湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



MSR
MUSICIANS SHOWCASE RECORDINGS
(アメリカ)


MSR湧々堂開設当初から強力に推奨し続けている、ニューヨークを本拠地とする優良インディペンデント・レーベル。今までの日本の窓口となる代理店が存在せず、供給が安定しませんでしたが、ようやく信頼の置ける代理店が契約を果たしてくれました!
アーチストはアメリカ在住のアーチストがほとんどですが、演奏内容が素晴らしいものがあまりにも多いので是非記憶にとどめていただきたいレーベルです。レパートリーも広範囲にカヴァーしていますが、特に種類の多いピアノ録音は、名手トッド・クロウの名演奏をはじめ、なんとブラウニング、ペナリオといった懐かしい名前まで登場し、聴き逃せないものが目白押し!管楽器ファンも要注目。録音技術も、熟練のスタッフを抱えているので極めて優秀です。



※品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
MS-021699
テレマン:パルティータニ長調、
ソル
:慰めop. 34、
グラナドス:スペイン舞曲第2番、隔たり、
ロヴィクス:ブラジルの印象、他
ギターX2
[ハリス・ベッカー(G)、パスクァーレ・ビアンクッリ(G)]
MS-031899
シャルル・ルフェーヴル:組曲op. 57、
リゲティ:6つのバガテル、
 ドニゼッティの「愛の妙薬」とヴェルディの「椿姫」からの抜粋(リチャード・プライス編)、
J・シュトラウス:エジプト行進曲、無窮動、他
ボリアリス木管五重奏団
MS-042899
タネーエフ:弦楽五重奏曲ト長調op. 14、
 ピアノ作品集(休息/眠りの歌/前奏曲ヘ長調/前奏曲とフーガ嬰ト長調/アンダンテ・センプリーチェ)
エリック・ウィリック(Vn)、
エリカ・キーセウェッター(Vn)、
ナード・ポイ(Va)、ジョナサン・スピッツ(Va)、
ロバート・マーティン(Vc)、トッド・クロウ(P)
MS-082098
R・コルサコフ:詩人に、
チャイコフスキー:7つの歌〜眠れ悲しむ友よ、
 6つの歌Op6〜涙は震える、
 6つの歌Op38〜ドン・ファンのセレナード、
 それは早春のことだった、12の歌Op60〜狂おしい夜、
 ロマノフの詩による6つの歌〜私は窓を開けた、
ラフマニノフ:12の歌Op14〜時は来た、
 12の歌Op21〜ミュッセからの断片、
 12の歌Op14〜彼女は真昼のように美しい、
 15の歌Op26〜昨日私たちは会った息がつけるでしょう、
 6つの歌Op4〜いやお願いだ行かないで、
 美しい人よ私のために歌わないで、
 死の歌と踊り〜司令官
オデヒレン・アメイズ(Bs-Br)、
デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-082198(2CD)
バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻 デイヴィッド・コレヴァー(P)
コレヴァーは、1962年ウィスコンシン州出身。6歳からピアノをはじめ、16歳でアール・ワールドに師事。ジュリアード音楽院に進み、引き続きワイルドに師事するとともに、作曲をダイアモンドから学びました。更に、エゴン・ペトリやエミール・フォン・ザウアーらの弟子で、ラヴェル学んだことのあるフランスのピアニスト、ポール・ドゲロォにも師事。とても堅実な音楽作りです。  【湧々堂】
MS-1001
シューマン:ピアノ曲集
クライスレリアーナ、アラベスク、幻想曲
アヴナー・アラト(P)
アラトはイスラエル出身のピアニスト。ジュリアードではアックスやフィルクスニーに師事。クーセヴィツキー記念コンクール優勝など、数々のコンクール入賞歴の持ち主。
MS-1002
ラフマニノフ(サイモン編):交響曲第2番〜第2楽章、
ホロヴィッツ:ソナチネ、
ドビュッシー:第1ラプソディ、
ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタンテ、
ストラヴィンスキー:クラリネットの為の3つの小品、
ベルリーニ(バッシ編):「清教徒」の主題による幻想曲、
ミヨー:ブラジレイラ、ガーシュウィン:サマータイム
アンドリュー・サイモン(Cl)
ジョン・クリボノフ(P)
国際クラリネット協会コンクールなどに優勝。ニュージーランド響や、スコティッシュCOに客演主席を歴任。現在は香港交響曲の主席を務めています。1992年には、アメリカ人の音楽家として初めて北朝鮮で演奏しています。
MS-1007
モーツァルト:演奏会用アリア集
レチタティーヴォ「ああそれはわかっていたこと」、
アリア「ああ私の目の前に二度と現れないで」、
アリア「ああ恵み深い星々よ、もし天にあって」、
「羊飼いの王様」〜彼女を愛そう私の麗しき恋人よ、
留まってくださいああいとしい人よ、
アリア「あなたは情熱的な恋人のように律儀な心の持ち主」 他
ヴァレリー・ジラード(S)
ヴィルトゥオージ・プラハ
ニューヨーク生まれのジラードの無理のない華麗で叙情的ななコロラトゥーラは、アメリカ国内はもとより、ヨーロッパの批評家をも大いに唸らせました。 【湧々堂】
MS-1011
アフリカ系アメリカ作曲家たちの歌曲集
レズリー・アダムズ:あなたのために歌はない、
マーガレット・ボンズ:3つの夢の肖像、
セシル・コーエン:老水夫の死、
ハワード・スワンソン:死の歌、黒人は川について語る、
ジョージ・ウォーカー:赤い赤いばら他
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1012
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ、ツィガーヌ、
 フォーレの名による子守歌、
ブリッジ:ヴァイオリン・ソナタ
チャールズ・リボーヴ(Vn)、
ニーナ・ルゴヴォイ(P)
リヴォーヴは、カーティス音楽院でガラミアンの下で研鑽を積み、第1回エネスコ国際コンクール、第1回ナウムベルク室内楽コンクールで優勝。パガニーニ四重奏団のメンバー。この両者は長年にわたって共演を続けており、息の合った絶妙なデュオを聴かせてくれます。
MS-1014
フィリップ・ケント・ビムスタイン:市松模様の段丘の半月、
ウィリアム・グラント・スティル:細密画、
ホヴァネス:苔の庭、
マーク・フィリップス:音の風景他
スティーヴン・キャプラン(Ob, Ehn)、
キャロル・スティヴァーズ(P)、
ステファン・カールソン(P)他
MS-1015
ビネット・リッパー:間奏曲、地平線、鼎談、
 弦楽四重奏曲第1番
マティティアフ・ブラウン(Vn)、
サンドラ・チャーチ(Fl)、
イーゴリ・ゲフテル(Vc)、他
MS1017
ゼノビア〜エルネスト・コルデロの音楽 ローレンス・デル・カサレ(G)、
プリ・トロ((Ms)
MS-1018
リスト:ピアノ・ソナタロ短調、メフィスト・ワルツ第1番、
ラ・カンパネッラ、「ランメルモールノルチアの回想」、
献呈(原曲:シューマン)
ティモーシー・スミス(P)
ティモシー・スミスはアラスカ州立大学のピアノの教授で、音楽部門の主任。日本でもマスタークラスを開いたこともあります。
MS-1019
ニア・サックス・ダシルヴァ:「楽しい安息日の礼拝」
ろうそくをともす祈り/主に向かって歌え/キドゥシュ/
おお主よ我らに平和を与えたまえ/祈り、他
エリオット・Z. レヴァイン(Br)、
エナ・フリーマン(S)、
ハーバート・ブラデンステン(Org)、
メアリー・ファインシンガー(指)合唱団
MS-1020
風の中のトランペット
J. カステレード:トランペットとトロンボーンの為の小協奏曲、
アルビノーニ:トランペット,3本のオーボエ,ファゴットと通奏低音の為の協奏曲ニ短調、
コープランド:トランペットとイングリッシュ・ホルンの為の静かな都会、
ヒンデミット:トランペットとファゴットの為の協奏曲、他
エドワード・サンドア(Tp)、
エレン・リッチー(S)、他
MS-1021(2CD)
バッハ:平均律クラヴィア曲集第2巻 デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1022(2CD)
ブラームス:8つの小品、6つの小品、4つの小品、
 3つの間奏曲、2つの狂詩曲、幻想曲集
デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1023
フォーレ:バラードOp19、舟歌Op42-3、
 夜想曲Op37-5、前奏曲集Op103、主題と変奏Op73
デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1024
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ
エバンゲリン・ベネデッティ(Vc)
ペジャ・ムジェヴィチ(P)
ベネデッティは、シュタルケル門下。カザルスのマスタークラスにも参加。1967年以来のニューヨーク・フィルのチェロ奏者で、初の女性チェロ奏者でした。もちろん生前のバーンスタインからも厚い信認を得ていました。ブロンフマン、フェルツマン等との共演も多数。
MS-1026
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集1
ピアノ・ソナタ第1番、第2番、第3番、第4番
ヘイディ・ローウィ(P)
ローウィはジュリアードで学んだ後フランスへ渡り、ブーランジェやカサドシュの下で研鑽を積んだピアニスト。しっとりとした感触で気品溢れるタッチがとにかく魅力的!レーガーとのセンスも抜群で、前の音の余韻を感じながら次の音へ繋げる繊細さ、フレーズの変わり目での丁寧な間(ま)の取り方など、真の慈愛に満ち溢れています。円熟したへブラーのモーツアルトを愛聴される方は、きっと満足されることと思います。第6番第2楽章、左手のアルペジョ風フレーズの微妙な変化に繊細に反応した至福のニュアンスも聴きもの!  【湧々堂】
MS-1027
リフレクションズ・ショパン
ショパン:前奏曲集Op28-15.7.24.4.2.17、夜想曲Op15-1、
Op9-2、Op48-1、バラード第2番、マズルカOp17-4、
即興曲Op29、幻想即興曲、スケツツォ第4番
アダム・マコヴィッツ(P)
録音:1999年デジタル
マコヴィッツは1940年チェコ出身のピアニスト。16歳まではクラシックのピアニストとして活躍。その後ジャズに目覚め、クラシックとジャズの接点を常に模索し続けています。ここでもショパンの作品をベースにしながらも音楽は完全にジャズ。オリジナルの魅力を大切にしながら、クラシック的なイディオムとの見事なブレンドが実現しています。曲と戯れる様子が目に浮かび、聴いているほうもウキウキしてきますが、彼の人柄でしょうか、エキセントリックに響くところがなく、なんともヒューマンなタッチが魅力的です。シンプルな前奏曲第7番など、インプロビゼーションにはもってこいの曲ですが、4分もかけて洒落たニュアンスを込め、聴き手の心を温かく癒す風情がたまりません。同第4番も左手で断続的に鳴らされるリズムがスパイスとなり、切なさ一杯。ノクターンOp28-7もサロン的な安易さが全くなく、ハーモニー移り変わりのなんとハイセンスなこと!最後の締めくくりの粋な計らいも聴きものです。決して邪道などとは言わず、心の底からこの雰囲気に酔いしれていただきたい逸品です!  【湧々堂】
MS-1029
ロバート・マンノ('44-):室内楽作品集
弦楽六重奏曲、
3つの詩(山道/vielen Fernen静かな友/Fern Hill)
メトロポリタン歌劇場管団員、他
MS-1030
「発見」
エリック・エワゼン:管楽五重奏曲「うなるフォーク」
ジョン・スタインメッツ:五重奏曲
ミゲル・デル・アクイラ:管楽五重奏曲第2番
ボリアリス管楽五重奏団
MS-1031
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、
サン・サーンス:ピアノ協奏曲第2番、
モーツァルト:ロンドK382
ジョン・ロビレッテ(P)
ローゼン・ミラノフ(指)ソフィア新SO
1999年録音。ベートーヴェンではサン・サーンスのカデンツァを用いており、これが実にブリリアント!ベートーヴェン自身のカデンツァも別トラックにて収録。ソフィア新交響楽団の鳴りっぷりがユニーク! 【湧々堂】
MS-1032
マシュー・ベネット:室内楽作品集
クラリネットとバス・クラリネットの二重奏曲
フルートとピアノの二重奏曲
バス・クラリネット独奏の為の子供部屋の歌と変奏/
Bb管クラリネット、ヴィオラとチェロの為の三重奏曲
ゲルハルト・コッホ(Cl)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)、
デーヴィッド・バーサク(Va)、
ウェンディ・サッター(Vc)
MS-1033(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
第21番、第16番、第7番、第6番、
アレグレットD.900、小品D.60
トッド・クロウ(P)
シューベルティアン必携アイテム!21番は、多くの競合盤の中でもシューベルトらしい素朴さを大切にしながら、作品自体の素晴らしさを信じ切った演奏としとしてはダントツの名演奏!冒頭からまろやかなタッチで静かに幸福を噛みしめる風情が魅力的で、次第にタッチの硬度を強めて高揚していく流れの自然なこと!第1楽章展開部直前の間合いのよさ、素直な表情の中に煌く語りのセンスは、強烈な自己アピールなしに惹きつけてやまない魅力が一杯です!鳥肌が立つのは、展開部の前触れを示す短調の和音(9:40)!直前の可憐さから急に翳りを帯びるこの瞬間のタッチの色彩の変化の妙は、魔法としか言いようがないほど自然そのもの。第3楽章の内省的なニュアンス、慈しむようなリズムの扱いには、クロウの人柄がそのまま反映されているように感じられます。作品に全面的に身を委ねながら音楽的な発言をしっかり行なうクロウのピアニズムは終楽章で更に開花。最初のテーマのこんこんと湧く泉のような音の流れ出しからして、シューベルトの音楽の容量からはみ出さない細心の配慮が素晴らしく、しかも教科書的な味に乏しい演奏とは明らかに一線を画しています。コーダで、いかにも「これで締めくくります!」といった印象を強く刻印せずに、余韻を残しながら終わるこのセンス!しかし更に白眉が第16番!最初の1分間でもう釘付けです!がっちりとした構築感を基調として独特の風格と悲哀の入り混じる作風の魅力を余すところなく繰り広げています。第1楽章の行進曲風の走句の威容とタッチの輝かしさは、人口的な磨き上げの跡を感じさせないだけに音楽的な訴え掛けが絶大!最後2分ほどでハーモニーの厚味を更に加えながら、最後に渾身のフォルティッシモにまで登りつめるまでの緊張はまさに圧巻!変化に富んだリズムの沸き立ちを洒落たセンスで描ききった第3楽章にも息を飲みますが、終楽章のあまりのニュアンスの溢れ出しに全てを受け入れるには、聴く側も許容量を
確保しておかなければなりません。 【湧々堂】
MS-1034(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィア」、
 ピアノ・ソナタ第31番、
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集Op.2
ブランカ・ウリベ(P)
ウリベは、コロムビア出身の女流ピアニストで、コロムビアの文化貢献に対して大統領からメダルも授与されています。ジュリアード音楽院では、ロジーナ・レヴィンに師事。1969年以来、ヴァサール大学で教鞭もとっています。格調高い構築と気品溢れるタッチが実に魅力的で、特に第31番のさり気ない表情には愛情が満ち溢れ、静かな緊張が優しく浸透。母に抱かれながら聴くような安心感に満ちていて、何とも忘れがたい演奏です。ヒナステラでも感情過多に陥らず、打鍵は常にまろやか。第2曲など、まるで空気のように自然でありながら鼓膜に優しく染みるのです!  【湧々堂】
MS-1035
ヴァイオリンとヴィオラの為の20世紀アメリカ音楽
マルティヌー:二重奏曲第2番、
テッド・ハンセン:鏡、
マイロン・フィンク:6つの細密画、
デーヴィッド・クリアリー:もっと深い魅力
レナードニ重奏団
[マーク・ミラー(Vn)、ウテ・ミラー(Va)]
MS-1036
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集2
ピアノ・ソナタ第5番、第6番、第7番
ヘイディ・ローウィ(P)
MS-1038
バーンスタイン:「ウェストサイド物語」〜シンフォニック・ダンス、
ガーシュウィン(グレインジャー編):「ポーギーとベス」幻想曲、
コープランド:ロンド、
ロレム:2台ピアノの為の6つの変奏曲
マック・シスターズ(2台P)
日本生まれで、幼い頃にアメリカに移住したマック・ユキとマック・トモコのデュオ。オークランド大学、ミシシガン大学で学ぶ間にソリストとして認められ、1998年には第4回国際ピアノデュオコンクールで優勝しています。
MS-1039
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集3
ピアノ・ソナタ第8番、第9番、第10番
ヘイディ・ローウィ(P)
MS-1040
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集4
ピアノ・ソナタ第11番、第12番、第13番
ヘイディ・ローウィ(P)
ローウィのモーツァルトは、どれも過去の名演たちと同列に語られるべき名演奏です!なんというまろやかなタッチ!フレーズのつなぎ目を優しく慈しみ、しっとりとした情感をたっぷり湛えています。「11番」は変奏曲でそのタッチが終始語りかけ、冗長さを感じさせずに統一感を築き、ゴルトベルク変奏曲の名を想像せずにいられません。第2楽章冒頭もその雰囲気を見事に踏襲して、弱音で自然に滑り出す感性だけでも、ローウィは只者ではありません!アゴーギクも入念に盛り込まれていますが、煩わしさは皆無。トルコ行進曲では、軽快なリズムを感じながら、転調の妙もじっくりと浸透させてから次へ進む配慮が美しい気品を生んでいます。強弱の差も控えめですが、音を外へ向かって放射するのを嫌うような育み方がここでも功を奏し、まさに至純の音楽となって表出。彼女の抜群のアゴーギクのセンスは、「第12番」第2楽章でも明らか。まさにルバートの意味を体で知り尽くしている彼女の絶妙で自然な音価バランスは、清明な歌に満ちたこの楽章をさらに香り高い音楽にしています。「13番」の最初の一音の音価もやや長めですが、この一瞬の間に音楽的内容をたっぷり蓄えているのを是非感じてください!とにかく「弾き飛ばす」瞬間など全くない丁寧で入念な演奏ですが、その配慮がモーツァルトの音楽よりも優位に立つことがないので、ただただモーツァルトのエッセンを味わいたい方には、特にオススメします!  【湧々堂】
MS-1041
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集5
ピアノ・ソナタ第14番、第15番、K457 
ヘイディ・ローウィ(P)
MS1042
シェークスピアのソネットとロシア歌曲集
グリンカ:すばらしい時を覚えている
スヴィリドフ:森は紅の装いを捨て
ラフマニノフ:小作人、メトネル:天使
カバレフスキー:シェークスピアによる10のソネット、他
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1043
ウィグモア・ホール・ライヴ
バッハ(ケンプ編):フルート・ソナタ第2番〜シチリアーノ、
セヴラック:ワルツ「はっか摘み」、
ウェーバー:舞踏への勧誘、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番、
ショパン:ポロネーズハ短調op. 40-2
 ワルツ変イ長調op. 69-1、練習曲Op.10-12「革命」
 即興曲嬰ハ短調op. 66、、他
ジョン・ロビレット(P)
MS-1044
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集6
ピアノ・ソナタ第16番、17番、18番
ヘイディ・ローウィ(P)
MS-1046
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」、
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
アルマン・トリオ
[デニズ・アルマン・ゲレンベ(P)、コンスタンティン・ボグダナス(Vn)、ドレル・フォドレアヌ(Vc)]
MS-1047
バッハ:無伴奏ヴァイオリオン・パルティータ第1番〜第3番 ザイダ・レヴィン(Vn)
レヴィンはニューヨーク生まれ。16歳の時にイタリアでデビュー公演を行いました。アメリカに戻ってからはルイス・クラスナーに師事。
MS-1048
シューマン:アラベスク、色とりどりの小品〜3つ小品、
アルバムの綴り(3曲)
ブラームス:4つのバラード、
コピートマン:グレゴリーのために、
メシアン:幼子イエスの口づけ
グレゴリー・ハイモフスキー(P)
ハイモフスキーは、グネーシン音楽大学、チャイコフスキー音楽院、R・コルサコフ音楽院で学び、メシアンの音楽の権威としても知られ、ロシア、東欧で、多くの曲を初演しています。シューマンの「アラベスク」は、冒頭を速めのテンポで駆け抜けますが、タッチは美しくまろやかで、慈しみ溢れる語りかけの風情が魅力的。他に、MS1059もリリース。  【湧々堂】
MS-1050
プロ・アルテ・シンガーズとのクリスマス
たぐいない徳をそなえたばらの花/銀の星/
鳥のキャロル/クリスマスの夜/グローリアを歌え/
マニフィカト/眠れ聖なる幼な子よ、他
アーサー・ショグレン(指)
プロ・アルテ・シンガーズ
MS-1052
ナポリ民謡集
オー・ソレ・ミオ、あの人に伝えてくれ、
カタリ・カタリ、ローマのギター、忘れな草、
禁じられた音楽、君に口づけを、フニクリ・フニクラ
ヨゼフ・アッデオ(T)
ジェームス・グラセック(Vn)
マリオ・トッカ(アコーディオン)
ウィリアム・グレイザー(P)
1991年、ドン・ホセ役でオペラ・デビューを果たしたリリック・テナー。1993年に、コシ・ファントゥッテでヨーロッパ・デビュー。甘いマスクに加え、声質も若き日のカレーラスを彷彿とさせるものがあります。  【湧々堂】
MS-1053
ショパン:スケルツォ第2番、
 幻想即興曲、夜想曲Op.9-1、夜想曲Op. 55-1、
ドビュッシー:月の光、ロマンティックなワルツ、
 グラドゥス・アド・パルナッスム、夢、
リスト:メフィスト・ワルツ第2番、
シューマン:飛翔/夕べに
アリシア・ジゾ(P)
MS-1054
ラテン・アメリカ・ピアノ音楽集
ヴィラ=ロボス:オリオンの3つ星、
ポンセ:間奏曲、メキシコのスケルツィーノ、
ピアソラ:天使のミロンガ、ヒナステラ:2つの歌、他
マルタ・マルチェナ(P)
MS-1057
ショパン:バラード(全4曲)、バッハ:フランス風序曲 ヴィクトリア・ムシュカトコル(P)
ムシュカトコルは、オデッサ出身。10歳の頃方オーケストラと共演して話題となりました。サンクト・ペテルブルク音楽院ではウラディミール・ニールセンに師事。

MS-1058
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲
リスト:イデー・フィックス
トッド・クロウ(P)
クロウは、カリフォルニア出身のピアニスト。ジュリアード音楽院で学び、アニー・ドルフマンやエルノ・ダニエルに師事。作曲にも才能を発揮し、13歳の時から作曲研究の為の奨学金が与えられたほどです。このピアノ版の幻想交響曲は、ペトロフとは対極的。かつてなされた録音の中で、オケの原曲に張り合うのではなく、これほどピアニスティックに徹し、ピアノ曲としての詩的なニュアンスを込めきった演奏はないと思います。
第1楽章の長い序奏部から、音色の温かさと美しさ、内省的なニュアンス、陶酔的なアルペジョに象徴される深い味わい!休符の連続の箇所でも緊張が弛緩せず、激しいパッセージでも完璧な技巧が一人歩きせずに音楽と完全一体化している演奏は、ありそうでなかなかありません。第2楽章はオケの何倍ものニュアンスが立ち込めているといっても過言ではなく、全声部に渡って可憐なニュアンスが末端まで浸透。何でもないトリルまでものが実にチャーミングに響きます。
長い音価と休符の連続の第3楽章は、ピアノという楽器の特性から言っても難物だと思いますが、クロウの演奏は、心の底からフレージングで一貫し、音楽に隙間が空くことなど決してなく、第2楽章同様、ピアノだからこそ醸し出されるこの曲の深層部分を初めて垣間見る思いです。原曲ではこの楽章を飛ばして聴く人も多いようですが、少なくともこの演奏ではその音楽的な語り掛けの見事さに、途中で切り上げることはできないのでは?
第4楽章はもちろん技巧を惜しげもなく投入するのですが、ここでも強引な威圧がないので、音楽的な味わいが格別です!
終楽章は、冒頭の高音トリルと低音の呻きの織りなす絶妙な色彩に唖然!驚異的ペダリングが引き出す幻影、発作的なダイナミズムの変化も音楽としてこれほど完熟させられるものかと驚きを禁じ得ません。鐘が打ち鳴らされる箇所の単音の響きも、なんというコクを湛えていることでしょう!コーダ力感も申し分なく、それでも鍵盤を暴力的に叩く印象を与えないので、最後まで聴き手の音楽を味わい取ろうとする気持ちを裏切らないのです。今後の曲をマシンのように弾きまくる演奏は出現する思いますが、このように丹念に音の意味を吟味しつくした演奏が現れるとは思えません!
カップリングがこれまた好選曲!幻想交響曲の固定楽想をもとにした小品ですが、リストらしいハーモニーとこのテーマが完全に融合する様は、クロウの独特のまろやかなタッチとともに甘美の極地!  【湧々堂】
MS-1059
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 第8番、第9番「ジュノーム」
グレゴリー・ハイモフスキー(P)
アレクサンダー・ヴェデルニコフ(指)ロシアPO
他に、MS1048もリリース。
MS-1060(2CD)
ダグラス・ヒル作品集
ヴァイオリンとホルンの為の悲歌、鷹の場所、
ジャズ様式による歌の組曲、内省的な散歩、
アメリカ変奏曲、冬の太陽に、時計、他
ウィスコンシン=マディソン音楽大学の教員・学生たち
MS-1063
リスト:「巡礼の年・第1年スイス」〜ジュネーブの鐘、
ダンテを読んで、「ヴェネツィアとナポリ」、
リゴレット・パラフレーズ、ため息、小人の踊り、
君に捧ぐ(原曲:シューマン)、ハンガリー狂詩曲第9番
ナデジャ・ヴラエヴァ(P)
2002年の国際リスト録音アウォーズ(過去の受賞者はブレンデル、ポリーニ、コチシュなど)第1位受賞CD!ヴラエヴァは、ブルガリア出身。5歳からピアノをはじめ、幼少の頃はアントン・ディーコフの下で学び、ソフィア音楽アカデミーへ進学。1997年にオランダへ留学し、ベルマン、シャンドール、セボック等のマスタークラスに参加。1989年に、イタリアのリスト・コンクールに優勝、1996年に、ブタペストのリスト国際コンクールに第3位入賞という経歴が示すように、彼女のリストは実に確信に溢れており、言い知れぬ幻想性も漂っているところが魅力です。「ジュネーブの鐘」冒頭の水が滴るような美音からうっとっり。美しいリストを聴きたい人は必聴です!「ダンテを読んで」は、音圧を誇示するところがなく、最初の強烈な走句を一音ごとに丁寧に置きながら、音の内面からドラマを汲み上げようとする意思が漲っています。唐突な全休止も格別の意味深さ!ドロドロした感触よりも、この曲の詩的で繊細なニュアンスを徹底的に追求した素晴らしい演奏です。コーダの大音量でも決して混濁せずに、低音トリルも最後の一音まで制御が行き届いています。「ヴェネツィアのナポリ」の“タランテラ”の潔癖なピアニズムも衝撃的!低音部のドスの効いた凄みと高音部の軽やかなパッセージとの対比をはじめ、場面転換の鮮やかさには唖然。ハンガリー狂詩曲の中でも最大級の規模の第9番を最後においていますが、ヴラエヴァのピアニズムの全てがここに結集。テーマを可憐に歌わせながら民族的なアゴーギクをさり気なく盛り込むセンスが素晴らしく、美しいフォルティッシモの醍醐味も存分に味わえます。  【湧々堂】
MS-1064
ケリー・ターナー:跳飛、ファンダンゴ、迷宮、
誘惑、ホルン四重奏曲第4番、他
アメリカン・ホルン・カルテット、
サタディ金管五重奏団、
ルクセンブルクPO団員
アメリカ・ホルン四重奏団はアメリカ出身ながらヨーロッパで活躍するホルン奏者デヴィッド・ジョンソン(元バーゼル放送響及びニーダー・ザクセン州立歌劇場管首席)、チャールズ・パットナム(ボン・ベートーヴェン管)、ケリー・ターナー(元ケルン・ギュルツェニヒ管主席、アンサンブル・モデルン客演演奏家)、ジェフリー・ウィンター(ボン・ベートーヴェン管首席)によるアンサンブル。当レーベルの他EBSレーベルなどにも多数録音があります。
MS-1065
ロマン派の偉大な作曲家たちによるホルン音楽」(マハラによるホルンとピアノ用編曲)
ショパン:華麗なポロネーズop. 3、
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品op. 75
シューマン:幻想小曲集op. 73、
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲op. 46-3/op. 46-8
カジミエルズ・マハラ(Hrn)
マハラはポーランド出身のホルン奏者で作曲家。クラクフ放送交響楽団やシドニー交響楽団の首席ホルン奏者などを経て、現在はイリノイ大学教授。ホルンに編曲した名曲を超絶技巧で聴かせてくれます。
MS-1066
ヴィルトゥオーソ・ホルン(マハラによるホルンとピアノ用編曲)
フンメル:(原曲チェロ)ソナタイ長調op. 104、
グラナドス:オリエンタル、
ベートーヴェン:ヘンデルの「ユダ・マカベウス」の主題による12の変奏曲、
ドビュッシー:美しい夕暮れ、
フォーレ:シチリアーノ、悲歌、他
カジミエルズ・マハラ(Hrn)
MS-1068
バッハ・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番、
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番、
ベン・ハイム:ソナタ ト調、
ジェミニアーニ:ソナタ変ロ長調
マティテュー・ブラウン(Vn)
ブラウンはイスラエル出身。1962年にアメリカへ渡り、ジュリアード音楽院では、ヨーゼフ・フックスに師事。1969年からニューヨーク・フィルの団員を務めています。まず音色が美しく、端正な構築を見せるバッハには並外れたセンスを感じます。  【湧々堂】
MS-1069
フルートとオルガンの為のアメリカ音楽
ジェラルド・ニア:古典様式による組曲
チャールズ・カラハン:牧歌
レイナー・ブラウン:ソナタ
フランシス・トンプソン・マッカイ:シュメールは…
ジョン・ウィーヴァー:対話、他
マリアニエッロ=リアスニ重奏団
【リンダ・マリアニエッロ(Fl)、キース・リアス(Org)】
MS-1070(2CD)
エラール・ピアノで聴くラヴェル
ソナチネ、鏡、亡き王女の為のパヴァーヌ、
古風なメヌエット、夜のガスパール、
ハイドンの名によるメヌエット、シャブリエ風に、
ボロディン風に、クープランの墓、
グロテスクなセレナード、前奏曲、水の戯れ
グウェンドリン・モク(P)
ニューヨーク生まれのモクは、ペルルミュテールの最後の弟子。フランス文化省のお墨付きで、ペルルミュテールからみっちりとラヴェルのピアニズムの真髄を受け継ぐことを許されたピアニストです。ラヴェルが所有していたものに近い1875年生のエラール製のグランドピアノを使用。CALAレーベルにはラヴェルの協奏曲を録音しています。ここでは楽器の古雅な音色のみならず、師譲りと思われる淡々とした流れの中から自然な息づかいを余すところなく再現することに専心したピアニズムが聴くほどに味わい深く、「古風なメヌエット」など、何もしていないようでいて中間部と両端部分のニュアンスをくっきりと表出。「亡き王女のパヴァーヌ」の第2主題のインテンポが実に意味深く、潤い豊かな低音部と上声部との豊かなハーモニーの妙もたまりません!「道化師の朝の歌」では弾力性抜群のリズム感が炸裂!中間のエキゾチックなニュアンスとエキセントリックな情感の交錯ぶりが素晴らしく、柔らかな音色の反面、表現が広がり切らないことにもなり兼ねないエラールのイメージを大きく押し広げているのも実に痛快。「クープランの墓」は音像をぼかすことなく、音の隈取りをしっかり表出しながら色彩変化とリズムが持つニュアンスに焦点を当てた解釈。“リゴードン”のリズムがこんなに面白いほどに沸き立つ演奏は極めて稀でしょう。エラールで聴くラヴェルの醍醐味の極みは「夜のガスパール」の“絞首台”! 【湧々堂】
MS-1072
モーツァルト:変奏曲K.573
シューベルト:即興曲Op90-2/Op90-4、
ショパン:スケルツォ第2番、バラード第1番、
リスト:ダンテを読んで、プロコフィエフ:トッカータ
アレクサンドレ・ドッシン(P)
これだから、無名のアーチスト探索は止められません!ドッシンはブラジル出身で、アルゲリッチ国際ピアノ・コンクール、モーツァルト国際ピアノ・コンクールなど多数の国際コンクールでの受賞者。現在は、ウィスコンシン大学オークレア校のピアノの助教授を務めています。とにかく全曲、弱音の部分の音楽の育み方に是非御注目下さい。まず、最初に置かれているモーツァルトの変奏曲の最初の数秒で、これ以上ありえない可憐なニュアンスが零れ出すのに唖然!タッチの一粒一粒が精製前の宝石のよな無垢な感触!第6変奏など悲嘆の極致で、タッチそのものが涙のきらめき。リストやプロコフィエフは磐石の技巧を披露しますが、それでも非情さは皆無。「トッカータ」は、かつて梯剛之が弾くのを聴いて、こういうプロコもあるのかと驚愕したものですが、この演奏もそれと双璧で、十分にこの曲の激高を表現しながら、温かみも絶やさず、深い後味を感じさせる演奏となっています。  【湧々堂】
MS-1073
イタリア・バロックの舞曲と変奏曲
アラネス:シャコンヌ、
フレスコバルディ:ロマネスカのアリア、
 パッサカリアのアリア
ジョヴァンニ・フェリーチェス・サンチェス:パッサカリア・シャコンヌ
ジョヴァンニ・バッサーノ:たとえ別れの時にも、他
16世紀アンサンブル
MS-1077
「コロンビアで踊る」
ホセ・オラヤ・ムノス:驚いた?、海岸で、
L.A.カルヴォ:遠くの青、他
アメリカ五重奏団
MS-1078
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
第50番、29番、38番、20番、アンダンテ
トッド・クロウ(P)
長調の作品のみを収録しているところがポイント。軽快に弾むだけでなく、明るい楽想の中に潜むハイドンの深い音楽性を聴き手に徹底的に痛感させる見事な仕上がりです!ハイドンのピアノ曲がこれほど音楽味満点であったのかと、これを聴いてハッとする方もきっと多いことでしょう。第50番の冒頭の下降する音型が和音を伴なう際の響きのなんと豊かなこと!天真爛漫な息吹きを安定したテンポと深いタッチから滲ませる力量には本当に脱帽です。全声部を満遍なく響かせながら、可憐な表情を湛える第2楽章も魅力的で、ハイドン独自のアイデアを体で感じながら、それを説明調ではなく豊かな流れの中に繰り広げることができるセンスは、単に指が回るだけのピアニストには及びも付かないセンスです。終楽章の例の唐突な転調も、その衝撃を確実に伝えながら、音楽的な流れを決して寸断しないのです。第29番も、第1楽章の行進曲風の進行の中に、これほど先の展開を期待させる内容量を込めた演奏が他にあるでしょか!次にどんなフレージングが紡ぎ出されるか、いちいちワクワクさせるのです。表面的な意味での古典らしく、ハイドンらしくといったことに頓着せずに、作品の素晴らしさを丁寧に伝えるスタンスは、派手な「幻想交響曲」を弾くときと全く変わらず、奇を衒うことも一切ないので、心の底から音楽を感じ続けたい人は必携のアイテムと言っても過言ではありません!自然た雰囲気の録音もベスト!  【湧々堂】
MS-1080
ロバート・バクサのフルート音楽
フルート・ソナタ第1-3番/モノローグ/独白/アリア
キャスリン・フィンク(Fl)、
エリザベス・ディフェリス(P)
MS-1082
W.F.バッハ:2つのフルートの為の二重奏曲、
C.P.E.バッハ:三重奏曲、
J.C.バッハ:2つのフルート,ヴィオラ,チェロの為の四重奏曲、
バッハ:ソロ・フルートの為のパルティータ イ短調
ハノーヴェリアン・アンサンブル
【ジョン・ソルム、リチャード・ウィトン(Fl)、
アルトゥール・フィアッコ(Vc)、
マリー・ホイト(Vn)、モニカ・ジェラルド(Va)、
リンダ・スケルニッヒ(Cemb)】
ハノーヴェリアン・アンサンブルは、古楽器の専門家で構成す。
MS-1084
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
第41番、42番、40番、48番、49番
トマス・サウアー(P)
サウアーはソリスト、室内楽奏者、教師と、多方面で活躍。五嶋みどりの伴奏も頻繁に務めています。非情に軽やかなタッチで、作品の持ち味を誠実に引き出しています。タッチの美しさも印象的。トッド・クロウのCDとともに、ハイドンのソナタを愛する人にはぜひともお聴きいただきたいものです。  【湧々堂】
MS-1086
バッハ:トッカータ.ト長調BWV916、
 半音階的幻想曲とフーガBWV903、
 イタリア風協奏曲BWV971、フランス風序曲BWV831
リンダ・ブルマン・ホール(Cemb)
しっかりとリズムにコシが入ったバッハを久々に聴きました!レオンハルト門下ですが、その厳格な構築に強靭な意志が宿る演奏は、軽く聞き流すわけにはいきません。彼女の公式サイトもあり。 【湧々堂】
MS-1087
2本のフルートと通奏低音の為のトリオ・ソナタ集
ミシェル・ド・ラ・バール:3声のソナタ第1番ト長調、
オットテール:3声のソナタop. 3〜ロ短調、
クープラン:「諸国の人々」〜「フランス人」、
ルクレール:易しい音楽の気晴らし第2集op. 8
ハノーヴェリアン・アンサンブル
MS-1088
アウレリオ・デ・ラ・ヴェガ:ピアノ作品集
前奏曲第1-3番/ロンド/トッカータ/
敬意(ヴィラ・ロボスを記念して)/警句/他
マルタ・マルチナ(P)
MS-1089
TAKE 9
ターナー:テイク・ナイン・ファンファーレ、
エヴァツェン:グランド・キャニオン組曲、
バーンスタイン(デック編):「キャンディード」序曲、
ブラームス(エルカイア編):ハンガー舞曲第5番、
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
アメリカン・ホルン・カルテット
(デイヴィッド・ゾンソン、他)&ニューヨーク・・フィルのホルンセクション(フィリップ・メイヤーズ、他)
ジャズの名曲「TAKE FIVE」を文字って、TAKE 9と題されたこのアルバムは、9人のホルン奏者による痛快な妙技の連続!とにかく、モゴモゴと停滞する箇所がどこにもなく、音の立ち上がりがなんとスムースで鮮やかなこと!気持ちいいことこの上なし!メイヤーズの深々とした独特の音色がスパイスになっているのにもご注目!  【湧々堂】
MS-1090
ヘンデル:アリアとイタリア語の独唱カンタータ集
「オルランド」からのアリア、
カンタータ「思いの極みであるあなたから離れること」、
「悲しい心の子らよ」、「あのことを思う間に」、
「私の胸が騒ぐ」、歌劇「アルチーナ」からのアリア
PATRICE DJEREJIAN(コントラルト)
フィリップ・レッジャー(指)イギリスCO
※DVD付き
DJEREJIANは、バロックから現代曲まで幅広いレパートリーを持つコントラルト。リハーサル風景を収めたボーナスDVD付き。
MS-1091
アフリカ出身の作曲家たちのピアノ音楽
オズワルド・ラッセル:3つのジャマイカ舞曲
クーリッジ=テーラー・パーキンソン:スケルツォ
サミュエル・クーリッジ=テーラー:深い川
マーガレット・ボンズ:混乱、他
ウィリアム・チャップマン・ニャーホ(P)
MS-1092
「南のキルト」
ゴットショーク(1829-1869):バンジョー、最後の希望、
ケリー・ミルズ(1869-1948):ジョージアの野外集会で、
グレゴリー・マッカラム('64-):賛美歌キルト、
ジュリー・ハリス('48-):アメリカ三部作他
グレゴリー・マッカラム(P)
MS-1093
トランペットとオルガンの為の現代音楽
ロバート・ナーゲル:トランペットの行列
ジーン・リヴィエ:アリア、レオ・サワビー:幻想曲、
マーティン・メールマン:小協奏曲、
ドナルド・ジョンーズ:前奏曲,アリアと終曲他
エドワード・サンドア(Tp)、
アンドレ・ラッシ(Org)
MS-1094
中世イタリアにおける生誕の賛美
いと高き所では神に栄光/高慢な鷹/貴き女王/
めでたし天の星/サンクトゥス/新しい星/
キリストがお生まれになった他
トレフォイル:ドルー・ミンター(C-T)、
マーク・リンプル(C-T)、
マーシャ・ヤング(S)
MS-1095
巨匠、怪物と迷宮−中世の迷宮を歩く
ソラージュ:中傷者
マーク・リンプル編:ディーダラスの家で
マショー:不思議な蛇、ピュトン/他
トレフォイル
【ドルー・ミンター(C-T)、マーク・リンプル(C-T)、マーシャ・ヤング(S)】
MS-1096
グリエール:夜想曲OP35-10、間奏曲Op35-11、
F・シュトラウス:ノットゥルノOp9、主題と変奏Op13、
R・シュトラウス:序奏・主題と変奏、アンダンテ、
スクリャービン:ロマンス、
シューマン:アダージョとアレグロ、
メンデルスゾーン(M・ジョーンズ編):交響曲第5番〜第3楽章
グレゴリー・ミラー(Hrn)、
エルネスト・バルレッタ(P)
エンパイア・ブラスの一員でもあり、ピッツバーグ響でも活躍したグレゴリー・ミラーのこの名奏はホルン・ファンだけのものにしておくのはあまりにももったい代物。これによってホルンのイメージが変わる方も多いことでしょう。しっとりとした緩やかなテンポの曲ばかりが選ばれていますが、そこに彼の歌のセンスの素晴らしさと、一切停滞感のないフレージングの技が生きています。深みと芯を湛えた音色も素晴らしく、その音色だけでも十分に音楽的ですが、彼の歌心は、多くの金管奏者の中でも特に傑出しています。本当に人間的な息づかいが浸透しきっており、ホルンを聴いてるということを忘れるほど、歌になりきっているのです!シューマンのアダージョとアレグロなど、一度聴き始めたら、最後まで釘付け必至!アダージョでの低音の安定感と余韻、アレグロの華麗に吹きこなすことを目指すのではなく、慈しみを決して忘れない懐の深さ。1:39からの深々と訴え掛けにも音楽味が満点。高音域が鋭利に突出せずに、なんというコクを湛えていることでしょう!メーソン・ジョーンズがアレンジした、メンデルスゾーンの「宗教改革」第3楽章もお聴き逃しなく!  【湧々堂】
MS-1097
サティ:ピアノ曲集
3つのジムノペディ、6つのグノシェンヌ、冷たい小品、
ゴシックの舞曲、3つの歌*,3つのサラバンド、
天国の英雄的な門の前奏曲
リンダ・ブルマン・ホール(P)、
パトリース・マギンニス(S)*
MS1086で手ごたえのあるバッハを聴かせてくれたブルマン・ホールは、歴史的鍵盤楽器演奏の権威。ここでは1868年のエラールのピアノを1995年に復元したものを使用して、たおやかなサティを披露しています。最初の「グノシェンヌ」から、その艶かしい音色美にイチコロ!その魅力を徹底的に押し出すようにアゴーギクが絶妙に揺らめき、麻薬的な効果をもたらします。第3曲の不安定な和声においては、その妖しさに更に官能を加え言葉を失います!音符の少ないサティの作品だからこそ、楽器自体の音色美が放射されることなく、たっぷりと滲み出るのだと思いますが、かなり主情的な表現を用いながら、サティのシンプルなイディオムの中に流れるアイロニーだけが深々と紡ぎ出されるこの風情は、楽器や作品の特性のみならず、ピアニスト自身のセンスを痛感せずにはいられません。最も有名な「ジムノペディ」にしても、この魅力にハマッたら他のCDには手が伸びなくなってしまうこと必至!マギンニスのソプラノが、これまた絶品!歌いこみ過ぎず、子供のようなピュアな声が涙を誘います。  【湧々堂】
MS-1098
ショパン:夜想曲Op9-2、練習曲Op10-8、
シュー・キュン・ソン:冬のバラード、
ブラームス:間奏曲Op116-2、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第2楽章、
バッハ:シチリアーノ、イタリア協奏曲〜アンダンテ、他
シュー・キュン・ソン(P)
ソンは韓国出身の女流ピアニスト。14歳の時に家族とともにアメリカに移住。テキサスのキングスヴィル国際コンクールなど、数々の入賞歴を持ちます。
MS-1099
領主アビンドンの為の音楽
ハイドン:2本のフルートとチェロの為の4つの「ロンドン・トリオ」Hob. IV-1〜4、
J.C. バッハ:2本のフルート,ヴィオラとチェロの為の四重奏曲ト長調op. 19-3
2本のフルートとチェロの為の三重奏曲ハ長調、
グレトリー:2本のフルートの為の二重奏曲ハ長調/ト長調、
カール・フリードリヒ・アーベル:2本のフルートとチェロの為の三重奏曲ト長調op. 16-4
ハノーヴェリアン・アンサンブル
【ジョン・ソルム、リチャード・ウィトン(Fl)、
アルトゥール・フィアッコ(Vc)】
2つのフルートとチェロの為の三重奏曲を集めた一枚。古風な佇まいの中に、気品に満ちた呼吸を宿した素敵な演奏です。MS1082とともにどうぞ! 【湧々堂】

MS-1100
グレゴーリ・ハイモフスキー
ショパン:夜想曲Op.62-1、マズルカOp.56-2/Op.24-4、
ドビュッシー:「版画」〜パゴダ/グラナダの夕べ
 「映像」第1集〜水に映る影、
メシアン:「鳥のカタログ」〜もりひばり、他
グレゴーリ・ハイモフスキー(P)
MS-1101
ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6つの歌、
レーヴェ:3つのバラード、詩人トム、
ショスタコーヴィチ:4つのロマンスOp46、6つの歌Op62
オデヒレン・アメイズ(Bs-Br)
アメイズはナイジェリア出身のバス-バリトン。
MS-1102
男声四重唱の為の音楽
モーツァルト:「魔笛」序曲、
シューベルト:酒と恋、
シューマン:ミンネゼンガー、
バーリン:4つのヴォードヴィルの歌、他
ソングフェローズ、ロバート・ロジャーズ(P)
MA-1103
ラヴェル:ピアノ三重奏曲、
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番、
ブライト・シェン:ピアノ三重奏の為の4つの楽章
トリプル・ヘリックス・ピアノ・トリオ
1995年に結成された女性3人によるトリオ。その素晴らしさはアメリカ各誌でも絶賛されています。
MA-1104
ヘンデル:「オーボエ協奏曲と序曲集
オーボエ協奏曲第1-3番、
「オケージョナル・オラトリオ」序曲、
歌劇「ジュスティーノ」序曲、他
フィリス・ラニーニ(Ob)、
スティーヴン・サイモン(指)ワシントン室内SO
ラニーニはこのオーケストラの主席。ブルックリン・フィルでも首席奏者を務めています。
MS-1105

ケルト族の隊商−ロマン主義への道
スコットランド民謡(ハイドン編):あなたはフランダースへ行きたいの
エディンバラの花
ハイドン:羊飼いの歌

ジュリアン・ベアード(S)、
ラックスムジカ、リンダ・バーマン・ホール(フォルテP、Cemb)
ベアードは素晴らしい声質の持ち主!慎ましくメロディをなぞった感覚的な心地よさに止まらず、歌詞の意味をかみ締めるようなふくよかなニュアンスが印象的。しっとりとした伴奏も素敵です!

MS-1107
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」の3楽章、
スカルラッティ:ソナタK141.K87、
ドビュッシー:ベルガマスク組曲、
ブラームス:6つの小品Op.118
アルピン・ホン(P)

録音:2004年デジタル
異常テクニック!!刃金の打鍵で応酬する刹那のピアニズム!アルピン・ホンは、ジュリアード音楽院でジェローム・ローウェンタールに学んだ俊英。幼い頃からその才能を発揮し、10歳でオーケストラと共演。数々のコンクール歴も持ち、現在はアメリカを中心に活躍しています。ジャケット写真に写る彼の風貌から、なぜか只ならぬものを感じ、試しに買って聴いてみたらきいたら、これが凄い!
まず最初にスカルラッティが2曲置かれていますが、これを前菜と思ったら大変な目に会います!あまりにも一般的なピアノの音色のイメージとかけ離れ、極度に硬質で非情な連打音がいきなり耳を直撃するのです。歯止めが利かなくなった高速マシンのように、このK.141には古典的な風合いも慈しみも無く、あるのは狂気のみ。しかしドロドロとした殺気ではなく、人間的な温かみや情感を突き抜けてしまった危険な匂い。しかもタッチは極限まで研磨しつくされているので、ピアノを聴いているということを忘れて、禁断の世界に引きずり込まれたような感覚に陥ります。しっとりとした次のK.87ではその煌くタッチが緻密に敷き詰められ、表面的には美しいことこの上ないのですが、この佇まいの中においても、極度な孤独に耐えかねた末の異様な切迫感が静かに支配しています。全体を長い一呼吸で弧を描くような呼吸感も印象的。
ドビュッシの「月の光」も同様。凝ったアーティキュレーションも過度な歌いこみも無く、自然発生的に醸し出される極端なまでの美しさ!「透徹」という言葉がそれに近いですが、それを意図して痕跡がまるでないのです。まさに天才的な閃きのなせる技と言うしかありません。
この「動」と「静」の不思議な狂気が混在して現れるのが、「ペトルーシュカ」!1曲目は、ピカピカに磨き上げた刃物を振り回すような強打鍵が無慈悲に襲い、、2曲目はユーモラスな表情が、媚びることなくダイレクトに表出されるので実にリアル。1:39からの全和声の完璧なブレンド感と、民族的な空気の現出ぶり、その直後の両手の各声部が、心の裏表のように嘆く箇所も聴き物。終曲の息もつかせぬ完璧さな技巧の威力と、各場面の強化の連動、スタミナの持久力に接すると、この曲がポリーニでなければならない理由が分からなくなります。最後のグリッサンドの怒涛の猛進で完全ノックアウト! 【湧々堂】
MS-1108
おお大いなる奇跡
パレストリーナ:おお大いなる奇跡、
ビクトリア:ミサ「おお大いなる奇跡」、
バード:おお大いなる奇跡、
A・スカルラッティ:おお大いなる奇跡、
プーランク:クリスマスの4つのモテット、他
ニコラス・ホワイト(指)ティファニー・コンソート
MS-1109
バロックの花火
ゼレンカ:2本のオーボエ,ファゴットと通奏低音の為のソナタ第5番ZWV181、
ヴィヴィアルディ:ファゴットと通奏低音の為のソナタ第6番変ロ長調F. 14/第3番イ短調F. 14、
テレマン:ファゴットと通奏低音の為のソナタヘ短調、
 「食卓の音楽」第2集から四重奏曲ニ短調
フランク・モレッリ(Fg)とその仲間たち
[ステファン・テイラー、ランダル・ウォルフガング(Ob)、スーザン・パルマ・ニデル、マルヤ・マルティン(Fl)、ハリー・シーリング(Fg)、ドナルド・パルマ(Cb)、ケネス・クーパー(Cemb)]
モレッリは、ニューヨーク・シティ・オペラやオルフェウスCOの主席も勤める名手。DGにはオルフェウスCOをバックにモーツァルトの協奏曲を録音してていました。
MS-1110
ブラジルのファゴット
フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986):ファゴットと室内弦楽の為の小協奏曲
 無伴奏ファゴットの為の16のワルツ、
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番〜アリア、他
フランク・モレッリ(Fg)
ベンジャミン・バーデリー(G)、
オルフェウス室内O
MS-1112
アドラー:祝典宣言、
ヘンデル:オルガン協奏曲Op4-6、
バッハ(パワー・ビッグス編):甘き死よ来たれ、
 カンタータ「わが楽しみは元気な狩のみ」より、
バッハ:トッカッタとフーガニ短調、
フランク:コラールホ長調、ヴィドール:交響曲第5番
ウィリアム・ネイル(Org)
ネイルは、ワシントン・ナショナル響のオルニスト、チェンバロ奏者。
MS-1113
テレマン:協奏曲集
イ長調TWV 53:A1、ホ短調TWV 52:e2、
ニ長調TWV 53:D1、イ短調TWV 53:a1、
ト長調TWV 53:G1、ロ短調TWV 53:h1
ハノーヴェリアン・アンサンブル
【ジョン・ソルム、リチャード・ウィットン(Fl)、トマス・セフコヴィッツ(Fg)、ロバート・メアリー、クレア・ジョリヴェ(Vn)、モニカ・ジェラード(Va)、アルトゥール・フィアッコ(Vc)、他】
世界初録音。
MS-1114
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ショパン:夜想曲嬰ハ短調、
クーラウ:三重奏曲Op.119〜第3楽章、
ラフマニノフ:ひな菊op. 38-3他
ジーン・バクストレッサー(Fl)
MS-1115
メンデルスゾーン:ソナタ第2番、
バッハ:幻想曲とフーガBMV537、
フリーデル:カンタービレ、
ヴィエルヌ:24の自由な形式による小品〜5曲、
フランク:カンタービレ、他
ステフェン・J・ケッテラー(Org)
ハンブルクBeckerathのオルガン(アメリカに2台しかないうちの一台)を使用。
MS-1116
バッハ:前奏曲とフーガBWV543、
 バビロン川のほとりでBWV653、
デュプレ:3つの前奏曲とフーガ、
サン・サーンス:前奏曲とフーガ第1番、
ヴィエルヌ:月の光
シャイネ・ドーティ(Org)
こちらもBeckerathのオルガン。
MS-1117
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番、30番、32番 ブランカ・ウリベ(P)
ウリベは、「ハンマークラヴィア」他も録音しています(MS-1034)
MS-1118
「テューバの心」
シューマン:アダージョとアレグロ、
バーンスタイン:オン・ハンド・オン・ハート、
J・ウィリアムズ:アイリッシュ・リール、
 リービング・ホーム、
モンティ:チャールダーシュ、
K・ターナー
:チューバ・ソナタ、
 4つのデュエット*、アブロー:ティコ・ティコ
キール・ターナー(Tuba)、
アラン・ベア(Tuba)*、
エリザベス・デフェリス(P)、
ジョー・トミキンス(Perc)
ターナーはニューヨーク・フィルの主席。お約束のモンティや、同じくニューヨーク・フィルのアラン・ベアとのデュオも楽しいですが、J・ウィリアムズの「リービング・ホーム」では、チューバでここまで歌える楽器ということを思い知らされます。  【湧々堂】
MS-1119
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番、24の前奏曲 アン・シャイン(P)

録音:2004年
1957年、17歳の時にラフマニノフの第3協奏曲で、ピアニストとして正式デヴュー。マイラ・ヘス、アルトゥール・ルービンシュタインといった巨匠の薫陶を受けた女流ピアニスト、アン・シャインの堅実なショパン。Ivory Clasicsには、シューマンの作品集も録音しています。「前奏曲」第3番で、左手の急速の上下行と、全く別の質感でレガートを効かせる右手のフレージングの対比が印象的。第17番最後の変イ音のペダル音は、1小節でその余韻がプッツリ切れてしまう演奏が多い中で、繊細にハーモニの溶け合いに配慮している点にもご注目。  【湧々堂】

MS-1120M
ジョン・ブラウニング未発売録音第1集
ケネディ大統領暗殺追悼スピーチ、
バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「主イエス・キリストわれ汝を呼ぶ」BWV 639、
ショパン:幻想曲、マズルカOp63-2/Op68-4、
 ピアノ・ソナタ第2番、
シューベルト:即興曲Op142-2
ジョン・ブラウニング(P)

録音:1963年11月22日モノラル
J・F・ケネディ暗殺事件が起きた当夜に行なわれたコンサートのライブ録音。冒頭、ブラウニングが聴衆に向かって追悼の言葉が述べられた後に演奏されるのは、まさに涙を一杯に湛えたバッハ。全員が起立し、黙祷を捧げる会場の雰囲気と共に、深い悲しみが込み上げます。続くショパンの「幻想曲」は、ブラウニングが単に技巧だけを売り物にしていたわけでないことをの実に示す名演奏。アゴーギクは常に清潔で、タッチは吟味され、勇壮な第2マーチの箇所でも必要以上に物々しくならず、全体の流れを大切にした構成力が見事!シューベルトは、こんな深い呼吸感に根ざした演奏はめったに聴けません!弱音の息の潜ませ方、長い音価の呼吸の持久力も全く磐石と言う他なく、格調高いニュアンスが全体に溢れます。中間部の骨太なダイナミズムとのコントラストも芸術的なニュアンスを一層引き立てています。強烈な轟音で開始されるショパンのソナタは、ブラウニングの超絶技巧が全開!展開部で主題が悶絶を繰り返す箇所はタッチの感触こそサラッとしていますが、リズムのうねりが決して表層的にならず、十分な激高を見せながらもセンスの高さを痛感させます。ほとんどアタッカで突入する第2楽章の強弱の入れ替えの鮮やかさもブラウニングのピアニズムの面目躍如。中間の甘美なフレーズも雰囲気に溺れずに両端の決然とした意思をそのまま踏襲したような強さが根底に息づき、芸術性満点。葬送行進曲では、ダイヤモンドのように硬質に輝き、決して濁ることのないフォルティッシモから、詩的なピアニッシモの魅力まで、ブラウニングのピアニズムの全てが凝縮されているといっても過言ではありません。終楽章には、過去様々なピアニストがこの非旋律的な怒涛の音楽に個性を投入してきましたが、うねりの熱さ、激しさ、最後のを締めくくる和音の決死の大轟音の威力と意味深さにおいて、これに匹敵する演奏はちょっと思い当たりません。  【湧々堂】
MS-1121M
ジョン・ブラウニング未発売録音第2集
ショパン:練習曲Op25-12*、夜想曲Op27-2、
ドビュッシー:グラナダの夕べ、花火、
バーバー:ピアノ・ソナタ、
ラフマニノフ:絵画的練習曲Op33-2.3、Op39-5、
 前奏曲Op32-5 #、
ファリャ:アンダルーサ、
アルベニス:「イベリア」〜港、
R・コルサコフ:熊蜂の飛行#、
フランシス・ヘンドリックス:練習曲変ロ短調*
ジョン・ブラウニング(P)

録音:1950年11月21日*、
1964年10月19日、1958年9月9日#
夜想曲、ドビュッシー、バーバーはステレオ録音(録音年不詳)
ショパンの夜想曲第8番は、清潔で硬派なブラウニングのピアニズムを象徴。表面的な美しさよりも確かな手応えを感じさせるこの演奏だけでも、ブラウニングの芸術性の高さは疑いようもありません。
ドビュッシーの「花火」では弱音から急にフォルティッシモに移る際の瞬発力の凄いこと!この演奏だけでも彼のピアニズムの虜になってしまう方も多いことでしょう。
ホロヴィッツによって初演されたバーバーの超難曲は最大の目玉!バーバー自身からも絶大な信頼を受け、ピアノ協奏曲の初演も務めたブラウニングの面目躍如たる凄演です!並みのスタミナでは太刀打ちできないこの曲を全く破綻を見せずに弾きとおすだけでなく、作品の根底に流れる激情を芸術的なフォルムで現出させるところにブラウニングの並外れた集中力と精神力を痛感させます。、特に終楽章のピアノが崩壊しかねない凶暴さには、言葉が出ません。そして、最後に置かれたヘンドリックスの練習曲!人類の限界に挑むような異常なまでの技巧曲ですが、ここに至ってはブラウニングも人間機関銃と化しています。
MS-1122M
ジョン・ブラウニング未発売録音第3集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」*、
 ディアベルリの主題による変奏曲
ジョン・ブラウニング(P)

録音:1965年9月2日(モノラル)、録音年不詳(ステレオ)*
ブラウニングのピアニズムは古典的な佇まいの中に安住するものではなく、ベートーヴェンであっても、ロマンティックなフレーズの息づかいを抑制するそぶりを見せません。しかし腕に任せて気ままに弾きまくっているのではなく、「テンペスト」第1楽章、左手のフレーズの強弱の振幅が絶妙に呼吸と付随し、独特の瑞々しさを生んでいるところにご注目を。ブラウニングの音のパレットの豊富さを痛感させるのがディアベッリ変奏曲。各変奏曲の持つ表情が、タッチを絶妙に変化させながら生き生きと立ち上がります。第15変奏、22変奏などの急速なパッセージが説得力を持て迫るのはもちろんですが、29変奏のような深々としたニュアンスには、シューマンのような香りさえ感じさせます。 【湧々堂】
MS-1123M
ジョン・ブラウニング未発売録音第4集
バッハ:イタリア協奏曲BWV.971、
 前奏曲BWV998#、前奏曲とフーガBWV.543、
ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番*、
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番*、
スカルラッティ:ソナタL23#
ジョン・ブラウニング(P)

録音:1958年9月8日、1964年10月9日*
※#=ステレオ録音
ブラウニングの強健なタッチはバッハでも弱められることはありません。オーセンティックな演奏に慣れた耳で聴くと大味に感じられるかもしれませんが、演奏の「正しさ」よりも音楽を感じる感性さえあれば、ピアノ作品として確信を持って鳴らしきったこの演奏に心から手応えを感じていただけることでしょう。「イタリア組曲」第2曲などは、ピアノで弾いてもより繊細さを強調する演奏が多いですが、ここではタッチも精神力も骨太。そこには独特の緊張感が貫かれているので、音楽が肥大化するといった印象を残しません。最大の聴きものはハイドン!ハイドンのアイデアの豊富さを自ら楽しんでいるだけの演奏ならいくらでもあります。しかし、その楽しさを聴き手にしっかり届け、聴き手と交流できる表現にまで達しているピアニストはどれだけいるでしょうか?この終楽章を聴きながらそんなことを思わずにいられません。この演奏をきっかけにして、ハイドンのソナタをもっと聴きたくなる方も多いはず。 【湧々堂】
MS-1124(4CD)M
ジョン・ブラウニング未発売録音集(全4巻)
※上記4タイトルのセット
ジョン・ブラウニング(P)
ブラウニングは、1933年コロラド州出身。ジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンに学び、1955年にレーヴェントリット賞を受賞。56年にはエリザベート王妃コンクールでアシュケナージに次いで2位を獲得。レパートリーは古典から現代まで幅広く、特にバーバーからは絶大な信頼を受け、ピアノ協奏曲の初演(1962年)も行なっています。録音はBMGに多く行なっていますが、CD化は遅々として進まず、ショパン名曲集などに、隠れるように収録されている程度ですので、このCD化は実に意義深いものです。同門で1年後輩のクライバーンの演奏との比較も一興。単に腕が立つだけでないブラウニングのピアニズムを堪能してください!モノラル録音も混在していますが、音質はどれも良好です。  【湧々堂】
MS-1125
ラヴェル:鏡、クープランの墓、夜のガスパール デイヴィッド・コレヴァー(P)
1962年、アメリカのウィスコンシン州生まれ。6歳でピアノをシャーマン・ストアにから学び始め、13歳でアール・ワイルドに師事。14歳で初めてのリサイタルを開き、ジュリアード音楽院に入学後、20歳までに学士および修士課程を修めてしまっていたが、ワイルドに引き続きピアノを、またデイヴィッド・ダイアモンドに就いて作曲を学んでいます。博士課程修了。他には、エゴン・ペトリやエミール・フォン・ザウアーらの弟子で、ラヴェル学んだことのあるあったフランスのピアニスト、ポール・ドゲロォにも師事しています。1988 年、メリーランド大学ウィリアム・カぺル国際コンクールで優勝。翌89年のロベール・カザドゥシュ国際コンクールでは、フランス音楽に対する鋭い解釈が評価され、2000年5月にはラヴェルの《鏡》の演奏を称え、リチャード・フレンチ賞をジュリアード音楽院から授与されています。このラヴェルは、まずボールドウィンのピアノを用いているのが特徴、実にまろやかな音色が耳に心地よい上に、その特質を最大限に生かすような、コレヴァーの丹念なピアニズムがまた泣かせます!通常イメージする以下にもフランス的な線の細さや硬質な輝きとは対照的に、テンポはゆったり目、タッチも決して軽くはならず、一音ごとに吟味するような育み方が素晴らしく、特に「クープランの墓」の“リゴードン”はその打鍵の重さに一瞬戸惑いますが、それが音楽を重くするのではなく、音楽の深部を汲み上げるのにすぐに気付かされます。“メヌエット”の美しさには思わず言葉を失います。ことさら繊細に振舞おうと意図を見せず、淡々の奏でているようでいて、アーティキュレーションは根底でしっかり保たれているので、その流麗さと意味深さは例えようもありません。ボールドウィンの木目風合いを感じさせる音色もたっぷり堪能できます。「道化師の朝の歌」後半のグリッサンドがこんなに美しく響いた例も稀少!  【湧々堂】
MS-1128
木管の為の小品集
ロータ:小さい音楽の捧げ物、
ファルカシュ:ハンガリー舞曲、ビーチ:牧歌、
シュラー:組曲、パーシケッティ:牧歌、他
ボリアリス木管五重奏団
MS-1129(3CD)
ワーグナー:楽劇トリストンとイゾルデ」全曲 ヘイッキ・シュコラ(T)、
エリザベート・コンネル(S)、他
イヴ・ケラー(指)
ニューヨーク・オペラO&cho
カットなしの完全全曲版。1997年2月9日、カーネギーホールでのライヴ録音。
MS-1130
管楽合奏によるラヴェル
優雅で感傷的なワルツ、クープランの墓、
ハバネラ形式の小品、マ・メール・ロワ
ウィンドスケイプ
【タラ・ヘレン・オッコーナー(Fl)、ランダル・ウォルフガング(Ob)、アラン・R・ケイ(Cl)、フランク・モレッリ(Fg)、デイヴィッド・ジョリー(Hrn)】
管楽器ファン必聴!オルフェウスCOの奏者として、また、マンハッタンの音楽大学で後進の指導に当たっている5人の奏者で構成される管楽アンサンブル“ウィンドスケイプ”は1994年結成。ホルンのジョリーはArabeuqueレーベルにもソロ録音がありました。編曲の素晴らしさがまず印象的で、彼等自身でその巧さに酔いしれず、着実に音楽を伝えようとする意気込みが感じられます。 【湧々堂】
MS-1131
チャイコフスキー:四季、
 「エフゲニ・オネーギン」〜ワルツ/ポロネーズ
エレノール・ビンドマン(P)
ビンドマンはラトヴィアのリガ出身の女流ピアニスト。ウラディミール・フェルツマンらに師事。
MS-1133
ショパン:ワルツ集(14曲) アヴナー・アラート(P)
アラトはイスラエル出身のピアニスト。ジュリアードではアックスやフィルクスニーに師事。ジーナ・バッカウアー国際コンクールには2度優勝。
MS-1134
アルバート・ハーウィット:交響曲第1番「回想」 マイケル・ランケスター(指)クレズマーの楽団、
ブルガリアRSO
MS-1135
A. ルイス・スカルモリン:「回顧−サロン音楽・室内楽」
弦楽四重奏曲/ロマンス/演奏会用小マズルカ/ワルツ・カプリス/弦楽四重奏曲第2番/回顧の五重奏曲/回顧/愛の旋律/他
ヴラディーミル・ツィピン(Vn)、
ヴィヴェク・カマス(Va)、
ブリントン・スミス(Vc)、
スーザン・ワルターズ(P)他
MS-1136
「キューバ古典の巨匠たちの回顧」
レネ・トゥゼ('16-2003):巨匠たちの回顧
イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):失われた幻影
マヌエル・サウメル(1817-1870):あなたのほほ笑み
エルネスト・レクオナ(1896-1963):マラゲーニャ、
 アンダルシア/他
エレナ・カサノヴァ(P)
MS-1137
「来たれ創造主たる聖霊よ」
トロンボーンとオルガンの為の音楽」
ディストラー、ヒダス、ラフマニノフ、スワンソンの作品
フィリップ・スワンソン(Tb)、
バーバラ・ブルンズ(Org)
MS-1138
四旬節と聖週間のための音楽
パレストリーナ:谷川を慕いて
グレゴリア聖歌《パンジェ・リングァ》
バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
ヴィクトリア:おお、すべての道行くものよ
14 世紀イギリス作者不詳:O homo considera/O homo de pulvere/Filiae
Jerusalem
アレグリ:ミゼレーレ・メイ・デウス
タリス:エレミアの哀歌、おお聖なる宴
ケント・トリトル(指)
聖イグナチウス・ロヨラcho

録音:1998年1月ニューヨーク
四旬節と聖週間に関わるルネサンスの宗教音楽集。聖イグナチウス・ロヨラ合唱団はニューヨークに拠点を置く合唱団で宗教曲を専門とするが、ヒナステラ、シュニトケの宗教曲を歌ったり、ジョン・ゾーンやウテ・レンパーとも共演するなど、野心的な活動を行っています。アレグリのミゼレーレ・メイ・デウスやタリスのエレミアの哀歌など、ルネサンス宗教楽の名曲が集められています。
MS-1141
聖イグナティウス・ロヨラ教会の音楽第4集
デュリュフレ:レクイエムop. 9、オルガン組曲op. 5
カレン・エリクソン(S)、パレラ(Org)、
ケント・トリトル(指)
聖イグナティウス・ロヨラ教会聖歌隊、他
MS-1143
聖イグナティウス・ロヨラ教会の音楽第6集
「栄光の御体−オルガン,ハープとチェロの為の音楽」
ビュッセール:幼な子イエズスの眠り
サン=サーンス:祈り/マスネ:聖母マリア
ヘンデル:オルガン協奏曲変ロ長調op. 4-6
メシアン:「栄光の御体の喜びと明るさ」/他
ナンシアンヌ・パレラ(Org)、
ヴィクトリア・ドレーク(Hp)、
アーサー・フィアッコ(Vc)
MS-1144
聖イグナティウス・ロヨラ教会の音楽第7集
驚くべき愛(南部の旋律)
ジェズアルド:おおこの道を行ったすべての人よ
バッハ:モテット「来たれイエスよ来たれ」BWV229
タリス:おお聖なる饗宴/他
ケント・トリトル(指)
聖イグナティウス・ロヨラ教会聖歌隊
MS-1145
フィリップ・スワンソン:「長くなる影−独奏ピアノの為の歌集」 フィリップ・スワンソン(P)
MS-1146
マーク・ズッカーマン:「なぜならば−合唱曲集」 ゴールデン・キート・シンガーズ
MS-1147
ホルン奏者の為の独奏曲集
ストラデッラ:アリア、
モーツァルト:ホルン五重奏曲〜ロンド、
ベートーヴェン
:六重奏曲Op.20〜スケルツォ、
メンデルスゾーン:交響曲第5番〜第3楽章、
ブラームス
:セレナード第1番〜スケルツォ、
サン・サーンス:ロマンス、
デュカス:ヴィラネル、グラズノフ:夢、
ラヴェル
:亡き王女のためのパヴァーヌ、
他全14曲
グレゴリー・ミラー(Hrn)、
アーネスト・バレッタ(P)
湧々堂の隠れたベストセラーMS1096に続く、名手グレゴリー・ミラーのアルバム第2弾。ホルンのためのオリジナル作品と、フィラデルフィア管の主席ホルン奏者として有名なメーソン・ジョーンズによってホルンとピアノのために編纂された作品を集めています。ちなみに、ミラーの師はM・ジョーンズと共にフィラデルフィアのホルン奏者を務めたロバート・フライズ。使用楽器は「Conn-8D」。  【湧々堂】
MS-1148
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、
フランク:交響詩「魔神」、リスト:悲愴協奏曲
ジョシュア・ピアース(P)、
カーク・トレヴァー(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO

録音:1999年(デジタル)
ピアースはIMPレーベルに第1番の協奏曲を1993年に録音しており、それそれはハイテンションの演奏を繰り広げていましたが、ここでも同じスタンスで徹底的に作品のヴィルトゥオジティに照準を合わせ、聴き手の興奮を誘います。   【湧々堂】
MS-1149
リストによるピアノ編曲集
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ〜イゾルデの愛の死、
「さまよえるオランダ人」より、
シューマン:君に捧ぐ、春の夜、
メンデルスゾーン:歌の翼に、
ヴェルディ
:リゴレット・パラフレーズ、
リスト:ペトラルカのソネット第104番、
 ラ・カンパネッラ、他
トーマス・オッテン(P)
MS-1150
ニールセン:管弦楽作品集
「仮面舞踏会」序曲、序曲「ヘリオス」、
サガの夢、パンとシリンクス、
フェロー諸島への幻想旅行、
ボヘミア=デンマーク民謡、「アラジン」組曲*
ランス・フリーデル(指)オーフスSO、
ユトラント歌劇場合唱団員*

録音:2004年
聴きものは何と言っても「アラジン」!オーフス響の良い意味でのローカル色豊かな持ち味が、この作品のエキゾシズムに一層拍車をかけます。1曲目の「オリエンタル・マーチ」は、ジュディ・オングの「魅せられて」を思わせる艶かしさがプンプン。「中国の踊り」のコケティッシュな雰囲気にも御注目。「黒人の踊り」もヴィルトィオーゾ的な機能性に傾かないところが、この作品の荒削りのニュアンスをを湛えていて迫真。後半はもちろん大盛り上がり。  【湧々堂】
MS-1151
「メシアンの周りに」
ミシェル・ルヴェルディ('43-):管弦楽の為の協奏曲
トリスタン・ミュライユ('47-):引力のある不思議なもの
クイガン・チェン(1955-):北京の歌劇の瞬間
ジル・トランブレー('32-):弦楽四重奏の為の三日月
マック・マックレー(P)、
セヤング・リー(Vn)、
ニコル・パイアメント(指)
パラレル合奏団(サンフランシスコ音楽院現代音楽合奏団)
MS-1153
「25のクリスマスの賛美歌集」
諸人こぞりて/ダヴィデの村の/神のみ子は今宵しも
御空を馳せ行く御使いたちよ/清しこの夜/他
ウィリアム・ニール(Org)

MS-1154M
リスト:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番、第2番、
第3番(ローゼンブラット編)、死の舞踏
ジョシュア・ピアース(P)、
ポール・フリーマン(指)ロシア国立SO、
スロヴェニアRTV響*

録音:1993年〜1994年、モスクワ(デジタル録音)
狂気のピアニズム!現代に稀有な血みどろの打鍵の応酬!!古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを誇るピアースの破格のテクニックが満載!第1協奏曲は、1992年、ロシア・デヴューを果たした時にも演奏した演目で、この録音はその時期に行なわれたものと思われます。前後に行なわれた。「第1番」冒頭は、筋骨隆々の打鍵がいきなり飛び出してビックリ!毒気もスタミナも作品の容量を満たしきれない「真面目な」演奏が少なくない中で、この確認に満ちた表現力は説得力絶大です。一方、第2楽章もしっとりと詩情一辺倒ではなく、濃厚なアゴーギクから原色で塗りつぶしたタッチでどすの効いたフレージングが続出。第3楽章以降直前のトリルにさえ頑丈な意思が迸っています。「第2番」は更に打鍵に凄みが増し、悪魔が乗り移ったような尋常ならざる激情で、終止オーケストラを翻弄する勢い。第3楽章では、隅々まで輝き切ったタッチの威力が絶大で、執拗に繰り返される音型をもっと繰り返していて欲しいという思いに駆られます。終楽章最大の見せ場、華麗なグリッサンドの箇所は、何とその第1音を半拍速く打鍵してカッコイイことこの上なし!第1番、第2番の最初のスケッチとして発見されたものに各種資料の研究成果を加えてローゼンブラットが復元させた「第3番」も、競合盤が少ないとは言え、確信に満ちた表現力で他を圧倒しています。「死の舞踏」は、そんなピアースの型破りな表現力に打ってつけの逸品。第5変奏からカデンツァと終曲コーダは、まるで殺人鬼!  【湧々堂】
MS-1155
J.S.バッハ:いざ来たれ異教徒の救い主よ
コープランド:静かな都市/
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調/
パーセル:「インドの女王」序曲/
シュニトケ:古い様式による組曲/他
スティーヴン・ヘンドリクソン(Tp)、
ウィリアム・ニール(Org)、
ミリアム・アバロス=テイエ(P)
MS-1156
ロウミ・ペトロヴァ('70-):「魅惑のリズム」
5つの古代ブルガリアの肖像
チェロ・ソナタ第1番/2番
ブルガリア民謡によるパッサカリア
カリン・イヴァノフ(Vc)、
エレナ・アンティモヴァ(P)
MS-1157
アメリカの賛美歌の再発見
ウィル・トンプソン:柔らかく優しく
C.オースティン・マイルズ:庭で
スタンフィル:夕食時
ジョン・ニュートン:アメージング・グレース/他
メトロポリタン歌劇場合唱団員、
ロバート・ロジャーズ(P)
MS-1158
「モザイク」古楽の新解釈
アダム・デ・ラ・ハレ、ジョヴァンニ・デ・マック、
ヒルデガルド・フォン・ビンゲン、アマーバッハの作品、
作者不詳、セファルディの民謡
ドゥエンテ
【ジェフリー・アグリル(Hrn)、ギル・セリンガー(Vc)、エヴァン・マズニク(P)】

MS-1160
女性の作品集
エイミー・ビーチ:ESKIMOS、
タイユフェール
:ロマンス、
リリー・ブーランジェ:ピアノのための3つの小品、F・メンデルスゾーン・ヘンゼル:夜想曲、行進曲、
アガーテ・バッケル=グロンダール
(1847-1907):ピアノのための組曲、
フローレンス・プライス
(1888-1953):竹やぶの踊り、
マーガレット・ボンズ
:TROUBLED WATER
シャーロット・ミュラー(P)
ほとんどカタログで見当たらない貴重な作品ばかり。最初に置かれているビーチの作品は4曲で起承転結を成しているような佳作で、高度な技巧を要しないものの、ラヴェル的なエキゾシズムとチャーミングな楽想が人なつっこく語りかけます。フローンス・ベアトリス・プライスは、アフリカ系黒人女性作曲家。約300程の作品の遺し、彼女の交響曲ホ短調はF・ストック指揮のシカゴ響が初演、バルビローリなどにもその際のを認めrたれました。ここに収録されている「竹やぶの踊り」は3曲から成り、民族的な息吹と繊細な歌心が混在し、ドビュッシーの「ゴリーウォーグのケークウィーク」を思わせる粋なノリに思わず心が弾みます。同じく黒人作曲家で、フローレンス・プライスと共に作曲を学んでいたこともあるマーガレット・ボンズも同様に民族色豊か。しかし、この中で最も精彩を放っているのは、マルケヴィチ、ピアソラなど多くの弟子を世に送り出したブーランジェの小品でしょう。作画に作品自体に奥行きと精緻さを感じさせ、特に第1曲のガラス細工のような色彩とドビュッシーを思わせる和声の浮遊感がミックスした独特のニュアンスが印象的。ミューラーの清潔なタッチもそんな特色を遺憾なく再現してくれています。単にCDの企画としてそつなく弾きこなしているという次元ではなく、表現意欲をはっきり感じれれるのも嬉しいところで。クリアな録音も魅力。  【湧々堂】
MS-1161
フルートとピアノの為の作品集
マルティヌー:スケルツォ/
シュルホフ(1894-1942):ソナタ/
ライネッケ:ソナタホ短調「水の精」/
マルティヌー:ソナタ第1番/他
タニア・ドゥセヴィチ・ウィテク(Fl)、
チャールズ・フォアマン(P)
MS-1162
フェリックス・ヘル、リーガー=クロスのオルガンを弾く
ブクステフーデ:前奏曲,フーガとシャコンヌBuxWV137
バッハ:前奏曲とフーガト長調BWV541
ヴィドール:オルガン交響曲第5番〜第1・2楽章
レーガー:「アメリカ」による変奏曲とフーガ/他
フェリックス・ヘル(Org)
MS-1163(2CD)
ブラームス:4つの厳粛な歌
ショスタコーヴィチ:5つの歌op.98
 ミケランジェロの詩による組曲op.145
イベール:ドン・キホーテの歌
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1164
ニコラス・ホワイト(1967-):合唱作品集 ティファニー・コンソート&弦楽アンサンブル
MS-1165
復活祭の季節の讃美歌集
イエスの十字架の下に/ああ、聖なるイエス
キリストは死の絆につかせたまえり/復活の日!
キリストは今日復活された/他
ウィリアム・ニール(Org)
MS-1166
ポール・バスラー:ホルン作品集
(東アフリカ沿岸地方の)労働歌/セレナード/民謡集/
ホルン四重奏の為の3つの小品/ラクリモーサ/
イギリス諸島の民謡集/他
リーサ・ボントラガー、
デーヴィッド・ブランドリー、
クリステン・ジョーンス他(Hrn)、
ポール・バスラー(P)
MS-1167
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 アヴネル・アラド(P)

録音:2010年
アヴネル・アラドはイスラエル出身のピアニストで1998年にクーセヴィッツキー・メモリアル・コンペティションで優勝した記念にカーネギー・ホールでゴールドベルク変奏曲を演奏してアメリカ・デビューを果たした。セイモア・リプキン、ルドルフ・フィルクスニー、エマニュエル・アックスに師事し、確かな造形感覚と澄み切ったタッチでみずみずしいバッハを聴かせています。当レーベルからは他にショパンのワルツ全集(MS-1133)、シューマンのクライスレリアーナ(MS-1001)が出ているほかHELICONレーベルからヤナーチェクのピアノ曲全集(HE1041)が出ています。
MS-1168
ランダル・ファウスト(1947-):ホルン作品集 アンドルー・ペレティアー(Hrn)
ジェイソン・アクィラ(P)他
MS-1170
ボワモルティエ:2つのファゴットの為のソナタ集
ソナタ第1番Op.50、ソナタ第3番OP.26、
ソナタ第1番Op.40、ソナタ第5番Op.26、
ソナタ第3番Op.14、ソナタ第1番Op.50、
ソナタ第6番Op.14、ソナタ第2番Op.26、
ロンド イ短調Op.40、シャコンヌOp.66
マシュー・ルッシエール(Fg)、
ナディナ・マッキー・ジャクソン(Fg)、
フランセル・ジャクソン(コントラFg)、
シルヴァイン・ゲルゲルソン(テオルボ)、
リチャード・パレ(Cemb)
MS-1171
ミシェル・コレット(1707-1795):フェニックス
ソナタ「孤独の快感」
オルガン協奏曲第1番ト長調op. 26-1
ナディナ・マッキー・ジャクソン(Fg)、
マシュー・ルッシエール(Fg)、
キャスリーン・マクレーン(Fg)、
ポール・ジェンキンス(Cemb,Org)
MS-1172
ファゴットとピアノの為の作品集
パガニーニ:カプリース第24番、
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンドOp.35、
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」〜3つのアリア、
シューマン:幻想小品集Op.73、ロマンスOp.94、
エルガー
:ロマンスOp.62、
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、
サン・サーンス:ファゴット・ソナタ
フランク・モレリ(Fg)、
ギルバート・カリシュ(P)
MS-1173(2CD)
カート・カチョッポ('51-):ティールによる7つの歌
 パテルニーナの詩、フランシスコ会の祈り
ジョゼフ・ハドソン('52-):リルケによる4つの歌
 キャンピオンによる3つの歌/他
リーア・インガー(S)、
コンスタンティン・カソラス(T)、
マイケル・ライリー(Bs-Br)、
カート・カチョッポ(P)、他
MS-1174
ジョン・ジェーコブ・ナイルズ(1892-1980):歌曲集op.171 チャド・ラニヨン(Br)、
ジャクリーン・チュー(P)
MS-1175
ドヴォルザーク:管楽への編曲集
ピアノ五重奏曲Op.81*、
弦楽四重奏曲Op.61、ロマンスOp.11#
ウィンドスケイプ(木管五重奏団)、
ジェレミー・デンク(P)*、
ダニエル・フィリップス(Vn)#

MS-1176M
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
レスピーギ:ピアノと管弦楽のためのトッカータ
カセッラ:ピアノと管弦楽のためのパルティータ
ジョシュア・ピアース(P)、
アントン・ナヌット(指)スロヴェニアRSO

録音:1991年4月(デジタル)
ラフマニノフは、タッチの切れ味と明晰さ、テンポの推進力において、古今を通じてこの演奏に比肩しうる演奏はそう多くないのではないでしょうか?第9変奏や13変奏の憑かれたようなパワー炸裂ぶり、強打鍵の強靭さには度肝を抜かれ、有名な第18変奏は甘美さに溺れず、クリスタル・タッチの高潔さを音楽の魅力にそのまま転化。第22変奏の各音がこれほど明瞭に解析された例も希少。23変奏から終曲に至るまでは、まるで天から槍が降ってくるような恐ろしさ!
忘れてならないのはレスピーギの「トッカータ」。古代風のエキゾチシズムと後期ロマン派の濃厚な情感をミックスしたこの作品を持ち味をとことん表出した名演で、ナクソスのシチェルバコフ盤と共に破格の説得力を誇り、聴き手に有無を言わず大きなスケールでねじ伏せるのです。
カセッラの「パルティータ」は豪華絢爛。理屈抜きで楽しめる作品。第1曲はどこか「ペトルーシュカ」を思わせる楽想が印象的。終曲は行進曲風の陽気な音楽で、まさにピアースの音楽性にうってつけ!弾くのが楽しくてしょうがないというピアースの表情が目に浮かぶようです。そしてコーダの底抜けの躁状態!「ビバ、イタリア!」と叫びたくなること請け合い!指揮はいわゆる「駅売りCD」でおなじみの巨匠ナヌート!その伴奏の巧さと多彩なニュアンスにも驚かされます。【湧々堂】
MS-1177
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番/第3番/第5番
ガブリエリ:リチェルカーレ第1番/第3番/第5番
ベンジャミン・ウィットコム(Vc)

録音:2004年
ウィットコムはアメリカのチェリストで、ウィスコンシン大学のチェロおよび音楽理論の準教授で、Ancora弦楽四重奏曲、UWホワイトウォーター・ピアノ三重奏のメンバー。チェロおよび音楽理論に関する論文も発表しており、エキスパートとして知られています。ここでも彼自身のクリティカル・エディションによる楽譜を用いていますが、演奏は決して冷たいものではなく、温かく語りかける優しさがあります。「カザルスではちょっとしんどい」というときには最適の演奏でしょう。 【湧々堂】
MS-1178
リチャード・ハワード:ピアノ組曲「大草原の光景」 リチャード・ハワード(P)
MS-1179
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
バッハ(ブゾーニ編):目覚めよと呼ぶ声あり
 いざ喜べ愛するキリスト者よ
ヘ=キュン・ジュン(P)

録音:2006年
ヘー=キュン・ジュンは韓国出身の女流ピアニスト。10代からアメリカで教育を受け、レナード・ホカンソン等に師事。2001年以来、サンタバーバラのカリフォルニアの大学の音楽部門で常勤で教えています。
演奏はまさに誠実そのものですが、何も閃かない演奏とは一線を画しており、付加される装飾音やテンポのセンスも満点。もちろんグールドの亡霊に惑わされることも皆無。ただ音楽に謙虚に対峙するという当たり前の姿勢が、音楽の佇まいに直結しています。第1、第2変奏曲でも明らかなようにやや重心の低い打鍵が表情に安定感をもたらしており、フレーズの緊張感にもムラがなく清らかな流れを築いています。リズムの調子に乗って饒舌に迫ることもある第7変奏でも、今まで築いた品格を維持。第27変奏や29変奏はさすがに立体的に音楽が主張し続けますが、小器用な立ち回りとは無縁でまさに直感の勝利。バッハへの心からの尊敬の念がストレートに反映された、どなたにもお勧めできる逸品です。ブゾーニの編曲ものもあくまでもバッハの心に寄り添った演奏を貫いています。 【湧々堂】
MS-1180
20世紀のクラリネット協奏曲集
ジョン・バヴィッチ('22-):クラリネット協奏曲op. 11
ヒンデミット:クラリネット協奏曲
ダニエル・ウォルフ('67-):クラリネット協奏曲
ガリー・ドランチ(Cl)、
ティアゴ・フロレス(指)ウルブラCO、
アルカディ・レイトゥシュ(指)ブエノス・アイレスPO

MS-1181
ヴィルトゥオーゾ・ホルン・デュオ
ハイドン:2つのホルンのための協奏曲変ホ長調、
ヴィヴァルディ
:2つのホルンのための協奏曲第11番(原曲:2台ヴァイオリンとチェロのための協奏曲)、
ロセッティ
:ホルン協奏曲第3番(カデンツァ:K・ターナー作)、
キール・ターナー
:TWAS A DARK AND STORMY NIGHT
ケリー・ターナー(Hrn)、
クリスティーナ・マッシャー(Hrn)、
ダリウス・ヴィスニェフスキ(指)
シンフォニエッタ・クラコヴィア
2つのホルンのための協奏曲を収録。ヴィヴァルディの調和の幻想はオリジナルの2つのヴァイオリンとチェロの独奏が2つのホルンに翻案されている。クリスティーナ・マッシャーはイリノイ州出身でドイツで研鑽を積み、マーラー・ユーゲント・オーケストラに在籍してアバド、小澤、ブーレーズのもとで演奏した。その後、ソリストとして独立、他項でも紹介した作曲家でホルン奏者のケリー・ターナーとヴィルトゥオーゾ・ホルン・デュオを結成して全米国内はもとより、ヨーロッパ、アジアで活動しています。
MS-1182
トロンボーンとピアノのための作品集
ジョン・デイヴィソン:トロンボーン・ソナタ(1957)
ジョン・ラ・モンテーヌ:会話(1977)
ジャン=フランソワ・ミシェル:イン・メモリアム(1999)
ケネス・E・クロイツァー:トロンボーン・ソナタ(2003)
ジェームズ・D・ソーントン:オヴ・ザ・オローズ(2006)
ジェミー・ロバートソン(Trb)、
ヨーコ・ヤマダ=セルヴァッジョ(P)

録音:2007年
トロンボーンのジェミー・ロバートソンはシカゴを中心に活動しており、ソリストの他、シカゴ・フィル、リノイ・フィル、ノースウェスト・インディアナ交響楽団など、オーケストラで幅広く活躍している。このCDはソリストとしては初めてのアルバムでアメリカの中堅からベテラン作曲家の作品が収録されている。新古典主義的な作品が中心。
MS-1184
ポストホルンの芸術
クロイツェル、M・ハイドン、モーツァルト、シューベルト、フンメル等の作品
ダグラス・ヘドウィグ(ポストホルン)、
ホルヘ・パロディ(P)
ダグラス・ヘドウィグはジュリアード音楽院のトランペット科の教授。メトロポリタンのオケやメキシコシティ響のメンバーとしても参加しています。
MS-1186
ケリー・ターナー:室内楽作品集
メアリー・ローズの為の子守唄(木管五重奏)
クォーター・アフター・フォー(ヴァイオリン・ホルン・チェロ)
ホルンと弦楽四重奏の為のソナタ
ホルン四重奏曲第3番
9楽器のためのラプソディ
ロッテルダム・フィルハーモニック・チェンバー・プレイヤーズ

録音:1999/2006年,オランダ
ターナーはテキサス州サン・アントニオ出身で北米先住民の血を引く。地元で音楽を学んだ後、マンハッタン音楽院で学ぶ。ケルン・ギュルツェニヒ管などの首席ホルン奏者を務めたあとソリストとして活躍、またアメリカ・ホルン四重奏団を結成して現在に至ります。新古典主義とでもいうべき保守的な作風。自らもホルンを吹き、管楽アンサンブルから多数の作曲委嘱を受けています。




MS-1188(4CD)
レナード・ペナリオ/キャピトル録音集

◆CD1
ショパン
:ピアノ・ソナタ第2番('58年5月17,19日)、
 ワルツ(全曲)('52年8月20,21日)、
 ポロネーズ第6番「英雄」('52年5月9日)
◆CD2
シューマン:幻想曲('57年2月28,29日)、
 リスト:ピアノ・ソナタ(1951年1月22日)、
 フランク
:前奏曲,コラールとフーガ('57年2月28,29日)
◆CD3
ムソルグスキー:展覧会の絵*('53年10月14日)、
プロコフィエフ
:束の間の幻影*('50年7月12日)、
バルトーク:ピアノ・ソナタ、
ミクロス・ロージャ
:ピアノ・ソナタイ短調*('56年12月19,21日)
◆CD4
ラヴェル:鏡、夜のガスパール('52年1月16−24日)、
 ラ・ヴァルス*('54年9月28日)、
ドビュッシー:レントより遅く、白昼夢('56年1月21日)、
ペナリオ
:クリフスの深夜*('57年3月11日)、
 ケリー・ダンサーズ変奏曲(データ不詳)
レナード・ペナリオ(P)

録音:1952〜1958年、米キャピトルによるスタジオ・モノラル録音
キャピトルのマスター・テープからのデジタル・リマスター。*印=世界初録音とされています(「展覧会の絵」はノーカット版での初録音)。全てモノラルですが、音質はどれも良好と言えます。ぺナリオ('24- )は、キャピトル・レーベルの看板ピアニストとして名を馳せましたが、ライトなイメージが付きまとい日本では軽視され続けてきました。しかし、過去に復刻されたステレオ録音によるシューマンやラフマニノフをじっくり聴けば明らかなように、彼の持つロマンチシズムは決してイージーなものではなく、深い共感と見識に裏づけられたものとして、決して軽視することlはできません。BMGにも録音を残していますが、一向にきちんとした形で復刻される気配がない中、このリリースはぺナリオのリバイバルのきっかけになって欲しいと心から願うばかりです。

【CD1】「第2ソナタ」は、おどろおどろしい情念を発散する演奏ではないので物足りなさを感じる方もいると思いますが、第3楽章に是非ご注目を低音域を場たんすよく配することによる独特のハーモニーの表出、もやが立ち込めるような不思議なニュアンスを醸し出すフレージング感覚、中間部の均整のとれた弱音の魅力など、ペナリオの個性が凝縮されています。「ワルツ集」もこの曲集の性格もあって、明るくテンポの速い曲は、感覚的には一層軽やかに聞こえますが、「子犬」など単なるアクロバットではなく、聴けば聴くほど根底に独特の詩的なニュアンスが敷き詰められているのに気付きます。Op34-2は最初のテーマが弾かれた後、ハ長調マズルカ風の箇所はリズムも音色も陰りを払拭せず、絶妙な物憂げなニュアンスを見せ、ペナリオの並々ならぬセンスを痛感させます。Op70-3のエレガンスもこれに並ぶ人が何人いるでしょうか?「英雄ポロネーズ」は民族色がどうこう言わせぬ天晴れな快演。そうかと思うと、アルゲリッチでさえタッチの均衡を崩していた中間部の終結では、弱音の粒立ち一貫して確保をしているのです!
【CD2】
シューマンはペナリオの十八番。「幻想曲」は表面的なテクニックだけでは太刀打ちできない名作ですが、ことさら大仰に構えることなく、自然なフレージングと構築を一貫しているところがペナリオらしいところですが、第1楽章では各所に散りばめられた主題が、様々な色香を伴って立ち昇り、中間部では一層内面への没入を深め、声部の彫琢を増しながら緊張の山場を築く手腕に脱帽です。第2楽章はリズムの弾力性が抜群!ここでは陽性のダイナミズムを発散してはいますが、軽薄な表現に陥らないのは流石。ペナリオは、華麗なテクニックだけでなく、幻想的なしっとりとした作品においては、その詩的なニュアンスと人肌のぬくもりを自然に漂わせることができる稀なピアニストの一人ですが、終楽章ではそのことを改めて再認識させます。リヒテルのような極限の深さを志向した演奏ではないので、ちょっと聴いただけでは普通の演奏にしか感じられないかもしれませんが、この連綿と流れるしたロマンティックな曲想から美しい余韻を引き出すのは、やはり並大抵のセンスではありません。
【CD3】
「展覧会の絵」の最初のプロムナードは、テンポを揺らすことなく正攻法で進行しますが、遠近感を的確に捉えた描写力に惹かれます。「ジュノム」や「サミュエルゴールドベルク〜」での容赦ない直情的なダイナミズムは、ペナリオの別な一面を示していて興味深く、「古城」は、モノラル録音にもかかわらず、くっきりと色彩感が伝わってくる点が驚異的。「バーバ・ヤーガ」は迫力満点。中間部のトレモロがよどみなく発言している点にご注目を。「キエフの大門」は速めのテンポで畳み掛けますが、色彩放射力はますます冴え渡り、最後まで緊張が緩むことなく圧巻のクライマックスを築きます。特に最後のトレモロの威力は凄まじく、単に大きな音を発するだけでは支えきれないこの幕切れをしっかりと腰の据わった強打鍵で埋め尽し、感動に導く手腕に唖然とするばかりです。更に素晴らしいのは「束の間の幻影」!これはペナリオのキャピトルへの初録音で、同曲の完全版による初録音でもありました。様々な表情を持つ小品群の全てに渡ってタッチが吟味し尽くされており、ニュアンスも明快にそのタッチ一粒一粒に反映されています。特に第7曲のペダリングの妙味が生かされたきらきらと揺らめくタッチの色気、第10曲、11曲のイカニモプロコらしい機知に富んだ楽想は、ペナリオの真骨頂!ドライな感覚でありながら、リズムを体で感じっているのです。第12,13曲では独特の屈折感をそのまま体現するのではなく、作品と一定の距離を置いて、その有り様をゆとりを持って再現している点がペナリオらしいところ。「非常に興奮して」という指示がある第19曲は。文字通りの火花のような演奏ですが、コーダの無慈悲なまでの打鍵はまさにこれぞプロコフィエフ!このプロコの打鍵をより肉感的に変貌させたのがバルトーク。これも同曲を語る上で外せない逸品です!打楽器的な手法の醍醐味を存分に堪能させてくれるだけでなく、プロコフィエフよりも作品と近距離で向かい合って抗戦する熾烈さが見事な緊張を生んでいます。終楽章の泥臭い躍動感はシューマンのときとはまるで別人。なんという表現の幅の広さでしょう!
【CD4】
これはペナリオのタッチの色彩力痛感させ白眉の一枚!「鏡」の1曲目“蛾”は、怪しいハーモニーの綾を余すところなく紡ぎ出し、フレージングはまさに羽音の摩擦を思わせる絶妙な揺らめきを表出。“悲しき鳥”は、静かな生命力が終始フレージングに内包されており、キリッと冴える色彩の沸き立ち(1:37など)も、この曲を単なる暗い幻想世界以上の幻想性を醸し出しています。闊達な打鍵の威力に圧倒される“道化師の朝の歌”も実に鮮やか!全体を一筆書きのよう颯爽と進行させながら、音楽は常に躍動し続け、後半のグリッサンドの連続技の痛快さ、凝縮度は、古今を通じてトップクラス!中間部の悲哀が滲む語り口も心に染みます。同様の魅力は、もちろん「夜のガスパール」にもたっぷり満載。視覚的な描写と共に、その内面に潜む信条の浮き沈みをこれほど自然に表現できる人がどれだけいるでしょうか?1曲目の“オンディーヌ”は、「華麗なタッチ」という表現はこういう演奏のためにある言葉と確信させるほど、比類なき色香の放出に酔いしれるばかり。“絞首台”は、感覚的にもっと不気味でドロっとしたした演奏もありますが、洗練されたタッチを維持しながら、その仄かに明るいタッチゆえに内面の暗さがじわじわ胸に迫るという、絶妙としか言いようのないこのニュアンスには言葉を失います。“スカルボ”に至っては全てがパーフェクト!色彩の多彩さはもちろんのこと、天性のリズム感から来る間合いの絶妙さ、呼吸レスポンスの俊敏さは驚異的で、5:32から再び現れる低音の連続音の何の意味深いこと!この“スカルボ”1曲だけでも聴くべき価値は絶大です!「ラ・ヴァルス」なんと世界初録音!これまた聴き所満載で、これを超える演奏はいまだに出現していない気がしてなりません。例えば第4エピソード(3:33〜)のすだれ状のアルペジョが次第に主旋律に接近して同化していく様に是非耳を凝らしてみて下さい!第6エピソード(4:42〜)の微妙な音価の変動による粋なニュアンスの表出。オケ版と比べて聴き取りがする場合が多い第7エピソード(5:21〜)は、まさにピアノでなければ味わい得ない、宝石箱を覗き込むような艶やかさ!モノラル録音であることなど忘れて陶酔するばかりです。後半はどんな演奏でもいやがうえでも盛り上がる色彩の渦ですが、ペナリオの演奏の手応えは、他の演奏とは次元が違います。  【湧々堂】
MS-1196
「華麗なロンド」
チェルニー、フンメル、メンデルスゾーン、
ライネッケ、ウェーバーの作品
ジョシュア・ピアース(P)、
ビストリク・レジュハ(指)スロヴァキア国立フィル
MS-1197
ウィリアム・ボルコム(1938-):ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ヴァイオリン・ソナタ第2〜4番、
グレイスフル・ゴースト・ラグ
リナータ・アートマン・ニフィック(Vn)
ロリ・シムズ(P)
MS-1198
ポール・ラスティグ・ダンケル
J.S. バッハ:パルティータイ短調BWV1013
ドビュッシー(ダンケル編曲):チェロ・ソナタ
ロバート・ディ・ドメニカ:フルート・ソナタ/他
ポール・ラスティグ・ダンケル(Fl)、
ピーター・バスキン(P)
MS-1199
トランペット作品集
マッチャ:エンド・オヴ・ザ・マター」
ベスター:コンチェルト・ピッコロ
ブラッドショー:トランペット・ソナタ/他
エリック・バーリン(Trp)、
エドゥアルド・リーンドロ(Perc)、
リン・ロック(Sax)、ナダイン・シャンク(P)


MS-1200(3CD)M
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲(全5曲)、協奏曲変ホ長調WoO4
ピアノ,フルート,ファゴットと管弦楽の為のロマンス・カンタービレ
ピアノと管弦楽のためのロンドWoO.6
ジョシュア・ピアース(P)、
ビストリク・レズハ(指)
スロヴァキア国立PO

録音:1997〜1998年
ピアースの明晰なピアニズムを最大限に発揮した演奏で、深刻で重々しいベートーヴェンのイメージを一新させています。鋭利な打鍵を縦横無尽に放ちながら、アドレナリン全開で推進力のある展開。「第2番」の両端楽章や「第1番」終楽章では、テンポが前のめりに寸前まで表現意欲を発散。「第3番」も、バックハウス等の従来型のベートーヴェンとは対極的で、短調の作品であることを忘れさせるほど音楽に一切の曇がなく、常に前向きで希望溢れる演奏。「第4番」の第2楽章も充分にリリシズムを讃えつつも、決して視線を暗く落とすことはありません。そんなピアースの陽性のピアニズムが最大に生かされているのが「皇帝」。もちろん高圧的に威厳を振りかざす演奏ではなく、庶民と共に生を謳歌するような清々しさに溢れています。さわやかな後味を残すベートーヴェンをお探しの方に最適です。【湧々堂】
MS-1201
トランペットとバスーンの為の作品集
ヒンデミット:二重協奏曲
パーシケッティ:ハロー・マン
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲〜ワルツ/ダンス
マテュー・ルシエ(1973-):バッカナール、他
ギイ・フュー(Trp)、
ナディア・マッキー・ジャクソン(Fg)、
ケヴィン・マロン(指)トロントCO
MS-1202
チェロ・インタプリテーション(チェロ名曲集)
夜の女王のアリア、G線上のアリア、くまん蜂の飛行、他
キャロライン・ワーシントン(Vc)
サウス・セントラルCO&cho
MS-1203
トランペットの為の室内楽
ブラッドショー(1970-)、アージャーシンガー(1951-)、
バスラー(1963-)、パク・テホン(1969-)、
ナルデッリ(1960-)、デュラン(1957-)、
エレード(1936-)の作品
ピーター・ウッド(Trp)、
カウンシル(fl)、グロスマン(P)、他
MS-1204
シューベルト作品集Vol.1
ピアノ・ソナタ第21番D.960、
アレグレットD.915/楽興の時D.780
ジョシュア・ピアース(P)

録音:1996年デジタル
ソナタは、リヒテルのような瞑想沈思へ向かうアプローチとは対照的に、楽譜の音に前向きなを生命感に与えることに終始した清々しい演奏。アゴーギクに微妙な陰影を与えつつも、フレーズの歌わせ方は決して粘着せず、清々しさでいっぱい。ダイナミズムの幅も大きく、ちまちました暗さとも無縁。第1楽章展開部でも、更に深い闇へ分け入るようなコントラストを施さず、提示部と緊密に連動させながら、フレーズを一気に大きな単位で息づかせ、音楽全体を独特の緊張感でギュッと凝縮サせます。第2楽章も音はデリカシーに溢れつつも、脱力せずに意志は前向き。終楽章も進行は一見爽快。しかしテクニックを持て余しているような空虚さを感じさせないのは、作品への深い共感の為せる技でしょう。
更に素晴らしいのが「楽興の時」。第1曲の冒頭から明らかなように、こちらはソナタとはちょっと様相が異なり、アゴーギクの振幅、強弱の配分のに繊細さが増し、音楽はひたすら内面へと向かいます。アーティキュレーションへの緻密な配慮に学究的な冷たさはなく、完全に歌と一体化。第2曲は和声バランスの完璧な調和に心奪われ、これほど艶やかな作品だったかと認識を新たにするほど。有名な第3曲はアゴーギクが独特ですが、その全てがチャーミングに微笑むのです。終曲は内田光子などが10分以上をかけるところ、ピアースの演奏時間は7分半。これはソナタの場合と同様に、フレーズを大きな弧として豊かに呼吸させた結果であり、このテンポと間合いでなければ表出できない静かな緊迫を感じていただけることでしょう。  【湧々堂】
MS-1205
シューベルト作品集Vol.2
4つの即興曲D.899、4つの即興曲D.935
ジョシュア・ピアース(P)
MS-1206
シューベルト作品集Vol.3
3つのピアノ曲D.946、メヌエットD.334、
アンダンテD.29、ピアノ小品D.604、
アダージョD.612、17のドイツ舞曲D.336、
ヒュッテンブレンナーの主題による変奏曲D576
ジョシュア・ピアース(P)
MS-1207
サックスとピアノの為の新曲集
ロッシとナルンスキーの作品
マイク・ロッシ(sax)、
ミク・ナルンスキー(P)
MS-1208
シェーンベルク:月に憑かれたピエロ、
キャバレー・ソング集
ジェニファー・ゴルツ(S)、
G・ブランケンバーグ(P)、イノーセンティカ
MS-1209
「忍耐の歌」(ジャズ) フィル・スウォンソン・トリオ
MS-1210M
リスト:スペイン狂詩曲、ハンガリー幻想曲、
呪い、さすらい人幻想曲
ジョシュア・ピアース(P)、
ポール・フリーマン(指)モスクワ国立PO
MS-1211
テレマン:宗教的カンタータ集
「寛容なソクラテス」〜シーン12、2つのフルートの為の三重奏ニ長調
パトリス・ジェレジアン(A)
フィリップ・レッジャー(指)イギリスCO、他
MS-1212
ジェーン・ヴィネリー(1913-74):ホルン・ソナタ
ダニエル・ボールドウィン(1978-):アパラチア組曲
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):ホルン・ソナタ
カール・ピルス(1902-79):ソナタ形式の3つの小品
ジェフリー・パワーズ(Hrn)、
ヴィンセント・デヴリーズ(P)
パワーズは、クリーヴランド管の名主席マイロン・ブルーム等に学び、16年間フランダース・ロイヤル・フィルの主席を務めた名手です。
MS-1213
フランスのフルート作品集
ビゼー、ドンジョン、フォーレ、ゴーベール、
ゴダール、ヒュー、サン=サーンス、タファネルの作品
リサ・ガーナー・サンタ(fl)
ガブリエル・サンチェス(P)
MS-1214
ギターの為の現代作品集
ハリ・スイラモ(1954-):アンファングス
ハーッパライネン:何故、武満徹:森の中で
レオ・ブローウェル:悲歌、オアナ:ティエント
細川俊夫:セレナーデ、トーマス・ウィルソン:歌
トゥオモ・ティロネン(G)
MS-1215
ロバート・レンフォード・リプリー:ヴィジョンズ・ウィズイン メリル・ストリープ(語り)、
R.B.リプリー(P)、ニューヨーク・ヴォイシズ
MS-1216
ウィル・エイトン(1948-):ウィリアム・ブレイクの遺物箱 パルテニア(ヴィオール合奏)、
アレクサンドラ・モンターノ(MS-)
MS-1217
オーボエの為の現代作品集
ビムスタイン(1947-)、カルディーニ(1959-)、
クリアフィールド(1960-)、ビル・ダグラス(1942-)、
ジェイムズ・マクミラン(1959-)、ロドニー・ロジャーズ(1953-)の作品
ミシェル・フィアラ(Ob)、
ハイディ・ピントナー(fl)、
ジョセフ・サルヴァヴァッジョ&マルティン・シューリング(ob)、
D.スピアー(P)他
MS-1218M
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
リチャード・シャー(Vc)
バーナード・ローズ(P)
MS-1221
ロバート・オッペルトとワシントン・ナショナル響の仲間たち
ロッシーニ:チェロとコントラバスの為の二重奏
ドラゴネッティ:6つのワルツ
シュラー:コントラバス四重奏曲/他
ロバート・オッペルト(Cb)、
N.ドリーフス(fl)、E.アドキンズ(Vn)、
デヴィッド・ハーディ(Vc)、他
MS-1222
ダウランド&パーセル:歌曲&リュート作品集 ヤマ・ヤンドロコヴィッチ(S)、
ジョリー・ヴィニクール(Cemb)、
チャールズ・ウィーバー(lute)
MS-1223
マーク・ズッカーマン(1948-):弦楽の為の作品集
(序奏とフーガ/テロの犠牲者の為の悲歌「シャー・キナー」/荒野の外で/シュパトシル/テーマ・ソング/弦楽四重奏曲)
ジョエル・エリック・スーベン(指)
シアトル・シンフォニエッタ、モメンタSQ
MS-1224M
トマス・バルツァー(1630又は1631-63):無伴奏ヴァイオリンの為の作品全集 パトリック・ウッド(Vn)
MS-1225
オルガン作品集
オルブライト、バッハ、ボエルマン、ブラットン、
ブルワー、カルク=エラート、ラン、タルベン=バル、
ヴィエルヌ、ヴィドール、ライトの作品
スティーヴン・ケッタラー(Org)
MS-1226
弦楽合奏編曲集
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番
サラサーテ:バスク狂詩曲、
 アンダルシアのロマンス、
 ツィゴイネルワイゼン
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第12番
アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ)
アメリカン・ストリング・プロジェクトは指揮者なしのユニークなアンサンブルで、弦楽四重奏曲の名曲を継続的に取り上げています。全てリーダーでコントラバス奏者のバリー・リーバーマンの編曲を使用しているのも特徴。
MS-1227
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲、
プーランク:悲歌、ラフマニノフ:組曲第2番、
ミヨー:スカラムーシュ
ボーレン&デ・ヴリース(ピアノ・デュオ)
MS-1228M
300年に渡る金管アンサンブルの作品
ジェルヴェーズ、アントン・シモン、ガブリエリ、
アドルフ、ホヴァネス、スターラーの作品
メトロポリタン・ブラス・カルテット
MS-1229
ハンプソン・シスラー(1932-):管弦楽作品集
 [4つの即興曲/交響的ロンド,フーガとエピローグ宇宙の神/津波]
ラフマニノフ:ロシア歌曲
アルカディ・レイトゥシュ(指)ウクライナ国立SO
ヴァレリー・ミハイルク(Org)、
グランドジョージ(語り)
MS-1231
ラフマニノフ:前奏曲Op.23-2/32-12/32-5
スカルラッティ:ソナタK.96、481、39
ブラームス:自作の主題による変奏曲Op21-1
ラリー・バーンズ:トッカータ「戦争行為」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
グレゴリー・パーテイン(P)
MS-1232
ロマンツァ〜トランペットとファゴットの為の作品集
フンメル:トランペット協奏曲、ファゴット協奏曲
イグナツ・ラハナー:コンチェルティーノ
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド
ギイ・フュー(Trp、コルノ・ダ・カッチャ)、
ナディア・マッキー・ジャクソン(Fg)、
ニコラス・マッギガン(指)トロント室内O
MS-1234
ホルン・デュオとピアノの為のオペラ・アリア集
ベルリオーズ、ビゼー、ボッケリーニ、ドリーブ、
ドニゼッティ、ヘンデル、モーツァルト、
ロッシーニ、ヴェルディ
ミラー・イメージ・ホルン・デュオ
【リサ・ボントレーガー、ミシェル・ステブレトン】、
金丸智子(P)
MS-1236
チェロとヴァイオリンの為の二重奏曲集
ベートーヴェン、ボッケリーニ、
ヘンデル(ハルヴォルセン編)、ハイドン、
コダーイ、モーツァルトの作品
エラリス・デュオ
【ラリサ・エリシャ(Vn)、スティーヴン・エリシャ(Vc)
MS-1237
ファゴットの為の編曲集
バッハ:ソナタBWV.1031(原曲:フルート)
ベートーヴェン:ソナタ(原曲:チェロ・ソナタ第5番)
シューマン:3つのロマンスOp.94
ブラームス:ソナタOp.120-1(原曲:クラリネット)
ベンジャミン・シールホー(Fg)
ウリエル・ツァショル(P)
MS-1238
J.L.ザイモント:「奇術」〜コンテンポラリー・コンサート・ラグ集 D.レフキン(指)
アメリカ・ラグタイム・アンサンブル、
ザイモント(P)他
MS-1239
ホセ・ミゲル・ベヴィア(b.1972)作品集
交響曲第1番(Orch)
風は私たちをどこへ連れて行くのか...(ハープ、打楽器、ピアノ、チェレスタのための)
3つの謎(2台のピアノのための)*
フルート、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲
ヴィット・ミッカ(指)
モラヴィアPO(監修:ラディスラフ・クビーク)、

アリール・フェルディコ・デュオ(2Pf)*、他
録音:2008年
ベヴィアは現代音楽(ルイス・デ・パブロやラディスラフ・クビーク等に師事)とジャズ(ピアノをマーカス・ロバーツ等に師事)を学び、その両方を融合した音楽を目指しています。交響曲第1番の鮮やかな管弦楽法はA.J.カーニス、または映画音楽のJ.ゴールドスミス、J.ホーナーを思わせる。ドビュッシーと同じ編成のフルート、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲は無調による変化に富んだ小品で、それぞれの楽器の独奏部分とアンサンブルの部分がバランスよく書き分けられています。
MS-1240
ダニエル・ギャレイ:クラシカル・クレツマー ミシェル・ギングラス(cl)、
ロン・マトソン(P)、
ラビ・トム・ハイン(T)
MS-1241
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1740-1767以降):6つのチェンバロ・ソナタOp.2(1757) バーバラ・ハーバック(Cemb)
MS-1242
アフリカ系作曲家のピアノ作品集 ウィリアム・チャップマン・ニャーホ(P)
MS-1243
「古代と現代」〜ポートレイト・フォー・オルガン
バッハから自作まで
ボグスラフ・グラボフスキ(Org)
MS-1244
クラリネットとクレツマー・バンドの為の音楽 アルカディ・ゴールデンシュタイン(cl)、
クロイター(アコーディオン)他
MS-1245
西洋と東洋の出会いT
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
チェン・ニンチ(1940-):レッド・クリフについての大事な思考
アレクシナ・ルーイー(1949-):戦士/他
スーザン・チェン(P)
MS-1246
リリコ・ラティーノ」〜トランペット・ソロの為の歌
トリゴ、ピアソラ、ポンセ、アルバレス、
エルナンデス、ロドリーゴ、カルヴォ、アセンシ、
バルビエリ、ガルシアの作品
ジェイムズ・アックリー(Trp)
レベッカ・ウィルト(P)、他
MS-1247
「チェロの為のコンサート用宝」
モンティ:チャールダッシュ
グラナドス:12のスペイン舞曲Op.37
クープラン:演奏会用小品
ペルト:鏡の中の鏡
ブロッホ:「ユダヤの生活」組曲
ピアソラ:カフェ1930
アシュレイ・サンダー・シドン(Vc)
ニコラス・ロス(P)
ルイス・ミラン(G)
MS-1248
テイキング・フライト」〜ユーフォニウムと管弦楽の為の作品集
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/
フェインスタイン:ユーフォニウム協奏曲/他、
モリコーネ、アルヴェーン、プッチーニ、サンドヴァル、マスネ、の作品
アダム・フライ(ユーフォニウム)
ブルース・ハンゲン(指)
ニュージーランドSO
MS-1249
ユーフォニウム作品集
D.ブルジョワ、千秋次郎、R.プライアー、
ダンカン・マクミラン、ダヴィッド・モーガン、
ロルフ・ウィルヘルムの作品
アダム・フライ(ユーフォニウム)
ポーラ・ピース(P)、
フレッド・マイルス(Trp)
MS-1250
19世紀フランスの管楽器作品集
タファネル:木管五重奏曲
デランドル:3つの小品
オンスロウ:五重奏曲Op.81
シャルル・ルフェーヴル:組曲Op.57
ボレアリス木管五重奏団

録音:2007年
MSRレーベル初期から録音をしているボレアリス木管五重奏団の新盤。品のいいフランスの木管五重奏を揃えている。フランス音楽ファン必聴!
MS-1251
ヒナステラ:エレミアの哀歌
シュニトケ:合唱協奏曲
ケント・トリトル(指)
聖イグナチオ・ロヨラ教会cho
※ライヴ録音
MS-1252
バーバラ・ハーバック作品集Vol.1
(管弦楽作品集)

尊敬、フロンティアの空想、アルカディアの夢想、
ジャーダイン狂詩曲、キャザー交響曲「我らの一人」
カーク・トレヴァー(指)スロヴァキアRSO、
フランティシェク・ノヴォトニー(Vn)、
C.G.リビー(ob)
MS-1253
バーバラ・ハーバック作品集Vol.2
(室内楽T)

アメリカの至点、変形、遊びの力、キャロンデレット奇想曲、他
アンサンブル・イストロポリス、
モイゼスSQ、
スロヴァキア放送響室内ソロイスツ
MS-1254
バーバラ・ハーバック作品集Vol.3
(オルガン作品集)
バーバラ・ハーバック(Org)
MS-1255
バーバラ・ハーバック作品集Vol.5(室内楽作品集第2集)
RAの魂(2005/06)
フリーイング・ザ・ケージド・バード(2006/07)*
トランスフォーメーションズ(2004)
明日からの反響(2006)#
ケイト・ショパン(ハーバック編)リリア・ポルカ(2007)*
カーク・トレヴァー(指)
ブラディスラヴァCO(カペラ・イストロポリターナ)
ブラティスラヴァ木管五重奏団*
ンサンブル・イスロトポリス#
ハーバックはアメリカの女流作曲家(生年不詳)。オルガン奏者やチェンバロ奏者としても知られNAXOSやALBANYへ録音もしている。作曲家としても多作で、このシリーズは全7巻を予定しています。調性による叙情的な美しい作品が多い。
MS-1257
バーバラ・ハーバックの音楽Vol.6〜室内楽作品集第3集
フロンティア・ファンシー(Vn&Pf)(1996)
アメリカン・ダイアローグ(Fl&Pf)(1997)
二人のための4つのダンス(Ob&Vn)(1997)
3つの舞曲(クラヴサン)(1989)
幻想曲とフーガ(ピアノ)(1994)
奇想曲「スペイン・ダンゴ」(チェンバロ)(1986)
素朴な場面(Va&Pf)(1998)
遊び(Trp&Pf)(1996)
デイストリーム・ダンス(Ob&Pf)(1992)
神聖なハープ〜《発散》(Vc&Pf)(2001)
UMセントルイス・チェンバー・ソロイスツ

録音:2008年6月
ハーバックは交響曲、室内楽、オルガン、ピアノ、声楽曲とあらゆる編成で多くの作品を発表しています。作風は調性を基本とした穏健なもので曲によってはミニマルのような今日的な語法も加えています。コープランド、新古典主義期のストラヴィンスキーに通じる雰囲気を持っています。
MS-1258
バーバラ・ハーバックの音楽Vol.7〜弦楽のための作品集
シンフォニエッタ(2010)/追憶に(2010)
自由組曲(2010)
「秘密のハープ」より2つの歌曲(2010)
「デマレスト」組曲(2009-10)
ティミショアラの夜(2010)
リリア・ポルカ(2009)
デイヴィッド・アンガス(指)LPO

録音:2011年3月
ハーバックは作曲の他、オルガニスト、ハープシコード奏者としても活躍している。作品は交響楽、歌劇、ミュージカル、TV、映画のための音楽と幅広い分野に携わっています。そんなマルチな活動を裏付けるかのように彼女の音楽は様々な要素が折衷されている。ここに収められた作品はいずれもコープランド、バーバーの流れを汲むアメリカのよき伝統を感じさせる抒情的なものばかりです。
MS-1259
バーバラ・ハーバックの音楽Vol.8
「室内楽作品集第4集」

インカンタータ(2011)〜室内アンサンブルのための
ハリエットの物語(2011)〜ソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための*
夢の源流の亡霊(2012)〜室内アンサンブルのための
一楽章の組曲「サウンド・オブ・セントルイス」(2011)#
ジェームズ・リチャーズ(指)
セントルイス・チェンバー・プレイヤーズ
マーリサ・ハドソン(S)*、
ジョン・マクグロッソ(Vn)*、
アラ・ヴォスコヴォイニコヴァ(P)*
セントルイス・ロウ・ブラス・コレクティヴ#

録音:2012-13年
バーバラ・ハーバックはアメリカ・セントルイスを中心に活動する作曲家、チェンバリスト。彼女自身はペンシルヴァニア出身でイーストマン音楽院とイェール大学で作曲を学び、渡独してチェンバロをヘルムート・ヴァルヒャに師事しました。既に当MSRで7枚の作品集を出していることからも分る通り、大変な多作家で交響曲から歌曲、室内楽まであらゆる編成で作曲しています。コープランドからルー・ハリソンを思わせる、調性に基づく旋律があふれる抒情的な作風が魅力。
MS-1260M
2台のピアノの為のロマンティック作品集
ラフマニノフ:交響的舞曲
サン=サーンス:死の舞踏
ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ/他、
バックス、ドビュッシー、ルトスワフスキの作品
ピアース&ジョナス(ピアノ・デュオ)
【ジョシュア・ピアース、ドロシー・ジョナス】
MS-1261(2CD)M
カート・カチョッポ(1951-):コヨーテウェイ(2006)、
先祖達(2000)、遠い呼び声(2002)、蛇の踊り(1985)
アメリカSQ、モスクワSQ、
フレンズ・チェンバー・グループ、
カチョッポ(語り)
MS-1262
ハンプソン・シスラー:合唱と管弦楽の為の作品集
レイトゥシュ:ファンファーレ「人生に」
シスラー:昼間の夜、4つの聖歌、
管弦楽組曲「自然のテロリスト」、賢人の歌
アルカディ・レイトゥシュ(指)ウクライナ国立SO、
キエフ・クレド室内cho、V.ホホロワ(S)
MS-1263
シューベルト:ピアノ・ソナタ第17番
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想、小人の踊り
シューベルト(リスト編):糸を紡ぐグレートヒェン
ミン・クォン(P)
MS-1264
「星月夜プロジェクト」〜絵画に基づく作品集
マシュー・ハリス(1956-):「星月夜」〜7つの絵画(1984)
スティーヴン・ポーラス(1949-):アート組曲(1999)
リビー・ラーセン(1950-):黒い鳥・赤い丘(1996)
アンドルー・・リスト(1956-):ノアノア〜ゴーギャンの絵画(2008)
モンタージュ・ミュージック・ソサエティ:【S.ウラノフスキー(Vn)、M.モスコヴィッツ(Vc)、S.ディボール(Va)、B.クレディター(Cl)、D.エイヤーズ(P)】

録音:2008年5月
タイトル通り絵画に基づくアメリカの中堅作曲家の室内楽を収録。「星月夜」はゴッホの代表作をタイトルにしていますが、他にルソー、ピカソ、マティス、ダリなどをネタに神秘的な作品に仕上がっています。どの作品も調性に基づいた聴きやすいものとなっています。
MS-1265
ガーシュイン:ピアノと管弦楽の為の作品全集
ラプソディ・イン・ブルー、ピアノ協奏曲へ調、
セカンド・ラプソディ、「アイ・ガット・リズム」変奏曲
ショシュア・ピアース(P)
カーク・トレヴァー(指)スロヴァキアRSO
MS-1266
フランドルのホルンとピアノの為の作品集
ミュールマン、モルテルマン、マルセル・ポート、
ヴァン・エーショート、ウェスターリンク、
ポール・ジルソン、リェラントの作品
ジェフリー・パワーズ(Hrn)
ヴァンサン・ドヴリース(P)
MS-1267M
ヴィルトゥオーゾ・クラリネット
バラ、ボナール、ボザ、ブルン、メサジェ、
ニールセン、ラボー、ヴィドールの作品
ゴラン・ゴイエヴィッチ(Cl)
ヴォイスラフ・ペリチカ(P)
MS-1268
アメリカ・ホルン四重奏団
エリック・エワゼン:神話と伝説
ケリー・ターナー:3つの楽章、バーバラ・アレン、
 ルール・ブリタニア
カジミエシュ・マハラ:直感
アメリカ・ホルンQ
【D.ジョンソン、C.パットナム、ケリー・ターナー、ジェフリー・ウィンター】
MS-1269
弦楽合奏編曲集(バリー・リーバーマン編)
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ)
MS-1270
フローレンス・マストリック第1集
ムソルグスキー(マストリック編):展覧会の絵
ベン=ハイム:前奏曲
ソコラ:トッカータ、シューダ:前奏曲とフーガ
フローレンス・マストリック(Org)
MS-1271
フローレンス・マストリック第2集
バッハ:トッカータとフーガニ短調BWV.565
 前奏曲とフーガニ長調BWV.532
 パッサカリアハ短調BWV.582
 トッカータ,アダージョとフーガBWV.564
 幻想曲とフーガト短調BWV.542
フローレンス・マストリック(Org)
MS-1272
フローレンス・マストリック/オルガン・コンサート第3集〜ジャスト・フォー・ファン
ロバート・エルモア:ルンバ
ギ・ボヴェ:サラマンカ
 マンシーニの「ピンク・パンサー」によるフーガ
ロバート・エルモア:童謡による幻想曲
ジャイルズ・スウェイン:リフ・ラフ
デュリュフレ:スケルツォ
シューマン:スケッチ第4番変ニ長調
バッハ:幻想曲とフーガイ短調
フローレンス・マストリック(Org)

録音:2007年1-2月
ルドルフ・フォン・ベッケラート・オルガン(1956)使用(トリニティ福音ルーテル教会,クリーヴランド)
マストリックのオルガン作品集第3集は前半がオルガンには珍しい「ルンバ」や「ピンク・パンサー」など楽しい作品が集められています。エルモアの「童謡による幻想曲」には日本人にもなじみの深い「キラキラ星」や「ロンドン橋おっこちた」なども聞こえてきます。後半はデュリュフレ、シューマンとバッハで締められています。
MS-1273
フローレンス・マストリック/オルガン・コンサート第4集
マルセル・デュプレ:3つの前奏曲とフーガOp.7
フランク:3つのコラール(ホ長調、ロ短調、イ短調)
フローレンス・マストリック(Org)

録音:2007年1-2月
ルドルフ・フォン・ベッケラート・オルガン(1956)使用(トリニティ福音ルーテル教会,クリーヴランド)
第3集とは一転、第4集は硬派な作品集。オルガンのフローレンス・マストリックはオバーリン大学音楽学部で学び、バロックからロマン派、現代曲まで幅広いレパートリーをカバー。ヴィドールとメシアンを結ぶオルガン音楽の作曲家として名高いデュプレとワーグナーの影響を感じさせるフランクの代表作を華麗に弾いています。
MS-1276
エドモンド・アゴピアン(作曲、編曲):クレツマーと東ヨーロッパの民謡集 ウカルガリー弦楽四重奏団
MS-1277
サミュエル・ザイマン(1956-):フルート・ソナタ
ドビュッシー(マルセル・モイーズ編):月の光
アミーロフ(1922-84):6つの小品
マルタン:バラード、
マイク・マウアー:ソナタ第3番
エレーナ・ヤリトゥ(fl)、
ガブリエル・サンチェス(P)
MS-1278
イン・マイ・オウン・ヴォイス〜ヴァイオリン小品集
バッハ、ベイカー、スティル、サン=サーンス、
スーク、イザイの作品
ケリー・ハル=トンプキンズ(Vn)、
クレイグ・ケッター(P)、
アナ・ライナーズマン(Hrp)
MS-1279
ブラジルの響き
デ=メロ、ナザレー、ピクシングインハ、
ロマネイロ、サルヴォスの作品
アメリカス五重奏団(木管五重奏)、
デ=メロ(Perc)、B.マクミラン(P)
MS-1280
「西洋と東洋の出会いU」
ドミン・ラム(1926-):春の川上の月光/佐藤聡明:インカーネーション2/バッハ:前奏曲BWV.855a、「羊たちは安らかに草を食み」、「主よ、人の望みの喜びよ」、シャコンヌ/ショパン:「雨だれ」/他
スーザン・チェン(P)
MS-1281
エリザベス・ラウム:チューバ協奏曲集
ハイムダルの伝説、ガルダ協奏曲、パーシング協奏曲
ジョン・グリフィス(Tuba)、
リチャード・ラウム(指)
サンクト・ペテルブルグ・カペラO
MS-1282
モンポウ:沈黙の音楽 ハスケル・スモール(P)
MS-1283
デヴィッド・カールソン(b.1952):室内楽作品集
分割された真実の光(2005)
チェロ・ソナタ(1991)
ジェラルディン・ワルサー(Va)、
エミル・ミランド(Vc)、
デヴィッド・コレヴァー(P)

録音:2009年3月
カールソンは1952年カリフォルニア出身の作曲家。当初12音技法や各種アヴァンギャルドの潮流に身を置いていましたが、現在は新ロマン主義的な作風をとっています。「分割された真実の光〜ヴィオラとピアノのための」はプロコフィエフとミニマリズムが程よくブレンドされた秀曲。チェロ・ソナタはいくぶん前衛的でリズムの面白さとダイナミズムが聴きどころ。
MS-1284
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Op.31
ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」Op.31-2
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
トーマス・サウアー(P)

録音:2009年ニューヨーク
トーマス・サウアーはソリストとしてカーネギー・ホール、ロックフェラー・センターなどで演奏を行っているアメリカの中堅で派手なスタンド・プレーはないものの曲の造形を最優先に考えた堅実な演奏に定評がある。室内楽の分野でもジュリアード四重奏団などと共演。MS-Rからは既にハイドンのピアノ・ソナタ集(MS-1084)がある他、Arabesqueレーベルからはブリテン、シュニトケなど20世紀作品もリリースしています。ちなみに姓は、エミール・フォン・ザウアーと同じスペルですが、血縁関係があるかは不明。
MS-1285
ジェームズ・コーン(b.1928)の室内楽
(1)ギリシャ・フェスティヴァル(2007)
(2)オーボエ・ソナタ(1988)
(3)ヴァイオリン・ソナタ(2005)
(4)3つの小品(1999)
(5)ヴィオラ・ソナタ(1987)
(6)バロック組曲(1966)
(7)ピアノ三重奏曲第2番(2003)
(8)アーカンサス・リール(1994)
(1)ローレル・アンサンブル、
(2)ウィニー・ライ(Ob)、香川恵美(P)、
(3)エリック・グロスマン(Vn)、
 V.ヴァリャレヴィッチ(P)
(4)青森英明(Cl)
(5)アマディ・アジキウェ(Va)、ロリ・ピーツ(P)
(6)ケネス・チア(Fl)
(7)E.グロスマン(Vn)、ジェラルド・カガン(Vc)
 スーザン・カガン(P)
(8)アメリカス木管五重奏団

録音:2010-2011年
コーンはニュージャージー州出身でジュリアード音楽院で作曲をハリスらに師事した。交響楽、歌劇、室内楽など多数の作品を発表しており、いずれも調性による手堅い古典の手法で書かれています。
MS-1286
フルートとピアノのための作品集
デュティーユ:ソナチネ
グリフェス:詩曲(ジョルジュ・バレル編フルート&ピアノf版)
マルタン:バラード
フォーレ:フルート・ソナタ第1番Op.13(Vnソナタ第1番の編曲版)
カーラ・カーケンドール・ウェルチ(Fl)、
ガブリエル・サンチェス(P)

録音:2008年
ウェルチは2000年以来、ダラス交響楽団の楽員で、セントルイス交響楽団では首席客員奏者を勤めました。このアルバムはウェルチのソロ・デビュー盤。輝くような音色、淀みなく流れる旋律に、この演奏家のみずみずしい才能を感じます。全てフランス系の作曲家が選ばれているのも彼女の個性に合っています。特にデュティーユ、フォーレは圧巻。
MS-1288
クラシカル・サクソフォーン
ジャン・ユレ(1877-1930):コンチェルト・シュトゥック
マイユール(1837-1894):ヴェニスの謝肉祭による大幻想曲
グロヴレス(1879-1944):組曲
グラズノフ:サクソフォン協奏曲/ボザ:アリア
ジャヴィエル・オヴィエド(A-Sax)、
ジャン=ピエール・シュミット(指)パドルーO
MS-1290
バイ・リクエスト〜お気に入りコレクション
日本のメロディ・メドレー/他多数
メイン・ストリート・ブラス(Trp、Hr、Trb、Tuba)、
ゲイリー・リスミラー(ドラムセット)
MS-1291
ドヴォルザーク:交響曲第8番
シューマン:ピアノ協奏曲
ケネス・クライン(指)モスクワPO
ジェラルド・ロビンス(P)

録音:1997年5月モスクワ
ピアノのG.ロビンスはヴァン・クライバーン、チャイコフスキー国際コンクールを始めとする主要なコンクールで上位入賞を果たしたベテラン。曇りのない音色と強靭なタッチが持ち味。指揮者のK.クラインはEMI、ASVほか多くのレーベルに録音があります。ロシアのオーケストラによるドヴォルザークの交響曲第8番の録音は意外にないですが、モスクワ・フィルを指揮してのこの演奏ではロシア臭は薄く、このオーケストラがインターナショナルな音楽性を持った団体になっていることを感じさせます。ドヴォルザークはやや早めのテンポを取り、無駄のない引き締まった演奏を展開。
MS-1293
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番、第2番 アダムスキン弦楽三重奏団
サリー・ピンカス(P)
MS-1294
「メランジュ」〜トランペットとピアノの為の新しい音楽
アラン・ジリランド、ディーン・マクニール、
ジョン・バレンタイン、ビリー・エックスタイン、
エリザベス・ラウム、ダン・ハール、他の作品
ディーン・マクニール(Tp)、
ジョン・バレンタイン(ジャズP)、
ボニー・ニコルソン(P)
MS-1296
イリン・アジョと他の作曲家の宗教曲と黒人霊歌
イリン・アジョ、パーセル、ヴァン・デ・ワター、
ヴォーン=ウィリアムズ、ビゼー、
デューク・エリントン、ベートーヴェン、他
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
アンドルー・ゴードン(P)
MS-1297
新しい室内歌曲集
モリス・ラング:3つのプエルトリコの歌
ジョージ・ブルンナー:別なほうからの歌
バーン・ハーボルシャイマー:大天使ミカエルの修道院訪問
モニカ・ハート(S)、
ブライアン・ウィルソン((指))
MS-1298
ラリタン川の音楽〜新しいアメリカの室内楽
ドゥシャン・ボグダノヴィッチ(1955-)、
ローウェル・リーバーマン(1961-)、
ロベルト・シエラ(1953-)、
オーガスタ・リード・トーマス(1964-)、
マイケル・カーモン(1969-)、
ラミ・ヴァモス(1976)&ランダル・アヴァーズ(1974)の作品
ニューマン&オルトマン・ギター・デュオ、
デルダルス四重奏団
MS-1299
ロバート・レインズ:バレエ「オデッセイの帰還」、
9つのフルートの為の「サラのエコー」、
「メナージュ」(フルート、バス・クラリネット、ピアノ)
ヴィット・ミツカ(指)モラヴィアPO


MS-1300(14CD)
アントニオ・ソレール:チェンバロ・ソナタ全集
第1番〜第13番/14番〜第23番
第24番〜第35番/第36番〜第49番
第50番〜第60番/第61番〜第63番
第64番〜第66番/第67番〜第73番
第74番〜第83番/第84番〜第92番(第1、2楽章)
第92番(第3、4楽章)〜第94番/第95番〜第97番
第98番〜第106番/第107番〜第120番
バーバラ・ハーバック(Cemb)

録音:1991年、1992年、2012年
バロック時代のスペインの作曲家、アントニオ・ソレール。彼を代表する作品群の一つがこの“チェンバロ・ソナタ集”。スカルラッティに影響を受けて作曲された 120 曲!典雅でいながら、軽快であったり、スペイン的な雰囲気もある。シンプルな作風の中に様々な響きが入り混じり、美しい。第1 番から順番に収録されているのもうれしいところ。演奏しているのは当MSRレーベルに多数の録音がある、作曲家としても活躍しているバーバラ・ハーバックです。
MS-1301
ポンセとタンスマンのギター作品集
ポンセ:「スペインのフォリア」による変奏曲とフーガ、
 3つのメキシコ民謡、主題・変奏と終曲、ワルツ、ソナタ
タンスマン:マズルカ、カヴァティーナ
清水あずさ(G)
MS-1303
ゴベール:フルート・ソナタ イ長調
ヴィドール:フルート組曲
リスト:コンソラシヨンより3曲
フランク:ソナタ(原曲ヴァイオリン)
リンダ・マリアニエッロ(Fl)、
ロバート・モリソン(P)
MS-1305
モーツァルト:後期のヴァイオリン・ソナタ
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.454
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調K.481
ヴァイオリン・ソナタ イ長調K.526
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)、
ジェームズ・ウィン(P)

録音:2009年5月
サンタンブロジオはドホナーニ時代のクリーヴランド管弦楽団の第2ヴァイオリン副首席やサン・アントニオ交響楽団のコンサート・マスターを勤め、現在はソリストとして全米各地で活動している。ピアノとともにピリオド楽器奏法に近い、無駄のない端正な音楽作りをしています。
MS-1306
ロバート・バクサ(b.1938):フルート、ヴィオラとギターのための室内楽作品集
フルートとギターのためのソナタ(2004)
ソナタ・ダ・カメラ(1994)/旅(2005)
ソナタ・ダ・ジャルディーノ(1998)
セレスチャル(1995)
ハイム・デュオ【アネット・ハイム(Fl) 、ブレット・ハイム
(G)】、
クリスティン・ボック(Va)

録音:2008年10月
ロバート・バクサは1938年生まれ。オペラを始め、既に600以上の作品を発表、その作品はニューヨーク・メトロポリタン・オペラでも上演されています。調性を基本とした穏健な作風です。
MS-1307
ファゴットと打楽器のための作品集
D.マスランカ(1943-):オルフェウス
G.サミュエル(1924-2008):ジョン・ケージの為の哀歌
V.レイノルズ(1926-):幻想的練習曲
M.イサークソン(1946-):バスーンとマラカスの為所二重奏
D.ウィトゥン(1951-):複合
P.チハラ(1938-):枝
A.ウズノフ(1955-):ナイロビ・夜
クリスティン・シリンガー(Fg)
アンドルー・ヘグルンド(Perc)
ゲスト:A.ミクリッチ(Fg)、S.ヒコックス=ヤング(Perc)

録音:2008年10月
バスーンと打楽器という組み合わせが面白いですが、収められている作品もユニーク。バスーンのための新作レパートリーは少ないので一聴の価値あり。吹奏楽で有名なマスランカは新ロマン主義にミニマリズムを掛け合わせた作品でエンターテイメントのつぼを押さえています。サミュエルのジョン・ケージのための哀歌では太鼓のパルスに呪文のようなメリスマティックな旋律が絡みます。日系作曲家のポール・チハラは短い時間の中にバスーンと打楽器の見事な対話が繰り広げられます。
MS-1308
サウンド・ポートレイツ」〜ヴィヴィアン・アデルバーグ・ルードー(b.1936)作品集
(1)スピリット・オブ・アメリカ〜アーボ・ターボ(アーバン・タービュランス)
(2)ジョンの歌
(3)《ジョンの歌》変奏曲I
(4)あなたの愛のスムーズ・ストーン
(5)レベッカの星間の虹のレース
(6)レベッカの歌
(7)ゴー・グリーン!
(8)キューバの法律家ジャン・ブランコ
(9)夜明けの旅
(10)癒される土地
(11)癒しの場所
(12)ムー・ゴー・ジパン・スマッシュ!
(1)ジェフリー・シルバーシュラーグ(指)LPO
(2)エドワード・ホフマン(Tp)、ジョナサン・ジェンセン(キーボード)、
(2)(6)(9)(10)(12)ヴィヴィアン・A.ルードー(Elec)
(3)ディアナ・ボガート(キーボード)
(4)スティーヴン・ケイツ(Vc)、ユン・ジュン・ション(P)
(5)(9)ジェフリー・チャペル(P)、
(6)(9)エリック・コンウェイ(P)
(7)(10)サラ・ニコラス(Fl)、
(7)ロナルド・マッチニク(指)セント・ジョンO
(8)フアン・ブランコ(語り)、シェリフ・シャーラン(ラテン・キーボード・リズム)
(11)レス・ミュージック・アメリカ(アンサンブル)

録音:1985-2012 年
ヴィヴィアン・アデルバーグ・ルードーはアメリカの作曲家、指揮者、プロデューサーで多くの管弦楽曲、室内楽曲、歌曲を発表している。作風はジャズ、クラシックなどを折衷したもので、「スピリット・オブ・アメリカ」はブロードウェイ・ミュージカルの序曲を思わせるよい意味で明るく溌剌とした音楽。そのほかミュージカルのナンバーを思わせる旋律豊かな歌曲やそれに基づく器楽曲を収録。
MS-1309
フランス様式のテレマン
ターフェルムジーク〜組曲、パリ四重奏曲ホ短調、
トリオ ロ短調、トリオ ホ短調
ハノーヴァー・アンサンブル(FL×2、Vn×2、Va、Vc、Cb、Cemb,ピリオド楽器使用)
MS-1314
「スペランク」〜クラリネットのための
ウィリアム・ボルコム(b.1938):4つのダンスによる小組曲(1984)
エヴァン・ハウス(b.1967):スペランク(洞窟探検)(2003)
アラン・シュルマン(1915-2002):ランデヴー(1946)
E.ハウス:炎の迷宮(1993)
ロバート・スターラー(1924-2001):エレジー(1985)
W.ボルコム:演奏会用小品(全4曲)(1959)
M.グールド(1913-96):リカバリー・ミュージック(1984)
E.ハウス:沈んだ都市(1992/2009)
モーリーン・ハード(Cl)、
ブレア・マクミレン(P)
バーバラ・ゴンザレス=パーマー(P)
カーティス・マコンバー(Vn)

録音:2009年
クラリネットのモーリーン・ハードはイエール大学でデヴィッド・シフリンに学び、全米各地で演奏。また日本でも国際クラリネット・フェストにも出演した女流奏者。ボルコム、モートン・グールドなどジャズ、ポップスの要素を含んだ音楽に彼女の音楽性がよく表されています。
MS-1316
弦楽合奏編曲集(バリー・リーバーマン編)
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第4番
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第9番〜アダージョ
アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ)
録音:2008年5月シアトル,ライヴ
MS-1318
フルートのための新しい音楽
ロバート・ビーザー:マウンテン・ソングズ*
ゲーリー・ショッカー:緑の地
マーク・オコーナー:フォーレン
スティーヴン・ジャンマリーノ:新しい地への旅
カーラ・アウルド(Fl)、
アナ・マリア・ロサド(G)*、
E.ジェイコブセン(指)
ザ・ビューティ・イン・アメリカO

録音:2009年
カーラ・アウルドはアメリカのフルーティストでアメリカ国内で室内楽、ソリスト、オーケストラの奏者として活動しています。このアルバムは彼女初のソロ・アルバム。すべてアメリカの作曲家によるもので穏健で暖かな雰囲気をもつものばかり。良質のBGMといった仕上がり。
MS-1319
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調
マーリング・トリオ
【R.A.ニフィック(Vn)、ブルース・ウチムラ(Vc)、スーザン・ウィアースマ・ウチムラ(P)】
MS-1320
トランペット・アンサンブル作品集
アル=ザンド、B.アンドレ、ブラッドショウ、
エワゼン、ロ・プレスティ、マクグリアー、
モラレス、ノーレ、J.プライス、V.レイノルズ、
M.ズッカーマンの作品
トロンバ・ムンディ(トランペット・アンサンブル)
MS-1322
ブラームス:クラリネット・ソナタ集
クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番Op.12−2
クラリネット三重奏曲Op.114*
ピアース=アオモリ・デュオ【青森英明(Cl)、
ジョシュア・ピアース(P)】
ダニエル・バレット(Vc)*

録音:2008年1月、6月、ニューヨーク
ジュリアード出身ニューヨーク在住のクラリネット奏者、青森英明はクラシックのみならずジャズのクラリネットやサックスまで演奏し高い評価を得ています。特にジャズ界の巨匠ローランド・ハナに認められ度々共演しており、CDも発売になっています。今回はクラシックに戻り正統的レパートリーのブラームスに挑んでいます。ピアノはJ.ケージを得意としドイツ・レコード批評家賞も受賞したことのあるジョシュア・ピアース。才気溢れる二人の注目の一枚です。
MS-1323
シューマン:ピアノ・ソナタ嬰ホ短調Op.11(第1番)、
ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26、森の情景Op.82
サリー・ピンカス(P)
MS-1324
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 ロナルド・ホーキンス(P)
MS-1325
クリスマス・スピリット
ダヴィデの村の/もろびとこぞりて
イン・ブリーク・ミッドウィンター
ディン・ドン空高く/ライナスとルーシー
リトル・クリスマス・メドレー
グロスタシャーのワッセル
ウェックスフォードのキャロル
赤鼻のトナカイ
ウィ・ウィッシュ・ア・メリー・クリスマス/他全17曲
メイン・ストリート・ブラス(金管五重奏)【ケヴィン・ロング(Tp)、ドナルド・ヒューズ(Tp)、シャリ・グレアソン=マイアホファー(Hrn)、ブライアン・ヘイ(Tb)、アレン・フランク(Tuba)】

録音:2009年
金管五重奏によるおなじみのクリスマス・ソング集。メイン・ストリート・ブラスは1986年に設立、全米各地でコンサートを行っています。きらびやかな金管の響きに気分は早くもクリスマス。
MS-1326
メトネル&スクリャービン:ピアノ曲集
メトネル:おとぎ話Op.20-1、
 回想ソナタOp.38-1(忘れられた調べ第1集より)
スクリャービン:練習曲Op.2-1、
 前奏曲Op.11-9,4,6,17,10,22,14,15,2、
 練習曲Op.8-12、2つの詩曲Op.32、
 アルバムの綴りOp.45-1、「炎に向かって」Op.72
イリーナ・フェオクティストワ(P)
MS-1328
アルト&ソプラノ・サックスのための新しい音楽
(1)グレン・ギリス:エレジー・カデンツァ/
(2)バーバラ・ヨーク:ソナタ《ルミの瞑想》
(3)リチャード・ギリス:夢と踊り
(4)グレン・ギリス:オーロラ・ボレアリス、
 ニコルのアリア、ニコルのジーグ
(5)バーバラ・ヨーク:デュオ・ソナタ《われらの父の叡智》
(6)デヴィッド・カプラン:印象
(7)ジェイムズ・カニングハム(グレン・ギリス編):天気雨(HUJANPANAS)、
 ディジュリブルー
(8)ジュール・ドゥメルスマン:ヴェニスの謝肉祭
グレン・ギリス(Alt&Sop Sax)、B.ニコルソン(P)、
(3)(5)リチャード・ギリス(Tp)
(7)J.カニングハム(ディジュリドゥ)

録音:2009年
サックス奏者G.ギリスほかのサックスのためのオリジナル作品集で彼らのデビュー・アルバム。全体にジャズ、ポップス、クラシックの要素を融合した作風で、ジョン・ハールや本多俊之、イギリスのミニマリスト、グラハム・フィットキンらを思わせます。またサックスとオーストラリア・アボリジニの伝統楽器ディジリドゥーとの共演も聴きもの。理屈ぬきで楽しめます。
MS-1329
クラリネット作品集
(1)リビー・ラーセン(1950-):イエロー・ジャージー
(2)レーガー:ロマンツェ ト長調
(3)ジェイムズ・デヴィッド(1978-):Eタイプ・ジャグ
(4)N.ブルグミュラー:二重奏Op.15
(5)L.ラーセン:コーカー(1977)
(6)トーマス・ウーベンホースト(1952-):イーヴン・ソング(2001)
(7)チャールズ・ロイド(1849-1919):「ボン・ボヤージュ」即興曲
(8)フランセ:主題と変奏(1974)
(9)スコット・マクアリスター(1969):ブラック・ドッグ(2001)
リンダ・チオニッティ(Cl)
(1)アラン・ウォイ(cl)
(2)(4)(7)(8)ナターリア・ダ・ローザ(P)
(3)M.G.スプリングフィールド(P)
(5)マシュー・ファリン(Perc)
(6)声楽八重奏
(9)ジョージア南大学シンフォニック・ウインド・アンサンブル

録音:2008年11月、12月
古典から新作までクラリネットの小品を集めたアルバム。伴奏もいろいろあって面白いです。
MS-1331
リチャード・フェイス(b.1926):室内楽作品集
詩曲(チェロ&ピアノ)
トランペット・ソナタ第2番
夜想曲(ピアノ)/狂詩曲(フルート&ピアノ)
幻想的三重奏曲第1番(フルート、クラリネット&ピアノ)
ムーヴメンツ(ホルン&ピアノ)
ミズーリ・チェンバー・プレイヤーズ
リチャード・フェイスは1926年アメリカ・インディアナ州出身で12才より作曲を始め、現在までに4つの歌劇と110曲の歌曲ほか多くの作品を発表している。作風は調性に基づく穏健なもので、フォーレ、初期ドビュッシーを思わせる。金管楽器のための作品ではコープランド的なアメリカらしさもみせます。
MS-1332
ヴァイオリンとハープのための作品集
アンゲルブレシュト(1880-1965)、
A.パドヴァーノ(1915-92)、
ニールセン、D.スカルラッティ、
ヴィラ=ロボス、イベール、モーツァルト、
グルック、ゲイリン・ハットン(1928-2008)、
サニエ、ドビュッシー、スヴェインソン(1938-)、
サン=サーンス、J.ラウバー(1864-1952)、
マレイ・ボーレン(1950-)の作品
オーロラ・デュオ
【ドンナ・フェアバンクス(Vn)、リサ・リッティング(Hp)】

録音:2008年5月、6月
オーロラ・デュオはユタ・ヴァレー大学で教鞭をとる二人の女性演奏家。BGMとしても使えそうな耽美的な一枚。
MS-1335
ジェイムズ・グラント(1954-):ヴィオラ作品集
チョコレート(トーチソング)
ベッツのためのワルツ/スタッフ
秋の盛り/思いつき/エンドルフィン
うっとうしさと奇矯さ
トリュフ(さらなるトーチソング)
ミシェル・ラコース(Va)、
マーティン・アムリン(P)

録音:2007年8月ボストン
ジェイムズ・グラントはアメリカの作曲家で2002年にはアーロン・コープランド賞を受賞するなど認められている中堅作曲家。最初と最後にお菓子のタイトルをもったジャジーでけだるいトーチソングを配し間に様々なタイプのメロディアスな小品を収録。現代音楽的要素は全くありません。
MS-1339
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ジーナ・シフ(Vn)、
キャメロン・グラント(P)

録音:2007年9月ニューヨーク
ジーナ・シフはニューヨーク・タイムズ紙に「ハイフェッツの再来」と絶賛され、現在ヨーロッパ、アメリカを中心に演奏活動を行っているベテラン・ヴァイオリニスト。彼女の初録音は1968年のMGM映画「フィクサー」のためのモーリス・ジャルが書き下ろした無伴奏ヴァイオリン作品だった。多くの賞の受賞歴があり、フィラデルフィア管、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管と度々共演している。NAXOSよりブロッホのヴァイオリン協奏曲などをリリースし高い評価を得ています。
MS-1343
ビル・ロビンソン(b.1955):ヴァイオリン作品集
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(1979-2003)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第10番(1979-2003)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第11番(1979-2003)
ゴーヴィンダ・ソナタ(2006)
アーナンダ舞曲集(2008-09)
エリック・プリッチャード(Vn)、
ランドール・ラヴ(P)

録音:2009年9月,10月ノースカロライナ州ダーハム
ビル・ロビンソン(人間風車とは別人)はテキサス州出身の作曲家でイーストマン音楽院で学んだ。ヒンドゥー教の思想に傾倒し、そうした思想を作品に反映させているという。合唱と管弦楽のための「マントラ・カンタータ」といった大作も発表している。作風は新ロマン主義といった所でバルトーク、ジャズ、バーンスタインの反響を聴き取ることが出来ます。
MS-1344
ヴォイス・オブ・ピープル〜ガブリエラ・レナ・フラ
ンク(b.1972)とショスタコーヴィチの音楽

ガブリエラ・レナ・フランク:「チャンビの夢」〜アンデス・アルバムのためのスナップショット
ガブリエラ・レナ・フランク:4つのアンデス山脈の歌
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134
シェム・ギボリー(Vn)、
スザンナ・エイトン=ジョーンズ(S)、
ソニア・ルービンスキー(P)
クレイグ・ケッター(P)
エリザヴェタ・コペルマン(P)

録音:2008-09年
ガブリエラ・レナ・フランクは1972年、ペルー/中国系の母とユダヤ人を父にカリフォルニアに生まれた。その出自からか彼女の音楽には複数の民族音楽の要素が聴き取れる。「チャンビの夢」は民族舞曲とインディオの歌が現代的に解釈され、それはこれまでの民族音楽を素材とした現代音楽(例えばストラヴィンスキーやバルトークなど)とも違い、彼女のポップで独自の感性が見事に開花している。ショスタコーヴィチより彼女の作品集として聴くべきアルバムです。
MS-1350M(3CD)
ヴィクトル・カラビス(1923-2006)の音楽

(1)ピアノ協奏曲第1番
(2)交響曲第4番
(3)バレエ音楽《2つの世界》
(4)交響曲第5番
(5)弦楽のための室内音楽
(6)木管五重奏のためのディヴェルティメント
(7)弦楽四重奏曲第2番
(8)ハープシコードのためのカノン風インヴェンション
(9)ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ
(10)ピアノ三重奏曲
(11)トロンボーン・ソナタ
(1)カレル・シェイナ(指)
(2)ズデニェク・コシュラー(指)
(3)イルジ・ビエロフラーヴェク(指)
(4)(5)ヴァーツラフ・ノイマン(指)
(1)-(4)チェコPO

(1)(8)(9)ズザナ・ルージチコヴァ(P,Cemb)
(5)プラハ・チェンバー・ソロイスツ
(6)チェコ・フィル木管五重奏団、
(7)ヴラーフ四重奏団
(9)ヨゼフ・スーク(Vn)、
(10)スーク三重奏団【J.パネンカ(P)、
   J.スーク(Vn)、J.フッフロ(Vc)】
(11)ズデニェク・プーレツ(Tb)、
 ヤン・ヴラーナ(P)

録音:(1)1957年、(2)1975年、(3)1984年、(4)1980年、(5)1965年、(6)1956年、(7)1965年、(8)(10)1976年、(11)1975年 (スプラフォン音源、モノ/ステレオ)
カラビス(1923-2006)は20世紀を代表するチェコの作曲家。決して多くの作品を残したわけではありませんが、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、バルトークら旧ソビエト、東欧諸国の作曲家の影響を受けたダイナミックで聴き応えのある作品揃いです。演奏陣もカラビス夫人で名チェンバリストのルージチコヴァ(協奏曲ではピアノも弾いてます!)を初め、豪華な顔ぶれ。
MS-1352(2CD)
デイヴィッド・ローゼンマン=タウブ作品集Vol.2
デイヴィッド・ローゼンマン=タウブ(b.1927):献呈、気高さ、
ダルシネアの謎、サンチョの遺言
生意気な好奇心、残留、告別
デイヴィッド・ローゼンマン=タウブ(声とピアノ)

録音:1997年(マスタリング:2013年)
デイヴィッド・ローゼンマン=タウブはチリの詩人、作曲家で、このディスクには自身の詩の朗読と自作のピアノ曲が収録されている。ピアノ曲についてはロマン派風であったり、サティやアイヴズ、スクリャービンを思わせる音楽であったりと様々な様式が折衷されている。ブックレットに掲載された詩の一部を見ると、朗読の際、正確に再現するため、言葉のリズムが厳格に記譜されています。
MS-1356
フランスのピリオド楽器によるフルート作品集
ゴーベール(1879-1941):フルート・ソナタ第3番(1934)
 3つの水彩画(1915)
 フルート・ソナタ イ長調(1917)*
 夜想曲とアレグロ・スケルツァンド(1906)
ドビュッシー:シランクス(1913)
イマヌエル・デイヴィス(Fl,1865‐6年頃ルイ・ロット製No.888)、
ケーテ・ヤルカ(Vc)*、
ティモシー・ラヴレース(P,1899年エラール社製)

録音:2009年12月ミネアポリス
フィリップ・ゴーベールはフランスのフルート奏者で作曲家。ドビュッシー、ラヴェルの影響を受けたフランス的で華麗でお洒落なフルート作品を数多く残しました。フルートのイマヌエル・デイヴィスはバッファロー・フィル、ミネソタ響などと共演、イエール大学では教鞭も執っている若手。
MS-1358
フルートとオルガンのための抒情的な音楽
ジョン・ウィーヴァー(b.1937):ラプソディ
ロザリー・ボナイトン(b.1946):カンティレーナ
ジェハン・アラン(1911-1940):3つの楽章
ハンス・ヒラー(1873-1938):宗教的なアンダンテ
バッハ:フルート・ソナタBWV.1032
マルセル・デュプレ(1886-1750):前奏曲Op.12-5(C.キャラハン編)
ラースロ・キラーイ(b.1954):3つのミニアチュア
フランツ・ラハナー(1803-90):エレジー
フランク・マルタン(1890-1974):教会ソナタ
マリアニエロ=リース・デュオ
【リンダ・マリアニエロ(Fl)、キース・リース(Org)】

録音:2009年テネシー
マリアニエロ・デュオは1994年に結成され、ニューヨークを始め、アメリカ国内の教会で定期的にコンサートを行っています。フルートのリンダ・マリアニエロはバイエルン放送響ほかオーケストラとの共演も多い。当MS-Rレーベルからは他に「フルートとオルガンのためのアメリカの音楽」(MS-1069)があります。
MS-1359
「殉教者」〜サックスと吹奏楽のための協奏曲集
(1)ポウル・クレストン(1906-1985):アルト・サクソフォンとバンドのための協奏曲(1941)
(2)デヴィッド・デブア・キャンフィールド(b.1950):アルト・サクソフォンと吹奏楽のための協奏曲「殉教者」(2003)
(3)ジョン・チーザム(b.1939):コンチェルト・アグラリアーナ(2003)
(4)インゴルフ・ダール(1912-1970):アルト・サクソフォンと吹奏楽のための協奏曲(1949/53)
ケネス・ツェ(アルトSax)
(1)(3)(4)リチャード・マーク・ヘイデル(指)、
(2)レイ・クレーマー(指)
アイオワ大学シンフォニー・バンド

録音:2010/2011年
ケネス・ツェ(チェ)は香港出身のサクソフォン奏者。地元香港で学んだ後渡米、インディアナ大学で研鑽を積み1996年にニューヨークのカーネギー・ホールでデビューしニューヨーク・タイムズ紙で絶賛。1997年と1999年に来日してリサイタルを開催している。また須川展也とのデュオでアルバムも出している(CRYSTAL RECORDS)。楽器はヤマハを使用、同社のパフォーミング・アーティストでもあります。
MS-1362
キム・ヨンキョン・1920年の歴史的オルガンを弾く
シリル・ジェンキンス(b.1885-1978):夜明け
マルセル・パポノー(1893-1988):トッカータ
サン=サーンス:幻想曲
グレインジャー:植民地の歌(キム・ヨンキョン編)
リスト:アルカデルトのアヴェ・マリア

ジョセフ・ボネ(1884-1944):エルフェ
ギィ・ウェイツ(1883-1959):グラン・クール
ケテルビー:修道院の庭で
ドビュッシー:アラベスク第1番(L.ローク編)
ギルマン:演奏会用小品
C.ジェンキンス:夜明け
キム・ヨンキョン(Org)

録音:2009年11月聖マリア・カトリック教会,オハイオ州デイトン
ユン・キョン・キムは韓国出身のオルガニストで16才で渡米、1993年に若手オルガニストのためのノースウェスト・レリジョナル・コンペティションに優勝しています。使用のオルガンは1859年に設立されたオハイオ州聖マリア・カトリック教会の歴史的オルガン。
MS-1364
ジョセフ・ラッカーズ・デビュー
バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV.903
シューマン:幻想曲Op.17
ラヴェル:ラ・ヴァルス
バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
ジョセフ・ラッカーズ(P)

録音:2010年8月南カリフォルニア音楽大学リサイタル・ホール
ジョセフ・ラッカーズはイーストマン音楽学校からドクターの称号も受けており、スタインウェイ・アーティストにも選ばれ、既に全米各地やヨーロッパ、アジアでコンサート活動を行っている。またロマゾフ・ラッカーズ・ピアノ・デュオとしても活動しており、高い評価を受けています。
MS-1366M(2CD)
アート・ファイヤー・ソウル〜ジュディス・ラング・ザイモント(b.1945)のピアノ作品
ピアノ・ソナタ
カレンダー・コレクション「春」「夏」「秋」
木星の月/魔法使い
夜想曲《世紀の終わり》
12の超絶的前奏曲「カレンダー・セット」
ジャックのための行列/ジャズ・ワルツ
アメリカン・シティ「ニューヨークの肖像」
私の弁当箱に/ヘジテーション・ラグ
リフレクティヴ・ラグ/ジュディのラグ
セレナード
エリザベス・モーク(P)

録音:2011年
ザイモントはピアニストとしても活動し2001年にはヴァン・クライバーン・コンクールにも入賞している。作曲家としては多作であらゆる分野に作曲している。モダン・ジャズのハーモニーを基本とした都会的な音楽は時にビル・エヴァンス、キース・ジャレット、サティ、ドビュッシー、吉松隆を思わせる甘美な世界。
MS-1368
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
グラナドス:「ゴイェスカス」〜「愛の言葉」「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」
シューマン:ユーモレスクOp.20
アンバー・イ=シャン・リャオ(P)

録音:2010年ニューヨーク
アンバー・イ=サン・リャオは台湾出身のピアニストで現在はアメリカ在住、マンハッタン音楽院とピーボディ・インスティテュートで学び、ローズマリー・ミルホランド賞ほか様々な賞を受賞しています。
MS-1369
ハンプソン・シスラーの愛国的吹奏楽作品集
ハンプソン・シスラー(b.1932):「アメリカ国民の祝日」組曲(第1〜3巻)
「市民のイベント」組曲(R.ディーマー編)
カーク・トレヴァー(指)
スロヴァキア国立シンフォニー・ウインド・アンサンブル

録音:2009年9月
「アメリカ国民の祝日」組曲は一年間に11ある国民の祝日にそれぞれ曲をつけた組曲。アイヴズのホリデー・シンフォニーと似た雰囲気を持ちます。吹奏楽のあらゆる効果が駆使されており、吹奏楽ファンは必聴。
MS-1370
心の平和とともに〜ナンシー・ワーチ(Nancy Wertch)の合唱音楽
心の平和とともに/ヒムヌス・マトゥティヌス
チャーム・ミー・アスリープ/精霊の歌
テニソン・タペストリー
ハロルド・ローゼンバウム(指)
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ

録音:2011年
ナンシー・ワーチはウィスコンシン州出身のアメリカの中堅作曲家でフルブライトの奨学金を得てベルリンで学んだ。モダンな要素と敬虔な信仰心が一体となった現代の宗教音楽。
MS-1371
チェロのための新しい音楽
(1)セラ・フアン(b.1962):手招き(2003)〜チェロと朝鮮の太鼓のための
(2)フアン・ルオ(b.1976):4つの断章(2008)
(3)レラ・アウアーバック(b.1973) :無伴奏チェロ・ソナタOp.72(2004)
(4)ジェイ・グリーンバーグ(b.1991):チェロ・ソナタ(2006)
アンソニー・アーノーン(Vc)
(1)ネイサン・ヘッセリンク&セラ・フアン(朝鮮の太鼓)
(4)ジェームズ・ジルス(P)、

録音:2011年
アンソニー・アーノーンはチェロをポウル・トゥルトゥリエとモード・トゥルトゥリエに師事しソリスト、指揮者として活動。このCDには新しい世代の作曲家によるチェロ作品が収められています。韓国の太鼓とのデュオであるセラ・フアンの「手招き」は朝鮮の民族音楽にモダンな装いが施されて楽しい。
MS-1372
「深い河」〜アフリカ系アメリカ人作曲家の作品集
(1)サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):深い河Op.59-10
(2)R.ナサニエル・デット(1882-1943):シナモン・グローヴ組曲
(3)ハワード・スウォンソン(1907-1978):夜想曲
(4)ヘール・スミス(1925-2009):エピセディアル変奏曲
(5)デヴィッド・ベイカー(b.1931):パガニーニの主題によるエスニック変奏曲
(6)エリス・L・マルサリスJr(b.1934):四度目の秋
(1)(3)(4)(5) マーウィン・シウ(Vn)、
(1)-(6) フェニック
ス・パク=キム(P)

録音:2006-2010年
いわゆるクラシック音楽におけるアフリカ系作曲家による19世紀から現代までに書かれたヴァイオリン、ピアノ作品を収録。サミュエル・コールリッジ=テイラーの素朴な黒人霊歌の編曲から印象派の影響を受けたデットのシナモン・グローヴ組曲を経て現代の語法で書かれたスミスのエピセディアル変奏曲、パガニーニの有名なカプリスの主題をジャズあり現代語法ありの自在な手法で料理したベイカー作品、そしてウィントン・マルサリスの父であるエリス・マルサリスの超おしゃれでロマンティックなピアノ曲で閉じられるスウィートなアルバム。
MS-1373
マーラー:交響曲第4番(室内アンサンブル版・1921年エルヴィン・シュタインによる/アレクサンダー・プラット再構成)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ベンノ・ザックスによる室内アンサンブル1920年編曲版)
ケン・セルデン(指)
マーティンゲール・アンサンブル
ディアンナ・ブレイウィック(S)

録音:2011年1月ライヴ
私的音楽協会は同時代の音楽を広く紹介するためにシェーンベルクが1918年に立ち上げた団体でプログラムはひとつの傾向や国に限定せず様々な作品が取り上げられ、3年の活動期間に117の演奏会が行われた。オーケストラ作品は予算の都合もあり室内アンサンブルに編曲して演奏されました。マーラーとドビュッシーは特にシェーンベルクのお気に入りの作曲家であったと言われる。室内アンサンブルに編曲されることで対位法がよりくっきりすると同時に最高級のサロン音楽としても楽しめます。
MS-1374
世紀を越えた珠玉のアカペラ
伝承曲:不思議な愛
ブルックナー:正しき者の口は知恵を語り
カザルス:おお、すべての道行くものよ
パレストリーナ:エルサレムの光
R・シュトラウス:ドイツ・モテット
ほか全19曲
ケント・トリトル&ロバート・ローター(指)
聖イグナチウス・ロヨラcho

録音:2011年2月
タイトル通り、あらゆる世紀の美しい無伴奏合唱曲を収録。聖イグナチウス・ロヨラ合唱団はニューヨークに拠点を置き、グレゴリオ聖歌からジョン・ゾーンのような現代曲まで歌うマルチな合唱団。
MS-1375
ハイドン:ピアノ・ソナタ第60番ハ長調HobXVI:50
シューマン:謝肉祭Op.9
リスト:ペトラルカのソネット第104番〜巡礼の年イタリアより
 ヴェルディのリゴレットによる演奏会用パラフレーズ
レオン・カーシュナー(キルヒナー):ピアノ・ソナタ第1番
タク・ヨンア(P)
タク・ヨンアは韓国出身の若手ピアニストでレオン・フライシャーらに師事した。現在アメリカ、ヨーロッパ、韓国、日本でソロ活動を行い、ラヴィニア音楽祭など名だたる音楽祭にも度々招聘されている実力派。ハイドンからリスト、カーシュナーまで様式の異なる音楽を確かな技術と澄み切った音色で一気に聴かせます。
MS-1379
ヴィオラ・ソナタ集
ウィリアム・フラックトン(1709-98):ソナタ ハ長調Op.2-4
 ソナタ ハ短調Op.2-8
 ソナタ ニ長調Op.2-5
 ソナタ ト長調Op.2-6
ヘンデル:ソナタ ト短調Op.1-6,HWV364A
C.F.アーベル:ソナタ ハ長調WKO.184
カスリーン・スティーリー(Va)
ヴィンセント・デ・ヴリース(Cemb)、
アドリエンヌ・スティーリー(Vc)

録音:2010年テキサス
カスリーン・スティーリーはアメリカの中堅ヴィオラ奏者でフロリダのジャクソンビル響、ワチタ響の首席を勤める傍ら、室内楽の演奏にも精力的に取り組んでいます。チェンバロのヴィンセント・デ・ヴリースはアール・ワイルドに師事しラフマニノフ、プーランクなどを得意とするピアニストとしても活動。
MS-1382
フェリクス・ドレーゼケ(1835-1913):クラリネット・ソナタ
メンデルスゾーン:協奏的小品第1番Op.113
ブルグミューラー:デュオOp.15
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲《街の歌》Op.11
ピアース=アオモリ・デュオ
【青森英明(Cl)、ジョシュア・ピアース(P)】
ダニエル・バレット(Vc)

録音:2009-2010年
青森英明はジュリアード出身ニューヨーク在住のクラリネット奏者でクラシックのみならずジャズのクラリネットやサックスまで演奏し高い評価を得ている。前回リリースのブラームス(MS-R1322)に継ぐCDはクラリネットの世界では知る人ぞ知るドレーゼケのソナタ、メンデルスゾーンの2つの協奏的小品、そしてベートーヴェンの名曲クラリネット三重奏曲と盛りだくさん。正統的なドイツ音楽の味わいを聴かせてくれます。
MS-1384
愛はあなたの声を飛翔させる〜ソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための音楽
カーソン・クーマン(b.1982):もとに戻らない心(詩:J.ハッシュフィールド)
タリック・オレガン(b.1978):神聖なるもの(詩:S.マラルメ)
レナード・エンズ(b.1948):歌曲集《終わりへ》より
リチャード・ウィルソン(b.1941):カップル、
 スウィフト・オーバー・ダブリン
エリザベス・ハスキンズ(b.1951):私の庭(詩:C.ロセッティ)
ドナルド・ワックスマン(b.1925):ラヴ・ソングズ
クリスティン・ハウレット(S)、
パトリック・ウッド・ウリベ(Vn)、
ホリー・チェイサム(P)

録音:2010-2011年
アメリカの新旧世代の作曲家によるソプラノ、ヴァイオリン、ピアノのために書かれた歌曲を収録。いずれも調性で書かれた叙情的な作品で親しみやすいもの。ソプラノのクリスティン・ハウレットは歌手活動だけでなく合唱やオペラの指揮者としても活動するマルチな音楽家。
MS-1385(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
第1番ト長調BWV1007〜第6番ニ長調BWV1012
ヘクン・ウ(Vc)
録音:2008年ウィラメット大学・ロジャーズ・ミュージック・センター,オレゴン州
ヘクン・ウは上海出身で上海音楽院で学んだ後、パリ音楽院で研鑽を積み、渡米後にポウル・トルトゥリエ、ザラ・ネルソヴァらに師事した。ソリストとして上海響、中国中央楽団と共演の他、指揮者としても活躍している。全体にテンポをゆっくりめに取り、旋律を大らかに歌わせるバッハです。
MS-1386
(2CD+DVD)
ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト10周年記念
(全曲バリー・リーバーマンによる弦楽合奏のための編曲)

CD1)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調Op.44-2
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」
CD2)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調
ハイドン:弦楽四重奏曲第66番ト長調Op.64,No.4
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.111

■ボーナスDVD
ドキュメンタリー・リハーサル&コンサート
 プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番より
 シューマン:弦楽四重奏曲第3番より
 ファリャ:7つのスペイン民謡より)
ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ)

録音:2010年5月ライヴ(CD1&2)、2009年5月(ボーナスDVD)
弦楽四重奏曲をメンバーを増員して弦楽オーケストラで演奏する試みはこれまでにもありました。古くはマーラー編曲によるシューベルトの「死と乙女」、バーンスタインが自ら編曲しウィーン・フィルを指揮したベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲、ベルクの「抒情組曲」は作曲者が自ら楽章を選んで弦楽オーケストラに編曲しました。しかしこれほど組織立って弦楽四重奏をオーケストラとして演奏している団体はないでしょう。ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクトは数ある古今の弦楽四重奏曲を自分たちで選曲し編曲して弦楽オーケストラとして演奏している団体です。しかしただ弦楽四重奏を増員して、同じパートを何人かで弾いているのではなく、曲想にあわせて、部分的にソロにしたり再びテュッティにしたりと合奏協奏曲的な心憎い配慮がされているのです。メンデルスゾーンは新しい弦楽のための交響曲が発見されたような気分、ベートーヴェンは骨太の音楽がやはり交響曲を彷彿とさせ、ヴェルディ、ブラームスの、その堂々とした佇まいは全く新しい曲を聴いているような気分になります。ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクトは全米オーケストラの生え抜きの弦楽奏者有志で編成され、毎年コンサートを行っています。
MS-1387
カーソン・クーマン(b.1982):弦楽のための室内楽作品集
空への旅〜あらゆる楽器の組み合わせのための(2009)
シューマン・セレナード〜弦楽三重奏のための(2007)
ピアノと弦楽のための四重奏曲「海の典礼」(2009)
エスタンピー〜2つのヴァイオリンのための
トンボー・アリア〜弦楽四重奏のための(2003)
カヴァティーナ〜ヴィオラとピアノのための(2008)
4つの警句的インヴェンション〜弦楽四重奏のための(2003)
プランクトゥス〜ヴィオラのための(2005)
ヴィオラ五重奏曲「不穏な喩え話」〜2つのヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための(2009)
スロヴァキア・チェンバー・ソロイスツ団員
カーソン・クーマン(P)
サラ・ダーリング(Va)
ジェフリー・グロスマン(P)

録音:2010年
多作家で知られるアメリカの若手作曲家カーソン・クーマンの弦楽を中心とした室内楽作品集。空への旅はあらゆる楽器の組み合わせのためのとの但し書きがありますが、ここではピアノ独奏で演奏されている。いずれもバルトーク、キース・ジャレットを思わせる現代のロマン主義といった雰囲気を持っています。
MS-1388
シャドウ・キャッチャー〜アメリカの吹奏楽作品集
ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-2008):ルーヴルからの情景
アンソニー・プロッグ(b.1947): 二重協奏曲〜2つのトランペットとウィンド・アンサンブルのための
ジョセフ・ターリン(b.1947): コンチェルティーノ〜11楽器とウィンド・アンサンブルのための
エリック・エワゼン(b.1954): 協奏曲《シャドウ・キャッチャー》〜金管五重奏とウィンド・アンサンブルのための
アンドリュー・ヨーズヴィアーク(指)
ウェスト・チェスター大学ウィンド・アンサンブル

録音:2011年3月
ウェスト・チェスター大学はペンシルヴァニア州にあり今年創立140年になる音楽大学で吹奏楽では定評がある。いずれもウィンド・アンサンブルの機能と効果をよく考え抜いた秀作ぞろい。
MS-1389
ハンプソン・シスラー(b.1932):不死鳥よ永遠に(2009)
嵐の湧き起こる中で(2005)
魂の中の音楽(2005/2009)*
聖フランシスコの祈り人(1970/2009)#
マーロン・ダニエル(指)
プラハ・シンフォニエッタ
ロリ=カイエ・K.ミラー(Ms)*、
ダーネル・イシュメル(Br)*、
メリッサ・シントロン(S)#

録音:2007,2009年チェコ
ハンプソン・シスラーはニューヨーク出身の作曲家でオルガニストとしても活動している。いずれの作品も宗教色が濃く、新ロマン主義とでも言うべき抒情的な作品。
MS-1390
モーツァルト:2台ピアノのための作品全集
モーツァルト:2台ピアノと管弦楽のための協奏曲K.365
2台ピアノのためのソナタK.448
アダージョとフーガK.546/K.426
ラルゲットとアレグロ 変ホ長調
ピアース&ジョナス(Pデュオ)[ジョシュア・ピアース&ドロシー・ジョナス(P)]
ポール・フリーマン(指)スロヴァキアPO

録音:1993年1月26日ブラティスラヴァ,ライヴ
ピアース&ジョナスのコンビは1980年代中ごろに2台ピアノの作品を演奏するために結成。レパートリーは18世紀から20世紀までと幅広い。1984年に映画「ベン・ハー」の音楽でも知られるミクロス・ローザに2台ピアノと管弦楽のための協奏曲の作曲を委嘱、初演している。当MS-Rからはメンデルスゾーンの2曲の2台ピアノのための協奏曲、ラフマニノフの交響的舞曲ほかをリリースしています。
MS-1391(3CD)
インタープレイ〜ロバート・アッカーマンの世界BOX1
CD1:より遅い速度で、2つの断章、
チェンジ、インタープレイ、2つの俳句、
エニシング・バットほか全10曲
CD2:ウォーター、オーロラ、
ハヴァナ・スペシャル、
ショート・ストーリー、冬の死、
サウス・カロライナ・スケッチ、他全15

CD3:ビル・エヴァンスのためのシエナ、
リフレクションズ、サークリング、
ジェントル・ムード、他全14曲
トリスタン・ウィレムズ(指)
アテナ弦楽オーケストラ、
スロヴァキア国立PO(コシツェ)、
スロヴァキア国立フィルSQ、ほかソリスト達

録音:2003-2010年、アイスランド、コシツ
ェ、ニュージャージー
ジャズのサクソフォン奏者でもあるロバート・アッカーマンの作品集。弦楽四重奏、室内楽アンサンブルなど多様な編成の曲が並び、時に新ウィーン楽派、時にアヴァンギャルド・ジャズと様々な様式が折衷されています。
MS-1393
ヤン・クーツィール(1911-2006):ホルン作品集
ソナチネOp.59-1(1972)
ロマンツァOp.59-2(1972)
変奏曲Op.59-3(1986)
華麗なるスケルツォOp.96(1983)
「13 の性格的な練習曲」(1989)〜「春の祭典のリズムによ
る」〜無伴奏ホルンのための
コラール・ファンタジーOp.89(1981)
ホルンとハープのためのソナタOp.94(1983)
ジェームズ・ボルディン(Hrn)、
リチャード・サイラー(P)、
マシュー・マクマハン(Org)、
ジェイミー・ヘフナー(Hrp)

録音:2012年
クーツィールはオランダ出身で後にベルリンに移住、生前は劇場や放送局のオーケストラの指揮者として活躍、1950年代にはバイエルン放送響を振ったこともあります。指揮者を引退してからは作曲に専念し、室内楽やブラスのための作品を多く残しました。収録の作品はいずれも現代音楽とは無縁の親しみやすい作風でホルン独奏のコンサート・ピースとして最適である。ここでホルンを吹いているジェームズ・ボルディンはアメリカ中西部のオーケストラ、ブラス・バンドで活躍し、またアメリカに数多く存在する大学の吹奏楽の指導にも積極的に関わっているベテラン。
MS-1394
ヴィットリオ・ジャンニーニ(1903-66):作品集
(1)ピアノ五重奏曲
(2)ピアノ三重奏曲
(1)J.ジェノーヴァ(Vn)、
(1)(2)S.ミレンコヴィチ(Vn)、
(1)A.ルディアコフ(Va)、
(1)(2)A.アズナヴォオリアン(Vc)、
(1)(2)A.ネイマン(P)

録音:2011年1月
アルフレッド・リードの師として、またMERCURYレーベルのイーストマン・ウィンド・アンサンブルの録音で、吹奏楽ファンには有名なジャンニーニの珍しい室内楽作品集。ジャンニーニはイタリア系アメリカ人としてフィラデルフィアに生まれ、ジュリアード音楽院で学び、その後1939年にニューヨークに移住しジュリアード、カーティス、マンハッタン音楽院で教鞭を執りました。作風はこの時代を生きた作曲家としては穏健でフォーレ、フランク、ブラームス、ラフマニノフの影響を感じさせます。ピアノ五重奏曲は野村芳太郎監督の映画「砂の器」(1974)のサウンドトラック(菅野光亮)を思わせる歌謡性に富んだ旋律と劇的要素にあふれた美しい作品。
MS-1395
「コール&エコー」〜アメリカのトランペット・ソナタ集
ジェームズ・スティーヴンソン(b.1969):トランペット・ソナタ(2001)
スタンリー・フリードマン(b.1951):トランペット・ソナタ(1995)
ケント・ケナン(1913-2003):トランペット・ソナタ(1956)
ロバート・スーダーバーグ(b.1936):室内音楽 VII「トランペットとピ
アノのための儀式」(1984)
エリック・バーリン(Tp)、
ナディーン・シャンク(P)

録音:2010年、ベザンソン・リサイタル・ホール,マサチューセッツ大学
エリック・バーリンは1998 年以来、オルバニー交響楽団の首席奏者を務めており、これがMSR での二枚目のアルバムとなる。彼はトランペットのための新しい作品の紹介を意欲的に行っており、新作の委嘱・初演も多い。ここに収められたソナタはいずれもトランペットの特性を生かした演奏効果が高く、親しみやすい作品ばかりです。
MS-1396
「美しきフランス」〜フランス・バロックの音楽
ニコラス・ベルニエ(1665-1734):カフェ
F.クープラン(1668-1728):愛と名づけられたコンセール第9番
マレ(1965-1728):イ短調の小品
ジャック・デュフリ(1915-1789):ニ長調の小品
モンテクレール(1667-1737):バッカスのアリア
レ・グラーセ
【ジェニファー・ポーリーノ(S)、
アネッテ・バウアー(リコーダー)
、レベカー・アーレント(gamba)、
ジョナサン・ローズ・リー(Cemb)】

録音:2010年3月
バロック・アンサンブル、レ・グラーセは2008年に結成したばかりの新しいグループでメンバーは地元アメリカで学んだ後、ヨーロッパで研鑽を積んだ若い音楽家で構成される。カンタータからのアリア、室内楽曲、ヴィオル独奏曲など様々な編成の作品が収められフランス・バロック音楽の諸要素がこれ一枚で一応は味わえる内容となっています。
MS-1397
無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ作品
テレマン:幻想曲第7番 変ホ長調
ヴュータン:奇想曲Op.Posth-9*
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27-4
クライスラー:レチタティーヴォと奇想的スケルツォOp.6
A.R.トーマス:呪文*
J.ウィン:ピーブロック(2008)
E.シュールホフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1927)
Q.ポーター:無伴奏ヴィオラ組曲(1930)*
A.ピアソラ:3つのタンゴ・エチュード
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn,Va*)

録音:2010年ソノマ州立大学
グリーン・ミュージック・センター
ステファニー・サンタンブロジオはイーストマン音楽院を卒業後、クリーヴランド管弦楽団に永らく勤めた後、サン・アントニオ交響楽団のコンサート・ミストレスに抜擢。その後、室内楽とソロ活動に力を注ぐようになりました。アージェンタ・ピアノ三重奏団のリーダーとして活躍、メンデルスゾーン作品集も発売になっている(BRIDGE,BCD9338)。このアルバムは古今の無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラ作品を集めた珍しいCDでシュールホフ、ピアソラ作品は普段聴く機会がないため大変貴重。
MS-1399
高声のための賛美歌
ハーレー:どのように私は歌い続けられるか?
ブリテン:新年のキャロル、鳥
コープランド:素朴な贈り物
フォーレ:アヴェ・ヴェルム・コルプス
フランク:パニス・アンジェリクス
ダニエル・ロイール:エンジェル/ほか全25曲)
メリー・ハフ(指)
聖イグナチウス・ロヨラ児童cho

録音:2011年6月
ロマン派から20世紀の美しい宗教合唱音楽のオムニバス。聖イグナチウス・ロヨラ合唱団はニューヨークに拠点を置き、グレゴリオ聖歌からジョン・ゾーンのような現代曲まで歌うマルチな合唱団。本CDでは同団体所属の児童コーラスによる。

MS-1400(2CD)
ジョン・ケージ・トリビュート
ジョン・ケージ:四方の壁(1944)*
プリミティヴ(1942)
ホロコーストの名の元に(1942)
クエスト(探求)(1935)
われらの春が来る(1948)
ピアノ六重奏曲(6楽器のための前奏曲)(1946)#
オフィーリア(1946)
プリペアード・ピアノのための「ソナタとインターリュード」全曲(1946-48)
3つの初期の歌曲(1933)*
ピアノのための2つの小品(1946)
マルセル・デュシャンのための音楽(1947)
野生の大地(1944)
ピアノのための3つのやさしい小品(1933)
・・・の思い出せない記憶(1944)
ピアノのための2つの小品(1935/Rev.1974)
ジョシュア・ピアース(P, プリペアードP)、
ロバート・ホワイト(T)*、
アメリカ・マイクロトーナル音楽祭(AFMM)アンサンブル#

録音:1994年-2000年ニューヨーク(イタリアANTSレーベルで出ていたもの)
ケージ生誕100年、没後20年記念企画。「ソナタとインターリュード」とその前後に書かれたケージの主要な鍵盤のための作品集。「ソナタとインターリュード」を頂点として、彼の音楽の変遷、すなわちサティとヘンリー・カウエルから影響を受けつつ次第に独自の音楽と世界観を形成してゆくプロセスを聴くことができます。どの作品にも国籍不明の民族音楽的要素とケージらしい楽天主義が感じられて楽しい。「ピアノのための3つのやさしい小品」ではモーツァルトを思わせるディアトニックな明るい響きとバッハ風の対位法が現れ、いささか驚かされます。 ピアノはジョン・ケージ演奏の第1人者ジョシュア・ピアース。ベートーヴェン、リスト、ブラームスからラフマニノフ、ガーシュインさらにはシュトックハウゼン、武満までこなす何でもござれの才人ピアニスト。WERGOでもソナタとインターリュードを録音しています。ケージ入門にも最適の一枚。かつてイタリアAntsレーベルから出されていたものと同じ音源。
MS-1401
バルトーク:「44の二重奏曲」全曲(Sz.98/1931)
(バルトーク提案の曲順による演奏、全46トラック)
デュオ・ランドン
【フリフ・シグルヨンスドッティル(Vn)、
ヒョルレイフル・ヴァルソン(Vn)】

録音:2005年8月
シグルヨンスドッティルはアイスランド人を父にデンマークに生れた。アイスランドのレイキャビク音楽院で学んだ後、渡米、ウィリアム・プリムローズやヤノシュ・シュタルケルに学んだ。ヴァルソンはアイスランド出身でチェコのプラハ音楽院で学び、現在はクラシックと民族音楽のバンドの両方で活躍。デュオ・ランドンの名前の由来は2人が使う楽器がクリストフ・ランドン氏制作のヴァイオリンから。ヴァイオリンのミクロコスモスともいうべきこの作品を一種のワールド・ミュージックとしてとらえ、活き活きと演奏しています。この録音はバルトーク提案の曲順で演奏され、一部の曲は2回演奏されているためトラックが46となっています。
MS-1402
リュッケルト歌曲集
シベリウス:7つの歌曲Op.50
ブラームス:2つの歌曲Op.91*
シューベルト:宵の明星
 夜のヴァイオリン/ドナウ川で
マーラー:リュッケルトの詩による歌曲
ジュリア・モーガン(Ms)
アマンダ・ジョンストン(P)、
ジョディ・デイブンポート(Va)*

録音:2009年
ジュリア・モーガンはカナダ出身のメゾ・ソプラノ。「ディドーとエネアス」のディドー役、「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼル役などでリリカルな歌唱が高い評価を得ています。北米、ヨーロッパの歌劇場、リサイタルで活躍する期待の若手。
MS-1403
オーボエとイングリッシュ・ホルンのための新しい音楽
(1)アリッサ・モリス(b.1984):4つの性格(2008)
(2)スーザン・カンダー(b.1957):アメリカからの葉書(2009)
(3)ギリス・シルヴェストリーニ(b.1961):3つの二重奏曲(2008)
(4)ビヴァリー・ルイス(b.1958):ファンディの気質(2009)
(5)テレサ・マーティン(b.1979):真夜中の桃(2010)
(6)エリン・ゴード(b.1986):オーヴァーハード・オン・ザ・ソルトマ
ーシュ(2008)
(7)マーク・W・フィリップス(b.1952):エレジーと警笛(2001)
ミシェル・フィアラ((1)(2)(3)(5)Ob,(4)
(6)(7)イングリッシュHr)、
(3)(6)マーティン・シューリング(Ob)、
(1)(5)ウィリアム・アヴリル(P)、
(2)(4)(6)ドナルド・スピア(P)
(7)エレクトロアコースティック

録音:2010-11年
ミシェル・フィアラはカナダ、アメリカ、ヨーロッパで活動する女流オーボエ奏者でNAXOS、CENTAURにも複数の録音がある。収録曲はジャズの影響の濃いものから新ロマン主義風のものが多く、いずれも親しみやすい作品。フィリップスの「エレジーと警笛」はコンピュータによるうねる重低音とホワイト・ノイズの音響を背景にイングリッシュ・ホルンのメリスマティックなメロディが朗々と歌われます。
MS-1404
「ダンシング・オン・アイヴォリー」〜華麗なるピアノ編曲集
グレインジャー:R.シュトラウスの《薔薇の騎士》終幕の愛の二重唱によるランブル
ガーシュウィン(グレインジャー編):ラヴ・ウォークト・イン
ガーシュウィン(E.ワイルド編):エンブレサブル・ユー
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータBWV.1004より
グルック(A.チェイシンズ編):オルフェウスからの旋律
ラフマニノフ(Z.コシチュ編):ヴォカリーズ
アルベニス(ゴドフスキー編):タンゴOp.165-2
サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥
J・シュトラウス(G.シフラ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ
J・シュトラウス(A.シュルツ=エヴラー編):「美しく青きドナウ」の主題によるアラベスク
ジュエ・ワン(P)

録音:2011年6月
古今の様々な名曲をピアノにアレンジした曲集はほかにもありますが、グレインジャーの薔薇の騎士の主題による自由な編曲やガーシュウィンのソング、J.シュトラウスの美しく青きドナウのアラベスクまで収録した多彩なラインナップはこの一枚くらいでしょう。編曲はグレインジャー、ゴドフスキー、ワイルド、シフラ、コシチュら名ピアニストたちによる極上品(おそらく彼らがアンコール用に編曲したと思われます)。ピアノの王は上海出身で第51回マリア・カナルス国際ピアノ・コンペティション優勝、第2回リヒテル国際ピアノ・コンクール第3位獲得のいま乗りに乗っている若手。
MS-1405
シモーネ・レイタン/ピアノ・リサイタル
バッハ:イギリス組曲第3番ト短調
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番Op.22
アンドレ・メーマリ(b.1977):グランデ・バイアン・デ・コンチェルト
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.36
シモーネ・レイタン(P)

録音:2011年5月,7月
シモーネ・レイタンはブラジル出身で現在、アメリカで熱い注目を集めている女流ピアニスト。マイアミ大学で博士号を取得、ノルウェー音楽院でも学びました。バッハにおける対位法のカンタービレ、ヒナステラと現代作曲家メーマリの強烈なリズム、ラフマニノフの華麗なピアニズムなど、あらゆるスタイルをブラジルの強烈な陽射しのように熱く明快に弾ききります。
MS-1406
マーラー:交響曲「大地の歌」
(シェーンベルクによる室内楽編曲版(1920)/レイナー・リーンによる完成版(1983)
ロバート・ブロールト(T)、
リチャード・ゼラー(Br)
ケン・セルデン(指)
マーティンゲール・アンサンブル

録音:2012年8月27日ポートランド,ライヴ
ケン・セルデンとマーティンゲール・アンサンブルによる室内楽版マーラー第2弾。
大地の歌の室内楽版のディスクは今日、意外にも多くリリースされている。そもそもこの室内楽版はシェーンベルクが1920年前後に開催された現代音楽コンサート「音楽私的演奏協会」のために編曲したもので、大編成のマーラー作品を上演するには予算に限りがあったため縮小版を作ったわけです。しかしもともと室内楽的な書法の「大地の歌」を室内楽にすることで作品は更に透明度を増し、今日むしろこの版を好む指揮者は多い。通常、歌手はアルト(かメゾ、もしくはコントラルト)とテノールで歌われるがバーンスタイン&VPO以来、テノールとバリトンで歌われることも多くなってきまし。しかし室内楽版のディスクではまだそれも数少なく、このディスクは貴重。因みにレイナー・リーンによる完成版とはシェーンベルクが編曲し残した余白部分を1983年にリーンが補作したもので、今日使用される大地の歌のシェーンベルク室内楽編曲版は全てこの版のことです。
MS-1407
ファゴットと合唱のための音楽
(1)エジル・ホヴランド(b.1924):アニュス・デイ(2002-02)
(2)バーナード・ファン・ベウルデン(b.1933):トロイの終わり(2003)
(3)エイドリアン・ウィリアムズ(b.1956):わが魂は不動(1981)
(4)エーベルハルト・アイザー(b.1932):オラショネス・プロ・パーチェム(2010)
(5)エイドリアン・ヴァーノン・フィッシュ(b.1956):小コーニッシュ・ミサ(1984/2010)
(6)フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986):5 つの歌曲(1931/ 1976)
ベンジャミン・コエーリョ(Fg)
(1)-(5)ティモシー・スタルター(指)アイオワ大学カントライ(合唱)
(5)グレッチェン・ブルーセホフ(S)、ジャクリーヌ・ラン(A)、ノア・デローグ(T)、ブライアン・ダイクス(Bs)
(6)ミシェル・クローチ(S)

録音:2010-2011 年
ファゴットと合唱のために書かれた20 世紀の作品ばかりを集めた珍しいアルバム。ホヴランドはノルウェイ、ベウルデンはデンマーク、ウィリアムズとフィッシュはイギリス、アイザーはドイツ、ミニョーネはブラジルの作曲家である。ファゴットは合唱に対して時にソロと管弦楽のように協奏曲的な関係になるかと思えば、合唱や独唱のオブリガートを務めたり、多様な変化を見せます。作品はいずれもロマンティックで真摯な祈りの音楽。
MS-1408
「反抗の声」〜サクソフォンとピアノのための新しい音楽
(1)ジャン=ルイ・プチ(b.1937):ルン・マルティプル
(2)デイヴィッド・M・ゴードン(b.1976):サーカム・フレクサス
(3)フェルナンド・デクラック(1896-1954):世界中の踊り,反抗の声
(4)エレイニー・リリオス(b.1968):ウェッジ
(5)マリリン・シュルード(b.1946):トロープ
(6)ミケル・クエーン(b.1947):レゾナンス
(7)バートン・ビアーマン(b.1943):始まり
(8)ジャン=ルイ・プチ:魔法の喜び
(9)アストル・ピアソラ(1921-1992):秋*
(10)ピエト・スワーツ(b.1960):コテカン
ジョレン・ケイン(Sax:ソプラノ、アルト、バリトン)、
サラ・ケイン(Cl)*、
マイラ・グティエレス=スプリングフィールド(P)
録音:2011年5月
ジョレン・ケインは北イリノイ大学で学びジャズ、クラシックの双方で活動している。前衛風、イベール風、ジャズ風と様々な傾向の作品が収められています。
MS-1409
C.P.E.バッハ:前奏曲・変奏曲とフーガ.ニ短調
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
C.P.E.バッハ:幻想曲とロンド
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
キャメロン・ワトソン(P)

録音:2011年2月,6月エドモントン
バロックから古典派への確橋渡しに大きな役割を果たしたカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)と彼の影響を受けたベートーヴェン(1770-1827)の最後の2つのソナタをカップリングした内容。キャメロン・ワトソンは北米全土で盛んに活動しているカナダのピアニスト。
MS-1410
バルトーク:ピアノ作品集
14のバガテルOp.6,SZ.38
2つのルーマニア舞曲Op.8/a,SZ43
15のハンガリーの農民の歌SZ.71
ハンガリー農民の歌による即興曲Op.20,SZ.74
ブルガリアのリズムによる6 つの舞曲(ミクロコスモス第6 巻SZ.107 より)
テリー・エダー(P)

録音:2014 年7 月、78’20
アメリカ出身のテリー・エダーはハンガリーの音楽を中心に演奏活動を行っています。ペーテル・タカーチ、バリント・ヴァジョニといったハンガリー出身の教師に師事。バルトーク独自の民謡を用いたり、民族的な作風のピアノ曲をセレクトしています。
MS-1411
アカペラのための新しい音楽
マイケル・ギルバートソン(b.1987):ダウランドによる3 つのマドリガル
ザカリー・パッテン(b.1979):マニフィカト、アーメン
クリスティーナ・ホイッテン・トーマス(b.1979):獣のコラール
ダニエル・ブリューベイカー(b.1951):母よ父よ
ベーザド・ランジバラン(b.1955):われわれはひとつ
クリストファー・セオファニデス(b.1967):メッセージ・トゥ・マイ・セルフ
ロバート・コンベリー(b.1954):羊
アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960):悠々と愛は流れる
エリオット・Z・レヴァイン(b.1948):私は神に感謝する
ケント・トリトル(指)ムジカ・サクラ(合唱)

録音:2011 年ニューヨーク
20世紀後半生まれの作曲家による無伴奏混声合唱のための宗教音楽集。イラン出身のランジバラン以外は全員アメリカの作曲家。調性を基調とした暖かいハーモニーにあふれる美しい現代の宗教曲集。ピューリッツァー賞作曲家カーニスのロマンティックな宗教音楽も入っています。
MS-1413
ジョエル・フェイギン(b.1951):ラメントと沈黙
第1 部(無伴奏ヴィオラのための哀歌
ピアノのための瞑想 I
6 つのヴィオラのためのゴースト)
第2 部(ピアノのための瞑想 II
7 つのヴィオラのためのゴーストを伴う哀歌)
ヘレン・カルス(Va)、
カルス・ヴィオラ・スタジオ、
ジョエル・フェイギン(P)

録音:2012 年6 月
フェイギンは中堅からベテランの世代に属するアメリカの作曲家でフルブライトの奨学金を得てロシアに留学したこともあります。そのせいか彼の作品はアメリカのみならずロシア、アルメニアなどでも盛んに演奏されている。作曲をナディア・ブーランジェ、ロジャー・セッションズらに学び、作風は堅実で新古典主義もしくは新ロマン主義的な傾向を持ちます。
MS-1414M(2CD)
ハンプソン・シスラー(b.1932):作品集(オーケストレイション:A.レイトゥシュ)
(1)《マイルストーン》組曲第1巻(4曲)
(2)《マイルストーン》組曲第2巻(5曲)
(3)《マイルストーン》組曲第3巻(5曲)
(4)5つのシェイクスピアのソネット〜ソプラノ、バリトンと管弦楽のための
アーカディ・レイトゥシュ(指)
(1)-(3)ウクライナ国立SO((1)の1曲目、(2)の1曲目、3曲目、(3)の2曲目、3曲目)
(1)-(3)ブルガリア国立RSO(上記以外)
(4)ミシェル・トロヴァート(S)、
(4)イアン・グリーンロウ(Br)
(4)クリミア国立フィルハーモニーSO

録音:2011年
シスラーはニューヨーク出身の作曲家。マイルストーン組曲は様々な過去の名曲(ブラームスの子守唄やサン=サーンスの白鳥など)の旋律を使った管弦楽によるパラフレーズ集。コープランドやバーバー、そのほか映画音楽を思わせる叙情的で親しみやすい音楽。
MS-1415
ジョシュア・ピアース〜協奏曲集
バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
ヒンデミット:「4つの気質」〜ピアノと弦楽のための主題と4つの変奏
ブロッホ:合奏協奏曲第1番〜弦楽とピアノのオブリガートのための*
ジョシュア・ピアース(P)、
カーク・トレヴァー(指)
カペラ・イストロポリターナ、
スロヴァキアRSO*

録音:2007-08年ブラティスラヴァ
バッハと彼に強い影響を受けた20世紀の作曲家二人の新古典主義的な作品という意図のしっかりしたアルバム。ブロッホの合奏協奏曲第1番の大枠ではバロック様式を借りながら繊細精妙で近代的な和声と旋律が神秘的。ピアノのジョシュア・ピアースはジョン・ケージをはじめとする20世紀音楽に造詣が深いだけでなく、バッハ、ベートーヴェンなど古典派も得意としており、その両方の特性が集約された一枚。
MS-1416(2CD)
20世紀の女性作曲家によるヴィオラ作品集
ミンナ・キール(1909-99):バラード ヘ短調(1929)
マルセル・ソラージュ(1894-1970):無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.43(1930)
フェルナンド・デクリュック(1896-1954):ヴィオラ・ソナタ(1943)
ルイーズ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):3 つの小品(1881)
パメラ・ハリソン(1915-90):ヴィオラ・ソナタ(1946)、ラメント(1963 出版)
リリアン・フックス(1901-95):無伴奏ヴィオラのための「ソナタ・パストラーレ」(1953)
レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ(1919)
ヒラリー・ハーンドン(Va)、
ウェイ=チュン・バーナデット・ロー(P)

録音:2010-2012年
様々な国の女性作曲家によるヴィオラのための作品集。キールはロシア移民としてイギリスで生まれ、ソラージュはブラジル、デクルックはフランス、ル・ボーはドイツ、ハリソンとクラークはイギリス、フックスはアメリカの出身です。19世紀後半から20 世紀半ばにかけて活躍した作曲家らしく、印象派、中期から後期ロマン派、その他、近代音楽の諸傾向の影響を受けた旋律豊かで女性らしい繊細な色彩感あふれる佳作ぞろい。
MS-1417
ギターに編曲されたヘンデル
ヘンデル(1685-1759):ソナタ.イ短調Op.1-4,HWV362(原曲:リコーダー・ソナタOp.1/4)
組曲第8番ニ長調HWV441(原曲:ハープシコードのための組曲第8番)
組曲第7番ニ短調HWV432(原曲:ハープシコードのための組曲第7番)
ロバート・グルカ(G)

録音:2008年9月、聖スタニスラウス教会,クリーヴランド
ロバート・グルカはアサド兄弟に師事しバロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持つ若手ギタリスト。またブーレーズの指揮したストラヴィンスキー「うぐいす」やウェルザー=メストのマーラーの交響曲第7番でもギター・パートで参加している。ここに収められたヘンデル作品では各声部が有機的に弾きわけ対位法に編みこまれた旋律が活き活きと歌われています。
MS-1418
「干し草の中のダイアモンド」〜20世紀のピアノ・トリオ
アルノ・ババジャニアン(1921-83):ピアノ三重奏曲嬰へ短調(1952)
ジャン・フランセ(1912-97):ピアノ三重奏曲(1986)
ポール・シェーンフィールド(b.1947):カフェ・ミュージック(1987)
トリオ・ソリス
【コリーン・スティルウェル(Vn)、
グレゴリー・ソーアー(Vc)、
リード・ゲインズフォード(P)】

録音:2010/2011年
アルバム・タイトルの「干し草の中のダイアモンド」とは「隠された宝物」、「知る人ぞ知る名品」というほどの意味だろうか。とは言え、ハチャトゥリアンの次の世代に属するアルメニアの作曲家ババジャニアンはロストロポーヴィチが彼のチェロ協奏曲を初演するほどの大物で、アルメニア民謡に由来するエキゾチックな(時にボロディンを彷彿とさせる)旋律は忘れられないほどの印象を残す。今年が生誕百年となるフランセの軽妙洒脱な三重奏曲、ジャズのイディオム満載のシェーンフィールドの楽しい「カフェ・ミュージック」と聴き所たっぷり。
MS-1419
「明るい雰囲気」〜ミリツァ・ヨヴァノヴィッチ
プロコフィエフ:風刺Op.17
イゴール・カラーチャ(b.1974):夜想曲
ヴラダン・ラドヴァノヴィッチ(b.1932):6つの前奏曲
ロジャー・ブリッグス(b.1952):即興曲
デュシャン・ラディッチ(1929-2010):3つの前奏曲
レスリー・ソンマー(b.1967):ロバート・フロストの詩による5つの小品
バルトーク:戸外にてSZ.81,BB.89
ミリツァ・イェラチャ・ヨヴァノヴィッチ(P)

録音:2011 年7 月ベオグラード,セルビア
ヨヴァノヴィッチはセルビア、ベオグラード出身のピアニストでモスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだ。ソリストとしてアメリカ、カナダ、ヨーロッパで活躍する女性ピアニスト。彼女の得意とするロシア物、東欧物でまとめた内容。
MS-1420(2CD)
ピリオド楽器で聴くブラームス:後期ピアノ作品集
幻想曲集Op.116
ピアノのための小品Op.118
3 つの間奏曲Op.117
ピアノのための小品Op.119

(特別トラック)
グウェンドリン・モクとデイヴィッド・ボウルズの対話「ブラームスと彼のピアノについて」と比較演奏(間奏曲イ単調 Op.116-2 と間奏曲ハ長調Op.119-3 をモダン・ピアノとピリオド楽器で弾き比べ)
グウェンドリン・モク(P)
1868年製エラール・グランド・ピアノ、1871年製シュトライヒャー・グランド・ピアノ使用
グウェンドリン・モクはニューヨーク出身のピアニストで当 MSR では二枚目のアルバムとなる。ペルルミュテールの最後の弟子である彼女は前作でエラール・グランド・ピアノを使用しラヴェルのピアノ曲全曲(MS-1070)に取り組み、作曲家が活躍した時代に制作されたピアノを使って演奏することをライフ・ワークとするユニークなピアニスト。今日のピアノとはかなり趣きを異にする 19 世紀のピアノを使ってブラームスの音楽の本質が炙り出されます。
MS-1421
「蓮の池」〜エキゾチックなオーボエ作品集
(1)ガマル・アブデル=ラヒム(1924-1988):蓮の池
(2)ヒラリー・タン(b.1947):シャッケイ(借景)・ディプティーク
(3)ド・ホン・カン(b.1956):4枚の絵
(4)マルセル・スラージュ(1894-1970):パストラーレ
(5)デレック・リムバック(b.1974):波及効果〜ネオンのための3
つの小品
(6)エリザベス・ヴァーコー(b.1941):バタフライ効果
シンシア・グリーン=リビー(Ob)
(1)ウェイ=ハン・スー(P)、
(1)(3)スザンナ・ライチリング&スコット・キャメロン(Perc)、
(2)(3)ピーター・コリンズ(P)、
(4)(5)(6)ジェレミー・チェスマン(Hrp)

録音:2012年4・5月ミズーリ州立大学
アブデル=ラヒムはエジプト、タンはウェールズ、カンはベトナム、ソラージュはフランス、リムバックはアメリカ・ミズーリ、バーコーはアメリカ・ワシントン出身の作曲家。国籍も世代も様々な作曲家のオーボエのための室内楽作品でいずれもアジア、オリエント、中東風のエキゾチックな雰囲気を持つ魅力的な音楽。アラン・ホヴァネスやヘンリー・カウエル、ルー・ハリソンの音楽が好きな人にお薦め。
MS-1422
クイック・ステップ〜アメリカ南北戦争当時のブラス・バンド音楽
トマス・コーツ:ノーサンプトン・クイック・ステップ、
 バークレーのミンストレル
ウィリアム・タンザー:セント・マーティンズ
ジョージ・H.グッドウィン:ワルツ
A.カーリック:死の行進曲
トマス・コーツ:ファントム、
 クイック・ステップ31/ほか全19曲
ダグラス・F.ヘドウィグ(指)
コーツ・ブラス・バンド
(1855-72頃のピリオド楽器&マウス・ピース使用)

録音:2011年8月ポーリング・クエーカー・ヒル・キリスト教会,ニューヨーク
アメリカ南北戦争(1861-1865)当時に北部で盛んに演奏された曲を収録。楽器やマウス・ピースは当時のものを使用しています。
MS-1423
オーボエ、ヴィオラ、ピアノのためのロマンティックな三重奏曲集
シューマン:おとぎ話Op.132
チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):2 つの狂詩曲
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):葦の歌Op.28
ロベルト・カーン(1865-1951):セレナーデOp.73
アンサンブル・シューマン
【トーマス・ギャラント(Ob)、 スティーヴ・ラーソン(Va)、 サリー・ピンカス(P)】

録音:2011 年
世界各地で長年演奏活動を行っているトリオ、アンサンブル・シューマンによる美しい室内楽曲集。軽やかでロマンティックな雰囲気のシューマン、19 世紀末から 20 世紀初めに活躍したドイツ出身のアメリカの作曲家 C.M.レフラーの抒情的な歌が聴こえる“2 つの狂詩曲”、クルークハルトが詩人ニコラウス・レーナウの詩に影響されて書いた“葦の歌”、知られざるドイツの作曲家ロベルト・カーンによるドイツ・ロマン派を受け継ぐ作風の“セレナーデ”などを収録しています。
MS-1424
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51
ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10
セルティSQ

録音:2008年5月
セルティ弦楽四重奏団は 1994年に結成されニューヨーク、テネシー、ミシガンの諸州を中心に活動している。ブラームスとドビュッシーという全く作風の異なる作曲家の弦楽四重奏曲を共に古典的な枠組みの中でとらえ、骨太な演奏に仕上げています。
MS-1425
クリスマス・フェスティヴァル
クリスマス序曲、赤鼻のトナカイ,
ウクライナの鐘のキャロル、モータ
ウンのジングルベル、おもちゃの行進、
オー・ホリー・ナイト、クリス
マス・フェスティヴァル、他全10曲
ブラス・バンド・オブ・バトル・ク
リーク(金管バンド)

録音:2006-11年
アメリカを代表するブラス・バンドによるクリスマス名曲集。
MS-1426
受難節から復活祭までの音楽
パニス・アンジェリクス(フランク)
スターバト・マーテル(ペルゴレージ)
私の歌は知られていない愛(アーチャー)
もし神が私たちのためにいるのなら(ヘンデル)
トランペットの音(パーセル)
私は同様にあなたに従う(J.S.バッハ)
ほか全17 曲
ジェーミー・ハイテル(指)
コネチカット州グリーンウィック・クライスト・チャーチ聖チェチーリア少女Cho、
アリステア・レイド(Org)

録音:2013年
コネチカット州グリーンウィック・クライスト・チャーチは独立宣言以前の1749年に設立されたアメリカでも最も古い教会に属する。この教会には6〜7 つの合唱団があり、教会のミサ以外にも盛んに演奏活動を行っており全米でもよく知られている。少女だけによるこのアルバムはまさに天使の歌声で癒しの効果も満点。
MS-1427
「谷は歌う」〜ハドソン峡谷の作曲家たちの合唱音楽
ジョージ・ツォンタキス(b.1951):小さなフクロウを見た夢を見た
 凍死/私を愛して私はあなたを愛している
コープランド:汝永遠に存在するエホバよ/
パナイオティス(b.1957):アリスわが愛
ジョナサン・ラッセル(b.1979):雨が降る
 ああ冷たい谷は今
ピーター・シックリー(b.1935):春の日没後/他
ジェイムズ・フィッツウィリアム(b.1963)、ピーター・W.シップル(b.1939)、ジョン・B.ヘッジス(b.1974)、シャーリー・ホフマン・ウォーレン(b.1948)、クレイグ・フライヤー(b.1958)、エドワード・ランダーガン、の作品、全24曲
エドワード・ランダーガン(指)
カイロス(混声合唱)

録音:2012年6月
ハドソン峡谷はニューヨーク州南東部にある風光明媚な地域で歴史的に多くの宗教的コミュニティがあり多くの文化的、芸術的運動がここで起こり育まれました。このアルバムはこの地で創作活動を行ったり、この土地のコミュニティと関わりのあった作曲家たちの宗教的な題材を扱った合唱曲を収録。近代的なハーモニーの中に敬虔な祈りの歌を織り込んだ秀作宗教楽。
MS-1428
ルイジ・レニャーニ(1790-1877):フルートとギターのための作品集
グラン・デュエットOp.87
グランド・ファンタジアOp.61〜ギター独奏のための
ヴェルディの《エルナーニ》〜エルヴィラのカヴァティーナ
デュエット・コンチェルタンテOp.23
ハイム・デュオ
【アネッテ・ハイム(Fl)、ブレット・ハイム(G)】

録音:2011年
レニャーニは古典派からロマン派へ移り変わる時代を生きたイタリアのギタリスト、歌手で作曲家。ロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディの歌劇からの編曲作品も多く、当CDにも収められています。自作もまたロッシーニ、ドニゼッティらの影響を受けた軽妙で流麗な旋律に溢れています。
MS-1429
「春の響・春の海」
(1)ジェームズ・如楽・シュレファー(b.1956):春の海リダッ
クス(2011)
(2)ジェームズ・如楽・シュレファー:尺八協奏曲(2009)
(3)デーロン・ヘイゲン(b.1961):筝協奏曲「源氏」(2011)
ジェームズ・如楽・シュレファー(尺八)、
黒澤有美(20弦筝)、
オーケストラ・オブ・ザ・スワン
(1)(2)ケネス・ウッズ(指)
(3)デヴィッド・カーティス(指)

録音:2011年ストラトフォード市民ホール
ジェームズ・ニョラク(如楽)・シュレファーはニューヨークにおける尺八の第一人者で横山勝也、三橋貴風らに尺八を師事、2001年には日本人以外としては数少ない「大師範」の免状を取得している。筝の黒澤有美は吉村七重に師事し、ニューヨークを中心に活動している若手。 (1)は宮城道雄の名曲「春の海」に弦楽の序奏をつけ、伴奏を付けた珍作。(2)の尺八協奏曲は3楽章26分の大作。日本人では考えつかないような斬新な尺八作品。コープランドから連なるいかにもアメリカのカラッとした協奏曲です。こんな作品だと尺八はフルートのようです。(3)の筝協奏曲はオペラ作曲家と知られるヘイゲンの作品。こちらも28分弱の大作。若干中華風です。どの作品も、我々日本人には考えつかないような邦楽器作品で、ヘンテコなことこの上ないのですが、大真面目に作られた作品です。
MS-1430
チェロとギターのための音楽
ドゥサン・ボグダノヴィッチ(b.1955):4つの親密な小品(1977)
ハダメス・ジナタリ(1906-1988):チェロとギターのためのソナタ(1969)
スティーヴン・ゴス(b.1964):偶像の庭園(2005)
ハイメ・ミルテンバウム・セナモン(b.1953):レフレクソロス(反響)第6番(1986)
パターソン・サットン・デュオ
【キンバーリー・パターソン(Vc)、
パトリック・サットン(G)

録音:2012年8月デンヴァー,コロラド
チェロとギターという一見ありそうで実はこれまでなかった組み合わせによるデュオ。どの曲もギターのアルペジオにチェロの旋律が絡むといった単純な構成ではなく、めまぐるしく主従関係が交代したり、時に対等な関係で協奏曲的な対立をみせたりと楽器法を含めて変化に富んだ作品が揃っています。トルコからエジプトに至る地中海の民族音楽に影響を受けたボグダノヴィッチの「4つの親密な小品」、サンバなど南米音楽のテイストが楽しいジナタリの「ソナタ」、フランク・ザッパの影響を受けたと語るゴスの「偶像の庭園」など、民族音楽、ポップスの要素が含まれた楽しい作品集。
MS-1431
パリ音楽院の作曲家によるフルート作品集
ピエール・カミュ(1885-1948):歌とバディネリ
ケクラン(1867-1950):フルート・ソナタ.
ルネ=エマヌエル・バトン(1879-1949):パッサカリア
ルーセル:アンダンテとスケルツォ
ゴーベール(1879-1941):フルート・ソナタ第2番
メラニ・ボニ(1858-1937):小品、スケルツォ
デュボア(1930-1993):フルート・ソナタ
フランセスカ・アーナン(Fl)、
テリー・リン・ハドソン(P)

録音:2013年1月
アーナンのケクラン、オールウィン他の無伴奏フルート作品集(MS1457)に続くアルバム第2弾。名門パリ音楽院出身の作曲家達によるフルート作品を収録。19 世紀末から20 世紀初頭に活躍した作曲家達の作品はいずれもフランスの洗練されたエスプリにあふれている。フランセスカ・アーナンはオバーリン音楽院で学び、カナダ、アメリカ、アジア、ヨーロッパでソリストとして活躍している中堅女流フルーティスト。
MS-1432
パーシケッティ(1915-1987):歌曲集「ハーモニウム」Op.50(1951) シェリー・オーヴァーホルト(S)、
ジョシュア・ピアース(P)

録音:2012年1月、ニューヨーク
アメリカ現代音楽の重鎮パーシケッティは保守派の作曲家に属するが、ジュリアード音楽院ではフィリップ・グラスや一柳慧など新しい傾向の音楽を書く優秀な弟子を多く輩出している。ワラス・スティーヴンスの詩をテキストとする 20 曲からなる歌曲集は全編、無調で書かれた表現主義的な厳しい音楽である。ソプラノのオーヴァーホルトはメトロポリタンの舞台にも度々立つ実力派。
MS-1433
メシアン:「幼子イエスに注がれる20のまなざし」(抜粋)(第15、14、4、1、10、11、19番) エヴァン・ハーシュ(P)
録音:2005-2008年
エヴァン・ハーシュはアメリカのピアニストで、ソリスト、室内楽の分野で活躍している。ナクソスよりジョージ・ロックバーグ作品集を出すなど特に20世紀音楽を得意としています。ニューイングランド音楽院でマスター・クラスを持つなど後進の指導にも当たっています。
MS-1434
ベス・アンダーソン(b.1950)フルート作品集
「かまきりと青い鳥」(1979)
スケート組曲(全9 曲,1979/2012)
8 人の祖先(1980)
8 人の祖先の子守唄(1980)
ドミナントの準備〜追い越し必至(1979)
ブラッド先生の人魚の子守唄(1980)
尺八は走る(1981)/フルート湿原(1995)
9 月の湿原(1995)/コメント(2003)
クンミ・ダンス(2011)
アンドルー・ボロトウスキー(Fl,アルトFl,C 管Fl,バロックFl,尺八)
ベス・アンダーソン(P)
グレゴリー・バイナム(リコーダー)、
デイヴィッド・バカムジアン(Vc)、
レベッカ・ペチェフスキ(Cemb)

録音:2012 年
ベス・アンダーソンはカリフォルニア大学とミルズ・カレッジでジョン・ケージ、テリー・ライリー、ロバート・アシュリーに学んだ経歴からもおよそ察せられる通り、多国籍(あるいは無国籍)風の民族音楽的な作品を多く作曲している。このアルバムはフルート奏者アンドリュー・ボロトフスキのために書かれた作品集でフルートからバロック・フルート、はては尺八まで持ち替え、伴奏にはチェロ、チェンバロ、リコーダー、ピアノが入る。バロック音楽と民族音楽をミックスしたようなテイストで、この辺りはルー・ハリソン、ヘンリー・カウエルに近い雰囲気を持っている。
MS-1435
ジェームズ・コーン(b.1928):交響曲第3番ト短調(1955)
管弦楽のためのミニアチュア(1954/1975)
交響曲第4番イ長調(1956)
交響曲第8番ハ長調(1978)
カーク・トレヴァー(指)スロヴァキアRSO

録音:2001年
ジェームズ・コーンはジュリアード音楽院でロイ・ハリスらに作曲を学び、室内楽から交響曲(全8曲)、オペラまで幅広い作品を書いており、CDでは交響曲第2、7番(NAXOS)が発売になっています。師匠ロイ・ハリスやコープランド、バーバーといった、ある時代にアメリカの指導的立場にあった作曲家たちの影響を受けつつ、近現代要素を程よく受けたロマンティックな作風を持つ。交響曲第3番はシンフォニエッタといった方がより適切な内容で、同時代のバーナード・ハーマンの映画音楽のように叙情的な旋律と暖かいハーモニーを持った秀作。
MS-1436
ヴァイオリンとピアノのための子守歌と夜想曲
フランツ・ネルーダ:子守歌
ストラヴィンスキー:子守歌(「火の鳥」より)
リャプノフ:子守歌
クライスラー:ロマンティックな子守歌
フィールド:夜想曲第6 番
ショパン:夜想曲変ニ長調
シューマン:夕べの歌
ゴダール:子守歌(「ジョスラン」より)
ブラームス:子守歌
ドビュッシー:夢
シューベルト:子守歌
リスト:夜想曲第3番(愛の夢)
シマノフスキ:ノットゥルノ
ホヴァネス:オロール(子守歌)
ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌
フォーレ:子守歌(「ドリー」より)
チャイコフスキー:嵐の中の子守歌
グリーグ:ゆりかごの中で
デイヴィッド・ヘイズ(Vn)、
ピーター・コリンズ(P)

録音:2011年7月
子守歌、夜想曲と名付けられた古今の名曲をヴァイオリンとピアノに編曲して演奏。 原曲は歌曲、管弦楽曲、器楽曲など様々。中にはシマノフスキ、ホヴァネスなど珍しい曲も含まれています。デイヴィッド・ヘイズはミネソタ響、シカゴ響などで演奏の他、タングルウッド・インスティテュート・ユース管のコンサート・マスターを務めています。
MS-1437
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-95):晩祷詩篇Op.12(1694) メリッサ・ギヴンズ(S)、
ケリ・シャークリフ(S)、
ライランド・エンジェル(C.T)
エドゥアルド・テルセロ(T)、
マシュー・トレヴィーニョ(Bs)
ロバート・シンプソン(指)
ヒューストン室内O&cho

録音:2011年、セント・ジョン&ディヴァイン教会,ヒューストン
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナはイタリアのいわゆるボローニャ楽派に属するバロックの作曲家。彼の本領は宗教楽でミサ、モテット、オラトリオの他、オペラも手掛けています。イタリアらしい伸びやかな旋律たっぷりの晩祷曲。
MS-1438
フォーレ:13の舟歌(1881-1921)
「ドリー」〜ピアノ・デュオのための6つの小品Op.56*
サリー・ピンカス(P)
ハーシュ=ピンカス・ピアノ・デュオ*
【サリー・ピンカス&エヴァン・ハーシュ】

録音:2008-2010年
フォーレの溢れる抒情満載の2作品を二人のベテランのピアノで聴く。サリー・ピンカスはイスラエル出身でNAXOSからでも数枚録音しています。レパートリーはロマン派から現代曲まで幅広く、澄み切ったタッチと情感に流れすぎない音楽作りはフォーレに美しい気品を与えています。エヴァン・ハーシュは当レーベルでメシアンの「幼子イエスに注がれる20の眼差し」(抜粋)を録音しているサリー・ピンカスの夫君で《ドリー》で息の合った所を聴かせてくれます。
MS-1439
女流作曲家によるファゴットとピアノのための新しい音楽
エイドリーン・アルバート(b.1941):サーカディア〜3つの楽章
エリザベス・アレクサンダー(b.1962):フラクタルス
シンディ・マクティ(b.1953):サークル・ミュージックIII
スーザン・カンダー(b.1957):《昼食売り場》〜7つの楽章からなるミュージカル・プレイ
ナンシー・ガルブレイス(b.1951):バスーン・ソナタ
クリスティン・シリンガー(Fg)、
ジェッド・モス(P)
アメリカの様々な世代の女性作曲家によるファゴットとピアノのための作品集。いずれもジャズ、ミヨー、プーランク、コープランドを思わせる親しみやすくロマンティックな作品。カンダーの《昼食売り場》は語りが入る音楽劇風の作品。ファゴットのシュリンガーは現代音楽を特に好んで演奏する若手。
MS-1440
バロック・レガシー」〜バッハと彼と同時代の作曲家によるコントラバスのための音楽
(1)バッハ:ソナタ.ト短調BWV.1027(原曲:ヴィオラ・ダ・
ガンバ・ソナタ第1番)
(2)ヘンデル:ソナタ.ハ長調
(3)バッハ:ソナタ.ニ長調BWV.1028(原曲:ヴィオラ・
ダ・ガンバ・ソナタ第2番)
(4)H.エックレス:ソナタ.ト短調
(5)バッハ:ソナタ.ト短調BWV.1029(原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番)
(6)F.クープラン:コンセールの小品(ポウル・バザライエ編)
ジェレミー・マッコイ(Cb)、
(1)(3)(5)マシュー・ラーキン(ポジティフOrg)、
(2)(4)カート・ムロキ(Cbコンティヌオ)
(2)(4)ケヴィン・マーフィ(Cemb)
(6)シリエン・テイラー=ドナヒュー(Vn)、カテリーナ・マリア・セペス(Vn)、ミラン・ミリサヴリェヴィッチ(Va)、ジェリー・グロスマン(Vc)、カート・ムロキ(Cb)

録音:2001年
ジェレミー・マッコイは現在、メトロポリタン歌劇場管弦楽団の副首席奏者としての活動の傍ら、ソロ活動と後進の指導に励んでいる期待のコントラバス奏者。先にBRIDGEレーベルから発売になっていた「コントラバスの対話〜コントラバスと様々な楽器のための二重奏曲集」(BCD 9163)はユニークなコンセプトで意外なヒット・アルバムとなりました。このアルバムでもバッハのガンバ・ソナタなどの細かな音符が華やかに駆け巡るバロックの技巧的な難曲を軽やかに弾ききっています。
MS-1441
トーマス・ヘイグ(1769-c.1808):ハープシコードのための6つの協奏曲(1783)
ハープシコード協奏曲第1番ニ長調/第2番変ロ長調/第3番イ短調/第4番ト長調/第5番ハ長調/第6番変ホ長調
バーバラ・ハーバック(Cemb)

録音:1990年(初出)、2012年(復刻)
トーマス・ヘイグ(Thomas Haigh)はロンドン出身の作曲家でヴァイオリニスト、ピアニストでもあり、作曲をハイドンに師事。彼の作品ではハイドンに捧げられた2組の「3つのソナタ」やジョン・ゲイの「乞食オペラ」の主題が引用されたピアノ・フォルテのためのソナタが比較的よく知られています。ベートーヴェンとほぼ同世代の人であるが、作品はバロック〜前古典派〜古典派の様式で書かれ、ハイドン、クレメンティらの影響を感じさせます。バロック様式とバロック時代にはありえなかった(古典派の)和声が融合しており、それらは過渡的、折衷的とも受け取れるが、彼独自のスタイルを完成させています。
MS-1442(2CD)
バッハ:フーガの技法BWV.1080
甘き死よ来たれBWV478
パッヘルベル: カノン.ニ長調(S.ドラモンド・ウォルフ編)/シャコンヌ.ヘ短調
コラール前奏曲「キリストの生誕」
シャコンヌ.ニ短調
バーバラ・ハーバック(Org)

録音:1989-1990年
アメリカの現代音楽作曲家バーバラ・ハーバックはオルガン奏者としても幅広く活動している。このアルバムではバッハの大作「フーガの技法」のほかにパッヘルベルの知られざる大作「コラール前奏曲《キリストの生誕》」が収録されているのが注目。なお有名な、あのカノンもオルガン独奏用に編曲されて収録されているため、パッヘルベルの主要なオルガン作品をこのセットでほぼ聴くことができるのはうれしい。
MS-1445
カール・ヘラー(1907-1987):ヴァイオリン、チェロ、オルガンのための作品集
(1)ヴァイオリンとオルガンのための「幻想曲」Op.49
(2)オルガンのための「トリプティコン」Op.64〜復活の主日のミサ『復活のいけにえに』
(3)チェロとオルガンのための「即興」Op.55〜スピリチュアル・フォークソング『イエス、君はいとうるわし』
(1)-(3)バーバラ・ハーバック(Org)
(1)ウィリアム・プリュシル(Vn)
(3)ロイ・クリステンセン(Vc)

録音:1989年
ドイツの作曲家カール・ヘラーはバイエルンのバンベルク出身。父のヴァレンティン・ヘラーは 40 年にわたってバンベルク大聖堂のオルガン奏者を務め、祖父と曾祖父はヴュルツブルク大聖 堂のオルガニストでした。カール・ヘラーはヴュルツブルク音楽大学でヘルマン・ツィルヒャーに 作曲を学び、その後ミュンヘン音楽アカデミーで作曲をヨーゼフ・ハースに、指揮をジークムント・ フォン・ハウゼッガーに師事。優れたオルガン奏者として、指揮者、そして指導者としても素晴らし い業績を残しました。1954 年から1972 年までミュンヘン音楽大学学長を務めています。このアル バムでは彼のルーツでもあるオルガンをメインにヴァイオリンとチェロとのデュオ作品を収録。後 期ロマン派のような作風で、濃厚な情感が浮かびあがります。
MS-1447
モーツァルト:弦楽、オーボエ、ピアノのための室内楽作品集
(1)ピアノ四重奏曲変ホ長調K.493
(2)オーボエ四重奏団ヘ長調K.370/368b
(3)ケーゲルシュタット・トリオ変ホ長調 K.498(オーボエ、ヴィオラ、ピアノ版)
(1)(2)アダスキン弦楽三重奏団:
【エミリン・ガイ(Vn)、
スティーヴ・ラーソン(Va)、
マーク・フレイザー(Vc)】
(1)サリー・ピンカス(Pf)
(2)トーマス・ギャラント(Ob)
(3)アンサンブル・シューマン:
【トーマス・ギャラント(Ob)、スティーヴ・ラーソン(Va)、サリー・ピンカス(P)】

録音:(1)(3)2012年6月ボストン、(2)2004年11月ニューヨーク、
モーツァルトの名作、ピアノ四重奏曲とオーボエ四重奏曲に加え、通常クラリネットとヴィ オラ、ピアノで演奏されるケーゲルシュタット・トリオのクラリネットをオーボエに置き換えて演 奏しています。この版による世界初録音になります。四重奏曲ではアダスキン弦楽三重奏 団にアンサンブル・シューマンのメンバーが加わって演奏しています。アダスキン弦楽三重 奏団とサリー・ピンカスはフォーレのピアノ四重奏曲集(MS1293)をリリースしている。
MS-1448
21世紀のスロヴェニアのフルート作品集
(1)ブラシュ・プツィハル(1977-):フルートとオーボエとピアノのための三重奏曲
(2)チルト・ソヤル・ヴォーグラルCrt Sojar Voglar(1976-):自然の目覚め〜無伴奏フルートのための
(3)ブラシュ・プツィハル:私のために〜無伴奏フルートのための
(4)チルト・ソヤル・ヴォーグラル:フルートとクラリネットとファゴットのための三重奏曲
(5)ブラシュ・プツィハル:フルートとピアノのためのソナチネ
(6)ピーター・コパッチ(1949-)/プツィハル編曲:フルートとピアノとコントラバスのためのロマンツァ
ニコル・モルンビー(Fl)
(1)アンドレア・リディラ(Ob)
(1)(5)(6)ブラシュ・プツィハル(P)
(4)レスリー・モロー(Cl)
(4)ジャニス・マッケイ(Fg)
(6)ヨスト・ドラシュラー(Cb)

録音:2013 年2〜3 月
アメリカのフルート奏者ニコル・モルンビーによる、スロヴェニアの21 世紀の新しいフルート音楽を収録したアルバム。アメリカのボイシ・フィルやナショナル・フルート・アソシエーション・コンヴェンションなど、世界各地で演奏活動を行っているモルンビー。今作は1991 年ユーゴスラビアから独立したスロヴェニアの現代作曲家のフルート作品を取り上げ、彼らの豊かな音楽の伝統と厳格な音楽が盛り込まれた独創的な楽曲となっています。
MS-1449
アイスランドのヴァイオリン二重奏曲
エリアス・ダビズソン(b.1941):ヴァイオリン二重奏曲
ソルケル・シグルビョルソン(b.1938):アイスランドの民謡
フィヌル・トルフィ・ステファンソン(b.1947):ディサの歌
ヒルディグンヌル・ルナルスドッティル(b.1964):2つのヴァイオリンの
ための《印象》
ヨナス・トマソン(b.1946):フュリオーソ
アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(b.1938):春はここに
デュオ・ランドン
【フリフ・シグルヨンスドッティル(Vn)、
マーティン・フルーワー(Vn)】

録音:2010-2012年
20世紀アイスランドの作曲家たちによる2つのヴァイオリンのための作品という珍しいCD。演奏のデュオ・ランドンはこれまでに当レーベルでバルトークの44のデュオを発表して好評を博しています。いずれの作品にも共通しているのはアイスランドの民族音楽を取り入れた親しみやすさでバルトークやその周辺の20世紀初頭から半ばにかけての民族主義の影響を受けた作曲家たちに通じる雰囲気を持っています。一番新しい世代の作曲家ルナルスドッティルの《印象》ではペルトやヴァスクスに似た空気感があり、弦楽四重奏に編曲したらクロノスQが喜んで演奏するかもしれません。全体にアイスランドのヒンヤリした透明な空気を感じさせる大変さわやかな内容。
MS-1443
20世紀のチェンバロ音楽(世界初録音)
アーノルド・ロズナー(b.1945):クラヴサンのための音楽Op.61
(1974)、
 ソナチネ・ダムールOp.83(1987)
ダニエル・ピンカム(1923-2006):パルティータ(1964)
バーバラ・ハーバック(Cemb)

録音:1990年(2012年復刻)
アーノルド・ロズナーは無調からポスト・アヴァンギャルドまで幅広い作風でこれまでに120曲以上の作品を発表しています。クラヴサンのための音楽Op.61ではプーランク風の新古典主義的な内容とミニマリズム、ジャズなどが折衷されている。ダニエル・ピンカムはウォルター・ピストン、ナディア・ブーランジェに師事するという、アメリカ東海岸出身者の典型的な学習コースを採っている作曲家。ハープシコードのためのパルティータは無調とバロック様式が渾然一体にミックスされた厳格な作品。
MS-1444
バッハ:オルガン作品集
前奏曲とフーガ「聖アン」BWV552
トッカータとフーガBWV540
バビロン川のほとりでBWV653
前奏曲とフーガBWV546
コラール前奏曲「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV622
幻想曲とフーガBWV542
前奏曲とフーガ「楔」BWV548
バーバラ・ハーバック(Org)

使用楽器:1983 年製フィスク・オルガン(ダウンタウン長老教会[ロチェスター、ニューヨーク])
1970 年製シュリッカー・オルガン(第一福音ルーテル教会[ライオンズ、ニューヨーク])
アメリカの現代音楽作曲家、ハープシコード奏者、オルガニスト、教育者として幅広い活動をしているハーバック。録音も積極的に行っており、これまでにソレルのチェンバロ・ソナタ全集(MS1300)、や世界初録音となるアンナ・ボン・デ・ヴェネツィア(MS1241)や、トーマス・ヘイグ(MS1441)、20 世紀のハープシコード作品集(MS1443)といった珍しいハープシコード作品を世に送り出しています。今作はバッハの傑作、オルガン作品集。見事な対位法技法で作曲された BWV542、壮大なスケールで展開されるBWV548 など、名曲を収録。伸びやかで揺るぎのない、たおやかな演奏です。
MS-1446
ベートーヴェン:ピアノ作品集
ポロネーズ ハ長調op.89
15 の変奏曲とフーガ 変ホ長調 「エロイカ変奏曲」op. 35
幻想曲ロ長調op.77
ピアノ・ソナタ第32 番ハ短調op.111
インナ・ファリクス(P)

録音:2013 年 1 月ニューヨーク・ヤマハ・アーティスト・サーヴィス
1978 年ウクライナ生まれのアメリカ人ピアニスト、ファリクス。前回の文学に関連するパステルナーク、ラヴェル、ラフマニノフのピアノ曲を集めたアルバム「韻文の響き」(MS1333)から一転、今作はベートーヴェン作品ばかり集めた直球派プログラム。鋭いリズムによる変奏曲が見事だ。ポロネーズや幻想曲といった珍しい曲も収録されています。
MS-1450(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6 曲) メアリー・コスタンツァ(Vc)

録音:2008年3月レイクヴィル
メアリー・コスタンツァはニューヨーク出身の若手チェリストでカーティス音楽院で学んだ後、ロチェスター・フィルハーモニーの副首席奏者となった。その後、クリーヴランド音楽院、ジュリアード音楽院で再び研鑽を積み、現在はソリストとして活動している。大変清潔感のあるバッハで、安定したテクニックと誠実な音楽作りに今後の更なる飛躍がに期待!
MS-1451
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集第1巻
協奏曲第6番ホ短調RV.484
協奏曲第26番ハ長調RV.479
協奏曲第12番イ短調RV.499
協奏曲第23番ト短調RV.495
協奏曲第27番変ホ長調RV.483
協奏曲第14番ハ短調RV.480
協奏曲第25番へ長調RV.491
協奏曲第2番イ短調RV.498
ナディーナ・マッキー・ジャクソン(Fg)
ニコラス・マギーガン(指&Cemb)
アイスリン・ノスキー(Vn)、
ジュリア・ウェドマン(Vn)、
デヴィッド・ローズ(Va)、
ラファエル・ドゥーブ(Vc)、
ドミニク・ジラールド(CB)、
ルーカス・ハリス(Lute,G)

録音:2011年8月22日、23日グレン・グールド・スタジオ,トロント
ナディーナ・マッキー・ジャクソンはモダンとヒストリカルのファゴットを操る奏者として室内楽からオーケストラまで幅広く活躍しています。アメリカ・カーティス音楽院で学び、モントリオール響、カナディアン・オペラ・カンパニー管弦楽団で活動後、現在はトロントに拠点を持つアンサンブル、G27に在籍しつつソロ活動に力を入れています。マギーガンはイギリス出身の著名なバロックのチェンバリスト、指揮者。小編成のアンサンブルならではの楽器間での丁々発止のやりとりがスリリングで楽しい。
MS-1457
珠玉のフルート独奏作品集
ケクラン(1867-1950):甘美な歌Op.198より(15曲)
ウィリアム・オルウィン(1905-85):無伴奏フルートのためのディヴェルティメント
ミクロス・ローザ(1907-95):無伴奏フルート・ソナタOp.39
アルトゥール・ウィルナー(1881-1959):無伴奏フルート・ソナタOp.34
フランチェスカ・アルノーネ(Fl)

録音:2012 年5 月、12月、2014年1月
20 世紀のフルート独奏のための作品を収録しているが、いずれも珍しいものばかり。ケクランは同時代のドビュッシーの影に隠れたマイナーな存在だが、収録作はドビュッシーの有名な「シランクス」を思わせる繊細な曲。20 世紀前半に活躍したオルウィンは自らもフルート奏者でもあり、フルートの機能を熟知した新古典主義的作品。映画「ベン・ハー」他の音楽で知られるローザのソナタは無調とモードのぎりぎり境目の微妙な調域をフルートがミステリアスに歌う秀作。バルトークのルーマニア民族舞曲の吹奏楽版の編曲者としても知られるウィルナーはチェコの作曲家で、収録のソナタは民族的でロマンティックな佳品。
MS-1458
20世紀ファゴット名曲集
ルボシュ・スルカ(b.1928):ファゴット・ソナタ(1956/1971)
ロジェ・ブートリー(b.1932):インターフェレンセス I(1972)
イヴァン・エレード(b.1936):ファゴット・ソナタ「ミラノ風」(1984)
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):ソナチネ(1952)
ヒンデミット:ファゴット・ソナタ(1938)
デュボワ(1930-1995):ソナチネ・タンゴ(1984)
ラヴェル:カディッシュ〜2つのヘブライ風の旋律より(1914)(フランク・モレッリ編)
フランク・モレッリ(Fg)、
ギルバート・カリッシュ(P)

録音:2012年5月22-24日
20世紀を代表するファゴットの作品を収録。タンスマンの1952年に書かれたソナチネはプーランクを思わせる古きよき時代のパリを思わせる名品。デュボワのソナチネ・タンゴもタンゴの様式を逆手にとった機知に富んだキッチュでお洒落な佳品。ファゴットのモレッリは長い間オルフェウス室内管弦楽団の楽員を勤める一方、ソリストとしても盛んに活動しています。
MS-1459
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ベン=ハイム:3つの無言
歌(管弦楽版、世界初録音)
バーバー:ヴァイオリン協奏曲
ジーナ・シフ(Vn)、
アヴラーナ・アイゼンバーグ(指)
MAV響

録音:2011年ハンガリー放送,ブダペスト
ジーナ・シフはニューヨーク・タイムス紙で「甘美で高いヴォルテージ、ハイフェッツの再来」と高い評価を得ている女流ヴァイオリニスト。既に録音は数多く、映画音楽の大家モーリス・ジャールのサントラ「フィクサー」が録音デビュー、他にブロッホのヴァイオリン協奏曲(NAXOS)、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集(MSR)などがあり、レパートリーにも特色があります。このディスクではユダヤ情緒たっぷりの神秘的なベン=ハイムの作品と明朗快活なバーバーの協奏曲で魅力的なカンタービレを聴かせています。指揮のアイゼンバーグは女流指揮者で、ボストン室内響の音楽監督を務める。
MS-1460
プーランク他:オルガン名作集
(1)ヴィドール:オルガン交響曲第6番ト短調〜アレグロ
(2)ヴィターリ:シャコンヌ ト短調(オルガン伴奏による)
(3)リリ・ブーランジェ:ピエ・イエス
(4)プーランク:オルガン,弦楽とティンパニのための協奏曲
(5)ポール・ハレイ(b.1952):「冬の夢」〜ソプラノ・サックスとオルガンのための
(1) -(5)ウィリアム・ニール(Org)
(2)ヘザー・ルドー・グリーン(Vn)
(4)シルヴィア・アリメナ(指)エクリプスCO
(5)ポール・ウィンター(ソプラノSax)

録音:2010年10月10日ワシントン
ウィリアム・ネイルはアメリカ、ナショナル交響楽団の主席鍵盤奏者としてレナード・スラットキン、ロストロポーヴィチ、マゼールらのもとで演奏、またバロック音楽の分野でもリリングらと度々共演しています。既に当MSRからは5種類のアルバムを出していますが、今回はプーランクの名作オルガン協奏曲を中心にオルガン伴奏によるヴィターリのシャコンヌや、ヒーリング・ミュージックの巨匠ポール・ウィンターとの共演による作品も入っており、文句なく楽しめる内容になっています。
MS-1461M(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830 デヴィッド・コレヴァー(P)

録音:2012年5月
コレヴァーはコロラド大学で教鞭を執りながらソロから室内楽、協奏曲まで幅広く活動する中堅ピアニスト。これまでに当MSRではJ.S.バッハ、ラヴェル、現代音楽など4枚のソロ・アルバムを出している他、伴奏者としても多くのディスクに参加している。澄み切ったタッチと余計な感情を排した音楽つくりは作品そのものの構造や音の美しさを聴き手に再認識させてくれます。
MS-1462
グランド・キャニオン・プロジェクト
張玉慧(b.1970):リオ・デル・ティソン(2011)
ジャン・スワフォード(b.1946):ユマ・ポイントの静寂(2011)
ジョン・ケネディ(b.1959):平たい石の呼吸(2011)
ラウラ・カミンスキー(b.1956):偉大なる不調和(2010)
マルティ・エプステイン(b.1959):これほど近く、これほど遠く(2011)
ディヴィッド・ラコフスキ(b.1958):煌めき (2010)
ダリット・ハダス・ウォーショウ(b.1974):ネイッサンス(2011)
ハワード・フラヅィン(b.1962):祖母の灰(と風船)(2011)
ジェフリー・マンフォード(b.1955):さらに内側の焦点(2011)
アンディ・ヴォレス(b.1956):近く遠い(2011)
ロンダ・ライダー(Vc)

録音:2012 年ウェレスレー大学ホートン・チャペル
2010 年、グランド・キャニオン国立公園のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれたチェリスト、ロンダ・ライダーはアメリカ生まれのチェリスト。リディア四重奏団とトリプル・ヘリックス三重奏団のメンバーでもある。2010 年にグランド・キャニオン国立公園のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれた彼女が、この世界的に有名な景勝地のために作曲家たちに委嘱を行ってコンサートを開催、そして生まれたのがこのアルバムだ。チェロ独奏による様々な姿の「グランド・キャニオン」が堪能できます。
MS-1463(2CD)
ダン・ロックレア(b.1949)の合唱音楽
CD1)
ホリー・カンティクルス(1996)/アレルヤ・ダイアローグ(1990)/インスタント・カルチャー(1985)/オン・キャッツ(1978)/離脱せよ!(1983)/ドーナ・ノービス・パーチェム(1983)/主を宣言する(1985)/クリスマス・キャロル(1981)/3 つのクリスマス・モテット(1993)
CD2)
吹きさらし(1992)/琥珀色の波へ(1993)/タペストリー(1982)/短いミサ(1993)/変わってゆく認識(1987)/墓碑銘(1987)
CD1:デイヴィッド・ペッグ(指)ベルカント・カンパニー(混声cho)

CD2:ロバート・ラッセル(指)ザ・コーラル・アート・ソサエティ(混声 cho)、
プロメテウス・チェンバー・プレイヤー
ズ、
シェアリー・カリー(P)

録音:1995年・1996年
ダン・ロックレアはアメリカの作曲家でバッファロー・フィル、カンザス・シティ・フィル、オマハ響などアメリカの地方都市のオーケストラ、アンサンブル、団体で盛んに演奏されている。作風は新ロマン主義あるいはプレ・モダン的、穏健、保守的な傾向。ここに収められている作品は全て宗教曲で温和で敬虔な雰囲気に溢れています。
MS-1464(2CD)
ロシアのピアノ協奏曲集
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(2) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第3番
(3) リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲
(4)ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲
(5)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番
(6)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
ジョシュア・ピアース(P)
(1)(2)(4)-(6)ポール・フリーマン(指)
(3)カーク・トレヴァー(指)
(1)(2)(5)(6)スロヴェニアRSO
(3)スロヴァキア・ナショナルSO
(4)ベルリンRSO

録音:(1)1990 年6 月、(2)1991 年1月、(3)2010年8月、(4)1988年10月、(5)1990年8月、(6)1990年1月
MSR Classics レーベルに、多数の録音を残している、ジョン・ケージをはじめとする現代音楽に造詣が深い実力派ピアニスト、ジョシュア・ピアースによるロシアのピアノ協奏曲集。チャイコフスキー最後の作品であり未完に終わった(第1 楽章のみ)“ピアノ協奏曲第3 番”、濃厚な民俗色が強く、派手に躍動する個性的なハチャトゥリアン、リストのピアノ協奏曲第1番の影響を強く受けたというリムスキー=コルサコフのピアノ協奏曲は超絶技巧が冴えわたります。
MS-1465
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.1
第1番へ短調/第3番ハ長調
第23番ヘ短調「熱情」
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2012年4月21-23 日、
サフォーク、イギリス
ジェームズ・ブローンはイギリス出身の中堅ピアニストで現在はニュージーランドに在住し、オーストラリア、イギリス、アメリカでさかんに活動している。アンドラーシュ・シフ、タマシュ・ヴァーシャリ、フー・ツォンらに師事しレパートリーはバロックから現代まで幅広い。大げさな身振りを一切廃したベートーヴェンは古典派というよりむしろバロック的といってもよいでしょう。
MS-1466
ベートーヴェン・オディッセイ第2集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第14 番「月光」
ピアノ・ソナタ第19 番
ピアノ・ソナタ第20 番
ピアノ・ソナタ第21 番「ワルトシュタイン」
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2012 年4&12 月サフォーク・
ポットン・ホール
英国生まれのブローンはアメリカやオセアニアなどで活躍しているピアニスト。第1集(ソナタ第1番、第3番、第23番「熱情」)に続く、第2弾となる彼のベートーヴェン・アルバムは、中期のドラマティックな作品を収録。ブローンのベートーヴェンは、丁寧な指遣いから生まれる柔らかい音色で、淡々としながらも巨大な造形を作り出しています。

MS-1467
ベートーヴェン・オデッセイ第3集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2 番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」Op.31-2
ピアノ・ソナタ第26番「告別」Op.81a
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2013年7月22-24日,ポットン・ホール、サフォークUK
“奇を衒わずに伸びやかに歌うことで見えてくる新たなベートーヴェン像!”
あのソウル・ミュージックの帝王ジェームズ・ブラウン(James Brown)とは綴りが一文字違いのジェームズ・ブローン(James Brawn)は、1971年イギリス出身のピアニスト。
「第2番」が鳴り出した途端、思わず息を呑みました!なんと健康的で伸びやかな歌心でしょう!第1楽章は転調の妙を丹念に救い上げながら自然にフレージングを形成する力量に驚かされ、和声にも一切混濁を見せないず、おおらかに音楽を息づかせています。第2楽章のとりとめのないような呟きには、自己のアプローチをひけらかす嫌らしさなど無縁の至純の佇まい。そんなブローンの清潔なピアニズムは終楽章で最高に結晶化されます。
「テンペスト」は、第1楽章冒頭の緩急のコントラストを緊張感を持って導く例が意外と少ない中で、ブローンの精妙な構成力は実に見事。特に主部における推進力が上滑りすることなく、かつ過剰な重圧感を避けながら漲るのには驚きを禁じえません。更に、展開部の気負いの一切ない高揚感!終楽章ではテンポ配分の絶妙さに感服。同じ楽想が漫然と繰り返されるだけの印象しか残らない演奏が少なくない中、この細やかで着実なニュアンスの表出ぶりだけをとっても、只者でないことは明らかです。
「告別」では、打鍵に幾分重みを加え、絶妙なアゴーギクも交えつつ、豊かなニュアンスが紡がれます。殊更に大規模な作品に見せようとするハッタリがないので、後味が実に清々しいのです。
熟練の深みと伝統の重みを携えたバックハウスの名演と、進化を遂げたベートーヴェン像を確立したブローンの演奏を、その日の気分でチョイスできる私達は、なんと幸せなことでしょう!【湧々堂】
MS-1468
ベートーヴェン・オデッセイ第4集〜ピアノ・ソナタ集第4集
ピアノ・ソナタ第14 番Op.14-1
ピアノ・ソナタ第15 番「田園」Op.28
ピアノ・ソナタ第21 番「テレーゼ」Op.78
ピアノ・ソナタ第25 番Op.79
ピアノ・ソナタ第27 番Op.90
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2013 年7 月
ジェームズ・ブローンはイギリス出身の1971 年生まれ。幼少期から才能を発揮し、12 歳の時にオーストラリアでデビュー・リサイタルを行い、その後世界各地で演奏活動を行っています。メルボルン・コンペティション、メニューイン・アワードなど受賞。今作はベートーヴェンのピアノ・ソナタ・チクルスの第4 弾。丁寧なピアニズムで、深い表現力、「テレーゼ」では、繊細に優美な旋律を際立たせています。
MS-1469
ベートーヴェン・オデッセイ第5集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5 番ハ短調Op.10-No.1
ピアノ・ソナタ第6 番へ長調Op.10-No.2
ピアノ・ソナタ第7 番ニ長調Op.10-No.3
ピアノ・ソナタ第10 番ト長調Op.14-No.2
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2017年4月20-22日 :12]
ジェームズ・ブローンによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集録音シリーズの第 5 弾。ブロー ンは1971 年イギリス出身。12 歳の時にモーツァルトのピアノ協奏曲第25 番を弾いてデビュー、 ニュージーランド、オーストラリアを主な拠点として活動し古典から現代作品まで幅広いレパート リーを持つ。ベートーヴェンのソナタは以前よりオーストラリア、イギリスのファンを中心に定評が あり、全集完結が待たれている。非常に端正で真摯な演奏に好感が持てるベートーヴェン。
MS-1474
ヴィオラとピアノのための作品集
マーティン・アムリン(b.1953):犬小屋(7曲)
 ララバイ、ソナタ、ヴィオレッタ
ロバート・マーフェルド(b.1945):動物の小品集(4曲)/
モニカ・ホートン(b.1954):鯨骨生物群集
ミシェル・ラコース(Va)
マーティン・アムリン(P)

録音:2013年
すべて世界初録音。様々な動物に触発されて作曲された新しいヴィオラ作品。ノースウェスタン大学でロバート・スワンに、ピーポディ音楽院でカレン・タトルに師事したアメリカのヴィオラ奏者ミシェル・ラコース。共演者である作曲家兼ピアニストのマーティン・アムリン書き下ろしの“犬小屋”はボクサー、コリーなど、犬の犬種がタイトルになったユーモアのある全 7 曲。マーフェルドの“動物の小品集”は夏の夜に起こる動物の情景を表現しています。
MS-1475
クレメンティ:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ.ト短調Op.7-3
ピアノ・ソナタ.ヘ短調Op.13-6
協奏曲風ソナタ.ハ長調Op.33-3
ピアノ・ソナタ.ト短調Op.8-1
ピアノ・ソナタ.ト長調Op.37-2
イアン・ホミニク(P)

録音:2012年3月
モーツァルトと同時代人のイタリアの作曲家クレメンティは日本ではピアノ教則本「ソナチネ・アルバム」の中に収められたソナチネ Op.36-No1〜No.6 ばかりがよく知られているが、このアルバムはそのOp.36 を除いたクレメンティの主要なソナタを収めている。ベートーヴェンは生前、ピアノ曲に関してはモーツァルトよりもクレメンティを高く評価していたと言われ、イタリア人らしい伸びやかなメロディと、特に短調のソナタに感じられる品格のある憂愁はクレメンティ独自の愛すべき世界である。ピアノを弾いているイアン・ホミニクはカナダ出身でピアノをアール・ワイルドに師事、現在、北米を中心に活動している。
MS-1476
スペイン歌曲集
グラナドス:「ゴイエスカス」より「マハと夜鳴きうぐいす」、愛
の歌曲集(全7 曲)
ファリャ:7 つのスペイン民謡(全7 曲)
トゥリーナ:3つのアリアOp.26
ダニエレ・タラマンテス(S)
ヘンリー・デリンジャー(P)

録音2013 年9 月
注目のソプラノ歌手、ダニエレ・タラマンテスのデビュー・アルバムはスペインの偉大な作曲家3 人の歌曲集です。グラナドスの「愛の歌曲集」は、濃い民族性とロマン的な情緒たっぷりな作風が魅力的。スペイン各地の民謡を取り入れ、スペインらしい雰囲気を存分に味わえるファリャの「7 つのスペイン民謡」などを、伸びやかな歌声で、躍動感あふれ、情熱的に歌っています。タラマンテスは、メトロポリタン歌劇場2014‐2015 年シーズンの演目の一つ、ビゼーのオペラ「カルメン」のフランスキータ役で出演するなど、これから更に活躍を期待されるソプラノ歌手です。
MS-1477
「エレメンツ」〜2012年&2014年ファゴットのための室内楽作曲コンクール受賞作
(1)ダヴィッド・アンヘロ・チャンカリーニ(1983-):「セイキロス・カルテット」(2012)〜オーボエ,ファゴット,マリンバ,ピアノのための
(2)ジェンニ・ブランドン(1977-):「カラー・ストーン」(2014)〜ソロ・ファゴットのための
(3)デヴィン・ファーニー(1983-):「炎と氷」(2012)〜ソプラノ,ファゴット,ピアノのための
(4)グレッグ・シュタインケ(1942-):「浮遊」(2005)〜ファゴットと弦楽のための
スーザン・ネルソン(Fg)
(1)ネルミス・ミーセス(ob)、
(1)ジェフリー・バルディン(マリンバ)
(1)(3)サルンガ・ファンツー・リュウ(P)
(3)ジェニファー・グード・クーパー(S)
(4)スティーヴン・ミアキー(Vn)
(4)クリスティーナ・マッガン(Vn)
(4)マシュー・ダリーン(Va)
(4)ジャクリーヌ・ブラック(Vc)

録音:2014 年
ファゴットの新しいレパートリーを増やすため、2009 年に創設された「ファゴットのための室内楽作曲コンクール」。今作は2012 年と2014 年の受賞作品を収録しています。作曲家デヴィン・ファーニーの作品は、アメリカの詩人ロバート・フロストの詩「炎と氷」にインスパイアされて作曲された楽曲。
MS-1478
バイロン・ベロウズのサキソフォンのためのサロン音楽
バイロン・ベロウズ:この家の中で、私は春を待つ、シモーネ/これは私の狂気、魔法の髪、メリー・ゴーランド、花のための私の悲しみ、怠惰な午後、3 時、グッドナイト
ハビエル・オビエド(Sax)、
ジャン=ピエール・シュミット(指)
聖ルカ室内アンサンブル

録音:2014 年5 月
バイロン・ベロウズはトロントを拠点に活動するカナダのライト・ミュージックの作曲家でミュージカルなどを発表、カナダ、アメリカで幅広く活躍している。収録曲はいずれも肩の凝らない親しみやすい音楽。サックスのハビエル・オビエドはカーター、ヒンデミット、コリリアーノなど20〜21 世紀の音楽を得意としており、甘い音色が特徴。
MS-1479
ブラームス:三重奏曲イ短調Op.114(クラリネット・パートをヴィオラで演奏した版)*
ヴィオラ・ソナタ第1番Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番Op.120-2
ジェラルディン・ウォルサー(Va)
デイヴィッド・コレヴァー(P)、
アンドラーシュ・フェイエール(Vc) *

録音:2012年8月ワイアストーン、イギリス
ブラームス晩年の傑作室内楽を3 曲。Op.114 はクラリネット三重奏曲として有名だが、ここではクラリネット・パートをヴィオラで演奏。ヴィオリストのジェラルディン・ウォルサーは長年サン・フランシスコ響の首席奏者を勤めた後、2005 年よりタカーチ弦楽四重奏団のメンバーとなり室内楽に精力的に取り組む他、協奏曲のソリストとしてテレマンからシュニトケまで幅広いレパートリーを持つ音楽家として注目されている。チェロのフェイエールもタカーチ四重奏団のメンバー。
MS-1480
カナディアン・コンチェルト・プロジェクトVol.1
マテュー・ルシエ:トランペットと弦楽のための協奏曲「アラメダの印象」Op.25
マテュー・ルシエ:ファゴットと弦楽のためのバラード「オフィリアの最後の歌」Op.2
マイケル・オキピンティ(b.):サーティーン・セカンズ〜トランペット、ファゴット、ギターと弦楽のための
グレン・ビューア:「彼が太陽が今だ出ていることを信じる場合、彼はただ悲しむだけであろう」〜ホルン、ファゴットと弦楽のための
マテュー・ルシエ:「奇妙な鳥の協奏曲」〜ファゴット、弦楽とバス・ドラム、チューブラー・ベルスのためのOP.37
マイケル・オキピンティ:「シシリーの諺」〜トランペット、ファゴットと弦楽のための
ナディア・マッキー・ジャクソン(Fg)
ギ・フュー(Trp、Hrn)
マイケル・オキピンティ(G)
エリック・ペイトコー(指)グループ27

録音:2012年9月トロント
現代カナダの作曲家による弦楽オーケストラを背景とした協奏的作品を収録。いずれも新ロマン主義ともいうべき抒情的な作風で時にヴォーン・ウィリアムズ、マルコム・アーノルド、ヴァスクス、カール・ジェンキンス、久石譲を思わせるほどのロマンティックな音楽ばかりである。作曲家の生年が記載されていないが、ブックレットの写真から見て若手から中堅世代と思われます。
MS-1481
金管とオルガンのための音楽
カンプラ(1660-1744):ダンス組曲
ホヴァネス(1911-2000):センツァ・ミスラ
フンパーディンク(1854-1921):夢のパントマイム
ガブリエリ(1554-1612):第7 旋法によるカンツォーナ第2番
バッハ:「装いせよ、我が魂よ」BWV.654(オルガン独奏)
シューマン:アダージョ(4つのカノン形式の練習曲より)
ガブリエリ:第9旋法によるカンツォーナ
ブクステフーデ:輝く曙の明星のいと美わしきかな
リムスキー=コルサコフ:「貴族の入場」(「ムラダ」より)
バッハ:幻想曲BWV572(オルガン独奏)
R.シュトラウス:聖ヨハネ騎士修道会の荘重な入場
トンプソン・ブラス・アンサ
ンブル バーバラ・ブルンス(Org)

録音:2011-13 年
ブラスとオルガンによる新旧アンサンブル作品を収録。アメリカの特異な作曲家ホヴァネスの作品はトランペット・ソロとオルガンのためのソナタからの抜粋。オルガンのバーバラ・ブルンスは日本生まれのアメリカ人で札幌、苫小牧、東京で育ち、かの地で音楽の初期教育を受けた。現在はニューイングランド音楽院で教鞭を取りつつ演奏活動に励んでいる。
MS-1482
トランペットとピアノのための新しい音楽
ケヴィン・マッキー(b.1980):百年の地平線(2011)
アントニオ・ゲレーロ(b.1949):3つの小品(2011)
ジェームズ・スティーヴンソン(b.1969):コール(2003)
ジョン・スティーヴンス(b.1951):トランペット・ソナタ(2008)
エリック・モラーレス(b.1966):2つのトランペットのための協奏曲(2013)*
ホセ・パスカル・ヴィラプラーナ(b.1971):マンヤの夜(2005)
ジェーソン・バーグマン(Tp)、
エレン・エルダー(P)、
ウィリアム・キャンベル(Tp)*

録音:2013年7月
2000 年代に書かれたトランペットとピアノのための作品集。いずれも新古典主義、新ロマン主義、というより時にジャズ、ロックの要素を兼ね備えた、現代音楽とは無縁のフュージョンを思わせる楽しい作品ばかり。トランペットのジェーソン・バーグマンはモバイル響、モバイル歌劇場管弦楽団の首席奏者でソリストとしてはカナディアン・ブラスと共演したこともある。確かなテクニックで今後が期待される若手。
MS-1483
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
スケルツォ.ハ短調Wo02(F.A.E.ソナタのための)
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)、
ジェームズ・ウィン(P)

録音:2013年2月ネヴァダ大学
グラモフォン誌で「息するのを忘れさせるヴァイオリニスト」と絶賛されているステファニー・サンタンブロジオはかつてドホナーニのもと、クリーヴランド管でセカンド・ヴァイオリンの副主席を勤め、後にサン・アントニオ響のコンサート・ミストレスも勤めた。現在はソリスト、室内楽を中心に活動しています。
MS-1485
クリスマスのためのお気に入りの合唱曲
M.-A.シャルパンティエ:クリスマスのための真夜中のミサ
他、ようこそクリスマス!(スペンサー)、
エサイの若枝は芽を出し(ブルックナー)
サイレント・ナイト(グルーバー)、
ジングル・ベル(ピアポント)、全19曲
レスター・シーゲル(指)
スルスム・コルダ(混声合唱)

録音:2010年、2013年
混声合唱団スースム・コルダは2006 年に12 人の歌手によって結成されキリスト教、ユダヤ教の宗教曲を主なレパートリーとしている。米南部アラバマ州を中心に活動を行っている。当アルバムでは大作のM.-A.シャルパンティエの真夜中のミサを中核としながら、親しみやすい小品も収録。
MS-1486(2CD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調
チェロ・ソナタ第2番ト短調
チェロ・ソナタ第3番イ長調
チェロ・ソナタ第4番ハ長調
チェロ・ソナタ第5番ニ長調
ヘンデルの「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲ト長調
モーツァルトの「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲
ヘ長調
モーツァルトの「魔笛」の「愛を感じる男たちには」の主題による7つの変奏曲変ホ長調
コリン・カー(Vc)、
トーマス・ザウアー(P)

録音:2011 年10 月アルバ
ータ州バンフ,カナダ
チェロのコリン・カーはユーディ・メニューイン・スクールでモーリス・ジャンドロンとウィリアム・プリースに師事し、ピアティゴルスキー・メモリアル・アワード受賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール第2位など、国際的なコンクールに上位入賞している。現在はソリストとしてラトル、ゲルギエフ、デュトワ、スクロヴァチェフスキらと共演、バッハ、ベートーヴェンからクラム、ガンサー・シュラーまで幅広いレパートリーをこなす中堅チェリストとして活躍している。イギリスでは絶大な人気を誇り、録音ではバッハの無伴奏ソナタ(Wigmore Hall)が発売になっており、好評を博していまする。
MS-1487
トッド・クロウBBC レコーディングス第2集
ブラームス:創作主題による変奏曲op.21
ドヴォルザーク:主題と変奏op.36
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガop.24
トッド・クロウ(P)

録音:1990〜1995 年BBC
カリフォルニア出身のピアニスト、トッド・クロウの BBC 放送録音集の第2弾。ミケランジェリあるいはグレゴリー・ソコロフを思わせるような品のいい上質なピアニズムを聴かせてくれます。このアルバムに収録された3 曲の変奏曲も、細心の注意を払った音色の変化が見事だ。そして、ブラームスのフーガの風通しの良さは驚きの一言。
MS-1489
ハンプトン・シスラー(b.1932):オラトリオ「再臨」
(Tプロローグ/U7つの封印/V怒りの鉢)
マーロン・ダニエル(指)
ソフィア・シンフォニエッタ
ソフィア室内Cho

録音:2013年ブルガリア国立「パンチョ・ヴラディゲロフ」音楽アカデミー
ハンプトン・シスラーはニューヨーク出身で「再臨」は新約聖書に基づく宗教曲。全 3 部からなる本作はダイナミックな映画音楽を思わせる親しみやすい内容で部分的ではあるが、ジョン・アダムズの音楽を思わせる。ハンプトン・シスラーは多作な作曲家でこれまでに当MSR では6 枚の作品集のCDをリリースしている。いずれも調性を基調としたロマンティックな音楽である。
MS-1490
スコットランドの女王と彼女の世界
伝承曲(ロバート・バーンズ作詞、リチャード・アインホルン編曲):雌牛を丘に呼び集めよう
ジェイムズ・ローダー:わが主君のマーチのパヴァン
作者不詳:ハッチャーソンのガイヤルド
作者不詳:私は見放された
ウィリアム・バード:名高い高貴な女王
アンソニー・ホルボーン:パヴァン“パラディーソ”/他 全27 曲
パルテニア・ア・コンソート・オブ・ヴィオール(ヴィオール四重奏)、
ライランド・エンジェル(テノール&カウンター・テナー)、
ドンショク・シン(ヴァージナル)

録音:2013 年9 月
パルテニア・ア・コンソート・オブ・ヴィオールはニューヨークに拠点を置くヴィオr−ル・アンサンブル。悲劇のスコットランド女王メアリー・スチュアートが生きた 16 世紀の歌曲や踊りの音楽、伝承曲、彼女にまつわる作品などを収録。
MS-1491
ギターのためのコンテンポラリー音楽
イルッカ・テュルタ(b.1987):エチュード集T-](2011)
レオ・ブローウェル(b.1939):黒いデカメロン(1981)
細川俊夫:二つの日本の歌(さくら/子守唄)(2004)
イルッカ・テュルタ(G)

録音2012 年8 月フィンランド・ノウシアイネン教会
イルッカ・テュルタは1987年トゥルク生まれ、フィンランド期待の若手のギタリスト。 コンテンポラリーとタイトルにはあるものの、いわゆる前衛的ではなく、ギターの可能性を追求しつつも、耳馴染みのいい作品が集められている。自演となるエチュード集は、様々な技法を生かし、それぞれ異なる性格を持つ10曲からなる小品集。世界初録音となる細川作品は、古謡「さくら」と「五木の子守唄」のギター編曲版。「さくら」での邦楽器を摸した響きをテュルタは見事に再現しています。
MS-1492
トロンボーンと様々な楽器のデュオ
(1)カール・クレーガー(b.1932):ダヴィデの 3 つの詩篇(1979)
(2)クラレンス・バーバー(b.1951):4 つの衝動(2007)
(3)ブレッド・エドワーズ(b.1963):5 つのアメリカ民謡の素描(2012)
(4)イネズ・マコーマス(b.1977):光の中への降下(2012)
(5)ゴードン・グッドウィン(b.1941):足跡(2012)
ブレッド・エドワーズ(Tb)、
(1)ティナ・ミルホーン・スタラード(S)
(2)スコット・ヘリング(マリンバ)
(3)マルタ・ミュンディンガー・エドワーズ(Hrn)
(4)クリフォード・リーマン(アルトSax)
(5)ジェームズ・アクリー(Tp)

録音:2012 年南カロライナ大学リサイタル・ホール
様々な楽器と組み合わせることによって、トロンボーンの多彩な魅力を気づかせてくれる一枚。ソプラノとのデュオのクレーガー作品では、トロンボーンの神聖なる響きがクローズアップされ、自作やでは、ホルンと華麗なブラスアンサンブルを繰り広げます。エドワーズの安定したテクニックから生み出される柔軟な音楽性にも要注目。
MS-1493
ツァイスル&コープランド:ヴァイオリン・ソナタ集
エーリヒ・ツァイスル(1905-59):メヌカイムの歌
コープランド(1900-90):ヴァイオリン・ソナタ.
ブロッホ(1880-1959):アボーダー
ツァイスル:ヴァイオリン・ソナタ「ブランダイズ」
ロバート・ダーバー(1922-1945):セレナータ
ジーナ・シフ(Vn)、
キャメロン・グラント(P)

録音:2012 年 10 月
ジーナ・シフの「シベリウス、バーバー:ヴァイオリン協奏曲集」(MS1459)に続くアルバム。 ユダヤ系の作曲家によるヴァイオリンとピアノのための作品を収録。コープランドとブロッホ以外はあまり知られていないが、エリック・ツァイスルはオーストリアの作曲家でナチスのオーストリア併合時にアメリカに亡命、その後はハリウッドで映画音楽の作曲で名を成した。ロバート・ダーバーはドイツの作曲家、チェリスト、ピアニストであったが第2 次大戦中、ダッハウの強制収容所で死去、ここに収録の演奏時間わずか3 分のセレナータが現在残された唯一の作品となる。
MS-1494
トーマス・オズボーン(1978-)作品集
(1)水のように(パーカッション、ピアノ)
(2)空と海の夢(ソプラノ、パーカッション、ピアノ)
(3)アンド・ザ・ウェーヴ・シング・ビコーズ・ゼイ・アー・ムーヴィング(ピアノ)
(4)千秋楽(ソプラノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ)
アペリオ:【(1)(2)クレイグ・ハウシルト(Perc)、 (1)(2)マイケル・ズーロウ(P) 、(2)(4)トレーシー・サッターフィールド(S) 、(3)ジェイソン・ハーディンク(P) 、(4)アンドレス・ゴンザレス(Vn)、 (4)スザンヌ・ルフェーヴル(Va)、 (4)パトリック・ムーア(Vc)、 (4)キミ・カワシマ(P)】

録音:2013 年
インディアナ大学、ライス大学、南カルフォルニア大学で学び、現在ハワイ大学で作曲と理論の教授を務めている作曲家オズボーン。アフリカのポリフォニーやインドネシアのガムラン、日本の宮廷音楽、古代ペルシャの音楽など世界各地の伝統音楽からインスピレーションを受けた作品を残しています。今作はすべて世界初録音。4 作品とも『詩』からインスパイアされたもので、「千秋楽」は、清少納言の「枕草子」と小野小町の短歌から影響を受けています。
MS-1496
ジョシュア・ピアース〜ピアノ協奏曲集第2弾
(1)ハイドン:ピアノ協奏曲ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11
(2)メンデルスゾーン:ピアノと弦楽のための協奏曲 イ短調
(3)バッハ:ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056
ジョシュア・ピアース(P)
カーク・トレヴァー(指)
スロヴァキア・ナショナルSO

録音:(1)2007年1月6日、(2)2010年8月26日、(3)2010年8月27-28日
「MSR Classics」レーベルに多数の録音を残している、ジョン・ケージをはじめとする現代音楽に造詣が深い実力派ピアニスト、ジョシュア・ピアースによるピアノ協奏曲集。バロック時代のJ.S.バッハ、古典派のハイドン、そして初期のドイツ・ロマン派の作曲家メンデルスゾーンという3人のピアノ協奏曲を収録。早熟の天才と呼ばれたメンデルスゾーンが1822 年、当時13 歳で作曲した“ピアノと弦楽のための協奏曲”。古典派とロマン派の狭間に生まれた彼らしい 18 世紀古典派のスタイルを感じさせる典雅なメロディによる颯爽とした作品。
MS-1497
ハスケル・スモール(b.1948):ピアノ近作集
《ロスコの部屋(沈黙の旅)》(2010)
《子供時代の幻影》(2011)
《垣間見る沈黙》(2013)
ハスケル・スモール(P)

録音:2013 年
ハスケル・スモールはピアノをレオン・フライシャーに、作曲をヴィンセント・パーシケッティにそれぞれ師事した。《ロスコの部屋(沈黙の旅)》はアメリカの抽象表現主義の画家マーク・ロスコの作品に霊感を受け作曲された曲で、静けさの中で時折、断片的なモティーフや和音が終始弱音で切れ目なく続くモートン・フェルドマンを思わせる約 30 分の大作。《子供時代の幻影》は現代音楽版《子供の領分》といった雰囲気の快活な佳曲で若干ジョージ・クラムを想起させる佳作。《垣間見る沈黙》は再び《ロスコの部屋(沈黙の旅)》と同じフェルドマン・スタイルの静謐な音楽。
MS-1498
古代エジプトへのトリビュート/パメラ・スクラーの音楽
パメラ・スクラー:サハラ・トランス
ハッシェプスット/あなたの記憶
生命の踊り/異界からの笛
スティクス/黄泉への旅/呪文166
パメラ・スクラー(作曲, Fl, バスFl)、
ジョン・アルッチ(Perc)、
アリッサ・レイト(エジプトのハープ)、
キャシー・ハルヴァーソン(Ob)、
トマス・セフコヴィク(コントラFg)、
ダグラス・コストナー(Org)、ほか

録音:2012-2013年
古代エジプトに思いをはせて作られたニューエイジ風の現代音楽。エジプトの民族音楽の要素を取り入れながらジャンルに囚われないエキゾチックなファンタジーが展開する。パメラ・スクラーはフルート奏者兼作曲家で、音楽は時に中東の民族音楽風、喜多郎風、キース・ジャレット風とヴァラエティに富んでいる。

MS-1501
ジェームズ・ブローン・イン・リサイタル
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌBWV.1004
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」S.514
 コンソラシヨン第3番変ニ長調S.172
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ラフマニノフ:前奏曲ロ短調Op.32-10
バッハ:前奏曲ハ長調〜平均律クラヴィーア曲集第1集よりBWV846
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2012年8月6-8日ポットン・ホール、サフォーク、イギリス
古代エジプトに思いをはせて作られたニューエイジ風の現代音楽。エジプトの民族音楽の要素を取り入れながらジャンルに囚われないエキゾチックなファンタジーが展開する。パメラ・スクラーはフルート奏者兼作曲家で、音楽は時に中東の民族音楽風、喜多郎風、キース・ジャレット風とヴァラエティに富んでいる。
MS-1502(2CD)
ジェームズ・ブローン・イン・リサイタル VOL.2
スカルラッティ:ソナタホ長調K.380、
 ソナタハ長調K.159
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1 巻より「第1 番BWV.846〜前奏曲」「第2番BWV.847〜前奏曲」「第5 番BWV.850〜前奏曲」「第8 番BWV.853〜前奏曲」「第9 番BWV854〜前奏曲」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11 番〜トルコ行進曲」、
 幻想曲K.397
ベートーヴェン:エリーゼのために
シューベルト:楽興の時第3 番Op.94,D.780、
 即興曲第3 番Op.90,D.899
ショパン:前奏曲第4 番Op.28、
 練習曲Op.25-12「大洋」、
 Op.10-3「別れの曲」、
 Op.25-1「エオリアン・ハープ」、
 Op.10-5「黒鍵」
 前奏曲第15 番Op.28「雨だれ」、
 前奏曲Op.45
リスト:コンソレーション第3 番S.172
ブラームス:ワルツOp.39-15、
 間奏曲Op.118-2
グリーグ:アリエッタOp.12-1
スクリャービン:練習曲Op.2-1
ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2「鐘」、
 前奏曲Op.32-1、前奏曲Op,32-10、
 前奏曲Op.23-4、前奏曲Op.32-5
プロコフィエフ:トッカータOp.11
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2014 年 8 月18-20 日、11 月27-28 日ポットン・ホール
ピアノのジェームズ・ブローンは1971 年イギリス出身のピアニストで12 歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第 25 番を弾いてデビューした。その後オーストラリアに移住し、メルボルン・コンペティション、メニューイン賞などに上位入賞し1987 年にはABC ヤング・パフォーマー・アウォード受賞した。オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地で演奏活動を行っています。今作は小品を集めた 2 枚組。器用なタッチで多彩な音色を響かせるブローン。13 人の作曲家から31 曲をとりあげ、アンコール曲としても人気の作品ばかりです。
MS-1506
トランペットとウィンド・アンサンブルの初演作品集
(1)ジェフリー・ホームズ(1955-):ヘラルド・エメリタス・ファンファーレ
(2)ジェームス・スティーヴンソン(1969-):デュオ・ファンタジーク
(3)スティーヴン・ポーラス(1949-):2 つのトランペットとバンドのための協奏曲
(4)エヴァン・ハウス(1968-):トランペット協奏曲
(5)ジェフリー・ホームズ:「コンティニアム」〜トランペット,トロンボーン,ウィンド・アンサンブルのための
エリック・バーリン(Trp&フリューゲルHrn、(1)指)
(1)マサチューセッツ州立大学アマースト校トランペット・アンサンブル
(2)チャーリー・シュリーター(Tp)
(3)リチャード・ケリー(Tp)
(5)グレッグ・スピリドプーロス(Tb)
(2)-(5)ジェームス・パトリック・ミラー(指)
 マサチューセッツ州立大学アマースト校ウィンド・アンサンブル

録音:2010-12 年
注目曲!2015 年のグラミー賞クラシック現代作品部門にポールズの“2 つのトランペットとバンドのための協奏曲”がノミネート!エリック・バーリンはアルバニー響の首席トランペット奏者を 1998 年から務めています。初演や委嘱作の演奏を意欲的に行っており、今作もすべて初録音。トランペットとウィンド・アンサンブルという組み合わせの新作を取り上げ、ジェームス・スティーヴンソンの作品ではトランペット界の重鎮で、元ボストン響首席奏者、チャーリー・シュリーターとのデュオも収録しています。
MS-1507
パウル・ヒンデミット:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1 番/ピアノ・ソナタ第2 番
ピアノ・ソナタ第3 番/組曲「1922 年」
デイヴィッド・コレヴァー(P)

録音:2014 年ニューヨーク
1962 年生まれ、アメリカ出身のピアニスト、デイヴィッド・コレヴァー。アール・ワイルドに師事し、ジュリアード音楽院で学びました。1988 年、ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールで最高位を獲得し、アメリカを中心に演奏活動をしています。CD のリリースも多数。 今作は、20 世紀ドイツの作曲家、パウル・ヒンデミットのピアノ・ソナタ3 曲を収録。新古典主義風なソナタを乾いたような響きで色彩豊かに軽いタッチで演奏しています。組曲「1922 年」は、モダニズムの時代 1922 年に作曲され、とくにモダン風な作風を意識して作曲。不協和音が連続する音楽はロマン主義からの脱却しようとする意志を感じさせます。
MS-1508
フランク、ブロッホ、クレイン:ヴァイオリン作品集
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第2 番「神秘的な詩」
ユリアン・クレイン(1913-96):子守歌
ジーナ・シフ(Vn)
キャメロン・グラント(P)

録音:2013 年11 月
ジーナ・シフはニューヨーク・タイムス紙で「甘美で高いヴォルテージ、ハイフェッツの再来」と高い評価を得ている女流ヴァイオリニスト、ジーナ・シフ。偉大なヴァイオリニストを多数輩出した(ズッカーマン、チョン・キョンファ、パールマンなど)、名教師イヴァン・ガラミアンにカーティス音楽院で師事し、多数の賞を受賞しています。録音は当MSR やNAXOS に行っています。 ここで演奏されている、主題の神秘的な美しいメロディと循環形式によるフランクの名作ヴァイオリン・ソナタはゆったりめのテンポで情感豊かに歌われています。ブロッホの「神秘的な詩」は、その名の通り、ミステリアスで瞑想的で、クリスタルな美しさと、不安な雰囲気が交錯するノスタルジックな作品。
MS-1509
ウィリアム・アヴェリット(b.1948):(1)アフロ・アメリカン断章(1991)〜合唱と4 手連弾ピアノのための
(2)青の深み(2012)〜合唱と4 手連弾ピアノのための
(3)ドリーム・キーパー(2009)〜合唱と 4 手連弾ピアノのための
ロバート・ボード(指)
ミズーリ・カンザス・シティ音楽院Cho、
リー・トンプソン&メリッサ・レーニグ(P)

録音:2013年
ウィリアム・アヴェリットはアメリカの作曲家で作品はアメリカ、ヨーロッパ、アジアで盛んに演奏されているという。調性に基づきながら、自由でスパイスの効いたモダンなハーモニーが現代のロマンを感じさせる。全て混声合唱に4 手連弾のピアノ伴奏で構成されており、日本の合唱ファンにも広くアピールする内容。
MS-1510
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1 番イ長調Op.13
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1 番イ短調Op.105
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2 番SZ.76
ジェイド・デュオ:
【シューアイ・シ(Vn)、ツェン・チェン(P)】

録音:2014 年
2012 年にニューヨークで結成された新進の中国人デュオ。2013 年アルトゥール・バルサム・コンペティション・フォー・デュオで優勝、2013 年 J.C.アリアーガ室内楽コンペティションで第 2 位を受賞。
MS-1511
フルート、ヴィオラ、ハープのための音楽
エイドリアン・アルバート(1941-):ドップラー・エフェクト
ダン・ロックレア(1949-):夢の階段〜舞踏組曲
ドビュッシー:フルート,ヴィオラ,ハープのためのソナタ
マヌエル・モレノ=ブエンディア(1932-):スペイン民謡組曲
ソニー・バーネット(1952-):クルージン・ウィズ・ザ・トップ・ダウン
ファイアー・ピンク・トリオ
【デブラ・ロイター=ピヴェッタ(Fl)、
シーラ・ブラウン(Va)、
ジャクリン・バートレット(Hrp)】
フルート、ヴィオラ、ハープからなるトリオ、ファイアー・ピンク・トリオのデビュー・アルバム。ドビュッシー以外はすべて 20 世紀以降に作曲された作品ですが、どれも親しみやすいメロディ。トスカーナの夏のそよ風からインスパイアされた“ドップラー・エフェクト”はまるで映画音楽のようなメロディアスで爽やかな音楽。心地よい良作発見!他にも躍動するリズム、ちょっとした驚きを詰め込んだ、作曲家のユーモアが光る“夢の階段〜舞踏組曲”、“スペイン民謡組曲”、そしてドビュッシーの晩年の傑作を豊かな詩情溢れる演奏で聴かせます。
MS-1512
(1)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1 番イ短調
Op.33
(2)フォーレ:エレジーハ短調Op.24
(3)ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
キム・クック(Vc)
(1)(2)ヴァレリー・ヴァチェフ(指)
(3)グリゴール・パリカロフ(指)
フィルハーモニカ・ブルガリカ

録音:2011-2012 年ブルガリア放送、ソフィア
アメリカのチェリスト、キム・クックの協奏曲集第2 弾(既発売はショスタコーヴィチ&チャイコフスキー,MS1289)。イェール大学とイリノイ大学でアルド・パリゾ、ヤーノシュ・シュタルケルなどに師事。サンパウロ交響楽団の首席奏者を務め、現在はソリストや教師として活躍しています。サン=サーンスの円熟期の傑作のひとつサン=サーンスの「チェロ協奏曲第 1 番」とこの曲に触発されて作曲したラロの「チェロ協奏曲」、フォーレの珠玉の小品を収めたアルバム。しなやかな音色、穏やかに丁寧、堅実な演奏です。
MS-1513
シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48
歌曲集「リーダークライス」Op.39
スタンリー・ウィルソン(T)
マルコム・ハリディ(P)

録音:2011年〜2014年
テノールのスタンリー・ウィルソンはメトロポリタン歌劇場の舞台にも立つアメリカのテノール歌手。今作はシューマンの名作歌曲集を二つ取り上げています。眼前に広がる風景、心にある憧憬、喜び、悲しみ…ハイネの詩による「詩人の恋」とドイツ・ロマン派の詩人アイヒェンドルフの」詩による「リーダークライス」を、若々しく伸びのある歌声で、愛情や苦悩など心の機微を丁寧に表現しています。
MS-1514
ドイツ・ロマン派の歌曲編曲集
ベートーヴェン:アデライーデOp.46
シューベルト:君はわが憩い D.776
 ます D.550/春への想いD.686
 糸を紡ぐグレートヒェンD.118/夜と夢D.827
シューマン:詩人の恋Op.48(全16 曲)
アンドルー・パーカー(Ob)
アラン・ハックルベリー(P)

録音:2013 年6 月
楽器が身体の一部になるような感覚…オーボエが情感豊かに、温もりのある音色でベートーヴェン、シューベルト、シューマンの歌曲を編曲し、歌っています。穏やかな“アデライーデ”、“ます”は軽やかに跳ねる。じっくり聴きたくなる美しさに溢れた“詩人の恋”は全曲録音しているのも注目です。パーカーはアメリカ出身で、クアッド・シティ響の首席オーボエ奏者として活躍している若手オーボエ奏者です。
MS-1515
ズヴォニミル・ナジ(1978-):ピアノ作品集
(1)湖にてT/(2)イリュージョン
(3)アンド・ソー・シー・セッド/(4)痕跡
(5)湖にてU/(6)参った!
(7)カノン〜内なる自分/(8)ソナタ
(9)湖にてV
(1)(5)(9)ジェフリー・バールソン(P)
(2)(3)(4)(6)(8)ズヴォニミル・ナジ(P)
(7)マーベル・クワン(P)

録音:1998-2014 年
クロアチアの新進作曲家で、アメリカのノースウェスタン大学とザグレブ音楽アカデミーなどで学びました。シアトル響の作曲賞、クロアチアの音楽院賞など受賞しています。このソロ・ピアノ作品は1998 年から2014 年までの作品で、ひんやりと少ない音で、響きが広がり残響が美しい。
MS-1516
ブラームス:チェロ・ソナタ第1 番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ第2 番へ長調Op.99
ジョン・ホイットフィールド(Vc)、
ジェームズ・ウィン(P)

録音:1998 年6 月15-16 日
チェロのジョン・ホイットフィールドはニューイングランド音楽院で学び、現在ソロ、室内楽を中心にニューヨークを中心に活動している若手。現代音楽の初演も多く手がけており、A.J.カーニス、S.マッキーらから厚く信頼されている。ダイナミックな低音とつやのある高音はブラームスの音楽にぴったりでピアノのジェームズ・ウィンとの息もあっており、密度の高いブラームスを堪能できる。
MS-1517
東欧の再発見
(1)4つのブルガリアの歌(マリア・ワイルドヘイバー編曲)
(2)ボリス・パパンドプロ(1906-91):エレジー、スケルツォ
(3)ベンジオン・エリエゼル(1920-93):ファゴット・ソナタ(1969)
(4)タデウツ・ベイルド(1928-81):4 つのプレリュード(1954)
(5)ルボシュ・スルカ(b.1928) :ファゴット・ソナタ(1954/編曲1971)
マリア・ワイルドヘイバー(Fg)、
(1)スコット・プール(Fg)
(2)ミア・エレゾヴィッチ(P)
(3)-(5)タニア・タチコヴァ(P)

録音:2012年
マリア・(イェレツチェヴァ)・ワイルドヘイバーの MSR へのアルバム第2弾。ワイルドヘイバーはブルガリア出身のファゴット奏者で室内楽とオーケストラの両面で活動し、これまでにブーレーズ、レヴァイン、ドゥダメルらと共演し、ルツェルン音楽祭など国際的なステージにも頻繁に立っている。このディスクは彼女の故郷ブルガリアをはじめ 20 世紀東欧の作曲家の作品が集められ、いずれも民族的で親しみやすい内容。
MS-1518
ハンプソン・シスラー(b.1932)作品集

(1)イスラエル・アメリカ祝典序曲(2013)
〜管弦楽のための
(2)生きるためのカンタータ(1974) 〜声楽四重唱、合唱と管弦楽のための
(3)日本の悲劇2011(2011)〜ソプラノ,リトン,合唱と管弦楽のための
(4)信仰の共存(2012)〜管弦楽のための
アーカディ・レイトゥッシュ(指)

(1)イスラエル交SO
(2)ブルガリア国立RSO、G.セメオノヴァ(S)、D.パンチェフスカ(MS)、D.ガンブチェフ(T)、M.パショフスキー(Br)、ゴールデン・ヴォイスCho
(3)イスラエル新SO、イリーナ・ベトマン(S)、ソリン・セメリアン(Br)、児童Cho
(4)エルサレムSO

録音:2012-2013 年
ハンプソン・シスラーはアメリカの作曲家、オルガニストで現在までにあらゆるジャンルの音楽を百曲以上、発表しており、本 MSR では既に7 枚のディスクがリリースされている。作風はコープランド、バーバーの流れを汲むアメリカらしい明朗快活で穏健なロマンティシズムによるもの。「日本の悲劇 2011〜ソプラノ、バリトン、合唱と管弦楽のための」はわが国で起きた東日本大震災を追悼して作曲された作品で日本古謡「桜」が引用される。
MS-1519
バーバラ・ハーバック:管弦楽作品集II
管弦楽のための「ナイト・サウンディングス」
ゲイトウェイ・フェスティバル交響曲
ア・ステイト・ディヴァイデッド〜ミズーリ交響曲
ジュビリー交響曲
デイヴィッド・アングス(指)LPO

録音:2013年10月ヘンリー・ウッド・ホール,ロンドン
アメリカの女流作曲家ハーバックのMSR9 枚目となる作品集で管弦楽曲集としてはこれが2 枚目となる。ここに収められた作品はいずれも3楽章形式の13分から18分の作品。ハーバックはオペラから映画音楽まで幅広い分野の作品を発表しており、そうした経験がオーケストラ作品にも反映されている為、映画音楽を思わせる親しみやすさとドラマティックな展開で大変聴きやすい内容になっています。
MS-1522
ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト2014
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3 番変ホ短調Op.30
ハイドン:弦楽四重奏曲第61 番ニ短調「五度」Op.76-2
グリーグ:アリア〜組曲「ホルベアの時代より」
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番〜第3 楽章
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番〜第3 楽章
ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト

録音:2011年5月シアトル・ベナロヤ・ホール(ライヴ)
ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクトはシカゴ響やデトロイト響、フィラデルフィア管などのメジャー・オーケストラの首席級メンバーや室内楽奏者、大学教授などが集結して毎年コンサートを行っている弦楽アンサンブル。2002年以来毎年コンサートを行っておりましたが2011年に一旦ピリオドを打っていますが、2014年に活動を再開したようです。 およそ5/4/3/2/1 からなる小ぶりの弦楽アンサンブルで弦楽四重奏曲を弦楽合奏で演奏することをライフ・ワークとしている。大編成のストリング・オーケストラだとダイナミズムは増しても細部がぼやけ弦楽四重奏特融の精妙さが失われてしまうことから量感と精妙なアンサンブル両方が満たされるほどよい規模の編成で演奏している。弦楽四重奏曲をゴージャスに聴きたい人におすすめ。なおアルバム・タイトルは「2014」ですが、録音は2011年のものです。
MS-1523
ヴィオラ・ダ・ガンバ・アドヴェンチャー
グリーンスリーブス/機織る少女
狂気じみた愛or療養のためグリム王の幽霊を若い男は呼ぶ
ノーフォークのデュークorセント・ポールの尖塔
アナトリアの紫のブドウ/シルヴィ
黒い小言/マッケンジーのフェアウェル
陶器/ムーアの復讐/境界
熊のダンス|研究者の精神
ジェラルド・トリンブル(バスGamb,Vaダモーレ,カントン・ド・ヴィオール,パルドゥシュ・ド・ヴィオール,5弦フレット・バスVn,Vo)
ウェブスター・ウィリアムズ(6 弦バスGamb)、
エリオット・ワドピアン(Cb)、
リヴァー・ゲルゲリアン(Perc)、
ファン・カミロ・レイエス(パルマ)

録音:2010-13年
ヴィオラ・ダ・ガンバの革新者、ジェラルド・トリンブル。ヴィオラ・ダ・ガンバをメインに古楽器を新しい奏法やスタイルで現代に甦らせた意欲作。まるでエキゾチックなワールド・ミュージックのようでオススメです。伝統を尊重しながら、ケルト音楽、東洋の音楽に影響を受けたアレンジ。17 世紀のジョン・プレイフォード編著の「ダンシング・マスター」の中の楽曲や、トルコの伝承曲、フランスのバロック音楽、そして自身のオリジナル曲などを演奏しています。軽快なリズム、超絶テクニックに、郷愁の音色を感じさせる、オリジナリティに溢れたアルバムです。
MS-1524
サクスペクトラム2〜アルト&ソプラノ・サックスのための新しい音楽
(1)グレン・ギリス(b.1956):ファンタジア
(2)バーバラ・ヨーク(b.1949):ソナタ“メイク・チェンジズ”
(3)リチャード・ギリス(b.1955):夕やみ
(4)リチャード・ギリス:ブルースと記憶
(5)グレン・ギリス:南極光
(6)ポール・スチャン(b.1983):大きい蝶のエキゾチックな踊り
(7)グレン・ギリス:ケルトの空気、ドップラー・ワウワウ・エアー・ジグ
(8)デヴィッド・カプラン(b.1923):物語
(9)グレン・ギリス&ジェームズ・カニングハム(b.1954):タイリクオオカミ
(10)何占豪(b.1933)&陳鋼(b.1935):ヴァイオリン協奏曲「梁山泊と祝英台」(グレン・ギリス&ボニー・ニコルソン編)
(11)グレン・ギリス&ウェイン・ギースブレヒト(b.1964):スペクトラム・マッシュアップ
グレン・ギリス(アルト&ソプラノ・サックス)
(1)-(4)(6)(8)(10)ボニー・ニコルソン(P)、
(4)リチャード・ギリス(Tp)
(11)ジェームズ・カニングハム(ディジェリドゥ)

録音:2014 年
2009 年にリリースされた“サクスペクトラム”(MS1328)の続編!今回もすべて世界初録音で多彩なスタイルでサックスの可能性とレパートリーを広げる作品です。ヴァイオリン協奏曲「梁山泊と祝英台」のサックス&ピアノ版は中国的な雰囲気も十分感じられ、サックスが深い情感を歌っています。
MS-1525
「永遠の生命」〜聖歌&アリア集
オリーブ・ダンガン:永遠の生命
フランク:天使の糧
モーツァルト:ラウダーテ・ドミヌム
グノー:アヴェ・マリア / 悔悟
フォーレ:祈りをこめて
メンデルスゾーン:Hear ye, Israel
シューベルト:アヴェ・マリア
マロッテ:主の祈り
ステファン・アダムス:聖なる都
伝承曲(モーゼス・ホーガン編曲):すべては神の御手の中に
伝承曲(ホール・ジョンソン編曲):主の名はこころよい
伝承曲(ホール・ジョンソン編曲):Ride on, King Jesus!
伝承曲(モーゼス・ホーガン編曲):世界をその手に
エイミー・フィリマー(S)
ドリュー・モントグー(P)

録音:2016年9月テューレーン大学ロジャース・メモリアル・チャペル、ロヨラ大学ナンメーカー・オーディトリアム、ニューオリンズ
北米、ヨーロッパで演奏活動を行っているソプラノ歌手エイミー・フィリマー。ロンドン響やラインラント=プファルツ州立フィルなど世界各地のオーケストラと共演を重ねています。今作は美しい聖歌とアリアをセレクトしたアルバムです。グノーとシューベルトの“アヴェ・マリア”や、フランクの“天使の糧”といった名曲から黒人霊歌まで収録。 優しく包み込むようなメロディに癒されます。
MS-1526
デュオ・ヴィルトゥオーゾU〜チェロとヴァイオリンのための二重奏曲集
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタH.80
シュルホフ:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ
エラリス・デュオ:
【ラリサ・エリシャ(Vn)
スティーヴン・エリシャ(Vc)】

録音:2016年6月
エラリス・デュオのアルバム第2弾(第1集はベートーヴェン、ボッケリーニ、ヘンデル(ハルヴォルセン編)、ハイドン、コダーイ、モーツァルトの作品。品番:MS1236) 20 世紀初頭になってから作品が多く作られるようになってきたチェロとヴァイオリンのデュオ。よく取り上げられる3 作品を収録しています。ラヴェルの独創性が冴えわたる“ヴァイオリンとチェロのためのソナタ”。交わらないハーモニー。チェコ生まれの作曲家シュルホフは前衛的な作風で、音色が溶け合うと非常に心地良く響き、対等に繰り広げられる掛け合いには引き込まれていきます。
MS-1527
幻想曲とフーガ〜ハープ作品集
バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
エラアス・パリシュ=アルヴァーズ(1808-49):大幻想曲とイタリアの動機による勇敢な変奏曲Op.57
マイケル・キンベル(b.1946):北極圏のバラード
トゥリーナ:トッカータとフーガOp.50
アンリエット・ルニエ(1875-1956):伝説〜ルコント・ド・リルの「妖精たち」による
カトリーナ・セデルケニ(Hrp)

録音:2014 年3 月
バッハとトゥリーナはもともとピアノ曲、それ以外はハープのオリジナル作品。作曲家パリシ・アルヴァースとエンリエット・ルニエはハープの世界ではよく知られた存在。ハープのカトリーナ・セデルケニはカナダ出身でウィーンとフランクフルトで学び、現在ゲヴァントハウス管弦楽団やウィーン・フィルなど名だたるオーケストラで活動している期待の若手。
MS-1528
ミラーイマージュ・ゴーズ・ワイルド
ジェイムズ・ナイグス(1987-):ジャーニーズ・ゴール
マイケル・ドハティ(1954-):プレイヤー
マーク・シュルツ(1957-2015):でこぼこの地面からサファリを散歩
ポール・バスラー(1963-):MAJALIWA(運命)
ルイス・サラン(1953-):蚤の市
ジェイムズ・ナイグス(1987-):幻想
ローレンス・ロウ(1956-):狩り
モウリーン・ヤング(1993-):インプロヴィゼーション
ミラーイマージュ(ホルン・デュオ):
【リサ・ボントレガー(Hrn)、
ミシェル・ステブルトン(Hrn)】
金丸智子(P)

録音:2014 年5 月
アメリカ出身の二人のホルン奏者によるデュオ、ミラーイマージュ。ホルン・デュオとピアノによる新しい作品を集めたアルバムです。一曲以外、このミラーイマージュのために作曲されました。何人かの作曲家は動物をモチーフに、他は旅した場所にインスパイアされた作品です。
MS-1529
サウンディングス〜ホルンと電子音楽のための即興と作品集
ジェームス・ナイグス(1987-):「サウンディングス」〜ホルンとミクスト・メディアのための
即興「カンヴァセーションT」〜ホルンとマンダラ・ドラムの
即興「夜の組曲」〜ホルンとパーカッションの
即興「インプロヴ・ソナタ」〜電子効果のホルンによる
ジョン・マニング(1965-):「ダーク」〜ホルン即興とミクスト・メディアの
即興「kyma ディヴェルティメント」〜ホルン、パーカッション、kyma(音響、音楽アプリケーション)の
即興「カンヴァセーションU」〜ホルンとマンダラ・ドラムの
ジェイソン・パラマラ(1977-):「ラグラノク・ベイビー」〜ホルンとインタラクティヴ・エレクトロニクスのための
イスラエル・ノイマン(1966-):「方向転換」〜ホルンとミクスト・メディアのための
ジェフリー・アグレル(Hrn)
ジェームス・ナイグス(ミクスト・メディア)、
ジョン・マニング(ミクスト・メディア)、
イスラエル・ノイマン(ミクスト・メディア)
リッチ・オドネル(kyma、パーカッション)、
アーロン・ウェルズ(マンダラ・ドラム)、
ジェイソン・パラマラ(インタラクティヴ・エレクトロニクス)、
ジム・ドレイアー(Perc)、
ネイサン・ヨーデル(Perc)

録音:2005 年〜2014 年
21 世紀、新機軸のセッション=楽器と電子音楽。ホルンの音と電子音楽が産む多彩な音色により、音楽へのイマジネーションが広がります。すべて世界初録音。
MS-1530
ブクステフーデ:我らがイエスの御体 BuxWV75 (足について・膝について・手について・脇腹について・胸について・心について・顔について) ブライアン・シュミット(指)
デューク・ヴェスパーズ・アンサンブル、カペラ・バロック

録音:2014 年3 月
バッハやヘンデルにも大きな影響を与えたブクステフーデ。「我らがイエスの御体」は十字架上のイエスの体の 7 つの部分(足・膝・手・脇腹・胸・心・顔)へ語りかける形で、キリストの受難をわが身への苦しみとして受け止めるというラテン語で作曲された受難曲です。 各曲の冒頭は器楽の“ソナタ”、合唱による“コンチェルト”、通奏低音付きの独唱“アリア”で構成されています。静謐で素朴な慈しみを感じる演奏です。
MS-1531
バッハ&ベートーヴェン・モーストリー・トランスクリプション2
バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ.ニ長調BWV532
ベートーヴェン(リスト編):遥かなる恋人にop.98/S.469
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調BWV543/S.462
バッハ(シロティ編):アダージョ〜ソナタ第 5 番ヘ短調BWV1018 より
バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639/177
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32 番ハ短調Op.11
ティエン・シェイ(謝欣恬,P)

録音:2013 年10 月
ロマン派のヴィルトゥオーゾ作曲家達によるバロック、古典派の作品の絢爛豪華な編曲集。実は本アルバムはその第2 集で、第1 集はTitanic レーベルでリリースされ、バッハ、ショパン、シューベルト、シューマンなどが取り上げられていた。ピアノのティエン・シェイは台湾出身で米国に移住後、国際リスト・コンペティションなどに入賞。その後は米国、欧州、アジアでさかんに演奏活動を繰り広げている。
MS-1532
ワーグナー&エルガー作品集
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲
エルガー:海の絵Op.37
 ゲロンティアスの夢OP.38〜天使の別れ
サラ・ローズ・テイラー(S)、
ナイジェル・ポッツ(Org)、
グレース・クルーティエ(Hrp)

録音:2014 年10 月
イギリス出身、新進のメゾ・ソプラノ、サラ・ローズ・テイラーのデビュー・アルバム。ニューヨーク市立大学クイーンズ校アーロン・コープランド音楽院にてシェリー・オーヴァーホルトに師事。2014 年に初のカーネギー・ホールでのソロ・リサイタルを行い、収録曲でもあるエルガーの「海の絵」を披露しました。このアルバムでは、オルガンのナイジェル・ポッツが編曲したワーグナーとエルガーをオルガンとハープ伴奏で歌唱。オリジナルよりも夢幻的な美しさを放っています。「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲”は、オルガンとハープでの演奏です。
MS-1533
スーク、ショーソン、レーガー:ピアノ作品集
ヨーゼフ・スーク:母についてOp.28
ショーソン:いくつかの舞曲Op.26
レーガー:私の日記より第3 巻 Op.82、VOL.3
ポール・オーゲル(P)

録音:2014 年ロスリンデール
アメリカで活躍中のピアニスト、ポール・オーゲル。彼の思い入れのある3 曲を収録。初めてのリサイタルのプログラムでも取り上げました。この 3 曲は後期ロマン派に属しつつも“前衛的”な雰囲気も感じられ、内省的な詩情が漂うという共通点があるそう。ユニークな選曲。
MS-1535
21世紀のトロンボーン・アンサンブル作品集
ケヴィン・マッキー(1980-):ラスト・ラップ
ジェームズ・カジク(1974-):トロンボーン四重奏曲第3 番
ニコラス.A.ドレイク(1978-):ファンフェア・プレイ
ポリーナ・ナザイキンスカヤ(1987-):パヴァーナ
イネズ.S.マッコマス(1977-):回転ボール
グレッグ・ダンナー(1958-):アイスクリーム・シティ
ドーン・ヤンガー(1940-2015):5 人のいとこたち
キャスリン・サルフェルダー(1987-):ファンファーレとフーガ
アラン・テイセン(1981-):クレセントシティの絵葉書
トロンボチーム!
【ジェニファー・グリッグス(テナーTb)
ジョン・グロドリアン(テナーTb)
ベン・マクルウェイン(テナーTb)
サラ・パラディス(テナーTb)
クレイグ・ワトソン(バスTb)】

録音:2013 年
※このアルバムはトロンボーン・アンサンブル“トロンボチーム!”が委嘱したオリジナル・トロンボーン・アンサンブル作品集。4 本または 5 本のトロンボーンのための作品を依頼。様々なスタイルの創造性豊かな音楽性を持った作品が生まれました。2013 年の夏にクラウドファンディングのキックスターターと個人の寄付によってコンサートでの初演が実現。若い彼らの情熱が生んだトロンボーン・アンサンブル・アルバムです。
MS-1536
トランペットを含む現代室内楽曲集
(1)パトリック・シュルツ(b.1975):ファンファーレ
(2)ジャン=フランソワ・ミシェル(b.1957):トランペット,ホルン,トロンボーンのための組曲
(3)ジョセフ・ブラハ(b.1951):フランス組曲
(4)ウェイン・ルー(b.1970):トランペット・ソナタ
(5)ジャン=フランソワ・ミシェル:目覚め
(6)ハラルド・ゲンツマー:C管トランペットとオルガンのためのソナタ
エイミー・シェンデル(Tp)
(1)(6)グレゴリー・ハンド(Org)
(2)(3)バーナード・スカリー(Hrn)
(2)(3)(6)トッド・シェンデル(Tb、ユーフォニアム)、
(4)(5)レネ・レクオーナ(P)

録音:2012-13 年
トランペットのための現代室内楽作品集。ゲンツマー以外は世界初録音という意欲作。メロディアスで親しみやすい雰囲気。トランペット奏者のエイミー・シェンデルはウィスコンシン大学オー・クレア校、インディアナ大学、ウィスコンシン大学マディソン校で、ジョン・アレイ、ジョン・ロメル、マニー・ラウレアーノ、ゲイリー・ボードナーなどに師事。オーケストラ、吹奏楽団などと多数共演、ソリストとして活躍中です。2009 年からはアイオワ大学の教授として後進の指導にもあたっています。
MS-1534
アメリカのピアノ作品集
クリストファー・テオファニディス(b.1967):全ての夢は地平線と共に始まる
リチャード・ダニエルプール(b.1956):前奏曲集「魅惑の庭」第2集
モニカ・ヒュートン(b.1954):ピアノ・ソナタ.
ジャスティン・メリット(b.1975):シャコンヌ「慈愛」
ピエール・ジャルバート(b.1967):トッカータ
クリストファー・アトジンジャー(P)

録音:2013 年5 月
アメリカの中堅からベテラン世代の作曲家によるピアノ作品集。殆どが2000 年以降に作曲されたもの。アルバム・タイトル「アメリカの抒情主義」にある通り、いずれもトナリティによるロマンティックな作品。ダニエル・ポワーの前奏曲集はその名からもある程度、推察できるように非常にドビュッシーを思わせる。その他、ジャズやラグタイムの様式を真似た音楽もあり、肩肘張らず楽しめる内容になっている。
MS-1537
「オリジンズ」〜弦楽四重奏作品集
ケヴィン・ヴォランズ(1949-):弦楽四重奏曲第2番「ハンティング=ギャザリング」
幸松肇(1938-):「日本民謡組曲第2番」
(八木節、南部牛追い唄、おてもやん、会津磐梯山)
ストラヴィンスキー:3つの小品
ダン・ヴィスコンティ(1982-):ラムシャックル・ソング
コントラスSQ
【ドミトリー・ポゴレロフ(Vn)、 フランソワ・ヘンキンス(Vn)、 石田藍(Va)、 ジーン・ハットメーカー(Vc)】

録音:2014年5月〜9月
コントラス四重奏団はロシア、アメリカ、南アフリカ、日本と 4 つの地域から集まった弦楽四重奏団。選曲もこの4つの地域の多様性(オリジナリティ)を持ったもの。南アフリカ出身のヴィランズは、ケルンでシュトックハウゼンに師事したミニマル系作曲家。この「ハンティング-ギャザリング」は、クロノス・カルテットのために作曲された作品で、彼の代表作の一つでもあります。日本人作曲家、幸松肇の「日本民謡組曲」は、日本各地に伝わる民謡を弦楽四重奏曲に編曲した組曲集。「第2番」は“八木節”、“南部牛追い唄”、“おてもやん”、“会津磐梯山”の4曲から成ります。西洋音楽と味わい深い民謡の融合は印象的で、力強い旋律に圧倒されます。
MS-1538
忘れ去られたリスト〜テノールのための歌曲集
リスト: 金色の髪の天使(第1 版)/ローレライ(第1 版)/ローレライ(第3
版)/ペトラルカの3 つのソネット(全3 曲)/エレジー/お前が揺られて歌うとき/火刑台上のジャンヌ・ダルク(第 1 版)/最後の星たちが白む時/ぼくの歌には毒がある(第 1 版)/死んだナイチンゲール
ベンジャミン・ブレッチャー(T)
ロベルト・ケーニッヒ(P)

録音:2013年12月
ピアノ曲の影に隠れ、リスト作品の中でもあまり知られていない歌曲をテノールで歌うアルバ ム。ピアノ曲で有名な「ペトラルカのソネット」を歌曲で聴くと、また味わい深い抒情が感じられま す。凛々しく繊細なリストの歌曲を堪能できる1 枚。
MS-1539
ダニエル・カー(b.1972):作品集VOL.1〜歌曲とソロ・ピアノ作品集
(1)3 つのラングストン・ヒューズ・ソングスOp.12
(2)3 つの前奏曲Op.13
(3)アキOp.4/(4)レソト変奏曲Op.1
(5)3 つのウィリアム・ブレイク・ソングスOp.2
(6)5 つの前奏曲Op.3
(7)3 つのサラ・ティーズデール・ソングスOp.15
(8)風の子守歌
(1)(3)(5)(7)ジェシカ・ペトリュス(S)、
 クリスティーナ・ライト=イヴァノヴァ(P)
(2)(4)(6)(8)田宅真弓(P)

録音:2013 年5 月
アメリカの作曲家、ダニエル・カー。ヒーリング・ミュージックのような美しい叙情に満ちた作品ばかり。3 人の著名な詩人による歌曲とソロ・ピアノ曲が交互に収録。ハッとする透明感があります。
MS-1540
プーランク:管楽器とピアノのための作品全集
オーボエ・ソナタ/フルート・ソナタ
クラリネット・ソナタ
オーボエ,ファゴット,ピアノのための三重奏曲
フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,フレンチ・ホルンとピアノのための六重奏曲
ヴィラネル〜ピッコロとピアノのための
エレジー〜フレンチ・ホルンとピアノのための
ザ・アイオワ・アンサンブル
【ニコル・エスポジト(Fl、ピッコロ)、
マーク・ワイガー(Ob)、
マウリタ・マーフィー・マークス(Cl)
ベンジャミン・コエルホ(Fg)
クリスティン・テランダー(Hrn)
アラン・ハックベリー(P)】

録音:2006 年6 月
フランス 6 人組の 1 人であり、生粋のパリジャンであったプーランク。その音楽は、エスプリに満ち、ユーモアがあり、洒脱の効いた作品を多数残しました。この室内楽作品も上品で流麗。それぞれの楽器の特性を生かし、管楽器が伸びやかな音色で歌っています。
MS-1541
クラリネット、ヴィオラ、ピアノのための作品集
ケンジ・バンチ(1973-):4 つのフラッシュバック
アンソニー・コンスタンティーノ(1995-):儀式のうた
ダナ・ウィルソン(1946-):幾千の渦巻く夢
マイケル・キンバー(1945-):消える森
リビー・ラーセン(1950-):ファーリングヘッティ
ヴァルトラント・アンサンブル:【ジェレミー・レイノルズ(Cl)、
ヒラリー・ハーンドン(Va)、
ウェイ=チュン・ベルナデット・ロー(P)]

録音:2015年5月
すべて世界初録音。アメリカの現代音楽作曲家によるクラリネット、ヴィオラ、ピアノという編成 の作品集。作品の録音も多数ある人気作曲家ケンジ・バンチをはじめ、アメリカの気鋭の作曲家 たちに委嘱。珍しい編成の興味深いアルバムです。
MS-1542
ヒロイック・プロポーション〜オルガン作品集
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV 552
フランク:英雄的小品
バーバー(ウィリアム・ストリックランド編):アダージョOp.11
エリック・R.スチュワート:ソネット(世界初録音)
ヒーリー・ウィラン:序奏、パッサカリア&フーガB.149
フェリックス・ヘル(Org)

録音:2014 年5 月28,29日、セント・マーク・ルーテル教会、ペンシルベニア州ハノーヴァー
フェリックス・ヘルはコンサートを精力的に行っている注目のオルガニストです。様々な分野のアーティストとのコラボレーションを通じて、オルガンの伝統的な境界を広げることで、オルガンの革新を追求しています。J.S.バッハの“前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV 552”は、イエスの母である聖マリアのその母、聖アンの名を持つイギリスの聖アン教会のオルガニスト、ウィリアム・クロフトが作曲した賛美歌を引用しているといわれ、「聖アンのフーガ」とも呼ばれています。長大でスケールの大きな名曲です。フランクの“英雄的小品”は 1878 年のパリ万博の際に建てられたトロカデロ宮のコンサート用パイプオルガンの落成式のために作られた作品で、堂々とした華やかさが印象的です。そして“バーバーのアダージョ”オルガン版。切ないメロディが美しく優しく鳴り響きます。
MS-1544
バーバラ・ハーバック作品集VOL.10〜室内楽作品集第5 集
(1)テレジンの子供の歌(ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノ)
(2)黒の夜想曲(ピアノ)
(3)ドロシー・パーカーの愛の歌(ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノ)
(4)キリストの降誕、生涯、死(室内オーケストラ)
(1)ステラ・マルコウ(S)
(1)ジュリア・サハロヴァ(Va)、
(1)(2)(3)アラ・ヴォスコボイニコヴァ(P)
(3)マリッサ・ハドソン(S)、
(3)ジョン・マクグロッソ(Vn)
(4)ジェームス・リチャーズ(指)セントルイスCO

録音:2013 年、2015 年
アメリカの現代音楽作曲家バーバラ・ハーバックは交響曲から室内アンサンブル、合唱、ミュージカル、バレエなど多くのジャンルの音楽を手がけ、女性作曲家らしい抒情的で繊細な作品ばかりでポピュラー的な要素も多く親しみやすい。今作は室内楽作品を収録。
MS-1545
伝統的なラテン・アメリカのピアノ曲集
≪ベネズエラ≫
モイセス・モレイロ(1904-79):ホローポ
ルイーザ・エレナ・パエザーノ(b.1946):幻影のワルツ
≪ブラジル≫
ヴィラ=ロボス(1887-1959):オリオン座の3 つの星
≪ドミニカ共和国≫
リチニオ・マンチェボ(1932-2010):無言歌、ドミニカの踊り
≪メキシコ≫
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):間奏曲、メキシコのスケルツォ
≪プエルトリコ≫
ファン・モレル・カンポス(1857-96):幸せな日々、ローラとジョルジー
ナ、ノ・メ・ケトス
マヌエル・タヴァレス(1843-83):マルガリータ
オリンピオ・オテロ(1845-1911):ラ・クニャディータ
≪コロンビア≫
ルイス・アントニオ・カルボ(1882-1945):遥かな青、熱狂
≪キューバ≫
ホセ・ホワイト(1836-1918):美しいキューバの娘
アントニオ・マリア・ロメウ(1876-1955):リンダ・クバーナ
エルネスト・レクオーナ(1896-1963):菊、青い夜
アレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ(1906-40):農家の子守歌
≪アルゼンチン≫
アストル・ピアソラ(1921-94):天使のミロンガ
アルベルト・ヒナステラ(1916-83):ミロンガ、マランボ
マルタ・マルチェナ(P)

録音:2000 年 1 月
キューバの国際的なピアニストでラテン・アメリカの音楽に精通し、演奏活動を世界各地で行っているマルタ・マルチェナ。伝統的なラテン・アメリカのピアノ作品を収録…と言いつつも、珍しい作曲家の作品もセレクトされており、知られざるロマンティックなメロディに溢れています。ピアノ好きの方には是非聴いていただきたいです。モレイロの“ホローポ”は、ベネズエラの民族舞曲を基とした代表曲で軽快なピアノ曲。ポンセの“間奏曲”は比較的知られており、哀しげなメロディ、静謐に美しい。カンポスの“幸せな日々”は愛らしくメロディアス、ホワイトの“美しいキューバの娘”はゆったりと情感豊かにピアノが歌うように演奏されています。すべてが 5 分弱の小品なので飽きさせません!国ごとに分かれていて、そのちょっとした雰囲気の違いも感じられるかもしれません。

MS-1546
ボリビアのピアノ作品集
エドゥアルド・カーバ(1890-1953):ボリビアのアイレス・インディオス、
 8つのボリビアのフォルクローレ
シメオン・ロンカル(1870-1953):ピアノのためのクエカ(抜粋)
マーヴィン・サンディ(1938-1968):シチリアーナ Op.4-1、
 汎神論のリズム、
 イン・メモリアム〜カーバへのオマージュ
ワルター・アパラシオ(P)

録音:2014 年7 月
これは珍しい!ボリビアのピアノ曲を集めたアルバム。ピアニストもボリビア出身!カーバはボエロ、トゥリーナに師事した、ボリビアの重要な作曲家。“ボリビアのアイレス・インディオス”は荘厳で雄大なアンデス地方に住む先住民族インディオのフォルクローレを取り入れ作曲された代表作。独特のリズムを刻む軽やかなメロディが魅力的です。ロンカルの「20 のクエカ(抜粋)」はボリビアの民族音楽を取り入れた小品集。30 歳という若さで夭逝したサンディは、他の2 人よりも調性が薄くなったモダンな作風のピアノ曲を残しています。
MS-1547
ファゴットとピアノのための新しい作品集
アーノルド・クック(1906-2005):ファゴット・ソナタ
ボアズ・アヴニ(1963-):ファゴット・ソナタ
ヴァーン・レイノルズ(1926-2011):ファゴット・ソナタ*
エドゥアール・フラマン(1880-1958):演奏会用小品*
リチャード・チョファーリ(1947-):ファゴットとピアノのためのソナチネ
ジョン・ボダ(1922-2002):カプリース *
ハルゼー・スティーヴンス(1908-1989):ファゴットとピアノのためのソナチネ第1番
マシュー・モリス(Fg)
クリストファー・フィッシャー(P)、
ユミ・キム(P)*

録音:2014 年
アメリカを中心に活躍しているファゴット奏者マシュー・モリスによる 20 世紀に作曲されたファゴット作品集。意外とロマンティックなメロディの作品が多く、ファゴットの温かな音色が豊かに響きます。新しいレパートリーにもオススメです。
MS-1549
マイケル・エッカート(1950-)作品集
(1)4 手のための3 つのタンゴ
(2)3 つのショーロ
(3)ブラジル・スタイルによる3 つの小品
(4)3 つの道/(5)3 つの情景
(6)2 台ピアノのための3 つの小品
(1)(6)ユニゾン・ピアノ・デュオ、
(2)-(5)アマンダ・マキャンドレス(Cl)、
 ポリーナ・ハツコ(P)

録音:2014 年3 月、6 月
アメリカ出身、ジョン・リチャード・ローゼンハイム、ラルフ・シャピーに師事したアイオワ音楽大学で作曲家の教授を務めているミヒャエル・エッカートの作品集。すべて世界初録音。アメリカの作曲家が想像するブラジル…ショーロやタンゴといったスタイルを用いて作曲されました。軽やかで複雑なリズム、ユーモアのあるメロディの作品がお聴きいただけます。

MS-1550
「旅立ち」〜ヴァイオリンとチェロのための作品集
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ポール・デセン:“旅立ち”〜ヴァイオリンとチェロのための三章
スヒョン・パク・アルティノ(Vn)
レオナルド・アルティノ(Vc)

録音:2016年6月2〜5日
夫婦デュオとして世界中で演奏活動している息のあったデュオ・アルバム。 ヴァイオリンとチェロの人気曲コダーイの“ヴァイオリンとチェロのためのデュオ”。ハンガリーを代表する作曲家であり、民族音楽学者。ハンガリーに根付く民謡の旋律やリズムを用いた色彩感溢れる難曲です。息の合ったデュオは力強い演奏を聴かせてくれます。ポール・デセンは 1959 年ヴェネズエラ生まれのチェリストであり作曲家。南米とヨーロッパの混ざり合った作風で、“旅立ち”はリズミカルに、時に抒情豊かに表現された作品です。
MS-1551
無伴奏ヴァイオリンのための作品集
ヨナス・トマソン(1946-):ウィンター・ツリー
ルナ・インギムダール(1963-):我が家から
カロウリーナ・エイリークスドウッティル(1951-):瞑想
フロウズマル・インギ・シーグルビョルンソン(1958-):KURIE
アルフレッド・フェルダー(1950-):ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス(復活のいけにえに)
メリル・クラーク(1951-):シグルヨウンスドティル・ソナタ「魔女」
フリフ・シグルヨウンスドティル(P)

録音:2014 年デンマーク
シグルヨウンスドティルはデンマーク生まれのアイスランドのヴァイオリニスト。レイキャヴィク音楽大学で学び、アメリカでフランコ・グッリ、ローランド・フェニヴェスなどに師事。今作は、現代ヴァイオリンの独奏曲を収録。すべて世界初録音。力強い音色で、透徹とした雰囲気漂う演奏です。
MS-1552
フルートとピアノのための作品集
ジョセフ・シュワントナー(1943-):ブラック・アネモネ
ジュゼッペ・ラッボーニ(1800-1856):フルート・ソナタ
エドウィン・ヨーク・ボウエン(1884-1961):フルート・ソナタOp.120
マルティヌー:フルート・ソナタ第1 番
マシュー・サンタ(1970-):フルート・ソナタ
ジェイク・ヘッギー(1961-):ひとり言
リサ・ガーナー・サンタ(Fl)
ナタリヤ・スキーナ(P)

録音:録音:2014 年 6月
演奏家、テキサス工科大学でフルートの教授として活躍しているリサ・ガーナー・サンタ。チャールズ・デラニー、ヘレン・ブラックバーンなどに師事。音楽にある陰と光の内部を探求したこのアルバム。吹奏楽作品で有名なピュリッツアー賞受賞作曲シュワントナーの“ブラック・アネモネ”は、詩人のアグアーダ・ピサロの詩からインスパイアされ作曲したもの。原曲はソプラノとピアノの歌曲。ピアノの硬質で澄んだメロディが、まるで山の空気のような雰囲気を醸し出し、美しくフルートが演奏されています。
MS-1553
アメリカン・ソナタ〜ヴァイオリンとピアノのための作品集
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第2 番
ウィリアム・ボルコム:ヴァイオリン・ソナタ第2 番
ジョン・コリリアーノ:ヴァイオリン・ソナタ
チンイ・リン(Vn)
ザッカリー・ロペス(P)

録音:2016年5月
アメリカの作曲家によるヴァイオリン・ソナタを3 曲。アメリカの賛美歌やアメリカの民族音楽を取り入れた、独創的な響きを持つアメリカ現代音楽のパイオニアとして知られる作曲家、チャールズ・アイヴズが残した4 曲のヴァイオリン・ソナタから“第2 番”を収録。民謡のメロディやラグタイムなどの要素が聴こえてきます。アメリカのワシントン州出身のラグタイムを中心とする作曲家・ピアニスト、ウィリアム・ボルコムの“ヴァイオリン・ソナタ第 2 番”はインプロヴィゼーションを聴いているような、無調と調性が入り混じり、そしてラグタイムのリズムが取り入れられ…聴き入ってしまう魅力に溢れている作品です。
MS-1554
アライヴ・イン・ザ・スタジオ」〜フルート作品集
ショスタコーヴィチ(ダンケル編フルートとピアノ版):チェロ・ソナタOp.40
ポール・ラスティグ・ダンケル(1943-):フルート四重奏のための“4つのヴィジョン”トニー・モレノ(1956-):フルートとパーカッションのための“エピソード”
タマール・ムスカル(1965-):SOF
 MECHANOFIN
ポール・ラスティグ・ダンケル(Fl)
ピーター・バスキン(P)
ローラ・コンウェッサー(アルトFl」)
リエ・シュミット(Fl)
ターニャ・ヴィテク(Fl&ピッコロ)
トニー・モレノ(ドラムス)

録音:2015年1月&3月
ニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団の首席フルート奏者として活躍しているポール・ラスティグ・ダンケル。ニューヨーク市立大学クイーンズ校で学び、1966 年バーミンガム国際木管楽器コンクールにおいて銀メダルを受賞(金メダルはジェームス・ゴールウェイ)。指揮者そして作曲家としても活動をしており、アルバムに収録されているフルート四重奏のための“4 つのヴィジョン”は、世界初録音になります。ショスタコーヴィチの“チェロ・ソナタ”はダンケルの編曲によるフルート版。ジャズ・ドラマーの重鎮、トニー・モレノが作曲し、ドラムで参加したフルートとパーカッションのための“エピソード”など、個性派揃いのフルート作品を収録しています。
MS-1555
「シンプル・ギフト」〜アメリカとイギリスの20 世紀歌曲集
ヴォーン=ウィリアムズ:放浪者/呼び声/道端の火
バーバー:ひなぎく/この輝ける夜に
コープランド:『アメリカの古い歌第1 集・第2 集』(船漕ぎのダンス/逃げ上手/遠い昔/シンプル・ギフト/私は猫を買いました/小さな子馬/ザイオンの壁/ゴールデン・ウィロウ・ツリー号/川のほとりで/チンガ・リンガ・チョウ)
スコット・ネイサン・ルイス:シェナンドー
ブリテン:サリー・ガーデンズ
 ニューイヤー・キャロル/オリバー・クロムウェル
ジョン・ジェイコブ・ナイルズ:鳥のキャロル
 ゴー・ウェイ・フロム・マイ・ウィンドウ
 さまよいながら私は不思議に思う
 なんて歌を歌ったんだ
レナード・バーンスタイン:ゼア・イズ・ア・ガーデン
 シンプル・ソング
アーネスト・チャールズ:私が歌うとき
ニューヨーク・シティ少年少女Cho
メアリー・ワンナメーカー・ハフ(指)

録音:2015 年 5 月
20 世紀に作曲された歌曲を合唱で演奏。合唱の美しいハーモニーが作品の新たな魅力を提示してくれます。2012 年に結成されたニューヨーク・シティ少年少女合唱団はニューヨークのマディソン・アベニューにある長老派教会で4 歳から18 歳の子供たちが合唱を学んでいます。バッハからブロードウェイ・ミュージカルの作品まで幅広いレパートリー。ヨーロッパやアメリカ国内でコンサートを行っています。
MS-1556
トーマス・コーツ〜アメリカのブラス・バンド音楽の父
トーマス・コーツ(1803/13-1895):ウィルキング・クイックステップ/プランテーション・エコー/ 葬送行進曲Op.18/“前線への賞金”クイックステップ/コロンビアン・ナショナル・ポプリ/大君行進曲/葬送行進曲Op.19/エリンに敬礼〜メドレー序曲
フレデリック・J・ケラー:イエスのみ腕に〜幻想曲
スッペ:マイ・ネイティブ・ランド
ダグラス・ヘドウィグ(指)
ニューベリー・ヴィクトリアン・コルネット・バンド
[1855 年〜1900 年頃のピリオド楽器&マウスピース使用]

録音:2015 年1 月
アメリカのペンシルベニア州にあるイーストン墓地に建立されているトーマス・コーツの記念碑に刻まれている「アメリカのブラス・バンド音楽の父」。しかしながら今日過小評価されている作曲家と言っても過言ではありません。牧歌的で、勇壮に響き渡るアンサンブルは名曲ぞろい。このアルバムには残存している 19 世紀後半に出版された作品を収録。当時使用されていた楽器を使って、この時代の演奏を再現しています。
MS-1557
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番「幻想ソナタ」D.894
ピアノ・ソナタ第20番D.959
デイヴィッド・コレヴァー(P)

録音:2014年6月
アメリカ生まれ、ジュリアード音楽院で学び、アール・ワイルド、ポール・ドゲロォに師事したコレヴァー。1988年ウィリアム・カペル国際コンクールで優勝し、世界各地で演奏活動を行っています。現在、コロラド大学ボルダー校音楽学部教授として後進の指導にもあたっています。このアルバムはシューマンも絶賛したピアノ・ソナタ第18番、華麗で繊細なピアノ・ソナタ第20番を収録。強固なタッチで輪郭のはっきりとした演奏です。
MS-1558
ヴィンセント・パーシケッティ(1915-17):レガシー・オブ・ソングス」〜詩をテキストにした未出版歌曲集【世界初録音】
2 つのE.E.カミングスの歌Op.26
2 つの中国の歌Op.29
3 つの17 世紀イギリスの歌Op.49
4 つのサラ・ティーズデールの歌Op.72
2 つのカール・サンドバーグの歌Op.73
3 つのジェームス・ジョイスの歌Op.74
2 つのヒレア・ベロックの歌Op.75
2 つのロバート・フロストの歌Op.76
4つのエミリー・ディキンソンの歌Op.77
蛍の網〜連作歌曲集 Op.115(ハロルド・スチュワートによる日本語から英語への翻訳)
リー・ヴェルタ(Br)
シェリー・オーヴァーホルト(S)
ジョシュア・ピアース(P)

録音:2015 年1 月
アメリカ現代音楽の重鎮パーシケッティは保守派の作曲家に属しますが、ジュリアード音楽院ではフィリップ・グラスや一柳慧など新しい傾向の音楽を書く優秀な弟子を多く輩出しています。多作な作曲家として知られ、交響曲から室内楽、吹奏楽、器楽曲、声楽曲などを残しています。前作の歌曲集『ハーモニウム』 Op.50(MS1432)に続く独唱作品第2 弾となる今作は、残りの41 曲をすべて収録しました。アメリカの詩人や、夢窓疎石、松尾芭蕉、小林一茶などの俳句を 17 作を取り上げた連作歌曲など、無調で書かれた音楽に情感豊かな詩が浮かびあがります。
MS-1559
CME プレゼンツ「ピアノ・セレブレーション」Vol.1
(1)クレマン・ドゥーセ:ショピナータ
(2)ヴィム・ヘラルト・スタシウス・ムラー:ノスタルジア
(3)ホロヴィッツ:“カルメン”の主題による変奏曲
(4)サバーバー:ためらいのタンゴ
(5)カプースチン:変奏曲Op.41
(6)ラフマニノフ:イタリア・ポルカ
(7)プーランク:即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」
(8)(9)アール・ワイルド:「ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲」
より第4番「あなたを抱きしめたい」&第7番「魅惑のリズム」
(10)(11)ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第4番
(12)フレデリック・ジェフスキ:「北アメリカのバラード」より“ダウン・バイ・ザ・リバーサイド”
(13)ミヨー:屋根の上の牛(簡略版:クウォン&ボレイア編曲)
(14)・ヒナステラ:粋な娘の踊り
(15)-(17)レクオーナ:エル・エスコリアル宮殿の前で、マラゲーニャ、グリッサンドのマズルカ
(18)アストル・ピアソラ(山本京子編曲):リベルタンゴ
(19)ハロルド・アーレン:虹の彼方に
(20)ヘンリー・マンシーニ:ムーン・リヴァー
(1)-(3)ミン・シエ(P)
(4)ミン・シエ&ミン・クウォン(ピアノ・デュオ)
(5)リード・テツロフ(P)
(6)ミン・クウォン&リード・テツロフ(ピアノ・デュオ)
(7)ミン・クウォン(P)
(8)(9)ソヨン・パク(P)
(10)(11)ソヨン・パク&ミン・クウォン(ピアノ・デュオ)
(12)カール・パトリック・ボレイア(P)
(13)ミン・クウォン&カール・パトリック・ボレイア(ピアノ・デュオ)
(14)ミン・クウォン(P)
(15)-(17)エリクソン・ロハス(P)
(18)ミン・クウォン&エリクソン・ロハス(ピアノ・デュオ)
(19)(20)ミン・クウォン(P)

録音:2015年1月
アメリカにあるザ・センター・フォー・ミュージカル・エクセレンス(CME)は、年齢、国籍など関係なく、才能のある学生や若手アーティストのための教育、指導、財政支援、数々の演奏会開催などを行い、育成している機関。そのCME に在籍している若手ピアニストたちによるアルバムです。
MS-1560
シュルホフ:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.1,WV18
無伴奏ヴァイオリン・ソナタWV83
ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.7,WV24
ヴァイオリン・ソナタ第2番WV91
エカ・ゴギチャシュヴィリ(Vn)
カエ・ホソダ=エアー(P)

録音:2012〜13年
チェコの作曲家シュルホフ。ジャズやダダイズムの影響を受けた作風で人気ピアニスト、作曲家としてチェコやドイツで活躍していました。1930 年代ドイツ系ユダヤ人だったためにナチス・ドイツに「退廃音楽」というレッテルを貼られ弾圧を受け、1942 年強制収容所で亡くなりました。“無伴奏ヴァイオリン・ソナタ”は無調の響きと民族音楽を取り入れた旋律、エネルギーに満ちた 4 楽章構成の超絶技巧作品。バルトークの影響を受けた“ヴァイオリン・ソナタ第2 番”(クレーメルの録音がありました)。1913 年に作曲された“組曲”の初期作品から作風の変化を聴くことが出来ます。
MS-1561
ザ・バッハ・プロジェクトVOL.1
トッカータ,アダージョとフーガ.ハ長調 BWV564
バビロンの流れのほとりに BWV653
6つのトリオ・ソナタ〜第1番 変ホ長調 BWV525
前奏曲とフーガ.イ短調 BWV543
パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」BWV768
パッサカリア.ハ短調 BWV582
トッド・フィックリー(Org)

録音:2007年10月
アメリカのオルガニスト、トッド・フィックリーの新しい試みによるバッハ・プロジェクト。HAUPTWERKという世界各地のパイプオルガンの音色を可能な限り、リアルに再現するためのパソコン用ソフトを用いて新たな録音をスタートさせました。第1 弾は、オランダ、ズヴォレの聖ミカエル教会にあるシュニットガーの 1721 年製作の歴史的な大オルガンの音色です。世界中のオルガンの音を再現できる画期的なソフトは、オルガンを学ぶ人にとって、自宅で練習できる便利なものとしても活躍しています。
MS-1562
ザ・バッハ・プロジェクトVol.2
バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調BWV545
われらが神は堅き砦 BWV720
いざもろびと神に感謝せよ BWV657
トリオ・ソナタ第2 番ハ短調 BWV526
われ神より去らじ BWV658
オルガン協奏曲 イ短調BWV593
様々な様式による6 つのコラール集 BWV645〜650
トッカータとフーガ.ヘ長調 BWV540
トッド・フィックリー(オルガン[シンセサイザー HAUPTWERK])

録音:2010 年、73’21
アメリカのオルガニスト、トッド・フィックリーの新しい試みによるバッハ・プロジェクト第 2 弾。HAUPTWERK という世界各地のパイプオルガンの音色を可能な限り、リアルに再現するためのパソコン用ソフトを用いて新たな録音をスタートさせました。第 2 弾は、オランダ、ロッテルダムの聖ラウレンス教会にあるマルクーセン&ソン社の1973 年製作の大オルガンの音色で演奏しています。

MS-1577
「アマリリス」〜リコーダー&打楽器のための作品集
私の心の震え
トリスタンの哀悼=ラ・ロッタ/朝の輝き 喜びの始まり/ナイチンゲールと共に
シルクとモスリン
私の愛しのアマリリス/プレリュード
ロバート王の仮面/ フランスのクーラント
幻想曲第8 番/グリーンスリーヴス
ニナ・スターン(リコーダー、シャリュモー)
グレン・ヴェレス(フレーム・ドラム、パーカッション)

録音:2014 年10 月
悠久の大地が広がる光景が見えてきそうなエキゾチックな音の世界。バーゼル・スコラ・カントルム(スイス・バーゼルにある古楽を専門とする音楽大学)で学んだ、リコーダー&クラリネット奏者のニナ・スターンによる小品集。中世からバロックの作品を収録し、まるで風のように舞うメロディ、打楽器とのシンプルな二重奏が美しく響き渡ります。
MS-1578
スーザン・カンダー:ヘルメスのワルツ、ソロ・ソナタ、庭時計
ヘルメスのワルツ(ヴァイオリンとピアノ)
ソロ・ソナタ(ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴァイオリン)
庭時計(ソプラノとヴァイオリン)
ジェイコブ・アシュワース(Vn、Va)
リー・ディオンヌ(P)
ジェシカ・ペトルス(S)
スーザン・カンダーはアメリカを中心に活躍している作曲家で、歌劇場や合唱団などからの委嘱作品を数多く残しています。2013 年に作曲された“ヘルメスのワルツ”は14 曲からなる連作ヴァイオリン作品。“ソロ・ソナタ”はヴァイオリニスト、ユヴァル・ワルドマンからの委嘱作品で、第1楽章と第3楽章をヴァイオリンで、第2楽章をヴィオラで演奏するスタイルです。
MS-1579
ダニエル・カー(1972-):作品集第2集〜フルートとピアノのための作品集
(1)ソナチネ・フォー・ユミOp.7
(2)葉Op.8/(3)歌Op.17
(4)ソナタOp.6/(5)静寂Op.14
(6)3 つの夜想曲Op.16
(7)ウェディング・ソングOp.10
フランソワ・ミノー(Fl)
田宅真弓(P)
(3)メーガン・ガードナー(S)

録音:2015 年1 月、50’10
すべて世界初録音。アメリカの作曲家、ダニエル・カー。クラシックにとらわれない色彩感豊かなヒーリング・ミュージックのような美しい叙情に満ちた作品。“ソナチネ・フォー・ユミ”はカーの妻である今作のピアニスト田宅真弓に書かれた作品で、ドヴォルザークの「家路」を引用しているが、どこか日本的なメロディのように聞こえてくる。“3 つの夜想曲”は「夕暮れ」「真夜中」「夜明け」を表現しており、「夕暮れ」はピアノがハープのように軽やかに流れ、フルートが密やかに歌う。まさに神秘の時間。
MS-1580
17世紀ローマの宗教音楽集
典礼歌:コラール(詩編70)「神よ、速やかにわたしを救い出し」
シャルパンティエ(1643-1704):主は言われた(詩編110)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):幸あれ、天の女王
 サルヴェ・レジーナ
カリッシミ(1605-1674):おお、かくも美しき御名マリアよ
サンチェス(1600-1679):祝福されしマグ
 ダラのマリア
パレストリーナ(c.1525-1594):救い主のうるわしき母
サンチェス:アヴェ・マリア・ステラ
 汝はわが心
ビクトリア:天の女王
ブライアン・シュミット(指)
デューク・ヴェスパーズ・アンサンブル
マラルメ・チェンバー・プレイヤーズ、
ワシントン・コルネット&サクバット・アンサンブル

録音:2013 年
ルネサンス音楽後期の 16 世紀後半から 17 世紀にかけてローマで活躍したローマ楽派。ローマ楽派は、ローマ教皇のシスティーナ礼拝堂を中心に、伴奏のないア・カペラの教会音楽が発達しました。この時代に生まれた作品に、代表的な作曲家であるパレストリーナやビクトリア、カリッシミの作品を収録。広がる創造力と息をのむ深遠さがさらなる美しさを生み出しています。
MS-1581
ピーター・リューウェン(1953-):弦楽、管楽とピアノのための室内楽作品集
(1)陸上の夢(クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノのための)
(2)ギター・ソナタ
(3)帆船(木管五重奏曲のための)
(4)ラプソディ(ヴァイオリンとピアノのための)
(1)SOLI 室内アンサンブル
(2)イサーク・ブストス(G)
(3)カンバーランド木管五重奏団
(4)アンジェイ・クラビエツ(Vn)、
  ティモシー・ヘスター(P)

録音:2011〜14 年
リューウェンはアメリカの作曲家。ニューメキシコ大学とカリフォルニア大学サンタバーバラ校でスコット・ウィルキンソン、ウィリアム・トッドなどに師事。今作は室内楽を集めたアルバムで、すべて世界初録音。“陸上の夢”はアメリカ西部の雄大な自然にインスパイアされ作曲。ひんやりとした抒情的なメロディが印象的。キラキラとした美しさが聴こえてきます。ギタリスト、ブストスに献呈されたギター・ソナタは超絶技巧で緊張感と柔らかな空気を感じる作品です。
MS-1582
ペーター・リーウェン(1953-)の音楽第2集」〜協奏曲集
(1)チェロ協奏曲(2012)
(2)ヴァイオリン、チェロ&ピアノのためのロマンス(1994、2010 改訂)
(3)弦楽オーケストラのためのヴィヴァーチェ(2010)
(4)ピアノ、マリンバ&管弦楽のための協奏曲(2008)
(1)(3)(4)フランツ・アントン・クレーガー(指)
(1)(3)スロヴァキア・ナショナルSO
(3)テキサス音楽祭O
(1)ニコラス・ジョーンズ(Vc)、
(2)アンジェイ・クラビエツ(Vn)、
(2)ミシャ・クイント(Vc)
(2)カルロ・アレッサンドロ・ラペーニャ(P)
(3)レオネル・モラレス(P)
(3)ジーザス・モラレス(マリンバ)

録音:2010 年〜2013 年
オランダ生まれのペーター・リーウェン作品集第2弾(第1集は MS1581「室内楽作品集」)。彼の音楽にはしばしば自然と伝説を題材に、ジャズやミニマル音楽の作品を残しています。2013 年ドック・セヴァーリーセン国際コンペティション第 1 位を獲得。ジャズとロックを取り入れた印象的なハーモニーを持つミニマルな“チェロ協奏曲”、エキゾチックなパーカッションの音色が舞う“ピアノ、マリンバ&管弦楽のための協奏曲”など20 世紀の興味深いモダンな協奏曲です。
MS-1588
ジェームズ・ウィン(1952-):室内楽作品集
(1)バルトークの主題による変奏曲(1977/2010)
(2)仮面(1981)
(3)3 つの夜想曲(1986-87)
(1)-(3)ディミトリ・アタピン(Vc)
(1)-(3)ジェームズ・ウィン(P)
(2)ロン=ヒューイ・リュウ(Ob)
(3)ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)

録音:2014 年10 月
ニューヨーク・シティ・バレエ団のソロ・ピアニスト、ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブルのメンバーなどで活躍し、現在ネバダ大学のピアノと作曲の教授を務めている作曲家兼ピアニストのジェームズ・ウィン。今作は彼の室内楽を集めたアルバムで、“バルトークの主題による変奏曲”は、ハンガリー民謡集BB43 第2 集より「小さなよちよち歩きの娘よ」、“子供のために第1 巻”を基に作曲されました。濃厚なロマン派風の哀愁のメロディをチェロが歌い上げています。“3 つの夜想曲”はウィンの作品の中でもよく取り上げられる作品で、夢想的な美しいメロディが特徴。知られざる現代作曲家の知られざる美しいメロディを持つ室内楽作品。オススメです。
MS-1589
女性作曲家によるトランペット作品集
(1)イダ・ゴトコフスキー(1933-):コンチェルティーノ(1969)
(2)エレーヌ・ファイン(1959-):トランペット・ソナタ(2002)
(3)アン・グッツォ(1968-):トランペット/フリューゲルホルン独奏
のための「ジャズ・プロフェッサー・グラス」(2008)
(4)セシリア・マクダウォール(1951-):フレームド(2009)
(5)ヒラリー・タン(1947-):ルック・リトル・ロウ・ヘヴンズ(1992)
(6)フェイ=エレン・シルバーマン(1947-):ストーリーズ・フォー・アワー・タイム(2007)
トーマス・フォテナウアー(Tp、フリューゲルHr)
ヴィンセント・フー(P)

録音:2014年2月
カンザス・ブラス・クインテットのメンバー、現在はソリストそして指導者として活躍しているトラン ペット奏者トーマス・フォテナウアーによる女性現代音楽作曲家のトランペット作品集。
MS-1590
ベートーヴェンの魂
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2 番Op.2-2
(2)ツェルニー:ベートーヴェンの動機による幻想曲
(3)ベートーヴェン(リスト編):遥かなる恋人に寄すOp.98
(4)ツェルニー:夜想曲Op.647
(5)メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
グウェンドリン・モク(P)
使用楽器:
(1)1795 年ルイ・デュルケン製ピアノフォルテ
(2)(3)1823 年ブロードウッド製ピアノフォルテ
(4)(5)1868 年エラール製ピアノフォルテ

録音:2015 年
作曲家が生きた時代のピリオド・ピアノとベートーヴェンという偉大な作曲家に影響を受けた 3 人の作曲家の作品を取り上げたアルバムです。1796 年に作曲されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第 2 番を、1795 年にルイ・デュルケンによって製作されたピアノフォルテで録音しています。ベートーヴェンが作曲時使用していた楽器と同じような性能のピアノフォルテを用いることで、その時代を感じることができます。ツェルニーの幻想曲は、ベートーヴェンのピアノ五重奏曲、合唱幻想曲、ヴァイオリン・ソナタ「春」、交響曲第5 番、ピアノ協奏曲第3 番などのメロディーをモチーフに作曲した親しみやすい作品です。
MS-1591
アルゼンチンのフルート作品集
(1)エセキエル・マンテガ(1983-):フルートとピアノのための「エミグランテ」
(2) エセキエル・マンテガ:アルト・フルートとピアノのための「ダチョウ」
(3) エセキエル・マンテガ:フルート四重奏のための「吹管」
(4) ピアソラ(マンテガ編、改訂:パウリーナ・ファイン):2 本のフルートのための「タンゴ・エチュード」
(5)ピアソラ(マンテガ編):五重奏のためのコンチェルト
エレナ・ヤリトゥ(Fl)、
(3)(4)パウリーナ・ファイン(Fl)、
エセキエル・マンテガ(P)

録音:2014 年9 月
アメリカのフルート奏者、エレナ・ヤリトゥによるアルゼンチンのフルート作品集。アルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレの人気デュオ“ドゥオ・ファイン・マンテガ”と共に作り上げています。アルゼンチンの巨匠バンドネオン奏者アストル・ピアソラが残した無伴奏フルートのための“タンゴ・エチュード”を2 本のフルート用にアレンジ。リズムやアクセントが掛け合いのように躍動。“5 重奏のためのコンチェルト”はフルートとピアノの編成に編曲されており、ピアノが伴奏を一手に引き受け、ピアソラらしいメロディが堪能できる素晴らしいタンゴを聴くことができます。ピアニストのエセキエル・マンテガがアルゼンチンの民謡などを取り入れて作曲した自作曲も収録されています。
MS-1592
「用意はいいか?」〜ザ・ピアソラ・プロジェクト
レビラード/ブエノスアイレスの春/鮫/オブリヴィオン/リベルタンゴ/五重奏のためのコンチェルト/用意はいいか?/キチョ/ブエノスアイレス零時
Enhake(エンヘイク):
【ウォンカク・キム(Cl)、M.ブレント・ウィリアムス(Vn)、キャサリン・デッカー(Vc)、ウンヒ・パク(P)】

録音:2015 年1 月
クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノという編成のピアソラ作品集。オリジナルと同じような躍動感が感じられるアルバムです。“オブリヴィオン”ではクラリネットが奏する冒頭の主旋律がまるで尺八のような朴訥とした音色で、さらにその次にチェロが低音で響かせながら主旋律を歌う。作品のもつ郷愁が心に沁みわたります。“リベルタンゴ”はスピード感のある引き締まった演奏、“ブエノスアイレス零時”は野心的なアレンジが興味深い。
MS-1593
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ集
ヴィオラ・ソナタ ハ調(1929)
ヴィオラ・ソナタOp.25-4(1922)
ヴィオラ・ソナタへ調 Op.11-4(1919)
ジェラルディン・ウォルサー(Va)
デイヴィッド・コレヴァー(P)
録音:2014 年3 月
2005 年からタカーチ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活躍している、ジェラルディン・ウォルサー。リリアン・フックス、グァルネリ弦楽四重奏団のメンバー、マイケル・トゥリーに師事。サンフランシスコ響の首席ヴィオラ奏者を 29 年間務めました。サンフランシスコ響時代には Decca レーベルより、ブロムシュテット指揮でヒンデミット作曲の“ヴィオラと弦楽のための葬送音楽”を録音しています。実力派ヴィオラ奏者による注目のソナタ集は、ヒンデミット自身ヴィオラ奏者として活動していただけに、難易度の高いテクニックを丁寧に、独特の旋律を美しく演奏しています。

MS-1594
「REMIX//」〜J.S.バッハ:ピアノ編曲集
「シャコンヌ」〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より(アレクサンドル・ジロティ編曲)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番BWV1005
アダージョ(J.S.バッハ編曲)
フーガ(サン=サーンス編曲)
ラルゴ(サン=サーンス編曲)
アレグロ・アッサイ(アルトゥーロ・カルデルス編曲)
「アンダンテ」〜無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2
番BWV1003より(アレクサンドル・ジロティ編曲)
無伴奏チェロ組曲第2番BWV1008(レオポルド・ゴドフスキー編曲)
ターニャ・ガブリエリアン(P)

録音:2015 年12 月11-13日
ブゾーニ編曲が有名な“シャコンヌ”のピアノ編曲ですが、ここではリストの高弟のひとりでロシアの作曲家アレクサンドル・ジロティによる編曲版を取り上げています。“無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3 番BWV1005”は、J.S.バッハ自身が編曲したものと、サン=サーンス、カルデルスが編曲したものを組み合わせて全曲収録しています。様々な編曲作品で有名なゴドフスキー編曲による“無伴奏チェロ組曲第2 番”もオススメ。
MS-1598
吹奏楽とオルガンのための作品集
カーライル・シャープ(1965-):ファンファーレ、前奏曲、エレジー&スケルツォ
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇「椿姫」より“乾杯の歌”
ウィリアム・ホワイト(1983-):小人の惑星
デヴィッド・マーラット(1973-):宇宙から見た青くて丸い地球
ヤロミール・ヴァインベルゲル(1896-1967):歌劇「バグパイプ吹きのシュヴァンダー」より“ポルカとフーガ”
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」〜「アダージョとマエストーソ」
ピーター・ミーチャン(1980-):ヴェルヴェット・ブルー
シカゴ・ガーゴイル・ブラス&オルガン・アンサンブル

録音:2013〜14 年
1992 年にシカゴ大学の学生らによって結成された“シカゴ・ガーゴイル・ブラス”。オルガン奏者と共に演奏活動を行い、吹奏楽とオルガンのための新しい作品を委嘱、演奏で注目を集めています。今作も、名作から新しい作品まで、その魅力を存分に収録しています。シャープの「プレリュード、エレジー&スケルツォ」は 2012 年にシカゴで行われたオルガニスト協会国際会議のためにシカゴ・ガーゴイル・ブラスが委嘱した作品。「ファンファーレ」は輝かしいゴージャスな楽曲です。ホワイトの「小人の惑星」は、ホルストの「惑星」にインスパイアされて作曲されたもの。様々な国の“神”をテーマにしたイマジネーション溢れる作品です。


MS-1600(1SACD)
ブルックナー:交響曲第5番(ノヴァーク版) ランス・フリーデル(指)LSO

録音:2014年1・4-25日オール・ハロウズ教会,ゴスペル・ウォーク,ロンドン
「指揮者の仕磨」の概念を一新したフリーデルのブルックナー! ブルックナーの交響曲の名解釈と言えば、古くはシューリヒト、クナッパーツブッシュ、そしてマタチッチ、そして朝比奈、ヴァント……。強烈な個性の持蛯フ芸術家が自身の見識と洞察力、そして統率力を披歴する楽曲として、演奏を展開し、聴衆を魅了して参りました。そういう、神秘の森に殴り込みを掛けたのが、新進気鋭のアメリカ人指揮者、ランス・フリーデルと言えましょう。フリーデルは、チェコで高い評価を受けて国際的に活躍する1950 年代生れの名指揮者。 作曲家の声に忠タに耳を傾けて、自己の解釈や表現を声高に提示するのではなく、静かに細密に描写していく演奏で、その姿は作曲者の使徒というよりも作曲者のしもべとでも呼びたい謙虚で真摯なものと言えましょう。言うなればハイティンク、アバドの姿勢と共通するものであり、その徹底ぶりは、これら二人を凌ぐとも申せましょう。 ロンドン交響楽団のブルックナーというのも極めて珍しく、第5番は恐らく初のディスク。しかもスタジオ・セッションは、2014 年の1月2日がかりでオール・ハロウズ教会で入念に行われました。SACD ハイブリッドの高音質故に、どんな箇所も濁りや曖昧な部分が皆無。一般より早めのテンポを採用し、名技集団ロンドン響の抜群の運動神経も楽しめます。正に自らをブルックナーの深山幽谷に閉じ込めたかのようなストイックな姿勢です。 ノヴァーク1951 年版を使用しております。 やはりブルックナーの名解釈者として高い評価を得たゲオルグ・ティントナーがフリーデルを高く評価したというのも納得の敬虔な名演です。
MS-1601
ハスケル・スモール:ピアノ作品集
ハスケル・スモール(1948-):静寂の旅:時祷書の映像
戦争の子守歌(ピアノと2 人のナレーターのための6 つの戦争の詩)
ハスケル・スモール(P)
ロビン・ワイガート&マルティン・レイナー(ナレーター)

録音:2008年、2015年
サンフランシスコ音楽院とカーネギー・メロン大学で学び、ピアノをウィリアム・マッセロス、レオン・フライシャーに、作曲をヴィンセント・パーシケッティ、ロナルド・リーチなどに師事したハスケル・スモール。“静寂の旅”は、神秘的で静けさの世界を旅しているように繊細なタッチで紡がれる30 分を超える大作。戦争という悲惨な出来事を癒し慰めるような優しさが深く響く“戦争の子守歌”。独自の音楽表現が強く伝わる美しく哀しいピアノ作品。
MS-1602
フランク・マルタン(1890-1974): 管楽器のための作品集
ピアノと管楽器のための協奏曲[ピッコロ、Fl、Es 管Cl、B♭管Cl、アルトSax、2 本のFg、2 本のTrp、2 本のHr、2 本のTrb、Prec、Pf]
「死せるバーゼルの踊り」から演奏会用組曲[4 本のCl、5 本のSax、2 本のTrp、2 本のTrb、CB、Perc、Pf]
ローヌ川とライン川の間に(スイス国家展覧会の公式行進曲)
[ウィンド・アンサンブル]
マシュー・ウェストゲイト(指)
マサチューセッツ・チェンバー・プレイヤーズ

録音:2016年11月4日-5日
スイスの作曲家フランク・マルタンによる管楽器のための作品集。初期はフランクやダンディの影響を受けるも、のちに十二音技法を独自に発展させた独特の作品を作り上げるようになります。“死せるバーゼルの踊りから演奏会用組曲”は、4 世紀半ばに多くの画家や彫刻家たちによって描かれた「死の舞踏」が基になっており、は、マルタンがパントマイムダンサーである姪の依頼を受け、1943 年に舞台用音楽として作曲したもの。“ローヌ川とライン川の間に”は 1939 年に行われたスイス国家展覧会の公式行進曲として作曲されました。スイスの伝統的な作風を取り入れた勇壮な楽曲です。
MS-1603
ジュリアナ・ホール(1958-):カウンターテナーとソプラノのための歌曲集
おお、私の恋人よ(カウンターテナーとピアノのための 12 の歌曲)[テキスト:ウィリアム・シェークスピア]
言葉はビロード、文章はプラシ天(ソプラノとピアノのための7つの歌曲)[テキスト:エミリー・ディキンソン]
礼儀(ソプラノとピアノのための5 つの歌曲)[詩:マリリン・モンロー]
ダリル・テイラー(C.T)
ジュリアナ・ホール(P)
スーザン・ナルッキ(S)
ドナルド・ベルマン(P)

録音:2015年9月、2016年8月
アメリカのアート・ソング作曲家、ジュリアナ・ホール。すでに 40 作以上の連作歌曲を作曲しています。今作はウィリアム・シェークスピアの劇、エミリー・ディキンソンの手紙、マリリン・モンローの詩からインスパイアされ作曲した歌曲を収録。
MS-1604
ショパン、フェイギン、ドビュッシーのピアノ作品集
ショパン:舟歌Op.60
ジョエル・フェイギン(1951-):ピアノのための4つのエレジー〜イン・メモリアム・レネ・ロンギー
ドビュッシー:前奏曲集第2 巻
ロバート・キャシディ(P)

録音:2015 年2 月
ロバート・キャシディはマンハッタン音楽院でソロモン・ミコフスキー、コンスタンス・キーン、マーク・シルヴァーマンに師事。古典から現代音楽までレパートリーは幅広く、デイヴィッド・ヌーン(1946-)、キース・フィッチ(1966-)などアメリカの作曲家の初演に数多く携わっています。柔らかなタッチで幻想的なドビュッシーの前奏曲を繊細な変化を丁寧に表現しています。
MS-1605(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001〜1006 (全曲)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1〜3 番
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1〜3 番
フリフ・シグルヨウンスドティル(Vn)

録音:2000 年〜2007 年
アイスランドのヴァイオリニスト、フリフ・シグルヨウンスドティル。レイキャビク音楽大学で学び、アメリカでフランコ・グッリ、ローランド・フェニヴェスなどに師事。 ヴァイオリニストのバイブル、J.S.バッハの傑作の難曲「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータBWV1001〜1006」(全曲)を録音しました。確かなテクニックで丁寧な演奏。ソナタとパルティータで、楽器を変えて録音しています。
MS-1606
「茂みといばら」〜合唱のための民謡集第1 巻&第2 巻
広い河の岸辺/ある朝早く/彼女はつばめのよう/葉っぱのきれいな緑の中に/茂みといばら/ボビー・シャフトー/アイロンをかけまくる/グリーンスリーヴス/ロンドンデリー・エア/ 私の恋人はヴィーナスのよう/ブラック・シープ/
サワーウッド・マウンテン/アフトンの流れ/アイ・ラヴ・マイ・ラヴ/ブリッグの定期市/ストロベリー・マウンテン/いとしきジョニー/ 三羽のカラス/キール・ロウ/雌羊を呼べ/オークと灰/サイラー・アンド・ヤング・ナンシー/スウォンジー・タウン/コキジバト/ヤーマス・フェアー
セント・チャールズ・シンガーズ
ジェフリー・ハント(指)

録音:2016 年6 月
イギリス合唱界の重鎮ジョン・ラターが編纂したイギリスとアメリカのフォーク・ソングを混声合唱に編曲した「合唱のための民謡集第1 巻&第2 巻」。この作品から25 曲をとりあげました。その地域に根付いた特色のあるメロディを持つ作品を見事に歌い上げています。
MS-1608
「IN THE MISTS」〜カロル・シマノフスキ:歌曲集
6 つの歌Op.2/白鳥Op.7
4 つの歌Op.11/5 つの歌Op.13
3 つの歌Op.32/7 つの歌Op.54
クシシュトフ・ビエルナツキ(Br)
マイケル・バロン(P)

録音:2016年5月27日-29日
現在はウクライナに属するティモシュフカで生まれたポーランドの作曲家カロル・シマノフスキ。2017 年生誕 135 年を迎えたシマノフスキを記念しリリースされる歌曲集。同郷ポーランド出身のバリトン歌手クシシュトフ・ビエルナツキによる珍しいバリトンで歌われるアルバムです。若き日の1902 年に作曲した“6 つの歌Op.2”はほの暗くも豊かな情感が感じられる楽曲。シマノフスキ32 歳(1915 年)に作曲された“3 つの歌”はロシアのディミトリー・ダヴィドフの詩を用いた唯一のロシア語歌詞の作品。
MS-1609
ルドルフ・ハーケン(1965-)のヴィオラ作品集
(1)ポロネーズ/(2)ファンタジア
(3)ソロ・ヴィオラのための組曲
(4)ヴィオラ・ソナタ
ルドルフ・ハーケン(Va)
レイチェル・ジェンセン(P)

録音:1999 年5 月
アメリカのヴィオラ奏者で作曲家ルドルフ・ハーケン。1996 年からイリノイ州立大学の教授としてヴィオラや室内楽などで後進の指導に当たっています。世界各地でマスタークラスを開催。このアルバムはハーケンの自作自演アルバムで、19 世紀のロマンティシズムが溢れた抒情豊かな情熱的な作品ばかり。ヴィオラのふくよかな音色と、ヴィオラの持つ魅力を最大限に活かしています。
MS-1610
トランペットとピアノのための新しい音楽
チャールズ・レスキン(1946-):トランペット・ソナタ(2007)
アンソニー・プログ(1947-):トランペット・ソナタ(2010)
マーティン・ロキーチ(1953-):世界の頂点を駆ける(2012)
ポール・フーター(Tp)
スーザン・ノヴィツキ(P)

録音:2016 年1 月
2007 年以降に作曲された、トランペットのための21 世紀の作品集。ファイン・アーツ・ブラスクィンテット、サミット・ブラスの創設メンバーでもあるプログのソナタなど、すべて世界初録音。
MS-1611
エメリー・W・ハーパーへ捧ぐ
(1)ローウェル・リーバーマン(1961-):Music,When Soft Voices Die
(2)バーナード・ランズ(1934-):即興曲第2番
(3)ジョアン・モリス(1943-)&ウィリアム・ボルコム(1938-):オブ・ラブ・オブ・ユー
(4)スティーヴン・スタッキー(1949-2016):揺れやまぬゆりかごから
(5)デヴィッド・デル・トレディチ(1937-):バンク・ストリート・プレリュード
(6)ジョン・イートン(1935-2015):リシダス
(7)ウィリアム・ボルコム:センチメンタル・ワルツ
(8)ポール・モラヴェッツ:ユー・レフト・ミー
(9)ユーディ・ワイナー(1929-):アモローソ
(10)タニア・レオン(1943-):ミ・アモール・エス
(11)ホルヘ・マルティン(1959-):ウィ・トゥー・ボーイズ
(1)(3)シャロン・ハームズ(S)
(4)(8)(10)(11)ロバート・オズボーン(Bs-Br)
(1)-(11)トッド・クロウ(P)
ローウェル・リーバーマン(P)
(9)ユーディ・ワイナー(P)

録音:2015年3月
アメリカの弁護士エメリー・W・ハーパー(1936-2009)に捧げられたアルバム。様々な作曲家に 委嘱し、歌曲を中心にピアノ作品も収録。すべて世界初録音。
MS-1612
CME プレゼンツ「ピアノ・セレブレーション」Vol.2〜ポール・リアル(1943-):2 台ピアノ&4 手連弾のための作品集
(1)ドロシー・マギー〜2台ピアノのための
(2)セルジュ・P〜2台ピアノのための
(3)ベンガルの子供の世界〜4手連弾のための
(4)CPE〜2台ピアノのための
(5)コラールU〜2台ピアノのための
メヌエット・イン・ジー・ウィズ〜2台ピアノのための
(7)リトル・スクリーマーズ〜4手連弾のための
(8)警備員、夜を守る友よ:ファンファーレ〜2台8手連弾のための
(1)(5)(7)カール・パトリック・ボレイア(P)
(1)(3)(4)(8)ジャヤン・サン(P)
(2)(3)(5)(8)エンリケッタ・ソマリーバ(P)
(2)(7)(8)パトリシオ・モリーナ(P)、
(4)(8)ミン・クウォン(P)

録音:2016年6月
アメリカにあるザ・センター・フォー・ミュージカル・エクセレンス(CME)は、年齢、国籍など関係 なく、才能のある学生や若手アーティストのための教育、指導、財政支援、数々の演奏会開催な どを行い、育成している機関。その CME に在籍している若手ピアニストたちによるアルバムで す。アメリカの現代音楽作曲家ポール・リアルによるピアノ連弾作品を収録した世界初録音盤。
MS-1613
ロマンティック・ジャーニー〜ヴァイオリンとピアノのための音楽
ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ
ディニーク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
マスネ:タイスの瞑想曲
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3 番「バラード」(エネスコに献呈)
グルック(クライスラー編):「オルフェオとエウリディーチェ」より“メロディ”
パガニーニ:カプリースより“第1 番”、“第21 番”
リムスキー=コルサコフ(クライスラー編):インドの歌
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズOp.4
フォーレ:夢のあとに
サラサーテ:カルメン幻想曲
ハオリ・リン(林浩力、Vn)
ハイ・ジン(金海、P)

録音:2015 年、2016 年
中国の汕頭出身のヴァイオリニスト。深?芸術学校、長城国際音楽アカデミーで学び、シンシナティ大学コンサーヴァトリー・オブ・ミュージック学部においてクルト・サッスマンズハウス教授に師事。アメリカと中国を中心に活動しています。1732 年製ニコロ・ガリアーノのヴァイオリン、1750 年製ヤナリウス・ガリアーノのヴァイオリンを使用し、小さいころから愛奏してきたヴァイオリンの小品を収録。ロマンティックでありながら、高度な技巧を要する名曲ばかりです。
MS-1614
バーバラ・ハーバックの音楽Vol.11」〜管弦楽作品集V
交響曲第7 番「おお、開拓者よ!」
交響曲第8 番「緋文字」
交響曲第9 番「神聖な交響曲」
交響曲第10 番「ファーガソンのための交響曲」
デヴィッド・アンガス(指LPO

録音:2015 年10 月24 日〜26 日
アメリカの現代音楽作曲家バーバラ・ハーバック。マルチな活躍をしており、作曲の他、オルガニスト、チェンバロ奏者(ソレールのソナタ全集全 120 曲も録音!MS1300)としても活躍している。作品は交響楽、歌劇、ミュージカル、TV、映画のための音楽と幅広い分野に携わっている。女性作曲家らしい繊細さと、アメリカのよき伝統を感じさせる抒情的なものばかり。ポピュラー的な要素も多く親しみやすい。今作は世界初録音となる交響曲を 4 曲。第7番は20 世紀初期のアメリカを代表する女流作家ウィラ・キャザーの代表作「おお、開拓者よ!」をハーバックがオペラ化し、その楽曲を交響曲に改作したもの。第8 番は小説家ナサニエル・ホーソーンの代表作「緋文字」にインスピレーションを得た作品など、華やかでストーリー性があり、映画音楽のような聴きやすいメロディで、多彩な魅力に溢れています。
MS-1615
ヘルネスニエミ作品集第3集
“クラビノーヴァ&ピアノ作品集”
(1)ポエム/(2)3つのワルツ
(3)海岸/(4)ブリッジ
(5)シティ/(6)バラード
アンティ・サムリ・ヘルネスニエミ(P&クラビノーヴァ)
(1)(3)(5)ヤマハ・クラビノーヴァCLP170
(2)(4)ベヒシュタインC221
(6)スタインウェイ&サンズB211

録音:2004年〜2016年
フィンランドのコンポーザー=ピアニスト、ヘルネスニエミは、クラシック音楽の伝統をベースに、ジャズや民謡などを融合。即興のようにも感じる超絶技巧と、親しみやすいメロディが魅力的です。すべて世界初録音。
MS-1616
チェンジ・オブ・キー〜1 つのピアノ、3 つの鍵盤
ハイドン:ピアノ・ソナタ第60 番Hob.XVI:50
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30 番Op.109
ショパン:バラード第1番Op.23
シューマン(リスト編):愛の歌「献呈」S.566
ドビュッシー:喜びの島
バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz. 80
キャロル・レオーネ(P)

録音:2014年8月
小さい手のピアニストのためにと開発された細幅鍵盤。通常の鍵盤だとオクターブが届かない子供や手の小さい大人のピアニストが、もしスムーズに届くようになったら…ハンデがなくなり、レパートリーが増え、テクニックの向上のスピードが上がる。キャロル・レオーネは、南メソジスト大学メドース芸術学校音楽学部の教授で、この細幅鍵盤の必要性をいち早く研究してきたピアニストです。DS5.5 鍵盤を初めて試し、2007 年には全米音楽指導者協会で講演と演奏を行っています。このアルバムではスタインウェイ社のコンサートグランドピアノに、標準の鍵盤(6.50 インチ=165mm)と、スタインビューラー社製のDS6.0(6.0 インチ=152mm)、DS5.5(5.5 インチ=140mm)の3 種類の鍵盤を用いて録音しています。ヴァイオリンやチェロなどの楽器に様々なサイズがあるように、ピアノの鍵盤もサイズが選べる。そんな素晴らしい可能性が広がるアルバムです。
MS-1617
デューク・エリントン・ソング・ブック
カム・サンデイ
イマジン・マイ・フラストレーション
イン・ア・センチメンタル・ムード
私が言うまで何もしないで
プレリュード・トゥ・ア・キス
ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア
ソフィスティケイテッド・レディ
明かりが見えた/ソリチュード
メディテーション/ヘヴン
オールマイティ・ゴッド・ハズ・ゾーズ・ベルズ
ダニエレ・タラマンテス(Vo)
ヘンリー・デリンジャー(P)

録音:2015 年11 月
メトロポリタン歌劇場 2016/2017 年シーズンの演目の一つ、プッチーニのオペラ『ナブッコ』にアンナ役で出演するなど、活躍を期待されるソプラノ歌手、ダニエレ・タラマンテス。このアルバムはヴォーカルとして、ジャズ・ジャイアント、デューク・エリントンの歌曲を歌っており、エリントンのエモーショナルな表現を見事に歌いあげています。
MS-1619
クラヴィーア・アーベント
ハイドン:ピアノ・ソナタ.変ホ長調Hob.XVI:52
シューマン:幻想曲Op.17
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3 番Op.23
ジャスミン・アラカワ(P)
アメリカを中心に、世界各地で演奏活動を行っているジャスミン・アラカワ。東京芸術大学を卒業し、インディアナ大学ジェイコブズ音楽院で、ナディア・ブーランジェの弟子だったエミール・ナウモフに師事。現在サウス・アラバマ大学の准教授を務めています。シューマンの傑作のひとつ「幻想曲」では、作品を見つめる慈愛のまなざしと豊かな情感が柔らかなタッチからあふれ出す。スクリャービンの「ピアノ・ソナタ第 3 番」は劇的でロマンティックなメロディを芯のある音色で情熱的に奏でています。
MS-1621
「発見」〜弦楽三重奏曲集(ピリオド楽器第1集)
J.C.バッハ:2 本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ.イ長調 B.36
カルロ・アントニオ・カンピオーニ:2 本のヴァイオリンと通奏低音(ハープシコードかチェロ)のためのソナタ ト短調 Op.1,No.2
ボッケリーニ:小弦楽三重奏曲 ニ長調 Op.2,No.4
ハイドン:ディヴェルティメント.ロ短調 H.V:3
カンナビヒ:トリオ 変ロ長調Op.3,No.1
フェリーチェ・ジャルディーニ:トリオ ヘ長調 Op.20,No.2
ジュゼッペ・マリア・カンビーニ:トリオ・コンチェルタント.イ長調Op.33-1
ザ・ヴィヴァルディ・プロジェクト: 【エリザベス・フィールド(Vn)、アリソン・エドバーグ・ナイキスト(Vn&Va)、ステファニー・ヴィアル(Vc)】

録音:2015 年7 月
弦楽三重奏曲というとベートーヴェン、シューベルト、モーツァルトなど限られた作曲家の作品しか知られていません。レパートリーの少ない弦楽三重奏曲の作品を発掘したのがこのアルバム。モーツァルトと同時代を生きた古典派作曲家が残した弦楽三重奏曲を収録しています。
MS-1620(2CD)
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻)
月の光
テリー・リン・ハドソン(P)

録音:2016年10月 米国,ニューヨーク州,マウント・ヴァーノン
ドビュッシーの前奏曲集第 1 巻、第 2 巻の全曲とアンコール的に月の光を収録。テリー・リン・ハドソンは米国メリーランド州出身のピアニスト。現在テキサス州のベイラー大学でピアノの准教授を務めている。やや硬質なクリアな音色でサッパリしたドビュッシーを奏でている。
MS-1625
バスーンとピアノのための音楽
ガブリエル・マリー・グロヴレーズ(1879-1944):シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ
ジョセフ・シュワントナー(b.1943):黒いアネモネ
ピエール・マックス・デュボワ(1930-1995):9 つの小品
イダ・ゴトコフスキー(b.1933):協奏的変奏曲
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):組曲
シャルル・ケクラン(1867-1950):3 つの小品
ジョン・スタインメッツ(b.1951):練習曲第5 番
マーカス・カール・マロニー(b.1976):輝き
オレグ・ミロシュニコフ(b.1925):スケルツォ
アン・シューメイカー(Fg)
カエ・ホソダ=エアー(P)

録音:2016年7月
アン・シューメイカーはアメリカの若手バスーン奏者でアメリカ国内はもとよりヨーロッ パ、日本を含むアジアでソリストとして活躍している。このアルバムは彼女のファースト CD で彼女の趣味を反映してデュボワ、タンスマン、ケクランを中心に近代フランスの特 に新古典主義の影響を受けた作品が選ばれている。いずれもバスーンの音色と機能を 生かした軽妙洒脱な作品ばかりで楽しい内容。シューメイカーの鮮やかなテクニックと 瑞々しい音楽性が聴きどころ。
MS-1626
ショパン:ピアノ作品集
夜想曲第13 番ハ短調OP.48-1
バラード第1 番ト短調Op.23
夜想曲第16 番変ホ長調Op.55-2
バラード第3 番変イ長調Op.47
夜想曲第8 番変イ長調Op.27-2
マズルカ第30 番ト長調Op.50-1
マズルカ第31 番変イ長調
マズルカ第32 番嬰ハ短調
舟歌嬰ヘ長調Op.60/子守歌Op.57
夜想曲第5 番嬰ヘ長調Op.15-2
スケルツォ第4 番ホ長調Op.54
デイヴィッド・コレヴァー(P)

録音:2015 年8 月
1962 年生まれ、アメリカ出身のピアニスト、デイヴィッド・コレヴァー。アール・ワイルドに師事し、ジュリアード音楽院で学びました。1988 年、ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールで最高位を獲得し、アメリカを中心に演奏活動をしています。CD のリリースも多数。今回はショパンのリサイタルでよく取り上げている名曲を収録。柔らかなタッチで丁寧にショパンの情感を紡いでいきます。
MS-1627
無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ作品集第2集
(1)バツェヴィチ:ポーランド狂詩曲
(2)-(4)トッホ:3 つの即興曲
(5)ロッラ:カプリッチョ第1 番
(6)-(8)テレマン:幻想曲No.10
(9)ビーバー:パッサカリ
(10)マムロック:フロム・マイ・ガーデン
(11)ホヴァネス:CHAHAGIR
(12)ファジル・サイ:クレオパトラ
(13)ケンジ・バンチ:サラバンド
(14)デル・アギラ:カットしたライム
(15)-(18)ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第 2 番「外はとても良い天気」
(19)シュニトケ:フーガ(Vn)
ステファニー・サンタンブロジオ((1)(6)-(10)(12)-(19)Vn&(2)−(5)(11)Va)

録音:2015 年12 月
ステファニー・サンタンブロジオの無伴奏作品集第2集(第1集は MS1397「ゴーイング・ソロ」)。 サンタンブロジオはイーストマン音楽院を卒業後、クリーヴランド管弦楽団に永らく勤めた後、サン・アントニオ交響楽団のコンサート・ミストレスに抜擢。その後、室内楽とソロ活動に力を注ぐようになった。アージェンタ・ピアノ三重奏団のリーダーとして活躍、メンデルスゾーン作品集も発売になっている(BRIDGE,BCD9338)。このアルバムは前作が好評だった古今の無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラ作品を集めた珍しいCD 第2 弾。トルコの鬼才ピアニスト兼作曲家のファジル・サイが作曲した“クレオパトラ”や、ポーランドの女流作曲家、グラジナ・バツェヴィチの“ポーランド狂詩曲”など、バロックから現代音楽まで、新鮮な小品集といった趣です。
MS-1628
ピアノ連弾による「春の祭典」「ペトルーシュカ」(ピアノ連弾版【1台4手】)
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
春の祭典
ロマゾフ=ラッカーズ・ピアノ・デュオ:
【マリーナ・ロマゾフ&ジョゼフ・ラッカーズ】

録音:2013年12月
ピアノ連弾のレパートリーとして人気のストラヴィンスキーの名曲を1台4手のピアノ連弾で収録。作曲者本人によって書かれた“春の祭典”はピアノ連弾で複雑なリズムが、さらに先鋭的に音が迫ってくるような感覚が味わえます。マリーナ・ロマゾフはソロ・ピアニストとしても活躍。クリーヴランド国際ピアノ・コンクール、ジナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ウィリアム・カペル国際コンクール等で集賞歴があります。ジョゼフ・ラッカーズもソリストとしても活躍、MSRレーベルからは「ラヴェル:ラ・ヴァルス、バルトーク:ピアノ・ソナタ、他バッハ、シューマン作品集(MS1364)」が発売になっています。
MS-1629
ショパン:後期マズルカ集
マズルカ 嬰ハ短調Op.41-1/マズルカ ホ短調Op.41-2/マズルカ ロ長調Op.41-3/
マズルカ 変イ長調Op.41-4/マズルカ イ短調 KK.IIb-4/マズルカ イ短調 KK.IIb-5「エミール・ガイヤール」/マズルカ ト長調Op.50-1/マズルカ 変イ長調Op.50-2/マズルカ 嬰ハ短調Op.50-3/マズルカ ロ長調Op.56-1/マズルカ ハ長調Op.56-2/マズルカ ハ短調Op.56-3/マズルカ イ短調Op.59-1/マズルカ 変イ長調Op.59-2/マズルカ 嬰ヘ短調Op.59-3/ マズルカ ロ長調Op.63-1/マズルカ ヘ短調Op.63-2/マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3/ マズルカ イ短調Op.67-4/マズルカ ト短調Op.67-2/マズルカ ヘ短調
トッド・クロウ(P)

録音:2017年6月 ニューヨーク州ポキプシー
MSR レーベル初期から継続して録音している米国のピアニスト、トッド・クロウによるショ パンのマズルカ集。トッド・クロウはカリフォルニア州サンタバーバラの生まれ。カリフォル ニア大学とジュリアード音楽院を修了。1980 年代から北米や欧州で活躍している。派手 に弾きまくることなくじっくり聞かせるタイプのピアニストで、誠実な音楽が好ましい。
MS-1634
「バトル・クリーク・トランジット・オーソリティ」〜ライヴ・イン・コンサート
(1)ジム・ペテリック(ジム・グレイ編):ヴィークル
(2)トラディショナル(フィリップ・ハーパー編):ウォーター・オブ・タイン
(3)ルイージ・デンツァ(マイケル・ガラシ編):フニクリ・フニクラ狂詩曲
(4)ジャマイカ民謡(デニス・ウィルソン&ジム・グレイ編):さらばジャマイカ
(5)ジョン・バーンズ・チャンス(デヴィッド・ヘンダーソン&ジム・グレイ編):呪文と踊り
(6)チャック・マンジョーネ(ジム・グレイ編):サンチェスの子供たち
(7)ビル・ブロック&ジョージ・プティ:クレセント・ムーン
(8)ジェームズ・パンコウ(クリス・シャープ編):ぼくらに微笑みを
(9)ロバート・ラム(クリス・シャープ編):サタデー・イン・ザ・パーク
(10)ピーター・セテラ(クリス・シャープ編):愛ある別れ
(11)ピーター・セテラ&デイヴィッド・フォスター(クリス・シャープ編):素直になれなくて ? ゲット・アウェイ
(12)ロバート・ラム(ジム・グレイ編):ビギニングス
(13)ロバート・ラム(クリス・シャープ編):長い夜
マイケル・ガラシ(指)
バトル・クリーク・ブラス・バンド

録音:2016年5月21日、2015年6
月6日、12月5日ケロッグ・オーディトリアム(ライヴ)
吹奏楽ファン必聴!世界的ユーフォニアム・ヴィルトゥオーゾ、スティーヴン・ミードもメンバーとして参加!名門バトル・クリーク・ブラス・バンドのライヴ集! 吹奏楽ファン、とりわけ金管バンド好きにはたまらないアルバム。ポップス調の音楽では乗りのよさで会場も大盛り上がり。ブラス・ロックの名曲“ヴィークル”から大興奮!“さらばジャマイカ”は、カリブ海の音楽スタイル「カリプソ」を取り入れたジャマイカ民謡。ナポリ民謡として有名な「フニクリ・フニクラ」を編曲した、明るく楽しい“フニクリ・ニクラ狂詩曲”。アメリカのロックバンドであるシカゴの名曲をブラスバンド・アレンジした楽曲を多数!“ぼくらに微笑みを”、“サタデー・イン・ザ・パーク”、“愛ある別れ”、“素直になれなくて ? ゲット・アウェイ”、“ビギニングス”、“長い夜”を収録。(1)(7)(9)-(13)は歌入り。

MS-1630
トランペットのための新しい音楽
リチャード・ピースリー(1930-2016):カタロニア
ダニエル・シュナイダー(1961-):トランペット・ソナタ
マイケル・ドハティ(1954-):稲妻の平原
ケヴィン・マッキー(1980-):友達の歌
アンソニー・プログ(1947-):トランペット・ソナタ
ケヴィン・マッキー:ジ・アドヴェンチャーズ・オブ...(無伴奏トランペットのための)
ジェイソン・バーグマン(Tp&フリューゲルHr)
スティーヴン・ハーロス(P&チェレスタ)

録音:2016年7月
2000年代に書かれたトランペットとピアノのための作品集。いずれも新古典主義、新ロマン主 義、というより時にジャズ、ロックの要素を兼ね備えた、現代音楽とは無縁のフュージョンを思わせ る楽しい作品ばかり。トランペットのジェーソン・バーグマンはモバイル響、モバイル歌劇場管弦 楽団の首席奏者でソリストとしてはカナディアン・ブラスと共演したこともある。ピースリー、シュナイ ダー、ドハティそしてマッキーの“ジ・アドヴェンチャーズ・オブ…”は世界初録音。
MS-1631
「ポートレイト」〜ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27(全6曲)
シャロン・パク(Vn)

録音:2015年-2016年
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしても知られていたイザイが、バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」に影響されて、全 6 曲のスケッチを一晩で書き上げたと伝えられている傑作「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」。それぞれがクライスラーやシゲティなど名ヴァイオリニストに捧げられています。ニューイングランド音楽院を卒業後、ジュリアード音楽院で音楽学士号、ボルダー・コロラド大学で音楽芸術学博士号を取得し、2007 年のストラディヴァリウス国際ヴァイオリン・コンクールで最高位を獲得したアメリカのヴァイオリニスト、シャロン・パクによる演奏です。
MS-1632
ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):ミサ曲「地上の王らは」
(1)地上の王らは
(2)ミサ曲「地上の王らは」
(3)わが肉体は
(4)覚えたもうな
(5)わたしは美しいものを見た
(6)天の女王
セント・ルーク・イン・ザ・フィールズcho
デイヴィッド・シュラー(指)

録音:2016年2月&3月
ピエール・ド・マンシクールは16 世紀に活躍したフランドル楽派の作曲家。主にミサ曲やモテッ ト、シャンソンなどを残しています。このアルバムで収録されているミサ通常分(“キリエ”“グローリ ア”“クレド”“サンクトゥス&ベネディクトゥス”“アニュス・デイ”)のミサ曲「地上の王ら」は世界初録 音。美しい響きに癒されます。
MS-1633
「IN THE WEEDS」〜木管五重奏のための作品集
マイク・タイトルバウム(1968-):ショート・セット
パキート・デリヴェラ(1948-):アリア・トロピカル
ピアソラ:言葉のないミロンガ
マルティン・クトノフスキ(1968-):トナダスとマテアダス
レナード・バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリーより組曲
ヴェントゥス・マキナ(木管五重奏団): 【カリン・アウエル(Fl&ピッコロ)
クリスティ・グッドウィン(Ob&イングリッシュHr)
ジェームス・カリン(Cl)
ウリセス・アラゴン(Hrn)
パトリック・ボルドゥッチ(Fg)】

録音:2016年12月18-22日
木管五重奏団ヴェントゥス・マキナは 2011 年カナダのニューブランズウィック州で結成されましたクラシックにとどまらず、ジャズやラテン、ポップスなど様々なジャンルを取り入れて演奏活動を行っています。初めてのフル・アルバムとなる今作は2 つの新曲(“ショート・セット”、“トナダスとマテアダス”)と、2 曲の編曲作品(“言葉のないミロンガ”、“ウェスト・サイド・ストーリーより組曲”)と、オリジナルの木管五重奏曲(“アリア・トロピカル”)を収録しています。 “アリア・トロピカル”は 9 度のグラミー受賞経験を持つ伝説のバンド、イラケレの創立メンバー。キューバが生んだクラリネット&サックスの巨匠、パキート・デリヴェラが作曲した木管五重奏曲。
MS-1635
「証明できることは何もない」 〜パルテニア(ヴィオール四重奏)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ(1150)
フランシス・ホワイト:ずっと遠くの側の花(2010)
ノーダーヴァル:証明できることは何もない
(2008)
オルソン:棘(2013)
フランシス・ホワイト:おとぎ話から(2013)
パルテニア:【ビヴァリー・オー(トレーブル&バス・ヴィオール) 、ローレンス・リプニク(テナー・ヴィオール) 、ロサムンド・モーリー(バス・ヴィオール) 、リサ・テリー(バス・ヴィオール)】
クリスティン・ノーダーヴァル(S)
ダション・バートン(Bs-Br)
ヴァレリア・ヴァシレフスキ(語り)

録音:2016年12月,2017年6月 米国,ニューヨーク州,ウェストチェスター
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの曲の他はすべてここ10年に作曲された声楽とヴィオールのための作品集。フランシス・ホワイトの「ずっと遠くの側の花」は、ヒルデガルトの「ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ」に基づいた作品。クリスティン・ノーダーヴァルはここで歌っているソプラノ歌手で、作曲も手掛けている人。「証明できることは何もない」は4曲、25分ほどの大曲。トーニー・オルソンの「棘」は、ヴィオール四重奏の上にバスバリトンがジョン・ヘアの詩を語るように歌う曲。ホワイトの「おとぎ話から」はヴィオール四重奏と語りによる曲。 パルテニアはニューヨークを拠点に活動する珍しいヴィオール四重奏団。
MS-1638
フランク:歌曲集&オルガン作品集
フランク(1822-1890):ばらと蝶々 FWV81ばらの結婚 FWV80/美しい芝生が広がるところ FWV78/壊された花瓶 FWV84/日ごとに過ぎて行き FWV82/回想 FWV70/ロビン・グレイ FWV74/夜想曲 FWV85/夕べの鐘 FWV87/歌 FWV83/愛する FWV76/ニノン FWV71/行列 FWV88
[以下オルガン作品]
パストラール ホ長調〜大オルガンのための6作品Op.16-21より FWV31
幻想曲 イ長調〜3つの小品よりFWV35
エイミー・フィリマー(S)
トーマス・キエンツ(P&Org)

録音:2015 年11 月、2016年10月
ロマンティックで美しいセザール・フランクの歌曲集。フランクの歌曲だけでまとまっているアルバムは数少ないので貴重です。気品が薫る旋律、静かな情念に満ちています。 北米、ヨーロッパで演奏活動を行っているソプラノ歌手エイミー・フィリマー。ロンドン響やラインラント=プファルツ州立フィルなど世界各地のオーケストラと共演を重ねている。
MS-1639
宍戸睦郎(1929-2007):ピアノ作品集
鍵盤のための組曲 (1968)
ダンス組曲 (1957)
《夕桜 童女の襟のうす青く》(1971)
《きまぐれこうま》(1976)
トッカータ-笛と太鼓と-(1988)
ピアノ・ソナータ第1 番(1966)
ピアノ・ソナータ第2 番(1968)
由良明奈(P)

録音:2015年1月10、11日メリーランド州カレッジ・パーク・クラリス・スミス・パフォーミング・アーツ・センター
※日本語オビ解説付き
宍戸睦郎は北海道旭川の出身で東京藝大で池内友次郎、伊福部昭らに師事した 後、渡仏。パリ音楽院でアンドレ・ジョリヴェ、オリヴィエ・メシアンに師事し、特にジョリヴ ェの音楽と思想から決定的な影響を受けた。彼の音楽思想と作品は西洋音楽と日本 人としてのアイデンティティとをいかに対峙または融合させるか、さらには彼が最も尊敬 するベートーヴェンの音楽が持つ普遍性に現代を生きる日本人としていかに到達する かという 2 つの問題と常に向き合いつつ思索され、作曲された。その作品群は安易な 民族主義やエキゾティシズムに走ることを激しく拒否し、悠々たる風格を備えている。 同じ池内門下の作曲家、矢代秋雄に勝るとも劣らない完璧主義者だったため、宍戸の 作品は決して多くはないが、いずれも推敲に推敲を重ねた傑作ぞろい。このアルバム には彼のピアノ作品の全てが収められ、彼の芸術の本質の一端に触れることができ る。宮沢明子の委嘱によって書かれた鍵盤のための組曲は彼の代表作で有名な秩父 夜祭で演奏される秩父囃子に霊感を受けて書かれたトッカータII は殊に圧巻。 ピアノの由良明奈はマイアミ大学フロスト音楽院で音楽芸術博士課程に在学中、プレ ッサー賞を受賞、宍戸睦郎のピアノ作品の研究、演奏、録音を進めた。現在アメリカ、 ヨーロッパ、日本で盛んに演奏活動を行うほか、母校マイアミ大学で後進の指導にもあ たっている。宍戸の音楽に深く内在する日本の様々な民族音楽の要素は全て由良に よって知的に洗い直され磨かれて、輝くような生命力を持って生まれ変わっている。 バルトーク、ストラヴィンスキー、ジョリヴェ、ハチャトゥリアン、伊福部昭、松村禎三が好 きな人は、これからぜひ宍戸も聴こう!
MS-1642
「鳴り響く川」〜太陽から海の合唱作品集
ホルスト:水への讃歌
ギヨーム・ブージニャック(c.1587-1643):私の親しい美しい人よ
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):Tunc respexit
中国民謡:高山青
フォーレ:ラシーヌの雅歌
ジゼル・ワイアーズ:And love be written on running water
神聖なハープ讃歌:IDUMEA
ジョシュア・リスト:不屈
バーロウ・ブラッドフォード:すばらしい無言の太陽を私にあたえよ
中国民謡:茉莉花
スウェーデン民謡:クリスタレン・デン・フィーナ
ラース・ヤンソン(1950-):サルヴェ・レジーナ
ダニエル・ピンカム(1923-2006):Awake, O North Wind
リビー・ラーセン(1950-):カミン・トゥー・タウン
リチャード・ロジャース(1902-1979):オクラホマ!
ソリア・ソリオラ:Nouse lauluni
ジゼル・ワイアーズ(指)
ワシントン大学cho

録音:2014年5月28日、2016年6月1日、12月1日
アメリカ、ワシントン大学の合唱団による合唱作品集。時代、音楽的スタイル、言語の豊富な多様性は、母性、魂、ロマンチックな愛、自然のテーマ、精神の回復、そして歌を通して自分のアイデンティティを発見することの喜びを含んだ作品が並びます。古典派からロマン派、現代音楽、世界の民謡など幅広く収録されています。
MS-1643
フランスのオーボエ作品集
ケクラン:遠くで
ラヴェル(ウォルター編):ソナティネ
シルヴェストリーニ:オーボエのための6 つの練習曲(トゥルヴィルのオテル・デ・ロシュ・ノワール/ポントワーズ、春の花をつけた木々と菜園/キャプシーヌ大通り/森の中の小道/浜辺の情景―嵐の空/スペインの踊り )
フォーレ:夢の後に
ドビュッシー:美しい夕暮れ
メシアン:ヴォカリーズ=練習曲
ラヴェル(ヤング編):ピアノ協奏曲 ト長調〜第2 楽章
ルミナ・デュオ:
【メリデス・ハイト・エステヴェス(Ob,コールアングレ)
ジャニ・パーソンズ(P)】

録音:2017 年7 月19-21 日 シカゴ
オーボエとピアノの二重奏曲、もしくは無伴奏のオーボエ独奏曲集(編曲含む)。 ジル・シルヴェストリーニは 1961 年生まれのフランスのオーボエ奏者、作曲家。オーボ エのための6 つの練習曲は1997 年の作品。近年人気の高い作品で、オーボエ・リサイ タルでしばしば演奏されている。6 曲は順にモネ、ピサロ、モネ、ルノワール、ブダン、マ ネの同名の絵に基づいている。ブックレットには原画も収録されているので、まだ聴い たことがなければこの機会に。 ルミナ・デュオは、米国の若い女性二人、オーボエ,コールアングレ奏者のメリデス・ハ イト・エステヴェス(エステヴェスは夫の姓)とピアニストジャニ・パーソンズによるデュオ。 しっとりとした味わいで気持ちよく聞ける。  (Ki)
MS-1644
フランソワ・ロッセ(b.1945):サキソフォン作品集
西浅草(2004
ロビック・コンストリクター(1989)
シーダディI(1989)/シーダディII(1989)
行為(2008)/息をする(1999)
アーチのソナタ(1986)
失われた灰(1979)
アダム・エステス(Sax)
ステーシー・ロジャーズ(P)
アマンダ・ジョンストン(P)

録音:2014年8月
フランソワ・ロッセはパリ国立高等音楽院でメシアンに師事した後、イヴォ・マレツ、ポール・メファ ノに学んだ。このアルバムはサックスのための多様な作品が収められている。「西浅草」はその名の 通り来日した折、神社仏閣を見てインスパイアされた曲。冒頭のおそらくはピアノの内部奏法と思わ れるミュートされた音色は太鼓を表し、それに合わせてサックスが呪文のような旋律を奏でる様子は もはや日本を越えてどこでもない異郷の地へと聴き手を誘う。「行為」ではサックスとピアノが付かず 離れずの微妙な関係を保ちながらサックスは重音奏法を交え両者は火花を散らしあう。
MS-1647
「愛のメロディ」
ラフマニノフ:私はあなたを待っている / 美しい人よ、私のために歌わないで / 夢 / ひなぎく / リラの花
アレクシ・マチャヴァリアニ:You Full of Beauty
フェルナンド・オブラドルス:いちばん細い髪の毛で
レニー・センデルスキー(1982-):愛のメロディ*
プーランク:愛の小径
グリーグ:白鳥
ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌
チャイコフスキー:教えて、木陰で起こったことを
リムスキー=コルサコフ:高みから吹く風が
ウィルフレッド・サンダーソン(1878-1935):愛の歌
モルデカイ・ゼイラ(1905-1968):レイラ、レイラ
アーネスト・チャールズ(1895-1984):私の歌であなたの心を満たしてください
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
オルガ・センデルスカヤ(S)
ベラ・スタインバック(P)
レニー・センデルスキー(ソプラノSax) *

録音:2016 年6 月29-30 日
ロシア生まれのソプラノ、オルガ・センデルスカヤはサンクトペテルブルク音楽院でオルガ・コンディナに師事。2011 年ロッシーニ・オペラ・フェスティバルで歌劇「エジプトのモーセ」に、ユロフスキ&モスクワ市交響楽団によるヴォーン=ウィリアムズの“海の交響曲”に出演するなど、活躍の幅を広げているソプラノです。今作はロシアの作曲家から、世界各地の作曲家の愛の歌曲を取り上げています。珍しい楽曲を多数あり注目です。 アレクシ・マチャヴァリアニ(1913-1995)はジョージア(グルジア)出身の作曲家。フェルナンド・オブラドルス(1897-1945)はカタルーニャの作曲家。レニー・センデルスキーはイスラエルのジャズ・サキソフォン奏者&作曲家。
MS-1648
ソナタ&夜想曲〜19世紀のファゴットとピアノのための作品集
イグナーツ・ラハナー(1807-1895):ノットゥルノヘ長調Op.83
ヨーゼフ・マテルン・マルクス(c.1791-1836):ファゴット・
ソナタ
ルイ・シュポア(1784-1859):アダージョWoO.35
ヨハネス・メインハルドゥス・クーネン(1824-1899):ファゴット・ソナタ
ユリウス・ワイセンボーン(1837-1888):ノットゥルノOp.9-4
グスタフ・シュレック(1849-1918):ファゴット・ソナタOp.9
ミシェル・ベテ(Fg)
ジャンヌ・アミール(P)
録音:2017年1月16日、17日、モントリオール音楽学院コンサート・ホール
モントリオール・メトロポリタン管弦楽団の首席ファゴット奏者、ミシェル・ベテ。モントリオール・メトロポリタン管弦楽団は、1981年にモントリオールで創設。2000年からヤニク・ネゼ=セガンが首席指揮者&芸術監督に就任し、注目を集めるオーケストラです。今作は19世紀の知られざるファゴットとピアノのためのオリジナル作品を収録。ファゴット奏者のレパートリーとして注目の楽曲が揃っています。
MS-1649
「Amour sans Ailes」〜レイナルド・アーン(1874-1947):歌曲集
夢想/歌曲集「灰の歌」(7 曲)
ブドウの収穫期の3 つの日
「ラテン礼賛」より“リデ”、“フォロエ”/神を信じない人/ノクチュルヌ/夜に/いとしい傷/翼のない愛(3 曲)/いとしい人/クロリスへ/艶なる宴
ザカリー・ゴードン(Br)
ブライアン・ニース(P)

録音:2016年10月8-9日
レイナルド・アーン(1875-1947)は,ドイツ人とスペイン人の両親の間にベネズエラで生まれたフランスの作曲家。サロン音楽風の小粋で美しい歌曲を残しています。あまりなじみにない作曲家ですが、その楽曲の美しい抒情と心地よい聴きやすさで評判です。歌曲集「灰の歌」は12 歳〜15 歳のころに作曲されたもの。1885 年にパリ音楽院に入学し、マスネやサン=サーンスに師事し、その影響を受けた楽曲です。アーンの作品の中でも人気の歌曲“クロリスに”も収録。アーンの魅力が詰まったアルバムです。
MS-1650
ザ・クリスマス・アルバム
(1)メンデルスゾーン:「6 つの箴言」より“クリスマス”
(2)ハリー・ウィルソン:ソロ・ディジェリドゥー・インプロヴィゼーション
(3)-(5)ケリー・ターナー:シンフォニー・オブ・キャロル
(6)ヤーコプ・ハンドル:私は遠くから見ている
(7)ドイツの讃美歌:エサイの根より
(8)ヘンデル:「メサイア」より“我らの為にひとりの嬰
児が生まれた”
(9)ウィリアム・ジェームズ:3人の家畜商人
(10)メル・トーメ:ザ・クリスマス・ソング
(11)ルロイ・アンダーソン:そりすべり
(12)ワルター・パーキンス:クリスマス・フィエスタ
(13)アルバート・ハーグ:ユーアー・ア・ミーン・ワン、ミスター・グリンチ
(14)ケリー・ターナー:賛歌
アメリカン・ホルン四重奏団:
【ケリー・ターナー、
チャールズ・パットナム、
ジェフリー・ウィンター、
クリスティーナ・マッシャー=ターナー】

クイーンズランド響のホルン奏者たち:
【ピーター・ラフ、
マルコム・スチュワート、
イアン・オブライエン、
ローレン・マニュエル、
ヴィヴィアンヌ・コリアー=ヴィッカーズ】
(2)ハリー・ウィルソン(ディジェリドゥー)
(11)チャールズ・パットナム&ケリー・ターナー(Perc)
(12)ラクラン・ホーキンス(Perc&ドラムス)
(3)-(5)(8)(12)ピーター・ラフ((指)
(10)(13)(14)ケリー・ターナー(指)

録音:2015年11月1-3日
アメリカン・ホルン四重奏団は1982 年にヨーロッパのオーケストラで活動する4 人のアメリカ人 ホルン奏者、チャールズ・パットナム(ボン・ベートーヴェン管弦楽団員)、ジェフリー・ウィンター (ボン・ベートーヴェン管弦楽団首席)、クリスティーナ・マッシャー(前ブリュッセル・フィル首席)、 ケリー・ターナー(ソリスト、作曲家)によって結成されました。4 人はそれぞれのオーケストラの団 員としてソリストとして活動する傍ら、四重奏団の活動も世界各地で行っています。カルテットとし ても、1989 年にハンガリーのフィリップ・ジョーンズ国際金管室内楽コンクール、1991 年にベルギ ーのノタムス国際室内楽コンクール、1992 年には第7 回東京国際室内楽コンクールで、いずれも 第1 位を獲得しています。 今作ではオーストラリアのオーケストラ、クイーンズランド交響楽団のホルン奏者たちと共演。クリ スマスの名曲“そりすべり”、メル・トーメの“ザ・クリスマス・ソング”に、ノリノリのラテンのリズムで演 奏される“クリスマス・フィエスタ”、讃美歌まで、ホルンの多彩なテクニックと、ふくよかな音色のア ンサンブルと相まって、穏やかな雰囲気のクリスマスの音楽をお楽しみいただけます。
MS-1651(2CD)
2台のピアノと管弦楽のための 20世紀マスターピースVol.1
(1)ロパトニコフ(1903-1976):2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲 Op.33
(2)タンスマン:2 台のピアノと管弦楽のための組曲
(3)マリピエロ:2 台のピアノと管弦楽のための対話第7 番
(4)ベレゾフスキー(1900-1953):2 台のピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.9
(5)プーランク:2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調
(6)ステラー(1924-2001):2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲
(7)クレストン(1906-1985):2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲 Op.50
ピアース&ジョナス:
【ジョシュア・ピアース(P)、
ドロシー・ジョナス(P)】
(1)-(5)(7)デヴィッド・アモス(指)
(1)-(3)スロヴァキア国立PO
(4)(5)(7)ポーランド国立RSO
(6)カルロス・ピアンティーニ(指)チェコRSO

録音: (1)(2)(3)1994年12月5-9日 スロヴァキア,コシツェ、
(4)(5)(7)1992年4月15-20日 ポーランド,カトヴィツェ、
(6)1997年10月19日 プラハ
20 世紀に作曲された2 つのピアノとオーケストラのための作品集。ニコライ・ルヴォヴ ィチ・ロパトニコフ、アレクサンドル・タンスマン、ジャン・フランチェスコ・マリピエロ、ニコラ イ・ベレゾフスキー、フランソワ・プーランク、ロバート・ステラー、ポール・クレストンの作 品を収録。 ジョシュア・ピアースとドロシー・ジョナスは共に米国で活躍するピアニスト。1980 年代半 ばからピアース&ジョナスとしてコンビを組んでいる。
MS-1654
ドビュッシー&ラモー〜ザ・アンブロークン・ライン
ラモー(ラデーア編):歌劇「カストールとポリュックス」より“悲しみの支度”
ドビュッシー:映像 第1集
 前奏曲集 第2集
ラモー:新クラヴサン組曲集より“カヴォットと6つの変奏”
ジェフリー・ラデーア(P)

録音:2016年7月1日〜3日
ドビュッシーが高く評価していた作曲家の一人、ラモー。ドビュッシーの「映像 第1 集」では“ラモーを讃えて”という作品を残しています。優雅な雰囲気に満ちた繊細なラモーの音楽性。ドビュッシーが作曲するうえで影響を受けたラモーの作品と、ドビュッシーの作品を組み合わせたアルバムです。オペラ「カストールとポリュックス」より“悲しみの支度”はピアノ独奏版に編曲。透明感のある美しく優しい旋律に驚くばかり。
MS-1658
女性作曲家のトロンボーン作品集
(1)スーザン・ムター(1962-):AGES
(2)アン・ジッフェルズ(1928-1993):トロンボーン・ソナタ
(3)エイミー・リーブス・ミルズ(1955-):トロンボーン・ソナタ「赤いトンボ」
(4)ローレン・ベルノフスキー(1967-):2つのラテンの踊り
(5)ドロシー・ゲーツ(1966-):ステアではなくシェイクで
ナタリー・マニックス(Tb)
(1)-(4)ステファニー・ブラニング(P)
(5)トニー・ベイカー(Tb)、スティーヴン・メナード(Tb)、クリストファー・シャープ(Tb)

録音:2015年〜2017年
デラウェア交響楽団の首席トロンボーン奏者、アメリカ海軍バンドのメンバーなど、アメリカで活躍しているトロンボーン奏者、ナタリー・マニックス。このアルバムは女性現代作曲家が作曲したトロンボーン作品を集めたもの。エイミー・リーブス・ミルズの“赤いトンボ”は日本を代表するトロンボーン奏者、神田めぐみが2012年に初演した日本の民謡がベースになった作品です。
MS-1656
コロラドの作曲家によるクラリネット作品集
エミリー・ラザーフォード(b.1993):3 つの詩曲(2012)
コナー・アボット・ブラウン(b.1988):初冬の頂き(2015)
デイヴィッド・ムリキン(b.1950):古風な組曲(2016)
アンドリュー・ハラデイ(b.1982):われらのアスペン・グローヴからの5 つの情景(2008)
グレッグ・サイモン(b.1985):5 つの蘭(らん)
ケラン・トゥーイ(Cl)
スヨン・キム(P)

録音:2016年3月
コロラドはアメリカ中西部に位置する州であり、南北をロッキー山脈が貫く山岳地帯として豊かな 自然でも知られる。作曲者はいずれもコロラド出身かコロラドで学び、現在この地を拠点に活動し ている。ここに収められた作品はいわゆるヨーロッパやアメリカ東海岸流の前衛楽派とは一線を画 し、ロッキーの雄大な自然の影響を受けたロマンティックな作風の曲が多いのが特徴。若輩 24 歳 のエミリー・ラザーフォードによる「3 つの詩曲」はややコープランドを思わせるもののコロラドの秋の 訪れを描いたメランコリックな佳品。
MS-1665
「パルティータ第2番、イタリア協奏曲、シャコンヌ」〜バッハ作品集
バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番ハ短調BWV.847
平均律クラヴィーア曲集第2巻第3番嬰ハ長調BWV.872
イタリア風協奏曲ヘ長調BWV.971
平均律クラヴィーア曲集第2巻第6番ニ短調BWV.875
シャコンヌ〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より(フェルッチョ・ブゾーニ編)
シモーネ・レイタン(P)

録音:2016年11月&2017年2月
ブラジル出身のピアニスト、シモーネ・レイタン。演奏活動の他にも、後進の指導、音楽祭の創設など現在ブラジルで最も注目されているピアニストのひとりです。このアルバムでは得意とするJ.S.バッハのピアノ作品を取り上げています。力強いタッチ、そこから生み出される表現の豊かさに満ちた演奏です。
MS-1666
ハンプソン・シスラー(b.1932):「家族の記念日」組曲
「ポピュラーな宗教記念日」組曲
マイケル・ケーニグ(Org)

録音:2017年2月
ハンプソン・シスラーはアメリカの作曲、音楽教育界に大きな足跡を残した作曲家で作品は 100 曲を超える多作家。オルガンのための組曲「家族の記念日」は家族のプライベートな記念日を描 いたものだが、3 曲目の「子供たちへのお祝い」ではなんと日本の童謡「めだかの学校」が引用さ れ、そのメロディによるパラフレーズが行われる。グランド・オルガンで演奏しているものの、昔の日 本の小学校で足踏み式オルガンを聴いているような懐かしさを感じる一枚。
MS-1667
ジェニー・Q・チャイ/ピアノ・リサイタル
スコット・ウォールシュレーガー:青い碑文
ドビュッシー:4 度のための練習曲、8本の指のための練習曲
アンディ・アキホ:唐紅(クリムゾン)
リゲティ:空のコード、無秩序
クルターク:マジット・マンディの鐘、ヤナーチェク・マニアの別れ、影絵(ソムリョ・ジェルジを讃えて)、悪魔と一緒の静かな話
メシアン:カンテヨジャーヤ
ジェニー・Q・チャイ(P)

録音:2012年
ジェニー・Q・チャイは中華系アメリカ人のピアニストでカーティス音楽院とマンハッタン音楽 院で学んだ。ニューヨークでイヤー・オブ・マインドという現代音楽フェスティバルのディレクタ ーを務め、上海ではフェイス・アート・インスティティート・オブ・ミュージックという現代音楽を紹 介する演奏団体を設立するなど、現代音楽の演奏と普及に並々ならぬ情熱を注いでいる。こ のアルバムにはドビュッシーからメシアン、リゲティ、クルタークという幅広い作品が選ばれてい るが、いずれも何某かの民族音楽の影響もしくはそれにインスパイアされて作曲されたものば かり。中でもアンディ・アキホのプリペアド・ピアノあるいは内部奏法による「唐紅」という曲は中 国の筝を思わせる異国情緒あふれる秀作。リゲティの晩年の傑作「エチュード」からは 2 曲が 選ばれており、その超絶技巧ぶりが聴きもの。クルタークは「遊び(ヤテコーク)から 4 曲が選ば れチャイのしなやかで自由なイマジネーションが拡がる。マーガレット・レンタン以来の現代音 楽を得意とする有望ピアニストの登場。
MS-1669
スクリャービン最後のリサイタル
スクリャービン:前奏曲 変ニ長調 Op.35-1
前奏曲 変ロ長調 Op.35-2
前奏曲 変ロ短調 Op.37-1
前奏曲 嬰ヘ長調 Op.37-2
前奏曲 ロ長調 Op.37-3
前奏曲 ト短調 Op.37-4
前奏曲 ト長調 Op.39-3
マズルカ ホ長調 Op.25-4
練習曲 変ロ短調 Op.8-7
ワルツ 変イ長調 Op.38
ピアノ・ソナタ第3 番 嬰ヘ短調 Op.23
ニュアンス Op.56-3
けだるい舞踏 Op.51-4
前奏曲 Op.74-4/前奏曲 Op.74-1
花飾り Op.73-1/暗い炎 Op.73-2
前奏曲 Op.74-2/不思議 Op.63-2
ピアノ・ソナタ第4 番 嬰ヘ短調 Op.30
ジェレミー・トンプソン(P)

録音:2015 年5 月22-23 日 米国,ヴァージニア州,シャーロッツヴィル
アレキサンドル・スクリャービン(1872-1915)が亡くなる 12 日前に催したリサイタルの 曲目を再現した CD。ジェレミー・トンプソンは、カナダ、ニューブランズウィック州のディ ッパー・ハーバーの生まれ。技巧派のピアニストとして北米を中心に活躍している。
MS-1671
ニコール・チェンバレン(b.1977):フルート作品集
「3-9 ライン」〜フルートとピアノのための
「ミンタカ」〜3 つのフルートのための
「リリプティアン」〜フルートとミュージック・ボックスのための
「共謀して」〜2 本のフルート
「窒息」〜無伴奏フルート
「おしゃべり」〜2 本のフルート
「スモーガスボード」〜フルートとピッコロのための
「濾過」〜3 本のフルート
メアリー・マシューズ(Fl)
ニコール・チェンバレン(Fl)
マシュー・アンジェロ(Fl)
ジェシカ・ナイルズ(P)

録音:2017年7-11月
ニコール・チェンバレンは作曲家、フルーティスト。作曲家としては2010 年にアトランタ歌劇場で 「スクラブ・ダブ・ロウ」が聴衆賞を受賞。その後、同劇場の委嘱による子供のためのオペラ「うさぎ の物語」が好評を得ている。このディスクは彼女のフルート・アンサンブルのための作品が収めら れており、いずれも民族音楽の影響を受けた詩的でロマンティックな音楽。
MS-1677
アメリカのフルート,ヴィオラ,ハープの三重奏曲集
スティーヴン・パウルス(1949-2014):小組曲(2007)
アンドルー・ボイセン・ジュニア(1968-):「美しく、甘く、繊細な」(2006)
リビー・ラーセン(1950-):4 楽章の三重奏曲(2006)
ドナルド・ハリス(1931-2016): 「故郷からの手紙」(2011, rev2013)
デイル・ウォーランド(1932-): 「起きよ、私の愛よ」(2007)
スティーヴン・メイン(1963-):「コロンバス・トリプティック」(2006)
コスモス三重奏団:
【キャスリーン・ボースト・ジョーンズ(Fl) 、メアリー・E.M.ハリス(Va) 、ジーン・ノートン(Hrp)】
ルーシー・シェルトン(S)
クリスティーン・モーティン(S)

録音:オハイオ州立大学ウェイグ
ル・ホール
これは現代音楽マニアよりも、フランス近現代室内楽がお好きな方に強くお勧めした い CD。米国の近現代の作曲家によるフルート,ヴィオラ,ハープの三重奏曲集。いず れの曲も美しくかつ新鮮さがあり、またヴァイオリンでなくヴィオラが用いられていること によってしっとりとした落ち着いた美しさが引き立っている。スティーヴン・パウルスの小 組曲は、フランス印象派を思わせる華やかな美しさが魅力的。アンドルー・ボイセン・ジ ュニアの「美しく、甘く、繊細な」は、題名の通りの曲。フルートやハープに東洋音楽の 影響が窺える。リビー・ラーセンの 4 楽章の三重奏曲は、題名どおり 4 つの楽章からな る 14 分の作品。ドナルド・ハリスの「家からの手紙」では、ジェレミー・グレイザーの詩を ソプラノ二人が歌うが、この詩は音楽に合わせて後から作られたという珍しい作品。デイ ル・ウォーランドの「起きよ、私の愛よ」は、本来フルートとハープの伴奏でソプラノが歌う 歌曲だが、ここではヴィオラが歌の旋律を奏でている。しみじみとした美しさに満ちてい る。スティーヴン・メインのコロンバス・トリプティックは、オハイオ州コロンバスにちなんだ 三連画といった意味。急、緩、急の 3 楽章の作品で、とても楽しめる。全曲世界初録音 と思われる。 コスモス三重奏団は、コロンバス・プロムジカ室内管弦楽団のメンバーで2004 年に結成 されたフルート、ヴィオラ、ハープの三重奏団。
MS-1681
ブライアン・ブク:弦楽四重奏作品集
ブライアン・ブク(Brian Buch,b.1984):川から星が流れてくる第6 番
ハアザミの葉第6 番
命と意見第7番/光景第1番
迷路と無限の形態第1 番
デドラス四重奏団:
【キム・ミニョン(Vn)、マティルダ・コール(Vn)、ジェシカ・トンプソン(Va)、トマス・クラインズ(Vc)】

録音:2017 年5 月8-9 日ニューヨーク
米国の作曲家、ブライアン・ブクの弦楽四重奏作品集。いずれも世界初録音とされる。ブクはクラシック、ジャズ両面で活躍するピアニスト、作曲家。このCDに収録されている作品は現代的な影のある作風が特徴。ちなみに姓は Buch でブクと発音するらしい。 デドラス四重奏団はヴァイオリニストのキム・ミニョンによって結成された弦楽四重奏団。2001年にバンフ国際弦楽四重奏コンクールで優勝している。
MS-1688
ローウェル・リーバーマン(b.1961):ピアノ作品集Vol.3
夜想曲集(第8 番、第9 番、第10 番、第11 番)
シューベルトの主題による変奏曲
2 つの即興曲/ピアノ・ソナタ第3 番
デイヴィッド・コレヴァー(P)

録音:2017年7月
ローウェル・リーバーマンはジュリアード音楽院でデイヴィッド・ダイアモンドとヴィンセント・パー シケッティに作曲を師事。伝統的な調性と無調を組み合わせた作風と堅固な形式でアメリカでは 高く評価されている。このディスクは彼の3 枚目となるピアノ作品集(第1 集、第2 集はKOCH か ら出ていた)。夜想曲はいずれも調性で書かれた親しみ易い内容。シューベルトの主題による変 奏曲は有名な「野ばら」の旋律が複調や無調的に変奏される。ピアノ・ソナタ第 3 番は無調を基調 とした堂々たる作品。
MS-1693
ポール・リール(Paul Reale, b.1943):
(1)協奏曲「怒りの日」〜ピアノ・トリオとウィンド・アンサンブルのための
(2)ピアノ・ソナタ第7 番「来たれ創造の主たる精霊よ」
(3)ピアノ・ソナタ第8 番「狂気の勝利」
(1)ミレクール三重奏団
デイヴィッド・ウィトウェル(指)
カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル
(2)ポール・リール(P)
(3)ワルター・ポンセ(P)

録音:(1)1982年12月、(2)1997年3月、(3)2013年1月
ポール・リールはコロンビア大学で英文学と科学を学んだ後、作曲に転向。ペンシルベニア大 学でジョージ・ロックバーグとジョージ・クラムに師事し作風が異なる二人から多大な影響を受け た。協奏曲「ディーズ・イラエ」はピアノ三重奏(Vn,Vc,Pf)とウィンド・アンサンブルのための曲で調 性を基本に書かれた抒情的な音楽。ピアノ・ソナタは二曲ともラテン語の典礼文からインスパイア された曲で調性、モード、無調を折衷した語法で書かれている。

MSSP-9007
「華やかな音楽でたたえよう」
ブリテン:この島国で
ヴォルフ:5つの歌
ラフマニノフ:5つの歌
R.ヘラルド:7つのスペイン民謡
R.シュトラウス:5つの歌/他


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