湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


交響曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。






OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION
KKC-4258(24SACD)
クレンペラー&コンセルトヘボウ管・録音集


■Disc1
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 Op. 26
マーラー:.さすらう若人の歌
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(1886年版ノヴァーク)
■Disc2
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
モーツァルト:交響曲第25番ト短調K183*
ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」*
■Disc3
ヤナーチェク:シンフォニエッタOp.60
バルトーク:ヴィオラ協奏曲
ヘンケマンス:.フルート協奏曲*
ファリャ:スペインの庭の夜**
■Disc 4
ベートーヴェン:演奏会用アリア「ああ、不実な人よ!」Op.65
交響曲第7番イ長調Op.92
■Disc5
1951年7月12日(初CDコンサート全収録)
モーツァルト:フリーメーソンのための葬送曲 ハ短調 K.477
マーラー:亡き子をしのぶ歌
■Disc6
マーラー:交響曲第2番「復活」
■Disc 7
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
シェーンベルク:浄夜(1917/1943)
ヒンデミット:組曲「気高い幻想」
■Disc9
メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」
■Disc10
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」*
■Disc11
モーツァルト:モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K165(158a)
マーラー:.交響曲第4番ト長調
■Disc 12
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」〜.第1曲:序曲/第5曲:アダージョ/終曲:アレグレット
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調Op.37
■Disc 13
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
「レオノーレ」第3番序曲Op.72b
■Disc14
ベートーヴェン:交響曲第4番
交響曲第5番「運命」
■Disc15
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
■Disc16
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93*
■Disc17
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
■Disc 18
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K201
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K482
■Disc 19
モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K314
交響曲第41番「ジュピター」
■Disc 20
バッハ:管弦楽組曲第2番
 カンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」BWV202(結婚カンタータ)
モーツァルト:演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」.K505
■Disc 21
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
●ボーナス・トラック/初正規盤
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲*
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
■Disc22
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
ストラヴィンスキー:三楽章の交響曲
シューベルト:交響曲第4番ハ短調D417
ワーグナー:「.ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
■Disc 23
ベートーヴェン:ミサ・ソレニムス
■Disc 24
グルック:シャコンヌ〜「オルフェオとエウリディーチェ」
クレンペラー:交響曲第1番(全2楽章)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB106(1890年ハース版)
オットー・クレンペラー(指)
コンセルトヘボウO

■Disc1
録音:1947年12月4日(初CDコンサート全収録)
ヘルマン・シャイ(Br)
■Disc2
録音:1949年5月1日&1951年1月18日*
ヤン・ブレッセル(Vn)
■Disc3
録音:1951年1月11日、1951年1月13日*、1951年3月29日**
ウィリアム・プリムローズ(Va)、フーベルト・バルワーザー(Fl)、ヴィレム・アンドリーセン(P)
■Disc 4
録音:1951年4月2日(1951年ベートーヴェン・チクルスより)
グレ・ブロウエンスティーン(S)
■Disc5
録音:1951年7月12日(初CDコンサート全収録)
キャスリーン・フェリアー(C.A)
■Disc6
ヨー・フィンセント(S)、キャスリーン・フェリアー(C.A)、トゥーンクンストcho
)
■Disc 7&8
録音:1955年7月7日(初CDコンサート全収録)
■Disc9
録音:1955年11月3日(正規盤初)
コリー・ヴァン・ベックム(S)、ヘレーン・ヴァークレイ(S)、トゥーンクンストchoメンバー
■Disc10
録音:1955年11月6日、1955年11月10日*(初CDコンサート全収録)
■Disc11
録音:1955年11月10日(Disc10の続き)
マリア・シュターダー(S)
■Disc 12
録音:1956年5月2日(ベートーヴェン・チクルス〜初CDコンサート全収録)
ヤン・ヴィッサー(Fl)、クラース・デ・ロック(Cl)、トム・デ・クラーク(Fg)、フィア・ローザ・ベルクハウト(Hp)
アニー・フィッシャー(P)
■Disc 13
録音:1956年5月2日(Disc 12の続き)
■Disc14
録音:1956年5月9日(ベートーヴェン・チクルス)
■Disc15
録音:1956年5月13日(ベートーヴェン・チクルス〜初CDコンサート全収録)
■Disc16
1956年5月13日(Disc15の続き)、1956年5月17日*
■Disc17
録音:1956年5月17日(Disc16の続き)(ベートーヴェン・チクルス)
グレ・ブロウエンスティーン(S)、アニー・ヘルメス(C.A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、ハンス・ウィルブリンク(Br) 、トゥーンクンストcho
■Disc 18
録音:1956年7月12日(初CDコンサート全収録)
アニー・フィッシャー(P)
■Disc 19
録音:1956年7月12日(Disc18の続き)
ホーコン・ストーティン(Ob)
■Disc 20
録音:1957年2月7日(初CDコンサート全収録)
フーベルト・バルワーザー(Fl)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ヤン・ダーメン(Vn)、ホーコン・ストーティン(Ob)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、マリア・クルチオ(P)
■Disc 21
録音:1957年2月7日(Disc 20の続き)
1954年6月26日*
ヨハンナ・マルツィ(Vn)*、ハーグ・レジデンティO*
■Disc22
録音:1957年2月21日(初CDコンサート全収録)
■Disc 23
録音:1957年5月9日(初正規盤)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ナン・メリマン(Ms)、ヨーゼフ・シマンディ(T)、ハインツ・レーフス(Bs-Br)、アムステルダム・トーンクンストcho
ヤン・ダーメン(Vn)
■Disc 24
録音:1961年6月22日(初CDコンサート全収録)
音質条件を考慮に入れなければ、クレンペラーの最も高水準な演奏を聴くことができるのはコンセルトヘボウOとの録音だというのは、以前からよく語ら れることでした。 しかし、実際には、古いライヴ録音や放送録音ならではの物理的なスペックの問題もあって、マニア以外にはあまり顧みられることは無く、クレンペラーといえば、 最晩年にフィルハーモニアOを指揮したゆったり系の演奏が代表作として広く聴かれてきたというのが実情です。 確かに最晩年のスタジオ録音で聴ける拡大された情報の面白さは無類ですが、長きに渡って歌劇場やコンサートホールで指揮して生計を立てていたクレンペラー の音楽は、本来はもっと生気に富む力強いものでした。そしてその音楽を築き上げていたのが、入念で厳しいリハーサルであり、その点で、世界最高レベルの反応 力を持ったコンセルトヘボウOの優位は明らかであり、実際、1958年まではクレンペラーの客演回数はかなりの数に達していました。 しかし翌1959年にクレンペラーがフィルハーモニアOの終身指揮者に就任すると、大火傷で長期療養という問題も重なって客演回数は激減、そして 1964年にフィルハーモニアOが自主運営組織になると、以後、クレンペラーがコンセルトヘボウOを指揮することは無くなります。もっとも、ウィー ンやベルリン、ミュンヘン、ケルン、イスラエルなどには出かけていたので、今は無き音楽マネジメント組織、コロンビア・アーティスツの都合もあったのかもしれま せんが。 ともかく、クレンペラー絶頂期のコンセルトヘボウOとの演奏を、正規音源で、しかもSACDでまとめて聴けるというのはクレンペラー好きにとっては大事 件であることは間違いなさそうです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2237(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニアO
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)

録音:1961年4月6、7、10、25日キングズウェウイ・ホール(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より  
クレンペラーとシュヴァルツコップによるマーラーの交響曲第4番は、定番としてあまりにも有名です。第4番はマーラーの交響曲の中でも小さい編成のため か、この録音は非常にバランス良く、空気感豊かに収録されています。そうした原音の持つ特徴を最忠実に再現、身震いするほどの透明感溢れるサウンドを実 現しました。(平林 直哉)

LSO Live
LSO-0867(1SACD)
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
交響曲第6番ホ短調
アントニオ・パッパーノ(指)LSO

録音:2019年12月12日(第4番)、2020年3月15日(第6番)、バービカン・ホール、ロンドン(ライヴ)
サイモン・ラトルの後任としてロンドンSO(LSO)の首席指揮者に就任することが決まっているアントニオ・パッパーノによる録音が早速登場! 内容は、「もっともイギリス的な作曲家」とも呼ばれるヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4,6番という直球プログラム。この2作品は第2次大戦の影響が色 濃く現れた作品です。第4番は、第2次大戦直前の不穏な時期を反映した緊迫感みなぎる曲。そして第6番は、戦中から戦後にかけて書かれ、先の第4番を 発展させたような強烈な迫力に満ちた音楽です。
パッパーノは、LSOの首席指揮者に就任したことを受けて「1996年初めて共演して以来、この素晴らしい音楽家たちの団結心に圧倒されていました。私が 選ばれたことは、まさに”夢が叶った”ようで、最も素晴らしい贈り物です。ロンドンを私の音楽の故郷とすることを約束し、これから私を待っている重要な旅 を楽しみにしています。」と語っています。ロンドンSOの新時代を予見させる、期待感あふれる1枚となっています。

オクタヴィア
OVCL-00750(2CD)
税込定価
2021年4月30日発売
チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調 作品13 「冬の日の幻想」
交響曲第4番ヘ短調 作品36
小林 研一郎(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2021年4月7日 東京・サントリーホール・ライヴ
2021年3月に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した小林研一郎の新たな挑戦を祝福する、記 念碑的なCDシリーズ。 炎のコバケンの呼び名で多くのファンから愛される、マエストロ小林研一郎の傘寿記念& 作曲家チャイコフスキーの生誕180年を記念した、「交響曲全曲チクルス」第1回目のライ ヴです。円熟のタクトに秘められた激しい情熱が、曲調と呼応しドラマティックなサウンドで 広がります。サントリーホールを感動の渦に包み込んだ、日本フィルの熱演にも、ご注目く ださい。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00752(1SACD)
税込定価
2021年5月26日発売
ハイドン:交響曲集Vol.11
交響曲第12番ホ長調 Hob.l:12
交響曲第26番ニ短調 Hob.l:26 「嘆き」
交響曲第47番ト長調 Hob.l:47「回文」
交響曲第65番イ長調 Hob.l:65
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2018年3月9日(第26番&第47番)、2019年1月25日(第12番&第65番) 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第12回、第14回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

Capriccio
C-7360(6CD)
NX-C10
アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):生誕150周年記念エディション


【CD1】
抒情交響曲 Op. 18(1923)

【CD2】
(1)交響曲第1番ニ短調(1892/93)
(2)シンフォニエッタ Op. 23(1934)
(3)3つのバレエ小品『時の勝利』(1903)

【CD3】
(1)春の埋葬(1896-97/1902改訂)-ソプラノ、バリトン、合唱とオーケストラのために
(2)森の対話(1895/96)-ソプラノ、2つのホルン、ハープと弦楽のために
(3)至るところに5月の花が咲く(1898頃)-ソプラノと弦楽六重奏のために
(4)交響的歌曲 Op. 20(1929)-バリトンとオーケストラのために
(5)6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13/24)

【CD4】
トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌 Op. 6(1898)
5つの歌曲 Op. 7(1898/99)
昔、ひとりの年老いた王がいた
森の語らい
2つのブレットル・リーダー(1901)
Noch spur ich ihren Atem auf den Wangen
Hortest du denn nicht hinein
Die Beiden
Harmonie des Abends
6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13)(室内楽版)

【CD5】
ピアノ三重奏曲 Op. 3(1896)
弦楽四重奏曲第2番Op. 15*

【CD6】…オペラ・ハイライト集
(1)歌劇「昔あるとき」(1897-1900/1912改訂)より
(2)歌劇「夢見るゲールゲ」(1905-06)より
(3)歌劇「白墨の輪」(1932)より
(4)歌劇「フィレンツェの悲劇」(1915-16)より
(5)歌劇「カンダウレス王」より
【CD1】
クリスティーネ・シェーファー (S)
マティアス・ゲルネ (Br)
パリO
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
録音:2005年6月22,26日 パリ(フランス)
【CD2】
(1)北ドイツRSO、アントニー・ボーモント(指)
(2)ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
(3)ハンブルク州立PO、ゲルト・アルブレヒト(指)
録音:(1)1995年11月28-30日、1997年4月16-18日
(2)2019年6月13-14日
(3)1992年6月
【CD3】
(1)-(3)エディット・マティス (S)、ローランド・ヘルマン (Br)、北ドイツ放送cho、北ドイツRSO、アントニー・ボーモント(指)
(4)フランツ・グルントヘーバー(Br)、ハンブルク州立PO
ゲルト・アルブレヒト(指)
(5)ペトラ・ラング(S)、ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
録音:(1)-(3)1995年10月20日-11月30日、1997年4月16-18日、(4)1992年6月、(5)2019年6月13-14日
【CD4】
トーマス・マイケル・アレン(T)、チャールズ・スペンサー(P)、ルート・ツィーザク(S)、ゲロルト・フーバー(P)、カイ・スティーファーマン(Br)、アレクサンダー・シュマルツ(P)、トーマス・エベンシュタイン(T)、ゾリアナ・クシュプラー(Ms)、リノス・アンサンブル
録音:2011年6月24-29日、2011年11月19-22日、2013年8月25-29日、2017年7月、2011年10月
【CD5】
パシフィック・トリオ、アルティスQ*
録音:2013年5月28-29日、1989年6月22-24日*
【CD6】
(1)エヴァ・ジョンソン(S)、クルト・ウェスティ(T)、ペール=アルネ・ヴァルグレン(Br) 他、デンマーク国立RSO、ハンス・グラーフ(指)
(2)ヨーゼフ・プロチュカ(T)、パメラ・コバーン(S)、ハルトムート・ヴェルカー(Br) 他、フランクフルトRSO、ゲルト・アルブレヒト(指)
(3)レナーテ・ベーレ(S)、ペーター・マティッチ(語り)、ハンス・ヘルム(Br)、ギドン・サークス(Br) 他、ベルリンRSO、ステファン・ゾルテシュ(指)
(4)ハイディ・ブルンナー(S)、ヴォルフガング・コッホ(Br)、チャールズ・リード(T)、ウィーンRSO
ベルトラン・ド・ビリー(指)
(5)ジェイムズ・オニール(T)、ニーナ・ウォーレン(S)、モンテ・ペーダーソン(Br) 、ハンブルク州立PO、ゲルト・アルブレヒト(指)
録音:1987年6月、1987年9月(ライヴ)、1990年2月12-16日、2010年5月20日(ライヴ)、1996年10月18日、10月25日(ライヴ)
作曲家、指揮者として着々と名声を高めていくツェムリンスキーですが、8歳年下のアルマ・シン トラーとの失恋は彼の心に大きな痛手を残し、この出来事はその後の作品にも影を落としたこ とが知られています。1906年にはウィーン・フォルクスオーパーの初代首席指揮者、1911年か らはプラハ・ドイツ国立劇場の指揮者を務めるなど活躍の幅を広げましたが、1938年にナチス の圧力から逃れ、アメリカに亡命。しかしこの地では認められることなく、1942年にひっそりと生 涯を閉じました。一時期は"退廃音楽"として無視されていた彼の作品ですが、20世紀の終わ りから急速に再評価が進み、現在では数多くの曲が演奏されるなど人気も復興しています。 このBOXは、ツェムリンスキー再評価の一翼を担ったCapriccioレーベルの一連の録音から交 響曲から声楽曲までを収録。名演として知られるエッシェンバッハの「抒情交響曲」をはじめ、 研究者でもあるボーモント、近現代音楽で評価の高いマルッキによる一連の演奏や、ツェムリン スキー歌劇復興の立役者、ゲルト・アルブレヒトが指揮する歌劇の抜粋まで代表的な演奏 で、ブラームスの影響を受けたとされる初期の作品から、未完に終わった「カンダウレス王」まで、 後期ロマン派時代の最後を生きたツェムリンスキーの作風の変遷も楽しめます。 1871年、ウィーンに生まれたアレクサンダー・ツェムリンスキー。ユダヤ系の血を引いていた彼はシナゴーグ(ユダヤ教の教会)でオルガンを弾くなど少年 時代から音楽的才能を発揮。13歳の時にはウィーン音楽院に入学、ピアノを学んだ後にロベルト・フックスから作曲の指導を受けます。 1895年にはアマチュア・オーケストラを結成し、入団してきたシェーンベルクと親しくなり、後にシェーンベルクはツェムリンスキーの妹マティルデと結婚。二 人は義理の兄弟になりました。

Altus
ALT-477(2CD)
ハスキル&クレンペラー/モーツァルト・アーベント
交響曲第29番イ長調 K.201
ピアノ協奏曲第27番
セレナード第13番『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
交響曲第41番『ジュピター』
クララ・ハスキル(P)
オットー・クレンペラー(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

ライヴ録音:1956年9月9日/モントルー(モノラル)
モーツァルティアン必聴、モーツァルト生誕200年に沸いた1956 年に行われたクレンペラー指揮によるモーツァルトの夕べ。ハスキルとの27 番はファンの間 で有名な演奏ですが当盤は過去最高の音質と言っても過言ではない出来栄えです。さらに1 日のコンサートすべてを収録しているのが重要なポイント。この年に 集中的にモーツァルトを取り上げていたクレンペラーの充実したサウンドが耳を満たす濃密な内容となっています。モノラルながら広がりのある聴きやすい音質で ハスキルのピアノとオーケストラのバランスも良く、クレンペラーの妙技とギュルツェニヒ管の味わいも十全に堪能できます。 (Ki)


BIS
BISSA-2593
(10SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
■Disc1
交響曲第1番へ短調Op.10
交響曲第2番『10月革命に捧ぐ』
交響曲第3番『メーデー』
■Disc2
交響曲第4番ハ短調Op.43
■Disc3
交響曲第5番ニ短調Op.47
交響曲第6番ロ短調Op.54
■Disc4)
交響曲第7番『レニングラード』
■Disc5
交響曲第8番ハ短調Op.65
■Disc6
交響曲第9番変ホ長調Op.70
交響曲第14番『死者の歌』
■Disc7
交響曲第10番ホ短調Op.93
■Disc8
交響曲第11番『1905年』
■Disc9
交響曲第12番『1917年』
交響曲第15番イ長調Op.141
■Disc10
交響曲第13番変ロ短調Op.11
マーク・ウィグレスワース(指)
オランダ放送cho【交響曲第3番】
ヤン=ヘンドリク・ローテリンフ(Bs)、オランダ放送cho【交響曲第13番】
ジョアン・ロジャース(S)、ジョン・トムリンソン(Bs)【交響曲第14番】
BBCウェールズ・ナショナルSO【交響曲第5-7、10、14番】
オランダ放送PO【交響曲第1-4、8、9、11-13、15番】

録音:1996年12月【交響曲第5&7番】、1997年11月【交響曲第6&10番】/ブラングィン・ホール、スウォンジー(ウェールズ)、1999年3月【交響曲第14番】/セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル(ブリストル)、2004年10月【交響曲第8番】2004年12月【交響曲第9番】、2005年4月【交響曲第12&13番】、2005年9月【交響曲第4番】、2006年3月【交響曲第11番】、2006年10月【交響曲第1&15番】、2010年10月【交響曲第2&3番】
オランダ放送音楽センターMCO5スタジオ(オランダ)
※交響曲第5-7、10、14番はマティアス・シュピツバルトによる最新リマスタリング
マーク・ウィグレスワースによるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音が遂に全集として登場!1996年より録音開始した当シリーズ は最初にBBCウェールズ・ナショナルSO(第5〜7、10、14番)、その後はオランダ放送PO(第1〜4、8、9、11〜13、15番)と2 つのオーケストラで録音され2010年に全曲録音されました。 ★BBCウェールズ・ナショナル響との録音は、オリジナル盤はCDでのリリースでしたが、この全集化でリマスタリングが施され、すべてSACDハイブリッド盤 でのリリースとなります。リリース当初からウィグレスワースの卓抜な統率力による高水準の演奏が評価されてきましたが、BISレーベルの優秀録音によりショ スタコーヴィチの交響曲全曲をより立体的にお楽しみいただける充実の内容になっております。 (Ki)


Treasures
TRE-250(1CDR)
ホーレンシュタインの「新世界」
コルンゴルト:歌劇「ヴィオランタ」前奏曲と謝肉祭*
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲+
 「タンホイザー」〜ヴェーヌスベルクの音楽#
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」##
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
ロイヤルPO
ビーチャム・コラール・ソサエティ**

録音:1965年5月28日&6月2日*、1962年9月30日+,#、1962年1月26&30日##(全てステレオ)
※音源:Quintessence PMC-7047*,+、日Victor GMS-6#、Quintessence PMC-7047##
◎収録時間:73:27
“ビーチャムのオケが豹変!郷愁よりも苦悩が滲む異色の「新世界」!”
■音源について
★音を立体的に音を積み上げながらスケール感溢れる演奏を展開するホーレンシュタインの特徴を存分に味わえる一枚。プロデューサーのチャールズ・ゲルハルトによると、「ヴェーヌスベルクの音楽」ではタンブリンが4つ使われているとのこと。「新世界」はVOX録音(1952年)に次ぐ再録音。コルンゴルトは、これが世界初録音でした。

★この「新世界」の魅力は、何と言っても暗さ!「春の祭典」でも記したように、どこか屈折した眼差しで作品を見据え、音色も開放的な明るさとは正反対。しかも、ホーレンシュタインを象徴するその音色を、ビーチャム流のポップな感覚が染み付いているロイヤル・フィルから引き出しているのですからびっくりです。
  第1楽章序奏部のティンパニは、VOX録音での奇妙な改変を修正し、装飾音風に一気に強打。その熾烈さは、人生の予期せぬ悲劇を象徴するかのようで、アプローチの方向性も印象づけます。主部はリズムの腰が強靭で、フレージングはどこまでも厳しく、牧歌的なフルートの小結尾でも弛緩なし。展開部4:58からののチェロのアクセントも同様で、オケがこのアプローチに心から共鳴していることが窺えます。5:32からの金管のテーマに呼応する弦の絶妙な粘着ぶりも、絶好調のホーレンシュタイン節。身も心も藻掻いています!楽章最後の一撃も内燃力の凄いこと!
 第2楽章はノスタルジーに甘んじず、高潔な精神を絶やしません。微妙な強弱とテンポの揺らしはかなり即興的なニュアンスを湛えますが、その全てが十分に練り尽くした完熟の味わい。8:05からのエネルギーの増幅と鎮静を巧みに織り交ぜた呼吸芸は、ホーレンシュタインを二流呼ばわりする人にぜひ聴いていただきたいものです。
 第3楽章もビーチャム指揮下では聴けないニュアンスの連続。リズムの厳しさは相変わらずですが、オケはむしろその厳しさを新鮮に感じて積極的な表現に転化しているようにも思えます。
 終楽章もまずは暗く這うような滑り出し。その後は発作的な加速を経て、ホルンの強烈な後打ちリズム、4:26からの徹底したスフォルツァンドと露骨なまでに克明に響かせるなど、立体的な音像にこだわり抜きます。4:41からのフルートのテーマを支える弦の刻みもその一環ですが、そこには死へのカウントダウンのような不気味さが。それゆえ、曲の最後のフェルマータ後の余韻も、他に類のない不思議な感触が漂います。
 このように、表現の多様性と思い入れの熱さではマーラー以上のものを感させる「新世界」。もしかしたら、ナチスに追われたホーレンシュタイン自身の体験を投影させているのかもしれません。【2021年4月・湧々堂】

APARTE
AP-247(1CD)
ハイドン:交響曲第99番変ホ長調HobT:99
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
シュテファン・ゴットフリート(指)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アーノンクール夫妻が1953年に設立したウィーン・コンツェントゥス・ムジクス。アーノンクール没後はシュテファン・ゴットフリートが首席指揮者を務め、 2018年にシューベルトの「未完成」交響曲4楽章版のCD(AP189)で注目されました。
「未完成」に次ぐCD第2弾では、シューベルトの交響曲第5番とハイドンの交響曲第99番のユニークなカップリングに挑戦。ハイドンの交響曲第99番は興行 師ザロモンの依頼による「ザロモン・セット」の1つで1793年の作。クラリネット、トランペット、打楽器などを用いている点が新しく、モーツァルトの音色への近 似が感じられます。実際モーツァルト没後の作品で、彼への追悼を指摘する研究者もいます。
シューベルトの交響曲第5番は1816年、19歳の作。シューベルトならではの旋律美にあふれていますが、書法的には古典派の影響も色濃く残っています。ハイ ドンの99番とは進歩性と遊び心、作曲技法の近似性と感情など共通点の多さを示唆してくれます。
ゴットフリートとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスはアーノンクール仕込みの精緻なアンサンブルと生命力に満ちた推進力で極上のウィーン・サウンドを満喫 させてくれます。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1215(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調 Op.111
ミャスコフスキー:交響曲第27番ハ短調 Op.85
ワシリー・ペトレンコ(指)、
オスロPO

録音:2018年11月5日−9日&2019年5月23日−29日、オスロ・コンサート・ホール
2021年からシャルル・デュトワの後任としてロイヤルPOの音楽監督に任命されており、2021年1月にはスヴェトラーノフ記念ロシア国立SOの芸術監督をウラディーミル・ユロフスキから引き継ぐことも発表されるなど、新時代の巨匠としての道を邁進するワシリー・ペトレンコ。
ペトレンコ、オスロ・フィル、ノルウェーの高品質レーベル「ラウォ(LAWO)」とのコラボレーション・プロジェクトの記念すべき第10作目は、前作(LWC-1207)に引き続き、プロコフィエフと20世紀のもっとも多作な交響曲作曲家の一人、ニコライ・ミャスコフスキー(1881−1950)との珍しい組み合わせによる交響曲集第2弾。スケッチは「交響曲第5番」が完成する前の1944年から書かれ、1947年に完成したプロコフィエフの「交響曲第6番」。大戦の影響を大きく受けており、友人であったミャスコフスキーも「3回聞いて始めて理解し、真価を認めた」というプロコフィエフの大作に、ミャスコフスキー最晩年の1949年に完成した最後の交響曲「第27番」をカップリング。
明瞭でクリアーな響き、スマートで洗練されたリズムを活かしてオスロ・フィルの美しいサウンドを培ってきたワシリー・ペトレンコのプロコフィエフ&ミャスコフスキーにご期待ください!

Ars Musici
ARM-232192(1CD)
ラフマニノフ:幻想曲「岩」Op.7(1893)、
交響曲第1番ニ短調 Op.13(1895)
ヴァルター・ヴェラー(指)
、バーゼルSO

録音:1993年5月&1994年(スイス)
ヴァイオリニストとしてキャリアをスタートし、ウィーンPOのコンサートマスター、そしてヴェラーSQとしても活躍したヴァルター・ヴェラー。後年はヨーゼフ・クリップスに師事して指揮者に転向し主にイギリスで指揮活動を行いました。ロイヤル・リヴァプール・フィルや、ロイヤル・フィルなどで活躍したヴェラーですが、スイスのバーゼルSOを率いてのラフマニノフでは、長年在籍していたウィーン・フィルのような柔らかい音色を引き出し、奇を衒うことのない端正な作りでバランスの良い演奏を繰り広げています。派手さはないもののその真面目な音作りはクリップス譲りといえるでしょう。

Skani
SKANI-087(5CD)
イマンツ・カルニンシュ:交響曲&協奏曲全集
■Disc 1
映画音楽『吹けよ、風』のフィナーレ(1973)*
交響曲第4番(1973)**
チェロと管弦楽のための協奏曲(1963)***

■Disc 2
交響曲第5番(1979)
管弦楽のための協奏曲(1966)

■Disc 3
交響曲第6番(2001)*
交響曲第3番(1968)**

■Disc 4
交響曲第1番(1964)
交響曲第2番(1965)

■Disc 5
交響曲第7番(2015)
オーボエ協奏曲(2012)*
サンタ・クルス(2015)
■Disc 1
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
マーリス・クプチス(エレクトリック・ギター)*
アイヴァルス・メイイェルス(ベースギター)**
ヴィルニス・クリエヴィンシュ(ドラム)**
マルタ・スドラバ(Vc)***
■Disc 2
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
■Disc 3
リエパーヤSO、マーリス・シルマイス(指)* 
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)**
ラトビア国立合唱団 *
■Disc 4
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
■Disc 5
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
ペーテリス・エンジェリス(Ob)*

録音:2014年−2020年、Great Amber Concert Hall(リエパーヤ、ラトビア)
イマンツ・カルニンシュは、1941年、ラトビアのリガに生まれました。時代に翻弄される波乱の人生を送りながら、作曲家として、交響曲、協奏曲、ソ連時代初の「ロック・オペラ」を含む歌劇、オラトリオ、合唱曲、映画と劇場のための音楽と、幅広いジャンルの作品を手がけました。政治家としても活動。1960年代には、率直な歌とヒッピー風ライフスタイルが人気のロックバンド「2xBBM」のリーダーを務め、当局の演奏禁止措置に抵抗したことも知られています。メロディのある、はっきりとロマンティックなスタイルによる作曲を一貫して続けたことも、現代ラトビアの音楽での彼の存在を際立たせているといわれます。
このアルバムには、カルニンシュが長い期間にわたり書いた管弦楽作品が集成されています。「哀歌調の茶色がかった灰色の色彩」が当時のラトビアの荒廃した街並みや人々の翳りのある表情を映したとされる、音楽アカデミーで学んでいた1963年の 「管弦楽のための協奏曲」。記念碑的、劇的な 「交響曲第1番」 と、濃淡のコントラストの強いイメージを万華鏡のようにきらめかせた 「交響曲第2番」 は、それぞれ1964年と1965年の作品です。風刺味を加えた 「管弦楽のための協奏曲」 。牧歌的とも呼べる軽さをもった 「交響曲第3番」 。ラトビアでもっとも愛されていると言われる映画『吹けよ、風』のための音楽。「東欧圏」で初めての「ロック・シンフォニー」とみなされている、ベースギターとドラムをともなう 「交響曲第4番」 。ラトビア民謡のメロディを織りこんだ 「交響曲第5番」 。ソ連時代ずっと、灰で覆って巧みに隠してあったという独立国ラトビアの旗が、ふたたびリガ城の塔に翻る……合唱をともなう 「交響曲第6番」 。人生の破壊的局面と美しさを並べて描く 「オーボエ協奏曲」 。子供時代から目撃してきたさまざまな情景や現代の世相を反映させた 「交響曲第7番」 。マックス・フリッシュの同名の劇のために書いた音楽の「テーマ」をアレンジして作った 「サンタ・クルス」 。すでに紹介された録音に新録音を加えてリリースされます。

Phil.harmonie
PHIL-06030(1CD)
ショスタコーヴィチ:室内楽編成による交響曲第15番
ショスタコーヴィチ(ヴィクトル・デレヴィアンコ編):交響曲第15番イ長調 Op.141(Vn、チェロ、ピアノと打楽器版)
ショスタコーヴィチ(オリオール・クルイシェン編):ジャズ組曲第2番(Vn、チェロ、ピアノと打楽器版)
コーリャ・ブラッハー(Vn)、
イェンス=ペーター・マインツ(Vc)、
オリオール・クルイシェン(P)、
レイモンド・カーフス(打楽器)、
クラウディオ・エスタイ(打楽器)、
マーク・ヘルダーマンス(打楽器)

録音:2014年3月24日−26日、ミュンヘン(ドイツ)
ジュリアード音楽院で名教師ドロシー・ディレイに師事した後、シャーンドル・ヴェーグの元で研鑽を積み、1993年には史上最年少でベルリンPOのコンサートマスターに就任。1999年に同団を退団後はソリストに転身し、世界各地で活躍を続けているドイツの名ヴァイオリニスト、コーリャ・ブラッハー。
コーリャ・ブラッハーと、カタルーニャ地方出身の作曲家、ピアニスト兼指揮者のオリオール・クルイシェンを中心に集結した名手揃いのアンサンブルがレコ―ディングを行ったのは、「ピアノ三重奏+打楽器の室内楽編成」に編曲されたショスタコーヴィチの「交響曲第15番」と「ジャズ組曲第2番」!
ロシアン・ピアノ・スクールの最大流派の1つ「ネイガウス・スクール」の開祖ゲンリフ・ネイガウスにピアノを師事し、室内楽はマリア・ユーディナに学んだ旧ソ連出身のピアニスト、ヴィクトル・デレヴィアンコ。1974年に祖国を離れてイスラエルへ亡命したデレヴィアンコはテル・アヴィヴ大学のピアノ科教授としてイノン・バルナタンに代表される優れたピアニストを育成した教育者でもあり、自身が「ピアノ三重奏+打楽器」の編成に編曲したショスタコーヴィチの「交響曲第15番」は作曲者本人からも激賞され「Op.141bis」の作品番号を与えられたという有名なエピソードを持っています。
この室内楽版「交響曲第15番」を録音するにあたり、カタルーニャのコンポーザー=ピアニスト、オリオール・クルイシェンはデレヴィアンコと同じアプローチを用いて「ジャズ組曲第2番」を「ピアノ三重奏+打楽器」の編成に編曲。映画音楽やバレエ音楽、劇音楽の要素を併せ持つ秀作の一味違う魅力を存分に楽しむことのできる優れた編曲に仕上がっています。
ブラッハー、クルイシェンと共にレコ―ディングに臨んだメンバーたちも非常に豪華。ベルリン・ドイツSOの第1ソロ・チェロ奏者を務め、ルツェルン祝祭Oでも活躍するイェンス=ペーター・マインツ、バイエルンRSOのレジェンド的存在で首席ティンパニ奏者として活躍するレイモンド・カーフス、バイエルン国立歌劇場(州立歌劇場)、バイエルン国立Oの首席打楽器奏者クラウディオ・エスタイ、オランダ放送POの首席打楽器奏者マーク・ヘルダーマンスという世界的名手たちが、「ピアノ三重奏+打楽器」という姿へと生まれ変わったショスタコーヴィチの2作品で圧巻のパフォーマンスを繰り広げてくれています。

Forgotten Records
fr-1872(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
R・シュトラウス:組曲「町人貴族」*
ヨーゼフ・クリップス(指)
フランス国立放送局O

録音:1957年10月10日、1957年10月13日*、(共に放送音源)

BSOrec
BSOREC-0001
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 キリル・ペトレンコ(指)
バイエルン国立O

録音:2018年5月28日&29日
ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)
17世紀のバイエルン選帝侯の宮廷歌劇場に起源を持ち、モーツァルトやワーグナーのオペラを初演してきたドイツ屈指の名門、バイエルン国立歌劇場が自主レーベルBayerische Staatsoper Recordings(BSOrec)をスタート。そのリリース第1弾に選ばれたのは、2013-20 年に音楽総監督を務めたキリル・ペトレンコ指揮による「マーラー: 交響曲第7番」のライヴ録音! 2018年5月28日と29日にミュンヘンで行われた演奏会は、灼熱の完全主義者ペトレンコの下で、超高精度・超高密度、そして緊密なコ ントロールが生み出す高い緊張感で聴衆や評論家を圧倒し、続くロンドン公演でも大喝采を浴びました。レーベルの船出にふさわしい1枚で す。
「このマーラー7番はあらゆる点で議論の余地なく最上級だ」・・『ジ・アーツ・デスク』

Edition HST
HST-916(4CD)
限定盤
楽団結成24周年記念特価
税込定価
K.オルドニュス(1734-1786);13 の交響曲集 (HST-916)
■CD1 (HST043)
交響曲変ロ長調Brown I:B1、交響曲イ長調A5、
交響曲ト長調G2、交響曲ニ長調D9
■CD2 (HST077)
交響曲ハ短調C14(-1775)、交響曲変ホ長調Es3(ca.1770)、
交響曲ニ長調 D2(-1768)、交響曲ト長調G3(-1775)
■CD3 (HST104)
交響曲ニ長調D10、交響曲ハ長調C8、
交響曲ヘ長調F6、交響曲ロ短調 Bm1
■CD4 (HST047)
「ヴァンハル没後194年命日演奏会ライヴ」
ガスマン:交響曲ホ短調
オルドニュス:交響曲ト長調Brown I:G5
ヴァンハル:チェロ協奏曲ハ長調Weinmann IId:C2
ヴァンハル:交響曲ト長調Bryan G4
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2007-15年、東京・府中ウイーンホール、三鷹風のホール、東京オペラ
シティ・近江楽堂・ライヴ
※短調Bm1 を除き全曲世界初録音!
1760-70 年代、ヴァンハル、ホフマンらと共にウイーンで人気を博した作曲家オルドニュスの交響曲集 、

Gramola
GRAM-99239(1CD)
NX-B05
モーツァルト&ハイドン:作品集
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ハイドン:交響曲第101番「時計」
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
クラングコレクティフ・ウィーン
レミ・バロー(指)

録音:2019年10月18日(ライヴ)
ローレライ・ホール、ペンツィング、ウィーン(オーストリア)
オーストリア・ザンクトフローリアン修道院教会でのブルックナー録音で話題を呼ぶレミ・バローは、優れたヴァイオ リニストとしてウィーン・フィルの一員としても活躍していたこともありました。活動を通じて意気投合した、ウィー ン・フィルの名クラリネット奏者ノルベルト・トイプルを中心とする、ウィーン最前線のオーケストラで活躍する名手 たちによって結成されたのがクラングコレクティフ・ウィーン。デビュー作(GRAM-99180)ではシューベルトの第1 番と「未完成」を演奏し、ウィーン初期ロマン派作品の魅力を伝え、前作(GRAM-99210)ではベートーヴェン の「英雄」を演奏、しなやかな音楽を聴かせましたが、今作では更に時代を遡りモーツァルトとハイドンの作品を 披露しました。現代楽器を用いて18世紀から19世紀の音楽様式美を軽やかに、かつ鮮やかに伝える彼らの 演奏は、聴き手を強く魅了します。

SWR music
SWR19526CD(6CD)
NX-C09
モーツァルト:交響曲選集
【CD1】
1-3. 交響曲第1番変ホ長調 K.16
4-7. 交響曲第25番ト短調 K. 183
8-11. 交響曲第41番ハ長調 「ジュピター」 K. 551
【CD2】
1-4. 交響曲第12番ト長調 K. 110
5-8. 交響曲第29番イ長調 K. 201
9-12. 交響曲第39番変ホ長調 K. 543
【CD3】
1-4. 交響曲第8番ニ長調 K. 48
5-7. ポストホルン・セレナード ニ長調 K.320 〜第1楽章、第5楽章、第7楽章
8-11. 交響曲第40番ト短調 K. 550
【CD4】
1-3. 交響曲第22番ハ長調 K. 162
4-7. 交響曲第33番変ロ長調 K. 319
8-10. 交響曲第38番ニ長調 「プラハ」 K. 504
【CD5】
1-4. 交響曲第19番変ホ長調 K. 132
5-7. 交響曲第34番ハ長調 K. 338
8-11. 交響曲第36番ハ長調 「リンツ」 K. 425
【CD6】
1-4. 交響曲第28番ハ長調 K. 200
5-7. 交響曲第32番ト長調 K. 318
8-10. 交響曲第31番ニ長調 「パリ」 K. 297
11-14. 交響曲第35番ニ長調 「ハフナー」 K. 385
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

【CD1】
録音:2006年9月5日…1-7
2006年9月17日…8-11

【CD2】
録音:2006年9月7日…1-4
2006年9月6日…5-8
2006年9月10日…9-12

【CD3】
録音:2006年9月12日…1-4
2006年9月8日…5-7
2006年9月17日…8-11

【CD4】
録音:2006年9月8日…1-3
2006年9月12日…4-7
2006年6月10日…8-10


【CD5】
録音:2006年9月13日…1-7
2006年9月15日…8-11

【CD6】
録音:2006年9月14日…1-7
2006年9月7日…8-10
2006年9月14日…11-14
2006年、ロジャー・ノリントンとシュトゥットガルトRSOによるヨーロッパ音楽 祭のライヴ録音。 この年は「モーツァルト生誕250年記念」ということで、2週間にわたって20曲以上の 交響曲が演奏されました。ノリントンは初演当時の様式を徹底的に研究し、スコアの 反復指示には全て従い、またヴァイオリンを左右両翼に、通奏低音(Cemb)は中 央に配置しました。初演時の編成も遵守し、初期の作品では弦も含めてたった18 人の小編成、最後の4曲ではヴァイオリン24台と木管楽器16本という通常サイズと、 曲ごとに編成を変えて演奏しています。もちろん弓のストローク、アーティキュレーショ ン、フレージングなどを研究し、極限までヴィブラートを排したピリオド奏法が採り入れら れているのはノリントンならでは。斬新な解釈が高く評価されている演奏です。 全ての曲には演奏後の拍手が入っています。

BR KLASSIK
BR-900189(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第3番(1889年 第3稿) バイエルンRSO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2005年1月20,21日(ライヴ)
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
2005年1月のライヴ収録。ミュンヘン、年明け最初の重要なコンサートで演奏された、62歳の誕生日を迎えたばかりのヤンソンスによる充実したブ ルックナーが楽しめます。こちらも当初オーケストラの会員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売 された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は初の分売となるものです。 ヤンソンスは1889年に改訂された「第3稿」を採用。交響曲第8番第1稿を完成させた頃に手を入れたこの第3稿は、最初の構想の段階で含まれ ていたワーグナーのモティーフなどが削除された他、オーケストレーションも改訂。その完成度の高さが評価され、現在では多くの指揮者がこの第3稿を 用いています。ヤンソンスの演奏はメリハリのあるもので、さまざまな素材が用いられた第1楽章では刻刻と移り変わるテンポ処理が見事であり、抒情 的な第2楽章ではたっぷりと旋律を歌わせることも忘れません。そして、いかにもブルックナーらしい第3楽章での荒々しいワルツのリズムは軽やかに処 理。荘厳な第4楽章では、精力的な音楽を聴かせながら、曲の最後では第1楽章の冒頭の主題を気持ちが良いほどに高らかに歌わせます。 最後の音が消えたあと、一瞬の静寂のあとに沸き起こる盛大な拍手がこの演奏の素晴らしさを物語っています。

ONDINE
ODE-1354(1CD)
NX-B04
ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-):作品集
交響曲第4番(1972)
交響曲第6番「Sinfonia ad Fugam フーガ交響曲」 (1978)
カンツォーナ・ソナタ(1986)〜ヴィオラと弦楽オーケストラのために
サンタ・ヴィジネ(Va)
ラトビア国立SO
グンティス・クズマ(指)
録音:2021年1月19-23日
2020年にリリースされた交響曲第1番」を含むアルバム(ODE-1350)が高く評価されたラトビアの作曲家 ターリヴァルディス・ケニンシュ。彼は1919年ラトビアで生まれ、パリでメシアンとトニー・オーヴァンに師事。作曲 家としていくつかの賞を受賞した後、1951年にカナダに移住し、教育者としてこの国の音楽発展に力を尽くし ました。若い頃には「室内楽が芸術の最高の形である」と信じていたためか、ケニンシュが交響曲作曲に手を 染めたのは1959年になってから。しかしその後、1970年代から80年代にかけて次々と交響曲を発表し、現 在では「ラトヴィアを代表する交響曲作曲家」として認識されています。このアルバムには1970年代の比較的 コンパクトにまとめられた2曲を収録。フランス風の繊細かつ豊かな響きを持つ「交響曲第4番」、フーガを多用 した印象的な構成による「交響曲第6番」。どちらも熟練の作風が際立つ作品です。協奏曲風の「カンツォー ナ・ソナタ」もケニンシュの優れた作曲技法が如何なく発揮されており、深いヴィオラの音色が存分に生かされて います。


Treasures
TRT-237(1CDR)
カンテルリ〜シューマン&ブラームス
シューマン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第1番*
グィド・カンテルリ(指)
フィルハーモニアO

録音:1953年5月5月15&21日、1953年5月21-23日* (共にモノラル)
※音源:仏EMI 2905761、W.R.C SH-314*
◎収録時間:68:48
“厳つい鎧を剥ぎ取り、音楽の実像を清らかな感性で刷新!”
■音源について
「ブラ1」は、初期のALP-1152をはじめ、XLP-30023、ENC-116等をを比較試聴した結果、音抜けの良さはダントツでこのW.R.C盤でした。ただ、終楽章の13.:46辺りから微かにジリジリという異音が混入します。この現象は同スターンパーを用いた仏TORIANONシリーズでも確認できるので、明らかにスタンパー自体の問題と思われます。ALP-1152の音質はモヤモヤ感が拭えませんし、ENC-116(ENCOREシリーズ)やXLP-30023は異音がないものの音の鮮度は明らかに落ちますので、あえてW.R.C盤を採用した次第です。なお、ラベルにはSTEREOと印字されていますが、もちろん誤表記。
カップリングは、ほぼ同時に録音されたシューマン。レコードでは各楽章間のインターバルが長めに取られており、ここではそのままの形で収録しています。

★たとえブラームスであっても重厚さを目指すのではなく、カンテルリの本領とも言えるスタイリッシュで瑞々しいアプーロチを徹底し、しかもそれがブラームスの本質であるかのうように響かせる手腕は、やはり只者ではないと改めて痛感するばかりです。
 第1楽章から物々しさと決別するために徹底的に響きを洗い直した跡が伺え、その見通しの効いた音像には希望の光すら感じられます。余計な粘度を排除し、アンサンブルの縦の極限まで揃えることで実現した響きが爽快さ以上の説得力を持つのは、フィルハーモニア管の潜在能力の高さに因るとろこも大。展開分後半7:29以降では過剰な神秘性には目もくれず音を芯から内燃させ、再現部11:25からは完璧な声部バランスを保ちながら緊張を極限まで増幅させるなど、まさにカンテルリの芸の真髄。
 第2楽章冒頭は筆舌に尽くしがたい透徹美!その透明なテクスチュアが冷たさではなく純粋さに繋がっている点にご注目を。
 終楽章のホルンからフルートに引き継がれる主題も、隅々まで隈取り克明。弦の第1主題は押し付けがましい歌とは無縁で、楽想の持つ魅力を信じ切った素直なフレージングが心を打ちます。また、スタッカートをかなり鋭利に刻ませているのも特徴的で、特に8:19からの強烈な圧には思わず仰け反ります。最後のファンファーレはトスカニーニと同じティンパニ追加がありますが、「第3番」同様、大仰に傾くことがないのもセンスの賜物。このティンパニ改変はオーマンディ、ヨッフム、小澤、ミュンシュなど数々あれど、違和感の欠片もなく当然のように響くのはカンテルリだけかもしれません。
 シューマンも、物々しい威圧感とは無縁の自然な緊張感を貫徹。第1楽章6:01からの木管楽器による合いの手のタイミングの鮮やかさと有機性は比類なく、コーダに掛けて勢いに任せず着実に全声部を立体的に構築する様も30代前半の技とは信じ難く、しかもそれが無理に落ち着き払った嘘臭い印象を与えない点がまさに天才の証しと言えましょう。第2楽章は過度に陰鬱に向わず、音色はあくまでも清明。その清々しさは第3楽章中間主題の低弦(1:32、1:39など)にも垣間見られ、決して恣意的な操作を感じさせません。
 終楽章は特に感動的!まずリズムの良さが破格で、そこに各パートの強固な連動と熱いフレージングが加わって一分の隙もない推進力を見せます。名手揃いの団員も、カンテルリの崇高なビジョンに覚悟して臨んだのでしょう。アンサンブルの精度はここでも驚異的です。コーダにおいてテンポに溜めを差し入れない洗練されたセンスもカンテルリならでは。
 2曲とも、カンテルリの音楽作りの基本理念を知る上でも欠かせない録音だと思います。【2021年4月・湧々堂】

Channel Classics
CCSSA-43821(1SACD)
ブラームス:交響曲第3番
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
セレナード第2番イ長調 Op.16
イヴァン・フィッシャー(指)、
ブダペスト祝祭O
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の弟イヴァン・フィッシャーの新録音。イヴァン・フィッシャーが1983年に名ピアニスト、ゾルターン・コチシュと共に創設し、厳しいオーディションを繰り返し世界トップクラスの楽団へと育て上げてきたハンガリーの奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭O(BFO)。
オランダの高音質レーベルChannel Classicsで、マーラーやベートーヴェンとともに徐々にレコーディングされてきたブラームスの交響曲全集も、前作「交響曲第4番」(CCSSA35315)から約6年、ついに最終巻となる「交響曲第3番」がリリース。
世界中がCOVID-19のパンデミックに襲われ、ハンガリーが厳格なロックダウンに入る2020年9月1日の前日に、レーベル・プロデューサー兼レコーディング・エンジニアのジャレッド・サックスがオランダから入国に成功。ロックダウン中でありながらもレコーディングを継続することが出来、第3番の録音・収録に成功。こうして、イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管、Channel Classicsが総力を挙げて練り上げたブラームスの交響曲全集が完成しました。

Glossa
GCDSA-921116S
(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全集(2011年新録音、ロッテルダムでのライヴ)
交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」/交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」/交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第7番イ長調Op.92/交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」
フランス・ブリュッヘン(指)、
18世紀オーケストラ、
ラウレンス・コレギウム&カントライ、
レベッカ・ナッシュ(S)、
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(Ms)、
マルセル・ビークマン(T)、
ミヒャエル・テーフス(Bs)

録音(ライヴ):2011年11月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム)
※解説書全文日本語訳付き!(解説:ロランド・デ・ベール/日本語訳:生塩 昭彦)
※GBSADV001からの移行再発売。限定盤としてリリースされていた特典DVD付きのGBSADV001は、限定盤終了につき廃盤となります。
1984年から1992年にかけて録音が行われた旧全集から約20年。2011年10月、オランダ、ロッテルダムのデ・ドゥーレンを舞台として遂に実現した、フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラによる2度目のベートーヴェンの交響曲全集録音。2012年にリリースされて以来、ピリオド・オーケストラによるベートーヴェン全集の決定盤の1つとしてロング・セラーが続いてきた名盤セットを、新仕様・新価格にて新規リリースいたします。

Danacord
DACOCD-885(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第5集

■Disc1
(1)ルイ・グラス(1864−1936):交響曲第5番Op.57 「卍の交響曲」(1919−20)
(2)P. S. ロング=ケラー(1879−1966)(ライフ・カイサー(1919−2001)編):組曲 ニ長調(1947 arr.1954−55)(管弦楽のための)
(3)ヘアマン・サンビュー(1881−1965):交響曲第4番(1947)

■Disc2
(1)ヘーコン・バーアセン(1876−1954):交響曲第2番 イ長調 Op.7 「海(Havet)」(1904)
(2)ヨハネス・アナセン(1890−1980):管弦楽のための組曲第1番 ロ長調(1937)
(3)ルドルフ・シモンセン(1889−1947):交響曲第2番 「ヘラス」(1921)
デンマークRSO、
ラウニ・グランデール(指)

■Disc1
(1)録音:1957年10月22日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1956年3月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

■Disc2
(1)録音:1954年6月3日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1954年9月5日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
20世紀デンマークを代表する指揮者のひとり、ラウニ・グランデール(1886−1960)の「遺産」シリーズの第5作。デンマークの後期ロマンティシズム時代と「カール・ニルセンと同時代」の作曲家の4つの交響曲と2つの組曲が、グランデールが最後の輝きを見せた時代、1954年から1957年のデンマーク放送でのスタジオ録音で収められています。4曲の交響曲は『後期ロマンティシズム時代デンマークの交響曲』(DACOCD-370/371)に収録されたものと同じ演奏です。幸運をもたらす印とも輪廻の象徴とも言われる「卍」を副題にしたルイ・グラスの交響曲第5番。ヘアマン・サンビューが1947年に作曲した第4番は、ディーリアスやグレインジャーの音楽を思わせる、3楽章の交響曲です。ヘーコン・バーアセンの交響曲第2番 「海」 は、〈打ち寄せる波〉〈夏〉〈悲劇〉〈ヨット乗り〉の4楽章。ルドルフ・シモンセンの交響曲第2番「ヘラス」 は、〈オレステイア〉〈神殿のほとりの寂しさ〉〈勝利の女神パラス・アテナ〉の3楽章で書かれた、カール・ニルセンの語法をうかがわせる作品です。4曲すべて、クラウス・ビューリトによる新たなマスタリングで収録されています。
P. S. ロング=ケラーは、音楽一家に生まれ、ほぼ半世紀にわたりコペンハーゲン救世主教会のオルガニストを務めました。「組曲 ニ長調」 は、ロング=ケラーの作曲したオルガンのための 「バロック組曲」 を彼の生徒のライフ・カイサーが、曲の削除と追加、編曲を行い、師への75歳の誕生日プレゼントとした作品です。〈前奏曲〉〈スケルツォ〉〈アリア〉〈間奏曲〉〈アラベスコ〉〈終曲〉の6曲。ヨハネス・アナセン の 「組曲第1番」 は、ロング=ケラーのネオクラシカルな曲とは対照的な、彼がカール・ニルセンに教わったことがあるのを示す、陽気でにぎやかな音楽です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

GRAND SLAM
GS-2234(1CD)
(1)グルック:歌劇「アルチェステ」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:(1)1951年9月5日シラー劇場(ベルリン)、(2)1950年6月20日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
「アルチェステ」序曲はベルリンのシラー劇場開幕記念演奏会のライヴで(当日の写真が解説書に掲載)、「英雄」は1950年6月、ティタニア・パラストでの同 じくライヴです。ベルリン・フィルの「英雄」は1952年12月のライヴが2種類存在する関係上、そちらの方に注目が集まりがちです。しかし、ダイナミック・レン ジなど、総合的な音質で言えばこの1950年盤の方が2種の1952年盤よりも優れており、もしかすると、3種の中ではこの1950年盤が最高と言えるかもしれ ません。優劣はともかく、「アルチェステ」、「英雄」ともにフルトヴェングラー&ベルリン・フィルの神髄に触れることが出来ます。(平林 直哉)

Spectrum Sound
CDSMBA-076(1CD)
日本限定発売
スクリャービン:『法悦の詩』
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
オハン・ドゥリアン(指)フランス国立O

録音:1970年8月19日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ【ステレオ/ライヴ】

音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
これは驚きの音源の登場。知られざる名指揮者オハン・ドゥリアン(1922-2011)がフランス国立Oを指揮した1970年の公開収録のステレオ音源が スペクトラム・サウンドからリリースされます。イェルサレム生まれのドゥリアンは同地の音楽学校で学び渡仏。パリにてデゾルミエールとマルティノンに学びました。 正規録音が少ないために日本ではその名は親しまれていませんが、ドゥリアンの音楽は唯一無二の見事なもの!日本語解説を書いている平林直哉氏はこのアルバ ムの演奏について、スクリャービンの『法悦の詩』は「まろやかな響きに包まれるような安心感」と表現。そして、ブラームスの交響曲第3番は「過去に類例のない ような、不思議体験とも言える演奏」と表現し、独特なテンポ設定の当演奏は「フルトヴェングラー以上の大胆さではないだろうか。」と語っています。この上なく 美しく雄大な当演奏は一聴の価値あり!日本限定発売です。
交響曲第3番の演奏時間は第1楽章:10'32、第2 楽章:9'45、第3楽章:7'52、第4楽章:10'37=38'58です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-077(2CD)
シューリヒト&VPOの1958年サル・プレイエルのライヴ
(1)シューベルト:交響曲第5番
(2)アイネム:交響的情景 Op.22
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(4)ハイドン:交響曲第88番「V字」
(1)-(3)カール・シューリヒト(指)VPO
(4)アルベール・ウォルフ(指)フランス国立O

録音:(1)-(3)1958年11月17日サル・プレイエル【モノラル/ライヴ】
(4)1965年8月11日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ【モノラル】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からの復刻で、1958年11月17日 サル・プレイエルにてシューリヒトがウィーン・フィルを指揮したライヴ音源で、シューベルトの第5番、アイネムの交響的情景、そしてベートーヴェンの「運命」を収 録しております! 70代後半ながら若々しい雰囲気の漂うシューリヒトの演奏は、ウィーン・フィルの持つ力を最大限引き出し、密度の濃い演奏を披露。表情を崩さず引き締まっ たシューリヒトらしい演奏です!なお、「運命」は正規初出音源となります。ボーナス・トラックとしてアルベール・ウォルフがフランス国立Oを振ったハイドン の「V字」を収録しております。平林直哉氏による日本語解説付ではシューリヒトのディスコグラフィーにも触れた充実の内容です(解説はシューリヒトについての み)。 (Ki)

CPO
CPO-555274(1CD)
NX-B10
チプリアーニ・ポッター(1792-1871):交響曲 第1番他
交響曲第1番ト短調
序奏と軍隊風ロンド 変ホ長調 - ピアノとオーケストラのために
序曲「シンベリン」
クレア・フアンチ(P)
BBCウェールズ・ナショナルO
ハワード・グリフィス(指)

録音:2019年4月30日-5月2日
イギリス出身のピアニスト、作曲家チプリアーニ・ポッター。幼い頃、父より音楽の手ほどきを受け、その後 トーマス・アトウッド、ウィリアム・クロッチ、ヨーゼフ・ヴェルフルらから作曲の指導を受けましたが、イングランド では名声を得るチャンスがないと判断した彼は、1817年にウィーンに旅行しベートーヴェンの知遇を得ま す。そしてベートーヴェンから紹介されたアロイス・フェルスターに師事して研鑽を積み、イングランドに帰郷。 すぐさま人気作曲家、ピアニストとしての名声を獲得します。彼はベートーヴェンや晩年のモーツァルトの作 品を研究し、これらの成果を自身の作品にも取り入れており、ロンドン音楽協会の記念イヴェントでは、こ のアルバムに収録されているト短調交響曲を含む9曲の交響曲を演奏し称賛を浴びました。「序奏と軍隊 風ロンド」は彼のピアニストとしての技術が存分に発揮された輝かしい曲。また、シェイクスピアの戯曲に基づ いた「シンベリン」は彼のドラマティックな面が発揮された劇的な作品です。


H.M.F
HMM-902421(1CD)
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)メユール:歌劇「アマゾネス」序曲
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2020年3月/トゥルコアン市立劇場(グルノーブル)(1)、2月/セーヌ・ミュジカル(ブローニュ・ビリヤンクール)(2)
鮮烈な「運命」で度肝を抜いたロトとシエクルのベートーヴェン、次なる挑戦は交響曲第3番「英雄」ですが、前作を上回る快演に圧倒されまくり。
ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」は50分に及ぶ長さ、指揮者なしでは演奏し得ない複雑さ、政治性を公然と示す内容など、作曲された1804年当時 には類のない革新的なものでした。さらに激流か溶岩のような止めることのできぬ音楽の迸りなど、ロマン派様式の明らかな萌芽もみられます。
ロトは前作「運命」と同様にベートーヴェン作品の革命的側面に焦点を当て、さらに同時代のフランス作品をカップリングして多くの示唆を与えてくれます。今 回はメユールの歌劇「アマゾネス」序曲。メユールはベートーヴェンより7歳年長で、ナポレオン時代のフランスを代表するオペラ作曲家。考えられている以上にベー トーヴェンと共通点が多く、オーケストラの職人でした。メユールの交響曲第1番とベートーヴェンの第5番の類似性はシューマンも指摘しています。
ピッチは430Hz。現存するベートーヴェン時代の管楽器はもはや演奏不能なため、レプリカを使用。ロトは世界中のオーケストラと「英雄」を演奏してきま したが、フィナーレのコーダもしくは最後の変奏はモダン楽器だと活力に欠け鈍重になってしまうとしています、しかしピリオド楽器ならアクセントのインパクト を強調でき、現代楽器だとすべて同じような色彩になるベートーヴェンの調性選択も、変ホ長調の意図がよくわかるとのこと。
各楽章の演奏時間は、1:15’58”  2:14’28”  3:5’29”  4:10’58” で、特に変わったものではないものの、透明な音色、はつらつとして推進力に満ちているため実際よりも速く聴こえます。そのリズム感の良さと引き締まった造形、みなぎる緊張感いずれも見事。さすがロト、これほど新鮮な「英雄」は初めて聴くようです。 (Ki)


Altus
ALT-474(2CD)
クーベリック/バイエルン放送響来日公演1965初出ステレオ・ライヴ
ブルックナー:交響曲第8番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」*
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO

ライブ録音:1965年4月12日、1965年4月13日*/フェスティバルホール(ステレオ)
NHK音源をもとにALTUSが最新技術を駆使してマスタリング。超貴重音源が堂々の初発売、65年クーベリック来日公演から渾身のブルックナー8番がついに 登場です!CD1枚に収まっていながら充実の極みで壮絶な切れ味と緊迫感がたまりません。両翼配置の効果も絶大です。「田園」も両翼配置で立体的に旋律が高 めあっていく音楽空間のなんと心地よいことか。オールステレオがありがたい!
全編通じてブルックナー8番特有の一大パノラマが広がるような音楽を拒み、険しくそそり立つ山へ果敢に登頂していくような緊迫感に満ちた音楽が繰り広げら れていく。切れ味鋭い低弦楽器が効果的な第2楽章は、極めてポリフォニックで構築感を保っており、穏やかなトリオにおいても武骨な響きがするのはブルックナー がこの楽章を「ドイツの野人」と名付けた所以がわかる演奏だ。 第3楽章でも太い芯が一本通った音楽で、木管の響きの厚さに驚く。音の切り方はさっぱりしてい て即物的とも思えるが、細部が丁寧に築き上げられていて気品すら漂わせている魅力的な演奏。終楽章の終結部における推進力は、万物を飲み込んでしまうよう なエネルギーで圧巻だ。(指揮者・坂入健司郎氏のライナーノートより抜粋)
Altus
ALTSA-443(1SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
M.ヤンソンス/レニングラードPO来日ライヴ1986&1989

(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
チャイコフスキー:交響曲第4番
(2)ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
シベリウス:悲しきワルツ
ワーグナー:「ローエングリン」から第3幕前奏曲
マリス・ヤンソンス(指)
レニングラード・フィルハーモニーSO

(1)録音:1986年10月19日サントリーホール(ライヴ)
(2)1989年10月25日Bunkamura オーチャードホール(ステレオ・ライヴ)
ムラヴィンスキーの代役で登壇し新時代の大名演となった86年の重厚プログラムと、サンクトペテルブルク・フィルに改称前の圧倒的にロシア的な演奏を叩き 出した89年、ふたつのヤンソンス&レニングラード・フィル来日公演を初SACD化。
日本の聴衆がマリス・ヤンソンスの存在をはっきりと認めたのは、何と言ってもムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めたこの86年公演。ムラヴィン スキーに鍛え上げられたレニングラード・フィル鉄壁の響きと、ヤンソンスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合い、このタイミングでなければ聴くこ とのできない手に汗握る稀有な名演が誕生したのです。ヤンソンス特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランドが凄まじい燃焼度。ショ スタコーヴィチの第5を前半に置きチャイコフスキーの第4で締める異常な重量級プログラムにも痺れます。
さらに3年後、新たに音楽監督となったテミルカーノフと共に来日した89年の公演はレニングラード・フィルの伝統を知り尽くしたマリスがサンクトペテルブル ク・フィル改称前のオケと繰り広げた、レニングラード最後の輝きと言える凄まじい名演。得意の『幻想交響曲』をメインにワーグナーと絡めた聴き応え抜群・壮 絶なプログラムです!
「数多ある同曲の録音の中でも最高傑作といっても過言ではない名演(チャイコフスキー第4番)」「終結部における金管群の咆哮や畳みかけるような加速は、 まさに狂乱の場に相応しい乱痴気騒ぎで、聴き手を興奮の渦に巻き込んでいく(幻想交響曲)」指揮者・坂入健司郎の解説より
Altus
ALTSA-364(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
シューリヒト&フランス国立放送管/ベートヴェン演奏集
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第3番変ホ長調『英雄』
交響曲第9番『合唱付き』
「コリオラン」 序曲
アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、ラグナー・ウルフング(T)、エドゥアルト・ヴォリッツ(Bs)、フランス国立放送cho、
カール・シューリヒト(指) 
フランス国立放送O

録音:第1・9番:1965年6月15日、第3番:1963年5月14日、コリオラン:1959年3月24日/すべてシャンゼリゼ劇場(パリ)
全てステレオ
INAに残されているシューリヒトのステレオ・ライヴから、ベートーヴェンの交響曲をまとめて2021年新マスタリングでSACDハイブリッド化。もともと鮮明な ステレオ録音で話題となっていた音源が現在望みうる最上の形で再登場!
明るく澄みきった音色にして大変な迫力。第九では第1楽章の展開部や第4楽章の器楽フガートから有名な合唱までなど、音楽が高いテンションで白熱する部 分の音は凄まじいものがあります。強烈な緊張感で楔のごとく打ち込まれる第2楽章のティンパニ、第3楽章でのさらさらと流れるヴァイオリンの美しく細やかな 変奏、フィナーレ後半でその存在感を大いに炸裂させるトロンボーンも特筆に値します。すっきりしたテンポ感で進みながらも時に異様なほどメリハリの効いた演 奏を繰り出す大名演、その驚くべき真価がここにあります。
Altus
ALTSA-472(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
クーベリック来日公演大集成
■DISC1
(1)ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲作品72より第2番/第7番(アンコール)
(3)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
フランク:交響曲ニ短調
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲(アンコール)
■DISC2
(1)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
(2)スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO(1965年)
チェコPO(1991年「わが祖国」のみ)

■DISC1
(1)ライヴ録音:1965年4月12日
(2)ライヴ録音:1965年4月13日/大阪フェスティヴァルホール
(3)ライヴ録音:1965年4月23日/東京文化会館
■DISC2
(1)ライヴ録音:1965年4月24日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1991年11月2日/サントリーホール

全てステレオ
NHK収録のオリジナルマスターから CD化され、大きな話題をさらったクーベリックの来日公演をSACDシングルレイヤー化!SACDならではの長時間収録で 286分を2枚に集約。ALTUS 最新技術を尽くした新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お 早目の入手をお勧めします!
65年はクーベリック初の来日公演。バラエティ豊かなプログラミングで、しかもどれも大いに水準以上の名演という驚くべき内容です。当時の手兵バイエルンと の見事な関係性が浮き彫りになり、聴衆に強烈な印象を焼き付けました。DISC1前半のワーグナー、バルトーク、ドヴォルザークはしばらく流通がなかった音源で 久しぶりの復活。クーベリックの残した偉業を改めて世に問います!
引退から復帰した最晩年、91年のチェコ・フィルとの『我が祖国』は壮絶な演奏の代名詞であり、ALTUSが打ち立てた大ベストセラーのひとつ。「超満員の人 いきれがするホールで演奏が始まるや、聴衆は完全に度肝を抜かれた―怒濤のような響きの奔流に人々はたじたじとなり、激しい感情表現に心を奪われた―吹き 上げてくるような熱気から音楽の異常な強さが生まれているのだった。(許 光俊)」
Altus
ALTSA-473
(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
コンドラシン来日公演集成1967
■DISC1
(1)マーラー:交響曲第9番(日本初演)
(2)グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■DISC2
(1)〈アンコール曲集〉
芥川也寸志:弦楽のためのトリプティークよりプレスト
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」よりロシア舞曲
マーラー:交響曲第3番〜第2楽章
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」よりスケルツォ、行進曲
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」より祭り、「牧神の午後への前奏曲」
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
(3)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(4)ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲(モスクワ河の夜明け)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
キリル・コンドラシン(指)
モスクワPO

■DISC1
(1)ライヴ録音:1967年4月16日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
■DISC2
(1)ライヴ録音:1967年4月4-20日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1967年4月18日/東京文化会館
(3ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
(4)ライヴ録音:1967年4月20日/東京文化会館
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったコンドラシンの1967年来日公演を SACDシングルレイヤー化!SACDならではの長 時間収録で286分を2枚に集約。ALTUS最新技術を尽くした新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。さらに指揮者・ 坂入健司郎氏による書き下ろし原稿も掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
注目すべきはDISC1のマーラー 9番。これが日本初演で、日本音楽史における最重要記録のひとつです。しばらく流通がなかった音源で待望の復活。一部マス ターテープの状態に起因する音質の難がありましたが、このたび丁寧にリマスターし可能な限り修正、ふたたびこの名演を世に問うこととなりました。凍りつくよう な緊張感と、冷酷での容赦のない推進力が凄まじい印象をもたらします。『悲愴』やショスタコーヴィチも言わずもがなという壮絶さで、これこそが皆が虜になった あのコンドラシンの音であると納得。ヴァイオリン協奏曲でのオイストラフとの共演も聴きものです。そしてDISC2の驚きのアンコール集、まさかマーラー3番の2 楽章をやってしまうとは…芥川も本家ソ連の演奏で聴けます。超充実のラインナップで迫る、コンドラシンの記念碑的大名演集!
既発のALT-047(ブラームス、バッハ:ヴァイオリン協奏曲)、ALT-066(チャイコフスキー、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲)は当セット未収録になり ます。ご了承ください。 (Ki)


EUROARTS
20-97098F(2DVD)
バーンスタイン/ブラームス:交響曲全集


■DVD1
(1)交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)交響曲第2番ニ長調Op.73

■DVD2
(1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)交響曲第4番ホ短調Op.98
レナード・バーンスタイン(指)

■DVD1
(1)イスラエルPOO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)
■DVD2
(1)イスラエルPO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)

画面:4:3 、NTSC
音声:PCM Stereo, DD 5.1,
DTS 5.1
字幕(ボーナス):英独仏西
リージョン:All、180分
ひとつは、1972年タングルウッド音楽祭におけるブラームス第2,4番のライヴ。バーンスタインはこの時の演奏をこのように振り返っています。 “タングルウッドに戻るたびにいつも、私はなつかしい気持ちで満たされます、でも、1972年のこの夏は、こよなく愛したブラームスのシンフォニーを振っていた クーセヴィツキーのことがとりわけ鮮明な思い出となっています。”(レナード・バーンスタイン 1972年) 1940年に若き日のバーンスタインはクーセヴィツキーのもと、ここタングルウッド音楽祭から指揮者としての第一歩を踏み出しました。また、かれは当ライヴより 2年後の1974年には、クーセヴィツキー生誕100周年記念コンサートをタングルウッドでボストンSOを指揮しています。 こうした背景も絡んでのことでしょうか。第2番のフィナーレに、第4番でのパッサカリアと、ここでのレニーは憑かれたように燃えに燃えまくっています。やはり ライヴによるウィーン・フィルとの全集(1981、1982年)もそうでしたが、バーンスタインのたいへん情熱的なアプローチとブラームスとの相性の良さを当ライ ヴにより再認識されることでしょう。
もうひとつは、タングルウッドの翌年バーンスタインと親しい関係にあったイスラエル・フィルとの第1、3番。躍動感みなぎるエネルギッシュな演奏です。 (Ki)

IDIS
IDIS-6743(1CD)
カラヤン・スペクタキュラー Vol.7
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第7番イ長調 Op.92
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIローマSO

録音:1952年12月24日(放送用録音)
レーベルからの情報では初出音源となっています。1952年のクリスマス・イヴにイタリアで演奏されたベートーヴェンの交響曲2曲を収録。フィルハーモニア管
との全集録音と同時期の演奏で、カラヤンの解釈はもちろん万全。入念なデジタル・リマスターがなされ聴きやすい音質です。
カラヤンは50年代にイタリアで何度かRAIローマSOを指揮して、ベートーヴェンの交響曲から、ズーターマイスターのレクイエムのようなあまり知られて
いない作品まで様々な作品を演奏しました。これらの録音は失われたものもあれば保存されているものもあり、コレクターの注目を浴びる存在です。 (Ki)

Global Culture Agency
GCAC-1042
(1SACD)
シングルレイヤー
2021年新リマスター
初SACD化
日本語帯・解説付

カラヤン・イン・パリ 1960&1962

■カラヤン・イン・パリ 1960(BPO)
(1)ベートーヴェン:交響曲第8番
(2)ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
■カラヤン・イン・パリ 1962(VPO)
(3)ロカテッリ:合奏協奏曲 変ホ長調 Op.4-10
(4)シューベルト:交響曲第8番『未完成』
(5)R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』
(6)ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』
ヴィルマ・リップ((2)ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ((2)アルト)
ヴァルデマール・クメント((2)テノール)
ゴットロープ・フリック((2)バス)
エリザベート・ブラッスールcho((2))
ヨゼフ・ネボワ((3)チェンバロ)
ヴィリー・ボスコフスキー((3)ヴァイオリン・ソロ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
BPO((1)(2)) VPO((3)-(6))

ライヴ録音:(1)(2)1960年4月26日パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(3)-(6)1962年4月9日パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
リマスタリング:2021年3月JVCマスタリングセンター
Spectrum Soundレーベルがフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からリリースし話題騒然となったカラヤンのパリ・ライヴを、Global Culture Agencyレーベルがライセンスし、国内でリマスターしてSACD化!INAオリジナルの音源(24bit/192kHz)を用いて丁寧にリマスターし製品化した、CD盤と は異なる新たな魅力が付加された注目盤です。SACDならではの収録時間を活かし、180分もの内容を1枚のディスクに収録。平林直哉氏による解説付きです。
1960年のベルリン・フィルとの音源は同年4月21日からパリで開始されたベートーヴェン・ツィクルスの最終日の公演を収録したもの。2篇ともにライヴな らではの覇気にあふれ、勢いに乗ったスケールの大きさは圧巻。モノラルながらクリアなサウンドで、カラヤンとベルリン・フィルの作り上げた白熱サウンドをとこ とん堪能できます。
1962年のウィーン・フィルとの音源はステレオ録音なのが嬉しいところ。たいへん珍しいロカテッリの合奏協奏曲は気品にあふれ華やか、ボスコフスキーのソ ロも逸品。メインのシューベルト『未完成』、カラヤンの代名詞ともいえる『ツァラトゥストラはかく語りき』、そしてアンコールまで、隙のない壮麗なサウンドに打ち のめされます。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6406(1CDR)
マシュー・テイラーー(b.1964):交響曲集
交響曲第4番 Op.54
弦楽のためのロマンツァ
交響曲第5番 Op.59
ケネス・ウッズ(指)、
イギリスSO、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2020年1月14日(交響曲第4番、ロマンツァ)、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)、2019年6月8日(交響曲第5番)、セント・ジュード・オンザ・ヒル(ロンドン、イギリス)
ンブリッジ大学クイーンズ・カレッジでロビン・ホロウェイに師事したイギリスの作曲家、マシュー・テイラーの交響曲第4番&第5番。テイラーは、指揮者としても活躍しており、「20世紀のブルックナー」とも称されるロバート・シンプソンの「交響曲第11番」(CDA67500/Hyperion)を、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアとの共演で初演をしています。
本アルバムは、イギリスSOとの「21世紀交響曲プロジェクト(21st Century SymphonyProject)」で初演された、4楽章から成る壮大な「交響曲第5番」をメインに、イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、様々なレア作品、現代作品の録音に定評のあるケネス・ウッズの手腕で贈る好企画の最新作。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
SRCD.389(1CDR)
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲第5番(1972)、
交響曲第6番(1977)*
アンドルー・ディヴィス(指)LSO
チャールズ・グローヴス(指)LPO*

BBC放送日:1973年5月3日、1980年4月8日* (BBC放送、イギリス)
生誕100周年を記念してリリースとなった、ロバート・シンプソンの交響曲第5番と第6番。第5番作曲中にクモ膜下出血で倒れるという事態に陥ったものの、初演は聴衆や評論家から熱狂的に迎えられました。彼の作風はシェーンベルクといった当時の前衛的な音楽とは一線を画すもので、どちらかというと保守的なものでブルックナーやニールセンから影響を受けています。管楽器と打楽器効果的に活かし、独特なリズムで展開されるその音楽に聴衆が熱狂したということも頷けます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Lyrita
SRCD.390(1CDR)
ダニエル・ジョーンズ(1912-1993):交響曲第3番(1951)、
交響曲第5番(1958)
ブライデン・トムソン(指
)BBCウェールズSO

放送日:1990年1月26日(第3番)、1990年2月9日(第5番) (BBC放送、イギリス)
Lyritaレーベルによるダニエル・ジョーンズの交響曲シリーズより第3番と第5番がリリース。1912年にウェールズで歌手の母親とアマチュアの作曲家であった父親の下に生まれた、ダニエル・ジョーンズは9歳までにいくつかのピアノ・ソナタを作曲しています。学生時代にはイギリスで有名な詩人であり、作家であったディラン・トマスとも出会い、その作品にも曲をつけるなど若いころから創作力をつけていきました。交響曲は13曲作曲しており、それらはジョーンズの作品群の中でも中心を担っており、今回の第3番と第5番も非常に充実したものになっています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2456(1CD)
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-):交響曲第2番 (2016/2018) クライド・ミッチェル(指)、
ノースウエスト・シンフォニア

録音:2019年11月5日、バスティア大学聖トーマス礼拝堂(アメリカ、ケンモア)
※世界初録音
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-)はコンサートホール用の作品だけでなく、映画、テレビ、劇場のための音楽も得意とするカナダの現代作曲家。2016年作曲、2018年改訂の交響曲第2番は53分に及ぶ長さの単一楽章で書かれた、広大で深みのある感動的な作品。作曲家自身はこの交響曲について「邪魔でありながらも誘惑するアイディアの間にある鏡で構成されている」「それぞれがお互いに向き合うときに摩擦と不協和音が生じる」「絶妙に魅力的なものとグロテスクなものが同時に存在している」等と説明しています。

Prima Facie
PFCD-136(1CD)
マイケル・チャーニ=ウィルス:交響曲第1番 マーク・イーガー(指)、
カーディフ大学SO

録音:2020年2月
数々の受賞歴を持ち、2013年9月からウェールズ・シンフォニアのコンポーザー・イン・レジデンスを務めている作曲家、マイケル・チャーニ=ウィルスの交響曲第1番。彼の作曲ジャンルは室内楽から合唱、管弦楽、映画のスコアまで幅広く、最近の管弦楽作品は英国全土で広く演奏されているほか、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカで新作の委嘱を受けています。映画音楽好きにもおすすめしたい、迫力あるサウンドが特徴のシンフォニーです。

GRAND SLAM
GS-2233(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版) カール・シューリヒト(指)
ハーグPO

録音:1964年9月デン・ハーグ、クアハウス
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
この録音は、当時世界最大規模の会員制レコード・クラブ「コンサート・ホール・ソサエティ」によって収録されました。このクラブは1970年代に消滅しました が、そのおかげでシューリヒト唯一のステレオによるブルックナーの第7番が残されることになりました。ハーグ・フィルは二流のように思われていますが、演奏を じっくり聴くと細部にわたってきっちりとリハーサルを行った跡が感じられます。その意味ではウィーン・フィルよりも指揮者の手足となっているとも言えるでしょ う。今回、非常に状態の良いテープを入手、柔らかく繊細、かつ透明感溢れる原音の響きを大切にしてマスタリングを施しました。(平林 直哉)

BIS
BISSA-2460
(1SACD)
サン=サーンス:交響曲集
(1)交響曲 イ長調(1850年頃)
(2)交響曲第1番変ホ長調 Op.2(1853)
(3)交響曲第2番イ短調 Op.55(1859)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)、
リエージュ王立PO、
ジェオルジェ・トゥドラケ(コンサートマスター)

録音:2019年4月&12月/サル・フィルハーモニック(リエージュ)
サン=サーンスは今年(2021年)に歿後100年を迎えました。その記念すべき年にジャン=ジャック・カントロフ率 いるリエージュ王立POが交響曲3篇を録音!3篇といっても「オルガン付き」ではなく、10代から20代半ばに書かれた、作品番号を付番 する前の交響曲 イ長調と交響曲第1番、第2番を収録しております!
才能豊かなサン=サーンスはわずか13歳でパリ音楽院に入学。ドイツ、オーストリアの偉大な作曲家たちの交響曲に触発され、はやくもこのジャンルに挑戦し始 めました。ここに収録されたイ長調の交響曲は16歳ごろの作品。4楽章構成で書かれており、なんといっても第1楽章冒頭から非常に美しい旋律が印象的でやが て雄大な広がりを見せます。まさに溌溂さが光る交響曲です。そのわずか3年後に書き上げた交響曲第1番はベルリオーズとグノーが称賛しており、サン=サーン スが作曲家として確固たる地位を築き上げることを証明しているかのような力作です。そして25歳のときに書かれた交響曲第2番では循環形式を導入し、簡素 ながらサン=サーンスの独創性を堪能できます。記念すべき年だからこそ、聴いてみたくなる注目の録音です。

APARTE
AP-245(2CD)
ハイドン:交響曲第84番変ホ長調HobT:84*
スターバト・マーテル〜第1部
スターバト・マーテル〜第2部
交響曲第86番ニ長調HobT:86
ジュリアン・ショヴァン(ヴァイオリンと指揮)
コンセール・ド・ラ・ローグ
フローリー・ヴェリケット(S)、アデル・シャルヴェ(A)、レイナウト・ファン・メヘレン(T)、アンドレアス・ヴォルフ(Bs)、
マチュー・ロマーノ(合唱指揮)
アンサンブル・エデス

録音2019年11月メッツ、アルセナル劇場*、10,11月ルーブル美術館オーディトリウム
ュリアン・ショヴァンが手兵の古楽器集団コンセール・ド・ラ・ローグとハイドンの「パリ交響曲」を録音するシリーズの完結盤。当時の演奏慣習に従い、様々 な編成の楽曲でプログラムを構成するのが注目で、今回のメインはスターバト・マーテル。ハイドンとしては遅く厳粛すぎる雰囲気に満ちていますが、深く感動的世 界を味わえます。
一変、2つの交響曲では溌剌とした推進力にあふれ、明るく爽やかな世界にひたれます。

IBS CLASSICAL
IBS-192020(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 マラガPO
ホセ・マリア・モレーノ・バリエンテ(指)

録音:2020年6月22-26日
1991年2月14日に初のコンサートを行ったスペインのオーケストラ、マラガPO(OFM) 。オーケストラ設立30周年を記念して録音されたのは、マーラーの交響曲第5番でした。アンサンブルの性能と 表現力が試されるこの大曲を指揮するのは2020/21シーズンからオーケストラの芸術監督に任命されたホセ・ マリア・モレーノ・バリエンテ。彼はパルマ・デ・マヨルカで生まれ、スペインで指揮を学んだ後、サンクトペテルブルク 音楽院に留学、ミハイル・ククシュキンに師事し研鑽を積んだ気鋭の指揮者で、これまでベルリンSO、ブ ランデンブルクSOに加え、スペインのいくつかのオーケストラに客演を果たすとともに、バレアレス音楽院で (指)合唱、音楽分析と即興演奏の教授を務めています。


Spectrum Sound
CDSMBA-071(2CD)
ポール・パレー/ライヴ・コンサート

(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):「展覧会の絵」

(2)ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

(3)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21

(4)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
全て、ポール・パレー(指)

(1)(2)ストラスブールRSO
録音:1972年2月25日ミュルーズ劇場(ストラスブール)【ステレオ/ライヴ】【世界初CD化】
(3)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1966年11月8日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ/ライヴ】【世界初CD化】
(4)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1973年11月14日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ/ライヴ】
以上、音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
当アルバムには20 世紀を代表するフランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)の1966年から73年にかけてのライヴ録音、しかも全録音ステレオでお目見えです。なんと 言ってもパレーの初のレパートリーとなる「展覧会の絵」は大注目!80代半ばのパレーですが、当演奏でも衰え知らずの演奏を展開。フランス風のしゃれた表情と ともに見通しのよい演奏はパレーならではといえます。お得意の「幻想交響曲」でも壮大に演奏。恐ろしく若々しさに満ちている凄演を聴かせます。カップリングに はベートーヴェンの交響曲第1番と第8番を収録。非常にコクのある生々しい演奏には、現代にはない。往時の濃厚な演奏を堪能することができます。鮮明なステ レオ録音で聴くパレーの至芸をお楽しみください!平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-072(2CD)
ミュンシュ、パレー、セル/ライヴ・レコーディング・イン・フランス

(1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

(2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

(3)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」

(4)ワーグナー:タンホイザー序曲

(5)ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲

(6)シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
(1)シャルル・ミュンシュ(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1963年12月20日メゾン・ド・ラジオ・フランス、104スタジオ【モノラル/ライヴ】
(2)ポール・パレー(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1964年3月8日リモージュ【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】
(3)(4)(5)ジョージ・セル(指)クリーヴランドO
録音:1957年5月23日ボルドー国立歌劇場・大劇場【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】
(6)ポール・パレー(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1964年5月2日シャンゼリゼ劇場(パリ)【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】

以上、音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
1枚目には63年のミュンシュ、64年のパレーがそれぞれフランス国立Oを振ったベートーヴェンの交響曲第7番を収録。その個性たるや歴然。どっ しろと構えるミュンシュに対して、実にさっぱりと邁進するパレー。巨匠が描く2つの世界をこの1枚で堪能することができます。 2枚目はジョージ・セル率いるクリーヴランドOが1957年にヨーロッパ・ツアーのライヴを収めた貴重録音。練習の鬼セルが完全無欠の演奏を披露。 「モーツァルト。徹底して磨き上げられてたアンサンブルはもはや無敵」(平林直哉/ライナーノートより)との表現そのままに圧巻の演奏を披露。全く隙のない 演奏には脱帽の一言です。その後のワーグナーの「タンホイザー序曲」、そしておそらくアンコールであろうベルリオーズの「ラコッツィ行進曲」も当日の熱気が 伝わる演奏。また、終演後の聴衆の熱狂ぶりが、それを物語っています。64年5月のシューマンの交響曲第4番では非常にドラマティックに展開。全く衰えるこ とのない巨匠が熱演を聴かせます。平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)


TOCCATA
TOCC-0597(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第6集
交響曲第7番(2004)
ブルガリア国立RSO
エミール・タバコフ(指)

録音:2011年5月30日-6月5日ブルガリア国立放送、第1スタジオ、ソフィア(ブルガリア)
世界初録音
ブルガリアの作曲家、指揮者エミール・タバコフ。人気シリーズである彼の交響曲集第6集には、2004年 に書かれた「交響曲第7番」を収録。今作でもタバコフは人間精神の暗い側面を厳格でパワフルなオーケ ストレーションによって表現しようとしています。印象的なファンファーレで幕を開ける第1楽章は、地獄を駆 け抜けるかのごとく緊迫した音楽。ティンパニの連打と悲痛な弦の旋律によって導かれるゆったりとした第2 楽章の葬送行進曲が続き、第3楽章は渦巻くエネルギーに満たされた舞曲です。終楽章は不安なラル ゴで始まり、せわしないパッセージによるアレグロが続き、緊迫感を増長。盛大なクライマックスへとなだれ込 み、最後に登場する静かなフルートとヴァイオリンの二重奏も弦の強奏で断ち切られてしまいます。作曲 家本人の演奏は作品の本質を伝えています。

CD ACCORD
ACD-277(1CD)
NX-C03
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68
大学祝典序曲 Op. 80
ジャンカルロ・ゲレーロ(指)
NFMヴロツワフPO

録音:2019年3月18-22日ヴィトルト・ルトスワフスキ・ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック・メイン・ホール、ヴロツワフ(ポーランド)
1969年にニカラグアに生まれた指揮者ジャンカルロ・ゲレーロ。1999年から2004年までミネソタOで副指揮者を務めたのち、2009年か らはナッシュヴィルSOの首席指揮者に就任、NAXOSレーベルを中心に、10作以上の世界初演を含む近・現代アメリカ作品を発表し、グ ラミー賞を6回受賞するなど高い評価を受けています。また彼は2017年からポーランドのNMFヴロツワフPOの首席指揮 者も務めており、オーケストラとは良好、かつ刺激的な関係を育んでいます。ゲレーロは、コロナ禍直前の2020年1月から2月にかけてNFMヴロツ ワフ・フィルを率いて全米12都市をめぐるツアーを行い、絶賛されました。ブラームスの交響曲第1番はツアーの公演曲目で、この録音はそれに先 立って行われたもの。伝統的なレパートリーこそ、再発見の場であることをゲレーロは演奏で証明しています。カップリングの「大学祝典序曲」は、 1879年にブラームスがブレスラウ(ヴロツワフ)大学から名誉博士号を授与された際の感謝の気持ちが込められており、オーケストラにとっても記念 碑的な作品。祝祭ムードにあふれた演奏です。

ACCENTUS Music
ACC-60504BD
(8Bluray)

ACC-70504DVD
(8DVD)
マーラー:交響曲集

(1)交響曲第1番「巨人」ニ長調
(2)ドキュメンタリー:リッカルド・シャイーが語る、マーラー交響曲第1番について(日本語字幕付)
(3)交響曲第2番ハ短調「復活」
(4)交響曲第4番ト長調
(5)ドキュメンタリー:
・ヴェルテ・ミニョン・ピアノ再生システムについて
・マーラー自身による交響曲第4番ト長調〜第4楽章
・リッカルド・シャイーによるマーラー:交響曲第4番の解説
(6)交響曲第5番嬰ハ短調
ドキュメンタリー:リッカルド・シャイーによるマーラー交響曲第5番の解釈
(7)交響曲第6番イ短調「悲劇的」
(8)ドキュメンタリー:「ぼくの第6番は、謎を突き付けるだろう」〜リッカルド・シャイーとラインホルト・クービクとによるパネル・ディスカッション
(9)交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
(10)交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
(11)交響曲第9番ニ長調
(12)ドキュメンタリー:「リッカルド・シャイーとアンリ=ルイ・ド・ラ・グランジュによるマーラー交響曲第9番についての対話」
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
リッカルド・シャイー(指)

(1)収録:2015年1月ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(3)クリスティアーネ・エルツェ(S)、サラ・コノリー(Ms)、MDR 放送cho、ベルリン放送cho、ゲヴァントハウスcho
収録:2011年5月17,18日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(4)クリスティーナ・ラントシャマー(S)
収録:2012年4月26,27日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(6)
収録:2013年2月21、22日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(7)収録:2012年9月6,7,9日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(9)収録:2014年2月27&28日、3月2日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(10)エリカ・ズンネガルド(ソプラノ1:罪深き女)、リカルダ・メルベート(ソプラノ2:贖罪の女)、クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ3:栄光の聖母)、リオバ・ブラウン(アルト1:サマリアの女)、ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト2:エジプトのマリア)、スティーヴン・グールド(テノール:マリア崇拝の博士)、ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン:法悦の神父)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス:瞑想の神父)、MDR 放送cho、ライプツィヒ歌劇場cho、ゲヴァントハウスcho、ライプツィヒ聖トーマス教会cho、ゲヴァントハウス児童cho
収録:2011年5月26,27日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(11)収録:2013年9月6-8日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9、NTSC
音声:DTS HD MA5.1、
PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独英仏,日本語
BD25、本編:641’ 15
ドキュメンタリー:125’ 59
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、
PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独英仏,日本語
DVD9、本編:641’ 15
ドキュメンタリー:125’ 59
シャイーとゲヴァントハウス管の映像によるマーラー・チクルスがボックスとなってリリースされます。2011年のマーラー没後100年を記念してスタートしたシリーズで、いずれも充実した演奏で高い評価を受けています。シャイーは、コンセルトヘボウ管とマーラーの交響曲全集を完成させていますが、このゲヴァントハウス管とのチクルスとは全く違います。テンポもゲヴァントハウス管との方が速く解釈も異なります。シャイーはメトロノーム記号についても特典映像で詳しく語っていますが、往年の巨匠メンゲルベルクやワルターとの録音についても言及し、シャイーの近年のテンポ設定はそうしたマーラーと直接対峙した巨匠たち、ひいてはマーラー自身の意図に立ち返るように考えられています。そしてシャイーはこの交響曲第1番に対しこのように述べています。「この作品はマーラーの紛れもない傑作であり、後年彼が創造した広大な音世界を先取りしている」。シャイーが長年かけて熟考させた音楽を明快で切れ味鋭い指揮で聴くことができ、さらに演奏、特典映像ともに鑑賞することにより作品を深く理解することができるセットです。また「ACCENTUSMUSIC」ならではの、音楽を理解した素晴らしいカメラワーク、見ごたえのある編集で、映像商品としても魅力的。ジャケット・デザインはシリーズ通して使われているライプツィヒ出身の現代アーティスト、ネオ・ラウフによるもので、マーラーの音楽に触発されて描いた作品です。(交響曲第3番は、2016年6月にゲヴァントハウス管のカペルマイスターを退任することが決まっていたシャイーが最後に指揮をして収録される予定でしたが、病気を理由に演奏会を降板。代役として現カペルマイスターのネルソンスが登場したため当ボックスには収録されていません。) (Ki)

C Major
75-7504(9Bluray)
ブルックナー交響曲全集(第1〜9番)


■BD1
交響曲第1番 ハ短調(リンツ稿)

■BD2
交響曲第2番 ハ短調 WAB102(1877年/ W. キャラガン校訂版)

■BD3
交響曲第3番ニ短調 WAB103「ワーグナー」(1877年稿)

■BD4
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)

■BD5
交響曲第5番変ロ長調WAB105

■BD6
交響曲第6番イ長調

■BD7
交響曲第7番ホ長調 WAB 107(ハース版)

■BD8
交響曲第8番ハ短調WAB.108(ハース版)

■BD9
交響曲第9番ニ短調(原典版)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
■BD1
収録:2017年9月6日フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ)
■BD2
収録:2019年2月6日エルプフィルハーモニー、ハンブルク(ライヴ) 
■BD3
収録:2016年9月2,3日フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ) 
■BD4
収録:2015年5月23日バーデン=バーデン祝祭歌劇場(ライヴ)
■BD5
収録:2013年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD6
収録:2015年9月13、14日ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD7
収録:2012年9月1日ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD8
収録:2012年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD9
収録:2015年5月バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)

画面:16:9、1080i、HD
音声:DTS-HD MA 5.1(5,8,9番)、DTS-HD MA 5.0(1,2,3,4,6,7番)
PCMステレオ、Region All
BD25、11時間14 分
クリスティアン・ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンが、2012 年から2019 年までに収録したブルックナーの番号付き交響曲 9 曲のブルーレイ・ボッ クス。 ティーレマンは、ちょうど 2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任。日頃からブルックナーへの熱い思いを語っていただけに、この公演・ 収録に関しては大きな期待がありました。そして両者の良好な関係から生まれる絶妙な音楽はすでに知られる通りであり、じっくりと遅めのテンポを基調に途方 もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的なこのオケの味わいを存分に堪能することができます。 また、収録場所は、本拠地ゼンパーオーパーのほかに、ミュンヘンのフィルハーモニー、2017 年に完成したエルプフィルハーモニー、そしてバーデン=バーデン 祝祭劇場と様々な会場で収録されており、それぞれの会場特有の響きを楽しむことができます。スローペースでありながら、じっくりとブルックナー・チクルス に取り組んできたティーレマンの音楽作り、そしてそれを見事に捉えた映像美も、このチクルスを味わうのに大きな役割を果たしています。 (このセットはブルーレイのみのリリースとなっています。また第7番は、Opus Arteでリリースされていたものと同演奏となります。) (Ki)

ALPHA
ALPHA-735(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」
.交響曲第4番ヘ短調 Op. 36*
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10月*、2020年1月 トーンハレ・マーグ、チューリヒ
パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレOによ るチャイコフスキー交響曲全集第2弾。わずか12年ほどの間に次々と交響曲を発表した時期の最後、そして後期3大交響曲の最初を飾る 第4番と、小規模ながらロシア民謡を多用した親しみやすい作風で人気の第2番の組み合わせです。第4番にも第4楽章にロシア民謡の引 用が聴かれるほか、その発表直後に第2番の大規模な改訂が行われているという点で、実は繋がりの深い2曲のカップリング。ヤルヴィは第2 番を躍動的に駆け抜けたと思うと、第4番では深く情熱的な音楽運びを聴かせています。テンポを絶妙に揺らし旋律を深く歌いながら圧倒 的なクライマックスを形作る様は、彼が敬愛するバーンスタインを思わせつつも、さらにスタイリッシュな爽快さも持ち合わせたヤルヴィならではの チャイコフスキー像を築き上げています。

Altus
ALT-472(4CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
ステレオ録音
日本語帯・解説付
クーベリック来日公演大集成
■CD1
(1)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
(3)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲作品72より第2番/第7番(アンコール)
■CD2
(1)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
(2)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
(3)フランク:交響曲ニ短調
(4)ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲
■CD3
(1)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
(2)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(3)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
■CD4
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」*
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO、チェコPO*

■CD1
ライヴ録音:(1)1965年4月12日、(2)(3)1965年4月13日/大阪フェスティヴァルホール
■CD2
ライヴ録音:1965年4月23日/東京文化会館
■CD3
ライヴ録音:1965年4月24日/東京文化会館
■CD4
ライヴ録音:1991年11月2日/サントリーホール
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったクーベリックの来日公演を4枚組セット化!ALTUS最新技術を尽くした新リマス ターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
65年はクーベリック初の来日公演。バラエティ豊かなプログラミングで、しかもどれも大いに水準以上の名演という驚くべき内容です。当時の手兵バイエ ルンとの見事な関係性が浮き彫りになり、聴衆に強烈な印象を焼き付けました。バルトーク他を収録したDISC1はしばらく流通なく廃盤状態だったもので、 今回のセットで久しぶりの復活。クーベリックの残した偉業を改めて世に問います!
引退から復帰した最晩年、91年のチェコ・フィルとの『我が祖国』は壮絶な演奏の代名詞であり、ALTUSが打ち立てた大ベストセラーのひとつ。「超満 員の人いきれがするホールで演奏が始まるや、聴衆は完全に度肝を抜かれた―怒濤のような響きの奔流に人々はたじたじとなり、激しい感情表現に心を奪 われた―吹き上げてくるような熱気から音楽の異常な強さが生まれているのだった。(許 光俊)」
Altus
ALT-473(5CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
ステレオ録音
日本語帯・解説付
コンドラシン来日公演集成1967
■CD1
マーラー:交響曲第9番ニ長調(日本初演)
■CD2
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■CD3
芥川也寸志:弦楽のためのトリプティークより プレスト
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」よりロシア舞曲
マーラー:交響曲第3番〜第2楽章
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より スケルツォ、行進曲
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」より 祭り
「牧神の午後への前奏曲」
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
■CD4
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番* 
■CD5
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲(モスクワ河の夜明け)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

■CD1
ライヴ録音:1967年4月16日/東京文化会館(日本初演)
■CD2
ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
■CD3
ライヴ録音:1967年4月4-20日/東京文化会館
■CD4
ライヴ録音:(1)1967年4月18日、(2)1967年4月4日/東京文化会館
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)*
■CD5
ライヴ録音:1967年4月20日/東京文化会館
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったコンドラシンの1967年来日公演を5枚組セット化!ALTUS最新技術を尽くし た新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。さらに指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿も掲載。完全限定 生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
注目すべきはDISC1のマーラー9番。これが日本初演で、日本音楽史における最重要記録のひとつです。しばらく流通しておらず廃盤状態でしたがこのセッ トで待望の復活。一部マスターテープの状態に起因する音質の難がありましたが、このたび丁寧にリマスターし可能な限り修正、ふたたびこの名演を世に問 うこととなりました。凍りつくような緊張感と、冷酷での容赦のない推進力が凄まじい印象をもたらします。『悲愴』やショスタコーヴィチも言わずもがなと いう壮絶さで、これこそが皆が虜になったあのコンドラシンの音であると納得。ヴァイオリン協奏曲でのオイストラフとの共演も聴きものです。そしてDISC3 は驚きのアンコール集、まさかマーラー3番の2楽章をやってしまうとは…芥川も本家ソ連の演奏で聴けます。超充実のラインナップで迫る、コンドラシン の記念碑的大名演集! (Ki)
Altus
ALTSA-462
(2SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
日本語帯・解説付
シューリヒト&VPO/ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D. 485
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109*
■DISC2
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB 108*
カール・シューリヒト(指)VPO

■DISC1
録音:1965年4月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
録音:1955年3月17日:コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)/ ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)*
■DISC2
録音:1963年12月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
録音:1963年2月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)*
連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスター テープからCD化され、大きな話題をさらったシューリヒトの名演をSACDシングルレイヤー化!しかも新リマスターで音質大幅改善、2枚組で280分の長 時間収録。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
シューリヒトVPOといえばやはりその神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI盤に先立つ1955年のもの。シューリ ヒト流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。シューリヒト本人も納得の出来栄 えで後日オーケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。今回のリマスター効果は目覚ましく、 演奏の圧倒的な素晴らしさがさらに一段と深まりました。5番・8番とまとめて聴けるのも嬉しく、これまたシューリヒト独自の境地を思わせる流麗な音運び の妙。第9番を頂点として統一された唯一無二の美学を存分に味わえます。スローテンポでとろけるブラームス4番、あたたかでやわらかなシューベルト5 番も大いに魅力的。繊細さを保ちながら息の長いフレージングで壮大に歌われる至高の音楽が胸を打ちます。 ★新リマスターの通常CD盤4枚組(ALT-462)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう
Altus
ALTSA-467(1SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
日本語帯・解説付
ウィーン・フィル名演集/ORF戦後ライヴ大集成

(1)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107

(2)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」 K. 504
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K. 550*

(3)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」 K. 385
R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」、「ダフニスとクロエ」第2組曲

(4)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68*
全て、VPO
(1)カール・ベーム(指)
(2)ブルーノ・ワルター(指)
(3)アンドレ・クリュイタンス(指)
(4)ヴィルヘルム・バックハウス(P)、カール・ベーム(指)

(1)録音:1953年3月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)録音:1955年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
録音:1956年6月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)*
(3)録音:1955年5月15日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
録音:(4)1963年3月17日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
1954年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループ によるライヴ録音(モノラル)*
連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスター テープからCD化され、大きな話題をさらったウィーン・フィルの名演をSACDシングルレイヤー化!しかも新リマスターで音質大幅改善、1枚に255分も の長時間収録。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! ベームは名演の誉れ高い壮観のブル7、バックハウスとの掛け合いがたまらないシューマン、力こぶ全開の燃え盛る名演ブラームスを収録。50〜60年 代ならではのエネルギーにあふれた指揮ぶりが圧巻です。またウィーン・フィル伝家の宝刀ポルタメントで美しく主題を歌ったと思いきや力感に富む白熱の展 開で魅せるワルターの十八番モーツァルト40番、鮮烈な音響が次々決まる眼の醒めるような『ドン・ファン』とエレガントで高貴な美しさをどこまでも湛え た『マ・メール・ロワ』とを振り分けるクリュイタンスの手腕など、聴かねば損の名演揃い。リマスター効果も目覚ましく、過去最高の音質で迫る往時ウィー ン・フィル格別の響きと、指揮者ごとに変わる魅惑の輝きを大いに堪能いただけます。 新リマスターの通常CD盤4枚組(ALT-467)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう。

Pentatone
PTC-5186851(1CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.68
大学祝典序曲 Op.80
ベルベルト・ブロムシュテット(指)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2019年10月ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウスOとライヴで録音を進めているブラームスの交響 曲プロジェクト。当アルバムには交響曲第2番と大学祝典序曲を収録しております。
ブロムシュテットは1998 年から2005 年の7 年間に渡ってライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのシェフを務め、その後当団の名誉指揮者として定期 的に指揮台に立っており、絶大な信頼を獲得しています。
交響曲第1番とは対照的に伸びやかで牧歌的な交響曲第2番ですが、ブラームス自身は「こんなにも悲しいものは書いたことがない」と語っており、その内 に秘めたブラームスの思いを自然体に表現した名曲です。カップリングは「スッペ風のポプリ」とブラームス自身が呼んだ大学祝典序曲。ブロムシュテットはオー ケストラの色彩感を引き出した渾身の演奏を披露。ことに弦楽器の美しさは格別でキャリア60年以上の指揮者が生命を呼び覚ますような魂のこもった演奏を 聴かせてくれます。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2232(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1954年5月23日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
フルトヴェングラーがベルリン・フィルを振った生涯最後のベートーヴェンの「田園」+「運命」は、幸いにして非常に安定した音質で残されていました。2曲とも 最晩年ゆえに劇的な表現はかなり抑えられていますが、フルトヴェングラーの霊感を吸収して育っていったベルリン・フィルの音色は、言葉では尽くせぬ魅力に溢 れています。音質はいつも通り、テープに刻まれた情報を最忠実に再現しました。(平林 直哉)

H.M.F
HMM-905321(1CD)
C.P.E.バッハ:6つのシンフォニア Wq.182
シンフォニア ト長調 Wq.182-1 (H.657)
シンフォニア ホ長調 Wq.182-6 (H.662)
シンフォニア ロ短調 Wq.182-5 (H.661)
シンフォニア イ長調 Wq.182-4 (H.660)
シンフォニア ハ長調 Wq.182-3 (H.659)
シンフォニア ホ短調Wq.177(H. 652)
シンフォニア 変ロ長調 Wq.182-2 (H.658)
リ・インコーニティ
ア マンディーヌ・ベイエ(Vn、指 )

録音:2019年11月、アラス劇場、フランス
アマンディーヌ・ベイエ率いる古楽アンサンブル、リ・インコーニティによるC.P.E.バッハの『6つのシンフォニア』Wq.182。C.P.E.バッハは、バロック音楽から古典派音楽への過渡期に位置付けられる作曲家ですが、ハイドン、ベートーヴェンといった後の作曲家にも大きな影響を与え、また教則本『正しいクラヴィーア奏法への試論』を著すなど、音楽理論家としても名をあげていました。この『6つのシンフォニア』は、C.P.E.バッハがハンブルク市のカントルと5つの大教会の音楽監督に着任し、当時のオーストリア大使ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵(1733-1803)から「技巧的にむずかしく、洗練された様式の音楽」の要望とともに委嘱された弦楽オーケストラ作品。1773年に出版され、「ハンブルク交響曲」と呼ばれます。意外な和声進行、半音階、大胆なダイナミックスの変化、旋律間の鋭い対比、など予期せぬ展開と奇想天外なアイディアにあふれたC.P.E.バッハらしさがあらわれた作品集です。アマンディーヌ・ベイエ率いるリ・インコーニティの演奏は、爽快で鋭い音楽感覚が生み出す快速な演奏を繰り広げています。C.P.E.バッハの音楽と彼の時代の様式を踏まえ、軽妙な愉悦感にあふれた親密なアンサンブルは必聴です。 (Ki)

GEGA NEW
GD-389(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.10
交響曲第1 番へ短調Op.10
交響曲第15 番イ長調Op.141*
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:2013年、2014年*、ブルガリア国立放送スタジオ1
※日本語オビ解説つき
第4 番で始まった、この全集も10 枚目となる第1 番と第15 番のカップリングで完結 となります。これまでレコード芸術誌の月評では多くが準特選、特選と常に高い評価を 得てきました。4、8、7、11、13、5&6、9&10、3&14、2&12、そして本盤の 1&15 というこれ までのリリースの仕方を振り返ると 5 番6 番あたりを中核にして初期と後期を交互に出 すという、いわば螺旋構造のような意図が感じられます。これがタバコフの意図かどうか は判然としませんが、作曲家でもあるタバコフのこと、彼が仕組んだとしても不思議では ありません。 さて最後のリリースは出発点の1 番と到達点の15 番。第1 番に見られる緻密で室内楽 的書法、時に合奏協奏曲を思わせる精妙な楽器の書き分けをタバコフはこれまで大作 で見せた豪放磊落な演奏から一転、レントゲン写真を詳細に検討する医師のような繊 細なアプローチに変わります。前半の 2 つの楽章の諧謔的性とユーモア、緩徐楽章の 悲劇を予感させる暗い叙情と終楽章の表現主義を思わせる渦巻くドラマも迫力満点。 第1 番と同じく室内楽的書法を持つ第15 番は12 音や過去の作品の引用など、作曲 者のさらなる様式の展開を暗示させます。タバコフは現代の作曲家として大いなる共感 を持って演奏。第2 楽章のチェロの独奏の美しさは大いに聴きものです。

Ars Produktion
ARS-38222S(1SACD)
マーラー:交響曲第10番(ミシェル・カステレッティ博士の補筆完成、編曲による室内アンサンブル版) アンサンブル・ミニ、
ジュールズ・ゲイル(指)

※編成(特記が無い限り各パート1名):第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、アコーディオン、打楽器(2名)、ピアノ、ハープ
※ミシェル・カステレッティ博士、ジュールズ・ゲイルによる詳細解説の日本語翻訳付き!

録音:2016年6月、UFOサウンド・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
アンサンブル・ミニとジュールズ・ゲイルが取り上げたマーラーの「交響曲第10番」の補筆完成と室内アンサンブル版への編曲を行ったのは、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのアーティスティック・ダイレクター、オックスフォード・フェスティバル・オブ・ザ・アーツなどのダイレクターを務め、フィルハーモニアOの「ユニヴァース・オヴ・サウンド(音の宇宙)」プロジェクトを主導するなど目覚ましい実績を持つマルタ島出身のコンポーザー=コンダクター、ミシェル・カステレッティ博士。
ウィーンのウニヴェルザール出版社(ユニヴァーサル・エディション)からの全面的な協力を得たカステレッティ博士は、室内アンサンブル版のマーラーの「交響曲第10番」を実現するために、すでに発表されている同作品のクック版(第3稿)、バルシャイ版、カーペンター版、マゼッティ版、フィーラー版の各ヴァージョンを細部まで研究。
さらにはマーラ―の交響曲の様々なファクシミリや楽譜を収集してそのオーケストレーションに関する徹底的な研究に取り組み、室内アンサンブル版(カステレッティ版)の完成という偉業を成し遂げました。
アンサンブル・ミニのコンセプトでもあるシェーンベルクがウィーンで旗揚げした「私的演奏協会(1918−21)」とその同時代の伝統に基づく形で実現した室内アンサンブル版のマーラー「交響曲第10番」。
これまでのどの補筆完成版とも異なる、唯一無二の「編成」と「サウンド」にご期待下さい!

Edition HST
HST-120(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第26巻 (HST-120)
ヴァンハル:交響曲ハ短調(第2稿)Bryan c3 (1762-64?)
ヴァンハル:交響曲ニ長調「アイヒビクル伯爵夫人」Bryan D12 (1775-78?)
Bonus-
ガスマン:交響曲ニ長調Hill 5 (ca.1765)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2020 年2 月26 日、東京オペラシティ・近江楽堂にてライヴ収録
※全曲世界初録音!
ニ長調交響曲D12 は、ヴァンハル交響曲の中で献呈先が唯一写譜タイトルペ ージに”Dedicata All “Illustr SS:Contessa Guisepha de Eichbigl” 「ジュゼファ= アイヒビクル伯爵夫人へ」と記載がある貴重な作品です。 その後の四重奏曲 などでは「皇帝作曲家」”dela Musique del’ Empereur”などの肩書きが一般とな る。 (北米ブライアン教授は20世紀末「アイヒビクル伯爵夫人の情報、皆無」とカタロ グ論文上述べているが、「アイヒビクル」”Eichbigl”とはトルコ訛りのウィーン語で あり、独語では「アイヒビヒル」”Eichbichl”となり、独バイエルン・ミュンヘン?ロー ゼンハイム途中の町を治めていた貴族で、ヴァンハル・マニアのトウルン&タクシ ス公“Turun&Taxis”のレーゲンスブルク宮にもほど近い場所にあり、地理的には 合点のいく話である) ハ短調(c3)第2稿では、B 管クラリネットが活躍する特異な交響曲。

Signum Classics
SIGCD-659(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 交響曲第9番「合唱付き」*
ジェラルド・バリー(b.1952):永劫回帰(The Eternal Recurrence)†
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ジェニファー・フランス(S)*†、
クリスティアーネ・ストーティン(Ms)*、
エド・ライオン(T)*、
マシュー・ローズ(Bs)*

録音:2019年5月、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家として華々しい活躍を魅せています。
ベートーヴェンの交響曲全9曲に、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品を組み合わせて収録してきた、「ベートーヴェン&バリー」プロジェクト。最終巻となる第3弾は、ベートーヴェンの交響曲第7番〜第9番に、バリーの「永劫回帰(The Eternal Recurrence)」をカップリング。この「永劫回帰」は、ベートーヴェンの「第九」とペアになる作品として書かれ、2000年にティエリー・フィッシャー&アルスターOによって初演。シラーの詩を用いた「第九」に対し、「永劫回帰」はフリードリヒ・ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」からの抜粋をテキストに永遠と人類の力を歌う、ソプラノと管弦楽のための作品です。

Indesens
INDE-147(1CD)
サン=ジャメ:青のシンフォニー〜労働者の交響曲
アコーディオンとオーケストラの7つのスケッチ*
ギョーム・サン=ジャメ(Sax)、
エマニュエル・ベックス(ハモンド・オルガン)、
ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエ(指)、
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ・コンテO、
ディディエ・イチュルサリィ(アコーディオン)*、
オーレリアン・アザン・ジエリンスキ(指)*、
ブルターニュO*

録音:2020年7月、2019年9月*
ジャズとクラシックの両ジャンルで活躍するフランスのコンポーザー=サクソフォニスト、ギョーム・サン=ジャメ(1967−)のオーケストラ作品集。
「労働者の交響曲」という副題が付けられた「青のシンフォニー(La Symphonie 'Bleu'」は、フランスの指揮者、ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエからの委嘱によって作曲され2019年に完成した5楽章形式の大作。
5つの楽章には、チャーリー・チャップリン、ヴィクトル・ユーゴー、ジャック・タチ、アルテュール・オネゲル、フレッド・リップマンといった活躍したジャンルも異なる5人の人物の名前が付けられており、それぞれの功績を思い起こさせるかのように、クラシックに留まらない多彩な作風が同居するユニークなシンフォニーに仕上がっています。

ARTHAUS
KKC-9643
(4Bluray+6DVD)
税込定価
輸入品番
10-9401BDVD
ゲルギエフ/ブルックナー:交響曲全集




■DVD 1 / Blu-ray 1
交響曲第1 番ハ短調 WAB 101(リンツ稿1866)
交響曲第3 番ニ短調 WAB 103(第3 稿1889 ノヴァーク版)*
■DVD 2 / Blu-ray 1
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104(1878/80年稿 ノヴァーク版)
■DVD 2 / Blu-ray 2
交響曲第2 番ハ短調 WAB 102(1877 年稿 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第8 番ハ短調 WAB 108(第2 稿1890 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第9 番ニ短調 WAB 109
■DVD 4 / Blu-ray 3
交響曲第5 番変ロ長調 WAB 105
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第6 番イ長調 WAB 106
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第7 番ホ長調 WAB 107 (version with cymbal crash)
■DVD 6 / Blu-ray 4
アントン・ブルックナー〜巨人の創造
ブルックナーによる交響曲第2 番の主題によるオルガン即興
■DVD1/Blu-ray1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)*
■DVD2/Blu-ray1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD2/Blu-ray2
収録:2018年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD3/Blu-ray2
収録:2018年9月26日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD3/Blu-ray2
収録:2018年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD4/Blu-ray3
収録:2019年9月23日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD5/Blu-ray3
収録:2019年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD5/Blu-ray3
収録:2019年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD6/Blu-ray4
監督:ライナー・E・モーリツ
制作:モナルダ・アーツ
ブルックナーによる交響曲第2番の主題によるオルガン即興
マルティン・ハーゼルベック(Org

画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1
言語(ドキュメンタリー):独、英
字幕:仏、韓、日本語
リージョン:All

交響曲:631分
ドキュメンタリー:58分(英)、56分(独)
ハードカバーブック120ページ
(英語+日本語版)

ブルックナー手書きの
履歴書の複写(英、独、仏、日本語訳付)
ミュンヘン・フィル&ゲルギエフによる、ブルックナーの聖地ザンクト・フローリアン修道院で3年間かけて行われたブルックナー交響曲全曲演奏会の模様が、2021年ブルックナー没後125年を前に、映像商品としてリリースされます。
この演奏会は、ブルックナーゆかりの街リンツで行われているブルックナー音楽祭でのライヴ。音楽祭は1974年、ブルックナーの生誕150周年を記念して建設された新ホール「ブルックナー・ハウス」を拠点に毎年9月半ばから10月半ばにかけ演奏会が行われます。ミュンヘン・フィル&ゲルギエフは3年連続で音楽祭に招待され交響曲全曲演奏会を行いました。ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィル。ブルックナーの弟子レーヴェが音楽監督としてブルックナー作品を積極的に取り上げ、ルドルフ・ケンペ(1967-76)が、巨匠チェリビダッケ(1979-96)がその任を務め、さらにギュンター・ヴァントとの一連の演奏など、その歴史あるブルックナー演奏とともに楽団の声価を高め黄金時代を築きました。
2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフ。世界で最も忙しい指揮者とも言われ、いくつものオーケストラやプロジェクトを同時進行させるその圧倒的パワーは超人的。今回の演奏もゲルギエフらしい濃厚さをみせるも、音楽的解釈は奇抜なものではなく、ミュンヘン・フィルの伝統に寄り添った、そしてブルックナーが求めた響きをゆかりの地で再現させようという、真の想像力と芸術性にあふれた音楽です。ブルックナーの音楽がどう演奏されるべきなのか深い理解をもつゲルギエフとオケによる相互作用の賜物ともいえる聴きごたえのある演奏となっています。
また、数々のドキュメンタリー映像を制作してきたドイツ人監督ライナー・E・モーリツによるドキュメンタリー『アントン・ブルックナー〜巨人の創造』(日本語字幕あり)、そしてエリーザベト・マイヤー博士によるブルックナーの生涯をたどる「私の人生を賭けた仕事…交響曲作曲家として…天才の成長」と題した評伝と、ブルックナーの交響曲に関する各稿の概要を記した120ページ近くあるハードカバーのブックレット(日本語あり)がついており、ブルックナーという音楽家を深く理解することのできるセットとなっております。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-069(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版) フェルディナント・ライトナー(指)
フランス国立O

ライヴ録音:1974年5月8日サル・プレイエル(ステレオ・ライヴ)
*24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes
クラッシック界の大久保彦左衛門、盤鬼平林直哉氏は「この演奏を一言で云うならば、これほど楽譜に忠実な演奏は珍しい、ということだ。ブルックナーのスコ アはまるで古典派のように簡潔に書かれています。しかしながら私たちは知らず知らずのうちに原典とは離れた像を愛でていることに気づかされるのです。ライトナーの演奏は何気なく聴いていると主張の穏やかなものに思えます。だがブルックナーが意図した本来の響きとは何か、と自問する人にとってはかけがえのない規 範となりうるのである」と激賞されております。まさに真のオーソドクスとは何かを問う、今は亡きライトナー翁の滋味深く他に代え難い音楽遺産でございます。音 質も大変よく音楽の楽しみを心おきなく味わえます。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2231(1CD)
ブルックナー:交響曲第5番(改訂版) ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ミュンヘンPO

録音:1959年3月19日/ミュンヘン、ヘルクレスザール
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
目下のところ、クナッパーツブッシュの唯一のライヴによるブルックナーの交響曲第5番です。入手したテープはモノラルながらダイナミック・レンジが広く、この 特徴を最大限に生かしてマスタリングを施しました。通常はダイナミック・レンジを圧縮して聴きやすくしますが、それを極力回避したために、第4楽章のコーダは、 それこそ“悪魔のような響き”が展開されます。その凄まじさは言葉を失うほどで、ここをやりたかったために、クナがこの第5番を選択したのではないかと思わせるほどです。ライヴのクナは凄い!(平林 直哉)

オクタヴィア
OVCL-00742(1SACD)
税込定価
2021年2月24日発売
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」 太田弦(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2020年7月17-18日東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
若手指揮者の筆頭と目される、太田弦のデビュー・アルバムです。 2020年7月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言解除後の緊張の中、座席や奏者間 でソーシャル・ディスタンスを保って開催されたコンサートで指揮台に立った太田弦は、エ ネルギー溢れる溌溂とした「ザ・グレイト」を披露しました。また、オーケストラが久々の演 奏に喜びを噛み締めた瞬間を捉えた録音となりました。 (オクタヴィア)

ACCENT
ACC-26503(1CD)
ハイドン:交響曲集
第24番ニ長調 Hob. I/24
第30番ハ長調『アレルヤ』 Hob. I/30
第42番ニ長調 Hob. I/42
第43番変ホ長調『マーキュリー』 Hob. I/43
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
オルフェオO

録音:2020年8月3-5日/ハンガリー、エステルハージ宮殿、アポロ・ホール
エステルハージ家の音楽遺産を紹介する「エステルハージ・ミュージック・コレクション」の第3弾。今回も録音はエステルハージ宮殿で行われています。収録さ れているのはハイドンの初期交響曲。1764年から1771年までに書かれた交響曲第24番、第42番、第43番に加え、1765年作曲当時の楽譜に既に『アレルヤ』 と表記されていた第30番を歴史的に貴重な音響で聴くことが出来ます。『アレルヤ』の愛称の所以は第1楽章の主題にグレゴリオ聖歌のアレルヤの旋律が使われ ていること。この交響曲は教会用に作曲され、1765年の復活祭の日曜日に演奏された可能性があります。

H.M.F
HMM-902446(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
バレエ音楽『プロメテウスの創造物』 Op.43(全曲)
フライブルク・バロックオーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)

録音:2020年2月、6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ゴルツ率いるFBOの演 奏は、第1楽章の軽やかさ、厳粛かつ美しい第2楽章、高揚感を高める第3楽章を経て迎える熱狂的なフィナーレ、と快速なテンポの中音楽を浮かび上がらせ、 新しいベートーヴェン像を提示しています。 そしてバレエ音楽「プロメテウスの創造物」全曲。イタリアの舞踊家サルヴァトーレ・ヴィガノが振付を担当するバレエのためベートーヴェンは、序曲、序奏と 16曲の管弦楽曲を作曲。1801年にウィーンのブルク劇場で初演が行われました。ベートーヴェンは、第16曲(終曲)の主題をピアノのための変奏曲と『エロ イカ』交響曲の変奏曲の主題として使っています。ゴルツとFBOによる鋭い切込みで作品を魅力を描き出しています。


SOMM
ARIADNE-5011(2CD)
NX-C09
セル&クリーヴランド管〜忘れられた録音集
■CD1
(1)バッハ:管弦楽組曲第3番
(2)スメタナ:交響詩「モルダウ」
(3)R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
(4)モーツァルト:交響曲第39番

■CD2
ブラームス:大学祝典序曲
 ハイドンの主題による変奏曲*
シューマン:交響曲第4番
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年版)
ジョージ・セル(指)
クリーヴランドO

録音:1954年12月24日…CD1(1)(2)(3)、以上モノラル
1955年10月19-21日…CD1(4)、CD2、以上ステレオ
オハイオ州クリーヴランド、メイソニック・オーディトリアム
*以外は初CD化
このCDには、ジョージ・セルとクリーヴランドOが1954年と55年にアメリカのBook-of-the-Month Clubのために行った録音が収められ ています。全収録曲のうち、ハイドンの主題による変奏曲を除くすべてが初CD化。録音時点で、セルがラインスドルフからクリーヴランド管を1946 年に引き継いで8年余り経っており、後にセル自身が「自分の音楽的理念を完璧に表現できる黄金の楽器」と語ったその関係が、すでに盤石の ものであったことがうかがわれます。 1954年のクリスマス・イヴに行われた録音はモノラルながら、伝説的ホルン奏者の一人マイロン・ブルームをフィーチャーしたR・シュトラウス の「ティル」や、セルにとって唯一の録音であるバッハ「管弦楽組曲第3番」が聞きものです。当時のアメリカでは、現代オーケストラの機能と編成を 活かしたゴージャスなサウンドによるバッハ演奏が主流だったようで、その中で厳格な古典主義者として知られたセルがどのようなバッハ解釈をして いたのか、セルのバッハはほとんど録音が無いだけに興味をそそられます。 1955年の録音は嬉しいことにかなり良好なステレオ。モーツァルトからストラヴィンスキーまで、セルが得意としたレパートリーで端正かつ引き締まっ た演奏を聴かせてくれます。ブックレット(英語)には、マスタリングを担当したラニ・スパールによる解説が13ページにわたって掲載されています。 尚、音源は状態良好なLPから採られています。

Signum Classics
SIGCD-669(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100 サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指)、
フィルハーモニアO

録音(ライヴ):2020年2月9日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン、イギリス)
12シーズンに渡る蜜月時代を過ごしサンフランシスコSOの音楽監督へと転身したエサ=ペッカ・サロネンの後任の首席指揮者に抜擢され、2021−2022シーズンからの就任が決定している北欧フィンランド若きの鬼才サントゥ=マティアス・ロウヴァリ。
首席指揮者への正式就任を前に既にフィルハーモニアOと確固たる信頼関係を築き、前作「チャイコフスキー:白鳥の湖」に代表される圧巻の演奏を世に送り出すなど、新たなゴールデンコンビとして現地イギリスをはじめ世界各地で大絶賛を浴びているロウヴァリが、同オーケストラとのレコーディングの第2弾に選んだのはプロコフィエフの「交響曲第5番」!
独ソ不可侵条約の破棄によって開戦した独ソ戦(東部戦線)の最中、1944年にモスクワ郊外イヴァノヴォの山荘で一気に書き上げられたプロコフィエフの「交響曲第5番」。
前作「交響曲第4番」から実に14年の歳月を経て完成した5番目の交響曲は、プロコフィエフ自身が「この交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている」と語り、「作品番号100番」を振られた記念碑的作品、そして作曲者の祖国愛が込められた代表作として知られています。
イギリスで新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する直前の2020年2月上旬、本拠地であるロイヤル・フェスティヴァル・ホールで繰り広げられたロウヴァリとフィルハーモニアOによるプロコフィエフは、新時代の到来と同コンビの成熟度の早さを物語る圧倒的な演奏。まさに才気煥発。イギリスでのロウヴァリの大活躍に乞うご期待!

ACCENTUS Music
ACC-30532CD(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 バンベルクSO
ヤクブ・フルシャ(指)
アンナ・ルチア・リヒター(Ms)

録音:2020年7月、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール
2020年1月にヤクブ・フルシャ率いるバンベルクSOが、マーラーの交響曲第4番を引き下げてドイツ・ツアーを行ったそのわずか2か月後にドイツ はロックダウンに入り、文化施設の閉鎖等でコンサートの中止を余儀なくされ、また感染リスクの観点から大編成の交響曲を演奏することが難しくなりました。 しかし、バンベルクSOは早くから、科学者チームとの実験を行い、コロナの時代に安全に音楽を演奏する方法を模索していました。そしてソーシャル・ディ スタンシング配置、無観客で、交響曲第4番を中心としたプログラムで2020年7月にバンベルクでグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールが行われまし た。第4番は、マーラーの交響曲の中でも比較的編成の小さいものですが、数か月ぶりの交響曲の演奏となりました。(コンクールの優勝者はイギリス出身の Finnegan Downie Dear)
本盤は、その際にフルシャ(指)ソリストにはドイツのアンナ・ルチア・リヒターを迎え録音されました。ソーシャル・ディスタンシング配置ではありますが、 細部までとても丁寧に作り上げた、数ある録音の中でも繊細で美しいものに仕上がっています。第4番はマーラーの交響曲ののなかではシンプルな作品ですが、 どの楽章も容易ではなく、フルシャの整然とした音楽作りと、アンナ・ルチア・リヒターのすっきりとした歌唱により見事にまとめあげています。特に、第3楽 章の深々とした響き、終楽章の「天上の生活」の澄み切った美しさが際立つ演奏です。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2230(1CD)
カラヤン/ブラームス&ドヴォルザーク
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90*
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO

録音:1961年9月5-22日*、1961年9月29日-10月8日&1963年9月/ゾフィエンザール(ウィーン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より  
1960年代はカラヤンがスター街道をまい進していた時期でした。その頃の録音は上昇気流に乗ったような勢いがあり、ファンでなくても魅了されてしまいます。 音質はいつものように原音主義。現代風に音を刷新するのも考えのひとつですが、それを行うと元の音色がたちまち失われてしまいます。瑞々しさ満載の当ディス クで、この当時のウィーン・フィルの魅惑的な音色を堪能して下さい。(平林直哉)


Spectrum Sound
CDSMBA-070(1CD)
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲 Op.9
幻想交響曲 Op.15*
ジャン・マルティノン(指)、
フランス国立放送O

ライヴ録音:1972年3月10日フィルハーモニー(ベルリン)、
1972年11月6日シャンゼリゼ劇場(パリ)*【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回はジャン・マルティノン (1910-1976)がフランス国立O(フランス国立放送O)を振った1972年の公演からベルリオーズの2篇、「ローマの謝肉祭」序曲(1972年 3月10日、ベルリンのフィルハーモニー)と、幻想交響曲(1972年11月6日、シャンゼリゼ劇場)を収録。いずれもステレオ録音です!
マルティノンといえば、その人柄を表しているかのような気品に満ちた音楽が特徴といえますが、当ライヴでは洗練された音に魅了される「ローマの謝肉祭」 序曲と、情熱的でありながらも得も言われぬ品格をもそなえたロマンあふれる音楽作りが感動的な幻想交響曲を聴くことができます。幻想交響曲は1973年に 旧EMIに残した正規録音の名盤がありますが、ライヴならではの熱気を携えた当演奏の推進力は名盤を上回るほどの感動の演奏といえましょう!マルティノンは 1976年に66歳に他界してしまったため、当演奏は貴重な円熟の至芸を堪能できます。音質が非常に明瞭なことも注目です!平林直哉氏による日本語解説付 です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-074(1CD)
フランク:交響曲 ニ短調
ドビュッシー:3つの夜想曲*
ラヴェル:ボレロ
ポール・パレー(指)
フランス国立放送O
フランス国立放送cho(女声合唱団)*

ライヴ録音:1975年10月22日サル・プレイエル(パリ)【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回は20世紀を代表するフ ランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)がフランス国立O(フランス国立放送O)を振った最後の演奏会、1975年10月22日、パリのサ ル・プレイエルにおけるライヴ録音で、当日の全演目がここに日の目を見ます!演目はフランクの交響曲、ドビュッシーの3つの夜想曲、ラヴェルのボレロと、いず れもパレーが得意とした楽曲ながら正規初出によるライヴ録音は初のリリースとなります。当時90歳になろうという巨匠パレーですが、晩年まで演奏活動を行っ ており、当演奏でも生き生きとした音楽を聴かせてくれます。終曲のボレロではライヴならではの熱気で大演奏を展開!終演後の聴衆の大喝采がその感動を体感で きます。非常に鮮明なステレオ録音で聴くパレーの至芸をお楽しみください!平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRCD-0103(7CD)
税込定価・特価
マゼール/ベートーヴェン:交響曲全集

(1)交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」
(2)交響曲第2番、交響曲第5番「運命」
(3)交響曲第4番、交響曲第6番「田園」
(4)交響曲第7番、交響曲第8番
(5)交響曲第9番「合唱」
ロリン・マゼール(指)トスカニーニPO
マリア・ルイジア・ボルシ(S)、エレーナ・ジドコヴァ(Ms) 、マリウス・ブレンチウ(T)、ラファエル・シヴェク(Bs)、フランチェスコ・チレアcho

録音:(1)2008 年8月19日、(2)2008 年8月20日、(3)2008 年8月21日、(4)2008 年8月22日、(5)2008 年8月23日
全て、タオルミーナ、ギリシャ劇場(シチリア州)におけるライヴ・デジタル録音
かのゲーテがここを訪れた際に「ここからの景色は世界一の美しさ」と賞賛した、シチリア最大の名所タルミーナのギリシャ 劇場。マゼールはここで 2008 年の夏に一気にベートーヴェン・ツィクルスを展開し大きな話題となりました。巨匠にとってベ ートーヴェン全集はクリーヴランド管との1970 年代のソニー盤のみ。アンサンブルを強烈に締め付け、トスカニーニ張りの力 瘤が盛上るような元気なベートーヴェン。やたらと早いテンポですっ飛ばしたり、対旋律の意識的な強調等。一筋縄ではい かない鬼才ぶりを発揮しております。自信、確信に満ちた巨匠らしい巨匠としての他との格の違いをマザマザと見せつけま す。野外公演ながらヨーロッパ好みの完璧なマルチマイク収録であり、隅々まで明瞭で眼の前で演奏してくれているかのよ う。お相手はトスカニーニSOです。来日公演ではトスカニーニ・フィルの名称も使われました。トスカニーニSO は 2002 年にパルマにて創設された若いオーケストラ。デビューコンサートも指揮した巨匠マゼールは 2004 年から音楽監 督を務めて鍛えぬき、ヨーロッパでも有数のアンサンブルに成長。2005 年、2007 年は来日公演も敢行しました。

Altus
ALTSA-455(2SACD)
シングルレイヤー
クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル〜ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
(1)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB 103(1889年稿)
(2)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
(3)R・シュトラウス:アルプス交響曲
(4)フランツ・シュミット:軽騎兵の歌による変奏曲
シューベルト:交響曲第9番『ザ・グレイト』

■DISC2
(1)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
シューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120
(2)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO
■DISC1
(1)1960年2月14日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1958年11月9日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(31952年4月20日楽友協会 大ホール(ウィーン)、ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音
(4)1957年10月27日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
■DISC2
(1)1962年12月16日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1961年10月29日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに 保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったクナッパーツブッシュの名演を新リマスターでSACDシングルレイヤー 化!すばらしい音質改善で心機一転生まれ変わったクナの大演奏をお楽しみください。2枚のディスクに合計5時間半以上を収録、ブックレットには既発の 単売CD原稿を網羅して掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
雄大極まりない滔々たる流れをベースに、巨人が大地を踏みしめる如く雄渾強靭な響きで奏されるシューマン4番は開いた口がふさがらない圧倒的名演。 ブルックナーやシューベルト『グレイト』でのすべてを呑み込む巨大っぷりも言わずもがな。底抜けに展開され、限界なく巨大化していくクナッパーツブッシュ の音楽の凄まじさが、ここまでリアリティを持って眼前に迫るのは初めてと言っても過言ではない劇的な音質改善にも大注目!かつてない感動が渦を巻いて襲 いかかり、聴く者の音楽観を揺さぶります。
新リマスターの通常CD盤6枚組(ALT-455)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう。 (Ki)
Altus
ALT-462(4CD)
新リマスター
完全限定生産
シューリヒト/ウィーン・フィル〜ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D. 485
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98

■DISC2
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109

■DISC3
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB 105

■DISC4
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB 108
カール・シューリヒト(指)VPO

■DISC1
録音:1965年4月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC2
録音:1955年3月17日:コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■DISC3
録音:1963年12月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC4
録音:1963年2月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管 されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったシューリヒトの名演を4枚組セット化!しかも新リマスターで音質大幅改善。ブッ クレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
シューリヒトVPOといえばやはりその神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI盤に先立つ1955年のもの。シューリヒト 流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。シューリヒト本人も納得の出来栄えで後日オー ケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。今回のリマスター効果は目覚ましく、演奏の圧倒的な 素晴らしさがさらに一段と深まりました。5番・8番とまとめて聴けるのも嬉しく、これまたシューリヒト独自の境地を思わせる流麗な音運びの妙。第9番を頂 点として統一された唯一無二の美学を存分に味わえます。スローテンポでとろけるブラームス4番、あたたかでやわらかなシューベルト5番も大いに魅力的。繊 細さを保ちながら息の長いフレージングで壮大に歌われる至高の音楽が胸を打ちます。 (Ki)
Altus
ALT-467(4CD)
新リマスター
完全限定生産
ウィーン・フィル名演集/ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107

■DISC2
(1)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」 K. 504
放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K. 550

■DISC3
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」 K. 385
R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」、
「ダフニスとクロエ」第2組曲

■DISC4
(1)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68
全て、VPO

■DISC1
カール・ベーム(指)
録音:1953年3月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■DISC2
ブルーノ・ワルター(指)
録音:(1)1955年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)1956年6月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC3
アンドレ・クリュイタンス(指)
録音:1955年5月15日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■DISC4
カール・ベーム(指)
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:(1)1963年3月17日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
(2)1954年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループ によるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管 されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったウィーン・フィルの名演を4枚組セット化!しかも新リマスターで音質大幅改善。 ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
ベームは名演の誉れ高い壮観のブル7、バックハウスとの掛け合いがたまらないシューマン、力こぶ全開の燃え盛る名演ブラームスを収録。50〜60年代な らではのエネルギーにあふれた指揮ぶりが圧巻です。またウィーン・フィル伝家の宝刀ポルタメントで美しく主題を歌ったと思いきや力感に富む白熱の展開で魅せ るワルターの十八番モーツァルト40番、鮮烈な音響が次々決まる眼の醒めるような『ドン・ファン』とエレガントで高貴な美しさをどこまでも湛えた『マ・メール・ ロワ』とを振り分けるクリュイタンスの手腕など、聴かねば損の名演揃い。リマスター効果も目覚ましく、過去最高の音質で迫る往時ウィーン・フィル格別の響き と、指揮者ごとに変わる魅惑の輝きを大いに堪能いただけます。

Edition HST
HST-112(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第22巻 (HST-112)
交響曲ニ長調Bryan D11 (ca.1770 シュテルケル作?)
交響曲イ長調Bryan A6 (ca.1770 ディッタースドルフ作?)
アンダンテ? 交響曲へ長調Bryan F5
(Bonus-)
ディッタースドルフ:オペラ「ウインザーの陽気な女房たち」序曲ニ長調Krebs 306 (1788)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)、ほか

録音:2017 年8 月25 日、東京オペラシティ・近江楽堂にてライヴ収録
※F5 以外世界初録音:
D11、A6 ともブライアン氏は、真偽未確定とする。 一部、楽章によっては真作という意見もあ るが、どちらにしろ1760?70年のヴァンハルを取り巻くシンフォニー・ブームを体験できる貴重 な音源と思われます。
Edition HST
HST-915(7CD)
100セット限定盤
楽団結成24周年記念特価
税込定価
「フローリアン・レオポルド・ガスマン(1729-1774):20 の交響曲・四重奏・三重奏曲集」
●交響曲集〜変ホ長調、ハ短調、ホ短調Hill 85,etc. (HST-050)
変ホ長調、変イ長調、「メローペ」序曲(HST-065) 、ハ短調、ハ長調、「イシッピーレ」序曲(HST-072) 、ト短調、ロ短調、ホ長調Hill 45, 83, 63 (HST-090)
●弦楽四重奏曲集〜ニ短調、ヘ長調、ハ長調Hill455, 435, 461(HST-037)、イ短調、ヘ短調、ニ長調 Hill456, 472, 442(HST-64)
●弦楽三重奏曲集〜変ホ長調、変ロ長調Hill378, 377(HST-109)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、 小原 圭(Vc)、他

録音:2005-2013 年、東京・三鷹、風のホールなどのライヴ
フローリアン・レオポルド・ガスマン(1729-1774)は 1760 年代後半、30 歳代 にウイーン宮廷歌劇場総監督まで上り詰めたが、72 年ローマ・カーニバル初 演への途中、馬車転落から74 年に亡くなり短命のため楽史から消えた悲運の ボヘミアン作曲家。

BMOP SOUND
BMOP-1073(2SACD)
ノーマン・デロ=ジョイオ(1913-2008):作品集
(1)交響曲「聖ジョアンの勝利」(1952)
(2)歌劇「ルーアンでの裁判」(1956)
ギル・ローズ(指)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(2)オデッセイ・オペラ

録音:2017/2018年
ノーマン・デロ=ジョイオはニューヨーク出身のイタリア系アメリカ人作曲家。ジュリアー ド音楽院で学んだ後、教会のオルガン奏者として生計を立てていたが、パウル・ヒンデミ ットに作曲を師事し作曲に専念するようになった。ヒンデミットに当時流行していた無調 のために自らの叙情的な作風を犠牲にすることはない、との助言を受け自分の方向性 を決める。それから多くの叙情的な合唱曲、管弦楽曲、歌劇などを発表した。 交響曲「聖ジョアンの勝利」はジャンヌ・ダルクを題材とした同名の歌劇からの音楽をまと めた3楽章27 分ほどの作品で近現代的な響きも交えつつ美しいハーモニーとメロディを 湛えた秀作。歌劇「ルーアンでの裁判」はフランスのルーアンで行われジャンヌ・ダルク の火刑が決まった異端審問が題材。全2 幕からなる大作でジョイオの代表作。

LSO Live
LSO-0851(1SACD)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27(完全版) サー・サイモン・ラトル(指)LSO

録音:2019年9月、バービカン・ホール(ライヴ)
2019年9月に収録されたラトル&ロンドンSOによるラフマニノフの交響曲第2番がリリースされます。 ラトルは2017年からロンドンSOの音楽監督に就任、先日2023年までその任期を3年延長したことが発表され、両者の相性の良さと信頼度の高さは ますます広く認められることになりました。(同時に2023年からバイエルンRSOの首席指揮者に就任することが決まり大きな話題に。)
ラトルのラフマニノフ交響曲第2番といえばまだ20代のラトルとロス・フィルの録音(1984年)があります。当時はそれほど多くの指揮者が取り上げる作 品ではありませんでしたが、若き指揮者の未来を予見させるには十分の見事な演奏でした。一方ロンドン響は、前首席指揮者ゲルギエフとの演奏(2008年)や、 ラフマニノフのスペシャリストとも言われるアンドレ・プレヴィン(1973年)との録音、などがあり、この作品に特別な思いがある両者の演奏に期待が高まります。
ピアノ曲そのままに、ラフマニノフが思いのたけを込めた甘美なメロディが聴く人の心を強く締めつける第2交響曲。ラトルとロンドン響の今の音楽があふれ 出る、どの旧盤とも異なるうったえかけるような弦の響きが印象的な名演です。 (Ki)

SWR music
SWR-19106CD(1CD)
NX-B06
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 Op. 103 「1905年」 南西ドイツRSO
エリアフ・インバル(指)

録音:2018年11月8-12日 リーダーハレ、ベートーヴェンザール、シュトゥットガルト
もともと「南西ドイツRSO」と呼ばれていたバーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツRSOと、シュトゥットガルト放送交 響楽団が2016年に合併して誕生した、新しい南西ドイツRSO(SWRSO)。この体制となって初となる、待望のシンフォニッ ク・レパートリーがリリースされます。しかも、インバルとの共演によるショスタコーヴィチの交響曲第11番という豪華さ。インバルならではのスコア の深い読み込みと、隅々まで丁寧な表現にオーケストラが万全の反応を示し、物語性の高いこの作品をがっちりと構築しています。弦楽器 の豊かな響き、木管楽器の細やかな歌、確かな技術に裏打ちされた金管楽器の咆哮(トロンボーンのトップは清水真弓)、効果的な打楽 器の炸裂など、このオーケストラの機能性を十二分に発揮した素晴らしい演奏となっています。

BR KLASSIK
BR-900190(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB 106 バイエルンRSO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2015年1月22、23日(ライヴ)
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
ここに収録された2015年1月のヤンソンスが指揮するブルックナーは、この年のミュンヘンにおけるコンサートのハイライトでした。当初オーケストラの会 員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は 初の分売となるものです。総譜を細部まで読み込み、丹念に音にしていくやり方はいつものヤンソンスならでは。メリハリの効いた低弦の音が印象的な 第1楽章での表現力、第2楽章の美しい旋律を歌わせる手腕、そしてブルックナーの特徴がよく出たスケルツォでの推進力あふれる音運びは格別で す。終楽章は、さまざまな動機を経てクライマックスを創り、最後で第1楽章の第1主題が姿を見せるところはまさにヤンソンスならではの圧巻の仕上が りと言えるでしょう。 満場の拍手が、演奏のすばらしさを物語ります。

GRAND SLAM
GS-2229(1CD)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1948年10月24日(2)1952年12月8日*/ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
「未完成」はヴォックス、ターナバウト、アウディーテなど、一方「英雄」はチェトラ、ターラ、アウディーテなどと同一の演奏です。内容については、もはや説明不要かと思われますが、とにかく「過去最高の音質」を達成出来たと自負しています。特に「英雄」は情報量が多く、フルトヴェングラーとベルリン・フィルのライヴの凄さが、脳天までビリビリと伝わってきます。(平林直哉)

REFERENCE
FR-741SACD
(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ピッツバーグSO
マンフレート・ホーネック(指)
クリスティーナ・ランツハマー(S)
ジェニファー・ジョンソン・カノ(A)
ヴェルナー・ギュラ(T)
シェン・ヤン(Bs-Br)
ピッツバーグ・メンデルスゾーンcho

録音:2019年6月6−9日、ハインツホール、ピッツバーグ(ライヴ)
長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE RECORDINGS。そしてREFERENCE RECORDINGSはもちろん、PENTATONE,BIS, など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当しているsound mirror社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。 シリーズ第11弾は、ベートーヴェンの「第9」。2020年はベートーヴェン・イヤーとして多くのアルバムがリリースされましたが、本作はピッツバーグSO の創立125年を祝ってのリリースとなります。ピッツバーグSOは、125年前に最初にコンサートが行われた2月27日にデジタル・プログラムでこの記 念すべき日を飾ります。(詳細はこちらhttps://pittsburghsymphony.org/pso_home/web/give-landing/125th-anniversary-celebration) ホーネックはこのシリーズで自ら解説書を執筆していますが、今回も作品の歴史的背景を洞察し、それをどのように演奏に反映させたか詳細に記しています。そ してさらにマンフレート・ホーネックは、この作品を演奏する意義について以下のように述べています。「『第9』は、世界中の人々を魅了し、その音楽の力で、 歴史的な様々な場面で演奏されてきました。一方、ベートーヴェンの理想とした、人類愛、自由への希求というメッセージを政治的イデオロギーとしてあらわすこ とにも使われています。1898年のベルリンの壁崩壊を記念したバーンスタンのコンサートもその一つでしょう。しかしいつだってこの楽曲は、全人類に真摯語 りかけ、その内容を遥かに超える音楽的マニフェストとして人々に届くのです。」 sound mirror社の高品位な録音で、響きの厚みや緊張感、明瞭なサウンドで記念すべき演奏を収録しています。

DUX
DUX-1636(1CD)
パデレフスキ:交響曲ロ短調 Op.24「ポーランド」 ボフダン・ボグシェフスキ(指)
リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニーSO

録音:2019年8月、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニック・コンサート・ホール(リヴィウ、ウクライナ)
ポーランドの国境からわずか70kmという場所に位置し、過去にはポーランドやオーストリア=ハンガリー帝国に支配され、ドイツ軍による占領、旧ソ連への併合など、歴史に翻弄され続けてきたウクライナ西部の都市リヴィウ。
世界遺産にも登録されているリヴィウ歴史地区群があり、様々な国々の文化併せ持つこの都市を本拠地とするオーケストラ、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニーSOがポーランドの巨匠パデレフスキの「交響曲 Op.24」を録音するという歴史的にも非常に興味深いプロジェクトが実現しました!
ピアノの詩人、ショパン以降のポーランドにおける最も優れたコンポーザー=ピアニストであり、同国の首相や外務大臣を務めるなど政治家としても活躍した偉人であるパデレフスキ。政治家としての活動を本格化する前、作曲家としてのパデレフスキの最後期の作品の1つである「交響曲 Op.24」は、演奏時間60分を超える20世紀初期のポーランドを代表するシンフォニーとして知られています。
ポーランドのマエストロ、ボフダン・ボグシェフスキは、パデレフスキの構想を忠実に再現するために3本のコントラバス・サリュッソフォーンとトルトニオン(パデレフスキ独自のサンダーマシン)の使用を決断。さらに第2楽章の「カンティレーナ」では、コンサートマスターのみではなく、第1ヴァイオリンのセクション全体の演奏に変更するなど、まさに完全版と呼ぶべき演奏に仕上がっています。
交易拠点として発展したが故に支配権の争奪戦に巻き込まれ続けてきたリヴィウのオーケストラと、ポーランドの指揮者のコンビが壮大なスケールで奏でるパデレフスキの「ポーランド」。要注目の新録音です!

DUX
DUX-1666(1CD)
ヂャデク:管弦楽作品集 Vol.2
詩曲*/ヴァイオリン協奏曲+
交響曲第2番「テ・デウム」#
カトヴィツェ・ポーランドRSO*/+/#、
クシシュトフ・ジェヴィエツキ(指)*、
クシシュトフ・ボンコフスキ(Vn)+、
ヤロスワフ・リプケ(指)+、
スタニスラフ・マクラ(指)#、
クラクフ・ポーランド放送cho#

録音:1990年−2002年、カトヴィツェ(ポーランド)
ポーランドとチェコの国境に位置する町、チェシンをルーツとするポーランドの作曲家、アンジェイ・ヂャデク(1957−)の管弦楽作品集の第2巻には、テ・デウムの副題を持ち、合唱を要する「交響曲第2番」など、1987年から2002年にかけての15年間に作曲された3作品を収録。
カトヴィツェでユゼフ・シュヴィデル、ウィーンでフランシス・バートから作曲を学んだヂャデクの作風は、難解な実験音楽的なスタイルとは一線を画し、ヨーロッパの伝統的な作曲技法の延長線上に近代的な響きを融合させたスタイル。

Ars Produktion
ARS-38833(1CD)
ヴァイマル・クラシック Vol.3
クリスティアン・ゴットヘルフ・シャインプフルーク(1722-1770):交響曲ニ長調
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):交響曲ハ短調
クリスティアン・ヴィルヘルム・カール(1804-1830):フルートとホルンのためのコンチェルティーノ
ハインリヒ・クリストフ・コッホ(1749-1816):交響曲イ長調
シャインプフルーク:交響曲変ホ長調
マックス・ポンマー(指)、
ヴァイマル・チューリンゲン室内O

録音:1994&1995年、ヨハネス教会(ドイツ、ヴァイマル)
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けた古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」の第3巻。第2巻に続き、今作もチューリンゲンの音楽遺産、特に18世紀の交響曲ジャンルに焦点を当てた内容で、ドイツの指揮者・音楽学者マックス・ポンマー率いるヴァイマル・チューリンゲン室内Oが当地の名作を披露します。チューリンゲンの都市ルドルシュタットでカペルマイスターを務め、30ほどの交響曲を残したシャインプフルークの華やかな2作品や、バッハの高弟ヨハン・ルートヴィヒ・クレープスの疾風怒濤的なハ短調交響曲など、前古典派〜古典派音楽の愛好家にとって嬉しい発見に満ちた好プログラム。広がりを感じさせる美しい演奏にもご注目ください。

ALPHA
ALPHA-684(1CD)
HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズVol.9 〜別れのとき〜
交響曲第35番変ロ長調 Hob.I:35
交響曲第45番嬰ヘ短調 「告別」 Hob. I:45
ベレニーチェの告別の場面(レチタティーヴォとアリア) Hob.XXIVa:10
 レチタティーヴォ「ベレニーチェ、何をしているの?」
 カヴァティーナ「行かないで、美しい愛しい人」〜レチタティーヴォ「みじめなわたし!」
 アリア「どうして、そんなにひどい目にあわせておきながら」
交響曲第15番ニ長調 Hob.I:15
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
サンドリーヌ・ピオー(S)

録音:2018年11月1-5日グスタフ・マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)、イタリア
イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内Oを指揮し て進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、今 回新たに登場する第9弾のテーマは「別れ」。旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占める のはやはり「告別」の綽名で知られる第45番……疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始 まる各楽器のソロ部分は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。エステル ハージ宮廷楽団着任後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダ イナミックかつスタイリッシュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲 は、贅沢にも名歌手ピオーの歌で聴くことができます。発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説も充実の内容 です。

Capriccio
C-5428(1CD)
NX-B05
アイスラー(1898-1962):ドイツ交響曲 Op.50 ウルズラ・タルクラー(S)
ハンナ・ファールブッシュ=ヴァルト(Ms)
ミヒャエル・エベッケ(Br)
ヤロスラフ・シュタインツ(Bs)
ゴットフリート・ノイナー(朗読)
クリスティアン・シュラム(朗読)
ギュンター・トイリング(指)
ウィーン・ジュネスcho
ウィーンRSO

録音:1989年3月6日ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)
ライプツィヒ生まれのユダヤ人作曲家ハンス・アイスラー。労働運動、共産主義運動に強い関心を持ち、劇作家ベルトルト・ブレヒトと共作で演劇や 映画音楽を数多く残しました。この「ドイツ交響曲」は1935年から1937年にかけて作曲された、4人の独唱者、2人の朗読者を必要とする全11楽 章の大作。内容はファシズムへの批判であり、ナチへの怒りや、抑圧された者たちの悲しみが生々しく歌い上げられています。この演奏は、ウィーン・ ジュネス合唱団の指揮者として、バーンスタインの「カディッシュ」やインバルのショスタコーヴィチ録音に参加してきたギュンター・トイリングが、1989年に ウィーンSOを指揮した演奏です。

FUGA LIBERA
FUG769(1CD)
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲集
室内交響曲 ヘ長調 Op. 73a(原曲:弦楽四重奏曲 第3番ヘ長調 Op. 73)
室内交響曲 ニ長調 Op. 83a(原曲:弦楽四重奏曲 第4番ニ長調 Op. 83)

■ボーナス・トラック
ジョシュア・ワイラースタインによる室内交響曲 ヘ長調 Op. 73a の解説
ジョシュア・ワイラースタインによる室内交響曲 二長調 Op. 83a の解説
ジョシュア・ワイラースタイン(指)
ローザンヌ室内O

録音:2019年6月30日-7月2日 メトロポール劇場、ローザンヌ
1987年ニューヨーク生まれのジョシュア・ワイラースタイン。ニューヨーク・フィルでアラン・ギルバートの助手を務めたのち、現在はローザンヌ室内 Oの音楽監督の座にあり、NHKSOにも既に登場しています(チェリストのアリサ・ワイラースタインは姉)。協奏曲や歌手との共 演以外では2016年のストラヴィンスキー(MDG)以来となるアルバムは、彼が高い興味を持っている作曲家の一人ショスタコーヴィチ。バル シャイが室内交響曲として編曲した5曲の弦楽四重奏曲のうち、番号の若い2曲を収録しています。これらはワイラースタインが手兵ローザン ヌ室内管と作り上げた音楽性に非常にマッチしたものとみえて、編曲の巧みさもさることながら、作品のツボを隅々まで心得た明快な表現は 爽快感を覚えるほど。ボーナス・トラックとして自らの解説も収録する力の入れようで、ここは敬愛するバーンスタインに倣ったものかもしれませ ん。幅広い表現力で評価されているワイラースタイン。今後のリリースも楽しみです。

TOCCATA
TOCC-0587(1CD)
NX-B03
アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-): 管弦楽作品集 第1集
交響曲第7番「Quarantine Symphony 隔離交響曲」 Op.139- 弦楽、パーカッションとピアノのために(2020)
交響曲第3番Op.75(1995-2002)
アンドレイ・ロパティン(Vn)
ドミートリー・ヴァシリエフ(指)
シベリアSO

録音:2019年5月19日、2020年9月20日(全てライヴ)
世界初録音
20世紀ロシアの作曲家ボリス・チャイコフスキーの甥にあたるアレクサンドル・チャイコフスキー。現代ロシアで最も 尊敬される作曲家の一人であり、故マリス・ヤンソンスも彼の作品を愛し、演奏会のレパートリーとして取り上げ ていたことで知られています。普段は巨大なオーケストラのための作品を書く人ですが、2020年の最新作「交響 曲第7番」は、“隔離交響曲”のタイトル通り、コロナ・ウィルス(Covid-19)の大流行下「各々の楽員たちがソー シャルディスタンスを保てるように」及び「社会的に隔離されてしまったオーケストラ」の2つの意味が持たされた小 編成の作品です。ドミートリー・ヴァシリエフは、1972年生まれ。2005年からシベリアSOの首席指揮者 を務めています。

BR KLASSIK
BR-900927(4CD)
NX-C07
『愛は彷徨う』 シューベルトの生涯〜語りと様々な音源による伝記

【DISC 1-3】
『愛は彷徨う』 シューベルトの生涯〜語りと様々な音源による伝記 (ドイツ語)
イェルク・ハントシュタイン 作

【DISC 4】
シューベルト:交響曲第9番「グレート」
【DISC 1-3】
Udo Wachtveitl (ナレーター)
Robert Stadlober (シューベルト)、ほか
アバド、ボザール・トリオ、ブレンデル、フィッシャー=ディースカウなどの音源を抜粋で使用
【DISC 4】
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
バイエルンRSO

録音:2010年5月20、21日 ヘルクレスザール(ライヴ)※初出
BR-KLASSIKの人気シリーズ、音で綴る作曲家の生涯シリーズに、シューベルトが登場。ドイツのラジオなどで人気のナレーターとシューベル ト役の俳優が、その短い生涯での叶わぬ恋、身体を蝕む病、そして死をCD3枚にわたって描きます。全編ドイツ語。またそのバックには、有名 演奏家による名曲の数々が部分的に使用されています。そしてDISC4には、ブロムシュテット指揮バイエルンRSOによる「グレート」 を全曲収録。2010年のライヴ音源で、発売は今回が初めて。細やかにコントロールされながらも軽やかさを失わない歌心、そして全体として はスケールの大きさが際立つ素晴らしい演奏です。



King International
KKC-4248(1CD)
メンゲルベルク/ブラームス:交響曲第1番〜未発表ライヴ録音(1943)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
<ボーナストラック>
インタビュー(1938年2月8日ミュンヘンにおけるドイツ語でのインタビュー 5分)
ウィレム・メンゲルベルク(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1943年4月13日 コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
「ベートーヴェン交響曲集〜未発表録音集(4CD)」につづく、仏ターラが発掘したメンゲルベルク&ACO(アムステルダム・コンセルトヘボウO)の未発表ライヴ、こんどはブラームスの交響曲第1番。これが、フルトヴェングラー&北ドイツ放送響と双璧ともいえる、超ド級の爆演・凄演・大名演!ターラ廃業に伴い、入手困難な輸入盤がメンゲルベルク(1871.3.28−1951.3.21)生誕150年・没後70年周年企画として国内盤で復活します。
ティンパニの強烈連打、巨大なスケール、劇的迫力、濃密な歌いっぷり、ビロードのような弦に代表されるオーケストラの上手さ等、語り尽くせないほど魅力の詰まったCD。
「その根源的な情熱の凄さに感動した。第1楽章はそれこそ赤々と燃えさかる炎です。ティンパニの激しい打ち込みはフルトヴェングラーとは別の凄さがあり、展開部やコーダの遅いテンポはいかにも物々しい。第2楽章は熟れたロマンであり、この妖しい音色は魔的です。第3楽章は木管楽器のリズムの刻みが独特であり、コーダでリタルダンドして終わるのもメンゲルベルクらしい。第4楽章、これまた凄い。序奏の濃密な音、続くアルペン・ホルンの雄大さも圧巻、アレグロの主題はフレーズごとにテンポが落とされるのも個性的だ。その後の集中力も凄まじいが、印象的なのはコーダの直前、第2主題がヴァイオリンが濃厚なポルタメントで奏されるところ。こうなる、とわかっていても、思い切りのけぞってしまう。コーダの金管楽器のファンファーレは、それこそ勝利の凱旋、素晴らしい音だと思う。」(平林直哉)(ライナーノーツより)
43年という戦時下でのライヴ録音。放送原盤復刻に伴うスクラッチノイズこそ一部に残っておりますが、総じてターラならではのしっかりと芯のある音。キング関口台スタジオでのリマスタリングでさらに改善されます。
余白に、これまた初出音源となるインタビューを収録。38年11月8日ミュンヘン・フィルとの本番リハーサルの前に行われたもので、この日の演目であるチャイコフスキーの交響曲第5番について、チャイコフスキーの弟モデストからもらった作曲者自身の修正・書き込み付スコアを参考にしたことなど、貴重な証言をメンゲルベルクの声で聞けます!(解説書に平林氏訳を掲載)
フルトヴェングラー、ワルター、トスカニーニらと〈世界の4大指揮者〉と称され、じつに50年もの長きにわたってACO常任指揮者の座に君臨してきたメンゲルベルク。その人気・実力ぶりを計り知れる至芸を存分にご堪能ください。
*カヴァー写真について・・スイスの山荘に幽閉されていたメンゲルベルク。玄関前で1947年に撮影。非常に貴重なカラー写真。

Goodies
78CDR-3822(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93 パウル・ファン・ケンペン指揮
ベルリンPO

独 POLYDOR 67662/4
1941年10月4日ベルリン録音
パウル・ファン・ケンペン(1893-1955)はオランダ生まれ。アムステルダム音楽 院で指揮法とヴァイオリンを学びコンセルトヘボウOの第2ヴァイオリン 奏者としてキャリアをスタートした。1932年にドイツ国籍を取得し、1933年に 指揮者としてデビューした。1934年にはドレスデン・フィルハーモニーの音楽 監督に就任し、1942年から1944年までカラヤンの後任としてアーヘン市立歌劇 場の音楽監督をつとめた。大戦後は祖国オランダに活動の場を移したが、戦時 中のナチス政権とのかかわりが尾を引き不幸な中アムステルダムで没した。ケ ンペンはこの録音の他SPレコードにベートーヴェンの交響曲第2番、第5番 (ドレスデン・フィル)(Polydor)、LPレコードに第3番「英雄」、第7番(ベル リン・フィル)(PHILIPS)、チャイコフスキーの交響曲第5番、第6番「悲愴」 (アムステルダム・コンセルトヘボウO)(PHILIPS)を残した。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ のSPレコード専 用MC型カートリッジ(3ミル針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
Goodies
78CDR-3823(1CDR)
モーツァルト:交響曲第28番ハ長調 K.200 フリッツ・シュタイン教授指揮
ベルリン大学器楽合奏団

独 ELECTROLA EH 1047/8
1937年5月ベルリン録音
フリッツ・シュタイン(1879-1961)はドイツの指揮者、神学者で教会のオルガン 奏者。イエナの図書館でベートーヴェンの若い頃の作品と思われる「イエナ交 響曲」の楽譜を見つけ出版したが、後に間違いと判明した。彼は1919年から 1933年の長期に渡りキール大学で音楽教授として教鞭をとり、ナチス政権の下 ではユダヤ人関連音楽の排斥に尽力した。そのため、戦後は失職し1961年世を 去った。ナチス協力者の音楽家の一人。だがこの録音は英HMVや米VICTORでも 発売されていた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ のSPレコード専 用MC型カートリッジ(3ミル針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

BIS
BISSA-2512
(4SACD)
ラフマニノフ:交響曲&管弦楽曲集
■Disc 1(75'26)
(1)交響曲第1番ニ短調 Op.1
(2)交響曲 ニ短調「ユース・シンフォニー」
(3)交響詩「ロスティスラフ公」
■Disc 2
(4)交響曲第2番ホ短調 Op.27
(5)ヴォカリーズ Op.34-14(1912)(作曲家自身によるオーケストラ版)
■Disc 3
(6)交響曲第3番イ短調 Op.44
(7)交響的舞曲 Op.4
■Disc 4
(8)幻想曲「岩」 Op.7(1893)
(9)-(12)歌劇『アレコ』からの4つの作品
(13)ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
(14)スケルツォ ニ短調(
(15)歌劇『けちな騎士』への前奏曲 Op.24
(16)交響詩「死の島」Op.29
ラン・シュイ(指)シンガポールSO

録音:(4)(5)2008年7月、(6)2011年7月&8月、(1)(11)(12)(13)2012年8月、(2)(3)(9)(10)(14)(15)(16)2013年7月&8月、
(7)2014年11月、(8)2015年11月/エスパラネード・ホール(シンガポール)
ラン・シュイ率いるシンガポールSOによるラフマニノフの交響曲集&管弦曲集の登場です。これまで交響曲とピアノ協奏曲とのカッ プリングでリリースされてきたラフマニノフのシリーズですが、このセット化では3つの交響曲とヴォカリーズ以外は初出音源となる管弦楽曲との組み合わせで 4 枚組となります。
1997年にシンガポールSOの音楽監督に就任し、今や一流のアンサンブルにしあげたラン・シュイ。ラン・シュイは2019年まで当団の音楽監督をつとめ、 現在は桂冠指揮者として共演を続けております。ここに録音したラフマニノフの交響曲はBISレーベルが誇る名演として知られ、色彩豊かかつ明瞭な演奏が魅 力です。交響曲ばかりでなく、管弦楽曲も丁寧に練り上げており実に聴きものです。当団の充実ぶりを知ることのできる注目の録音がうれしいセット化で登場です。

OTAKEN
TKC-364(1CD)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
北西ドイツRSO

録音:1951 年10 月27 日ハンブルクミジークハレにおけるライヴ録音
※ミント盤LP からの復刻
交響曲の方は、アナログ完成期のレコードからの復刻、変奏曲は大変珍しいプライベートレコードからの復 刻です。共に、アナログのままで聴くことの出来る、こんにちでは、貴重盤と言 えるものです。特に交響曲の盤は、その後、数多くの同曲同演奏の CD が出 た中でも、研究者、ファンの人達に、高音質とされて来たものです。変奏曲の 方も今回の復刻で、音質、演奏とも交響曲と同等のクオリティーを持つことが 判明しました。 さて、演奏ですが、交響曲は 52 年のベルリンフィルとの演奏と、常にベスト を争って来たものです。少なとも気迫の面では、北西ドイツ放響の方が勝って いると言われて来ました。しかし、今回の復刻では、切迫感はむしろベルリン の方で、北西ドイツ放響の方は、悠然とした演奏に聴こえました。これは、旧 ベルリンフィルのメンバーであったレーン(Vn)やトレースター(Vc)などのトップ 奏者たちとの再会がもたらしたものかもしれません。少なくとも、他流試合のよ そよそしさは全くなく、古巣に帰って来たかのような親密感溢れる演奏です。 是非、ご確認くださいませ。 尚、2楽章の終わりの方で、数回の微弱な周期的プチノイズが出ます。又、 今回、マスターにおける各曲最終音の、エンジニアによるフェードアウトの失 敗を修正しております。お含みおきくださいませ。 (オタケンレコード 太田憲志)

Sterling
CDM-30072(1CDR)
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(1920−2000):交響曲第8番「クロウマータ交響曲」*
交響曲第5番「ウィーン風」**
マルメSO*、
クロウマータ打楽器アンサンブル*、
B.トミー・アンデション(指)*
ヘルシングボリSO**、
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(指)**

録音:1980年11月18日(第5番)、2002年4月18日(第8番)
スウェーデンの作曲家ルンドクヴィストの管弦楽作品シリーズ第4作。交響曲第5番は、スウェーデン南西部の港湾都市、ハルムスタードの室内Oの委嘱で作られた作品です。ルンドクヴィストは、依頼を受けた時に作曲中だった第4番がハルムスタードのアンサンブルには大きすぎるため、1952年に作曲してあった室内Oのための 「シンフォニエッタ」 を3楽章の交響曲に拡大。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのウィーン古典時代の形式とスタイルを反映する副題をつけた第5番 「ウィーン風」 としました。1980年春、ハムスタード室内Oにより初演。このアルバムには、その秋、ルンドクヴィストがヘルシングボリSOを指揮したスタジオでの録音が収録されています。
交響曲第8番は、スウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」を念頭において作曲されたため 「クロウマータ交響曲」 の副題をもっています。ルンドクヴィストが1960年代に試みた実験的手法と、インドネシアのガムラン音楽の影響のはしりともいえる手法との関連がみられる、3つのブロックに分かれる1楽章の作品です。ルンドクヴィストが亡くなった後の2002年にクロウマータとB. トミー・アンデション(指)マルメSOが初演。このアルバムに収録されたのは、スウェーデン放送のアーカイヴに第8番や他の作品とともに保存される、その初演のオリジナル・ドキュメント録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Sterling
CDM-30062(1CDR)
トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト:交響曲第2番「…自由のために」*
交響曲第9番「生存」**
ストックホルム・フィルハーモニックO *、
スティーグ・ヴェステルベリ(指)*、
ウメオーSO **、
ロイ・グッドマン(指)**

録音:1972年9月27日、フォルケッツ・ヒュース(公民館)(ストックホルム)(ライヴ)(第2番)、1999年4月22日、ウメオー公民館 イドゥン劇場(ウメオー)(ライヴ)(第9番)
交響曲第2番「…自由のために」 は、ルンドクヴィストが1956年のハンガリー動乱を機に作曲を始め、多忙のため作業を中断してしまっていた作品。彼は、1968年、ソビエト連邦軍のプラハ侵攻に触発されて作曲を再開し、1971年1月26日、マルメSOをルンドクヴィスト自身が指揮して初演をしました。〈カンツォーナ〉〈トリプル〉〈悲歌〉〈終曲〉の4楽章で構成されています。初演の翌年、ストックホルム・フィルハーモニックOがスティーグ・ヴェステルベリの指揮で再演、この演奏を聴いた「ダーゲンス・ヘーテル」新聞の批評家が、「畏敬の念を起こさせる人間性の記録…」と評しています。このディスクに収録されたのは、この再演のライヴ録音です。
第9番は一楽章で書かれた交響曲です。ガンに侵されていたルンドクヴィストが、第5番となる予定だった作品の楽譜を見つけ、持てる力をふりしぼって完成させ、一連の治療が成功したことにちなみ「生存」の副題を与えられました。このアルバムの演奏は、スウェーデン放送が放送用に収録した、1999年4月22日、ロイ・グッドマンとウメオーSOによる初演の録音です。イトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ベートーヴェン没後250年記念復刻

Treasures
TRE-241(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
シューベルト:交響曲第9番「グレート」*
アルトゥール・ローター(指)
BPO、ベルリンRSO*

録音:1951年12月6日ティタニア・パラスト、1950年代中期?(共にモノラル)
※音源:Club Mondial Du Disque CMD-A302、URANIA URLP-7152*
◎収録時間:71:04
“BPOの一時代を支えたローターの恐るべき洞察力!”
■音源について
ベートーヴェンは、TUXEDOから擬似ステレオでCD化されていたURANIA音源。使用盤はフランスのフラット盤でもちろんモノラル。フラット盤特有の雑味感がかえって演奏の濃密さを炙り出しています。ロータの同曲は1959年のステレオ再録音もあり、TRE-202で発売済み。一方のシューベルトは、このURLP-7152ではオケ名がBerlin Symphony Orchestraと表記されていますが、Symphony Orchestra Of Radio Berlinと書かれているレコードもあります。ここではM.グレイ氏の記載に従っておきます。

★アルトゥール・・ローターは、フルトヴェングラーヴェンより1歳年長。戦前〜戦後のBPOを下支えした功労者です。1954年12月9日のベルリン・フィルのフルトヴェングラー追悼演奏会の指揮者は、ローターでした(メイン・プロは「英雄」!!)。劇場畑らしく、フレーズの意味の捉え方、場面転換時の鮮やかな間合いは、フルヴェン以上と思える箇所さえあります。
 まずベートーヴェンの凄さ!フルトヴェングラーを思わせる凄まじい精神的高揚感が感動を呼び、後年のステレオ再録音(TRE-202)とは趣が全然違います。第1楽章は、この先のドラマの予感をふんだんに湛えた序奏から、主部は前身あるのみの一途な進行。第2主題は一旦テンポを落としますが、ここでインテンポで切り抜けるなど到底考えられないほど、自然なテンポ操作で、それがいつの間にか今までの速いテンポに戻っている点も熟練の業!唐突感が先行して古さが際立つメンゲルベルクのテンポ感とは訴えかけが違います。
第2楽章は、冒頭からピュアな美しさ!これほど伸びやかで慈愛に溢れたアンダンテ・カンタービレは稀有。フレーズの末端までニュアンスが充満。展開部の幻想性と音像の広大さは、これぞ懐の深い音作りの最高の実例!最後の2小節の音符をこんなに丁寧に置いた例も他に知りません。
 第3楽章は、トリオ直前にルフト・パウゼが入るのは典型的な旧スタイルなので、不感症の評論家などはその古さだけをあげつらうでしょうが、心ある音楽ファンならそうしなしないとかえって不自然であることを実感していただけるはず。中間部のクラリネットのメロウな響きも忘れられません。
 終楽章冒頭は、指揮芸術の粋の結晶!第1音でごく僅かにフルートが先走るその音色のなんと神々しいこと!その序奏部で、杓子定規に音符が置かれる瞬間は皆無なのです。
 この曲は先人の影響下にあることを強く意識させるか、ベートーヴェンらしさを印象づけるために様々なデフォルメを施越されることが多いですが、ローター、音楽の根源的な力でベートーヴェンらしい豪放さを具現化。その姿勢は絶対忘れてはならないのではないでしょうか?
 シューベルトもベートーヴェンと同様にスコアを単純に捉えて愛の不足する演奏とは一線を画します。テンポ設定は、もちろん「遅めのアンダンテ」から主部へ向けて徐々に加速する従来型。テンポ設定のセンスを問う試金石であるこの作品dすが、いちいちテンポ処理センスには舌を巻くばかり。第1楽章第2主題の入りでテンポを落とす例は珍しくないですが、第2主題を徹底的に歌うために、直前に心の準備をするように信じがたい減速を敢行。再現部の同じ場面はそのコントラストがさらに明確化します。展開部6:45からの低弦のゴリ押しは実にいなせ。そして泣く子も黙るコーダの畳み掛け!
 第2楽章は切なさを湛えつつも、音楽に毅然とした精神が宿っているので1:08のスフォルツァンドとも自然に連動している点にご注目を。最高潮に達した直後、9:08のピチカートの得も言われぬ幽玄さ、誰よりも孤高さを滲ませたフレージングとテンポ感にも感涙。
終楽章は10分台の熱い高速モード!0:19以降ヴァイオリンが細かい音型を刻む中で低弦が持続音を鳴らし続けますが、それをはっきり活かすことで音楽が痩せるのを防ぐというように、常に声部バランスを注視する指揮者の眼力が光ります!【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-242(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第2番
シューマン:「マンフレッド」序曲*
 交響曲第2番ハ長調Op.61#
カール・シューリヒト(指)
ベルリンRIAS響、
フランス国立放送O

録音:1953年11月19日ベルリン、1963年5月14日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)、1955年9月(モントルー音楽祭ライヴ)#
※音源:MOVIMENT MUSICA 08-001、ERATO ERL-16009*,#
◎収録時間:78:58
“モーツァルト寄りの解釈でじっくり紡ぎ出すベートーヴェン!”
■音源について
ベートーヴェンは、ワルラー、フルトヴェングラー等のライヴ音源で構成された交響曲全集の一部。この「第2」は放送音源と思われます。シューマンは、フランス国立管弦楽団創立50周年記念盤。日本では1985年に初めて紹介され、宇野功芳氏も激賞していた名盤。なお、交響曲第2番第1楽章の4:15で、マスター・テープの傷みと思われる音揺れがありますが御了承ください。

ベートーヴェンの「第2番」は、ハイドン、モーツァルトの延長線上に誕生したことを改めて実感させるアプローチ。近年ではこの曲のスリリングな側面にこだわったエキセントリックな演奏が多いですが、シューリヒトのこのアプローチこそが、作品の身の丈にあった本寸法の解釈なのではと思えてきます。羽のような軽みを帯びた音作りはまさにシューリヒト節。。それがピタリとハマっているのです。
 第1楽章冒頭、いささかも間を置かず一息でフレージングするのは、文節を区切るようにゴリゴリと進行するドイツ主流派の手法と異なります。主部は颯爽としたテンポながら、内声部は驚くほど有機的な鳴り方。展開部ではそれがより顕著となります。第2楽章は、透明感の高いフレージングで、シューリヒトの気力は盤石。古今を通じ、これほど高純度の音楽はめったに聴けません。短調に転じる4:04以降、音色の微妙な変化に確実に対応する繊細さや、16分音符の刻み(7:45〜など)に明確な意思を宿らせるのもシューリヒトならでは。終楽章は、中庸テンポの進行ながら噛めば噛むほど味が出る独特の佇まい。展開部2:00以降の弦の連動ぶりには是非ともご注目を。シューリヒトが引き出すハーモニーはいつも軽みと柔らかさを湛えていますが、それはこういう有機的連動を実現するためだと思えます。響きを分厚く盛っていてはこうは行かないはずです。最後の激しい強弱変化への対応も至ってクール。
 この演奏は、いわゆる「通好み」な演奏の一言で片付けられそうですが、シューリヒトの芸の醍醐味を知る上では不可欠の名演だと確信する次第です。
 シューマンの「マンフレッド」は、誰も異論など挟みようのない超名演。ベートーヴェンでは冒頭を一息のフレージングで開始しましたがた一方、こちらは冒頭の3つの和音を一振りで一気にぶつけます。以降も、シューリヒトには珍しいほど白熱的な演奏を展開。しかも勢いに任せた感がなく、呼吸が恐ろしいほど深く、リズムの足取りも揺るぎなし。造形の大きさも特筆ものです。
 同「第2」も、不健康さとは無縁の雄大なスケールで、渾身の呼吸で描ききっており、フランスのオケの明るい色彩とも融合して、陰にこもった演奏にはない味わい。この曲のアプローチの重要な指標と言えましょう。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-243(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.4〜フルトヴェングラーの「エロイカ」
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕前奏曲*
リスト:交響詩「前奏曲」#
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO

録音:1954年3月4日*、1954年3月3日#、1952年11月26,27日ウィーン・ムジークフェラインザール(全てモノラル)
※音源:日TOSHIBA HA-50609*,#、AB-7081
◎収録時間:77:10
“歴史的名演の真価を最大限まで堪能できる理想の復刻!”
■音源について
この「英雄」の赤盤はこれより前にHA5056でも出ていますが、ここでは音の見通しが格段に良い後発のAB-7081(「スタンパーは同じ)をあえて採用。単に溝の経年差ではなく、製盤技術の差が感じられます。また、ブライトクランクで気になった微妙な音の震えもここには皆無。芯の強いサウンドで鳴ってくれます。

★湧々堂では、フルトヴェングラーの録音は意図的に紹介を避けてきました。手を変え品を変え再発盤が氾濫し続ける状況は異常だと思うからです。しかし、この「英雄」だけは取り上げないわけには行きません。この説明不要の超名演を私も大方の評判どおり枯淡の境地に達したフルトヴェングラーの芸術の極みと捉え、殊にこの録音に関しては、ブライトクランク盤の方が、無駄を排した精神的な響きを味わうのに最適と思っていました。ところが、この赤盤(HA-5060)に接して、そのイメージがあまりにも短絡的だったと気付かされました。まず、響きの厚みと太さ、リズムの生命力!それはまさにフルトヴェングラーそのもので、枯れたいう形容が当たらないのです。そこにVPOならではの柔和さも加味されて、人間の業の全てを許すようなおおらかな空気となって広がり、独特のスケール感を醸成。こうなると、ブライトクランクの音はただの痩せた音としか思えなり、我ながら閉口します。
 そういった素晴らしさを引き出してくれる他のレコードの存在をご存知の熱心なファンの方もいらっしゃることでしょうが、少なくとも私が知り得た範囲では、音楽的な要素を最大限まで再現していると実感できたディスクは、この赤盤だけなのです。例えば、第1楽章2:30からのホルンの補強の意志の強さ!ちなみに、高域が伸びが良くなったとか、低音の力感が増した、といったオーディオ的(?)な意味での高音質だというのではありませんので、念の為…。
 リストに関しても、この復刻で初めて血の通った強靭な名演と実感。7:35からの魂の結晶度の高さはトップクラスですし、一つの楽想から次の楽想への以降が全く器用さがなっく、そういう手工芸的な作業がから人間臭いドラマが引き出されます。コーダの濃密な音のブレンド感もCDでは感じにくいのではないでしょうか?【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-244(1CDR)
ハイドン:交響曲第22番変ホ長調 「哲学者」 Hob.I:22
 交響曲第90番ハ長調 Hob.I:90
ベートーヴェン:交響曲第4番*
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンドO

録音:1965年10月、1958年11月*
※音源:LONDON CS-6481、豪DECCA SDDA-104*
◎収録時間:79:18
“作品への誠実な愛を成就すべくクールな姿勢を堅持”
■音源について
 アンセルメのハイドンは「パリ交響曲集」が初のステレオ録音として名高いですが、その後に録音された22番&90番は見落とされがち。ベートーヴェンの4番は全集の中でも比較的初期の1958年録音ですが、この年代でこれだけの鮮烈な音が鳴ること自体、はやり驚異的なことです。スケール感と見通しの良い音像を兼ね備えたオーストラリア盤を採用。ジャケットはフランス盤のもの。

 ハイドンの2曲は、1962年に録音された「パリ交響曲集」よりも音楽的な感興が優り、アンセルメの思い入れも一層色濃く反映されていると思います。ピリオド的解釈に拠らない演奏としても、今や貴重な存在です。第1楽章特徴的なホルンとコーラングレの対話が導き出す空気感は宇宙的な広がりと幻想を感じさせ、第2楽章では、リズムの沸き立ちのみならずエレガンスが常に寄り添います。第3-4楽章にかけては、この曲の独特の音色的とシンプルな構成との調和がアンセルメの音作りの志向と見事にマッチ。この曲をあえて選択したのも大いに頷けます。
 90番は、第1楽章の生き生きとしたリズムが耳を捉え、メンデルスゾーンやビゼーの交響曲のような鈍重さがないのが嬉しい限り。第2楽章は、短調の変奏部における決然としたハーモニーの打ち出しが印象的。第3楽章は、ベームは立派すぎて笑顔が少な過ぎると感じる方にうってつけ。特にトリオのオーボエ・ソロの後の弦の下降音型の楽しさ!終楽章は、逆にベーム以上に表情のコントラストを抑えて、作品の潜在力だけで勝負。その分、転調や例の偽休止のユーモアが実感できます。やはり、この楽章も面白さを分解して説明調になってしまっては野暮というものでしょう。
 ベートーヴェンの4番は、3番、5番、7番で見せた意外過ぎる闘志剥き出し型ではなく、いつものクールなアンセルメ・スタイルで、作品との一定の距離感を崩さず、精巧に音楽を構築、常に地に足のついた進行を続けます。
第1楽章主部に入ってすぐ、3:18〜、3:42〜などのティンパニ連打の明確な打ち出しは、まるで鋼鉄のような強靭さ。この響きは、終楽章ではさらに音像の性格を決定づける重要な役割を果たすことになります。第2楽章は、3:43からのクレッシェンドが実に効果的。この作品を聖地に構築した名演は数々あれど、自身の演奏スタイルを徹底的に刻印しつつ、作品の持ち味と同化させたという点で、この演奏は決して見逃せません。1,4楽章は提示部リピートあり。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-245(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.5〜クリュイタンスの「運命」&「未完成」
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」#
アンドレ・クリュイタンス(指)BPO

録音:1958年3月10&13日、1960年11月* 、1958年3月10-11&13日# ベルリン・グリューネヴァルト教会 (全てステレオ)
※音源:日TOSHIBA AA-7025、AA-7040*,#
◎収録時間:73:42
“古き佳きBPOの響きを更に美しくブレンドした味わい深いベートーヴェン!!”
■音源について
クリュイタンスの「運命」の英国初期盤は「第9」と並んで高値で取引されています。しかし、最初期の英HMV*ASD267を何種類も聴きましたが、確かにスケール感はありますが、どんな綺麗な盤でもこの演奏の繊細なニュアンスが削ぐ雑味や濁り、カッティングに起因すると思われる音の掠れが否めません。そこで時代を下ってWRC盤や日本盤なども含め、特にティンパニの皮の感触までしっかり感じ取れることを念頭に厳選に厳選を重ねた結果は、最も納得できたのは、意外にも日本の、それも初期盤ではない赤盤のAA-7040でした。オリジナル通りの「レオノーレ3番」とのカップリング盤は、盤の材質によるのかチリチリ音が混入して問題外。その後は「未完成」とのカップリングばかりですが、1楽章の終盤や終楽章前のティンパニの硬質な響きが確実に聞き取れるのはAA-7040だけだったのです。もちろんこのティンパニの音はCDでは丸く柔らかく変質しており、それが音楽全体の印象にも影響を与えていることは言うまでもありません。

「運命」における古風な響きはいかにもフルトヴェングラー時代の響きを想起させますが、そこにクリュイタンスならではのスタイリッシュさ、流麗さが加わり、唯一無二の品格溢れる大名演となりました。クリュイタンスのベートーヴェン:交響曲全集の中で、一般には「田園」の評価が高いですが、湧々堂としては「第5」と「第9」をトップに挙げます。
 第1楽章は、フルトヴェングラー時代の癖を一旦端正な楷書体に戻した上で、内面から滲む精神的なニュアンスをしっかり活かした音作りに、唸らされます。展開部冒頭3:19の古風なホルンの強奏が醸し出す切迫感、6:57のティンパニの、これ以上考えられない含蓄ある打ち込み、コーダの造形を保持した中での熱い闘志など、聴き手を惹きつけて離しません。第2楽章冒頭の低弦は序奏的な前置きではなく、確実にニュアンスを刻印。緩徐楽章に相応しい優美さを湛えつつ音楽を脆弱にしないのは、クリュイタンス特有の詩的なニュアンスの賜物でしょう。教会の残響が伴うと音楽全体の重厚さは軽減される傾向があるにもかかわらず、特に3楽章において、運命の動機が荘重を保持いしているのは印象的。終楽章は、騒ぎ立てない大人の風格美!そして何度も申しますが、ティンパニの惚れ惚れする響き!肝心なのは、それが決して強打ではないという点。ベートーヴェン作品においていかに重要な楽器であるか思い知るばかり。後半のフルート、ピッコロが全体にこんなに美しくブレンドしている演奏も他に類例を見ません。
 そのブレンドの妙味は「レオノーレ第3番」も同じ。15分台のかなりの低速ですが、弛緩は一切なし。噛んで含めるようなニュアンスが全体に安定感と、作品へ共感する時間的なゆとりを与えて味わいもひとしお。序曲集の全ての曲が名演です、一時代前のBPOの響きを堪能する上でも、指揮者の最良の個性が生きた演奏としても、これは突出しています。
 「未完成」は、最初のコントラバスのゴリゴリ感が最高!どうか、弦のブルブルと震えていることをしっかり感じてください!2つの楽章とも遅いテンポが設定されており、大抵はメリハリを欠く演奏に陥りがちですが、クリュイタンスはフレージングに停滞感が皆無。
0:41の本当に微細なリタルダンド!この力の減衰と音色の影の落とし方は奇跡的!そういうほんの僅かなニュアンスの陰影が音楽全体に無限とも思える内容味を想起させるのです。第2主題直前でこんなに大きくテンポを落とす演奏はもはや聴けませんが、何度も申しますが、そこに「古臭さ」などあるでしょうか?その第2主題がまた絶品!純粋な憧れを優しく育むような信じ難いニュアンスです。第2楽章は、特に木管の素晴らしさにご注目を。2:38からのクラリネット、オーボエはその音色美自体最高の音楽で、そこに何の添加物も要しません。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-246(1CDR)
ヨッフムのベートーヴェン&シベリウス
シベリウス:交響曲第7番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」*
オイゲン・ヨッフム(指)
ハンブルク国立歌劇場O、BPO*

録音:1943年(ライヴ?)、1951年3月19日RIASスタジオ*
※音源:Melodiya M10-46747-009、MOVIMENT MUSICA 08-001*
◎収録時間:63:41
“フルトヴェングラーへの尊敬と独自のこだわりを完全一体化した異色の「田園」!”
■音源について
ヨッフムとシベリウスは結びつきにくいですが、1955年に「夜の騎行と日の出」などをセッション録音しており、決して縁遠い作曲家ではなかったようです。「田園」は1954年のセッション録音(DG)が知られていますが、これはフルトヴェングラーも元気だった頃の録音。

★「田園」は、第1楽章の気が遠くなるほどの低速テンポが、ヨッフムが尊敬するフルトヴェングラーそっくり。ただ、フルトヴェングラーはその個性が全面に出ているのに対し、ヨッフムはもっと作品の持ち味に寄り添っているのが特徴的です。しかもここでの解釈の多くは最晩年の録音まで継承されているので、キャリアの早い段階から解釈を練り込みじっくり固めていったことが窺えます。第2楽章最後のカッコウの鳴き声はあえて音価を短くして、実際のカッコウの鳴き声のコピーを試みているのが興味深いところ。後年の再録音ではスコア通りに戻しています。第3楽章は中間部主題(1:53)にご注目を。殆どの演奏が「ファー・ドー・ファー・ドー」と2音しか響いてきませんが、実際の音符は「ファー・ソ・ファ・ドー・レミ・ファー・ソ・ファ・ドー・レミ」です。その差のあまりの違いにこの演奏で初めて気づく人も多いのでは。因みに、54年盤でもこの配慮がと取られています。第4楽章は後半のピッコロの活かし方の何といういう入念さ!ティンパニを全て強打させるような短絡的なことはしないことも含め、ヨッフム自身が語っている「美しく響くこと」を優先する美学の表れでしょう。終楽章もコンセプトが明確。感謝の気持を全面に出す推進力溢れる音楽を徹底させており、安堵感で包み込むゆったりとした演奏とは一線を画します。放送用録音と思われ、ノイズ感のない聞きやすい音質です。
 シベリウスは、果敢に作品の核心に肉薄する緊張溢れる演奏。録音は古いですうが、アプローチには微塵もカビ臭さなどなく、本物の共感に最後まで引き込まれます。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-247(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第7番*
J・シュトラウス:「こうもり」序曲
 アンネン・ポルカ
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「うわごと」
J・シュトラウス:「ジプシー男爵」序曲
 ポルカ「狩り」
 ワルツ「ウィーンの森の物語」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
VPO

録音:1959年3月9 - 10日*、1959年4月7-8日(全てステレオ)
※音源:独RCA SMR-8010*、SMR-8012
◎収録時間:77:36
“作品の生命感とカラヤンの美学がバランスよく共存した名演!”
■音源について
カラヤンVPOのデッカ録音(CD9枚分)の最初の録音なので、「ドボ8」などと比べ、なんとなくモヤッとした音なのが残念でしたが、このドイツ盤では音が引き締まり、フレッシュな演奏を堪能できます。

★カラヤンが繰り返し録音を重ねたベートーヴェンの中で特に傑出した名演。内声部を抉り出すような精緻さよりも、自然で健康的な推進力を最優先。VPOの個性も伸び伸びと開放していますが、ルーティンに流れやすい箇所はしっかり引き締めているので造形は崩れず、音楽の流れに淀みがありません。第2楽章のカラヤン特有のレガートも、VPOの響きのおかげで人工的に傾かず心に染みます。
 後年、弦を中心とした音像や、あからさまな強弱のコントラストも抑制するカラヤンの志向はqここでもはっきり現れています。例えば終楽章0:33からや4:57からなどは、主役は管楽器へ移るのが普通ですが、ここでは明らかに弦が主役のまま。終楽章では後半の盛り上がりも迫真。この楽章はリズムが命であることは言うまでもないですが、リズムの正確さは目指していないからこそVPOの自発性に火が付き、この白熱的な高揚に繋がったと思われます。
 シュトラウスの作品でも、そのVPOの自発性はもちろん尊重し、カラヤンの抑制美、巧妙な演出力が一体となり、実に聴き映えのする演奏を実現。特に2つの序曲と「うわごと」は、少なくともVPOによる演奏としては最高峰と言えるでしょう。【2020年12月・湧々堂】

Treasures
TRE-248(1CDR)
メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」*
 序曲「フィンガルの洞窟」*
ベートーヴェン:「エグモント」序曲**
 「アテネの廃墟」#〜序曲/トルコ行進曲
 交響曲第8番ヘ長調 Op. 93+
ヨーゼフ・カイルベルト(指)
BPO*,**、ハンブルク国立PO

録音:1962年2月9日*、1960年4月11日-5月1日**、1960年4月26日#、1958年2月6-10日+(全てステレオ)
※音源:独TELEFUNKEN SNA-25016*、NT-361#、SNA-25016-T-2**,+
◎収録時間:64:12
“これぞ「ベト8」演奏史上に輝く偉大なスタンダード解釈!”
■音源について
ベートーヴェンの「8番」は、「テレフンケン録音集」(22CD)などではモノラル・ヴァージョンが採用されていますが、ステレオ・マスターが失われたのでしょうか?すべての録音がステレオを無条件に選ぶべきだとは思いませんが、少なくともこの録音に関する限り、ステレオでなければ演奏の偉大さは伝わりません!

★カイルベルトによる一連のテレフンケン録音の中でも、ハンブルク国立POとの録音は全てが名演と言っても過言ではありませんが、特にこの「ベト8」はダントツのトップ!コンパクトにまとめた演奏が一般的な中、堂々と不屈のベートーヴェン像を投影し尽くすというカイルベルトの慧眼には、いくら感謝しても足りません。近年ではノリントン象徴されるような、この曲の面白さに焦点を当てた演奏も増えていますが、カイルベルトは仕掛け」などには目もくれず、クナのような極端な確信犯にも走ることもなく、ただスコアを誠実に鳴らしているに過ぎません。それでいながらこの風格美!そしてその風格自体が音楽的な感興を携えて胸に迫るのです。
 第1楽章は、軽快に3拍子を刻むのではなく、拍節感を音楽の底流でしっかり脈打たせて、根底から推進力を与えるという奥深い配慮!ごく中庸のテンポでの進行に圧倒的な風格を感じさせる要因は、その辺にあるのかもしれません。2:04や4:09ではティンパニがいかに音楽の肝として作用しているか思い知らされるはず。展開部では、各声部の連動力が尋常ではなく、他の演奏ではなかなか感じられない精神の高揚を明確に突きつけます。第2楽章も、センス満点のインテンポ進行。楽章結尾でもリタルダンドなどしません。
逆に、第3楽章冒頭でごくわずかにテンポが粘るのには、唸らされます。このわずかな粘り腰があるのとないのとを想像してみてください。中間部は録音の良さとも相まって、単なる素朴さを超えた広大な空間を現出。終楽章は、全曲の締めに相応しい安定感抜群のテンポに乗せて、作曲家への揺るぎない敬愛を誠実に注入し尽くした演奏で、これ以上何を求められましょう!
 メンデルスゾーンは描写力の凄さに感服。と言っても決して絵画的なそれではなく、あくまでも音の構築による陰影によってドラマを導くく手法。地味ながら着実な歌心と共に、劇場経験の豊富さも大いに発揮された名演です。【湧々堂】

Treasures
TRE-249(2CDR)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」*
フリードリヒ・ヴィット (1770-1836):イエナ交響曲.ハ長調
コリー・ベイステル(S)
エリザベス・プリッチャード(C.A)
デイヴィッド・ガレン(T)
レオナルド・ヴォロフスキ(Bs)
ワルター・ゲール(指)
ネーデルラントPO&cho

録音:1955年*、1952年(共にモノラル)
※音源:Musical Masterpiece Society MMS-2034*、 MMS-2034F
◎収録時間:67:11*+21:18
“伝統的な演奏スタイルを洗い流すことで顕在化した希望の光!”
■音源について
ゲールは「第9」を同じコンサートホール・レーベルにフランクフルト放送響とも録音していました。ネーデルラント盤はステレオ・バージョンも存在(モノラルがオリジナル)することから、こちらの方が新しい録音とも思われますが、M.グレイ氏のディスコグラフィではフランクフルト盤が1960年と記載されており、判然としません。
 ボーナス・ディスクには「イエナ交響曲」を収録。ベートーヴェンの習作と考えられていた作品ですが、1957年にベートーヴェンと同時期に活躍したヴィットの作だと判明しました。この録音は偽作と判明する以前に行われたので、もちろんヴィットの記載はどこにもなし。気合の入った演奏ぶりからも何の疑いもなくベートーヴェンの作品として録音に臨んだものと思われます。使用LPは共にMMS-2034ですが、こちらは結尾にFが付いているフラット盤です。

★この「第9」を高尚な芸術作品然とした音楽ではなく、より人間の本質に肉薄する音楽、ベートーヴェンの意思に叶う音楽として再現することを これほど本気で目指した例も珍しいのではないでしょうか?
第1楽章冒頭トレモロから曖昧さはなく、気合十分。往年の独墺系指揮者のような重厚さやテンポ・ルバートの多用から解き放った立体的な構築を土台として、全てのフレーズに共感の限りを尽くします。提示部最後の3:56からのリズムの高潔さと意志力はジョージ・セルよりも優り、7:43からは噴射力が凄まじく、弦のトレモロをはじめ、全パートが必死。過剰に音像を肥大化させずに、一途に突進するコーダは、毅然と生きる決意表明のよう。
 第2楽章も推進力に一切淀みなし。ホルンの被せ処理を行わないのも、慣習的な演奏スタイルを洗い直そうとする意志の表れで、レイボヴィッツ等にも共通する先鋭的な姿勢が窺えます。ここまでイン・テンポを基調として来た中、トリオ後の後半でわずかにテンポを落として、リズムの重心も落とすのは実に意味深長。
 第3楽章の敬虔な祈りを湛えた名演は数々ありますが、ゲールの祈りは単なる雰囲気ではなくまさに迫真。「田園」の終楽章の様に清々しテクスチュアに希望の実現を確信する力が融合。しかもここで遂に人間的な温もりを持つフレージングの注入させるという意外さも手伝って、他では味わえない感動を届けてくれます。
 終楽章は一気呵成の突進のように見えて、決して浮足立った響きにしないのは流石。4:20からの弦の高潔美もさることながら、5:06からのテーマ斉奏には渾身の歌が注入されており、この後の合唱と対等の存在感を示しています。しかも、フレーズ結尾の5:49をスタッカートで切り上げるという離れ業まで!10:11からのマーチのリズムの良さや、19:15から突如低速モードに転じて戦慄を呼ぶなど、とにかく表現に妥協がありません。
 独唱陣の歌唱が高水準なのも嬉しい限り。21:51からの四重唱では各人の一歩も引かぬ表現の応酬を見せ、それが強烈な説得力を持つのは、4人共自身の技術と音楽性に自負を持っている証し。そしてコーダは、たがを外す寸前まで歓喜を爆発させるのです! 【2020年12月・湧々堂】


Altus
ALT-455(6CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
モノラル
日本語帯・解説付
クナッパーツブッシュ&VPO〜ORF戦後ライヴ大集成

(1)ブルックナー:交響曲第3番(1889年稿)
(2)R・シュトラウス:ス:交響詩『死と変容』
(3)R・シュトラウス:アルプス交響曲
(4)フランツ・シュミット:軽騎兵の歌による変奏曲
シューベルト:交響曲第9番ザ・グレイト』
(5)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
シューマン:交響曲第4番ニ短調
(6)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

(1)1960年2月14日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1958年11月9日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(3)1952年4月20日楽友協会 大ホール(ウィーン)、ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音
(4)1957年10月27日/楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(5)1962年12月16日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(6)1961年10月29日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに 保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったクナッパーツブッシュの名演を新リマスターで6枚組セット化!音質 改善と共に、元のテープで難のあった個所も最大限手をかけ聴きやすい音に調整。心機一転生まれ変わったクナの大演奏をお楽しみいただけます。ブックレッ トには既発の単売CD原稿を網羅して掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! (Ki)

Altus
ALTSA-451(1SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
モノラル
251' 10"
日本語帯・解説付
フルトヴェングラー&VPO〜ORF戦後ライヴ大集成

(1)ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱付き』
(2)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ヴァイオリン,チェロとオーケストラのための二重協奏曲
(3)ブラームス:交響曲第1番ハ短調
(4)マーラー:さすらう若人の歌
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO
(1)イルムガルト・ゼーフリート(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)、アントン・デルモータ(T)、パウル・シェフラー(Br)、ウィーン・ジングアカデミー (合唱)
録音:1953年5月30日楽友協会 大ホール(ウィーン) ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)ウィリー・ボスコフスキー(Vn)、エマヌエル・ブラベッツ(Vc)
録音:1952年1月27日楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(3)録音:1952年1月27日楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(4)アルフレート・ペル(Br)
録音:1952年11月30日楽友協会 大ホール(ウィーン) ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)が収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管され ていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったフルトヴェングラーの名演を2020年最新リマスターでSACDシングルレイ ヤー化!53年の『第九』を始め、ついに真の姿を現したと言っても過言ではない素晴らしい音質に生まれ変わっており、フルトヴェングラー究極の至芸に 打ちのめされること間違いなし。ブラームスのドッペルで聴けるボスコフスキーとブラベッツのソロもウィーン・フィルならではの堪らぬ魅力にあふれています。 CD4枚分、251分もの内容を贅沢にも1枚のSACDに完全収録、ブックレットには既発CDの原稿を網羅して掲載。完全限定生産品のため、お早目の 入手をお勧めします!
Altus
PA LTSA-029
(2SACD)
ギュンター・ヴァント不滅の名盤[15]〜北ドイツRSO編
(1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
(2)モーツァルト:セレナーデ第6番「セレナータ・ノットゥルナ」K.239
(3)モーツァルト:セレナーデ第9番「ポストホルン」
(4)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
(5)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲
(6)ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII-11
ゲルハルト・オピッツ((4)P)
ニキタ・マガロフ((5)(6)P)
ギュンター・ヴァント(指)北ドイツRSO

録音:(1)1990年12月17日、(2)1990年5月、(3)1989年4月3日、(4)1993年3月21日、(5)1985年、(6)1985年12月2日
すべてハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ録音
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!手兵・北ドイツ放送響編の最終章である今作はモーツァルトの作品集にシューマン、ストラヴィンスキー、ハイドンのピアノ協奏曲を組み合わせた珠玉の内容。ヴァントの神髄はブルックナーだけではありません!
DISC1ではヴァントのモーツァルト演奏の極意が結晶化された名演を聴くことが出来ます。ロマンティックな情念の噴出とバッハ的な対位法の構築が高次元で結びつき、白熱しながらも理路整然たるモーツァルト40番は緊張感あふれる半音階の推進力に戦慄。ヴァントの愛奏曲である2曲のセレナーデも、愉しみのための音楽にして気宇壮大な拡がりと深まりを感じさせる稀有な大演奏。楽器やハーモニーのバランス、旋律の歌い方、細かなところまで彫琢された真の美しさに打たれます。
DISC2は名ピアニスト・オピッツ、マガロフとの共演。いずれも堂々とした佇まいで、含蓄ある円熟の名演。シューマンやハイドンではほとばしるピアノの喜びがオーケストラの懐の深い響きに抱かれて、実に温かく心に染み入ります。特にハイドンは当曲随一・絶品の美しさ!メカニックなネオ・バロックが炸裂するストラヴィンスキーでの鋭く明瞭で力強い進行もまたヴァントならでは。愉悦と気品を兼ね備えた協奏曲集、ヴァントの貫く音楽姿勢が見事に具現化された世界です。
「あるオーケストラが「完璧さ」を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は「冷たい」とか「平凡」だなどと考えがちです。あるいは「情熱的で」「あたたかみがある」などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。「完璧さ」と「情熱的な力」は結合されねばなりません。」―ギュンター・ヴァント

BIS
BISSA-2396(1SACD)

KKC-6321(1SACD)
日本語解説付
税込定価
マーラー:交響曲第10番(クック版第3稿(第2版)(1989)) オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO

録音:2019年6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
好評を博しているオスモ・ヴァンスカ率いるミネソタOによるマーラー・シリーズ。当録音は交響曲第10番です。当演奏でもヴァ ンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくりが魅力です。また録音にも注目。オーケストラ全体の 響きを自然にとらえ、演奏の一体感を堪能することのできる録音です。
この未完の大作第10番の全貌が世に知られるきっかけとなったのは、BBCが企画したマーラー生誕100周年記念演奏会のためにその前年の1959年、デ リック・クックに草稿をもとに補筆を依頼したためでした。ヴァンスカが使用したのはこのクック版(1976)の最終稿であるクック版第3稿(第2版)(1989)を 使用しております。これはクックの没後、ゴルトシュミットとマシューズ兄弟により1989年に出版されました。
BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達したマーラーの交響曲シリーズ。これまでに第1番「巨人」(KKC 6034 / BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995 / BIS SA 2296)、第4番(KKC 6131 / BIS SA 2356)、第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、第6番(KKC 5994 / BIS SA 2266)、第7番(KKC 6184 / BIS SA 2386)がリリースされております。
2003年にミネソタOの音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う 労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのものも危 ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏は一層密度の 濃いものとなっております。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2228(1CD)
フルトヴェングラー/ブラームス:交響曲第3番、他
(1)シューマン:「マンフレッド」序曲 Op.115
(2)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(3)ワーグナージークフリートの葬送行進曲(「神々のたそがれ」より)
(4)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:(1)(2)1949年12月18日ティタニア・パラスト(ベルリン)
(3)(4)1949年12月19日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
1949年12月18、19日に演奏されたシューマン、ブラームス、ワーグナーは、フルトヴェングラーとベルリン・フィルの戦後のライヴの中でも灼熱の演奏とし て知られています。近年、これらの78センチ/毎秒のオリジナル・マスターが発掘されて話題となりましたが、今回入手したテープはそれと同系統のもののよ うで、音質は非常に鮮明です。ただし、このマスターはブラームスとワーグナーの葬送行進曲で出力が不自然に変動する個所が含まれていましたが、今回のマ スタリングにあたっては、そうした不具合を慎重に調整し、聴いている途中でアンプのヴォリュームを上げ下げすることないように腐心しました。これらの演奏 の決定盤と言えるでしょう。(平林 直哉)

OEHMS
OC-474(1CD)
NX-B03
スクリャービン:交響曲第2番ハ短調 Op.29
交響曲第4番「法悦の詩」 Op.54(Y.アーロノヴィチによる合唱とオーケストラ編)
ドミートリー・キタエンコ(指)
ケルン・ギュルツェニヒO
ケルンWDR放送cho

録音:2019年10月28-29日
ケルン、フィルハーモニー、ドイツ
2020年8月に80歳の誕生日を迎えた指揮者ドミートリー・キタエンコ。最近の演奏は、以前のような力強さや激し さを前面に押し出すだけではなく、作品の抒情性を存分に楽しませることにも力を入れています。 ロシア作品を得意とするキタエンコですが、スクリャービンについては、1990年の「交響曲第1番」がディスコグラフィで 認められる程度で、ほとんど録音履歴がありません。そんなキタエンコが満を持して演奏した交響曲第2番と「法悦の 詩」。交響曲第2番の美しく妖艶な響きはもちろんのこと、ユーリ・アーロノヴィチによる合唱付きの版が用いられた 「法悦の詩」での、クライマックスにおける金管の咆哮と、人の声による美しい音の奔流は聴き手を陶然とさせるほど に印象深いものです。

Signum Classics
SIGCD-655(1CD)
ガニング:交響曲第6番&第7番
交響曲第6番
夜の航海(ナイト・ヴォヤージュ)
交響曲第7番
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO

録音:2014年2月3日−4日、ワトフォード・タウン・ホール(イギリス)
※DMV112からの移行再発売
「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として知られ、英国アカデミー賞を4度受賞してきたイギリスの映画&TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演録音シリーズ。
ヴァイオリン協奏曲&チェロ協奏曲を収録したSIGCD621に続いてSignum Classicsからリリースされるのは、ガニングがマージー川のほとりに立っていた雨の夜に生まれたという海の作品「夜の航海(Night Voyage)」と、旅をテーマにリンクした交響曲第6番と第7番。様々な楽器のための協奏曲や12曲の交響曲を書いたオーケストラ作家としてのガニングの魅力を伝える好企画です。

LSO Live
LSO-0828
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70
交響曲第10番ホ短調Op.93
ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2018年6月24日(第10番)、2020年1月30日、2月9日(第9番)、バービカン・ホール、ロンドン(ライヴ)
ンドンSOと、2016/17年シーズンから首席客演指揮者を務めているジャナンドレア・ノセダは、継続的にショスタコーヴィチの交響曲を取り上げて き まし た 。こ の うち 、 2016年9月の第5番、2018年4月の第8番、11月の第4番、2019年3月の第1番までの録音がLSO Live レーベルでリリースされています。今回は2018年 6月の第9番と現在のロックダウン前の2020年1、2月に収録された第9番を含んだ第4弾リリースです。 ノセダは、1997年から10年間、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で、ワレリー・ゲルギエフのもと、首席客演指揮者を務め、その時にショスタコーヴィ チの生まれ育ったこの町で、毎年3ヶ月間を過ごしました。ノセダがロシア音楽、特にショスタコーヴィチに強い思い入れを持つようになったのは、このときの 経験がきっかけとなっています。 交響曲第9番は、第二次世界大戦の勝利を祝うために手掛けられた作品で、終戦の前年1944年の暮れから書きはじめられ、1945年11月3日ムラヴィンスキー 指揮レニングラード・フィルで初演されました。ベートーヴェンの「第9」をモデルとした祝祭的な大規模な作品を政府からも期待されていましたが、軽妙で人 を小馬鹿にしたような異なる作品を完成させ、ショスタコーヴィチは強い非難を受けることとなりました。このような経緯があったためか、初演者ムラヴィンス キーは、その後演奏しなかったため録音が残っていません。ノセダの録音は、ショスタコーヴィチの屈折した思いをメリハリの利いた表現で聴かせてくれます。 交響曲第10番は、スターリンが死去した1953年に書かれた作品で、「スターリン政権の雪解け」を象徴すると言われています。ノセダは、ショスタコーヴィチ の厳しく深淵な世界を覗くような説得力のある指揮をみせています。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-057(1CD)
マーラー:大地の歌 ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)、
クリフトン・フォービス(T)
ジャン=クロード・カサドシュ(指)
リール国立O

録音:2008年6月/サン=ドニ大聖堂(ライヴ)
2008年サン=ドニ音楽祭のライヴ。今や巨匠の感のあるジャン=クロード・カサドシュが手兵リール国立Oとマーラーの「大地の歌」を披露。独 唱をリトアニアのヴィオレッタ・ウルマーナとアメリカのクリフトン・フォービスというオペラ界のスターが演じているのも注目。リール国立Oの明るい 音色と軽みも独特です。 (Ki)


WEITBLICK
SSS-0245(4CD)
カイルベルト+ケルン放送響/初出スタジオ録音集1952-63
(1)モーツァルト:交響曲第30番
(2)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調
K.364/320d
(3)モーツァルト:交響曲第40番
(4)ベートーヴェン:交響曲第4番
(5)シューマン:交響曲第4番
(6)ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
(7)ブルックナー:交響曲第6番
ヨーゼフ・カイルベルト(指)ケルンRSO
(2)ウィルヘルム・マイヤー(Ob)
パウル・ブレシャー(Cl)
ゲアハルト・ブルダック(Hrn)
カール・ヴァイス(Fg)
(6)ヴィルマ・リップ(S)
ルクレツィア・ウェスト(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
ゴットロブ・フリック(Bs)
ケルン放送cho

録音:(1)-(3)1957年9月14日、(4)1958年12月8日、(5)1952年6月6日、(6)1963年6月28日
以上、ケルン放送クラウス・フォン・ビスマルクザール(モノラル)
巨匠カイルベルトの完全初出スタジオ録音。密接な関係を築いたケルン放送響との名演集です。モーツァルトはぶっきらぼうなまでの快速テンポで、感傷を排した徹底ぶりの凄まじい演奏。第30番と第40番はカイルベルトが偏愛した曲です。さらにケルン放送響の名手をソロに迎えた協奏交響曲もご馳走です。シューマンの第4番はプラハ・ドイツ響とのSP録音しかないので、この演奏は歓迎されましょう。幻想的な雰囲気よりも絶対音楽としての実在感たっぷりの演奏。フィナーレなど徒なテンポアップをせずに音が、そして響きが分厚く迫ってくるのが如何にもカイルベルト節です。ベートーヴェンは第4番と第9番を収録。第4番は妙に若ぶらずに堂々たる大交響曲として押し通します。正規録音を遺さなかった「第九」のとゴツゴツとした肌触りと、ティンパニの豪打、そして推進力はタイミングよりも早さを感じる程です。豪華なソリストの歌唱。そして合唱団の素晴らしさには満点を与えたくなります。当時一般的な人気の低かった「ブル6」の値打ちを認めて紹介に努めたのがカイルベルトでベルリンフィルとスタジオ録音を遺しておりますが、当ライヴとほぼ同時期ながらケルン放送響の方が巌のような印象で野人ブルックナーを全面にだした秀演。考えてみると1908年生まれ(カラヤン、朝比奈と同年)のカイルベルトは40歳代から50歳代だった訳で、それなのに、この円熟振り。つくづく当今の演奏家は幼いスタイルが多いように思います。モノラルながら元々が名録音な上にディルク・フランケンの丁寧な復刻により万全の音質です。ライナーノート付(英訳あり)。

CPO
CPO-777052(1CD)
NX-B10
ロンベルク(1767-1821):交響曲第1番&第3番
序曲 Op.54「スキピオの寛大さ」
交響曲第1番変ホ長調 Op.6
交響曲第3番ハ長調 Op.33
ケヴィン・グリフィス(指)
フィオン(ヘルダーラント&オーファーアイセルO)

録音:2018年6月26-29日
ドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルク。幼少期よりヴァイオリニストとして演奏活動を行い、パリ、ウィーン、 プラハからイタリア各都市でのツアーで名声を高めました。1790年からはボンの宮廷オーケストラに参加 し、若きベートーヴェンと出会ったことでも知られています。現代では主としてヴァイオリン作品の作曲家と見 做されていますが、交響曲も10曲ほど書き上げています。これらは1817年、ドイツの有名な音楽新聞“ア ルゲマイネ・ムジカリッシェ・ツァイトゥング”でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同格扱いされたほどに高 い人気を誇っていましたが、次第に忘れられてしまい、彼の存命中に印刷されたのは4曲のみ。そして現在 譜面が現存しているのは6曲のみです。今作ではその中から、ケヴィン・グリフィスの指揮により第1番と第3 番、序曲「スキピオの偉大さ」が演奏されています。古典派とロマン派を繋ぐ音楽です。

C Major
80-3608(DVD)
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調 op.56
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ヨーヨー・マ(Vc)
ダニエル・バレンボイム(P&指)
ウェスト=イースタン・ディヴァンO

収録:2019年10月、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
画面:NTSC ,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
112分
アンネ=ゾフィー・ムターの40年ぶりの録音で話題となったベートーヴェンの三重協奏曲のDVDがリリースされます。 ベルリン・フィル&カラヤン指揮のもと、16歳のムターと24歳のヨーヨー・マ、そしてピアニストのマーク・ゼルツァーとともに録音した1979年の旧録音から 40 年、ピアノと指揮にバレンボイムが加わり白熱の演奏を聴かせてくれます。ベートーヴェンの三重協奏曲は、弟子のルドルフ大公がピアノで知人たちと演奏 するために書かれたといわれています。なのでピアノ・パートは技巧的ではありませんは効果的に書かれ、ヴァイオリンとチェロは各々楽器の響きを生かした主 題が現れ、ピアノとオーケストラが調和します。 オーケストラは、バレンボイムと友人であるパレスチナ系米国人の文学研究家エドワード・サイード(1935〜2003)が、中東地域の対話を音楽の世界で実現す べく1999年に創設した、ウェスト=イースタン・ディヴァンO。若い才能と現代の名手3人が揃い、曲の真価を問う見事な演奏と言えるでしょう。 このコンサートは、ウェスト=イースタン・ディヴァンOの結成20周年を祝うコンサート・ツアーの一環で行われたベルリンでのライヴ。ヨーヨー・マは、 20 年前オーケストラの最初のコンサートで共演しています。そしてムターは、はじめて共演し、このまたとない機会に二人はオーケストラの名誉団員に迎えら れています。メイン・プログラムは、ブルックナーの未完にして最高傑作といわれている交響曲第9番。バレンボイムの熱の入った指揮と、若き音楽家たちの挑 戦は必聴です。 (Ki)


Altus
ALT-449(7CD)
完全限定生産
若杉弘&ケルン放送響/WDR録音大集成
■CD1
チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
弦楽セレナーデ ハ長調 作品48*
■CD2
ブラームス:交響曲第4番
ハイドンの主題による変奏曲*
■CD3
ベートーヴェン:交響曲第1番
交響曲第3番『英雄』*

■CD4&CD5
マーラー:交響曲第9番ニ長調
■CD
チャイコフスキー:交響曲第5番
ハイドン:交響曲第99番*
■CD7
ブラームス:悲劇的序曲
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編)*
若杉弘(指)
ケルンRSO (現 WDRSO)

■CD1:ALT-188
ライヴ録音:1979年10月13日、1980年11月28日*/ケルン
■CD2:ALT-189
ライヴ録音:1980年9月12日ケルン、1981年10月13日/トーンハレ*
■CD3:ALT-190
ライヴ録音:1977年1月14日ケルン、1977年10月28日トーンハレ*
■CD4&CD5:ALT-201/2
ライヴ録音:1983年6月11日東京文化会館
■CD6 ALT-203
ライヴ録音:1982年10月29日、1979年9月15日*/ケルン
■CD7:ALT-204
録音:1983年3月18日(スタジオ録音)、1978年3月17日(ライヴ)*/ケルン
全てステレオ
ALTUSレーベル20周年記念企画。2020年は生誕85年、N響とのブルックナー全集(ALT-431)も話題沸騰の若杉弘。再評価著しい名匠がケルン 放送響と繰り広げたALTUSの名シリーズをすべてまとめたお買い得7枚組ボックスセットが登場。博覧強記にしてエレガントな若杉の美学と人間味あふれ る名演の数々が堪能いただけます。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! (Ki)

Altus
ALT-450(5CD)
完全限定生産
マルティノン&フランス国立管/INAベートーヴェン・ライヴ大集成
■CD1
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
交響曲第3番『英雄』*
■CD2
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
交響曲第7番イ長調 作品92*
■CD3&CD4
ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』 (1.序曲:2.第1間奏曲:3.第2間奏曲:4.リート:5.第3間奏曲:6.クレールヒェンの死:7.勝利のシンフォニー終結の音楽)※語りと第6曲と第8曲は演奏会で割愛。
交響曲第9番『合唱』
■CD5
ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調Op.133 (編曲:F.ワインガルトナー)
三重協奏曲 ハ長調 作品56
ロマンス第1番ト長調 作品40
ロマンス第2番ヘ長調 作品50
ジャン・マルティノン(指)
フランス国立放送O

■CD1:ALT-332
ライヴ録音:1969年3月12日、1970年1月28日*/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD2:ALT-333
ライヴ録音:1970年3月11日、1970年2月11日*/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD3&CD4:334/5
アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(C.A)、エリック・タッピー(T)、ワルター・クレッペル(Bs)、フランス国立放送cho
ライヴ録音:1970年2月25日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD5:ALT-373
エリック・ハイドシェック(P)、クリスチャン・フェラス(Vn)、ポール・トルトゥリエ(Vc)
ライヴ録音:1970年3月11日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
ALTUSレーベル20周年記念企画。INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD化し、屈指のベストセラーを記録しているマルティノン&フラン ス国立Oのシリーズから、ベートーヴェンの演奏をすべてまとめたオール・ステレオ5枚組セット。壮麗にして気品にあふれる美しい名演をたっぷりと お楽しみいただけます。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!:(Ki)

Altus
ALT-451(4CD)
新リマスター
完全限定生産
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル/ORF戦後ライヴ大集成

■CD1
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱付き』

■CD2
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
二重協奏曲 イ短調 作品102

■CD3
ブラームス:交響曲第1番

■CD4
マーラー:さすらう若人の歌
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
VPO

■CD1:ALT-076
イルムガルト・ゼーフリート(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)、アントン・デルモータ(T)、パウル・シェフラー(Br)、ウィーン・ジングアカデミー (合唱)
録音:1953年5月30日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■CD2:ALT-077
ウィリー・ボスコフスキー(Vn)、エマヌエル・ブラベッツ(Vc)
録音:1952年1月27日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■CD3:ALT-078
録音:1952年1月27日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■CD4:ALT-088
アルフレート・ペル(Br)
ライヴ録音:1952年11月30日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)が収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管され ていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったフルトヴェングラーの名演を4枚組セット化!しかも新リマスター!!ブックレッ トも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!:(Ki)

Capriccio
C-5414(1CD)
NX-B05

NYCX-10182(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ハンス・ロット(1858-1884):管弦楽作品集 第2集
交響曲第1番ホ長調(1878-1880)
弦楽オーケストラのための交響曲 変イ長調(1874-1875)
交響的断章 ホ長調(1878)
クリストファー・ウォード(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2020年1月27-28日,31日
ケルン、スタジオ・シュトルベルガー・シュトラーセ、ドイツ
※国内仕様盤には日本語解説(広瀬大介)付き
「彼と私は、同じ木から採れた2個の果物のように、同じ土によって生育し、同じ空気を採り入れていた」とマーラーが語ったというハンス・ロット。2人は 同じようにブルックナー、ワーグナーの作風を継承した作品を書きましたが、25歳でこの世を去ったロットの作品は長い間認められることがありませんで した。20世紀後半になってようやく注目された彼の交響曲第1番は、長い間「マーラーのエピゴーネン(亜流)」と言われていましたが、最近の研究 では、マーラーがロット作品からの引用を行っていたことがわかり、ロットの独自性が注目される契機となりました。 このCapriccioのシリーズは、再構築版を含むロットのオーケストラ作品を録音することで、ロットの魅力的な遺産を後世に残すことを目指していま す。第2集には彼の代表作である「交響曲ホ長調」を中心に、交響曲への導入作でありブルックナーへの賛辞が表現された「交響的断章」、1874 年から1875年にかけて作曲されたメンデルスゾーン風の味わいを持つ「弦楽オーケストラのための交響曲」の3曲を収録。若きロットの才能が開花し ていく様をありありと体感できる選曲です。


Altus
ALTLP-153(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
ワルター/ウィーン・フィル 1960年告別演奏会
[LP1-A]
シューベルト:交響曲第8番「未完成」(全楽章)
[LP1-B]
マーラー:交響曲第4番(第1・第2楽章)
[LP2-A]
マーラー:交響曲第4番(第3楽章)
[LP2-B]
マーラー:交響曲第4番(第4楽章)
『子供の魔法の角笛』より 「美しいトランペットの鳴り響くところ」
『リュッケルト歌曲集』より 「ぼくはほのかな香りを吸い込んだ」
エリー ザ ベト・シュヴァルツコップ(S)
ブルーノ・ワルター(指)VPO

ライヴ録音:1960年5月29日/ウィーン、ムジークフェライン大ホール
Altusのベストセラーである名盤が新カッティングLP で登場。INA に残る世界に唯一現存するオリジナルマスターテープをもとに最新リマスターを施し て製品化。収録されているのはマーラー生誕100年に湧く1960年5月、楽友協会で行われたワルターとウィーン・フィル最後の演奏会。マーラーの招き を受け1901年からウィーンで活動してきたワルターの総決算とも言うべき、とろけるような美音と深い慈しみに満ちた感動的な音楽が奏でられています。伝 説的公演の全貌をとくとご堪能ください。
このコンサートはALTLP-085/8(4枚組LP)として他の演奏会の音源と一緒にLP化されていましたが、既に限定数完売となっており現在入手困難です。 そこで再生産のご要望が多かった「告別演奏会」のみを、新たなマスタリングとカッティングでLP化。アナログならではの味わいに満ちた逸品です。 (Ki)

BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-9612
(10CD+4 Blu-ray)
初回特典:2021年カレンダー(ポストカードサイズ)
日本語帯・解説・歌詞対訳付
税込定価
マーラー:交響曲全集
■CD1-10
(1)交響曲第1番「巨人」
(2)交響曲第2番『復活』
(3)交響曲第3番
(4)交響曲第4番
(5)交響曲第5番
(6)交響曲第6番「悲劇的」
(8)交響曲第8番
(9)交響曲第9番

■Blu-ray Disc 1-4
交響曲第1〜10番(ハイデフィニション・ビデオ)
■ダウンロード・コード
この商品には、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/48kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
■デジタル・コンサートホール
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。
■CD1-10
(1)ダニエル・ハーディング(指)/録音:2019年3月29日
(2)アンドリス・ネルソンス(指)
ルーシー・クロウ(S)ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)、中部ドイツ放送cho(合唱), リスト・ヨースト(合唱指揮)/録音:2018年12月15日
(3)グスターボ・ドゥダメル(指)、ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)、カイ=ウーヴェ・イールカ(合唱指揮), ベルリン国立大聖堂少年cho、ベルリン放送cho女声団員, トビアス・レープナー(合唱指揮)/録音:2014年6月13日
(4)ヤニック・ネゼ=セガン(指)、クリスティアーネ・カルク(S)/録音:2014年3月22日
(5)グスターボ・ドゥダメル(指)/録音:2018年10月27日
(6)キリル・ペトレンコ(指)/録音:2020年1月25日
(7)サー・サイモン・ラトル(指)/録音:2016年8月26日
(8)サー・サイモン・ラトル(指)、エリカ・ズンネガルド(Br), スーザン・ブーロック(S), アンナ・プロハスカ(S), リッリ・パーシキヴィ(S), ナタリー・シュトゥッツマン(A), ヨハン・ボータ(Bs), デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br), ジョン・レリエ(Br), 中部ドイツ放送cho, ハワード・アーマン(合唱指揮), ベルリン国立大聖堂少年cho, ベルリン放送cho, サイモン・ハルシー(合唱指揮)/録音:2011年9月18日
(9)ベルナルド・ハイティンク(指)/録音:2017年12月3日
(10)クラウディオ・アバド(指)/録音:2011年5月15日
*すべてベルリン、フィルハーモニーでのライヴ録音
■Blu-ray Disc 1-4
画面:Full HD 1080/60i − 16:9
音声:2.0 PCMステレオ
5.1DTS-HD MA
リージョン:ABC(worldwide)
総収録時間:795分
字幕:独、英、日本語
ベルリン・フィル・レコーディングスはこれまで、ひとつのテーマに沿ったセットをリリースしてきました。その中でも、作曲家に焦点を当てたセットは、ジョ ン・アダムスにはじまり、ブルックナーそして今回のマーラーと続きます。
グスタフ・マーラーは、2020年に生誕160年、2021年には没後110年を迎え、マーラーの交響曲は、今や世界のオーケストラの 最も重要なレパートリーの一つといえるでしょう。ベルリン・フィルにおけるマーラー演奏の伝統は、1895年にマーラー自身が交響曲第2番を初演した 1890年代まで遡ります。その後、オットー・クレンペラー、ブルーノ・ワルター、サー・ジョン・バルビローリ、ラファエル・クーベリック、レナード・バー ンスタイン、ベルナルド・ハイティンクと数々のマーラー指揮者が客演指揮者としてベルリン・フィルと演奏してきました。
そして、ベルリン・フィルの主要レパートリーとしての定着までの軌跡は、歴代の首席指揮者をみれば一目瞭然です。アルトゥール・ニキシュは、早くからマー ラーに関心を持っていましたし、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーはかなり距離を置いていました。そして1970年代以降ヘルベルト・フォン・カラヤンはマー ラーの作品に力を入れていきます。ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤンまでは、演奏されるのはマーラーの一部の作品に限定されていましたが、カラヤ ン以降、クラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、そしてキリル・ペトレンコは、交響曲全曲がレパートリーとして組み込まれていきます。
当エディションには、完成した9つの交響曲と未完の第10番第1楽章を、過去10年間の演奏から選んでいます。現在の首席指揮者ペトレンコと前任者 であるアバドとラトルの演奏、そして客演指揮者で構成されています。中でも、キリル・ペトレンコの6番は、2020年1月の演奏で、新型コロナウィルス 感染拡大直前の演奏会であり、非常にアクチュアルな演奏会でありました。マーラーが描く細部、そしてそれを全体像として構築することは、指揮者として の試金石ともいえ、新首席指揮者としての期待が大きく膨らみます。ペトレンコは、高い視点と広い視野に基づいた独特の知性とエモーションで作品を築き 上げています。
そして、オケとの関係が成熟期に達したアバドとの10番はまさに阿吽の呼吸。ハイティンクとの9番も同様、高い信頼関係の中で繰り広げられる演奏は、 ハイティンクのこれまでの集大成ともいえる芸術的な成果が聴かれます。さらにヤニック・ネゼ=セガン、ダニエル・ハーディング、アンドリス・ネルソンス、 グスターボ・ドゥダメルといった若い世代の指揮者との演奏にも注目。大巨匠たちの成熟した演奏と新しいアイデアを実践しようとする若い世代の新鮮な演奏。 まさにマーラーの音楽世界を凝縮したセットとなっています。

Altus
PALTSA-025
(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[13]
北ドイツRSO編

ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 WAB. 104(1878-80年原典版)
交響曲第5番変ロ長調 WAB. 105(原典版)*
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:1996年10月11-13日、1995年10月8-10日*/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!
真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。いずれも記念演奏会のライヴで、特別な思いが込められています。ブルックナー歿後100周年記念 の第4番は精密なコントロールとそこから生み出される音楽的な艶やかさが聴く者の心を震わせます。北ドイツ放送響50周年記念の第5番はヴァントが得 意とした作品に真っ向から取り組んだ至上の名演で、複雑なフーガを偉大な発展の糧として解放感に満ちた無類のコーダに至るプロセスの完璧さに脱帽!ま さに不滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。

(第4番)「あたかもスポーツカーを乗り回すようなヴァントの巧みな操縦術」「完全無欠な構築感が不思議と滑らかな質感をもって聴き手に訴えかけてく る稀有な演奏」「彼のラストレコーディングとなった2001年のブルックナー4番と双璧をなす、ヴァントのひとつの頂点」 (第5番)「最高傑作といって過言ではない名演」「北ドイツRSOと築き上げた熟練のブルックナー解釈に、N響(1979年)やBBC響(1990年) と繰り広げたような一期一会の熱っぽさが加わった奇跡的な音楽」「ライヴ録音とは思えないほど一糸乱れぬ完全無欠の音楽だ」 〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜
Altus
PALTSA-027
(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[14]
北ドイツRSO編

ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB. 107(1885年ハース原典版)
交響曲第9番ニ短調 WAB. 109(原典版)*
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:1996年10月11-13日、1998年4月5-7日*/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場! ★真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。第7番は引き締まった構築感を漲らせたままに作品を一筆書きで描いた清々しい演奏で、美しい旋 律に満ちた音楽を澄み切った精神で奏できるヴァント晩年の境地が垣間見えます。そして何といっても第9番。ヴァントと北ドイツ放送響のならではの作品 への没入感が凄まじく、静寂も爆発もすべてに魂が宿った迫真の演奏になっています。徹底したスコアの読みから生み出される、比類なき生命力!まさに不 滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。
(第7番)「的確なアーティキュレーションによって導かれる澄みきった音楽は、シューリヒトの指揮にも通ずるような枯淡の境地」「高解像度の録音で明 るみになった強弱のレンジの広さやポリフォニックな音響」「演奏が終わってほしくないと願ってしまうほど、聴き手を夢中にさせる」 (第9番)「〈白鳥の歌〉というような演奏を期待して聴くと面を食らうほど、生命力に溢れた熱演」「ダイナミックレンジも極めて広く、第一楽章の長大なコー ダに入る前には、踏み込んではいけない世界に入り込んでしまったかのような静寂に思わず身震い」「(第三楽章も)没入感が凄まじい圧巻の演奏」 〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜

BIS
BISSA-2450(1SACD)
ペッテション(1911-1980):交響曲第12番「広場の死者」(詩:パブロ・ネルーダ) エリク・エリクソン室内cho
スウェーデン放送cho
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピングSO

録音:2019年3月& 2020年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール
(ノールショピング)
クリスチャン・リンドベルイがノールショピングSOと録音を続けている現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテションの交 響曲シリーズ。当ディスクには交響曲第12番「広場の死者」を収録しております。この作品はパブロ・ネルーダ詩に基づく合唱を伴う交響曲です。ネルー ダはチリの詩人、外交官、政治家。彼の詩と政治的行動の両方において、貧困層、抑圧された人々を突き動かす非常に影響力のある人物でした。1971年 にノーベル文学賞を受賞しています。恵まれない人々への同情とともにペッテションがもつ暗黒で暴力的なパッセージが随所にあらわれますが、この作品で も一方で澄みきった弦の響きや天国を夢見ているかのような美しい旋律も印象的です。強烈なインパクトの中に祈りも感じられる唯一無二の世界が広がり ます。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-078(2CD)
ハイドン:パリ交響曲(全曲)
交響曲第83番ト短調「雌鶏」
交響曲第86番ニ長調
交響曲第87番イ長調
交響曲第84番変ホ長調
交響曲第85番変ロ長調「王妃」
交響曲第82番ハ長調「熊」
ダグラス・ボイド(指)
パリ室内O

録音:2018、2020/フィルラルモニ・ド・パリ
日本でも名古屋フィルの客演などでおなじみのダグラス・ボイドがハイドンの交響曲に挑戦。ボイドはイギリス出身。オーボエ奏者としてモーリス・ブルグ に師事し、2002年までヨーロッパ室内Oの首席奏者として活躍しました。 彼はオーケストラの団員としてアバドの指揮のもとハイドンの交響曲を多数演奏、録音した経験を生かし、さらに自身の個性も加えたフレッシュな世界を創 造しています。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2216(1CD)
ブルックナー:交響曲第3番(改訂版) ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

録音:1954年4月1-3日/ムジークフェラインザール(ウィーン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(レコーディング・セッション)
■制作者より  
モノラル時代に収録されたクナッパーツブッシュとウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第3番は、メジャーレーベル(デッカ)と一流の団体(ウィー ン・フィル)が顔を揃えた最初のLPでした。1950年代、ブルックナーは未知、不人気の作曲家でしたが、デッカの先見の明のおかげで、この第3番は今や“不 滅の名盤” として定着しています。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープで、〈何も足さない、何も引かない〉的にマスタリン グを施し、瑞々しく艶やかで、響きの豊かな音質を得ることが出来ました。また、言うまでもありませんが、この第3番で使用されている「改訂版」は「原典版」 (ノヴァーク第3版)とほとんど変わりがなく、改訂版使用による違和感はほとんどありません。(平林直哉)

Cameo Classics
CC-9119(8CDR)
ハイドン:交響曲集(1952年〜1960年録音)〜 イッター・ブロードキャスト・コレクション


【Disc1】
(1)交響曲第80番ニ短調 Hob.I-80
(2)交響曲第83番ト短調 「めんどり」 Hob.I-83
(3)交響曲第102番変ロ長調 Hob.I-102

【Disc2】
(1)交響曲第101番ニ長調 「時計」 Hob.I-101
(2)交響曲第29番ホ長調 Hob.I-29
(3)交響曲第91番変ホ長調 Hob.I-91

【Disc3】
(1)交響曲第6番ニ長調 「朝」 Hob.I-6 
(2)交響曲第25番ハ長調 Hob.I-25 
(3)交響曲第90番ハ長調 Hob.I-90 
(4)交響曲第28番イ長調 Hob.I-28 

【Disc4】
(1)交響曲第64番イ長調 「時の移ろい」 Hob.I-64 
(2)交響曲第92番ト長調 「オックスフォード」 Hob.I-92 
(3)交響曲第94番ト長調 「驚愕」 Hob.I-94 

【Disc5】
(1)交響曲第96番ニ長調 「奇跡」 Hob.I-96 
(2)交響曲第30番ハ長調 「アレルヤ」 Hob.I-30 
(3)交響曲第53番ニ長調 「帝国」 Hob.I-53 

【Disc6】
(1)交響曲第100番ト長調 「軍隊」 Hob.I-100
(2)交響曲第43番変ホ長調 「マーキュリー」 Hob.I-43
(3)交響曲第52番ハ短調 Hob.I-52 

【Disc7】
(1)交響曲第85番変ロ長調 「王妃」 Hob.I-85
(2)交響曲第103番変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I-103 
(3)交響曲第98番変ロ長調 Hob.I-98 

【Disc8】
(1)交響曲第34番ニ短調 Hob.I-34
(2)交響曲第93番ニ長調 Hob.I-93
(3)交響曲第103番変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I-103
【Disc1】
(1)フリッツ・シュティードリー(指)BBC響 (BBC放送日1955年10月8日)
(2)ニコライ・マルコ(指)BBC響 (BBC放送日1960年1月31日)
(3)ベイジル・キャメロン、BBC響(BBC放送日1956年5月25日、メイダ・ヴェール・スタジオ)
【Disc2】
(1)オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニアO(1958年8月26日、アッシャー・ホール、エディンバラ・フェスティヴァル)
(2)ヘルマン・シェルヘン(指)ロイヤルPO (BBC放送日1952年9月22日)
(3)アンソニー・バーナード(指)ロンドン室内O(BBC放送日1956年11月19日)
【Disc3】
(1)アンソニー・コリンズ(指)ボイド・ニールO (BBC放送日1955年1月12日)
(2)レジナルド・ジェイクス(指)ジェイクスO (BBC放送日1953年8月2日)
(3)ハンス・ロスバウト(指)ロンドンPO (BBC放送日1954年4月19日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
(4)スタンリー・ポープ(指)ロンドンSO (BBC放送日1956年12月9日)
【Disc4】
(1)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BBC響(BBC放送日1952年11月20日、メイダ・ヴェール・スタジオ)
(2)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BBC響(BBC放送日1956年2月25日、メイダ・ヴェールスタジオ)
(3)オイゲン・ヨッフム(指)BBC響 (BBC放送日1956年3月7日)
【Disc5】
(1)ワルター・ゲール(指)BBC響(BBC放送日1953年10月1日、メイダ・ヴェール・スタジオ)
(2)ルイス・ボイド・ニール(指)ボイド・ニールO (BBC放送日1952年12月24日)
(3)パウル・ザッハー(指)ロイヤルPO(BBC放送日1953年11月18日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
【Disc6】
(1)ジャン・マルティノン(指)BBC響 (BBC放送日1954年10月27日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
(2)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(BBC放送日1956年11月27日)
(3)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(BBC放送日1956年2月2日)
【Disc7】
(1)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ (BBC放送日1956年2月25日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)
(2)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(BBC放送日1956年9月3日)
(3)ジェレイント・ジョーンズ(指)ジェレイント・ジョーンズO(BBC放送日1956年3月5日)
【Disc8】
(1)ハリー・ニューストーン(指)ハイドンO(BBC放送日1954年11月23日)
(2)ハリー・ニューストーン(指)ハイドンO(BBC放送日1955年5月22日)
(3)ハリー・ニューストーン(指)ハイドンO (BBC放送日1959年8月8日)
「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから復刻する「Itter Broadcast Collection」シリーズより、オットー・クレンペラー、オイゲン・ヨッフム、ハンス・ロスバウト、ワルター・ゲール、ヘルマン・シェルヘンら19名の名指揮者達、11のオーケストラによるハイドンの交響曲集が登場。1952年〜1960年に放送されたコンサート&スタジオ・パフォーマンスからの復刻で、60年間非常に良好な状態で保管されていたというアセテート盤からの復刻は、音質面での期待もかかります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。/ADD

Ars Produktion
ARS-38061(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集1〜3
交響曲第96番「奇蹟」、
第95番、第93番
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2008年10月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと録音したハイドンの交響曲シリーズが高く評価されたブルーノ・ヴァイルが、2008年から2014年にかけて、カペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドンのロンドン交響曲集。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。 本アルバムにはハイドンが最初のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、ユーモアのセンスが光る第93番、ロンドン交響曲全12曲中唯一の短調作品である第95番、「奇蹟」の愛称で知られる第96番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。
Ars Produktion
ARS-38062(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集4〜6
交響曲第98番、
第94番「驚愕」、第97番
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2008年10月&2009年4月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第2集。本アルバムにはハイドンが最初のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、「驚愕」の愛称で有名な第94番、招聘者であるザロモンのオーケストラの能力をフルに生かして書かれた第97番、モーツァルトの死に関連があるとされる第98番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。
Ars Produktion
ARS-38063(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集7〜9
交響曲第99番、
第101番「時計」、
第100番「軍隊」
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2012年9月&2013年2月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第3集。本アルバムにはハイドンが2度目のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、クラリネットを初めて交響曲に取り入れた第99番、軍隊交響曲として有名な第100番、「時計」の愛称で知られる第101番を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交え
Ars Produktion
ARS-38064(1SACD)
ハイドン:ロンドン交響曲集10〜12
交響曲第102番、
第103番「太鼓連打」、
第104番「ロンドン」
ボーナスCD:ブルーノ・ヴァイルによる実演解説
ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス

録音:2013年2月&2014年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
ブルーノ・ヴァイル&カペラ・コロニエンシスによるロンドン交響曲集第4集。本アルバムにはハイドンが2度目のロンドン訪問中に書いた6曲の中から、初演時にシャンデリアが落ちたというエピソードが残る第102番、人気が高く演奏機会の多い第103番「太鼓連打」と第104番「ロンドン」を収録。ライヴならではの音楽づくりが魅力的で、ブルーノ・ヴァイルがオーケストラの実演を交えながら作品解説を行う興味深いボーナスCDも付いています。

Skani
SKANI-080(1CD)
リハルズ・ドゥブラ:管弦楽のための宗教的作品集
リハルズ・ドゥブラ(1964−):交響曲第2番(2015)
降誕の神秘(Mystery of His Birth)(2014)(チェロと管弦楽のための)*
リエパーヤSO、
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
エーリクス・クリシュフェルズ(Vc)*

録音(ライヴ):2015年、グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)
ラトビアの作曲家リハルズ・ドゥブラ(1964−)は、教会音楽家、音楽教師としても活動し、宗教的音楽を中心に作曲しています。彼の音楽は国外からも注目され、イギリスのレーベルHyperionから、「目いまだ見ず、耳いまだ聞かず(Oculus non vidit)」をはじめとする彼の宗教的合唱作品をロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ合唱団が歌った「あかつきの星よ(Hal, Queen of Heaven)(CDA67799)」をリリースしています。
このアルバムには、アトヴァルス・ラクスティーガラ(1981−)とリエパーヤSOの演奏する管弦楽作品を2曲収録。交響曲第2番は、「新約聖書」の「ヨハネの黙示録」からインスピレーションを得て作曲され、「ヴィジョン」、「賛歌」、「そして私は…」の3楽章で構成されています。リズムとハーモニーの変化を抑え、フレーズの反復(オスティナート)とメロディをオーケストラの原色のパレットで彩色、直線的に音楽を前進させてゆくスタイルが特徴的な作品です。エーリクス・クリシュフェルズがソロを弾く「降誕の神秘」は、交響曲に近い手法で書かれた、クリスマスの物語をテーマにしたチェロと管弦楽のための小品です。

NCA
NCA-60150215
(1SACD)
ヨハン・ヘルベック(1831-1877):交響曲第4番 ニ短調 Op.20(オルガン交響曲)、
交響的変奏曲 ヘ長調
イレネー・ペロー(Org)、
マルティン・ハーゼルベック(指)
ハンブルクSO

録音:2005年1月
シューベルトの「未完成交響曲」を発見しウィーン初演したことで有名なオーストリアの作曲家、ヨハン・ヘルベック(1831-1877)。オルガンとオーケストラのための「交響曲第4番」は1877年に作曲、初演されており、オルガン付きの交響曲としてもっとも有名なサン=サーンスの「交響曲第3番」より約9年早い作例となります。バロック的な技法とメンデルスゾーンの軽妙さ、ブルックナーの真摯さを組み合わせた、まさに秘曲と呼ぶにふさわしい作品です。音楽批評家のエドゥアルト・ハンスリックに献呈された「交響的変奏曲」はブラームス的な響きが特徴の、暖かみを感じさせる作品。ところどころベートーヴェンやシューマンのような楽想が顔を出します。

Guild
GMCD-7826(1CD)
ベートーヴェン:エグモント序曲 Op.84
ロマンス第1番ト長調 Op.40
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」
マチルド・ミルウィドスキー(Vn)、
リマ・スシャンスカヤ(指)
ロンドン・ナショナルSO

録音:2020年10月3日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
「エルヴィラ・マディガン」、「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」、「フィガロの結婚序曲」、そして「交響曲第40番」といったモーツァルトの名曲ばかりを収録したアルバム(GMCD7817)で、真摯で非凡な音楽性を魅せてくれたリマ・スシャンスカヤとロンドンのナショナルSOによるニュー・アルバムは、生誕250周年を祝うベートーヴェン・アルバム。今回も「運命」に、ヴァイオリンと管弦楽のための2つのロマンス、「エグモント序曲」を組み合わせた直球の名曲アルバム。新型コロナ禍も収まらぬ中、2020年10月に録音され12月には早速発売を予定しているという、アニヴァーサリー・イヤーに向けたラッシュ・リリースです。
リマ・スシャンスカヤはサンクトペテルブルク生まれ、オイストラフ最後の弟子としてモスクワ音楽院でヴァイオリンを学び、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト&指揮者として活動する女流音楽家。

LAWO Classics
LWC-1207(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100
ミャスコフスキー交響曲第21番嬰ヘ短調 Op.51 「交響幻想曲」
ワシリー・ペトレンコ(指)オスロPO

録音:2018年10月29日−11月2日、オスロ・コンサート・ホール
ペトレンコ、オスロ・フィル、ノルウェーの高品質レーベル「ラウォ(LAWO)」とのコラボレーション・プロジェクトもついに第9弾。「ロメオとジュリエット」(LWC-1105)以来となる待望のプロコフィエフ新録音は、20世紀のもっとも多作な交響曲作曲家の一人、ニコライ・ミャスコフスキー(1881−1950)との珍しい組み合わせによる交響曲集。
「交響幻想曲(Symphony-Fantasy)」の副題を持つミャスコフスキーの交響曲第21番は、シカゴSOの50周年記念を祝うために依頼された単一楽章の作品(他に、ストラヴィンスキー、コダーイ、ミヨー、ウォルトンなどにも依頼されていました)。1940年11月にアレクサンドル・ガウク指揮&ソヴィエト国立SOによって世界初演が行われ、わずか数週間後にフレデリック・ストック指揮&シカゴSOによってアメリカ初演が行われています。

ABC Classics
ABC-4819892(1CD)
ライヴ・イン・コンサート
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98*
リチャード・トネッティ(芸術監督&ヴァイオリン)、
オーストラリア室内O

録音(ライヴ):2015年8月23日−24日、ハマー・ホール(メルボルン)
&2013年10月27日−29日、シドニー・オペラ・ハウス*
オーストラリアの人間国宝であり同国を代表するヴァイオリニスト、リチャード・トネッティと、トネッティが音楽監督を務め、豪州の楽壇を牽引し続けるオーストラリア室内O(ACO)。ベートーヴェン(ABC-4819075)に引き続き、トネッティがACOを率いてから30周年記念となる2020年にリリースされる2枚目のアルバムは、2015年と2013年にオーストラリアで行われたブラームスのライヴ・コンサート。
情熱的で抒情的、壮大さと親密さがブレンドされた傑作、ブラームスの最後の2つの交響曲。この公演に向けて、ACOはブラームス固有の色彩を表現するべく、優れたゲスト・ミュージシャンたちを迎えて管楽器を拡張。当時オーケストラの編成が拡張していく時代にありながら、ブラームス自身は交響曲第4番の初演時に規模の拡大を拒否しましたが、この公演でも、初演時と同規模となる約50名のオーケストラで弦と管の最適なバランスを追究しています。ゲスト・ミュージシャンには、ロンドンSO、スロヴェニアSO、アムステルダム・シンフォニエッタ、モントリオールSO、エストニア国立歌劇場、エルサレムSO、シドニーSO、ロイヤル・オペラ・ハウスO、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック、カメラータ・ザルツブルクなど、世界各国の一流オケのメンバーが含まれています。

Coviello
COV-92015(1SACD)
シューマン:交響曲第3番『ライン』
交響曲第1番変ロ長調『春』
マルクス・ボッシュ(指)
カペラ・アクイレイア

録音:2018年10月26-27日
これまでブラームス、ブルックナー、ドヴォルザークの交響曲録音を完成させて高い評価を得ているボッシュ。シューマンも2・4番がすでにリリースされ ているので今作で4人目の作曲家の交響曲録音が完成。スリムな編成ですっきりした響きを持つカペラ・アクイレイアの演奏は透明度が高い分、細かなニュ アンスが手に取るように分かり、シューマンの陰影に富んだ音楽が色彩豊かに鳴り響きます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3816(1CDR)
税込定価
ハイドン:交響曲第86番ニ長調 ブルーノ・ワルター(指)LSO

米 RCA VICTOR 12461/3 (英 HMV DB3647/9と同一録音)
1938年9月13日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテル ン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年 ハンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラー(1860- 1911)と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇 場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの楽長、 音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮した。1938 年オーストリアがナチス・ドイツの併合されると迫害を避けてフランス、イギ リスを経てアメリカに逃れた。この録音はイギリス滞在中に行われたもの。評 論家の宇野功芳氏はこの演奏を「ロンドンSOの弦にウィーンのそれのよ うな憧れを湛えた音色とレガートを求め、ダイナミズムの角をとって和やかで 情緒的な雰囲気を醸成している」(音楽之友社刊「ブルーノ・ワルター-レコー ドによる演奏の歩み」から引用)と評しています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

MDG
MDG-91221936
(1SACD)
メンデルスゾーン・プロジェクト VOL.1
シンフォニア第1番ハ長調
シンフォニア第2番ニ長調
シンフォニア第3番ホ短調
ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調
ドグマ室内オーケストラ
ミハイル・グレヴィチ(指)
ヘルベルト・シュフ(P)
メンデルスゾーンは、12歳から14歳にかけて弦楽のためのシンフォニアを12曲作曲しています。ドグマ室内オーケストラは、同時期に書かれた5つの 協奏曲を含めたメンデルスゾーンのシリーズをリリースしてきます。 共演のピアニスト、ヘルベルト・シュフは、ルーマニア出身でブレンデルからも薫陶受けたこともあり、2005年のウィーン・ベートーヴェン国際ピアノコンクー ルで優勝した実力派です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72863
(1SACD)
シューベルト:交響曲全集第3集
交響曲第9番ハ長調『グレイト』 D.944
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
ハーグ・レジデンティO

録音:2019年11月28-29日/ハーグ
2015年からハーグ・レジデンティOの首席指揮者を務めているヤン・ヴィレム・デ・フリエンドによるシューベルト全集録音シリーズ第3弾。大曲『グ レイト』の登場です。『未完成』までのシューベルトの世界とは異なった、スケール大きな曲想、巨人の如き足取り、天国的な長さで無二の魅力を持つ名作。 前作までの古典的な均整美を備えた作品では清らかな響きを聴かせてきたフリエンド、今作ではその見通しのよさに加え迫力ある力強さが加わり、聴き応え のある演奏を展開しています。SACDハイブリッドで音質も優秀。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-067(1CD)
フェルディナント・ライトナー、未発表ライヴ録音
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op.28
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
フェルディナント・ライトナー(指)
フランス国立O

ライヴ録音:1960年2月25日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
日本限定発売!意外にもライトナーとフランス国立管との相性が抜群で録音も素晴らしくきつさのない広がりのある大ステレオ。さすが国営ラジオフランス で60年の録音でこの水準は驚嘆。
ティルもまた絶品でライトナーのオルフェオの名盤バイエルン盤を凌駕。音が立ちに立ちながらライトナーならではのエレガントで味な語り口に一聴忘我。 フランスのオーケストラらしいチェロの美しさにもしびれます。
ブラームスは冒頭から大河のような大風格。緻密でありながら実に熱いオーケストラの真剣勝負ぶりも聴きものでフィナーレのはったりなしの大コーダに いたっては誰もがうなりましょう。このような埋もれていた大演奏を発掘し、世に出したスペクトラムサウンドはレコード界のシュリーマンと云わねばなります まい。平林直哉氏による日本語解説付! (Ki)


King International
KKC-4242(4CD)
メンゲルベルク/ベートーヴェン:交響曲集
(第1〜3番、第6〜8番)〜ターラ原盤による未発表録音集〜
■CD 1
交響曲第1番ハ長調 作品21
交響曲第3番「英雄」
■CD 2
交響曲第2番ニ長調 作品36 
交響曲第6番「田園」
■CD 3
交響曲第7番イ長調 作品92 
交響曲第8番ヘ長調 作品93 
■CD 4
交響曲第2番ニ長調 作品36 
交響曲第3番「英雄」〜第2〜4楽章
ウィレム・メンゲルベルク(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1940年10月27日 (CD1-1), 1942年3月5日(?)(CD1-2), 1936年5月14日(CD2-1), 1938年5月22日(CD2-2),
1936年5月21日(CD3-1), 1943年5月13日(CD3-2), 1943年3月21日(CD4-1), 1940年4月14日(CD4-2)
コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
原盤:Tahra=TAH 401 (CD1-1), TAH 391(CD1-2), TAH 420(CD2) , TAH421(CD3-1), TAH 392(CD3-2), TAH 392(CD4-1), TAH401(CD4-2)
1895−1945年、50年の長きにわたってACO(アムステルダム・コンセルトヘボウO)の常任指揮者をつとめ、マーラーやR・シュトラウスにも認め られていた名指揮者メンゲルベルク。2000−1年ターラが音源を発掘・初音盤化したメンゲルベルク&ACOのベートーヴェン交響曲集。4番、5番、9番を除 く6曲の交響曲(8種類の録音)を集成。ターラ廃業に伴い、入手困難な輸入盤が国内盤CD4枚組で復活します。 ベートーヴェン・イヤーの最後を飾る強力盤 です。
メンゲルベルクのベートーヴェン交響曲全集といえば、PH盤が有名ですが、このPH盤は1940-1年におこなわれたベートーヴェン・チクルスのライヴ収録 で、初日(1940年4月14日)の「英雄」は第1楽章の録音に失敗したため、テレフンケンの同年スタジオ録音で補完しています。今回の4CDには、この第1楽 章欠落の音源も(42年の全曲ライヴとともに)収録。また2番は36年盤と43年盤の2種収録。
それにしてもこの種のヒストリカル系録音を復刻するターラ社の技術力にはいつもながら驚かされます。原盤復刻の際の針音こそ残っていますが、その影響 度は最小限にし、楽音の芯はしっかりと鮮明にきかせて、これが80年ほど前の録音とは信じがたい音質レベル!ターラで3種のCD「未発表ライヴ録音集」第 1〜3集)に分けて発売されたこれらの原盤からキング関口台スタジオで、全点新たなリマスターを行ない、ノイズ除去等最新テクニックで改善しています。
猛練習の成果としか言えないような、緻密なアンサンブル。ひたすら甘い音色の弦。不断のポルタメント、レガート奏法。テンポの変化によってタメを作り、一 気呵成に燃焼していく手法等、いわば歌舞伎役者が大見得を切るような大至芸です!しかも密度がいっぱい詰まった味の濃さ、燃焼度の高さで聴かせます。今 日ナマの演奏会では絶対にきくことのできない音づくりと演奏スタイル―――メンゲルベルクの至芸をご堪能ください。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00740(1SACD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ジョナサン・ノット(指)東京SO
東響コーラス[合唱指導:冨平恭平]
サイモン・オニール(T)
シェン・ヤン(Bs-Br)
ルイーズ・オルダー(S)
ステファニー・イラーニ(Ms)

録音:2019年12月28-29日 東京・サントリーホール・ライヴ
多くのファンを魅了し熱狂させる名コンビ、ジョナサン・ノットと東京SOによるベー トーヴェン・シリーズの幕開けです。楽聖ベートーヴェン生誕250年にあたる2020年、シ リーズ最初を飾るのは、音楽史上燦然と輝くベートーヴェンの傑作「第九」。 ノットが全幅の信頼を寄せる豪華ソリスト陣と共に描いた、魂漲る渾身のベートーヴェン像 を余すことなくライヴ収録しました。「第九」 新時代の扉を開くジョナサン・ノットと東京交響 楽団の名演を、是非お楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00738(1CD)
税込定価
モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92
 ロマンス 第1番ト長調 作品40
ライナー・ホーネック(指)
紀尾井ホール室内O

録音:2019年4月5-6日、2020年2月13-15日東京・紀尾井ホール・ライブ
2017年4月より紀尾井ホール室内O(KCO)に首席指揮者として就任したライナー・ ホーネック。ヴァイオリニストとしてもウィーン・フィルのコンサートマスターを長年務め、 リーダーとしての経 験を指揮にも存分に活かすことで、ホーネックが培ってきたヨーロッパ伝統の音色と、紀 尾井ホール室内Oの緻密で豊かな表現力が相まって見事なアンサンブルを聴か せています。収録 曲には人気の高いモーツァルトとベートーヴェンの交響曲で構成され、アンコール風に ベートーヴェンのロマンスをホーネックの弾き振りで収録。じっくりと音楽を聴かせ香り高き ウィーンの粋を感じさせる見事なアンサンブルをご堪能ください。(オクタヴィア)


King International
KKC-2704(6CD)
税込定価
大阪SO創立40周年記念〜ベートーヴェン:交響曲全集
■Disc1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第2番ニ長調Op.36
■Disc2
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
■Disc3
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第8番ヘ長調Op.93
■Disc4
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
交響曲第7番イ長調Op.92
■Disc5
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
■Disc6
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
外山雄三(指)大阪SO
木澤佐江子(S)、糀谷栄里子(A)、二塚直紀(T)、萩原寛明(Bs)、大阪SO合唱団

録音:第1番:2019年2月28日ザ・シンフォニーホール/第2番:2020年2月27日ザ・シンフォニーホール/第3番:2016年5月10日ザ・シンフォニーホール/第4番:2018年11月21日いずみホール/第5番:2019年4月12日ザ・シンフォニーホール/第6番:2017年7月5日いずみホール/第7番:2017年7月5日いずみホール/第8番:2020年10月8日ザ・シンフォニーホール/第9番:2019年5月10日ザ・シンフォニーホール(すべてライヴ)
2016年5月から2020年10月までかけ、外山雄三がじっくり手掛けた全集、まさに各曲が長編小説を読むような充実感と深みに満ち、大阪SOの成 長著しい演奏を堪能できます。
基本的に遅めのテンポによりますが、堂々として説得力に満ち、聴き手をぐいぐいとその世界へ引き込みます。弦楽の豊かな響きも特筆。いずれも巨匠芸で すが、初期の第1番、第2番が驚きの境地を示した名演。まさに巨匠の至芸を味わえます。


Altus
ALT-443(2CD)
ヤンソンス/レニングラード・フィル86年来日ライヴ
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
チャイコフスキー:交響曲第4番
マリス・ヤンソンス(指)
レニングラード・フィルハーモニーSO

ライヴ録音:1986年10月19日/サントリーホール
ムラヴィンスキー突然の来日キャンセルにより急遽ヤンソンスが代役を務めた86年レニングラード・フィル来日公演が初CD化!これまでディスク化されるこ となくNHKに保管されていた幻の音源をALTUSが丁寧にマスタリングして商品化。もはや伝説となっていた公演の真の姿が、ついに日の目を見ます!2019 年11月に惜しくも世を去ったマリス・ヤンソンスを追悼する注目のアルバムです。
マリス・ヤンソンスは1971年にレニングラード・フィルを振って指揮者デビュー。73年に同団副指揮者、85年には准首席指揮者となってムラヴィンスキー のもと経験を深めていきます。77年にムラヴィンスキーと共に来日公演を振っているものの、当時の日本ではヤンソンスと言えば父のアルヴィドで、なかなか真 価が認められなかったのが実情です。聴衆がその存在をはっきりと認めたのは、何と言ってもムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めたこの86年公 演。ムラヴィンスキーに鍛え上げられたレニングラード・フィル鉄壁の響きと、ヤンソンスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合い、このタイミン グでなければ聴くことのできない手に汗握る稀有な名演が誕生したのです。ヤンソンス特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランド が凄まじい燃焼度。ショスタコーヴィチの第5を前半に置きチャイコフスキーの第4で締める異常な重量級プログラムにも痺れます。後の大活躍を予感させる 強烈ロシア音楽集!
全くスタミナを出し惜しみすることない全力投球のショスタコーヴィチだ。第1楽章や第3 楽章のゆったりとした場面でも早めのテンポを採るが、全く音楽 は軽くならない。一糸乱れぬアンサンブルで鋭いアクセントを打ち込むことで、重心がブレる瞬間が一度もない。…チャイコフスキー交響曲第4 番は、数多ある 同曲の録音の中でも最高傑作といっても過言ではない名演だ。ヤンソンスは一心不乱に音楽を推進させていく。長年のコンビでなければ成し得ない演奏で、レ ニングラード・フィルも綻びなく食らいついています。(指揮者・坂入健司郎氏の解説より)
Altus
ALT-445(1CD)
ヤンソンス/レニングラード・フィル89年来日ライヴ
ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
シベリウス:悲しきワルツ
ワーグナー:歌劇『ローエングリン』から第3幕前奏曲
マリス・ヤンソンス(指)
レニングラード・フィルハーモニーSO

ライヴ録音:1989年10月25日/オーチャードホール
かつて映像でしか世に出ていなかったヤンソンス/レニングラード・フィル89年来日公演が初CD化!NHKに残されている貴重音源を元にALTUSが丁寧 にマスタリングして商品化。演奏会場の熱気も十分に伝わってきます。2019年11月に惜しくも世を去ったマリス・ヤンソンスを追悼する注目のアルバムです。
マリス・ヤンソンスは1971年にレニングラード・フィルを振って指揮者デビュー。73年に同団副指揮者、85年には准首席指揮者となってムラヴィンスキー のもと経験を深めていきます。77年にムラヴィンスキーと共に来日公演を振っているものの、当時の日本ではヤンソンスと言えば父のアルヴィドで、なかなか真 価が認められなかったのが実情です。聴衆がその存在をはっきりと認めたのは、ムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めた86年来日公演。当盤には その3年後、新たに音楽監督となったテミルカーノフと共に来日した89年の公演が収められています。レニングラード・フィルの伝統を知り尽くしたマリスがサ ンクトペテルブルク・フィル改称前のオケと繰り広げた、レニングラード最後の輝きと言える凄まじい名演。得意の『幻想交響曲』をメインにワーグナーと絡め た聴き応え抜群・壮絶なプログラムです!
まさに伝統的な「ロシアのベルリオーズ」を継承した表現の濃い演奏といえます。第1楽章冒頭は、濃密な夜の音楽で、終楽章のワルプルギスの夜を想起させる 不気味な雰囲気さえ漂ってくる…第4 楽章は、あたかも死刑を執行したことがあるかのようなリアリティをもって豪快な演奏を繰り広げる金管楽器隊がレニン グラード・フィルならでは。終結部での管楽器の強引なクレッシェンドは父・アルヴィドと同じアイディアを採用している…第5楽章では、ヤンソンスとレニング ラード・フィルの面目躍如といった演奏が堪能できます。冒頭はホラー映画のようなおどろおどろしい奇怪な世界…終結部における金管群の咆哮や畳みかけるよ うな加速は、まさに狂乱の場に相応しい乱痴気騒ぎで、聴き手を興奮の渦に巻き込んでいく。(指揮者・坂入健司郎氏の解説より) (Ki)

GRAND SLAM
GS-2227(1CD)
ウェーバー&ブラ1〜音質大幅改善再登場
(1)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:(1)1952年12月8日/ティタニア・パラスト(ベルリン)
(2)1952年2月10日/ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者より  
このディスクの2曲はGS-2127(2015年)として発売し、短期間で完売してしまいましたが、このたびバイロイトの第9(GS-2205/2019年)と同様、テープ を録音スタジオに持ち込み、マスタリングの全行程をプロ用の機器で行いました。GS-2127も非常に良い音だと思っていましたが、リマスターのGS-2227は 情報量がさらに豊かになり、一度こちらに慣れると、旧盤には戻れません! 前回同様、ブラームスは全くハサミのない唯一のテープを使用、永久保存盤を目 ざしました。(平林 直哉)

Ars Produktion
ARS-38831(1CD)
ヴァイマル・クラシックVol.1
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K.621 序曲
ハイドン:交響曲第85番変ロ長調「王妃」 Hob.I: 85
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
ヴァイマル・チューリンゲン室内O、
マックス・ポンマー(指)

録音:1993年4月、ヴァイマル・ドイツ国民劇場
ヴァイマル・チューリンゲン室内Oは、1962年に創設され世界で最も古い室内楽オーケストラの1つといわれています。ドイツだけでなくヨーロッパや韓国、メキシコでもコンサートを行なってきました。
ヴァイマル・ドイツ国民劇場のプロデュースで1993年にレコーディングされた録音集「ヴァイマル・クラシック」。シラーやゲーテを代表とするドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けたウィーン古典派音楽を紹介しており、第1巻は、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンの名作品集。
Ars Produktion
ARS-38832(1CD)
ヴァイマル・クラシックVol.2
トラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン):大管弦楽のための序曲 ハ長調(1828)
コンチェルタンテ(協奏交響曲) ヘ長調 Op. 67 (1820頃)
交響曲第3番変ホ長調 Op.84 (1823)
ヴァイマル・チューリンゲン室内O、
マックス・ポンマー(指)、
ヴァリー・ハーゼ (Fl)、
ブリギッテ・ホーリッツ (Ob)、
ヤン・ドールマン (Cl)、
ミヒャエル・アベ (Fg)、
ラルフ・ルートヴィヒ (Hrn)

録音:1994年5月、ヨハネス教会(ドイツ、ヴァイマル)
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けたウィーン古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」第2巻は、チューリンゲン出身の知られざる作曲家、トラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン)(1775−1791)の管弦楽作品。イーバーヴァインは、オペラや序曲、交響曲、室内楽、歌曲などの数百ある作品数の中でも、ゲーテの詩をもとに歌曲を多く作曲していたといわれています。

CAvi
85-53485(1CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO、
トゥンデ・サボーキ(S)、
ナディーネ・ヴァイスマン(A)
、デュッセルドルフ市楽友協会cho

録音(ライヴ):2019年4月3日−8日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。ハイペースにリリースを重ね、いよいよ大詰めとなるシリーズ第9巻、交響曲第2番 「復活」が登場!
ドイツのARS- Produktionからは、マーラーゆかりの地カッセルで行われた音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」における「復活」の1991年ライヴ録音(ARS-38304S)もリリースされたばかりのアダム・フィッシャーですが、こちらは2019年4月にデュッセルドルフで行われた迫真のライヴ。
マーラーがブダペスト時代に作曲を始めたこと(マーラーもアダム・フィッシャーもハンガリー国立歌劇場で音楽監督を務めている)、ハイドンとマーラーのウィーン古典主義的なつながり、そして、第3楽章で演奏されるマーラーの歌「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」が、アダム・フィッシャーが長年携わってきた人種差別反対運動・人権活動などを正確に表していると感じていることなど、様々な異なった理由から、「マーラーの交響曲第2番は、私にとって特別な意味を持っている」と語るアダム・フィッシャー渾身の「復活」ライヴです!


Treasures
TRT-016(1CDR)
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
チャイコフスキー:交響曲第5番*
ロリン・マゼール(指)VPO

録音:1964年5月4-6日、1963年9月13-14&6-18,20日* (全てステレオ)
※音源:LONDON CS-6376、CS-6376*
◎収録時間:61:48
ウィーン・フィルの伝統美とマゼールの才気が融合したスパイシーな名演!”
■音源について
米LONDONはイギリス・プレス。初期盤SXLでなければならない決定的な理由が見当たらず、音楽のスケール感を余すことなく伝えていると思います。

★第1楽章冒頭の2本のクラリネットがフレーズ結尾(0:19〜)で一本のみを残しているように聞こえ、レガート風に仕上げるところから早速マゼール独自の美学が顔を出し、ロシア趣味とは異なる哀愁を漂わせます。第1主題では管楽器に対して色彩的な背景表出の任務を確実に与え、音像の弛緩を回避。こういう他の指揮者とは目の付け所が違うという点だけで「衒い」と受け取る人もいるようですが、慣習に囚われず音楽の魅力を徹底的に引き出そうとするマゼールの姿勢は、作品への真の共感の証しと言え、どうして白眼視などできましょう。パンチの効いたティンパニ強打も効果絶大。第2楽章はウィンナ・ホルンの魅力を堪能させた後、緊張が緩みやすい6:06あたりからは陰影の濃いフレージングに淀みはなく、緊張感も持続。7:07からの重心を落とした歩みは、ウィーン・フィルだから実現した風格美に結実。終楽章は、ややオンマイク気味の録音がプラスに採用。金管も弦もソリッドな立ち上がりが見事に捉えられており、マゼールの熾烈なアプローチが赤裸々に再現されて痛快です。注目すべきは、採用しているテンポ。高速で煽るスタイルを取らないのは、音と音との空白に詰め込みたい要素が豊富にあるという証拠で、実際に中庸のテンポ感の中でメリハリの効いたニュアンスを敷き詰めて最後まで聴き手を飽きさせないのです。溢れんばかりのイマジネーションを統合しながら全体をバランス良く構築できるだけでなく、聴き手に良い音楽を聴いたというじ実感を確実に与えてくれたマゼールという指揮者、決して頭脳明晰なだけではなかったのです。 
 なお、特に終楽章において、金管が唐突にオンマイク気味で聞こえる箇所がありますが、メータのリスト:「前奏曲」やワーグナーでも同様の現象が見られましたので、録音会場のソフィエンザールの特性か、録音の方式に起因するものと思われます。【2020年10月・湧々堂】

Altus
PALTSA-023
(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[12]〜北ドイツRSO編
ブルックナー:交響曲第3番(ノヴァーク第3稿/1889年)
交響曲第8番(ハース版/1884-90年稿)*
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:1985年12月23日、2000年4月30日-5月3日*/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!
北ドイツ放送響とのブルックナー2曲を収録。逞しい音響の絶頂期を感じさせる85年の精悍な第3番と、最晩年の圧倒的な深みを湛えた2000年の第 8番。金管が火花を散らしアヴァンギャルドな様相すら見せる前者はそれでいて稀有なバランス感覚と高貴さを保つヴァントならではの名演。後者はベルリン・ フィルやミュンヘン・フィルのそれと同じ高みにあるのは勿論、さらに一味ふた味ちがう細かなこだわりが随所にあふれ、後半に行けば行くほど音楽自身が生 命力を迸らせ渦を巻き「これしかない」という感覚に満たされていく大演奏!北ドイツ放送響との類稀なる到達点です。年代を隔てたこの2つの演奏の聴き 比べはとても興味深いもの。ぜひじっくりとご堪能ください。
(交響曲第3番)金管楽器が飽和しがちな強奏部でも和声進行の綾を見事に示していて、分厚い低弦楽器の支えも頼もしい。第1 楽章では、第2 主題 再現部にあたる15 分45 秒あたりからのヴァイオリンの唸るような歌い込みに驚く。対旋律をあえて野生的で、制御不能とさえ感じさせる没入感に思わず 夢中になってしまう。終結部における金管の細かな動きを透かし彫りにする聴かせ方にも舌を巻く。……(交響曲第8番)長年のコンビであるからこその峻 厳な表情が時折顔をのぞかせる―ヴァントのバランス感覚と閃きは、最晩年になっても冴えわたっていたことがよくわかる―オーケストラが生む「音の渦」が 見事に結実したのが、第3 楽章、そして終楽章といえるでしょう。深い呼吸感、各楽器の調和…指揮者の操縦術を超越した奇跡的な演奏を体験することが出 来る。これ以上、言葉は要らないでしょう。〈指揮者・坂入 健司郎氏の解説より〉
SACD層は収録可能時間を活かし、第8番全楽章(約89分)を2枚目のディスクに収録しています。

BERLINER PHILHARMONIKER
日本語帯・解説付
数限定盤
税込定価
KKC-6301(2SACD)
『プレゼンティング・ベルリン・フィル・レコーディングス』
日本限定スペシャル・サンプラー



(1)R・シュトラウス:「ドン・ファン」

(2)シベリウス:交響曲第7番ハ長調

(3)ベートーヴェン:交響曲第7番

(4)メンデルスゾーン:『夏の夜の夢』より序曲

(5)チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』より第2楽章

(6)シューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120(初稿)より第2楽章

(7)シューベルト:交響曲第8番『グレート』より第4楽章

(8)ジョン・アダムズ:管弦楽のための「シティ・ノワール」より第2曲:The Song is for You

(9)マーラー:交響曲第6番イ短調より 第3楽章

(10)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番より第2楽章

(11)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
全て、BPO

サー・サイモン・ラトル(指)
(1)録音:2017年11月13日(チンタイ・コンサートホール、武漢)
(2)録音:2015年2月7〜9日(フィルハーモニー、ベルリン)
(3)録音:2015年10月3、9 & 15日(フィルハーモニー、ベルリン)
(4)クラウディオ・アバド(指)
録音:2013年5月18、19、21日(フィルハーモニー、ベルリン)
(5)キリル・ペトレンコ(指)
録音:2017年3月22/23日(フィルハーモニー、ベルリン)
(6)サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2013年10月31日-11月2日(フィルハーモニー、ベルリン)
(7)ニコラウス・アーノンクール(指)
録音:2006年3月22-24日(フィルハーモニー、ベルリン)
(8)グスターボ・ドゥダメル(指)
録音:2017年6月9日(フィルハーモニー、ベルリン)
(9)サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2018年6月19、20日(フィルハーモニー、ベルリン)
(10)内田光子(P)
サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2010年2月10日(フィルハーモニー、ベルリン)
(11)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
録音:1943年6月28,29,30日、(旧フィルハーモニー、ベルリン)
日本限定スペシャル・サンプラー『プレゼンティング・ベルリン・フィル・レコーディングス』。これまで発売されたタイトルの中からベルリン・フィル・レコーディ ングスが厳選した演奏を収録しています。そして、ラトル指揮のマーラー6番、ドゥダメル指揮のジョン・アダムズ「シティ・ノワール」は、全曲ではないものの、 SACD 初登場となります。 ジャケット写真も、本拠地フィルハーモニーの個性的な外観がデザインされた特別な仕様です。数量限定盤。 (Ki)

Radio France
FRF-054(1CD)
NX-B09
「ポップアップ・シンフォニー」 〜音楽のおとぎ話〜 マリナ・セドロ(作詞作曲、ピアノ、歌)
ジャン=クロード・ジャンジャンブル(器楽曲作曲、編)
ジャン=リュック・フロマンタル(物語、スペイン語歌詞)
ジェラール・ロ・モナコ(イラスト、紙細工)
フランス放送PO員

録音:2018年11月 フランス放送
フランス放送制作による、3歳から6歳くらいの子供たちを対象とした、フランス語による音楽物語。深い 森の中に一人で住んでいた、ジョセフィーヌという小さな女の子と音楽のお話です。ジャン=リュック・フロマ ンタルとジェラール・ロ・モナコという人気の作家による物語に、ブエノスアイレス出身で現在は西フランスを 中心に活躍する歌手・ダンサーのマリナ・セドロによる歌が7曲挿入されています。伴奏を務める音楽は ジャン=クロード・ジャンジャンブルによるもの。ヴァイオリン、チェロ、フルート、トランペット、そして打楽器と いうこじんまりとした編成で、軽やかなステップで踊る子犬を表現したり、楽しい音楽を聴かせてくれます。


Spectrum Sound
CDSMBA-065(2CD)
ミュンシュ&マルティノン

■CD 1
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68

■CD 2
(1)ドビュッシー:海
(2)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
■CD 1
シャルル・ミュンシュ(指揮)フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1966年10月20日東京文化会館(モノラル)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供 ※初CD化

■CD 2
ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立管弦楽団

(1)ライヴ録音:1970年9月30日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供 ※初CD化
(2)ライヴ録音:1971年6月16日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供 ※初CD化
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で全て初CD 化となりま す!今回はシャルル・ミュンシュ指揮フランス国立管弦楽団の1966年10月20日の来日公演からブラームスの交響曲第1番が全楽章で初お目見え!こちらは NHKにも放送録音が残っていたものでしたが、一部に不具合があったためこのINAからの復刻は大歓迎と申せましょう。その演奏はミュンシュならではの一 期一会のひらめきに満ちた名演!モノラルながら非常に明瞭で聴きやすい復刻となっております。
カップリングも大注目。こちらはマルティノンの1970年、1971年のパリにおけるライヴでドビュッシーの海とブラームスの交響曲第4番、ともにステレオで す。ブラームスの第4番はマルティンの初レパートリーということでも注目です。全く異なる個性をもつフランスの両巨匠の至芸をご堪能ください!平林直哉氏 による日本語解説書付。

Spectrum Sound
CDSMBA-068(1CD)
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ジャン=バティスト・マリ(指)
フランス国立放送O

録音:1965年4月6日/フランス放送協会(ステレオ・ライヴ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(INA)※初CD化
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で、ジャン=バティスト・マ リがフランス国立放送管弦楽団を振った1965年4月の演奏で、グリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲とチャイコフスキーの悲愴交響曲、ステレオでの音源 です!
ジャン=バティスト・マリは、アルジェリア生まれのフランスの指揮者、チェリスト。パリ音楽院で研鑽を積み、チェリストとして活躍し、その後はパリなどで指 揮活動を始めました。日本には東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団に客演しています。 ★当演奏、冒頭のグリンカから大爆発の演奏!きっちりとしたテンポを保ちながらも熱のこもった演奏を展開。チェリストでもあるマリらしく、ことに弦楽器の鳴 らし方は実に巧みにコントロールしており、マリの魅力・持ち味である生き生きとした演奏を聴くことができます。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」も実に聴きもの。チャイコフスキーらしい畳み掛ける音と哀愁漂う旋律を余すところなく表現できた名演です。マリ が交響曲を振った現役盤の録音自体が少ないだけにこの復刻は大歓迎と申せましょう。日本限定発売。日本語帯・解説はつきません。 (Ki)

Edition HST
HST-911(12CD)
限定盤
楽団結成23周年記念、特別価格
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);60の交響曲集-Vol.I (HST-911)
Bryan C1, C9, cm3, D21, Es2, Es4, Es5, E1, E2, E3, E4, em3, F3, F4, fm1,
G0, G1, G4, G7, G8, A1, A3, A5, am1, B2, B4 の全26 曲を収録
(CD12 枚組み、PP ケース入り)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2005-2009 年、東京・三鷹、風のホールなどのライヴ
Edition HST
HST-912(12CD)
限定盤
楽団結成23周年記念、特別価格
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);60の交響曲集-Vol.II (HST-912)
Bryan C4, C6, C7, C7a, C8, C15, C24, C25, C27, D1, D6, D7, D9, D15,
D18, D19, dm1a, dm2, Es4(Prager), Es9, Es14, E5, em2, F2, F6, F7,
fm1(Prager), G2, G10, G13, gm2, A4, A7, am1(Prager) の全34 曲を収録
(CD12 枚組み、PP ケース入り)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2009-2018 年、東京・三鷹、風のホールなどのライヴ
「ヴァンハル:60 の交響曲集(上下2 巻)」 。2005 年から約15 年かけて収録された交響曲集を 楽団結成23 周年限定盤として発売!


東武レコーディングズ
TBRCD-0101(2CD)
税込定価
クレンペラー〜最後の「マラ9」
マーラー:交響曲第9番ニ長調
オットー・クレンペラー(指)
エルサレムSO

録音:1970 年8 月4 日ビンヤネイハウーマ、コンサートホール(ライヴ・ステレオ)
1967 年 2 月、最晩年のクレンペラーは、長年のカトリック信仰を捨ててユダヤ 教に回帰します。同時にマーラーの最高傑作にして白鳥の歌である交響曲第 9 番をニュー・フィルハーモニア管とスタジオ録音。以降クレンペラーは異常なまで にこの「第九」に執着し演奏を各地で繰り返します。エルサレムには、クレンペラ ーの妹マリアンネが住んでいましたが重い病に侵されており、1966 年にそれを 見舞う為にイェルサレム訪問。1967 年、1970 年、1971 年にも、同地を訪れエル サレムSOを指揮して感動的な演奏を展開しました。イスラエル・フィルとは 衝突があったためにエルサレムSOとの共演となりました。奇跡的にそれら の録音が優秀なステレオ録音で遺されておりました。僥倖と言う他ありません。 クレンペラー最後の「マラ 9」演奏となったのが当演奏。この訪問時にクレンペラ ーはイスラエル国籍を申請から 12 時間で受理され、喜ぶ姿が当時の新聞に遺 っております。 オーケストラの実力はいっぱいいっぱいですが、献身的な名演として海賊盤で 広く知られていたもので、ヒスノイズが目立ちました。当盤は正規音源からの復刻 故に極上の音質で、ヘビーで深遠なクレンペラー最晩年の境地が手に取るよう に分かります。第1 楽章の中間部などはほとんど現代音楽に踏み込んだ過激な 内容です。第 2 ヴァイオリンが大活躍で、というより強調されております。中間の 第 2 楽章、第 3 楽章の巨象の歩みと脳髄に鉄柱を打ち込むかのようなリズムの 厳しさには驚かされます。そして究極の第4 楽章アダージョ。この世との告別どこ ろか、宇宙との別離そして同化のような巨大な名演!何とあのノーマン・レブレヒ トが、インタビューに答える形でこの記念碑的演奏について解説。ファン垂涎の 内容となっております。当時のイスラエルRSOにガドナSO(ユー スオーケストラ、兵役前の10 代の奏者ばかり!)が加わった合同演奏ですが、現在の呼称であるエルサレムSO名義での発売となります。

J.S.Bach-Stiftung
B-904CD(1CD)
NX-D03
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 ジュリア・ドイル(S)
クラウデ・アイヒェンベルガー(A)
ベルンハルト・ベルヒトルト(T)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho

録音:2013年10月1日 ライヴ
チューリヒ、トーンハレ
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oの『第九』が2020年、ベートーヴェンの生誕250年の記念年に満を持 しての登場!2006年にルドルフ・ルッツによって創設されたバッハ財団O&choは、毎月1回のコ ンサートで、バッハのカンタータ全曲演奏を行っていますが、彼らが2013年に企画したのは8月から10月の2か 月間に“スイスの9都市”でベートーヴェンの第9を演奏するものでした。バッハでの入念な解釈で知られるルッツ ですが、今作では「第九」を、当時の時代背景の一つ、「知的な混迷状態にある人類を、闘争を経て光明へ 導こうとする啓蒙主義の精神」の産物と捉ました。その結果、全曲61分弱という超快速テンポとアクセントを 強調した解釈により劇的な起伏が強調される仕上がりとなり、スイス・ツアーではスタンディング・オベーションが 続出したと伝えられます。

Signum Classics
SIGCD-647(1CD)
デイヴィッド・マシューズ:ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー
トゥワード・サンライズ Op.117
交響曲第8番 Op.67
シンフォニア Op.67
ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー Op.125
ヤク・ファン・ステーン(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2017年11月7日&12月6日、BBCメディア・シティ・UK(サルフォード、イギリス)
60年代にはブリテンの助手として過ごし、70年代にはスカルソープとコラボレーションを行うなど、60年近くにわたる多彩な活動によって、現代を代表するシンフォニストの一人として国際的な名声を確立しているデイヴィッド・マシューズ(b.1943)の管弦楽作品集。
BBCフィルの委嘱により作曲され2015年に初演された交響曲第8番、同じくBBCフィルの委嘱で2013年のBBCプロムスで披露された「ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー」を、デイヴィッド・マシューズと頻繁に協力してきたオランダの指揮者、ヤク・ファン・ステーンが振ります。
ヤク・ファン・ステーンはこれまで、オランダ国立バレエ、ヴァイマール州立劇場、ドルトムント・フィル、BBCウェールズ・ナショナル管などの主要ポストを務め、現在はアルスターOとプラハSOの首席客演指揮者の任に就いています。2017年には新日本フィルハーモニーSOとも共演しました。

CORO
COR-16181(1CD)
ハイドン:交響曲集Vol.7
交響曲第100番ト長調 Hob.I-100 「軍隊」
ネルソン・ミサ ニ短調 Hob.XXII-11
メアリー・ベヴァン(S)、
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(Ms)、
ジェレミー・バッド(T)、
サムナー・トンプソン(Br)、
ハリー・クリストファーズ(指)、
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ

録音(ライヴ):2020年1月24日&26日、シンフォニー・ホール(ボストン、アメリカ)
1791から1795年のロンドン訪問期に作曲された12の「ロンドン交響曲集」のうちの1曲であり、激しい戦争描写から「軍隊」の愛称を持つ「交響曲第100番」。そして、「ロンドン交響曲集」の影響がみられる傑作ミサ曲の1つ「ネルソン・ミサ」を収録。
ヘンデル&ハイドン・ソサエティの誠実なピリオド演奏はもちろん、2019年にMBEを受勲した今をときめくソプラノ、メアリー・ベヴァンに加え、前作「ハルモニー・ミサ」から続投となる、キャスリン・ウィン=ロジャーズ、ジェレミー・バッド、サムナー・トンプソンによる豪華歌手陣にもご注文ください。

Cala Signum
SIGCD-2071(1CD)
シベリウス:交響曲集
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39*
交響曲第2番ニ長調 Op.43**
レオポルド・ストコフキー(指)、
ヒズSO*、NBC響**

録音:1950年7月11日、13日、ニューヨーク(第1番)&1954年9月15日−16日、23日、ニューヨーク(第2番)(米RCA Recordsがストコフスキー協会へと提供したコピー・マスター・テープからの録音)
旧品番:CACD0541
オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。英国レオポルド・ストコフスキー協会との協力によって発売されてきたストコフスキー・シリーズから、シベリウスの交響曲第1番&第2番がCala Signumから復刻。当時のヨーロッパや北欧の現代音楽をアメリカに紹介し、特にシベリウスは交響曲第5番〜第7番のアメリカ初演も担うなどスペシャリストであったストコフスキーの名演の1つです。ブックレットにはシベリウスからストコフスキーへ送られたお礼の手紙の画像も掲載。

Musicaphon
M-56915(1CD)
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」(ヘルマン・ベーンによる2台ピアノ版)(1895) クリスティアーネ・ベーン(P)、マティアス・ウェーバー(P)、ダニエラ・ベヒリー(S)、イリス・フェルミリオン(A)、
クラウス・バンツァー(指)、
ハルヴェステフーデ室内cho

録音(ライヴ):2008年11月、ライスハレ小ホール(ドイツ、ハンブルク)
マーラーの親しい友人であったベーンは、ブルックナーとラインベルガーに作曲を師事したドイツの音楽家。ベーンはマーラーの音楽を評価しており、その普及のため、特に金銭的な面でできる限りの支援を行いました。例えば、1895年12月13日にベルリンで行われた交響曲第2番の全曲初演のために、ベーンは費用の多くを負担したといいます。一方、マーラーもベーンの作曲、特に歌曲集に感銘を受けていました。
完成した交響曲第2番の原稿を預かることになったベーンは、マーラーに内緒で2台ピアノ用編曲を行ったため、旅行から帰ってきたマーラーはベーンの編曲に驚き、感激したそうです。マーラーはベーンの家で最初の3楽章を一緒に弾いています。その後この編曲版はヘルマン・ベーンの子孫であるクリスティアーネ・ベーンによって再発見され、2008年11月17日、ベーンの出身地ハンブルクでの初演が行われました。本アルバムはその際の演奏を録音(世界初録音)したものです。マーラーとベーンのエピソードに思いを馳せながら味わいたい1枚です。
Musicaphon
M-56974(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調
(エルヴィン・シュタインによる室内楽版)(1921)
イザベル・ソコヤ (Ms)、
ダニエル・カフカ(指)、
アンサンブル・オルケストラル・コンタンポラン

録音:2014年12月5日−6日、シャトー・ド・ブテオン(フランス)
20世紀初頭のウィーンでシェーンベルクによって旗揚げされた音楽団体、私的演奏協会(Verein fur musikalische Privatauffuhrungen)では、マーラーやブルックナーのオーケストラ作品が室内楽編成に編曲され、音楽愛好家たちによって楽しまれていました。シェーンベルクの友人、門人であったエルヴィン・シュタインは、私的演奏協会の設立に携わり、同団体のためにさまざまな編曲版を用意したオーストリアの作曲家です。本アルバムに収録されている交響曲第4番の室内楽版編曲は1921年に行われ、楽器編成は木管楽器、弦楽五重奏、打楽器、ハルモニウム、ピアノとなっています。当時、マーラーの交響曲のように規模が大きく、特殊な楽器を必要とする作品は、費用の面からもなかなか演奏機会に恵まれず、より小さな編成への編曲はとても重要でした。現代においては、作品に対する新たな洞察を提供してくれる貴重な存在となっています。原曲の音楽的なメッセージを歪めることのない、シュタインの編曲の巧みさが伝わってくる演奏です。

ICA CLASSICS
ICAC-5160(4CD)
NX- F01
シューベルト:交響曲全集
交響曲第1番ニ長調 D82
交響曲第2番変ロ長調 D125
交響曲第3番ニ長調 D200
交響曲第4番ハ短調「悲劇的」 D417
交響曲第5番変ロ長調 D485
交響曲第6番ハ長調 D589
交響曲第8番ロ短調「未完成」D759
交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」D944
ニコラウス・アーノンクール(指)
ヨーロッパ室内O

録音:1988年 シュテファニエンザール、グラーツ
7月3日…交響曲第1番、第5番
7月5日…交響曲第2番、第4番
7月8日…交響曲第3番、第8番
7月10日…交響曲第6番、第9番
シュティリアルテ音楽祭でのライヴ録音
初出音源!アーノンクールとヨーロッパ室内Oと言えば、世界に衝撃を与え、オーケストラ演奏の流れを決定的に変えたベートーヴェン:交響曲全集(1990年録音)があ まりにも有名ですが、それに先立つこと2年、驚くほど素晴らしいシューベルト全集を残していました。楽団員が「人生が変わった」と振り返るほどのリハーサルを経て、小振 りの編成による機敏さとクリアな響きを活かした、アーノンクールの解釈が存分に発揮されたシューベルトを紡ぎ出すことに成功しています。 今回、オーストリア放送協会(ORF)が収録していた音源を、数々の受賞歴を誇るベテラン・エンジニアのポール・ベイリー(元EMIアビー・ロード・スタジオ、現 Re:Sound社)がリマスタリー。リマスタリングには楽団員のクリスティアン・アイゼンベルガーが立ち会って「アーノンクール時代のCOEサウンド」を見事に呼び覚ましました。 全24ページのブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には、この1988年7月の演奏会に参加したヨーロッパ室内管メンバーによる回想を掲載。 アーノンクールのシューベルトの交響曲全集は、1992年のロイヤル・コンセルトヘボウ管、2003年から2005年にかけてのベルリン・フィルという二つの名門オケとの録音が あり、それらとの聞き比べも非常に興味深いものです。

LPO
LPO 0120(1CD)
ウラジーミル・マルティノフ(1946-):ユートピア交響曲 ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ジュン・ホン・ロー(Vn)
ネヴィル・クリード(話し手&合唱指揮)
ロンドン・フィルハーモニーcho
LPO

録音:2019年11月、アビーロード・スタジオ、ロンドン
モスクワ生まれの作曲家ウラジーミル・マルティノフ(1946〜)の作品「ユートピア交響曲」の世界初録音。 ウラジーミル・マルティノフは、1973年にスクリャービン博物館の電子音楽スタジオの職に就くなど、ロシア・アヴァンギャルドの系譜を受け継ぐスタイル。ま た1970年代後半からは神学、哲学、宗教史などを研究し、ロシア正教をテーマにした作品を発表しています。 本作「ユートピア交響曲」は、中国哲学の「タオ(道)」のテキストに触発された作品で、シンガポールの外交官であるマイケル・テイ氏がロシア大使として赴任 したことがきっかけでした。テイ氏がモスクワで行われたマルティノフの合唱とオーケストラのための作品「ダンテの新生」を聴き感動、シンガポールのための 祝祭の交響曲を書いてくれないかと打診。その後マルティノフはシンガポールを訪れ、作曲に取り掛かったといいます。 本盤は、ウラディーミル・ユロフスキ率いるロンドンPOが初演し、2019年ロンドンのアビーロード・スタジオで録音されました。 (Ki)

ABC Classics
ABC-4814532(2CD)
ブルックナー:交響曲第8番(1890年ハース版) サー・サイモン・ラトル(指)
オーストラリア・ワールド・オーケストラ

録音:2015年7月31日、シドニー・オペラ・ハウス・コンサート・ホール(ライヴ)
オーストラリア放送協会の自主レーベル「ABC Classics」よりリリースされた、サイモン・ラトルがオーストラリアの特別オーケストラを振ったブルックナー第8番の2015年ライヴ録音。
「オーストラリア・ワールド・オーケストラ(AWO)」は、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、シカゴ響、ロンドン響、ロサンゼルス・フィル、香港フィルなど、世界の主要なオーケストラで活躍するオーストラリアのミュージシャンたちとオーストラリアを拠点として活動するトップ・ミュージシャンたちが一堂に会して活動するスペシャル・オーケストラ。
サイモン・ラトルによって「世界の偉大なオーケストラの1つ(one of the great orchestras of the world)」とも称されるAWO。その広大で緻密なアンサンブルを発揮したブルックナー交響曲第8番のシドニー・オペラ・ハウス・ライヴは、2016年のヘルプマン賞( Helpmann Awards)で「年間最優秀オーケストラ・コンサート賞」を受賞した熱演です。


ALPHA
ALPHA-659(1CD)
NYCX-10175(1CD)
国内盤仕様
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op. 64*
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10月、2020年1月* マーク・ハレ、チューリヒ、スイス
【国内盤】日本語解説付き
2019年にトーンハレOの音楽監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。彼にとって、またスイスのオーケストラにとっても初めてという、チャイ コフスキーの交響曲全集録音が開始されます。第1弾として選ばれたのは第5番。華やかな内容といい人気といい、申し分ない選曲と言え ますが、実は1895年にチューリヒで初めて演奏されたチャイコフスキーの交響曲でもあり、翌年に「悲愴」が、そして1901年に「フランチェス カ・ダ・リミニ」が演奏されて以来、その管弦楽作品はトーンハレOの重要なレパートリーであったという、歴史的な経緯もあります。 その第5番では、パーヴォ特有の軽やかさとトーンハレの力強い音の鳴りのブレンドが心地よいメリハリと推進力を生み、細部にまで歌心が感 じられながらも、押しの強さだけで聴かせるチャイコフスキーとは一線を画す演奏に仕上がっています。フィナーレ冒頭での一つ一つの音を深く 歌いながらノーブルさを失わないバランス感覚、テンポが明確にキープされつつも圧倒的な盛り上がりを聴かせる主部も格別。カップリングの 「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、チャイコフスキーの交響曲を除く純管弦楽作品では比較的長く、どちらかというと難解とされるものですが、パー ヴォは嵐のような曲想を見通しよく整理しながらも猛然と鳴らし、ロマンあふれる旋律をオーケストラに積極性を持って歌わせ、全体をテンポよ く聴かせることで作品の魅力を最大限に引き出しています。今後のシリーズも大いに楽しみな、期待を上回る素晴らしいアルバムです。

Linn
CKD-643(1CD)
NX-B09
トーマス・ウィルソン(1927-2001):交響曲第2番(1965)
交響曲第5番(1998)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
ロリー・マクドナルド(指)

録音:2019年9月10-11日RSNOセンター新音楽堂、グラスゴー、UK
スコットランドにおける芸術音楽復興の祖とされるトーマス・ウィルソン、その交響曲第2集です。1927年 イギリス人の両親のもとアメリカに生まれたウィルソンは、まもなく両親に連れられ英国へ渡り、グラスゴーに 暮らして音楽を学びました。彼は生涯に5曲の交響曲を完成させますが、ここに収められた第2番は、現 代的な手法を用いつつ高い芸術性を保持し、心地よい緊張感と緻密な構成を持つ彼の作風が確立さ れた作品として重要なもの。そして第5番は彼の最後の作品となったもので、スコットランド室内管弦楽 団の依頼で書かれ、彼の交響曲の手法を室内Oの枠内で実践してみせた単一楽章の作品。 ロリー・マクドナルドとロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOは、第3番と第4番を収録した前作 (CKD616)に続き、「スコットランド芸術音楽の父」の作品を深い共感を持って描きあげています。

Capriccio
C-8050(2CD)
NX-B05
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):管弦楽作品集 第1集
交響曲第1番ニ短調 Op.33(1939)
演奏会用序曲「大地」Op.27(1933)
英雄的序曲 Op.45(1949)
「秋の悲歌」- オーケストラのために Op.15(1922/1931改訂)
交響曲第2番変ロ長調「5月」 Op.44-弦楽オーケストラのために(1949)
アレクサンドル・ヴラディゲロフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:1970-1975年バルカントン、ソフィア
20世紀ブルガリアにおける「最も卓越し、影響力のある作曲家」の一人ヴラディゲロフ。1933年にはブル ガリア現代音楽協会(ブルガリア作曲家同盟の前身)にも創立メンバーとして名を連ね、ブルガリアの音楽 発展に貢献しただけではなく、教師としても優れた才能を見せ、数多くの後進を育てました。作曲家とし ては幅広いジャンルの作品を書き上げ、ヨーロッパ、ロシア、アメリカなどで演奏され高く評価されています。 彼の作品については、ブルガリアでは1970年代に一連の録音が製作されており、Capriccioレーベルに はアルバム18枚分にも及ぶ音源が遺されています。今回発売となる管弦楽作品集は、いずれも1920 年代から40年代までに作曲されたもの。色彩豊かなオーケストレーションと耳なじみの良い旋律が特徴 的な5つの作品を、彼の息子アレクサンドル(0933-1993)が指揮。偉大な父の音楽を未来に継承する ために、見事な演奏を披露しています。 (なお、ヴラディゲロフ博物館によると、英雄的序曲の作曲年は1945年、秋の悲歌の改訂年は1937 年、交響曲第2番の作曲年は1948年と記載されています。)

TOCCATA
TOCC-0571(1CD)
NX-B03
ニクラス・シーヴェレフ(1968-):管弦楽作品集
交響曲第3番「Primavera 春」(2018)
5つの小品-弦楽オーケストラのために(2016)
弦楽のためのシンフォニエッタ(交響曲第4番)(2019)
ヨアヒム・グスタフソン(指)
マルメ歌劇場O

録音:2020年5月11-15日マルメ歌劇場
スウェーデン出身の作曲家ニクラス・シーヴェレフ。若い頃から優れたピアニストとして活躍してきましたが、 近年は作曲家としても注目が高まり、作品を耳にする機会が増えました。このアルバムには2010年代に 書かれた3つの管弦楽作品が収録されており、冒頭の「春」と題された交響曲第3番は伝統的なソナタ 形式を持つ作品で、湧き上がる喜びが活発なリズムで表現されています。第2楽章でさまざまな楽器が 旋律を歌い継ぐ場面での牧歌的な雰囲気も聴きどころ。「5つの小品」は、TOCCATAレーベルの主宰 者マーティン・アンダーソンの亡き妻に捧げた音楽。強い悲しみと慰めの心が表現されています。「交響曲 第4番」は、シーヴェレフが学生だった1980年代に、課題として作曲したパッサカリアを発展させた曲。とは いえ、主題は巧妙に隠されており判別は容易ではありません。シーヴェレフの広範な作曲技法が伺える少 し難解な作品です。
TOCCATA
TOCC-0583(1CD)
NX-B03
フリアン・カリージョ(1875-1965):管弦楽作品集
交響曲第2番ハ長調 Op.7(1905/1957改訂)
イザベル:スコットランド風(1890)(ウリエル・ルナー・ヘレッラによる管弦楽編)
歌劇 「Matilde o Mexico en 1810
1810年のマチルデまたはメキシコ」(1910)(抜粋)【序曲/I第3幕への間奏曲/第3幕: 間奏曲/ 反乱軍の合唱】
結婚行進曲 第2番(1910)
ルイス・ギレルモ・エルナンデス・アビラ(Br)
サン・ルイス・ポトシSO&cho
ホセ・ミラモンテス・サパタ(指)

録音:2010年12月11日、2015年0月9日
世界初録音
メキシコで生まれたフリアン・カリージョ。19人兄弟の末っ子ということもあり、幼い頃に正式な音楽教育を 受けることがなかった彼は、独学で作曲を続けていましたが、1894年に自作の「ミサ曲」が認められ、メキ シコシティ国立音楽院に留学、この時に初めて接した「微分音」の仕組みに魅了され、独自の研究を発 展させました。1916年に「Thirteenth Sound=13番目の音」と名付けた理論書を発表、4分音ギ ター、8分音ピッコロ、16分音ホルン、16分音ハープなどの特殊な楽器の製作にも携わったことで知られ ています。このアルバムには、活動の初期に作曲された調性的な4作品を収録。交響曲第2番は、ブルッ クナーやワーグナーの影響が感じられる壮大な仕上りを見せています。ヴェルディを思わせる「1810年のマ チルデまたはメキシコ」はメキシコ独立戦争を題材としたオペラからの抜粋、「イザベル: スコットランド風」は サロン風の気楽な音楽。実際に結婚式で用いられたというワーグナー風の「結婚行進曲」も含めて微分 音を採用する前のカリージョがどのような音楽を書いていたのかを知る1枚です。

Linn
CKD-651(5CD)
NX-D03
サー・チャールズ・マッケラス・コンダクツ・モーツァルト
【DISC 1】
交響曲第29番イ長調 K. 201
交響曲第31番ニ長調 「パリ」 K. 297 (第2楽章異稿付き)
交響曲第32番ト長調 K. 318
【DISC 2】
交響曲第35番ニ長調 「ハフナー」 K. 385
交響曲第36番ハ長調 「リンツ」 K. 425
【DISC 3】
交響曲第38番ニ長調 「プラハ」 K. 504
交響曲第39番変ホ長調 K. 543
【DISC 4】
交響曲第40番ト短調 K. 550
交響曲第41番ハ長調 「ジュピター」 K. 551
【DISC 5】
レクイエム ニ短調 K. 626 (レヴィン版)
アダージョとフーガ ハ短調 K. 546
スコットランド室内O
チャールズ・マッケラス(指)
スーザン・グリットン (S)
キャサリン・ウィン=ロジャース (Ms)
ティモシー・ロビンソン (T)
ピーター・ローズ (Bs)
スコットランド室内cho

録音:2009年7月11-17日…DISC 1&2
2007年8月3-9日…DISC 3&4
2002年12月14-16日…DISC 5
シティ・ホール、グラスゴー…DISC 1-4
ケアード・ホール、ダンディー…DISC 5
チャールズ・マッケラス(1925-2010)のモーツァルトといえばまず、1980年代後半TELARCレーベルにプラハ室内Oと録音した交響 曲全集が、偉業として挙げられます。しかしその後、彼が桂冠指揮者の地位にあったスコットランド室内Oと共にレヴィン版の「レクイエ ム」を録音して大きな話題となったのを皮切りに、2007年録音の後期交響曲集が「2009 BBC Music Magazine Awards」年間最優 秀賞ほかの高い評価を得るなど、続く交響曲第2集ともども、一連のLINNへの録音もまた忘れがたいものです。 ジュスマイヤー版を尊重しながらも不自然さを極力そぎ落としてモーツァルトのスタイルを追求したレヴィン版「レクイエム」は、作曲家が残したス ケッチを1分半という程よい規模に膨らませた「アーメン・フーガ」が最大の特徴。モーツァルト作品に強いこだわりを持ったマッケラスが、初めて録 音した「レクイエム」としても注目されました。そしてモダン楽器の小編成オーケストラにより、ピリオド解釈を取り入れつつも新しい表現を改めて 追い求めた後期交響曲集(DISC 3,4)と、最晩年のリリースとなった交響曲第2集(DISC 1,2)で聴かせる力強さと表情の温かさは目を見 張るものがあり、どの作品もその素晴らしさに改めて気づかされる快演です。交響曲第31番の第2楽章は、オリジナルと発注者ル・グロの依 頼により差し替えた版の2種を収録。演奏の特色を余すところなく記録した、LINNによるレンジの広いクリアな録音も特筆ものです。図らずも 巨匠によるモーツァルトの集大成となった一連の録音が、通常CDにより安価にまとめられた歓迎すべきBOXといえるでしょう。 なお付属ブックレット(英文)は「レクイエム」の歌詞を含め18ページと簡素化されていますが、スコットランド室内O総裁ドナルド・マクド ナルドによる、マッケラスとの絆についての最新の文章が寄稿されています。

BR KLASSIK
BR-900192(1CD)
NX-B05
マリス・ヤンソンス・ラスト・コンサート
R.シュトラウス:歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲
ブラームス:交響曲第4番
 ハンガリー舞曲第5番(パーロウ版)
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2019年11月8日 ニューヨーク、カーネギーホール(ライヴ)

*初回限定特典:バイエルン放送特製パンフレット・・・ヤンソンスとバイエルン放送響の全コンサート記録とBR-KLASSIKでのディスコグラフィを掲載(A5サイズ、英語のみ。全64ページ)。
2019年に急逝した名指揮者マリス・ヤンソンス(1943-2019)の最後の演奏会がCD化されます。首席指 揮者を務めていたバイエルンRSOとのカーネギーホールでのコンサートです。ヤンソンスの健康状態が すぐれないことは現地の聴衆にも知られていたようですが、そのことがある種の緊張感をもたらしたのか、「ひとた び指揮台に立つと、驚くほど生気のみなぎった演奏を繰り広げ」、最後は「数十年にわたる音楽への献身に加 え、その不屈の精神によってニューヨークの聴衆から敬意に満ちた心からの喝采を受けた」と伝えられます (Seen and Heard Internationalの演奏会評)。ヤンソンスは翌日以降の演奏会をすべてキャンセル、そ の3週間後には不帰の人となりました。 プログラムは、彼が生涯愛したR・シュトラウスの「歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲」 と、「4つの最後の歌」(このアルバムには収録されておりません)が前半、後半はブラームスの「交響曲第4番」 でした。いずれもたいへん美しい演奏ですが、とりわけブラームスが素晴らしく、終楽章でのたたみかけるような 響きの交差のなかから立ち昇る、フルート・ソロの澄み切った音色、トロンボーンから始まるコラールの繊細さな ど、オーケストラと巨匠との深い絆と信頼が成せる業と言えるでしょう。ヤンソンス辞世の句、そう思わせる特別 な一夜の記録です。

オクタヴィア
OVCL-00734(1SACD)
税込定価
020年10月28日発売
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
悲劇的序曲 ニ短調 作品81*
大学祝典序曲 ハ短調 作品80
尾高忠明(指)
大阪フィルハ―モニーSO

録音:2019年11月20日、9月4日*、 以上、阪・ザ・シンフォニーホール・ライヴ
これは、2019年春から秋にかけて大阪で行われた尾高忠明と大阪フィルによるブラーム ス・チクルスのラストを飾ったライヴです。 ブラームスは尾高自身が熟成を重ねてきたレパートリーだけあり、ここには瞬きもできぬ ような濃密な時間があります。自在でオーセンティックな指揮からは、湧きあがる熱気と彫 りの深い音楽が生まれ、終始一貫高いテンションに包まれています。 これは巨匠尾高と大阪フィルの高揚感みなぎる全集完結のアルバム!(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00722(1SACD)
税込定価
020年10月28日発売
ハイドン:交響曲第38番ハ長調 Hob.I:38 「こだま」*
交響曲第41番ハ長調 Hob.I:41
交響曲第43番変ホ長調 Hob.I:43 「マーキュリー」
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2017年12月8日、2018年3月9日* 大阪・いずみホール にてライヴ収録
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第11回、第12回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

Goodies
78CDR-3813(1CDR)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ブルーノ・ワルター(指)VPO

日本コロムビアJ8642/4 (英 HMV DB2937/9 と同一録音)
1935年 5月19&21日ウィーン、ムジークフェライン大ホール録音 ブルーノ・ワルター(1876-1962) はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテ ルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894 年ハンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督だったグスタフ・マーラー と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン 国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO の楽長、音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮し た。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると迫害を避けてフラン ス、イギリスを経てアメリカに逃れた。この録音はワルターがウィーンを去る 3年前のもの。HMV 録音だが、日本では日本コロムビアが発売権を得ていた。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)コルグのNu1 DSDs録音機を使用した。(グッディーズ)

ACCENTUS Music
ACC-70508DVD
(3DVD)

ACC-60508BD
(3Bluray)
チャイコフスキー:後期三大交響曲集

■Disc1:
チャイコフスキー:交響曲第4番
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編):歌劇「ホヴァンシチナ」〜前奏曲「モスクワ川の夜明け」
ヴァインベルク:トランペット協奏曲変ロ長調Op.94*
■Disc2:
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
■Disc3:
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
アンドリス・ネルソンス(指)

■Disc1:
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)*
収録:2019年12月/ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
■Disc2:
バイバ・スクリデ(Vn)*
収録:2019年5月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
■Disc3:
収録:2018年3月15,16日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9,NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、PCM ステレオ
リージョン:All、280'58
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS HD Master Audio5.1
/ PCM ステレオ
リージョンAll、280'58
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの第21代カペルマイスターに就任したアンドリス・ネルソンス。 ネルソンスは1978年ラトヴィアの首都リガ生まれ。ラトヴィア国立歌劇場Oのトランペット奏者を経て、指揮者に転身。同劇場音楽監督(2003 〜07年)、北西ドイツ・フィルハーモニー首席指揮者(2006〜09年)。そして2008年にバーミンガム市SO音楽監督に就任した頃から評価は うなぎ上り。欧米の主要舞台にたびたび客演し、2014年からはボストンSO音楽監督も務めています。2010年代に、最も脚光を浴び、一気にトッ プへ駆け上った指揮者の一人です。 この映像は、2018年の新カペルマイスターの就任記念演奏会を含めた3つのコンサート映像をまとめたもの。チャイコフスキーの後期三大交響曲がシリー ズとして演奏されました。どれも、うねりと感情の高ぶりにあふれた力演で、チャイコフスキーの悩み多き内面を見事に描いています。オーケストラのサウ ンドも極上で、高音質録音で生々しく迫ります。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-9600(5CD+2BD)
税込定価
ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコ/ファースト・エディション
■CD1
ベートーヴェン:交響曲第7番
■CD2
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
■CD3
チャイコフスキー:交響曲第5番
■CD4
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■CD5
フランツ・シュミット:交響曲第4番
ルーディ・シュテファン:1楽章の管弦楽のための音楽*

■Blu-ray 1(ブルーレイディスク・オーディオ)
このブルーレイ・ディスクには、上記全曲の音声トラックが収録されています。
■Blu-ray 2(ブルーレイディスク・ビデオ)
このブルーレイ・ディスクには、上記全曲のコンサート映像が収録されています。
■ボーナス映像:キリル・ペトレンコによる談話
●ダウンロード・コード
このブルーレイ・ディスクには、左記全曲のハイレゾ音源(24bit/192kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
●デジタル・コンサートホール
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。
キリル・ペトレンコ(指)BPO
■CD1
収録:2018年8月24日
■CD2
マルリス・ペーターゼン(S), エリーザベト・クルマン(A), ベンヤミン・ブルンス(T), ユン・クヮンチュル(Bs), ベルリン放送合唱団
収録:2019年8月23日
■CD3
収録:2019年3月9日
■CD4
収録:2017年3月23日
■CD5
収録:2018年4月13日、2012年12月21日*
すべてベルリン、フィルハーモニーでのライヴ
■Blu-ray 1(ブルーレイディスク・オーディオ)
2.0PCM Stereo 24 bit/96kHz
5.1DTS-HD MA 24 bit/96kHz
収録時間:245分
■Blu-ray 2(ブルーレイディスク・ビデオ)
■ボーナス映像
画面:Full HD 1080/60i 16:9
音声:2.0PCM Stereo、5.1DTS-HD Master Audio
字幕:独、英、日本語
リージョン:All
収録時間:285分

※初回特典:ベルリン・フィル特製写真集
(カラー16ページ)
輸入盤・日本語帯・解説付
ベルリンPOと新首席指揮者キリル・ペトレンコによる初めてのボックスセットが発売されます。ベートーヴェンやチャイコフスキー のコンサート・レパートリーの礎石となる交響曲や、フランツ・シュミットやルーディ・シュテファンといった現代において正当な評価を受けていない20世紀 の作曲家の作品など、ペトレンコにとって重要なレパートリーが収録されており、ベルリン・フィルとペトレンコ両者の今後の方向性が示唆された内容となっ ています。
■CD1…これは、2018/19年シーズン開幕演奏会で、翌シーズンからの就任に先駆けてキリル・ペト レンコがタクトを取りました。冒頭は整然とした演奏にオケの美しさや鮮やかなテクニックが随所に感じられますが、第3楽章の後半から一気に終楽章へと 頂点を持っていき、爽快なテンポで駆け抜け、圧巻のフィナーレへと到達します。今後への期待と高揚感が聴衆を熱気の渦へと包み込みます。
■CD2キリル・ペトレンコが正式に首席指揮者に就任した2019/20年シーズンの開幕公演からベートーヴェン「交響曲第9番」を収録。ペトレンコ はシーズン開幕前の記者発表で「第9」を取りあげたことについてこう述べています。「就任演奏会でベートーヴェンの「第9」を選んだことには、非常にシン プルで、しかし真摯な理由があります。というのは、もし人類を代表する音楽、人間の酸いも甘いもを包括し、表現した音楽というものがあるならば、それは 「第9」だと思われるからです。それが、私とベルリン・フィルの新しい時代のスタートになるべきだと考えました。」 本来であれば、19/20シーズンでは、ベートーヴェン生誕250周年を祝したプログラムとして歓喜(Freude)を表現した「第9」、自由(Freiheit)を表現 した「フィデリオ」、平和(Frieden)を表現した「ミサ・ソレムニス」の3つの作品が演奏される予定でした。
■CD3ペトレンコ就任前の最後の演奏会から、チャイコフスキーの交響曲第5番。濃厚なロマン性をもつ「第5」。チャイコフスキー独特 の抒情的な旋律の歌い方、ベルリン・フィルの重厚感、ペトレンコのシリアスでドラマティックな解釈は、期待に違わぬ 圧倒的な演奏となりました。
■CD4には、単独でリリースしたチャイコフスキー「悲愴」。これは、2015年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017年3月)に 収録されたもので、ペトレンコの真価が発揮された演奏となっています。
■CD5ペトレンコならではのレパートリーといえる作曲家フランツ・シュミット、ルーディ・シュテファンの作品が収録されています。愛娘の死を悼 んで書かれたフランツ・シュミットの交響曲第4番。
そして第1次大戦で悲劇的な死を遂げたルーディ・シュテファンの1楽章の管弦楽のための音楽です。 これまでのベルリン・フィルではあまり取り上げられてこなかったドイツ・オーストリア系の重要な作曲家たちを取り上げることにより、新たなレパートリーを 開拓していくことになります。
■初回特典20/21シーズンを記念した写真集(16ページ)が付属します。ベルリン・フィルの135年以上の輝かしい伝統は、フルトヴェングラー、カラヤン、アバドといった多くの巨匠たちによって作り上げられています。サー・サイモン・ラトルの後を引き継いで、キリル・ペトレンコがこの歴史に加わることとなり、両者のこれから続く音楽的コラボレーションの第1歩を本拠地フィルハーモニーで撮影されたこの写真集で楽しむことができます。 (Ki)

EUROARTS
20-13048(7DVD)
ベルナルド・ハイティンク〜レトロスペクティブ

■DVD1(49分)
ドキュメンタリー【わが音楽人生〜ある指揮者の肖像】

■DVD2
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
マーラー:交響曲第2番「復活」

■DVD3(63分)
マーラー:交響曲第4番

■DVD4
マーラー:交響曲第3番
マーラー:交響曲第7番*

■DVD5
ヨーロッパ・コンサート1993イン・ロンドン
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調*
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より〈花のワルツ〉

■DVD6
ヨーロッパ・コンサート1999イン・クラクフ
モーツァルト:「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」
モーツァルト:ミサ曲ハ短調より〈聖霊によりて〉
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調
シューマン:交響曲第1番変ロ長調

■DVD7
2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
全て、ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
■DVD1(49分)
監督:ヨースト・ホンセラール、ハンス・ハフマンス
制作:2019年
言語:オランダ語/英語
字幕:英、独、韓、日本語
■DVD2
シルヴィア・マクネアー(S)
ヤート・ファン・ネス(A)
エルンスト・ゼンフ合唱団
収録:1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)*
1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD3(63分)
シルヴィア・マクネアー(S)
収録:1991年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD4
フローレンス・クイヴァー(A)
エルンスト・ゼンフ合唱団
テルツ少年合唱団
収録:1990年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)*
■DVD5(90分)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)*
収録:1993年ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
■DVD6(95分)
クリスティーネ・シェーファー(S)
エマニュエル・アックス(P)
収録:1999年クラクフ(ライヴ)
■DVD7(90分)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス「ス
リーピング・ビューティ」)
収録:2015年,バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)

NTSC、リージョン:All、667分
EURO ARTSの新シリーズ「コンダクターズ」。時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したものです。第2弾は、2019年指揮活動から引退をしたベ ルナルド・ハイティンク。2019年5月に行われたベルナルド・ハイティンク指揮ベルリン・フィルの演奏会は、両者による最後の共演の機会となりました。 ハイティンクは、9月にその偉大な音楽キャリアに終止符を打ちました。ハイティンクはベルリン・フィルと50年以上にわたる共演歴をもち、ハイティンク の真摯な音楽性とベルリン・フィルの高度な合奏力が融合した素晴らしい演奏を残しています。本作は、両者のながらく映像ソフトで観ることができなかた コンサート映像やハイティンクの貴重なドキュメンタリー映像など充実の内容です。 DVD1には、ドキュメンタリー「わが音楽人生〜ある指揮者の肖像」を収録。1960年代以降、2019年に現役引退を発表するまで、ベルナルド・ハイティ ンクはクラシック音楽界でもっとも成功を収め、高い人気を誇る音楽家であり続けました。このドキュメンタリーでは、コンサートやリハーサルの録音風景、 そして個人的な会話を通して、ハイティンクの思考世界の洞察へと誘われます。 ハイティンクは、1990年代にベルリン・フィルとマーラーの交響曲を連続的に演奏しました。その多くは、フィリップス(現デッカ)でリリースされましたが、 コンサート映像も複数残されています。このセットには、そうした一連の映像も含まれています。1994年に収録されたベルリン・フィルとのマーラー:交響 曲第1番「巨人」。みずみずしい歌とスケール豊かな構想を併せ持つ、若きマーラーの意欲作をハイティンクの真摯な音楽性とベルリン・フィルの高度な合 奏力が融合した演奏で楽しめます。そして、1993年のマーラー交響曲第2番「復活」。ハイティンク63歳の円熟期の演奏で、シルヴィア・マクネアー、ヤルド・ ファン・ネスという当時のスター歌手がソリストに迎えられています。1991年にベルリン・コンツェルトハウスで収録された交響曲第4番。天国的なまでに 美しいフィナーレで可憐なソロを歌うのは、アメリカ人ソプラノのシルヴィア・マクネアーです。そして、独唱にアメリカのアルト、フローレンス・クイヴァー を迎えた1990年12月収録のマーラー交響曲第3番。さらに2009年のマーラーの交響曲第7番。おぼろげな夜の情景から攻撃的な歓喜のフィナーレまで、 この作品ほど、この作曲家の表現の多様性が際立った曲もないでしょう。ハイティンクはここでも熟練の指揮ぶりを聴くことができます。 また、記念碑的コンサートへの出演も多く、ヨーロッパ・コンサートには1993年ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール、1999年はポーランド第2の 都市クラクフと2回登場しています。2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭では、当代随一のヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの共演でオー ル・ベートーヴェン・プログラムを披露しました。 (Ki)


Altus
ALT-441(14CD)
完全限定生産
チェリビダッケ&フランス国立放送O/INAライヴ録音大集成
■CD1
ルーセル:交響曲第3番ト短調 Op. 42
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98
■CD2
シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏付き歌曲 Op. 8
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
■CD3 
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1番
ミヨー:ブラジルの郷愁〜第11曲『ラランジェイラス』
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番より『ギャロップ』
■CD4
ブラームス:悲劇的序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』 Op. 73
■CD5
ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』抜粋
■CD6
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op. 90
ミヨー:ブラジルの郷愁 Op. 67b
レスピーギ:交響詩『ローマの松』
■CD7
シューベルト:『ロザムンデ』 序曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
デュティユー:メタボール
■CD8
シューベルト:6つのドイツ舞曲(ウェーベルンによる管弦楽編)
交響曲第5番変ロ長調 D. 485
■CD9 ALT-295(CD2)
J・シュトラウス:『こうもり』序曲
ウィーンの森の物語
フィガロ・ポルカ/ピツィカート・ポルカ
トリッチ・トラッチ・ポルカ/皇帝円舞曲
■CD10
モーツァルト:レクイエム ニ短調
■CD11 ALT-297
ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 序曲
ハイドン:交響曲第102番
シューマン:交響曲第2番
■CD12
シューマン:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番 Op. 64より抜粋
■CD13
ラヴェル:スペイン狂詩曲
『マ・メール・ロワ』*
道化師の朝の歌#
■CD14 ALT-301/2(CD1)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
『ダフニスとクロエ』 第1,2組曲*
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O



■CD1 ALT-282
録音:1974年10月23日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD2 ALT-283/4(CD1)
■CD3 ALT-283/4(CD2)
録音:1974年9月17日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD4 ALT-285
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ( ピアノ)
録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD5 ALT-292
録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD6 ALT-293
録音:1974年2月15日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD7 ALT-294
ピエール・フルニエ(Vc)
録音:1974年10月2日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD8 ALT-295(CD1)
■CD9 ALT-295(CD2)
録音:1973年12月30日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD10 ALT-296
アーリーン・オジェー(S)
グーリ・プレスナー(C.A)
アダルベルト・クラウス(T)
ロジェ・ソワイエ(Bs)
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)
フランス国立放送cho
録音:1974年2月22日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD11 ALT-297
録音:1974年2月27日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD12 ALT-300
マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD13 ALT-301/2(CD1)
録音:1973年12月23日
録音:1974年2月6日*
録音:1974年5月29日#
■CD14 ALT-301/2(CD1)
録音:1974年10月2日
録音:1974年10月16日*
フランス国立放送cho*

国内プレス、ステレオ
日本語帯・解説付、一部歌詞対訳付き
ALTUSレーベル20周年記念企画。INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD化し、屈指のベストセラーを記録しているチェリビダッケ&フラ ンス国立Oのシリーズをすべてまとめた14枚組ボックスセット。完全限定生産品です。お早目の入手をお勧めします!
1973、74年録音ですべてステレオ。そして凄まじい収録曲の数々。ミケランジェリ、フルニエ、アルゲリッチとの協奏曲録音は超絶の名演。他にも極上 に美しい『未完成』、スローテンポに仰天の『ペトルーシュカ』、チェリの叫びも高らかな凄演『ローマの松』、精緻な佇まいに涙の『モツレク』、ユニークな ウィーン音楽に圧倒的最弱音のラヴェル作品などなど、何所をとってもチェリビダッケの威容をビシビシ感じる圧巻の内容!!
解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。鈴木淳史氏、久保木泰夫氏、許 光俊氏による各ディスクの解説から演奏者プロフィールに楽曲解説、 シェーンベルク『6つの管弦楽伴奏付き歌曲』歌詞対訳まで、全60ページを超える充実のブックレットです。

Altus
ALT-442(4CD)
完全限定生産
ワルター&フランス国立放送O/INAライヴ録音大集成
■CD1 
モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op. 73
■CD2
モーツァルト:セレナード第13番ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 K. 525
フリーメイソンの為の葬送音楽 K. 477
交響曲第36番ハ長調『リンツ』 K. 425
交響曲第39番変ホ長調 K. 543
■CD3
ハイドン:交響曲第96番ニ長調『奇蹟』
R・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』
■CD4
マーラー:交響曲第4番ト長調
ブルーノ・ワルター(指)
フランス国立放送O

■CD1 ALT-263
録音:1955年5月5日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD2 ALT-264
録音:1956年6月14日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■CD3 ALT-265/6(CD1)
■CD4 ALT-265/6(CD2)
マリア・シュターダー(S)
録音:1955年5月12日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
内プレス、モノラル
日本語帯・解説・歌詞対訳付
ALTUSレーベル20周年記念企画。INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD化し、屈指のベストセラーを記録しているワルター&フランス 国立Oのシリーズをすべてまとめた4枚組セット。完全限定生産品です。お早目の入手をお勧めします!
フルトヴェングラー、ミュンシュと並ぶ熱量を持ったブラームス、他の追随を許さぬほどの喜ばしさに満ちたモーツァルト、作曲家直伝・伝家の宝刀マーラー などなど、ワルター絶頂期のシャンゼリゼ劇場ライヴの数々を収録。音質・演奏ともに最上!ワルターの芸術ここにあり!!
解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。上野一郎氏による「ブルーノ・ワルターの生涯」、平林直哉氏による各ディスクの解説から、楽曲解説、 マーラー交響曲第4番の歌詞対訳まですべて掲載しています。 (Ki)

Altus
PALTSA-017
(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[9]
北ドイツRSO編

[Disc1]
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV 1041
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
[Disc2]
(3)ハイドン:オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob. VIIg: C1
(4)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73
ロラント・グロイッター(Vn)
パウルス・ヴァン・デル・メルヴェ(Ob)
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:(1)1992年3月15-17日(場所記載なし)、(2)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー、
(3)1992年1月12-14日/ハンブルク、ムジークハレ、(4)1992年11月29-30日、12月1日/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
ヴァントの手兵にして最強コンビである、北ドイツ放送響とのシリーズが始まります。まずは90・92年録音のブラームス4曲を2タイトル分売!BMGの セッション盤(82-85年)とライヴ盤(95-97年)、2つの全集の中間に位置する、発売時大きな話題となった音源です。91年に北ドイツ放送響の首席指 揮者を退いたヴァント、その後もオーケストラと良好な関係は続き多くの名演を聴かせましたが、この時代は当コンビのひとつの到達点と言える響きを持っ ています。ヴァントの意図を完璧に汲み取り見事な反応で応えるオーケストラに痺れる、素晴らしい名演揃いです。
第1番は第1楽章序奏の快速さや展開部の猛烈な盛り上がりがまさにヴァント。そして第2楽章では一転して抑制美の世界となり、木管やヴァイオリン のソロでの繊細な弱音が感動的です。第4楽章の巧みなテンポ変化はこのコンビならではの以心伝心で、柔らかく大きなホルン主題から大白熱のコーダまで、 表現を両極に振り切った、実に思い切った演奏が盤石の響きのもと展開されます。
第2番は第1楽章の立体感に驚かされます。ゆったりと雄大、室内楽的でなく十分にシンフォニックでありながら、各楽器の音色が美しく組み合わされて いく空間が実に心地よいです。息の長いホルン・ソロも必聴。第4楽章は再現部第2主題の歌いっぷりの幸福感、細かなフレージングをピタッと揃える阿 吽の呼吸、ここぞというところで強烈な雄叫びを上げるトランペットなど、全力かつ万全の展開に打たれます。
カップリングには北ドイツ放送響の首席奏者がソロをとった協奏曲を収録。モダン楽器の気品あふれる音色による、今ではなかなか聴けないバッハとハイ ドンです。ヴァントのソリストへの信頼感が手に取るように分かり、オーケストラも伸び伸びと演奏した、深呼吸したくなるような好演。ブラームスとセット でぜひお楽しみください。また解説書には指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿を掲載しています。 (Ki)
Altus
PALTSA-019
(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[10]
北ドイツRSO編

[Disc1]
(1)モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調 K. 313
(2)ブラームス:交響曲第3番へ長調 作品90
[Disc2]
(3)リゲティ:ロンターノ
(4)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
ヴォルフガング・リッター(Fl)
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

ライヴ録音:(1)1988年12月/ハンブルク、(2)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー、
(3)1987年/ハンブルク、ムジークハレ、(4)1990年12月17日/ハンブルク、ムジークハレ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
ヴァントの手兵にして最強コンビである、北ドイツ放送響とのシリーズが始まります。まずは90・92年録音のブラームス4曲を2タイトル分売!BMGの セッション盤(82-85年)とライヴ盤(95-97年)、2つの全集の中間に位置する、発売時大きな話題となった音源です。91年に北ドイツ放送響の首席指 揮者を退いたヴァント、その後もオーケストラと良好な関係は続き多くの名演を聴かせましたが、この時代は当コンビのひとつの到達点と言える響きを持っ ています。ヴァントの意図を完璧に汲み取り見事な反応で応えるオーケストラに痺れる、素晴らしい名演揃いです。
第3番は第2楽章がことのほか美しく、歌がどんどんとオーケストラに広がっていく様は聴いていて惚れ惚れします。両端楽章は激しくアヴァンギャルド な部分と穏やかな部分の交替が聴きもので、熱を帯びた和声の移り変わりが魅惑的。紆余曲折のすべてが天上の響きに昇華され消えていくラストの説得力 も抜群です。
第4番は第1楽章のためらいがちで繊細な開始が見事ですが、ヴァントの中には確固たるテンポ感があり、音楽がむくむくと湧き上がって充実したコーダ に至るまで見事に構築されていきます。第3楽章の力強く引き締まった響きと、それをはるかに超える充実度を持ってしまう第4楽章もさすが。フルート・ ソロから始まる静かなセクションが再び熱を帯びてきて、ラストでは殆ど壮絶の極みというところまで巨大化していくパッサカリア後半は凄まじいの一言です。
カップリングには北ドイツ放送響の首席奏者リッターによるモーツァルトの協奏曲と、貴重な録音であるリゲティの『ロンターノ』を収録。モーツァルトは 一時の清涼剤のように颯爽とした、それでいて気品ある響きにあふれています。そしてリゲティでは現代音楽にも妥協なく果敢に取り組んだヴァントの、徹底 したスコアの読みが冴え渡ります。根幹にある歌を大切にしながらも厳しく音楽を探究していくヴァントの姿勢はブラームス演奏と全く同じものであり、逆に ブラームスの音楽が持つ前衛性にも改めて気づかされるでしょう。解説書には指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿を掲載しています。 (Ki)

ARTHAUS
10-9401BDVD
(4Bluray+6DVD)
ブルックナー:交響曲全集


■DVD 1 / Blu-ray 1
交響曲第1番ハ短調 WAB 101(リンツ稿1866)
交響曲第3番ニ短調 WAB 103(第3稿1889 ノヴァーク版)*
■DVD 2 / Blu-ray 1
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104(1878/80年稿 ノヴァーク版)
■DVD 2 / Blu-ray 2
交響曲第2番ハ短調 WAB 102(1877年稿 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第8番ハ短調 WAB 108(第2稿1890 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第9番ニ短調 WAB 109
■DVD 4 / Blu-ray 3
交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第6番イ長調 WAB 106
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第7番ホ長調 WAB 107(version with cymbal crash)
■DVD 6 / Blu-ray 4
(1)アントン・ブルックナー〜巨人の創造
(2)ブルックナーによる交響曲第2番の主題によるオルガン即興
ミュンヘンPO
ワレリー・ゲルギエフ(指)
■DVD 1 / Blu-ray 1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)*
■DVD 2 / Blu-ray 1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 2 / Blu-ray 2
収録:2018年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 3 / Blu-ray 2
収録:2018年9月26日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 3 / Blu-ray 2
収録:2018年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 4 / Blu-ray 3
収録:2019年9月23日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 5 / Blu-ray 3
収録:2019年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 5 / Blu-ray 3
収録:2019年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD 6 / Blu-ray 4
(1)監督:ライナー・E・モーリツ
制作:モナルダ・アーツ
(2)マルティン・ハーゼルベック(Org)

画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1
言語(ドキュメンタリー):独 、英
字幕:仏、韓、日本語
リージョン:All、交響曲:631分
ドキュメンタリー:58分(英)、56分(独)
ハードカバーブック120ページ(英語+日本語版)
ブルックナー手書きの履歴書の複写(英、独、仏、日本語訳付)
ミュンヘン・フィル&ゲルギエフによる、ブルックナーの聖地 ザンクト・フローリアン修道院で3年間かけて行われたブルックナー交響曲全曲演奏会の模 様が、2021年ブルックナー没後125年を前に、映像商品としてリリースされます。
この演奏会は、ブルックナーゆかりの街リンツで行われているブルックナー音楽祭でのライヴ。音楽祭は1974年、ブルックナーの生誕150周年を記念し て建設された新ホール「ブルックナー・ハウス」を拠点に毎年9月半ばから10月半ばにかけ演奏会が行われます。ミュンヘン・フィル&ゲルギエフは3年 連続で音楽祭に招待され交響曲全曲演奏会を行いました。ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィル。ブルックナーの弟子レーヴェが音楽監 督としてブルックナー作品を積極的に取り上げ、ルドルフ・ケンペ(1967-76)が、巨匠チェリビダッケ(1979-96)がその任を務め、さらにギュンター・ヴァ ントとの一連の演奏など、その歴史あるブルックナー演奏とともに楽団の声価を高め黄金時代を築きました。
2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフ。世界で最も忙しい指揮者とも言われ、いくつものオーケストラやプロジェクトを同時進行 させるその圧倒的パワーは超人的。今回の演奏もゲルギエフらしい濃厚さをみせるも、音楽的解釈は奇抜なものではなく、ミュンヘン・フィルの伝統に寄り添っ た、そしてブルックナーが求めた響きをゆかりの地で再現させようという、真の想像力と芸術性にあふれた音楽です。ブルックナーの音楽がどう演奏される べきなのか深い理解をもつゲルギエフとオケによる相互作用の賜物ともいえる聴きごたえのある演奏となっています。
また、数々のドキュメンタリー映像を制作してきたドイツ人監督ライナー・E・モーリツによるドキュメンタリー『アントン・ブルックナー〜巨人の創造』(日 本語字幕あり)、そしてエリーザベト・マイヤー博士によるブルックナーの生涯をたどる「私の人生を賭けた仕事…交響曲作曲家として…天才の成長」と題 した評伝と、ブルックナーの交響曲に関する各稿の概要を記した120ページ近くあるハードカバーのブックレット(日本語あり)がついており、ブルックナー という音楽家を深く理解することのできるセットとなっております。 (Ki)

RCO Live
RCO-19005(5CD)
限定生産
ベートーヴェン:交響曲全集/ロイヤル・コンセルトヘボウOライヴ録音


■CD1
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36*

■CD2
交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
交響曲第4番変ロ長調 Op.60*

■CD3
交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」(34’01)
交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」*

■CD4
交響曲第7番イ長調 Op.92(33’41)
交響曲第8番ヘ長調 Op.93(24’55)*

■CD5
交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」*
■CD1
デイヴィッド・ジンマン(指)
録音:2010年6月9日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)
レナード・バーンスタイン(指)*
録音:1978年3月8日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(NOS)*
■CD2
ニコラウス・アーノンクール(指)
録音:1988年10月16日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(NOS)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)*
録音:2003年9月19日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)*
■CD3
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2008年5月29日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)
ロジャー・ノリントン(指)*
録音:2004年10月7日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)*
■CD4
カルロス・クライバー(指)
録音:1983年10月20日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(UNITEL)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)*
録音:2003年10月5日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(AVRO)*
■CD5
アンタル・ドラティ(指)
ロベルタ・アレクサンダー(S)
ヤルト・ファン・ネス(Ms)
ホルスト・ラウベンタール(T)
レオナルド・ムロツ(Bs)
コンセルトヘボウcho
録音:1985年4月28日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(NOS)
ベートーヴェン生誕250周年のメモリアル・イヤーに真打ちの登場です! ロイヤル・コンセルトヘボウOによる1978年〜2008年のライヴ放送録音から、歴史的なベートーヴェン演奏を集めた交響曲全集がリリースされます。 第3番のアーノンクール、第5番のマリス・ヤンソンスは、以前RCOのアンソロジーBOXに収録されていましたが、そのほかの音源は初出。カルロス・クライバー の第7番は、映像商品としてリリースされていますが、CDとしては初リリースとなります。9人の歴史的指揮者たちによる貴重な録音がここに蘇ります。
★第1番は、デイヴィッド・ジンマン(2010年)。ジンマンのベートーヴェンといえば、手兵トーンハレ管との画期的な全集(1997&98年)が印象的ですが、このコンセルトヘボウとの演奏は、まったくとらえ方の異なる音楽を展開しているように聴こえます。第1楽章の自信に満ちた旋律、優美な第2楽章、軽快な第3楽章、そして後のベートーヴェンを予見させる豊かな楽想をもつ第4楽章。若きベートーヴェンの意欲をジンマンならでは明晰さで隅々までくみ取り、そこにオケのふくよかな美音が共存する、高度な演奏に深い感銘をうけます。
★第2番は、レナード・バーンスタイン(1978年)。バーンスタインは、1950年にコンセルトヘボウにデビュー。1987年にはヨーロッパツアーを行うなど長年親密な関係を築いていました。バーンスタインは、1978年2つのベートーヴェン・プログラムをもってコンセルトヘボウと共演しました。ひとつは、圧倒的なスケール感で描いた両者の名高い「ミサ・ソレムニス」。もうひとつがこの交響曲第2番です。第2番は、難聴による絶望に満ちたベートーヴェンが書いた、あの有名な「ハイリゲンシュタットの遺書」と同時期の作品。しかし、作品には苦悩や絶望は感じられず、第1番からさらに表現の幅を広げ、従来の作曲法からの進化
がみられます。バーンスタインは、そういったベートーヴェンの才気あふれる音楽を映した生気がみなぎる演奏であります。
★第3番は、長年名誉客演指揮者のポストにも就いていたニコラウス・アーノンクール(1988年)。清々しいピリオドアプローチ、壮年期のアーノンクールの生き生きとた活気のある音楽が見事。
★第4番は、現在、第一線で活躍する現役指揮者としては最高齢のブロムシュテット(2003年)。第4番の交響曲と同時期には、歌劇「フィデリオ」、ラズモフスキー弦楽四重奏曲集、ピアノ協奏曲第4番などが作曲されており、充実期にありました。その背景にはベートーヴェンとヨゼフィーネ・フォン・ダイム伯爵夫人との恋があったとの言われています。シュターツカペレ・ドレスデン、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管らとの全集を完成させているブロムシュテット。この演奏時は76歳ですが、躍動感あふれるしなやかで瑞々しい音楽を展開しています。
★第5番は、マリス・ヤンソンス(2008年)。2004年にコンセルトヘボウ管の首席指揮者に就任したヤンソンスは、 飛ぶ鳥を落とす勢いとオケとの抜群の相性の良さで数々の名演を繰り広げてきました。この第5番「運命」も、熟成された音楽作りとオケの重厚感ある響き、弦楽器の絶妙なバランス、輝かし金管など気品ある演奏を聴かせてくれます。
★第6番はロジャー・ノリントン(2004年)。ノリントンは以前コンセルトヘボウはアーノンクールとの共演経験も豊富なのでやりやすいと語っていたように、ノリントンらしさが存分で出た演奏となっています。
★第7番はカルロス・クライバー(1983年)。言わずと知れた名演。クライバーの十八番である第7番。何度聴いても、その圧倒的なエネルギーと溌剌とした生命力あふれる演奏は、文句のつけようがない真の名演。
★第8番はフィリップ・ヘレヴェッヘ(2003年)。ロイヤル・フランダース・フィルをピリオド・アプローチで振った全集が評判ですが、このコンセルトヘボウとの演奏も、この第8交響曲に施された様々な工夫を紐解くようなヘレヴェッヘの考え抜かれたアプローチは、実に見事。
★第9番はアンタル・ドラティ(1985年)。ハンガリー出身の名指揮者ドラティは、コンセルトヘボウとも長期にわたって数多くの録音を残しています。この演奏
は最晩年の演奏。この翌年コンセルトヘボウと自作の交響曲第2番をヨーロッパ初演、その2年後にはスイスの自宅で死去。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9837(1CD)
税込定価
2020年10月7日発売
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2020 年1 月16 日・21 日 フェスティバルホール・サントリーホール・ライヴ
2018 年の音楽監督就任以来、数々の名演を世に放つ尾高=大阪フィル。披露公演における「ブルックナー 交 響曲 第8 番」、シーズン2 年目の開幕を飾った「マーラー 交響曲第9 番」のライヴCD は、精緻な表現 と豪放な響きを併せ持つ稀代の演奏と高く評価されました。 若き日よりブルックナーに傾倒してきた尾高ですが、「第3 番」は版の選択を決めかね、演奏する機会に恵 まれませんでした。しかし「朝比奈隆先生ゆかりの大阪フィルに来たからには、ここで3 番を始めるべき」 と2020 年1 月の3 公演に臨むことを決意します。オーケストラにとっても、2002 年の朝比奈追悼公演 以来となる「第3 番」です。 思索を深めることとなった前年の病気療養から、未踏の領域へと近づく尾高の指揮。その自然体の導きに、当 意即妙な演奏で応える大阪フィルの演奏は、まさに理想的なブルックナー像の出現と申せましょう。 尾高/大阪フィルの今シーズンは、さらに11 月「マーラー 交響曲第5 番」21 年2 月「ブルックナー 交 響曲 第9 番」という大曲が予定されています。 (フォンテック)

NAXOS
NYCX-55881(1CD)
税込定価
橋本國彦(1904-1949):交響曲第1番ニ長調(1940)…世界初録音
交響組曲「天女と漁夫」(1933)…世界初録音
沼尻竜典(指)
東京都SO

録音:2001年7月24-26日東京芸術劇場、池袋
戦前における日本音楽界をリードした橋本國彦。東京音楽学校研究科で作曲を学び、1920年代後半に発表したいくつかの歌曲で名声 を確立。1930年代には文部省の命を受けウィーンに留学し、エゴン・ヴェレスに師事するなど積極的に新しい音楽を採り入れました。第二 次世界大戦中には数多くの戦時歌謡を作曲するなど多彩な活動を行いましたが、戦後に教職を辞してからは、その作品もほぼ忘れ去られ てしまいました。1940年の「交響曲第1番」は“皇紀2600年奉祝曲”として作曲されたもので、南方への憧れを想わせる旋律を用いた第2 楽章が印象的。このアルバムが世界初録音です。同じく世界初録音となった“羽衣伝説”に基づく交響組曲「天女と漁夫」は、橋本の渡欧 前の作品。近代フランス音楽と日本の伝統文化との融合から生まれた意欲的な作品です。沼尻竜典の指揮による東京都SOの演 奏で。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.555881J]のブックレットから転載となります。

Ars Produktion
ARS-38304S(1SACD)
マーラ―・フェスト・カッセル1991
マーラ―:交響曲第2番ハ短調「復活」
イボリャ・ヴェレビチュ(S)、マリリン・ホーン(A)、アダム・フィッシャー(指)、グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭O、ベルリン放送cho

録音(ライヴ録音):1981年7月7日、シュタットハレ・カッセル(ドイツ)
※マスタリング:マンフレッド・シューマッハー(ARS Produktion)
白熱かつ鮮烈な演奏が話題を呼んだ前作「巨人」(ARS38259S)に続く、アダム・フィッシャーとグスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭Oのマーラー第2弾となる「復活」のライヴ録音がARS Produktionから登場!!
デュッセルドルフ・フィルとのマーラー・チクルスの世界的高評価により、現代有数のマーラー指揮者の1人とも称されるアダム・フィッシャーが、ドイツのカッセル国立劇場の音楽総監督在任時代(1987−1992)に同地で創設した音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」。
永続的に開催される音楽祭として設立されたものの様々な事情により、1989年、1991年、1995年の実質3回の開催のみ(1993年はザンクト・マルティン教会での1公演のみ)で幕を下ろすことになってしまった「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」ですが、その限られた機会で演奏されたマーラー演奏の数々は、ドイツのマーレリアンたちを熱狂の渦に巻き込みました。
今回、ARS Produktionのトーンマイスター、マンフレッド・シューマッハーのマスタリングにより蘇るアダム・フィッシャーの「復活」は、1991年7月7日のライヴ録音で、総演奏時間は82分12秒。
ウィーン・フィルとウィーンSO、シュターツカペレ・ドレスデン、チェコ・フィル、ハンガリー国立歌劇場管、コンセルトヘボウ管、そしてカッセル国立劇場管をはじめとする様々なドイツのオーケストラから集まったオールスター・メンバーたちが、アダム・フィッシャーのタクトに導かれて生まれた圧巻の「復活」の貴重な記録です!

LPO
LPO-0118(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 Op.103 「1905年」 ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO

録音:2019年12月11日、ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)
ロンドンPOの2019年12月に行われたライブ演奏。“激しく破壊的” にして “並はずれて理論的で、時に優しく、時に非常に 献身的” といった評が見られることから、いかにこの演奏のインパクトが大きかったか、ということが想像されます。ユロフスキはショスタコーヴィチの音楽 に深く傾倒しておりますが、LPOレーベルからは2014年にリリースされた交響曲第6番と14番(LPO 0080)以来のショスタコーヴィチの登場となります。 この交響曲はロシア革命前夜を描いた映画的音楽で、ショスタコーヴィチの驚くべき描写力が発揮されています。「血の日曜日」の民衆虐殺の場面をはじめ、 全体に指揮者の能力が試される難曲。ユロフスキは持ち前のエネルギーと推進力、そして統率力で見事にこの作品を描き切っています。なお、2020年の秋、 ロンドン・フィルはオンラインでの演奏会が中心になるということですが、それらはレコーディングもされるということで、今後もリリースが続く予定です。 (Ki)


Challenge Classics
CC-72856(9CD)
ベートーヴェン:交響曲&協奏曲全集

[CD1]
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第6番ヘ長調『田園』 Op.68
[CD2]
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第5番ハ短調『運命』 Op.67
[CD3]
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
[CD4]
交響曲第2番ニ長調 Op.36
交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55
[CD5]
交響曲第9番ニ短調『合唱』
[CD6]
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15

[CD7]
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
三重協奏曲 ハ長調 Op.56*
[CD8]
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調『皇帝』 Op.73
[CD9]
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ロマンス第1番ト長調 Op.40
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
ネザーランドSO

[CD5]
アンマリー・クレメール(S)、ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(A)、マルセル・レイヤン(T)、ゲールト・スミッツ(Br)、コンセンサス・ヴォーカリス(合唱)
[CD6]
ハンネス・ミンナール(P)
[CD7]
ハンネス・ミンナール(P)
ストリオーニ三重奏団*
[CD8]
ハンネス・ミンナール(P)
[CD9]
リザ・フェルシュトマン(Vn)

録音:[CD1] 2009年6月30日-7月3日(第4番)、2008年6月23-26日(第6番)
[CD2] 2009年6月29-30日(第1番)、2010年2月8-10日(第5番)
[CD3] 2010年6月29-30日(第7番)、2008年6月25-26日(第8番)
[CD4] 2009年5月18-20日(第3番)、2010年9月7-8日(第2番)
[CD5] 2011年7月12-14・18日
[CD6] 2015年2月2-4日
[CD7] 2016年9月23・27日(第3番)、2012年7月2-3日(三重協奏曲)
[CD8] 2014年5月26-28日
[CD9] 2010年2月10-12日(協奏曲)、2010年6月30日(ロマンス)
録音場所:オランダ、エンスヘデ音楽センター
ベートーヴェン生誕250年記念リリース!フリエンド指揮による交響曲と協奏曲の録音を網羅したお買い得セット。オーケストラは2006年から2017年 までフリエンドが首席指揮者を務めたネザーランドSO。すべて当レーベルの名録音技師Bert van der Wolf氏がサウンド・エンジニアを務めた録音 でもあり、演奏・音質共に一本筋の通った説得力ある仕上がりとなっています。 フリエンドはコンバッティメント・コンソート・アムステルダムとも演奏を重ねており、古楽系の演奏法に長けています。ゆえに颯爽としたテンポ感、思い切っ た斬り込み具合が痛快。その個性がモダン楽器を使用したネザーランドSO特有のふくよかな響きと絶妙なマッチングを見せ、温かみのある風合いを持 ちながらも強い表現意欲に満ち満ちているという、稀有な演奏を生み出しています。奇をてらうことなく真正面からベートーヴェンのスコアに立ち向かってい く姿勢も好感が持て、『英雄』のような充実した作品ではその音楽の濃密さ、重みが十分に感じられるでしょう。各所に現れる美しい管楽器のカンタービレ も聴きものです。
ピアノ協奏曲はピアノ三重奏全曲録音でも名を上げたミンナールの独奏で、カデンツァはすべてベートーヴェンのものを使用。ヴァイオリン協奏曲はこちら もレーベルの看板アーティストであるフェルシュトマンによる独奏で、カデンツァはベートーヴェンがピアノ協奏曲用に編曲(Op.61a)した際に書いたカデン ツァをシュナイダーハンがヴァイオリン用に書き直した、ティンパニ付きの珍しいものです。ロマンスもしっかり収録しています。


EUROARTS
20-65548(9DVD)
ベートーヴェン〜九つの「第九」



[DVD1]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(第一楽章なし)

[DVD2]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD3]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD4]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD5]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
交響曲第7番イ長調 op.92*
交響曲第8番ヘ長調 op.93#

DVD6]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ドキュメンタリー:ベートーヴェン「第9」について

[DVD7]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
『レオノーレ』序曲第3番

[DVD8]
モーリス・ベジャール振付 「第九」

[DVD9]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
[DVD1]
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)フランス国立O、ピラール・ローレンガー(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、ヨーゼフ・トラクセル(T)、オットー・ヴィーナー(Bs)/収録:1963年、パリ、サル・プレイエル(ライヴ)
[DVD2]
オットー・クレンペラー(指)ニュー・フィルハーモニアO、アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ホフゲン(C.A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、グスタフ・ナイトリンガー(Bs)/収録:1964年、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
[DVD3]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO、アンナ・トモワ=シントウ(S)、アグネス・バルツァ(A)、ルネ・コロ(T)、ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs)/収録:1977年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD4]
レナード・バーンスタイン(指)バイエルンRSO、シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー、NYOメンバー、ロンドンSOのメンバー、レニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)Oのメンバー、パリOのメンバー、ジューン・アンダーソン(S)、サラ・ウォーカー(Ms)、クラウス・ケーニヒ(T)、ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(Bs)/収録:1989年12月25日東ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)ライヴ
[DVD5]
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO、レナーテ・ベーレ(S)、イヴォンヌ・ネフ(Ms)、グレン・ウィンスレイド(T)、ハンノ=ミュラー・ブラッハマン(Bs)/収録:1999年7月、フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
収録:1998年6月、フライブルク、コンツェルトハウス*、2000年1月、フライブルク、コンツェルトハウス#
[DVD6]
クラウディオ・アバド(指)BPO、カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)、トーマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム=シュルテ(Bs)/収録:2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD7]
ダニエル・バレンボイム(指)ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、アンゲラ・デノケ(S)、ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)、ブルクハルト・フリッツ(T)、ルネ・パーペ(Br)/収録:2006年8月27日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD8]
東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団、ズービン・メータ(指)イスラエルPO、クリスティン・ルイス(S)、藤村実穂子(Ms)、福井敬(T)、アレクサンダー・ヴィノグラードフ(Bs)/収録:2014年11月8&9日NHKホール、東京(ライヴ)
[DVD9]
ファビオ・ルイージ(指)デンマーク国立SO、ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(S)、デニズ・ウズン(Ms)、マクシミリアン・シュミット(T)、マルティン・ガントナー(Br)/収録:2019年、コペンハーゲン、DRコンサートホール

画面:DVD1-5/NTSC,4:3 、DVD6-9/NTSC,16:9
音声:DVD1-2/PCMステレオ、DVD3-9/PCMステレオ
DD5.1,DTS5.1
字幕:英独仏西
DVD1,2&9/英独仏西韓,日本語
DVD8/英独韓,日本語
リージョン:All、798分
ベートーヴェン生誕250周年を祝う企画DVDボックスの登場。ベートーヴェン「第9」をホーレンシュタイン、クレンペラー、カラヤン、バーンスタイン、 ギーレン、アバド、メータ、ルイージの9人の歴史的な指揮者たちによる、9つの名演映像を収録した当盤。 DVD1は、ユダヤ系指揮者ホーレンシュタインによる1963年の映像(第2楽章〜第4楽章)。ホーレンシュタインは、マーラーやブルックナーに早くから 取り組み、その普及に尽力しました。白熱の演奏は必見、ピラール・ローレンガーほか往年の名歌手にも注目です。DVD2は、20世紀を代表する指揮者オッ トー・クレンペラーによる1964年の「第9」。クレンペラーとともに名演名録音を生み出してきたフィルハーモニア管の突然の解散通告を受けて、存続をか けて開催されたコンサートの模様です。フィルハーモニア管が「ニュー・フィルハーモニアO」となった門出の感動的な演奏となっています。DVD3 は、1977年のカラヤン&ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサート。ベルリン・フィルとの2度目、70年代のスタジオ全集録音と時期が重なるこのジル ヴェスターの第九ライヴは、ソリストもテノールのコロをのぞいてほぼ同じ(全集ではシュライヤー)。磨き抜かれた弦の美音などカラヤン色が徹底され、もっ とも完成された内容として知られるものです。DVD4は、1989年12月25日、ドイツの東西分離の象徴でもあったベルリンの壁が崩壊したことを記念した 一大イヴェント、レナード・バーンスタインが指揮した第九演奏会。バーンスタインはここで、バイエルンRSOをメインに、計6つの楽団のメンバー によって特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ&英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮 しています。DVD5には、近代・現代音楽ファンの絶大な支持を得る指揮者で作曲家、ミヒャエル・ギーレン。DVD6には、アバド&ベルリン・フィルに よる2000年のヨーロッパコンサートの映像。DVD7は、バレンボイム&ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラの迫真の第九、ベルリン・ライヴ。 DVD8は、東京で行われた音楽とダンスを融合させたベジャールの「第九交響曲」をメータが指揮。DVD9には、最新映像としてデンマーク国立管とルイー ジによる映像が収録され、時代を彩った様々な「第9」演奏が収録されています。 (Ki)

NCA
NCA-60125315(2CD)
シューマン:交響曲全集(ブライトコプフ原典版)
交響曲第1番変ロ長調Op.38
スケルツォ ト長調
交響曲第4番ニ短調Op.120
交響曲第2番ハ長調Op.61
交響曲第3番変ホ長調Op.97
ダグラス・ボストック(指)、
チェコ室内PO

録音:2002年8月7日-9日、ニュルンベルク
チェコのカールスバートSO、チェコ室内フィル、ミュンヘンSO、南西ドイツ・フィルなどの主要ポストを歴任し、日本では東京佼成ウィインドオーケストラの常任指揮者と首席客演指揮者、東京藝術大学の招聘教授として功績を残してきたイギリスの名指揮者、ダグラス・ボストックが2002年に録音したシューマンの交響曲全集。当時ブライトコプフ&ヘルテル社の原典版による世界初録音となったシューマン全集です。

Hyperion
CDA-68325(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
バニヤンの 「天路歴程」 からのシーン*
マーティン・ブラビンズ(指)、BBCSO、BBC交響合唱団*、BBCシンガーズ・クァルテット*、エミリー・ポートマン(フォーク・ヴォイス)*、キティ・ホワイトリー(Ms)*、マーカス・ファーンズワース(Br)*

録音:2018年12月2日(天路歴程)&2019年11月4日−5日(交響曲第5番)、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。1920年版の「ロンドン交響曲(CDA68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第4弾は、日本でも比較的人気の高い交響曲第5番が登場!
そして、ヴォーン・ウィリアムズの知られざる管弦楽作品を併録するというコンセプトもこのサイクルのポイントの一つ。今回は、ジョン・バニヤンの物語「天路歴程(Pilgrim’s Progress)」に音楽を付けた作品で、交響曲第5番と共通の素材が使われていることでも知られるヴォーン・ウィリアムズのオペラ「天路歴程」からのセレクションを収録。
第1巻〜第3巻まで連続で英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれ、レコード芸術「海外盤REVIEW」でも絶賛されてきた絶好調のRVWサイクル。英国音楽愛好家要注目の新譜です!

TCO
(The Cleveland Orchestra)
TCO-0002(1SACD)
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
クルシェネク:Statisch und ekstatisch, Op. 214(静的で恍惚とした)〜室内オーケストラのための10の楽章
フランツ・ウェルザー=メスト(指)
クリーヴランドO

収録:2020年3月12,13日/クリーヴランド、セヴェランス・ホールでのライヴ
世界がたいへんな時代に産声を上げたクリーヴランドOのレーベル、TCO。注目の第2弾は、2020年3月という、まさにコロナ禍の中行われた 特殊な演奏会の記録の登場となりました。2020年3月12日木曜の午前、オーケストラの事務局長は、12日と13日の演奏会はホールは開けず、政府か ら100人以上での集まりを禁止する旨が発表されたことを受け、一部のパトロンとスタッフだけを客席に入れての演奏会、そして13日の演奏会も同様に何 名かのスタッフだけがセヴェランス・ホールの真っ青な客席に座った状態で演奏は行われました(ちなみにこの後しばらくセヴェランス・ホールは閉鎖され ました)。極限まで集中した中で演奏は行われ、メストは、この演奏は自分の中でも稀有のもので、生涯忘れられないものになる、と語っています。クルシェ ネクの作品は2020年5月に予定されていたオーストリアへのクリーヴランド管のツアーでも予定されていた作品で、それとシューベルトを合わせて組まれた プログラムです。 クルシェネクの作品は厳密でひりひりするような緊張感と、様々な要素が複雑に組み合わされた、奏者に極度の集中を要する作品。この演奏会の特殊な状況、 そしてクリーヴランド管のメンバー一人ひとりの卓越した能力があったからこそ為し得た稀有の名演が展開されています。 シューベルトはメストにとっても特別な作曲家。ディテールのひとつひとつに注意を払い、それらを注意深く創意豊かに発展させつつ、メランコリー、あこが れ、そして悲しみといったさまざまな感情が込められたシューベルトの作品を、ほぼ無聴衆の特殊な演奏会という状況で演奏することによって、シューベル トの作品がもつ孤独のようなものがより濃厚に表れている瞬間もあるように感じられます。今なお続く不安な状況に、メストとクリーヴランド管からの心から の共感と、極上のエールのようにも響く稀有の演奏となっております。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1715(1CDR)
アノーソフの「新世界」
ドヴォルザーク
:交響曲第9番「新世界より」*
プロコフィエフ:交響曲第7番#
ニコライ・アノーソフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1962年*、1961年#
※音源:Melodiya S 0397-398*、 Eterna 7 20 075 #他
Forgotten Records
fr-1721(2CDR)
イッセルシュテット/「悲愴」「新世界」
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」*
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」#
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ハンブルク北ドイツRSO

録音:1954年2月14日+
1953年5月19日-20日#
※音源:Telefunken LSK 7030*、LE 6505 #他
Forgotten Records
fr-1726(1CDR)
ブラームス:交響曲第2番*
シベリウス:交響曲第2番#
ジョン・バルビローリ(指)NYO

録音:1940年3月27日*、1940年5月6日#、
※音源:Columbia RL-3044 *、 RL-3045 #
Forgotten Records
fr-1733(1CDR)
シューベルト:交響曲第5番*
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ミュアー・マシソン(指)
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:1958年2月*、5月#(ステレオ
※音源:WRC SSCP 15*, STP 16 #他

BR KLASSIK
BR-900718(6CD)
ブルックナー:交響曲選集


【CD1】
交響曲第3番ニ短調 WAB103(1889年 第3稿)

【CD2】
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB104(1878年 第2稿/終楽章 1880年版)

【CD3】
交響曲第6番イ長調 WAB106(1879-1881)

【CD4】
交響曲第7番ホ長調 WAB107(1881-1883)

【CD5】
交響曲第8番ハ短調 WAB108(1890年 第2稿)

【CD6】
交響曲第9番ニ短調 WAB109(オリジナル・ヴァージョン)
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

【CD1】
録音:2005年1月20,21日 ライヴ
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD2】
録音:2008年11月26-28日 ライヴ
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD3】
初出音源
録音:2015年1月22,23日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD4】
録音:2007年11月4日 ライヴ
ムジークフェライン大ホール、ウィーン
【CD5】
録音:2017年11月13-18日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD6】
録音:2014年1月13-17日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
バイエルンRSOにとってブルックナーは、初代首席指揮者のオイゲン・ヨッフム以 来楽団のレパートリーの中核となっており、マリス・ヤンソンスはオーケストラの伝統を尊重 するかのように、じっくりと時間をかけて取り組んできました。このBOXには彼らが録音したブ ルックナーの交響曲が全て収録されています。ヤンソンスはブルックナーの総譜を細部まで 読み込み、書かれた音符を丹念に音にしていきます。ワーグナーへの敬意が表明された第 3番、牧歌的な曲調を持つ第4番、オルガンの荘厳な音色を思わせる第8番など、ブルッ クナーの特徴とも言える分厚い響きを存分に表現、中でもブルックナーが「愛する神に捧 ぐ」と譜面に書き入れた交響曲第9番は圧巻の演奏を誇ります。 ヤンソンスのオーソドックスなアプローチから浮かび上がる作品の姿を、世界トップクラスの実 力を誇るバイエルンRSOの豊穣な響きが余すことなく描き出しています。

ALPHA
ALPHA-480(5CD)
NX-D11
ベートーヴェン:交響曲全集

【DISC 1】
交響曲第1番ハ長調 Op. 35
交響曲第2番ニ長調 Op. 36

【DISC 2】
交響曲第3番変ホ長調 Op. 55 「英雄」
交響曲第4番変ロ長調 Op. 60

【DISC 3】
交響曲第5番ハ短調 Op. 67
交響曲第6番ヘ長調 Op. 68 「田園」

【DISC 4】
交響曲第7番イ長調 Op. 92
交響曲第8番ヘ長調 Op. 93

【DISC 5】
交響曲第9番ニ短調 Op. 125 「合唱」
ウィーン・アカデミーO (古楽器使用)
マルティン・ハーゼルベック(指)
ローラ・エイキン (S)
ミヒャエラ・ゼリンガー (Ms)
スティーヴ・デイヴィスリム (T)
ホセ・アントニオ・ロペス (Br)
シネ・ノミネ (合唱)

【DISC 1】
録音:2014年12月7-9日 (ライヴ)
ニーダーエスターライヒ宮ラントハウスザール、ウィーン
【DISC 2】
録音:2016年5月20-25日(ライヴ拍手入り/第3番)、2018年4月(ライヴ/第4番)
オーストリア演劇博物館(旧ロブコヴィッツ侯爵邸)エロイカ・ホール、ウィーン
【DISC 3】
録音:2018年11月、2019年7月
ニーダーエスターライヒ宮、ウィーン
【DISC 4】
録音:2015年3月10-14日(第7番)、2017年11月(ライヴ/第8番)
オーストリア科学アカデミーセレモニアル・ホール、ウィーン
【DISC 5】
録音:2015年9月26、27日 (ライヴ)
ホーフブルク宮レドウテンザール、ウィーン
マルティン・ハーゼルベックとウィーン・アカデミーOが2014年から進めており、楽聖生誕250年となる2020年に完結した「リサウンド・ ベートーヴェン」シリーズから、交響曲のみを抜き出し全集としてBOX化。作曲者存命中に近い年代の楽器、あるいはその復元を用いること はもちろん、演奏会場も共に鳴る楽器であるという考えから、初演場所あるいはそれに準じた歴史的建造物を録音場所とするこのシリーズ。 「第九」では当時の慣例に倣って、合唱とソリストを管弦楽の前に配するという凝りようです。力強い演奏が作品の素晴らしさを際立たせてい ることも大きな魅力。記念の年ならではの好企画と言えるでしょう。また、ゴットリープ・ヴァリッシュをソリストに迎えたピアノ協奏曲全集(ヴァイオ リン協奏曲の編曲版を含む全6曲)は、別途セット化されCPOレーベルより発売中(555329)です。

オクタヴィア
OVCL-00736(1SACD)
税込定価
2020年9月23日発売
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73
交響曲第3番ヘ長調 作品90
尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2019年10月2日(Sym.2)、9月4日(Sym.3)大阪、ザ・シンフォニーホール・ライヴ
「交響曲第1番」に続く、尾高/大阪フィルによるブラームス・チクルス第2弾。 尾高は、コントロール自在な棒から躍動する力感や深い息づかいを生みだし、オーケスト ラも腰の強い骨太な響きでこれに呼応。大阪フィルにとってブラームスは、朝比奈時代か ら根幹をなすレパートリーで、そこに育まれた特質が底流となり、この重厚剛毅な音楽を 生み出しました。 このコンビならではの、“熱いブラームス”です。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00723(1CD)
税込定価
2020年9月23日発売
信時潔:交聲曲「海道東征」 [作詩:北原白秋]
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
s章恭(指)
大阪フィルハーモニーSO
大阪フィルハーモニーcho
大阪すみよし少年少女cho
幸田 浩子(S)、清野 友香莉(S)、石井 藍(A)、小原 啓楼(T)、原田 圭(Br)

録音:2019年11月8日
大阪・ザ・シンフォニーホール・ライブ
「海道東征」は、昭和15 年(1940年)皇紀二千六百年の奉祝曲として書かれた、わが国を 代表するカンタータ(交聲曲)です。格調高き北原白秋の作詩に、信時潔は端正な和声を ふんだんに織り込み、まさに日本的様式美を誇る曲に仕上げ、昭和の時代を代表する大 曲となっています。 この新盤は、合唱指揮界の雄、s章恭が満を持して挑んだライヴで、独唱陣、合唱、 オーケストラが一体となり、熱気がアルバム全体に充満しています。 近年再評価著しいこの楽曲に、新たな魅力あふれる1枚が加わりました。(オクタヴィア)

Diapason
DIAP-127(1CD)
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」 エミリア・クンダリ(S) モーリン・フォレスター(A)
、ウェストミンスターcho、
ニューヨーク・フィルハーモニック、
ブルーノ・ワルター(指)

録音:1958年2月17−21日、カーネギー・ホール(ニューヨーク、アメリカ)
※リマスタリング:Circa(フランス)
フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリング施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
同シリーズの第127集は、ブルーノ・ワルターとニューヨーク・フィルハーモニックの金字塔の1つ、マーラーの「復活」!
ナチスからの迫害を受けドイツを追われ、アメリカへと亡命する前、ハンブルクでマーラに出会い、ウィーンではその招きによりウィーン宮廷歌劇場の副指揮者を務めた経歴を持つワルター。
この1958年の「復活」はマーラーの音楽、解釈を間近で体験したワルターの名演であると同時に同氏にとって初のステレオ録音であり、コロンビア・ステレオ最初期の名録音としても名高い演奏です。

MUSICAPHON
M-56936(1SACD)
ブラームスVol.1〜後期ロマン主義
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
R.シュトラウス:死と変容 Op.24
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO

録音:2010年9月&2012年6月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第12巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「後期ロマン主義」で、ブラームスの「交響曲第1番」に、R.シュトラウスの傑作「死と変容」をカップリングしています。「死と変容」もメインのブラームスに劣らぬ感情たっぷりの熱演となっており、見逃せません。
MUSICAPHON
M-56947(1SACD)
ブラームスVol.2〜哀愁を帯びたスイス
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
シェック:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調「幻想曲風」Op.21(幻想曲風協奏曲)
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、カルロス・ジョンソン(Vn)

録音:2011年1月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第13巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「哀愁を帯びたスイス」で、ブラームスの「交響曲第2番」に、20世紀に活躍したスイスの作曲家オトマール・シェックの「幻想曲風協奏曲」をカップリングしています。この作品は若き日のシェックが想いを寄せたハンガリーの女流ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに捧げられたもので、抒情と情熱を兼ね備えたスイス・ロマン派の知られざる傑作です。
MUSICAPHON
M-56950(1SACD)
ブラームスVol.3〜交響的な古典主義
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 KV.364
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、マユミ・ザイラー(Vn)、
ナオミ・ザイラー(Va)

録音:2012年6月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第14巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「交響的な古典主義」で、ブラームスの「交響曲第3番」に、モーツァルトの「協奏交響曲」をカップリングしています。ヴァイオリンとヴィオラのソロは、4姉妹のSQ、ザイラー・クァルテットでも有名なマユミ・ザイラーとナオミ・ザイラーが担当。骨太のオーケストラをバックに繰り広げられる協奏が聴きものです。
MUSICAPHON
M-56954(1SACD)
ブラームスVol.4〜ヴィルトゥオーゾ・モダニティ
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ツィンマーマン:トランペット協奏曲「誰も知らない私の悩み」
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)

録音:2012年6月
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いています。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目ください。
ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第15巻にあたります。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にあります。本アルバムのテーマは「ヴィルトゥオーゾ・モダニティ」で、ブラームスの「交響曲第4番」に、ドイツの現代音楽作曲家、B.A.ツィンマーマンのジャズとコンチェルト様式を融合させた「トランペット協奏曲」をカップリングしています。そしてトランペットは世界的名手、ラインホルト・フリードリヒ。その圧倒的なテクニックにも要注目です!
MUSICAPHON
M-56942(2SACD)
オネゲル:交響曲全集
交響曲第1番/交響曲第2番*
交響曲第3番「典礼風」
交響曲第4番「バーゼルの喜び」
交響曲第5番「3つのレ」
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO、グィド・セゲレス(Tp)*

録音:2008年-2010年
1960年頃にベーレンライター社のレコード部門として設立され、1994年にドイツの音楽学者ライナー・カーライス博士に引き継がれ、着実にリリース点数を増やしてきたドイツ、カッセルのレーベル「Musicaphon(ムジカフォン)」の取り扱いを開始します。
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による
オネゲルの交響曲全集!1892年にスイス人の両親のもとルアーヴルに生まれたオネゲルは、フランス語圏とドイツ語圏の文化を融合させた作曲家であり、その生涯を通じて、最も魅力のある音楽家のひとりでした。さまざまなスタイルに対する関心と才能、自作をドイツ・ロマン派の伝統と結びつけようとする意志と能力、そして新しいテーマと形式を探求する勇気が、オネゲルの作品を特徴づけています。オネゲルの若い頃からの最大の影響は、ワーグナー、レーガー、R・シュトラウスといった後期ロマン派のドイツ音楽でした。また彼がダリウス・ミヨーと共にアンドレ・ジェダルジュのレッスンを受け、大バッハの複雑な和声とポリフォニックの豊かさを学び、後に自作に取り入れていったことも忘れてはなりません。ドイツ音楽の流れを汲みながらも、いかにもモダンに作曲された彼の5つの交響曲を、ブログリ=ザッヒャーの真摯な演奏でじっくりとお楽しみください。
ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。

Goodies
78CDR-3809(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調作品36 エーリヒ・クライバー(指)
ベルリン国立歌劇場O

独 POLYDOR 66905/8
(1929年5月録音)
トラック(1)途中キズ
トラック(6)途中ボコ・ノイズと音崩れがあります。
エーリヒ・クライバー(1890-1956)はウィーン出身の20世紀前半を代表する指揮 者の一人。指揮者のカルロス・クライバー(1930-2004)は息子。プラハ・カレル 大学で歴史と哲学を学んだが、一方で指揮者への道を目指すようになった。プラ ハ音楽院で指揮法を学び1911年に指揮者デビュー。1923年にレオ・ブレッヒ (1871-1958)の後任としてベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任した。ナチスの 台頭でベルリンの職を辞し、1935年に妻と当時5歳のカルロスらとアルゼンチン に移住した。1939年に市民権を得て、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンの 首席指揮者に就任した。大戦後ヨーロッパに戻り、イギリス・デッカ社の専属に なり各地の客演指揮者として活躍した。クライバーはこのシリーズでベートー ヴェン:「田園」(1948年ロンドン響)(78CDR-3686)とチャイコフスキー:第4番 (1949年パリ音楽院管)(78CDR-3518)が出ている。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

BIS
BISSA-2506(4SACD)
シベリウス:交響曲全集+クレルヴォ
Disc 1(74'10)(BIS SA 1996)
(1)交響曲第1番ホ短調 Op.39
(2)交響曲第4番イ短調 Op.63
Disc 2(78'04)(BIS SA 1986)
(3)交響曲第2番ニ長調 Op.43
(4)交響曲第5番変ホ長調 Op.82
Disc 3(82'00)(BIS SA 2006)
(5)交響曲第3番ハ長調 Op.52
(6)交響曲第6番ニ短調 Op.104
(7)交響曲第7番ハ長調 Op.105
Disc 4(79'29)(BIS SA 2236)
(8)クレルヴォ Op.7
オスモ・ヴァンスカ(指)、
ミネソタO
(8)リッリ・パーシキヴィ(Ms)、トンミ・ハカラ(Br)、ヘルシンキ大学男声cho(YL)

録音:(1)(2)2012年5月&6月、(3)(4)2011年6月、(5)-(7)2015年5月&6月、(8)2016年2月4日-6日(ライヴ)
かつてラハティSOと記念碑的なシベリウスの交響曲全集(BIS 1286 / 1995-97年録音)を完成させたヴァンスカ。その 後2011年より手兵ミネソタOを率いて2度目の全曲録音を開始しました。同オーケストラとはベートーヴェンの交響曲全集(BIS SA 1825)の名 演でも知られます。
シベリウスの2度目の録音完成には苦難が伴いました。第1弾のリリースとなった第2番&第5番(2011年録音)が好評を博し、続く第1番&第4番(2012 年録音)が順調にリリースされましたが、その後ミネソタOの理事会と楽団員たちの労使紛争が紛糾し決裂状態となり、さらには2013年10月にヴァ ンスカが一時辞任したため、予定されていた第3弾の録音の実現が難しい状態となり中断してしまいました。しかし、多くの要望とヴァンスカの全曲録音へ の思いから2015年5月、6月に第3番、第6番&第7番を録音する運びとなり、ついに完成に至りました。「フィンランドの風景を思い起こさせる」と評 されるヴァンスカの再録は高く評価されました。ヴァンスカの円熟ぶりとさらなる深さを堪能できます。
さらに嬉しいのが、「フィンランドから北アメリカへの移民の始まった150周年を記念するコンサート」におけるライヴ(2016年2月録音)で披露され たクレルヴォも収録しております。当作品もヴァンスカの2度目の録音です。1度目は2000年に当時新築のシベリウスホールで録音したラハティSO との最初のアルバム(BIS 1215)でリリースされました。ヴァンスカ率いるミネソタOの代表録音がついにセットで登場です! (Ki)
BIS
BISSA-2236(1SACD)
シベリウス:クレルヴォ Op.7 オスモ・ヴァンスカ(指)、
ミネソタO、
リッリ・パーシキヴィ(Ms)、
トンミ・ハカラ(Br)、
ヘルシンキ大学男声cho(YL)

ライヴ録音:2016年2月4日-6日/オーケストラホール(ミネアポリス、ミネソタ州)
クレルヴォは、オスモ・ヴァンスカの2度目の録音です。2000年、新築のシベリウスホールで録音したラハティSOとの最初のアルバム(BIS 1215)は、 『カレヴァラ』の深い世界を洞察した演奏が高く評価され、この作品のレファレンス・ディスクのひとつになりました。ミネソタOのコンサートには、 前のアルバムと同じメゾソプラノのリッリ・パーシキヴィとヘルシンキ大学男声合唱団(YL)が参加、フィンランドのバリトン歌手トンミ・ハカラがクレルヴォ を歌っています。 (Ki)

創立40周年記念
"大阪SOシリーズ"開始!
1980年に創立された大阪SOは今年40周年を迎えました。それを記念して同オーケストラのライヴ・シリーズを開始します。 当初大阪シンフォニカーとして発足し、2010年より大阪SOに改称、その10周年にもあたります。2016年4月より外山雄三をミュージッ ク・アドバイザー迎え、急速に実力向上を示して注目されています。1931年生まれ、今年89歳になる指揮界の最長老にして最重鎮ながらき ちんとしたCDは珍しく、その真価を問うものとなります。 いつも聴衆を「熱く」感動させる演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」と評されています。第1弾はチャイコフスキーの三大交響曲。コンサートに接 した人々に衝撃を与えた演奏、その深みと音色の魔術にご期待ください。

King International
KKC-2701(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
外山雄三(指)大阪SO

録音:2018年2月22日、2019年11月21日*/ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
交響曲第4番は2018年2月22日、ザ・シンフォニーホールでのライヴ。まず感じるのはその悠然たるテンポ。急速なイメージのある第3楽章やフィナー レもゆっくりと進むのに驚かされますが、少しもだれることなく大きな音楽を聴かせます。作品を愚直なまでに正しく音化していく姿は崇高さすら感じさせます。 カップリングは幻想序曲「ロメオとジュリエット」。こちらも虚飾を排した演奏で、作品の真髄を示すような世界に浸れます。 (Ki)

King International
KKC-2702(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り*
外山雄三(指)大阪SO

録音:2018年11月2日、2018年7月7日*/ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
交響曲第5番は2018年11月2日、ザ・シンフォニーホールでのライヴ。第1楽章は主部に入ってもテンポは上がらず、終始重い足取りで進みますが 説得力満点。それはフィナーレの主部も同様で、超スローテンポなままクライマックスに至ります。これまで聴いたことのないようなチャイコフスキー像で、 充実の時を味わえます。 カップリングはボロディンの「だったん人の踊り」。合唱なしの版ですが、しみじみと名旋律にひたれます。 (Ki)

King International
KKC-2703(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」*
外山雄三(指)大阪SO

録音:2017年2月22日、2018年7月7日*/ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
交響曲第6番「悲愴」は2017年2月22日、ザ・シンフォニーホールでのライヴ。この作品に誰もが持つイメージを覆される個性的演奏です。テンポがゆっ たりしているだけでなく、淡々としていてドロドロとした内面や葛藤などのドラマから極力距離を置いています。その結果純音楽としての美しさに感動させら れます。全体に弦楽の美しさが光り、酔わされます。 ★カップリングはムソルグスキーの「はげ山の一夜」。こちらもデモーニッシュな世界を強調するのではなく、じっくりと物語を聴かせてくれます。 (Ki)

MDG
MDG-60321272(2CD)
ブルックナー/マーラー交響曲(室内アンサンブル版)
CD1:ブルックナー:交響曲第7番(ハンス・アイスラー、エルヴィン・シュタイン、カール・ランクル編/室内アンサンブル版)
CD2:マーラー:交響曲第4番(エルヴィン・シュタイン編/室内アンサンブル版)*
トーマス・クリスティアン・アンサンブル
クリスティアーネ・エルツェ(S)

録音:2005年、2006年*
トーマス・クリスティアン・アンサンブルによる室内アンサンブル版の交響曲 2 篇がセットになって再発売いたします。ここに収録されている室内アンサン ブル版は、シェーンベルクが創立した「私的演奏協会」のために作られたものです。 ブルックナーの交響曲第7番は、クラリネット、ホルン、ハーモニウム、ピアノ、弦楽四重奏、コントラバスの9人編成。編曲はシェーンベルク門下の3人 が分担して行い、ハンス・アイスラーが第1楽章と第3楽章、エルヴィン・シュタインが第2楽章、カール・ランクルが第4楽章をそれぞれ担当。この編 曲版には、オリジナルのオルガン的な音響世界は軽減され、室内アンサンブルらしい各楽器の一体感が感じられます。 マーラーの交響曲第4番は、元々比較的小編成のオーケストラを用いた牧歌的な作品で、終楽章のソプラノ独唱が天上生活の楽しさを歌い上げます。室内 楽版はより親密な響きと、20世紀初頭、ウィーンを彩った退廃的な雰囲気を表現。 両作品とも楽曲のもつ魅力を上手く引きだし、時代の空気感をとらえた編曲。またトーマス・クリスティアン・アンサンブルの個々の高い技量による楽曲を存 分に堪能できます。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRQ-9000(1CD)
(UHQCD)
税込定価
クレンペラー フィラデルフィア管、客演ライヴ1962
(1)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
(2)ブラームス:交響曲第3番
(3)シューマン:交響曲第4番
オットー・クレンペラー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年10月27日アカデミー・オヴ・ミュージック(ライヴ録音・ステレオ)
東武レコーディングズ
TBRQ-9001(2CD)
(UHQCD)
税込定価
(1)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1 番
(2)モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
(3)ベートーヴェン:交響曲第7番
オットー・クレンペラー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年11月2日アカデミー・オヴ・ミュージック(ライヴ録音・ステレオ)
10 年以上の交渉がやっと実を結びました。特にアメリカのオーケストラは自らの歴 史的演奏や録音に関心がなく、関心がないばかりか出版には非常にネガティヴで す。クレンペラーの最後のアメリカ訪問となった 1962 年のフィラデルフィア管との一 連のライヴは多くの音質最悪の海賊盤からもオリジナルはステレオ録音であることが 確認されており、これらがオリジナルの音質で聞けたならとファンは歯痒く思ったも のでした。 実際に入手したフィラデルフィア管アーカイヴの録音は、全てステレオで音質鮮明。 分離も素晴らしくクレンペラー拘りのヴァイオリン左右両翼。低弦は左側のサウンドが 手に取るように分かります。しかし、ホールのアコースティックは超デッド。これは実 際にアカデミー・オヴ・ミュージックにいらっしゃった方ならお判りでしょうが、昔なら ではのホールトーンです。響きがない分ごまかしが効かないホールなのでしょう。 オーマンディの招きで客演をOKしたクレンペラーはフィラデルフィアのみならずアメ リカ各地で演奏しております。 今回のリリースはフィラデルフィアでの 2 公演分で、第一回公演の「田園」「英雄」プ ログラムの音質だけがリリースに適せず見送られました。ニューヨーク、ワシントン、ボ ルティモアの演奏を只今鋭意探索中です。 1962 年のクレンペラーは体力気力が充実と見えて、鉄槌を下すような強烈な拍節 感。「エグモント」で頭が下がります。ブラ3の迫力とダンディズム。シューマンのシリ アス。バッハの煌びやかで楽しい演奏。「ジュピター」の華麗で全世界を俯瞰してし まうようなスケールの大きさも最高。十八番のベト7もライヴが少ないのでずんずんと 盛り上がる当盤は必携の名演。フィラデルフィア管自慢の木管のチャームと妙技。 オーケストラの魅力もちゃんと生かして聞かせるのが巨匠で見事なものです。 UHQCD で万全の音質で正規発売となります。

Pentatone
PTC-5186860(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
(1)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.36
(3)交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
(4)交響曲第4番変ロ長調 Op.60
(5)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
(6)交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
(7)交響曲第7番イ長調 Op.92
(8)交響曲第8番ヘ長調 Op.93
(9)交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
レジーネ・ハングラー(S)、ウィープケ・レームクール(Ms)、クリスティアン・エルスナー(T)、アンドレアス・バウアー・カナバス(Bs)
NDR合唱団、ケルン放送cho
マレク・ヤノフスキ(指)、
ケルンWDRSO(ケルンRSO)

録音:(1)2018年10月1-2日、(2)(3)2019年2月11-15日、(4)(8)2019年5月20-25日、(5)(6)2018年9月24-29日、(7)2019年5月27-29日、(9)2019年11月5-8日/ケルン・フィルハーモニー(ケルン)【WDR共同制作】
2020年のベートーヴェン生誕250周年を記念してPENTATONEレーベルより強力盤の登場。巨匠マレク・ヤノフスキ率いるケルンWDRSO(ケ ルンRSO)による交響曲全集がリリースされます!すでに第5番「運命」&第6番「田園」(KKC 6108 / PTC 5186809)は単売でリリースされ ておりますが、その他の作品はこのセットにて初登場です。当録音は2018年10月から2019年11月にかけて、当団の本拠地ケルン・フィルハーモニー にて収録されました。
ヤノフスキのベートーヴェンといえば2018年12月のNHKSOとの第9演奏会で披露された重厚さを持ちながらも全曲を通して速めのテンポ設定 で非常に見通しのよい演奏が話題となりました。また、2019年11月のケルンWDRSOとの来日公演では「田園」を披露。その圧倒的な統率力とパ ワフルなエネルギーの中にも繊細な響きを作り上げる巨匠ならではの演奏を聴かせてくれました。
ケルンWDRSOといえば数多くの名録音でも知られますが、ベートーヴェンの交響曲全曲録音は2017年11月から2018年2月にかけて、首席 指揮者ユッカ=ペッカ・サラステとのライヴ録音(KKC 6095 / PH 18066)も記憶に新しいところ。サラステとの録音の後にヤノフスキとの録音がはじまり ました。当団は2017年から2019年の2年間の間に2度の全曲録音を完成させたことになります。
期待に胸を膨らませてしまうヤノフスキによるベートーヴェンの交響曲全曲録音はひとつの完成形といえる充実の録音。丹念に練り上げたこの演奏には全 交響曲を聴くことによって見えてくる世界が広がります。ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤー最大の注目録音がお買い得なセットでリリースされます! (Ki)

ALPHA
ALPHA-592(1CD)
マーラー:交響曲第7番 「夜の歌」 アレクサンドル・ブロック(指)
リール国立O

録音:2019年 リール新世紀音楽堂、フランス
前作のラヴェル&アタイール(ALPHA562)で管弦楽をぐいぐいと引っ張り、色彩感と重量感の溢れる演奏を聴かせてくれたアレクサンドル・ブ ロックが、なんとマーラーをリリース。しかも、純器楽交響曲では最も難曲と言える第7番です。その演奏は余計な力みを排除したもので、技術 的曲想的に困難な箇所も意外なほど滑らかに聴かせています。2つの「夜の歌」のしっとりとした味わいや、ともすると力任せになりがちな金管 群の美しさなど、これまでにないマーラー像を展開するたいへん興味深い一枚です。

OEHMS
OC-472(1CD)
NX-B03
メシアン:トゥーランガリラ交響曲 タマラ・ステファノヴィッチ(P)
トマ・ブロシュ(オンド・マルトノ)
アレクサンダー・ソディ(指)
マンハイム国立劇場O

録音:2019年11月11-12日
ローゼンガルテン・マンハイム、
モーツァルト・ザール
メシアンの代表作の一つ「トゥーランガリラ交響曲」。作品のタイトルは2つのサンスクリット語(梵語)の“Tura?ga”(時、天候、 リズムなどの意)と“L?l?” (遊戯、愛、演奏などの意)を合わせたものであり、メシアン自身は作品を「愛の歌」もしくは「喜びの 讃歌」などと呼んでいました。全10楽章で構成された巨大な作品で、演奏には数多くの打楽器やピアノ、メシアンが愛したオ ンド・マルトノが効果的に使用され、絢爛豪華な響きが楽しめます。このアルバムでオンド・マルトノを演奏しているのは作曲家 としても知られるトマ・ブロシュ。楽器を知り尽くした彼ならではの巧みな演奏をお楽しみください。 この破天荒な曲をまとめるのは、2016/17年のシーズンからマンハイム国立劇場Oの音楽監督を務めるアレクサン ダー・ソディ。1982年オックスフォード生まれの若手で、就任以来、オーケストラのレパートリーを飛躍的に拡大させた功績が知 られており、このメシアンでもオーケストラと一丸となり見事な演奏を披露しています。

FUGA LIBERA
FUG-764(1CD)
ヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981):苦痛の鏡
ベルリオーズ:幻想交響曲
クリスティアンネ・ストーテイン (Ms)
ドミトリー・リス(指)
南オランダPO

録音:2017年10月27、28日/2019年4月5、6日
アイントホーフェン音楽堂、フライトホフ劇場(マーストホフ)
ライヴ・拍手入り
リンブルフSOとブラバントOが合併し2013年に誕生した、南オランダPO(南ネーデルラント・フィルハー モニーO)。2016-17年のシーズンより当団初の首席指揮者を務めるドミトリー・リスとの3枚目のアルバム。「幻想交響曲」に、20世 紀オランダの作曲家・オルガニスト、ヘンドリク・アンドリーセンが、フランスの詩人・劇作家アンリ・ゲオン(1875-1944)の「イエスの鏡」から「苦 痛の鏡」に曲を付けた歌曲集を収録。キリストの受難の物語のうち逮捕から死までを描いた「苦痛の鏡」は、声楽とオルガンのために書かれた 作品の伴奏を弦楽合奏に書き改めたもの。ゆったりとした弦に乗ってメゾ・ソプラノが切々と歌い上げ、苦痛そのものというよりはその癒しまでを 表現するかのようなたいへん美しい作品で、これまでベイヌムによる録音のほかはあまり知られていないのが、実にもったいない佳曲です。メゾ・ ソプラノのクリスティアンネ・ストーテインは、自身の出身である音楽王国オランダを中心に多くの名手たちと共演を続けており、ここでもその繊 細な表現力と安定した声量で作品を引き立てています。「幻想交響曲」もこけおどしは微塵も感じさせない演奏で、第2楽章で加えられたコ ルネットを始め各パートを極端に強調することなく、大オーケストラを隅々まで生かし、全体をパレット上で絵具を混ぜるがごとく溶け合わせな がら、作品の色彩感と狂気を実に巧みに描きあげています。


SWR music
SWR-19425C(30CD)
NX-L05
『カール・シューリヒトの芸術』
〜1955-1960年 南ドイツ放送録音



【DISC 1】
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op. 92
(2)シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op. 61

【DISC 2】
(1)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op. 125
(2)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 ハ短調 Op. 62

【DISC 3】
(1)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op. 73
(2)運命の歌 Op. 54 合唱と管弦楽のための
(3) 哀悼の歌 Op. 82 合唱と管弦楽のための

【DISC 4】
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op. 45

【DISC 5】
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 「ロマンティック」

【DISC 6】
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調

【DISC 7】
(1)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
(2)ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死

【DISC 8】
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
)
【DISC 9】
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調

【DISC 10】
(1)グリーグ:演奏会用序曲「秋に」 Op. 11
(2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番ト短調 Op. 26
(3)ゲッツ:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op. 22
(4)フォルクマン:序曲「リチャードIII世」 Op. 68

【DISC 11】
(1)ハイドン:交響曲第100番ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
(2)ハイドン:チェロ協奏曲 第2番ニ長調 Hub.VIIb:2 Op. 101
(3)ハイドン:交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95

【DISC 12】
(1)マーラー:交響曲第3番ニ短調 第1楽章-第5楽章

【DISC 13】
(1)マーラー:交響曲第3番ニ短調 第6楽章
(2)R.シュトラウス:アルプス交響曲 Op. 64

【DISC 14】
(1)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385 「ハフナー」
(2)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504 「プラハ」
(3)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
(4)モーツァルト:コンサート・アリア「いいえ、いいえ、あなたにはできません」 K.419
(5)モーツァルト:「フィガロの結婚」K.492 より「愛の神よ、安らぎを与えたまえ」
(6)「魔笛」K.620 より「なんと美しい絵姿」

【DISC 15】
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271 「ジュノーム」
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459

【DISC 16】
(1)レズニチェク:バリトン独唱と大管弦楽のための主題と変奏
シャミッソーの詩「悲劇的な物語」にもとづく
(2)R.シュトラウス:「グントラム」第1幕への前奏曲
(3)プフィッツナー:『ハイルブロンのケートヒェン』序曲
(4)レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op. 132

【DISC 17】
(1)シューマン:「マンフレッド」序曲 Op. 115
(2)メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」Op. 27
(3)シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ Op. 52
(4)メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op. 26
(5)メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』序曲 Op. 21
(6)メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』Op. 61 より VII 「夜想曲」
(7)メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』Op. 61 より I 「スケルツォ」

【DISC 18】
(1)ワーグナー:「パルシファル」第1幕への前奏曲
(2)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲
(3)ワーグナー:「神々の黄昏」より「夜明けとジークフリートのラインへの旅」
(4)ワーグナー:「神々の黄昏」より「葬送行進曲とジークフリートの死」
(5)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(6)ワーグナー:「パルシファル」第3幕より「聖金曜日の音楽」
(7)ワーグナー:「パルシファル」第3幕より終結部

【DISC 19】
マーラー:交響曲第2番ハ短調 「復活」 第1楽章-第4楽章

【DISC 20】
(1)マーラー:交響曲第2番ハ短調 「復活」 第5楽章
(2)ハイドン:交響曲第86番ニ長調

【DISC 21】
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op. 21
(2)交響曲第3番変ホ長調 「英雄」 Op. 55

【DISC 22】
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op. 60
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op. 67

【DISC 23】
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 「田園」 Op. 68
(2)シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D 485

【DISC 24】
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ短調 Op. 68
(2)交響曲第3番ヘ長調 Op. 90

【DISC 25】
(1)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98
(2)ブラームス:アルト・ラプソディ Op.53
(3)ブラームス:悲劇的序曲 ニ短調 Op. 81

【DISC 26】
(1)シューマン:交響曲第3番変ホ長調 「ライン」Op. 97
(2)R.シュトラウス:家庭交響曲 Op. 53

【DISC 27】
(1)ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
(2)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
(3)ヴォルフ:イタリアのセレナーデ
(4)チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」 Op. 67
(5)レズニチェク:歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲
(6)ブラッハー:管弦楽のための協奏的音楽 Op. 10

【DISC 28】
(1)ドビュッシー:『海』3つの交響的スケッチ
(2)ラファエル:シンフォニア・ブレーヴェ Op. 67
(3)オブシエ:ヴァイオリン協奏曲

【DISC 29】
(1) リスト:交響詩「人、山上で聞きしこと」
(2)レーガー:ヒラーの主題による変奏曲とフーガ Op. 100

【DOSC 30】
<リハーサル風景>
(1)ブラームス:交響曲第2番第4楽章 より
(2)ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルシファル」第1幕への前奏曲 より
(3)ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルシファル」第3幕終結部 より
(4)ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルシファル」第3幕「聖金曜日の音楽」 より
シュトゥットガルトRSO
カール・シューリヒト(指)

【DISC 1】
(1)録音:1952年10月24日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
(2)録音:1959年10月31日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 2】
(1)マリア・シュターダー(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
マレイ・ディッキー(T)
オットー・ヴィーナー(Bs)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
シュトゥットガルト教員合唱協会
シュトゥットガルト・バッハcho
録音:1961年9月13日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)録音:1952年9月25日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト(ライヴ)
【DISC 3】
(1)
録音:1966年3月16日 フンクスタジオ・ベルク、シュトゥットガルト<ステレオ>
南ドイツ放送での最後の録音
(2)録音:1954年1月26日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(3) 南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
録音:1954年1月25日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 4】
マリア・シュターダー(S)
ヘルマン・プライ(Br)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
フランクフルト・ヘッセン放送cho
録音:1959年11月4-7日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 5】
録音:1955年4月5日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
【DISC 6】
録音:1962年10月18日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
【DISC 7】
(1)録音:1953年3月6日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
(2)録音:1950年4月29日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
【DISC 8】
録音:1954年3月10日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
【DISC 9】
録音:1951年11月2日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
【DISC 10】
(1)録音:1954年12月2日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(2)ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)
録音:1960年9月15日 リーダーハレ、シュトゥットガルト
(3)ロマン・シマー(Vn)
録音:1953年4月10日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(4)録音:1952年9月12日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 11】
(1)録音:1958年4月8日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(2)エンリコ・マイナルディ(Vc)
録音:1950年11月5日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
(3)録音:1955年4月5日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
【DISC 13】
(1)ルート・ジーヴェルト(Ms)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル女声cho
シュトゥットガルト・エバーハルト=ルートヴィヒ=ギムナジウム児童cho
録音:1960年4月7日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)録音:1955年1月4-7日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 14】
(1)(2)録音:1956年7月4日 ルートヴィヒスブルク(ライヴ)
(3)録音:1961年5月19日 シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
(4)ルート=マルグレート・ピュッツ(S)
録音:1959年4月9日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(5)エリーザベト・シュワルツコップ(S)
録音:1959年4月6日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(6)フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
録音:1959年4月12日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 15】
(1)録音:1952年5月23日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
(2)クララ・ハスキル(P)
録音:1956年7月4日 ルートヴィヒスブルク城、バロックテアーター(ライヴ)
【DISC 16】
(1)バリー・マクダニエル(Br)
録音:1960年2月12日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(2)録音:1956年3月20-23日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(3)録音:1956年1月20日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(4)録音:1950年11月5日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
【DISC 17】
(1)録音:1960年9月14-15日 シュトゥットガルト<ステレオ>
(2)録音:1961年3月10日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(3)録音:1954年9月21日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(4)録音:1955年1月4日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(5)(6)(7)録音:1954年1月26日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 18】
(1)録音:1966年3月17日 フンクスタジオ、センデザールII、
シュトゥットガルト<ステレオ>
(2)録音:1950年4月29日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
(3)(4)(5)録音:1955年9月28日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(6)録音:1954年9月23日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(7)録音:1966年3月17-19日 フンクスタジオ、センデザールII、
シュトゥットガルト<ステレオ>
【DISC 20】
(1)ハンニ・マック=コザック(S)
ヘルタ・テッパー(A)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
シュトゥットガルト・バッハcho
録音:1958年4月17日 リーダーハレ、シュトゥットガルト
(2)録音:1954年5月20日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 21】
(1)録音:1961年3月7日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(2)録音:1952年2月29日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
【DISC 22】
(1)録音:1959年4月8日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)録音:1953年4月10日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 23】
(1)録音:1957年2月14日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)録音:1960年4月11日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 24】
(1)録音:1963年9月18日 SDRフンクスタジオ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)録音:1954年12月2日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 25】
(1)録音:1964年3月6日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)ルクレティア・ウェスト(A)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル男声cho
シュトゥットガルト教員声楽協会
録音:1964年3月5日 リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(3)録音:1954年1月29日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 26】
(1)録音:1960年9月15日リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)録音:1960年12月14日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 27】
(1)録音:1962年2月19日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(2)録音:(おそらく)1953年4月10日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(3)ヘルマン・ヒルシュフェルダー(Va)
録音:1957年2月14日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(4)録音:1952年10月24日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
(5)録音:1960年2月12日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(6)録音:1951年10月29日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 28】
(1)録音:1952年5月23日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
(2)録音:1952年3月14日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト(ライヴ)
(3)ロマン・シマー(Vn)
録音:1955年1月4日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DISC 29】
(1) 録音:1961年3月7日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
(2)録音:1953年1月10日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
【DOSC 30】
録音:1966年3月15,16日 ゼンデザール・ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト

※特に記載のない録音はモノラル
オーケストレーションを客観的に整理した解釈と、明確で生命力に満ち、なおかつ気品のある美しさを湛 えた演奏が現在も多くの支持を集めているカール・シューリヒト。彼が1955年から60年まで、シュトゥット ガルトRSOを振って南ドイツ放送(SDR)に残した放送用のセッション録音やライヴをCD20枚 にわたり記録した「カール・シューリヒト・コレクション」、続くCD10枚組の「同第2集」、合計30枚のCDを 新たに1つのBOXとした集大成が登場しました。巨匠の素晴らしい遺産をたっぷりとお楽しみいただけま す。マスターは先の2つのBOXと同じものを使用。なお第1集に付属していたDVDは、今回は同梱されません。
SWR music
SWR-19099C(8CD)
NX-F03
『ハンス・ロスバウト、マーラーを振る』 1951-1961年録音


【DISC 1】
交響曲第1番ニ長調 「巨人」

【DISC 2】
交響曲第4番ト長調

【DISC 3】
交響曲第5番嬰ハ短調

【DISC 4/5】
交響曲第6番イ短調 「悲劇的」

【DISC 6】
交響曲第7番ホ短調 「夜の歌」

【DISC 7】
交響曲第9番ニ長調

【DISC 8】
「大地の歌」
ハンス・ロスバウト(指)

【DISC 1】
南西ドイツRSO
録音:1961年9月11-16日 放送用セッション
バーデンバーデン スタジオV(ハンス・ロスバウト・スタジオ)
【DISC 2】
エヴァ・マリア・ローグナー(S)
南西ドイツRSO
録音:1959年5月14日 放送用セッション
バーデンバーデン スタジオV(ハンス・ロスバウト・スタジオ)
【DISC 3】
ケルンRSO
録音:1951年10月21日 ライヴ 西部ドイツ放送(WDR)
【DISC 4/5】
南西ドイツRSO
※ 第2楽章=スケルツォ、第3楽章=アンダンテ、DISC5は第4楽章のみ
録音:1961年4月6日 放送用セッション
バーデンバーデン スタジオV(ハンス・ロスバウト・スタジオ)
【DISC 6】
南西ドイツRSO
録音:1958年2月18日、20日 放送用セッション
バーデンバーデン スタジオV(ハンス・ロスバウト・スタジオ)
【DISC 7】
交響曲第9番ニ長調
南西ドイツRSO
録音:1954年1月7日 放送用セッション
バーデンバーデン スタジオV(ハンス・ロスバウト・スタジオ)
【DISC 8】
グレイス・ホフマン(Ms)
エルンスト・ヘフリガー(T)
ケルンRSO
録音:1955年4月18日 ライヴ 西部ドイツ放送(WDR)

全てモノラル
SWRが進めるハンス・ロスバウト・エディションの第11弾。ドイツの放送局(SWR、WDR)で録音された マーラーを全て集めた嬉しい企画です。このうち第1番、第7番、第9番、「大地の歌」などはこれまで他の レーベルからの復刻がありましたが、今回初めてSWRとWDRのオリジナル・マスターテープから新たにリマ スタリングされてのリリースとなります。鬼才の残した特異なマーラーの全貌が、初めて明らかになります。

Signum Classics
SIGCD-639(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第4番〜第6番&バリー
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60、
 交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」
ジェラルド・バリー(b.1952):ヴィオラ協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
バリー:アイルランド侵略
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ローレンス・パワー(Va)、
ジョシュア・ブルーム(Bs)

録音:2018年&2019年、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスがブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲集は、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品を組み合わせるという、ユニークなベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバムです。
第2弾は、ベートーヴェンの交響曲第4番〜第6番を軸に、Hyperionの数々の録音でも知られる現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーをフィーチャーしたヴィオラ協奏曲(ブリテン・シンフォニアによる委嘱)と、グラミー賞にノミネートしたアデス指揮によるジェラルド・バリーのオペラ「The Importance of Being Earnest」でも共演してきたオーストラリア系アメリカの名バス歌手、ジョシュア・ブルームをフィーチャーした、バスと管弦楽のための作品「アイルランド侵略(The Conquest of Ireland)」が収録されています。

Signum Classics
SIGCD-636(1CD)
疾風怒濤 Vol.2
ハイドン
:交響曲第39番ト短調
グルック:歌劇 「パリーデとエレーナ」より 「ああ、私のやさしい熱情が」、「Tutto qui mi sorprende… Le belle immagini」
ヴァンハル:交響曲ニ短調(Bryan d1)
ハイドン:「スターバト・マーテル」より 「あなたと共に涙を流させ」
ミスリヴェチェク:歌劇 「セミラーミデ」より 「Tu mi disprezzi ingrato」
J.C.バッハ:交響曲ト短調 Op.6-6
モーツァルティスツ、イアン・ペイジ(指)、イーダ・レンスレーヴ(S)

録音:2020年1月10日−13日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」による新たな大型プロジェクト、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」! 1760年代から1780年代に芸術界を席巻した疾風怒濤運動を探求する全7巻に及ぶシリーズで、ハイドン、モーツァルト、グルックらの傑作から、知られざる作品、軽視されていた佳作などを組み込んでいく意欲的なプロジェクト。
ハイドンの「受難」交響曲と、ヨンメッリ、ベック、トラエッタらのレア・レパートリーを組み合わせた第1巻(SIGCD619)は、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」を獲得するなど成功を収めました。続く第2巻はすべて1765年から1770年の間に作曲された作品で、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル、ヨハン・クリスティアン・バッハ(大バッハの第11男)の交響曲に、スウェーデンのメゾ・ソプラノ、イーダ・レンスレーヴが歌う、クリストフ・ヴィリバルト・グルック、ヨセフ・ミスリヴェチェクらのオペラ・アリアを挟んだ構成です。
イアン・ペイジ率いる古楽器の名手たちの演奏で、直感的でダイナミックな「疾風怒濤」の風を現代に吹き込みます。

MIRARE
MIR-534(1CD)
ベートーヴェン(カルクブレンナー編):交響曲第9番「合唱」
(フランス語歌唱)
広瀬悦子(P)
セシール・アシーユ(S)、コルネリア・オンキオイウ(Ms)、サミー・カンプス(T)、ティモテ・ヴァロン(Bs)
エカテリンブルグ・フィルハーモニーcho
アンドレイ・ペトレンコ(終楽章の指揮)

録音:2020年1月29日-2月1日/ナント市イヴェント・センター
日本語帯・解説・歌詞対訳付
2020年5月のラ・フォルジュルネ音楽祭で上演され話題を集めるはずだった幻の「第9」の登場です。ベートーヴェン・イヤーの2020年には多くのピアニ ストがリスト編の交響曲第9番「合唱」をとりあげていますが、こちらは19世紀初頭のカルクブレンナーによる編曲で、もちろん世界初録音。キングインター ナショナルが楽譜を提供し、パリ在住でフォルジュルネ音楽祭でもお馴染みの広瀬悦子の壮絶な演奏が実現しました。
フリードリヒ(フレデリック)・カルクブレンナー(1785-1849)はドイツ人ながらパリに住み大成功したピアニストで作曲家。何よりも若きショパンが熱烈 に崇拝し、弟子入りを切望したことで知られています。作曲家としては4篇の協奏曲をはじめ多くのピアノ曲を残し、いずれも技巧的で派手な効果に満ちて います。
1837年にはベートーヴェンの交響曲全9曲をピアノ独奏用に編曲し、ベートーヴェン好きのフランス王ルイ・フィリップに献呈しました。リストもやや遅 れて編曲に挑みましたが、第9だけは断念し26年後の1864年にようやく行なったとされます。カルクブレンナー編は、少年時代のワーグナーが1830年 に行なった版に次ぐ史上2つ目、それもピアノ界に君臨する大物によるものとしては第1号となります。
カルクブレンナーは10歳の時にベートーヴェンの前で弾き、彼から輝かしい将来を予言されたといわれます。古典派時代にピアノを習得したため、リスト のような合理的テクニックではなく正攻法の書法を駆使しています。その難しさはすさまじく、一筋縄ではいかないものの広瀬悦子は持ち前の超絶技巧で克 服、驚くべきことにナントのラ・フォルジュルネ音楽祭期間中に強行録音されました。広瀬の演奏は正確で曖昧なところはなく、轟くフォルテからオシャレな 歌い回しまで絶品。さらにピアノの表現力と音色を知り尽くしていたカルクブレンナーは「第9」からベートーヴェン後期のピアノ・ソナタのような音世界を 導き出しているのも興味津々です。
カルクブレンナーはワーグナーのように終楽章の声楽パートを残しましたが、なんとシラーの「歓喜の歌」をドイツ語ではなくシャルルマーニュによるフ ランス語訳を用いています。この録音でもニュアンスを重視するためフランス系歌手を起用。合唱はロシアのエカテリンブルグ・フィルハーモニー合唱団で、 声の音圧も物凄い迫力で感動的。マリインスキー劇場の合唱指揮を務めるアンドレイ・ペトレンコが見事に統率しているのも聴きものです。
「第9」好きなら目から鱗の落ちることの連続、たいへんな時代への日本、フランス、ドイツ、ロシア共同のエールとして響きます。

BIS
BISSA-2174(1SACD)
プロコフィエフ:交響曲集
(1)交響曲第1番「古典交響曲」)*
(2)交響曲第2番ニ短調 Op.40
(3)交響曲第3番ハ短調 Op.44
アンドルー・リットン(指)
ベルゲンPO

録音:2015年5月*、2017年8月&9月/グリーグ・ホール、ベルゲン、(ノルウェー)
ベルゲンPOの音楽監督を務めるアンドルー・リットン指揮によるプロコフィエフの交響曲全曲録音。当ディ スクには交響曲第1-3番が収録されております。優れたバランス感覚と作品の持つ美質を引き出すタクトには非常に定評のあるリットン。幅広いレパートリー の中でもプロコフィエフは特に相性がよく、これまでのリリースでも好演が光ります。
有名な「古典交響曲」はプロコフィエフらしさがあらわれた和声法、突然の転調など軽快で解り易く美しい作風が特徴。第2番、第3番は1920年代の プロコフィエフを象徴する作品。当録音でもゴージャスかつ、色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫できます。86分33秒長時間収録。 (Ki)

Goodies
78CDR-3807(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 フェリックス・ワインガルトナー(指)
ロイヤルPO

英 COLUMBIA L1880/3
1927年1月28-29日、ロンドン録音
フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942)はオーストリアの大指揮者。ライ プツィヒ大学で哲学を専攻するが、音楽への魅力に惹かれグラーツ、ライプツィ ヒ、ヴァイマルの各音楽院で学んだ。1855年からドイツ各地の歌劇場を転々とし たが、1908年にマーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハ ーモニーOの音楽監督に就任した。ワインガルトナーは1924年のラッパ吹 き込みを含めて生涯4回「運命」交響曲を録音したが、これは1927年の第2回目の 録音。1927年はベートーヴェン没後100年記念だった。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

ALPHA
ALPHA-630(1CD)
ピエール・アンリ(1927-2017):第10交響曲 〜ベートーヴェンを讃えて ブノワ・ラモー(T)
マルゼーナ・ディアクン(指)
ブルーノ・マントヴァーニ(指)
パスカル・ロフェ(指)
フランス放送PO
パリ音楽院O
フランス放送cho、パリ青年cho

録音:2019年11月23日 フィルハーモニー・ド・パリ
2017年に亡くなったピエール・アンリが、ベートーヴェンの残した9つの交響曲を大胆にコラージュ。1979年にテープ作品として発表されて以 来、1988年にエレクトロアコースティック、1998年にリミックスとしてアルバム・リリースされましたが、今回初めて、アンリ自身が熱望していた生 楽器による録音となりました。本来12楽章の作品ですが、ここではそのうち1、2、8、9を省いた8つの楽章を全楽章として構成しています。 ベートーヴェンの交響曲からの様々なフレーズを細切れにして再び繋ぎ合わせたスコアを、3人の指揮者が3つに分けたオーケストラをフルに活 用し、終盤には声楽も投入しつつ、全く違うテンポで重ね合わせていきます。それはまるで、複数のターンテーブルあるいは予め録音した演奏 を用いているかのようであり、アンリが祖の一人とされるミュジック・コンクレートを生で再現する非常にスリリングな試みでもあります。一聴すると ばらばらで無秩序のようですが、重なる和声やリズムは緻密に計算されており、その音響に身を任せているとどうしたわけかたいへん心地良いと いう、実に不思議な作品です。ブックレットには、ヘッドフォンで立体的な音響を体験できるバイノーラル・ヴァージョンのダウンロード・リンク付き。


H.M.F
HMM-902423(1CD)

KKC-6268(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ゴセック:17声の交響曲ヘ長調RH64
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2017年3月/フィルハーモニー・ド・パリ(ベートーヴェン)、2020年2月/ブローニュ=ビヤンクール、ラ・セーヌ(ゴセック)
ベートーヴェン・イヤー最注目の新譜がリリースされます。今年前半はクルレンツィスとムジカエテルナの衝撃的な「運命」が話題をさらいましたが、後 半はロトとシエクルが同じ曲で応戦。ロト(1971年11月生まれ)とクルレンツィス(1972年2月生まれ)は日本風にいえば同学年ながら、ライヴァル心 を燃やすようなことはなく、まったく異なる価値観でこの名曲に挑戦しました。
ロトとレ・シエクルは、ベートーヴェンとフランスの特別な関係にテーマの中心を置いています。当初ナポレオンを崇拝し、本質的に革命家的感性を持つベー トーヴェンはパリの空気を愛し、居住さえ考えたといわれます。ロトは交響曲第5番「運命」にフランス革命や革命歌の影響が感じられるとしています。 今回の録音は2019年のベーレンライター版楽譜を使用、管楽器はレプリカながら1800年代初頭のドイツ製楽器を用いているのも興味津々。各楽章の タイムは 第1楽章:6’ 56”  第2楽章:9’ 02”  第3楽章:5’ 12”  第4楽章:10’ 33”
フィナーレが長めなのは繰り返しを行なっているためで、基本的にロトらしい推進力に満ちた早目のテンポによります。歯切れの良いリズム、聴いたことのな いような弦のフレージング、明るく輝かしい音色などドイツ系演奏とは一線を画し、まさにロトとレ・シエクルにしかできない演奏を繰り広げ充実感の極み。
カップリングにフランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734-1829)が1809年に発表した「17声の交響曲」を収録。ゴセックといえば「ガヴォット」で有名ですが、 ラモーやシュターミッツと面識があり、ベートーヴェンやシューベルトよりも後まで生きた歴史の証人でもありました。ゴセックはシンフォニストとして非常な 人気を誇り、また当時フランスの管楽器奏者の水準が高くそれを作品に反映させているため、ベートーヴェンは多くのことを学び作品に応用したとされます。
「17声の交響曲」はもともと1780年代に作った3部分の序曲を拡大改作したもので、「サ・イラ」など革命歌が引用されています。また改作直前に発表・ 出版されたベートーヴェンの「運命」からの影響があるとも考えられています。これまで用いられてきた楽譜とは大きく装いを異にする2018年出版のクリティ カル版楽譜を使用。ロトとレ・シエクルの力演で名作に聞えます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186850(1CD)
ブラームス:交響曲第1番
悲劇的序曲
ベルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2019年9月、2019年10月* ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現在も精力的な演奏活動を展開している現役最高齢の巨匠、注目すべき2019年の新録音が PENTATONEレーベルから登場!オーケストラは、ブロムシュテットが1998年から2005年の7年間に渡ってシェフを務めたライプツィヒ・ゲヴァントハ ウスOです。現在も当団の名誉指揮者として定期的に指揮台に立ち、絶大な信頼を獲得しています。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管を振ったブロムシュテットの録音といえば、ACCENTUS MUSICレーベルからリリースしているベートーヴェン交響曲 全集(KKC 5802 / ACC 80322CD)がベストセラー盤ですが、当録音は「ベートーヴェンの交響曲第10番」とも称されたブラームスの交響曲第1番と いうことでも注目といえます。
当作品はブロムシュテットの十八番であり来日公演でも何度も披露されておりますが、録音は1991年6月、シュターツカペレ・ドレスデンとのライヴ収 録のみです。ベートーヴェンに対しての敬愛、そして系譜を正統的に受け継いだブラームスの交響曲第1番は巨匠にとって最も重要な作品であり、困難な時 代における巨匠からの希望のメッセージのようです。
演奏はブロムシュテットならではの年齢を感じさせない躍動感にあふれつつ堂々たる演奏。ことに幸福感に満ちたフィナーレは、ベートーヴェンの「歓喜 の歌」から着想を得たものと思われますが、この希望のメッセージと不変の力を信じるブロムシュテットの揺るぎない信念が十分に伝わってきます。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186759
(1SACD)
シューベルト:交響曲第2番変ロ長調 D.125
交響曲第3番ニ長調 D.200*
ルネ・ヤーコプス(指)、
ビー・ロック・オーケストラ

録音:2019年7月デ・スピル・コンサートホール(ルセラーレ)、
2020年2月ール・インスブルック(インスブルック会議場内)*
ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。好評を博した交響曲第1番&第6番を 収録したアルバム(PTC 5186707)に続き、期待の第2弾では第2番と第3番を録音しました。前作に続き音楽家としての経験値と鋭い耳、そして深い 知識を持つヤーコプスが満を持して録音しました。
ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’ Rock Orchestra)。実力派により構成さ れた当団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。 当団には日本人演奏家も多く所属しており、2019年9月には待望の初来日を果たし話題となりました。変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコ プスのタクトにより自由に歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。
交響曲第1番の完成から1年5か月後に書き上げられた交響曲第2番は形式面で第1番よりもさらに充実し、シューベルトらしさが色濃くなった作品。 一方第3番は第2番と同様、1815年に書かれた作品。同年、シューベルトは作曲家として実りの年と言え、5曲のオペラ、2曲のピアノ・ソナタ、2曲の ミサ曲などを生み出しました。そのような時期に作曲された第3番は歌曲作曲家としての面目をはっきりとあらわしております。声楽家であり指揮者でもある “音楽家” ヤーコプスが溌剌としたシューベルト10代の世界観を見事に表現しております。今後のリリースにも注目の録音です!
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマ ルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。
「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖堂 の少年合唱団のメンバーとなりボーイソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌うシューベル トの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者とし て様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」(ルネ・ヤーコプス)

ALIA VOX
AVSA-9937(3SACD)
ベートーヴェン:交響曲第1-5番
交響曲第1番ハ長調 op.21
交響曲第2番ニ長調 op.36
交響曲第3番「英雄」op.55
交響曲第4番変ロ長調 op.60
交響曲第5番「運命」ハ短調 op.67
ジョルディ・サヴァール(指)
ヤコブ・レーマン(コンサート・マスター)
ル・コンセール・デ・ナシオン

録音:2019年6月5-6日(第2,4番)、2019年10月5-9日(第1,3,5番)/コルドナ城修道院、カタルーニャ
ベートーヴェン・イヤーに、ALIA VOXから注目盤の登場!この録音にあたり、サヴァールは当時使用された楽器、およびそれに近い楽器をそろえ、メンバー 数も50-60名と当時なされていたと考えられるのと同じ規模で録音に臨みました。もちろんオリジナル資料にもあらためてあたり、ベートーヴェン自身による テンポ表示などもすべて見直しての演奏となっております。全体を通して、良い意味で軽やかで、非常にピュアなまなざしで演奏していながら、思わぬ響きに はっとさせられる瞬間が続き、耳が開かれる思いです。美しさを追求した弦楽器の音色は抜群、管楽器のブレンド具合も見事。サヴァールのアンサンブルで おなじみのパーカッション奏者ペドロ・エステヴァンのティンパニも軽やかに響きながら全体を見事に引き締めております。交響曲第3番は1994年の録音 がありますが、それ以来のベートーヴェン交響曲の登場ということで、大注目です。なお、気になる6-9番は、2021年に発売予定。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00732(1SACD)
税込定価
2020年8月26日発売
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
コダーイ:ガランタ舞曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ
上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2019年3月11日、東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
すみだトリフォニーホール主催による公演「すみだ平和祈念音楽祭2019」のライヴ録音。 終演後にはお客様からCD化を望む声が多く上がりました。 故郷への想いが沸き上がるドヴォルザークのノスタルジックな旋律は哀愁と美しさを湛 え、祈りの音楽へと昇華していきます。 オーケストラアンコールとして演奏されたバーバーの弦楽のためのアダージョも収録。(オクタヴィア)


ALPHA
ALPHA-633(1CD)

NYCX-10162(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マーラー:『大地の歌』
レインベルト・デ・レーウ(1938-2020)による声楽と室内アンサンブルの為の編曲版
ルシール・リシャルド(Ms)
イヴ・サーレンス(T)
ヘット・コレクティーフ【トーン・フレット (フルート、ピッコロ)、ピート・ヴァン・ボックスタル (オーボエ、コーラングレ)、ブルーノ・ボナンシア (Cl)、ネレ・デラフォンテイネ(クラリネット、バス・クラリネット)、ピーテル・ナイッテン (ファゴット、コントラファゴット)、エリーズ・エルカルプ (Hrn)、ヴィバート・アーツ、リースベト・バーリュス (Vn)、ヴェロニカ・レナルトヴァ (Va)、マルテイン・フィンク(Vc)、ヨナタン・フォクヴァールト (Cb)、アストリッド・ハーリング (Hp)、ディルク・ライメス(ハーモニウム)、トーマス・ディールチェンス (ピアノ、チェレスタ)、トム・デ・コック(打楽器)】 

レインベルト・デ・レーウ(指)
2020年2月14日、81歳で亡くなったピアニスト、指揮者レインベルト・デ・レーウ。亡くなる前の月に、自らが編曲した『大地の歌』の録音を 残していました。2010年に編曲されたこの版では、アルト(Ms) とテノールという独唱はそのままに、大管弦楽は木管五重奏、弦 楽四重奏を基本に、低音楽器、鍵盤楽器、ハープ、打楽器を加えた15名編成のアンサンブルに置き換えられています。近現代音楽を積 極的に取り上げ研究してきたデ・レーウらしく、各楽器の特性をよく引き出した編曲で、有名なシェーンベルク&リーン版に比して、木管楽器 を増しハープを加えたことで表現がたいへん豊かになり、打楽器を整理して見通しと親密感が増しました。演奏はこれまでも『ベルク、ツェムリ ンスキー歌曲集』(ZZT345)などでデ・レーウと共演してきたヘット・コレクティーフ。やはり近現代の演奏解釈に長けた彼ららしく、個人の高い 積極性が表情に生きています。歌手陣も伸びやかな歌唱でこの演奏に応えており、最近ではガーディナーとのベルリオーズの映像ソフト (CVS011/NYDX-50016)で素晴らしい歌唱を聴かせたリシャルドによる「告別」は、この録音からわずか数週間後にこの世を去るとは思 えぬデ・レーウの細やかなニュアンスも相まって絶品。

DISCMEDI
BLAUCD-739(1CD)
ミュージック・フォー・エモーションズ
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調「古典」Op.25
バーバー:弦楽の為のアダージョ
アッダ・シンフォニカ(O)
アッダ・シンフォニカ(O)
ホセプ・ビセント(指)
アッダ・シンフォニカ [ADDA Sinfonica / ADDA Simfonica] はスペイン南東部の都市アリカンテに創立されたバレンシア自治州財団傘下のオーケストラ。音楽監督 (2020年現在) のホセプ・ビセントは1970年バレンシアに生まれ、アリカンテ音楽院とスウェーリンク音楽院 (アムステルダム) で学んだスペインの指揮者。

BR KLASSIK
BR-900191(1CD)
NX-B05
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2014年4月30日-5月2日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
2014年4月から5月にかけて収録されたヤンソンスの指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番。 大成功を収めたミュンヘンでのこのコンサートの直後、ヤンソンスは同曲を携えアメリカ大陸ツアーに出発。ブエ ノスアイレスを皮切りに行われたコンサートは、各地で大絶賛されました。 ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、ヤンソンスにとって強い思い入れがある作品。彼が長く助手を務めたエフ ゲニー・ムラヴィンスキーの代役としてレニングラード・フィルの来日公演の指揮を担ったエピソードも知られていま す。「ショスタコーヴィチの音楽はますます世界中の人々を魅了し、聴き手の感情の最も深い部分にアピールし ています。他には見られない実存する人間の感情と時代を超越した表現力は、心的外傷を伴う政治的な証 人にもなります」とヤンソンスは語り、重ねて「ショスタコーヴィチは同時代の中で、最も誠実な作曲家の一人で す」と称えるほど作曲家に対して共感を抱いていた彼らしい、熱い演奏が繰り広げられています。この演奏は、 有名な1997年のウィーン・フィルハーモニーの演奏に比べると、全体的に、少しだけゆったりとしたテンポになっ ているのも興味深いところです。

Wiener Symphoniker
WS-021(4CD)
NX-E09
ブラームス:交響曲全集(全4曲) フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:ムジークフェライン、ウィーン
2019年9月25,26日…交響曲第1番&第2番
2019年9月28,29日…交響曲第3番&第4番
前作、ベートーヴェンの交響曲全集(WS018)で、各曲に斬新な解釈を加えながらスマートな演奏を披露し 高く評価されたフィリップ・ジョルダン。2020年にウィーンSOの音楽監督をアンドレス・オロスコ=エスト ラーダに引き継ぎ、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任する彼が、2019年9月に録音したブラームスの交 響曲ツィクルスが登場します。 ジョルダンは、ブラームスの“内なる声”に耳を傾けながら、各曲の性格を描き分けつつ、オーケストラを自由自 在に操り入念な音楽を創り上げていきます。ジョルダンの信頼に応えたオーケストラも、ダイナミックかつ芳醇な 音楽を奏でており、ムジークフェライン「黄金のホール」の豊かな響きも相俟って、バランスの良い美しいサウンド が生まれています。

Hanssler
HC-18024(1CD)
ハイドン:交響曲全集 Vol.24
交響曲第63番ハ長調 「ラ・ロクスラーヌ」 Hob.I:63
交響曲第38番ハ長調 Hob.I:38
交響曲第37番ハ長調 Hob.I:37
交響曲第9番ハ長調 Hob.I:9
ハイデルベルクSO
ベンヤミン・シュピルナー(指)

録音:2018年5月/バート・デュルクハイム(ドイツ)
颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないハイデルベルクSOによるハイドンの交響曲全曲録音シリーズ。鬼才トーマス・ファイが率いて録音を 進めてまいりましたが、2014年に自宅で転倒し重傷を負ってしまったために録音がストップしておりました。その後ベンヤミン・シュピルナー指揮のもと 2016年より録音を再開し、シリーズ第23集に続く第24集の登場となります。
第24集には交響曲第9番、第37番、第38番、そして第63番「ラ・ロクスラーヌ」の4篇を収録。全てハ長調の作品です。ファイが当団と創り上げ てきたハイドンの交響曲の世界をシュピルナーが受け継ぎ、ノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏を聴かせてくれます。 今後のシリーズ続編にも期待の高まる演奏といえましょう!

CPO
CPO-555293(1CD)
NX-B10
エミーリエ・マイヤー(1812-1883):交響曲集
交響曲第1番ハ短調
交響曲第2番ホ短調
レオ・マクフォール(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2019年2月11-15日
1812年、メクレンブルク=フォアポンメルン州の町フリートランドで薬局を経営する父ヨハンと母ヘンリエッ タのもとに生まれたエミーリエ・マイヤー。早くから音楽の教育を受け、ピアノも演奏しましたが、少女時代 には自身の体調や家庭の問題を抱えていたため、作曲家を志したのは30歳近くになってカール・レーヴェ に師事してからのことでした。しかし、1842年に作品を出版したところ、すぐに評判を呼び、ファニー・メン デルスゾーンやクララ・シューマンと並ぶ優れた女性作曲家として脚光を浴びるようになります。このアルバ ムに収録された2曲の交響曲は1847年に初演されましたが、作曲年代はそれ以前のレーヴェから作曲 を学んでいた時期まで遡ると推測されています。しかし完成度は高く、とりわけ第1番は、古典的な枠の 中に、独創的な和声をしのばせたユニークな作風を持っており、レーヴェの影響から脱したマイヤーならで はの個性が感じられる力作になっています。また「第2番」は更にスケールアップした壮大な作品に仕上っ ています。

DUX
DUX-1196(1CD)
マスターズ・オヴ・バトン
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
ベートーヴェン:交響曲第2番
ネヴィル・マリナー(指)ポズナンPO

録音(ライヴ):2013年11月15日、アダム・ミツキェヴィチ大学オーディトリアム(ポズナン、ポーランド)
2016年10月に92歳でこの世を去ったイギリスの巨匠サー・ネヴィル・マリナー(1924−2016)が、そのキャリアの晩年の2013年にポーランドのポズナン(ポズナニ)POに客演した際のライヴ・レコーディング!
当時89歳でポズナン・フィルの指揮台に立ったネヴィル・マリナー。自らが創設し、長年に渡って指揮を振り続けたアカデミー・オヴ・セント・マーティン・フィールズの名演の数々に代表されるように、モーツァルトやベートーヴェンの初期のシンフォニーはネヴィル・マリナーの十八番。
1931年に創設されてポーランドのオーケストラを率い、89歳とは思えないほど活力と生命力にあふれた素晴らしい演奏を聴かせてくれています。巨匠ネヴィル・マリナーがポーランド、ポズナンで遺した音楽遺産です。

Nimbus Alliance
NI-6405(1CDR)
フィリップ・ソーヤーズ:交響曲第4番
カンディンスキーへのオマージュ
ケネス・ウッズ(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2020年1月15日−16日、ホディノット・ホール(イギリス)
ケネス・ ウッズは、イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、ハンス・ガルを始めとする様々なレア作品・現代作品の録音に定評のある実力者です。
ヴォーン=ウィリアムズとバルトークの孫弟子にあたるイギリスの作曲家であり、1973年から97年まで王立歌劇場管のヴァイオリニストとしても活躍したフィリップ・ソーヤーズ(1951−)。「交響曲第4番」は前作(NI-6353)の「交響曲第3番」からの脱却を意味しており、2つのフルート、2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのファゴット、4つのホルン、2つのトランペット、3つのトロンボーン、チューバ、ティンパニ、バスドラム、シンバル、コントラバスの珍しい編成になっています。フィリップ・ソーヤーズのこだわりたっぷりなアルバムです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

スリーシェルズ
3SCD-0055(1CD)
税込定価
藤岡幸夫〜芥川也寸志、伊福部昭
(1)芥川也寸志:交響曲第1番
(2)伊福部昭:舞踊曲「サロメ」
藤岡幸夫(指)
東京シティ・フィルハーモニックO

録音:(1)2019 年8 月6 日ミューザ川崎、(2)2019 年11 月9 日東京オペラシティ
藤岡幸夫(指)東京シティ・フィルの初CD 完成! かつてない灼熱のサウンドによる名演で伊福部昭のサロメと芥川也寸志の交響曲第1 番を高音質CD化!
この CD は、「日本の傑作を後世に残したい」と活動する指揮者の藤岡幸夫と東京シティ・フィルの熱意に応えたスタッフが集 って完成しました。世界中のオーケストラで活躍する指揮者の藤岡幸夫のライフワークは日本の作品を普及することです。そ の藤岡が、2019 年4 月から東京シティ・フィルの首席客演指揮者に就任したタイミングでこのCD 録音が計画されました。
収録されたのは2 作、いずれも必聴の大作です。芥川也寸志(1925-1989)の「交響曲第1 番」(1954/55)は、全4 楽章で30 分を超える日本の作曲史上の傑作です。芥川が残した唯一の番号付きの交響曲であり、初演後にソ連へ密入国して、ショス タコーヴィチやハチャトゥリアンなど多くの作曲家と交流してその経験を元に改作されました。芥川の特徴である、明朗快活な アレグロだけでなく暗鬱重厚なるシリアスなサウンドも鳴り渡ります。今回の演奏・録音に際して、芥川による直筆オリジナル譜 を検証した外山雄三、徳永洋明による校訂資料を統合して、決定版の楽譜を整備しました。 伊福部昭(1914-2006)の「サロメ」は、当初バレエ音楽として 1948 年に作曲され、100 回以上のバレエ上演が行われた戦後 バレエ界の記念碑的傑作です。その後、音楽だけで成立するコンサート版(1987)として改訂作曲されました。伊福部は、こ の作品を非常に気に入っていたようで、晩年まで箏曲として編曲するなど生涯愛したテーマでした。伊福部が最高に円熟し ていた 70 代の壮麗なオーケストレーションで愛と死の交錯する狂乱の音楽が展開されます。20 年以上倉庫に眠っていた楽 譜を藤岡幸夫が再発見して、バレエ版の楽譜も検証して、入念な準備を経て作られた決定版の演奏収録となりました。 録音は、無観客レコーディングではなく、歴史的な再演の日にコンサートに集った観客の熱気も受けつつ、その拍手や歓 声などの一度きりの空気感も収録した、高音質、高精細の録音となっています。CD で聴いても、手に汗握るようなあの日の 感動と興奮が甦るようです。日本の音楽史に燦然と輝く傑作がここに発売されます。

DOREMI
DHR-8070(1CD)
クラウディオ・アバド LIVE
(1)ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Op.84 Hob. I:105
(2)ブルックナー:交響曲第1番(1877年リンツ稿/1935年ハース版)
(1)サミュエル・マガド(Vn)、フランク・ミラー(Vc)、レイ・スティル(Ob)、ウィラード・エリオット(Fg)、CSO
(2)ウィーンSO
クラウディオ・アバド(指)

録音:(1)1980年2月17日/シカゴ(ライヴ)、(2)1972年6月11日/ウィーン(ライヴ)
OREMIのレジェンダリー・トレジャーズ・シリーズより、アバドの珍しいライヴ録音がリリースされます。ブルックナーはメロディアで出ていたものと同音源のようです。シカゴ響の名手たちをソロにしたハイドンの協奏交響曲も収録しています。 (Ki

Solo Musica
SM-339(1CD)
NX-B03
シューベルト:交響曲第3番ニ長調 D200
交響曲第7番ホ長調 D729(ブライアン・ニューボールト補筆完成版)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
ミュンヘンSO
2015年、ミュンヘンSOの首席指揮者に就任したケヴィン・ジョン・エドゥセイによるシューベルトの交 響曲シリーズ。“新しい地平線へ!”というフレーズがモットーのこのアルバムには、シューベルト18歳の作品 「交響曲第3番」と大半がスケッチのみの未完の作品「交響曲第7番」が収録されています。モーツァルト やハイドンの影響から脱し、自身の個性を確立させ始めた「交響曲第3番」、1821年頃に着手される も、なぜか完成されることなく放置されてしまった「交響曲第7番」(この録音ではイギリスのシューベルト研 究家、ブライアン・ニューボールトの補筆版を使用)。エドゥセイならではの瑞々しい感性を生かし、活力に 満ちた演奏で、シューベルトが目指した新しい地平線をくっきりと描き出しています。

RUBICON
RCD-1055(1CD)
シベリウス:交響曲第1番&第3番
交響曲第1番ホ短調 Op.39
交響曲第3番ハ長調 Op.52
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指)
ロイヤルPO
イギリスのRubicon(ルビコン)より、ウェールズの指揮者オウェイン・アーウェル・ヒューズとロイヤルPOによるシベリウスの交響曲サイクルがスタート。
1942年にウェールズのカーディフに生まれたオウェイン・アーウェル・ヒューズ(オワイン・アルウェル・ヒューズ)は、作曲家・指揮者として成功したアーウェル・ヒューズ(1909−1988)の息子として育ち、ボールト、ハイティンク、ケンペらに指揮を学び、40年以上にわたって情熱的な音楽制作を続けてきました。
彼が首席副指揮者を務めたロイヤル・フィルとのシベリウス・サイクル第1巻は、交響曲第1番と第3番で始動。日本での知名度はまだ途上ながらも、欧米では堅実に評価を積み重ね、2009年にはCBE(大英帝国勲章第3位)を受勲している実力者による新たなシベリウスにご期待ください!
RUBICON
RCD-1036(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調 Op.21/交響曲第2番ニ長調 Op.36/交響曲第3番変ホ長調 Op.55 「英雄」/交響曲第4番変ロ長調 Op.60/交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」/交響曲第6番ヘ長調Op.68 「田園」/交響曲第7番イ長調 Op.92/交響曲第8番ヘ長調 Op.93/交響曲第9番ニ短調 Op.125 「合唱付き」*/交響曲第10番変ホ長調 第1楽章(バリー・クーパーによるベートーヴェンのスケッチからの復元)/「フィデリオ」 序曲 Op.72/「エグモント」 序曲 Op.84/「レオノーレ」 序曲第3番Op.72/「コリオラン」 序曲 Op.62/「プロメテウスの創造物」 序曲、アダージョ(第9番)、フィナーレ(第16番) Op.43
クリストフ・ケーニヒ(指)、
ソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク、
ルクセンブルク室内cho*、
アントニオ・グロス(ディレクター)*、
ゲニア・キューマイヤー(S)*、
アンケ・フォンドゥンク(Ms)*、
ミシェル・ケーニヒ(T)*、
ヨッヘン・クプファー(Br)*
1968年にドレスデンで生を受け、ドレスデン音楽大学で指揮を学び、ドレスデン・シュターツカペレではコリン・デイヴィスのアシスタントとして経験を積んだドイツの指揮者クリストフ・ケーニヒと、現在ケーニヒが首席指揮者兼音楽監督を務めるソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク(ソロイスツ・エウロペーンズ・ルクセンブルク/SEL)。
ケーニヒとRubicon Classicsが盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年。過去数年にわたって録音を積み重ね、新型コロナウイルスのパンデミックが襲う直前の2020年に無事録音が完了した交響曲全集。第1番〜第9番の交響曲に、ベン・パリーが復元した「第10番」の第1楽章といくつかの序曲集も収録。
ケーニヒの綿密で個性的な解釈は、Rubicon第1弾となった「英雄」(RCD-1020)では、サンデータイムズからは「powerful and rich in detail」と称賛されましたが、今回収録されている「英雄」は新たな録音です。欧州のトップクラスのオーケストラから首席奏者たちが集まり結成されたスーパー・オーケストラ「SEL」のスタイリッシュなパフォーマンスで贈る魅惑のベートーヴェンをどうぞ。

FONE
SACD-187(1SACD)
限定盤

2LP-122(2LP)
限定盤
マーラー:交響曲第9番ニ長調 ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリノ・レッジョ劇場O

録音(ライヴ):2017年10月20日−21日、トリノ・レッジョ劇場(トリノ、イタリア)
LP:180g 、パラス社製
熱き巨匠、ジャナンドレア・ノセダとトリノ・レッジョ劇場Oのコンビによるマーラー・チクルスの第2弾となったのが2017年に演奏された「交響曲第9番」!「死」や「別離」といった厭世的なテーマが全編を支配し、マーラーの最後の完成されたシンフォニーとなった「交響曲第9番」の深淵を、ノセダが蜜月時代にあったトリノ・レッジョ劇場Oと共に紐解いていきます。
このマーラーの9番でジュリオ・チェーザレ・リッチが使用したマイクは、ノイマンのU47、U48、M49の3セット。トリノ。レッジョ劇場のアコースティックな空間、残響を最大限に生かした録音に仕上がっています。
FONE
SACD-157(1SACD)
限定盤

2LP-099(2LP)
限定盤
マーラー:交響曲第2番「復活」 レグラ・ミューレマン(S)、
アンナ・マリア・チウリ(Ms)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)、
トリノ・レッジョ劇場O

録音(ライヴ):2015年10月24日、トリノ・レッジョ劇場(トリノ、イタリア)
LP:180g 、パラス社製
リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」の約半年後に取り上げられたノセダ&トリノ・レッジョ劇場Oのコンビによるマーラーの「復活」!全体的に早めのテンポで「復活」を振るノセダ。その持ち味でもある大胆なダイナミクスやオーケストラと合唱のブレンド感は特筆もの。FONEの優秀録音が、ノセダの「復活」の醍醐味をストレートに伝えてくれます。録音で使用したマイクは「第9番」と同じくノイマンのU47、U48、M49の3セットです。

OUT OF THE FRAME
OUT-044(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2008年1月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-076(2CD)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 アンナ・キェリケッティ、ドリアーナ・ミラッツォ、カテジナ・クニェジーコヴァー (S)
イヴォナ・シュクヴァーロヴァー、カテジナ・ヤロフツォヴァー (A)
マルチェッロ・ナルディス(T)
ジャンフランコ・モトレゾル(Br)
オンドレイ・ムラース(Bs)
カンティレーナ児童cho
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2011年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-077(2CD)
マーラー:交響曲第7番ホ短調*
交響曲第10番嬰ヘ短調(アダージョ) +
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2015年1月+、2016年1月*、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-078(2CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 エヴァ・ウルバノヴァー(S)
カテジナ・ヤロフツォヴァー(A)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2010年1月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-079(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 佐藤美枝子(S)
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2009年2月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-080(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2007年3月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-057(2CD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 ダグマル・ペツコヴァー(Ms)
キューン児童合唱団
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2012年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
OUT OF THE FRAME
OUT-060(2CD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2013年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
OUT OF THE FRAME
OUT-068(2CD)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2014年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ


Altus
ALT-431(10CD)
若杉弘/ブルックナー・チクルス1996-98
■CD1
交響曲第1番ハ短調 WAB 101
使用稿:第1稿(リンツ稿)・ノヴァーク版
■CD2
交響曲第2番ハ短調 WAB 102
使用稿:第2稿 ノヴァーク版
■CD3
交響曲第3番ニ短調 WAB 103
使用稿:第3稿 ノヴァーク版/
■CD4
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104
使用稿:1878・80年稿 ノヴァーク版
■CD5
交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
使用稿:原典版・ノヴァーク版
■CD6
交響曲第6番イ長調 WAB 106
使用稿:ノヴァーク版
■CD7
交響曲第7番ホ長調 WAB 107
使用稿:ノヴァーク版・第2版
■CD8
交響曲第8番ハ短調 WAB 108(第1・2楽章)
■CD9
交響曲第8番ハ短調 WAB 108(第3・4楽章)
使用稿:第2稿 ノヴァーク版
■CD10
交響曲第9番ニ短調 WAB 109
使用稿:ノヴァーク版
若杉弘(指)
NHKSO

■CD1
録音:1998年2月28日
■CD2
録音:1997年1月13日
■CD3
録音:1996年2月26日
■CD4
録音:1997年2月24日
■CD5
録音:1998年1月27日
■CD6
録音:1997年3月18日
■CD7
録音:1996年1月29日
■CD8-9
録音:1996年3月31日
■CD10
録音:1998年3月13日


すべてサントリーホールでのライヴ録音
2020年は指揮者・若杉弘の生誕85周年。2009年に惜しくも世を去った彼の残したライヴ録音から、CD化が望まれていたN響との伝説的ブルックナー・ チクルスがボックス・セットで一挙発売されます。2020年に創立20周年を迎えるALTUSレーベルが長く温めていた渾身の大企画が遂に実現。2曲を除 き完全初CD化です。
ブルックナー没後100周年/サントリーホール開館10周年である1996年(N響もちょうど創立70周年でした)から98年にかけて、3期9公演に 渡り行われたブルックナー・チクルス。「2つの世紀のカトリック」と題され、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプロ グラムが大きな話題を呼びました。リハーサルもすべてサントリーホールで行われ、ホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプ ロジェクトでもあり、そのため回数を追うごとに解釈は深まり場慣れもしていき、第3期の3曲は指揮者・オーケストラ・会場が一体となって至高のブルッ クナーを奏でる素晴らしい完成度の演奏会となりました。
当時BMGレーベルでブルックナー全曲のライヴ録音計画がありましたが、残念ながら第1・2回目の公演(第7番、第3番)のみCD化されるにとどまり、 現在では入手困難になっています。今回のCD化にあたってはBMGレーベルのレコーディングとは別ラインのNHKに保管されている音源をもとにALTUS レーベルが丁寧にマスタリングを施し製品化したもの。初めて全曲が聴ける喜びもさることながら、既出の2曲についても新たな音で楽しむことが出来るの が大きなポイントです。
解説書には生前の若杉に近しかった東京コンサーツの一石鉄哉氏、音楽学者の瀧井敬子氏、音楽ジャーナリストの池田卓夫氏による文章を掲載。どれも 若杉の人となりを身近に感じることが出来る貴重な寄稿文です。他にも音楽学者・評論家の広瀬大介氏による版の違いも含めた楽曲解説や、坂入健司郎氏 による指揮者の視点からの版の選択や演奏についての解説文を掲載。すべて今回のセットのための書き下ろしとなっており、この記念碑的な演奏をより深く 味わえる豪華な内容となっています。
今後メシアンの録音もCD化を計画しています。 (Ki)

Myrios Classics
MYR-028(1SACD)
ロトのシューマン
交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
交響曲第4番ニ短調Op.120(1841年初稿)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2018年12月16-18日*、2019年6月16-18日/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
今や世界中で評判となっている指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。ロトとケルン・ギュルツェニヒOは、これまでに同オーケストラが世界初演した マーラーの交響曲第3番(KKC.5999)と5番(KKC.5842)をリリースし、絶賛されています。同じコンビによる次なる挑戦はシューマンの交響曲。第1番「春」 と第4番のカップリングで番号順ではないものの実はともに1841年の作。後者は10年後に大改訂して出版する際に「4番」となったことが知られています。
名作の最もオリジナルな形にこだわるロトは、もちろん第4番も初稿にて演奏。各楽章の表示がイタリア語(改訂版はドイツ語)で、音楽もかなり異なります。 シューマンの作品はとかくオーケストレーションが問題となり、後世の人々が見通しを良くするように手を入れていますが、ロトは改訂版以上に音の重なった 初稿から抜群のバランス感覚で独特な音響を引き出し、陰影のはっきりしたにごりのないセピア色の世界を絶妙に表しています。
ケルン・ギュルツェニヒOのシューマンといえばギュンター・ヴァントの名演が思い出されますが、ロトのテンポはヴァントに近く、同オーケストラの 伝統を強く感じさせます。リズム感と推進力はロトならではで、両曲のフィナーレなどぐいぐい引き込まれます。新しいシューマンの交響曲名盤の誕生と申せ ましょう。 (Ki)

C Major
80-2208(DVD)

80-2304(Bluray)
ザルツブルク音楽祭2019〜フェアウェル・コンサート/ベルナルド・ハイティンク&ウィーン・フィル
ブルックナー:交響曲第7番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
ベルナルド・ハイティンク(指)
ウィーンPO
エマニュエル・アックス(P)*

収録:2019年8月31日、ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ,DTS5.0
リージョン:All、116 分
◆Bluray
画面:1080i,16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD MA5.0
リージョン:All、116 分
90歳で引退した巨匠指揮者ベルナルド・ハイティンク。2019年3月、90歳を祝ったハイティンクは、同年6月に現役引退を表明し、ウィーン・フィ ルとザルツブルク音楽祭、ロンドンのプロムス、そして最後にルツェルン音楽祭での演奏会をもって指揮活動から引退しました。ブルックナー解釈の第一人 者として知られるハイティンクが指揮活動の最後に選んだ作品はブルックナー交響曲第7番。引退表明の直前にベルリン・フィルを振った時も同じ演目でし た(この演奏会はダイレクトカットLPで発売)。 本映像は、2019年8月31日に行われたザルツブルク音楽祭での最後の演奏会の模様をおさめたもの。ハイティンクはブルックナーを選んだ理由について 「8歳の時にはじめて交響曲を聴き、私の人生を形作ってきた作曲家ブルックナー。彼はいつもそこにいました。」と述べています。第7交響曲も、ハイティ ンクが幾度となくコンサートや録音で取り上げてきた作品です。演奏は、最後のザルツブルク音楽祭という万感の思いをまといつつ、ハイティンクの音楽に 対する真摯な姿勢、ウィーン・フィルの音色の美しさ(コンサートマスターはフォルクハルト・シュトイデ)、そしてブルックナーの音楽そのものの構築美を 最大限に引き出した自然体による名演となっています。演奏会冒頭では、エマニュエル・アックスをソリストに迎え、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番 も演奏されました。 ハイティンクは、1929年3月4日にアムステルダムに生まれます。フェルディナント・ライトナーに指揮を師事し、1957年にオランダ放送フィルの首席 指揮者に就任。1961年から1988年までコンセルトヘボウの首席指揮者を務め、その後もロンドン・フィル、シカゴ響の首席指揮者、グラインドボーン 音楽祭、ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督、ボストン響の首席客演指揮者などのを歴任し、60年以上にわたって数多くの名演奏繰り広げてきました。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10487BD
(Bluray)
KKC-9582
(Bluray)
国内盤仕様
税込定価

ACC-20487DVD
(DVD)
KKC-9583(DVD)
国内盤仕様
税込定価
ルツェルン音楽祭2019〜オール・ラフマニノフ・プログラム
ピアノ協奏曲 第3番*
エチュード「音の絵」 第2番イ短調 Op.39-2(アンコール)*
ヴォカリーズ(管弦楽版)
交響曲第3番イ短調 作品44
デニス・マツーエフ(P)*
ルツェルン祝祭O
リッカルド・シャイー(指)

収録:2019年8月、ルツェルン音楽祭(ライヴ)
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All1、110'45
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
リージョン:All、110'45
2016年からアルトゥーロ・トスカニーニ、クラウディオ・アバドに続き、3人目のルツェルン祝祭Oの音楽監督にリッカルド・シャイーが就任。8 月後半からスタートするルツェルン音楽祭は、ヨーロッパの夏を締めくくる豪華な演奏会が魅力。そしてホストのルツェルン祝祭管だけでなく、客演するオー ケストラもベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセウトヘボウ管、など世界のトップオーケストラが集結します。 本映像は、デニス・マツーエフをソリストに迎えたオール・ラフマニノフ・プログラム。圧倒的な技巧で知られるマツーエフ。このピアノ協奏曲第3番でも、 力強い打鍵と圧巻の超絶技巧を聴かせます。雄大なテンポで、シャイーの演奏とともに確固とした造形美に圧倒されます。 続いてヴォカリーズ(管弦楽版)は、繊細な中に力強さを感じる演奏。そして交響曲第3番は、ラフマニノフ最晩年の傑作。複雑なオーケストレーション、 流麗な旋律、思いがけないほどの活気に満ちた楽想に溢れた作品です。シャイーは、最高レベルのテクニックをもつルツェルン祝祭管を見事にまとめ、豊か な色彩感、表現力を余すところなくあらわしています。 (Ki)

Alba
ABCD-454(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 レイフ・セーゲルスタム(指)
トゥルクPO
エッシ・ルッティネン(Ms)

録音:2019年5月27-29日、トゥルク・コンサートホール
セーゲルスタムが首席指揮者を務めるトゥルクPOとのマーラー交響曲第 4 番。両者は「ブラームス&セーゲルスタム」のシリー ズが好評で、その相性の良さは実証済。セーゲルスタムのマーラーといえば、デンマーク国立RSOとの全集録音や、演奏会でも度々取り上げ、お 得意の作曲家。自ら「サンタクロースの弟」を名乗るセーゲルスタムですが、その音楽性はそのワイルドな風貌からは想像できない、緻密細やかな音楽作り をしています。マーラーの交響曲第 4 番は、全ての交響曲の中でも親しみやすく人気の高い作品。セーゲルスタムとトゥルク・フィルの演奏は、冒頭の鈴の 音やフルートの響きから北欧らしい静謐な美しさを示していて、色彩豊かな音楽を描き出しています。最終楽章ではソプラノの独唱が入り、「角笛」の中から「天 上の生活」を歌います。ここではフィンランドのメゾソプラノ、エッシ・ルッティネンが美しい歌声を聴かせます。 (Ki)


SWR music
SWR-19090CD
(9CD+DVD)
NX-F05
ミヒャエル・ギーレン・エディション第9集1967-2007〜ベートーヴェン:交響曲全集、序曲集、ミサ曲ハ長調


■CD1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番「英雄」

■CD2
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第7番イ長調Op.92

■CD3
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第8番ヘ長調Op.93

■CD4
交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」

■CD5
交響曲第9番ニ短調「合唱」

■CD6
交響曲第3番「英雄」…初出音源
交響曲第5番「運命」*…初出音源

■CD7
交響曲第3番「英雄」

■CD8
(1)「献堂式」序曲
(2)歌劇「フィデリオ」序曲
(3)大フーガ変ロ長調(M.ギーレンによる弦楽オーケストラ編)
(4)ミサ曲ハ長調Op.86…初出音源

■CD9
(1)「エグモント」序曲…初出音源
(2)交響曲第7番イ長調Op.92…初出音源
(3)交響曲第1番ニ長調Op.21*…初出音源
■DVD
交響曲第3番「英雄」…初出映像
ミヒャエル・ギーレン(指)

■CD1
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:2000年2月16-18日バーデン・バーデン祝祭劇場
■CD2
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:1998年6月16,17日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD3
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:2000年1月21,22日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD4
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:1997年11月29日,12月1日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD5
レナーテ・ベーレ(S)、イヴォンヌ・ナエフ(A)、グレン・ウインズレイド(T)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs-Br)、ベルリン放送cho、バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:1999年7月15,16日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD6
フランクフルトRSO、シュトゥットガルトRSO*
録音:1970年10月22,23日フランクフルト、ヘッセン放送ゼンデザールライヴ
1970年1月9日シュトゥットガルト、リーダーハレ・ライヴ*
■CD7
シンシナティSO
録音:1980年10月シンシナティスタジオ(Vox原盤)
■CD8
ニコラ・ベラー・カルボーン(S)、ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、クリスティアン・アイスナー(T)、ルドルフ・ローゼン(Bs)、シュトゥットガルトSWRヴォーカルアンサンブル、バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:(1)1986年7月バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(2)1987年1月13日バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(3)1993年11月9,10日バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(4)2007年6月13-16日フライブルク・コンツェルトハウススタジオ
■CD9
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO、ザールブリュッケンRSOスタジオ*
録音:(1)1993年2月10日バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(2)1969年5月19,20日ザールブリュッケン放送、大ゼンデザールスタジオ、(3)1967年10月10日,24日ザールブリュッケンスタジオ
■DVD
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
収録:1987年1月10日バーデン・バーデンテレビ-スタジオ5
ユニークな解釈と演奏で知られる名指揮者ミヒャエル・ギーレン。彼が残した膨大な録音の中から南西ドイツ放送 (SWR)に保存されている音源を体系的にリリースしているのがこのギーレン・エディションです。これまでも初出音源を 含む興味深いレパートリーが紹介されてきましたが、第9集となる今作は、交響曲全曲を中心に収めたベートーヴェン 作品集。ベートーヴェン生誕250年の記念年にふさわしいBOXセットです。 1997年から2000年収録の交響曲全集は、ギーレンにとって2度目の録音。彼のイメージが確立されたとされる、一 切の虚飾を排した1980年代〜90年代の1回目録音に比べ、ここでのギーレンは、若干ゆったりとしたテンポと豊かな表現によ る演奏を行っています。また、今回のエディションには、2007年の「ミサ曲 ハ長調」などいくつかの初出音源が含まれて いるだけではなく、交響曲第3番では、1970年のフランクフルトRSO、1980年のシンシナティSO (VOX音源)、1987年のバーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO(映像)を加えた計4種類の演 奏を収録。切れ味鋭い初期の演奏から後期のゆったりとした演奏まで、聴き比べを存分に楽しむことができます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186760(1SACD)
マーラー:「大地の歌」 サラ・コノリー(Ms)、
ロバート・ディーン・スミス(T)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
ベルリンRSO

ライヴ録音:2018年10月14日ベルリン、フィルハーモニー
世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。数多くのディスクがリリースされる中、期待の新譜はベルリン放送 SOとのライヴ録音でマーラーの「大地の歌」を収録しました。 1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、1995年ウェクス フォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指 揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナルOと自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送 SOの首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。
本来、第9番にあたる交響曲としてマーラーが作曲した「大地の歌」は、〈第9〉が死につながることを避け、交響曲としなかった作品。マーラー独自の 世界観を見事にあらわしたペシミスティックな耽美主義の作品です。 ★独唱はメゾ・ソプラノのサラ・コノリーとテノールのロバート・ディーン・スミスです。これまでにコノリーはヤニック・ネゼ=セガン(指)ロンドン・フィルハー モニーO(2011年収録)と、スミスはイヴァン・フィッシャー(指)ブダペスト祝祭O(2017年収録)とそれぞれ同曲の録音があり、マーラー を得意とする名唱の共演にも注目です。 (Ki)

Velut Luna
CVLD-304(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」 パドヴァ・C・ポッリーニ音楽院SO
ジュリアーノ・メデオッシ(指)

録音:2018年3月25日、ライヴ。アウディトリウム・ポッリーニ、パドヴァ、イタリア

CPO
CPO-555087(1CD)
NX-B10
エクルンド(1927-1999):交響曲集
交響曲第3番「シンフォニア・ルスティカ」(1967-68)
交響曲第5番「クアドリ」(1978)
交響曲第11番「シンフォニア・ピッコラ」(1995)
ヘルマン・ボイマー(指)
ノールショピングSO
スウェーデン出身の作曲家ハンス・エクルンド(1927-1999)の交響曲集。 1947年から1952年まで、王立音楽院でラーシュ=エリク・ラーションに指導を受け、ベルリンとローマに 留学し作曲家として活動を始めたエクルンド。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会で、スウェーデン人と して初めて作品が演奏され注目を集めましたが、最後まで無調を採用することはありませんでした。彼は 生涯に13曲の交響曲を書き、第4番を除く全ての作品にイタリア語のタイトルを付しています。このアル バムには、バルト海周辺の風光明媚な「ゴットランド島」の風景と民謡に触発された豊かな響きをもつ第 3番、破壊的な戦争を主題とし、全体的に暗い雰囲気が支配する、鋭いリズムが特徴的な第5番、「シ ンフォニア・ピッコラ(小さい交響曲)」と題されているものの、実質上、彼の最長の作品の一つであり、恩 師ラーシュ=エリク・ラーションへの追悼の意も込められている第11番、この3つの交響曲が収録されてい ます。

COL LEGNO
COL-20273(1CD)
NX-B01
ハイドン:交響曲第27番HoB. I:27
フランツ・コーグルマン(1947-):夜の散歩*
グスタフ・クーン(指)ボルツァーノ=トレント・ハイドンO
ペーター・ブルヴィーク(指)20世紀アンサンブル*
ハイドンの交響曲第27番にインスパイアされたという、コーグルマンの「夜の散歩」。2007年に書かれたこ の曲は交響曲と所縁の深いルーマニアのシビウ市(ドイツ名ヘルマンシュタット)から委嘱されたもので、コー グルマンはハイドンを素材として用いながら、同地出身の哲学者エミール・シオランの肉声を織り込むことで 作品を作り上げました。アルバムには、グスタフ・クーンとボルツァーノ=トレント・ハイドンOが演奏 した原曲を収録。

Danacord
DACOCD-881
(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第1集

[Disc 1]
(1)ニールセン:交響曲第2番「四つの気質」
(2)ニールセン:交響曲第4番「不滅」

[Disc 2]
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番
ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I/105(Op.84)*
(2)ニールセン:若き芸術家の棺のかたわらで FS58
(3)ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」より − 若い雄鶏たちの踊り
(4)ニールセン:交響曲第3番FS60(Op.27) 「シンフォニア・エスパンシーヴァ」(抜粋)**〔第1楽章「アレグロ・エスパンシーヴォ」(第385小節−第661小節)、第2楽章「アンダンテ・パストラーレ」(第101小節−第126小節)、第4楽章「終曲.アレグロ」(第151小節−第301小節)〕
ラウニ・グランデール(指)、デンマークRSO、レーオ・ハンセン(Vn)*、アルベルト・メディチ(Vc)*、ヴァルデマ・ヴォルシング(Ob)*、カール・ブロク(Fg)*、ヨハネ・カーステンス(S)**、ホルガー・ブルースゴー(Br)**

[Disc 1]
(1)録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)録音:1951年8月17日−19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV DB 20156−60
[Disc 2]
(1)録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)録音:1947年9月28日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV Z 294
(3)録音:1951年8月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV DB 20156
(4)録音:1931年10月19日、ステアカセン(コペンハーゲン)(「カール・ニールセン追悼コンサート」ライヴ録音)
ラウニ・ヴァルデマ・グランデール(グレンダール) Launy Valdemar Grondahl(1886−1960)は、世紀の変わり目のデンマーク音楽界でヴァイオリニストとしてキャリアをスタート。コペンハーゲン管弦楽協会の奨学金を得てパリ、ローマ、ミラノ、ウィーンで学びました。1925年、デンマーク放送局に新たに設立されたオーケストラの指揮者に就任、10月28日に初めてのラジオ放送のために指揮。11人程度から始まったアンサンブルを「SO」の規模に育てあげ、1956年に引退するまでに289回の公開コンサートと5528回の放送のためのスタジオ演奏を行ったと伝えられます。彼の「遺産」をドキュメントとして残すシリーズ。第1集に収録されるのは、彼が親しかったカール・ニールセンの交響曲第2番と、HMV がリリースした第4番の「古典的録音」。ニールセンの第2番と同じ日にライヴ録音されたベートーヴェンの交響曲第4番とデンマークRSOのメンバーをソリストとするハイドンの協奏交響曲は、初めてのディスク化です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99138(1CD)
レニングラードの交響曲集 Vol. 2
ヴラジーミル・ツウィトヴィチ(1931-2012):交響曲 第2番*
セルゲイ・スロニムスキー(1932-2020):交響曲第8番(弦楽、トランペットと鐘の為の) (1985) #
交響曲第9番(1987) +
レニングラードPO (*/+)
アルカジー・シテインルフト(指)*
チムール・ムインバーエフ(指+)
リトアニア室内O #
サウリュス・ソンデツキス(指)#

録音:1980年 +、1986年 #、1989年 +、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト ADD
ヴラジーミル・ツウィトヴィチはレニングラード音楽院でボリス・アラポフ (1905-1992) に作曲を、イサイ・ブラウド(1896-1970) にピアノを師事したベラルーシ系ロシア・ソヴィエトの作曲家・ピアニスト・音楽学者。


Altus
PALTSA-013(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[7]
ミュンヘンPO編

[Disc1]
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 WAB. 104(1878-80年原典版)
[Disc2]
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB. 105(原典版)
ギュンター・ヴァント(指)
ミュンヘンPO

録音:2001年9月13〜15日(Disc1)、1995年11月29日・12月1日(Disc2)/ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なブルックナー・ライヴ。第4番は2001年、ヴァントとミュンヘン・フィル最後の演奏会の録音で す。愛おしい音楽との別れを慈しむかのような気高くも美しい崇高な名演。オーケストラから湧き上がる歌を有機的にコントロールし、整然とした厳しさを持 ちながら窮屈さは微塵も無く、深呼吸したくなるような充実した響きに貫かれています。大きな弧をゆっくりと描くように周到に音を積み上げ、空間を音楽で 隙間なく満たしていくフィナーレのコーダはたいへん感動的。95年の第5番はあのベルリン・フィルとのライヴ直前のもので、こちらもヴァントの妥協なき構 築とオーケストラの自発性が見事に混ざり合った演奏です。勇壮な曲想を持ち、また複雑な対位法を駆使した、ヴァントにとっても特別な存在であるこの名曲 を骨太の響きと確固たる解釈で絶妙に組み上げた純然たる名演。 (Ki)
AltusPALTSA-015(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[8]
ミュンヘンPO編

[Disc1]
シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調「ザ・グレート」 D. 944
[Disc2]
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 作品21
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
ギュンター・ヴァント(指) 
ミュンヘンPO

録音:1993年5月28日(シューベルト)、1994年2月4日(ベートーヴェン)、1997年2月19・21・23日(ブラームス)/
ミュン ヘン 、ガ スタイクに お け るライヴ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品。 CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なライヴ録音。ハ長調で力強く締めくくる、ヴァントが得意とした3曲の交響曲を収録。「ザ・グ レート」のたっぷりと奏でられた序奏部からは無限に広がる雄大さが、ブラームスの煽るように早いテンポの序奏部からは真に切迫した緊張感が、有無を言 わさぬ説得力で立ち現れます。曲の長さが必要な音楽を奏でる上で過不足ない完璧なものであると証明するように、大きなスケールで構築されながらも同 時に細やかなバランス処理とテンポ設定がなされたヴァントならではの圧巻演奏。最後の一音まで続く必然の連続が聴く者を圧倒します。ベートーヴェンの 1番も引き締まった響きが素晴らしく、作品の革新性を迷いなく捉えた演奏です。各曲各所でオーケストラから湧き上がる表情豊かな歌もたまりません。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2222(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(改訂版) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1951年10月22日/シュトゥットガルト、ヴァルトハイム・デガーロッホ
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者
フルトヴェングラーとウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」はシュトゥットガルト(1951年10月22日)とミュンヘン(同 年10月29日)でのそれぞれ2種のライヴが知られています。先に世に公開されたのは29日の公演ですが、のちに発売された22日のそれは音質がいっ そう明瞭であり、どちらかを選択するならば22日公演と言われています。今回、2トラック、38センチ、オープンリール・テープより復刻、望みうる最上の 鮮度で蘇りました。それにしても、これだけ変化に富み、ダイナミックにしてロマンティックな演奏は、まさにフルトヴェングラーならではです。(平林直哉)


オクタヴィア
OVCL-00733(1SACD)
2020年7月22日発売
久石譲/ブラームス・チクルスVol.1
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
久石譲(指)
フューチャー・オーケストラ・クラシックス

録音:2020年2月12-13日東京オペラシティコンサートホール・ライヴ
クラシック音楽界に旋風を巻き起こした、久石譲が指揮するベートーヴェン・ツィクルスに 続くのは、ブラームスの交響曲です。 作曲家の視点から緻密に分析し、読み取った音楽は、国内の若手トッププレーヤーによる 「フューチャー・オーケストラ・クラシックス」が明快かつ躍動的に表現し、新たな発見に満 ちたブラームスとなっています。当録音のコンサートでは、立奏スタイルを採用したことも 話題となりました。 新たなブラームス像をここにお届けします。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00727(1SACD)
2020年7月22日発売
モーツァルト・マチネ第40回
フルート四重奏曲 第3番ハ長調 K.285b
交響曲第35番ニ長調 K.385 「ハフナー」
ピアノ協奏曲 第13番ハ長調 K.415(387b)
原田 慶太楼(指)東京SO
金子 三勇士 (P)
八木 瑛子 (Fl)
水谷 晃 (Vn)
武生 直子 (Va)
伊藤 文嗣 (Vc)

録音:2020年3月14日 ミューザ川崎シンフォニーホール
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客で開催された「ミューザ川崎シンフォニーホール &東京SO Live from MUZA!モーツァルト・マチネ第40回」の録音です。前作「LIVE from MUZA!名曲全集第155回」と合わせ、“ニコニコ生放送”にて生中継した「観客のいない音楽会」2 公演は、延べ視聴者数20万人を記録し、大きな話題となりました。 当盤がデビューCDとなる世界的に目覚ましい活躍を続ける若手指揮者、原田慶太楼と、ソリスト には人気ピアニスト金子三勇士を迎え、モーツァルトの純粋な音楽が高音質な録音によって瑞々 しく響き渡ります。 各誌で大絶賛され、大きな話題となっているLive from Muza!第2弾、ライヴならではの臨場感あ ふれる演奏をお楽しみください。(オクタヴィア)

BIS
BISSA-2336(1SACD)
カレヴィ・アホ(1949-):作品集
(1)独奏打楽器と管弦楽のための協奏曲「シエイディ(Sieidi)」(2010)
(2)交響曲第5番(1975-76)
ラハティSO、
ディーマ・スロボデニューク(指)
(1)コリン・カリー(打楽器)
(2)ヤーン・オツ(第2指揮)

録音:(1)2020年1月、(2)2017年1月/シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)
多作で知られるフィンランドの作曲家カレヴィ・アホの作品をリリースするシリーズ。「前奏曲、トッカータと後奏曲」や「ピアノ ソナタ第2番」を収めた室内楽作品集(BIS SA2186)につづき、管弦楽作品のアルバムが制作されました。珍しい形をした岩など、古代の祭儀の場所を 意味するサーミの言葉を曲名とする「シエイディ」は、イギリスの「ヴィルトゥオーゾ」打楽器奏者コリン・カリーから委嘱を受け、「独奏打楽器と管弦楽の ための協奏曲」として作曲されました。この作品は、一般の打楽器協奏曲と異なり、打楽器奏者がオーケストラの前面で演奏するスタイルで作られています。 アフリカのジャンベ、アラビアのダラブッカ(コブレット・ドラム)、トムトム 5 個、スネアドラム、5 オクターブ・マリンバ、ウッドブロック、テンプル・ブロック、 ヴィブラフォーン、タムタムと、9つの打楽器が右から左に並べられ、順番に「ソロ楽器」として演奏されます。この曲は、ティンパニ奏者をはじめとする3 人の打楽器奏者を擁するオーケストラにも重要な役割を担わせ、「管弦楽のための協奏曲」と言えるほど存在を主張させています。一楽章の構成。速いテンポ、 遅いテンポ、荒々しいリズム、抒情、静謐と、音楽が、さまざまに表情を変えて行きます。2012年4月14日、オスモ・ヴァンスカ(指)ロンドン・フィルハー モニーOとの共演でロンドンにて初演を行いました。その後作品は人気を集め、2020年3月の時点までで80回近い演奏を重ね、今後も5大陸の 打楽器奏者たちによる演奏が予定されています。
交響曲第5番は、フィンランド放送の委嘱により、1975年から1976年にかけて作曲されました。「この世界や私たちの生活には、完全だとか明確だと か言い切れるものは一切ない。喜びには悲しみがまぎれこみ、悲痛は滑稽と愛は怒りと入り交じっています。人々の互いの興味はぶつかり合い、コミュニケーショ ン問題と理解不足が発生する。国と国の関係は矛盾にあふれ、異なる社会的イデオロギーや宗教が張り合い、たびたび戦争という結果をもたらす」(カレヴィ・ アホ)。作品は一楽章で書かれ、作曲者の語る「ビジョン」を反映する「混沌」と「矛盾」が全曲を支配していきます。途中、何度かオーケストラが2つの 部分に分かれるため、演奏にはメインの指揮者とは別にもうひとりの指揮者が必要とされます。1977年4月19日、オッコ・カム指揮のフィンランド放送 SOによりヘルシンキで初演。作品を完成させたことにより「作曲家」カレヴィ・アホが大きな躍進を遂げることができた、記念碑的な作品です。 (Ki)

Chandos
CHSA-5279(1SACD)
エセル・スマイス:交響曲 「ザ・プリズン」
ソプラノ、バス・バリトン、合唱と管弦楽のための交響曲 「ザ・プリズン」
ジェイムズ・ブラッチリー(指)、
イクスピアリメンシャルO&cho、
ダション・バートン(Bs-Br)、
サラ・ブレイリー(S)

録音:2019年2月14日ー15日、コンサート・ホール(サニー・パーチェイス、ニューヨーク)
19世紀後半における女性作曲家の偉大な先駆者であり、デイムの称号を叙された最初の女性作曲家、エセル・メアリー・スマイス(1858−1944)。Chandosでは、サカリ・オラモが降った「ミサ曲 ニ調」(CHSA-5240)の録音でも話題を呼びました。
2020年8月18日は、アメリカで女性参政権が認められた合衆国憲法修正第19条批准から100周年となります。これを記念して、偉大なフェミニスト&サフラジェット(女性参政権運動家)としても知られるエセル・スマイスの晩年の傑作、世界初録音となる交響曲「ザ・プリズン」がリリース! 1930年に作曲、1931年に自身の指揮でエジンバラのアッシャー・ホールにて初演された「ザ・プリズン(刑務所)」は、二人の独唱と合唱団&フル・オーケストラのための書かれた、「Close on Freedom」と「The Deliverance」の2部からなる交響曲。テキストは、ヘンリー・ベネット・ブルースターの哲学的な作品から取られており、題名の通り刑務所をテーマとしたもの。エセル・スマイス自身も女性参政権運動によって投獄された経験を持っています。

Channel Classics
CCSSA-40020(1SACD)
マーラー:大地の歌 イヴァン・フィッシャー(指)、
ブダペスト祝祭O、
ゲルヒルト・ロンベルガー(A)、
ロバート・ディーン・スミス(T)

録音:2017年3月、ブダペスト芸術宮殿
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーがゾルターン・コチシュと共に創設し、世界最高峰のオーケストラへと育てたブダペスト祝祭O(BFO)。2005年にリリースされた「交響曲第6番」以来、慎重に録音を進めてきたフィッシャー&BFOによるグスタフ・マーラーの交響曲集最新作。
シリーズ第9作目となるのは、マーラーが歌曲と交響曲の融合を試みた「大地の歌」。2人のソリストは、BFOの2017年ヨーロッパ・ツアー(ハンガリー、フランス、スイス、ドイツ等)で「大地の歌」を歌い絶賛を博してきたメンバーで、マーラー歌曲集の録音や管弦楽伴奏歌曲への参加などの実績を誇るゲルヒルト・ロンベルガーと、東京・春・音楽祭での歌曲集や「指環」シリーズへの参加で知られるロバート・ディーン・スミス。イヴァン・フィッシャーが「宇宙」にも例えるこの雄大な作品を、「マーラーの交響曲第3番(CCSSA 38817)」で、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門 録音賞」を受賞した優秀録音チーム、名エンジニアのジャレッド・サックス率いるChannel Classicsによる超高音質録音でお届けします。

DISCMEDI
BLAUCD-654(1CD)
ジャウマ・マス・プルセル (1909-1993):シンフォニック・ポートレイト
行ったら戻れない城 [El castell d'iras i no tornaras](ミケル・アスタルリク編曲による管弦楽のための交響組曲) (1953/2006)
ピアノと管弦楽のためのノクターン (1950)*
Konitenci (管弦楽のための) (1955)
序奏/バレエ (トッカータ)/行進曲/映画のための音楽/ワルツ/葬送の悲歌
マヨルカ民謡組曲 (管弦楽のための) (1932)(+)
ミケル・アスタルリク (P)*
バレアレス諸島大学cho(+)
バレアレス諸島SO
アルバド・ブルトンス(指)

BNL
BNL-112924(1CD)
ビゼー:オペレッタ「ミラクル博士」(1856)
ボヘミアの情景 (管弦楽のための)
管弦楽のための序曲 イ長調 (1855)
管弦楽のためのスケルツォ (1861)
オルガ・パシェチ (ソプラノ:ロレット)
ヒョルディス・テボー (メゾソプラノ:ヴェロニク)
ヤニス・クリストプロス (テノール:シルヴィオ)
ピエール=イヴ・プリュヴォ (バリトン:司法官)
ルブリンPO
ディディエ・タルパン(指)

録音:2002年6月、ルブリン、ポーランド
オッフェンバック主催のコンクール応募作で1等を獲得したビゼー18歳の時の作「ミラクル博士」他、珍しい初期作品を収録。

ACCENT
ACC-26501(1CD)
ハイドン:交響曲『朝』『昼』『夕』
交響曲第6番ニ長調『朝』 Hob. I/6
交響曲第7番ハ長調『昼』 Hob. I/7
交響曲第8番ト長調『夕』 Hob. I/8
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
オルフェオO

録音:2019年8月4-6日/ハンガリー、エステルハージ宮殿、アポロ・ホール
大変ユニークな標題で知られるこの交響曲三部作は、ハイドンが1761年から長く仕えることになるエステルハージ家のために書いた最初の交響曲です。 宮廷楽団の編成と技量に合わせた協奏的なパッセージを積極的に採用し、また具体的なイメージを想起させる印象的な標題をつけ、ハイドンは自分の存在 を強くアピールすることに成功しました。
このアルバムはジェルジュ・ヴァシェジとオルフェオOによる「エステルハージ・ミュージック・コレクション」の第1弾です。エステルハージ家の音楽 遺産を紹介するためのもので、録音はまさにこのエステルハージ宮殿で行われています。非常に優れた「歴史的音響」にも注目です。 (Ki)

Passacaille
PAS-1074(1CD)
バッハの息子たちの音楽
ヨハン・クリスティアン・バッハ:シンフォニア ト短調 Op.6-6(オーボエ2、ホルン2、弦楽、通奏低音)
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):シンフォニア ニ短調 WFV I:3(弦楽、通奏低音)
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):シンフォニア ニ長調 Fk64(オーボエ2、ホルン2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:シンフォニア ホ短調 Wq177(弦楽、通奏低音)/シンフォニア へ長調 Wq181(オーボエ2、ホルン2、弦楽、通奏低音)
コントロコレンテ・オーケストラ

録音:2019年7月9-12日
バッハの息子たちによるシンフォニア集です。18世紀中頃に書かれたこれらの作品は古典派交響曲が産声を上げる前の、さまざまな様式傾向を持つ 音楽で、4人それぞれの作風にも明らかな違いがあります。イタリアの若いアンサンブル、コントロコレンテ・オーケストラによる可能性を感じさせるデビュー・ アルバム。「controcorrente」は「上流」といった意味があり、歴史の源流に遡って新しい発見をしようという意気込みが表れているかのようです。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRCD-0093(3CD)
完全限定盤
税込定価
ブルックナー:ジャズ・シンフォニー(トーマス・マンデル編)


(1)ブルックナー:交響曲第5 番

(2)ブルックナー:交響曲第7番
トーマス・マンデル(指)
テンポラリー・アーツ・オーケストラ

※オーケストラ・メンバー
トーマス・マンデル((指)ソプラノ・サックス、テナー・サックス、ピアノ)
ゲルト・ラーシュトルファー(フリューゲルホルン、トランペット)
ヴォルフガング・ブルエンドリンガー(エレキ・ギター)
クリスチャン・ヴィルト(第1 ヴァイオリン)
マーカス・ウォール(第2 ヴァイオリン)
ユリアン・ギレスベルガー(Va)
シュテパン・プンデルリチェク(Vc)
ヴォルフラン・デルシュミット(Cb)
マルコ・パレヴィッツ(ピアノとシンセサイザー)
エンゲルベルト・ガグル(打楽器)
エルヴィン・ドレシェル(ドラム)
エーリヒ・ピンター(録音とマスタリング)

録音:(1)2007 年8 月16 日聖フロリアン・ビブロテックセラー(ライヴ)
(2)2010 年9 月17 日リンツ・ブルックナーハウス(ライヴ)
「四手ピアノによる交響曲全集」によるエンターテイメント性と啓蒙性を両立した「ブルックナー・アーカイヴ」シリーズ。第 2 作は、これは超問題作です。何とブルックナーのジャズ編曲!!編曲と指揮とソプラ・サックス、テナー・サックスとピアノを 務めるのがオーストリアの奇才トーマス・マンデル(1965〜)リンツの音楽ギムナジウムでピアノからバロック・フルートまで学 び、長じて作曲、編曲を修める。ブルックナー私立音楽大学で作曲を教える硬骨漢。 2007 年には聖フロリアンにて、自ら率いるテンポラリー・アーツ・オーケストラを指揮して、ブルックナー:交響曲第5 番「ジャ ズ・ヴァージョン」を初演。かの「マイ・フェイヴァリット・シングズ」を彷彿とさせる長大な序章と怒濤狂乱の演奏で聴衆の度肝 を抜いた。調子づいて 2010 年のブルックナーフェストでは第 7 番を披露。ブルックナーファンは「宇宙の鳴動」を良く口に するが、これを徹底して人工的に表現する度胸と厚かましさには脱帽という他ない。執拗に繰り返されるトレモロで構築され るバロック建築に例えられるブルックナーの交響楽をサディスティックなまでにマンデルが好き放題に料理した怪作。真面 目なブルックナーファンの神経を逆撫でする好企画の登場です。3 枚組で超特価2 枚組(完全限定品)で登場です。

SONY CLASSICAL(SPAIN)
88875-165072(1CD)
アンヘル・イジャラメンディ [イリャラメンディ] (1958-):交響曲第4番「天真爛漫な」[Ingenua](1996)*
交響曲第9番(2011)
マイテ・アルアバレナ(Ms)*
エウスカディSO [バスク・ナショナルO]
ホセ・ミゲル・ペレス=シエラ(指)

録音:2015年3月、エウスカディSOホール、サンセバスチャン、スペイン
国際発売されている可能性がございます。スペイン・ローカルの輸入商品は割高ですのでご了承ください。

H.M.F
HMM-902420(1CD)
C.P.E.バッハ:交響曲(シンフォニア) ヘ長調 Wq.175, H.650(1755/56)
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21(1799-1800)
C.P.E.バッハ:交響曲 ト長調 Wq.183/4, H.666(オーケストラのための4つの交響曲、1776年より)(1775/76)
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36(1801-02頃)
ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク)

録音:2018年9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ジャケット挿絵:ウィリアム・ブレイク『ニュートン』(1795)
ハルモニアムンディによるベートーヴェン・イヤー・シリーズ、ベルリン古楽アカデミーによる交響曲第1番&2番の登場です。「田園」(HMM 902425/ KKC 6206)も大好評でしたが、ここでも確かすぎる腕前のメンバーたちがそろってこそ可能となる、洗練されたエネルギーに満ちた演奏です。 第1番は、まるでオペラを思わせる華やかさと繊細さを兼ね備えた演奏。第2番も細部に至るまで完璧なアンサンブル。第3楽章スケルツォのコントラ ストも実にあざやかです。カップリングはC.P.E.バッハの交響曲2編。ベートーヴェン以前の大シンフォニー作曲家であったC.P.E.バッハの作品ももち ろん創意に満ちていますが、こうして並べて聴いてみると、たとえばそれぞれの第1楽章の特徴的な冒頭だけとってみても、ベートーヴェンが先人たちの 作品を超えようとして様々なアイデアを凝らしていることにあらためて感じ入るばかりです。30 歳ほどのベートーヴェンが描きあげ、満を持して世に送り 出した決定打を、ベルリン古楽アカデミーの鮮やかかつ洗練された演奏で思う存分お楽しみいただけます。
この録音に際し、ベルリン古楽アカデミーの面々は、ウィーンでベートーヴェンが演奏したことのある場所(いわゆるホール)すべてを訪ね、その音響 を研究。最終的に、小さなホールの響きを理想とし、そのために弦楽器のメンバーも人数を少なくしての編成での録音の運びとなりました。ベートーヴェ ン自身が指揮をした演奏会の詳細な記録や絵画は残っていませんが、当時の劇場年鑑に残されているオーケストラのメンバーの人数の記録などから当時 のオーケストラの陣容を推察。レイアウトについても、弦楽器は観客から見て左側、管楽器は右側になるようにし、コントラバスはトロンボーン、トランペッ トやティンパニの少し後ろに配置しました。これにより、メンバー間でのコンタクトもとりやすくなり、指揮者無しでもまるで室内楽を演奏しているように 各セクションの次の一手を酌むことができたといいます。 (Ki)

CPO
CPO-555114
NX-B10
ライネッケ(1824-1910):管弦楽作品集 第1集
交響曲第3番ト短調 Op. 227
序曲「マンフレッド王」Op. 93
歌劇「マンフレッド王」第4幕よりロマンス*
歌劇「マンフレッド王」第5幕の前奏曲
交響曲第1番イ長調 Op. 79
勝利の行進曲 Op. 110
ヘンリー・ラウダレス(指揮&Vn*)
ミュンヘン放送O

録音:2014年4月8-11日、2013年3月19-22日、2016年7月22日
ドイツ・ロマン派の作曲家、教育者カール・ライネッケの管弦楽作品集第1集。高名な音楽教育者を父 に持ち、7歳で作曲を始め12歳でピアニストとして公開演奏を行うほど早熟だったライネッケは、85歳とい う長寿を全うする直前まで作曲活動を続け、未出版作品も含めると1000曲以上の作品を書き上げま した。その作風は保守的であり、同時代の評論家たちに酷評されても、「自分を先駆的な天才とみなす 大胆さはなかった」と述べ、作風を変化させることはありませんでした。とはいえ、時代の流れや他の作曲 家たちの作品を念入りに研究したライネッケは、さまざまな技法を自在に操りながら、自身の作法を常に 熟成させていきます。 このアルバムに収録された2曲の交響曲のうち、第1番は1858年、第3番は1895年に作曲されており、 どちらも美しく心に染み入る旋律に満たされています。残念ながら成功作とはならなかった歌劇「マンフ レッド王」もシューマンを思わせる充実した作品。最後に置かれた「勝利の行進曲」は「燃えるような情熱 と祝祭の精神」を持った華やかな小品です。

ONDINE
ODE-1348(5SACD)
NX-E07
ベートーヴェン:交響曲全集 ロバート・トレヴィーノ(指) マルメSO
ケイト・ロイヤル(S)
クリスティーネ・ライス(Ms)
トゥオマス・カタヤラ(T)
デレク・ウェルトン(Bs)

録音:2019年10月 ライヴKonserthus,Malmo、Sweden
タクトを執るのは2019年9月にマルメSOの首席指揮者就任したばかりの俊英ロバート・トレヴィーノ。 30代半ばのトレヴィーノは、同世代の若手指揮者の中でも最近急速に頭角を現わしてきた注目の存在です。 古典派作品から現代曲まで,幅広いレパートリーを新鮮かつ想像力に富んだ解釈で聴かせるトレヴィーノは、 ベートーヴェンにおいてもマルメSOから精緻な響きを紡ぎ出し、自然で音楽性に満ちた表現を引き出すことに成功。 これまで多くの指揮者が取り組んできたベートーヴェン演奏に新風を吹き込みました。 トレヴィーノはピリオド・アプローチを採用しつつもオーケストラの響きを存分に生かし、各曲の個性を際立たせます。 古典的な作風による第1、第2交響曲ではモーツァルトを思わせる典雅な表情をもたせ、第3交響曲では、沈痛な葬送行進曲さえ重くなり過ぎることはありません。 ベートーヴェンの作風転換期に書かれた第4番には、幾分ロマンティックな表現を与え、 第5交響曲ではベートーヴェンが目指した苦悩から勝利への思いが力強く描き出されています。 各楽章の描き分けが見事な第6番が続き、舞曲の要素が強い第7番と第8番では、楽章ごとのテンポ設定に心が配られた、鮮やかな音楽を楽しむことができます。 とりわけ第7番終楽章の快速テンポに注目。オーケストラはトレヴィーノの無茶とも思える要求をクリアし、目の覚めるような演奏を披露します。 第9番のソリストは、若々しい声の歌手が揃えられており、トレヴィーノが目指したであろう新鮮なベートーヴェン像が構築されています。 ホールの豊かな残響を余すことなく捉えた録音も聴きどころで、SACD層にはマルチチャンネルも収録されています。

DACAPO
MAR-8.204001(4CD)
NX-D09
デンマーク国王フレゼリク9世(1899-1972)指揮による管弦楽作品録音集
【DISC 1】
(1)クーラウ:劇音楽「妖精の丘」 序曲
(2)ロンビ:幻想曲「夢の絵画」
(3)ロンビ:「オギュスト・ブルノンヴィルに敬礼」 (1869)
(4)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
【DISC 2】
(5)ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 序曲
(6) 歌劇「リエンツィ」 序曲
(7)ベートーヴェン:交響曲第7番
(8)グリーグ:『2つの悲しい旋律』〜過ぎし春
【DISC 3】
(9)ゲーゼ:序曲「オシアンの余韻」
(10)ベアセン:歌劇「高貴な訪問客」 前奏曲 (11)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
【DISC 4】
(12)ベートーヴェン:交響曲第1番
(13)ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 序曲
楽劇「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進
(14)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
(15)歌劇「オイリアンテ」序曲
フレゼリク9世(指)

【DISC 1】
デンマーク王立O
(1)-(4)録音:1948年12月

【DISC 2】
デンマーク国立SO
(5)録音:1949年2月23日
(6)録音:1953年9月15日
(7)録音:1954年2月21日
(8)録音:1949年12月12日

【DISC 3】
デンマーク国立SO
(9)録音:1949年12月12日
(10)録音:1953年9月15日
(11)録音:1950年4月27日

【DISC 4】
デンマーク国立SO
(12)録音:1969年
(13)録音:1969年
(14)録音:1946年
(15)録音:1942年
大の音楽愛好家であったデンマーク国王フレゼリク9世。その音楽との関わり方は、世界の歴史を紐解いても極めて珍しいもので、王座に就 いている間にオーケストラの指揮をし、録音までするという君主は他に類をみません。独学で音楽を学び、大規模なオーケストラの難曲を振る のが好きで、ワーグナーのオペラからの楽曲にも果敢に挑戦し、その目覚ましい音楽活動で一種独特のオーラを放っていました。2020年、現 デンマーク女王のマルグレーテ2世が80歳を迎えるのを記念して、女王の父親であるフレゼリク9世の歴史的録音の数々が、新たに限定盤 ボックスセットとして登場します。デンマーク王家は代々芸術に深い造詣があり、マルグレーテ女王自身も絵を描き続けています。今回収録さ れているのは、かつてリリースされたものの現在は入手不能となっていた2組のアルバムに、新しく発見された音源を加えてリマスターを施したも の。1942年から1969年までの録音で、デンマークが誇る作曲家たちの作品の他、ベートーヴェンやワーグナー、ウェーバーの曲などが収録さ れており、君主と2つのオーケストラとの深い絆をも記録しています。

Altus
PALTSA-009(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[5]
ミュンヘン・フィル編

ハイドン:交響曲第76番変ホ長調 Hob. I:76
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB. 106(原典版)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109(原典版)
ギュンター・ヴァント(指)
ミュンヘンPO

録音:1999年6月24日(Disc1)、1998年4月21日(Disc2)/ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品化 しました。
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なブルックナー・ライヴ。引き締まったリズムが躍動する第6番、圧倒的に深遠な音響が胸を打 つ第9番。晩年のヴァントが全霊をかけて臨んだ名演をお聴きください。特に第9番アダージョの結晶化した美は同曲異演中最高との呼び声も高いものです。 ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィルの熱量も素晴らしく、滋味と歌にあふれた、、音楽がみるみる湧き上がってくるような演奏。己の信念 を貫くヴァントの緊張度の高い指揮と相まって、他では聴けない絶妙のバランスが形成されています。第6番と同日に演奏されたヴァントの愛奏曲、ハイドン の第76番がカップリングされているのも注目。この音源はSACDとLPで限定発売されたことがありますが、通常CDとしても聴けるソフトでは初登場。すっき りとした響きの中で知的なユーモアが小気味良く駆けていく逸品です。 (Ki)
Altus
PALTSA-011(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[6]
ミュンヘン・フィル編

ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB. 108(1884-90年、ハース版)
シューベルト:交響曲第8「未完成」
ギュンター・ヴァント(指)
ミュンヘンPO

録音:2000年9月15日(ブルックナー)、1999年9月28日(シューベルト)/ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なブルックナー・ライヴ。破格のスケールを持つ大曲、第8番で圧巻の音楽を奏でるヴァント至高 の境地をご堪能ください。ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィルの熱量も素晴らしく、滋味と歌にあふれた、、音楽がみるみる湧き上がって くるような演奏。己の信念を貫くヴァントの緊張度の高い指揮と相まって、他では聴けない絶妙のバランスが形成されています。カップリングの「未完成」も大 変美しい演奏で、第2楽章の静かに消えていくラストなど実に味わい深いもの。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186618(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」 オレグ・ツィブ ルコ( バ ス )
キリル・カラビツ(指)、
ロシア・ナショナルO
ポポフ国立モスクワ・アカデミーcho
コジェヴニコフcho

録音:2017年11月/DZZスタジオ5(モスクワ)
ロシア・ナショナルOはペンタトーン・レーベルとショスタコーヴィチの交響曲シリーズを続けていて、これまでにプレト ニョフで第4、10、11番、パーヴォ・ヤルヴィと第7番、ユロフスキと第1、6番をリリースしましたが、今回はキリル・カラビツの指揮で第13番「バ ビ・ヤール」が登場となります。
カラビツはauditeレーベルでプロコフィエフのキテレツな「革命20周年の為のカンタータ」(AU 97754)を見事な統率力と激しいエネルギーの爆 発をもって演じましたが、「バビ・ヤール」でも巧さ発揮。熱血でテンポは速くコンドラシンを思わせますが、21世紀的な客観性も光りまさに理想的な演 奏を繰り広げています。
バス独唱はモルドヴァ出身のオレグ・ツィブルコ。歌劇歌手で、カナディアン・歌劇・カンパニーをはじめ世界中の歌劇場で活躍中。堂々たる歌唱と 容姿で今後スターになりそうな可能性を秘めています。男声合唱とともに、迫力の世界をSACDであますところなくとらえています。 (Ki)

CZECH RADIOSERVIS
CR-0984-2A(1CD)
ヤン・マーレク(1938-):カンティレーナによる交響曲
交響曲第1番「カンティレーナによる交響曲」(1981)*
弦楽の為のディヴェルティメント 第1番「孔雀の羽根」(1979)+
愛と高貴な心 [Amore e'l cor gentil]
(ダンテのテキストによるバリトンと管弦楽の為のアリア)(2004)#
交響曲第3番ロ長調(2002)**
プラハSO*
ヤロミール・ノヘイル(指揮*)
プリゼニュ放送O+
ヴィート・ミツカ(指揮+)
ロマン・ヤナール(バリトン#)
プラハ室内PO#
ズビニェク・ミュレル(指揮#)
プラハRSO**
ヤン・クチェラ(指揮**)

録音:1982年+/1984年*/2005年**/2006年#

REFERENCE
FR-738SACD
(1SACD)
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
ジョナサン・レシュノフ(1973−):二重協奏曲(クラリネットとファゴットの為の)*
ピッツバーグSO
マンフレート・ホーネック(指)
ナンシー・ゴーズ(Fg)*
マイケル・ルシネク(Cl)*

録音:2016年5月6-8日(チャイコフスキー)、2019年6月6-9日(レシュノフ)、ハインツホール、ピッツバーグ(ライヴ)
交響曲第 4 番を作曲していた頃、チャイコフスキーは「白鳥の湖」の失敗や望まない結婚など、作曲家としても人生でも激動期でありました。 それを支えたのは、経済的な支援を行ったメック未亡人や友人たちであり、この作品の楽譜には「我が最高の友人たちへ」という献辞が書かれています。 第1楽章冒頭、壮大なファンファーレで開始されます。金管の名手揃いのピッツバーグ響ですが、ホーネックは意外にも抑え気味に鳴らします。その後の 弦も丁寧に描き、第 2 楽章の端正なオーボエ、木管群の多彩な描写力は見事。第 3 楽章では、弦のピチカート、オーボエの民族風の旋律、そしてトラン ペットの行進曲など、ホーネックらしい勢いとリズム感で進み、第 4 楽章ではクライマックスまで一気に駆け抜けます。また、sound mirror 社の高品位 な録音で、金管の厚みのある響きや、弦の艶と華やかさを巧みにとらえています。 ピッツバーグ響の二人の名手による見事な演奏で披露された、カップリングのジョナサン・レシュノフのクラリネットとファゴットの為の二重協奏曲は、 ピッツバーグ響による委嘱作品。 (Ki)

Goodies
78CDR-3800(1CDR)
マーラー:交響曲第4番ト長調 ブルーノ・ワルター(指)NYO
デジ・ハルバン(S)

英 COLUMBIA LX949/54(米COLUMBIA 11213/8D と同一録音)
1945年5月10日ニューヨーク録音
ソプラノのデジレ・ハルバン(1912-1996)はウィーン生まれ。母親はラッパ吹き 込みのSPレコードに150枚を越える録音を残した名ソプラノ、ゼルマ・クルツ (1874-1933)。父親はウィーン大学医学部教授のヨゼフ・ハルバン。ブルーノ・ ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を 卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年ハンブルク歌 劇場の指揮者だった時、音楽監督だったグスタフ・マーラーと出会 い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン 市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOなどの楽長、音楽監督を 歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮した。1938年オーストリ アがナチス・ドイツに併合されると、迫害を避けてアメリカに逃れた。この録音 は日米戦争終戦の直前の5月に行われた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3801(1CDR)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ヨハネス・シューラー(指)BPO

独 IMPERIAL 014042/4
1941年6月12日ベルリン録音
ヨハネス・シューラー(1894-1966)はドイツの指揮者。ノイマルク地方のヴェッ ズ(現在ポーランドのウィトニカ)の生まれ。ベルリン高等音楽院卒業後、グライ ヴェッツ、ケーニヒスベルク、ハノーファー市立歌劇場で修行を重ね、1932年オ ルテンブルク歌劇場の音楽監督になった。さらに1933年からエッセン歌劇場の指 揮者となり、1936年から1949年までベルリン国立歌劇場の指揮者をつとめた。そ の後ハノーファー市立歌劇場の音楽監督になった。レコード録音が少ないので今 日殆ど知られていないが、第2次世界大戦中の放送録音の復刻CDに名前を見るこ とができます。 IMPERIALレコードはドイツとデンマークで販売されていたマイナー・レーベル。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3802(1CDR)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
真夏の夜の夢〜結婚行進曲
エットーレ・パニッツァ(指)
ミラノ・スカラ座O

カナダ VICTOR 36279/82(伊 LA VOCE DEL PADRONE AW265/68 と同一録音)
(1930年12月&1931年1月録音)
エットーレ・パニッツァ(1875-1967)はアリゼンチン生まれのイタリアの指揮者、 作曲家。イタリア系移民の両親のもとブエノス・アイレスに生まれた。父親がテ アトロ・コロンのチェリストで、幼少から音楽教育を受けて育った。その後、両 親の祖国イタリアに渡り、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピアノ、 作曲、指揮法を学んだ。卒業後1897年にローマ歌劇場で指揮者デビュー。イタリ ア各地の歌劇場で活動後、1907年にはロンドンのロイヤル・歌劇・ハウスにデ ビューし、1914年までイタリア・歌劇の指揮をした。さらにニューヨークのメ トロポリタン歌劇場でも名声を確立した。1908年にはミラノ・スカラ座でデビュ ー。トゥリオ・セラフィン(1878-1968)やアルトゥーロ・トスカニーニ(1867- 1957)と並ぶ名声をはくした。1930年代にメトロポリタン歌劇場でのライヴ録音 が数多く残されています。パニッツァの交響曲録音は大変少ないのが不思議だ。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

ALTO
ALC-1409(1CD)
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ロンドンSO
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)LSO

録音:2008年3月7日、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤 & ライセンサー、
初出:LSO Live, LSO 0665

H.M.F
HMM-902431(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
合唱幻想曲 ハ短調 op.80*
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
チューリヒ・ジング・アカデミー(合唱)
クリスティアーネ・カルク(S)
ゾフィー・ハルムセン(A)
ヴェルナー・ギューラ(T)
フロリアン・ベッシュ(Bs)
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)*

録音:2019年11月
「第九」は、冒頭からストレートに一気呵成にたたみかけ、刻み込んでくる、パワーに満ちた演奏。これまでに様々な歴史的名演が存在する、特殊と もいえる作品のひとつですが、エラス=カサドは今まさにこの作品が書かれたかのように、新鮮に、大胆にストレートに譜面を響かせています。演奏時間 は61'13(I:13:35、II:13:32、III:12:07、IV:21:59)。エネルギッシュでありながら、颯爽とした演奏に、今あらためての真の第九像を観る感すらあります。 終楽章冒頭もまさに「プレスト」。しかしすべてのテンポ設定は楽譜に書かれたもので、ここでも不自然さやぎこちなさはまったくありません。エラス=カ サドが、これまでの慣習にとらわれることなく、まっさらな目で緻密に譜面の検証を重ねたうえでの大胆な演奏となっております。「歓喜の歌」と重なる 管弦楽も実にぴちぴちと喜びに満ちており、見事です。管弦楽、ソリスト、合唱すべてが輝かしく混然一体となって炸裂した、実に新鮮なパワーに満ちた、 鮮烈な第九の登場といえましょう。
合唱幻想曲も、ベザインデンホウトのソロの迫真の説得力と迫力に思わず聴き入ってしまいます。器楽とのアンサンブルも絶妙。ふとした表情の変化や、 影から光への移行などを、ベザイデンホウトもエラス=カサドの歌に満ちた統率が光る管弦楽ももらさずとらえており、ベートーヴェンの筆に込められた 創造性が響き渡ります。ベザイデンホウトはこの作品について、「1808年のベートーヴェン自身がピアノ独奏を担当した演奏会は彼にとって大いなる心の 傷だったろう。それは既にかなり進行していた難聴の中での、ある種の白鳥の歌としてこの演奏会に臨んでいたはず。その演奏会では冒頭部分は即興で 演奏されたが、おそらくこれはベートーヴェンがプロのヴィルトゥオーゾ演奏家として演奏したごく最後の記録であろう。ベートーヴェンは聴衆に” これ はヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしての最後の証言となるでしょう。これからはあなた方に純粋に音楽を提供していくことになる” と伝えています。」と述べ ていますが、まさにこの演奏は、天才ベザイデンホウトの、過去の偉大なる天才ピアニストでもあったベートーヴェンへの敬意に満ちたオマージュであり、 同時に腕前の勝負を挑む挑戦状ともいえるような、意欲的な演奏だといえるでしょう。ベザイデンホウトがさらなる飛躍と深化を遂げ、持ち前の音楽性 に加え、力強さも増してきていることを感じる力演です。ブックレットには、ハルモニアムンディ社長のクリスティアン・ジラルダン氏による、「歓喜の歌」 についての興味深い考察も掲載されております。注目盤です! (Ki)


King International
KKC-4222(6CD)
カール・シューリヒト秘蔵ライヴ

■CD 1
(1)ハイドン:交響曲第86番ニ長調
(2)ハイドン:交響曲第104番ニ長調 「ロンドン」
(3)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550

■CD 2
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
(2)交響曲第7番イ長調Op.92


■CD 3
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

■CD 4
(1)メンデルスゾーン:交響曲第4番イタリア」
(2)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(3)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」

■CD 5
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調

■CD 6
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
全て、カール・シューリヒト(指)
■CD 1
北ドイツRSO(1)、シュトゥットガルトRSO(2)、ヘッセンRSO(3)
録音:1961年(1)、1952年9月10日(2)、1963年3月20日(3)(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2391(1,3) (1995.4.21),KICC-2402(2) (1995.8.23)
■CD 2
シュトゥットガルトRSO
録音:1961年3月7日(1)、1952年10月24日(2)(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2393(1995.4.21) (1),KICC-2402(1995.8.23) (2)
■CD 3
フランス国立放送O&cho、マリア・シュターダー(S)、カタリナ・マルティ(A)、ヴァルデマール・クメント(T)、ハインツ・レーフス(Bs)
録音:1954年9月12日 モントルー音楽祭(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2403 (1995.8.23)
■CD 4
シュトゥットガルトRSO
録音:1954年1月28日(1)、1955年9月27日(2)、19」54年5月20日(3)(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2395 (1995.4.21)(1,2)、KICC-2401 (1995.8.23)(3)
■CD 5
ヘッセンRSO
録音:1959年2月27日 (ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2404 (1995.8.23)
■CD 6
デンマーク国立RSO
録音:1954年9月30日 (ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2405 (1995.8.23)
カール・シューリヒト(1880-1967)生誕140年企画。 宇野功芳氏絶賛のハイドン「86番」「ロンドン」から、ヘッセン放送響とのモーツァルト「40番」、パリ音楽院との全集録音を上まわるかシュトゥッ トガルト放送響とのベートーヴェン「1番」「7番」、人間臭ふんぷんで激しい54年モントルーでの「第九」、貴重なメンデルスゾーン「イタリア」、 さらには美演「ジークフリート牧歌」、生々しい名演「死と変容」、そして極めつけのブルックナー「5番」「7番」まで、全11曲。プレミア級の秘蔵 名演ライヴがついにキングインターナショナルから復活します! キングレコードの倉庫に眠っていたイタリア・アフェット(Affetto)制作・提供のテープから、25年ぶりに最新リマスタリング!もともと総じて良 好な音質がさらに鮮明になって甦った、ファン垂涎の秘蔵音源にご期待ください。全曲、1995年にキングレコード(セブンシーズ・レーベル)か ら初発売されたときの宇野功芳氏の演奏解説付きです。 (Ki)
★・・宇野功芳(1995年記)。ブックレットに転載する氏のライナーノーツより抜粋
■CD1

★ハイドン86 番・・アポロ芸術の粋〜シューリヒトのハイドン! 録音年代は1961年、巨匠の81歳の棒であるが、音質がとび切り良く、彼の
芸風が手に取るように分かる。第1楽章のアダージョの序奏が何と晴れやかに始まることだろうか。テンポも速いが、なによりも弱音指定な
のにおどろくほど強く、しかも明るい音色で鳴り始める。その強烈さがいかにもユニークなのだ。・・・ハイドンの「第86番」は名作だけに、
古くはワルター/ロンドン響による超ロマン的な名盤があり、新しくはブリュッヘン/18世紀オケによるフレッシュな名演に恵まれているが、
シューリヒトの前ではさすがの両者も色あせる感じだ。
★ハイドン104番「ロンドン」・・ハイドンの「第104番」最高の名演! シューリヒトはハイドンの「ロンドン」をことのほか得意にしており、以前、フランス国立Oを振った絶妙のライヴが出ていた。 第1楽章の異様に遅いテンポはいつもの彼とは別人であり、そのことにもおどろかされたが、残念ながら廃盤になってしまった。そこへ今回のシュトゥットガルト盤の登場です。前述のレコードは1955年のライヴ、新盤は52年のライヴで、この方が古いにもかかわらず、音質はずっと良く、ファンの喝は一挙に癒された。
★モーツァルト40番・・あの「プラハ」を耳にするとシューリヒトのモーツァルトは次元が違うと思わせるが、「第40番」はちょっと勝手が悪い
ようだ。曲自体ロマンティックな情緒が強く、シューリヒトの芸風になじまないところがある。

■CD2
★ベートーヴェン1番・・清朗無比な「第1」の名演! とくに見事なのは第1楽章であろう。序奏部の8小節、10小節におけるテヌートのつ いた4分音符とつかないそれとの描き分けは、他の指揮者が無視しているだけに、こうでなくては、と思わせるし、主部のアレグロは速いテ ンポと軽快なリズムをこの上なく際立たせつつ、しかも味がうすくならないところが彼ならではだ。スフォルツァンドのなんと生きているこ と! とにかく聴いていて心が浮きうきと弾んで仕方がない。われわれはここで絶好調のシューリヒトの芸術に接しているのです。 ★ベートーヴェン7番・・ハイドン「104番」と同じ年のライヴで、やはりシューリヒトは絶好調であるが、音質は高音がやや鈍く、歪みっぽいの が残念だ。そのためにフィナーレの楽器の彫りが浅くなってしまったが、スケルツォまではパリ音楽院とのスタジオ録音(1957年)をはるかに 上まわる出来ばえといえよう。

■CD3
★シューリヒトの人間臭ふんぷんたる第9! これは1954年9月の放送用ライヴ録音です。シューリヒトは4年後にやはりフランスのオーケ ストラを振って同曲をスタジオ録音しているが、両者のあまりの違いにびっくりしてしまった。もちろんそれは4年の歳月の経過にあるので はなく、ライヴとスタジオ録音の差なのだ。
■CD4
★メンデルスゾーン 4 番「イタリア」・・シューリヒト初の「イタリア」! シューリヒトの「イタリア」というのは珍しい。おそらくディスクとしては初出だと思うが、明らさまではないにせよ、かなりユニークな解釈です。・・第1楽章のすべての細部が、伴奏リズムにしろ、対旋律にしろ、ハーモニーにしろ、おどろくほど息づいています。しかも表面を流れているのはいつもの彼のレガートとイン・テンポの運びであり、いわばシューリヒトの秘密を解き明かすような演奏なのだ。
★ジークフリート牧歌・・美演だ。全曲一分の隙間もなく音がつながってゆく流麗なレガートはシューリヒトの独壇場であるが、例によってその中に内声の意味深い生かし方が光り、なによりも全篇にあふれる愛情の温かさと共感に満ちたニュアンスがすばらしい。
★死と変容・・生々しい有機的な名演〜シューリヒト初のR.シュトラウス! 演奏は実にすばらしい。1954年のライヴだが、音質は生々しく、シューリヒトの表現力が如実に伝わってくる。彼は作曲者が書いた音符の一つひとつの意味を的確に捉えており、序奏部のティンパニの鼓動から命そのものだ。8小節目と9小節目の弦の頭につけられたアクセントがこんなに意味深く生きた演奏を僕は初めて聴く。

■CD5
★フィナーレのすばらしさに圧倒されるシューリヒトの5番! シューリヒトには1963年にウィーン・フィルを振ったライヴの5番がすでに発売ずみであるが、今回のCDはそれより4年前のヘッセンでの実演録音です。両者に優劣をつけるのはむずかしいが、音質は拡がりと豊かさにおいて、わずかにヘッセン盤を上位にしたい。

■CD6
★ライヴならではのシューリヒトの7番! 7番のCDとしては、すでにベルリン・フィルによる1938年のSP復刻盤と、有名なハーグ・ フィルとの1964年盤(ともにスタジオ録音)が出ており、「平均した単純さ」の中にブルックナーの本質を鋭く抉り出した名演であ る。ところが、今回初出の1954年盤はデンマークRSOによるライヴだけにテンポの動きが激しく、エスプレッシーヴォな シューリヒトを満喫することが出来ます。第1楽章は速めのテンポを基本に、ものおじせず歌い抜いており、ハーモニーはむせるよう に豊かだし、セカンド・ヴァイオリンやホルンなどの合いの手が終始生きて語りかける立体感は最高だ。


Treasures
TRE-221(1CDR)
A・ギブソン〜シベリウス&ドヴォルザーク
シベリウス:組曲「クリスティアン2世」
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」*
交響曲第9番「新世界より」*
アレクサンダー・ギブソン(指)
スコティッシュ・ナショナルO、LPO*

録音:1966年頃、1967年1月27-28日*
※音源:英HMV HQS-1070、World Record Club ST-650*
◎収録時間:72:32
“「ケレン味のなさ」が凡庸と同義ではないことを実証する恰好の名演!”
■音源について
ドヴォルザークは、ワールド・レコード・クラブのオリジナル録音。ギブソンは、「謝肉祭」を1959年(Reader's Digest)にも録音していました。

★ギブソンの音楽表現の最大の魅力は「素直さ」だと思います。品良く振る舞おうと か、立派に響かせようなどといった計算を用いずとも、持ち前の感性とセンスで音楽が最 も光るツボを瞬時に察知する能力一本で勝負できた稀有な指揮者だったのではない でしょうか?このタイプの演奏家は、個性と主張に欠けることをオブラートに包んで「ケレン味のない」と形容されることがありますが、ギブソンの場合は一見模範的でありながら、単に凡庸なだけの演奏とは一線を画します。日本ではまともに紹 介されませんでしたが、ステレオ初期からの膨大な録音は、そのいずれにも澄み切 った響きと瑞々しい情感が息づいているので、聴後には全身の血液が浄化さ れたような清々しさを覚えることもしばしば。
 そんなギブソンが再現する「謝肉祭」は、単なる喧騒に陥らないのは言うまでも ありません。瑞々しさの点では小澤&サンフランシスコ盤が忘れられませんが、ギブソ ンは更にテクスチュアの透明さと風格美で優ります。タンバリンが明確に打ち込まれるのも痛快。第2主題も決して表面的ではなく、真に身を焦がすような節回し。 中間部は、静謐美の中にも意外なほど深い呼吸が脈打つ点にご注目を。5:56から のチューバの唸りのリアルさは比類なし。コーダは安易な加速に走らず、音楽を芯から着実に加熱させるので、音楽がしっかり体内に根付いたような満足感を得られることでしょう。
 「新世界」も声部の見通しが効いた清潔な音彩感覚が冴え渡る名演。第1楽章だけでもひしひしと伝わるのは、オケの各奏者の本気度!伸び伸びと各自の音楽を奏でているようでいて、気づくとギブソンの導く方向へ突き進んでいるかのよう。
 第2楽章後半(8:28〜)では、ハーモニーが澄み渡っているだけでなく、破格のバランス力も発揮。この高揚感の中で響きがズブズブになる例がいかに多いことか。
 終楽章では、どんな名指揮者でもちょっとした瞬間に響きが平板になったり、音楽の骨格が脆弱になったりするものですが、その危険性がここでは皆無。また、特に4:28あたりからは主題の回想が頻出するせいか緊張が緩みがちですが、その回想のたびに微妙に色彩を変えて淀みを回避しているのは流石という他ありません。もちろんそこには少しのあざとさもなく、これぞ指揮者の矜持と言うべきでしょう 。また、8:55からの盛り上がりでは、高揚の到達が曖昧なことが多い中、ここでは盤石の着地を果たしているのもお聴き逃しなく。 【湧々堂】

RICCARDO MUTI MUSIC
RMM-2020DVD4
(4DVD)
リッカルト・ムーティ〜コンサート&リハーサル
■DVD1-リハーサル
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
■DVD2-リハーサル
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
■DVD3-コンサート
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
■DVD4-特典
リッカルド・ムーティによるベートーヴェン「ハイリゲンシュタットの遺書」の朗読
ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレO(ケルビーニ青年O)
リッカルド・ムーティ(指)

収録:2016年 ピアチェンツァ市立劇場
画 面:16:9, N T S C
音声:PCMステレオ
言語:イタリア語
字幕:英語、リージョン:A l l
現代の巨匠リッカルド・ムーティ。2004年に自らが創立したユース・オーケストラ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレOとのリハーサル&コン サート映像。名門オーケストラを指揮するような緊張感ではなく、演奏をすることを楽しむように、生き生きと音楽を若い演奏家たちと作り上げています。プ ログラムは、ベートーヴェン、チャイコフスキーといった、ムーティの音楽を感じ取れるプログラム。 幻想序曲『ロメオとジュリエット』。チャイコフスキーがシェイクスピアの「ロメオとジュリエット」を題材に描き上げた作品。チャイコフスキーらしい憂いのあ るロマンティシズムの中に、力強さを感じるドラマティックな演奏を聴かせてくれています。 そしてベートーヴェンの交響曲第5番。シカゴ響との来日公演でも演奏している演目ですが、その時はまさに巨匠の風格といった演奏が披露されました が、今回はフレッシュな音楽家たちとの音楽作りということで、大胆かつ明快な演奏を聴かせてくれます。入念なリハーサルを経て、本番に挑む若手音楽家た ちが、ムーティの要求に応えようと食らいついていく、渾身の熱演と言えるでしょう。 (Ki)

BIS
BISSA-2367(1SACD)
ヴォーン=ウィリアムズ&フィンジ
(1)ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
(2)フィンジ:クラリネットと弦楽のための協奏曲(1948-49)
マイケル・コリンズ((1)(2)(指)、(2)Cl)、
フィルハーモニアO、
ファブリツィオ・ファラスカ(コンサートマスター)
【使用楽器:Yamaha Vmaster SE Artist】

録音:2019年7月/ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2015年に大英帝国五等勲爵士を受章したクラリネット奏者、指揮者のマイケル・コリンズがフィルハーモニアOとの共演で母 国の作曲家ヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番とフィンジのクラリネット協奏曲を録音しました!
コリンズは8歳でクラリネットをはじめ、16歳のときにBBCヤング・ミュージシャン・オブ・イヤーを受賞。さらにニューヨークのコンサート・アーティスツ・ギ ルド・コンクールで優勝しカーネギーホール・デビューを飾った逸材です。故ジュゼッペ・シノーポリ率いるフィルハーモニアOの首席クラリネット奏者 を長年務めた一方、ソリストとしても活躍。現在は指揮者としてもその活躍の場を広げております。
シベリウスに献呈されたヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番は、戦中の1938年から1943年にかけて作曲され、初演は1943年6月24日にロイヤル・ア ルバート・ホールにてヴォーン=ウィリアムズ(指)ロンドンPOによって行われました。ヴォーン=ウィリアムズの交響曲の中で最も編 成が小さいこの作品は同時期に作曲を進めていた歌劇「天路歴程」と共通の素材が多用されています。
一方、声楽曲が有名なフィンジ。フィンジの数少ない器楽作品の中には、クラリネットのための協奏曲があり、最も声楽的な楽器であるクラリネットに美しい 旋律をのせました。鬼才マイケル・コリンズが気心の知れたフィルハーモニアOとともに吹き振りを披露しております。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0562(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第5集
交響曲第2番(1984)
交響曲第6番(2001)*
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO
プロヴディフPO*

録音:1985年10月5,6日 ブルガリア国立放送 第1スタジオ、ソフィア、2002年1月25-28日 プロヴディフ・フィルハーモニック ホール*
世界初録音
指揮者として世界で活躍するブルガリア出身のエミール・タバコフ(1947-)は、日本へも自国やトルコのオーケストラと共 に訪れ、オーケストラ・アンサンブル金沢などでは自作のコントラバス協奏曲を演奏するなど日本でも馴染みのある存在 です。作曲家としても9つの交響曲をはじめ、様々な作品を世に出しています。作品の多くは大規模で人間の暗い側 面に光を当てる厳かな作風が特徴です。ここに収録された「交響曲第2番」は2つの楽章から成り、第2楽章の野性的 で足を踏み鳴らすような騒々しさは、第1楽章で悲しみに打ちひしがれ、蓄積されたエネルギーの解放のようです。「交 響曲第6番」は4楽章から成り、ショスタコーヴィチ中期の作品のような荒涼とした悲劇的な世界観が広がります。
TOCCATA
TOCC-0462(1CD)
NX-B03
ロブ・キーリー(1960-):管弦楽作品集
交響曲第2番(1996)
フルート協奏曲(2017)
2つのオーボエ、コーラングレと弦楽の三重協奏曲(2014)
オーケストラのための変奏曲(2019)
サラ・デブリュレ(Fl)
ジェイムズ・ターンブル(Ob)
マイケル・スルマン(Ob)
パトリック・フラナガン(コーラングレ)
ポール・マン(指)
マラガPO、リエパーヤSO

録音:2018年10月15-19日、2020年1月27-28日
世界初録音
1960年生まれの南ウェールズ出身の作曲家、ロバート(ロブ)・キーリー(1960-)は幼い頃からロンドンの音楽的な 生活に親しみ、様々なジャンルから影響を受けてきました。彼の「交響曲第2番」は尖った所もありつつも牧歌的な作 品で、時折、ストラヴィンスキーの鋭角的なメロディやティペットのようなの浮遊するリズムが聴こえてきます。「フルート協 奏曲」ではフランス流の新古典主義への傾倒をあっさりと告白しており、三重奏曲では、テレマンのテイストがあることも 明らかにしています。また、彼の最近の交響楽作品では、“敬愛するエルガー”の「エニグマ変奏曲」がモデルとなっている ことも公表しています。キーリーはこういった直接的な刺激を取り入れながら独自の作品に昇華させ、見事な音楽語法 を創り出し、明確さと軽めのタッチ、ダンスやユーモアへの関心を示しています。「オーケストラのための変奏曲」は、実はこ のアルバムの他の曲の録音修了後にスペイン南部のマラガで完成され、ヨーロッパの反対側のリエパーヤで録音し、急 遽、追加収録したとのことです。


WEITBLICK
SSS-0242(3CD)
レーグナー/シューベルト秘蔵名演集
(1)交響曲第2番変ロ長調D.125
(2)交響曲第6番ハ長調D.589
(3)交響曲第8番「未完成」
(4)交響曲第9番「ザ・グレート」
(5)序曲ニ長調D.556/(6)序曲ホ短調D.648
(7)序曲変ロ長調D.470
(8)5 つのメヌエットと5つのドイツ舞曲(弦楽合奏版)D.89
(9)6つのドイツ舞曲D.820(ウェーベルン編)
ハインツ・レーグナー(指)
ベルリンRSO

録音:(1)1978年9月24日ベルリンドイツ民主共和国宮殿ライヴ
(2)1973年10月16,17日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音
(3)1991年11月10日ベルリン・シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)、ライヴ
(4)1978年1月28日ベルリンドイツ民主共和国宮殿ライヴ
(5)1973年12月10日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音)
(6)1973年9月28日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音)
(7)1973年10月15日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音)
(8)1973年12月11,12日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音
(9)1990 年5 月27 日ベルリン・シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)、ライヴ
レーグナーの芸風にぴったりと思われるシューベルトですが、実際は「ザ・グレート」とワインガルトナー編曲の交響曲第7 番のスタジオ録音が遺される程度というのが現実です。長年の渇きを癒す名演集が一挙に登場。いずれも手兵のベルリン放送 SO(旧東)を駆使したもの。旧東ドイツ時代の録音技術の高さにも納得です。ブルックナー演奏で見せた基本快速で軽 快。木管を自由に飛翔させて、叙情性を追求。しかし過度の泣き節にはならないところに巨匠の知性と鋭さがあります。 交響曲第2 番はミュンシュ、ベーム、プレートルも好んだ名曲で初期とはいえ立派なロマン派の作品。第6 番は「小ハ長調」 などと称されることもありますが、これまた威風堂々たる構えを見せます。「未完成」は東西統一後のライヴ。こちらは遅いテン ポで深刻そのものの表情を見せます。「ザ・グレート」はレーグナーの二面性を存分に発揮した快演。リズム感と語り口の巧さ には脱帽。スタジオ収録の序曲集も珍しい録音となります。シューベルトが作曲家として脂が乗ってきた頃の作品、交響曲と の密接な関連性があります。“弦楽四重奏のための 5 つのメヌエットと5つのドイツ舞曲 D.89“を弦楽合奏で聞けるのも嬉し い限り、微に入り細を穿つ巨匠の至芸です。そしてウェーベルン編曲の「ドイツ舞曲」が白眉!どうしてここまで切なく哀しく 演奏できるのか!というほどの名演です。相場ひろ氏による書下ろしライナーノート付(英訳あり)。

C Major
80-2808(DVD)

KKC-9570(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価

80-2904(Bluray)
KKC-9569(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
マーラー:交響曲第2番「復活」 グスターヴォ・ドゥダメル(指)ミュンヘンPO
チェン・ライス(S)
タマーラ・マンフォード(Ms)
カタルーニャcho、
カタルーニャ音楽堂室内cho

収録:2019年6月27日 カタルーニャ音楽堂、バルセロナ(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC.16:9
音声:PCMステレオ、DTS 5.1
原語:ドイツ語
字幕:英仏西韓,日本語
リージョン:All、91分
◆Bluray
画面:1080i.16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA 5.1
原語:ドイツ語
字幕:英仏西韓,日本語
リージョン:All、91分
20 世紀初頭に建築されたバルセロナのカタルーニャ音楽堂で行われた、グスターヴォ・ドゥダメル(指)ミュンヘンPOによるマー ラー「復活」の映像。 祖国ベネズエラの「エル・システマ」の出身で、2009 年よりロス・フィルの音楽監督に就任、今や世界中の超一流オーケストラを指揮するドゥダメル。今 年 2020 年 6 月末には、ベルリン・フィルと来日して、この「復活」を演奏予定でした。ドゥダメルにとってマーラーの交響曲は、10 代の頃より頻繁に指 揮をしてきた作品であり、この演奏でも完全に手中に収めているのが良くわかります。豊かな緩急、程よく抑制されたドゥダメルの巧みな指揮により、ミュ ンヘン・フィルの力強い音色が際立ちます。何といっても白眉は第 5 楽章。オーケストラ、独唱、合唱が見事にかみ合い、勢いのある演奏が展開されてい ます。ソプラノのチェン・ライス、メゾソプラノのタマーラ・マンフォードの独唱の二人も素晴らしく、安定した歌唱と声量、そして説得力はピカイチです。 地元の合唱団、カタルーニャ合唱団  カタルーニャ音楽堂室内合唱の見事なハーモニーも必聴。 ドゥダメルのスター性を改めて実感する、見事な統率力で圧倒的な演奏を聴かせてくれます、 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2220(1CD)
フルトヴェングラー生誕80年記念放送(旧東ドイツ放送局、1966年1月25日)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1944年10月7日ベルリン、ベートーヴェンザール
使用音源:Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
フルトヴェングラーが振ったブルックナーの交響曲第9番は、1944年10月に演奏されたベルリン・フィルとのものが唯一知られています。今回、当 CDで復刻に使用したテープは1966年1月25日、旧東ドイツ放送局(Deutschlandsender DDR)より “フルトヴェングラー生誕80年記念” として 放送されたものを使用しています(アナウンス付き)。伝えられるところによりますと、当時西ベルリン在住だった人物が旧東ドイツ放送局に出向き、その 場でテープ(2トラック、19センチ、オープンリール)にコピーし、持ち帰ったそうです。演奏内容については、今さら繰り返すまでもありませんが、放 送された当時、どれだけの数の人がラジオに耳を傾け、そして、どんな気持で聴いていたのか、それらを想像しただけでもワクワクしてきます。また、既 存盤と比較すると、中低域のしっかりした、雰囲気の豊かな音場で再現されるのも魅力です。いずれにせよ、フルトヴェングラー・コレクターにとっては 見逃せない珍品と言えるでしょう。(平林直哉)

C Major
75-6408(DVD)
ドキュメンタリー『ベートーヴェン「第9」〜世界の交響曲』 テオドール・クルレンツィス、タン・ドゥン、ガブリエル・プロコフィエフ、佐渡裕、アルマン・ディアンゲンダ、ポール・ウィテッカー、イサーク・カラブチェフスキー

画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ
言 語:独 、英
字 幕:独 、英
リージョン:All、92分
なぜベートーヴェンの「第9」は、世界中の人々を魅了するのでしょう。クラシック音楽の中でも、もっとも有名な作品の一つであり、世界中で演奏さ れています。日本では、年末の風物詩となっているだけではなく、プロ・アマ問わず演奏され愛されている楽曲です。 このドキュメンタリーは、世界中で親しまれるこの楽曲の魅力と秘密にさまざまな角度から迫っています。映像の中では、今やクラシック界を席巻し、飛 ぶ鳥を落とす勢いの指揮者テオドール・クルレンツィスと彼が率いるムジカエテルナによる「第9」の演奏映像も含まれています。そして「第9」にインス パイアされて書かれたタン・ドゥンの新曲の制作について。コンゴ民主共和国の首都キンシャサを拠点に活動するキンバンギストSOによる「第9」。 ブラジルのファヴェーラ(貧民街)を訪れ演奏し、路上で暮らす人々の生活を音楽で助けます。また自身も聴覚障害をもつ打楽器奏者ポール・ウィテッカー が、アクセシブルに音楽を届ける姿や、プロコフィエフの孫でイギリスでDJとして活躍するガブリエル・プロコフィエフによる「第9」リミックス、さらに は日本の佐渡裕による「1万人の第九」など、世界各国の人々が、それぞれに「第9」を愛し楽しむ様子をドラマティックにとらえています。 (Ki)

SWR music
SWR-19093C(1CD)
NX-B06
ドヴォルザーク:交響曲全集Vol.5
交響曲第6番ニ長調 Op. 60 B112
歌劇「いたずら農夫」序曲 Op. 37 B67
歌劇「ヴァンダ」序曲 Op. 25 B25
序曲「フス教徒」 Op. 67 B132
ピエタリ・インキネン(指)
ドイツ放送PO

録音:2019年3月11-19日 ザールラント放送大ホール
前半3枚を指揮したチチョンより、前回からインキネンがが引き継ぎ、いよいよ傑作 揃いの後半に入ります。この第6番はドヴォルザークが40歳を目前に作り上げており、ブラームス、特にその交響曲第2番の影響を強く受けて いるとされています。明るく充実した内容を持ち、中でも舞曲的性格のスケルツォ楽章の出来栄えは、あとに続く3曲に引けを取らないもの。 初めて出版された彼の交響曲であったため、以前は「第1番」とされていました。躍動的な作風はインキネンの面目躍如といえ、ドイツ放送フィ ルをぐいぐいと引っ張り、その魅力を十二分に引き出しています。併せて収録されたのは、11作も残しながら不遇とも言える扱いを受けている ドヴォルザークの歌劇からの序曲2つと、フス教徒を扱った演劇のための音楽として誕生し、現在では演奏会用序曲として高い人気を誇る「フ ス教徒」。 大きな期待を背負ったインキネンのバイロイト音楽祭デビューが、新型コロナウイルス禍により2022年に延期される見込みとなった中でのリ リースではありますが、その実力のほどを実感させてくれる素晴らしいアルバムといえるでしょう。

GRAND SLAM
GS-2210(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1949年10月18日/ベルリン・ダーレム、ゲマインデハウス(放送用録音)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
フルトヴェングラーのブルックナー録音の中では最も音質が良いと言われるもので、HMV/EMI系の音源と同一です。当シリーズではGS-2022(フラ ンスHMV FALP852/FALPS853、LPレコードより復刻/2007年)に続いて二度目の復刻となります。今回は2トラック、38センチのオープンリー ル・テープを使用し、この演奏の最終形を目ざしました。 なお、当録音はベルリン・フィルが戦後、リハーサルおよび放送録音用として使用していたベルリン・ダーレム地区のゲマインデハウス(教会施設)で行 われています。収録はその施設のグローサーザール(大ホール)にて行われていましたが、解説書にはその内部の写真を掲載しています。当会場の内部 の写真は、あまり見かけることはないと思います。(平林直哉) (Ki)

BOMBA PITER
CDMAN-612-16(1CD)
アントン・グルイズロフ (1968-):交響曲第1番「戦争と愛」 プラハRSO員
ジュリアス・ペンソン・ウィリアムズ(指)

録音:2015年10月、プラハ、チェコ
アメリカ合衆国ボストンのバークリー音楽大学を卒業し、映画音楽の作曲家として活躍しているアントン・グルイズロフが書き上げた最初の交響曲。

Goodies
78CDR-3797(1CDR)
ハイドン:交響曲第96番ニ長調「奇跡」 ブルーノ・ワルター(指)VPO

米 RCA VICTOR 13856/8(英HMV DB3282/4と同一録音)
(1937年5月5日ウィーン、ムジークフェライン録音)
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテル ン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年ハ ンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラー と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、 ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOなどの楽長、 音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮した。1938 年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると、迫害を避けてアメリカに逃 れた。この録音はウィーン・ムジークフェラインの美しい残響をを伴ったオー ケストラの音色が楽しめる。 ワルターとウィーン・フィルの演奏はこのシリーズでハイドン:「軍隊」 (78CDR-3554)、モーツァルト:「ジュピター」(78CDR-3611)、ベートーヴェン: 「田園」(78CDR-3371)、ブラームス:交響曲第3番(78CDR-3733)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

ORF
CD-3236(2CD)
クアジ・ウナ・ファンタジア(幻想曲風に)
(1)クリストフ・エーレンフェルナー(b.1975):クアジ・ウナ・ファンタジア
(2)トリスタン・シュルツェ(b.1964):ヴァイオリン協奏曲
(3)アイネム(1918-19):セレナーデ〜二重弦楽オーケストラの為の
(4)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調KV.364
(5)モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV.550
ヴァヒド・カデム=ミサーク(指&(1)(2)(4)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(1)ラースロー・フェニェー(Vc)
(4)トーマス・セルディツ(Va)

録音:2018〜19年
ヴァイオリニスト、ヴァヒド・カデム・ミサークが音楽監督を勤めるアカデミア・アレグ ロ・ヴィーヴォは1979 年の創立から40 周年を迎えた室内オーケストラでバロックから 現代まで幅広いレパートリーを持つ。このディスクではゴットフリート・フォン・アイネム の比較的初期の作品でストラヴィンスキーの新古典主義期の影響が感じられる美し い「セレナード」、モーツァルトの協奏交響曲と第40 番の本場ウィーン情緒たっぷりの 演奏が聴きもの。

Forgotten Records
fr-1661(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲*
グノー:「ファウスト」第5幕〜バレエ音楽#
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」第3幕〜バッカナール#
ヨネル・ペルレア指揮
バンベルクSO*、
ウィーン・プロ・ムジカO#

録音:1958年6月8日(ステレオ)*
1956年(モノラル)#
※音源:Vox STPL 511.090、PL 9550 #他
Forgotten Records
fr-1662(1CDR)
ラインスドルフ/モーツァルト:交響曲集
第35番二長調 K.385 「ハフナー」*
第40番ト短調 K.550 #
第41番「ジュピター」+
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ロチェスターPO

録音:1953年3月23日*、1953年4月3日#、1954年3月24日+、
※音源:Columbia RL-3103 他
Forgotten Records
fr-1664(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」*
シューベルト:「ロザムンデ」〜序曲/関奏曲第2番バレエ音楽第2番
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ロチェスターPO

録音:1953年4月2日-3日*、1954年4月2日
※音源:Columbia RL-3069 *、 RL-3102 他
Forgotten Records
fr-1665(2CDR)
ケルビーニ:歌劇「メデア」序曲
ヒンデミット:チェロ協奏曲
ブルックナー:交響曲第7番
アルド・パリゾ(Vc)
パウル・ヒンデミット(指)NYO

録音:1960年2月27日、カーネギー・ホール・ライヴ
Forgotten Records
fr-1674(1CDR)
ゴロワーノフのグラズノフ
交響曲第5番変ロ長調 Op.55 *
交響曲第6番ハ短調 Op.58 #
ニコライ・ゴロワーノフ(指)
ソヴィエト国立放送SO

録音:1947年頃*、1948年#
※音源:Melodiya D-0387/88 *、D-0727/28 #
Forgotten Records
fr-1684(1CDR)
ローベルト・ヘーガー
シューベルト:交響曲第9番「グレート」*
ベートーヴェン:「エグモント」序曲#
ローベルト・ヘーガー指揮(*/#)
バンベルクSO*、ミュンヘンPO#

録音:1950年頃、バイエルン放送*
※音源:Mercury MG 10075 * 、MG 15002 #


Profil
PH-19014(10CD)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン録音集
■Disc 1
マーラー:交響曲第3番より第1‐5楽章
■Disc 2
(1) マーラー:交響曲第3番より第6楽章(つづき)
(2) 同:交響曲第1番「巨人」
■Disc 3
ブルックナー:交響曲第8番(1890年版)
■Disc 4
(1)ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
(2)R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
(3)ブルッフ:スコットランド幻想曲
■Disc 5
(1) ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
(2) シェーンベルク:淨夜Op.4
(3) 同:室内交響曲Op.9
■Disc 6

(1) ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
(2) 同:左手の為の協奏曲
(3) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
■Disc 7
(1) ヤナーチェク:シンフォニエッタ
(2) 同:タラス・ブーリバ(全3曲)
(3) ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲
(4) 同:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
■Disc 8
(1) ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(2) マーラー:亡き子をしのぶ歌(全5曲)
■Disc 9
(1) ワーグナー:ファウスト序曲
(2) リスト:ファウスト交響曲
■Disc 10
(1) ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2) R・シュトラウス:交響詩「死と変容」
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
Disc1, Disc2の(1);ヘレン・ワッツ(C.A)、ハイゲート・スクール児童cho、LSO、同cho(1961年ライヴ)
Disc2の(2);ウィーンSO(1953年録音)
Disc3;ウィーン・プロムジカO(1954年録音)
Disc4;フランス国立RSO(1954年録音)(1)、バンベルクSO(1954年録音)(2)、ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ロンドンSO(1962年ステレオ録音)(3)
Disc5;バーデン・バーデン南西ドイツRSO(1956年ステレオ録音)
Disc6;ヴラド・ペルルミュテール(P)、コンセール・コロンヌO(1)(2)、イヴリー・ギトリス(Vn)、ウィーン・プロムジカO(1955年録音)(3)
Disc7;ウィーン・プロムジカO(1956年録音)(1)(2)、バンベルクSO(1954年録音)(3)(4)
Disc8;クラウディオ・アラウ(P)、フランス国立放送O(1962年ライヴ)(1)、ハインリヒ・レーケンパー(Br)、ベルリン国立歌劇場O(1928年録音)(2)
Disc9;フェルディナンド・コッホ(T)(2)、バーデン・バーデン南西ドイツRSO、cho(2)(1956年ステレオ録音)
Disc10;ウィーン・プロムジカO(1955年録音)(1)、バンベルクSO(1954年録音)(2)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(1898‐1973)はウクライナ出身の大指揮者。11歳の時家族とウィーンに移り、長じてベルリンでフルトヴェングラーの 助手となりました。1940年にナチスの台頭を避けアメリカへ渡り、そこを拠点にして国際的な活躍をしました。
ホーレンシュタインはマーラーやブルックナーの交響曲をブームになるはるか以前から積極的に採りあげ、それらの録音は今日でも決定盤とされていま す。また同時代作品にも熱心で、シェーンベルクやヒンデミット、バルトークにも鋭敏な感覚を示しています。今回ホーレンシュタインの名演を10枚組で 驚きの価格にてご提供致します。
嬉しいのがオイストラフ、ペルルミュテール、ギトリス、アラウを独奏者に迎えての協奏曲。彼らの名人芸を発揮させながら、恰幅の良いオーケストラ の響きで万全のバックを支えています。10枚組で驚くべき価格。超お買い得です。 (Ki)

Chandos
CHAN-20172(1CD)
イシュムラトフ:交響曲 「古代の砦の遺跡にて」
序曲 「青春(Youth)」 Op.50
序曲 「マースレニッツァ(Maslenitsa)」 Op.36
交響曲 イ短調 「古代の砦の遺跡にて(On the Ruins of an Ancient Fort)」 Op.55 (全曲世界初録音)
ジャン=フィリップ・トランブレ(指)、
フランコフォニーO

録音:2019年8月5日−8日、オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール(モントリオール、カナダ)
アイラット・イシュムラトフ(b.1973)は、タタールスタン共和国出身の若きロシア系カナダ人作曲家。モントリオールのクレズマー・バンド「Kleztory」のクラリネット奏者や指揮者、教育者としても活動しています。?ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ラフマニノフ、チャイコフスキーらの影響を受け、その豊かな音楽遺産を進化させてきたというイシュムラトフの管弦楽作品集。
エフゲニー・ブシュコフ指揮ベラルーシ国立室内Oによって録音された第1巻(CHAN 20141)に続く第2巻は、カナダの若手有力指揮者ジャン=フィリップ・トランブレと、トランブレが2001年に設立したフランコフォニーOが2017年に初演された交響曲「古代の砦の遺跡にて(On the Ruins of an Ancient Fort)」と、2つの演奏会用序曲を演奏。「Youth」は、フランコフォニー管の創設15周年記念として2016年に作曲された祝祭的な序曲。3曲とも世界初録音で、ドラマティックなオーケストラのサウンド、大胆な色彩で描写的に描かれたイシュムラトフの魅力が満載です。


Treasures
TRT-015(1CDR)
サージェント/ショスタコーヴィチ&チャイコフスキー
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
チャイコフスキー:交響曲第5番*
マルコム・サージェント(指)LSO

録音:1959年10月27年、1959年5月20日&6月3日*(共にステレオ)
※音源:米EVEREST_SDBR-3054、日Victor_SRANK-5507*
◎収録時間:71:06
■音源について
サージェントが遺したショスタコーヴィチのセッション録音はこれが唯一。チャイコフスキーは、1955年に続く2回目の録音。ジョン・ハントのディスコグラフィでは1960年の録音と記されていますが、これは初出年と思われるので、ここではショスタコーヴィチ共々、マイケル・グレイ氏のディスコグラフィの表記に従っています。

この「チャイ5」の演奏は、粗悪プレスによる米LPの音で初めて知りました。世間にCDメディアが出現して間もなくCD化され、クリアに刷新された音による新たな発見を期待したのですが、結果は、サージェントは「汚い音を出す人」と印象付けただけ。しかも、シルヴェストリやバティスのように表現欲が旺盛過ぎて、感覚的な美感が後退したのとは違い、ただ「無意味に汚い」としか思えず、もしかしたら、その背後には表面化していない魅力が隠されているのではないか?と妄想するしかありませんでした。
 そして出会ったのが、この良質LPの復刻盤。聴いて驚いたのは、汚いと感じていた音色がむしろ研ぎ出しの木のような素朴さとして伝わり、そこにサージェントのどこかに気の置けない人間臭さとひたむきさが加味されていること。スケール感もあり、心からの歌もあり、色彩的にも独自のカラーで一貫。第2楽章ラストなど徹底して楷書風ですが、真のリリシズムに溢れていて、単に「無意味」と一蹴することはできないという思いに至りました。
 ただどうしても解せないのは、必然性皆無の大幅なカット!同じく展開部にカットを施した他の例(ケンペン、セル=ケルン放送響,等)と異なり、サージェントはやや短いカットに止めてはいますが、緊張感が緩いせいもあって、接続部分の連動が不自然なことは否めません。しかも大胆にも、471小節の全休止後、運命動機の再現を18小節に渡ってごっそりカットするメンゲルベルク版まで持ち込んでいますが、これもメンゲルベルクの強烈な確信力には遠く及びません。
 こうしたカットの問題もなく、作品の性格からも、サージェントの「緩さ」がむしろ味となっているのがショスタコーヴィチ。第1楽章のゆったりとしたテンポ感が素っ頓狂な雰囲気を醸し出し、第2,4楽章も暗い陰影や深刻さよりも滑らかなフレージングを重視し、他にはない後味を残します。
 サージェントは、プロムスの名物男として聴衆の絶大な人気を集めていたとは裏腹に、オケからは二流の烙印を押され、ビーチャムの後任のロイヤル・フィルのシェフ候補として彼の名が挙がったときも、そうなったら辞めると言った団員が続出したとか。サーの称号を授かりながらそのような扱いをされた彼の真の芸風は、もしかしたら英国以外のオケとの共演なら何か見えてくるかもしれません。オケから好かれている指揮者が必ずしも良い指揮者というわけではないのですから。【湧々堂】
 →「チャイ5」の詳細レヴュー

オクタヴィア
OVCL-00724(1SACD)
2020年5月27日発売
グラズノフ:交響曲第4番変ホ長調 作品48
交響曲第5番変ロ長調 作品55
アレクサンドル・ラザレフ(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2016年11月25-26日(第5番)、2017年10月27-28日(第4番) 東京・サントリーホール・ライヴ
熱狂的な人気を誇るラザレフ&日本フィル。ショスタコーヴィチに続いて、グラズノフの交 響曲シリーズがスタートします。当盤では、2016年録音の「第5番」と2017年録音の「第4 番」の交響曲を収録しました。 それぞれの楽器の音色が美しく溶け合い、色鮮やかなグラズノフの世界を形作ります。生 きいきとしたサウンドは、これまで築き上げたラザレフと日本フィルの絆による完璧な調和 をもって、クライマックスへ一気に突き進みます。(オクタヴィア)

ギュンター・ヴァント〜不滅の名盤
Altus
PALTSA-005(2SACD)
ギュンター・ヴァント〜不滅の名盤[3]
ベルリン・ドイツSO編/ベートーヴェン

■Disc1
(1)交響曲第1番ハ長調
(2)交響曲第3番変ホ長調「英雄」
■Disc2
(3)交響曲第4番変ロ長調
(4)序曲「コリオラン」
(5)序曲「エグモント」
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1994年2月15日(1)(2)、1996年4月9日(3)、1994年11月28日(4)(5)/
ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ヴァントを語る上で外せない至高のベートーヴェンを収録。第1・3番は同日のライヴで、1番から実に力強く引き締まった彫刻のような響き。「英雄」ではその音作 りが更なる深化を生み、圧倒的な音の建造物となって聴き手の前に立ち現れます。葬送行進曲でのティンパニの淀みない強打は崇高すぎて恐ろしいほど。完成され た確固たる解釈を軸としながらもライヴならではの感興を活かし、より大きな次元に進み行く姿勢も感じられる、ヴァント90年代を代表する偉大な演奏です。
まさしく、これだ、と思った。ギュンター・ヴァントが1996 年にベルリン・ドイツ響を振った、ベートーヴェンの交響曲第4番を聴いたときのことです。ドイツでの ライヴ演奏を紹介するFM 番組で、その演奏は放送された。その繊細さ極まる音楽に、すっかり心を奪われてしまった。(中略)このベルリン・ドイツ響とのベートー ヴェンには、「完璧」なチクルスにはない、自然な呼吸感がある。風通しの良さがある。オーケストラが過剰に反応し、よりスタティックなまでに立体的な響きを作り出 したかと思えば、アンサンブルからおのずと湧き出る高揚感をそのまま伝えるところもある。そうしたムラのようなものまで、とても心地良く感じられる懐の深さがあ る。(音楽評論家 鈴木淳史)
Altus
PALTSA-007(2SACD)
ギュンター・ヴァント〜不滅の名盤[4]
ベルリン・ドイツSO編/ベートーヴェン

■Disc1
(1)交響曲第6番ヘ長調「田園」
(2)交響曲第5番ハ短調「運命」
■Disc2
(3)交響曲第6番ヘ長調「田園」
(4)交響曲第5番ハ短調「運命」
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1992年10月26日(1)、1992年11月2日(2)、1994年11月1・2日(3)(4)/ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) 
★ヴァントを語る上で外せない至高のベートーヴェンを収録。92年と94年、2種類の「田園」「運命」ライヴが聴けます。基本的に同じ解釈ですが92年はコントロー ルされた演奏の完成形と言え、突き詰めた厳しさが支配しています。一方94年は自由度が増し、おおらかな演奏へとシフトしつつあるヴァントの音楽性の変化が感 じられます。その違いは小さくとも重大なポイントで聴き比べると興味が尽きません。完璧な造形美を持った92年の「運命」、しなやかな流麗さがたまらない94年の 「田園」。いずれの年も甲乙つけがたい魅力があり、ヴァントならではの極意が詰まった名演と言えるでしょう。
1992 年の「運命」は、冒頭楽章から縦の線がぴしっと整えられ、精緻かつ剛毅な印象を与えます。フィナーレでも、踏みしめるようなリズムが前面に出てくる。これが 1994 年の演奏になると、より細部は精密さを増しているにも関らず、縦に加えて横への流れの意識が強くなります。フィナーレでも、デュナーミクの幅が広くなり、より 自然な高揚感を導く。1994 年録音の横への意識は、第6番「田園」でよりクリアになります。その一方、第4楽章の嵐の場面は、1992 年版よりもテンポが速く、さらに立 体的なバランスを実現しています。アンサンブルも成熟しているのだ。また、終楽章のコーダ直前、第1主題がピアニシモで弦楽器に登場する部分では、より情感が込 められた表情をみせる。(音楽評論家 鈴木淳史)

TOCCATA
TOCC-0445(1CD)
NX-B03
スティーヴ・エルコック(1957-):管弦楽作品集 第2集
Incubus インキュバス Op. 28(2017)
Haven:バッハの主題による幻想曲 Op. 4(1995/2011-17改訂)
交響曲第5番Op. 21(2014)
アンドレイ・ロパティン(Vn)
グリゴリー・ヴェヴェル(Cl)
エフゲニー・プラクシン(Hrn)
ドミトリー・ヴァシリエフ(指)
シベリアSO

録音:2019年7月8-12日
世界初録音
英国の作曲家スティーヴ・エルコック(1957-)の作品集。第1集(TOCC-400)には「交響曲第3番」など、感情の起 伏が激しい3つの作品が収録されていましたが、第2集でも、個性的な作品を聴くことができます。彼自身の弦楽四重 奏曲「Night after Night」に基づく、眠ることの恐怖を描いた交響詩「インキュバス」、バッハのパルティータ第1番「サ ラバンド」による「Haven」、ベートーヴェンの“第5交響曲”をモデルに、新たなモデルを創り上げた「第5交響曲」。どの曲 も力強く緊張感に満ちています。

Forgotten Records
fr-1748(1CDR)
プレヴィターリのメンデルスゾーン
交響曲第3番「スコットランド」
序曲「静かな海と楽しい航海」*
フェルナンド・プレヴィターリ(指)
ロイヤルPO

録音:1956年10月11日、13日、18日、20日*
※音源:MHM ALP-1569
Forgotten Records
fr-1756(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」*
シューベルト:交響曲第8番「未完成」#
チャールズ・アドラー(指)
ウィーン楽友協会O

録音:1957年ウィーン
※音源:Bertelsmann 8087 *、 8090 #
Forgotten Records
fr-1654(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲*
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」#
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1958年#、1959年*、(共にステレオ)
※音源:Vanguard SRV-120-SD *、SRV-117 #
Forgotten Records
fr-1659(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92 *
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ロチェスターPO

録音:1955年3月21日*、1954年3月24日
※音源:Columbia RL-6622*、 RL-3102

Guild
GMCD-7824(1CD)
キャリン・ユマ:ピアノとオーケストラのための「交響的協奏曲」
交響曲第1番「カルパティカ」(全曲世界初録音)
セルジュ・トゥフティウ(P)、
BBCウェールズ・ナショナルO、
クリストファー・ピートリー(指)

録音:2018年11月15日−16日、ホディノット・ホール(ミレニアム・センター、カーディフ、イギリス)
故郷であるルーマニアからイギリスへと移り、同地で20年以上に渡って活躍を続けているキャリン・ユマ。2015年に作曲されたピアノ協奏曲「交響的協奏曲」、2018年に完成した最初のシンフォニー「交響曲第1番」は、両作品ともユマの故郷であるモルドヴァ地方の民謡がふんだんに取り入れられているのと同時に、特に「交響的協奏曲」は、Hyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズに登場するのではないかと思わせられるほどロマン派的な雰囲気を併せ持ち「美メロ」に満ちた美しい作品。
これまで「Guild(ギルド)」レーベルは、アンドレーエやブルン、ディートヘルムなど、知られざる作曲家たちの素晴らしい作品を世に送り出してきた実績があるだけに、今回のキャリン・ユマの世界初録音となる「交響的協奏曲」と「交響曲第1番」も非常に楽しみなところ。モルドヴァ地方の民族的旋律とロマンティズムが同居する知られざる秀作に是非ともご注目下さい!

Pentatone
PTC-5186771
(1SACD)
フランク:交響曲 ニ短調
交響的変奏曲
グスターボ・ヒメノ(指)、
ルクセンブルクPO
デニス・コジュヒン(P)

録音:2019年7月、2019年11月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウOの首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が 開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウOでマリス・ヤンソンスの副指揮者 を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー 公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウOとの来日公演 で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。このフランクの演奏でも見通しのよいすっきりとした演奏を聴かせてくれます。
PENTATONEレーベルからリリースされているヒメノ&ルクセンブルク・フィルのアルバムはこれまでにショスタコーヴィチ(PTC 5186622)、ブルッ クナー(PTC 5186613)、ラヴェル(PTC 5186652)、マーラー(PTC 5186651)、ストラヴィンスキー(PTC 5186650)、ドビュッシー(PTC 5186627)をリリースし好評を得ております。
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えた鬼才デニス・コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディ オ・メーネルに師事し研鑽を積みました。2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌 2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。以後 たびたび来日し、2017年9月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHKSOと共演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第4番(1941年版)の雄大な演奏 は大きな話題を集めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最 も人気のある実力派ピアニストのひとりです。PENTATONEレーベルからリリースしているチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラー ムスのピアノ作品集(PTC5186568 / KKC 5892)、ラヴェルとガーシュウィンのピアノ協奏曲(PTC 5186620 / KKC 5893)、メンデルスゾーンの無 言歌集とグリーグの叙情小曲集(PTC 5186734 / KKC 6033)をリリースしており高い評価を集めております。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10494BD(Bluray)
KKC-9565(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

ACC 20494DVD(DVD)
KKC-9566(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編):歌劇「ホヴァンシチナ」〜前奏曲「モスクワ川の夜明け」
ヴァインベルク:トランペット協奏曲変ロ長調Op.94*
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)*
アンドリス・ネルソンス(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2019年12月/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)
◆Bluray
画面: 16:9 Full HD
音声:DTS HD Master Audio5.1
/ PCM STEREO
リージョンAll、86’ 51”
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS 5.1,DD5.1 / PCM STEREO
リージョンAll、86’ 51”
飛ぶ鳥落す勢いのアンドリス・ネルソンスが2017年からカペルマイスターの任にあるライプツィヒ・ゲヴァントハウスOと2019年12月に行なっ たコンサートの映像。ちょうどこの月はミェチスワフ・ヴァインベルクの100回目の誕生日にあたり、それをお祝いしてハーデンベルガーがトランペット協 奏曲を披露しているのも注目です。ネルソンス自身、少年時代からトランペットを学び故郷の歌劇場の奏者も務めたほどなため、いつも以上に熱の入った演 奏となっています。
ヴァインベルクのトランペット協奏曲は1968年に名手ドクシツェルのために書かれ、ヴァインベルクが再評価される前から世界中の名トランペット奏者 に愛奏されてきた名作。ヴァインベルクらしいボルテージの高さと、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」をはじめとする引用に満ちた謎めいた内容ですが、ハー デンベルガーの巧さが光ります。
ムソルグスキーの歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲はリムスキー=コルサコフ版ではなくショスタコーヴィチのオーケストレーション版。3作曲家のロシア 作品を収めているように見せながら、ショスタコーヴィチまで味わえるのが嬉しい限り。
メインのチャイコフスキーの交響曲第4番は「悲愴」、第5番と続くネルソンス&ゲヴァントハウス管の三大交響曲シリーズ完結篇。うねりと感情の高ぶ りにあふれた力演で、チャイコフスキーの悩み多き内面を見事に描いています。オーケストラのサウンドも極上で、高音質録音で生々しく迫ります。

DUX
DUX-1632(2CD)
ヴァインベルク:室内交響曲集
弦楽オーケストラとティンパニのための「室内交響曲第2番」Op.147
弦楽オーケストラ、クラリネットとトライアングルのための「室内交響曲第4番」Op.153
弦楽オーケストラとティンパニのための「シンフォニエッタ第2番」Op.74
フルートと弦楽オーケストラのための「協奏曲第2番」Op.148bis
ポーランド放送アマデウス室内O、
アンナ・ドゥチマル=ムロツ(指)、
コルネル・ヴォラク(Cl)、
ルカシュ・ドゥゴシュ(Fl)、
ベアタ・スレミアン(トライアングル)、
ピオトル・ショルツ(ティンパニ)

録音:2015年4月15日−2019年5月13日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
2019年12月で生誕100周年を迎えた20世紀のポーランド、旧ソ連/ロシアを代表する作曲家の1人、ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919−1996)。
旧ソ連時代には義父が反ユダヤ主義運動により殺害され、自身もジダーノフ批判でいくつかの作品の演奏が禁止され、さらには1953年に逮捕されるという激動と苦難の人生を歩んだヴァインベルク。
スターリンの死後、その名誉は回復されたものの、その数多くの優れた作品に対して録音が追いついておらず、再評価の途中という状態が続くヴァインベルクの芸術に光をあてる「ポーランド放送アマデウス室内O」によるプロジェクトの続編が登場!
今回の収録曲は、弦楽オーケストラと共に「ティンパニ」に重要な役割を持たせた「Op.147」と「Op.74」、死の4年前の最晩年の作品の1つであるクラリネットが活躍する「Op.153」、弦楽オーケストラ伴奏版の「Op.148bis」の4作品。ヴァインベルクの生まれ故郷であるポーランドの演奏家たちによって、ヴァインベルクの芸術が着実に明らかにされていくことでしょう。
DUX
DUX-1631(1CD)
ヴァインベルク:弦楽オーケストラのための「交響曲第2番」Op.30
弦楽オーケストラとハープシコードのための「交響曲第7番」Op.81
ポーランド放送アマデウス室内O、
アンナ・ドゥチマル=ムロツ(指)、
オスカル・クラヴィエツキ(Cb)、
ドロタ・フラッコヴィアク=カパラ(ハープシコード)

録音:2019年6月10日−12日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
1968年にポーランドを代表する名女流指揮者、アグニェシュカ・ドゥチマルによって創設されたポーランド放送アマデウス室内Oによるヴァインベルク・プロジェクト。
ここでは、ショスタコーヴィチ的な雰囲気を連想させる初期の秀作である「交響曲第2番」(1946年)と、ハープシコードが場面転換の重要な役割を担い、アダージョ・ソステヌートで始まり、アダージョ・ソステヌートで終わる「交響曲第7番」(1964)の2作品をカップリング。
ドゥクス(DUX)とアマデウス室内管のヴァインベルク・プロジェクトで指揮を振るうのは、2009年から同オーケストラの副指揮者を務めているアグニェシュカの娘であるアンナ・ドゥチマル=ムロツ。母親譲りの音楽性と統率力に期待がかかります。

CAvi
85-53478(1CD)
マーラー:交響曲第9番ニ短調 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO

録音(ライヴ):2019年1月11日−13日&24日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。
いよいよ大詰めを迎えるシリーズ第8巻は、マーラーの最後の交響曲となった第9番のライヴ・レコーディング。アダム・フィッシャー自身によるエッセイには、いわゆる「第九のジンクス」によりマーラーが死を恐れていたことや、作品と「死ぬこと」の関係、ウィーン古典主義、特にシューベルトとの関係や影響など興味深い解釈が掲載されており、また、コンサートホールごとにどのような音響でこの「第9番」が響くのかこだわったという録音面にも期待がかかります。

Ars Produktion
ARS-38259S(1SACD)
マーラ―・フェスト・カッセル1989
マーラ―:交響曲第1番ニ長調「巨人」
アダム・フィッシャー(指)、
グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭O

録音(ライヴ録音):1989年7月8日、シュタットハレ・カッセル(ドイツ)
※マスタリング:マンフレッド・シューマッハー(ARS Produktion)
世界的に高く評価されているハンガリー出身の巨匠アダム・フィッシャーが、ドイツのカッセル国立劇場の音楽総監督在任時代(1987−1992)に同地で創設した音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」で演奏したマーラーの交響曲第1番の貴重な音源がマスタリングを施されARS Produktionから登場!!
カッセル宮廷歌劇場の第2指揮者を務めるなどマーラーとも縁の深い都市であるカッセルでアダム・フィッシャーが立ち上げたマーラー・フェスト・カッセル。
第1回目(1989年)の音楽祭でのフェスティヴァル・オーケストラの結成に賛同する形で、ドイツやオーストリアなどのオーケストラから名手たちが続々と参加。
オーボエとクラリネットはウィーン・フィルとウィーンSOから、弦楽器セクションはシュターツカペレ・ドレスデンやチェコ・フィル、ハンガリー国立歌劇場管など、そして金管セクションは様々なドイツのオーケストラ、さらにはコンセルトヘボウ管のメンバーたちが参加するなど豪華な陣容が実現!
カッセルの国立劇場で大活躍中だったアダム・フィッシャーのタクトに応え、ヨーロッパの名門オーケストラから集まった名手たちが白熱のマーラーを繰り広げてくれています!マーレリアン要注目!!


Treasures
TRE-219(1CDR)
A・ギブソン〜若き日のシベリウス録音
「カレリア」序曲/交響詩「吟遊詩人」
組曲「歴史的情景」〜「祭り」
カレリア組曲*
交響曲第5番変ホ長調Op.82*
アレクサンダー・ギブソン(指)
スコティッシュ・ナショナルO、LSO*

録音:1966年頃、1959年2月9-10日*(全てステレオ)
※音源:英HMV:HQS-1070、英RCA VICS-1016*
◎収録時間:66:00
“自然体の音作りに孕む瑞々しい感性と熱情!”
■音源について
交響曲のレコードは英デッカ・プレス。ジャケ・デザインは米盤より。

★ステレオ初期から大量の録音を行いながら、CD時代になってCHANDOSレーベルに登場するまでは日本ではきちんときちんと認識されないままだったギブソン。それだけに、知られざる名演を発掘する頻度は他の指揮者とは桁違いです。ここに紹介するシベリウスも例外ではありません。
 特に交響曲第5番は、紛れもなく同曲屈指の名演!ロンドン響の機能美も手伝って、音の隅々まで意思を張り巡らせたサウンドに一切淀みなし。牧歌風のスケルツォ主題に入る前の瑞々しさと緊張感の融合、堂に入った呼吸は、もはや巨匠芸。トランペットによるトリオ主題以降はLSOの精妙なアンサンブル自体が物を言い、自然発火的なコーダへの疾走へと見事に連動させています。
 決して作り込みすぎないギブソンの素朴な表現が生きているのが第2楽章。弦が変奏を繰り返す中、管楽器が確実に背景の色彩を操る様は要注目。
 終楽章はホルンのモチーフの技術力と色彩的な魅力が不可欠ですが、この演奏はまさに盤石。また、4:25以降の弦のスフォルツァンドを意味深く響かせるには音程の正確さが大前提ですが、その技術が決して前に出ることなく、音楽的ニュアンスのみが伝わるので味わいもひとしお。そして感動的なコーダ!この僅かな雑味を含んだ音の広がりに、シベリウスの醍醐味を感じる方も多いはずです。
 「吟遊詩人」も無視できない感動作!音の色彩感、ひんやりとしたテクスチュア、甘美な抒情の漂よいなど、これほど正鵠を得た解釈が他にあるでしょうか?ホールトーンと融合した冒頭ハープの艶やかさから心釘付け。他の空気感なありえないと思わせる説得力です。
短い走句のコラージュ風でありながら、全体に通底する深々とした呼吸感も絶妙で、後半の壮大な音像の築き方にはその特質が凝縮されています。ここで、盛り上げようとする意図が露呈していたら、さぞ興が削がれていたことでしょう。
 名盤ひしめくカレリア組曲も、当時のギブソンの瑞々しい感性が溢れた名演奏。あくまでも純朴路線ながら、フレージングは常に温かな共感と共にあるので、音楽が野暮に響くことがありません。第2曲はしっとりと歌わせるだけでそれなりの雰囲気は出ますが、かすかな心のざわめきを滲ませるこの感覚は、シベリウスの真の第一人者である証し。第3曲をいかつい行進曲にせず、程よく力の抜けた愉悦感を引き出すところにも、ギブソンのセンスが光ります。【湧々堂】

NKB
NKB-107(2SACD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
『レオノーレ』序曲第3番
北村憲昭(指)
スロヴァキア国立SO、cho
エヴァ・ホルニャーコヴァー(S)、エレナ・シャトキナ(Ms)、パヴォル・オラヴェツ(T)、ペテル・ミクラーシュ(Bs))

録音:2019 年10 月20 日ウィーン・ムジークフェライン・ザール
北村憲昭指揮によるオーケストラ作品の録音事業を行っている NKB/HR レーベ ルはベートーヴェンの交響曲やドビュッシー・ストラヴィンスキーなどの近代音楽の録 音を進行してきました。2019 年、NKB はその設立 10 周年にあたりウィーン楽友協 会大ホールで記念コンサートを開催、この模様を収録したアルバムをリリースします。 「黄金のホール」とも呼ばれるウィーン楽友協会大ホールは、日本でもウィーンフィ ルのニューイヤーコンサート会場として知られ、その無二の音響の美しさで多くの音 楽家・聴衆を魅了してきました。2019 年10 月20 日に開催された NKB 設立10 周年 記念コンサートではベートーヴェン累世の大作・交響曲第 9 番が北村憲昭指揮のも とスロヴァキア国立交響楽団・合唱団および中欧で活躍中のソリストにより演奏され、 演奏後のホールは聴衆の歓呼に包まれました。 このコンサートの模様を丸ごと収録し、ホールに満ちる豊饒な響きを余すところなく 伝えるアルバムがここに完成しました。微妙なニュアンスを伝える精細さと聴き手を包 み込むスケール感を併せ持つ音楽音響の結実をぜひご体験ください。

ALTO
ALC-1406(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第7番+
交響曲第8番ト長調 Op.88 *
コリン・デイヴィス(指) LSO

録音:1999年10月*、2001年3月+、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤 & ライセンサー、
初出:LSO Live, LSO 0002*, 0014+
ALTO
ALC-1370(1CD)
ベルリオーズ:オラトリオ 「キリストの幼児」 Op.25 から 羊飼いたちの別れ #
劇的交響曲 「ロミオとジュリエット」 Op.17 から
忘れようのない初めての熱狂よ [Premiers transports que nul n'oublie!] *
幻想交響曲+
コリン・デイヴィス(指) LSO

録音:2000年1月*、9月+、2006年12月#、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤 & ライセンサー
初出:LSO Live, LSO 0003*, 0007+, 0606#
ALTO
ALC-1421(1CD)
ミャスコフスキー:スラヴ狂詩曲 (管弦楽の為の) ニ短調 Op.71 +
交響曲第6番変ホ短調 Op.23 (改訂:1947) *
ユルロフ・ロシアcho+
ソヴィエト国立SO
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)+
キリル・コンドラシン(指)*

録音:1959年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト*
1993年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト+
前出:Russian Compact Disc, RCD 15008*
原盤、ライセンサー:Olympia, OCD 745+

Signum Classics
SIGCD-616(2CD)
ベートーヴェン&バリー
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21、
 交響曲第2番ニ長調 Op.36
ジェラルド・バリー(b.1952):「ベートーヴェン」
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
バリー:ピアノ協奏曲
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ニコラス・ホッジス(P)、
マーク・ストーン(Br)

録音:2017年&2018年、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスがブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲集。
そして、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務めたアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品、「ベートーヴェン」と「ピアノ協奏曲」を組み合わせるという、ユニークなベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバムです。
バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループのために2008年に作曲された「ベートーヴェン」は、オーケストラル・アンサンブルをバックに、ベートーヴェンの謎多き手紙「不滅の恋人(Immortal Beloved)」のテキストを歌うミニ・オペラ的作品。トーマス・アデスとはアデスの「死の舞踏」の録音などでも共演したイギリス期待のバリトン、マーク・ストーンが、ベートーヴェンの激情や恨み節、そしてコミカルな表情までを豊かに表現しています。

CSO RESOUND
CSOR-9011901(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」 リッカルド・ムーティ(指)CSO
アレクセイ・チホミロフ(Bs)
シカゴSO合唱団の男性メンバー

録音:2018年9月
ムーティ率いるシカゴSOの最新盤は、独唱・合唱を伴う、長く重く陰鬱な問題作「バビ・ヤール」。2018年9月のライヴ録音です。強烈なパワー が炸裂する第1楽章から、ひりひりするような痛烈な演奏。管楽器の咆哮もシカゴ響の名手たちが爆発しています。歌唱陣もさすがムーティの導きのもと、 非常に劇的、かつ詩の内容をえぐるような表現が続きます。革命、戦争、安易な妥協の中に見出される理想主義、偏見や不寛容、といったショスタコーヴィ チが抱えていたテーマが、生々しく、強烈に響き渡ります。圧倒的な存在感を示しているバス歌手のアレクセイ・チホミロフはロシア出身。ロシアはもちろん、 イタリア、ベルギー、オランダ、フランスや南米でも活躍の場を広げている今脂ののっている存在です。フェドセーエフ、プレトニョフらといった指揮者と も共演を重ねています。圧倒的なパワーに満ちた演奏で、ムーティとシカゴ響のはかりしれないパワーをあらためて実感する内容となっております。気

Goodies
78CDR-3796(1CDR)
税込定価
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」 ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)BPO

日 POLYDOR 40435/7 (独POLYDOR 66914/6 と同一録音)
1929年ベルリン、シューマン・ザール録音
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(1898-1973) はキエフ生まれ。13歳の時家族と共 にウィーンに移り、同地で指揮者・作曲家のフランツ・シュレーカー(1878-1934) に師事した。その後ベルリンに移りヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886- 1954)の助手になった。これはこの指揮者の最初期の録音。1940年にナチスの迫 害を避けてアメリカに移住し国籍を得た。LPの初期に多くの録音を米VOXに残しています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

DB Productions
DBCD-196(1CD)
『ナイチンゲール』〜ジェニー・リンド(1820-1887)に捧ぐ
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
クララ・シューマン:フリードリヒ・リュッケルトの詩による3つの歌曲
  ローレライ
ベルク:初期の7つの詩 (パウル・レオナルト・シェーファーの編曲による室内管弦楽伴奏版)
アンドレア・タッローディ (1981-):ナイチンゲール (作曲者の編曲による室内管弦楽版)
エリン・ロンボ (S)
サイモン・クロフォード=フィリップス (指/ピアノ)
ヴァステラス・シンフォニエッタ

録音:不明(2019年?)
1820年にストックホルムに生まれ、"スウェーデンのナイチンゲール"としてヨーロッパを席巻したソプラノ歌手、ジェニー・リンドへのトリビュート・ア ルバム。メンデルスゾーンやショパン、シューマンらと親交を結び、20代で大きな名声を手にした彼女は、若くしてオペラ界からの引退を宣言し て周りを驚かせました。しかしその後、興行師フィニアス・テイラー・バーナムの提案に乗り大規模なアメリカ・ツアーを敢行、大成功を収めたの は映画『グレイテスト・ショーマン』に描かれた通りです。 このアルバムには、彼女と特に親しかったと伝わるメンデルスゾーンの「イタリア」をはじめ、彼女の友人たちの作品を集めてその生涯と影響に迫 ろうというもの。ラストには現代スウェーデンの女流作曲家タッローディによる「ナイチンゲール」を収録。この作品はスウェーデンの有名な童話作 家アンデルセンによる「ナイチンゲール(夜啼き鶯)」を元にしたものですが、そこに描かれた作り物のナイチンゲールは当時流行していたイタリア のオペラ、そして本物のナイチンゲールはリンドを表していると言われます。曲は物語の舞台である古代中国を思わせるエキゾチックで神秘的 なもの。繊細ながら軽快さを忘れないクロフォード=フィリップスの(指)素晴らしい力演を聴かせるロンボのソプラノもあいまって、たいへん聴き 応えのあるアルバムです。

ALTUSの新シリーズ 「ギュンター・ヴァント 不滅の名盤」
ALTUSより新シリーズ〈ギュンター・ヴァント 不滅の名盤〉堂々始動!
第1回発売はベルリン・ドイツ響との名演2タイトル!
1タイトルずつ丁寧に最新リマスタリングを施しSACDハイブリッド化。
今こそ改めて世に問いたい、空前の完成度を誇るライヴの数々!!
AltusPALTSA-001(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[1]
ベルリン・ドイツSO編

シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ブルックナー:交響曲第9番(原典版)
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1993年3月20日/コンツェルトハウス・ベルリン(ライヴ)
。シューベルトとブルックナー、ふたつの未完成交響曲を1日で演奏した93年のライヴをそのまま収録。両曲共にヴァントの得意とした作品で大変 な聴きごたえです。恐ろしい低音が聴き手を一気に音楽へ引きずり込む「未完成」は2楽章の楽器バランスの美しさもヴァントの独壇場。そして泣く子も黙る ヴァントのブル9!完璧に整っていながらも熾烈・強烈な音響で、圧倒的な完成度でもって至高の音の大伽藍を築き上げています。 (Ki)

Altus
PALTSA-003(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[2]
ベルリン・ドイツSO編

シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)
チャイコフスキー:交響曲第5番
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1993年6月14日(Disc1)、1987年4月5、6日(Disc2)/コンツェルトハウス・ベルリン(ライヴ)
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化しました。緻密にして長さを全く感じさせない「グレート」は終楽章の開放感が抜群。「火の鳥」は一般的な1919年版ではなく1945年版を使っているのが ヴァントならでは。凝った管弦楽法を明瞭に解きほぐした演奏で、終曲のブツ切れ旋律の強烈さには戦慄が走ります。力強さ、美しさ、歌と構築が見事に結晶 化したチャイ5もたまりません! (Ki)

BIS
BISSA-2386(1SACD)
マーラー:交響曲第7番ホ短調( オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO

録音:2018年11月オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
当演奏でもヴァンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくりが魅力です。また録音にも注目。オー ケストラ全体の響きを自然にとらえ、演奏の一体感を堪能することのできる録音です。 BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達したマーラーの交響曲シリーズ。これまでに第1番「巨人」(KKC 6034 / BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995 / BIS SA 2296)、第4番(KKC 6131 / BIS SA 2356)第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、 第6番(KKC 5994 / BIS SA 2266)がリリースされております。 2003年にミネソタOの音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化 に伴う労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続 そのものも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管 の演奏は一層密度の濃いものとなっております。

オクタヴィア
OVCL-00726(1SACD)
税込定価
2020年4月22日発売
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
大友直人(指)東京SO
黒沼 香恋 (P)
大木 麻理 (Org)

録音:2020年3月6、8日 ミューザ川崎シンフォニーホール
当盤は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客で開催された「ミューザ川崎シン フォニーホール&東京SO 名曲全集第155回」の録音です。 「観客のいない音楽会」と題し、“ニコニコ生放送”にて生中継で配信された映像は、視聴 者数10万人超を記録し、大きな話題となりました。 リハーサルから録音に入り、充実したマイキングによるレコーディングで、オルガンの深み のある壮大な響きや、繊細なピアノの音色など、会場の臨場感が鮮やかに再現されてい ます。 ぜひ、配信ライブの高揚をもう一度、高音質CDでお楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00720(1SACD)
税込定価
2020年4月22日発売
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
小林研一郎(指)
ハンガリーRSO

録音:2019年9月1日サントリーホール、9月3日愛知県芸術劇場コンサートホール・ライヴ
1940年4月9日生まれの指揮者、小林研一郎の生誕80歳を記念して行われたコンサート 「マエストロ小林研一郎 80th祝祭演奏会Vol.1」のライヴ録音盤を、めでたく誕生月に発 売。 小林のキャリアの中でも重要なドヴォルザークの8番、CDとしては15年ぶりとなります。ま た、ブダペスト国際指揮者コンクールでの優勝以来、熱狂的な歓迎を受けてきた小林が、 幾度となく指揮してきたハンガリー放送響との共演となり、非常にメモリアルなアルバムと なりました。 今もなお、聴衆を惹きつけて止まない"深化する音楽家"、コバケンによる最新録音CDを、 どうぞお楽しみください。 コバケン傘寿記念CD!(オクタヴィア)

PASCHENrecords
PR-190050(1CD)
GEWALTAKT(暴力)
ベートーヴェン:コリオラン序曲
ラモー:歌劇「レ・ボレアド」第4幕第4場よりポリヒュムニアのアントレ
トゥール:The Path and the Traces
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
トーマス・クルーク(指)、
アンサンブル・リフレクター

録音:2017年11月、イエス・キリスト教会 (ドイツ、ダーレム)
クラシックに馴染みの薄い現代の聴衆を魅了することを目的に、2015年に若手音楽家たちによって設立された「アンサンブル・リフレクター」のデビュー・アルバム。ベートーヴェンの「コリオラン序曲」と「交響曲第5番」という2つのハ短調作品に、ラモーとトゥールの作品を組み合わせ、現代にふさわしいスタイリッシュな演奏で、各時代の作曲家の葛藤を今に伝えます。アルバム全体にはGEWALTAKT(暴力)という刺激的なタイトルがつけられていますが、彼らは暴力の直接的な描写に焦点を当てるのではなく、暴力性と絡み合った感情的な世界を音響的に具体化することを目指しています。

ANALEKTA
AN-28877(2CD)
シューマン:交響曲第1番「春」
ガブリエラ・モンテーロ(b.1970):即興曲第1番*
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7*
モンテーロ:即興曲第2番〜第5番*
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
アレクサンダー・シェリー(指)、
カナダ・ナショナル・アーツ・センターO、
ガブリエラ・モンテーロ(P)*

録音:2019年2月13日−14日&5月1日−2日、2020年1月15日−16日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
カナダの名門オーケストラの一つ、ナショナル・アーツ・センターO(NAC管)と、2015年からピンカス・ズーカーマンより音楽監督の職を引き継ぎ、精力的に演奏・録音活動を行っているアレクサンダー・シェリー。
「クララ、ロベルト、ヨハネス」は、3人のドイツ・ロマン派の巨人、クララ・シューマン、ロベルト・シューマン、ヨハネス・ブラームスの間の密接に絡み合った個人的および芸術的なつながりを探るという興味深いレコーディング・プロジェクト。今後2年間で計4枚のアルバムを予定しており、ロベルトとヨハネスの交響曲にクララの管弦楽作品や室内楽作品を組み合わせていきます。
第1巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第1番」と、クララの「ピアノ協奏曲」を収録。ピアノ協奏曲では、1995年のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、マルタ・アルゲリッチからの信頼も篤いベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロがソロを務め、また即興演奏家としても名高いモンテーロによる、クララの音楽に触発されたインプロヴィゼーション(即興曲)を挿入し、このプロジェクトに深みを持たせています。


SWR music
SWR-19089CD(7CD)
NX-E05
ロスバウト・コンダクツ・ベートーヴェン

【DISC 1】
(1)交響曲第1番ハ長調 Op. 21
(2)交響曲第2番ニ長調 Op. 36

【DISC 2】
交響曲第3番「英雄」

【DISC 3】
(1)交響曲第5番「運命」
(2)交響曲第6番「田園」

【DISC 4】
(1)交響曲第7番イ長調 Op. 92
(2)交響曲第8番ヘ長調 Op. 93
【DISC 5】
(1)交響曲第8番ヘ長調 Op. 93
(2)ヴァイオリン協奏曲

【DISC 6】
(1)三重協奏曲 ハ長調 Op. 56
(2)ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」

【DISC 7】
(1)「コリオラン」序曲
(2)「エグモント」序曲
(3)「フィデリオ」序曲
(4)「シュテファン王」序曲
(5)「レオノーレ」序曲 第3番
【DISC 1】
(1)録音:1960年2月24日
(2)※初発売
ケルンRSO
録音:1959年4月27日
【DISC 2】
録音:1959年6月19-25日
【DISC 3】
(1)録音:1961年6月23日
(2)録音:1957年11月21日
【DISC 4】
(1)録音:1962年9月10-15日
(2)録音:1956年11月12日
【DISC 5】
(1)録音:1961年6月23,24日
(2)ジネット・ヌヴー (Vn)
録音:1949年9月25日 場所:クアハウス、バーデンバーデン
【DISC 6】
(1)トリエステ三重奏団【ダリオ・デ・ローザ(P)、レナート・ザネットヴィチ(Vn)、リベロ・ラナ(Vc)】
録音:1953年2月15日
(2)ゲザ・アンダ (P)
録音:1956年4月18日
【DISC 7】
(1)録音:1960年12月22日
(2)録音:1960年12月23日
(3)録音:1957年3月27日
(4)録音:1962年6月22日
(5)録音:1960年9月8日

ハンス・ロスバウト(指)
南西ドイツRSO(特記以外)
バーデンバーデン南西ドイツ放送スタジオV(ハンス・ロスバウト・スタジオ)…交響曲 第2番、ヴァイオリン協奏曲を除く
※全てモノラル録音
今のピリオド解釈を経た世代を思わせるような切れ味の鋭さ、重心の低い堂々とした響きと圧倒的な解放感というロスバウトの様々な顔と、 往年のヴィルトゥオーゾたちの妙技を際立たせる手腕を併せて堪能できるセットです。SWRのオリジナルマスターテープからのデジタルリマスタリ ング。 古典派から現代まで幅広いレパートリーを持ち、特に同時代音楽の擁護者として続く世代の音楽家たちに大きな影響を与えたロスバウト。 彼が南西ドイツRSOの音楽監督時代に録音した、主に放送用音源からベートーヴェンの名演を集めたBOXが登場。西部ドイツ 放送(WDR)提供音源によるケルン放送響との初発売の第2番と、2種類の第8番を含む交響曲集と序曲集、ヌヴーとのヴァイオリン協奏 曲、アンダとの「皇帝」など評価の高い演奏がまとめられています。
SWR music
SWR-19086CD(1CD)
NX-B06
プロコフィエフ:交響曲第3番ハ短調 Op. 44
交響曲第6番変ホ短調 Op. 111*
ピエタリ・インキネン(指)
ドイツ放送PO

録音:2018年12月14-16日 コングレスハレ、ザールブリュッケン
2019年1月23-26日 ザールラント放送ゼンテザール*
2020年バイロイト音楽祭で新演出の「指環」を託され、世界中から大きな期待を寄せられているインキネン。彼の新しいプロジェクト、プロコ フィエフの交響曲全集第1弾です。亡命時代に書かれ歌劇「炎の天使」に登場する主題を交響曲へと昇華させた傑作第3番と、第二次世 界大戦の影を引きずったやや難解な第6番という組み合わせ。 プロコフィエフならではのダイナミックなオーケストレーションを細部までコントロールすると同時に最大限に鳴らし切る、インキネンらしさが十二分 に発揮された快演。今後の展開が楽しみです。

Edition HST
HST-117(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第24巻 (HST-118)
交響曲ハ長調Bryan C18 (1775-78?)
交響曲変ホ長調Bryan Es11 (ca.1760s;ポコルニー作?)

Bonus
ケルツル:交響曲イ長調(ca.1760)
ケルツル:交響曲ニ長調(ca.1760)
ケルツル:交響曲へ長調(ca.1760)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;福本 牧(Vn)、小原 圭(Vc独奏)、ほか

録音:2019年1月4日、古石場文化センター・ホール・ライヴ
※全曲世界初録音
Es11 は独レーゲンスブルク、テユルン&タクシス宮に所蔵され、同時期同所 に勤めていたポコルニー作が伝ヴァンハルとして誤って伝承された模様。 *ケルツルFranz Xaver Koerzl (1730- 1780?)はチェコ・ドクシーのヴァルトシュ タイン宮に勤務し、40曲近い交響曲を作曲した。

NEOS
CD ACCORD
ACD-270(1CD)
NX-B05
ペンデレツキ:交響曲第6番&クラリネット協奏曲
交響曲第6番「チャイニーズ・ソングズ」(中国の詩)〜バリトンとオーケストラのための(2008/2017)…世界初録音
クラリネット,弦楽,パーカッションとチェレスタのための協奏曲〜ヴィオラと管弦楽のための協奏曲の編曲版(1983)
レント・クオジ・レチタティーヴォ/ヴィヴァーチェ/テンポI(レント)/ヴィーヴォ/レント(テンポI)
ヴォイチェク・ライスキ(指)
ポーランド室内POソポト
ステファン・ゲンツ(Br)
ヨアンナ・クラフチェンコ(二胡)
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(Cl)

録音:2019年11月18-19日、11月23-25日
ペンデレツキの「交響曲第6番」と「クラリネット協奏曲」は作曲年に30年以上の隔たりがあり、いずれも作曲家の芸術 的スタンスの、モニュメンタリズム(古典主義と新古典主義の再結びつきを不可欠な規範として持つ建築的傾向)からよ り親密で内面的かつ明快な音楽への転換を示しています。「死にゆく森へのエレジー」として構想された交響曲第6番 は長い間スケッチのみの欠番とされていましたが、ペンデレツキは2008年から少しずつ曲を形作り2017年に完成。この アルバムが世界初録音となります。2004年に完成された交響曲第8番でドイツの詩を用いたペンデレツキですが、この 曲ではベートゲがドイツ語に翻案した「中国の詩」を用い、要所要所に二胡のソロを置くなど、一層、ロマン派の作風に 回帰しています。かたや単一楽章からなる「クラリネット協奏曲」はバロック的なレトリックである「溜息」のモチーフに始ま り、さまざまな曲調を経て、最後はまた「溜息」のモチーフが現れ、静かに曲を閉じます。

Hyperion
CDA-68317(1CD)
マクミラン:交響曲第4番
ヴィオラ協奏曲
ローレンス・パワー(Va)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2019年5月23日−24日、BBCスタジオ、メディア・シティUK(サルフォード、イギリス)
合唱からオーケストラ作品まで様々なシーンで活躍を続けている現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェイムズ・マクミラン(b.1959)の管弦楽作品を、マーティン・ブラビンズが振るという意欲盤。
注目は、ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍し、ソリストとしても30を超えるアルバムを送り出している現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーのために書かれたヴィオラ協奏曲(2013)。意外にも(?)ハイペリオン(Hyperion)では初登場となるBBCフィルハーモニックを見事にコントロールする名匠マーティン・ブラビンズの手腕、マクミランのスリリングで雄大な書法も見どころです。

Diapason
DIAP-123(1CD)
シューマン:交響曲集
(1)交響曲第1番変ロ長調 Op.38「春」
(2)交響曲第4番ニ短調 Op.120(1851年版)
(1)シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
(2)レナード・バーンスタイン(指)NYO

録音:1959年(1)、1960年(2)
※リマスタリング:Circa(フランス)
フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
同シリーズの第123集は、ロベルト・シューマンの交響曲第1番「春」と交響曲第4番の2曲をカップリング。ミュンシュ&BSOの全盛期にして黄金時代を代表する名演の1つである「春」、バーンスタイン&NYPによる同曲屈指の名演と名高い「第4番」という、アメリカの2つの名門オーケストラによるシューマンを組み合わせた充実のプログラムです。

BIS
BISSA-2383(1SACD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ハンガリー舞曲〜第2番ニ短調/第4番 ヘ短調/第8番イ短調/第9番ホ短調/第17番 嬰ヘ短調/第18番ニ長調/第19番ロ短調/第20番 ホ短調/第21番ホ短調【トーマス・ダウスゴー編曲】
悲劇的序曲 Op.81
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内O

録音:2018年4月、2018年9月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
透き通るようなオーケストレーションかつ刺激的なダウスゴーとスウェーデン室内管による演奏。ついにブラームスの交響曲全 4曲が録音されました。当アルバムには交響曲第4番、ハンガリー舞曲第2、4、8、9、17-21番(ダウスゴー編曲による管弦楽版)、そして悲劇的序 曲が収録されました。当演奏でもダウスゴーらしい単なる見通しや運動性の良さに終わらず、大胆でダイナミックな音楽づくりを展開。音色はすっきりとし たダウスゴーらしい純度の高さが際立ったブラームスを聴くことができます。
ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内Oの音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートー ヴェン、シューベルトの交響曲録音における極めて大胆な解釈は絶賛されております。 (Ki)

GEGA NEW
GD-388(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.9
(1)交響曲第2番ロ長調Op.14「十月革命に捧げる」
(2)交響曲第12番ニ短調Op.112「1917 年」
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO
(1)ブルガリア国立放送混声cho

録音:(1)2013年(2)2015年、ブルガリア国立放送スタジオ1
※日本語オビ解説つき
好評エミール・タバコフ指揮のショスタコーヴィチ交響曲全集録音チクルス最新 盤。いよいよ全集完結まで当盤を除くとあと一枚、ついにリーチがかかりました。これ まで出された8 枚のディスクはいずれも好評で前回の第3 番と第14 番のカップリン グ(GD387)はレコード芸術誌特選、その他のディスクも軒並み準特選を頂いており ます。 低音のミステリアスで不穏な弦の動きで始まる第2 番「十月革命に捧げる」の異様な ハイテンション、そして40 分あまりの大作、第12 番の大きくうねるドラマティックな展 開など今回もタバコフ節は健在。決して洗練されているとは言い難いブルガリア放 送響を鞭打っての熱演です。筋金入りのうるさ型ショスタコーヴィチ・ファンをも唸ら せるお薦め盤の登場です


King International

KKC-4209(10CD)


10枚収納のBOX+ブックレット(28ページ予定)+オビ付
日本語帯・解説付
クナッパーツブッシュの神髄〜ターラ編〜


【CD 1】
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

【CD 2】
ハイドン:交響曲第88番「V字」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

【CD 3】
ベートーヴェン
(1)ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 作品37
(2)交響曲第7番イ長調 作品92

【CD 4】
(1)ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
(2)ベートーヴェン:交響曲第8番
(3)シューベルト:交響曲第8番「未完成」

【CD 5】
(1)ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
(2)リスト:交響詩「前奏曲」
(3)コムツァークU:ワルツ「バーデン娘」
(4) プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」第1幕への前奏曲
(5)ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
(6) コムツァークU:ワルツ「バーデン娘」

【CD 6】
(1)ハイドン:交響曲第88番「V字」
(2)ブラームス:交響曲第2番ニ

【CD 7】
(1)ブラームス:交響曲第3番
(2)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」

【CD 8】
ベートーヴェン:交響曲第2番
ブラームス:交響曲第4番

【CD 9】
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(2)マーラー:亡き子をしのぶ歌
(3)ブルックナー:交響曲第8番(第1楽章)のリハーサルとインタビュー

【CD 10】
ワーグナー:「パルジファル」ハイライツ(1954)
(1)第1幕への前奏曲
(2)クリングゾールの魔法の庭園(第2幕)
(3)聖金曜日の音楽(第3幕)
(4)フィナーレ(第3幕)
全て、ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
【CD 1】
ブレーメンPO
録音:1951年5月9日グロッケンザール、ブレーメン(ライヴ)(モノラル)
原盤:Tahra (TAH 217) [P]1997
【CD 2】
ヘッセンRSO
録音:1962年3月20日 ゼンダザール、ドルンブッシュ(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 213) [P]1997
【CD 3】
ケルンRSO、ゲザ・アンダ(P)(1)、VPO(2)
録音:1962年5月14日 ケルン(ライヴ)(1)、1954年1月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(2)
原盤:Tahra(TAH 762) [P]2013
【CD 4】
BPO
録音:1950年11月6日ゲマインデハウス、ダーレム(ライヴ)(1)、1952年1月27日ティタニア・パラスト、ベルリン(放送用)(2)、
1950年1月30日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(3)
原盤:Tahra(TAH 417) [P]2001 (1,3)&Tahra(TAH 214) [P] 1997 (2)
【CD 5】
BPO
録音:1942年12月12日(1)、1942年3月11-12日(2)、1941年10月30日(3)、1942年10月15-16日(4)、ベートーヴェンザール、ベルリン/1950年2月2日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(5,6)
原盤:Tahra(TAH 312) [P]1998 (1-4)&Tahra(TAH 214) [P]1997 (5,6)
【CD 6】
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1959年11月28日(1)、11月27日(2)、シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 303) [P]2008
【CD 7】
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1956年11月4日(1)、1959年11月28日(2)、シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 304) [P]2008
【CD 8】
ブレーメンPO
録音:1952年12月12日 グロッケンザール、ブレーメン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 216) [P]1997
【CD 9】
BPO、ルクレティア・ウェスト(Ms)
録音:1956年4月9日ベルリン高等音楽院 (ライヴ)
(3)VPO
録音:1961年10月28日の本番前
原盤:Tahra(TAH 607) [P]2007
【CD 10】
バイロイト祝祭O&cho、ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Tパルジファル)、マルタ・メードル(Sクンドリ)、ヨゼフ・グラインドル(Bsグルネマ)、グスタフ・ナイトリンガー(Br クリングゾール)ほか
録音:1954年8月5日バイロイト祝祭劇場(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 609) [P]2007
「クナッパーツブッシュの遺産〜ターラ編(6CD)」(KKC-4131/6)、「クナッパーツブッシュ/ブルックナー&ワーグナー(6CD)」 (KKC-4160/5)と発売してきたターラ原盤によるクナの名盤集成企画、その完結編はCD10枚組。「〜の遺産」に劣らぬ超個性的 な名演揃い。宇野功芳、平林直哉、両氏の解説ライナー付き。解説書は28ページ(予定)。 仏ターラ社(Tahra)は放送局等のオリジナル音源から歴史的名演奏家の貴重な録音をCDに復刻して発売してきましたが、なかで も力を入れてきたのがフルトヴェングラーに次いでクナッパーツブッシュ。その復刻点数は30近くに及びます。2014年にターラ 主宰のトレミーヌは急逝、レーベル活動も終了してしまいましたが、入手困難となっているこれらの名盤を蘇らせるべく、キングイ ンターナショナルが音源を調達、キング関口台スタジオでリマスタリングをおこない、音にいっそう磨きをかけました。宇野功芳氏 をして「フルトヴェングラーの再来はあり得てもクナッパーツブッシュの再来はあり得ない」とまで言わしめたこの「型破りの大芸 術」、存分に享受してください。

CPO
CPO-555252(2CD)
NX-D11
ブルッフ:交響曲全集
交響曲第1番変ホ長調 Op.28
交響曲第2番へ短調 Op.36
.歌劇「ヘルミオーネ」Op.40-前奏曲(W.ヤコプによる演奏会用終止ヴァージョン
歌劇「ヘルミオーネ」Op.40-葬送行進曲
歌劇「ヘルミオーネ」Op.40-間奏曲
歌劇「ローレライ」Op.16-序曲
オラトリオ「オデュッセウス」 Op.41-前奏曲
交響曲第3番ホ長調 Op.51
ロバート・トレヴィーノ(指)
バンベルクSO

録音:2019年1月2-5日、2019年7月8-12日
ドイツ・ロマン派の作曲家ブルッフ。魅力的な旋律に溢れる数多くの作品を残しましたが、現在、耳にすること ができるのは「ヴァイオリン協奏曲第1番」の他、「スコットランド幻想曲」「コル・ニドライ」などの何曲かにすぎません。この アルバムには3曲の交響曲と、オラトリオ、歌劇からの管弦楽曲が収録されており、ブルッフの持つ知られざる魅力を知 ることができます。1868年から1882年にかけて作曲された3つの交響曲は、もともと英雄物語を描く三部作として構 想されましたが、オラトリオ「オデュッセウス」を作曲したことでブルッフが満足してしまい、その計画は立ち消えになってし まったようです。なお、1882年に作曲された交響曲第3番は、現在改訂後の4楽章版が知られていますが、ここでは 改訂前の5楽章版が演奏されています。ここで見事な演奏を披露するのは、1983年、アメリカ生まれの指揮者ロバー ト・トレヴィーノ。2003年にシンシナティSOのアソシエート・コンダクターとしてデビュー、2011年にはボリショイ劇 場で「トスカ」を指揮し大成功を収め世界的な活躍の足掛かりを得ました。2017年にはスペインのバスク国立管弦楽 団の首席指揮者に就任、2019年からマルメSOの音楽監督を務め、2つのオーケストラで采配を振るいつつ、 世界中のオーケストラに客演する期待の逸材です。

TOCCATA
TOCC-0543(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ブルク(1937-):管弦楽作品集 第2集
交響曲第19番(2018)
交響曲第20番(2018)
交響曲第21番 悪い予感:アンネ・フランクの想い出に(2018)
マーリス・クプチス(指)
リエパーヤSO…1-3,7-8
アルヴィダス・カズラウスカス(バリトン・サクソフォン)…1-3
リトアニア国立SO…4-6

録音:2019年3月26-29日、2019年5月20-22日
世界初録音
1937年、ウクライナのハリコフで生まれ、現在はフィンランドに住むブルク。タンゴの作曲家として知られていますが、彼の 作品の中で重要な位置を占めるのが、自身のルーツであるユダヤ教や、1974年に移り住んだ第2の故郷、フィンランド のカレリア神話などにインスパイアされた21作の交響曲です。このアルバムに収録されているのは2018年に作曲された 3つの交響曲。これは20世紀前半に起きたユダヤ人迫害についての三部作であり、ブルクの特徴である万華鏡のよう な色彩感や、表情豊かな旋律、そしてドラマティックな音楽語法で、自身も体験してきた壮絶なユダヤ人の歴史を描き だしています。バルト諸国で最も古い歴史をもつラトビアのリエパーヤSOと、1989年に設立されたリトアニア国立 SOによる演奏です。

MDG
MDG-33721702(7CD)
ベートーヴェン:交響曲全集、序曲集、エグモント
■CD1
交響曲第1番Op.21 ハ長調 
交響曲第5番Op.67 ハ短調「運命」
■CD2
交響曲第2番Op36 ニ長調
序曲「アテネの廃墟」Op.113
序曲「命名祝日」Op.115
序曲「プロメテウスの創造物」Op.43
序曲「コリオラン」Op.62
序曲「エグモント」Op.84
■CD3
交響曲第3番「英雄」 
序曲「献堂式」Op.124 1
序曲「シュテファン王」Op.117
■CD4
交響曲第4番Op.60 変ロ長調
交響曲第7番Op.92 イ長調 
■CD5
交響曲第6番O「田園」
交響曲第8番Op.93 ヘ長調
■CD6
交響曲第9番Op.125「合唱付き」
■CD7
劇音楽「エグモント」Op.84*
ボン・ベートーヴェンO
ステファン・ブルニエ(指)
ディルク・カフタン(指)*

■CD6
エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー(S)
ジャニーナ・ベヒレ(A)
ロバート・ディーン・スミス(T)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
■CD7
マティアス・ブラント(語り)
オルガ・ベスメルトナ(S)
ベートーヴェン生誕250周年。数多くの企画アルバムがリリースされる中、ベートーヴェンの生誕地ボンを本拠地として活動するオーケストラ、ボン・ベー トーヴェンOによる交響曲全曲、序曲集、エグモントが収録された7枚組ボックスがリリースされます。ボン・ベートーヴェンOは、1907年にボ ン市により結成。二つの大戦を乗り越え、1959年ボンにあるベートーヴェン・ザールの再建を経て現在に至ります。これまでヘルマン・アーベントロート、グス タフ・クラッセンスら錚々たる指揮者たちが指揮台に上り、歴史を作り上げてきました。今回の指揮は、交響曲全曲と序曲集はドイツの主要歌劇場で(指)ボ ン歌劇場の首席指揮者も務めたステファン・ブルニエ。「エグモント」は、2017年から同団の首席指揮者に就任したディルク・カフタンが務めています。

LSO Live
LSO-0802(2SACD)
ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番ニ短調
交響曲第1番ヘ短調*
ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2016年9月22日]、2019年3月27-28日* バービカン・センター
ノセダとLSOによるショスタコーヴィチ・ツィクルス最新盤、第5番と第1番という組み合わせの2枚組で登場!これまでに第8番(LSO 0822/ 2018年4月録音)、第4番(LSO 0832/2018年11月録音)とリリースし、そのブレのない表現とボルテージの高さで世界で高く評価されていいます。 第1番は最初の交響曲、そして第5番は「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の後の最初の交響曲、という点で、第1番と第5番は共通点がある、と語る ノセダ。ショスタコーヴィチが18歳で書いた第1番、そして30歳前後で書いた第5番、それぞれの作品の真髄をえぐりだすものすごいエネルギーの演 奏となっています。客演首席指揮者としてLSOとの信頼関係をゆるぎないものにしていることが強く感じられる力演です。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
BPHR-200341
(8SACD)
限定1000セット特価
税込定価
ベートーヴェン:交響曲全集+ピアノ協奏曲全集

(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
(2)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.1
(3)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
(4)ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(5)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(6)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(7)交響曲第2番ニ長調 Op.36
 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
(8)交響曲第4番変ロ長調 Op.6
 交響曲第7番イ長調 Op.92
(9)交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
(10)交響曲第9番『合唱』
内田光子(P)
サイモン・ラトル(指)BPO

(1)録音:2010年2月4日
(2)録音:2010年2月10日
(3)録音:2010年2月10日
(4)録音:2010年2月20日
(5)録音:2010年2月14日
(6)録音:2015年10月6&12日
(7)録音:2015年10月7&13日
(8)録音:2015年10月3、9&15日
(9)録音:2015年10月8&14日
(10)アンネッテ・ダッシュ(S)、エーファ・フォーゲル(A)、クリスティアン・エルスナー(T)、ディミトリー・イヴァシュシェンコ(Bs)、ベルリン放送cho

録音:2015年10月10&16日
全て、lベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
2020年ベートーヴェン生誕250周年を記念して、ベルリン・フィル・レコーディングスよりスペシャルなセットが登場します。2015年10月に本拠 地ベルリンのフィルハーモニーで行われたラトル指揮による交響曲全曲録音と、内田光子をソリストに迎え2010年2月に行われたベートーヴェンのピア ノ協奏曲全曲録音のSACD Hybridを限定1000セット特別価格にて販売いたします。 嬉しいことに内田光子の協奏曲全集のSACD Hybrid盤は今回が初登場です。内田は、ラトル時代に彼と最も多く共演したピアニスト、器楽奏者であり(約 30公演)、その成果は、モーツァルト、ラヴェル、メシアン、シューマン、そしてこのベートーヴェンに結実しています。このベートーヴェンは、内田がベルリン・ フィルにとって、最も重要なソリストであることの証左であり、彼女へのオマージュとなっています。そして、交響曲全集は、ラトルの鋭く攻め入るスタイル そして一音一音を大切にする緻密な指揮ぶり、それにベルリン・フィルの重量級の表現が反映され、ベルリン・フィルの持つ音楽的パワーを実感する推進力に満ちた演奏を繰り広げています。 (Ki)

Gramola
GRAM-99211(2SACD)
NX-D03
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102
(1872年初稿版…2005年ウィリアム・キャラガン校訂)
レミ・バロー(指)
ザンクトフローリアン・アルトモンテO

録音:2019年8月23日 ライヴ、聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン
1872年に初稿が完成したブルックナーの「交響曲第2番」は、彼の多くの交響曲と同じく、生涯の間に多数の改訂や 修正が施されました。完成年の1872年に初演が予定されたものの、オーケストラの一部の団員から「演奏不能」とさ れてしまい中止。その翌年にブルックナー自身の手により改