湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


交響曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




BIS
BISSA-2174(1SACD)
プロコフィエフ:交響曲集
(1)交響曲第1番「古典交響曲」)*
(2)交響曲第2番ニ短調 Op.40
(3)交響曲第3番ハ短調 Op.44
アンドルー・リットン(指)
ベルゲンPO

録音:2015年5月*、2017年8月&9月/グリーグ・ホール、ベルゲン、(ノルウェー)
ベルゲンPOの音楽監督を務めるアンドルー・リットン指揮によるプロコフィエフの交響曲全曲録音。当ディ スクには交響曲第1-3番が収録されております。優れたバランス感覚と作品の持つ美質を引き出すタクトには非常に定評のあるリットン。幅広いレパートリー の中でもプロコフィエフは特に相性がよく、これまでのリリースでも好演が光ります。
有名な「古典交響曲」はプロコフィエフらしさがあらわれた和声法、突然の転調など軽快で解り易く美しい作風が特徴。第2番、第3番は1920年代の プロコフィエフを象徴する作品。当録音でもゴージャスかつ、色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫できます。86分33秒長時間収録。 (Ki)

Goodies
78CDR-3807(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 フェリックス・ワインガルトナー(指)
ロイヤルPO

英 COLUMBIA L1880/3
1927年1月28-29日、ロンドン録音
フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942)はオーストリアの大指揮者。ライ プツィヒ大学で哲学を専攻するが、音楽への魅力に惹かれグラーツ、ライプツィ ヒ、ヴァイマルの各音楽院で学んだ。1855年からドイツ各地の歌劇場を転々とし たが、1908年にマーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハ ーモニーOの音楽監督に就任した。ワインガルトナーは1924年のラッパ吹 き込みを含めて生涯4回「運命」交響曲を録音したが、これは1927年の第2回目の 録音。1927年はベートーヴェン没後100年記念だった。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

ALPHA
ALPHA-630(1CD)
ピエール・アンリ(1927-2017):第10交響曲 〜ベートーヴェンを讃えて ブノワ・ラモー(T)
マルゼーナ・ディアクン(指)
ブルーノ・マントヴァーニ(指)
パスカル・ロフェ(指)
フランス放送PO
パリ音楽院O
フランス放送cho、パリ青年cho

録音:2019年11月23日 フィルハーモニー・ド・パリ
2017年に亡くなったピエール・アンリが、ベートーヴェンの残した9つの交響曲を大胆にコラージュ。1979年にテープ作品として発表されて以 来、1988年にエレクトロアコースティック、1998年にリミックスとしてアルバム・リリースされましたが、今回初めて、アンリ自身が熱望していた生 楽器による録音となりました。本来12楽章の作品ですが、ここではそのうち1、2、8、9を省いた8つの楽章を全楽章として構成しています。 ベートーヴェンの交響曲からの様々なフレーズを細切れにして再び繋ぎ合わせたスコアを、3人の指揮者が3つに分けたオーケストラをフルに活 用し、終盤には声楽も投入しつつ、全く違うテンポで重ね合わせていきます。それはまるで、複数のターンテーブルあるいは予め録音した演奏 を用いているかのようであり、アンリが祖の一人とされるミュジック・コンクレートを生で再現する非常にスリリングな試みでもあります。一聴すると ばらばらで無秩序のようですが、重なる和声やリズムは緻密に計算されており、その音響に身を任せているとどうしたわけかたいへん心地良いと いう、実に不思議な作品です。ブックレットには、ヘッドフォンで立体的な音響を体験できるバイノーラル・ヴァージョンのダウンロード・リンク付き。


H.M.F
HMM-902423(1CD)

KKC-6268(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ゴセック:17声の交響曲ヘ長調RH64
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2017年3月/フィルハーモニー・ド・パリ(ベートーヴェン)、2020年2月/ブローニュ=ビヤンクール、ラ・セーヌ(ゴセック)
ベートーヴェン・イヤー最注目の新譜がリリースされます。今年前半はクルレンツィスとムジカエテルナの衝撃的な「運命」が話題をさらいましたが、後 半はロトとシエクルが同じ曲で応戦。ロト(1971年11月生まれ)とクルレンツィス(1972年2月生まれ)は日本風にいえば同学年ながら、ライヴァル心 を燃やすようなことはなく、まったく異なる価値観でこの名曲に挑戦しました。
ロトとレ・シエクルは、ベートーヴェンとフランスの特別な関係にテーマの中心を置いています。当初ナポレオンを崇拝し、本質的に革命家的感性を持つベー トーヴェンはパリの空気を愛し、居住さえ考えたといわれます。ロトは交響曲第5番「運命」にフランス革命や革命歌の影響が感じられるとしています。 今回の録音は2019年のベーレンライター版楽譜を使用、管楽器はレプリカながら1800年代初頭のドイツ製楽器を用いているのも興味津々。各楽章の タイムは 第1楽章:6’ 56”  第2楽章:9’ 02”  第3楽章:5’ 12”  第4楽章:10’ 33”
フィナーレが長めなのは繰り返しを行なっているためで、基本的にロトらしい推進力に満ちた早目のテンポによります。歯切れの良いリズム、聴いたことのな いような弦のフレージング、明るく輝かしい音色などドイツ系演奏とは一線を画し、まさにロトとレ・シエクルにしかできない演奏を繰り広げ充実感の極み。
カップリングにフランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734-1829)が1809年に発表した「17声の交響曲」を収録。ゴセックといえば「ガヴォット」で有名ですが、 ラモーやシュターミッツと面識があり、ベートーヴェンやシューベルトよりも後まで生きた歴史の証人でもありました。ゴセックはシンフォニストとして非常な 人気を誇り、また当時フランスの管楽器奏者の水準が高くそれを作品に反映させているため、ベートーヴェンは多くのことを学び作品に応用したとされます。
「17声の交響曲」はもともと1780年代に作った3部分の序曲を拡大改作したもので、「サ・イラ」など革命歌が引用されています。また改作直前に発表・ 出版されたベートーヴェンの「運命」からの影響があるとも考えられています。これまで用いられてきた楽譜とは大きく装いを異にする2018年出版のクリティ カル版楽譜を使用。ロトとレ・シエクルの力演で名作に聞えます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186850(1CD)
ブラームス:交響曲第1番
悲劇的序曲
ベルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2019年9月、2019年10月* ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現在も精力的な演奏活動を展開している現役最高齢の巨匠、注目すべき2019年の新録音が PENTATONEレーベルから登場!オーケストラは、ブロムシュテットが1998年から2005年の7年間に渡ってシェフを務めたライプツィヒ・ゲヴァントハ ウスOです。現在も当団の名誉指揮者として定期的に指揮台に立ち、絶大な信頼を獲得しています。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管を振ったブロムシュテットの録音といえば、ACCENTUS MUSICレーベルからリリースしているベートーヴェン交響曲 全集(KKC 5802 / ACC 80322CD)がベストセラー盤ですが、当録音は「ベートーヴェンの交響曲第10番」とも称されたブラームスの交響曲第1番と いうことでも注目といえます。
当作品はブロムシュテットの十八番であり来日公演でも何度も披露されておりますが、録音は1991年6月、シュターツカペレ・ドレスデンとのライヴ収 録のみです。ベートーヴェンに対しての敬愛、そして系譜を正統的に受け継いだブラームスの交響曲第1番は巨匠にとって最も重要な作品であり、困難な時 代における巨匠からの希望のメッセージのようです。
演奏はブロムシュテットならではの年齢を感じさせない躍動感にあふれつつ堂々たる演奏。ことに幸福感に満ちたフィナーレは、ベートーヴェンの「歓喜 の歌」から着想を得たものと思われますが、この希望のメッセージと不変の力を信じるブロムシュテットの揺るぎない信念が十分に伝わってきます。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186759
(1SACD)
シューベルト:交響曲第2番変ロ長調 D.125
交響曲第3番ニ長調 D.200*
ルネ・ヤーコプス(指)、
ビー・ロック・オーケストラ

録音:2019年7月デ・スピル・コンサートホール(ルセラーレ)、
2020年2月ール・インスブルック(インスブルック会議場内)*
ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。好評を博した交響曲第1番&第6番を 収録したアルバム(PTC 5186707)に続き、期待の第2弾では第2番と第3番を録音しました。前作に続き音楽家としての経験値と鋭い耳、そして深い 知識を持つヤーコプスが満を持して録音しました。
ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’ Rock Orchestra)。実力派により構成さ れた当団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。 当団には日本人演奏家も多く所属しており、2019年9月には待望の初来日を果たし話題となりました。変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコ プスのタクトにより自由に歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。
交響曲第1番の完成から1年5か月後に書き上げられた交響曲第2番は形式面で第1番よりもさらに充実し、シューベルトらしさが色濃くなった作品。 一方第3番は第2番と同様、1815年に書かれた作品。同年、シューベルトは作曲家として実りの年と言え、5曲のオペラ、2曲のピアノ・ソナタ、2曲の ミサ曲などを生み出しました。そのような時期に作曲された第3番は歌曲作曲家としての面目をはっきりとあらわしております。声楽家であり指揮者でもある “音楽家” ヤーコプスが溌剌としたシューベルト10代の世界観を見事に表現しております。今後のリリースにも注目の録音です!
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマ ルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。
「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖堂 の少年合唱団のメンバーとなりボーイソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌うシューベル トの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者とし て様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」(ルネ・ヤーコプス)

ALIA VOX
AVSA-9937(3SACD)
ベートーヴェン:交響曲第1-5番
交響曲第1番ハ長調 op.21
交響曲第2番ニ長調 op.36
交響曲第3番「英雄」op.55
交響曲第4番変ロ長調 op.60
交響曲第5番「運命」ハ短調 op.67
ジョルディ・サヴァール(指)
ヤコブ・レーマン(コンサート・マスター)
ル・コンセール・デ・ナシオン

録音:2019年6月5-6日(第2,4番)、2019年10月5-9日(第1,3,5番)/コルドナ城修道院、カタルーニャ
ベートーヴェン・イヤーに、ALIA VOXから注目盤の登場!この録音にあたり、サヴァールは当時使用された楽器、およびそれに近い楽器をそろえ、メンバー 数も50-60名と当時なされていたと考えられるのと同じ規模で録音に臨みました。もちろんオリジナル資料にもあらためてあたり、ベートーヴェン自身による テンポ表示などもすべて見直しての演奏となっております。全体を通して、良い意味で軽やかで、非常にピュアなまなざしで演奏していながら、思わぬ響きに はっとさせられる瞬間が続き、耳が開かれる思いです。美しさを追求した弦楽器の音色は抜群、管楽器のブレンド具合も見事。サヴァールのアンサンブルで おなじみのパーカッション奏者ペドロ・エステヴァンのティンパニも軽やかに響きながら全体を見事に引き締めております。交響曲第3番は1994年の録音 がありますが、それ以来のベートーヴェン交響曲の登場ということで、大注目です。なお、気になる6-9番は、2021年に発売予定。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00732(1SACD)
税込定価
2020年8月26日発売
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
コダーイ:ガランタ舞曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ
上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2019年3月11日、東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
すみだトリフォニーホール主催による公演「すみだ平和祈念音楽祭2019」のライヴ録音。 終演後にはお客様からCD化を望む声が多く上がりました。 故郷への想いが沸き上がるドヴォルザークのノスタルジックな旋律は哀愁と美しさを湛 え、祈りの音楽へと昇華していきます。 オーケストラアンコールとして演奏されたバーバーの弦楽のためのアダージョも収録。(オクタヴィア)


ALPHA
ALPHA-633(1CD)

NYCX-10162(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マーラー:『大地の歌』
レインベルト・デ・レーウ(1938-2020)による声楽と室内アンサンブルの為の編曲版
ルシール・リシャルド(Ms)
イヴ・サーレンス(T)
ヘット・コレクティーフ【トーン・フレット (フルート、ピッコロ)、ピート・ヴァン・ボックスタル (オーボエ、コーラングレ)、ブルーノ・ボナンシア (Cl)、ネレ・デラフォンテイネ(クラリネット、バス・クラリネット)、ピーテル・ナイッテン (ファゴット、コントラファゴット)、エリーズ・エルカルプ (Hrn)、ヴィバート・アーツ、リースベト・バーリュス (Vn)、ヴェロニカ・レナルトヴァ (Va)、マルテイン・フィンク(Vc)、ヨナタン・フォクヴァールト (Cb)、アストリッド・ハーリング (Hp)、ディルク・ライメス(ハーモニウム)、トーマス・ディールチェンス (ピアノ、チェレスタ)、トム・デ・コック(打楽器)】 

レインベルト・デ・レーウ(指)
2020年2月14日、81歳で亡くなったピアニスト、指揮者レインベルト・デ・レーウ。亡くなる前の月に、自らが編曲した『大地の歌』の録音を 残していました。2010年に編曲されたこの版では、アルト(Ms) とテノールという独唱はそのままに、大管弦楽は木管五重奏、弦 楽四重奏を基本に、低音楽器、鍵盤楽器、ハープ、打楽器を加えた15名編成のアンサンブルに置き換えられています。近現代音楽を積 極的に取り上げ研究してきたデ・レーウらしく、各楽器の特性をよく引き出した編曲で、有名なシェーンベルク&リーン版に比して、木管楽器 を増しハープを加えたことで表現がたいへん豊かになり、打楽器を整理して見通しと親密感が増しました。演奏はこれまでも『ベルク、ツェムリ ンスキー歌曲集』(ZZT345)などでデ・レーウと共演してきたヘット・コレクティーフ。やはり近現代の演奏解釈に長けた彼ららしく、個人の高い 積極性が表情に生きています。歌手陣も伸びやかな歌唱でこの演奏に応えており、最近ではガーディナーとのベルリオーズの映像ソフト (CVS011/NYDX-50016)で素晴らしい歌唱を聴かせたリシャルドによる「告別」は、この録音からわずか数週間後にこの世を去るとは思 えぬデ・レーウの細やかなニュアンスも相まって絶品。

DISCMEDI
BLAUCD-739(1CD)
ミュージック・フォー・エモーションズ
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調「古典」Op.25
バーバー:弦楽の為のアダージョ
アッダ・シンフォニカ(O)
アッダ・シンフォニカ(O)
ホセプ・ビセント(指)
アッダ・シンフォニカ [ADDA Sinfonica / ADDA Simfonica] はスペイン南東部の都市アリカンテに創立されたバレンシア自治州財団傘下のオーケストラ。音楽監督 (2020年現在) のホセプ・ビセントは1970年バレンシアに生まれ、アリカンテ音楽院とスウェーリンク音楽院 (アムステルダム) で学んだスペインの指揮者。

BR KLASSIK
BR-900191(1CD)
NX-B05
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2014年4月30日-5月2日 ライヴ
ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
2014年4月から5月にかけて収録されたヤンソンスの指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番。 大成功を収めたミュンヘンでのこのコンサートの直後、ヤンソンスは同曲を携えアメリカ大陸ツアーに出発。ブエ ノスアイレスを皮切りに行われたコンサートは、各地で大絶賛されました。 ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、ヤンソンスにとって強い思い入れがある作品。彼が長く助手を務めたエフ ゲニー・ムラヴィンスキーの代役としてレニングラード・フィルの来日公演の指揮を担ったエピソードも知られていま す。「ショスタコーヴィチの音楽はますます世界中の人々を魅了し、聴き手の感情の最も深い部分にアピールし ています。他には見られない実存する人間の感情と時代を超越した表現力は、心的外傷を伴う政治的な証 人にもなります」とヤンソンスは語り、重ねて「ショスタコーヴィチは同時代の中で、最も誠実な作曲家の一人で す」と称えるほど作曲家に対して共感を抱いていた彼らしい、熱い演奏が繰り広げられています。この演奏は、 有名な1997年のウィーン・フィルハーモニーの演奏に比べると、全体的に、少しだけゆったりとしたテンポになっ ているのも興味深いところです。

Wiener Symphoniker
WS-021(4CD)
NX-E09
ブラームス:交響曲全集(全4曲) フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:ムジークフェライン、ウィーン
2019年9月25,26日…交響曲第1番&第2番
2019年9月28,29日…交響曲第3番&第4番
前作、ベートーヴェンの交響曲全集(WS018)で、各曲に斬新な解釈を加えながらスマートな演奏を披露し 高く評価されたフィリップ・ジョルダン。2020年にウィーンSOの音楽監督をアンドレス・オロスコ=エスト ラーダに引き継ぎ、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任する彼が、2019年9月に録音したブラームスの交 響曲ツィクルスが登場します。 ジョルダンは、ブラームスの“内なる声”に耳を傾けながら、各曲の性格を描き分けつつ、オーケストラを自由自 在に操り入念な音楽を創り上げていきます。ジョルダンの信頼に応えたオーケストラも、ダイナミックかつ芳醇な 音楽を奏でており、ムジークフェライン「黄金のホール」の豊かな響きも相俟って、バランスの良い美しいサウンド が生まれています。

Hanssler
HC-18024(1CD)
ハイドン:交響曲全集 Vol.24
交響曲第63番ハ長調 「ラ・ロクスラーヌ」 Hob.I:63
交響曲第38番ハ長調 Hob.I:38
交響曲第37番ハ長調 Hob.I:37
交響曲第9番ハ長調 Hob.I:9
ハイデルベルクSO
ベンヤミン・シュピルナー(指)

録音:2018年5月/バート・デュルクハイム(ドイツ)
颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないハイデルベルクSOによるハイドンの交響曲全曲録音シリーズ。鬼才トーマス・ファイが率いて録音を 進めてまいりましたが、2014年に自宅で転倒し重傷を負ってしまったために録音がストップしておりました。その後ベンヤミン・シュピルナー指揮のもと 2016年より録音を再開し、シリーズ第23集に続く第24集の登場となります。
第24集には交響曲第9番、第37番、第38番、そして第63番「ラ・ロクスラーヌ」の4篇を収録。全てハ長調の作品です。ファイが当団と創り上げ てきたハイドンの交響曲の世界をシュピルナーが受け継ぎ、ノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏を聴かせてくれます。 今後のシリーズ続編にも期待の高まる演奏といえましょう!

CPO
CPO-555293(1CD)
NX-B10
エミーリエ・マイヤー(1812-1883):交響曲集
交響曲第1番ハ短調
交響曲第2番ホ短調
レオ・マクフォール(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2019年2月11-15日
1812年、メクレンブルク=フォアポンメルン州の町フリートランドで薬局を経営する父ヨハンと母ヘンリエッ タのもとに生まれたエミーリエ・マイヤー。早くから音楽の教育を受け、ピアノも演奏しましたが、少女時代 には自身の体調や家庭の問題を抱えていたため、作曲家を志したのは30歳近くになってカール・レーヴェ に師事してからのことでした。しかし、1842年に作品を出版したところ、すぐに評判を呼び、ファニー・メン デルスゾーンやクララ・シューマンと並ぶ優れた女性作曲家として脚光を浴びるようになります。このアルバ ムに収録された2曲の交響曲は1847年に初演されましたが、作曲年代はそれ以前のレーヴェから作曲 を学んでいた時期まで遡ると推測されています。しかし完成度は高く、とりわけ第1番は、古典的な枠の 中に、独創的な和声をしのばせたユニークな作風を持っており、レーヴェの影響から脱したマイヤーならで はの個性が感じられる力作になっています。また「第2番」は更にスケールアップした壮大な作品に仕上っ ています。

DUX
DUX-1196(1CD)
マスターズ・オヴ・バトン
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
ベートーヴェン:交響曲第2番
ネヴィル・マリナー(指)ポズナンPO

録音(ライヴ):2013年11月15日、アダム・ミツキェヴィチ大学オーディトリアム(ポズナン、ポーランド)
2016年10月に92歳でこの世を去ったイギリスの巨匠サー・ネヴィル・マリナー(1924−2016)が、そのキャリアの晩年の2013年にポーランドのポズナン(ポズナニ)POに客演した際のライヴ・レコーディング!
当時89歳でポズナン・フィルの指揮台に立ったネヴィル・マリナー。自らが創設し、長年に渡って指揮を振り続けたアカデミー・オヴ・セント・マーティン・フィールズの名演の数々に代表されるように、モーツァルトやベートーヴェンの初期のシンフォニーはネヴィル・マリナーの十八番。
1931年に創設されてポーランドのオーケストラを率い、89歳とは思えないほど活力と生命力にあふれた素晴らしい演奏を聴かせてくれています。巨匠ネヴィル・マリナーがポーランド、ポズナンで遺した音楽遺産です。

Nimbus Alliance
NI-6405(1CDR)
フィリップ・ソーヤーズ:交響曲第4番
カンディンスキーへのオマージュ
ケネス・ウッズ(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2020年1月15日−16日、ホディノット・ホール(イギリス)
ケネス・ ウッズは、イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、ハンス・ガルを始めとする様々なレア作品・現代作品の録音に定評のある実力者です。
ヴォーン=ウィリアムズとバルトークの孫弟子にあたるイギリスの作曲家であり、1973年から97年まで王立歌劇場管のヴァイオリニストとしても活躍したフィリップ・ソーヤーズ(1951−)。「交響曲第4番」は前作(NI-6353)の「交響曲第3番」からの脱却を意味しており、2つのフルート、2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのファゴット、4つのホルン、2つのトランペット、3つのトロンボーン、チューバ、ティンパニ、バスドラム、シンバル、コントラバスの珍しい編成になっています。フィリップ・ソーヤーズのこだわりたっぷりなアルバムです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

スリーシェルズ
3SCD-0055(1CD)
税込定価
藤岡幸夫〜芥川也寸志、伊福部昭
(1)芥川也寸志:交響曲第1番
(2)伊福部昭:舞踊曲「サロメ」
藤岡幸夫(指)
東京シティ・フィルハーモニックO

録音:(1)2019 年8 月6 日ミューザ川崎、(2)2019 年11 月9 日東京オペラシティ
藤岡幸夫(指)東京シティ・フィルの初CD 完成! かつてない灼熱のサウンドによる名演で伊福部昭のサロメと芥川也寸志の交響曲第1 番を高音質CD化!
この CD は、「日本の傑作を後世に残したい」と活動する指揮者の藤岡幸夫と東京シティ・フィルの熱意に応えたスタッフが集 って完成しました。世界中のオーケストラで活躍する指揮者の藤岡幸夫のライフワークは日本の作品を普及することです。そ の藤岡が、2019 年4 月から東京シティ・フィルの首席客演指揮者に就任したタイミングでこのCD 録音が計画されました。
収録されたのは2 作、いずれも必聴の大作です。芥川也寸志(1925-1989)の「交響曲第1 番」(1954/55)は、全4 楽章で30 分を超える日本の作曲史上の傑作です。芥川が残した唯一の番号付きの交響曲であり、初演後にソ連へ密入国して、ショス タコーヴィチやハチャトゥリアンなど多くの作曲家と交流してその経験を元に改作されました。芥川の特徴である、明朗快活な アレグロだけでなく暗鬱重厚なるシリアスなサウンドも鳴り渡ります。今回の演奏・録音に際して、芥川による直筆オリジナル譜 を検証した外山雄三、徳永洋明による校訂資料を統合して、決定版の楽譜を整備しました。 伊福部昭(1914-2006)の「サロメ」は、当初バレエ音楽として 1948 年に作曲され、100 回以上のバレエ上演が行われた戦後 バレエ界の記念碑的傑作です。その後、音楽だけで成立するコンサート版(1987)として改訂作曲されました。伊福部は、こ の作品を非常に気に入っていたようで、晩年まで箏曲として編曲するなど生涯愛したテーマでした。伊福部が最高に円熟し ていた 70 代の壮麗なオーケストレーションで愛と死の交錯する狂乱の音楽が展開されます。20 年以上倉庫に眠っていた楽 譜を藤岡幸夫が再発見して、バレエ版の楽譜も検証して、入念な準備を経て作られた決定版の演奏収録となりました。 録音は、無観客レコーディングではなく、歴史的な再演の日にコンサートに集った観客の熱気も受けつつ、その拍手や歓 声などの一度きりの空気感も収録した、高音質、高精細の録音となっています。CD で聴いても、手に汗握るようなあの日の 感動と興奮が甦るようです。日本の音楽史に燦然と輝く傑作がここに発売されます。

DOREMI
DHR-8070(1CD)
クラウディオ・アバド LIVE
(1)ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Op.84 Hob. I:105
(2)ブルックナー:交響曲第1番(1877年リンツ稿/1935年ハース版)
(1)サミュエル・マガド(Vn)、フランク・ミラー(Vc)、レイ・スティル(Ob)、ウィラード・エリオット(Fg)、CSO
(2)ウィーンSO
クラウディオ・アバド(指)

録音:(1)1980年2月17日/シカゴ(ライヴ)、(2)1972年6月11日/ウィーン(ライヴ)
OREMIのレジェンダリー・トレジャーズ・シリーズより、アバドの珍しいライヴ録音がリリースされます。ブルックナーはメロディアで出ていたものと同音源のようです。シカゴ響の名手たちをソロにしたハイドンの協奏交響曲も収録しています。 (Ki

Solo Musica
SM-339(1CD)
NX-B03
シューベルト:交響曲第3番ニ長調 D200
交響曲第7番ホ長調 D729(ブライアン・ニューボールト補筆完成版)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
ミュンヘンSO
2015年、ミュンヘンSOの首席指揮者に就任したケヴィン・ジョン・エドゥセイによるシューベルトの交 響曲シリーズ。“新しい地平線へ!”というフレーズがモットーのこのアルバムには、シューベルト18歳の作品 「交響曲第3番」と大半がスケッチのみの未完の作品「交響曲第7番」が収録されています。モーツァルト やハイドンの影響から脱し、自身の個性を確立させ始めた「交響曲第3番」、1821年頃に着手される も、なぜか完成されることなく放置されてしまった「交響曲第7番」(この録音ではイギリスのシューベルト研 究家、ブライアン・ニューボールトの補筆版を使用)。エドゥセイならではの瑞々しい感性を生かし、活力に 満ちた演奏で、シューベルトが目指した新しい地平線をくっきりと描き出しています。

RUBICON
RCD-1055(1CD)
シベリウス:交響曲第1番&第3番
交響曲第1番ホ短調 Op.39
交響曲第3番ハ長調 Op.52
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指)
ロイヤルPO
イギリスのRubicon(ルビコン)より、ウェールズの指揮者オウェイン・アーウェル・ヒューズとロイヤルPOによるシベリウスの交響曲サイクルがスタート。
1942年にウェールズのカーディフに生まれたオウェイン・アーウェル・ヒューズ(オワイン・アルウェル・ヒューズ)は、作曲家・指揮者として成功したアーウェル・ヒューズ(1909−1988)の息子として育ち、ボールト、ハイティンク、ケンペらに指揮を学び、40年以上にわたって情熱的な音楽制作を続けてきました。
彼が首席副指揮者を務めたロイヤル・フィルとのシベリウス・サイクル第1巻は、交響曲第1番と第3番で始動。日本での知名度はまだ途上ながらも、欧米では堅実に評価を積み重ね、2009年にはCBE(大英帝国勲章第3位)を受勲している実力者による新たなシベリウスにご期待ください!
RUBICON
RCD-1036(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調 Op.21/交響曲第2番ニ長調 Op.36/交響曲第3番変ホ長調 Op.55 「英雄」/交響曲第4番変ロ長調 Op.60/交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」/交響曲第6番ヘ長調Op.68 「田園」/交響曲第7番イ長調 Op.92/交響曲第8番ヘ長調 Op.93/交響曲第9番ニ短調 Op.125 「合唱付き」*/交響曲第10番変ホ長調 第1楽章(バリー・クーパーによるベートーヴェンのスケッチからの復元)/「フィデリオ」 序曲 Op.72/「エグモント」 序曲 Op.84/「レオノーレ」 序曲第3番Op.72/「コリオラン」 序曲 Op.62/「プロメテウスの創造物」 序曲、アダージョ(第9番)、フィナーレ(第16番) Op.43
クリストフ・ケーニヒ(指)、
ソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク、
ルクセンブルク室内cho*、
アントニオ・グロス(ディレクター)*、
ゲニア・キューマイヤー(S)*、
アンケ・フォンドゥンク(Ms)*、
ミシェル・ケーニヒ(T)*、
ヨッヘン・クプファー(Br)*
1968年にドレスデンで生を受け、ドレスデン音楽大学で指揮を学び、ドレスデン・シュターツカペレではコリン・デイヴィスのアシスタントとして経験を積んだドイツの指揮者クリストフ・ケーニヒと、現在ケーニヒが首席指揮者兼音楽監督を務めるソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク(ソロイスツ・エウロペーンズ・ルクセンブルク/SEL)。
ケーニヒとRubicon Classicsが盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年。過去数年にわたって録音を積み重ね、新型コロナウイルスのパンデミックが襲う直前の2020年に無事録音が完了した交響曲全集。第1番〜第9番の交響曲に、ベン・パリーが復元した「第10番」の第1楽章といくつかの序曲集も収録。
ケーニヒの綿密で個性的な解釈は、Rubicon第1弾となった「英雄」(RCD-1020)では、サンデータイムズからは「powerful and rich in detail」と称賛されましたが、今回収録されている「英雄」は新たな録音です。欧州のトップクラスのオーケストラから首席奏者たちが集まり結成されたスーパー・オーケストラ「SEL」のスタイリッシュなパフォーマンスで贈る魅惑のベートーヴェンをどうぞ。

FONE
SACD-187(1SACD)
限定盤

2LP-122(2LP)
限定盤
マーラー:交響曲第9番ニ長調 ジャナンドレア・ノセダ(指)
トリノ・レッジョ劇場O

録音(ライヴ):2017年10月20日−21日、トリノ・レッジョ劇場(トリノ、イタリア)
LP:180g 、パラス社製
熱き巨匠、ジャナンドレア・ノセダとトリノ・レッジョ劇場Oのコンビによるマーラー・チクルスの第2弾となったのが2017年に演奏された「交響曲第9番」!「死」や「別離」といった厭世的なテーマが全編を支配し、マーラーの最後の完成されたシンフォニーとなった「交響曲第9番」の深淵を、ノセダが蜜月時代にあったトリノ・レッジョ劇場Oと共に紐解いていきます。
このマーラーの9番でジュリオ・チェーザレ・リッチが使用したマイクは、ノイマンのU47、U48、M49の3セット。トリノ。レッジョ劇場のアコースティックな空間、残響を最大限に生かした録音に仕上がっています。
FONE
SACD-157(1SACD)
限定盤

2LP-099(2LP)
限定盤
マーラー:交響曲第2番「復活」 レグラ・ミューレマン(S)、
アンナ・マリア・チウリ(Ms)、
ジャナンドレア・ノセダ(指)、
トリノ・レッジョ劇場O

録音(ライヴ):2015年10月24日、トリノ・レッジョ劇場(トリノ、イタリア)
LP:180g 、パラス社製
リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」の約半年後に取り上げられたノセダ&トリノ・レッジョ劇場Oのコンビによるマーラーの「復活」!全体的に早めのテンポで「復活」を振るノセダ。その持ち味でもある大胆なダイナミクスやオーケストラと合唱のブレンド感は特筆もの。FONEの優秀録音が、ノセダの「復活」の醍醐味をストレートに伝えてくれます。録音で使用したマイクは「第9番」と同じくノイマンのU47、U48、M49の3セットです。

OUT OF THE FRAME
OUT-044(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2008年1月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-076(2CD)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 アンナ・キェリケッティ、ドリアーナ・ミラッツォ、カテジナ・クニェジーコヴァー (S)
イヴォナ・シュクヴァーロヴァー、カテジナ・ヤロフツォヴァー (A)
マルチェッロ・ナルディス(T)
ジャンフランコ・モトレゾル(Br)
オンドレイ・ムラース(Bs)
カンティレーナ児童cho
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2011年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-077(2CD)
マーラー:交響曲第7番ホ短調*
交響曲第10番嬰ヘ短調(アダージョ) +
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2015年1月+、2016年1月*、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-078(2CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 エヴァ・ウルバノヴァー(S)
カテジナ・ヤロフツォヴァー(A)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2010年1月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-079(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 佐藤美枝子(S)
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2009年2月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-080(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2007年3月、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:OUT-082(マーラー「交響曲全集」)
OUT OF THE FRAME
OUT-057(2CD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 ダグマル・ペツコヴァー(Ms)
キューン児童合唱団
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2012年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
OUT OF THE FRAME
OUT-060(2CD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2013年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
OUT OF THE FRAME
OUT-068(2CD)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 チェコ・ナショナルSO
リボル・ペシェク(指)

録音:2014年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ


Altus
ALT-431(10CD)
若杉弘/ブルックナー・チクルス1996-98
■CD1
交響曲第1番ハ短調 WAB 101
使用稿:第1稿(リンツ稿)・ノヴァーク版
■CD2
交響曲第2番ハ短調 WAB 102
使用稿:第2稿 ノヴァーク版
■CD3
交響曲第3番ニ短調 WAB 103
使用稿:第3稿 ノヴァーク版/
■CD4
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104
使用稿:1878・80年稿 ノヴァーク版
■CD5
交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
使用稿:原典版・ノヴァーク版
■CD6
交響曲第6番イ長調 WAB 106
使用稿:ノヴァーク版
■CD7
交響曲第7番ホ長調 WAB 107
使用稿:ノヴァーク版・第2版
■CD8
交響曲第8番ハ短調 WAB 108(第1・2楽章)
■CD9
交響曲第8番ハ短調 WAB 108(第3・4楽章)
使用稿:第2稿 ノヴァーク版
■CD10
交響曲第9番ニ短調 WAB 109
使用稿:ノヴァーク版
若杉弘(指)
NHKSO

■CD1
録音:1998年2月28日
■CD2
録音:1997年1月13日
■CD3
録音:1996年2月26日
■CD4
録音:1997年2月24日
■CD5
録音:1998年1月27日
■CD6
録音:1997年3月18日
■CD7
録音:1996年1月29日
■CD8-9
録音:1996年3月31日
■CD10
録音:1998年3月13日


すべてサントリーホールでのライヴ録音
2020年は指揮者・若杉弘の生誕85周年。2009年に惜しくも世を去った彼の残したライヴ録音から、CD化が望まれていたN響との伝説的ブルックナー・ チクルスがボックス・セットで一挙発売されます。2020年に創立20周年を迎えるALTUSレーベルが長く温めていた渾身の大企画が遂に実現。2曲を除 き完全初CD化です。
ブルックナー没後100周年/サントリーホール開館10周年である1996年(N響もちょうど創立70周年でした)から98年にかけて、3期9公演に 渡り行われたブルックナー・チクルス。「2つの世紀のカトリック」と題され、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプロ グラムが大きな話題を呼びました。リハーサルもすべてサントリーホールで行われ、ホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプ ロジェクトでもあり、そのため回数を追うごとに解釈は深まり場慣れもしていき、第3期の3曲は指揮者・オーケストラ・会場が一体となって至高のブルッ クナーを奏でる素晴らしい完成度の演奏会となりました。
当時BMGレーベルでブルックナー全曲のライヴ録音計画がありましたが、残念ながら第1・2回目の公演(第7番、第3番)のみCD化されるにとどまり、 現在では入手困難になっています。今回のCD化にあたってはBMGレーベルのレコーディングとは別ラインのNHKに保管されている音源をもとにALTUS レーベルが丁寧にマスタリングを施し製品化したもの。初めて全曲が聴ける喜びもさることながら、既出の2曲についても新たな音で楽しむことが出来るの が大きなポイントです。
解説書には生前の若杉に近しかった東京コンサーツの一石鉄哉氏、音楽学者の瀧井敬子氏、音楽ジャーナリストの池田卓夫氏による文章を掲載。どれも 若杉の人となりを身近に感じることが出来る貴重な寄稿文です。他にも音楽学者・評論家の広瀬大介氏による版の違いも含めた楽曲解説や、坂入健司郎氏 による指揮者の視点からの版の選択や演奏についての解説文を掲載。すべて今回のセットのための書き下ろしとなっており、この記念碑的な演奏をより深く 味わえる豪華な内容となっています。
今後メシアンの録音もCD化を計画しています。 (Ki)

Myrios Classics
MYR-028(1SACD)
ロトのシューマン
交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
交響曲第4番ニ短調Op.120(1841年初稿)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2018年12月16-18日*、2019年6月16-18日/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
今や世界中で評判となっている指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。ロトとケルン・ギュルツェニヒOは、これまでに同オーケストラが世界初演した マーラーの交響曲第3番(KKC.5999)と5番(KKC.5842)をリリースし、絶賛されています。同じコンビによる次なる挑戦はシューマンの交響曲。第1番「春」 と第4番のカップリングで番号順ではないものの実はともに1841年の作。後者は10年後に大改訂して出版する際に「4番」となったことが知られています。
名作の最もオリジナルな形にこだわるロトは、もちろん第4番も初稿にて演奏。各楽章の表示がイタリア語(改訂版はドイツ語)で、音楽もかなり異なります。 シューマンの作品はとかくオーケストレーションが問題となり、後世の人々が見通しを良くするように手を入れていますが、ロトは改訂版以上に音の重なった 初稿から抜群のバランス感覚で独特な音響を引き出し、陰影のはっきりしたにごりのないセピア色の世界を絶妙に表しています。
ケルン・ギュルツェニヒOのシューマンといえばギュンター・ヴァントの名演が思い出されますが、ロトのテンポはヴァントに近く、同オーケストラの 伝統を強く感じさせます。リズム感と推進力はロトならではで、両曲のフィナーレなどぐいぐい引き込まれます。新しいシューマンの交響曲名盤の誕生と申せ ましょう。 (Ki)

C Major
80-2208(DVD)

80-2304(Bluray)
ザルツブルク音楽祭2019〜フェアウェル・コンサート/ベルナルド・ハイティンク&ウィーン・フィル
ブルックナー:交響曲第7番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
ベルナルド・ハイティンク(指)
ウィーンPO
エマニュエル・アックス(P)*

収録:2019年8月31日、ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ,DTS5.0
リージョン:All、116 分
◆Bluray
画面:1080i,16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD MA5.0
リージョン:All、116 分
90歳で引退した巨匠指揮者ベルナルド・ハイティンク。2019年3月、90歳を祝ったハイティンクは、同年6月に現役引退を表明し、ウィーン・フィ ルとザルツブルク音楽祭、ロンドンのプロムス、そして最後にルツェルン音楽祭での演奏会をもって指揮活動から引退しました。ブルックナー解釈の第一人 者として知られるハイティンクが指揮活動の最後に選んだ作品はブルックナー交響曲第7番。引退表明の直前にベルリン・フィルを振った時も同じ演目でし た(この演奏会はダイレクトカットLPで発売)。 本映像は、2019年8月31日に行われたザルツブルク音楽祭での最後の演奏会の模様をおさめたもの。ハイティンクはブルックナーを選んだ理由について 「8歳の時にはじめて交響曲を聴き、私の人生を形作ってきた作曲家ブルックナー。彼はいつもそこにいました。」と述べています。第7交響曲も、ハイティ ンクが幾度となくコンサートや録音で取り上げてきた作品です。演奏は、最後のザルツブルク音楽祭という万感の思いをまといつつ、ハイティンクの音楽に 対する真摯な姿勢、ウィーン・フィルの音色の美しさ(コンサートマスターはフォルクハルト・シュトイデ)、そしてブルックナーの音楽そのものの構築美を 最大限に引き出した自然体による名演となっています。演奏会冒頭では、エマニュエル・アックスをソリストに迎え、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番 も演奏されました。 ハイティンクは、1929年3月4日にアムステルダムに生まれます。フェルディナント・ライトナーに指揮を師事し、1957年にオランダ放送フィルの首席 指揮者に就任。1961年から1988年までコンセルトヘボウの首席指揮者を務め、その後もロンドン・フィル、シカゴ響の首席指揮者、グラインドボーン 音楽祭、ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督、ボストン響の首席客演指揮者などのを歴任し、60年以上にわたって数多くの名演奏繰り広げてきました。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10487BD
(Bluray)
KKC-9582
(Bluray)
国内盤仕様
税込定価

ACC-20487DVD
(DVD)
KKC-9583(DVD)
国内盤仕様
税込定価
ルツェルン音楽祭2019〜オール・ラフマニノフ・プログラム
ピアノ協奏曲 第3番*
エチュード「音の絵」 第2番イ短調 Op.39-2(アンコール)*
ヴォカリーズ(管弦楽版)
交響曲第3番イ短調 作品44
デニス・マツーエフ(P)*
ルツェルン祝祭O
リッカルド・シャイー(指)

収録:2019年8月、ルツェルン音楽祭(ライヴ)
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All1、110'45
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
リージョン:All、110'45
2016年からアルトゥーロ・トスカニーニ、クラウディオ・アバドに続き、3人目のルツェルン祝祭Oの音楽監督にリッカルド・シャイーが就任。8 月後半からスタートするルツェルン音楽祭は、ヨーロッパの夏を締めくくる豪華な演奏会が魅力。そしてホストのルツェルン祝祭管だけでなく、客演するオー ケストラもベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセウトヘボウ管、など世界のトップオーケストラが集結します。 本映像は、デニス・マツーエフをソリストに迎えたオール・ラフマニノフ・プログラム。圧倒的な技巧で知られるマツーエフ。このピアノ協奏曲第3番でも、 力強い打鍵と圧巻の超絶技巧を聴かせます。雄大なテンポで、シャイーの演奏とともに確固とした造形美に圧倒されます。 続いてヴォカリーズ(管弦楽版)は、繊細な中に力強さを感じる演奏。そして交響曲第3番は、ラフマニノフ最晩年の傑作。複雑なオーケストレーション、 流麗な旋律、思いがけないほどの活気に満ちた楽想に溢れた作品です。シャイーは、最高レベルのテクニックをもつルツェルン祝祭管を見事にまとめ、豊か な色彩感、表現力を余すところなくあらわしています。 (Ki)

Alba
ABCD-454(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 レイフ・セーゲルスタム(指)
トゥルクPO
エッシ・ルッティネン(Ms)

録音:2019年5月27-29日、トゥルク・コンサートホール
セーゲルスタムが首席指揮者を務めるトゥルクPOとのマーラー交響曲第 4 番。両者は「ブラームス&セーゲルスタム」のシリー ズが好評で、その相性の良さは実証済。セーゲルスタムのマーラーといえば、デンマーク国立RSOとの全集録音や、演奏会でも度々取り上げ、お 得意の作曲家。自ら「サンタクロースの弟」を名乗るセーゲルスタムですが、その音楽性はそのワイルドな風貌からは想像できない、緻密細やかな音楽作り をしています。マーラーの交響曲第 4 番は、全ての交響曲の中でも親しみやすく人気の高い作品。セーゲルスタムとトゥルク・フィルの演奏は、冒頭の鈴の 音やフルートの響きから北欧らしい静謐な美しさを示していて、色彩豊かな音楽を描き出しています。最終楽章ではソプラノの独唱が入り、「角笛」の中から「天 上の生活」を歌います。ここではフィンランドのメゾソプラノ、エッシ・ルッティネンが美しい歌声を聴かせます。 (Ki)


SWR music
SWR-19090CD
(9CD+DVD)
NX-F05
ミヒャエル・ギーレン・エディション第9集1967-2007〜ベートーヴェン:交響曲全集、序曲集、ミサ曲ハ長調


■CD1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番「英雄」

■CD2
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第7番イ長調Op.92

■CD3
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第8番ヘ長調Op.93

■CD4
交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」

■CD5
交響曲第9番ニ短調「合唱」

■CD6
交響曲第3番「英雄」…初出音源
交響曲第5番「運命」*…初出音源

■CD7
交響曲第3番「英雄」

■CD8
(1)「献堂式」序曲
(2)歌劇「フィデリオ」序曲
(3)大フーガ変ロ長調(M.ギーレンによる弦楽オーケストラ編)
(4)ミサ曲ハ長調Op.86…初出音源

■CD9
(1)「エグモント」序曲…初出音源
(2)交響曲第7番イ長調Op.92…初出音源
(3)交響曲第1番ニ長調Op.21*…初出音源
■DVD
交響曲第3番「英雄」…初出映像
ミヒャエル・ギーレン(指)

■CD1
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:2000年2月16-18日バーデン・バーデン祝祭劇場
■CD2
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:1998年6月16,17日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD3
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:2000年1月21,22日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD4
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:1997年11月29日,12月1日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD5
レナーテ・ベーレ(S)、イヴォンヌ・ナエフ(A)、グレン・ウインズレイド(T)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs-Br)、ベルリン放送cho、バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:1999年7月15,16日フライブルク・コンツェルトハウス
■CD6
フランクフルトRSO、シュトゥットガルトRSO*
録音:1970年10月22,23日フランクフルト、ヘッセン放送ゼンデザールライヴ
1970年1月9日シュトゥットガルト、リーダーハレ・ライヴ*
■CD7
シンシナティSO
録音:1980年10月シンシナティスタジオ(Vox原盤)
■CD8
ニコラ・ベラー・カルボーン(S)、ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、クリスティアン・アイスナー(T)、ルドルフ・ローゼン(Bs)、シュトゥットガルトSWRヴォーカルアンサンブル、バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
録音:(1)1986年7月バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(2)1987年1月13日バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(3)1993年11月9,10日バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(4)2007年6月13-16日フライブルク・コンツェルトハウススタジオ
■CD9
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO、ザールブリュッケンRSOスタジオ*
録音:(1)1993年2月10日バーデン・バーデンハンス-ロスバウト-スタジオ、(2)1969年5月19,20日ザールブリュッケン放送、大ゼンデザールスタジオ、(3)1967年10月10日,24日ザールブリュッケンスタジオ
■DVD
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
収録:1987年1月10日バーデン・バーデンテレビ-スタジオ5
ユニークな解釈と演奏で知られる名指揮者ミヒャエル・ギーレン。彼が残した膨大な録音の中から南西ドイツ放送 (SWR)に保存されている音源を体系的にリリースしているのがこのギーレン・エディションです。これまでも初出音源を 含む興味深いレパートリーが紹介されてきましたが、第9集となる今作は、交響曲全曲を中心に収めたベートーヴェン 作品集。ベートーヴェン生誕250年の記念年にふさわしいBOXセットです。 1997年から2000年収録の交響曲全集は、ギーレンにとって2度目の録音。彼のイメージが確立されたとされる、一 切の虚飾を排した1980年代〜90年代の1回目録音に比べ、ここでのギーレンは、若干ゆったりとしたテンポと豊かな表現によ る演奏を行っています。また、今回のエディションには、2007年の「ミサ曲 ハ長調」などいくつかの初出音源が含まれて いるだけではなく、交響曲第3番では、1970年のフランクフルトRSO、1980年のシンシナティSO (VOX音源)、1987年のバーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO(映像)を加えた計4種類の演 奏を収録。切れ味鋭い初期の演奏から後期のゆったりとした演奏まで、聴き比べを存分に楽しむことができます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186760(1SACD)
マーラー:「大地の歌」 サラ・コノリー(Ms)、
ロバート・ディーン・スミス(T)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
ベルリンRSO

ライヴ録音:2018年10月14日ベルリン、フィルハーモニー
世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。数多くのディスクがリリースされる中、期待の新譜はベルリン放送 SOとのライヴ録音でマーラーの「大地の歌」を収録しました。 1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、1995年ウェクス フォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指 揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナルOと自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送 SOの首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。
本来、第9番にあたる交響曲としてマーラーが作曲した「大地の歌」は、〈第9〉が死につながることを避け、交響曲としなかった作品。マーラー独自の 世界観を見事にあらわしたペシミスティックな耽美主義の作品です。 ★独唱はメゾ・ソプラノのサラ・コノリーとテノールのロバート・ディーン・スミスです。これまでにコノリーはヤニック・ネゼ=セガン(指)ロンドン・フィルハー モニーO(2011年収録)と、スミスはイヴァン・フィッシャー(指)ブダペスト祝祭O(2017年収録)とそれぞれ同曲の録音があり、マーラー を得意とする名唱の共演にも注目です。 (Ki)

Velut Luna
CVLD-304(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」 パドヴァ・C・ポッリーニ音楽院SO
ジュリアーノ・メデオッシ(指)

録音:2018年3月25日、ライヴ。アウディトリウム・ポッリーニ、パドヴァ、イタリア

CPO
CPO-555087(1CD)
NX-B10
エクルンド(1927-1999):交響曲集
交響曲第3番「シンフォニア・ルスティカ」(1967-68)
交響曲第5番「クアドリ」(1978)
交響曲第11番「シンフォニア・ピッコラ」(1995)
ヘルマン・ボイマー(指)
ノールショピングSO
スウェーデン出身の作曲家ハンス・エクルンド(1927-1999)の交響曲集。 1947年から1952年まで、王立音楽院でラーシュ=エリク・ラーションに指導を受け、ベルリンとローマに 留学し作曲家として活動を始めたエクルンド。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会で、スウェーデン人と して初めて作品が演奏され注目を集めましたが、最後まで無調を採用することはありませんでした。彼は 生涯に13曲の交響曲を書き、第4番を除く全ての作品にイタリア語のタイトルを付しています。このアル バムには、バルト海周辺の風光明媚な「ゴットランド島」の風景と民謡に触発された豊かな響きをもつ第 3番、破壊的な戦争を主題とし、全体的に暗い雰囲気が支配する、鋭いリズムが特徴的な第5番、「シ ンフォニア・ピッコラ(小さい交響曲)」と題されているものの、実質上、彼の最長の作品の一つであり、恩 師ラーシュ=エリク・ラーションへの追悼の意も込められている第11番、この3つの交響曲が収録されてい ます。

COL LEGNO
COL-20273(1CD)
NX-B01
ハイドン:交響曲第27番HoB. I:27
フランツ・コーグルマン(1947-):夜の散歩*
グスタフ・クーン(指)ボルツァーノ=トレント・ハイドンO
ペーター・ブルヴィーク(指)20世紀アンサンブル*
ハイドンの交響曲第27番にインスパイアされたという、コーグルマンの「夜の散歩」。2007年に書かれたこ の曲は交響曲と所縁の深いルーマニアのシビウ市(ドイツ名ヘルマンシュタット)から委嘱されたもので、コー グルマンはハイドンを素材として用いながら、同地出身の哲学者エミール・シオランの肉声を織り込むことで 作品を作り上げました。アルバムには、グスタフ・クーンとボルツァーノ=トレント・ハイドンOが演奏 した原曲を収録。

Danacord
DACOCD-881
(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第1集

[Disc 1]
(1)ニールセン:交響曲第2番「四つの気質」
(2)ニールセン:交響曲第4番「不滅」

[Disc 2]
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番
ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I/105(Op.84)*
(2)ニールセン:若き芸術家の棺のかたわらで FS58
(3)ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」より − 若い雄鶏たちの踊り
(4)ニールセン:交響曲第3番FS60(Op.27) 「シンフォニア・エスパンシーヴァ」(抜粋)**〔第1楽章「アレグロ・エスパンシーヴォ」(第385小節−第661小節)、第2楽章「アンダンテ・パストラーレ」(第101小節−第126小節)、第4楽章「終曲.アレグロ」(第151小節−第301小節)〕
ラウニ・グランデール(指)、デンマークRSO、レーオ・ハンセン(Vn)*、アルベルト・メディチ(Vc)*、ヴァルデマ・ヴォルシング(Ob)*、カール・ブロク(Fg)*、ヨハネ・カーステンス(S)**、ホルガー・ブルースゴー(Br)**

[Disc 1]
(1)録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)録音:1951年8月17日−19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV DB 20156−60
[Disc 2]
(1)録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)録音:1947年9月28日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV Z 294
(3)録音:1951年8月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV DB 20156
(4)録音:1931年10月19日、ステアカセン(コペンハーゲン)(「カール・ニールセン追悼コンサート」ライヴ録音)
ラウニ・ヴァルデマ・グランデール(グレンダール) Launy Valdemar Grondahl(1886−1960)は、世紀の変わり目のデンマーク音楽界でヴァイオリニストとしてキャリアをスタート。コペンハーゲン管弦楽協会の奨学金を得てパリ、ローマ、ミラノ、ウィーンで学びました。1925年、デンマーク放送局に新たに設立されたオーケストラの指揮者に就任、10月28日に初めてのラジオ放送のために指揮。11人程度から始まったアンサンブルを「SO」の規模に育てあげ、1956年に引退するまでに289回の公開コンサートと5528回の放送のためのスタジオ演奏を行ったと伝えられます。彼の「遺産」をドキュメントとして残すシリーズ。第1集に収録されるのは、彼が親しかったカール・ニールセンの交響曲第2番と、HMV がリリースした第4番の「古典的録音」。ニールセンの第2番と同じ日にライヴ録音されたベートーヴェンの交響曲第4番とデンマークRSOのメンバーをソリストとするハイドンの協奏交響曲は、初めてのディスク化です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99138(1CD)
レニングラードの交響曲集 Vol. 2
ヴラジーミル・ツウィトヴィチ(1931-2012):交響曲 第2番*
セルゲイ・スロニムスキー(1932-2020):交響曲第8番(弦楽、トランペットと鐘の為の) (1985) #
交響曲第9番(1987) +
レニングラードPO (*/+)
アルカジー・シテインルフト(指)*
チムール・ムインバーエフ(指+)
リトアニア室内O #
サウリュス・ソンデツキス(指)#

録音:1980年 +、1986年 #、1989年 +、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト ADD
ヴラジーミル・ツウィトヴィチはレニングラード音楽院でボリス・アラポフ (1905-1992) に作曲を、イサイ・ブラウド(1896-1970) にピアノを師事したベラルーシ系ロシア・ソヴィエトの作曲家・ピアニスト・音楽学者。


Altus
PALTSA-013(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[7]
ミュンヘンPO編

[Disc1]
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 WAB. 104(1878-80年原典版)
[Disc2]
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB. 105(原典版)
ギュンター・ヴァント(指)
ミュンヘンPO

録音:2001年9月13〜15日(Disc1)、1995年11月29日・12月1日(Disc2)/ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品 化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なブルックナー・ライヴ。第4番は2001年、ヴァントとミュンヘン・フィル最後の演奏会の録音で す。愛おしい音楽との別れを慈しむかのような気高くも美しい崇高な名演。オーケストラから湧き上がる歌を有機的にコントロールし、整然とした厳しさを持 ちながら窮屈さは微塵も無く、深呼吸したくなるような充実した響きに貫かれています。大きな弧をゆっくりと描くように周到に音を積み上げ、空間を音楽で 隙間なく満たしていくフィナーレのコーダはたいへん感動的。95年の第5番はあのベルリン・フィルとのライヴ直前のもので、こちらもヴァントの妥協なき構 築とオーケストラの自発性が見事に混ざり合った演奏です。勇壮な曲想を持ち、また複雑な対位法を駆使した、ヴァントにとっても特別な存在であるこの名曲 を骨太の響きと確固たる解釈で絶妙に組み上げた純然たる名演。 (Ki)
AltusPALTSA-015(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[8]
ミュンヘンPO編

[Disc1]
シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調「ザ・グレート」 D. 944
[Disc2]
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 作品21
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
ギュンター・ヴァント(指) 
ミュンヘンPO

録音:1993年5月28日(シューベルト)、1994年2月4日(ベートーヴェン)、1997年2月19・21・23日(ブラームス)/
ミュン ヘン 、ガ スタイクに お け るライヴ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品。 CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なライヴ録音。ハ長調で力強く締めくくる、ヴァントが得意とした3曲の交響曲を収録。「ザ・グ レート」のたっぷりと奏でられた序奏部からは無限に広がる雄大さが、ブラームスの煽るように早いテンポの序奏部からは真に切迫した緊張感が、有無を言 わさぬ説得力で立ち現れます。曲の長さが必要な音楽を奏でる上で過不足ない完璧なものであると証明するように、大きなスケールで構築されながらも同 時に細やかなバランス処理とテンポ設定がなされたヴァントならではの圧巻演奏。最後の一音まで続く必然の連続が聴く者を圧倒します。ベートーヴェンの 1番も引き締まった響きが素晴らしく、作品の革新性を迷いなく捉えた演奏です。各曲各所でオーケストラから湧き上がる表情豊かな歌もたまりません。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2222(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(改訂版) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1951年10月22日/シュトゥットガルト、ヴァルトハイム・デガーロッホ
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者
フルトヴェングラーとウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」はシュトゥットガルト(1951年10月22日)とミュンヘン(同 年10月29日)でのそれぞれ2種のライヴが知られています。先に世に公開されたのは29日の公演ですが、のちに発売された22日のそれは音質がいっ そう明瞭であり、どちらかを選択するならば22日公演と言われています。今回、2トラック、38センチ、オープンリール・テープより復刻、望みうる最上の 鮮度で蘇りました。それにしても、これだけ変化に富み、ダイナミックにしてロマンティックな演奏は、まさにフルトヴェングラーならではです。(平林直哉)


オクタヴィア
OVCL-00733(1SACD)
2020年7月22日発売
久石譲/ブラームス・チクルスVol.1
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
久石譲(指)
フューチャー・オーケストラ・クラシックス

録音:2020年2月12-13日東京オペラシティコンサートホール・ライヴ
クラシック音楽界に旋風を巻き起こした、久石譲が指揮するベートーヴェン・ツィクルスに 続くのは、ブラームスの交響曲です。 作曲家の視点から緻密に分析し、読み取った音楽は、国内の若手トッププレーヤーによる 「フューチャー・オーケストラ・クラシックス」が明快かつ躍動的に表現し、新たな発見に満 ちたブラームスとなっています。当録音のコンサートでは、立奏スタイルを採用したことも 話題となりました。 新たなブラームス像をここにお届けします。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00727(1SACD)
2020年7月22日発売
モーツァルト・マチネ第40回
フルート四重奏曲 第3番ハ長調 K.285b
交響曲第35番ニ長調 K.385 「ハフナー」
ピアノ協奏曲 第13番ハ長調 K.415(387b)
原田 慶太楼(指)東京SO
金子 三勇士 (P)
八木 瑛子 (Fl)
水谷 晃 (Vn)
武生 直子 (Va)
伊藤 文嗣 (Vc)

録音:2020年3月14日 ミューザ川崎シンフォニーホール
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客で開催された「ミューザ川崎シンフォニーホール &東京SO Live from MUZA!モーツァルト・マチネ第40回」の録音です。前作「LIVE from MUZA!名曲全集第155回」と合わせ、“ニコニコ生放送”にて生中継した「観客のいない音楽会」2 公演は、延べ視聴者数20万人を記録し、大きな話題となりました。 当盤がデビューCDとなる世界的に目覚ましい活躍を続ける若手指揮者、原田慶太楼と、ソリスト には人気ピアニスト金子三勇士を迎え、モーツァルトの純粋な音楽が高音質な録音によって瑞々 しく響き渡ります。 各誌で大絶賛され、大きな話題となっているLive from Muza!第2弾、ライヴならではの臨場感あ ふれる演奏をお楽しみください。(オクタヴィア)

BIS
BISSA-2336(1SACD)
カレヴィ・アホ(1949-):作品集
(1)独奏打楽器と管弦楽のための協奏曲「シエイディ(Sieidi)」(2010)
(2)交響曲第5番(1975-76)
ラハティSO、
ディーマ・スロボデニューク(指)
(1)コリン・カリー(打楽器)
(2)ヤーン・オツ(第2指揮)

録音:(1)2020年1月、(2)2017年1月/シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)
多作で知られるフィンランドの作曲家カレヴィ・アホの作品をリリースするシリーズ。「前奏曲、トッカータと後奏曲」や「ピアノ ソナタ第2番」を収めた室内楽作品集(BIS SA2186)につづき、管弦楽作品のアルバムが制作されました。珍しい形をした岩など、古代の祭儀の場所を 意味するサーミの言葉を曲名とする「シエイディ」は、イギリスの「ヴィルトゥオーゾ」打楽器奏者コリン・カリーから委嘱を受け、「独奏打楽器と管弦楽の ための協奏曲」として作曲されました。この作品は、一般の打楽器協奏曲と異なり、打楽器奏者がオーケストラの前面で演奏するスタイルで作られています。 アフリカのジャンベ、アラビアのダラブッカ(コブレット・ドラム)、トムトム 5 個、スネアドラム、5 オクターブ・マリンバ、ウッドブロック、テンプル・ブロック、 ヴィブラフォーン、タムタムと、9つの打楽器が右から左に並べられ、順番に「ソロ楽器」として演奏されます。この曲は、ティンパニ奏者をはじめとする3 人の打楽器奏者を擁するオーケストラにも重要な役割を担わせ、「管弦楽のための協奏曲」と言えるほど存在を主張させています。一楽章の構成。速いテンポ、 遅いテンポ、荒々しいリズム、抒情、静謐と、音楽が、さまざまに表情を変えて行きます。2012年4月14日、オスモ・ヴァンスカ(指)ロンドン・フィルハー モニーOとの共演でロンドンにて初演を行いました。その後作品は人気を集め、2020年3月の時点までで80回近い演奏を重ね、今後も5大陸の 打楽器奏者たちによる演奏が予定されています。
交響曲第5番は、フィンランド放送の委嘱により、1975年から1976年にかけて作曲されました。「この世界や私たちの生活には、完全だとか明確だと か言い切れるものは一切ない。喜びには悲しみがまぎれこみ、悲痛は滑稽と愛は怒りと入り交じっています。人々の互いの興味はぶつかり合い、コミュニケーショ ン問題と理解不足が発生する。国と国の関係は矛盾にあふれ、異なる社会的イデオロギーや宗教が張り合い、たびたび戦争という結果をもたらす」(カレヴィ・ アホ)。作品は一楽章で書かれ、作曲者の語る「ビジョン」を反映する「混沌」と「矛盾」が全曲を支配していきます。途中、何度かオーケストラが2つの 部分に分かれるため、演奏にはメインの指揮者とは別にもうひとりの指揮者が必要とされます。1977年4月19日、オッコ・カム指揮のフィンランド放送 SOによりヘルシンキで初演。作品を完成させたことにより「作曲家」カレヴィ・アホが大きな躍進を遂げることができた、記念碑的な作品です。 (Ki)

Chandos
CHSA-5279(1SACD)
エセル・スマイス:交響曲 「ザ・プリズン」
ソプラノ、バス・バリトン、合唱と管弦楽のための交響曲 「ザ・プリズン」
ジェイムズ・ブラッチリー(指)、
イクスピアリメンシャルO&cho、
ダション・バートン(Bs-Br)、
サラ・ブレイリー(S)

録音:2019年2月14日ー15日、コンサート・ホール(サニー・パーチェイス、ニューヨーク)
19世紀後半における女性作曲家の偉大な先駆者であり、デイムの称号を叙された最初の女性作曲家、エセル・メアリー・スマイス(1858−1944)。Chandosでは、サカリ・オラモが降った「ミサ曲 ニ調」(CHSA-5240)の録音でも話題を呼びました。
2020年8月18日は、アメリカで女性参政権が認められた合衆国憲法修正第19条批准から100周年となります。これを記念して、偉大なフェミニスト&サフラジェット(女性参政権運動家)としても知られるエセル・スマイスの晩年の傑作、世界初録音となる交響曲「ザ・プリズン」がリリース! 1930年に作曲、1931年に自身の指揮でエジンバラのアッシャー・ホールにて初演された「ザ・プリズン(刑務所)」は、二人の独唱と合唱団&フル・オーケストラのための書かれた、「Close on Freedom」と「The Deliverance」の2部からなる交響曲。テキストは、ヘンリー・ベネット・ブルースターの哲学的な作品から取られており、題名の通り刑務所をテーマとしたもの。エセル・スマイス自身も女性参政権運動によって投獄された経験を持っています。

Channel Classics
CCSSA-40020(1SACD)
マーラー:大地の歌 イヴァン・フィッシャー(指)、
ブダペスト祝祭O、
ゲルヒルト・ロンベルガー(A)、
ロバート・ディーン・スミス(T)

録音:2017年3月、ブダペスト芸術宮殿
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーがゾルターン・コチシュと共に創設し、世界最高峰のオーケストラへと育てたブダペスト祝祭O(BFO)。2005年にリリースされた「交響曲第6番」以来、慎重に録音を進めてきたフィッシャー&BFOによるグスタフ・マーラーの交響曲集最新作。
シリーズ第9作目となるのは、マーラーが歌曲と交響曲の融合を試みた「大地の歌」。2人のソリストは、BFOの2017年ヨーロッパ・ツアー(ハンガリー、フランス、スイス、ドイツ等)で「大地の歌」を歌い絶賛を博してきたメンバーで、マーラー歌曲集の録音や管弦楽伴奏歌曲への参加などの実績を誇るゲルヒルト・ロンベルガーと、東京・春・音楽祭での歌曲集や「指環」シリーズへの参加で知られるロバート・ディーン・スミス。イヴァン・フィッシャーが「宇宙」にも例えるこの雄大な作品を、「マーラーの交響曲第3番(CCSSA 38817)」で、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門 録音賞」を受賞した優秀録音チーム、名エンジニアのジャレッド・サックス率いるChannel Classicsによる超高音質録音でお届けします。

DISCMEDI
BLAUCD-654(1CD)
ジャウマ・マス・プルセル (1909-1993):シンフォニック・ポートレイト
行ったら戻れない城 [El castell d'iras i no tornaras](ミケル・アスタルリク編曲による管弦楽のための交響組曲) (1953/2006)
ピアノと管弦楽のためのノクターン (1950)*
Konitenci (管弦楽のための) (1955)
序奏/バレエ (トッカータ)/行進曲/映画のための音楽/ワルツ/葬送の悲歌
マヨルカ民謡組曲 (管弦楽のための) (1932)(+)
ミケル・アスタルリク (P)*
バレアレス諸島大学cho(+)
バレアレス諸島SO
アルバド・ブルトンス(指)

BNL
BNL-112924(1CD)
ビゼー:オペレッタ「ミラクル博士」(1856)
ボヘミアの情景 (管弦楽のための)
管弦楽のための序曲 イ長調 (1855)
管弦楽のためのスケルツォ (1861)
オルガ・パシェチ (ソプラノ:ロレット)
ヒョルディス・テボー (メゾソプラノ:ヴェロニク)
ヤニス・クリストプロス (テノール:シルヴィオ)
ピエール=イヴ・プリュヴォ (バリトン:司法官)
ルブリンPO
ディディエ・タルパン(指)

録音:2002年6月、ルブリン、ポーランド
オッフェンバック主催のコンクール応募作で1等を獲得したビゼー18歳の時の作「ミラクル博士」他、珍しい初期作品を収録。

ACCENT
ACC-26501(1CD)
ハイドン:交響曲『朝』『昼』『夕』
交響曲第6番ニ長調『朝』 Hob. I/6
交響曲第7番ハ長調『昼』 Hob. I/7
交響曲第8番ト長調『夕』 Hob. I/8
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
オルフェオO

録音:2019年8月4-6日/ハンガリー、エステルハージ宮殿、アポロ・ホール
大変ユニークな標題で知られるこの交響曲三部作は、ハイドンが1761年から長く仕えることになるエステルハージ家のために書いた最初の交響曲です。 宮廷楽団の編成と技量に合わせた協奏的なパッセージを積極的に採用し、また具体的なイメージを想起させる印象的な標題をつけ、ハイドンは自分の存在 を強くアピールすることに成功しました。
このアルバムはジェルジュ・ヴァシェジとオルフェオOによる「エステルハージ・ミュージック・コレクション」の第1弾です。エステルハージ家の音楽 遺産を紹介するためのもので、録音はまさにこのエステルハージ宮殿で行われています。非常に優れた「歴史的音響」にも注目です。 (Ki)

Passacaille
PAS-1074(1CD)
バッハの息子たちの音楽
ヨハン・クリスティアン・バッハ:シンフォニア ト短調 Op.6-6(オーボエ2、ホルン2、弦楽、通奏低音)
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):シンフォニア ニ短調 WFV I:3(弦楽、通奏低音)
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):シンフォニア ニ長調 Fk64(オーボエ2、ホルン2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:シンフォニア ホ短調 Wq177(弦楽、通奏低音)/シンフォニア へ長調 Wq181(オーボエ2、ホルン2、弦楽、通奏低音)
コントロコレンテ・オーケストラ

録音:2019年7月9-12日
バッハの息子たちによるシンフォニア集です。18世紀中頃に書かれたこれらの作品は古典派交響曲が産声を上げる前の、さまざまな様式傾向を持つ 音楽で、4人それぞれの作風にも明らかな違いがあります。イタリアの若いアンサンブル、コントロコレンテ・オーケストラによる可能性を感じさせるデビュー・ アルバム。「controcorrente」は「上流」といった意味があり、歴史の源流に遡って新しい発見をしようという意気込みが表れているかのようです。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRCD-0093(3CD)
完全限定盤
税込定価
ブルックナー:ジャズ・シンフォニー(トーマス・マンデル編)


(1)ブルックナー:交響曲第5 番

(2)ブルックナー:交響曲第7番
トーマス・マンデル(指)
テンポラリー・アーツ・オーケストラ

※オーケストラ・メンバー
トーマス・マンデル((指)ソプラノ・サックス、テナー・サックス、ピアノ)
ゲルト・ラーシュトルファー(フリューゲルホルン、トランペット)
ヴォルフガング・ブルエンドリンガー(エレキ・ギター)
クリスチャン・ヴィルト(第1 ヴァイオリン)
マーカス・ウォール(第2 ヴァイオリン)
ユリアン・ギレスベルガー(Va)
シュテパン・プンデルリチェク(Vc)
ヴォルフラン・デルシュミット(Cb)
マルコ・パレヴィッツ(ピアノとシンセサイザー)
エンゲルベルト・ガグル(打楽器)
エルヴィン・ドレシェル(ドラム)
エーリヒ・ピンター(録音とマスタリング)

録音:(1)2007 年8 月16 日聖フロリアン・ビブロテックセラー(ライヴ)
(2)2010 年9 月17 日リンツ・ブルックナーハウス(ライヴ)
「四手ピアノによる交響曲全集」によるエンターテイメント性と啓蒙性を両立した「ブルックナー・アーカイヴ」シリーズ。第 2 作は、これは超問題作です。何とブルックナーのジャズ編曲!!編曲と指揮とソプラ・サックス、テナー・サックスとピアノを 務めるのがオーストリアの奇才トーマス・マンデル(1965〜)リンツの音楽ギムナジウムでピアノからバロック・フルートまで学 び、長じて作曲、編曲を修める。ブルックナー私立音楽大学で作曲を教える硬骨漢。 2007 年には聖フロリアンにて、自ら率いるテンポラリー・アーツ・オーケストラを指揮して、ブルックナー:交響曲第5 番「ジャ ズ・ヴァージョン」を初演。かの「マイ・フェイヴァリット・シングズ」を彷彿とさせる長大な序章と怒濤狂乱の演奏で聴衆の度肝 を抜いた。調子づいて 2010 年のブルックナーフェストでは第 7 番を披露。ブルックナーファンは「宇宙の鳴動」を良く口に するが、これを徹底して人工的に表現する度胸と厚かましさには脱帽という他ない。執拗に繰り返されるトレモロで構築され るバロック建築に例えられるブルックナーの交響楽をサディスティックなまでにマンデルが好き放題に料理した怪作。真面 目なブルックナーファンの神経を逆撫でする好企画の登場です。3 枚組で超特価2 枚組(完全限定品)で登場です。

SONY CLASSICAL(SPAIN)
88875-165072(1CD)
アンヘル・イジャラメンディ [イリャラメンディ] (1958-):交響曲第4番「天真爛漫な」[Ingenua](1996)*
交響曲第9番(2011)
マイテ・アルアバレナ(Ms)*
エウスカディSO [バスク・ナショナルO]
ホセ・ミゲル・ペレス=シエラ(指)

録音:2015年3月、エウスカディSOホール、サンセバスチャン、スペイン
国際発売されている可能性がございます。スペイン・ローカルの輸入商品は割高ですのでご了承ください。

H.M.F
HMM-902420(1CD)
C.P.E.バッハ:交響曲(シンフォニア) ヘ長調 Wq.175, H.650(1755/56)
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21(1799-1800)
C.P.E.バッハ:交響曲 ト長調 Wq.183/4, H.666(オーケストラのための4つの交響曲、1776年より)(1775/76)
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36(1801-02頃)
ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク)

録音:2018年9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ジャケット挿絵:ウィリアム・ブレイク『ニュートン』(1795)
ハルモニアムンディによるベートーヴェン・イヤー・シリーズ、ベルリン古楽アカデミーによる交響曲第1番&2番の登場です。「田園」(HMM 902425/ KKC 6206)も大好評でしたが、ここでも確かすぎる腕前のメンバーたちがそろってこそ可能となる、洗練されたエネルギーに満ちた演奏です。 第1番は、まるでオペラを思わせる華やかさと繊細さを兼ね備えた演奏。第2番も細部に至るまで完璧なアンサンブル。第3楽章スケルツォのコントラ ストも実にあざやかです。カップリングはC.P.E.バッハの交響曲2編。ベートーヴェン以前の大シンフォニー作曲家であったC.P.E.バッハの作品ももち ろん創意に満ちていますが、こうして並べて聴いてみると、たとえばそれぞれの第1楽章の特徴的な冒頭だけとってみても、ベートーヴェンが先人たちの 作品を超えようとして様々なアイデアを凝らしていることにあらためて感じ入るばかりです。30 歳ほどのベートーヴェンが描きあげ、満を持して世に送り 出した決定打を、ベルリン古楽アカデミーの鮮やかかつ洗練された演奏で思う存分お楽しみいただけます。
この録音に際し、ベルリン古楽アカデミーの面々は、ウィーンでベートーヴェンが演奏したことのある場所(いわゆるホール)すべてを訪ね、その音響 を研究。最終的に、小さなホールの響きを理想とし、そのために弦楽器のメンバーも人数を少なくしての編成での録音の運びとなりました。ベートーヴェ ン自身が指揮をした演奏会の詳細な記録や絵画は残っていませんが、当時の劇場年鑑に残されているオーケストラのメンバーの人数の記録などから当時 のオーケストラの陣容を推察。レイアウトについても、弦楽器は観客から見て左側、管楽器は右側になるようにし、コントラバスはトロンボーン、トランペッ トやティンパニの少し後ろに配置しました。これにより、メンバー間でのコンタクトもとりやすくなり、指揮者無しでもまるで室内楽を演奏しているように 各セクションの次の一手を酌むことができたといいます。 (Ki)

CPO
CPO-555114
NX-B10
ライネッケ(1824-1910):管弦楽作品集 第1集
交響曲第3番ト短調 Op. 227
序曲「マンフレッド王」Op. 93
歌劇「マンフレッド王」第4幕よりロマンス*
歌劇「マンフレッド王」第5幕の前奏曲
交響曲第1番イ長調 Op. 79
勝利の行進曲 Op. 110
ヘンリー・ラウダレス(指揮&Vn*)
ミュンヘン放送O

録音:2014年4月8-11日、2013年3月19-22日、2016年7月22日
ドイツ・ロマン派の作曲家、教育者カール・ライネッケの管弦楽作品集第1集。高名な音楽教育者を父 に持ち、7歳で作曲を始め12歳でピアニストとして公開演奏を行うほど早熟だったライネッケは、85歳とい う長寿を全うする直前まで作曲活動を続け、未出版作品も含めると1000曲以上の作品を書き上げま した。その作風は保守的であり、同時代の評論家たちに酷評されても、「自分を先駆的な天才とみなす 大胆さはなかった」と述べ、作風を変化させることはありませんでした。とはいえ、時代の流れや他の作曲 家たちの作品を念入りに研究したライネッケは、さまざまな技法を自在に操りながら、自身の作法を常に 熟成させていきます。 このアルバムに収録された2曲の交響曲のうち、第1番は1858年、第3番は1895年に作曲されており、 どちらも美しく心に染み入る旋律に満たされています。残念ながら成功作とはならなかった歌劇「マンフ レッド王」もシューマンを思わせる充実した作品。最後に置かれた「勝利の行進曲」は「燃えるような情熱 と祝祭の精神」を持った華やかな小品です。

ONDINE
ODE-1348(5SACD)
NX-E07
ベートーヴェン:交響曲全集 ロバート・トレヴィーノ(指) マルメSO
ケイト・ロイヤル(S)
クリスティーネ・ライス(Ms)
トゥオマス・カタヤラ(T)
デレク・ウェルトン(Bs)

録音:2019年10月 ライヴKonserthus,Malmo、Sweden
タクトを執るのは2019年9月にマルメSOの首席指揮者就任したばかりの俊英ロバート・トレヴィーノ。 30代半ばのトレヴィーノは、同世代の若手指揮者の中でも最近急速に頭角を現わしてきた注目の存在です。 古典派作品から現代曲まで,幅広いレパートリーを新鮮かつ想像力に富んだ解釈で聴かせるトレヴィーノは、 ベートーヴェンにおいてもマルメSOから精緻な響きを紡ぎ出し、自然で音楽性に満ちた表現を引き出すことに成功。 これまで多くの指揮者が取り組んできたベートーヴェン演奏に新風を吹き込みました。 トレヴィーノはピリオド・アプローチを採用しつつもオーケストラの響きを存分に生かし、各曲の個性を際立たせます。 古典的な作風による第1、第2交響曲ではモーツァルトを思わせる典雅な表情をもたせ、第3交響曲では、沈痛な葬送行進曲さえ重くなり過ぎることはありません。 ベートーヴェンの作風転換期に書かれた第4番には、幾分ロマンティックな表現を与え、 第5交響曲ではベートーヴェンが目指した苦悩から勝利への思いが力強く描き出されています。 各楽章の描き分けが見事な第6番が続き、舞曲の要素が強い第7番と第8番では、楽章ごとのテンポ設定に心が配られた、鮮やかな音楽を楽しむことができます。 とりわけ第7番終楽章の快速テンポに注目。オーケストラはトレヴィーノの無茶とも思える要求をクリアし、目の覚めるような演奏を披露します。 第9番のソリストは、若々しい声の歌手が揃えられており、トレヴィーノが目指したであろう新鮮なベートーヴェン像が構築されています。 ホールの豊かな残響を余すことなく捉えた録音も聴きどころで、SACD層にはマルチチャンネルも収録されています。

DACAPO
MAR-8.204001(4CD)
NX-D09
デンマーク国王フレゼリク9世(1899-1972)指揮による管弦楽作品録音集
【DISC 1】
(1)クーラウ:劇音楽「妖精の丘」 序曲
(2)ロンビ:幻想曲「夢の絵画」
(3)ロンビ:「オギュスト・ブルノンヴィルに敬礼」 (1869)
(4)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
【DISC 2】
(5)ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 序曲
(6) 歌劇「リエンツィ」 序曲
(7)ベートーヴェン:交響曲第7番
(8)グリーグ:『2つの悲しい旋律』〜過ぎし春
【DISC 3】
(9)ゲーゼ:序曲「オシアンの余韻」
(10)ベアセン:歌劇「高貴な訪問客」 前奏曲 (11)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
【DISC 4】
(12)ベートーヴェン:交響曲第1番
(13)ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 序曲
楽劇「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進
(14)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
(15)歌劇「オイリアンテ」序曲
フレゼリク9世(指)

【DISC 1】
デンマーク王立O
(1)-(4)録音:1948年12月

【DISC 2】
デンマーク国立SO
(5)録音:1949年2月23日
(6)録音:1953年9月15日
(7)録音:1954年2月21日
(8)録音:1949年12月12日

【DISC 3】
デンマーク国立SO
(9)録音:1949年12月12日
(10)録音:1953年9月15日
(11)録音:1950年4月27日

【DISC 4】
デンマーク国立SO
(12)録音:1969年
(13)録音:1969年
(14)録音:1946年
(15)録音:1942年
大の音楽愛好家であったデンマーク国王フレゼリク9世。その音楽との関わり方は、世界の歴史を紐解いても極めて珍しいもので、王座に就 いている間にオーケストラの指揮をし、録音までするという君主は他に類をみません。独学で音楽を学び、大規模なオーケストラの難曲を振る のが好きで、ワーグナーのオペラからの楽曲にも果敢に挑戦し、その目覚ましい音楽活動で一種独特のオーラを放っていました。2020年、現 デンマーク女王のマルグレーテ2世が80歳を迎えるのを記念して、女王の父親であるフレゼリク9世の歴史的録音の数々が、新たに限定盤 ボックスセットとして登場します。デンマーク王家は代々芸術に深い造詣があり、マルグレーテ女王自身も絵を描き続けています。今回収録さ れているのは、かつてリリースされたものの現在は入手不能となっていた2組のアルバムに、新しく発見された音源を加えてリマスターを施したも の。1942年から1969年までの録音で、デンマークが誇る作曲家たちの作品の他、ベートーヴェンやワーグナー、ウェーバーの曲などが収録さ れており、君主と2つのオーケストラとの深い絆をも記録しています。

Altus
PALTSA-009(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[5]
ミュンヘン・フィル編

ハイドン:交響曲第76番変ホ長調 Hob. I:76
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB. 106(原典版)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109(原典版)
ギュンター・ヴァント(指)
ミュンヘンPO

録音:1999年6月24日(Disc1)、1998年4月21日(Disc2)/ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤の為の最新リマスタリングを施して製品化 しました。
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なブルックナー・ライヴ。引き締まったリズムが躍動する第6番、圧倒的に深遠な音響が胸を打 つ第9番。晩年のヴァントが全霊をかけて臨んだ名演をお聴きください。特に第9番アダージョの結晶化した美は同曲異演中最高との呼び声も高いものです。 ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィルの熱量も素晴らしく、滋味と歌にあふれた、、音楽がみるみる湧き上がってくるような演奏。己の信念 を貫くヴァントの緊張度の高い指揮と相まって、他では聴けない絶妙のバランスが形成されています。第6番と同日に演奏されたヴァントの愛奏曲、ハイドン の第76番がカップリングされているのも注目。この音源はSACDとLPで限定発売されたことがありますが、通常CDとしても聴けるソフトでは初登場。すっき りとした響きの中で知的なユーモアが小気味良く駆けていく逸品です。 (Ki)
Altus
PALTSA-011(2SACD)
ギュンター・ヴァント/不滅の名盤[6]
ミュンヘン・フィル編

ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB. 108(1884-90年、ハース版)
シューベルト:交響曲第8「未完成」
ギュンター・ヴァント(指)
ミュンヘンPO

録音:2000年9月15日(ブルックナー)、1999年9月28日(シューベルト)/ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なブルックナー・ライヴ。破格のスケールを持つ大曲、第8番で圧巻の音楽を奏でるヴァント至高 の境地をご堪能ください。ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィルの熱量も素晴らしく、滋味と歌にあふれた、、音楽がみるみる湧き上がって くるような演奏。己の信念を貫くヴァントの緊張度の高い指揮と相まって、他では聴けない絶妙のバランスが形成されています。カップリングの「未完成」も大 変美しい演奏で、第2楽章の静かに消えていくラストなど実に味わい深いもの。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186618(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」 オレグ・ツィブ ルコ( バ ス )
キリル・カラビツ(指)、
ロシア・ナショナルO
ポポフ国立モスクワ・アカデミーcho
コジェヴニコフcho

録音:2017年11月/DZZスタジオ5(モスクワ)
ロシア・ナショナルOはペンタトーン・レーベルとショスタコーヴィチの交響曲シリーズを続けていて、これまでにプレト ニョフで第4、10、11番、パーヴォ・ヤルヴィと第7番、ユロフスキと第1、6番をリリースしましたが、今回はキリル・カラビツの指揮で第13番「バ ビ・ヤール」が登場となります。
カラビツはauditeレーベルでプロコフィエフのキテレツな「革命20周年の為のカンタータ」(AU 97754)を見事な統率力と激しいエネルギーの爆 発をもって演じましたが、「バビ・ヤール」でも巧さ発揮。熱血でテンポは速くコンドラシンを思わせますが、21世紀的な客観性も光りまさに理想的な演 奏を繰り広げています。
バス独唱はモルドヴァ出身のオレグ・ツィブルコ。歌劇歌手で、カナディアン・歌劇・カンパニーをはじめ世界中の歌劇場で活躍中。堂々たる歌唱と 容姿で今後スターになりそうな可能性を秘めています。男声合唱とともに、迫力の世界をSACDであますところなくとらえています。 (Ki)

CZECH RADIOSERVIS
CR-0984-2A(1CD)
ヤン・マーレク(1938-):カンティレーナによる交響曲
交響曲第1番「カンティレーナによる交響曲」(1981)*
弦楽の為のディヴェルティメント 第1番「孔雀の羽根」(1979)+
愛と高貴な心 [Amore e'l cor gentil]
(ダンテのテキストによるバリトンと管弦楽の為のアリア)(2004)#
交響曲第3番ロ長調(2002)**
プラハSO*
ヤロミール・ノヘイル(指揮*)
プリゼニュ放送O+
ヴィート・ミツカ(指揮+)
ロマン・ヤナール(バリトン#)
プラハ室内PO#
ズビニェク・ミュレル(指揮#)
プラハRSO**
ヤン・クチェラ(指揮**)

録音:1982年+/1984年*/2005年**/2006年#

REFERENCE
FR-738SACD
(1SACD)
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
ジョナサン・レシュノフ(1973−):二重協奏曲(クラリネットとファゴットの為の)*
ピッツバーグSO
マンフレート・ホーネック(指)
ナンシー・ゴーズ(Fg)*
マイケル・ルシネク(Cl)*

録音:2016年5月6-8日(チャイコフスキー)、2019年6月6-9日(レシュノフ)、ハインツホール、ピッツバーグ(ライヴ)
交響曲第 4 番を作曲していた頃、チャイコフスキーは「白鳥の湖」の失敗や望まない結婚など、作曲家としても人生でも激動期でありました。 それを支えたのは、経済的な支援を行ったメック未亡人や友人たちであり、この作品の楽譜には「我が最高の友人たちへ」という献辞が書かれています。 第1楽章冒頭、壮大なファンファーレで開始されます。金管の名手揃いのピッツバーグ響ですが、ホーネックは意外にも抑え気味に鳴らします。その後の 弦も丁寧に描き、第 2 楽章の端正なオーボエ、木管群の多彩な描写力は見事。第 3 楽章では、弦のピチカート、オーボエの民族風の旋律、そしてトラン ペットの行進曲など、ホーネックらしい勢いとリズム感で進み、第 4 楽章ではクライマックスまで一気に駆け抜けます。また、sound mirror 社の高品位 な録音で、金管の厚みのある響きや、弦の艶と華やかさを巧みにとらえています。 ピッツバーグ響の二人の名手による見事な演奏で披露された、カップリングのジョナサン・レシュノフのクラリネットとファゴットの為の二重協奏曲は、 ピッツバーグ響による委嘱作品。 (Ki)

Goodies
78CDR-3800(1CDR)
マーラー:交響曲第4番ト長調 ブルーノ・ワルター(指)NYO
デジ・ハルバン(S)

英 COLUMBIA LX949/54(米COLUMBIA 11213/8D と同一録音)
1945年5月10日ニューヨーク録音
ソプラノのデジレ・ハルバン(1912-1996)はウィーン生まれ。母親はラッパ吹き 込みのSPレコードに150枚を越える録音を残した名ソプラノ、ゼルマ・クルツ (1874-1933)。父親はウィーン大学医学部教授のヨゼフ・ハルバン。ブルーノ・ ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を 卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年ハンブルク歌 劇場の指揮者だった時、音楽監督だったグスタフ・マーラーと出会 い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン 市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOなどの楽長、音楽監督を 歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮した。1938年オーストリ アがナチス・ドイツに併合されると、迫害を避けてアメリカに逃れた。この録音 は日米戦争終戦の直前の5月に行われた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3801(1CDR)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ヨハネス・シューラー(指)BPO

独 IMPERIAL 014042/4
1941年6月12日ベルリン録音
ヨハネス・シューラー(1894-1966)はドイツの指揮者。ノイマルク地方のヴェッ ズ(現在ポーランドのウィトニカ)の生まれ。ベルリン高等音楽院卒業後、グライ ヴェッツ、ケーニヒスベルク、ハノーファー市立歌劇場で修行を重ね、1932年オ ルテンブルク歌劇場の音楽監督になった。さらに1933年からエッセン歌劇場の指 揮者となり、1936年から1949年までベルリン国立歌劇場の指揮者をつとめた。そ の後ハノーファー市立歌劇場の音楽監督になった。レコード録音が少ないので今 日殆ど知られていないが、第2次世界大戦中の放送録音の復刻CDに名前を見るこ とができます。 IMPERIALレコードはドイツとデンマークで販売されていたマイナー・レーベル。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3802(1CDR)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
真夏の夜の夢〜結婚行進曲
エットーレ・パニッツァ(指)
ミラノ・スカラ座O

カナダ VICTOR 36279/82(伊 LA VOCE DEL PADRONE AW265/68 と同一録音)
(1930年12月&1931年1月録音)
エットーレ・パニッツァ(1875-1967)はアリゼンチン生まれのイタリアの指揮者、 作曲家。イタリア系移民の両親のもとブエノス・アイレスに生まれた。父親がテ アトロ・コロンのチェリストで、幼少から音楽教育を受けて育った。その後、両 親の祖国イタリアに渡り、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピアノ、 作曲、指揮法を学んだ。卒業後1897年にローマ歌劇場で指揮者デビュー。イタリ ア各地の歌劇場で活動後、1907年にはロンドンのロイヤル・歌劇・ハウスにデ ビューし、1914年までイタリア・歌劇の指揮をした。さらにニューヨークのメ トロポリタン歌劇場でも名声を確立した。1908年にはミラノ・スカラ座でデビュ ー。トゥリオ・セラフィン(1878-1968)やアルトゥーロ・トスカニーニ(1867- 1957)と並ぶ名声をはくした。1930年代にメトロポリタン歌劇場でのライヴ録音 が数多く残されています。パニッツァの交響曲録音は大変少ないのが不思議だ。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

ALTO
ALC-1409(1CD)
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ロンドンSO
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)LSO

録音:2008年3月7日、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤 & ライセンサー、
初出:LSO Live, LSO 0665

H.M.F
HMM-902431(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
合唱幻想曲 ハ短調 op.80*
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
チューリヒ・ジング・アカデミー(合唱)
クリスティアーネ・カルク(S)
ゾフィー・ハルムセン(A)
ヴェルナー・ギューラ(T)
フロリアン・ベッシュ(Bs)
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)*

録音:2019年11月
「第九」は、冒頭からストレートに一気呵成にたたみかけ、刻み込んでくる、パワーに満ちた演奏。これまでに様々な歴史的名演が存在する、特殊と もいえる作品のひとつですが、エラス=カサドは今まさにこの作品が書かれたかのように、新鮮に、大胆にストレートに譜面を響かせています。演奏時間 は61'13(I:13:35、II:13:32、III:12:07、IV:21:59)。エネルギッシュでありながら、颯爽とした演奏に、今あらためての真の第九像を観る感すらあります。 終楽章冒頭もまさに「プレスト」。しかしすべてのテンポ設定は楽譜に書かれたもので、ここでも不自然さやぎこちなさはまったくありません。エラス=カ サドが、これまでの慣習にとらわれることなく、まっさらな目で緻密に譜面の検証を重ねたうえでの大胆な演奏となっております。「歓喜の歌」と重なる 管弦楽も実にぴちぴちと喜びに満ちており、見事です。管弦楽、ソリスト、合唱すべてが輝かしく混然一体となって炸裂した、実に新鮮なパワーに満ちた、 鮮烈な第九の登場といえましょう。
合唱幻想曲も、ベザインデンホウトのソロの迫真の説得力と迫力に思わず聴き入ってしまいます。器楽とのアンサンブルも絶妙。ふとした表情の変化や、 影から光への移行などを、ベザイデンホウトもエラス=カサドの歌に満ちた統率が光る管弦楽ももらさずとらえており、ベートーヴェンの筆に込められた 創造性が響き渡ります。ベザイデンホウトはこの作品について、「1808年のベートーヴェン自身がピアノ独奏を担当した演奏会は彼にとって大いなる心の 傷だったろう。それは既にかなり進行していた難聴の中での、ある種の白鳥の歌としてこの演奏会に臨んでいたはず。その演奏会では冒頭部分は即興で 演奏されたが、おそらくこれはベートーヴェンがプロのヴィルトゥオーゾ演奏家として演奏したごく最後の記録であろう。ベートーヴェンは聴衆に” これ はヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしての最後の証言となるでしょう。これからはあなた方に純粋に音楽を提供していくことになる” と伝えています。」と述べ ていますが、まさにこの演奏は、天才ベザイデンホウトの、過去の偉大なる天才ピアニストでもあったベートーヴェンへの敬意に満ちたオマージュであり、 同時に腕前の勝負を挑む挑戦状ともいえるような、意欲的な演奏だといえるでしょう。ベザイデンホウトがさらなる飛躍と深化を遂げ、持ち前の音楽性 に加え、力強さも増してきていることを感じる力演です。ブックレットには、ハルモニアムンディ社長のクリスティアン・ジラルダン氏による、「歓喜の歌」 についての興味深い考察も掲載されております。注目盤です! (Ki)


King International
KKC-4222(6CD)
カール・シューリヒト秘蔵ライヴ

■CD 1
(1)ハイドン:交響曲第86番ニ長調
(2)ハイドン:交響曲第104番ニ長調 「ロンドン」
(3)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550

■CD 2
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
(2)交響曲第7番イ長調Op.92


■CD 3
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

■CD 4
(1)メンデルスゾーン:交響曲第4番イタリア」
(2)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(3)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」

■CD 5
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調

■CD 6
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
全て、カール・シューリヒト(指)
■CD 1
北ドイツRSO(1)、シュトゥットガルトRSO(2)、ヘッセンRSO(3)
録音:1961年(1)、1952年9月10日(2)、1963年3月20日(3)(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2391(1,3) (1995.4.21),KICC-2402(2) (1995.8.23)
■CD 2
シュトゥットガルトRSO
録音:1961年3月7日(1)、1952年10月24日(2)(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2393(1995.4.21) (1),KICC-2402(1995.8.23) (2)
■CD 3
フランス国立放送O&cho、マリア・シュターダー(S)、カタリナ・マルティ(A)、ヴァルデマール・クメント(T)、ハインツ・レーフス(Bs)
録音:1954年9月12日 モントルー音楽祭(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2403 (1995.8.23)
■CD 4
シュトゥットガルトRSO
録音:1954年1月28日(1)、1955年9月27日(2)、19」54年5月20日(3)(ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2395 (1995.4.21)(1,2)、KICC-2401 (1995.8.23)(3)
■CD 5
ヘッセンRSO
録音:1959年2月27日 (ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2404 (1995.8.23)
■CD 6
デンマーク国立RSO
録音:1954年9月30日 (ライヴ)
旧CD=セブンシーズKICC-2405 (1995.8.23)
カール・シューリヒト(1880-1967)生誕140年企画。 宇野功芳氏絶賛のハイドン「86番」「ロンドン」から、ヘッセン放送響とのモーツァルト「40番」、パリ音楽院との全集録音を上まわるかシュトゥッ トガルト放送響とのベートーヴェン「1番」「7番」、人間臭ふんぷんで激しい54年モントルーでの「第九」、貴重なメンデルスゾーン「イタリア」、 さらには美演「ジークフリート牧歌」、生々しい名演「死と変容」、そして極めつけのブルックナー「5番」「7番」まで、全11曲。プレミア級の秘蔵 名演ライヴがついにキングインターナショナルから復活します! キングレコードの倉庫に眠っていたイタリア・アフェット(Affetto)制作・提供のテープから、25年ぶりに最新リマスタリング!もともと総じて良 好な音質がさらに鮮明になって甦った、ファン垂涎の秘蔵音源にご期待ください。全曲、1995年にキングレコード(セブンシーズ・レーベル)か ら初発売されたときの宇野功芳氏の演奏解説付きです。 (Ki)
★・・宇野功芳(1995年記)。ブックレットに転載する氏のライナーノーツより抜粋
■CD1

★ハイドン86 番・・アポロ芸術の粋〜シューリヒトのハイドン! 録音年代は1961年、巨匠の81歳の棒であるが、音質がとび切り良く、彼の
芸風が手に取るように分かる。第1楽章のアダージョの序奏が何と晴れやかに始まることだろうか。テンポも速いが、なによりも弱音指定な
のにおどろくほど強く、しかも明るい音色で鳴り始める。その強烈さがいかにもユニークなのだ。・・・ハイドンの「第86番」は名作だけに、
古くはワルター/ロンドン響による超ロマン的な名盤があり、新しくはブリュッヘン/18世紀オケによるフレッシュな名演に恵まれているが、
シューリヒトの前ではさすがの両者も色あせる感じだ。
★ハイドン104番「ロンドン」・・ハイドンの「第104番」最高の名演! シューリヒトはハイドンの「ロンドン」をことのほか得意にしており、以前、フランス国立Oを振った絶妙のライヴが出ていた。 第1楽章の異様に遅いテンポはいつもの彼とは別人であり、そのことにもおどろかされたが、残念ながら廃盤になってしまった。そこへ今回のシュトゥットガルト盤の登場です。前述のレコードは1955年のライヴ、新盤は52年のライヴで、この方が古いにもかかわらず、音質はずっと良く、ファンの喝は一挙に癒された。
★モーツァルト40番・・あの「プラハ」を耳にするとシューリヒトのモーツァルトは次元が違うと思わせるが、「第40番」はちょっと勝手が悪い
ようだ。曲自体ロマンティックな情緒が強く、シューリヒトの芸風になじまないところがある。

■CD2
★ベートーヴェン1番・・清朗無比な「第1」の名演! とくに見事なのは第1楽章であろう。序奏部の8小節、10小節におけるテヌートのつ いた4分音符とつかないそれとの描き分けは、他の指揮者が無視しているだけに、こうでなくては、と思わせるし、主部のアレグロは速いテ ンポと軽快なリズムをこの上なく際立たせつつ、しかも味がうすくならないところが彼ならではだ。スフォルツァンドのなんと生きているこ と! とにかく聴いていて心が浮きうきと弾んで仕方がない。われわれはここで絶好調のシューリヒトの芸術に接しているのです。 ★ベートーヴェン7番・・ハイドン「104番」と同じ年のライヴで、やはりシューリヒトは絶好調であるが、音質は高音がやや鈍く、歪みっぽいの が残念だ。そのためにフィナーレの楽器の彫りが浅くなってしまったが、スケルツォまではパリ音楽院とのスタジオ録音(1957年)をはるかに 上まわる出来ばえといえよう。

■CD3
★シューリヒトの人間臭ふんぷんたる第9! これは1954年9月の放送用ライヴ録音です。シューリヒトは4年後にやはりフランスのオーケ ストラを振って同曲をスタジオ録音しているが、両者のあまりの違いにびっくりしてしまった。もちろんそれは4年の歳月の経過にあるので はなく、ライヴとスタジオ録音の差なのだ。
■CD4
★メンデルスゾーン 4 番「イタリア」・・シューリヒト初の「イタリア」! シューリヒトの「イタリア」というのは珍しい。おそらくディスクとしては初出だと思うが、明らさまではないにせよ、かなりユニークな解釈です。・・第1楽章のすべての細部が、伴奏リズムにしろ、対旋律にしろ、ハーモニーにしろ、おどろくほど息づいています。しかも表面を流れているのはいつもの彼のレガートとイン・テンポの運びであり、いわばシューリヒトの秘密を解き明かすような演奏なのだ。
★ジークフリート牧歌・・美演だ。全曲一分の隙間もなく音がつながってゆく流麗なレガートはシューリヒトの独壇場であるが、例によってその中に内声の意味深い生かし方が光り、なによりも全篇にあふれる愛情の温かさと共感に満ちたニュアンスがすばらしい。
★死と変容・・生々しい有機的な名演〜シューリヒト初のR.シュトラウス! 演奏は実にすばらしい。1954年のライヴだが、音質は生々しく、シューリヒトの表現力が如実に伝わってくる。彼は作曲者が書いた音符の一つひとつの意味を的確に捉えており、序奏部のティンパニの鼓動から命そのものだ。8小節目と9小節目の弦の頭につけられたアクセントがこんなに意味深く生きた演奏を僕は初めて聴く。

■CD5
★フィナーレのすばらしさに圧倒されるシューリヒトの5番! シューリヒトには1963年にウィーン・フィルを振ったライヴの5番がすでに発売ずみであるが、今回のCDはそれより4年前のヘッセンでの実演録音です。両者に優劣をつけるのはむずかしいが、音質は拡がりと豊かさにおいて、わずかにヘッセン盤を上位にしたい。

■CD6
★ライヴならではのシューリヒトの7番! 7番のCDとしては、すでにベルリン・フィルによる1938年のSP復刻盤と、有名なハーグ・ フィルとの1964年盤(ともにスタジオ録音)が出ており、「平均した単純さ」の中にブルックナーの本質を鋭く抉り出した名演であ る。ところが、今回初出の1954年盤はデンマークRSOによるライヴだけにテンポの動きが激しく、エスプレッシーヴォな シューリヒトを満喫することが出来ます。第1楽章は速めのテンポを基本に、ものおじせず歌い抜いており、ハーモニーはむせるよう に豊かだし、セカンド・ヴァイオリンやホルンなどの合いの手が終始生きて語りかける立体感は最高だ。


Treasures
TRE-221(1CDR)
A・ギブソン〜シベリウス&ドヴォルザーク
シベリウス:組曲「クリスティアン2世」
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」*
交響曲第9番「新世界より」*
アレクサンダー・ギブソン(指)
スコティッシュ・ナショナルO、LPO*

録音:1966年頃、1967年1月27-28日*
※音源:英HMV HQS-1070、World Record Club ST-650*
◎収録時間:72:32
“「ケレン味のなさ」が凡庸と同義ではないことを実証する恰好の名演!”
■音源について
ドヴォルザークは、ワールド・レコード・クラブのオリジナル録音。ギブソンは、「謝肉祭」を1959年(Reader's Digest)にも録音していました。

★ギブソンの音楽表現の最大の魅力は「素直さ」だと思います。品良く振る舞おうと か、立派に響かせようなどといった計算を用いずとも、持ち前の感性とセンスで音楽が最 も光るツボを瞬時に察知する能力一本で勝負できた稀有な指揮者だったのではない でしょうか?このタイプの演奏家は、個性と主張に欠けることをオブラートに包んで「ケレン味のない」と形容されることがありますが、ギブソンの場合は一見模範的でありながら、単に凡庸なだけの演奏とは一線を画します。日本ではまともに紹 介されませんでしたが、ステレオ初期からの膨大な録音は、そのいずれにも澄み切 った響きと瑞々しい情感が息づいているので、聴後には全身の血液が浄化さ れたような清々しさを覚えることもしばしば。
 そんなギブソンが再現する「謝肉祭」は、単なる喧騒に陥らないのは言うまでも ありません。瑞々しさの点では小澤&サンフランシスコ盤が忘れられませんが、ギブソ ンは更にテクスチュアの透明さと風格美で優ります。タンバリンが明確に打ち込まれるのも痛快。第2主題も決して表面的ではなく、真に身を焦がすような節回し。 中間部は、静謐美の中にも意外なほど深い呼吸が脈打つ点にご注目を。5:56から のチューバの唸りのリアルさは比類なし。コーダは安易な加速に走らず、音楽を芯から着実に加熱させるので、音楽がしっかり体内に根付いたような満足感を得られることでしょう。
 「新世界」も声部の見通しが効いた清潔な音彩感覚が冴え渡る名演。第1楽章だけでもひしひしと伝わるのは、オケの各奏者の本気度!伸び伸びと各自の音楽を奏でているようでいて、気づくとギブソンの導く方向へ突き進んでいるかのよう。
 第2楽章後半(8:28〜)では、ハーモニーが澄み渡っているだけでなく、破格のバランス力も発揮。この高揚感の中で響きがズブズブになる例がいかに多いことか。
 終楽章では、どんな名指揮者でもちょっとした瞬間に響きが平板になったり、音楽の骨格が脆弱になったりするものですが、その危険性がここでは皆無。また、特に4:28あたりからは主題の回想が頻出するせいか緊張が緩みがちですが、その回想のたびに微妙に色彩を変えて淀みを回避しているのは流石という他ありません。もちろんそこには少しのあざとさもなく、これぞ指揮者の矜持と言うべきでしょう 。また、8:55からの盛り上がりでは、高揚の到達が曖昧なことが多い中、ここでは盤石の着地を果たしているのもお聴き逃しなく。 【湧々堂】

RICCARDO MUTI MUSIC
RMM-2020DVD4
(4DVD)
リッカルト・ムーティ〜コンサート&リハーサル
■DVD1-リハーサル
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
■DVD2-リハーサル
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
■DVD3-コンサート
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
■DVD4-特典
リッカルド・ムーティによるベートーヴェン「ハイリゲンシュタットの遺書」の朗読
ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレO(ケルビーニ青年O)
リッカルド・ムーティ(指)

収録:2016年 ピアチェンツァ市立劇場
画 面:16:9, N T S C
音声:PCMステレオ
言語:イタリア語
字幕:英語、リージョン:A l l
現代の巨匠リッカルド・ムーティ。2004年に自らが創立したユース・オーケストラ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレOとのリハーサル&コン サート映像。名門オーケストラを指揮するような緊張感ではなく、演奏をすることを楽しむように、生き生きと音楽を若い演奏家たちと作り上げています。プ ログラムは、ベートーヴェン、チャイコフスキーといった、ムーティの音楽を感じ取れるプログラム。 幻想序曲『ロメオとジュリエット』。チャイコフスキーがシェイクスピアの「ロメオとジュリエット」を題材に描き上げた作品。チャイコフスキーらしい憂いのあ るロマンティシズムの中に、力強さを感じるドラマティックな演奏を聴かせてくれています。 そしてベートーヴェンの交響曲第5番。シカゴ響との来日公演でも演奏している演目ですが、その時はまさに巨匠の風格といった演奏が披露されました が、今回はフレッシュな音楽家たちとの音楽作りということで、大胆かつ明快な演奏を聴かせてくれます。入念なリハーサルを経て、本番に挑む若手音楽家た ちが、ムーティの要求に応えようと食らいついていく、渾身の熱演と言えるでしょう。 (Ki)

BIS
BISSA-2367(1SACD)
ヴォーン=ウィリアムズ&フィンジ
(1)ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
(2)フィンジ:クラリネットと弦楽のための協奏曲(1948-49)
マイケル・コリンズ((1)(2)(指)、(2)Cl)、
フィルハーモニアO、
ファブリツィオ・ファラスカ(コンサートマスター)
【使用楽器:Yamaha Vmaster SE Artist】

録音:2019年7月/ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2015年に大英帝国五等勲爵士を受章したクラリネット奏者、指揮者のマイケル・コリンズがフィルハーモニアOとの共演で母 国の作曲家ヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番とフィンジのクラリネット協奏曲を録音しました!
コリンズは8歳でクラリネットをはじめ、16歳のときにBBCヤング・ミュージシャン・オブ・イヤーを受賞。さらにニューヨークのコンサート・アーティスツ・ギ ルド・コンクールで優勝しカーネギーホール・デビューを飾った逸材です。故ジュゼッペ・シノーポリ率いるフィルハーモニアOの首席クラリネット奏者 を長年務めた一方、ソリストとしても活躍。現在は指揮者としてもその活躍の場を広げております。
シベリウスに献呈されたヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番は、戦中の1938年から1943年にかけて作曲され、初演は1943年6月24日にロイヤル・ア ルバート・ホールにてヴォーン=ウィリアムズ(指)ロンドンPOによって行われました。ヴォーン=ウィリアムズの交響曲の中で最も編 成が小さいこの作品は同時期に作曲を進めていた歌劇「天路歴程」と共通の素材が多用されています。
一方、声楽曲が有名なフィンジ。フィンジの数少ない器楽作品の中には、クラリネットのための協奏曲があり、最も声楽的な楽器であるクラリネットに美しい 旋律をのせました。鬼才マイケル・コリンズが気心の知れたフィルハーモニアOとともに吹き振りを披露しております。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0562(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第5集
交響曲第2番(1984)
交響曲第6番(2001)*
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO
プロヴディフPO*

録音:1985年10月5,6日 ブルガリア国立放送 第1スタジオ、ソフィア、2002年1月25-28日 プロヴディフ・フィルハーモニック ホール*
世界初録音
指揮者として世界で活躍するブルガリア出身のエミール・タバコフ(1947-)は、日本へも自国やトルコのオーケストラと共 に訪れ、オーケストラ・アンサンブル金沢などでは自作のコントラバス協奏曲を演奏するなど日本でも馴染みのある存在 です。作曲家としても9つの交響曲をはじめ、様々な作品を世に出しています。作品の多くは大規模で人間の暗い側 面に光を当てる厳かな作風が特徴です。ここに収録された「交響曲第2番」は2つの楽章から成り、第2楽章の野性的 で足を踏み鳴らすような騒々しさは、第1楽章で悲しみに打ちひしがれ、蓄積されたエネルギーの解放のようです。「交 響曲第6番」は4楽章から成り、ショスタコーヴィチ中期の作品のような荒涼とした悲劇的な世界観が広がります。
TOCCATA
TOCC-0462(1CD)
NX-B03
ロブ・キーリー(1960-):管弦楽作品集
交響曲第2番(1996)
フルート協奏曲(2017)
2つのオーボエ、コーラングレと弦楽の三重協奏曲(2014)
オーケストラのための変奏曲(2019)
サラ・デブリュレ(Fl)
ジェイムズ・ターンブル(Ob)
マイケル・スルマン(Ob)
パトリック・フラナガン(コーラングレ)
ポール・マン(指)
マラガPO、リエパーヤSO

録音:2018年10月15-19日、2020年1月27-28日
世界初録音
1960年生まれの南ウェールズ出身の作曲家、ロバート(ロブ)・キーリー(1960-)は幼い頃からロンドンの音楽的な 生活に親しみ、様々なジャンルから影響を受けてきました。彼の「交響曲第2番」は尖った所もありつつも牧歌的な作 品で、時折、ストラヴィンスキーの鋭角的なメロディやティペットのようなの浮遊するリズムが聴こえてきます。「フルート協 奏曲」ではフランス流の新古典主義への傾倒をあっさりと告白しており、三重奏曲では、テレマンのテイストがあることも 明らかにしています。また、彼の最近の交響楽作品では、“敬愛するエルガー”の「エニグマ変奏曲」がモデルとなっている ことも公表しています。キーリーはこういった直接的な刺激を取り入れながら独自の作品に昇華させ、見事な音楽語法 を創り出し、明確さと軽めのタッチ、ダンスやユーモアへの関心を示しています。「オーケストラのための変奏曲」は、実はこ のアルバムの他の曲の録音修了後にスペイン南部のマラガで完成され、ヨーロッパの反対側のリエパーヤで録音し、急 遽、追加収録したとのことです。


WEITBLICK
SSS-0242(3CD)
レーグナー/シューベルト秘蔵名演集
(1)交響曲第2番変ロ長調D.125
(2)交響曲第6番ハ長調D.589
(3)交響曲第8番「未完成」
(4)交響曲第9番「ザ・グレート」
(5)序曲ニ長調D.556/(6)序曲ホ短調D.648
(7)序曲変ロ長調D.470
(8)5 つのメヌエットと5つのドイツ舞曲(弦楽合奏版)D.89
(9)6つのドイツ舞曲D.820(ウェーベルン編)
ハインツ・レーグナー(指)
ベルリンRSO

録音:(1)1978年9月24日ベルリンドイツ民主共和国宮殿ライヴ
(2)1973年10月16,17日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音
(3)1991年11月10日ベルリン・シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)、ライヴ
(4)1978年1月28日ベルリンドイツ民主共和国宮殿ライヴ
(5)1973年12月10日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音)
(6)1973年9月28日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音)
(7)1973年10月15日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音)
(8)1973年12月11,12日ベルリン放送大ホール1スタジオ録音
(9)1990 年5 月27 日ベルリン・シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)、ライヴ
レーグナーの芸風にぴったりと思われるシューベルトですが、実際は「ザ・グレート」とワインガルトナー編曲の交響曲第7 番のスタジオ録音が遺される程度というのが現実です。長年の渇きを癒す名演集が一挙に登場。いずれも手兵のベルリン放送 SO(旧東)を駆使したもの。旧東ドイツ時代の録音技術の高さにも納得です。ブルックナー演奏で見せた基本快速で軽 快。木管を自由に飛翔させて、叙情性を追求。しかし過度の泣き節にはならないところに巨匠の知性と鋭さがあります。 交響曲第2 番はミュンシュ、ベーム、プレートルも好んだ名曲で初期とはいえ立派なロマン派の作品。第6 番は「小ハ長調」 などと称されることもありますが、これまた威風堂々たる構えを見せます。「未完成」は東西統一後のライヴ。こちらは遅いテン ポで深刻そのものの表情を見せます。「ザ・グレート」はレーグナーの二面性を存分に発揮した快演。リズム感と語り口の巧さ には脱帽。スタジオ収録の序曲集も珍しい録音となります。シューベルトが作曲家として脂が乗ってきた頃の作品、交響曲と の密接な関連性があります。“弦楽四重奏のための 5 つのメヌエットと5つのドイツ舞曲 D.89“を弦楽合奏で聞けるのも嬉し い限り、微に入り細を穿つ巨匠の至芸です。そしてウェーベルン編曲の「ドイツ舞曲」が白眉!どうしてここまで切なく哀しく 演奏できるのか!というほどの名演です。相場ひろ氏による書下ろしライナーノート付(英訳あり)。

C Major
80-2808(DVD)

KKC-9570(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価

80-2904(Bluray)
KKC-9569(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
マーラー:交響曲第2番「復活」 グスターヴォ・ドゥダメル(指)ミュンヘンPO
チェン・ライス(S)
タマーラ・マンフォード(Ms)
カタルーニャcho、
カタルーニャ音楽堂室内cho

収録:2019年6月27日 カタルーニャ音楽堂、バルセロナ(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC.16:9
音声:PCMステレオ、DTS 5.1
原語:ドイツ語
字幕:英仏西韓,日本語
リージョン:All、91分
◆Bluray
画面:1080i.16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA 5.1
原語:ドイツ語
字幕:英仏西韓,日本語
リージョン:All、91分
20 世紀初頭に建築されたバルセロナのカタルーニャ音楽堂で行われた、グスターヴォ・ドゥダメル(指)ミュンヘンPOによるマー ラー「復活」の映像。 祖国ベネズエラの「エル・システマ」の出身で、2009 年よりロス・フィルの音楽監督に就任、今や世界中の超一流オーケストラを指揮するドゥダメル。今 年 2020 年 6 月末には、ベルリン・フィルと来日して、この「復活」を演奏予定でした。ドゥダメルにとってマーラーの交響曲は、10 代の頃より頻繁に指 揮をしてきた作品であり、この演奏でも完全に手中に収めているのが良くわかります。豊かな緩急、程よく抑制されたドゥダメルの巧みな指揮により、ミュ ンヘン・フィルの力強い音色が際立ちます。何といっても白眉は第 5 楽章。オーケストラ、独唱、合唱が見事にかみ合い、勢いのある演奏が展開されてい ます。ソプラノのチェン・ライス、メゾソプラノのタマーラ・マンフォードの独唱の二人も素晴らしく、安定した歌唱と声量、そして説得力はピカイチです。 地元の合唱団、カタルーニャ合唱団  カタルーニャ音楽堂室内合唱の見事なハーモニーも必聴。 ドゥダメルのスター性を改めて実感する、見事な統率力で圧倒的な演奏を聴かせてくれます、 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2220(1CD)
フルトヴェングラー生誕80年記念放送(旧東ドイツ放送局、1966年1月25日)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1944年10月7日ベルリン、ベートーヴェンザール
使用音源:Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
フルトヴェングラーが振ったブルックナーの交響曲第9番は、1944年10月に演奏されたベルリン・フィルとのものが唯一知られています。今回、当 CDで復刻に使用したテープは1966年1月25日、旧東ドイツ放送局(Deutschlandsender DDR)より “フルトヴェングラー生誕80年記念” として 放送されたものを使用しています(アナウンス付き)。伝えられるところによりますと、当時西ベルリン在住だった人物が旧東ドイツ放送局に出向き、その 場でテープ(2トラック、19センチ、オープンリール)にコピーし、持ち帰ったそうです。演奏内容については、今さら繰り返すまでもありませんが、放 送された当時、どれだけの数の人がラジオに耳を傾け、そして、どんな気持で聴いていたのか、それらを想像しただけでもワクワクしてきます。また、既 存盤と比較すると、中低域のしっかりした、雰囲気の豊かな音場で再現されるのも魅力です。いずれにせよ、フルトヴェングラー・コレクターにとっては 見逃せない珍品と言えるでしょう。(平林直哉)

C Major
75-6408(DVD)
ドキュメンタリー『ベートーヴェン「第9」〜世界の交響曲』 テオドール・クルレンツィス、タン・ドゥン、ガブリエル・プロコフィエフ、佐渡裕、アルマン・ディアンゲンダ、ポール・ウィテッカー、イサーク・カラブチェフスキー

画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ
言 語:独 、英
字 幕:独 、英
リージョン:All、92分
なぜベートーヴェンの「第9」は、世界中の人々を魅了するのでしょう。クラシック音楽の中でも、もっとも有名な作品の一つであり、世界中で演奏さ れています。日本では、年末の風物詩となっているだけではなく、プロ・アマ問わず演奏され愛されている楽曲です。 このドキュメンタリーは、世界中で親しまれるこの楽曲の魅力と秘密にさまざまな角度から迫っています。映像の中では、今やクラシック界を席巻し、飛 ぶ鳥を落とす勢いの指揮者テオドール・クルレンツィスと彼が率いるムジカエテルナによる「第9」の演奏映像も含まれています。そして「第9」にインス パイアされて書かれたタン・ドゥンの新曲の制作について。コンゴ民主共和国の首都キンシャサを拠点に活動するキンバンギストSOによる「第9」。 ブラジルのファヴェーラ(貧民街)を訪れ演奏し、路上で暮らす人々の生活を音楽で助けます。また自身も聴覚障害をもつ打楽器奏者ポール・ウィテッカー が、アクセシブルに音楽を届ける姿や、プロコフィエフの孫でイギリスでDJとして活躍するガブリエル・プロコフィエフによる「第9」リミックス、さらに は日本の佐渡裕による「1万人の第九」など、世界各国の人々が、それぞれに「第9」を愛し楽しむ様子をドラマティックにとらえています。 (Ki)

SWR music
SWR-19093C(1CD)
NX-B06
ドヴォルザーク:交響曲全集Vol.5
交響曲第6番ニ長調 Op. 60 B112
歌劇「いたずら農夫」序曲 Op. 37 B67
歌劇「ヴァンダ」序曲 Op. 25 B25
序曲「フス教徒」 Op. 67 B132
ピエタリ・インキネン(指)
ドイツ放送PO

録音:2019年3月11-19日 ザールラント放送大ホール
前半3枚を指揮したチチョンより、前回からインキネンがが引き継ぎ、いよいよ傑作 揃いの後半に入ります。この第6番はドヴォルザークが40歳を目前に作り上げており、ブラームス、特にその交響曲第2番の影響を強く受けて いるとされています。明るく充実した内容を持ち、中でも舞曲的性格のスケルツォ楽章の出来栄えは、あとに続く3曲に引けを取らないもの。 初めて出版された彼の交響曲であったため、以前は「第1番」とされていました。躍動的な作風はインキネンの面目躍如といえ、ドイツ放送フィ ルをぐいぐいと引っ張り、その魅力を十二分に引き出しています。併せて収録されたのは、11作も残しながら不遇とも言える扱いを受けている ドヴォルザークの歌劇からの序曲2つと、フス教徒を扱った演劇のための音楽として誕生し、現在では演奏会用序曲として高い人気を誇る「フ ス教徒」。 大きな期待を背負ったインキネンのバイロイト音楽祭デビューが、新型コロナウイルス禍により2022年に延期される見込みとなった中でのリ リースではありますが、その実力のほどを実感させてくれる素晴らしいアルバムといえるでしょう。

GRAND SLAM
GS-2210(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1949年10月18日/ベルリン・ダーレム、ゲマインデハウス(放送用録音)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
フルトヴェングラーのブルックナー録音の中では最も音質が良いと言われるもので、HMV/EMI系の音源と同一です。当シリーズではGS-2022(フラ ンスHMV FALP852/FALPS853、LPレコードより復刻/2007年)に続いて二度目の復刻となります。今回は2トラック、38センチのオープンリー ル・テープを使用し、この演奏の最終形を目ざしました。 なお、当録音はベルリン・フィルが戦後、リハーサルおよび放送録音用として使用していたベルリン・ダーレム地区のゲマインデハウス(教会施設)で行 われています。収録はその施設のグローサーザール(大ホール)にて行われていましたが、解説書にはその内部の写真を掲載しています。当会場の内部 の写真は、あまり見かけることはないと思います。(平林直哉) (Ki)

BOMBA PITER
CDMAN-612-16(1CD)
アントン・グルイズロフ (1968-):交響曲第1番「戦争と愛」 プラハRSO員
ジュリアス・ペンソン・ウィリアムズ(指)

録音:2015年10月、プラハ、チェコ
アメリカ合衆国ボストンのバークリー音楽大学を卒業し、映画音楽の作曲家として活躍しているアントン・グルイズロフが書き上げた最初の交響曲。

Goodies
78CDR-3797(1CDR)
ハイドン:交響曲第96番ニ長調「奇跡」 ブルーノ・ワルター(指)VPO

米 RCA VICTOR 13856/8(英HMV DB3282/4と同一録音)
(1937年5月5日ウィーン、ムジークフェライン録音)
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテル ン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年ハ ンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラー と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、 ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOなどの楽長、 音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮した。1938 年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると、迫害を避けてアメリカに逃 れた。この録音はウィーン・ムジークフェラインの美しい残響をを伴ったオー ケストラの音色が楽しめる。 ワルターとウィーン・フィルの演奏はこのシリーズでハイドン:「軍隊」 (78CDR-3554)、モーツァルト:「ジュピター」(78CDR-3611)、ベートーヴェン: 「田園」(78CDR-3371)、ブラームス:交響曲第3番(78CDR-3733)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

ORF
CD-3236(2CD)
クアジ・ウナ・ファンタジア(幻想曲風に)
(1)クリストフ・エーレンフェルナー(b.1975):クアジ・ウナ・ファンタジア
(2)トリスタン・シュルツェ(b.1964):ヴァイオリン協奏曲
(3)アイネム(1918-19):セレナーデ〜二重弦楽オーケストラの為の
(4)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調KV.364
(5)モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV.550
ヴァヒド・カデム=ミサーク(指&(1)(2)(4)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(1)ラースロー・フェニェー(Vc)
(4)トーマス・セルディツ(Va)

録音:2018〜19年
ヴァイオリニスト、ヴァヒド・カデム・ミサークが音楽監督を勤めるアカデミア・アレグ ロ・ヴィーヴォは1979 年の創立から40 周年を迎えた室内オーケストラでバロックから 現代まで幅広いレパートリーを持つ。このディスクではゴットフリート・フォン・アイネム の比較的初期の作品でストラヴィンスキーの新古典主義期の影響が感じられる美し い「セレナード」、モーツァルトの協奏交響曲と第40 番の本場ウィーン情緒たっぷりの 演奏が聴きもの。

Forgotten Records
fr-1661(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲*
グノー:「ファウスト」第5幕〜バレエ音楽#
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」第3幕〜バッカナール#
ヨネル・ペルレア指揮
バンベルクSO*、
ウィーン・プロ・ムジカO#

録音:1958年6月8日(ステレオ)*
1956年(モノラル)#
※音源:Vox STPL 511.090、PL 9550 #他
Forgotten Records
fr-1662(1CDR)
ラインスドルフ/モーツァルト:交響曲集
第35番二長調 K.385 「ハフナー」*
第40番ト短調 K.550 #
第41番「ジュピター」+
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ロチェスターPO

録音:1953年3月23日*、1953年4月3日#、1954年3月24日+、
※音源:Columbia RL-3103 他
Forgotten Records
fr-1664(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」*
シューベルト:「ロザムンデ」〜序曲/関奏曲第2番バレエ音楽第2番
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ロチェスターPO

録音:1953年4月2日-3日*、1954年4月2日
※音源:Columbia RL-3069 *、 RL-3102 他
Forgotten Records
fr-1665(2CDR)
ケルビーニ:歌劇「メデア」序曲
ヒンデミット:チェロ協奏曲
ブルックナー:交響曲第7番
アルド・パリゾ(Vc)
パウル・ヒンデミット(指)NYO

録音:1960年2月27日、カーネギー・ホール・ライヴ
Forgotten Records
fr-1674(1CDR)
ゴロワーノフのグラズノフ
交響曲第5番変ロ長調 Op.55 *
交響曲第6番ハ短調 Op.58 #
ニコライ・ゴロワーノフ(指)
ソヴィエト国立放送SO

録音:1947年頃*、1948年#
※音源:Melodiya D-0387/88 *、D-0727/28 #
Forgotten Records
fr-1684(1CDR)
ローベルト・ヘーガー
シューベルト:交響曲第9番「グレート」*
ベートーヴェン:「エグモント」序曲#
ローベルト・ヘーガー指揮(*/#)
バンベルクSO*、ミュンヘンPO#

録音:1950年頃、バイエルン放送*
※音源:Mercury MG 10075 * 、MG 15002 #


Profil
PH-19014(10CD)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン録音集
■Disc 1
マーラー:交響曲第3番より第1‐5楽章
■Disc 2
(1) マーラー:交響曲第3番より第6楽章(つづき)
(2) 同:交響曲第1番「巨人」
■Disc 3
ブルックナー:交響曲第8番(1890年版)
■Disc 4
(1)ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
(2)R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
(3)ブルッフ:スコットランド幻想曲
■Disc 5
(1) ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
(2) シェーンベルク:淨夜Op.4
(3) 同:室内交響曲Op.9
■Disc 6

(1) ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
(2) 同:左手の為の協奏曲
(3) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
■Disc 7
(1) ヤナーチェク:シンフォニエッタ
(2) 同:タラス・ブーリバ(全3曲)
(3) ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲
(4) 同:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
■Disc 8
(1) ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(2) マーラー:亡き子をしのぶ歌(全5曲)
■Disc 9
(1) ワーグナー:ファウスト序曲
(2) リスト:ファウスト交響曲
■Disc 10
(1) ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2) R・シュトラウス:交響詩「死と変容」
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
Disc1, Disc2の(1);ヘレン・ワッツ(C.A)、ハイゲート・スクール児童cho、LSO、同cho(1961年ライヴ)
Disc2の(2);ウィーンSO(1953年録音)
Disc3;ウィーン・プロムジカO(1954年録音)
Disc4;フランス国立RSO(1954年録音)(1)、バンベルクSO(1954年録音)(2)、ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ロンドンSO(1962年ステレオ録音)(3)
Disc5;バーデン・バーデン南西ドイツRSO(1956年ステレオ録音)
Disc6;ヴラド・ペルルミュテール(P)、コンセール・コロンヌO(1)(2)、イヴリー・ギトリス(Vn)、ウィーン・プロムジカO(1955年録音)(3)
Disc7;ウィーン・プロムジカO(1956年録音)(1)(2)、バンベルクSO(1954年録音)(3)(4)
Disc8;クラウディオ・アラウ(P)、フランス国立放送O(1962年ライヴ)(1)、ハインリヒ・レーケンパー(Br)、ベルリン国立歌劇場O(1928年録音)(2)
Disc9;フェルディナンド・コッホ(T)(2)、バーデン・バーデン南西ドイツRSO、cho(2)(1956年ステレオ録音)
Disc10;ウィーン・プロムジカO(1955年録音)(1)、バンベルクSO(1954年録音)(2)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(1898‐1973)はウクライナ出身の大指揮者。11歳の時家族とウィーンに移り、長じてベルリンでフルトヴェングラーの 助手となりました。1940年にナチスの台頭を避けアメリカへ渡り、そこを拠点にして国際的な活躍をしました。
ホーレンシュタインはマーラーやブルックナーの交響曲をブームになるはるか以前から積極的に採りあげ、それらの録音は今日でも決定盤とされていま す。また同時代作品にも熱心で、シェーンベルクやヒンデミット、バルトークにも鋭敏な感覚を示しています。今回ホーレンシュタインの名演を10枚組で 驚きの価格にてご提供致します。
嬉しいのがオイストラフ、ペルルミュテール、ギトリス、アラウを独奏者に迎えての協奏曲。彼らの名人芸を発揮させながら、恰幅の良いオーケストラ の響きで万全のバックを支えています。10枚組で驚くべき価格。超お買い得です。 (Ki)

Chandos
CHAN-20172(1CD)
イシュムラトフ:交響曲 「古代の砦の遺跡にて」
序曲 「青春(Youth)」 Op.50
序曲 「マースレニッツァ(Maslenitsa)」 Op.36
交響曲 イ短調 「古代の砦の遺跡にて(On the Ruins of an Ancient Fort)」 Op.55 (全曲世界初録音)
ジャン=フィリップ・トランブレ(指)、
フランコフォニーO

録音:2019年8月5日−8日、オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール(モントリオール、カナダ)
アイラット・イシュムラトフ(b.1973)は、タタールスタン共和国出身の若きロシア系カナダ人作曲家。モントリオールのクレズマー・バンド「Kleztory」のクラリネット奏者や指揮者、教育者としても活動しています。?ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ラフマニノフ、チャイコフスキーらの影響を受け、その豊かな音楽遺産を進化させてきたというイシュムラトフの管弦楽作品集。
エフゲニー・ブシュコフ指揮ベラルーシ国立室内Oによって録音された第1巻(CHAN 20141)に続く第2巻は、カナダの若手有力指揮者ジャン=フィリップ・トランブレと、トランブレが2001年に設立したフランコフォニーOが2017年に初演された交響曲「古代の砦の遺跡にて(On the Ruins of an Ancient Fort)」と、2つの演奏会用序曲を演奏。「Youth」は、フランコフォニー管の創設15周年記念として2016年に作曲された祝祭的な序曲。3曲とも世界初録音で、ドラマティックなオーケストラのサウンド、大胆な色彩で描写的に描かれたイシュムラトフの魅力が満載です。


Treasures
TRT-015(1CDR)
サージェント/ショスタコーヴィチ&チャイコフスキー
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
チャイコフスキー:交響曲第5番*
マルコム・サージェント(指)LSO

録音:1959年10月27年、1959年5月20日&6月3日*(共にステレオ)
※音源:米EVEREST_SDBR-3054、日Victor_SRANK-5507*
◎収録時間:71:06
■音源について
サージェントが遺したショスタコーヴィチのセッション録音はこれが唯一。チャイコフスキーは、1955年に続く2回目の録音。ジョン・ハントのディスコグラフィでは1960年の録音と記されていますが、これは初出年と思われるので、ここではショスタコーヴィチ共々、マイケル・グレイ氏のディスコグラフィの表記に従っています。

この「チャイ5」の演奏は、粗悪プレスによる米LPの音で初めて知りました。世間にCDメディアが出現して間もなくCD化され、クリアに刷新された音による新たな発見を期待したのですが、結果は、サージェントは「汚い音を出す人」と印象付けただけ。しかも、シルヴェストリやバティスのように表現欲が旺盛過ぎて、感覚的な美感が後退したのとは違い、ただ「無意味に汚い」としか思えず、もしかしたら、その背後には表面化していない魅力が隠されているのではないか?と妄想するしかありませんでした。
 そして出会ったのが、この良質LPの復刻盤。聴いて驚いたのは、汚いと感じていた音色がむしろ研ぎ出しの木のような素朴さとして伝わり、そこにサージェントのどこかに気の置けない人間臭さとひたむきさが加味されていること。スケール感もあり、心からの歌もあり、色彩的にも独自のカラーで一貫。第2楽章ラストなど徹底して楷書風ですが、真のリリシズムに溢れていて、単に「無意味」と一蹴することはできないという思いに至りました。
 ただどうしても解せないのは、必然性皆無の大幅なカット!同じく展開部にカットを施した他の例(ケンペン、セル=ケルン放送響,等)と異なり、サージェントはやや短いカットに止めてはいますが、緊張感が緩いせいもあって、接続部分の連動が不自然なことは否めません。しかも大胆にも、471小節の全休止後、運命動機の再現を18小節に渡ってごっそりカットするメンゲルベルク版まで持ち込んでいますが、これもメンゲルベルクの強烈な確信力には遠く及びません。
 こうしたカットの問題もなく、作品の性格からも、サージェントの「緩さ」がむしろ味となっているのがショスタコーヴィチ。第1楽章のゆったりとしたテンポ感が素っ頓狂な雰囲気を醸し出し、第2,4楽章も暗い陰影や深刻さよりも滑らかなフレージングを重視し、他にはない後味を残します。
 サージェントは、プロムスの名物男として聴衆の絶大な人気を集めていたとは裏腹に、オケからは二流の烙印を押され、ビーチャムの後任のロイヤル・フィルのシェフ候補として彼の名が挙がったときも、そうなったら辞めると言った団員が続出したとか。サーの称号を授かりながらそのような扱いをされた彼の真の芸風は、もしかしたら英国以外のオケとの共演なら何か見えてくるかもしれません。オケから好かれている指揮者が必ずしも良い指揮者というわけではないのですから。【湧々堂】
 →「チャイ5」の詳細レヴュー

オクタヴィア
OVCL-00724(1SACD)
2020年5月27日発売
グラズノフ:交響曲第4番変ホ長調 作品48
交響曲第5番変ロ長調 作品55
アレクサンドル・ラザレフ(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2016年11月25-26日(第5番)、2017年10月27-28日(第4番) 東京・サントリーホール・ライヴ
熱狂的な人気を誇るラザレフ&日本フィル。ショスタコーヴィチに続いて、グラズノフの交 響曲シリーズがスタートします。当盤では、2016年録音の「第5番」と2017年録音の「第4 番」の交響曲を収録しました。 それぞれの楽器の音色が美しく溶け合い、色鮮やかなグラズノフの世界を形作ります。生 きいきとしたサウンドは、これまで築き上げたラザレフと日本フィルの絆による完璧な調和 をもって、クライマックスへ一気に突き進みます。(オクタヴィア)

ギュンター・ヴァント〜不滅の名盤
Altus
PALTSA-005(2SACD)
ギュンター・ヴァント〜不滅の名盤[3]
ベルリン・ドイツSO編/ベートーヴェン

■Disc1
(1)交響曲第1番ハ長調
(2)交響曲第3番変ホ長調「英雄」
■Disc2
(3)交響曲第4番変ロ長調
(4)序曲「コリオラン」
(5)序曲「エグモント」
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1994年2月15日(1)(2)、1996年4月9日(3)、1994年11月28日(4)(5)/
ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ヴァントを語る上で外せない至高のベートーヴェンを収録。第1・3番は同日のライヴで、1番から実に力強く引き締まった彫刻のような響き。「英雄」ではその音作 りが更なる深化を生み、圧倒的な音の建造物となって聴き手の前に立ち現れます。葬送行進曲でのティンパニの淀みない強打は崇高すぎて恐ろしいほど。完成され た確固たる解釈を軸としながらもライヴならではの感興を活かし、より大きな次元に進み行く姿勢も感じられる、ヴァント90年代を代表する偉大な演奏です。
まさしく、これだ、と思った。ギュンター・ヴァントが1996 年にベルリン・ドイツ響を振った、ベートーヴェンの交響曲第4番を聴いたときのことです。ドイツでの ライヴ演奏を紹介するFM 番組で、その演奏は放送された。その繊細さ極まる音楽に、すっかり心を奪われてしまった。(中略)このベルリン・ドイツ響とのベートー ヴェンには、「完璧」なチクルスにはない、自然な呼吸感がある。風通しの良さがある。オーケストラが過剰に反応し、よりスタティックなまでに立体的な響きを作り出 したかと思えば、アンサンブルからおのずと湧き出る高揚感をそのまま伝えるところもある。そうしたムラのようなものまで、とても心地良く感じられる懐の深さがあ る。(音楽評論家 鈴木淳史)
Altus
PALTSA-007(2SACD)
ギュンター・ヴァント〜不滅の名盤[4]
ベルリン・ドイツSO編/ベートーヴェン

■Disc1
(1)交響曲第6番ヘ長調「田園」
(2)交響曲第5番ハ短調「運命」
■Disc2
(3)交響曲第6番ヘ長調「田園」
(4)交響曲第5番ハ短調「運命」
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1992年10月26日(1)、1992年11月2日(2)、1994年11月1・2日(3)(4)/ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) 
★ヴァントを語る上で外せない至高のベートーヴェンを収録。92年と94年、2種類の「田園」「運命」ライヴが聴けます。基本的に同じ解釈ですが92年はコントロー ルされた演奏の完成形と言え、突き詰めた厳しさが支配しています。一方94年は自由度が増し、おおらかな演奏へとシフトしつつあるヴァントの音楽性の変化が感 じられます。その違いは小さくとも重大なポイントで聴き比べると興味が尽きません。完璧な造形美を持った92年の「運命」、しなやかな流麗さがたまらない94年の 「田園」。いずれの年も甲乙つけがたい魅力があり、ヴァントならではの極意が詰まった名演と言えるでしょう。
1992 年の「運命」は、冒頭楽章から縦の線がぴしっと整えられ、精緻かつ剛毅な印象を与えます。フィナーレでも、踏みしめるようなリズムが前面に出てくる。これが 1994 年の演奏になると、より細部は精密さを増しているにも関らず、縦に加えて横への流れの意識が強くなります。フィナーレでも、デュナーミクの幅が広くなり、より 自然な高揚感を導く。1994 年録音の横への意識は、第6番「田園」でよりクリアになります。その一方、第4楽章の嵐の場面は、1992 年版よりもテンポが速く、さらに立 体的なバランスを実現しています。アンサンブルも成熟しているのだ。また、終楽章のコーダ直前、第1主題がピアニシモで弦楽器に登場する部分では、より情感が込 められた表情をみせる。(音楽評論家 鈴木淳史)

TOCCATA
TOCC-0445(1CD)
NX-B03
スティーヴ・エルコック(1957-):管弦楽作品集 第2集
Incubus インキュバス Op. 28(2017)
Haven:バッハの主題による幻想曲 Op. 4(1995/2011-17改訂)
交響曲第5番Op. 21(2014)
アンドレイ・ロパティン(Vn)
グリゴリー・ヴェヴェル(Cl)
エフゲニー・プラクシン(Hrn)
ドミトリー・ヴァシリエフ(指)
シベリアSO

録音:2019年7月8-12日
世界初録音
英国の作曲家スティーヴ・エルコック(1957-)の作品集。第1集(TOCC-400)には「交響曲第3番」など、感情の起 伏が激しい3つの作品が収録されていましたが、第2集でも、個性的な作品を聴くことができます。彼自身の弦楽四重 奏曲「Night after Night」に基づく、眠ることの恐怖を描いた交響詩「インキュバス」、バッハのパルティータ第1番「サ ラバンド」による「Haven」、ベートーヴェンの“第5交響曲”をモデルに、新たなモデルを創り上げた「第5交響曲」。どの曲 も力強く緊張感に満ちています。

Forgotten Records
fr-1748(1CDR)
プレヴィターリのメンデルスゾーン
交響曲第3番「スコットランド」
序曲「静かな海と楽しい航海」*
フェルナンド・プレヴィターリ(指)
ロイヤルPO

録音:1956年10月11日、13日、18日、20日*
※音源:MHM ALP-1569
Forgotten Records
fr-1756(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」*
シューベルト:交響曲第8番「未完成」#
チャールズ・アドラー(指)
ウィーン楽友協会O

録音:1957年ウィーン
※音源:Bertelsmann 8087 *、 8090 #
Forgotten Records
fr-1654(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲*
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」#
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1958年#、1959年*、(共にステレオ)
※音源:Vanguard SRV-120-SD *、SRV-117 #
Forgotten Records
fr-1659(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92 *
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ロチェスターPO

録音:1955年3月21日*、1954年3月24日
※音源:Columbia RL-6622*、 RL-3102

Guild
GMCD-7824(1CD)
キャリン・ユマ:ピアノとオーケストラのための「交響的協奏曲」
交響曲第1番「カルパティカ」(全曲世界初録音)
セルジュ・トゥフティウ(P)、
BBCウェールズ・ナショナルO、
クリストファー・ピートリー(指)

録音:2018年11月15日−16日、ホディノット・ホール(ミレニアム・センター、カーディフ、イギリス)
故郷であるルーマニアからイギリスへと移り、同地で20年以上に渡って活躍を続けているキャリン・ユマ。2015年に作曲されたピアノ協奏曲「交響的協奏曲」、2018年に完成した最初のシンフォニー「交響曲第1番」は、両作品ともユマの故郷であるモルドヴァ地方の民謡がふんだんに取り入れられているのと同時に、特に「交響的協奏曲」は、Hyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズに登場するのではないかと思わせられるほどロマン派的な雰囲気を併せ持ち「美メロ」に満ちた美しい作品。
これまで「Guild(ギルド)」レーベルは、アンドレーエやブルン、ディートヘルムなど、知られざる作曲家たちの素晴らしい作品を世に送り出してきた実績があるだけに、今回のキャリン・ユマの世界初録音となる「交響的協奏曲」と「交響曲第1番」も非常に楽しみなところ。モルドヴァ地方の民族的旋律とロマンティズムが同居する知られざる秀作に是非ともご注目下さい!

Pentatone
PTC-5186771
(1SACD)
フランク:交響曲 ニ短調
交響的変奏曲
グスターボ・ヒメノ(指)、
ルクセンブルクPO
デニス・コジュヒン(P)

録音:2019年7月、2019年11月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウOの首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が 開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウOでマリス・ヤンソンスの副指揮者 を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー 公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウOとの来日公演 で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。このフランクの演奏でも見通しのよいすっきりとした演奏を聴かせてくれます。
PENTATONEレーベルからリリースされているヒメノ&ルクセンブルク・フィルのアルバムはこれまでにショスタコーヴィチ(PTC 5186622)、ブルッ クナー(PTC 5186613)、ラヴェル(PTC 5186652)、マーラー(PTC 5186651)、ストラヴィンスキー(PTC 5186650)、ドビュッシー(PTC 5186627)をリリースし好評を得ております。
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えた鬼才デニス・コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディ オ・メーネルに師事し研鑽を積みました。2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌 2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。以後 たびたび来日し、2017年9月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHKSOと共演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第4番(1941年版)の雄大な演奏 は大きな話題を集めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最 も人気のある実力派ピアニストのひとりです。PENTATONEレーベルからリリースしているチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラー ムスのピアノ作品集(PTC5186568 / KKC 5892)、ラヴェルとガーシュウィンのピアノ協奏曲(PTC 5186620 / KKC 5893)、メンデルスゾーンの無 言歌集とグリーグの叙情小曲集(PTC 5186734 / KKC 6033)をリリースしており高い評価を集めております。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10494BD(Bluray)
KKC-9565(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

ACC 20494DVD(DVD)
KKC-9566(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編):歌劇「ホヴァンシチナ」〜前奏曲「モスクワ川の夜明け」
ヴァインベルク:トランペット協奏曲変ロ長調Op.94*
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)*
アンドリス・ネルソンス(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2019年12月/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)
◆Bluray
画面: 16:9 Full HD
音声:DTS HD Master Audio5.1
/ PCM STEREO
リージョンAll、86’ 51”
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS 5.1,DD5.1 / PCM STEREO
リージョンAll、86’ 51”
飛ぶ鳥落す勢いのアンドリス・ネルソンスが2017年からカペルマイスターの任にあるライプツィヒ・ゲヴァントハウスOと2019年12月に行なっ たコンサートの映像。ちょうどこの月はミェチスワフ・ヴァインベルクの100回目の誕生日にあたり、それをお祝いしてハーデンベルガーがトランペット協 奏曲を披露しているのも注目です。ネルソンス自身、少年時代からトランペットを学び故郷の歌劇場の奏者も務めたほどなため、いつも以上に熱の入った演 奏となっています。
ヴァインベルクのトランペット協奏曲は1968年に名手ドクシツェルのために書かれ、ヴァインベルクが再評価される前から世界中の名トランペット奏者 に愛奏されてきた名作。ヴァインベルクらしいボルテージの高さと、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」をはじめとする引用に満ちた謎めいた内容ですが、ハー デンベルガーの巧さが光ります。
ムソルグスキーの歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲はリムスキー=コルサコフ版ではなくショスタコーヴィチのオーケストレーション版。3作曲家のロシア 作品を収めているように見せながら、ショスタコーヴィチまで味わえるのが嬉しい限り。
メインのチャイコフスキーの交響曲第4番は「悲愴」、第5番と続くネルソンス&ゲヴァントハウス管の三大交響曲シリーズ完結篇。うねりと感情の高ぶ りにあふれた力演で、チャイコフスキーの悩み多き内面を見事に描いています。オーケストラのサウンドも極上で、高音質録音で生々しく迫ります。

DUX
DUX-1632(2CD)
ヴァインベルク:室内交響曲集
弦楽オーケストラとティンパニのための「室内交響曲第2番」Op.147
弦楽オーケストラ、クラリネットとトライアングルのための「室内交響曲第4番」Op.153
弦楽オーケストラとティンパニのための「シンフォニエッタ第2番」Op.74
フルートと弦楽オーケストラのための「協奏曲第2番」Op.148bis
ポーランド放送アマデウス室内O、
アンナ・ドゥチマル=ムロツ(指)、
コルネル・ヴォラク(Cl)、
ルカシュ・ドゥゴシュ(Fl)、
ベアタ・スレミアン(トライアングル)、
ピオトル・ショルツ(ティンパニ)

録音:2015年4月15日−2019年5月13日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
2019年12月で生誕100周年を迎えた20世紀のポーランド、旧ソ連/ロシアを代表する作曲家の1人、ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919−1996)。
旧ソ連時代には義父が反ユダヤ主義運動により殺害され、自身もジダーノフ批判でいくつかの作品の演奏が禁止され、さらには1953年に逮捕されるという激動と苦難の人生を歩んだヴァインベルク。
スターリンの死後、その名誉は回復されたものの、その数多くの優れた作品に対して録音が追いついておらず、再評価の途中という状態が続くヴァインベルクの芸術に光をあてる「ポーランド放送アマデウス室内O」によるプロジェクトの続編が登場!
今回の収録曲は、弦楽オーケストラと共に「ティンパニ」に重要な役割を持たせた「Op.147」と「Op.74」、死の4年前の最晩年の作品の1つであるクラリネットが活躍する「Op.153」、弦楽オーケストラ伴奏版の「Op.148bis」の4作品。ヴァインベルクの生まれ故郷であるポーランドの演奏家たちによって、ヴァインベルクの芸術が着実に明らかにされていくことでしょう。
DUX
DUX-1631(1CD)
ヴァインベルク:弦楽オーケストラのための「交響曲第2番」Op.30
弦楽オーケストラとハープシコードのための「交響曲第7番」Op.81
ポーランド放送アマデウス室内O、
アンナ・ドゥチマル=ムロツ(指)、
オスカル・クラヴィエツキ(Cb)、
ドロタ・フラッコヴィアク=カパラ(ハープシコード)

録音:2019年6月10日−12日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
1968年にポーランドを代表する名女流指揮者、アグニェシュカ・ドゥチマルによって創設されたポーランド放送アマデウス室内Oによるヴァインベルク・プロジェクト。
ここでは、ショスタコーヴィチ的な雰囲気を連想させる初期の秀作である「交響曲第2番」(1946年)と、ハープシコードが場面転換の重要な役割を担い、アダージョ・ソステヌートで始まり、アダージョ・ソステヌートで終わる「交響曲第7番」(1964)の2作品をカップリング。
ドゥクス(DUX)とアマデウス室内管のヴァインベルク・プロジェクトで指揮を振るうのは、2009年から同オーケストラの副指揮者を務めているアグニェシュカの娘であるアンナ・ドゥチマル=ムロツ。母親譲りの音楽性と統率力に期待がかかります。

CAvi
85-53478(1CD)
マーラー:交響曲第9番ニ短調 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO

録音(ライヴ):2019年1月11日−13日&24日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。
いよいよ大詰めを迎えるシリーズ第8巻は、マーラーの最後の交響曲となった第9番のライヴ・レコーディング。アダム・フィッシャー自身によるエッセイには、いわゆる「第九のジンクス」によりマーラーが死を恐れていたことや、作品と「死ぬこと」の関係、ウィーン古典主義、特にシューベルトとの関係や影響など興味深い解釈が掲載されており、また、コンサートホールごとにどのような音響でこの「第9番」が響くのかこだわったという録音面にも期待がかかります。

Ars Produktion
ARS-38259S(1SACD)
マーラ―・フェスト・カッセル1989
マーラ―:交響曲第1番ニ長調「巨人」
アダム・フィッシャー(指)、
グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル祝祭O

録音(ライヴ録音):1989年7月8日、シュタットハレ・カッセル(ドイツ)
※マスタリング:マンフレッド・シューマッハー(ARS Produktion)
世界的に高く評価されているハンガリー出身の巨匠アダム・フィッシャーが、ドイツのカッセル国立劇場の音楽総監督在任時代(1987−1992)に同地で創設した音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」で演奏したマーラーの交響曲第1番の貴重な音源がマスタリングを施されARS Produktionから登場!!
カッセル宮廷歌劇場の第2指揮者を務めるなどマーラーとも縁の深い都市であるカッセルでアダム・フィッシャーが立ち上げたマーラー・フェスト・カッセル。
第1回目(1989年)の音楽祭でのフェスティヴァル・オーケストラの結成に賛同する形で、ドイツやオーストリアなどのオーケストラから名手たちが続々と参加。
オーボエとクラリネットはウィーン・フィルとウィーンSOから、弦楽器セクションはシュターツカペレ・ドレスデンやチェコ・フィル、ハンガリー国立歌劇場管など、そして金管セクションは様々なドイツのオーケストラ、さらにはコンセルトヘボウ管のメンバーたちが参加するなど豪華な陣容が実現!
カッセルの国立劇場で大活躍中だったアダム・フィッシャーのタクトに応え、ヨーロッパの名門オーケストラから集まった名手たちが白熱のマーラーを繰り広げてくれています!マーレリアン要注目!!


Treasures
TRE-219(1CDR)
A・ギブソン〜若き日のシベリウス録音
「カレリア」序曲/交響詩「吟遊詩人」
組曲「歴史的情景」〜「祭り」
カレリア組曲*
交響曲第5番変ホ長調Op.82*
アレクサンダー・ギブソン(指)
スコティッシュ・ナショナルO、LSO*

録音:1966年頃、1959年2月9-10日*(全てステレオ)
※音源:英HMV:HQS-1070、英RCA VICS-1016*
◎収録時間:66:00
“自然体の音作りに孕む瑞々しい感性と熱情!”
■音源について
交響曲のレコードは英デッカ・プレス。ジャケ・デザインは米盤より。

★ステレオ初期から大量の録音を行いながら、CD時代になってCHANDOSレーベルに登場するまでは日本ではきちんときちんと認識されないままだったギブソン。それだけに、知られざる名演を発掘する頻度は他の指揮者とは桁違いです。ここに紹介するシベリウスも例外ではありません。
 特に交響曲第5番は、紛れもなく同曲屈指の名演!ロンドン響の機能美も手伝って、音の隅々まで意思を張り巡らせたサウンドに一切淀みなし。牧歌風のスケルツォ主題に入る前の瑞々しさと緊張感の融合、堂に入った呼吸は、もはや巨匠芸。トランペットによるトリオ主題以降はLSOの精妙なアンサンブル自体が物を言い、自然発火的なコーダへの疾走へと見事に連動させています。
 決して作り込みすぎないギブソンの素朴な表現が生きているのが第2楽章。弦が変奏を繰り返す中、管楽器が確実に背景の色彩を操る様は要注目。
 終楽章はホルンのモチーフの技術力と色彩的な魅力が不可欠ですが、この演奏はまさに盤石。また、4:25以降の弦のスフォルツァンドを意味深く響かせるには音程の正確さが大前提ですが、その技術が決して前に出ることなく、音楽的ニュアンスのみが伝わるので味わいもひとしお。そして感動的なコーダ!この僅かな雑味を含んだ音の広がりに、シベリウスの醍醐味を感じる方も多いはずです。
 「吟遊詩人」も無視できない感動作!音の色彩感、ひんやりとしたテクスチュア、甘美な抒情の漂よいなど、これほど正鵠を得た解釈が他にあるでしょうか?ホールトーンと融合した冒頭ハープの艶やかさから心釘付け。他の空気感なありえないと思わせる説得力です。
短い走句のコラージュ風でありながら、全体に通底する深々とした呼吸感も絶妙で、後半の壮大な音像の築き方にはその特質が凝縮されています。ここで、盛り上げようとする意図が露呈していたら、さぞ興が削がれていたことでしょう。
 名盤ひしめくカレリア組曲も、当時のギブソンの瑞々しい感性が溢れた名演奏。あくまでも純朴路線ながら、フレージングは常に温かな共感と共にあるので、音楽が野暮に響くことがありません。第2曲はしっとりと歌わせるだけでそれなりの雰囲気は出ますが、かすかな心のざわめきを滲ませるこの感覚は、シベリウスの真の第一人者である証し。第3曲をいかつい行進曲にせず、程よく力の抜けた愉悦感を引き出すところにも、ギブソンのセンスが光ります。【湧々堂】

NKB
NKB-107(2SACD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
『レオノーレ』序曲第3番
北村憲昭(指)
スロヴァキア国立SO、cho
エヴァ・ホルニャーコヴァー(S)、エレナ・シャトキナ(Ms)、パヴォル・オラヴェツ(T)、ペテル・ミクラーシュ(Bs))

録音:2019 年10 月20 日ウィーン・ムジークフェライン・ザール
北村憲昭指揮によるオーケストラ作品の録音事業を行っている NKB/HR レーベ ルはベートーヴェンの交響曲やドビュッシー・ストラヴィンスキーなどの近代音楽の録 音を進行してきました。2019 年、NKB はその設立 10 周年にあたりウィーン楽友協 会大ホールで記念コンサートを開催、この模様を収録したアルバムをリリースします。 「黄金のホール」とも呼ばれるウィーン楽友協会大ホールは、日本でもウィーンフィ ルのニューイヤーコンサート会場として知られ、その無二の音響の美しさで多くの音 楽家・聴衆を魅了してきました。2019 年10 月20 日に開催された NKB 設立10 周年 記念コンサートではベートーヴェン累世の大作・交響曲第 9 番が北村憲昭指揮のも とスロヴァキア国立交響楽団・合唱団および中欧で活躍中のソリストにより演奏され、 演奏後のホールは聴衆の歓呼に包まれました。 このコンサートの模様を丸ごと収録し、ホールに満ちる豊饒な響きを余すところなく 伝えるアルバムがここに完成しました。微妙なニュアンスを伝える精細さと聴き手を包 み込むスケール感を併せ持つ音楽音響の結実をぜひご体験ください。

ALTO
ALC-1406(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第7番+
交響曲第8番ト長調 Op.88 *
コリン・デイヴィス(指) LSO

録音:1999年10月*、2001年3月+、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤 & ライセンサー、
初出:LSO Live, LSO 0002*, 0014+
ALTO
ALC-1370(1CD)
ベルリオーズ:オラトリオ 「キリストの幼児」 Op.25 から 羊飼いたちの別れ #
劇的交響曲 「ロミオとジュリエット」 Op.17 から
忘れようのない初めての熱狂よ [Premiers transports que nul n'oublie!] *
幻想交響曲+
コリン・デイヴィス(指) LSO

録音:2000年1月*、9月+、2006年12月#、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤 & ライセンサー
初出:LSO Live, LSO 0003*, 0007+, 0606#
ALTO
ALC-1421(1CD)
ミャスコフスキー:スラヴ狂詩曲 (管弦楽の為の) ニ短調 Op.71 +
交響曲第6番変ホ短調 Op.23 (改訂:1947) *
ユルロフ・ロシアcho+
ソヴィエト国立SO
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)+
キリル・コンドラシン(指)*

録音:1959年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト*
1993年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト+
前出:Russian Compact Disc, RCD 15008*
原盤、ライセンサー:Olympia, OCD 745+

Signum Classics
SIGCD-616(2CD)
ベートーヴェン&バリー
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21、
 交響曲第2番ニ長調 Op.36
ジェラルド・バリー(b.1952):「ベートーヴェン」
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
バリー:ピアノ協奏曲
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ニコラス・ホッジス(P)、
マーク・ストーン(Br)

録音:2017年&2018年、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスがブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲集。
そして、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務めたアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品、「ベートーヴェン」と「ピアノ協奏曲」を組み合わせるという、ユニークなベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバムです。
バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループのために2008年に作曲された「ベートーヴェン」は、オーケストラル・アンサンブルをバックに、ベートーヴェンの謎多き手紙「不滅の恋人(Immortal Beloved)」のテキストを歌うミニ・オペラ的作品。トーマス・アデスとはアデスの「死の舞踏」の録音などでも共演したイギリス期待のバリトン、マーク・ストーンが、ベートーヴェンの激情や恨み節、そしてコミカルな表情までを豊かに表現しています。

CSO RESOUND
CSOR-9011901(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」 リッカルド・ムーティ(指)CSO
アレクセイ・チホミロフ(Bs)
シカゴSO合唱団の男性メンバー

録音:2018年9月
ムーティ率いるシカゴSOの最新盤は、独唱・合唱を伴う、長く重く陰鬱な問題作「バビ・ヤール」。2018年9月のライヴ録音です。強烈なパワー が炸裂する第1楽章から、ひりひりするような痛烈な演奏。管楽器の咆哮もシカゴ響の名手たちが爆発しています。歌唱陣もさすがムーティの導きのもと、 非常に劇的、かつ詩の内容をえぐるような表現が続きます。革命、戦争、安易な妥協の中に見出される理想主義、偏見や不寛容、といったショスタコーヴィ チが抱えていたテーマが、生々しく、強烈に響き渡ります。圧倒的な存在感を示しているバス歌手のアレクセイ・チホミロフはロシア出身。ロシアはもちろん、 イタリア、ベルギー、オランダ、フランスや南米でも活躍の場を広げている今脂ののっている存在です。フェドセーエフ、プレトニョフらといった指揮者と も共演を重ねています。圧倒的なパワーに満ちた演奏で、ムーティとシカゴ響のはかりしれないパワーをあらためて実感する内容となっております。気

Goodies
78CDR-3796(1CDR)
税込定価
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」 ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)BPO

日 POLYDOR 40435/7 (独POLYDOR 66914/6 と同一録音)
1929年ベルリン、シューマン・ザール録音
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(1898-1973) はキエフ生まれ。13歳の時家族と共 にウィーンに移り、同地で指揮者・作曲家のフランツ・シュレーカー(1878-1934) に師事した。その後ベルリンに移りヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886- 1954)の助手になった。これはこの指揮者の最初期の録音。1940年にナチスの迫 害を避けてアメリカに移住し国籍を得た。LPの初期に多くの録音を米VOXに残しています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

DB Productions
DBCD-196(1CD)
『ナイチンゲール』〜ジェニー・リンド(1820-1887)に捧ぐ
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
クララ・シューマン:フリードリヒ・リュッケルトの詩による3つの歌曲
  ローレライ
ベルク:初期の7つの詩 (パウル・レオナルト・シェーファーの編曲による室内管弦楽伴奏版)
アンドレア・タッローディ (1981-):ナイチンゲール (作曲者の編曲による室内管弦楽版)
エリン・ロンボ (S)
サイモン・クロフォード=フィリップス (指/ピアノ)
ヴァステラス・シンフォニエッタ

録音:不明(2019年?)
1820年にストックホルムに生まれ、"スウェーデンのナイチンゲール"としてヨーロッパを席巻したソプラノ歌手、ジェニー・リンドへのトリビュート・ア ルバム。メンデルスゾーンやショパン、シューマンらと親交を結び、20代で大きな名声を手にした彼女は、若くしてオペラ界からの引退を宣言し て周りを驚かせました。しかしその後、興行師フィニアス・テイラー・バーナムの提案に乗り大規模なアメリカ・ツアーを敢行、大成功を収めたの は映画『グレイテスト・ショーマン』に描かれた通りです。 このアルバムには、彼女と特に親しかったと伝わるメンデルスゾーンの「イタリア」をはじめ、彼女の友人たちの作品を集めてその生涯と影響に迫 ろうというもの。ラストには現代スウェーデンの女流作曲家タッローディによる「ナイチンゲール」を収録。この作品はスウェーデンの有名な童話作 家アンデルセンによる「ナイチンゲール(夜啼き鶯)」を元にしたものですが、そこに描かれた作り物のナイチンゲールは当時流行していたイタリア のオペラ、そして本物のナイチンゲールはリンドを表していると言われます。曲は物語の舞台である古代中国を思わせるエキゾチックで神秘的 なもの。繊細ながら軽快さを忘れないクロフォード=フィリップスの(指)素晴らしい力演を聴かせるロンボのソプラノもあいまって、たいへん聴き 応えのあるアルバムです。

ALTUSの新シリーズ 「ギュンター・ヴァント 不滅の名盤」
ALTUSより新シリーズ〈ギュンター・ヴァント 不滅の名盤〉堂々始動!
第1回発売はベルリン・ドイツ響との名演2タイトル!
1タイトルずつ丁寧に最新リマスタリングを施しSACDハイブリッド化。
今こそ改めて世に問いたい、空前の完成度を誇るライヴの数々!!
AltusPALTSA-001(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[1]
ベルリン・ドイツSO編

シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ブルックナー:交響曲第9番(原典版)
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1993年3月20日/コンツェルトハウス・ベルリン(ライヴ)
。シューベルトとブルックナー、ふたつの未完成交響曲を1日で演奏した93年のライヴをそのまま収録。両曲共にヴァントの得意とした作品で大変 な聴きごたえです。恐ろしい低音が聴き手を一気に音楽へ引きずり込む「未完成」は2楽章の楽器バランスの美しさもヴァントの独壇場。そして泣く子も黙る ヴァントのブル9!完璧に整っていながらも熾烈・強烈な音響で、圧倒的な完成度でもって至高の音の大伽藍を築き上げています。 (Ki)

Altus
PALTSA-003(2SACD)
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[2]
ベルリン・ドイツSO編

シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)
チャイコフスキー:交響曲第5番
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1993年6月14日(Disc1)、1987年4月5、6日(Disc2)/コンツェルトハウス・ベルリン(ライヴ)
Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品 化しました。緻密にして長さを全く感じさせない「グレート」は終楽章の開放感が抜群。「火の鳥」は一般的な1919年版ではなく1945年版を使っているのが ヴァントならでは。凝った管弦楽法を明瞭に解きほぐした演奏で、終曲のブツ切れ旋律の強烈さには戦慄が走ります。力強さ、美しさ、歌と構築が見事に結晶 化したチャイ5もたまりません! (Ki)

BIS
BISSA-2386(1SACD)
マーラー:交響曲第7番ホ短調( オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO

録音:2018年11月オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
当演奏でもヴァンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくりが魅力です。また録音にも注目。オー ケストラ全体の響きを自然にとらえ、演奏の一体感を堪能することのできる録音です。 BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達したマーラーの交響曲シリーズ。これまでに第1番「巨人」(KKC 6034 / BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995 / BIS SA 2296)、第4番(KKC 6131 / BIS SA 2356)第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、 第6番(KKC 5994 / BIS SA 2266)がリリースされております。 2003年にミネソタOの音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化 に伴う労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続 そのものも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管 の演奏は一層密度の濃いものとなっております。

オクタヴィア
OVCL-00726(1SACD)
税込定価
2020年4月22日発売
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
大友直人(指)東京SO
黒沼 香恋 (P)
大木 麻理 (Org)

録音:2020年3月6、8日 ミューザ川崎シンフォニーホール
当盤は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客で開催された「ミューザ川崎シン フォニーホール&東京SO 名曲全集第155回」の録音です。 「観客のいない音楽会」と題し、“ニコニコ生放送”にて生中継で配信された映像は、視聴 者数10万人超を記録し、大きな話題となりました。 リハーサルから録音に入り、充実したマイキングによるレコーディングで、オルガンの深み のある壮大な響きや、繊細なピアノの音色など、会場の臨場感が鮮やかに再現されてい ます。 ぜひ、配信ライブの高揚をもう一度、高音質CDでお楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00720(1SACD)
税込定価
2020年4月22日発売
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
小林研一郎(指)
ハンガリーRSO

録音:2019年9月1日サントリーホール、9月3日愛知県芸術劇場コンサートホール・ライヴ
1940年4月9日生まれの指揮者、小林研一郎の生誕80歳を記念して行われたコンサート 「マエストロ小林研一郎 80th祝祭演奏会Vol.1」のライヴ録音盤を、めでたく誕生月に発 売。 小林のキャリアの中でも重要なドヴォルザークの8番、CDとしては15年ぶりとなります。ま た、ブダペスト国際指揮者コンクールでの優勝以来、熱狂的な歓迎を受けてきた小林が、 幾度となく指揮してきたハンガリー放送響との共演となり、非常にメモリアルなアルバムと なりました。 今もなお、聴衆を惹きつけて止まない"深化する音楽家"、コバケンによる最新録音CDを、 どうぞお楽しみください。 コバケン傘寿記念CD!(オクタヴィア)

PASCHENrecords
PR-190050(1CD)
GEWALTAKT(暴力)
ベートーヴェン:コリオラン序曲
ラモー:歌劇「レ・ボレアド」第4幕第4場よりポリヒュムニアのアントレ
トゥール:The Path and the Traces
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
トーマス・クルーク(指)、
アンサンブル・リフレクター

録音:2017年11月、イエス・キリスト教会 (ドイツ、ダーレム)
クラシックに馴染みの薄い現代の聴衆を魅了することを目的に、2015年に若手音楽家たちによって設立された「アンサンブル・リフレクター」のデビュー・アルバム。ベートーヴェンの「コリオラン序曲」と「交響曲第5番」という2つのハ短調作品に、ラモーとトゥールの作品を組み合わせ、現代にふさわしいスタイリッシュな演奏で、各時代の作曲家の葛藤を今に伝えます。アルバム全体にはGEWALTAKT(暴力)という刺激的なタイトルがつけられていますが、彼らは暴力の直接的な描写に焦点を当てるのではなく、暴力性と絡み合った感情的な世界を音響的に具体化することを目指しています。

ANALEKTA
AN-28877(2CD)
シューマン:交響曲第1番「春」
ガブリエラ・モンテーロ(b.1970):即興曲第1番*
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7*
モンテーロ:即興曲第2番〜第5番*
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
アレクサンダー・シェリー(指)、
カナダ・ナショナル・アーツ・センターO、
ガブリエラ・モンテーロ(P)*

録音:2019年2月13日−14日&5月1日−2日、2020年1月15日−16日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
カナダの名門オーケストラの一つ、ナショナル・アーツ・センターO(NAC管)と、2015年からピンカス・ズーカーマンより音楽監督の職を引き継ぎ、精力的に演奏・録音活動を行っているアレクサンダー・シェリー。
「クララ、ロベルト、ヨハネス」は、3人のドイツ・ロマン派の巨人、クララ・シューマン、ロベルト・シューマン、ヨハネス・ブラームスの間の密接に絡み合った個人的および芸術的なつながりを探るという興味深いレコーディング・プロジェクト。今後2年間で計4枚のアルバムを予定しており、ロベルトとヨハネスの交響曲にクララの管弦楽作品や室内楽作品を組み合わせていきます。
第1巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第1番」と、クララの「ピアノ協奏曲」を収録。ピアノ協奏曲では、1995年のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、マルタ・アルゲリッチからの信頼も篤いベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロがソロを務め、また即興演奏家としても名高いモンテーロによる、クララの音楽に触発されたインプロヴィゼーション(即興曲)を挿入し、このプロジェクトに深みを持たせています。


SWR music
SWR-19089CD(7CD)
NX-E05
ロスバウト・コンダクツ・ベートーヴェン

【DISC 1】
(1)交響曲第1番ハ長調 Op. 21
(2)交響曲第2番ニ長調 Op. 36

【DISC 2】
交響曲第3番「英雄」

【DISC 3】
(1)交響曲第5番「運命」
(2)交響曲第6番「田園」

【DISC 4】
(1)交響曲第7番イ長調 Op. 92
(2)交響曲第8番ヘ長調 Op. 93
【DISC 5】
(1)交響曲第8番ヘ長調 Op. 93
(2)ヴァイオリン協奏曲

【DISC 6】
(1)三重協奏曲 ハ長調 Op. 56
(2)ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」

【DISC 7】
(1)「コリオラン」序曲
(2)「エグモント」序曲
(3)「フィデリオ」序曲
(4)「シュテファン王」序曲
(5)「レオノーレ」序曲 第3番
【DISC 1】
(1)録音:1960年2月24日
(2)※初発売
ケルンRSO
録音:1959年4月27日
【DISC 2】
録音:1959年6月19-25日
【DISC 3】
(1)録音:1961年6月23日
(2)録音:1957年11月21日
【DISC 4】
(1)録音:1962年9月10-15日
(2)録音:1956年11月12日
【DISC 5】
(1)録音:1961年6月23,24日
(2)ジネット・ヌヴー (Vn)
録音:1949年9月25日 場所:クアハウス、バーデンバーデン
【DISC 6】
(1)トリエステ三重奏団【ダリオ・デ・ローザ(P)、レナート・ザネットヴィチ(Vn)、リベロ・ラナ(Vc)】
録音:1953年2月15日
(2)ゲザ・アンダ (P)
録音:1956年4月18日
【DISC 7】
(1)録音:1960年12月22日
(2)録音:1960年12月23日
(3)録音:1957年3月27日
(4)録音:1962年6月22日
(5)録音:1960年9月8日

ハンス・ロスバウト(指)
南西ドイツRSO(特記以外)
バーデンバーデン南西ドイツ放送スタジオV(ハンス・ロスバウト・スタジオ)…交響曲 第2番、ヴァイオリン協奏曲を除く
※全てモノラル録音
今のピリオド解釈を経た世代を思わせるような切れ味の鋭さ、重心の低い堂々とした響きと圧倒的な解放感というロスバウトの様々な顔と、 往年のヴィルトゥオーゾたちの妙技を際立たせる手腕を併せて堪能できるセットです。SWRのオリジナルマスターテープからのデジタルリマスタリ ング。 古典派から現代まで幅広いレパートリーを持ち、特に同時代音楽の擁護者として続く世代の音楽家たちに大きな影響を与えたロスバウト。 彼が南西ドイツRSOの音楽監督時代に録音した、主に放送用音源からベートーヴェンの名演を集めたBOXが登場。西部ドイツ 放送(WDR)提供音源によるケルン放送響との初発売の第2番と、2種類の第8番を含む交響曲集と序曲集、ヌヴーとのヴァイオリン協奏 曲、アンダとの「皇帝」など評価の高い演奏がまとめられています。
SWR music
SWR-19086CD(1CD)
NX-B06
プロコフィエフ:交響曲第3番ハ短調 Op. 44
交響曲第6番変ホ短調 Op. 111*
ピエタリ・インキネン(指)
ドイツ放送PO

録音:2018年12月14-16日 コングレスハレ、ザールブリュッケン
2019年1月23-26日 ザールラント放送ゼンテザール*
2020年バイロイト音楽祭で新演出の「指環」を託され、世界中から大きな期待を寄せられているインキネン。彼の新しいプロジェクト、プロコ フィエフの交響曲全集第1弾です。亡命時代に書かれ歌劇「炎の天使」に登場する主題を交響曲へと昇華させた傑作第3番と、第二次世 界大戦の影を引きずったやや難解な第6番という組み合わせ。 プロコフィエフならではのダイナミックなオーケストレーションを細部までコントロールすると同時に最大限に鳴らし切る、インキネンらしさが十二分 に発揮された快演。今後の展開が楽しみです。

Edition HST
HST-117(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第24巻 (HST-118)
交響曲ハ長調Bryan C18 (1775-78?)
交響曲変ホ長調Bryan Es11 (ca.1760s;ポコルニー作?)

Bonus
ケルツル:交響曲イ長調(ca.1760)
ケルツル:交響曲ニ長調(ca.1760)
ケルツル:交響曲へ長調(ca.1760)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;福本 牧(Vn)、小原 圭(Vc独奏)、ほか

録音:2019年1月4日、古石場文化センター・ホール・ライヴ
※全曲世界初録音
Es11 は独レーゲンスブルク、テユルン&タクシス宮に所蔵され、同時期同所 に勤めていたポコルニー作が伝ヴァンハルとして誤って伝承された模様。 *ケルツルFranz Xaver Koerzl (1730- 1780?)はチェコ・ドクシーのヴァルトシュ タイン宮に勤務し、40曲近い交響曲を作曲した。

NEOS
CD ACCORD
ACD-270(1CD)
NX-B05
ペンデレツキ:交響曲第6番&クラリネット協奏曲
交響曲第6番「チャイニーズ・ソングズ」(中国の詩)〜バリトンとオーケストラのための(2008/2017)…世界初録音
クラリネット,弦楽,パーカッションとチェレスタのための協奏曲〜ヴィオラと管弦楽のための協奏曲の編曲版(1983)
レント・クオジ・レチタティーヴォ/ヴィヴァーチェ/テンポI(レント)/ヴィーヴォ/レント(テンポI)
ヴォイチェク・ライスキ(指)
ポーランド室内POソポト
ステファン・ゲンツ(Br)
ヨアンナ・クラフチェンコ(二胡)
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(Cl)

録音:2019年11月18-19日、11月23-25日
ペンデレツキの「交響曲第6番」と「クラリネット協奏曲」は作曲年に30年以上の隔たりがあり、いずれも作曲家の芸術 的スタンスの、モニュメンタリズム(古典主義と新古典主義の再結びつきを不可欠な規範として持つ建築的傾向)からよ り親密で内面的かつ明快な音楽への転換を示しています。「死にゆく森へのエレジー」として構想された交響曲第6番 は長い間スケッチのみの欠番とされていましたが、ペンデレツキは2008年から少しずつ曲を形作り2017年に完成。この アルバムが世界初録音となります。2004年に完成された交響曲第8番でドイツの詩を用いたペンデレツキですが、この 曲ではベートゲがドイツ語に翻案した「中国の詩」を用い、要所要所に二胡のソロを置くなど、一層、ロマン派の作風に 回帰しています。かたや単一楽章からなる「クラリネット協奏曲」はバロック的なレトリックである「溜息」のモチーフに始ま り、さまざまな曲調を経て、最後はまた「溜息」のモチーフが現れ、静かに曲を閉じます。

Hyperion
CDA-68317(1CD)
マクミラン:交響曲第4番
ヴィオラ協奏曲
ローレンス・パワー(Va)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2019年5月23日−24日、BBCスタジオ、メディア・シティUK(サルフォード、イギリス)
合唱からオーケストラ作品まで様々なシーンで活躍を続けている現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェイムズ・マクミラン(b.1959)の管弦楽作品を、マーティン・ブラビンズが振るという意欲盤。
注目は、ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍し、ソリストとしても30を超えるアルバムを送り出している現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーのために書かれたヴィオラ協奏曲(2013)。意外にも(?)ハイペリオン(Hyperion)では初登場となるBBCフィルハーモニックを見事にコントロールする名匠マーティン・ブラビンズの手腕、マクミランのスリリングで雄大な書法も見どころです。

Diapason
DIAP-123(1CD)
シューマン:交響曲集
(1)交響曲第1番変ロ長調 Op.38「春」
(2)交響曲第4番ニ短調 Op.120(1851年版)
(1)シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
(2)レナード・バーンスタイン(指)NYO

録音:1959年(1)、1960年(2)
※リマスタリング:Circa(フランス)
フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
同シリーズの第123集は、ロベルト・シューマンの交響曲第1番「春」と交響曲第4番の2曲をカップリング。ミュンシュ&BSOの全盛期にして黄金時代を代表する名演の1つである「春」、バーンスタイン&NYPによる同曲屈指の名演と名高い「第4番」という、アメリカの2つの名門オーケストラによるシューマンを組み合わせた充実のプログラムです。

BIS
BISSA-2383(1SACD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ハンガリー舞曲〜第2番ニ短調/第4番 ヘ短調/第8番イ短調/第9番ホ短調/第17番 嬰ヘ短調/第18番ニ長調/第19番ロ短調/第20番 ホ短調/第21番ホ短調【トーマス・ダウスゴー編曲】
悲劇的序曲 Op.81
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内O

録音:2018年4月、2018年9月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
透き通るようなオーケストレーションかつ刺激的なダウスゴーとスウェーデン室内管による演奏。ついにブラームスの交響曲全 4曲が録音されました。当アルバムには交響曲第4番、ハンガリー舞曲第2、4、8、9、17-21番(ダウスゴー編曲による管弦楽版)、そして悲劇的序 曲が収録されました。当演奏でもダウスゴーらしい単なる見通しや運動性の良さに終わらず、大胆でダイナミックな音楽づくりを展開。音色はすっきりとし たダウスゴーらしい純度の高さが際立ったブラームスを聴くことができます。
ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内Oの音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートー ヴェン、シューベルトの交響曲録音における極めて大胆な解釈は絶賛されております。 (Ki)

GEGA NEW
GD-388(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.9
(1)交響曲第2番ロ長調Op.14「十月革命に捧げる」
(2)交響曲第12番ニ短調Op.112「1917 年」
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO
(1)ブルガリア国立放送混声cho

録音:(1)2013年(2)2015年、ブルガリア国立放送スタジオ1
※日本語オビ解説つき
好評エミール・タバコフ指揮のショスタコーヴィチ交響曲全集録音チクルス最新 盤。いよいよ全集完結まで当盤を除くとあと一枚、ついにリーチがかかりました。これ まで出された8 枚のディスクはいずれも好評で前回の第3 番と第14 番のカップリン グ(GD387)はレコード芸術誌特選、その他のディスクも軒並み準特選を頂いており ます。 低音のミステリアスで不穏な弦の動きで始まる第2 番「十月革命に捧げる」の異様な ハイテンション、そして40 分あまりの大作、第12 番の大きくうねるドラマティックな展 開など今回もタバコフ節は健在。決して洗練されているとは言い難いブルガリア放 送響を鞭打っての熱演です。筋金入りのうるさ型ショスタコーヴィチ・ファンをも唸ら せるお薦め盤の登場です


King International

KKC-4209(10CD)


10枚収納のBOX+ブックレット(28ページ予定)+オビ付
日本語帯・解説付
クナッパーツブッシュの神髄〜ターラ編〜


【CD 1】
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

【CD 2】
ハイドン:交響曲第88番「V字」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

【CD 3】
ベートーヴェン
(1)ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 作品37
(2)交響曲第7番イ長調 作品92

【CD 4】
(1)ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
(2)ベートーヴェン:交響曲第8番
(3)シューベルト:交響曲第8番「未完成」

【CD 5】
(1)ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
(2)リスト:交響詩「前奏曲」
(3)コムツァークU:ワルツ「バーデン娘」
(4) プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」第1幕への前奏曲
(5)ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
(6) コムツァークU:ワルツ「バーデン娘」

【CD 6】
(1)ハイドン:交響曲第88番「V字」
(2)ブラームス:交響曲第2番ニ

【CD 7】
(1)ブラームス:交響曲第3番
(2)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」

【CD 8】
ベートーヴェン:交響曲第2番
ブラームス:交響曲第4番

【CD 9】
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(2)マーラー:亡き子をしのぶ歌
(3)ブルックナー:交響曲第8番(第1楽章)のリハーサルとインタビュー

【CD 10】
ワーグナー:「パルジファル」ハイライツ(1954)
(1)第1幕への前奏曲
(2)クリングゾールの魔法の庭園(第2幕)
(3)聖金曜日の音楽(第3幕)
(4)フィナーレ(第3幕)
全て、ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
【CD 1】
ブレーメンPO
録音:1951年5月9日グロッケンザール、ブレーメン(ライヴ)(モノラル)
原盤:Tahra (TAH 217) [P]1997
【CD 2】
ヘッセンRSO
録音:1962年3月20日 ゼンダザール、ドルンブッシュ(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 213) [P]1997
【CD 3】
ケルンRSO、ゲザ・アンダ(P)(1)、VPO(2)
録音:1962年5月14日 ケルン(ライヴ)(1)、1954年1月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(2)
原盤:Tahra(TAH 762) [P]2013
【CD 4】
BPO
録音:1950年11月6日ゲマインデハウス、ダーレム(ライヴ)(1)、1952年1月27日ティタニア・パラスト、ベルリン(放送用)(2)、
1950年1月30日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(3)
原盤:Tahra(TAH 417) [P]2001 (1,3)&Tahra(TAH 214) [P] 1997 (2)
【CD 5】
BPO
録音:1942年12月12日(1)、1942年3月11-12日(2)、1941年10月30日(3)、1942年10月15-16日(4)、ベートーヴェンザール、ベルリン/1950年2月2日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(5,6)
原盤:Tahra(TAH 312) [P]1998 (1-4)&Tahra(TAH 214) [P]1997 (5,6)
【CD 6】
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1959年11月28日(1)、11月27日(2)、シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 303) [P]2008
【CD 7】
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1956年11月4日(1)、1959年11月28日(2)、シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 304) [P]2008
【CD 8】
ブレーメンPO
録音:1952年12月12日 グロッケンザール、ブレーメン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 216) [P]1997
【CD 9】
BPO、ルクレティア・ウェスト(Ms)
録音:1956年4月9日ベルリン高等音楽院 (ライヴ)
(3)VPO
録音:1961年10月28日の本番前
原盤:Tahra(TAH 607) [P]2007
【CD 10】
バイロイト祝祭O&cho、ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Tパルジファル)、マルタ・メードル(Sクンドリ)、ヨゼフ・グラインドル(Bsグルネマ)、グスタフ・ナイトリンガー(Br クリングゾール)ほか
録音:1954年8月5日バイロイト祝祭劇場(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 609) [P]2007
「クナッパーツブッシュの遺産〜ターラ編(6CD)」(KKC-4131/6)、「クナッパーツブッシュ/ブルックナー&ワーグナー(6CD)」 (KKC-4160/5)と発売してきたターラ原盤によるクナの名盤集成企画、その完結編はCD10枚組。「〜の遺産」に劣らぬ超個性的 な名演揃い。宇野功芳、平林直哉、両氏の解説ライナー付き。解説書は28ページ(予定)。 仏ターラ社(Tahra)は放送局等のオリジナル音源から歴史的名演奏家の貴重な録音をCDに復刻して発売してきましたが、なかで も力を入れてきたのがフルトヴェングラーに次いでクナッパーツブッシュ。その復刻点数は30近くに及びます。2014年にターラ 主宰のトレミーヌは急逝、レーベル活動も終了してしまいましたが、入手困難となっているこれらの名盤を蘇らせるべく、キングイ ンターナショナルが音源を調達、キング関口台スタジオでリマスタリングをおこない、音にいっそう磨きをかけました。宇野功芳氏 をして「フルトヴェングラーの再来はあり得てもクナッパーツブッシュの再来はあり得ない」とまで言わしめたこの「型破りの大芸 術」、存分に享受してください。

CPO
CPO-555252(2CD)
NX-D11
ブルッフ:交響曲全集
交響曲第1番変ホ長調 Op.28
交響曲第2番へ短調 Op.36
.歌劇「ヘルミオーネ」Op.40-前奏曲(W.ヤコプによる演奏会用終止ヴァージョン
歌劇「ヘルミオーネ」Op.40-葬送行進曲
歌劇「ヘルミオーネ」Op.40-間奏曲
歌劇「ローレライ」Op.16-序曲
オラトリオ「オデュッセウス」 Op.41-前奏曲
交響曲第3番ホ長調 Op.51
ロバート・トレヴィーノ(指)
バンベルクSO

録音:2019年1月2-5日、2019年7月8-12日
ドイツ・ロマン派の作曲家ブルッフ。魅力的な旋律に溢れる数多くの作品を残しましたが、現在、耳にすること ができるのは「ヴァイオリン協奏曲第1番」の他、「スコットランド幻想曲」「コル・ニドライ」などの何曲かにすぎません。この アルバムには3曲の交響曲と、オラトリオ、歌劇からの管弦楽曲が収録されており、ブルッフの持つ知られざる魅力を知 ることができます。1868年から1882年にかけて作曲された3つの交響曲は、もともと英雄物語を描く三部作として構 想されましたが、オラトリオ「オデュッセウス」を作曲したことでブルッフが満足してしまい、その計画は立ち消えになってし まったようです。なお、1882年に作曲された交響曲第3番は、現在改訂後の4楽章版が知られていますが、ここでは 改訂前の5楽章版が演奏されています。ここで見事な演奏を披露するのは、1983年、アメリカ生まれの指揮者ロバー ト・トレヴィーノ。2003年にシンシナティSOのアソシエート・コンダクターとしてデビュー、2011年にはボリショイ劇 場で「トスカ」を指揮し大成功を収め世界的な活躍の足掛かりを得ました。2017年にはスペインのバスク国立管弦楽 団の首席指揮者に就任、2019年からマルメSOの音楽監督を務め、2つのオーケストラで采配を振るいつつ、 世界中のオーケストラに客演する期待の逸材です。

TOCCATA
TOCC-0543(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ブルク(1937-):管弦楽作品集 第2集
交響曲第19番(2018)
交響曲第20番(2018)
交響曲第21番 悪い予感:アンネ・フランクの想い出に(2018)
マーリス・クプチス(指)
リエパーヤSO…1-3,7-8
アルヴィダス・カズラウスカス(バリトン・サクソフォン)…1-3
リトアニア国立SO…4-6

録音:2019年3月26-29日、2019年5月20-22日
世界初録音
1937年、ウクライナのハリコフで生まれ、現在はフィンランドに住むブルク。タンゴの作曲家として知られていますが、彼の 作品の中で重要な位置を占めるのが、自身のルーツであるユダヤ教や、1974年に移り住んだ第2の故郷、フィンランド のカレリア神話などにインスパイアされた21作の交響曲です。このアルバムに収録されているのは2018年に作曲された 3つの交響曲。これは20世紀前半に起きたユダヤ人迫害についての三部作であり、ブルクの特徴である万華鏡のよう な色彩感や、表情豊かな旋律、そしてドラマティックな音楽語法で、自身も体験してきた壮絶なユダヤ人の歴史を描き だしています。バルト諸国で最も古い歴史をもつラトビアのリエパーヤSOと、1989年に設立されたリトアニア国立 SOによる演奏です。

MDG
MDG-33721702(7CD)
ベートーヴェン:交響曲全集、序曲集、エグモント
■CD1
交響曲第1番Op.21 ハ長調 
交響曲第5番Op.67 ハ短調「運命」
■CD2
交響曲第2番Op36 ニ長調
序曲「アテネの廃墟」Op.113
序曲「命名祝日」Op.115
序曲「プロメテウスの創造物」Op.43
序曲「コリオラン」Op.62
序曲「エグモント」Op.84
■CD3
交響曲第3番「英雄」 
序曲「献堂式」Op.124 1
序曲「シュテファン王」Op.117
■CD4
交響曲第4番Op.60 変ロ長調
交響曲第7番Op.92 イ長調 
■CD5
交響曲第6番O「田園」
交響曲第8番Op.93 ヘ長調
■CD6
交響曲第9番Op.125「合唱付き」
■CD7
劇音楽「エグモント」Op.84*
ボン・ベートーヴェンO
ステファン・ブルニエ(指)
ディルク・カフタン(指)*

■CD6
エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー(S)
ジャニーナ・ベヒレ(A)
ロバート・ディーン・スミス(T)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
■CD7
マティアス・ブラント(語り)
オルガ・ベスメルトナ(S)
ベートーヴェン生誕250周年。数多くの企画アルバムがリリースされる中、ベートーヴェンの生誕地ボンを本拠地として活動するオーケストラ、ボン・ベー トーヴェンOによる交響曲全曲、序曲集、エグモントが収録された7枚組ボックスがリリースされます。ボン・ベートーヴェンOは、1907年にボ ン市により結成。二つの大戦を乗り越え、1959年ボンにあるベートーヴェン・ザールの再建を経て現在に至ります。これまでヘルマン・アーベントロート、グス タフ・クラッセンスら錚々たる指揮者たちが指揮台に上り、歴史を作り上げてきました。今回の指揮は、交響曲全曲と序曲集はドイツの主要歌劇場で(指)ボ ン歌劇場の首席指揮者も務めたステファン・ブルニエ。「エグモント」は、2017年から同団の首席指揮者に就任したディルク・カフタンが務めています。

LSO Live
LSO-0802(2SACD)
ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番ニ短調
交響曲第1番ヘ短調*
ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2016年9月22日]、2019年3月27-28日* バービカン・センター
ノセダとLSOによるショスタコーヴィチ・ツィクルス最新盤、第5番と第1番という組み合わせの2枚組で登場!これまでに第8番(LSO 0822/ 2018年4月録音)、第4番(LSO 0832/2018年11月録音)とリリースし、そのブレのない表現とボルテージの高さで世界で高く評価されていいます。 第1番は最初の交響曲、そして第5番は「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の後の最初の交響曲、という点で、第1番と第5番は共通点がある、と語る ノセダ。ショスタコーヴィチが18歳で書いた第1番、そして30歳前後で書いた第5番、それぞれの作品の真髄をえぐりだすものすごいエネルギーの演 奏となっています。客演首席指揮者としてLSOとの信頼関係をゆるぎないものにしていることが強く感じられる力演です。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
BPHR-200341
(8SACD)
限定1000セット特価
税込定価
ベートーヴェン:交響曲全集+ピアノ協奏曲全集

(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
(2)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.1
(3)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
(4)ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(5)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(6)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(7)交響曲第2番ニ長調 Op.36
 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
(8)交響曲第4番変ロ長調 Op.6
 交響曲第7番イ長調 Op.92
(9)交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
(10)交響曲第9番『合唱』
内田光子(P)
サイモン・ラトル(指)BPO

(1)録音:2010年2月4日
(2)録音:2010年2月10日
(3)録音:2010年2月10日
(4)録音:2010年2月20日
(5)録音:2010年2月14日
(6)録音:2015年10月6&12日
(7)録音:2015年10月7&13日
(8)録音:2015年10月3、9&15日
(9)録音:2015年10月8&14日
(10)アンネッテ・ダッシュ(S)、エーファ・フォーゲル(A)、クリスティアン・エルスナー(T)、ディミトリー・イヴァシュシェンコ(Bs)、ベルリン放送cho

録音:2015年10月10&16日
全て、lベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
2020年ベートーヴェン生誕250周年を記念して、ベルリン・フィル・レコーディングスよりスペシャルなセットが登場します。2015年10月に本拠 地ベルリンのフィルハーモニーで行われたラトル指揮による交響曲全曲録音と、内田光子をソリストに迎え2010年2月に行われたベートーヴェンのピア ノ協奏曲全曲録音のSACD Hybridを限定1000セット特別価格にて販売いたします。 嬉しいことに内田光子の協奏曲全集のSACD Hybrid盤は今回が初登場です。内田は、ラトル時代に彼と最も多く共演したピアニスト、器楽奏者であり(約 30公演)、その成果は、モーツァルト、ラヴェル、メシアン、シューマン、そしてこのベートーヴェンに結実しています。このベートーヴェンは、内田がベルリン・ フィルにとって、最も重要なソリストであることの証左であり、彼女へのオマージュとなっています。そして、交響曲全集は、ラトルの鋭く攻め入るスタイル そして一音一音を大切にする緻密な指揮ぶり、それにベルリン・フィルの重量級の表現が反映され、ベルリン・フィルの持つ音楽的パワーを実感する推進力に満ちた演奏を繰り広げています。 (Ki)

Gramola
GRAM-99211(2SACD)
NX-D03
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102
(1872年初稿版…2005年ウィリアム・キャラガン校訂)
レミ・バロー(指)
ザンクトフローリアン・アルトモンテO

録音:2019年8月23日 ライヴ、聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン
1872年に初稿が完成したブルックナーの「交響曲第2番」は、彼の多くの交響曲と同じく、生涯の間に多数の改訂や 修正が施されました。完成年の1872年に初演が予定されたものの、オーケストラの一部の団員から「演奏不能」とさ れてしまい中止。その翌年にブルックナー自身の手により改訂がなされ、初演もブルックナーが行いました。1876年の再 演の際にも若干の改訂が施されましたが、その翌年には友人ヘルベックの助言により大幅に改訂。出版に際しても細 部の改訂がなされた他、ブルックナーの弟子たちの校訂も加わり、一時期は原形を知ることすら難しい状態になっていま した。しかし、ブルックナーの初稿は聖フローリアン修道院のアーカイヴにあり、これに研究者ウィリアム・キャラガンが校訂 を加え、初演稿以降にカットされたパッセージも全て復元。またベートーヴェンの第九をモデルにしたとされる初稿通り、 第2楽章と第3楽章の順序も入れ替えることで、作品全体をブルックナーの最初の構想に近づけました。レミ・バローも 最近人気の高いこのキャラガン版を使用し、ブルックナーの初心をじっくりと描き出しています。オーケストラと一体になっ た見事な演奏を高音質にて存分にお楽しみください。

SWR music
SWR-19525(5CD)
NX-C05
ベートーヴェン:交響曲全集 ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO
カミラ・ニールンド (S)、
イリス・ヴェルミリオン (A)
ヨナス・カウフマン (T)、
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ (Bs)
シュトゥットガルト・ゲッヒンゲン聖歌隊

ライヴ録音:2002年8-9月 リーダーハレ・ベートーヴェンザール・シュトゥットガルト、ドイツ
2002年にシュトゥットガルトで行われた、ノリントンとシュトゥットガルト放送響によるベートーヴェン・チクル スを収めた一連のアルバムが、たいへんお求めやすいBOXで登場します。かなり速いテンポを基本とする アプローチですが、細部までおろそかにしない、とにかく丁寧な表現で、デュナーミクや歌いまわしにも独特 のアイデアが満載。その美しさと爽快感は世界中の音楽ファンを魅了しました。第九のテノールにカウフマ ンが参加、マーチではその若々しい歌声を楽しむことが出来ます。

Gramola
GRAM-20004(DVD)
NX-B08
エルプフィルハーモニー・ライヴ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ショパン:練習曲 Op.25-12「大洋」(アンコール)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ソー・リャン(P)
佐渡 裕(指)
トーンキュンストラーO

収録 2019年3月16日 ライヴ
日本語解説付き
佐渡裕が率いるトーンキュンストラーOが2019年3月に行ったヨーロッパ・ツアーでのライヴ収録。ハンブルクのエルプフィルハーモニーの素晴らしい音響を 極限まで活かした演奏をお楽しみいただけます。 マーラーの交響曲のみは、すでにBlu-ray映像とCDアルバムで発売されており、その熱い演奏が話題となっていますが、このDVDは前半に演奏されたチャイコフ スキーのピアノ協奏曲第1番も含まれた完全版の映像です。ここで巧みなピアノを披露するのは、韓国出身のピアニスト、ソー・リャン。ハンブルクで開催された 「国際ブラームス・コンクール」で特別賞を獲得した後、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積んだ俊英です。佐渡の指揮に導かれ、情熱的なチャイコフスキーを奏 でる彼女の姿をとくとご覧ください。

BR KLASSIK
BR-900187(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」WAB104 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2008年11月26-28日 ライヴ
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
※900716 ブルックナーBOXより分売
BR KLASSIKが創設されて最初に発売されたのが、マリス・ヤンソンスが指揮するブルックナーとマーラーの交響曲第7番。どちらも2007年に録 音された演奏で、その高い完成度を持つ録音は、レーベルの知名度を大いに高めることとなりました。 このブルックナーの第4番は2008年に録音されたものの、一般には流通することのなかった音源。公式CDとしては2019年4月に発売された「ブ ルックナーBOX」に収録されたのが初のお目見えとなりました。ヤンソンスはスコアを入念に読み解き、独自の解釈を加え、彼ならではのブルック ナーを披露します。ヤンソンスが演奏に用いたのは1878/1880年のノヴァーク版第2稿(1886年版)。第1楽章の夜明けを思わせる冒頭のホル ンの響きは、極めてゆったりと伸びやか。曲が進むにつれ、多層的な響きが加わる様は、聴き手の耳を興奮させます。第1楽章と見事な対比を見 せる深遠な第2楽章に続き、第3楽章スケルツォはヤンソンスらしいきびきびとした音の動きが楽しめます。そして終楽章の最後の部分では、ホル ンが高らかに第1楽章を回想、感動的に曲を閉じるまでヤンソンスの演奏には緊張感が途切れることはありません。湧き上がるような拍手も収録 されています。

Forgotten Records
fr-1648(1CDR)
スワロフスキーのブラームス&リスト
ブラームス:交響曲第1番*
リスト:交響詩「前奏曲」#
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立歌劇場o.*、ウィーンSO#

録音:1957年(ステレオ)* /1955年(モノラル#
※音源: Audio Fidelity FCS 50017 * 、Music Treasures of the World  MT-39 #,他
Forgotten Records
fr-1650(1CDR)
マッシモ・フレッチャ/ハイドン他
ハイドン:交響曲第101番「時計」*
モーツァルト:交響曲第40番ト短調#
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」+
マッシモ・フレッチャ(指)
ローマ聖チェチーリア国立音楽院o.

録音:1959年(ステレオ)
※音源: RCA, K 80 P 4575、K 80 P 4576 #他
Forgotten Records
fr-1651(1CDR)
ペルレア/ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
イオネル・ペルレア指揮
ウィーン国立歌劇場o.

録音:1953年
※音源: Vox PL-8740

Signum Classics
SIGC-619(1CD)
疾風怒濤 Vol.1
グルック:「ドン・ファン」より 最後のシーン
ヨンメッリ
:「フェトンテ」より Ombre che tacite qui sede
ハイドン:「歌姫」より Non v’e chi mi aiuta
フランツ・イグナーツ・ベック:交響曲ト短調 Op.3-3
トラエッタ:「ソフォニスバ」より Crudeli, ahime, che fate、Sofonisba, che aspetti?
ハイドン
:交響曲第49番ヘ短調 「受難」
モーツァルティスツ、
イアン・ペイジ(指)、
キアラ・スケラート(S)

録音:2019年1月4日−6日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」による新たな大型プロジェクト、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」がスタート!
1760年代から1780年代に芸術界を席巻した疾風怒濤運動を探求する全7巻に及ぶシリーズで、ハイドン、モーツァルト、グルックらの傑作から、知られざる作品、軽視されていた佳作などを組み込んでいく意欲的なプロジェクト。イアン・ペイジ率いる古楽器の名手たちの演奏で、直感的でダイナミックな「疾風怒濤」のエネルギーをお届けします。

ALPHA
ALPHA-561(1CD)
フランク:交響曲 ニ短調 Op.48
交響詩 「人、山上で聞きしこと」
ミッコ・フランク(指)
フランス放送PO

録音:2019年
数度の来日で日本でもお馴染みのフィンランドの指揮者ミッコ・フランクと、彼が2015年からシェフを務めるフランス放送フィルとの(セザール・) フランクの交響曲が登場。カップリングは、ヴィクトル・ユゴーの詩に触発され、リストの同名作品よりも先に書かれた交響詩です。オペラも得意 とするフランクならではの見通しの良いサウンドと、劇的な音楽づくりが聴きどころ。フランス放送フィルとAlphaの共同制作第1弾。

GRAND SLAM
GS-2218(1CD)
フルトヴェングラー&VPOの凄絶ライヴ
(1)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 Op.62
(2)シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:(1)1951年10月29日ドイツ博物館コングレスザール(ミュンヘン)
(2)1953年8月30日フェシュトシュピールハウス(ザルツブルク)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用ライヴ)
■制作者より  
2トラック、38センチ、オープンリール・テープより、2種のウィーン・フィルとのライヴが圧倒的な情報量で蘇ります。この「コリオラン」序曲(1951 年)、「ザ・グレイト」(1953年)はともに戦時中のベルリン・フィル(1943年、42年)とのライヴがあり、これさえあれば事足りるといった見方をす る人が多いかもしれません。しかし、今回の恐ろしいほどの生々しい音質で聴けば、その思い込みは見事に崩れ去るかもしれません。とにかく、制作者自 身もびっくりの、異様な燃え上がりが感じられる演奏であり、音質です。(平林直哉)

ABC Classics
ABC-4819075(3CD)
リチャード・トネッティ〜ベートーヴェン録音集
(1)交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」
(2)交響曲第6番ヘ長調 Op.68 「田園」
(3)弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130(大フーガ Op.133付き)(トネッティ編弦楽オーケストラ版)
(4)ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番ヘ長調 Op.50*
(5)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より 第2楽章#
(6)アリア「ああ、不実な者よ」 Op.65+
(7)ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3**
 、ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」**
(8)ヴァイオリン協奏曲より 第1楽章
リチャード・トネッティ(芸術監督&ヴァイオリン)、
オーストラリア室内O、
サトゥ・ヴァンスカ(Vn)*、
タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)#、
ニコル・カー(S)+、
エリン・ヘルヤード(フォルテピアノ)**

(1)録音:2018年ライヴ
(2)録音:2011年ライヴ
(3)録音:2016年ライヴ
(4)録音:2018年ライヴ
(5)録音:2017年
(6録音:2018年ライヴ
(7)録音:2019年
(8)録音:2007年ライヴ
オーストラリアの人間国宝であり同国を代表するヴァイオリニスト、リチャード・トネッティが音楽監督を務め、豪州の楽壇を牽引し続けるオーストラリア室内O(ACO)。2020年がトネッティはACOを率いてから30周年となる記念の年で、彼らが常にレパートリーの中心としてきたベートーヴェンの生誕250周年記念を同時に祝うダブル・アニヴァーサリー・アルバム。これまでABC(オーストラリア放送協会)の自主レーベルからリリースされてきた、室内オケ版弦楽四重奏曲やヴァイオリン・ソナタ、ロマンス、アリア、協奏曲(抜粋)の名演に、今回初出となる交響曲第5番「運命」&交響曲第6番「田園」のライヴ録音も加えた豪華3枚組です!
※ABC Classicsのタイトルはレーベル側の事情により、急な廃盤やオーストラリア国外への輸出の終了が発生する場合がございます。予めご了承下さい。

Goodies
78CDR-3793(1CD)
税込定価
ショーソン:交響曲変ロ長調作品20 ピエロ・コッポラ(指)
パリ音楽院O

仏 DISQUE GRAMOPHONE DB4953/6
1934年12月3&5日パリ録音
この曲の世界初録音。ピエロ・コッポラ(1888-1971)はミラノ生まれ。生地の音 楽院でピアノと作曲を学んだ後スカラ座で指揮者としてデビューした。1912年 から翌年までブリュッセルのモネ劇場の指揮者をつとめ、1914年にはロンドン、 1915年から19年までスカンジナヴィアを転々とした後、パリのDISQUE GRAMOPHONE専属指揮者として活躍した。1930年にはサン=サーンスの交響曲 第3番「オルガン付き」の世界初録音を行った(78CDR-3109)。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

Chandos
CHSA-5278(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」 ヨン・ストゥールゴールズ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2019年8月8日−9日、メディア・シティUK(サルフォード)
2008年から2015年までヘルシンキ・フィルの首席指揮者を担い、現在はBBCフィルハーモニックとカナダ・ナショナル・アーツ・センターOの首席客演指揮者、ラップランド室内Oの芸術監督を務めているフィンランドを代表するマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズ。2014年〜2015年に発売された「シベリウス:交響曲全集(CHAN 10809)」と「ニールセン:交響曲全集(CHAN 10859)」、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴び、その後ジョージ・アンタイルの管弦楽作品集(CHAN 10941、CHAN-10982、CHAN-20080)でその秀でた実力を見せつけてくれました。
BBCフィルとの共演で贈るChandosでの新録音は、なんとショスタコーヴィチのレコーディングが登場。「血の日曜日事件」を題材とし「1905年」の副題が付けられ、各楽章にも表題の付けられた交響曲第11番は、「ハンガリー動乱」との関係や政治的意図など議論の余地はあるものの、様々な自作曲や革命歌・労働歌からの引用を含む映画的で壮大なスコアは、ショスタコーヴィチの傑作の1つであること疑いの余地はありません。ストゥールゴールズとBBCフィルハーモニックはオーケストラ作品の高音質録音で定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドでこの強烈な作品をレコーディング。また、通常のオーケストラ用チューブラー・ベルではなく、ロイヤル・リヴァプール・フィルから貸し出された4つのチャーチ・ベルを使っているというのも特徴です。

CORO
COR-16179(1CD)

PCOR-16179(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マクミラン:交響曲第5番「ル・グランタンコニュ」
ザ・サン・ダンスト(太陽が踊った)(2016)*
交響曲第5番 「ル・グランタンコニュ(大いなる未知)」(2019)〔T Ruah(息)、U Zao(生ける水)#、V Igne vel igne(火あるいは火)〕
ザ・シックスティーン、
ブリテン・シンフォニア、
ハリー・クリストファーズ(指)、
メアリー・ベヴァン(S)*、
ジュリー・クーパー(S)#、
キム・ポーター(A)#、
マーク・ドベル(T)#、
ベン・デイヴィス(Bs)#

録音:2019年10月14日、バービカン・ホール(ロンドン)
1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けてきた合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェイムズ・マクミラン(b.1959)とは「ミゼレーレ」(COR 16096)、「スターバト・マーテル」(COR 16150)で世界初演&初録音を行い大きな成功を収めてきました。新たなマクミランとのコラボレーションは、ジェネシス財団の委嘱により、ハリー・クリストファーズとザ・シックスティーンのために書かれた合唱交響曲。2019年8月にエディンバラ国際音楽祭で行われた世界初演が絶賛され、バービカン・ホールで行なわれたロンドン初演のライヴ・パフォーマンスがこのCDに収録されています。
新作の交響曲を「ル・グランタンコニュ(大いなる未知)」と呼ぶことによって、ジェイムズは、このテーマの神秘を探求するあの自由を自らに与えています。そして、これを繰り返し聴くことによって、聴く側の私たちは、音楽の内にますます多くのことを発見するのである… この交響曲のほとんど聞こえないような息づかいの開始部から、聴衆はすっかり心を奪われた。最初の「フォルテ」は、あまりに突然で恍惚としていたので、あの心臓がドキドキする瞬間のひとつを生み出した… すべてがジェイムズによってひとつにまとめられ、圧倒的なヴィルトゥオーゾ性と輝きの宝庫を生み出しているのです。(ハリー・クリストファーズ/日本語訳:SOREL)
私はハリー・クリストファーズの合唱団は世界の偉大な合唱団のひとつであると考えています。彼らの輝かしく溶け合う声の水準を超えるものはないのです。(サー・ジェイムズ・マクミラン/日本語訳:SOREL)

Forgotten Records
fr-1627(1CDR)
アシュケナージ&イワーノフのチャイコフスキー
交響曲第1番「冬の日の幻想」*
ピアノ協奏曲第1番#
ヴラディーミル・アシュケナージ(P)#
コンスタンチン・イワーノフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1960年(モノラル)*、1962年(ステレオ)#
※音源: Melodiya D 06237-38 *、 D 0307/08 #
Forgotten Records
fr-1631(1CDR)
バルビローリ〜モーツァルト&メンデルスゾーン
モーツァルト:交響曲第29番*
 交響曲第41番「ジュピター」*
メンデルスゾーン:交響曲第4番 「イタリア」#
ジョン・バルビローリ(指)ハレO

録音:1958年頃(モノラル)*、/1961年頃(ステレオ)#
※音源: Pye CCL.30106 *、 Guilde Internationale du Disque, SMS 218 #
Forgotten Records
fr-1636(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲 アルフレッド・ウォーレンステイン(指)
ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オヴ・ロンドン

録音:1958年9月-10月(ステレオ)
※音源: Audio Fidelity FCS 50003
Forgotten Records
fr-1640(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲集
交響曲第1番ハ長調 Op.21 *
交響曲第7番イ長調 Op.92 #
ヨーゼフ・デュロン(指)バンベルクSO*
イオネル・ペルレア(指)ウィーン・プロ・ムジカo.#

録音:1954年* /1954年4月、ムジークフェライン大ホール、ウィーン#
※音源: Vox PL 9120

オクタヴィア
OVCL-00721(1SACD)
税込定価
2020年3月18日発売
ブルックナー:交響曲第7番(ハース版) 上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2019年9月5日東京・サントリーホール、8日横浜みなとみらいホール・ライヴ
上岡敏之と新日本フィルの公演の中でも、特に人気の高いブルックナー。当盤はコンサー トの後に多くの聴衆から絶賛の声の上がった交響曲第7番(ハース版)です。 冒頭の緊張感あるトレモロから、細部まで精緻に構築された音楽と、高らかに鳴り響く ハーモニーにいたるまで、厚く濃密なサウンドが幾重にも層となり、オーケストラの集中力 とエネルギーが凝縮された演奏となっています。(オクタヴィア)

CPO
CPO-555337(1CD)
NX-B10
フランツ・クロンマー(1759-1831):交響曲集 第3集
交響曲第6番ニ長調(1823)
交響曲第9番ハ長調(1830)*
ハワード・グリフィス(指)
スイス・イタリア語放送O

録音:2016年5月、2017年2月*
ボヘミア出身、ウィーンで活躍した古典派の作曲家フランツ・クロンマー(チェコ名フランティシェク・ヴィンツェンツ・クラマーシュ)。 300曲を超える作品を残しましたが、なかでも管楽器のための作品が良く知られています。cpoはクロンマーの交響曲全曲録 音シリーズを2014年から開始、ハワード・グリフィスとスイス・イタリア語放送Oの演奏は、すっかり忘れられてしまったク ロンマー作品を丁寧に演奏、現代によみがえらせています。第3集となるこのアルバムには端正な風情を持つ第6番、革新的 なアイデアが随所に見られる最後の交響曲となった第9番の2曲が収録されています。失われてしまった第8番を除き、これで 全曲録音が完成となります。

Gramola
GRAM-99210(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
「エグモント」序曲 Op.84
レミー・バロー(指)
クラングコレクティフ・ウィーン

録音:2019年3月23日
数々のブルックナー録音で話題を呼ぶ指揮者レミー・バローと、ウィーン最前線のオーケストラで活躍する名手たちによっ て結成された「クラングコレクティフ・ウィーン」。このオーケストラのデビュー盤となったシューベルトの交響曲集「未完成& 第1番」(GRAM99180)は、彼らの理念である「現代楽器でウィーン古典派の音楽と正面から向き合い、その様式美 を丁寧に伝えた」演奏として高く評価されました。第2作で取り上げたのは、2020年に生誕250年を迎えるベートー ヴェンの交響曲第3番と「エグモント序曲」。ベートーヴェンの最初の構想通り、第1ヴァイオリンが6人のみというスリムな 編成で演奏することで、初演時の響きを丹念に再現しています。

philharmonia・rec
PHR-0111(1CD)
シューベルト:交響曲第9番「グレート」 フィルハーモニア・チューリッヒ
ファビオ・ルイージ(指)

録音:2019年2月、チューリッヒ歌劇場(ライヴ)
ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるシューベルトの「グレート」。ルイージは、2012年からチューリヒ歌劇場の音楽総監 督を務め2019/20シーズンで離任することが決まっています。次期音楽総監督には、ワシントン・ナショナルSOの首席指揮者を務めているジャナ ンドレア・ノセダが2021/22シーズンより就任します。 オペラで培った表現力をオーケストラ演奏にも余すところなく落とし込むルイージ、そして歌手たちと日々ドラマを作り上げてきた経験豊かなフィルハーモ ニア・チューリッヒの感性だからこそ実現する、隅々にあふれ出る歌心と、圧倒的な推進力を持つ演奏を聴かせてきた「PHILHARMONIA ・ REC」レー ベル。今回のシューベルトでもその力が遺憾なく発揮されています。 シューベルトの交響曲の最高傑作「グレート」。「未完成」交響曲の後、1825年から1826年にかけて作曲されシューベルトの死の2,3年前に書かれた 最後の交響曲です。1828年12月にウィーンでの初演の際「あまりに長すぎる」という理由で初演を拒否されるなど不遇でありましたが(シューベルト は同年11月19日に死去)、1839年シューマンがシューベルトの遺品から「グレート」のスコアを見つけ、その素晴らしさに圧倒され、メンデルスゾー ンに推薦し、1839年3月21日にゲヴァントハウスOメンデルスゾーン指揮によってライプツィヒで初演されました。 色彩豊かで厚みのあるオーケストレーション、流麗な旋律、壮大な響きとまさに「グレート」の名に相応しい大作。ルイージは、冒頭のホルンの有名なフ レーズも、テーマを一つ一つ丁寧に提示させ、圧倒的なフィナーレも明瞭で堂々たる演奏で聴かせます。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-051(12CD)
完全限定盤
ベートーヴェン:交響曲集

(1)交響曲第1番ハ長調 Op.21

(2)交響曲第2番ニ長調 Op.6

(3)交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」

(4)交響曲第8番ヘ長調 Op.93

(5)交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」

(6)交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」

(7)交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」

(8)交響曲第8番ヘ長調 Op.93

(9)交響曲第4番変ロ長調 Op.60

(10)交響曲第4番変ロ長調 Op.60

(11)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」

(12)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」

(13)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」

(14)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
s
(15)交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」

(16)交響曲第7番イ長調 Op.92

(17)交響曲第8番ヘ長調 Op.93

(18)交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱付き」

(19)交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱付き」
(1)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO
ライヴ録音:1966年8月28日ザルツブルク(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(2)ピエール・モントゥー(指)北ドイツRSO
録音:1960年10月1日ハンブルク(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(3)マックス・ルドルフ(指)シンシナティSO
録音:1967年12月20-22日/シンシナティ(ステレオ)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(4)ピエール・モントゥー(指)ロイヤル・コンセルトヘボウO
録音:1962年5月14日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(5)フェレンツ・フリッチャイ(指)RIASSO
録音:1961年2月5日自由ベルリン放送(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(6)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
ライヴ録音:1953年9月4日ヘラクレスザール(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(7)初CD化〜ヨゼフ・クリップス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年9月18日モントルー、ヴヴェイ(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven
(8)初CD化〜イーゴリ・マルケヴィチ(指)フランス国立O
録音:1955年1月6日ORTF、パリ(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(9)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)スイス・イタリア語放送O
ライヴ録音:1964年イタリア(ステレオ)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(10)オットー・クレンペラー(指)バイエルンRSO
ライヴ録音:1969年5月30日ヘラクレスザール(ステレオ)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(11)オットー・クレンペラー(指)バイエルンRSO
ライヴ録音:1969年5月30日ヘラクレスザール(ステレオ)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(12)初CD化〜ヨゼフ・クリップス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1957年10月10日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(13)初CD化〜ジョルジュ・プレートル(指)フランス国立O
ライヴ録音:1960年2月1日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(14)ヘルマン・シェルヘン(指)スイス・イタリア語放送O
録音:1965年2月24-26日ルガーノ(ステレオ)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(15)エーリヒ・クライバー(指)ケルンWDRSO
録音:1955年4月4日フンクハウス、ザール1、ケルン(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(16)ヨゼフ・クリップス(指)ロイヤル・コンセルトヘボウO
録音:1952年5月24日スヘフェニンゲン(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(17)エイヴィン・フィエルスタート(指)フランス放送PO
録音:1958年3月17日ORTF、パリ(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(18)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
エリザベート・ブラッスールcho、ヴィルマ・リップ(S)、クリスタ・ルートヴィヒ(A)、ヴァルデマール・クメント(T)、ゴットロープ・フリック(Bs)
ライヴ録音:1960年4月26日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
音源:INA archives
(19)初CD化〜ヨゼフ・クリップス(指)フランス国立O、スイス・ロマンド放送cho、マリア・シュターダー(S)、マルグリット・コンラッド(A)、アントン・デルモタ(T)、ヴァルター・ベリー(Bs)
ライヴ録音:1965年8月28日モントルー、ヴヴェイ(ステレオ)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven
丁寧な復刻で定評のあるSpectrum Soundレーベル。当セットはベートーヴェン生誕250周年を記念してINA及びARGのアーカイヴからの貴重音源に 加えてスペクトラム・サウンド・レーベルが保有するオープンリール・テープからの復刻でカラヤン、モントゥー、フリッチャイ、フルトヴェングラー、クリップス、 クレンペラー、プレートル、マルケヴィチ、ルドルフ、サヴァリッシュ、シェルヘン、E.クライバー、フィエルスタートが演奏したベートーヴェンの交響曲を収録。初 CD化を含め充実の演奏が生々しく蘇ります。完全限定プレス。※日本語解説は付きません。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-050(4CD)
限定盤
偉大なる指揮者たち〜モントゥー、クーベリック、ディクソン、クリップス、パレー、シュミット=イッセルシュテット

(1)プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 Op.25
(2)チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

(3)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 

(4)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67 「運命」

(5)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 

(6)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73 

(7)ブラームス:大学祝典序曲

(8)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
(1)(2)ピエール・モントゥー(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年5月8日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(3)初CD化〜ラファエル・クーベリック(指)フランス放送PO
ライヴ録音:1960年9月9日ルドゥー劇場(モノラル)
(4)初CD化〜ポール・パレー(指)フランス国立O
ライヴ録音:1957年5月2日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(5)初CD化〜ディーン・ディクソン(指)フランス国立O
ライヴ録音:1959年12月22日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(6)初CD化〜ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)フランス国立O
ライヴ録音:1960年2月9日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(7)(8)初CD化〜ヨゼフ・クリップス(指)フランス放送PO
ライヴ録音:1959年5月28日シャンゼリゼ劇場(モノラル)

以上、音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
丁寧な復刻で定評のあるSpectrum Soundレーベル。当セットはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源とスペクトラム・サウンド・レーベル が保有するオープンリール・テープからの復刻で構成されている名指揮者モントゥー、クーベリック、ディクソン、クリップス、パレー、シュミット=イッセルシュテットの録音集です。ここに生々しく蘇った名演をお楽しみください。完全限定プレス。日本語解説は付きません。 (Ki)

BR KLASSIK
BR-900178(1CD)
NX-B05
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
プーランク:オルガン,弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調 FP93
イヴェタ・アプカルナ(Org)
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2019年3月11-15日 ライヴ収録
フィルハーモニー・イン・ガスタイク
ミュンヘン放送
この日の演目は、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」とプーランクの「オルガン協奏曲」の2曲であり、どちらもオルガンをメインに据えた、華やかで 壮大な響きを特徴とする作品です。ヤンソンスには、1994年に録音された、オスロ・フィルハーモニーとの迫力たっぷりの「オルガン付き」の録音がありますが (オルガン独奏はウェイン・マーシャル)、今回の録音では、気鋭のオルガニスト、イヴェタ・アプカルナを独奏者に迎え、前作よりも更にゆったりとしたテンポで壮 大かつ自然な音響による素晴らしいサン=サーンスを聴かせています。活発な第1楽章から第2楽章での深い静寂、激しい第3楽章と雄大な終楽章を経 て、曲を閉じるときには、まるで名残りを惜しむかのような長奏を聴かせ、聴き手を感動に導きます。 1976年、ラトヴィア出身のイヴェタ・アプカルナは古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持つオルガニスト。2016年からはエルプフィルハーモニーのオル ガニストを務めており、その才能は高く評価されています。ヤンソンスとは2013年にヤナーチェクの「グラゴル・ミサ」で共演、素晴らしい演奏を披露していまし た。 アプカルナの華やかな演奏がたっぷり堪能できるのが、プーランクの「オルガン協奏曲」でしょう。プーランクはあえて“オルガンの響きに似た”管楽器を用いること なく、伴奏を弦楽器と打楽器のみに委ねることで、オルガンの音色を存分に引き立てています。全曲は切れ目なく演奏され、バッハを思わせる冒頭の主題に 始まり、さまざまな楽想が次々と登場しながらも、最後の部分では冒頭の主題を回想し、荘厳に終わるという作品です。ここでのヤンソンスは、弦をたっぷり 歌わせながらも、オルガンを的確にサポート。全体をまとめながら作品のすばらしさを伝えています。 また、サン=サーンスとプーランクの両曲で重要な役割を果たすティンパニを担当するのは、バイエルンRSOの首席奏者レイモンド・カーフス。アバド がルツェルン祝祭Oを立ち上げた際、そのティンパニストに指名された世界的名手です。こけおどしの表現とは無縁の洗練された音楽性と完璧なテク ニックから生み出される美しいサウンド。そして、ここぞというところでの決めの一撃は他の追随を許しません。

ONDINE
ODE-1332(1SACD)
NX-B04
ルトスワフスキ(1913-1994):交響曲第2番&第3番 ハンヌ・リントゥ(指)
フィンランドRSO

録音:2018年11月26-30日ヘルシンキ・ミュージック・センター,フィンランド
ハンヌ・リントゥによる「ルトスワフスキ:交響曲全集」の第2集。今回のアルバムに収録されているのは、新古典主義の作風から少しずつ脱却を図った 時期に書かれた「交響曲第2番」と、完全に自身の作風を確立した1980年代の「交響曲第3番」の2曲。交響曲第2番は、コラージュ的な手法を 採り入れることで多彩な音の動きが追求されており、冒頭のファンファーレ風の旋律は混沌の波に取り込まれ、第2楽章の後半で激しい動きへと変化 します。交響曲第3番はシカゴ響の委嘱曲。1972年から取り掛かったものの出来栄えに満足せず、結局11年かけて完成したというルトスワフスキの 苦労がしのばれる作品です。交響曲第2番で萌芽した「管理された偶然性」(指揮者の手を離れ、アドリブをする箇所があることで、管理している部 分が際立つ)が発揮されたユニークな作品です。複雑な曲を得意とするリントゥの手腕が冴える目覚ましい演奏を素晴らしい録音で。

東武レコーディングズ
TBRCD-0091(2CD)
税込定価(特価)
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調
(ハース版)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調*
ジェームズ・デプリースト(指)
東京都SO

録音: 2006 年4 月12 日サントリーホール、ライヴ(第624 回定期演奏会)
2006 年4 月17 日東京文化会館、ライヴ(第625 回定期演奏会)*
万全の体調ではなかったのに都響の音楽監督を引き受けた漢気の人、デ プリースト。困難な時代にその豊かな音楽性と人柄で都響を牽引した恩人。 巨匠はマーラー演奏で名を成した人ですが、その解釈は当時隆盛を極めた 諦観と失望を取混ぜた人生に対する疑問を表現するマーラーとは無縁なも のでした。ブルックナー解釈についてもそれは同様、デプリーストのブルック ナーもやはり大らかな人生肯定と自然への讃歌に満ちております。ブル2は ハース版使用。かなりのスピード感で瑞々しさと若々しさに脱帽。ブル9 は軽 やかな足取りで進む快演。澄み切った湖の畔に立ち美しい空気の中で深呼 吸をするような演奏と申せましょう。

ALPHA
ALPHA-595(1CD)
エリッキ=スヴェン・トゥール(1959-):交響曲第9番「ミトス」、
「テンペストの呪文」*
「風を蒔いて…」#
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
エストニア祝祭O

録音:2016年7月 パルヌ・コンサートホール、エストニア*
2018年1月 エストニア・コンサートホール
2019年7月 パルヌ・コンサートホール#
エストニアのヒーウマー島に生まれたトゥールは、タリンでパーカッションとフルート、さらに作曲を学んだ後、プログレッシブ・ロック・グループ「IN SPE」で活躍し人気を博したという経歴の持ち主。現在は作曲に専念しています。ミニマル、スペクトル分析、十二音技法、音響作曲法など の影響を受けた前衛的な作風ではありますが、その多彩なリズムと刺激的な音響の面白さで、いずれもたいへん聴き応えのあるものです。 パーヴォ・ヤルヴィは同世代にあたり、故国を代表する彼の作品を積極的に取り上げてきました。 パーヴォ・ヤルヴィに捧げられた単一楽章の交響曲第9番は、神話あるいは信仰などを意味する「ミトス(MYTHOS)」の副題が付けられてお り、30分以上に渡り大管弦楽が色彩豊かに響く大作。カオスを思わせる冒頭から上昇系のフレーズが執拗に繰り返されるクライマックス、 ヴェールに包まれるようなラストまで、高い緊張が続き耳を離せません。2019年の来日公演でお披露目され話題となった「テンペストの呪文」 (嵐を呼び寄せる声、といった意味)は、リズムが特徴的な高揚感のある小品。「風を蒔いて…」は、ヘブライ語聖書(旧約聖書)のホセア書に ある教訓「風を蒔いて、つむじ風を刈り取る」(因果応報、自業自得といった意味)からタイトルを取っており、リズムと音響の面白さに加え、特 に打楽器の使い方にプログレッシブ・ロックの影響も感じさせる作品です。
ALPHA
ALPHA-479(1CD)

NYCX-10131(1CD)
国内盤仕様
税込定価
リサウンド・ベートーヴェン 第8集
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第6番『田園』
マルティン・ハーゼルベック(指)
ウィーン・アカデミーO(古楽器使用)
【弦編成】第5番:7/7/5/4/3 第6番:8/7/5/5/4

録音:2018年11月、2019年7月 ウィーン、ニーダーエスターライヒ宮殿
ニーダーエスターライヒ州議事堂
【国内盤】
日本語解説付
楽聖ベートーヴェンの活躍地ウィーンを拠点に、作曲家生前の楽器と奏法を徹底して採用するのみならず、初演時ないしその同時代の音 響環境を今に残している会場で演奏することによって、作曲者の同時代人たちを驚かせたオリジナルの響きに立ち返る――マルティン・ハー ゼルベック率いるウィーン・アカデミーOによるAlphaレーベルでのReSound Beethovenシリーズも、ついに佳境へ。作曲家生誕 250周年を記念するがごとく、1808年の伝説的演奏会でともに初演された第5・6交響曲の真相に迫ります。 「傑作の森」と呼ばれるほど名曲が多いベートーヴェン中期の作品のなかでも、とりわけ注目すべきは1808年の冬、アン・デア・ウィーン劇場 で同夜に相次いで初演された二つの交響曲でしょう。当の歴史的演奏会は練習時間の不足もあって大失敗だったそうですが、作品の魅力 に人々が気づくのにはその後そう時間はかかりませんでした。ハーゼルベックは200年の歴史で改装も相次ぎ当時とは姿を変えてしまった“因 縁の会場”アン・デア・ウィーン劇場を避け、当時から現存するニーダーエスターライヒ宮殿で少数精鋭の演奏編成を率い、作曲家の雪辱を 果たさんと本盤の収録に臨みました。作曲家・指揮者・演奏陣とともに2大傑作の誕生を追体験するスリリングな古楽器演奏、記念年なら ではのリリースから目が離せません!
ALPHA
ALPHA-598(17CD)
NX-F01
『ベートーヴェン再発見』〜ピリオド楽器によるベートーヴェンを集めて
交響曲全集、序曲集、交響曲全集(リスト編曲ピアノ版)、ピアノ協奏曲全集(室内楽編成による)、ピアノ曲集

【DISC 1-6】
交響曲第1番-第9番
『プロメテウスの創造物』序曲、『コリオラン』序曲、『エグモント』序曲、『アテネの廃墟』より序曲、トルコ行進曲 、『献堂式』 序曲
【DISC 7-12】
交響曲第1番-第9番(リスト編曲ピアノ版)

【DISC 13-15】
アノ協奏曲第1番-第5番、第6番(Vn協奏曲からの編)
【DISC 16】
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 『月光』
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53 『ワルトシュタイン』
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 『テンペスト』

【DISC 17】
創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
幻想曲 ト短調 Op.77
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 「エロイカ変奏曲」 Op.35
【DISC 1-6】
ジョス・ヴァン・インマゼール(指)
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ (古楽器使用)
<第9番>
アンナ・クリスティーナ・カーポラ(S)
マリアネ・ベアーテ・シェラン(A)
マルクス・シェーファー(T)
トーマス・バウアー(B)
アニマ・エテルナcho
録音:2005-2007年

【DISC 7-12】
ユーリ・マルティノフ(P)
1837年エラール製…交響曲1,2,6,7番
1867年頃ブリュートナー製…交響曲3-5,8,9番
録音:2011-2015年
【DISC 13-15】
アルテュール・スホーンデルヴルト(P)
1810年頃フリッツ製ピアノ…4,5,6番
1800年ヴァルター製による1996年
パウル・ポレッティ&ヘラルト・タインマン製復元楽器…1,2,3番
クリストフォリ(古楽器使用/ヴィオラとチェロ各2名、他各パート1名)
録音:2004-2009年
【DISC 16】 ALPHA194
アレクセイ・リュビモフ (P)
録音:2012年6月27-29日 シテ・ド・ラ・ミュジーク円形劇場、パリ
【DISC 17】 ALPHA201
オリガ・パシチェンコ(P)
1818年フリッツ製によるクリストファー・クラーク製復元楽器
録音:2014年3月14-16日 サン・マルセル聖堂、パリ
インマゼールと手兵アニマ・エテルナ・ブリュッヘによる、編成や配置、録音機材まで細部にこだわり抜いた交響曲全集は、「トルコ行進曲」と 「第九」の打楽器にトルコ風のものを用いるなど、独自の研究成果が生かされたたいへん興味深い内容。名手マルティノフによるピアノ版交 響曲全集には、編曲者リストの時代の楽器を使用しています。2Vn、2Va、2Vc、Cbの弦7名に完全二管とティンパニという、公開初演前 にパトロンのロプコヴィツ侯爵邸で行われていた試演会の時の演奏編成を徹底検証のうえ再現した、スホーンデルヴルトとクリストフォリによる ピアノ協奏曲全集には、クレメンティの依頼でピアノ協奏曲へと改作されたヴァイオリン協奏曲も「第6番」として収録。これに、大御所リュビモ フとその門弟パシチェンコという歴史的ピアノの名手によるソナタと小品を加えた17枚組。いずれもベストセラーとなった企画を贅沢に盛り込ん だ、ベートーヴェン・イヤーならではのBOXです。

MELODIYA
MEL-1002630(2CD)
NX-C09
アルフレート・シュニトケ:アニヴァーサリー・エディション

【CD1】
ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチに捧げる6手のためのピアノ曲
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番#
ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための五重奏曲*
ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲**

【CD2】
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキーによる作品紹介
合奏協奏曲 第4番/交響曲第5番#
ヴァイオリン協奏曲 第4番*
【CD1】
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(P)
ヴィクトリア・ポストニコワ(P)
アレクサンドル・バフキエフ(P)
リアナ・イサカーゼ(Vn)#
ウラディーミル・スカナヴィ(P)#
エリソ・ヴィルサラーゼ(P)*
ボロディンQ*
ウラディーミル・クライネフ(P)**
ドミトリー・キタエンコ(指)**
モスクワPO**
録音:モスクワ音楽院、大ホールにおけるアルフレート・シュニトケ・リサイタルの放送より1980年、1977年#、1984年12月7日*、1980年2月29日**

【CD2】
ギドン・クレーメル(Vn)*
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)
ソヴィエト国立文化省SO#
モスクワ音楽院SO*
録音:モスクワ音楽院、大ホールにおけるアルフレート・シュニトケ・リサイタルの
放送より1990年1月18日
モスクワ音楽院創立125年記念ガラ・コンサートの放送より1990年12月23日*
さまざまなジャンルの作品を網羅したこのアルバムの音源は、これまでにCDとしては発売されたことがない貴重なもの。どれも1977年から1990 年にかけてのライヴ収録で、合奏協奏曲第4番はモスクワ初演時の貴重な記録です。また、CD1の冒頭に収録されている“6手のためのピアノ 曲”は、作品としての興味だけではなく、ロジェストヴェンスキーをはじめとした演奏家への興味も尽きることがありません。グルジア出身のイサカー ゼが演奏するヴァイオリン・ソナタ第2番や、名手クレーメルが演奏するヴァイオリン協奏曲第4番など、シュニトケの音楽を知り尽くした奏者の演 奏が聴きどころ。 20世紀ロシアを代表する作曲家の一人、アルフレート・シュニトケの生誕85周年を記念した2枚組の登場。ユダヤ系ロシア人のシュニトケ は、初期の作品こそショスタコーヴィチの影響が感じられるものの、年齢を重ねるごとに独自の作風を開拓、さまざまな試行錯誤を繰り返しなが ら「多様性」と呼ばれるユニークな形式を生み出したことで知られています。

Linn
CKD-624(1CD)
NX-B09
ビゼー(ギロー編):『カルメン』 組曲第1番
グノー:小交響曲*
ビゼー:交響曲第1番ハ長調
フランソワ・ルルー (指、Ob*)
スコットランド室内O

録音:2019年5月18-21日 ケアード・ホール、ダンディー、UK
オーボエ奏者として、ソロや「レ・ヴァン・フランス」で活躍するフランソワ・ルルーが、指揮者としてスコットランド室内Oと共演したアルバム が登場。故国フランスが誇る19世紀の大作曲家二人の名作を収めています。いずれも溌溂とした音運びと細部まで行き届いた歌心がなん とも魅力的。グノーの小交響曲は管楽合奏(Fl 1、Ob 2、Cl 2、Fg 2、Hr 2)のために書かれていますが、ここでは第1オーボエ奏者として 参加。『カルメン』の闘牛士(前奏曲)の喧騒の後、ふっと立ち上がる小編成アンサンブルの響きは、得も言われぬ美しさです。

Chandos
CHSA-5245(1SACD)
シューベルト:交響曲集 Vol.2
交響曲第2番変ロ長調 D.125
交響曲第6番ハ長調 D.589
イタリア風序曲 ニ長調 D.590
イタリア風序曲 ハ長調 Op.170, D.591
エドワード・ガードナー(指)、
バーミンガム市SO


録音:2019年7月9日ー10日、タウン・ホール、バーミンガム(イギリス)
2015年からノルウェーの名門ベルゲン・フィルの首席指揮者を務め、2021年からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者を担うことが発表され話題を呼んでいるイギリスの次代を担うマエストロ、エドワード・ガードナー。Chandosでは「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」(CHSA 5132、CHSA-5139、CHSA-5151、CHSA-5161)と題されたユニークな録音プロジェクトで成功を収めたガードナーとバーミンガム市SO(CBSO)による新シリーズ、シューベルトの交響曲全集。
第2巻では交響曲第2番と「小ハ長調」の愛称を持つ交響曲第6番、「小ハ長調」と同時期に作曲された2つの「イタリア風序曲」を収録。ガードナーの洗練された指揮で、バーミンガム市響の艶やかな響きをスタイリッシュに紡ぎあげています。ChandosのSACDハイブリッド・サラウンドによる優秀録音もポイント!

Goodies
78CDR-3788(1CDR)
税込定価
シューマン:交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」 ピエロ・コッポラ(指)
パリ音楽院O

仏 DISQUES GRAMOPHONE DB4936/6
1933年11月7-8日パリ録音
ピエロ・コッポラ(1888-1971)はミラノ生まれ。生地の音楽院でピアノと作曲を んだ後、スカラ座で指揮者としてデビューした。1921年から翌年までブリュッ セルのモネ劇場の指揮者を務め、1914年にはロンドン、1915年から19年までス カンジナヴィアを転々とした後パリのDISQUES GRAMOPHONE社専属指揮者になり 活躍した。1930年にはサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」の世界 初録音を行った(78CDR-3110)。さらにこの「ライン」もこの曲の世界初録音で あった。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

Halle
CDHLL-7553(1CDR)
シベリウス:交響曲第4番イ短調 Op.63
交響曲第6番ニ短調 Op.104
マーク・エルダー(指)ハレO

録音:2018年8月2日−3日(第4番)&2019年1月9日−10日、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター、イギリス)
長き歴史を誇るイギリス、マンチェスターの名門オーケストラ、ハレOの自主レーベル "Halle"が贈る、シベリウスの交響曲サイクル。交響曲第2番が収録された第2巻(CDHLL7516)は特に絶賛され、BBCミュージック・マガジンの「オーケストラル・チョイス」、サンデー・タイムズとクラシックFMの「アルバム・オヴ・ザ・ウィーク」に選ばれています。
シベリウスのもっとも個人的で特徴的な2作品、交響曲第4番と第6番を収録した第4巻で、このシベリウス・サイクルを締めくくり、1960年〜70年代に行われたバルビローリ時代の録音以来となるハレ管のシベリウス交響曲全集が完成します。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Indesens
INDE-099(1CD)
シャモー:交響曲第5番「星たちのマニュスクリプト」 アラン・パリス(指)、
バカウ・ミハイル・ジョラPO

録音:2017年2月16日−18日、バカウ(ルーマニア)
パリ出身で現代のフランスを代表する作曲家として活躍するフィリップ・シャモー(1952−)。ヒューマニズムやスピリチュアルティを題材とした作品も多く、この「交響曲第5番」は宇宙の中での人々の思いを音楽で表現した5楽章形式の大作です。

CAvi
85-53474(1CD)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO、
マヌエラ・ウール(S)、ポリナ・パスティルチャク(S)、ファトマ・サイード(S)、カトリン・ヴンドサム(Ms)、カタリーナ・マギエラ(A)、ニール・クーパー(T)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、ピーター・ローズ(Bs)、デュッセルドルフ市楽友協会cho、ボン・フィルハーモニーcho、ケルン・カルトジオ会聖歌隊、デュッセルドルフ・クララ・シューマン・ユーゲントcho

録音(ライヴ):2018年7月5日−9日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、前作の「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。
第7弾は、演奏はもちろんレコーディング面でも特別な課題となる交響曲第8番「千人の交響曲」のライヴ録音。音楽的な面を妥協せずに如何にこの巨大編成をコントロールするか、コンサートホールでの体験とは違ったレコーディングとしての価値をどう与えるか、アダム・フィッシャーが真摯に向き合って創り上げた特別な「千人の交響曲」です。



Global Culture Agency
GCAC-1031(3CD)
XRCD
ペーター・マーク/メンデルスゾーン:交響曲全集
[Disc1]
交響曲第1番ハ短調 作品11
交響曲第5番ニ長調 作品107 『宗教改革』
[Disc2]
交響曲第2番変ロ長調 作品52 『讃歌』
[Disc3]
交響曲第3番イ短調 作品56 『スコットランド』
交響曲第4番イ長調 作品90 『イタリア』
ヴァレンティナ・ヴァレンテ(ソプラノ1)
マリア・ホ セ・スアレス(ソプラノ 2 )
サンチャゴ・カルデロン(T)
ホセ・アントニオ・サインズ・アルファロ(合唱指揮)
オルフェオン・ドノスティアッラ(合唱)
ペーター・マーク(指)
マドリードSO

録音:[Disc1]2000年6月、[Disc2]1997年2月27日、[Disc3]1997年7月/マドリード国立音楽堂
国内レーベルGlobal Culture Agencyによる注目企画。入手困難だったペーター・マークの名盤が装いも新たに高品位なセットで復活。ARTSレー ベルから取り寄せたオリジナル・マスター音源を丁寧にリマスタリングし、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして商品 化しました。オリジナルのARTS盤も十分に定評ある音質でしたが、それを凌駕する素晴らしい音質となっているのが一番の注目点です。音作りの方向 性としては実際の演奏に本来備わっていたものを丁寧に掬い取るアプローチであり、ペーター・マークの狙った演奏効果、細やかな表情付けのひとつひと つまでが、はっきりと眼前に立ち現れるマスタリングとなっています。
ペーター・マークが得意としたメンデルスゾーンの交響曲を全曲網羅したセット。情熱的な盛り上がり、浮き立つリズム、開放感あふれる明るい響き、 厳粛な宗教性から壮麗な盛り上がりまで、メンデルスゾーンの音楽が持つ愉悦に思いきり浸れる名演です。それは決して度を越すことなく実に真っ直ぐな 表現であり、明快な解釈と巧みなバランス・コントロールが生み出す賜物と言えます。加えてこの高音質!オルガンと合唱を伴う『讃歌』の大迫力のクライマッ クスにおいても響きは混濁することなく、各楽器の肌触りがしっかりと感じられ、ヴィオラの厚みや木管の色彩も鮮明。強奏時のトロンボーンやティンパニ の質感もたまらない気持ちよさです。
『スコットランド』『イタリア』の2曲はオリジナルのARTS盤がオーディオ評論家・菅野沖彦氏にとってのリファレンス・ディスクになったほどの名録音。 今回のXRCD化でオーケストラの質感はさらに向上し、より微妙な音色の移り変わりを味わえるようになりました。『スコットランド』第2楽章での、スピー ド感を保ったまま滑らかに強弱を変化させ、様々な楽器にメロディを歌わせていく流麗さ。『イタリア』第1楽章で随所に散りばめられた細やかなアクセン トが作り出す、明るく跳ね回る立体的な音響。メンデルスゾーンならではの妙味を鮮やかに描き切ったペーター・マークの凄さの真価を、今までにない精 度で聴くことが出来る大注目のXRCDです。 (Ki)

Global Culture Agency
GCAC-1034(5CD)
XRCD
ペーター・マーク/モーツァルト:交響曲集&大ミサ曲
[Disc1]
交響曲第31番ニ長調 K.297『パリ』
交響曲第33番変ロ長調 K.319
交響曲第34番ハ長調 K.338
[Disc2]
交響曲第32番ト長調 K.318
交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』
[Disc3]
交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
交響曲第39番変ホ長調 K.543
[Disc4]
交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
[Disc5]
大ミサ曲 ハ短調 K.427
リンダ・ラッセル( ソプラノ)
ミラ・ヴィオティエヴィッチ(S)
ジェイムズ・マックリーン( テノー ル )
エ ルダ ー・アリエ フ( バ ス )
フィリッポ・マリア・ブレッサン(合唱指揮)
アテスティス合唱団
ペーター・マーク(指)
パドヴァ・ヴェネトO
録音:[第31・33・34番]1997年2月/パドヴァ、ポリーニ音楽堂
[第32・35・39・41番]1996年3月/パドヴァ、モディリアーニ音楽堂
[第36・38・40番]1996年2月/パドヴァ、モディリアーニ音楽堂
[ミサ]1997年4月27日/パドヴァ、ポリーニ音楽堂
国内レーベルGlobal Culture Agencyによる注目企画。入手困難だったペーター・マークの名盤が装いも新たに高品位なセットで復活。ARTSレー ベルから取り寄せたオリジナル・マスター音源を丁寧にリマスタリングし、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして商品 化しました。オリジナルのARTS盤も十分に定評ある音質でしたが、それを凌駕する素晴らしい音質となっているのが一番の注目点です。音作りの方向 性としては実際の演奏に本来備わっていたものを丁寧に掬い取るアプローチであり、ペーター・マークの狙った演奏効果、細やかな表情付けのひとつひと つまでが、はっきりと眼前に立ち現れるマスタリングとなっています。
ペーター・マークにとって大事な作曲家であるモーツァルト。交響曲10曲に大ミサ曲という聴き応えたっぷりのセットです。マークはモーツァルトの後 期交響曲に対しては大きめの編成をとっており、弦楽器、特に内声の充実ぶりが目覚ましく、同音の刻みの力強さなどはベートーヴェンのオーケストレー ションをも思わせます。それでいて管楽器とのバランスも見事で、トゥッティで音楽を引き締める場面ではホルンをより強調し、木管のソロではかなり豊か な歌い込みをさせるなど、手が込んでいます。こけおどしの効果ではなく、モーツァルトに愛情を持って、スコアに書かれた音符からいかに生き生きとした 音楽を組み立てるかひたむきに考え抜いた演奏と言えます。
たとえば『プラハ』、重々しい序奏を終え主部に入り、第1ヴァイオリンがシンコペーションの一定リズムをそっと奏で、内声が揺らぎながら和声を作り、 第1ヴァイオリンが動き出す場面!マークはそこにはっきりとアクセントを付け、喜びが跳ねるようなリズム感を瞬時に作り、音楽を走り出させます。新鮮 な驚きが立体的にはじける、ちょっとした味付けの妙が実に利いています。39番の序奏は堂々たる巨匠的遅さで、巨大な交響曲の幕開けを輝かしく告げ ます。これに呼応するかのように、フィナーレも一気呵成に陥ることなくフレーズに意味を持たせ、ぐっと深い表現を聴かせてくれます。『ジュピター』2 楽章の弱音器を付けた弦楽器の繊細な響きにふわりと花を添える木管楽器の絶妙な美しさも忘れ難く、終楽章のフーガではすべての主題を慈しみ噛みし めるような稀代の大演奏が繰り広げられます。これらの演奏がより鮮明に、今までにない精度で音像化された大注目のXRCDです。 (Ki)

H.M.F
HMM-902425(1CD)
ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817):自然の音楽による描写、あるいは大交響曲
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 op.68「田園」
ベルリン古楽アカデミー
ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)

録音:2019年6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ベートーヴェン・イヤーにあわせ、ハルモニアムンディから、ベルリン古楽アカデミーによる交響曲録音の登場!今回は第6番「田園」。ほかに1,2,4,8 番も同団による録音で登場予定です。「田園」のカップリングは、その30年ほど前に書かれたクネヒトの大交響曲。こちらも同じく自然を描写した音楽で、 各楽章のタイトルも類似しており、興味津々です。
この録音に際し、ベルリン古楽アカデミーの面々は、ウィーンでベートーヴェンが演奏したことのある場所(いわゆるホール)すべてを訪ね、その音響 を研究。最終的に、小さなホールの響きを理想とし、そのために弦楽器のメンバーも人数を少なくしての編成での録音の運びとなりました。ベートーヴェ ン自身が指揮をした演奏会の詳細な記録や絵画は残っていませんが、当時の劇場年鑑に残されているオーケストラのメンバーの人数の記録などから当時の オーケストラの陣容を推察。レイアウトについても、弦楽器は観客から見て左側、管楽器は右側になるようにし、コントラバスはトロンボーン、トランペッ トやティンパニの少し後ろに配置しました。これにより、メンバー間でのコンタクトもとりやすくなり、指揮者無しでもまるで室内楽を演奏しているように 各セクションの次の一手を酌むことができたといいます。
クネヒトの作品は1780年の作(ト長調)。冒頭から田園的な世界が美しい世界です。第2楽章で次第に嵐が近付いてくる様子は不安気に繰り返され る転調で表されております。第3楽章の嵐の描写は、何かオペラの序曲を思わせるような華やかなニ長調で展開されており、ベートーヴェンのとはまた違っ て興味津々です。終楽章は変奏曲の形式をとりながら、コラールのようなすがすがしい楽曲となっています。ベートーヴェンの交響曲第6番の各楽章のタ イトルとクネヒトのは類似しています。実際、確実な資料は残されていませんが、ベートーヴェンの初期の作品はクネヒトのと同じ出版社から出版されて いたことなどから、ベートーヴェンはクネヒトの作品を知っていたと考えられます。当時から自然を音楽で模倣する試みは行われており、1780年当時クネ ヒトの作品も革新的であったかもしれません。しかしこうして比較して聞いてみると、1808年12月の「田園」初演との間には30年弱の差があるとはい え、あらためて楽聖ベートーヴェンの革新性と偉大さを痛感してしまうのも事実です。ベートーヴェンの終楽章では、ベルリン古楽の面々が採用したバラ ンスのおかげで管楽器が際だって聴こえ、今までの「田園」像が覆されるかのような感覚をおぼえます。 (Ki)


WEITBLICK
SSS-0241(1CD)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
エーテボリSO

録音:1992年9月17日エーテボリ・コンサートホール,ライヴ
"最晩年の一歩手前で成し遂げた理想のブルックナー"
スヴェトラーノフ 2 種目のブル8が登場。しかも音盤では初顔合わせと なるエーテボリ響客演ライヴ。ロシア響とのメロディア盤は 1981 年でした のでほぼ 10 年後の演奏です。エーテボリ響もヤルヴィ時代の充実期で 立派な演奏を聴かせます。エーテボリのコンサートホールは音響の良さ で知られますのでクリアなサウンドを聴かせます。ロシア響はかなり金管を 強調させた激演でしたが、こちらは弦楽器を生かしたオーソドックスな名 演。スヴェトラーノフのもう一つの魅力である神経の細やかさを聴きとれる ことでしょう。第3 楽章冒頭の弦楽器の刻みは驚くほどの繊細さ。1992 年 というとまだまだ元気いっぱいでエネルギッシュな巨匠。最晩年の巨象の 歩みのような遅いテンポによる解釈ではなく運動神経抜群な切り返しも見 せます。90 年代のスヴェトラーノフは東京でチャイコフスキー交響曲全曲 演奏会を開き同時にライヴ録音して一気に評価を高めた時期です。 はやしひろし氏による書下ろしライナーノート付(英訳あり)。
これはスヴェトラーノフの最晩年の境地に至る手前の録音である点がポイント。カロリーに満ち溢れた超重量級のサウンドを期待すると肩透かしを食らうこと必至。ブルックナー特有の敬虔さを邪魔することなく、スヴェトラーノフ自身の個性はブルックナーの背後に置くことで、あくまでもブルックナーの音楽の味わいを再認識させる演奏に仕上がっています。
 最も感動的なのは第3楽章!8:42以降の色彩の陰影の濃さはスヴェトラーノフの独壇場ですが、それでもブルックナーの音楽から逸脱しない絶妙なバランス感覚を発揮。15:57以降の大音量も決して放射型ではなく、作品の根幹から目を逸らさない思慮深さと集中力が見事な緊張を孕んだ音像を築きます。
終楽章の第3楽章3:52からのリズムの刻み方は、クナッパーツブッシュとは対象的な軽妙さながら、軽薄なノリとは無縁。しっかりとブルックナーに寄り添う共感が息づいているのです。
 全体的に、ティンパニの響きが突出しすぎないように絶妙な距離感で録音されている点も、名演として結実した大きな要因と言えましょう。【湧々堂】


King International
KKC-4206(2CD)
ベーム&バイエルンRSO (1958/1965)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ブラームス:交響曲第4番*
カール・ベーム(指)
バイエルンRSO

録音:1958年11月27-28日、1965年10月14-15日* ミュンヘン(モノラル・ライヴ)
音源提供:Affetto, Italy
[ご参考]国内発売旧CD: セブンシーズKICC-2415(1996.4.24)、 セブンシーズKICC-2416(1996.4.24)*
日本語帯・解説付
カール・ベーム(1894-1981)にとって、「新世界」はドイツ・グラモフォン(DGG)へのセッション録音(1978年にウィーン・フィルと)がありま すが、58年にミュンヘンでバイエルン放送響を振ったこのライヴは凄い!力強さと推進力を示す第1楽章、感興の赴くまま自由さものぞかせる第2楽章 など、全体的に若々しく素朴な力強さに溢れています。晩年のDGG録音しか知らない人にはビックリさせること請け合い! “ベーム” という姓(Bohm)と “ボヘミア” のドイツ語(Bohmen ベーメン)から類推されるように、ボヘミアンをルーツにもつカール・ベームにとって「新 世界」は愛着のあるレパートリー。同様にボヘミア王国と関係の深い団員を多数抱えるバイエルン放送響を前に、ここでは、ひときわ愛情のこもった味わ い深い演奏となっており、管楽器のソロも聴きものです。
ブラームスの4番交響曲は晩年の75年セッション録音(ウィーン・フィルとDGGに)の名盤がありますが、10年前のこのライヴは血もしたたるかと 思わせる熱血ぶり! 感情の爆発だけにとどまらず、豊かな心があふれ出るような血潮が通った素晴らしい演奏になっています。
24年前にキングレコード(セブンシーズ・レーベル)が発売したCDの原盤、イタリア・アフェットから入手した音源を関口台スタジオでリマスタリング。 音質は両曲とも年代を感じさせないほど明瞭で、ベームの譜めくりの音や踏ん張る足音まで聞き取れるほど臨場感に満ちています。 昨年キングインターナショナルで発売した63年来日公演CD「第九」(KKC-2515)や69年ベルリン・フィルとの「ブルックナー8番」(テスタメント盤 KKC-6068)などで、改めて知らしめたベーム全盛期のライヴの凄さが大いに実感できるCDです。 (Ki)


Epitagraph
PITA-012(2CD)
UHQCD
ベーム/ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」【市販初出】
 交響曲第5番「運命」【市販初出】
ブラームス:交響曲第3番【世界初出】*
カール・ベーム(指)VPO

録音:[CD1] 1966年5月22日 ムジークフェラインザール、ウィーン(モノラル・ライヴ)
[CD2] 1963年8月21日 フェストシュピールハウス、ザルツブルク(モノラル・ライヴ)*
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
[CD1]・・・1966年のウィーン芸術週間に、楽友協会ホールでカール・ベーム(1894-1981)がウィーン・フィルを振ってのベートーヴェン。(かつ て、海外マイナーのVIBRATOレーベルでCD-Rが出たことありますが、今回の音源の出所は別です。市販初出)「コリオラン」は58年にベルリン・フィ ル(BPO)と、70年にウィーン・フィル(VPO)と、「運命」は53年にBPOと、70年にVPOと、いずれもドイツ・グラモフォン(DGG)に録音し ていますが、66年にVPOを振ったこのライヴは力強く、気合い充分の演奏。冒頭の「コリオラン」から緊迫感強く、ドラマチックな展開。「運命」では 一段とスケールは巨大になり、VPOの壮麗な響きでホールも充満するよう。スケルツォでは怒涛のように押し寄せる低弦の厚み、フィナーレではこの上は ないほど全合奏一体となったものすごい迫力を堪能できます。
[CD2]・・・1963年にザルツブルク音楽祭で振った「ブラームス3番」。世界初出音源。(当日はオール・ブラームスのプログラムで、他に「ハイドン変奏曲」 とハンス・リヒター=ハーザーのピアノで「協奏曲第1番」が演奏された)。交響曲第3番は、75年にVPOとDGGに録音していますが、全盛期の60年代、 乗りに乗ったベームの演奏は格別です。第1楽章では力感があふれ迫力に満ち、第2楽章、第3楽章ではゆったりとしたテンポで深い感情表現。有名な 憂愁のメロディを奏でる弦・管楽器の響きと言ったらため息の出るよう!ウィーン・フィルならでは美感をたっぷり味わわせてくれます。そしてフィナーレで はためていたエネルギーの大爆発!スタジオ録音とはまた違ったベームの魅力に心惹かれます。
Epitagraph提供のオープンリール・テープから、キング関口台スタジオでデジタル・マスタリング。各曲ともテープヒス等若干残っていますが、総じて 低重心バランスの良好な音質となっています。さらには”高音質CDの決定版“であるUHQCDになりますので、音質面でも期待充分のCDといえるでしょう。

オクタヴィア
OVXL-00097(1CD)
ダイレクトカット盤
90枚完全限定盤
税込定価
2020年2月19日発売
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93
久石譲(指)
ナガノ・チェンバー・オーケストラ
かつてない現代的なアプローチが話題を集め絶賛を博したツィクルスから、特 に人気の高いベートーヴェン交響曲第7番&第8番がダイレクト・カットCDとなっ てリリース。ダイナミックで溌剌としたサウンドを最高音質盤のダイレクト・カット CDでお楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVXL-00098(1CD)
ダイレクトカット盤
90枚完全限定盤
税込定価
2020年2月19日発売
エルガー:交響曲第1番変イ長調Op.55 尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO
尾高にとって最愛のレパートリーであり、しかも愛着の深い交響曲。 大阪フィルの骨格豊かな響きを礎に、威風と風格に満ちたドラマティックで熱気 あふれるエルガーを最高音質盤のダイレクト・カットCDでお楽しみください。
オクタヴィア
OVXL-00099(1SACD)
ダイレクトカット盤
90枚完全限定盤
税込定価
2020年2月19日発売
ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」
交響曲第94番「驚愕」
交響曲第97番
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指)
オランダ放送室内フィルハーモニー
オクタヴィア
OVXL-00100(1SACD)
ダイレクトカット盤
90枚完全限定盤
税込定価
2020年2月19日発売
ハイドン:交響曲第31番「ホルン信号」
交響曲第72番
交響曲第73番「狩」
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指)
オランダ放送室内フィルハーモニー















VAI
VAIA-1285(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」 エストニア国立SO
ネーメ・ヤルヴィ(指)

録音:2017年9月、エストニア・コンサート・ホール
ネーメ・ヤルヴィ(指)エストニア国立SOによるマーラー交響曲第1番。2017年にエストニアで行われたコンサートのライヴ録音です。この演 奏はすでにトーマス・ハンプソンの「さすらう若人の歌」を含むDVD(VAIDVD 4603)として映像ではリリースされていますが、CDでは初。ネーメ・ ヤルヴィのマーラーといえば、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOとの爆演が思い出されますが、母国エストニア国立SOとの演奏も大 いに素晴らしく、音楽的充実度は高く、円熟の境地に達しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902629(2CD)
モーツァルト:三大交響曲集
交響曲第39番変ホ長調 K.543
交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第41番ハ長調 K.551
アンサンブル・レゾナンツ
リッカルド・ミナージ(指)

録音:2019年7月、フリードリヒ=エーベルト=ハレ、ハンブルク(ドイツ)
ミナージ率いるアンサンブル・レゾナンツ、モーツァルトの三大交響曲という注目の新譜の登場です。当アンサンブルは、ケラスのソロによる協奏曲も収 録したC.P.E.バッハ(HMM 902331/KKC 5913)、ハイドン:十字架上の最後の7つの言葉(HMM 902633)などでも作品の核心を突いた鋭く も豊かに響きわたる演奏を展開していました。ここでも、あくまでもモダン楽器によるアプローチにこだわりつつ、既に膨大な数の録音があり、演奏会で とりあげられる回数も多いこの3作品を、目からうろこが落ちるような鮮度で演奏しています。
対比(和音とパッセージ、強弱など)が見事な第39番。「疾走」するあの有名な冒頭、と思うと思わぬところですぐに足踏みしたりと、手に汗にぎるよ うな第40番。そして第41番では胸のすくようなトゥッティ、それぞれの主題の性格の弾きわけの見事さ、弦楽器の走句の奏し方もひとつひとつが効果的で、 耳がはなせません。モーツァルトが譜面に書いた要素一つ一つが生き生きと鳴り響き、ちょっとしたところでのリタルダンドなど、すみずみまで鮮やか。ど こまでも自然。メンバーそれぞれの巧さが際だっています。まったく新しい三大交響曲の登場です!
ミナージは、アーノンクールがこれらの3作品の関連性と、連続して演奏することの意味を説いたことに言及しつつ、これらの3作品が作曲された同じ 年に、モーツァルトがスヴィーテン伯にC.P.E.バッハのオラトリオ “Die Auferstehung und Himmelfahrt Jesu(イエスの復活と昇天)” を再構築し、 指揮するよう依頼されていたことに着目。ミナージは、この作業がこれら3作品にもたらした影響は大きいと考えられるとしています。フランス風序曲を 思わせる第39番の冒頭、様々な要素がキリストの受難にまつわる作品と関連付けられる第40番、そして41番のフィナーレでのグレゴリオ聖歌とのか かわり・・・。オーケストラの各パート間のパッセージの受け渡し、あるいは各部分の移行部にいたるまで理想的な響きを求めて演奏しています。録音が 行われたフリードリヒ=エーベルト・ハレは、かのヴァントも録音を行ったことのある由緒あるホール。音響にも注目です。
ミナージは、1978年生まれ。世界が認める俊英の一人です。ヴァイオリン奏者として、サヴァール率いるコンセール・デ・ナシォオンやコンチェルト・ イタリアーノ、アッカデミア・ヴィザンティナなど、名だたるピリオド楽器アンサンブルで第1ヴァイオリンを担当していました。バルトリの「ノルマ」の録 音ではオーケストラ指揮のアシスタント、第1ヴァイオリン、そしてキュレーターも務め、2017年より、アンサンブル・レゾナンツ(ハンブルク)のアーティ スト・イン・レジデンツを務めています。

ACCENTUS Music
ACC-10478BD
(Bluray)
KKC-9527
(Bluray)
国内盤仕様
税込定価

ACC-20478DVD
(DVD)
KKC-9528(DVD)
国内盤仕様
税込定価
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第5番
バイバ・スクリデ(Vn)
アンドリス・ネルソンス(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2019年5月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ライヴ
◆Bluray
画面:16:9、Full HD
音声:PCM Stereo,DTS HD MA5.1
リージョン:All、103’ 49
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:PCM Stereo,DTS 5.1,DD5.1
リージョン:All、103’ 49
2020年のウィーン・フィル、ニューイヤーコンサートに登場し、飛ぶ鳥を落とす勢いの指揮者アンドリス・ネルソンス。2018年2月にライプツィヒ・ゲヴァ ントハウスOの第21代カペルマイスターに就任し、益々評価が高まっています。 本映像は2019年5月にライプツィヒで行われたコンサート。同楽団とネルソンスは、共演のヴァイオリストのバイバ・スクリデと2019年5月末に、同 プログラムで日本ツアーを行っており、来日直前のコンサート映像となります。 スクリデとネルソンスはともにラトヴィア出身。同じ音楽学校で学んだ旧知の仲。ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番も度々共演しています。2 曲あるショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲は、名手オイストラフのために書かれ、1955年オイストラフ、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィ ルで初演されています。高い表現力と構成力を要する難曲ですが、録音経験もあるスクリデは、すっかり手中に収めています。 チャイコフスキーの5番は、すでにバーミンガム市響とも録音しているレパートリーです。第6番「悲愴」は、2018年2月の就任記念コンサートでも披露し、 遅めのテンポでじっくりと聴かせましたが、5番も得意な演目だけに、抜群の安定感、深い感情表現は見事。 2021年2月には、同楽団とネルソンスの来日が決まっており、今後さらに期待できる演奏となっています。 (Ki)

BIS
BISSA-2298(1SACD)
レナード・バーンスタイン:交響曲集
(1)交響曲第1番「エレミア」
(2)交響曲第2番「不安の時代」
アークティック・フィルハーモニック、
クリスチャン・リンドベルイ(指)
(1)アンナ・ラーション(Ms)
(2)ローランド・ペンティネン(P)

録音:2017年5月、6月ストルメン(ボードー、ノルウェー)
制作:インゴ・ペトリ
「指揮者」クリスチャン・リンドベルイの「バーンスタイン・アルバム」第2作。「キャンディード」序曲、「ウエストサイド・ストー リー」の「シンフォニックダンス」、「オン・ザ・タウン」の「3つのダンスのエピソード」などの前作『波止場』(BIS SA 2278)につづき、交響曲を2曲、 アークティック・フィルハーモニックを指揮して演奏しています。
『旧約聖書』の予言者の名を副題にした交響曲第1番「エレミア」は、1939年、ハーバード大学を卒業後に作曲した「ヘブライ語」による『哀歌』 を最後の楽章に使った、3楽章の作品として書かれました。「予言者から人々への強い嘆願」〈予言(Prophecy)〉、「異教の堕落がもたらす破壊と混沌」の「ス ケルツォ」〈冒涜(Profanation)〉、『エレミアの哀歌』の詩をメゾ・ソプラノが歌う〈哀歌(Lamentation)〉。ニューイングランド音楽院の作曲コンペティ ションには落ちたものの、バーンスタインが指揮法を教わったフリッツ・ライナーに認められ、1944年、ライナーが音楽監督を務めていたピッツバーグ交 響楽団をバーンスタイン自身が指揮して初演しました。
交響曲第2番「不安の時代」は、1948年のピューリツァー賞を受賞したW.H.オーデンの詩『不安の時代』からインスピレーションを得て作曲され た作品です。第二次世界大戦中のニューヨーク、酒場を舞台に3人の男とひとりの女が、それぞれの不安を語り、意味とアイデンティティを求めています。バー ンスタインは、オーデンの詩の構造とタイトルに倣い、「第1部」〈プロローグ(The Prologue)〉〈7つの時代(The Seven Ages)〉(第1変奏−第7 変奏)〈7つの段階(The Seven Stages)〉(第8変奏−第14変奏)と「第2部」〈挽歌(The Dirge)〉〈仮面劇(The Masque)〉〈エピローグ(The Epilogue)〉の構成の作品としました。この作品にはブルースやジャズの要素も織りこまれ、バーンスタインの楽器「ピアノ」が重要な役割を担わされています。 1949年4月8日、バーンスタインがピアノを弾き、作曲を委嘱したクーセヴィツキーがボストンSOを指揮して初演されました。
2010年にスウェーデン宮廷歌手に指名されたアンナ・ラーションと、ウルフ・ヴァリーンやトゥールレイフ・テデーンと共演したBIS レーベルの室内 楽録音でも知られるローランド・ペンティネンをソリストに起用。ノルウェー、ボードーのコンサートホール「ストルメン」でのセッション録音です。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9831(2CD)
税込定価
マーラー:交響曲第3番ニ短調 小泉和裕(指)九州SO
清水華澄 (A)
女声合唱:九響cho、
RKB女声cho
多目的混声cho"Chor Solfa!" ほか
児童合唱:活水高等学校コーラス部
TwinkleStars、久留米児童cho

録音:2019年7月27日 アクロス福岡シンフォニーホール・ライヴ
九州SO 創立65周年を記念し演奏されたマーラー/交響曲 第8番。 モニュメンタルな作品の記念碑的演奏はCD化され、 「小泉和裕に導かれたオーケストラ、大合唱団、8人の独唱者の演奏は壮大なうねりを起こし、 心が震える終結部の高揚感は比類がない」と激賞されました。 <千人>に続く待望のマーラー第ニ弾、交響曲 第3番の登場です。 作曲者が「無機物から植物、動物、人間、天使、そして神の愛に到達する悠久の過程」と称した この作品。 小泉/九響は全精力を傾注し、世界の生成へと誘います。(フォンテック)

CPO
CPO-555227(1CD)
NX-B10
ヨハン・エヴァンゲリスト・ブランドル(1760-1837):作品集
協奏交響曲 ニ長調 Op.20
序曲「ヴァルベラの少女、ナンティルド」Op.50
交響曲 ニ長調
デヴィッド・カストゥーロ=バルビ(Vn)
アレクサンドル・カストゥーロ=バルビ(Vc)
ケヴィン・グリフィス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2018年4月19-23日
レーゲンスブルクで生まれ、6歳から音楽教育を受けたブランドル。ヴァイオリニストとして才能を開花させ、20歳になる前 にドイツ国内でコンサート・ツアーを開催し成功を収めました。その後はカールスルーエの宮廷楽団に入団し、最終的には カペルマイスターの地位を得て、亡くなるまでその職に就いていたとされています。作曲家としても高く評価され、当時は ベートーヴェンを上回る人気を獲得し「この時代で最も重要な作曲家の一人」と高く評価されたほどでした。このアルバム に収録された「協奏交響曲」はツアーに合わせて作曲されたようで、彼自身の技巧を誇示する「名刺代わり」の作品と考 えられています。また「交響曲ニ長調」はベートーヴェンの「交響曲第4番」を先取りするかのような見事な筆致で書かれ ています。

SOMM
ARIADNE-5007(1CD)
NX-B04
キャスリーン・フェリアー・イン・ニューヨーク
アルノルト・ミヒャエリスによるブルーノ・ワルターへのインタビュー 第一部*
マーラー:交響曲「大地の歌」
アルノルト・ミヒャエリスによるブルーノ・ワルターへのインタビュー 第二部*
バッハ:われを忘れたもうことなかれ BWV505#
ああ、我が生涯の最後の時でなく BWV439#
御身が共にいるならば BWV508 (伝・G.H.シュテルツェル/バッハ)#
キャスリーン・フェリアー(C.A)
セット・スヴァンホルム(T)
ジョン・ニューマーク(P)
ブルーノ・ワルター(指)NYO

録音:全てライブ
1948年1月18日 カーネギーホール、ニューヨーク
1950年1月8日 タウンホール、ニューヨーク#
1956年 ワルターのハリウッドの自宅にて*
深く豊かな声をもつ英国出身の偉大なコントラルト、キャスリーン・フェリアーによるニューヨークでの歴史的録音集。1948 年、カーネギーホールでの唯一のライヴ録音となったワルター指揮によるマーラーの「大地の歌」と、1950年、同じくニューヨー クのタウンホールでのバッハの3つの歌曲のピアノ伴奏版が収録されています(フェリアーは、このバッハ録音から3年後、 病気のため41歳という若さで惜しまれつつこの世を去りました)。いずれも、70年以上大切に保管されていたSP盤からのリ マスター音源です。1940年代から60年代にかけて、カーネギーホール・レコーディング・カンパニーにより行われたライヴ収録 は、できる限り原盤に近い音質を保つため、余計なノイズを除去する作業などは行わず、ホールでの響きそのものを大切に する方針の自然なリマスターが採用されました。ブックレットにはフェリアーのコメントなどとともに、録音とリマスターについての詳 細が書かれています。またトラック1と8には、ワルターの大変貴重なインタビューも収録。

BR KLASSIK
BR-4900925(4CD)
NX-C07
ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン-音楽に捧げた2人の生涯
イェルク・ハントシュタインによる音による物語
【CD1】
1.第1章:幸せな子供(1743-1825)
2.第2章:庭園の夢(1825-1829)
3.第3章:スコットランド交響曲(1829)
【CD2】
1.第4章:ツアー上のフェリックス(1829-1831)
2.第5章:パリ-ロンドン-ベルリン(1831-1833)
3.第6章:深刻な事案(1833-1835)
【CD3】
1.第7章:愛、婚約、結婚(1836-1837)
2.第8章:ツアー上のファニー(1837-1840)
3.第9章:陛下への奉仕(1840-1844)
【CD4】
1.第10章:時は駆け抜け
【CD4-続き】メンデルスゾーンの音楽集
弦楽のための交響曲楽章 ハ短調 MWV N14*
弦楽のための交響曲第8番ニ長調 MWV N8*
弦楽のための交響曲第12番ト短調 MWV N8「フーガ」*
われらに平安を与えたまえ MWV A11-マルティン・ルターの詩による合唱とオーケストラのための#
「出演」
ファニー…マルティナ・ゲディク
フェリックス…ザビン・タンブレア
語り…ウド・ヴァハトファイトル 他
イェルク・ハントシュタイン(ストーリー)
ベルンハルト・ノイホフ(エディター&ディレクター)
ミヒャエル・クロクマン、ダニエラ・レーダー(サウンド&技術)
録音:2019年8月30日-9月13日
バイエルン放送 第9スタジオ、ミュンヘン

ヘンリー・ラウダレス(指)*
ミュンヘン放送O*

ハワード・アーマン(指)#
バイエルンRSO#
ミュンヘン放送cho#

録音:2011年6月20-22日 バイエルン放送 第1スタジオ、2016年12月17日 プリンツレーゲンテン劇場,ミュンヘン ライヴ
高名な哲学者モーゼスを祖父、音楽を愛する裕福な銀行家アブラハムを父として生まれたフェリックス・メ ンデルスゾーンとその姉ファニー・メンデルスゾーン。2人は幼い頃から優れた音楽性を発揮しただけではな く、恵まれた家庭環境の中でこの才能を存分に駆使し、10代の頃からサロンで注目を集めていました。 当初、父アブラハムは、姉ファニーのほうが弟フェリックスよりも音楽的才能が優れていると考えていたとされ ていますが、当時の社会情勢の中、女性が音楽家として活躍することは困難であり、ファニーは結婚して からでさえ多くの作品を残しつつも、結局は家庭での役割を守り、アマチュア音楽家として弟フェリックスの サポート役に徹したことでも知られています。そして、1847年5月にファニーが41歳の若さで死去、フェリッ クスもその後を追うかのように半年後の1847年11月にこの世を去りました。 2人の強い絆と、各々が辿った波乱の生涯をおなじみイェルク・ハントシュタインが物語に仕立て、活気あ るナレーションと音楽で綴っていきます。物語の余白には、フェリックスの10代の作品を収録。真の天才の 姿が映し出されています。


Altus
ALT-424(2CD)
ヨッフム&コンセルトヘボウ管/1968年来日ライヴ
ベートーヴェン:『エグモント』序曲
交響曲第6番『田園』Op.68
交響曲第5番『運命』Op.67
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1968年9月10日/東京文化会館(ステレオ・ライヴ)
NHK収録の68年ヨッフム来日公演のステレオ音源をALTUSが最新リマスタリングでCD化しました。ハイティンクとふたりでコンセルトヘボウを振っ たこの時の来日公演はファンの間で語り草となっている名演です。延々と引きのばされた『エグモント』の出だしから、暗く重厚でありながら同時に美しい響きに耳を奪われます。弦楽のふわりとした肌触り、木管の柔 らかな歌、金管のぴんと張りつめた輝き、常に瑞々しさを失わないコンセルトヘボウの音色の素晴らしさにも脱帽です。ゆったりとしたテンポで丁寧に大 事に奏でられる『田園』の味わい深さも格別。嵐が過ぎて空が開けていく場面の高貴な清々しさには胸を大いに打たれます。『運命』も同様に明るい音色 を持った生命力あふれる演奏で、第2楽章での朗々と歌われるテーマやファンファーレの輝かしさはこの演奏独特の魅力。また終楽章の強烈なまばゆさは 他に類を見ません。もちろん特殊効果に頼っているわけではなく、大きな流れを自然にコントロールし、大河のようなベートーヴェンを見事に鳴らしきっ た正統的演奏であるのも強調しておきたいところです。現代ではあまり聴くことのできない贅沢豊潤な響きに包まれることのできる幸福なライヴ録音。ベー トーヴェンの大交響曲を、心行くまでたっぷりとご堪能ください。 (Ki)
確かにこのテンポはフルトヴェングラーから強い影響を受けたのかもしれない。その真偽のほどは不明だが、いかにも借り物という雰囲気はなく、ヨッフムの人格から流れ出ているように感じられます。フルトヴェングラー同様に、全く素晴らしい内容だ。第2楽章もいい。何しろ、オーケストラの音色が最高 です。メンゲルベルク時代の伝統がまだ残っていたと思われるが、こんな有機的な音のするオーケストラは今日、もはや存在しないと言っても良かろう。(平林直哉氏による解説より)



C Major
74-9904(4Bluray)
ティーレマンのベートーヴェン

ベートーヴェン:交響曲全集
■BD1 
(1)交響曲第1番ハ長調Op.21
(2)交響曲第2番ニ長調Op.36
(3)交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
(4)序曲『コリオラン』Op.62
(5)『エグモント』序曲
(6)ドキュメンタリー:「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲第1番、第2番、第3番『英雄』)

■BD2
(1)交響曲第4番変ロ長調Op.60
(2)交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』
(3)交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
(4)ドキュメンタリー:「ディスカヴァリング・ベートーヴェン〜クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲第4番、第5番『運命』、第6番『田園』)

■BD3
(1)交響曲第7番イ長調Op.92
(2)交響曲第8番ヘ長調Op.93
(3)交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱つき』

■BD4
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス*
クリスティアン・ティーレマン(指)
VPO、シュターツカペレ・ドレスデン*
■BD1 
全編)):326分(本編)):156分、ドキュメンタリー:170分)
(1)(2)(4)収録:2008年12月、(3)収録:2009年3月、(5)収録:2009年11月
■BD2
全編)):300分(本編)):130分、ドキュメンタリー:170分)
(1)収録:2009年3月、(2)(3)3収録:2010年4月
■BD3
全編)):325分(本編)):156分、ドキュメンタリー:170分)
(1)(2)収録:2009年11月
(3)アネッテ・ダッシュ(S)、藤村実穂子(A)、ピョートル・ベチャワ(T)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
ウィーン楽友協会cho(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
収録:2010年4月
■BD4
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)、エリーナ・ガランチャ(Ms)、ミヒャエル・シャーデ(T)、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Br)
ドレスデン国立歌劇場cho(合唱指揮:パブロ・アサンテ)
収録:2010年2月13日、14日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
映像監督:ミヒャエル・バイヤー
映像制作:ユニテル・クラシカ

画面:1080i,16:9,HD
音声:PCM Stereo, DTS-HD MA5.0(交響曲), DTS-HD MA5.1(ミサ)
リージョン:All
字幕 / 交響曲:英仏西伊韓中,日本語
字幕 /ミサ:英独仏西,日本語
総収録時間:17hrs 26mm
交響曲:446mm、ミサ:90mm
ドキュメンタリー:510mm
2020年に生誕250周年を迎えるベートーヴェン。記念すべき年とあって、各レーベルからベートーヴェンの作品が続々と発売されます。 C majorレーベルからは、ベートーヴェンの映像商品に決定版ともいえる、ウィーン・フィル&ティーレマンによる交響曲全集とシュターツカペレ・ドレス デンとティーレマンによるミサ・ソレムニスが4枚組ブルーレイとして再発売されます。 「BEETHOVEN9」と題したティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェン・チクルスは、2008年12月から2010年4月にかけてムジークフェ ラインザールでおこなわれ、大きな評判となりました。本BDには、そのコンサートの全曲演奏の映像と、ティーレマンと高名な批評家ヨアヒム・カイザー による非常に興味深い対談映像が長時間に渡って収録されています。 ベートーヴェンの交響曲についてティーレマンは「9つすべてのシンフォニーにおいて、ベートーヴェンはそれぞれ異なる世界を切り開いたのです。しかも、 ベートーヴェンは初めからこうしようと計画していたのです。」と語っています。本演奏でティーレマンがウィーン・フィルに求めた楽器配置は、いつものヴァ イオリン両翼型の正統的なスタイルですが、楽器編成に関しては個々の作品に合わせて幅を持たせており、1番から8番までは小規模から中規模、9番に ついては史実にも照らしてか大編成が採用されるという柔軟な姿勢をみせています。 そして、ティーレマンが首席指揮者に就任前の2010年に、シュターツカペレ・ドレスデンとベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』を演奏したライヴ映像。 第2次世界大戦が最終局面を迎えていた時期、1945年2月13日から15日にかけて英米の連合国軍による爆撃を受けたドレスデンは、街の大半を破 壊し尽くされ、一般市民を含む3万とも15万ともいわれる夥しい数の犠牲者を出しました。戦後、当地ドレスデンでは、いわゆる「ドレスデン爆撃」と して名高い、この未曾有の戦禍を被ったのと同じ2月13、14 の両日に、シュターツカペレ・ドレスデンによってレクィエムやミサ曲といったプログラムが 組まれ、「ドレスデン爆撃戦没者追悼演奏会」が開かれるのが毎年の恒例となっています。こうした背景のもと、ティーレマンが2012年のシーズンより首 席指揮者に就任予定のシュターツカペレ・ドレスデンと臨んだ『ミサ・ソレムニス』は、力のこもった熱演となっており、就任前にもかかわらず楽団からの 厚い信頼を感じさせるものとなっています。 (Ki)

NHKレジェンド・シリーズ 7
カラヤン&ベルリン・フィル1966年来日公演SACD Hybrid化
2019年5月に発売され大きな話題となったカラヤン&ベルリン・フィル1966年の来日公演ライヴ。SACD化を、とのご要望の多さにお応えして再マスタリングを施し、SACD Hybrid盤での登場となります。戦後21年、東京オリンピック2年後の日本のクラシック音楽界の真摯さとファンの熱意がますますリアルになって伝わってきます。第1回発売は5夜連続で行なわれたベートーヴェンの交響曲全集、話題を集めたブルックナーの交響曲第8番、東京のみならず大阪でも話題となったフェスティバルホールのライヴ3点の登場となります。ご期待ください。
*古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。
King International
KKC-2176SA
(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全曲連続演奏会

■Disc 1
(1)序曲「コリオラン」
(2)交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
(3)交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
■Disc 2
(1)交響曲第4番変ロ長調Op.60
(2)交響曲第7番イ長調Op.92
■Disc 3
(1)交響曲第1番ハ長調Op.21
(2)交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
■Disc 4
(1)交響曲第2番ニ長調Op.36
(2)交響曲第8番ヘ長調Op.93
(3)レオノーレ序曲第3番Op.72b
■Disc 5
交響曲第9番「合唱」
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)、長野羊奈子(Ms)、ヨーン・ファン・ケステレン(T)、マルッティ・タルヴェラ(Bs)、
東京放送cho、東京混声cho、二期会cho、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部(合唱指揮:外山雄三)

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

録音:Disc1(第1夜)1966年4月12日・東京文化会館ライヴ
Disc2(第2夜)1966年4月13日・東京文化会館ライヴ)
Disc3(第3夜)1966年4月14日・東京文化会館ライヴ
Disc4(第4夜)1966年4月15日・東京文化会館ライヴ
Disc 5(第5夜)1966年4月16日・東京文化会館ライヴ
全てステレオ
カラヤンとベルリン・フィルは1966年4月12日から16日にわたりベートーヴェンの交響曲の全曲コンサートを行いました。毎日のプログラミングは カラヤン自身が熟考し、最大の効果があがるように工夫されています。また最初に「コリオラン」、最後の第9の前に「レオノーレ第3番」という序曲を 置くことで、すべてがメインの第9へ向かうことを示します。これについては連日会場で聴き詳しくレポートし、カラヤンの意図を分析した柴田南雄氏渾 身の名解説をブックレットに全文掲載しており興味津々です。
序曲「コリオラン」以外は初出。カラヤンとベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全集といえば、1961-2年、1975-77年、1982-84年録音の DG盤が有名ですが、まだ若さあふれる1966年のステレオ・ライヴが加わったことはまさに奇跡でファン狂喜。この来日公演は「ベートーヴェンの全交 響曲を連日演奏する」というカラヤンのからの条件で実現したと言われ、それほど彼がベートーヴェンにこだわったことが伝わってきます。当時、この一 連の公演のチケットは高額ながら入手困難で、徹夜で求めるファンが社会現象としてニュースになりました。それほどまでに日本のクラシック・ファンを夢 中にさせた日本クラシック音楽史に残る重要な記録、ぜひお楽しみください。 (Ki)
King International
KKC-2181SA
(2SACD)
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

録音:1966年5月2日/東京文化会館(ステレオ・ライヴ)
ラヤンとベルリン・フィル1966年来日公演のうち、ベートーヴェンの交響曲全曲シリーズとならんでクラシック・ファンの関心を集めたのがブルックナー の交響曲第8番。まだ日本でブルックナー・ブームが起こる以前でしたが、聴衆の強い集中力と熱気が伝わる壮絶なライヴで、ベートーヴェンがカラヤン とベルリン・フィル芸術の精神的な骨格を示してくれたとすれば、ブルックナーは血と肉づけを体験させてくれたと評されました。シンフォニックな充実度 も満点で、終演後の熱狂ぶりが当時の日本の音楽ファンの真摯さとして伝わります。 (Ki)
King International
KKC-2183SA
(1SACD)
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

録音:1966年4月22日/大阪フェスティバルホール(ステレオ・ライヴ)
カラヤンとベルリン・フィルは1966年の来日ツアー中4月22日に、第9回大阪国際フェスティバルへ参加公演しました。その際のブラームスの交響 曲第1番がたいへんな名演で、関西の音楽ファンの心を掴んだことが今日でも語り草となっています。何とそれを音で聴くことが実現します。カラヤンな らではの演出の巧みさで、彼の世界へ引きずり込まれてしまいます。当日の演奏会ではカラヤン十八番のR・シュトラウスの「ドン・ファン」も披 露され、その名人芸でオーケストラの醍醐味を存分に味わせてくれます。 (Ki)


Treasures

TRE-207(1CDR)
アンセルメ〜ベートーヴェン厳選名演集Vol.2
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第2番
交響曲第3番「英雄」*
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンドO

録音:1960年1月4-17日、1960年4月5-11日*(全てステレオ)
※音源:米LONDON_CS-6184、英DECCA SDD-103*
◎収録時間:62:07
“理性よりも衝動!全身全霊でベートーヴェンの声を代弁!!
■音源について
ティンパニがどのように響くかによって、その録音の良し悪し、と言うより「魂に響く音」か否かを左右してしまうことが多々あります。特にティンパニ・パートが巧妙に書かれているベートーヴェンの作品においては尚更のこと。しかし、過去にCD化されたアンセルメのベートーヴェンのティンパニの音はどれも微温的で、マレットが皮に触れている様子が目に浮かぶ瞬間など皆無と言えます。ここではSXL盤ではなく、あえて劣化が少ない後発のSDD規格(ラージ・溝)を採用することによって、その生々しい奏者の息遣いが感じられます。終楽章最後のティンパニの最強連打は、大地が急激に隆起したような衝撃で、既存CDでは味わえません。米LONDONはもちろん英国プレス。

★既に申し上げたとおり、アンセルメの特徴である作品と一歩距離を置いた知的なアプローチは、ベートーヴェンに限っては封印。生身の人間の衝動を注入することが何より最優先されます。この「英雄」も「レオノーレ」第2番もそれを実証するのに十分な熱き名演です!これほど熱気溢れる演奏がセッション録音で実現したということ自体驚きです。
 「英雄」第1楽章冒頭の打ち込みからして、感覚的な美観は二の次の入魂ぶり。展開部5:24の怒りのティンパニやコーダの高揚感は、何度聴いても鳥肌が立ちます!
 第2楽章は、テンポ運びにもハーモニーにも曖昧さや混濁感がないのはアンセルメならではですが、その明晰さを大きな愛で包み込み、決して外へ発散されません。9:25のトランペットの強烈な張り出しは、まさに神の警告。
終楽章の推進力は、まるでライヴのよう。集中力が切れる素振りなど全く見せず、常に意思が凝縮した音が脈打ち続けます。コーダのティンパニは、全てを脱ぎ捨てた大放射!その威力と眩しさは、間違いなく史上トップクラスです!
 「作曲家の意思に忠実」を標榜する演奏は数々あれど、どれもこれも「ベートーヴェンはこう言っています」という「紹介」の域を出ず、ベートーヴェンと同化するところまで踏み込んだ演奏は意外と少ないという現実を考えると、ベートーヴェンの真の代弁者は自分だ!という強烈な使命感を持って主張し尽くすアンセルメのベートーヴェン解釈は、無視してよい理由などどこにもないはずです!【湧々堂】

Pentatone
PTC-5186763
(1SACD)
『アメリカの様相―ピューリッツァー賞受賞作品集』
(1)ウォルター・ピストン(1894-1976):交響曲第7番(1960)
(2)モートン・グールド(1913-1996):ストリングミュージック(1993)
(3)ハワード・ハンソン(1896-1981):交響曲第4番 Op.34「レクイエム」(1943)
カルロス・カルマー(指)
オレゴンSO

ライヴ録音:(2)2017年、(1)(3)2018年/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)
カルロス・カルマー(指)オレゴンSOによる『アメリカの様相』、第2弾ではピューリッツァー賞受賞の名作3篇が収録されました。
ハーバード大学で音楽を学び、パリにてブーランジェやデュカスに師事したピストンが作曲した交響曲第7番は1961年ピューリッツァー賞受賞作。牧 歌的で歓喜に満ちた構成力のある交響曲です。
20世紀アメリカを代表する天才音楽家モートン・グールドのストリングミュージックは1995年ピューリッツァー賞受賞作。ロストロポーヴィチに献呈 された当作は弦楽オーケストラの響きを最大限に生かした晩年の傑作です。
スウェーデン系移民のハワード・ハンソン作曲の交響曲第4番「レクイエム」は1944年ピューリッツァー賞受賞作。父の死を悼んで作曲されました。
1958年ウルグアイ生まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト(1936-2013)の後任として2003年よりオレゴンSOの音楽監督を務めて おり、意欲的なレパートリーで当団を成長させてきました。PENTATONEレーベルからはこれまでに『アメリカの様相(シェパード、カリアー、ラウズ、 バンチ、バーバー)』(PTC 5186727)、『アメリカの魂(ピストン、アンタイル、コープランド)』(PTC 5186481)、『戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィ リアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)』(PTC 5186393)、『イギリス作品集(エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)』(PTC 5186471)、『ハ イドン:交響曲第53番、第64番、第96番』(PTC 5186612)をリリース。手兵とともに明確なテーマを持った興味深いアルバムを発表しております。 (Ki)

LSO Live
LSO-0844(1SACD)
シューマン:交響曲第1番「春」変ロ長調 op.38
序曲「マンフレッド」op.115
交響曲第3番「ライン」 変ホ長調 op.97
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
LSO

録音:2019年2月10日(第1番、マンフレッド)、2月7日(第3番)
バービカン・ホール(ロンドン)
ロンドンSOとのシューマンの全曲プロジェクトの完結編の登場です(第1弾:LSO 0818/ KKC 6104)。ARCHIVでのオルケストル・レヴォリュ ショネル・エ・ロマンティークとの全集録音が1997年でしたので、実に20年以上の時を経ての録音となります。
交響曲第1番「春」は、冒頭のファンファーレから既に溌剌としており、主部に入ってからのリズム感もぴちぴちとした演奏。若々しさが打ち出されつ つも、常に抑制の効いた演奏はさすがガーディナー。「マンフレッド」でもきわめて均衡のとれたサウンドの中、シューマンが込めた様々な感情が浮き彫り にされます。第3番では冒頭の堂々としたテンポ設定が印象的。終楽章に至るまでの雄大な流れは圧巻です。ガーディナーの表情に機敏に反応するLSO の名人芸が炸裂した、見事なシューマンとなっています。 (Ki)

Goodies
78CDR-3785(1CDR)
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14 ゼルマー・マイロヴィッツ指揮
パリSO

英 COLUMBIA LX-372/7(仏PATHE PDT-10/15 と同一録音)
1934年3月14、16&21日 パリ録音
ゼルマー・マイロヴィッツ(1875-1941)はライプツィヒ音楽院でカール・ライネッ ケ(1824-1910)とザーロモン・ヤダスゾーン(1831-1902)に学び、その後ベルリン でブルッフに3年間師事した。その間に指揮者のフェリッ クス・モットル(1856-1911)に認められ1897年カールスルーエ歌劇場でアシスタ ントとして抜擢され、1900年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場に同行した。 アメリカ滞在中にソプラノのヨハンナ・ガドスキ(1872-1932)の伴奏指揮者をつ とめた。1905年にヨーロッパに戻りプラハ国立歌劇場から始まりいくもの著名 なオペラ劇場で指揮棒をとった。やがてベルリンに定住しベルリン・フィルや ブリュットナー歌劇場で指揮者をつとめた(1918-1923)。1933年にナチスの台頭 でパリに逃れ、余生をその地で送った。1937年クルト・ヴァイルの「三文オペ ラ」のフランス初演の指揮をした。またラッパ吹き込み時代からレコード録音 を多数手掛けた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Profil
PH-19055(5CD)
ジュゼッペ・シノーポリ&シュターツカペレ・ドレスデン
■Disc 1
(1)ウェーバー:歌劇「オベ ロン」序曲
(2)R・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」*
(3)ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
■Disc 2
(1)リスト:交響詩「オルフェウス」
(2)シノーポリ:コンスタンツォ・ポルタ賛歌〜第2曲
(3)同:愛の墓V
(4)同:交響的断章「ルー・ザロメ」
(5)シューマン:交響曲第4番ニ短調
■Disc 3、4
マーラー:交響曲第9番ニ長調
R・シュトラウス:死と変容*
■Disc 5
(1)マーラー:交響曲第4番ト長調
+ボーナス:シノーポリによる交響曲第4番実演つき解説(約17分)
全て、ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
■Disc 1
録音:1998年9月22日、2001年1月10-11日*
■Disc 2
シルヴァン・カンブルラン(指)(3)、
ペーター・ルジツカ(4)(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、
ペーター・ブルーンス(Vc)(3)
録音:1998年10月27日(1)、1994年12月20日(2)、2004年3月5、6日(3)、2001年10月6日(4)、1993年8月30日(5)
■Disc 3,4
録音:1997年4月6日、2001年1月10-11日*
■Disc 5
ユリアーネ・バンゼ(S)
録音:1999年5月29日
2001年「アイーダ」公演中に54歳で急逝したジュゼッペ・シノーポリ。彼がシュターツカペレ・ドレスデンと共演したProfil音源を5枚組にしました。
すべて近年ALTUSからリマスター発売されたものと同一音源ですが、こちらはもとの音のままで、お手頃価格にてご提供いたします。 十八番のマーラー、R・シュトラウスはシノーポリならではのどぎついまでの分析的解釈が独特。マーラーの交響曲第4番は約17分の解説付 きなのも嬉しい限り。
注目はシノーポリの作曲作品も含まれていること。「愛の墓V」は日本でもお馴染みのカンブルランが指揮。さらに「ルー・ザロメ」はシノーポリ追悼コ ンサートのライヴで、親友の作曲家ルジツカが指揮を担っているのも貴重です。

Altus
ALTSA-388(1SACD)
シングルレイヤー
ブラームス:交響曲全集
(1)交響曲第1番ハ短調 Op.68
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.73
(3)交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(4)交響曲第4番ホ短調 Op.98
ラドミル・エリシュカ(指)札幌SO

録音:(1)2017年3月10・11日、(2)2014年11月14・15日、(3)2013年10月11・12日、(4)2015年6月19・20日
すべて札幌コンサートホールKitaraでのライヴ録音
名指揮者エリシュカと札幌SOによって2013年から2017年にかけて行われたブラームスの交響曲全曲演奏プロジェクトは、両者の関係の深さ を物語るかけがえのない記録となりました。これまで通常CDのみで発売されていましたが、このたびSACDシングルレイヤー化しての発売。SACDな らではの長時間収録の利点を生かし1枚に4曲すべてを収めました。たいへん濃密な内容を持ったお得盤です!
2017年10月の札響の定期演奏会を最後の来日公演とし、2019年9月に惜しくも世を去った巨匠エリシュカ。このブラームス・チクルスは名コンビ として知られる札響との記念碑的名演、名録音です。力感に富みながらも緻密で美しい弦楽の調べが見事で、古今東西のブラームス全集と比しても無類 の価値を誇っています。SACD化によりさらにその繊細な肌触りに磨きがかかっており注目の逸品です。 (Ki)

Linn
CKD-611(1CD)
NX-B09
プロコフィエフ:交響曲第1番 『古典』
交響曲第5番 変ロ長調 Op.100
トマス・セナゴー(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2019年6月24、25日、グラスゴー・ロイヤル・コンサートホール、UK
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOと、音楽監督を務めるデンマーク出身のセナゴーによるアルバ ム第2弾は、彼らにとって初めての交響曲アルバム。ハイドンの手法を取り入れて作られた明快な第1 番、シニカルなスケルツォなど戦争の影に縁どられながらも、祖国と自由への賛美を歌い上げた大掛かり な編成の第5番という、やや対照的なカップリングとなっています。 セナゴーの豊かなニュアンスが細部にまで行き届き、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOならでは の明るい音色の中にコントラストが明確に刻まれた、奥行きのある演奏をお楽しみにいただけます。彼ら は今後の4シーズンで、プロコフィエフの交響曲全てを演奏する予定です。

TOCCATA
TOCC-0550(1CD)
NX-B03
アレクサンダー・ブリンケン(1952-):管弦楽作品集 第1集
交響曲第4番ト短調 Op.27(2014-2015)
ピアノと室内オーケストラのためのカプリッチョ Op.11(1985)
アレクサンダー・ブリンケン(P)
ライナー・ヘルド(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2019年6月27,28日
世界初録音
1952年にレニングラードで生まれ、1992年からスイスに拠点を置くピアニスト、作曲家アレクサンダー・ブリンケンの作品集。 後期ロマン派の様式による彼の作品はどれも親しみやすく、中でも大編成のオーケストラのために書かれた「交響曲第4番」 はベルリオーズやブルックナーを思わせる壮大な楽想を持っています。伝統的な4楽章形式が用いられており、第3楽章にス ケルツォが置かれているところなどはまさに19世紀へのオマージュと言えるでしょう。それに比べると1985年の「カプリッチョ」は 調性感が希薄で前衛的。暗く悲痛な雰囲気の「冥想」で始まり、躍動的で技巧的なトッカータや変幻自在なカプリチョーソ (奇想的)な部分をはさみ、最後は賑やかに終わります。作曲家自身が見事なピアノを披露しています。

ALPHA
ALPHA-574(1CD)
シベリウス:交響曲第2番ニ短調 Op.43
組曲「クリスティアン2世」 Op.27
サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指)
イェーテボリSO

録音:2019年6月 イェーテボリ・コンサート・ホール、スウェーデン
首席指揮者を務めるイェーテボリSOとのシベリウス、交響曲第1番と「エン・サガ」のカップリング(ALPHA440/NYCX-10035)に続く 第2弾は、第2番と『クリスティアン2世』という組み合わせです。第1番でも聴かせた、フレージングとデュナーミクに関する個性的な解釈をここ でも随所で発揮。それが新たなストーリーを紡ぎ出し、これまでとは違う視点で作品を描きつつ、最終的には雄大な風景に包まれるようなク ライマックスへと到達します。カップリングの『クリスティアン2世』は、シベリウスが交響曲第1番を完成する直前に書き上げた劇音楽からの組 曲。16世紀にスカンジナビアを統治した実在の王をモデルとする、友人のアドルフ・パウルによる戯曲のために書かれ、若々しい筆致の中に 素朴な美しさと大きなスケールを併せ持ったシベリウスらしい佳作です。 最近のインタビューで、ネーメ・ヤルヴィの書き込みが入ったイェーテボリSOに伝わるシベリウスのスコアについて熱心に語ったロウヴァリ。 母国フィンランドが誇る作曲家シベリウスへの強い愛着と深い作品理解に根ざした、たいへん美しく力強い演奏を聴かせます。

Gramola
GRAM-98985(1CD)
演奏時間46分のベト2!
ベートーヴェン:交響曲第2番
ハルケ・デ・ロース(指)
ウィーンSO

録音:2010年9月
ベートーヴェンが総譜に記した速度表示(メトロノームの数字)については、長い間議論が戦わされており、未だ決着が つくことはありません。オランダの指揮者ハルケ・デ・ロースもベートーヴェンの指定したテンポに疑問を抱く一人。彼は総譜 を徹底的に分析し「メトロノームの指示は間違っている」という結論に達しました。彼が独自に導きだしたテンポで演奏す ると、通常は35分程度で演奏される全曲が、46分という長さになり、1952年録音のフルトヴェングラー盤(52分)に 匹敵する荘厳な作品となって立ち現れます。とりわけスケルツォ楽章での「じっくりと噛み締めるかのような」演奏が聴きどこ ろ。ウィーンSOも粘りの強い演奏を聴かせます。

MSR
MS-S1737(1CD)
ジミー・ロペス=ベリード(b.1978): 作品集
(1)交響曲第1番「ペルシーレスとシヒスムンダの苦難」(2016)
(2)交響的カンヴァス「ベル・カント」(2016
ミゲル・ハース=ベドヤ(指)
フォートワースSO

録音:(1)2019年1月11-13日、(2)2018年4月6-7日、バース・パフォーマンス・ホール
作曲家ロペス=ベリードはシカゴ響、ボストン響などからも作品を委嘱され作品は全米で盛ん に演奏されています。交響曲第 1 番はブラス・セクション、打楽器セクションが派手に活躍する聴き ごたえのある大作。

ALTO
ALC-1388(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ホ長調 Op.60 *
交響曲第6番ヘ長調 Op.68 +
ベルナルト・ハイティンク(指)LSO

録音:2005年11月+、2006年4月*、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー:LSO Live 
初出:LSO 0582+/LSO 0587*
ALTO
ALC-1407(1CD)
エルガー:戴冠式行進曲Op.65 *
帝国行進曲Op.32 *
交響曲第2番変ホ長調 Op.63 +
バリー・タックウェル(指)*
コリン・デイヴィス(指)+
LSO

録音:1988年4月、ライヴ、ウォルサムストウ・タウン・ホール、ロンドン、イギリス *
2001年10月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス +
原盤、ライセンサー:LSO Live
ALTO
ALC-1408(1CD)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 ヴィクトリア・ヤストレボヴァ (ソプラノ I:罪深き女)
アイリッシュ・タイナン (ソプラノ II:贖罪の女)
リュドミラ・ドゥディーノヴァ (ソプラノ III:栄光の聖母)
リリ・パーシキヴィ (メゾソプラノ I:サマリアの女)
ズラータ・ブルイチェヴァ (メゾソプラノ II:エジプトのマリア)
セルゲイ・セミシクール (テノール:マリア崇拝の博士)
アレクセイ・マルコフ (バリトン:法悦の教父)
エフゲニー・ニキーチン (バス:瞑想の教父)
エルサム・カレッジcho
ワシントン・コーラル・アーツ・ソサエティ
ロンドン交響cho&SO
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)

録音:2008年7月、ライヴ、セント・ポール大聖堂、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、初出:LSO Live, LSO 0730 (交響曲全集)


King International
KKC-4200(6CD)
6枚収納のマルチケース+ブックレット
クナッパーツブッシュ秘蔵ライヴ


【CD 1】
ブルックナー:交響曲 第3番 ニ短調 (改訂版)


【CD 2】
ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」(改訂版)


【CD 3】
モーツァルト:作品集
(1)ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
(2)クラリネット協奏曲 イ長調 K.622


【CD 4】
(1)ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 作品36
(2)シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120


【CD 5】
R・シュトラウス作品集
(1)交響詩「ドン・キホーテ」作品35
(2)交響詩「死と変容」作品24


【CD 6】
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 イ短調 作品102
ワーグナー:ジークフリート牧歌
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第2組曲
全て、ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
【CD 1】
ミュンヘンPO/録音:1964年1月16日 ヘルクレスザール(ライヴ)【ミュンヘンでの最後の演奏会】 ※旧CD=セブンシーズKICC-2359
【CD 2】
VPO/録音:1964年4月12日 ムジークフェラインザール(ライヴ)【ウィーンでの最後の演奏会】  ※旧CD=セブンシーズKICC-2360
【CD 3】
ヘッセンRSO(1)PO(2)、パウル・バドゥラ=スコダ(P)(1)、ヴォルフガング・シュレーダー(Cl)(2)/音:1962年3月2日 ドルンブッシュの放送ホール、フランクフルト・アム・マイン(放送用ライヴ)(1)、1962年1月6日 コングレスザール(ライヴ)(2) ※旧CD=セブンシーズKICC-2376(1)、KICC-2374(2)
【CD 4】
VPO(1)PO(2)/録音:1953年4月25日もしくは26日 ムジークフェラインザール(ライヴ)(1)、1962年1月6日 コングレスザール(ライヴ)(2) ※旧CD=セブンシーズKICC-2377(1)、KICC-2374(2)
【CD 5】
ミュンヘンPO、フリッツ・キスカルト(Vc) 、ジークフリート・マイネッケ(Va) (1)/録音:1958年1月6日 コングレスザール(ライヴ)(1)、1964年1月16日 ヘルクレスザール(ライヴ)【ミュンヘンでの最後の演奏会】(2) ※旧CD=セブンシーズKICC-2363(1)、KICC-2378/9(2)
【CD 6】
ミュンヘンPO、フリッツ・ゾンライトナー(Vn)、フリッツ・キスカルト(Vc)(1)/録音:1959年1月6日 (1)、1962年1月6日(2)、1958年1月6日(3)コングレスザール(ライヴ) ※旧CD=セブンシーズKICC-2375(1)、KICC-2363(2)、KICC-2377(3)
解説:平林直哉
なんと25年ぶりにクナッパーツブッシュの秘蔵名盤が復活!ミュンヘン、ウィーンでの最後の演奏会となったブルックナー「3番」、「4番」から、クナの唯一の録音レスピーギまで全11曲。メジャー 系では市販されていない、貴重・稀少音源ばかり。キングレコードの倉庫に眠っていたミュンヘン・ハンス・クナッパーツブッシュ協会 制作・提供のアナログ・マスターテープから、キング関口台スタジオで25年ぶりにリマスタリング!最新デジタル技術で音質大幅アッ プしてよみがえるファン垂涎のお宝音源にご注目ください。
【CD1】★1964年、ミュンヘンでの最後の演奏会の記録(ライヴ)。亡くなる前年の演奏にもかかわらず、壮年のような気迫にみちている。「テンポの遅さが特に目立つのが第1楽章だが、その深い呼吸から生み出される仰ぎ見るようなスケール感は、まさにクナならでは。第1楽章に比べると第2楽章はそれほど遅くはなく、実に自然に音楽が流れている。第3楽章は雄大なスケルツォ、そして茶目っ気あふれるトリオと、この対比もクナの特徴が良く現れている。第4楽章は最もクナらしい、強烈な個性が味わえる。この怪物的な音響は指揮者の体臭が出過ぎているかもしれないが、これはこれでクナ・ファンにはたまらないものがある」(平林直哉、ライナーノーツより)
【CD2】★1964年、ウィーンでの最後の演奏会(ライヴ)。このあと歌劇を指揮しているが、巨匠のラスト・コンサートとなった貴重な記録。ブルックナー4番へのクナの録音はほかに2種(44年ベルリン・フィルとの放送録音、55年デッカへのウィーン・フィルとの録音)しかない。ほか2種と違い、ここではゆったりとしたテンポで、気宇雄大にウィーン・フィルの威力を引き出している。「オーケストラ全体の、うねるような響きは圧巻である。寂しくもの悲しい表情から甘く切ない響き、大地を揺るがすような大音響、そして火柱のように燃え上がる情熱の炎。あまりにも濃厚だと感じる人もいるかもしれないが、ウィーンでの最後の演奏を直感した指揮者の、最後の大勝負と言ってもよかろう」(平林直哉、ライナーノーツより)
【CD3】★クナの指揮では珍しい、モーツァルトの協奏曲。2曲ともほかに録音はなく貴重。ピアノ協奏曲はバドゥラ=スコダが、ウィーン三羽烏のひとりとして売り出し中の頃の演奏。クナの暖かく人間味に溢れた、懐の深い指揮にあわせて、濃厚なピアノを展開している。クラリネット協奏曲ではミュンヘン・フィルの当時の首席シュレーダーがソリストを務めている。重くゆったりとしたテンポで、モーツァルトの陰影を聞かせてくれる。 
【CD4】★クナのベートーヴェン2番というと、52年ブレーメン・フィル盤が有名であるが、もう1種類ある。CD初として25年前に登場したこの音源はウィーン・フィル盤。演奏はブレーメン・フィル盤ほどのクナの個性は見られないものの、木管や弦楽器の響き・美しさ、合奏の緻密さなど、ウィーン・フィルの魅力を堪能できる。シューマンの4番は、他に2種(56年ドレスデン、62年ウィーン・フィル)録音(いずれもライヴ)がある。「両端楽章の遅いテンポとスケールの大きさ、濃厚な幻想性は19世紀風であり、英雄的な気迫が圧倒的である」(宇野功芳、レコ芸95年3月号の月評より)。
【CD5】★「ドン・キホーテ」はシューマン4番と同日の演奏。クナ唯一の録音である。「音質は明瞭さにはいささか欠けるものの、クナの棒は軽妙さと明るい色彩感を実にうまく引きだしている」(平林直哉、ライナーノーツより)
「死と変容」はミュンヘンでのラスト・コンサート、ブルックナー3番の前に演奏されたもの。「世紀末の絶叫といった味の濃いムードが身に迫る名演。録音もなかなかしっかりしている」(宇野功芳、レコ芸95年3月号の月評より)
【CD6】★ブラームスの二重協奏曲はクナ唯一の録音。2人のソリスト、ゾンライトナー,キスカルトはミュンヘン・フィルの首席奏者。「クナの伴奏は力みを排した風格のある響きが素晴らしい。2人のソリストはともに昔風の、とてもロマンティックな弾き方が印象的」(平林直哉、ライナーノーツより)
「ジークフリート牧歌」はシューマン4番と同日の演奏。「非常に魅惑的。響きは非常に暖かくて柔らかく、手探りで進むような即興性があって、ライヴならではの雰囲気が出ている」(平林直哉、ライナーノーツより)
レスピーギはCD初出として登場した稀少音源。クナ唯一の録音。「ドン・キホーテ」と同一日の演奏。「曲が曲だけにクナの個性が濃厚とは言えないが、ウィンナ・ワルツで見せたようなしゃれた明るさに溢れ、時たま『バーデン娘』で見せたような豪快さがチラリと顔をのぞかせる」(平林直哉、ライナーノーツより)、「肩の力を抜いたクナの憩いのひとときで、その流れの良さが楽しい」(宇野功芳、レコ芸95年3月号の月評より)

ミュンヘン・ハンス・クナッパーツブッシュ協会提供による 音源集である。・・クナの十八番であるブルックナー、ワー グナー、ここには極めつけとも思われる演奏が含まれて いる。特筆大書したいのはクナ唯一の記録も多数含まれていることである。・・ 【平林直哉】

DREYER-GAIDO
DRECD-21118(2SACD)
マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》 ガブリエル・フェルツ(指)、ドルトムントPO、エミリー・ニュートン(S)、ミヒャエラ・カウネ(S)、アシュリー・トゥーレ(S)、アイリス・ヴァーミリオン(A)、藤村実穂子(A)、ブレンデン・パトリック・グンネル(T)、マルクス・アイヒェ(Br)、カール=ハインツ・レーナー(Bs)、ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho、ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニーcho、ドルトムント合唱アカデミー少年cho

録音(ライヴ):2018年7月3日−4日、コンツェルトハウス(ドルトムント)
リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市のOおよび歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍を続けるドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
フェルツが2003年から2013年まで首席指揮者を務めたシュトゥットガルト・フィルとのマーラー交響曲集は、老舗オンライン・レビュー・サイト「infodad.com」で『ここ数年でもっとも変わった、物議を醸しているサイクル。』と評されるなど、独創的な解釈で話題を呼びました。そして、シュトゥットガルト・フィルとは録音していなかった第8番「千人の交響曲」が、現在の手兵ドルトムント・フィルとの共演でついにリリースされます。
2018年7月に行われたこのライヴ録音は8人の独唱者、123人のオーケストラ、44人の少年合唱団、126人のブラスティラヴァとブルノの合唱団と、ドルトムントのコンツェルトハウスの大きさに合わせた比較的小人数の編成。
注目は、マルクス・ハイランドがトーンマイスターを務める名レコーディング・プロダクション "TRITONUS" によるSACDハイブリッド・マルチチャンネル録音。TRITONUSによる「千人の交響曲」といえば、マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコSOのアルバム(SFS Media)が、2009年のグラミー賞で3冠(Best Classical Album, Best Choral Performance, Best Engineered Album)という偉業を達成しているだけに、新たな「千人の交響曲」録音でも、その優秀録音に大きな期待がかかります。

オクタヴィア
OVCL-00712(1SACD)
2020年1月22日発売
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」〜第3楽章
上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2018年3月10日 東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
東京都墨田区のすみだトリフォニーホールが主催する「すみだ平和祈念コンサート2018 「すみだ×広島」」からのライヴ録音をCD化。長年ドイツで指揮者・音楽監督として活躍し てきた上岡敏之によるブラームスは、ファン垂涎の的といえるでしょう。 上岡は真摯に楽譜と向き合い、厳かで美しいブラームス像を描きあげました。各セクショ ンのサウンドが響き合い、様々な色彩が表出するオーケストラの音色から、新日本フィル がさらなる高みに上っていることを証明しています。アンコールに演奏されたベートーヴェ ン交響曲第9番第3楽章には多くの聴衆が涙しました。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00715(1SACD)
2020年1月22日発売
<ハイドン交響曲集Vol.9>
交響曲第92番ト長調 Hob.I:92 「オックスフォード」
交響曲第76番変ホ長調 Hob.I:76
交響曲第90番ハ長調 Hob.I:90
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2017年5月26日 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第9回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。’(オクタヴィア)

OEHMS
OC-1716(2CD)
NX-B03
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 トマーシュ・ネトピル(指)
エッセンPO
2019年11月に来日、読売日本SOと共演したチェコの指揮者トマーシュ・ネトピル。「チェコの次世代を担う指 揮者」として注目され、現在はエッセン歌劇場の音楽総監督を務め、オペラでも素晴らしい成果を上げる期待の俊英 の一人です。エッセン・フィルハーモニーとの3枚目の録音となるこのアルバムは、マーラーを得意とするネトピルが取り組む 「交響曲第6番」を収録。ネトピルは、チェコと深い関係にあるマーラーの音楽に強く共感しているといい、この第6番の 演奏では、古典的な構成を採りながらも様々なアイデアが凝らされた作品のすみずみまでを見渡すことで、マーラーの 旺盛な創作力が反映された数々のドラマティックな楽想を見事に表現しています。また、この曲は、もともと1906年5 月27日にマーラーの指揮によりエッセン・フィルハーモニーが初演したこともあり、オーケストラにとっても所縁の深い作品 です。初演時に第2楽章と第3楽章の順序が変更され、アンダンテ-スケルツォの順で演奏されたと記録にありますが、 ネトピルはマーラーの最初の構想通り、第2楽章にスケルツォを置いています。

ALPHA
ALPHA-682(1CD)
ハイドン:交響曲第63番ハ長調 Hob.I:63「ラ・ロクソラーナ」
 交響曲第43番変ホ長調 Hob.I:43「マーキュリー」
バルトーク:ルーマニア民族舞曲集 Sz 68/BB 76
作曲者不詳(クロムニェジーシュ修道院所蔵の手稿譜より、1673〜1680年頃)
 ジュクンダのソナタ
ハイドン:交響曲第28番イ長調 Hob.I:28
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ

録音:2018年5月18〜22日マーラー文化センタートープラハ/ドッビアーコ(イタリア北東部トレンティーノ・アルト・アディジェ地方)
100曲以上の楽譜が伝えられているハイドンの交響曲を、作曲者生誕300周年にあたる2032年まで全曲録音してゆくジョヴァンニ・アント ニーニの体系的録音シリーズ。毎回テーマが設定され、必ずハイドン以外の作曲家の関連作が取り上げられるのがこの全曲録音の特徴で すが、今回は実に驚くべきことに、作曲者不詳の17世紀作品に加え、なんと20世紀のバルトーク作品がカップリングされるという、初めて18 世紀に偏らないゲスト作曲家選択がなされています。 演奏はこのシリーズを担う二つの団体のうちのひとつ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ。18世紀の楽器で奏でられるバルトーク作品の鮮烈な 解釈はさすがアントニーニで、民俗音楽にも通じるテイストがさらに浮き彫りに……というのも、今回のテーマは「東」。オーストリアの東部、ハ ンガリーとの国境地帯に所領をもっていたハイドンの雇用主エステルハージ侯爵のもと、現地で聴かれたスロヴァキア人たちの伝統音楽やロ マ、トルコ文化などへのハイドンの関心が浮き彫りになる選曲。初期と中期の傑作群3作のなか、異国情緒をほんのり漂わせた艶やかな緩 徐楽章が美しい交響曲第63番「ラ・ロクソラーナ」を最新の古楽器演奏で聴けるのは実に貴重と言えるでしょう。今回もテーマをじっくり解き 明かすアントニーニ自身の言葉をはじめ、Magnum Photoから提供された美麗図版満載の解説書の充実度も目を見張るばかりです。

Wiener Symphoniker
WS-018(5CD)
NX-G06
ベートーヴェン:交響曲全集 アニャ・カンペ(S)
ダニエラ・シントラム(Ms)
ブルクハルト・フリッツ(T)
ルネ・パーペ(Bs)
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:全てライヴ
ウィーン ムジークフェラインザール
2017年2月25,26日、2017年3月8,9日、2017年4月21,23日、2017年3月8,9日、2017年5月21,22日
1900年に「ウィーン演奏協会O」として設立され、100年以上の長い歴史を誇るウィーンSO。楽団にとって初となるベートーヴェンの交響曲全集 の録音に取り組んだのは2014年に首席指揮者に就任したフィリップ・ジョルダンでした。2017年の春から夏にかけて全曲録音が行われ、これまでに半年ごとに 1枚ずつリリースされてきましたが、ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤー(生誕250年)となる2020年、ついに全集としての登場となります。 全ての曲にはジョルダンの考え抜かれた解釈が施されており、伝統を遵守しながらも、最新の研究結果を踏まえた演奏が行われています。 以下は各々の作品についてのジョルダンの考察の一部を抜粋したものです。 交響曲第1番と第3番について、ジョルダンはどちらの曲も革新的な作品であると考えており、とりわけ第3番は『英雄』のタイトルよりも、終楽章に“プロメテウス の主題”が用いられていることに注目。「第3番の終楽章が最大のクライマックスとなるべく、第1番の冒頭から様々な動機を関連付けていく」という独自の視点で 演奏したと語っています。  交響曲第2番については「ベートーヴェンの最も明朗で、生の喜びに満ちた才気あふれる交響曲」であり、交響曲第7番は「メロディックなものが優先された2番 に比べ、7番ではリズミックなものが優先されています。」としています。 また、交響曲第4番の秘められた暗い性格に着眼し、だからこそ第5番と組み合わせることに意義があり、作品の理解が深まると語ります。 交響曲第6番は「シューベルト的な要素を持ちこんだ、最も色彩的な交響曲」であり、そのフィナーレには「第9番の『すべての人間が兄弟になる』という理念を、 すでに含んでいます。」と指摘しています。比較的小さく軽い交響曲第8番について、「ここではすべてが正確にそのポイントに置かれており、このシンフォニー全体が 高い巨匠性を持ち、リズムにおいても、ハーモニーにおいても、そしてダイナミクスにおいてもウイットや驚きにあふれています。これは並外れてコンパクトで才気煥発 な作品です」としています。  そして、交響曲第3番『英雄』を交響曲第9番の先駆的作品とみなし、「第九の第1楽章はガイスト(霊)、第2楽章で中心となるのはリズム、第3楽章で はメロディが支配しています。そして最終楽章が、これらすべてを巨大な変奏様式の中で綜合する。これ以上の変奏はあり得ない」と語っています。 豊かな音響を誇るムジークフェラインザールで収録されたこれらの演奏は、ウィーンSOの伝統的な響きを活かしつつも、強弱やフレージング、アクセントな ど、細かなところまでジョルダンの新機軸が投入された意欲あふれるもの。彼の演奏には、常に新たな視点でのアプローチがあり、発見があります。 「新時代のベートーヴェン像」を見据えた表現力豊かな交響曲全集をぜひお楽しみください。

Passacaille
PAS-1066(1CD)
マーラー:大地の歌(シェーンベルク/リーン編曲室内楽版) マルグリート・ライセン(Ms)
アンドレ・ポスト(T)
オクサリス

録音:2005年8月
この室内楽版は冒頭のスコア21 ページ分を1920年にシェーンベルクが手がけたものの未完に終わっていた草稿をライナー・リーンが加筆し1983年 に完成したもの。オリジナルが独唱2名と3管(ホルン4管)編成に加え、多彩な打楽器を伴った大編成なのに比べるとぎりぎりまできりつめた編成。 演奏自体はごくごくオーソドックスなので、この編曲版から浮かび上がるマーラーの秘密を探求するにはちょうど良いといえるでしょう。
もちろん巨大編成のみが可能にする管弦楽の咆哮や浩々とした宇宙的広がりをここに求めることはできません。しかし「線」が一層明瞭になったことで 明らかになったのは、マーラーがどれほど大きな編成であっても小編成室内楽に匹敵する緊密で凝縮された密度の音楽を書けた天才であったという事実で す。「告別」での弦のたゆたいなどは時にオリジナル合奏より孟浩然や銭起の詩に肉薄しているように思わせる瞬間が確かに感じ取れます。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-040(9CD)
完全限定盤
偉大なる演奏者たち

■CD 1
(1)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
(2)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
■CD 2
フルトヴェングラー:交響曲第3番嬰ハ短調(3楽章版)
■CD 3&4
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
(3)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
■CD 5
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
■CD 6
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120
■CD 7
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
■CD 8
(1)バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 初出音源
(2)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009 初出音源
(3)バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008 初出音源
■CD 9
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D.929より第1&2楽章
■CD 1
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)北ドイツRSO
録音:1951年10月27日ハンブルク(ライヴ)
使用音源:French Wilhelm Furtwangler Society
SWF 8201 ED 1 MONO LP(Master tapes from INA archives)
(24bit/192kHz LP restoration)
■CD 2
ヨーゼフ・カイルベルト(指)BPO
録音:1956年3月6日(モノラル)
使用音源:Private archives from WFG (Wilhelm-Furtwangler-Gesellschaft in
Berlin) & rundfunk berlin brandenburg
■CD 3&4
(1)初出音源
クラウディオ・アバド(指)フランス国立O
録音:1980年6月28日シャンゼリゼ劇場(ステレオ/ライヴ)
使用音源:INA archives
(2)クルト・ザンデルリンク(指)ベルリンSO
録音:1966年10月3日メトロポール劇場、ベルリン(ステレオ/ライヴ)
使用音源:Private archives from Deutsches Rundfunkarchiv(オープンリール・テープ復刻)
(3)初CD化
イーゴリ・マルケヴィチ(指)ロシア国立SO
録音:1960年11月25日モスクワ音楽院大ホール(モノラル/ライヴ)
使用音源:Melodiya LP M10 47567 005(24bit/192kHz LP restoration)
■CD 5
(1)初出音源
クリスチャン・フェラス(Vn)、ヨーゼフ・カイルベルト(指)フランス国立O
録音:1967年9月21日シャンゼリゼ劇場(ステレオ/ライヴ)
使用音源:INA archives
(2)初出音源
パウル・ドクトール(Va)、アンドレ・コラール(P)
録音:1959年11月6日パリ(モノラル)
使用音源:INA archives
■CD 6
(1)ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、シャルル・ブリュック(指)フランス公共放送PO
録音:1967年5月30日サル・プレイエル(モノラル/ライヴ)
音源:INA archives
(2)初CD化
トリオ・デ・フランス【ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)、アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)】
録音:1960年1月9日フランス(モノラル/セッション)
音源:INA archives
■CD 7
(1)ヴィルヘルム・ケンプ(P)、オイゲン・ヨッフム(指)フランス国立放送O
録音:1969年10月22日シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ)
音源:INA archives
(2)クララ・ハスキル(P)、アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立O
録音:1955年12月8日パリ(モノラル/ライヴ)
音源:INA archives
■CD 8
(1)(2)初出音源
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
録音:1978年4月1日/パリ(ステレオ/ライヴ)
音源:INA archives
(3)初出音源
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
録音:1977年6月29日ラ・ロシェル音楽祭(ステレオ/ライヴ)
音源:INA archives
■CD 9
(1)初出音源
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、ロリン・マゼール(指)フランス国立O
録音:1961年6月18日シャンゼリゼ劇場(モノラル/ライヴ)
使用音源:INA archives
(2)初出音源
トリオ・デ・フランス【ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)、アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)】
録音:1960年3月6日ORTFスタジオ、パリ(モノラル/放送用セッション)
使用音源:INA archives
スペクトラム・サウンド・レーベルが2019年に10周年を迎えました。その周年を記念してフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源を中心とし た完全限定の9枚組がリリースされます。
今回の完全限定盤には大注目にも初出音源が含まれます。1980年6月シャンゼリゼ劇場におけるアバド&フランス国立管とのベートーヴェンの交響曲 第7番、1967年9月シャンゼリゼ劇場におけるフェラス独奏のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、1978年4月パリにおけるライヴ収録のシュタル ケル独奏のバッハ無伴奏チェロ組曲第1番&第3番、1977年6月ラ・ロシェル音楽祭におけるロストロポーヴィチ独奏のバッハ無伴奏チェロ組曲第2 番、1961年6月シャンゼリゼ劇場におけるフランチェスカッティ独奏のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲などが正規初出音源として収録されておりま す。そのどれもがスペクトラム・サウンドの確かな技術でリマスタリングされました。在庫なくなり次第廃盤となる限定盤です。日本語解説は付きません。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-038(5CD)
完全限定盤
偉大なる指揮者たち


■CD1(LP restoration 24bit/192kHz remastering)
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
(2)ハイドン:交響曲第104番ニ長調 Hob.I:104

■CD2
(1)マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
(2)ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」

■CD3
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」 Op.74

■CD4
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版)

■ボーナスCD
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K. 550
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
■CD1(LP restoration 24bit/192kHz remastering)
(1)(2)初CD化
フリッツ・ライナー(指)CSO
録音:1957年9月シカゴ(ライヴ/モノラル)
使用音源:Special Edition Prepared Exclusively for WFMT Radio / Chicago Symphony Radiothon 13 CS 088 Not for sale
1st pressing LP
■CD2
(1)イーゴリ・マルケヴィチ(指)フランス国立O
録音:1967年6月21日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ/ステレオ)
音源:INA archives
(2)初CD化
パウル・クレツキ(指)フランス国立O
録音:1960年5月3日シャンゼリゼ劇場(ライヴ/ステレオ)
音源:INA archives
■CD3
初CD化
レナード・バーンスタイン(指)NYO
録音:1957年3月30日ニューヨーク(ライヴ/モノラル)
音源:オープンリール・テープ復刻
■CD4
ヨーゼフ・カイルベルト(指)バンベルクSO
録音:1962年ドイツ(放送用セッション/モノラル)
音源:オープンリール・テープ復刻
■ボーナスCD
ジョージ・セル(指)北ドイツRSO
録音:1959年5月25日ムジークハレ、ハンブルク(放送用セッション/モノラル)
音源:オープンリール・テープ復刻
丁寧な復刻で定評のあるSpectrum Soundレーベル。当セットはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源と当レーベルが保有するオープンリー ル・テープからの復刻で構成されている名指揮者ライナー、マルケヴィチ、クレツキ、バーンスタイン、カイルベルト、セルの録音集です。ここに生々しく蘇っ た名演をお楽しみください。
当セットのボーナスCDは不織布に入れられた形でジュエルケースに封入されております。完全限定盤。日本語解説は付きません。k時

Profil
PH-19084(1CD)
ブルックナー:交響曲第1番(1891年ウィーン版) ゲルト・シャラー(指)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

録音:2019年5月26日/レゲンテンバウ・マックス・リットマン・ザール(バート・キッシンゲン)(ライヴ)
ゲルト・シャラーは手兵フィルハーモニー・フェスティヴァと2012年にブルックナーの交響曲第1番1866年リンツ版をリリースしていますが、今回 1891年ウィーン版に挑戦。ブルックナーの全交響曲録音を完了したシャラーの次なる挑戦は、各交響曲の異版。かつてロジェストヴェンスキーの演奏に よる18種の版のディスクが発売されましたが、シャラーはそれ以上の大企画となる予定です。彼はこの企画が単なるブルックナー専門家向けのマニアッ クなものでなく、一般音楽ファンにも魅力的で、どの版がお気に入りかを選べる楽しみに満ちているとしています。
交響曲第1番は1866年に作曲され、77年と84年に細部が修正されましたが、交響曲第8番の改訂後の1891年に大幅な改訂が施されました。シャ ラーによれば音楽自体はさほど違いがないものの、オーケストレーションを後期交響曲のように厚くして重厚さと音響効果を増しているとのこと。1866 年リンツ版のディスクとの音響的違いを際立たせるため、今回はエーブラハ大修道院付属教会ではなくバート・キッシンゲンのレゲンテンバウ、マックス・リッ トマン・ザールでのコンサートがライヴ録音されました。このホールは各声部を明瞭に引き出す一方、温かみのあるシルクのような音響でロマン派作品に 最適、世界最高のホールのひとつであるとシャラーは絶賛しています。
シャラーの大プロジェクトは、来る2024年のブルックナー生誕200周年に向けてのチクルスで、誕生月であるその9月に完成を目指しています。ご 期待ください。 (Ki)

BIS
BISSA-2404(1SACD)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調(1879-81) トーマス・ダウスゴー(指)、
ベルゲンPO

録音:2018年6月/グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)
スウェーデン室内Oの音楽監督として多くの録音でも知られるデンマークの指揮者トーマス・ダウスゴー。当アルバムで はノルウェーのベルゲンPOを振りブルックナーの交響曲第6番を録音。 ダウスゴーといえば鮮烈なオーケストレーションで現代的感覚満点。一方でピリオド・アプローチも取り入れなど、独自の解釈のもとダイナミックな音 楽づくりが魅力です。大期待のブルックナーでも抜群のセンスでダウスゴーならではの解釈で新鮮な空気を吹き込みます。ベルゲン・フィルの新たな一面 をのぞかせる注目のリリースです。

フォンテック
FOCD-9828(2CD)
税込定価
2020年1月15日発売
マーラー:交響曲第9番 尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2019年4月12・13日 フェスティバルホール・ライヴ
2018年4月より大阪フィル第三代音楽監督となった尾高忠明。就任披露公演で演奏された 「ブルックナー 交響曲第8番」ライヴCDは「尾高の緻密なアプローチと大阪フィル伝統の力 の結晶」と絶賛されました。 さらに、同年の<ベートーヴェン交響曲全曲演奏会>は、「作品の真の価値は、演奏スタイル をも超えて明らかにされる」と称され、大阪文化賞、関西音楽クリティック・クラブ賞を受賞。 大きな飛躍を遂げた両者による2019年の新シーズン開幕曲、それはマーラー畢生の大作「交 響曲 第9番」でした。 最後の小節に“ersterbend”(死に絶えるように)と記され、作曲家自身は聴くことが叶わ なかったこの作品。尾高/大阪フィルは「告別」にとどまらず、個の苦難を超越した新たな世界 を啓きます。 (フォンテック)

DUX
DUX-1569(1CD)
メイエル:孤独な夢想家の歌 Op.116
交響曲第8番 Op.111「シンフォニア・ダ・レクイエム」
クラウディア・バラインスキー(S)、
ウカシュ・ボロヴィチ(指)、
クラクフ・カロル・シマノフスキ・フィルハーモニー混声cho
カトヴィツェ・ポーランド国立RSO

録音:2015年4月27日−28日&2018年2月19日−22日、ポーランド放送コンサートホール(ポーランド
現代のポーランドを代表する作曲家の1人に数えられている名匠、クシシュトフ・メイエル(1943−)のソリスト、合唱を伴う大規模作品とシンフォニーをカップリング。 ペンデレツキとヴィエホヴィチの2人のポーランドの巨匠に作曲を学んだメイエル。2011年から12年にかけて作曲された「孤独な夢想家の歌」と、2009年から13年にかけて作曲された「シンフォニア・ダ・レクイエム」の副題を持つ「交響曲第8番」は、ユダヤ人迫害をテーマとした壮大なる鎮魂歌。 ポーランド楽団の次代を担うマエストロ、ウカシュ・ボロヴィチのタクト捌きが光ります。

Hyperion
CDA-68324(1CD)
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
夢とカプリス Op.8*/オフィーリアの死 Op.18-2#
水浴びをするサラ Op.11#
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO、
フィリップ・クイント(Vn)*、ユタ交響cho#、
ユタ大学室内cho#

録音:2019年2月、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
ユタSOとのコンビでHyperionに復帰し、サン=サーンスの交響曲録音でその実力を見せつけてくれたティエリー・フィッシャーが、今度はベルリオーズの「幻想交響曲」をレコーディング。得意とするフランスのシンフォニック・ロマンティシズムを存分に発揮してゆきます。
比較的珍しい小品も3曲併録しており、「夢とカプリス」では、ロシア系アメリカの名ヴァイオリニスト、フィリップ・クイントがソロを担当。また、合唱が参加する2曲では、ユタ交響合唱団にユタ大学の室内合唱団も加わって素晴らしいハーモニーを響かせています。

Ars Produktion
ARS-38155S(1SACD)
マーラー:交響曲第9番(クラウス・ジモン編曲アンサンブル版/世界初録音) ジュールズ・ゲイル(指)、アンサンブル・ミニ
※編成:第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット×2、ファゴット、ホルン×2、トランペット、アコーディオン、ピアノ、打楽器×2

録音:2018年12月4日−6日、ドイツ
ドイツのピアニスト&作曲家、クラウス・ジモンがアンサンブル版(室内管弦楽版)に編曲したマーラーの交響曲第9番。このバージョンの世界初録音となり、アコーディオンやピアノが加わったユニークな編成で話題を呼んだ"アンサンブル・ミニ"の録音を日本語解説付きの仕様で新装リリースいたします。
アンサンブル・ミニは、イギリスの指揮者ジュールズ・ゲイルとベルリン・フィル・アカデミーの若いミュージシャンたちによって2001年に設立されたアンサンブル。「small is beautiful」をモットーに、シェーンベルク:の私的演奏協会の伝統にも従い新たな作品を委嘱し、ドイツやスイスの多くのメディアから注目を浴びてきました。このクラウス・ジモン版マーラー9番も、アンサンブル・ミニによる委嘱作品です。

Goodies
78CDR-3782(1CDR)
税込定価
シューマン:交響曲第1番「春」 ピエロ・コッポラ(指)
ナショナルSO

仏 DECCA GAG2151/4(英 DECCA AK2151/4 と同一録音)
1946年7月11-12日 ロンドン、キングズウェイ・ホール録音 (トラック7&8終結部に原盤のオフセンターによる音揺れあり)
ピエロ・コッポラ(1888-1971)はミラノ生まれ。生地の音楽院でピアノと作曲を 学んだ後、スカラ座で指揮者としてデビューした。1912年から翌年までブリュッ セルのモネ劇場の指揮者を務め、1914年にはロンドン、1915年から1919年までス カジナヴィアを転々とした後パリのDISQUE GRAMOPHONE社専属指揮者を務め、主 として協奏曲の録音で活躍した。1930年にはサン=サーンスの交響曲第3番「オ ルガン付き」の世界初録音を行った(78CDR-3110)。また大歌手フェオドール・ シャリアピン(1873-1938)のアメリカ公演に乞われて随行したこともある。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)


Treasures
TRE-213(1CDR)
ラインスドルフ/モーツァルト:交響曲集
交響曲第36番「リンツ」
交響曲第41番「ジュピター」*
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1967年12月22日、1963年1月6日*(ステレオ)
※音源:英RCA CCV-5050、日VICTOR SHP-2307*
◎収録時間:73:33
“音楽における「豊かさ」とは何か?その答えがここに!”
■音源について
★ラインスドルフが若い頃から情熱を傾けてきたモーツァルトへのアプローチの最終結論。「リンツ」は1955年(ロイヤル・フィル)、「ジュピター」は1954年(ロチェスター・フィル)、1955年(ロイヤル・フィル)に録音していました。「ジュピター」は、メリハリの効いた音が刻まれている国内プレス盤を採用しています。

★モーツァルトの天才的な筆致の妙を味わうには、精度の高いオーケストラは不可欠とは言え、セル&クリーヴランド管ではちょっと厳しすぎる…、という方に真っ先にお薦めしたいのがこれ!ラインスドルフは、セル同様、情に欠けると思われがちですが、ここではそんなことは微塵も感じさせません。 オケは決して小編成ではないにもかかわらず、テクスチュアの透明度は極めて高く、ボストン響ならではの欧風サウンドも健在。そこから湧き立つ音の粒を丁寧に紡ぐラインスドルフの眼差しは愛に満ち、ベートーヴェンの交響曲録音での禁欲モードとは好対照。
 特に「リンツ」は空前絶後の素晴らしさ! 第1楽章序奏部、折り目正しい造型から引き出されるハーモニーの何と豊かなこと!主部冒頭の伴奏音型の濁りのなさは、モーツァルト一途な愛を象徴。第2楽章も冒頭から憧れと慈しみの結晶体!0:19からの弦とホルンのユニゾンの美しさは、他の演奏では味わえません。終楽章は声部の解析力の高さが際立ちますが、分析的な冷たさは皆無。それどころか、冒頭ファゴットとの融合では、モーツァルトとしては異例の色彩美さえ漂わせるのです!展開部の声部の連動ぶりも有機性抜群。コーダに進むにつれて表現への気迫は増幅するばかり。テンポ加速ではなく、ただただ緊張感の増幅によってヴィルテージを高める手法の何と鮮やかなこと!
 「ジュピター」もモーツァルトへの敬愛が尋常ではないことを窺わせる名演。中でも第2楽章の美しさは格別で、2:31からの神秘的なニュアンスには言葉を失い、7:14あたりからは神々しささえ立ち昇ります。第3楽章で遅めのテンポを採用した例としてはスウィトナー&ドレスデン盤が有名ですが、凛とした佇まいといい自然な呼吸感といい、このラインスドルフ盤の方が優ります。終楽章も、テンポ自体はワルター&コロンビア響に近いゆったりとしたものですが、繰り広げられるのはアポロ的な世界観。注目すべきはコーダの情報量!単純に第1主題を連鎖させるだけの演奏とは異なる全声部参加型ハーモニーの技をご堪能あれ。なお、最後の締めくくりを完全イン・テンポのまま突き抜けるのは、この頃のラインスドルフの録音に頻出する特徴の一つ。【湧々堂】


NATIONAL SYMPHONY ORCHESTRA
NSO-0001(1SACD)
コープランド:バレエ音楽『ビリー・ザ・キッド』
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ジャナンドレア・ノセダ(指)
ワシントン・ナショナルSO

録音:2019年6月、J.F.ケネディ・センター・フォー・ザ・パフィーミング・アーツ・コンサート・ホール(ライヴ)
歌劇の指揮者として、そしてシンフォニー指揮者として世界から高く評価されているジャナンドレア・ノセダ。ノセダが第7代音楽監督を務めるワシントン・ ナショナルSO(ワシントン)の自主レーベルが発足しました!第1弾は「新世界」。カップリングはアメリカのオーケストラにふさわしくコープランドです。 両者は2020年3月に来日を予定しており、初CDと同曲のドヴォルザーク「新世界より」も演奏予定。誕生して早々日本でも注目必至のタイトルの登場です!
ワシントン・ナショナルSOは1931年に創立された “アメリカの大統領府の都市にあるオーケストラ” として存在感を発信し続けています。公式 祝賀行事のほか、ケネディー・センターでの演奏会など、年間150を超える演奏会を行っている、アメリカを代表するオーケストラです。ノセダはワシントン・ ナショナルSOと2011年に初共演、その時にオーケストラの実力に感銘を受けたといいます。2016年のシーズンより音楽監督に就任。2019年 5月の就任後初めて行われたカーネーギー・ホールでの演奏会で、その相性の良さと、オーケストラの底力を引き出すノセダの音楽は大絶賛されました。 歴代指揮者はハンス・キンドラー (1931?1949)、ハワード・ミッチェル (1949?1969)、アンタル・ドラティ (1970?1977)、ムスティスラフ・ロストロ ポーヴィチ (1977?1994)、レナード・スラットキン (1996?2008)、イヴァン・フィッシャー (2008?2009(首席指揮者として))、クリストフ・エッシェ ンバッハ (2010?2016)、そしてジャナンドレア・ノセダが2016年より音楽監督を務めています。
コープランドの「ビリー・ザ・キッド」は大編成のオーケストラ、そして様々なパーカッションも活躍する作品。トランペット・ソロなど、随所に各奏者 の見せどころも盛り込まれた華やかな作品です。「新世界より」はドヴォルザークがアメリカに滞在していた頃に書かれた作品。アメリカのオーケストラの 新しい門出にふさわしい選曲といえるでしょう。演奏はノセダとオーケストラがまさに一心同体となったもの。華やかに眩しく響きわたるサウンドで、聴き 手にせまってきます。 (Ki)

Altus
TALT-069(1CD)
カリンニコフ:交響曲第1番ト短調
J・シュトラウス:『皇帝円舞曲』*
 『美しく青きドナウ』 * 
 『くるまば草』 序曲、
 『ジプシー男爵』 序曲*
ヘルマン・アーベントロート(指)
ライプツィヒRSO

録音:1949年11月16日、1950年11月18日*
Altusから継続的に復刻されているアーベントロートのターラ音源、今回はカリンニコフの1番というマニアックな逸品が登場。奇演爆演で知られるアーベン トロートならではの爆発的快演で、オリジナル盤発売時も話題になりました。長らく廃盤でしたがついにリマスター復刻。
泣けるメロディ満載の人気作カリンニコフの1番、アーベントロートの手にかかると面白さ倍増!ロマンの極致とも言うべき至高の精神が充溢。大胆なテンポ 変化で各主題を濃厚に歌い、畳み掛けるところでは大いにオーケストラを煽り鼓舞し、有無を言わさぬテンションで突き進みます。フィナーレの爆発的な推進力 は惚れ惚れするほど。所々カットがあるのはご愛嬌、それに劣らぬ深い魅力と特別な味わいを持った名演奏です。併録のJ.シュトラウスもオーケストラが生き物 のごとくうねる大演奏。『皇帝円舞曲』や『ドナウ』が聴けるのが嬉しい!
解説書にはアーベントロートが編んだ詩の日本語訳をいくつか収録。ブルックナーやバッハを題材としたものもあり興味深いです。 (Ki)

OTAKEN
TKC-367(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
ウィーン・アカデミーcho
イルムガルト・ゼ―フリート(S)
ロゼッテ・アンダイ(C.A)
ユリウス・パツァーク(T)
オットー・エーデルマン(Bs)

録音:1951年1月7日ウィーン楽友協会大ホールにて実況録音
※ミント盤LP からの復刻
今回の大阪発ミント盤LP復刻は、1951年1月のウィーンフィルとの第九です。これは、全く想定外の良音で再生されました。51年1月といえば、例のバイロイトの第九の半年余り前です。曲の解釈や、フルトヴェングラーの気力の充実度などは酷似しています。しかし、ともすればバイロイトの第九が、音が苦(おんがく)に耐えて精神の高みへ行こうとする感があるのに対し、このウィーンフィルとの第九は、文字通り、音楽すなわち音を楽しむことも、音楽の重要な要素であることを、思い起こさせてくれます。具体的には、ウィーンフィルの弦、管の音色とたっぷりとした響き、ホールの良さに起因すると思われるオケとソリストと合唱のバランスの良さ、フルトヴェングラーのどんなに叩き込むような解釈をも、潤滑油を効かしてスムーズに解決するウィーンの演奏家たちの上手(うま)さなどです。かと言って、ウィーン演奏に精神的なものがなおざりにされているわけでは決してなく、3楽章の精神的な深みは、バイロイトのそれに、ひけをとりません。尚、この復刻において使用したレコードは、初出のものではなく、第2版です。初出版は、エアチェックで、4楽章はバイロイトの第九で補修されていると言われております。第2版は、首尾一貫したマスターテープ起こしであることは、今回の音を聞いていただいても明らかです。尚、1楽章にはマスターテープの回転が僅かに安定しない箇所があります。お含みおき下さいませ。(オタケンレコード太田憲志)

Indesens
INDE-112(1CD)
シャモー:交響曲第4番「変わりやすい雲」
チェロとオーケストラのための「マドリガル」
サルヴェ・レジナ*
ナイデン・トドロフ(指)プロヴディフPO、
ピエール・カルメレ(指)マドリガル・ド・パリ*

録音:2017年−2018年
ギャルド・レピュブリケーヌOの首席指揮者として活躍したロジェ・ブートリーの門下生であり、ナディア・ブーランジェの孫弟子にあたるフランス人作曲家フィリップ・シャモー(1952−)の大作「交響曲第4番」。荘厳で瞑想的、か神秘的なオーケストレーションが持ち味のシャモー。世界の喧騒から自然の至福までを表現した作品は注目を集めています。

Signum Classics
SIGCD-593(1CD)
ガニング:交響曲第2番、第10番&第12番 ケネス・ウッズ(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2019年4月4日−6日、ホディノット・ホール(カーディフ)
「名探偵ポワロ」シリーズや「エディット・ピアフ〜愛の讃歌」を始め、数多くの映画やテレビドラマの音楽で知られるイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(b.1944)。現在はクラシック音楽の作曲・録音を中心に活動しており、12の交響曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォン、ギターのための各協奏曲を書きその多くがレコーディングされています。
ガニングの新たな録音プロジェクトで、2003年に作曲された交響曲第2番と、比較的最近の2曲、交響曲第10番(2016年)、交響曲第12番(2018年)を振るのは、イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、ハンス・ガルを始めとする様々なレア作品・現代作品の録音に定評のある実力者、ケネス・ウッズです。

オクタヴィア
OVCL-00713(1SACD)
税込定価
2019年12月18日発売
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 作品56a
尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2019年5月11日大阪、ザ・シンフォニーホール・ライヴ
尾高忠明と大阪フィルによるブラームス・チクルス第1弾。 ブラームスの交響曲は、尾高の指揮活動の中で今回が初録音。ここに聴く堂々たる気風 には、永年身の内に沁みこませてきたレパートリーへの積年の想いや親愛の情に満ち、 聴き手の胸奥に深々と迫ってきます。 オーケストラの低い重心を礎にくり広げられる、オーセンティックで熱いドラマ。 さあ、充実のチクルスの開幕です!(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00711(1SACD)
税込定価
2019年12月18日発売
モーツァルト:交響曲全集プラス
交響曲 ニ長調 K.320
(セレナード第9番「ポストホルン」K.320:第1曲 第5曲 第7曲)
交響曲第40番ト短調 K.550(改訂版)
交響曲 イ短調 K.Anh.220(16a)「オーデンセ」
飯森範親(指)山形SO

録音:2017年6月22日(K.550)、2018年6月21日(K.Anh.220)東京オペラシティコンサートホールにて、2019年2月2日(K.320) シェルターなんようホール(南陽市文化会館)
2017年に好評を博した「モーツァルト交響曲全集」「全13CD」を発売した飯森範親と山形 SO。彼らはその後もモーツァルト演奏を続けてきました。全集には収録されなかっ たアディショナル・レコーディングを収めた当盤は、通算14枚目としてのリリースとなりま す。 知られざる交響曲や、全集では初稿版だった「第40番」はクラリネットが加わった改訂版を 収録し、さらに奥深い世界へ誘います。飯森と山響の深い結びつきが感じられる一体感 のある音楽が魅力の、日本最高峰のモーツァルト演奏を是非お聴きください。
●購入特典 応募者全員プレゼント!
● CD封入のハガキに必要事項をご記入の上、投函していただいたお客様には、 全集BOXに入る特製紙ジャケットをプレゼント。 ※応募締切:なし ※詳しくは商品封入の応募ハガキをご覧下さい。(オクタヴィア)

GRAND SLAM
GS-2212(1CD)
1949年ヴィースバーデンのモーツァルト&ブラームス
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1949年6月10日/ヴィースバーデン国立劇場(放送用ライヴ録音)
使用音源:Private archive (2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
フルトヴェングラーがベルリン・フィルとのツアー中、1949年6月10日、ヴィースバーデンで行った公演は、当時としてはかなり鮮明な音質であるこ とが知られています。このたび復刻に使用したのはその公演の2トラック、19センチのオープンリール・テープです。38センチではありませんが、その 情報量は実に驚異的で、これだけバランス良く明瞭に鳴っている例はまれと言えます。まず、モーツァルト。黒い炎が燃え上がるようであり、重戦車のよ うな機動力を持つオーケストラ、まさに異形の演奏です。極めつけはブラームス。なまめかしくも官能的に湧き上がるロマン、生き物のようにうごめく各 パートの生々しさ。おそらくは、フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの生の音に最も近いと想像されます。ブラームスの第 4では1943 年のライヴか、 もしくは1948年のEMI系の同じくライヴ、いずれかがベスト・ワンとされてきましたが、当盤の登場によって、その序列は完全に覆されるかもしれま せん。(平林 直哉)

APARTE
AP-215(1CD)
モーツァルト:初期交響曲集
交響曲第1番変ホ長調 K.16
コントルダンス第2番変ホ長調 K.609
交響曲第4番ニ長調 K.19
コントルダンス第3番ニ長調 K.609
交響曲 ヘ長調 K.Anh.223/ 19a
コントルダンス第1番ハ長調 K.609
交響曲第5番変ロ長調 K.22
コントルダンス第4番ハ長調 K.609
交響曲 ト長調 Anh.221/ 45a
コントルダンス第5番ト長調 K.609
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(コンサート・マスター )

録音:2019年2月
モーツァルト若書きの交響曲を、古楽オーケストラの雄、フライブルク・バロック・オーケストラの演奏で。交響曲第1番は1764年、モーツァルトが 8歳の頃の作品。習作的だとも言われてはおりますが、やはりまさに「神童」モーツァルトをあらためて実感させられる作品です。他の作品も子供の頃のモー ツァルトがどんな風だったか、そして、その先に書くこととなる傑作の数々の萌芽がみられるものばかり。フライブルク・バロック・オーケストラが、実に 活き活きと、そしてエレガントに奏でます。交響曲の間に挿入されているコントルダンスは、1791年に作曲されたとされている、モーツァルトの最後の舞曲。 管楽器はフルートが入るのみの編成ですが、第1番は『フィガロの結婚』の有名なアリア「もう飛ぶまいぞ」の旋律を主題とした楽しい舞曲となっていま す。ほかにもにぎやかに太鼓の音がとどろく軍楽調の第3番など、交響曲からオペラまでモーツァルト作品を知り尽くしたFBOの面々だからこそ可能な、 愉悦の極みの名演となっております。 (Ki)

Capriccio
C-5379(1CD)
NX-B05
エルンスト・クシェネク(1900-1991):作品集
オーケストラのためのポプリ Op.54(1927)
7つのオーケストラのための小品集 Op.31(1924)
交響曲「パラス・アテネ」Op.137(1954)
Tricks and trifles Op.101(1945)…世界初録音
カール=ハインツ・シュテフェンス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2019年2月11-15日
ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
オーストリア生まれの作曲家クシェネク。ウィーン音楽アカデミーでシュレーカーに学び、一時期はマーラーの次女アンナ と結婚(1年足らずで離婚)、その間に義母アルマよりマーラー:交響曲第10番の補筆依頼を受けるなど作曲家とし て、将来を嘱望されていました。しかし、名前の表記からもわかる通りチェコの血を引いていたため、ナチス政権の迫 害を受け第二次世界大戦中にアメリカに亡命。音楽教師として地位を築き、多くの後進を育てるとともに作品も発 表し続け、91歳で天寿を全うしました。このアルバムには初期の作品で、ちょうどジャズの影響を受け始めた頃の「ポ プリ」や、十二音を駆使するなど独自の作風を確立した時代の「パラス・アテネ」まで多彩な作品が収録されていま す。世界初録音となる「Tricks and trifles」も聴きものです。
Capriccio
C-5385(1CD)
NX-B05
カール・ヴァイグル(1881-1949):交響曲集
交響曲第4番ヘ短調(1936)
交響曲第6番イ短調(1947)
ユルゲン・ブルーンス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2019年5月6-10日ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
後期ロマン派の終焉の時代に活躍し、生涯調性を棄てることがなかったカール・ヴァイグル。このアルバムには1936 年と1947年に作曲された2曲の交響曲を収録。オーストリア・ファシズムが出現した頃の、社会的な不安を象徴す る交響曲第4番、ユダヤ系であったため、戦乱を逃れアメリカに亡命後、失意と望郷の念を抱きながら書き上げた交 響曲第6番。世の中から忘れ去られてしまっても、音楽に対する愛情を失うことのなかったヴァイグルの強い思いが反 映された作品です。

ABC Classics
ABC-4818572(1CD)
ライヴ・イン・コンサート〜ハイドン&モーツァルト
ハイドン:交響曲第49番ヘ短調 「受難」
モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183
ハイドン:交響曲第104番ニ長調 「ロンドン」
オーストラリア室内O、
リチャード・トネッティ(芸術監督&ヴァイオリン)
オーストラリアの人間国宝であり同国を代表するヴァイオリニスト、リチャード・トネッティが音楽監督を務め、豪州の楽壇を牽引し続けるオーストラリア室内O(ACO)。頻繁な来日公演により、日本でも幅広い人気を誇るトネッティ&ACOの最新録音は、ACOのトレードマークである濃密なエネルギーと鮮やかな技巧に満ちた、見事なライヴ・パフォーマンスによるハイドンとモーツァルトの交響曲集です。
※ABC Classicsのタイトルはレーベル側の事情により、急な廃盤やオーストラリア国外への輸出の終了が発生する場合がございます。予めご了承下さい。

NIFC
NIFCCD-065(1CD)
パデレフスキ:交響曲ロ短調 Op.24 「ポーランド」 グジェゴシュ・ノヴァク(指)、
ロイヤルPO

録音:2018年8月29日、ポーランド国立歌劇場大劇場(テアトロ・ヴィエルキ)
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベル「NIFC」がリリースするライヴ・シリーズ最新作。NIFCが主催するポーランドの音楽祭「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭(International Music Festival ‘Chopin and his Europe’)」の2018ライヴ(「ドンブロフスキのマズルカ」をテーマとする6つのコンサートのうちの1つ)から、パデレフスキの知られざる大作交響曲「ポーランド」の新録音が登場。
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941)は、ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人。パデレフスキの音楽は、近年のNIFCからの活発なリリースもあり再評価の途上にあるものの、ピアノ作品が多くをしめており、管弦楽作品は未だ貴重。この交響曲「ポーランド」は20世紀初頭に完成した、政治家として活動する前のパデレフスキの最後期の作品の1つで、後期ロマン派のスタイル、民族主義的な要素を含む3楽章60分を超える大作ですが、これまでまとまった録音も少なく、今回のノヴァク&ロイヤル・フィルの録音は、ロングセラー盤となっていたマクシミウク&BBCスコティッシュSO(Helios/CDH 55351/録音:1998年)以来の決定盤となることでしょう。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-014(DVD)
NX-D09
『マリー・アントワネット』
ハイドン:交響曲第6番『朝』
交響曲第7番『昼』
交響曲第8番『晩』
交響曲第73番『狩り』
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』〜「精霊の踊り」

以上より抜粋
メラニー・レヴィ=ティボー(指)
バスクO

収録:2019年3月31日 ヴェルサイユ宮殿旧王立歌劇場
ブックレット:日本語、フランス語、英語、ドイツ語
片面二層ディスク
映像:NTSC 16:9 All Regions
音声:Dolby Digital 5.1 & Stereo
フランスの高級リゾート地ビアリッツを本拠地とするマランダン・バレエ・ビアリッツが、ヴェルサイユ宮殿の歌 劇場でマリー・アントワネットの生涯を表現したバレエを上演しました。使用される音楽はハイドンの交響 曲。衣装と振付は一見トラディショナルなものにコンテンポラリーの味付けを施した斬新なものとなっていま す。ネオクラシカルを代表する一人であるティアリー・マランダンによる独特の動きと映像の美しさを堪能で きます。レーベル製作による日本語解説付き。


Epitagraph
EPITA-010(1CD)
(UHQCD)
日本語帯・解説付
限定盤
クナッパーツブッシュ&VPO/モーツァルト&ワーグナー名演集

(1)モーツァルト: 交響曲第41番「ジュピター」
ワーグナー
(2)「タンホイザー」序曲(断片)
(3) 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
(4)「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲 【初CD】
<ボーナス・トラック>
(5) モーツァルト:「魔笛」序曲*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO
バイエルン国立O*

録音:(1)(2)1940年5月12日 ウィーン(ライヴ) DRA(ドイツ放送アーカイヴ)所蔵のRRG(ドイツ帝国放送)録音SPからの復刻
Mat. No.58899〜58908,58924,58925
(3)(4)1950年9月2−9日 ムジークフェラインザール、ウィーン(DECCAによるセッション録音)
初出LP(英DECCA LW5038)からの復刻 Mat.No.TRL51,52
(5)1956年 プリンツレーゲンテン劇場、ミュンヘン(ライヴ)
全てモノラル
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
各音源について補注: (1)(2)・・・2011年にDLCA7032という品番でドリームライフから発売された音源。再発売になりますが、新たにキング関口台スタジオでリマスタリ ングしています。「ジュピター」は初出時の『レコード芸術』誌で宇野功芳氏から次のように批評されました。 「推薦〜 クナの「ジュピター」は暗い。クナの「ジュピター」は憂鬱感が深い。でも、僕はそこに惹かれた。・・以前耳にした41年盤がおよそクナらし くないのに比べ、これはクナそのもの。(以下略)」クナの同曲への唯一絶対的な名演、貴重盤になります。 (3)(4)・・・この2曲、1950年に英DECCAへ録音され、SPはKX28573/4、LPはLW5038で発売されました。ところが、日本では(キングレコー ドから)、(3)(第1幕への前奏曲)のみMZ5128以降3種のLP、CDは250E183でリリースされただけ。ユニバーサルから発売された同曲のCD は全曲盤からとられたものでした。(4)(第3幕への前奏曲)については、キングでも発売されたことがありません。ユニバーサルからリリースされた同 曲音源は全曲盤からのものです。今回、英DECCAの初出LPから、初めて復刻(盤起こし)で、日の目を見る音は優秀録音で有名なDECCAらしく、 鮮明激烈なことこの上なし!ウィーン・フィルを指揮した最盛期クナのワーグナーを堪能してください。 (5)1956年にミュンヘンのプリンツレーゲンテン劇場で、クナは「魔笛」を10回指揮しています。オンエアされたこの序曲はいずれかの日(初日のあ る1月27日ではないかと推察)。同曲については、他にクナの音源がなくこれまた貴重盤になるでしょう。 (Ki)


H.M.F
HMSA-0041(1SACD)
シングルレイヤー
限定盤
税込定価

KKC-1156(2LP)
日本語帯・解説付
国内盤仕様
限定盤
税込定価
ベルリオーズ:幻想交響曲
序曲「宗教裁判官」Op.3
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2019年7月16、17日/アルフォールヴィル
ベルリオーズ没後150周年最大話題盤、ロトと手兵レ・シエクル最新録音による「幻想交響曲」が、早くもSACDシングルレイヤーとLPで登場します。ハル モニアムンディから提供のハイレゾ・マスターを用いて、関口台スタジオにて、SACDシングルレイヤー、LPのためにマスタリングを施しました。2019年録音 で、ベルリオーズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上のオリジナル音源を、それぞれのメディアの特性がさらに存分に発揮されたサウンドでお 楽しみいただけます。どちらも限定生産、日本独自企画。
ベルリオーズの幻想交響曲は、1830年、ベートーヴェンの交響曲第9番の初演からわずか6年の作ながら、ハープや鐘をはじめ、オフィクレイドやセルパン といった特殊管楽器も駆使し、オーケストレーションに革命をもたらしました。
性能の向上した今日のオーケストラは、オフィクレイドやセルパンを他の管楽器で代用し、その他にもオリジナル同等の効果を再現できるように改変されて います。しかしロトは発表された当時の形へ戻すことで、ベルリオーズの頭の中で鳴っていた音響と効果を忠実に再現しようと試みました。彼はパリ国立図書 館所蔵の幻想交響曲自筆譜やスケッチなどを丹念に調べ、できる限りの復元を行ないました。
レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を用いています。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。 またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏し、終楽章で活躍する鐘はスコアに指示された通りのものを、 2013年にベルリオーズ・フェスティバルで鋳造したので、それを借りています。 もうひとつ嬉しいのが、珍しい初期作品の序曲「宗教裁判官」をとりあげていること。もちろんピリオド演奏は初めての録音ですが、すでに大オーケストラを 用い、幻想交響曲の萌芽が見られ興味津々です。 ロトの音楽作りはきわめて大きく、物凄いエネルギーが伝わってきます。ヴィブラート控え目で、エレガントな歌い回しなどではベルリオーズがフランスの作 曲家だったことを再認識させてくれます。幻想交響曲の認識をくつがえす超注目盤です! (Ki)

Pentatone
PTC-5186814(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第7番イ長調 Op.92
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

ライヴ録音:2019年1月21-23日(交響曲第5番)、2019年3月11-14日(交響曲第7番)/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているアンドルー・マンゼ。近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、 2014年からはハノーファー北ドイツ放送POの首席指揮者を務めており、同団とはPENTATONEレーベルよりメンデルスゾーンの 交響曲全曲録音、またモーツァルトの交響曲第40&41番をリリースしております。注目コンビによる期待の新譜は2020年のベートーヴェン・イヤー にふさわしい1枚。交響曲第5番「運命」と第7番のカップリングでのリリースです!
マンゼの指揮はオーケストラ各パートの細やかな表情や絶妙なテンポ設定が魅力。決して過激な演出ではなくどこまでも清澄かつなめらかな響きと見通 しのよさが好印象を受けます。“マンゼ節” といえる爽やかさを保った新鮮なベートーヴェンを聴くことができます。メンデルゾーン、モーツァルトと名演を 聴かせてきただけに非常に期待の高まるリリースといえましょう。 (Ki)

CASCAVELLE
VEL-1590(11CD)
ベルリオーズ没後150周年記念、歴史的録音集成!

(1)幻想交響曲Op.14
(2)序曲「ローマの謝肉祭」
(3)ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
(4)幻想交響曲Op.14
(5)序曲「海賊」Op.2
(6)「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲Op.23
「ベアトリストベネディクト」序曲
(7)イタリアのハロルドOp.16
(8)「カルタゴのトロイアの人々」〜前奏曲,第2幕のバレエ音楽,ヌビアの奴隷たちの踊り,王の狩と嵐,トロイの人々の行進曲
(9)「カルタゴのトロイアの人々」〜私は死に行く/さらば、誇り高い都市よ
(10)「ロメオとジュリエット」Op.17
(11)夏の夜Op.7
(12)キリストの幼時Op.25
(13)テ・デウムOp.22
(14)テ・デウムOp.22
(15)レクイエムOp.5
(16)ルージェ・ド・リール(ベルリオーズ編):ラ・マルセイエーズ
(1)ピエール・モントゥ(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO/1962年6月4日ウィーンライヴ録音
(2)ジャン・マルティノン(指)パリ音楽院O/1958年11月3-4日DECCA録音:ステレオ
(3)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO/1958年、EMI録音 ステレオ
(4)シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO/1960年5月5日東京ライヴ録音:ステレオ
(5)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO/1958年11月EMI録音:ステレオ
(6)アンドレ・クリュイタンス(指)パリ・オペラ座O/1956年EMI録音
(7)ウィリアム・プリムローズ(Va)、トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO/1951年11月EMI録音
(8)ヘルマン・シェルヘン(指)パリ音楽院O,パリ声楽アンサンブル/1952年Ducretet-Thomson録音
(9)リタ・ゴール(Ms)、ローレンス・コリングウッド(指)フィルハーモニアO/1958年3月6日EMI録音:ステレオ
(10)イルマ・コラッシ(MS)、ジョゼフ・ペロン(T)、ルシアン・ロヴァノ(Br)、シャルル・ミュンシュ(指)フランス国立放送O&cho/1953年シャンゼリゼ劇場でのライヴ録音
(11)シュザンヌ・ダンコ(S)、ソーア・ジョンソン(指)シンシナティSO/1951年4月24日DECCA録音:
(12)ジャン・ジロドー(語り)、エレヌ・ブヴィエ(マリーMS)、ルイ・ノゲラ(ジョゼフBr)、ミシェル・ルー(エロドBr)、アンリ・メデュス(家族の父B) 、アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O、聖ポール・レモンcho/1951年6月PATHE録音
(13)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
ダリッチ大学少年cho、ロンドン・フィルハーモニーcho、アレグザンダー・ヤング(T)、デニス・ヴォーン(Org)/1953年12月,1954年4月米Columbia録音
(14)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
ダリッチ大学少年cho、ロンドン・フィルハーモニーcho、アレグザンダー・ヤング(T)、デニス・ヴォーン(Org)/1953年12月,1954年4月米Columbia録音
(15)レクイエムOp.5ジャン・ジロドー(T)
ヘルマン・シェルヘン(指)パリ・オペラ座O、フランス国立放送cho/1958年4月7-9日Westminster録音
(16)クロディーヌ・カルソン(S)、ヴィンソン・コール(T)、フィリップ・アントルモン(指)デンヴァーSO,cho/1988年ステレオ
ベルリオーズ没後 150 周年記念に、ベルリオーズの主要作品を集めています。名盤として誉れ高いものから、貴重なライヴ 録音まで、11CD、およそ11 時間弱たっぷり楽しめる。クラムシェルBOX 仕様。 なお録音時期やステレオ表記はCD ブックレットには明記されておらず、案内時に分かる範囲で補足してある。


Treasures
TRE-209(1CDR)
クリップス〜ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
 「エグモント」序曲
 序曲「献堂式」
ブラームス:交響曲第1番*
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン音楽祭O

録音:1962年6月4-5日(ステレオ)
※音源:日Consert Hall SMS-2274、瑞西Consert Hall SMS-2268*
◎収録時間:73:33
“味わい充満!クリップスの意思とオケの意欲が完全調和!”
■音源について
「フィデリオ」と「献堂式」の両序曲は、クリップスのが唯一の録音。「ブラ1」は、1958年のVPOとの録音(TRE-012)に続く2度目の録音。ウィーン音楽祭管弦楽団の実体はウィーン交響楽団ですが、国内盤の解説には、「毎年6月にウィーンで開催されるフェスティヴァルのためのオーケストラ」という記載もあります。ブラームスは、最も高音質と思われるスイスTU盤を採用。その威力は終楽章コーダで実感していただけることでしょう。ベートーヴェンは、数種ある国内盤中でも最も音抜けが良いと思われるコロンビア・プレス盤を採用。

ブラームスは、ウィーン・フィルとの録音から4年も経たないうちに再録音されたものですが、その趣きはかなり違います。共に独特の魅力に溢れているので優劣など付けられませんが、ウィーン・フィルならではに響きにこだわらなければ、むしろ濃密な表現意志力を注がれている62年盤ををお薦めします。
 第1楽章は、荘重なリズムとテンポに乗せて全体が渾然一体と化した響きが見事。そのため、演奏時間もウィーン・フィルより2分程遅くなっています。主部ではティンパニとの融合が素晴らしく、弦の全身全霊を込めた鳴りっぷりも心を揺さぶります。主部以降は、一音一音を丹念に積み上げ、攻撃的でも微温的でもない、真の中庸美を貫徹。
 第2楽章では、とかくウィーン・フィルの二番煎じのように思われがちなウィーン響の固有の魅力を再認識。それはあたかも、クリップスが満足するであろう表現をオケが率先して発しているかのよう。特に夕映えを思わせるホルンの響きは聴きものです。
 終楽章は、まさに熟練技の連続!まず、冒頭の弦のピチカート(0:30〜)が比類なき量感!しかも、単なる誇張ではなく、決然とした意思の塊として迫ります。ホルンからフルートへの連動を中心とした主題登場前のシーンも、最高の黄金率と言える声部バランスでこれまた魅了。一切力みを見せない自然体を通しながら溢れんばかりのロマンを放射するスタイルは、後半に進むに従ってますます濃密さを増し、コーダに至っては、オケの自主的な表現意欲が極限に達したことをに如実に反映した感動的な響きに達します。 
 ベートーヴェンの序曲では、特に「献堂式」が必聴!演奏会での登場頻度が低い分、録音での名演が意外と多い佳曲ですが、これはその中でもトップクラスの風格美を誇ります。最後のティンパニ強打の何と自然なこと!【湧々堂】

GRAND SLAM
GS-2209(1CD)
ブラームス:交響曲集
(1)交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.73
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:(1)1952年11月4日、(2)1952年2月11日/カーネギー・ホール(ニューヨーク)
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
GS-2208(交響曲第1番+第4番)の続編です。このGS-2208については、直接的、間接的に「既存の盤とは見違えるような音質」と反響がありました。 このGS-2209(交響曲第2番+第3番)も全く同じ音質です。なお、解説書には「トスカニーニ夫妻(その2)が掲載されています。トスカニーニの知 られざる一面がうかがえる、非常に貴重な資料です。(平林 直哉)

RCO Live
RCO-18106(Blu-ray)
KKC-9520(Bluray)
国内盤仕様
日本語帯・解説付
税込定価

RCO-18107(DVD)
KKC-9521(DVD)
国内盤仕様
日本語帯・解説付
税込定価
マーラー:交響曲集

(1)交響曲第1番ニ長調『巨人』
(2)交響曲第4番ト長調
全て、ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)

(1)録音:2017年1月10,11日、2018年5月9、11日 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
(2)ユリア・クライタ ー(S)
録音:2017年11月8,9日 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9、1080i/60
音声:LPCM2.0(96kHz/24bit),
Auro 3D 9.0(96kHz/24bit),
DTS-HD MA5.0(96kHz/24bit)
リージョン:All、125’ 01
◆DVD
画面:16:9、1080i/60
音声:LPCM2.0,DD 5.0
リージョン:All、125’ 01
ガッティ&コンセルトヘボウ管によるマーラーの交響曲第1番&第4番。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコンセルトヘボウOにはマー ラー演奏の特別な伝統があり、メンゲルベルク以降も、ハイティンク、シャイー、ヤンソンスら歴代の首席指揮者すべてが全集の録音にも取り組んできた作 曲家。 濃密に細部を描きあげ、型にはまらないドラマティックな展開を志向するガッティのスタイルは、コンセルトヘボウOの伝統に新たな1ページを刻む ものとなりました。ガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモ、煌めくブラス、艶やかな弦というオケの美質を 余すところなく表現しています。かつてないほどの独創性に満ち溢れたマーラーです。第1番の第4楽章のソリストは、ソプラノ、ユリア・クライター。楽 曲の印象を支える重要な部分でもありますが、「天上の生活」をクライターの澄んだ美しい声で高らかに聴かせます。 (Ki)
RCO Live
RCO-18005(1SACD)
マーラー:交響曲第1番 ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)

録音:2017年1月10,11日、2018年5月9,11日、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
017年&2018年録音。交響曲第2番に続くガッティ&コンセルトヘボウ管によるマーラー交響曲第1番。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコ ンセルトヘボウOにはマーラー演奏の特別な伝統があり、メンゲルベルク以降も、ハイティンク、シャイー、ヤンソンスら歴代の首席指揮者すべてが全 集の録音にも取り組んできた作曲家。濃密に細部を描きあげ、型にはまらないドラマティックな展開を志向するガッティのスタイルは、コンセルトヘボウ管弦 楽団の伝統に新たな1ページを刻むものとなりました。ガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモ、煌めくブラス、 艶やかな弦というオケの美質を余すところなく表現しています。かつてないほどの独創性に満ち溢れたマーラーです。 (Ki)
RCO Live
RCO-18008(1SACD)
ワーグナー:「パルジファル」第3幕前奏曲/第3幕.聖金曜日の音楽
ブルックナー:交響曲第9番
ロイヤル・コンセルトヘボウO
ダニエレ・ガッティ(指)

録音:2018年1月5,7日、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
2018年1月録音のダニエレ・ガッティ指揮コンセルトヘボウ管によるブルックナーの交響曲第9番。この第9交響曲は、終楽章が未完のままで1896年に ブルックナーは亡くなっています。第4楽章を補筆完成した録音もありますが、今回ガッティが演奏したのは第3楽章まで。コンセルトヘボウ管によるブルック ナー演奏といえば、第3代首席指揮者のベイヌム以来、ヨッフム、ハイティンクと、脈々と受け継がれてきた伝統はよく知られるところでもあり、2014年3月に ライヴ収録されたヤンソンスとの録音は(RCO.16001/KKC.5678)、名門に培われたゆたかな流れを汲みつつ、ヤンソンスが取り組んできたコンセルトヘボ ウ管とのたしかな成果をあらためて感じさせるものでした。 ガッティは、「愛する神に」捧げられたこの未完の大作を、遅めのテンポ設定による正統派的解釈、弦や金管の重厚な響きを生かした奥行きのある録音とあい まって、感動的なものに仕上げています。またカップリングには、同じくワーグナー最後の作品「パルジファル」より前奏曲と聖金曜日の音楽を収録。バイロイ ト音楽祭でも度々指揮をしてきたガッティだけに、期待通りの素晴らしい演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

Hyperion
CDA-68280(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第3番&第4番
交響曲第3番(田園交響曲)*
交響曲第4番ヘ短調
サラバンド 「ヘレン」#
マーティン・ブラビンズ(指)BBC響
エリザベス・ワッツ(S)*、
デイヴィッド・バット・フィリップ(T)#、
BBC交響cho#

録音:2018年11月26日−27日&12月2日#、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2017年にも5月と9月に二度来日、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。
1920年版の「ロンドン交響曲(CDA-68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第3弾は、交響曲第3番(田園交響曲)と第4番の組み合わせ。第1巻、第2巻ともヴォーン・ウィリアムズの知られざる管弦楽作品を併録しており、今回は1913年〜14年頃に作曲されながらも未完成で未出版となっていたテノール、合唱と管弦楽のためのカンタータ、サラバンド「ヘレン」を収録。クリストファー・マーロウの戯曲「フォースタス博士の悲劇」のテキストが歌詞に使われています。
第1巻はレコード芸術誌「海外盤REVIEW」で大絶賛され、第1巻&第2巻とも英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれた大注目のRVWサイクルです。ブラビンズ・ファン、英国音楽ファン要チェック!



BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-9507(9CD+4Bluray)
日本語帯・解説付
初回封入特典:フォトブック


税込定価
ブルックナー:交響曲全集

■CD1/BD1
交響曲第1番ハ短調(1865/66リンツ版)

■CD2/BD1
交響曲第2番ハ短調(第2稿1877年版)

■CD3/BD1
交響曲第3番ニ短調(1873年版初稿)

■CD4/BD2
交響曲第4番「ロマンティック」(1878/80年)

■CD5/BD2
交響曲第5番変ロ長調

■CD6/BD2
交響曲第6番イ長調

■CD7/BD3
交響曲第7番ホ長調(1885年版)

■CD8/BD3
交響曲第8番ハ短調(1890年版)

■CD9/BD3
交響曲第9番ニ短調 (サマーレ、フィリップス、コールス、マッズーカによる4楽章完成版/1985-2008年・2010年改訂)

【デジタルバウチャー】
・ハイレゾ・ダウンロード・コード[24bit/48kHz]
・デジタル・コンサートホール7日間無料視聴
小澤征爾(指)
録音:2009年1月29-31日

■CD2/BD1
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
録音:2019年5月23-25日

■CD3/BD1
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
録音:2017年12月8-10日

■CD4/BD2
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2014年3月13-15日

■CD5/BD2
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2011年3月10-12日

■CD6/BD2
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2018年1月25-27日

■CD7/BD3
クリスティアン・ティーレマン(指)
録音:2016年12月15-17日

■CD8/BD3
ズービン・メータ(指)
録音:2012年5月15-17日

■CD9/BD3
サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2018年5月26日
ベルリン・フィル・レコーディングスより2019年秋の来日公演にあわせて大注目盤がリリースされます。 2009年から2019年にかけて、ベルリン・フィルで演奏されたブルックナーの交響曲9曲を、8人の巨匠指揮者によって演奏された全集が発売されます。 ベルリン・フィルの演奏史に燦然と輝く作曲家ブルックナー。これまで数々の名録音が世に出ていますが、現代の8人のブルックナー指揮者たちがそれぞ れの解釈を聴かせます。 豪華なのは指揮者だけではなく、CD9枚、そして全9曲のライヴ映像を収めたブルーレイディスク3枚、さらにハイレゾの音声を収録したブルーレイディ スク1枚とハイレゾ音源をダウンロードできるコードと、デジタル・コンサート・ホールの7日間無料視聴チケットが含まれています。そして日本限定初 回特典として、8人の指揮者それぞれのポートレート写真を掲載したフォトブックが封入されています。 (Ki)


King International
KKC-2515(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 エリザベート・グリュンマー(S)、
クリスタ・ルートヴィヒ(A)、
ジェームス・キング(T)、
ワルター・ベリー(Br)
カール・ベーム(指)
ベルリン・ドイツ・オペラO&cho

録音:1963年11月7日/日生劇場(ステレオ・ライヴ)
ニッポン放送開局65周年記念復刻!ベルリン・ドイツ・オペラ1963年日生劇場こけら落し公演の中、11月7日にベームの指揮でベートーヴェンの「第9」が一度だけ特別演奏されました。そ の貴重な記録。ベームとベルリン・ドイツ・オペラ管の「第9」というのも魅力ですが、オペラ出演のために来日していた超大物のグリュンマー、ルートヴィヒ、 キング、ワルター・ベリーが独唱を務めているのも豪華の極み。またベルリン・ドイツ・オペラの合唱の素晴しさが当時の日本の聴衆を魅了しきりました。すべ て外国人演奏家による「第9」演奏は日本初であったとされます。日本人を熱狂させたベームの「第9」、56年を経た今日でも衝撃度は全く色褪せていません。 (Ki)

Wiener Symphoniker
WS-017(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 アニャ・カンペ(S)
ダニエラ・シントラム(Ms)
ブルクハルト・フリッツ(T)
ルネ・パーペ(Bs)
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2017年5月21-22日 ムジークフェライン・ザール
今作にもヴァルター・ヴァイトリンガーによる解説「限界の超克」(日本語訳付き)が付属します。これまでと同じく作品の詳細な解説を行うと ともに、ジョルダンがこの偉大な作品に寄せる思いも綴っていきます。交響曲第3番「英雄」を第9交響曲の先駆的作品とみなし、「第1楽章 は「ガイスト(霊)、第2楽章で中心となるのはリズム、第3楽章ではメロディが支配しています。そして最終楽章が、これらすべてを巨大な変奏様 式の中で綜合する。これ以上の変奏はあり得ない」と語るジョルダンの作品についての興味深い考察もお読みいただけます。 ジョルダンが熟考の上に導き出したテンポ設定と、自然な解釈による流れるような音楽作りはもちろんのこと、ジョルダンが「これまでに経験し得 た中で最良の4人を集めることができた独唱者たち」と合唱団が一丸となって築き上げるクライマックスの迫力にも圧倒されます。

BR KLASSIK
BR-900180(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 サリー・マシューズ(S)
ゲルヒルト・ロンベルガー(A)
マーク・パドモア(T)
ジェラルド・フィンリー(Bs)
ベルナルト・ハイティンク(指)
バイエルンRSO
バイエルン放送cho

録音:2019年2月20-23日 ライヴ
ミュンヘン フィルハーモニー・ガスタイク
このコンサートの4カ月ほど後にハイティンクは指揮活動からの引退を発表、6月12日のインタビューでは「90歳を迎え て、私はすでに指揮をするつもりはないし、一旦立ち止まってしまったら二度と指揮をすることはできない」と語っていま す。そして指揮者生活最後のコンサートは9月6日のルツェルンで開催され、彼は65年に渡る指揮者としての生活に終 止符を打ちました。 この引退発表直前の「第九」は、まさにハイティンクにおける指揮活動の総括と言える演奏。彼が長年良好な関係を 築いてきたバイエルンRSOとの熱いやりとりを聴くことができます。第1楽章、第2楽章ではゆったりしながらも 激しい表現に終始し、第3楽章では瞑想的な美しさを見せ、最終楽章での荘厳な独唱、合唱とともにクライマックスを 築き上げるハイティンク、彼の熱き想いに応えるかのように全力を傾けるオーケストラと、まさに一世一代の熱演が収録さ れています。
BR KLASSIK
BR-900185(1CD)
NX-B05
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2010年3月4日 ライヴ・ミュンヘン、ヘルクレスザール
「交響曲第7番」(900184)に続くマリス・ヤンソンスとバイエルンRSOによるショスタコーヴィチの交響 曲リリース、今作は2010年にライヴ収録された「交響曲第10番」です。 1948年に完成された「交響曲第9番」での軽妙な作風が元で「ジダーノフ批判」を受けたショスタコーヴィチ、ス ターリンとの関係を慮ってか、交響曲第10番を発表したのはスターリンの没後である1953年、前作から8年を 経過してのことでした。1953年に一気に書き上げたという説もあるものの、ショスタコーヴィチ自身を示す 「DSCH音形」が多用されていたり、他の作品と同じ旋律が現れたりするため、やはり完成が棚上げされていた のではと考えられています。様々な解釈が可能な交響曲ですが、ヤンソンスは、ショスタコーヴィチを「真面目で 誠実な作曲家の一人」とみなしており、この作品においても、実在する人間の感情と暗黒政治へのトラウマをス トレートに表現しています。オーケストラの機動力をフルに用いたパワフルな演奏もヤンソンスならではの聴きどこ ろです。

CPO
CPO-555290(1CD)
NX-B10
R・シュトラウス:演奏会用序曲と交響曲
演奏会用序曲 ハ短調
交響曲(第2番) Op.12 ヘ短調
ヘルマン・ボイマー(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:2017年5月29日-6月2日
R・シュトラウスは10代の時に「交響曲」の作曲を試み、2つの作品を仕上げました。。 そのうち、16歳の時の「第1番ニ短調」はヘルマン・レヴィの指揮で初演されたものの、シュトラウス自身は作品 の出来映えに満足することなく興味を失い改訂もなされぬまま、結局は出版されずに終わった“幻の作品”となっ ています。かたや19歳の「第2番」は、シュトラウスの管弦楽法の腕もあがり、後年の作品のような強烈な個性 はないものの、ロマン派の交響曲の一つとして評価されるにふさわしい作品。ベートーヴェンを始めとするドイツ・ オーストリアの交響曲の伝統を汲む見事な出来栄えを示しています。演奏会序曲もあまり演奏されることのな い作品ですが、こちらはハ短調という調性も含め、ベートーヴェンの「コリオラン」を思わせる力作。要所要所に シュトラウスらしい金管の扱いもあり、聴きごたえのある曲です。ボイマーの指揮は、若きシュトラウスの意欲を捉 え、2つの作品を堂々たる音楽に仕上げています。

Phi
LPH-032(1CD)
NX-B08
シューマン:交響曲第2番
交響曲第4番*
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
アントワープSO

録音:2018年6月18〜20日、2018年4月17〜19日*
古楽と合唱指揮の世界から徐々にレパートリーを広げ、シンフォニックなレパートリーでも注目されるようになって久しいヘレヴェッヘ。彼がドイ ツ・ロマン派の作品に相対するときには、圧倒的な古楽研究の経験値が大きな意味を持つことが少なくありませんが、さらに言うなら、彼が 何よりもまず合唱指揮で頭角をあらわし、ロマン派作品でも「ことば」のある合唱作品で名演を刻んだのが先だったことも忘れてはならないポ イントです。そうした音楽との向きあい方がとくに意味をもつのがシューマンの演奏解釈。長くピアノ曲しか書かなかったシューマンが交響曲を書 くまでの間、徹底的に歌曲ばかり書いていた時期を挟んでいることを考えれば、ヘレヴェッヘのアプローチは最適な経験の重ね方と言ってよい かもしれません。 ヘレヴェッヘはすでにharmonia mundi franceでシューマン交響曲を全曲録音していますが、そのときには自らのピリオド楽器楽団である シャンゼリゼOとの共演だったのに対し、今回はピリオド奏法の発想を取り入れた現代楽器の楽団であるアントワープSO(旧 称ロイヤル・フランダースPO)を指揮しての録音。長年の共演歴がもたらした信頼関係のもと「残された時間は自分 にとって意味ある作品の解釈に使いたい」と語るヘレヴェッヘが新たに問うシューマン像に期待が募ります。同様にピリオド楽器での全曲録音 のあと、改めてロンドンSOとシューマン・ツィクルスを録音したガーディーナーの解釈と聴き比べながら、ピリオド解釈ありきの21世紀の シューマン像に思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。

Linn
CKD-619(1CD)
NX-B09
シューベルト:交響曲第9番『グレート』 マキシム・エメリャニチェフ(指)
スコットランド室内O(一部古楽器使用)

録音:2019年2月11-13日カイヤード・ホール、ダンディー、UK
1988年ロシア生まれのエメリャニチェフ。フォルテピアノ奏者として「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」(APARTE)でフランスのショック賞を受賞し たほか、数々の賞に輝いたテオドール・クルレンツィス指揮の「モーツァルト:フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」(SONY)に通奏低音として 参加し、話題となりました。指揮者としても12歳でデビュー。モダンとピリオド両方のスタイルを振り分け、ディドナートと共演した『戦争と平和 の中で』(ERATO)ではグラモフォン・アワードのリサイタル部門を受賞しています。音楽監督を務めるピリオド・アンサンブル”イル・ポモ・ドーロ” のほか数々のオーケストラに客演。2019-20シーズンからは、スコットランド室内Oの首席指揮者就任が決まっています。 そんなエメリャニチェフとスコットランド室内Oとの初めての録音がLINN RECORDSから登場。曲はドイツ音楽に強い嗜好を示すエメ リャニチェフらしく、シューベルトの『グレート』となりました。モダン楽器のオーケストラながら、ナチュラル・トランペットとナチュラル・ホルン、古典タイ プのティンパニを使用。プレイバックは全団員で確認するなど、早くもエメリャニチェフらしい流儀で録音が進められ、テキパキとしたテンポと見通 しの良いサウンドがたいへん心地よい演奏となっています。「この録音を聴く人々には、(古い時代を模した演奏ではなく)現代的で今の時代 らしいと感じてほしい」とエメリャニチェフ自身が語るように、新しい世代の確固たる意志が伝わる一枚です。

ALTO
ALC-3141(14CD)
ミャスコフスキー:交響曲全集
[CD 1]
交響曲第1番ハ短調 Op.3 (1908/1921)
交響曲第25番変ニ長調 Op.69 (1946/1949)
[CD 2]
交響曲第2番嬰ハ短調 Op.11 (1911)
交響曲第18番ハ長調 Op.42 (1937)
[CD 3]
交響曲第3番イ短調 Op.15 (1914) *
交響曲第13番変ロ短調 Op.36 (1933)
[CD 4]
交響曲第4番ホ短調 Op. 17 (1918)
交響曲第11番変ロ短調 Op.34 (1931)
[CD 5]
交響曲第5番ニ長調 Op.18 (1918)
交響曲第12番ト短調 Op.35 (1931-1932)
[CD 6]
悲劇的序曲ハ短調 Op.76 (1947)
交響曲第6番変ホ短調 Op.23 (1921-1923/1947)
[CD 7]
交響曲第7番ロ短調 Op.24 (1921-1922)
交響曲第26番ハ長調 Op.79 (1948)
[CD 8]
交響曲第8番イ長調 Op.26 (1924-1925)
交響曲第10番ヘ短調 Op.30 (1927)
[CD 9]
交響曲第9番ホ短調 Op.28 (1926-1927)
交響曲第20番ホ長調 Op.50 (1940)
[CD 10]
交響曲第14番ハ長調 Op.37 (1935)
交響曲第22番ロ短調 Op.54 (1941)
[CD 11]
交響曲第15番ニ短調 Op.38 (1933-1934)
交響曲第27番ハ短調 Op.85 (1949)
[CD 12]
交響曲第16番ヘ長調 Op.39 (1935-1936)
交響曲第19番(吹奏楽の為の) 変ホ長調 Op.46 (1938-1939)
[CD 13]
祝賀会序曲ハ長調 Op.48 (1939)
交響曲第17番嬰ハ短調 Op.41 (1936-1937)
交響曲第21番嬰ヘ短調 Op.51 (1940) *
[CD 14]
交響曲第23番イ短調 Op.56 (1941)
交響曲第24番ヘ短調 Op.63 (1943)
ロシア国立SO
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)

録音:1991-1993年 (*以外)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
原盤:Olympia
ALTO
ALC-1387(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 トワイラ・ロビンソン (S)
カレン・カーギル (A)
ジョン・マクマスター (T)
ジェラルド・フィンリー (Bs)
ロンドン交響cho&LSO
ベルナルト・ハイティンク(指)

録音:2006年、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0592
ALTO
ALC-1405(1CD)
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」*
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲+
ドヴォルザーク:交響曲第9番新世界より」
バリー・タックウェル(指)*
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)+
コリン・デイヴィス(指)#
LSO

録音:1986年、ヘンリー・ウッド・ホール、ライヴ、ロンドン、イギリス*
1999年9月#、2012年+、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス #
原盤、ライセンサー、
前出:LSO Live, LSO 0001#, LSO 0733+/IMP*


Treasures
TRE-208(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.1
ブルックナー:交響曲第8番
カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1963年12月(ステレオ)
※音源:TOSHIBA AA-7191-92
◎収録時間:70:48
“芸の極地を極めた人間の手になる壮大なる工芸品!!”
■音源について
集中的に「赤盤」をいろいろ聴き漁った結果、「東芝の赤盤は音が良い」という噂は間違いではないという結論に達しました。音にしっかり芯が宿り、音場は豊かに広がり、音を発した瞬間に音の粒子まで感じさせる手応は格別です。ただ、当時のセールスポイントであった帯電防止材や、赤い色素が音質向上に直接繋がったとは考えにくいので、英国EMIから技術者を招いて始動し、英仏メタルを用いてプレスしていた当時の川口工場(1955年発足)の優秀な技術が結果的に赤盤に集約されたと見るのが妥当だと思います。事実、1971年に御殿場に大工場を新設して以降、音質は下降の一途を辿り、赤盤もなくなりました。
 ただし、初期の盤はビニールの素材が関係しているのか微妙なチリチリノイズの混入率が高く、CD-R復刻に際してはそれが回避された第二版以降にも耳を通すことが不可欠となります。
 その赤盤復刻シリーズの第一弾は、「シューリヒトのブル8」以外には考えられません!しかも、ほぼ未通針と思われるピカピカの盤!したがって、ここでは一切ノイズリダクションを施しておりません。この演奏の感動の源とも言える音と音との微妙な揺らぎや軋み、それらがもたらす馥郁たる佇まい、スケール感は、デジタル信号だけでは捉えられないということを再認識されること必至です!

★言わずと知れた歴史的名演ですが、シューリヒトもウィーン・フィルも、録音状態も、全てが極上のコンディションで融合し、奇跡的な化学反応を起こしたとしか思えません!
 本来、ブルックナーはマーラーとは違って、人間的な表情や、急激なテンポ変動を施すと作品からそっぽを向かれるものですが、ここではそれら全てが作品を再生するのに可決な要素として作用しています。その要因は、シューリヒトの指揮の一振り一振りから発せられる独特のオーラ、としかもはや言いようがありません。ただブルックナーを指揮するには、どんなに熱い共感や精神性を携えていても、垂直方向に整然とリズムを刻むことを優先した瞬間に作品が死んでしまい、全方向的に影響を及ぼすような指揮センスが不可欠であることを、思い知らされることは確かで、亡き宇野功芳氏が「ブルックナーの演奏法は一つしかない」といった真意も、そのあたりにあると思われます。
 その究極の芸術力を象徴するシーンは枚挙にいとまがないですが、第3楽章7:40からの和声の厚み、深み、広がり…、と同時に想像力を掻き立たせる空間表出力や、16:37以降の最高潮点の威圧とは無縁の神がかり的包容力は、正に空前絶後。終楽章3:56からのティンパニは、この良質復刻によってマレットが皮に触れる瞬間の波動まで感じられるので、ぜひともご注目を。


Profil
PH-18061(11CD)
ハンス・スワロフスキー・ボックス
■Disc 1
ハイドン:交響曲集
(1)交響曲第70番ニ長調Hob.T:70
(2)交響曲第93番ニ長調Hob.T:93
(3)交響曲第100番ト長調「軍隊」
■Disc 2
モーツァルト:作品集
(1)ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
(2)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
(3)アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
■Disc 3 
ベートーヴェン:作品集
(1)交響曲第3番「英雄」
(2)プロメテウスの創造物Op.43〜序曲
(3)大フーガOp.133(ワインガルトナー編)
■Disc 4
シューベルト:交響曲集
(1)交響曲第9番ハ長調「グレート」
(2)交響曲第8番ロ短調「未完成」
■Disc
メンデルスゾーン:作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
(2)2台のピアノのための協奏曲ホ長調
■Disc 6&7
(1)マーラー:交響曲第3番
(2)シェーンベルク:コール・ニドレOp.39
(3)同:6つの歌Op.8
(4)ワルシャワの生き残りOp.46
■Disc 8
ブラームス:作品集
(1)ピアノ協奏曲第2番
(2)ハンガリー舞曲第1番
(3)ハンガリー舞曲第2番
(4)ハンガリー舞曲第3番
(5)ハンガリー舞曲第5番
■Disc 9
R・シュトラウス:管弦楽曲集
(1)交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
(2)楽劇「ばらの騎士」〜導入曲とワルツ
(3)歌劇「インテルメッツォ」〜ワルツの情景
(4)交響的断章「ヨセフ伝説」
(5)歌劇「サロメ」〜7つのヴェールの踊り
■Disc 10
ワーグナー:管弦楽曲集
(1)歌劇「リエンツィ」序曲
(2)歌劇「ローエングリン」〜第1幕前奏曲/第3幕前奏曲
(3)楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
(4)歌劇「タンホイザー」序曲
(5)楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
(6)楽劇「パルジファル」前奏曲
■Disc 11(ボーナス)
J・シュトラウス一家:作品集
J・シュトラウス:(1)喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
(2)ポルカ「観光列車」Op.281
(3)ワルツ「ウィーンの森の物語」
(4)ポルカ「百発百中」Op.326
(5)喜歌劇「騎士パスマン」〜チャールダーシュ
(6)ワルツ「春の声」
(7)ヨセフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」
(8)J・シュトラウス:ワルツ「親しき仲」
(9)皇帝円舞曲
■Disc 1
ウィーン・アカデミー室内O(1)、
ケルンRSO(2)、
ウィーンSO(3)
録音:1952年(1)、
1962年2月8-10日ケルン(2)、
1956年5月3日ウィーン・ムジークフェライン(3)
■Disc 2
フリードリヒ・グルダ(P)(1)(2)、
ウィーン国立歌劇場O
録音:1963年6月(1)(2)(ステレオ)、
55年12月18日ウィーン・ムジークフェライン(3)
■Disc 3 
ウィーン国立歌劇場O(1)、
ケルンRSO(2)(3)
録音:1955年ウィーン(1)、
1952年11月2-4日ケルン(2)、
1962年9月10-14日(3)
■Disc 4 
ウィーンSO(1)、
ウィーン国立歌劇場O(2)
録音:1957年1月2日ウィーン・ムジークフェライン(1)、
1957年ウィーン・ムジークフェライン(2)
■Disc 5
イヴリー・ギトリス(Vn)(1)、
オラッツィオ・フルゴーニ(P)、
エドゥアルト・ムラゼク(P)(2)
ウィーンSO
録音:1954年(リリース)
■Disc 6&7
ソニャ・チェルヴェナー(A)、
RIAS女声cho、
ベルリン大聖堂少年cho、
ベルリンRSO(1)、
ハンス・ヤーライ(語り)、
アカデミー室内cho、
ウィーンSO(2)(4)、
ゲオルク・イェルデン(T)、ケルンRSO(3)
録音:1963年1月21日ベルリン・ライヴ(1)、
1952年10月28、30日ウィーン・コンツェルト・ハウス(2)(4)、
1961年12月16、20日ケルン(3)
■Disc 8
エドゥアルト・ムラゼク(P)(1)、
ウィーン国立歌劇場O
録音:1956年、57年(1)、
1954年9月12-14日(2)-(5)
■Disc 9
ケルンRSO
録音:1960年11月18-21日(1)(2)(5)、
1963年12月16-20日(3)、
1961年11月2-4日(4)
■Disc 10
チェコPO(1)(4)(5)(6)、
ウィーンSO(2)(3)
録音:1952年7月15日(1)、
1954年11月30日-12月2日(2)(3)、
1951年11月9日(4)、50年(5)(6)
■Disc 11
ウィーン国立歌劇場O(2)(4)(6)(7)(8)(9)、
チェコPO(1)(3)(5)
録音:1951年(2)(4)(6)(7)(8)(9)、
197年9月19日(1)(3)(5)
Profilレーベルが、現在入手困難な音源をBox化するシリーズ、今回はオーストリアの指揮者ハンス・スワロフスキー。 ハンス・スワロフスキー(1899-1975)は指揮者として活躍するかたわら、ウィーン国立音楽大学指揮科教授として、アバド、メータ、ヤンソンス、アダ ム&イヴァン・フィッシャーなど錚々たる逸材を育てました。尾高忠明、湯浅卓雄、大町陽一郎ら薫陶を受けた大物日本人も多数います。
教育者としての業績が大きすぎたため、彼自身の芸術像は意外に伝わってきませんが、ワインガルトナーとR・シュトラウスの指揮の弟子として、 ドイツの伝統を現代に伝えた職人と申せましょう。
いずれも正確なバトン・テクニックで楷書的な演奏を聴かせてくれますが、ワーグナーやR・シュトラウス作品での大きな音楽作りに驚かされます。 また珍しいマーラーの交響曲第3番の1963年ライヴ、ギトリスとの共演によるメンデルスゾーンの協奏曲も興味津々。1952年10月のシェーンベルクの 「コール・ニドレ」と「ワルシャワの生き残り」はどちらも世界初録音だったとされます。 もうひとつの魅力はウィーン物で見せる独特の歌い回しと香り。十八番のヨハン・シュトラウスがたくさん入っているのも嬉しく、またハイドンの交響曲 やグルダとのモーツァルトも素晴しいのひとことに尽きます。
大半は入手困難なうえ、驚きの価格の超貴重Boxです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2208(1CD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
交響曲第1番ハ短調 Op.68*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)、
NBC響

録音:1951年12月3日、1951年12月6日*/カーネギーホール(ニューヨーク)モノラル(放送用録音)
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
トスカニーニのブラームスは、フルトヴェングラーやワルターらのそれと比較すると、それほど頻繁に聴かれていないかもしれません。その理由にひとつに、 音質が固くて素っ気ない印象を与えるからではないでしょうか。当復刻盤では2トラック、38センチのオープンリール・テープから、望みうる最上の音質 を引き出しています。これで聴くとひたむきな情熱だけではなく、思った以上に響きに厚みがあり、なおかつ繊細な表現であることが再認識されるでしょう。 また、解説書にはトスカニーニ家の日常生活を捉えた「トスカニーニ夫妻」(その1)を掲載しています。普段着のトスカニーニについて記された、面白 くて興味深い内容です。なお、「トスカニーニ夫妻」(その2)は交響曲第2番+第3番(GS-2209/近日発売)に掲載されます。(平林直哉)

C Major
73-4908(3DVD)
KKC-9502(3DVD)
日本語帯・解説付
税込定価

73-5004(Bluray)
KKC-9501(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調作品68
交響曲第2番ニ長調作品73
交響曲第3番ヘ長調作品90
交響曲第4番ホ短調作品98

ドキュメンタリー「ザ・ブラームス・コード」
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
パーヴォ・ヤルヴィ (指)
収録:2018年4月、5月、シャンゼリゼ劇場(パリ)、ライヴ
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:DTS5.1(交響曲のみ)、
PCMステレオ
字幕(ドキュメンタリー):英独韓,日本語
リージョン:All
267分(交響曲:177分、ボーナス:90分)
◆Bluray
画面:1080i,16:9(4K収録)
音声:DTS-HDMA5.1(交響曲のみ)、
PCMステレオ
字幕(ドキュメンタリー):英独韓,日本語
リージョン:All
267分(交響曲:177分、ボーナス:90分)
ドイツ・ブレーメンに本拠を置く室内オーケストラで、世界屈指と名高いドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン 。2004年よりパーヴォ・ヤルヴィ が芸術監督に就任。以降、独自のプロジェクトなど精力的に活動し、世界各地の音楽祭での演奏で聴衆を魅了し、国際的オーケストラとしての評価を一気 に高めました。 本映像は、2018年にパリのシャンゼリゼ劇場で行われたブラームス・チクルスのライヴ。2公演で全4曲を演奏しました。パーヴォ・ヤルヴィと同楽団と のブラームス・プロジェクトは、2014年に東京オペラシティで行った全曲演奏会を皮切りにヨーロッパ各地で演奏し、CD録音も行っています。ベートーヴェ ン、シューマンのチクルスを経て世界的に注目されている彼らによるブラームスということで期待が一層高まります。ブラームスの全4曲の交響曲は、長年 彼らが愛奏してきた作品のひとつ。「何度も繰り返し演奏することで違った風景が見られる」とパーヴォは言います。まさに細部まで血肉化した演奏で、パ リの聴衆を熱狂させています。 また、パーヴォのブラームス論や楽団員たちのインタビューを含めた90分間のドキュメンタリー映像も収録。真摯に音楽に向かい合う音楽家たちの気概が 伝わる内容です。 (Ki)

LSO Live
LSO-0842(1SACD)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB.106〔ベンヤミン=グンナー・コールス版(2015年)〕 サー・サイモン・ラトル(指)LSO

録音:2019年1月、バービカン・ホール(ロンドン)
ラトルとLSOによる2019年1月録音の、ブルックナー第6番の登場。ベンヤミン=グンナー・コールス(1965年生まれ)原典版を使用しています。コー ルスは、1995年から2011年までMWVブルックナー全集の副編集者を務めブルックナーの第9番のフィナーレ(2012年出版)の校訂を担当、さら に現在はショット社より出版進行中のブルックナー全集の監修者を2013年より務めており、7番(2015年/ラトル指揮ベルリン・フィルにより初演)、 第6番(2016年)、ミサ・ソレムニス(2017年)、第5番(2018年)、レクイエム ニ短調(2018年)が出版されているほか、モーツァルトのレクイ エムの校訂を手がけ、さらには指揮活動も行っています。このコールス版を用いてラトルは2016年にエイジ・オブ・エンライトメントOとレコーディ ングを行っています(2016年にパリで行われた世界初演公演も同じ組み合わせ)が、約3年の時を経て、再びこの版に、今回は手兵LSOと取り組み ました。ブルックナーの交響曲第6番は、彼の残した一連の交響曲の中でも最もブルックナー ‘らしい’ 作品ともいえるでしょう。コントラストに飛んだ空 気、暗闇から光へと至る息の長い旋律、19世紀の交響曲作品の中でも最も謎めいた終末を迎える作品のひとつといえるでしょう。LSOは、ラトルが導く 6番像をこれ以上なく忠実に響かせているよう。ラトルとLSOの一体感が印象的なブルックナーとなっております。
LSO Live
LSO-0832(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2018年11月、バービカン・ホール、ロンドン
ノセダ&LSOの第3弾リリース。ショスタコーヴィチはこの交響曲第4番を自身の傑作としていました。奇抜でありながら挑発的で、大規模なパーカッショ ン・セクションとブラス・セクションを要する100人以上の奏者によって演奏される超大作です。1936年の革命記念日を目標に初演のための総練習に入っ たものの、政治的理由で中止。その後封印されていたものの、1961年についに日の目をみました。その時、これは作曲家のまぎれもない傑作の一つである、 と大絶賛され、ショスタコーヴィチの交響曲作曲家としてのおそるべき底力をあらためて世に見せつけた作品です。 この演奏でもロンドンSOの誇る打楽器セクションとブラス・セクションの活躍が著しいことは言うまでもなく、オペラ指揮者としても活躍するノセダ の本領発揮ともいえる知と情熱の稀有なバランスが光る統率ぶりは圧巻。この大規模な作品がものすごい迫力で響きわたっています。 (Ki)

TYXart
TXA-17091(5CD)
ハインツ・ヴィンベック(1946-2019):交響曲全集

[CD1]交響曲第1番『Tu Solus』
[CD2]交響曲第2番
[CD3]交響曲第3番『Grodek』 〜ゲオルク・トラークルのテキストによる
[CD4]交響曲第4番『De Profundis』 〜レクイエム、ゲオルク・トラークルのテキスト及び19世紀のとあるテキストによる
[CD5]交響曲第5番『Jetzt und in der Stunde des Todes』 〜ブルックナーの第9交響曲終楽章のモティーフによる3つの断片
[CD1]ブルース・ワインバーガー(テナーサクソフォン)、ムハイ・タン(指)、バイエルンRSO
[CD2]デニス・ラッセル・デイヴィス(指)、ウィーンRSO
[CD3]クリステル・ボルヒャース(A)、ウド・サメル(朗読)、マティアス・フスマン(指)、ベルリン・ドイツSO
[CD4]ヴォルフガング・ゼーリガー(合唱指揮)、ダルムシュタット・コンサートcho、クリステル・ボルヒャース(A)、
ギュンター・ビンゲ(Br)、ヴェルナー・ブーヒン(C.T)、ヴォルフ・エウバ(朗読)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指)、ボン・ベートーヴェンO
[CD5] デニス・ラッセル・デイヴィス(指)、ベルリン・ドイツSO

録音:[CD1]1985年4月(ライヴ)、[CD2]2001年10(ライヴ)、[CD3]1991年8月(スタジオ)、[CD4]1993年9月(ライヴ)、[CD5]2017年1月(ライヴ)
2019年3月26日に世を去ったドイツの作曲家、ハインツ・ヴィンベックの初リリースとなる交響曲全集です。80年代以降に書かれた5つの交響曲 はどれも大規模な音楽。マーラーのような声楽つきの作品や、ブルックナーの9番を素材とした作品など、伝統的な交響曲と現代書法の強烈なせめぎあ いを感じます。演奏者も一流ぞろいで聴きごたえあり。 (Ki)

Hanssler
HC-19058(56CD)
メンデルスゾーン・エディション
■交響曲全集、弦楽のための交響曲全集
【CD1】(65’01”)
交響曲第1番ハ短調Op.11/弦楽のための交響曲第8番ニ長調(管弦楽版)/弦楽のための交響曲第13番ハ短調(交響的断章)
【CD2】(69’23”)
弦楽のための交響曲第7番ニ短調/弦楽のための交響曲第12番ト短調/交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
【CD3】(72’19”)
弦楽のための交響曲第1番ハ長調/弦楽のための交響曲第2番ニ長調/弦楽のための交響曲第3番ホ短調/弦楽のための交響曲第4番ハ短調/弦楽のための交響曲第9番ハ長調
【CD4】(59’32”)
交響曲第5番ニ長調Op.107「宗教改革」/弦楽のための交響曲第5番変ロ長調/弦楽のための交響曲第6番変ホ長調/弦楽のための交響曲第10番ロ短調
【CD5】(73’08”)
交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」/弦楽のための交響曲第11番ヘ長調
【CD6】(62’49”)
交響曲第2番変ロ長調Op.52「讃歌」
■ピアノ協奏曲集
【CD7】(74’24”)
2台のピアノと管弦楽のための協奏曲変イ長調/2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ホ長調
【CD8】(70’31”)
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
■ヴァイオリン協奏曲集
【CD9】(66’41”)
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64/ヴァイオリン協奏曲ニ短調MWVO3
■ピアノ四重奏曲集、ピアノ六重奏曲集
【CD10】(61’27”)
ピアノ六重奏曲ニ長調Op.110*/ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.1
【CD11】(60’54”)
ピアノ四重奏曲第2番ヘ短調Op.2/ピアノ四重奏曲第3番ロ短調Op.3
■弦楽四重奏曲集、弦楽五重奏曲集
【CD12】(70’23”)
弦楽五重奏曲第2番変ロ長調Op.87/弦楽五重奏曲第1番イ長調Op.18
【CD13】(65’22”)
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調Op.80/弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.44-1/カプリッチョホ短調Op.81-3/フーガ変ホ長調Op.81-4
【CD14】(69’48”)
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13/弦楽四重奏曲第5番変ホ長調Op.44-3/主題と変奏ホ長調Op.81-1/スケルツォイ短調Op.81-2
■ヴァイオリン・ソナタ集、チェロ・ソナタ集
【CD15】(67’40”)
ヴァイオリン・ソナタヘ長調(1838)/ヴァイオリン・ソナタヘ短調Op.4(1823)/ヴァイオリン・ソナタヘ長調(1820)
【CD16】(71’44”)
協奏的変奏曲ニ長調Op.17/チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58/チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45
■】オルガン作品集
【CD17】(53’54”)
前奏曲ニ短調(1820)/アンダンテニ長調(1823)/コラール前奏曲『全能の神のみわざは大いなるかな』(1823)/オスティナートハ短調(1823)/フゲッタイ長調(1828)/後奏曲ニ長調(1831)/フゲッタニ長調(1834)/前奏曲とフーガハ短調Op.37-1(1837)/前奏曲とフーガト長調Op.37-2(1837)
【CD18】(64’58”)
前奏曲とフーガニ短調Op.37-3(1837)/オルガン・ソナタ第1番ヘ短調Op.65-1(1844)
【CD19】(65’20”)
オルガン・ソナタ第2番ハ短調Op.65-2(1844)/オルガン・ソナタ第3番イ長調Op.65-3(1844)/オルガン・ソナタ第4番変ロ長調Op.65-4(1845)/オルガン・ソナタ第5番ニ長調Op.65-5(1844)/オルガン・ソナタ第6番ニ短調Op.65-6(1845)
■ピアノ作品集
【CD20】
6つの前奏曲とフーガOp.35/幻想曲嬰ヘ短調Op.28
■セレナード、二重唱、歌曲集
【CD21】(44’22”)
(1)セレナードとアレグロ・ジョコーソロ短調
(2)恋人よ打ち明けておくれOp.63-1/挨拶Op.63-3/リュイ・ブラスからの歌Op.77-3/3つの民謡WoO.11/渡り鳥の別れの歌Op.63-2/秋の歌Op.63-4
(3)収穫の歌Op.8-4/魔女の歌(もうひとつの五月の歌)Op.8-8/遠くOp.9-9/恋する女の手紙Op.86-3/巡礼の格言Op.8-5/ズライカOp.57-3
【CD22】(43’41”)
春の歌Op.34-3/春の歌Op.8-6/わたしは木陰に横たわりOp.84-1/夕べの歌Op.8-9/星が見ているOp.99-2/諦めOp.9-11/秋の歌Op.84-2/慰めOp.74-1/日曜の歌Op.34-5/春の歌Op.47-3/だれが知るものかOp.99-6/葦の歌Op.71-4/冬の歌Op.19a-3/揺りかごのそばでOp.47-6/・の歌Op.86-2
【CD23】(55’17”)
6つの男声合唱曲Op.50/2つの宗教的合唱曲Op.115/4つのリートOp.75/4つの男声合唱曲Op.120
■序曲集
【CD24】
「フィンガルの洞窟」序曲Op.26/「トランペット」序曲Op.101/「美しいメルジーネの物語」序曲Op.32/「静かな海と楽しい航海」序曲Op.27/「ルイ・ブラス」序曲Op.95
【CD25】付随音楽「真夏の夜の夢」
■歌劇作品集
【CD26&27】歌劇「ボストンから来たおじさん」
【CD28&29】歌劇「異国よりの帰郷」
【CD30】付随音楽「アタリア」
【CD31&32】オラトリオ「エリヤ」
【CD33&34】オラトリオ「聖パウロ」
【CD35&36】詩篇集
(1)詩篇第98番「主に向かいて新しき歌をうたえ」Op.91
(2)詩篇第115番「われらにではなく、主よ」Op.31
(3)詩篇第114番「イスラエルの民エジプトを出て」Op.51
■声楽曲集
【CD37】(78’49”)
8つのコラール・カンタータ
【CD38】(67’37”)
讃歌Op.96/カンタータ「ラウダ・シオン」Op.73
【CD39】(72’40”)
マニフィカト/グロリア(1822)/6つのアンセムOp.79
【CD40】(67’15”)
「時は今」〜混声合唱とオルガンのための(1828)
「テ・デウム」〜混声合唱、独唱とオルガンのための(1832)
「アヴェ・マリア」〜混声合唱とオルガンのためのOp.23/「ドイツ典礼」〜独唱と混声合唱のための
【CD41】(72’11”)
3つの教会音楽Op.23/モテットOp.69/詩篇集Op.78
【CD42】(78’17”)
コラール集〜混声合唱のための/キリエハ長調(1823)/モテット&詩篇集
【CD43】(53’09”)
3つのモテットOp.39〜女声合唱とオルガンのための/レスポンソリウムと讃歌『讃歌の歌』Op.121
■ピアノ作品集
【CD44】(63’46”)
無言歌集第1巻Op.19/無言歌集第2巻Op.30/無言歌集第3巻Op.38/無言歌集第4巻Op.53
【CD45】(54’11”)
無言歌集第5巻Op.62/無言歌集第6巻Op.67/無言歌集第7巻Op.85/無言歌集第8巻Op.102
【CD46】(61’26”)
ロンド・カプリッチョーソホ長調Op.14/カプリッチョ嬰ヘ短調Op.5/3つの幻想曲、またはカプリスOp.16/3つのカプリスOp.33
【CD47】(63’31”)
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調Op.6/ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.105/ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調Op.106
【CD48】(58’14”)
7つの性格的な小品Op.7
「夏の名残のばら」による幻想曲ホ長調Op.15/幻想曲嬰ヘ短調「スコットランド・ソナタ」Op.28
【CD49】(58’46”)
厳格な変奏曲ニ短調Op.54/変奏曲変ホ長調Op.82/変奏曲変ロ長調Op.83/アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタートロ長調/ロ短調/カプリッチョホ長調Op.118/無窮動ハ長調Op.119/ヴェネツィアの舟歌イ長調/アルバムの綴り「無言歌」ホ短調Op.117
■協奏曲とピアノ作品集
【CD50】
(1)ピアノ協奏曲イ短調MWVO2
(2)前奏曲とフーガホ短調/6つの子供の小品Op.72/3つの前奏曲Op.104-1/3つの練習曲Op.104-2
【CD51】
ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調MWVO3
■ピアノ三重奏曲集
【CD52】
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
■弦楽四重奏曲集、弦楽八重奏曲、クラリネット・ソナタ集
【CD53】(57’11”)
弦楽四重奏曲第1番変ホ長調Op.12/弦楽四重奏曲第4番ホ短調Op.44-2
【CD54】(59’20”)
(1)弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13/(2)弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20
【CD55】(50’25”)
(1)弦楽四重奏曲変ホ長調
(2)クラリネット・ソナタ変ホ長調MWVQ15
【CD56】歌曲集
(1)5月の歌Op.41-5/プリムローズOp.48-2/ひばりの歌Op.48-4/朝の祈りOp.48-5/早春Op.59-2/ナイチンゲールOp.59-4/緑のなかでOp.59-6
(2)新しい恋Op.19-4/愛の歌Op.47-1/2人の心が離れてしまえばOp.99-5/ヴェネツィアの舟歌Op.57-5/春の歌Op.19-1/収穫の歌Op.8-4/古いドイツの歌Op.57-1/朝の挨拶OP.47-2/小姓の歌/民謡Op.47-4/好きな場所Op.99-3/夜ごとの夢にOp.86-4/挨拶Op.19-5/夜の歌Op.71-6/森の城/月Op.86-5
【CD1】(65’01”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD2】(69’23”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD3】(72’19”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD4】(59’32”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD5】(73’08”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
【CD6】(62’49”)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO、エレオノーレ・マルグエッレ(S)、ウルリカ・ストレムステッド(Ms)、マルクス・シェーファー(T)、ドイツ室内cho、マルクス・メルヒオーリ(合唱指揮)
【CD7】(74’24”)
ベンジャミン・フリス(P)、ヒュー・ティニー(P)、RTEシンフォニエッタ、プリンシアス・オ・デュイン(指)
【CD8】(70’31”)
ベンジャミン・フリス(P)、スロヴァキア国立コシツェPO、ロベルト・スタンコフスキー(指)
【CD9】(66’41”)
楊天堝(ティアンワ・ヤン)(Vn)、シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ、パトリック・ガロワ(指)
【CD10】(61’27”)
バルトルディ・ピアノQ、アンドラ・ダルツィンス(Va)*、ヴォルフガング・ワーグナー(Cb)*
【CD11】(60’54”)
バルトルディ・ピアノQ
【CD12】(70’23”)
ファイン・アーツQ、ダニーロ・ロッシ(Va)
【CD13】(65’22”)
オーロラSQ
【CD14】(69’48”)
オーロラSQ
【CD15】(67’40”)
ノモス・デュオ
【CD16】(71’44”)
ルカ・フィオレンティーニ(Vc)、ステファニア・レダエッリ(P)
【CD17】(53’54”)
ジュリオ・ピオヴァーニ(Org)
【CD18】(64’58”)
ジュリオ・ピオヴァーニ(Org)
【CD19】(65’20”)
ジュリオ・ピオヴァーニ(Org)
【CD20】
ギッティ・ピルナー(P)
【CD21】(44’22”)
(1)レーナ・キリアコウ(P)、ウィーン・プロ・ムジカO、ハンス・スワロフスキー(指)
(2)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ユリア・ヴァラディ(S)、ハルトムート・ヘル(P)
(3)グードルーン・シドニー・オットー(S)、ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
【CD22】(43’41”)
グードルーン・シドニー・オットー(S)、ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
【CD23】(55’17”)
ジングフォニカー
【CD24】
クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
【CD25】
アリソン・ハーグリー(S)、
ルイーズ・ウィンター(Ms)、
ヴァルター・ヴェラー(指)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO&ジュニアcho
【CD26&27】
ケイト・ロイヤル(ファニー/ソプラノ)、
カーステン・ジュス(カール/テノール)、
ユリア・バウアー(リゼッテ/ソプラノ)、
ベルント・バレンティン(タウバー/バリトン)、
ヘルムート・リリング(指)バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト、
ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト
【CD28&29】
ユリアーネ・バンゼ(リズベート/ソプラノ)、
イリス・ヴェルミリオン(母/あると)、
カルステン・ジュース(ヘルマン/テノール)、
クリスティアン・ゲルハーヘル(カウツ/バス)、
シュテファン・ミュラー=リュッペルト(シュルツ/バス)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルトRSO、
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
【CD30】
ウルリケ・ゲッツ(語り)、
ルドルフ・グッケルスベルガー(語り)、
レティーツィア・シェラー(S)、
カタリン・ハルマイ(S)、
ダニエレ・シンドラム(A)、
ヨナス・カウフマン(T)、
ロマン・トレケル(Br)、
ラルス・ヴォルト(Bs)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルトRSO、
ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト
【CD31&32】
クリスティーネ・シェーファー(S)、
コルネリア・カリッシュ(A)、
ミヒャエル・シャーデ(T)、
ヴォルフガング・シェーネ(Bs)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
【CD33&34】
ジュリアーヌ・バンス(S)、
インゲボルク・ダンツ(A)、
ミヒャエル・シャーデ(T)、
アンドレアス・シュミット(Bs)、
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、
プラハ室内cho、チェコPO
【CD35&36】
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム,
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
(1)(2)マルリス・ペーターゼン(S)、
(2)アレクサンドラ・パウルミヒル(A)、
(1)(2)トーマス・マイケル・アレン(T)、
(1)(2)モルテン・エルンスト・ラッセン(Bs-Br)
(4)ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム,シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊シビッラ・ルーベンス(S)、スコット・ウィアー(T)、
クリストフ・ゲンツ(T)、マティアス・ゲルネ(Bs)、トーマス・メーネルト(Bs)
【CD37】(78’49”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、
アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD38】(67’37”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD39】(72’40”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD40】(67’15”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD41】(72’11”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)、アリス・ドゥシュコヴァー(Org)
【CD42】(78’17”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)
【CD43】(53’09”)
ヨーロッパ室内cho、ニコル・マット(指)
【CD44】(63’46”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD45】(54’11”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD46】(61’26”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD47】(63’31”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD48】(58’14”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD49】(58’46”)
ダナ・プロトポペスク(P)
【CD50】
(1)アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P)、
ベルリン・ブランデンブルク・カンマーフィルハーモニー
(2)ダナ・プロトポペスク(P)
【CD51】
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P)、
ベルリン・ブランデンブルク・カンマーフィルハーモニー
【CD52】
オイストラフ・トリオ【ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)、レフ・オボーリン(P)】
【CD53】(57’11”)
フォーグラーQ
【CD54】(59’20”)
(1)ミネッティ・クァルテット
(2)コペンハーゲン・チェンバー・ソロイスツ、
マイケル・マルムグリーン(指)
【CD55】(50’25”)
(1)ゲヴァントハウスSQ
(2)エリザベート・ガンター(Cl)、
ペーター・シュマルフス(P)
【CD56】
(1)レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊、
エベルハルト・クラウス(Org)、
ゲオルク・ラッツィンガー(指)
(2)マルクス・シェーファー(T)、
クラウス・ライナー・フェルドマン(G)
バッハ大全集などをリリースしているドイツ老舗レーベルのヘンスラー・クラシックよりメンデルスゾーンの主要作品を網羅した56枚組のボックスがリ リースされます!当レーベルが誇る音源を中心にライセンス盤も含めたこの集成では交響曲、室内楽曲、協奏曲、器楽曲はもちろんのこと、主要な声楽・ 合唱作品も収録しております。 交響曲は颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないトーマス・ファイ率いるハイデルベルクSOによる演奏です。全篇を通して快速テンポが特 徴でノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏で、とにかく明るく弾むようなファイの音楽は聴き手を幸せにさせる魔法 のようです。また、ピアノ独奏曲では名手ダナ・プロトポペスクによる好演も注目です。この他、ニコル・マット率いるヨーロッパ室内合唱団が澄み切っ た歌声を聴かせてくれます。高水準の演奏で揃えた注目のボックスの登場です! (Ki)

APARTE
AP-2101(1CD)
ハイドン:交響曲第87番イ長調
アントニオ・ザッキーニ(1730-1786):「C’est votre bonte que j’implore(私がほしいのはあなたの優しさです)」
グルック:「Fortune ennemie(なんと惨めな生活なのだろう)」『オルフェオとエウリディーチェ』より
ジャン=バティスト・ルモワーヌ:「Il va venir(彼は来るだろう)」『フェードル』より
ヨハン・クリストフ・フォーゲル:「Age d’or, o bel age(おお黄金の時よ)」『デモフォン』より
アンドレ=エルンスト=モデスト・グレトリ:「O sort! Par tes noires fureurs(おお運命よ!)」『サムニウム人の結婚』より
ルイ=シャルル・ラグエ:交響曲 ニ短調 op.10-1
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ジュリアン・ショヴァン(指) 
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ

録音:2018年10月、2019年3月
ジュリアン・ショヴァンの率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグによるハイドンのパリ交響曲とその同時代の作品をレコーディングしていくプロジェクト。 今回は交響曲第87番。さらに、その表情豊かな声で世界を魅了しているソプラノ、ゾフィー・カルトホイザーをゲストに迎えてのアリア集、というプログ ラムです。 ル・コンセール・ド・ラ・ローグのモデルとなったのは、1783年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」を献呈されたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピッ ク。ここに収録されたハイドンの交響曲以外もすべてこの団体に捧げられたものです。ハイドンの交響曲以外はほぼすべて歴史に埋もれてしまっていました が、カルトホイザーの表情豊かな歌唱と、ショヴァン率いる管弦楽の見事さで、かつての光を取り戻したようです。 (Ki)

Chandos
CHSA-5241(1SACD)
テルテリャーン:交響曲第3番&第4番
テルテリャーン:交響曲第3番(1975)〔ドゥドゥク、ズルナと大SOのための〕*
コミタス(ソゴモン・ソゴモニアン)(1869−1935):Shoger Jan(Dear Shoger)
伝承曲:Noobar-Noobar
テルテリャーン:交響曲第4番(1976, 1984改定)〔大SOのための〕*
キリル・カラビッツ(指)ボーンマスSO*、
ティグラン・アレクサニアン(ドゥドゥク、ズルナ)、ヴァヘ・ホヴァネシアン(ドゥドゥク、ズルナ)

録音:2019年3月30日ー31日、ザ・ライトハウス(プール、ドーセット、イギリス)
2008年からボーンマスSOの首席指揮者を務め、2016年にはヴァイマル・ドイツ国民劇場(Deutsches Nationaltheater and Staatskapelle Weimar)の音楽監督&首席指揮者にも就任し注目を浴びているウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
アゼルバイジャンのカラ・カラーエフ(CHSA 5203)、ウクライナのボリス・リャトシンスキー(CHSA 5233)といった極めて意欲的なレコーディングで話題を呼んできた「東欧からの声(Voices from the East)」。旧ソ連諸国の知られざる作曲家に捧げるシリーズ第3弾は、ハチャトゥリアンと並ぶ20世紀アルメニア音楽の巨人、アーヴェト・テルテリャーン(1929−1994)の交響曲。1967年の歌劇『Ring of Fire』以降は無調や偶然性、エレクトロニクスなどを取り入れ、また友人であったギヤ・カンチェリからも大きな影響を受け、アルメニアの民俗音楽と古代の典礼音楽を吸収し独自の音楽を創り上げてきたテルテリャーンの中期の交響曲。第3番ではアルメニアの民族楽器(ダブルリードの笛)、ドゥドゥクやズルナがフィーチャーされています。

BIS
BISSA-2356(1SACD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 オスモ・ヴァンスカ(指)
ミネソタO、
キャロリン・サンプソン(S)

録音:2018年6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
当演奏でもヴァンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくり が魅力です。 BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達した大注目のマーラー・シリーズです。マーラーの交響曲は第1番「巨人」(KKC 6034 / BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995 / BIS SA 2296)、第5番(KKC 5831 / BIS SA 2226)、第6番(BIS SA 2266)がリリー スされております。 2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う 労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのも のも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏 は一層密度の濃いものとなっております (Ki)

EUROARTS
20-72034F(Bluray)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ジューン・アンダーソン(S)
サラ・ウォーカー(Ms)
クラウ ス・ケ ー ニ ヒ( テノ ー ル )
ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(Bs)
バイエルン放送cho
ベルリン放送合唱団のメンバー
ドレスデン・フィルハーモニー児童cho
バイエルンRSO
シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー
ニューヨーク・フィルハーモニックのメンバー
ロンドンSOのメンバー
レニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)Oのメンバー
パリOのメンバー
レナード・バーンスタイン(指)

収録:1989年12月25日、旧東ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)/ライヴ
画面:1080i/Full HD/4:3
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
字幕:英独仏西韓,日本語
94分、リージョン:All
1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊されました。2019年は30周年に当たります。この映像は、1989年12月25日、ベルリンの壁が崩壊し たことを記念した一大イベント、バーンスタイン指揮によるベートーヴェンの「第9」の演奏会が収録されています。すでに映像としてはリリースされてい たものですが、30周年を記念してブルーレイ・ディスクで再登場します。 バーンスタインは、バイエルンRSOをメインに、合計6つの楽団(西ドイツ・東ドイツ、ドイツの東西分離のきっかけとなったアメリカとソ連、そ れに第二次大戦時のドイツの敵国イギリスとフランス)のメンバーにより特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ &英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮しています。さらにバーンスタインはここで、ベルリンの壁が崩壊したという歴史的事実 を祝うために第4楽章の歌詞の “Freude(歓喜)” を “Freiheit(自由)” に変更して歌わせています。 ベルリンの壁開放は、現在では誤解がもとで実現したと言われています。東独の政府側が、市民の出国許可緩和を予定よりも早く発表してしまい、それ がもとで国境が開放。壁のすぐ東側にあったブランデンブルク門には大勢の人々が押し寄せたといいます。 現在ではドイツ統一と平和・友愛の象徴として広く認知されているそのブランデンブルク門の前で、2019年8月ベルリン・フィルの新首席指揮者キリル・ ペトレンコが「第9」を演奏。30年前の歴史的な出来事に思いをはせ、平和へのメッセ―ジを新たにするものとなるでしょう。 (Ki)

Altus
TALT-067(1CD)
チェリビダッケ、若き日の名演
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
ブラームス:交響曲第4番*
セルジュ・チェリビダッケ(指)BPO

録音:1946年11月10日ベルリン・RIAS放送局、1945年11月18日ベルリン・米軍放送局*
戦後まもなくチェリビダッケがベルリン・フィルを振った貴重音源。長らく廃盤だったTAHRAレーベルの名盤をALTUSレーベルがライセンスし、リマ スター復刻しました。フルトヴェングラーの後継者と目されていた若きチェリビダッケの、覇気にあふれた力強い演奏が音質も新たに復活します。
フルトヴェングラーがナチスと協力関係にあったとして演奏活動停止処分を受け、後任のボルヒャルトが米軍の誤射で亡くなってしまうという、ベルリン・ フィル激動期に30代の若さで指揮台に上がることとなったチェリビダッケ。1947年にフルトヴェングラーが復帰するまで、代理首席指揮者のような地位 につき実質上の後継者として認識されていました。ここに収録された演奏は晩年のものに比べれば荒削りな所はあるものの、ゆったりと荘重なアダージョ から強烈な推進力にあふれるアレグロまで、テンポとテンションを大胆にコントロールし白熱した音楽を構築しています。じっくり耐えに耐えて最後に爆発 するレオノーレ3番、暗い情念渦巻く濃厚なブラームス4番。それらの鮮烈なイメージに向かい、もがきながら何とかして表現し伝えようとする壮絶さ。 明らかにカリスマの片鱗を感じさせつつも、未だ整理しきれていないドロドロとした何かを内に秘めた、この時代のチェリビダッケならではの演奏です。如 実にフルトヴェングラー色のあるベルリン・フィルの響きも当盤の魅力をより一層深めています。 (Ki)

Simax
PSC-1272(2CD)
マーラー:交響曲第3番 マリス・ヤンソンス(指)
オスロPO&cho
ランディ・スティーン(Ms) 
ソルヴグッテネ少年cho

録音:2001年8月、オスロ・コンサート・ホール(ライヴ)
マリス・ヤンソンスは、1979〜2002年の23年間オスロ・フィルの首席指揮者を務め、世界各地での公演(日本には同コンビで1988年11月初来日)、 そして数々のレコーディングを行い、世界トップレベルのオーケストラへと育て上げました。 オスロ・フィルは、2019年に創立100周年を迎えます。この記念すべき年に、ヤンソンスとオーケストラの総決算ともいえる、2001年8月に録音されたマー ラー第3交響曲をリリースします。また、この時期のヤンソンスは、バイエルンRSO、ロイヤル・コンセルトヘボウOの首席指揮者への就 任が控えており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでありました。これまでに同コンビで、マーラーの第7番(PSC.1271)、第1&9番(PSC.1270)、ブラー ムスの第1番(PSC.1206)、第4番(PSC.1205)、第2&3番(PSC.1204)をリリースしており、その成果はすでに実証済ではあります。マーラーに ついては、かつてヤンソンス自身も「ぼくの作曲家だ」と語っているように作曲家への思いは強く、特に3番については格別の思い入れのある作品である だけに、待望のリリースと言えるでしょう。 (Ki)

BIS
BISSA-2419(1SACD)
ヴァイオリンとピアノための5つのソナタ第2集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2(原曲:クラリネット・ソナタ第2番)
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ウルフ・ヴァリーン(Vn/1746年製ドメニコ・モンタニャーナ)
ロ ー ランド・ペ ンティネン(P/ スタインウェイ D )

録音:2017年5月/スタジオ・アクースティクム(ピテオー/スウェーデン)
ヴァイオリンとピアノための “5つ” のソナタと題された当シリーズ。オリジナルのヴァイオリン・ソナタは3篇とF.A.E.ソナタですが、ここではクラリネッ ト・ソナタ第2番のヴァイオリン版とヴァイオリン・ソナタ第2番、第3番を収録しております。ヴァリーンが奏でるイタリアの名器1746年製のドメニコ・ モンタニャーナの艶やかな音色とペンティネンの細やかなピアノが絶妙にマッチした一際美しい演奏です。第1集(BIS SA 2369)も併せてお楽しみくだ さい。 スウェーデンを代表するヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーンはストックホルム音楽大学にてスヴェン・カルペに、ウィーン国立音楽大学にてヴォルフガ ング・シュナイダーハンにそれぞれ師事。その後ソリストとしてパーヴォ・ヤルヴィ、エサ=ペッカ・サロネン、フランツ・ウェルザー=メストといった著名 な指揮者との共演を果たし国内外で幅広く活躍するヴァイオリニストです。 (Ki)

MDG
MDG-90321356(1SACD)
若き日のベートーヴェン〜フルートとピアノのための作品集
フルートとピアノのためのソナタ 変ロ長調 Anhang 4 (1906/1951)
ピアノ協奏曲第1番Op.15〜第2楽章アダージョ 9’08(テオバルト・ベーム編曲によるフルートとピアノ版(1794-1881))
フルート, ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード Op. 25(1802)(フルートとピアノのためのベートーヴェン自身による編曲版Op.41)
フルート二重奏曲ト長調WoO26(1792/1901)
ピアノとホルンのためのソナタ ヘ長調Op.17(1801)(フルートとピアノ版(1830))
ヘレン・ダブリングハウス(Fl)
フィル・リオティス(P)
ヴカン・ミリン(Fl)
近年目覚ましい活躍をみせるフルーティスト、ヘレン・ダブリングハウスとドイツで活躍中のギリシャ出身ピアニスト、フィル・リオティスによる、若き日 のベートーヴェンのフルートとピアノのための作品集。 フルートは19世紀に楽器改良が進み、その中でも多大な功績をあげたのはテオバルト・ベーム。ベームは、フルート奏者、作曲家として才能を発揮する だけでなく、楽器製作者として円筒管による「ベーム式フルート」(1847年)発明。現在では、「フルートの父」と呼ばれています。ベームの目覚ましい 活躍によってフルートの可能性は一気に拡大、多くのヴィルトゥオーゾたちが活躍しました。このアルバムではベーム編曲による、ベートーヴェンのピアノ 協奏曲第1番第2楽章の編曲版が収録されています。フルートの名手らしい技巧をちりばめられ、華麗な音階進行を聴かせるも、単に技巧的ではなく緩 徐楽章の美しい旋律も生かした名編曲を、ダブリングハウスとリオティスによるウィットに富んだ演奏で楽しむことができます。 その他に、20代前半の作品でベートーヴェン唯一のフルート・ソナタ。これはベートーヴェンの遺産のなかから発見された写稿譜でありますが、真作であ るかどうかについては異論のある作品。「ベーム式フルート」の出現前の昨品なので、当時の他の作品と同様にピアノ・パートが活躍する楽曲。セレナー デOp.41は、ベートーヴェンがボンからウィーンに移り住んだ1795〜1796年に作曲された「フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナーデ Op25」からの、フルートとピアノの編曲版として出版されました。そしてウィーンに移り住む前、ハイドンに認められウィーン行きを決意した希望に満ち 溢れた時期に作曲されたアレグロとメヌエットからなるフルート二重奏曲。最後に当時ホルンの名手として知られていたジョヴァンニ・プントのために作曲 したホルン・ソナタのフルート編曲版。その作品も若き日のベートーヴェンの生気溢れる音楽です。 (Ki)

ABC Classics
ABC-4818403(1CD)
アラン・ザヴォッド:環境交響曲(エンヴァイロメンタル・シンフォニー) ベンジャミン・ノーシー(指)、
メルボルンSO、
リチャード・ブランソン(ナレーター)

録音:2018年10月11日−12日、オーストラリア
アラン・ザヴォッド(1945−2016)はオーストラリア出身のピアニスト、作曲家、ジャズ・ミュージシャン。クラシックと即興ジャズを独自に融合した作風でも知られ、アメリカとオーストラリアの数々の映画音楽を書いています。
ザヴォッドの最後の主要作品となった環境交響曲(The Environmental Symphony)は、地球温暖化や環境破壊をテーマとした作品で、5楽章にわたって地球の誕生から現代の荒廃までを描いた野心的で壮大な交響曲。オーストラリアの偉大な科学者アラン・フィンケル博士が書いたテキストを、ヴァージン・グループの創設者リチャード・ブランソンが朗読してます

Diapason
DIAP-118(1CD)
モーツァルト:交響曲集

(1)交響曲第38番ニ長調 K.504「プラハ」
(2)交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」
(3)交響曲第31番ニ長調 K.297「パリ」
(1)ヘルベルト・ブロムシュテット(指)ドレスデン・シュターツカペレ
 録音:1982年
(2)フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響
 録音:1952年
(3)ヨーゼフ・クリップス(指)LSO
 録音:1951年
※リマスタリング:Circa(フランス)
フランスの音楽雑誌「ディアパゾン(Diapason)」が名曲の歴史的名演を選出するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』の第118集は、モーツァルトの副題付きシンフォニー3作品!
ブロムシュテットの「プラハ」、フリッチャイの「ハフナー」、そしてクリップスの「パリ」の3作品が、フランスのマスタリング・スタジオ「Circa」によってリマスタリングを施され、音質が向上しディアパゾンの自主レーベルに加わります!

Hyperion
CDA-68223(1CD)
サン=サーンス:交響曲第1番、他
交響曲第1番変ホ長調 Op.2
動物の謝肉祭/交響曲イ長調
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO

録音:2017年12月8日−9日(動物の謝肉祭)、2018年2月23日−24日(交響曲第1番)、2018年3月2日−3日(交響曲イ長調)、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
現在蜜月時代を築くティエリー・フィッシャーとユタSOによる魅惑のサン=サーンス・プロジェクト。第3弾は、サン=サーンスの代表的傑作の1つ「動物の謝肉祭」に、初期のあまり知られていない2つの交響曲をカップリング。交響曲第1番は1853年(18歳)、交響曲イ長調は1850年頃(約15歳)という若きサン=サーンスが書いた作品ですが、若いながらも驚くべき技術的・音楽的完成度を誇った交響曲です。

Ars Produktion
ARS-38256
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ピアノ協奏曲 第2番ヘ長調 Op.102*
交響曲第9番変ホ長調 Op.70
ザビーネ・ヴェーヤー(P)*
北西ドイツPO
エーリヒ・ポルツ(指)

録音:2017年10月24-26日、シュタットパルク・シュッツェンホーフ、ヘルフォルト、ドイツ
Ars Produktion
ARS-388311(1CD)
ワイマールのクラシック Vol.1
モーツァルト:歌劇 「皇帝ティートの慈悲」 K.621 から 序曲
ハイドン:交響曲第85番変ロ長調 「王妃」 Hob.I:85
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21
ヴァイマール・チューリンゲン室内O
マックス・ポンマー(指)

録音:1993年4月、国民劇場、ヴァイマール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-388321(1CD)
ワイマールのクラシック Vol.2
エーベルヴァイン(1775-1791):大管弦楽の為の序曲 ハ長調(1828頃)
コンチェルタンテ ヘ長調 Op.67(1820頃)
交響曲第3番変ホ長調 Op.84(1823)
ヴァイマール・チューリンゲン室内O
マックス・ポンマー(指)

録音:1994年5月、ヨハネス教会、ヴァイマール、ドイツ

C Major
70-8408(2DVD)
KKC-9488(2DVD)
国内盤仕様
税込定価


70-8504(Bluray)
KKC-9487(Bluray)
国内盤仕様
税込定価

シューマン:交響曲全集
交響曲第1番変ロ長調「春」 Op. 38
交響曲第2番ハ長調 Op. 61
交響曲第3番変ホ長調「ライン」 Op. 97
交響曲第4番ニ短調 Op. 120

■ボーナス
ディスカヴァリング・シューマン(ティーレマン、シューマン交響曲について語る)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:2018年10月31日、11月1日、サントリーホール、東京(ライヴ)
◆DVD
画面:NTSC/16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:英韓,日本語(原語:ドイツ語)
182分(交響曲:155 分/ ボーナス:27 分)
リージョン:All
◆Bluray
画面:1080i/16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
字幕:英韓,日本語(原語:ドイツ語)
182分(交響曲:155 分/ ボーナス:27 分)
リージョン:All
2018年秋にクリスティアン・ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンが行った、東京・サントリーホールでのライヴ映像がリリースされます。シュー マンの交響曲を引き下げて北京、広州、マカオをまわったアジア・ツアーの最終地が日本公演でした。 シューマンの交響曲は、ティーレマンにとっても初期の頃頻繁に取り上げていた重要な作品群。シューマンがクララと結婚した翌年(1841年)の春に初演 され、シューマンが交響曲作家として踏み出した第1番。ライプツィヒからドレスデンに移り住んだ際に病の最中に完成した第2番。そしてケルン大聖堂に インスピレーションを受けて書かれたという第3番(出版順で3番となっているが、事実上最後の交響曲)。第4番も、2番目に作曲されたが(1841年)、 改訂版(1853年初演)が第4番として出版。クララの誕生プレゼントとして贈られたといいます。 シュターツカペレ・ドレスデンの特徴である厚みと柔らかさを兼ね備えた弦楽器セクション、くすんだような独特の木管楽器の音色、そしてオペラで鍛えら れている強固なアンサンブル。そこに、ティーレマンの推進力と圧倒的なエネルギーが加わった圧巻の演奏が繰り広げられています。 ボーナスには、ティーレマンがシューマンの交響曲についてのインタビュー映像が含まれています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902644(1CD)
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
序曲「宗教裁判官」Op.3
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2019年7月16、17日/アルフォールヴィル
ベルリオーズの幻想交響曲は、1830年、ベートーヴェンの交響曲第9番の初演からわずか6年の作ながら、ハープや鐘をはじめ、オフィクレイドやセルパン といった特殊管楽器も駆使し、オーケストレーションに革命をもたらしました。
性能の向上した今日のオーケストラは、オフィクレイドやセルパンを他の管楽器で代用し、その他にもオリジナル同等の効果を再現できるように改変されて います。しかしロトは発表された当時の形へ戻すことで、ベルリオーズの頭の中で鳴っていた音響と効果を忠実に再現しようと試みました。彼はパリ国立図書 館所蔵の幻想交響曲自筆譜やスケッチなどを丹念に調べ、できる限りの復元を行ないました。
レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を用いています。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。 またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏し、終楽章で活躍する鐘はスコアに指示された通りのものを、 2013年にベルリオーズ・フェスティバルで鋳造したので、それを借りています。
もうひとつ嬉しいのが、珍しい初期作品の序曲「宗教裁判官」をとりあげていること。もちろんピリオド演奏は初めての録音ですが、すでに大オーケストラを 用い、幻想交響曲の萌芽が見られ興味津々です。
ロトの音楽作りはきわめて大きく、物凄いエネルギーが伝わってきます。解釈も演奏経験や研究から10年前とは比べものにならないほどの充実ぶり、もち ろんヴィブラート控え目で、エレガントな歌い回しなどではベルリオーズがフランスの作曲家だったことを再認識させてくれます。2019年録音で、ベルリオー ズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上。幻想交響曲の認識をくつがえす超注目盤の登場です! (Ki)


Profil
PH-19000(10CD)
アーベントロート・ボックス
■CD1
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
■CD2
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調

■CD3
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調

■CD4
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調

■CD5
(1)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)同:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a

■CD6
(1)ブラームス:悲劇的序曲Op.81
(2)同:交響曲第3番ヘ長調Op.90

■CD7
(1)ベートーヴェン:ロマンス ト長調Op.40
(2)同:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61

■CD8
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55

■CD9 
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」Op.68
(2)同:交響曲第7番イ長調Op.92

■CD10”
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
全て、ヘルマン・アーベントロート(指)
■CD1 63’ 38”
ライプツィヒRSO
録音:1951年
■CD2 76’ 10”
録音:1949年
■CD3 61’ 08”
ベルリンRSO
録音:1956年2月(ライヴ)
■CD4 54’ 10”
ライプツィヒRSO
録音:1951年
■CD5 63’ 50”
ライプツィヒRSO
録音:1949年
■CD6 47’ 42”
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO(1)、チェコPO(2)
録音:1945年3月26日(1)、1951年(プラハの春音楽祭ライヴ)(2)
■CD7 49’ 17”
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ベルリンRSO
録音:1952年3月31日(ライヴ)
■CD8 46’ 52”
ワルシャワPO
録音:1953年10月22日※除去しきれないハムノイズがございます。
■CD9 76’ 55”
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO(1)、ワルシャワPO(2)
録音:1945年3月12日(1)、1954年5月16日(2)
■CD10 67’ 59”
ティッラ・ブリーム(S)、ディアナ・オイストラリ(C.A)、ルートヴィヒ・ズートハウス(T)、カール・パウル(Bs)、ベルリンRSO&cho
録音:1950年1月20日
ヘルマン・アーベントロート(1883-1956)は、フルトヴェングラーより3歳年長で2年早く亡くなった、全くの同時代人。ともにドイツの伝統を担い ながら、歴史のいたずらによりフルトヴェングラーは西ベルリン、アーベントロートはライプツィヒで別の国としてそれぞれが
最高の指揮者となりました。
そのアーベントロートが残した独墺作品を10枚組Box化。定評のあるベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲を中心としたラインナップ が魅力的。当然ながら1940〜50年代のモノラル録音ですが、アーベントロート円熟期の至芸を堪能できます。 大半はターラ、シャルプラッテンと同一音源ですが、ベートーヴェンの第9交響曲など宇野功芳氏絶賛のディスクと歌手陣は同じながらも月日が異なっ ているので興味津々。またオイストラフを独奏者としたベートーヴェンの協奏曲とロマンスでは、ツルツルとしたヴァイオリンの美音に酔わされます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1606(1CDR)
ハイドン:交響曲集集*
 第33番ハ長調 Hob.I: 33
 第46番変ロ長調 Hob.I: 46
モーツァルト:セレナーデ集#
 第4番ニ短調 K.203
 第6番二長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」〕
アーサー・ウィノグラード(指)
ハンブルク室内O* 、MGM O#

録音:1957年*、1958年#
音源: MGM E 3426、MGM GC30006
Forgotten Records
fr-1611(1CDR)
ボロディン:交響曲第2番
スクリャービン:交響曲第3番「神聖な詩」#
コンスタンチン・イワーノフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1959年
※音源: Melodiya D 04892/3 、D 05084/5 #
Forgotten Records
fr-1613(1CDR)
フランソワ&バーンスタイン
プロコフィエフ
:交響曲第5番*
ピアノ協奏曲第5番ト長調 Op.55 #
レオポルド・ストコフスキー(指)ソビエトRSO*
サンソン・フランソワ(P)#
レナード・バーンスタイン(指)NYO#

録音:1958年6月15日*、1960年10月27日カーネギー・ホール・ライヴ#
※音源: Melodiya D-04408-09 *
Forgotten Records
fr-1614(1CDR)
グラズノフ:作品集
交響曲第8番変ホ長調 Op.55 *
結婚行進曲 変ホ長調 Op.21#
フィンランド幻想曲 Op.88 +
ボリス・ハイキン(指)レニングラードPO*
アレクサンドル・ガウク(指)#
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)+
モスクワRSO

録音:1953年* /1962年(ステレオ)
音源: Melodiya D 01460-61 *、他
Forgotten Records
fr-1617(1CDR)
ヨン・フランセン〜ブラームス&ニルセン
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 *
ニールセン:交響曲第3番「広がり」#
ルート・グルドベーク(S)#
エーリク・ショーベリ(Br)
ヨン・フランセン(指)
デンマーク王立O*、
デンマークRSO#

録音:1958年(ステレオ)* 1955年3月3日-4日(モノラル)#
※音源: Forum SF 70002、Philips A 00764 R



BR KLASSIK
BR-900175(10SACD)
完全限定盤
NX-L06
M.ヤンソンス&バイエルン放送響/SACD録音集

■SACD1
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

■SACD2
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
.交響曲第3番ヘ長調 Op.90*

■SACD3
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調

■SACD4
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調

■SACD5
ハイドン:シンフォニア ニ長調 Hob.Ia:7
交響曲第88番ト長調 「V字」 Hob.I:88
ミサ曲第12番変ロ長調 「ハルモニー・ミサ」 Hob.XXII:14

■SACD6
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

■SACD7
マーラー:交響曲第7番ホ短調

■SACD8
マーラー:交響曲第9番ニ長調

■SACD9
ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番「レニングラード」 Op.60

■SACD10
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32*
全て、マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

■SACD1
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)。リオバ・ブラウン(A)。ミヒャエル・シャーデ(T)。ミヒャエル・フォッレ(Bs)、バイエルンcho
録音:2007年10月26-27日ライヴ
■SACD2
録音:2006年3月16-17日ライヴ
2010年1月16日ライヴ*
■SACD3
録音:2007年11月4日ライヴ収
■SACD4
録音:2017年11月13-18日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD5
マリン・ハルテリウス(S)、ミカエラ・クナプ(S)、ユディト・シュミット(A)、クリスティアン・エルスナー(T)、ベルトルト・シュナイダー(T)、フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)、バイエルンcho
録音:2008年10月7日ライヴ
■SACD6
録音:2016年3月10-11日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD7
録音:2007年3月5-9日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD8
録音:2016年10月20-21日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク  
■SACD9
録音:2016年2月9-12日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
■SACD10
録音:2009年10月9日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
2010年7月1-2日ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク* 
BR-KLASSIKの創立10周年を記念してリリースされるマリス・ヤンソンス&バイエルンRSOによるSACD BOX! 内容はこれまでリリースされ、好評を博した録音の中から高音質のSACDハイブリッド盤をひとまとめにするとともに、古典派から後期ロマン派の音楽を カバーするという壮大な取り組みです。ハイドンのハルモニー・ミサ、彼が得意とするブルックナー、マーラー、ベートーヴェンなどの晴らしい演奏を改めてお 楽しみください。また、今回新たに加えられたショスタコーヴィチの交響曲第7番は、このBOXの収録分のみSACDとなっています。完全限定となる特 別価格盤です。
BR KLASSIK
BR-900184(1CD)
NX-B05
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2016年2月9-12日 ライヴ・ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
ショスタコーヴィチの交響曲第7番は、1942年3月29日のプラウダ紙上で「私は自分の第七交響曲を我々のファシズ ムに対する戦いと我々の宿命的勝利、そして我が故郷レニングラードに捧げる」とショスタコーヴィチが宣言したことにより 「レニングラード」と呼ばれています。人々を鼓舞するかのような力強い主題、金管の咆哮、悲痛なアダージョ、勝利を 宣言するかのようなフィナーレなど楽章は起伏に富み、指揮者、オーケストラの見せ場も多い名曲中の名曲です。 今回、リリースされるこのアルバムは、2016年2月11日と12日にミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイクで録音さ れました。ヤンソンスの指揮は、この曲が書かれた“破滅的な時代”を鮮烈に描きだすと同時に、彼自身の深い共感も 込めることで、作品に20世紀の最も重要な交響曲としての新たな命を吹き込んでいます。
BR KLASSIK
BR-900179(1CD)
NX-B05
マーラー:交響曲第1番「巨人」 マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

録音:2007年3月1-2日ミュンヘン、ヘラクレス・ザール
2011年にリリースされたマーラーの伝記(朗読CD…4枚組)に含まれていた「交響曲第1番」の単独発売。 ヤンソンスのタクトから紡ぎ出される重厚な響きはもちろんのこと、細部まで考え抜かれた解釈、的確なテンポに よる充実の演奏が楽しめるマーラーです。

ONDINE
ODE-1338(1SACD)
NX-B06
シベリウス:交響曲「クレルヴォ」Op.7 ヨハンナ・ルサネン(S)
ヴィッレ・ルサネン(Br)
エストニア国立男声cho
ポリテクcho
ハンヌ・リントゥ(指)
フィンランドRSO

録音:2018年8月14-16日ヘルシンキ・ミュージック・センター、フィンランド
ベルリン留学中のシベリウスが先輩カヤヌスの「アイノ交響曲」を聴いて、自らも愛国的な管弦楽曲を作曲しようと構想した のが1891年、シベリウス26歳の時のこと。すぐさまシベリウスはフィンランドの叙事詩「カレワラ」の中から「カレワラ」第35- 36章の「クレルヴォ(クッレルヴォ)」のエピソードを選び、翌年、ソプラノとバリトン独唱、男声合唱を用いる壮大な作品を 書き上げました。1892年4月のヘルシンキ初演は好評で彼は"フィンランドの国民的英雄"として讃えられましたが、作品 の仕上がりに疑問を抱いたシベリウス自身は作品を撤回。その後、何回か部分的に演奏されるも忘れられてしまい、結局 全曲が演奏されたのは1958年、シベリウスがこの世を去ったあとでした。 今回、このシベリウスの若き意欲作を指揮するのはハンヌ・リントゥ。彼は悲運の若者の物語を、フィンランド放送交響楽 団と合唱団を巧みに操り豪快に描き出します。ドイツ・ロマン派の流れを汲む色彩豊かな響き、そして全編に溢れるシベリ ウスの愛国心を素晴らしい録音で存分にお楽しみください。

Seattle Symphony Media
SSM-1023(1CD)
NX-B03
ランゴー(1893-1952):歌劇「アンチクリスト」前奏曲*
R・シュトラウス:アルプス交響曲
トーマス・ダウスゴー(指)
シアトルSO

録音:S.マークテーパー財団講堂、ベナロヤ・ホール、シアトル
2019年4月4,6,7日 ライヴ*、2017年6月15,17日 ライヴ
*=原典版による世界初録音
2018/19年シーズンよりシアトルSOの音楽監督を務めるデンマークの指揮者トーマス・ダウスゴーによる興 味深い選曲が冴える1枚。「アンチクリスト=反キリスト者」をテーマにしたアルバムの冒頭に収録されたランゴーの 作品は、タイトルそのままのオペラであり、6つの場面、それぞれにキリストの教えに反する者が登場して信条を歌うと いう内容。今回ダウスゴーは前奏曲のみを取り上げていますが、原典版の世界初演であることに注目。また、宗教 とはまるで関係のなさそうなシュトラウスの「アルプス交響曲」は、構想段階でニーチェの「アンチクリスト」からの影響 を受けているといわれています。 ダウスゴーは、オーケストラの性能を存分に引き出し、全編にわたり華麗な音を紡ぎ出しており、ベナロヤ・ホールに 響き渡る音を丹念に捉えた録音も聴きどころ。

CORO
COR-16176(1CD)
ハイドン:交響曲集Vol.6
交響曲第99番変ホ長調 Hob.I-99
ハルモニー・ミサ 変ロ長調 Hob.XXII-14
ミレイユ・アスラン(S)、
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(Ms)、
ジェレミー・バッド(T)、
サムナー・トンプソン(Br)、
ハリー・クリストファーズ(指)、
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ

録音(ライヴ):2019年1月25日&27日、シンフォニー・ホール(ボストン、アメリカ)
アメリカ最古のピリオド・オーケストラ、「ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)」と、2008年にHHSの第13代音楽監督に就任したハリー・クリストファーズのコンビによるハイドンの交響曲ライヴのシリーズ第6弾!
1791から1795年のロンドン訪問期に作曲された12の「ロンドン交響曲集」のうちの1曲であり、クラリネットが使用された最初のハイドンの交響曲でもある「交響曲第99番」。そして、ハルモニー(管楽合奏)のために作曲され、管楽アンサンブルと4人の独唱、合唱によって演奏される「ハルモニー・ミサ」をカップリング。ソリストは、5シーズンに渡りMETで歌い、古楽シーンでも精力的に活動しているミレイユ・アスランを始め、ハリー・クリストファーズとはザ・シックスティーンの「メサイア(COR 16062)」で共演したキャスリン・ウィン=ロジャーズ、ヘンデル&ハイドン・ソサエティの「メサイア(COR 16125)」で共演したサムナー・トンプソンなど充実の布陣です。

Cameo Classics
CC-9112(1CDR)
マーラー:交響曲第4番 ヨーゼフ・クリップス(指)LSO
シュザンヌ・ダンコ(S)

BBC放送日(ライヴ):1957年1月20日、ロイヤル・フェスティバル・ホール(ロンドン)/ADD
「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから、ヨーゼフ・クリップス&ロンドン響による「マーラーの交響曲第4番」の貴重な音源を復刻。ソリストは、ベルギーの名ソプラノ、シュザンヌ・ダンコが務めています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Etcetra
KTC-1648(2CD)
アンリ・ジョゼフ・ド・クロース〜クラリネット・ダモーレの復活
アンリ・ジョゼフ・ド・クロース(1756-1842):交響曲第1番変ホ長調、
 ファゴット協奏曲ハ長調、
 交響曲第2番ニ長調
作曲者不詳:2本のクラリネット・ダモーレのためのコンチェルタンテ ト長調
アンリ・ジョゼフ・ド・クロース:2本のクラリネット・ダモーレのためのパルティア(全曲世界初録音)
テラ・ノヴァ・コレクティーフ、
ヴラド・ウェーフェルベルヒ(指,クラリネット・ダモーレ)

録音:2018年10月30日−11月2日&2019年3月13日−15日、ベルギー
テラ・ノヴァ・コレクティーフは、イ・ソリスティ・デル・ヴェントやシャン・ダクションのメンバーでもあるクラリネット奏者、ヴラド・ウェーフェルベルヒを芸術監督として2012年に結成されたベルギーのピリオド・アンサンブル。歴史的クラリネットと現代のバス・クラリネットのスペシャリストであり、アントワープの王立音楽院でバス・クラリネットを教えるウェーフェルベルヒが、現在のコンサート・シーンでは完全に姿を消してしまった幻の楽器「クラリネット・ダモーレ(愛のクラリネット)」の音色を現代に再現するという、古楽系管楽器関係者注目の好企画。アンリ・ジョゼフ・ド・クロース(1756−1842)は、ドイツ、レーゲンスブルク宮廷の楽長を務めたベルギーのヴァイオリニスト。ブリュッセル宮廷の楽長を務めたアンリ=ジャック・ド・クロース(アンリ=ジャック・ド・クルス/1705−1786)は父親です。ウェーフェルベルヒは2019年2月に行われた「たかまつ国際古楽祭」に出演し、アンリ・ジョゼフ・ド・クロースの作品を含め、クラリネット・ダモーレの音色を本邦初公開しています。


WEITBLICK
SSS-0235(4CD)
フルトヴェングラー&ストックホルムPO/スウェーデン放送全録音集
(1)ベートーヴェン:交響曲第9 番「合唱」*
(2)ベートーヴェン:交響曲第8番
(3)ベートーヴェン:交響曲第7 番*
(4)ブラームス:ドイツ・レクイエム
(5)R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」*
(6)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死*
(7)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3 番
(8)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3 番のリハーサル風景
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ストックホルムPO
(1)(4)ストックホルム・フィルハーモニーcho
(1)ヒョルディス・シンベリ(S)、リサ・テュネル(A)、ヨースタ・ベケリン(T)、シーグルド・ビョルリンク(Bs)
(4)ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(S)
ベルンハルト・ゼネルステット(Br)

録音:(1)1943年12月8日、(2)(3)(7)1948年11月13日、(4)1948年11月19日、(5)(6)1942年11月25日、(8)1948年11月12日
全てストックホルムコンサートホールにおけるライヴ録音
*=(1)(3)(5)(6)スウェーデン放送音源からは初出
フルトヴェングラーはスウェーデン、ストックホルムを頻繁に訪れました。ある時はウィーン・フィルを率いて、そして現地ストック ホルム・フィルに客演しました。この度、フルトヴェングラー+ストックホルム・フィル共演の遺されている全録音がスウェーデン放 送アーカイヴによる音源提供+ストックホルム・フィルの承認を得ての初発売となりました。フルトヴェングラーの代名詞ともいえ る「第九」は、1943 年12 月という難しい時期に単身ストックホルムに赴いた演奏。狂乱のような合唱には何か特別な感情が籠め らているかのようです。ベートーヴェン・プロ、交響曲第 8 番、第 7 番は戦後の客演。元気なフルトヴェングラーらしい自由自在 な演奏で、ストックホルム・フィルに秘伝を伝えるかのような見事な演奏。「ドイツ・レクイエム」は巨匠唯一の完全全曲録音であ り、崇高かつ燃え上がる情熱が同居した奇跡的な名演として著名。シュトラウスの「ドン・ファン」、ワーグナーの「トリスタン」につ いては語り上手、聞かせ上手のフルトヴェングラーらしい物語性の強いうねる様なロマンが最高です。「レオノーレ」序曲第 3 番は、正に芸術は爆発だ!を地で行くもの。非常に細かく、エネルギッシュなリハーサルも必聴です。 ※過去に正規音源から CD 化されたものもありますが、CD 初期等のマスタリングには過度のエコー付加など問題があるものも 多かっただけに今回のリリースは朗報という他ありません。

REFERENCE
FR-733SACD(1SACD)
ブルックナー:交響曲第9番(1896年未完/ノヴァーク版) マンフレート・ホーネック(指)
ピッツバーグSO

録音:2018年2月23-25日ピッツバ ーグ 、ハインツ・ホー ル(ライヴ )
年高音質レーベルとして高い評価を得ている REFERENCE RECORDINGS。そして REFERENCE RECORDINGS はもちろん、PENTATONE,BIS, など録音に定評のある数々のレーベルの録音を 40 年以上に渡って担当している sound mirror 社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリー ズ。 シリーズ第9弾は、ブルックナー最後の未完の交響曲第9番。ブルックナーは、第8番の第1稿が完成した1887年に第9番の作曲を開始します。し かし、第 8 番の大幅な改訂、さらに第 3 番、第 1 番の旧作の交響曲の改訂も行い、再び第 9 番に着手したのが、1891 年のこと。第 3 楽章まで完成さ せた 1894 年の終わりには、ブルックナーの体力はかなり衰え、1896 年 10 月 11 日に第 4 楽章を完成させることなく、亡くなってしまいます。最後に 完成させた第 3 楽章アダージョは、ブルックナーも自身が作曲した最も美しい緩徐楽章であると語っている通り、息をのむような美しさがあります。 ホーネックは、ウィーン・フィルでヴィオラ奏者として様々な指揮者と共演していますが、このブルックナーの交響曲第 9 番をバーンスタインの指揮で演奏 したときのことをこう振り返っています。「以前、バーンスタインのスピーチで、“我々芸術家は、経済・政治・名誉とどう関係しているのだろうか ? 政治家 たちの外交ゲーム、経済学者のつまらない口論、それらでは真実は明らかにならない。結局のところ、芸術家だけが、物事の神秘と真理を調和させるこ とができ、人々の心に神の存在を示し続けることが出来るのだ。” と聞いたことがありました。このブルックナーの第 9 番を幸運にもバーンスタインのもと で演奏したときに、この言葉の意味が腑に落ちました。」 解説書には、当シリーズの名物ともなっている、ホーネック自身による楽曲解説が掲載。明晰な演奏同様、深い洞察力で楽曲を掘り下げています。そして 解説書の最後には、ブルックナーの伝記の作者マックス・アウアーの言葉を引用し、次のように述べています「“このブルックナーの白鳥の歌である第 9 交響曲は、豊かに構築された冒頭から、大聖堂にさす光に囲まれているように感じます。これは現世の重荷と疲労から解放され死後の世界へと道にかれ る気分です。” アウアーがこう述べるように感じられたなら、それは本当に素晴らしい旅立ちとなるでしょう。」 ホーネックの緻密な解釈と音楽への深い理解、ピッツバーグ響と追求してきた音楽のすべてが詰まった演奏。そしてサウンド・ミラー・チームによるオーディ オファイルとしても存分に楽しむことのできるアルバムです。 (Ki)

C Major
73-0508(DVD)

73-0604(Bluray)
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102
(1877年/ W. キャラガン校訂版)
シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指)

収録:2019年2月6日、エルプフィルハーモニー、ハンブルク
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS 5.0
リージョン:0
63’ 00
◆Bluray
画面:16:9、1080i、Full HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
リージョン:0
63’ 00
ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナー交響曲チクルス。2012年のティーレマン首席指揮者就任以来進めているプロジェクトで、 今回の第2番のリリースで、第1番から第9番まで出揃いました。 ブルックナーの第2番の交響曲は、人気が高い第3番や後期の交響曲に比べると演奏される機会は少ないですが、叙情的で美しく味わい深い魅力的を 持つ作品です。そしてブルックナーの他の交響曲と同様いくつかの版が存在します。今回、ティーレマンはブルックナーの版の校訂の権威、ウィリアム・ キャラガンによる校訂版を使用しています。ブルックナーは、第1番作曲から3年後の1869年に第2番とするつもりだったニ短調の交響曲を完成させ ていますが、番号を付けずに封印。現在「第0番」と呼ばれているのがその作品となります。再び第2番が作曲されたのは1872年。第1稿の5年後、 1877年に大規模な改訂(第2稿)が行われました。本稿はその第2稿をキャラガンが校訂した版となります。 このチクルスは、収録場所は様々でしたが、今回は何かと話題なハンブルクのエルプフィルハーモニー。ティーレマンとオケが互いに築き上げてきた成果を 感じることができる演奏となっています。 (Ki)

BIS
BISSA-2451(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 アン=ヘレン・モーエン(S)、マリアンネ・ベアーテ・キーラント(A)、アラン・クレイトン(T)、ニール・デイヴィス(Bs)
バッハ・コレギウム・ジャパン、
鈴木雅明(指)

ライヴ録音:2019年1月/東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
1990年に鈴木雅明によって設立され、1995年以来スウェーデンBISレーベルより数多くのディスクをリリースしてきた世界 の第一線で活躍するバッハ・コレギウム・ジャパン。2020年のベートーヴェン生誕250周年と当団結成30周年を記念して第九を東京オペラシティ・コ ンサートホールにてライヴ収録しました!
当団は1998年にワーグナー編のピアノ独奏版(ピアノ:小川典子)を録音し、少人数による清楚な合唱が高く評価されたBCJのベストセラー盤があ りますが、この度アン=ヘレン・モーエン、マリアンネ・ベアーテ・キーラント、アラン・クレイトン、ニール・デイヴィスという豪華なソリスト陣を迎えて BCJの管弦楽と合唱による演奏でオリジナルの第九を録音することが実現しました。
鈴木雅明の巧みなコントロールで緊張感を維持しながら快活なテンポで推進力のある演奏を展開。BCJの卓越した技術と豊かな表現力を再認識できる 充実のアルバムが完成しました。レコーディングは長年BCJの録音を手掛けているハンス・キプファーが担当。ライヴならではの臨場感をとらえた極上の 録音を堪能することができます。
2019年1月の感動の演奏会を収めたアルバム・リリースは2020年のベートーヴェン・イヤーを前に話題必至の大注目盤といえましょう。 (Ki)

FUGA LIBERA
FUG-756(1CD)

NYCX-10099(1CD)
国内盤仕様
税込定価
オルガ・ヴィクトローヴァ(1960-):東方青龍
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ドミトリー・リス(指)
南オランダPO

録音:2018年10月26-28日(ライヴ収録・拍手入り)
Theater aan het Vrijthof Maastricht,
Muziekgebouw Eindhoven, Eurogress Aachen
【国内盤】日本語解説:増田良介
リンブルフSOとブラバントOが合併し2013年に誕生した、南オランダPO(南ネーデルラント・フィル ハーモニーO)。2016-17年のシーズンより当団初の首席指揮者を務めるドミトリー・リスとの2枚目のアルバム。ショスタコーヴィチの 交響曲第10番と、リスのパートナーでもあるオルガ・ヴィクトローヴァによる「東方青龍」が収められています。 中国の神話が元となり日本を含む東アジア全般に伝わる四神は、四つの方角の守護を司る霊獣であり、「東方青龍(チンロン)」はこのうち 東を守る青龍を主題にしています。2015年にリス指揮ウラル・フィルによって初演が行われた、エネルギッシュな作品です。ショスタコーヴィチ の交響曲第10番は、1953年のスターリンの死の直後に作曲・初演されたもので、その粛清からの解放が表現されているとも言われます。 作曲家が自由に作曲することが困難であった時代を生きたショスタコーヴィチに心を寄せるリスにとって、この作品は特別な意味を持つもので あり、ここでも細部まで深い共感を持って描きながら、ショスタコーヴィチ自身を表すとされるDSCH動機をラストに力強く歌い上げています。
FUGA LIBERA
FUG-755(1CD)
ハイドン:作品集
交響曲第80番ニ短調 Hob.I:80
ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11(カデンツァ:ルーカス・ブロンデール)
交響曲第81番ト長調 Hob.I:81
ルーカス・ブロンデール (フォルテピアノ)
使用楽器:アントン・ヴァルター1795年製にもとづくクリス・マーネ製
バルト・ファン・レイン(指)
ル・コンセール・ダンヴェル (アントウェルペン合奏団/古楽器使用)

録音:2016年8月27-28日
聖マルガレーテ教会、ブリュール、ドイツ
1981年ブリュッセルに生まれ、ジュネーブ国際音楽コンクールで特別賞を受賞し、現在はベルリン芸術 大学で後進の指導にもあたるフォルテピアノ奏者ブロンデール。指揮のファン・レインもベルギーの出身で、 合唱や管弦楽の指揮で頭角を現してきた若き逸材。ル・コンセール・ダンヴェルも2012年にアントウェル ペンで結成された若き古楽器合奏団。ベルギーの古楽新世代が、1784年のハイドン作品を集め、ドラ マティックな快演を聴かせます。

Pentatone
PTC-5186809
(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」
マレク・ヤノフスキ(指)、
ケルンWDR響(ケルンRSO)

録音:2018年9月24-29日ケルン・フィルハーモニー(ケルン)【WDR共同制作】
ヤノフスキのベートーヴェンといえば2018年12月のNHKSOとの第9演奏会が記憶に新しいところ。重厚さを持ちながら全曲を通して速めのテン ポ設定の非常に見通しのよい演奏で聴衆を虜にしました。ここに収録された「運命」「田園」でもヤノフスキの持ち味が十分に発揮された快演で、推進力のある 演奏の中にヤノフスキでしか引き出すことのできない美しい旋律を際立たせた演奏が印象的です。パワフルなエネルギーの中にも繊細な響きを作り上げる巨 匠ならではの演奏を聴くことができます。 (Ki)

EUROARTS
20-67978(8DVD)
ベートーヴェン名曲映像集〜グレート・ベートーヴェン・ベーシック

■DVD1
(1)交響曲第3番「英雄」
(2)交響曲第9番「合唱」

■DVD2
交響曲第5番「運命」
特典映像:ドキュメンタリー

■DVD3
ベートーヴェン:荘厳ミサ曲

■DVD4
ヴァイオリン協奏曲
交響曲第6番『田園』

■DVD5
歌劇『フィデリオ』

収録:2018年3月15日スイス、ザンクト・ガレン劇場(ライヴ)

■DVD6
ピアノ協奏曲第4番
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

■DVD7
弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18
弦楽四重奏曲第7番へ長調Op.『ラズモフスキー第1番』
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131

■DVD8
(1)ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
ピアノ・ソナタ第14『月光』

(2)ディアベッリの主題による33の変奏曲

(3)エロイカ変奏曲

(4)エグモント序曲

(5)ヴァイオリンとオーケストラのための「ロマンス」第1番ト長調、第2番ヘ長調
■DVD1
クラウディオ・アバド(指)BPO
(1)収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
(2)収録:2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー
カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)、トーマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム=シュルテ(Bs)
■DVD2
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
■DVD3
カミッラ・ニールンド(S)、ビルギット・レンメルト(Ms)、クリスティアン・エルスナー(T)、ルネ・パーペ(Bs)、ドレスデン国立歌劇場cho
シュターツカペレ・ドレスデン、ファビオ・ルイージ(指)
収録:2005年11月4,5日、ドレスデン、フラウエン教会(ZDF制作)
■DVD4
イザベル・ファウスト(Vn)、ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
収録:2015年4月、バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)
■DVD5
ジャクリーン・ワグナー(ソプラノ/レオノーレ)、ノルベルト・エルンスト(フロレスタン/テノール)、ローマン・トレーケル(ドン・ピツァロ/バリトン)、ヴォチェク・ギールラッハ(ロッコ/バス)、タチアナ・シュナイダー(マルツェリーネ/ソプラノ)、リッカルド・ボッタ(ジャキーノ/テノール)、マルティン・ゾンマー(ドン・フェルナンド/バリトン)、マルク・ハーグ(囚人1/テノール)、フランク・ウーリヒ(囚人2/バリトン)、マルクス・ビューラー(看守1)、パトリック・ドーバ(看守2)、ザンクト・ガレンcho、ザンクト・ガレンSOオットー・タウスク(指)
収録:2018年3月15日スイス、ザンクト・ガレン劇場(ライヴ)
■DVD6
ダニエル・バレンボイム(P、指)シュターツカペレ・ベルリン
収録:2007年5月、ルール・ピアノフェスティヴァル(ライヴ)
■DVD7
ジュリアードSQ【ロバート・マン(Vn)、アール・カーリス(Vn)、サミュエル・ローズ(Va)、ジョエル・クロスニック(Vc)】
収録:1975年ビブリオテークザール(ポリング、バイエルン)
■DVD8
(1)ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1983、1984年、ウィーン、キンスキー宮、ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)
(2)ボリス・ベレゾフスキー(P)
収録:2006年7月14日、ルール・ピアノフェスティヴァル、エッセン・フィルハーモニー(ライヴ)
(3)フリードリヒ・グルダ(P)
収録:1970年、ボン・ベートーヴェン音楽祭
(4)クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2002年5月1日、パレルモ、マッシモ劇場(ライヴ)
(5)クラウディオ・アバド(指)BPO
コーリャ・ブラッハー(Vn)
収録:1996年5月1日、サンクト・ペテルブルク、マリインスキー劇場(ライヴ)

画面:16:9(DVD7&8/4:3)、
NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、
DTS5.1(DVD7&8/PCMステレオ
リージョン:0
総収録時間:814分
2020年のベートーヴェン・イヤーを前に、EURO ARTSレーベルがこれまでリリースしてきた、選りすぐりのベートーヴェンの名曲・名演を集めた8 枚組のDVDボックスが発売されます。 まず、当時ベーレンライター新校訂譜の採用で話題を呼んだ、アバド指揮ベルリン・フィルによる交響曲第3、5、9番。2000年に第9の収録からスター トしたチクルスでしたが、ほどなくアバドが病に倒れ中断したものの、幸い復調し翌2001年から再開。ベートーヴェンの交響曲の演奏史に一石を投じた 名演です。そして、第二次世界大戦中、ドイツ軍の攻撃に対する報復に燃える英軍を中心におこなわれた凄惨きわまりない「ドレスデン爆撃」によって徹 底的に破壊され、60年後の2005年、16年をかけてようやく再建されたドレスデンのフラウエン教会の再建記念コンサートで演奏された、ルイージ指揮シュ ターツカペレ・ドレスデンによる「荘厳ミサ曲」。2007年からドレスデン国立歌劇場の音楽総監督に就任が決まっていたルイージにとってはお披露目的な 意味合いもある記念演奏会の記録です。次に、現代有数の実力派ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストと今年指揮活動から引退する巨匠ハイティンク による2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭の映像。、ヴァイオリン協奏曲と交響曲第6番「田園」が収録されており、2016年度のレコード アカデミー賞特別部門を受賞したディスク。そして、スイス最古の劇場ザンクト・ガレンで上演された「フィデリオ」。演出は映画監督として名を馳せてい るヤン・シュミット=ガレ。さらに、バレンボイム、ベレゾフスキー、グルダ、そしてジュリアードSQの演奏。サンクト・ペテルブルクで行われ た1996年ヨーロッパコンサートよりコーリャ・ブラッハーをソリストとした「ロマンス」など、歴史に残る名演奏の数々を収録したDVDセットです。 (Ki)


Treasures
TRE-206(1CDR)
フレッチャ〜海&幻想交響曲
ドビュッシー:交響詩「海」
ベルリオーズ:幻想交響曲*
マッシモ・フレッチャ(指)
ローマPO、ロイヤルPO*

録音:1959年頃、1962年2月21-22日*(共にステレオ)
※音源:米Reader's Digest RD4-68-7、米CHRSKY_CR-1*
◎収録時間:69:34
“作品を歪めずに自己表現の限りを尽くすフレッチャの芸術家魂!”
■音源について
フレッチャ(1906-2004)のリーダーズ・ダイジェストへの録音は、フレッチャ単独の名義で発売されたものは少なく、いわゆる「名曲集」の類の一部として収録されている場合がほとんどですが、その演奏内容は妥協のない表現に満ち溢れたものばかり。この「海」も例外ではありません。ここでの音源は、「Sheherazade」と題する10枚組LPの一部。一方、大曲の場合でも良質なステレオ盤を発見することは至難。「幻想交響曲」は、180g復刻盤を採用しています。

★フレッチャの色彩放射力と作品の本質を抉り出す表現力は、ここでも全開!しかし、フレッチャが幻想交響曲を振れば、さぞや大暴れかと言うと、そう単純ではないところがフレッチャの芸の奥深さ!第1楽章序奏部は、ニュアンスの明暗を克明に描きながらデリカシーに富んだフレージングが可憐に流れますが、そこから主部4:39以降のテンポの俊敏さに繋げる手腕のなんと鮮やかなこと!11:12からの呼吸の振幅の妙味も、フレッチャが単なる爆演指揮者ではないを実証。終楽章は、怪奇趣味に傾かず、音楽の生命力に光を当てた表現。あえて正攻法に徹することで、ベルリオーズの管弦楽法の凄さと素の迫力を再認識させてくれます。
更に強く推したいのが「海」!色彩力のみならず、フレッチャ自身の生き様を投影したような魂の叫びが横溢。この作品が単なる描写音楽ではないことをこれほど強く印象付ける演奏も稀でしょう。第1楽章の東洋風の音階は、くすんだ色彩で表出されることが多いですが、2:04からの主題は、オケの特徴とも相まって目の覚めるような爽快な色彩を放出。後半は各声部が意味深い発言を緊密に繰り広げ、7:19以降の呼吸の深さと大きさは、史上屈指と言っても過言ではありません。第2楽章の冒頭、弱音での各パートの連動に、感覚美以上の濃密なニュアンスと緊張をもたらす手腕も天才的。オケと指揮者の一体感も盤石で、どんな小さな対旋律でも互いを尊重しながら確実に主張し合う終楽章は、一音も聴き逃がせません。4:03からの高音の弦が敷き詰めるヴェールとそこへ優しく滑り込む木管との恍惚の空気感、何度聴いても只事ではありません。この作品の魅力に多方面からアプローチした名演として決して忘れることはできません。【湧々堂】


SWR music
SWR-19085CD(3CD)

NX-C05

ハンス・ロスバウト〜シューマンを振る

(1)交響曲第1番変ロ長調「春」Op.38

(2)交響曲第4番ニ短調 Op.120(1851年版)

(3)序曲「ジュリアス・シーザー」Op.128

(4)チェロ協奏曲 イ短調 Op.129

(5)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO23

(6)ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
全て、ハンス・ロスバウト(指)
バーデン=バーデン南西ドイツRSO

(1)録音:1960年9月8日
(2)録音:1961年12月19日
(3)録音:1962年12月18日(ブックレットには1961年12月18日と記載されていますが、実際には1962年12月18日が正しい録音日となります)
(4)ピエール・フルニエ(Vc)
 録音:1957年4月14日 ライヴ
(5)ヘンリク・シェリング(Vn)
 録音:1957年3月8日
(6)アニー・フィッシャー(P)
 録音:1959年2月25日
全てモノラル
20世紀の名指揮者ハンス・ロスバウト(1895-1962)のシューマン録音集。同時代の作品を積極的に紹介した功績 で知られていますが、モーツァルトやベートーヴェンなど古典派からロマン派の作品でも卓越した解釈による素晴らしい演 奏を聴かせています。第二次世界大戦中は活動を制限されていましたが、戦後はミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽 団を始め、様々なオーケストラを(指)なかでも1948年に首席指揮者として就任した南西ドイツRSOとは 素晴らしい関係を築き上げ、亡くなるまでこの地位にありオーケストラの発展に尽力しました。このシューマン作品集で は、2曲の交響曲と序曲、3人のソリストによる協奏曲が収録されていますが、ロスバウトはどの曲にも柔軟なテンポ設 定を施し、自由自在な音楽を聴かせます。 交響曲での緻密な演奏はもちろんのこと、当代きっての名手、フルニエ、シェリング、フィッシャーを起用した協奏曲では、 フルニエの洗練された音色、格調高いシェリングの演奏、フィッシャーの抒情的な表情付けと、各々のソリストの持ち味 も含め、丁々発止のやりとりが存分に楽しめます。 また、亡くなる11日前に録音された序曲「ジュリアス・シーザー」では、自身の死を覚悟の上で、知られざる作品を記録 しようとするロスバウトの信念が強く感じらる素晴らしい演奏を聴くことができます。 いずれも、SWRのオリジナルテープから丁寧にリマスターされており、モノラルながら聴きやすい音となっています。
SWR music
SWR-19083CD(1CD)
NX-B06
ドヴォルザーク:交響曲全集 第4集
交響曲第2番変ロ長調 Op.4 B12
劇的序曲 Op.posth.B16a-歌劇「アルフレート」のための
歌劇「アルミーダ」序曲 Op.115
ピエタリ・インキネン(指)
ドイツ放送PO

録音:2018年9月17-21日
ドイツ放送PO(旧ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO) によるドヴォルザーク:交響曲全集第4集。これまではカレル・マーク・チチョンの指揮で第1番、第3番、第4番、第5番 が収録されていますが、今回の第2番は、2020年のバイロイト音楽祭でワーグナーの「ニーベルングの指環」を指揮する ことが決まり、注目を集めるインキネンが演奏。ドヴォルザーク24歳の時に書かれたこの交響曲は、古典的な4楽章で 構成されており、随所にベートーヴェンら先人の影響が感じられるものの、全体に瑞々しい旋律が溢れる魅力的な作 品です。奇をてらうことのない正攻法なアプローチを信条とするインキネンの演奏は、すみずみまで入念に目が行き届い ており、とりわけ躍動的なリズムによる第1楽章と、民謡風の郷愁溢れるメロディが美しい第2楽章との表情の描き分け が見事です。収録されている2つの序曲はドヴォルザークらしい重厚さを持つ作品です。

SWR music
SWR-19523CD(1CD)
NX-A05
SWR Century Classics series
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
ハルトマン(1905-1963):交響曲第6番-大オーケストラのための
フェルディナント・ライトナー(指)
バーデン=バーデン・フライブルクSWR響

録音:1982年10月27.28日、ハンス・ロスバウト=スタジオ
※CD-93.051の再発売盤
1881年に作曲された親密さと大胆さを併せ持つブルックナーの「交響曲第6番」と、1938年に書かれた標題交響曲 「ルーヴル L'?uvre 」を、1953年に作曲家自身がタイトルなしの2楽章形式の交響曲に改訂した、陰鬱さと狂乱が 入り混じるハルトマンの「交響曲第6番」の組み合わせ。ドイツ音楽のスペシャリストであるライトナーは、この2曲がお気 に入りであり、とりわけハルトマン作品は歌劇も含め、積極的に演奏、作品の普及に尽力したことで知られています。 堂々たるブルックナーと、変化に富む楽想を見事に振り分けたハルトマン、2曲の対比も聴きどころです。
SWR music
SWR-19524CD(1CD)
NX-A05
SWR Century Classics series
マーラー:交響曲第4番ト長調
アヌ・コムシ(S)
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2005年9月22-23日
※CD-93.164の再発売盤
モダン・オーケストラであるシュトゥットガルトRSOにピリオド奏法を取り入れ、独自の“シュトゥットガルト・サウン ド”を創り上げたノリントン。モーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトでは効果的に働いた方法が、マーラーやブルック ナーで通用するのか…と懸念されるも、ノリントンはその不安を見事に払拭。第1、第2ヴァイオリン・パートを両翼に配 置し、終楽章のソプラノ・ソロをほぼノン・ヴィヴラートで歌わせることでまさしく「天国的な響き」を生み出しています。軽 やかで美しいマーラーです。

Capriccio
C-5386(1CD)
NX-B07
ドホナーニ(1877-1960):交響曲第1番ニ短調 Op.9(1900-1901)
Szimfonikus percek-交響的瞬間 Op.36(1933)
ロベルト・パーテルノストロ(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2019年3月18-22日ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
エルネー・ドホナーニはハンガリー出身の作曲家。19世紀ロマン派の伝統を守る作品を数多く作曲、発表する際はドイ ツ名「エルンスト・フォン・ドホナーニ」を使用していたため、現在でもこの名前の方が馴染み深いようです。生涯ロマン派 風の作品を書きましたが、このアルバムに収録された「交響曲第1番」は20歳代の作品であるためか、よりその傾向が 強く、至るところに彼の師ハンス・ケスラーが傾倒していたブラームスの影響が感じられます。また1933年に作曲された 「交響的瞬間」もブラームスの「ハンガリー舞曲」の伝統を色濃く受け継いだ民族色豊かな、ドホナーニのアイデンティティ が強く発揮された聴きどころの多い曲集です。ブルックナーの名演で知られるパーテルノストロが、オーケストラの豊かな響 きを生かした素晴らしい演奏を聴かせます。

Etcetra
KTC-1645(1CD)
私的演奏協会の音楽 Vol.5
マーラー:さすらう若人の歌*(シェーンベルク:編曲/室内アンサンブル版)
大地の歌**(ヘンク・グイタルト編曲/室内アンサンブル版)
ルートヴィヒ・ミッテルハンマー(Br)*、
マルセル・ライヤンス(T)**、
ヴィレム・デ・フリース(Br)**、
ヘンク・グイタルト(指)
グルッポ・モンテベロ

録音:2017年8月18日−19日(さすらう若人の歌)&2018年8月18日−19日(大地の歌)、ケルクラーデ(オランダ)
シェーンベルク:が1918年に設立し、交響曲や管弦楽曲などを室内楽編成に編曲し演奏していた「私的演奏協会」。『私的演奏協会の音楽』は、シェーンベルク:・アンサンブルを創設し、シェーンベルク:・クヮルテットのヴィオリストとして数多くの録音に参加した新ウィーン楽派のスペシャリスト、ヘンク・グイタルトと、グイタルトによるアンサンブル・プロジェクト「グルッポ・モンテベロ」によって、シェーンベルク:の仲間や弟子たちがアレンジした様々な室内楽バージョンを取り上げ、「私的演奏協会」の音楽を現代に再現するという人気シリーズです。
第5弾では、私的演奏協会の総裁であるシェーンベルク:によって室内アンサンブル版へとアレンジされた「さすらう若人の歌」と、シェーンベルク:の精神を現代へと受け継いだヘンク・グイタルトのアレンジによる「大地の歌」。マーラーの2つの偉大な管弦楽伴奏付き歌曲が、十数名の繊細なアンサンブルによって演奏されています。

LSO Live
LSO-0818(1SACD)
シューマン:序曲『ゲノフェーファ』
交響曲第4番(1841年オリジナル版)*
交響曲第2番ハ長調 op.61(1845)
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指) LSO

録音:2018年3月12日、3月16日*、バービカン、ロンドン
ロンドンSOとのメンデルスゾーン:交響曲ツィクルスが大成功を収めたガーディナー。今度はシューマンの全曲プロジェクトがスタートします。 ARCHIVでのオルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークとの全集録音が1997年でしたので、実に20年以上の時を経ての録音となります。 第4番は、1841年のオリジナル版の方が、1851年改訂版よりものびのびしていて、器楽の織りなす色彩もより透明感があり明るいとして、1841年を採用 しています。LSOの管楽器の巧みな節回しや抜群のアンサンブルが光る演奏となっています。1845年に書かれた第2番の終楽章、1844年の危機を支えてく れたクララ・シューマンへの高らかな感謝状のような長大なクレッシェンドもガーディナーが巧みにコントロール、LSOの面々も見事に応えており感動的です。
ライナーノートの中ではガーディナーがシューマンの交響曲について語っており、こちらも興味深いものがあります。ぉ

Profil
PH-19063(1CD)
ハイドン:交響曲集
交響曲第90番ハ長調Hob.T:90
交響曲第91番変ホ長調Hob.T:91
交響曲第92番ト長調Hob.T:92「オックスフォード」
ヨハネス・メーズス(指)
バート・ブリュッケナウ・バイエルン室内O

録音:2014年4月28日〜5月1日/ノイマルクト・ライトシュターデル祝祭ザール
ハイドン50代半ば円熟期の1788年に作られた交響曲3篇。ヴァーラーシュタインのクラフト・エルンスト公からの依頼によるため「ヴァーラーシュ タイン交響曲」とも呼ばれています。最後の92番は名作「オックスフォード」として知られています。 古典派の交響曲や協奏曲に意欲を燃やすヨハネス・メーズスが、バート・ブリュッケナウ・バイエルン室内Oを率いて挑戦。きびきびしたテンポ、 明るい音楽性がハイドンにぴったりです。

Goodies
78CDR-3774(1CDR)
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90 クレメンス・クラウス(指)VPO

英 HMV C2016/9
1930年1月15-21日ウィーン録音
クレメンス・クラウス(1893-1954)はウィーン生まれのオーストリアの指揮者。 ウィーン音楽院で作曲家のリヒャルト・ホイベルガーに学ぶ。ドイツ各地のオ ペラ劇場で研鑽を積んだ後、1929年にフランツ・シャルク(1863-1931)の後任と してウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した。この録音はその直後のもの。 1935年エーリヒ・クライバー(1890-1956)の後任としてベルリン国立歌劇場の音 楽監督に、さらに1937年にはハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)の後任 としてバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任、1941年からザルツブルク音楽 祭の総監督に任命された。第2次大戦後はウィーンに戻ったが、1954年メキシコ で楽旅中に世を去った。享年61歳。 (グッディーズ)

TOCCATA
TOCC-0530(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第4集
コントラバスとオーケストラのための協奏曲(1975)
交響曲第5番(2000)*
エンチョ・ラドゥカノフ(Cb)
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:1982年12月28日 ブルガリア国立放送、2011年12月5-8日 ブルガリア・ホール,ソフィア*
※全て世界初録音
ブルガリアの作曲家・指揮者エミール・タバコフ。“人間の精神の深淵を追求する”というタバコフの音楽はどれも壮大で 重厚ですが、なかでも2000年に作曲された「交響曲第5番」は1時間近くの演奏時間を必要とする壮大な作品。印 象的なファンファーレに始まる第1楽章は荒々しく、悲痛な第2楽章の次にはユーモラスな行進曲が置かれ、力強い終 楽章で締めくくるという、伝統的な形式を遵守した見事な交響曲です。ショスタコーヴィチ風のコントラバス協奏曲は暗 さの中にもユーモラスな風情が感じられるユニークな作品。どちらもタバコフ自身の指揮による演奏です。

Chandos
CHSA-5236(SACD
ブラームス:交響曲全集Vol.1
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO

録音:2018年10月2日−5日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
2016年まで首席客演指揮者を務めていたバーミンガム市SOとは、メンデルスゾーンやシューベルトの交響曲集録音で高い評価を得てきたガードナーが、ついにベルゲン・フィルでスタートする交響曲集。ブラームスの室内楽の豊富な知識と経験を活かしたアプローチで、オーケストラの傑出したアンサンブル、力強くしなやかな弦の響きを、ベルゲン・フィルの本拠地であるグリーグホールで生み出しています。
ハイクオリティなオーケストラ録音で定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドにも注目!

Sterling
CDS-1120-2(1CD)
ハルベリ&デンテ:交響曲集
ベンクト・ヴィルヘルム・ハルベリ(1824−1883):演奏会序曲第2番 へ長調、
 交響曲 へ長調
ユーセフ・デンテ(1835−1905):交響曲 ニ短調(1887)*
マルメSO、
ペール・エングストレム(指)、
スウェーデンRSO*、
ウーラ・カールソン(指)*

録音:1984年6月5日(序曲)、6月4日(交響曲へ長調)、1992年2月28日(交響曲ニ短調)
ベンクト・ヴィルヘルム・ハルベリは、1824年、スウェーデンのスコーネ地方、アスムンドトルプの生まれ。亡くなった父の後を継いで1836年から町のオルガニストを務め、王立スウェーデン音楽アカデミーの音楽院でオルガン、教会音楽、作曲を学びました。1849年から2年間、フランス・ベールヴァルドに私的に学んだ後、スコーネに戻り、ランツクルーナの教区オルガニストに就任。1872年に地元の音楽協会を設立、1883年に没しました。「レクイエム」と教会のための音楽、手稿譜の残る弦楽六重奏曲、5曲の弦楽四重奏曲、2曲のピアノ三重奏曲を作曲しています。C・M・ベルマンの 「フレードマンの手紙」 の第82番「この泉のほとりで休息を」を素材のひとつに使った 「演奏会序曲第2番」。 「交響曲 へ長調」 は、「アレグロ」「メヌエット・スケルツァンド」「アダージョ」「スケルツァンド・エ・モルト・ヴィヴァーチェ」の4楽章で書かれた、「ベールヴァルド風」とも呼ばれる曲です。
ユーセフ・デンテは、ストックホルムの軍楽隊長の家に生まれました。王立Oのヴァイオリニストだったエドゥアルト・ドベール、作曲家ベールヴァルド、ブリュッセルのユベール・レオナールに学び、ヴァイオリニスト、宮廷指揮者、作曲家として活動。1876年から1882年まで音楽院の対位法、管弦楽法、作曲法の教師を務め、オット・オールソン、ペッテション=ベリエル、ステーンハンマル、イーヴァル・ヴィデーンたちを教えています。「交響曲 ニ短調」 は、「アンダンテ−アレグロ、マ・ノン・トロッポ」「スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ・エ・コン・ブリオ」「アンダンテ」「アレグロ・ヴィヴァーチェ」の4楽章の作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Caprice
CAP-22069
(4CD+BOOK)
コレクターズ・クラシックス Vol.16〜ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927)の遺産


■Disc1
交響曲第2番ト短調 Op.34−第1楽章「アレグロ・エネルジーコ」、第2楽章「アンダンテ」、第4楽章「終曲」

■Disc2 
(1)交響曲第2番ト短調 Op.34−第1楽章「アレグロ・エネルジーコ」
(2)交響的カンタータ「歌(Sangen)」 Op.44 − 間奏曲(Mellanspel)
(3)交響曲第1番ヘ長調

■Disc3
(1)セレナード(Serenad) ヘ長調 Op.31(管弦楽のための)
(2)交響曲第2番ト短調 Op.34

■Disc4 
(1)ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.23
(2)劇音楽「ロドレッツィは歌う(Lodolezzi sjunger)」 組曲 Op.39 − エレジー(Elegy)
(3)交響曲第2番ト短調 Op.34
■Disc1
録音:1959年2月23日(リハーサル録音)
テープ録音:SR(スウェーデン放送) Ma 59/204:2
■Disc2 
(1)録音:1959年2月25日(総練習録音)
テープ録音:SR(スウェーデン放送) Ma 59/204:2
(2)録音:1943年3月4日(レコード録音)
ラジオ放送:RA 118(matriser Rtj 886/87)
(3)録音:1949年9月25日(公開収録)
ラジオ放送:SR LB+ 10.924(ラッカー盤からの復刻)
■Disc3
(1)録音:1938年1月14日(公開収録)
ラジオ放送:R 7(未発表)(matriser 142−153)
(2)録音:1941年3月13日(公開収録)
スチールテープ録音:ラッカー盤(L-B 4.790)に復刻(1943年11月5日)
スウェーデン・ラジオRSO(王立ストックホルム・フィルハーモニックO)
トゥール・マン(指)
エルンスト・トーンクヴィスト(Vn)(「セレナード」第2楽章)
録音場所:ストックホルム・コンサートホール 大ホール(ストックホルム)
■Disc4 
(1)録音:1945年12月10日、11日(レコード録音)
ラジオ放送:RE 701−04(Matris Rtj 1313−20 A)(78回転レコード)
(2)録音:1948年11月15日(レコード録音)
ラジオ放送:RE 709(matris Rtj 2904 A)(78回転レコード)
(3)録音:1947年12月17日(レコード録音)
ラジオ放送:RE 709−14(matris Rtj 2314−24 A)(78回転レコード)
ヨーテボリ放送O(ヨーテボリSO)
シクステン・エケルベリ(指)
ハンス・レイグラーフ(P)(協奏曲)
録音場所:ヨーテボリ・コンサートホール 大ホール(ヨーテボリ)
「ペッテション=ベリエル、自作自演」(第14集)(CAP21910)、「アッテルベリ、ラーション、リードホルム、自作を指揮」(第15集)(CAP21920)につづく「コレクターズ・クラシックス」の第16集。
指揮者、ピアニストとしても高名だった作曲家ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927)の「遺産」を二人の指揮者、トゥール・マンとシクステン・エケルベリが「スウェーデン放送」のために指揮した録音がリリースされます。トゥール・マン(1894−1974)は、ストックホルム生まれ。チェリストから指揮者に転向、1925年から1939年までヨーテボリSOの首席指揮者。1965年にスウェーデンRSOが組織される前、ストックホルム・フィルハーモニックがスウェーデン・ラジオ放送のオーケストラとして演奏する際の首席指揮者を1959年まで務めました。得意とするレパートリーは、ステーンハンマルと、ステーンハンマルの親友だったシベリウス、ニューストレム、カール・ニルセン、ベールヴァルドたちの作品。王立スウェーデン音楽アカデミーの会員。スモーランド出身のシクステン・エケルベリ(1909−1991)は、指揮者、ピアニスト、作曲家として活動。ヨーテボリ放送O(実体は「ヨーテボリSO」)を指揮したラジオ放送で親しまれていました。このコレクションには、ステーンハンマルの代表作のひとつ、北欧のピアニストたちが大切にしているピアノ協奏曲第2番が収録されています。ソリストのハンス・レイグラーフ(ライグラフ)(1920−2011)は、ストックホルム生まれ。コンサート・ピアニストと教育者として国際的に知られ、1972年から1990年にかけてモーツァルテウム音楽院(現 ザルツブルク・モーツァルテウム大学)のピアノ科の教授を務めました。トゥール・マンが指揮した 「セレナード」 の第2楽章「カンツォネッタ」のヴァイオリン・ソロは、1928年から1958年までストックホルム・フィルハーモニックのコンサートマスターを務めたエルンスト・トーンクヴィスト(1893−1988)が弾いています。

Caro Mitis
CM-0022004(1SACD)
ティッツ:器楽のための作品集
交響曲(シンフォニア)第4番ハ長調
五重奏曲第6番ニ短調
二重奏曲ハ長調
五重奏曲ニ短調 Op.1-5
協奏曲変ホ長調(全曲世界初録音)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2004年1月30日−2月2日、RTRスタジオ5
イツのニュルンベルクで生を受けた18世紀後期〜19世紀初期の知られざるコンポーザー=ヴァイオリニスト、アントン・フェルディナンド・ティッツ(1742−1810)の作品集は全曲世界初録音!
ドイツからロシアへと渡り、サンクトペテルブルクで40年近く、またエカチェリーナ2世の宮廷で宮廷音楽家として活躍するなど、古典派時代のロシアの楽壇の発展に寄与した音楽家の1人です。
ロマン派の到来を感じさせる一面、またウィーン古典派的な一面を感じさせる作風が特徴的なティッツの珍しい作品を、ロシア、モスクワ古楽界の精鋭たちが解き放ちます。


OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION
KKC-9476(5Bluray)
ベートーヴェン:交響曲全集

■BD1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」

■BD2
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」

■BD3
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」

■BD4
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第7番イ長調Op.92

■BD5
交響曲第9番「合唱つき」

[ボーナス・オーディオ]
オットー・クレンペラーについて/ガレス・モリスによる回想録(インタビューアー:ジョン・トランスキー)
オットー・クレンペラー(指)
ニュー・フィルハーモニアO

■BD1
収録:1970年5月26日
放映(BBC TV):1970年6月19日(第1番)、6月21日(第2番)
■BD2
収録:1970年6月2日
放映(BBC TV):1970年6月26日
■BD3
収録:1970年6月9日
放映(BBC TV):1970年6月19日(第2番)、6月28日(第6番)
■BD4
収録:1970年6月21日
放映(BBC TV):1970年7月3日
■BD5
テレサ・ツィリス=ガラ(S)
ジャネット・ベイカー(Ms)
ジョージ・シャーリー(T)
テオ・アダム(Br)
ニュー・フィルハーモニアcho
収録:1970年6月30日
放映(BBC TV):1970年7月5日

収録:1970年5、6月、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
音声:PCM MONO
リージョン:0
直輸入盤・日本語解説書付
以前クラシカ・ジャパンで放映され、神々しいばかりの『田園』などマニアのあいだで話題となっていたクレンペラー最後のベートーヴェン・サイクルがついにブルーレイソフトで登場。
新たにリマスターされて画質・音質共に大幅にアップ。演奏の様子をクリアな映像で見ることができるため、楽員たちの献身的というほかない真剣な様子がそれだけでも感動的。1970年のテレビ放映プログラムなので音声はモノラルですが、情報量も十分に多くたいへん聴きやすい音になっています。
このベートーヴェン・サイクルのライヴ映像は、1967年にデッカを退職してBBCテレビ音楽部門の責任者になっていたジョン・カルショーの尽力で制作されたものです。カルショーは米キャピトル時代の1953年にクレンペラーと契約しようとして、上層部に阻まれ断念した過去がありました。クレンペラーは1966年8月に腰部を骨折して大きな手術を受け、療養のため約6か月間という予定外の空き時間を過ごすことになります。その長い空き時間に、死や宗教の問題について思いを巡らせ、1967年1月には、47年間のカトリック信仰を終えてユダヤ教に改宗。背景には、イスラエル在住の妹マリアンネの危篤状態に、前年の姉レギーナの死、そしてなかなかうまくいかないイスラエルとの関わり方の問題などもありました。1967年2月に現場復帰したクレンペラーは、マーラー交響曲第9番のリハーサルの際、近くにあった指揮棒を手に取って気に入り、楽員の意見も聞き入れて三十数年ぶりに指揮棒を使用することに決定。1971年9月の最後のコンサートまでの4年7か月、基本的には棒を使って指揮しています。クレンペラーの最晩年様式は、死や宗教への強い思いで始まり、指揮の方法も、楽員が見やすい指揮棒スタイルに変更。それが超低速化した演奏を崩壊寸前で食い止め、独自の世界を築き上げることに繋がったものと考えられます。 (Ki)

BR KLASSIK
BR-900717(1CD)
NX-B01
ハイドン:交響曲第101番「時計」
ブラームス:交響曲第4番*
オットー・クレンペラー(指)
バイエルンRSO

録音:ミュンヘン、ヘルクレスザール ライヴ
1956年10月18.19日、1957年9月26.27日*(ともにモノラル)
20世紀を代表する名指揮者の一人、オットー・クレンペラー(1885-1973)。古典派からロマン派、近現代作品まで幅広いレパートリーを 持つとともに、数々のユニークなエピソードで知られる人物です。バイエルンRSOとは(ヨッフムの招聘により)1956年4月に初共 演を果たしたクレンペラー、この「70歳でのデビュー」は大きな話題となり、以降1969年5月までミュンヘンで合計11回のコンサートを行うこと になりました。健康状態の悪化に苦しみながらも一連の素晴らしい演奏を披露したクレンペラー、この1956年と1957年のライヴからも、熱 気あふれるハイドンと、重厚で一音一音に魂を込めるかのような感情の起伏が激しいブラームスを楽しめます。ブラームスはOrfeo C201891DRと同音源です。今回はバイエルン放送が所有するオリジナル音源がどのような音質で復刻されているのか興味深いところで す。

オクタヴィア
OVCL-00702(1SACD)
税込定価
2019年9月18日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ジョナサン・ノット(指)東京SO

録音:2019年5月25日 東京・サントリーホール・ライヴ
前作「ラフマニノフ:交響曲第2番(OVCL-00691)」のリリースから半年、聴く者に鮮烈な印 象を与え快進撃を続けるジョナサン・ノットと東京SOによる最新盤、圧倒的迫力に 満ち溢れたショスタコーヴィチの名作「交響曲第5番」が早くも登場!名コンビによるショス タコーヴィチは「交響曲第10番(OVCL-00628)」以来となるファン待望のリリースです。今 回もまた期待を裏切らない邁進する圧倒的音楽を展開し、これぞショスタコーヴィチ像だ と誰をも納得させる名演を聴かせています。音楽の魂を操るジョナサン・ノットと東京交響 楽団のショスタコーヴィチ、必聴です!(オクタヴィア)

Capriccio
C-5368(1CD)
NX-B05
ハンス・アイスラー(1898-1962):ライプツィヒ交響曲 他
ライプツィヒ交響曲(1959-1962/1998改訂)
ティロ・メデク(1940-2006)による再構築&補筆完成版
フィルム・スコアからの葬送曲
ユルゲン・ブルーンス&トビアス・ファースハウアー編(2015)
映画音楽「夜と霧」(1955)
ユルゲン・ブルーンス(指)
MDR響、ベルリン室内SO

録音:2018年8月15-16日 MDR ライプツィヒ、2015年11月9日 コンツェルトハウス、クライナーザール、ベルリン
若い頃は新ウィーン楽派に属し、シェーンベルク::の高弟として作曲活動に勤しんだハンス・アイスラー。しかし、さまざまな 理由で決別し、以降劇作家のベルトルト・ブレヒトとともに演劇や映画関係の音楽を発表、政治的思想を絡めた作品 で注目を浴びるようになります。その後、ナチスの台頭に伴い、アメリカに亡命。ハリウッドの映画音楽作曲家として人気 を博しましたが、またもや政治的理由で国外追放となり、晩年には東ドイツで自作の映画音楽の編集に力を注ぎまし た。この「ライプツィヒ交響曲」は未完で終わった作品。アイスラーを信奉していた作曲家メデクが、既存のアイスラーの映 画音楽の中から様々な素材を選び作品を完成させています。また「葬送曲」は、2015年にJ.ブルーンスとT.ファースハ ウアーが補筆編集を行い完成させた音楽。アルバム最後の「夜と霧」はアイスラー自身がフランスの映画監督、アレン・ レネのために作曲した作品です。

ALPHA
ALPHA-544(1CD)
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
エサ・ペッカ・サロネン(指)
シンフォニア・グランジュ・オ・ラック

録音:2018年7月、ラ・グランジュ・オ・ラック、フランス、エヴィアン
毎年夏にフランスはエヴィアンで行われる音楽祭、「ランコントル・ミュジカル・デヴィアン」2018年のライヴ。この音楽祭はダノンの創業者アント ワーヌ・リブーにより始められ、彼の友人であったロストロポーヴィチを音楽監督に招き、やがてヨーロッパ屈指の音楽祭へと成長しました。パト リック・ブシャンの設計により1993年に竣工したホール「ラ・グランジュ・オ・ラック」は、巨大な穀物倉庫を思わせる木の外観がまず目を引きま すが、内装まで木材で出来ており、ステージ後方の白樺の装飾も相まって、森の中にいるような、あるいは日本の古い劇場にも通じるような 温かい作りとなっています。またそれはあたかもチェロの内部にいるようでもあり、天井一面に貼られたアルミ板が唯一の反響素材として、素晴 らしい音響を作り出しています。 このホールに2018年、ヨーロッパ各地の有名オーケストラから優秀な奏者が集まった新しいオーケストラが誕生し、音楽祭の終盤にその結成 コンサートがサロネンの指揮により開催されました。このアルバムはその時の模様を収録したライヴで、ベートーヴェンの「英雄」をメインに、その 葬送行進曲の動機を用いたR・シュトラウスの沈痛な「メタモルフォーゼン」を収録。木のホールの豊かな響きを深く呼吸するような温 かみと大きなスケール、若々しい切れ味を併せ持った快演です。


Treasures
TRE-205(1CDR)
ラインスドルフ/シューマン:交響曲第4番.他
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク*
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
シューマン:交響曲第4番(マーラー編)
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1963年1月6日*、1963年1月5-6日(全てステレオ)
※音源:日VICTOR SHP-2307*、英RCA SB-6582
◎収録時間:63:04
“ラインスドルフの驚異の耳が制御する作品のあるべき姿!”
■音源について
1963年1月5-6日に録音された3曲をカップリング。ちみに「アイネ・クライネ…」のLPの併録曲「ジュピター」は、1月14日の録音。ベートーヴェン&シューマンのLPは、はやり英盤が全ての点で高水準!モーツァルトは高音質な日本ビクター盤(溝ラベル)を採用しています。

「アイネ・クライネ…」は、家族的雰囲気とは無縁ながら、フレーズの節々から共感が滲み、多くの競合盤の中でも傑出した格調高き名演。第1楽章提示部リピートも、少しも煩わしくありません。
 第2楽章の各声部の有機的な絡みも聴きもの。音程の確かさも手伝って、その訴えかけの強さは比類なし。第3楽章5小節目の冒頭2音を装飾音風に処理しているのも印象的ですが、その中間部のシルキーな響きはミュンシュ時代にはあまり見出だせなかった魅力。終楽章のテンポの安定感が抜群の上、ハーモニーに一切の濁りを寄せ付けない厳しさが、独特の説得力を生んでいます。
 ラインスドルフが遺したベートーヴェンの交響曲全集は、作曲家への畏敬の念が強すぎたのか、音楽自体が萎縮しているものが多いですが、この「レオノーレ3番」では、その畏れが根源的パワーとして作用し、緊張感溢れる演奏に結実しています。ジョージ・セルを思わせる精妙なアンサンブルと管楽器を増強させた響きのブレンドが絶妙なコーダは、特に必聴!
 「マーラー版シューマン」の演奏は今や珍しくありませんが、少なくとも「第4番」はこのラインスドルフ盤を超えるものに出会えません。その魅力はなんと言っても表現自体の確信の強さ!特殊な版を用いると、とかく「普通とは異なる点」が説明調に響きがちですが、この演奏は他の版など存在しないかのように自然な声部バランスを貫徹させ、堂々とシューマン特有のロマンを刻印し尽くしています。
 第1楽章で随所に現れる木管の合いの手フレーズのなんと意味深いことか!第2楽章の陰影表出も素晴らしく、ヴァイオリン・ソロが登場する2:08からの淡いテクスチュアとロマンの香りは、シューマンへの真のシンパシーの証し。終楽章冒頭の輝かしさと確信溢れるニュアンスは、主部以降も一貫しているので、提示部リピートの意味は絶大。
 ここでも音程の正確さは驚異的!とかく「正確さ=機械的」と単純化されがちですが、第1楽章展開部冒頭のユニゾンに象徴されるように、正確でなければ浮上しないニュアンスもあるのです。【湧々堂】


Epitagraph
EPITA-008(1CD)
(UHQCD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120
カール・シューリヒト(指)
フランス国立放送O(1)、
北ドイツRSO(2)

録音:1956年9月27日モントルー音楽祭(1)、1962年12月5日 ムジークハレ、ハンブルク(2)(ライヴ))
世界初出の2曲!シューマン4番はシューリヒト初出の曲!エピタグラフが知人を介して、放送局(ORTF,NDR)のアーカイヴから入手した音源。ともに音質は良好で、“高音質CDの決定版”であるUHQCDで発売!
「運命」はパリ音楽院Oと入れた有名なベートーヴェン交響曲全集(EMIセッション録音)の前年、絶頂期のシューリヒトが燃えて、音を刻んだ入魂ライヴ。金管は明朗に鳴り響き、ティンパニは心底に響く豪打!弦は緊迫緊密なアンサンブル!終結まで、威厳ある精神性と集中力、緊張感をもって感激が続くのは、パリ音楽院管等との録音と比べても、この演奏が一番です!
シューマンは「2番」「3番」の名演を英デッカ/ロンドンに遺している、シューリヒトのはじめて日の目を見る「4番」!いままで発売されていなかったことが不思議なくらい、堂に入った演奏。有名なフルトヴェングラーの名演とは異なるアプローチで、曲への深い洞察をみせています。ドレル・ハンドマン(ルーマニア生まれ、パリで活躍したピアニスト。音楽評論家でもあった)から“白い魔法”と呼ばれているように、すばらしく透徹した精神、透明感あふれる抒情が見える、シューリヒト翁晩年の至芸をご堪能ください。 (Ki)
Epitagraph
EPITA-009(1CD)
(UHQCD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132
カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1958年5月18日 ウィーン楽友協会大ホール(ムジークフェラインザール)(ライヴ)
もとはエピタグラフ(旧エピタフォーン)がORFのアーカイヴから入手した音源。音も非常に良好!当日の演奏会全曲(ほかにプフィッツナーの「ハイ ルブロンの少女ケートシェン」序曲)を収録した2枚組を、お求めやすく、ブラームスとレーガーのカップリングで1枚のCDにしました。いずれも名演。とくにブラームス4番は『レコード芸術』誌(2009年5月号)で小石忠男・宇野功芳両氏から絶賛され、いま発売中の『新編・名曲名盤300』(音 楽之友社刊)でも同曲のベストディスク(小石氏は3位、宇野氏は2位)にとりあげられております。 「(前略)音質も良い。シューリヒト/ウィーン・フィルの関係はこの頃からどんどん密接になっていった。まずはブラームスの第4番。ぼくにとっては曲 名を聞くだけで気が重くなる作品だが、シューリヒトの演奏の楽しいこと!第1楽章からヴァイオリンが鳴り切るが、音色は艶麗、絶えずほほえみかけ、 歌い抜く。ヴァイオリンがとくに美しいが、オーケストラ全体が魅力的で明るく、弱音のデリカシーも十分だ。テンポはかなり動く。リズムも変化する。 それが曲想とマッチしているので、自然に流動し、抉りが効き、コーダに向かう前進につぐ前進は聴く者を興奮させるし、コーダに入ると今度は踏みし めにかかる。その語りかけのすばらしさ!(中略)ぼくにとっては宝物のような第4番だが、さて根っからのブラームス党にはこの演奏がどのように受 け取られるのか、興味津々です。」(宇野功芳)(『レコード芸術』2009年5月号「新譜月評」より) (Ki)

CPO
CPO-777886(1CD)
NX-B10
フリッツ・フォルバッハ(1861-1940):管弦楽作品集
「二人の王子」(交響的詩曲)Op.21
交響曲 ロ短調 Op.33
ゴロー・ベルク(指)
ミュンスターSO

録音:2019年1月29日 ライヴ
1861年、ドイツのヴィッパーフルトで生まれたフリッツ・フォルバッハの作品集。ライン音楽学校でフェルディ ナント・ヒラーと共に学び、ベルリン芸術アカデミーでは高名な教師エドゥアルド・グレルに師事、恐らく彼の 最後の弟子として作曲の研鑽を重ねました。卒業後は教会音楽研究所の教師となり、合唱団を指揮 する傍ら、音楽学者として研究を続け、やがてミュンスター音楽協会のディレクターに就任、この地を代表 する音楽家となりました。彼の作品は、どちらかというと保守的であり、後期ロマン派の作風から外れること はありませんでしたが、いくつか残された作品はどれも豊富な楽想に満ちており、とても聞きごたえがありま す。フォルバッハが設立したミュンスターSOは、現在音楽監督をゴロー・ベルクが務めており、偉大 なる先人の音楽の紹介に力を尽くしています。

Channel Classics
CCSSA-39719(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第5番ハ短調 Op.67 《運命》
イヴァン・フィッシャー(指)、
ブダペスト祝祭O
イヴァン・フィッシャーは、ベルリン・フィルやロイヤル・コンセルトヘボウ管(RCO)など世界トップクラスのオーケストラにも頻繁に客演しており、RCOとはベートーヴェンの交響曲全集も録音しているだけに、自らが鍛え上げた手兵ブダペスト祝祭管との新たなベートーヴェン録音にも期待がかかります。 「マーラーの交響曲第3番(CCSSA 38817)」では、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門録音賞」を受賞した優秀録音チーム、名エンジニアのジャレッド・サックス率いるChannel Classicsによる超ハイクオリティ・レコーディングにも注目です。

GRAND SLAM
GS-2206(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)、
NBC響

録音:1953年12月6日カーネギー・ホール(ニューヨーク)
1950年3月12日NBC、スタジオ8H(ニューヨーク)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
トスカニーニの録音の中でも最も強烈と言われる1953年のベートーヴェン「英雄」、そして意外にもしなやかな演奏であるシューベルトの「未完成」、 これら2曲を2トラック、38センチのオープンリール・テープに刻まれた情報を忠実に再現しました。結果、細部まで克明に聴き取れるようになり、演 奏全体の色彩感がより豊かに感じられます。 また、解説書にはトスカニーニの棒でベートーヴェンの「合唱幻想曲」と第9を歌った日本人の合唱団員の手記を掲載しています。その女声歌手はトス カニーニのもとで演奏出来たことにひたすら感激して筆を走らせていますが、リハーサルや本番の空気がとてもいきいきと伝わって来ます。トスカニーニと 共演した経験を持つ日本人の手記は他に類例がなく、きわめて貴重です。(平林 直哉)

LPO
LPO-0113(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 ソフィア・フォミナ(S)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO
(コンサートマスター/ピーター・シェーマン)

録音:2016年10月12日、ロイヤル・フェルティバルホール(ライヴ)
ユロフスキとLPOによるマーラー4番の登場。ひとつひとつのリズムやパッセージが、オペラの登場人物のように実に細やかにキャラクターづけられて おり、表情豊か。ユロフスキとLPOの意思疎通の確かさを感じる演奏となっております。ソプラノのソフィア・フォミナはモスクワで学び、2012年ロイヤル・ オペラハウスでデビュー、他にもメータ指揮バイエルン国立歌劇場の「仮面舞踏会」(KKC-9211, 9210, 9369)にも出演し、幅広いレパートリーと活 躍している注目のソプラノです。ここでも抜群の安定と、余裕ある歌声で聴かせます。 (Ki)

Chandos
CHSA-5220(1SACD)
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ調 Op.40
主題と変奏 Op.42(スクール・オーケストラのための)
シュトラウシアーナ(ヨハン・シュトラウスの音楽による)
ジョン・ウィルソン(指)、
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:2019年1月14日−16日、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosでは、リチャード・ロドニー・ベネット、そしてアーロン・コープランドの管弦楽作品集で圧倒的な評価を築いてきたジョン・ウィルソンが新たに着手するのは、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルトの管弦楽作品集!
オーストリ=ハンガリー帝国のブリュン(現在のチェコ)に生まれ、オーストリアとアメリカで活躍し、映画音楽の作曲家としても知られるコルンゴルト。「フランクリン・デラノ・ルーズベルトの追憶に」と書かれた彼の唯一の交響曲である「交響曲嬰へ調」、アメリカ・スクール・オーケストラ協会からの委嘱により作曲した「主題と変奏」と「シュトラウシアーナ」。
"シンフォニア・オヴ・ロンドン"は、映画音楽やレコーディング・セッションのための専門的なオーケストラとして1955年に設立され、これまで300以上の映画や多数のレコーディングにその名がクレジットされています。2018年にジョン・ウィルソンがシンフォニア・オヴ・ロンドンを再結成し、このコルンゴルト・アルバムで再始動を果たしました。今後も更なるレコーディングが予定されています。

Altus
ALTL-014(1CD)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー第18回定期演奏会
ラヴェル:ツィガーヌ*
ベートーヴェン:交響曲第5番 『運命』
石上真由子(Vn)*
坂入健司郎(指)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー

録音:2019年3月10日第一生命ホール(ライヴ)
2008年に慶應義塾の高校生・大学生を中心として結成されたオーケストラ「東京ユヴェントス・フィルハーモニー」。今では慶応出身者以外の社会人 などもメンバーに名を連ね、年齢層も幅広く、演奏会のたびに充実した音楽を聴かせる名団体として広く知られています。2018年に創立10周年記念と して行われた『千人の交響曲』の演奏会は大変な話題になりました(ALTL-012として発売中)。
今回のアルバムには2019年3月のライヴを収録。まずは新進気鋭のヴァイオリニスト石上真由子を迎えた『ツィガーヌ』。「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019」でも同曲を共演し名演を聴かせており、改めてCDで聴けるのが嬉しい1曲。そしてカップリングは新たな時代を歩み出したユヴェントス・ フィル渾身の『運命』!王道の名曲から目の醒めるような演奏を繰り出してくれます。いずれも名匠・坂入健司郎氏の力強い指揮ぶりに注目です。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-030(2CD)
ショルティ&フランス国立管
(1)ウェーバー:「オベロン」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(4)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
全て、ゲオルク・ショルティ(指)
(1)(2)フランス国立O
ライヴ録音:1959年6月2日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)

(3)(4)ヴァン・クライバーン(P)*、フランス国立O
ライヴ録音:1962年5月4日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリー ズ“ベルアーム”。当ディスクはゲオルク・ショルティがフランス国立Oを振ったシャンゼリゼ劇場における演奏会からウェーバーの「オベロン」序曲、ベートー ヴェンの交響曲第3番「英雄」(以上、1959年6月2日)、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」とヴァン・クライバーンを迎えてのチャイコスフキーのピア ノ協奏曲第1番(以上、1962年5月4日)を収録しております。“熱演” という言葉にふさわしい手に汗握るこのライヴはまさに歴史的な記録といえます。復 刻技術に定評のあるスペクトラム・サウンドらしい丁寧なリマスタリングで聴くことができます。平林直哉氏による日本語解説付き。
※INAに保管されていたマスターテープの放送用編集よりチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収録されておりません。あらかじめご了承ください。
※このレーベルは、初発売後す ぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

philharmonia・rec
PHR-0110(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』(1880年稿、1878/80年稿ノヴァーク版) フィルハーモニア・チューリッヒ
ファビオ・ルイージ(指)

録音:2018年6月、アルトシュテッテン、チューリッヒ
ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナー交響曲第4番。「ロマンティック」という副題や、長大すぎない演奏時間である ことから、ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い作品です。第1稿が完成したのは1874年ですが、それから改訂が何度も行われ、1881年ハンス・ リヒター指揮のウィーンPOによって初演され成功を収めました。その後もさらに改訂作業は行われたため、多くの版が存在していま す。ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒは、現在もっともよく演奏されている、第2稿、1878/80年稿ノヴァーク版を使用しています。前述の第1稿を 1878年に改訂(第2稿)したあと、1880年に終楽章のみ改訂(第3稿)されたものとなります。 ルイージの演奏は、見通しの良いクリアな響き、各パートの細かなコントロール、特に終楽章は整然と音楽が積み上げられ、緊密な構成力と畳み掛けるような 迫力で聴き手を飽きさせない演奏です。 (Ki)ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナー交響曲第4番。「ロマンティック」という副題や、長大すぎない演奏時間である
ことから、ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い作品です。第1稿が完成したのは1874年ですが、それから改訂が何度も行われ、1881年ハンス・
リヒター指揮のウィーンPOによって初演され成功を収めました。その後もさらに改訂作業は行われたため、多くの版が存在していま
す。ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒは、現在もっともよく演奏されている、第2稿、1878/80年稿ノヴァーク版を使用しています。前述の第1稿を
1878年に改訂(第2稿)したあと、1880年に終楽章のみ改訂(第3稿)されたものとなります。
ルイージの演奏は、見通しの良いクリアな響き、各パートの細かなコントロール、特に終楽章は整然と音楽が積み上げられ、緊密な構成力と畳み掛けるような
迫力で聴き手を飽きさせない演奏です。


SILKROAD MUSIC
SRM-045SACD
(2SACD)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
LSO
ノルマ・プロクター(C.A)
アンブロジアン・シンガーズ、
ワンズワース・スクール少年cho
ウィリアム・ラング(フリューゲルホルン)、デニス・ウィック(Tb)

録音:1970年7月27-29日/クロイドン(ロンドン)
当ディスクはUNICORNレーベルの誉れ高き名盤ホーレンシュタイン(指)ロンドンSOのマーラーの交響曲第3番のライセンス盤で、香港の SILKROAD MUSICレーベルから発売したSACD Hybrid盤です。マーラーのスペシャリストとして知られるホーレンシュタインならではの温かみのある 演奏を聴くことができます。 (Ki)


Altus
ALT-409(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 大野和士(指)
バルセロナSO

録音:2018年9月28-30日/バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)
大野和士が2015年から音楽監督を務めているバルセロナ響とのライヴです。音質も素晴らしく、このコンビの相性の良さ、ポテンシャルの高さを十二分に伝 える内容となっています。オーケストラの技術もたいへん高いのですが、技巧を見せる演奏とは一線を画した、柔らかな音色と深い呼吸を駆使した印象的な演奏。 冒頭のトランペットからして美しい歌になっているのに驚かされ、緩やかに大きな弧を描くアーチ状のフレーズ感に魅せられます。とはいえ濃厚な歌い込みではな くしっかりとコントロールされており、透明で明晰。楽章ごとのバランスも素晴らしくアダージェットは格別の美しさ。鮮明に描かれたフィナーレの狂騒も心地よく、 見事な完成度です。 (Ki)
Altus
ALT-410(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 大野和士(指)
バルセロナSO

録音:2018年12月14-16日/バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)
大野和士が2015年から音楽監督を務めているバルセロナ響とのライヴです。音質も素晴らしく、このコンビの相性の良さ、ポテンシャルの高さを十二分に伝 える内容となっています。このショスタコーヴィチは深刻ではなく明るく透明な音色を持っていますが、生き生きとした皮肉、健康的でありながら常に裏の裏を読 んでいく手際の良さがあります。許光俊氏の解説にあるようにオペラの世界を思わせる、演出を作り込んだ舞台作品のような演奏。他から浮いてしまいがちな第 2楽章も全体のバランスを考えて奏でられており、構築感が素晴らしいです。オーケストラの技量の高さにも感服、フィナーレのにぎにぎしさは眩しいほどに鮮烈 です。 (Ki)


Hanssler
HC-19048(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
ファビオ・マルティーノ(P)、
ダン・エッティンガー(指)、
シュトゥットガルト・PO

録音:2019年3月4-7日/シュタットハレ(ジンデルフィンゲン)
人気・実力を兼ね備えた指揮者ダン・エッティンガーが2015年より首席指揮者をつとめるシュトゥットガルト・POとの録音。モー ツァルトの交響曲第25&第40番(KKC 5975 / HC 18086)に続く期待の第2弾はエッティンガーが最も得意とするチャイコフスキーの交響曲第5 番とファビオ・マルティーノを迎えてのラフマニノフのピアノ協奏曲第 1 番です!
1971年イスラエル生まれのエッティンガーは6歳でピアノを始め、ルービン音楽学校、テルアビブ大学でピアノ、(指)声楽を専攻し、バリトン歌手 として主役及びコーラスなどオペラ関連の役職に当たりました。その後、1999年にはエルサレム室内楽音楽祭で指揮者デビュー。バレンボイムの秘蔵っ 子としてベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督助手を務め、その後はバイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場などの世界の主要な劇場に出 演しました。2004年に初来日を果たし、2010年4月より東京フィルハーモニーSO常任指揮者となり、2015年4月より同団の桂冠指揮者に就 任しています。また2018年10月には東京SOの定期演奏会に登場しベルリオーズの幻想交響曲の熱演を聴かせてくれました。
エッティンガーが最も録音したかった作品と語るのはチャイコフスキーの交響曲で、自身の構想では全集録音も視野に入れているとのこと。オペラとシン フォニーの両輪で活躍するマエストロだからこその解釈で創造性あふれたドラマティックな表現で聴き手を魅了します。カップリングはファビオ・マルティー ノをソリストに迎えたラフマニノフのピアノ協奏曲第1番です。1988年、サンパウロ生まれのマルティーノは5歳の時に祖母よりピアノの手ほどきを受け、 その後、マグダ・タリアフェッロ財団から奨学金を得てアルマンド・ファヴァ・フィホに師事し、2008年にはカールスルーエ・アカデミーに留学しました。 これまでにBNDES国際ピアノコンクール・リオ・デ・ジャネイロをはじめ、20ものコンクールでの受賞歴を誇るブラジル期待の若手です。 (Ki)


Profil
PH-19018(10CD)
ジョージ・セル〜協奏曲&交響曲集

■Disc 1
(1)メンデルスゾーン:真夏の夜の夢〜序曲/スケルツォ/夜想曲/結婚行進曲
(2)シューベルト:ロザムンデ〜序曲/バレエ音楽第2番/間奏曲第3番/間奏曲第1番
(3)ウェーバー:小協奏曲ヘ短調Op.79
■Disc 2
ハイドン:交響曲集
(1)交響曲第88番ト長調Hob.T:88
(2)交響曲第97番ハ長調Hob.T:97
(3)交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
■Disc 3 
モーツァルト:作品集
(1)ディヴェルティメント第2番ニ長調K.131
(2)ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」
■Disc 4
(1)モーツァルト:交響曲第33番変ホ長調K.319
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
(3)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
■Disc 5
モーツァルト:協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211
(3)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
■Disc 6
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
■Disc 7
ブラームス:作品集
(1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
■Disc 8
シューマン:交響曲集
(1)交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
(2)交響曲第2番ハ長調Op.61
■Disc 9 
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)同:マンフレッド序曲Op.115
(3)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
■Disc 10
ドヴォルザーク:交響曲集
(1)交響曲第8番ト長調Op.88
(2)交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
全て、ジョージ・セル(指)

■Disc 1 74’ 28”
アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)(2)、
クリーヴランドO、ロベール・カサドシュ(P)(3)
録音:1957年11月(1)(2)、1952年(モノラル)(3)
■Disc 2 68’ 54”
ハイドン
クリーヴランドO
録音:1954年(1)(3)、1957年(2)
■Disc 3 52’ 23”
モーツァルト
クリーヴランドO(1)、ロベール・カサドシュ(P)、
コロムビアSO(クリーヴランドO)(2)
録音:1963年(1)、1954年(2)
■Disc 4 66’ 04”
レオン・フライシャー(P)(1)、
クリーヴランドO(1)(2)、
レナード・ローズ(Vc)、NYO(3)
録音:1962年(1)、1959年(2)、1955年(3)
■Disc 5 69’ 25”
アイザック・スターン(Vn)、
クリーヴランドO(1)(2)
【商品にはこう記されていますが、第2番の伴奏はセルとクリーヴランドOではなく、アレクサンダー・シュナイダー指揮イギリス室内Oだと思われます】

ロベール・カサドシュ(P)、
コロムビアSO(クリーヴランドO)(3)
録音:1961年(1)(2)、1954年(3)
■Disc 6 68’ 31”
レオン・フライシャー(P)、
クリーヴランドO(1)、
クリフォード・カーゾン(P)、LPO(2)
1959年(1)、1949年(モノラル)(2)
■Disc 7 78’ 54”
アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)、
レオン・フライシャー(P)、クリーヴランドO(2)
録音:1951年(モノラル)(1)、1958年(2)
■Disc 8 66’ 19”
クリーヴランドO
録音:1958年(1)、1957年(2)
■Disc 9 71’ 28”
レオン・フライシャー(P)(1)(3)、
クリーヴランドO
録音:1960年(1)(3)、1958年(2)
■Disc 10 75’ 05”
アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)、
クリーヴランドO(2)
録音:1951年(モノラル)(1)、1959年(2)
大指揮者ジョージ・セルがSonyやDecca等に残した音源のうち、現在入手難のものを中心に選んだBoxがお買い得価格で登場します。 ★いずれも名演の誉れ高いものばかり。カサドシュ、カーゾン、フライシャーらを独奏に据えたピアノ協奏曲はどれも絶品。いくつかは「コロムビア交 響楽団」と表記されていますが、これはクリーヴランドOが契約の関係で変名を用いたもの。 ★ Disc5に、アイザック・スターンとのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第 2 番が収録されていますが、彼はセルとクリーヴランドOと同曲を 録音しておらす、これまで知られているアレクサンダー・シュナイダー指揮イギリス室内Oだと思われます。予めご了承ください。 (Ki)

Altus
TALT-065(1CD)
トスカニーニの芸術第1集
ベートーヴェン:交響曲第8番
ワーグナー:『タンホイザー』序曲とバッカナール
ヴェルディ:『運命の力』序曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1952年11月8日
AHRAでは珍しいトスカニーニの音源をALTUSがリマスターして復刻。1日の演奏会をそのまま収めた貴重音源が音質も新たに復活します。鍛え上げられ た強靭な響きで聴く者を圧倒する、劇的壮絶な超名演をご堪能あれ。
52年11月8日のライヴを収録。ベートーヴェンの8番はRCA録音の2日前にあたり、とてつもない熱気でありながら縦の揃い具合が凄まじく、トスカニー ニの統率力に驚愕。一気呵成に組み上げられていく崇高な精神の建造物といった趣で、8番がまるで『英雄』や『運命』のような存在感で強烈に鳴り響きます。 ライヴゆえの瑕もありますが、それが逆にトスカニーニに火をつけたのか、どんどん緊張感を増していきます。フィナーレでは特定のフレーズをオクターヴ上げる トスカニーニ節も登場して、唯一無二の激演を聴かせます。トスカニーニが交響曲と共に得意としたオペラからの音楽もこれまた見事な立派さ。ワーグナー、ヴェ ルディともに引き締まっていながら轟きわたる、エネルギーに満ち満ちた充実の演奏です。 (Ki)
Altus
TALT-066(1CD)
トスカニーニの芸術第2集
シューマン:『マンフレッド』序曲
ロッシーニ:『ウィリアム・テル』〜バレエ音楽「6人の踊り」
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響

録音:1953年1月31日
1日の演奏会をそのまま収めた貴重音源が音質も新たに復活します!鍛え上げられ た強靭な響きで聴く者を圧倒する、劇的壮絶な超名演をご堪能あれ。 53年1月31日のライヴを収録。『新世界』はRCA録音の2日前の演奏です。統率力抜群、鍛え抜かれたリズムが強烈に躍動。壮絶な音響でありながら 明快なアタックで曖昧なところが全くありません。2楽章のメロディも甘くならず崇高。取り憑かれたように弾きまくるフィナーレの燃焼度は空前のもので、気の 休まることのない緊張の極致。もはや荘厳とすら言える名演です。
カップリングではシューマンも素晴らしいですが、ぜひお聴き頂きたいのがロッシーニのバレエ音楽。シンプルなメロディが気の利いた対旋律やシンコペーショ ンのリズムを伴い展開していく魅力的な音楽ですが、トスカニーニ手加減なしの超強烈な音造りで聴くと滅法面白い名曲に。コーダの壮大さが気持ち良い! (Ki)


SWR music
SWR-19080CD(3CD)
NX-B06
マーラー:交響曲第6番(2種の演奏)
交響曲第6番イ短調「悲劇的」
マーラーは宗教を信じていましたか?〜2001年11月13日、パウル・フィービヒのギーレンへのインタヴューより抜粋(1分43秒)
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO

録音:1971年5月12日-14日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
2013年8月21日 ライヴ・ザルツブルク、祝祭劇場 大ホール
2019年3月8日にこの世を去った大指揮者ミヒャエル・ギーレン。近現代作品を中心とした幅広いレパートリーを、研ぎ澄まされた解釈で演奏。その切れ味 の鋭い表現が高く評価されました。なかでもマーラーの演奏には定評があり、南西ドイツRSOとの全集はギーレンの代表作として、現在でも変わるこ とのない人気を誇っています。 今回登場のメモリアル・アルバムは、1971年と2013年に収録された2種類の「マーラー:交響曲第6番」の演奏が収録されており、ギーレンの解釈の熟成を 目の当たりにすることができます。どちらもギーレンEdition 第6集「マーラー交響曲全集」(SWR19042CD)に収録された1999年9月録音の音源とは違う 貴重なもので、ギーレンファンにとってまたとない贈り物となります。この2種類の演奏は、第2楽章と第3楽章の順序が1971年(1999年録音も)において Scherzo,Andanteの順になっているのに対し、2013年の演奏は「マーラーの最初の構想に近い」とされるAndante,Scerzoの順になっています。そして何 といっても際立つのは演奏時間の違いでしょう。2013年の演奏は、1971年はもちろん、1999年の演奏よりも更に遅く、1枚のCDに収録できないほどの長 さ(約94分!)、まさにギーレン熟考の末のマーラーが展開されています。2001年のインタビューの抜粋も、短いながら、ギーレンが考える「マーラーと宗教 の関係」が、第6交響曲のハンマーの用い方を例に示されるなどとても興味深い内容となっています。

Caprice
CAP-21920
(3CD+Book)
コレクターズ・クラシックス Vol.15〜作曲者の指揮で


■Disc 1
クット・アッテルベリ(1887−1974) 自作を指揮する
(1)交響曲第6番ハ長調 Op.31「ドル交響曲(Dollarsymfonin)」
(2)ホルン協奏曲 イ短調 Op.28 − 第2楽章 アダージョ
(3)バレエ「愚かなおとめたち(De favitska jungfrurna)」 Op.17(抜粋)
(4)交響曲第4番ト短調 Op.14 「シンフォニア・ピッコラ(Sinfonia Piccola)」 − 第1楽章 コン・フォルツァ
(5)ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.37 − 第1楽章 ペザンテ・アレグロ
(6)組曲第8番「古風な様式の田園組曲」 Op.34 より(第1曲 前奏曲、第2曲 アリア、第5曲 セレナータ、第6曲 ジグ)
(7)ヴェルムランド・ラプソディ(En Varmlandsrapsodi) Op.36
(8)バラードとパッサカリア(Ballad och passacaglia) Op.38
■Disc 2
ラーシュ=エーリク・ラーション(1908−1983) 自作を指揮する
(1)ラジオ番組『Dagens stunder(今日の時間)』(「田園組曲」 Op.19)
(2)冬物語(En vintersaga)Op.18(4つのヴィニェット)
(3)オスティナート Op.17(交響曲第2番終楽章)
(4)赤い十字架(Det roda korset) Op.30 [放送未使用作品]
■Disc 3
イングヴァル・リードホルム(1921−2017) 自作を指揮する(オレブルー、ノルショーピング最終コンサート)
(1)ラウディ(Laudi)(1947)(混声合唱のための)
(2)カント LXXXI(1956)(混声合唱のための)(エズラ・パウンド 詩)
(3)ムタンザ(Mutanza)(1959)
(4)孤独なナウシカー(Nausikaa ensam)(1963)
(5)ハインリヒ・イザークの『インスブルックよ、さようなら』(Heinrich Isaak: Innsbruck, ich muss dich lassen)
(6)旧世界からの挨拶(Greetings from an Old World)(1976)
■Disc 1
(1)BPO、クット・アッテルベリ(指)
録音:1928年10月18日 ベルリン音楽大学 大ホール(シャルロッテンブルク、ドイツ)
Polydor/DG 95193-95
(2)アクセル・マルム(Hrn)、ヒルディング・ルーセンベリ(オブリガート・ピアノ)、スウェーデン放送局第一放送O、クット・アッテルベリ(指)
録音:1928年6月 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)
Columbia 13603 & 13602
(3)スウェーデン放送局第一放送O 
クット・アッテルベリ(指)
録音:1928年6月 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)
Columbia 13603 & 13602
(4)スウェーデン放送局第一放送O 
クット・アッテルベリ(指)
録音:1934年5月4日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)(ヨーロッパコンサート)
SR Programarkivet LB 456
(5)オーロフ・ヴィーベリ(P)、
スウェーデン放送局第一放送O、クット・アッテルベリ(指)
録音:1935年1月4日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)(放送サービス10周年記念)
SR Programarkivet LB 715
(6)室内O(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員18名)、クット・アッテルベリ(指)
録音:1937年10月21日 ストックホルム・コンサートホール アティックホール(ストックホルム)
HMV X 4946−47
(7)スウェーデンRSO、クット・アッテルベリ(指)
録音:1948年4月23日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)
Cupol 4119
(8)スウェーデンRSO、クット・アッテルベリ(指)
録音:1950年8月21日、9月9日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)
HMV DB 11034−35
■Disc 2
(1)スウェーデン放送娯楽音楽オーケストラ(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員37名)、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)、グンナル・ショーベリ(朗読)、グン・ヴォールグレーン(朗読)
録音:1938年10月11日 ストックホルム(2)コンサートホール 小ホール(ストックホルム)
SR Programarkivet L-B 2908
(2)スウェーデン放送娯楽音楽オーケストラ(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員37名)、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)
録音:1938年1月18日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)
SR Programarkivet L−B+2.295
(3)王立ストックホルム・フィルハーモニックO、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)
録音:1948年6月7日 ストックホルム・コンサートホール 大ホール(ストックホルム)
Cupol 6018
(4)ストックホルム放送O(王立ストックホルム・フィルハーモニックO員64名)、ラーシュ=エーリク・ラーション(指)
録音:1945年5月7日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)
SR Programarkivet LB 9.508

■Disc 3
(1)スウェーデン放送cho、イングヴァル・リードホルム(指)
録音:1958年10月17日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)
SR Programarkivet Ma 58/11997
(2)室内cho、イングヴァル・リードホルム(指)録音:1961年3月10日 (おそらく)第2スタジオ(クングスガータン、ストックホルム)
SR Programarkivet Ma 61/M/5180(SR RELP 5002)
(3)オレブルーSO、イングヴァル・リードホルム(指)録音:1959年4月26日 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)(オレブルー管弦楽協会50周年記念コンサート)
P2(1959年6月25日)放送 私的録音(エアチェック)
(4)マッタ・シェーレ(S)、音楽同好会室内cho、ノルショーピングSO、イングヴァル・リードホルム(指)
(5)イングヴァル・リードホルム(解説、ピアノ)
(6)旧世界からの挨拶(Greetings from an Old World)(1976)
マッツ・リードストレム(Vc)、ノルショーピングSO、イングヴァル・リードホルム(指)
録音:1983年6月9日 ノルショーピング講堂(ノルショーピング、スウェーデン)(ライヴ)
ノルショーピング管弦楽協会私的録音(24.5.2018)

※Disc 1 に収録トラックの編集ミスがございます。交響曲第6番の第2楽章が、第1楽章(Track 1)の後ではなく、組曲第8番の「第1曲 前奏曲」(ブックレットは Track 8、実際は Track 7)の後、「第2曲 アリア」(Track 9)の前の「Track 8」に収録されています。予めご了承ください。
ヨーテボリに生まれ、電気技師として特許局に勤めながら作曲家、指揮者として音楽活動をつづけ、スウェーデン著作権協会の設立に関わったクット・アッテルベリ Kurt Atterberg(1887−1974)。オーカルプで生まれ、ウィーンのアルバン・ベルクに学び、1937年からスウェーデン放送で指揮者、作曲者、プロデューサーとして働き、第二次世界大戦中に放送した抒情組曲(カンタータ)「姿を変えた神(変装した神)」でドイツ軍占領下にあったノルウェーとデンマークの市民を勇気づけたというラーシュ=エーリク・ラーション Lars-Erik Larsson(1908−1983)。ルーセンベリに学び、1920年代のヨーロッパ前衛音楽を身につけ、ブルムダールの『月曜グループ』のひとりとして戦後スウェーデンのモダニズムの発展に貢献したイングヴァル・リードホルム Ingvar Lidholm(1921−2017)。Caprice “Collector’s Classics” の第15集には、三人の作曲家が代表作を含む自作を指揮した録音が3枚のディスクに収録されています。アッテルベリが商用アルバムとしてベルリンで録音した「ドル交響曲」、ラーションの「田園組曲」の元になる音楽を使ったラジオ番組『Dagens stunder(今日の時間)』と、シェイクスピアの『冬物語』を放送した際の付随音楽、リードホルムがノルショーピングSOを最後に指揮したコンサートの「孤独なナウシカー」と「旧世界からの挨拶」。アッテルベリの「古風な様式の田園組曲」とラーションの「オスティナート」は『自作を指揮するスウェーデンの作曲家たち』(Phono Suecia PSCD79)にも収録された録音です。/

Edition HST
HST-118(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813):交響曲集第25 巻 (HST-118)
交響曲ニ長調Bryan D3 (ca.1770)
交響曲ホ短調Bryan em1 (ca.1765)

■Bonus
オルドニュス:交響曲ニ長調Brown I:D8 (ca.1770)
ドウルシェツキー:オーボエ協奏曲ヘ長調 (ca.1780)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)
佐竹 真登(Ob独奏)、ほか

録音: 2019 年 6 月17 日、東京オペラシティ近江楽堂・ライヴ
※世界初録音!(ホ短調em1 以外)
才能あふれる留学前のホ短調 em1(既出ケルン盤などで有名)と、留学後(ス ランプ時期)の作と推定される D3(ブライトコプフ貸し譜カタログに1772年に現 れる)の比較が検証できます。D3のアンダンテには成長の後が見受けらえる(まる でのちのスランプ期のチャイコフスキーのような)。 ※第22 巻、第24 巻は未発売です。


King International
KKC-4189(6CD)
モノラル
国内製造品
日本語帯・解説付
フルトヴェングラー/伝説のコンサート(1947−53)(ターラ編)



■CD 1
1.ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番
2.ブラームス:交響曲第1番
3. ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番
■CD 2
1.ベートーヴェン:交響曲第1番
2.ブラームス: 交響曲第1番
■CD 3
ブラームス:1.ハイドンの主題による変奏曲
2.交響曲第1番
■CD 4
1.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
2.シューベルト:交響曲第8番「未完成」

■CD 5
1.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
2.シューマン:交響曲第4番

■CD 6 
1.ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
2.「レオノーレ」序曲 第2番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
■CD 1
ルツェルン祝祭O (1,2)、
アムステルダム・コンセルトヘボウO (3)
録音:1947年8月27日 クンストハウス、ルツェルン (1,2)、1950年7月13日、コンセルトヘボウ、アムステルダム (3) (ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1028/9,1013) [P]1998,1995
■CD 2
アムステルダム・コンセルトヘボウO
録音:1950年7月13日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
原盤:Tahra (FURT1012)  [P]1995
■CD 3
北ドイツRSO
録音:1951年10月27日 ムジークハレ、ハンブルク(ライヴ)
原盤:Tahra (FURT1001)  [P]1993
■CD 4
トリノ・イタリアRSO
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
録音:1952年3月11日トリノ音楽院ホール(ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1080/1) [P]2003
■CD 5
トリノ・イタリアRSO (1)
ルツェルン祝祭O (2)
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)(1)
録音:1952年3月7日トリノ音楽院ホール (1)、1953年8月26日クンストハウス、ルツェルン(2)(ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1081,1088) [P]2003,2004
■CD 6  
ルツェルン祝祭O (1)
ハンブルク国立PO(2)
録音:1953年8月26日クンストハウス、ルツェルン(1)、1947年6月9日 ムジークハレ、ハンブルク (2) (ライヴ)
原盤:Tahra (from FURT1089,1091) [P]2004
■CD 1
ブラームスの1番は巨匠最後の10年間だけで9種の(全曲)音源が遺されているほどの得意曲・愛好曲だが、このルツェルン盤が最も古い。同年11月にはVPOとEMIに録音しているが、激しい情熱や迫りくる緊迫感はこちらです。
■CD 2
フルトヴェングラーが戦後唯一、コンセルトヘボウを振った貴重な記録。【CD1に収録されている「レオノーレ」序曲3番とあわせ、当日の全曲を収録したターラ盤の価値は高い。ベートーヴェンはVPOとのEMI録音直後のライヴで、音楽の美しい流れはこちらのほうが上。ブラームスでは、若々しい情熱に溢れています。
■CD 3
フルトヴェングラーが北ドイツ放送(当時は北西ドイツ放送)SOに客演し遺された唯一の録音だが、巨匠の「ブラ1」といえば、まず1,2を争
うベストCD。冒頭からひたすら堅固にして劇的な展開で、圧倒されます。ターラが1994年に正規発売して、フランス“世紀のディアパソン・ドール”を受賞した名盤。今回リマスタリングで一層の音質改善を図っています。
■CD 4
イタリアの名女流、ジョコンダ・デ・ヴィート。44歳の時に22歳年上の大指揮者と共演が実現。デ・ヴィートの音楽性として“暖かさ””情熱“”ロマン“が言われるが、それはフルトヴェングラーにも共通するところ。巨匠の掘りの深い、抉るような指揮に、デ・ヴィートは激しい集中力から密度の高い感動の名演を展開しています。「未完成」は同じ日のメイン・プログラム。2曲とも音質良好で、1枚のCDに収録されたこのディスクは貴重。
■CD 5
シューマンの「4番」は有名なDGG録音の3ヶ月後、ルツェルン音楽祭で指揮したライヴ。ライヴにこそ本領を発揮すると言われたフルトヴェングラーの特質が如実に捉えられるもので、ほの暗いロマンに彩られた、生命力みなぎる名演。同じ日後半のプログラム「英雄」はCD6に収録。
■CD 6  
「英雄」はそれまで全く存在が知られていなかったが、1996年に仏フルトヴェングラー協会が公式にCD化し、世界中のフルトヴェングラー・ファンを驚かせたものです。最晩年とは思えないほどエネルギッシュで、実に堂々とした解釈が素晴らしい。(このもとの音源は協会員によるエアチェック録音。第4楽章の一部に20秒間ラジオ音が混入しています。ご了承ください。)


オクタヴィア
OVCL-00693(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
エルガー:交響曲第1番変イ長調 Op.55 尾高忠明(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2019年1月17-18日 大阪・フェスティバルホール、22日東京・サントリーホール・ライヴ
尾高忠明と大阪フィルのコンビによるエクストン初録音。 ロンドンのプロムスで幾度となく振り、録音も今回で4度目となるこのエルガーは、尾高に とって最愛のレパートリーであり、しかも愛着の深い交響曲。ここには、大阪フィルの骨格 豊かな響きを礎に、威風と風格に満ちたドラマティックで熱気あふれるエルガーを聴くこと ができます。 大阪フィルにはエルガーが良く似合う、と尾高が公言したとおり、この作曲家を愛するすべ てのファンにお聴きいただきたいアルバムです。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCL-00701(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27
モシュコフスキ:組曲「諸国から」 Op.23
角田鋼亮(指)
セントラル愛知SO

録音:2019年4月22日 愛知県芸術劇場コンサートホール・ライヴ
新進気鋭の指揮者・角田鋼亮とセントラル愛知SOは、2005年の初共演から幾度も 共演を重ね、関係性を深めてきました。当盤は、常任指揮者就任記念という、ひとつの節 目を飾るコンサートの録音。プログラムは、「様々な時代、国々やスタイル」の作品を紹介 したいという想いからモシュコフスキの組曲、そしてセントラル愛知響の美点が発揮される ロシア音楽が選ばれました。ロマンティシズム溢れる歌心と駆け抜けるようなエンディング の迫力は、今後の彼らの活躍を予感させる響きといえるでしょう。 新たなタッグがスタートを切った記念すべきライヴを、ぜひお聴きください。(オクタヴィア)


東武レコーディングズ
TBRCD-0068(4CD)
税込定価
ホーレンシュタイン・イン・ベネズエラ
(1)マーラー:交響曲第1番「巨人」
(2)ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調Op.3−11(初出レパートリー)
(3)ブルックナー:交響曲第3 番「ワーグナー」
(4)ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲
(5)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
(6)シベリウス:交響曲第2番
(7)ベートーヴェン:交響曲第2番(初出レパートリー)
(8)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
(9)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
(10)R・シュトラウス:「死と変容」
(11)R・シュトラウス:「メタモルフォーゼン」
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
ベネズエラSO

録音:(1)(11)1955年5月23日モノラル
(2)(3)(10)1957年2月8日ステレオ
(4)-(6)1957年1月25日ステレオ、(7)(8)1954年2月23日モノラル
(9)1957年2月1日ステレオ
全てカラカス市立劇場にてライヴ録音(ステレオ・モノラル)
※(6)の第3楽章でマスターに起因する欠落がございます。ご了承ください。
ホーレンシュタインは、1898 年にウクライナで生まれ、幼少時にウィーンに移住。ウィーンで音楽教育を受けシュレーカー にも師事。さらにベルリンではフルトヴェングラーの助手としてベルリンフィルを指揮。30 歳を前にブルックナーの交響曲第 7 番をベルリンフィルと録音。デュッセルドルフ歌劇場の監督にも就任。しかしユダヤ人だったためにナチス・ドイツの台頭で 活動が制限されたためにヨーロッパを去り、アメリカ国籍を得ます。第二次大戦後には欧州楽壇にも復帰。ベルリンフィルと も再会。1961 年のエディンバラ音楽祭ではマーラーの第 5 番で共演します。しかし特定のオーケストラの地位を持たず客 演に終始したために多くの録音がありながらレーベルも跨りその芸術の全容が理解さえているとは言えないもどかしさがあり ます。レパートリーの中心はずばりブルックナーとマーラー。大編成の込入った曲を細部を疎かにせず、それでいてスケー ルを損なわず、見事に鳴らし切る手腕には多くの聴衆が納得です。ベネズエラSOはフルトヴェングラーも指揮した名 門。手作り感溢れる鄙びた音色、ホーレンシュタインのロマンティックな表現にぴったり。最近ではチバスによるベートーヴェ ン、ブルックナーが話題となりました。今回チバス氏の協力のもとホーレンシュタインの未発表ライヴを発掘。全曲初出、しか もオーケストラの財政が豊かだったせいか音質が素晴らしい。1957 年の演奏は全てステレオという驚愕のリリース。しかも大 特価でご提供となります。ライナーノートはホーレンシュタイン研究の第一人者デリク・バーカー氏です。

ACCENTUS Music
ACC-80498CD(3CD)
20世紀ポーランド音楽シリーズ・セット

ルトスワフスキ:管弦楽の為の協奏曲 (1954)
シマノフスキ(フィテルベルク編):カスプロヴィチの詩による3つの断章OP.5
■CD2
シマノフスキ:交響曲第2番変ロ長調Op.19
ルトスワフスキ:管弦楽の為の書(1968)、
 葬送音楽(1958)
■CD3
シマノフスキ:演奏会用序曲Op.12
ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 (1969/70)*、
交響曲第4番 (1988/92)
■CD1
エヴァ・ポドレシュ(C.A)、アレクサンダー・リープライヒ(指)ポーランド国立RSO
録音:2014年6月25-28日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール(ACC.30332CDと同内容)
■CD2
アレクサンダー・リープライヒ(指)ポーランド国立RSO
録音:2015年6月30日、8月26/27日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホールACC.30349CDと同内容)
■CD3
ゴーティエ・カプソン(Vc)*、アレクサンダー・リープライヒ(指)ポーランド国立RSO
録音:2016年1月27-29日、6月28-30日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール(ACC.30388CDと同内容)
今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、NHK交響楽 団や紀尾井シンフォニエッタにも客演しています。2012 年からは、外国人としては初めてポーランド国立RSOの首席指揮者兼音楽監督を務める など、動向が気になる存在となっています。 当アルバムはルトスワフスキとシマノフスキという20世紀ポーランド音楽史の2大巨頭の作品を収録した好評シリーズがセット化されたもの。 CD1に収録されているものは、どちらも初期作品ですが、両者の個性は明瞭に現れています。ルトスワフスキの「管弦楽の為の協奏曲」は3つの楽章 から成り、バルトークの同名作品の影響を感じさせます。ポーランドのオーケストラゆえ、民族色を自然に表出しているのはさすが。リープライヒのスピー ド感あふれる演奏も快適です。シマノフスキ作品は、もともとピアノ伴奏だったものを朋友の指揮者フィテルベルクが極彩色のオーケストレーションを施し たもの。宗教的な詩に基づきながらも、シマノフスキ初期のワーグナーやR・シュトラウス風退廃の世界にゾクゾクさせられます。ポドレシュはキャ スリーン・フェリアを思わすコントラストで妖しさをより深めています。 CD2に収録されているものは、自己の作風が確立される直前の魅力を味わうことができます。シマノフスキの交響曲第2番は1909年の作で、ワーグナー とR・シュトラウスの影響が濃い複雑な作曲技法によりながらも、シマノフスキならではのナルシズムが横溢する甘美な世界が広がります。リープ ライヒはR・シュトラウス風な退廃美を巧みに表現していて絶品。ルトスワフスキの「管弦楽の為の書」は1968年の作で、ドイツのハーゲン 市の委嘱で書かれました。弦楽器のグリッサンドによる異様な音響に始まり、最後は崩壊へと向かうメッセージ性が読み取れます。1958年の葬送音楽は バルトークの死を悼んで書かれた弦楽オーケストラの作品。十二音技法により、独特な暗い響きはワイダやカヴァレロヴィチのモノクロ映画を思わせます。 CD3に収録されている、シマノフスキの演奏会用序曲は1904年、22歳の作で初のオーケストラ曲。その後何度も改訂されましたが、リヒャルト・シュ トラウスの影響が濃く、シマノフスキ特有のひんやりとした美感には欠けるものの、エネルギッシュで聴き応え満点。ルトスワフスキのチェロ協奏曲は 1970年の作で、ロストロポーヴィチの希望で書かれました。現代的な作風ながら、チェロ独奏がオーケストラという権力に立ち向かい、攻撃される様を 魔術のように描きます。ゴーチエ・カプソンが超絶的テクニックで大太刀まわりを演じます。最晩年の交響曲第4番は不思議な透明感と枯淡の境地を味 わえます。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-30489CD(2CD)
アバドのブルックナー
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調WAB101(ウィーン稿1891)ギュンター・ブロシェ版
交響曲第9番ニ短調WAB109*
クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O

録音:2012年8月17,18日KKLルツェルン・コンサートホール(ルツェルン音楽祭、ライヴ)、2013年8月21-26日KKLルツェルン・コンサートホール(ルツェルン音楽祭、ライヴ)*
CD1には、2012年の音楽祭で演奏されたブルックナー交響曲第1番。ブルックナーの交響曲は版の問題が複雑ですが、この第1番は大きく分けてリ ンツ稿とウィーン稿があります。ウィーン稿は作曲から25年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響きは初期 の作品というより、後期ロマン派を感じさせるものとなっています。アバドはブルックナーの交響曲の中でも演奏される機会の少ないこの第1番を好んで 取り上げています。これまでの録音ではリンツ稿を主に使用していますが、今回はウィーン稿。ウィーン稿でのブルックナーの第1番といえば、ヴァント& ケルン放響とシャイー&ベルリン放響などがあげられますが、今回のアバド&ルツェルン祝祭管の演奏は初期作品の活気ある雰囲気を残しつつも、後期の 洗練されたオーケストレーションを堪能出来るウィーン稿の良さが、より味わうことのできる演奏となっています。 そしてCD2には、すでにDGからリリースされている交響曲第9番が収録されています。この録音は、Accentus Musicによってライヴ録音されていました。 この時よりアバドの健康状態は芳しくなく、直後に予定されていたルツェルン祝祭Oとの来日は中止されました。来日公演でも、この第9番を演奏 予定でありましたが、来日を果たすことなく、翌年1月に亡くなってしまったのでした。そうした背景もあり、アバドを慕う楽団員が想いを込めて演奏し、 そしてアバド自身も音楽の高みに達したかのような、崇高で慈愛に満ちた演奏を聴かせています。 (Ki)

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99133
(1CD)
レニングラードの交響曲集
オレスト・イェヴラーホフ[エヴラーホフ](1912-1973):交響曲第3番 Op.35(1967)*
ユーリー・ファリク(1936-2009):軽快な交響曲(1971)+
セルゲイ・スロニムスキー(1932-):交響曲第4番(1982)#
レニングラードPO
アルヴィド・ヤンソンス(指)*
アレクサンドル・ドミトリエフ(指)+
イスラエル・グスマン(指)#

録音:1973年、ライヴ*、1986年+、1987年#、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード(サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト ADD

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-011
(Bluray+DVD)
NX-D09
ガーディナー/ベルリオーズ没後150年
序曲「海賊」(1854)
カンタータ「クレオパトラの死」(1829)
歌劇「トロイヤの人々」(1863)より、「王の狩りと嵐」
歌劇「トロイアの人々」より、ディドのモノローグとエール
「ああ、私は死んでしまうでしょう…さようなら、誇り高き国」
幻想交響曲
ルシール・リシャルド(Ms)
エリオット・ガーディナー(指)
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク

収録:2018年10月21日
ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場
収録時間:1時間47分
片面二層ディスク
映像:NTSC、All regions、16/9
音声:Stereo、Dolby Digital 5.1
(DVD、BD共に)
ガーディナーがオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークとの「幻想交響曲」映像を再収録。前作は1991年に、初演場所であるパリ旧音楽院に て収録されたものでしたが、今回は1848年10月29日にベルリオーズが指揮を行ったという、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場にて収録されています。メインの 「幻想交響曲」の前には序曲「海賊」のほか、フランスのメゾ、ルシール・リシャルドを迎えた「クレオパトラの死」と「トロイアの人々」から2曲を収録するという 盛沢山の内容。「幻想」での第2楽章のハープとコルネット、そして低音金管楽器の扱いなどは基本的に前作の路線を踏襲していますが、前プロを含めて 2か所ほどで驚きの演出も… 前掛かりの演奏そのものも素晴らしいですが、楽器の視覚的な面白さ、収録場所と映像の美しさも特筆もので、映像作品 としてたいへんクオリティの高い出来栄えとなっています。同内容のDVDとBlu-rayがセットの販売。

ACCENTUS Music
ACC-60497BD
(3Bluray)

ACC-70497DVD(3DVD)
ベートーヴェン:交響曲集、三重協奏曲


■BD1/DVD1
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲ハ長調Op.56
交響曲第5番「運命」

■BD2/DVD2
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、
交響曲第7番イ長調Op.92

■BD3/DVD3
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
ヘル ベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

■BD1/DVD1
イザベル・ファウスト(Vn)、ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、マルティン・ヘルムヒェン(P)
収録:2016年6月12,13日、ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)

■BD2/DVD2
収録:2016年5月19日(第6番)、2015年5月7日(第7番)、ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)
■BD3/DVD3
シモナ・シャトゥロヴァー(S)、藤村実穂子(A)、クリスチャン・エルスナー(T)、クリスチャン・ゲルハーヘル(Br)、MDR放送cho、ゲヴァントハウスcho、ゲヴァントハウス児童cho
収録:2015年12月31日 ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)

◆Bluray
画面:1080i,16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS-HD MA5.1
字 幕( ドキュメンタリー ):独英仏韓,日本語
リージョン:All
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音 声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字 幕( ドキュメンタリー ):独英仏韓,日本語
リージョン:All
ヴァイオリンにイザベル・ファウスト、チェロにジャン=ギアン・ケラス、そしてピアノにはマルティン・ヘルムヒェンと屈指のソリストが集結したトリプル・ コンチェルト。ブロムシュテットの小気味良いテンポと冴えわたる表現、重厚かつ細部を積み重ねるゲヴァントハウス管の確かなサウンドが素晴らしい演 奏を聴かせる「運命」。そして抒情性に満ち、生命力あふれる「田園」、緊張感と推進力で聴く者の心を掴む第7番、ブロムシュテットの長い腕を大きく 広げる指揮姿は溌剌としたエネルギーを感じます。さらに2015年大晦日に行われたゲヴァントハウス管の伝統でもある「年末の第九」。ソリスト陣も豪 華で、スロヴァキア出身のソプラノ歌手シモナ・シャトゥロヴァー、世界に誇る日本人メゾ藤村実穂子、名指揮者たちからの指名も多いテノール、クリスチャン・ エルスナー、 21世紀における “フィッシャー=ディースカウの後継者” とも言われるドイツ出身のバリトン、クリスチャン・ゲルハーヘルといった顔ぶれです。 (Ki)

C Major
74-8908(DVD)
KKC-9427(DVD)
国内盤仕様
税込定価

74-9004(Bluray)
KKC-9426(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
ツィンマーマン:トランペット協奏曲ハ長調『誰も知らない私の悩み』*
マーラー:交響曲第2番『復活』
アンドリス・ネルソンス(指)VPO
バイエルン放送cho
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)*
ルーシー・クロウ(S)
エカテリーナ・グバノヴァ(Ms)

収録:2018年7月28日&29日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
映像監督:エリーザベト・マルツァー
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、110 分
◆Bluray
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、110 分
2020年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮者にも決定しているアンドリス・ネルソンス。ボストンSOの音楽監督に加え、ライプツィ ヒ・ゲヴァントハウスOのカペルマイスターにも就任。2019年にはゲヴァントハウス管との来日も控え、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けて います。 この映像は、2018年ザルツブルク音楽祭の開幕を飾ったコンサートの模様。 冒頭には、ツィンマーマンのトランペット協奏曲『誰も知らない私の悩み』が演奏されました。5人のサックス奏者と電子楽器を要し、コラール、十二音、ジャ ズの形式を用い、意味深なタイトルは有名な黒人霊歌から取られたもの。ソリストには、数年前に新日フィルが同作品を演奏した際にも登場したトランペッ ト界のレジェンド、ホーカン・ハーデンベルガー。相当な難易度の作品でありますが、圧巻のテクニックで聴かせます。 メインのプログラムは、マーラー第2番「復活」。ネルソンスは同年この作品を集中的に取り上げており、雄弁かつ緻密に音楽を作り上げています。また、ウィー ン・フィルならではの弦と管が渾然一体となった豊かで美しい響きを存分に味わうことができます。フィナーレでは、オケ、ソリスト、合唱全体が細部にま で統一され、パワフルにそして力強く演奏され、感動のクライマックスへと導きます。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-046(8CD)
完全限定BOX
スペクトラム・サウンド&ベルアーム〜10周年記念完全限定BOX

■CD 1★初出音源
カバレフスキー:「コラ・ブルニョン」序曲
プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125*
ラフマニノフ:交響曲第3番

■CD 2
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

■CD 3&4
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108(ノヴァーク版)

■CD 5★初出音源
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB.109

■CD 6
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73

■CD 6
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73

■CD 7★初出音源
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*

■CD 8〜今後リリース予定タイトルからの抜粋音源★初出音源
(1)ブラームス:交響曲第4番より第1楽章
ブラームス:交響曲第2番より第4楽章
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第2番より第3楽章
(3)ブルックナー:交響曲第9番より第2楽章
(4)シューベルト:交響曲第8番「未完成」より第1楽章
(5)モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」より第4楽章
■CD 1
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)*
レニングラードPO
ライヴ録音:1960年9月28日/シャイヨー国立劇場(モノラル)
音源:INA archives
■CD 2
クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ録音:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA archives
■CD 3&4
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO
ライヴ録音:1957年4月17日/ウィーン楽友協会(モノラル)
音源:Private archives and previously released on Andante CD
■CD 5
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO
ライヴ録音:1967年8月27日/ザルツブルク(モノラル)
音源:INA archives
■CD 6
カール・ベーム(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1973年5月25日/サル・プレイエル(ステレオ)
音源:INA archives(■CDSMBA 001)
■CD 6
カール・ベーム(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1973年5月25日/サル・プレイエル(ステレオ)
音源:INA archives(CDSMBA 001)
■CD 7
ゲオルク・ショルティ(指)フランス国立O
ヴァン・クライバーン(P)*
ライヴ録音:1962年5月4日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA archives
※INAに保管されていたマスターテープの放送用編集よりチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収録されておりません。
■CD 8
(1)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
ライヴ録音:1975年6月2日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(2)マウリツィオ・ポリーニ(P)、
エリアフ・インバル(指)フランス放送PO
ライヴ録音:1970年4月17日/サル・プレイエル(ステレオ)
(3)オガン・ドゥリャン(指)フランス放送新PO
ライヴ録音:1981年5月8日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(4)カルロ・マリア・ジュリーニ(指)パリO
ライヴ録音:1986年4月11日/サル・プレイエル(ステレオ)
(5)カール・ベーム(指)フランス国立O
ライヴ録音:1975年6月25日/サル・プレイエル(ステレオ)
回の完全限定BOXには大注目の初出音源を多数収録しております。1967年8月ザルツブルクでのカラヤン&ウィーンフィルのブルックナーの交 響曲第9番、1960年9月シャイヨー国立劇場でのロジェストヴェンスキー&レニングラード・フィルのラフマニノフの交響曲第3番とロストロポーヴィ チを迎えてのプロコフィエフの交響的協奏曲、1962 年 5月シャンゼリゼ劇場でのショルティ&フランス国立管の「運命」とクライバーンを迎えてのチャ イコフスキーのピアノ協奏曲第1番(INAに保管されていたマスターテープの放送用編集より第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収 録されておりません。)を収録。そのどれもがスペクトラム・サウンドの確かな技術でリマスタリングされました。
またCD 8には今後同レーベルよりリリース予定のタイトルから選りすぐりの音源を収録!今後のリリースにも大注目です。当セットは初回生産完全 限定となっており、在庫なくなり次第廃盤となります。この機会をお見逃しなく! (Ki)

Goodies
78CDR-3767(1CDR)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ウィレム・メンゲルベルグ指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウO

独 TELEFUNKEN SK3190/4
1941年4月アムステルダム録音
この指揮者最高の名演奏。ウィレム・メンゲルベルグ(1871-1951)はオランダの 大指揮者。1895年24歳でアムステルダム・コセルトヘボウOの首席指揮 者に就任した。さらに1921年-30年には合併以前のニューヨーク・フィル(後に ニューヨークSOと統合されてニューヨーク・フィルハーモニーSO となる)の首席指揮者を兼任、レコード録音は機械式録音と電気録音時代のニュ ーヨーク録音は米VICTOR、電気録音初期のコンセルトヘボウとの録音は 英COLUMBIAと独ODEON に、電気録音の完成期には独TELEFUNKENに行った。また コンセルトヘボウとの放送録音はLP時代になって蘭PHILIPS から発売された。 この録音は第2次世界大戦中のものだが、TELEFUNKENの録音技術が当時世界最 高だったことを窺わせる見事なもの。原盤SPの盤質も奇跡的に優れています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3768(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第8番 オズヴァルト・カバスタ(指)
ミュンヘンPO

独 ELECTROLA DB5639/41
1941年5月ミュンヘン録音
オズヴァルト・カバスタ(1896-1946)はオーストリアの指揮者。ウィーン音楽院 で学び、1930年ブルックナーの交響曲第8番を指揮してウィーン・フィルの定期 演奏会にデビューした。1931年にはフランツ・シャルクの後任としてウィーン 音楽院の指揮科教授になり、1937年ミュンヘンに創立されたミュンヘン・フィ ルの首席指揮者に任命された。この地位はナチスに入党しなければならないほ ど政治色の濃い要職で、カバスタは政治指導に従順だった。カバスタは戦後の 1946年、ナチスに加担したことで連合国当局に指揮活動を禁止され、それを苦 にして妻と共に自殺した。享年50歳。モーツァルトの交響曲第41番「ジュピタ ー」(伝説のモーツァルト第3巻-飛鳥新社刊に収録)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3769(1CDR)
ブラームス:交響曲第2番 フリッツ・ブッシュ(指)
デンマーク国立RSO

英 HMV C4006/9(デンマークHMV Z-7004/7と同一録音)
1949年デンマーク録音
フリッツ・ブッシュ(1890-1951)はドイツの指揮者。ヴァイオリニストのアドル フ・ブッシュやチェリストのヘルマン・ブッシュの兄。ケルン音楽院で学んだ 後1909年にリガで指揮者デビュー。1912年からアーヘン市立歌劇場、1918年か らシュトットガルト、1922年からドレスデン国立歌劇場の音楽監督を歴任。 1933年ナチスを嫌ってドイツを離れ、南米や北欧を中心に活動する。1934年か ら死去するまでグラインドボーン音楽祭の音楽監督を務めたが、1937年-1940年 までストックホルム・フィルの音楽監督を兼任、1937-1951年までデンマーク 国立RSOの首席指揮者を務めていた。このシリーズで弟のアドルフ・ ブッシュと共演したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(33CDR-3660)が出て います。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

GRAND SLAM
GS-2191(1CD)
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1943年6月27-30日ベルリン・旧フィルハーモニー[モノラル(放送用ライヴ)]
1942年12月6-8日ベルリン・旧フィルハーモニー[モノラル(放送用ライヴ)]*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
フルトヴェングラーとベルリン・フィルによる戦時中のライヴ、ベートーヴェンの「コリオラン」序曲、シューベルトの「ザ・グレート」は2 大白熱演奏として、 あまりにも有名です。近年ではノイズを可能な限りカットした復刻盤が主流ですが、当シリーズではそのような操作は行っていません。客席のざわめきや 演奏ノイズも、すべて音楽のひとつとして捉えています。復刻には2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用しました。 なお、メロディア系など、一部のディスクでは「ザ・グレート」の第2楽章、249〜250小節の間合いが短くなっていますが、当ディスクでは切れ目 なく収録されています。(平林 直哉)


TUDOR
TUD-1743(2SACD)
(1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ヤクブ・フルシャ(指)バンベルクSO

録音:(1)2018 年5 月14−16 日、(2)2018 年2 月28 日-3 月2 日、バンベルク, 75'56
首席指揮者ヤクブ・フルシャとバンベルクSOによるブラームスとドヴォルザ ークの交響曲シリーズ、第 1 弾の第 4 番&「新世界より」 (TUD-1744)に続く第 2 弾は、ブラームスの第3 番&ドヴォルザークの第8 番。どちらも超個性的な素晴ら しい演奏。ブラームスの交響曲第 3 番は、初演以来「ブラームスの『英雄』」という言 葉に縛られてベートーヴェンに引っ張られ続けてきたこの曲をその呪縛から解き放 ったような演奏。極めて繊細かつ深い憂いに満ちており、第4 交響曲へと通じて行く ブラームスならでは美しいロマンティシズムが見事に引き出されています。一方のドヴ ォルザークの交響曲第 8 番も、しばしばボヘミア的な鄙びた味わいで塗りつぶされ てしまうこの曲から、実はドヴォルザークが当時としてはかなり斬新な手法を用いな がら、土臭くないボヘミア愛を目一杯繰り広げていることを明らかにしています。さすが フルシャ、チェコ人指揮者とはいえ彼は完全にインターナショナルだ。


Mariinsky
MAR-0017(2CD)
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
交響曲第5番ホ短調Op.64
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O

録音:2010年1月25/26日/サル・プレイエル(パリ、ライヴ)
2011年10月にブルーレイ(MAR 0515)とDVD (MAR 0513)でリリースされたゲルギエフとマリインスキーOによるチャイコフスキー3大 交響曲サル・プレイエル・ライヴ。先日の「悲愴」に続き第4、5番も音声のみCDにて待望の発売となります。ゲルギエフのチャイコフスキーの交響曲 CDといえばウィーン・フィルとの共演盤が知られていますが、それから10数年を経た円熟の境地を味わえるうえ、手兵マリインスキー劇場管なのも興 味津々。今回は通常CDで、お買い得な価格設定となっています。
ゲルギエフは極めて正攻法から勝負。深い歌い回しからロシアの演奏団体ならではの熱く大きな盛りあがりも存分に味わえます。ライヴならではの一発 勝負的な潔さもある感動的名演で、同曲の指折りの名盤のひとつの登場となります。

CPO
CPO-555298(4CD)
NX-E05
リヒャルト・ヴェッツ(1875-1935):交響曲全集&ヴァイオリン協奏曲
交響曲第1番ハ短調 Op.40*
交響曲第2番イ長調 Op.47
序曲「クライスト」Op.16
交響曲第3番変ロ長調 Op.48
人生の歌 Op.29
ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.57
夏の夜の夢 Op.14
ハイペリオン Op.32
ウルフ・ヴァリン(Vn)
マルクス・ケーラー(Br)
ラインラント=プファルツ・ユースcho
アウグスブルク音楽院室内cho
ローラント・バーダー(指)クラクフPO*
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指)ラインランド=プファルツ州立PO

録音:1994年6月、1999年3月、2001年6月 、2003年5月
後期ロマン派に属する作曲家リヒャルト・ヴェッツは、音楽とはほとんど無縁の家で生まれるも、モーツァルトの交響曲第40番 に感銘を受け、音楽家になる決心をし、ライプツィヒでライネッケ、ヤーダスゾーンから教えを受けました。しかし、その指導は 彼にとって物足りず、音楽院を離れ、哲学、心理学などを学び、自身の作品に哲学的な概念を取り入れながら、ブルック ナーのような壮大な作品の作曲を目指すことになります。1906年にエアフルトの音楽協会で支配人を務めるようになり、 次々に自作を発表、交響曲は1917年から1922年にかけて完成され、高い評価を受けました。しかし、あまりにも形式を 遵守したためか、次第に「時代に取り残された作曲家」とみなされ、作品も忘れられていきます。彼の最後の大作となったの が1933年作曲の「ヴァイオリン協奏曲」ですが、この曲でも作風が変化することはなく、全編、ロマン派風の美しい響きに満 たされています。

Diapason
DIAP-116(2CD)(DVD)
シューベルト:交響曲集


(1)交響曲第3番ニ長調 D.200
(2)交響曲第2番変ロ長調 D.125
(3)交響曲第1番ニ長調 D.82
(4)交響曲第5番変ロ長調 D.485
(5)交響曲第4番ハ短調 D.417「悲劇的」
(6)交響曲第6番ハ長調 D.589
(1)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
録音:1958年−1959年
(2)カール・ミュンヒンガー(指)VPO
録音:1959年
(3)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO
録音:1953年
(4)フリッツ・ライナー(指)CSO
録音:1960年
(5)ハリー・ブレック(指)ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
録音:1953年
(6)エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO、
録音:1957年

※リマスタリング:Circa
『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパ ゾンが選んだ決定盤』シリーズは、往年の名演奏家、またフランス を中心とする現役の演奏家たちの数ある名演の中から、フランスの クラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が推薦する必 聴録音を集めたシリーズです。フランスのマスタリング・スタジオ 「Circe」のリマスタリングによって音質が向上した名演の数々を お楽しみ下さい。
ディアパゾン誌が、自主レーベルのシューベルトの交響曲選集( 第1番〜第6番)に選んだのは、ビーチャム&RPO、ミュンヒンガー &VPO、ライナー&CSO、LMPと創設者ブレックのコンビ、ベイヌム &RCOの5アーティストの名演。欧米各国を代表するオーケストラ、 指揮者によるシューベルトの交響曲の数々は、ディアパゾン誌のセ ンスが光るラインナップとなっています。

Nimbus Alliance
NI-6382(1CDR)
デイヴィッド・マシューズ:交響曲第9番Op.140(世界初録音)
弦楽のための変奏曲 Op.40(バッハのコラール「夜は来れり」による)*
ヴァイオリン,ヴィオラと弦楽のための二重協奏曲 Op.122*
ケネス・ウッズ(指)、
イギリスSO、
サラ・トリッキー(Vn)*、
サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)*、
イギリス弦楽オーケストラ*

録音:2018年、イギリス
60年代にはブリテンの助手として過ごし、70年代にはスカルソープとコラボレーションを行うなど、60年近くにわたる多彩な活動によって、現代を代表するシンフォニストの一人として国際的な名声を確立しているデイヴィッド・マシューズ(b.1943)の作品集。
イギリスSOの「21世紀交響曲プロジェクト(21st Century Symphony Project)」の一環として世界初録音された「交響曲第9番」をメインに、バッハのコラールをテーマとする弦楽オーケストラのための変奏曲と二重協奏曲を収録。
イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、様々なレア作品、現代作品の録音に定評のあるケネス・ウッズが、さすがの手腕を発揮しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DREYER-GAIDO
CD-21116(2CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 ガブリエル・フェルツ(指)、
シュトゥットガルトPO、
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho
ヘン・ライス(S)、
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(Ms)

録音:2013年3月12日、リーダーハレ・ベートーヴェンザール(シュトゥットガルト)
フェルツが2003年から2013年まで首席指揮者を務めたシュトゥットガルト・フィルとのマーラー交響曲集。この期間に行われたマーラー・サイクルの最後の録音となった2013年ライヴ・レコーディングが登場。
ヘン・ライス、ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナーの名歌手とチェコの名門合唱団を迎えて贈るのは、フェルツが13歳の頃から共に歩んできたというマーラーの傑作「復活」。
老舗オンライン・レビュー・サイト「infodad.com」では『ここ数年でもっとも変わった、物議を醸しているサイクル。』と評されるなど、個性的な快演で話題を呼んできたマーラー・シリーズです。

Chandos
CHSA-5239(1SACD)

RCHSA-5239(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
ベルリオーズ:シェイクスピアの「テンペスト」に基づく幻想曲*(抒情的モノドラマ「レリオ、あるいは生への復帰」 Op.14bisより 最終楽章)
幻想交響曲 Op.14
アンドルー・デイヴィス(指)トロントSO
トロント・メンデルスゾーンcho*

録音:2018年9月20日−22日、ロイ・トムソン・ホール(トロント、カナダ)
40年以上のキャリアで、BBCSO、グラインドボーン音楽祭、トロントSOの主要ポストを歴任し、現在はメルボルンSOとリリック・オペラ・オヴ・ザ・シカゴの首席指揮者を務めるイギリスの名匠アンドルー・デイヴィス。ベルリオーズの「序曲集(CHSA 5118)」、「イタリアのハロルド(CHSA-5155)」、「ロメオとジュリエット(CHSA 5169)」、「キリストの幼時(CHSA-5228)」と優れた名盤を録音してきたアンドルー・デイヴィスによるベルリオーズ没後150周年リリース第2弾。これまで、ベルゲン・フィル、メルボルン響、BBC響と様々なオーケストラとベルリオーズを録音してきましたが、今回は現在アンドルー・デイヴィスがピーター・ウンジャンとグスターボ・ヒメノの間を繋ぐ"暫定芸術監督"(Interim Artistic Director)というポストを担っているトロントSOを指揮し、ベルリオーズのもっとも有名で愛されている傑作「幻想交響曲」を録音!
カップリングには、幻想交響曲の続編的位置づけで作曲されながらも、幻想交響曲と比べて演奏・録音の機会の少ない「レリオ、あるいは生への復帰」からの最終楽章『シェイクスピアの「テンペスト」に基づく幻想曲』を収録しています。

GRAND SLAM
GS-2205(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
バイロイト祝祭O&cho
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、
エリーザベト・ヘンゲン(A)、
ハンス・ホップ(T)、
オットー・エーデルマン(Bs)

ライヴ録音:1951年7月29日/フェストシュピールハウス(バイロイト)
使用音源:Privatearchive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
言わずと知れたHMV/EMI系の歴史的名盤です。復刻に使用したのはGS-2142(2015年12月発売)と同じく2トラック、38センチのオープンリー ル・テープです。今回、GS-2142の音質を見直し、高品質のテープを新規に取り寄せるとともに、マスタリングの全行程をスタジオで行い、思い残すことがないよう万全を期しました。結果、恐ろしく瑞々しく、細部まで克明に聴き取れる、別次元な音質を得ることが出来ました。また、今回のマス タリングにより、元のテープは思った以上にダイナミック・レンジが広いことも確認されました。見栄えを良くするためにダイナミック・レンジを圧縮し、 ノイズを除去し、高域や低域を操作するのもひとつの見識でしょうが、原音に忠実な音質は全く初めて聴くかのような新鮮さがあります。とにかく、このCDはある程度調整された装置で、じっくりと聴くリスナーにとっては、二度と手放せなくなるディスクになることは間違いないでしょう。(平林 直哉)

Goodies
78CDR-3764(1CDR)
税込定価
ベルリオーズ:幻想交響曲作品14 ブルーノ・ワルター(指)
パリ音楽院O

英 HMV DB3852/7
1939年5月19日パリ録音
大指揮者ブルーノ・ワルター(1876-1962)は1938年ナチスのオーストリア併合による迫害を避けてフランスを経由してアメリカに逃れた。この「幻想交響曲」はワルターのヨーロッパ最後の録音で、以降LP時代になっても再録音はなかった。パリ音楽院Oは木管や金管楽器のソロに独特の輝きがありワルターがこのオーケストラと「幻想交響曲」を録音したことが納得できます。SP時代このレコードの日本での発売権はコロムビア・レコードにあったが、原盤が間違ってビクターに送られてきたため、ビクターが発売してしまった事件があった。日本コロムビアはEMI社とレコード製造特許の開放と引き換えにワルターとフルトヴェングラーのEMI録音の日本販売権を得ていた。復刻には「音のエジソン」 SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(ググッディーズ)
Goodies
78CDR-3765(1CDR)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」*
ハイドン:交響曲第88番ト長調 - 第4楽章
セルゲイ・クーセヴィツキー(指)LPO

独 ELECTROLA DB2338/42(英 HMV DB2338/42と同一録音)*、1934年9月3&4日ロンドン、アビーロード、EMI 第1スタジオ録音
セルゲイ・クーセヴィツキーはロシア生まれのユダヤ系指揮者。モスクワ音楽院で学んだ後、名コントラバス奏者として活躍を始めた。1920年ロシア革命後のポリシェヴィキ政権を嫌ってパリに移住、1924年にボストンSOの常任指揮者に任命されアメリカに移住し、1949年までつとめこのオーケストラを世界的地位に高めた。この「運命」は第1回目の録音で、ボストンSOとは大戦後の1949年に録音がある(RCA VICTOR 12-0959/62)。クーセヴィツキーのベートーヴェンは復刻が殆どないため、敢えてこのシリーズに組み込んだ。復刻には「音のエジソン」 SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(ググッディーズ)

Altus
ALT-408(1CD)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op. 27
チャイコフスキー:組曲第4番 ト長調『モーツァルティアーナ』〜第3曲 祈り
広上淳一(指)京都市SO

録音:2017年9月18日/サントリーホール(ライヴ)
2008年から京都市SOの常任指揮者を務め、2014年からミュージック・アドヴァイザーも兼任している広上淳一。両者の関係は頗る良好で、 次々と好企画を打ち出し充実の活動を繰り広げ、2014年度に第46回サントリー音楽賞を獲得しています。その受賞記念コンサートとして2017年 に行われたサントリーホール・ライヴを収録したのがこのアルバム。ラフマニノフの2番は広上が重要なコンサートのたびに取り上げてきたという 勝負曲で意気込み十分、徹底した音楽作りで妥協のない演奏をじっくりと築き上げた稀有なる名演です。広上&京響、日本が誇る名コンビの素晴らし いサウンドをぜひお楽しみください。アンコールとして演奏された美しい『モーツァルティアーナ』をボーナス収録。
たとえば第1 楽章からして明らかなのだが、広上は弦楽器に息が長くてなめらかな歌を歌わせる。その線は、まるで大仏ないし仏像のように丸っこ くて、すべすべしていて、角がない。そして、歌うと言っても、情念が濃いわけではなく、清潔感があって、控えめです。といって冷たいわけでも無表 情なわけでもなく、ただ控えめな範囲内でバランスが取られています。端的に言って、抑制の美です。(許 光俊氏による解説から)

ICA CLASSICS
ICAC-5158(3CD)
NX-D07
リチャード・イッター・アーカイヴ〜トーマス・ビーチャム Vol.2
【DISC 1】
シャブリエ:歌劇「グヴェンドリーヌ」序曲 *
フランク:交響詩「呪われた狩人」
グレトリ:歌劇「ゼミールとアゾール」組曲(ビーチャム編)
ラロ:交響曲 ト短調
【DISC 2】
メユール:交響曲第2番 ニ長調*
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜 第1幕 ダゴンの司祭の踊り
サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜バッカナール
ディーリアス:北国のスケッチ
【DISC 3】
バラキエフ:交響曲第1番ハ長調
R.シュトラウス:組曲「町人貴族」 Op.60b-IIIa、TrV 228c (抜粋)
I. Overture/II. Menuett/III. Der Fechtmeister/IV. Auftritt und Tanz der Schneider/VIII. Act II: Prelude (Intermezzo)/IX. Das Diner: Tafelmusik
トーマス・ビーチャム(指)
BBC響 *、ロイヤルPO

録音:1952年12月21日(R.シュトラウス)
1954年11月22日(フランク)
1959年10月25日(ラロ),以上,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

1953年11月26日(シャブリエ)
1956年12月23日(メユール)
1959年11月4日(サン=サーンス、ディーリアス),以上,BBCスタジオ、メイダヴェール

1956年8月23日(グレトリ、バラキレフ)アッシャー・ホール、エディンバラ音楽祭

全てモノラル録音
英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、リチャード・イッ ター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた貴重なコレク ションから、BBCの正規ライセンスを受けCD化するシリーズ。 ディーリアスと親交を結ぶなど母国英国音楽のスペシャリストとして名高いビーチャムですが、フランス音楽へ傾ける情熱もよく知られたところ で、中でもメユールとグレトリには強い思い入れがあったと伝えられており、ここではそれらを中心に聴くことが出来ます。グレトリの組曲では第3 曲(Disc1、Track5)の後に拍手が沸き起こり、そこへビーチャムが「たいへん残念ですが、ここで終わりです」とジョークを飛ばして笑いを取る 一幕もそのまま聴くことができます。3枚目には洒脱に洗練されたバラキレフとR・シュトラウスも収録。状態の良いテープを用いて丁寧 にリマスターされており、たいへん聴きやすい音質とモノラルながら広がりを感じる音場感、十分なダイナミックレンジで演奏を楽しむことができま す。

OEHMS
OC-032(9CD)
NX-C09
ベルトラン・ド・ビリー〜ウィーンRSO名演集


【CD1】
ベートーヴェン:交響曲第2番
ブラームス:カンタータ「リナルド」Op.50

【CD2】
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 「エグモント」序曲
 「コリオラン」序曲
【CD3】
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」

【CD4】
ベートーヴェン:交響曲第7番
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
【CD5】
シューベルト:交響曲第9番「グレート」

【CD6】
ヨゼフ・スーク:組曲「おとぎ話」Op.16
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

【CD7】
マーラー:交響曲第8番「一千人の交響曲」

【CD8】
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
 交響的幻想曲「イタリアより」

【CD9】
ビゼー:カルメン 組曲
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:亡き王女へのパヴァーヌ
ルーセル:「蜘蛛の饗宴」-交響的断章
フォーレ:組曲「マスクとベルガマスク」
全て、ベルトラン・ド・ビリー(指)
ウィーンRSO

【CD1】
ヨハン・ボータ(T)、ウィーン国立歌劇場cho
録音:2010年6月28日-7月2日 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
2007年8月9日 フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク
【CD2】
録音:2006年2月,4月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
【CD3】
録音:2007年8月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
2008年2月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
【CD4】
録音:2008年2月3-6日 ORF放送クルトゥアハウス 第6スタジオ、2009年6月24-26日 ORF放送クルトゥアハウス 第6スタジオ
【CD5】
録音:2003年12月 ORF放送クルトゥアハウス、ウィーン
【CD6】
録音:2007年11月23日 ムジークフェライン、ウィーン、2008年2月22日 コンツェルトハウス、ウィーン
【CD7】
リカルダ・メルベート(S)、エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー(S)、エリザベータ・マリン(S)、ステラ・グリゴリアン(Ms)、ヤーネ・ヘンシェル(Ms)、ヨハン・ボータ(T)、ボアズ・ダニエル(Bs)、ユン・クヮンチュル(Br)、ウィーン・ジングアカデミー、スロヴァキア・フィルハーモニーcho、ウィーン少年cho
録音:2010年3月27日ウィーン・コンツェルトハウス大ホール
【CD8】
録音:2007年6月、2008年2月 ORF放送クルトゥアハウス
【CD9】
録音:2003年1月ORF放送クルトゥアハウス
ベルトラン・ド・ビリーはフランス生まれの指揮者。パリ国立高等音楽院でヴァイオリンを学び、オーケストラではヴァイオリ ンとヴィオラを演奏、すぐに指揮者に転向し、1993年から1995年にかけてデッサウの劇場の副音楽監督を務めた後、 1996年から1998年にはウィーン・フォルクスオパーのカペルマイスターに就任。以降、各地のオーケストラで指揮を執 り、2002年から2010年までウィーンRSOの音楽監督を務めました。この9枚組のBOXは彼とオーケストラの 良好な関係を示したもので、最初に録音されたフランス音楽集を皮切りに、シューベルトやベートーヴェンからリヒャルト・ シュトラウス、マーラー、チェコのスークとドヴォルザークまで幅広いレパートリーを聴かせます。なかでもオーソドックスな解 釈に拠る颯爽としたベートーヴェンが聴きものです。


Treasures
TRE-203(1CDR)
ワルター〜ハイドン/モーツァルト/ドヴォルザーク
モーツァルト:フリーメーソンのための葬送音楽
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」*
ドヴォルザーク:交響曲第8番#
ブルーノ・ワルター(指)
コロンビアSO

録音:1961年3月8日、1961年3月2&4日*、1961年2月8&12日#(全てステレオ)
※音源:日SONY 20AC-1805、日COLUMBIA OS-307*、OS-718-C#
◎収録時間:69:13
“老練の至芸に宿る、青年のような瑞々しい感性”
■音源について
モーツァルトは、マックルーア監修によるマスタリング盤。ハイドンとドヴォルザークは、国内初期コロンビア盤の中でも特に優れた青ラベル盤を使用。

ドヴォルザークは、ワルター晩年の録音の中でも屈指の名演!全体に漲る瑞々しい感性はとても老人のそれとは思えません。第1楽章は符点リズムの切れを大切にし、人柄が滲む歌心と融合して独特の味を生んでいます。第2楽章7:02以降も同様。こんな華と夢が散りばめられたフレージングが他で聴けるでしょうか?第3楽章では意外にも高速に徹していて、これがまた効果満点。フレーズは一切粘つかず、2:55からもポルタメントを用いず、洗練美の中に高純度の歌を横溢させます。終楽章は、打って変わって誰よりも低速。立体的な彫琢を尽くしつつ濃密な音楽を展開。もちろん老化に起因する遅さとは一線を画し、1:46からのリズムの弾ませ方など、相当のこだわりが感じられます。
 ワルターの場合、この種のこだわりが露骨に透けて見えることが多く、巧妙に誤魔化すことができないその人間味が、ワルターの音楽の魅力を支えていることを痛感させます。ホルンの慟哭トリルや、4:08からのフルート強靭化も説得力絶大。
 「軍隊」はウィーン・フィルと絶美の名盤の影に隠れがちですが、このステレオ盤も何度聴いても大名演!是非ウィーンの甘美なイメージに捕われず、熟練を極めた表現の妙をご堪能ください。少なくとも、現代的なフレージングと人生の年輪が渾然一体化したルバートの味わいは、ウィーン・フィル盤にはない魅力です。
 ワルターといえばモーツァルトですが、晩年の一連のモーツァルト録音(特に交響曲)は、低音が変に出すぎて不自然です。「リンツ」1楽章の主部冒頭で、低弦がバランスを欠いてボンボンボンボンとリズムを刻むのには、何度聴いても吹き出してしまうのは私だけでしょうか?録音に立ち会っていた若林駿介氏も「低音域の残響が重い」と語っています。その欠点がむしろプラスに働いたと思われるのが「フリーメーソン」。特にコーダをお聴きあれ!【湧々堂】


King International
KKC-4182(6CD)
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル/伝説のコンサート(1949-54)(ターラ編)

【CD 1】
1.モーツァルト:交響曲第40番ト短調
2.ブラームス:交響曲第4番
【CD 2】
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版)
【CD 3】
1.ブラームス:交響曲第1番
2.ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
3.R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
【CD 4】
シューベルト
1. 交響曲第8番未完成」
2. 交響曲第9番「グレイト」
【CD 5】
1.シューベルト:交響曲第8番「未完成」
2.ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
【CD 6】
1.ブラームス:交響曲第3番
2.R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
3.ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」−前奏曲と愛の死
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

【CD 1】
録音:1949年6月10日 ヴィースバーデン国立劇場(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1021/2) [P]1998
【CD 2】
録音:1951年5月1日 フォロ・イタリコ・オーディトリウム、ローマ(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1098) [P]2005
【CD 3】
録音:1953年5月18日(1)、1952年12月8日(2)、54年4月27日(3)
ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1019,1026) [P]1999,2000
【CD 4】
録音:1953年9月15日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1017) [P]1997
【CD 5】
録音:1954年5月4日 パリ・オペラ座(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1023/4) [P]1998
【CD 6】  
録音:1954年5月14日 トリノ放送局オーディトリウム(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1041/2) [P]1999
フルトヴェングラーとベルリン・フィルが、1949−54年、本拠地ベルリンのほか、ヴィースバーデン、ローマ、パリ、トリノでおこなった伝説ライヴをターラ原盤よりCD6枚に集成。キング関口台スタジオでの最新リマスタリングで蘇る、超絶名演・爆演の数々。ターラならではの鮮明な音質にさらに磨きを かけた今回の6CD、永久保存盤としての価値あるCDと申せましょう。 (Ki)
■CD 1
フルトヴェングラーが戦後ベルリン・フィル(BPO)に復帰して、初めての楽旅が1949年の初夏に行なわれた。本CDはツアーの途上ヴィースバーデンでのライヴからメインプログラムの2曲を収録。「40番」はBPOとの唯一の録音で、EMI録音にはない濃厚な表現。ブラームスの「4番」は音質も加味すれば、巨匠のベスト盤といえるもの。
■CD 2
巨匠の「7番」は、1949年放送用録音(EMI)と、1951年カイロでのライヴ(DG)しかなかったところ、2005年にターラが、5月1日ローマでのライヴをRAIの放送局に遺されていたアセテート盤から復刻、正規CD化。音質は盤質ノイズこそ残っているものの驚くほど鮮明!巨匠ならではの劇的な凄演には鳥肌が立つほど。
■CD 3
ブラームスは1951年北ドイツ放送盤に匹敵するぐらいのテンション高い名演として知られているもの。冒頭から引き込まれていくような吸引力の高い演奏。スケールの大きさ、説得力の強さは無類です。99年に正規盤化したターラ盤の音質はよく、それまでの評価を覆すほど。余白には同じティタニア・パラストでの定期から、「魔弾の射手」序曲(52)、「ドン・ファン」(54)を収録。
■CD 4
オール・シューベルト・プログラムで行なわれた定期演奏会(ベルリン音楽祭)の記録。巨匠の遺した「グレイト」は42年BPO盤をはじめ、6種を数えるが、表現はすこし控えめながら、スケールの雄大さ・壮麗さではこれが一番。文字通り「グレイト」です。「未完成」においても、抑制的ながら入魂の演奏。「厳しくも凝縮されたリズムとひびきが際立ち、入魂の演奏が随所に聴かれます。」(宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫)
■CD 5
オペラ座(ガルニエ宮)のホールは劇場用のためデッドではあるが、RTF(フランス・ラジオ・テレビ放送)による76cm/秒の磁気テープ収録の効果は十分。きわめて明瞭な音質で、パリの聴衆を前にしたフルトヴェングラーの感興の高まりが味わえます。ベルリン・フィルも心底から共感した反応を示しており、とりわけ「未完成」では感動的。「運命」でもリアル・タイムで聴いているかのように、盛大な名演を臨場感たっぷりと堪能できます。
■CD 6  
巨匠がなくなる半年前のコンサートではあるが、それを感じさせないほど躍動的、劇的、感動的、官能的、陶酔型の演奏。会場の熱気・盛り上がりもすごい。ブラームス「3番」は49年12月18日盤、54年4月27日盤(ともに会場はティタニア・パラスト)と並んで「ベスト3」(宇野功芳氏)と評された名演。

CLAVES
50-1916(2CD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第2番ニ長調 Op.73
交響曲第4番ホ短調 Op.98
トーマス・ツェートマイアー(指)、
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム

録音:2018年8月、9月、11月、12月/ヴィンタートゥール(スイス)
鬼才ヴァイオリニストとして知られるトーマス・ツェートマイアー。2000 年代より指揮活動も積極的に行い、2002 年から2014 年までノーザン・シ ンフォニアの音楽監督を務めるなど指揮者としても確固たる地位を得ております。録音ではヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとのメンデルスゾー ンやブルックナー、ノーザン・シンフォニアとのシューマン、シューベルトなどがあり高く評価されております。
2016/17 シーズンより首席指揮者を務めるヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとの期待の新録音はブラームスの交響曲全集です。ツェートマイ アーは2015年にスタヴァンゲルSOとブラームスの交響曲第2番を録音しておりますが、今回全曲録音ということでさらなる期待が高まります。
ヴァイオリニストとして多才な演奏スタイルで魅了してきたツェートマイアー。指揮者としてもその高い音楽性を示した巧みなタクトが冴えわたります。 細かなニュアンスでの自在なテンポ変化も見事に表現。手兵からも絶大なる信頼を得ていることを証明するブラームスを聴かせてくれます。各楽器の 特性と音色を理解し、まるで大編成の室内楽曲のように仕立てあげます。ことに弦楽パートの美しさは傑出しており、やはりヴァイオリニストであるツェー トマイアーの色が現れた演奏といえるでしょう。
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムは1629 年に設立された伝統あるアンサンブル。総勢約 50 名で結成されています。近年の首席指揮者には、 フランツ・ウェルザー=メスト(1987-1990)、フュルスト・ヤーノシュ(1990-1994)、ハインリヒ・シフ(1995-2001)、ジャック・ファン・ステーン (2002-2008)らが首席指揮者を務めている格式あるアンサンブルです。

EUROARTS
20-55828F(2DVD)
ドキュメンタリー『ヤニック・ネゼ=セガン』

■コンサート
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
監督:クリスティアーン・ファン・スヘルムベーク

■コンサート
ロッテルダムPO
ヤニック・ネゼ=セガン(指)

画面:16:9 , NTSC
音声:PCMステレオ
字 幕:英 独 仏 韓,日本語
ドキュメンタリー:75分&コンサート64分
リージョン:All
フィラデルフィアO(2012 年〜)、メトロポリタン歌劇場(2018 年〜)と世界屈指のオーケストラ、歌劇場を率いるヤニック・ネゼ=セガン。 この映像は、世界中の音楽ファンを魅了する彼のエネルギー、繊細さ、そして音楽性に迫るドキュメンタリーです。2008 年からゲルギエフの後任としてロッ テルダムPOの首席指揮者を務めていましたが、2018 年で任期を終え現在は名誉指揮者として良好な関係を続けています。本映 像では、ロッテルダム・フィルとのブルックナー交響曲第 8 番のリハーサル、そして団員たちのインタビューを中心に構成されており、彼らとの交流やネゼ =セガンのエネルギッシュかつ細やかなリハーサル風景を見ることができます。また、彼の故郷カナダ・モントリオールに本拠地を置くメトロポリタン管弦 楽団との20 年に渡る家族的な関係もクローズアップされています。そして両親へのインタビューも含まれ、モントリオールは彼の故郷であり彼の音楽的な「本 拠地」として常に大切にしていることが窺えます。さらにネゼ=セガンは同性愛者であることを公表していますが、パートナーでヴィオラ奏者でもあるピエール・ トゥルヴィルも登場し、彼のオープンな人柄をあらわしています。そして彼が敬愛しているカルロ・マリア・ジュリーニについても語っています。 コンサート映像には、ロッテルダム・フィルとのショスタコーヴィッチの交響曲第 4 番を収録。この演奏からもわかるように、10 年間にわたる蜜月の成果 が結実した見事な演奏を聴かせてくれます。

EUROARTS
20-67818D(DVD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調作品141 ミヒャエル・ザンデルリンク(指)
ドレスデンPO

収録:2019年2月13日、ドレスデン文化宮殿、ニュー・コンサートホール
映像監督:ヤーノシュ・ダルヴァシュ
画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字 幕:独 、英( イ ン タ ビ ュ ー )
リージョン:All
50分(コンサート)
+14分(インタビュー)
第二次世界大戦の終盤に連合軍によって行われた大空襲ドレスデン爆撃(1945 年 2 月13 日)からまもなく75 年を迎えようとしています。この映像は、 空爆と同日 2019 年 2 月13 日にドレスデンで行われた公演の模様が収録されています。 演奏は、150 年の伝統を誇るドレスデンPOと首席指揮者ミヒャエル・ザンデルリンクによるもので、ショスタコーヴィチの最 後の交響曲第 15 番が演奏されました。両者の関係はミヒャエルが首席指揮者に就任した 2011年以来大躍進しており、マズア、ヤノフスキ、デ・ブル ゴスらに続きこの老舗オーケストラはミヒャエルを迎え、いままさに新時代を築いています。 ベートーヴェンとショスタコーヴィチの録音プロジェクトも高く評価され、特にショスタコーヴィチは、作曲者自身と親交のあった父クルトの存在も大 きい。クルト・ザンデルリンクの演奏はムラヴィンスキーと双璧と言われただけに、ミヒャエルがどのように演奏されているのか、大いに期待させます。 またドレスデン・フィルの本拠地としても知られる文化宮殿(クルトゥーアパラスト)が 2017 年 4 月にリニューアルオープンし、当映像でも音響も改善 された新たなホールで演奏されています。 (Ki)

Wiener Symphoniker
WS-020(2CD)
NX-C07
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
レリオ,あるいは生への復帰 Op.14bis
シリル・デュボワ(T)
フローリアン・センペイ(Br)
イングリッド・マルソナー(P)
ジャン=フィリップ・ラフォン(ナレーター)
ウィーン楽友協会cho
フィリップ・ジョルダン(指)
ウィーンSO

録音:2018年11月10.11日ウィーン ムジークフェライン 大ホール
ベルリオーズの「幻想交響曲」とその続編とされる「レリオ」は、どちらも作曲家自身の恋愛体験が元となった破天荒な作品。全曲に渡り“イデー・フィクス(固定楽想)”と 呼ばれる特定の旋律(彼の恋愛対象となったハリエット・スミスソンを表す)が形を変えて現れる「幻想交響曲」は、曲名の通り、幻想的な作風が愛され演奏機会も 多く、ベルリオーズの代表作とされる一方、同じ作品番号が付された「レリオ」はピアニスト、マリー・モークとの破局から生まれた自伝的作品で、大編成のオーケストラと独 唱、合唱、ピアノが用いられると共に、語りを務めるナレーターに大きなウェイトがかかるというユニークな曲であり「幻想交響曲」と同じ旋律の“イデー・フィクス”が現れるな ど、2つの作品の関連性は強いのですが、めったに演奏されることがありません。ここでナレーターを務めるのは、フランスのベテラン、ジャン=フィリップ・ラフォン。バリトン歌 手として様々な作品を歌うだけでなく、映画「バベットの晩餐会」や「カルメン」などに俳優として出演、その演技には定評があります。 ストーリー性のある作品を得意とするジョルダンにとって、この2つの作品はまさに腕の見せ所のオンパレード。「幻想交響曲」での豊麗、かつ猟奇的な表現はもちろんのこ と、演劇性の高い「レリオ」では大編成のオーケストラを自在に操り、主人公の空想上の世界を多面的に描きだしています。

Altus
TALT-061(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 カレル・アンチェル(指)
トロントSO

ライヴ録音:1969年11月4日/CBC(モノラル)
AHRAレーベルの名盤をALTUSがリマスター復刻!アンチェル亡命直後、小澤の後任として音楽監督を務めたトロントSOとのマーラー5番ライヴです。 アンチェルのマーラーと言えばチェコ・フィルとの1番・9番が有名ですが、他はまったくと言って良いほど知られていません。5番はこのTAHRA盤が唯一の 録音でありアンチェルの類まれな解釈を知る貴重な録音。ぜひアンチェルの至芸をご堪能ください。 全体的に落ち着いた速度設定で、特に目を引くのが第3楽章のテンポ。アーチ状の構成の中央に位置するこの楽章をアンチェルは驚くほどゆっくりとしたテン ポで奏でています。はじめはかなり面喰らいますが、聴き進めるうちに不思議な心地よさに包まれ、マーラーの描いた広大な音楽世界をじっくり味わえる演奏だ と気づかされます。続く第4楽章アダージェットもとても美しい演奏です。
フィナーレも勢いに流されることなく丁寧に積み上げ組み立て、堂々たる威厳をもった音響を造り上げています。トロント響との意思疎通も見事でオーケストラ も大健闘。トランペット奏者がなかなか上手く、パーンと決まるのが気持ち良いです。 (Ki)
Altus
TALT-062(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 ポール・パレー(指)
デトロイトSO

ライヴ録音:1959年11月12日(モノラル)
AHRAレーベルの名盤をALTUSがリマスター復刻!デトロイト響の音楽監督を務め世界有数のオーケストラに鍛え上げたフランスの名匠パレーが残した マーラー5番ライヴです。パレーのマーラーは大変珍しく、唯一リリースされた録音がこのTAHRAの5番です。熱気みなぎるパレーならではの醍醐味にあふ れた白熱の名演、ぜひお聴き下さい。
第2楽章の吹き飛ばされそうな嵐の爆演ぶりが強烈。まばゆい色彩感と怒涛の音圧が興奮をあおります。アダージェットは艶めかしく、フィナーレは更に狂騒 的な盛り上がりを見せ火の玉の如きテンションで突き進みます。しかしポリフォニーはくっきりしていて響きが潰れることなく、作曲家でもあったパレーの手腕が 見事に活きた解釈になっています。ところどころパレーの鼻歌、唸り声が聞こえるのも注目ポイント。 (Ki)


オクタヴィア
OVCL-00696(1SACD)
2019年6月19日発売
ブルックナー:交響曲第6番
(ヨーゼフ・ヴェナンティウス・ヴェス編纂による1927年版)
上岡敏之(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2018年4月19日 東京・サントリーホール、22日 横浜みなとみらいホール・ライヴ
確かな評価を得る上岡敏之によるブルックナー演奏。本盤は2018年4月のライヴ・レコー ディングを収録した交響曲第6番です。弦楽器の美しく壮麗な響きと、管楽器の優美なソ ロは、このタッグがさらなる高みへ上っていることを示しています。会場を温かく包み込む 豊かなサウンドを、高音質ハイブリッド盤が再現。 また、今回のコンサートは演奏されることの珍しいヨーゼフ・ヴェナンティウス・ヴェス編纂 版の楽譜を使用したことでも大きな話題となりました。貴重なブルックナー演奏を、ぜひお 楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00697(1SACD)
2019年6月19日発売
ハイドン:交響曲第60番ハ長調 Hob.l:60「うっかり者」
交響曲第54番ト長調 Hob.l:54
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2017年8月11日 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第10回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)


Profil
PH-18066(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番「英雄」
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第6番「田園」
交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第9番「合唱」
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番「運命」
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルンWDR響
ラウラ・アイキン(S)
インゲボルク・ダンツ(A)、
マクシミリアン・シュミット(T)
タレク・ナズミ(Bs)
北ドイツ放送cho
ケルン放送cho

録音:2017年11月20-25日(第1、第2、第3、第4、第5)、2018年2月26日-3月3日(第6、第7、第8、第9)/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
ブラームスの交響曲全集セットが好評だったサラステ。彼がそのシリーズの次に行なったベートーヴェン交響曲全曲シリーズがいきなりBoxで発売さ れます。2017年11月下旬と2018年2月下旬〜3月初旬のライヴという最新録音ながらお買い得価格での大盤振舞い。
注目は、指示のない第9以外、第1楽章提示部の繰り返しをすべて守っていること。ライヴでの繰り返しは珍しいと申せましょう。それでありなが ら決して長く感じさせず、むしろスピーディであっという間に聴かせてしまいます。また重苦しさ皆無で、常に透明で明快な音世界が繰り広げます。に もかかわらずベートーヴェン音楽の素晴らしさを存分に満喫することができる、まさに21世紀的ベートーヴェン像の誕生です。 (Ki)