湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


声楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含め、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Chandos
CHAN-20239(2CD)
ザ・ハーモニアス・エコー〜アーサー・サリヴァン:歌曲集
ヘンリー王の歌*/湖の乙女#
ナイチンゲールの歌を聞いた+
屋根の上#/彼は来るだろうか?§
ギヴ#/あなたは疲れている§
静かな輝きの月+
オー・フェア・ドーヴ! オー・ファンド・ドーヴ!§
白く横たわる雪+
ルッキング・バック*
ルッキング・フォワード*
乙女の物語+/生きているポエム§
船乗りの墓#/もう一度夢を§
アザー・デイズ*
リトル・メイド・オヴ・アルカディー+
遠い岸辺§/私を愛していない愛+
影+/ザ・ロスト・コード§
不在の乞食*
メアリー・ベヴァン(S)#、
キティ・ホウェイトリー(Ms)§、
ベン・ジョンソン(T)+、
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)*、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)

録音:2020年8月10日−11日&11月30日、ポットン・ホール(サフォーク)
劇作家ウィリアム・S・ギルバートと組んで「ミカド」や「軍艦ピナフォア」など多くの優れた歌劇を書き、国民的人気を誇ったイギリスの作曲家、アーサー・サリヴァン(1842−1900)。これまでも「アイヴァンホー(CHAN10578)」や「美の石(CHAN10794)」など、サリヴァン作品の録音に取り組んできたChandosが贈る歌曲集第2巻。名伴奏者デイヴィッド・オーウェン・ノリスのピアノに、メアリー・ベヴァン、キティ・ホウェイトリー、ベン・ジョンソン、アシュリー・リッチズといった、今をときめくイギリスの若手歌手たち(ホウェイトリー以外は第1巻〔CHAN10935〕と同じメンバー)が、サリヴァンの豊穣でメロディックな魅惑のナンバーを歌います。

APARTE
AP-251(1CD)
主は偉大なり
(1)パリー:われは喜べり
(2)エドガー・ベイントン:そしてわれは新しき天国を見たり
(3)スタンフォード:3つのモテット
(4)エルガー:主は偉大なり
(5)ジェイムズ・マクミラン:御身の光明を
(6)ジョン・アイアラン:これ以上大きな愛はない
(7)ウォルトン:汝の心を封印するように
(8)パーセル:主よ、私を苦しめる者はどれほど多いのでしょう
(9)ハウエルズ:鹿が谷川を慕いあえぐように
(10)ブリテン:キリストによりて喜べ(祝祭カンタータ)Op.30
(11)ホルスト:今こそ主よ
スコット・プライス(指)
ヴォーン枢機卿記念学校スコラ・カントルム
イェスティン・エヴァンス(Org)

録音:2019年7月3-5日/聖ヨハネ福音教会(ロンドン
ロンドンのヴォーン枢機卿記念学校は、ウェストミンスター大聖堂のヴォーン枢機卿を記念して1914年に設立されたカトリック系学校。学校所属のスコラ・カン トルムは1980年創立の少年合唱団で、11-18歳の在学生で構成されています。宗教曲のみならず、「ハリー・ポッター」のサントラにも参加するなど人気の団 体となっています。当然ながら男声のみで、ソプラノ・パートはボーイ・ソプラノが担当しています。
彼らのaparteレーベル第2弾はイギリスの大作曲家たちによる聖歌集。パーセルから同団の後援者マクミランまで心にしみいる感動的な聖歌を聴かせてくれま す。エルガー、ホルスト、ブリテンなどイギリスを代表する作曲家を網羅しているのも嬉しい限り。
英国王室の戴冠式で必ず歌われるパリーの「われは喜べり」、エルガーならではの壮麗な響き、「惑星」の作曲者であることを強く思い出させるホルストの充実 作まで、イギリスの栄光の歴史を象徴するような合唱の世界を満喫できます。 教会内で聴いているような高品質録音も注目です。 (Ki)

QUERSTAND
VKJK-2015(1CD)
オトマール・シェック:初期歌曲集
最初の喪失 Op.15-5/黄昏が上から降りOp.19a-2/ 彩られたリボンとともに Op.19a-4/夜の歌 O.Op.Nr.2/自己欺瞞 O.Op.Nr.8/旅の歌 Op.12-1/プラハの学生の旅の歌 Op.12-2/ 山の上で Op.17-6/別れ Op.20-7/ 我が子の死に Op.20-8/病人 Op.20-9/ 晩の景色 Op.20-10/夜の歌 Op.20-13/ 森の孤独 Op.30-1/さまよって Op.30-4/弔いの鐘 Op 30-5/献身 Op.30-6/ こだま Op.30-7/ライン川に Op.30-12/ 五月が来た Op.17-5/海辺の女性 O.Op.Nr.16/ 憩いの谷 Op.3-1/礼拝堂 Op.3-2/ さようなら Op.3-4/子に Op.20-1/ エリーザベト Op.8-1/怒りなしに Op.24b-7/ 目的地 Op.24b-8/ラヴェンナ Op.24b-9/ 聖ステファノ教会の回廊 Op.31-3/ 教会の傍らで Op.7-1/ 9 月の朝 Op.7-2/まどろみの歌 Op.14-2/ 荒れた庭 O.Op.Nr.20/子守歌 O.Op.Nr.15/ ささやかな望み Op.24a-7/装蹄師 Op.24a-9
クレメンス・モルゲンターラー(Br)
ベルンハルト・レンツィコフスキ(P)

録音:2019 年9 月6-7 日,2020 年2 月14-15 日,9 月30 日-10 月1 日 オーストリア,フォアアールベルク州フェルトキルヒ
スイスの作曲家で、ドイツ・ロマン派の流れを汲む最後に位置する作曲家、オトマール・シ ェック(1886-1957)の初期の歌曲を38曲集めています。世界初録音の曲も含まれています。ドイ ツ・リート好きなら押さえるべきCDだ。 クレメンス・モルゲンターラーはヴェルトハイム生まれのバリトン。フライブルクとバーゼルで 学んだ後、欧米で活躍しています。またトロシンゲン国立音楽大学の声楽教師でもある。ベル ンハルト・レンツィコフスキはケルンで学んだベテランのピアニスト。両者はヨーゼフ・ガブリ エル・ラインベルガーの歌曲集(VKJK-1622)で共演していた。

ALBANY
TROY-1838(1CD)
マイアミ大学男声グリークラブ
アンソニー・J・マリョーネ:壁が崩れる
ジェーク・ルネスタッド:サヤレー
ポウル・ジョン・ルンドイ:ラスト・カインド・ワーズ
ヴェリオ・トルミス:テオメへの歌
クレイグ・ヘラ・ジョンソン:私たちは
ほか全14 曲
ジェレミー・D・ジョーンズ(指)
マイアミ大学男声グリークラブ
ジョン・サンフォード(P)
マイアミ大学男声グリークラブは1907 年創立の伝統ある合唱団。このディスクでは20〜21 世 紀のアメリカの作曲家の合唱曲が中心に歌われているが、中でもアルヴォ・ペルトと並ぶエスト ニアの作曲家ヴェジオ・トルミスの作品が収録されているのが注目。トルミスは東欧諸国、西ヨ ーロッパで盛んに歌われてきたが、近年ではアメリカでも人気が高い。日本でも東京混声合唱 団が取り上げたことがきっかけでアマチュア合唱団がよく取り上げるようになっています。

ALBANY
TROY-1851(1CD)
「時の風の中で」〜ラトビアのクリスマス音楽
ラウラ・イェカブソーネ(b.1985):クリスマス・カンタータ「来るのが遅くすぐに消える」
マーティンス・ブラウンス(b.1951):クリスマス歌曲集
アンドレイス・ヤンソンス(b.1938):クリスマス・カンタータ
アンドリス・セヤンス(b.1978):7 つのアンティフォナ
ローラ・パデグス・ザムルス(指)
ニューヨーク・ラトビアン・コンサート・cho
ラトビア国立歌劇場室内O、他、ソリスト

録音:2020年1月3-4日ラトヴィア放
レコーディング・スタジオ
20〜21 世紀ラトビアの作曲家によるクリスマスに因んだ合唱作品を収録。収められた作品は 国際的な作曲家ヴァスクスを生んだ国だけあっていずれも調性で明快に書かれた抒情的な音 楽。ニューヨーク在住のラトビア出身の音楽家と故国のOの共演によるコラボレーショ ン。

BRIDGE
BCD-9548(1CD)
「20世紀と21世紀のカタルーニャの芸術歌集」
トルドラ(1895-1962):口につけたバラ(全6 曲)
リカルド・ラモーテ・デ・グリニョン(1899-1965):ホメロス讃歌(全3 曲)
ナルシース・ボネット(1933-2019):アイデ(全3 曲)
モンポウ(1893-1987):夢のたたかい(全3 曲)
エリセンダ・ファブリガス(b.1955):炎の模倣(全4 曲)
ジュアン・コメリャス(1913-2000):聖なる言葉(全5 曲)
イサイ・ジェス・ムニョス(T)
オクサナ・グルシュコ(P)

録音:2019年8月23―25日 米国 ニュージャージー州 ニューアーク
近現代のカタルーニャの作曲家の歌曲集。カタルーニャはスペインの東部で、歴史的にス ペインの主要部であるカスティーリャとは別の文化圏で、国境を広く接するフランスからの影響 が濃い洗練された美を持っています。 このCD には、トルドラ(1895-1962)、ラモーテ・デ・グリニョン(1899-1965)、ナルシース・ボネッ ト(もしくはボネ 1933-2019)、フレデリク(あるいはスペイン語化したフェデリコ)・モンポウ (1893-1987)、ファブリガス(1955- 彼女は米国に移住)、コメリャス(1913-2000)の歌曲を収 録。この中ではモンポウがずば抜けて有名で彼の「夢のたたかい」も人気が高い。他は作曲家 としても作品としてもあまり知られていないだろうが、いずれも素晴らしく美しい曲ばかりだ。 イサイ・ジェス・ムニョスは米国のテノール。メキシコとプエルトリコの家系だという。非常に柔らか い美声の持ち主で、声だけでうっとりできます。彼は近現代の埋もれた歌曲の発掘に力を入れて おり、このCD も単に珍しい曲を歌ったというだけでない、心からの入れ込みが感じられます。オク サナ・グルシュコはロシア生まれでイスラエルに移住したピアニスト。

Orchid Classics
ORC-100161(1CD)
NX-B03
カウンターテナーが歌う近代ロシアの歌曲集
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):キプリングより
 The Distant Amazon はるかなるアマゾン
 omer ホーマー
ショスタコーヴィチ:レールモントフの詩による2つのロマンス Op. 84
ボロディン:My songs are full of poison 私の歌は毒で満ちている
or the distant shores of your native country
あなたの母国の遠い海岸のために
タネーエフ(1856-1915):Y.ポロンスキの詩による5つのロマンス Op. 33- 第1曲 A Night in the Scottish Highlands スコットランド高地の夜
エリスの「不滅」からの10の詩曲 Op. 26 - 第8曲 Stalactites 鍾乳石
ボリス・チャイコフスキー:レールモントフの詩による2つの詩曲
ミャスコフスキー:バルモントによる12の歌 Op. 2- 第8曲:The Albatross アルバトロス…世界初録音
ショスタコーヴィチ:スペインの歌 Op. 100
ショスタコーヴィチ:デズデモーナのロマンス(柳の歌) …世界初録音
ショスタコーヴィチ:無意味な贈り物、チャンスの贈り物…世界初録音
エレーナ・フィルソヴァ(1950-):ボリス・パステルナークの詩による2つの歌
 風…世界初録音
 薄明…世界初録音
ミャスコフスキー:バルモントによる12の歌 Op. 2- 第11番スフィンクス…世界初録音
フィルソヴァ:Winter Elegy 冬の哀歌 Op. 91…世界初録音
ヘイミッシュ・マクラーレン(C.T)
マシュー・ジョリーズ(P)
ナタリー・グリーン=バックリー(Va)
クラウディア・ファラー(Vn)
ベン・マイケルズ (Vc)

録音:2019年8月27日、2019年9月7日、16-19日
ロシア(ソヴィエト)の芸術歌曲の伝統は、19世紀初頭のサロン音楽から始まりました。もともと素朴で抒情的な「ロマンス」は、やがてショスタコーヴィチ らによって壮大なテーマを採り入れたものに進化しましたが、決して親密さを失うことはありませんでした。このアルバムには、アマゾン、コーカサス、スコッ トランド、イングランド、エジプトなど、ロシアから遠く離れた地を主題にした作品を収録。旅をする喜び、ロマンティックな風景、愛と喪失、そして生と死 など永続的なテーマを網羅する様々な歌曲を、ヘイミッシュ・マクラーレンの清冽な歌声でお聴きいただけます。 ヘイミッシュ・マクラーレンはロンドン王立音楽院で歌唱指導を受けるとともに、在学中にロシア語を学び、ショスタコーヴィチの歌劇やロシアの歌に興味 を持ちました。2018年には実際にロシアを旅行し、サンクトペテルブルクからモスクワ、シベリアのイルクーツクまでの楽譜店を探求。これまでに録音され たことのないショスタコーヴィチの2作品をはじめ、数多くの貴重な楽譜を入手し、今回の録音に使用したということです。

MClassics
MYCL-00005(1CD)
税込定価
大中恩:歌曲集
歌曲集「おもろうて」
バリトンのための歌曲集「ユダ 哀しい裏切」
ソプラノとピアノのための3つのソネット「アマリリスに寄せて」
こんなしずかな晩は/じゃあね
春日保人(Br)、北原聖子(S)
小原孝(P)

録音:2020年9月2−3日相模湖交流センター
DSD5.6MHzレコーディング
日本人なら誰でも口ずさめる「サッちゃん」や「いぬのおまわりさん」「おなかのへるう た」などを作った国民的作曲家、大中恩(おおなか めぐみ)の歌曲集です。 2018年に亡くなられましたが、大中恩の愛唱歌はこの先も日本人の心の一部 となっていくことでしょう。当アルバムは生前親交のあった春日保人の呼びかけに よって制作され、春日の強い想いが込められています。大中恩最後の歌曲と なった「アマリリスに寄せて」は春日の母が委嘱初演した曲。しかし、作曲家本人 は初演を聴くことなく世を去りました。当アルバムでは、大中恩の研究家であり妻 である北原聖子がその作品を優しく歌い上げます。春日がシンパシーを感じると いう「おもろうて」はユーモア溢れる楽しい作品。そして、人間の葛藤と弱さを表 現した大中作品中でも異色の大作「ユダ 哀しい裏切」。大中恩の作品の魅 力が存分に楽しめるアルバムとなりました。ピアニストにも、長らく大中恩とも親交 があり大中作品を多く演奏してきた小原孝。繊細に雄弁に彩りを加えます。大 中恩の音楽が導く優しい愛の光 ”Licht” をお受け取り下さい。

Hoxa
HS-071027(1CD)
NX-B06
『おお、偉大なる神秘よ』〜クリフトン大聖堂のクリスマス
ヤーコプ・ハンドル(ヤコブス・ガッルス)(1550-91): 賛美の歌を響かせよ
ウィリアム・ジェイムズ・カークパトリック(1838-1921)/ゲオフリー・メンダム(1899-1984)編)): 飼い葉桶の中で
伝承曲/ディヴィッド・ウィルコックス(1919-2015)編)): サセックス・キャロル
バッハ: 目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV 645 *
フランシス・プーランク:おお、偉大なる神秘よ - クリスマスのための4つのモテット FP152 より
バッハ:イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BWV 604 *
バッハ:かくも喜びに満てる日 BWV 605 *
作者不詳:コヴェントリー・キャロル(1591年オリジナル版)
スウェーリンク(1562-1621): 今日、キリストが生まれた
バッハ:甘き喜びのうちに BWV 608 *
作者不詳/ロバート・ルーカス・ピアサル(1795-1856)編)): もろびと声あげ
グルーバー(クリストファー・ウォーカー編): きよしこの夜
バッハ:汝イエスよ、今天より降りたもうや BWV 650 *
ハロルド・ダーク(1888-1976) わびしき真冬に
ピーター・ウォーロック(1894-1930):ベツレヘム・ダウン
ケルンの讃美歌集1623年出版/デイヴィッド・ウルスタン(1937-2017)編)): エコー・キャロル
ルイ=クロード・ダカン(1694-1772):スイスのノエル *

*=オルガン独奏
クリフトン大聖堂聖歌隊
クリストファー・ウォーカー(指)
ジョン・ギボンズ(Org)

録音:1987年10月23-24日 クリフトン大聖堂、ブリストル、イングランド
四半世紀前に録音されたクリスマス・アルバムながら、選曲、アレンジ、音質いずれも古さを全く感じさせないアルバム。 「きよしこの夜」を始めとしたクリスマス・キャロルの名曲が英国で最も親しまれている編曲で収められ、プーランクやウォー ロックの名作も聴くことが出来ます。
Hoxa
HS-970802
NX-B06
『歓べ!』〜 クリフトン大聖堂のクリスマス
ブリテンキャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 I. 入堂/ II. たのしいクリスマス!
ウィリアム・マサイアス(1934-92):アレルヤ、新たな使命が
ヘンリー・ジョン・ガントレット(ウィルコックス編): ダビデの村に
プーランク:今日、キリストが生まれた
ウィリアム・ジェイムズ・カークパトリック(1838-1921)/ウィルコックス編)): 飼い葉桶の中で
バッハ: 神よ、汝の慈悲によりて BWV 600
バッハ:神のひとり子なる主キリスト BWV 601
アーサー・サリヴァン(ウィルコックス編): 天なる神には
ブリテン:キャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 かくも麗しいバラはない/ VI. この幼きみどりごは
ブラームス:11のコラール前奏曲 Op. 122 より
 おお愛する魂よ、汝を飾れ/VIII. 一輪のばらが咲いて
ブリテン:キャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 子守歌/VII. 間奏曲
伝承曲:歓べ
ジョン・ガードナー(1917-2011):明日は私が踊りましょう
バッハ:かくも喜びに満てる日 BWV 605
 天使の群れ、天より来たれり BWV 607
16世紀フランスの伝承曲/ウィルコックス編)): ディンドン空高く
メンデルスゾーン(リチャード・ジェフリー=グレイ(1934-):天には栄え
キャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 X. 神に感謝/ XI. 退堂
クリフトン大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・オグデン(指)
イアン・ボール(Org)
キャサリン・スネルソン(Hp)

録音:1997年クリフトン大聖堂、ブリストル、イングランド
クリフトン大聖堂の聖歌隊による、ブリテン「キャロルの祭典」からの抜粋を中心としたクリスマスの名曲と、オルガン独奏 曲を集めたクリスマス・アルバム。

WERGO
WER-7396(1CD)

KKC-6373(1CD)
国内盤仕様
日本語帯・解説付
税込定価
Lab.Oratorium
フィリップ・マヌリ(1952-):ラボラトリウム〜2人の俳優、ソプラノ、メゾソプラノ、室内合唱、合唱、ライブエレクトロニクスと管弦楽のための(2018/19)
リナト・モリア(S)
トーラ・アウゲスタ(Ms)
パトリツィア・ジウルコフスカ(ナレーション)
セバスティアン・ルドルフ(ナレーション)
ラボcho
SWRヴォーカルアンサンブル
トーマス・ゲプファー(IRCAM、エレクトロニック・リアリゼーション)
ジュリアン・アレオナール(IRCAM、サウンドエンジニア)
パトリック・ハーン(ドラマトゥルギー)
ニコラス・シュテマン(演出)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2019年5月19-21日(世界初演)/ケルン、フィルハーモニー
※世界初録音
現代フランスをを代表する作曲家の一人で、「武満徹作曲賞」2019年度の審査員を務めたことも記憶に新いフィリップ・マヌリによる重要作品『Lab. Oratorium』を世界初収録。演出家のニコラス・シュテマンと協力し、ケルン・ギュルツェニヒOのために書かれた作品で、俳優、合唱、管弦楽、エレク トロニクスを総動員した250人以上の演奏者を必要とする大規模な音楽空間探求です。独立したひとつの音楽世界にして、同じくロトとケルン・ギュルツェニヒ 管によって演奏された『In Situ』(2013)、『Ring』(2016)から続く空間配置を突き詰めた「ケルン三部作」の頂点であり結論でもあります。現代における 難民問題をテーマにした作品で、多くの死をもたらしている地中海での惨事に対する音楽的応答であり、胸が張り裂けるような内容でありながら決して感傷に流 されることなく、力強い表現で新しい音響空間を創造しています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186948
(1SACD)
「死の影で」〜ジャケス・デ・ヴェルト:モテット集&ヴォルフガング・リーム:『7つの受難』
リーム:「わが心は悲しみ」
デ・ヴェルト:「ラマで声が聞こえる」
リーム:「われわれは見た」
リーム:「しかし、イエスは再び大声で叫び」
デ・ヴェルト:「アーメン、アーメン私はあなたたちに言う」
リーム:「暗闇とはなりぬ」
リーム:「わが眼は曇り果てたり」
デ・ヴェルト:「われは多くの罪を犯しぬ」
リーム:「われらが牧者は隠れ給いぬ」
デ・ヴェルト:「わが悲しみの声に耳を傾けてください」
リーム:「われは墓へくだる者らのうちに」
デ・ヴェルト:「泣き止んで」
ダニエル・ロイス(指)、
カペラ・アムステルダム

録音:2020年10月/聖ピーテルス教会(ユトレヒト)
ダニエル・ロイス率いるカペラ・アムステルダムがPENTATONEレーベル初登場。ジャケス・デ・ヴェルトのモテットとヴォルフガング・リームの『7つの受難』 を交互に編んだアルバムをリリースします。
ルネサンス音楽の中心地フランドルに生まれ、イタリアで人生の大半を過ごしたジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596)。ポリフォニー書法とモンテヴェルディ が創り上げた新世代の書法の間を見事に繋ぐ音楽を残しました。個性的で劇的な作風が特徴で、ここに収録されたモテットは高度で巧妙なポリフォニー書法と心に 訴えかける素直な美しさが同居しております。 現代作曲家ヴォルフガング・リーム(1952-)。これまで500をこえる作品を手掛けている多作曲家としても知られます。『7つの受難』は中世の瞑想の祈り の音楽も思わせる柔らかくも神秘的なハーモニーに満ちた作品集。リームの独創的な音響世界が聴きものです。
カペラ・アムステルダムは1970年創立の名門。1990年より音楽監督を務める声楽アンサンブルの最高峰の指揮者ダニエル・ロイスとともに幅広いレパート リーを真摯に歌い上げてきました。「ラッスス:インフェルノ〜6声と8声のためのモテット集」(HMM-902650)、「ヤナーチェク:モラヴィア合唱曲」(HMM-932097)、「ジョスカン・デ・プレ:葬送モテット&挽歌集」(HMM-902620)など積極的なリリースが続いております。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186885
(1SACD)
「オンブラ・コンパーニャ」〜モーツァルト:コンサート・アリア集
「ベレニーチェよ」〜「ベレニーチェにとヴォロジェーゾには昇る日の」 KV.70
「アルカンドロよ、私は告白する」〜「私は知らぬ、どこからこの愛情が来るのか」 KV.294
「私の麗しい恋人よ」〜「とどまって下さい、ああ、いとしい人よ」 KV.528
「あなたに明かしたい、おお神よ」 KV.418
「誰が知るでしょう、いとしい人の苦しみを」 KV.582
「ああ、語っているのは私ではない」 KV.369
「あなたは今忠実ね」 KV.217
「ああ、私にはわかっていたわ」 KV.272
「私は行きます、でもどこへ」 KV.583
「ああ、情け深い星たちよ、もし天にいて」 KV.538
リゼット・オロペサ(S)
アントネッロ・マナコルダ(指)、
イル・ポモドーロ、
ゼフィーラ・ヴァロヴァ(コンサートマスター)

録音:2020年8月/昇天教会、ゼンドリンク(ミュンヘン)
世界が注目するリリック・コロラトゥーラ・ソプラノ、リゼット・オロペサのソロ・デビュー・アルバム「オンブラ・コンパーニャ」は、自身 が最も得意とするモーツァルトのコンサート・アリアを集めたアルバム!共演はアントネッロ・マナコルダ(指)イル・ポモドーロです!
ここに収められたコンサート・アリア集は、モーツァルトにとって重要なソプラノ歌手のために作曲したもので、声楽とオーケストラのために作曲された最も技巧 的かつ贅沢な音楽といえます。当アルバムで中心に据えたのが「ああ、私にはわかっていたわ」 KV.272で、愛する人の魂が消えていく生と死の狭間に最も崇高 な音楽が寄り添います。
オロペサにとって「オンブラ・コンパーニャ」とは、精神的に誰かと一緒にいることを意味し、その素晴らしい音楽が聴き手に寄り添います。指揮のアントネッロ・ マナコルダは細部にまでこだわり、名人集団イル・ポモドーロとともに見事なバランス感覚で演奏しております。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6413(1CDR)
トーマス・ド・ハルトマン(1885-1956) 歌曲集
3つのロマンス Op.5(1900)/ロマンス:Take a Wreath of my Verses/4つのメロディ Op.17(1915)/月へ Op.18(1915)/鶴 Op.21(1920)/朝(1931)/ブルガリアン・ソング Op.46(1931)/シェリーによる3つの詩 Op.52(1936)/Sonnet de Ronsard Les Amours de Cassandre Op.54(1936)/ロマンス 1830 Op.55(1936)/詩人の愛-プーシキンによる9つの詩 Op.59(1937)/ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」からの6つの論評 Op.71(1943)/Pour chanter a la route d’Assise, from A la St. Jean d’ete(1948)/La Tramuntana Op.80(1949)
エラン・シクロフ(P)、
ニナ・レイデルマン(S)、
クラロン・マクファデン(S)、他)

録音:2011年10月-2015年6月(オランダ)
ウクライナに生まれたロシア人作曲家トーマス・ド・ハルトマンの作品を紹介していくプロジェクトの歌曲集。作曲をアレンスキーやタネーエフに師事し、ピアノをリムスキー=コルサコフに師事したド・ハルトマン。ピアノ曲や室内楽曲などでもたくさんの美しい曲を残したド・ハルトマン。歌曲でもそれは変わりません。主にソプラノによって歌われる歌曲が収録されていますが、最後に「La Tramuntana」という四重唱の曲では、無伴奏で歌われ冒頭と最後に歌われるハミングが神秘的な空気を生み出しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CAvi
85-53171(1CD)
恋人たち〜R.シュトラウス、モーツァルト、シューベルト:歌曲集
R・シュトラウス:目覚めたバラ AV66、あなたは私の心の王冠 Op.21-2、ときめく心 Op.29-2、私は漂う Op.48-2、ひそかな歌 Op.39-1、父が言いました Op.36-3、満ち足りた幸福 Op.37-1
モーツァルト
:夕べの想い K.523、自由の歌 K.506、満足 K.473、警告(殿方はいつもつまみ食いしたがる)K.433、すみれ K.476、別れの歌 K.519
シューベルト:ルイーゼの答え D.319、ズライカ I D.720、ナイチンゲールに D.497、若い尼僧 D.828、変容 D.59、フィオリオの歌 D.857-2、ズライカ II D.717、愛のためのすべて D.241
カタリーナ・コンラーディ(S)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年7月、マルクス・ジティクス・ホール(オーストリア、ホーエネムス)
1988年キルギスのビシュケク生まれ、2016年に有名なドイツ音楽コンクール(Deutscher Musikwettbewerb)賞を受賞したソプラノ、カタリーナ・コンラーディによる珠玉のリート集。彼女は2018/19シーズンの初めから、ハンブルク州立歌劇場のアンサンブルの一員として、リリック・ソプラノの主要な役をカバーしています。アルバムは『Liebende』と題され、ドイツ・リートの中心的なレパートリーであり世界中の歌手にとって極めて重要な、モーツァルト、シューベルト、R・シュトラウスの作品から、恋や愛にまつわる楽曲が選ばれています。彼女の美しく伸びやかな歌声とリートの芸術性を堪能できる素晴らしい1枚です。

Etcetra
KTC-1688(1CD)
ジェフ・ハンバーグ:ソングズ・アロング・ザ・ウェイ
マーラー:さすらう若者の歌(ジェフ・ハンバーグ編)
ジェフ・ハンバーグ:ソングズ・アロング・ザ・ウェイ、祈り− コロンバ
ヘレナ・ファン・ヘール(Ms)、
ニュー・ユーロピアン・アンサンブル、
ジェイムズ・メルドラム(Cl)、
アストリッド・ハーティング(Hp)、
ラーダ・オヴチャロヴァ(Vn)、
エムリン・スタム(Va)
1956年アメリカのフィラデルフィア出身、1978年以降はオランダに拠点を移し、ルイ・アンドリーセンと共にハーグ王立音楽院で研究を続け、王立音楽院でフレンチ・ホルンを、ユトレヒト音楽院で指揮を学んだ作曲家、ジェフ・ハンバーグの作品集。メゾ・ソプラノと室内楽のために書かれた歌曲集「ソングズ・アロング・ザ・ウェイ」に、ハンバーグが室内楽伴奏版に編曲したマーラーの「さすらう若者の歌」をカップリング。ニュー・ヨーロピアン・アンサンブルは、ヨーロッパ中の情熱的なミュージシャンたちによって2009年にオランダで設立され、現代音楽と20世紀のクラシック音楽を中心に「オランダを代表するアンサンブル」(NI-euwe Noten)の1つとして活動しています。

Aeolus
AE-11271(1SACD)
ケルン大聖堂のロマンティック・クリスマス
フンパーディンク:クリスマス
アドルフ・アダン:クリスマスの歌
フォーレ:パヴァーヌ Op.50
フンパーディンク:ベツレヘムの星、キリストの御子の子守唄
ギルマン:ノエル Op.60より クリスマスの奉納唱第2番「Chantons, je vous prie, Noel hautement」&「Le Messie vient de naitre」
フランク:アヴェ・マリア/フランソワ・オーギュスト・ジェヴァール:子牛と灰色のロバの間
ジャン・ユレ:クリスマスの聖体拝領
ヴォルフ
:眠る幼な児イエス
ラインベルガー:オラトリオ 「ベツレヘムの星」 より「マリア」
コルネリウス:クリスマスの歌 Op.8より「幼な子キリスト」
グリーグ:クリスマスの子守歌
コルネリウス:クリスマスの歌 Op.8より「聖なる三博士」、聖なる三博士
フォーレ:「マスクとベルガマスク」より ガヴォットOp.112-3
レーガー:素朴な歌 Op.76より 「マリアの子守歌」
ギルマン
:ノエル Op.60より クリスマスの奉納唱第3番「Joseph est bien marie」
テレーザ・ネレス(S)、
ヴィンフリート・ベーニヒ(Org)

録音:2020年7月1日−4日、ケルン大聖堂(ドイツ)
ケルン大聖堂の少女合唱団のメンバーとしてソロを歌うなど、幼いころからケルン大聖堂と密接な関係を築いてきたケルン生まれのソプラノ歌手テレーザ・ネレスが、ケルン大聖堂のオルガンをバックに美しい歌声を聴かせるクリスマス・アルバム。

Delphian
DCD-34253(1CD)
アイソレーション・ソングブック
オワイン・パーク:4月18日
エロイーズ・ウェルネル:ジ・オレンジ・ヴェンダー
アンドルー・ブリクシー=ウィリアムズ:アバジュール
ケレンサ・ブリッグス:メランコリー(アンド・バタークリーム
ネイサン・ジェイムズ・ディアデン:ザ・ウェイ・ウィ・ゴー
リチャード・バーナード:3つの早朝散歩の歌
ジョシュア・ボリン:ネイチャー・イズ・リターニング
ベン・ロワース:王の朝食
エリオット・パーク:スカイソング(抜粋)
デリ・ジョゼフ・ルイス:ア・モーメント
テレンス・チャールストン:メゾ・ソプラノとバリトンのための3つのデュエット
マシュー・J.C.ウォード:コンサーニング・カウズ〜農村歌曲集
ゲルダ・ブロック=ウィルソン:アイム・ノーバディ
ジェイムズ・デイヴィ:ドリームズ
スティーヴン・ビック:オン・ヒズ・ブラインドネス
ヘレン・チャールストン(Ms)、
マイケル・クラドック(Br)、
アレグザンダー・ソアレス

録音:2020年9月3日−5日、クイーンズ・ホール(エディンバラ)
メゾ・ソプラノ歌手のヘレン・チャールストンとバリトン歌手のマイケル・クラドックがCOVID-19のパンデミックを受けて取り組んだプロジェクト。二人は演奏活動が出来なくなっただけではなく、4月に予定していた結婚式も中止となりました。あらゆる計画が保留となったヘレンが、その創造的エネルギーを向け直す方法として、結婚式を予定していた「4月18日」の詩を書き、二人の友人であったオワイン・パークが作曲。その後、他の作曲家や詩人と連絡を取り始めると意外にもすぐにプロジェクトが形になり、「アイソレーション(隔離)」をテーマにしたソングブックの土台が準備され、演奏活動が停止している間もアルバム・リリースの流れを維持するというデルフィアン・レコードの決意に結び付き、アルバムが完成しました。15人の作曲家(半数は90年代生まれの若手)による15曲はすべてこの「アイソレーション・ソングブック」のための委嘱作で、世界初録音となります。

LAWO Classics
LWC-1204(1CD)
思いがけない歌
アルネ・ヌールハイム(1931−2010):3つの思いがけない歌、はじめての蝶々
コンラード・バーデン(1908−1989):賛歌
エギル・ホーヴラン(1924−2013):マニフィカト
シェル・モルク・カールセン(1947−):ミサ・ブレヴィス、神に, わたしの魂は渇く
ダニエル・セーテル(C.T)、カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)、リュネッタ・テイラー・ハンセン(Fl)、マリアンネ・スヴェンニング(Ob)、イーダ・ブリューン(Va)、アンネ・スティーネ・ダール(Vc)、ヘンリッケ・G・リュンニング(ガンバ)、ヴェーガル・ルン(テオルボ)、ビルギッテ・ヴォラン・ホーヴィーク(Hp)、ラーシュ・ヘンリク・ヨハンセン(Cemb)、アンデシュ・アイステン・ダール(Org)

録音:2019年2月25日−3月1日、ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)
ノルウェーの歌手、ダニエル・セーテルのデビュー・アルバム『思いがけない歌』。バロック音楽や「髪粉をつけたかつら」と結びつけられがちな「カウンターテナー」の声で20世紀ノルウェーの作品を歌ったアルバムです。セーテルは、イギリスの王立バーミンガム音楽院、オランダのハーグ王立音楽院で学び、カウンターテナー歌手としてアーリーミュージックと現代音楽をレパートリーに2011年から各国のコンサートとオペラに出演。2019年の秋にはノルウェー国立劇場がジョン・マッデン監督の映画に基づいて上演した『Forelska i Shakespeare(恋におちたシェイクスピア)』に出演しました。このアルバムの作品の多くは、『旧約聖書』の『詩編42番』(涸れた谷に鹿が水を求めるように)、『新約聖書』『ルカによる福音書』の「マリアの賛歌」、『カトリック・ミサ』といった宗教的性格のテクストに作曲され、アルネ・ヌールハイムの「3つの思いがけない歌」はイタリアの詩人トルクァート・タッソの詩、ヌールハイムが書いたもっとも簡素で美しい歌曲「はじめての蝶々」はノルウェーの作家ヘンリク・ヴェルゲランの詩が、それぞれテクストに使われています。『ブラックバード』(LWC1069)のカロリーネ・アイステン・ダールのリコーダー、フルートとオーボエ、現代と古い時代の弦楽器、ハープ、チェンバロとオルガン。幅広い表現とスタイルのプログラムに合わせた楽器が共演しています。
LAWO Classics
LWC-1209(1CD)
雪のように静かに
カール・クリスチャン・ニコライ・バレ(1806−1855)(マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(1981−)編):今一度クリスマスの鐘が鳴る(クリスマスを祝う鐘が鳴る)
オプダール民謡(エギル・ホーヴラン(1924−2013)編):さあ鐘よ鳴れ
ハーデナク・オト・コンラズ・スィンク(ハルトナハ・オットー・コンラート・ツィンク)(1746−1832)(メテ・オストビュー・カンペルハウグ 編):フィヨルドと岸辺から
スンフィヨルド民謡(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編):幼な子は喜ばしく
アイナル・トヴィンネライム(1904−1993)(マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(1981−)編):静かに教会の鐘が鳴る
ヨハン・エーブラハム・ペーター・シュルス(1747−1800)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編)
子供たちよ、あなたたちのところに行きましょう
グルーバー(1787−1863)(ビョルン・アンドル・ドラーゲ(1959−)編):聖しこの夜
シベリウス(1865−1957):クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」
トマス・ベック(1899−1963)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編):祝福されたクリスマスイブ
シーグル・リ(1871−1904)(オイスタイン・ソンメルフェルト(1919−1994)編):雪
ペーデル・クヌーセン(1819−1863)(クヌート・ローケン(1944−)編):クリスマスイブは幸せな気持ちに
ヤコプ・ゲアハルト・マイデル(1778−1857)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編):うるわしき青空
スヴァイン・グンデシェン(1949−)(クリスティーネ・ヴィルヘルムセン(1986−)編):輝く星が東の空に
トリグヴェ・ホフ(1938−1987)(マグヌス・フレムスタ(1995-)編):北ノルウェーのクリスマスキャロル
シュレジェン民謡(アーネ・エミーリエ・ヴォル・ミケルソン(1991−)編):この世はうるわし
オスロ大学女声合唱クラブ、
マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(指)、
インゲル=リーセ・ウルスルード(Org)

録音:2020年3月6日−8日、ウラニエンボルグ教会(オスロ)
「オスロ大学女声合唱クラブ(Kvindelige Studenters SangforeNI-ng)(KSS)」(アカデミー女声合唱団、オスロ大学女声合唱協会)は、1895年に創設された、世界最古の学生の女声合唱グループです。現代ノルウェーの作品を歌った『姿をあらわす黄金色の太陽のように』(LWC1144)をリリースした彼女たちは、COVID-19 によって「普通の生活」が送れなくなった2020年、『貧しき地はクリスマスの静けさに』(2009)(LWC1009)に次ぐ2作目のクリスマス・アルバムを録音しました。ノルウェーで伝統的に歌われているキャロル、谷合で歌い継がれてたきた賛美歌。「大声で話される言葉や騒音を沈黙させる『雪』の純粋さと静けさ」をイメージしたプログラムが組まれました。シベリウス自身が女声四部合唱のために編曲した「クリスマスの歌」(1942年編)などをのぞき、メンバーによる編曲とクラブの友人たちが彼女たちのために手がけたの編曲で歌われます。

Prima Classic
PRIMA-007(1CD)
クレド〜宗教音楽集
モーツァルト:証聖者の荘厳な晩祷 K.339より X. 主をほめたたえよ
ヴェルディ:アヴェ・マリア
ヴァヴィロフ/カッチーニ:アヴェ・マリア
バッハ/G.H.シュテルツェル:御身がそばにあるならばBWV.508
ストラデッラ:主よ, あわれみたまえ
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 第2幕より 天使の中の女王よ
フォーレ:レクイエムOp.48より W. ああ, イエスよ
ドゥランテ:愛に満ちた処女よ
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45より X. あなたたちにも今は憂いがある
ヘンデル:歌劇「セルセ(クセルクセス)」 HWV.40 第1幕より 私が愛するすずかけの木々の…オンブラ・マイ・フ
サン=サーンス:アヴェ・マリア
シューベルト: エレンの歌V(アヴェ・マリア)D.839
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より アヴェ・マリア
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」Z.626 第3幕より ベリンダ, あなたの手を…私が土の中に横たわるとき
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
アルビノーニ/レモ・ジャゾット:アダージョ ト短調(編)):声楽と管弦楽のための)
マリナ・レベカ(S)、
モデスタス・ピトレナス(指)、
シンフォニエッタ・リガ、
ラトビア放送cho
マリナ・レベカ(マリーナ・レベカ)はラトビアのリガ生まれ。ラトビアで音楽を学んだあとローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業。ザルツブルクの国際サマー・アカデミーとペーザロのロッシーニ・アカデミーでも研鑽を積み、ヴェルディとロッシーニ、モーツァルトの第一人者として世界で高い評判を得、2017/18シーズンでは、ミュンヘン放送Oの最初のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれています。また、これまでにロイヤル・オペラ・ハウス、MET、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座等、世界の主要なオペラ・ハウスで「椿姫」のタイトルロールを務め、名実ともに「現代最高のヴィオレッタの一人」として認められ、2019年11月に行われたトリエステ・ヴェルディ歌劇場の来日公演「椿姫」でも素晴らしいヴィオレッタを演じ大きな反響を呼びました。残念ながら中止となってしまった2020年ミラノ・スカラ座来日公演での「椿姫」でもヴィオレッタ役を予定していました。
新たなアルバムは、バッハ、モーツァルトから始まり、ヴェルディ、マスカーニ、フォーレやサン=サーンスなど、何世紀にもわたり人類を慰めてきた神聖な音楽。長きにわたり愛され続ける名曲の数々を、その圧倒的な歌唱力と解釈で聴く人の心に深く響き渡らせます。
演奏は、グラミー賞にも輝いている、シンフォニエッタ・リガとラトビア放送合唱団という手厚いサポートで彼女の素晴らしい歌声をより一層引き立たせます。

CEDILLE
CDR-90000200(1CD)
NX-B04
黒人作曲家の歌曲集
ダミアン・スニード(1979-):私は世界を夢見る
ヘンリー・ハリー・タッカー・バーリー(1866-1949):ローレンス・ホープの詩による5つの歌
レスリー・アダムズ(1932-):アメイジング・グレイス
マーガレット・アリソン・ボンズ(1913-1972):3つの夢の肖像
トーマス・H・カー(1915-1988):町まで馬で行く
ショーン・E・オクペブホロ(1981-):2つの黒人教会
ロバート・リー・オーウェンズ(1925-):モータル・ストーム Op. 29
リチャード・ファリャーニャ:バーミンガムの日曜日(L. ウィルによる声とピアノ編)
ウィル・リヴァーマン(Br)
パウル・T・サンチェス(P)

録音:2020年7月22-24日
アメリカを中心に活躍し、2020年にはマリアン・アンダーソン・ヴォーカル賞を受賞、広く注目を集めているバリトン歌手ウィル・リヴァーマンが「情熱のプ ロジェクト」と呼ぶ、親密で心のこもったリサイタル"Dreams of a NewDay"。製作に何年も費やしたこのアルバムには、リヴァーマン自身がオクペブホ ロに委嘱した「2つの黒人教会」を含む、20世紀初頭から現代までのアフリカ系アメリカ人作曲家の歌曲が収録されており、彼らが辿ってきた試練の 道や苦難、そして希望と勝利が描かれた各々の歌はどれも聴き手の耳をひきつける強い魅力を放っています。

Orchid Classics
ORC-100154(1CD)
NX-B03
女性作曲家の歌曲集
アルマ・マーラー=ヴェルフェル(1879-1964):5つの歌曲
クララ・シューマン:美しさゆえに愛するのならOp. 12 No. 2
 彼はやってきたOp. 12 No. 1
なぜ他の人に尋ねるのかOp. 12 No. 3
 おお、歓喜よOp. 23 No. 6
 ひそやかな語らいOp. 23 No. 3
ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア(1821-1910):水の精ビンゼフース
 私は悲しい/庭師
 ジョージアの丘で/2本のばら
 山頂の黄金の輝き
 歌わないでください、私の美しさを
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):永遠に Op. 12 No. 1
昨日二人は会った
 ある日あなたは尋ねるだろう
 手 Op.12 No. 3
オレーナ・トカール(S)
イーゴリ・フリシン(P)

録音:2019年8月6-7日ヴィラ・イーダ、ライプツィヒ(ドイツ)
19世紀から20世紀にかけて、音楽史にその名を刻んだ女性作曲家たちの歌曲を集めたアルバム。登場するのはマーラーの妻として、またクリムトや ココシュカら多くの芸術家にインスピレーションを与えたアルマ・マーラー=ヴェルフェル、ロベルト・シューマンの良き伴侶であり、ブラームスの庇護者、そ して自身も優れたピアニストとして活躍したクララ・シューマン。ショパンの友人で、ロシアの文豪ツルゲーネフに崇拝されたポーリーヌ・ヴィアルド=ガル シア、アルフォンス・ミュシャの息子イジーと恋に落ち結婚するも、25歳の若さでこの世を去ったヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーの4人の女性たち。 作曲家として女性が認められるのが困難だった時代に、パートナーに創造的な貢献をもたらしながらも自身の芸術を貫いた彼女たちの作品は、ジェ ンダー平等が唱えられる21世紀になって新たな価値が見いだされています。 ルガンスク(ルハンスク)出身、モスクワ音楽院とライプツィヒ音楽大学で学んだソプラノ、オレーナ・トカールとドイツ系ウクライナ人ピアニスト、イーゴリ・フ リシンの演奏で。

ORFEO
C-210071(1CD)
NX-B09
ベルリオーズ:『レリオ、あるいは生への復帰』 Op. 14bis ヨアヒム・ビスマイヤー(語り手)
ヘルベルト・リッペルト(T)
ヘールト・スミッツ(Br)
ウィーン・ジングアカデミー
ウィーンRSO
ミヒャエル・ギーレン(指)

録音:2000年12月7日(ライヴ)
ウィーン・コンツェルトハウス
名作「幻想交響曲」の続編として、ベルリオーズが自身の失恋体験をもとに作曲した「レリオ、あるいは生への復帰」。1830年に初演されたこの作 品は、以前に作曲したいくつかの曲が組み込まれただけではなく、器楽のみの幻想交響曲とは違い、語り手と独唱、合唱が必要とされています。し かし、第1曲の漁師ではオーケストラは登場せずピアノ伴奏でテノールが歌い、第6曲の幻想曲が始まるまでは語り手以外はカーテンの裏で演奏が 行われる(全てはレリオの幻想であるため)という、異色の構成が取られています。そのため語り手を担当する俳優にも高い表現力が求められ、そ の上ベルリオーズは「幻想交響曲と続けて演奏すること」と指定したため、なかなか上演される機会がありません。このギーレンによる2000年12月7 日のライヴ演奏で語り手を担当したのは1936年ドイツ生まれの名優ヨアヒム・ビスマイヤー。歌唱部はフランス語であるものの、語りは全てドイツ語で 行われるため、ギーレンのきっちりとした指揮も相俟って全体が固めの印象に仕上がっているのが面白いところです。

ARCO DIVA
UP-0224(1CD)
NX-A14
チェコの巨匠たちへのトリビュート
ドヴォルザーク:4つの合唱曲 Op. 29 B. 59
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):モラヴィア民謡詩による2つのバラード Op. 19(4手ピアノと合唱版)
ノヴァーク:モラヴィア民謡詩による2つのバラード Op. 23(4手ピアノと合唱版)
マルティヌー:Mike? z hor 牧童ミケシュ H. 375
スデニェク・ルカーシュ(1928-2007):創造者へのオマージュOp. 147
プラハ混声cho
イジー・ペトルドリーク(指)
カレル・コシャーレク(P)
ダニエル・ヴェスナー(P)
エヴァ・ミュレロヴァー(S)
ヤクブ・トゥレク(T)
シルヴィエ・ヘソヴァー(Vn)
ラデク・クジジャノフスキー(Vn)
パヴェル・ツィプリス(Va)
シュチェパーン・プラジャーク(Vn)

録音:2018-2020
マルティヌー・ホール、アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツ、プラハ(チェコ)
1950年代に設立されたプラハ混声合唱団は、バロック期からロマン派作品、とりわけお国物であるチェコ音楽を 中心とするレパートリーで、チェコ国内だけではなく海外でも高い評価を受けています。このアルバムでは19世紀 から20世紀のチェコ合唱曲を披露。ドヴォルザーク35歳の作品「4つの合唱曲」をはじめ、モラヴィア民謡詩に 題材を得たノヴァークのバラード、晩年のマルティヌーの熟達した筆致が映える「牧童ミケシュ」など民謡風の旋 律が楽しい曲が楽しめます。また、アルバムの最後に収録された『創造者へのオマージュ』の作曲家スデニェク・ル カーシュは330以上の作品を発表し、ピルゼンの国立放送局で音楽編集者を務めた経歴で知られています。

BIS
KKC-6163
(2SACD)
国内盤仕様
税込定価

輸入品番
BISSA-2500
バッハ:マタイ受難曲 BWV244 ベンヤミン・ブルンス(エヴァンゲリスト)
キャロリン・サンプソン(ソプラノT)、松井亜希(ソプラノU)
ダミアン・ギヨン(アルトT)、クリント・ファン・デア・リンデ(アルトU)
櫻田亮(テノールT)、ザッカリー・ワイルダー(テノールU)
クリスティアン・イムラー(バスT/イエス)、加耒徹(バスU/ユダ/ピラト/大祭司カヤパ/祭司長T)
望月万里亜、清水梢、青木洋也(ソプラノ・イン・リピエーノ(第1曲&第29曲))
清水梢(女中T)、澤江衣里(女中U)、藤崎美苗(ピラトの妻)
青木洋也(証人T)、谷口洋介(証人U)、渡辺祐介(ペテロ、祭司長U)
バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木優人(Org)、鈴木雅明(指)

録音:2019年4月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
【作品解説:ロビン・A・リーヴァー(翻訳:広瀬珠子)、歌詞対訳:藤原一弘】
当録音では「今回の録音を機に大胆な試みに挑戦したい」という鈴木雅明率いるBCJの思いがありました。それは通奏低音に用いるオルガンのことです。再録 音をきっかけに鈴木雅明は数年前より現代最高のオルガンビルダー、マルク・ガルニエと綿密な相談をし、開管のプリンツィパルを持つ通奏低音用のオルガンを建 造してもらいました。当録音ではBCJの首席指揮者鈴木優人がオルガンを演奏しております!
ベンヤミン・ブルンスがエヴァンゲリストをつとめ、キャロリン・サンプソン、松井亜希、ダミアン・ギヨン、クリント・ファン・デア・リンデ、櫻田亮、ザッカリー・ ワイルダー、クリスティアン・イムラー、加耒徹という充実のソリスト陣を迎えたこのマタイ受難曲の再録音はBCJの代表的名盤で、2020年には英国グラモフォン 賞(合唱部門)を受賞しております。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4296(1CD)
『フィデレ』〜マルティヌー、デュパルク、ラヴェル、シマノフスキ:歌曲集
マルティヌー:『魅惑の夜』【第1曲「外国で」/第2曲「ありのままの春に」/第3曲「神秘的な笛」】〜漢詩によるH.119(1918)
デュパルク:「前世」(1884)
 「旅へのいざない」(1870)
 「フィディレ」(1882)
 「悲しき歌」(1868)
ラヴェル:歌曲集『5つのギリシャ民謡』【第1曲「花嫁の目覚め」/第2曲「向こうの教会へ」/第3曲「私と比べられる男前はだれなんだ?」/第4曲「乳香を集める女たちの歌」/第5曲「何と楽しい!」】(1906)
歌曲集『シェヘラザード』【第1曲「アジア」/第2曲「魔法の笛」/第3曲「つれない人」】(1903)
シマノフスキ:「ペンテレシア」Op.18(1908)
カテジナ・クネジコヴァー(S)
ロベルト・インドラ(指)、
ヤナーチェクPO

録音:2020年6月22、23&27日/オストラヴァの家、共同ホール(チェコ)
叙情的なコロラトゥーラ・ソプラノで魅了するカテジナ・クネジコヴァー。これまでBBCSO、バンベルクSO、ザルツブルク・カメラータ、チェコ・フィ ルハーモニーO、ベルリン・ドイツSO、マーラー室内Oなどと共演。現在、世界のオペラハウスでも引っ張りだこのクネジコヴァーですが、当ア ルバムではマルティヌー、デュパルク、ラヴェル、シマノフスキのオーケストラ付歌曲に挑みました。その表情は実に豊か。漢詩をチェコ語に訳したマルティヌーの『魅 惑の夜』、デュパルクの素朴な歌曲、ラヴェルらしい情熱漂う歌曲集『5つのギリシャ民謡』『シェヘラザード』、そして夢幻的で色彩的な音楽が魅力のシマノフスキ の「ペンテレシア」と、クネジコヴァーの圧巻の表現力で魅了する注目の1枚です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2840(1CD)
ディスタンス
バーバー:アニュス・デイ
トレヴァー・ウェストン(b.1967):マニフィカト
バッハ:来たれ、イエスよ、来たれ BWV 229
エルガー(ジョン・キャメロン編):永遠の光(エニグマ変奏曲「ニムロッド」)
リーナ・エスマイル(b.1983):When the Violin
スルピティア・チェシス(1577-c.1620):O crux splendidior
ジェイムズ・マクミラン(b.1959):A Child’s Prayer
キャロライン・ショウ(b.1982):And the Swallow
ウィリアム・クラウシャール(b.1989):Ni de l’est ni de l’ouest
ラフマニノフ:Nunc Dimittis (晩祷 Op.37 第5曲)
ユージス・プラウリニュシュ(b.1957):Laudibus in Sanctis
ジャン=セバスチャン・ヴァレ(指)
聖アンデレ&パウロ教会cho

録音:2020年11月6-8日/ケベック
コロナ禍において「ディスタンス」というものを見つめなおしたアルバム。孤立、孤独、沈黙といったイメージからはじまり内省的に深まっていく合唱音楽です。 革新的なプログラムと多様なスタイルで高い評価を得る聖アンデレ&パウロ教会合唱団はカナダ有数の名合唱アンサンブル。教会の礼拝音楽からモントリオール交 響楽団との演奏会まで幅広く活動しています。 (Ki)

Paraty
PARATY-140100(1CD)
故郷 第1集
(1)コダーイマールタの風景
(2)バルトーク:4つのハンガリー民謡
(3)同:4つのスロヴァキア民謡
(4)ドヴォルザーク(ヤナーチェク編):6つのモラヴィア二重唱曲
(5)シェーンベルク:3つのドイツ民謡Op.49
(6)ブラームス:あそこの牧場に/静かな夜/故郷にてOp.64の1
ミハーイ・ゼケ(指)
アンサンブル・キテラ、
マリー・ヴェルムラン(P/1896年製スタインウェイ)

録音:2020年2月28日-3月1日/マリーエンミュンスター修道院(ノルトライン=ヴェストファーレン)
アンサンブル・キテラは、ミハーイ・ゼケが2019年に結成した室内合唱団。メンバーの出身国は10に及び、汎ヨーロッパ的な志向を示しています。「故郷」と 題されたシリーズで19-20世紀に民謡や伝承音楽に基づいて作られた合唱曲を紹介していく予定となっています。第1弾は「ハンガリーからドイツ」と題されま すが、バルトークのスロヴァキア民謡、ドヴォルザーク(ヤナーチェク)編曲のモラヴィア民謡も入っています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00730(1SACD)
税込定価
2021年3月24日発売
ブルックナー:ミサ曲 第3番ヘ短調 WAB28 飯森範親(指)山形SO
山響アマデウスコア
梅津 碧(S)、在原 泉(A)
鏡 貴之(T)、鈴木 集(Br)

録音:2020年2月15-16日 山形テルサホール(ライヴ)
飯森範親&山響によるブルックナーの宗教曲を取り上げる演奏会シリーズ。ライヴCD第1 弾は、ソリストと合唱、オーケストラのために書かれた大傑作「ミサ曲第3番」です。この曲 に込められた敬虔な精神と神秘性を描き出した演奏。充実したオーケストラの響きは、真 摯な姿勢で向き合う飯森と山響の深い関係性の賜物といえるでしょう。(オクタヴィア)

Goodies
78CDR-3827(1CDR)
税込定価
B.フリース:モーツァルトの子守歌


(1)エミー・デスティン(S)
I
(2)アルマ・グルック(S)

(3)フリーダ・ヘンペル(S)

(4)ジークリッド・オネーギン(C.A)

(5)マリア・クレンコ(S)

(6)エリーザベト・シューマン(S)

(7)エルナ・ベルガー(S)
(1)エミー・デスティン(S)
IRCC 5012-A(U.S.) 1916年4月21日 キャムデン録音(機械式録音)ドイツ語歌唱

(2)アルマ・グルック(S)
VICTROLA 64590(U.S.) 1916年2月17日 キャムデン録音(機械式録音)英語歌唱

(3)フリーダ・ヘンペル(S)
HMV DA577-A(U.K.) 1923 年6月4日 イギリス録音(機械式録音)

(4)ジークリッド・オネーギン(C.A)
BRUNSWICK 15070-B(U.S.) 1923年12月31日 アメリカ録音(機械式録音)

(5)マリア・クレンコ(S)
COLUMBIA 2046-M(U.S.) 1925年4月12日録音(電気録音)

(6)エリーザベト・シューマン(S)
ローランス・コリンウッド指揮 O
HMV E555(U.K.) 1930年2月17-18日 ロンドン録音(電気録音)

(7)エルナ・ベルガー(S) 、ハンス・アルトマン(P)
POLYDOR 47068(Germany) 1936年6月16日 ベルリン録音 ドイツ語歌唱
ベルンハルト・フリース(1770頃ベルリン生まれ-?)は医師でアマチュア作曲家 だった。この人の曲がモーツァルトの作品と間違われケッヒェル番号 K.350が つけれていたのが、ケッヒェル第6版の番号改正のとき、フリートリッヒ・ヴェ ルヘルム・ゴッター(1746-1797)作詞、ベルンハルト・フリース作曲ということ になった。最近ヨハン・フリートリッヒ・アントン・フライシュマン(1776- 1798)の作曲という研究発表があった。日本語歌詞は堀内敬三(1897-1983)のも のがよく知られています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu1 DSD録音機を使用した。
(1)エミー・デスティン(1878-1930)はプラハ生まれ。1898年ベルリン国立歌劇場でデビュー。その後ワーグナー未亡人の招きでバイロイト音楽祭、ロンドンのコ
ヴェントガーデン歌劇場、ニューヨークのメロポリタン歌劇場に出演スーパー
スターになった。デスティンの録音はSUPRAPHON から1999年にThe Complete Destinn(214曲収録)12CDsetが出ています。
(2)アルマ・グルック(1884-1938)ルーマニアのブカレスト生まれ。早期にアメリカに移住。メトロポリタン歌劇場で成功を収めた。ロシア出身の名ヴァイオリン奏者エフレム・ジンバリスト(1889-1985)夫人となり、息子にエレム・ジンバリスト・ジュニア、孫にステファニー・ジンバリストがいます。
(3)ドイツ語歌唱フリーダ・ヘンペル(1885-1955)はライプヅィヒ生まれ。ベルリンのシュテルン音楽院で学び、1905年にデビューした。ベルリン宮廷歌劇場、ニューヨークのメロポリタン歌劇場に所属した。ヘンペルは1912年にの曲をベルリンで録音していた(独 GRAMMOPHON 76 042)。機械式録音時代に二度の録音
は珍しい。
(4)ドイツ語歌唱ジークリッド・オネーギン(1889-1943)はストックホルム生まれ。15歳の時ミュンヘンで声楽を学び、1911年にシュトゥットガルト歌劇場で「カルメン」でオペラデビュー。この時の相手役ホセはエンリコ・カルーソだった。その後ロシアの貴族で音楽家のエフゲニー・オネーギンと結婚しオネーギン姓に改めた。(5)ドイツ語歌唱マリア・クレンコはロシア帝国のトムスク生まれ。モスクワ音楽院で声楽を学び、1914年ハリコフ歌劇場でデビュー。その後ボリショイ歌劇場でソリストをつとめた。フランスに移住してからヨーロッパ各国のオペラ劇場、さらにミューヨークのメトロポリタン歌劇場にも出演した。米 COLUMBIA に多くの録音を残した。これはクレンコの初録音。
(6)ドイツ語歌唱エリーザベト・シューマン(1888-1952)はドイツ生まれのソプラノ。1909年にハンブルク歌劇場でデビュー。ヨーロッパ各地のオペラ劇場に出演した。1938年アメリカに移住し1944年市民権を得た。モーヅァルト、シューマン、シューベルトの歌曲の録音を残した。
(7)エルナ・ベルガーはドレスデン生まれ。第1次世界大戦後一家は南米に移住し、1923年に生地のドレスデンに戻った。1925年にドレスデン歌劇場
でデビュー、その後ヨーロッパ、アメリカの歌劇場に出演した。戦後間もなく来日しビクターに録音した。(グッディーズ)

Dynamic
DYNDVD-37895(DVD)
NX-C09

DYNBRD-57895(Bluray)
NX-C09
ヴェルディ:レクイエム エレオノーラ・ブラット(S)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(Ms)
ジョルジョ・ベッルージ(T)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs)
ロベルト・アバド(指)
アルトゥーロ・トスカニーニPO
パルマ王立劇場cho
映像監督…マルコ・スカルフィ

収録:2020年9月18日 Parco Ducale di Parma(イタリア)
ヴェルディ音楽祭 2020

収録時間:90分
音声:ラテン語歌唱
PCMステレオ2.0/Dolby digital 5.1(DVD)
PCMステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)

字幕:日本語・ラテン語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
画角:16/9 NTSC All Region DVD
DVD…DVD 片面二層
Blu-ray・・・BD 片面二層ディスク 1080i High Definition
この映像は、2020年パルマで開催されたヴェルディ音楽祭での野外収録。 コロナ(Covid-19パンデミック)の犠牲者と医療従事者に捧げられており、映像は、最 初にパルマ市長の短いスピーチと黙祷があり、その後で厳かに演奏が始まります。歌 手は、イタリアを代表する3人の歌手、ソプラノ、エレオノーラ・ブラット、テノールのジョル ジョ・ベッルージ、バスのロベルト・タリアヴィーニ。そしてジョージアのメゾ・ソプラノ、アニ タ・ラチヴェリシュヴィリを起用。大オーケストラにも負けない力強い声が魅力です。 ロベルト・アバドはオーケストラを自在に操り、ヴェルディがスコアに記した死への怖れ と、人間の脆弱性を音で表現。困難を乗り越えて生きていく意味を聴き手に問いか けています。

Challenge Classics
CC-72874(1CD)
ヴィレム・イェツ(1959-):レクイエム ケリー・ゴッド(S)
アンドレアス・ヴォルフ(Bs-Br)
オランダ放送cho
ジェイムズ・ガフィガン(指)
オランダ放送PO

録音:2017年3月11日/ロイヤル・コンセルトヘボウ
これまで管弦楽作品集(CC-72693)とオペラ(CC-72849)が世に出ているオランダの作曲家ヴィレム・イェツ、リリース第3弾は器楽と声楽の総決算ともいうべき『レクイエム』です。イェツは「死はそれで終わりではなく、別の段階への移行である」と考え、来世への音楽の旅という形で美しく厳粛な弔いと慰めを表現しています。そのために必要なのは実験的な書法ではなく心へ訴えかける旋律であり、「私の書いた最もメロディアスな作品となった」と自ら語っています。
音楽は前半の激しさと後半の静けさの対比が鋭く、振り幅の大きな表現力を持ち、短調寄りのほの暗い響きで描かれているのが印象的。ソリストは2人、オーケストラは二管編成を基本に、ソプラノ・リコーダー、ハープ、オルガン、グロッケンシュピール、ビブラフォン、シロフォンと多彩な楽器が盛り込まれているのも注目です。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0009(1CD)
人生の道〜シューベルト:歌曲集
漁師の歌 D.881/恋する者の様々な姿 D.558/シルヴィアに D.891/アリンデ D.904/歓迎と別れ D.767/あの人がここにいたことを D.775/君は憩い D.776/水の上で歌うD.774/ブルックにて D.853/星 D.939/ただあなたのそばに D.866
/ 笑いと涙D.777/さすらい人 D.489/不幸な男 D. 713b/ギリシャの神々 D.677/あなたは私を愛していない D.756/友に D.654/漁師の愛の幸せ D.933
イルケル・アルカユレク(T)
サイモン・レッパー(P)

録音:2020年スイス放送スタジオ
1984年イスタンブール生まれでウィーンで育ったイルケル・アルカユレクによるシューベルト。喜びや悲しみを表現した音楽から次第にゆったりと深みのある音 楽に変容していったシューベルトの魅力を味わい深く歌います。

CORO
COR-16184(1CD)
おやすみなさい、最愛の人よ
エドワード・ネイラー(1867−1934):ヴォクス・ディセンティス
ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934−2016):ルーシーのための子守歌
作曲者不詳:アイ・アム・ア・ジョリー・フォスター
ジェイムズ・マクミラン:(b.1959):子どもたちは主の遺産*
ボブ・チルコット(b.1955):ロンドンデリーの歌
チロ・ピンスティ(1829−1888):おやすみ、おやすみなさい、最愛の人よ
ウィリアム・コーニッシュ:(1465−1523):おーい、陽気なラッターキン
ウィル・トッド(b.1970):彼に私の名をささやく*
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924):青い鳥
ウィリアム・コーニッシュ:ああロビン、優しいロビン
エリック・ウィテカー(b.1970):スリープ
ロデリック・ウィリアムズ(b.1965):エリスケイの恋歌
ウィリアム・ヘイズ(1708−77):ジャイルズ・ジョルト
アーノルド・バックス(1883−1953):母よ、汝の息子に祈れ
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2020年10月7日−9日&2018年11月14日*、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けてきた合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。イギリスで2度目のロックダウンが行われる前の2020年10月に録音されたザ・シックスティーンの新録音は、日常生活の要求から少し離れて安らぎと休息を得るための、500年以上にわたる素晴らしき合唱コレクション。ウィリアム・コーニッシュの「おーい、陽気なラッターキン(Hoyda, hoyda, jolly rutterkin)」から、スタンフォードの名作「青い鳥」、そしてチルコット、マクミラン、ウィテカー、トッドら現代の人気作曲家たちの作品まで、子守歌や民謡の編曲を中心に、人生と愛、静謐と静寂、素朴でシンプルなもの、複雑なイメージが込められた物語を語っています。バリトン歌手としても広く活躍するロデリック・ウィリアムズの「エリスケイの恋歌(Eriskay Love Lilt)」(原曲はスコットランド民謡)は、ハリー・クリストファーズとザ・シックスティーンの新規委嘱により2020年の初めに書かれた作品です。

H.M.F
HMM-902647(1CD)


KKC-6358(1CD)
国内盤仕様
日本語帯・解説・歌詞訳(一部大意)付
税込定価
ベリオ、歌うための - Berio To Sing
セクエンツァIII 〜女声のための(1966)
ロンドンの呼び売りの声 〜8声のための(1976、6声のための1974-75年版からの改訂版)
おおキング 〜声と5楽器のための(1968)
フォークソング 〜メゾソプラノと7楽器のための(1964)
ミッシェルII 〜メゾソプラノ、フルート、クラリネット、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための(1965-67、『ビートルズの歌』より)
そこに曲はない 〜室内合唱のための(1994)
あのひとが魚なら 〜ア・カペラ混声合唱のためのシチリアの愛の歌(2002)
ルシール・リシャルドー(Ms)
レ・クリ・ド・パリ(歌、器楽)
ジョフロワ・ジュルダン(指)

録音:2020年6月、11月フランス、アルフォールヴィル、ONDIFスタジオ
ガーディナー指揮の『セメレ』2019年ライヴをはじめソリストとして多彩な活動を行うほか、ピグマリオン(ピション指揮)やアンサンブル・コレスポンダンス (ドセ指揮)といった腕利き合唱団にも参加している魅惑のメゾ、ルシール・リシャルドーが「現代の古典」ベリオに挑戦。研ぎ澄まされた驚異の歌唱でベリオ の音楽の核心に迫ります。「歌」という行為の根本を見つめ直すことにより紡がれる、聴き手をはっとさせる力を持った斬新な美しさ。大胆な遊び心と爽快な色彩、 贅沢な愉しみに満ちた不朽の名作たちをお楽しみください。
さまざまな独奏楽器のために書かれた『セクエンツィア』シリーズは現代奏法の百科事典の如き様相をもつベリオの代表作。女声のための第3番はありとあ らゆる発声法が駆使され、技巧と表現の究極が歌手に求められます。中世音楽のような肌触りと複雑なアンサンブルによる『ロンドンの呼び売りの声』、『シンフォ ニア』第2部と同一の音楽を切り詰めた編成で奏し歌う『おおキング』(器楽も巧い!)、歌の原形質のような『そこに曲はない』も滅法面白く刺激的です。
各国の歌詞に情感ある曲を乗せた『フォークソング』やビートルズの一風変わった編曲、そしてべリオが死の前年に残した「もし彼が魚なら泳いで会いに行く」 と歌う美しく素朴な小品『あのひとが魚なら』も収録。調性音楽の持つ懐かしさと温かみをセンス良く編んでいく手腕もまた、ベリオ音楽の魅力的な一面と言え るでしょう。
ブックレットには歌詞のほか、指揮者ジュルダンが聞き手となって行ったベリオへのインタビューを掲載。これはベリオの残した言葉をコラージュしてジュルダ ンが独自に作ったもので、「コラージュ」がベリオの音楽を語る上での重要なキーワードであるからこその気の利いた創作です。 (Ki)

Solo Musica
SM-357(1CD)
NX-B03
フランス6人組
オーリック:前奏曲(1919)
 レオン=ポール・ファルグによる3つの詩(1940)
ルイ・デュレ(1888-1979):無言歌 Op. 21(1920)
 果樹園 Op. 42(1932)
オネゲル:サラバンド H26(1920)
 倫理学の小講義 H148(1941)
サティ:第1メヌエット(1920)
 4つのささやかな歌曲(1920)
ミヨー:マズルカ(1914)
 コクトーの詩による3つの歌曲(1920)
プーランク:ワルツ ハ調(1919)
 燃える鏡(1938)
タイユフェール(1892-1983):牧歌、遊び心(1919)
 6つのフランスの歌(1929)
フランツィスカ・ハインツェン(S)
ベンジャミン・ミード(P)

録音:2020年7月
20世紀前半のフランスで活躍した作曲家たちの集団「フランス6人組」。サティを中心に『新青年』を結成した 若き作曲家たちの中から、詩人コクトーが選んだオーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェール の6人は、第一次世界大戦後のフランスにおいて、ドビュッシーの後継者として音楽界を主導する役割を担い ました。このアルバムでは6人の名前をアルファベット順に並べ、サティも加えた各々のピアノ曲と連作歌曲を収 録。彼らの美的アイデアと個性、そして生涯にわたる友情のつながりが垣間見えるユニークな1枚です。美しい 歌声を披露するのは、スイス出身、宗教曲を得意とするソプラノ歌手フランツィスカ・ハインツェン。長年共演を 務めるピアニスト、ベンジャミン・リードと息の合った演奏を聴かせます。
Solo Musica
SM-341(1CD)
NX-B03
ショイブレ、ミーク、オネゲル、マルタン、シェックの歌曲集
ハンス・ショイブレ(1906-1988):7つの冬の歌 Op. 1…初録音
オネゲル:クローデルによる3つの詩
ペーター・ミーク(1906-1990):Erlebnis 経験
マルタン(1890-1974):ピエール・ド・ロンサールの献身
シェック(1886-1957):Dammrung senkte sich von oben たそがれは迫り
meines Kindes Tode わが子の死
Ergebung 降伏
Keine Rast 休むことなく
Vor der Ernte 収穫の前
Schifferliedchen 船乗りの小唄
Abschied 別れ
Die Einsame 孤独な人
Abendlied 夕べの歌
Nachklang こだま
ルカ・ベルナルド(T)
ハンス・アドルフセン(P)

録音:2019年8月22-24日
スイス出身の作曲家たちの知られざる歌曲を集めた1枚。選ばれたのはどれも各々の作曲家たちの初期作 品であり、なかでもショイブレの「7つの冬の歌」は、チューリヒ中央図書館に所蔵されていた、彼の弟エリックの 手による写譜を用いた世界初録音となるものです。他の作品もほとんど耳にする機会のない珍しいものばか り。歌っているのは、2019/20年のシーズンからチューリヒ歌劇場のインターナショナル・オペラ・スタジオのメン バーとなったばかりの若きテノール、ルカ・ベルナルド。伸びやかな声が持ち味です。

アールアンフィニ
MECO-1061(1SACD)
税込定価
『le miroir ミロワール』
マスネ:「タイス」〜 私は美しいと言って
マスネ:「マノン」〜 さようなら、私たちの小さなテーブル
ビゼー:「カルメン」〜 何を恐れることがありましょう
プッチーニ:「つばめ」〜 ドレッタの夢
グノー:「ロメオとジュリエット」〜 私は夢に生きたい
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」〜 騎士はその眼差しに
ビゼー:四月の歌
ビゼー:古い歌
ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘
ロッシーニ:赤ちゃんの歌
プーランク:愛の小径
サティ:あなたが欲しい
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ
平井康三郎:うぬぼれ鏡
山口佳子 (S)、田中健 (P)

録音:2020年7月17日&18日
甘さと強さを兼ね備えたオペラ界のキャンディ・ヴォイス。 藤原歌劇団の実力派ソプラノ、大注目のファースト・アルバム。 藤原歌劇団の実力派ソプラノ歌手、山口佳子待望のデビュー・アルバムです。本人が若い時から永く歌い続けてきたオペラ・アリアや歌曲の 名曲全14曲を心ゆくまでお楽しみ下さい。 ピアニシモからフォルテシモまで、まさに驚異的な歌唱力で魅せる超ワイドレンジの歌声を、DSD11.2MHzの超ハイレゾ・レコーディングが 隅々まで余すところなく捉えました。ブックレット解説も、全てアーティスト本人の書き下ろしによる入魂の1枚です。

Phi
LPH-035(1CD)
NX-B08

NYCX-10207(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:教会カンタータ「人よ、汝に善きこと告げられたり」BWV 45
モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」BWV 118
教会カンタータ「候妃よ、さらに一条の光を」(哀悼頌歌)BWV 198
ドロテー・ミールズ(S)
アレックス・ポッター(アルト=カウンターテナー)
トーマス・ホッブズ(T)
ペーター・コーイ(Bs)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽器使用)
<オブリガート>
クリスティーネ・ブッシュ(Vn)
ロミーナ・リシュカ、ニコラス・ミルン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター、トーマス・ボイゼン(Lute)
パトリック・ビュッケルス、アメリー・ミシェル(フラウト・トラヴェルソ)
マルセル・ポンセール、北里孝浩(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
<通奏低音>
アヘート・ズヴェイストラ(Vc)
モード・グラットン(Org)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)

録音:2020年1月23-25日、ワロン教会、アムステルダム
【国内盤】日本語解説・歌詞訳付き
30年ぶり以上の再録音となる大作「哀悼頌歌」BWV198が大きな目玉。1727年、欧州最高の宮廷楽団の主たるザクセン選帝侯の妃 君が亡くなったことを悼んで書かれたこの教会カンタータは、それぞれ一対のヴィオラ・ダ・ガンバやリュート、フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオ リンなどの活躍が随所で興味深い効果をあげる充実作。今回は大御所ポンセールやシュペーターらのほか、欧州古楽界で今最も注目され つつある多芸なガンバ奏者ロミーナ・リシュカのような新世代の名手も存在感をみせています。しっとりした哀調が印象的だった旧録音とはや や趣きが異なる、輪郭のはっきりした陰影の深い音作りも印象的。他の2曲は今回が初録音で、長年の共演者ペーター・コーイのバス独唱 をはじめソリストたちの活躍めざましいBWV45といい、葬送のモテットBWV118での一体感あふれる響きの美といい、詩句一つ一つが映え る聴きどころが満載の名演に仕上がっています。同一パートは3名までという緊密な器楽編成ならではの音作りがよく生きています。

CLAVES
50-3014(2CD)
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 【ソロ】アレクサンドラ・レヴァンドフスカ(ソプラノT/「キリストよ、憐れみをお与えください」、「われは信ず」)、
ゾーエ・ブルックショウ(ソプラノT/「神なる主」)、マリアンネ・ベアーテ・キーラント(ソプラノU)、
アレックス・ポッター(A)、ヴァレリーオ・コンタルド(T)、ステファン・マクラウド(Bs)
【リピエーノ】アンネ=キャスリン・オルセン(S)、クリステル・ムーニー(A)、オリヴィエ・クワッフェ(T)、ヤロミル・ノセク(Bs)
アレクシス・コセンコ(トラヴェルソ)、エマニュエル・ラポルト(Ob)、オリヴィエ・ピコン(Hrn)、ギイ・フェルベ(Tp)、リーラ・スケイフ(Vn)、ロエル・ディールティエンス(Vc)、フランソワ・ゲリエ(Cemb)、フランシス・ヤコブ(Org)
リ・アンジェリ・ジュネーヴ(管弦楽・声楽アンサンブル)、
ステファン・マクラウド(指)

録音:2020年10月/エルネスト・アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)
サウンド・エンジニア、エディティング、マスタリング:マルクス・ハイラント(Tritonus Musikproduktion)
実力派バス歌手ステファン・マクラウドが2005年に結成したリ・アンジェリ・ジュネーヴ。新型コロナウィルス感染拡大により演奏活動が制限される中、2020 年10月に「ロ短調ミサ」の録音が実現しました。
古楽アンサンブルの名団体として知られるリ・アンジェリ・ジュネーヴ。可変アンサンブルでオリジナル楽器を用いて演奏する当団の特徴は、レパートリーに問わ ず声楽メンバーを舞台上の前列に配置しており、これは声楽がもつ詞のパワーそして豊かなアンサンブルを全面に押し出すことを目的としています。当セッション では舞台上に円を形成し、中心のマイクを取り囲む形で録音されました。とりわけバッハ作品を中心としたレパートリーで高い評価を得ており、Clavesレーベルか らリリースしているマタイ受難曲(50-3012)は各誌で絶賛された当団の代表的な録音です。
バッハの最後の完成作である「ロ短調ミサ」。当演奏での注目は6人のソロと4人のリピエーノ、計10人の最小編成による声楽陣です。バッハのほとんどのカ ンタータやヨハネ受難曲では8人、マタイ受難曲では2つの合唱パートに16人で構成され、「ロ短調ミサ」でも12人の編成するのがより理にかなっていますが、 マクラウドはこの状況下で10人での演奏を実現させました。適切な人数の合唱とオーケストラのメンバー、そして独唱者たちによって、より親密なアンサンブルが 醸成されており、コロナ禍の厳しい状況のなかでも常に新しいアプローチに挑戦する当団が、溢れでる音楽への悦びを全身全霊で表現した注目録音です。
今回も豪華歌手陣に注目です。ソプラノのゾーエ・ブルックショウマクラウドはバッハ・コレギウム・ジャパンの「第九」の録音(KKC-6114 / BIS SA-2451)でも高い歌唱力で評価された実力派。この他、ソプラノのアレクサンドラ・レヴァンドフスカ、アルトのアレックス・ポッター、テノールのヴァレリーオ・コン タルドはマタイ受難曲の録音でも存在感を示した注目の歌手です。マクラウドが練り上げてきた密度の濃いアンサンブルそして豊かな表現で挑んだ心温まる「ロ短 調ミサ」の録音です! (Ki)

Hortus
HORTUS-924(1CD)
ティエリー・エスケシュ(1965-):最後の福音
3つの即興的な舞曲
「ポエム・シンフォニック」Op.8
ジョン・ネルソン(指)、
パリOアンサンブル、
パリ・ノートルダム聖歌隊
ブリテンcho、
オリヴィエ・ラトリー(Org)、
ティエリー・エスケシュ(Org)

録音:2000年/パリ・ノートルダム大聖堂
オルガンの名手で近年は作曲家としても確固たる地位を得ているフランスのティエリー・エスケシュ。そのエスケシュが作曲した3篇を収めたのが当アルバムで す。オルガニストらしいシンフォニックな色彩豊かさが魅力のエスケシュの作品。「最後の福音」は5楽章構成の作品で各楽章に讃美歌が現れます。3つの即興的な 舞曲ではバッハのヨハネ受難曲やスターバト・マーテル(悲しみの聖母)の美しい旋律を有するオルガン作品。そして、「ポエム・シンフォニック」では聖ヨハネの黙 示録からの抜粋に基づく即興的な交響詩で実に雄大な響きを楽しめます。名手ラトリーが演奏していることも要注目といえましょう。仏ディアパソン・ドール5受 賞ディスク。 (Ki)
Hortus
HORTUS-056(1CD)
「元后あわれみの母(サルヴェ・レジナ)」
作者不詳:アンティフォナ「元后あわれみの母」
イヴ・カスタニェ(1964-):ミサ曲「サルヴェ・レジナ」〜合唱と2つのオルガンのための
作者不詳:オッフェルトリウム「乙女マリアよ、御身は祝福されたもう」
作者不詳:コムニオン「レジナ・ムンディ」
プーランク:「黒い聖母像への連祷」
オリヴィエ・ラトリー(1962-):「元后あわれみの母」〜声楽とオルガンのための
プーランク:「黒い聖母像への連祷」
オリヴィエ・ラトリー(1962-):「元后あわれみの母」〜声楽とオルガンのための
オリヴィエ・ラトリー(Org)、
イヴ・カスタニェ(Org)
リオネル・ソウ(指)、
パリ・ノートルダム聖歌隊

録音:2007年10月8-12日、2007年10月28-31日/パリ・ノートルダム大聖堂
2019年4月、世界に衝撃を与えたパリのノートルダム大聖堂の火災。その聖堂で正オルガニストを務めているのがラトリーです。当アルバムは2007年に大聖 堂で収録された貴重な録音。「元后あわれみの母(サルヴェ・レジナ)」をテーマにグレゴリオ聖歌による宗教作品に加えてイヴ・カスタニェとオリヴィエ・ラトリー の自作も収録した注目作です。仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。

Challenge Classics
CC-72832(1SACD)
ヘンデル&モーツァルト:アリアと序曲集
モーツァルト:Al destin che la minaccia(『ポントの王ミトリダーテ』 K.87 (K.74a))
ヘンデル(モーツァルト編):『エイシスとガラテア』序曲 K.566 - Wie lieblich ist der Boten Schritt(『メサイア』 K.572)
モーツァルト:Quando avran fine omai - Padre, germani, addio! - Ecco, Idamante, ahime 『イドメネオ』 K.366
ヘンデル:Da tempeste il legno infranto(『ジュリアス・シーザー』 HWV17) - O had I Jubal’s Lyre(『ヨシュア』HWV64)
ヘンデル(モーツァルト編):O fuhltest du die Qualen - Wie’s Taubchen klagt um den Gemahl(『エイシスとガラテア』序曲 K.566)
モーツァルト:アリア『大いなる魂と高貴な心』 K.578
ヘンデル(モーツァルト編):『アレクサンダーの饗宴』序曲 K.591
モーツァルト:Crudele? Troppo mi spiace... - Non mi dir(『ドン・ジョヴァンニ』 K.527)
ヘンデル:M’adora l’idol mio(『テゼオ HWV 9)
モーツァルト:Ach, ich fuhl’s(『魔笛』 K.620)
ヘンデル:Secondate, oh giusti dei(『シッラ』 HWV 10) - Amarti si vorrei(『テゼオ HWV 9)
モーツァルト:Or sai chi l’onore (『ドン・ジョヴァンニ』 K.527)
マリ・エリクスモーン(S)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
スタヴァンゲルSO

録音:2020年8月10-13日ノルウェー、スタヴァンゲル・コンセルサス
ノルウェーのソプラノ歌手マリ・エリクスモーンによる初のソロ・アルバム。まろやかで繊細で美しい歌唱が素晴らしく、フリエンドのバックも充実の響き。 モーツァルトは『メサイア』をはじめヘンデルの作品をいくつか編曲することによってバロック書法を学び、その面白さにはまって晩年は対位法的な楽曲を好んで書 くようになります。このアルバムはスッキリと力強いヘンデルのオリジナル、木管楽器が鮮やかに活躍するヘンデルのモーツァルト編曲版、オペラ的な表現の幅がぐっ と広がったモーツァルトのオリジナルを組み合わせた手の込んだプログラムになっており、モーツァルトのバロック受容に思いを馳せることができるのも魅力です。 (Ki)

EUROARTS
20-53736
(12DVD)
Great Bach Basics


■Disc1-2
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248

[特典映像]
1. 『歓呼の声を放て、喜び踊れ!〜ガーディナー、カンタータ巡礼の旅』
2. 『バッハ再訪〜ガーディナー、ザクセン=テューリンゲンを訪れる』

■Disc3-4
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻(全曲)
(1)第1巻 BWV.846〜BWV.857(第1番〜第12番)
(2)第1巻 BWV.858〜BWV.869(第13番〜第24番)
(3)第2巻 BWV.870〜BWV.881(第1番〜第12番)
収録:2000年2月ヴェネツィア、ラービア邸
(4)第2巻 BWV.882〜BWV.893(第13番〜第24番)

■Disc5
バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245

■Disc6
クーナウ:マニフィカト ハ長調
バッハ:わが魂は主をあがめ BWV.10
バッハ:マニフィカト 変ホ長調 BWV.234a
■Disc7
C.P.E.バッハ:オラトリオ『イエスの復活と昇天』 Wq.240
バッハ:昇天祭オラトリオ『御国にまします神を讃えよ』 BWV.11
■Disc8
バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232

■Disc9
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
第1番ヘ長調 BWV.1046
第3番ト長調 BWV.1048
第5番ニ長調 BWV.1050
第6番変ロ長調 BWV.1051
第4番ト長調 BWV.1049
第2番ヘ長調 BWV.1047
アンコール〜第2番ヘ長調 BW.V1047より第3楽章アレグロ・アッサイ

■Disc10
バッハ:モテット集
モテット第2番『み霊はわれらの弱きを助けたもう』 BWV.226
カンタータ第146番〜シンフォニア
モテット『汝を去らしめず、汝われを祝せずば』 BWV.Anh.159
カンタータ第35番〜コンチェルト
モテット第3番『イエス、わが喜び』 BWV.227
カンタータ第188番〜シンフォニア
モテット第4番『恐るるなかれ、われ汝とともにあり』 BWV.228
カンタータ第169番〜シンフォニア
モテット第1番『主に向かいて新しき歌をうたえ』 BWV.225

■Disc11
バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992
フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
半音階的幻想曲とフーガ BWV.903

■Disc12
C.P.E.バッハ:受難カンタータ『救世主の最後の受難』 Wq.233 (H.776)
■Disc1-2(収録時間:本編142分、特典52分)
クラロン・マクファーデン(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、クリストフ・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
モンテヴェルディcho、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
収録:1999年12月23,27日ワイマール、ヘルダー教会(ライヴ)
■Disc3-4(収録時間:121分、139分)
(1)アンドレイ・ガヴリーロフ(P)
収録:2000年2月ウォルソール、ニュー・アート・ギャラリー
(2)ジョアンナ・マグレガー(P)
収録:2000年2月バルセロナ、グエル邸
(3)ニコライ・デミジェンコ(P)
収録:2000年2月ヴェネツィア、ラービア邸
(4)アンジェラ・ヒューイット(P)
収録:2000年2月アイゼナハ、ヴァルトブルク城
■Disc5(収録時間:117分)
鈴木美登里(S)、ロビン・ブレイズ(C.T)、ゲルト・テュルク(T)、浦野智行(Bs-Br)、シュテファン・マクロウド(Bs)、バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木雅明(指)
収録:2000年7月28日東京、サントリーホール(ライヴ)
■Disc6(収録時間:87分)
デボラ・ヨーク(S)、ボグナ・バルトシュ(C.A)、イェルク・デェルミュラ(T)、クラウス・メルテンス(ハス)、アムステルダム・バロックO&cho、トン・コープマン(指)
収録:2003年5月24日ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
■Disc7(収録時間:109分)
ゾフィー・カルトホイザー(S)、パトリツィア・ハルト(A)、クリストフ・アインホルン(T)、クリストフ・ゲンツ(T)、ヤン・ファン・デル・クラッベン(Br)、シュテファン・ゲンツ(Bs)、エクス・テンポレ(合唱)、ラ・プティット・バンド、シギスヴァルト・クイケン(指)
収録:2004年5月ライプツィヒ、聖ニコライ教会(ライヴ)
■Disc8(収録時間:117分)
ルート・ツィーザク(S)
アンナ・ラーション(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ゲヴァントハウス室内cho、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
収録:2005年5月ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
■Disc9(収録時間:100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他、モーツァルトO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2007年4月21日イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場(ライヴ)
■Disc10(収録時間:93分)
RIAS室内cho、ベルリン古楽アカデミー、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
収録:2008年10月3日ベルリン、ゲッセマネ教会(ライヴ)
■Disc11(収録時間:54分)
アンドラーシュ・シフ(P)
監督:ブリュノ・モンサンジョン
収録:1989年
■Disc12(収録時間:92分)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)、エレン・シュリング(ソプラノ2)、アネッテ・エルスター(A)、トーマス・デヴァルト(T)、ローマン・トレーケル(Br)、ラファエル・アルパーマン(Org)、ハレンザー・マドリガリステン、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内O、ハルトムート・ヘンヒェン(指)
収録:1994年9月11日ベルリン、コンツェルトハウス

画面:カラー、16:9(Disc1-9)、
4:3(Dis c10 -12)
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英仏独
NTSC、Region All
EURO ARTS レーベルからこれまで発売された J.S. バッハと C.P.E. バッハの作品を収録した DVD を、12 枚組の豪華セットでリリース。大家ガーディナー による演奏で聴くバッハの傑作「クリスマス・オラトリオ」。ヒューイット、ガヴリーロフ、マグレガー、デミジェンコの 4 人のピアニストによる「平均律クラヴィーア 曲集」。鈴木雅明& BCJ による「ヨハネ受難曲」。コープマン&アムステルダム・バロック管によるバッハとクーナウの「マニフィカト」。S. クイケン&ラ・プティッ ト・バンドによる C.P.E. バッハのオラトリオ「イエスの復活と昇天」。ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管による「ロ短調ミサ曲」。アバド&モーツァルト管による 「ブランデンブルク協奏曲」。ベルリン古楽アカデミーによる「モテット集」。モンサンジョンが撮ったシフのバッハ演奏。そしてハルトムート・ヘンヒェン指揮による C.P.E. バッハの受難カンタータ「救世主の最後の受難」など豪華演奏者による充実の映像集が収められています。 (同内容の20-53738は廃盤となります。)

SUPRAPHON
SU-4291(1CD)
『ジステブニツェの賛美歌の写本〜宗教改革以前のボヘミアの響き』
●狩猟者のための旅
●狩猟
●天国への門
●収穫への賛辞
●ああ、助かった
ティブルティナ・アンサンブル、バルボラ・カバートコヴァー(指)
イヴァナ・ビレヨ・ブロウコヴァー、ハナ・ブラシコヴァ、テレザ・ベーモヴァー、ダニエラ・チェルマーコヴァー、
アンナ・チャドモヴァー・ハヴリーコヴァー、バルボラ・カバートコヴァー、カミラ・ミザロヴァー、レナタ・ザフコヴァー

録音:2020年6月3-5日/聖ヤメス教会、ズブラスラフ城(プラハ)
このアルバムは、1872年に当時学生だったレオポルド・カッツがボヘミア南部の村イステブニツェの修道院で発見したチェコ語で書かれた「ジステブニツェの賛 美歌の写本」からの作品を収録しております。この讃美歌は主にフス会派の聖歌「神の戦士たちよ」を歌ったことで知られていますが、今日ではチェコ国民楽派の 祖スメタナの代表作、連作交響詩『モルダウ』の第5曲、交響詩「ダーボル」にも収録されており、風景描写の中に、祖国への賛美をこめた名曲が生まれたのもこ の写本ひとつのきっかけともいえます。ティブルティナ・アンサンブルの美しき歌声で聴く宗教改革以前のボヘミアの響きをご堪能ください。なお、当団にはバッ ハ・コレギウム・ジャパンの客演でもおなじみの名唱ハナ・ブラシコヴァが参加しているのも注目です!

ANTARCTICA
ANTAR-025(1CD)
ウィム・ヘンドリックス(1962-):天啓
●序奏
[サイクル1]キリエ/祈り/苦難についての瞑想/内省
[サイクル2]グローリア/祈り/慈悲についての瞑想/内省
[サイクル3]サンクトゥス/祈り/信仰についての瞑想/法悦
●間奏
[サイクル4]序奏/祈り/アニュス・デイ/沈黙についての瞑想/法悦
[サイクル5]アレルヤ/祈り/時空についての瞑想/法悦
共鳴(エピローグ)
エルメス・アンサンブル
フラマン放送cho
ローレ・バイノン(S)
トランスパラント・ミュージックシアター
ヨリット・タミンガ( エレクトロ ニ クス )
ントワープを拠点にコラボレーション活動を続ける、作曲家ウィム・ヘンドリックスとエルメス・アンサンブルによるアルバムです。ソプラノ独唱、5 パートの女 声合唱、アンサンブル、エレクトロニクスのための作品「Revelations(天啓)」を収録。ヒーリングやワールドの香りを纏った美しい現代版ミサ曲といういでたち で、典礼文の歌詞がヴォカリーズの中に溶け込んでゆったりとゆらめきながら歌われていきます。東洋哲学や仏教にも影響を受けているようで音楽からはアジア風 の雰囲気も漂い、ヴァイオリンのオブリガートは二胡のようで、長く引き伸ばされる柔らかなエレクトロニクスの和音は笙のよう。作曲家自身もパーカッションを担 当し、即興的な側面を残した展開が時間感覚を惑わせます。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-403(1CD)
「澄み切った月」〜ヘスス・ガルシア・レオス(1904-53)
パレデスによる5 つの歌(澄み切った月/明日、祭日だから/孤独な少女/ロマンス/売り子の声)
ガルシア・ロルカによる3 つの歌(彼らは空を抜けて行った/カディスからジブラルタルへ/ 花に、小さな花に)
マチャドによる6 つの歌(優雅な歌/聖クリストバロン/揚水車/緑の牧場で宴が行われている/それは私の心を呼んだ/ドゥエロの歌)
ヒメネスによる2 つの歌(緑のアオカワラヒワ/遠くの海)
子守歌 /ビリャンシーコ
私の心はあなたに送る
セラニーリャ /マリブランの歌
マル・モラーン(S)
アウレリオ・ヴィリバイ(P)

録音:2020 年7 月6-9 日 イタリア,ペスカーラ
スペインの作曲家、ヘスス・ガルシア・レオスの歌曲集。ヘスス・ガルシア・レオス(1904― 1953)はスペイン北部、ナバラ州のオリテ生まれの作曲家。1930 年代後半から亡くなるまで膨大 な数の映画の音楽を手掛け、スペイン映画音楽の父と称えられているのだが、一方でホアキン・ トゥーリナの弟子としてクラシック音楽にも傑作は多い。しかし 50 歳目前の若さで亡くなってしま ったこともあり、近年までスペイン国内でも彼のクラシック音楽はあまり顧みられなかった。 ODRADEK からは既にヴァイオリン・ソナタおよびピアノのための作品集(ODRCD-347)が発売さ れていたが、歌曲集はよりトゥーリナ譲りのスペイン民俗色が濃く、いずれも素敵だ。レオスの歌 曲集のCD はスペイン・ローカルですらほとんどなく、このODRADEK のCD は非常に価値が高 い。 マル・モラーンはスペイン最西部、ポルトガルとの国境の町バダホスの生まれ。まだ本格的に活 動するようになって数年の若いソプラノで、これがCD デビュー。しっとりとした人情味のある美声 の持ち主で、こうした歌曲には打って付けだ。アウレリオ・ヴィリバイはビルバオ生まれのピアニス ト。伴奏ピアニストとして活躍しており、ことにスペイン歌曲の伴奏においては絶妙な腕前を披露 する。 歌詞は西英仏語の3 か国語(ガリシア語歌詞のみ4 か国語)対訳で表記されています。

Da Vinci Classics
C-00251(1CD)
ブロードウェイのヨーロッパ人
ヴァイル:ユーカリ、
 私はここでは異邦人、
 もうあとどれくらい?、誰が買うの、
 ナナの歌、光の中のベルリン、
 夜勤の相棒、肉団子の歌、
 マイ・シップ、マルガーテの貝殻、
 シックルグルーバー、アラバマの歌
ヤルナッハ:アームルム島の日記 Op.30
ハムサ・イレーネ・リナルディ(S)、
ミケランジェロ・カルボナーラ(P)

録音:2018年10月、2019年2月−9月
20世紀の楽壇においてアウトサイダー的な存在でもあったクルト・ヴァイル(1900−1950)の波乱に満ちた生涯を、主にそのブロードウェイのための歌曲で表現。
ヴァイルのドイツ時代とアメリカ時代の両方で誕生した数々の歌曲に、師であるフィリップ・ヤルナッハ(1892−1982)のピアノ作品を加えることにより、その音楽的年表、作品の変遷を見事に表現しています。
ヴァイルの歌曲を歌うハムサ・イレーネ・リナルディは、ローマのサンタ・チェリーリア音楽院のイラリア・ピッチンのクラスで研鑽を積んだソプラノ。オペラアリアや教会音楽だけでなく、ガーシュウィンやミュージカルのナンバーも得意とするなど幅広いレパートリーの持ち主です。
Da Vinci Classics
C-00244(1CD)
レフィーチェ:ソプラノとピアノのための22の歌曲 マルタ・マリ(S)、
エドモンド・サヴィオ(P)

録音:2019年9月、ブレッシャ(イタリア)
ロレンツォ・ペロージと共に20世紀のイタリアにおける教会音楽の新しい方向性を示すなど、大きな役割を果たした作曲家でありカトリックの司祭でもあったリチーニオ・レフィーチェ(1883−1954)の歌曲集。
この「22の歌曲集」は宗教的題材、世俗的題材の両方を自らの作品に取り込み、オペラも作曲するなどしたレフィーチェの作曲家としての功績の再評価の機運を高める切っ掛けの一部となることでしょう。

Chandos
CHAN-20222(1CD)
愛しい夜〜フランス歌曲集
ラヴェル:シェエラザード
シアン:3つのメロディー
ドビュッシー:まぼろし、ひそやかに、アリエルのロマンス
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821−1910):2本のバラ VWV 1055、アイ・リュリ! VWV 1106、アヴァネーズ VWV 1019
シャミナード:けだるい月、愛の虜、愛のロンド
ジョゼフ・カントルーブ(1879−1957):オー・アップ!
アルフレード・バシュレ:愛しい夜
プーランク:愛の小径 FP 106-la、メタモルフォーズ(変身) FP 121
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ、ジュ・トゥ・ヴ
モーリス・イヴァン(1891−1965):夜に歌う
ルイーズ・オルダー(S)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2020年7月29日−8月1日&9月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
2017年BBCカーディフ国際声楽コンクールでサザーランド聴衆賞受賞、2017年国際オペラ賞でベスト・ヤング・シンガー賞を受賞し、国際的な活動を拡げるイギリスの注目リリック・ソプラノ、ルイーズ・オルダー。
前作ではロシアの繋がりをテーマに様々な国・言語の歌曲を組み立てた「ロシアン・コネクション」で、英タイムズ紙の2020年「Records of the Year」や、プレスト・クラシカルの「Presto Recordings of the Year」2020年ファイナリストに選ばれたルイーズ・オルダーと名盤奏者ジョゼフ・ミドルトンのChandos第2弾。
19世紀後半から20世紀のフランス歌曲の豊富で多様なセレクションを探索。モーリス・ラヴェルからモーリス・イヴァンまで、フランスの夜、謎、陰謀、発見、誘惑、愛、そして至福の夜を多彩に描いています。

Albion Records
ALBCD-042(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:民謡集 Vol.1
サセックス民謡集より Bold General Wolfe、Low Down in the Broom、The Thresherman and the Squire、The Pretty Ploughboy、Who is that that Raps at my Window?、How Cold the Wind doth Blow、Captain Grant、Farewell Lads、Come All You Worthy Christians、The Turkish Lady、The Seeds of Love、The Maid of Islington、Here's Adieu to all Judges and Juries、Lovely Joan
6つのイギリス民謡
祖国の歌第4巻より 海の歌
メアリー・べヴァン(S)、
ニッキー・スペンス(T)、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
ジャック・リーベック(Vn)、
ウィリアム・ヴァン(P)

録音:2020年6月7日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」より、ヴォーン・ウィリアムズが声楽とピアノ、またはヴァイオリンのために編曲した80曲にもおよぶ民謡集の第1弾が登場。
英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞や英国批評家サークル賞、2019年には栄誉あるMBE(大英帝国五等勲爵士)を受勲するなど、輝かしい活躍を見せるイギリスの名ソプラノ、メアリー・べヴァン。ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を受賞したスコットランド出身のテノール、ニッキー・スペンス。2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズという豪華歌手陣で贈る好企画。


King International
KKC-074(5CD)
岡村喬生・日本クラウン全録音
■Disc1
赤とんぼ/岡村喬生〜日本の抒情を歌う
(1)赤とんぼ/(2)砂山/(3)あわて床屋/(4)夏の思い出/(5)われは海の子/(6)ペチカ/(7)朧月夜/(8)あの町この町/(9)月の沙漠/(10)待ちぼうけ/(11)浜千鳥/(12)夏は来ぬ/(13)いちじく/(14)早春賦/(15)七つの子/(16)浜辺の歌/(17)故郷/(18)里の秋/(19)みかんの花咲く丘/(20)椰子の実/(21)紅葉/(22)夕焼小焼/(23)冬景色/(24)冬の夜/(25)鞠と殿さま/(26)ゆりかご
■Disc2
荒城の月/岡村喬生〜日本の抒情を歌うU
(1)荒城の月/(2)ひぐらし/(3)秋風の歌/(4)悲しくなったときは/(5)幌馬車/(6)かごかき/(7)浅間の馬子/(8)かやの木山/(9)平城山/(10)出船/(11)鉾をおさめて/(12)城ケ島の雨/(13)波浮の港/(14)ゴキブリの歌/(15)しぐれに寄する抒情/(16)お六娘/(17)丹沢/(18)くちなし/(19)落葉松/(20)この道/(21)黴/(22)曼珠沙華/(23)初恋/(24)びわ
■Disc3
シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89、D.911(全曲)
■Disc4
懐しき愛の歌
(1)ヴォルガの舟歌/(2)オールド・ブラック・ジョー(フォスター)/(3)魔王(シューベルト)/(4)シューベルトのセレナーデ/(5)プラター公園の春/(6)帰れソレントへ/(7)海に家を建てたい(ドニゼッティ)/(8)遥かなるサンタルチア/(9)懐しき愛の歌/(10)さらば草原よ/(11)シェナンドー/(12)アイルランドの子守歌/(13)ウィーン、わが夢の街/(14)ブラームスの子守歌/(15)黄昏の夢(R・シュトラウス)/(16)ステンカ・ラージン/(17)トスティのセレナータ/(18)嘆きのセレナータ(トセリ)/(19)遥かに(トスティ)/(20)最後の歌(トスティ)
■Disc5
昭和を歌う
(1)有楽町で逢いましょう/(2)誰もいない海/(3)上を向いて歩こう/(4)雪の降る街を/(5)知床旅情/(6)酒は涙か溜息か/(7)北帰行/(8)影を慕いて/(9)洒落男/(10)見上げてごらん夜の星を/(11)与作/(12)北国の春/(13)青葉城恋唄/(14)芭蕉布/(15)死んだ男の残したものは/(16)さとうきび畑
■Disc1:
岡村喬生(Bs)
磯崎陽一(Vn)(1)-(6)(9)-(15) (17)(19) (23)(26)、
福本とも子(Va)(1)-(5)(9)(10) (13)(15)(17)(19)、
永山利彦(Vc)(1)-(6)(9) (11)-(18)(20)-(24)、
白石隆(Fl)(2)(8)(9)(12)(15) (16) (19)(20)(22)(25)、
安原理喜(オーボエ、イングリッシュホルン)(6)(10)、
池田和彦(Cl)(5)(7)(8)(13)(18)(21)、
森田格(Fg)(3)(8)(10)、
伊藤康英(Pと編)(1)-(14)(16)-(26)、
榊原栄(編)(15)

■Disc2:
岡村喬生(Bs)、
伊藤康英(P)
録音:1993年8月9、15日、9月10日/光が丘 IMAホール

■Disc3:
岡村喬生(Bs)、
高橋悠治(P)
録音:1991年6月6、18、27日、9月10日/光が丘 IMAホール

■Disc4:
岡村喬生(Bs)
プラハ・スピリット・クインテット+オーケストラ
編曲:イルジー・ライニシュ
録音:1995年8月24-29日/チェコ共和国プラハ、IMGマルティネック・スタジオ

■Disc5:
岡村喬生(Bs)
編曲:前田憲男
録音:1999年3-5月/CRS第1スタジオ

日本語帯・解説付
日本クラウンとキングインターナショナルのレコード会社間の垣根を越えたコラボ第2弾は、今年(2021年)1月6日に89歳の生涯を閉じた岡村喬生。イタリ ア歌劇団来日公演に唯一の日本人ソリストとして参加するなど、日本を代表するバス歌手として活躍しました。オペラ歌手としてのみならず、その豊かな声量と人 目を引く容姿からテレビ番組の司会や役者としてのタレント活動、さらには文筆家としてもお馴染みで、昭和の時代にクラシック音楽を啓蒙した偉大な存在でした。
彼はライヴ音源を好まなかったため活躍のわりにディスクは限られ、今日その美声に接する機会は残念ながら多くありません。そのなかで日本クラウン制作の5 枚のディスクは、岡村喬生の迫力ある歌唱と芸達者ぶりを示し、その魅力をあますところなく伝えると本人も認める名盤でした。
現在入手困難なこの5枚をまとめた追悼企画。偉大なバス歌手であり、偉大なエンターテナーだった岡村喬生の永久愛蔵盤です。 (Ki)

PREISER
PRCD-91505(1CD)
リートとデュエット
ベートーヴェン:Lebens-genuss / Der Kuss
モーツァルト:Der Zauberer / Die Verschweigung / An Chloe / Oiseaux, si tous les ans / Dans un bois solitaire
グントルフ・パルテン(1927-):Bientot quatorze ans / Die kurze Schone / Die lange Schone / Die stumme Schone /
Die Rose / Tanire an die Rosen / An ein junges Madchen / Die Liebe zur Deutlichkeit / Ein Frauenzimmer-Wunsch /
Der Wettstreit / Die Freundschaft / Psyche / Amors Pfeil
ハイドン:Cupido / Der erste Kuss / Eine sehr gewohnliche Geschichte / Das strickende Madchen / Minna / Die zu spate Ankunft der Mutter
シモーナ・エイシンガー(S)
ライナー・トロスト(T)
マンフレッド・シーベル(P)

録音:2020年7月
ウィーンの歌手ふたりによるソロ歌曲と二重唱集。グントルフ・パルテンはウィーンの作曲家で、古典派の中にあっても違和感のない音楽です。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30535CD(2CD)

KKC-6340(2CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:マタイ受難曲 ゲヒンガー・カントライ(ゲヒンゲン聖歌隊)
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
イザベル・シッケタンツ(S)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(A)
パトリック・グラール(テノール/福音史家)
ベネディクト・クリスチャンソン(T)
ピーター・ハーヴェイ(バス/イエス)
クレシミル・ストラジャナッツ(Bs)

録音:2020年11月、フォーラム・シュロスパーク,ルートヴィヒスブルク
合唱指揮者として確固たる地位を築いているハンス=クリストフ・ラーデマンとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊による「マタイ受難曲」。新約聖書・マタ イ伝に基づいて創作され、イエス・キリストの十字架の受難を題材にしたバッハ音楽の最高傑作です。イエスの捕縛から十字架刑、そして復活までの物語を描き、 そしてバッハの荘厳で雄大なスケールの音楽が展開されています。クリストフ・ラーデマンは、毎年演奏されるこの作品を、普遍的かつ現代の人々の心に響くよ うどう演奏できるのかを模索していると言います。クリストフ・ラーデマンの「マタイ受難曲」といえば、妻フリーデリケ・ラーデマン振付による「マタイ受難曲」 の映像が印象的ですが(ACC20408DVD)、今回は、壮大、堅密に、さらに高い精神性を兼ね備えた深みのある熟練の演奏を聴かせてくれています。また、 堅実で端正なテノール、パトリック・グラール、清廉で華のある歌声のイザベル・シッケタンツ、安定した豊かな響きが魅力のバス、ピーター・ハーヴェイなど豪 華歌手陣にも注目です。 (Ki)

BIS
BISSA-2473 (1SACD)
女性のためのアルバム〜ロベルト&クララ・シューマンのリート集

ロベルト・シューマン&クララ・シューマン*

●「プロローグ」
(1)「ゆっくりと、そして表情豊かに遊ぶ」〜子供のためのアルバム Op.68より第21曲
(2)「美しいために私を愛するのなら」〜3つの詩 Op.12より第2曲*
●「彼に会って以来」
(3)「彼に会って以来」〜女の愛と生涯 Op.42より第1曲
(4)「おお、歓喜よ」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第6曲*
(5)「民謡」〜リートと歌 第2集 Op.51より第2曲
(6)「愛の魔法」〜6つの歌曲 Op.13より第3曲*
●「彼は誰よりも素晴らしい人」
(7)「彼は誰よりも素晴らしい人」〜女の愛と生涯 Op.42より第2曲
(8)「ある明るい朝に」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第2曲*
(9)「なぜ他の人にたずねるのか」〜3つの詩 Op.12より第3曲*
(10)「恋の歌」〜リートと歌 第2集 Op.51より第5曲
●「分からない、信じられない」
(11)「分からない、信じられない」〜女の愛と生涯 Op.42より第3曲
(12)「露見した恋」〜5つのリート Op.40より第5曲
(13)「無言のはすの花」〜6つの歌曲 Op.13より第6曲*
●「わたしの指の指輪よ」
(14)「わたしの指の指輪よ」〜女の愛と生涯 Op.42より第4曲
(15)「月は静かに昇った」〜6つの歌曲 Op.13より第4曲*
(16)「花嫁の歌T」〜ミルテの花 Op.25より第11曲
(17)「花嫁の歌U」〜ミルテの花 Op.25より第12曲
(18)「満足」〜子供の情景 Op.15より第5曲
●「手伝って、妹たち」
(19)「手伝って、妹たち」〜女の愛と生涯 Op.42より第5曲
(20)「はすの花」〜ミルテの花 Op.25より第7曲
(21)「あらしの夜の楽しみ」〜12の詩 Op.35より第1曲
●「やさしい人、あなたは見つめる」
(22)「やさしい人、あなたは見つめる」〜女の愛と生涯 Op.42より第6曲
(23)「ハイランド地方の人びとの別れ」〜ミルテの花 Op.25より第10曲
(24)「眠りの精」〜子供のための歌のアルバム Op.79より第12曲
(25)「眠りに入る子供」〜子供の情景 Op.15より第12曲
●「わたしの心に、わたしの胸に」
(26)「わたしの心に、わたしの胸に」〜女の愛と生涯 Op.42より第7曲
(27)「木馬の騎士」〜子供の情景 Op.15より第9曲
(28)「あなたの顔は」〜5つのリートと歌 Op.127より第2曲
(29)「おとめの憂い」〜4つの歌 Op.142より第3曲
●「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。」
(30)「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。」〜女の愛と生涯 Op.42より第8曲
(31)「レクイエム」〜6つの詩、レクエム Op.90より第7曲
●「後奏曲」
(32)「冬の時T」〜子供のためのアルバム Op.68より第38曲
(2)-(17)(19)-(24) (26)(28)-(31) キャロリン・サンプソン(S)
ジョセフ・ミドルトン(P/スタインウェイD)

録音:2018年8月ブリストル聖ジョージ(イングランド)
バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみでBISレーベルから積極的なリリースが続いている名ソプラノ、キャロリン・サ ンプソンが「ロベルト&クララ・シューマンのリートからの女性のためのアルバム」を録音しました。当アルバムでは8曲からなるロベルト・シューマンの連作歌曲『女 の愛と生涯』の曲間にロベルトとクララがそれぞれ作曲したリート、さらにピアノ独奏曲を組み合わせた内容となっており、まるで一つの物語を聴いているかのよ うなコンセプトで仕上げております。
共演はサンプソンが「対等なデュオのパートナーシップ」と語るジョセフ・ミドルトンです。サンプソンと同じくバーミンガム大学で学んだミドルトンはこれまでに フェリシティ・ロット、セーラ・コノリーなど多くの著名な歌手との共演を誇り、現在サンプソンが最も信頼を置くピアニストのひとりです。ピアノの独立性が高くさ らには声楽と対等な音楽表現が特徴である『女の愛と生涯』はもちろんのこと、そのほかの演奏も素晴らしいの一言に尽きます。名唱サンプソンとの最強デュオが またひとつ名盤を完成させました。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-5214(1CD)
ロッシーニ:小荘厳ミサ曲〜独唱、合唱、2台ピアノとハルモニウムのための アナスタシア・レオノヴァ(S)
ダニエラ・ヌッツォーリ(Ms)
北宅憲太郎(T)
ディエゴ・コッリ(Bs)
ジュゼッペ・ブルーノ(第1ピアノ)
ジャコモ・ベネデッティ(第2ピアノ)
ディミトリ・ベッティ(ハルモニウム)
ジャンニ・ミーニ(合唱指揮)
カプリッチョ・アルモニコ
フェデリコ・バルダッツィ(指)
ピアノ2台とハルモニウムという小編成の伴奏で書かれた荘厳ミサ。音楽の規模はまったく小さくなく、ピアノの伴奏がリズミカルで力強いトラックもあったりと 楽しめます。そして何といってもオペラ作曲家ロッシーニならではの巧みな声楽書法が魅力。

BR KLASSIK
BR-900527(1CD)
NX-B05
アルヴォ・ペルト(1935-):ミゼレーレ、他
それは…の息子であった(2000)〜無伴奏合唱のために
フェスティーナ・レンテ(1986)〜 弦楽オーケストラとハープのために
皇帝への納めもの(1997)〜 無伴奏合唱のために
セクエンティア(2005/2019改訂)〜 ヴァイオリン、パーカッションと弦楽オーケストラのために
鹿の叫び(2007)〜 無伴奏合唱のために
ミゼレーレ(1989/1992)
独唱、合唱、アンサンブルとオルガンのために
そして私は声を聴いた(2017)〜無伴奏合唱のために
ウタ・ユングヴィルト(Hp)
スタンコ・マディチ(Vn)
アレクサンダー・フィッケル(パーカッション)
ミュンヘン放送O
アンナ=マリア・パリー(S)
ベンノ・シャハトナー(A)
アンドルー・レプリ・マイヤー(T)
ムーン・ユン・オー(T)
トーマス・ハンベルガー(Bs)
バイエルン放送cho

新しい音楽のためのオーストリアのアンサンブル)
ハワード・アーマン(指)

録音:2020年9月8-11日、2020年5月15日、2020年11月9,10日、2019年7月21日(ライヴ)
活動の初期には新古典主義の作品を書いていたアルヴォ・ペルトが、自らの作品に 「ティンティナブリの様式」と呼ばれる静謐で簡素な作風を採り入れたのは、1970年 代になってからのこと。1977年には「カントゥス―ブリテンの思い出に」を 作曲し、以降、この様式を用いた宗教作品を次々と生み出して、他の作曲家たち にも大きな影響を与えてきました。このアルバムには1986年から2019年までに書か れた5つの合唱曲と2つの器楽アンサンブル作品を収録。基本的に穏やかな曲です が、アルバムの中心となる「ミゼレーレ」は、ドラマティックな「怒りの日」の場面を含む 起伏のある作品で、ここではアーマン率いるバイエルン放送合唱団とソリストが一体と なって壮麗な音楽を創り上げています。ミュンヘン放送Oによる2曲の器楽の みの作品も聴きどころです。

Capriccio
C-5415(1CD)
NX-B05
ベンノ・アマン(1904-1986):ミサ曲「平和の擁護者」 バーゼル・マドリガリステン
ラファエル・インモース(指)

録音:2020年3月4-7日SRFスタジオ、チューリヒ、ブルネンホフ(スイス)
スイス生まれの作曲家ベンノ・アマン。父親から音楽の手ほどきを受け、ライプツィヒ州立音楽院で学び作 曲家を志しました。生涯を通じて合唱作品を中心に電子音楽を含む500曲以上の作品を書きあげてお り、これらはグレゴリオ聖歌を引用したり、十二音を用いたりと常に様式にとらわれることなく自由な作風に 拠っています。また、若い頃にパリで出会ったオネゲル、ミヨー、ルーセルらの作品も彼の作風に大きな影響 を与えました。このア・カペラのミサ曲「平和の擁護者」は1946年、スイスの永世中立の理念を確立したと 言われている守護聖人「フルーエの聖ニコラス」(1417-1487)がローマのサン・ピエトロ寺院で公式列聖 された際の記念行事のための作品。中世の音楽に倣い定旋律が用いられながらも、随所に複雑な対位 法が駆使された、現代的なミサ曲に仕上がっています。バーゼル・マドリガリステンは1978年にスイスで設 立された声楽アンサンブル。ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っています。

J.S.Bach-Stiftung
B-911CD(1CD)
NX-D03
バッハ:カンタータ集 第34集
心して見よ、苦しみあるやを BWV46
汝らわが名において祈りしことなし BWV87
われは神の御心のままに BWV92
マルクス・フォルスター(A)
トーマス・ホッブス(T)
マティアス・ヘルム(Bs)
ミヒャエラ・ゼーリンガー(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
アレクサンドラ・ラヴォール(メゾ・ソプラノ…バッハ財団合唱団のメンバー)
シビラ・ルーベンス(S)
ユリウス・プファイファー(T)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho

録音:2016年3月18日、2017年5月19日、2016年1月22日(全てライヴ)
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oによるカンタータ集。第34集には比較的規模が大きい3つのカンタータが収録されています。 三位一体後第10日曜日用のカンタータ第46番「心して見よ、苦しみあるやを」は、1723年に初演された作品。自筆の総譜は失われており、他者 の筆写によるパート譜のみが残存しています。人類の罪を神が裁く様と、イエスの愛が対照的に描かれた大作で、冒頭のゆったりとした合唱の旋律 はのちに『ロ短調ミサ曲』に転用されています。1725年5月に初演された第87番「汝らわが名において祈りしことなし」は復活後第5日曜日のための 作品。「祈り」を主題としたカンタータであり、冒頭のバス歌手の歌はイエスの言葉を表しています。全編、イエスの名において神に祈りを捧げることの 大切さが歌われる美しいカンタータです。同じく1725年1月、復活節前第9日曜日用に書かれた第92番は全9曲からなる大規模なカンタータ。か ぎりない神への信頼と、神の御心に従う喜びが歌われています。 バッハは描写的で力強い音楽を付けています。厳選された独唱者たちの歌唱とともに、オーケストラ、合唱団が一体となった演奏を聴かせます。

ALPHA
ALPHA-644(2CD)
NX-D07
ヘンデル: ブロッケス受難曲 HWV 48 サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ/シオンの娘)
ステュアート・ジャクソン(テノール/福音史家)
コンスタンティン・クリンメル(バリトン/救世主イエス)
マイリ・ローソン(ソプラノ/下女、祝福された魂)
メアリー・ビーヴァン(ソプラノ/下女、マグダラのマリア、祝福された魂)
アレックス・ポッター(カウンターテナー/ヨハネ、ユダ、祝福された魂)
デイヴィッド・オールソップ(カウンターテナ/ヤコブ、兵士、下女、祝福された魂)
マシュー・ロング(テノール/ペトロ)
アンドルー・トータイズ(テノール/祝福された魂)
マーカス・ファーンズワース(バリトン/ピラト、百人隊長)
ウィリアム・ゴーント(バス/大祭司長、祝福された魂)
アルカンジェロ(古楽器使用)
ジョナサン・コーエン(チェンバロ、指揮)

録音:2019年10月9-13日、聖ジュード教会、ロンドン
英hyperionレーベルでの数々の名盤、また近年ではALPHAからも注目盤を連発している英国の古楽器グループ、アルカンジェロ。イブラギ モヴァ(Vn)やアルトシュテット(Vc)ら注目の器楽奏者たちとの共演でも知られていますが、少数精鋭の編成で声楽作品でも素晴ら しい演奏を聴かせてきた彼らが、名歌手たちとともにヘンデルの隠れ人気作品を録音しました。2年前にもカミングズ(ACCENT)とエガー (AAM)の新録音が登場するなど注目度が高まりつつある『ブロッケス受難曲』は、ロンドンで名声を築きつつあったヘンデルが、ドイツ語の台本 に作曲した異色作。ハンブルクの政治家で芸術にも明るかったB.H.ブロッケス(1680-1747)が、新約聖書の受難物語をもとに書き上げた 台本はカイザーやテレマンの作曲でも知られ、ヘンデル作品もそれらと同じくゆかりのハンブルクで1719年に初演されました。自筆譜が失われ ているため謎も多い作品ながら、バッハやシューマンなども一部を自作に引用、ハイドンも筆写譜を手にしていたことが知られる重要作。本盤 での細部まで練り上げられた解釈による充実した演奏も、この作品の持つ価値を明らかにしていると言えるでしょう。オーケストラは11人から なる弦楽編成に2本のオーボエと1本のターユ(テナー・オーボエ)、ファゴット2本、テオルボ2挺(名手トーマス・ダンフォード参加!)、歌手はソリ ストが合唱を兼ねるスタイルで、曲の造形をとらえた柔軟かつ起伏豊かな演奏の味わいは格別です。

Radio France
FRF-055(1CD)
NX-B09
ティエリー・エスケシュ(1965-):声楽と器楽合奏のための作品集
歌を辿る道- 児童合唱と室内Oのための
夜闇の幻影- メゾ・ソプラノ、クラリネット、弦楽四重奏とピアノのための
叫び- 語り手、室内合唱団、8つのチェロ、2人の打楽器奏者とアコーディオンのための
フランス放送少年合唱団
ソフィ・ジャナン(指)
フランス放送PO ミッコ・フランク(指) 
イサベル・ドゥルエ(Ms)、
サーニャ・ビジャック(P)、
フランス放送PO団員
ジュリアン・マスモンデ(指)
ジュリアン・ルロイ(指)、
ロラン・ゴデ(語り手)、
フランス放送合唱団、
トリオK/D/M(アコーディオン、パーカッション)、
アンサンブル・ノモス(チェロ合奏)

録音:2018年2月6日ラジオ・フランス、プレザンス音楽祭
フランスで高い人気を誇る作曲家、オルガニスト、ティエリー・エスケシュが人の声と器楽合奏の共演のた めに書いた作品3曲を収録。30分を超える大作「叫び」には、この作品のテキストも書いたフランスの劇 作家・小説家ロラン・ゴデが、語り手としても参加。北アメリカ先住民のテキストによる「歌を辿る道」で は、ミッコ・フランクがタクトを取っています。

AAM Records
AAM-11(1CD)
NX-B05
ドゥシーク(1760-1812):荘厳ミサ曲(1811) ステファニー・トゥルー(S)
ヘレン・チャールストン (Ms)
グウィリム・ボウエン(T)
モーガン・ピアース(Br)
リチャード・エガー(指)
エンシェント室内O&cho

録音:2019年10月27-30日
世界初録音
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(デュセック)は、ボヘミア出身の作曲家。パリでマリー=アントワネットの寵臣となり、 フランス革命期にはベルリンやロンドンへ渡りフォルテピアノのための作品を数多く作曲したことで知られています。こ のアルバムには彼の珍しい声楽作品「荘厳ミサ曲」を収録。この作品はイギリスからパリに戻った後の1811年に書 かれたものですが、存命中には演奏された記録がなく、恐らくこのリチャード・エガーによる上演が世界初演となりま す。落ち着いた雰囲気を醸しだす冒頭のキリエに始まり、全体的に明るさを帯びた美しい曲で、どこかモーツァルト を思わせる軽やかさもあります。100ページのブックレット(英語のみ)には作品についての詳細な洞察と多数の 図版が掲載されており、ドゥシークの波乱万丈な生涯を辿ることができます。

Signum Classics
SIGCD-631(1CD)
ジェレ・ハンコック:合唱作品集
子羊への歌/ユビラーテ・デオ/聖なる幼子(インファント・ホーリー, インファント・ローリー)/トゥ・サーヴ/聖トーマス・サーヴィス/オルガンのためのエア/復活祭のミサ/The Lord Will Surely Come/キリスト・イエスにあって一つ/あなたのすまいはいかに麗しいことでしょう/Come Ye Lofty, Come Ye Lowly/神の賜物を再び燃えたたせなさい/ジャッジ・エターナル/詩篇第8篇/祈り、働け/「祈り、働け」による変奏曲/ディープ・リヴァー
ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho&少年cho、
聖トーマス・ブラス、ジェレミー・フィルセル(オルガン・指揮)

録音:2020年2月、聖トーマス教会(アメリカ、ニューヨーク)
アメリカの聖公会合唱の伝統における主要団体、ニューヨーク五番街・聖トーマス男声合唱団&少年合唱団が、元合唱団長でオルガニストのジェレ・ハンコック(1934-2012)に敬意を表し捧げたトリビュート・アルバム。合唱関係者にとって父親のような存在であったハンコックは、その30年以上に渡るキャリアの中で、数多くの合唱曲やオルガン曲を生み出しました。その多くは彼の友人や同僚のために作曲されています。演奏は、現オルガニストで音楽監督のジェレミー・フィルセル(オルガニストとしてもピアニストとしても活躍する数少ないヴィルトゥオーゾとして知られています)が指揮し、聖トーマス・ブラスが伴奏します。(曲によってはアソシエイト・オルガニストのベンジャミン・シーンとアシスタント・オルガニストのニコラス・クアルドクスがオルガンを担当しています。)

King International
KKC-4249(3CD)
バッハ:マタイ受難曲 アントン・デルモータ(テノール:福音史家)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:イエス)、エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ:女中T、ピラトの妻)、マルガ・ヘフゲン(アルト:女中U)、オットー・エーデルマン(バス:ユダ、ペトロ、ピラト)
ウィーン・ジングアカデミーcho、ウィーン少年cho
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
アントン・ハイラー(Cemb)、フランツ・シュッツ(Org)、ウィリ・ボスコフスキー(Vn)、エマニュエル・ブラベック(Vc)、ハンス・レズニチェク(Fl)、ハンス・カメシュ(Ob)

録音:1954年4月14〜17日、ウィーン、コンツェルトハウス大ホール(ライヴ)
音源提供:DISCOS ,Milano
日本語帯・解説付
少年時代にこの曲を聴いたことが後の成長に本質的な影響を及ぼしたといわれるフルトヴェングラー。生前、多くの文献でこの曲への熱い思いや演奏論を書き記しており ます。 「神の子の苦しみ、キリストの救済史を自己の魂において深く体験し、最後の、最大の受難曲においてあの巨大な作品を創造することのできた人間、これがバッハなのだ。こ の大曲は、少なくとも第一音から最終音に至るまで作品に一貫するあの印象深く巨大な情念の統一性に関するかぎり、ロマン派時代の記念碑的作品であるヴァーグナーのト リスタンにのみ比せられるべきものであろう」(1948年、『音と言葉』フルトヴェングラー著・芦津丈夫邦訳・白水社刊より) 「バッハは『客観的』に、つまり無表情に演奏すべきだという考え方がある。(中略)音楽文献全体の中で、バッハの受難曲以上に主観的で、個人的で、これほど完璧に感情 のうちに溶けこんだ作品は存在しない。バッハはここでは、かつて存在した最大の『ロマン主義者』です。これを確認することこそ、真に『客観性』を意味するといえよう。」 (1939年、『フルトヴェングラーの手記』芦津丈夫・石井不二雄邦訳・白水社刊より)
本ディスクは、フルトヴェングラーが亡くなる半年前、1954年復活祭週間の4月14〜17日に、ウィーン・コンツェルトハウス大ホールで、マタイ受難曲を演奏したとき の記録です。 1979年イタリア・チェトラ社が世界初出LP(LO-508)を発売、84年に「フルトヴェングラー・エディション」シリーズで再発売(FE-34)。キングレコードでは音源の制 作元ミラノのディスコスから、マスターテープの提供を受け、最初はGT-7048/50を(1979.7.21), 再発盤はK19C-9406/8で発売(1984.7.21)。今回使用の マスターテープ(2トラック、走行スピード38cm/秒)は再発にあたってディスコスでリマスターされたもの。テープヒスやスクラッチノイズはなく、非常にききやすい音質! 潤いのある自然な質感!圧倒的臨場感!これまでリリースされてきた他社盤を凌ぐ優秀音質といっても過言ではありません。
「「マタイ受難曲」は、天上で書かれ、フルトヴェングラーによって感動的に語られた作品です。預言的な作品であり、劇的な要素に満ちている「マタイ受難曲」は、主題 こそ普遍的なものだが、基本的にはゲルマン世界に属しています。フルトヴェングラーの演奏には精神性が感じられるものの、ただの敬虔さだけでは終わっていない。この曲 は温かい血も肉も存在する、人間の記録なのです。」(『フルトヴェングラー グレート・レコーディングズ』ジョン・アードイン著 藤井留美訳 2000年音楽之友社刊 より)
ウィーン・フィルの雄弁な演奏とソリストの活躍には目を見張ります。とりわけ、第10曲アルトのアリア「懺悔と後悔」と第12曲ソプラノのアリア「血塗られよ」における レズニチェク(Fl)、第26曲テノールのアリア「イエスの傍らで」でのカメシュ(Ob)、第47曲アルトのアリア「わが神よ、私を憐れんで」でのボスコフスキー(ヴァ イオリン)、第66曲バスのアリア「来たれ甘き十字架」におけるブラベック(Vc)など、各人の妙技には聴きほれてしまいます。合唱団は豊かで力強い歌声を聞かせ、独 唱者ではフィッシャー=ディースカウのイエスが、29歳のときの録音であるにもかかわらず、その後の録音歴の中でも屈指の出来映えを見せています。グリュンマー、ヘフゲ ン、デルモータも虚飾を排した歌声で聴く者の心に染み入ってきます。(曲番号は旧全集の楽譜による番号)
上演時間上の制約なのか(メンゲルベルク盤も同様)、曲全体の悲劇性、ドラマ性を高めるためのフルトヴェングラーの意図なのか、この演奏には15曲の省略、9曲の一 部省略があります。ディスコス制作のこの音源は14日の演奏を主体に制作、一部の曲は他の日(15〜17日)の演奏に差しかえられていると思われます。95年に発売さ れたEMI盤(CD)には2曲(第65曲、第66曲=有名な「来たれ甘き十字架」)が入っておりません。このDISCOS(CETRA)盤にはこの2曲も収録されていますが、そ の反面、第64曲がカットされています。 詳細はKING INTERNATIONALのHP(WEBサイト)に掲載している歌詞対訳をご覧ください。省略箇所も明示しております。(ブックレットに記載するパスワードを入力してください) (Ki)

Goodies
78CDR-3824(1CDR)
税込定価
モーツァルトも気に入ったフランス生まれの流行り歌「きらきら星」(ああ、お母さん聞いて)


(1)フリーダ・ヘンペル(S)

(2)アメリータ・ガリ=クルチ(S)

(3)アンナ=マリア・グリエルメッティ(S) 

(4)アダ・サリ(S)

(5)ミリッツァ・コリュス(S)

(6)ルネ・ドリア(S)

(7)鈴木鎭一(Vn)
(1)デ・フリース(フルート助奏)
Gramophone Monarch Record 033114(Fr)1911年2月4日ベルリン録音(機械式録音)
(2)クレマン・バローン(フルート助奏)
VICTROLA 74734(U.S.)1921年9月8日キャムデン録音(機械式録音)
フランス語歌唱
(3)オーケストラ伴奏
COLUMBIA J5120(JP)1928年5月11日 電気録音 
イタリア語歌唱
(4)カール・アルヴィン(指)O
GRAMOLA ES459(Czechoslovakia)1928年11月8日録音(電気録音)
イタリア語歌唱
(5)J ・ミュラー(指)ベルリン放送 ORCH.
HMV C2688(U.K.)same as ELECTROLA EH-876(Germany)
1934年3月ベルリン録音(電気録音)
ドイツ語歌唱
(6)タッソー・ヤノプロ(P)
フルート助奏付
PATHE PD114(France)1949 年パリ録音(電気録音)フランス語歌唱
(7)古畑歌子(P)(Bonus Track)
日本コロムビア AK260  1953年頃録音
「きらきら星」は18世紀の後半にフランスで流行したシャンソン(作曲者不明) "Ah, vous dirai-je, maman" 「ああ、お母さん聞いて」が原曲。元のメロディ は1740年頃生まれ、作曲者不明(ジャン・フィリップ・ラモー 1683-1764 説あ り)のまま流行りだし、歌詞のない楽譜が1761年に出版された。いくつかの歌詞 がつけられて、その中のひとつが「ああ、お母さん聞いて」だった。モーツァル ト(1756-91)がこの曲を聞いて気に入りピアノ曲「ああ、お母さん聞いて」によ る12の変奏曲ハ長調 K.265を1780年頃作曲した。一方イギリスでは女流詩人ジェ ーン・テイラー(1783-1824)が1806年に "Twinkle, twinkle little star" 「き らきら星」の英語詩をつけた。それが童謡として広まり、さまざまな言語に翻 訳され世界中で愛唱されています。さらにフランスの作曲家アダン(1803-1856)は 喜歌劇「闘牛士」の中に「ああ、お母さん聞いて」をアリアと変奏曲として取 り入れた。日本では1914年(大正 3年)に共益社書店発行の「英語唱歌教科書巻 一」に近藤逸五郎(朔風)(1880-1915)訳詞で掲載された。その後多くの日本語訳 詞が出ています。(グッディーズ)

SWR music
SWR-19095CD(7CD)
NX-E05
フリッツ・ヴンダーリヒ〜 宗教作品を歌う(1953〜1960 SWR録音)


■Disc 1
バッハ:ヨハネ受難曲〜第1部/第2部

■Disc 2
(1)バッハ:ヨハネ受難曲〜第2部(続き)

(2)バッハ:クリスマス・オラトリオ〜その頃皇帝アウグストより勅令出で(第2曲 福音史家レチタティーヴォ)/しかしてマリアは男の初子を生み(第6曲 福音史家レチタティーヴォ)/このあたりに羊飼いおりて(第11曲 福音史家レチタティーヴォ)/喜べる羊飼いらよ、急げ、とく急ぎて行けや(第15曲 アリア)/かくて彼ら急ぎきて(第30曲 福音史家レチタティーヴォ)/しかして羊飼いらはふたたびくびすを回して帰り(第34曲 福音史家レチタティーヴォ)

■Disc 3
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜第1部

■Disc 4
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜第2部/ 第3部

■Disc 5
(1)モーツァルト:レクイエム
(2)モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K. 427〜憐みたまえ

■Disc 6
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K. 427〜 栄光あれ/ 我は信ず/聖なるかな

■Disc 7
(1)ヴェルディ:レクイエム〜そのとき、哀れなる我/我は嘆く/永遠の光
(2)マルタン:オラトリオ「地には平和を」
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)

■Disc 1&Disc 2(1)
アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール-福音史家)、ハンス=ヨアヒム・ロッチェ(テノール-アリア)、ホルスト・ギュンター(バス-イエス)、ハインツ・レーフス(バス-アリア、ピラト、ペトロ)、フライブルク・バッハcho、南西ドイツ放送O、テオドール・エーゲル(指)
録音:1958年2月23日シュタットハレ、フライブルク(ライヴ)
■Disc 2(2)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール-レチタティーヴォ、アリア)、シュトゥットガルトRSO、アウグスト・ランゲンベック(指)
録音:1955年12月18日マルクス教会、シュトゥットガルト
■Disc 3&Disc 4
ティラ・ブリエム(S)、マルガレーテ・ベンス(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、オットー・フォン・ロール(Bs)、ヴォルフガング・ダルマン(Org)、シュトゥットガルト・フィルハーモニーcho、シュトゥットガルトRSO
ハインツ・メンデ(指)
録音:1959年3月21日リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
■Disc 5(1)
(1)アグネス・ギーベル(S)、イラ・マラニウク(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、オットー・フォン・ロール(Bs)、シュトゥットガルト・バッハcho、シュトゥットガルトRSO、ハンス・ミュラー=クライ(指)
録音:1958年6月21日オットーボイレン修道院(ライヴ)
■Disc 5(2)&Disc 6
アグネス・ギーベル(ソプラノI)、ヴァレリー・バーク(ソプラノII)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、フリートヘルム・ヘッセンブルッフ(Bs)、南ドイツ放送cho、シュトゥットガルト・バッハcho、シュトゥットガルトRSO、ハンス・ミュラー=クライ(指)
録音:1957年6月22日リーダーハレ、シュトゥットガルト
■Disc 7
(1)マリア・シュターダー(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、ゴットロープ・フリック(Bs)、シュトゥットガルトRSO、ハンス・ミュラー=クライ(指)
録音:1960年11月2日リーダーハレ、シュトゥットガルト
(2)アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、ヘルベルト・ブラウアー(Br)、パウル・サンドス(Bs)、フライブルク・バッハcho、フライブルクPO、テオドール・エーゲル(指)
録音:1953年11月22日パウルスザール、フライブルク

※全てモノラル
南西ドイツ放送(SWR)に残るヴンダーリヒの貴重な録音をオリジナル・マスター・テープからリマスタリングし て復刻するシリーズ、この第10巻が最終となります。ヴンダーリヒは、バロックから現代、ポピュラーまで幅 広いレパートリーを誇った名テノールでしたが、ここに収録された宗教作品はその中でも特に重要なもので した。彼が福音史家を務めた「ヨハネ受難曲」に始まり、全曲でのCD化は今回が初めての「メサイア」、 モーツァルトの「レクイエム」「大ミサ」といった名曲のほか、マルタンの「地には平和を」を全曲収録している というのも嬉しいところです。ギーベルやヘフゲン、フリックといった共演歌手も豪華です。
SWR music
SWR-19104CD(1CD)
NX-B06
『人生最高の日』 〜1930年代のテノール・ヒッツ
ハンス・マイ(1886-1958)/エルンスト・コーハン(1919-1999)編曲:HEUT’ IST DER SCHONSTE TAG 人生最高の日
リヒャルト・タウバー(1891-1948):DU BIST DIE WELT FUR MICH 君は我が心のすべて
マイ/ヴォルフガング・フリーベ編曲:EIN LIED GEHT UM DIE WELT 歌は世界を駆け巡る
ハンス・カルステ(1909-1971)/コーハン編曲:HALLO! WIE WAR‘S MIT EINER FAHRT INS GLUCK-幸せにはどうやってたどり着くの
フランツ・グローテ(1908-1982)/ジークフリート・メラート(1928-1995)編曲:MON BIJOU 私の宝石
ジャン・ポール・マルティーニ(1741-1816)/フランツ・ラインル(1903-1977)編曲:PLAISIR D‘AMOUR 愛の喜び
エルンスト・フィッシャー(1900-1975):SUDLICH DER ALPEN (Tarantella) タランテッラ 『アルプスの南』より
ゲルハルト・ヴィンクラー(1906-1977):JA, DER SCHONE CHIANTI-WEIN (Chianti-Lied) そう、麗しのキャンティ・ワイン(キャンティの歌)
テオドーロ・コットラウ(1827-1879)/コーハン編曲:SANTA LUCIA サンタ・ルチア
フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916)/スティーヴン・マーキュリオ編曲:MARECHIARE マレキアーレ
L‘ALBA SEPARA DALLA LUCE L’OMBRA 暁は光と闇とを分かつ
エドュアルド・ディ・カプア(1875-1917)/ヴォルフガング・フリーベ編曲: O SOLE MIO オー・ソレ・ミオ(私の太陽)
ロベルト・シュトルツ(1880-1975):GRUSS AUS WIEN 行進曲「ウィーンへの挨拶」 Op. 898
ルドルフ・ジーツィンスキー(1879-1952)/アリオス・フェイゲル編曲:WIEN, DU STADT MEINER TRAUME ウィーン、わが夢の街
エメリッヒ・カールマン(1882-1953):WENN ES ABEND WIRD 夜になり 「伯爵夫人マリツァ」より
シュトルツ:OB BLOND, OB BRAUN, ICH LIEBE ALLE FRAU’N 金髪でも茶髪でも女はみんな大好き
エルネスト・デ・クルティス/コーハン編曲:VERGISSMEINNICHT (Non ti scordar di me) 勿忘草
シュトルツ/アウグスト・ペーテル・ヴァルデンマイアー編曲:UNO-MARSCH 国際連合行進曲 Op. 1275
ラルフ・エルヴィン(1896-1943)/カール・クレバー編曲:ICH KUSSE IHRE HAND, MADAME あなたの御手に口づけを、ご婦人よ
シュトルツ/ヴァルデンマイアー編曲:MEIN HERZ RUFT IMMER NACH DIR, OH MARITA 我が心は君を求めて、ああ、マリタ
ミシャ・スポリアンスキー(1898-1985)/アンドレアス・N.タルクマン編曲:HEUTE NACHT ODER NIE 今宵かぎりは
カール・ボーム(1844-1920):STILL WIE DIE NACHT 夜のごとく静かに

マルティン・ミッタールッツナー(T)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
クリストフ・ポッペン(指)
録音:2019年10月14-18日ゼンテザール、ザールブリュッケン
マルティン・ミッタールッツナー(T)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
クリストフ・ポッペン(指)

録音:2019年10月14-18日ゼンテザール、ザールブリュッケン
かつてリヒャルト・タウバー、ヨーゼフ・シュミットといったテノール歌手たちが歌った、映画音楽などのヒット曲を集め たアルバム。オーストリアを中心に、イタリアなどの名曲も収録。オーストリアの若きテノール、マルティン・ミッ タールッツナーが艶のある声で歌いあげています。タクトを取るのは名ヴァイオリニストでもあるクリストフ・ポッ ペン。

Ars Produktion
ARS-38575(1CD)
夕べにまつわるドイツ・ロマン派の声楽作品集
メンデルスゾーン夕べの祈りのために、ナイチンゲール Op.59-4*、森との別れ Op.59-3
ファニー・ヘンゼル:夕暮れにもう森はざわめいている Op.3-5、聞こえないのか 木々のざわめきを Op.3-1
アルベルト・ベッカー(1834-1899):Bleibe, Abend will es werden Op.36-2*
モーリッツ・ハウプトマン :さすらい人の夜の歌 Op.25-2
レーガー:夜の歌 Op.138-3、月が昇り*
ロベルト・フランツ:おやすみ Op.49-5*
ブラームス:夜警I Op.104-1、夜警II Op.104-2、森の夜 Op.62-3
ライネッケ:夕べの歌 Op.85-5*
モーリッツ・フォーゲル(1846-1922):夕べの歌*
シューマン:おやすみ Op.59-4、星に寄す Op.141-1*
ヴォルフ
:調和
マックス・ルートヴィヒ(1882-1945):Nun ist der Tag geschieden*
カール・エッカー(1813-1879):夜の声 Op.4-3
フリードリヒ・シルヒャー(1789-1860):夕べの歌*
ヨーゼフ・ラインベルガー:夕べの歌 Op.69-3*
アマデウスcho
ニコル・マット(指)、
ベネディクト・ハーグ(指)*

録音:2020年2月&3月
合唱の名盤を多数残しているニコル・マットとアマデウス合唱団による、国別にテーマを設定してプログラミングした声楽作品シリーズからの1枚。今作はドイツ・ロマン派の作曲家達による、夕べや夜にまつわる作品が選ばれています。気候変動や感染症が多くの人々を震撼させている近年、自然を賛美し、合理性から距離を置くロマン派の精神は、驚くべき時事性を獲得しました。本当に大切なものは何か、守るべきものは何か、信頼できるものは何か、必要なものは何か。本アルバムは今の時代に最適な音楽を提供しています。

Hyperion
CDA-68251(1CD)
セシリア・マクドウォール(b.1951):宗教合唱作品集
救い主のうるわしき母/おお昇る朝日よ/スタンディング・アズ・アイ・ドゥ・ビフォー・ゴッド/アドロ・テ・デボーテ/デウス, ポルトゥス・パシス/ゴッド・イズ・ライト/ラヴ・インコラプティブル/3つのラテン語のモテット〔アヴェ・レジナ、アヴェ・マリア、レジナ・チェリ〕/オー・アンティフォン・シークエンス(オルガン独奏)/ザ・ロード・イズ・グッド
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2018年1月12日−14日、2019年1月2日、2020年1月9日−11日、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂/2020年3月9日(オルガン独奏)、セント・ジョージ・チャペル
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど広いレパートリーを誇り、なかでもハウエルズ、スタンフォードなどの近現代英国音楽のパフォーマンスに定評のあるレイトン&トリニティ・カレッジ合唱団が、2014年に英国作曲家賞(現:アイヴァーズ作曲家賞)を受賞した現代イギリスのもっとも著名な作曲家の一人、セシリア・マクドウォール(マクダウォール)(b.1951)の宗教的合唱作品を録音。マクドウォールの70歳を記念したアルバムで、幅広い音楽を手掛けながら、特に神秘的で独創的な響きを生み出す合唱音楽で人気を誇るマクドウォールの過去約10年間の宗教曲を集成しています。
これまでもザ・シックスティーン、マリアン・コンソート、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ、オックスフォード・マートン・カレッジ、ウィンチェスター・カレッジ礼拝堂合唱団など、イギリスの有力合唱団たちが度々レコーディングで取り上げながらも、マクドウォールの合唱作品だけを集めたアルバムは少なかったため、この録音が改めてセシリア・マクドウォールの才能を世に広める好機ともなることでしょう。

Da Vinci Classics
C-00262(1CD)
フロンティーニ:ソプラノとピアノのための歌曲集「シチリアの歌」 ジェニファー・スキッティーノ(S)、
ジュゼッペ・フェデリコ・センフェット(P)

録音:2019年7月、カステッロ・ディ・モルサスコ(モルサスコ、イタリア)
フランチェスコ・パオロ・フロンティーニ(1860−1939)は、シチリア島のカターニャで生まれ、パレルモ音楽院、ナポリ音楽院を経て、代表作であるピエトロ・コッポラの葬送のためのミサ曲などを遺したイタリアの作曲家。
フロンティーニは特にイタリアの伝統音楽に強い関心を寄せ、イタリアにおいて初となるシチリア島の民謡集を完成させたことでも歴史にその名を残しています。シチリア民謡集からの50曲は第1巻として1882年にリコルディ社から、ナターレ・シチリアーノと題された第2巻は1893年にミラノのデマルキ社から出版されました。
Da Vinci Classics
C-00301(1CD)
おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ〜クラリネットとピアノを伴うソプラノ、バリトン、またはメゾ・ソプラノのためのアリア集
ドニゼッティ:私はあなたにのみ罪を犯した、さよならを言うために
フランツ・パウル・ラハナー:詩的な間奏曲「歌の翼に」、女の愛と生涯 Op.82
プロッホ:囚われの夜鳴きうぐいす Op.11
オビオルス:ロマンス「イ・ライ」
テオドール・ラハナー:2つの歌曲
マスネ:エレジー「おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ」
ブラガ:天使のセレナード
プロセニオ・アンサンブル〔ステファノ・オンガロ(クラリネット&バス・クラリネット)、パオロ・ラッザリーニ(P)、ルチア・ポッリ(S)、マリア・ルチア・バッツァ(Ms)、ピエルルカ・ポッリ(Br)〕

録音:2019年10月18日−20日、カステッロ・ディ・モルサスコ(アレッサンドリア、イタリア)
シューベルトの「岩上の羊飼い」に代表される「クラリネット」を伴う歌曲の数々。
クラリネットを声楽と並ぶ「第2の声」と位置付けた歌曲のレパートリーの研究、拡大の成果となるイタリアのプロセニオ・アンサンブルによるプロジェクト「おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ」!
このレパートリーで重要や役割を果たすのはクラリネット奏者のステファノ・オンガロ。ユストゥス・フランツのフィルハーモニー・デア・ナツィオーネンなどで活躍した実力派です。

Chandos
CHAN-20184(1CD)
ア・ミュージカル・ズー
シューベルト:ます Op.32, D.550、
 鳥 Op.172, D.691
シューマン:ライオンの花嫁 Op.31-1
:鼠捕りの男
ブラームス:ナイチンゲールに寄せて Op.46-4
R.シュトラウス:つぐみ WoO.34, TrV.49
フォーレ:蝶と花 Op.1-1
ラヴェル
:博物誌
ムソルグスキー:アウエルバッハの酒場でのメフィストフェレスの歌
ショスタコーヴィチ:ゴキブリが住んでいたら
アイアランド三羽のカラス
ハウエルズ:ダヴィデ王
バーバー:修道僧と猫 Op.29-8
ヴァーノン・デューク:オグデン・ナッシュのミュージカル・ズー
ブリテン
:クロコダイル
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2020年6月29日−7月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
英国ロイヤル・オペラ・ハウスのジェット・パーカー・ヤング・アーティストやBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト(新世代アーティスト)に選ばれてきた英国期待のオペラティック・バリトン、アシュリー・リッチズ。BBCミュージック・マガジン賞2020の「レコード・オヴ・ザ・イヤー」に輝いたポール・マクリーシュ&ガブリエリ・コンソートのパーセル「アーサー王」や、サイモン・ラトル&LSOによるバーンスタイン「ワンダフル・タウン」などの録音にも参加してきたアシュリー・リッチズのソロ・デビュー・レコーディング。
「ニューヨークの秋」などのジャズ・スタンダード・ナンバーでも知られる作曲家ヴァーノン・デューク(1903−1969)のコミカルでドラマティックな「Ogden Nash’s Musical Zoo」を軸に、シューベルトの「ます」から、ショスタコーヴィチの「ゴキブリ」まで、160年近くにわたる作曲年、4つの言語(ドイツ語、フランス語、ロシア語、英語)による様々な「動物」をテーマにした歌曲を集めたという極めてユニークで意欲的なアルバムです。

DUX
DUX-1677(1CD)
チャルネツキ:十字架上の晩課 アレクサンドル・クナフ(T)、
ダヴィド・ビウォ(Bs)、ポーランド室内cho
ポーランド・バルティックPOの管楽器セクション、
ヤン・ウカシェフスキ(指)

録音:2019年9月16日−19日、ソポト(ポーランド)
スワヴォミル・スタニスワフ・チャルネツキ(1949−)は、フランス政府からの奨学金を得てパリでオリヴィエ・メシアンに作曲を師事したポーランドのベテラン作曲家。
宗教的題材の「晩課」は、現代音楽や実験音楽とは無縁の荘厳かつドラマティックな現代ポーランドの佳作。ポーランド室内合唱団の歌声と木管、金管楽器のサウンドのブレンドが美しい響きを生み出しています。
DUX
DUX-1692(1CD)
パウワシュ:合唱作品集
牧師と教師/3つの哀愁を帯びた歌/デ・ベアータ・ヴィルジネ・マリア・クラロモンターナ/オシップ・マンデリシュタームの詩による2つの歌/「青いクリスマスのキャロル集」より/カシューブ語のクリスマス・キャロル集/「3つのカシューブ語の歌曲」より
チェンストホヴァ・フィルハーモニー・コレギウム・カントルムcho、
アガタ・ヴィデラ(S)、
マウゴルジャタ・シャドラク(S)、
ヴェロニカ・ケンプカ(Ms)、
バルバラ・コナルジェフスカ(A)、
グジェゴシュ・ログ(T)、
ミハウ・ゲバラ(Bs)、
ヤヌシュ・シャドラク(指)

録音:2020年8月31日−9月4日、チェンストホバ(ポーランド)
歌曲からシンフォニー、劇音楽や現代曲など様々なジャンルの音楽を作曲し、日本では合唱曲の作曲家としてその作品が親しまれてきたポーランドの作曲家、エドヴァルド・パウワシュ(1936−2019)の追悼盤。
パウワシュにとっての心の故郷であるカシューブ地方(ポーランド北部のポメラニア地方など)、カシューブ人、カシューブ語を題材とした作品等も遺しています。

Coviello
COV-92105(1CD)
遠く、互いに遠く 〜バリトン、ピアノとヴィオラまたはホルン
シューベルト:流れの上で D943
ブリッジ:3つの歌 (1907)
フランティシェク・シュクロウプ:Liebes Thal Op.15
 宵の明星 Op.6
シューベルト(ヴィオラ・パート編)):マルテ・コッホ):世咲きスミレ D752
ヴィルヘルム・クライネック:2つの歌 Op.5
アンリ・マルトー:5つの葦の歌 Op.31
ハインリヒ・プロッホ:星たちに
オットー・ニコライ:涙
ブラームス:鎮められたあこがれ Op. 91-1
アンドレアス・ブルクハルト(Br)
マルテ・コッホ(Va)
ヨハネス・ラモトケ(Hrn)
トルステン・カルデヴァイ(P)

録音:2020年2月25-29日/オッツベルク
ピアノ伴奏の歌曲に、ヴィオラやホルンのオブリガートが付いた作品を集めたアルバムです。かつてはこのような編成の曲がたくさん書かれましたが、今では ほとんど演奏されず顧みられないものとなってしまいました。シューベルトとブラームスの名品に挟まれた珍しい作品群に注目です。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0011(1CD)
商人の鑑 〜R.シュトラウス:歌曲集
R.シュトラウス:冬の霊感 Op.48-4
 冬の愛 Op.48-5
 森の喜び Op.49-1
 黄昏の夢 Op.29-1
ダニエル・ベーレ:蝶
R.シュトラウス:朝焼け Op.46-4
 東洋の歌 Op.77(全5曲)
 商人の鑑 Op.66(全12曲)
ダニエル・ベーレ(T)
オリヴァー・シュニーダー(P)
ダニエル・ベーレは「Opus-Klassik賞」と「シンガー・オブ・ザ・イヤー2019」を受賞したドイツのテノール歌手。R.シュトラウスの歌曲を集めたこのアル バムは「東洋の歌」Op.77、「商人の鑑」Op.66といった珍しい作品も含まれています。「商人の鑑」は作曲家がいざこざのあった出版社を皮肉った作品で、ピ アノパートもかなり難しく書かれています。また「蝶」はヘルマン・ヘッセの詩によるもので、ダニエル・ベーレがシュトラウスのスタイルを真似て書いたものです。 (Ki)

Alba
ABCD-456(1CD)
厳粛な歌
シベリウス:黒いばら Op.36 no.1,
 初めてのくちづけ Op.37 no.1,
 北の国 Op.90 no.1,
 葦よそよげ Op.36 no.4,
 静かな街 Op.50 no.5,不安な
 胸から Op.50 no.4,
 野原でおとめが歌っている Op.50 no.3,
 夢だったのか Op.37 no.4,
 さあ来い、死よ Op.60 no.1
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
シューマン:N. レーナウの6つの詩とレクイエム Op.9
トイヴォ・クーラ(1883-1918):夜 Op.22 no.3、
 炎を見つめて Op.2 no.2、
 森の娘 Op.23 no.1、
 荒れ野の夜(魅せられて) Op.24 no.4、
 くちづけ Op.8 no.1、
 霜の花 Op.24 no.2
ア ルットゥ・カタヤ(Br)
パウリーナ・トゥキアイネン(P)
[Piano:Bechstein grand]

録音:2019年7月24日?27日 エルベルク教会(ベルリン、ドイツ)
フィンランドのバリトン歌手、アルットゥ・カタヤ Arttu Kataja(1979-)は、シベリウス・アカデミーでヨルマ・ヒュンニネンたちに学び、2006年にベルリン 国立歌劇場のメンバーに加わりました。フィガロ、伯爵、グリエルモ、パパゲーノなどのモーツァルトの諸役、プッチーニ、ヴェルディ、R・シュトラウス、ブリ テンのオペラのバリトン役を主要なレパートリーとして舞台に立ち、オラトリオや受難曲のコンサートに出演しています。『厳粛な歌』は、カタヤの初めての歌曲アル バムです。シューマンが1850年に作曲したロマンティックな「N. レーナウの6つの詩とレクイエム」と、『旧約聖書』の『伝道の書』『シラ書』と『新訳聖書』の『コ リントの信徒への手紙一』をテクストとするブラームスの「4つの厳粛な歌」の「ペア」を核に、フィンランド歌曲の重要なレガシー、シベリウスとトイヴォ・クーラの 作品からドイツ語の詩による曲を交えたプログラムで歌っています。共演のピアニスト、パウリーナ・トゥキアイネン Pauliina Tukiainen(1977-)は、母国フィ ンランドで学んだ後、ハルトムート・ヘルとアンヌ・ル・ボゼックに師事、2017年からザルツブルク・モーツァルテウムで教授として芸術歌曲を教えています。カ タヤとトゥキアイネンのコラボレーションは1999年に始まり、2020年/2021年のシーズンからベルリン国立歌劇場で歌曲リサイタルを始める予定です。ベルリ ンのエルベルク教会でのセッション録音。彼らの友人、歌曲プロデュース歴の長いローマン・トレケル Roman Trekel が録音を担当しました。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-727(1CD)

NYCX-10203(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『光と影』〜 R・シュトラウス:4つの最後の歌,他
ツェムリンスキー:森での対話 - ソプラノ、2つのホルン,ハープとヴァイオリンのためのバラード
R・シュトラウス:あすの朝 Op. 27-4
 わが子に Op. 37-3
ベルク:7つの初期の歌
R・シュトラウス:4つの最後の歌
 あおい
サンドリーヌ・ピオー(S)
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテO
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指)

録音:2020年3月 ブザンソン国立地方音楽院オーディトリアム
【国内盤】日本語解説・歌詞訳付き
フランスの歌姫ピオーが歌う管弦楽伴奏のドイツ歌曲集。「4つの最後の歌」「あすの朝」「7つの初期の歌」などの有名曲、そしてリヒャルト・ シュトラウスが最後に残した歌曲とされる「あおい」が聴けるのが大きな魅力です。アルバム・タイトルの「CLAIR-OBSCUR(クレール-オブス キュール)」は、絵画における明暗法あるいは陰影法を指す言葉ですが、光と影など相反するものの対比や移り変わりなどにピオー自身がこだ わりを持ち続けているということで、ここに彼女の母国語であるフランス語がわざわざ使われているのもその内面を表現してのことでしょう。それ ぞれの歌曲に描かれた光と影を敏感に感じ取り、滑らかな歌声と持ち前の技術と表現力で丁重に歌い上げています。指揮はパリ国立歌劇 場Oの首席クラリネット奏者でもあるジャン=フランソワ・ヴェルディエで、管弦楽は彼が音楽監督を務めるヴィクトル・ユーゴー・フラン シュ=コンテOです。オリジナル・ブックレットには、陰影法が印象的な有名絵画の図案を多数掲載しています。
ALPHA
ALPHA-668(1CD)
イギリス、フランス、ベルギーの英語歌曲
フランク・ブリッジ:夢の中で会いに来て H.71
 愛は翼に乗って H.114
イレーヌ・ポルドフスキ(1879-1932):無垢の導き
ヴォーン・ウィリアムズ:『旅の歌』〜 美しい人よ目覚めよ
ロジャー・クィルター(1877-1943):愛の哲学
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):『5つのエリザベス朝の歌』
ポルドフスキ:愛に
ブリテン:『この島国で』 Op. 11
ミヨー):『2つの愛の歌』 Op. 30 〜 愛よ、私の心は昼も夜も憧れる
パトリック・ルテルム(1981-):『オスカー・ワイルドの2つの詩』
ミヨー:『2つの愛の歌』 Op. 30〜静まれ、私の思いよ
ウォルトン:『ファサード』の3つの歌
タイユフェール(1892-1983):TU MI CHAMAS あなたが私を呼ぶ
フレディ・マーキュリー(1946-1991):テイク・マイ・ブレス・アウェイ
ジョディ・デヴォス(S)
ニコラス・クリューガー(P)

録音:2020年8月 オムループ音楽センター、ヒルフェルスム、オランダ
古楽界における新世代の精鋭たちから巨匠エルヴェ・ニケまで幅広い層のアーティストに信頼篤く、バロックから近代までフランスを中心としたオ ペラや声楽作品に、近年引っ張りだこのジョディ・デヴォス。大好評だったオッフェンバックのアリア集(ALPHA437/NYCX-10039)に続くソロ 第2弾は、ベルギーに生まれイギリスで学び現在フランスに住むという、彼女自身深い思い入れのある3つの国から、様々な形の愛が歌われた ものを中心に英語の歌曲を集めたというもの。ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズ、ミヨーといった有名作曲家から、ポルドフスキの名で活躍した、 大ヴァイオリニスト・作曲家ヘンリク・ヴィエニャフスキの娘イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニャフスカや、ピアニストとしてデヴォスとの共演も多いベルギー のパトリック・ルテルムの作品なども収録。そして最後にはなんとクイーンの名曲を聴かせてくれます。「私はオペラよりも前に、クイーンの魅力を 発見していました。ハイドパークでピアノを弾きながら”テイク・マイ・ブレス・アウェイ”を歌うフレディ・マーキュリーに、圧倒されたのです。リサイタル では私もこのラヴ・ソングを歌っています。」と彼女は語っています。

GENUIN
GEN-21715(1CD)
「ああ私の月よ」〜メールラ、ロマーノ、ドビュッシー&セイロヴァ歌曲集
メールラ(1594/5-1665):「彼は無謀にも信じてる」
ロレンツォ・ロマーノ(b.1985):「気紛れな月 変わりやすい月1」
ドビュッシー:月の光,星の夜,時のえも言われぬ静けさ
メールラ:私が恋をすることを望む人は,学校に通う子どもは,抜け目ない愛の神は昼も夜も
アイゲリム・セイロヴァ(b.1987):熊市場
ドビュッシー:パントマイム,ロンド
セイロヴァ:父,弦
メールラ:「お前は偽っている、嘘つきの口よ」
ロマーノ:ただタウロによって
メールラ:「私に求めないでおくれ、ああ忠実な友たちよ」「私が別の晩に思いを馳せる時」
ロマーノ:「気紛れな月 変わりやすい月2」
ドビュッシー:お告げの鐘,月の光,美しい夕暮れ
ピア・ダヴィラ(S)
エリック・シュナイダー(P)、
アンドレアス・ナハツハイム(Lute)

録音:2019 年12 月9-12 ベルリン
「ああ私の月よ」と題された、イタリアのバロック時代のメールラと、フランス近代のドビュッシ ー、そして現代の作曲家二人の歌曲作品集。メールラの曲はリュート伴奏。 ピア・ダヴィラは1988年、ベルリンに生まれたソプラノ。ハンブルク音楽舞台大学で学んだ 後、透明な美声でオペラ、オラトリオ、歌曲に活躍しています。エリック・シュナイダーはドイツの ピアニスト。ケルン音楽舞踊大学で学んだ後、歌手の伴奏ピアニストとして高い評価を得て います。アンドレアス・ナハツハイムは今引っ張りだこのドイツのリュート奏者。

CPO
CPO-1555257(1CD)
NX-B10
ヒンデミット:レクイエム「前庭に最後のライラックが咲いたとき」-前奏曲
ウェーバーの主題による交響的変容
カンタータ『マインツの行列』-3人のソリスト、合唱とオーケストラのために(1962)
ボーナス・トラック
ゲオルク・カール・ズレーナー(1805-1847):ナルハラ行進曲
マリー=クリスティーネ・ハーゼ(S)
アレクサンダー・シュペーマン(T)
ミヒャエル・ダーメン(Br)
ラインラント=プファルツ州立ユースcho
ヘルマン・ボイマー(指)
マインツ州立PO

録音:2018年6月20,21日 Sudwestrundfunk, Staatstheater Mainz(ドイツ)
2020年11月26,27日 Halle 45, Mainz(ドイツ)*
1962年6月23日、マインツ市立劇場で初演されたヒンデミットのカンタータ『マインツの行列』。カール・ツッ クマイヤーのテキストを用いたこの作品は、マインツ市の起源とされるローマ帝国が築いた軍事拠点「モゴン ティアークム」の建設2000周年を記念して、市から委嘱されたもの。ヒンデミットとツックマイヤーはマインツ の歴史を丹念に調べ、ローマ人、シャルルマーニュ、フランク人とブルゴーニュ人、ボニファス、ウィリギス、バル バロッサ、ウォルポッド、イゼンブルク、フラウエンロープ、グーテンベルクを含むマインツの歴史を彩る代表的な 人々を描写し、この地方の方言をテキストに盛り込みました。作品はプロシア人の登場でクライマックスを迎 え、満場の聴衆は喜びを持ってこの作品に拍手を送ったということです。アルバムには、他2曲のヒンデミット 作品とともに、マインツ・カーニバル・ソサエティ(MCV)の創設者ゲオルク・カール・ズレーナーによるカーニバ ルのテーマソング「ナルハラ行進曲」が収録されています。
CPO
CPO-555422(1CD)
NX-B02
ブルッフ:歌曲選集
黄金の橋 Op. 15-4
マルガレータよ、私はおまえを想う Op. 33-3
タンホイザー Op. 17-8
傭兵 Op.18 Nr.2
女の子と一杯のワイン Op.97-5
古い歌 Op.7 Nr.1
私の最愛の人は花を摘みに来る Op.97-1
悲しみの歌 Op. 54*
あのばらの所から私は来たの Op. 17-4
修道院の歌 Op. 17-10
聖なる乙女へ Op. 17-1
聖なる乙女へ Op. 18-3
幼児イエスにOp. 17-3
深い谷で Op. 15-3
真夜中に Op. 59-1
夜の闇を通して低きひびき聞こゆ Op. 97-2
ラファエル・フィンガーロス(Br)
サーシャ・エル・ムイジ(P)
ベンヤミン・ヘルツル(Vn)*
コルネリア・ツィンク(S)*
マグダレーナ・リュッカー(Ms)*
ベルンハルト・ベルヒトルト(T)*

録音:2020年1月13-17日
ドイツの作曲家ブルッフは、教師で歌手の母から音楽の手ほどきを受け、幼い頃から作曲に才能 を示しました。そんな彼が最初に書いたのは一遍の歌曲であり、82歳という長い生涯の最後の作品もまた 歌曲でした。このアルバムに収録された16曲の歌曲は、彼の全生涯にわたって書かれたものですが、決し て十二音や無調を採択することのなかった彼の作風には一貫性があり、どの曲も豊かな旋律と溢れる抒 情に満ちています。美しい声を披露するのはバリトン歌手ラファエル・フィンガーロス。長年共演を務めるピア ニスト、ムイジとともに繊細な歌曲を歌い上げています。またパウル・ハイゼの詩を用いた「悲しみの歌」で は、他3人の歌手とヴァイオリンを交えた親密なアンサンブルを聴かせます。

Hortus
HORTUS-195(1CD)
グレゴワール・ロラン:『サクラメント』
グレゴリオ聖歌より「洗者ヨハネの誕生」「御聖体の祝日の奉納唱」「十字架賛歌」「主の御あわれみを」「高位聖職者の教会訪問のための聖歌」
グレゴワール・ロラン(Org)
ピエール・タウドー(指)、
エクス=アン=プロヴァンス大聖堂グレゴリオ聖歌隊

録音:2019年/サン・ソーヴール大聖堂(エクス=アン=プロヴァンス)
2018年3月よりエクス=アン=プロヴァンスのサン・ソーヴール大聖堂のオルガニストを務めるグレゴワール・ロランが作曲家兼オルガニストとしての ファースト・アルバム『サクラメント』をリリースしました。ロランは2020年にはウィーン大聖堂(オーストリア)の作曲コンクールで1位を獲得し現在、複 数の新曲の委嘱している注目の音楽家です。
サクラメントとはキリスト教においての神の見えない恩寵を具体的に見える形で表現することを意味しております。このアルバムではグレゴリオ聖歌とロ ラン作曲のオルガン曲『サクラメント』を交互に演奏することで、過去から現在へと脈々と受け継がれるキリストの音楽を表現しております。エクス=アン= プロヴァンス大聖堂の神秘に迫るオルガニスト、グレゴワール・ロラン渾身の録音。サン・ソーヴール大聖堂に据え付けられた銘器デュクロケ製作のオルガ ンが大聖堂に響き渡ります。 (Ki)
Hortus
HORTUS-112(1CD)
バッハのコラールの芸術
バッハ:「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV711
「いざ来ませ、異邦人の救世主よ」BWV599
「汝にこそわが喜びあり」BWV615
「キリスト、汝 神の小羊」BWV656a
「キリストは死の絆につきたまえり」BWV625
「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV667
「われらみな唯一の神を信ず」BWV680
「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BWV734
「主を頌めまつれ」BWV650
「装いせよ、わが魂よ」BWV654
「目覚めよ、と呼ばわる物見らの声」BWV645
「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
「われ汝に別れを告げん」BWV736
「いと高きところの神にのみ栄光あれ」BWV664
ダニエル・メイラン(指)オルガン)、
ラ・カメラータ・バロックcho

録音:2013年/イエスズ教会(スイス・ポラントリュイ市)
オルガン:ユルゲン・アーレント製作
バッハのオルガン・コラールの中でも最も美しく有名な作品ばかりを集めた当アルバムでは、オルガンとともに声楽も加わって演奏されており実に感動的 な内容となっております。オルガンは現代屈指のオルガン・ビルダー、ユルゲン・アーレントがスイス・ポラントリュイ市のイエスズ教会に建造したバロック・ オルガン。その澄み切った美しい響きが特徴です。 (Ki)

MIRARE
MIR-490(1CD)
バッハ〜ただ神の栄光のために
カンタータ第21番「われは 憂いに沈みぬ」BWV 21
カンタータ 第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」 BWV76
「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663
「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV617
「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV 715
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、
リチェルカール・コンソート、
フィリップ・ピエルロ(指)
マリア・コヘイン(S) 
カルロス・メーナ(A)
ユリアン・プレガルディエン(T)
マティアス・フィーヴェク(Bs)
ベルナール・フォクルール(Org)
フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇とリチェルカール・コンソート創設メ ンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。ここに収録されたカンタータはワイマール時代 とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。 21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、 きわめつけの美演です。76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だったBWV75 「貧しきものは饗せられん」の翌週に初演された作品。トラ ンペット による華やかな始まりが印象的です。 カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベル ナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。 (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0052(1CD)
『誇り高き歌い手たち〜イギリス独唱歌曲集』
(1)ウィリアム・デニス・ブラウン:「グラティアナの踊りと歌に」
(2)アイルランド民謡(ブリテン編):「柳の庭のほとりで」
(3)ヴォーン・ウィリアムズ:「リンデン・リー」
(4)フィンジ:「ため息」〜歌曲集『ある若者の訓戒』 Op.14より
(5)セリア・ハーパー:「愛は私にリンゴをくれた」
(6)ロジャー・クィルター:「もはや灼熱の太陽も怖れるな」〜『5つのシェイクスピア歌曲 』Op. 23より
(7)ブリッジ:「わが夢の中においで」
(8)エリック・ティマン:「ひとり、あてもなく歩いていた」
(9)ジョナサン・ダヴ:「神の愛」「間もなく」「今宵眠る全ての人へ」〜歌曲集『今宵眠る全ての人へ』より
(10)レベッカ・クラーク:「シールマン」
(11)アイヴァー・ガーニー:「父さんと一緒に耕しに行く」
(12)フィンジ:「誇り高き歌い手たち」〜『大地と大気と雨』Op.15より
(13)ハウエルズ:「ダヴィデ王」
(14)ブリテン:「私の愛した彼女は」〜歌曲集「ジョン・ダンの神聖なソネット」Op.35より
(15)ピーター・ウォーロック:「眠り」
(16)イアン・ベル:「フェスタ(「来たれ、死よ」)」
(17)クィルター:「行け、愛らしい薔薇よ」〜『5つのイギリスの愛の抒情詩』Op.24より
(18)ヴォーン・ウィリアムズ:「静かな午後」
(19)ランドン・ロナルド:「おお、愛しき夜!」
(1)(3)(11)アシュリー・リッチズ(バス=バリトン)、(2)(13)ティム・ミード(C.T)、(4)(14)アンドルー・ステイプルズ(T)、
(5)マイケル・チャンス(C.T)、(6)(10)ジェイムス・ギルクリスト(T)、(7)(15)(17)マーク・ストーン(Br)、
(8)ルアイリ・ボーウェン(T)、(9)(16)ローレンス・ザッツォ(C.T)、(12)(18)(19)ジェラルド・フィンリー(バス=バリトン)、
(19)クリストファー・ケイト(Bs)
(1)-(4)(6)-(19)サイモン・レッパー(P)

録音:2019年10月29日、2020年2月10日/オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、イギリス)
これはすごい!名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の往年のメンバーで現在世界的に活躍する歌手たちが歌う『イギリス独唱歌曲集』の登場です! 1441年創設という580年の長い伝統を持つ同合唱団は、何世紀にもわたってイギリスのケンブリッジの人々、現在では世界中の人々が聖歌隊の合唱に癒され てきました。イギリス出身の男性歌手の多くは同合唱団に所属した経歴を持ち、自国の音楽を伝統継承しております。
当アルバムには今をときめくソリストがそれぞれ独唱した名曲を収録しております。2018年6月、ジョナサン・ノット(指)東京SOによるフィガロの 結婚でアルマヴィーヴァ伯爵役として登場したバス=バリトンのアシュリー・リッチズ、バッハ・コレギウム・ジャパンの客演でもおなじみのカウンターテナーのティ ム・ミード、グラモフォン賞声楽部門賞の受賞歴を誇るバス=バリトンのジェラルド・フィンリーなど、驚きのメンバーが歌うイギリス独唱歌曲の決定盤登場です!

Pentatone
PTC-5186868
(1SACD)
ブルックナー&ミヒャエル・ハイドン:モテット集
ブルックナー:(1)昇階唱「この所は神によりつくられた」WAB 23(1869)
(2)奉献唱「私はしもべダビデを見出し」WAB 19(1868)
(3)昇階唱「キリストは従順であられた」WAB 11(1884)
(4)奉献唱「乙女たちは王の前に招き入れられる」WAB 1(1861)
(5)讃歌「パンジェ・リングァとタントゥム・エルゴ」WAB 33(1868)
(6)昇階唱「正しい者の口は知恵を語り」WAB 30(1879)
(7)モテット「アヴェ・マリア」 WAB 6(1861)
(8)讃歌「王の御旗は翻る」WAB 51(1892)
(9)昇階唱「エッサイの若枝は花開き」WAB 52(1885)

ミヒャエル・ハイドン:(10)昇階唱「キリストは従順であられた」〜〈主の晩餐の木曜日〉より HM 628-2(1796)
(11)「聖土曜日に」〜〈聖週間のためのレスポンソリウム集〉より MH 278-5(1778)
(12)「見よ、義ただしき人が死にゆく様を」MH deest
(13)昇階唱「キリストは従順であられた」MH 38(1761)
(14)「サルヴェ・レジナ」MH deest
(15)「暗闇とはなりぬ」 MH 162(1772)
ライプツィヒMDR放送cho(北ドイツ放送合唱団)、
フィリップ・アーマン(指)

録音:2020年2月/パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
フィリップ・アーマン率いるライプツィヒMDR 放送合唱団(北ドイツ放送合唱団)がブルックナーとハイドンのモテットを録音しまし た。ブルックナーの「この所は神によりつくられた」「キリストは従順であられた」「アヴェ・マリア」は演奏会でもよく聴かれていますが、ミヒャエル・ハイドン (1737-1806)のモテットは演奏機会も少なく貴重な録音といえます。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弟でモーツァルトの後任としてザルツブルクの宮廷及び大聖堂のオルガニストを務めたミヒャエル・ハイドン は、ドイツ語圏、特にオーストリアの宗教曲に大きな影響を与えました。その影響は約1世紀後に作曲されたブルックナーのモテットにもよく反映されておりま す。このアルバムでは、両者のモテットを組み合わせることでオーストリア独自の教会音楽のスタイルを聴くことができると同時に、両作曲家の個性も楽しめる充 実の内容です。
1974年生まれのフィリップ・アーマンは、ケルンにてマーカス・クリードに師事し、2020年より同合唱団の首席指揮者を務めています。これまでにベートーヴェ ンの『ミサ・ソレムニス』(KKC-5830 / PTC-5186565)、ウェーバーの 歌劇『魔弾の射手』(PTC-5186788)などいくつかの録音に参加してきた同合唱 団ですが、当アルバムはPENTATONEレーベルから初のソロ・アルバムとなります。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術 陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)

PREISER
PRCD-90841(1CD)
モーツァルト:宗教音楽集
(1)戴冠式ミサ ハ長調 K317
(2)教会ソナタ 第15番ハ長調 K.328
(3)荘厳ミサ ハ長調 K337
(4)教会ソナタ 第17番ハ長調 K336
(5)証聖者の荘厳晩課 K339より ラウダーテ・ドミヌム
(6)アヴェ・ヴェルム・コルプス K618
コルネリア・ホラク((1)(3)ソプラノ)
ガブリエレ・シマ((1)アルト)
ゲルノット・ハインリヒ((1)(3)テノール)
アルフレート・シュラメク((1)バス)
マルティナ・シュテッフル((3)アルト)
平野和((3)バス)
ブリジット・ポシュナー((5)ソプラノ)
マクシミリアン・シャムシュラ((2)〜(6)オルガン)
アンドレアス・ピクスナー((1)〜(4)指揮)
フリードリヒ・ヴォルフ((5)(6)指揮)
聖アウグスティーナ教会O&cho

録音:(1)2011年10月、(2)(4)2019年5月24日、(3)2019年5月19日、(5)(6)1980年10月
ウィーンの伝統を今に受け継ぐ由緒正しき聖アウグスティーナ教会。そこで奏でられ歌われる音楽は美しい残響もあいまって格別の感動を与えます。このアル バムはモーツァルトのふたつの名作ミサを軸に、教会にぴったりな作品を収録。合唱もソリストも高水準で、豊かな音楽の喜びに満たされます。あまり取り上げ られない「教会ソナタ」はもともとミサと一緒に演奏されるためのもので、オルガンを伴う軽やかな器楽作品。年代を隔てた録音ですが全体がバランスよく構成 されています。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2200(1CD)
新世界を描いたカンタータ
(1)ドニゼッティ:情景カンタータ『コロンブス、或いはアメリカの発見』
(2)ドニゼッティ:フルート・ソナタ ハ長調
チェロとピアノのためのモデラート ト長調
クラリネットのための練習曲 変ロ長調
 フルート,ファゴットとピアノのための三重奏曲 ヘ長調
(3)G.ブリッチャルディ:『ルクレツィア・ボルジア』によるフルートとピアノのための幻想曲
(1)ステファノ・アントヌッチ(Br)
マッシモ・デ・ベルナルト(指)サヴォーナ青年O
録音:1992年10月30日

(2)(3)フランチェスコ・キリヴィ(Fl)、ロベルト・ペトルッチ(Cl)、パトリック・デ・リティス(Fg)、マウリツィオ・ガンビーニ(Vc)、ガブリエレ・カタルッチ(P)
録音:1994年11月1-3日
番は変わらず、バーコードが変更されて再発売。コロンブスを描いたカンタータに室内楽作品をカップリングしたアルバムです。

Hanssler
HC-20064(1CD)
『北欧の合唱音楽
(1)ヤン・ホーカン・オーベリ(1916-2012)(編):天つみ国に(I himmelen, i himmelen」(『スウェーデン賛美歌本』)
(2)オーラ・ヤイロ(1978-):慈しみと愛のあるところ(Ubi Caritas)
(3)ヴァルデマル・オーレーン(1894-1982):夏の賛美歌「谷と野原はやさしい緑におおわれ」(Sommarpsalm “En vanlig gronskas rika drakt”)
(4)モッテン・ヤンソン(1965-):雫(Stillae)(チャールズ・アンソニー・シルヴェストリ(1965-)のラテン語の詩)
(5)ホーカン・パルクマン(1955-1988)(編):東の国へ私は行こう(Till Osterland)
(6)モッテン・ヤンソン(1965-):マリア IV(Maria IV)
(7)ヤン・サンドストレム(1954-):サンクトゥス(聖なるかな)(Sanctus)
(8)クヌート・ニューステット(1915-2014):不滅のバッハ(Immortal Bach)
(9)ヤン・サンドストレム(1954-):山の風に寄せるヨイク(Biegga luohte/Joik till fjallvinden)(1998)(ユーハン・メーレクのヨイクによる)
(10)ペア・ヌアゴー(1932-):喜べ神の御母を(Gaudet Mater)
(11)ヤーアン・イェアシル(1913-2004):私の大好きな谷(Min yndlingsdal)(1957)
(12)ペア・ヌアゴー(1932-):一輪のばらが咲いた(Flos ut rosa floruit)
(13)ニルス・リンドベリ(1933-):きみを夏の一日にくらべたらどうだろう(Shall I compare thee to a summer day)
(14)ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):海の惨事の頌歌(Canticum Calamitatis Maritimae)(1997)
(15)ラウタヴァーラ(1928-2016):第一の悲歌(Die erste Elegie)(1993)
(1)-(8)ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサートcho、フェリクス・ハイトマン(指)
(9)ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサートcho、WDR放送cho、ステファン・パルクマン(指)、
リヒャルト・ロギーヴァ(Br)
(10)-(15)WDR放送cho、ステファン・パルクマン(指)
(14)ミン・インソン(ソプラノ)、(14)アレクサンダー・シュミット(バリトン)

録音:2019年10月21日-24日、2018年9月5日、9月3-6日、2011年11月8日、2012年10月22日/WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ホール(ケルン、ドイツ)
スカンディナヴィアの文化はこれまでずっと、人々を魅了し、心をつかんできました。スカンディナヴィアの音楽には神秘的で「典型的に北欧」の響きがあるこ とがしばしば言われ、とりわけ、民俗音楽と民謡と順応しながら発展してきた合唱音楽には、自然の中にいる人間の姿と心が深く刻まれています。季節の変化と ともに変わる人々の日常生活を映し、生と死に対する基本的な問いを投げかける、これらの国々の合唱音楽。ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート 合唱団と WDR 放送合唱団のアルバムでは、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの合唱レパートリーから15曲が歌われます。 『スウェーデン賛美歌本』の一曲をヤン・ホーカン・オーベリが編曲した「天つみ国に」。グレゴリオ聖歌のアンティフォナに基づく、オーラ・ヤイロの「慈し みと愛のあるところ」。暗い冬が過ぎ、夏の訪れを告げるオーレーンの「夏の賛美歌」。モッテン・ヤンソンが、国際ベーレンライター合唱コンペティションに優勝 した記念にドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート合唱団に献呈した「雫」と、スウェーデン王室の委嘱で作曲した「マリア IV」。ヤン・サンドストレム が「ヨイク」を素材に作曲した「山の風に寄せるヨイク」と、パリのノートルダム寺院で初演された「サンクトゥス」。バッハの4声のコラールを「即興」風に展開 させたニューステットの「不滅のバッハ」。ペア・ヌアゴーが、中世デンマークのラテン語ミサのメロディを素材にして作曲した「喜べ神の御母」と、聖母マリア を讃える中世の旋律を「現代の音楽」に作った「一輪のばらが咲いた」。若かったころを懐かしむ、ヤーアン・イェアシルの「私が大好きだった谷」。ジャズピア ニストで作曲家のニルス・リンドベリが、シェイクスピアの『ソネット18番』に作曲した「きみを夏の一日にくらべたらどうだろう」。フィンランドのマンテュヤル ヴィが、1994年9月28日、フィンランド群島、ウト島沖のバルト海で起きた海難事故の犠牲者を追悼する「レクイエム」として作曲さした「海の惨事の頌歌」 (Requiem zum Untergang der Estonia)。ラウタヴァーラの「第一の悲歌」は、彼が若いころ興味をもっていたというリルケの詩に作曲されました。 (Ki)
Hanssler
HC-20067(1CD)
サリエリ&ベートーヴェン・イン・ダイアログ
(1)サリエリ:「ハプスブルグ」序曲(1803)
(2)ベートーヴェン:「ヴェスタの火」導入部(1805)【未完のオペラ】
(3)サリエリ:「ファルマクーザのチェーザレ」序曲(1800)
(4)ベートーヴェン:三重唱「おののけ、背徳者」Op.116(1802/03)
(5)サリエリ:「無言の神託」序曲(1802)
(6)サリエリ:「エルサレムの再建」終結部(1805)
独唱:(2)(4)(6)ディアナ・トムシェ(S)、
(2)(4)(6)ジョシュア・ホワイトナー(T)、
(2)(4)(6)カイ・プレウスケ(Bs)、
(2)トーマス・ヤーコプス(T)

合唱:(6)トーマス・ヤーコプス(T)、
トーマス・ドルン(T)、
マティアス・エシュリ(Bs)、
シュテファン・ミュラー=リュッペルト(Bs)
ハイデルベルクSO、
ティモ・ユーコ・ハーマン(指)

録音:2020年3月/マルティン・ルター・ハウス(ドッセンハイム)
(1)(5)(6)=世界初録音
アントニオ・サリエリ(1750-1825)は2020年に生誕270周年を迎えました。サリエリといえば、映画『アマデウス』により、「モーツァルトの同時代の人」 というイメージしかないといっても過言ではありませんが、オーストリア皇帝に仕える宮廷の楽長としてヨーロッパ楽壇の頂点に立った人物として活躍し、またベー トーヴェン、リスト、シューベルトなどの名作曲家を教えたことでも知られます。近年クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリクが世界初録音したオペラ「タラー ル」(KKC-6048 / AP-208)でも話題の作曲家で、またヘンスラー・レーベルからはトーマス・ファイ(指)マンハイム・モーツァルトOによる「序曲、 バレエ曲集」(98-506)と「序曲、舞台音楽集」(98-554)、ティモ・ユーコ・ハーマン(指)ハイデルベルクSOによる「カンタータ集」(HC-19079) をリリースしております。
当アルバムには世界初録音を含むオペラ、カンタータの序曲を中心としたサリエリとベートーヴェンの作品が収録されております。1795年3月、ベートーヴェ ンはサリエリのピアノ協奏曲を作曲家自身の指揮のもとソリストとしてウィーン・デビューを果たしました。その後、ベートーヴェンは 1797 年から翌 1798 年に かけてヴァイオリン・ソナタ第1-3番 Op.12を作曲。この3曲のソナタは1799年に刊行され、サリエリに感謝の意を表し献呈。また、1799年にはサリエ リのオペラ「ファルスタッフ」の二重唱『まったく同じだわ』の主題による10の変奏曲 WoO.73を作曲しております。二人の偉大な作曲家が1800年初頭に 作曲したオペラやカンタータからの作品を当アルバムはまさに二人が濃密な対話を楽しんでいた時代の作品が凝縮されているといえます。
演奏はサリエリの研究者としても名高いハーマン率いる颯爽とした演奏がたまらないハイデルベルクSOです。当団といえばトーマス・ファイによるハイド ンの交響曲録音でも知られており、ピリオド・アプローチの生み出すきびきびとした音楽づくりが印象的です。

KLARTHE
KLA-096(1CD)
フランク・ヴィラール:作品集
(1)モテット「キリストはおのれを低くして」(合唱版)(2011)
(2)幻想曲風に(2007)
(3)聖木曜日のためのテネブレ(2007)
(4)エクス・アブルプト(2014)
(5)モテット「キリストはおのれを低くして」(合唱とオルガン版)(2011)
オリヴェエ・オプデビーク(指)
コーリ・スペッツァーティ
ド ニ・コムテ(Org)

録音:2018-2020年聖フランソワ・グザヴィエ教会(パリ)
フランク・ヴィラールは1966年生まれのフランスの作曲家。オペラ指揮者としても活躍しています。彼の宗教作品はトマス・ルイス・デ・ビクトリアの伝 統をプーランクの精神で蘇らせた美しいもので、グレゴリオ聖歌の引用も見られます。 (Ki)
KLARTHE
KLA-100(1CD)
ジョアン・ファルジョ:作品集
(1)幼年時代その1/(2)俳句1
(3)モリーの歌
(4)天にましますわれらの父よ
(5)ニューヨーク・シティ
(6)カルメン・ドスカル
(7)人生の道の半ばで
(8)俳句2/摩天楼
(10)幼年時代その2
(11)シー・シャンティーズ
(12)俳句3/(13)さよならの夜
(1)カロル・ベッファ(P)
(2)カリーヌ・デエ(Ms)、デイヴィッド・ビスムート(P)
(3)ヒューズ・ボルサレッロ(Vn)、アルノー・トレット(Va)、アントワーヌ・ピエルロ(Vc)、ジェローム・デュクロ(P)
(4)パコ・ガルシア(T)、マルティン・カンデラ(T)、イーゴル・ブワン(Br)、オリヴィエ・グルディ(Br)
(5)ジョアン・ファルジョ(指)アンサンブル・サクソ・ヴォーチェ
(6)ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)
(7)アメリー・レゾン(S)、アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)、マチルド・ボルサレロ=エルマン(Vn)、ブルーエン・ル・メートル(Vn)、アルノー・トレット(Va)、アントワーヌ・ピエルロ(Vc)
(8)アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)、アルノー・トレット(Va)
(9)ピエール・ジェニソン(Cl)
(10)ラファエル・アンベール(Sax)、ギヨーム・コルニュ(P)
(11)アンサンブル・コントラスト
(12)パコ・ガルシア(T)、マルティン・カンデラ(T)、イーゴル・ブワン(Br)、オリヴィエ・グルディ(Br)、ジョアン・ファルジョ(Pと指揮)
(13)アルノー・トレット(Va)
ジョアン・ファルジョは1975年生まれのフランスの作曲家。ピアニストとしてコンサートやCDも多く、パリのジャズ・クラブのディレクターも務める多 才さを見せています。このアルバムは彼の作品だけを集めたもので、クラシックの枠にとらわれないオシャレな世界を楽しめます。 (Ki)
KLARTHE
KLA-095(1CD)
シューベルト:「冬の旅」より
(1)おやすみ/(2)かじかみ/(3)菩提樹/(4)あふれる涙/(5)川の上で/(6)憩い/(7)春の夢/(8)霜おく頭/(9)からす/(10)最後の希望/(11)道しるべ/(12)宿屋/(13)辻音楽師
ノエミ・ウェイズフェルド(ヴォーカル)
ギヨーム・ド・シャシー(P)

録音:2019年9月/ラ・ビュイソンヌ・スタジオ(ペルヌ=レ=フォンテーヌ)
ノエミ・ウェイズフェルドはフランスの女優でシンガー。クレズマーやタンゴ、ファドやロシア民謡で人気があります。そのウェイズフェルドがシューベルトの 名作「冬の旅」に挑戦。ジャズ・ピアニストのギヨーム・ド・シャシーが共演し、全体を芝居形式で演じています。もちろんクラシック歌唱ではなく、ある時は ささやくよう、ある時は声を張るなど、この名作の先入観を覆す新鮮さに満ちています。 (Ki)

DUX
DUX-1273(1CD)
パデレフスキ、コチャルスキ&シマノフスキ:歌曲集
コチャルスキ:リルケの7つの詩による歌曲集「愛に」Op.99
シマノフスキ:3つ歌曲 Op.32
パデレフスキ:12の歌曲 Op.22
スタニスワフ・キエルネル(Bs-Br)
ミハウ・ロト(P)

録音:2015年12月6日−8日、ウッチ(ポーランド)
19世紀から20世紀の変わり目を生きた3人の詩人たち、ライナー・マリア・リルケ、ドミトリー・ダヴィドフ、カチュール・マンデスの詩を題材として、コチャルスキ、シマノフスキ、パデレフスキによる歌曲集3作品をカップリングした20世紀前半のポーランド歌曲集。
ベルギーの王立モネ劇場のオペラ・スタジオやブリュッセルのエリザベート王妃音楽礼拝堂などでジョゼ・ヴァン・ダムの指導を受けたポーランドのバス・バリトン、スタニスワフ・キエルネルが10年来のコンビであるミハウ・ロトとのデュオで母国の歌曲の魅力を歌い上げています。

Christophorus
CHR-77446(2CD)
オッフェーレ:オラトリオ 「見よ、王なる主が来たまえり」
ヴィンフリート・オッフェーレ(b.1939):ソリスト、カントル、7つの合唱、管弦楽とオルガンによる降誕節のためのオラトリオ 「見よ、王なる主が来たまえり(ECCE ADVENIT)」
コンスタンツェ・ステルク(S)、イヴォンヌ・フックス(A)、トーマス・ヴォッレ(T)、クレメンス・モーゲンターラー(Bs)、エドゥアルト・ヴァグナー(カントル)、コンスタンツ児童&青年cho、ヴォイスミックス、スコラ・グレゴリアーナ、コンスタンツ・男声&ミュンスターcho、コンスタンツ・ヴォーカルアンサンブル、ミュンヘン・カペラO、マルクス・ウッツ(Org)、
シュテフェン・シュライヤー(指)

録音:2019年7月15日−18日、コンスタンツ聖ステファン教会(ドイツ)
ドイツ、デュースブルクとエッセンで教会音楽家として活動し、聖歌隊や器楽のための多くの作品を書き、音楽教育を含め地域の教会音楽に多大な貢献を果たしてきたヴィンフリート・オッフェーレ(b.1939)が書いたアドヴェント(降誕節)・オラトリオ。レコーディングにあたって、コンスタンツの男声合唱団、児童合唱団、青年合唱団、ヴォーカル・アンサンブル、グレゴリオ聖歌の合唱団、大規模な大聖堂聖歌隊など7つの合唱とソリスト、オーケストラ、オルガンなど約250名のミュージシャンが参加。古風な音楽から後期ロマン派、ポップ・ミュージックまで多様なスタイルへ発展しながら、様々なアドヴェント・コラールを壮大なオラトリオとしてまとめ上げています。
Christophorus
CHR-77452(1CD)
夜空〜シューベルト、ベンダー、ダールベルク:歌曲集
シューベルト:秋の夜の月に寄す D.614、
 ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 D.576
カール・フリードリヒ・ツェルター(1758−1832):セレナーデ、夕べの幻想
シャルロッテ・ベンダー(1792−1870?):乙女の嘆き、Une Demande?
ヨハン・フリードリヒ・フーゴー・フォン・ダールベルク(1760−1812):岸辺の乙女、平和へ
シューベルト
:天の火花 D.651、夜曲 D.672
ヨハン・ヴェスケ・フォン・ピュットリンゲン(1803−1883):ビッテ
ヨゼフィーネ・カロリーネ・ラング(1815−1880):水源にて
メンデルスゾーン:月
エルンスト・フリードリヒ・カウフマン(1803−1856):風の歌
ヒュッテンブレンナー:さすらい人、子守歌
フランツ・ヴィッツム(C.T)、
カタリナ・オリヴィア・ブラント(フォルテピアノ)

録音:2020年6月23日−26日、ドイツ
男声ヴォーカル・アンサンブル、シュティムヴェルク(Stimmwerck)の創設メンバーであり、ドイツ古楽界が期待を寄せるカウンターテナー、フランツ・ヴィッツム。フィリップ・ヘレヴェッヘ、ニコラス・マギーガン、ヘルマン・マックスら古楽界の名匠と共演し、レコーディングでは、ミリアム・フォイエルジンガー(S)、カプリコルヌス・コンソート・バーゼル(ピリオド・アンサンブル)、ジュリアン・ベール(Lute)などとコラボレーションしてきました。
注目の新録音は、ヴィッツムのデュオ・パートナーであるカタリナ・オリヴィア・ブラントが弾くコンラート・グラーフ1826年モデル(クリストフ・カーン2019年製)のフォルテピアノを伴奏にした、ロマンティックで幽玄なリート集。フォルテピアノ独奏による「ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 D.576」を間に挟みながら、シューベルト、ヒュッテンブレンナー、メンデルスゾーンの歌曲とともに、ツェルター、ベンダー、ダールベルク、ピュットリンゲンら知られざるドイツ・ロマン派の歌曲を歌います。シューベルト、ヒュッテンブレンナー、メンデルスゾーンの作品を除く全曲が世界初録音。

Da Vinci Classics
C-00304(1CD)
スタンフォード:歌曲集 Vol.1〜愛の白炎
「愛の勝利」からの5つのソネット Op.82/ケーフェラール参り Op.72/4つの歌 Op.125より アジアの歌、ジョン・ケリー/デインティー・デイビー/コルシカの哀歌/5月の愛/日本の子守歌/リネット/かっこう/美しいけれど無慈悲な乙女/キャリコのドレス
エリザベッタ・パリア(Ms)、
クリストファー・ハウエル(P)

録音:2018年10月27日&11月24日、グリファ&フィリ(ミラノ、イタリア)
ホルストやヴォーン・ウィリアムズを指導し、自らも作曲家として近代におけるイギリス音楽の再興の立役者として大きな役割を担ったチャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)。
イタリアのレーベルで始まる「歌曲集」の第1巻を歌うのは、イタリアのメゾ・ソプラノ、エリザベッタ・パリア。アメリカの詩人ユージン・フィールドが書いた詩を題材とした「日本の子守歌」を収録しています。
Da Vinci Classics
C-00325(1CD)
ショパン:17のポーランドの歌 Op.74
魅惑/ドゥムカ
イカス・デュオ〔アンナ・カタルジナ(A)、ヴァレリオ・セレンターノ(G)〕

録音:2018年3月、スタジオ52(ナポリ、イタリア)
1829年から1847年にかけて作曲されたものの、出版は作曲家の死の約10年後まで待たなければならなかったピアノの詩人、ショパンの「ポーランド歌曲集」。
2013年から活動を始めたイタリアのアルトとギターによるイカス・デュオは、このショパンの19曲の「ポーランド歌曲集」を声楽とギターのためにアレンジ。
ギターのヴァレリオ・セレンターノが「歌曲集全曲の最初のギターと声楽のための編曲になるはず」と述べるこのヴァージョンは、ショパンの抒情性をより一層際立たせています。
Da Vinci Classics
C-00331(1CD)
パヴロワの歌
べヌス・レイ・ジュニア:ソプラノとオーケストラのための「パヴロワの歌」
ソプラノとオーケストラのためのメキシコ風バッハ第2番「物言いたげな詩」
無伴奏チェロのためのメキシコ風バッハ第4番「テファンテペックのバッハ」
ナタリア・パヴロワ(S)、
オルガ・カリノワ(Vc)、
モスクワ・ムジカ・ヴィヴァO、ファブリツィオ・ダ・ロス(指)

録音:2018年2月6月、モスクワ(ロシア)
メキシコのコンポーザー=コンダクター、べヌス・レイ・ジュニア(べヌスティアーノ・レイエス/1969−)の「歌曲集」と「メキシコ風バッハ」のカップリング。
「パヴロワの歌」はロシアの作家、ヴェラ・パヴロワの詩「A Touch in Seven Octaves」を題材として作曲された7部構成の歌曲集。映画音楽的な作風が印象に残る作品です。
「メキシコ風バッハ」はその名の通り、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」に触発されて書かれた作品で現在、第7番まで作曲されています。
※当CDはバックインレイの背オビ部分に誤品番「C00307」が記載されておりますが、レーベル側での修正、差替えの予定が無いため現状のまま出荷とさせていただきます。予めご了承下さい。
Da Vinci Classics
C-00320(1CD)
角笛の音〜ソプラノ、ホルンとピアノのためのフランス音楽集
フォーレ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「タランテラ」Op.10-2、ソプラノとピアノのための「川のほとりで」Op.8-1
サン=サーンス:ホルンとピアノのための「ロマンス」Op.36、ソプラノとピアノのための「死の舞踏】
フォーレ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「黄金の涙」Op.72
サン=サーンス:ホルンとピアノのための「演奏会用小品」Op.94
マスネ:ソプラノ、ホルンとピアノための「閉じた眼」
アーン
:ソプラノとピアノのための「彼女の館に捕われた時」、ソプラノとピアノのための「タンダリス」
デュカス:ホルンとピアノのための「ヴィラネル」
ベルリオーズ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「ブルターニュの若い羊飼い」H.65
フォーレ:ソプラノとピアノのための「月の光」Op.46-2
マスネ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「祝福された愛」
ボザ:ホルンとピアノのための「森にて」
フォーレ:ソプラノとピアノのための「夢のあとで」Op.7-1
ベルリオーズ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「激しい炎のような愛は」
トリオ・モルゲン〔バルバラ・コスタ(S)、ロベルト・ミエーレ(Hrn)、エマヌエレ・デルッキ(P)〕

録音:2019年12月21日−23日、オミクロン・スタジオ(カプリオーロ、イタリア)
ソプラノ、ホルン、ピアノの編成によるトリオ・モルゲンは、主にフランスの声楽と室内楽のレパートリーの紹介、発掘に取り組んでいるイタリアのアンサンブル。
フォーレ、サン=サーンス、マスネ、アーン、ベルリオーズなどの作品を集めたこのフランスのロマンティシズムに満ちた「角笛の音」では、ホルンがソプラノと共に存在感抜群の主役として大活躍!
ホルンのロベルト・ミエーレは1978年、イタリアのカッシーノ出身。サンタ・チェチーリア国立アカデミーO、フィレンツェ五月音楽祭Oなどへの参加を経て、現在はミラノ・スカラ座O(ミラノ・スカラ座PO)で活躍する同国有数のホルニスト。ミラノ・スカラ座管のメンバーで構成されるラ・スカラ・ホルンなどのアンサンブルでも活躍中の名手が奏でるボザやデュカスの名作も必聴です!
ソプラノのバルバラ・コスタもクレモナのポンキエッリ劇場での「蝶々夫人」でタイトル・ロール・デビューを果たし、現在はミラノ・スカラ座を中心に活躍する実力派。アンサンブルの経験も豊富で、ここでも歌声はもちろんのこと、絶妙なバランス感を披露してくれています。
Da Vinci Classics
C-00316(1CD)
ブロージ:14の歌曲とピアノのための4つのワル
白夜/思い出/悲しいワルツ/古い鳴き声/ロマンツァ/予感/悲しげなワルツ/凧の歌/海沿い/物憂げなワルツ/私は待っている/ヴェネツィアの風景/華やかなワルツ/知る由もなく/黄色い帯/風の中のため息/かっこう/紡ぎ女/蛍
モニカ・ベンヴェヌーティ(S)、
ジュゼッペ・ブルーノ(P)

録音:2020年1月3日−4日、ブルーノ・バルトレッティ音楽学校(セスト・フィオレンティーノ、イタリア)
19世紀末から20世紀初頭にかけてのイタリアで活躍したオペラ作曲家でありながらも、現在ではほとんどその名前を知られていないレナート・ブロージ(1873−1924)のソプラノのための歌曲に4曲のピアノのためのワルツをカップリング。
ブロージは1896年に歌劇「最初の夜」でウィーンのコンクールで優勝を果たし、1923年にフィレンツェで初演されたオペレッタ「トスカーナのバッカス」で成功を収めています。内省的かつサロン風の雰囲気を備えた歌曲の数々が、作曲家と同じくフィレンツェ出身のソプラノ、モニカ・ベンヴェヌーティの歌声で蘇ります。

Ars Produktion
ARS-38834(1CD)
ヴァイマル・クラシック Vol.4
フランツ・カール・アダルベルト・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン)(1786-1868):ゲーテの「ファウスト」への音楽(世界初録音)
オリヴァー・ウェーダー(指)、
チューリンゲンSO、
フランツ・リスト音楽院室内choほか

録音:2002年
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けた古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」の第4巻では、ゲーテ本人から直々に依頼を受けて作曲された、フランツ・カール・アダルベルト・イーバーヴァイン(1786-1868)の「ファウスト」が登場。この世界初のリバイバル録音によって、イーバーヴァインの作品が、ゲーテの時代の音楽精神を映し出す鏡であることが明らかになり、本録音は過去の音楽の発掘に成功した喜びをはるかに超えた音楽学的成果をもたらしました。(カール・イーバーヴァインは第2巻で取り上げられたトラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(1775-1831)の弟です。)
ヴァイマルの宮廷劇場の記録には、作品が完成した1829年から1873年までの間に、本作品に関連する上演が40回行われたことが記されており、 イーバーヴァインの音楽がその後忘却の彼方に落ちてしまったというのは驚くべきことです。「メフィストのセレナーデ」のような歌謡調の楽曲のシンプルさには、ツェルターのベルリン・リート楽派の民謡的なトーンが感じられ、管弦楽にはメンデルスゾーンやウェーバーのロマンティックな響きが顕著に表れています。最も興味深いのは、序奏や大地の精の歌などの音楽にワーグナー的な音色が見られることでしょう。(1829年の時点ではワーグナーはピアノ・ソナタなどの習作しか書いていませんでした。)本作品を聴くと、ドイツ・ロマン主義がイーバーヴァインの「ファウスト」の音を形作っていることが良くわかります。

Orlando Records
OR-0042(2CD)
レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための作品集
トウフィク・スッカール:'Atsan (1994)
マンソー・ラーバニ:Atura yadkurunahu (2004)/ガーディ・ラーバニ:B'albak (2015)
モナ・A・アダブ:A la fin de cela (2016)
イヤド・カナーン:Salatu Mira (2014)
マルセル・ハリーファ:Al-qitar (2000)
ヴィオレーヌ・プリンス:Pater (2016)
シャルベル・ルーハナ:Wafaal-asafir (2004/2020)
サミール・トゥーム:Atfal (2018)、Lhaia (2014)
ジョエル・フーリー:Vers le soleil bleu (2018)
カブリエル・ヤレド:Baalbeck (2015)
ナジ・ハキム:As-sawqu ila s-sama (2016)
ホウタフ・フーリー:Sumer (2016)、Das Lied der Seele (2006/2019)
ブシュラ・エル=トゥルク:TIK TAK (2006)
ジョエル・フーリー:Zarqaa s-samsu (2016)
ザド・ムルタカ:Where is Light? (2019)
アブダラ・エル・マスリ:Magnat (1987)
ファディア・エル=ハージェ(C.A)、
フラグメンツ・アンサンブル、
ベイルート・オリエンタル・アンサンブル
レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための新作を19曲以上収録し、コントラルトのファディア・エル=ハージェをフィーチャーした豪華なアルバム。ドイツでのキャリアを経て、現在では東洋音楽と西洋音楽の伝統を見事に融合させているレバノンの歌手エル=ハージェが、多彩な様式、表現、色彩、楽器編成で作曲された万華鏡のような楽曲たちを披露します。真に新しい音楽を探求したい方にぴったりの1枚です。

Chandos
CHAN-20171(1CD)
メトネル:歌曲集
A.プーシキンによる6つの詩 Op.36
チュッチェフとフェートによる5つの詩 Op.37
4つの歌 Op.45/7つの歌 Op.46
ソフィア・フォミナ(S)、
アレクサンドル・カルペエフ(P)

録音:2018年3月15日−18日、ワイアストン・コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ、モンマス)
ロシア出身の新星ソプラノ、ソフィア・フォミナはオルロフスキー音楽カレッジとグネーシン音楽アカデミーで学び、2012年にロイヤル・オペラ・ハウスでセンセーショナルなデビューを果たし、国際的なオペラ・シーンへと参入。以降、フランクフルト、パリ、バイエルン、ハンガリー、シアトル、アムステルダム、コヴェント・ガーデン、BBCプロムスなど、主要なオペラ・ハウス&音楽祭へ出演、2019年のグラインドボーン音楽祭におけるパミーナ役も絶賛されています。
ソフィア・フォミナが歌うメトネル歌曲集では、アレクサンドル・プーシキン、フョードル・チュッチェフ、アファナシー・フェートらの詩によるロシア語の歌曲を中心に、ドイツ系のルーツを持ち、ゲーテやベートーヴェンなどのドイツ文化からも大きく影響を受けたというメトネルのドイツ語リート(ゲーテ、アイヒェンドルフ、シャミッソーの詩)を収録。ピアノ伴奏を務めるアレクサンドル・カルペエフは、大英図書館のエドナ・アイルズ・メトネル・コレクションに基づいて、メトネルの音楽の演奏・練習に関する博士号も取得しているメトネル演奏のスペシャリストです。
Chandos
CHAN-20163(1CD)
シューベルト:歌曲集 「冬の旅」 ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2020年7月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。
2019年にChandosでスタートした、ロデリック・ウィリアムズと名歌曲伴奏者イアン・バーンサイドによる3つのシューベルト歌曲集録音プロジェクト。最終巻となる第3巻は、シューベルト歌曲の頂点をなす最高傑作、「冬の旅」でその栄光を締めくくります。
歌曲、オペラ、宗教曲など数多の公演・録音に参加するロデリック・ウィリアムズですが、シューベルトは特に思い入れが深く、2017/2018シーズンにウィグモア・ホールで行われたシューベルトの3つの歌曲集の公演に向けて3年間集中的に研究と演奏を行いました。このシューベルト・サイクル・プロジェクトは録音や世界中での公演だけでなく、公開リハーサル、マスタークラス、ワークショップ、ラジオ放送などを含む大規模なプロジェクトで、その経験をブログに詳細に綴っています。また、ロデリック・ウィリアムズは「ウィグモアでの演奏が究極のゴールではなく、研究や準備そのものが私の焦点」と語っており、ウィグモア・ホールでのコンサートを経て更に深みを増したシューベルトの解釈と堂に入った演奏を、このレコーディングを通じてお届けします。


SOMM
ARIADNE-5010(1CD)
NX-B04
キャスリーン・フェリアー〜20世紀英国歌曲の宝物
1. パリー(1848-1918):Love is a bable 愛は聖書
2. クィルター(1877-1953):Now sleeps the crimson petal深紅の花弁は眠りに就く
3. クィルター:To Daisies デイジー
4. クィルター:The Fair House of Joy 喜びの公正な家
5. ヴォーン・ウィリアムズ:Silent Noon 静かな午後
6. スタンフォード:The Fairy Lough 妖精の湖
7. スタンフォード:A Soft Day 穏やかな日
8. スタンフォード:La Belle Dame sans Merci 容赦ない美女
9. ブリッジ:Go not, happy day
幸せな日よ、去ることなかれ
10. ウォーロック(1894-1930):Sleep 眠り
11. ウォーロック:Pretty ring-time 呼び出し時間
12. ジェイコブソン(1896-1973):The Song of Songs ソロモンの雅歌
13-15. ラッブラ(1901-1986):3つの詩篇 Op.61
16-18. ワーズワース(1770-1850):3つの歌 Op.5
19-23. ファーガソン(1908-1999):Discovery 発見 Op.13
24. ブリテン:花の歌 Op.37
25-28. レノックス・バークリー(1903-1989):アビラの聖テレサの4つの詩 Op.27…初出音源
キャスリーン・フェリアー(C.A)
フレデリック・ストーン(P)…1,5-12,
フィリス・スパー(P)…2,3,4
アーネスト・ラッシュ(P)…13-23,
アンナ・ポラック(Ms)…24
EOGオーケストラ…24
レジナルド・グッドオール(指)…24
ロンドンSO…25-28
ヒューゴ・リグノルド(指)…25-28

録音:1952年6月5日 BBC recital…1,5-7,9-11
1951年12月 DECCA(1952年9月発売)…2,3
1951年12月 DECCA(1952年11月発売)…4
1948年2月16日 BBC recital…8
1947年11月3日 BBC recital…12
1953年1月12日 BBC recital…13-15,16-18,19-23
1946年10月11日 BBC broadcast…24
1952年4月7日 BBC broadcast…25-28
20世紀前半を代表するコントラルト歌手キャスリーン・フェリアー。41年という短い生涯の間に数々の名唱を遺し、これらの録音は現在でも広く愛 されています。このアルバムは、彼女が歌うあまり知られていない英国歌曲を収録。これらの中で、もっとも初期の録音は1946年に録音されたブリ テンの「ルクレシアの凌辱」の「花の歌」で、以降、1953年に彼女が亡くなる9か月前までの様々な時期の歌唱が収録されています。これらはどれ もDECCAとBBCのために録音された音源ですが、レノックス・バークリーの「アビラの聖テレサの4つの詩」はこれまでに発表されたことがありません。 アルバムに添えられたブックレット(英文)を執筆したのは、現在「キャスリーン・フェリアー賞」の管財人を務めるバリトン歌手、トーマス・アレン。作品 の解説とともにフェリアーの類まれなる才能とその歌唱に改めて光を当てています。
SOMM
SOMMCD-0611(1CD)
NX-B04
エセル・スマイス(1858-1944):歌曲とバラード集
4つの歌/歌とバラード Op.3
歌 Op.4/3つの歌
ルーシー・スティーヴンス(C.A)
バークリー・アンサンブル
オダリーネ・デ・ラ・マルティネス(指)
エリザベス・マーカス(P)

録音:2019年9月11-12日
19世紀後半から20世紀前半のイギリスで活躍した数少ない女性作曲家の一人、エセル・スマイス。作曲だけで はなく、女性解放運動にも力を尽くし、晩年には自伝や交友録を著すなど優れた活動をした人です。熱烈なブ ラームス信奉者であった彼女ですが、実際に作曲したのは歌曲や合唱曲が中心で、器楽のための作品はほとんど 残っていません。このアルバムには1886年から1913年の間に書かれたピアノとオーケストラの伴奏による17の声 楽曲を収録。Op.3の5曲はドイツ語のタイトルが付いていますが、歌詞は作曲者自身が英訳したもの。一方 Op.4の5曲はドイツ語の歌詞に作曲しています。1913年に作曲された「3つの歌」のうち、2つの曲にはイギリスの 社会主義活動家エセル・カーニー・ホールズワースの詩が用いられており、彼女の強い主張が感じられます。1908 年に作曲された「4つの歌」は室内楽伴奏による美しい作品。フランス風の音楽であり、ドビュッシーからも賞賛され ました。
SOMM
SOMMCD-0612(1CD)
NX-B04
ペネロピ・スウェイツ(1944-):合唱曲と歌曲集
詩篇第24篇「The Earth is the Lord’s すべての地は主のもの」
詩篇第121篇「I will lift up mine eyes 目を上げて山々を仰ぐ」
詩篇第19篇 「The heavens tell out the glory of God 天は神の栄光を告げる」
詩篇第23篇「The Lord is my shepherd 主は私の羊飼い」
ミサ・ブレヴィス
Reverie 夢*
All the Days of Christmas クリスマスの全ての日々
Forestry 林業
5つのシェイクスピアの歌
Yaathum oore yaavarum kelir 誰もが何でも聞く
Walkabout ウォークアバウト
Kano カノ
Cold Winter's Night 冷たい冬の夜
A Carol of Christmas Morning クリスマスの朝のキャロル
Lead, Kindly Light みちびきゆかせたまえ
Saint Teresa's Bookmark 聖テレサのブックマーク
キャロリン・サンプソン(S)
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ウィリアム・デイズリー(Br)
ルバート・ジェフコート(Org)
エクス・カセドラ(ヴォーカル・アンサンブル)
ペネロピ・スウェイツ(P)
ジェフリー・スキッドモア(指) 他

録音:2019年9月20-22日
*以外全て初録音
オーストラリア出身の作曲家・ピアニスト、ペネロピ・スウェイツ。パーシー・グレインジャーの解釈が高く評価されるとと もに、ミュージカルなどの彼女自身の作品も好評を持って迎えられています。この「五大陸より」と題されたアルバム では、19曲の初録音を含む合唱曲と歌曲を紹介しています。「ミサ・ブレヴィス」と4曲の詩篇、シェイクスピアの詩 を用いた曲、インドとアフリカの音楽に影響を受けた歌、南北アメリカの民謡を採り入れた歌、そしてオーストラリア 奥地の民謡に喚起された歌がバランスよく配置されています。これらを歌うのは古楽系の演奏でも知られるキャロリ ン・サンプソンとジェイムズ・ギルクリスト、ウィリアム・デイズリーの3人の歌手たち。スウェイツのピアノだけでなく、ギター からドラムやサックス、トランペットまでの多彩な楽器を伴奏に、エクス・カセドラとともに華麗な歌を披露します。
SOMM
SOMMCD-0627(1CD)
NX-B04
スタンフォード:歌曲集
信仰の歌 Op.97(1907)…全曲の初録音
ロバート・ブリッジの詩による3つの歌 Op.43(1891)…初録音
「Shamus O'brien 探偵オブライエン」Op.61-4つの歌(1896)…デジタル初録音
Nonsense Rhymes ナンセンスな詩(遺作)
The Triumph of Love 愛の勝利 Op.82(1903)…初録音
Barkerolle(異稿版)
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
ジェームズ・ウェイ(T)
アンドルー・ウェスト(P)

録音:2019年6月25-26日
アイルランド出身の作曲家、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード。7曲の交響曲を含む数多くの作品を残し、19 世紀英国音楽発展の立役者と目されながらも、20世紀になると一部の合唱作品の他はほとんど忘れられてしま いました。このアルバムでは、名バリトンのロデリック・ウィリアムズと、2017年に開催された「第62回キャスリーン・フェ リアー賞」で第2位を獲得した若きテノールのジェームズ・ウェイの歌唱で、スタンフォードのさまざまな歌曲を収録。 中でも「ロバート・ブリッジの詩による3つの歌」と「愛の勝利」は世界初録音となります。他にはウォルト・ホイットマン の詩による「信仰の歌」、遺作となったエドワード・リアの詩によるユニークな曲調を持つ「ナンセンスな詩」など、どの 曲も英国詩人たちが紡ぐ美しい言葉が巧みにロマンティックな音楽へと織り込まれています。ピアノを担当するアン ドルー・ウェストも力強い演奏を聴かせます。
SOMM
SOMMCD-0608(1CD)
NX-B04
ヴォーカル・アンサンブル作品集
1. ドン・マクドナルド(1966-):Fire-Flowers: No. 1. Moonset 月の入り
2. ジョージア伝承曲:Shen khar venakhi (S.テナント=フラワーズ編)
3. フローリ・ジャゴダ(1926-):Hamisha asar (S.ヴァンゴ編)
4. チャイコフスキー:子供のための16の歌 Op.5 - 第5番伝説 (G.ウィーヴァー編) …初録音
5. ルーマニア伝承曲:Sub o salcie しだれ柳の下に (A.ウッズ編)
6. ケドロフ(1871-1940):主の祈り
7. カッシア(810-867):Ek rizis agathis 神の道より
8. ダッガン(1963-):O viridissima virga 最も優しい小枝
9. イングランド伝承曲:The Snow it Melts the Soonest 雪はすぐ溶ける (W.ブリュックナー編)
10. ホルスト:The swallow leaves her nest ツバメは巣立つ
11. ガンズ・アンド・ローゼズ:Sweet Child o' Mine (S.ヴァンゴ編) …初録音
12. A・スカルラッティ: 私の心よ、弱ってはならぬ
13. リビー・ラーセン(1950-):Jack's Valentine
14. ケルト伝承曲:Mouth Music (J.フォークナー&D.キーン編)
15. ジェトス・ブレーマー(1959-):Sigh No More, Ladies
16. デイヴィッド・ラング(1957-):I Lie (ヴォーカル・アンサンブル編)
17. ブルガリア伝承曲:Kakwa moma (U.クノルン編)
18. ジム・クレメンツ(1983-):The Woman's 'If'…初録音
19. ジェス・アロースミス(1977-):Changeling's Lullaby (ヴォーカル・アンサンブル編)
パパゲーナ(ヴォーカル・アンサンブル)

録音:2019年9月6-8日
前作のアルバム「The Darkest Midnight」(SOMMCD0189)が、イギリスのAMAZONでクラシック・チャートの トップを飾るという快挙を成し遂げた女声5人によるヴォーカル・アンサンブル「パパゲーナ」の第2作。“厳しい冬を照 らす暖かい光”をテーマに掲げ、選ばれた多種多様な音楽はどれも魅力的、かつ意味深いものばかり。伝承曲か らロックまで刺激的で興味をそそられる曲が並びます。彼女たちの美しくブレンドされた声の響きが楽しめます。

MClassics
MYCL-00003(1CD)
税込定価
“白鳥の歌”四題
シューベルト:白鳥の歌 D.957より【アトラス/彼女の絵姿/漁師の娘/街/海辺にて/影法師】
ブラームス:4つの厳粛な歌 作品121より【人間の成り行きは/私は顔を向け、見た
おお、死よ、なんと辛いことか】
ヴォルフ:ミケランジェロの詩による3つの歌曲【我、ときに思う/生あるものすべて/我が魂は感じる、神の創った憧れの光を】
マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌曲より【この世に私はいない/たおやかな香りをかいだ/真夜中に】
シューベルト:ミューズの児 作品92-2/D.764
 楽に寄す 作品88-4 D.547
宮本益光(Br)、田恵子(P)

録音:2020年9月28-30日かつしかシンフォニーヒルズ、アイリスホール
DXD352.8kHzレコーディング
日本を代表するバリトン歌手、宮本益光3年ぶりのソロ・アルバムで、初のリー ト・アルバムです。「“白鳥の歌”四題」と題し、ロマン派を代表する4人の作曲 家、シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、マーラーが円熟期から最晩年にかけて書 いた淡く崇高な歌曲を集めました。各作曲家が行きついた「音楽の精神」がこれ らの作品であり、苦難を強いる今の時代に問うような、人間の「死」と「生」を見 つめる深い普遍的な作品集です。このプログラムは宮本の師である高橋大海が 1985年10月に行ったリサイタルへのオマージュとなっています。宮本は、師への 敬意を払い、師と寄り添い対話しつつも、自らの魂を解放させ音楽の真髄へと 向かって行きます。宮本の心の琴線に触れる深い歌声が全編にわたり聴くもの の心を揺さぶり、一筋の希望の光を射すかのような「楽に寄す」でアルバムを終え ます。宮本益光の覚悟と精神と師への愛情が詰まった渾身の作品です。

Linn
CKD-637(1CD)
NX-B09
『暗き夜は過ぎ去り』 〜グリーグ、ブラームス、ラング、シューマン: 歌曲集
グリーグ(1843?1907):6つの歌曲 Op. 48
ブラームス:おまえの青い瞳よ Op. 59-8
 私の眠りはますます浅くなり Op. 105-2
 おとめの歌 Op. 107-5
 サッフォー風頌歌 Op. 94-4
 昔の恋 Op. 72-1
 わたしの恋は緑にもえ Op. 63-5
ヨゼフィーネ・ラング(1815?1880):別れの面持ち Op. 10-5
 私は時折あなたを思う Op. 27-3
 つばめ Op. 10-3/昨日と今日
 ミニョンの嘆き Op. 10-2/別れ Op. 10-6
シューマン:レーナウの6つの詩とレクイエム Op. 90
 レクイエム
カトリオーナ・モリソン(Ms)
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2019年12月9-11日 クリアー、ニューベリー、UK
ドイツ系スコットランド人のメゾ・ソプラノ、カトリオーナ・モリソン。2017年のBBCカーディフ国際声楽コンクールを制し、既に世界中のコンサー ト・ホールやオペラ・ハウスで実績を積んでいる彼女にとって、こちらが初めてのソロ・アルバムとなります。彼女の重要なレパートリーである、抒 情的な歌曲を残したドイツ・ロマン派の女性作曲家ヨゼフィーネ・ラングを軸に、その周りのシューマンやブラームス、若き日にライプツィヒで学ん でいたグリーグなど同時代の作品を収録しています。モリソンの持つ、聴く者の心にすっと染みていくような美しく透明感のある歌声と、豊かなが らもすっきりとした表現が、これらの歌曲の魅力を十二分に引き出しています。アルバムのタイトルは、ラングの「昨日と今日」歌いだしの一節か らとられました。

ORFEO
C-210021(1CD)
NX-B09
マーラー:嘆きの歌(1878-1880/1899年改訂) ブリギッテ・ポシュナー=クレーベル(S)
マルヤナ・リポヴシェク(Ms)
デイヴィッド・レンドール(T)
マンフレート・ヘム(Br)
ミヒャエル・ギーレン(指)
ウィーンRSO/ウィーン・ジングアカデミー合唱団
録音:1990年6月8日(ライヴ)
コンツェルトハウス、ウィーン(オーストリア)
マーラーが18歳から20歳にかけて作曲したカンタータ『嘆きの歌』は、狡猾な兄が 手柄をたてた弟を殺害し、地中に埋めてまんまと王女を手に入れたものの、弟の骨 から作られた笛が真実を暴露し、兄は自滅するという物語。 マーラー自ら、グリム童話やベヒシュタインの物語を題材にした歌詞を作り、音楽を 付けた自信作でした。しかしウィーン楽友協会による作曲コンクール「ベートーヴェン 賞」に応募したところ、残念ながら落選。そこで彼は何度も改訂を加え、最終的に は3部からなる作品の第1部を削除。オーケストラの編成にも手を加え、当初の形 とは違う作品として仕立て直しています。 「第1次マーラー・ルネサンス」と呼ばれる1960年代には、改訂稿の2部形式での 演奏が主流でしたが、やがて削除された第1部を戻した形も演奏されるようになり、 20世紀の終わり近くには改訂前の初稿版が出版され、演奏も増えてきました。 このギーレン盤は、折衷案である初稿版第1部と改訂版第2部、第3部を融合さ せたもの。ギーレンの指揮は、うっそうと茂る森の雰囲気を表現した第1部から、華 やかな婚礼場面が一転、騒乱に変わる第3部までを丁寧に描き出しています。

Gramola
GRAM-99229(1CD)
NX-B05
ショパン作品を歌曲に
ルイージ・ボルデーゼ(1815頃-1886):Les Fleurs 花(原曲:子犬のワルツ Op.64-1)
作者不詳:葬送行進曲(原曲:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第3楽章)
作者不詳:La Libellule bleue 青いとんぼ(原曲: エチュード Op.25-9)
作者不詳:A la Lune 月へ(原曲:夜想曲第2番 Op.9-2)
ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821-1910):Seize ans 16歳(原曲:マズルカ第31番 Op.50-2)
 Aime-moi 私を愛して(原曲:マズルカ第23番 Op.33-2)
 Berceuse 子守歌(原曲:マズルカ第24番Op.33-3)
ボルデーゼ:La Fille de l’onde 流行にのる娘(原曲: バラード第2番Op.38)
 Les Traineaux そり(原曲:マズルカ第36番 Op.59-1)
 L’Attente 待つ(原曲:マズルカ第6番Op.7-2)
 Violette すみれ(原曲:マズルカ第31番Op.50-2)
 La Fete des Prairies 草原の祭り(原曲:マズルカ第5番 Op.7-1)
ガルシア=ヴィアルド:Plainte d’Amour 愛の嘆き(原曲:マズルカ第1番 Op.6-1)
 Separation 別離(原曲:マズルカ第14番Op.24-1)
 L’Oiselet 小鳥(原曲:マズルカ第47番Op.68-2)
 La Beaute 美しさ(原曲:マズルカ第42番Op.67-1)
作者不詳:Berceuse 子守歌(原曲:子守歌 Op.57)
作者不詳:Hymne 賛歌(原曲:夜想曲第15番Op.55-1)
ガルシア=ヴィアルド:Coquette コケット(原曲: マズルカ第5番Op.7-1)
ショパン:歌曲集 Op.74より
 春 WN52
 指環 WN50
 わが喜び WN51
リディア・トイシャー(S)
オリヴィア・フェルミューレン(Ms)
カロル・コズウォフスキ(T)
アンドレアス・シュミット(Br)
ヴォルフガンク・ブルンナー(フォルテピアノ)
ミヒャエル・ローゼンベルガー 1810年頃製の復元楽器(2010年 ローベルト A.ブラウン)

録音:2014年9月
ハンス=ロスバウト=スタジオ、
SWR、バーデン=バーデン(ドイツ)
「指で歌うべきだ」「ピアノを弾きたいのなら、歌を学ぶ必要がある」とレッスンの際に多くの生徒たちに語ってい たというショパン。その教えは忠実に守られるとともに、彼のピアノ曲に詩を付け歌曲にする試みも数多く行わ れてきました。中でもショパンの信奉者であり、歌手としても素晴らしい才能を持っていたポーリーヌ・ガルシア =ヴィアルドは、師のマズルカを12曲の歌曲に仕立て、自らも歌いながらその魅力を広めていました。このアル バムはガルシア=ヴィアルドの歌曲を中心に、イタリアで生まれフランスで活躍した作曲家ボルデーゼがアレン ジした「子犬のワルツ」や「バラード」、他、作者不詳の数曲に、ショパン自身の歌曲を3曲併せ、アンドレア ス・シュミットらベテランの歌手たちの歌声とショパン時代のフォルテピアノ(復元楽器)の伴奏でその旋律の美 しさを味わいます。
Gramola
GRAM-99223(1CD)
NX-B05
シューベルトの女性たち
朗読:Das Echoこだま(Ignaz Franz Castelli)
シューベルト:男は人が悪い D866-3
 汝はわれを愛さず D756
 おとめの嘆き D191
朗読:Kennst du das Land 君よ知るや南の国(Johann Wolfgang von Goethe)
朗読:Nur wer die Sehnsucht kennt ただあこがれを知るものだけが(Johann Wolfgang von
Goethe)
シューベルト:君よ知るや南の国 D321
 ミニョンの歌 その1「私に言わせないで」 D877-2
 ミニョンの歌 その2「大人になるまでこのままに」 D877-3
 ミニョンの歌「ただあこがれを知るものだけが」 D877-4
朗読:Erster Verlust 最初の損失(Johann Wolfgang von Goethe)
朗読:Liebesbotschaft 愛の便り(Ludwig Rellstab)
シューベルト:泉のほとりの若者 D300
 ルイーゼの答え D319
朗読:Thekla, eine Geisterstimme テクラ、精霊の声(Friedrich Schiller)
シューベルト:テクラ D595
 若い尼僧 D828
朗読:Der Fischer 漁夫(Johann Wolfgang von Goethe)
朗読:Das Rosenband ばらの帯(Friedrich Gottlieb Klopstock
朗読:Das Heidenroslein 野ばら (Johann Wolfgang von Goethe)
シューベルト:漁夫 D225
 野ばら D257
朗読:Faust ファウスト(Johann Wolfgang von Goethe)-最終行
シューベルト:テューレの王 D367
 糸を紡ぐグレートヒェン D118
 塔の中のグレートヒェン D564(B.ブリテンによる補筆完成版)
クラウディア・タンドル(Ms)
ガブリエーレ・ヤコビ(朗読)
ナイアル・キンセラ(P)

録音:2020年2月17-19日Studio Wavegarden、Mitterretzbach、ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)
多くの友人たちに囲まれつつも、生涯独身で過ごしたシューベルト。彼にまつわる女性の話は数えるほどしか 残されておりません。そんなシューベルトが女性や愛について抱いた思いはどのようなものだったのでしょうか。こ のアルバムは、残された歌と歌詞から女性について書かれた作品を選び、彼の女性観を探っていく1枚です。 採り上げられたのはゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』に登場する薄幸の少女ミニョンや、同じく ゲーテの『ファウスト』のヒロイン、グレートヒェン。そして恋人に棄てられて嘆くルイーゼや名もなき乙女をはじめ とする可憐な女性たち。決して妖艶な女や魔女たちは出て来ません。これらを表現豊に歌うのはオーストリア の歌手クラウディア・タンドル。名優ガブリエーレ・ヤコビの朗読が物語に花を添えています。

PHILHARMONIA BAROQUE
PBP11(3CD)
NX-C03
ヘンデル:オラトリオ『ヨセフとその兄弟』 HWV59(1743) ニコラス・マギーガン(指&音楽監督)
フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
フィルハーモニア・コラール

録音:2017年12月18-20日
1981年にサンフランシスコで設立され、1985年からニコラス・マギーガンが音楽監督を務めるフィルハーモニア・ バロック・オーケストラ。今作ではヘンデル作品の中でも評価が分かれる『ヨセフとその兄弟』を演奏。この作品は 1996年にイギリスの指揮者ロバート・キングが全曲録音をしている他にはほとんど録音のない、知られざる傑作 です。今作では、ヘンデルのオーソリティとして知られるマギーガンが旧約聖書「創世記」から採られたテキストを 丹念に読み込み、ここに描かれた100年間に及ぶ壮大な物語を、ダイアナ・ムーア、アビゲイル・リイーヴァイスら ソリスト、オーケストラと共に活気ある音にしていきます。美しい音楽と迫真の物語をじっくりとお楽しみください。

COL LEGNO
COL-20450(1CD)
NX-B09
フラヌイ/バリトンのための作品集
シューマン:リーダークライス Op.39 第8曲 異郷にて
シューベルト:野ばら Op.3 No.3 D.257
 死と乙女 Op.7 No.3 D.531
ブラームス:荒れ野を越えて Op.86 No.4
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第4曲 恋人の青い目
シューベルト:君はわが憩い Op.59 No.3 D.776
シューマン:リーダークライス Op.39 第4曲 静けさ
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第2曲 朝の野を歩けば
シューマン:リーダークライス Op.39 第9曲 悲哀
 ロマンスとバラード集 第4集 Op. 64 第3曲 悲劇
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第1曲 恋人の婚礼の時
シューマン:ロマンスとバラード集 第3集 Op. 53-3 第1曲 ハンスとグレーテ
 ロマンスとバラード集 第3集 Op. 53-3 第2曲 私の胸に
 ロマンスとバラード集 第3集 Op. 53-3 第3曲 哀れなペーターはよろよろと
 リーダークライス Op.39 第10曲 夕暮れ
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第3曲 僕の胸の中には燃える剣が
ベートーヴェン:あこがれ WoO134
シューベルト:鳥たち Op.172 No.6 D.691
パーセル:歌劇「ダイドーとイニーアス」 Z.626より「私が地中に横たえられた時」

※全てM. クレーラー、A. シェットによる声と室内アンサンブル編
フローリアン・ベッシュ(Br)
フラヌイ(アンサンブル)

録音:2019年10月6-8日
ドイツ・オーストリアの作曲家の作品と民謡の旋律を融合、木管楽器、金管楽器、弦楽器、ダルシマー、ツィ ター、フォークハープなどを駆使して楽しいアンサンブルに仕立てる“フラヌイ”の最新録音。タイトルの「Alles wieder gut」はマーラーの『さすらう若人の歌』第4曲からの言葉であり「眠って(死んで)しまえば恋も苦しみ も現生も夢も、全てが良くなる」という意味で、「ポルカなどの楽しい舞曲と、葬送のための音楽は表裏一体であ りどちらも生活に密着している」というポリシーのもとにアレンジされたこれらの曲を、名バリトン、フローリアン・ベッ シュが朗々と歌い上げます。

BR KLASSIK
BR-900522(1CD)
NX-B05
『バイエルンの高地からの情景』 エルガー: パートソング集
バイエルンの高地からの情景 Op. 27 - 6声部混成合唱とピアノのための (1895)
2つのパートソング Op. 26 - 女声合唱、2つのヴァイオリンとピアノのための (1894)
ギリシャ名詩選からの5つのパートソング Op. 45 - 男声合唱のための (1902)
行け、私の歌よ Op. 57 - 混声合唱のための (1909)
夏の激流のように〜『オラフ王の伝説からの情景』 Op. 30 より - 女声合唱とピアノのための編曲版 (1896)
スペインのセレナード Op. 23 - 女声合唱、2つのヴァイオリンとピアノのための (1891)
起床ラッパ Op. 54 - 男声合唱とピアノのための (1907)
彼ら安息の地に - 混声合唱のための悲歌 (1909)
うんざりする西風 - 女声合唱とピアノのための (1902 / 1930)
眠る王子 - 混声合唱のための (1925)
ラドスラフ・シュルツ、ユリタ・スモレン (Vn)
マックス・ハンフト (P)
バイエルン放送cho
ハワード・アーマン(指)

録音:2019年10月26日
ヘルクレスザール(ライヴ)
伝承歌のような愛らしさ、ルネサンス期の声楽作品を思わせるような美しさに、英国近代音楽らしいモダンな和声を加味したエルガーのパート ソング集。その響きはとにかく心地よく、重なり合う人の声の醍醐味を味わうことが出来ます。歴代指揮者に鍛え上げられたバイエルン放送合 唱団の高い技術と表現力、英国出身の現在の音楽監督ハワード・アーマンによる、隅々まで気持ちの通った解釈で楽しむ一枚。

PREISER
PRCD-90842(1CD)
シューベルト:ゲーテ歌曲集
歌手 D.149a/湖上にて D.543/流れのほとりで D.160/流れのほとりで D.766
/羊飼いの嘆きの歌 Op.3-1/朝の歌 D.266/遠く離れた人に D.765/竪琴弾き
の歌 D.478-480/海の静けさ Op.3-2/月に寄せて D.259/月に寄せて D.596/
さすらい人の夜の歌 D.224/さすらい人の夜の歌 D.768/聖霊の挨拶 D.142/
プロメテウス D.674/人間の限界 D.716/希望 D.295
ロベルト・ホル(Bs-Br)
デイビット・ルッツ(P)

録音:2020年
1947年ロッテルダム生まれの名歌手ロベルト・ホルによるシューベルト歌曲集。ゲーテのテキストを用いた作品でまとめられています。自然体で美しい
歌唱。

Goodies
78CDR-3821(1CDR)
機械式録音盤(電気式録音以前)を含む復刻音源
20世紀初頭に活躍した名歌手による
「ホーム・スイート・ホーム」(埴生の宿)


(1)ネリー・メルバ(S)
(2)アルマ・グルック(S)
(3)原信子(S)
(4)ハルダ・ラシャンスカ(S)
(5)ローザ・ポンセル(S)
(6)アメリータ・ガリ=クルチ
(1)HMV DB351(U.K.) 、1905年9月5日ロンドン録音(機械式録音)
(2)VICTOR 74251(U.S.) 、1911年10月21日キャムデン録音(機械式録音)
(3)澤田柳吉(P)
NIPPONOPHONE 2309(JP) 、1913年頃録音(機械式録音)
(4)COLUMBIA 49339(U.S.) 、1918年3月13日録音(機械式録音)
(5)COLUMBIA 49935(U.S.)  、1921年頃録音(機械式録音)
(6)VICTOR VE1001A(JP) 、 1928年5月16日ニューヨーク録音(電気録音)
「ホーム・スイート・ホーム」(埴生の宿)はイギリスの作曲家、サー・ヘンリ ー・ロウリー・ビショップ(1786-1855)が1823年に作曲した歌劇「ミラノの乙女 クラリ」の中で歌われた。作詞はアメリカ人のジョン・ハワード・ペイン(1791 -1852)。このメロディは作曲者がオペラに取り入れた以前に他の歌詞をつけて シチリア民謡として発表していたため民謡として知られていたが、ビショップ の作曲、ペインの作詞であることが後に明らかになった。日本語版の「埴生の 宿」は1889年(明治22年)に文部省「中等唱歌」に選定された。訳者は里見義(さ とみただし 1824-1886)。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ のSPレコード専 用MC型カートリッジ(3ミル針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

H.M.F
HMM-902427(1CD)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ベルリンRIAS室内cho
ポリーナ・パストリチャク(S)
ゾフィー・ハルムゼン(Ms)
スティーヴ・ダヴィスリム(T)
ヨハネス・ヴァイサー(Bs)

録音:2019年5月、テルデックス・スタジオ・ベルリ
ハルモニアムンディのベートーヴェン生誕250周年である2020年から没後200年となる2027年に向けた録音企画シリーズ。2021年初回のリリー ス は ヤ ー コ プ ス 指 揮 に よ る「 ミ サ ・ ソ レ ム ニ ス 」。 ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」は、作曲家最晩年の大作であると同時に、解釈が非常に難しいことでも知られますが、それだけに指揮者の力量が問 われます。 ベートーヴェンは、親交の深かったルドルフ大公の大司教就任祝いにこのミサ曲を書き始めましたが、結局それには間に合わず、就任から4年後にようやく 全曲が初演されました。実際完成したのは、カトリックの典礼、ドラマチックな表現力、瞑想的な祈り、賛歌のような表現、古風な要素、交響曲的な構成といっ たものを一つにまとめ上げた記念碑的な芸術作品でした。それは何より、この作曲家がミサ曲という枠組みを超える作品を生み出すべく格闘していたからとい えるでしょう。 ヤーコプスは、今回の録音で合唱をオーケストラ左右に、ソリスト4人はオーケストラの後ろに配置しています。「19 世紀の終わりまで、オラトリオの公演で は合唱はオーケストラの横、前方にさえ置かれており、後ろに配置されることはありませんでした。それには大きな利点があり、第一に合唱団は難しいパッセー ジでも歌いやすく、第二に、聴衆はベートーヴェンが苦心したテキストをより深く理解することができます。また4人のソリストをオーケストラの後ろに配置す るのはまるで天使の合唱のようです。私はこれがベートーヴェンの夢見ていた方法なのではないかと考えています。前方の地上の合唱と後方の天使の声お互い に 呼 応 し ダ イ ナ ミ ッ ク な コ ン ト ラ ス ト を 生 む こ と が で き ま す 。」 オーケストラと歌唱陣の高いテクニックとヤーコプスたちだからこそ実現できた、見事な録音が実現しました。 (Ki)

GENUIN
GEN-20697(1CD)
シューベルトの四季
シューベルト:すみれ D786/ガニュメート D544/夏の夜 D289/「ロザムンデ、キプロスの女王」 D797〜ロマンツェ/秋の夜の月に D614/万霊節のための連祷 D343/老人の歌 D778/冬の夕べ D938/ケレースの嘆き D323
シャロン・カーティ(Ms)
ジョナサン・ウェア(P)

録音:2009年9月28日-10月1日 英国,サフォーク州スネイプ
「シューベルトの四季」と題された 1 枚。シューベルトの歌曲から 9 曲を選び、季節ごとに並 べたという面白い試み。 シャロン・カーティはアイルランドのメッゾソプラノ。バロックから古典派を得意としており、透明感 のある歌声が美しい。ジョナサン・ウェアは今引っ張りだこの伴奏ピアニスト。
GENUIN
GEN-20710(1CD)
シューベルト(クランペ編):「白鳥の歌」 D957
シューマン(クランペ編):「詩人の恋」 Op.48
ダニエル・ベーレ(T)
クリストフ・ゲルデス(指)
ミュンヘン室内歌劇場O

録音:2019年10月,ポリング
人気テノール、ダニエル・ベーレの歌うシューベルトの「白鳥の歌」とシューマンの「詩人の 恋」、しかも室内管弦楽伴奏。歌曲の伴奏を小編成の管弦楽に編曲する試みはかつてはよく行 われ、古い録音にたくさん残されています。ここでは1967 年、オーストリアのグラーツ生まれの作曲 家、アレクサンドル・クランペによって、フルート、クラリネット、ファゴット、アコーディオン、ギター、 ヴァイオリン×2、ヴィオラ×2、チェロ、コントラバス(弦は各 1 人)という編成の伴奏に仕立て直さ れています。伴奏が色彩的になり、詩の世界が広く開けた印象になり、新鮮だ。 そして歌うはドイツの美声人気テノール、ダニエル・ベーレ。1974 年、ハンブルク生まれ。ウィー ンのフォルクスオーパーやフランクフルト歌劇場で名を上げ、瞬く間に人気テノールに。バロック 声楽曲、モーツァルトのオペラ、ドイツ・リートで高い評価を得ると同時に、2017 年にはバイロイト 音楽祭にワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のダーフィト役で初出演、これまた 大評判となった。今絶好調のテノールです。クリストフ・ゲルデスは 1965 年、ミュンヘン生まれ の指揮者。2004 年にミュンヘン室内歌劇場Oを設立、理事を務め指揮に当たっています。

オクタヴィア
OVCL-00735(1CD)
税込定価
2021年1月20日発売
「夢」探しながら−日本名歌集2−
別れ船/かえり船/赤とんぼ
夕焼小焼/月の沙漠/長崎の鐘
上を向いて歩こう/いつでも夢を
愛燦燦/川の流れのように
ふるさと/花/箱根八里/富士山見たら
富士の山/鯉のぼり/早春賦
夏の思い出/ちいさい秋みつけた
雪の降るまちを
ヴィタリ・ユシュマノフ(Br)
塚田佳男(P)

2020年7月8、10日神奈川・相模湖交流センター
ロシアで生まれ日本をこよなく愛し、今最も注目を集めるバリトン歌手ヴィタリ・ユシュマノフ。2018 年リリースした日本名歌集<「ありがとう」を風にのせて>(OVCL-00682)はヴィタリの美しい歌声 と日本への想いを込めた豊かな表現力は各方面にて大絶賛を博しました。そして続編となる日本 名歌集2が待望の発売となります。収録曲にはヴィタリが今最も心を寄せる唱歌、童謡や歌謡曲 といった、誰しもが馴染みのある古き良き日本の名歌が並び、慣れ親しんだメロディーとヴィタリ の艶やかな歌声が響き渡り思わず聴き入ってしまいます。ヴィタリの第二の故郷、日本への愛と 想いをぜひお聴きください。(オクタヴィア)

BRIDGE
BCD-9537(1CD)
「原曲がフランス語の歌を英語で歌う」
レイナルド・アーン:5 つの小さな歌
ミヨー:子供の詩(全5 曲)、2 つの愛の歌
プーランク:空想
サン=サーンス:桜の木の農園、とってもいいね、ヒマラヤ杉の声
マスネ:庭に出ておいて
ルーセル:別れ、娘に与えた花
ラヴェル:スコットランドの歌
グノー:巫女、かわいい赤ちゃんねんねしな、おやすみ、ほか全25 曲
タイラー・ダンカン(Br)
エリカ・スウィッツァー(P)

録音:2020 年12 月8 日
古今のシャンソンの名歌を英語で歌うという企画ディスク。フランス語独特の、あれはかすみか雲 か、とも思われる音色、イントネーション、アクセントは、やや角ばった、英語に置き換わり、全く別の 曲に聴こえるところが面白い。ひとつの試みとして意義あるディスク。

QUERSTAND
VKJK-2004(1CD)
エーベルハルト・ベトヒャー(b.1934):カンティクム・ノヴム
ラテン語のミサ曲「ミサ・レゼルヴァータ」/ 「さあ来てください、異邦人の救い主よ」/「マリアと天使」/「賛美を受けなさい、イエス・キリストよ」/ 「高き天から」/「キリストは蘇った」/ 「聖三王(東方の三博士)」/「来てください、創造主である聖霊よ」/ 「私たちの父よ」/「堅固な砦」/ 「ああ、あなたの恵みと共に留まってください」
「あなたの道を主にゆだねなさい」
ダン・カロウセク(指)
コーラス・アルス・ブルネンシス
ヨヴィタ・シプ(S)
マリト・ベトヒャー(Hrn)
マルティン・ヤクビチェク(Org)

録音:2019年8月30日-9月1日 チェコ,ブルノ
エーベルハルト・ベトヒャーの宗教合唱曲集。エーベルハルト・ベトヒャーは 1934 年、ベルリ ンの生まれ。第二次世界大戦後は東ドイツ人となっていたが、1958 年にスウェーデンに、1968 年にノルウェイに移住。ドイツの表現主義と北欧音楽の融合した、優しい近代性を醸しています。 指揮のダン・カロウセクがブルノ出身の指揮者。コーラス・アルス・ブルネンシスは 1979 年創立 のブルノの合唱団。

ACCENT
ACC-25320(1CD)
1月のカンタータ
バッハ:カンタータ第72番『すべては御心のままに』 BWV72
カンタータ第156番『わが片足はすでに墓穴に』 BWV156
カンタータ第92番『我は神の御胸の思いに』 BWV92
アンナ・グシュヴェント(S)、ルチア・ナポリ(A)、シュテファン・シェルペ(T)、トーマス・バウアー(Bs)
シギスヴァルト・クイケン(指,Vn)
ラ・プティット・バンド

録音:2020年2月2-5日/ブライバッハ、コンツェルトハウス
ラ・プティット・バンドによるバッハのカンタータ3曲、2020年最新録音!公現祭後の第3日曜日のために書かれた第72番と第156番、その2週間 後の七旬節のために書かれた第92番を収録。これらは1725年から1729年の間で作曲されライプツィヒの聖トーマス教会で演奏された作品で、どれも 1月から2月始めの期間に書かれたものです。器楽も声楽もすべて1パート1人ずつで演奏されていて、非常に透明感のあるサウンド。演奏も素晴らしく、バッハの複雑なポリフォニー構造を明瞭に聴 き取ることができます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3818(1CDR)
税込定価
20世紀初期に活躍した名歌手による「夏のなごりのばら」(庭の千草)
(1)マルセラ・ゼンブリッヒ
(2)ルイーザ・テトラツィーニ
(3)グレーテ・シュテュックゴルト
(4)アメリータ・ガリ=クルチ
(1)マルセラ・ゼンブリッヒ(S)
VICTOR 88102(U.S.) 1907年10月9日キャムデン録音(機械式録音)
(2)ルイーザ・テトラツィーニ(S)
VICTOR 6343A(U.S.) 1911年3月15日キャムデン録音(機械式録音)
(3)グレーテ・シュテュックゴルト(S)
VOX 02117B(Germany) Matrix:1218A
(4)アメリータ・ガリ=クルチ(S)
VICTOR VE1001B(JP) 1928年9月5日N.Y. 録音(電気録音)
「夏のなごりのばら」(庭の千草)はアイルランドの詩人トーマス・ムーア(1779 -1852)がアイルランドの民謡に詩をつけて1805年に発表した。この美しいメロ ディはドイツの作曲家フリートリヒ・フォン・フロトー(1812-1883)の歌劇「マ ルタ」のアリアにとり入れれた他、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、パガ ニーニ等も編曲や変奏曲に使った。日本では1884年(明治17年)に文部省唱歌に 選定された。翻案は里見義(さとみただし 1824-1886)。当初のタイトルは「菊」 だったが、歌詞の冒頭の「庭の千草」がいつしか曲名になり、唱歌のひとつと して広く親しまれた。
(1)マルセラ・ゼンブリッヒ(1858-1935)はポーランド生まれ。幼少の頃父親から ヴァイオリンとピアノを学び、10歳でレンベルグ音楽院に入った。1877年オペ ラ・デビューをして、ヨーロッパ各地を回り、1883にアメリカに渡りメトロポ リタン歌劇場にデビューした。1907年にVICTOR社で録音を始めた。この録音は 彼女の最初期ものだが、録音時彼女は49歳だった。
(2)ルイーザ・テトラツィーニ(1871-1940)は国際的に名声を得たイタリアのソプラノ。フィレンツェに生まれ3歳から歌いはじめたと伝えられます。1890年フィレンツェでマイアベーアの歌劇「アフリカの女」のイネス役でオペラ・デビュー。その後ヨーロッパと南北アメリカで大成功し、レコードも1904年から1920年にかけて数多く吹き込まれた。すべて機械式録音。引退後は後進の指導にあたった。
(3)グレーテ・シュテュックゴルト(1895-1977)はロンドン生まれ。1927年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場でワーグナーの歌劇「ニュルッンベルクのマイスタージンガー」のエヴァ役でデビューし、1929年にはベルリンでパウル・ヒデミットのオペラ「今日のニュース」の初演で主役をつとめた。ドイツのVOXレコードは1921年にベルリンで設立された。1924-25年頃ウェスタン・エレクトリックとは別の方式の電気録音(おそらく米ブランズウィックの開発した "ライト・レイ" 式電気録音と思われる)を始めたと伝えられるが1926年に倒産した。これはそのライト・レイ式電気録音と思われます。
(4)アメリータ・ガリ=クルチ (1882-1963)はイタリアのミラノ生まれのコロラトゥーラ・ソプラノ。1906年トラーニで「リゴレット」のジルダ役でオペラ・デビュー。以降20世紀初頭の最も偉大な女声声楽家の一人に数えられています。ガリ=クルチは1917年の機械式録音でこの曲を録音していたが、これは電気録音初期の吹き込み直し盤。(グッディーズ)

B RECORDS
LBM-030(1CD)
シューベルトと近代フランス歌曲集
1. アーン(1875-1947):La chere blessure愛しい傷
2. アーン:Puisque j’ai mis ma levre 私は口づけをしたから
3. ショーソン:La Chanson bien douce いとも甘い歌Op.34
No.1
4. ショーソン:Le Chevalier malheur 不幸な騎士Op.34 No.2
5. ヴォルフ:Anakreons Grab アナクレオンの墓
6. ヴォルフ:Die Geister am Mummelsee ムンメル湖の亡霊
シューベルト:『白鳥の歌』 D.957より
7. Das Fischermadchen 漁師の娘
8. Am Meer 海辺で
9. Die Stadt 都会
10. Der Doppelganger 影法師
11. Ihr Bild 彼女の絵姿
12. Der Atlas アトラス
13. シューベルト:Du bist die Ruh 君はわが憩い D.543 Op.59 No.3
14. シューベルト:Auf dem See 湖上で D.543 Op.92 No.2
15. シューベルト:Nacht und Traume 夜と夢 D.827
プーランク:郵便はがき-アポリネールの4つの詩 FP58
プーランク:村人の歌 FP117*
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ*
ヴィクトワール・ビュネル(Ms)
ガスパール・ドゥアンヌ(P)
エレナ・ハルシャーニ(S)
トーニ・ミン・ガイガー(P)
ファビアン・ラングート(Br)
カミーユ・ルモニエ(P)
ミヒャエル・ラコトアリヴォニー(Br)*
テオドラ・オプリショル(P)*

録音:2020年7月28日 ライヴ
毎年、オルセー=ロワイヨモン・アカデミーで開催される歌曲リサイタル。2020年も困難な状況の中、4組の歌 手とピアニストがフランス近代歌曲を中心に、ヴォルフやシューベルトまで様々な歌曲で素晴らしい演奏を披露 しました。いずれも将来を嘱望される若き歌手たちの歌声をお楽しみください。

Da Vinci Classics
C-00281(1CD)
憂鬱のさまざまな色合い
カペレッティ:ポルトガル歌曲集
ロシア歌曲集
マリア・アナドン(ヴォーカル)、
ポリーナ・ルノフスカヤ(ヴォーカル)、
アリーゴ・カペレッティ(P)、
ジュリオ・ヴィシベッリ(Sax)、
フラヴィオ・ミナルド(G)

録音:2000年−2003年&2018年10月
イタリア国内外のジャズ・シーンを主な活躍の場としてきた作曲家、アリーゴ・カペレッティ(1949−)のクロスオーヴァ―・スタイルによる2つの歌曲集。
「ポルトガル」と「ロシア」の2つの歌曲集を繋ぐキーワードは「憂鬱」。リスボン万博に招待された際にポルトガルで感じたもの、またサンクトペテルブルクに住んでいた際に感じた「憂鬱」に共通点を見出し、それを歌曲で表現しています。
ジャズ的な要素を色濃く持った独自のスタイルの歌曲集です。

Anaklasis
ANA-010(1CD)
ロムアルト・トヴァルドフスキ:歌曲&ソネット集
ミケランジェロによるソネット(1988)
ドン・キホーテへの3つのソネット(1990)
スタニスワフ・リシャルト・ドブロヴォルスキによる言葉への3つの歌(1987)
「Viliya」からの3つの歌(1990)
歌曲集「海の顔(フェイス・オヴ・ザ・シー)」(1979)/3つの別れのソネット(1970)
トマシュ・コニェチュニ(Bs-Br)、
レフ・ラピエラワ(P)

録音:2019年9月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ポーランド)
トマシュ・コニェチュニ(コニエチュニー)は1972年ポーランド生まれ、1998年ドヴォルザーク国際声楽コンクール(カルロヴィ・ヴァリ、チェコ)で優勝し、現在は世界中のオペラ・ハウスで活躍するドラマティック・バス・バリトン。ディスコグラフィーにはサイモン・ラトル、フランツ・ウェルザー=メスト、クリスティアン・ティーレマン、マレク・ヤノフスキらとの共演盤が並ぶポーランドの名歌手です。
1971年からショパン音楽大学の教授を務め、多くのオペラ、バレエ、合唱、ピアノ、管弦楽のための作品を生み出してきたポーランドの作曲家、ロムアルト・トヴァルドフスキ(b.1930)の歌曲&ソネット集。ミケランジェロ・ブオナローティの詩(レオポルト・スタッフによる美しいポーランド語訳)に音楽を付けた3つのソネットは、トマシュ・コニェチュニのために書かれた作品です。

Channel Classics
CCS-43521(1CD)
シューベルト:「冬の旅」(バリトンと弦楽四重奏版)
歌曲集 「冬の旅」 Op.89, D.911(ヴィム・テン・ハーヴェ編曲/バリトンと弦楽四重奏版)
マルタイン・コルネット(Br)、
ラガッツェSQ〔ローザ・アルノルト(Vn)、ユアニタ・フリエンス(Vn)、アンネマイン・ベルフコッテ(Va)、レベッカ・ヴィセ(Vc)〕
アムステルダム音楽院を卒業し、アムステルダム国立歌劇場のレギューラ・ゲストとして活躍するオランダの若きバリトン、マルタイン・コルネットと、オランダの才気あふれる女流奏者たちによって結成され、様々な分野のアーティストたちともコラボレーションを行ってきたラガッツェSQによるシューベルト「冬の旅」。
シューベルトのすべての歌曲の中心的存在を占める傑作「冬の旅」は様々な編成やアレンジでも演奏・録音が行われてきました。このアルバムでは、オランダの作曲家ヴィム・テン・ハーヴェがマルタイン・コルネットとラガッツェSQのために特別に編曲した「バリトンと弦楽四重奏版」を収録。ラガッツェSQが芸術監督を務めるオランダの音楽祭「September Me」で2018年に初演され、その成功からすぐに、ワールドツアーやCDのレコーディングへと結びつきました。弦楽器を通して、ピアノパートの暖かさ、生命感、人生の深みを表現。メンバー全員がテキストを深く読み込み、アレンジャーとも協力しながら創り上げた新しい「冬の旅」のサウンドにご期待ください。

Albion Records
ALBCD-040(1CD)
ジョン・サイクス(1909−1962):歌曲&ピアノ作品集
無垢と経験の歌/ポロネーズ(ピアノ・デュオ)/ジョン・ダウランドへのオマージュ/トッカータ、ピーアン、舟を漕げ(ピアノ・ソロ)/ボーナス・トラック(デジタル・ダウンロード):経験の歌より ロンドン(全曲世界初録音)
ローワン・ピアース(S)、
ギャレス・ブリンモア・ジョン(Br)、
イアン・ファリントン&ウィリアム・ヴァン(P)

録音:2019年9月4日−6日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(イギリス)
王立音楽大学でヴォーン・ウィリアムズ、ゴードン・ジェイコブに師事した、インド出身のピアニスト、作曲家、教師ジョン・サイクスの知られざる作品集。録音には、イギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズのメンバーとしても活躍する女声古楽歌手ローワン・ピアースが参加。

NAR Classical
NAR-125182(1CD)
ショパン:17のポーランドの歌 Op.74
ショパン(リスト編):6つのポーランド歌
レイラ・ジェンチェル(S)、
ニキタ・マガロフ(P)

音:録音年月日不詳
20世紀有数のショパン弾きであるニキタ・マガロフが伴奏を担当したショパンの「ポーランド歌曲集」を歌うのは、20世紀のトルコを代表するソプラノ、レイラ・ジェンチェル。
主にイタリアを活躍の場とし、ガヴァッツェーニとのコンビでドニゼッティの作品の蘇演に数多く携わったジェンチェルが歌う、ポーランドの心。その歌声に寄り添うマガロフのピアノも絶品です。
また、リスト編曲のピアノ版「ポーランド歌曲集(6曲)」のカップリングもマガロフ・ファンにとっては嬉しいポイント。
NAR Classical
NAR-116182(1CD)
ロッシーニ:スターバト・マーテル カルメラ・レミージョ(S)、
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms)、
フアン・ディエゴ・フローレス(T)、
イルデブランド・ダルカンジェロ(Bs)、
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)、
トスカーナO、プラハ室内cho

録音:1997年7月14日−15日、ヴェルディ劇場(フィレンツェ、イタリア)
ジェルメッティがフィレンツェでトスカーナOを振ってのロッシーニの「スターバト・マーテル」は何と言ってもソリスト陣が超豪華!
ペルーが生んだ世界的テノールのフアン・ディエゴ・フローレスと、イルデブランド・ダルカンジェロ、カルメラ・レミージョ、ダニエラ・バルチェッローナのイタリア勢で構成されるソリストたちはまさにロッシーニの演奏に最適と言える布陣。
そして指揮は「ロッシーニ指揮者」として高名なジェルメッティ。充実、豪華な「スターバト・マーテル」の復活です!
NAR Classical
NAR-126182(2CD)
ヴィヴァルディ:ソプラノのためのカンタータ集
天に紅の光立ち RV.667/見つめた時に RV.650/生まれついたる厳しさで RV.658/蝶々は舞う RV.660/愛よ、お前は勝った RV.651/涙の泉よ RV.656/かわいいナイチンゲール RV.796/憧れの瞳よ RV.666/お前の心はよく分かる RV.668/小枝に戯れ RV.663/春風が草を渡り RV.669/疑惑の影に RV.678
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
コンセルト・ヴァーゴ

録音:1996年10月24日−26日&1997年9月25日−27日、ミラノ(イタリア)
イタリア古楽界を代表する情熱の歌姫でありヴィヴァルディのスペシャリスト、ロベルタ・インヴェルニッツィがグロッサ(Glossa)にオペラ・アリア集を録音する約15年前、イタリアにレーベルに録音していた「ソプラノのためのカンタータ集」。
インヴェルニッツィの歌声はもちろんのこと、リュートのマッシモ・ロナルディやチェロのマルコ・ヴィターリが名を連ねる共演のコンセルト・ヴァーゴの演奏も古楽ファンは聞き逃せません。

Champs Hill Records
CHRCD-151(1CD)
ジョン・F.ラーチェット:歌曲全集&エア集
1. 愛の哲学 [2]/2. イン・スウィート・ヒューミリティ [1]/
3. 愛の疑問 [2]/4. 愛と庭 [1]/5. パドレイク・ザ・フィドラー [2, 3]/6. アードグラス・ボート・ソング [1]/7-12. ヴァイオリンとピアノのためのアイリッシュ・エア(第1セット) [3]/13. A STOIRIN BAN [1]/4. アーマーの吟遊詩人 [2]/15. 妖精の子の歌 [1]/16. ディアミッドの嘆き [2, 4]/17. 世界のシーフ [2]/18-23. ヴァイオリンとピアノのためのアイリッシュ・エア(第2セット) [3]/24. ザ・ストレンジャー [1]/25. ベッドの小さな男の子 [1] /26. 鵜 [2]/27.ウィー・ヒューイ [1]/28. 小さな黒いバラ [2]/ボーナス・トラック 〜 29. パドレイク・ザ・フィドラー(ヴォイスとピアノ版) [1]
ラファエラ・マンガン(Ms)[1] 、
ギャヴァン・リング(Br)[2]、
ミア・クーパー(Vn)[3]、
ヴェリティー・シモンズ(Vc)[4]、
ニール・キンセラ(P)

録音2018年6月18日ー20日&2019年5月29日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
アイルランドのピアニスト、ニール・キンセラが紹介するアイルランドの作曲家、ジョン・フランシス・ラーチェット(1884−1967)の歌曲集。
ラーチェットはアイルランド国立劇場として知られるアビー劇場の音楽監督を務め、アイルランド王立音楽アカデミーとダブリン大学での教師としてアイルランド音楽への大きな貢献を果たしました。大学時代にラーチェットの音楽と出会い、更なる作品を求めたニール・キンセラが、ラーチェット家の助けも借りて作品を集めて実現した歌曲全集(その多くは世界初録音)と、ヴァイオリンとピアノによるアイリッシュ・エア(アイルランド民謡)集です

Etcetra
KTC-1700(1CD)
アイ・スピーク・ユア・ネイム
ヨースト・クレッペ:ポルトガルの歌より〔幸運な島々〕
イェッツェ・ブレーメル:ハーモニカ奏者*、ウィル・ゼア・リアリー・ビー・ア・モーニング
レンスケ・フローリク:アイ・スピーク・ユア・ネイム
エリザベス・ギャスキル:ザ・スノー・マン
ギヨーム・アポリネール:ミラボー橋(1913断片)
レイエル・スワルト:ミラボー橋#
ヨースト・クレッペ:ポルトガルの歌より〔Quando、ポルトガルの海〕
ヘルマン・ストラテヒール:レジナ・チェリ(祝福された乙女マリアの4つのアンティフォンより)
レーガー: Ich sehe dich in tausend Bilder(2つの宗教的歌曲 Op.105より)
ストラテヒール:サルヴェ・レジナ(祝福された乙女マリアの4つのアンティフォンより)
レーガー:Meine Seele ist still zu Gott(2つの宗教的歌曲 Op.105より)
アンドリース・ファン・ロッセム:リルケの歌+
フランシーネ・ファン・デル・ハイデン(S)、
ディルク・ルイメス(ハーモニウム)、
レイエル・スワルト(コントラバス*、ギター#)、
オリヴィエ・スリーペン(アルト・サクソフォン)+

録音:2020年7月9日−11日、オランダ/2012年2月9日、アムステルダム(ライヴ)+
歌曲、オラトリオ、オペラの多くの舞台で活躍するオランダのソプラノ、フランシーネ・ファン・デル・ハイデンが、ハーモニウム(リード・オルガン)専門のプロ奏者として活動する世界でも数少ないハーモニウム奏者、ディルク・ルイメスとコラボレーションしたソプラノとハーモニウムによるデュオ。このデュオのために書かれた現代オランダの作品を中心にしたハーモニウム歌曲集。

EM Records
EMRCD-065(1CD)
ゾーズ・ブルー・リメンバード・ヒルズ〜アイヴァー・ガーニー&ハーバート・ハウエルズ:作品集
アイヴァー・ガーニー:西方の遊び場 〜 起床のドラム、一番いとおしい花、懐かしい友たち、週に二回、アスペンの木、馬どもは耕しているだろうか、遥か遠い国、三月
ハーバート・ハウエルズ:乙女がいた、女性の歌、ダヴィデ王、強盗の歌
アイヴァー・ガーニー:エドワード, エドワード、弦楽四重奏曲ニ短調、棺の側で
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
マイケル・ドゥシェク(P)、ブリッジSQ

録音:2018年6月4日−5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」。
2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズが、2018年のEnglish Music Festivalで初演し、世界初録音となるガーニーズの連作歌曲「西方の遊び場」などを収録。
EM Records
EMRCD-061(1CD)
ガーディアン・オヴ・ヘヴン〜グレアム・キーチ(b.1955):合唱作品集
Nunc laudare debemus/O glorious Prince St.Michael/Eternal rest/Evening Canticles, University of Exeter Service/Missa cantoribus viatoribus, Canterbury Mass/Latin Canticles, Canterbury Service(全曲世界初録音)
カンタータ(合唱)、
ゾルターン・パッド(指)

録音:2017年9月3日&25日、2018年2月18日、4月10日、6月7日、ハンガリー放送スタジオ22(ブダペスト、ハンガリー)
現代イギリスの作曲家、グレアム・キーチの世界初録音となる合唱作品集。1996年にゾルターン・コダーイ・ハンガリー合唱学校の学生により結成された混声合唱団カンタータは、2000年にリンツで開催された世界合唱オリンピックでの大賞を含め、数々の国際的な賞を受賞しています。
EM Records
EMRCD-057(1CD)
白い馬のバラッド〜ジョン・ガードナー(1917−2011):作品集
白い馬のバラッド
イングリッシュ・バラッド(全曲世界初録音)
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指)、
アシュリー・リッチーズ(Br)、
BBCコンサート・オーケストラ、
シティ・オヴ・ロンドンcho、
パウリナ・ヴォイセズ

録音:2017年11月10日&11日、エア・スタジオ(ロンドン、イギリス)
ジョン・バルビローリが「交響曲第1番」を高く評価したことでも知られる、マンチェスター出身の作曲家、ジョン・ガードナーの作品集。アルバム・タイトルにもなっている、チェスタートンの叙事詩に基づき作曲された壮大な合唱作品「白い馬のバラッド」を収録。

Profil
PH-20052(2CD)
エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.50
シェーンベルク
:グレの歌
ヴァルデマール王:ステファン・グールド(T)、トーヴェ:カミッラ・ニールンド(S)、山鳩:クリスタ・マイヤー(Ms)、農夫:ユン・クヮンチェル(Bs)、道化師クラウス:ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(T)、語り手:フランツ・グルントヘーバー(Br)、MDR放送cho、ドレスデン歌劇場cho、
グスタフ・マーラー・ユーゲントOのメンバー
クリスティアン・ティーレマン(指)

録音:2020年3月10日/ゼンパーオーパー(ライヴ)
シュターツカペレ・エディション第50弾は、ティーレマンがシェーンベルクの超大作「グレの歌」に初挑戦。2020年3月にゼンパーオーパーで行なわれたコ ンサートのライヴで、この直後に新型コロナウィルスのロックダウンですべての劇場が閉鎖されたため、奇跡的な歴史の証言となりました。実際、ティーレマン はザルツブルクのイースター音楽祭でもこの作品を上演予定でしたが、そちらは中止となりました。
「グレの歌」はシェーンベルク初期1900-11年の作で、まだ無調や十二音技法などを採り入れる前のワーグナー風、後期ロマン派的作風によります。マーラー の交響曲第9番と同時期の作でもあり、まさにティーレマン向きの曲と申せましょう。5人の独唱と語り手、男声合唱と混声8部合唱、各種打楽器、4台のハー プを含む大編成の音楽家が舞台で一堂に会した最後の機会のひとつだけに、熱気はひとしおに感じられます。
ライヴながら各楽器のバランスと統率力の巧さはティーレマンならでは。さらに濃密な情感とフィナーレへ向かうエネルギーに興奮させられます。5人の独 唱者も魅力。ヴァルデマール王役のステファン・グールド、トーヴェ役のカミッラ・ニールンド、山鳩役のクリスタ・マイヤーはいずれも新国立劇場の「指環」や「サ ロメ」での好演が記憶に新しい実力派。驚くべき芸達者ぶりで、不倫から殺人に至るおどろおどろしい話を息もつかせぬ緊張感で演じています。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9940
(2SACD)
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 カーチャ・ステューバー(S)
ラファエレ・ペ(C.T)
マルティン・プラッツ(T)
トーマス・スティンメル(Bs)
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン

ライヴ録音:[disc1]2019年12月17日、[disc2]2019年12月18日
古楽界の巨匠が放つ大注目新譜!サヴァールが『クリスマス・オラトリオ』を初録音!広範なレパートリーを持ちながら、これまでも折に触れて様々なバッハ 作品を録音し名盤を残してきたサヴァール。誰もが納得の音楽的深まり、『クリスマス・オラトリオ』の祝典的な醍醐味を輝かしく解き放つ名盤の誕生です!
全体が6つのカンタータからなる『クリスマス・オラトリオ』は、12月25日から1月6日までのクリスマスシーズンにカンタータを日に1曲ずつ教会で演奏す るために書かれたイベント性のある作品です。サヴァールは2019年の12月に全6部を前半3部と後半3部に分けて2日間かけて演奏。そのライヴ録音が収録 されているのが当盤です。SACDハイブリッド盤でマルチチャンネル収録。 (Ki)

BIS
BISSA-2204
(1SACD)
『ヘレーナ・ムンクテルの音楽』
ヘレーナ・ムンクテル(1852-1919):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.21(1905)
10の歌曲(Dix Melodies)(声とピアノのための)*【セレナード(Serenade)/森の奥深く(Dans le lointain des bois)/五月の夜、聞こえてくるもの(Ce qu’entendent les nuits)/ゆりかごから(D’un berceau)/カンティレーナ(Cantilene)/魅惑(Fascination)/最後の子守歌(La derniere berceuse)/愛の流浪者(Exil d’amour)/あなたが望むなら(Si tu le
voulais)/誠実な心(Fidelite)】
小三重奏曲(Kleines Trio)(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.21 − スケルツォ・ブルスコ(Scherzo Brusco)(初稿)
トビアス・リングボリ(Vn)
、ソフィ・アスプルンド(S)、
クリスティーナ・ヴィニアルスキ(Vc)、
ペーテル・フリース・ユーハンソン(P)
[楽器:Violin:Niccolo Gagliano/Cello:Italian, Anon., probably mid-18th Century/Piano:Fazioli F278 concert grand]

録音:2019年9月、2019年11月*/イレスタ教会(オールスンツブルー、スウェーデン)
ヘレーナ・ムンクテル Helena Munktell(1852-1919)は、スウェーデンのダーラナ地方、グリュークスブーに生まれました。ストッ クホルム音楽院(現、王立ストックホルム音楽大学)で、ライプツィヒ音楽院に留学したルードヴィーグ・ノルマンたちに学び、ウィーンのユリウス・エプシュ タイン、パリのバンジャマン・ゴダールとヴァンサン・ダンディに師事。1885年にスウェーデンで作曲家としてデビューしました。交響的絵画「砕ける波」や 「ダーラナ組曲」などの管弦楽曲、室内楽曲、歌曲、オペラを中心に作品を発表。ダンディが委員長を務めていたパリの国民音楽協会(SNM)と、王立ス ウェーデン音楽アカデミーの会員に選ばれ、1918年には女性作曲家としてただひとり、スウェーデン作曲家協会の共同創設者に名を連ねました。
BIS レーベルが初めて制作するムンクテルの作品集。彼女の代表作とされている「10の歌曲」と2つの室内楽曲が収録されています。「ヴァイオリン・ ソナタ 変ホ長調」は、循環形式と和声の書法などから、セザール・フランクのイ長調のソナタからインスピレーションを得て書かれたとされる4楽章の作品 です。1905年の秋にストックホルムでフランクのソナタと同じコンサートで初演された後、第2楽章〈スケルツォ・ブルスコ〉の58小節が作曲者の手で削 除され、フランスで出版されました。このアルバムの最後に追加収録された〈スケルツォ・ブルスコ〉は、初演時の初稿による演奏です。「小三重奏曲」は、 作曲年の記載がなく、ドイツ語の曲名がつけられたことから、パリ留学の前、ストックホルムで作曲されたと考えられている作品です。
「10の歌曲」は、なかば私的な集まりや公のコンサートで歌われて好評を博した歌をパリの著名な出版者、アルフォンス・ルデュックが曲集として1900 年に出版した作品です。ムンクテルの友人サークルの詩人、アメデ=ランデリ・エティシュ Amedee-Landely Hettich(1856-1937)が、ダニエル・ファ ルストレムやエマ・スパッレたちのスウェーデン語の詩をフランス語に訳してテクストにした7 曲、エティシュ自身の詩による「ゆりかごから」と「あなたが 望むなら」。ムンクテルの作曲したコミックオペラ「フィレンツェにて(I Firenze)」の〈カンティレーナ〉は、アルマン・シルヴェストル Armand Silvestre (1837-1901)によるフランス語訳がテクストに使われています。
BIS は、このアルバムの録音にスウェーデンのベテランと若手の優れた音楽家を起用しました。ヴァイオリニスト、コンサートとオペラの指揮者として活動、 ムンクテルの管弦楽作品集(Sterling)を含む約20枚のディスクを録音しているトビアス・リングボリ Tobias Ringborg。2019年のバーバラ・ハンニガ ン率いる「放蕩児の遍歴」のツアーでアン・トルーラブ役を歌い、12月のノーベル賞授賞式コンサートに出演したソプラノのソフィ・アスプルンド Sophie Asplund。ザグレブ音楽アカデミーのヴァルター・デシュパリとスウェーデンのトゥールレイフ・テデーンに学び、室内楽のチェリストとして活動するクリスティー ナ・ヴィニアルスキ Kristina Winiarski。アンデシュ・シールストレム、マッツ・ヴィードルンド、イタリアのコンスタンティン・ボジーノに学び、スウェーデ ン放送 P2 のアーティスト・イン・レジデンスを務めるピアニスト、ペーテル・フリース・ユーハンソン Peter Friis Johansson。彼が音楽財団の監督を務 めているイレスタ教会でのセッション録音。「スウェーデン・ロマンティシズム」の香るアルバムです。 (Ki)
BIS
BISSA-2543
(1SACD)
『隠れた宝物(Hidden Treasure)』〜ハンス・ガル:未出版の歌曲集
ハンス・ガル(1890-1987):レディ・ローザ(Lady Rosa)(1910) 夜(Nacht)(1911)
夜の船室にて(その1)(Nachts in der Kajute I)(1912)
夜の船室にて(その2)(Nachts in der Kajute II)(1912)
夜の船室にて(その3)(Nachts in der Kajute III)(1912)
星の対話(Sternenzwiesprach)(1911)
このことを考えてみよ、おお魂よ(Denk’ es, o Seele)(1911)
五月の月(Maimond)(1912) 愛の歌(Minnelied)(1913)
朝の祈り(Morgengebet)(1913) 黄昏時(Dammerstunde)(1913)
信じてくれ(Glaube nur!)(1913) 愛に倦んで(Liebesmude)(1911)
まったく新しい悪党の歌(Eine gantz neu Schelmweys)(1915)
森の喜び(Waldseligkeit)(1915) 雲の木(Der Wolkenbaum)(1917)
十一月の日(Novembertag) なんという静けさ(Welch ein Schweigen)(1917)
夜の嵐(Nachtsturme)(1918) 花の歌(Blumenlied)(1921)
羊飼いの歌(Schaferlied)(1921) 夕べの歌(Abendlied)(1921)
邪悪な日(der bose Tag)(1914) 訊くな!(Frag’ nicht)(1914)
撤回した言葉(Rucknahme)(1914) 夜の会話(Abendgesprach)(1914)
5つの歌(Funf Melodien) Op.33(1917-21)
はかない(Vergangliches) 牧場の小川(Der Wiesenbach) 小鳥の憂鬱(Voglein Schwermut)
三人の王女(Drei Prinzessinen) 川の夕べ(Abemd auf dem Fluss)
クリスティアン・イムラー(Bs-Br)
ヘルムート・ドイチュ(P)

録音:2016年4月/ドイツ放送室内楽ホール(ケルン、ドイツ)
オーストリア=スコットランドの作曲家ハンス・ガル Hans Gal は、1890年、ウィーンに近いブルン・アム・ゲビルゲの東欧系 ユダヤ人の家に生まれました。ブラームスと親しかった音楽学者でもあるオイゼビウス・マンディチェフスキに対位法と形式を学び、1920年代、2作目のオ ペラ「Die heilge Ente(神聖なアヒル)」をはじめとする作品で作曲家として成功を収めました。1929年にマインツの音楽学校の校長に就任したものの、 1933年、ナチスの台頭にともない解任。ウィーンに戻り、1938年、ナチス・ドイツによるオーストリア併合の後、イギリスに移住しました。1945年、ド ナルド・トーヴィに招かれたエディンバラで大学の講師の職に就き、指揮者、ピアニスト、音楽学者としても活動し、1987年にエディンバラで没しました。 歌劇、4つの交響曲を含む管弦楽曲と協奏曲、大規模なカンタータ、室内楽曲、ピアノ曲、声楽曲を作り、約140の作品が出版されています。
ガルの作曲したソロ歌曲は、67の作品が現存するといわれます。その多くは、「見習いの年」と彼が呼んだ、マンディチェフスキの下で私的に学んだ2年 につづく1910年ごろから1916年の間の作品です。ガルは、その後も折にふれて歌曲を作りながらも出版せず、1929年、要請を重ねてきたシムロック出 版から、1917年から1921年にかけて作曲した5曲を「5つの歌」として出版しました。BIS レーベルのこのアルバムには、この「5つの歌」と、1910 年から1921年に作曲された未出版の26曲が収録されています。テクストは、ヘルマン・ヘッセ、カール・ブッセ、ハインリヒ・ハイネ、エドゥアルト・メー リケ、マックス・ダウテンダイ、ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ、フリードリヒ・アドラー、オットー・ユーリウス・ビーアバウム、リヒャルト・デー メル、クリスティアン・モルゲンシュテルン、ラビンドラナート・タゴール、C. H. フォン・ホーフマンスヴァルダウの詩と、ハンス・ベートゲがドイツ語に訳 した中国の詩。テーマとスタイルの多様な詩が、彼の作品のインスピレーションとなっています。シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、あるいはマー ラー、R・シュトラウスといった作曲家たちの歌曲の伝統に沿った旋律と和声。ピアノ・パートの書法については、シューマンやブラームスたち、さ らにはグリーグの曲から学んだと思われる跡のあることも指摘されています。
ドイツのバス・バリトン歌手、クリスティアン・イムラー Christian Immler は、テルツ少年合唱団のボーイ・アルトのソリストとしてコンサートとオペラを経験、 ロンドンのギルドホール音楽学校でルドルフ・ピエルネに学びました。パリの国際ナディア=リディア・ブーランジェ国際コンペティションで優勝してキャリア をスタートさせ、アーノンクール、ルネ・ヤーコプス、鈴木雅明、ウィリアム・クリスティをはじめとする指揮者の下で歌い、グラミー賞にもノミネートされたディ スクを含む、50を超す数のアルバムを録音しています。共演のピアニストは、ミュンヘンの音楽演劇大学で教授として28年間、歌曲解釈を教えたヘルムー ト・ドイチュ Helmut Deutsch。『隠れた宝物』のタイトルに示されるとおりのアルバムです。 (Ki)

H.M.F
HMM-931544(2CD)
バッハ:世俗カンタータ集
第201番フェブスとパンの争い「早く、早く、渦巻く風よ」BWV201
第205番満足するエオルス「墓を裂け、破け、打ち砕け」BWV205
第213番岐路のヘラクレス「われにまかせて見張りをさせよ」BWV213
マリア・クリスティーナ・キール(S)
アンドレアス・ショル(C.T)
クリストフ・プレガルディエン、クルト・アゼスベルガー、ジェイムス・テイラー(T)
ローマン・トレーケル(Br)
ペーター・リカ(Bs)
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー、
RIAS 室内合奏団
ハルモニアムンディの名盤ヤーコプスのバッハ「世俗カンタータ」が再発売されます。 ヤーコプスによるバッハの世俗カンタータ集。ソリスト陣もショルや若き日のトレーケルをはじめ、最高の布陣。さすがはオペラも多く手掛けているヤーコプス、 ここに収録された劇的要素の強い作品群も極上のたのしさ。ベルリン古楽アカデミーの管弦楽パート、通奏低音パートも冴えわたっています。 ライプツィヒにおけるバッハの後半生は、名作の宝庫です。不滅の受難曲が2曲、ミサ曲ロ短調、そして夥しい教会カンタータの傑作の数々、一方世俗音楽 も、平均律クラヴィーア曲集第2巻やパルティータに代表される鍵盤楽器の独奏作品、種々のコンチェルト、そして晩年を飾る「音楽の捧げもの」と「フーガの 技法」等々と、手がけられたジャンルの多彩さも比類ないものです。そうした、名作たちに混じって書かれた世俗カンタータ。ライプツィヒ時代の世俗カンタータ の多くは、当時バッハが関わりを持った「コレギウム・ムジクム」という、ライプツィヒ大学の音楽愛好学生たちを中心とした人々によって演奏されていました。 彼らは、主にツィマーマンのコーヒーハウスを定期会場として演奏を行い、このアルバムに収められた3曲も、そこで演奏されていました。 (Ki)

Passacaille
PAS-1095(1CD)
ブリテン:パーセルの歌曲編曲とカンティクル集
パーセル(ブリテン編):A Morning Hymn
パーセル(ブリテン編):If Music Be the Food of Love (第1バージョン)
パーセル(ブリテン編):How Blest Are Shepherds
ブリテン:カンティクル第1番『愛する人は私のもの』 Op.40
パーセル(ブリテン編):Music For a While
ブリテン:カンティクル第2番『アブラハムとイサク』 Op.51 *
パーセル(ブリテン編):Alleluia
ブリテン:カンティクル第3番『なおも雨は降る』 Op.55 **
パーセル(ブリテン編):Job's Curse
パーセル(ブリテン編):If Music Be the Food Of Love (第3バージョン)
パーセル(ブリテン編):Evening Hymn
デイビット・マンダーロー(T)
エドワード・ラシュトン(P)
アレックス・ポッター(*カウンターテナー)
オリヴァー・ピコン(**ホルン)
ブリテン(1913-76)は20世紀イギリス音楽のあらゆるジャンルに忘れがたい印象を残しましたが、小さな編成での声楽曲は特に魅力的 です。名作『カンティクル』からの3曲と、ブリテンの天才性があふれるパーセル歌曲の見事な編曲を組み合わせたプログラムです。

SONNET
MHS-006(1CD)
税込定価
ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜
高橋悠治:ぼくは12 歳(1977)/詩:岡真史
(編曲:戸島美喜夫 1,2,3,4,6,10,11)
旅だちながら〜森崎和江3 篇(2020)/詩:森崎和江
波多野睦美(歌) 
高橋悠治(P)

録音:2020年6月15-17日、戸塚区民文化センター、さくらプラザ
波多野睦美自身のレーベル「ソネット」の6枚目のアルバム『ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜』。日本を代表する作曲家・ピアニスト高橋悠治と 古楽から現代の作品までを歌いこなすメゾソプラノの波多野睦美は、多くの作品で共演を重ねてきました。
このアルバムは、波多野睦美のために書かれた新作、森崎和江の詩集『ささ笛ひとつ』(2004)から3篇に曲をつけた「旅だちながら」や、1977年に 書かれた「ぼくは12歳」など、詩人たちの言葉が時を超え、今この時に心に響く作品が収録されています。
「ぼくは12歳」は、1970年代、12歳で自ら命を絶った岡真史の詩集「ぼくは12歳」の11の詩に、高橋悠治が曲をつけた歌曲集。奄美の子供の歌や、 朝鮮民謡にもとづいた画期的な作品集です。
「さらば佐原村」は、父は放浪のダダイスト辻潤、母は婦人解放運動家で作家の伊藤野枝で、自身は多くの画文と逸話を遺した辻まことの詩。マーラーの 「大地の歌」の終曲「別れ」の変奏で2010年波多野睦美のために作曲されました。
作曲家として、また詩人として活躍したアイヴァー・ガーニーは戦場で吸い込んだ毒ガスにより健康を失い、その後半生を病院で過ごし、そこで作曲と作 詩を続けました。戦場でバッハの前奏曲を思い出している歩哨を詠んだ「バッハと歩哨」を収録しています。 (Ki)

Hanssler
HC-20071(4CD)
「テ・デウム」〜ブラウンフェルス、ベルリオーズ、ドヴォルザーク、ブルックナー、ナウマン、ヘンデル、ビゼー

■CD 1
ブラウンフェルス:テ・デウム Op.32

■CD 2
ベルリオーズ:テ・デウム Op.22

■CD 3
(1)ドヴォルザーク:テ・デウム Op.103

(2)ブルックナー:テ・デウム WAB.45

(3)ナウマン:テ・デウム

■CD 4(57'00)
(1)ヘンデル:テ・デウム ニ長調 「デッティンゲン・テ・デウム」 HWV 283

(2)ビゼー:テ・デウム
■CD 1(55'24)
レオニー・リザネク(S)、ヘルムート・メルヒェルト(T)、ヘルマン・ヴェルナー(Org)、ケルン・ギュルツェニヒcho、ケルンRSO、ギュンター・ヴァント(指)
ライヴ録音:1952年
■CD 2(51'19)
ニール・スチュアート(T)、ハンス・ディーター・シェーネ(Org)、ドレスデン国立歌劇場cho、ドレスデン・シンフォニーcho、ドレスデン・ジングアカデミー、ドレスデン・フィルハーモニック児童cho、ドレスデン国立歌劇場児童cho、サー・コリン・デイヴィス(指)、ドレスデン・シュターツカペレ
ライヴ録音:1998年10月3&4日/聖十字架教会(ドレスデン)
■CD 3
(1)ミカエラ・カウネ(S)、ペーテル・ミクラーシュ(Bs)、シュトゥットガルト・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指)
録音:1997年/リーダーハレ(シュトゥットガルト)
(2)パメラ・コバーン(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、クリスティアン・エルスナー(T)、フランツ・ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)、
シュトゥットガルト・カントライ 、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指)
録音:1996年/リーダーハレ(シュトゥットガルト)&シュタットハレ、ジンデルフィンゲン
(3)ドレスデン国立歌劇場cho、シュターツカペレ・ドレスデン、ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
■CD 4(57'00)
(1)ドロテー・フリース(S)、チェチーリエ・フース(S)、マティアス・レクスロート(A)、トーマス・クーリー(T)、ライムント・ノルテ(Bs)、シーゲン・バッハcho、フリーデマン・インマー・トランペット・コンソート、ハノーファー宮廷O、ウルリヒ・シュテルツェル(指)
録音:2000年
(2)アンジェラ・マリア・ブラージ(S)、クリスティアン・エルスナー(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ミュンヘン・モテットcho、ミュンヘンSO、ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指)
録音:1996年/ミュンヘン
独ヘンスラー・レーベルからのお買い得セットのシリーズ。今回は「テ・デウム」の作品を集めた4枚組でブラウンフェルス、ベルリオーズ、ドヴォルザーク、ブ ル ックナ ー 、ナウマン、ヘンデル、ビゼーの作品をおさめております。
テ・デウムとは「Te Deum laudamus(われ、汝を神とほめまつる)」にはじまる賛歌で、すべてのラテン賛歌の中で最も普遍的に用いられております。その ため、多くの作曲家がこの作品を残しており、その名作は今日も多く演奏されております。
巨匠ギュンター・ヴァントが1952年に行ったブラウンフェルスの「テ・デウム」のライヴ録音は作曲者のヴァルター・ブラウンフェルス(1882-1954)が70 歳を迎える年に行われた記念すべき演奏会を収録したもの。第一次世界大戦で辛苦を経験した後に才能を開花させたブラウンフェルスは、後期ロマン派への 傾きを強く感じさせる独特の作風で一躍注目を集めた音楽家です。ブラウンフェルスの音楽性を高く評価し、戦後は彼の作品の演奏に積極的であったヴァン ト。中でも「テ・デウム」は、「ブラウンフェルスのテ・デウムはものすごい作品」と絶賛していたことでも知られる大作で、ワーグナーやブルックナーの響きも思 わせる壮大なハーモニーに圧倒されます。
ベルリオーズのテ・デウムは空間の効果と壮大な規模による圧倒的な音響という点で「レクイエム」と双璧を成すもの。キリスト教への信仰をもたなかったベ ルリオーズにとっては宗教色以上に、セレモニアルな巨大で特殊な編成による演奏効果にその特徴があるといえます。オルガン、オーケストラ、3声部をもつ2 群の合唱、さらには600人の児童合唱という途方もない編成とその配置に、異常ともいえる独特の空間の感覚が冴え渡っています。オルガンはオケと対峙し、 児童合唱も2群の合唱とは分離され、オケはオケ、オルガンはオルガンとして独立して用いられています。冒頭のオケの全奏と、これに続くオルガンの重低音か ら洪水のように押し寄せる大音響です。 (Ki)

TYXart
TXA-19132(1CD)
有言歌と無言歌
<レーガー編曲ピアノ独奏版 R.シュトラウスの歌曲>
Breit' uber mein Haupt dein schwarzes Haar, op.19-2
Morgen!, op.27-4
Traum durch die Dammerung, op.29-1
Ich trage meine Minne, op.32-1
Gluckes genug, op.37-4
Meinem Kinde, op.37-3
Allerseelen, op.10-8
All' mein Gedanken, op.21-1
Du meines Herzens Kronelein, op.21-2
Cacilie, op.27-2
Heimliche Aufforderung, op.27-3
Nachtgang, op.29-3
<R.シュトラウスの歌曲>
Die erwachte Rose Av66
Hat gesagt - Bleibt's nicht dabei, op.36-3
Die Nacht, op.10-3
Die Georgine, op.10-4
Die Verschwiegenen, op.10-6
Gluckes genug, op.37-4
Meinem Kinde, op.37-3
Schlagende Herzen, op.29-2
Schlechtes Wetter, op.69-5
Du meines Herzens Kronelein, op.21-2
Ach Lieb, ich muss nun scheiden, op.21-3
Ich schwebe, op.48-2
Waldeinsamkeit, op.76-3
シェバ・テホヴァル(S)
ゲ オ ルク・ミヒャエ ル・グラウ(P)

録音:2018年11月
シェバ・テホヴァル( ソプラノ) ゲ オ ルク・ミヒャエ ル・グラウ( ピアノ) 録音:2018年11月

CPO
CPO-777869(1CD)
NX-B10
ゴセック(1734-1829):レクイエム&クリスマス・オラトリオ
La Nativite キリスト降誕(クリスマス・オラトリオ)
Christe Redemptor 全ての救い主であるキリストよ(2声のモテット)
Messe des Morts 死者のためのミサ曲(レクイエム)
ヘンドリッキェ・ファン・ケルクホーヴェ(S)
フィリップ・ガーニェ(T)
ロッベルト・ミューゼ(Bs-Br)
エリザベート・ショル(S)
パスカル・ベルタン(オート=コントル)
ロバート・ゲッチェル(T)
ディルク・スネリングス(Bs)
エクス・テンポーレ(合唱)
レ・ザグレマン(合唱)
マンハイム・ホーフカペレ(ピリオド楽器使用)
フロリアン・ヘイエリック(指)

録音:2016年3月、2009年12月
現代では愛らしいヴァイオリンの小品「ガヴォット」のみで知られる作曲家フランソワ=ジョセフ・ゴセック。しか し彼は30曲近くの交響曲や管弦楽作品、室内楽曲、声楽曲、歌劇まであらゆるジャンルの作品を遺し ており「フランス交響曲の父」としても讃えられています。このアルバムで聴ける彼の宗教作品は、当時とし ては画期的な作風で知られ、中でも1774年に初演されたクリスマス・オラトリオ「キリスト降誕」は、緻密 なオーケストラ・パート、聖歌隊が歌う羊飼いや天使の生き生きとした描写が聴衆や批評家たちに絶賛さ れ、コンセール・スピリチュエルで9回以上も再演された記録が残っています。1760年作曲の「死者のため のミサ曲」は荘厳な序奏で始まる堂々たる作品。初演時には教会の外に管楽アンサンブルを置くなどして 話題となりました。

ALBANY
TROY-1824(1CD)
ロバート・パウンド:歌曲集
「記憶の遺物」(全6 曲)
「不穏な精神」(全6 曲)
「一緒にそして一緒に」(全6 曲)
ジョナサン・ヘイズ(Br)
ウィリアム・ファーガソン(T)
クレイグ・ケッター(P)

録音:2016年
ロバート・パウンドの生年は不明だがおそらく中堅世代の作曲家と思われます。彼は指揮者とし ても活動し、タングルウッドではドホナーニ、クルト・マズア、小澤征爾に師事しています。そんなパ ウンドの主要作品は当然オーケストラ曲でアトランタ響、セント・ルイス響ほかにより多くの作品 が委嘱されています。このディスクはピアノと歌だけによる歌曲集だが、オーケストラを得意とする 作曲家の作だけあったさながらオペラとも言うべき、緊密なドラマが展開する。
ALBANY
TROY-1836(1CD)
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964)歌曲集
昨日彼は私にバラの花を持ってきました/ セレナータ/マリエンリード/ピエロの伊達男/日本の雨の歌/夜想曲/さすらいの歌/サンクタ・マリア/祝福された夜/ほか全25 曲
ケンドラ・コルトン(S)
ローラ・ウォード(P)

録音:1999年
後期ロマン派の歌曲が好きな人なら絶対気に入るはず!R.シュトラウス、ヴォルフの歌曲の 濃厚テイストに近代フランスのシャンソンの淡い香りをミックスしたらマルクスの歌曲が出来上が るのではないでしょうか。ヨーゼフ・マルクスは同時代のR.シュトラウスの知名度には及びません が、フランツ・シュレーカー、エーリッヒ・コルンゴルトと並び近年再評価が著しい作曲家。ワーグ ナーの半音階的和声にフランス印象派の光輝く淡い色彩をブレンドしたエレガントの極みとも いうべき作品を多く残しました。特に歌曲は 150 曲以上書いたといわれており、彼の作品で重 要な位置を占めます。この機会にぜひお聴き下さい。

DUX
DUX-1661(1CD)
ウコビエツ:アナモルフォーシス
戦士たちの行進/ストーブの後ろでの猫たちの眠り/操り人形の踊り/印象第1番/印象第2番/印象第3番/パッシモフォン/アヴェ・マリア/あなたがいなくとも/聖務日課書/ピエタ/アナモルフォーシス第1番/アナモルフォーシス第2番
ウルシュラ・クリーガー(Ms)、
マレク・ミゼラ(P)、
カメラータ・スコラルム、
ヴォイチェフ・ズディブ(指)
ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽院で研鑽を積んだパヴェル・ウコビエツは1973年生まれのポーランド人作曲家、教育者。
シューマンやルトスワフスキなど19〜20世紀の作曲家たちの足跡をたどった作風を特徴としています。

Tactus
TC-740002(1CD)
マリーア・ルイーザ・ディ・ボルボーネの音楽
ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニ:ニーチェ・ラ・リア・テンペスタ
ジローラモ・クレセンティーニ:オンブラ・アドラータ・アスペッタ
G.F.ジュリアーニ:ラ・パルテンツァ
ルイ=シャルル・ラゲ:ソナタ Op.8-1
G.F.ジュリアーニ:3つのカンタータ
フランチェスコ・ペトリーニ:二重奏曲 Op.30
ジョヴァンニ・パイジエッロ:歌劇 「セビリアの理髪師」からの2つのアリア
ヴィオッティ:コンソーラ、アマート・ベネ
アントニオ・サッキーニ:歌劇 「ダルダニュス」 序曲
ニコロ・ピッチンニ:Lasciami, o ciel pietoso
タニア・ブッシ(S)、
パオロ・モーラ(Vn)、
ロレンツォ・モンテンツ(Hp)

録音:2018年8月、パルマ(イタリア)
パルマのパラティン伯図書館で発見されたボルボニック・マニュスクリプトからの音楽。エトルリア女王マリーア・ルイーザ・ディ・ボルボーネ(1782−1824)による多様な音楽コレクションで、300を超えるハープのための作品が収められたイタリア最大級のハープ・コレクションから、ハープを伴う声楽、器楽のためのアリア、カンタータ&ソナタ集。収録された作品と同世代となる1805年に制作されたエラール社製のハープを使用、

RUBICON
RCD-1062 (1CD)
ベートーヴェンの編曲によるスコットランド民謡集
横町のサリー Op.108-25/アイラの娘 Op.108-4/この病める世がどうかして Op.108-16/おおメアリーよ、窓辺においで Op.108-17/日没 Op.108-2/思いやり Op.108-10/おお、お前と私の運命がひとつになれば Op.108-12/羊飼いの歌 Op.108-23/インヴァネスのかわいい娘 Op.108-8/魅惑の人よ、さらば Op.108-18/誠実なジョニー Op.108-20/ポリー・ステュワート WoO.156-7/おお、あの頃はすばらしかった Op.108-3/もう一度、私の竪琴を Op.108-24/陽気な若者、山の若者 Op.108-7
ルーファス・ミュラー(T)、
ハンマー・クラヴィーア・トリオ〔クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)、シンシア・ロバーツ(Vn)、アレン・ウェアー(Vc)〕
イギリス・ドイツのベテランテノール、ルーファス・ミュラーの歌唱で楽しむベートーヴェンのスコットランド民謡編曲集。これらの編曲は、当時エディンバラを拠点に出版社を営んでいた敏腕コレクターのジョージ・トムソン(1757-1851)がベートーヴェンに依頼したものです。民謡の編曲は当時経済的な不安を抱えていたベートーヴェンにとって魅力的な仕事であったというだけでなく、ベートーヴェンの伝記作家バリー・クーパーが示唆するように、彼は金銭的な対価を超えて、民謡の持つの永続的な力と、このプロジェクトと自分自身の音楽的な関わりがもたらす潜在的な利益を感じており、後世のため、トムソンと一緒に民謡のムーブメントを創造したいと考えていたのです。
ルーファス・ミュラーはニューヨーク・タイムズ紙で「...私が生の「メサイア」で聴いた中で最高のテノール」、「彼はバッハの受難曲の福音史家として有名であり、そのユニークでドラマティックな解釈は、世界で最も求められている演奏家の一人であることを証明している」などと絶賛されているベテランのテノール歌手。著名な音楽家との共演も多く、ピアニストのマリア・ジョアン・ピリスとはウィグモア・ホールでのシューベルティアーデをはじめ世界各地で共演しています。

Lyrita
SRCD.387(1CDR)
シア・マスグレイヴ(b.1928):合唱作品集
露を滴らせよ,天よ(無伴奏混声合唱のための)*/ミサ・ブレヴィス(混声合唱とオルガンのための)**/私たちの祖先の声(合唱、金管五重奏とオルガンのための)*
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ
ハロルド・ローゼンバウム(指)、アメリカン・ブラス・クインテット、
タデウシュ・フォン・モルトケ(ナレーター)、ジェイムズ・アダムス(Org)、デイヴィッド・エンロウ(Org)

録音(ライヴ):2018年5月27日*、聖マリア教会(ニューヨーク)
2019年4月13日**、アドヴェント・ルーテル教会(ニューヨーク)
コープランドに学び、60年間にわたって現代音楽の最前線に立ってきたスコットランド出身の女流作曲家シア・マスグレイヴによる合唱、金管五重奏、オルガンが織り成す作品集。1988年にハロルド・ローゼンバウムによって創設されたニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズは、これまでに現代作曲家による500以上の作品を初演しており、アメリカを代表する合唱団のひとつとして確固たる地位を築いています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Ars Produktion
ARS-38578(1CD)
モルデハイ・ゲビルティグ:ユダヤの歌(イディッシュ民謡)
Hey,klezmorim!/私たちの小都市が燃えています/子供の頃/悲しみの歌手/Kivele/Trili trilili/Hey,tsigele/墜落した女/Avreml der marvikher/Reyzele/川沿いの近く/3人の小さな娘/Azelkhe tsvay goldene tsep/Avremele un Yosele/Yankele/リドルの楽しい黄金の土地/Mayn Yovl/グラスワイン/よく眠れ、私の子供よ
ダリア・シェヒター (Ms)、
クリスティアン・フォン・ゲッツ(G)
ドイツ在住のイスラエル出身のダリア・シェヒターと、クリスティアン・フォン・ゲッツは、モルデハイ・ゲビルティグの詩に魅了されプロジェクトを立ち上げ、イディッシュ(ユダヤ人)の知られざる詩人「モルデハイ・ゲビルティグ」をフィーチャーし、ユダヤ人労働者階級の地区での生活や労働、愛について歌った作品です。

ATMA
ACD2-2808(1CD)
ソルフェッジョ
ヘンデル:アリア 「Scoglio d’immota fronte」(シピオーネ HWV20より)
ヴィヴァルディ:アリア「Sin nel placido soggiorno 」(裏切られ復讐した忠誠 RV712より)
ヴィンチ:アリア「D’alme luce」(エルピディアより)
ヴィンチ:アリア「Pupillette vezzosette」(エルピディアより)
ヴィヴァルディ:レチタティーヴォ「Jam non procul ab axe」(勝利のユディータ RV644より)
ヴィヴァルディ:アリア「Armatae face, et anguibus」(勝利のユディータ RV644より)
ヴィヴァルディ:アリア「Nulla in Mundo Pax Sincera」(まことの安らぎはこの世になく RV630より)
バッハ:アリア「Komm, mein Herze steht dir offen」(カンタータ第74番BWV74より)
バッハ:アリア「Schafe konnen sicher weiden」(カンタータ第208番BWV208より)
バッハ:アリア「Ich habe genug」(カンタータ第82番 BWV82aより)
モーツァルト:アリア「Lungi da te mio bene」(ポントの王ミトリダーテ K87より)
モーツァルト:アレルヤ(エクスルターテ・ユビラーテ K165より)
モーツァルト:ソルフェッジョ第2番ヘ長調 K393
エレー ヌ・ブルネ(S)
エリック・ミルンズ(指)
アルモニー・デ・セゾン

録音:2020年2月
カナダの著名なソプラノ歌手エレーヌ・ブルネによるATMA Classique初のソロアルバム。彼女の人生の一部であり深い親近感を感じるというバロックと 古典派の音楽からまとめたアリア集です。清廉な古楽器アンサンブルとともに美しく歌い上げる麗しい一枚。しめくくりに置かれたモーツァルトの「ソルフェッ ジョ」は歌の練習曲(ソルフェージュ)で、妻コンスタンツェのために書かれたとされているあまり聴く機会のない作品。 (Ki)

Solo Musica
SM-350(4CD)
NX-F09
人間と歌
【CD1】  Dimensionen - Welt SM274
1. シューマン:天と地 Op.96-5
2. シューベルト:太陽への讃歌 D263
3. シューベルト:沈みゆく太陽に寄せて D457
4. ハンス・ゾマー:秋の夜 Op.35-1
5. シューベルト:母なる大地 D788
6. シューベルト:自然の喜び D188
7. シューマン:小屋 Op.119-1
8. シューベルト:山々 D634
9. ブラームス:万歳 Op.6-4
10. シューマン:子供のための歌のアルバム - 牛飼いの別れ
11. ブラームス:たそがれが降りてくる Op.59-1
12. ゾマー:人生の歌 Op.35-3
13. ブラームス:流れは私のそばでざわめく Op.32-4
14. ブラームス:セレナード Op.70-3
15. シグルド・フォン・コック:野の白鳥 - 多くの人々
16. シューマン:憧れ Op.51-1
17. ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』より 第2番とまれ
18. シューベルト:湖のほとりで D746
19. クララ・シューマン:わが星
20. ブラームス:野の寂しさ Op.86-2
21. シューマン:月の夜 Op.39-5
22. ゾマー:思い出

【CD2】  Dimensionen - Anders Welt SM294
1. フィッツナー:誘惑 Op.7-4
2. ハンス・ゾマー:ローレライ Op.13-1 - Lore im Nachen 小舟の伝承
3. グリーグ:睡蓮とともに Op.25-4(ドイツ語歌唱)
4. ヘルマン・ロイター:リカルダ・フーフの詩による9の歌曲 - 孤独な人魚
5. レーヴェ:3つのバラード Op.129-2 人魚
6. シンディング:古い方法 Op.1-3 Ich furcht'nit Gespenster
- 私は亡霊を恐れない
7. ゲンツマー:歌曲集 GeWV 74 - 第3曲 Stimmen im Strom
- 嵐の中の声
8. レーガー:素朴な歌 Op.76-15 月の夜
9. ブルーノ・ワルター:6つの歌 - 第6曲 妖精
10. メトネル 9つのゲーテの詩による歌曲 Op.6-3 妖精の歌
11. ヴァイスマン:妖精 Op.43-4
12. ブラームス:6つのリート Op.85-1 夏の夕べ
13. ニールセン:シェイクスピア記念祝典へのプロローグ FS 80 - アリエルの歌
14. シンディング:5つの狂人の歌 Op.22-3 5月の歌
15. ステンハンマル:4つのスウェーデンの歌 Op.16-4 フリージア
16. キルピネン:高い山の冬 Op.99-4 山の精神
17. カルダロウンス:城のような岩山
18. ヴォルフ:メーリケ詩集 - 第16曲 妖精の歌
19. フリードリヒ・グルダ:4つのアイヒェンドルフの歌 - 第2曲 妖精
20. レーヴェ:6つの歌 Op.9-2 勝利
21. シュレーカー:8つの歌 Op.7-4 おばけ
22. ヘルマン・ツンペ:5つの歌 - 第2曲 魂の歌
23. ツェムリンスキー:塔守の歌とその他の歌 Op.8-2 昼はすべての苦しみを

【CD3】 Dimensionen - Innen Welt  SM316
1. カール・ヴァイグル:5つの歌 Op.23 - 第4曲 魂(抜粋)
2. R・シュトラウス:夜 Op.10-3
3. ブラームス:夢遊病者 Op.86-3
4. ヴォルフ:『アイヒェンドルフ歌曲集』 - 第19番夜
5. ハンス・ゾマー:祝福された忘却 Op.9-2
6. シューベルト:夜と夢 D.827
7. レーガー:鍛冶屋の苦悩 Op.51-6
8. R・シュトラウス:憩え、わが魂 Op.27-1
9. ブラームス:死は冷たい夜 Op.96-1
10. ブラームス:夜鳴うぐいす Op.97-1
11. リスト:私に休息を S.317
12. ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』 より第5番夢
13. フォーレ:夢のあとに Op.7-1
14. アーン:クロリスに
15. アーン:恋する乙女
16. デュパルク:悲しき歌 Op.2-4
17. フォーレ:私たちの愛 Op23-2
18. ヴォルフ:『メーリケ歌曲集』 - 第28番 祈り
19. レーガー:夜 Op.79c-1
20. リスト:高貴な愛 S.307
21. リヒャルト・レスラー:浄化Op.18-3
22. R・シュトラウス:『4つの最後の歌』 - 第3番眠りにつくとき(グレゴール・ヒューブナーによるソプラノ、ヴァイオリンとピアノ編)
23. ロベルト・フェルステンタール:到着 Op.13-56

【CD4】 Dimensionen - Neue Welt  SM351
・・・DIGITALのみ(初CD化)
1. アイスラー:新しいドイツ民謡 - 第8曲 Die welt verandern wir
2. クラリク:buchlein der Unweisheit 無知の小さな本
3. モーツァルト:満足 K.473
4. ヴォルフ:6つの詩 - 第5曲 さすらい人の夜の歌
5. ハンス・ゾマー:信条
6. R・シュトラウス:5つの歌 Op. 48, TrV 202 第1曲 懐かしい面影
7. マーラー:美しさゆえに愛するのなら
8. シューベルト:夕べの歌(月がのぼり) D. 499 (G. ヒュープナー編)
マーリス・ペーターゼン(S)

【CD1】
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
録音:2017年7月 ブライバハ コンツェルトハウス、ドイツ

【CD2】
カミロ・ラディッケ(P)
録音:2018年7月2-5日 ブライバハ コンツェルトハウス、ドイツ

【CD3】
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
グレゴール・ヒュープナー(Vn)…22
録音:2019年7月15-20日 ブライバハ コンツェルトハウス、ドイツ

【CD4】
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
録音:2020年9月2-4日 リスト・センター、ライディング、オーストリア
「Dimensionen」とは、通常、長さや幅などの「寸法」の意味で使われるドイツ語ですが、数学などの世界で は「次元」の意味でも使われます。ドイツの実力派ソプラノ、マーリス・ペーターゼンはこの「Dimensionen」の 言葉の中に私たちを取り巻く全てを内包した4部作として表現。第1部「Welt 世界」では自然や人間の営 み、感情の起伏が歌われ、 第2部「Anders Welt 異世界」では、現世と異世界の境界である薄明の中に 現れる、この世のものならぬ存在が歌われます。第3部「Innen Welt 内なる世界」は夜の闇の中を飛翔す る魂が出遭う、夢・幻・憧れを歌います。そして初CD化となる第4部「Neue Welt 新世界」では現世へと回 帰し、この世のすべての存在との共生を歌います。このアルバムの最後には、彼女自身の詩の朗読に続く、自 由な編曲が施されたシューベルトの「夕べの歌」が置かれ、ペーターゼンが描き出した壮大な物語がそっと幕を 閉じます。


J.S.Bach-Stiftung
B-901CD(2CD)
NX-F08
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 ■第1部「歓呼の声を放て、喜び踊れ」
エルヴィラ・ビル(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
シュテファン・マクロード(Bs)
■第2部「このあたりに羊飼いがおりて」
リア・アンドレス(S)
マルゴット・オイツィンガー(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
ダニエル・ペレス(Bs)
■第3部「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」
モニカ・マウフ(S)
テリー・ウェイ(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
■第4部「ひれ伏せ、感謝もて、讃美もて」
ミリアム・フォイエルジンガー(S)
ダニエル・ヨハンセン(T)
トビアス・ヴィッキー(Bs)
■第5部「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」
マリー・ルイーズ・ヴェルネブルク(S)
マルゴット・オイツィンガー(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
マティアス・ヘルム(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho(古楽器使用)

録音:全てライヴ
Evangelishe Kirchen Trogen(AR) スイス
2017年12月15日…第1部
2018年12月14日…第2部
2019年12月20日…第3部
2018年1月12日…第4部
2019年1月18日…第5部
2020年1月17日…第6部
バッハの名作「クリスマス・オラトリオ」。冒頭の沸き立つようなティンパニの連打と、明るく華やかな合唱はクリスマスの喜びをまっすぐに伝え、聴き手の心 を沸き立たせます。全体は6部で構成されており、クリスマス・シーズンの12月25日から1月6日にかけて1日に一部ずつ演奏されるのが本来の形で す。現代に於いては、第1部から第6部までがまとめて一日で演奏されますが、ルドルフ・ルッツはバッハの時代に立ち帰り、各々を"個別のカンタータ"と 捉え別々の日に演奏しており、このアルバムには2017年から2020年までのライヴが収録されています。 ルッツは、テノールのダニエル・ヨハンセンを中心に、モニカ・マウフやテリー・ウェイら、それぞれのカンタータに最もふさわしいソリストを起用、バッハが用意し たさまざまな福音書から採られたテキストを最良の形で表現するとともに、円熟のオーケストレーションによる音楽を高らかに奏しています。
J.S.Bach-Stiftung
B-896CD(1CD)
NX-D03
バッハ:カンタータ集 第33集
バッハ:主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう BWV 102
 恐れることなかれ、われ汝とともにあり BWV 228
シュメルツァー(1623-1680):フェルディナント3世の死に寄せる哀歌
ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):恐れることなかれ、われ汝とともにあり
バッハ:わが魂よ、主をほめたたえよ BWV 69a
ウルリケ・ホフバウアー(S)
マルゴット・オイツィンガー(A)
ラファエル・ヘーン(T)
マティアス・ヘルム(Bs)
ミリアム・ベルリ(S)
アレックス・ポッター(C.T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho(古楽器使用)

録音:スイス 全てライヴ
2019年8月23日 Kirche St. Mangen (SG)
2019年11月22日 Ev. Kirche Trogen (AR)
2017年8月25日 Ev. Kirche Trogen (AR)
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oによるカンタータ集。第33集には2つのカンタータと、モテット1曲が収録 されています。 三位一体後第10日曜日用のカンタータ第102番「主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう」は1726年初 演。自らの罪を悔い改め、神への再献身を強く求める内容。強い信仰の念を促すかのような痛切な旋律が 印象的です。冒頭の合唱は後にミサ曲ト短調に転用されました。1723年初演の第69番a「わが魂よ、主を ほめたたえよ」は1748年のライプツィヒ市参事会員交代式用に改編される前の"原曲"となるカンタータ。録音:が少なく、この演奏は貴重です。添えられたモテット「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」は葬送のための作 品。思いの他華やかな曲調は「死は恐れるものではない」というキリスト教の思想に基づいています。アルバム にはバッハのいとこにあたるヨハン・クリストフ・バッハのモテット「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」と、シュメル ツァーの代表作「フェルディナント3世の死に寄せる哀歌」がボーナス・トラックとして収録されています。

Cantaloupe
CA-21161(3CD)
NX-D09
ジョン・ルーサー・アダムズ(1953-):The Become Trilogy ビカム三部作
【CD1】…CA21161S(配信限定アルバムの初CD化)
1. Become River
【CD2】…CA21101
1. Become Ocean
【CD3】・・・CA21148
1. Become Desert
ルドヴィク・モルロー(指)
シアトルSO、シアトル交響cho

録音:2018年6月15日,10月30日、2013年11月12日、2018年9月25,26日
ゆったりとしたオーケストラの響きで刻々と変化する海の姿を描き、ピューリッツァー賞とグラミー賞を獲得し た「Become Ocean」、砂に風紋が生まれる様子を音で克明に描いた「Become Desert」、両作品 の原型となった室内オーケストラのための小品「Become River」。この三部作をひとつにまとめたセットが 登場。「Become Ocean」と「Become Desert」は名エンジニア、ナサニエル・ライヒマンによる新リマス タリングが施されており、ルドヴィク・モルローが指揮するシアトルSOが織りなす瞑想的な響きをお楽 しみください。

HUNGAROTON
HCD-32844(1CD)
「盗まれた時」
ゾルターン・イェネイ:「十字架の足元に堕ちた私の愛すべき姿」
コダーイ「モナー・アンナ」
 「胸が張り裂ける」
 「カダール・カタ」
マテ・バログ:「When Your Mother」
コダーイ4 つの民謡〜ハンガリー民謡編曲集より
マテ・バログ:「Kar??l?kl? konu?ma」
バルナバシュ・ドゥカイ:「...it’s mine and it’s for me...」
ユディット・ライク(C.A)
アンドラーシュ・サライ(ツィンバロン)、
オスカール・ヴァルガ(Vn)、
ホリア・ドゥミトラケ(Cl)、
マルセル・ヴァーモス(Vc)、
マテ・バログ(パーカッション)、
ハンガリー・ストリングス、
アレッサンドロ・セドロン(指)

録音:2020年/ハンガリー
シカゴ・トリビューン誌で「ハンガリーの蝶々夫人」と評されたハンガリーの名唱ユディット・ライクがハンガリーの現代作曲家の作品を収録したアルバム をリリースしました。今回のアルバムでは幅広いレパートリーを誇るライクならではの選曲で彼女が心を打たれた名曲揃いを収録。ハンガリー独自の語法を 色濃く呈した実に興味深い内容です。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-077(1CD)
ブリテン:「カンティクル集」、他
セレナードOp.31〜プロローグ
カンティクル第1番「愛した者はわがもの」Op.40
グレゴリオ聖歌「博士たちは星を見て」
カンティクル第4番「東方三博士の旅」Op.86
キャロルの祭典Op.28〜間奏曲
カンティクル第5番「聖ナーシサスの死」Op.89
夜の小品
カンティクル第3番「なお雨は降る」Op.55
カンティクル第2番「アブラハムとイサク」Op.51
シリル・デュボワ(T)、
アンヌ・ル・ボゼック(P)
ポール=アントワーヌ・ベノス・ジアン(C.T)、
ウラジーミル・デュボワ(Hrn)、
ポリーヌ・アース(Hp)、
マルク・モイヨン(Br)

録音:2019年1月/イル=ド=フランス国立Oスタジオ(アルフォールヴィル)
ブリテンの全5曲から成るカンティクルは1927年から1974年までの長きにわたり作曲されたもので、彼の相方だったピーター・ピアーズのテノールに より初演されました。それをフランスのテノール、シリル・デュボワが感動的に歌いあげています。デュボワは2014年にリヨン・オペラのBunkamura公 演でオッフェンバックの「ホフマン物語」に出演、芸達者ぶりが注目されました。 (Ki)

NEOS
NEOS-12015 (1CD)
エルンスト・ヘルムート・フランマー(b.1949):「バベルの塔」(1981/82)〜3 群のオーケストラ、3 つの合唱団、2 人の独唱者と語り手、ライヴ・エレクトロニクスのための8 部からなるオラトリオ(世界初録音) クラウス・ベルンバッハー(指)
ローランド・バーダー(指)
ギュンター・コラー(指)、
テオフィル・マイヤー(語り)
キャスリーン・ゲイヤー(S)、
ギュンター・ビンゲ(Br)
北西ドイツPO
北ドイツ放送cho、ユーゲン・コーア

録音:1983年1月
NEOS レーベルで度々作品がリリースされるフランマーが 1980 年代に発表した大 作の初 CD 化。旧約聖書のバベルの塔を題材にしており、歌詞にはフリードリヒ・シラ ー、ショーペンハウアー、ニーチェ、リヒャルト・ワーグナー、ニコロ・マキャベリ、クルト・ トゥホルツキの文章が使われています。フランマーは当初、数学を学んだ後、クラウス・ フーバー、ブライアン・ファーニホウらに作曲を師事以来、多くの作品を発表してき た。この「バベルの塔」は 3 群のオーケストラ、合唱と独唱者と語り手が複雑に織りな すオラトリオ。途中、錯綜としたテクスチュアの中に突如としてサイレンやロック・バンド の響きが乱入するなど、音響的にも様式的にも興味深い作品。

MSR
MS-1711(1CD)
エイミー・ジョンソンのポートレーイト
ワーグナー:「ワルキューレ」〜君こそは春
シュウォーツ:「濡れた午後」〜一つの小さな嘘が
ヤナーチェク:「カーチャ・カヴァノヴァー」〜突然私に何が起こったか分かる?
コッポラ:「サッコとヴァンゼッティ」〜ああ私たちの主の聖母よ(ルイージャの祈り)
R.シュトラウス:「アラベラ」〜私のエレメール!
マスグレイヴ:「シモン・ボリヴァル」〜何も残っていない
マスネ:「タイス」〜ああ! 私はやっと一人になったわ
R.シュトラウス:「サロメ」〜ああ!お前はその口を私に接吻させようとはしなかった、ヨカナーン!
オルドリッジ:「エルマー・ガントリー」〜ああ、これは喜びじゃなくって?
エイミー・ジョンソン(S)
スティーヴン・マーキュリオ(指)MAV響
ヴァーノン・ハートマン(Br)
エミリー・ラングフォード・ジョンソン(MS)
メリッサ・プリマヴェラ(S)

録音:2009年 ブダペスト
米国のソプラノ、エイミー・ジョンソンのアリア集。ワーグナー、ヤナーチェク、R.シュトラウス、 マスネの有名作に加え、スティーヴン・シュウォーツ(1948-)、映画音楽でも知られるアントン・コ ッポラ(1917-2020 フランシスコ・コッポラのおじ)、スコットランド生まれの米国の作曲家、エア・マ スグレイヴ(1928-)、ロバート・リヴィングストン・オルドリッジ(1954-)など20 世紀後半から21 世紀 の作曲家のアリアも意欲的に取り入れています。ジョンソンの声はたいへんに豊かで力強い。伴奏 は近年目覚ましく活躍している米国の指揮者、スティーヴン・マーキュリオが指揮しています。

Ars Produktion
ARS-38082(2SACD)
ハイドン:オラトリオ 「天地創造」 ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、
テルツ少年cho
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2009年5月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。オラトリオ「天地創造」ではターフェルムジークとの93年録音盤同様テルツ少年合唱団を起用し、シビッラ・ルーベンス、ヤン・コボウ、ハンノ・ミュラー=ブラッハマンという素晴らしい歌声を聞かせるソリストとともに、美しく広がりのある演奏を繰り広げています。ヴァイルならではの生き生きとした音楽づくりにご注目ください。
Ars Produktion
ARS-38081(2SACD)
ハイドン:オラトリオ 「四季」 ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、
テルツ少年cho
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2010年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。シリーズの中でも特に声楽曲の演奏は優れており、オラトリオ「四季」はテルツ少年合唱団の美しい歌声、ハンノ・ミュラー=ブラッハマンの力強い歌唱が際立つ名演。音質も素晴らしく、ヴァイルの見事な音楽運びをクリアなサウンドで楽しむことができます。
Ars Produktion
ARS-38044(2SACD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(朗読付きの管弦楽版) ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=cho、
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2008年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」では、カール・オルフの妻としても知られるドイツの作家ルイーゼ・リンザー(1911-2002)による台本を使用し、ドイツの女優アニヤ・シッフェルが素晴らしい語りを聞かせます。音楽の方も、ピリオドならではの引き締まったサウンドを活かした聴き応えのあるもの。ライブでの収録ですが、録音も非常に優れています。
Ars Produktion
ARS-38573(1CD)
シューベルト:冬の旅 Op.89,D911 ベンジャミン・ヘワット=クロウ(Br)
ユハオ・グオ(P)

録音:2020年3月9日−11日、ドイツ
ベンジャミン・ヘワット=クロウは、ドイツ語と英語の両方のアートソングの熱心なパフォーマーとして知られており、シューマンとシューベルトの連作歌曲に特に焦点を当て追求しています。
ケルンのピアニスト、ユハオ・グオはヴァイオリン、歌手などの伴奏ピアニストの他に、ソリストとしても活躍し、ケルンWDRSO、ドイツ弦楽フィルハーモニー、フローラSOケルンなどのオーケストラと共演してきました。
シューベルトの「冬の旅」を長年研究してきたベンジャミン・ヘワット=クロウとユハオ・グオ。彼らにとって象徴的な存在のシューベルトの「冬の旅」の魅力に迫ったアルバムです。

CRD
CRD-3537(1CDR)
めでたし、天使たちの女主人
グレゴリオ聖歌(マーティン・ベイカー編):キリストは勝利し給う*、めでたし, 海の星*
グレイストン・アイヴズ:ノーヴァ, ノーヴァ!
ブリテン:聖コルンバ賛歌
マシュー・マーティン:おお, さしのぼる朝日よ*
伝承曲:見よ, 主は輝く雲にうち乗り
フーゴ・ディストラー:エサイの根より
グレゴリオ聖歌グローリア(ミサ曲第9番)
マシュー・マーティン:ノエル・シング・ウィー
伝承曲(スティーヴン・クレオバリー編):さくらんぼの木のキャロル
伝承曲:父のみこころから生まれたものよ
リチャード・ロドニー・ベネット:赤ちゃんの子守歌
カール・リュッティ:彷徨いながら不思議に思う
伝承曲(サイモン・プレストン編):三隻の船
伝承曲(エドワード・ヒギンボトム編):揺りかご
レノックス・バークリー:ルック・アップ, スウィート・ベイブ
伝承曲:御子生まれたまう
グレゴリオ聖歌アレルヤ唱 「私たちは星を見た」
マシュー・マーティン:おお, 大いなる神秘*
タヴナー:めでたし, 天使たちの女主人(*世界初録音
オックスフォード・キーブル・カレッジcho、
マシュー・マーティン(指)
ジェレミー・フィルセル(Org)、
ベンジャミン・ミルズ(オルガン

録音:2019年7月18日−21日、バックファスト修道院(イギリス)
1965年創設のイギリスの老舗レーベル"CRD"から、20〜21世紀にかけて作曲されたクリスマスに関連した合唱作品集が登場。ウィリアム・ヘイズ:ジョージ王朝の大学のための音楽(CRD3534)では、「絶妙なハーモニーの明暗と完璧なチューニングで歌われた素晴らしい合唱」(グラモフォン)と称賛された、オックスフォード・キーブル・カレッジ合唱団の荘厳な歌声とオルガンの煌びやかな音色がクリスマスの夜を彩る。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Signum Classics
SIGCD-663(1CD)
セッテチェント〜イタリアの州からのバロック器楽音楽
●ナポリ王国〜A.スカルラッティ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調
●ヴェネツィア共和国〜ダッラーバコ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 Op.4-12
●ヴェネツィア共和国〜アントニオ・ヴァンディーニ:チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調
●ナポリ王国〜マンチーニ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調
●教皇領(ボローニャ)〜ブレシャネッロ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ロ短調
●ヴェネツィア共和国〜タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.1-5, Be6
●ヴェネツィア共和国 〜 ヴィヴァルディ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調 RV.10
ラ・セレニッシマ、エイドリアン・チャンドラー(指、Vn)
タベア・デブス(リコーダー)

録音:2020年2月16日−18日、シダーズ・ホール(イギリス)
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第3弾。前作「エクストラ・タイム」(SIGCD-641)はCD未収録音源を集めたアルバムでしたが、今アルバムはすべて新録音。
タイトルの「セッテチェント(Settecento)」(直訳すると18世紀)は、18世紀初頭にイタリアで出現した芸術、音楽、建築のスタイルのこと。エイドリアン・チャンドラーは、ナポリ王国(スカルラッティ、マンチーニ)、ヴェネツィア共和国(ダッラーバコ、ヴァンディーニ、タルティーニ、ヴィヴァルディ)、教皇領/ボローニャ(ブレシャネッロ)とイタリアの州ごとにグループ分けし、各地域のスタイルを読み解くという興味深い企画です。ゲスト・ミュージシャンとして、2019年に権威あるリコーダー・コンクールの1つ、MOECKコンクールで優勝し、タイムズ紙からは「カリスマ的ヴィルトゥオーゾ」と称された注目のリコーダー奏者、タベア・デブスが参加しています。
Signum Classics
SIGCD-633(1CD)
ザ・スウィーテスト・ソングス〜ボールドウィン・パートブックからの音楽Vol.3
ロバート・ホワイト:主よ,わがこころはおごらず
バード:悲しみと不安が
ジョン・マンディ:主よ、わたしはあなたをあがめます
作者不詳:われ主に感謝せん
バード:われは多くの罪を犯しぬ
パーソンズ:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
ウィリアム・マンディ:御言葉を思い出されよ
シェパード:われ主に感謝せん
バード:神よ, 罪あるわが魂を滅ぼしたもうことなかれ
ウィリアム・デイマン:われ主に感謝せん
ホワイト:汝はわが受く分なり
コントラプンクトゥス、
オーウェン・リース(指)

録音:2016年4月、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会(オックスフォード)
「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オーウェン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブルです。
「生のさなかにも」(SIGCD-408)、「聖母と幼子」(SIGCD-474)に続く、ボールドウィン・パートブックからの音楽、3部作を締めくくる最終
巻。ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの聖歌隊で活躍していたジョン・ボールドウィンが編慕した約170点に及ぶコレクションは、チューダー朝の素晴らしき宗教的ポリフォニーの宝庫です。

Raumklang
RKAP-10119(1CD)
アマルコルドとクリスマス
作者不詳(15世紀ボヘミア):ガウデーテ(歓べ、歓べ)/オルランド・ディ・ラッソ(c.1532−1594):全ての救い主であるキリストよ/作者不詳(13世紀フランス):久しく待ちにし主よとく来たりて/作者不詳(16世紀):マリアはいばらの森を通り/グスターヴ・ホルスト(1874−1934):わびしき真冬に/コルネリウス・フロイント(1535−1591):歓べ, おおエルサレム/パウル・エベル(1511−1569):われを助けて神の慈悲を讃えさせよ/アーサー・サリヴァン(1842−1900):雪に覆われた地の上で/作者不詳(イングランド):サセックス・キャロル/作者不詳(13世紀):ベツレヘムに幼な子生まれぬ/作者不詳(16世紀ドイツ):エサイの根より/作者不詳(16世紀イングランド):コヴェントリー・キャロル/作者不詳(イングランド):神が歓びをくださるように/作者不詳(15世紀シレジア):ヨセフ, 私の愛しい甥よ/ラッソ:賛美のうちにうたわん/マルティン・ルター(1483−1546):まぶねのかたえにわれは立ちて/カール・ノイナー(1778−1830):おやすみ神の子よ/作者不詳(15世紀スペイン):ヌエバス, ヌエバス、アル・デル・ハト、教えて, 輝く花よ/フアン・デル・エンシーナ(1468−1529/30):大いなる歓びを感じる/マテオ・フレチャ(1481−1553):ラ・ネグリーナ/エアハルト・マウエルスベルガー(1903−1982):ヴァイナハト(クリスマス)/フランツ・クサーヴァー・グルーバー(1787−1863):きよしこの夜
アマルコルド〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、ロベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕、
ミヒャエル・メッツラー(打楽器)

録音:2019年4月&5月、ライプツィヒ新使徒教会
アマルコルド〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、ロベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕、ミヒャエル・メッツラー(打楽器)

Albion Records
ALBCD-035(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズのクリスマス
ヴォーン・ウィリアムズ:8つの伝統的なイギリスのキャロル(1919)
 2つのキャロル(1945)〔カム・ラヴ・ウィ・ゴッド、ゼア・イズ・ア・フラワー〕(世界初録音)
「オックスフォード・ブック・オヴ・キャロルズ」(1928)より〔おお小さな街ベツレヘム、ゴールデン・キャロル、ウィザーズ・ロッキング・ヒム、スノウ・イン・ザ・ストリート、ブレイクの子守歌〕
男声のための9つのキャロル(1941)(全曲版世界初録音)
ウィリアム・ヴァン(指)
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー礼拝堂cho

録音:2018年2月16日−18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」による、ヴォーン・ウィリアムズのクリスマス・アルバム。民謡や民族音楽の研究や収集、編曲の第一人者としても知られるヴォーン・ウィリアムズは各地の伝統的なキャロルも多数収集しており、ヴォーン・ウィリアムズが編纂・編曲したキャロルと新たに作曲したキャロルなどを収録しています。
Albion Records
ALBCD-013(1CD)
オン・クリスマス・デイ〜ヴォーン・ウィリアムズ編曲によるフォーク・キャロル&フォーク・ソング集
8つの伝統的なイギリスのキャロル(収集&編曲:ヴォーン・ウィリアムズ)
6つのイギリス民謡(編曲:ヴォーン・ウィリアムズ)
ヘレフォードシャーの12の伝統的なキャロル(収集、編集&編曲:エラ・メアリー・リーザー&ヴォーン・ウィリアムズ)
デレク・ウェルトン(Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2011年5月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
ヴォーン・ウィリアムズが収集、編集、編曲してきた伝統的なキャロルと民謡を、著名なワーグナー歌手としても活躍するオーストラリア出身のバス・バリトン歌手、デレク・ウェルトンが歌う。

Carl Davis Collection
CDC-022(1CD)
クリスマス・ウィズ・キリ
バーリン:ホワイト・クリスマス
バーナード:ウィンター・ワンダー・ランド
マーティン&ブレイン:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
エヴァンス:銀のベル
シメオン、オノラーティ、K.デイヴィス:リトル・ドラマー・ボーイ
カール・デイヴィス&ニューウェル:ザ・モスト・ワンダフル・バースデイ・オヴ・オール
ヘアーストン:マリアの御子
作者不詳:天使は栄光の王国から(荒野の果てに)
作者不詳(コリン・マシューズ編):乙女はおくるみを洗う
グルーバー:きよしこの夜/アダン:おお聖夜
作者不詳::クリスマスの12日間
キリ・テ・カナワ(S)、
カール・デイヴィス(指)
フィルハーモニアO、
ロンドン・ヴォイセズ

録音:1985年3月、CTSスタジオ
ニュージーランド出身の偉大なオペラ・シンガー、キリ・テ・カナワが、ポピュラー、映画、クラシックのクリスマス・スタンダード・ナンバーを歌ったクリスマス・アルバム。1985年に録音されDeccaからリリースされていた「クリスマス・ウィズ・キリ」を、指揮を担当したカール・デイヴィスがライセンスを取得し自身のレーベルから新装再発売したアルバム。カール・デイヴィスとキリ・テ・カナワは、ポール・マッカートニーと共作した「リヴァプール・オラトリオ」でもコラボレーションしています。

Delphian
DCD-34238(1CD)
クリスマス・イン・プエブラ〜パディーリャ:ミサ曲 「ダビデの子ヨセフ」
フアン・ガルシア・デ・ゼスペデス(c.1619−1678):夜は招く/入祭唱:今日あなたたちは知る/フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(1590−1664):ダヴィデの子ヨセフ(世界初録音)、ミサ曲 「ダビデの子ヨセフ」(世界初録音)/フランシスコ・デ・ビダレス(1632−1702):趣味の良い人は皆/アレルヤ:明日は地上の不正/パディーリャ:ア・ラ・シャカラ・シャカリーリャ/奉献唱:門を上げよ/ジョアン・セレロールス(1618−1680):熾天使は甘美な調べで/ベネディクトゥス/フランシスコ・ロペス・カピリャス(1614−1674):月、太陽と全てのもの/パレストリーナ:ミサ曲 「おお讃嘆すべきみわざ」より アニュス・デイ/パディーリャ:今日キリストが生まれた/ガスパール・フェンルナンデス(1566−1629):Tleycantimo choquiliya/パディーリャ:神よ、速やかにわたしを救い出し
シグロ・デ・オロ、
パトリック・エイリーズ(指)

2020年1月8日−10日、オール・ハロウズ教会(ゴルペル・オーク、イギリス)
2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"。シグロ・デ・オロが贈るクリスマス・アルバムは、スペイン人都市として発展したメキシコの都市プエブラをテーマにした、メキシコ・バロックの作品集。
アルバムの中心となるのは、スペインのマラガに生まれ、メキシコのプエブラに移住し、プエブラ大聖堂の楽長も務めた作曲家、フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(1590−1664)の世界初録音となるミサ曲「ダビデの子ヨセフ」。ヨーロッパの音楽にメキシコ、アフロ・ヒスパニック、ポルトガルなどの影響が混ざり合い、ハープ、ギター、ドゥルシアン、サックバット、カホンなどが用いられたエネルギッシュで軽快なメキシカン・バロックのクリスマス音楽をお贈りします。
Delphian
DCD-34240(1CD)
アレックス・ウォールフ:レクイエム ヴォクス・ルナ、アレックス・ウォールフ(ディレクター)、
ニッキー・スペンス(T)、
イアン・バーンサイド(P)、
フィリップ・ハイアム(Vc)、
アンンソニー・グレイ(Org)

録音:2019年11月24日−26日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(アッパー・ノーウッド、ロンドン)
2012年BBCヤング・コンポーザー・オヴ・ザ・イヤー受賞、2018年ロイヤル・フィルハーモニック協会作曲賞受賞を果たしたイギリスの若き作曲家アレックス・ウォールフ(b.1995)が2018年に作曲したレクイエム。過去200年間にレクイエムのジャンルで育まれた多様な伝統を統合する印象的な作品として作曲され、伝統的なラテン語のテキストに、ウェールズの詩人ジリアン・クラークの3つの詩が使われています。ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を見事受賞したニッキー・スペンスをはじめ、イアン・バーンサイド、フィリップ・ハイアムなど豪華ソリストの参加もポイント。
Delphian
DCD-34227(1CD)
ステフ・コナー:リドル・ソング
ルーン詩1〜トーチ/ファイア/フリント/コート・ケーン(ハンナ・マルティ作曲)/ホール・ジョイ(ハンナ・マルティ作曲)/ルーン詩2〜デイ/ワールドステッド/カドモンの聖歌/聖母マリア(聖ゴドリック作曲/コナー&マルティ編)/ルーン詩3〜アース/シード・スペル/スカイ・ライツ/ルーン詩4〜スターズ/フライト/スワン・ラメント(作者不詳/マルティ&コナー編)/ナイト・バード/ソング・パック/タイド・マザー(コナー&マルティ作曲)/アイス/ルーン詩5〜ウォーター
(明記されていない曲はすべてステフ・コナー作曲)
ステフ・コナー(ヴォイス&リラ)、
ハンナ・マルティ(ヴォイス&ハープ)、
エヴァーラスティング・ヴォイセズ、
ジョナサン・ブリッグ(指)

2019年7月30日−8月1日&12月20日、フィップス・ホール(ハダースフィールド大学、イギリス)
ステフ・コナーはイギリスのフォーク・バンド、アンサンクス(The Unthanks)の ピアニスト&バック・シンガーとして活動し、アンサンクス脱退後は、古代メソポ タミアの音楽を研究し、クラシック音楽と伝統音楽の狭間にニッチな地位を見出 し、古代の音楽とジャズや現代のハーモニーを組み合わせた作風で注目を集めて いる歌手&作曲家。コナーの「リドル・ソング(なぞなぞの歌)」は、なぞかけの形で 表現されたアングロサクソンのルーン・ポエム(ルーン詩)を用い、古い言葉と新 しい音楽を使ったユニークなコンセプト・アルバム。

LAWO Classics
LWC-1203(1CD)
静かな美〜ヨハン・クヴァンダール(1919−1999):作品集
3つのクリスマスの賛美歌*/「暁の光がこの地を照らす」によるコラール前奏曲/どのようなときも、わたしは主をたたえ Op.17*/オルガンのためのトッカータ Op.5 no.3/四旬節のための瞑想/わたしは光として世に来た*/主よ、御もとに身を寄せます Op.26 no.1*/おお、神なる主よ Op.26 no.2*/伝承歌「庇護を求める場所があるのは」によるパルティータ Op.36/前奏曲/オルガンのための幻想曲 Op.83/2つの宗教的な歌*
リーナ・ヨンソン(S)*、
アルンフィン・トビーアセン(Org)

録音:2019年3月14日−16日、救世主教会(ハウゲスン、ノルウェー)
ヨハン・クヴァンダール Johan Kvandal は、作曲家、教会音楽家として20世紀ノルウェー音楽界に存在感を示したひとり。彼は、簡潔なネオクラシカルの様式と、父ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンのロマンティックな作風とノルウェー民謡に基づく創作スタイルを結びつけた、独自の魅力ある作品を生み出したことで知られます。このアルバムは、彼のキャリアに捧げるトリビュートとして制作されました。彼がオスロのヴォーレレンガ教会のオルガニストを務めた1959年から1974年までの作品を中心に、その後の重要な2曲が演奏されます。「前奏曲」は、1977年の『ノルウェー・オルガン本』のための作品として、即興を基に作曲されました。「オルガンのための幻想曲」は、クヴァンダールが亡くなる3年前の作品。「現代」の不協和音と、伝承の音楽から得たインスピレーションを併せもった音楽です。
オルガニストのアルンフィン・トビーアセン Arnfinn Tobiassen は、ロンドンの王立音楽アカデミーで学びました。ノルウェー南部、カルモイ島のアヴァルスネスにある歴史的な聖オラヴ教会のオルガニストを務めています。2015年から2019年までノルウェー・オルガン・フェスティヴァルの芸術監督。トロン・H. F. クヴェルノのポートレート・アルバム『クレド』(LWC-1091)を LAWO Classics に録音しています。ノルウェーのソプラノ、リーナ・ヨンソン Lina Johnson は、2011年にコペンハーゲンの王立デンマーク歌劇場にデビュー、翌年、ノルウェー国立歌劇場で初めて歌いました。バッハの受難曲、ヘンデルの「メサイア」、オルフの「カルミナ・ブラーナ」などをレパートリーにコンサートにも出演しています。
LAWO Classics
LWC-1202(1CD)
シェティル・ビョルンスタ:ロフォーテンオラトリオ
シェティル・ビョルンスタ(1952−)(スヴェッレ・トレフセン・ラウプスタ(1988−)編):ロフォーテンオラトリオ(Lofotoratoriet)
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(指、Ms)
ロフォーテン・ヴォイセズ、ミンアンサンブル〔オイヴィン・ヌッスレ(Vn)、トール・ヨハン・ボーエン(Vn)、ラザル・ミレティク(Va)、ハンス=ウルバン・アンデション(Vc)、スヴァイン・ハウゲン(Cb)〕、テリエ・ブルン(アコーディオン)、ブラーゲ・トルマネン(打楽器)、ヨン・インゲ・ヨハンセン(朗読)

録音:2019年9月4日−6日、ノルウェー
ノルウェーのロフォーテン諸島は、アウストヴォーグ島、モスケネス島、孤島のヴァール島とロスト島など、大小の島々からなり、美しい自然、そして、北極圏にもかかわらず温暖な気候で知られます。この地域は、ノルウェー経済の基盤のひとつ、タラとニシンの漁の基地として1000年近くに渡って栄え、一方、芸術家たちは、海と山からインスピレーションを授かりながら、その自然と姿を絵画や写真、あるいは文章にとらえてきました。『ロフォーテンオラトリオ』も、そうした芸術作品のひとつです。
作曲者のシェティル・ビョルンスタ(1952−)は、主にジャズ・ミュージシャンと作曲家として活動してきました。「ロフォーテンオラトリオ」は、「ロフォーテンと北国に住む人々と人々の確かな生き方へのトリビュート」として作られました。テクストにはテリエ・ヨハンセン、イングリ・アルクタンデル、ヤン・P・バーレたち、スタイルの異なる詩人のさまざまな詩が選ばれ、〈モスケンとロフォーテンの間で〉にはロフォーテンを舞台にしたエドガー・アラン・ポーの短編『大渦に呑まれて(A Descent into the Maelstrom)』の抜粋がノルウェー語訳で使われています。このアルバムの制作には「Musikk i Nordlan(ヌールランの音楽)」など30を越す団体と個人が協賛、国際的な活動で知られるメゾ・ソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン(キーラント)が2009年に創設した女声合唱団「ロフォーテン・ヴォイセズ Lofoten Voices」をはじめ、地域の音楽家たちが参加してセッションが行われました。

CAvi
85-53021(1CD)
詩人の恋〜ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン
ベートーヴェン:歌曲集「遥かなる恋人に寄す」 Op.98
メンデルスゾーン:挨拶 Op.19-5、
 秋の歌 Op.84-2、葦の歌 Op.71-4、
 月 Op.86-5、旅の歌 Op.34-6、
 歌の翼にのせて Op.34-2、
 ヴェネツィアの舟歌 Op.57-5、
 さすらいの歌 Op.57-6、夜の歌 Op.71-6
シューマン:歌曲集「詩人の恋」 Op.48
パトリック・グラール(T)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年3月、ヴァイマル(ドイツ)
バッハがカントル(音楽監督)を務めた聖トーマス教会合唱団出身で、2016年にライプツィヒ国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールで1等賞を獲得したライプツィヒ出身のテノール、パトリック・グラールのファースト・ソロ・アルバム。「詩人の恋(Dichterliebe)」をタイトルに、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンが描いた切ない恋、葛藤や憧れの歌を歌います。

Vanits
VA-14(1CD)
ジュリアーニ:ギ ター伴奏歌曲集
メタスタージオによる6つのアリエッタ Op.95
6つのリート Op.89
6つのカヴァティーナ Op.39
フェリクス・リーント(T)
アリエクセイ・ビアナ(G)

録音:2018年11月、スペイン
アンブロネ、パリ、ヘント、リスボン、グラナダなどの主要 な音楽祭で歌い、20枚以上のCDを録音してきたスイスのテノール、フェリクス・リー ント。
「ギターのモーツァルト」として知られたギタリスト、作曲家、教師、 そしてチェロの名手でもあったというマウロ・ジュリアーニ(1781−1829)のギター 伴奏による歌曲集。当時の重要なオペラ作家ピエトロ・メタスタージオの詩による「 6つのアリエッタ」(ジュリアーニの生徒でもあったナポレオン皇后マリー=ルイー ズに献呈)、イタリアのアリアで構成した「6つのカヴァティーナ」、そしてゲーテ 、シラー、マティソンなどによるドイツ語のテキストによる「6つのリート」と、ス タイルの違うギター歌曲を優雅に歌っています。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-390(1CD)
「ヴォイシズ」〜ベートーヴェン&モーツァルト珍しい作品集
ベートーヴェン:三重唱「震え上がれ、悪い奴らめ」 Op.116
モーツァルト:レチタティーヴォとロンド「あなたを忘れるですって?…恐れないで、最愛の人よ」 K.505
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a(ヴァイオリン協奏曲からの作曲者自身による編)
ヘン・ライス(S)、ヤン・ペトリカ(T)、
パウル・アルミン・エーデルマン(Br)、
ハビエル・ネグリン(P)
トーマス・レスナー(指)
ベートーヴェン・フィルハーモニー

録音:2019 年11 月21-23 日オーストリア,ライディング
、※日本語オビ・解説付き
ベートーヴェンとモーツァルトの比較的珍しい作品を集めているのだが、有名歌手に実力の高い指揮者が組んだたいへ んに素晴らしいCD に仕上がっています。 ベートーヴェンの三重唱「震え上がれ、無謀な奴らめ」は、1802 年頃、ベートーヴェンがアントーニオ・サリエーリに舞台声楽 曲を学んでいた頃の作品。イタリア語歌詞とはいえ、悪役と思しきバリトンと夫婦か恋人と思しきソプラノとテノールという配置 は「フィデリオ」に酷似しており、ここでの経験が 3 年後に生かされたことは間違いない。ベートーヴェンの隠れた名曲であ る。モーツァルトの「恐れないで、最愛の人よ」は、「フィガロの結婚」初演でスザンナを歌ったソプラノ、ナンシー・ストラーチェ のために書かれたもの。初演でモーツァルトがピアノを弾いて活躍する。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を自身でピアノ 協奏曲に編曲したピアノ協奏曲はここ数十年で人気作の仲間入りをしているだろう、ベートーヴェン自身の編曲だけに原曲 とはまた異なった魅力がある。 ベートーヴェンの三重唱とモーツァルトのロンドでは、イスラエル生まれでドイツで活躍する歌姫、ヘン・ライスが素晴らしい歌 を披露してくれます。また三重唱ではウィーンの名バリトン、パウル・アルミン・エーデルマン(エーデルマン兄弟の弟)も見事な 存在感。モーツァルトのロンドとベートーヴェンのピアノ協奏曲でピアノを受け持つハヴィエ・ネグリーンは、カナリア諸島出身 でロンドンで学び、2004 年にはウィグモア・ホールにも出演。ウィーン生まれのトーマス・レスナーは、独墺系で今最も注目さ れている中堅指揮者。ウィーンのベートーヴェン・フィルハーモニーの芸術監督。この CD を聞けば彼の実力の高さに目を 見張ることでしょう。リストの生地、オーストリアのライディング(かつてのハンガリーのドボルヤーン)

Coviello
COV-92010(1CD)
ギターと共に
ファリャ:7つのスペイン民謡
グラナドス:フェルナンド・ペリケの詩による11の古風なスペイン歌曲
ロレンソ・パロモ(1938-):マドリガルと5つのセファルディの歌
ヌリア・リアル(S)
エディン・カラマーゾフ( ギター )

録音:2018年
ギター伴奏で聴くスペインの歌曲集。ファリャとグラナドスはクラシックの名作曲家として交響的作品も書いていますが、このようなまさにスペイン風な編 成の音楽も逸品の味わいです。世界的に活躍するソプラノのヌリア・リアルの歌声も抜群。ギターのエディン・カラマーゾフはホプキンソン・スミスにリュー トを学びエスペリオンXX、ラルペッジャータ、ヒリアード・アンサンブルなどでも弾いてきた本格派でスティングとの共演盤もありました。 (Ki)
Coviello
COV-92020(1CD)
アンドレアス・N・タルクマン:三びきのこぶた
オッフェンバック:オペレッタ『にんじんの王さま』(アンドレアス・N・タルクマン編)
ジュリ・テツラフ( ナレ ー ション )
マイニンガー・カントレイ児童cho
フィリップ・バッハ(指)
マイニンガー・ホーフカペレ
1956年ハノーファー生まれの作曲家、アンドレアス・N・タルクマンによる『三びきのこぶた』はドイツ語のナレーションと室内オーケストラのための音楽で、 良く知られたおとぎ話がかわいらしく手の込んだ音楽によって短篇映画のように奏でられます。登場する子豚はおっちょこちょいなポルキー、夢見がちなロー ザ、現実的なリュッセル。それぞれフルート、オーボエ、クラリネットで描き分けて表現されます。
登場人物の野菜たちがひと悶着を起こすオッフェンバックの『にんじんの王さま』はユーモアあふれるおとぎ話でありながら風刺的な側面を持つ一風変わっ た作品。これもタルクマン編曲版で、アルバムを通して統一感のある響きになっています。 (Ki)

CONTINUO RECORDS
CC777-806(1CD)
ロマンセーロ・ヒターノ
(1)カステルヌオーヴォ=テデスコ:ジプシー歌集 Op.15〜フェデリーコ・ガルシア・ロルカの詩による(混声合唱とギターのための)
(2)ファリャ:粉屋の踊り
(3)バリオス:アルハンブラの小川
(4)メディナ:タンギージョ
(5)グラナドス:スペイン舞曲第2番
(6)グラナドス:スペイン舞曲第5番
(7)レン・ウィリアムズ:高地人の歌
(8)レン・ウィリアムズ:ムーア人の織物
(9)ガルシア・ロルカ:セビーリャの子守唄
(10)ファリャ:スペイン舞曲第1番〜「はかなき人生」より
(1)コンピエーニュ・マドリガル声楽アンサンブル、
ダニエル・ドロネー(指)、
ベルトラン・キャゼ(G)
(2) - (10)デュオ・イザベル・ショメ・エ・ベルトラン・キャゼ(ギター・デュオ【イザベル・ショメ&ベルトラン・キャゼ】)

ライヴ録音:2019年6月16日/サン=ジャン=オ=ボワ(オワーズ県)
ギター・ファン必聴!カステルヌオーヴォ=テデスコ作曲のジプシー歌集とファリャ、バリオス、グラナドス、レン・ウィリアムズなどのギター・デュオ作品 を収録したアルバムの登場です。
カステルヌオーヴォ=テデスコといえば、朗読とギター独奏のための「プラテーロと私」が有名ですが、7曲からなるジプシー歌集ではフェデリーコ・ガルシア・ ロルカの詩による混声合唱とギターのための作品です。温かみのある哀愁漂うギターの調べとともに混声合唱が重なり合い独特の魅力を放ちます。特異な演 奏形態から当録音のリリースは大歓迎といえましょう。
また、ギター・デュオの作品も聴き逃せません。名手イザベル・ショメとベルトラン・キャゼが奏でる実に情熱的な演奏です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72808(1CD)
ロビン・デ・ラーフ(1968-):ソプラノ、バリトン、2台のハープ独奏、混声合唱と管弦楽のためのオラトリオ『アトランティス』 〜ピエール・ブーレーズの追憶に マリソル・モンタルヴォ(S)
マーク・ストーン(Br)
マルクス・シュテンツ(指)
オランダ放送PO
オランダ放送cho

録音:2016年9月23日(ライヴ)
ランダの現代作曲家ロビン・デ・ラーフによる大作オラトリオ。現代音楽の解釈でも高い評価を受けている名匠シュテンツの見事な指揮。2016年9月 23日に行われた世界初演のライヴを収録しています。 (Ki)

APARTE
AP-230(1CD)
花を題材とした歌曲集
ジャン・ヴィエネル:花の歌(全50曲)
ミヨー:花のカタログOp.60(全7曲)
サティ:花の歌
オネゲル:静物
リリー・ブーランジェ:2本のおだまきの花
ルネ・ド・ビクセイユ:バラの魂
メロディ・ルルジアン(S)、
アントワーヌ・パロック(P)

録音:2019年3月/ロール(スイス)
ありそうでなかった好企画と申せましょう。メインはクラシックとジャズ両面で活躍したフランスの作曲家ジャン・ヴィ エネルの50曲から成る「花の歌」全曲。各曲のタイトルを見ただけでも聴きたくなるだけでなく、アルバム全体がベル・エポック期のフランスならではのオ シャレな魅力にあふれています。
メロディ・ルルジアンはアルメニア人の父とスペイン人の母の間に生まれたフランスのソプラノ。美しい声質でオペラの世界でひっぱりだこのですが、シャ ンソン風歌曲も驚きの巧さ。フランスならではのメロディにたっぷり浸れます。 名伴奏で知られるアントワーヌ・パロックのピアノも絶妙。花の代りにプレゼントとしても最適のディスクです。

KLARTHE
KLA-081(1CD)
メゾソプラノ二重唱
(1)ブラームス:4つの二重唱曲Op.61
(2)グノー:愛する心
(3)ドリーブ:3羽の鳥
(4)サン=サーンス:不運な男/パストラーレ
(5)マスネ:やさしくも深き心の
(6)メンデルスゾーン:6つの二重唱曲Op.63〜第1曲「恋人よ打ち明けておくれ」/第2曲「渡り鳥の別れの歌」/第3曲「挨
拶」/第4曲「秋の歌」
(7)マスネ:3つの歌〜海洋画/喜び
(8)グノー:誠実な心に恵まれ
(9)ショーソン:2つの二重唱Op.11〜夜
(10)フォーレ:金の涙 Op.72/この地上ではどんな魂もOp.10の1
(11)ブラームス:3つの二重唱曲Op.20〜海
カリーヌ・デエ (Ms)、
デルフィーヌ・エダン(Ms)
ジョアン・ファルジョ (P)

録音:2019年5月/ヴィユファヴァール
デュエットのアルバムは珍しいものではありませんが、メゾ・ソプラノふたりというのはあまり見ません。それをカリーヌ・デエとデルフィーヌ・エダンとい う当代きっての名歌手が揃った豪華盤。いずれも作品もしっとりとした情感にあふれ、晩秋の夜長に最高のお伴となる一枚です。 (Ki)

AD VITAM
AVAC-050921(1CD)
怖れることはない!〜2005年4月8日サン・ピエトロ広場でのローマ教皇ヨハネ・パウロ二世葬儀
2005年4月8日サン・ピエトロ広場に於けるローマ教皇ヨハネ・パウロ二世葬儀

(1)2005年4月8日サン・ピエトロ広場の弔鐘
(2)アレグリ:ミゼレーレ
(3)パリエタク:ファッラ
(4)ドゥガンJr.:感謝祭
(5)リシンスキ:ああ、波よ
(6)ポーランド民謡:この貧しき地より
(7)作者不詳::喜べ、母なるポーランド
(8)ラバキ師:おお、イスラムの神
(9)詩篇122
(10)彼女の眼となり
(11)Lakad Ahalta Alless Lelferdaws
(12)Oor es Mayr eem
(13)詩篇135
(14)コルシカのポリフォニー:私は神を呼ぶ
エルサレム・オラトリオcho(2)、
サラエヴォ・トレベヴィチ合唱団(3)(4)(5)、
ドゥエー鉱山・ポーランド人合唱団(6)(7)、
タイベ児童合唱団(8)、
アブ=ゴーシュ聖職者たち(9)、
ラビア・モトラン修道女(10)(11)、
グサン・アルジャニアン(12)、
ギリシャ・ビザンツ合唱団(13)、
タヴァーニャ(14)
2005年4月2日に崩御したローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の葬儀は4月8日に執り行われ、史上最大の参加人数を記録したといわれます。各界およ びイスラム、ユダヤの世界からも一同に会し、感動的な光景を創り出しました。
その際の録音。ポーランド人だった教皇をしのびポーランドの合唱団が故郷の歌を披露し、また在任中最大の悲劇となったボスニア・ヘルツェゴビナのサ ラエヴォの合唱団が歌うのも心打たれますが、カトリックの聖歌のみならずユダヤや正教、イスラムまでが弔意を示しています。 キリスト教徒必携の一枚です。 (Ki)

COLLEGIUM
CSCD-526(1CD)
クリスマス・ナイト〜キリストの降誕祭のためのキャロル集
ドイツの伝統的なキャロル:もろびと声あげ
ボリス・オード:アダムは縛られて
16世紀フランスの旋律:クリスマスの夜
17世紀イタリアのキャロル:私の記憶では
ハウエルズ:汚れなきバラ
ハロルド・ダーク:木枯らし寒く吹きすさび
ジョン・ラッター:花がある
イングランドの伝統的なキャロル:さくらんぼの木のキャロル
アパラチアのキャロル:さまよいながら私は不思議に思う
ラッター:ともし火のキャロル
ドイツの伝統的なキャロル:もみの木
イギリスの伝統的なキャロル:明日はわたしが踊る日
イギリスの伝統的なキャロル:いときよきおとめ
パトリック・ハドリー:私は乙女のために歌う
ウィリアム・バレット:リュート・ブック・ララバイ
コルネリウス:3人の王
R.R.テリー:わが愛し子よ
シャイト:おおいとしきみどり児
ヨハン・ゲオルク・エーベリンク:満ちたりた心
バスクのクリスマス曲:私は乙女を見た
W.J.カークパトリック:飼い葉の桶で
ジョン・ラッター:降誕のキャロル
ジョン・ラッター(指)、
ケンブリッジ・シンガーズ、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア

録音:1985年4月、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン大ホール(イギリス)
※リマスター:2020年6月
COLCD106からの新装移行再発売
日本でも絶大な人気を誇る、イギリスを代表する合唱界の巨匠ジョン・ラッター(1945−)。ラッターの自主レーベル「Collegium(コレギウム)」から、レーベル初期の録音の1つ、「クリスマス・ナイト」が復刻。ジョン・ラッター自身の作品とアレンジを含む、6世紀にわたる新旧22のクリスマス・キャロルを、キャロライン・アシュトン、キャロライン・トレヴァー、マーク・パドモア、ジェラルド・フィンリーらが参加するケンブリッジ・シンガーズの研ぎ澄まされた歌声と、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアによる一流のサポートで録音した名盤です。優しく癒される至福のクリスマスの夜をどうぞ。

Daphne
DAPHNE-1066(2CD)
ロルフ・マッティンソン:合唱、器楽アンサンブル、ソプラノ、バスとナレーターのための「聖ルカ受難曲」 (2012) リサ・ラーション(ソプラノ、福音史家)、ペーテル・ブーマン(バス、イエス)、
マーク・レヴェングッド(ナレーター)、
ヴェクショー大聖堂オラトリオcho・器楽アンサンブル、
ステーン=インゲ・ペッテション(指)

録音:2019年4月12日−14日、ヴェクショー大聖堂(ヴェクショー、スウェーデン)(ライヴ)
ロルフ・マッティンソン(1956−)は、もっとも国際的に知られる現代スウェーデンの作曲家のひとり。管弦楽のための「Open Mind(DAPHNE1029)」は、2010年のストックホルム・フィルハーモニックの日本ツアーでも演奏され、日本で名を知られるきっかけとなりました。
ソリストのリサ・ラーションはヨーロッパ各地のオペラハウスやフェスティヴァルで歌い、ペーテル・ブーマン はアルヴェーンの「黙示録カンタータ(Sterling CDS1058-2)」などの録音に参加しています。
「聖ルカ受難曲」は、2011年、スウェーデンの12の合唱団と研究機関「Sensus」の共同委嘱で作曲された作品です。「新約聖書」の「ルカによる福音書」から「バロック受難曲」にならって選んだテクストと、スウェーデンの社会民主主義ジャーナリスト、作家で詩人のヨーラン・グレイデル(1959−)と詩人ラーシュ・ビョルクルンドのテキストで構成。通常の技術水準の合唱、6つの楽器によるアンサンブル、「プロフェッショナル」のソプラノとバス、ナレーターより演奏されます。この作品は、2012年春、委嘱した12の合唱団が各々初演。2020年の春までに70回を超す演奏が重ねられてきました。このアルバムの演奏は、2019年4月にヴェクショー大聖堂で行われたコンサートのライヴ録音です。マッティンソンの「聖ルカ受難曲」を、この作品の真の生みの親、ゲルマンス音楽出版の前CEOのティル・スカルビューに献呈されました。

Footprint Records
FRCD-113(1CD)
聖なる宝物〜「デューベン・コレクション」とリューベック聖マリア教会の音楽
フランツ・トゥンダー:ダビデの子にホザンナ「喜べ、踊れ」
パウロ・クアリアーティ:めでたし、いと聖なるマリア
ハインリヒ・シュッツ
:サウル、サウル、なぜわたしを迫害するのか
シモーネ・ヴェーシ:サルヴェ・レジナ
クステフーデ:ミサ・ブレヴィス Bux WV.114
シモーネ・ヴェーシ:マニフィカト
オルランド・ディ・ラッソ:私の心は死ぬほど悲しい
フランツ・トゥンダー:主はわが光なり
ハインリヒ・シュッツ:天にましますわれらの父よ
ブクステフーデ:信頼する主よ、統べたまえ Bux WV.18
ウプサラ大学室内cho
ケルンWDR放送cho(独唱者)、
ウプサラ・コンソート、
ステファン・パルクマン(指)

録音:2019年9月13日−15日、ベーリンゲ教会(ウプサラ、スウェーデン)
ステファン・パルクマンは、1952年スウェーデンの大学都市ウプサラに生まれ、2002年から2005年までスウェーデン放送合唱団の首席指揮者を務めました。エーリク・エーリクソン・チェアとして、1983年からウプサラ大学室内合唱団を指揮。スウェーデン音楽アンソロジーが制作した、アルヴェーン、ペッテション=ベリエル、ステーンハンマルの曲を歌った「混声合唱のための抒情的な歌とバラード(Musica Sveciae MSCD612)」が、パルクマンとウプサラ大学室内合唱団の代表的音に挙げられます。
今作品「聖なる宝物」では、ウプサラの「デューベン・コレクション」と、デンマークのブクステフーデがオルガニストを務めたドイツ、リューベックの聖マリア教会の合唱作品によるプログラムが組まれました。アルバムの録音セッションにはケルンWDR放送合唱団の歌手が参加し、トゥンダーの「ダビデの子にホザンナ「喜べ、踊れ」」をはじめとする曲の独唱とオルランド・ディ・ラッソの5声の「私の心は死ぬほど悲しい」のアンサンブルを担当しました。
「デューベン・コレクション」とは、ウプサラ大学図書館の所蔵する楽譜集で、アンドレーアス・デューベン(父)に始まるデューベン家の音楽家ひとり、宮廷楽長を務めたグスタフ・デューベン(父) (c.1628−1690)が収集した国内外の作品、1500曲の声楽曲と300曲の器楽曲の楽譜が保存され、スウェーデン音楽史の貴重な遺産とみなされています。

Danacord
DACOCD-731(1CD)
エレジー
ボー・ホルテン(b.1948):北欧組曲 第1部 *
アンドレ・プレヴィン(1929?2019):ヴォカリーズ(ソプラノ、チェロとピアノのための)**
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34 no.14(ソプラノ・ソロ、チェロ、ピアノと混声合唱のための)
フォーレ:エレジー Op.24(混声合唱とピアノのための)#
ボー・ホルテン:北欧組曲 第2部
ヴィク・ネース(1936?2013):オリーヴの園(「3つの哀歌」 から)#
ヤナーチェク:娘オルガの死に寄せるエレジー##
ハウエルズ(1892?1983):大地よ、彼を手に取り、慈しんでください
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34 no.14(チェロとピアノのための)
エルガー:行け、わが歌よ
ボー・ホルテン:ローマ悲歌
フランダース放送cho
ボー・ホルテン(指)、
リュク・トーテン(Vc)、
ステファーヌ・ド・メイ(P)、
エファ・グーディー・ファルケンバッハ(ソプラノ・ソロ)*、
ヒルデ・フェンケン(ソプラノ・ソロ)**、
サラ・ファン・モル(ソプラノ・ソロ)***、
フィリップ・スーヴァジー(バリトン・ソロ)#、
イヴァン・ゴーセンス(テノール・ソロ)##
デンマークのボー・ホルテンは、コペンハーゲン大学で音楽学、王立デンマーク音楽アカデミーでファゴットを学んだ後、数年間、音楽教師とコペンハーゲンの新聞の批評家として活動し、979年にヴォーカルアンサンブル「アルス・ノーヴァ」を創設。指揮者と作曲家としてさまざまに活動しながら、コペンハーゲンとデンマークの音楽生活に中心的役割を担いました。1996年にヴォーカルアンサンブル「ムシカ・フィクタ」を設立。1990年から2006年までBBCシンガーズの客演指揮者、2008年から2011年までブリュッセルのフランダース放送合唱団の首席指揮者を務めました。彼がフランダース放送合唱団と録音した自作の合唱作品集『ヴィーナスの輪』(Dacapo 8.226062)は、ホルテンの作品の多彩なスタイルを示し、高い評価を獲得しています。
フランダース放送合唱団を指揮した新しいアルバムでは、さまざまな作曲家たちの「悲しい気分」を描いた歌を中心に演奏。合唱作品の合間にアンドレ・プレヴィンのソプラノとチェロとピアノのための 「ヴォカリーズ」 とラフマニノフのチェロとピアノの 「ヴォカリーズ」 を挟むプログラム構成を取っています。
チェロのリュク・トーテンはブリュッセル・フィルハーモニックの首席チェロ奏者。ピアニストのステファーヌ・ド・メイは、リエージュとロッテルダムの音楽院で教えながらソリストと室内楽奏者として活動。ふたりは「トリオ・ポルティチ」でも一緒に演奏しています。独唱は、フランダース放送合唱団の歌手たちが担当。ヒルデ・フェンケンとサラ・ファン・モルは、『ヴィーナスの輪』でもソロを歌っていました。

Ars Musici
ARS-232266(2CD)
ハイドン:オラトリオ 「四季」 マヤ・ボーク(S)、ハンス=ペーター・ブロホヴィッツ(T)、ペーター・リカ(Bs)、ハンス・ミヒャエル・ボイァーレ(指)、フライブルク・バッハO&cho

録音(ライヴ):1997年6月29日
「天地創造」と並び、ハイドン晩年の傑作のひとつとされるオラトリオ「四季」。四季を通して、自然と人間への讃美が歌い上げられた傑作を、1944年に創立されたフライブルク・バッハO&choが華麗に描く。
Ars Musici
ARS-232255(1CD)
北欧の声楽音楽
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):スルタンの宮殿の庭で(「3つの合唱曲」 から)
ホーカン・パルクマン(1955-1988):ソネット147番「私の愛は熱情のようなものだ」(「3つのシェイクスピアの歌」 から)
ニルス=エーリク・フォウグステット(1910-1961):ただ黙って
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-2016):聖餐式 Op.22
伝承曲(マールングの古い婚礼歌)(マッツ・ニルソン 編):夕暮れの時
ニルス・リンドベリ(b.1933):トゥーン・エーリクの歌
ヘイッキ・サルマント(b.1939)(アウヴォ・サルマント 編):夕べの祈り
エルナ・タウロ(1916-1993)(レイフ・オステルルンド 編):秋の歌
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942)(ペール・ルンドクヴィスト 編):ばらに寄せて(「フローセの花 第1巻」から)
ウルフ・ロングバッカ(b.1957):はやしことば(「3つのエロティックな歌」から)
モーリス・カルコフ(1927-2013):ゲーム
ビョルン・クルーセ(b.1946):ヴァニタス
トロン・クヴェルノ(b.1945):聖体拝領のキャロル
ホーカン・パルクマン:マドリガル(「3つのシェイクスピアの歌」から)
アルネ・メルネス(1933-2002):時には(「宇宙」から)
ダーヴィド・ヴィーカンデル(1884-1955):スズランの王
ブー・ハンソン(b.1950):一日の明ける時のように
シェル・ペルデル(b.1954)(編):イェムトランドの民謡
ニルス・リンドベリ:きみを夏の一日にくらべたらどうだろう(シェイクスピアのソネット)
アルネ・メルネス:宇宙(「宇宙」から)
エリーサベト・ヘルムードソン(1927-2017)(グンナル・エーリクソン 編):フォローに寄せる歌
ジンガー・プル 〔カロリーネ・ヘーグルント(S)、クラウス・ヴェンク(T)、マルクス・ツァップ(T)、クリスティアン・ヴェークマン(T)、トマス・バウアー(Br)、マルクス・シュミードル(Bs)〕

録音:1997年4月、Musikwerkstatt Schlosspark Ebnet(フライブルク、ドイツ)
"大聖堂の雀たち"の呼称で知られる名門聖歌隊、レーゲンスブルク少年聖歌隊の元メンバーとストックホルムのソプラノ、カロリーネ・ヘーグルントによって1991年に結成されたドイツのヴォーカル・セクステット、ジンガ−・プル。
1992年3月、ケルン・フィルでのコンサートが国際的なキャリアの礎となった彼らは、「エコー賞」をはじめ、数多くの賞を獲得。ドイツをはじめヨーロッパで絶大な人気を誇っています。ルネサンス期から現代まで、多種多様な作品に取り組んでいる彼らが取り上げたのは、北欧に焦点を当てたプログラム。

APARTE
AP-228(1CD)
楽園にて
ヴァンゲリス:楽園の征服者(映画「1492 コロンブス」より)
アレグリ:ミゼレーレ
ビクトリア:アヴェ・マリア
ブルックナー:われがためキリストは死のもとに
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
アルビノーニ(ジャゾット):至福の教え(アダージョ)
フォーレ:楽園にて(「レクイエム」より)
ジョン・ラター:主があなたを祝福し、守られるように
エルガー:永遠の安息(「エニグマ変奏曲」よりニムロッド)
ハワード・ショワ:イン・ドリーム(映画「ロード・オブ・ザ・リング」より)
カッチーニ(ヴァヴィーロフ):アヴェ・マリア
ロッティ:十字架にかけられ給いて
ラインベルガー:夜の歌
モートン・ローリゼン:そう言うだろう
エリック・ウィテカー:金色の光
スタンフォード:青い鳥
マイケル・ダナ:ツィムツーム(映画「ライフ・オブ・パイ」より)
ジョナサン・ダヴ:7つの星を作る者を求めよ
スコット・プライス(指)
ヴォーン枢機卿記念学校スコラ・カントルム
イェスティン・エヴァンス(Org)

2019年7月3-5日/聖ヨハネ福音教会(ロンドン)
ロンドンのヴォーン枢機卿記念学校は、ウェストミンスター大聖堂のヴォーン枢機卿を記念して1914年に設立されたカトリック系学校。学校所属のスコラ・カントルムは1980年創立の少年合唱団で、11-18歳の在学生で構成されています。宗教曲のみならず、「ハリー・ポッター」のサントラにも参加するなど人気の団体となっています。当然ながら男声のみで、ソプラノ・パートはボーイ・ソプラノが担当しています。
このアルバムは彼らの魅力を最大限に発揮した内容で、フォーレの「レクイエム」終曲のタイトルでもある「楽園にて」をテーマにしています。もちろんこの曲も収録されていますが、ボーイ・ソプラノの無垢な響きは天使そのもの。心洗われるひとときを体験できます。
そのほかアルグリの「ミゼレーレ」、ヴィクトリアの「アヴェ・マリア」、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」をはじめ、エルガーの「エニグマ変奏曲」の「ニムロッド」を合唱曲にした「永遠の安息」など聴きたくなるのものばかり。贋作ながら超人気作であるアルビノーニの「アダージョ」とカッチーニの「アヴェ・マリア」も大歓迎。
さらにヴァンゲリスの「1492」やハワード・ショワ「ロード・オブ・ザ・リング」もとりあげ、これらがアレグリやモーツァルトの合唱曲に優るとも劣らぬ魅力作であることを示してくれます。おごそかなオルガンの響きとともに心癒される一枚です。 (Ki)

AD VITAM
AV-180415(1CD)
行きましょう!
(1)ロルカ:古いスペイン民謡〜18世紀のセビリャーナス/チニータスのカフェ/アンダ・ハレオ/ハエンのモーロ娘
(2)マヌエル・ガルシア(ヴァレット編):密輸入業者
(3)ファリャ(ヴァレット編):プレリュード/7つのスペイン民謡
(4)フェルナンド・オブラドルス(ヴァレット編):愛を込めて、わが母
(5)トゥリーナ:ファンダンギーリョ*/希望の聖母への祈りの形式によるサエタ(ヴァレット編)
(6)ロドリーゴ:クリスマスの人形/聖なる羊飼/小麦畑で*
(7)作者不詳(ヴァレット編):子守歌(1762)
(8)ディエゴ・ピサドール:聖ヨハネの朝

*=ギター・ソロ
メロディ・ルヴィオ(C.A)
バンジャマン・ヴァレット(G)
イソレ・ラヴェルニュ(Fl)
ロナルド・マルティン・アロンソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ラファエル・マス(打楽器)(8)

録音:2017年8月28-31日/パリ地方音楽院
16世紀から20世紀までのスペインの歌を歴史に沿ってをたっぷり聴かせてくれるアルバム。どれもむせかえるようなスペイン情緒にあふれる民謡調ですが、 コントラルトの低く妖しい声とギターがぴったり。
メロディ・ルヴィオはフランス人ながらスペイン語とスペイン文化で学位をとったほどのスペイン好き。古楽オペラなどにひっぱりだこですが、ここではスペ イン人顔負けの情念で歌いあげています。文豪ロルカの作品も魅力的。
AD VITAM
AV-180315(1CD)
パトリック・ブルガン:女精霊(2016)(全11曲)
雅歌(2014)(全12曲)
メリアデス【アナイス・ヴィントゥール、デルフィーヌ・カデー、マリオン・ドルクール、コリンヌ・バユオー】

録音:2017年11月16-19日、12月14-17日/ミュレ市立芸術教育学校講堂
アカペラの女声四重唱が創る音世界は中世かと思わせますが、実は1960年生まれのパトリック・ブルガンが今世紀に作曲したもの。
女精霊は紀元前と16-19世紀11名の女性詩人の詩に基づくもので、現代手法を用いていながらいにしえの響きにひたれます。
雅歌は旧約聖書に基づくもので、結婚にまつわる逸話が短い12の章で語られます。こちらもノン・ヴィブラートな女声の美しさを堪能できます。女性4 人による「メリアデス」は驚きの超絶技巧で4人の声だけとは思えぬ音世界を繰りひろげます。 (Ki)

MIRARE
MIR-448(1CD)
ショパン:19の歌曲(ポーランド語歌唱)
シューベルト(ゲーテ詩):あこがれD.359/ミニヨンの歌TD.726/ミニヨンの歌UD.727/
 「ヴィルヘルム・マイスター」からの歌D.877(全4曲)(ドイツ語歌唱)
ラケル・カマリーナ(S)、
ヨアン・エロー(P)

録音:2019年1月14-20日/モンス、アルソニク大劇場(ベルギー)
ラケル・カマリーナは独特な明るい声質でヘンデルやモーツァルトのオペラ上演にもひっぱりだこのポルトガルのソプラノ。彼女がショパンの全歌曲に挑戦。 ショパンの歌曲はすべてポーランド語で書かれ民俗音楽の要素も濃く、ポーランド人でなければ難しい世界ながら、ポルトガルのファドも得意とするカマリー ナは、ポーランド音楽特有の「ジャル(悲哀)」も見事に表現。
カップリングはゲーテの詩によるシューベルトの歌曲から「ヴィルヘルム・マイスター」ものを7曲披露。少女ミニヨン像を浮かび上がらせます。 (Ki)

BIS
BISSA-2592
(1SACD)
アレックス・フリーマン(1972-):Under the Arching Heavens:A Requiem(アーチ形の天空:レクイエム)(2018)(混声合唱のための)*
A Wilderness of Sea(海の原野)(2016)(混声合唱のための)
ヘルシンキ室内cho、
ニルス・シュヴェケンディーク(指)

録音:2016年10月、2018年6月*/ニュー・パヴィリオン(カウスティネン、フィンランド)
シュヴェケンディーク Nils Schweckendiek が芸術監督を務めるヘルシンキ室内合唱団は、意欲的なプログラムのアルバムを定 期的に作ってきました。『報告(Reports)− ハーパネンの合唱作品』(BIS 2452)とラウタヴァーラの「ヴィジリア」(BIS SA 2422)につづく新作では フィンランドの作曲家アレックス・フリーマンのアカペラ混声合唱作品を取り上げています。「Under the Arching Heavens:A Requiem(アーチ形の天空: レクイエム)」は、1918 年のフィンランド内戦の終結 100 年を記念する音楽としてシュヴェケンディークとヘルシンキ室内合唱団から委嘱を受けて作曲され ました。フリーマンは、『レクイエム』の典礼文に加え、フィンランドのアレクシス・キヴィ、エーディト・セーデルグラン、ヴィルヨ・カヤヴァ、イギリスのジー グフリード・サスーン、アメリカのホイットマンの詩をテクストに採り、内戦の続くシリアとイエメンの惨たらしい姿をイメージしながら筆を進めた、と語って います。
「A Wilderness of Sea(海の原野)」は、「人間という存在に共通する『水とはかなさ』を語った」シェイクスピアの作品からテクストが採られました。『テ ンペスト(The Tempest)』の「水底深く父は眠る(Full fathom five thy father lies)」と「あの音楽はどこから?(Where should this music be?)」、ソネッ ト64 番「いまは埋もれ朽ちはてたいにしえの時代の(When I have seen by Time’s fell hand defaced)」、『間違いの喜劇(A Comedy of Errors)』の「お れはこの世にとっては一滴の水のようなもの(I to the world am like a drop of water)」。2016 年、シュヴェケンディーク指揮ヘルシンキ室内合唱団が、 ヘルシンキのテンペリアウリキオ教会で初演しました。
アレックス・フリーマン Alex Freeman(1972-)は、ノースカロライナ州ローリーの育ち。イーストマン音楽学校からジュリアード音楽院の博士課程に進み、 「シベリウスの第 4 交響曲の第 1 楽章;スケッチ研究とスタイル分析」をテーマとする博士論文を書くため、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーに留学。 その後、フィンランドに帰化。家族とともにフィンランドに住み、作曲家として活動しています。 (Ki)

BIS
BISSA-2475
(1SACD)
ベートーヴェン、シューベルト、マーラー、ブリテン歌曲集
ブリテン:「彷徨いながら不思議に思う」
 「なぐさめる人もなく」〜民謡編曲第3集『イギリスの歌』より
シューベルト:「さすらい人」D.489
 「さすらい人」D.649
 「ドナウ川の上で」D.553
 「戸外にて」D. 880/「夕星」 D.806
ベートーヴェン:「アデライーデ」Op.46
 「五月の歌」Op.52-4
 「遥かなる恋人に」Op.98
マーラー:「シュトラスブルクの砦に」
 「惨殺された鼓手」/「原光」
ブリテン:「真夜中に」〜民謡編曲第4集『アイルランドの歌』より
 「夏のなごりのバラ(庭の千草)」〜民謡編曲第4集『アイルランドの歌』より
 「セイル・オン、セイル・オン」〜民謡編曲第4集『アイルランドの歌』よりc Gerard Collett
ジェームズ・ニュービー(Br)、
ヨーゼフ・ミドルトン(P)

録音:2019年10月/ポットンホール(サフォーク州、イギリス)
プロデューサー:ロバート・サフ
ギリス期待のバリトン歌手ジェームズ・ニュービーがベートーヴェン、シューベルト、マーラー、ブリテンの歌曲を録音しました。 ニュービーはこれまでにキャサリン・フェリア賞(2016年)、ウィグモア・ホール/インディペンデント・オペラ・ヴォイス、フェローシップ(2016年)、リヒャ ルト・タウバー賞(シューベルトのリートの解釈における最優秀賞)、グラインドボーンのジョン・クリスティ賞(2017年)など名誉ある数々の受賞歴を誇ります。 また、ヨーロッパの権威ある新人賞エコー・ライジングスターに選ばれ2020/2021シーズンにはヨーロッパ各地での演奏会が予定されております。リート 歌手としてだけでなくオペラでも注目されており、2017年のグラインドボーン音楽祭では『椿姫』、『ハムレット』、『皇帝ティートの慈悲』に出演。さらに『ド ン・パスクワーレ』ではドン・パスクワーレ役に抜擢され、大絶賛されました。
ピアノのヨーゼフ・ミドルトンは、声楽のピアニストとして引っ張りだこの存在で、サミュエル・ハッセルホルンの「シューマンの 歌曲集「ひそやかな愛」」(HMN 916114)、キャロリン・サンプソンの「「コントラスト」-イギリス名詩による歌曲集」(BIS SA 2413)、「狂気のなかの正気」(BIS SA 2353)など、数 多くのディスクでも高い評価を得ております。ニュービーの堂々たる歌声とミドルトンの洗練されたピアノをお楽しみください。 (Ki)

Hanssler
HC-20049
(10CD+DVD)
ヘンデル:宗教曲集


■CD1&CD2
オラトリオ「メサイア」 HWV 56(英語版)

■CD3)&CD4
オラトリオ「サウル」 HWV 53


■CD5&CD6
オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」 HWV 75

■CD7、CD8&CD9
オラトリオ「ベルシャザル」HWV 61

■CD1
(1)「ディティンゲン・テ・デウム」 HWV 283

(2)「サムソン」 HWV 57よりアリア「皆既月食」、「Thus when the sun from's watry bed」

(3)「ヨシュア」 HWV 64よりアリア「O hatt ich Jubels Harf」
(4)セルセ」 HWV 40より「オンブラ・マイ・フ」、「裏切った男を愛する女など」
(5)「エジプトのジュリアス・シーザー」 HWV 17より「Svegliatevi nel core」


■DVD(2h16'00)
・オラトリオ「メサイア」HWV 56(モーツァルト編)
■CD1&CD2
シビッラ・ルーベンス(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、ジェームズ・テイラー(T)、トーマス・クヴァストホフ(Bs)、ヘルムート・リリング(指)、オレゴン・バッハ祝祭O、オレゴン・バッハ祝祭合唱団
録音:1997年7月12-15日/シルヴィア・コンサートホール(オレゴン)
■CD3&CD4
キルステン・ブレイズ(ミカル/ソプラノ)、エリザベト・ケウシュ(メラブ/ソプラノ)、ダニエル・テイラー(ダヴィデ/アルト)、ノーマン・シャンクル(ヨナタン/テノール)、マルクス・アイヒェ(サウル/バス)、ヘルムート・リリング(指)、ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
録音:2007年1月27-29日/シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェンザール
■CD5&CD6
アネタ・ミハーリョヴァー(S)、ヤナ・マモノヴァ(S)、岡村知由紀(S)、ルチア・ドゥショニョヴァー(Ms)、カロリーナ・シコラ(Ms)、ベンジャミン・ブラン(T)、ヴィアール・ヴィトル(Bs)、ロルフ・ベック(指)シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭O、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭合唱団
録音:2009年3月20-23日/シュロス・キール
■CD7、CD8&CD9
シルヴィア・スタールマン(S)、ヘレン・ラープ(Ms)、ハイドルーン・アンカーセン(A)、ヴィルフリート・ヨアヒム(T)、ヘルゲ・ビルケランド(Bs)、ヘルムート・リリング(指)、ゲヒンゲン聖歌隊、シュトゥットガルト室内O
■CD10
(1)ドロテー・フリース(S)、マティアス・レクスロート(カウンター・テナー)、
トーマス・クーリー(T)、ライムント・ノルテ(Bs)、ウルリヒ・シュテッツェル(指)、シーゲン・バッハ合唱団、フリーデマン・インマー・トランペット・コンソート、ハノーファー・ホーフカペレ
(2)エルンスト・ヘフリガー(T)、ミュンヘン・バッハO、カール・リヒター(指)
(3)マリア・シュターダー(S)、ミュンヘン・バッハO、カール・リヒター(指)
(4)(5)エルンスト・ヘフリガー(T)、ミュンヘン・バッハO、カール・リヒター(指)

■DVD
ドナ・ブラウン(S)、コルネリア・カリッシュ(Ms)、ロベルト・サッカ(T)、アラステア・マイルズ(Bs)、ヘルムート・リリング(指)、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
収録:1991年/エルヴァンゲン教区教会、シュトゥットガルト近郊
ヘンスラー・レーベルの音源を中心としたヘンデルの宗教曲集が登場!その中心はヘルムート・リリングの誉れ高き名演で構成されており、オラトリオ「メサ イア」(1997年録音)、オラトリオ「サウル」、オラトリオ「ベルシャザル」など、充実の作品が揃いました。リリング率いるシュトゥットガルト・ゲヒンガー・カント ライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムの優れたアンサンブルと長年積み重ねた深い音楽性が結実した演奏で、オラトリオの名作の真髄に迫っております。 ★また今回のセットではモーツァルト編のメサイアのライヴ映像も収録。当ライヴは1991年、シュトゥットガルト近郊、エルヴァンゲン教区教会にて収録され たものです。ウィーンの音楽愛好家の男爵から私的上映用に編曲を依頼されたモーツァルト編曲版はトランペットの大胆なアレンジなど聴きどころがたくさん あります。長らく廃盤だっただけに当セットでの復活は嬉しい限りです(字幕:英)。

AA Classics
AACL-2001(1CD)
税込定価
R.シュトラウス:4つの最後の歌
シェーンベルク:4つの歌曲Op.2
ウルマン:リカルダ・フーフの詩による5つの愛の歌Op.26
山田耕筰:紫、澄月集[I:山また山, II:月をのする, III:行きまよひ, IV:ただ澄める, V:なかなかに]
R・シュトラウス:君は私の心の冠Op.21の2
 ばらの花飾りOp.36の1
 あした!Op.27の4
 私は漂うOp.48の2
 4つの最後の歌(ピアノ伴奏版)
天羽明惠(S)
ジークムント・イェルセット(P)

録音:2019年3月12〜15日、ベルリン、b-sharpスタジオ
ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等で活躍する実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム(自主レーベル「AA Classics」リリース第1弾)。
ベルリン・コーミッシェ・オーパーに数シーズンにわたって出演し、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ジュネーヴ大劇場等、欧州のオペラハ ウスで活躍する実力派ソプラノの天羽明惠が、待望のソロアルバムをリリースします。プログラムは、R・シュトラウス「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、 19世紀末〜20世紀前半のドイツ・リートおよび山田耕筰の歌曲23曲で構成されています。R・シュトラウスは、1890年代より20世紀前半にかけての独墺 音楽界を席捲しましたが、その長い人生は、ナチス・ドイツへの協力も含めて、波乱に富んだものでした。当盤では、初期の歌曲と、第2次大戦後の晩年に書 かれた「4つの最後の歌」を収録。一方、シェーンベルクとウルマン(1944年、アウシュヴィッツ強制収容所で殺害されたユダヤ系作曲家)の作品からは、ユー ゲント様式で作曲された初期の「4つの歌」作品2、高名な女流詩人リカルダ・フーフの詩に付曲された「5つの愛の歌」作品26を取り上げています。さらに、 1910年から3年間ベルリンで学んだ山田耕筰の作品より、「澄月集」、〈紫〉をフィーチャー。R・シュトラウスの強い影響のもとに書かれた、後期ロマン派的、 ドイツ・リート的な作品です。伴奏に当たるのは、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者で、天羽と長年共演を続けるジークムント・イェルセット。企画・制作(プ ロデューサー)には、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉が当たっています。レコーディングは、RCA、ソニー、ドイツ・グラモ フォン等で録音を行っているドイツ人トーンマイスター(レコーディング・プロデューサー)、フィリップ・ネーデル(b-sharb)が担当。録音は、2019年3月に ベルリンのb-sharpスタジオで行われました。なお本CDは、天羽の自主レーベル「AA Classics」のリリース第1弾に当たります。ライナーノーツは、ドイツ 歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。ブックレットには、邦盤リリースが稀なウルマン作品も含めて、歌詞対訳が付けられています。 (Ki)

Paraty
PARATY-916157
(1CD)
バッハ:教会カンタータ
第12番「泣き、嘆き、憂い、おののけ」BWV12
第18番「天より雨と雪の降るごとく」BWV18
第161番「来たれ、汝甘き死の時よ」BWV161
ウージェニ・ルフェーブル(S)、
パスカル・ベルタン(A)、
トーマス・ホッブズ(T)、
ジョフロワ・ビュフィエール(Bs)
オリヴィエ・スピルモン(指)アンサンブル・アリア・メン

録音:2016年9月1-4日/ブリ教会
1979年生まれのフランスのチェンバロ奏者兼指揮者オリヴィエ・スピルモンが2012年に設立した古楽アンサンブル、アンサンブル・アリア・メン。彼 らがバッハの教会カンタータを録音。1714年ワイマール時代の3篇で、いずれも名作。フランス風な演奏が新鮮で、美しくも敬虔な世界にひたれます。 (Ki)

Marlboro Recording Society
MLB-80002(1CD)
NX-B07
レスピーギ:日没 P.101*
ロバート・カックソン(1942-):スピリット・オブ・ザ・ストーム#
ショスタコーヴィチ:ユダヤの民族詩より Op.79(ドイツ語歌唱)+
ジェニファー・ジョンソン(Ms)*#
イダ・レヴィン(Vn)*#
ヨナー・ズール(Vn)*#
ベス・グターマン(Va)*#
サイウン・ソルステインスドッティル(Vc)*#
サラ・ビーティ(Cl)#
アンジェラ・コーデル・ビルガー(Hrn)#
シヴァン・マゲン(Hp)#
ツァハリー・コーエン(Cb)#
ベニタ・ヴァレンテ(S)+
グレンダ・モーリス(Ms)+
ジョン・ハンフリー(T)+
ルイス・バジェ(P)

録音:2010年10月24日 Gardner Museum,Boston, MA ライヴ*
1967年8月18日 Persons Auditorium,Marlboro, VT ライヴ#+
マールボロ音楽祭では室内楽作品が中心に演奏されますが、しばしば声楽付きの作品もプログラムに選 ばれます。ここではアメリカ出身のメゾ・ソプラノ、ジェニファー・ジョンソンが歌うレスピーギと、カックソン。同じ くアメリカのソプラノ、ベニタ・ヴァレンテらが歌う歴史的録音であるショスタコーヴィチ、この3人の作品を収 録。音楽祭ならではの最後の拍手の盛り上がりも素晴らしい。

NCA
NCA-60199(1CD)
バッハ:カンタータ集
カンタータ第49番「われ希望をもちて歩み求めん」BWV.49
第51番「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」BWV.51
第82番「われは満ち足れり」BWV.82
ドミニク・ラーベル(S)、
フローリアン・ベッシュ(Br)、
ムジカ・アンゲリカ・バロック・オーケストラ
、マルティン・ハーゼルベック(指)

録音:2007年12月、2008年2月、ロサンゼルス
ロベルト・ホルの愛弟子であり、2010年にはハイドンの「天地創造」でアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと共演を果たし、オペラ、声楽、古楽など様々な分野で目覚ましい活躍を見せるフローリアン・ベッシュ。
活気のある透き通った歌声を持つドミニク・ラーベル。音楽の父といわれているバッハのカンタータを魅了します。
NCA
NCA-60101210(1CD)
レーガー:オルガン伴奏付き宗教的歌曲集
12の宗教的な歌 Op.137
クリスマス Op.145 No.3
いと高き所では神に栄光あれ
受難 Op.145 No.4/受難の歌 Op.19 No.1
われはあまたの絵の中に汝を見る Op.105 No.1
わが魂は黙してただ神に向かう(詩篇第62篇) Op.105 No.2
復活祭 Op.145 No.5
Wenn in bangen, truben Stunden
とがめなく生きる者は幸いなり(詩篇第119篇)
Doch du liesest ihn im Grabe nicht Op.19 No.2(ヘンデルの「メサイア」より)
郷愁 WoO/聖霊降臨祭 Op.145 No.6
クラウス・メルテンス(Bs-Br)
マルティン・ハーゼルベック(Org)

録音:1999年10月11日−13日(ドイツ)
マックス・レーガーは43年間という、短い生涯の間にオーケストラ作品、室内楽、オルガン曲、300曲以上の歌曲などの作品を残しました。17歳のときにドイツの音楽理論家であるフーゴー・リーマンに師事し、2つのヴァイオリン・ソナタや室内楽と最初の6つの歌を作曲。同世代の作曲家である、ブラームス、ブルックナー、シェーンベルクと共に影響を受けあって作曲活動に生涯をかけた作曲家です。
バッハ作品のエキスパートとして高い評価を得ている歌手クラウス・メルテンスと、指揮者、作曲家、オルガン奏者として活躍しリストやベートーヴェンのピリオド演奏で名高いハーゼルベックが繰り広げる歌曲集に注目です。

Signum Classics
SIGCD-643(1CD)
ビー・オール・メリー
マシュー・カロトン:もろびと声あげ
エオガン・デズモンド:ビー・オール・メリー
18世紀イングランドのキャロル:神が歓びをくださるように
エレーヌ・アグニュー:Curoo Curoo
ティム・スティーヴンス(デズモンド・アーリー編):東方三博士の礼拝
フィオンタン・オ・セルベイル:Suantrai
アイルランドの伝承曲(デズモンド・アーリー編):ウェクスフォード・キャロル
アンドレイ・マコル:おお大いなる神秘
イヴォ・アントニーニ:全ての救い主であるキリストよ
アダムナン・マク・ドムナイル:Cro na Nollag
ミコラ・レオントヴィチ(デズモンド・アーリー編):キャロル・オヴ・ザ・ベルズ
ヒュー・マーティン(デズモンド・アーリー編):ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
リンダ・カシェルマイアー:ウィー・トースト・ザ・デイズ
伝承曲(デズモンド・アーリー編):オールド・ラング・サイン(蛍の光)
ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンcho
デズモンド・アーリー(指)

録音:2020年2月28日−3月1日、ブラックロック・カレッジ(ダブリン、アイルランド)
デズモンド・アーリー博士が率いるアイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)が歌うクリスマス・アルバム。伝統的なキャロルから、19世紀〜20世紀のアイルランド、スロヴェニア、ウクライナの作曲家の作品、ポピュラー・レパートリーや「蛍の光」の原曲として知られる「オールド・ラング・サイン」などが、COVID-19の惨禍に見舞われた中で歌われました。

Signum Classics
SIGCD-661(1CD)
アドヴェント・ライヴ Vol.2
ジョナサン・ダヴ:アイ・アム・ザ・デイ
ペルト:Bogoroditsye Dyevo
ハウエルズ:汚れなきバラ
セシリア・マクダウォール:セント・ジョン・ザ・バプティストへの祈り
ガブリエル・ジャクソン:鮮やかなる声が響き渡る
ジョン・マッケイブ:ザ・ラスト・アンド・グレイテスト・ヘラルド
伝承曲
:アンティフォン 〜 オー・ウィズダム, オー・アドナイ
オットー・ゴルトシュミット:若葉
フーゴー・ディストラー:エサイの根より
アンソニー・ミルナー:アウト・オヴ・ユア・スリープ
ジュディス・ビンガム:「もろびとこぞりて」へのイントロダクション
ブリストルのチューン:賛歌「もろびとこぞりて」
エリザベス・マコンキー:かくも徳高きバラはない
伝承曲
:アンティフォン 〜 エッサイの根, ダビデの鍵
テレマン:Ach so las von mir dich finden
ポール・マンズ:主イエスよ, きたりませ
伝承曲(レジナルド・ジャックス編):リンデンの木のキャロル
ブリテン(ジュリアス・ハリソン編):デオ・グラシアス
ヴォルフ:調和
ヘルムズリーのチューン:賛歌「見よ, 主は輝く雲にうち乗り」
バッハ:コラール前奏曲「いざ来ませ, 異邦人の救い主よ」
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
アンドルー・ネスシンガ(指)

録音:2008年、2018年、2019年、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。
前作「アドヴェント・ライヴ(SIGCD-535)」に続く、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・ライヴ・アルバム第2弾。「アドヴェント」とは、クリスマス(イエス・キリストの降誕)を待ち望む期間のことで、ほぼ毎年BBCラジオ3で放送されている彼らのアドヴェント・サーヴィスの中から、2008年と2018年〜2019年に行われたのライヴを収録。伝統的なキャロルや賛歌、バッハやテレマンからハウエルズやブリテンのお気に入りのキャロル、そして現代のリーディング・コンポーザーたちの作品(そのうちマクダウォール、ジャクソン、マッケイブ、ビンガムの4曲は、このカレッジ・クワイアのために書かれた作品)まで、セント・ジョンズ・カレッジならではの充実のプログラムです。

DREYER-GAIDO
CD-21124(1SACD)
2020年12月31日までの特価
ラフマニノフ:合唱交響曲 「鐘」 Op.35*
5つの 「音の絵」(レスピーギ編)
ガブリエル・フェルツ(指)、
ドルトムントPO、
ブルノ国立フィルハーモニーcho*、
オレシャ・ゴロフネヴァ(S)*、
マクシム・アクセノフ(T)*、
ルーク・シュトーカー(Bs)*

録音(ライヴ):2019年2月&11月、コンツェルトハウス・ドルトムント(ドイツ)
リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市のOおよび歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍したドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
新たな手兵ドルトムント・フィルとスタートしたラフマニノフの3つの交響曲サイクルで、その実力と鋭い音楽性を発揮してきたガブリエル・フェルツが次にレコーディングに臨んだのは、独唱と合唱を伴う合唱交響曲「鐘」とレスピーギがピアノ曲にオーケストレーションを施した「音の絵」の2019年ライヴ。
シュトゥットガルト・フィル時代の2007年にラフマニノフ財団からラフマニノフ賞を贈られた実績を持つガブリエル・フェルツが描く、壮麗な「鐘」と鮮やかな「音の絵」の充実のパフォーマンスと解釈にご期待ください! 3つの交響曲に引き続き、録音は複数のグラミー賞受賞歴を誇る世界有数のレコーディング・チーム、「TRITONUS」が担当しています。

NCA
NCA-60186(1SACD)
オトマール・シェック:歌曲集「エレジー」 Op.36 クラウス・メルテンス(Bs-Br)
ムターレ・アンサンブル、
ゲルハルト・ミュラー=ホルンバッハ(指)
近年評価が高まっている20世紀スイスの作曲家、オトマール・シェック(1886−1957)。300曲以上の歌曲を作曲した中から名歌曲集「エレジー」の魅力をクラウス・メルテンスが引き出してくれます。

Initiale
INL-02(1CD)
最初の言葉〜フランス歌曲集
セヴラック:「ある夢」、「子馬の歌」「ミミズク」「悲しき風景 夕陽」「空は、屋根の上で」
フォーレ:連作歌曲「イヴの歌」[楽園/最初の言葉/燃えるバラ・神が輝くから/白い夜明け/活きる水よ/
目覚めよ陽の香り/白いバラの香りの中に/たそがれ/死よ星屑よ]
ショーソン:終わりなき歌
ヴィクトワール・ビュネル(Ms)
サラ・リストールチェッリ(P)

録音:2019年1月11日
豊かな音楽性と美しい声を持つフランスの新星メゾソプラノ、ヴィクトワール・ビュネルによるフランス歌曲集。ヴィクトワール・ビュネルは、2018年パ リ国立高等音楽院を優秀な成績で卒業すると、歌曲だけではなく、オペラの舞台でも活躍。バロック・オペラからワーグナーまで幅広いレパートリーを有し ます。本デビュー盤では、彼女の繊細さを堪能できる、フォーレ、セヴラック、ショーソンといったフランフ歌曲を収録してます。南仏の素朴でニュアンス豊 かなセヴラックの歌曲。そしてフォーレ晩年の連作歌曲集「イヴの歌」。愛する人を失った悲しみの歌ショーソンの「終わりなき歌」。どれも彼女の透明感を 際立たせる選曲となっています。 (Ki)

la musica
LMU-020(1CD)
ラヴェル:歌曲集
(1)ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ(全3曲)
(2)2つのヘブライの歌
(3)マダガスカル先住民の歌(全3曲)
(4)民謡集(全5曲)
(5)5つのギリシャ民謡
(6)博物誌(全5曲)
(7)ロンサールここに眠る/(8)草の上
ヴィクトル・シカール(Br)、
アンナ・カルドナ(P))
オレリアン・パスカル(Vc)(3)、
マチルデ・カルデリーニ(Fl)(3)

録音:2019年9月9-12日/ボン・スクール教会(パリ)
ラヴェルは器楽曲に天才的な能力を発揮しましたが、歌曲の分野も魅力的な作品を残しました。その多くが非ヨーロッパを含む民俗音楽を素材にしていて、 今日のワールドミュージックを一世紀も先取りする感覚を見せています。
そうした作品をメインにした興味深いアルバムの登場です。独唱のヴィクトル・シカールは1987年生まれ、クリスティに美声を認められ、彼の海外ツアー に参加して注目を集めました。2011年モーツァルト声楽コンクールで優勝、本当ならば今年2020年のフォルジュルネ音楽祭に出演予定でした。古楽歌唱 でラヴェルの古典的な端正さを極立たせ、エスニックな味わいも自然な名唱。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-038(1CD)
シェイクスピア歌曲集
カステルヌオーヴォ=テデスコ:シェイクスピア歌曲集Op.24〜第1,11,16,17,20番
)ベルリオーズ:オフェーリアの死Op.18の2
ショーソン:シェイクスピアの歌Op.28(全3曲)
サン=サーンス:オフェーリアの死
ブラームス:5つのオフェーリアの歌WoO22
シューベルト:シルヴィアは誰か告げようD.891
 聴け、ひばりD.889
プーランク:ファンシー
アイヴァー・ガーニー:緑樹の木陰
 オルフェウス
フォーレ:付随音楽「シャイロック」Op.57〜歌
シベリウス:シェイクスピアの「十二夜」による2つの歌Op.60
ヴォルフ:鳥づくしの歌
シューマン:狂人の最後の歌Op.127の5
コルンゴルト:死よ去れOp.29の1
 デズデモーナの歌Op.31の1
 小鳥が歌う時Op.31の4
イザベル・ドゥリュエ(Ms)、
アンヌ・ル・ボゼック(P)

録音:2016年2月/ポワチエ劇場
シェイクスピア文学に基づく音楽は数限りなくありますが、ロマン派以降の大作曲家たちも珠玉の歌曲に挑戦しています。国や作風はさまざまながら、作 曲家の琴線に触れると、いずれも恐ろしいまでに劇的な世界を再現させています。
すべてフランスのメゾソプラノ、イザベル・ドゥリュエのやや暗いメゾの声質がシェイクスピアの世界にぴったり。近年バロック・オペラ等にひっぱりだこの 人気ですが、こうしたロマン派・近代も絶妙な巧さ。オフェーリアそのものの狂乱ぶりを示しています。

MDG
MDG-90221836
(2SACD)
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248 エリザベート・ヴィマー(S)
エルヴィラ・ビル(A)
アンドレアス・ポスト(T)
ドミニク・グローセ(Bs)
ウォルフガング・バウアー・トランペットアンサンブル
シュトゥットガルト・ヒムヌス少年cho
ヘンデルズ・カンパニー(ピリオド楽器オーケストラ)
ライナー・ヨハネス・ホムブルク(指)
734年末頃に作曲された『クリスマス・オラトリオ』は6つの部分で構成されており、現在では全6部まとめて演奏されることが多いですが、それぞれの部 分は1734年のクリスマスから1735年(1月6日)の顕現節に至る祝日に演奏される作品として書かれました。 指揮のライナー・ヨハネス・ホムブルクは1966年ゲルゼンキルヒェン生まれの指揮者でオルガニスト。古楽と教会音楽に精通したホムブルクは、1999年にシュ トゥットガルトで古楽器アンサンブル「ヘンデルズ・カンパニー」を結成、2010年からはシュトゥットガルト・ヒムヌス少年合唱団(シュトゥットガルター・ヒム ヌス・コーアクナーベン)の芸術監督も務めています。 ホムブルクは2015年にヨハネ受難曲を録音(MDG. 90219856)。今回はこの祝祭的な雰囲気をもつバッハの超大作『クリスマス・オラトリオ』を、シュトゥッ トガルト・ヒムヌス少年合唱団の清廉な響きと共に奏でます。 (Ki)

APARTE
AP-233(1CD)
ラ・フランチェシーナ〜ヘンデルのナイチンゲール
(1)オラトリオ「ヨセフとその兄弟」HWV 59〜預言の言葉が私の胸を狂喜させる
(2)聖チェチーリアの祝日のためのオードHWV76 〜いかなる苦難も音楽を高めることも鎮めることもできない
(3)歌劇「デイダミア」HWV42〜第2幕 その心は私を裏切る
(4)オラトリオ「ベルシャザル」HWV61〜シンフォニア
(5)セメレHWV58〜第3幕 自分自身にうっとりするの
(6)同〜序曲
(7)ヘラクレスHWV60 〜第1幕 わが父よ!
(8)機会オラトリオHWV62〜シンフォニア
(9)歌劇「ファラモンド」HWV39 〜第1幕 あなたの信仰が
(10)オラトリオ「サウル」HWV53〜第3幕 仲睦まじく暮らし
(11)歌劇「デイダミア」HWV42〜第1幕 ナイチンゲールは高い枝に
(12)歌劇「セルセ」HWV40〜第1幕 たとえ不実の影に依っても
ソ フィ・ユ ンカ ー( ソ プ ラノ )
フランク=エマニュエル・コント(指)
ル・コンセール・ド・ロテル=デュー

録音:2019年6月/リヨン
1985年生まれのベルギーのソプラノ、ソフィ・ユンカー待望のアリア集。それもヘンデル作品中でも魅力的なものばかり集めた一枚。ユンカーはバッハ・ コレギウム・ジャパンの世俗カンタータ録音でも抜群の演技力を示していますが、ヘンデルのオペラやオラトリオのヒロインでも芸達者ぶりを発揮しています。
バックを務めるのは1992年にリヨンの同名の病院が創立した古楽器団体ル・コンセール・ド・ロテル=デュー。フランス人指揮者フランク=エマニュエル・ コントの監督下で頭角を現してきています。ユンカーの歌唱ともどもヘンデルならではの美しいメロディの魅力にたっぷりひたれます。 (Ki)

LSO Live
LSO-0862(1SACD)
ベートーヴェン:オラトリオ『オリーブ山上のキリスト』op.85 サー・サイモン・ラトル(指)LSO
エルザ・ドライシヒ(S)
パヴォル・ブレスリク(T)
デーヴィッド・ソアー(Bs)
ロンドン交響cho(合唱指揮:サイモン・ハルシー)

録音:2020年1月19日、2月13日、バービカンホール、ロンドン(ライヴ) DSD録音
ベートーヴェン唯一のオラトリオ「オリーブ山のキリスト」。最後の晩餐の後、祈りを捧げるキリストが捕えられるまでを描いた作品をラトル&ロンドン響に よって2020年初めに行われた公演のライヴ録音。 1802年、「ハイリゲンシュタットの遺書」によって自らの迷いに決別、輝かしい第2交響曲によって新たな作曲生活をスタートするベートーヴェンは、翌1803 年、アン・デア・ウィーン劇場の二階に住み始め、ここで劇場関係の刺激を大いに受けることになります。このドイツ語によるオラトリオ「オリーブ山のキリスト」 も、そうした一連の作品のなかのひとつで、死について語るキリストの部分が、「ハイリゲンシュタットの遺書」を想起させますが、音楽の主眼はむしろ兵士によ るキリストの追跡・逮捕・磔刑といった劇的な要素にあるともいえ、翌年から書き始められる『フィデリオ』との共通点もみられます。 ラトルは、ベートーヴェンの作品に込められた苦悩・孤独・普遍的な愛への憧憬を見事に表現しています。ルザ・ドライシヒ、フロリアン・ベッシュ他豪華な歌 手陣にも注目です。

ABC Classics
ABC-4817680(1CD)
ノー・ウィンド・アット・ザ・ウィンドウ 〜 ケルトとゲールの神聖なメロディー
ウェールズ民謡:夜もすがら
イングランド/アイルランド民謡:疲れたる者よ
ニール・ドゥーガル:How Are Thy Servants Blest, O Lord/アイルランド民謡:ノー・ウィンド・アット・ザ・ウィンドウ
ゲールの讃歌:There Is Sweet Rejoicing on the Hill of Paradise*
スコットランドの讃歌:Oh, This Is the Story That Will Gladden My Heart
ロビン・マン:主よ、わたしの祈りを聞いてください
ウィリアム・ガーネット・ジェイムズ:カントリー・キャロル
シリル・ヴィンセント・テイラー:神は愛なり
ゲール民謡:モーニング・ハズ・ブロークン(雨にぬれた朝)
ロバート・ウィリアムズ:たたえよこの日*
ウェールズ民謡:おお十字架にかけられた救い主
スコットランド民謡:Christ Be My Leader by Night as by Day
ウィリアム・ヘンリー・モンク:日暮れて四方は暗く
イングランド民謡:サセックス・キャロル*
ウィリアム・ペンフロ・ロウランズ:あめなるよろこび
ゲールの讃歌:プレシャス・イズ・ユア・グレイス・トゥ・アス*
スコットランド民謡:エレミヤの神
アメリカ民謡:アメイジング・グレイス
スコットランド民謡:み神とともなる
キャサリン・ストラット(P)、
クリス・ダンカン(スコティッシュ・フィドル)*

録音:2017年&2018年、シドニー
スコットランドの伝統的なダンス音楽シーンで最高の奏者の一人と見なされているピアニスト、キャサリン・ストラットがピアノ・アレンジを施したケルトとゲールの讃歌集。「アメイジング・グレイス」、「日暮れて四方は暗く」、「雨にぬれた朝」などの有名な旋律や日本でも親しまれている讃美歌から、キャサリンに贈られたゲールの讃美歌集などパーソナルな作品まで、魅惑のメロディーを柔らかいピアノの音色で包みます。人々の琴線に触れ、郷愁を誘う美メロが満載! ピアノ・ファン、ケルティック・ファンなど要注目のピアノ・アルバムです。

BR KLASSIK
BR-900926(2CD)
NX-B07
モーツァルト:レクイエム 他

【CD1】
モーツァルト:証聖者の荘厳晩課 K339
モーツァルト:レクイエムニ短調 K626(F.X.ジュスマイヤー補筆完成版に基づくハワード・アーマン校訂版)*
ノイコム(1778-1858):リベラ・メ・ドミネ 私を解き放ってください

【CD2】
WEGE ZUR MUSIK 音楽への道-ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
レクイエム ニ短調 K626
マルクス・ファンヘーファーによる作品紹介
 第1部:死と変容
 第2部:隙間を埋めるもの
 第3部:神話と原稿
【CD1】
クリスティーナ・ランツハーマー(S)
ソフィー・ハームセン(Ms)
ユリアン・プレガルディエン(T)
タレク・ナズミ(Bs)
ニコラス・プファンクフ(カントル)…アンティフォナ
ラファエル・アルパーマン(Org)
バイエルン放送合唱団
ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)
ハワード・アーマン(指)
録音:2020年1月22-25日 ヘルクレスザール、ミュンヘン(ライヴ)*
2020年6月29日-7月3日 BR第10スタジオ……1-18,34-39

【CD2】
クリスティアン・バウマン…朗読
ハンスユルゲン・シュトッケルル…語り手
ブルヒャルト・ダビヌス…モーツァルト
フランツィスカ・バル…コンスタンツェ
カーチャ・シルト…ゾフィー・ハイベル
ハワード・アーマンへのインタビュー
マルクス・ファンヘーファー…作・ディレクター
使用曲の演奏
クリスティーナ・ランツハーマー(S)
アンケ・フォンドゥング(Ms)
ユリアン・プレガルディエン(T)
コンスタンティン・ヴォルフ(Bs)
バイエルン放送合唱団
ベルリン・ドイツ室内フィルハーモニー
ペーター・ダイクストラ(指)
イギリス出身、現在バイエルン放送合唱団の音楽監督を務めるハワード・アーマン。今作ではモーツァルトのレ クイエムを中心とした「一夜のミサ」ともいうべきプログラムを披露します。 冒頭に置かれたのは、アーマン自身が作ったオルガンを伴うアンティフォナ(交唱=2つの合唱または2群の歌手 が交互に歌う形式)を挟み込んだ「証聖者の荘厳晩課」。続くレクイエムは、ジュスマイヤー補筆完成版を基 に、アーマンが研究を重ね主にオーケストレーションに改訂を加えた版を使用。モーツァルトが8小節だけ書き遺 した「ラクリモーサ」では、以降の箇所をアーマンによる全く新しいオリジナルが演奏されており、続けて、後に発 見されたモーツァルト自身による「アーメン・フーガ」が挿入されます。最後の曲はオーストリアの作曲家ノイコム の「リベラ・メ・ドミネ」。これはリオ・デ・ジャネイロでモーツァルトのレクイエムが演奏された際、ノイコムが典礼用と して、リベラ・メの欠損部を補填するために作曲したもの。このアルバムを締めくくるのにふさわしい作品です。 CD2は、シリーズおなじみのドイツ語による音楽物語。今作では「レクイエム」が題材として選ばれており、マル クス・ファンヘーファーは晩年のモーツァルトの生活と心境を劇的な筆致で綴っています。

ALPHA
ALPHA-646(1CD)
ベートーヴェン、シューベルト、リーム:バリトンとピアノのための歌曲集
シューベルト:.戸外にて D. 880
 夏の夜 D. 289/鳩の使い D. 965A
 ます D. 550
 さすらい人が月に寄せて D. 870
 臨終を告げる鐘 D. 871/夕星 D. 806
 漁師の歌 D. 881
ベートーヴェン:遥かな恋人に Op. 98
リーム(1952-):混ざりあう夢 (グリューフィウス断章、バリトンとピアノのための/2017)
シューベルト:冬の夕べ D. 938
 星 D. 939/音楽に寄せて D. 547
 さすらい人の夜の歌 D. 768
ゲオルク・ニグル(Br)
オリガ・パシチェンコ(フォルテピアノ/ポール・マクナルティによるC.グラーフ1819年制作Op. 318の複製)…シューベルト、ベートーヴェン
(P/スタインウェイ)…リーム

録音:2020年2月 マナン教会、パリ
バロックや現代のオペラで活躍し、クルレンツィスとの共演による「ヴォツェック」(BAC068)の名唱でも知ら れるニグルと、歴史的ピアノの演奏で今急速に評価を高めつつあるパシチェンコの共演盤。アルバム・タイ トルの「ヴァニタス」は人生や繁栄の空虚さを表現するラテン語で、漁師に捕らわれる先行きを歌う有名 な「ます」や、さすらい人をテーマにした作品などを収録しています。高音域まで豊かに響きながらどこか陰 りを感じさせるニグルの声、そして気持ちを少し引きずるようなパシチェンコの絶妙な表現、いずれも収録 作品の美しさと虚しさを十二分に引き立てます。ジャケットは作曲家パスカル・デュサパンによる写真。

ONDINE
ODE-1362(1CD)
NX-B04
ブルックナー:ラテン語によるモテット集
Os Justi 正しい者の口は知恵を語り WAB 30
Christus factus est キリストは従順であられた WAB 11
Locus iste この所は神により作られた WAB 23
Ave Maria アヴェ・マリア WAB 6
Libera me リベラ・メ ヘ短調 WAB 21
クローンシュトルフ・ミサ曲(グローリアとクレドのないミサ曲 ニ短調) WAB 146

Tantum Ergo タントゥム・エルゴ この故に我らは大いなる秘跡を崇む WAB 32
Tantum Ergo タントゥム・エルゴ WAB 41
Tantum Ergo タントゥム・エルゴ WAB 42
Tantum Ergo タントゥム・エルゴ WAB 43
Virga Jesse エサイの枝は芽を出し WAB 52
Pange lingua et Tantum ergo パンジェ・リングァとタントゥム・エルゴ WAB 33
Salvum fac populum tuum 救い給え、御身の民を WAB 40
Tota pulchra es Maria マリアよ、あなたはことごとく美しく WAB 46*
Vexilla Regis 王の御旗は翻る WAB 51
ヤーニス・クルシェヴス(T)*
クリスティーネ・アダマイテ(Org)
シグヴァルズ・クラーヴァ(指)
ラトヴィア放送cho

録音:2020年3月2-5日リガ大聖堂、ラトヴィア
現代ヨーロッパに数あるプロフェッショナル室内楽合唱団の中でも、トップクラスの実力を誇るラトヴィア放 送合唱団。1992年以降、音楽監督兼首席指揮者であるシグヴァルズ・クラーヴァとカスパルス・プトニン シュの2人のもとで活動、世界中の音楽祭に出演するほか、著名指揮者との共演も数多く、来日経験も ある表現力豊かな合唱団です。彼らの17枚目のアルバムは、ブルックナーのモテット集。クローンシュトル フ・ミサ曲などこの中の何曲かは、ブルックナーがザンクト・フローリアンやリンツなどで、オルガン奏者、合唱 指揮者として活躍していた40歳くらいまでの間に書かれており、これらは作曲家自身が「未熟な作であ る」と考え、公表を控えていたためあまり演奏されることがありませんでした。しかし近年になってこれら初期 作品の真価が認められ、数多くの合唱団によって歌われるようになっています。どの曲もブルックナーの敬 虔な宗教心が反映された素朴な美しさを有しています。 ラトヴィア放送合唱団は人間の声のもつ可能性を追求し、美しいハーモニーを創り上げています。

Capriccio
C-5413(1CD)
NX-B05
ルドルフ・ワーグナー=レーゲニ(1903-1969): オラトリオ『創世記』(1955)
ピアノを伴う管弦楽音楽(1935)
神話の人物(1951)
5つのフランス風ピアノ小品(1951)
ミヒャエラ・ゼーリンガー(A)
シュテフェン・シュライエルマッハー(P)
ヨハネス・カリツケ(指)
ベルリン放送cho
ベルリンRSO

録音:2020年1月28-31日
旧東ドイツの作曲家ルドルフ・ワーグナー=レーゲニ。現在のルーマニア北部に生まれ、ベルリンでジークフリート・ オックスとフランツ・シュレーカーから作曲を学び、1930年代から作曲家として活動を始め、主としてオペラやバレ エの分野で知名度を得て「東ドイツで最も著名な芸術家の一人」と見なされました。伝統と革新、2つの要素を 融合した彼の作風は、決して当時の潮流における最先端ではなかったものの、極めて個性的であり、ベームや カラヤンを始めとした多くの演奏家たちが挙って彼の作品を演奏するなど高い人気を誇っていました。このアルバ ムには4作品を収録。アルバムの中心を成す1955年に作曲されたオラトリオ『創世記』は、ドイツ社会主義統 一党の第一書記ヴァルター・ウルブリヒトと、旧東ドイツの教会に対する批判的精神が込められた壮大な作品で す。「ピアノを伴う管弦楽音楽」は、彼が十二音音楽を採用する以前の調性的な音楽。「神話の人物」と「5つ のフランス風ピアノ小品」は音による見事な描写です。

SOMM
SOMMCD-0621(1CD)
NX-B04
英国歌曲の100年 第1集
ホルスト:A Vigil of Pentecost ペンテコステの徹夜祷…世界初録音
 The Ballad of Hunting Knowe
狩猟のバラード…世界初録音
ハンバート・ウルフによる12の歌 Op.48より
 No. 1. Persephone ペルセポネ
 No. 4. A Little Music 小さな音楽
 No. 8. The Dream-City 夢見る都市
 No. 6. The Floral Bandit 花の盗人
 No. 12. Betelgeuse ベテルギウス
レベッカ・クラーク(1886-1979):June Twilight 6月の黄昏
 The Seal Man シールマン
 A Dream 夢/Eight O’Clock 8時
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):Down by the Salley Gardens サリー・ガーデン
 Snow 雪/Lights Out 消灯
 Sleep 眠り
フランク・ブリッジ:4つの歌曲(1925)
ジェイムス・ギルクリスト(T)
ネイサン・ウィリアムソン(P)

録音:2020年1月2-3日
イギリスの名テノール、ギルクリストが歌う英国歌曲の100年史。第1集に収録されたのは、1800年代後半に 生まれたホルスト、クラーク、ガーニー、ブリッジ、この4人の作品です。ともすれば、他ジャンルの作品ばかりが知 られる作曲家たちですが、彼らはみなイギリスの伝統に則った素晴らしい歌曲を遺しています。ホルストの2作 品は世界初録音。クラークの少しだけ不気味な歌や、ガーニーの内省的な歌など聴きどころの多い1枚です。

Orchid Classics
ORC-100143(1CD)
NX-B03
民俗伝承から想起された歌曲と民話
ブラームス:49のドイツ民謡 WoO33-Da unten im Tale あの下の谷では
 セレナード Op.14 No.7
 49のドイツ民謡 WoO33-Wie komm'ich denn zur Tur herein どうやって部屋に入るの
 49のドイツ民謡 WoO33-Es steht ein Lind 一本の菩提樹が
 私の思いはあなたの許へ Op.95 No.2
 甲斐なきセレナーデ Op94 No.4
マーラー:歌曲集『子供の不思議な角笛』から
 ラインの伝説
 私は緑の野辺を楽しく歩いた
 むだな骨折り/この世の生活/原光
ドビュッシー:ビリティスの歌 L97
グリーグ:6つの歌曲集 Op.48
アイルランド民謡:I Will Walk With My Love 愛する人と歩いてゆく
 An Old Woman of the Roads 路上で生活する老女
 The Salley Gardens サリーガーデン
 Wee Hughie ウィー・ヒューイ
 The Wee Boy in Bed ベッドの小さな男の子
ポーラ・マリヒー(Ms)
ターニャ・ブライク(P)

録音:2017年11月20-22日
さまざまな地域に伝わる民謡、伝承歌の中から「愛」をテーマにした歌曲を集めた1枚。ブラームスが愛したドイツ民 謡から、マーラーの「子供の不思議な角笛」、官能的なドビュッシーの歌曲、素朴なグリーグ、そしてアイルランドに伝 わる美しい民謡。愛の喜び、悲しみをアイルランド出身のメゾ・ソプラノ、ポーラ・マリヒーが心を込めて歌い上げます。

PAN CLASSICS
PC-10419(2CD)
ブラームス:歌曲&デュエット集
帰郷 Op.7-6/愛のまこと Op.3-1(*)
3つのデュエット Op.20(*、**)
9つの歌曲 Op.32(***)
永遠の愛について Op.43-1/5月の歌 Op.43-2/子守歌 Op.49-4/森に囲まれた丘から Op.57-1/私は夢を見た Op.57-3
/風もそよがぬ和やかな空気 Op.57-8/目隠し鬼ごっこ Op.58-1/憂い Op.58-5/雨の歌 Op.59-3/余韻 Op.59-4(*)
アグネス Op.59-5(**)
まんねんろう Op.61-1/森の歌 Op.61-3/お前のやさしい恋人 Op.61-4(*、**)
5つの二重唱曲 Op.66/良い忠告 Op.75-2/ワルプルギスの夜 Op.75-4(*、**)
テレーゼ Op.86-1/野の寂しさ Op.86-2/夢遊病者 Op.86-3/サッフォー頌歌 Op.94-4/家もなく、故郷もなく Op.94-5(**)
死、それは清々しい夜 Op.96-1/我らはさまよった Op.96-2(*)
ジプシーの歌 Op.103 第1曲〜第8曲/歌の調べのように私をよぎる Op.105-1/私のまどろみはますます浅く Op.105-2
/嘆き Op.105-3/教会の墓地にて Op.105-4(**)
セレナード Op.106-1/菩提樹に霜が降りて Op.106-3/サラマンダー Op.107-2/乙女の歌 Op.107-5(*)
ラヘル・ハルニッシュ(ソプラノ*)
マリーナ・ヴィオッティ(メゾソプラノ**)
ヤニック・デブス(バリトン***)
ジャン・シュルツ(フォルテピアノ;1871年J.B.シュトライヒャー製、No.7243)

録音:2019年12月2-5日/チューリヒ放送スタジオ
300以上のリートを残したブラームスは歌曲作曲家としても大家であり、その作品は声楽科にとって重要なレパートリーとなっています。このアルバムは CD2枚分の歌曲を厳選し、年代順に収録。ベートーヴェン、シューベルト、シューマンからの流れを感じながら、ドイツ語歌曲の発展を味わえる内容です。 伴奏に使われているフォルテピアノは、ブラームスが好んで使っていたピアノと同モデルのオリジナル楽器です。 (Ki)

H.M.F
HMM-905329(1CD)
キャロルの祭典
(1)ブリテン:主に向かい喜びを歌おう(1961)
(2)同:テ・デウム ハ長調(1934)
(3)同:神を讃えよ(1961)
(4)同:主よ、我を早く救いたまえ(1944-5)
(5)同:聖母賛歌(1934)
(6)同:聖コルンバヌス賛歌(1962)
(7)同:聖ペテロ賛歌(1955)
(8)アイアランド聖なる少年(無伴奏混声合唱版)(1941)
(9)フランク・ブリッジ:音楽はやさしい声が死んでも(1904)
(10)ホルスト:これが私の真の愛に対してしたこと(1916)
(11)ブリテン:いちじくの木(1930/1967改訂)
(12)作者不詳(ブリテン編):柊と蔦(1957)
(13)ブリテン:乙女の歌った歌はやさしかった(1931)
(14)同:キャロルの祭典Op.28(全11曲)
(15)同:新年のキャロルOp.7の5(1933-5)
グラハム・ロス(指)
ケンブリッジ・クレア・カレッジcho
ターニャ・ホートン(Hp)、
エレノア・カーター、アシュレイ・チョウ(Org)

録音:2019年6月/オールハローズ教会(ゴスペル・オーク)、セントマイケルズ教会(ハイゲート)ロンドン
1985年生まれの指揮者グラハム・ロス率いるケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団。優れた合唱団が目白押しのイギリスでも屈指の実力派団体。メンバー の大半はクレア・カレッジの学生で、若々しくフレッシュな歌声を聴かせてくれます。2010年からグラハム・ロスが指導するようになり、ハルモニア・ムンディ からすでに12種のCDをリリースして世界的な評価を受けています。
今回は母国の偉大な作曲家ブリテンの「キャロルの祭典」をメインに、彼の30年にわたる宗教的合唱曲と、その師筋にあたる3人の先達 の美しい作品を集めています。「キャロルの祭典」を除くとあまり聴く機会は多くありませんが、いずれも魅力的でクリスマスらしい敬虔な気持ちにさせてく れます。
「キャロルの祭典」は少年合唱とハープのための作品ですが、ここではジュリアス・ハリソン(1885-1963)による混声合唱用編曲を使用。ターニャ・ホー トンのハープが陶酔的な美しさで彩ります。
アルバム最初の3篇は混声合唱とオルガンのためのオリジナル作品ですが、ブリテンがオルガンの効果を駆使しているのに注目。またいずれもブリテン好 みのハ長調で書かれ、明るく輝かしい響きを満喫できます。また1955年の「聖ペテロ賛歌」は彼の生涯のパートナー、ピアーズの名と同じため、熱い思 いがこもっているとされます。また18歳の時の作「乙女の歌った歌はやさしかった」は低音域のないアカペラ合唱が不思議な無重力感を味わせてくれます。
アイアランドの「聖少年」はピアノや弦楽器にも編曲され親しまれている名旋律ですが、ここではアカペラ混声合唱版で非常に感動的な世界を創り上げて います。今年のクリスマスはこのアルバムが超オススメです! (Ki)

Pentatone
PTC-5186775(1CD)
シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』 イアン・ボストリッジ(T)、
サスキア・ジョルジーニ(P)

ライヴ録音:2019年4月/ウィグモア・ホール(ロンドン)
知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。そのレパートリーの主軸と言えるのがシューベル トです。ボストリッジはこれまでシューベルトの主要な作品をセッション録音してきましたが、近年はライヴ収録でのリリースが続いております。中でも英ウィ グモア・ホールの自主レーベルよりリリースしているシューベルトの歌曲リサイタル・シリーズ、またPENTATONEレーベルからリリースされた『冬の旅』(KKC 6106 / PTC 5186764)は各誌で絶賛されております。
期待の最新盤は2019年4月のライヴから「美しき水車小屋の娘」が登場します。ボストリッジの「美しき水車小屋の娘」と言えば、1995年10月、グ レアム・ジョンソンとのセッション、2003年12月、内田光子とのセッション録音が知られますが、当ライヴは待望の3度目の録音となります。 ★今回の共演はサスキア・ジョルジーニです。ジョルジーニは2016年モーツァルト国際コンクールで優勝した若手実力派。「確かなテクニック、美しく心動 かされる音色、ファンタジーにあふれるフレージングと純粋な音楽性」とヴァイオリニストのサルヴァトーレ・アッカルドは絶賛しています。ボストリッジと丁 寧に音楽を作り上げた「美しき水車小屋の娘」は必聴です! (Ki)

H.M.F
HMM-902657(1CD)
バッハ:モテット集
バッハ:モテット「主を讃えよ、すべての異邦人よ」 BWV 230
ヴィンチェンツォ・ベルトルージ(ca.1550-1608):Osculetur me osculo oris sui(彼に私に口づけをさせてください)(7声部)
バッハ:モテット「来たれ、イエスよ、来たれ」 BWV 229
バッハ:モテット「御霊は我らの弱さを支え助け給う」 BWV 226
バッハ:モテット「恐れるな、私はあなたと共にいる」 BWV 228
ヤコブス・ガルス(ヤコブ・ハンドル)(1550-1591):Ecce quomodo moritur justus(見よ、正義の人がいかにして死ぬか、
誰もそれを心に留めない)(7声部)
バッハ:「イエス、わが喜びよ」 BWV 227
ジョヴァンニ・ガブリエリ(ca. 1554/57-1612):主に向かって喜びの声をあげよ(8声部)
バッハ:「歌え、主に向かい新しい歌を」 BWV 225
ピグマリオン、
ラファエル・ピション(指)

録音:2019年9月、パリ
いま最もフランス古楽界で注目されている1984年生まれのラファエル・ピション。注目の最新盤は、バッハのモテット集。といっても、モテットだけを集 めて録音したのではなく、バッハ以前の時代の作曲家の多声作品もはさみこんでいる、凝ったプログラムです。 「バッハのモテットほど人を豊かにしてくれる音楽はありません。私は幸運にも10歳の時から何度も何度も何度も歌うことができました。なぜなら、これ らのモテットは、歌う人、聴く人すべてに忘れられない痕跡を残すからです。モテットに立ち返る時、その魅力はますます増大しています。その絶対的な力 によって、人は感動し、確信するのです。すべてゆるぎない信仰心の表現によって導かれた作品です。」とはピションの言葉ですが、まさに、聴いていると声 に包みこまれて高みにつれていってもらえるような気持ちになる1 枚です。
ベルトルージは、ヴェネツィアのそばのムラーノ出身、クラクフで長年オルガニストを務め、北ヨーロッパに複合唱のスタイルを伝えた人物の一人。ヤコブ ス・ガルスは現在のチェコでカペルマイスターとして活躍した人物。ライプツィヒではここに収録された作品は聖金曜日の礼拝でよく用いられていました。ジョ ヴァンニ・ガブリエリはヴェニスの有名なオルガン奏者で、シュッツの師でもあった人物。8声部からなるこのモテットは彼の中でも最高傑作のひとつです。 (Ki)
H.M.F
HMM-905338(1CD)
Erinnerung〜思い出/マーラー歌曲集
1. ラインの伝説(子供の魔法の角笛)
2. だれがこの歌を作ったのだろう?(子供の魔法の角笛)
3. ハンスとグレーテ(若き日の歌)
4. 夏に小鳥はかわり(若き日の歌)
5. 別離と忌避(若き日の歌)
6. むだな骨折り(子供の魔法の角笛)
7. 魚に説教するパドヴァの聖アントニウス(子供の魔法の角笛)
8. この世の生活(子供の魔法の角笛)
9. 美しいトランペットが鳴り響く所
10. 私の歌を覗き見しないで(最後の七つの歌(5つのリュッケルト))
11. 私は快い香りを吸いこんだ(最後の七つの歌(5つのリュッケルト))
12. 真夜中に(最後の七つの歌(5つのリュッケルト))
13. 美しさがあなたを愛するなら真夜中に(最後の七つの歌(5つのリュッケルト))
14. 私はこの世に捨てられて(最後の七つの歌(5つのリュッケルト))
15. 思い出(若き日の歌)
16. ドン・ファンの幻想(若き日の歌)
17. もう会えない(若き日の歌)
18. 私は緑の森を楽しく歩いた(若き日の歌)
19. 天上の光(交響曲第4番より)
クリスティアーネ・カルク(S)
マルコム・マルティノー(P/ 1-17)
グスタフ・マーラー演奏のピアノ・ロール(ヴェルテ・ピアノ/ 18-19)

録音:2019年4月30-5月3日
世界的ソプラノ、クリスティアーネ・カルクがハルモニアムンディから登場!今後、ハルモニアムンディでリリースを重ねていく予定です(これまでにもhmf からはエラス=カサド指揮のメンデルスゾーン:交響曲第2番(KKC 5407)がありました)。第1弾はマーラーの歌曲集。抜群のセンスと、非の打ちどこ ろなく安定したテクニックで、歌劇だけでなく歌曲でも、ひとつひとつの楽曲の世界を完璧に作り上げることができる稀有の歌手、カルク。長年のピアノ・パー トナーであるマルコム・マルティノーとの完璧なアンサンブルに加え、マーラー自身が演奏したピアノ・ロールとの楽曲も含まれている、なんとも注目の内容 です。 =(ブックレットより抄訳)2018年5月のブルージュの雨の夜。長い一日の移動の後、今まで知らなかった楽器であるヴェルテ・ミニョンのピアノを使って のリハーサルが予定されていました。そこではオーケストラと一緒にマーラーのリートを歌い、交響曲第4番「天上の光」からのソロに加えて、グスタフ・マーラー 自身がヴェルテ・ピアノで録音したオリジナルの伴奏でそのヴァージョンを歌うことになっていました。(中略)グスタフ・マーラーと一緒に音楽を作るという 特権を享受することになったのです。その特別な瞬間は永遠に私の記憶に残り、この録音を通して、私の経験を他の人に伝えていきたいと思います。オーケ ストラとウェルテ・ピアノの両方でこの「天上の光」を演奏することを提案してくれたイヴァン・フィッシャーに感謝しなければなりません。 (Ki)

ABC Classics
ABC-4818741(1CD)
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」
即興曲第3番変ト長調 D.899
デイヴィッド・グレコ(Br)、
エリン・ヘルヤード(フォルテピアノ)

録音:2019年7月
※使用楽器(P):ポール・マクナルティ制作によるグラーフ(1819年頃)のレプリカ(2015年)
古楽シーンを中心に活躍するオーストラリアのバリトン歌手、デイヴィッド・グレコと、オーストラリアで非常に人気のあるフォルテピアノ・チェンバロ奏者、エリン・ヘルヤードによるシューベルト歌曲集シリーズ第2巻。(第1巻は「冬の旅」 ABC4817470)シューベルトの時代のピアノを使い、過去の歌手やピアニストを徹底的に研究することで、これまでに聴いたことのない「美しき水車小屋の娘」が生まれました。グレコはウェストミンスター寺院聖歌隊、システィーナ礼拝堂聖歌隊のメンバーとして活躍し、アムステルダム・バロックOやオランダ・バッハ協会、フライブルク・バロック・オーケストラなどヨーロッパの名だたるピリオド・オーケストラとも共演を重ねています。メルボルン大学では19世紀の歴史的歌唱に関する博士号を取得しており、本アルバムは彼の研究の成果が表れた1枚ともいえるでしょう。エリン・ヘルヤードはLimelight誌で「オーストラリアで最も魅力的なソリスト(フォルテピアノ・チェンバロ)」と評されただけでなく、指揮者、音楽学者としても高い評価を受けています。

BRIDGE
BCD-9542(1CD)
「若者の愛」〜イギリスの歌曲集
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):ラドローとテメ(全7 曲)
アイヴァー・ガーニー:フランダースにて
ブリテン(1913-76):カンティクルII「アブラハムとイサーク」
ウォーロック(1894-1930):緑のあずまやのなかで
ロジャー・クィルター(1877-1953):愛の哲学
アイアランド(1979-1962):若者の愛
ブリテン:波立たない湖の魚(全6 曲)
アイアランドもう森へなんか行かない(全3 曲)
イアン・ヴェナブルズ(b.1955):「君の方が好きだったから」
ブライアン・ギーブラー(T)
スティーブン・マクギー(P) 、ほかゲスト

録音:2019年
ブライアン・ギーブラーはアメリカの若手テノール歌手。既にヨーロッパ、アメリカのコンクール に入賞し本格的な活動を開始しています。このディスクはイギリスの作曲家の歌曲を中心に編ま れたアルバム。ブリテン、アイアランド、ウォーロックの珍しい歌曲が収録。ギーブラーの伸びや かで朗々とした歌声は将来が大いに期待されます。

QUERSTAND
VKJK-2001(2CD)
ヘンデル&バッハ:パスティッチョ「ヘラクレス」(ヘンデルの「ヘラクレスの選択」とバッハの「岐路に立つヘラクレス」に基づく) カスパー・クレーナー(カウンターテノール ヘラクレス)
クリスティーナ・ローターベルク(ソプラノ 快楽)
ズザンネ・ラングナー(メッゾソプラノ 徳)
トビアス・フンガー(テノール 徳)
クレメンス・フレーミヒ(テノール 快楽の従者/メルクール)
クレメンス・フレーミヒ(指)
ハレ・ヘンデル音楽祭O、
ハレ市歌唱cho

録音:2019年11月25-27日 ハレ
たいへんに面白い試みのCD が現れた。同年生まれの二人の偉大な作曲家、ヘン デルとバッハの共通の素材による2 作品を1 作に仕立て上げたもの。「ヘラクレスの選 択」という、若き英雄ヘラクレスが快楽と徳から彼の進むべき道を導かれ、そして彼は 困難が待ち受けても徳へと向かうことを決意する、という題材は大変人気があり、絵画 にもいくつも傑作がある。バッハは 1733 年に祝賀カンタータ「心を配ろう(通称 岐路 に立つヘラクレス)」を、ヘンデルは 1751 年に「ヘラクレスの選択」を初演しています。ち なみにバッハの作はクリスマス・オラトリオに転用されたことでも有名。この 2 作のほと んどの曲を巧妙に並べて 1 作に仕立ててしまったのがこの演奏。こうしたパスティッチ ョ(=パイの意,複数の作品を混ぜ合わせて 1 作に仕立てたものを指す)は当時ごく 普通に行われていたこと。ドイツ語と英語が入れ替わったり、徳がソプラノとテノールの 二人いたりするのはご愛敬。誕生日は 26 日しか違わず、生地は直線距離で 130km ほどしか違わないにもかかわらず、ついに生涯会うことの叶わなかった二人の大作曲 家が、まるでこの作品で出会ったかのようだ。両者の作風の違いを実感するにはうっ てつけのCD だろうし、また予備知識なしで聞いても楽しいでしょう。 バッハ、ヘンデルどちらにも精通した指揮者のクレメンス・フレーミヒがハレのヘンデル 音楽祭のオーケストラを指揮して作品を見事にまとめ上げています。ヘラクレスのカスパ ー・クレーナーはドイツの若いカウンターテノール。近年急速に名を上げており、これ が初の主役の録音。快楽のクリスティーナ・ローターベルクはドレスデン生まれのソプ ラノ。RIAS 室内合唱団の出身で、古楽ソプラノとして大活躍。徳のズザンネ・ラングナ ーもドレスデン生まれでRIAS 室内合唱団の出身。彼女は2004 年にライプツィヒの国 際バッハ・コンクールで聴衆賞と特別賞を受賞しています。

BOMBA PITER
CDMAN-669-18
(1CD)
オレク・ポグジン/ラ・セレナータ
カルロ・ドニーダ(1920-1998):二文の歌 [Canzone da due soldi]
ヴィンチェンツォ・ダンニバーレ(1894-1950):太陽の土地 [O paese d' 'o sole]
ディ・カプア(1865-1917):マリア、マリ! [Maria, Mari!]
テオドーロ・コットラウ(1827-1879):サンタ・ルチア [Santa Lucia]
エルネスト・タリアフェッリ(1889-1937):情熱 [Passione]
ディ・カプア:あなたにくちづけを [I' te vurria vasa]
ヴィンチェンツォ・ディ・キアーラ(1864-1937):スペイン娘 [La Spagnola]
レイナルド・アーン(1874-1947):小舟 [La Barcheta]
ルイージ・デンツァ(1846-1922):フニクリ・フニクラ [Funiculi, Funicula]
エンリコ・カニーオ(1874-1949):恋する兵士 ['O surdato 'nnammurato]
シチリア民謡:美しきシチリア [Sicilia bedda] / ローザは嫁に行った [Si maritau Rosa]
フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916):マレキアーレ [Marechiare]
チェザーレ・アンドレア・ビクシオ(1896-1978):マリウ、愛の言葉を [Parlami d`amore, Mariu]
ニーノ・ロータ(1911-1979):「ゴッドファーザー」愛のテーマ [Parla piu piano]
ナポリ民謡:輝いていた窓 [Feneste che lucive]
ジュゼッペ・ファンチュッリ(1915-1973):ガリオーネ(少年) [Guaglione]
エルネスト・デ・クルティス:帰れソレントへ Torna a Surriento]
チェザーレ・アンドレア・ビクシオ:マンマ [Mamma]
レナート・ラシェル(1912-1991):さらばローマ [Arrivederci Roma]

オレク・ポグジン(歌)
エレーナ・モロチロヴァ、イリーナ・コズイレヴァ (マンドリン)
ミハイル・ラジュケヴィチ(G)
ユーリ・モロチロフ(バヤン)
アレクセー・バエフ(Vn)
アンドレ・イヴァノフ(Vc)
ロマン・テントレル(Cb)

ロシア民謡歌手が歌うイタリア歌謡。ロシア語訳でなく原語で歌っています。オレク・ポグジンは1969年レニングラード (現サンクトペテルブルク) に生まれたソヴィエト・ロシアの民謡およびロマンス (ロシア語芸術歌曲) の歌手で、声域はテノール。俳優やテレビ司会者としても活躍しています。
BOMBA PITER
CDMAN-670-18(3CD)
オレク・ポグジンジュビリー
■CD 1
アレクサンドル・ヴァルラーモフ(1801-1848): 夜明けに彼女を起こさないで
エラスト・アバザ(1819-1855):霧の朝
エフゲニー・ユリエフ(1882-1911):ジニ・ジニ・ジニ
ロシア民謡:教会に馬車があった
不詳:ジプシーへの別れ / 魅惑の瞳
アンドレイ・オッペリ(1843-1888):あなたを忘れた
ボリス・ボリソフ(1872-1939):夜空の星
ヤコフ・プリゴジー(1840-1920):明るい夜
ボリス・フォーミン(1900-1948):一度だけ / ああ、ギター、わが友よ
ニコライ・ズーボフ(1867-1908):行かないで、一緒に居て
ニコライ・ハリト(1886-1918):幸福の時は過ぎた
ブラート・オクジャーヴァ(1924-1997):もうひとつのロマンス
ピョートル・ブラーホフ(1822-1886):記憶を呼び起こさないで
ボリス・ボリソフ:時は変わる
ピョートル・ブラーホフ:燃えよ、燃えよ、私の星
ニコライ・シニャエフ:夜は輝いていた
■CD 2
エメリヒ・カールマン(1882-1953):オペレッタ「伯爵令嬢マリツァ」から
 ウィーンへ愛をこめて [Gruss mir mein Wien]
ラルフ・ベナツキー(1884-1957):オペレッタ「白馬亭にて」から
 それはきっとすばらしいこと [Es muss was wunderbare ssein]
ニーノ・ロータ(1911-1979):映画「ロミオとジュリエット」から 若者とは何か [What Is a Youth]
エルネスト・デ・クルティス: 私のために歌って [Canta per me]
エドゥアルド・ディ・カプア(1865-1917): オー・ソレ・ミオ [O sole mio]
エルネスト・デ・クルティス:夜の声 [Voce 'e notte]
ルドルフォ・ファルヴォ(1873-1937):彼女に告げて [Dicitencello vuje]
エルド・ディ・ラッザロ(1902-1968):ローマのギター [Chitarra romana]
ヘンリー・ヒンメル(1910?-1996?):月なき夜 [Notte senza luna]
レナート・ラシェル(1912-1991):さらばローマ [Arrivederci Roma]
ヘラルド・マトス・ロドリゲス(1897-1948): ラ・クンパルシータ [La Cumparsita]
カルロス・エレタ・アルマラン:ある恋の物語 [Historia de un amor]
ホセ・ルイス・ロドリゲス(1943-):もう遅すぎる [Ya es muy tarde]
スピロス・ペリステリス(1900-1966):夜明けの歌 [To Miinore Tis Avgis]
ミハリス・スーユル(1906-1958):最終トラム [To Tram To Teleftaio]
ミキス・テオドラキス(1925-):汽車は八時に出る [To Traino Fevgei Stis Okto]
チャイコフスキー:Nar natten sluter jorden i sin famn(ピアノの為のロマンス ヘ短調 Op.5 への歌詞当て)
■CD 3
アレクサンドラ・パフムートヴァ(1929-): メロディー / 信仰の細いろうそく
マトヴェイ・ブランテル(1903-1990):兵士はいかに仕えたか
プラトン・マイボロダ(1918-1989):タオル
アンドレイ・ババエフ(1923-1964):並外れた瞳
ロシア民謡:ああ、美しい
レヴァズ・ラギゼ(1921-1981):トビリシの歌
ダヴィド・ゼハヴィ(1910-1977):エリ、エリ・・・ (神よ、神よ・・・) [Eli, Eli ...]
シャルル・アスナヴール(1924-2018):ラ・ボエーム [La Boheme]
エミール・カラーラ(1915-1973):サンジャンの私の恋人 [Mon amant de Saint-Jean]
ユベール・ジロー(1920-2016):パリの空の下 [Sous le ciel de Paris]
ノルベール・グランズベール(1910-2001): パダム・パダム [Padam(Padam, padam)]
イサーク・シュヴァルツ(1923-2009):愛と別れ [Love and Separation]
ブラート・オクジャーヴァ:ブーシキン像の前の家族写真
アレクサンドラ・パフムートヴァ:希望

オレク・ポグジン(歌)
エレーナ・モロチロヴァ、イリーナ・コズイレヴァ (マンドリン)
ミハイル・ラジュケヴィチ(G)
ユーリ・モロチロフ(バヤン)
アレクセー・バエフ(Vn)
アンドレイ・イヴァノフ(Vc)
ロマン・テントレル(Cb)

録音:2017-2018年、モスフィルム・シネマ・スタジオ、モスクワ、ロシア

1969年レニングラード(現サンクトペテルブルク) に生まれたソヴィエト・ロシアの民謡およびロマンス (ロシア語芸術歌曲) の歌手、オレク・ポグジンの50歳を記念して録音されたアルバム。原語での歌唱。
BOMBA PITER
CDMAN-679-19(2CD)
コンスタンチン・プルジュニコフ/詩人の恋
■CD 1
シューマン:連作歌曲「詩人の恋」 (ドイツ語歌唱)*
ブラームス:わが恋はライラックの茂みのように緑に萌え Op.63-5 / ああ、その目をそらして Op.57 -4/小路で Op.58-6 / セレナード Op.58 -8 / 調べのように私を通り抜ける Op.105 -1/日曜日の朝に Op.49-1 / 子守歌 Op.49 -4 / 憧れ Op.49-3
グリーグ:+
 夢 Op.48-6 / 秋 / 君を愛す Op.5-3
ラヴェル:5つのギリシャの民謡 #
 ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ から 乾杯の歌**
■CD 2
ドヴォルザーク:ジプシーの歌 Op.55 B.104(全7曲)
 4つの歌 Op.82 B.157
 愛の歌 Op.83 B.160(全8曲)
グレチャニノフ(1864-1936):連作歌曲「悪の華」(全6曲) / 劇詩(全7曲) / 3つのロマンス
コンスタンチン・プルジュニコフ(T)
エレーナ・マトゥソフスカヤ(ピアノ(*/+/**))
セミョーン・スキージン(ピアノ #)
マリヤ・ミシュク(ピアノ(無印))

録音:1978年12月29日、ライヴ、レニングラード・フィルハモニー小ホール *
時期、場所の記載なし、放送録音:#
1982、1985年、レニングラード・レコーディング・スタジオ (+/無印)
以上、レニングラード(現 サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト
テータ記載無し**
キーロフ・歌劇のソリストとして活躍したテノール、コンスタンチン・プルジュニコフ (1941年生まれ) の歌曲録音集。*以外はロシア語歌唱。
BOMBA PITER
CDMAN-659-19(4CD)
コンスタンチン・プルジュニコフ アウトドアとサロンの歌ロシアの都会歌謡
■CD 1 『ベーグル』(全24曲)
■CD 2 『からす』(全21曲)
■CD 3 『菊』(全24曲)
■CD 4 『友情』(全23曲)
コンスタンチン・プルジュニコフ(T)
マグリガル [Ma.Gr.Ig.Al]
マキシム・トルストゥイフ(バラライカ)
イーゴリ・ポノマレンコ(ドムラ・アルト)
アルチョム・クズネツォフ(バヤン)
スタニスラフ・チシュケヴィチ、ボリス・マルケロフ (Cb)
V・V・アンドレーエフ記念国立アカデミー・ロシア民俗楽団
ヴラジーミル・ポポフ(指)
セルゲイ・イリイン(G)  他

録音:1970-1980年代 + / 2005年(*/#) / 2008年**

AGLAE MUSICA
AMC-109(1CD)
マドリガル/20 & 21世紀カタルーニャの合唱音楽
シャビエ・プチ [Xavier Puig](1973-):Canco de llaurar
マヌエル・ウルトラ [Manuel Oltra](1922-2015):Margarideta / Amor mariner havanera / Canco de bressol
パブロ・カザルス(1876-1973):O Vos Omnes
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987): 聖三部作 [Tripticum Sacrum]
 Cantate Domino / Deus meus ne tardaveris / Jubilate Deo
アドゥアルド・トゥルドラ(1895-1962):7つの民謡
 De Mataro varem venir / Ai, minyons / El pardal / Matinet me'n llevo jo
 Sota el pont d'or / Flor d'olivar / No t'espantis Alabau
ジュアキム・セラ(1907-1957):Capvespre
ダビド・パドロス(1942-2016):Canco de batre
オスカル・アスプラ(1886-1976):Canco de batre
アンリク・ムレラ(1865-1942):Les neus que es fonen
クリストフ・タルタブイ(1888-1964):Madrigal / Cant de maig, cant d'alegria
コル・マドリガル(合唱)
ミレイア・バレラ(指)

録音:2015年12月12-13日、サラ・イベリア、サン・フェリウ・ダ・リュブラガト、カタルーニャ、スペイン
2015年12月15日、テアトラ・アウディトリ、リナルス・ダル・バリェス、カタルーニャ、スペイン

フォンテック
FOCD-9830(1CD)
税込定価
2020年10月7日発売
NUZZO meets PUCCINI
プッチーニ:あなたへ/ある亡き女性に
報告は偽りだった/愛の短い物語
太陽と愛/進めウラーニア!
ディアーナ讃歌/そして小鳥は
太陽と海洋/魂の歌
我が家、我が家よ/死ぬこととは?
ローマ讃歌
ジョン・健・ヌッツォ(T)
河原忠之(P)

録音:2018 年6 月21 日 兵庫県立芸術文化センター・ライヴ
ウィーン国立歌劇場での鮮烈なデビュー以来、「天から授けられた」とも称される稀代の声で世界を舞 台に活躍を続ける鬼才、ジョン・健・ヌッツォ。近年では世界的歌手プラシド・ドミンゴや、ホルン奏 者ラデク・バボラークと共演。その圧倒的な歌唱と揺るぎない音楽性に、各方面からも極めて高い評価 を受けています。 今作では「NUZZO meets PUCCINI」と題し、プッチーニ生誕160 年にあたる2018 年に行われた リサイタルツアーの中から、6 月に兵庫県立芸術文化センターで行われたライヴ音源を収録しました。 『トスカ』『蝶々夫人』『ラ・ボエーム』など、イタリアを代表するオペラの作者として知られるプッ チーニ。歌曲に関しては作品も少なく、演奏されることは今日では希少ですが、後年自身のオペラに引 用されるなど、情感豊かで美しい旋律を持つ傑作ぞろいです。 ジョン・健・ヌッツォの唯一無二の魂の歌による幻のプッチーニ歌曲を、名手・河原忠之のピアノとと もにお届けします。音楽の歴史に残る新たな名盤の登場です。 (フォンテック)

Phi
LPH-034(1CD)
NX-B08

NYCX-10171(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ブルックナー:ミサ曲 第2番ホ短調 WAB 27(1882年改訂版)
テ・デウム WAB 45(1884年版)
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(S)
アン・ハレンベリ(S)
マクシミリアン・シュミット(Br)
タレク・ナズミ(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャンゼリゼO(古楽器使用)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)

録音:2012年8月22-24日、2019年9月20-22日
【国内盤】日本語解説・歌詞訳付き
壮大・深遠な交響曲の数々で知られるブルックナーですが、彼はもともと教会オルガニストとして音楽修業を始め、長く合唱指揮者としても 活躍した作曲家。その作風を読み解くうえでの重要な鍵となるのが教会音楽作品ですが、そのなかでもとくに重要な2作が、同じく合唱指 揮で注目を集めてきた古楽器系指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘによる新録音で登場します。 ミサ曲第2番は3編ある大作ミサのなかではやや異色の、管楽アンサンブルが合唱を支える編成。屋外での演奏を意識した作品で、ヘレ ヴェッヘは30年前にこれをアンサンブル・ミュジーク・オブリークを器楽陣営に迎えて録音していますが、古楽器専門のアンサンブルとの録音は これが初。管楽器と同じ機構で音が出るオルガンとの相関関係も意識した音作りで、その音楽展開に引き込まれること必至です。他方『テ・ デウム』の古楽器録音はきわめて貴重。交響曲第7番のすぐ後に書き上げられたこの作品は、最終的に完成しなかった交響曲第9番につ いて作曲家自身が、「終楽章が未完に終わった場合は代わりにあのテ・デウムを」と語ったほどの重要作です。演奏時間は短いながらもたい へん充実した内容を持つこの大作を、求心力抜群のヘレヴェッヘのタクトで、作曲家が知っていたであろう19世紀の音に迫る解釈で聴ける のは、まさに貴重なブルックナー体験。ロマン派音楽の知られざる背景としての教会音楽の重要さに、改めて気づかされる録音と言えるでしょ う。

ALPHA
ALPHA-657(1CD)
『アレクサンドル・デュマ(1802-1870)と音楽』 〜 大デュマとその同時代の詩による歌曲を集めて
1. マスネ:悲歌 (ヴィクトル・ユゴー)
2. ベルリオーズ:美しきイザボー (アレクサンドル・デュマ)
3. エドモン・ギヨン(1799-1849):愛、春 - 春、愛!(デュマ)
4. リスト:火刑台上のジャンヌ・ダルク (デュマ)
5. デュパルク:かけおち (テオフィル・ゴーティエ)
6. ゴダール(1849-1895):歌劇「ジョスラン」より 子守歌 (ヴィクトール・カプール)
7. アレクサンドル・ピエール・ジョゼフ・ドッシュ(1799-1849): 天使 (デュマ)
8. ジルベール・デュプレ(1806-1896):ゴンドラの少女、ニタ (デュマ)
9. ゴダール:君は覚えているだろうか? (バンジャマン・ゴダール)
10. ベルリオーズ:囚われの女 (ユゴー)
11. マスネ:夕日 (ユゴー)
12. イポリート・モンプ(1804-1841):歌劇「ピキリョ」より 三重唱 (デュマ)
13. フランク:シルフ(風の精) (デュマ)
14. アンドレ・メサジェ(1853-1929):歌劇「アルマンタルの騎士」より エール (デュマ)
15. アルフォンス・ヴァルネ(1811-1879):
歌劇「赤い館の騎士」より ジロンド派の合唱 (デュマ)
16. アンリ・ルベル(1807-1880):庭 (デュマ)
17. フランシス・トーメ(1850-1909):庭 (デュマ)
カリーヌ・デエ (Ms)
マリー=ロール・ガルニエ (S)
カエリグ・ボシェ (T)
ラファエル・ジュアン (Vc)
アルフォンス・スマン (P)

録音:2020年5月 サル・コロンヌ、パリ
「三銃士」「巌窟王」などの作者で、多作家で有名だった大デュマことアレクサンドル・デュマ・ペール(「椿姫」の原作者アレクサンドル・デュマ・ フィスの父)の詩による歌曲、戯曲を用いた歌劇などからの曲を中心に、ユゴーなど同時代の詩人による作品も収めたアルバム。有名作曲家 のみならず、当時の歌手や指揮者などの手による、今では忘れられてしまった作品も集められているのが大きなポイントです。19世紀中盤、 ベル・エポックを前にやや混乱していた時期のフランス文化を象徴する作品を、今のフランスを代表する生きのいいアーティストたちが聴かせる 好企画。

Avie
AV-2424(1CD)
アット・ザット・アワー〜ヘンリー・デリンジャー:アート・ソング集
ジェイムズ・ジョイスの10の詩/Questa fiamma(詩:T.S.エリオット)/Amore e ‘l cor gentil sono una cosa(詩:ダンテ)/ア・ドリーム(詩:エドガー・アラン・ポー)/ザ・マウント(詩:マーク・リドルズ)/フラグレンス(詩:マーク・リドルズ)/シール・ハシリム(詩:ヘブライの聖書より)/レクィエスカト(詩:オスカー・ワイルド)
ダニエレ・タラマンテス(S)、
ケリー・ウィルカーソン(Bs-Br)、
ヘンリー・デリンジャー(P)

録音:2019年9月24日ー26日、アメリカ
現代のアメリカで際立った才覚を発揮するヘンリー・デリンジャーの歌曲集。1966年サンフランシスコに生まれたヘンリー・デリンジャーはピアニスト&歌手として活躍し、2015年からはフルタイムの作曲家に転身。現代的でありながらアメリカの美学を反映した多様なスタイルで合唱、室内楽、オーケストラ、歌曲など多くの作品を手掛け、2019年〜2020年のシーズンだけで14曲(10の歌曲、3つの合唱作品、1つの室内楽作品)が世界初演されています。
今回すべて世界初録音となるアート・ソング集「アット・ザット・アワー」は、20世紀アイルランドの偉大な作家&詩人、ジェイムズ・ジョイスの詩による10の歌曲集を中心に、ダンテ、ポー、ヘブライの聖書など様々なテキストを元に作曲したカラフルな歌曲集。デリンジャー本人がピアノ伴奏を務め、デリンジャーの心強き友人でもあるダニエレ・タラマンテス&ケリー・ウィルカーソンの歌手夫婦が歌っています。

NCA
NCA-60152215
(1SACD)
ジーグフリート・カルク=エーレルト:歌曲集
メラニー・バースによる4つの詩第1集Op.62 /Stimmungen und Betrachtungen Op.53/我が妻Op.54より3曲/ゴットホルト・エフライム・レッシングによる10の詩Op.56/2つの詩 Op.43/8つの詩 Op.52より5曲/UOp.59より3曲
マルクス・シェーファー(T)
エルンスト・ブライデンバッハ(P)

録音:2005年2月28-3月3日、ニーダー=ラムシュタット(ドイツ)
ドイツの作曲家ジークフリート・カルク=エーレルトは、フルートの作品で知られていますが、ピアノやオルガン、声楽の作品も作曲していました。ハノーファー音楽大学の教授を務めたドイツのリリック・テノール、マルクス・シェーファーが、知られざるジークフリート・カルク=エーレルトの歌曲の魅力を引き出します。

Ars Musici
ARS-232310(1CD)
ゲーテの詩によるロマン派作品集
メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」 Op.27
ブラームス:アルト・ラプソディ Op.53
シューマン:ミニョンのためのレクイエム Op.98b
メンデルスゾーン
:カンタータ「最初のワルプルギスの夜」 Op.60
バルバラ・ヘルツル(A)、
クリスティアン・エルスナー(T)、
デトレフ・ルース(Bs)、
ハンス・ミヒャエル・ボイァーレ(指)
、バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO、フライブルク・バッハcho

録音(ライヴ):1999年6月26日
1946年に南西ドイツ放送Oとして設立され、ハンス・ロスバウト、エルネスト・ブール、 カジミェシュ・コルト、ミヒャエル・ギーレンゲーテらが首席指揮者を務めたバーデン=バーデン・フライブルクSWRSO(2016年にシュトゥットガルトRSOとの統合により、南西ドイツRSOが発足。)現代音楽、新作初演でも知られた同楽団が残した、ゲーテの詩に基づき作曲された作品集。

Hanssler
HC-20048(6CD)
モーツァルト:宗教曲集


■CD 1&CD 2
ヘンデル(モーツァルト編):オラトリオ「メサイア」HMV 56 KV.572

■CD 3
(1)ミサ曲 ハ長調「クレド・ミサ」 KV.257

(2)ミサ曲 ハ短調 KV.427(復元:ヘルムート・エダー)

■CD 4
(1)レクイエム KV.626

(2)キリエ ニ短調 KV.341

(3)レジナ・チェリ KV.276

(4)ベネディクトゥス / ホサナ

■CD 5
(1)「戴冠式ミサ」KV.317

(2)主日のためのヴェスペレ ハ長調 KV.321
(3)アヴェ・ヴェルム・コルプスKV.618
(4)テ・デウム・ラウダムス ハ長調 KV.141

■CD 6
(1)ミサ・ソレムニス ハ長調 KV.337
(2)「聖体の祝日のためのリタニア」 変ホ長調 KV.243

(3)創造主の御母よ」 KV.277
(4)ラウダーテ・ドミヌム KV.339
■CD 1(56'20)&CD 2(76'15)
ドナ・ブラウン(S)、コルネリア・カリッシュ(S)、ロベルト・サッカ(T)、アラステア・マイルズ(Bs)
ヘルムート・リリング(指)、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
録音:1991年/シュトゥットガルト
■CD 3(79'53)
(1)バーバラ・シュリック(S)、エリカ・シュミット=ヴァレンティン(A)、クレメンス・ビーバー(T)、トーマス・クヴァストホフ(Br)、
クラウス・クヌッベン(指)、ケルン・ギュルツェニヒ室内O、リンブルク大聖堂少年cho
録音:1991年5月/シュトゥットガルト
(2)クリスティーネ・エルツェ(S)、イボルヤ・ヴェレビチュ(S)、スコット・ヴィア(T)、オリヴァー・ウィドマー(Bs)
ヘルムート・リリング(指)、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
録音:1991年/シュトゥットガルト
■CD 4(66'16)
(1)マリア・シュターダー(S)、ヘルタ・テッパー(A)、ヨーン・ファン・ケステレン(T)、カール・クリスティアン・コーン(Bs)
カール・リヒター(指)、ミュンヘン・バッハcho、ミュンヘン・バッハO
録音:1961年11月/ミュンヘン
(2ニール・スチュアート(T)、ハンス=ディーター・シェーネ(Org)
ドレスデン国立歌劇場cho、ドレスデン・シンフォニーcho、ドレスデン・ジングアカデミー、ドレスデン・フィルハーモニック児童cho、ドレスデン国立歌劇場児童cho
サー・コリン・デイヴィス(指)、ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1998年10月3&4日/ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)
(3)バーバラ・シュリック(S)、エリカ・シュミット=ヴァレンティン(A)、クレメンス・ビーバー(T)、トーマス・クヴァストホフ(Br)、クラウス・クヌッベン(指)、ケルン・ギュルツェニヒ室内O
録音:1991年5月/シュトゥットガルト
(4)クリスティーネ・エルツェ(S)、イボルヤ・ヴェレビチュ(S)、スコット・ヴィア(T)、オリヴァー・ウィドマー(Bs)
ヘルムート・リリング(指)、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
録音:1991年/シュトゥットガルト
■CD 5(66'29)
(1)マルゴ・ギョーム(S)、マルギット・コベック(A)、ヨハネス・フェーヤーベント(T)、エヴァルト・カルデヴィーアー(Bs)
ギュンター・ヴァント(指)、ケルンRSO(ケルンWDRSO)、同cho
録音:1952年7月25日/ケルンWDR第1ホール(モノラル)
(2)ブリギッテ・デューラー(S)、ユリア・ハマリ(A)、ヴェルナー・クレン(T)、大橋国一(Bs)
ギュンター・ヴァント(指)、ケルンRSO、同cho
録音:1968年11月22日/ケルン、WDR第1ホール
(3)(4)
バーバラ・シュリック(S)、エリカ・シュミット=ヴァレンティン(A)、クレメンス・ビーバー(T)、トーマス・クヴァストホフ(Br)、
クラウス・クヌッベン(指)、ケルン・ギュルツェニヒ室内O、リンブルク大聖堂少年cho
録音:1991年5月/シュトゥットガルト
■CD 6(67'22)
(1)クリスティーネ・エルツェ(S)、バーバラ・ヘルツル(A)、アンドレーアス・シューリスト(T)、ヨアヒム・ゲブハルト(Bs)
ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指)、ミュンヘン・レジデンスO、ミュンヘン・モテットcho
録音:1991年/シュトゥットガルト
(2)マーガレット・マーシャル(S)、コルネリア・ヴルコップ(A)
ギュンター・ヴァント(指)、バイエルンRSO&cho
録音:1982年/ミュンヘン
(3)(4)リンブルガー・ドムシンクナーベン、バーバラ・シュリック(S)、エリカ・シュミット=ヴァレンティン(A)、クレメンス・ビーバー(T)、
トーマス・クヴァストホフ(Br)、クラウス・クヌッベン(指)、ケルン・ギュルツェニヒ室内O
録音:1991年5月/シュトゥットガルト
独プロフィールおよびヘンスラー・レーベルの音源を中心としたモーツァルトの宗教曲集が登場!リリングの録音の中でも誉れ高き名演、モーツァルト編 曲によるヘンデルの「メサイア」は、ウィーンの音楽愛好家の男爵から私的上映用に編曲を依頼され、トランペットの大胆なアレンジなど聴きどころがたくさ んあります。この他、クラウス・クヌッベン率いるケルン・ギュルツェニヒ室内O、リンブルク大聖堂少年choによる「クレド・ミサ」、ヴァントの「戴 冠式ミサ」、リヒターの「レクイエム」など名演が揃ったお買い得なセットです。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72858(1CD)
父と子 〜クリストフ&ジュリアン・プレガルディエン
フリードリヒ・シルヒャー(1789-1860):「Frisch gesungen」***、「Annchen con Tharau」***、「O wie herbe ist das
Scheiden」***、「ローレライ」***
シューベルト:「魔王 D328」*、「旅人の夜の歌 D768」**、「輪舞のために D983-3」***、「夜 D983-4」***、「夕映えに D799」
*、「漁師の恋の幸せ D933」**、「水の上で歌う D774」*、「小人 D771」*、「海の静けさ D216」*、「言い返し D865」*、「光と恋
D352」***、「夜と夢 D827」* 
ヘルマン・ツィルヒャー(1881-1949):2声とふたつのハーモニカのための5つのデュエット集 ハ長調 op.109 
ブラームス(ツィルヒャー編による2声のための編曲歌曲):「太陽はもう輝かない」、「静かな夜に」、「許しておくれ、美しい
お嬢さん」、「あの下の谷では」
シューマン:夜の歌 op.96-1*
作曲者不詳(ドイツ民謡):お星様いくつ?***
セザール・ブレスゲン(1913-1988):おお汝静かな時よ***

*=ジュリアン・プレガルディエン編曲による2声とピアノのためのヴァージョン
**=ミヒャエル・ゲース編曲による2声とピアノのためのヴァージョン
***=ジュリアン・プレガルディエンとミヒャエル・ゲース両名による2声とピアノのためのヴァージョン
クリストフ・プレガルディエン(T)
ジュリアン・プレガルディエン(テノール) ミヒャエル・ゲース(ピアノ)

録音:2014年3月21-24日/ハーレム、ルター福音教会

※CC-72645からの移行発売。旧品番は廃盤となります。
1956 年生まれ、知性派テノールとして幅広いレパートリーで世界を魅了、2002 年にはレコード・アカデミー賞を受賞したクリストフ・プレガルディエン。 来日公演も多く、日本にも熱烈なファンがいます。彼の新譜は、「ファザー&サン」(父と子)と題し、息子ジュリアン・プレガルディエンと共演したディスク。 みずみずしくも抑えの効いた二人の声、そしてゲースの理想的なピアノで名曲が聴ける注目盤です。声質は似ていますが、やはり父の方がより深みのある声。「魔 王」ではまさに息子役をジュリアン、魔王をクリストフが歌っていて、歌曲の世界がリアルに再現されています。 (Ki)

CLAVES
50-3023(1CD)
サミュエル・デュコミュン(1914-1987):作品集

(1)オラトリオ「火の収穫」〜ソプラノ、バス、児童合唱、混声合唱、オーケストラとオルガンのための Op.63a
(2)弦楽シンフォニエッタ第2番Op.91a
(3)トランペットとオーケストラのためのコンチェルティーノ Op.68b
(4)オルガンと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番 Op.102
(1)サラ・パジン(S)、モハメド・ハイダル(Bs)、HEMジュネーヴ・ヌーシャテルO&cho
ジャック=ダルクローズ児童cho、ニコラ・ファリーヌ(指)
ライヴ録音:2019年3月13&16日/ヴィクトリアホール(ジュネーヴ)
(2)ヌーシャテル室内O、ヤン・ドブルゼレフスキ(指)
録音:1984年/スイス(RTSアーカイヴ)
(3)ジャン=ピエール・マセズ(Tp)、ローザンヌ室内O、ヴィクトール・デザルゼンス(指)
録音:1963年/スイス(RTSアーカイヴ)
(4)ロベール・マーキ(Org)、ヌーシャテル音楽院O、ヤン・ドブルゼレフスキ(指)
録音:1997年/スイス
10代の頃から作曲家として活躍したサミュエル・デュコミュン(1914-1987)は、声楽や様々な楽器の伴奏としてオルガンを使用する作品を数多く残し ています。当アルバムにはデュコミュンの代表作であるオラトリオ「火の収穫」をはじめ、弦楽シンフォニエッタ、コンチェルティーノ、オルガン協奏曲を収録 しました。
デュコミュンの作品のスタイルはフランス音楽の影響を受けており、その形式はしばしば古典的な形式(フーガ、パッサカリア、ソナタ形式など)を引用し ています。また調性音楽に忠実ながらも、時には先入観にとらわれることなく無調性を用いています。まさにデュコミュンのオリジナルの個性を発揮した “自 分だけの音楽言語” を見つけることに成功した作曲家と言えましょう。

Hortus
HORTUS-183(1CD)
ジャン・カルタン(1906-1931):声楽曲、ピアノ曲集
(1)フランソワ・ヴィヨンの3つの詩〜テノールとピアノための
(2)トリスタン・クリングソルの5つの詩〜テノールとピアノための
(3)3楽章のソナチネ
(4)3つの夏の歌〜テノールとピアノための
(5)2つのマラルメのソネット〜テノールとピアノための
(6)ソナチネ(ピアノ独奏版)
(7)ダンテへのオマージュ
(8)詩篇第22篇〜テノールとピアノための
(1)(2)(4)(5)(8)カエリグ・ボシェ(T)、
トマ・タケ(P)

録音:2019年8月5&6日、9月3-5日/ヨンヌ県(フランス)
1906年生まれで、1932年に亡くなったジャン・カルタンのテノールとピアノのための作品、及びピアノ作品を集めたアルバム。父エリ・カルタン、兄アンリ・ カルタンはともに数学者であったジャン・カルタンは1924年にパリ音楽院に入学し、マルセル=サミュエル・ルソー、ノエル・ギャロン、ポール・デュカス に師事し、オリヴィエ・メシアンやモーリス・デュルフレと同じクラスで学んだ逸材。師のポール・デュカスが彼の音楽を高く評価し、励ましていたとされて います。その才能豊かなカルタンですが結核を患っていたため、1932年3月26日、わずか25歳の時に未完の作品を残してこの世を去ってしまいました。
テノールのカエリグ・ボシェとピアノのトマ・タケはカルタンの作品に強い感銘を受け、これまで録音されることのなかった作品を含む声楽曲とピアノ曲を 収録しました。作風はデュカスやルーセルの影響を感じさせるものでありながらも、カルタン独自の世界感も確立しております。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1710(1CDR)
フローラン・シュミット:世俗カンタータ「セミラミス」*
バレエ音楽「オリアーヌと愛の王子」 組曲 #
デーヴァダーシーの踊り +
ジュヌヴィエーヴ・モワザン(S)*
ルイ・リアラン(T)*
ルイ・ノゲラ(Br)*
アンリ・トマジ(指)フランス国立放送ラジオ・リリクO*
フランソワーズ・オジュア(S)+
ジャン・マルティノン(指)#
デジレ・エミール・アンゲルブレシュト(指)+フランス国立放送O#,+
フランス国立放送cho+

録音:1954年5月14日*、1953年8月13日#、1956年5月3日+、(全て放送用ライヴ)

ALPHA
ALPHA-658(1CD)
『救済〜コロナ禍のなかのバッハ』 バッハ: カンタータからのソプラノのためのアリア集
1. アリア 「かかる時にもまた祈り求めよ」 - カンタータ 『わが心よ、汝備えをなせ』 BWV 115 より
2. 合唱 「わがからだ健やかならず」 - カンタータ 『わがからだ健やかならず』 BWV 25 より
3. コラール 「栄光 天の御座をめぐりて」
- カンタータ 『ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを』 BWV 135 より (器楽)
4. アリア 「われ速やかにこの世を生き終えん」 - カンタータ 『その人は幸いなり』 BWV 57 より
5. アリア 「羊は安らかに草をはみ」 - カンタータ 『わが楽しみは、元気な狩のみ』 BWV 208 より (器楽)
6. アリア 「キリストの徒の変わりなき慰め」 - カンタータ 『かれらは汝らを追放せん』 BWV 44 より
7. アリア 「いかにおののきて揺れ動くことよ」 - カンタータ 『主よ、裁きたもうな』 BWV 105 より
8. シンフォニア - カンタータ 『主よ、われは汝を求む』 BWV 150 より
9. 合唱 「主よ、われは汝を求む」 - カンタータ 『主よ、われは汝を求む』 BWV 150 より
10. コラール 「わが死の時に臨みて」前半 BWV 430 (器楽)
11.アリア「最期の時よ、臨むがいい、この目を閉じておくれ」 - カンタータ 『天は笑い、地は歓呼す』 BWV 31 より
12. コラール 「わが死の時に臨みて」後半 BWV 430 (器楽)
13. アリア「いと尊き御神よ、憐れみたまえ」 - カンタータ 『心せよ、汝の敬神いつわりならざるか』 BWV 179
14. 合唱 「われを汝の真の道に導きたまえ」 - カンタータ 『主よ、われは汝を求む』 BWV 150 より
15. アリア 「われは満ち足れり」 - カンタータ 『われは満ち足れり』 BWV 82 より
16. アリア 「われ、わが死を喜びて待ち望まん」
- カンタータ 『われは満ち足れり』 BWV 82 より
17. コラール 「いまこそ、われ知る、汝は鎮めたもうべし」
- カンタータ 『主よ、裁きたもうな』 BWV 105 より (器楽)
18. アリア 「魂はイエスの御手に憩うなり」
- カンタータ 『まことの人にして神なる主イエス・キリスト』 BWV 127 より
19. アリア 「いまぞ去れ、悲しみの影よ」
- カンタータ 『いまぞ去れ、悲しみの影よ』 BWV 202 より
20. 合唱 「苦しみの日々を」 - カンタータ 『主よ、われは汝を求む』 BWV 150 より
アンナ・プロハスカ (S)
ラウテン・カンパニー (古楽器使用)
ヴォルフガング・カチュナー(指)
スザンヌ・ラングナー (A)、
クリスティアン・ポーラース (T)、
カーステン・ミュラー (Bs)

録音:2020年6月 キリスト教会、
オーバーシェーネヴァイデ、ベルリン
「この困難の時、音楽に人を癒すことが出来るだろうか?」―――世界がコロナ禍に見舞われる中、アンナ・プロハスカ、ヴォルフガング・カチュ ナーとラウテン・カンパニーは、こんな時だからこそ人々に癒しと力を与える音楽を共に創り出そうと、アルバム『救済』の制作に乗り出しました。 原題はイエスが自らの死という代償によって人々の罪の対価を払った…という意味のキリスト教用語ですが、それがコロナ渦により活動自粛を 余儀なくされた時期を「代償」として、この宗教音楽アルバム制作期間が確保できたことの暗示になっています。収録曲はバッハのカンタータか らのアリアを中心に、人々の不安、キリストの自己犠牲などをテーマとし、最後は「苦しみの日々を 主は喜びに変えたもう」と救いが歌われて います。プロハスカのソプラノ独唱のほか、合唱曲はアルト、テノール、バスが参加して1パート1人の計4人で歌われ、作品によっては器楽のみ の編成に編曲のうえ収録。後に『マタイ受難曲』で重要なコラールの旋律となるトラック3や、トラック5などの有名曲も収録し、さらには、いつ だってユーモアのセンスを忘れないという姿勢も大切にされています。2020年の世界が生んだ象徴的なアルバムといえる注目作です。
ALPHA
ALPHA-628(1CD)
バリトンとエレキ・ギターによるフランス歌曲
フォーレ: この世では Op. 8-3
 ゆりかご Op. 23-1/愛の歌 Op. 27-1
 ひそやかに Op. 58-2
 プーランク:最後の詩〜葉書
フォーレ:5月 Op. 1-2
 牢獄 Op. 83-1/憂鬱 Op. 51-3
プーランク:みやびな宴
ドビュッシー:君の顔をみて私はおののく
噴水
フォーレ:永遠に Op. 21-2
 秘密 Op. 23-3
プーランク:マズルカ
フォーレ:祈り (インストゥルメンタル)
ローラン・ナウリ (Br)
フレデリク・ロワゾー (エレキ・ギター)

録音:2019年6月27-29日スタジオ・ラ・ビュイゾンヌ、ペルヌ=レ=フォンテーヌ、フランス
フランス・オペラの大御所にして、バロック作品も評価の高いローラン・ナウリによる、フォーレを中心としたフランス近代歌曲集、ですが、伴奏を 務めるのはジャズ・ギタリストのフレデリク・ロワゾーという、風変わりなアルバムです。彼らのアレンジはジャズのイディオムこそ積極的に用いられて はいませんが、譜面を起こすようなきっちりとしたものではなく、即興的な要素を多分に含んでおり、これらの歌曲が潜在的に持っている、ポップ スのような自由さを上手く引き出しています。ナウリは決して朗々と歌わず、またロワゾーのエレキ・ギターも終始柔らかく、アルバムのタイトルど おり囁くような音作りで、優しいシャンソンを聴く雰囲気に包み込まれるアルバムです。ナウリは見事な口笛も披露。

Capriccio
C-5423(1CD)
NX-B05
エゴン・ヴェレシュ(1885-1974):カルト・ドラマ「囚人の犠牲」 Op.40(1926)-ダンサー、独唱者と合唱のための 司令官…ヴォルフガング・コッホ(Br)
王子の盾持ち…ロバート・ブルックス(T)
評議会の長老…イヴァン・ウルバス(Bs)
ヘスン・ファン(S)
パトリツィア・デウェイ(A)
フリードリヒ・ツェルハ(指)
ウィーン・コンツェルトcho
ウィーンRSO

録音:1995年3月24日 ライヴ(ウィーン、コンツェルトハウス)
世界初録音
ウィーン出身のエゴン・ヴェレシュ(1885-1974)は、ウィーン大学でグイド・アドラーに音楽学を学び、個人的 にシェーンベルクから対位法を学んだ作曲家。1922年に国際現代音楽協会の設立メンバーになり、1929 年からはウィーン大学の音楽学の員外教授になるものの、ユダヤ人であったため、1938年にナチス・ドイツの 迫害を避けイギリスへ亡命。その後は1974年に亡くなるまでオックスフォードで教育家として活躍しました。こ の「囚人の犠牲」は彼の活動の絶頂期に書かれた音楽劇。グアテマラのバハ・ベラパス県ラビナルに伝わるア チ・マヤ族の音楽をともなう仮面舞踊劇「ラビナル・アチ」をドイツの作家シュトゥッケンが忠実に現代の言葉に 編集した「囚人の犠牲」(1913)に基づいており、内容はラビナル族に侵略を試みたキチェ族の王子が捉えら れ、生贄となるまでが描かれた悲劇です。ここに付けられたヴェレシュの緊迫感溢れる音楽を指揮したのは、 ベルクの「ルル」の補筆完成を行ったフリードリヒ・ツェルハ。新ウィーン楽派を愛する彼ならではの見事な音作 りが聴きどころです。

ONDINE
ODE-1363(1CD)
NX-B04
トヌ・クルヴィッツ(1969-):You Are Light and Morning あなたは光と朝(2019)
合唱と弦楽のために
マリアンヌ・パルナ(A)
レホ・カリン(Vc)
ヘレ=マル・レーゴ(S)
マーリャ・ヘルスタイン(A)
ラウル・ミクソン(T)
オット・カスク(Bs)
リスト・ヨースト(指)
エストニア・フィルハーモニー室内cho
タリン室内O

録音:2019年6月18-21日ハウス・オブ・ザ・ブラックヘッズ・ホール、ダリン、エストニア
世界初録音
現代エストニアを代表する作曲家クルヴィッツ(1969-)の最新作の一つ「あなたは光と朝」。20世紀イタリア の作家チェザーレ・パヴェーレの詩に基づいたこの合唱曲は、神秘的で美しい旋律を持つ印象的な作品。リ スト・ヨーストとエストニア・フィルハーモニー室内合唱団、タリン室内Oによる2019年6月の初演時に は「クルヴィッツの最大の業績」と大絶賛されました。演奏しているエストニア・フィルハーモニー室内合唱団 は、1981年にトヌ・カリュステが設立した声楽アンサンブル。グレゴリオ聖歌から現代作品まで幅広いレパート リーを持ち、2001年から2008年までポール・ヒリヤーが芸術監督と首席指揮者を務め、現在はカスパルス・ プトニンシュが芸術監督を務めています。

SWR music
SWR-19094CD(1CD)
NX-B06
『クリスマス・キャロル』 クリスマスにまつわる名曲集
1. ボリス・オード(1897-1961):囚われのアダムは横たわり
2. ロバート・パーソンズ(1530-1570):アヴェ・マリア
3. ブリテン(1913-1976):聖母讃歌
4. ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):汚れなきバラ
5. エドガー・ペットマン(1866-1943):天使ガブリエル
6. ピーター・ウィッシュハート(1921-1984): アレルヤ、新たな使命が
7. レイフ・ヴォーン・ウイリアムズ(1872-1958): 天から送られた真実
8. オーランド・ギボンズ(1583-1625):ダヴィデの子にホザンナ
9. 作者不詳(16世紀):おやすみ、小さな可愛い子
10. ジョン・タヴァナー(1944-2013):神の子羊
11. ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941): 柊とつた
12. トマス・レイヴンズクロフト(1582-1635): 心せよ、ああ、世の人よ
13. エリザベス・ポストン(1905-1987):林檎の木なるイエス・キリスト
14. ウィリアム・バード(1543-1623):今日、キリストが生まれたまいぬ
15. ハウエルズ:子守歌を歌って
16. デイヴィッド・ウィルコックス(1919-2015): 明日は私が踊りましょう
17. トーマス・アデス(1971-):フェアファックス・キャロル
18. グスターヴ・ホルスト(1874-1934):わびしき真冬に
19. チャールズ・ウッド(1866-1926):ディンドン空高く
マーカス・クリード(指)
SWRヴォーカル・アンサンブル

録音:2018年11月26-29日南西ドイツ放送フンクスタジオ、シュトゥットガルト
SWRヴォーカル・アンサンブルと、17年間務めたその音楽監督の座を2020年で去るマーカス・クリードによるクリスマス・キャロル。ルネサンスか ら現代まで幅広い年代から名曲ばかりを収めており、様々な層の音楽ファン、合唱ファンに喜んでいただける内容となっています。クリードとアン サンブルの篤い信頼が生んだ、美しいハーモニーをお楽しみいただけます。『世界の合唱作品』9枚組(SWR19100CD)も好評発売中。

Orchid Classics
ORC-100144(1CD)
NX-B03
リチャード・パンチェフの音楽集 第1集/合唱作品集
1. Veni Sancte Spiritus 聖霊来たりたまえ
2. What shall we offer Thee? 何を差し出せば?
3. Magnificat (Aedes Christi) マニフィカト
4. Nunc dimittis (Aedes Christi) ヌンク・ディミティス
Four Poems of Stephen Crane スティーヴン・クレインの4つの詩
5. I A man went before a strange God 奇妙な神の前に行った男
6. II The livid lightnings flashed in the clouds 稲妻が雲の間に閃いた
7. III In heaven 天国にて
8. IV I met a seer 私は予見者に逢った
9. King Henry VIII’s Apologia ヘンリー8世の弁明文
10. Creator of the starry height 星空の救世主
11. The Covenant 契約
12. Magnificat (St. Paul’s Service) マニフィカト
13. Nunc dimittis (St. Paul’s Service) ヌンク・ディミティス
14. Turn again then unto thy rest 再びあなたの休息に
15. Spirit of Mercy 慈悲の精神
マイケル・ウォルドロン(指)
ロンドン・コーラル・シンフォニア
マシュー・フレッチャー(P)
ジェレミー・コール(Org)

録音:2015年1月6-9日
英国の作曲家リチャード・パンチェフ。彼の合唱作品は英国宗教音楽の伝統を継承するものとして国際的に 高い評価を得ています。彼はノース・ヨークシャーのリポン大聖堂の聖歌隊指揮者として活動を始めるととも に、ブリテンから作曲の指導を受け、その後、オックスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジ でサイモン・プレストンとフランシス・グレアに学び、卒業しています。彼の名を高めたのは、1996年に作曲され た、オックスフォード大学クライスト・チャーチ合唱団の創立450年を記念の委嘱作「ヘンリー8世の弁明文」 で、この作品は作曲家ピーター・マクスウェル・デイヴィスの生誕80周年記念の祝賀会でも演奏されました。 2015年のこのアルバムは、彼の良き理解者であるマイケル・ウォルドロンと、ロンドン・コーラル・シンフォニアに よる演奏を収録したもの。伝統に裏打ちされながらも、他の合唱作品とは一線を画す個性的なパンチェフの 個性を、ウォルドロンは余すことなく表現しています。

CD ACCORD
ACD-272(1CD)
NX-D01
ジェレンスキ:聖体拝領と通年の拝領唱
1. Ecce Virgo concipiet 見よ、聖処女がみごもり
2. Magnificat マニフィカト
3. Deus firmavit orbem terrae 神は世界を堅く据えられ
4. Viderunt omnes fines terrae 神の救いを見た
5. Vox in Rama ラ−マの声
6. Vidimus stellam eius 彼の星を見た
7. Responsum accepit Simeon
シメオンは返事を受け取った
8. Fantasia a tre 3声のファンタジア
9. In monte Oliveti オリーヴ山(モテット)
10. Salve festa dies めでたし、この祝日
11. Mitte manum tuam あなたの手をここに置き
12. Ascendit Deus 神は天に昇りたまえり
13. Spiritus Sanctus docebit vos
聖霊が教えてくれるだろう
14. Video caelos apertos 天国が開かれたのを見る
15. Benedictus sit Deus Pater 父なる神に祝福される
アンジェイ・コセンジャク(指)
ヴロツワフ・バロック・アンサンブル
アルドーナ・バルトニク(S)…2-6,9-10,12-15
アレクサンドラ・トゥラルスカ(S)…1-3,6,9-10,12-13,15
ピオトル・オーレヒ(C.T)…2-4,6-7,10,15
バルト・ウヴィン(C.T)…2-3,5-6,9-10,13,15
ピオトル・ウィコフスキ(C.T)…2-3,12,15
マシェイ・ゴスマン(T)…2-5,10,12,15
ベンヤミン・グラウビッツ(T)…2-3,10,12,15
フローリアン・クレーマー(T)…2-3,9,13,15
トマーシュ・クラール(Bs)…2-6,10,12,15
イェジー・ブトリン(バス=バリトン)…2-3,9,12,15
ヤロミール・ノセク(Bs)…1-3,6,10,13,15
シュチェパン・ノヴァーク(Bs)…2-3,12,15

録音:2019年9月16-19日
ポーランドを代表する古楽系指揮者コセンジャク。彼は知られざるポーランドのバロックとルネサンスの音楽を 次々と発掘し、その美しい響きを現代に蘇らせています。 今回、彼が取り上げたのは16世紀から17世紀にかけてポーランドで活躍した作曲家、オルガニストのミコワイ・ ジェレンスキの聖体拝領のための作品集。コセンジャクはジェレンスキの残存する113の作品の中から、イエス・ キリストの到来から救世主となるまでの部分を注意深く選択し、12声部によるアンサンブルと、チェンバロ、ハー プ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ、ドゥルチアンの合奏で演奏。いくつかの曲は通常用いられる単旋律の聖 歌ではなく、ポーランド民謡に由来しているのが特徴です。また「女声を用いない」という当時の教会音楽慣習 にあえて反し、女性のソプラノを含む美しく甘い響きが魅惑的な仕上りとなっています。
CD ACCORD
ACD-265(1CD)
NX-B05
モニューシュコ(1819-1872):合唱作品集
1. Krakowiaczek クラコーヴィアチェク
2. Chochlik ホフリク
3. Kum i kuma クム・イ・クマ
4. Kozak コザック
5. Prz??niczka 糸を紡ぐ娘
6. Dziad i baba 祖父と祖母
7. Sonety krymskie クリミアのソネット
8. Verbum nobile 「貴族の言葉」:
Jak lilija, co rozwija 広がるユリのように
9. Halka 「ハルカ」-第4幕 Modlitwa w ko?cio?ku
10. Halka 「ハルカ」-第4幕 Szumi? jod?y na gor szczycie
11. Straszny dwor 「幽霊屋敷」-第2幕 Spod igie?ek kwiaty rosn?
12. Straszny dwor 「幽霊屋敷」-第3幕 Ten zegar stary
13. Straszny dwor 「幽霊屋敷」-第4幕 Mazurka
パウリーナ・ボレチコ=ウィルチンスカ(S)…5,6,9,10,11-13
アレクサンドラ・ソスナ(A)…6,11-13
セバスティアン・マフ(T)…5,9,10,11-13
イェジー・ブトリン(Bs)…6,11-13
コラール・アカデミー・プロジェクトcho - シンギング・ポーラン

NFMレオポルディヌムO
アグニェスカ・フランコフ=ゼラズニー(指)

録音:2018年6月27-29日
モニューシュコは19世紀を代表するポーランドの作曲家の一人。決してオペラを作曲しなかったショパンとは違 い、彼はポーランド語を巧みに用いたオペラと声楽曲で知られており、なかでも伝承物語を題材にした「ハルカ」 や「パリア」はポーランドの国民的作品として広く愛されています。 このアルバムは、彼が書いた300曲ほどの歌劇、声楽曲の中から、美しい旋律を持つ合唱曲を集めたもの。 可憐な有節歌曲から、壮大な叙事詩、オペラの中の合唱曲など様々な作品が収録されています。

LAWO Classics
LWC-1197(1CD)
シューマン:歌曲集
くるみの木 Op.25 no.3*
歌曲集 「女の愛と生涯」 Op.42*−あの人に会ってからは、彼, 誰よりも立派な人、私にはわからない, 信じられない、この指にはめた指輪よ、手伝って, 妹たち、やさしい人, あなたの眼差しは、この心, この胸に、今, あなたは初めて私を悲しませた
はすの花 Op.25 no.7*
歌曲集 「リーダークライス」 Op.24**−毎朝, 私は起きると、私は, いらだって、私は木陰をさまよった、いとしい人, わが心に君の手を、わが悲しみの美しいゆりかご、待て, あらくれ船乗りよ、山々と城が見下ろしている、私は最初, ほとんど生きる気をなくして、ミルテとばらの花をもって/献呈 Op.25 no.1*
歌曲集 「メアリー・スチュアートの詩」 Op.135*−フランスとの別れ、息子の誕生の後に、エリザベス女王に寄せて、この世への別れ、祈り
君は花のごとく Op.25 no.24
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)*、
ヨハンネス・ヴァイセル(Br)**、
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)

録音:2018年5月24日、11月15日−16日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
ロベルト・シューマンは、クララ・ヴィークと結婚した1840年、数多くの美しい歌曲を作りました。ハイネの詩による 「リーダークライス(歌曲集)」(Op.24)と「詩人の恋」、リュッケルト、モーゼルやハイネたちの26の詩に作曲した 「ミルテの花」(Op.25)、ケルナーの 「12の詩」、アイヒェンドルフの詩による「リーダークライス」(Op.39)、シャミッソーの詩による「女の愛と生涯」など、、彼の代表作とされる曲集が書かれ、シューマンの「歌の年」と呼ばれています。1840年の作品と、エリザベス一世と対立したスコットランドの女王メアリーが死を待つ日々に綴った詩のドイツ語訳をテクストとする1852年の「メアリー・スチュアートの詩」 の歌われる新しいアルバム。
メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン(キーラント)(b.1975)は、ヨーロッパを代表する歌手としての地位を確立、グリーグ(LWC-1059)、モーツァルト(LWC-1111)、マーラー(LWC-1157)といった LAWO Classics のアルバムをはじめ、50を超す数のアルバムを録音してきました。「リーダークライス」を歌うバリトンのヨハンネス・ヴァイセル(b.1980) は、ルネ・ヤーコブスの録音したモーツァルトの 「ドン・ジョヴァンニ」 でタイトル・ロールに起用され、グリーグの「ペール・ギュント」(Chandos CHSA5367)と歌曲集(Simax PSC1310)、ストーレ・クライベルグの「現代人のためのミサ曲」(2L136SABD)、ベートーヴェンの歌劇「レオノーレ」(Harmonia Mundi HMM902414)など、高い評価と人気のアルバムに参加しています。ピアニストのニルス・アンデシュ・モッテンセン(b.1971)は、アルヴィド・エンゲゴールと共演した「ヴァイオリン・ソナタ」(LWC-1110)とエンゲゴール四重奏団との 「ピアノ五重奏曲」 「ピアノ四重奏曲」 (LWC-1189)につづくシューマン作品の録音。シェラン、ヴァイセルと同様、シューマンの音楽に欠かせない洞察、情感と美しさをもった音楽家による演奏です。

Ars Produktion
ARS-38564(2CD)
ヨーゼフ・ヴォルフラム(1789-1839):歌曲全集(世界初録音)
6つの新しい歌、4つの歌、6つのドイツの歌、
6つのセルビア民謡、パテンの贈り物、
4つの歌、3つの歌、父の家、バラの死、理由
ヨハネス・クリューサー(T)、アンネリ・プフェッファー(S)、トマシュ・スプルニー(フォルテピアノ)、マルティン・ブルクハルト(バロック・チェロ))

録音:2016年10月
音楽と政治、両方の分野で優れた仕事を残したヨーゼフ・ヴォルフラム(1789-1839)の歌曲全集。ボヘミア出身のヴォルフラムは、幼いころから並外れた音楽の才能を発揮し、レオポルト・コジェルフの従兄ヤン・コジェルフについて学びました。一方、プラハの大学では法律を学び、各地で地方裁判所の法律顧問や、地方自治体の行政官を務めたのち、最終的にはテプリツェの市長に選出され、1839年に亡くなるまでそこで過ごしました。テプリツェでは著名な芸術家や政治家と交流し、政治的・文化的な発展に貢献したといいます。(プラハの北西約90キロに位置するテプリツェは当時最も重要な温泉街のひとつで、ゲーテやベートーヴェンが訪れた際のエピソードでも有名です。)
本アルバムの収録曲は、生前に出版された8つの歌曲集と、手稿の形で保存されていた2つの歌曲で構成されており、すべて世界初録音です。それぞれの作品からはハイドンやモーツァルト、シュポア、ウェーバー、シューベルトらが活躍した時代の空気、古典派からロマン派へ移り変わっていく様子が感じられます。伴奏には1826/27年製のグラーフのピアノが用いられており、雰囲気たっぷり。「3つの歌」ではバロック・チェロ(1675年製カッシーニ)も参加します。

CORO
COR-16180(1CD)
ヘンデル:オラトリオと歌劇からの合唱曲集
呼び起こせ、豊かなラッパの響きを(ペリシテ人の合唱)[サムソン HWV 57、第1幕 第1場]/汝らの声を合わせて[アレグザンダーの饗宴 HWV 75、第2部 ー 追加の合唱]/ようこそ、ようこそ、強大な王よ!(イスラエル人たちの合唱)[サウル HWV 53 第1幕 第3場]/哀れな恋人たち![エイシスとガラテア HWV 49 第2幕]/汝らイスラエルの息子たちよ、悲しめ II[エステル HWV 50a、第1幕 第3場]/小羊こそふさわしけれ[メサイア HWV 56、第3部]/彼は雨にかえて、雹を彼らに与え[エジプトのイスラエル人 HWV 54 第1部]/雷で武装した偉大な神よ、立ち上がれ(イスラエル人たちの合唱)[サムソン 第3幕 第1場]/おお神よ、われらの苦悩をご覧ください(イスラエル人たちの合唱)[イェフタ HWV 70、第1幕 第4場]/彼はエジプトのすべてのういご〔初子〕を撃ち[エジプトのイスラエル人 第1部]/あなたの名は何とすばらしいことか(イスラエル人たちの合唱)[サウル 第1幕 第1場:ゴリアテ〔巨人戦士〕とペリシテ人に勝利した際の勝利の歌]/彼はレヴィの息子たちを清め[メサイア 第1部]/聞きたまえ、ヤコブの神エホヴァよ、聞きたまえ!(イスラエル人たちの合唱)[サムソン 第2幕 第4場]/汝ギレアデの家よ、声をそろえて(イスラエル人たちの合唱)[イェフタ 第3幕 第2場]/ハレルヤ![メサイア 第2部]/主がわれらの敵を退治された[エステル 第3幕 第2場]/私は主に向かって歌おう[エジプトのイスラエル人 第2部]/そして星の煌めく御座のまわりに(イスラエル人たちの合唱)[サムソン 第1幕 第3場]/多くの人々が大喝采で空をつんざく(I)[アレグザンダーの饗宴 第1部]/剣を腰に着けよ、力強い男よ(イスラエル人たちの合唱)[サウル 第3幕 第5場:サウルとヨナタン〔サウルの息子〕の死に際しての哀歌]/かくして主の栄光が現れるだろう[メサイア 第1部]/輝けるセラピムたちを(イスラエル人たちの合唱)[サムソン 第3幕 第3場]/彼こそ私の神[エジプトのイスラエル人 第2部]/アーメン[メサイア 第3部]
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:1990年〜2018年
1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けてきた合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。自主レーベルCORO(コーロ)に録音し、数々の賞を受賞してきたヘンデルの輝かしきバック・カタログから、オラトリオと歌劇の合唱部分を選りすぐって集めたスペシャル・コンピレーション・アルバムが登場。
「メサイア」(COR16062)からの「ハレルヤ・コーラス」はもちろんのこと、「サウル」(COR16103)、「イェフタ」(COR16121)、「アレグザンダーの饗宴」(COR16028)、「エジプトのイスラエル人」(COR16011)、「サムソン」(COR16008)、「エイシスとガラテア」(COR16169)」など、歴代の名アルバムからの素晴らしきコーラスを集め、合唱作品に対するヘンデルの天才的な才能に改めて光を当てています。

PASCHENrecords
PR-200060(1CD)
メゾ・ソプラノとギターによる夜をテーマにした歌曲集
ドビュッシー:歌曲集(ロマンス/角笛の音/生け垣の列/アンジェラスの鐘/美しき夕暮れ)
グラナドス:昔風のスペインの歌曲集
シューベルト:歌曲集(月に寄せて/夜の歌/夜/悲しみの喜び/夜咲きすみれ/夜の小品/流れのほとりで)
ファリャ:7つのスペイン民謡
デュオ・アマリス〔ユリア・シュピース(Ms)、ジェシー・フラワーズ(G)〕

録音:2019年5月
秋の柔らかなため息から子守歌、スペイン人の恋人の嫉妬心まで、夜の月明かりに映る深い感情のすべてが反映された、メゾ・ソプラノとギターによる歌曲集。なんといってもピアノではなく、ギターで伴奏されているのがポイントです。シューベルトは旅行中の作曲にギターを使用していましたし、スペインの偉大な作曲家であるグラナドスやファリャの作品には常に民族楽器であるギターの影響が反映されているため、これらの編曲は全く自然に聞こえます。民族音楽と芸術音楽の間を行くドビュッシーのメロディも、ギターで伴奏するのに最適な作品といえるでしょう。

Pentatone
PTC-5186853(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(1742年ダブリン版) ジュリア・ドイル(S)、
ティム・ミード(C.T)、
トマス・ホッブス(T)、
ロデリック・ウィリアムズ(Bs)
ベルリンRIAS室内cho、
ベルリン古楽アカデミー、
ジャスティン・ドイル(指)

録音:2020年1月イエス・キリスト教会、ダーレム(ベルリン)
PENTATONEレーベルより積極的なリリースが続いている名人集団ベルリン古楽アカデミー。当アルバムは待望のヘンデル「メサイア」です!
ヘンデルは、友人チャールズ・ジェネンズの台本に触発されたことにより、1741年8月22日から9月14日のわずか3週間ほどで3部構成の「メサイア」 を書き上げ、翌1742年4月13日にダブリンで初演され大成功をおさめています。その後、ヘンデルは改訂、再演を重ね、現在使用されている楽譜にはい くつかの版が存在しますが、ベルリン古楽アカデミーは1742年のダブリン初演版にて録音しました。ヘンデルの最も有名な作品であるだけでなく、イギリ スの合唱文化の礎となったこの名作のソリストには迎えたのはソプラノのジュリア・ドイル、カウンターテナーのティム・ミード、テノールのトマス・ホッブス、 そしてバスのロデリック・ウィリアムズとすべてイギリス出身の名唱が揃いました。豪華なソリスト陣のもと、ベルリンRIAS室内合唱団による合唱、そして 2017/18シーズンから同団の音楽監督を務めているジャスティン・ドイルによる指揮であることも注目。ベルリン古楽アカデミーが近年集中的に録音活動し ているヘンデルの「メサイア」、大注目です! (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0035(1SACD)
ブルックナー:合唱曲集
応唱「見よ大いなる司祭たちを」WAB 13 (1885)
ミサ曲第2番ホ短調 WAB 27 (1882)
交唱「マリアよ、あなたはことごとく美しく」WAB 46 (1878)
昇階唱「エッサイの若枝は花開き」 WAB 52 (1885)
昇階唱「この所は神により作られた」 WAB 23 (1869)
「アヴェ・マリア」 WAB 6 (1861)
昇階唱「キリストは従順であられた」 WAB 11 (1884)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
ヘンリー・ウェブスデール&ドナル・マッカン(オルガン奨学生)
サー・スティーヴン・クレオベリー(指)

録音:2019年3, 6月、キングズ・カレッジ・チャペル
名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団による、ブルックナーの宗教声楽作品の登場。サー・スティーヴン・クレオベリーの死の数ヶ月前に録音さ れました。クレオベリーは、このプログラムをキングズ・カレッジとの録音の最後のアルバムとして選んでおり、クレオベリーと合唱団双方の間に漂う緊張感 もまた心地よい演奏となっています。ブルックナーの宗教的声楽曲は約60曲、これは全作品のおよそ5分の2にあたる数です。7声による「アヴェ・マリア」 WAB 6はブルックナーの初期の傑作で、無伴奏宗教作品の代表作として広く親しまれています。ミサ曲 ホ短調は、リンツの新大聖堂の奉納礼拝堂の献堂式 のために書かれたもので8声と管楽器のために書かれており、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの面々が参加しての壮麗な演 奏となっております。

BIS
BISSA-2551(2SACD)
バッハ:「ヨハネ受難曲」(1739/49版) ジェイムズ・ギルクリスト(エヴァンゲリスト)
ハナ・ブラシコヴァ(S)
ダミアン・ギヨン(A)
ザッカリー・ワイルダー(T)
クリスティアン・イムラー(バス/イエス)
松井亜希(ソプラノ/召使の女)
谷口洋介(テノール/下役)
浦野智行(バス/ペトロ)
渡辺祐介(バス/ピラト)
バッハ・コレギウム・ジャパン、寺神戸亮(コンサートマスター)
鈴木優人(Cemb)、鈴木雅明(指)

録音:2020年3月14-17日/ケルン・フィルハーモニー大ホール
2020年3月、バッハ・コレギウム・ジャパンは創立30周年の一環でヨーロッパ・ツアーを全11公演の日程で予定していましたが、 新型コロナウイルスが急激に蔓延したために8公演がキャンセルとなってしまいました。しかしツアー予定最後に数日滞在していたケルンにおいて、ヨハネ受 難曲の録音とライブ・ストリーミングが実現しました。 録音はケルン・フィルハーモニー大ホールにてセッションで行われました。苦難な状況下の中で実現したこの記録は、BCJが世界に発信する2020年最 大の注目盤がリリースといえます。奇しくも創立30周年を迎えたBCJが全身全霊を尽くした録音となりました。
演奏のすばらしさはもちろんのこと、名録音技師マルティン・ザウアーによる録音であることも注目。また、レコーディング・コーディネーターはBCJの 首席指揮者鈴木優人がつとめております。

CD録音セッションは、ライブ・ストリーミングの前後一両日、ヨーロッパの各国が順次国境を閉鎖しフライトも次々のキャンセルされていく、大変緊張した 雰囲気の中で行われました。ホテルのカフェやレストランも徐々に営業場所を狭めていき、最終日には、ついに警察官がホールに現れ、直ちに立ち退いて建 物を閉鎖するよう求められました。しかし幸い、その警察官もBCJの演奏を聞いて下さっていたことから私たちの活動を理解してくださり、1時間だけ猶予 が与えられたのでようやく最後まで収録することができたのです。 皮肉なことに、ヨハネ受難曲は、このような緊迫した雰囲気の中で演奏するのに誠に相応しい受難曲と言わざるを得ません。イエス・キリストの逮捕と処刑 という緊迫した物語を、マタイ受難曲より遙かに劇的に映し出したこの音楽は、私たちが今回経験した大きな苦難に際し、この世に生きることの意味を、改 めて考え直すことを私たちに迫るかのようです。 バッハ・コレギウム・ジャパン 音楽監督 鈴木雅明 【バッハ・コレギウム・ジャパン公式ホームページより】

ALPHA
ALPHA-567(2CD)
NX-D07

NYCX-10168(2CD)
国内盤仕様
税込定価
ハイドン:オラトリオ『天地創造』 アンナ・ルツィア・リヒター(S)
マクシミリアン・シュミット(T)
フローリアン・ベッシュ(Br)
ジョヴァンニ・アントニーニsi
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用/弦楽編成6/6/4/4/2)
バイエルン放送cho

録音:2019年5月8-11日 ヘルクレスザール、ミュンヘン
【国内盤】日本語解説、歌詞日本語訳(新訳)付き
かつて古楽器演奏への適応が一足遅れたイタリアで、本場のヴィヴァルディを独特のクセと味わいをもって聴かせる団体として登場し、一気に 「イタリアに古楽シーンあり」を印象づけた実力派集団イル・ジャルディーノ・アルモニコ。その音楽監督ジョヴァンニ・アントニーニは、近年ますま す古典派への取り組みをみせ、バロック演奏の経験値あればこその周到なハイドン交響曲全曲録音シリーズ(HAYDN 2032)をAlpha レーベルで進行中。そのさなかに突如、同シリーズの番外編のようなかたちで、ハイドン晩期の傑作『天地創造』の全曲録音が登場します。 ハイドン本来の驚くほどのウィットや、型破りな音使いの妙を表現するのに長けたアントニーニだけに、このリリースは聴き逃せません。 『天地創造』はハイドンが100曲以上におよぶ交響曲を全て作曲した後、ロンドン渡航を終えて戻ったウィーンで1798年に披露した大作オ ラトリオ。後続の『四季』とともに、ヘンデル作品が根強い人気を保っていた英国での経験もふまえて仕上げられた充実の音作りで、交響曲 で培った管弦楽作法の魅力もぞんぶんに発揮されており、圧巻の聴きごたえとなっています。アントニーニは作品の隅々まで意識を向け、単 に鋭角的な音作りでインパクトを狙うことなく、よく考えられたテンポ設定とアゴーギグでじっくり作品美を炙り出してゆきます。通奏低音はフォ ルテピアノではなくチェンバロを使用。宗教曲演奏に定評ある独唱者3人の立ちまわりも実に堂に入ったものがあり、総じて聴くほどに旨みが 滲み出る演奏解釈に仕上がっています。交響曲録音シリーズと併せ、ハイドンの真価に改めて気づかされる新録音です。

H.M.F
HMN-916114(1CD)
シューマン:Stille Liebe(ひそやかな愛)
悲劇〔1. 私と一緒に逃げて 2. 春の夜に霜が下りて〕(ロマンスとバラード第4集 op.64より第3曲)
ベルシャザル op.57
12の詩 op.35
ライオンの花嫁(3つの歌 op.31より第1曲)
二人の擲弾兵(ロマンスとバラード第2集 op.49より第1曲)
憎みあう兄弟(ロマンスとバラード第2集 op.49より第2曲)
5つのリート op.40
サミュエル・ハッセルホルン(Br)、
ヨーゼフ・ミドルトン(P)

録音:2019年7月、フランス
バリトンのサミュエル・ハッセルホルンは、2018年エリザベート王妃音楽コンクール声楽部門で第1位に輝き、ウィーン国立歌劇場のアンサンブルのメンバー として、時にベルコーレ(愛の妙薬)やフィガロ(フィガロの結婚)の役割も与えられるなど、活躍していました。ヨーロッパやアメリカの歌劇場で活躍する ほか、リート歌手としても頭角を現しており、ウィグモア・ホールでも既にデビューを果たしております。1990年生まれながら、すでに貫録たっぷり、そし てハリと清潔感、知性あふれる歌声が魅力です。ピアノのヨーゼフ・ミドルトンは、声楽のピアニストとして引っ張りだこの存在で、王立音楽院で教授も務め ています。今回ハッセルホルンが取り上げたのはシューマン。詩を聴いていて今後の展開がどうなるのかと思わず耳をそばだててしまうような内容の歌曲がな らびます。ハッセルホルンの抜群の歌唱力と描写力、そしてその世界をミドルトンが見事にふくらませています。 (Ki)

Hanssler
98-311(1CD)
ペンデレツキ:クレド ユリアーネ・バンゼ(S)、ミラグロ・ヴァルガス、マリエッタ・シンプソン(Ms)、トーマス・ランドル(T)、トーマス・クヴァストホフ(Bs)
ヘルムート・リリング(指)
オレゴン・バッハ祝祭O&cho

録音:1998年7月11日/ユージーン(オレゴン、アメリカ)世界初演時の演奏
2020年3月に逝去されたペンデレツキ。1998年にリリースされたリリングの指揮による「クレド」世界初演時ライヴCDが再発売となります。
アメリカ・オレゴン州で行なわれるオレゴン・バッハ音楽祭のために、1996年、シュトゥットガルトの国際バッハアカデミーとオレゴンの音楽祭からの委 嘱で作曲され、リリングの指揮で1998年7月11日に初演され話題となりました。以後世界中の団体により演奏される現代の名宗教曲となっています。
ペンデレツキといえば「広島の犠牲者に捧げる哀歌」に代表されるトーン・クラスターを駆使した「ゲンダイオンガク」のイメージが強いですが、この「ク レド」は同じ作曲者とは思えぬメロディアスでロマンテッィクとさえいえる作風によります、

MSR
MS-1657(1CD)
「巡礼」〜合唱音楽の旅
伝承曲:川に下りて祈る
伝承曲:見知らぬ人
パレストリーナ(1525-94):鹿のように
ハワード・ハンソン:中世の祈り人
ハーバート・ハウエルズ:レクイエム
スティーヴン・パウルス:ピルグリムの讃美歌
バロン・ブレランド(指)
レゾナンス(混声合唱)

録音:2017年
古今東西の宗教合唱曲を集めた一枚。伝承曲「川に下りて祈る」「見知らぬ人」は黒人霊 歌。ハンソンは20世紀アメリカの作曲家。ハワードはヴォーン・ウィリアムスらと同時代のイギリス の作曲家。レクイエムは彼の代表作のひとつで美しいハーモニーと旋律が印象的。
MSR
MS-1754(1CD)
ダナエ・ヴラッセ:ピアノ曲と歌曲集
●歌曲〜(接吻、明日の明け方に、バーバラ、翌日、海、月の夢、ヴェルレーヌのセレナード*)
●ピアノ曲〜夜想曲「ネルソンのために」
幻想曲第2 番「白鳥の歌」
ヒラ・プリットマン(S)
サンジータ・カウアー(S)
ロバート・ティーズ(P)
ダナエ・ヴラッセ(P)
ジョン・ウォルツ(Vc)*

録音:2018年
自ら詩も書くダナエ・ブラッセ(生年不詳)は歌曲の作曲を得意としており、このディスクには シャンソン風(歌詞もフランス語)のお洒落な歌が収められています。ピアノ曲はフォーレ風の穏や かで美しい作品。

NAXOS/映像作品
NAXOS-2.110669
(DVD)
NX-C05


NBD-0116V(Bluray)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス

全曲演奏映像+ドキュメンタリー

ウリ・アウミュラーによるドキュメンタリー映像「心から出で 再び心へ 還らんことを」
ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 Op.123
フリーダー・ベルニウス(指)
シュトゥットガルト室内合唱団&シュトゥットガルト・ホーフカペレ

収録 2018年10月16,17日
アルピルスバッハ修道院 バーデン=ヴュルテンベルク
収録時間:60分(ドキュメンタリー)+71分(演奏)
ドイツ語歌唱
字幕(ドキュメンタリー):日本語・英語・ドイツ語・韓国語
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
1080i High Definition(Blu-ray)
音声:LPCM 2.0 (DVD、Blu-ray)
ドイツの合唱界をリードする指揮者フリーダー・ベルニウス。1968年に自らが設立したシュトゥットガルト室内 合唱団とともに様々な時代、様式の合唱曲の演奏で世界的な名声を獲得しています。 今回はベートーヴェン畢生の大作「荘厳ミサ曲」をアルピルスバッハ修道院付属の教会でセッション録音した ものを映像収録。緻密かつ大胆なアプローチにより、この作品の持つ教会音楽の枠を超えた表出力と普遍 性に迫る様子を、映像で目の当たりにすることができるでしょう。 ドキュメンタリーでは、モンテヴェルディ、シュッツ、バッハからメンデルスゾーンまで大規模な宗教音楽作品に半 世紀以上も取り組んで来たベルニウスが、この大作にあらためて挑む姿が描かれています。収録に際してあら ためて作品を研究し、その成果を演奏者たちに情熱を込めて伝えて演奏を仕上げていく様は、ベートーヴェ ンがスコアに記したモットー「心から出で 再び心へ 還らんことを」を体現しているかのようです。

ORFEO
C-994205(5CD)
NX-B07
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ〜リート・エディション 第3集
【Disc1】ラヴェル:歌曲集
暗く果てしない眠り(1895)
クレマン・マロの2つの風刺詩(1896-99)
博物誌(1906)
5つのギリシャ民謡(1904-06)
民謡集(1910)
ロンサールここに眠る(1923-24)
夢(1927)
ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ(1932-33)
【Disc2】ヒンデミット:歌曲集
6つのリート - 第2曲 落日(1935)
9つのイギリスの歌(抜粋)
 第6番:野の花の歌(1942)
 第3番:月(1942)
 第7番:あそこの沼地で歌おう(1942)
 第1番:「夏の名残りのバラ」を聴いて(1942)
6つのリート - 第3曲 昔と今(1935)
ブレンターノの詩による歌曲(1936)
4つのリート - 第3曲 個々ではなく、全ての(1933)
6つの歌 - 第4曲 朝(1935)
6つの歌 - 第5曲 断片(1933)
クラウディウスの詩による歌曲 -第2曲 死はそれ自体(1933)
6つの歌 - 第4曲 私はもう嘆かぬ(1933)
6つの歌 - 第1曲 讃歌(1933)
6つのリート - 第6曲 夕べの幻想(1933)
ウォルト・ホイットマンによる3つの賛歌 Op.14- 第2曲 おお今こそ立ち上がれ この沼地の中で(1919)
8つのリート Op.18 - 第5曲 おまえの前で私は目覚めた(1920)
陽は沈む(1939)
6つのリート - 第1曲 運命の女神たちに(1935)
【Disc3】フォルトナー(1907-1987):歌曲集
シェイクスピア歌曲集(1946)
献呈(1981)
告別(1981)
4つの歌(1933)
遺作歌曲集(抜粋)(1970-1979)
三行詩節集(1963)
【Disc4】ロイター(1900-1985):歌曲集
四季(1957)
ネリー・ザックスの詩による4つの歌(1972)
マリー・ルイーゼカシュニッツの詩による5つの歌(1972)
3つの詩 Op.56(1943)
エンペドクレスの3つのモノローグ(1966)
5つの歌 Op.58(1947)
室内音楽(1972)
【Disc5】アリベルト・ライマン(1936-): 歌曲集
秘めたる思い/光と闇
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)

【Disc1】
ハルトムート・ヘル(P)
録音:1983年3月11,12,14日

【Disc2】
アリベルト・ライマン(P)
録音:1984年2月15-17日

【Disc3】
ラルフ・ルーカス(バス=バリトン)
クリストファー・リンカーン(T)
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
アクセル・バウニ(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
アリベルト・ライマン(P)
録音:2006年4月2-3日、1997年11月19-20日、1996年7月23日、1986年10月23-25日

【Disc4】
ドリス・ソッフェル(Ms)
アクセル・バウニ(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
アリベルト・ライマン(P)
録音:2000年9月12-13日、1980年4月18日

【Disc5】
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
アリベルト・ライマン(P)
ケルビーニ四重奏団
録音:1988年12月19日、1989年9月14-17日
ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。 1947年ライプツィヒで最初のリサイタルを行い、その翌年にベルリン・ドイツ・オペラの バリトン歌手としてデビュー。伴奏ピアニストとして大きな名声を築いたジェラルド・ ムーアや、作曲家としても名高いアリベルト・ライマン、晩年には名手ハルトムート・ ヘルらと共演し、次々とアルバムをリリース。いずれも高い評価を得ました。 ORFEOレーベルにもライヴやセッションによる録音を数多く残しており、既発売の第 1集(C992205)、第2集(C993204)に収録された作品からもフィッシャー= ディースカウの音楽的な視野の広さが垣間見えますが、この第3集では更に珍しい 作品を聴くことができます。ドイツ・リートの名歌手が歌うラヴェルや、彼が得意とした ヒンデミット、信頼関係にあったライマンのソロ・カンタータは特に聴きもの。フォルト ナーとロイターのアルバムでは、フィッシャー=ディースカウの歌唱は一部のみですが、 ステラ・ドゥフェクシスら他の名歌手たちの歌唱が含まれており、こちらも貴重です。 ブックレットには今回初公開となるフィッシャー=ディースカウの自画像を掲載。こちら も一見の価値ある資料です。

TOCCATA
TOCC-0545(1CD)
NX-B03
アーノルド・ロスナー(1945-2013):レクイエム ケリー・ホリス(S)
フィアガル・モスティン=ウィリアムズ(C.T)
トーマス・エルウィン(T)
ギャレス・ブリンモア・ジョン(Br)
クラウチ・エンド・フェスティバルcho
ニック・パルマー(指)LPO

録音:2019年7月23,24,28日アビー・ロード・スタジオ、ロンドン
世界初録音
ニューヨークを拠点に活躍する作曲家、アーノルド・ロズナー(1945-2013)のレクイエム。ロズナー28歳の時に 書かれたこのレクイエムは、通常のラテン語ではなく、アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンやフランスの詩人フラン ソワ・ヴィヨンの詩をはじめ、チベットや日本の経典、ユダヤの祈りの歌「カディッシュ」など、世界中から幅広いテキ ストを採択されています。また、ルネサンス期のポリフォニーを織り込みながらも、全体はロマンティックな作風に 拠っておき、魅力的な味わいを醸し出しています。作品の一部はイングマール・ベルイマンの映画「第七の封印」 を基にした歌劇(作品は未完成)からの転用であり、主人公が死神とチェスをする場面に付けれた音楽には、 ロズナーによる生と死についての深い考察がなされています。

Ars Musici
ARS-232177(1CD)
【初紹介旧譜】
フォーレ:レクイエムOp.48(原典版)
シューマン:ミサ曲ハ短調 「ミサ・サクラ」 Op.147
イゾルデ・ジーベルト(S)、カローラ・マウラー(S)、ハンス・イェルク・マンメル(T)、ウルフ・バストライン(Br)、ゲルハルト・グナン(Org)、ヴィンフリート・トル(指)、カメラータ・フライブルク、カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク

録音:1994年1月6日−9日
977年に設立されたドイツで最も人気のある室内合唱団のひとつ、カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク。1988年より音楽監督を務めるドイツ合唱界の名匠、ヴィンフリート・トルの手腕で贈るフォーレ&シューマン。フォーレの「レクイエム」は、小編成オーケストラとオルガンによる原典版で、ソリスト陣と合唱の清らかな歌声、オーケストラ、オルガンの響きを充実した解釈でまとめています。
Ars Musici
ARS-232154(1CD)
【初紹介旧譜】
ラインベルガー(1839−1901):宗教&世俗合唱作品集
朝の歌 Op.69-1/夕暮れの歌 Op.69-3/なにゆえ、もろもろの国びとは Op.40-2/ 愚かな者は心のうちに Op.40-4/あなたを崇拝します Op.96-2/めでたし生けるいけにえ Op.96-3/元后あわれみの母 Op.107-4/主の右手は Op.140-2/主よ、救い給え Op.140-4/ミサ・ブレヴィス ヘ長調 Op.117/森の花々 Op.124*
ゲオルク・ラッツィンガー(指)
レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊
エーベルハルト・クラウス(Org)

録音:1993年7月12日−14日、聖エメラム聖堂(レーゲンスブルク、ドイツ)/1993年7月15日、レーゲンスブルク大聖堂体育館*(ドイツ)
第265代ローマ教皇(べネディクト16世)の兄、ゲオルク・ラッツィンガーが率いる世界最古の少年合唱団のひとつ、レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊が歌うラインベルガーの合唱作品集。"大聖堂の雀たち"の呼称で知られる麗しき歌声が響く。

NCA
NCA-60166(1SACD)
【初紹介旧譜】
マーラー:連作歌曲集(室内アンサンブル編)
亡き子をしのぶ歌(ミュラー=ホルンバッハ編)、リュッケルト歌曲集(ミュラー=ホルンバッハ編)、さすらう若者の歌(シェーンベルク編)
クラウス・メルテンス (Bs-Br)、
ゲルハルト・ミュラー=ホルンバッハ&ムターレ・アンサンブル

録音:2006年4月、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
20世紀初頭のウィーンでシェーンベルクによって旗揚げされた音楽団体、私的演奏協会(Verein fur musikalische Privatauffuhrungen)では、マーラーやブルックナーのオーケストラ作品が室内楽編成に編曲され、音楽愛好家たちによって楽しまれていました。ムターレ・アンサンブルの芸術監督、ミュラー=ホルンバッハはその伝統に倣い、シェーンベルクによる「さすらう若者の歌」と同じ様式の編曲を「亡き子をしのぶ歌」「リュッケルト歌曲集」に施し、ひとつのアルバムにまとめました。親密な音楽会にふさわしいクラウス・メルテンスの繊細な歌唱、ピアノやハルモニウムを含むカラフルな室内アンサンブルの響き、そしてそれらを臨場感たっぷりに捉えた録音のすばらしさが特筆される1枚です。

MELISM
MLSCD-026(1CD)
テオドラキス&フリストウ:ピアノ作品&声楽作品集
ミキス・テオドラキス(1925-):2台ピアノのためのパッサカリア「エロフィリ」 (1955)#
 4つのポール・エリュアールの詩「雨の日」 (1958)
 6つのポール・エリュアールの詩「メデューサ」 (1958)#
ヤニ・フリストウ(1926-1970):6つのT.S.エリオットの歌 (1949-1955)*
 2台のピアノのための前奏曲とフーガ(1944) (*を除き、すべて世界初録音)
クリストフ・シロドー(P)#、
ニコラオス・サマルタノス(P)、
アンゲリカ・カタリオウ(Ms)

録音:2017年&2018年、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
ミキス・テオドラキス (1925-) は1955年、パリ音楽院でウジェーヌ・ビゴーとオリヴィエ・メシアンに師事していた学生時代にバレエ音楽「エロフィリ」を作曲しました(後に「2台ピアノのためのパッサカリア」へと改名)。この作品はテオドラキスの中で最も風変わりで謎に満ちたものですが、冒頭の古風な風景の表現から、終曲での大聖堂のオルガンの喚起まで、後に書かれることになる「アクシオン・エスティ」や「カント・ヘネラル(大いなる詩)」を予言しており、テオドラキスの作曲家としての将来の発展を告げる重要作と見ることができます。1958年に書かれたポール・エリュアールの詩についての2つのツィクルスは、和声的な書法とビザンティン聖歌のイソン(通奏低音)の使用が特筆される、極めて美しい作品です。
1955年に書かれたヤニ・フリストウ(1926-1970)の「6つのT.S.エリオットの歌」は、彼が電気音響音楽の世界に転向するずっと前の、アコースティック時代の集大成とも言える作品。フリストウの音楽はエリオットの詩の雰囲気を完璧に反映しており、この作曲家の計り知れない才能と、聴衆と演奏家を感動させる能力を明らかにしています。「前奏曲とフーガ」は1944年にエジプトで作曲されたもので、フリストウがギリシャの有名なピアニスト、ジーナ・バッカウアーにピアノを師事していた頃の作品。反復的な動機を持つ前奏曲がミニマル音楽を予感させる一方、フーガには調性があり、最後にはニ長調の晴れやかなアポテオーズに到達します。
これら作品を演奏するのは、スカルコッタス、クセナキス、ファリャの声楽作品の録音で国際的に高い評価を受けている著名なメゾ・ソプラノ歌手、アンジェリカ・カタリオウ。そして、スカルコッタス、フェインベルク、ウルマンなどの作品を積極的に録音しているピアニストのクリストフ・シロドーとニコラオス・サマルタノスです。

COLLEGIUM
CSCD-525(1CD)
多声部合唱のための音楽
ゲレーロ:2人のセラフィム
アレグリ:ミゼレーレ
カルダーラ:十字架につけられ
ザムエル・シャイト:よい羊飼いはよみがえられた
タリス:御身よりほかにわれは(40声のモテット)
フィリップス:アヴェ・レジナ・チェロルム
ブラームス:祝辞と格言
メンデルスゾーン:われら人生の半ばにありて
メンデルスゾーン:聖なるかな
バッハ
:主に向かって歌え、新しい歌を
ジョン・ラッター(指)、
ケンブリッジ・シンガーズ

録音:1993年2月、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン大ホール(イギリス)
※リマスター:2020年5月
日本でも絶大な人気を誇る、イギリスを代表する合唱界の巨匠ジョン・ラッター(1945−)。ラッターの自主レーベル「Collegium(コレギウム)」で1993年に録音され、長らく廃盤となっていた「ア・バンケット・オヴ・ヴォイス(声の宴)」がうれしい復刻となります。
「多声部合唱のための音楽(Music for multiple choirs)」と副題のついたこのアルバムでは、多声部音楽の代表作であるトマス・タリスの「40声のモテット(Spem in alium)」や、教会音楽史上最高傑作の1つ、グレゴリオ・アレグリの「ミゼレーレ」など、初期ポリフォニーの名曲を中心に、バッハやブラームス、メンデルスゾーンらによる二重合唱や多声部のためのモテットも収録した見事なプログラム。キャロライン・アシュトンやパトリック・クレイグらの名歌手をジョン・ラッターが率いた名唱が、現代のデジタル・リマスターによって蘇ります。

Hanssler
HC-20039(3CD)
ルベルト・エムシ:セファルディ民謡集(全曲)
第1集Op.7/第2集Op.8/第3集Op.13/第4集Op.18/第5集Op.22/第6集Op.34/第7集Op.41/第8集Op.44/第9集Op.45/第10集Op.51
5つのユダヤの歌Op.25
ユダヤのスケッチ「喜びの日は来る!」
テヒラ・ニニ・ゴルトスタイン(S)、
ヤーシャ・ネムツォフ(P)
アルベルト・エムシはトルコ生まれのイタリアの音楽家。1928年から30年間エジプトのアレキサンドリアのユダヤ教会で音楽監督と合唱長を務めてい たため、中央の音楽界に登場することはありませんでした。エムシはユダヤ人としてのアイデンティティが強く、南欧系ユダヤ人セファルディの民謡を生涯に 232曲収集、うち60曲にピアノ伴奏を付けて『ユダヤ民謡集』として出版しました。
そのうち20曲を、ゴルトスタインとネムツォフは2018年9月にヘンスラー・レーベルからリリースしましたが、今回全曲盤で再登場します。もちろんオ リジナルのピアノ伴奏版による全集は世界初録音となります。エムシはこの仕事を1920-30年代に行ないましたが、当時の前衛的な音楽観とは無縁な物悲 しくも美しいものが多く、BGMとしても最高です。ドイツや東欧のユダヤ音楽とは異なるラテン風味も魅力。
ゴルトスタインの美しい声に聴き惚れますが、20世紀ユダヤ音楽の大権威ヤーシャ・ネムツォフがここでも素晴らしい仕事を繰り広げています。

Goodies
78CDR-3806(1CDR)
20世紀初頭に活躍した名歌手による
フォスター:故郷の人々(スワニー川)」
(1)ネリー・メルバ、ランドン・ロナルド(P)
英 HMV DA337(1905年9月4日録音)
(2)エマ・カルヴェ
米 VICTOR 88089(1907年4月22日録音)
(3)アリス・ニールセン
米 COLUMBIA D17705(1910年11月22日録音)
(4)アルマ・グルック、エフレム・ジンバリスト(Vn)
米 VICTOR 87514(1914年11月15日録音)
(5)エルネスティーネ・シューマン=ハインク
米 VICTOR 6277(1918年7月29日キャムデン録音)
(6)クララ・バット
英 COLUMBIA 7170(1917年録音)

(7)ローザ・ポンセル
日本コロムビア J7002(米 COLUMBIA 499934と同一録音)(1921年頃録音)
この曲は1851年に楽譜が出版された。旅芸人一座のクリスティ・ミンストレルズが演奏するために書かれたもので、作曲者のフォスターは15ドルの著作権料を受け取って売り渡したと伝えられます。だが楽譜は大ヒットし、多くの著名歌手が歌い録音を残した。その一部をここに集めた。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグノNu 1 DSD録音機を使用した。
((1)ネリー・メルバ(1861-1931)はオーストラリア生まれ。ヨーロッパに渡り成功を収め、その後ニューヨークのメトロポリタン歌劇場でも大成功を収めた。録音された1905年は明治38年で日露戦争の年だった。
(2)エマ・カルヴェ(1858-1942)はフランス生まれのソプラノ歌手。1893年からニューヨークのメトロポリタン歌劇場に出ていた。
(3)アリス・ニールセン(1872-1943)はブロードウェイ・ミュージカルの大スター。自らのオペラ団を持っていた。
(4)アルマ・グルック(1884-1938)はルーマニア出身のソプラノ。ドイツで活躍した後アメリカに移住、成功をとげた。名ヴァイオリニストのエフレム・ジンバリストと結婚した。息子に俳優のエフレム・ジンバリスト・ジュニア、孫に女優のステファニー・ジンバリストがいます。これは夫君ジンバリストのヴァイオリン助奏付き(ドヴォルザークのユモレスク)。
(5)エルネスティーネ・シューマン=ハインク(1861-1936)はプラハ近郊の小都市リーベンの生まれ。1877年グラーツでデビュー。その後ドイツ、英国、ニューヨークの歌劇場で大活躍。1921年(大正10年)に来日し、帝国劇場でリサイタルを開いた。
(6)クララ・バット(1872-1936)は英国のコントラルト歌手。1931年(昭和6年)2月に来日し、コロムビアに北原白秋作詞、山田耕筰作曲の「チンコロ子犬」(J4008)を録音した。デイムの称号を持つ。
(7)ローザ・ポンセル(1897-1981)はアメリカのソプラノ。1920年代から30年代にかけてニューヨークのメトロポリタン歌劇場を中心に活躍した。アメリカの生んだ最も偉大なソプラノの一人。

Signum Classics
SIGCD-630(1CD)

PSIGCD-630(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ウィテカー:聖なるヴェール
ザ・ヴェイル・オープンズ/イン・ア・ダーク・アンド・ディスタント・イヤー/ホーム/マグネティック・ポエトリー/ウェネヴァー・ゼア・イズ・バース/アイム・アフレイド/アイ・アム・ヒア/デリシャス・タイムズ/ワン・ラスト・ブレス/ディア・フレンズ/ユー・ライズ, アイ・フォール/チャイルド・オヴ・ワンダー/
エリック・ウィテカーとチャールズ・アンソニー・シルヴェストリのインタビュー
エリック・ウィテカー(指)
ロサンゼルス・マスター・コラール、
グラント・ガーション(芸術監督)、
リサ・エドワーズ(P)、
ジェフリー・ジーグラー(Vc)
グラミー賞受賞作曲家であり、特に日本では合唱や吹奏楽の分野でプロからアマチュアまで幅広い人気を誇るアメリカの現代作曲家、エリック・ウィテカー(b.1970)。
これまでも何度もウィテカーとコラボレーションを行ってきた詩人/作詞家のチャールズ・アンソニー・シルヴェストリとの最新プロジェクト「聖なるヴェール(ザ・セイクリッド・ヴェール)」は、シルヴェストリの詩をメインに、2005年に早逝した妻ジュリー(ジュリア・ローレンス・シルヴェストリ)の日記に遺された言葉、ウィテカーの自身のテキストも使われており、2019年2月にロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールで作曲者自身の指揮によって初演されました。
シルヴェストリが抱えた愛と喪失、癒し、新たな旅立ちと人生を語るテキストで、混声四部(SATB)の合唱と独奏チェロ、ピアノのために書かれた12曲の作品集。美しく神秘的なメロディーを中心に、温かく包み込むようなハーモニーから、鋭く悲痛なサウンドまで、ウィテカーの魅力と才能が込められた合唱作品です。
トラックの最後には、ウィテカーとシルヴェストリが語るロング・インタビュー(約23分)も収録されています。
初演と今回のレコーディングで素晴らしい歌声を聞かせてくれたロサンゼルス・マスター・コラールは、ロサンゼルス・ミュージック・センターとロサンゼルス・ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールのレジデント・カンパニーを務め、ロサンゼルス・フィルやハリウッド・ボウル・オーケストラと定期的に共演している、アメリカ西海岸を代表するプロフェッショナルの合唱団です。
また、この「聖なるヴェール」の全篇で重要な役割を果たす独奏チェロは、クロノス・クァルテットの元メンバーでもあるアメリカの名チェリスト、ジェフリー・ジーグラーが担当しています。

Hyperion
CDJ-33130(1CD)
ブラームス:歌曲全集 Vol.10
愛のまこと Op.3-1/歌 Op.3-4/マレーの殺害 Op.14-3/永遠の愛 Op.43-1/5月の夜 Op.43-2/森に囲まれた丘から Op.57-1/なまぬるい風 Op.57-8/夏の夕方 Op.84-1/花冠 Op.84-2/いちご畑で Op.84-3/アルト、ヴィオラとピアノのための2つの歌 Op.91*/あそこの牧場に Op.97-4/ジプシーの歌 Op.103/まどろみはいよいよ浅く Op.105-2/嘆き Op.105-3/セレナード Op.106-1/49のドイツ民謡集 WoO.33より〔第6曲「その下の谷間には」、第9曲「ひとりの美しいユダヤ女がいた」、第23曲「騎士はマントを広げ」、第29曲「ライン川の向こうに辺境伯がいた」、第37曲「お前は私のただひとつの光」、第41曲「1本の菩提樹」〕
ソフィー・レナート(Ms)、
グレアム・ジョンソン(P)、
ローレンス・パワー(Va)*

録音:2018年10月29日−31日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
権威ある歌曲伴奏者、研究家、エッセイストとして君臨するグレアム・ジョンソンが統率する、「歌曲大国ハイペリオン」の柱となる歌曲 シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ ブラームスの歌曲全集もついに最終巻となる第10巻がリリース。第10巻でシリーズの掉尾を飾るのは、オーストリアの若き注目メゾ・ソ プラノ、ソフィー・レナート。様々なの時代、スタイル、ジャンルを歌いこなし、オペラ、コンサート、リサイタルのあらゆる場面で目覚まし い活躍を遂げるソフィー・レナートが、若きブラームスが書いた作品3の歌曲集から晩年に出版されたドイツ民謡集まで、40年間にわた るブラームスの歌曲芸術の粋を歌いあげます。
Hyperion
CDA-68266(1CD)
マンテュヤルヴィ:合唱作品集
アヴェ・マリア/シュトゥットガルト詩篇/我が魂よ主を祝福せよ/あなたは美しい/トリニティ・サーヴィス/おお大いなる神秘
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2018年1月、2019年1月、2020年1月、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど幅広いレパートリーを誇り、「ハウエルズのレクイエム(CDA67914)」では、2012年の英グラモフォン賞を受賞した名門聖歌隊が、現代フィンランドを代表する合唱音楽の作曲家、ヤーコ・マンテュヤルヴィ(マントゥヤルヴィ)(b.1963)の宗教合唱作品を歌います。
自らも合唱団のメンバーとして、フィンランドの複数の合唱団で歌い、2015年からはフィンランドの音楽を世界に発信することを目的とした自身の合唱団も設立して活動しているマンテュヤルヴィ。古来からの伝統的なハーモニーに現代的なサウンドを取り込み、刺激的で親しみやすい21世紀の合唱作品を作り上げています。北欧音楽ファン、合唱関係者要注目です!

ALPHA
ALPHA-418(1CD)
『シューベルト・イン・ラヴ』 〜ポップス調アレンジで聴くシューベルト作品の魅力
1. セレナーデ (『白鳥の歌』 D957 No.4)
2. おやすみ (『冬の旅』 D911 Op.89)
3. 鬼火 (『冬の旅』 D911 Op.89)
4. アルペジョーネ・ソナタ D821 による即興
5. 野ばら D257 Op.3 No.3
6. しぼんだ花 (『美しき水車小屋の娘』 D795 Op.25)
7. 即興曲 変ト長調 D899 Op.90 No.3
8. 水の上で歌う D774 Op.72
9. 夜と夢 D827 Op.43 No.2
10. アヴェ・マリア D839 Op.52 No.6
11. 交響曲第8番ロ短調 D759「未完成」 による即興
12. 死と乙女 D531 No.7
13. あふれる涙 (『冬の旅』 D911 Op.89)
14. 楽興の時 第3番ヘ短調 D780 Op.94 No.3
15. 君はわが憩い D776 Op.59
ローズマリー・スタンドレー (ヴォーカル)
アンサンブル・コントラスト
(ヴィオラ、チェロ、ダブルベース、ギター、打楽器、ピアノ)
サンドリーヌ・ピオー (S)
エレル・ベッソン (Tp)
編曲…ジョアン・ファルジョ

録音:2019年9月ノアラック修道院、ランコントル文化センター(シエール)
フランスを中心に活躍し、1930-50年代のポップスを歌うバンド"モリアーティ"のヴォーカリストであるロー ズマリー・スタンドレーと、近現代音楽を中心にクロスオーヴァー系もアコースティックな楽器でセンスあざや かにこなす実力派集団、アンサンブル・コントラストが手を組んだシューベルトの作品集。ピアノを担当する グループの中心メンバー、ジョアン・ファルジョによる、原曲のイメージを生かした美しくも物憂いアレンジで 収めています。方々から引っ張りだこでALPHAレーベルお馴染みのソプラノ、サンドリーヌ・ピオーと、ヨー ロッパ・ジャズ界で話題の女性トランペッターでALPHAからアルバム(ALPHA298)をリリースしているエレ ル・ベッソンも参加。心地よく力の抜けたヴォーカルと演奏が、シューベルト作品が本質的に持つ魅力を新 しい角度から楽しませてくれます。ピオーがリードする「夜と夢」も絶品。

BMOP SOUND
BMOP-1069(1SACD)
デイヴィッド・フェルダー(b.1953):「4 つの枢機卿の時代」(2013-14) ローラ・エイキン(S)
イーサン・ハーシェンフェルド(B)
ギル・ローズ(指)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト

録音:2014年10月
デイヴィッド・フェルダーはアメリカ東海岸を中心に活動する作曲家。東海岸流の硬派で手 堅いアカデミズムの手法を駆使して無調による構成力のある作品を多数発表、彼の作品はアメ リカの多くのオーケストラにより演奏されています。「4 つの枢機卿の時代」はフランスの詩人ルネ・ ドーマルの詩をもとにしたソプラノ、バス、オーケストラと朗読、エレクトロニクスのための作品。 ベルク風の表現主義的な音楽にエレクトロニクスで作られた様々な音響が絡む野心作。

FICTA
FCD-0004(1CD)
ミサ「サンクトゥス=ベネディクトゥス」
ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス(1966-):ミサ「サンクトゥス=ベネディクトゥス」
オラ・イェイロ(1978-):ウビ・カリタス (慈しみと愛のあるところ)
エルナーニ・アギアル(1950-):詩篇150
アレヤンドロ・D・コンソラチオン II(1980-):来たれ、創造主なる聖霊
コル・リーダー・カマラ(室内合唱団)
アリゼンダ・カラスク(指)

録音:2015年7月11-12日、ビクトリア・ダル・アンジャルス音楽学校大ホール、サン・クガ・ダル・バリェス、カタルーニャ、スペイン
ビラ・イ・カザニャス(カサニャス) はカタルーニャ (スペイン)、イェイロはノルウェー、アギアルはブラジル、コンソラチオンはフィリピンの作曲家。いずれも合唱ファンならおなじみでしょう。

RUSSIAN LYRE
RLCD-044(2CD)
ロシア正教会の聖体礼儀とパニヒダ
{CD 1] 聖体礼儀
イッポリトフ=イヴァノフ(1859-1935)、チャイコフスキー 、カスタリスキー(1856-1926)、ラフマニノフ 、リヴォフ(1798-1870)、
ボルトニャンスキー(1752-1825)、他の作品、モスクワ聖歌、ヴラジーミル聖歌等による
[CD 2] パニヒダ(永眠者の為の奉神礼)
ルボフスキー(1830-1894)、チェスノコーフ (1877-1944) 他の作品、ウスペンスキー教会聖歌等によ
ドン・コサックcho
セルゲイ・ジャロフ(指)

録音:1958年 個人蔵音源
聖体礼儀はカトリック教会におけるミサ、パニヒダは死者の為のミサ (レクイエム) に相当する典礼。

DIGRESSIONE
DCTT-73(1CD)
ニコラ・スカルディッキョ(1954-) 他(作曲、編) :Myrizon−聖ニコラウスの物語(テノール、ピアノと朗読の為の音楽のモザイク)
Inno a San Nicola / I flutti del mare / Si quaeris miracula / Cessano i pericoli
Preludio / Tre fanciulli / Inno a San Nicola / Prorium Missae Sancti Nicolai
La preghiera di deodato / E meraviglioso / Era coricato / Vocalizzo
Sin dal giorno delle loro nozze / Ninna nanna / Nell'acqua / Alla rotta!
Inno a San Nicola / Nicola cosparse le terre / Miseri / Come il vento impetuoso
Canzone dei marinai / Odorano di te / Cuius tumba / San Nicola Myrizon
Sequentia Sancti Nicolai in Missa IX Magi / La bonta / O Nicola protettore
Sanda Necole va pe mare
セバスティアーノ・ジョッタ(T)
ヴィンチェンツォ・チケリ(P)
アントニオ・ミネッリ(朗読)

録音:2017年3月、ディグレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、イタリア

NIFC
NIFCCD-070(1CD)
パデレフスキ、モニューシュコ、デュパルク:歌曲集
モニューシュコ:涙、少女の悲しみ、塔からの歌、ネマン川、村の吟遊詩人第4番
デュパルク:悲しき歌 Op.2-4、哀歌 Op.2-1、ロズモンドの館、フィディレ、旅へのいざない
パデレフスキ:カチュール・マンデスの詩による12の歌 Op.22
クリストフ・プレガルディエン(T)、
クリストフ・シュナッケルツ(P)

録音:2019年8月13日−16日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:スタインウェイ D 578221
ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベル「NIFC」による『ショパンの時代の音楽』シリーズから、ドイツの世界的リリック・テノール、クリストフ・プレガルディエンの新録音が登場!
リート、オペラ、オラトリオの多彩なシーンで活躍し、古楽界の様々な巨匠たちとも共演してきた巨星プレガルディエンが、ショパンと同世代のスタニスワフ・モニューシュコ、ショパン後のポーランド楽壇を担ったイグナツィ・ヤン・パデレフスキの歌曲を歌うという注目企画。それも歌詞はポーランド語ではなくフランス語です。1960年にAlfred des Essartsによってポーランド語からフランス語に翻訳されて出版されたモニューシュコの歌曲と、フランスの詩人カチュール・マンデス(カテュール・マンデス)の詩に曲を付けたパデレフスキの歌曲集。さらに、後期ロマン派のフランス歌曲を代表するアンリ・デュパルクの歌曲も加えられ、この魅惑の歌曲集が完成しています。ブックレットにはフランス語、ポーランド語、英語の歌詞掲載。

Alba
ABCD-450(1CD)
聖なるコンサート
デューク・エリントン(1899-1974):Sacred Concert(聖なるコンサート)
Praise God(神を讃えよ) Heaven(天国) Freedom(自由)
The Majesty of God(神の威光)
Freedom is a word…(自由は…言葉)(オルガン・ソロ)
David danced(ダビデは主の前で踊った)
Almighty God(全能の神) Freedom(自由)
Freedom spoken in different languages(異なる言葉で語られた自由)
Praise God and dance - Finale(神を讃えて踊れ − 終曲)
アヌ・コムシ(S)
マルツィ・ニューマン(オルガン、ヴォーカル)

録音:2017年8月14日?15日 コッコラ教会(コッコラ、フィンランド)
制作・録音::マッティ・ヘイノネン
追加編集・ミクシング:ユルキ・サーリネン、マルツィ・ニューマン
フィンランドのソプラノ歌手アヌ・コムシ Anu Komsi(1967?)は、文学や哲学からインスピレーションを得た作品によるコンサートと録音を行なってきま した。Alba Records からリリースされた『エイノ・レイノの詩を歌う』(ABCD231)、ヴェルレーヌやゲルハルト・テルステーゲンたちの詩による歌曲を集 めた『美しくあること』(ABCD331)といったアルバムはいずれも高く評価されています。彼女は、さまざまなジャンルのアーティストとの交流でも知られ、 マルチ楽器奏者としてジャズとロックのシーンで活動するマルツィ・ニューマン Marzi Nyman(1979?)もそのひとりです。ニューマンは、シベリウス ・ア カデミーのジャズ科で学び、「Nylon Beat」、UMO ジャズ・オーケストラ、イーロ・ランタラ・ニュートリオといったアンサンブルに参加。コムシとニュー マンは、2008年、フィンランドのシュスマで行われたサマーフェスティヴァルで「賛美歌」を歌ったことから「デュオ」活動を始め、フィンランド各地の教 会で開催されるフェスティヴァルに年2回のペースで出演を続けています。ふたりは「居心地のいい場所」から離れた活動にも挑戦、デューク・エリントン の音楽による『Sacred Concert』は、その一作として制作されたアルバムです。 (Ki)

J.S.Bach-Stiftung
B-885CD(1CD)
NX-D03
バッハ:カンタータ 第32集
狩のカンタータ 「わが楽しみは、元気な狩のみ」 BWV 208
農民カンタータ 「おいらは新しい領主様をいただいた」 BWV 212
ヨハネッテ・ゾマー(S)
マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルク(S)
ラファエル・ヘーン(T)
ペーター・コーイ(Bs)
シビラ・ルーベンス(S)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指揮・チェンバロ)
バッハ財団O&cho

録音:ライヴ2019年10月25日。2018年6月29日
ルドルフ・ルッツが指揮するバッハのカンタータ全集シリーズ。 第32集にはこれまでのような「宗教的カンタータ」ではなく2曲の「世俗カンタータ」が収録されています。 BWV208「わが楽しみは、元気な狩のみ」は1713年2月27日、ヴァイセンフェルス公クリスティアンの誕生 日を祝する曲であり、これは作曲当時バッハが仕えていたヴィルヘルム・エルンストの依頼によって書かれたと されています。クリスティアンの偉業を讃える言葉と壮麗な15曲の音楽で仕立てられた大規模なカンタータ で、ソリストたちの歌の聴かせどころも用意されています。中でも「羊は安らかに草をはみ」は単独で演奏され ることも多い名曲です。BWV212「おいらは新しい領主様をいただいた」は1742年、ライプツィヒ近郊の村に 着任した新領主カール・ハインリヒ・フォン・ディースカウのために作曲された全24曲からなるカンタータ。男女2 人が新しい領主について語り合うという内容で、民謡や方言、当時の流行歌がふんだんに用いられた楽しい 作品です。

Solo Musica
SM-317(1CD)
NX-B03
コンラート・シュタインマン(1951-):コロス
- ソフォクレス(紀元前425年頃)の悲劇「オイディプス」の合唱作品集

1. akousate 聞け
2. Laios ライオス、テーベのライオスによる神託
3. Ainigma アイニグマ、スフィンクスに乗る者
4. Oidipous Tyrannos - Parodos
オイディプス王- 観衆の合唱
5. -Stasimon α 歌 α
6. Ainigma etc アイニグマ 他
7. Oidipous - Stasimon β オイディプス-歌 β
8. - Exodos/Schlusschor エクオドス/終わりの合唱
9. Threnos 嘆き
10. Sparta スパルタ
11. epos エポス
11. epos エポス
12. ekleipsis 教会
13. Sappho β サッフォー β
14. Elena エレナ
15. Daphne ダフネ
16. alexis α アレクシス α
17. margaron マーガレット
18. Mater β 母 β
19. kymbala ケンバラ
20. Mona β モナ β
21. gaia 地球(アナクレオンのスタイルで)
アンサンブル・メルポメン【コンラート・シュタインマン(芸術監督&アウロス、ケンバラ、ロムボス)、アリアンナ・サバール(歌、バルビトス、リラ)、ジョヴァンニ・カンタリーニ(歌、キターラ、ロムボス)、マルティン・ローレンツ(セイストロン、ケンバラ、他)】

録音:2019年3月30日-4月1日
紀元前7世紀から5世紀のテキストより作られたコロス(合唱)のための音楽は、古代の音へのアプロー チから誕生しました。これは楽器製作者ポール・J・ライヒリンと、スイス生まれでバーゼルのスコラ・カントルム でリコーダーを学んだシュタインマンによる、20年以上に及ぶ集中的なコラボレーションの成果でもありま す。当時の楽器を復元するために、文献や、様々な博物館に収められている楽器や壺、花瓶画やレリー フを研究、また、古代ギリシャの音楽が当時はどのように響いたのかを、古代ギリシャ語の影響も考察した うえで、想像上の音楽を導き出しています。

Resonus
RES-10265(1CD)
NX-B05
フローラン・シュミット(1870-1958):歌曲集
4声のためのシャンソン集 Op.39(1905)
4つのリート Op.45(1912)
ケロブ=シャル Op。67(1924)
3つのメロディ Op.4(1895)
2つのシャンソン Op.18(1901)
4つのロンサールの詩 Op.100(1942)
3つの歌 Op.98(1943)
シビル・ディートヘルム(S)
アニナ・アウグ(Ms)
ニーノ・アルレリオ・グミュンダー(T)
ルネ・パーラー(Bs-Br)
ファビエンヌ・ロメル(P)
エドワード・ラシュトン(P)

録音:2020年1月26-28日チューリヒ、ラジオ・スタジオ
世界初録音(Op.98,Op.100,Op.4-2を除く)
19世紀末から20世紀半ばのフランスで活躍した作曲家フローラン・シュミット。大規模な管弦楽作品や、 精緻なピアノ曲が人気ですが、声楽曲はあまり演奏されることはなく、歌曲の録音もほとんどありません。こ のアルバムは貴重な世界初録音を数多く含む、シュミットの歌曲を集めた1枚。彼の音楽が持つ官能性 や、鋭い機知、溢れる奔放さなど、同世代のドビュッシーやラヴェルとはまた違う、シュミットならではの魅力 を知ることができます。独唱曲はもちろんのこと、「4声のためのシャンソン集」での優れた歌手たちのアンサ ンブルも聴きどころ。

RICERCAR
RIC-411(2CD)
NX-D07
ヘンデル:オラトリオ 『サムソン』 HMV 57(1743年ロンドンにて初演) マシュー・ニューリン(テノール/サムソン)
クララ・エク(ソプラノ/ダリラ)
ローレンス・ザッゾ(カウンターテナー/ミカ)
ルイージ・ディ・ドナート(バス/マノア、ハラファ)
ジュリー・ロゼ(ソプラノ/ペリシテ人の女、イスラエル人の女)
マクシム・メルニク(テノール/ペリシテ人の男)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
ミレニアム・オーケストラ(古楽器使用/弦楽編成:5/4/3/2/1)
ナミュール室内cho

録音:2018年7月4日 ナミュール聖ルー教会、ベルギー(ナミュール音楽祭におけるライヴ収録)
ヘンデルの大作群の存在感を問い直す新たな録音が、フランス語圏から登場する機会は着実に増えているようです。ルセ、ニケ、クリスティと いった大御所たちの活躍もさることながら、アルゼンチン出身でベルギーを中心に活動し、17世紀作品などでめざましい演奏を連発する超実 力派アラルコンが傑作『サムソン』に臨んだのは注目必至。今年で40周年を迎えた老舗古楽レーベルながらヘンデル作品のリリースが意外に も少なかったRicercarが、「ここぞ」と世に問う見過ごせないアルバムです。 ロンドン楽壇でのオペラ不振で窮地に立たされたヘンデルが一転、再び栄光を勝ち得た新たな作曲分野が「聴き手に伝わりやすい英語台本 によるオラトリオ」でした。旧約聖書『士師記』に語られる、寝物語にペリシテ人の妻に語った秘密ゆえに捕えられ、自慢の怪力を一時的に封 じられてしまった大男サムソンが主人公。俗愛を克服し、神とイスラエルの民への忠節から自ら犠牲となって敵勢を殲滅せしめたサムソンの偉 業を物語の軸に据えたこの大作は『メサイア』直後に作曲され、1743年の初演時から未曾有の成功に彩られ愛されてきました。全曲録音 が意外に少ないところへ、モンテヴェルディをはじめ地中海古楽の情念を躍動感たっぷり聴かせてきた天才アラルコンの解釈での新録音。新世 代の歌手陣の活躍もめざましく、作品の充実度をいや増しに感じさせる演奏の妙に、ヨーロッパ古楽界のさらなる新境地を実感することでしょ う。

HARDY
ROF-61(1CD)
NX-C05
ロッシーニ:小荘厳ミサ曲〜ソリスト、合唱、2台のピアノ、ハルモニウムのための ダリーナ・タコヴァ (S)
ダニエラ・バルチェッローナ (Ms)
アントニーノ・シラグーザ (T)
マルコ・ヴィンコ (Bs)
ミケーレ・カンパネッラ (指揮・第1ピアノ)
モニカ・レオーネ (第2ピアノ)
ダニエレ・ロッシ (ハルモニウム)
プラハ室内cho

録音:2004年8月9日、ロッシーニ劇場、ペーザロ
2004年ロッシーニ・フェスティバルでのライヴ録音。若くして歌劇のヒットを連発し、40歳を前に事実上引 退生活に入ったロッシーニが、晩年に作曲した傑作「小荘厳ミサ曲」。管弦楽と声楽のための作品として 有名ですが、ここに収められているのは、不評であったと伝わる初演版の編成での演奏です。名手揃い の演奏者たちが、その真価を問います。

Stradivarius
STR-37124(1CD)
「初期のユダヤ系イタリア人の宗教歌」
昇天の歌/許しの主/若いシスター/ 誰が知っていたという?/私たちの間に平和があるように/岩の要塞/称賛/イスラエルが前に進む時/閉ざされた門/キドゥーシュ/小さなヤギ/冠
アイエラ・サイデルマン(指)
アンサンブル・ベト・ハガト
ダニエル・アキヴァ(歌)
ヤイル・ハレル(歌)

録音:2019 年7 月 イスラエル
16世紀から18世紀にかけてのイタリア諸都市のユダヤ人社会で作られたと思われる宗教歌を集め ています。歌はトラディショナル色が強いが、伴奏は時代楽器を用いつつかなり自由に扱っています。ア イエラ・サイデルマンはバロック・チェロ奏者で、初期のユダヤ系イタリア人のスペシャリスト。

QUERSTAND
VKJK-1806(1CD)
「マクデブルク・カンタータ集」
ヨハン・フリードリヒ・ルーエ(1699-1776): 「ああ、光の中を歩こう」
「はい私は一日中あなたをお呼びしています」
ゲオルク・テゲトマイヤー(1687-1764):「知識が必要」「あなたはよき人の小屋」
ヨハン・ハインリヒ・ローレ(1716-1785):「すべての声で神を賛美します」
メラニー・ヒルシュ(S)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(A)
ミハエル・ツァバノフ(T)
マティアス・フィーヴェグ(Bs)
ミハエル・ショル(指)
ビーダーリツァー・カントライ室内cho
メルキッシュ・バロック

録音:2018年10月(ライヴ)
マクデブルクはドイツ・ザクセン州にある都市でこの街に所縁の深い 3 人の作曲家のカンタ ータを収録。いずれも バッハと同時代人であり、この時代の音楽様式を知る上で興味深い カンタータ。指揮者のミヒャエル・ショルはマクデブルクの出身で同じくマクデブルクに所縁の深 い作曲家テレマンの演奏に定評がある。

POLYMNIE
POL-604147(1CD)
「フランスの現代の作曲家の歌曲集」
ジュヴ:髪
フェロン:時の周辺の中で(5 曲)
ルゲ:動き60/マジーニ:融解
フルショット:…がある
グダール:人生、測定可能な場所
フイヨ:誰のための夜?
ゲリネル:田園の伊達男
ズワエヌポエル:女
ズラビシュヴィリ:主題と変奏
ソフィー・ボワイエ(S)
マリー=エリス・ボワイエ(P)

録音:2019年5月 フランス,シャロ
ン=シュル=ソーヌ
フランスの現代の作曲家の歌曲集。ジャン=マルク・ジュヴ(1950-)、アラン・フェロン(1954-)、ジ ャン=ピエール・ルゲ(1939-)、アレッサンドロ・マジーニ(1955-)、アラン・フルショット(1943-)、アラ ン・グダール(1958-)、パトリス・フイヨ(1949-)、リュシアン・ゲリネル(1930-)、ジョナタン・ズワエヌボ エル(1984-)、ニコラ・ズラビシュヴィリ・ド・ペルケン(1936-)の作品を収録。 ソプラノのソフィー・ボワイエとピアノのマリー=エリス・ボワイエはおそらく姉妹、顔はソックリ。どちら もそれぞれの分野で活躍しつつ、しばしばデュオでも活動しています。 なおいずれの曲も冒頭にゲリネルによる詞の朗読が置かれています。

QUERSTAND
VKJK-1904(1CD)
「喜べ、地上のすべての人々よ/クリスマスの歌」
アルベルト・ベッカー(1834-1899):門戸を拡げよ
ブルックナー:エッサイの若枝
ヨハン・クリューガー(1598-1662):我いかに汝を迎えん
ホルスト:アヴェ・マリア
アルヴォ・ペルト(b.1935):7 つのマニフィカトより(第5〜7 曲)
メンデルスゾーン:クリスマス
エルハルト・マウエルスベルガー(1903-82):クリスマス
クリューガー:わが心、躍れ
ヨハン・フリードリヒ・ラインハルト(1752-1814):聖夜
ブルッフ:羊飼いの子守歌
モルテン・ラウリッセン(b.1943):マグナム・ミステリウム
ベルント・エングルブレヒト(b.1968):静かな夜
ヨハネス・ブクスバウム(指)
イスラ・マドリガルcho

録音:2019年
クリスマスに様々な因んだ合唱曲を収録。アルヴォ・ペルトの 7 つのマニフィカトより 5、6、7 曲目を収録。その他、グスタフ・ホルストの「アヴェ・マリア」、ブルックナーの「エッサイの若枝」な ど珍しい宗教合唱曲を収録しています。

ANALEKTA
ANA-006(3CD)
モニューシュコ:歌曲、アリア、序曲〜20世紀のベスト録音集

■CD1〜家庭愛唱歌集からの歌曲集
(1)太陽の歌/四季/小さな花/Rue/春の戻り/オフィーリアの歌
(2)兵士の歌/この国を知っているか(U)/おお我が母/2つの夜明け

■CD2〜アリア集とアンサンブル集
(1)歌劇「いかだ乗り」より レチタティーヴォとドゥムカ ”Okropny Ten Poranek” - ”Ach, Tys Moze Wsrod Tej Burzy”
(2)歌劇「いかだ乗り」より フラネクの歌と合唱 ”Plyna Tratwy Po Wisle”
(3)歌劇「ハルカ」より ヤヌシュの歌 ”Czemuz mnie w chwilach samotnych”
(4)歌劇「ハルカ」より ハルカのアリア ”Jako od wichru krzew polamany”
(5)歌劇「ハルカ」より ハルカのアリア ”Gdyby rannym slonkiem”
(6)歌劇「ハルカ」より ヨンテクのアリア ”Szumia jodly na gor szczycie”
(7)歌劇「ハルカ」より ヨンテクのアリア ”Szumia jodly na gor szczycie”
(8)歌劇「幽霊屋敷」より ”Wiec gdy sie rozstaniem”
(9)歌劇「幽霊屋敷」より 太刀持ちのレチタティーヴォとアリア ”Bawic sie jak chcemy” - ”Kto z mych dziewek serce ktorej”
(10)歌劇「幽霊屋敷」より 四重唱 ”Ni bolesci, ni rozkoszy”
(11)歌劇「幽霊屋敷」より ハンナのアリア ”Do grobu trwac w bezzennym stanie”
(12)歌劇「幽霊屋敷」より スコウバのアリア ”Ten zegar stary”
(13)歌劇「幽霊屋敷」より ステファンのアリア ”Aria z kurantem”

■CD3〜序曲集
(1)幻想的序曲 「おとぎ話(フェアリー・テイル)」
(2)歌劇「パリア」への序曲
 歌劇「貴族の言葉」への序曲
 歌劇「伯爵夫人」への序曲
(3)歌劇「ハルカ」への序曲
(4)歌劇「いかだ乗り」への序曲
(5)歌劇「幽霊屋敷」へのイントラーダ
■CD1
(1)マリア・クニンスカ=オパツカ(S)、イェジ・レフェルト(P)/録音:1956年
(2)アンジェイ・ヒオルスキ(Br)、セルギウシュ・ナドグリゾフスキ(P)/録音:1956年
■CD2
(1)ハリナ・スウォニツカ(S)、ズジスワフ・ゴルジンスキ(指)、ワルシャワPO/録音:1962年
(2)ボグダン・パプロツキ(T)、ズジスワフ・ゴルジンスキ(指)、ワルシャワPO&cho/録音:1962年
(3)マリアン・ヴォジニチュコ(Br)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(4)(5)アントニナ・カヴェツカ(S)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(6)ヴァツワフ・ドミエニェツキ(T)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(7)ボグダン・パプロツキ(T)、イェジ・セムコフ(指)、ワルシャワ・オペラO/録音:1961年
(8)ボグダン・パプロツキ(T)、ジグムント・マリアンスキ(Br)、エドムンド・コッソフスキ(Bs)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO&cho/録音:1954年
(9)マリアン・ヴォジニチュコ(Br)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
(10)ボグダン・パプロツキ(T)、エドムンド・コッソフスキ(Bs)、バルバラ・コストジェフスカ(S)、フェリシア・クロヴィアク(Ms)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
(11バルバラ・コストジェフスカ(S)、ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
(12ベルナルド・ワディシュ(Bs)、イェジ・セムコフ(指)、ワルシャワ・オペラO/録音:1960年
(13)ボグダン・パプロツキ(T)、イェジ・セムコフ(指)、ワルシャワ・オペラO/録音:1961年
■CD3
(1)ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(2)グジェゴシュ・フィテルベルク(指)、ポーランド放送カトヴィツェ大SO/録音:1951年
(3)ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1953年
(4)グジェゴシュ・フィテルベルク(指)、ポーランド放送カトヴィツェ大SO/録音:1954年
(5)ヴァレリアン・ベルジャーエフ(指)、ポズナン・オペラO/録音:1954年
1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が新たに設立したレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」によるHERITAGE(遺産)シリーズ。
「ポーランド・オペラの父」と称されたスタニスワフ・モニューシュコ(1819−1872)が書いた家庭愛唱歌集(Songbook for House Use)からの様々な歌曲、代表的なオペラ「幽霊屋敷」、「ハルカ」、「いかだ乗り」からのアリア、様々なオペラからの序曲を集成した20世紀の録音集。
ショパンが手懸けなかった「オペラ」の分野をポーランドで発展させた立役者モニューシュコの知られざる魅力を伝えます。

DUX
DUX-7603(1CD)
カニア:歌曲集
2つのオーロラ/夢/ここに夢の貼り紙が/私のペット/日陰のコテージ/マズルカ/誰にこれの多くは/ロマンス/歌う/違う涙/最後のバラがだまされるとき/ペルシェ/最後の花輪/新しい春/ルリ/外国の歌い手/私の人生の歌/レースのロゼット/それのせいで
ダヴィド・ビーヴォ(Bs-Br)、
ドミニカ・ペシュコ(P)

録音:2019年8月6日−9日、カロル・シマノフスキ音楽院(カトヴィツェ、ポーランド)
ポーランド南西部の町クルチボルク近郊のウシツェで生を受け、ワルシャワで没した19世紀ポーランドの作曲家、ピアニスト、音楽評論家エマヌエル・カニア(1827−1887)。ピアノ伴奏つきの歌曲を中心に、4声の混声合唱のための作品の分野で多くの優れた作品を遺したカニア。しかしながらその作品の大半は不完全な手稿譜としてクラクフのヤギェウォ大学の図書館に所蔵されており、今回のようにまとまった形での歌曲集としてリリースされるのは非常に珍しいことです。
DUX
DUX-7610(1CD)
涙ながらに
パドレフスキ:スターバト・マーテル
ヴヌク=ナザロワ:プランクトゥス、未来の詩篇?
カトヴィツェ・シティ・シンガーズ・アンサンブル「カメラータ・シレジア」、
カトヴィツェ・ポーランドRSOの器楽奏者たち、
アンナ・ショスタク(指)

録音:2019年4月&6月、カトヴィツェ(ポーランド)
「哀しみ」や「嘆き」をテーマとした20〜21世紀ポーランドの宗教的題材を持つ合唱作品集には、29歳という若さで他界した夭折の作曲家ロマン・パドレフスキ(1915−1944)と、作曲をペンデレツキ、指揮をスワロフスキーに師事したジョアンナ・ヴヌク=ナザロワ(1949−)の3作品を収録。
DUX
DUX-7651(1CD)
グレツキソプラノ、バリトン、混声合唱とオーケストラのためのオラトリオ「サンクトゥス・アダルベルトゥス」Op.71 エヴァ・トラーチュ(S)、スタニスワフ・クフリュク(Br)、シレジアン・フィルハーモニーSO&cho、
ミロスワフ・ヤチェック・ブワシュチク(指)、
スワヴォミール・ホラント(語り)

録音:2019年11月27日−29日、ヘンリク・ミコワイ・グレツキ・シレジアン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド
「悲歌のシンフォニー」でセンセーションを巻き起こしたグレツキが、プラハの聖アダルベルトの殉教1000周年を記念すべく1997年に作曲した荘厳なオラトリオ。
当初は教皇ヨハネ・パウロ二世のポーランドへの巡礼中に初演が行われる予定となっていたものの、作曲者グレツキが病に倒れたことにより実現しませんでした。
その後、息子のミコワイ・グレツキが父のアーカイヴの中からオラトリオのマニュスクリプトを発見し、グレツキの死去から5年後の2015年11月4日に、ICEクラクフ・コングレスセンターの創立70周年を記念したガラ・コンサートで初演されたというエピソードを持っています。
兵庫県立芸術文化センターの開館15周年記念公演「ラ・ボエーム」(2022年へ延期予定)への出演が決まっていたソプラノのエヴァ・トラーチュや、実績十分のバリトン、スタニスワフ・クフリュクの存在感も見逃せないポイントです。
DUX
DUX-7580(1CD)
ストヨフスキ:歌曲集
セレナーデ/6つのメロディ Op.33
物言わぬ娘のフルート/ユーフォニーズ
星/5つの歌曲 Op.11/憧れ/残念
浅ましい/クラコヴィアク
ポロネーズ風のシャンソン
ポーランドの想い出
マグダレーナ・モレンドフスカ(S)、
ユリア・サモヨウォ(P)

録音:2019年10月27日−30日、キェルツェ(ポーランド)
ドリーヴ、デュボワ、パデレフスキといった大作曲家たちに師事し「交響曲」や「ピアノ協奏曲第1番&第2番」、「ポーランド幻想曲」などで大成功を収め、20世紀初頭にはアメリカへと渡り、ニューヨーク・フィルが初めて作品を取り上げたポーランド人作曲家となったジグムント・ストヨフスキ(1870−1946)。
ポーランドにおけるロマンティシズムの代表格の1人と目され、大編成作品に注目が集まりがちだが、ワルシャワ時代、パリ時代に作曲された歌曲、民謡を題材とした歌曲はどれも佳作ばかり。ストヨフスキの知られざる魅力を解き明かす貴重な録音です。

Signum Classics
SIGCD-642(1CD)
オール・シングス・アー・クワイト・サイレント
伝承曲(ケリー・アンドルー編):オール・シングス・アー・クワイト・サイレント
エリザベス・ポストン:イエス・キリスト りんごの木
アナ・ラップウッド:おお光が生まれ
サリー・ビーミッシュ:イン・ザ・スティルネス
ジョナサン・ダヴ:あなたの手に
ケレンサ・ブリッグス:死のうちにあり
キャロライン・ショウ:そしてツバメが
パストン:タイン川の水
マシュー・マリン:正しき人の魂は
エイミー・ビーチ:わたしは平安をあなたがたに残して行く
エレノア・デイリー:祖母の月
レベッカ・クラーク:アヴェ・マリア
デイリー:あなたの心に
イモージェン・ホルスト:アニュス・デイ
ジョン・タヴナー:神の母
ヨーゼフ・ラインベルガー:夕べの歌
ローラ・ムビュラ:シング・トゥ・ザ・ムーン
ケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂cho
アナ・ラップウッド(指)、
ペンブルック・カレッジ少女cho

録音:2019年10月3日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
30を超えるケンブリッジ大学のカレッジの中でも3番目に長い歴史を持つペンブルック・カレッジの聖歌隊。指揮者、音楽監督、オルガン奏者に加えて、BBCラジオ3への寄稿やライヴの開催、BBCヤング・ミュージシャンの取材など多彩な活動をするアナ・ラップウッドがディレクターを務めるケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂合唱団は、メインの活動はもちろんカレッジ・チャペルでの礼拝ですが、定期的な芸術的コラボレーション(エリック・アイドル、ザ・スウィングルズ、ギャレス・マローン他)、メディア出演、福祉活動など、オックスブリッジ(オックスフォードとケンブリッジ)のすべての合唱団のなかでもっとも刺激的で多様な活動を展開しています。
アナ・ラップウッドとケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂合唱団にとってはじめての商業録音となる「オール・シングス・アー・クワイト・サイレント」は、近現代の作曲家を中心にした彼女たちのお気に入りの宗教的合唱作品集。女性作曲家による作品が多くを占めているのも大きな特徴です。
Signum Classics
SIGCD-635(1CD)
ライブラリVol.2
ハロルド・アーレン:ゲット・ハッピー
ジェイムス・ブレイク:ミート・ユー・イン・ザ・メイズ
レノン&マッカートニー:ペニー・レイン
日本民謡:竹田の子守唄
ドナルド・スワン:スロー・トレイン
フレディ・マーキュリー:懐かしのラヴァーボーイ
ジェイムズ・マクミラン:スコッツ・ソング
マーク・デイヴィッド、アル・ホフマン、ジェリー・リヴィングストン:夢はひそかに
キングズ・シンガーズ〔パトリック・ダナキー(C.T)、エドワード・バトン(C.T)、ジュリアン・グレゴリー(T)、クリストファー・ブリュートン(Br)、ニック・アシュビー(Br)、ジョナサン・ハワード(Bs)〕

録音:2020年2月5日−6日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク、イギリス)
※収録時間:約30分
2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(C.T)、ニック・アシュビー(Br)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新録音で、珠玉の名曲と素晴らしいアレンジのレパートリーを録音していくミニ・アルバム・シリーズ「ライブラリー」。
第2弾も、日本民謡やビートルズ、クイーン、ディズニーの「シンデレラ」、ハロルド・アーレンのミュージカル・ナンバーから、コミック・ソング・デュオ「フランダース・アンド・スワン」のナンバー、ロンドンのシンガーソングライター、ジェイムス・ブレイク、スコットランドの現代音楽作曲家ジェイムズ・マクミランまで、キングズ・シンガーズの膨大なライブラリーを証明する多様なレパートリー。
過去にも録音してきた定番のお気に入りレパートリーと、今回キングズ・シンガーズが初めて録音する新たなアレンジによる作品を組み合わせています。

Centaur
CRC-3663(1CD)
アントニオ・フアナス:合唱作品集(世界初録音)
アントニオ・フアナス:エルサレムよ, 主を讃めたたえよ
われは信ず
天の女王, 喜びませ/晩課/エレミヤの哀歌
幸いなるかな
聖三位一体の朝課のための8つのレスポンソリウム
エルサレムよ, 主を讃めたたえよ
コレギウム・ムンディ・ノーヴィ、
ヴァリアント6、
R.ライアン・エンドリス(指)

1791年から1815年にかけて400以上もの作品を残したとされる、スペインで活躍した作曲家、アントニオ・フアナスの初録音となる合唱作品集。コルゲート大学の音楽科で助教授、合唱と声楽の音楽監督を務める、R.ライアン・エンドリスの手腕で知られざる18世紀の重要な作曲家の作品を現代に伝える好企画。
1791年から1815年にかけて400以上もの作品を残したとされる、スペインで活躍した作曲家、アントニオ・フアナスの初録音となる合唱作品集。コルゲート大学の音楽科で助教授、合唱と声楽の音楽監督を務める、R.ライアン・エンドリスの手腕で知られざる18世紀の重要な作曲家の作品を現代に伝える好企画。

AURIS CLASSIC
ASC-5089-2000(1CD)
仰ぎ見て〜ヴェルディ、ヴォルフ、ウルバイティス、レーガー&ニューステット
ヴェルディ:主の祈り
ヴォルフ:アイヒェン
 ドルフの詩による6つの宗教的な歌
ミンダウガス・ウルバイティス:ラクリモーサ
レーガー:8つの宗教的歌曲
クヌート・ニューステット:平和(Peace)、歌と喜び(Sing and rejoice)
ケムニッツ聖十字架教会室内cho
ステフェン・ヴァルター(指)

録音:2019年5月15日−17日、ケムニッツ聖十字架教会(ドイツ)
ライプツィヒ、ドレスデンと並ぶザクセン州の独立市の一つ、ケ ムニッツの聖十字架教会(ドイツ福音教会)で活動する室内合唱団。 ヴェルディ、ヴォルフ、レーガーの後期ロマン派宗教合唱作品に、リ トアニアのミンダウガス・ウルバイティス(b.1952)、ノルウェーの クヌート・ニューステット(1915−2014)の作品を組み合わせてい ます。

EROL
EROL-200051(1CD)
ベートーヴェンの交響曲に基くレクイエム
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ベートーヴェン(ジャン=ピエール・ロレ、ブリュノ・グセ編):ベートーヴェンの交響曲に基く大レクイエム
イントロイトゥス(交響曲第3番「英雄」第2楽章)
キリエ(交響曲第1番第2楽章)
ディエス・イレ−トゥーバ・ミルム(交響曲第5番「運命」第1楽章)
リベル・スクリプトゥス(交響曲第2番 第1楽章)
レクス・トレメンデ(交響曲第6番「田園」第4楽章)
レコルダーレ(交響曲第4番第2楽章)
コンフターティス(交響曲第9番第1楽章)
ラクリモーサ(交響曲第7番第2楽章)
ドミネ・イエズ・クリステ(交響曲第8番 第1楽章)
クアム・オリム・アブラエ−オスティアス (交響曲第6番第3楽章)
サンクトゥス−ベネディクトゥス(交響曲第9番 第4楽章)
アニュス・デイ(交響曲第9番第3楽章)
ルクス・エテルナ(交響曲第3番「英雄」第2楽章)
ピエ・イエズ(交響曲第10番(未完) ; バリー・クーパー校訂版)
ブレルタ・ジェグ(S)
パトリック・ガレー(T)
フランス・オラトリオO&cho
ソティリス・キリアゾプロス(Vnソロ)
ジャン=ピエール・ロレ(指)

録音:2020年1月23-24日、ライヴ、トリニテ教会、パリ
20ものレクイエムをレパートリーにしている指揮者ジャン=ピエール・ロレは妄想した・・・「もしもベートーヴェンがレクイエムを書いていたら?」。ベートーヴェン生誕250年となる2020年の初演に向けて、ロレはベートーヴェン・オタクの作曲家ブリュノ・グセの協力を得て、ベートーヴェンの交響曲から選んだ部分にレクイエムのテキストを当て、独唱・合唱と管弦楽の為のレクイエムを完成させ (てしまい) ました。
ベートーヴェン・イヤーだから許される暴挙?― それとも新型コロナ・ウイルス禍が去った後、世界の合唱団のレパートリーとなるのか?― 評価するかしないかは、あなた次第。

ENCHIRIADIS
EN-2046(1CD)
エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):内なる魂の歌―歌曲集
「空白」[El vacio](ソプラノとピアノの為の4つの連作歌曲) (1990-1993)
広い海を見せてあげよう [Te traigo el ancho mar](1990)
空白 [El vacio](1993)
おお、何が悲しい![!Oh, que es la tristeza!] (1990)
もはやそこに川は無い![!El rio ya no esta!](1990)
私の白いノロ鹿 [Mi corza blanca](1989)
ああ、川![!Ay del rio!](1990)
海辺で [A orillas del mar](1996)
戻れ、海よ [Vuelve mar](1998)
そしてその陰には深淵が [Y en las sombras lo profundo](1995)
おまえの水の中をどう歩けばいいのか [Como andar tus aguas](1990)
心残りは無い [No hay nostalgias](1996)
泣きやみかた [Como no llorar](1994)
花びらを散らしたら、どこへ行く [Si se deshoja a donde ira](1994)
「奇跡」[Un milagro](ソプラノとピアノの為の3つの連作歌曲) (1989-1993)
奇跡 [Un milagro](1989) / わたしの心は広い [Ancho es mi corazon](1991)
山のポプラの木々の中に [En los alamos del monte](1993)
「病んだバラ」[La rosa enferma](ソプラノとピアノの為の2つの連作歌曲) (2001-2009)
病んだバラのプロローグ [Prologo de la rosa enferma](2009)
病んだバラ [La rosa enferma](2001)
(以上、特記以外、独唱とピアノの為の楽曲)
キレニア・コルソ(S)
ユーリ・アナニェフ(P)

録音:2016年12月19-20日、スペイン著作権協会ファリャ・ホール、マドリード、スペイン
エドゥアルド・モラレス=カソはキューバの作曲家。ハバナに生まれ国内で学んだ後スペインのマドリード音楽院に留学しアントン・ガルシア・アブリル (1933-) に師事、マドリード自治大学で博士号を取得し、以来スペインで活躍しています。
ENCHIRIADIS
EN-2050(1CD)
ボッケリーニ:スターバト・マーテル Op.61, G.532(1781年版) アナイス・オリベラス(S)
グアダルペ・デル・モラル(ヴァイオリン I)
エリサベト・バタリェル(ヴァイオリン II)
ジョルディ・アルマンゴル(Va)
オレゲル・アイマミ(Vc)
シャビエ・プエルタス(Cb)

録音:2018年6月、ラトランティダ(ウゾナ舞台芸術センター)、ビク、カタルーニャ、スペイン
アナイス・オリベラスはカタルーニャ(スペイン) 出身のソプラノ。古楽唱法の師はマルタ・アルマハノ。カペリャ・レイル・デ・カタルーニャ他さまざまな古楽アンサブルへの参加を重ねており、今後の活躍が大いに期待されます。
ENCHIRIADIS
EN-2051(1CD)
真夜中、パリにて〜ギター伴奏歌曲集
マルティーニ(1741-1816)(ハビエル・ソモサ編):愛の喜び [Plaisir d'amour](ロマンス)
ブリュギエール(1793-1863)(フランチェスコ・モリーノ (1768-1847) 編):けっして愛を語るな [Ne parlons jamais d'amour](ロマンス)
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):まじめに私に話しかけて [Parlami pur sincero]
何をしているのか、愛しの人は [Che fa il mio bene]
ソル(1778-1839):Si dices que mis ojos / Mis descuidados ojos / Muchacha, y la verguenza
ギターの為の12の練習曲 Op.6 から 第9番 *
モーツァルト(フェルナンド・ソル編):窓辺においで [Deh vieni alla finestra]
シューベルト(ナポレオン・コスト (1805-1883):マルゲリーテ [Marguerite](糸を紡ぐグレートヒェン [Gretchen am Spinnrade] D 118)
アヴェ・マリア [Ave Maria] D 839
ビセンテ・マルティン・イ・ソル(1754-1806):12のイタリア語カンツォネッタ から
希望 [La speranza] / 無垢 [L'innocenza] / 愛と嫉妬 [Amore e gelosia]
ジュリアーニ(1781-1829):混乱し、動揺し [Confuso, smarrito](カヴァティーナ) / 別れ [Abschied](リート)
メルツ(1806-1856):愛の歌 [Liebeslied](ギターの為の)*
シューベルト(ハビエル・ソモサ編):月に寄す [An den Mond] D 193
シューベルト(ヨハン・カスパール・メルツ:セレナード [Standchen] D 957
(以上、*以外、ソプラノとギターの為の楽曲)
マリビ・ブラスコ(S(*以外))
ハビエル・ソモサ(G)

録音:2018年2月19-20日、ヘタフェ専門音楽院コンサートホール、ヘタフェ、マドリード県、スペイン
ラケル・アンドゥエサとともに「スペインの古楽系ソプラノ」の印象が強いマリビ・ブラスコが、ギター伴奏の古典派・ロマン派歌曲を披露するプログラム。真夜中のパリのちょっとあやしい艶っぽさが伝わってくるようです。

OUT OF THE FRAME
OUT-086(2CD)
バッハ:ミサ ロ短調 BWV 232 ズデナ・クロウボヴァー(S)
マルタ・ベニャチコヴァー(A)
イェルク・デュルミュラー(T)
ペテル・ミクラーシュ(Bs)
キューン混声cho
チェコ・ナショナルSO
スデニェク・コシュラー(指)

録音:1994年9月29日、ライヴ、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
初出:ICN Polyart, ICN 020(廃盤)

ONDINE
ODE-1353(1CD)
NX-B04
オウティ・タルキアイネン(1985-):メゾ・ソプラノと室内管弦楽の為の歌曲集『大地、春の娘』
ソプラノ・サクソフォンとエフェクター、管弦楽の為の協奏曲
ヴィルピ・ライサネン(Ms)
ユッカ・ペルコ(ソプラノ・サクソフォン、エフェクター)
ヨーン・ストルゴーズ(指)
ラップランド室内O

録音:2018年11月11-13日、2019年10月29、30日 コルンディ・ハウス・オブ・カルチャー、ロヴァニエミ、フィンランド
1985年フィンランドのロヴァニエミに生まれ、シベリウス・アカデミーのほかマイアミ大学でも作曲を学び、ビックバンドの作曲などジャズでも活躍 するオウティ・タルキアイネン。スカンジナヴィアで最も北、ラップランド地方の風景やサーミ民族の文化を下地とした作品を発表し続けていま す。これまで器楽曲や室内楽のCDはリリースされていましたが、管弦楽を用いた作品集は今回が初めて。サーミ語の詩に基づく『大地、春の 娘』は、ラップランドの自然、歴史、その中で培われた思想などが、美しさと厳しさが交錯し高い緊張を保つ音楽に乗せて歌われます。ジャズ・ サクソフォン奏者として活躍するユッカ・ペルコのために書かれた協奏曲は、サーミ語で"聖なる土地"を表す『サイヴォ』をタイトルとし、ソリストが 足元で操作する各種エフェクターを通して音を加工するという、現代ならではの作品。ジャズのグルーヴも随所に感じられる、スリル溢れる作 品です。指揮は故国フィンランドの作品はもちろん、ショスタコーヴィチなどの解釈でも近年注目される、ストルゴーズ。

SALAMANDRE
SALAMANDRE-002
(2CD)
アルフレッド・ブリュノー:五月の夜―歌曲 & 室内楽作品集
[CD 1] ピアノ伴奏歌曲(T)
古代の歌(アンドレ・シェニエの詩による10の連作歌曲) (1927)
ヴィーナスと息子たち / 若いロクリアの女 / クロミスに / バッカス / ディアーナ
見つかった恋人 / 小さな女の子 / ランプ / 未成年パニュキス / ミューズ
戸外(テオフィル・ゴーティエの10の詩、歌とピアノの為の) (1932)
船乗りたち / 泉 / ローズ・ティー / 石のベンチ / ルクセンブルク / キャラバン
舟歌 / 愛の梯子 / 詩人と群衆 / 謎の井戸
奇跡(ジャン・リシュパンの詩による)(1889)
宵(ジャン・リシュパンの詩による)(1889)
[CD 2] 室内楽作品集
五月の夜(ハープ、弦楽四重奏と朗唱の為の) (1886)*
ヴァイオリンとピアノの為のロマンス (1884)(V)
ホルンとピアノの為の幻想曲(1901)(H)
ヴィオラとピアノの為のロマンス(1886) (A)
チェロとピアノの為の2つの楽曲(1877) (C)
クラリネット・カルテットの為のロマンス (1886) +
歌劇「幼い王様」(1902) から
前奏曲(アルフレード・カゼッラ(1883-1947) 編曲 ; ピアノ独奏版)(1905)
シリル・デュボワ(テノール(T))
ヴァンサン・フィギュリ(朗唱*)
マリー・ノルマン(ハープ*)
ヴァレーズ・カルテット(弦楽四重奏*)
フランソワ・ガリシェ(第1ヴァイオリン ; 独奏(V))
ジュリー・ジェアン=ロドリゲス(Vn2)
シルヴァン・セアイェス(ヴィオラ ; 独奏 (A))
トマ・ラヴェ(チェロ ; 独奏(C))
ジェンス・マクナマナ(ホルン(H))
アンシュ・アンテ・カルテット +
ニコラ・シャトラン(第1クラリネット)
フランソワ・パスカル(第2クラリネット)
ロマン・ミヨー(バセットホルン)
エリゼ・マル(バスクラリネット)
ジェフ・コーエン(ピアノ(*/+以外))

録音:2018年10、11月、2019年5月、サン・マルセル・ルター派教会、パリ、フランス

PASSAVANT MUSIC
PAS-119050(1CD)
フランスの歌曲とメロドラマ
フランシス・トメ(1850-1909)/ヴィクトル・ユーゴー (1802-1885) 作詩:
エヴィラドニュスの歌 [Chanson d'Eviradnus] *
カミーユ・サン=サーンス/ヴィクトル・ユーゴー 作詩:誘拐 [L'Enlevement] +
フランシス・トメ/ルイ・ブイレ(1821-1869) 作詩:春 [Printemps]*
ジョルジュ・ビゼー/ルイ・ブイレ 作詩:四月の歌 [Chanson d'Avril] +
フランシス・トメ/シュリ・プリュドム(1839-1907) 作詩:苦悶 [L'Agonie]*
エドモン・ド・ポリニャック(1834-1901)/シュリ・プリュドム 作詩:Vous qui m'aiderez +
フランシス・トメ/フランソワ・コッペ 作詩:メヌエット [Menuet]*
ルイ・ディエメ(1843-1919)/フランソワ・コッペ (1842-1908) 作詩:メヌエット [Menuet] +
フィリップ・ゴベール/アルベール・サマン (1858-1900) 作詩:
エジプトでの休息 [Le Repos en Egypte] +
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937)/アルベール・サマン 作詩:神聖な夜 [Nuit divine]*
アレクサンドル・タリオ(1867-1943)/ステファヌ・マラルメ (1842-1898) 作詩:
現れ [Apparition]*
アンリ・ビュッセル(1872-1973)/ステファヌ・マラルメ 作詩:Apparition +
シャルル・メラン(1851-1916)/モーリス・メーテルリンク (1862-1949) 作詩:
彼がいつか戻ってきたら [Et s'il revenait un jour]*
マルク・デルマ(1885-1931)/モーリス・メーテルリンク 作詩:
彼がいつか戻ってきたら![S'il revenait un jour!] +
フォーレ/ルコント・ド・リール (1818-1894) 作詩:
イスファハンのバラ [Les Roses d'Ispahan[ +
フィリップ・ベルノ(1860-1928)/ルコント・ド・リール 作詩:
イスファハンのバラ [Les Roses d'Ispahan] *
ドビュッシー/ポール・ヴェルレーヌ 作詩:
ひそやかに [En sourdine] +
艶なる宴 第2集 [cycle Fetes galantes II] +
うぶな者たち [Les Ingenus] / 牧神 [Le Faune] / 感傷的な対話 [Colloque sentimental]
ポール・ヴェルレーヌ(1844-1896) 作詩:牧神 [Le Faune](朗読のみ) #
フェルナン・オクセ(1879-1944)/ポール・ヴェルレーヌ 作詩:
散歩道で [A la Promenade] + &* / うぶな者たち [Les Ingenus]*
ジェラール・コンデ(1947-)/ポール・ヴェルレーヌ 作詩:艶なる宴
あやつり人形 [Fantoches]* / 感傷的な対話 [Colloque sentimental]*
マンドリン [Mandoline]* / 散歩道で [A la Promenade]* / パントマイム [Pantomime] *
貝殻 [Les Coquillages]* / ひそやかに [En sourdine]*
ピアノ独奏小品 [Piece de piano seul] ** / 小舟にて [En bateau]*
以上、+ バリトンとピアノによる歌曲 / * 朗読とピアノによるメロドラマ
フランソワ・ル・ルー(Br+、朗読 (*/#))
ニコラ・シェヴロー(P(+/*/**))

録音:2018年8月31日-9月2日、ステュディオ・アクースティック、パッサヴァン、フランス

ALBANY
TROY-1809(1CD)
「すべての小さなこと」〜アメリカの新しい歌曲
P.ドイル:私の心を燃やせ
D.ショア:カウボーイの生活
K.ファーン:秋
B.ヤムリンスキ:スノウ・マン
B.ハーバック:パイオニア・ウーマン
E.G.ヴォス:夜と朝が会ったので
D.L.ソンタグ:歌の木
D.ヴォルフソン:すべての小さなこと/他全18 曲
ミシェル・マレイ・フィアテク(S)
マイケル・コーマン(P)
アメリカの世代も様々な作曲家による歌曲を収録。現代音楽ではなく、時にポップス、ミュー ジカル・ナンバーを思わせる親しみ易い作品ばかり。ソプラノのミシェル・マレイ・フィアテクは若 手歌手で、その伸びやかな歌声は将来が大いに期待されます。
ALBANY
TROY-1813(1CD)
「星の夜」〜シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937)の忘れられた歌曲
ヴィドール:星の夜、アヴェ・マリア、イル・テンポ・パッサート、理由を教えて、四月、私が愛した時、陽気な心、幸せを信じなかった、他全16 曲
レベッカ・ワスコー・ヘイズ(S)
ニコール・ループ・ヘイニグ(S)
アレン・ソーンダース(Br)
スーザン・マクダニエル(P)
オルガンのための交響曲で有名な作曲家ヴィドールの珍しい歌曲集を収録。ヴィドールは フランクの跡を継いでパリ音楽院のオルガン科教授を勤め、10 曲のオルガン交響曲を始め、 管弦楽のための交響曲、ピアノ協奏曲、オラトリオ、室内楽など多作な作曲家であった。しかし 歌曲だけを取り上げたディスクはおそらくこれが初めて。資料的にも極めて貴重だが、いかに も19 世紀末のパリ文化を思わせる華麗で抒情的な歌曲の数々は一聴の価値あり。
ALBANY
TROY-1818(1CD)
「降下/回帰」〜ハービソンとプリモシュの歌曲とピアノ曲
(1)ジョン・ハービソン:「シンプル・デイライト」(全6 曲)
(2)ジェームズ・プリモシュ:「純粋な濃度、絶対的な贈り物」(全5 曲)
(3)ジェームズ・プリモシュ:「降下/回帰」
(4)ジョン・ハービソン:ピアノ・ソナタ第2 番
(5)ジェームズ・プリモシュ:年老いた天文学者
(6)ジェームズ・プリモシュ:投手
(7)ジェームズ・プリモシュ:「それが私だと誰が言った?」
ライアン・マクイーヴォイ・マッカラー(P)
(1)(3)(5)(6)(7)ルーシー・フィッツ・ギボン(S)

録音:2018年
ジョン・ハービソン(b.1938)はオペラ「華麗なるギャッツビー」を始めとする多数のオペラ、合 唱曲を発表しています。ジェームズ・プリモシュ(b.1956)はジョージ・クラムらに師事、アメリカ・ロー マ大賞ほか数々の賞を受賞している作曲家。それぞれ二人の歌曲とピアノ独奏曲を収録。い ずれも自由な無調様式で書かれた緊密な音楽。

Coviello
COV-92009(1CD)
モーツァルト:レクイエム K.626(ミヒャエル・オストシガ補筆完成版)
イグナーツ・リッター・フォン・ザイフリート(1776-1841):リベラ・メ
ガブリエラ・シェラー(S)
アンケ・フォンドゥンク(A)
ティルマン・リヒディ(T)
トビアス・ベルント(Bs)
フローリアン・ヘルガート(指)
コールヴェルク・ルール
コンチェルト・ケルン

録音:2019年
ジュスマイヤー、アイブラーの補筆も参照しながらミヒャエル・オストシガが完成させた版による『モツレク』全曲録音。1999年に結成されドイツ屈指 の室内合唱団として活躍するコールヴェルク・ルールと、こちらも指折りの古楽器オーケストラであるコンチェルト・ケルンによる注目の演奏。オストシガは 1975年生まれのドイツの作曲家。また、カップリングされているザイフリートはモーツァルト師事したという作曲家です。 (Ki)

C Major
80-3408(DVD)
KKC-9581(DVD)
国内盤仕様
税込定価

80-3504(Bluray)
KKC-9580(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
ヘンデル(モーツァルト編):「メサイア」(全曲) マルク・ミンコフスキ(指)
ルーヴル宮音楽隊
フィルハーモニア・クワイア・ウィーン
エレーナ・ツァラゴワ(S)
ヴィープケ・レームクール(A)
リチャード・クロフト(T)
ホセ・コカ・ロサ(Bs)

収録:2020年1月、モーツァルトのための劇場、モーツァルト週間(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9,NTSC
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
原語:ドイツ語
字幕独英仏韓,日本語
◆Bluray
画面:1080i,16:9 Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
原語:ドイツ語
字幕:独英仏韓,日本語、135分
2020年1月に行われた、ザルツブルク国際モーツァルテウム財団が主催する「モーツァルト週間」で行われたライヴ映像。毎年モーツァルトの誕生日 1月27日の前後に、生誕地ザルツブルクで開催される「モーツァルト週間」。夏のザルツブルク音楽祭と比べると華やかさはありませんが、熱心なモーツァ ルト・ファンが世界中から集まり、魅力的なプログラムが毎日催されます。2019年から人気テノール歌手のロランド・ヴィラゾンが音楽祭の監督を務めて います。これまではモーツァルト周辺の作曲家も取り上げていましたが、ヴィラゾン就任中はモーツァルトの作品のみを取り上げるという興味深い施策で人 気を博しています。
2020年の大注目のプログラムは、現代を代表する舞台芸術家ロバート・ウィルソン演出によるヘンデル(モーツァルト編)の「メサイア」。1789年にモー ツァルトが編曲した版を用いて、マルク・ミンコフスキ率いるルーヴル宮音楽隊による演奏、メサイアの物語を音楽に合わせて舞台形式で上演されました。 現代的なモダンな装置、ダンサーや子役が演出する静謐な舞台、そしてミンコフスキのしなやかなアプローチは、ロバート・ウィルソンによる新しい世界を 美しく描き出しています。またソリスト陣も、伸びやかな美声のソプラノ、エレーナ・ ツァラゴワ。安定した歌唱を聴かせるアルトのヴィープケ・レームクール。 またミンコフスキとの多くの共演で知られる米国のテノール、リチャード・クロフト、そしてバルトリとの共演などで注目のバス歌手ホセ・コカ・ロサとフレッ シュな実力派揃いで音楽も存分に堪能できます。 (Ki)

Ligia Digital
LIDI-0201349(1CD)
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):ロシア語歌曲全集 Vol.1―プーシキンとツルゲーネフの詩による歌曲
囚われ人 / 古い絵(苦し気に泣く若い男) / 呪文 / 花 / スペインのロマンス / ジョージアの山々
ジョージアの人(歌わないで、美しい人よ) / 嵐(冬の夜) / 神の鳥 / あなたの故郷に戻るために
元夫 / 不眠症(私は眠れない、明りもない) / スコットランドの歌 / 夜
おお、不死身のヴィーナスよ(ここに私の鏡が) / 雲 / 四十雀(しじゅうから) / 夜明けに
謎への答え / 別離 / 陰と日向 / 夜と昼 / 途上(霧の朝)
ラミア・ブーク(Ms)
ローラン・マルタン(P)

録音:2019年11月、ミニミ会ミラボー修道院、ボールガル=レヴック、フランス

AQUARIUS
AQVR-406-2(1CD)
エレーナ・カトゥリスカヤ〜歌曲録音集(歌唱:ロシア語)
パイジェッロ(1740-1816):もはや私の心には感じない
ハイドン:どんな取り澄ました美人でも
モーツァルト:老婆
ベートーヴェン:優しき愛/悲しみの喜び/愛
シューベルト:春の夢
シェルルフ(1815-1868):憧れ/シュンノヴェの歌
シベリウス:逢い引きから帰った娘/道端に立つ花
ヴェッケルラン(1821-1910):四季/十五年/「ルイ・ブラス」のセレナード
デルメ(1862-1904):あなたは美しい
デュパルク:悲しい歌
グノー:羊飼いのソネット
ベルリオーズ:君なくて
マスネ:魅惑!(あなたは誰?)/恋する女/君を愛す!/秋の思い
モンシニー(1729-1817):ばらのロマンス
ティリンデッリ(1858-1937):アモーレ、アモール!
トスティ(1846-1916):それでも
エレーナ・カトゥリスカヤ(S)
ボリス・ユルタイキン(P)

録音:1946、1947、1950、1951、1952年
AQUARIUS
AQVR-407-2(1CD)
フョードル・シャピアピン/ロシア歌曲集
ナドソン(1862-1887):夢(詩の朗読)
グリンカ:疑い/真夜中の閲兵
ダルゴムイシスキー(1813-1869):老伍長/ボレロ
ムソルグスキー:トレパーク/蚤の歌
ルビンシテイン(1829-1894):波は渦巻き/囚人
チャイコフスキー:ナイチンゲール/祝福あれ、森よ
リムスキー=コルサコフ:預言者/ジョージアの丘の上に
チャイコフスキー:落胆
コルガノフ:悲歌
マラシュキン(1842-1902):ああ、私の悲しみを音で表せたら
スロノフ(1869-1930):別れの一言
リシン(1854-1888):彼女は笑った
マヌイキン・ネフストルエフ(1869-?):貧しい巡礼者の歌
グラズノフ(1865-1936):バッカスの歌(歌唱:フランス語)
ケーネマン(1873-1937):王が戦に行った時
フョードル・シャピアピン(Bs)
様々な伴奏者(オーケストラ、ピアノ)

録音:1902−1934年
AQUARIUS
AQVR-408-2(1CD)
マルク・レイゼン ソロ・リサイタル・ライヴ (歌唱:ロシア語)
グリンカ:疑い*/真夜中の閲兵
チャイコフスキー:地上に闇はたれこめ/眠れぬ夜/騒がしい舞踏会の中で
カバレフスキー:甘く沈黙した思いの法廷に
ゴメス(1836-1896):署名しなければならないのか?
シューベルト:からす(「冬の旅」から)/音楽に寄せて
シューマン:君の瞳に見入る時(「詩人の恋」から)/ぼくは夢の中で泣いた (「詩人の恋」から)
ムソルグスキー:牡山羊/蚤の歌
ロッシーニ:陰口はそよ風のように (歌劇「セビリャの理髪師」から)

[ボーナス・トラック]
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」から フィナーレ
マルク・レイゼン(Bs)
アブラム・マカーロフ(P)
レオニード・アダモフ(Vc)*
ミハイル・バラクシェーエフ(司会)
録音:1958年3月15日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト

[ボーナス・トラック]
マルク・レイゼン(バス:ボリス・ゴドゥノフ)
エンドレ・レスレル(テノール:シュイスキー)
オスカール・カールマーン(バス:ピーメン)
ハンガリー国立歌劇合唱団 & O
ヤーノシュ・フェレンチク(指)
録音:1954年3月7日、ハンガリー国立歌劇、ブダペスト、ハンガリー (放送録音)
AQUARIUS
AQVR-409-2(1CD)
ヴラジーミル・ザハロフ/ロシア歌曲集
ヴェストロフスキー(1799-1862):歌手
アリャビエフ(1787-1851):私は素晴らしい時を覚えている/二羽のワタリガラス/小屋/サーシャ、私は苦しむ
覚えているか、兄弟よ、あの頃を/目覚め/あなたにとって私の名前は何?
ダルゴムイシスキー(1813-1869):私はあなたを愛した/夜のそよ風/ボレロ/涙/ヴェルトグラード
バラキレフ(1837-1910):鎖の環*
ムソルグスキー:退屈/川の上で
リムスキー=コルサコフ:私はあなたに挨拶に来た/金色の雲は眠りにつき/暗い茂みにナイチンゲールは静まり
私は洞窟であなたを待っていた
海辺にて(歌曲集)
押し寄せ、砕け、飛び散る波/海は泡立たない/海は震える/私を信じるな、友よ/波は盛り上がる
グラズノフ(1865-1936):ミューズ/デリア
アレンスキー(1861-1906):その日は過ぎ去った/松の木々は互いに抱き合った
リャプノフ(1859-1924):山頂/ヴェネツィアのラグーンで
ヴラジーミル・ザハロフ(Br)
ゲオルク・オレントリヘル(ピアノ(*以外))
ニコライ・レズニコフ(P)*

録音:1941、1948、1950、1951、1952年

DIGRESSIONE
DCTT-64(1CD)
ドン・サルヴァトーレ・パッパガッロ(1931-2011):教会音楽作品集
カナの婚宴 [Le Nozze di Cana](独唱、合唱、オルガンと管弦楽の為の3部のオラトリオ) *
死者を殺すことをやめよ [Cessate di uccidere i morti]
(女声三部合唱と管弦楽の為のモテット) +
アレルヤとメシア詩篇 [Alleluja e Salmo Messianico]
(オルガンの為の5部のインヴェンション、グレゴリオ聖歌のアレルヤと
バッハのマタイ受難曲のコラールの主題による) ##
エルサレム [Jerusalem](合唱、オルガンと管弦楽の為の) #
アヴェ・マリア [Ave Maria](女声三部合唱の為の祈り) **
山上の垂訓 [Le Beatitudini](女声四部合唱と管弦楽の為の) +
天の光が降り注ぐ [Coelorum lumen influit] (混声四部合唱の為の) ++
アントニエッタ・カッツォリ(ソプラノ*)
カタルド・カプート(テノール*)
ロベルト・デ・カンディア(バリトン*)
アントニオ・ストラガーペデ(バスバリトン*)
マウロ・パッパガッロ(オルガン(*/#/##))
ヨスキーノ・サレピコ合唱団(*/+/#/**/++))
ロッコ・チャンチョッタ(合唱指揮*)
マッテオ・サルヴェーミニ(合唱指揮++)
サルヴァトーレ・パッパガッロ(合唱指揮(+/**))
アンサンブル・ドヴォルザーク(管弦楽(*/+/#))
ヴィート・クレメンテ(指)

録音:2016年5月、ディグレッシオーネ・ミュージック・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-75(1CD)
ニコロ・ヴァン・ヴェストラウト(1857-1898):歌曲集
Addio, donna adorata [さようなら、輝く貴女よ] (1889) 武田千宜 [ちよ](S)
Aprile novo!(1885) エリカ・メッツィナ (S)
Arde silenzioso(1889) マリア・クリスティーナ・ベッラントゥオーノ (S)
Aattesa 陰山雅代(S)
Bella pescatorina [美しい漁師の娘](1880) 西谷英恵 (S)
Brindisi(1882)/Canto melanconico [憂鬱な歌] (1879) 渡邉公実子(S)
Canto melanconico [憂鬱な歌](1879) 杉原かおり (S)
Di notte Volha Shytsko(S)
Dicembre(1889) 西谷英恵(S)
Flebil traversa l'anima mia [そっと私の心を通り抜けるのは] (1890) 赤嶺裕子(S)
Frammento(1883)/Invito(1890) 陰山雅代 (S)
Io amo un fiore [私はひとつの花を愛している] (1890) 赤嶺裕子(S)
L'ami?(1890) 陰山雅代(S)
Ovunque tu(1884) 森田学(Bs)
Pperche... [なぜ](1888) 武田千宜(S)
Quando co' tuoi celesti occhi [君の澄んだ瞳が] (1890) 渡邉公実子(S)
Quando guardo, ben miO.. [私の愛しい人を見るとき] (1890) 渡邉公実子(S)
Resta(1885) 陰山雅代(S)
Sempre amore!(1880) 河内夏美(S)
Serenata(1883) 武田千宜(S)
Sogno perduto(1888) 森田学(Bs)
Sola!(1885) 武田千宜(S)
Solo, su nordica erta [ただ一人、北国の坂の上で] (1889) 西谷英恵(S)
Sulla mia guancia [私の頬の上で](1890) 河内夏美 (S)
Ti voglio bene(1888) 武田千宜(S)
Una croce!(1882) 杉原かおり(S)
Salve regina [サルヴェ・レジーナ](1895) 柳澤利佳 (S)
ヴィート・クレメンテ(P)

録音:2017年5月、ビトント、バーリ県、イタリア
東京アカデミー of ミュージック(代表:須ア木の実 氏) 他との共同制作。ブックレットに日本語解説が記載されています。歌詞・訳の記載はありません。
ニコロ・ヴァン・ヴェストラウトはイタリアのモーラ・ディ・バーリに生まれたフランドル系の作曲家。
DIGRESSIONE
DCTT-99(1CD)
祝福されしコンラードゥス〜モルフェッタ大聖堂のミサとモテット
アントニオ・マガレッリ(1978-):聖コンラードゥスを称えるミサ [Missa in honorem Sancti Conradi]
Proprium et Ordinarium Missa:Gaudeamus - Antiphona ad Introitum / Kyrie / Gloria
In virtute tua - Antiphona ad Offertorium / Sanctus / Agnus Dei
Amen dico vobis - Antiphona ad Communionem
証聖者コンラードゥスの祝日の聖務 [Officium in festo S. Conradi Confessoris]
In II Vesperis:
Beatus Conradus - Antiphona ad Magnificat
復活の主日、昼のミサ [Dominica Resurrectionis. Ad Missam in die]
Proprium Missa:
Resurrexi - Antiphona ad Introitum / Terra tremuit - Antiphona ad Offertorium
Pascha nostrum - Antiphona ad Communionem
モテット [Mottetti]
Vergine Madre / Domine, tu mihi lavas pedes?
カペッラ・ムジカーレ・コッラディアーナ(合唱)
アントニオ・マガレッリ(指)

録音:2019年7月、AREA DIG、モルフェッタ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-102(1CD)
フェデーレ・フェナローリ(1730-1818):スターバト・マーテル
アルヴォ・ペルト(1935-):スターバト・マーテル +
ホウ・シャオラン(S)
アナスタシア・アブリューチナ(A)
コレッリ室内O
マンフレード・ドリンド・ディ・クレシェンンツォ (指)

カローラ・リッチョッティ(S)+
アンナ・ロプリオーレ(A)+
ファブリツィオ・ピエーポリ(T)+
メラニー・ブッデ(Vn)+
シャオナ・アスクシャイ(Va) +
ガリレオ・イーリオ (Vc) +
フェデーレ・フェナローリはイタリアのランチアーノに生まれた作曲家。ナポリのサンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院でフランチェスコ・ドゥランテ (1684-1755) に師事。数多くの教会音楽を作曲し、1777年にはサンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院楽長に就任。チマローザ (1749-1801)、メルカダンテ(1795-1870) 他、たくさんの有能な作曲家を輩出しました。

Velut Luna
CVLD-281(1CD)
アルメリーゴ・ジロット(1897-1967):歌曲集
2つのヴェローナ民謡(声とピアノの為の)
マリン伯爵 [Conte Marin]/羊飼い娘 [La Pastorela]
ヴェローナ民謡組曲 第1番(声とピアノの為の)
アルマンド/シチリアーナ/クーラント
ヴェローナ民謡組曲 第2番(声とピアノの為の)
前奏曲/フゲッタ/間奏曲/バガテル/オスティナート
ヴェローナ民謡組曲 第3番(声とピアノの為の)
マッティナータ/カンティレーナ/フィナーレ
ヴェローナ民謡組曲 第4番(声とピアノの為の)
序奏/パヴァーヌ/ガイヤルド
ネーリ・ポッツァの詩による三部作(声とピアノの為の)
マリアへの墓碑銘 [Epitaffio a Maria]/満月の婚礼 [Nozze al plenilunio]
美しい手で顔を隠さないで [Togli dal volto le belle mani...]
ティツィアーナ・ゾッカラート(S)
エドアルド・ランツァ(P)

録音:2016年5月10日、6月1日、アレア・マジステル・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
Velut Luna
CVLD-297(1CD)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(12人の独唱者、2台のピアノとハルモニウムの為の) (1863) アリアンナ・チモリン、ヴァレンティーナ・コーロ、ミャオ・タン (S)
ヴァレーリア・ジラルデッロ、フイジャオ・リ、ルドヴィーカ・マルクッツィ (A)
アンドレア・ビスコンティン、ディエゴ・ロセット、ニコライ・スタツィウク (T)
パオロ・イングラショッタ、フランチェスコ・トーゾ、チェンロン・ワン (Bs)
アルベルト・ボイスキオ(第1ピアノ)
マヌエル・ギディーニ(第2ピアノ)
カルロ・エミーリオ・トルタローロ(ハルモニウム)
ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン(指)

録音:2016年6月2日、ライヴ、テアトロ・オリンピコ、ヴィチェンツァ、イタリア
初演時の版と編成による演奏です

TOCCATA
TOCC-0457(1CD)
NX-B03
クリストファー・ライト(1954-):宗教合唱曲集
1-2.マニフィカトとヌンク・ディミティス(1993/1993改訂)
3つのキャロル
3. Qui natus est de virgine 聖処女から生まれし幼子(1996)
4. The Eternal Star 永遠の星(1998)
5. The Crown of Roses ばらの冠(1975)
6. A Penitential Prayer 悔い改めの祈り(2005)
7. Hymn of Salvation 救いの讃美歌(1999/2010改訂)
8. In Memoriam 思い出に(2001)
ミサ・ブレヴィス(2009)
9. キリエ
10. グローリア
11. サンクトゥス
12. アニュス・デイ
カンティクム(声楽アンサンブル)
ジュリアン・トーマス(Org)
マーク・フォークゲン(指)

録音:2019年6月22,23日
全て世界初録音
イギリス、サフォーク出身のクリストファー・ライト(1954-)の宗教的合唱作品集。 ライトは、イギリス大聖堂の伝統を継承し、ブリテンやウォルトンの流れを汲む作品を発表する作曲家。室 内楽曲では前衛的な音を好んで用いますが、宗教曲やオルガン曲では、時折刺激的な音を交えること はあるものの、聴衆に直接届くことを目的とした美しい音楽を書いています。

ARCO DIVA
UP-0068(1CD)
NX-A14
ヤナーチェク/クシーシュコフスキー:声楽作品集
パヴェル・クシーシュコフスキー(1820-1885):
1.Rozchodna(1850)
2.Utonula
3.Odvedeneho prosba
4.Pastyr a poutnici
5.Vyprask
ヤナーチェク
6.おまえは宿命から逃れられない JW IV/9 6(1878)
7.生い茂る樅の木に2羽の鳩がとまり(1878/80)
8.4つのモラヴィア男声合唱曲 JW IV/28-第3曲 カレカニカ(1900)
9.慰めなき孤独 JW IV/7(1898/1925)
10.来たり給え、創造主なる聖霊よ JW II/13(1903)
11.コンスティトゥエス JW II/12(1903)
12.アヴェ・マリア JW IV/16(1884)
3つの男声合唱曲 JW IV/19(1888)
5つの民謡曲集 JW IV/37(1912)
Qヴォックス(声楽アンサンブル)
ヴラディーミル・フメロ(Br)
マルティン・ヤクビーチェク(ハーモニウム)

録音:2004年3月18-20日、4月28日 Brno
チェコの男声四重唱「Qヴォックス」によるヤナーチェクとクシーシュコフスキーの声楽作品集。クシーシュコフス キーはヤナーチェクの師匠であり、モラヴィア民謡を編曲し合唱曲として普及させた功績で知られる音楽家で す。アルバムに収録されているのは、どれもモラヴィア民謡の旋律が基になっていますが、和声の扱いや休符の 使い方などに、古典的な様式に則ったクシーシュコフスキー、斬新なヤナーチェクと各々の個性が出ています。 素朴な歌から宗教的な歌まで多彩な曲を、Qヴォックスの表現豊かな歌唱でお楽しみいただけます。

COL LEGNO
COL-20276(1CD)
NX-B06
シェーンベルク:月に憑かれたピエロ 他
1. シェーンベルク:セレナード Op. 24-第1楽章 行進曲
2. ライヒト:私と月
3-4. シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op. 21-第1部 第1番:月に酔い/第2番:コロンビーヌ
5. シュランメル(1850-1951):つばめの挨拶 Op. 105
6. シェーンベルク:セレナード Op. 24-第4楽章:ダンス・ステップ
7. シュトローマイアー:舞曲 ロ短調
8-9. シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op. 21-第1部 第4番:蒼ざめた洗濯女/第5番:ショパンのワルツ
10. シュランメル:ワルツ「朝の挨拶」
11. シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op. 21-第3部 第17番:パロディ
12. チェルハ(1926-):古い歌-シュルツ夫人の脈が
13. シュランメル:つばめの挨拶 Op. 105
14. シェーンベルク:セレナード OP. 24-第6楽章 無言歌
15. シュテルツミュラー:シュテルツミュラーの踊り
16. チェルハ:古い歌-ウィーン
17-19. シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op. 21-第2部 第10番:盗み/第11番:赤いミサ/第12番:絞首台の

20. リーダー:私がいつか死ぬ時
21. シェーンベルク:セレナード Op. 24-第7楽章 フィナーレ
22. チェルハ:古い歌-俳句
23. シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op. 21-第3部 第21番:おお、なつかしい香りよ
24. シュランメル:最後の鈴の音
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル)
レナーテ・ヴィッケ(Ms)
ヴァルター・ラファイナー(Br)
20世紀音楽の優れた解釈で知られるアンサンブル、クラングフォルム・ウィーンが演奏するシェーンベルクと シュランメル(酒場で演奏される民族音楽)の世界。シェーンベルクのグロテスクかつ幻想的な『月に憑か れたピエロ』は断片的に演奏され、その間を気楽なシュランメルが繋いでいきます。これらは雰囲気が全く 違いますが、どちらも同時期のウィーンの音楽です。2人の歌手、ヴィッケとラファイナーの甘い声が退廃的 なムードを盛り上げます。

MELISM
MLSCD-014(1CD)
イルマ・コラッシ アーカイヴズ Vol.2〜未発表録音集
(1)シェーンベルク: モノドラマ「期待」Op.17
(2)ベートーヴェン: この暗き墓に WoO 133/ くちづけ Op.128 / 悲しみの喜び Op.83 No.1/ 彩られたリボンで Op.83 No.3
(3)バルトーク:20のハンガリー民謡 BB98 より〔 ねえ、優しいお母さん (No.16)/ 熟れたさくらんぼ (No.17)/ すでにドボズで (No.18)/ 黄色いとうもろこし (No.19)/ 小麦、小麦、小麦よ (No.20)/ 逃亡者の歌 (No.3)/ 羊飼いの歌 (No.4)/ セーケイ族のラッシュー (No.5)/ 縁結びの歌 (No.11)〕
イルマ・コラッシ (Ms)

(1)ハンス・ロスバウト&フランス国立放送O
録音:1952年、ライヴ

(2):オデット・ピゴー(P)
録音:1953年

(3):アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P)
録音:1960年
ラヴェルやプーランクによって絶賛されたギリシャの名メゾ・ソプラノ、イルマ・コラッシの貴重な未発表録音集第2巻。コラッシはアテネ音楽院の教授としてマリア・カラスを指導したエピソードでも知られています。本アルバムは彼女の個人的なアーカイブに保存されていた音源を集めたもので、第1巻(MLS-CD-009)同様ブックレットにはさまざまな写真資料が掲載されています。メインとなるシェーンベルクの「期待」は、1952年の5月20日にパリのシャンゼリゼ劇場で演奏された際のライヴ録音です。
MELISM
MLSCD-009(1CD)
イルマ・コラッシ アーカイヴズ Vol.1〜未発表録音集 1949-1953
(1)ルイ・オベール (1877-1968):1-6. 6つのアラブの詩 (1915-1917)
(2)ドビュッシー:二人の恋人の散歩道 (1904-1910)
 3つのビリティスの歌 (1897-1989)
(3)ジャン・ロジェ=デュカス (1873-1954):クリスマスのばら (1903)
 2つのロンデル (1897、1989)
 水の心 (1901)
(4)ジャック・ルゲルネ (1906-1997):夜(1951)
 とげのあるセイヨウネズの木 (1943)
イルマ・コラッシ (Ms)

(1)ルイ・オベール(P)
録音:1949年
(2)ピエール・キャプドヴィエル(P)
録音:1951年
(3)アンドレ・コラール(P)
録音:1953年
(4)アンドレ・コラール(P)
録音:1953年
ラヴェルやプーランクによって絶賛されたギリシャの名メゾ・ソプラノ、イルマ・コラッシの貴重な未発表録音集。コラッシはアテネ音楽院の教授としてマリア・カラスを指導したエピソードでも知られています。本アルバムはコラッシの生誕100年を記念し、彼女の個人的なアーカイブの音源から制作されたもので、コラッシが得意としたフランス近代歌曲の数々をたっぷりと楽しむことができます。ルイ・オベールからのヴィジティング・カードやクセナキスからの手紙など、ブックレットに掲載された貴重な写真資料にも注目。
MELISM
MLSCD-025(1CD)
ニコス・スカルコッタス (1904-1949):世界初録音集 1949-2019 Vol.1
(1)ヴァイオリンと小オーケストラのための組曲(作曲家自身によるヴァイオリンとピアノ版) (1929)
(2)音楽 (メゾソプラノとピアノのための) (1946)
(3)海辺で (メゾソプラノとピアノのための) (1946)
(4)昔々 (メゾソプラノとピアノのための) (1938)
(5)オデュッセウスの帰還 (作曲家自身による2台ピアノ版) (1944-1949)
(6)12のギリシャ舞曲 (1931-1949)
(7)Sifneikos I - Ipirotikos I (作曲家自身によるピアノ版) (1946-1947)
(1)ニーナ・ピーサレヴァ・ジンバリスト (Vn)、ニコラオス・サマルタノス (P)/録音:2017年
(2)(3)(4)アンゲリカ・カタリオウ (Ms)、ニコラオス・サマルタノス (P)/録音:2017年
(5)ニコラオス・サマルタノス、クリストフ・シロドー (P)/録音:1994年、2018年(新編集、新マスタリング)
(6)リトル・シンフォニー・オーケストラ・オブ・サンフランシスコ、グレゴリー・ミラー (指)/録音:1957年 (ステレオ)
(7)トタ・エコノモス (P)/録音:1949年

※すべて世界初録音
20世紀前半のギリシャを代表する作曲家、ニコス・スカルコッタスの作品の世界初録音音源を選りすぐって紹介する好企画の第1巻。現在確認されているもっとも古い録音である1949年の「Sifneikos I」「Ipirotikos I」から、ニコラオス・サマルタノス、クリストフ・シロドーらの演奏によるスカルコッタスの代表作「オデュッセウスの帰還」、さらに2017年に録音されたばかりの組曲や歌曲まで、さまざまなジャンルの作品、音源が収録されています。ブックレットにはサマルタノスによる解説のほか、自筆譜や演奏会ポスターなどの図版が掲載されています。
著名な評論家で音楽学者のハンス・ケラーは近代音楽の4つの"S"のうちの一人としてスカルコッタスの名を挙げましたが(残りの3名はシェーンベルク、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチ)、これはいわゆる近代音楽の美学を根本的に再定義した20世紀の最も優れた作曲家たちと、スカルコッタスを対等な立場に置くためのものでした。調性音楽と無調音楽、十二音技法を自在に使い分け、民族主義や新古典主義的な技法も取り入れた幅広い作風と、確立された個性により、近年再評価が進んでいます。

Centaur
CRC-3644(1CD)
マック・デイヴィス:歌曲集
マック・デイヴィス:恐怖の対称
サークルとホイールの歌
子供の娯楽のための讃歌/ファルコン
5つのエリザベス朝の抒情詩
主があなたを祝福し、あなたを守られるように
リンダ・ポストン=スミス(S)、
ロバート・カール・スミス(P)

録音:2016年5月15日−17日、スミス・レジデンス(テキサス、アメリカ)
アメリカの作曲家、マック・デイヴィスによる24の歌曲集。様々な詩に基づいた作品の数々を、マンハッタン音楽院とジュリアード音楽院で研鑽を積んだ夫婦デュオで贈る。

Footprint Records
FRCD-109(1CD)
Fields of Light(光の原野)
伝承曲(エリーアス・カステグレーン編):花咲く季節がやってきた
伝承曲(モクリンタのポルスカ)(マシュー・ピータソン(1984−)編):山の夏
ヴェストマンランドの伝承曲:フットゥリ・ペッテルのポルスカ
伝承曲(グンナル・エーリクソン(1936−)編):やさしい春になった
伝承曲(グレーテ・ペーデシェン(1960−)/ヘンニング・ソンメッロ(1964−)編):ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲
伝承曲(トゥーマス・ヨンソン(1964−)編):この世はうるわし
伝承曲(グンナル・エーリクソン/ソフィア・オーグレーン(1985−)/ユセフィーナ・パウルソン(1984−)編):イェンディーネの子守歌
ヴェストマンランドの伝承曲:初めてのポルスカ
伝承曲(ベンクト・ウッレーン(1950−)編):トリロ
伝承曲(ヒューゴ・アルヴェーン(1872−1960)編):牧場の歌「リム・リム・リーマ」
マシュー・ピータソン(1984−):光の原野(エーディト・セーデルグレーン(1892−1923)の詩)〔森の湖、ノクターン、ひと筋の海、星の夜、捕らわれの鳥、光の原野〕
伝承曲(アンデシュ・オールヴァル(1932−2012)/ソフィア・オーグレーン/ユセフィーナ・パウルソン編):このすばらしい夏に
ユセフィーナ・パウルソン(1984−):ワシミミズク(トゥーマス・トランストレーメル(1931−2015)の詩)
ウプサラ・ヴォーカルアンサンブル、
ソフィア・オーグレーン(指)、
ユセフィーナ・パウルソン(ニッケルハルパ)

録音:2019年3月29日−31日、ベリンゲ教会(ベリンゲ、スウェーデン)
※制作・録音:ペール・ショーステーン
ソフィア・オーグレーン Sofia Agren(1985−)が音楽監督と首席指揮者を務めるウプサラ・ヴォーカルアンサンブル Uppsala Vokalensemble、スウェーデン伝統のキー付きフィドル、ニッケルハルパ奏者のユセフィーナ・パウルソン Josefina Paulson(1984−)、スウェーデン系アメリカの作曲家マシュー・ピータソン Matthew Peter-son(1984−)のコラボレーション・アルバム。フィンランドの詩人エーディト・セーデルグレーン(1892−1923)の詩にマシュー・ピータソンが作曲した「光の原野」を中心に、スウェーデンの伝承曲とノルウェー伝承曲の「ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲」により、夜明けから夕暮れまで、さまざまな光に映る原野の姿とメランコリックな気分の風景をたどるプログラム。
Footprint Records
FRCD-112(1CD)
In Paradisum(天国に)
スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942−2019):天国に(2016)(「レクイエム」から)
オーラ・ヤイロ(1978−):サンクトゥス(2009)
マシュー・ピータソン(1984−):カンターテ・ドミノ(2018)
ヤコブ・ミュールラード(1991−):甘美な歌を歌おう(2013)
ジェイムズ・マクミラン(1959−):ミゼレレ(2009)
アルフレート・シュニトケ(1934−1998):3つの聖歌(1983−84)
アルヴォ・ペルト(1935−):“...which was the son of…”(2000)、主よ、今こそあなたは(Nunc dimittis)(2001)
カーリン・レーンクヴィスト(1958−):わたしは手を挙げ(2017)
ポール・ミーラー(1975−):至福(Beatitudes)(2013)
ソフィア・ヴォーカルアンサンブル、
ベンクト・ウッレーン(指)

録音:2019年5月3日−5日、ホーロー教会(セーデルテリエ、スウェーデン)
※制作・録音:ペール・ショーステーン
ソフィア・ヴォーカルアンサンブル Sofia Vokalensemle は、1995年、ベンクト・ウッレーン Bengt Ollen(1950−)によりストックホルムのソフィア教区に創設されました。教区とスウェーデン国内のコンサート活動と海外ツアーを行い、各国のフェスティヴァルやコンペティションに参加。2009年にノルウェーのベルゲンで行われたグリーグ国際合唱祭ではグランプリを受賞しました。録音活動も行い、イギリスとアメリカの作品を歌った『The Darkness Is No Darkness』(2009)(FRCD047)、北欧のクリスマスの歌を集めた『A Spotless Rose(清らな一輪のばら)』(2011)(FRCD060)、『スウェーデン・クリスマス・オラトリオ』(2012)(FRCD069)を Footprint Records に録音しています。
新しいアルバムは、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム Sven-David Sandstrom の「レクイエム」の〈天国に〉から始まり、スウェーデン、ノルウェー、アメリカ、スコットランド、ロシア、エストニア、ウェールズの作曲家による宗教曲が歌われます。スウェーデン系アメリカのマシュー・ピータソン Matthew Peterson(1984−)がソフィア・ヴォーカルアンサンブルの委嘱で書いた『詩編』(98番「新しい歌を主に向かって歌え」)による「カンターテ・ドミノ」。スウェーデンの作曲家ヤコブ・ミュールラード Jacob Muhlrad(1991−)が作曲した、ユダヤ教の安息日の朝、シナゴグの集まりを終える宗教詩による「Anim zemirot(甘美な歌を歌おう)」。シュニトケの「傑作」のひとつとされる「3つの聖歌」。ペルト Arvo Part が『ルカによる福音書』のテクストに作曲した「“…which was the son of…”」(「イエスの系図」(3章23節−38節「イエスが宣教を始められたときは」)と「主よ、今こそあなたは」(2章29節−32節)。ウプサラ大学の神学者ヤコブ・アレニウス Jacob Arrhenius が1694年に伝承賛美歌を基に書いたテクストにカーリン・レーンクヴィスト Karin Rehnquist が作曲した「わたしは手を挙げ」。ポール・ミーラー Paul Mealor の「至福(Beatitudes)」は、 『マタイによる福音書』(5章3節−12節「心の貧しい人々は、幸いである」)による作品です。
Footprint Records
FRCD-105(1CD)
Exclusive(独占)
ソフィア・セーデルベリ(1972−):水浴場のイントロ
伝承曲(セーデルベリ編):リム・リム・リーマ、ホルガローテン
ジョン・ニュートン(セーデルベリ 編):アメージング・グレース
山田耕筰(セーデルベリ 編):赤とんぼ
セーデルベリ:セレナード(ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン(1818−1880)の歌による)
ペーター・ブルーン(ジェラード・マンリー・ホプキンズ&ウィルフレッド・オーウェン 作詞):平和
クリスチャン・エングクヴィスト(1979−):ここは今とても穏やかだ
ヘンリク・ダールグレーン(1991−):息子から母へ(マヤ・アンジェロウ(1928−2014)の詩)
エミール・フレードベリ(1993−):家に近いところ(エレノア・ルーズベルト(1884−1962)のスピーチから)
セーデルベリ:キリエ(グレゴリオ聖歌の主題による)、アヴェ・マリア(グレゴリオ聖歌の主題による)
クヌート・ニューステット(1915−2014):サルヴェ・レジナ
セーデルベリ:この世はうるわし(べアンハート・セヴェリン・インゲマン(1789−1862)、セシリア・ボート・ホルムベリ(1857−1920)、ノア・シアトル(c.1786−1866)、『スウェーデン葬送ミサ』から)
スヴァンホルム・シンガーズ、
ソフィア・セーデルベリ(指)

録音:2018年6月8日−10日、マーシュヴィンスホルム教会(マーシュヴィンスホルム、スコーネ、スウェーデン)
※制作・録音:ペール・ショーステーン
「スヴァンホルム・シンガーズ Svanholm Singers」は、テノール歌手セト・スヴァンホルムの子、エヴァ・ブーリーン Eva Bohlin により、1998年、大学都市ルンドに創設されました。2001年からはソフィア・セーデルベリ(セーデルベリ・エーベルハード) Sofia Soderberg(1972−)が指揮者を務め、国内のコンサートと日本を含む海外ツアーを重ね、ウプサラのオルフェイ・ドレンガル(OD)とともにスウェーデンと世界を代表する男声合唱団として知られるようになりました。

2018年、シンガーズの20周年に際して録音されたアルバム第7作『Exclusive』。ルンド市にある水浴場が改装され、再開イベントのためにセーデルベリが作曲した「水浴場のイントロ」。彼女の編曲で歌われるスウェーデン2つの伝承曲、「アメージング・グレース」と「赤とんぼ」。デンマークのペーター・ブルーン Peter Bruun が、コペンハーゲンで開催された「合唱音楽世界シンポジウム」のため委嘱を受け、ジェラード・マンリー・ホプキンズ Gerard Manley Hopkins の『Peace(平和)』とウィルフレッド・オーウェン Wilfred Owen の『The Next War(次の戦争)』をテクストにして作曲した「平和」。スウェーデンのクリスチャン・エングクヴィスト Christian Engquist が個人的体験を詩に書き作曲した、シンガーズ主宰の作曲コンペティションのための「ここは今とても穏やかだ」。エレノア・ルーズベルトの「世界人権宣言」のスピーチをテクストにした、シンガーズのテノール、エミール・フレードベリ Emil Fredberg の「家に近いところ」。シンガーズのヘンリク・ダールグレーン Henrik Dahlgren が、「世界人権宣言」から70年の記念コンサートのために団から委嘱され、マヤ・アンジェロウ Maya Angelou の詩に作曲した「息子から母へ」。ノルウェーのニューステット Knut Nystedt が、スヴァンホルム・シンガーズと創設者エヴァ・ブーリーンに献呈した「サルヴェ・レジナ」。スカンディナヴィアの主にクリスマスのシーズンに歌われる B. S. インゲマンの詩による歌にいくつかの詩を付け加え、大きく展開させた「この世はうるわし」。ユニークな個性とカリスマ性のあるスタイルで知られるシンガーズの「独占」する曲を「スナップショット」のように並べた構成のプログラムです。

COLLEGIUM
CSCD-524(2CD)
スタンフォード&ハウエルズ・リメンバード
CD 1〜スタンフォード:イヴニング・カンティクルズ ト長調(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)/マリアが庭を通ったとき/天からの声を聞いた/ラテン・マニフィカト Op.164/イヴニング・カンティクルズ 変ロ長調(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)/神の近くを歩くために/テ・デウム ハ長調
CD 2〜ハウエルズ:レクイエム/グロスター・サーヴィス(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)/主を恐れることは/鹿が谷川を慕いあえぐように/ロング・ロング・アゴー/すべての私の望みは
ジョン・ラッター(指)、
ケンブリッジ・シンガーズ、
ウェイン・マーシャル(Org)

録音:1992年2月、イーリー大聖堂/リマスター:2020年5月
日本でも絶大な人気を誇る、イギリスを代表する合唱界の巨匠ジョン・ラッター(1945−)。ラッターの自主レーベル「Collegium(コレギウム)」の名盤から、ハウエルズの「レクイエム」などを収録した、スタンフォード&ハウエルズの宗教合唱作品集が新装リリース!
スタンフォードのヌンク・ディミッティス(ト長調)、ラテン・マニフィカト、ハウエルズのヌンク・ディミッティスの3曲は、オリジナル盤(COLCD 118)リリースの際にはCD1枚に収めるために未収録となっていましたが、今回の復刻盤では、CD2枚組にすることによってその3曲も収録した完全盤として復刻しています。
英国教会音楽レパートリーに多大な貢献を果たしたスタンフォードとハウエルズの聖なる響きを、ケンブリッジ・シンガーズの明瞭な歌声でお楽しみください。


Treasures
TRE-229(1CDR)
ルイ・マルティーニ/シャルパンティエ&フォーレ
シャルパンティエ:真夜中のミサ曲*
フォーレ:レクイエム
マルタ・アンジェリシ(S)*、エディト・セリ(S)*、アンドレ・ムーラン(C.T)*、T:ジャン=ジャック・ルジュール(T)*、ジョルジュ・アプドン(Bs)*、ジョスリー・シャモナン(S)、ジョルジュ・アブドアン(Bs)
アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(Org)*、モーリス・デュリュフレ(Org)*-[1][2]、マリー=クレール・アラン(Org)、オリヴィエ・アラン(Org)
フランス音楽青少年cho
パイヤールO*
コンセール・コロンヌO
ルイ・マルティーニ(指)

録音:1961年3月8-10日ノートルダム・デュ・リバン教会(パリ)*、1963年11月22日サン・ロック教会(パリ) 全てステレオ
※音源:日COLUMBIA OS-939-R*、VOX STPL-512.720
◎収録時間:75:34
“「心の故郷」と呼びたいほどの真の安らぎがここに!”
■音源について
2曲とも様々なレーベルから発売されています。フォーレは世評の高いスピーカー・ラベル盤を採用。録音年は、マイケル・グレイ氏によるものを記載しています(シャルパンティエは国内盤記載の日付と異なります)。

★マルティーニは、仏エラートに多くの録音を遺したフランスの合唱指揮者。2曲とも、これより何倍も軽いフットワークで、透明なテクスチュアを誇る演奏が多く存在しますが、音楽としての深い味わいを求めるなら、結局のところ、ここで聴くような地道な手作り感覚に徹したスタイルに行き着く、と言う方も多いはず。フレーズの端々から、熱い共感と慈愛に満ちたニュアンスが何の邪念も混じえずに連綿と流れるさまを目の当たりにすれば当然のことと言えますが、こういう演奏は「学者」「研究者」にとってはその素材を見い出しにくいので、とかく古いスタイルとして片付けられがち。しかし、声楽陣の技術的な高さも含め、芸術的見地から無視してよい理由などあろうはずがありません!
 「真夜中のミサ曲」はクリスマスの名曲として知られますが、一年を通じて味わいたい逸品。ここで最も強調したいのは青少年合唱(年齢層は不明)の音程の良さ。2人のソプラノ歌手が音程の「揺らぎ」補正の役も担っているのかもしれませんがだとしたら、そのバランス配分も含めて絶妙です。「クレド」では、真心から出たニュアンスとともにも心打たれ、大人の真似をした上手なだけの歌とは違うことを痛感。「アニュス・デイ」の締めくくりも、正確に音程を配置しつつも決して精緻さは目指さず、語りに専念しているので、聴き手の心にしっかりと音楽が宿ります。
 もちろんその特色は、フォーレでも全く同じ。シャルパンティエ以上に多種多様な演奏が存在しますが、今世紀に入ってリリースが減ってきたのは、スタイルのネタ切れでしょうか?その上で、結局湧々堂が一番に推したいのは、このマルティーニ盤!
 「キリエ」での男声合唱の高音域は、どんな高水準の団体でもどこかヒステリックになりがちですが、ここでの柔らかな響きは、この曲の最低条件と呼びたいほど琴線に触れます。女声とのユニゾンには、慈しみぬいた音だけを発するという、この演奏全体に一貫するコンセプトが集約されています。
 「オッフェルトリウム」は、ヴィブラートが楽想によって使い分けるべきものであることを示す実例。作品の時代が下れば下るほど議論の的になるテーマですが、冒頭の合唱部のほぼヴィブラートなしの歌唱、テノール独唱の相当大きな振幅を伴うヴィブラートとノン・ヴィブラートとの使い分けなど、まさに自然な選別技の妙を堪能。どの時代のどんなジャンルの曲でも、相応しい使い方をするだけのことではないでしょうか?最初から全てをノン・ヴィブラートにするのも、長い音の全てにヴィブラートを掛けるのもナンセンスなだけです!
 「ピエ・イエズ」は、ソプラノのシャモナンが、純朴、無垢の極みの歌唱!歌手の存在感はは完全に消滅し、祈りの空気のみを醸し出すという感覚は、他の演奏では味わえません。
「リベラ・メ」でのアブドアンの柔和な歌声がまた泣けます!最後のユニゾン合唱の温かな佇まいも無類!音の強弱というより、押し引きの妙とでも言いましょうか。何度聴いても息を呑みます。
終曲「イン・パラディスム」は、もはや音楽を奏でているという「行為」を超越し、空気中の粒子のようにニュアンスが浮遊します。
 往年の名演と言えば、クリュイタンス、アンセルメ、コルボなどが常連ですが、マルティーニの名を殆ど見かけなくなってしまったのは誰の責任でしょうか? 【湧々堂】

MV CREMONA
MVC-011-036(1CD)
ダンテ・カイファ(1920-2003):ミサ、モテット、様々な作品集
ミサ I [Messa I](3声合唱、会衆とオルガンの為の) (1965)*
主よ憐れみたまえ [Signore pieta]/栄光あれ [Gloria]/われは信ず [Credo]
聖なるかな [Santo]/神の子羊 [Agnello di Dio]
ミサ・ブレヴィス [Missa brevis](4声合唱とオルガンの為の) *
キリエ [Kyrie]/サンクトゥス [Sanctus]/アニュス・デイ [Agnus Dei]
神に栄光あれ [Gloria a Dio](4声合唱とオルガンの為の) (1978)*
マニフィカト II [Magnificat II](4声合唱、会衆とオルガンの為の) (1997)*
汝はペテロなり [Tu es Petrus](4部合唱の為の) (1992)
復活祭のいえにえ [Victimae paschali] (ソプラノ、4部合唱とオルガンの為の)(1994) *
入られた主へ [Al Signore ch'entrava] (3声合唱とオルガンの為の)(1967)*
良き羊飼い [Buon Pastore](4声合唱とオルガンの為の) (1975)*
主に向かいて歌え [Cantate al Signore] (3声合唱、会衆ととオルガンの為の)(1986) *
われらの救い主イエス・キリスト [Il Salvatore nostro Gesu Cristo](4声合唱とオルガンの為の) (1981)*
主はその口を開かれた [Il Signore gli ha dischiuso la bocca] 4声合唱とオルガンの為の) (1977)*
主をたたえよ [Lodate il Signore](4声合唱とオルガンの為の) (1980)*
聖母への祈り I [Preghiera alla Vergine I](単声とオルガンの為の)(1965)*
来たれ、祈らん [Venite, preghiamo](4声合唱とオルガンの為の) (1966、1982)*
祝福されし処女マリア [Beata Virgo Maria] (4声合唱の為の)
可愛い幼な児(フランスのクリスマスの歌による) [Bel enfant, tema natalizio francese](4声合唱の為の)
行け、モーゼ [Go down, Moses](4声合唱の為の)
イエス、わが命 [O Jesu, vita mea](4部合唱の為の)
スペインのクリスマスの歌 [Natale spagnolo] (4部合唱の為の)(1972)
マルカントニオ・インジェニェーリcho
マルコ・ルッジェーリ(オルガン*)
ヴァーティオ・ビッソラーティ(指)

録音:2011年11月12-13日、サン・バルトロメオ教会、ヴェスコヴァート、クレモナ県、イタリア
ダンテ・カイファはイタリアのクレモナ大聖堂楽長を務めたローカル音楽家。
MV CREMONA
MVC-014-039(1CD)
ドン・バッティスタ・レステッリ (1913-2001):合唱とオルガンの為の教会音楽作品集
オルガンの為のフーガ 3声(1942)
主は誓われた [Juravit Dominus](3声合唱とオルガンの為の) (1937)*
ミサ「天使牧者」[Missa "Pastor Angelicus"] (合唱とオルガンの為の)(1944)*
来ませ、イエス [Vieni Gesu](単声とオルガンの為の) (1935)*
おお、聖なる宴 [O sacrum convivium](3声合唱の為の) (1948)
大いなる秘跡 [Tantum ergo](2声合唱とオルガンの為の) (1935)*
おお、救いのいけにえ [O salutaris Hostia] (4声合唱の為の)(1962)
主よ、われは値せず [Domine non sum dignus] (2声合唱とオルガンの為の)(1948)*
大いなる秘跡 [Tantum ergo](4声合唱の為の) (1962)
オルガンの為の前奏曲*
無原罪の御宿り [Immaculata Conceptio] (合唱とオルガンの為の)(1935)*
何と甘いことか [Quanto e soave](単声とオルガンの為の) (1942)*
天の聖母 [Vergin del ciel](単声とオルガンの為の) (1941)*
アヴェ・マリア [Ave Maria](3声合唱の為の) (1973)
眠れ、眠れ、ああ、可愛い幼な児 [Dormi, dormi o bel Bambin](合唱とオルガンの為の) *
何を見たのか、羊飼いたちよ [Quem vidistis pastores](合唱とオルガンの為の)(1942) *
マドンナ・デイ・カンピに [Alla Madonna dei Campi](単声とオルガンの為の)(1947) *
栄光の皇帝(サン・ミケーレ・アルカンジェロに) [Princeps gloriosissime(a S. Michele Arcangelo)]
(合唱とオルガンの為の)*
無原罪の御宿り(サント・マリアーノの年の為の賛歌)
[Inno all'Immacolata(per l'Anno Santo Mariano)](合唱とオルガンの為の)*
福者エリザベッタ・チェリオーリへの賛歌 [Inno alla Beata Elisabetta Cerioli](合唱とオルガンの為の) (1989)*
奉献幻想曲 [Offertorio fantasia] (1957)*
御身は称えられよ、主よ(詩篇10による) [Ti lodero, Signore](合唱とオルガンの為の) (1989)*
いかにして報いる(詩篇116による) [Quid retribuam(dal Salmo 116)](合唱とオルガンの為の) (1997)*
見たまえ、主よ [Aspice Domine](3声合唱とオルガンの為の) (1943)*
優しき心 [Dolce Cuor](4声合唱の為の) (1942)
ひとつのことを(詩篇27による) [Unam petii (dal Salmo 27)](3声合唱とオルガンの為の) *
われは歌わん(詩篇104による) [Voglio cantare(dal Salmo 104)](4声合唱とオルガンの為の) *
アンサンブル・ヴォカーレ・リンジャルディ (合唱)
マルコ・モラスキ(オルガン*)
マリウッチャ・モルビーニ(指)

録音:2013年3月2日
ドン・バッティスタ・レステッリはイタリアのソンチーノ (クレモナ県) 周辺で活躍したローカル音楽家。
MV CREMONA
MVC-014-040(1CD)
バッハ:合唱曲集
クリスマス・オラトリオ BWV 248(ラテン語訳版) から
カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」BWV 147(ラテン語訳版) から
ヨハネ受難曲 BWV 245(イタリア語訳版) から
マタイ受難曲 BWV 244(イアリア語訳版) から
モテット「イエス、わが喜び」BWV 227(ラテン語訳版) から
マニフィカト ニ長調 BWV 243 から
コーロ・ポリフォニコ・クレモネーゼ(合唱)
ダンテ・カイファ(指)

録音:1982年3月20日
ローカル合唱団の演奏記録的な水準です。

MDG
MDG-61321782(1CD)
アイヴズ:歌曲と室内楽曲集
1 . ストックブリッジ のフーサトニック河
2.ラルゴ/3.檻の中
4 . サイドショー/5.古き家庭の日
6.記憶/7.今生の別れ
8-10.3つの即興/11.霧
12.自然のやり方/13.春の歌
14.我が母の教え給いし歌
15-16.思い出/17.裏通りで
18.日の出/19.無言歌
20.サーカス・バンド/21.記憶(V, Pno)
22.病んだ鷲のように/23.鷲はどこに
24.ラルゴ/25.野辺の寂しさ
26. イルメナウ/27.記憶
ユリア・ゾフィー・ワグナー(S)
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)
アンサンブル・アヴァンギャルド【アンドレアス・ザイデル(ヴァイオリン/2,6,24,27)、マティアス・クレール(クラリネット/2)、ラルフ・ミールケ(フルート/5,6)、ヨッヘン・プレス(ホルン/6)】
アメリカ現代音楽の父といわれるチャールズ・アイヴズ。生命保険会社の仕事で成功し、膨大な量の作曲をこなした、不可解で謎の多い作曲家です。夥し い数の作品を生み出し、その作風も多岐に渡ります。彼の幅広いレパートリーにおいて、歌曲は生涯にわたって書き続けられていました。アイヴズの交響曲や 管弦楽曲に登場する旋律は、歌曲をもとにしたものも多いのもそのせいでしょう。ソプラノのユリア・ゾフィー・ワグナーと室内アンサンブル、アンサンブル・ア ヴァンギャルドは、多様なアイヴズの魅力に迫っています。 (Ki)

DISCMEDI
DM-1354-02(1CD)
クリスマス・パーティー
フアン・J・コロメル編曲 (1966-):御子に告げよ [Dime Nino]/伝統的なクリスマス (メドレー)[Navidad Tradicional]
鐘が次々に [Campana sobre Campana]/川の魚 [Los Peces en el Rio]
お婆さんがやって来る [Ya Viene la Vieja]/鼓手 [El Tamborilero]
羊飼いたちよ来たれ [Pastores Venid]/神の御子は今宵しも [Adeste Fideles]
羊飼いたちは行く [Ya Se Van los Pastores]/アヴェ・マリア [Ave Maria]*
クリスマス・パーティー [Fiesta Navidena]
ソニア・デ・ムンク(S)*
スペイン国立放送cho & スペイン国立放送O
ミゲル・ゲラ(指)
DISCMEDI
DM-5262-02(1CD)
カルロ・ベルゴンツィ/ナポリ民謡集
カルディッロ (1874-1947):カタリ・カタリ
ディ・カプア (1864-1917):あなたのくちづけを
ルフォ・ファルヴォ (1874-1936):君に告げてよ
デ・クルティス:夜の声
ニコラ・ヴァレンテ (1853-1939) & エルネスト・タリアフェッリ (1889-1937):情熱
ペンニーノ (1892-1952):なぜ?
ジュゼッペ・チョフィ (1907-1976):五月の一夜
エヴェメーロ・ナルデッラ (1879-1950):雨
エルネスト・タリアフェッリ:プジレコの漁夫
デ・クルティス:帰れソレントへ
カルロ・ベルゴンツィ (T)
マドリード室内O
エンリーコ・ペッシーナ(指)

録音:1972年、スタジオ・フォノグラム、マドリード、スペイン
原盤、ライセンサー、初出:Ensayo, ENY-CD-9701 (レーベル終了、廃盤)

ACCENT
ACC-26414(3CD)
ヘンデル:オラトリオ『サウル』 サウル:マルクス・ブリュック(Br)
ヨナタン:ベンジャミン・ヒューレット(T)
ダビデ:エリック・ユレナス(C.T)
ミカル:メアリー・ベヴァン(S)
メラブ:ソフィー・ベヴァン(S)
NDR合唱団、他
ローレンス・カミングス(指)
ゲッティンゲン祝祭O

録音:2019年5月18日/ドイツ、ハン・ミュンデン、聖ブラジウス教会(ライヴ)
サウル』はヘンデルが大きな成功を収めた作品の一つ。ゴリアテに勝利した英雄ダビデと、彼に嫉妬し殺意を募らせ、魔女の力を得ようとするサウル。聖 書に基づく劇的な台本を手掛けたのは、のちに『メサイア』の台本も書くことになるチャールズ・ジェネンズ。ヘンデルならではの魅力的な合唱をはじめ音楽も 大規模なもので、本格オペラとしても上演される名作です。
ローレンス・カミングスはイギリス古楽界の名匠として名を馳せる指揮者・チェンバリスト。1999年からロンドン・ヘンデル音楽祭の音楽監督、2012年か らはゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭の音楽監督を務めるヘンデルのスペシャリストです。 (Ki)

OEHMS
OC-470(1CD)
NX-B03
ラフマニノフ:合唱交響曲『鐘』Op.35
タネーエフ(1856-1915):聖イオアン・ダマスキン Op.1
アンナ・サムイル(S)
ドミトロ・ポポフ(T)
ヴラジスラフ・スリムスキー(Br)
チェコ・フィルハーモニー合唱団ブルノ
ドミートリー・キタエンコ(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2019年6月14-19日コンサート・ホール、ケルン・フィルハーモニー
ラフマニノフの合唱交響曲『鐘』は、1913年に作曲された合唱作品。アメリカの詩人エドガー・アラン・ポー(1809-1849)の詩をロシアの詩人、 コンスタンチン・バリモントがロシア語に訳したものを自由に用いながら、4つの場面「そりのベル=若さ」「結婚」「激動の幕開け」「弔い」を象徴する 鐘の音を通して人生の機微を描いています。ラフマニノフが好んだ「怒りの日=ディエス・イレ」の旋律も効果的に使われた中期の傑作の一つです。 かたやタネーエフの「聖イオアン・ダマスキン」は宗教的なカンタータ。7〜8世紀に実在した聖人(ダマスコのヨハネ)の祈祷文をトルストイが翻案し たテキストの中から、タネーエフは16行を選択、感動的な作品に仕上げました。タネーエフ初の成功作品としても知られ、いかにもロシアの合唱曲ら しい荘厳な雰囲気を持っています。 キタエンコは、その特徴とも言える重低音を強調した響きを、30年以上に渡り彼と演奏を続けているケルン・ギュルツェニヒOから引き出し、 メリハリのある音楽を作っていきます。また、チェコで作曲家としても活躍するペトル・フィアラが指導するチェコ・フィルハーモニー合唱団ブルノの力強 く、清冽なハーモニーも聴きどころです。

BR KLASSIK
BR-900331(1CD)
NX-B05
イゴール・クリェリッチ(1938-2006):クロアチア・グラゴル・レクイエム
ヤコヴ・ゴトヴァツ:Himna Slobodi 自由への讃歌
クリステイーナ・コラー(S)
アニカ・シュリヒト(Ms)
エリック・ラポルテ(T)
リュボミール・プシュカリッチ(Br)
イヴァン・レプシッチ(指)
バイエルン放送O&cho

録音:2020年2月12-14日ライヴ、2019年1月29日-2月1日
「クロアチア・グラゴル・レクイエム」は、クロアチアの作曲家・指揮者クリェリッチ自身によって1996年に初演された作品。鐘の音に導かれた荘厳な合 唱で始まり、伝統的なレクイエムの祈祷文が色彩豊かに歌われます。クロアチアが独立戦争に終止符を打つことに成功した時期に書かれた作品 は、作曲家による自国とその文化に対する音楽的告白であり、戦争で命を落とした人々への哀悼の気持ちが込められています。同じくクロアチアの 国民的作曲家の一人、ゴトヴァツの勇壮な「自由への讃歌」も収録。イヴァン・レプシッチが愛国心に溢れた2曲を心を込めて演奏しています。

Orchid Classics
ORC-100139(1CD)
NX-B03
『亜麻と炎』〜献身の愛の歌
ブリテン:「男は女のためにある」 - ヘンリー・パーセル『英国のオルフェウス』より
カンティクル I 「愛する人は私のもの」 Op. 40
「真夜中に」
ヴォルフ: 「ペレグリーナ I 」 - 『メーリケ歌曲集』 No. 33
「恋人に」 - 『メーリケ歌曲集』 No. 32
6. 「秘めたる愛」 - 『アイヒェンドルフ歌曲集』 No. 3
「飽くこと知らぬ愛」 - 『メーリケ歌曲集』 No.9
リスト:『ペトラルカの3つのソネット』 S270a
I. 「安らぎが見つからず」 (ソネット第104番)
II. 「祝福あれ,あの日、あの月」 (ソネット第47番)
III. 「この地上で天使の姿を」 (ソネット第123番)
シューマン: 「私の美しい星」 - 『恋のたわむれ』 Op. 101-4
「献呈」 - 『ミルテの花』 Op. 25-1
「愛と喜びよ、消え去れ」 - 『ケルナーの詩による12の歌曲』 Op. 35-2
「心の通いあい」 - 『リートと歌 第3集』 Op. 77-3
ウィリアム・デニス・ブラウン(1888-1915): 「グラティアナの踊りと歌に」
スチュアート・ジャクソン(T)
ジョスリン・フリーマン(P)

録音:2018年4月19、20日
スネイプ・モルティングス・コンサート・ホール
ウィグモアホール国際歌曲コンクールや、フーゴー・ヴォルフ・コンクールで入賞を果たしたテノール、スチュアート・ジャクソン。アムステルダム・コンセルト ヘボウでマーラーの「大地の歌」、ロンドンでティペットの「我らの時代の子」、シュトゥットガルトで「ドン・ジョヴァンニ」のドン・オッターヴィオなどを歌い、 幅広く高い評価を得ています。このデビュー・アルバムでは「献身の愛」をキーワードに、ヨーロッパの珠玉の歌曲を厳選して収録しました。ピアニスト のジョスリン・フリーマンは、これまでも「情熱」や「あこがれ」などをテーマに系統だった選曲のリサイタルを共に開催して来た、信頼できるパートナー。ブ リテンの機知と浮遊感、ヴォルフの優しさと官能、リストの情熱、そしてシューマンの献身を鮮やかに伝えています。ラストには、夭逝した英国の作曲 家ブラウンの美しい小品も。

SOMM
SOMMCD-0618(1CD)
NX-B04
イアン・ヴェナブルス(1955-):レクイエム
ジョン・サンダーズ(1933-2003):献呈*
ジョン・ジュベール(1927-2019):永遠の神よ
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):神は私を教え導く(I.ヴェナブルス編)
ヴェナブルス:高らかに神に歌う
キャスリーン・パーフェクト(A)
アーサー・ジョンソン(Boy-S)
チャールズ・ルカス(Boy-S)
アレックス・テイラー(Boy-S)
マシュー・クラーク(Br)
エイドリアン・パーティントン(指)
ジョナサン・ホープ(Org)グロスター大聖堂聖歌隊

録音:2019年11月12,13日 グロスター大聖堂
*以外=世界初録音
イギリスの合唱作曲家イアン・ヴェナブルス(1955-)のレクイエム。 彼は「これまでにも数多くのレクイエムが作曲されており、新たなレクイエムを創造することは気が重い挑戦でした。しか し合唱音楽の作曲家として言葉は私にとって常に重要なものであり、このテキストを音楽に乗せることに圧倒的な願 望も感じました。」と語り、その言葉通りの美しく感動的な作品を書き上げました。2018年の初演時に、エイドリア ン・パーティントンとオルガンのジョナサン・ホープ、ソリストたちと合唱団はこの作品を感動的に演奏、大好評を得て、 翌年2019年にこの録音が行われました。アルバムにはレクイエムの他、ヴェナブルス自身が編曲したガーニーの作品 を含む4曲が収録されています。

BELVEDERE
BELVED-08057(DVD)
NX-C05
BELVED-08058(Bluray)
NX-C05


NYDX-50102(Bluray)
国内盤仕様
税込定価
L・モーツァルト:聖母マリアの祝日のための連祷(リタニア) (W.A.モーツァルトによる改稿版)
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K. 427 (ウルリヒ・ライジンガーによる最新校訂版)
キャロリン・サンプソン(S)
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)
ベンヤミン・ブルンス(T)
ダグラス・ウィリアムズ(Bs)
ミヒャエラ・アイクナー(Org)
アンドルー・マンゼ(指)
カメラータ・ザルツブルク(一部古楽器使用)
ザルツブルク・バッハcho

収録:2019年8月5日、ザルツブルク・モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層 (DVD & BD)
音声:PCM Stereo (DVD & BD)
【国内盤】日本語解説・歌詞訳付
バロック・ヴァイオリンのソリストとして世界を魅了してきたアンドルー・マンゼ。近年ではピリオド・モダン両方を振り分ける指揮者としての敏腕ぶりでも知られるようになってきまし た。そのマンゼが、ザルツブルクの国際モーツァルト財団に招かれ、この作曲家の『ミサ曲 ハ短調』最新校訂版を指揮した映像がBelvedereからリリースされます。カップリン グは父レオポルトによる、ザルツブルク大聖堂での礼拝を前提として書かれた「連祷(リタニア)」。 「ミサ曲 ハ短調」K. 427は、モーツァルトがウィーンで活躍しはじめて間もない1783年に書かれ、妻コンスタンツェとの結婚後ザルツブルクに一時帰省した際、初披露された 大作。しかしモーツァルトは「クレド」の後半と「アニュス・デイ」の章の音楽を全て書いてはおらず、中途の楽譜をもとに後世の音楽家や音楽学者たちが試みてきた補筆版の 数々で知られてきました。ここでは徹底した音楽学研究にもとづく原典版で知られるベーレンライター社が2019年に刊行した最新校訂版が使われていますが、解説書には 校訂を手掛けたウルリヒ・ライジンガーによる詳細な説明も添えられています。作曲家自身の音使いに可能な限り忠実に、かつザルツブルク大聖堂での当時の演奏習慣を 強く意識しながら自然な仕上がりを目指したとのことで、古楽器演奏で数々の実績をあげてきたマンゼのタクトが楽譜の真価を鮮やかに浮かび上がらせます。カップリングの 「連祷」は父レオポルト1769年作曲の作品を息子ヴォルフガングがアップデートした版での演奏。こちらもみずみずしい作品美がきわだつ演奏で作品本来の魅力に迫りま す。トランペット、トロンボーン、ティンパニに古楽器を使用。

TOCCATA
TOCN-0008(1CD)
NX-B03
ザ・ロマンティック・カストラート〜ジャンバティスタ・ヴェッルーティの装飾音付き歌曲とアリア
ニコリーニ(1762-1842):「カール大帝」より
1. シンフォニア
2-3.シェーナとアリア Ecco, o Numi…Ah quando cessera
「ここで、おお神々は」…「ああ、それが止まった時」
ロッシーニ:「バビロニアのチーロ」より
4. カヴァティーナ T'abbraccio, ti stringo「私はあなたを抱きしめる」
バーガーシュ卿ジョン・フェイン(1784-1859): 「恥ずかしがり屋の恋」より
5. シンフォニア
6-7. シェーナとアリア Che vuoi mio cor?...T'intendo mio cor
「あなたは私の心の何が欲しいのか?」…「私はそれを理解する」
8. ベートーヴェン:パイジェッロのオペラ「水車屋の娘」の二重唱
「わが心はもはやうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO 70*
9-17. ヴェッルーティ(1780-1861):「わが心はもはやうつろになりて」の主題による8つの変奏曲
18. バーガーシュ卿:「恥ずかしがり屋の恋」よりアリエッタ Placido zeffiretto「穏やかな微風」
モルラッキ(1784-1841):「テバルドとイソリーナ」より
19. シンフォニア
20-21.シェーナとロマンツァ Notte tremenda…Caro suono lusinghier
「素晴らしい夜」…「愛しいお世辞の響き」
22. クラーマー(1771-1858):ヴェネツィアのエール、ピアノのためのロンド・ブリランテ
23. ウェルシュ(1780-1848):Ah can I think of days gone by?
ロバート・クロウ(男声ソプラノ)
アイリス・ラス(Fl)…21
ヨアヒム・エンダース(P)

録音:2019年10月7-11日
*以外=世界初録音
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴェッルーティ(1780-1861)は、最後の偉大なカストラートの一人で、17世紀から18世紀 当時のオペラ界をまるで“ディーヴァ”のように席巻しました。ヴェッルーティのレパートリーは、自身が活躍したロマン派時 代の歌が多かったことが大きな特徴で、各々の歌にほどこす装飾音の際立ったスタイルは、後にロッシーニ、ベッリーニや ドニゼッティを歌うプリマ・ドンナたちのお手本となりました。 このアルバムで歌っているのは、アメリカ出身、1992年に世界でも極めて希少なプロの男声ソプラノとしてデビューしたク ロウ。女性のソプラノに負けない高音を美しく操り、スタンダールやメアリー・シェリーなどの作家やウェリントン公爵に愛さ れたというヴェッルーティの華やかな世界観を見事に再現しています。 ああ、過ぎ去った日について考えてもよいものか?

J.S.Bach-Stiftung
B-857CD(1CD)
NX-D03
バッハ:カンタータ 第31集
1-11. カンタータ 第43番「歓呼のうちに神は昇天したもう」BWV43
12. ボーナストラック:第6曲レチタティーヴォ
Wiederholung(繰り返し) ? es kommt der helden held
13. ボーナストラック:第7曲アリア
ヴァイオリンのオブリガート付 ? er ists, der ganz allein
カンタータ 第145番「われは生きて汝を楽しません、わが心よ 」BWV145
(テレマンとC.P.E.バッハの楽章を含む旧全集による録音)
14. Choral ? auf, mein herz, des herren tag
15. Chor-so du mit deinem munde bekennest jesum
(テレマン作:TWV1:1350)
16. 1. Arie (Duett Tenor, Sopran) ? ich lebe, mein herze, zu deinem ergotzen
17. 2. Rezitativ (Tenor) ? nun fordre, moses, wie du willt
18. 3. Arie (Bass) ? merke, mein herze bestandig nur dies
19. 4. Rezitativ (Sopran) ? mein jesus lebt
20. 5. Choral ? drum wir auch billig frohlich sein
カンタータ 第145番「われは生きて汝を楽しません、わが心よ 」BWV145
(バッハ作曲部分、ルドルフ・ルッツによるシンフォニア付き)
21. Sinfonia(ルドルフ・ルッツ作)
22. 1. Arie (Duett Tenor, Sopran) ? ich lebe, mein herze, zu deinem ergotzen
23. 2. Rezitativ (Tenor) ? nun fordre, moses, wie du willt
24. 3. Arie (Bass) ? merke, mein herze bestandig nur dies
25. 4. Rezitativ (Sopran) ? mein jesus lebt
26. 5. Choral ? drum wir auch billig frohlich sein
27-32. カンタータ 第17番「感謝を捧げる者、われをたたえん」BWV17
ミリアム・フォイアージンガー(S)…BWV43
アンネカトリン・ラープス(A)…BWV43
チャールズ・ダニエルズ(T)…BWV43
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)…BWV43
ヨハネッテ・ゾマー(S)…BWV145
アレクサンドラ・ラヴォール(A)…BWV145
コリン・バルザー(T)…BWV145
マティアス・ヘルム(Bs)…BWV145
ノエミ・ゾーン・ナッド(S)…BWV17
ヤン・ベルナー(A)…BWV17
ゼーレン・リヒター(T)…BWV17
ダニエル・ペレツ(Bs)…BWV17
ルドルフ・ルッツ(指)(チェンバロ…14-26)
バッハ財団O&cho

録音:2019年5月24日、2019年4月26日、2019年9月20日
ルドルフ・ルッツが指揮するバッハのカンタータ全集シリーズ。 第31集には昇天節用のカンタータ第43番、復活節第3日用の第145番、三位一体後第14日曜日用の第17番が収録されています。 1726年に初演された第43番は、第7曲のバスによるアリアにトランペットのオブリガートが付いていますが、このアルバムには再演時に差し替えられたというヴァイオリンのオブリガー ト版も収録されており、それぞれの違いを楽しむことができます。第145番についてはバッハの直筆譜は残されておらず、現在、C.P.E.バッハの複写譜のみで作品を知ることができ ます。旧全集版では7曲として登録されていますが、最初の2作は偽作(2曲目はテレマン作)であり、ピカンダーのテキストによる5曲のみが真作として新全集版に登録されて います。この録音では、7曲版と5曲版を並べて演奏、5曲版にはルッツ自身が作曲したシンフォニアが置かれています。第17番は2部構成からなる小さ目のカンタータ。『ルードル シュタット詩華撰』からテキストが採られており、明快な構成の中に、神への賛美を盛り込んだ華やかな曲です。

ORFEO
C-993204(4CD)
NX-B07
フィッシャー=ディースカウ〜リート・エディション 第2集
【DISC 1】 ゲーテ(1749?1832)の詩による歌曲集 (C389951DR)
アンナ・アマリア・フォン・ザクセン=ヴァイマール=アイゼナハ (1739-1807):1. Auf dem Land und in der Stadt 田舎で、街で
ヨハン・フリ−ドリヒ・ライヒャルト(1752-1814):2. Beherzigung 臆する心
カール・フリードリヒ・ツェルター(1758-1832):3. Gleich und Gleich お似合い同士
ベートーヴェン:4. Mailied 5月の歌 Op. 52-4
5. Neue Liebe, neues Leben 新しき愛、新しき命 Op. 75-2
シューベルト:6. An den Mond 月に寄せて D 259
7. An Schwager Kronos 御者クロノスへ D 369
8. Meeresstille 海の静けさ D 216
9. Der Erlkonig 魔王 D 328
シューマン:『ミルテの花』 Op. 25 より
10. Freisinn 自由な心 Op. 25-2
11. Sitz ich allein (aus ?West-ostlicher Divan“) 私は一人で座っている(『西東詩集』より) Op.25-5
12. Setze mir nicht (aus ?West-ostlicher Divan“) やめないか、無作法者(『西東詩集』より) Op.25-6
ブラームス:13. Serenade セレナード Op.70-3
14. Unuberwindlich 打ち勝ち難い Op.72-5
R・シュトラウス:15. Gefunden 見いだされたもの Op. 56-1
オトマール・シェック(1886-1957):
16. Dammerung senkte sich von oben たそがれが上方から降り来て Op. 19a-2
レーガー:17. Einsamkeit 孤独 Op.75-18
フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
18. Zigeunerlied ジプシーの歌 Op.55-2
ヴォルフ:19. Wanderers Nachtlied さすらい人の夜の歌
20. Fruhling ubers Jahr 四季すべて春
21. Anakreons Grab アナクレオンの墓
22.Cophtisches Lied II コフタの歌 II
23. Der Rattenfanger 鼠捕りの男
ベートーヴェン:24. Flohlied des Mephisto メフィストの蚤の歌 Op.75-3
シューベルト:25. Geheimes 秘めごと D 719
26. Der Musensohn ミューズの息子 D 764
ヴォルフ
27. Phanomen 現象
28. Genialisch Treiben 天才的な行い
29. Ob der Koran von Ewigkeit sei (aus ?West-ostlicher Divan“) コーランは永遠だろうか(『西東詩集』より)

【DISC 2】 アイヒェンドルフ(1788-1857)の詩による歌曲集 (C185891DR)
メンデルスゾーン:1. Das Waldschlos 森の館 WoO 17-1
2. Nachtlied 夜の歌 Op.71-6
3. Pagenlied 小姓の歌 WoO 17-2
シューマン:4-7. 『リーダークライス』 Op.39 より
4. In der Fremde 異郷にて Op.39-1
5. Schone Fremde 美しき異郷 Op.39-6
6. Zwielicht たそがれ Op.39-10
7. Im Walde 森の中で Op.39-11
8.Der Einsiedler 世捨て人 Op.83-3
ハンス・プフィッツナー(1869-1949):9. Im Herbst 秋に Op.9-3
10. Lockung 誘い Op.7-4
11. In Danzig ダンツィヒにて Op.22-1
12. Der verspatete Wanderer 帰りおくれた放浪者 Op.41-2
13. Nachts 夜 Op.26-2
ブルーノ・ワルター(1876-1962):14. Der Soldat 兵士
15. Der junge Ehemann 若き父親
ラインハルト・シュヴァルツ=シリング:16. Kurze Fahrt 短い旅路
17. Marienlied マリアの歌
18. Bist du manchmal auch verstimmt 時にお前の機嫌が悪いことがあっても
ヴォルフ:19. In der Fremde I 異郷で I
20. Nachtzauber 夜の魔法
21. Der Musikant 音楽師
22. Nachruf 追悼の辞
23. Seemanns Abschied 船乗りの別れ
<アンコール>
シューマン:24. Intermezzo 間奏曲 Op.32-2
プフィッツナー:25. Zum Abschied meiner Tochter 娘との別れに Op.10-3
ヴォルフ:26. Der verzweifelte Liebhaber 絶望した恋人
27. Verschwiegene Liebe 秘められた愛

【DISC 3】 リヒャルト・デーメル(1863-1920)の詩による歌曲集 (C390951DR)
シマノフスキ(1882-1931):1. Stimme im Dunkeln 暗闇の中の声 Op. 13-1
レーガー(1873 -1916):
2. Waldseligkeit 森のしあわせ Op. 62-2
アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー(1871-1942): 『バラのイルメリンとその他の歌』 Op. 7 より
3. Entbietung 呼びかけ Op. 7-2
4. Meeraugen 海の瞳 Op. 7-3
コンラート・アンゾルゲ(1862-1930):5. Immer wieder 何回も何回も Op. 11-4
ハンス・プフィッツナー(1869-1949):6. Die stille Stadt 静かな街 Op. 29-4
アルトゥル・シュナーベル(1882-1951):7. Notturno ノットゥルノ Op. 16
ウェーベルン(1883 -1945):8-9. 『8つの初期の歌』 より
8. Tief von fern 遥か彼方
9. Aufblick 仰ぎ見て
10-14. 5つの歌
10. Ideale Landschaft 理想の風景
11. Am Ufer 渚にて
12. Himmelfahrt 昇天
13. Nachtliche Scheu 夜毎のはじらい
14. Helle Nacht 明るい夜
R・シュトラウス:15. Notturno ノットゥルノ Op. 44-1
16. Stiller Gang 静かな散歩 Op. 31-4

【DISC 4】 ロマン派の歌曲集 (C153861)
ジギスムント・リッター・フォン・ノイコム(1778-1858):1. Poor Adele あわれなアデーレ
コンラディン・クロイツァー(1780-1849):2. Das Muhlrad 水車 Op. 72
ドニゼッティ:3. L’amor funesto 不吉な愛
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859):4. Heimweh 郷愁 Op. 118-5
5. Abendstandchen an die Geliebte 遥かな恋人への夕べのセレナード
ロレンツ・クラウソルド(1803-1881):6. Abschied im Herbst 秋の別れ
ベルリオーズ:7. Le jeune patre breton 若いブルターニュの牧童 Op. 13-4
ゴットフリート・ヘルマン(1808-1878):8. Erfullung 成就
9. Du bist wie eine Blume 君は花のように Op. 8-3
10. Ich denke dein 君を思う
グノー:11. Serenade ? Berceuse セレナード - 子守歌
チャールズ・ハーフォード・ロイド(1849-1919):12. Annette アネット
エミール・シェーグレン(1853-1918):13. Der Mond schon wandelt am Himmelszelt 月はもう大空を旅している
ヴォルフ:14. Gesang Weylas ヴァイラの歌
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)


【DISC 1】
カール・エンゲル(P)
録音:1970年 ストックホルムでのライヴ

【DISC 2】
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P)
録音:1975年 ザルツブルク音楽祭


【DISC 3】
コーリャ・ブラッハー(Vn) …15,16
アリベルト・ライマン(P)
録音:1985年2月6日 自由ベルリン放送 ホールIII


【DISC 4】
ディーター・クレッカー(Cl) …1,6,8-14
クラウス・ヴァレンドルフ(Hrn) …2-5,7,14
ハルトムート・ヘル(P)
録音:1983年8月10-13日 ミュンヘン音楽大学
ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。1947年ライプツィヒで最初のリサイタルを行 い、その翌年にベルリン・ドイツ・オペラのバリトン歌手としてデビュー。1951年には、伴奏ピアニストとして大きな名声を築いた ジェラルド・ムーアと歌曲を初めて録音し、以降次々とアルバムをリリース、いずれも高い評価を得ました。 EMIやDGなどのメジャー・レーベルに膨大な録音を行ったフィッシャー=ディースカウですが、ORFEOレーベルにもライヴやセッショ ン録音を数多く残しています。その中から、ドイツを中心としたリートの録音を集めたBOXの第2弾が登場。3人の大詩人に着 目したアルバムを中心とし、フィッシャー=ディースカウのプライベート・アーカイヴからCD化されたエンゲルとのストックホルム・ライ ヴ、ORF(オーストリア放送協会)の協力でリリースされたサヴァリッシュとのザルツブルク音楽祭ライヴ、名手ブラッハーやクレッカー の参加など、興味の尽きない内容となっています。

フォンテック
FOCD-20122(1CD)
税込定価
2020年7月8日発売
恋ふるうた・今もいにしへも
山田耕筰:幽韻
 T.はなのいろは(作歌:小野小町)
 U.わすらるる(作歌:右近 )
 V.あらざらむ(作歌:和泉式部 )
 W.たまのをよ(作歌:式子内親王 )
 X.わがそでは(作歌:二條院讃岐 )
信時潔:小倉百人一首より
 月見れば(作歌:大江千里 )
 久方の(作歌:紀 友則 )
 花の色は(作歌:小野小町 )
 淡路島(作歌:源 兼昌 )
 長からむ(作歌:待賢門院堀河 )
 逢ふことの(作歌:中納言朝忠)
 人はいさ(作歌:紀 貫之 )
平井康三郎:和泉式部の歌(作歌:和泉式部)
山田耕筰:風に寄せてうたへる春のうた(作詩:三木露風)
別宮貞雄:淡彩抄(作詩:大木惇夫)
上田敦子(S)、塚田佳男(P)

録音::2019 年10 月16-17日、11 月13-14 日 清水スタジオ
北海道を拠点に、長年にわたり日本歌曲の真髄を探求し続けるソプラノ・上田敦子。名匠・塚田佳男を伴奏に迎え、満を持してリリースするセカンドアルバムの登場です。 今作では「恋ふるうた」と題し、4人の作曲家が描く平安時代の歌人や近代を生きた詩人の“恋”の世界を、上田ならではのアプローチで歌いあげます。
「いつも思うのはその素晴らしい声です。・・・誰が聴いてもその若々しい艶のある声は特別のものだと思うでしょう。・・・高い響きと気持ちの良い音程感は変わらず、表現豊かに歌い上げられています。」 (三繩みどり ソプラノ)

Quantum
QM-7082(1CD)
美しい宗教的歌曲集
ヤコブ・アルカデルト(1500-1568):アヴェ・マリア
ヴラジーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973) :アヴェ・マリア(ヴァヴィロフ自称「カッチーニのアヴェ・マリア」)
アレッサンドロ・ストラデッラ(1642-1682):主よ憐れみたまえ [Pieta Signore]
ムヒタル・セバスタツィ(1666-1749):聖母への賛歌 [Hymne a la Vierge]
フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):愛に満ちた処女よ [Vergin, tutto amor]
シューベルト:アヴェ・マリア
アドルフ・アダン(1803-1856):さやかに星はきらめき [Minuit chretiens]
グノー:アヴェ・マリア
フランク:アヴェ・マリア / 天使の糧 [Pani angelicus]
ペーター・コルネリウス(1824-1874):アヴェ・マリア
サン=サーンス:アヴェ・マリア
ビゼー:アニュス・デイ
フォーレ:レクイエム から ; オスティアス [Hostias] / リベラ・メ [Libera me]
プッチーニ:ミサ・ディ・グローリア から クルチフィクスス [Crucifixus]
アダム・バッロ(Br)
パスカル・ヴィニュロン(Org)

録音:2017年4月、ル・タンプル・ド・ラソンプション [聖母被昇天教会]、パリ、フランス
使用楽器:シュヴェンケデル製
アダム・バッロ(1974年生まれ) はフランス在住のアルメニアの作詞家・歌手。本名はムラード・アミルハニアン [Mourad Amirkhanian] で、2015年から芸名アダム・バッロを使っています。

DISCOS ABADIA DE MONTSERRAT
DAM-5023(1CD)
バルナト・ビバンクス(1973-):聖なる山で(合唱とオルガンの為の)
シューベルトのアヴェ・マリア
バッハのアヴェ・マリア
聖なる山に基を置き [Fundamenta eius]
サルヴェ・レジーナ [Salve Regina]
サルヴェ・モンセラティーナ「カンタンティブス・オルガニス」
[Salve Montserratina "Cantantibus Organis"]
ウェルカム [Welcome]
ひとつの若芽が萌え出でた(エサイの根より)[Es ist ein Ros entsprungen]
聖夜 [Santa Nit]
モンセラート修道院聖歌隊(児童合唱)
カペリャ・デ・ムジカ・デ・モンセラート(男声合唱)
BCN・バルセロナ・メタル・クインテット(金管合奏)
マルセ・サンチス(Org)
バルナト・ビバンクス(指)

録音:2003年10月、モンセラート修道院聖堂、カタルーニャ、スペイン

Chandos
CHAN-20145(1CD)
ソリテュード
パーセル:おお孤独こそ我の最も好むところ Z.406(ブリテンによるハイ・ヴォイスとピアノ版)
シューベルト:孤独に D.620
ジョナサン・ダヴ(b.1959):アンダー・オルタード・スカイズ
バーバー:世捨て人の歌 Op.29
ジェイムズ・ギルクリスト(T)、
アンナ・ティルブルック(P)

録音:2019年6月10日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)
医者から声楽家へと転身を遂げ、現在ではレトロスペクト・アンサンブルやバッハ・コレギウム・ジャパンなど世界各国のピリオド・オーケストラ、アンサンブルとの共演を重ねるピリオド系テノールとして、またブリテンやフィンジ、ヴォーン・ウィリアムズなど近代イギリス歌曲のスペシャリストとしても広く活躍しているジェイムズ・ギルクリスト。
ヴォーン・ウィリアムズの「旅の歌」を中心とする歌曲集(CHAN 10969)に続くChandosでのレコーディングは、「ソリテュード(孤独)」をテーマとして、パーセル(ブリテン編曲によるピアノ伴奏版)から、シューベルト、バーバー、そして現代イギリスの代表的作曲家ジョナサン・ダヴ(ドーヴ)の作品まで、様々な作風・角度から「孤独」を見つめたコンセプト・アルバム。
ブリテンやシューマン、ヴォーン・ウィリアムズの歌曲集などでも長年共演してきたピアニスト、アンナ・ティルプルックとの円熟のコンビで、孤独、悲しみ、厭世、献身などの深く豊かな感情を歌います。

Champs Hill Records
CHRCD-150(1CD)
ココシュカの人形〜愛の芸術、アルマ・マーラーの人生と音楽
アルマ・マーラー:1. 夏の夜、2. 夜の光、3. 収穫の歌、4. 孤独な歩み
ツェムリンスキー
:5. 至福の時
マーラー
:6. アダージェット(交響曲第5番より)、7. 美しさゆえに愛するなら、8. 美しきラッパの鳴るところ
ウェーベルン:9. クラリネット, トランペットとヴァイオリンのための三重奏楽章
デイヴィッド・マシューズ:10. トランスフォーメイション
ワーグナー:11. 夢、12. イゾルデの愛の死
ジョン・カスケン:13. バス・バリトン(歌&朗読), サクソフォン(ソプラノ&アルト), トランペット, ヴァイオリンとピアノのためのメロドラマ 「ココシュカの人形」

1、2、7、8、11:デイヴィッド・マシューズ編曲(メゾ・ソプラノ、ヴァイオリン、トランペット、クラリネット、ピアノ)
3:デイヴィッド&コリン・マシューズ編曲(メゾ・ソプラノ、ヴァイオリン、トランペット、クラリネット、ピアノ)
6:イアン・ファリントン編曲(ヴァイオリン、ピアノ)
12:リスト編曲(ピアノ独奏)
ジョン・トムリンソン(バス・バリトン/13)、
ロザンナ・マディルス(メゾ・ソプラノ/1-5、7-8、11)、
カウンターポイズ〔フェネラ・ハンフリーズ(Vn)、
デボラ・キャランド(Tp)、
カイル・ホーチ(サクソフォン、クラリネット)、
イアン・ファリントン(P)〕

録音2018年5月&2019年1月、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
〔5と12を除き、世界初録音〕
カウンターポイズは、BBCミュージック・マガジン賞2018で器楽部門賞を受賞した注目のヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズをはじめとする、イギリスの優れた器楽奏者たちによるアンサンブルで、ヴァイオリン、トランペット、クラリネット、ピアノの型破りな編成で、新たなサウンドワールドを生み出しています。
最新アルバムは、ヒリアード・アンサンブルのために書いた「The Dream of the Rood」で2009年イギリス作曲賞を受賞した作曲家、ジョン・カスケン(キャスケン)による最新委嘱作「ココシュカの人形」をメインに、このアンサンブルの編成で伴奏するためにデイヴィッド&コリン・マシューズ兄弟が編曲したマーラー夫妻の歌曲やヴァイオリン作品、ピアノ曲、三重奏曲などを組み合わせたプログラム。未亡人となったアルマ・マーラーとの激しい恋愛や、等身大のアルマ人形との奇行、人形をモチーフにした絵画などで知られる画家オスカー・ココシュカとアルマ・マーラーを取り巻く激烈なドラマが音楽と詩で描かれています。

SOMM
SOMMCD-0616(1CD)
NX-B04
ハミルトン・ハーティ:歌曲集
1. Sea Wrack シーラック
2. Scythe Song 鎌の歌
3. My Lagan Love マイ・ラガン・ラヴ
4. The Blue Hills of Antrim アントリムの緑の丘
5. Arlequin and Columbine
アルルカンとコロンバイン(P独奏)
6. A Cradle Song ゆりかごの歌
7. The Song of Glen Dun グレン・ダンの歌
8. Mignonette ミニヨネット
9. By the Sea バイ・ザ・シー*
10. The Fiddler of Dooney*
ドゥーニーのヴァイオリン弾き
11. To the Gods of Harbour and Headland*
ハーバーとヘッドランドの神たちへ
12. The Lowlands of Halland ハランドの低地*
13. By the Bivouac’s Fitful Flame*
野営の気まぐれな炎の傍らで
14. Dreaming ドリーミング*
15. The Stranger’s Grave*
見知らぬ人の墓
16. Idyll 田園詩(P独奏)*
17. Poppies ポピー*
18. Flame in the Skies of Sunset*
夕暮れの空の炎
19. Lane o’ the Thrushes つぐみの小道*
20. A Lullaby 子守歌*
21. My Thoughts of You あなたへの想い*
22. Your Hand in Mine, Beloved*
愛する人よ、あなたの手が私の手の中に
23. At Easter 復活祭に*
24. Come, O Come, My Life’s Delight*
来たれ、来たれ、私の人生の喜びよ
25. Adieu, Sweet Amaryllis*
さようなら、愛しのアマリリス
キャスリン・ラッジ(Ms)
クリストファー・グリン(P)

録音:2018年4月9-10日
*=世界初録音
北アイルランド、アルスター地方出身のハーティは、もともとピアノ伴奏者として音楽活動を始めましたが、ハレO の指揮者に就任し大成功を収めました。作曲家としてはヘンデルの『水上の音楽』、『王宮の花火の音楽』の管弦楽 編曲や自作の「アイルランド交響曲」などで知られていますが、伴奏者として多くの歌手との共演で培ったセンスで、優 れた歌曲も多数生み出しました。ここに収録された23曲には、人気曲「アントリムの緑の丘」や「マイ・ラガン・ラヴ」の 他、ウォルト・ホイットマンやトマス・キャンピオン、ハーティ自身による詩に曲をつけた作品など彼のアイルランドの伝統への 想いが、情感豊かな表現力として活かされています。また、2曲のピアノ独奏曲を含むトラック5,11,16,21,25の5曲 は、英国音楽の研究者で本盤のライナーノーツも担当したジェレミー・ディブルが手稿譜からおこした新しいエディションで 聴くことができます。リヴァプール出身で、タイムズ紙に「クラシックのライジング・スター」と評されたメゾ・ソプラノのキャスリ ン・ラッジによる歌唱です。
SOMM
SOMMCD-0617(1CD)
★NX-B04
奇しき薔薇の聖母〜聖母マリアの音楽ポートレイト
ジョン・タヴナー:神の御母よ、我ここに立ち
ラドフォード(1485-1557):幸あれ、その御受胎は
ブルックナー:アヴェ・マリア
ダルビー(1942-2018):救いの聖母
イエイロ(1978-):セカンド・イヴ
ダイソン(1883-1964):マニフィカト ヘ長調
ブリテン:ローザ・ミスティカ (奇しき薔薇の聖母)〜A.M.D.G.(神のさらなる栄光のために)より
ハウエルズ(1892-1983):マニフィカト (チチェスター礼拝)
リュッティ(1949-):アヴェ・マリア*
ウィラン(1880-1968):私は鳩のように美しい彼女を見た
ビンガム(1952-):めでたし、この上なく聖なる乙女*
ヴィレット(1926-1998):聖母への賛美歌
クヴェルノ(1945-):アヴェ・マリス・ステッラ
マクダウエル (1951-):オブ・ア・ローズ*
カラム・アルジャー(Org)
イサベッラ・アボット(S)
イモジェン・ラッセル(S)
ロイヤル・バーミンガム音楽院室内cho


録音:2019年6月27日,28日
*=世界初録音
いつの時代も、聖母マリアの献身的な愛は永遠の魅力として人々の心を捉えてきました。このアルバムは、古くは1485 年生まれの荘厳なポリフォニーが特徴的なラドフォードの作品から、ドラマティックなブルックナー、ブリテン、そして現代の 作曲家の作品まで、様々な時代の聖母マリアをテーマとした合唱曲を集めています。20世紀イギリスを代表するタヴ ナーの「神の御母よ、我ここに立ち」は、レールモントフの詞による神秘的な癒しの雰囲気をもつ楽曲。他には聖母マリ アがキリストの母であることを神に感謝する内容の「マニフィカト」他、時代によって異なる表現方法で聖母を讃える全 14曲です。またアルバム・タイトルは、ブリテンの「奇しき薔薇の聖母」から採られています。演奏は、ロイヤル・バーミンガ ム音楽院の室内合唱団と、イギリスでも屈指の合唱指揮者スパイサー、そしてオルガンは、現在ウェストミンスター大聖 堂でオルガン研究をしているアルジャーです。

TOCCATA
TOCC-0509(1CD)
NX-B03
ハンス・ガル(1890-1987):声楽作品集 第1集
モテット Op.19(1924)
エリザベス朝の詩による4つのマドリガル Op.51
4つのパートソング
エピグラム:レッシングの詩による5つのマドリガルOp.27
サテリコン:4つの格言 Op.72
4つの英国民謡
ボレアリス ア・クワイアー・フォー・ザ・ノース
ブリジット・バッジ(合唱指揮)
スティーヴン・ミューア(合唱指揮)

録音:2019年1月4-7日、2020年1月5-6日
ハンガリー系ユダヤ人としてドイツ、オーストリアを経てイギリスで活躍した作曲家ハンス・ガル(1890-1987)の声楽作 品集。この盤の企画者であり、室内合唱団、ボレアリスの創設者ミューアが語る通り、ガルはナチスにドイツを追われると いう経験をしながらも、ドイツ・オーストリアの伝統を継ぐオペラや交響曲など多数の作品を残しました。そのような彼の音 楽が見直されるようになったのはここ20〜30年のことです。中でも室内合唱作品は演奏が極めて難しく、なかなか演 奏される機会がありませんでした。そのため、ミューアはかつてケンブリッジ大学のトリニティ・コレッジで合唱を研究し、現 在はイギリスやドイツでオペラやオラトリオのソリストとして活躍するブリジット・バッジと共に、2017年プロの合唱団「ボレア リス(「北、北風」の意味を持つ)」を発足させました。ボレアリスは16人から20人の歌い手で構成され、“悪魔のよう に難しい”ガルなどを歌いこなすために、若手から経験豊富なベテランまでをバランスよく配置しています。第1集では、8 声の合唱から、チャーミングな民謡まで、聴き応えのあるアカペラ作品が収録されています。

Acte Prealable
AP-0414(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル(1838-1906):合唱作品集
森で [Dans la Foret](独唱、合唱とピアノの為のシンフォニー) Op.41*
夏 [L'Ete](女声二重唱とピアノの為の) Op.58+
頌歌 [Cantique](独唱を伴う同声2部とピアノの為の) Op.50#
ベツレヘムの天使たち [Les anges de Bethleem](独唱、女声合唱とピアノの為の)**
シオンの聖母のミサ [Messe de Notre Dame de Sion](独唱、合唱とオルガンの為の) Op.47++
おお、救いのいけにえよ [O Salutaris](2声の為の) Op.4(バリトンとオルガンによる演奏)##
アヴェ・マリア [Ave Maria](2声とオルガンの為の) Op.35(***)
バルバラ・レヴィツカ(ソプラノ(+/#/++/***))
ドナタ・ズリアニ(メゾソプラノ(+/**/++))
マチェイ・ガラス(テノール(*/++))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(++/##/***))
ダリウシュ・ミツォレク(P)*
エヴァ・リテル(P(+/#/**)、オルガン(++/##/***))
インシエメ合唱団(*/+/#/**)
モニカ・バホフスカ(指揮(*/+/#/**))

録音:2017年9月28日-10月1日、聖ヴィンツェンティ教会、
ドヴォレツ・ビャウォプロンドニツキ文化センター、クラクフ、ポーランド

CASCAVELLE
VEL-1617(1CD)
シューマン:「ミルテの花」 Op.25(全26 曲) ソフィー・コッシュ(Ms)
ネルソン・ゲルナー(P)

録音:2004 年 12 月 22-24 日 パリ
旧VEL 3085の再発売。歌劇で大人気のフランスのメッゾソプラノ、ソフィー・コッシュがシューマンのリートに挑んだ
ことで初発売時話題になった。しっとりとした美声と知的な歌い口、そしてネルソン・ゲルナー
の味わい深い伴奏と、たいへん見事な出来栄え。嬉しい復活だ。

PASSAVANT MUSIC
PAS-118050(1CD)
アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):親密な詩 ― 歌曲集
親密な詩(5つの歌)(1943)
愛 / 私はあなたに会いたい / 私たちは静かな水に浸かる / あなたは眠る / あなたに語りかける
アルジェリア−タンゴ(1934)*
兵士の3つの訴え(作曲者の詩による)(1940)
敗残兵の訴え / ポン・ド・ジャンでの訴え / 神への訴え
フォム・ボム・ボ*
3つのギャラントな詩(1951)
狂人へのソネット / 呪いの書簡 / 悔悟したマドレーヌへのソネット
シディ・ヤ=ヤ=プレリュード(1934)*
ボーリングブローク卿の騾馬(1928)
エリック・サティの名によるサラバンド(1925-1930) *
チューインガム(1928)*
マディア−ルンバ(1935)*
冬の庭(4つの詩)(1951)
夜明け / 幸福の家 / いくつの腕が開かれたことだろう / 静寂
フランソワ・ル・ルー(バリトン(*以外))
オリヴィエ・ゴダン(P)

録音:2017年6月16-19日、ステュディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス
フランス近代歌曲解釈においてジェラール・スゼー (1918-2004) の後継者と称されるフランソワ・ル・ルー (1955年生まれ) が聴かせる円熟。フランス歌曲ファンなら必聴です。

PASSAVANT MUSIC
PAS-115216(1CD)
アーン、ドラフォス:歌曲集
レイナルド・アーン(1874-1947):灰色の歌(全7曲)
傷ついた葉/アントワーヌ・ワトー、画家の肖像 *
レオン・ドラフォス(1874-1955):花の五重奏(全5曲)
水のほとりで/嘘/私を慰めておくれ、夏の花よ
紫の花*/第2の捧げ物*
クレマンティーヌ・デクテュール(ソプラノ (*以外))
ニコラ・シュヴロー(P)

La Ma de Guido
LMG-2153(1CD)
フアン・マネン・コレクション CD 5−室内楽と歌曲
フアン [ジュアン]・マネン(1883-1971):対話(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルートとハープの為の)Op.A-44 (+/#)
3つの歌(声とピアノの為の)Op.A-9*
嘆き/ピツィカート/気まぐれな
復活祭の歌(朗唱とピアノの為の)Op.15 *
歌劇「ドン・ジュアン」Op.A-35 から 第2幕への序奏(ダニエル・ブランク編曲、フルートとピアノの為の版)+
ベルヴェデーレ Op.A-40(フルートとピアノの為の)+
ジュリア・ファレス=リュンゲラス(S)*
アリザベト・フランク(Fl)+
アレナ・サトゥエ(Vn)#
アイーダ=カルメン・ソアネア(Va)#
ロマン・ガリウ(Vc)#
ホセ・アントン・ドメネ(ハープ#)
ダニエル・ブランク(ピアノ(#以外))

録音:2015年2月、カザル・ダ・ラ・フォン・ダン・ファルゲス劇場、バルセロナ、スペイン

Columna Musica
1CM-0354(1CD)
マルセ・トゥレン(1930-)/マルセ・コレッジャ作詩:秘密の歌
Vibracions / Et conec dintre meu / Amic vine / Quan siguis fum o boira
Canco del vent al rostre / Pren amb les mans / Es desperta una promesa d'estiu
Vine pluja / M'endisno en la foscor de la nit / La nit / Tenien por de la nit
El sol que em desperta
マルタ・バレロ(Ms)
マルタ・プジョル(P)

録音:2016年7月12-13日、スタジオ・スディトリウム、ジャフラ、バイシュ・アンポルダ、スペイン
Columna Musica
1CM-0356(1CD)
カタルーニャとヨーロッパのクリスマス・キャロル
カタルーニャ伝承のクリスマス・キャロル:御母の子 [El Noi de la Mare]/フム、フム、フム [Fum, fum, fum]
十二時の鐘が鳴る [Les dotza van tocant]
凍れる十二月 [El desembre congelat]/小さな男の子 [El petit vailet]
田舎のクリスマス・キャロル [El rustec villancet]
ご生誕のとき動物たちは [Les besties al naixement]/鳥の歌 [El cant dels ocells]
スウェーデン伝承のクリスマス・キャロル:
おお、どれほど大きな喜びが神からわれらに [O vad gladje ifran Gud]
ヨーロッパの有名な7つのクリスマス・キャロル:*
フランス伝承:神の御子がお生まれになった [Ha nascut el Deu infant]
マヨルカ伝承:ノ・ニ・ノ [No-ni-no]
シチリア伝承:清澄なクリスマス・イヴ [Aclarida nit de Nadal]
ベルギー伝承:眠れ、イエスよ、穏やかに [Dorm, Jesus, en pau]
ドイツ伝承:眠れ、かわいいイエス [Dormiu, bon Jesuset]
ザルツブルク伝承:ノン・ノン [Non, Non]
ブルターニュ伝承:今日はクリスマス [Som al dia de Nadal]
ミヒャエル・プレトリウス(1571頃-1621)/ヤン・サンドストレム (1954-):
ひとつの若芽が萌え出でた(エサイの根より)[Det ar en ros utsprungen]
メンデルスゾーン:クリスマス [Weihnachten] Op.79-1
英国讃美歌:神の御子は今宵しも [Adeste Fideles] +
ウルファオ・カタラ [Orfeo Catala](合唱)
マルセ・サンチス(ピアノ*、オルガン+)
ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス(指)

録音:2004年9-10月、カタルーニャ音楽堂 & 小音楽堂、バルセロナ、スペイン
Columna Musica
1CM-0361(1CD)
ファビアン・パニセリョ(1963-):声楽作品集
ゴシック・ソングズ [Gothic Songs](バリトンとピアノの為の)*
夢の中の夢 [Dream within a dream]/川へ [To the river]/独り [Alone]/歌 [Song]
からす [The Raven]
シルビアの歌 [Canciones de Silvia](ソプラノとピアノの為の) +
Asana / Deviche / Pregunta / Raiz original
復活の聖務 [L'officina della resurrezione] (バリトン、エレクトロニクスと弦楽四重奏の為の)#
レイ・メルローズ(バリトン*)
ライア・ファルコン(ソプラノ+)
ホルガー・ファルク(バリトン#)
プルーラルアンサンブル
アルベルト・ロサド(P)
アマ・アレクセーエヴァ(第1ヴァイオリン#)
エリカ・ラマリョ(第2ヴァイオリン#)
アナ・マリア・アロンソ(Va)#
ミハウ・ドモホフスキ(Vc)#
ファビアン・パニセリョ(指)

録音:2014年4月20日、「クエンカ宗教音楽週間」にて、クエンカ、スペイン(*/+)
2014年12月14日、「コンポニステンポリフォニー」にて、セルバンテス文化センター、ブレーメン、ドイツ#
ファビアン・パニセリョはアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれたスペインの作曲家・指揮者。プルーラルアンサンブル主宰。
Columna Musica
1CM-0364(1CD)