積み重ねを知ることのできる#bruckner2024は、わたしたちの耳と好奇心を満たしてくれるものになっていくでしょう。 石原 勇太郎(音楽学/国際ブルックナー協会会員)

Linn
CKD-653(1CD)
NX-B09
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op. 27 ベルリン・ドイツSO
ロビン・ティチアーティ(指)

録音:2020年2月17-19日 グロッサー・ゼンテザール、ベルリン、ドイツ
ティチアーティとベルリン・ドイツSOによるラフマニノフの交響曲第2番。2019年秋の来日公演で演目となっており、生き生きとして沸き 立つようなフレーズ感と、小細工をせずに楽譜を丁寧に鳴らすことから生まれる美しい響きで大きな評判となりました。その公演からほどなく行 われたセッション録音がこちらのアルバム。基本的に同じアプローチで表現はすっきりとしていながらも、聴く者には冒頭の低弦から大きな期待 を持たせ、要所要所をきっちりと収め歌い上げていく様を聴き進むにつれて、大きな満足をもたらせてくれます。そしてそれは、小手先の煽りで 畳みかけるようなことをしない終楽章コーダまで、裏切られることがありません。音楽に対する誠実さがそのまま音になったような、素晴らしい演 奏となっています。カットなしのオリジナル版を使用。

ポマト・プロ
POMA-1001(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 浮ヶ谷孝夫(指揮)
ブランデンブルグ国立Oフランクフルト

録音:2018 年2 月27-28 日カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・ホール
本当に久しぶりです。これほど指揮者の人格が素直に、純粋に表れた演奏を 聴くことが出来たのは。月並みな言葉ながら、全く心が洗われる気持ちになった。 「英雄」は言うまでもなく超有名曲であり、演奏頻度は高く、CD も多い。近年、ベ ートーヴェンの交響曲の演奏においては、時代考証に準拠した演奏が大流行で ある。(中略)浮ヶ谷とてこうした背景は知識として持っているであろう。しかし、この 演奏を聴く限りにおいては、彼はそうした流行とは無縁のように思えます。つまり浮ヶ 谷は長くドイツに暮らし、「ドイツ的な響きとは何か」、「ベートーヴェンの交響曲を 理想的に響かせるにはどうしたら良いのか」といった根源的な問いを、長い時間を かけて模索した結果が今回の演奏だと言えます。言い換えれば、外国語を、その土 地に住む人と同程度に、自然に無理なく話せるように、曲にふさわしい響きが自 然と指揮棒から流れ出ているのです。(中略) ソニーが 26 年ぶりに開発したプロ用マイクを使用したという録音の素晴らしさに も言及せねばなるまい。教会でオーケストラを録音した場合、たいていは輪郭が 丸すぎて、甘口になりがちです。しかし、当ディスクではそのあたりのバランス が見事にまとめられており、典雅で上品な「英雄」がたっぷりと楽しめる。 (平林直哉・ライナーノートから抜粋)

Altus
ALT-490(1CD)
スメターチェクの芸術 第4集
ショスタコーヴィチ:交響曲第3番「メーデー」
プロコフィエフ:交響曲第7番「青春」*
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
プラハRSO、プラハ放送cho(チェコ語歌唱)
チェコPO*

録音:1974年9月、1970年6月*(ともにステレオ)
スメターチェク・シリーズ第4弾は20世紀ロシア交響曲集!アヴァンギャルドな曲想を物ともせず、壮絶なテンションで迫力のドラマを生み出すショスタコーヴィ チ3番は何たる凄味!手に汗握る疾走感に決然とした展開、チェコ語で高らかに歌い上げられる終結合唱にもおおいに痺れます。対するプロコフィエフ7番は美し い歌にあふれ、うきたつリズム感のなかで次々と旋律を紡いでは戯れていく展開に心躍ります。両曲ともスメターチェク抜群の解釈と巧みなオーケストラ・ドライヴ に魅せられる、知る人ぞ知る超名演!
20世紀作品を体系的に取り上げてきたスメターチェクが、1974年という作曲家の存命中に「メーデー」に目をつけたのは、体制側の抑圧により終息を迎えた ロシアン・アヴァンギャルドの音楽を積極的に再評価する意図があったのでしょう。フィナーレの歌詞をチェコ語にしたのも、チェコの聴衆に作曲家の狙いをよりよく 理解してもらうためと想像されます。求心力と迫力に満ちた演奏を聴かせており、合唱付き作品を得意としたスメターチェクの面目躍如たる名演と言えるでしょう。 (Ki)


MAGGIO LIVE
MAGGIO-030(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
交響曲第3番『スコットランド』 Op.56
ジュリアン・ラクリン(Vn)
サー・ジェフリー・テイト(指)
フィレンツェ五月音楽祭O

録音:(1)1995年1月21日、(2)2000年1月14日/コムナーレ劇場(ステレオ、ライヴ)
ジェフリー・テイトとフィレンツェ五月音楽祭Oによるメンデルスゾーン作品をカップリングしたアルバム。ヴァイオリン協奏曲は1995年、50歳を過ぎ既 に国際的に確固たる評価を得ていたテイトが初めてフィレンツェ五月音楽祭Oを指揮したときの録音です。ソリストは20歳そこそこの若き天才ジュリアン・ ラクリン。新鮮な輝きを放つラクリンのヴィルトゥオジティを、穏やかに流れるエレガントな音楽で受け止めるテイト。両者の長所が見事に混ざり合った名演奏です。 この日は他にブルックナーの交響曲第9番も演奏され、フィレンツェの聴衆は大満足だったそう。以降、テイトは定期的にこのオーケストラを指揮するようになり、 様々な作曲家を取り上げていきます。そして2000年にメンデルスゾーンの名作交響曲『スコットランド』を披露。古典的形式の一貫性を崩すことなく小さなニュ アンスを大事にした音運びで、絶妙な「軽さ」を持った優美な音楽が紡がれていきます。こちらも古典とロマンの見事なバランスが生み出す、テイトならではの名演 奏と言えるでしょう。 (Ki)


GRAND SLAM
GS-243(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
シベリウス:交響曲第7番ハ長調 Op.105
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)、レニングラードPO

録音:(1)1960年11月9&10日ウィーン、ムジークフェラインザール(セッション)
(2)1965年2月23日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル、チャイコフスキーの後期3大交響曲シリーズ、第4番(GS-2242)に続き、十八番の第5番が登場します。第4 番同様、高品質のテープにプリントしたものを録音スタジオに持ち込み、最善を尽くしてマスタリングを行いました。また、ボーナス・トラックのシベリウスの交響曲 第7番は、当シリーズ初復刻となります。(平林 直哉)

BMC
BMCCD-188(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」(花の章付) ゾルターン・コチシュ(指)、ハンガリー国立PO

録音:2004年2月&3月、フェレンツ・リスト音楽院コンサート・ホール(ハンガリー、ブダペスト)
ゾルターン・コチシュとハンガリー国立POによるマーラー「巨人」のライヴ!マーラーの交響曲第1番は、1889年11月20日にブダペストのヴィガドー・コンサートホールで、当時29歳であった作曲家自身の(指)ブダペストPOの演奏により初演されました。この作品はもともと5楽章で構成されていましたが、マーラーはその後、何度も大幅な修正と変更を加え、最終的に4楽章の形となりました。世界的に知られるようになったのは、1896年にベルリンで演奏された4楽章のバージョンからです。初演時の楽譜は失われていますが、その後の5楽章版(「花の章」が第2楽章に置かれている版)が現存しており、コチシュはこのバージョンを採用しています。マーラーゆかりの地で繰り広げられた、コチシュらしい精緻かつ雄弁な演奏です。


GEGA NEW
GK-02(10CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
Vol.1:交響曲第4番ハ短調Op.43
Vol.2:交響曲第8番ハ短調Op.65
Vol.3:交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」
Vol.4:交響曲第11 番Op.103「1905 年」
Vol.5:交響曲第13 番変ロ短調Op.113「バビ・ヤール」
Vol.6:交響曲第5 番ニ短調Op.47
交響曲第6 番ロ短調Op.54
Vol.7:交響曲第9 番変ホ長調Op.70
交響曲第10 番ホ短調Op.93
Vol.8:交響曲第3 番変ホ長調Op.20「メーデー」
交響曲第14 番Op.135「死者の歌」
Vol.9:交響曲第2 番ロ長調Op.14「十月革命に捧げる」
交響曲第12 番ニ短調Op.112「1917 年」
Vol.10:交響曲第1 番へ短調Op.10
交響曲第15 番イ長調Op.141
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO
(第13番、第14番)ウラディミール・ペトロフ(Bs)
(第14番)ネリヤ・クラフチェンコ(S)
(第13番)ブルガリア国立放送男声cho
(第2番、第3番)ブルガリア国立放送混声cho

録音:2009〜2015年、ブルガリア国立放送スタジオ1
ブルガリアを代表する指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ:交響曲全集が待望のセット化。 これまでレコード芸術誌の月評では多くが準特選、特選と常に高い評価を得てきました。4、8、7、11、13、5&6、9&10、3&14、 2&12、1&15 というこれまでのリリースの仕方を振り返ると5 番6 番あたりを中核にして初期と後期を交互に出すという、いわば 螺旋構造のような意図が感じられます。これがタバコフの意図かどうかは判然としませんが、作曲家でもあるタバコフのこと、 彼が仕組んだとしても不思議ではありません。 演奏はマニアには堪らないちょっとローカルなサウンドのオケと、聴き手に媚びる姿勢がない無骨な頑固職人的なタバコフの 指揮ぶりが素晴らしい聴きごたえのある全集となっています。


Audite
AU-95649(1CD)
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第16弾
(1)ヒンデミット:木管とハープの為の協奏曲
(2)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107
(1)ヴェルナー・トリップ(Fl)、ゲルハルト・トゥレチェク(Ob)、アルフレート・プリンツ(Cl)、エルンスト・パンペール(Fg)、
フーベルト・イェリネク(Hp)
カール・ベーム(指)VPO

ライヴ録音:(1)1970年9月6日ルツェルン、クンストハウス(ステレオ)
(2)1964年9月6日ルツェルン、クンストハウス(モノラル)
ブルックナーの交響曲はモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスと並びベームのコンサートのレパートリーの中心でした。なかでも交響曲第7番は最も得意とした作品で、ウィーン・フィルをはじめ幾度も演奏してきました。当団とは1943年6月4&5日(TAH-444)、1953年3月7日(ALT-075/ALT-467)、1976年9月26-28日(DG)をはじめ多くの録音が残されていますが、この度、完全初出録音が登場です!64年のルツェルン・フェスティヴァルに登場したベームはブルックナーの交響曲第7番とリーザ・デラ・カーザをソリストに迎えたR.シュトラウスの「4つの最後の歌」を演奏。当CDではブルックナーのみ収録しております。
当演奏でも楽譜に忠実にすべてのアーティキュレーションの細部にまで気を配り、ベームとウィーン・フィルとの強い結びつきを感じさせます。緊張感を常に持ちながらこの作品を演奏するベームの姿勢、そして絶大な信頼を寄せるウィーン・フィルが一体となりこの上なく美しい響きを生み出します。
カップリングはヒンデミットの木管とハープの為の協奏曲を収録。こちらは伊Affettoからのライセンス盤でセブンシーズがリリース(KICC-2412(廃盤))したことがありますが、この度ルツェルン・フェスティヴァルが保管しているマスター音源からの正規初出となります!現代音楽にも興味を持っていたベームは、同時代を生きたパウル・ヒンデミットの作品も大切にしてきました。ここに収めた木管とハープの為の協奏曲はベーム唯一の録音。ウィーン・フィルの首席奏者の巧みな演奏はもちろんのこと、ピタリと合わせるベームのタクトにも脱帽。この作品はメンデルスゾーンの結婚行進曲が随所に現れる実に楽しくして練りこまれた協奏曲ですが、ベームと黄金時代のウィーン・フィルが奏でる演奏に改めて驚かされます。今年(2021年)に歿後40年を迎えるベーム。その音楽は今もオーラを感じさせる輝かしい遺産です。
演奏の素晴らしさに加えてauditeレーベルの見事な復刻にも注目。また、ブックレットには音楽祭のアーカイヴから多くの写真も掲載。音楽祭の歴史を音と資料、両面でお楽しみいただけます。 (Ki)

CLAVES
50-3031(1CD)
ダレッサンドロ:交響曲第2番Op.72
ユオン:ブルレッタ〜ヴァイオリンとオーケストラの為の Op.97
デルングス:3つの詩曲〜オーケストラの為の Op.173(交響曲第9番)
ヴェースピ:「別れ」
セバスティアン・ボーレン(Vn)
グラウビュンデン・カンマーフィルハーモニー、
フィリップ・バッハ(指)

録音:2021年1月/サル・アム・リンダプラッツ
1989年創設のスイス南東部の室内オーケストラ、グラウビュンデン・カンマーフィルハーモニーがラファエーレ・ダレッサンドロ(1911-1959)、パウル・ユ オン(1872-1940)、ジャン・アントーニ・デルングス(1935-2012)、オリヴァー・ヴェースピ(1971-)の作品を録音。本拠グラウビュンデンは『アルプス の少女ハイジ』の舞台となったところで、同団も土地柄を反映したかのような伸びやかで明るい音色が魅力です。
ユオンはドイツで活躍したスイス系ロシア人の作曲家で、タネーエフやアレンスキーに作曲を師事しました。ヴァイオリンとオーケストラの為のブルレッタは単一 楽章の作品でヴァイオリンの華やかな技巧とオーケストラの掛け合いが魅力。なかなか実演がないだけに当録音は大歓迎と言えます。ヴァイオリン独奏はスイスの 俊英ヴァイオリニスト、セバスティアン・ボーレン。カルミニョーラ、ブロン、シトコヴェツキーらに師事しその頭角を現しました。精緻で美音が魅力のボーレン。とり わけ高音の伸びやかな美しさは聴きものです。 (Ki)

C Major
80-5108(DVD)

80-5204(Bluray)
ワーグナー:女声の為の5つの詩 「ヴェーゼンドンク歌曲集」*
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
クリスティアン・ティーレマン(指)VPO
エリーナ・ガランチャ(Ms)*

収録:2020年8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9、1080i 
音声:PCM Stereo,DTS-HD MA 5.0
リージョン:All DVD9
原語:ドイツ語
字幕:英独韓、105分
◆Blu-ray
画面:16:9、1080i 
音声:PCM Stereo,DTS-HD MA 5.0
リージョン:All BD 50 
原語:ドイツ語
字幕:英独韓、105分
2020年に創立100周年を迎えたザルツブルク音楽祭。世界的パンデミックで開催が危ぶまれていましたが、会期を短縮し、プログラムを変更し開催されました。
本上演は、ティーレマン指揮ウィーン・フィルによるブルックナー交響曲第4番と、ソリストにメゾ・ソプラノの女王、エリーナ・ガランチャを迎えてのワーグナー 「ヴェーゼンドンク歌曲集」というプログラムでした。
ワーグナーの「ヴェーゼンドンク歌曲集」は、パトロンた゛った実業家ヴェーゼンドンクの妻マティルデから贈られた 5 つの詩を用いて1857年に作曲したもの。 究極の愛の歌劇「トリスタンとイゾルデ」と並行して書かれ、ワーグナーは愛人であったマティルデとの関係が続いている間に、2つの名曲を残したことになりま す。叶わぬ願いを温室の植物にたくして歌う第3曲「温室にて」では、やるせない気持ちと晴れない心をガランチャが見事に表現しています。また「トリスタンとイゾ ルデ」の第2幕”愛の二重唱”に転用された第5曲「夢」。夢に愛をたくして歌う密やかな愛の悲しみをガランチャの麗しい声で静かに歌い上げます。
ブルックナーへの熱い思いを常日頃から語っているティーレマンは、「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」と賞賛されています。このブルックナーの4番は、 ミュンヘン・フィルとの演奏(2008年)、シュターツカペレ・ドレスデンとの演奏(2015年)などがあり、ティーレマンも得意とする演目といえるでしょう。一音一 音丁寧に紡ぎた゛されるブルックナーの世界を堪能し、ウィーン・フィルの豊潤な響きと、優れたアンサンブルで、ティーレマンの確信に満ちた演奏が繰り広げられて います。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2242(1CD)
(1)チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36

【ボーナス・トラック】
(2)シベリウス:トゥオネラの白鳥
(3)ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け
(4)ワーグナー:ワルキューレの騎行
(5)ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:(1)1960年9月14&15日ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)(セッション)
(3)1965年2月21日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)、(2)(4)(5)1965年2月23日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
全てステレオ
■制作者〜 
ムラヴィンスキーのチャイコフスキー後期3大交響曲が最新リマスターで再登場します。高品質のテープにプリントしたものを新たに取り寄せ、大ベストセラーの フルトヴェングラーのバイロイトの第9(GS-2205)と同様、テープを録音スタジオに持ち込み、全行程をプロ用に機器で行い、音質を刷新しました。 また、ボーナス・トラックは本編の交響曲に合わせてステレオ音源を使用、これらはすべて当シリーズ初復刻となります。(平林 直哉)
GRAND SLAM
GS-2241(1CD)
トスカニーニのメンデルスゾーン
(1)交響曲第4番イ長調 Op.90 「イタリア」
(2)交響曲第5番ニ短調 Op.107 「宗教改革」
ボーナス・トラック
(3)リハーサル風景(交響曲第4番「イタリア」第1楽章より)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響

録音:(1)1954年2月28日カーネギー・ホール(ニューヨーク)、(2)1953年12月13日カーネギー・ホール(ニューヨーク)、(3)1954年
使用音源:(1)(2)Private archive(2トラック、38ンセンチ、オープンリール・テープ)
(3)CLS ARPCL 22019(LP)
■制作者〜 
トスカニーニの録音遺産の中でも、とりわけ人気の高いメンデルスゾーンの「イタリア」&「宗教改革」が2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリー ズに加わります。何も足さない、何も引かない、シンプルで明快なマスタリングは、特にカラリと晴れた「イタリア」には抜群です! なお、リハーサルはマイクの位置関係のためか、トスカニーニの言葉が聴きとれないので訳は付いておりません。ご了承下さい。(平林直哉)


Danacord
DACOCD-911(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産第1集〜シベリウスの作品
(1)
交響曲第2番ニ長調 Op.43
(2)交響曲第7番ハ長調 Op.105
(3)「カレリア」組曲 Op.11
(4)ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47*
(5)交響詩「レンミンカイネン」(4つの伝説曲) Op.22
トマス・イェンセン(指)デンマークRSO、
エミール・テルマーニ(Vn)*

録音:(1)962年7月22日、ヘルシンキ(ライヴ放送録音)
(2)1963年5月27日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(スタジオ放送録音)
(3)1952年6月、コペンハーゲン
(4)1952年4月21日−23日、コペンハーゲン
(5)1953年7月、コペンハーゲン
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898−1963)は、ラウニ・グランデールとエーリク・トゥクセンとともにカール・ニールセンの作品を早くから紹介したことで知られます。コペンハーゲンで生まれたイェンセンは、デンマーク音楽院(現・王立デンマーク音楽アカデミー)でカール・ニールセンの和声学のクラスとは別にチェロを学び、ニールセンの第4番と第5番の交響曲の初演にチェリストとして参加しました。彼は、シベリウスの指揮した交響曲でもチェロを弾き、シベリウスの音楽への情熱と見識には自信をもっていたと言われます。グランデールの遺産をリリースした Danacord Records は、イェンセンのシリーズを新たにスタートさせ、最初のアルバムにシベリウス主要な作品を集めました。ヘルシンキとコペンハーゲンからライヴ放送された音源による第2番と第7番の交響曲は、初めてのCDリリース。「カレリア」組曲と「レンミンカイネン」 は、Decca が LP のために行った録音、ニールセンの娘婿のテルマーニ(1892−1988)がソロを弾いた「ヴァイオリン協奏曲」は、Tono がリリースしたセッション録音が音源に使われています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Goodies
78CDR-3840(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60 ハンス・プフィツナー(指)
ベルリン国立歌劇場O

独 SCHALLPLATTE "GRMMOPHON" 68663/67 (1924年6月ベルリン録音)
ハンス・プフィツナー(1869-1949)はドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の 一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時にドイツに移住し指揮 者として地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させていった。この録音は機 械式録音後期のもので、この曲の世界初録音。プフィツナーはこのシリーズで電 気録音初期のシューマン:交響曲第2番(78CDR-3837)が出ています。(グッディーズ)


Treasures
TRE-252(2CDR)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 ジョン・バルビローリ(指)
ニュー・フィルハーモニアO

録音:1967年8月17-19日
※音源:独ELECTROLA 1C161-01.285
◎収録時間:83:34
“バルビローリの南欧的感覚によって作品が壮大な愛の讃歌に変貌!
■音源について
上質なドイツ盤を採用。2枚組の3面に全曲が収録されており、第4面は空白。元々が鮮烈な録音なので、どの盤も音質的な差は少ない気がしますが、このエレクトローラ盤が最も腰の据わったサウンドに感じられます。

★このとてつもない名演を可能にしたのは、バルビローリ独自のマーラーへの共感の仕方と音作りの特徴が最高次元に昇華された結果だということを決して忘れてはならないと思います。まず度肝を抜かれるのは、第1楽章の異様な超低速テンポ。「行進曲風」というイメージにきっぱりと背を向け、拍節を垂直に刻むことも避け続け、鮮明な録音からはバルビローリの唸り声も随所に聞かれるなど、前途への不安をとことん煽りますが、不思議とどん底の壮絶劇として響かない点がポイント。かつての英国指揮者のベートーヴェンが精神的な熾烈さよりも優雅さが際立つのと同様の現象とも言えますが、ここでは、イタリアとフランスの血を引くバルビローリならではの色彩感覚と歌のセンスが物を言っていると思われますが、それがなんとも不思議な聴後感をもたらすのです。そして「アルマのテーマ」(3:10〜)の全身での愛の放出ぶり!そのむせ返るほどの色艶の煌めきに肩を並べる演奏を他に知りません。展開部の6:10からの高潮部も、ただの激昂ではなく、マーラーの悲しみへの最大限の共鳴の表れとして響きます。再現部14:40からの夢遊病的なシーンで、色彩を曖昧にせず、テンポを落として音の粒を確実に拾い上げるのもバルビローリならでは。こういうことを心ではなく頭で考える昨今の指揮者がやれば、作為的に響くことは想像に難くありません。
 第3楽章は、バルビローリの全人格の投影と言っても過言ではありません。第2主題(2:02〜)の未来への期待と不安が入り混じったようなニュアンスの底流にはバルビローリのの優しい眼差しが寄り添い、ホルン登場以降はまさに天国的な美しさ!
 終楽章のスケールの大きさも尋常ではなく、音量パワーには同等の感情が常に伴っているのですから、生易しい感動では済まされません。特にハンマーの打ち込み(2回)前後の凄さ!敢えてハンマーを使用しなければならない必然的な流れを感じさせる演奏というのも、他に思い当たりません。後半の緊張の持続も申し分なし!それは汗まみれのスタミナ勝負ではなく、夢中にのめり込んでいるうちに結末を迎えていたという、まさに怒涛の進行。最後の締めくくりでは、ティンパニが次第に乾いた響きに変化する様をお聴き逃しなく!【2021年7月・湧々堂】

SWR music
SWR-19528CD
(5CD)
NX-C05
ブルックナー:交響曲集
【CD1】
交響曲第3番ニ短調 WAB 103(1873年初稿)
【CD2】
交響曲第4番変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104(1874年初稿)
【CD3】
交響曲第6番イ長調 WAB 106
【CD4】
交響曲第7番ホ長調 WAB 107
【CD5】
交響曲第9番ニ短調 WAB 109(1894年版)
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2007年5月22日…CD1
2007年4月26-27日…CD2
2007年7月11-13日…CD3
2008年9月26-27日…CD4
2010年7月15-16日…CD5
1998年から2011年の13年間にわたりシュトゥットガルトRSOの首席指揮者を務めたノジャー・ノリントン。このコンビの演奏はどれも、ノリン トンが長年積み重ねて来た作品成立当時の演奏法研究の成果を機能性の高いモダン・オーケストラにつぎ込んだもので、作品のイメージをリフレッ シュしたと高く評価されました。このブルックナーにおいても、ヴィブラートを極力排して透明度を重視したピュアトーンと快速テンポによって、従来のブルッ クナー・サウンドのイメージを一新しています。アレグロ楽章やスケルツォはキリリと引き締まり、緩徐楽章では透明感ある響きによって独特の美しさを感 じさせます。滔々たる大河のような緩やかな時間感覚やゴージャスなサウンドを追求した路線とは一線を画す当録音は、数あるブルックナーの交響曲 録音の中にあって、今でも独自の価値を持つものです。


Treasures
TRE-075r(1CDR)
ライトナー〜モーツァルト:交響曲集
モーツァルト:バレエ音楽「レ・プティ・リアン」序曲+
交響曲第31番「パリ」K.297*
交響曲第36番「リンツ」K.425#
交響曲第39番変ホ長調K.543
フェルディナント・ライトナー(指)
バイエルンRSO*,#、バンベルクSO

録音:1959年4月13日+、1959年4月12-13日*、1959年4月11-12日#、1962年11月(全てステレオ)
※音源:独ORBIS HI-FI-73-491+,*,#、独PARNASS 61414
◎収録時間:74:22
“策を弄せず、作品の底力を信じきるライトナー度量!”
■音源について
ライトナーのステレオでのセッション録音によるモーツァルトの交響曲全3曲を収録。「39番」はオイロディスク原盤、それ以外はDG原盤。
※以前は「パリ」「リンツ」は音源に独DGG SLPM-138046を用いていました、2021年6月以降は、より上質の音がする独ORBIS盤から復刻したリメイク盤(品番結尾にrを追加)に差し替えます。また同時に序曲も追加しました。

★ライトナーといえば、誰もが「渋い」というイメージを持たれると思います。確かに、その極めて堅実なアプーロチにブレはないものの、結果的に地味な印象しか残らないこともあるかもしれません。しかし、このモーツァルトはそれだけにとどまらず、自身の解釈を表に出すまいとする矜持が、音楽的な感動に直結していることをひしひしと感じます。作品自体の魅力が破格であるせいもあるでしょう。ただこの3曲では、作品の側から演奏者の真摯な姿勢に対して積極的に協力しているような印象さえ覚えるのです。
 「パリ」は、「ハフナー」以降の有名曲の影に隠れがちですが、その素晴らしさに改めて覚醒!モーツァルトの天才的な閃きが満載なだけに、その愉しさを強調しようとすると、作品の方からそっぽを向かれるに違いない…、ライトナーの指揮でそんな思いが頭をよぎります。第1楽章の第1音が鳴り出した途端、その結晶度の高さに只ならぬ名演であることを確信。展開部では、各パートが緻密に連携しながら豊かな楽想が泉のように湧き出ます。第2楽章もわざとらしい語り掛けなど無縁で、ここでも奏者の自発性というより、作品自体の発言力を優しく受け止めるゆとりが至福の空気を醸成。
 「リンツ」では、大編成によるモーツァルトの醍醐味を堪能。そこには古めかしさなど少しもなく、無我の境地を貫いたフレージングによって音楽が伸び伸びと飛翔します。特に、第2楽章は過去に知り得た演奏のベスト!0:18からの弦のフレーズにホルンがユニゾンでそっと寄り添う風情など格別です。終楽章では、大きな編成が過剰な重みと厚みに傾かず、軽やかに弾むリズム感を過不足なく表出。徹底して楷書風なのに、面白味に欠けることがないというのは、ライトナーがモーツァルトのエッセンスを真に熟知している証しでしょう。それにしても、今も昔も変わらぬバイエルン放送響の巧味にも唖然とするばかり。
 「第39番」のオケはバンベルク響ですが、バイエルンよりも更に古風な音色が、この祝典的な作品に独特の深みを与えている点にご注目を。【湧々堂】

Pentatone
PTC-518685(1CD)
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」D.417
交響曲第5番変ロ長調 D.485*
ルネ・ヤーコプス(指)、ビー・ロック・オーケストラ

録音:2019年7月デ・スピル・コンサートホール(ルセラーレ)、
2020年2月ザール・インスブルック(インスブルック会議場内)*
ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。第3弾は第4番「悲劇的」と第5番を録音しました!第2番と第3番と同様、 ヤーコプスはこれらの作品を一組の交響曲としてアプローチし、シューベルトの個性と作曲法の対照的な側面を明らかにしています。第4番「悲劇的」はシューベル トにとって初めての短調の交響曲で、それまでに作曲した作品の中では全く新しい和声でこの作品の世界観を表現しています。一方、第5番はモーツァルトを思わ せる明るさと優美さを呈しますが、その明るさはシューベルト独特の影も併せ持ちます。ヤーコプスは「悲劇的」な第4番と「軽快」な第5番の相互関係をより深 く掘り下げおり、名人集団ビー・ロック・オーケストラとともに生き生きとそして瑞々しく演奏を展開しております。
ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’Rock Orchestra)。実力派により構成された当 団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。当団には 日本人演奏家も多く所属しており、2019年9月には待望の初来日を果たしました。変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコプスのタクトにより自由に 歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音です。なお、当ディスクはCD仕様となります。 (Ki)

BIS
BISSA-2594
(5SACD)
プロコフィエフ:交響曲全集
■Disc 1
交響曲第1番ニ長調 Op.25「古典交響曲」
交響曲第2番ニ短調 Op.40
交響曲第3番ハ短調 Op.44
■Disc 2
交響曲第4番ハ長調 Op.112
交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131「青春」
交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131「青春」より第4楽章(異稿)
■Disc 3
交響曲第5番変ロ長調 Op.100)
スキタイ組曲「アラとロリー」 Op.20
■Disc 4(79'00)
交響曲第6番変ホ短調Op.111
交響組曲「キージェ中尉」Op.60*
組曲「3つのオレンジへの恋」Op.33b
■Disc 5
バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
第1組曲 Op.64bis(1936)(全7曲)
第2組曲 Op.64ter(1936)(全7曲)
第3組曲 Op.101(1936)(全6曲)
アンドルー・リットン(指)、
ベルゲンPO
アンドレイ・ボンダレコ(Br)*

録音:2005年6月(バレエ音楽「ロメオとジュリエット」組曲)、2012年1月(交響曲第6番、交響組曲「キージェ中尉」、組曲「3つのオレンジへの恋」)、2014年1月(交響曲第4&5番)、2014年6月(スキタイ組曲「アラとロリー」)、2015年5月(交響曲第1&7番)、2017年8月&9月(交響曲第2&3番)/グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)
2003年から2015年までノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲンPOの音楽監督兼首席指揮者をつとめたア ンドルー・リットン。その間、同団を率いてツアー、そしてレコーディングを積極的に行い国際的な評価を得ました。このセットはプロコフィエフの交響曲全曲(付番 されている交響曲第1番〜第7番)と主要な管弦楽曲を収めた5枚組です!
当セットでは交響曲全曲はもちろんのこと管弦楽曲にも注目。交響組曲「キージェ中尉」では第2曲「ロマンス」と第4曲に「トロイカ」にオリジナル通り、ロシア 語のバリトン独唱(アンドレイ・ボンダレコ(Br))入りで演奏しております!
優れたバランス感覚と作品の持つ美質を引き出すタクトには非常に定評のあるリットン。名曲だけでなく隠れた佳作も丁寧な音楽づくりで聴き手に届けており、 その手腕は称賛され続けております。幅広いレパートリーの中でもプロコフィエフは特に相性がよく、当録音でもプロコフィエフの色彩豊かなオーケストラ・サウン ドを満喫できます。ゴージャスなサウンドを見事にとらえたBISレーベルが誇る技術陣渾身の録音です! (Ki)

CAvi
85-53487(1CD)
ベートーヴェン:序曲 「コリオラン」 Op.62*
交響曲第3番変ホ長調 Op.55 「英雄」
アンサンブル・クリストフォリ

録音:2019年11月、小ベートーヴェン・ホール(ムフェンドルフ、ドイツ)(ボン・ベートーヴェン音楽祭2019ライヴ)/2020年8月、ブザンソン(フランス)(第15回ブザンソン/モンフォコン音楽祭)*
※編成:Vn1, Vn2, Va1, Va2, Vc, Cb, Fl1, Fl2, Ob1, Ob2, Cl1, Cl2, Fg1, Fg2, Hr1, Hr2, Hr3, Tp1, Tp2, Timpani(コリオラン序曲はHr3なしの19人)
オランダの鬼才指揮者&フォルテピアニスト、アルテュール・スホーンデルヴルトと、スホーンデルヴルトの指揮のもと、フランスのブザンソンで結成されたピリオド・アンサンブル、「クリストフォリ」。古典派から初期ロマン派までの世界でもっとも革新的なアンサンブルの1つとして15年間国際的に活動しています。
20人前後の少人数によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集などのプロジェクトで話題を呼んできたスホーンデルヴルト&クリストフォリが、ついにベートーヴェンの交響曲もリリース!
今作でも1パート1人の計20人でベートーヴェンの「英雄」を演奏(コリオラン序曲は19人)。ベートーヴェンが大規模なオーケストラと仕事をするのが好きだったのも事実ですが、このエロイカ交響曲は、この作品が献呈されたロプコヴィツ侯の宮殿(ロプコヴィツ邸)で非公開初演(試演)が行われており、そのホールの演奏家は通常24名だったとのことです。

Ars Produktion
ARS-38323(1SACD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、
亡き王女のパヴァーヌ
ビゼー:交響曲 ハ長調
ウタ・ヴェヤント(P)、
イヴ・アベル(指)北西ドイツPO

録音:2020年(ドイツ)
ドイツの音楽一家に生まれ、ベルリンのスタインウェイ国際ピアノ・コンクールやスペインのヴァレンシア・ホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得してきたウタ・ヴェヤント。今回のラヴェルのピアノ協奏曲では、イヴ・アベル指揮北西ドイツ・フィルの伴奏の中を縦横無尽に動き回り、この難曲を美しくエレガントに弾き切ります。テクニカルなものではなく、あくまで音楽として聴かせる技量は見事です。
同時収録の「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ビゼーの交響曲もイヴ・アベルと北西ドイツ・フィルはスタイリッシュで端正な演奏を聴かせてくれています。

Altus
ALTSA-2761
(2SACD)
シングルレイヤー
〈2021年リマスターSACD〉
クレンペラー・フィルハーモニア管
1960年 ウィーン芸術週間ライヴ
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集

(1)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.36
(3)交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
(5)交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
(6)交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
(7)'交響曲第7番イ長調 Op.92
(8)交響曲第8番ヘ長調 Op.93
(9)交響曲第9番二短調 Op.125『合唱』*
(10)「コリオラン」序曲
(11)「エグモント」序曲
(12)「プロメテウスの創造物」序曲
ウィルマ・リップ(S)*
ウルズラ・ベーゼ(C.A)* 
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)* 
フランツ・クラス(Bs)*
ウィーン楽友協会cho*
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニアO
すべてムジークフェラインザールでのライヴ(モノラル)

録音:(1)1960年6月7日、(21960年5月29日、(3)1960年5月29日、(4)1960年5月31日、(5)1960年5月31日、(6)1960年6月2日、(7)1960年6月2日、(8)1960年6月4日、(9)1960年6月7日、(10)1960年6月4日、(11)1960年5月31日、(12)1960年6月2日
ALTUSのベストセラーであるクレンペラーのべートーヴェン・チクルス、2021年新規リマスター盤!音とジャケットデザインを一新して再びこの名演を世に問い ます。SACDシングルレイヤー2枚に交響曲全曲と序曲を収録、読み応えある充実の解説書もそのまま掲載しています。
ワルターにとって最後のウィーンでのコンサートとなった、ウィーン・フィルとのマーラー4番が鳴り響いた1960年5月29日。その日の夜に幕を開けたのがこ のクレンペラーとフィルハーモニア管によるベートーヴェン・チクルス。初日公演を生で聴いた外山雄三氏が「本当に凄い演奏」「指揮というのは、こんなふうにも できるのか」と感嘆し、山崎浩太郎氏が「EMIのステレオ・セッション盤と互いに補完しあって、クレンペラーの〈正体〉、芸術の奥深さを立体的に教えてくれるラ イヴ全集」と語る大演奏です。

【使用マスターおよび新リマスターについて】 ORFには当録音のマスターテープは現存しておらず、ALTUSの調査では、INAなどの他の放送局でも同音源の存在を確認することはできませんでした。よってこのALTUS盤はORFマスターのコピーと思われる、伊チェトラ社の音源に基づくアナログマスターを使用しています。 同マスターを用いた2014年発売の旧盤SACD(ALTSA-276/7)ではアナログテープの雰囲気を重視したマスタリングを行ったため、重心の深い、豊饒で迫力のあるサウンドが大きな特徴でした。 今回の2021年新マスタリング盤(ALTSA-2761/2)では、ALTUSが近年培ってきた最新デジタル・マスタリングの技術を駆使したもう一つの魅力的なサウンドが提示されています。音楽的な表情を損なうことなく、低音から高音までバランスよく整え、かつ自然な倍音をまとった響きに生まれ変わらせることにより、管楽器の一吹きや弦楽器の和音の構成音ひとつひとつが在るべき場所にくっきりと配置された、クレンペラーならではの立体的な演奏をこれまで以上に多角的に捉えることが可能になりました。また迫力と同時に繊細な柔らかさがあり、強奏が耳を刺すこともありません。旧盤をお持ちの方にも、そうでない方にも、ぜひ聴いて頂きたいSACDです。 (Ki)
Altus
ALT-488(6CD)
ベルティーニ/ケルン放送響 ライヴ・コレクション

[CD1]
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
[CD2]
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調

[CD3]
R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』

[CD4]
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』 前奏曲と愛の死*

[CD5]
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98*

[CD6]
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番『死者の歌』
ガリー・ベルティーニ(指)ケルンRSO
[CD1] (ALT-150)
録音:1989年8月31日/ケルン、フィルハーモニー
[CD2] (ALT-151)
録音:1988年5月14日/デュッセルドルフ、トーンハレ
[CD3] (ALT-152)
録音:1984年2月4日/デュースブルク、メルカトル・ホール
[CD4] (ALT-160)
録音:1987年3月1日ケルン、フィルハーモニー
1988年3月25日エトカーハレ・ビーレフェルト*
[CD5] (ALT-161)
録音:1990年6月1日/ケルン、フィルハーモニー1977年11月18日/ケルン、ザール
[CD6] (ALT-162)
テレサ・カーヒル(S)
ディートリヒ・フィッシャー= ディースカウ(Bs)
録音:1988年2月8日/ケルン、フィルハーモニー

すべてライヴ録音
ALTUSから発売されたベルティーニ/ケルンRSOの音源を網羅した6枚組セット。日本ではマーラー指揮者としてお馴染みのベルティーニですが、こ こに収録されているのはベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、R.シュトラウスなどの、マーラー以外の王道レパートリー。どれもベルティーニの音楽づくりの 神髄が刻まれたもので、この指揮者を知るうえで欠かすことのできない名演奏となっています。ディースカウ参加のショスタコーヴィチの14番も聴きもの。解説書 には既発盤の原稿をもれなく掲載しています。
この「英雄の生涯」はケルン時代最良の演奏のひとつと言えるでしょう。今回、Alutsからこのライヴ集の企画を耳にした時、最も強くリリースをお願いした録音 の一つです。私自身、マエストロの演奏の中でマーラー以外ではウィーンで聴いたシェーンベルグの「ペレアスとメリザンド」と並び最も印象深く記憶に刻まれて います。(指揮者・井上喜惟氏の解説より)

BIS
BISSA-2470
(1SACD)
サン=サーンス:交響曲ヘ長調 「首都ローマ」
交響曲第3番オルガン付き」Op.78*
ティエリー・エスケシュ(Org)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
リエージュ王立おい

録音:2020年10月26-31日、2020年4月9-13日*/サル・フィルハーモニック(リエージュ)
サン=サーンスは今年(2021年)、歿後100年を迎えました。その記念すべき年にジャン=ジャック・カントロ フ率いるリエージュ王立POが交響曲全曲録音をリリース。交響曲第1番、交響曲第2番、交響曲 イ長調をおさめた第1弾(BIS SA-2460)に続く第2弾は交響曲第3番「オルガン付き」と交響曲 ヘ長調 「首都ローマ」です!
才能豊かなサン=サーンスはわずか13歳でパリ音楽院に入学。ドイツ、オーストリアの偉大な作曲家たちの交響曲に触発され、10代からジャンルに挑戦しま した。交響曲 ヘ長調 「首都ローマ」はサン=サーンス21歳の1856年6月2日から7月25日、フランス・ボルドーで開かれた聖セシル協会作曲コンクール に応募するために短期間に仕上げた作品。天才サン=サーンスらしく4楽章構成の大規模な作品に仕上げました。初演は1857年2月、パリで行われ、同年6月10日、ボルドーでサン=サーンス自身の指揮で再演が行われております。 「オルガン付き」のオルガン独奏は作曲家としても高名なオルガニスト、ティエリー・エスケシュです!パリのサン= テティエンヌ・デュ・モン教会の専属オルガニ ストを務めている演奏家。フランスの名作を世界的名手が流麗にそして雄大に奏でます!
BIS
BISSA-2464
(1SACD)
ブルックナー:交響曲第3番(1873年原典版ノーヴァク校訂第1稿) トーマス・ダウスゴー(指)、
ベルゲンPO

録音:2019年6月17-21日/グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)
数多くの録音で評価を集めるトーマス・ダウスゴー。ベルゲンPOを振った交響曲第6番(KKC-6150 / BIS SA-2404)は、レコード芸術誌(2020年5月号)の特集「新時代の名曲名盤500」にて同曲のベスト・ワン・ディスクに選ばれており、数多の名盤が揃う同曲で ダウスゴー盤がその筆頭として注目されております。期待の新録音は交響曲第3番です!
当録音では1873年の原典版のノーヴァク校訂第1稿を使用して演奏しております。「私がこの交響曲を知ったのは第3稿(1889年稿)でしたが、1873年の 原典版のスコアに立ち返ったとき、自分自身と完全に調和し、そのユニークで実験的なスタイルは最初から最後まで光り輝いていました。絶望と恍惚を感じる、 これこそがブルックナーの最も崇高な部分であり、どの版を選択すべきかを自然と導いてくれるものだと思います」と語るダウスゴー。ワーグナーに献呈された この交響曲第3番をダウスゴーらしい刺激的にして繊細な緩急を交えた演奏で聴かせます! (Ki)

King International
KKC-4282(6CD)
戦時のフルトヴェングラーU〜ターラ編


■CD1
(1)ヘンデル:合奏協奏曲ニ長調作品6の5
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
(3)ベートーヴェン:カヴァティーナ(弦楽四重奏曲第13番作品130−第5楽章)

■CD2
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
■CD3
(1)シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
(2)交響曲第8番「未完成」(第1楽章)

■CD4
(1)ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98
(2)ブラームス:交響曲第1番作品68(第4楽章)
(3)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲

■CD5
(1)ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ハース版)(第2〜4楽章)
(2).交響曲第7番ホ長調(アダージョ)

■CD6
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)

■CD1
BPO
録音:1939年9月13日 ルンドフンクス・ハウス、ベルリン(放送用コンサート)(1)(2)
1940年10月15日 テレフンケン・スタジオ(3)
原盤:仏ターラFURT1014 (P)1997(1,2)、FURT1013 (P)1995(3)
■CD2
BPO、ティルラ・ブリーム(S)、エリーザベト・ヘンゲン(A)、ペーター・アンデルス(T)、ルドルフ・ヴァッケ(Bs)、ブルーノ・キッテル合唱団
録音:1942年3月22〜24日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
原盤:仏ターラFURT1037 (P)1998, KKC-4156 (P)2018
■CD3
BPO
録音:1942年12月6-8日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)
1944年12月12日 アドミラル・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
原盤:仏ターラFURT2006 (P)2009(1),FURT1011 (P)1994(2)
■CD4
BPO
録音:1943年12月12-15日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)
1945年1月22,23日 アドミラル・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
1942年2月26日 AEG工場、ベルリン(3)
原盤:仏ターラFURT1039 (P)1998(1),FURT1006 (P)1994(2),
FURT1036 (P)1998(3)
■CD5
BPO
録音:1943年11月13〜16日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)、
1942年4月7日 テレフンケン・スタジオ(2)
原盤:仏ターラFURT1007 (P)1994
■CD6
VPO
録音:1944年10月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送用コンサート)
原盤:仏ターラFURT1084 (P)2003
「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン『フルトヴェングラー・グレート・レ コーディングズ』藤井留美訳、音楽之友社刊) 戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。39年の「運命」から、44年の「ブルックナー8番」まで、12 曲をCD6枚組に集成。ファン必携!壮絶な爆演の数々がデジタルリマスター音源でよみがえります!
フランスのターラ(TAHRA)社はフルトヴェングラーとも親交のあった大指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘ミリアムと仏フルトヴェングラー協会の重鎮ルネ・ トレミーヌが1993年に設立したレコード会社。放送局等のオリジナル音源からフルトヴェングラーの貴重な録音を未亡人(故人)はじめ関係団体の正規 承認を受けて、CDに復刻して発売。巨匠の神髄にふれるすばらしい音質に世界中のファンが驚喜しました。2014年トレミーヌの急逝により、ターラ社 は活動を終了してしまいましたが、キングインターナショナルがターラより音源を調達、キング関口台スタジオでデジタル・リマスタリングをおこない、音 にいっそう磨きをかけて発売します。戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。ブックレットは12ページ(解説:平林直哉)に なります。 (Ki)

EUROARTS
20-60888(7DVD)
クラウディオ・アバド〜レトロスペクティブ



■DVD1(67分)
ドキュメンタリー 「沈黙を聴く」〜クラウディオ・アバドの芸術的肖像(日本語字幕付)
収録曲目:
ノーノ:プロメテオ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
ベートーヴェン:交響曲第1,3 & 9番、エグモント序曲
ブルックナー:交響曲第1 & 9番
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム
R.シュトラウス:エレクトラ
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品
ドビュッシー:海
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
●ボーナス:
マーラー:交響曲第10番より<アダージョ>
■DVD2(94分)
『ジルヴェスター・コンサート2000 ヴェルディ・ガラ』
ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「彼女は天を見つめる」「諸君、ウルリカの家で」
「見よ この夜に」「オスカルのカンツォーネ」
『ドン・カルロ』より「王妃の舞踏会」
『リゴレット』より「あれかこれか」「女心の歌」
『椿姫』より「乾杯の歌」「花から花へ」
『ファルスタッフ』より第1 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第2 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第3 幕フィナーレ
ヨハン・シュトラウス:『仮面舞踏会』によるカドリーユ
■DVD3(88分)
ヴェルディ:レクィエム
■DVD4(122分)
(1)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
(2)
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
■DVD5(84分)
マーラー:交響曲第9番ニ長調
■DVD6(107分)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
■DVD7(100分)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
・第1番ヘ長調 BWV.1046
・第3番ト長調 BWV.1048
・第5番ニ長調 BWV.1050
・第6番変ロ長調 BWV.1051
・第4番ト長調 BWV.1049
・第2番ヘ長調 BWV.1047
アンコール:・第2番ヘ長調 BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ
クラウディオ・アバド〜レトロスペクティブ
■DVD1(67分)
出演者:クラウディオ・アバド(指)
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、ヴォルフラム・クリスト、
コーリャ・ブラッハー、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管、
グスタフ・マーラー・ユーゲント
監督:ポール・スマチヌィ(シュマツニー)
●ボーナス:クラウディオ・アバド(指)
収録:2011年5月18日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD2(94分)
アンドレア・ロスト(S)、アラン・タイタス(Br)、ラモン・ヴァルガス(T)、ラリッサ・ディアドコーヴァ(Ms)、ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、エンリーコ・ファチーニ(T)、エリザベス・フュートラル(S)、ルーチョ・ガッロ(Br)、マッシモ・ジョルダーノ(T)、アナトリー・コチェルガ(Bs)、アンソニー・ミー(T)、カルメラ・レミージョ(S)、プラハ放送合唱団、スタニスラフ・ボグニア(合唱指揮)、ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2000年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:ハンス・フルシャー
■DVD3(88分)
(1)アンジェラ・ゲオルギュー(S)、ダニエラ・バルチェッローナ(A)、ロベルト・アラーニャ(T)、ユリアン・コンスタンティノフ(Bs)、スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団、オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団、ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2001年1月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD4(122分)
カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)、トマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)、エリック・エリクソン室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、トヌ・カリユステ(合唱指揮)
収録:2000年5月1日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD5(84分)
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年4月14日 ローマ、聖チェチーリア音楽院(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD6(107分)
マウリツィオ・ポリーニ(P)、ルツェルン祝祭O、クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD7(100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他
モーツァルトO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場

画面:16:9、NTSC
音声::PCM Stereo, DD 5.1, DTS 5.1
字幕:英独仏
時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したEURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」。これまでにマリス・ヤンソンス(20.67628)、ベルナルド・ ハイティンク(20.13048)、小澤征爾(20.55388)、そしてズービン・メータ(20.65528)とリリースされてきましたが、5作目に登場するのはクラウディ オ・アバド。2014年1月20日、イタリア北部ボローニャの自宅で亡くなった名指揮者。ベルリン・フィル時代、後進の育成に心血を注いだ晩年など数々の名演と 偉業を残しています。本作はアバドの人間性、音楽性を描いたドキュメンタリーと、ライヴ映像を中心とした7枚DVDセットです。 (Ki)

Profil
PH-21032(1CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73 ゲルト・シャラー(指)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

録音:2016年1月11日/マックス・リットマン・ザール(バート・キッシンゲン)
ゲルト・シャーラーとフィルハーモニー・フェスティヴァといえば、ブルックナー作品の意欲的なシリーズのイメージがありますが、今回ブラームスの交響曲第2番に挑戦。しかしさすが才気煥発でこだわりの強いシャラー、ブラームスでも普通の演奏に甘んじることはありません。
ブラームスの交響曲は重厚な演奏が主流ですが、第2番はオーストリア南部ヴェルター湖畔で避暑休暇中に作曲されたもので、牧歌的で明るい色彩に満ち ています。それゆえ総勢53名の小編成なフィルハーモニー・フェスティヴァの響きは合っていると申せましょう。
ブラームスは弦が木管を上回らない小さなオーケストラを好んだとされ、ここではピリオド楽器やその奏法によることなく、彼の意図再現を試みました。聴き 馴染んだ音ではないもののとても爽快で、新鮮きわまりない世界が広がります。
バートキッシンゲンの歴史的なマックス・リットマン・ホールの音響にも注目。桜材パネルで強化された柔らかい響きが素晴らしい効果を生んでいます。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-6386(9SACD)
日本語帯・解説付
税込定価
べルリン・フィルによるブルックナー:交響曲全集

■DISC1
(1)交響曲第1番ハ短調(1865/66リンツ版) 
(2)交響曲第2番ハ短調(第2稿1877年版)
■DISC3
交響曲第3番ニ短調(1873年版初稿)
■DISC4
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1878/80年) 
■DISC5
交響曲第5番変ロ長調
■DISC6
交響曲第6番イ長調
■DISC7
交響曲第7番ホ長調(1885 年版)
■DISC8
交響曲第8番ハ短調(1890年版)
■DISC9
交響曲第9番ニ短調 (サマーレ、フィリップス、コールス、マッズーカによる4楽章完成版/1985-2008年・2010年改訂)
■DISC1
(1)小澤征爾(指)
録音:2009年1月29-31日
(2)パーヴォ・ヤルヴィ(指)
録音:2019年5月23-25日
■DISC3
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
録音:2017年12月8-10日
■DISC4
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2014年3月13-15日
■DISC5
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2011年3月10-12日
■DISC6
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2018 年1月25-27日
■DISC7
クリスティアン・ティーレマン(指)
録音:2016年12月15-17日
■DISC8
ズービン・メータ(指)
録音:2012年3月15-17日
■DISC9
サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2018年5月26日
2009年から 2019年にかけて、ベルリン・フィルで演奏されたブルックナーの交響曲 9曲を、8人の巨匠指揮者によって演奏された全集がブルックナー没 後125 年を記念して SACD ハイブリッド盤で発売されます。 ベルリン・フィルの演奏史に燦然と輝く作曲家ブルックナー。これまで数々の名録音が世に出ていますが、現代の 8人のブルックナー指揮者たちがそれぞ れの解釈を聴かせます。 (Ki)

Bastille Musique
BM-003(1CD)
マーラー(クラウス・ジモン編):交響曲第5番(室内管弦楽版) クラウス・ジモン(指)
ホルスト・シンフォニエッタ
※編成:フルート(ピッコロ)、オーボエ(イングリッシュ・ホルン)、第1クラリネット、第2クラリネット(バス・クラリネット)、ファゴット、第1ホルン、第2ホルン、トランペット、パーカッション×2、ハープ、アコーディオン、ピアノ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス

録音:2015年、フライブルク(ドイツ)
ドイツ生まれのピアニスト兼指揮者である、クラウス・ジモン編曲による18人の音楽家による室内管弦楽版の「マーラー:交響曲第5番」。
20世紀の音楽を特に得意としているという、ジモンの編曲版は、そもそも大編成で演奏されるマーラーの音の厚みを損なうことなく、むしろ原曲よりも室内楽管弦楽版の方が弦楽器とのバランスがとれているのではないかと思わせるほどに驚かされます。もちろんそこには編曲者本人の指揮ということも要因の一つでしょう。さらにはシェーンベルクや、プフィツナー、リームといった近現代の作品を多く取り上げ、演奏し研究し尽くしてきたジモンの経験が活かされていると思わせてくれます。編成は、アンサンブル・ミニの録音でも話題を呼んだ交響曲第9番の小編成版(ARS38155S)と同じように、アコーディオンやピアノを含む、18人の奏者のために書かれています。
ホルスト・シンフォニエッタは、1996年に指揮者のクラウス・ジモンによってフライブルクで結成され、その演奏スタイルはバロック、モダンにこだわらずそれらの良い部分を活かす中庸なスタイルを取っています。さらに、常設のドラム、音響技師もおり、まさに現代の室内Oの理想ともいえるサウンドを聴かせてくれています。レパートリーも20世紀の音楽を中心に、活動しており、今後の演奏も期待されます!


オクタヴィア
OVCL-00755(2CD)
税込定価
2021年6月23日発売
チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調 作品17 「小ロシア」
交響曲第5番ホ短調 作品64
小林 研一郎(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2021年4月13日 東京・サントリーホール・ライヴ
2021年3月に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した小林研一郎の新たな挑戦を祝福する、モ ニュメンタルなCDシリーズ。 炎のコバケンの呼び名で多くのファンから愛される、マエストロ小林研一郎の傘寿記念& 作曲家チャイコフスキーの生誕180年を記念した、「交響曲全曲チクルス」第2回目のライ ヴです。円熟のタクトに秘められた激しい情熱が、曲調と呼応しドラマティックなサウンドで 広がります。サントリーホールを感動の渦に包み込んだ、日本フィルの熱演にも、ご注目く ださい。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00753(1SACD)
税込定価
2021年6月23日発売
シベリウス:交響曲第2番ニ長調 作品43 朝比奈隆(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:1999年7月30日 大阪、フェスティバルホール・ライヴ
これは、1999年7月に行われた大阪フィル330回定期演奏会の記録です。朝比奈のシベリ ウス第2番は、70年代の録音が残されていますが、これは亡くなる2年前巨匠91歳時のメ モリアム。全編ゆったりとしたテンポからくり出される重厚無比な音楽で、大阪フィルの分 厚い響きと相まって、男性的としか言いようのない豪壮なシベリウスが生まれています。 若き日の江崎友淑によるワンポイント収録が、鮮やかな着地を見せた名録音です。(オクタヴィア)

MUSICAPHON
M-56920(1SACD)
シューマン、記念祭(リューベック・フィルハーモニー・ライヴ Vol.7)
シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61
交響曲第4番ニ短調 Op.120(1851)
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO

録音:2006年6月(第2番)&2009年6月(第4番)
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズ第7巻は、シューマンの交響曲!ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルらしいドイツ的なサウンド、実直な音楽づくりが見事にはまった素晴らしい演奏で、説得力のあるシューマンをお楽しみいただけます。第4番は1851年の改訂版による演奏です。
ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。

Signum Classics
SIGCD-676(1CD)
ガニング:交響曲第5番
弦楽四重奏曲第1番
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO、
ジュノSQ

録音:2008年1月&2011年5月
名探偵ポワロ」の音楽など、映画やテレビの音楽の作曲者として有名なイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演による「交響曲第5番」。2009年に作曲された「交響曲第5番」はラッブラやR.R.ベネットから作曲を学んだガニングの、約50分というスケールで書かれた壮大なシンフォニーです。弦楽四重奏曲第1番は、1999年に作曲され2006年に改訂されました。


Spectrum Sound
CDSMBA-047(10CD)
完全限定盤
「ザ・チョイス〜交響曲と管弦楽曲」



■CD 1
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47「革命」

■CD 2 【初出音源】
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36

■CD 3
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.15
ビゼー:「アルルの女」からファランドール

■CD 4
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

■CD 5
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47「革命」

■CD 6
フランク:交響曲 ニ短調

■CD 7
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47「革命」
(2)プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 Op.25「古典」

■CD 8【初出音源】
(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):「展覧会の絵」
(2)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

■CD 9 【初出音源】
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

■CD 10
(1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(2)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
■CD 1
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
ライヴ録音:1958年5月17日ボルドー国立歌劇場・大劇場(モノラル)/音源:INA archives
■CD 2 【初出音源】
ジャン=バティスト・マリ(指)ストラスブールRSO
ライヴ録音:1969年5月30日ストラスブール(ステレオ)/音源:INA archives
■CD 3
アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1955年5月20日ザールブリュッケン(モノラル)/音源:INA archives
■CD 4
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)ワルシャワ国立PO
ライヴ録音:1962年1月1日サル・プレイエル(パリ)(モノラル)/音源:INA archives
■CD 5
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)ワルシャワ国立PO
ライヴ録音:1959年6月9日ストラスブール(モノラル)/音源:INA archives
■CD 6
ピエール・デルヴォー(指)フランス国立O
ライヴ録音:1972年9月15日ブザンソン(ステレオ)/音源:INA archives
■CD 7
(1)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1959年12月1日シャンゼリゼ劇場(パリ)(ステレオ)
音源:INA archives
(2)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O
録音:1971年10月20日シャンゼリゼ劇場(パリ)(ステレオ)
音源:INA archives
■CD 8【初出音源】
(1)ジャン=バティスト・マリ(指) フランス国立放送O
ライヴ録音:1966年4月21日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ(ステレオ)
音源:INA archives
(2)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1970年9月14日ブザンソン(ステレオ)/音源:INA archives
■CD 9 【初出音源】
フランツ・コンヴィチュニー(指)シュターツカペレ・ベルリン
ライヴ録音:1960年10月14日ベルリン(モノラル)/音源:Private open reel-to-reel audio tapes
■CD 10
(1)カール・シューリヒト(指) ミュンヘンPO
ライヴ録音:1963年5月19日ヘラクレス・ザール(ミュンヘン)(モノラル)/音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(2)パウル・クレツキ(指) フランス国立放送O
ライヴ録音:1961年6月28シャンゼリゼ劇場(パリ)(ステレオ)/音源:INA archives
スペクトラム・サウンド・レーベルよりフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源を中心としたお買い得セットの完全限定リリース。当セットでは交響曲と管 弦楽曲に焦点を当て、当レーベルが誇る丁寧なリマスタリングで聴くオーマンディ、マリ、クリュイタンス、マルティノン、クレツキ、スクロヴァチェフスキなど20世紀 の名演奏家の正規初出音源をお楽しみいただけます。在庫なくなり次第廃盤となる限定セットです。日本語解説は付きません。 (Ki)

CPO
CPO-555377(2CD)
NX-B10
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954):交響曲第1番ロ短調 ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
ファウジ・ヘイモア(指)

録音:2019年3月6-8日、10月1-4日
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー、スタジオ(ドイツ)
20世紀を代表する指揮者の一人、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。彼は幼い頃から作曲に勤しみ、青年 期の1910年には印象的な『テ・デウム』を自身の指揮で初演、成功を収めたこともあり、マーラーのような 「指揮もする作曲家」を目指していました。しかし指揮者としての活動が忙しくなってしまい、作曲活動は中 断。じっくり作曲に取り組めるようになったのは、1935年に作品の上演が禁止されていたヒンデミットを擁護 したことをきっかけにナチスと対立し、ベルリン・フィル音楽監督をはじめ公職を辞してからでした。 彼の創作 熱は再び高まり、以降、亡くなるまでの20年間に2つのヴァイオリン・ソナタ、ピアノ五重奏曲、ピアノ協奏曲 と3つの記念碑的な交響曲が生まれています。 4つの楽章からなる「交響曲第1番」は1938年から1941年に書かれ、後期ロマン派の流れを汲みブルック ナーの影響を感じさせる長大な作品。1903年に発表した「ラルゴ」という作品が、若書きながらもアイディア の源となっています。しかしこの曲をフルトヴェングラー自身は演奏することなくこの世を去ってしまい、結局 1989年にアルフレート・ヴァルターが録音、公開ではその2年後に同指揮者によって世界初演されたという 経緯を持っています。
CPO
CPO-555210(1CD)
NX-B10
フランツ・ラハナー(1803-1890):交響曲第6番 他

交響曲第6番ニ長調 Op. 56
ファゴット協奏曲 変ホ長調
スー・チャーファ(Fg)
エヴァーグリーンSO
ゲルノート・シュマルフス(指)

録音:2017年1月3日基隆市カルチャー・センター、台北(台湾)
世界初録音
フランツ・シューベルトの親友であり、エンゲルベルト・フンパーディンクの師として知られるドイツの作曲家、指 揮者フランツ・ラハナー。この「交響曲第6番」は、1837年4月19日にラハナー自身の指揮で初演され、 ミュンヘンのマスコミから"優れた傑作"と大絶賛された作品です。付点音符が印象的な短いモティーフを積 み上げていく第1楽章、コラール風の旋律が美しい第2楽章、第3楽章は沸き立つようなスケルツォ、第1楽 章と同じく付点リズムが多用された快活な終楽章という4つの楽章を持つ古典的な構成でありながら、突 然の転調などユニークな作風が楽しめます。かたや「ファゴット協奏曲」は1824年の作品。ラハナーがウィー ンにいた頃に書かれた恐らく彼の初となるオーケストラ作品で、当時のウィーン国立歌劇場O首席 ファゴット奏者、テオパルド・ヒュールスに捧げられました。今回の世界初録音となる演奏は、エヴァーグリーン SOの首席奏者スー・チャーファによるものです。

ALPHA
ALPHA-686(1CD)

NYCX-10231(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ハイドン:交響曲「朝」「昼」「晩」
交響曲第6番ニ長調 Hob.I:6 「朝」
交響曲第7番ハ長調 Hob.I:7 「昼」
交響曲第8番ト長調 Hob.I:8 「晩」
モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K. 239 「セレナータ・ノットゥルナ」
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2019年1月18-22日グスタフ・マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)
※国内盤には日本語解説付き
ハイドン生誕300周年となる2032年までに、その100曲を越える交響曲を全て実演・録音してリリースするプロジェクトHAYDN 2032も 10作目に突入。毎回テーマ性ある選曲が興味深く、そこに他の作曲家の作品などが適宜盛り込まれるのも面白いところですが、今回は作 曲当初から連作として構想されていたことが明らかな初期の3曲「朝」「昼」「晩」が待望の登場! ハイドンがエステルハージ侯爵家に副楽長 として雇われて間もなくの1761年に発表されたと考えられるこれらの作品は、宮廷楽団の名手たちの技量と新任副楽長の才覚を存分に印 象づけるべく、多様な作曲様式が盛り込まれた傑作。弦楽器で奏でられるレチタティーヴォ、フルートからコントラバスまで様々な楽器が随所 で繰り広げるソロなど聴きどころ満載で、現代の演奏団体にとっても腕が試される連作ですが、イル・ジャルディーノ・アルモニコは流石の腕利 き揃いで、隅々まで才気あふれる演奏を味わえます。選び抜かれた古楽器の素材感に満ちたサウンドもさることながら、アンサンブル全体が 一つの生き物のような一体感で伸縮自在のダイナミズムを堪能でき、ハイドンならではの曲作りの面白さが存分に伝わる痛快さ。各交響曲 が朝から晩(夕)まで、一日の三つの時間をそれぞれ表現しているハイドン作品の続編として、モーツァルトがザルツブルクの音楽夜会のために 書いた「セレナータ・ノットゥルナ」を”夜”にあたる曲として併録。こちらも首席ヴァイオリンのバルネスキによる当意即妙な即興パッセージが心地 良く、全編を通じて生気に満ちた音作りがたまりません。当シリーズの常通り、音楽学者モーリッツ・バウアーによる最新研究をふまえた作品 解説も添えられています。

FUGA LIBERA
FUG-780(1CD)


NYCX-10232(1CD)
国内盤仕様
税込定価
レオン・ボエルマン(1862-1897)交響曲 ヘ長調 ほか
交響曲 ヘ長調 Op. 24 (サン=サーンスに) …世界初録音
チェロと管弦楽のための交響的変奏曲 Op. 23 (ヨーゼフ・ザルモンに)
弦楽のための4つの小品 (「神秘の時」より) …世界初録音
ミュルーズSO
パトリック・ダヴァン(指)
アンリ・ドマルケット(Vc)

録音:2018年1月 ラ・フィラチュール、ミュルーズ、フランス
※国内盤には日本語解説付き
フォーレやフランクの次の世代のオルガニスト兼作曲家としてフランスで活躍したレオン・ボエルマン。僅か35歳で結核に倒れた彼が残した作 品はオルガンのためのものが多く、ほかには室内楽作品が若干知られる程度。ところが、少ないながら管弦楽のための作品を残しており、その 中には演奏時間が30分を超える立派な交響曲もありました。今回その作品が初めてCDで登場します。この交響曲はサン=サーンスに捧げ られており、19世紀末の作品ながら、まるで現代の映画音楽を先取りしたような響きも現れる隠れた傑作。構成的には当時の大交響曲に 及ばない点もあるとはいえ、このような先進的な側面を持つ作品が1世紀以上埋もれていたのは驚きです。「交響的変奏曲」は当時活躍し たチェリスト、ヨーゼフ・ザルモン(ジョセフ・サルモン)に捧げられた、ダイナミックで聴き応えのある作品。「4つの小品」は、もともとハルモニウムとい う小型のオルガンのために書かれた曲。フランクなども作品を残す当時流行していたこの楽器のために、ボエルマンはミサ典礼文などから宗教 的な表題を付した100曲以上の小品を集めた「神秘の時」Op. 29、30を出版しました。同じ年、その中から4曲を選んで弦楽用に編曲し たものがこちらの作品。民謡を思わせるような素朴で美しいメロディが印象的です。

Forgotten Records
fr-1715(1CDR)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
プロコフィエフ:交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131#
ニコライ・アノーソフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1962年*、1961年#
※音源:Melodiya S 0397/8*、Eterna 7 20 075#
Forgotten Records
fr-1717(1CDR)
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲*
ラフマニノフ:交響的舞曲#
ユージン・グーセンス(指)
LSO

録音:1958年5月15日-18日#、24日-25日#
※音源:Everest SDBR 3004#、SDBR 3035*

CZECH RADIOSERVIS
CR-1095(2CD)
プラハの春音楽祭ゴールド・エディション Vol.2

■CD1
(1)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第2盤
■CD2
(1)ストラヴィンスキー:春の祭典
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70
■CD1
(1)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1966年5月30日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
(2)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1959年5月16日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
■CD2
(1)イゴール・マルケヴィッチ(指)チェコPO
録音:1959年5月16日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
(2)キリル・コンドラシン(指)プラハRSO
録音:1960年6月5日

全てモノラル
チェコ放送の自主レーベル「ラジオサーヴィス」のシリーズ『プラハの春音楽祭ゴールド・エディション』の第2弾登場!プラハの春音楽祭は第2次世界大戦 終了まもない1946年に開始され、現在まで続く世界的な音楽イベントとなっていますが、当初から国営チェコ放送と共同して公演をライヴ放送しており、貴重 なライヴ録音が数多く残されています。それらは当時のチェコの音楽シーンをあらわす重要な記録であるとともに、現代の音楽ファンをも魅了してやみません。
第2弾の目玉は、1966年5月30日のライヴ音源、カラヤン&ベルリン・フィルによるドヴォルザーク交響曲第8番です。カラヤンは、 1963年6月18日にウィーン・フィルとともにチェコ・デビューを果たして以降、ベルリン・フィルとともに頻繁に「プラハの春音楽祭」に 登場するようになりました。チェコ放送には少なくないカラヤンのアーカイヴが残されていますが、今回1966年にベルリン・フィルと行った 演奏会をリリースすることが可能になりました。演奏会は前半にバルトーク管弦楽のための協奏曲が、後半にこのドヴォルザーク交響曲第8番 が演奏されました。後者はカラヤンにとって特に思い入れのある楽曲であり、この演奏の直前に行われた日本ツアーでも取り上げています。
そして、次に往年の名匠ヴィルヘルム・ケンプの録音。ケンプの「プラハの春音楽祭」デビューは1956年、ベートーヴェン全曲リサイタルと、当時設立 されたばかりのブルノ国立POとのシューマンのピアノ協奏曲でした。今回収録されているのは1959年の同音楽祭でアンチェル& チェコフィルとともに演奏されたショパンのピアノ協奏曲第2番。ケンプのショパンの録音はピアノ・ソロの作品のみで、この協奏曲は大変貴重な録音です。
ディスク2には、マルケヴィッチ&チェコ・フィルによる「春の祭典」。マルケヴィッチは、指揮を「春の祭典」の初演者ピエール・モン トゥに学び、さらに数々のバレエ作品を委嘱した名興行師ディアギレフ最後の弟子と云われており、「春の祭典」はマルケヴィッチが生涯最 も得意とした楽曲。この時の演奏は、チェコ・フィルでも語り継がれており、その後も同団で演奏する際の手本となっているといいます。
最後にキリル・コンドラシン指揮プラハRSOによるショスタコーヴィチ交響曲第9番。「プラハの春音楽祭」では、第1回目から旧ソ連出身の指揮者が 多く登場します。それは主に政治的な理由で優先的に招聘していましたが、当時の旧ソ連出身の音楽家は、オイストラフ、リヒテル、ロストロポーヴィチなどをはじ め優れた才能を持った人物が多く、西側でキャリアを積んだ人も多くいました。コンドラシンも1949年から50年にかけてプラハ放送響と度々共演、1960年か ら75年まで首席指揮者を務めていたモスクワ・フィルと頻繁にプラハを訪れていたようです。コンドラシンは、1979年にオランダへ亡命し、アムステルダム・コ ンセルトヘボウの指揮者に就任。その後東欧圏のオーケストラは振ることなく急逝してしまったため、このプラハ放送響との録音は幸運といえるでしょう。 (Ki)


Altus
ALT-481(1CD)
スメターチェクの芸術 第1集
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(2)シューマン:交響曲第1番「春」
(1)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)、プラハSO
(2)プラハRSO
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)

録音:(1)1957年5月29日(ライヴ、モノラル)
(2)1971年(セッション、ステレオ)
世界を股にかけ活躍し、チェコでは「空飛ぶ指揮者」「音楽大使」と呼ばれ、日本では「チェコのカラヤン」とのキャッチフレーズで親しまれたスメターチェクの偉 大な演奏集。チェコ・フィルとあわせて「チェコ3大オーケストラ」と言われるプラハSO、プラハRSOとの共演です。完璧主義者ミケランジェリとの「皇 帝」は整然としたオーケストラと生き生きしたソロの対話が素晴らしい名演。また「春」は商業録音の残されていないレパートリーで貴重な記録。こちらはすこぶる 良好なステレオ録音となっておりスメターチェクの至芸が心行くまで堪能できます。
「(ベートーヴェン「皇帝」の)共演はイタリアの巨匠ミケランジェリです。完全主義者、キャンセル魔として有名なミケランジェリだが、ここでの彼はなんと生き 生きと楽しげに演奏していることだろう!演奏に神経質なところが微塵も感じられず、ピアノの音は燦然と輝き、その表情は晴れやかで、颯爽と進行する音楽は気 品に満ちています。ミケランジェリ絶好調の演奏を引き出した立役者は、スメターチェクその人であろう。」「(シューマン「春」は)冒頭の輝かしいファンファーレから 精細緻密なオーケストラ・コントロールに魅せられるばかりだ。第1楽章の序奏、第1主題呈示、第2主題呈示におけるテンポやリズム、音色の描き分けなど見事 の一言だが、それでいて対照がつき過ぎることなく、音楽にいささかも無理な力がかかることがない。こうした見事な手綱さばきは曲想変化の激しいコーダにい たって最高潮となり、ラストの乾坤一擲の「ため」が圧倒的な終結を形作るのです。」(ブックレット所収の板倉重雄氏の解説より)
Altus
ALT-482(2CD)
スメターチェクの芸術 第2集
ドヴォルザーク:交響曲第6番ニ長調
交響曲第9番「新世界より」*
[CD1]プラハSO
[CD2]プラハRSO
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)

録音:1975年(セッション、ステレオ)、1974年(ライヴ、ステレオ)*
世界を股にかけ活躍し、チェコでは「空飛ぶ指揮者」「音楽大使」と呼ばれ、日本では「チェコのカラヤン」とのキャッチフレーズで親しまれたスメターチェクの偉 大な演奏集。チェコ・フィルとあわせて「チェコ3大オーケストラ」と言われるプラハSO、プラハRSOとの共演です。「新世界」は得意の演目であり ながら商業録音が残されておらず、当録音の価値は計り知れません。絶妙にして圧巻、期待以上の名演が展開されます。第6番もまたスメターチェクがしばしば取 り上げた作品で、深い楽曲理解が生み出す香り立つような音楽がたまらぬ魅力です。
「(交響曲第6番は)単にお国物という以上に、スメターチェクの楽曲分析の深さと、それを実際の音とする手腕の確かさが印象的です。例えば第1楽章、ピ アニシモの冒頭から48小節をかけて練習記号A、フォルテシモの圧巻の主題呈示(グランディオーソ)を導く部分など、他の多くの指揮者がたどり着くまでに表 現の沸点を迎えてしまう中、スメターチェクはAに至って初めて、偉大なものを見たときに感じるような圧倒的な存在感の表出に成功しています。」「(「新世界より」 は)冒頭から弦楽器群の血の通った濃厚な響き、金管、打楽器の強奏強打、木管のニュアンス豊かな吹奏、アクセントやクレッシェンドの強調、緊張と弛緩の交代も 絶妙で、極めて彫りの深い表現を生み出しています。そして、各楽章の決め所やコーダでは、先の作品でも述べてきたような「ため」や加速と伴ったドラマティックな テンポ変化と、各楽器の最強奏により圧巻のクライマックスを形成しているのです。」(ブックレット所収の板倉重雄氏の解説より)
《新世界》の録音は宇野功芳氏が著書『新盤・クラシックの名曲・名盤』の同曲の項でケルテス/ウィーン・フィル盤を至上の名演と紹介しつつ、併せてこのスメターチェクの演奏に触れ「土俗的な迫力と芸術的な鋭さ、深さはケルテスの上を行く」と評したことで有名になったもの。ALTUSリマスターによる音質向上でこの名演がさらに楽しめるようになりました。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-078(1CD)
(1)シベリウス:交響曲第2番
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ベルナルト・ハイティンク(指)、
フランス国立O
(2)モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)

ライヴ録音:(1)1961年12月12日、(2)1961年12月18日/シャンゼリゼ劇場(パリ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からの正規初出音源で、ベルナルト・ ハイティンクがフランス国立Oを振った1961年12月、シャンゼリゼ劇場におけるライヴからシベリウスの交響曲第2番とモニク・ド・ラ・ブルショルリ をソリストに迎えたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番です!ハイティンクがコンセルトヘボウの常任指揮者に就任した直後32歳という若さでありながら、 すでに職人気質の丁寧な音楽づくりが魅力。ここに聴くシベリウスでも非常にふくよかな響きを追求し、その才能にはただ驚かされるばかりです。またブルショ ルリの弾くチャイコフスキーも絶品の一言。美しいタッチでクリスタルに輝く旋律とチャイコフスキーらしい力強さを携えたこの演奏はライヴならではといえ、 またソリストの意思を引き出すことでも才能をみせたハイティンクのサポート無くしては聴けない演奏です。2019年に指揮者、音楽活動から引退した巨匠ハイ ティンクの60年前の演奏をご堪能ください。 平林直哉氏の日本語解説書付。

BR KLASSIK
BR-900337(3CD)
NX-C05
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲(シンフォニア)全集
【CD1】
弦楽のための交響曲第1番ハ長調 MWV N1
弦楽のための交響曲第2番ニ長調 MWV N2
弦楽のための交響曲第3番ホ短調 MWV N3
弦楽のための交響曲第4番ハ短調 MWV N4
弦楽のための交響曲第5番変ロ長調 MWV N5
弦楽のための交響曲第6番変ホ長調 MWV N6
弦楽のための交響曲第7番ニ短調 MWV N7
【CD2】
弦楽のための交響曲第8番ニ長調 MWV N8
弦楽のための交響曲第9番ハ長調 MWV N9
弦楽のための交響曲第10番ロ短調 MWV N10
【CD3】
弦楽のための交響曲第11番ヘ長調 MWV N11
弦楽のための交響曲第12番ト短調 MWV N12
弦楽のための交響曲(交響的断章) ハ短調 NWV N14
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調 MWV O3
ミュンヘン放送O
ヘンリー・ラウダレス(Vn&指)

録音:2006年9月12-15日…第1番-第3番
2010年1月7-8日…第4番
2012年10月2日…第5番
2018年3月14-16日…第6番
2020年2月3-6日…第7番、第9番
2011年6月20-22日…第8番、第12番、交響的断章
2020年10月26-30日…第10番、第11番
2010年1月7-8日…ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲
早熟の天才、メンデルスゾーンが12歳から14歳にかけて作曲した「弦楽のための交響曲」。彼の家で毎週開催されていた日曜音楽会で演奏するために書 かれたこれらの曲は、全部で13曲(単一楽章の交響的断章も含め)あり、どれも習作でありながらも、バッハを含むバロック期や古典派の作品を研究 していた彼ならではの、巧みな対位法が用いられた精緻な作品です。1821年に前半の6曲を完成、その2年後までには残りの6曲と単一楽章のハ短調が 書きあげられており、どれも完成度の高さを誇っています。1822年の「ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調」も、自宅での演奏会のために 書かれたもので、彼のヴァイオリン教師で友人のエドゥアルト・リーツの演奏を年頭に置いて作曲されたとされています。長らく忘れられていましたが、1952年 にユーディ・メニューインが蘇演し注目が集まりました。 このヘンリー・ラウダレスとミュンヘン放送Oによる演奏は、すべてがスタジオ・レコーディングされ、すでに第1番-第6番、ヴァイオリン協奏曲(900234) と、第8番、第12番、交響的断章(デジタルのみ)がリリースされていますが、今回は全ての曲をまとめてBOX化しました。
【ヘンリー・ラウダレス】
グァテマラ出身のヴァイオリニスト、指揮者。4歳の時に父からヴァイオリンの手ほどきを受け、3年後にはソリストとしてオーケストラと共演、その優れた才能がメ ニューインの目に留まり、奨学金を得てロンドンとアントワープで研鑽を積んだ俊才です。1985年、エリザベート王妃国際コンクールのヴァイオリン部門で入 賞、1989年から1993年までフランダース歌劇場Oのコンサートマスターを務め、その後、2001年からはミュンヘン放送Oのコンサートマス ターに就任、オーケストラの要として活躍しています。

MDG
MDG-91222116
(1SACD)
メンデルスゾーン・プロジェクト VOL.2
シンフォニア第4番ハ短調
シンフォニア第5番変ロ長調
シンフォニア第6番変ホ長調
ヴァイオリン協奏曲ニ短調*
ドグマ室 内オーケストラ
ミハイル・グレヴィチ(指)
ヴィヴィアン・ハーグナー(Vn)*

録音:2020年11月11-14日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス
メンデルスゾーンは、12歳から14歳にかけて弦楽のためのシンフォニアを12曲作曲しています。ドグマ室内オーケストラは、同時期に書かれた5つの協奏曲 を含めたメンデルスゾーンのシリーズをリリース。第1弾(MDG-91221936)に続く本作は、シンフォニア第4〜6番に加えて、ソリストにヴィヴィアン・ハーグ ナーを迎えて録音されたヴァイオリン協奏曲ニ短調を収録しています。有名なホ短調の協奏曲よりも前に作曲された作品で、ヴァイオリンを習っていた少し年長の 友人エドゥアルト・リーツの影響が聴き取れます。この作品は長らく忘れ去られていましたが、1951年にメニューインが発見して以来、現代でも演奏されるように なりました。ヴィヴィアン・ハーグナーのヴァイオリンは、生き生きとした楽想を、朗々と歌い上げ高揚感のある演奏を披露しています。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4294(1CD)
カレル・フサ(1921-2016):交響曲第2番「リフレクションズ」(1983)
3枚のフレスコ画(1946-47)
「プラハ1968年のための音楽」(1969)
トマーシュ・ブラウネル(指)
プラハSO

録音:2020年11月26&27日、2020年12月15&16日、2021年1月20-22日/スメタナホール(プラハ市民会館)
プラハに生まれ、アメリカに帰化した作曲家カレル・フサ(1921-2016)は今年(2021年)に生誕100周年、歿後5周年を迎えました。これを記念して録 音されたのが当盤で、交響曲第2番「リフレクションズ」、「3枚のフレスコ画」、「プラハ1968年のための音楽」の3篇を収録。フサが遠い故郷に心を寄せる姿 を描いた作品は実に感動的です。
フサはパリでオネゲル、N.ブーランジェに作曲を、クリュイタンスに指揮をそれぞれ師事。1959年以降はアメリカ国籍取得し、作曲家と指揮者の双方で活躍しま した。「プラハ1968年のための音楽」の原曲は吹奏楽曲ですが、ジョージ・セルが管弦楽化を作曲者自身に依頼した作品。フサの出世作として知られ、現在最も 演奏される作品です。トマーシュ・ブラウネル率いるプラハSOが実に情熱的な演奏を展開します。

REFERENCE
RR-149(1CD)
バーバー:交響曲第1番Op. 9
シベリウス:交響曲第7番ハ長調 Op. 105
スクリャービン:法悦の詩Op.54
マイケル・スターン(指)
カンザスシティSO

録音:2016年6月24、25日、カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール(カンザスシティ、ミズーリ州)
1982年に設立したカンザスシティSO。マイケル・スターンは音楽監督として20年目を迎え、楽団は高い芸術性、独創的なプログラミングで急成長を遂げ、 現在ではカンザスシティの文化的生活に欠くことのできない存在となっています。 今回、リファレンス・レコーディングスから9枚目のリリースとなり、バーバー、シベリウス、スクリャービンの単一楽章の交響曲を録音。収録されている3作品は、 単一楽章の楽曲ではありますが、3楽章、または4楽章の要素は残っており拡張されたソナタ形式という意味では共通しています。バーバーは初期作品特有の完 成と抒情性が感じられる作品。シベリウスは、番号付き交響曲の最後となった7番は、北欧の透明な抒情や深い憂愁を表現しています。スクリャービンの「法悦の 詩」は第4交響曲に位置し円熟期の作品です。また、キース・O・ジョンソン率いるリファレンス・レコーディングスの録音メンバーによる圧倒的な音響世界が楽し める楽曲でもあります。 (Ki)

MUSICAPHON
M-56952(1CD)
チャイコフスキー:交響的バラード「地方長官」
マンフレッド交響曲 Op.58
ピエール=ドミニク・ポネル(指)、
ベラルーシ国立ミンスクPO
モスクワ初演後チャイコフスキーによって破棄されそうになった交響的バラード「地方長官」ですが、その演奏会の主催者がパート譜を保管しており、チャイコフスキーの死後にスコアが復元されました。そのためこの作品は今日に伝わっています。「マンフレッド交響曲」は、イギリスの詩人バイロンの劇詩「マンフレッド」を題材にバラキエフより打診され作曲されました。その際、作曲に際してバラキエフから調の指定など細かい指示があったとされますが、それらの指示に影響されることなくチャイコフスキー自身の考えに基づいて作られました。交響曲第4番と5番の間の時期に作曲されたこともあり、チャイコフスキーの巧みな表現が随所にみられます。ピエール=ドミニク・ポネルは、「マンフレッド交響曲」に描かれている様々な場面を見事に弾き分けています。
MUSICAPHON
M-56953(2CD)
マーラー:交響曲第10番(アダージョ)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番Op.47
ピエール=ドミニク・ポネル(指)、
ベラルーシ国立ミンスクPO

録音:1994年6月、ミンスク(ベラルーシ)
1957年ミュンヘン出身のピエール=ドミニク・ポネルは、オペラ演出家として有名なジャン=ピエール・ポネルの息子として生まれました。ザルツブルクとベルリンでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事したポネルの演奏は、旋律を美しく聞かせ、マーラーでは弦楽器を艶やかに歌わせ、ショスタコーヴィチではその多彩なオーケストレーションを見事に再現しています。
MUSICAPHON
M-56908(1SACD)
ファゴット・オーケストラ(リューベック・フィルハーモニー・ライヴ Vol.3)
オネゲル:交響曲第1番
ダレッサンドロ(1911-1959):ファゴット協奏曲 Op.75
ラヴェル:道化師の朝の歌
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
ヤーコブ・マイヤーズ(Fg)
、ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO

録音:2008年1月5日-7日、リューベック(ドイツ)
リューベック・フィルハーモニー創立100周年目にあたる2008年にオネゲルとストラヴィンスキーと共に、普段めったに演奏されることのないラファエル・ダレッサンドロの作品を演奏しました。ダレッサンドロは当初独学でオルガンとピアノを学びますが、その後マルセル・デュプレやナディア・ブーランジェに師事し、新古典主義に傾倒していきます。今回収録されているファゴット協奏曲からも独特な変拍子を持っておりそのような傾向が聞き取れます。

CD6枚すべて初出!
ドイツ屈指の伝統を誇るモーツァルト音楽祭から驚きの贈り物。
1950年代から2020年の選りすぐりの演奏を収録。

ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭100周年記念BOX


ORFEO
C-210016(6CD)
NX-I05
【CD1】
(1)交響曲第33番変ロ長調 K. 319
(2)交響曲第30番ニ長調 K. 202
(3)交響曲第41番ハ長調「ジュピター」 K. 551

【CD2】
(1)セレナード第13番ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K. 525
(2) ディヴェルティメント ニ長調「ザルツブツク・シンフォニー第1番」 K. 136
(3)セレナード第9番ニ長調「ポストホルン・セレナード」 K. 320
(4)アダージョとフーガ ハ短調 K. 546

【CD3】
(1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K. 466
(2)ピアノ協奏曲第17番ト長調 K. 453
(3) ピアノとオーケストラのためのロンド ニ長調 K. 382

【CD4】
(1)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」 K. 219
(2)ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K. 467
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K. 216

【CD5】
(1)歌劇「フィガロの結婚」K. 492 - 序曲
(2)歌劇「羊飼いの王様」K.208 - 第1幕 アリア「穏やかな空気と晴れた日々」
(3)歌劇「皇帝ティートの慈悲」K. 621 - 第1幕 アリア「この至高の王座にあって」
(4) 演奏会用アリア「この胸に、ああ、いとしい人よ来て - 天が私にあなたを返して下さるとき」 K. 374
(5) 歌劇「後宮からの誘拐」K. 384 - 第2幕 二重唱「何という運命だろう」
(6) 演奏会用アリア「私は行く、だがどこへ」K. 583
(7)演奏会用アリア「もうよい、すべてわかった…心配しないで、愛する人よ」 K. 490
(8)戴冠式ミサ曲 K. 317 - アニュス・デイ
(9)演奏会用アリア「どうしてあなたを忘れられよう…心配しないで、愛する人よ」K.505
(10)ミサ曲 ハ短調 K. 427 - 聖霊によりて
(11)モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」(エクスルターテ・ユビラーテ) K. 165

【CD6】
(1)ディヴェルティメント ヘ長調「ザルツブルク・シンフォニー第3番」 K. 138

(2)組曲 ハ長調 K. 399 - II アルマンド
(3)3つのノットゥルノ-ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノのために
(4)ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K. 310
(5)夕べの想い K. 523
(6)弦楽四重奏曲第14番ト長調 K. 387
【CD1】
(1)ジギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
(2)ヨーゼフ・カイルベルト(指)バンベルクSO
(3)ロリン・マゼール(指)バイエルンRSO
録音:(1)2001年、(2)1959年(MONO)、(3)1996年
【CD2】
(1)サカリ・オラモ(指)オストロボスニア室内O
(2) ジョヴァンニ・アントニーニ(指)イル・ジャルディーノ・アルモニコ
(3)ラインハルト・ゲーベル(指)ケルンWDRSO
(4)ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
録音:(1)2017年、(2)2007年、(3)2014年、(4)1967年
【CD3】
(1)アルフレート・ブレンデル(P)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
(2)ピエール=ロラン・エマール(P)
クレメンス・シュルト(指)ミュンヘン室内O
(3) エトヴィン・フィッシャー(P)、オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
録音:(1)1981年、(2)2019年、(3)1954年(MONO)
【CD4】
(1)アナ・チュマチェンコ(Vn)、コリン・デイヴィス(指)バイエルンRSO
(2)ロベール・カサドシュ(P)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
(3)ヨハンナ・マルツィ(Vn)、オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
録音:(1)1987年、(2)1971年、(3)1955年(MONO)
【CD5】
(1)ルネ・ヤーコプス(指)B’ロック・オーケストラ
(2)クリスティアーネ・カルク(S)、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
(3)クリストフ・プレガルディエン(T)、ハインリヒ・シフ(指)カメラータ・ザルツブルク
(4) ヴェロニカ・カンジェミ(S)、アダム・フィッシャー(指)バンベルクSO
(5) エリカ・ケート(S)、レオポルド・シモノー(T)
オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
(6) エリー・アメリンク(S)、ズデニェク・マーツァル(指)バイエルンRSO
(7)イルムガルト・ゼーフリート(S)、ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
(8)エルシー・モリソン(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、エリック・タピー(T)、キース・エンゲン(Bs)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO&cho
(9)クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)、クリスティアン・ツァハリアス(P&指)、バンベルクSO
(10)ルチア・ポップ(S)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
(11)ディアナ・ダムラウ(S)、アンドルー・パロット(指)フランクフルトRSO
録音:(1)(2)2017年、(3)2004年、(4)2007年、(5)1957年(MONO)、(6)1973年、(7)1956年(MONO)、(8)1962年(MONO)、(9)1999年、(10)1981年、(11)2001年
【CD6】
(1)シューマンSQ【エリック・シューマン(Vn)、ケン・シューマン(Vn)、リサ・ランダル(Va)、マルク・シューマン(Vc)】
(2)キット・アームストロング(P)
(3)ヴェロニカ・エーベルレ(Vn)、ニルス・メンケマイヤー(Va)、ウィリアム・ヨン(フォルテピアノ)
(4)ラグナ・シルマー(P)
(5)ユリアン・プレガルディエン(T)、クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
(6)ケッケルトQ【ルドルフ・ケッケルト(Vn)、ルドルフ・ヨアヒム・ケッケルト(Vn)、フランツ・シェッスル(Va)、ヨーゼフ・メルツ(Vc)】
録音:(1)2018年、(2)2016年、(3)2013年、(4)2020年、(5)2018年、(6)1977年
ロマンティック街道の北の起点であるドイツ、バイエルン州のヴュルツブルクで毎年開催される由緒ある音楽祭『ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭』。 1921年に指揮者のヘルマン・ツィルヒャーによって創設、ザルツブルク音楽祭と並ぶ歴史を持ち、毎年5月から7月のうち4週間にわたって開催される この音楽祭には、ドイツ、オーストリアを中とするオーケストラと音楽家がやってきて、50回以上のコンサートが開催され、数多くの聴衆が訪れることで 知られています。コンサートが開催されるのは、1981年に世界遺産に登録されたレジデンツ(司教館)で、18世紀にバルタザール・ノイマンの設計 によるバロック建築様式を代表する、ヨーロッパでも屈指の美しい宮殿です。演奏会場となるのはこの建物内にあるインペリアル・ルーム(皇帝の 間)。ヴェネツィア派の巨匠ティエポロが描いたフレスコ天井画があることでも知られる広間です。
2021年に創設100年を迎えるこの音楽祭を記念して、バイエルン放送のアーカイヴ録音から選りすぐりの演奏をBOX化しました。1950年代の歴 史的音源も含め全て初出であり、またデジタル・リマスターが施されています。CD1とCD2には、交響曲・管弦楽曲、CD3とCD4には協奏曲、CD5 には声楽曲、CD6には室内楽曲・独奏曲を中心に収録。それぞれのディスクには様々な年代の音源が収められ、演奏スタイルの変遷も1枚のアル バムで味わうことが出来ます。収録音源はすべて初CD化であり、一流どころを揃えた豪華な顔触れと、それぞれの演奏家の録音歴において珍しい 曲目・顔合わせが多く含まれている点も魅力です。 CD1と2では、クイケン指揮のモーツァルトの交響曲やオラモ指揮の管弦楽曲は他になく、マゼールの ジュピターは1966年のベルリン放送響以来となる貴重な円熟期の演奏。ゲーベルやアントニーニから は刺激的な古楽スタイルが予想されます。 CD3と4では、ユリア・フィッシャーやバティアシュヴィリの師でありモーツァルトを得意としながらも録音の 無かったチュマチェンコの「トルコ風」が目を引きますし、ブレンデルやカサドシュとクーベリックとの顔合わせ は意外にも録音が非常に少なく興味をそそられます。フィッシャーやマルツィの演奏も聴きどころ。 CD5ではソプラノが充実。往年のゼーフリートやケート、レコードでもおなじみのアメリンク、ポップらに加 え、近年活躍目覚ましいカルクやカンジェミ、ストヤノヴァらの歌唱を収録。特にダムラウの「エクスルター テ...」は大注目! CD6は新しい録音が多く、ドイツ楽壇の「今」を垣間見せてくれます。キット・アームストロングはブレンデ ルが高く評価するアメリカ生まれの俊英。このセットの最後を飾るケッケルト四重奏団は、DGへのベー トーヴェン全集やハイドン、シューベルトの録音で知られますが、モーツァルトの録音は極めて貴重です。 (Ki)

SWR music
SWR-19527CD(4CD)
NX-C05
ハイドン:ロンドン交響曲集
【CD1】
交響曲第93番ニ長調 Hob.I:93(1791)
交響曲第97番ハ長調 Hob.I:97(1792)
交響曲第101番ニ長調 「時計」 Hob.I:101(1794)
【CD2】
交響曲第94番ト長調 「驚愕」 Hob.I:94(1791)
交響曲第98番変ロ長調 Hob.I:98(1792)
交響曲第102番変ロ長調 Hob.I:102(1794)
【CD3】
交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95(1791)
交響曲第99番変ホ長調 Hob.I:99(1793)
交響曲第103番変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I:103(1795)
【CD4】
交響曲第96番ニ長調 「奇跡」 Hob.I:96(1791)
交響曲第100番ト長調 「軍隊」 Hob.I:100(1794)
交響曲第104番ニ長調 「ロンドン」 Hob.I:104(1795)
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2009年9月7-12日(ライヴ)
発売当時から高い人気を誇るノリントン率いるシュトゥットガルト放送響による「ロンドン交響曲集」。2009年の"シュトゥットガルト欧州音楽祭"に於 いて、第93番から104番までを一気呵成にライヴ収録したこの演奏、オーケストラのサイズからテンポ、フレージング、アーティキュレーションまで考え抜 かれたサウンド・バランスで、ピリオド奏法を採り入れたオーケストラがノリントンの持前の「ピュア・トーン」を完璧に奏でています。1998年にノリントンが シュトゥットガルトRSOの首席指揮者に就任して以来、10年間の信頼と実績が感じられる集大成とも呼べる名演の復活です。

Goodies
78CDR-3834(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 アルトゥール・ニキシュ指揮
ベルリンPO

英 HMV D89/92
1913年11月18日ベルリン録音
アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)はハンガリー出身の大指揮者。ウィーン音 楽院でヴァイオリンと作曲を学び、ウィーン宮廷歌劇場のヴァイオリン奏者と して音楽活動をはじめた。1878年にライプツィヒ歌劇場の指揮者になり、1885 年にライプツィヒ・ゲヴァントハウスOを指揮してブルックナーの交響 曲第7番の初演をした。1895年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOと ベルリンPOの常任指揮者になり生涯この地位にあっ た。この録音は1913年に行われた。ベルリン・フィルの最初の録音とされてい る。マイクロフォンもアンプも使わない機械式録音で、大きなラッパの前で演 奏してレコード原盤を作成した。電気録音が始まったのは1925年だった。途中 にキズがあるが、古いレコードなのでご容赦いただきたい。(グッディーズ)


Treasures
TRT-017(1CD)
オーマンディ/「画家マチス」&チャイ5(1959)
ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
チャイコフスキー:交響曲第5番*
ユージン・オーマンディ(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年1月17日、1959年1月25日*(共にステレオ)
※音源:独CBS 61347、COLUMBIA MS-6109*
◎収録時間:74:46
“何度も味わいたい「画家マチス」の温かみに満ちた響き!”
■音源について
2曲ともオーマンディ&フィラデルフィア管の来日公演で取り上げられた十八番中の十八番。「画家マチス」は4回のセッション録音の最後、「チャイ5」は、5回のセッション録音のうちの3回目のもの。

「画家マチス」は、近代的で洗練された響きを前面に立てた演奏が多い名曲ですが、この録音は、全体に温かでヒューマンなトーンで統一したかけがえのない逸品!ステレオ効果を意識した色彩と、様々な響きの軋轢を避けた穏健路線に浸る前の冴えたリズムも特筆もの。
 第1楽章序奏からハーモニーが熟成され尽くされて美しく煌めき、主部はメカニックな響きと無縁のリズムの弾力と愛の溢れるフレージングで魅了。豊麗なオーマンディ・サウンドがピタリとはまった有機的な響きは比類なく、それはまるで養分をたっぷり与えられた音の粒が嬉しく戯れているかのよう。コーダでの下から突き上げるような金管の量感と、わずかに丸みを帯びたカラフルな音像と噴出力の融合ぶりも見事です。第2楽章の静謐においても色彩の光を絶やさず、終始温かな情愛を漂わせます。深刻さを嫌うオーマンディらしい音作りが最大に活きた好例と言えましょう。ステレオ初期のオーマンディの録音の中には、曲に慣れすぎたせいかルーティンに流れることもありますが、この終楽章の呼吸の深さとテンポの自然な切り換えは、作品への心からの共感なくして成し得ないもの。主部はもちろん鋭利な響きとは無縁。蜜蝋のように艷やかな響きを醸し出すために、最適なテンポの設定と響きの研磨のさじ加減が不可欠であることを思い知らせれます。後半10:00以降の木管の細かい音型のポップな弾け方!それ以降は今更ながらフィラデルフィア管の巧さに惚れ惚れするばかり。最後のファンファーレも大見得を切らず、素直な健康美を貫徹。 とかく感覚的過ぎると軽視されがちなオーマンディですが、その感覚美の中にいかに多くの見識とセンスと経験が凝縮されているかを思い知るとともに、他の有名名盤でこれ程この作品の多面的な魅力を引き出してくれる演奏はなかなかないと思います。
 「チャイ5」は、今までの演奏経験の集大成と言える確信的なアプローチを散りばめながら、特に作品の流麗さと感覚的な甘美さの表出に力点が置かれています。モノラル期までのリズム主体のアグレッシブさはかなり後退していますが、展開分最後(9:18〜)のクレッシェンドでストコフスキーの影響がはっきり出ている点や、第2楽章172小節を始め何箇所もポルタメントを注入するなど表現意欲満々。特に第2楽章では、フィラデルフィアの弦の魅力をとことん堪能できますし、決して無視してよい録音ではありません。ただし、残響はかなり多めに取り入れられています。【20121年5月・湧々堂】 →「チャイ5」の詳細レヴュー



OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION
KKC-4258(24SACD)
クレンペラー&コンセルトヘボウ管・録音集


■Disc1
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 Op. 26
マーラー:.さすらう若人の歌
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(1886年版ノヴァーク)
■Disc2
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
モーツァルト:交響曲第25番ト短調K183*
ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」*
■Disc3
ヤナーチェク:シンフォニエッタOp.60
バルトーク:ヴィオラ協奏曲
ヘンケマンス:.フルート協奏曲*
ファリャ:スペインの庭の夜**
■Disc 4
ベートーヴェン:演奏会用アリア「ああ、不実な人よ!」Op.65
交響曲第7番イ長調Op.92
■Disc5
1951年7月12日(初CDコンサート全収録)
モーツァルト:フリーメーソンのための葬送曲 ハ短調 K.477
マーラー:亡き子をしのぶ歌
■Disc6
マーラー:交響曲第2番「復活」
■Disc 7
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
シェーンベルク:浄夜(1917/1943)
ヒンデミット:組曲「気高い幻想」
■Disc9
メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」
■Disc10
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」*
■Disc11
モーツァルト:モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K165(158a)
マーラー:.交響曲第4番ト長調
■Disc 12
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」〜.第1曲:序曲/第5曲:アダージョ/終曲:アレグレット
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調Op.37
■Disc 13
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
「レオノーレ」第3番序曲Op.72b
■Disc14
ベートーヴェン:交響曲第4番
交響曲第5番「運命」
■Disc15
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
■Disc16
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93*
■Disc17
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
■Disc 18
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K201
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K482
■Disc 19
モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K314
交響曲第41番「ジュピター」
■Disc 20
バッハ:管弦楽組曲第2番
 カンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」BWV202(結婚カンタータ)
モーツァルト:演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」.K505
■Disc 21
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
●ボーナス・トラック/初正規盤
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲*
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
■Disc22
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
ストラヴィンスキー:三楽章の交響曲
シューベルト:交響曲第4番ハ短調D417
ワーグナー:「.ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
■Disc 23
ベートーヴェン:ミサ・ソレニムス
■Disc 24
グルック:シャコンヌ〜「オルフェオとエウリディーチェ」
クレンペラー:交響曲第1番(全2楽章)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB106(1890年ハース版)
オットー・クレンペラー(指)
コンセルトヘボウO

■Disc1
録音:1947年12月4日(初CDコンサート全収録)
ヘルマン・シャイ(Br)
■Disc2
録音:1949年5月1日&1951年1月18日*
ヤン・ブレッセル(Vn)
■Disc3
録音:1951年1月11日、1951年1月13日*、1951年3月29日**
ウィリアム・プリムローズ(Va)、フーベルト・バルワーザー(Fl)、ヴィレム・アンドリーセン(P)
■Disc 4
録音:1951年4月2日(1951年ベートーヴェン・チクルスより)
グレ・ブロウエンスティーン(S)
■Disc5
録音:1951年7月12日(初CDコンサート全収録)
キャスリーン・フェリアー(C.A)
■Disc6
ヨー・フィンセント(S)、キャスリーン・フェリアー(C.A)、トゥーンクンストcho
)
■Disc 7&8
録音:1955年7月7日(初CDコンサート全収録)
■Disc9
録音:1955年11月3日(正規盤初)
コリー・ヴァン・ベックム(S)、ヘレーン・ヴァークレイ(S)、トゥーンクンストchoメンバー
■Disc10
録音:1955年11月6日、1955年11月10日*(初CDコンサート全収録)
■Disc11
録音:1955年11月10日(Disc10の続き)
マリア・シュターダー(S)
■Disc 12
録音:1956年5月2日(ベートーヴェン・チクルス〜初CDコンサート全収録)
ヤン・ヴィッサー(Fl)、クラース・デ・ロック(Cl)、トム・デ・クラーク(Fg)、フィア・ローザ・ベルクハウト(Hp)
アニー・フィッシャー(P)
■Disc 13
録音:1956年5月2日(Disc 12の続き)
■Disc14
録音:1956年5月9日(ベートーヴェン・チクルス)
■Disc15
録音:1956年5月13日(ベートーヴェン・チクルス〜初CDコンサート全収録)
■Disc16
1956年5月13日(Disc15の続き)、1956年5月17日*
■Disc17
録音:1956年5月17日(Disc16の続き)(ベートーヴェン・チクルス)
グレ・ブロウエンスティーン(S)、アニー・ヘルメス(C.A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、ハンス・ウィルブリンク(Br) 、トゥーンクンストcho
■Disc 18
録音:1956年7月12日(初CDコンサート全収録)
アニー・フィッシャー(P)
■Disc 19
録音:1956年7月12日(Disc18の続き)
ホーコン・ストーティン(Ob)
■Disc 20
録音:1957年2月7日(初CDコンサート全収録)
フーベルト・バルワーザー(Fl)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ヤン・ダーメン(Vn)、ホーコン・ストーティン(Ob)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、マリア・クルチオ(P)
■Disc 21
録音:1957年2月7日(Disc 20の続き)
1954年6月26日*
ヨハンナ・マルツィ(Vn)*、ハーグ・レジデンティO*
■Disc22
録音:1957年2月21日(初CDコンサート全収録)
■Disc 23
録音:1957年5月19日(初正規盤)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ナン・メリマン(Ms)、ヨーゼフ・シマンディ(T)、ハインツ・レーフス(Bs-Br)、アムステルダム・トーンクンストcho
■Disc 24
録音:1961年6月22日(初CDコンサート全収録)
音質条件を考慮に入れなければ、クレンペラーの最も高水準な演奏を聴くことができるのはコンセルトヘボウOとの録音だというのは、以前からよく語ら れることでした。 しかし、実際には、古いライヴ録音や放送録音ならではの物理的なスペックの問題もあって、マニア以外にはあまり顧みられることは無く、クレンペラーといえば、 最晩年にフィルハーモニアOを指揮したゆったり系の演奏が代表作として広く聴かれてきたというのが実情です。 確かに最晩年のスタジオ録音で聴ける拡大された情報の面白さは無類ですが、長きに渡って歌劇場やコンサートホールで指揮して生計を立てていたクレンペラー の音楽は、本来はもっと生気に富む力強いものでした。そしてその音楽を築き上げていたのが、入念で厳しいリハーサルであり、その点で、世界最高レベルの反応 力を持ったコンセルトヘボウOの優位は明らかであり、実際、1958年まではクレンペラーの客演回数はかなりの数に達していました。 しかし翌1959年にクレンペラーがフィルハーモニアOの終身指揮者に就任すると、大火傷で長期療養という問題も重なって客演回数は激減、そして 1964年にフィルハーモニアOが自主運営組織になると、以後、クレンペラーがコンセルトヘボウOを指揮することは無くなります。もっとも、ウィー ンやベルリン、ミュンヘン、ケルン、イスラエルなどには出かけていたので、今は無き音楽マネジメント組織、コロンビア・アーティスツの都合もあったのかもしれま せんが。 ともかく、クレンペラー絶頂期のコンセルトヘボウOとの演奏を、正規音源で、しかもSACDでまとめて聴けるというのはクレンペラー好きにとっては大事 件であることは間違いなさそうです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2237(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニアO
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)

録音:1961年4月6、7、10、25日キングズウェウイ・ホール(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より  
クレンペラーとシュヴァルツコップによるマーラーの交響曲第4番は、定番としてあまりにも有名です。第4番はマーラーの交響曲の中でも小さい編成のため か、この録音は非常にバランス良く、空気感豊かに収録されています。そうした原音の持つ特徴を最忠実に再現、身震いするほどの透明感溢れるサウンドを実 現しました。(平林 直哉)

LSO Live
LSO-0867(1SACD)
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
交響曲第6番ホ短調
アントニオ・パッパーノ(指)LSO

録音:2019年12月12日(第4番)、2020年3月15日(第6番)、バービカン・ホール、ロンドン(ライヴ)
サイモン・ラトルの後任としてロンドンSO(LSO)の首席指揮者に就任することが決まっているアントニオ・パッパーノによる録音が早速登場! 内容は、「もっともイギリス的な作曲家」とも呼ばれるヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4,6番という直球プログラム。この2作品は第2次大戦の影響が色 濃く現れた作品です。第4番は、第2次大戦直前の不穏な時期を反映した緊迫感みなぎる曲。そして第6番は、戦中から戦後にかけて書かれ、先の第4番を 発展させたような強烈な迫力に満ちた音楽です。
パッパーノは、LSOの首席指揮者に就任したことを受けて「1996年初めて共演して以来、この素晴らしい音楽家たちの団結心に圧倒されていました。私が 選ばれたことは、まさに”夢が叶った”ようで、最も素晴らしい贈り物です。ロンドンを私の音楽の故郷とすることを約束し、これから私を待っている重要な旅 を楽しみにしています。」と語っています。ロンドンSOの新時代を予見させる、期待感あふれる1枚となっています。

オクタヴィア
OVCL-00750(2CD)
税込定価
2021年4月30日発売
チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調 作品13 「冬の日の幻想」
交響曲第4番ヘ短調 作品36
小林 研一郎(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2021年4月7日 東京・サントリーホール・ライヴ
2021年3月に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した小林研一郎の新たな挑戦を祝福する、記 念碑的なCDシリーズ。 炎のコバケンの呼び名で多くのファンから愛される、マエストロ小林研一郎の傘寿記念& 作曲家チャイコフスキーの生誕180年を記念した、「交響曲全曲チクルス」第1回目のライ ヴです。円熟のタクトに秘められた激しい情熱が、曲調と呼応しドラマティックなサウンドで 広がります。サントリーホールを感動の渦に包み込んだ、日本フィルの熱演にも、ご注目く ださい。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00752(1SACD)
税込定価
2021年5月26日発売
ハイドン:交響曲集Vol.11
交響曲第12番ホ長調 Hob.l:12
交響曲第26番ニ短調 Hob.l:26 「嘆き」
交響曲第47番ト長調 Hob.l:47「回文」
交響曲第65番イ長調 Hob.l:65
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2018年3月9日(第26番&第47番)、2019年1月25日(第12番&第65番) 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第12回、第14回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

Capriccio
C-7360(6CD)
NX-C10
アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):生誕150周年記念エディション


【CD1】
抒情交響曲 Op. 18(1923)

【CD2】
(1)交響曲第1番ニ短調(1892/93)
(2)シンフォニエッタ Op. 23(1934)
(3)3つのバレエ小品『時の勝利』(1903)

【CD3】
(1)春の埋葬(1896-97/1902改訂)-ソプラノ、バリトン、合唱とオーケストラのために
(2)森の対話(1895/96)-ソプラノ、2つのホルン、ハープと弦楽のために
(3)至るところに5月の花が咲く(1898頃)-ソプラノと弦楽六重奏のために
(4)交響的歌曲 Op. 20(1929)-バリトンとオーケストラのために
(5)6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13/24)

【CD4】
トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌 Op. 6(1898)
5つの歌曲 Op. 7(1898/99)
昔、ひとりの年老いた王がいた
森の語らい
2つのブレットル・リーダー(1901)
Noch spur ich ihren Atem auf den Wangen
Hortest du denn nicht hinein
Die Beiden
Harmonie des Abends
6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13)(室内楽版)

【CD5】
ピアノ三重奏曲 Op. 3(1896)
弦楽四重奏曲第2番Op. 15*

【CD6】…オペラ・ハイライト集
(1)歌劇「昔あるとき」(1897-1900/1912改訂)より
(2)歌劇「夢見るゲールゲ」(1905-06)より
(3)歌劇「白墨の輪」(1932)より
(4)歌劇「フィレンツェの悲劇」(1915-16)より
(5)歌劇「カンダウレス王」より
【CD1】
クリスティーネ・シェーファー (S)
マティアス・ゲルネ (Br)
パリO
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
録音:2005年6月22,26日 パリ(フランス)
【CD2】
(1)北ドイツRSO、アントニー・ボーモント(指)
(2)ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
(3)ハンブルク州立PO、ゲルト・アルブレヒト(指)
録音:(1)1995年11月28-30日、1997年4月16-18日
(2)2019年6月13-14日
(3)1992年6月
【CD3】
(1)-(3)エディット・マティス (S)、ローランド・ヘルマン (Br)、北ドイツ放送cho、北ドイツRSO、アントニー・ボーモント(指)
(4)フランツ・グルントヘーバー(Br)、ハンブルク州立PO
ゲルト・アルブレヒト(指)
(5)ペトラ・ラング(S)、ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
録音:(1)-(3)1995年10月20日-11月30日、1997年4月16-18日、(4)1992年6月、(5)2019年6月13-14日
【CD4】
トーマス・マイケル・アレン(T)、チャールズ・スペンサー(P)、ルート・ツィーザク(S)、ゲロルト・フーバー(P)、カイ・スティーファーマン(Br)、アレクサンダー・シュマルツ(P)、トーマス・エベンシュタイン(T)、ゾリアナ・クシュプラー(Ms)、リノス・アンサンブル
録音:2011年6月24-29日、2011年11月19-22日、2013年8月25-29日、2017年7月、2011年10月
【CD5】
パシフィック・トリオ、アルティスQ*
録音:2013年5月28-29日、1989年6月22-24日*
【CD6】
(1)エヴァ・ジョンソン(S)、クルト・ウェスティ(T)、ペール=アルネ・ヴァルグレン(Br) 他、デンマーク国立RSO、ハンス・グラーフ(指)
(2)ヨーゼフ・プロチュカ(T)、パメラ・コバーン(S)、ハルトムート・ヴェルカー(Br) 他、フランクフルトRSO、ゲルト・アルブレヒト(指)
(3)レナーテ・ベーレ(S)、ペーター・マティッチ(語り)、ハンス・ヘルム(Br)、ギドン・サークス(Br) 他、ベルリンRSO、ステファン・ゾルテシュ(指)
(4)ハイディ・ブルンナー(S)、ヴォルフガング・コッホ(Br)、チャールズ・リード(T)、ウィーンRSO
ベルトラン・ド・ビリー(指)
(5)ジェイムズ・オニール(T)、ニーナ・ウォーレン(S)、モンテ・ペーダーソン(Br) 、ハンブルク州立PO、ゲルト・アルブレヒト(指)
録音:1987年6月、1987年9月(ライヴ)、1990年2月12-16日、2010年5月20日(ライヴ)、1996年10月18日、10月25日(ライヴ)
作曲家、指揮者として着々と名声を高めていくツェムリンスキーですが、8歳年下のアルマ・シン トラーとの失恋は彼の心に大きな痛手を残し、この出来事はその後の作品にも影を落としたこ とが知られています。1906年にはウィーン・フォルクスオーパーの初代首席指揮者、1911年か らはプラハ・ドイツ国立劇場の指揮者を務めるなど活躍の幅を広げましたが、1938年にナチス の圧力から逃れ、アメリカに亡命。しかしこの地では認められることなく、1942年にひっそりと生 涯を閉じました。一時期は"退廃音楽"として無視されていた彼の作品ですが、20世紀の終わ りから急速に再評価が進み、現在では数多くの曲が演奏されるなど人気も復興しています。 このBOXは、ツェムリンスキー再評価の一翼を担ったCapriccioレーベルの一連の録音から交 響曲から声楽曲までを収録。名演として知られるエッシェンバッハの「抒情交響曲」をはじめ、 研究者でもあるボーモント、近現代音楽で評価の高いマルッキによる一連の演奏や、ツェムリン スキー歌劇復興の立役者、ゲルト・アルブレヒトが指揮する歌劇の抜粋まで代表的な演奏 で、ブラームスの影響を受けたとされる初期の作品から、未完に終わった「カンダウレス王」まで、 後期ロマン派時代の最後を生きたツェムリンスキーの作風の変遷も楽しめます。 1871年、ウィーンに生まれたアレクサンダー・ツェムリンスキー。ユダヤ系の血を引いていた彼はシナゴーグ(ユダヤ教の教会)でオルガンを弾くなど少年 時代から音楽的才能を発揮。13歳の時にはウィーン音楽院に入学、ピアノを学んだ後にロベルト・フックスから作曲の指導を受けます。 1895年にはアマチュア・オーケストラを結成し、入団してきたシェーンベルクと親しくなり、後にシェーンベルクはツェムリンスキーの妹マティルデと結婚。二 人は義理の兄弟になりました。

Altus
ALT-477(2CD)
ハスキル&クレンペラー/モーツァルト・アーベント
交響曲第29番イ長調 K.201
ピアノ協奏曲第27番
セレナード第13番『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
交響曲第41番『ジュピター』
クララ・ハスキル(P)
オットー・クレンペラー(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

ライヴ録音:1956年9月9日/モントルー(モノラル)
モーツァルティアン必聴、モーツァルト生誕200年に沸いた1956 年に行われたクレンペラー指揮によるモーツァルトの夕べ。ハスキルとの27 番はファンの間 で有名な演奏ですが当盤は過去最高の音質と言っても過言ではない出来栄えです。さらに1 日のコンサートすべてを収録しているのが重要なポイント。この年に 集中的にモーツァルトを取り上げていたクレンペラーの充実したサウンドが耳を満たす濃密な内容となっています。モノラルながら広がりのある聴きやすい音質で ハスキルのピアノとオーケストラのバランスも良く、クレンペラーの妙技とギュルツェニヒ管の味わいも十全に堪能できます。 (Ki)


BIS
BISSA-2593
(10SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
■Disc1
交響曲第1番へ短調Op.10
交響曲第2番『10月革命に捧ぐ』
交響曲第3番『メーデー』
■Disc2
交響曲第4番ハ短調Op.43
■Disc3
交響曲第5番ニ短調Op.47
交響曲第6番ロ短調Op.54
■Disc4)
交響曲第7番『レニングラード』
■Disc5
交響曲第8番ハ短調Op.65
■Disc6
交響曲第9番変ホ長調Op.70
交響曲第14番『死者の歌』
■Disc7
交響曲第10番ホ短調Op.93
■Disc8
交響曲第11番『1905年』
■Disc9
交響曲第12番『1917年』
交響曲第15番イ長調Op.141
■Disc10
交響曲第13番変ロ短調Op.11
マーク・ウィグレスワース(指)
オランダ放送cho【交響曲第3番】
ヤン=ヘンドリク・ローテリンフ(Bs)、オランダ放送cho【交響曲第13番】
ジョアン・ロジャース(S)、ジョン・トムリンソン(Bs)【交響曲第14番】
BBCウェールズ・ナショナルSO【交響曲第5-7、10、14番】
オランダ放送PO【交響曲第1-4、8、9、11-13、15番】

録音:1996年12月【交響曲第5&7番】、1997年11月【交響曲第6&10番】/ブラングィン・ホール、スウォンジー(ウェールズ)、1999年3月【交響曲第14番】/セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル(ブリストル)、2004年10月【交響曲第8番】2004年12月【交響曲第9番】、2005年4月【交響曲第12&13番】、2005年9月【交響曲第4番】、2006年3月【交響曲第11番】、2006年10月【交響曲第1&15番】、2010年10月【交響曲第2&3番】
オランダ放送音楽センターMCO5スタジオ(オランダ)
※交響曲第5-7、10、14番はマティアス・シュピツバルトによる最新リマスタリング
マーク・ウィグレスワースによるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音が遂に全集として登場!1996年より録音開始した当シリーズ は最初にBBCウェールズ・ナショナルSO(第5〜7、10、14番)、その後はオランダ放送PO(第1〜4、8、9、11〜13、15番)と2 つのオーケストラで録音され2010年に全曲録音されました。 ★BBCウェールズ・ナショナル響との録音は、オリジナル盤はCDでのリリースでしたが、この全集化でリマスタリングが施され、すべてSACDハイブリッド盤 でのリリースとなります。リリース当初からウィグレスワースの卓抜な統率力による高水準の演奏が評価されてきましたが、BISレーベルの優秀録音によりショ スタコーヴィチの交響曲全曲をより立体的にお楽しみいただける充実の内容になっております。 (Ki)


Treasures
TRE-250(1CDR)
ホーレンシュタインの「新世界」
コルンゴルト:歌劇「ヴィオランタ」前奏曲と謝肉祭*
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲+
 「タンホイザー」〜ヴェーヌスベルクの音楽#
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」##
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
ロイヤルPO
ビーチャム・コラール・ソサエティ**

録音:1965年5月28日&6月2日*、1962年9月30日+,#、1962年1月26&30日##(全てステレオ)
※音源:Quintessence PMC-7047*,+、日Victor GMS-6#、Quintessence PMC-7047##
◎収録時間:73:27
“ビーチャムのオケが豹変!郷愁よりも苦悩が滲む異色の「新世界」!”
■音源について
★音を立体的に音を積み上げながらスケール感溢れる演奏を展開するホーレンシュタインの特徴を存分に味わえる一枚。プロデューサーのチャールズ・ゲルハルトによると、「ヴェーヌスベルクの音楽」ではタンブリンが4つ使われているとのこと。「新世界」はVOX録音(1952年)に次ぐ再録音。コルンゴルトは、これが世界初録音でした。

★この「新世界」の魅力は、何と言っても暗さ!「春の祭典」でも記したように、どこか屈折した眼差しで作品を見据え、音色も開放的な明るさとは正反対。しかも、ホーレンシュタインを象徴するその音色を、ビーチャム流のポップな感覚が染み付いているロイヤル・フィルから引き出しているのですからびっくりです。
  第1楽章序奏部のティンパニは、VOX録音での奇妙な改変を修正し、装飾音風に一気に強打。その熾烈さは、人生の予期せぬ悲劇を象徴するかのようで、アプローチの方向性も印象づけます。主部はリズムの腰が強靭で、フレージングはどこまでも厳しく、牧歌的なフルートの小結尾でも弛緩なし。展開部4:58からののチェロのアクセントも同様で、オケがこのアプローチに心から共鳴していることが窺えます。5:32からの金管のテーマに呼応する弦の絶妙な粘着ぶりも、絶好調のホーレンシュタイン節。身も心も藻掻いています!楽章最後の一撃も内燃力の凄いこと!
 第2楽章はノスタルジーに甘んじず、高潔な精神を絶やしません。微妙な強弱とテンポの揺らしはかなり即興的なニュアンスを湛えますが、その全てが十分に練り尽くした完熟の味わい。8:05からのエネルギーの増幅と鎮静を巧みに織り交ぜた呼吸芸は、ホーレンシュタインを二流呼ばわりする人にぜひ聴いていただきたいものです。
 第3楽章もビーチャム指揮下では聴けないニュアンスの連続。リズムの厳しさは相変わらずですが、オケはむしろその厳しさを新鮮に感じて積極的な表現に転化しているようにも思えます。
 終楽章もまずは暗く這うような滑り出し。その後は発作的な加速を経て、ホルンの強烈な後打ちリズム、4:26からの徹底したスフォルツァンドと露骨なまでに克明に響かせるなど、立体的な音像にこだわり抜きます。4:41からのフルートのテーマを支える弦の刻みもその一環ですが、そこには死へのカウントダウンのような不気味さが。それゆえ、曲の最後のフェルマータ後の余韻も、他に類のない不思議な感触が漂います。
 このように、表現の多様性と思い入れの熱さではマーラー以上のものを感させる「新世界」。もしかしたら、ナチスに追われたホーレンシュタイン自身の体験を投影させているのかもしれません。【2021年4月・湧々堂】

APARTE
AP-247(1CD)
ハイドン:交響曲第99番変ホ長調HobT:99
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
シュテファン・ゴットフリート(指)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アーノンクール夫妻が1953年に設立したウィーン・コンツェントゥス・ムジクス。アーノンクール没後はシュテファン・ゴットフリートが首席指揮者を務め、 2018年にシューベルトの「未完成」交響曲4楽章版のCD(AP189)で注目されました。
「未完成」に次ぐCD第2弾では、シューベルトの交響曲第5番とハイドンの交響曲第99番のユニークなカップリングに挑戦。ハイドンの交響曲第99番は興行 師ザロモンの依頼による「ザロモン・セット」の1つで1793年の作。クラリネット、トランペット、打楽器などを用いている点が新しく、モーツァルトの音色への近 似が感じられます。実際モーツァルト没後の作品で、彼への追悼を指摘する研究者もいます。
シューベルトの交響曲第5番は1816年、19歳の作。シューベルトならではの旋律美にあふれていますが、書法的には古典派の影響も色濃く残っています。ハイ ドンの99番とは進歩性と遊び心、作曲技法の近似性と感情など共通点の多さを示唆してくれます。
ゴットフリートとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスはアーノンクール仕込みの精緻なアンサンブルと生命力に満ちた推進力で極上のウィーン・サウンドを満喫 させてくれます。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1215(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調 Op.111
ミャスコフスキー:交響曲第27番ハ短調 Op.85
ワシリー・ペトレンコ(指)、
オスロPO

録音:2018年11月5日−9日&2019年5月23日−29日、オスロ・コンサート・ホール
2021年からシャルル・デュトワの後任としてロイヤルPOの音楽監督に任命されており、2021年1月にはスヴェトラーノフ記念ロシア国立SOの芸術監督をウラディーミル・ユロフスキから引き継ぐことも発表されるなど、新時代の巨匠としての道を邁進するワシリー・ペトレンコ。
ペトレンコ、オスロ・フィル、ノルウェーの高品質レーベル「ラウォ(LAWO)」とのコラボレーション・プロジェクトの記念すべき第10作目は、前作(LWC-1207)に引き続き、プロコフィエフと20世紀のもっとも多作な交響曲作曲家の一人、ニコライ・ミャスコフスキー(1881−1950)との珍しい組み合わせによる交響曲集第2弾。スケッチは「交響曲第5番」が完成する前の1944年から書かれ、1947年に完成したプロコフィエフの「交響曲第6番」。大戦の影響を大きく受けており、友人であったミャスコフスキーも「3回聞いて始めて理解し、真価を認めた」というプロコフィエフの大作に、ミャスコフスキー最晩年の1949年に完成した最後の交響曲「第27番」をカップリング。
明瞭でクリアーな響き、スマートで洗練されたリズムを活かしてオスロ・フィルの美しいサウンドを培ってきたワシリー・ペトレンコのプロコフィエフ&ミャスコフスキーにご期待ください!

Ars Musici
ARM-232192(1CD)
ラフマニノフ:幻想曲「岩」Op.7(1893)、
交響曲第1番ニ短調 Op.13(1895)
ヴァルター・ヴェラー(指)
、バーゼルSO

録音:1993年5月&1994年(スイス)
ヴァイオリニストとしてキャリアをスタートし、ウィーンPOのコンサートマスター、そしてヴェラーSQとしても活躍したヴァルター・ヴェラー。後年はヨーゼフ・クリップスに師事して指揮者に転向し主にイギリスで指揮活動を行いました。ロイヤル・リヴァプール・フィルや、ロイヤル・フィルなどで活躍したヴェラーですが、スイスのバーゼルSOを率いてのラフマニノフでは、長年在籍していたウィーン・フィルのような柔らかい音色を引き出し、奇を衒うことのない端正な作りでバランスの良い演奏を繰り広げています。派手さはないもののその真面目な音作りはクリップス譲りといえるでしょう。

Skani
SKANI-087(5CD)
イマンツ・カルニンシュ:交響曲&協奏曲全集
■Disc 1
映画音楽『吹けよ、風』のフィナーレ(1973)*
交響曲第4番(1973)**
チェロと管弦楽のための協奏曲(1963)***

■Disc 2
交響曲第5番(1979)
管弦楽のための協奏曲(1966)

■Disc 3
交響曲第6番(2001)*
交響曲第3番(1968)**

■Disc 4
交響曲第1番(1964)
交響曲第2番(1965)

■Disc 5
交響曲第7番(2015)
オーボエ協奏曲(2012)*
サンタ・クルス(2015)
■Disc 1
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
マーリス・クプチス(エレクトリック・ギター)*
アイヴァルス・メイイェルス(ベースギター)**
ヴィルニス・クリエヴィンシュ(ドラム)**
マルタ・スドラバ(Vc)***
■Disc 2
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
■Disc 3
リエパーヤSO、マーリス・シルマイス(指)* 
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)**
ラトビア国立合唱団 *
■Disc 4
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
■Disc 5
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
ペーテリス・エンジェリス(Ob)*

録音:2014年−2020年、Great Amber Concert Hall(リエパーヤ、ラトビア)
イマンツ・カルニンシュは、1941年、ラトビアのリガに生まれました。時代に翻弄される波乱の人生を送りながら、作曲家として、交響曲、協奏曲、ソ連時代初の「ロック・オペラ」を含む歌劇、オラトリオ、合唱曲、映画と劇場のための音楽と、幅広いジャンルの作品を手がけました。政治家としても活動。1960年代には、率直な歌とヒッピー風ライフスタイルが人気のロックバンド「2xBBM」のリーダーを務め、当局の演奏禁止措置に抵抗したことも知られています。メロディのある、はっきりとロマンティックなスタイルによる作曲を一貫して続けたことも、現代ラトビアの音楽での彼の存在を際立たせているといわれます。
このアルバムには、カルニンシュが長い期間にわたり書いた管弦楽作品が集成されています。「哀歌調の茶色がかった灰色の色彩」が当時のラトビアの荒廃した街並みや人々の翳りのある表情を映したとされる、音楽アカデミーで学んでいた1963年の 「管弦楽のための協奏曲」。記念碑的、劇的な 「交響曲第1番」 と、濃淡のコントラストの強いイメージを万華鏡のようにきらめかせた 「交響曲第2番」 は、それぞれ1964年と1965年の作品です。風刺味を加えた 「管弦楽のための協奏曲」 。牧歌的とも呼べる軽さをもった 「交響曲第3番」 。ラトビアでもっとも愛されていると言われる映画『吹けよ、風』のための音楽。「東欧圏」で初めての「ロック・シンフォニー」とみなされている、ベースギターとドラムをともなう 「交響曲第4番」 。ラトビア民謡のメロディを織りこんだ 「交響曲第5番」 。ソ連時代ずっと、灰で覆って巧みに隠してあったという独立国ラトビアの旗が、ふたたびリガ城の塔に翻る……合唱をともなう 「交響曲第6番」 。人生の破壊的局面と美しさを並べて描く 「オーボエ協奏曲」 。子供時代から目撃してきたさまざまな情景や現代の世相を反映させた 「交響曲第7番」 。マックス・フリッシュの同名の劇のために書いた音楽の「テーマ」をアレンジして作った 「サンタ・クルス」 。すでに紹介された録音に新録音を加えてリリースされます。

Phil.harmonie
PHIL-06030(1CD)
ショスタコーヴィチ:室内楽編成による交響曲第15番
ショスタコーヴィチ(ヴィクトル・デレヴィアンコ編):交響曲第15番イ長調 Op.141(Vn、チェロ、ピアノと打楽器版)
ショスタコーヴィチ(オリオール・クルイシェン編):ジャズ組曲第2番(Vn、チェロ、ピアノと打楽器版)
コーリャ・ブラッハー(Vn)、
イェンス=ペーター・マインツ(Vc)、
オリオール・クルイシェン(P)、
レイモンド・カーフス(打楽器)、
クラウディオ・エスタイ(打楽器)、
マーク・ヘルダーマンス(打楽器)

録音:2014年3月24日−26日、ミュンヘン(ドイツ)
ジュリアード音楽院で名教師ドロシー・ディレイに師事した後、シャーンドル・ヴェーグの元で研鑽を積み、1993年には史上最年少でベルリンPOのコンサートマスターに就任。1999年に同団を退団後はソリストに転身し、世界各地で活躍を続けているドイツの名ヴァイオリニスト、コーリャ・ブラッハー。
コーリャ・ブラッハーと、カタルーニャ地方出身の作曲家、ピアニスト兼指揮者のオリオール・クルイシェンを中心に集結した名手揃いのアンサンブルがレコ―ディングを行ったのは、「ピアノ三重奏+打楽器の室内楽編成」に編曲されたショスタコーヴィチの「交響曲第15番」と「ジャズ組曲第2番」!
ロシアン・ピアノ・スクールの最大流派の1つ「ネイガウス・スクール」の開祖ゲンリフ・ネイガウスにピアノを師事し、室内楽はマリア・ユーディナに学んだ旧ソ連出身のピアニスト、ヴィクトル・デレヴィアンコ。1974年に祖国を離れてイスラエルへ亡命したデレヴィアンコはテル・アヴィヴ大学のピアノ科教授としてイノン・バルナタンに代表される優れたピアニストを育成した教育者でもあり、自身が「ピアノ三重奏+打楽器」の編成に編曲したショスタコーヴィチの「交響曲第15番」は作曲者本人からも激賞され「Op.141bis」の作品番号を与えられたという有名なエピソードを持っています。
この室内楽版「交響曲第15番」を録音するにあたり、カタルーニャのコンポーザー=ピアニスト、オリオール・クルイシェンはデレヴィアンコと同じアプローチを用いて「ジャズ組曲第2番」を「ピアノ三重奏+打楽器」の編成に編曲。映画音楽やバレエ音楽、劇音楽の要素を併せ持つ秀作の一味違う魅力を存分に楽しむことのできる優れた編曲に仕上がっています。
ブラッハー、クルイシェンと共にレコ―ディングに臨んだメンバーたちも非常に豪華。ベルリン・ドイツSOの第1ソロ・チェロ奏者を務め、ルツェルン祝祭Oでも活躍するイェンス=ペーター・マインツ、バイエルンRSOのレジェンド的存在で首席ティンパニ奏者として活躍するレイモンド・カーフス、バイエルン国立歌劇場(州立歌劇場)、バイエルン国立Oの首席打楽器奏者クラウディオ・エスタイ、オランダ放送POの首席打楽器奏者マーク・ヘルダーマンスという世界的名手たちが、「ピアノ三重奏+打楽器」という姿へと生まれ変わったショスタコーヴィチの2作品で圧巻のパフォーマンスを繰り広げてくれています。

Forgotten Records
fr-1872(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
R・シュトラウス:組曲「町人貴族」*
ヨーゼフ・クリップス(指)
フランス国立放送局O

録音:1957年10月10日、1957年10月13日*、(共に放送音源)

BSOrec
BSOREC-0001
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 キリル・ペトレンコ(指)
バイエルン国立O

録音:2018年5月28日&29日
ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)
17世紀のバイエルン選帝侯の宮廷歌劇場に起源を持ち、モーツァルトやワーグナーのオペラを初演してきたドイツ屈指の名門、バイエルン国立歌劇場が自主レーベルBayerische Staatsoper Recordings(BSOrec)をスタート。そのリリース第1弾に選ばれたのは、2013-20 年に音楽総監督を務めたキリル・ペトレンコ指揮による「マーラー: 交響曲第7番」のライヴ録音! 2018年5月28日と29日にミュンヘンで行われた演奏会は、灼熱の完全主義者ペトレンコの下で、超高精度・超高密度、そして緊密なコ ントロールが生み出す高い緊張感で聴衆や評論家を圧倒し、続くロンドン公演でも大喝采を浴びました。レーベルの船出にふさわしい1枚で す。
「このマーラー7番はあらゆる点で議論の余地なく最上級だ」・・『ジ・アーツ・デスク』

Edition HST
HST-916(4CD)
限定盤
楽団結成24周年記念特価
税込定価
K.オルドニュス(1734-1786);13 の交響曲集 (HST-916)
■CD1 (HST043)
交響曲変ロ長調Brown I:B1、交響曲イ長調A5、
交響曲ト長調G2、交響曲ニ長調D9
■CD2 (HST077)
交響曲ハ短調C14(-1775)、交響曲変ホ長調Es3(ca.1770)、
交響曲ニ長調 D2(-1768)、交響曲ト長調G3(-1775)
■CD3 (HST104)
交響曲ニ長調D10、交響曲ハ長調C8、
交響曲ヘ長調F6、交響曲ロ短調 Bm1
■CD4 (HST047)
「ヴァンハル没後194年命日演奏会ライヴ」
ガスマン:交響曲ホ短調
オルドニュス:交響曲ト長調Brown I:G5
ヴァンハル:チェロ協奏曲ハ長調Weinmann IId:C2
ヴァンハル:交響曲ト長調Bryan G4
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2007-15年、東京・府中ウイーンホール、三鷹風のホール、東京オペラ
シティ・近江楽堂・ライヴ
※短調Bm1 を除き全曲世界初録音!
1760-70 年代、ヴァンハル、ホフマンらと共にウイーンで人気を博した作曲家オルドニュスの交響曲集 、

Gramola
GRAM-99239(1CD)
NX-B05
モーツァルト&ハイドン:作品集
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ハイドン:交響曲第101番「時計」
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
クラングコレクティフ・ウィーン
レミ・バロー(指)

録音:2019年10月18日(ライヴ)
ローレライ・ホール、ペンツィング、ウィーン(オーストリア)
オーストリア・ザンクトフローリアン修道院教会でのブルックナー録音で話題を呼ぶレミ・バローは、優れたヴァイオ リニストとしてウィーン・フィルの一員としても活躍していたこともありました。活動を通じて意気投合した、ウィー ン・フィルの名クラリネット奏者ノルベルト・トイプルを中心とする、ウィーン最前線のオーケストラで活躍する名手 たちによって結成されたのがクラングコレクティフ・ウィーン。デビュー作(GRAM-99180)ではシューベルトの第1 番と「未完成」を演奏し、ウィーン初期ロマン派作品の魅力を伝え、前作(GRAM-99210)ではベートーヴェン の「英雄」を演奏、しなやかな音楽を聴かせましたが、今作では更に時代を遡りモーツァルトとハイドンの作品を 披露しました。現代楽器を用いて18世紀から19世紀の音楽様式美を軽やかに、かつ鮮やかに伝える彼らの 演奏は、聴き手を強く魅了します。

SWR music
SWR19526CD(6CD)
NX-C09
モーツァルト:交響曲選集
【CD1】
1-3. 交響曲第1番変ホ長調 K.16
4-7. 交響曲第25番ト短調 K. 183
8-11. 交響曲第41番ハ長調 「ジュピター」 K. 551
【CD2】
1-4. 交響曲第12番ト長調 K. 110
5-8. 交響曲第29番イ長調 K. 201
9-12. 交響曲第39番変ホ長調 K. 543
【CD3】
1-4. 交響曲第8番ニ長調 K. 48
5-7. ポストホルン・セレナード ニ長調 K.320 〜第1楽章、第5楽章、第7楽章
8-11. 交響曲第40番ト短調 K. 550
【CD4】
1-3. 交響曲第22番ハ長調 K. 162
4-7. 交響曲第33番変ロ長調 K. 319
8-10. 交響曲第38番ニ長調 「プラハ」 K. 504
【CD5】
1-4. 交響曲第19番変ホ長調 K. 132
5-7. 交響曲第34番ハ長調 K. 338
8-11. 交響曲第36番ハ長調 「リンツ」 K. 425
【CD6】
1-4. 交響曲第28番ハ長調 K. 200
5-7. 交響曲第32番ト長調 K. 318
8-10. 交響曲第31番ニ長調 「パリ」 K. 297
11-14. 交響曲第35番ニ長調 「ハフナー」 K. 385
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

【CD1】
録音:2006年9月5日…1-7
2006年9月17日…8-11

【CD2】
録音:2006年9月7日…1-4
2006年9月6日…5-8
2006年9月10日…9-12

【CD3】
録音:2006年9月12日…1-4
2006年9月8日…5-7
2006年9月17日…8-11

【CD4】
録音:2006年9月8日…1-3
2006年9月12日…4-7
2006年6月10日…8-10


【CD5】
録音:2006年9月13日…1-7
2006年9月15日…8-11

【CD6】
録音:2006年9月14日…1-7
2006年9月7日…8-10
2006年9月14日…11-14
2006年、ロジャー・ノリントンとシュトゥットガルトRSOによるヨーロッパ音楽 祭のライヴ録音。 この年は「モーツァルト生誕250年記念」ということで、2週間にわたって20曲以上の 交響曲が演奏されました。ノリントンは初演当時の様式を徹底的に研究し、スコアの 反復指示には全て従い、またヴァイオリンを左右両翼に、通奏低音(Cemb)は中 央に配置しました。初演時の編成も遵守し、初期の作品では弦も含めてたった18 人の小編成、最後の4曲ではヴァイオリン24台と木管楽器16本という通常サイズと、 曲ごとに編成を変えて演奏しています。もちろん弓のストローク、アーティキュレーショ ン、フレージングなどを研究し、極限までヴィブラートを排したピリオド奏法が採り入れら れているのはノリントンならでは。斬新な解釈が高く評価されている演奏です。 全ての曲には演奏後の拍手が入っています。

BR KLASSIK
BR-900189(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第3番(1889年 第3稿) バイエルンRSO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2005年1月20,21日(ライヴ)
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
2005年1月のライヴ収録。ミュンヘン、年明け最初の重要なコンサートで演奏された、62歳の誕生日を迎えたばかりのヤンソンスによる充実したブ ルックナーが楽しめます。こちらも当初オーケストラの会員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売 された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は初の分売となるものです。 ヤンソンスは1889年に改訂された「第3稿」を採用。交響曲第8番第1稿を完成させた頃に手を入れたこの第3稿は、最初の構想の段階で含まれ ていたワーグナーのモティーフなどが削除された他、オーケストレーションも改訂。その完成度の高さが評価され、現在では多くの指揮者がこの第3稿を 用いています。ヤンソンスの演奏はメリハリのあるもので、さまざまな素材が用いられた第1楽章では刻刻と移り変わるテンポ処理が見事であり、抒情 的な第2楽章ではたっぷりと旋律を歌わせることも忘れません。そして、いかにもブルックナーらしい第3楽章での荒々しいワルツのリズムは軽やかに処 理。荘厳な第4楽章では、精力的な音楽を聴かせながら、曲の最後では第1楽章の冒頭の主題を気持ちが良いほどに高らかに歌わせます。 最後の音が消えたあと、一瞬の静寂のあとに沸き起こる盛大な拍手がこの演奏の素晴らしさを物語っています。

ONDINE
ODE-1354(1CD)
NX-B04
ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-):作品集
交響曲第4番(1972)
交響曲第6番「Sinfonia ad Fugam フーガ交響曲」 (1978)
カンツォーナ・ソナタ(1986)〜ヴィオラと弦楽オーケストラのために
サンタ・ヴィジネ(Va)
ラトビア国立SO
グンティス・クズマ(指)
録音:2021年1月19-23日
2020年にリリースされた交響曲第1番」を含むアルバム(ODE-1350)が高く評価されたラトビアの作曲家 ターリヴァルディス・ケニンシュ。彼は1919年ラトビアで生まれ、パリでメシアンとトニー・オーヴァンに師事。作曲 家としていくつかの賞を受賞した後、1951年にカナダに移住し、教育者としてこの国の音楽発展に力を尽くし ました。若い頃には「室内楽が芸術の最高の形である」と信じていたためか、ケニンシュが交響曲作曲に手を 染めたのは1959年になってから。しかしその後、1970年代から80年代にかけて次々と交響曲を発表し、現 在では「ラトヴィアを代表する交響曲作曲家」として認識されています。このアルバムには1970年代の比較的 コンパクトにまとめられた2曲を収録。フランス風の繊細かつ豊かな響きを持つ「交響曲第4番」、フーガを多用 した印象的な構成による「交響曲第6番」。どちらも熟練の作風が際立つ作品です。協奏曲風の「カンツォー ナ・ソナタ」もケニンシュの優れた作曲技法が如何なく発揮されており、深いヴィオラの音色が存分に生かされて います。


Treasures
TRT-237(1CDR)
カンテルリ〜シューマン&ブラームス
シューマン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第1番*
グィド・カンテルリ(指)
フィルハーモニアO

録音:1953年5月5月15&21日、1953年5月21-23日* (共にモノラル)
※音源:仏EMI 2905761、W.R.C SH-314*
◎収録時間:68:48
“厳つい鎧を剥ぎ取り、音楽の実像を清らかな感性で刷新!”
■音源について
「ブラ1」は、初期のALP-1152をはじめ、XLP-30023、ENC-116等をを比較試聴した結果、音抜けの良さはダントツでこのW.R.C盤でした。ただ、終楽章の13.:46辺りから微かにジリジリという異音が混入します。この現象は同スターンパーを用いた仏TORIANONシリーズでも確認できるので、明らかにスタンパー自体の問題と思われます。ALP-1152の音質はモヤモヤ感が拭えませんし、ENC-116(ENCOREシリーズ)やXLP-30023は異音がないものの音の鮮度は明らかに落ちますので、あえてW.R.C盤を採用した次第です。なお、ラベルにはSTEREOと印字されていますが、もちろん誤表記。
カップリングは、ほぼ同時に録音されたシューマン。レコードでは各楽章間のインターバルが長めに取られており、ここではそのままの形で収録しています。

★たとえブラームスであっても重厚さを目指すのではなく、カンテルリの本領とも言えるスタイリッシュで瑞々しいアプーロチを徹底し、しかもそれがブラームスの本質であるかのうように響かせる手腕は、やはり只者ではないと改めて痛感するばかりです。
 第1楽章から物々しさと決別するために徹底的に響きを洗い直した跡が伺え、その見通しの効いた音像には希望の光すら感じられます。余計な粘度を排除し、アンサンブルの縦の極限まで揃えることで実現した響きが爽快さ以上の説得力を持つのは、フィルハーモニア管の潜在能力の高さに因るとろこも大。展開分後半7:29以降では過剰な神秘性には目もくれず音を芯から内燃させ、再現部11:25からは完璧な声部バランスを保ちながら緊張を極限まで増幅させるなど、まさにカンテルリの芸の真髄。
 第2楽章冒頭は筆舌に尽くしがたい透徹美!その透明なテクスチュアが冷たさではなく純粋さに繋がっている点にご注目を。
 終楽章のホルンからフルートに引き継がれる主題も、隅々まで隈取り克明。弦の第1主題は押し付けがましい歌とは無縁で、楽想の持つ魅力を信じ切った素直なフレージングが心を打ちます。また、スタッカートをかなり鋭利に刻ませているのも特徴的で、特に8:19からの強烈な圧には思わず仰け反ります。最後のファンファーレはトスカニーニと同じティンパニ追加がありますが、「第3番」同様、大仰に傾くことがないのもセンスの賜物。このティンパニ改変はオーマンディ、ヨッフム、小澤、ミュンシュなど数々あれど、違和感の欠片もなく当然のように響くのはカンテルリだけかもしれません。
 シューマンも、物々しい威圧感とは無縁の自然な緊張感を貫徹。第1楽章6:01からの木管楽器による合いの手のタイミングの鮮やかさと有機性は比類なく、コーダに掛けて勢いに任せず着実に全声部を立体的に構築する様も30代前半の技とは信じ難く、しかもそれが無理に落ち着き払った嘘臭い印象を与えない点がまさに天才の証しと言えましょう。第2楽章は過度に陰鬱に向わず、音色はあくまでも清明。その清々しさは第3楽章中間主題の低弦(1:32、1:39など)にも垣間見られ、決して恣意的な操作を感じさせません。
 終楽章は特に感動的!まずリズムの良さが破格で、そこに各パートの強固な連動と熱いフレージングが加わって一分の隙もない推進力を見せます。名手揃いの団員も、カンテルリの崇高なビジョンに覚悟して臨んだのでしょう。アンサンブルの精度はここでも驚異的です。コーダにおいてテンポに溜めを差し入れない洗練されたセンスもカンテルリならでは。
 2曲とも、カンテルリの音楽作りの基本理念を知る上でも欠かせない録音だと思います。【2021年4月・湧々堂】

Channel Classics
CCSSA-43821(1SACD)
ブラームス:交響曲第3番
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
セレナード第2番イ長調 Op.16
イヴァン・フィッシャー(指)、
ブダペスト祝祭O
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の弟イヴァン・フィッシャーの新録音。イヴァン・フィッシャーが1983年に名ピアニスト、ゾルターン・コチシュと共に創設し、厳しいオーディションを繰り返し世界トップクラスの楽団へと育て上げてきたハンガリーの奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭O(BFO)。
オランダの高音質レーベルChannel Classicsで、マーラーやベートーヴェンとともに徐々にレコーディングされてきたブラームスの交響曲全集も、前作「交響曲第4番」(CCSSA35315)から約6年、ついに最終巻となる「交響曲第3番」がリリース。
世界中がCOVID-19のパンデミックに襲われ、ハンガリーが厳格なロックダウンに入る2020年9月1日の前日に、レーベル・プロデューサー兼レコーディング・エンジニアのジャレッド・サックスがオランダから入国に成功。ロックダウン中でありながらもレコーディングを継続することが出来、第3番の録音・収録に成功。こうして、イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管、Channel Classicsが総力を挙げて練り上げたブラームスの交響曲全集が完成しました。

Glossa
GCDSA-921116S
(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全集(2011年新録音、ロッテルダムでのライヴ)
交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」/交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」/交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第7番イ長調Op.92/交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」
フランス・ブリュッヘン(指)、
18世紀オーケストラ、
ラウレンス・コレギウム&カントライ、
レベッカ・ナッシュ(S)、
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(Ms)、
マルセル・ビークマン(T)、
ミヒャエル・テーフス(Bs)

録音(ライヴ):2011年11月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム)
※解説書全文日本語訳付き!(解説:ロランド・デ・ベール/日本語訳:生塩 昭彦)
※GBSADV001からの移行再発売。限定盤としてリリースされていた特典DVD付きのGBSADV001は、限定盤終了につき廃盤となります。
1984年から1992年にかけて録音が行われた旧全集から約20年。2011年10月、オランダ、ロッテルダムのデ・ドゥーレンを舞台として遂に実現した、フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラによる2度目のベートーヴェンの交響曲全集録音。2012年にリリースされて以来、ピリオド・オーケストラによるベートーヴェン全集の決定盤の1つとしてロング・セラーが続いてきた名盤セットを、新仕様・新価格にて新規リリースいたします。

Danacord
DACOCD-885(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第5集

■Disc1
(1)ルイ・グラス(1864−1936):交響曲第5番Op.57 「卍の交響曲」(1919−20)
(2)P. S. ロング=ケラー(1879−1966)(ライフ・カイサー(1919−2001)編):組曲 ニ長調(1947 arr.1954−55)(管弦楽のための)
(3)ヘアマン・サンビュー(1881−1965):交響曲第4番(1947)

■Disc2
(1)ヘーコン・バーアセン(1876−1954):交響曲第2番 イ長調 Op.7 「海(Havet)」(1904)
(2)ヨハネス・アナセン(1890−1980):管弦楽のための組曲第1番 ロ長調(1937)
(3)ルドルフ・シモンセン(1889−1947):交響曲第2番 「ヘラス」(1921)
デンマークRSO、
ラウニ・グランデール(指)

■Disc1
(1)録音:1957年10月22日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1956年3月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

■Disc2
(1)録音:1954年6月3日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1954年9月5日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
20世紀デンマークを代表する指揮者のひとり、ラウニ・グランデール(1886−1960)の「遺産」シリーズの第5作。デンマークの後期ロマンティシズム時代と「カール・ニルセンと同時代」の作曲家の4つの交響曲と2つの組曲が、グランデールが最後の輝きを見せた時代、1954年から1957年のデンマーク放送でのスタジオ録音で収められています。4曲の交響曲は『後期ロマンティシズム時代デンマークの交響曲』(DACOCD-370/371)に収録されたものと同じ演奏です。幸運をもたらす印とも輪廻の象徴とも言われる「卍」を副題にしたルイ・グラスの交響曲第5番。ヘアマン・サンビューが1947年に作曲した第4番は、ディーリアスやグレインジャーの音楽を思わせる、3楽章の交響曲です。ヘーコン・バーアセンの交響曲第2番 「海」 は、〈打ち寄せる波〉〈夏〉〈悲劇〉〈ヨット乗り〉の4楽章。ルドルフ・シモンセンの交響曲第2番「ヘラス」 は、〈オレステイア〉〈神殿のほとりの寂しさ〉〈勝利の女神パラス・アテナ〉の3楽章で書かれた、カール・ニルセンの語法をうかがわせる作品です。4曲すべて、クラウス・ビューリトによる新たなマスタリングで収録されています。
P. S. ロング=ケラーは、音楽一家に生まれ、ほぼ半世紀にわたりコペンハーゲン救世主教会のオルガニストを務めました。「組曲 ニ長調」 は、ロング=ケラーの作曲したオルガンのための 「バロック組曲」 を彼の生徒のライフ・カイサーが、曲の削除と追加、編曲を行い、師への75歳の誕生日プレゼントとした作品です。〈前奏曲〉〈スケルツォ〉〈アリア〉〈間奏曲〉〈アラベスコ〉〈終曲〉の6曲。ヨハネス・アナセン の 「組曲第1番」 は、ロング=ケラーのネオクラシカルな曲とは対照的な、彼がカール・ニルセンに教わったことがあるのを示す、陽気でにぎやかな音楽です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

GRAND SLAM
GS-2234(1CD)
(1)グルック:歌劇「アルチェステ」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:(1)1951年9月5日シラー劇場(ベルリン)、(2)1950年6月20日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
「アルチェステ」序曲はベルリンのシラー劇場開幕記念演奏会のライヴで(当日の写真が解説書に掲載)、「英雄」は1950年6月、ティタニア・パラストでの同 じくライヴです。ベルリン・フィルの「英雄」は1952年12月のライヴが2種類存在する関係上、そちらの方に注目が集まりがちです。しかし、ダイナミック・レン ジなど、総合的な音質で言えばこの1950年盤の方が2種の1952年盤よりも優れており、もしかすると、3種の中ではこの1950年盤が最高と言えるかもしれ ません。優劣はともかく、「アルチェステ」、「英雄」ともにフルトヴェングラー&ベルリン・フィルの神髄に触れることが出来ます。(平林 直哉)

Spectrum Sound
CDSMBA-076(1CD)
日本限定発売
スクリャービン:『法悦の詩』
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
オハン・ドゥリアン(指)フランス国立O

録音:1970年8月19日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ【ステレオ/ライヴ】

音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
これは驚きの音源の登場。知られざる名指揮者オハン・ドゥリアン(1922-2011)がフランス国立Oを指揮した1970年の公開収録のステレオ音源が スペクトラム・サウンドからリリースされます。イェルサレム生まれのドゥリアンは同地の音楽学校で学び渡仏。パリにてデゾルミエールとマルティノンに学びました。 正規録音が少ないために日本ではその名は親しまれていませんが、ドゥリアンの音楽は唯一無二の見事なもの!日本語解説を書いている平林直哉氏はこのアルバ ムの演奏について、スクリャービンの『法悦の詩』は「まろやかな響きに包まれるような安心感」と表現。そして、ブラームスの交響曲第3番は「過去に類例のない ような、不思議体験とも言える演奏」と表現し、独特なテンポ設定の当演奏は「フルトヴェングラー以上の大胆さではないだろうか。」と語っています。この上なく 美しく雄大な当演奏は一聴の価値あり!日本限定発売です。
交響曲第3番の演奏時間は第1楽章:10'32、第2 楽章:9'45、第3楽章:7'52、第4楽章:10'37=38'58です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-077(2CD)
シューリヒト&VPOの1958年サル・プレイエルのライヴ
(1)シューベルト:交響曲第5番
(2)アイネム:交響的情景 Op.22
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(4)ハイドン:交響曲第88番「V字」
(1)-(3)カール・シューリヒト(指)VPO
(4)アルベール・ウォルフ(指)フランス国立O

録音:(1)-(3)1958年11月17日サル・プレイエル【モノラル/ライヴ】
(4)1965年8月11日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ【モノラル】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からの復刻で、1958年11月17日 サル・プレイエルにてシューリヒトがウィーン・フィルを指揮したライヴ音源で、シューベルトの第5番、アイネムの交響的情景、そしてベートーヴェンの「運命」を収 録しております! 70代後半ながら若々しい雰囲気の漂うシューリヒトの演奏は、ウィーン・フィルの持つ力を最大限引き出し、密度の濃い演奏を披露。表情を崩さず引き締まっ たシューリヒトらしい演奏です!なお、「運命」は正規初出音源となります。ボーナス・トラックとしてアルベール・ウォルフがフランス国立Oを振ったハイドン の「V字」を収録しております。平林直哉氏による日本語解説付ではシューリヒトのディスコグラフィーにも触れた充実の内容です(解説はシューリヒトについての み)。 (Ki)

CPO
CPO-555274(1CD)
NX-B10
チプリアーニ・ポッター(1792-1871):交響曲 第1番他
交響曲第1番ト短調
序奏と軍隊風ロンド 変ホ長調 - ピアノとオーケストラのために
序曲「シンベリン」
クレア・フアンチ(P)
BBCウェールズ・ナショナルO
ハワード・グリフィス(指)

録音:2019年4月30日-5月2日
イギリス出身のピアニスト、作曲家チプリアーニ・ポッター。幼い頃、父より音楽の手ほどきを受け、その後 トーマス・アトウッド、ウィリアム・クロッチ、ヨーゼフ・ヴェルフルらから作曲の指導を受けましたが、イングランド では名声を得るチャンスがないと判断した彼は、1817年にウィーンに旅行しベートーヴェンの知遇を得ま す。そしてベートーヴェンから紹介されたアロイス・フェルスターに師事して研鑽を積み、イングランドに帰郷。 すぐさま人気作曲家、ピアニストとしての名声を獲得します。彼はベートーヴェンや晩年のモーツァルトの作 品を研究し、これらの成果を自身の作品にも取り入れており、ロンドン音楽協会の記念イヴェントでは、こ のアルバムに収録されているト短調交響曲を含む9曲の交響曲を演奏し称賛を浴びました。「序奏と軍隊 風ロンド」は彼のピアニストとしての技術が存分に発揮された輝かしい曲。また、シェイクスピアの戯曲に基づ いた「シンベリン」は彼のドラマティックな面が発揮された劇的な作品です。


H.M.F
HMM-902421(1CD)
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)メユール:歌劇「アマゾネス」序曲
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2020年3月/トゥルコアン市立劇場(グルノーブル)(1)、2月/セーヌ・ミュジカル(ブローニュ・ビリヤンクール)(2)
鮮烈な「運命」で度肝を抜いたロトとシエクルのベートーヴェン、次なる挑戦は交響曲第3番「英雄」ですが、前作を上回る快演に圧倒されまくり。
ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」は50分に及ぶ長さ、指揮者なしでは演奏し得ない複雑さ、政治性を公然と示す内容など、作曲された1804年当時 には類のない革新的なものでした。さらに激流か溶岩のような止めることのできぬ音楽の迸りなど、ロマン派様式の明らかな萌芽もみられます。
ロトは前作「運命」と同様にベートーヴェン作品の革命的側面に焦点を当て、さらに同時代のフランス作品をカップリングして多くの示唆を与えてくれます。今 回はメユールの歌劇「アマゾネス」序曲。メユールはベートーヴェンより7歳年長で、ナポレオン時代のフランスを代表するオペラ作曲家。考えられている以上にベー トーヴェンと共通点が多く、オーケストラの職人でした。メユールの交響曲第1番とベートーヴェンの第5番の類似性はシューマンも指摘しています。
ピッチは430Hz。現存するベートーヴェン時代の管楽器はもはや演奏不能なため、レプリカを使用。ロトは世界中のオーケストラと「英雄」を演奏してきま したが、フィナーレのコーダもしくは最後の変奏はモダン楽器だと活力に欠け鈍重になってしまうとしています、しかしピリオド楽器ならアクセントのインパクト を強調でき、現代楽器だとすべて同じような色彩になるベートーヴェンの調性選択も、変ホ長調の意図がよくわかるとのこと。
各楽章の演奏時間は、1:15’58”  2:14’28”  3:5’29”  4:10’58” で、特に変わったものではないものの、透明な音色、はつらつとして推進力に満ちているため実際よりも速く聴こえます。そのリズム感の良さと引き締まった造形、みなぎる緊張感いずれも見事。さすがロト、これほど新鮮な「英雄」は初めて聴くようです。 (Ki)


Altus
ALT-474(2CD)
クーベリック/バイエルン放送響来日公演1965初出ステレオ・ライヴ
ブルックナー:交響曲第8番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」*
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO

ライブ録音:1965年4月12日、1965年4月13日*/フェスティバルホール(ステレオ)
NHK音源をもとにALTUSが最新技術を駆使してマスタリング。超貴重音源が堂々の初発売、65年クーベリック来日公演から渾身のブルックナー8番がついに 登場です!CD1枚に収まっていながら充実の極みで壮絶な切れ味と緊迫感がたまりません。両翼配置の効果も絶大です。「田園」も両翼配置で立体的に旋律が高 めあっていく音楽空間のなんと心地よいことか。オールステレオがありがたい!
全編通じてブルックナー8番特有の一大パノラマが広がるような音楽を拒み、険しくそそり立つ山へ果敢に登頂していくような緊迫感に満ちた音楽が繰り広げら れていく。切れ味鋭い低弦楽器が効果的な第2楽章は、極めてポリフォニックで構築感を保っており、穏やかなトリオにおいても武骨な響きがするのはブルックナー がこの楽章を「ドイツの野人」と名付けた所以がわかる演奏だ。 第3楽章でも太い芯が一本通った音楽で、木管の響きの厚さに驚く。音の切り方はさっぱりしてい て即物的とも思えるが、細部が丁寧に築き上げられていて気品すら漂わせている魅力的な演奏。終楽章の終結部における推進力は、万物を飲み込んでしまうよう なエネルギーで圧巻だ。(指揮者・坂入健司郎氏のライナーノートより抜粋)
Altus
ALTSA-443(1SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
M.ヤンソンス/レニングラードPO来日ライヴ1986&1989

(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
チャイコフスキー:交響曲第4番
(2)ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
シベリウス:悲しきワルツ
ワーグナー:「ローエングリン」から第3幕前奏曲
マリス・ヤンソンス(指)
レニングラード・フィルハーモニーSO

(1)録音:1986年10月19日サントリーホール(ライヴ)
(2)1989年10月25日Bunkamura オーチャードホール(ステレオ・ライヴ)
ムラヴィンスキーの代役で登壇し新時代の大名演となった86年の重厚プログラムと、サンクトペテルブルク・フィルに改称前の圧倒的にロシア的な演奏を叩き 出した89年、ふたつのヤンソンス&レニングラード・フィル来日公演を初SACD化。
日本の聴衆がマリス・ヤンソンスの存在をはっきりと認めたのは、何と言ってもムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めたこの86年公演。ムラヴィン スキーに鍛え上げられたレニングラード・フィル鉄壁の響きと、ヤンソンスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合い、このタイミングでなければ聴くこ とのできない手に汗握る稀有な名演が誕生したのです。ヤンソンス特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランドが凄まじい燃焼度。ショ スタコーヴィチの第5を前半に置きチャイコフスキーの第4で締める異常な重量級プログラムにも痺れます。
さらに3年後、新たに音楽監督となったテミルカーノフと共に来日した89年の公演はレニングラード・フィルの伝統を知り尽くしたマリスがサンクトペテルブル ク・フィル改称前のオケと繰り広げた、レニングラード最後の輝きと言える凄まじい名演。得意の『幻想交響曲』をメインにワーグナーと絡めた聴き応え抜群・壮 絶なプログラムです!
「数多ある同曲の録音の中でも最高傑作といっても過言ではない名演(チャイコフスキー第4番)」「終結部における金管群の咆哮や畳みかけるような加速は、 まさに狂乱の場に相応しい乱痴気騒ぎで、聴き手を興奮の渦に巻き込んでいく(幻想交響曲)」指揮者・坂入健司郎の解説より
Altus
ALTSA-364(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
シューリヒト&フランス国立放送管/ベートヴェン演奏集
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第3番変ホ長調『英雄』
交響曲第9番『合唱付き』
「コリオラン」 序曲
アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、ラグナー・ウルフング(T)、エドゥアルト・ヴォリッツ(Bs)、フランス国立放送cho、
カール・シューリヒト(指) 
フランス国立放送O

録音:第1・9番:1965年6月15日、第3番:1963年5月14日、コリオラン:1959年3月24日/すべてシャンゼリゼ劇場(パリ)
全てステレオ
INAに残されているシューリヒトのステレオ・ライヴから、ベートーヴェンの交響曲をまとめて2021年新マスタリングでSACDハイブリッド化。もともと鮮明な ステレオ録音で話題となっていた音源が現在望みうる最上の形で再登場!
明るく澄みきった音色にして大変な迫力。第九では第1楽章の展開部や第4楽章の器楽フガートから有名な合唱までなど、音楽が高いテンションで白熱する部 分の音は凄まじいものがあります。強烈な緊張感で楔のごとく打ち込まれる第2楽章のティンパニ、第3楽章でのさらさらと流れるヴァイオリンの美しく細やかな 変奏、フィナーレ後半でその存在感を大いに炸裂させるトロンボーンも特筆に値します。すっきりしたテンポ感で進みながらも時に異様なほどメリハリの効いた演 奏を繰り出す大名演、その驚くべき真価がここにあります。
Altus
ALTSA-472(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
クーベリック来日公演大集成
■DISC1
(1)ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲作品72より第2番/第7番(アンコール)
(3)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
フランク:交響曲ニ短調
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲(アンコール)
■DISC2
(1)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
(2)スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO(1965年)
チェコPO(1991年「わが祖国」のみ)

■DISC1
(1)ライヴ録音:1965年4月12日
(2)ライヴ録音:1965年4月13日/大阪フェスティヴァルホール
(3)ライヴ録音:1965年4月23日/東京文化会館
■DISC2
(1)ライヴ録音:1965年4月24日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1991年11月2日/サントリーホール

全てステレオ
NHK収録のオリジナルマスターから CD化され、大きな話題をさらったクーベリックの来日公演をSACDシングルレイヤー化!SACDならではの長時間収録で 286分を2枚に集約。ALTUS 最新技術を尽くした新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お 早目の入手をお勧めします!
65年はクーベリック初の来日公演。バラエティ豊かなプログラミングで、しかもどれも大いに水準以上の名演という驚くべき内容です。当時の手兵バイエルンと の見事な関係性が浮き彫りになり、聴衆に強烈な印象を焼き付けました。DISC1前半のワーグナー、バルトーク、ドヴォルザークはしばらく流通がなかった音源で 久しぶりの復活。クーベリックの残した偉業を改めて世に問います!
引退から復帰した最晩年、91年のチェコ・フィルとの『我が祖国』は壮絶な演奏の代名詞であり、ALTUSが打ち立てた大ベストセラーのひとつ。「超満員の人 いきれがするホールで演奏が始まるや、聴衆は完全に度肝を抜かれた―怒濤のような響きの奔流に人々はたじたじとなり、激しい感情表現に心を奪われた―吹き 上げてくるような熱気から音楽の異常な強さが生まれているのだった。(許 光俊)」
Altus
ALTSA-473
(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
コンドラシン来日公演集成1967
■DISC1
(1)マーラー:交響曲第9番(日本初演)
(2)グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■DISC2
(1)〈アンコール曲集〉
芥川也寸志:弦楽のためのトリプティークよりプレスト
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」よりロシア舞曲
マーラー:交響曲第3番〜第2楽章
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」よりスケルツォ、行進曲
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」より祭り、「牧神の午後への前奏曲」
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
(3)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(4)ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲(モスクワ河の夜明け)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
キリル・コンドラシン(指)
モスクワPO

■DISC1
(1)ライヴ録音:1967年4月16日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
■DISC2
(1)ライヴ録音:1967年4月4-20日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1967年4月18日/東京文化会館
(3ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
(4)ライヴ録音:1967年4月20日/東京文化会館
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったコンドラシンの1967年来日公演を SACDシングルレイヤー化!SACDならではの長 時間収録で286分を2枚に集約。ALTUS最新技術を尽くした新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。さらに指揮者・ 坂入健司郎氏による書き下ろし原稿も掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
注目すべきはDISC1のマーラー 9番。これが日本初演で、日本音楽史における最重要記録のひとつです。しばらく流通がなかった音源で待望の復活。一部マス ターテープの状態に起因する音質の難がありましたが、このたび丁寧にリマスターし可能な限り修正、ふたたびこの名演を世に問うこととなりました。凍りつくよう な緊張感と、冷酷での容赦のない推進力が凄まじい印象をもたらします。『悲愴』やショスタコーヴィチも言わずもがなという壮絶さで、これこそが皆が虜になった あのコンドラシンの音であると納得。ヴァイオリン協奏曲でのオイストラフとの共演も聴きものです。そしてDISC2の驚きのアンコール集、まさかマーラー3番の2 楽章をやってしまうとは…芥川も本家ソ連の演奏で聴けます。超充実のラインナップで迫る、コンドラシンの記念碑的大名演集!
既発のALT-047(ブラームス、バッハ:ヴァイオリン協奏曲)、ALT-066(チャイコフスキー、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲)は当セット未収録になり ます。ご了承ください。 (Ki)


EUROARTS
20-97098F(2DVD)
バーンスタイン/ブラームス:交響曲全集


■DVD1
(1)交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)交響曲第2番ニ長調Op.73

■DVD2
(1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)交響曲第4番ホ短調Op.98
レナード・バーンスタイン(指)

■DVD1
(1)イスラエルPOO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)
■DVD2
(1)イスラエルPO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)

画面:4:3 、NTSC
音声:PCM Stereo, DD 5.1,
DTS 5.1
字幕(ボーナス):英独仏西
リージョン:All、180分
ひとつは、1972年タングルウッド音楽祭におけるブラームス第2,4番のライヴ。バーンスタインはこの時の演奏をこのように振り返っています。 “タングルウッドに戻るたびにいつも、私はなつかしい気持ちで満たされます、でも、1972年のこの夏は、こよなく愛したブラームスのシンフォニーを振っていた クーセヴィツキーのことがとりわけ鮮明な思い出となっています。”(レナード・バーンスタイン 1972年) 1940年に若き日のバーンスタインはクーセヴィツキーのもと、ここタングルウッド音楽祭から指揮者としての第一歩を踏み出しました。また、かれは当ライヴより 2年後の1974年には、クーセヴィツキー生誕100周年記念コンサートをタングルウッドでボストンSOを指揮しています。 こうした背景も絡んでのことでしょうか。第2番のフィナーレに、第4番でのパッサカリアと、ここでのレニーは憑かれたように燃えに燃えまくっています。やはり ライヴによるウィーン・フィルとの全集(1981、1982年)もそうでしたが、バーンスタインのたいへん情熱的なアプローチとブラームスとの相性の良さを当ライ ヴにより再認識されることでしょう。
もうひとつは、タングルウッドの翌年バーンスタインと親しい関係にあったイスラエル・フィルとの第1、3番。躍動感みなぎるエネルギッシュな演奏です。 (Ki)

IDIS
IDIS-6743(1CD)
カラヤン・スペクタキュラー Vol.7
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第7番イ長調 Op.92
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIローマSO

録音:1952年12月24日(放送用録音)
レーベルからの情報では初出音源となっています。1952年のクリスマス・イヴにイタリアで演奏されたベートーヴェンの交響曲2曲を収録。フィルハーモニア管
との全集録音と同時期の演奏で、カラヤンの解釈はもちろん万全。入念なデジタル・リマスターがなされ聴きやすい音質です。
カラヤンは50年代にイタリアで何度かRAIローマSOを指揮して、ベートーヴェンの交響曲から、ズーターマイスターのレクイエムのようなあまり知られて
いない作品まで様々な作品を演奏しました。これらの録音は失われたものもあれば保存されているものもあり、コレクターの注目を浴びる存在です。 (Ki)

Global Culture Agency
GCAC-1042
(1SACD)
シングルレイヤー
2021年新リマスター
初SACD化
日本語帯・解説付

カラヤン・イン・パリ 1960&1962

■カラヤン・イン・パリ 1960(BPO)
(1)ベートーヴェン:交響曲第8番
(2)ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
■カラヤン・イン・パリ 1962(VPO)
(3)ロカテッリ:合奏協奏曲 変ホ長調 Op.4-10
(4)シューベルト:交響曲第8番『未完成』
(5)R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』
(6)ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』
ヴィルマ・リップ((2)ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ((2)アルト)
ヴァルデマール・クメント((2)テノール)
ゴットロープ・フリック((2)バス)
エリザベート・ブラッスールcho((2))
ヨゼフ・ネボワ((3)チェンバロ)
ヴィリー・ボスコフスキー((3)ヴァイオリン・ソロ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
BPO((1)(2)) VPO((3)-(6))

ライヴ録音:(1)(2)1960年4月26日パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(3)-(6)1962年4月9日パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
リマスタリング:2021年3月JVCマスタリングセンター
Spectrum Soundレーベルがフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からリリースし話題騒然となったカラヤンのパリ・ライヴを、Global Culture Agencyレーベルがライセンスし、国内でリマスターしてSACD化!INAオリジナルの音源(24bit/192kHz)を用いて丁寧にリマスターし製品化した、CD盤と は異なる新たな魅力が付加された注目盤です。SACDならではの収録時間を活かし、180分もの内容を1枚のディスクに収録。平林直哉氏による解説付きです。
1960年のベルリン・フィルとの音源は同年4月21日からパリで開始されたベートーヴェン・ツィクルスの最終日の公演を収録したもの。2篇ともにライヴな らではの覇気にあふれ、勢いに乗ったスケールの大きさは圧巻。モノラルながらクリアなサウンドで、カラヤンとベルリン・フィルの作り上げた白熱サウンドをとこ とん堪能できます。
1962年のウィーン・フィルとの音源はステレオ録音なのが嬉しいところ。たいへん珍しいロカテッリの合奏協奏曲は気品にあふれ華やか、ボスコフスキーのソ ロも逸品。メインのシューベルト『未完成』、カラヤンの代名詞ともいえる『ツァラトゥストラはかく語りき』、そしてアンコールまで、隙のない壮麗なサウンドに打ち のめされます。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6406(1CDR)
マシュー・テイラーー(b.1964):交響曲集
交響曲第4番 Op.54
弦楽のためのロマンツァ
交響曲第5番 Op.59
ケネス・ウッズ(指)、
イギリスSO、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2020年1月14日(交響曲第4番、ロマンツァ)、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)、2019年6月8日(交響曲第5番)、セント・ジュード・オンザ・ヒル(ロンドン、イギリス)
ンブリッジ大学クイーンズ・カレッジでロビン・ホロウェイに師事したイギリスの作曲家、マシュー・テイラーの交響曲第4番&第5番。テイラーは、指揮者としても活躍しており、「20世紀のブルックナー」とも称されるロバート・シンプソンの「交響曲第11番」(CDA67500/Hyperion)を、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアとの共演で初演をしています。
本アルバムは、イギリスSOとの「21世紀交響曲プロジェクト(21st Century SymphonyProject)」で初演された、4楽章から成る壮大な「交響曲第5番」をメインに、イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、様々なレア作品、現代作品の録音に定評のあるケネス・ウッズの手腕で贈る好企画の最新作。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
SRCD.389(1CDR)
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲第5番(1972)、
交響曲第6番(1977)*
アンドルー・ディヴィス(指)LSO
チャールズ・グローヴス(指)LPO*

BBC放送日:1973年5月3日、1980年4月8日* (BBC放送、イギリス)
生誕100周年を記念してリリースとなった、ロバート・シンプソンの交響曲第5番と第6番。第5番作曲中にクモ膜下出血で倒れるという事態に陥ったものの、初演は聴衆や評論家から熱狂的に迎えられました。彼の作風はシェーンベルクといった当時の前衛的な音楽とは一線を画すもので、どちらかというと保守的なものでブルックナーやニールセンから影響を受けています。管楽器と打楽器効果的に活かし、独特なリズムで展開されるその音楽に聴衆が熱狂したということも頷けます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Lyrita
SRCD.390(1CDR)
ダニエル・ジョーンズ(1912-1993):交響曲第3番(1951)、
交響曲第5番(1958)
ブライデン・トムソン(指
)BBCウェールズSO

放送日:1990年1月26日(第3番)、1990年2月9日(第5番) (BBC放送、イギリス)
Lyritaレーベルによるダニエル・ジョーンズの交響曲シリーズより第3番と第5番がリリース。1912年にウェールズで歌手の母親とアマチュアの作曲家であった父親の下に生まれた、ダニエル・ジョーンズは9歳までにいくつかのピアノ・ソナタを作曲しています。学生時代にはイギリスで有名な詩人であり、作家であったディラン・トマスとも出会い、その作品にも曲をつけるなど若いころから創作力をつけていきました。交響曲は13曲作曲しており、それらはジョーンズの作品群の中でも中心を担っており、今回の第3番と第5番も非常に充実したものになっています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2456(1CD)
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-):交響曲第2番 (2016/2018) クライド・ミッチェル(指)、
ノースウエスト・シンフォニア

録音:2019年11月5日、バスティア大学聖トーマス礼拝堂(アメリカ、ケンモア)
※世界初録音
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-)はコンサートホール用の作品だけでなく、映画、テレビ、劇場のための音楽も得意とするカナダの現代作曲家。2016年作曲、2018年改訂の交響曲第2番は53分に及ぶ長さの単一楽章で書かれた、広大で深みのある感動的な作品。作曲家自身はこの交響曲について「邪魔でありながらも誘惑するアイディアの間にある鏡で構成されている」「それぞれがお互いに向き合うときに摩擦と不協和音が生じる」「絶妙に魅力的なものとグロテスクなものが同時に存在している」等と説明しています。

Prima Facie
PFCD-136(1CD)
マイケル・チャーニ=ウィルス:交響曲第1番 マーク・イーガー(指)、
カーディフ大学SO

録音:2020年2月
数々の受賞歴を持ち、2013年9月からウェールズ・シンフォニアのコンポーザー・イン・レジデンスを務めている作曲家、マイケル・チャーニ=ウィルスの交響曲第1番。彼の作曲ジャンルは室内楽から合唱、管弦楽、映画のスコアまで幅広く、最近の管弦楽作品は英国全土で広く演奏されているほか、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカで新作の委嘱を受けています。映画音楽好きにもおすすめしたい、迫力あるサウンドが特徴のシンフォニーです。

GRAND SLAM
GS-2233(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版) カール・シューリヒト(指)
ハーグPO

録音:1964年9月デン・ハーグ、クアハウス
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
この録音は、当時世界最大規模の会員制レコード・クラブ「コンサート・ホール・ソサエティ」によって収録されました。このクラブは1970年代に消滅しました が、そのおかげでシューリヒト唯一のステレオによるブルックナーの第7番が残されることになりました。ハーグ・フィルは二流のように思われていますが、演奏を じっくり聴くと細部にわたってきっちりとリハーサルを行った跡が感じられます。その意味ではウィーン・フィルよりも指揮者の手足となっているとも言えるでしょ う。今回、非常に状態の良いテープを入手、柔らかく繊細、かつ透明感溢れる原音の響きを大切にしてマスタリングを施しました。(平林 直哉)

BIS
BISSA-2460
(1SACD)
サン=サーンス:交響曲集
(1)交響曲 イ長調(1850年頃)
(2)交響曲第1番変ホ長調 Op.2(1853)
(3)交響曲第2番イ短調 Op.55(1859)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)、
リエージュ王立PO、
ジェオルジェ・トゥドラケ(コンサートマスター)

録音:2019年4月&12月/サル・フィルハーモニック(リエージュ)
サン=サーンスは今年(2021年)に歿後100年を迎えました。その記念すべき年にジャン=ジャック・カントロフ率 いるリエージュ王立POが交響曲3篇を録音!3篇といっても「オルガン付き」ではなく、10代から20代半ばに書かれた、作品番号を付番 する前の交響曲 イ長調と交響曲第1番、第2番を収録しております!
才能豊かなサン=サーンスはわずか13歳でパリ音楽院に入学。ドイツ、オーストリアの偉大な作曲家たちの交響曲に触発され、はやくもこのジャンルに挑戦し始 めました。ここに収録されたイ長調の交響曲は16歳ごろの作品。4楽章構成で書かれており、なんといっても第1楽章冒頭から非常に美しい旋律が印象的でやが て雄大な広がりを見せます。まさに溌溂さが光る交響曲です。そのわずか3年後に書き上げた交響曲第1番はベルリオーズとグノーが称賛しており、サン=サーン スが作曲家として確固たる地位を築き上げることを証明しているかのような力作です。そして25歳のときに書かれた交響曲第2番では循環形式を導入し、簡素 ながらサン=サーンスの独創性を堪能できます。記念すべき年だからこそ、聴いてみたくなる注目の録音です。

APARTE
AP-245(2CD)
ハイドン:交響曲第84番変ホ長調HobT:84*
スターバト・マーテル〜第1部
スターバト・マーテル〜第2部
交響曲第86番ニ長調HobT:86
ジュリアン・ショヴァン(ヴァイオリンと指揮)
コンセール・ド・ラ・ローグ
フローリー・ヴェリケット(S)、アデル・シャルヴェ(A)、レイナウト・ファン・メヘレン(T)、アンドレアス・ヴォルフ(Bs)、
マチュー・ロマーノ(合唱指揮)
アンサンブル・エデス

録音2019年11月メッツ、アルセナル劇場*、10,11月ルーブル美術館オーディトリウム
ュリアン・ショヴァンが手兵の古楽器集団コンセール・ド・ラ・ローグとハイドンの「パリ交響曲」を録音するシリーズの完結盤。当時の演奏慣習に従い、様々 な編成の楽曲でプログラムを構成するのが注目で、今回のメインはスターバト・マーテル。ハイドンとしては遅く厳粛すぎる雰囲気に満ちていますが、深く感動的世 界を味わえます。
一変、2つの交響曲では溌剌とした推進力にあふれ、明るく爽やかな世界にひたれます。

IBS CLASSICAL
IBS-192020(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 マラガPO
ホセ・マリア・モレーノ・バリエンテ(指)

録音:2020年6月22-26日
1991年2月14日に初のコンサートを行ったスペインのオーケストラ、マラガPO(OFM) 。オーケストラ設立30周年を記念して録音されたのは、マーラーの交響曲第5番でした。アンサンブルの性能と 表現力が試されるこの大曲を指揮するのは2020/21シーズンからオーケストラの芸術監督に任命されたホセ・ マリア・モレーノ・バリエンテ。彼はパルマ・デ・マヨルカで生まれ、スペインで指揮を学んだ後、サンクトペテルブルク 音楽院に留学、ミハイル・ククシュキンに師事し研鑽を積んだ気鋭の指揮者で、これまでベルリンSO、ブ ランデンブルクSOに加え、スペインのいくつかのオーケストラに客演を果たすとともに、バレアレス音楽院で (指)合唱、音楽分析と即興演奏の教授を務めています。


Spectrum Sound
CDSMBA-071(2CD)
ポール・パレー/ライヴ・コンサート

(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):「展覧会の絵」

(2)ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

(3)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21

(4)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
全て、ポール・パレー(指)

(1)(2)ストラスブールRSO
録音:1972年2月25日ミュルーズ劇場(ストラスブール)【ステレオ/ライヴ】【世界初CD化】
(3)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1966年11月8日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ/ライヴ】【世界初CD化】
(4)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1973年11月14日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ/ライヴ】
以上、音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
当アルバムには20 世紀を代表するフランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)の1966年から73年にかけてのライヴ録音、しかも全録音ステレオでお目見えです。なんと 言ってもパレーの初のレパートリーとなる「展覧会の絵」は大注目!80代半ばのパレーですが、当演奏でも衰え知らずの演奏を展開。フランス風のしゃれた表情と ともに見通しのよい演奏はパレーならではといえます。お得意の「幻想交響曲」でも壮大に演奏。恐ろしく若々しさに満ちている凄演を聴かせます。カップリングに はベートーヴェンの交響曲第1番と第8番を収録。非常にコクのある生々しい演奏には、現代にはない。往時の濃厚な演奏を堪能することができます。鮮明なステ レオ録音で聴くパレーの至芸をお楽しみください!平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-072(2CD)
ミュンシュ、パレー、セル/ライヴ・レコーディング・イン・フランス

(1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

(2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

(3)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」

(4)ワーグナー:タンホイザー序曲

(5)ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲

(6)シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
(1)シャルル・ミュンシュ(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1963年12月20日メゾン・ド・ラジオ・フランス、104スタジオ【モノラル/ライヴ】
(2)ポール・パレー(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1964年3月8日リモージュ【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】
(3)(4)(5)ジョージ・セル(指)クリーヴランドO
録音:1957年5月23日ボルドー国立歌劇場・大劇場【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】
(6)ポール・パレー(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1964年5月2日シャンゼリゼ劇場(パリ)【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】

以上、音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
1枚目には63年のミュンシュ、64年のパレーがそれぞれフランス国立Oを振ったベートーヴェンの交響曲第7番を収録。その個性たるや歴然。どっ しろと構えるミュンシュに対して、実にさっぱりと邁進するパレー。巨匠が描く2つの世界をこの1枚で堪能することができます。 2枚目はジョージ・セル率いるクリーヴランドOが1957年にヨーロッパ・ツアーのライヴを収めた貴重録音。練習の鬼セルが完全無欠の演奏を披露。 「モーツァルト。徹底して磨き上げられてたアンサンブルはもはや無敵」(平林直哉/ライナーノートより)との表現そのままに圧巻の演奏を披露。全く隙のない 演奏には脱帽の一言です。その後のワーグナーの「タンホイザー序曲」、そしておそらくアンコールであろうベルリオーズの「ラコッツィ行進曲」も当日の熱気が 伝わる演奏。また、終演後の聴衆の熱狂ぶりが、それを物語っています。64年5月のシューマンの交響曲第4番では非常にドラマティックに展開。全く衰えるこ とのない巨匠が熱演を聴かせます。平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)


TOCCATA
TOCC-0597(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第6集
交響曲第7番(2004)
ブルガリア国立RSO
エミール・タバコフ(指)

録音:2011年5月30日-6月5日ブルガリア国立放送、第1スタジオ、ソフィア(ブルガリア)
世界初録音
ブルガリアの作曲家、指揮者エミール・タバコフ。人気シリーズである彼の交響曲集第6集には、2004年 に書かれた「交響曲第7番」を収録。今作でもタバコフは人間精神の暗い側面を厳格でパワフルなオーケ ストレーションによって表現しようとしています。印象的なファンファーレで幕を開ける第1楽章は、地獄を駆 け抜けるかのごとく緊迫した音楽。ティンパニの連打と悲痛な弦の旋律によって導かれるゆったりとした第2 楽章の葬送行進曲が続き、第3楽章は渦巻くエネルギーに満たされた舞曲です。終楽章は不安なラル ゴで始まり、せわしないパッセージによるアレグロが続き、緊迫感を増長。盛大なクライマックスへとなだれ込 み、最後に登場する静かなフルートとヴァイオリンの二重奏も弦の強奏で断ち切られてしまいます。作曲 家本人の演奏は作品の本質を伝えています。

CD ACCORD
ACD-277(1CD)
NX-C03
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68
大学祝典序曲 Op. 80
ジャンカルロ・ゲレーロ(指)
NFMヴロツワフPO

録音:2019年3月18-22日ヴィトルト・ルトスワフスキ・ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック・メイン・ホール、ヴロツワフ(ポーランド)
1969年にニカラグアに生まれた指揮者ジャンカルロ・ゲレーロ。1999年から2004年までミネソタOで副指揮者を務めたのち、2009年か らはナッシュヴィルSOの首席指揮者に就任、NAXOSレーベルを中心に、10作以上の世界初演を含む近・現代アメリカ作品を発表し、グ ラミー賞を6回受賞するなど高い評価を受けています。また彼は2017年からポーランドのNMFヴロツワフPOの首席指揮 者も務めており、オーケストラとは良好、かつ刺激的な関係を育んでいます。ゲレーロは、コロナ禍直前の2020年1月から2月にかけてNFMヴロツ ワフ・フィルを率いて全米12都市をめぐるツアーを行い、絶賛されました。ブラームスの交響曲第1番はツアーの公演曲目で、この録音はそれに先 立って行われたもの。伝統的なレパートリーこそ、再発見の場であることをゲレーロは演奏で証明しています。カップリングの「大学祝典序曲」は、 1879年にブラームスがブレスラウ(ヴロツワフ)大学から名誉博士号を授与された際の感謝の気持ちが込められており、オーケストラにとっても記念 碑的な作品。祝祭ムードにあふれた演奏です。

ACCENTUS Music
ACC-60504BD
(8Bluray)

ACC-70504DVD
(8DVD)
マーラー:交響曲集

(1)交響曲第1番「巨人」ニ長調
(2)ドキュメンタリー:リッカルド・シャイーが語る、マーラー交響曲第1番について(日本語字幕付)
(3)交響曲第2番ハ短調「復活」
(4)交響曲第4番ト長調
(5)ドキュメンタリー:
・ヴェルテ・ミニョン・ピアノ再生システムについて
・マーラー自身による交響曲第4番ト長調〜第4楽章
・リッカルド・シャイーによるマーラー:交響曲第4番の解説
(6)交響曲第5番嬰ハ短調
ドキュメンタリー:リッカルド・シャイーによるマーラー交響曲第5番の解釈
(7)交響曲第6番イ短調「悲劇的」
(8)ドキュメンタリー:「ぼくの第6番は、謎を突き付けるだろう」〜リッカルド・シャイーとラインホルト・クービクとによるパネル・ディスカッション
(9)交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
(10)交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
(11)交響曲第9番ニ長調
(12)ドキュメンタリー:「リッカルド・シャイーとアンリ=ルイ・ド・ラ・グランジュによるマーラー交響曲第9番についての対話」
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
リッカルド・シャイー(指)

(1)収録:2015年1月ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(3)クリスティアーネ・エルツェ(S)、サラ・コノリー(Ms)、MDR 放送cho、ベルリン放送cho、ゲヴァントハウスcho
収録:2011年5月17,18日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(4)クリスティーナ・ラントシャマー(S)
収録:2012年4月26,27日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(6)
収録:2013年2月21、22日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(7)収録:2012年9月6,7,9日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(9)収録:2014年2月27&28日、3月2日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(10)エリカ・ズンネガルド(ソプラノ1:罪深き女)、リカルダ・メルベート(ソプラノ2:贖罪の女)、クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ3:栄光の聖母)、リオバ・ブラウン(アルト1:サマリアの女)、ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト2:エジプトのマリア)、スティーヴン・グールド(テノール:マリア崇拝の博士)、ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン:法悦の神父)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス:瞑想の神父)、MDR 放送cho、ライプツィヒ歌劇場cho、ゲヴァントハウスcho、ライプツィヒ聖トーマス教会cho、ゲヴァントハウス児童cho
収録:2011年5月26,27日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(11)収録:2013年9月6-8日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9、NTSC
音声:DTS HD MA5.1、
PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独英仏,日本語
BD25、本編:641’ 15
ドキュメンタリー:125’ 59
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、
PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独英仏,日本語
DVD9、本編:641’ 15
ドキュメンタリー:125’ 59
シャイーとゲヴァントハウス管の映像によるマーラー・チクルスがボックスとなってリリースされます。2011年のマーラー没後100年を記念してスタートしたシリーズで、いずれも充実した演奏で高い評価を受けています。シャイーは、コンセルトヘボウ管とマーラーの交響曲全集を完成させていますが、このゲヴァントハウス管とのチクルスとは全く違います。テンポもゲヴァントハウス管との方が速く解釈も異なります。シャイーはメトロノーム記号についても特典映像で詳しく語っていますが、往年の巨匠メンゲルベルクやワルターとの録音についても言及し、シャイーの近年のテンポ設定はそうしたマーラーと直接対峙した巨匠たち、ひいてはマーラー自身の意図に立ち返るように考えられています。そしてシャイーはこの交響曲第1番に対しこのように述べています。「この作品はマーラーの紛れもない傑作であり、後年彼が創造した広大な音世界を先取りしている」。シャイーが長年かけて熟考させた音楽を明快で切れ味鋭い指揮で聴くことができ、さらに演奏、特典映像ともに鑑賞することにより作品を深く理解することができるセットです。また「ACCENTUSMUSIC」ならではの、音楽を理解した素晴らしいカメラワーク、見ごたえのある編集で、映像商品としても魅力的。ジャケット・デザインはシリーズ通して使われているライプツィヒ出身の現代アーティスト、ネオ・ラウフによるもので、マーラーの音楽に触発されて描いた作品です。(交響曲第3番は、2016年6月にゲヴァントハウス管のカペルマイスターを退任することが決まっていたシャイーが最後に指揮をして収録される予定でしたが、病気を理由に演奏会を降板。代役として現カペルマイスターのネルソンスが登場したため当ボックスには収録されていません。) (Ki)

C Major
75-7504(9Bluray)
ブルックナー交響曲全集(第1〜9番)


■BD1
交響曲第1番 ハ短調(リンツ稿)

■BD2
交響曲第2番 ハ短調 WAB102(1877年/ W. キャラガン校訂版)

■BD3
交響曲第3番ニ短調 WAB103「ワーグナー」(1877年稿)

■BD4
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)

■BD5
交響曲第5番変ロ長調WAB105

■BD6
交響曲第6番イ長調

■BD7
交響曲第7番ホ長調 WAB 107(ハース版)

■BD8
交響曲第8番ハ短調WAB.108(ハース版)

■BD9
交響曲第9番ニ短調(原典版)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
■BD1
収録:2017年9月6日フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ)
■BD2
収録:2019年2月6日エルプフィルハーモニー、ハンブルク(ライヴ) 
■BD3
収録:2016年9月2,3日フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ) 
■BD4
収録:2015年5月23日バーデン=バーデン祝祭歌劇場(ライヴ)
■BD5
収録:2013年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD6
収録:2015年9月13、14日ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD7
収録:2012年9月1日ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD8
収録:2012年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD9
収録:2015年5月バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)

画面:16:9、1080i、HD
音声:DTS-HD MA 5.1(5,8,9番)、DTS-HD MA 5.0(1,2,3,4,6,7番)
PCMステレオ、Region All
BD25、11時間14 分
クリスティアン・ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンが、2012 年から2019 年までに収録したブルックナーの番号付き交響曲 9 曲のブルーレイ・ボッ クス。 ティーレマンは、ちょうど 2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任。日頃からブルックナーへの熱い思いを語っていただけに、この公演・ 収録に関しては大きな期待がありました。そして両者の良好な関係から生まれる絶妙な音楽はすでに知られる通りであり、じっくりと遅めのテンポを基調に途方 もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的なこのオケの味わいを存分に堪能することができます。 また、収録場所は、本拠地ゼンパーオーパーのほかに、ミュンヘンのフィルハーモニー、2017 年に完成したエルプフィルハーモニー、そしてバーデン=バーデン 祝祭劇場と様々な会場で収録されており、それぞれの会場特有の響きを楽しむことができます。スローペースでありながら、じっくりとブルックナー・チクルス に取り組んできたティーレマンの音楽作り、そしてそれを見事に捉えた映像美も、このチクルスを味わうのに大きな役割を果たしています。 (このセットはブルーレイのみのリリースとなっています。また第7番は、Opus Arteでリリースされていたものと同演奏となります。) (Ki)

ALPHA
ALPHA-735(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」
.交響曲第4番ヘ短調 Op. 36*
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10月*、2020年1月 トーンハレ・マーグ、チューリヒ
パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレOによ るチャイコフスキー交響曲全集第2弾。わずか12年ほどの間に次々と交響曲を発表した時期の最後、そして後期3大交響曲の最初を飾る 第4番と、小規模ながらロシア民謡を多用した親しみやすい作風で人気の第2番の組み合わせです。第4番にも第4楽章にロシア民謡の引 用が聴かれるほか、その発表直後に第2番の大規模な改訂が行われているという点で、実は繋がりの深い2曲のカップリング。ヤルヴィは第2 番を躍動的に駆け抜けたと思うと、第4番では深く情熱的な音楽運びを聴かせています。テンポを絶妙に揺らし旋律を深く歌いながら圧倒 的なクライマックスを形作る様は、彼が敬愛するバーンスタインを思わせつつも、さらにスタイリッシュな爽快さも持ち合わせたヤルヴィならではの チャイコフスキー像を築き上げています。

Altus
ALT-472(4CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
ステレオ録音
日本語帯・解説付
クーベリック来日公演大集成
■CD1
(1)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
(3)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲作品72より第2番/第7番(アンコール)
■CD2
(1)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
(2)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
(3)フランク:交響曲ニ短調
(4)ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲
■CD3
(1)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
(2)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(3)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
■CD4
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」*
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO、チェコPO*

■CD1
ライヴ録音:(1)1965年4月12日、(2)(3)1965年4月13日/大阪フェスティヴァルホール
■CD2
ライヴ録音:1965年4月23日/東京文化会館
■CD3
ライヴ録音:1965年4月24日/東京文化会館
■CD4
ライヴ録音:1991年11月2日/サントリーホール
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったクーベリックの来日公演を4枚組セット化!ALTUS最新技術を尽くした新リマス ターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
65年はクーベリック初の来日公演。バラエティ豊かなプログラミングで、しかもどれも大いに水準以上の名演という驚くべき内容です。当時の手兵バイエ ルンとの見事な関係性が浮き彫りになり、聴衆に強烈な印象を焼き付けました。バルトーク他を収録したDISC1はしばらく流通なく廃盤状態だったもので、 今回のセットで久しぶりの復活。クーベリックの残した偉業を改めて世に問います!
引退から復帰した最晩年、91年のチェコ・フィルとの『我が祖国』は壮絶な演奏の代名詞であり、ALTUSが打ち立てた大ベストセラーのひとつ。「超満 員の人いきれがするホールで演奏が始まるや、聴衆は完全に度肝を抜かれた―怒濤のような響きの奔流に人々はたじたじとなり、激しい感情表現に心を奪 われた―吹き上げてくるような熱気から音楽の異常な強さが生まれているのだった。(許 光俊)」
Altus
ALT-473(5CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
ステレオ録音
日本語帯・解説付
コンドラシン来日公演集成1967
■CD1
マーラー:交響曲第9番ニ長調(日本初演)
■CD2
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■CD3
芥川也寸志:弦楽のためのトリプティークより プレスト
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」よりロシア舞曲
マーラー:交響曲第3番〜第2楽章
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より スケルツォ、行進曲
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」より 祭り
「牧神の午後への前奏曲」
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
■CD4
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番* 
■CD5
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲(モスクワ河の夜明け)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

■CD1
ライヴ録音:1967年4月16日/東京文化会館(日本初演)
■CD2
ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
■CD3
ライヴ録音:1967年4月4-20日/東京文化会館
■CD4
ライヴ録音:(1)1967年4月18日、(2)1967年4月4日/東京文化会館
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)*
■CD5
ライヴ録音:1967年4月20日/東京文化会館
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったコンドラシンの1967年来日公演を5枚組セット化!ALTUS最新技術を尽くし た新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。さらに指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿も掲載。完全限定 生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
注目すべきはDISC1のマーラー9番。これが日本初演で、日本音楽史における最重要記録のひとつです。しばらく流通しておらず廃盤状態でしたがこのセッ トで待望の復活。一部マスターテープの状態に起因する音質の難がありましたが、このたび丁寧にリマスターし可能な限り修正、ふたたびこの名演を世に問 うこととなりました。凍りつくような緊張感と、冷酷での容赦のない推進力が凄まじい印象をもたらします。『悲愴』やショスタコーヴィチも言わずもがなと いう壮絶さで、これこそが皆が虜になったあのコンドラシンの音であると納得。ヴァイオリン協奏曲でのオイストラフとの共演も聴きものです。そしてDISC3 は驚きのアンコール集、まさかマーラー3番の2楽章をやってしまうとは…芥川も本家ソ連の演奏で聴けます。超充実のラインナップで迫る、コンドラシン の記念碑的大名演集! (Ki)
Altus
ALTSA-462
(2SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
日本語帯・解説付
シューリヒト&VPO/ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D. 485
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109*
■DISC2
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB 108*
カール・シューリヒト(指)VPO

■DISC1
録音:1965年4月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
録音:1955年3月17日:コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)/ ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)*
■DISC2
録音:1963年12月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
録音:1963年2月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)*
連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスター テープからCD化され、大きな話題をさらったシューリヒトの名演をSACDシングルレイヤー化!しかも新リマスターで音質大幅改善、2枚組で280分の長 時間収録。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
シューリヒトVPOといえばやはりその神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI盤に先立つ1955年のもの。シューリ ヒト流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。シューリヒト本人も納得の出来栄 えで後日オーケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。今回のリマスター効果は目覚ましく、 演奏の圧倒的な素晴らしさがさらに一段と深まりました。5番・8番とまとめて聴けるのも嬉しく、これまたシューリヒト独自の境地を思わせる流麗な音運び の妙。第9番を頂点として統一された唯一無二の美学を存分に味わえます。スローテンポでとろけるブラームス4番、あたたかでやわらかなシューベルト5 番も大いに魅力的。繊細さを保ちながら息の長いフレージングで壮大に歌われる至高の音楽が胸を打ちます。 ★新リマスターの通常CD盤4枚組(ALT-462)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう
Altus
ALTSA-467(1SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
日本語帯・解説付
ウィーン・フィル名演集/ORF戦後ライヴ大集成

(1)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107

(2)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」 K. 504
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K. 550*

(3)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」 K. 385
R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」、「ダフニスとクロエ」第2組曲

(4)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68*
全て、VPO
(1)カール・ベーム(指)
(2)ブルーノ・ワルター(指)
(3)アンドレ・クリュイタンス(指)
(4)ヴィルヘルム・バックハウス(P)、カール・ベーム(指)

(1)録音:1953年3月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)録音:1955年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
録音:1956年6月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)*
(3)録音:1955年5月15日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
録音:(4)1963年3月17日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
1954年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループ によるライヴ録音(モノラル)*
連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスター テープからCD化され、大きな話題をさらったウィーン・フィルの名演をSACDシングルレイヤー化!しかも新リマスターで音質大幅改善、1枚に255分も の長時間収録。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! ベームは名演の誉れ高い壮観のブル7、バックハウスとの掛け合いがたまらないシューマン、力こぶ全開の燃え盛る名演ブラームスを収録。50〜60年 代ならではのエネルギーにあふれた指揮ぶりが圧巻です。またウィーン・フィル伝家の宝刀ポルタメントで美しく主題を歌ったと思いきや力感に富む白熱の展 開で魅せるワルターの十八番モーツァルト40番、鮮烈な音響が次々決まる眼の醒めるような『ドン・ファン』とエレガントで高貴な美しさをどこまでも湛え た『マ・メール・ロワ』とを振り分けるクリュイタンスの手腕など、聴かねば損の名演揃い。リマスター効果も目覚ましく、過去最高の音質で迫る往時ウィー ン・フィル格別の響きと、指揮者ごとに変わる魅惑の輝きを大いに堪能いただけます。 新リマスターの通常CD盤4枚組(ALT-467)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう。

Pentatone
PTC-5186851(1CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.68
大学祝典序曲 Op.80
ベルベルト・ブロムシュテット(指)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2019年10月ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウスOとライヴで録音を進めているブラームスの交響 曲プロジェクト。当アルバムには交響曲第2番と大学祝典序曲を収録しております。
ブロムシュテットは1998 年から2005 年の7 年間に渡ってライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのシェフを務め、その後当団の名誉指揮者として定期 的に指揮台に立っており、絶大な信頼を獲得しています。
交響曲第1番とは対照的に伸びやかで牧歌的な交響曲第2番ですが、ブラームス自身は「こんなにも悲しいものは書いたことがない」と語っており、その内 に秘めたブラームスの思いを自然体に表現した名曲です。カップリングは「スッペ風のポプリ」とブラームス自身が呼んだ大学祝典序曲。ブロムシュテットはオー ケストラの色彩感を引き出した渾身の演奏を披露。ことに弦楽器の美しさは格別でキャリア60年以上の指揮者が生命を呼び覚ますような魂のこもった演奏を 聴かせてくれます。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2232(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1954年5月23日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
フルトヴェングラーがベルリン・フィルを振った生涯最後のベートーヴェンの「田園」+「運命」は、幸いにして非常に安定した音質で残されていました。2曲とも 最晩年ゆえに劇的な表現はかなり抑えられていますが、フルトヴェングラーの霊感を吸収して育っていったベルリン・フィルの音色は、言葉では尽くせぬ魅力に溢 れています。音質はいつも通り、テープに刻まれた情報を最忠実に再現しました。(平林 直哉)

H.M.F
HMM-905321(1CD)
C.P.E.バッハ:6つのシンフォニア Wq.182
シンフォニア ト長調 Wq.182-1 (H.657)
シンフォニア ホ長調 Wq.182-6 (H.662)
シンフォニア ロ短調 Wq.182-5 (H.661)
シンフォニア イ長調 Wq.182-4 (H.660)
シンフォニア ハ長調 Wq.182-3 (H.659)
シンフォニア ホ短調Wq.177(H. 652)
シンフォニア 変ロ長調 Wq.182-2 (H.658)
リ・インコーニティ
ア マンディーヌ・ベイエ(Vn、指 )

録音:2019年11月、アラス劇場、フランス
アマンディーヌ・ベイエ率いる古楽アンサンブル、リ・インコーニティによるC.P.E.バッハの『6つのシンフォニア』Wq.182。C.P.E.バッハは、バロック音楽から古典派音楽への過渡期に位置付けられる作曲家ですが、ハイドン、ベートーヴェンといった後の作曲家にも大きな影響を与え、また教則本『正しいクラヴィーア奏法への試論』を著すなど、音楽理論家としても名をあげていました。この『6つのシンフォニア』は、C.P.E.バッハがハンブルク市のカントルと5つの大教会の音楽監督に着任し、当時のオーストリア大使ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵(1733-1803)から「技巧的にむずかしく、洗練された様式の音楽」の要望とともに委嘱された弦楽オーケストラ作品。1773年に出版され、「ハンブルク交響曲」と呼ばれます。意外な和声進行、半音階、大胆なダイナミックスの変化、旋律間の鋭い対比、など予期せぬ展開と奇想天外なアイディアにあふれたC.P.E.バッハらしさがあらわれた作品集です。アマンディーヌ・ベイエ率いるリ・インコーニティの演奏は、爽快で鋭い音楽感覚が生み出す快速な演奏を繰り広げています。C.P.E.バッハの音楽と彼の時代の様式を踏まえ、軽妙な愉悦感にあふれた親密なアンサンブルは必聴です。 (Ki)

GEGA NEW
GD-389(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.10
交響曲第1 番へ短調Op.10
交響曲第15 番イ長調Op.141*
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:2013年、2014年*、ブルガリア国立放送スタジオ1
※日本語オビ解説つき
第4 番で始まった、この全集も10 枚目となる第1 番と第15 番のカップリングで完結 となります。これまでレコード芸術誌の月評では多くが準特選、特選と常に高い評価を 得てきました。4、8、7、11、13、5&6、9&10、3&14、2&12、そして本盤の 1&15 というこれ までのリリースの仕方を振り返ると 5 番6 番あたりを中核にして初期と後期を交互に出 すという、いわば螺旋構造のような意図が感じられます。これがタバコフの意図かどうか は判然としませんが、作曲家でもあるタバコフのこと、彼が仕組んだとしても不思議では ありません。 さて最後のリリースは出発点の1 番と到達点の15 番。第1 番に見られる緻密で室内楽 的書法、時に合奏協奏曲を思わせる精妙な楽器の書き分けをタバコフはこれまで大作 で見せた豪放磊落な演奏から一転、レントゲン写真を詳細に検討する医師のような繊 細なアプローチに変わります。前半の 2 つの楽章の諧謔的性とユーモア、緩徐楽章の 悲劇を予感させる暗い叙情と終楽章の表現主義を思わせる渦巻くドラマも迫力満点。 第1 番と同じく室内楽的書法を持つ第15 番は12 音や過去の作品の引用など、作曲 者のさらなる様式の展開を暗示させます。タバコフは現代の作曲家として大いなる共感 を持って演奏。第2 楽章のチェロの独奏の美しさは大いに聴きものです。

Ars Produktion
ARS-38222S(1SACD)
マーラー:交響曲第10番(ミシェル・カステレッティ博士の補筆完成、編曲による室内アンサンブル版) アンサンブル・ミニ、
ジュールズ・ゲイル(指)

※編成(特記が無い限り各パート1名):第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、アコーディオン、打楽器(2名)、ピアノ、ハープ
※ミシェル・カステレッティ博士、ジュールズ・ゲイルによる詳細解説の日本語翻訳付き!

録音:2016年6月、UFOサウンド・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
アンサンブル・ミニとジュールズ・ゲイルが取り上げたマーラーの「交響曲第10番」の補筆完成と室内アンサンブル版への編曲を行ったのは、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのアーティスティック・ダイレクター、オックスフォード・フェスティバル・オブ・ザ・アーツなどのダイレクターを務め、フィルハーモニアOの「ユニヴァース・オヴ・サウンド(音の宇宙)」プロジェクトを主導するなど目覚ましい実績を持つマルタ島出身のコンポーザー=コンダクター、ミシェル・カステレッティ博士。
ウィーンのウニヴェルザール出版社(ユニヴァーサル・エディション)からの全面的な協力を得たカステレッティ博士は、室内アンサンブル版のマーラーの「交響曲第10番」を実現するために、すでに発表されている同作品のクック版(第3稿)、バルシャイ版、カーペンター版、マゼッティ版、フィーラー版の各ヴァージョンを細部まで研究。
さらにはマーラ―の交響曲の様々なファクシミリや楽譜を収集してそのオーケストレーションに関する徹底的な研究に取り組み、室内アンサンブル版(カステレッティ版)の完成という偉業を成し遂げました。
アンサンブル・ミニのコンセプトでもあるシェーンベルクがウィーンで旗揚げした「私的演奏協会(1918−21)」とその同時代の伝統に基づく形で実現した室内アンサンブル版のマーラー「交響曲第10番」。
これまでのどの補筆完成版とも異なる、唯一無二の「編成」と「サウンド」にご期待下さい!

Edition HST
HST-120(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第26巻 (HST-120)
ヴァンハル:交響曲ハ短調(第2稿)Bryan c3 (1762-64?)
ヴァンハル:交響曲ニ長調「アイヒビクル伯爵夫人」Bryan D12 (1775-78?)
Bonus-
ガスマン:交響曲ニ長調Hill 5 (ca.1765)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2020 年2 月26 日、東京オペラシティ・近江楽堂にてライヴ収録
※全曲世界初録音!
ニ長調交響曲D12 は、ヴァンハル交響曲の中で献呈先が唯一写譜タイトルペ ージに”Dedicata All “Illustr SS:Contessa Guisepha de Eichbigl” 「ジュゼファ= アイヒビクル伯爵夫人へ」と記載がある貴重な作品です。 その後の四重奏曲 などでは「皇帝作曲家」”dela Musique del’ Empereur”などの肩書きが一般とな る。 (北米ブライアン教授は20世紀末「アイヒビクル伯爵夫人の情報、皆無」とカタロ グ論文上述べているが、「アイヒビクル」”Eichbigl”とはトルコ訛りのウィーン語で あり、独語では「アイヒビヒル」”Eichbichl”となり、独バイエルン・ミュンヘン?ロー ゼンハイム途中の町を治めていた貴族で、ヴァンハル・マニアのトウルン&タクシ ス公“Turun&Taxis”のレーゲンスブルク宮にもほど近い場所にあり、地理的には 合点のいく話である) ハ短調(c3)第2稿では、B 管クラリネットが活躍する特異な交響曲。

Signum Classics
SIGCD-659(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 交響曲第9番「合唱付き」*
ジェラルド・バリー(b.1952):永劫回帰(The Eternal Recurrence)†
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ジェニファー・フランス(S)*†、
クリスティアーネ・ストーティン(Ms)*、
エド・ライオン(T)*、
マシュー・ローズ(Bs)*

録音:2019年5月、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家として華々しい活躍を魅せています。
ベートーヴェンの交響曲全9曲に、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品を組み合わせて収録してきた、「ベートーヴェン&バリー」プロジェクト。最終巻となる第3弾は、ベートーヴェンの交響曲第7番〜第9番に、バリーの「永劫回帰(The Eternal Recurrence)」をカップリング。この「永劫回帰」は、ベートーヴェンの「第九」とペアになる作品として書かれ、2000年にティエリー・フィッシャー&アルスターOによって初演。シラーの詩を用いた「第九」に対し、「永劫回帰」はフリードリヒ・ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」からの抜粋をテキストに永遠と人類の力を歌う、ソプラノと管弦楽のための作品です。

Indesens
INDE-147(1CD)
サン=ジャメ:青のシンフォニー〜労働者の交響曲
アコーディオンとオーケストラの7つのスケッチ*
ギョーム・サン=ジャメ(Sax)、
エマニュエル・ベックス(ハモンド・オルガン)、
ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエ(指)、
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ・コンテO、
ディディエ・イチュルサリィ(アコーディオン)*、
オーレリアン・アザン・ジエリンスキ(指)*、
ブルターニュO*

録音:2020年7月、2019年9月*
ジャズとクラシックの両ジャンルで活躍するフランスのコンポーザー=サクソフォニスト、ギョーム・サン=ジャメ(1967−)のオーケストラ作品集。
「労働者の交響曲」という副題が付けられた「青のシンフォニー(La Symphonie 'Bleu'」は、フランスの指揮者、ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエからの委嘱によって作曲され2019年に完成した5楽章形式の大作。
5つの楽章には、チャーリー・チャップリン、ヴィクトル・ユーゴー、ジャック・タチ、アルテュール・オネゲル、フレッド・リップマンといった活躍したジャンルも異なる5人の人物の名前が付けられており、それぞれの功績を思い起こさせるかのように、クラシックに留まらない多彩な作風が同居するユニークなシンフォニーに仕上がっています。

ARTHAUS
KKC-9643
(4Bluray+6DVD)
税込定価
輸入品番
10-9401BDVD
ゲルギエフ/ブルックナー:交響曲全集




■DVD 1 / Blu-ray 1
交響曲第1 番ハ短調 WAB 101(リンツ稿1866)
交響曲第3 番ニ短調 WAB 103(第3 稿1889 ノヴァーク版)*
■DVD 2 / Blu-ray 1
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104(1878/80年稿 ノヴァーク版)
■DVD 2 / Blu-ray 2
交響曲第2 番ハ短調 WAB 102(1877 年稿 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第8 番ハ短調 WAB 108(第2 稿1890 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第9 番ニ短調 WAB 109
■DVD 4 / Blu-ray 3
交響曲第5 番変ロ長調 WAB 105
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第6 番イ長調 WAB 106
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第7 番ホ長調 WAB 107 (version with cymbal crash)
■DVD 6 / Blu-ray 4
アントン・ブルックナー〜巨人の創造
ブルックナーによる交響曲第2 番の主題によるオルガン即興
■DVD1/Blu-ray1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)*
■DVD2/Blu-ray1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD2/Blu-ray2
収録:2018年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD3/Blu-ray2
収録:2018年9月26日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD3/Blu-ray2
収録:2018年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD4/Blu-ray3
収録:2019年9月23日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD5/Blu-ray3
収録:2019年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD5/Blu-ray3
収録:2019年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD6/Blu-ray4
監督:ライナー・E・モーリツ
制作:モナルダ・アーツ
ブルックナーによる交響曲第2番の主題によるオルガン即興
マルティン・ハーゼルベック(Org

画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1
言語(ドキュメンタリー):独、英
字幕:仏、韓、日本語
リージョン:All

交響曲:631分
ドキュメンタリー:58分(英)、56分(独)
ハードカバーブック120ページ
(英語+日本語版)

ブルックナー手書きの
履歴書の複写(英、独、仏、日本語訳付)
ミュンヘン・フィル&ゲルギエフによる、ブルックナーの聖地ザンクト・フローリアン修道院で3年間かけて行われたブルックナー交響曲全曲演奏会の模様が、2021年ブルックナー没後125年を前に、映像商品としてリリースされます。
この演奏会は、ブルックナーゆかりの街リンツで行われているブルックナー音楽祭でのライヴ。音楽祭は1974年、ブルックナーの生誕150周年を記念して建設された新ホール「ブルックナー・ハウス」を拠点に毎年9月半ばから10月半ばにかけ演奏会が行われます。ミュンヘン・フィル&ゲルギエフは3年連続で音楽祭に招待され交響曲全曲演奏会を行いました。ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィル。ブルックナーの弟子レーヴェが音楽監督としてブルックナー作品を積極的に取り上げ、ルドルフ・ケンペ(1967-76)が、巨匠チェリビダッケ(1979-96)がその任を務め、さらにギュンター・ヴァントとの一連の演奏など、その歴史あるブルックナー演奏とともに楽団の声価を高め黄金時代を築きました。
2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフ。世界で最も忙しい指揮者とも言われ、いくつものオーケストラやプロジェクトを同時進行させるその圧倒的パワーは超人的。今回の演奏もゲルギエフらしい濃厚さをみせるも、音楽的解釈は奇抜なものではなく、ミュンヘン・フィルの伝統に寄り添った、そしてブルックナーが求めた響きをゆかりの地で再現させようという、真の想像力と芸術性にあふれた音楽です。ブルックナーの音楽がどう演奏されるべきなのか深い理解をもつゲルギエフとオケによる相互作用の賜物ともいえる聴きごたえのある演奏となっています。
また、数々のドキュメンタリー映像を制作してきたドイツ人監督ライナー・E・モーリツによるドキュメンタリー『アントン・ブルックナー〜巨人の創造』(日本語字幕あり)、そしてエリーザベト・マイヤー博士によるブルックナーの生涯をたどる「私の人生を賭けた仕事…交響曲作曲家として…天才の成長」と題した評伝と、ブルックナーの交響曲に関する各稿の概要を記した120ページ近くあるハードカバーのブックレット(日本語あり)がついており、ブルックナーという音楽家を深く理解することのできるセットとなっております。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-069(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版) フェルディナント・ライトナー(指)
フランス国立O

ライヴ録音:1974年5月8日サル・プレイエル(ステレオ・ライヴ)
*24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes
クラッシック界の大久保彦左衛門、盤鬼平林直哉氏は「この演奏を一言で云うならば、これほど楽譜に忠実な演奏は珍しい、ということだ。ブルックナーのスコ アはまるで古典派のように簡潔に書かれています。しかしながら私たちは知らず知らずのうちに原典とは離れた像を愛でていることに気づかされるのです。ライトナーの演奏は何気なく聴いていると主張の穏やかなものに思えます。だがブルックナーが意図した本来の響きとは何か、と自問する人にとってはかけがえのない規 範となりうるのである」と激賞されております。まさに真のオーソドクスとは何かを問う、今は亡きライトナー翁の滋味深く他に代え難い音楽遺産でございます。音 質も大変よく音楽の楽しみを心おきなく味わえます。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2231(1CD)
ブルックナー:交響曲第5番(改訂版) ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ミュンヘンPO

録音:1959年3月19日/ミュンヘン、ヘルクレスザール
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
目下のところ、クナッパーツブッシュの唯一のライヴによるブルックナーの交響曲第5番です。入手したテープはモノラルながらダイナミック・レンジが広く、この 特徴を最大限に生かしてマスタリングを施しました。通常はダイナミック・レンジを圧縮して聴きやすくしますが、それを極力回避したために、第4楽章のコーダは、 それこそ“悪魔のような響き”が展開されます。その凄まじさは言葉を失うほどで、ここをやりたかったために、クナがこの第5番を選択したのではないかと思わせるほどです。ライヴのクナは凄い!(平林 直哉)

オクタヴィア
OVCL-00742(1SACD)
税込定価
2021年2月24日発売
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」 太田弦(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2020年7月17-18日東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
若手指揮者の筆頭と目される、太田弦のデビュー・アルバムです。 2020年7月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言解除後の緊張の中、座席や奏者間 でソーシャル・ディスタンスを保って開催されたコンサートで指揮台に立った太田弦は、エ ネルギー溢れる溌溂とした「ザ・グレイト」を披露しました。また、オーケストラが久々の演 奏に喜びを噛み締めた瞬間を捉えた録音となりました。 (オクタヴィア)

ACCENT
ACC-26503(1CD)
ハイドン:交響曲集
第24番ニ長調 Hob. I/24
第30番ハ長調『アレルヤ』 Hob. I/30
第42番ニ長調 Hob. I/42
第43番変ホ長調『マーキュリー』 Hob. I/43
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
オルフェオO

録音:2020年8月3-5日/ハンガリー、エステルハージ宮殿、アポロ・ホール
エステルハージ家の音楽遺産を紹介する「エステルハージ・ミュージック・コレクション」の第3弾。今回も録音はエステルハージ宮殿で行われています。収録さ れているのはハイドンの初期交響曲。1764年から1771年までに書かれた交響曲第24番、第42番、第43番に加え、1765年作曲当時の楽譜に既に『アレルヤ』 と表記されていた第30番を歴史的に貴重な音響で聴くことが出来ます。『アレルヤ』の愛称の所以は第1楽章の主題にグレゴリオ聖歌のアレルヤの旋律が使われ ていること。この交響曲は教会用に作曲され、1765年の復活祭の日曜日に演奏された可能性があります。

H.M.F
HMM-902446(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
バレエ音楽『プロメテウスの創造物』 Op.43(全曲)
フライブルク・バロックオーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)

録音:2020年2月、6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ゴルツ率いるFBOの演 奏は、第1楽章の軽やかさ、厳粛かつ美しい第2楽章、高揚感を高める第3楽章を経て迎える熱狂的なフィナーレ、と快速なテンポの中音楽を浮かび上がらせ、 新しいベートーヴェン像を提示しています。 そしてバレエ音楽「プロメテウスの創造物」全曲。イタリアの舞踊家サルヴァトーレ・ヴィガノが振付を担当するバレエのためベートーヴェンは、序曲、序奏と 16曲の管弦楽曲を作曲。1801年にウィーンのブルク劇場で初演が行われました。ベートーヴェンは、第16曲(終曲)の主題をピアノのための変奏曲と『エロ イカ』交響曲の変奏曲の主題として使っています。ゴルツとFBOによる鋭い切込みで作品を魅力を描き出しています。


SOMM
ARIADNE-5011(2CD)
NX-C09
セル&クリーヴランド管〜忘れられた録音集
■CD1
(1)バッハ:管弦楽組曲第3番
(2)スメタナ:交響詩「モルダウ」
(3)R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
(4)モーツァルト:交響曲第39番

■CD2
ブラームス:大学祝典序曲
 ハイドンの主題による変奏曲*
シューマン:交響曲第4番
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年版)
ジョージ・セル(指)
クリーヴランドO

録音:1954年12月24日…CD1(1)(2)(3)、以上モノラル
1955年10月19-21日…CD1(4)、CD2、以上ステレオ
オハイオ州クリーヴランド、メイソニック・オーディトリアム
*以外は初CD化
このCDには、ジョージ・セルとクリーヴランドOが1954年と55年にアメリカのBook-of-the-Month Clubのために行った録音が収められ ています。全収録曲のうち、ハイドンの主題による変奏曲を除くすべてが初CD化。録音時点で、セルがラインスドルフからクリーヴランド管を1946 年に引き継いで8年余り経っており、後にセル自身が「自分の音楽的理念を完璧に表現できる黄金の楽器」と語ったその関係が、すでに盤石の ものであったことがうかがわれます。 1954年のクリスマス・イヴに行われた録音はモノラルながら、伝説的ホルン奏者の一人マイロン・ブルームをフィーチャーしたR・シュトラウス の「ティル」や、セルにとって唯一の録音であるバッハ「管弦楽組曲第3番」が聞きものです。当時のアメリカでは、現代オーケストラの機能と編成を 活かしたゴージャスなサウンドによるバッハ演奏が主流だったようで、その中で厳格な古典主義者として知られたセルがどのようなバッハ解釈をして いたのか、セルのバッハはほとんど録音が無いだけに興味をそそられます。 1955年の録音は嬉しいことにかなり良好なステレオ。モーツァルトからストラヴィンスキーまで、セルが得意としたレパートリーで端正かつ引き締まっ た演奏を聴かせてくれます。ブックレット(英語)には、マスタリングを担当したラニ・スパールによる解説が13ページにわたって掲載されています。 尚、音源は状態良好なLPから採られています。

Signum Classics
SIGCD-669(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100 サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指)、
フィルハーモニアO

録音(ライヴ):2020年2月9日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン、イギリス)
12シーズンに渡る蜜月時代を過ごしサンフランシスコSOの音楽監督へと転身したエサ=ペッカ・サロネンの後任の首席指揮者に抜擢され、2021−2022シーズンからの就任が決定している北欧フィンランド若きの鬼才サントゥ=マティアス・ロウヴァリ。
首席指揮者への正式就任を前に既にフィルハーモニアOと確固たる信頼関係を築き、前作「チャイコフスキー:白鳥の湖」に代表される圧巻の演奏を世に送り出すなど、新たなゴールデンコンビとして現地イギリスをはじめ世界各地で大絶賛を浴びているロウヴァリが、同オーケストラとのレコーディングの第2弾に選んだのはプロコフィエフの「交響曲第5番」!
独ソ不可侵条約の破棄によって開戦した独ソ戦(東部戦線)の最中、1944年にモスクワ郊外イヴァノヴォの山荘で一気に書き上げられたプロコフィエフの「交響曲第5番」。
前作「交響曲第4番」から実に14年の歳月を経て完成した5番目の交響曲は、プロコフィエフ自身が「この交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている」と語り、「作品番号100番」を振られた記念碑的作品、そして作曲者の祖国愛が込められた代表作として知られています。
イギリスで新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する直前の2020年2月上旬、本拠地であるロイヤル・フェスティヴァル・ホールで繰り広げられたロウヴァリとフィルハーモニアOによるプロコフィエフは、新時代の到来と同コンビの成熟度の早さを物語る圧倒的な演奏。まさに才気煥発。イギリスでのロウヴァリの大活躍に乞うご期待!

ACCENTUS Music
ACC-30532CD(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 バンベルクSO
ヤクブ・フルシャ(指)
アンナ・ルチア・リヒター(Ms)

録音:2020年7月、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール
2020年1月にヤクブ・フルシャ率いるバンベルクSOが、マーラーの交響曲第4番を引き下げてドイツ・ツアーを行ったそのわずか2か月後にドイツ はロックダウンに入り、文化施設の閉鎖等でコンサートの中止を余儀なくされ、また感染リスクの観点から大編成の交響曲を演奏することが難しくなりました。 しかし、バンベルクSOは早くから、科学者チームとの実験を行い、コロナの時代に安全に音楽を演奏する方法を模索していました。そしてソーシャル・ディ スタンシング配置、無観客で、交響曲第4番を中心としたプログラムで2020年7月にバンベルクでグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールが行われまし た。第4番は、マーラーの交響曲の中でも比較的編成の小さいものですが、数か月ぶりの交響曲の演奏となりました。(コンクールの優勝者はイギリス出身の Finnegan Downie Dear)
本盤は、その際にフルシャ(指)ソリストにはドイツのアンナ・ルチア・リヒターを迎え録音されました。ソーシャル・ディスタンシング配置ではありますが、 細部までとても丁寧に作り上げた、数ある録音の中でも繊細で美しいものに仕上がっています。第4番はマーラーの交響曲ののなかではシンプルな作品ですが、 どの楽章も容易ではなく、フルシャの整然とした音楽作りと、アンナ・ルチア・リヒターのすっきりとした歌唱により見事にまとめあげています。特に、第3楽 章の深々とした響き、終楽章の「天上の生活」の澄み切った美しさが際立つ演奏です。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2230(1CD)
カラヤン/ブラームス&ドヴォルザーク
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90*
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO

録音:1961年9月5-22日*、1961年9月29日-10月8日&1963年9月/ゾフィエンザール(ウィーン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より  
1960年代はカラヤンがスター街道をまい進していた時期でした。その頃の録音は上昇気流に乗ったような勢いがあり、ファンでなくても魅了されてしまいます。 音質はいつものように原音主義。現代風に音を刷新するのも考えのひとつですが、それを行うと元の音色がたちまち失われてしまいます。瑞々しさ満載の当ディス クで、この当時のウィーン・フィルの魅惑的な音色を堪能して下さい。(平林直哉)


Spectrum Sound
CDSMBA-070(1CD)
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲 Op.9
幻想交響曲 Op.15*
ジャン・マルティノン(指)、
フランス国立放送O

ライヴ録音:1972年3月10日フィルハーモニー(ベルリン)、
1972年11月6日シャンゼリゼ劇場(パリ)*【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回はジャン・マルティノン (1910-1976)がフランス国立O(フランス国立放送O)を振った1972年の公演からベルリオーズの2篇、「ローマの謝肉祭」序曲(1972年 3月10日、ベルリンのフィルハーモニー)と、幻想交響曲(1972年11月6日、シャンゼリゼ劇場)を収録。いずれもステレオ録音です!
マルティノンといえば、その人柄を表しているかのような気品に満ちた音楽が特徴といえますが、当ライヴでは洗練された音に魅了される「ローマの謝肉祭」 序曲と、情熱的でありながらも得も言われぬ品格をもそなえたロマンあふれる音楽作りが感動的な幻想交響曲を聴くことができます。幻想交響曲は1973年に 旧EMIに残した正規録音の名盤がありますが、ライヴならではの熱気を携えた当演奏の推進力は名盤を上回るほどの感動の演奏といえましょう!マルティノンは 1976年に66歳に他界してしまったため、当演奏は貴重な円熟の至芸を堪能できます。音質が非常に明瞭なことも注目です!平林直哉氏による日本語解説付 です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-074(1CD)
フランク:交響曲 ニ短調
ドビュッシー:3つの夜想曲*
ラヴェル:ボレロ
ポール・パレー(指)
フランス国立放送O
フランス国立放送cho(女声合唱団)*

ライヴ録音:1975年10月22日サル・プレイエル(パリ)【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回は20世紀を代表するフ ランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)がフランス国立O(フランス国立放送O)を振った最後の演奏会、1975年10月22日、パリのサ ル・プレイエルにおけるライヴ録音で、当日の全演目がここに日の目を見ます!演目はフランクの交響曲、ドビュッシーの3つの夜想曲、ラヴェルのボレロと、いず れもパレーが得意とした楽曲ながら正規初出によるライヴ録音は初のリリースとなります。当時90歳になろうという巨匠パレーですが、晩年まで演奏活動を行っ ており、当演奏でも生き生きとした音楽を聴かせてくれます。終曲のボレロではライヴならではの熱気で大演奏を展開!終演後の聴衆の大喝采がその感動を体感で きます。非常に鮮明なステレオ録音で聴くパレーの至芸をお楽しみください!平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRCD-0103(7CD)
税込定価・特価
マゼール/ベートーヴェン:交響曲全集

(1)交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」
(2)交響曲第2番、交響曲第5番「運命」
(3)交響曲第4番、交響曲第6番「田園」
(4)交響曲第7番、交響曲第8番
(5)交響曲第9番「合唱」
ロリン・マゼール(指)トスカニーニPO
マリア・ルイジア・ボルシ(S)、エレーナ・ジドコヴァ(Ms) 、マリウス・ブレンチウ(T)、ラファエル・シヴェク(Bs)、フランチェスコ・チレアcho

録音:(1)2008 年8月19日、(2)2008 年8月20日、(3)2008 年8月21日、(4)2008 年8月22日、(5)2008 年8月23日
全て、タオルミーナ、ギリシャ劇場(シチリア州)におけるライヴ・デジタル録音
かのゲーテがここを訪れた際に「ここからの景色は世界一の美しさ」と賞賛した、シチリア最大の名所タルミーナのギリシャ 劇場。マゼールはここで 2008 年の夏に一気にベートーヴェン・ツィクルスを展開し大きな話題となりました。巨匠にとってベ ートーヴェン全集はクリーヴランド管との1970 年代のソニー盤のみ。アンサンブルを強烈に締め付け、トスカニーニ張りの力 瘤が盛上るような元気なベートーヴェン。やたらと早いテンポですっ飛ばしたり、対旋律の意識的な強調等。一筋縄ではい かない鬼才ぶりを発揮しております。自信、確信に満ちた巨匠らしい巨匠としての他との格の違いをマザマザと見せつけま す。野外公演ながらヨーロッパ好みの完璧なマルチマイク収録であり、隅々まで明瞭で眼の前で演奏してくれているかのよ う。お相手はトスカニーニSOです。来日公演ではトスカニーニ・フィルの名称も使われました。トスカニーニSO は 2002 年にパルマにて創設された若いオーケストラ。デビューコンサートも指揮した巨匠マゼールは 2004 年から音楽監 督を務めて鍛えぬき、ヨーロッパでも有数のアンサンブルに成長。2005 年、2007 年は来日公演も敢行しました。

Altus
ALTSA-455(2SACD)
シングルレイヤー
クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル〜ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
(1)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB 103(1889年稿)
(2)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
(3)R・シュトラウス:アルプス交響曲
(4)フランツ・シュミット:軽騎兵の歌による変奏曲
シューベルト:交響曲第9番『ザ・グレイト』

■DISC2
(1)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
シューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120
(2)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO
■DISC1
(1)1960年2月14日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1958年11月9日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(31952年4月20日楽友協会 大ホール(ウィーン)、ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音
(4)1957年10月27日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
■DISC2
(1)1962年12月16日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1961年10月29日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに 保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったクナッパーツブッシュの名演を新リマスターでSACDシングルレイヤー 化!すばらしい音質改善で心機一転生まれ変わったクナの大演奏をお楽しみください。2枚のディスクに合計5時間半以上を収録、ブックレットには既発の 単売CD原稿を網羅して掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
雄大極まりない滔々たる流れをベースに、巨人が大地を踏みしめる如く雄渾強靭な響きで奏されるシューマン4番は開いた口がふさがらない圧倒的名演。 ブルックナーやシューベルト『グレイト』でのすべてを呑み込む巨大っぷりも言わずもがな。底抜けに展開され、限界なく巨大化していくクナッパーツブッシュ の音楽の凄まじさが、ここまでリアリティを持って眼前に迫るのは初めてと言っても過言ではない劇的な音質改善にも大注目!かつてない感動が渦を巻いて襲 いかかり、聴く者の音楽観を揺さぶります。
新リマスターの通常CD盤6枚組(ALT-455)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう。 (Ki)
Altus
ALT-462(4CD)
新リマスター
完全限定生産
シューリヒト/ウィーン・フィル〜ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D. 485
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98

■DISC2
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109

■DISC3
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB 105

■DISC4
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB 108
カール・シューリヒト(指)VPO

■DISC1
録音:1965年4月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC2
録音:1955年3月17日:コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■DISC3
録音:1963年12月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC4
録音:1963年2月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管 されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったシューリヒトの名演を4枚組セット化!しかも新リマスターで音質大幅改善。ブッ クレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
シューリヒトVPOといえばやはりその神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI盤に先立つ1955年のもの。シューリヒト 流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。シューリヒト本人も納得の出来栄えで後日オー ケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。今回のリマスター効果は目覚ましく、演奏の圧倒的な 素晴らしさがさらに一段と深まりました。5番・8番とまとめて聴けるのも嬉しく、これまたシューリヒト独自の境地を思わせる流麗な音運びの妙。第9番を頂 点として統一された唯一無二の美学を存分に味わえます。スローテンポでとろけるブラームス4番、あたたかでやわらかなシューベルト5番も大いに魅力的。繊 細さを保ちながら息の長いフレージングで壮大に歌われる至高の音楽が胸を打ちます。 (Ki)
Altus
ALT-467(4CD)
新リマスター
完全限定生産
ウィーン・フィル名演集/ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107

■DISC2
(1)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」 K. 504
放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K. 550

■DISC3
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」 K. 385
R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」、
「ダフニスとクロエ」第2組曲

■DISC4
(1)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68
全て、VPO

■DISC1
カール・ベーム(指)
録音:1953年3月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■DISC2
ブルーノ・ワルター(指)
録音:(1)1955年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)1956年6月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC3
アンドレ・クリュイタンス(指)
録音:1955年5月15日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■DISC4
カール・ベーム(指)
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:(1)1963年3月17日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
(2)1954年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループ によるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管 されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったウィーン・フィルの名演を4枚組セット化!しかも新リマスターで音質大幅改善。 ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
ベームは名演の誉れ高い壮観のブル7、バックハウスとの掛け合いがたまらないシューマン、力こぶ全開の燃え盛る名演ブラームスを収録。50〜60年代な らではのエネルギーにあふれた指揮ぶりが圧巻です。またウィーン・フィル伝家の宝刀ポルタメントで美しく主題を歌ったと思いきや力感に富む白熱の展開で魅せ るワルターの十八番モーツァルト40番、鮮烈な音響が次々決まる眼の醒めるような『ドン・ファン』とエレガントで高貴な美しさをどこまでも湛えた『マ・メール・ ロワ』とを振り分けるクリュイタンスの手腕など、聴かねば損の名演揃い。リマスター効果も目覚ましく、過去最高の音質で迫る往時ウィーン・フィル格別の響き と、指揮者ごとに変わる魅惑の輝きを大いに堪能いただけます。

Edition HST
HST-112(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第22巻 (HST-112)
交響曲ニ長調Bryan D11 (ca.1770 シュテルケル作?)
交響曲イ長調Bryan A6 (ca.1770 ディッタースドルフ作?)
アンダンテ? 交響曲へ長調Bryan F5
(Bonus-)
ディッタースドルフ:オペラ「ウインザーの陽気な女房たち」序曲ニ長調Krebs 306 (1788)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)、ほか

録音:2017 年8 月25 日、東京オペラシティ・近江楽堂にてライヴ収録
※F5 以外世界初録音:
D11、A6 ともブライアン氏は、真偽未確定とする。 一部、楽章によっては真作という意見もあ るが、どちらにしろ1760?70年のヴァンハルを取り巻くシンフォニー・ブームを体験できる貴重 な音源と思われます。
Edition HST
HST-915(7CD)
100セット限定盤
楽団結成24周年記念特価
税込定価
「フローリアン・レオポルド・ガスマン(1729-1774):20 の交響曲・四重奏・三重奏曲集」
●交響曲集〜変ホ長調、ハ短調、ホ短調Hill 85,etc. (HST-050)
変ホ長調、変イ長調、「メローペ」序曲(HST-065) 、ハ短調、ハ長調、「イシッピーレ」序曲(HST-072) 、ト短調、ロ短調、ホ長調Hill 45, 83, 63 (HST-090)
●弦楽四重奏曲集〜ニ短調、ヘ長調、ハ長調Hill455, 435, 461(HST-037)、イ短調、ヘ短調、ニ長調 Hill456, 472, 442(HST-64)
●弦楽三重奏曲集〜変ホ長調、変ロ長調Hill378, 377(HST-109)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、 小原 圭(Vc)、他

録音:2005-2013 年、東京・三鷹、風のホールなどのライヴ
フローリアン・レオポルド・ガスマン(1729-1774)は 1760 年代後半、30 歳代 にウイーン宮廷歌劇場総監督まで上り詰めたが、72 年ローマ・カーニバル初 演への途中、馬車転落から74 年に亡くなり短命のため楽史から消えた悲運の ボヘミアン作曲家。

BMOP SOUND
BMOP-1073(2SACD)
ノーマン・デロ=ジョイオ(1913-2008):作品集
(1)交響曲「聖ジョアンの勝利」(1952)
(2)歌劇「ルーアンでの裁判」(1956)
ギル・ローズ(指)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(2)オデッセイ・オペラ

録音:2017/2018年
ノーマン・デロ=ジョイオはニューヨーク出身のイタリア系アメリカ人作曲家。ジュリアー ド音楽院で学んだ後、教会のオルガン奏者として生計を立てていたが、パウル・ヒンデミ ットに作曲を師事し作曲に専念するようになった。ヒンデミットに当時流行していた無調 のために自らの叙情的な作風を犠牲にすることはない、との助言を受け自分の方向性 を決める。それから多くの叙情的な合唱曲、管弦楽曲、歌劇などを発表した。 交響曲「聖ジョアンの勝利」はジャンヌ・ダルクを題材とした同名の歌劇からの音楽をまと めた3楽章27 分ほどの作品で近現代的な響きも交えつつ美しいハーモニーとメロディを 湛えた秀作。歌劇「ルーアンでの裁判」はフランスのルーアンで行われジャンヌ・ダルク の火刑が決まった異端審問が題材。全2 幕からなる大作でジョイオの代表作。

LSO Live
LSO-0851(1SACD)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27(完全版) サー・サイモン・ラトル(指)LSO

録音:2019年9月、バービカン・ホール(ライヴ)
2019年9月に収録されたラトル&ロンドンSOによるラフマニノフの交響曲第2番がリリースされます。 ラトルは2017年からロンドンSOの音楽監督に就任、先日2023年までその任期を3年延長したことが発表され、両者の相性の良さと信頼度の高さは ますます広く認められることになりました。(同時に2023年からバイエルンRSOの首席指揮者に就任することが決まり大きな話題に。)
ラトルのラフマニノフ交響曲第2番といえばまだ20代のラトルとロス・フィルの録音(1984年)があります。当時はそれほど多くの指揮者が取り上げる作 品ではありませんでしたが、若き指揮者の未来を予見させるには十分の見事な演奏でした。一方ロンドン響は、前首席指揮者ゲルギエフとの演奏(2008年)や、 ラフマニノフのスペシャリストとも言われるアンドレ・プレヴィン(1973年)との録音、などがあり、この作品に特別な思いがある両者の演奏に期待が高まります。
ピアノ曲そのままに、ラフマニノフが思いのたけを込めた甘美なメロディが聴く人の心を強く締めつける第2交響曲。ラトルとロンドン響の今の音楽があふれ 出る、どの旧盤とも異なるうったえかけるような弦の響きが印象的な名演です。 (Ki)

SWR music
SWR-19106CD(1CD)
NX-B06
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 Op. 103 「1905年」 南西ドイツRSO
エリアフ・インバル(指)

録音:2018年11月8-12日 リーダーハレ、ベートーヴェンザール、シュトゥットガルト
もともと「南西ドイツRSO」と呼ばれていたバーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツRSOと、シュトゥットガルト放送交 響楽団が2016年に合併して誕生した、新しい南西ドイツRSO(SWRSO)。この体制となって初となる、待望のシンフォニッ ク・レパートリーがリリースされます。しかも、インバルとの共演によるショスタコーヴィチの交響曲第11番という豪華さ。インバルならではのスコア の深い読み込みと、隅々まで丁寧な表現にオーケストラが万全の反応を示し、物語性の高いこの作品をがっちりと構築しています。弦楽器 の豊かな響き、木管楽器の細やかな歌、確かな技術に裏打ちされた金管楽器の咆哮(トロンボーンのトップは清水真弓)、効果的な打楽 器の炸裂など、このオーケストラの機能性を十二分に発揮した素晴らしい演奏となっています。

BR KLASSIK
BR-900190(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB 106 バイエルンRSO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2015年1月22、23日(ライヴ)
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
ここに収録された2015年1月のヤンソンスが指揮するブルックナーは、この年のミュンヘンにおけるコンサートのハイライトでした。当初オーケストラの会 員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は 初の分売となるものです。総譜を細部まで読み込み、丹念に音にしていくやり方はいつものヤンソンスならでは。メリハリの効いた低弦の音が印象的な 第1楽章での表現力、第2楽章の美しい旋律を歌わせる手腕、そしてブルックナーの特徴がよく出たスケルツォでの推進力あふれる音運びは格別で す。終楽章は、さまざまな動機を経てクライマックスを創り、最後で第1楽章の第1主題が姿を見せるところはまさにヤンソンスならではの圧巻の仕上が りと言えるでしょう。 満場の拍手が、演奏のすばらしさを物語ります。

GRAND SLAM
GS-2229(1CD)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1948年10月24日(2)1952年12月8日*/ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
「未完成」はヴォックス、ターナバウト、アウディーテなど、一方「英雄」はチェトラ、ターラ、アウディーテなどと同一の演奏です。内容については、もはや説明不要かと思われますが、とにかく「過去最高の音質」を達成出来たと自負しています。特に「英雄」は情報量が多く、フルトヴェングラーとベルリン・フィルのライヴの凄さが、脳天までビリビリと伝わってきます。(平林直哉)

REFERENCE
FR-741SACD
(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ピッツバーグSO
マンフレート・ホーネック(指)
クリスティーナ・ランツハマー(S)
ジェニファー・ジョンソン・カノ(A)
ヴェルナー・ギュラ(T)
シェン・ヤン(Bs-Br)
ピッツバーグ・メンデルスゾーンcho

録音:2019年6月6−9日、ハインツホール、ピッツバーグ(ライヴ)
長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE RECORDINGS。そしてREFERENCE RECORDINGSはもちろん、PENTATONE,BIS, など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当しているsound mirror社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。 シリーズ第11弾は、ベートーヴェンの「第9」。2020年はベートーヴェン・イヤーとして多くのアルバムがリリースされましたが、本作はピッツバーグSO の創立125年を祝ってのリリースとなります。ピッツバーグSOは、125年前に最初にコンサートが行われた2月27日にデジタル・プログラムでこの記 念すべき日を飾ります。(詳細はこちらhttps://pittsburghsymphony.org/pso_home/web/give-landing/125th-anniversary-celebration) ホーネックはこのシリーズで自ら解説書を執筆していますが、今回も作品の歴史的背景を洞察し、それをどのように演奏に反映させたか詳細に記しています。そ してさらにマンフレート・ホーネックは、この作品を演奏する意義について以下のように述べています。「『第9』は、世界中の人々を魅了し、その音楽の力で、 歴史的な様々な場面で演奏されてきました。一方、ベートーヴェンの理想とした、人類愛、自由への希求というメッセージを政治的イデオロギーとしてあらわすこ とにも使われています。1898年のベルリンの壁崩壊を記念したバーンスタンのコンサートもその一つでしょう。しかしいつだってこの楽曲は、全人類に真摯語 りかけ、その内容を遥かに超える音楽的マニフェストとして人々に届くのです。」 sound mirror社の高品位な録音で、響きの厚みや緊張感、明瞭なサウンドで記念すべき演奏を収録しています。

DUX
DUX-1636(1CD)
パデレフスキ:交響曲ロ短調 Op.24「ポーランド」 ボフダン・ボグシェフスキ(指)
リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニーSO

録音:2019年8月、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニック・コンサート・ホール(リヴィウ、ウクライナ)
ポーランドの国境からわずか70kmという場所に位置し、過去にはポーランドやオーストリア=ハンガリー帝国に支配され、ドイツ軍による占領、旧ソ連への併合など、歴史に翻弄され続けてきたウクライナ西部の都市リヴィウ。
世界遺産にも登録されているリヴィウ歴史地区群があり、様々な国々の文化併せ持つこの都市を本拠地とするオーケストラ、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニーSOがポーランドの巨匠パデレフスキの「交響曲 Op.24」を録音するという歴史的にも非常に興味深いプロジェクトが実現しました!
ピアノの詩人、ショパン以降のポーランドにおける最も優れたコンポーザー=ピアニストであり、同国の首相や外務大臣を務めるなど政治家としても活躍した偉人であるパデレフスキ。政治家としての活動を本格化する前、作曲家としてのパデレフスキの最後期の作品の1つである「交響曲 Op.24」は、演奏時間60分を超える20世紀初期のポーランドを代表するシンフォニーとして知られています。
ポーランドのマエストロ、ボフダン・ボグシェフスキは、パデレフスキの構想を忠実に再現するために3本のコントラバス・サリュッソフォーンとトルトニオン(パデレフスキ独自のサンダーマシン)の使用を決断。さらに第2楽章の「カンティレーナ」では、コンサートマスターのみではなく、第1ヴァイオリンのセクション全体の演奏に変更するなど、まさに完全版と呼ぶべき演奏に仕上がっています。
交易拠点として発展したが故に支配権の争奪戦に巻き込まれ続けてきたリヴィウのオーケストラと、ポーランドの指揮者のコンビが壮大なスケールで奏でるパデレフスキの「ポーランド」。要注目の新録音です!

DUX
DUX-1666(1CD)
ヂャデク:管弦楽作品集 Vol.2
詩曲*/ヴァイオリン協奏曲+
交響曲第2番「テ・デウム」#
カトヴィツェ・ポーランドRSO*/+/#、
クシシュトフ・ジェヴィエツキ(指)*、
クシシュトフ・ボンコフスキ(Vn)+、
ヤロスワフ・リプケ(指)+、
スタニスラフ・マクラ(指)#、
クラクフ・ポーランド放送cho#

録音:1990年−2002年、カトヴィツェ(ポーランド)
ポーランドとチェコの国境に位置する町、チェシンをルーツとするポーランドの作曲家、アンジェイ・ヂャデク(1957−)の管弦楽作品集の第2巻には、テ・デウムの副題を持ち、合唱を要する「交響曲第2番」など、1987年から2002年にかけての15年間に作曲された3作品を収録。
カトヴィツェでユゼフ・シュヴィデル、ウィーンでフランシス・バートから作曲を学んだヂャデクの作風は、難解な実験音楽的なスタイルとは一線を画し、ヨーロッパの伝統的な作曲技法の延長線上に近代的な響きを融合させたスタイル。

Ars Produktion
ARS-38833(1CD)
ヴァイマル・クラシック Vol.3
クリスティアン・ゴットヘルフ・シャインプフルーク(1722-1770):交響曲ニ長調
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):交響曲ハ短調
クリスティアン・ヴィルヘルム・カール(1804-1830):フルートとホルンのためのコンチェルティーノ
ハインリヒ・クリストフ・コッホ(1749-1816):交響曲イ長調
シャインプフルーク:交響曲変ホ長調
マックス・ポンマー(指)、
ヴァイマル・チューリンゲン室内O

録音:1994&1995年、ヨハネス教会(ドイツ、ヴァイマル)
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けた古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」の第3巻。第2巻に続き、今作もチューリンゲンの音楽遺産、特に18世紀の交響曲ジャンルに焦点を当てた内容で、ドイツの指揮者・音楽学者マックス・ポンマー率いるヴァイマル・チューリンゲン室内Oが当地の名作を披露します。チューリンゲンの都市ルドルシュタットでカペルマイスターを務め、30ほどの交響曲を残したシャインプフルークの華やかな2作品や、バッハの高弟ヨハン・ルートヴィヒ・クレープスの疾風怒濤的なハ短調交響曲など、前古典派〜古典派音楽の愛好家にとって嬉しい発見に満ちた好プログラム。広がりを感じさせる美しい演奏にもご注目ください。

ALPHA
ALPHA-684(1CD)
HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズVol.9 〜別れのとき〜
交響曲第35番変ロ長調 Hob.I:35
交響曲第45番嬰ヘ短調 「告別」 Hob. I:45
ベレニーチェの告別の場面(レチタティーヴォとアリア) Hob.XXIVa:10
 レチタティーヴォ「ベレニーチェ、何をしているの?」
 カヴァティーナ「行かないで、美しい愛しい人」〜レチタティーヴォ「みじめなわたし!」
 アリア「どうして、そんなにひどい目にあわせておきながら」
交響曲第15番ニ長調 Hob.I:15
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
サンドリーヌ・ピオー(S)

録音:2018年11月1-5日グスタフ・マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)、イタリア
イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内Oを指揮し て進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、今 回新たに登場する第9弾のテーマは「別れ」。旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占める のはやはり「告別」の綽名で知られる第45番……疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始 まる各楽器のソロ部分は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。エステル ハージ宮廷楽団着任後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダ イナミックかつスタイリッシュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲 は、贅沢にも名歌手ピオーの歌で聴くことができます。発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説も充実の内容 です。

Capriccio
C-5428(1CD)
NX-B05
アイスラー(1898-1962):ドイツ交響曲 Op.50 ウルズラ・タルクラー(S)
ハンナ・ファールブッシュ=ヴァルト(Ms)
ミヒャエル・エベッケ(Br)
ヤロスラフ・シュタインツ(Bs)
ゴットフリート・ノイナー(朗読)
クリスティアン・シュラム(朗読)
ギュンター・トイリング(指)
ウィーン・ジュネスcho
ウィーンRSO

録音:1989年3月6日ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)
ライプツィヒ生まれのユダヤ人作曲家ハンス・アイスラー。労働運動、共産主義運動に強い関心を持ち、劇作家ベルトルト・ブレヒトと共作で演劇や 映画音楽を数多く残しました。この「ドイツ交響曲」は1935年から1937年にかけて作曲された、4人の独唱者、2人の朗読者を必要とする全11楽 章の大作。内容はファシズムへの批判であり、ナチへの怒りや、抑圧された者たちの悲しみが生々しく歌い上げられています。この演奏は、ウィーン・ ジュネス合唱団の指揮者として、バーンスタインの「カディッシュ」やインバルのショスタコーヴィチ録音に参加してきたギュンター・トイリングが、1989年に ウィーンSOを指揮した演奏です。

FUGA LIBERA
FUG769(1CD)
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲集
室内交響曲 ヘ長調 Op. 73a(原曲:弦楽四重奏曲 第3番ヘ長調 Op. 73)
室内交響曲 ニ長調 Op. 83a(原曲:弦楽四重奏曲 第4番ニ長調 Op. 83)

■ボーナス・トラック
ジョシュア・ワイラースタインによる室内交響曲 ヘ長調 Op. 73a の解説
ジョシュア・ワイラースタインによる室内交響曲 二長調 Op. 83a の解説
ジョシュア・ワイラースタイン(指)
ローザンヌ室内O

録音:2019年6月30日-7月2日 メトロポール劇場、ローザンヌ
1987年ニューヨーク生まれのジョシュア・ワイラースタイン。ニューヨーク・フィルでアラン・ギルバートの助手を務めたのち、現在はローザンヌ室内 Oの音楽監督の座にあり、NHKSOにも既に登場しています(チェリストのアリサ・ワイラースタインは姉)。協奏曲や歌手との共 演以外では2016年のストラヴィンスキー(MDG)以来となるアルバムは、彼が高い興味を持っている作曲家の一人ショスタコーヴィチ。バル シャイが室内交響曲として編曲した5曲の弦楽四重奏曲のうち、番号の若い2曲を収録しています。これらはワイラースタインが手兵ローザン ヌ室内管と作り上げた音楽性に非常にマッチしたものとみえて、編曲の巧みさもさることながら、作品のツボを隅々まで心得た明快な表現は 爽快感を覚えるほど。ボーナス・トラックとして自らの解説も収録する力の入れようで、ここは敬愛するバーンスタインに倣ったものかもしれませ ん。幅広い表現力で評価されているワイラースタイン。今後のリリースも楽しみです。

TOCCATA
TOCC-0587(1CD)
NX-B03
アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-): 管弦楽作品集 第1集
交響曲第7番「Quarantine Symphony 隔離交響曲」 Op.139- 弦楽、パーカッションとピアノのために(2020)
交響曲第3番Op.75(1995-2002)
アンドレイ・ロパティン(Vn)
ドミートリー・ヴァシリエフ(指)
シベリアSO

録音:2019年5月19日、2020年9月20日(全てライヴ)
世界初録音
20世紀ロシアの作曲家ボリス・チャイコフスキーの甥にあたるアレクサンドル・チャイコフスキー。現代ロシアで最も 尊敬される作曲家の一人であり、故マリス・ヤンソンスも彼の作品を愛し、演奏会のレパートリーとして取り上げ ていたことで知られています。普段は巨大なオーケストラのための作品を書く人ですが、2020年の最新作「交響 曲第7番」は、“隔離交響曲”のタイトル通り、コロナ・ウィルス(Covid-19)の大流行下「各々の楽員たちがソー シャルディスタンスを保てるように」及び「社会的に隔離されてしまったオーケストラ」の2つの意味が持たされた小 編成の作品です。ドミートリー・ヴァシリエフは、1972年生まれ。2005年からシベリアSOの首席指揮者 を務めています。

BR KLASSIK
BR-900927(4CD)
NX-C07
『愛は彷徨う』 シューベルトの生涯〜語りと様々な音源による伝記

【DISC 1-3】
『愛は彷徨う』 シューベルトの生涯〜語りと様々な音源による伝記 (ドイツ語)
イェルク・ハントシュタイン 作

【DISC 4】
シューベルト:交響曲第9番「グレート」
【DISC 1-3】
Udo Wachtveitl (ナレーター)
Robert Stadlober (シューベルト)、ほか
アバド、ボザール・トリオ、ブレンデル、フィッシャー=ディースカウなどの音源を抜粋で使用
【DISC 4】
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
バイエルンRSO

録音:2010年5月20、21日 ヘルクレスザール(ライヴ)※初出
BR-KLASSIKの人気シリーズ、音で綴る作曲家の生涯シリーズに、シューベルトが登場。ドイツのラジオなどで人気のナレーターとシューベル ト役の俳優が、その短い生涯での叶わぬ恋、身体を蝕む病、そして死をCD3枚にわたって描きます。全編ドイツ語。またそのバックには、有名 演奏家による名曲の数々が部分的に使用されています。そしてDISC4には、ブロムシュテット指揮バイエルンRSOによる「グレート」 を全曲収録。2010年のライヴ音源で、発売は今回が初めて。細やかにコントロールされながらも軽やかさを失わない歌心、そして全体として はスケールの大きさが際立つ素晴らしい演奏です。



King International
KKC-4248(1CD)
メンゲルベルク/ブラームス:交響曲第1番〜未発表ライヴ録音(1943)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
<ボーナストラック>
インタビュー(1938年2月8日ミュンヘンにおけるドイツ語でのインタビュー 5分)
ウィレム・メンゲルベルク(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1943年4月13日 コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
「ベートーヴェン交響曲集〜未発表録音集(4CD)」につづく、仏ターラが発掘したメンゲルベルク&ACO(アムステルダム・コンセルトヘボウO)の未発表ライヴ、こんどはブラームスの交響曲第1番。これが、フルトヴェングラー&北ドイツ放送響と双璧ともいえる、超ド級の爆演・凄演・大名演!ターラ廃業に伴い、入手困難な輸入盤がメンゲルベルク(1871.3.28−1951.3.21)生誕150年・没後70年周年企画として国内盤で復活します。
ティンパニの強烈連打、巨大なスケール、劇的迫力、濃密な歌いっぷり、ビロードのような弦に代表されるオーケストラの上手さ等、語り尽くせないほど魅力の詰まったCD。
「その根源的な情熱の凄さに感動した。第1楽章はそれこそ赤々と燃えさかる炎です。ティンパニの激しい打ち込みはフルトヴェングラーとは別の凄さがあり、展開部やコーダの遅いテンポはいかにも物々しい。第2楽章は熟れたロマンであり、この妖しい音色は魔的です。第3楽章は木管楽器のリズムの刻みが独特であり、コーダでリタルダンドして終わるのもメンゲルベルクらしい。第4楽章、これまた凄い。序奏の濃密な音、続くアルペン・ホルンの雄大さも圧巻、アレグロの主題はフレーズごとにテンポが落とされるのも個性的だ。その後の集中力も凄まじいが、印象的なのはコーダの直前、第2主題がヴァイオリンが濃厚なポルタメントで奏されるところ。こうなる、とわかっていても、思い切りのけぞってしまう。コーダの金管楽器のファンファーレは、それこそ勝利の凱旋、素晴らしい音だと思う。」(平林直哉)(ライナーノーツより)
43年という戦時下でのライヴ録音。放送原盤復刻に伴うスクラッチノイズこそ一部に残っておりますが、総じてターラならではのしっかりと芯のある音。キング関口台スタジオでのリマスタリングでさらに改善されます。
余白に、これまた初出音源となるインタビューを収録。38年11月8日ミュンヘン・フィルとの本番リハーサルの前に行われたもので、この日の演目であるチャイコフスキーの交響曲第5番について、チャイコフスキーの弟モデストからもらった作曲者自身の修正・書き込み付スコアを参考にしたことなど、貴重な証言をメンゲルベルクの声で聞けます!(解説書に平林氏訳を掲載)
フルトヴェングラー、ワルター、トスカニーニらと〈世界の4大指揮者〉と称され、じつに50年もの長きにわたってACO常任指揮者の座に君臨してきたメンゲルベルク。その人気・実力ぶりを計り知れる至芸を存分にご堪能ください。
*カヴァー写真について・・スイスの山荘に幽閉されていたメンゲルベルク。玄関前で1947年に撮影。非常に貴重なカラー写真。

Goodies
78CDR-3822(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93 パウル・ファン・ケンペン指揮
ベルリンPO

独 POLYDOR 67662/4
1941年10月4日ベルリン録音
パウル・ファン・ケンペン(1893-1955)はオランダ生まれ。アムステルダム音楽 院で指揮法とヴァイオリンを学びコンセルトヘボウOの第2ヴァイオリン 奏者としてキャリアをスタートした。1932年にドイツ国籍を取得し、1933年に 指揮者としてデビューした。1934年にはドレスデン・フィルハーモニーの音楽 監督に就任し、1942年から1944年までカラヤンの後任としてアーヘン市立歌劇 場の音楽監督をつとめた。大戦後は祖国オランダに活動の場を移したが、戦時 中のナチス政権とのかかわりが尾を引き不幸な中アムステルダムで没した。ケ ンペンはこの録音の他SPレコードにベートーヴェンの交響曲第2番、第5番 (ドレスデン・フィル)(Polydor)、LPレコードに第3番「英雄」、第7番(ベル リン・フィル)(PHILIPS)、チャイコフスキーの交響曲第5番、第6番「悲愴」 (アムステルダム・コンセルトヘボウO)(PHILIPS)を残した。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ のSPレコード専 用MC型カートリッジ(3ミル針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
Goodies
78CDR-3823(1CDR)
モーツァルト:交響曲第28番ハ長調 K.200 フリッツ・シュタイン教授指揮
ベルリン大学器楽合奏団

独 ELECTROLA EH 1047/8
1937年5月ベルリン録音
フリッツ・シュタイン(1879-1961)はドイツの指揮者、神学者で教会のオルガン 奏者。イエナの図書館でベートーヴェンの若い頃の作品と思われる「イエナ交 響曲」の楽譜を見つけ出版したが、後に間違いと判明した。彼は1919年から 1933年の長期に渡りキール大学で音楽教授として教鞭をとり、ナチス政権の下 ではユダヤ人関連音楽の排斥に尽力した。そのため、戦後は失職し1961年世を 去った。ナチス協力者の音楽家の一人。だがこの録音は英HMVや米VICTORでも 発売されていた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ のSPレコード専 用MC型カートリッジ(3ミル針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

BIS
BISSA-2512
(4SACD)
ラフマニノフ:交響曲&管弦楽曲集
■Disc 1(75'26)
(1)交響曲第1番ニ短調 Op.1
(2)交響曲 ニ短調「ユース・シンフォニー」
(3)交響詩「ロスティスラフ公」
■Disc 2
(4)交響曲第2番ホ短調 Op.27
(5)ヴォカリーズ Op.34-14(1912)(作曲家自身によるオーケストラ版)
■Disc 3
(6)交響曲第3番イ短調 Op.44
(7)交響的舞曲 Op.4
■Disc 4
(8)幻想曲「岩」 Op.7(1893)
(9)-(12)歌劇『アレコ』からの4つの作品
(13)ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
(14)スケルツォ ニ短調(
(15)歌劇『けちな騎士』への前奏曲 Op.24
(16)交響詩「死の島」Op.29
ラン・シュイ(指)シンガポールSO

録音:(4)(5)2008年7月、(6)2011年7月&8月、(1)(11)(12)(13)2012年8月、(2)(3)(9)(10)(14)(15)(16)2013年7月&8月、
(7)2014年11月、(8)2015年11月/エスパラネード・ホール(シンガポール)
ラン・シュイ率いるシンガポールSOによるラフマニノフの交響曲集&管弦曲集の登場です。これまで交響曲とピアノ協奏曲とのカッ プリングでリリースされてきたラフマニノフのシリーズですが、このセット化では3つの交響曲とヴォカリーズ以外は初出音源となる管弦楽曲との組み合わせで 4 枚組となります。
1997年にシンガポールSOの音楽監督に就任し、今や一流のアンサンブルにしあげたラン・シュイ。ラン・シュイは2019年まで当団の音楽監督をつとめ、 現在は桂冠指揮者として共演を続けております。ここに録音したラフマニノフの交響曲はBISレーベルが誇る名演として知られ、色彩豊かかつ明瞭な演奏が魅 力です。交響曲ばかりでなく、管弦楽曲も丁寧に練り上げており実に聴きものです。当団の充実ぶりを知ることのできる注目の録音がうれしいセット化で登場です。

OTAKEN
TKC-364(1CD)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
北西ドイツRSO

録音:1951 年10 月27 日ハンブルクミジークハレにおけるライヴ録音
※ミント盤LP からの復刻
交響曲の方は、アナログ完成期のレコードからの復刻、変奏曲は大変珍しいプライベートレコードからの復 刻です。共に、アナログのままで聴くことの出来る、こんにちでは、貴重盤と言 えるものです。特に交響曲の盤は、その後、数多くの同曲同演奏の CD が出 た中でも、研究者、ファンの人達に、高音質とされて来たものです。変奏曲の 方も今回の復刻で、音質、演奏とも交響曲と同等のクオリティーを持つことが 判明しました。 さて、演奏ですが、交響曲は 52 年のベルリンフィルとの演奏と、常にベスト を争って来たものです。少なとも気迫の面では、北西ドイツ放響の方が勝って いると言われて来ました。しかし、今回の復刻では、切迫感はむしろベルリン の方で、北西ドイツ放響の方は、悠然とした演奏に聴こえました。これは、旧 ベルリンフィルのメンバーであったレーン(Vn)やトレースター(Vc)などのトップ 奏者たちとの再会がもたらしたものかもしれません。少なくとも、他流試合のよ そよそしさは全くなく、古巣に帰って来たかのような親密感溢れる演奏です。 是非、ご確認くださいませ。 尚、2楽章の終わりの方で、数回の微弱な周期的プチノイズが出ます。又、 今回、マスターにおける各曲最終音の、エンジニアによるフェードアウトの失 敗を修正しております。お含みおきくださいませ。 (オタケンレコード 太田憲志)

Sterling
CDM-30072(1CDR)
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(1920−2000):交響曲第8番「クロウマータ交響曲」*
交響曲第5番「ウィーン風」**
マルメSO*、
クロウマータ打楽器アンサンブル*、
B.トミー・アンデション(指)*
ヘルシングボリSO**、
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(指)**

録音:1980年11月18日(第5番)、2002年4月18日(第8番)
スウェーデンの作曲家ルンドクヴィストの管弦楽作品シリーズ第4作。交響曲第5番は、スウェーデン南西部の港湾都市、ハルムスタードの室内Oの委嘱で作られた作品です。ルンドクヴィストは、依頼を受けた時に作曲中だった第4番がハルムスタードのアンサンブルには大きすぎるため、1952年に作曲してあった室内Oのための 「シンフォニエッタ」 を3楽章の交響曲に拡大。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのウィーン古典時代の形式とスタイルを反映する副題をつけた第5番 「ウィーン風」 としました。1980年春、ハムスタード室内Oにより初演。このアルバムには、その秋、ルンドクヴィストがヘルシングボリSOを指揮したスタジオでの録音が収録されています。
交響曲第8番は、スウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」を念頭において作曲されたため 「クロウマータ交響曲」 の副題をもっています。ルンドクヴィストが1960年代に試みた実験的手法と、インドネシアのガムラン音楽の影響のはしりともいえる手法との関連がみられる、3つのブロックに分かれる1楽章の作品です。ルンドクヴィストが亡くなった後の2002年にクロウマータとB. トミー・アンデション(指)マルメSOが初演。このアルバムに収録されたのは、スウェーデン放送のアーカイヴに第8番や他の作品とともに保存される、その初演のオリジナル・ドキュメント録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Sterling
CDM-30062(1CDR)
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト:交響曲第2番「…自由のために」*
交響曲第9番「生存」**
ストックホルム・フィルハーモニックO *、
スティーグ・ヴェステルベリ(指)*、
ウメオーSO **、
ロイ・グッドマン(指)**

録音:1972年9月27日、フォルケッツ・ヒュース(公民館)(ストックホルム)(ライヴ)(第2番)、1999年4月22日、ウメオー公民館 イドゥン劇場(ウメオー)(ライヴ)(第9番)
交響曲第2番「…自由のために」 は、ルンドクヴィストが1956年のハンガリー動乱を機に作曲を始め、多忙のため作業を中断してしまっていた作品。彼は、1968年、ソビエト連邦軍のプラハ侵攻に触発されて作曲を再開し、1971年1月26日、マルメSOをルンドクヴィスト自身が指揮して初演をしました。〈カンツォーナ〉〈トリプル〉〈悲歌〉〈終曲〉の4楽章で構成されています。初演の翌年、ストックホルム・フィルハーモニックOがスティーグ・ヴェステルベリの指揮で再演、この演奏を聴いた「ダーゲンス・ヘーテル」新聞の批評家が、「畏敬の念を起こさせる人間性の記録…」と評しています。このディスクに収録されたのは、この再演のライヴ録音です。
第9番は一楽章で書かれた交響曲です。ガンに侵されていたルンドクヴィストが、第5番となる予定だった作品の楽譜を見つけ、持てる力をふりしぼって完成させ、一連の治療が成功したことにちなみ「生存」の副題を与えられました。このアルバムの演奏は、スウェーデン放送が放送用に収録した、1999年4月22日、ロイ・グッドマンとウメオーSOによる初演の録音です。イトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ベートーヴェン没後250年記念復刻

Treasures
TRE-241(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
シューベルト:交響曲第9番「グレート」*
アルトゥール・ローター(指)
BPO、ベルリンRSO*

録音:1951年12月6日ティタニア・パラスト、1950年代中期?(共にモノラル)
※音源:Club Mondial Du Disque CMD-A302、URANIA URLP-7152*
◎収録時間:71:04
“BPOの一時代を支えたローターの恐るべき洞察力!”
■音源について
ベートーヴェンは、TUXEDOから擬似ステレオでCD化されていたURANIA音源。使用盤はフランスのフラット盤でもちろんモノラル。フラット盤特有の雑味感がかえって演奏の濃密さを炙り出しています。ロータの同曲は1959年のステレオ再録音もあり、TRE-202で発売済み。一方のシューベルトは、このURLP-7152ではオケ名がBerlin Symphony Orchestraと表記されていますが、Symphony Orchestra Of Radio Berlinと書かれているレコードもあります。ここではM.グレイ氏の記載に従っておきます。

★アルトゥール・・ローターは、フルトヴェングラーヴェンより1歳年長。戦前〜戦後のBPOを下支えした功労者です。1954年12月9日のベルリン・フィルのフルトヴェングラー追悼演奏会の指揮者は、ローターでした(メイン・プロは「英雄」!!)。劇場畑らしく、フレーズの意味の捉え方、場面転換時の鮮やかな間合いは、フルヴェン以上と思える箇所さえあります。
 まずベートーヴェンの凄さ!フルトヴェングラーを思わせる凄まじい精神的高揚感が感動を呼び、後年のステレオ再録音(TRE-202)とは趣が全然違います。第1楽章は、この先のドラマの予感をふんだんに湛えた序奏から、主部は前身あるのみの一途な進行。第2主題は一旦テンポを落としますが、ここでインテンポで切り抜けるなど到底考えられないほど、自然なテンポ操作で、それがいつの間にか今までの速いテンポに戻っている点も熟練の業!唐突感が先行して古さが際立つメンゲルベルクのテンポ感とは訴えかけが違います。
第2楽章は、冒頭からピュアな美しさ!これほど伸びやかで慈愛に溢れたアンダンテ・カンタービレは稀有。フレーズの末端までニュアンスが充満。展開部の幻想性と音像の広大さは、これぞ懐の深い音作りの最高の実例!最後の2小節の音符をこんなに丁寧に置いた例も他に知りません。
 第3楽章は、トリオ直前にルフト・パウゼが入るのは典型的な旧スタイルなので、不感症の評論家などはその古さだけをあげつらうでしょうが、心ある音楽ファンならそうしなしないとかえって不自然であることを実感していただけるはず。中間部のクラリネットのメロウな響きも忘れられません。
 終楽章冒頭は、指揮芸術の粋の結晶!第1音でごく僅かにフルートが先走るその音色のなんと神々しいこと!その序奏部で、杓子定規に音符が置かれる瞬間は皆無なのです。
 この曲は先人の影響下にあることを強く意識させるか、ベートーヴェンらしさを印象づけるために様々なデフォルメを施越されることが多いですが、ローター、音楽の根源的な力でベートーヴェンらしい豪放さを具現化。その姿勢は絶対忘れてはならないのではないでしょうか?
 シューベルトもベートーヴェンと同様にスコアを単純に捉えて愛の不足する演奏とは一線を画します。テンポ設定は、もちろん「遅めのアンダンテ」から主部へ向けて徐々に加速する従来型。テンポ設定のセンスを問う試金石であるこの作品dすが、いちいちテンポ処理センスには舌を巻くばかり。第1楽章第2主題の入りでテンポを落とす例は珍しくないですが、第2主題を徹底的に歌うために、直前に心の準備をするように信じがたい減速を敢行。再現部の同じ場面はそのコントラストがさらに明確化します。展開部6:45からの低弦のゴリ押しは実にいなせ。そして泣く子も黙るコーダの畳み掛け!
 第2楽章は切なさを湛えつつも、音楽に毅然とした精神が宿っているので1:08のスフォルツァンドとも自然に連動している点にご注目を。最高潮に達した直後、9:08のピチカートの得も言われぬ幽玄さ、誰よりも孤高さを滲ませたフレージングとテンポ感にも感涙。
終楽章は10分台の熱い高速モード!0:19以降ヴァイオリンが細かい音型を刻む中で低弦が持続音を鳴らし続けますが、それをはっきり活かすことで音楽が痩せるのを防ぐというように、常に声部バランスを注視する指揮者の眼力が光ります!【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-242(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第2番
シューマン:「マンフレッド」序曲*
 交響曲第2番ハ長調Op.61#
カール・シューリヒト(指)
ベルリンRIAS響、
フランス国立放送O

録音:1953年11月19日ベルリン、1963年5月14日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)、1955年9月(モントルー音楽祭ライヴ)#
※音源:MOVIMENT MUSICA 08-001、ERATO ERL-16009*,#
◎収録時間:78:58
“モーツァルト寄りの解釈でじっくり紡ぎ出すベートーヴェン!”
■音源について
ベートーヴェンは、ワルラー、フルトヴェングラー等のライヴ音源で構成された交響曲全集の一部。この「第2」は放送音源と思われます。シューマンは、フランス国立管弦楽団創立50周年記念盤。日本では1985年に初めて紹介され、宇野功芳氏も激賞していた名盤。なお、交響曲第2番第1楽章の4:15で、マスター・テープの傷みと思われる音揺れがありますが御了承ください。

ベートーヴェンの「第2番」は、ハイドン、モーツァルトの延長線上に誕生したことを改めて実感させるアプローチ。近年ではこの曲のスリリングな側面にこだわったエキセントリックな演奏が多いですが、シューリヒトのこのアプローチこそが、作品の身の丈にあった本寸法の解釈なのではと思えてきます。羽のような軽みを帯びた音作りはまさにシューリヒト節。。それがピタリとハマっているのです。
 第1楽章冒頭、いささかも間を置かず一息でフレージングするのは、文節を区切るようにゴリゴリと進行するドイツ主流派の手法と異なります。主部は颯爽としたテンポながら、内声部は驚くほど有機的な鳴り方。展開部ではそれがより顕著となります。第2楽章は、透明感の高いフレージングで、シューリヒトの気力は盤石。古今を通じ、これほど高純度の音楽はめったに聴けません。短調に転じる4:04以降、音色の微妙な変化に確実に対応する繊細さや、16分音符の刻み(7:45〜など)に明確な意思を宿らせるのもシューリヒトならでは。終楽章は、中庸テンポの進行ながら噛めば噛むほど味が出る独特の佇まい。展開部2:00以降の弦の連動ぶりには是非ともご注目を。シューリヒトが引き出すハーモニーはいつも軽みと柔らかさを湛えていますが、それはこういう有機的連動を実現するためだと思えます。響きを分厚く盛っていてはこうは行かないはずです。最後の激しい強弱変化への対応も至ってクール。
 この演奏は、いわゆる「通好み」な演奏の一言で片付けられそうですが、シューリヒトの芸の醍醐味を知る上では不可欠の名演だと確信する次第です。
 シューマンの「マンフレッド」は、誰も異論など挟みようのない超名演。ベートーヴェンでは冒頭を一息のフレージングで開始しましたがた一方、こちらは冒頭の3つの和音を一振りで一気にぶつけます。以降も、シューリヒトには珍しいほど白熱的な演奏を展開。しかも勢いに任せた感がなく、呼吸が恐ろしいほど深く、リズムの足取りも揺るぎなし。造形の大きさも特筆ものです。
 同「第2」も、不健康さとは無縁の雄大なスケールで、渾身の呼吸で描ききっており、フランスのオケの明るい色彩とも融合して、陰にこもった演奏にはない味わい。この曲のアプローチの重要な指標と言えましょう。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-243(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.4〜フルトヴェングラーの「エロイカ」
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕前奏曲*
リスト:交響詩「前奏曲」#
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO

録音:1954年3月4日*、1954年3月3日#、1952年11月26,27日ウィーン・ムジークフェラインザール(全てモノラル)
※音源:日TOSHIBA HA-50609*,#、AB-7081
◎収録時間:77:10
“歴史的名演の真価を最大限まで堪能できる理想の復刻!”
■音源について
この「英雄」の赤盤はこれより前にHA5056でも出ていますが、ここでは音の見通しが格段に良い後発のAB-7081(「スタンパーは同じ)をあえて採用。単に溝の経年差ではなく、製盤技術の差が感じられます。また、ブライトクランクで気になった微妙な音の震えもここには皆無。芯の強いサウンドで鳴ってくれます。

★湧々堂では、フルトヴェングラーの録音は意図的に紹介を避けてきました。手を変え品を変え再発盤が氾濫し続ける状況は異常だと思うからです。しかし、この「英雄」だけは取り上げないわけには行きません。この説明不要の超名演を私も大方の評判どおり枯淡の境地に達したフルトヴェングラーの芸術の極みと捉え、殊にこの録音に関しては、ブライトクランク盤の方が、無駄を排した精神的な響きを味わうのに最適と思っていました。ところが、この赤盤(HA-5060)に接して、そのイメージがあまりにも短絡的だったと気付かされました。まず、響きの厚みと太さ、リズムの生命力!それはまさにフルトヴェングラーそのもので、枯れたいう形容が当たらないのです。そこにVPOならではの柔和さも加味されて、人間の業の全てを許すようなおおらかな空気となって広がり、独特のスケール感を醸成。こうなると、ブライトクランクの音はただの痩せた音としか思えなり、我ながら閉口します。
 そういった素晴らしさを引き出してくれる他のレコードの存在をご存知の熱心なファンの方もいらっしゃることでしょうが、少なくとも私が知り得た範囲では、音楽的な要素を最大限まで再現していると実感できたディスクは、この赤盤だけなのです。例えば、第1楽章2:30からのホルンの補強の意志の強さ!ちなみに、高域が伸びが良くなったとか、低音の力感が増した、といったオーディオ的(?)な意味での高音質だというのではありませんので、念の為…。
 リストに関しても、この復刻で初めて血の通った強靭な名演と実感。7:35からの魂の結晶度の高さはトップクラスですし、一つの楽想から次の楽想への以降が全く器用さがなっく、そういう手工芸的な作業がから人間臭いドラマが引き出されます。コーダの濃密な音のブレンド感もCDでは感じにくいのではないでしょうか?【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-244(1CDR)
ハイドン:交響曲第22番変ホ長調 「哲学者」 Hob.I:22
 交響曲第90番ハ長調 Hob.I:90
ベートーヴェン:交響曲第4番*
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンドO

録音:1965年10月、1958年11月*
※音源:LONDON CS-6481、豪DECCA SDDA-104*
◎収録時間:79:18
“作品への誠実な愛を成就すべくクールな姿勢を堅持”
■音源について
 アンセルメのハイドンは「パリ交響曲集」が初のステレオ録音として名高いですが、その後に録音された22番&90番は見落とされがち。ベートーヴェンの4番は全集の中でも比較的初期の1958年録音ですが、この年代でこれだけの鮮烈な音が鳴ること自体、はやり驚異的なことです。スケール感と見通しの良い音像を兼ね備えたオーストラリア盤を採用。ジャケットはフランス盤のもの。

 ハイドンの2曲は、1962年に録音された「パリ交響曲集」よりも音楽的な感興が優り、アンセルメの思い入れも一層色濃く反映されていると思います。ピリオド的解釈に拠らない演奏としても、今や貴重な存在です。第1楽章特徴的なホルンとコーラングレの対話が導き出す空気感は宇宙的な広がりと幻想を感じさせ、第2楽章では、リズムの沸き立ちのみならずエレガンスが常に寄り添います。第3-4楽章にかけては、この曲の独特の音色的とシンプルな構成との調和がアンセルメの音作りの志向と見事にマッチ。この曲をあえて選択したのも大いに頷けます。
 90番は、第1楽章の生き生きとしたリズムが耳を捉え、メンデルスゾーンやビゼーの交響曲のような鈍重さがないのが嬉しい限り。第2楽章は、短調の変奏部における決然としたハーモニーの打ち出しが印象的。第3楽章は、ベームは立派すぎて笑顔が少な過ぎると感じる方にうってつけ。特にトリオのオーボエ・ソロの後の弦の下降音型の楽しさ!終楽章は、逆にベーム以上に表情のコントラストを抑えて、作品の潜在力だけで勝負。その分、転調や例の偽休止のユーモアが実感できます。やはり、この楽章も面白さを分解して説明調になってしまっては野暮というものでしょう。
 ベートーヴェンの4番は、3番、5番、7番で見せた意外過ぎる闘志剥き出し型ではなく、いつものクールなアンセルメ・スタイルで、作品との一定の距離感を崩さず、精巧に音楽を構築、常に地に足のついた進行を続けます。
第1楽章主部に入ってすぐ、3:18〜、3:42〜などのティンパニ連打の明確な打ち出しは、まるで鋼鉄のような強靭さ。この響きは、終楽章ではさらに音像の性格を決定づける重要な役割を果たすことになります。第2楽章は、3:43からのクレッシェンドが実に効果的。この作品を聖地に構築した名演は数々あれど、自身の演奏スタイルを徹底的に刻印しつつ、作品の持ち味と同化させたという点で、この演奏は決して見逃せません。1,4楽章は提示部リピートあり。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-245(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.5〜クリュイタンスの「運命」&「未完成」
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」#
アンドレ・クリュイタンス(指)BPO

録音:1958年3月10&13日、1960年11月* 、1958年3月10-11&13日# ベルリン・グリューネヴァルト教会 (全てステレオ)
※音源:日TOSHIBA AA-7025、AA-7040*,#
◎収録時間:73:42
“古き佳きBPOの響きを更に美しくブレンドした味わい深いベートーヴェン!!”
■音源について
クリュイタンスの「運命」の英国初期盤は「第9」と並んで高値で取引されています。しかし、最初期の英HMV*ASD267を何種類も聴きましたが、確かにスケール感はありますが、どんな綺麗な盤でもこの演奏の繊細なニュアンスが削ぐ雑味や濁り、カッティングに起因すると思われる音の掠れが否めません。そこで時代を下ってWRC盤や日本盤なども含め、特にティンパニの皮の感触までしっかり感じ取れることを念頭に厳選に厳選を重ねた結果は、最も納得できたのは、意外にも日本の、それも初期盤ではない赤盤のAA-7040でした。オリジナル通りの「レオノーレ3番」とのカップリング盤は、盤の材質によるのかチリチリ音が混入して問題外。その後は「未完成」とのカップリングばかりですが、1楽章の終盤や終楽章前のティンパニの硬質な響きが確実に聞き取れるのはAA-7040だけだったのです。もちろんこのティンパニの音はCDでは丸く柔らかく変質しており、それが音楽全体の印象にも影響を与えていることは言うまでもありません。

「運命」における古風な響きはいかにもフルトヴェングラー時代の響きを想起させますが、そこにクリュイタンスならではのスタイリッシュさ、流麗さが加わり、唯一無二の品格溢れる大名演となりました。クリュイタンスのベートーヴェン:交響曲全集の中で、一般には「田園」の評価が高いですが、湧々堂としては「第5」と「第9」をトップに挙げます。
 第1楽章は、フルトヴェングラー時代の癖を一旦端正な楷書体に戻した上で、内面から滲む精神的なニュアンスをしっかり活かした音作りに、唸らされます。展開部冒頭3:19の古風なホルンの強奏が醸し出す切迫感、6:57のティンパニの、これ以上考えられない含蓄ある打ち込み、コーダの造形を保持した中での熱い闘志など、聴き手を惹きつけて離しません。第2楽章冒頭の低弦は序奏的な前置きではなく、確実にニュアンスを刻印。緩徐楽章に相応しい優美さを湛えつつ音楽を脆弱にしないのは、クリュイタンス特有の詩的なニュアンスの賜物でしょう。教会の残響が伴うと音楽全体の重厚さは軽減される傾向があるにもかかわらず、特に3楽章において、運命の動機が荘重を保持いしているのは印象的。終楽章は、騒ぎ立てない大人の風格美!そして何度も申しますが、ティンパニの惚れ惚れする響き!肝心なのは、それが決して強打ではないという点。ベートーヴェン作品においていかに重要な楽器であるか思い知るばかり。後半のフルート、ピッコロが全体にこんなに美しくブレンドしている演奏も他に類例を見ません。
 そのブレンドの妙味は「レオノーレ第3番」も同じ。15分台のかなりの低速ですが、弛緩は一切なし。噛んで含めるようなニュアンスが全体に安定感と、作品へ共感する時間的なゆとりを与えて味わいもひとしお。序曲集の全ての曲が名演です、一時代前のBPOの響きを堪能する上でも、指揮者の最良の個性が生きた演奏としても、これは突出しています。
 「未完成」は、最初のコントラバスのゴリゴリ感が最高!どうか、弦のブルブルと震えていることをしっかり感じてください!2つの楽章とも遅いテンポが設定されており、大抵はメリハリを欠く演奏に陥りがちですが、クリュイタンスはフレージングに停滞感が皆無。
0:41の本当に微細なリタルダンド!この力の減衰と音色の影の落とし方は奇跡的!そういうほんの僅かなニュアンスの陰影が音楽全体に無限とも思える内容味を想起させるのです。第2主題直前でこんなに大きくテンポを落とす演奏はもはや聴けませんが、何度も申しますが、そこに「古臭さ」などあるでしょうか?その第2主題がまた絶品!純粋な憧れを優しく育むような信じ難いニュアンスです。第2楽章は、特に木管の素晴らしさにご注目を。2:38からのクラリネット、オーボエはその音色美自体最高の音楽で、そこに何の添加物も要しません。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-246(1CDR)
ヨッフムのベートーヴェン&シベリウス
シベリウス:交響曲第7番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」*
オイゲン・ヨッフム(指)
ハンブルク国立歌劇場O、BPO*

録音:1943年(ライヴ?)、1951年3月19日RIASスタジオ*
※音源:Melodiya M10-46747-009、MOVIMENT MUSICA 08-001*
◎収録時間:63:41
“フルトヴェングラーへの尊敬と独自のこだわりを完全一体化した異色の「田園」!”
■音源について
ヨッフムとシベリウスは結びつきにくいですが、1955年に「夜の騎行と日の出」などをセッション録音しており、決して縁遠い作曲家ではなかったようです。「田園」は1954年のセッション録音(DG)が知られていますが、これはフルトヴェングラーも元気だった頃の録音。

★「田園」は、第1楽章の気が遠くなるほどの低速テンポが、ヨッフムが尊敬するフルトヴェングラーそっくり。ただ、フルトヴェングラーはその個性が全面に出ているのに対し、ヨッフムはもっと作品の持ち味に寄り添っているのが特徴的です。しかもここでの解釈の多くは最晩年の録音まで継承されているので、キャリアの早い段階から解釈を練り込みじっくり固めていったことが窺えます。第2楽章最後のカッコウの鳴き声はあえて音価を短くして、実際のカッコウの鳴き声のコピーを試みているのが興味深いところ。後年の再録音ではスコア通りに戻しています。第3楽章は中間部主題(1:53)にご注目を。殆どの演奏が「ファー・ドー・ファー・ドー」と2音しか響いてきませんが、実際の音符は「ファー・ソ・ファ・ドー・レミ・ファー・ソ・ファ・ドー・レミ」です。その差のあまりの違いにこの演奏で初めて気づく人も多いのでは。因みに、54年盤でもこの配慮がと取られています。第4楽章は後半のピッコロの活かし方の何といういう入念さ!ティンパニを全て強打させるような短絡的なことはしないことも含め、ヨッフム自身が語っている「美しく響くこと」を優先する美学の表れでしょう。終楽章もコンセプトが明確。感謝の気持を全面に出す推進力溢れる音楽を徹底させており、安堵感で包み込むゆったりとした演奏とは一線を画します。放送用録音と思われ、ノイズ感のない聞きやすい音質です。
 シベリウスは、果敢に作品の核心に肉薄する緊張溢れる演奏。録音は古いですうが、アプローチには微塵もカビ臭さなどなく、本物の共感に最後まで引き込まれます。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-247(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第7番*
J・シュトラウス:「こうもり」序曲
 アンネン・ポルカ
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「うわごと」
J・シュトラウス:「ジプシー男爵」序曲
 ポルカ「狩り」
 ワルツ「ウィーンの森の物語」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
VPO

録音:1959年3月9 - 10日*、1959年4月7-8日(全てステレオ)
※音源:独RCA SMR-8010*、SMR-8012
◎収録時間:77:36
“作品の生命感とカラヤンの美学がバランスよく共存した名演!”
■音源について
カラヤンVPOのデッカ録音(CD9枚分)の最初の録音なので、「ドボ8」などと比べ、なんとなくモヤッとした音なのが残念でしたが、このドイツ盤では音が引き締まり、フレッシュな演奏を堪能できます。

★カラヤンが繰り返し録音を重ねたベートーヴェンの中で特に傑出した名演。内声部を抉り出すような精緻さよりも、自然で健康的な推進力を最優先。VPOの個性も伸び伸びと開放していますが、ルーティンに流れやすい箇所はしっかり引き締めているので造形は崩れず、音楽の流れに淀みがありません。第2楽章のカラヤン特有のレガートも、VPOの響きのおかげで人工的に傾かず心に染みます。
 後年、弦を中心とした音像や、あからさまな強弱のコントラストも抑制するカラヤンの志向はqここでもはっきり現れています。例えば終楽章0:33からや4:57からなどは、主役は管楽器へ移るのが普通ですが、ここでは明らかに弦が主役のまま。終楽章では後半の盛り上がりも迫真。この楽章はリズムが命であることは言うまでもないですが、リズムの正確さは目指していないからこそVPOの自発性に火が付き、この白熱的な高揚に繋がったと思われます。
 シュトラウスの作品でも、そのVPOの自発性はもちろん尊重し、カラヤンの抑制美、巧妙な演出力が一体となり、実に聴き映えのする演奏を実現。特に2つの序曲と「うわごと」は、少なくともVPOによる演奏としては最高峰と言えるでしょう。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-248(1CDR)
メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」*
 序曲「フィンガルの洞窟」*
ベートーヴェン:「エグモント」序曲**
 「アテネの廃墟」#〜序曲/トルコ行進曲
 交響曲第8番ヘ長調 Op. 93+
ヨーゼフ・カイルベルト(指)
BPO*,**、ハンブルク国立PO

録音:1962年2月9日*、1960年4月11日-5月1日**、1960年4月26日#、1958年2月6-10日+(全てステレオ)
※音源:独TELEFUNKEN SNA-25016*、NT-361#、SNA-25016-T-2**,+
◎収録時間:64:12
“これぞ「ベト8」演奏史上に輝く偉大なスタンダード解釈!”
■音源について
ベートーヴェンの「8番」は、「テレフンケン録音集」(22CD)などではモノラル・ヴァージョンが採用されていますが、ステレオ・マスターが失われたのでしょうか?すべての録音がステレオを無条件に選ぶべきだとは思いませんが、少なくともこの録音に関する限り、ステレオでなければ演奏の偉大さは伝わりません!

★カイルベルトによる一連のテレフンケン録音の中でも、ハンブルク国立POとの録音は全てが名演と言っても過言ではありませんが、特にこの「ベト8」はダントツのトップ!コンパクトにまとめた演奏が一般的な中、堂々と不屈のベートーヴェン像を投影し尽くすというカイルベルトの慧眼には、いくら感謝しても足りません。近年ではノリントン象徴されるような、この曲の面白さに焦点を当てた演奏も増えていますが、カイルベルトは仕掛け」などには目もくれず、クナのような極端な確信犯にも走ることもなく、ただスコアを誠実に鳴らしているに過ぎません。それでいながらこの風格美!そしてその風格自体が音楽的な感興を携えて胸に迫るのです。
 第1楽章は、軽快に3拍子を刻むのではなく、拍節感を音楽の底流でしっかり脈打たせて、根底から推進力を与えるという奥深い配慮!ごく中庸のテンポでの進行に圧倒的な風格を感じさせる要因は、その辺にあるのかもしれません。2:04や4:09ではティンパニがいかに音楽の肝として作用しているか思い知らされるはず。展開部では、各声部の連動力が尋常ではなく、他の演奏ではなかなか感じられない精神の高揚を明確に突きつけます。第2楽章も、センス満点のインテンポ進行。楽章結尾でもリタルダンドなどしません。
逆に、第3楽章冒頭でごくわずかにテンポが粘るのには、唸らされます。このわずかな粘り腰があるのとないのとを想像してみてください。中間部は録音の良さとも相まって、単なる素朴さを超えた広大な空間を現出。終楽章は、全曲の締めに相応しい安定感抜群のテンポに乗せて、作曲家への揺るぎない敬愛を誠実に注入し尽くした演奏で、これ以上何を求められましょう!
 メンデルスゾーンは描写力の凄さに感服。と言っても決して絵画的なそれではなく、あくまでも音の構築による陰影によってドラマを導くく手法。地味ながら着実な歌心と共に、劇場経験の豊富さも大いに発揮された名演です。【湧々堂】

Treasures
TRE-249(2CDR)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」*
フリードリヒ・ヴィット (1770-1836):イエナ交響曲.ハ長調
コリー・ベイステル(S)
エリザベス・プリッチャード(C.A)
デイヴィッド・ガレン(T)
レオナルド・ヴォロフスキ(Bs)
ワルター・ゲール(指)
ネーデルラントPO&cho

録音:1955年*、1952年(共にモノラル)
※音源:Musical Masterpiece Society MMS-2034*、 MMS-2034F
◎収録時間:67:11*+21:18
“伝統的な演奏スタイルを洗い流すことで顕在化した希望の光!”
■音源について
ゲールは「第9」を同じコンサートホール・レーベルにフランクフルト放送響とも録音していました。ネーデルラント盤はステレオ・バージョンも存在(モノラルがオリジナル)することから、こちらの方が新しい録音とも思われますが、M.グレイ氏のディスコグラフィではフランクフルト盤が1960年と記載されており、判然としません。
 ボーナス・ディスクには「イエナ交響曲」を収録。ベートーヴェンの習作と考えられていた作品ですが、1957年にベートーヴェンと同時期に活躍したヴィットの作だと判明しました。この録音は偽作と判明する以前に行われたので、もちろんヴィットの記載はどこにもなし。気合の入った演奏ぶりからも何の疑いもなくベートーヴェンの作品として録音に臨んだものと思われます。使用LPは共にMMS-2034ですが、こちらは結尾にFが付いているフラット盤です。

★この「第9」を高尚な芸術作品然とした音楽ではなく、より人間の本質に肉薄する音楽、ベートーヴェンの意思に叶う音楽として再現することを これほど本気で目指した例も珍しいのではないでしょうか?
第1楽章冒頭トレモロから曖昧さはなく、気合十分。往年の独墺系指揮者のような重厚さやテンポ・ルバートの多用から解き放った立体的な構築を土台として、全てのフレーズに共感の限りを尽くします。提示部最後の3:56からのリズムの高潔さと意志力はジョージ・セルよりも優り、7:43からは噴射力が凄まじく、弦のトレモロをはじめ、全パートが必死。過剰に音像を肥大化させずに、一途に突進するコーダは、毅然と生きる決意表明のよう。
 第2楽章も推進力に一切淀みなし。ホルンの被せ処理を行わないのも、慣習的な演奏スタイルを洗い直そうとする意志の表れで、レイボヴィッツ等にも共通する先鋭的な姿勢が窺えます。ここまでイン・テンポを基調として来た中、トリオ後の後半でわずかにテンポを落として、リズムの重心も落とすのは実に意味深長。
 第3楽章の敬虔な祈りを湛えた名演は数々ありますが、ゲールの祈りは単なる雰囲気ではなくまさに迫真。「田園」の終楽章の様に清々しテクスチュアに希望の実現を確信する力が融合。しかもここで遂に人間的な温もりを持つフレージングの注入させるという意外さも手伝って、他では味わえない感動を届けてくれます。
 終楽章は一気呵成の突進のように見えて、決して浮足立った響きにしないのは流石。4:20からの弦の高潔美もさることながら、5:06からのテーマ斉奏には渾身の歌が注入されており、この後の合唱と対等の存在感を示しています。しかも、フレーズ結尾の5:49をスタッカートで切り上げるという離れ業まで!10:11からのマーチのリズムの良さや、19:15から突如低速モードに転じて戦慄を呼ぶなど、とにかく表現に妥協がありません。
 独唱陣の歌唱が高水準なのも嬉しい限り。21:51からの四重唱では各人の一歩も引かぬ表現の応酬を見せ、それが強烈な説得力を持つのは、4人共自身の技術と音楽性に自負を持っている証し。そしてコーダは、たがを外す寸前まで歓喜を爆発させるのです! 【2020年12月・湧々堂】


Altus
ALT-455(6CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
モノラル
日本語帯・解説付
クナッパーツブッシュ&VPO〜ORF戦後ライヴ大集成

(1)ブルックナー:交響曲第3番(1889年稿)
(2)R・シュトラウス:ス:交響詩『死と変容』
(3)R・シュトラウス:アルプス交響曲
(4)フランツ・シュミット:軽騎兵の歌による変奏曲
シューベルト:交響曲第9番ザ・グレイト』
(5)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
シューマン:交響曲第4番ニ短調
(6)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

(1)1960年2月14日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1958年11月9日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(3)1952年4月20日楽友協会 大ホール(ウィーン)、ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音
(4)1957年10月27日/楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(5)1962年12月16日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(6)1961年10月29日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに 保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったクナッパーツブッシュの名演を新リマスターで6枚組セット化!音質 改善と共に、元のテープで難のあった個所も最大限手をかけ聴きやすい音に調整。心機一転生まれ変わったクナの大演奏をお楽しみいただけます。ブックレッ トには既発の単売CD原稿を網羅して掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! (Ki)

Altus
ALTSA-451(1SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
モノラル
251' 10"
日本語帯・解説付
フルトヴェングラー&VPO〜ORF戦後ライヴ大集成

(1)ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱付き』
(2)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ヴァイオリン,チェロとオーケストラのための二重協奏曲
(3)ブラームス:交響曲第1番ハ短調
(4)マーラー:さすらう若人の歌
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO
(1)イルムガルト・ゼーフリート(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)、アントン・デルモータ(T)、パウル・シェフラー(Br)、ウィーン・ジングアカデミー (合唱)
録音:1953年5月30日楽友協会 大ホール(ウィーン) ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)ウィリー・ボスコフスキー(Vn)、エマヌエル・ブラベッツ(Vc)
録音:1952年1月27日楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(3)録音:1952年1月27日楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(4)アルフレート・ペル(Br)
録音:1952年11月30日楽友協会 大ホール(ウィーン) ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)が収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管され ていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったフルトヴェングラーの名演を2020年最新リマスターでSACDシングルレイ ヤー化!53年の『第九』を始め、ついに真の姿を現したと言っても過言ではない素晴らしい音質に生まれ変わっており、フルトヴェングラー究極の至芸に 打ちのめされること間違いなし。ブラームスのドッペルで聴けるボスコフスキーとブラベッツのソロもウィーン・フィルならではの堪らぬ魅力にあふれています。 CD4枚分、251分もの内容を贅沢にも1枚のSACDに完全収録、ブックレットには既発CDの原稿を網羅して掲載。完全限定生産品のため、お早目の 入手をお勧めします!
Altus
PA LTSA-029
(2SACD)
ギュンター・ヴァント不滅の名盤[15]〜北ドイツRSO編
(1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
(2)モーツァルト:セレナーデ第6番「セレナータ・ノットゥルナ」K.239
(3)モーツァルト:セレナーデ第9番「ポストホルン」
(4)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
(5)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲
(6)ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII-11
ゲルハルト・オピッツ((4)P)
ニキタ・マガロフ((5)(6)P)
ギュンター・ヴァント(指)北ドイツRSO

録音:(1)1990年12月17日、(2)1990年5月、(3)1989年4月3日、(4)1993年3月21日、(5)1985年、(6)1985年12月2日
すべてハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ録音
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!手兵・北ドイツ放送響編の最終章である今作はモーツァルトの作品集にシューマン、ストラヴィンスキー、ハイドンのピアノ協奏曲を組み合わせた珠玉の内容。ヴァントの神髄はブルックナーだけではありません!
DISC1ではヴァントのモーツァルト演奏の極意が結晶化された名演を聴くことが出来ます。ロマンティックな情念の噴出とバッハ的な対位法の構築が高次元で結びつき、白熱しながらも理路整然たるモーツァルト40番は緊張感あふれる半音階の推進力に戦慄。ヴァントの愛奏曲である2曲のセレナーデも、愉しみのための音楽にして気宇壮大な拡がりと深まりを感じさせる稀有な大演奏。楽器やハーモニーのバランス、旋律の歌い方、細かなところまで彫琢された真の美しさに打たれます。
DISC2は名ピアニスト・オピッツ、マガロフとの共演。いずれも堂々とした佇まいで、含蓄ある円熟の名演。シューマンやハイドンではほとばしるピアノの喜びがオーケストラの懐の深い響きに抱かれて、実に温かく心に染み入ります。特にハイドンは当曲随一・絶品の美しさ!メカニックなネオ・バロックが炸裂するストラヴィンスキーでの鋭く明瞭で力強い進行もまたヴァントならでは。愉悦と気品を兼ね備えた協奏曲集、ヴァントの貫く音楽姿勢が見事に具現化された世界です。
「あるオーケストラが「完璧さ」を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は「冷たい」とか「平凡」だなどと考えがちです。あるいは「情熱的で」「あたたかみがある」などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。「完璧さ」と「情熱的な力」は結合されねばなりません。」―ギュンター・ヴァント

BIS
BISSA-2396(1SACD)

KKC-6321(1SACD)
日本語解説付
税込定価
マーラー:交響曲第10番(クック版第3稿(第2版)(1989)) オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO

録音:2019年6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
好評を博しているオスモ・ヴァンスカ率いるミネソタOによるマーラー・シリーズ。当録音は交響曲第10番です。当演奏でもヴァ ンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくりが魅力です。また録音にも注目。オーケストラ全体の 響きを自然にとらえ、演奏の一体感を堪能することのできる録音です。
この未完の大作第10番の全貌が世に知られるきっかけとなったのは、BBCが企画したマーラー生誕100周年記念演奏会のためにその前年の1959年、デ リック・クックに草稿をもとに補筆を依頼したためでした。ヴァンスカが使用したのはこのクック版(1976)の最終稿であるクック版第3稿(第2版)(1989)を 使用しております。これはクックの没後、ゴルトシュミットとマシューズ兄弟により1989年に出版されました。
BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達したマーラーの交響曲シリーズ。これまでに第1番「巨人」(KKC 6034 / BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995 / BIS SA 2296)、第4番(KKC 6131 / BIS SA 2356)、第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、第6番(KKC 5994 / BIS SA 2266)、第7番(KKC 6184 / BIS SA 2386)がリリースされております。
2003年にミネソタOの音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う 労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのものも危 ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏は一層密度の 濃いものとなっております。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2228(1CD)
フルトヴェングラー/ブラームス:交響曲第3番、他
(1)シューマン:「マンフレッド」序曲 Op.115
(2)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(3)ワーグナージークフリートの葬送行進曲(「神々のたそがれ」より)
(4)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:(1)(2)1949年12月18日ティタニア・パラスト(ベルリン)
(3)(4)1949年12月19日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
1949年12月18、19日に演奏されたシューマン、ブラームス、ワーグナーは、フルトヴェングラーとベルリン・フィルの戦後のライヴの中でも灼熱の演奏とし て知られています。近年、これらの78センチ/毎秒のオリジナル・マスターが発掘されて話題となりましたが、今回入手したテープはそれと同系統のもののよ うで、音質は非常に鮮明です。ただし、このマスターはブラームスとワーグナーの葬送行進曲で出力が不自然に変動する個所が含まれていましたが、今回のマ スタリングにあたっては、そうした不具合を慎重に調整し、聴いている途中でアンプのヴォリュームを上げ下げすることないように腐心しました。これらの演奏 の決定盤と言えるでしょう。(平林 直哉)

OEHMS
OC-474(1CD)
NX-B03
スクリャービン:交響曲第2番ハ短調 Op.29
交響曲第4番「法悦の詩」 Op.54(Y.アーロノヴィチによる合唱とオーケストラ編)
ドミートリー・キタエンコ(指)
ケルン・ギュルツェニヒO
ケルンWDR放送cho

録音:2019年10月28-29日
ケルン、フィルハーモニー、ドイツ
2020年8月に80歳の誕生日を迎えた指揮者ドミートリー・キタエンコ。最近の演奏は、以前のような力強さや激し さを前面に押し出すだけではなく、作品の抒情性を存分に楽しませることにも力を入れています。 ロシア作品を得意とするキタエンコですが、スクリャービンについては、1990年の「交響曲第1番」がディスコグラフィで 認められる程度で、ほとんど録音履歴がありません。そんなキタエンコが満を持して演奏した交響曲第2番と「法悦の 詩」。交響曲第2番の美しく妖艶な響きはもちろんのこと、ユーリ・アーロノヴィチによる合唱付きの版が用いられた 「法悦の詩」での、クライマックスにおける金管の咆哮と、人の声による美しい音の奔流は聴き手を陶然とさせるほど に印象深いものです。

Signum Classics
SIGCD-655(1CD)
ガニング:交響曲第6番&第7番
交響曲第6番
夜の航海(ナイト・ヴォヤージュ)
交響曲第7番
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO

録音:2014年2月3日−4日、ワトフォード・タウン・ホール(イギリス)
※DMV112からの移行再発売
「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として知られ、英国アカデミー賞を4度受賞してきたイギリスの映画&TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演録音シリーズ。
ヴァイオリン協奏曲&チェロ協奏曲を収録したSIGCD621に続いてSignum Classicsからリリースされるのは、ガニングがマージー川のほとりに立っていた雨の夜に生まれたという海の作品「夜の航海(Night Voyage)」と、旅をテーマにリンクした交響曲第6番と第7番。様々な楽器のための協奏曲や12曲の交響曲を書いたオーケストラ作家としてのガニングの魅力を伝える好企画です。

LSO Live
LSO-0828
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70
交響曲第10番ホ短調Op.93
ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2018年6月24日(第10番)、2020年1月30日、2月9日(第9番)、バービカン・ホール、ロンドン(ライヴ)
ンドンSOと、2016/17年シーズンから首席客演指揮者を務めているジャナンドレア・ノセダは、継続的にショスタコーヴィチの交響曲を取り上げて き まし た 。こ の うち 、 2016年9月の第5番、2018年4月の第8番、11月の第4番、2019年3月の第1番までの録音がLSO Live レーベルでリリースされています。今回は2018年 6月の第9番と現在のロックダウン前の2020年1、2月に収録された第9番を含んだ第4弾リリースです。 ノセダは、1997年から10年間、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で、ワレリー・ゲルギエフのもと、首席客演指揮者を務め、その時にショスタコーヴィ チの生まれ育ったこの町で、毎年3ヶ月間を過ごしました。ノセダがロシア音楽、特にショスタコーヴィチに強い思い入れを持つようになったのは、このときの 経験がきっかけとなっています。 交響曲第9番は、第二次世界大戦の勝利を祝うために手掛けられた作品で、終戦の前年1944年の暮れから書きはじめられ、1945年11月3日ムラヴィンスキー 指揮レニングラード・フィルで初演されました。ベートーヴェンの「第9」をモデルとした祝祭的な大規模な作品を政府からも期待されていましたが、軽妙で人 を小馬鹿にしたような異なる作品を完成させ、ショスタコーヴィチは強い非難を受けることとなりました。このような経緯があったためか、初演者ムラヴィンス キーは、その後演奏しなかったため録音が残っていません。ノセダの録音は、ショスタコーヴィチの屈折した思いをメリハリの利いた表現で聴かせてくれます。 交響曲第10番は、スターリンが死去した1953年に書かれた作品で、「スターリン政権の雪解け」を象徴すると言われています。ノセダは、ショスタコーヴィチ の厳しく深淵な世界を覗くような説得力のある指揮をみせています。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-057(1CD)
マーラー:大地の歌 ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)、
クリフトン・フォービス(T)
ジャン=クロード・カサドシュ(指)
リール国立O

録音:2008年6月/サン=ドニ大聖堂(ライヴ)
2008年サン=ドニ音楽祭のライヴ。今や巨匠の感のあるジャン=クロード・カサドシュが手兵リール国立Oとマーラーの「大地の歌」を披露。独 唱をリトアニアのヴィオレッタ・ウルマーナとアメリカのクリフトン・フォービスというオペラ界のスターが演じているのも注目。リール国立Oの明るい 音色と軽みも独特です。 (Ki)


WEITBLICK
SSS-0245(4CD)
カイルベルト+ケルン放送響/初出スタジオ録音集1952-63
(1)モーツァルト:交響曲第30番
(2)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調
K.364/320d
(3)モーツァルト:交響曲第40番
(4)ベートーヴェン:交響曲第4番
(5)シューマン:交響曲第4番
(6)ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
(7)ブルックナー:交響曲第6番
ヨーゼフ・カイルベルト(指)ケルンRSO
(2)ウィルヘルム・マイヤー(Ob)
パウル・ブレシャー(Cl)
ゲアハルト・ブルダック(Hrn)
カール・ヴァイス(Fg)
(6)ヴィルマ・リップ(S)
ルクレツィア・ウェスト(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
ゴットロブ・フリック(Bs)
ケルン放送cho

録音:(1)-(3)1957年9月14日、(4)1958年12月8日、(5)1952年6月6日、(6)1963年6月28日
以上、ケルン放送クラウス・フォン・ビスマルクザール(モノラル)
巨匠カイルベルトの完全初出スタジオ録音。密接な関係を築いたケルン放送響との名演集です。モーツァルトはぶっきらぼうなまでの快速テンポで、感傷を排した徹底ぶりの凄まじい演奏。第30番と第40番はカイルベルトが偏愛した曲です。さらにケルン放送響の名手をソロに迎えた協奏交響曲もご馳走です。シューマンの第4番はプラハ・ドイツ響とのSP録音しかないので、この演奏は歓迎されましょう。幻想的な雰囲気よりも絶対音楽としての実在感たっぷりの演奏。フィナーレなど徒なテンポアップをせずに音が、そして響きが分厚く迫ってくるのが如何にもカイルベルト節です。ベートーヴェンは第4番と第9番を収録。第4番は妙に若ぶらずに堂々たる大交響曲として押し通します。正規録音を遺さなかった「第九」のとゴツゴツとした肌触りと、ティンパニの豪打、そして推進力はタイミングよりも早さを感じる程です。豪華なソリストの歌唱。そして合唱団の素晴らしさには満点を与えたくなります。当時一般的な人気の低かった「ブル6」の値打ちを認めて紹介に努めたのがカイルベルトでベルリンフィルとスタジオ録音を遺しておりますが、当ライヴとほぼ同時期ながらケルン放送響の方が巌のような印象で野人ブルックナーを全面にだした秀演。考えてみると1908年生まれ(カラヤン、朝比奈と同年)のカイルベルトは40歳代から50歳代だった訳で、それなのに、この円熟振り。つくづく当今の演奏家は幼いスタイルが多いように思います。モノラルながら元々が名録音な上にディルク・フランケンの丁寧な復刻により万全の音質です。ライナーノート付(英訳あり)。

CPO
CPO-777052(1CD)
NX-B10
ロンベルク(1767-1821):交響曲第1番&第3番
序曲 Op.54「スキピオの寛大さ」
交響曲第1番変ホ長調 Op.6
交響曲第3番ハ長調 Op.33
ケヴィン・グリフィス(指)
フィオン(ヘルダーラント&オーファーアイセルO)

録音:2018年6月26-29日
ドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルク。幼少期よりヴァイオリニストとして演奏活動を行い、パリ、ウィーン、 プラハからイタリア各都市でのツアーで名声を高めました。1790年からはボンの宮廷オーケストラに参加 し、若きベートーヴェンと出会ったことでも知られています。現代では主としてヴァイオリン作品の作曲家と見 做されていますが、交響曲も10曲ほど書き上げています。これらは1817年、ドイツの有名な音楽新聞“ア ルゲマイネ・ムジカリッシェ・ツァイトゥング”でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同格扱いされたほどに高 い人気を誇っていましたが、次第に忘れられてしまい、彼の存命中に印刷されたのは4曲のみ。そして現在 譜面が現存しているのは6曲のみです。今作ではその中から、ケヴィン・グリフィスの指揮により第1番と第3 番、序曲「スキピオの偉大さ」が演奏されています。古典派とロマン派を繋ぐ音楽です。

C Major
80-3608(DVD)
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調 op.56
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ヨーヨー・マ(Vc)
ダニエル・バレンボイム(P&指)
ウェスト=イースタン・ディヴァンO

収録:2019年10月、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
画面:NTSC ,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
112分
アンネ=ゾフィー・ムターの40年ぶりの録音で話題となったベートーヴェンの三重協奏曲のDVDがリリースされます。 ベルリン・フィル&カラヤン指揮のもと、16歳のムターと24歳のヨーヨー・マ、そしてピアニストのマーク・ゼルツァーとともに録音した1979年の旧録音から 40 年、ピアノと指揮にバレンボイムが加わり白熱の演奏を聴かせてくれます。ベートーヴェンの三重協奏曲は、弟子のルドルフ大公がピアノで知人たちと演奏 するために書かれたといわれています。なのでピアノ・パートは技巧的ではありませんは効果的に書かれ、ヴァイオリンとチェロは各々楽器の響きを生かした主 題が現れ、ピアノとオーケストラが調和します。 オーケストラは、バレンボイムと友人であるパレスチナ系米国人の文学研究家エドワード・サイード(1935〜2003)が、中東地域の対話を音楽の世界で実現す べく1999年に創設した、ウェスト=イースタン・ディヴァンO。若い才能と現代の名手3人が揃い、曲の真価を問う見事な演奏と言えるでしょう。 このコンサートは、ウェスト=イースタン・ディヴァンOの結成20周年を祝うコンサート・ツアーの一環で行われたベルリンでのライヴ。ヨーヨー・マは、 20 年前オーケストラの最初のコンサートで共演しています。そしてムターは、はじめて共演し、このまたとない機会に二人はオーケストラの名誉団員に迎えら れています。メイン・プログラムは、ブルックナーの未完にして最高傑作といわれている交響曲第9番。バレンボイムの熱の入った指揮と、若き音楽家たちの挑 戦は必聴です。 (Ki)


Altus
ALT-449(7CD)
完全限定生産
若杉弘&ケルン放送響/WDR録音大集成
■CD1
チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
弦楽セレナーデ ハ長調 作品48*
■CD2
ブラームス:交響曲第4番
ハイドンの主題による変奏曲*
■CD3
ベートーヴェン:交響曲第1番
交響曲第3番『英雄』*

■CD4&CD5
マーラー:交響曲第9番ニ長調
■CD
チャイコフスキー:交響曲第5番
ハイドン:交響曲第99番*
■CD7
ブラームス:悲劇的序曲
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編)*
若杉弘(指)
ケルンRSO (現 WDRSO)

■CD1:ALT-188
ライヴ録音:1979年10月13日、1980年11月28日*/ケルン
■CD2:ALT-189
ライヴ録音:1980年9月12日ケルン、1981年10月13日/トーンハレ*
■CD3:ALT-190
ライヴ録音:1977年1月14日ケルン、1977年10月28日トーンハレ*
■CD4&CD5:ALT-201/2
ライヴ録音:1983年6月11日東京文化会館
■CD6 ALT-203
ライヴ録音:1982年10月29日、1979年9月15日*/ケルン
■CD7:ALT-204
録音:1983年3月18日(スタジオ録音)、1978年3月17日(ライヴ)*/ケルン
全てステレオ
ALTUSレーベル20周年記念企画。2020年は生誕85年、N響とのブルックナー全集(ALT-431)も話題沸騰の若杉弘。再評価著しい名匠がケルン 放送響と繰り広げたALTUSの名シリーズをすべてまとめたお買い得7枚組ボックスセットが登場。博覧強記にしてエレガントな若杉の美学と人間味あふれ る名演の数々が堪能いただけます。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! (Ki)

Altus
ALT-450(5CD)
完全限定生産
マルティノン&フランス国立管/INAベートーヴェン・ライヴ大集成
■CD1
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
交響曲第3番『英雄』*
■CD2
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
交響曲第7番イ長調 作品92*
■CD3&CD4
ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』 (1.序曲:2.第1間奏曲:3.第2間奏曲:4.リート:5.第3間奏曲:6.クレールヒェンの死:7.勝利のシンフォニー終結の音楽)※語りと第6曲と第8曲は演奏会で割愛。
交響曲第9番『合唱』
■CD5
ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調Op.133 (編曲:F.ワインガルトナー)
三重協奏曲 ハ長調 作品56
ロマンス第1番ト長調 作品40
ロマンス第2番ヘ長調 作品50
ジャン・マルティノン(指)
フランス国立放送O

■CD1:ALT-332
ライヴ録音:1969年3月12日、1970年1月28日*/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD2:ALT-333
ライヴ録音:1970年3月11日、1970年2月11日*/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD3&CD4:334/5
アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(C.A)、エリック・タッピー(T)、ワルター・クレッペル(Bs)、フランス国立放送cho
ライヴ録音:1970年2月25日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD5:ALT-373
エリック・ハイドシェック(P)、クリスチャン・フェラス(Vn)、ポール・トルトゥリエ(Vc)
ライヴ録音:1970年3月11日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
ALTUSレーベル20周年記念企画。INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD化し、屈指のベストセラーを記録しているマルティノン&フラン ス国立Oのシリーズから、ベートーヴェンの演奏をすべてまとめたオール・ステレオ5枚組セット。壮麗にして気品にあふれる美しい名演をたっぷりと お楽しみいただけます。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!:(Ki)

Altus
ALT-451(4CD)
新リマスター
完全限定生産
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル/ORF戦後ライヴ大集成

■CD1
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱付き』

■CD2
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
二重協奏曲 イ短調 作品102

■CD3
ブラームス:交響曲第1番

■CD4
マーラー:さすらう若人の歌
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO

■CD1:ALT-076
イルムガルト・ゼーフリート(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)、アントン・デルモータ(T)、パウル・シェフラー(Br)、ウィーン・ジングアカデミー (合唱)
録音:1953年5月30日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■CD2:ALT-077
ウィリー・ボスコフスキー(Vn)、エマヌエル・ブラベッツ(Vc)
録音:1952年1月27日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■CD3:ALT-078
録音:1952年1月27日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■CD4:ALT-088
アルフレート・ペル(Br)
ライヴ録音:1952年11月30日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)が収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管され ていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったフルトヴェングラーの名演を4枚組セット化!しかも新リマスター!!ブックレッ トも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!:(Ki)

Capriccio
C-5414(1CD)
NX-B05

NYCX-10182(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ハンス・ロット(1858-1884):管弦楽作品集 第2集
交響曲第1番ホ長調(1878-1880)
弦楽オーケストラのための交響曲 変イ長調(1874-1875)
交響的断章 ホ長調(1878)
クリストファー・ウォード(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2020年1月27-28日,31日
ケルン、スタジオ・シュトルベルガー・シュトラーセ、ドイツ
※国内仕様盤には日本語解説(広瀬大介)付き
「彼と私は、同じ木から採れた2個の果物のように、同じ土によって生育し、同じ空気を採り入れていた」とマーラーが語ったというハンス・ロット。2人は 同じようにブルックナー、ワーグナーの作風を継承した作品を書きましたが、25歳でこの世を去ったロットの作品は長い間認められることがありませんで した。20世紀後半になってようやく注目された彼の交響曲第1番は、長い間「マーラーのエピゴーネン(亜流)」と言われていましたが、最近の研究 では、マーラーがロット作品からの引用を行っていたことがわかり、ロットの独自性が注目される契機となりました。 このCapriccioのシリーズは、再構築版を含むロットのオーケストラ作品を録音することで、ロットの魅力的な遺産を後世に残すことを目指していま す。第2集には彼の代表作である「交響曲ホ長調」を中心に、交響曲への導入作でありブルックナーへの賛辞が表現された「交響的断章」、1874 年から1875年にかけて作曲されたメンデルスゾーン風の味わいを持つ「弦楽オーケストラのための交響曲」の3曲を収録。若きロットの才能が開花し ていく様をありありと体感できる選曲です。


Altus
ALTLP-153(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
ワルター/ウィーン・フィル 1960年告別演奏会
[LP1-A]
シューベルト:交響曲第8番「未完成」(全楽章)
[LP1-B]
マーラー:交響曲第4番(第1・第2楽章)
[LP2-A]
マーラー:交響曲第4番(第3楽章)
[LP2-B]
マーラー:交響曲第4番(第4楽章)
『子供の魔法の角笛』より 「美しいトランペットの鳴り響くところ」
『リュッケルト歌曲集』より 「ぼくはほのかな香りを吸い込んだ」
エリー ザ ベト・シュヴァルツコップ(S)
ブルーノ・ワルター(指)VPO

ライヴ録音:1960年5月29日/ウィーン、ムジークフェライン大ホール
Altusのベストセラーである名盤が新カッティングLP で登場。INA に残る世界に唯一現存するオリジナルマスターテープをもとに最新リマスターを施し て製品化。収録されているのはマーラー生誕100年に湧く1960年5月、楽友協会で行われたワルターとウィーン・フィル最後の演奏会。マーラーの招き を受け1901年からウィーンで活動してきたワルターの総決算とも言うべき、とろけるような美音と深い慈しみに満ちた感動的な音楽が奏でられています。伝 説的公演の全貌をとくとご堪能ください。
このコンサートはALTLP-085/8(4枚組LP)として他の演奏会の音源と一緒にLP化されていましたが、既に限定数完売となっており現在入手困難です。 そこで再生産のご要望が多かった「告別演奏会」のみを、新たなマスタリングとカッティングでLP化。アナログならではの味わいに満ちた逸品です。 (Ki)

BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-9612
(10CD+4 Blu-ray)
初回特典:2021年カレンダー(ポストカードサイズ)
日本語帯・解説・歌詞対訳付
税込定価
マーラー:交響曲全集
■CD1-10
(1)交響曲第1番「巨人」
(2)交響曲第2番『復活』
(3)交響曲第3番
(4)交響曲第4番
(5)交響曲第5番
(6)交響曲第6番「悲劇的」
(8)交響曲第8番
(9)交響曲第9番

■Blu-ray Disc 1-4
交響曲第1〜10番(ハイデフィニション・ビデオ)
■ダウンロード・コード
この商品には、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/48kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
■デジタル・コンサートホール
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。
■CD1-10
(1)ダニエル・ハーディング(指)/録音:2019年3月29日
(2)アンドリス・ネルソンス(指)
ルーシー・クロウ(S)ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)、中部ドイツ放送cho(合唱), リスト・ヨースト(合唱指揮)/録音:2018年12月15日
(3)グスターボ・ドゥダメル(指)、ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)、カイ=ウーヴェ・イールカ(合唱指揮), ベルリン国立大聖堂少年cho、ベルリン放送cho女声団員, トビアス・レープナー(合唱指揮)/録音:2014年6月13日
(4)ヤニック・ネゼ=セガン(指)、クリスティアーネ・カルク(S)/録音:2014年3月22日
(5)グスターボ・ドゥダメル(指)/録音:2018年10月27日
(6)キリル・ペトレンコ(指)/録音:2020年1月25日
(7)サー・サイモン・ラトル(指)/録音:2016年8月26日
(8)サー・サイモン・ラトル(指)、エリカ・ズンネガルド(Br), スーザン・ブーロック(S), アンナ・プロハスカ(S), リッリ・パーシキヴィ(S), ナタリー・シュトゥッツマン(A), ヨハン・ボータ(Bs), デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br), ジョン・レリエ(Br), 中部ドイツ放送cho, ハワード・アーマン(合唱指揮), ベルリン国立大聖堂少年cho, ベルリン放送cho, サイモン・ハルシー(合唱指揮)/録音:2011年9月18日
(9)ベルナルド・ハイティンク(指)/録音:2017年12月3日
(10)クラウディオ・アバド(指)/録音:2011年5月15日
*すべてベルリン、フィルハーモニーでのライヴ録音
■Blu-ray Disc 1-4
画面:Full HD 1080/60i − 16:9
音声:2.0 PCMステレオ
5.1DTS-HD MA
リージョン:ABC(worldwide)
総収録時間:795分
字幕:独、英、日本語
ベルリン・フィル・レコーディングスはこれまで、ひとつのテーマに沿ったセットをリリースしてきました。その中でも、作曲家に焦点を当てたセットは、ジョ ン・アダムスにはじまり、ブルックナーそして今回のマーラーと続きます。
グスタフ・マーラーは、2020年に生誕160年、2021年には没後110年を迎え、マーラーの交響曲は、今や世界のオーケストラの 最も重要なレパートリーの一つといえるでしょう。ベルリン・フィルにおけるマーラー演奏の伝統は、1895年にマーラー自身が交響曲第2番を初演した 1890年代まで遡ります。その後、オットー・クレンペラー、ブルーノ・ワルター、サー・ジョン・バルビローリ、ラファエル・クーベリック、レナード・バー ンスタイン、ベルナルド・ハイティンクと数々のマーラー指揮者が客演指揮者としてベルリン・フィルと演奏してきました。
そして、ベルリン・フィルの主要レパートリーとしての定着までの軌跡は、歴代の首席指揮者をみれば一目瞭然です。アルトゥール・ニキシュは、早くからマー ラーに関心を持っていましたし、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーはかなり距離を置いていました。そして1970年代以降ヘルベルト・フォン・カラヤンはマー ラーの作品に力を入れていきます。ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤンまでは、演奏されるのはマーラーの一部の作品に限定されていましたが、カラヤ ン以降、クラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、そしてキリル・ペトレンコは、交響曲全曲がレパートリーとして組み込まれていきます。
当エディションには、完成した9つの交響曲と未完の第10番第1楽章を、過去10年間の演奏から選んでいます。現在の首席指揮者ペトレンコと前任者 であるアバドとラトルの演奏、そして客演指揮者で構成されています。中でも、キリル・ペトレンコの6番は、2020年1月の演奏で、新型コロナウィルス 感染拡大直前の演奏会であり、非常にアクチュアルな演奏会でありました。マーラーが描く細部、そしてそれを全体像として構築することは、指揮者として の試金石ともいえ、新首席指揮者としての期待が大きく膨らみます。ペトレンコは、高い視点と広い視野に基づいた独特の知性とエモーションで作品を築き 上げています。
そして、オケとの関係が成熟期に達したアバドとの10番はまさに阿吽の呼吸。ハイティンクとの9番も同様、高い信頼関係の中で繰り広げられる演奏は、 ハイティンクのこれまでの集大成ともいえる芸術的な成果が聴かれます。さらにヤニック・ネゼ=セガン、ダニエル・ハーディング、アンドリス・ネルソンス、 グスターボ・ドゥダメルといった若い世代の指揮者との演奏にも注目。大巨匠たちの成熟した演奏と新しいアイデアを実践しようとする若い世代の新鮮な演奏。 まさにマーラーの音楽世界を凝縮したセットとなっています。

Altus
PALTSA-025
(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[13]
北ドイツRSO編

ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 WAB. 104(1878-80年原典版)
交響曲第5番変ロ長調 WAB. 105(原典版)*
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:1996年10月11-13日、1995年10月8-10日*/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!
真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。いずれも記念演奏会のライヴで、特別な思いが込められています。ブルックナー歿後100周年記念 の第4番は精密なコントロールとそこから生み出される音楽的な艶やかさが聴く者の心を震わせます。北ドイツ放送響50周年記念の第5番はヴァントが得 意とした作品に真っ向から取り組んだ至上の名演で、複雑なフーガを偉大な発展の糧として解放感に満ちた無類のコーダに至るプロセスの完璧さに脱帽!ま さに不滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。

(第4番)「あたかもスポーツカーを乗り回すようなヴァントの巧みな操縦術」「完全無欠な構築感が不思議と滑らかな質感をもって聴き手に訴えかけてく る稀有な演奏」「彼のラストレコーディングとなった2001年のブルックナー4番と双璧をなす、ヴァントのひとつの頂点」 (第5番)「最高傑作といって過言ではない名演」「北ドイツRSOと築き上げた熟練のブルックナー解釈に、N響(1979年)やBBC響(1990年) と繰り広げたような一期一会の熱っぽさが加わった奇跡的な音楽」「ライヴ録音とは思えないほど一糸乱れぬ完全無欠の音楽だ」 〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜
Altus
PALTSA-027
(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[14]
北ドイツRSO編

ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB. 107(1885年ハース原典版)
交響曲第9番ニ短調 WAB. 109(原典版)*
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:1996年10月11-13日、1998年4月5-7日*/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場! ★真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。第7番は引き締まった構築感を漲らせたままに作品を一筆書きで描いた清々しい演奏で、美しい旋 律に満ちた音楽を澄み切った精神で奏できるヴァント晩年の境地が垣間見えます。そして何といっても第9番。ヴァントと北ドイツ放送響のならではの作品 への没入感が凄まじく、静寂も爆発もすべてに魂が宿った迫真の演奏になっています。徹底したスコアの読みから生み出される、比類なき生命力!まさに不 滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。
(第7番)「的確なアーティキュレーションによって導かれる澄みきった音楽は、シューリヒトの指揮にも通ずるような枯淡の境地」「高解像度の録音で明 るみになった強弱のレンジの広さやポリフォニックな音響」「演奏が終わってほしくないと願ってしまうほど、聴き手を夢中にさせる」 (第9番)「〈白鳥の歌〉というような演奏を期待して聴くと面を食らうほど、生命力に溢れた熱演」「ダイナミックレンジも極めて広く、第一楽章の長大なコー ダに入る前には、踏み込んではいけない世界に入り込んでしまったかのような静寂に思わず身震い」「(第三楽章も)没入感が凄まじい圧巻の演奏」 〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜

BIS
BISSA-2450(1SACD)
ペッテション(1911-1980):交響曲第12番「広場の死者」(詩:パブロ・ネルーダ) エリク・エリクソン室内cho
スウェーデン放送cho
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピングSO

録音:2019年3月& 2020年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール
(ノールショピング)
クリスチャン・リンドベルイがノールショピングSOと録音を続けている現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテションの交 響曲シリーズ。当ディスクには交響曲第12番「広場の死者」を収録しております。この作品はパブロ・ネルーダ詩に基づく合唱を伴う交響曲です。ネルー ダはチリの詩人、外交官、政治家。彼の詩と政治的行動の両方において、貧困層、抑圧された人々を突き動かす非常に影響力のある人物でした。1971年 にノーベル文学賞を受賞しています。恵まれない人々への同情とともにペッテションがもつ暗黒で暴力的なパッセージが随所にあらわれますが、この作品で も一方で澄みきった弦の響きや天国を夢見ているかのような美しい旋律も印象的です。強烈なインパクトの中に祈りも感じられる唯一無二の世界が広がり ます。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-078(2CD)
ハイドン:パリ交響曲(全曲)
交響曲第83番ト短調「雌鶏」
交響曲第86番ニ長調
交響曲第87番イ長調
交響曲第84番変ホ長調
交響曲第85番変ロ長調「王妃」
交響曲第82番ハ長調「熊」
ダグラス・ボイド(指)
パリ室内O

録音:2018、2020/フィルラルモニ・ド・パリ
日本でも名古屋フィルの客演などでおなじみのダグラス・ボイドがハイドンの交響曲に挑戦。ボイドはイギリス出身。オーボエ奏者としてモーリス・ブルグ に師事し、2002年までヨーロッパ室内Oの首席奏者として活躍しました。 彼はオーケストラの団員としてアバドの指揮のもとハイドンの交響曲を多数演奏、録音した経験を生かし、さらに自身の個性も加えたフレッシュな世界を創 造しています。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2216(1CD)
ブルックナー:交響曲第3番(改訂版) ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

録音:1954年4月1-3日/ムジークフェラインザール(ウィーン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(レコーディング・セッション)
■制作者より  
モノラル時代に収録されたクナッパーツブッシュとウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第3番は、メジャーレーベル(デッカ)と一流の団体(ウィー ン・フィル)が顔を揃えた最初のLPでした。1950年代、ブルックナーは未知、不人気の作曲家でしたが、デッカの先見の明のおかげで、この第3番は今や“不 滅の名盤” として定着しています。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープで、〈何も足さない、何も引かない〉的にマスタリン グを施し、瑞々しく艶やかで、響きの豊かな音質を得ることが出来ました。また、言うまでもありませんが、この第3番で使用されている「改訂版」は「原典版」 (ノヴァーク第3版)とほとんど変わりがなく、改訂版使用による違和感はほとんどありません。(平林直哉)

Cameo Classics
CC-9119(8CDR)
ハイドン:交響曲集(1952年〜1960年録音)〜 イッター・ブロードキャスト・コレクション


【Disc1】
(1)交響曲第80番ニ短調 Hob.I-80
(2)交響曲第83番ト短調 「めんどり」 Hob.I-83
(3)交響曲第102番変ロ長調 Hob.I-102

【Disc2】
(1)交響曲第101番ニ長調 「時計」 Hob.I-101
(2)交響曲第29番ホ長調 Hob.I-29
(3)交響曲第91番変ホ長調 Hob.I-91

【Disc3】
(1)交響曲第6番ニ長調 「朝」 Hob.I-6 
(2)交響曲第25番ハ長調 Hob.I-25 
(3)交響曲第90番ハ長調 Hob.I-90 
(4)交響曲第28番イ長調 Hob.I-28 

【Disc4】
(1)交響曲第64番イ長調 「時の移ろい」 Hob.I-64 
(2)交響曲第92番ト長調 「オックスフォード」 Hob.I-92 
(3)交響曲第94番ト長調 「驚愕」 Hob.I-94 

【Disc5】
(1)交響曲第96番ニ長調 「奇跡」 Hob.I-96 
(2)交響曲第30番ハ長調 「アレルヤ」 Hob.I-30 
(3)交響曲第53番ニ長調 「帝国」 Hob.I-53 

【Disc6】
(1)交響曲第100番ト長調 「軍隊」 Hob.I-100
(2)交響曲第43番変ホ長調 「マーキュリー」 Hob.I-43
(3)交響曲第52番ハ短調 Hob.I-52 

【Disc7】
(1)交響曲第85番変ロ長調 「王妃」 Hob.I-85
(2)交響曲第103番変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I-103 
(3)交響曲第98番変ロ長調 Hob.I-98 

【Disc8】
(1)交響曲第34番ニ短調 Hob.I-34
(2)交響曲第93番ニ長調 Hob.I-93
(3)交響曲第103番変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I-103
【Disc1】
(1)フリッツ・シュティードリー(指)BBC響 (BBC放送日1955年10月8日)
(2)ニコライ・マルコ(指)BBC響 (BBC放送日1960年1月31日)
(3)ベイジル・キャメロン、BBC響(BBC放送日1956年5月25日、メイダ・ヴェール・スタジオ)
【Disc2】
(1)オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニアO(1958年8月26日、アッシャー・ホール、エディンバラ・フェスティヴァル)
(2)ヘルマン・シェルヘン(指)ロイヤルPO (BBC放送日1952年9月22日)
(3)アンソニー・バーナード(指)ロンドン室内O(BBC放送日1956年11月19日)
【Disc3】
(1)アンソニー・コリンズ(指)ボイド・ニールO (BBC放送日1955年1月12日)
(2)レジナルド・ジェイクス(指)ジェイクスO (BBC放送日1953年8月2日)
(3)ハンス・ロスバウト(指)ロンドンPO (BBC放送日1954年4月19日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
(4)スタンリー・ポープ(指)ロンドンSO (BBC放送日1956年12月9日)
【Disc4】
(1)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BBC響(BBC放送日1952年11月20日、メイダ・ヴェール・スタジオ)
(2)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BBC響(BBC放送日1956年2月25日、メイダ・ヴェールスタジオ)
(3)オイゲン・ヨッフム(指)BBC響 (BBC放送日1956年3月7日)
【Disc5】
(1)ワルター・ゲール(指)BBC響(BBC放送日1953年10月1日、メイダ・ヴェール・スタジオ)
(2)ルイス・ボイド・ニール(指)ボイド・ニールO (BBC放送日1952年12月24日)
(3)パウル・ザッハー(指)ロイヤルPO(BBC放送日1953年11月18日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
【Disc6】
(1)ジャン・マルティノン(指)BBC響 (BBC放送日1954年10月27日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
(2)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(BBC放送日1956年11月27日)
(3)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(BBC放送日1956年2月2日)
【Disc7】
(1)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ (BBC放送日1956年2月25日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
(2)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(BBC放送日1956年9月3日)
(3)ジェレイント・ジョーンズ(指)ジェレイント・ジョーンズO(BBC放送日1956年3月5日)
【Disc8】
(1)ハリー・ニューストーン(指)ハイドンO(BBC放送日1954年11月23日)
(2)ハリー・ニューストーン(指)ハイドンO(BBC放送日1955年5月22日)
(3)ハリー・ニューストーン(指)ハイドンO (BBC放送日1959年8月8日)
「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから復刻する「Itter Broadcast Collection」シリーズより、オットー・クレンペラー、オイゲン・ヨッフム、ハンス・ロスバウト、ワルター・ゲール、ヘルマン・シェルヘンら19名の名指揮者達、11のオーケストラによるハイドンの交響曲集が登場。1952年〜1960年に放送されたコンサート&スタジオ・パフォーマンスからの復刻で、60年間非常に良好な状態で保管されていたというアセテート盤からの復刻は、音質面での期待もかかります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。/ADD

Ars Produktion
ARS-38061(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集1〜3
交響曲第96番「奇蹟」、
第95番、第93番
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2008年10月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと録音したハイドンの交響曲シリーズが高く評価されたブルーノ・ヴァイルが、2008年から2014年にかけて、カペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドンのロンドン交響曲集。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。 本アルバムにはハイドンが最初のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、ユーモアのセンスが光る第93番、ロンドン交響曲全12曲中唯一の短調作品である第95番、「奇蹟」の愛称で知られる第96番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。
Ars Produktion
ARS-38062(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集4〜6
交響曲第98番、
第94番「驚愕」、第97番
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2008年10月&2009年4月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第2集。本アルバムにはハイドンが最初のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、「驚愕」の愛称で有名な第94番、招聘者であるザロモンのオーケストラの能力をフルに生かして書かれた第97番、モーツァルトの死に関連があるとされる第98番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。
Ars Produktion
ARS-38063(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集7〜9
交響曲第99番、
第101番「時計」、
第100番「軍隊」
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2012年9月&2013年2月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第3集。本アルバムにはハイドンが2度目のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、クラリネットを初めて交響曲に取り入れた第99番、軍隊交響曲として有名な第100番、「時計」の愛称で知られる第101番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交え
Ars Produktion
ARS-38064(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集10〜12
交響曲第102番、
第103番「太鼓連打」、
第104番「ロンドン」
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2013年2月&2014年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第4集。本アルバムにはハイドンが2度目のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、初演時にシャンデリアが落ちたというエピソードが残る第102番、人気が高く演奏機会の多い第103番「太鼓連打」と第104番「ロンドン」を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。

Skani
SKANI-080(1CD)
リハルズ・ドゥブラ:管弦楽のための宗教的作品集
リハルズ・ドゥブラ(1964−):交響曲第2番(2015)
降誕の神秘(Mystery of His Birth)(2014)(チェロと管弦楽のための)*
リエパーヤSO、
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
エーリクス・クリシュフェルズ(Vc)*

録音(ライヴ):2015年、グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)
ラトビアの作曲家リハルズ・ドゥブラ(1964−)は、教会音楽家、音楽教師としても活動し、宗教的音楽を中心に作曲しています。彼の音楽は国外からも注目され、イギリスのレーベルHyperionから、「目いまだ見ず、耳いまだ聞かず(Oculus non vidit)」をはじめとする彼の宗教的合唱作品をロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ合唱団が歌った「あかつきの星よ(Hal, Queen of Heaven)(CDA67799)」をリリースしています。
このアルバムには、アトヴァルス・ラクスティーガラ(1981−)とリエパーヤSOの演奏する管弦楽作品を2曲収録。交響曲第2番は、「新約聖書」の「ヨハネの黙示録」からインスピレーションを得て作曲され、「ヴィジョン」、「賛歌」、「そして私は…」の3楽章で構成されています。リズムとハーモニーの変化を抑え、フレーズの反復(オスティナート)とメロディをオーケストラの原色のパレットで彩色、直線的に音楽を前進させてゆくスタイルが特徴的な作品です。エーリクス・クリシュフェルズがソロを弾く「降誕の神秘」は、交響曲に近い手法で書かれた、クリスマスの物語をテーマにしたチェロと管弦楽のための小品です。

NCA
NCA-60150215
(1SACD)
ヨハン・ヘルベック(1831-1877):交響曲第4番 ニ短調 Op.20(オルガン交響曲)、
交響的変奏曲 ヘ長調
イレネー・ペロー(Org)、
マルティン・ハーゼルベック(指)
ハンブルクSO

録音:2005年1月
シューベルトの「未完成交響曲」を発見しウィーン初演したことで有名なオーストリアの作曲家、ヨハン・ヘルベック(1831-1877)。オルガンとオーケストラのための「交響曲第4番」は1877年に作曲、初演されており、オルガン付きの交響曲としてもっとも有名なサン=サーンスの「交響曲第3番」より約9年早い作例となります。バロック的な技法とメンデルスゾーンの軽妙さ、ブルックナーの真摯さを組み合わせた、まさに秘曲と呼ぶにふさわしい作品です。音楽批評家のエドゥアルト・ハンスリックに献呈された「交響的変奏曲」はブラームス的な響きが特徴の、暖かみを感じさせる作品。ところどころベートーヴェンやシューマンのような楽想が顔を出します。

Guild
GMCD-7826(1CD)
ベートーヴェン:エグモント序曲 Op.84
ロマンス第1番ト長調 Op.40
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」
マチルド・ミルウィドスキー(Vn)、
リマ・スシャンスカヤ(指)
ロンドン・ナショナルSO

録音:2020年10月3日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
「エルヴィラ・マディガン」、「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」、「フィガロの結婚序曲」、そして「交響曲第40番」といったモーツァルトの名曲ばかりを収録したアルバム(GMCD7817)で、真摯で非凡な音楽性を魅せてくれたリマ・スシャンスカヤとロンドンのナショナルSOによるニュー・アルバムは、生誕250周年を祝うベートーヴェン・アルバム。今回も「運命」に、ヴァイオリンと管弦楽のための2つのロマンス、「エグモント序曲」を組み合わせた直球の名曲アルバム。新型コロナ禍も収まらぬ中、2020年10月に録音され12月には早速発売を予定しているという、アニヴァーサリー・イヤーに向けたラッシュ・リリースです。
リマ・スシャンスカヤはサンクトペテルブルク生まれ、オイストラフ最後の弟子としてモスクワ音楽院でヴァイオリンを学び、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト&指揮者として活動する女流音楽家。

LAWO Classics
LWC-1207(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100
ミャスコフスキー交響曲第21番嬰ヘ短調 Op.51 「交響幻想曲」
ワシリー・ペトレンコ(指)オスロPO

録音:2018年10月29日−11月2日、オスロ・コンサート・ホール
ペトレンコ、オスロ・フィル、ノルウェーの高品質レーベル「ラウォ(LAWO)」とのコラボレーション・プロジェクトもついに第9弾。「ロメオとジュリエット」(LWC-1105)以来となる待望のプロコフィエフ新録音は、20世紀のもっとも多作な交響曲作曲家の一人、ニコライ・ミャスコフスキー(1881−1950)との珍しい組み合わせによる交響曲集。
「交響幻想曲(Symphony-Fantasy)」の副題を持つミャスコフスキーの交響曲第21番は、シカゴSOの50周年記念を祝うために依頼された単一楽章の作品(他に、ストラヴィンスキー、コダーイ、ミヨー、ウォルトンなどにも依頼されていました)。1940年11月にアレクサンドル・ガウク指揮&ソヴィエト国立SOによって世界初演が行われ、わずか数週間後にフレデリック・ストック指揮&シカゴSOによってアメリカ初演が行われています。

ABC Classics
ABC-4819892(1CD)
ライヴ・イン・コンサート
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98*
リチャード・トネッティ(芸術監督&ヴァイオリン)、
オーストラリア室内O

録音(ライヴ):2015年8月23日−24日、ハマー・ホール(メルボルン)
&2013年10月27日−29日、シドニー・オペラ・ハウス*
オーストラリアの人間国宝であり同国を代表するヴァイオリニスト、リチャード・トネッティと、トネッティが音楽監督を務め、豪州の楽壇を牽引し続けるオーストラリア室内O(ACO)。ベートーヴェン(ABC-4819075)に引き続き、トネッティがACOを率いてから30周年記念となる2020年にリリースされる2枚目のアルバムは、2015年と2013年にオーストラリアで行われたブラームスのライヴ・コンサート。
情熱的で抒情的、壮大さと親密さがブレンドされた傑作、ブラームスの最後の2つの交響曲。この公演に向けて、ACOはブラームス固有の色彩を表現するべく、優れたゲスト・ミュージシャンたちを迎えて管楽器を拡張。当時オーケストラの編成が拡張していく時代にありながら、ブラームス自身は交響曲第4番の初演時に規模の拡大を拒否しましたが、この公演でも、初演時と同規模となる約50名のオーケストラで弦と管の最適なバランスを追究しています。ゲスト・ミュージシャンには、ロンドンSO、スロヴェニアSO、アムステルダム・シンフォニエッタ、モントリオールSO、エストニア国立歌劇場、エルサレムSO、シドニーSO、ロイヤル・オペラ・ハウスO、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック、カメラータ・ザルツブルクなど、世界各国の一流オケのメンバーが含まれています。

Coviello
COV-92015(1SACD)
シューマン:交響曲第3番『ライン』
交響曲第1番変ロ長調『春』
マルクス・ボッシュ(指)
カペラ・アクイレイア

録音:2018年10月26-27日
これまでブラームス、ブルックナー、ドヴォルザークの交響曲録音を完成させて高い評価を得ているボッシュ。シューマンも2・4番がすでにリリースされ ているので今作で4人目の作曲家の交響曲録音が完成。スリムな編成ですっきりした響きを持つカペラ・アクイレイアの演奏は透明度が高い分、細かなニュ アンスが手に取るように分かり、シューマンの陰影に富んだ音楽が色彩豊かに鳴り響きます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3816(1CDR)
税込定価
ハイドン:交響曲第86番ニ長調 ブルーノ・ワルター(指)LSO

米 RCA VICTOR 12461/3 (英 HMV DB3647/9と同一録音)
1938年9月13日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテル ン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年 ハンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラー(1860- 1911)と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇 場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの楽長、 音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮した。1938 年オーストリアがナチス・ドイツの併合されると迫害を避けてフランス、イギ リスを経てアメリカに逃れた。この録音はイギリス滞在中に行われたもの。評 論家の宇野功芳氏はこの演奏を「ロンドンSOの弦にウィーンのそれのよ うな憧れを湛えた音色とレガートを求め、ダイナミズムの角をとって和やかで 情緒的な雰囲気を醸成している」(音楽之友社刊「ブルーノ・ワルター-レコー ドによる演奏の歩み」から引用)と評しています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

MDG
MDG-91221936
(1SACD)
メンデルスゾーン・プロジェクト VOL.1
シンフォニア第1番ハ長調
シンフォニア第2番ニ長調
シンフォニア第3番ホ短調
ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調
ドグマ室内オーケストラ
ミハイル・グレヴィチ(指)
ヘルベルト・シュフ(P)
メンデルスゾーンは、12歳から14歳にかけて弦楽のためのシンフォニアを12曲作曲しています。ドグマ室内オーケストラは、同時期に書かれた5つの 協奏曲を含めたメンデルスゾーンのシリーズをリリースしてきます。 共演のピアニスト、ヘルベルト・シュフは、ルーマニア出身でブレンデルからも薫陶受けたこともあり、2005年のウィーン・ベートーヴェン国際ピアノコンクー ルで優勝した実力派です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72863
(1SACD)
シューベルト:交響曲全集第3集
交響曲第9番ハ長調『グレイト』 D.944
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
ハーグ・レジデンティO

録音:2019年11月28-29日/ハーグ
2015年からハーグ・レジデンティOの首席指揮者を務めているヤン・ヴィレム・デ・フリエンドによるシューベルト全集録音シリーズ第3弾。大曲『グ レイト』の登場です。『未完成』までのシューベルトの世界とは異なった、スケール大きな曲想、巨人の如き足取り、天国的な長さで無二の魅力を持つ名作。 前作までの古典的な均整美を備えた作品では清らかな響きを聴かせてきたフリエンド、今作ではその見通しのよさに加え迫力ある力強さが加わり、聴き応え のある演奏を展開しています。SACDハイブリッドで音質も優秀。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-067(1CD)
フェルディナント・ライトナー、未発表ライヴ録音
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op.28
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
フェルディナント・ライトナー(指)
フランス国立O

ライヴ録音:1960年2月25日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
日本限定発売!意外にもライトナーとフランス国立管との相性が抜群で録音も素晴らしくきつさのない広がりのある大ステレオ。さすが国営ラジオフランス で60年の録音でこの水準は驚嘆。
ティルもまた絶品でライトナーのオルフェオの名盤バイエルン盤を凌駕。音が立ちに立ちながらライトナーならではのエレガントで味な語り口に一聴忘我。 フランスのオーケストラらしいチェロの美しさにもしびれます。
ブラームスは冒頭から大河のような大風格。緻密でありながら実に熱いオーケストラの真剣勝負ぶりも聴きものでフィナーレのはったりなしの大コーダに いたっては誰もがうなりましょう。このような埋もれていた大演奏を発掘し、世に出したスペクトラムサウンドはレコード界のシュリーマンと云わねばなります まい。平林直哉氏による日本語解説付! (Ki)


King International
KKC-4242(4CD)
メンゲルベルク/ベートーヴェン:交響曲集
(第1〜3番、第6〜8番)〜ターラ原盤による未発表録音集〜
■CD 1
交響曲第1番ハ長調 作品21
交響曲第3番「英雄」
■CD 2
交響曲第2番ニ長調 作品36 
交響曲第6番「田園」
■CD 3
交響曲第7番イ長調 作品92 
交響曲第8番ヘ長調 作品93 
■CD 4
交響曲第2番ニ長調 作品36 
交響曲第3番「英雄」〜第2〜4楽章
ウィレム・メンゲルベルク(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1940年10月27日 (CD1-1), 1942年3月5日(?)(CD1-2), 1936年5月14日(CD2-1), 1938年5月22日(CD2-2),
1936年5月21日(CD3-1), 1943年5月13日(CD3-2), 1943年3月21日(CD4-1), 1940年4月14日(CD4-2)
コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
原盤:Tahra=TAH 401 (CD1-1), TAH 391(CD1-2), TAH 420(CD2) , TAH421(CD3-1), TAH 392(CD3-2), TAH 392(CD4-1), TAH401(CD4-2)
1895−1945年、50年の長きにわたってACO(アムステルダム・コンセルトヘボウO)の常任指揮者をつとめ、マーラーやR・シュトラウスにも認め られていた名指揮者メンゲルベルク。2000−1年ターラが音源を発掘・初音盤化したメンゲルベルク&ACOのベートーヴェン交響曲集。4番、5番、9番を除 く6曲の交響曲(8種類の録音)を集成。ターラ廃業に伴い、入手困難な輸入盤が国内盤CD4枚組で復活します。 ベートーヴェン・イヤーの最後を飾る強力盤 です。
メンゲルベルクのベートーヴェン交響曲全集といえば、PH盤が有名ですが、このPH盤は1940-1年におこなわれたベートーヴェン・チクルスのライヴ収録 で、初日(1940年4月14日)の「英雄」は第1楽章の録音に失敗したため、テレフンケンの同年スタジオ録音で補完しています。今回の4CDには、この第1楽 章欠落の音源も(42年の全曲ライヴとともに)収録。また2番は36年盤と43年盤の2種収録。
それにしてもこの種のヒストリカル系録音を復刻するターラ社の技術力にはいつもながら驚かされます。原盤復刻の際の針音こそ残っていますが、その影響 度は最小限にし、楽音の芯はしっかりと鮮明にきかせて、これが80年ほど前の録音とは信じがたい音質レベル!ターラで3種のCD「未発表ライヴ録音集」第 1〜3集)に分けて発売されたこれらの原盤からキング関口台スタジオで、全点新たなリマスターを行ない、ノイズ除去等最新テクニックで改善しています。
猛練習の成果としか言えないような、緻密なアンサンブル。ひたすら甘い音色の弦。不断のポルタメント、レガート奏法。テンポの変化によってタメを作り、一 気呵成に燃焼していく手法等、いわば歌舞伎役者が大見得を切るような大至芸です!しかも密度がいっぱい詰まった味の濃さ、燃焼度の高さで聴かせます。今 日ナマの演奏会では絶対にきくことのできない音づくりと演奏スタイル―――メンゲルベルクの至芸をご堪能ください。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00740(1SACD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ジョナサン・ノット(指)東京SO
東響コーラス[合唱指導:冨平恭平]
サイモン・オニール(T)
シェン・ヤン(Bs-Br)
ルイーズ・オルダー(S)
ステファニー・イラーニ(Ms)

録音:2019年12月28-29日 東京・サントリーホール・ライヴ
多くのファンを魅了し熱狂させる名コンビ、ジョナサン・ノットと東京SOによるベー トーヴェン・シリーズの幕開けです。楽聖ベートーヴェン生誕250年にあたる2020年、シ リーズ最初を飾るのは、音楽史上燦然と輝くベートーヴェンの傑作「第九」。 ノットが全幅の信頼を寄せる豪華ソリスト陣と共に描いた、魂漲る渾身のベートーヴェン像 を余すことなくライヴ収録しました。「第九」 新時代の扉を開くジョナサン・ノットと東京交響 楽団の名演を、是非お楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00738(1CD)
税込定価
モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92
 ロマンス 第1番ト長調 作品40
ライナー・ホーネック(指)
紀尾井ホール室内O

録音:2019年4月5-6日、2020年2月13-15日東京・紀尾井ホール・ライブ
2017年4月より紀尾井ホール室内O(KCO)に首席指揮者として就任したライナー・ ホーネック。ヴァイオリニストとしてもウィーン・フィルのコンサートマスターを長年務め、 リーダーとしての経 験を指揮にも存分に活かすことで、ホーネックが培ってきたヨーロッパ伝統の音色と、紀 尾井ホール室内Oの緻密で豊かな表現力が相まって見事なアンサンブルを聴か せています。収録 曲には人気の高いモーツァルトとベートーヴェンの交響曲で構成され、アンコール風に ベートーヴェンのロマンスをホーネックの弾き振りで収録。じっくりと音楽を聴かせ香り高き ウィーンの粋を感じさせる見事なアンサンブルをご堪能ください。(オクタヴィア)


King International
KKC-2704(6CD)
税込定価
大阪SO創立40周年記念〜ベートーヴェン:交響曲全集
■Disc1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第2番ニ長調Op.36
■Disc2
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
■Disc3
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第8番ヘ長調Op.93
■Disc4
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
交響曲第7番イ長調Op.92
■Disc5
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
■Disc6
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
外山雄三(指)大阪SO
木澤佐江子(S)、糀谷栄里子(A)、二塚直紀(T)、萩原寛明(Bs)、大阪SO合唱団

録音:第1番:2019年2月28日ザ・シンフォニーホール/第2番:2020年2月27日ザ・シンフォニーホール/第3番:2016年5月10日ザ・シンフォニーホール/第4番:2018年11月21日いずみホール/第5番:2019年4月12日ザ・シンフォニーホール/第6番:2017年7月5日いずみホール/第7番:2017年7月5日いずみホール/第8番:2020年10月8日ザ・シンフォニーホール/第9番:2019年5月10日ザ・シンフォニーホール(すべてライヴ)
2016年5月から2020年10月までかけ、外山雄三がじっくり手掛けた全集、まさに各曲が長編小説を読むような充実感と深みに満ち、大阪SOの成 長著しい演奏を堪能できます。
基本的に遅めのテンポによりますが、堂々として説得力に満ち、聴き手をぐいぐいとその世界へ引き込みます。弦楽の豊かな響きも特筆。いずれも巨匠芸で すが、初期の第1番、第2番が驚きの境地を示した名演。まさに巨匠の至芸を味わえます。


Altus
ALT-443(2CD)
ヤンソンス/レニングラード・フィル86年来日ライヴ
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
チャイコフスキー:交響曲第4番
マリス・ヤンソンス(指)
レニングラード・フィルハーモニーSO

ライヴ録音:1986年10月19日/サントリーホール
ムラヴィンスキー突然の来日キャンセルにより急遽ヤンソンスが代役を務めた86年レニングラード・フィル来日公演が初CD化!これまでディスク化されるこ となくNHKに保管されていた幻の音源をALTUSが丁寧にマスタリングして商品化。もはや伝説となっていた公演の真の姿が、ついに日の目を見ます!2019 年11月に惜しくも世を去ったマリス・ヤンソンスを追悼する注目のアルバムです。
マリス・ヤンソンスは1971年にレニングラード・フィルを振って指揮者デビュー。73年に同団副指揮者、85年には准首席指揮者となってムラヴィンスキー のもと経験を深めていきます。77年にムラヴィンスキーと共に来日公演を振っているものの、当時の日本ではヤンソンスと言えば父のアルヴィドで、なかなか真 価が認められなかったのが実情です。聴衆がその存在をはっきりと認めたのは、何と言ってもムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めたこの86年公 演。ムラヴィンスキーに鍛え上げられたレニングラード・フィル鉄壁の響きと、ヤンソンスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合い、このタイミン グでなければ聴くことのできない手に汗握る稀有な名演が誕生したのです。ヤンソンス特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランド が凄まじい燃焼度。ショスタコーヴィチの第5を前半に置きチャイコフスキーの第4で締める異常な重量級プログラムにも痺れます。後の大活躍を予感させる 強烈ロシア音楽集!
全くスタミナを出し惜しみすることない全力投球のショスタコーヴィチだ。第1楽章や第3 楽章のゆったりとした場面でも早めのテンポを採るが、全く音楽 は軽くならない。一糸乱れぬアンサンブルで鋭いアクセントを打ち込むことで、重心がブレる瞬間が一度もない。…チャイコフスキー交響曲第4 番は、数多ある 同曲の録音の中でも最高傑作といっても過言ではない名演だ。ヤンソンスは一心不乱に音楽を推進させていく。長年のコンビでなければ成し得ない演奏で、レ ニングラード・フィルも綻びなく食らいついています。(指揮者・坂入健司郎氏の解説より)
Altus
ALT-445(1CD)
ヤンソンス/レニングラード・フィル89年来日ライヴ
ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
シベリウス:悲しきワルツ
ワーグナー:歌劇『ローエングリン』から第3幕前奏曲
マリス・ヤンソンス(指)
レニングラード・フィルハーモニーSO

ライヴ録音:1989年10月25日/オーチャードホール
かつて映像でしか世に出ていなかったヤンソンス/レニングラード・フィル89年来日公演が初CD化!NHKに残されている貴重音源を元にALTUSが丁寧 にマスタリングして商品化。演奏会場の熱気も十分に伝わってきます。2019年11月に惜しくも世を去ったマリス・ヤンソンスを追悼する注目のアルバムです。
マリス・ヤンソンスは1971年にレニングラード・フィルを振って指揮者デビュー。73年に同団副指揮者、85年には准首席指揮者となってムラヴィンスキー のもと経験を深めていきます。77年にムラヴィンスキーと共に来日公演を振っているものの、当時の日本ではヤンソンスと言えば父のアルヴィドで、なかなか真 価が認められなかったのが実情です。聴衆がその存在をはっきりと認めたのは、ムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めた86年来日公演。当盤には その3年後、新たに音楽監督となったテミルカーノフと共に来日した89年の公演が収められています。レニングラード・フィルの伝統を知り尽くしたマリスがサ ンクトペテルブルク・フィル改称前のオケと繰り広げた、レニングラード最後の輝きと言える凄まじい名演。得意の『幻想交響曲』をメインにワーグナーと絡め た聴き応え抜群・壮絶なプログラムです!
まさに伝統的な「ロシアのベルリオーズ」を継承した表現の濃い演奏といえます。第1楽章冒頭は、濃密な夜の音楽で、終楽章のワルプルギスの夜を想起させる 不気味な雰囲気さえ漂ってくる…第4 楽章は、あたかも死刑を執行したことがあるかのようなリアリティをもって豪快な演奏を繰り広げる金管楽器隊がレニン グラード・フィルならでは。終結部での管楽器の強引なクレッシェンドは父・アルヴィドと同じアイディアを採用している…第5楽章では、ヤンソンスとレニング ラード・フィルの面目躍如といった演奏が堪能できます。冒頭はホラー映画のようなおどろおどろしい奇怪な世界…終結部における金管群の咆哮や畳みかけるよ うな加速は、まさに狂乱の場に相応しい乱痴気騒ぎで、聴き手を興奮の渦に巻き込んでいく。(指揮者・坂入健司郎氏の解説より) (Ki)

GRAND SLAM
GS-2227(1CD)
ウェーバー&ブラ1〜音質大幅改善再登場
(1)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:(1)1952年12月8日/ティタニア・パラスト(ベルリン)
(2)1952年2月10日/ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者より  
このディスクの2曲はGS-2127(2015年)として発売し、短期間で完売してしまいましたが、このたびバイロイトの第9(GS-2205/2019年)と同様、テープ を録音スタジオに持ち込み、マスタリングの全行程をプロ用の機器で行いました。GS-2127も非常に良い音だと思っていましたが、リマスターのGS-2227は 情報量がさらに豊かになり、一度こちらに慣れると、旧盤には戻れません! 前回同様、ブラームスは全くハサミのない唯一のテープを使用、永久保存盤を目 ざしました。(平林 直哉)

Ars Produktion
ARS-38831(1CD)
ヴァイマル・クラシックVol.1
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K.621 序曲
ハイドン:交響曲第85番変ロ長調「王妃」 Hob.I: 85
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
ヴァイマル・チューリンゲン室内O、
マックス・ポンマー(指)

録音:1993年4月、ヴァイマル・ドイツ国民劇場
ヴァイマル・チューリンゲン室内Oは、1962年に創設され世界で最も古い室内楽オーケストラの1つといわれています。ドイツだけでなくヨーロッパや韓国、メキシコでもコンサートを行なってきました。
ヴァイマル・ドイツ国民劇場のプロデュースで1993年にレコーディングされた録音集「ヴァイマル・クラシック」。シラーやゲーテを代表とするドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けたウィーン古典派音楽を紹介しており、第1巻は、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンの名作品集。
Ars Produktion
ARS-38832(1CD)
ヴァイマル・クラシックVol.2
トラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン):大管弦楽のための序曲 ハ長調(1828)
コンチェルタンテ(協奏交響曲) ヘ長調 Op. 67 (1820頃)
交響曲第3番変ホ長調 Op.84 (1823)
ヴァイマル・チューリンゲン室内O、
マックス・ポンマー(指)、
ヴァリー・ハーゼ (Fl)、
ブリギッテ・ホーリッツ (Ob)、
ヤン・ドールマン (Cl)、
ミヒャエル・アベ (Fg)、
ラルフ・ルートヴィヒ (Hrn)

録音:1994年5月、ヨハネス教会(ドイツ、ヴァイマル)
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けたウィーン古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」第2巻は、チューリンゲン出身の知られざる作曲家、トラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン)(1775−1791)の管弦楽作品。イーバーヴァインは、オペラや序曲、交響曲、室内楽、歌曲などの数百ある作品数の中でも、ゲーテの詩をもとに歌曲を多く作曲していたといわれています。

CAvi
85-53485(1CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO、
トゥンデ・サボーキ(S)、
ナディーネ・ヴァイスマン(A)
、デュッセルドルフ市楽友協会cho

録音(ライヴ):2019年4月3日−8日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。ハイペースにリリースを重ね、いよいよ大詰めとなるシリーズ第9巻、交響曲第2番 「復活」が登場!
ドイツのARS- Produktionからは、マーラーゆかりの地カッセルで行われた音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」における「復活」の1991年ライヴ録音(ARS-38304S)もリリースされたばかりのアダム・フィッシャーですが、こちらは2019年4月にデュッセルドルフで行われた迫真のライヴ。
マーラーがブダペスト時代に作曲を始めたこと(マーラーもアダム・フィッシャーもハンガリー国立歌劇場で音楽監督を務めている)、ハイドンとマーラーのウィーン古典主義的なつながり、そして、第3楽章で演奏されるマーラーの歌「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」が、アダム・フィッシャーが長年携わってきた人種差別反対運動・人権活動などを正確に表していると感じていることなど、様々な異なった理由から、「マーラーの交響曲第2番は、私にとって特別な意味を持っている」と語るアダム・フィッシャー渾身の「復活」ライヴです!


Treasures
TRT-016(1CDR)
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
チャイコフスキー:交響曲第5番*
ロリン・マゼール(指)VPO

録音:1964年5月4-6日、1963年9月13-14&6-18,20日* (全てステレオ)
※音源:LONDON CS-6376、CS-6376*
◎収録時間:61:48
ウィーン・フィルの伝統美とマゼールの才気が融合したスパイシーな名演!”
■音源について
米LONDONはイギリス・プレス。初期盤SXLでなければならない決定的な理由が見当たらず、音楽のスケール感を余すことなく伝えていると思います。

★第1楽章冒頭の2本のクラリネットがフレーズ結尾(0:19〜)で一本のみを残しているように聞こえ、レガート風に仕上げるところから早速マゼール独自の美学が顔を出し、ロシア趣味とは異なる哀愁を漂わせます。第1主題では管楽器に対して色彩的な背景表出の任務を確実に与え、音像の弛緩を回避。こういう他の指揮者とは目の付け所が違うという点だけで「衒い」と受け取る人もいるようですが、慣習に囚われず音楽の魅力を徹底的に引き出そうとするマゼールの姿勢は、作品への真の共感の証しと言え、どうして白眼視などできましょう。パンチの効いたティンパニ強打も効果絶大。第2楽章はウィンナ・ホルンの魅力を堪能させた後、緊張が緩みやすい6:06あたりからは陰影の濃いフレージングに淀みはなく、緊張感も持続。7:07からの重心を落とした歩みは、ウィーン・フィルだから実現した風格美に結実。終楽章は、ややオンマイク気味の録音がプラスに採用。金管も弦もソリッドな立ち上がりが見事に捉えられており、マゼールの熾烈なアプローチが赤裸々に再現されて痛快です。注目すべきは、採用しているテンポ。高速で煽るスタイルを取らないのは、音と音との空白に詰め込みたい要素が豊富にあるという証拠で、実際に中庸のテンポ感の中でメリハリの効いたニュアンスを敷き詰めて最後まで聴き手を飽きさせないのです。溢れんばかりのイマジネーションを統合しながら全体をバランス良く構築できるだけでなく、聴き手に良い音楽を聴いたというじ実感を確実に与えてくれたマゼールという指揮者、決して頭脳明晰なだけではなかったのです。 
 なお、特に終楽章において、金管が唐突にオンマイク気味で聞こえる箇所がありますが、メータのリスト:「前奏曲」やワーグナーでも同様の現象が見られましたので、録音会場のソフィエンザールの特性か、録音の方式に起因するものと思われます。【2020年10月・湧々堂】

Altus
PALTSA-023
(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[12]〜北ドイツRSO編
ブルックナー:交響曲第3番(ノヴァーク第3稿/1889年)
交響曲第8番(ハース版/1884-90年稿)*
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:1985年12月23日、2000年4月30日-5月3日*/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!
北ドイツ放送響とのブルックナー2曲を収録。逞しい音響の絶頂期を感じさせる85年の精悍な第3番と、最晩年の圧倒的な深みを湛えた2000年の第 8番。金管が火花を散らしアヴァンギャルドな様相すら見せる前者はそれでいて稀有なバランス感覚と高貴さを保つヴァントならではの名演。後者はベルリン・ フィルやミュンヘン・フィルのそれと同じ高みにあるのは勿論、さらに一味ふた味ちがう細かなこだわりが随所にあふれ、後半に行けば行くほど音楽自身が生 命力を迸らせ渦を巻き「これしかない」という感覚に満たされていく大演奏!北ドイツ放送響との類稀なる到達点です。年代を隔てたこの2つの演奏の聴き 比べはとても興味深いもの。ぜひじっくりとご堪能ください。
(交響曲第3番)金管楽器が飽和しがちな強奏部でも和声進行の綾を見事に示していて、分厚い低弦楽器の支えも頼もしい。第1 楽章では、第2 主題 再現部にあたる15 分45 秒あたりからのヴァイオリンの唸るような歌い込みに驚く。対旋律をあえて野生的で、制御不能とさえ感じさせる没入感に思わず 夢中になってしまう。終結部における金管の細かな動きを透かし彫りにする聴かせ方にも舌を巻く。……(交響曲第8番)長年のコンビであるからこその峻 厳な表情が時折顔をのぞかせる―ヴァントのバランス感覚と閃きは、最晩年になっても冴えわたっていたことがよくわかる―オーケストラが生む「音の渦」が 見事に結実したのが、第3 楽章、そして終楽章といえるでしょう。深い呼吸感、各楽器の調和…指揮者の操縦術を超越した奇跡的な演奏を体験することが出 来る。これ以上、言葉は要らないでしょう。〈指揮者・坂入 健司郎氏の解説より〉
SACD層は収録可能時間を活かし、第8番全楽章(約89分)を2枚目のディスクに収録しています。

BERLINER PHILHARMONIKER
日本語帯・解説付
数限定盤
税込定価
KKC-6301(2SACD)
『プレゼンティング・ベルリン・フィル・レコーディングス』
日本限定スペシャル・サンプラー



(1)R・シュトラウス:「ドン・ファン」

(2)シベリウス:交響曲第7番ハ長調

(3)ベートーヴェン:交響曲第7番

(4)メンデルスゾーン:『夏の夜の夢』より序曲

(5)チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』より第2楽章

(6)シューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120(初稿)より第2楽章

(7)シューベルト:交響曲第8番『グレート』より第4楽章

(8)ジョン・アダムズ:管弦楽のための「シティ・ノワール」より第2曲:The Song is for You

(9)マーラー:交響曲第6番イ短調より 第3楽章

(10)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番より第2楽章

(11)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
全て、BPO

サー・サイモン・ラトル(指)
(1)録音:2017年11月13日(チンタイ・コンサートホール、武漢)
(2)録音:2015年2月7〜9日(フィルハーモニー、ベルリン)
(3)録音:2015年10月3、9 & 15日(フィルハーモニー、ベルリン)
(4)クラウディオ・アバド(指)
録音:2013年5月18、19、21日(フィルハーモニー、ベルリン)
(5)キリル・ペトレンコ(指)
録音:2017年3月22/23日(フィルハーモニー、ベルリン)
(6)サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2013年10月31日-11月2日(フィルハーモニー、ベルリン)
(7)ニコラウス・アーノンクール(指)
録音:2006年3月22-24日(フィルハーモニー、ベルリン)
(8)グスターボ・ドゥダメル(指)
録音:2017年6月9日(フィルハーモニー、ベルリン)
(9)サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2018年6月19、20日(フィルハーモニー、ベルリン)
(10)内田光子(P)
サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2010年2月10日(フィルハーモニー、ベルリン)
(11)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
録音:1943年6月28,29,30日、(旧フィルハーモニー、ベルリン)
日本限定スペシャル・サンプラー『プレゼンティング・ベルリン・フィル・レコーディングス』。これまで発売されたタイトルの中からベルリン・フィル・レコーディ ングスが厳選した演奏を収録しています。そして、ラトル指揮のマーラー6番、ドゥダメル指揮のジョン・アダムズ「シティ・ノワール」は、全曲ではないものの、 SACD 初登場となります。 ジャケット写真も、本拠地フィルハーモニーの個性的な外観がデザインされた特別な仕様です。数量限定盤。 (Ki)

Radio France
FRF-054(1CD)
NX-B09
「ポップアップ・シンフォニー」 〜音楽のおとぎ話〜 マリナ・セドロ(作詞作曲、ピアノ、歌)
ジャン=クロード・ジャンジャンブル(器楽曲作曲、編)
ジャン=リュック・フロマンタル(物語、スペイン語歌詞)
ジェラール・ロ・モナコ(イラスト、紙細工)
フランス放送PO員

録音:2018年11月 フランス放送
フランス放送制作による、3歳から6歳くらいの子供たちを対象とした、フランス語による音楽物語。深い 森の中に一人で住んでいた、ジョセフィーヌという小さな女の子と音楽のお話です。ジャン=リュック・フロマ ンタルとジェラール・ロ・モナコという人気の作家による物語に、ブエノスアイレス出身で現在は西フランスを 中心に活躍する歌手・ダンサーのマリナ・セドロによる歌が7曲挿入されています。伴奏を務める音楽は ジャン=クロード・ジャンジャンブルによるもの。ヴァイオリン、チェロ、フルート、トランペット、そして打楽器と いうこじんまりとした編成で、軽やかなステップで踊る子犬を表現したり、楽しい音楽を聴かせてくれます。


Spectrum Sound
CDSMBA-065(2CD)
ミュンシュ&マルティノン

■CD 1
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68

■CD 2
(1)ドビュッシー:海
(2)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
■CD 1
シャルル・ミュンシュ(指揮)フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1966年10月20日東京文化会館(モノラル)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供 ※初CD化

■CD 2
ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立管弦楽団

(1)ライヴ録音:1970年9月30日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供 ※初CD化
(2)ライヴ録音:1971年6月16日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供 ※初CD化
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で全て初CD 化となりま す!今回はシャルル・ミュンシュ指揮フランス国立管弦楽団の1966年10月20日の来日公演からブラームスの交響曲第1番が全楽章で初お目見え!こちらは NHKにも放送録音が残っていたものでしたが、一部に不具合があったためこのINAからの復刻は大歓迎と申せましょう。その演奏はミュンシュならではの一 期一会のひらめきに満ちた名演!モノラルながら非常に明瞭で聴きやすい復刻となっております。
カップリングも大注目。こちらはマルティノンの1970年、1971年のパリにおけるライヴでドビュッシーの海とブラームスの交響曲第4番、ともにステレオで す。ブラームスの第4番はマルティンの初レパートリーということでも注目です。全く異なる個性をもつフランスの両巨匠の至芸をご堪能ください!平林直哉氏 による日本語解説書付。

Spectrum Sound
CDSMBA-068(1CD)
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ジャン=バティスト・マリ(指)
フランス国立放送O

録音:1965年4月6日/フランス放送協会(ステレオ・ライヴ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(INA)※初CD化
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で、ジャン=バティスト・マ リがフランス国立放送管弦楽団を振った1965年4月の演奏で、グリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲とチャイコフスキーの悲愴交響曲、ステレオでの音源 です!
ジャン=バティスト・マリは、アルジェリア生まれのフランスの指揮者、チェリスト。パリ音楽院で研鑽を積み、チェリストとして活躍し、その後はパリなどで指 揮活動を始めました。日本には東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団に客演しています。 ★当演奏、冒頭のグリンカから大爆発の演奏!きっちりとしたテンポを保ちながらも熱のこもった演奏を展開。チェリストでもあるマリらしく、ことに弦楽器の鳴 らし方は実に巧みにコントロールしており、マリの魅力・持ち味である生き生きとした演奏を聴くことができます。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」も実に聴きもの。チャイコフスキーらしい畳み掛ける音と哀愁漂う旋律を余すところなく表現できた名演です。マリ が交響曲を振った現役盤の録音自体が少ないだけにこの復刻は大歓迎と申せましょう。日本限定発売。日本語帯・解説はつきません。 (Ki)

Edition HST
HST-911(12CD)
限定盤
楽団結成23周年記念、特別価格
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);60の交響曲集-Vol.I (HST-911)
Bryan C1, C9, cm3, D21, Es2, Es4, Es5, E1, E2, E3, E4, em3, F3, F4, fm1,
G0, G1, G4, G7, G8, A1, A3, A5, am1, B2, B4 の全26 曲を収録
(CD12 枚組み、PP ケース入り)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2005-2009 年、東京・三鷹、風のホールなどのライヴ
Edition HST
HST-912(12CD)
限定盤
楽団結成23周年記念、特別価格
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);60の交響曲集-Vol.II (HST-912)
Bryan C4, C6, C7, C7a, C8, C15, C24, C25, C27, D1, D6, D7, D9, D15,
D18, D19, dm1a, dm2, Es4(Prager), Es9, Es14, E5, em2, F2, F6, F7,
fm1(Prager), G2, G10, G13, gm2, A4, A7, am1(Prager) の全34 曲を収録
(CD12 枚組み、PP ケース入り)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2009-2018 年、東京・三鷹、風のホールなどのライヴ
「ヴァンハル:60 の交響曲集(上下2 巻)」 。2005 年から約15 年かけて収録された交響曲集を 楽団結成23 周年限定盤として発売!


東武レコーディングズ
TBRCD-0101(2CD)
税込定価
クレンペラー〜最後の「マラ9」
マーラー:交響曲第9番ニ長調
オットー・クレンペラー(指)
エルサレムSO

録音:1970 年8 月4 日ビンヤネイハウーマ、コンサートホール(ライヴ・ステレオ)
1967 年 2 月、最晩年のクレンペラーは、長年のカトリック信仰を捨ててユダヤ 教に回帰します。同時にマーラーの最高傑作にして白鳥の歌である交響曲第 9 番をニュー・フィルハーモニア管とスタジオ録音。以降クレンペラーは異常なまで にこの「第九」に執着し演奏を各地で繰り返します。エルサレムには、クレンペラ ーの妹マリアンネが住んでいましたが重い病に侵されており、1966 年にそれを 見舞う為にイェルサレム訪問。1967 年、1970 年、1971 年にも、同地を訪れエル サレムSOを指揮して感動的な演奏を展開しました。イスラエル・フィルとは 衝突があったためにエルサレムSOとの共演となりました。奇跡的にそれら の録音が優秀なステレオ録音で遺されておりました。僥倖と言う他ありません。 クレンペラー最後の「マラ 9」演奏となったのが当演奏。この訪問時にクレンペラ ーはイスラエル国籍を申請から 12 時間で受理され、喜ぶ姿が当時の新聞に遺 っております。 オーケストラの実力はいっぱいいっぱいですが、献身的な名演として海賊盤で 広く知られていたもので、ヒスノイズが目立ちました。当盤は正規音源からの復刻 故に極上の音質で、ヘビーで深遠なクレンペラー最晩年の境地が手に取るよう に分かります。第1 楽章の中間部などはほとんど現代音楽に踏み込んだ過激な 内容です。第 2 ヴァイオリンが大活躍で、というより強調されております。中間の 第 2 楽章、第 3 楽章の巨象の歩みと脳髄に鉄柱を打ち込むかのようなリズムの 厳しさには驚かされます。そして究極の第4 楽章アダージョ。この世との告別どこ ろか、宇宙との別離そして同化のような巨大な名演!何とあのノーマン・レブレヒ トが、インタビューに答える形でこの記念碑的演奏について解説。ファン垂涎の 内容となっております。当時のイスラエルRSOにガドナSO(ユー スオーケストラ、兵役前の10 代の奏者ばかり!)が加わった合同演奏ですが、現在の呼称であるエルサレムSO名義での発売となります。

J.S.Bach-Stiftung
B-904CD(1CD)
NX-D03
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 ジュリア・ドイル(S)
クラウデ・アイヒェンベルガー(A)
ベルンハルト・ベルヒトルト(T)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho

録音:2013年10月1日 ライヴ
チューリヒ、トーンハレ
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oの『第九』が2020年、ベートーヴェンの生誕250年の記念年に満を持 しての登場!2006年にルドルフ・ルッツによって創設されたバッハ財団O&choは、毎月1回のコ ンサートで、バッハのカンタータ全曲演奏を行っていますが、彼らが2013年に企画したのは8月から10月の2か 月間に“スイスの9都市”でベートーヴェンの第9を演奏するものでした。バッハでの入念な解釈で知られるルッツ ですが、今作では「第九」を、当時の時代背景の一つ、「知的な混迷状態にある人類を、闘争を経て光明へ 導こうとする啓蒙主義の精神」の産物と捉ました。その結果、全曲61分弱という超快速テンポとアクセントを 強調した解釈により劇的な起伏が強調される仕上がりとなり、スイス・ツアーではスタンディング・オベーションが 続出したと伝えられます。

Signum Classics
SIGCD-647(1CD)
デイヴィッド・マシューズ:ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー
トゥワード・サンライズ Op.117
交響曲第8番 Op.67
シンフォニア Op.67
ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー Op.125
ヤク・ファン・ステーン(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2017年11月7日&12月6日、BBCメディア・シティ・UK(サルフォード、イギリス)
60年代にはブリテンの助手として過ごし、70年代にはスカルソープとコラボレーションを行うなど、60年近くにわたる多彩な活動によって、現代を代表するシンフォニストの一人として国際的な名声を確立しているデイヴィッド・マシューズ(b.1943)の管弦楽作品集。
BBCフィルの委嘱により作曲され2015年に初演された交響曲第8番、同じくBBCフィルの委嘱で2013年のBBCプロムスで披露された「ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー」を、デイヴィッド・マシューズと頻繁に協力してきたオランダの指揮者、ヤク・ファン・ステーンが振ります。
ヤク・ファン・ステーンはこれまで、オランダ国立バレエ、ヴァイマール州立劇場、ドルトムント・フィル、BBCウェールズ・ナショナル管などの主要ポストを務め、現在はアルスターOとプラハSOの首席客演指揮者の任に就いています。2017年には新日本フィルハーモニーSOとも共演しました。

CORO
COR-16181(1CD)
ハイドン:交響曲集Vol.7
交響曲第100番ト長調 Hob.I-100 「軍隊」
ネルソン・ミサ ニ短調 Hob.XXII-11
メアリー・ベヴァン(S)、
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(Ms)、
ジェレミー・バッド(T)、
サムナー・トンプソン(Br)、
ハリー・クリストファーズ(指)、
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ

録音(ライヴ):2020年1月24日&26日、シンフォニー・ホール(ボストン、アメリカ)
1791から1795年のロンドン訪問期に作曲された12の「ロンドン交響曲集」のうちの1曲であり、激しい戦争描写から「軍隊」の愛称を持つ「交響曲第100番」。そして、「ロンドン交響曲集」の影響がみられる傑作ミサ曲の1つ「ネルソン・ミサ」を収録。
ヘンデル&ハイドン・ソサエティの誠実なピリオド演奏はもちろん、2019年にMBEを受勲した今をときめくソプラノ、メアリー・ベヴァンに加え、前作「ハルモニー・ミサ」から続投となる、キャスリン・ウィン=ロジャーズ、ジェレミー・バッド、サムナー・トンプソンによる豪華歌手陣にもご注文ください。

Cala Signum
SIGCD-2071(1CD)
シベリウス:交響曲集
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39*
交響曲第2番ニ長調 Op.43**
レオポルド・ストコフキー(指)、
ヒズSO*、NBC響**

録音:1950年7月11日、13日、ニューヨーク(第1番)&1954年9月15日−16日、23日、ニューヨーク(第2番)(米RCA Recordsがストコフスキー協会へと提供したコピー・マスター・テープからの録音)
旧品番:CACD0541
オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。英国レオポルド・ストコフスキー協会との協力によって発売されてきたストコフスキー・シリーズから、シベリウスの交響曲第1番&第2番がCala Signumから復刻。当時のヨーロッパや北欧の現代音楽をアメリカに紹介し、特にシベリウスは交響曲第5番〜第7番のアメリカ初演も担うなどスペシャリストであったストコフスキーの名演の1つです。ブックレットにはシベリウスからストコフスキーへ送られたお礼の手紙の画像も掲載。

Musicaphon
M-56915(1CD)
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」(ヘルマン・ベーンによる2台ピアノ版)(1895) クリスティアーネ・ベーン(P)、マティアス・ウェーバー(P)、ダニエラ・ベヒリー(S)、イリス・フェルミリオン(A)、
クラウス・バンツァー(指)、
ハルヴェステフーデ室内cho

録音(ライヴ):2008年11月、ライスハレ小ホール(ドイツ、ハンブルク)
マーラーの親しい友人であったベーンは、ブルックナーとラインベルガーに作曲を師事したドイツの音楽家。ベーンはマーラーの音楽を評価しており、その普及のため、特に金銭的な面でできる限りの支援を行いました。例えば、1895年12月13日にベルリンで行われた交響曲第2番の全曲初演のために、ベーンは費用の多くを負担したといいます。一方、マーラーもベーンの作曲、特に歌曲集に感銘を受けていました。
完成した交響曲第2番の原稿を預かることになったベーンは、マーラーに内緒で2台ピアノ用編曲を行ったため、旅行から帰ってきたマーラーはベーンの編曲に驚き、感激したそうです。マーラーはベーンの家で最初の3楽章を一緒に弾いています。その後この編曲版はヘルマン・ベーンの子孫であるクリスティアーネ・ベーンによって再発見され、2008年11月17日、ベーンの出身地ハンブルクでの初演が行われました。本アルバムはその際の演奏を録音(世界初録音)したものです。マーラーとベーンのエピソードに思いを馳せながら味わいたい1枚です。
Musicaphon
M-56974(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調
(エルヴィン・シュタインによる室内楽版)(1921)
イザベル・ソコヤ (Ms)、
ダニエル・カフカ(指)、
アンサンブル・オルケストラル・コンタンポラン

録音:2014年12月5日−6日、シャトー・ド・ブテオン(フランス)
20世紀初頭のウィーンでシェーンベルクによって旗揚げされた音楽団体、私的演奏協会(Verein fur musikalische Privatauffuhrungen)では、マーラーやブルックナーのオーケストラ作品が室内楽編成に編曲され、音楽愛好家たちによって楽しまれていました。シェーンベルクの友人、門人であったエルヴィン・シュタインは、私的演奏協会の設立に携わり、同団体のためにさまざまな編曲版を用意したオーストリアの作曲家です。本アルバムに収録されている交響曲第4番の室内楽版編曲は1921年に行われ、楽器編成は木管楽器、弦楽五重奏、打楽器、ハルモニウム、ピアノとなっています。当時、マーラーの交響曲のように規模が大きく、特殊な楽器を必要とする作品は、費用の面からもなかなか演奏機会に恵まれず、より小さな編成への編曲はとても重要でした。現代においては、作品に対する新たな洞察を提供してくれる貴重な存在となっています。原曲の音楽的なメッセージを歪めることのない、シュタインの編曲の巧みさが伝わってくる演奏です。

ICA CLASSICS
ICAC-5160(4CD)
NX- F01
シューベルト:交響曲全集
交響曲第1番ニ長調 D82
交響曲第2番変ロ長調 D125
交響曲第3番ニ長調 D200
交響曲第4番ハ短調「悲劇的」 D417
交響曲第5番変ロ長調 D485
交響曲第6番ハ長調 D589
交響曲第8番ロ短調「未完成」D759
交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」D944
ニコラウス・アーノンクール(指)
ヨーロッパ室内O

録音:1988年 シュテファニエンザール、グラーツ
7月3日…交響曲第1番、第5番
7月5日…交響曲第2番、第4番
7月8日…交響曲第3番、第8番
7月10日…交響曲第6番、第9番
シュティリアルテ音楽祭でのライヴ録音
初出音源!アーノンクールとヨーロッパ室内Oと言えば、世界に衝撃を与え、オーケストラ演奏の流れを決定的に変えたベートーヴェン:交響曲全集(1990年録音)があ まりにも有名ですが、それに先立つこと2年、驚くほど素晴らしいシューベルト全集を残していました。楽団員が「人生が変わった」と振り返るほどのリハーサルを経て、小振 りの編成による機敏さとクリアな響きを活かした、アーノンクールの解釈が存分に発揮されたシューベルトを紡ぎ出すことに成功しています。 今回、オーストリア放送協会(ORF)が収録していた音源を、数々の受賞歴を誇るベテラン・エンジニアのポール・ベイリー(元EMIアビー・ロード・スタジオ、現 Re:Sound社)がリマスタリー。リマスタリングには楽団員のクリスティアン・アイゼンベルガーが立ち会って「アーノンクール時代のCOEサウンド」を見事に呼び覚ましました。 全24ページのブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には、この1988年7月の演奏会に参加したヨーロッパ室内管メンバーによる回想を掲載。 アーノンクールのシューベルトの交響曲全集は、1992年のロイヤル・コンセルトヘボウ管、2003年から2005年にかけてのベルリン・フィルという二つの名門オケとの録音が あり、それらとの聞き比べも非常に興味深いものです。

LPO
LPO 0120(1CD)
ウラジーミル・マルティノフ(1946-):ユートピア交響曲 ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ジュン・ホン・ロー(Vn)
ネヴィル・クリード(話し手&合唱指揮)
ロンドン・フィルハーモニーcho
LPO

録音:2019年11月、アビーロード・スタジオ、ロンドン
モスクワ生まれの作曲家ウラジーミル・マルティノフ(1946〜)の作品「ユートピア交響曲」の世界初録音。 ウラジーミル・マルティノフは、1973年にスクリャービン博物館の電子音楽スタジオの職に就くなど、ロシア・アヴァンギャルドの系譜を受け継ぐスタイル。ま た1970年代後半からは神学、哲学、宗教史などを研究し、ロシア正教をテーマにした作品を発表しています。 本作「ユートピア交響曲」は、中国哲学の「タオ(道)」のテキストに触発された作品で、シンガポールの外交官であるマイケル・テイ氏がロシア大使として赴任 したことがきっかけでした。テイ氏がモスクワで行われたマルティノフの合唱とオーケストラのための作品「ダンテの新生」を聴き感動、シンガポールのための 祝祭の交響曲を書いてくれないかと打診。その後マルティノフはシンガポールを訪れ、作曲に取り掛かったといいます。 本盤は、ウラディーミル・ユロフスキ率いるロンドンPOが初演し、2019年ロンドンのアビーロード・スタジオで録音されました。 (Ki)

ABC Classics
ABC-4814532(2CD)
ブルックナー:交響曲第8番(1890年ハース版) サー・サイモン・ラトル(指)
オーストラリア・ワールド・オーケストラ

録音:2015年7月31日、シドニー・オペラ・ハウス・コンサート・ホール(ライヴ)
オーストラリア放送協会の自主レーベル「ABC Classics」よりリリースされた、サイモン・ラトルがオーストラリアの特別オーケストラを振ったブルックナー第8番の2015年ライヴ録音。
「オーストラリア・ワールド・オーケストラ(AWO)」は、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、シカゴ響、ロンドン響、ロサンゼルス・フィル、香港フィルなど、世界の主要なオーケストラで活躍するオーストラリアのミュージシャンたちとオーストラリアを拠点として活動するトップ・ミュージシャンたちが一堂に会して活動するスペシャル・オーケストラ。
サイモン・ラトルによって「世界の偉大なオーケストラの1つ(one of the great orchestras of the world)」とも称されるAWO。その広大で緻密なアンサンブルを発揮したブルックナー交響曲第8番のシドニー・オペラ・ハウス・ライヴは、2016年のヘルプマン賞( Helpmann Awards)で「年間最優秀オーケストラ・コンサート賞」を受賞した熱演です。


ALPHA
ALPHA-659(1CD)
NYCX-10175(1CD)
国内盤仕様
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op. 64*
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10月、2020年1月* マーク・ハレ、チューリヒ、スイス
【国内盤】日本語解説付き
2019年にトーンハレOの音楽監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。彼にとって、またスイスのオーケストラにとっても初めてという、チャイ コフスキーの交響曲全集録音が開始されます。第1弾として選ばれたのは第5番。華やかな内容といい人気といい、申し分ない選曲と言え ますが、実は1895年にチューリヒで初めて演奏されたチャイコフスキーの交響曲でもあり、翌年に「悲愴」が、そして1901年に「フランチェス カ・ダ・リミニ」が演奏されて以来、その管弦楽作品はトーンハレOの重要なレパートリーであったという、歴史的な経緯もあります。 その第5番では、パーヴォ特有の軽やかさとトーンハレの力強い音の鳴りのブレンドが心地よいメリハリと推進力を生み、細部にまで歌心が感 じられながらも、押しの強さだけで聴かせるチャイコフスキーとは一線を画す演奏に仕上がっています。フィナーレ冒頭での一つ一つの音を深く 歌いながらノーブルさを失わないバランス感覚、テンポが明確にキープされつつも圧倒的な盛り上がりを聴かせる主部も格別。カップリングの 「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、チャイコフスキーの交響曲を除く純管弦楽作品では比較的長く、どちらかというと難解とされるものですが、パー ヴォは嵐のような曲想を見通しよく整理しながらも猛然と鳴らし、ロマンあふれる旋律をオーケストラに積極性を持って歌わせ、全体をテンポよ く聴かせることで作品の魅力を最大限に引き出しています。今後のシリーズも大いに楽しみな、期待を上回る素晴らしいアルバムです。

Linn
CKD-643(1CD)
NX-B09
トーマス・ウィルソン(1927-2001):交響曲第2番(1965)
交響曲第5番(1998)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
ロリー・マクドナルド(指)

録音:2019年9月10-11日RSNOセンター新音楽堂、グラスゴー、UK
スコットランドにおける芸術音楽復興の祖とされるトーマス・ウィルソン、その交響曲第2集です。1927年 イギリス人の両親のもとアメリカに生まれたウィルソンは、まもなく両親に連れられ英国へ渡り、グラスゴーに 暮らして音楽を学びました。彼は生涯に5曲の交響曲を完成させますが、ここに収められた第2番は、現 代的な手法を用いつつ高い芸術性を保持し、心地よい緊張感と緻密な構成を持つ彼の作風が確立さ れた作品として重要なもの。そして第5番は彼の最後の作品となったもので、スコットランド室内管弦楽 団の依頼で書かれ、彼の交響曲の手法を室内Oの枠内で実践してみせた単一楽章の作品。 ロリー・マクドナルドとロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOは、第3番と第4番を収録した前作 (CKD616)に続き、「スコットランド芸術音楽の父」の作品を深い共感を持って描きあげています。

Capriccio
C-8050(2CD)
NX-B05
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):管弦楽作品集 第1集
交響曲第1番ニ短調 Op.33(1939)
演奏会用序曲「大地」Op.27(1933)
英雄的序曲 Op.45(1949)
「秋の悲歌」- オーケストラのために Op.15(1922/1931改訂)
交響曲第2番変ロ長調「5月」 Op.44-弦楽オーケストラのために(1949)
アレクサンドル・ヴラディゲロフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:1970-1975年バルカントン、ソフィア
20世紀ブルガリアにおける「最も卓越し、影響力のある作曲家」の一人ヴラディゲロフ。1933年にはブル ガリア現代音楽協会(ブルガリア作曲家同盟の前身)にも創立メンバーとして名を連ね、ブルガリアの音楽 発展に貢献しただけではなく、教師としても優れた才能を見せ、数多くの後進を育てました。作曲家とし ては幅広いジャンルの作品を書き上げ、ヨーロッパ、ロシア、アメリカなどで演奏され高く評価されています。 彼の作品については、ブルガリアでは1970年代に一連の録音が製作されており、Capriccioレーベルに はアルバム18枚分にも及ぶ音源が遺されています。今回発売となる管弦楽作品集は、いずれも1920 年代から40年代までに作曲されたもの。色彩豊かなオーケストレーションと耳なじみの良い旋律が特徴 的な5つの作品を、彼の息子アレクサンドル(0933-1993)が指揮。偉大な父の音楽を未来に継承する ために、見事な演奏を披露しています。 (なお、ヴラディゲロフ博物館によると、英雄的序曲の作曲年は1945年、秋の悲歌の改訂年は1937 年、交響曲第2番の作曲年は1948年と記載されています。)

TOCCATA
TOCC-0571(1CD)
NX-B03
ニクラス・シーヴェレフ(1968-):管弦楽作品集
交響曲第3番「Primavera 春」(2018)
5つの小品-弦楽オーケストラのために(2016)
弦楽のためのシンフォニエッタ(交響曲第4番)(2019)
ヨアヒム・グスタフソン(指)
マルメ歌劇場O

録音:2020年5月11-15日マルメ歌劇場
スウェーデン出身の作曲家ニクラス・シーヴェレフ。若い頃から優れたピアニストとして活躍してきましたが、 近年は作曲家としても注目が高まり、作品を耳にする機会が増えました。このアルバムには2010年代に 書かれた3つの管弦楽作品が収録されており、冒頭の「春」と題された交響曲第3番は伝統的なソナタ 形式を持つ作品で、湧き上がる喜びが活発なリズムで表現されています。第2楽章でさまざまな楽器が 旋律を歌い継ぐ場面での牧歌的な雰囲気も聴きどころ。「5つの小品」は、TOCCATAレーベルの主宰 者マーティン・アンダーソンの亡き妻に捧げた音楽。強い悲しみと慰めの心が表現されています。「交響曲 第4番」は、シーヴェレフが学生だった1980年代に、課題として作曲したパッサカリアを発展させた曲。とは いえ、主題は巧妙に隠されており判別は容易ではありません。シーヴェレフの広範な作曲技法が伺える少 し難解な作品です。
TOCCATA
TOCC-0583(1CD)
NX-B03
フリアン・カリージョ(1875-1965):管弦楽作品集
交響曲第2番ハ長調 Op.7(1905/1957改訂)
イザベル:スコットランド風(1890)(ウリエル・ルナー・ヘレッラによる管弦楽編)
歌劇 「Matilde o Mexico en 1810
1810年のマチルデまたはメキシコ」(1910)(抜粋)【序曲/I第3幕への間奏曲/第3幕: 間奏曲/ 反乱軍の合唱】
結婚行進曲 第2番(1910)
ルイス・ギレルモ・エルナンデス・アビラ(Br)
サン・ルイス・ポトシSO&cho
ホセ・ミラモンテス・サパタ(指)

録音:2010年12月11日、2015年0月9日
世界初録音
メキシコで生まれたフリアン・カリージョ。19人兄弟の末っ子ということもあり、幼い頃に正式な音楽教育を 受けることがなかった彼は、独学で作曲を続けていましたが、1894年に自作の「ミサ曲」が認められ、メキ シコシティ国立音楽院に留学、この時に初めて接した「微分音」の仕組みに魅了され、独自の研究を発 展させました。1916年に「Thirteenth Sound=13番目の音」と名付けた理論書を発表、4分音ギ ター、8分音ピッコロ、16分音ホルン、16分音ハープなどの特殊な楽器の製作にも携わったことで知られ ています。このアルバムには、活動の初期に作曲された調性的な4作品を収録。交響曲第2番は、ブルッ クナーやワーグナーの影響が感じられる壮大な仕上りを見せています。ヴェルディを思わせる「1810年のマ チルデまたはメキシコ」はメキシコ独立戦争を題材としたオペラからの抜粋、「イザベル: スコットランド風」は サロン風の気楽な音楽。実際に結婚式で用いられたというワーグナー風の「結婚行進曲」も含めて微分 音を採用する前のカリージョがどのような音楽を書いていたのかを知る1枚です。

Linn
CKD-651(5CD)
NX-D03
サー・チャールズ・マッケラス・コンダクツ・モーツァルト
【DISC 1】
交響曲第29番イ長調 K. 201
交響曲第31番ニ長調 「パリ」 K. 297 (第2楽章異稿付き)
交響曲第32番ト長調 K. 318
【DISC 2】
交響曲第35番ニ長調 「ハフナー」 K. 385
交響曲第36番ハ長調 「リンツ」 K. 425
【DISC 3】
交響曲第38番ニ長調 「プラハ」 K. 504
交響曲第39番変ホ長調 K. 543
【DISC 4】
交響曲第40番ト短調 K. 550
交響曲第41番ハ長調 「ジュピター」 K. 551
【DISC 5】
レクイエム ニ短調 K. 626 (レヴィン版)
アダージョとフーガ ハ短調 K. 546
スコットランド室内O
チャールズ・マッケラス(指)
スーザン・グリットン (S)
キャサリン・ウィン=ロジャース (Ms)
ティモシー・ロビンソン (T)
ピーター・ローズ (Bs)
スコットランド室内cho

録音:2009年7月11-17日…DISC 1&2
2007年8月3-9日…DISC 3&4
2002年12月14-16日…DISC 5
シティ・ホール、グラスゴー…DISC 1-4
ケアード・ホール、ダンディー…DISC 5
チャールズ・マッケラス(1925-2010)のモーツァルトといえばまず、1980年代後半TELARCレーベルにプラハ室内Oと録音した交響 曲全集が、偉業として挙げられます。しかしその後、彼が桂冠指揮者の地位にあったスコットランド室内Oと共にレヴィン版の「レクイエ ム」を録音して大きな話題となったのを皮切りに、2007年録音の後期交響曲集が「2009 BBC Music Magazine Awards」年間最優 秀賞ほかの高い評価を得るなど、続く交響曲第2集ともども、一連のLINNへの録音もまた忘れがたいものです。 ジュスマイヤー版を尊重しながらも不自然さを極力そぎ落としてモーツァルトのスタイルを追求したレヴィン版「レクイエム」は、作曲家が残したス ケッチを1分半という程よい規模に膨らませた「アーメン・フーガ」が最大の特徴。モーツァルト作品に強いこだわりを持ったマッケラスが、初めて録 音した「レクイエム」としても注目されました。そしてモダン楽器の小編成オーケストラにより、ピリオド解釈を取り入れつつも新しい表現を改めて 追い求めた後期交響曲集(DISC 3,4)と、最晩年のリリースとなった交響曲第2集(DISC 1,2)で聴かせる力強さと表情の温かさは目を見 張るものがあり、どの作品もその素晴らしさに改めて気づかされる快演です。交響曲第31番の第2楽章は、オリジナルと発注者ル・グロの依 頼により差し替えた版の2種を収録。演奏の特色を余すところなく記録した、LINNによるレンジの広いクリアな録音も特筆ものです。図らずも 巨匠によるモーツァルトの集大成となった一連の録音が、通常CDにより安価にまとめられた歓迎すべきBOXといえるでしょう。 なお付属ブックレット(英文)は「レクイエム」の歌詞を含め18ページと簡素化されていますが、スコットランド室内O総裁ドナルド・マクド ナルドによる、マッケラスとの絆についての最新の文章が寄稿されています。

BR KLASSIK
BR-900192(1CD)
NX-B05
マリス・ヤンソンス・ラスト・コンサート
R.シュトラウス:歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲
ブラームス:交響曲第4番
 ハンガリー舞曲第5番(パーロウ版)
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2019年11月8日 ニューヨーク、カーネギーホール(ライヴ)

*初回限定特典:バイエルン放送特製パンフレット・・・ヤンソンスとバイエルン放送響の全コンサート記録とBR-KLASSIKでのディスコグラフィを掲載(A5サイズ、英語のみ。全64ページ)。
2019年に急逝した名指揮者マリス・ヤンソンス(1943-2019)の最後の演奏会がCD化されます。首席指 揮者を務めていたバイエルンRSOとのカーネギーホールでのコンサートです。ヤンソンスの健康状態が すぐれないことは現地の聴衆にも知られていたようですが、そのことがある種の緊張感をもたらしたのか、「ひとた び指揮台に立つと、驚くほど生気のみなぎった演奏を繰り広げ」、最後は「数十年にわたる音楽への献身に加 え、その不屈の精神によってニューヨークの聴衆から敬意に満ちた心からの喝采を受けた」と伝えられます (Seen and Heard Internationalの演奏会評)。ヤンソンスは翌日以降の演奏会をすべてキャンセル、そ の3週間後には不帰の人となりました。 プログラムは、彼が生涯愛したR・シュトラウスの「歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲」 と、「4つの最後の歌」(このアルバムには収録されておりません)が前半、後半はブラームスの「交響曲第4番」 でした。いずれもたいへん美しい演奏ですが、とりわけブラームスが素晴らしく、終楽章でのたたみかけるような 響きの交差のなかから立ち昇る、フルート・ソロの澄み切った音色、トロンボーンから始まるコラールの繊細さな ど、オーケストラと巨匠との深い絆と信頼が成せる業と言えるでしょう。ヤンソンス辞世の句、そう思わせる特別 な一夜の記録です。

オクタヴィア
OVCL-00734(1SACD)
税込定価
020年10月28日発売
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
悲劇的序曲 ニ短調 作品81*
大学祝典序曲 ハ短調 作品80
尾高忠明(指)
大阪フィルハ―モニーSO

録音:2019年11月20日、9月4日*、 以上、阪・ザ・シンフォニーホール・ライヴ
これは、2019年春から秋にかけて大阪で行われた尾高忠明と大阪フィルによるブラーム ス・チクルスのラストを飾ったライヴです。 ブラームスは尾高自身が熟成を重ねてきたレパートリーだけあり、ここには瞬きもできぬ ような濃密な時間があります。自在でオーセンティックな指揮からは、湧きあがる熱気と彫 りの深い音楽が生まれ、終始一貫高いテンションに包まれています。 これは巨匠尾高と大阪フィルの高揚感みなぎる全集完結のアルバム!(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00722(1SACD)
税込定価
020年10月28日発売
ハイドン:交響曲第38番ハ長調 Hob.I:38 「こだま」*
交響曲第41番ハ長調 Hob.I:41
交響曲第43番変ホ長調 Hob.I:43 「マーキュリー」
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2017年12月8日、2018年3月9日* 大阪・いずみホール にてライヴ収録
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第11回、第12回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

Goodies
78CDR-3813(1CDR)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ブルーノ・ワルター(指)VPO

日本コロムビアJ8642/4 (英 HMV DB2937/9 と同一録音)
1935年 5月19&21日ウィーン、ムジークフェライン大ホール録音 ブルーノ・ワルター(1876-1962) はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテ ルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894 年ハンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督だったグスタフ・マーラー と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン 国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO の楽長、音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮し た。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると迫害を避けてフラン ス、イギリスを経てアメリカに逃れた。この録音はワルターがウィーンを去る 3年前のもの。HMV 録音だが、日本では日本コロムビアが発売権を得ていた。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)コルグのNu1 DSDs録音機を使用した。(グッディーズ)

ACCENTUS Music
ACC-70508DVD
(3DVD)

ACC-60508BD
(3Bluray)
チャイコフスキー:後期三大交響曲集

■Disc1:
チャイコフスキー:交響曲第4番
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編):歌劇「ホヴァンシチナ」〜前奏曲「モスクワ川の夜明け」
ヴァインベルク:トランペット協奏曲変ロ長調Op.94*
■Disc2:
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
■Disc3:
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
アンドリス・ネルソンス(指)

■Disc1:
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)*
収録:2019年12月/ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
■Disc2:
バイバ・スクリデ(Vn)*
収録:2019年5月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
■Disc3:
収録:2018年3月15,16日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9,NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、PCM ステレオ
リージョン:All、280'58
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS HD Master Audio5.1
/ PCM ステレオ
リージョンAll、280'58
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの第21代カペルマイスターに就任したアンドリス・ネルソンス。 ネルソンスは1978年ラトヴィアの首都リガ生まれ。ラトヴィア国立歌劇場Oのトランペット奏者を経て、指揮者に転身。同劇場音楽監督(2003 〜07年)、北西ドイツ・フィルハーモニー首席指揮者(2006〜09年)。そして2008年にバーミンガム市SO音楽監督に就任した頃から評価は うなぎ上り。欧米の主要舞台にたびたび客演し、2014年からはボストンSO音楽監督も務めています。2010年代に、最も脚光を浴び、一気にトッ プへ駆け上った指揮者の一人です。 この映像は、2018年の新カペルマイスターの就任記念演奏会を含めた3つのコンサート映像をまとめたもの。チャイコフスキーの後期三大交響曲がシリー ズとして演奏されました。どれも、うねりと感情の高ぶりにあふれた力演で、チャイコフスキーの悩み多き内面を見事に描いています。オーケストラのサウ ンドも極上で、高音質録音で生々しく迫ります。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-9600(5CD+2BD)
税込定価
ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコ/ファースト・エディション
■CD1
ベートーヴェン:交響曲第7番
■CD2
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
■CD3
チャイコフスキー:交響曲第5番
■CD4
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■CD5
フランツ・シュミット:交響曲第4番
ルーディ・シュテファン:1楽章の管弦楽のための音楽*

■Blu-ray 1(ブルーレイディスク・オーディオ)
このブルーレイ・ディスクには、上記全曲の音声トラックが収録されています。
■Blu-ray 2(ブルーレイディスク・ビデオ)
このブルーレイ・ディスクには、上記全曲のコンサート映像が収録されています。
■ボーナス映像:キリル・ペトレンコによる談話
●ダウンロード・コード
このブルーレイ・ディスクには、左記全曲のハイレゾ音源(24bit/192kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
●デジタル・コンサートホール
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。
キリル・ペトレンコ(指)BPO
■CD1
収録:2018年8月24日
■CD2
マルリス・ペーターゼン(S), エリーザベト・クルマン(A), ベンヤミン・ブルンス(T), ユン・クヮンチュル(Bs), ベルリン放送合唱団
収録:2019年8月23日
■CD3
収録:2019年3月9日
■CD4
収録:2017年3月23日
■CD5
収録:2018年4月13日、2012年12月21日*
すべてベルリン、フィルハーモニーでのライヴ
■Blu-ray 1(ブルーレイディスク・オーディオ)
2.0PCM Stereo 24 bit/96kHz
5.1DTS-HD MA 24 bit/96kHz
収録時間:245分
■Blu-ray 2(ブルーレイディスク・ビデオ)
■ボーナス映像
画面:Full HD 1080/60i 16:9
音声:2.0PCM Stereo、5.1DTS-HD Master Audio
字幕:独、英、日本語
リージョン:All
収録時間:285分

※初回特典:ベルリン・フィル特製写真集
(カラー16ページ)
輸入盤・日本語帯・解説付
ベルリンPOと新首席指揮者キリル・ペトレンコによる初めてのボックスセットが発売されます。ベートーヴェンやチャイコフスキー のコンサート・レパートリーの礎石となる交響曲や、フランツ・シュミットやルーディ・シュテファンといった現代において正当な評価を受けていない20世紀 の作曲家の作品など、ペトレンコにとって重要なレパートリーが収録されており、ベルリン・フィルとペトレンコ両者の今後の方向性が示唆された内容となっ ています。
■CD1…これは、2018/19年シーズン開幕演奏会で、翌シーズンからの就任に先駆けてキリル・ペト レンコがタクトを取りました。冒頭は整然とした演奏にオケの美しさや鮮やかなテクニックが随所に感じられますが、第3楽章の後半から一気に終楽章へと 頂点を持っていき、爽快なテンポで駆け抜け、圧巻のフィナーレへと到達します。今後への期待と高揚感が聴衆を熱気の渦へと包み込みます。
■CD2キリル・ペトレンコが正式に首席指揮者に就任した2019/20年シーズンの開幕公演からベートーヴェン「交響曲第9番」を収録。ペトレンコ はシーズン開幕前の記者発表で「第9」を取りあげたことについてこう述べています。「就任演奏会でベートーヴェンの「第9」を選んだことには、非常にシン プルで、しかし真摯な理由があります。というのは、もし人類を代表する音楽、人間の酸いも甘いもを包括し、表現した音楽というものがあるならば、それは 「第9」だと思われるからです。それが、私とベルリン・フィルの新しい時代のスタートになるべきだと考えました。」 本来であれば、19/20シーズンでは、ベートーヴェン生誕250周年を祝したプログラムとして歓喜(Freude)を表現した「第9」、自由(Freiheit)を表現 した「フィデリオ」、平和(Frieden)を表現した「ミサ・ソレムニス」の3つの作品が演奏される予定でした。
■CD3ペトレンコ就任前の最後の演奏会から、チャイコフスキーの交響曲第5番。濃厚なロマン性をもつ「第5」。チャイコフスキー独特 の抒情的な旋律の歌い方、ベルリン・フィルの重厚感、ペトレンコのシリアスでドラマティックな解釈は、期待に違わぬ 圧倒的な演奏となりました。
■CD4には、単独でリリースしたチャイコフスキー「悲愴」。これは、2015年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017年3月)に 収録されたもので、ペトレンコの真価が発揮された演奏となっています。
■CD5ペトレンコならではのレパートリーといえる作曲家フランツ・シュミット、ルーディ・シュテファンの作品が収録されています。愛娘の死を悼 んで書かれたフランツ・シュミットの交響曲第4番。
そして第1次大戦で悲劇的な死を遂げたルーディ・シュテファンの1楽章の管弦楽のための音楽です。 これまでのベルリン・フィルではあまり取り上げられてこなかったドイツ・オーストリア系の重要な作曲家たちを取り上げることにより、新たなレパートリーを 開拓していくことになります。
■初回特典20/21シーズンを記念した写真集(16ページ)が付属します。ベルリン・フィルの135年以上の輝かしい伝統は、フルトヴェングラー、カラヤン、アバドといった多くの巨匠たちによって作り上げられています。サー・サイモン・ラトルの後を引き継いで、キリル・ペトレンコがこの歴史に加わることとなり、両者のこれから続く音楽的コラボレーションの第1歩を本拠地フィルハーモニーで撮影されたこの写真集で楽しむことができます。 (Ki)

EUROARTS
20-13048(7DVD)
ベルナルド・ハイティンク〜レトロスペクティブ

■DVD1(49分)
ドキュメンタリー【わが音楽人生〜ある指揮者の肖像】

■DVD2
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
マーラー:交響曲第2番「復活」

■DVD3(63分)
マーラー:交響曲第4番

■DVD4
マーラー:交響曲第3番
マーラー:交響曲第7番*

■DVD5
ヨーロッパ・コンサート1993イン・ロンドン
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調*
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より〈花のワルツ〉

■DVD6
ヨーロッパ・コンサート1999イン・クラクフ
モーツァルト:「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」
モーツァルト:ミサ曲ハ短調より〈聖霊によりて〉
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調
シューマン:交響曲第1番変ロ長調

■DVD7
2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
全て、ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
■DVD1(49分)
監督:ヨースト・ホンセラール、ハンス・ハフマンス
制作:2019年
言語:オランダ語/英語
字幕:英、独、韓、日本語
■DVD2
シルヴィア・マクネアー(S)
ヤート・ファン・ネス(A)
エルンスト・ゼンフ合唱団
収録:1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)*
1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD3(63分)
シルヴィア・マクネアー(S)
収録:1991年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD4
フローレンス・クイヴァー(A)
エルンスト・ゼンフ合唱団
テルツ少年合唱団
収録:1990年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)*
■DVD5(90分)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)*
収録:1993年ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
■DVD6(95分)
クリスティーネ・シェーファー(S)
エマニュエル・アックス(P)
収録:1999年クラクフ(ライヴ)
■DVD7(90分)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス「ス
リーピング・ビューティ」)
収録:2015年,バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)

NTSC、リージョン:All、667分
EURO ARTSの新シリーズ「コンダクターズ」。時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したものです。第2弾は、2019年指揮活動から引退をしたベ ルナルド・ハイティンク。2019年5月に行われたベルナルド・ハイティンク指揮ベルリン・フィルの演奏会は、両者による最後の共演の機会となりました。 ハイティンクは、9月にその偉大な音楽キャリアに終止符を打ちました。ハイティンクはベルリン・フィルと50年以上にわたる共演歴をもち、ハイティンク の真摯な音楽性とベルリン・フィルの高度な合奏力が融合した素晴らしい演奏を残しています。本作は、両者のながらく映像ソフトで観ることができなかた コンサート映像やハイティンクの貴重なドキュメンタリー映像など充実の内容です。 DVD1には、ドキュメンタリー「わが音楽人生〜ある指揮者の肖像」を収録。1960年代以降、2019年に現役引退を発表するまで、ベルナルド・ハイティ ンクはクラシック音楽界でもっとも成功を収め、高い人気を誇る音楽家であり続けました。このドキュメンタリーでは、コンサートやリハーサルの録音風景、 そして個人的な会話を通して、ハイティンクの思考世界の洞察へと誘われます。 ハイティンクは、1990年代にベルリン・フィルとマーラーの交響曲を連続的に演奏しました。その多くは、フィリップス(現デッカ)でリリースされましたが、 コンサート映像も複数残されています。このセットには、そうした一連の映像も含まれています。1994年に収録されたベルリン・フィルとのマーラー:交響 曲第1番「巨人」。みずみずしい歌とスケール豊かな構想を併せ持つ、若きマーラーの意欲作をハイティンクの真摯な音楽性とベルリン・フィルの高度な合 奏力が融合した演奏で楽しめます。そして、1993年のマーラー交響曲第2番「復活」。ハイティンク63歳の円熟期の演奏で、シルヴィア・マクネアー、ヤルド・ ファン・ネスという当時のスター歌手がソリストに迎えられています。1991年にベルリン・コンツェルトハウスで収録された交響曲第4番。天国的なまでに 美しいフィナーレで可憐なソロを歌うのは、アメリカ人ソプラノのシルヴィア・マクネアーです。そして、独唱にアメリカのアルト、フローレンス・クイヴァー を迎えた1990年12月収録のマーラー交響曲第3番。さらに2009年のマーラーの交響曲第7番。おぼろげな夜の情景から攻撃的な歓喜のフィナーレまで、 この作品ほど、この作曲家の表現の多様性が際立った曲もないでしょう。ハイティンクはここでも熟練の指揮ぶりを聴くことができます。 また、記念碑的コンサートへの出演も多く、ヨーロッパ・コンサートには1993年ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール、1999年はポーランド第2の 都市クラクフと2回登場しています。2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭では、当代随一のヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの共演でオー ル・ベートーヴェン・プログラムを披露しました。 (Ki)


Altus
ALT-441(14CD)
完全限定生産
チェリビダッケ&フランス国立放送O/INAライヴ録音大集成
■CD1
ルーセル:交響曲第3番ト短調 Op. 42
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98
■CD2
シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏付き歌曲 Op. 8
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
■CD3 
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1番
ミヨー:ブラジルの郷愁〜第11曲『ラランジェイラス』
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番より『ギャロップ』
■CD4
ブラームス:悲劇的序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』 Op. 73
■CD5
ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』抜粋
■CD6
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op. 90
ミヨー:ブラジルの郷愁 Op. 67b
レスピーギ:交響詩『ローマの松』
■CD7
シューベルト:『ロザムンデ』 序曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
デュティユー:メタボール
■CD8
シューベルト:6つのドイツ舞曲(ウェーベルンによる管弦楽編)
交響曲第5番変ロ長調 D. 485
■CD9 ALT-295(CD2)
J・シュトラウス:『こうもり』序曲
ウィーンの森の物語
フィガロ・ポルカ/ピツィカート・ポルカ
トリッチ・トラッチ・ポルカ/皇帝円舞曲
■CD10
モーツァルト:レクイエム ニ短調
■CD11 ALT-297
ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 序曲
ハイドン:交響曲第102番
シューマン:交響曲第2番
■CD12
シューマン:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番 Op. 64より抜粋
■CD13
ラヴェル:スペイン狂詩曲
『マ・メール・ロワ』*
道化師の朝の歌#
■CD14 ALT-301/2(CD1)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
『ダフニスとクロエ』 第1,2組曲*
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O



■CD1 ALT-282
録音:1974年10月23日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD2 ALT-283/4(CD1)
■CD3 ALT-283/4(CD2)
録音:1974年9月17日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD4 ALT-285
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ( ピアノ)
録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD5 ALT-292
録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD6 ALT-293
録音:1974年2月15日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD7 ALT-294
ピエール・フルニエ(Vc)
録音:1974年10月2日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD8 ALT-295(CD1)
■CD9 ALT-295(CD2)
録音:1973年12月30日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD10 ALT-296
アーリーン・オジェー(S)
グーリ・プレスナー(C.A)
アダルベルト・クラウス(T)
ロジェ・ソワイエ(Bs)
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)
フランス国立放送cho
録音:1974年2月22日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD11 ALT-297
録音:1974年2月27日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD12 ALT-300
マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD13 ALT-301/2(CD1)
録音:1973年12月23日
録音:1974年2月6日*
録音:1974年5月29日#
■CD14 ALT-301/2(CD1)
録音:1974年10月2日
録音:1974年10月16日*
フランス国立放送cho*

国内プレス、ステレオ
日本語帯・解説付、一部歌詞対訳付き
ALTUSレーベル20周年記念企画。INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD化し、屈指のベストセラーを記録しているチェリビダッケ&フラ ンス国立Oのシリーズをすべてまとめた14枚組ボックスセット。完全限定生産品です。お早目の入手をお勧めします!
1973、74年録音ですべてステレオ。そして凄まじい収録曲の数々。ミケランジェリ、フルニエ、アルゲリッチとの協奏曲録音は超絶の名演。他にも極上 に美しい『未完成』、スローテンポに仰天の『ペトルーシュカ』、チェリの叫びも高らかな凄演『ローマの松』、精緻な佇まいに涙の『モツレク』、ユニークな ウィーン音楽に圧倒的最弱音のラヴェル作品などなど、何所をとってもチェリビダッケの威容をビシビシ感じる圧巻の内容!!
解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。鈴木淳史氏、久保木泰夫氏、許 光俊氏による各ディスクの解説から演奏者プロフィールに楽曲解説、 シェーンベルク『6つの管弦楽伴奏付き歌曲』歌詞対訳まで、全60ページを超える充実のブックレットです。

Altus
ALT-442(4CD)
完全限定生産
ワルター&フランス国立放送O/INAライヴ録音大集成
■CD1 
モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op. 73
■CD2
モーツァルト:セレナード第13番ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 K. 525
フリーメイソンの為の葬送音楽 K. 477
交響曲第36番ハ長調『リンツ』 K. 425
交響曲第39番変ホ長調 K. 543
■CD3
ハイドン:交響曲第96番ニ長調『奇蹟』
R・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』
■CD4
マーラー:交響曲第4番ト長調
ブルーノ・ワルター(指)
フランス国立放送O

■CD1 ALT-263
録音:1955年5月5日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD2 ALT-264
録音:1956年6月14日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD3 ALT-265/6(CD1)
■CD4 ALT-265/6(CD2)
マリア・シュターダー(S)
録音:1955年5月12日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
内プレス、モノラル
日本語帯・解説・歌詞対訳付
ALTUSレーベル20周年記念企画。INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD化し、屈指のベストセラーを記録しているワルター&フランス 国立Oのシリーズをすべてまとめた4枚組セット。完全限定生産品です。お早目の入手をお勧めします!
フルトヴェングラー、ミュンシュと並ぶ熱量を持ったブラームス、他の追随を許さぬほどの喜ばしさに満ちたモーツァルト、作曲家直伝・伝家の宝刀マーラー などなど、ワルター絶頂期のシャンゼリゼ劇場ライヴの数々を収録。音質・演奏ともに最上!ワルターの芸術ここにあり!!
解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。上野一郎氏による「ブルーノ・ワルターの生涯」、平林直哉氏による各ディスクの解説から、楽曲解説、 マーラー交響曲第4番の歌詞対訳まですべて掲載しています。 (Ki)

Altus
PALTSA-017
(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[9]
北ドイツRSO編

[Disc1]
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV 1041
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
[Disc2]
(3)ハイドン:オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob. VIIg: C1
(4)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73
ロラント・グロイッター(Vn)
パウルス・ヴァン・デル・メルヴェ(Ob)
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:(1)1992年3月15-17日(場所記載なし)、(2)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー、
(3)1992年1月12-14日/ハンブルク、ムジークハレ、(4)1992年11月29-30日、12月1日/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
ヴァントの手兵にして最強コンビである、北ドイツ放送響とのシリーズが始まります。まずは90・92年録音のブラームス4曲を2タイトル分売!BMGの セッション盤(82-85年)とライヴ盤(95-97年)、2つの全集の中間に位置する、発売時大きな話題となった音源です。91年に北ドイツ放送響の首席指 揮者を退いたヴァント、その後もオーケストラと良好な関係は続き多くの名演を聴かせましたが、この時代は当コンビのひとつの到達点と言える響きを持っ ています。ヴァントの意図を完璧に汲み取り見事な反応で応えるオーケストラに痺れる、素晴らしい名演揃いです。
第1番は第1楽章序奏の快速さや展開部の猛烈な盛り上がりがまさにヴァント。そして第2楽章では一転して抑制美の世界となり、木管やヴァイオリン のソロでの繊細な弱音が感動的です。第4楽章の巧みなテンポ変化はこのコンビならではの以心伝心で、柔らかく大きなホルン主題から大白熱のコーダまで、 表現を両極に振り切った、実に思い切った演奏が盤石の響きのもと展開されます。
第2番は第1楽章の立体感に驚かされます。ゆったりと雄大、室内楽的でなく十分にシンフォニックでありながら、各楽器の音色が美しく組み合わされて いく空間が実に心地よいです。息の長いホルン・ソロも必聴。第4楽章は再現部第2主題の歌いっぷりの幸福感、細かなフレージングをピタッと揃える阿 吽の呼吸、ここぞというところで強烈な雄叫びを上げるトランペットなど、全力かつ万全の展開に打たれます。
カップリングには北ドイツ放送響の首席奏者がソロをとった協奏曲を収録。モダン楽器の気品あふれる音色による、今ではなかなか聴けないバッハとハイ ドンです。ヴァントのソリストへの信頼感が手に取るように分かり、オーケストラも伸び伸びと演奏した、深呼吸したくなるような好演。ブラームスとセット でぜひお楽しみください。また解説書には指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿を掲載しています。 (Ki)
Altus
PALTSA-019
(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[10]
北ドイツRSO編

[Disc1]
(1)モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調 K. 313
(2)ブラームス:交響曲第3番へ長調 作品90
[Disc2]
(3)リゲティ:ロンターノ
(4)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
ヴォルフガング・リッター(Fl)
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:(1)1988年12月/ハンブルク、(2)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー、
(3)1987年/ハンブルク、ムジークハレ、(4)1990年12月17日/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
ヴァントの手兵にして最強コンビである、北ドイツ放送響とのシリーズが始まります。まずは90・92年録音のブラームス4曲を2タイトル分売!BMGの セッション盤(82-85年)とライヴ盤(95-97年)、2つの全集の中間に位置する、発売時大きな話題となった音源です。91年に北ドイツ放送響の首席指 揮者を退いたヴァント、その後もオーケストラと良好な関係は続き多くの名演を聴かせましたが、この時代は当コンビのひとつの到達点と言える響きを持っ ています。ヴァントの意図を完璧に汲み取り見事な反応で応えるオーケストラに痺れる、素晴らしい名演揃いです。
第3番は第2楽章がことのほか美しく、歌がどんどんとオーケストラに広がっていく様は聴いていて惚れ惚れします。両端楽章は激しくアヴァンギャルド な部分と穏やかな部分の交替が聴きもので、熱を帯びた和声の移り変わりが魅惑的。紆余曲折のすべてが天上の響きに昇華され消えていくラストの説得力 も抜群です。
第4番は第1楽章のためらいがちで繊細な開始が見事ですが、ヴァントの中には確固たるテンポ感があり、音楽がむくむくと湧き上がって充実したコーダ に至るまで見事に構築されていきます。第3楽章の力強く引き締まった響きと、それをはるかに超える充実度を持ってしまう第4楽章もさすが。フルート・ ソロから始まる静かなセクションが再び熱を帯びてきて、ラストでは殆ど壮絶の極みというところまで巨大化していくパッサカリア後半は凄まじいの一言です。
カップリングには北ドイツ放送響の首席奏者リッターによるモーツァルトの協奏曲と、貴重な録音であるリゲティの『ロンターノ』を収録。モーツァルトは 一時の清涼剤のように颯爽とした、それでいて気品ある響きにあふれています。そしてリゲティでは現代音楽にも妥協なく果敢に取り組んだヴァントの、徹底 したスコアの読みが冴え渡ります。根幹にある歌を大切にしながらも厳しく音楽を探究していくヴァントの姿勢はブラームス演奏と全く同じものであり、逆に ブラームスの音楽が持つ前衛性にも改めて気づかされるでしょう。解説書には指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿を掲載しています。 (Ki)

ARTHAUS
10-9401BDVD
(4Bluray+6DVD)
ブルックナー:交響曲全集


■DVD 1 / Blu-ray 1
交響曲第1番ハ短調 WAB 101(リンツ稿1866)
交響曲第3番ニ短調 WAB 103(第3稿1889 ノヴァーク版)*
■DVD 2 / Blu-ray 1
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104(1878/80年稿 ノヴァーク版)
■DVD 2 / Blu-ray 2
交響曲第2番ハ短調 WAB 102(1877年稿 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第8番ハ短調 WAB 108(第2稿1890 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第9番ニ短調 WAB 109
■DVD 4 / Blu-ray 3
交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第6番イ長調 WAB 106
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第7番ホ長調 WAB 107(version with cymbal crash)
■DVD 6 / Blu-ray 4
(1)アントン・ブルックナー〜巨人の創造
(2)ブルックナーによる交響曲第2番の主題によるオルガン即興
ミュンヘンPO
ワレリー・ゲルギエフ(指)
■DVD 1 / Blu-ray 1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)*
■DVD 2 / Blu-ray 1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 2 / Blu-ray 2
収録:2018年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 3 / Blu-ray 2
収録:2018年9月26日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 3 / Blu-ray 2
収録:2018年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 4 / Blu-ray 3
収録:2019年9月23日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 5 / Blu-ray 3
収録:2019年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 5 / Blu-ray 3
収録:2019年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 6 / Blu-ray 4
(1)監督:ライナー・E・モーリツ
制作:モナルダ・アーツ
(2)マルティン・ハーゼルベック(Org)

画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1
言語(ドキュメンタリー):独 、英
字幕:仏、韓、日本語
リージョン:All、交響曲:631分
ドキュメンタリー:58分(英)、56分(独)
ハードカバーブック120ページ(英語+日本語版)
ブルックナー手書きの履歴書の複写(英、独、仏、日本語訳付)
ミュンヘン・フィル&ゲルギエフによる、ブルックナーの聖地 ザンクト・フローリアン修道院で3年間かけて行われたブルックナー交響曲全曲演奏会の模 様が、2021年ブルックナー没後125年を前に、映像商品としてリリースされます。
この演奏会は、ブルックナーゆかりの街リンツで行われているブルックナー音楽祭でのライヴ。音楽祭は1974年、ブルックナーの生誕150周年を記念し て建設された新ホール「ブルックナー・ハウス」を拠点に毎年9月半ばから10月半ばにかけ演奏会が行われます。ミュンヘン・フィル&ゲルギエフは3年 連続で音楽祭に招待され交響曲全曲演奏会を行いました。ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィル。ブルックナーの弟子レーヴェが音楽監 督としてブルックナー作品を積極的に取り上げ、ルドルフ・ケンペ(1967-76)が、巨匠チェリビダッケ(1979-96)がその任を務め、さらにギュンター・ヴァ ントとの一連の演奏など、その歴史あるブルックナー演奏とともに楽団の声価を高め黄金時代を築きました。
2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフ。世界で最も忙しい指揮者とも言われ、いくつものオーケストラやプロジェクトを同時進行 させるその圧倒的パワーは超人的。今回の演奏もゲルギエフらしい濃厚さをみせるも、音楽的解釈は奇抜なものではなく、ミュンヘン・フィルの伝統に寄り添っ た、そしてブルックナーが求めた響きをゆかりの地で再現させようという、真の想像力と芸術性にあふれた音楽です。ブルックナーの音楽がどう演奏される べきなのか深い理解をもつゲルギエフとオケによる相互作用の賜物ともいえる聴きごたえのある演奏となっています。
また、数々のドキュメンタリー映像を制作してきたドイツ人監督ライナー・E・モーリツによるドキュメンタリー『アントン・ブルックナー〜巨人の創造』(日 本語字幕あり)、そしてエリーザベト・マイヤー博士によるブルックナーの生涯をたどる「私の人生を賭けた仕事…交響曲作曲家として…天才の成長」と題 した評伝と、ブルックナーの交響曲に関する各稿の概要を記した120ページ近くあるハードカバーのブックレット(日本語あり)がついており、ブルックナー という音楽家を深く理解することのできるセットとなっております。 (Ki)

RCO Live
RCO-19005(5CD)
限定生産
ベートーヴェン:交響曲全集/ロイヤル・コンセルトヘボウOライヴ録音


■CD1
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36*

■CD2
交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
交響曲第4番変ロ長調 Op.60*

■CD3
交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」(34’01)
交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」*

■CD4
交響曲第7番イ長調 Op.92(33’41)
交響曲第8番ヘ長調 Op.93(24’55)*

■CD5
交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」*
■CD1
デイヴィッド・ジンマン(指)
録音:2010年6月9日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)
レナード・バーンスタイン(指)*
録音:1978年3月8日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(NOS)*
■CD2
ニコラウス・アーノンクール(指)
録音:1988年10月16日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(NOS)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)*
録音:2003年9月19日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)*
■CD3
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2008年5月29日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)
ロジャー・ノリントン(指)*
録音:2004年10月7日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)*
■CD4
カルロス・クライバー(指)
録音:1983年10月20日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(UNITEL)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)*
録音:2003年10月5日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)*
■CD5
アンタル・ドラティ(指)
ロベルタ・アレクサンダー(S)
ヤルト・ファン・ネス(Ms)
ホルスト・ラウベンタール(T)
レオナルド・ムロツ(Bs)
コンセルトヘボウcho
録音:1985年4月28日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(NOS)
ベートーヴェン生誕250周年のメモリアル・イヤーに真打ちの登場です! ロイヤル・コンセルトヘボウOによる1978年〜2008年のライヴ放送録音から、歴史的なベートーヴェン演奏を集めた交響曲全集がリリースされます。 第3番のアーノンクール、第5番のマリス・ヤンソンスは、以前RCOのアンソロジーBOXに収録されていましたが、そのほかの音源は初出。カルロス・クライバー の第7番は、映像商品としてリリースされていますが、CDとしては初リリースとなります。9人の歴史的指揮者たちによる貴重な録音がここに蘇ります。
★第1番は、デイヴィッド・ジンマン(2010年)。ジンマンのベートーヴェンといえば、手兵トーンハレ管との画期的な全集(1997&98年)が印象的ですが、このコンセルトヘボウとの演奏は、まったくとらえ方の異なる音楽を展開しているように聴こえます。第1楽章の自信に満ちた旋律、優美な第2楽章、軽快な第3楽章、そして後のベートーヴェンを予見させる豊かな楽想をもつ第4楽章。若きベートーヴェンの意欲をジンマンならでは明晰さで隅々までくみ取り、そこにオケのふくよかな美音が共存する、高度な演奏に深い感銘をうけます。
★第2番は、レナード・バーンスタイン(1978年)。バーンスタインは、1950年にコンセルトヘボウにデビュー。1987年にはヨーロッパツアーを行うなど長年親密な関係を築いていました。バーンスタインは、1978年2つのベートーヴェン・プログラムをもってコンセルトヘボウと共演しました。ひとつは、圧倒的なスケール感で描いた両者の名高い「ミサ・ソレムニス」。もうひとつがこの交響曲第2番です。第2番は、難聴による絶望に満ちたベートーヴェンが書いた、あの有名な「ハイリゲンシュタットの遺書」と同時期の作品。しかし、作品には苦悩や絶望は感じられず、第1番からさらに表現の幅を広げ、従来の作曲法からの進化
がみられます。バーンスタインは、そういったベートーヴェンの才気あふれる音楽を映した生気がみなぎる演奏であります。
★第3番は、長年名誉客演指揮者のポストにも就いていたニコラウス・アーノンクール(1988年)。清々しいピリオドアプローチ、壮年期のアーノンクールの生き生きとた活気のある音楽が見事。
★第4番は、現在、第一線で活躍する現役指揮者としては最高齢のブロムシュテット(2003年)。第4番の交響曲と同時期には、歌劇「フィデリオ」、ラズモフスキー弦楽四重奏曲集、ピアノ協奏曲第4番などが作曲されており、充実期にありました。その背景にはベートーヴェンとヨゼフィーネ・フォン・ダイム伯爵夫人との恋があったとの言われています。シュターツカペレ・ドレスデン、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管らとの全集を完成させているブロムシュテット。この演奏時は76歳ですが、躍動感あふれるしなやかで瑞々しい音楽を展開しています。
★第5番は、マリス・ヤンソンス(2008年)。2004年にコンセルトヘボウ管の首席指揮者に就任したヤンソンスは、 飛ぶ鳥を落とす勢いとオケとの抜群の相性の良さで数々の名演を繰り広げてきました。この第5番「運命」も、熟成された音楽作りとオケの重厚感ある響き、弦楽器の絶妙なバランス、輝かし金管など気品ある演奏を聴かせてくれます。
★第6番はロジャー・ノリントン(2004年)。ノリントンは以前コンセルトヘボウはアーノンクールとの共演経験も豊富なのでやりやすいと語っていたように、ノリントンらしさが存分で出た演奏となっています。
★第7番はカルロス・クライバー(1983年)。言わずと知れた名演。クライバーの十八番である第7番。何度聴いても、その圧倒的なエネルギーと溌剌とした生命力あふれる演奏は、文句のつけようがない真の名演。
★第8番はフィリップ・ヘレヴェッヘ(2003年)。ロイヤル・フランダース・フィルをピリオド・アプローチで振った全集が評判ですが、このコンセルトヘボウとの演奏も、この第8交響曲に施された様々な工夫を紐解くようなヘレヴェッヘの考え抜かれたアプローチは、実に見事。
★第9番はアンタル・ドラティ(1985年)。ハンガリー出身の名指揮者ドラティは、コンセルトヘボウとも長期にわたって数多くの録音を残しています。この演奏
は最晩年の演奏。この翌年コンセルトヘボウと自作の交響曲第2番をヨーロッパ初演、その2年後にはスイスの自宅で死去。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9837(1CD)
税込定価
2020年10月7日発売
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2020 年1 月16 日・21 日 フェスティバルホール・サントリーホール・ライヴ
2018 年の音楽監督就任以来、数々の名演を世に放つ尾高=大阪フィル。披露公演における「ブルックナー 交 響曲 第8 番」、シーズン2 年目の開幕を飾った「マーラー 交響曲第9 番」のライヴCD は、精緻な表現 と豪放な響きを併せ持つ稀代の演奏と高く評価されました。 若き日よりブルックナーに傾倒してきた尾高ですが、「第3 番」は版の選択を決めかね、演奏する機会に恵 まれませんでした。しかし「朝比奈隆先生ゆかりの大阪フィルに来たからには、ここで3 番を始めるべき」 と2020 年1 月の3 公演に臨むことを決意します。オーケストラにとっても、2002 年の朝比奈追悼公演 以来となる「第3 番」です。 思索を深めることとなった前年の病気療養から、未踏の領域へと近づく尾高の指揮。その自然体の導きに、当 意即妙な演奏で応える大阪フィルの演奏は、まさに理想的なブルックナー像の出現と申せましょう。 尾高/大阪フィルの今シーズンは、さらに11 月「マーラー 交響曲第5 番」21 年2 月「ブルックナー 交 響曲 第9 番」という大曲が予定されています。 (フォンテック)

NAXOS
NYCX-55881(1CD)
税込定価
橋本國彦(1904-1949):交響曲第1番ニ長調(1940)…世界初録音
交響組曲「天女と漁夫」(1933)…世界初録音
沼尻竜典(指)
東京都SO

録音:2001年7月24-26日東京芸術劇場、池袋
戦前における日本音楽界をリードした橋本國彦。東京音楽学校研究科で作曲を学び、1920年代後半に発表したいくつかの歌曲で名声 を確立。1930年代には文部省の命を受けウィーンに留学し、エゴン・ヴェレスに師事するなど積極的に新しい音楽を採り入れました。第二 次世界大戦中には数多くの戦時歌謡を作曲するなど多彩な活動を行いましたが、戦後に教職を辞してからは、その作品もほぼ忘れ去られ てしまいました。1940年の「交響曲第1番」は“皇紀2600年奉祝曲”として作曲されたもので、南方への憧れを想わせる旋律を用いた第2 楽章が印象的。このアルバムが世界初録音です。同じく世界初録音となった“羽衣伝説”に基づく交響組曲「天女と漁夫」は、橋本の渡欧 前の作品。近代フランス音楽と日本の伝統文化との融合から生まれた意欲的な作品です。沼尻竜典の指揮による東京都SOの演 奏で。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.555881J]のブックレットから転載となります。

Ars Produktion
ARS-38304S(1SACD)
マーラ―・フェスト・カッセル1991
マーラ―:交響曲第2番ハ短調「復活」
イボリャ・ヴェレビチュ(S)、マリリン・ホーン(A)、アダム・フィッシャー(指)、グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭O、ベルリン放送cho

録音(ライヴ録音):1981年7月7日、シュタットハレ・カッセル(ドイツ)
※マスタリング:マンフレッド・シューマッハー(ARS Produktion)
白熱かつ鮮烈な演奏が話題を呼んだ前作「巨人」(ARS38259S)に続く、アダム・フィッシャーとグスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭Oのマーラー第2弾となる「復活」のライヴ録音がARS Produktionから登場!!
デュッセルドルフ・フィルとのマーラー・チクルスの世界的高評価により、現代有数のマーラー指揮者の1人とも称されるアダム・フィッシャーが、ドイツのカッセル国立劇場の音楽総監督在任時代(1987−1992)に同地で創設した音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」。
永続的に開催される音楽祭として設立されたものの様々な事情により、1989年、1991年、1995年の実質3回の開催のみ(1993年はザンクト・マルティン教会での1公演のみ)で幕を下ろすことになってしまった「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」ですが、その限られた機会で演奏されたマーラー演奏の数々は、ドイツのマーレリアンたちを熱狂の渦に巻き込みました。
今回、ARS Produktionのトーンマイスター、マンフレッド・シューマッハーのマスタリングにより蘇るアダム・フィッシャーの「復活」は、1991年7月7日のライヴ録音で、総演奏時間は82分12秒。
ウィーン・フィルとウィーンSO、シュターツカペレ・ドレスデン、チェコ・フィル、ハンガリー国立歌劇場管、コンセルトヘボウ管、そしてカッセル国立劇場管をはじめとする様々なドイツのオーケストラから集まったオールスター・メンバーたちが、アダム・フィッシャーのタクトに導かれて生まれた圧巻の「復活」の貴重な記録です!

LPO
LPO-0118(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 Op.103 「1905年」 ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO

録音:2019年12月11日、ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)
ロンドンPOの2019年12月に行われたライブ演奏。“激しく破壊的” にして “並はずれて理論的で、時に優しく、時に非常に 献身的” といった評が見られることから、いかにこの演奏のインパクトが大きかったか、ということが想像されます。ユロフスキはショスタコーヴィチの音楽 に深く傾倒しておりますが、LPOレーベルからは2014年にリリースされた交響曲第6番と14番(LPO 0080)以来のショスタコーヴィチの登場となります。 この交響曲はロシア革命前夜を描いた映画的音楽で、ショスタコーヴィチの驚くべき描写力が発揮されています。「血の日曜日」の民衆虐殺の場面をはじめ、 全体に指揮者の能力が試される難曲。ユロフスキは持ち前のエネルギーと推進力、そして統率力で見事にこの作品を描き切っています。なお、2020年の秋、 ロンドン・フィルはオンラインでの演奏会が中心になるということですが、それらはレコーディングもされるということで、今後もリリースが続く予定です。 (Ki)


Challenge Classics
CC-72856(9CD)
ベートーヴェン:交響曲&協奏曲全集

[CD1]
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第6番ヘ長調『田園』 Op.68
[CD2]
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第5番ハ短調『運命』 Op.67
[CD3]
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
[CD4]
交響曲第2番ニ長調 Op.36
交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55
[CD5]
交響曲第9番ニ短調『合唱』
[CD6]
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15

[CD7]
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
三重協奏曲 ハ長調 Op.56*
[CD8]
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調『皇帝』 Op.73
[CD9]
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ロマンス第1番ト長調 Op.40
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
ネザーランドSO

[CD5]
アンマリー・クレメール(S)、ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(A)、マルセル・レイヤン(T)、ゲールト・スミッツ(Br)、コンセンサス・ヴォーカリス(合唱)
[CD6]
ハンネス・ミンナール(P)
[CD7]
ハンネス・ミンナール(P)
ストリオーニ三重奏団*
[CD8]
ハンネス・ミンナール(P)
[CD9]
リザ・フェルシュトマン(Vn)

録音:[CD1] 2009年6月30日-7月3日(第4番)、2008年6月23-26日(第6番)
[CD2] 2009年6月29-30日(第1番)、2010年2月8-10日(第5番)
[CD3] 2010年6月29-30日(第7番)、2008年6月25-26日(第8番)
[CD4] 2009年5月18-20日(第3番)、2010年9月7-8日(第2番)
[CD5] 2011年7月12-14・18日
[CD6] 2015年2月2-4日
[CD7] 2016年9月23・27日(第3番)、2012年7月2-3日(三重協奏曲)
[CD8] 2014年5月26-28日
[CD9] 2010年2月10-12日(協奏曲)、2010年6月30日(ロマンス)
録音場所:オランダ、エンスヘデ音楽センター
ベートーヴェン生誕250年記念リリース!フリエンド指揮による交響曲と協奏曲の録音を網羅したお買い得セット。オーケストラは2006年から2017年 までフリエンドが首席指揮者を務めたネザーランドSO。すべて当レーベルの名録音技師Bert van der Wolf氏がサウンド・エンジニアを務めた録音 でもあり、演奏・音質共に一本筋の通った説得力ある仕上がりとなっています。 フリエンドはコンバッティメント・コンソート・アムステルダムとも演奏を重ねており、古楽系の演奏法に長けています。ゆえに颯爽としたテンポ感、思い切っ た斬り込み具合が痛快。その個性がモダン楽器を使用したネザーランドSO特有のふくよかな響きと絶妙なマッチングを見せ、温かみのある風合いを持 ちながらも強い表現意欲に満ち満ちているという、稀有な演奏を生み出しています。奇をてらうことなく真正面からベートーヴェンのスコアに立ち向かってい く姿勢も好感が持て、『英雄』のような充実した作品ではその音楽の濃密さ、重みが十分に感じられるでしょう。各所に現れる美しい管楽器のカンタービレ も聴きものです。
ピアノ協奏曲はピアノ三重奏全曲録音でも名を上げたミンナールの独奏で、カデンツァはすべてベートーヴェンのものを使用。ヴァイオリン協奏曲はこちら もレーベルの看板アーティストであるフェルシュトマンによる独奏で、カデンツァはベートーヴェンがピアノ協奏曲用に編曲(Op.61a)した際に書いたカデン ツァをシュナイダーハンがヴァイオリン用に書き直した、ティンパニ付きの珍しいものです。ロマンスもしっかり収録しています。


EUROARTS
20-65548(9DVD)
ベートーヴェン〜九つの「第九」



[DVD1]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(第一楽章なし)

[DVD2]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD3]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD4]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD5]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
交響曲第7番イ長調 op.92*
交響曲第8番ヘ長調 op.93#

DVD6]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ドキュメンタリー:ベートーヴェン「第9」について

[DVD7]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
『レオノーレ』序曲第3番

[DVD8]
モーリス・ベジャール振付 「第九」

[DVD9]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
[DVD1]
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)フランス国立O、ピラール・ローレンガー(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、ヨーゼフ・トラクセル(T)、オットー・ヴィーナー(Bs)/収録:1963年、パリ、サル・プレイエル(ライヴ)
[DVD2]
オットー・クレンペラー(指)ニュー・フィルハーモニアO、アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ホフゲン(C.A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、グスタフ・ナイトリンガー(Bs)/収録:1964年、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
[DVD3]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO、アンナ・トモワ=シントウ(S)、アグネス・バルツァ(A)、ルネ・コロ(T)、ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs)/収録:1977年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD4]
レナード・バーンスタイン(指)バイエルンRSO、シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー、NYOメンバー、ロンドンSOのメンバー、レニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)Oのメンバー、パリOのメンバー、ジューン・アンダーソン(S)、サラ・ウォーカー(Ms)、クラウス・ケーニヒ(T)、ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(Bs)/収録:1989年12月25日東ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)ライヴ
[DVD5]
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO、レナーテ・ベーレ(S)、イヴォンヌ・ネフ(Ms)、グレン・ウィンスレイド(T)、ハンノ=ミュラー・ブラッハマン(Bs)/収録:1999年7月、フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
収録:1998年6月、フライブルク、コンツェルトハウス*、2000年1月、フライブルク、コンツェルトハウス#
[DVD6]
クラウディオ・アバド(指)BPO、カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)、トーマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム=シュルテ(Bs)/収録:2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD7]
ダニエル・バレンボイム(指)ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、アンゲラ・デノケ(S)、ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)、ブルクハルト・フリッツ(T)、ルネ・パーペ(Br)/収録:2006年8月27日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD8]
東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団、ズービン・メータ(指)イスラエルPO、クリスティン・ルイス(S)、藤村実穂子(Ms)、福井敬(T)、アレクサンダー・ヴィノグラードフ(Bs)/収録:2014年11月8&9日NHKホール、東京(ライヴ)
[DVD9]
ファビオ・ルイージ(指)デンマーク国立SO、ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(S)、デニズ・ウズン(Ms)、マクシミリアン・シュミット(T)、マルティン・ガントナー(Br)/収録:2019年、コペンハーゲン、DRコンサートホール

画面:DVD1-5/NTSC,4:3 、DVD6-9/NTSC,16:9
音声:DVD1-2/PCMステレオ、DVD3-9/PCMステレオ
DD5.1,DTS5.1
字幕:英独仏西
DVD1,2&9/英独仏西韓,日本語
DVD8/英独韓,日本語
リージョン:All、798分
ベートーヴェン生誕250周年を祝う企画DVDボックスの登場。ベートーヴェン「第9」をホーレンシュタイン、クレンペラー、カラヤン、バーンスタイン、 ギーレン、アバド、メータ、ルイージの9人の歴史的な指揮者たちによる、9つの名演映像を収録した当盤。 DVD1は、ユダヤ系指揮者ホーレンシュタインによる1963年の映像(第2楽章〜第4楽章)。ホーレンシュタインは、マーラーやブルックナーに早くから 取り組み、その普及に尽力しました。白熱の演奏は必見、ピラール・ローレンガーほか往年の名歌手にも注目です。DVD2は、20世紀を代表する指揮者オッ トー・クレンペラーによる1964年の「第9」。クレンペラーとともに名演名録音を生み出してきたフィルハーモニア管の突然の解散通告を受けて、存続をか けて開催されたコンサートの模様です。フィルハーモニア管が「ニュー・フィルハーモニアO」となった門出の感動的な演奏となっています。DVD3 は、1977年のカラヤン&ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサート。ベルリン・フィルとの2度目、70年代のスタジオ全集録音と時期が重なるこのジル ヴェスターの第九ライヴは、ソリストもテノールのコロをのぞいてほぼ同じ(全集ではシュライヤー)。磨き抜かれた弦の美音などカラヤン色が徹底され、もっ とも完成された内容として知られるものです。DVD4は、1989年12月25日、ドイツの東西分離の象徴でもあったベルリンの壁が崩壊したことを記念した 一大イヴェント、レナード・バーンスタインが指揮した第九演奏会。バーンスタインはここで、バイエルンRSOをメインに、計6つの楽団のメンバー によって特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ&英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮 しています。DVD5には、近代・現代音楽ファンの絶大な支持を得る指揮者で作曲家、ミヒャエル・ギーレン。DVD6には、アバド&ベルリン・フィルに よる2000年のヨーロッパコンサートの映像。DVD7は、バレンボイム&ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラの迫真の第九、ベルリン・ライヴ。 DVD8は、東京で行われた音楽とダンスを融合させたベジャールの「第九交響曲」をメータが指揮。DVD9には、最新映像としてデンマーク国立管とルイー ジによる映像が収録され、時代を彩った様々な「第9」演奏が収録されています。 (Ki)

NCA
NCA-60125315(2CD)
シューマン:交響曲全集(ブライトコプフ原典版)
交響曲第1番変ロ長調Op.38
スケルツォ ト長調
交響曲第4番ニ短調Op.120
交響曲第2番ハ長調Op.61
交響曲第3番変ホ長調Op.97
ダグラス・ボストック(指)、
チェコ室内PO

録音:2002年8月7日-9日、ニュルンベルク
チェコのカールスバートSO、チェコ室内フィル、ミュンヘンSO、南西ドイツ・フィルなどの主要ポストを歴任し、日本では東京佼成ウィインドオーケストラの常任指揮者と首席客演指揮者、東京藝術大学の招聘教授として功績を残してきたイギリスの名指揮者、ダグラス・ボストックが2002年に録音したシューマンの交響曲全集。当時ブライトコプフ&ヘルテル社の原典版による世界初録音となったシューマン全集です。

Hyperion
CDA-68325(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
バニヤンの 「天路歴程」 からのシーン*
マーティン・ブラビンズ(指)、BBCSO、BBC交響合唱団*、BBCシンガーズ・クァルテット*、エミリー・ポートマン(フォーク・ヴォイス)*、キティ・ホワイトリー(Ms)*、マーカス・ファーンズワース(Br)*

録音:2018年12月2日(天路歴程)&2019年11月4日−5日(交響曲第5番)、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。1920年版の「ロンドン交響曲(CDA68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第4弾は、日本でも比較的人気の高い交響曲第5番が登場!
そして、ヴォーン・ウィリアムズの知られざる管弦楽作品を併録するというコンセプトもこのサイクルのポイントの一つ。今回は、ジョン・バニヤンの物語「天路歴程(Pilgrim’s Progress)」に音楽を付けた作品で、交響曲第5番と共通の素材が使われていることでも知られるヴォーン・ウィリアムズのオペラ「天路歴程」からのセレクションを収録。
第1巻〜第3巻まで連続で英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれ、レコード芸術「海外盤REVIEW」でも絶賛されてきた絶好調のRVWサイクル。英国音楽愛好家要注目の新譜です!

TCO
(The Cleveland Orchestra)
TCO-0002(1SACD)
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
クルシェネク:Statisch und ekstatisch, Op. 214(静的で恍惚とした)〜室内オーケストラのための10の楽章
フランツ・ウェルザー=メスト(指)
クリーヴランドO

収録:2020年3月12,13日/クリーヴランド、セヴェランス・ホールでのライヴ
世界がたいへんな時代に産声を上げたクリーヴランドOのレーベル、TCO。注目の第2弾は、2020年3月という、まさにコロナ禍の中行われた 特殊な演奏会の記録の登場となりました。2020年3月12日木曜の午前、オーケストラの事務局長は、12日と13日の演奏会はホールは開けず、政府か ら100人以上での集まりを禁止する旨が発表されたことを受け、一部のパトロンとスタッフだけを客席に入れての演奏会、そして13日の演奏会も同様に何 名かのスタッフだけがセヴェランス・ホールの真っ青な客席に座った状態で演奏は行われました(ちなみにこの後しばらくセヴェランス・ホールは閉鎖され ました)。極限まで集中した中で演奏は行われ、メストは、この演奏は自分の中でも稀有のもので、生涯忘れられないものになる、と語っています。クルシェ ネクの作品は2020年5月に予定されていたオーストリアへのクリーヴランド管のツアーでも予定されていた作品で、それとシューベルトを合わせて組まれた プログラムです。 クルシェネクの作品は厳密でひりひりするような緊張感と、様々な要素が複雑に組み合わされた、奏者に極度の集中を要する作品。この演奏会の特殊な状況、 そしてクリーヴランド管のメンバー一人ひとりの卓越した能力があったからこそ為し得た稀有の名演が展開されています。 シューベルトはメストにとっても特別な作曲家。ディテールのひとつひとつに注意を払い、それらを注意深く創意豊かに発展させつつ、メランコリー、あこが れ、そして悲しみといったさまざまな感情が込められたシューベルトの作品を、ほぼ無聴衆の特殊な演奏会という状況で演奏することによって、シューベル トの作品がもつ孤独のようなものがより濃厚に表れている瞬間もあるように感じられます。今なお続く不安な状況に、メストとクリーヴランド管からの心から の共感と、極上のエールのようにも響く稀有の演奏となっております。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1715(1CDR)
アノーソフの「新世界」
ドヴォルザーク
:交響曲第9番「新世界より」*
プロコフィエフ:交響曲第7番#
ニコライ・アノーソフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1962年*、1961年#
※音源:Melodiya S 0397-398*、 Eterna 7 20 075 #他
Forgotten Records
fr-1721(2CDR)
イッセルシュテット/「悲愴」「新世界」
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」*
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」#
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ハンブルク北ドイツRSO

録音:1954年2月14日+
1953年5月19日-20日#
※音源:Telefunken LSK 7030*、LE 6505 #他
Forgotten Records
fr-1726(1CDR)
ブラームス:交響曲第2番*
シベリウス:交響曲第2番#
ジョン・バルビローリ(指)NYO

録音:1940年3月27日*、1940年5月6日#、
※音源:Columbia RL-3044 *、 RL-3045 #
Forgotten Records
fr-1733(1CDR)
シューベルト:交響曲第5番*
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ミュアー・マシソン(指)
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:1958年2月*、5月#(ステレオ
※音源:WRC SSCP 15*, STP 16 #他

BR KLASSIK
BR-900718(6CD)
ブルックナー:交響曲選集


【CD1】
交響曲第3番ニ短調 WAB103(1889年 第3稿)

【CD2】
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB104(1878年 第2稿/終楽章 1880年版)

【CD3】
交響曲第6番イ長調 WAB106(1879-1881)

【CD4】
交響曲第7番ホ長調 WAB107(1881-1883)

【CD5】
交響曲第8番ハ短調 WAB108(1890年 第2稿)

【CD6】
交響曲第9番ニ短調 WAB109(オリジナル・ヴァージョン)
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

【CD1】
録音:2005年1月20,21日 ライヴ
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD2】
録音:2008年11月26-28日 ライヴ
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD3】
初出音源
録音:2015年1月22,23日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD4】
録音:2007年11月4日 ライヴ
ムジークフェライン大ホール、ウィーン
【CD5】
録音:2017年11月13-18日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD6】
録音:2014年1月13-17日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
バイエルンRSOにとってブルックナーは、初代首席指揮者のオイゲン・ヨッフム以 来楽団のレパートリーの中核となっており、マリス・ヤンソンスはオーケストラの伝統を尊重 するかのように、じっくりと時間をかけて取り組んできました。このBOXには彼らが録音したブ ルックナーの交響曲が全て収録されています。ヤンソンスはブルックナーの総譜を細部まで 読み込み、書かれた音符を丹念に音にしていきます。ワーグナーへの敬意が表明された第 3番、牧歌的な曲調を持つ第4番、オルガンの荘厳な音色を思わせる第8番など、ブルッ クナーの特徴とも言える分厚い響きを存分に表現、中でもブルックナーが「愛する神に捧 ぐ」と譜面に書き入れた交響曲第9番は圧巻の演奏を誇ります。 ヤンソンスのオーソドックスなアプローチから浮かび上がる作品の姿を、世界トップクラスの実 力を誇るバイエルンRSOの豊穣な響きが余すことなく描き出しています。

ALPHA
ALPHA-480(5CD)
NX-D11
ベートーヴェン:交響曲全集

【DISC 1】
交響曲第1番ハ長調 Op. 35
交響曲第2番ニ長調 Op. 36

【DISC 2】
交響曲第3番変ホ長調 Op. 55 「英雄」
交響曲第4番変ロ長調 Op. 60

【DISC 3】
交響曲第5番ハ短調 Op. 67
交響曲第6番ヘ長調 Op. 68 「田園」

【DISC 4】
交響曲第7番イ長調 Op. 92
交響曲第8番ヘ長調 Op. 93

【DISC 5】
交響曲第9番ニ短調 Op. 125 「合唱」
ウィーン・アカデミーO (古楽器使用)
マルティン・ハーゼルベック(指)
ローラ・エイキン (S)
ミヒャエラ・ゼリンガー (Ms)
スティーヴ・デイヴィスリム (T)
ホセ・アントニオ・ロペス (Br)
シネ・ノミネ (合唱)

【DISC 1】
録音:2014年12月7-9日 (ライヴ)
ニーダーエスターライヒ宮ラントハウスザール、ウィーン
【DISC 2】
録音:2016年5月20-25日(ライヴ拍手入り/第3番)、2018年4月(ライヴ/第4番)
オーストリア演劇博物館(旧ロブコヴィッツ侯爵邸)エロイカ・ホール、ウィーン
【DISC 3】
録音:2018年11月、2019年7月
ニーダーエスターライヒ宮、ウィーン
【DISC 4】
録音:2015年3月10-14日(第7番)、2017年11月(ライヴ/第8番)
オーストリア科学アカデミーセレモニアル・ホール、ウィーン
【DISC 5】
録音:2015年9月26、27日 (ライヴ)
ホーフブルク宮レドウテンザール、ウィーン
マルティン・ハーゼルベックとウィーン・アカデミーOが2014年から進めており、楽聖生誕250年となる2020年に完結した「リサウンド・ ベートーヴェン」シリーズから、交響曲のみを抜き出し全集としてBOX化。作曲者存命中に近い年代の楽器、あるいはその復元を用いること はもちろん、演奏会場も共に鳴る楽器であるという考えから、初演場所あるいはそれに準じた歴史的建造物を録音場所とするこのシリーズ。 「第九」では当時の慣例に倣って、合唱とソリストを管弦楽の前に配するという凝りようです。力強い演奏が作品の素晴らしさを際立たせてい ることも大きな魅力。記念の年ならではの好企画と言えるでしょう。また、ゴットリープ・ヴァリッシュをソリストに迎えたピアノ協奏曲全集(ヴァイオ リン協奏曲の編曲版を含む全6曲)は、別途セット化されCPOレーベルより発売中(555329)です。

オクタヴィア
OVCL-00736(1SACD)
税込定価
2020年9月23日発売
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73
交響曲第3番ヘ長調 作品90
尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2019年10月2日(Sym.2)、9月4日(Sym.3)大阪、ザ・シンフォニーホール・ライヴ
「交響曲第1番」に続く、尾高/大阪フィルによるブラームス・チクルス第2弾。 尾高は、コントロール自在な棒から躍動する力感や深い息づかいを生みだし、オーケスト ラも腰の強い骨太な響きでこれに呼応。大阪フィルにとってブラームスは、朝比奈時代か ら根幹をなすレパートリーで、そこに育まれた特質が底流となり、この重厚剛毅な音楽を 生み出しました。 このコンビならではの、“熱いブラームス”です。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00723(1CD)
税込定価
2020年9月23日発売
信時潔:交聲曲「海道東征」 [作詩:北原白秋]
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
s章恭(指)
大阪フィルハーモニーSO
大阪フィルハーモニーcho
大阪すみよし少年少女cho
幸田 浩子(S)、清野 友香莉(S)、石井 藍(A)、小原 啓楼(T)、原田 圭(Br)

録音:2019年11月8日
大阪・ザ・シンフォニーホール・ライブ
「海道東征」は、昭和15 年(1940年)皇紀二千六百年の奉祝曲として書かれた、わが国を 代表するカンタータ(交聲曲)です。格調高き北原白秋の作詩に、信時潔は端正な和声を ふんだんに織り込み、まさに日本的様式美を誇る曲に仕上げ、昭和の時代を代表する大 曲となっています。 この新盤は、合唱指揮界の雄、s章恭が満を持して挑んだライヴで、独唱陣、合唱、 オーケストラが一体となり、熱気がアルバム全体に充満しています。 近年再評価著しいこの楽曲に、新たな魅力あふれる1枚が加わりました。(オクタヴィア)

Diapason
DIAP-127(1CD)
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」 エミリア・クンダリ(S) モーリン・フォレスター(A)
、ウェストミンスターcho、
ニューヨーク・フィルハーモニック、
ブルーノ・ワルター(指)

録音:1958年2月17−21日、カーネギー・ホール(ニューヨーク、アメリカ)
※リマスタリング:Circa(フランス)
フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリング施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
同シリーズの第127集は、ブルーノ・ワルターとニューヨーク・フィルハーモニックの金字塔の1つ、マーラーの「復活」!
ナチスからの迫害を受けドイツを追われ、アメリカへと亡命する前、ハンブルクでマーラに出会い、ウィーンではその招きによりウィーン宮廷歌劇場の副指揮者を務めた経歴を持つワルター。
この1958年の「復活」はマーラーの音楽、解釈を間近で体験したワルターの名演であると同時に同氏にとって初のステレオ録音であり、コロンビア・ステレオ最初期の名録音としても名高い演奏です。

MUSICAPHON
M-56936(1SACD)
ブラームスVol.1〜後期ロマン主義
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
R.シュトラウス:死と変容 Op.24
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO

録音:2010年9月&2012年6月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第12巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「後期ロマン主義」で、ブラームスの「交響曲第1番」に、R.シュトラウスの傑作「死と変容」をカップリングしています。「死と変容」もメインのブラームスに劣らぬ感情たっぷりの熱演となっており、見逃せません。
MUSICAPHON
M-56947(1SACD)
ブラームスVol.2〜哀愁を帯びたスイス
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
シェック:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調「幻想曲風」Op.21(幻想曲風協奏曲)
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、カルロス・ジョンソン(Vn)

録音:2011年1月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第13巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「哀愁を帯びたスイス」で、ブラームスの「交響曲第2番」に、20世紀に活躍したスイスの作曲家オトマール・シェックの「幻想曲風協奏曲」をカップリングしています。この作品は若き日のシェックが想いを寄せたハンガリーの女流ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに捧げられたもので、抒情と情熱を兼ね備えたスイス・ロマン派の知られざる傑作です。
MUSICAPHON
M-56950(1SACD)
ブラームスVol.3〜交響的な古典主義
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 KV.364
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、マユミ・ザイラー(Vn)、
ナオミ・ザイラー(Va)

録音:2012年6月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第14巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「交響的な古典主義」で、ブラームスの「交響曲第3番」に、モーツァルトの「協奏交響曲」をカップリングしています。ヴァイオリンとヴィオラのソロは、4姉妹のSQ、ザイラー・クァルテットでも有名なマユミ・ザイラーとナオミ・ザイラーが担当。骨太のオーケストラをバックに繰り広げられる協奏が聴きものです。
MUSICAPHON
M-56954(1SACD)
ブラームスVol.4〜ヴィルトゥオーゾ・モダニティ
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ツィンマーマン:トランペット協奏曲「誰も知らない私の悩み」
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)

録音:2012年6月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第15巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「ヴィルトゥオーゾ・モダニティ」で、ブラームスの「交響曲第4番」に、ドイツの現代音楽作曲家、B.A.ツィンマーマンのジャズとコンチェルト様式を融合させた「トランペット協奏曲」をカップリングしています。そしてトランペットは世界的名手、ラインホルト・フリードリヒ。その圧倒的なテクニックにも要注目です!
MUSICAPHON
M-56942(2SACD)
オネゲル:交響曲全集
交響曲第1番/交響曲第2番*
交響曲第3番「典礼風」
交響曲第4番「バーゼルの喜び」
交響曲第5番「3つのレ」
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、グィド・セゲレス(Tp)*

録音:2008年-2010年
1960年頃にベーレンライター社のレコード部門として設立され、1994年にドイツの音楽学者ライナー・カーライス博士に引き継がれ、着実にリリース点数を増やしてきたドイツ、カッセルのレーベル「Musicaphon(ムジカフォン)」の取り扱いを開始します。
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による
オネゲルの交響曲全集!1892年にスイス人の両親のもとルアーヴルに生まれたオネゲルは、フランス語圏とドイツ語圏の文化を融合させた作曲家であり、その生涯を通じて、最も魅力のある音楽家のひとりでした。さまざまなスタイルに対する関心と才能、自作をドイツ・ロマン派の伝統と結びつけようとする意志と能力、そして新しいテーマと形式を探求する勇気が、オネゲルの作品を特徴づけています。オネゲルの若い頃からの最大の影響は、ワーグナー、レーガー、R・シュトラウスといった後期ロマン派のドイツ音楽でした。また彼がダリウス・ミヨーと共にアンドレ・ジェダルジュのレッスンを受け、大バッハの複雑な和声とポリフォニックの豊かさを学び、後に自作に取り入れていったことも忘れてはなりません。ドイツ音楽の流れを汲みながらも、いかにもモダンに作曲された彼の5つの交響曲を、ブログリ=ザッヒャーの真摯な演奏でじっくりとお楽しみください。
ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。

Goodies
78CDR-3809(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調作品36 エーリヒ・クライバー(指)
ベルリン国立歌劇場O

独 POLYDOR 66905/8
(1929年5月録音)
トラック(1)途中キズ
トラック(6)途中ボコ・ノイズと音崩れがあります。
エーリヒ・クライバー(1890-1956)はウィーン出身の20世紀前半を代表する指揮 者の一人。指揮者のカルロス・クライバー(1930-2004)は息子。プラハ・カレル 大学で歴史と哲学を学んだが、一方で指揮者への道を目指すようになった。プラ ハ音楽院で指揮法を学び1911年に指揮者デビュー。1923年にレオ・ブレッヒ (1871-1958)の後任としてベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任した。ナチスの 台頭でベルリンの職を辞し、1935年に妻と当時5歳のカルロスらとアルゼンチン に移住した。1939年に市民権を得て、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンの 首席指揮者に就任した。大戦後ヨーロッパに戻り、イギリス・デッカ社の専属に なり各地の客演指揮者として活躍した。クライバーはこのシリーズでベートー ヴェン:「田園」(1948年ロンドン響)(78CDR-3686)とチャイコフスキー:第4番 (1949年パリ音楽院管)(78CDR-3518)が出ている。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

BIS
BISSA-2506(4SACD)
シベリウス:交響曲全集+クレルヴォ
Disc 1(74'10)(BIS SA 1996)
(1)交響曲第1番ホ短調 Op.39
(2)交響曲第4番イ短調 Op.63
Disc 2(78'04)(BIS SA 1986)
(3)交響曲第2番ニ長調 Op.43
(4)交響曲第5番変ホ長調 Op.82
Disc 3(82'00)(BIS SA 2006)
(5)交響曲第3番ハ長調 Op.52
(6)交響曲第6番ニ短調 Op.104
(7)交響曲第7番ハ長調 Op.105
Disc 4(79'29)(BIS SA 2236)
(8)クレルヴォ Op.7
オスモ・ヴァンスカ(指)、
ミネソタO
(8)リッリ・パーシキヴィ(Ms)、トンミ・ハカラ(Br)、ヘルシンキ大学男声cho(YL)

録音:(1)(2)2012年5月&6月、(3)(4)2011年6月、(5)-(7)2015年5月&6月、(8)2016年2月4日-6日(ライヴ)
かつてラハティSOと記念碑的なシベリウスの交響曲全集(BIS 1286 / 1995-97年録音)を完成させたヴァンスカ。その 後2011年より手兵ミネソタOを率いて2度目の全曲録音を開始しました。同オーケストラとはベートーヴェンの交響曲全集(BIS SA 1825)の名 演でも知られます。
シベリウスの2度目の録音完成には苦難が伴いました。第1弾のリリースとなった第2番&第5番(2011年録音)が好評を博し、続く第1番&第4番(2012 年録音)が順調にリリースされましたが、その後ミネソタOの理事会と楽団員たちの労使紛争が紛糾し決裂状態となり、さらには2013年10月にヴァ ンスカが一時辞任したため、予定されていた第3弾の録音の実現が難しい状態となり中断してしまいました。しかし、多くの要望とヴァンスカの全曲録音へ の思いから2015年5月、6月に第3番、第6番&第7番を録音する運びとなり、ついに完成に至りました。「フィンランドの風景を思い起こさせる」と評 されるヴァンスカの再録は高く評価されました。ヴァンスカの円熟ぶりとさらなる深さを堪能できます。
さらに嬉しいのが、「フィンランドから北アメリカへの移民の始まった150周年を記念するコンサート」におけるライヴ(2016年2月録音)で披露され たクレルヴォも収録しております。当作品もヴァンスカの2度目の録音です。1度目は2000年に当時新築のシベリウスホールで録音したラハティSO との最初のアルバム(BIS 1215)でリリースされました。ヴァンスカ率いるミネソタOの代表録音がついにセットで登場です! (Ki)
BIS
BISSA-2236(1SACD)
シベリウス:クレルヴォ Op.7 オスモ・ヴァンスカ(指)、
ミネソタO、
リッリ・パーシキヴィ(Ms)、
トンミ・ハカラ(Br)、
ヘルシンキ大学男声cho(YL)

ライヴ録音:2016年2月4日-6日/オーケストラホール(ミネアポリス、ミネソタ州)
クレルヴォは、オスモ・ヴァンスカの2度目の録音です。2000年、新築のシベリウスホールで録音したラハティSOとの最初のアルバム(BIS 1215)は、 『カレヴァラ』の深い世界を洞察した演奏が高く評価され、この作品のレファレンス・ディスクのひとつになりました。ミネソタOのコンサートには、 前のアルバムと同じメゾソプラノのリッリ・パーシキヴィとヘルシンキ大学男声合唱団(YL)が参加、フィンランドのバリトン歌手トンミ・ハカラがクレルヴォ を歌っています。 (Ki)

創立40周年記念
"大阪SOシリーズ"開始!
1980年に創立された大阪SOは今年40周年を迎えました。それを記念して同オーケストラのライヴ・シリーズを開始します。 当初大阪シンフォニカーとして発足し、2010年より大阪SOに改称、その10周年にもあたります。2016年4月より外山雄三をミュージッ ク・アドバイザー迎え、急速に実力向上を示して注目されています。1931年生まれ、今年89歳になる指揮界の最長老にして最重鎮ながらき ちんとしたCDは珍しく、その真価を問うものとなります。 いつも聴衆を「熱く」感動させる演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」と評されています。第1弾はチャイコフスキーの三大交響曲。コンサートに接 した人々に衝撃を与えた演奏、その深みと音色の魔術にご期待ください。

King International
KKC-2701(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
外山雄三(指)大阪SO

録音:2018年2月22日、2019年11月21日*/ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
交響曲第4番は2018年2月22日、ザ・シンフォニーホールでのライヴ。まず感じるのはその悠然たるテンポ。急速なイメージのある第3楽章やフィナー レもゆっくりと進むのに驚かされますが、少しもだれることなく大きな音楽を聴かせます。作品を愚直なまでに正しく音化していく姿は崇高さすら感じさせます。 カップリングは幻想序曲「ロメオとジュリエット」。こちらも虚飾を排した演奏で、作品の真髄を示すような世界に浸れます。 (Ki)

King International
KKC-2702(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り*
外山雄三(指)大阪SO

録音:2018年11月2日、2018年7月7日*/ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
交響曲第5番は2018年11月2日、ザ・シンフォニーホールでのライヴ。第1楽章は主部に入ってもテンポは上がらず、終始重い足取りで進みますが 説得力満点。それはフィナーレの主部も同様で、超スローテンポなままクライマックスに至ります。これまで聴いたことのないようなチャイコフスキー像で、 充実の時を味わえます。 カップリングはボロディンの「だったん人の踊り」。合唱なしの版ですが、しみじみと名旋律にひたれます。 (Ki)

King International
KKC-2703(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」*
外山雄三(指)大阪SO

録音:2017年2月22日、2018年7月7日*/ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
交響曲第6番「悲愴」は2017年2月22日、ザ・シンフォニーホールでのライヴ。この作品に誰もが持つイメージを覆される個性的演奏です。テンポがゆっ たりしているだけでなく、淡々としていてドロドロとした内面や葛藤などのドラマから極力距離を置いています。その結果純音楽としての美しさに感動させら れます。全体に弦楽の美しさが光り、酔わされます。 ★カップリングはムソルグスキーの「はげ山の一夜」。こちらもデモーニッシュな世界を強調するのではなく、じっくりと物語を聴かせてくれます。 (Ki)

MDG
MDG-60321272(2CD)
ブルックナー/マーラー交響曲(室内アンサンブル版)
CD1:ブルックナー:交響曲第7番(ハンス・アイスラー、エルヴィン・シュタイン、カール・ランクル編/室内アンサンブル版)
CD2:マーラー:交響曲第4番(エルヴィン・シュタイン編/室内アンサンブル版)*
トーマス・クリスティアン・アンサンブル
クリスティアーネ・エルツェ(S)

録音:2005年、2006年*
トーマス・クリスティアン・アンサンブルによる室内アンサンブル版の交響曲 2 篇がセットになって再発売いたします。ここに収録されている室内アンサン ブル版は、シェーンベルクが創立した「私的演奏協会」のために作られたものです。 ブルックナーの交響曲第7番は、クラリネット、ホルン、ハーモニウム、ピアノ、弦楽四重奏、コントラバスの9人編成。編曲はシェーンベルク門下の3人 が分担して行い、ハンス・アイスラーが第1楽章と第3楽章、エルヴィン・シュタインが第2楽章、カール・ランクルが第4楽章をそれぞれ担当。この編 曲版には、オリジナルのオルガン的な音響世界は軽減され、室内アンサンブルらしい各楽器の一体感が感じられます。 マーラーの交響曲第4番は、元々比較的小編成のオーケストラを用いた牧歌的な作品で、終楽章のソプラノ独唱が天上生活の楽しさを歌い上げます。室内 楽版はより親密な響きと、20世紀初頭、ウィーンを彩った退廃的な雰囲気を表現。 両作品とも楽曲のもつ魅力を上手く引きだし、時代の空気感をとらえた編曲。またトーマス・クリスティアン・アンサンブルの個々の高い技量による楽曲を存 分に堪能できます。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRQ-9000(1CD)
(UHQCD)
税込定価
クレンペラー フィラデルフィア管、客演ライヴ1962
(1)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
(2)ブラームス:交響曲第3番
(3)シューマン:交響曲第4番
オットー・クレンペラー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年10月27日アカデミー・オヴ・ミュージック(ライヴ録音・ステレオ)
東武レコーディングズ
TBRQ-9001(2CD)
(UHQCD)
税込定価
(1)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1 番
(2)モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
(3)ベートーヴェン:交響曲第7番
オットー・クレンペラー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年11月2日アカデミー・オヴ・ミュージック(ライヴ録音・ステレオ)
10 年以上の交渉がやっと実を結びました。特にアメリカのオーケストラは自らの歴 史的演奏や録音に関心がなく、関心がないばかりか出版には非常にネガティヴで す。クレンペラーの最後のアメリカ訪問となった 1962 年のフィラデルフィア管との一 連のライヴは多くの音質最悪の海賊盤からもオリジナルはステレオ録音であることが 確認されており、これらがオリジナルの音質で聞けたならとファンは歯痒く思ったも のでした。 実際に入手したフィラデルフィア管アーカイヴの録音は、全てステレオで音質鮮明。 分離も素晴らしくクレンペラー拘りのヴァイオリン左右両翼。低弦は左側のサウンドが 手に取るように分かります。しかし、ホールのアコースティックは超デッド。これは実 際にアカデミー・オヴ・ミュージックにいらっしゃった方ならお判りでしょうが、昔なら ではのホールトーンです。響きがない分ごまかしが効かないホールなのでしょう。 オーマンディの招きで客演をOKしたクレンペラーはフィラデルフィアのみならずアメ リカ各地で演奏しております。 今回のリリースはフィラデルフィアでの 2 公演分で、第一回公演の「田園」「英雄」プ ログラムの音質だけがリリースに適せず見送られました。ニューヨーク、ワシントン、ボ ルティモアの演奏を只今鋭意探索中です。 1962 年のクレンペラーは体力気力が充実と見えて、鉄槌を下すような強烈な拍節 感。「エグモント」で頭が下がります。ブラ3の迫力とダンディズム。シューマンのシリ アス。バッハの煌びやかで楽しい演奏。「ジュピター」の華麗で全世界を俯瞰してし まうようなスケールの大きさも最高。十八番のベト7もライヴが少ないのでずんずんと 盛り上がる当盤は必携の名演。フィラデルフィア管自慢の木管のチャームと妙技。 オーケストラの魅力もちゃんと生かして聞かせるのが巨匠で見事なものです。 UHQCD で万全の音質で正規発売となります。

Pentatone
PTC-5186860(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
(1)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.36
(3)交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
(4)交響曲第4番変ロ長調 Op.60
(5)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
(6)交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
(7)交響曲第7番イ長調 Op.92
(8)交響曲第8番ヘ長調 Op.93
(9)交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
レジーネ・ハングラー(S)、ウィープケ・レームクール(Ms)、クリスティアン・エルスナー(T)、アンドレアス・バウアー・カナバス(Bs)
NDR合唱団、ケルン放送cho
マレク・ヤノフスキ(指)、
ケルンWDRSO(ケルンRSO)

録音:(1)2018年10月1-2日、(2)(3)2019年2月11-15日、(4)(8)2019年5月20-25日、(5)(6)2018年9月24-29日、(7)2019年5月27-29日、(9)2019年11月5-8日/ケルン・フィルハーモニー(ケルン)【WDR共同制作】
2020年のベートーヴェン生誕250周年を記念してPENTATONEレーベルより強力盤の登場。巨匠マレク・ヤノフスキ率いるケルンWDRSO(ケ ルンRSO)による交響曲全集がリリースされます!すでに第5番「運命」&第6番「田園」(KKC 6108 / PTC 5186809)は単売でリリースされ ておりますが、その他の作品はこのセットにて初登場です。当録音は2018年10月から2019年11月にかけて、当団の本拠地ケルン・フィルハーモニー にて収録されました。
ヤノフスキのベートーヴェンといえば2018年12月のNHKSOとの第9演奏会で披露された重厚さを持ちながらも全曲を通して速めのテンポ設定 で非常に見通しのよい演奏が話題となりました。また、2019年11月のケルンWDRSOとの来日公演では「田園」を披露。その圧倒的な統率力とパ ワフルなエネルギーの中にも繊細な響きを作り上げる巨匠ならではの演奏を聴かせてくれました。
ケルンWDRSOといえば数多くの名録音でも知られますが、ベートーヴェンの交響曲全曲録音は2017年11月から2018年2月にかけて、首席 指揮者ユッカ=ペッカ・サラステとのライヴ録音(KKC 6095 / PH 18066)も記憶に新しいところ。サラステとの録音の後にヤノフスキとの録音がはじまり ました。当団は2017年から2019年の2年間の間に2度の全曲録音を完成させたことになります。
期待に胸を膨らませてしまうヤノフスキによるベートーヴェンの交響曲全曲録音はひとつの完成形といえる充実の録音。丹念に練り上げたこの演奏には全 交響曲を聴くことによって見えてくる世界が広がります。ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤー最大の注目録音がお買い得なセットでリリースされます! (Ki)

ALPHA
ALPHA-592(1CD)
マーラー:交響曲第7番 「夜の歌」 アレクサンドル・ブロック(指)
リール国立O

録音:2019年 リール新世紀音楽堂、フランス
前作のラヴェル&アタイール(ALPHA562)で管弦楽をぐいぐいと引っ張り、色彩感と重量感の溢れる演奏を聴かせてくれたアレクサンドル・ブ ロックが、なんとマーラーをリリース。しかも、純器楽交響曲では最も難曲と言える第7番です。その演奏は余計な力みを排除したもので、技術 的曲想的に困難な箇所も意外なほど滑らかに聴かせています。2つの「夜の歌」のしっとりとした味わいや、ともすると力任せになりがちな金管 群の美しさなど、これまでにないマーラー像を展開するたいへん興味深い一枚です。

OEHMS
OC-472(1CD)
NX-B03
メシアン:トゥーランガリラ交響曲 タマラ・ステファノヴィッチ(P)
トマ・ブロシュ(オンド・マルトノ)
アレクサンダー・ソディ(指)
マンハイム国立劇場O

録音:2019年11月11-12日
ローゼンガルテン・マンハイム、
モーツァルト・ザール
メシアンの代表作の一つ「トゥーランガリラ交響曲」。作品のタイトルは2つのサンスクリット語(梵語)の“Tura?ga”(時、天候、 リズムなどの意)と“L?l?” (遊戯、愛、演奏などの意)を合わせたものであり、メシアン自身は作品を「愛の歌」もしくは「喜びの 讃歌」などと呼んでいました。全10楽章で構成された巨大な作品で、演奏には数多くの打楽器やピアノ、メシアンが愛したオ ンド・マルトノが効果的に使用され、絢爛豪華な響きが楽しめます。このアルバムでオンド・マルトノを演奏しているのは作曲家 としても知られるトマ・ブロシュ。楽器を知り尽くした彼ならではの巧みな演奏をお楽しみください。 この破天荒な曲をまとめるのは、2016/17年のシーズンからマンハイム国立劇場Oの音楽監督を務めるアレクサン ダー・ソディ。1982年オックスフォード生まれの若手で、就任以来、オーケストラのレパートリーを飛躍的に拡大させた功績が知 られており、このメシアンでもオーケストラと一丸となり見事な演奏を披露しています。

FUGA LIBERA
FUG-764(1CD)
ヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981):苦痛の鏡
ベルリオーズ:幻想交響曲
クリスティアンネ・ストーテイン (Ms)
ドミトリー・リス(指)
南オランダPO

録音:2017年10月27、28日/2019年4月5、6日
アイントホーフェン音楽堂、フライトホフ劇場(マーストホフ)
ライヴ・拍手入り
リンブルフSOとブラバントOが合併し2013年に誕生した、南オランダPO(南ネーデルラント・フィルハー モニーO)。2016-17年のシーズンより当団初の首席指揮者を務めるドミトリー・リスとの3枚目のアルバム。「幻想交響曲」に、20世 紀オランダの作曲家・オルガニスト、ヘンドリク・アンドリーセンが、フランスの詩人・劇作家アンリ・ゲオン(1875-1944)の「イエスの鏡」から「苦 痛の鏡」に曲を付けた歌曲集を収録。キリストの受難の物語のうち逮捕から死までを描いた「苦痛の鏡」は、声楽とオルガンのために書かれた 作品の伴奏を弦楽合奏に書き改めたもの。ゆったりとした弦に乗ってメゾ・ソプラノが切々と歌い上げ、苦痛そのものというよりはその癒しまでを 表現するかのようなたいへん美しい作品で、これまでベイヌムによる録音のほかはあまり知られていないのが、実にもったいない佳曲です。メゾ・ ソプラノのクリスティアンネ・ストーテインは、自身の出身である音楽王国オランダを中心に多くの名手たちと共演を続けており、ここでもその繊 細な表現力と安定した声量で作品を引き立てています。「幻想交響曲」もこけおどしは微塵も感じさせない演奏で、第2楽章で加えられたコ ルネットを始め各パートを極端に強調することなく、大オーケストラを隅々まで生かし、全体をパレット上で絵具を混ぜるがごとく溶け合わせな がら、作品の色彩感と狂気を実に巧みに描きあげています。


SWR music
SWR-19425C(30CD)
NX-L05
『カール・シューリヒトの芸術』
〜1955-1960年 南ドイツ放送録音



【DISC 1】
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op. 92
(2)シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op. 61