湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


声楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含め、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Etcetra
KTC-1738(1CD)
ロム・デザルメ〜ヨハン・デュイック:作品集
ヨハン・デュイック(b.1954):L'Homme Desarme Op.39(合唱とクラリネットの為の)
Cant espiritual Op.34(バリトン、合唱、クラリネットとチェロの為の)
Les neiges d’antan Op.40(Vn、チェロとピアノの為の)
Laudes organi Op.27(オルガンの為の)
フランダース放送cho、
アマリルカ、ピーター・トーマス(Org)、エディ・ファンオーストハイゼ(Cl)、ジュゼップ=ラモン・オリベ(Br)、セリア・クルース・ソラレス(Vc)、ハンス・メムリンク・トリオ〔ディルク・リッペンス(Vn)、ヤン・ファン・ケルスト(Vc)、ヨハン・デュイック(P、指揮)〕
フランダース放送合唱団、ASMF、ワールド・ユース・クワイア、ヘント・マドリガル合唱団の指揮者を務めてきたベルギーの合唱指揮者兼作曲家、ヨハン・デュイックの作品集。本アルバムでは、合唱指揮に加え、ピアニストとしてのデュイックの一面にも触れることができます。

FUGA LIBERA
FUG-787(1CD)
シューマン:リーダークライス Op. 24
アウルトニ・ソルステインソン(1870-1962):誰しも傷を隠して
 エルフの教会/春の女神の訪れ
 この世のやすらぎ/薔薇
 あなたは昔のままの美しさ/夜
シューマン:リーダークライス Op. 39
アンドリ・ビョルン・ロウベルトソン(Bs-Br)
アウストリズル・アルダ・シーグルザルドゥッティル(P)

録音:2021年4月12-15日 サルリン(コンサートホール)、コウパヴォーグル、アイスランド
ヨーロッパ各地の歌劇・ハウスで活躍する、アイスランドのバス・バリトン、アンドリ・ビョルン・ロウベルトソンが歌うシューマン。併せて収録された アイスランドの作曲家アウルトニ・ソルステインソンによる歌曲は、その美しさから「アイスランドの宝」と称されるものです。ロベルトションは持ち 前の柔らかな美声で、やはりアイスランドのピアニスト、アウストリズル・アルダ・シーグルザルドゥッティルと共に、出版に60年以上の隔たりのあ るこれらの歌曲をシームレスに美しく歌い上げています。

Musique en Wallonie
MEW-2022(1CD)
フランク:合唱作品集
1. 真実にいます主なる神よ CFF 210(1861)
2. 聖母マリアへの連祷 CFF 223(1884) *
3. 大いなる秘跡 CFF 208-3(1865)
4. おお、彼女も模範と仰いだ方よ CFF 199(1846) *
5. 棕櫚の涼しき木陰で 〜オラトリオ『レベッカ』CFF 187(1881) より
6. 夜の明ける前に歩いた 〜オラトリオ『レベッカ』CFF 187(1881) より
7. オルガンの為のアンダンティーノ(アルベール・ルノーによるピアノとハルモニウムの為の編曲版)CFF 54B(1856)
8. 我らが神よ、わが魂はあなたを信じます 〜オラトリオ『レベッカ』CFF 187(1881) より
9. 女神への挨拶 CFF 205(1865) *
10. 孫へ CFF 166(1887-1888)
11. ピチカートとアンダンテ 〜レオ・ドリーブ『シルヴィア』よりピアノとハルモニウムの為の編曲 CCF 238(1880頃) *
12.ロルモンの踊り CFF 168(1889)
13. 5月の初めての微笑み CFF 172(1888)
14. それはどのような方なのだろう CFF 212(1861)
15. なにゆえに異教徒は激怒する CFF 215(1865)
16. 絶えざる光の源 CFF 171(1888)
17. 天使の糧 CFF 209(1872)
18. 近衛兵 CFF 204(1865) *
19. 主よ、われらの罪に〜CFF 213(1865)
20. 主の右手は CFF 211(1861)
カロリーヌ・ウェイナンツ(S)…4、9、18、20
グヴェンドリーヌ・ブロンデール(S)…1
カロリーヌ・ド・マイウ(Ms)…4
ピエール・デルエ(T)…1、17、20
マクシム・メルニーク(T)…14
サミュエル・ナモット(Br)…3、14
カミル・ベン・フセイン・ラクリ(Br)…1、15、20
エマニュエル・トンデュ(Vc)…3、17
ハンネローレ・デヴァーレ(ダブル・ハープ/セバスチャン・エラール1824年製)…14、17
エリック・マトート(コントラバス/作者不明19世紀製)…1、14、15、20
フィリップ・リガ(P/コンサート・グランド・エラール、ロンドン1870年製)
エドヴァルト・ヴァンマルセニル(オルガン、ハルモニウム)
ナミュール室内cho
ティボー・レナールツ(指)

録音:2020年8月14-19日 サン=マクシマン教会、ジェーヴ、ベルギー
*=世界初録音
ナミュール室内合唱団による、フランクの合唱作品集。宗教的な内容のものが中心ですが、一部に世俗的内容のものも含みます。伴奏は オルガンもしくはピアノによるもので、一部に弦楽器も登場。ピアノとハルモニウムによる器楽作品2曲も収録しています。クリスマスの定番曲と して有名な「天使の糧」のほかは、あまり聴かれることのないこれらの作品ですが、いずれも素直な美しさが特徴で、聴く者の心にすっと沁み るような魅力に溢れています。

Daphne
DAPHNE-1070(1CD)
スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942−2019):カンタータ 「決別」 ハンナ・フサール(S)、
ウッレ・ペーション(Br)、
アドルフ・フレードリク教会室内cho・室内O
クリストフェル・ホルゲション(指)

録音(ライヴ):2019年6月15日、アドルフ・フレードリク教会(ストックホルム、スウェーデン)
ウェーデンの作曲家スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムが2019年6月10日に急逝してから2年が経ちました。彼が手がけた最後の作品とされるカンタータ 「決別」 がCDリリースされます。スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムは、ボレンスベリで生まれ、ストックホルム王立音楽大学のイングヴァル・リードホルムのクラスで作曲を学びました。在籍中は、客員教授だったリゲティとペア・ヌアゴーにも教わり、彼らからも大きな影響を受けたと言われます。創作活動は、室内楽曲、管弦楽曲、合唱曲と声楽曲と広いジャンルに及び、題材によってスタイルを自在に変えていくことも彼の音楽の特徴のひとつです。 「レクイエム」(Caprice CAP22027)、「荘厳ミサ曲」(CAP 22036)などの大作のほか、アカペラ合唱の為の 「子守歌 − トラ」(Phono Suecia PSCD 139)といった作品が、彼の残した重要な作品として挙げられています。
カンタータ 「決別」(副題『古い時代があり、新しい時代がある』)は、フルート奏者だったウルフ・ベリストレムの委嘱で作曲された作品です。彼の希望に沿ってヴェルネル・アスペンストレム(1918−1998)の詩集『雪の伝説』がテクストに使われました。〈生きている木々〉〈あり得ない都市の平らな地面)〉〈間奏曲 I〉〈敬意をこめた要請〉〈間奏曲 II〉〈それは眠る者の顔にある〉〈待ち人は郊外を通ってこない〉〈夜釣り〉〈18世紀スタイルの鳥〉〈間奏曲 III〉〈決別〉。「引きあげ」「出発」「陣営撤去」「解体」といった意味の “uppbrott” の最終章が曲名にとられ、「温室効果と環境破壊につながる、われわれの古い生活様式を断ち切る」の強い意志が託されました。この作品は、サンドストレムが亡くなって一週間も経たない2019年6月15日、ストックホルムのアドルフ・フレードリク教会で初演され、聴衆の心を強く動かしたと伝えられるこの初演のライヴ録音によるリリースです。

Daphne
DAPHNE-1069(1CD)
酒とバラの日々〜ホラティウス:歌曲集
ラディスラウス・ホラティウス(1954−2019):遠い国(James Thomson)/妖精の物語(Stevie Smith)/若者は故郷を遠く離れ(George Barker)/人食い鬼の歌(W.H.Auden)/その翌日(Stig Dagerman)/クララの古いホテル(Stig Dagerman)/ヒック氏(Stig Dagerman)/新しい愛(Stig Dagerman)/人生ははかなく、われらが希望をもちつづけることを許さない(Ernest Dowson)/憂愁(Paul Verlaine/Ernest Dowson)/日の沈むときに/君のいのち(Dan Andersson)/庭園を離れたことのないあなた(Edith Sodergran)/勲章の規定(Hjalmar Gulldberg)/山と暗い水域の彼方に(Hjalmar Gulldberg)/浮浪者の歌(Joseph von Eichendorff/Caleb J. Anderson)
アンナ・エリサ・リンドクヴィスト(歌)、
オスカル・エークベリ(P)

録音:2020年8月3日−6日(ストックホルム、スウェーデン)
ラディスラウス・ホラティウス(1954−2019)(別名「ラースロー・ホルヴァート)は、ハンガリーに生まれ、若いころスウェーデンに移りました。ストックホルム王立音楽大学で学び、ピアニスト、歌劇劇場のレペティトゥール、作曲家、編曲者として活動。著作家、活動家としても知られ、新しい千年紀を迎えたころ、”IT” を「情報独裁者」と呼ぶ講演も行なったと言われます。
スウェーデンの歌手アンナ・エリサ・リンドクヴィストと、ピアニストのオスカル・エークベリがホラティウスに贈る「トリビュート」アルバム『酒とバラの日々』は、文学に対する造詣の深かったホラティウスが内外の詩をテクストに作曲した作品が歌われます。スコットランドのジェームズ・トムソン、イギリスのスティーヴィー・スミス、ジョージ・バーカー、アーネスト・ダウソン、イギリスに生まれアメリカに活動の場を移したW・H・オーデン。スウェーデンのスティーグ・ダーゲルマン、エーディト・セーデルグラン、ヤルマル・グッルベリ。ダウソンがヴェルレーヌのフランス語の詩に基づいて作った 「憂愁」 と、アイヒェンドルフのドイツ語詩をカレブ・J・アンデションがスウェーデン語に訳した 「浮浪者の歌」。古代ローマの詩人ホラティウスの詩を題名に引用したダウソンの 「人生ははかなく、われらが希望をもちつづけることを許さない」 が、ジョニー・マーサー作詞、ヘンリー・マンシーニ作曲の 「酒とバラの日々」 に関係することから、アルバムのタイトルに採られました。

Signum Classics
SIGCD-683(1CD)
クリスマス・キャロル・ウィズ・キングズ・シンガーズ
ジェイムズ・バートン:バルラロウ
伝承曲(ブライアン・ケイ編)):歓べ!
伝承曲(ヴォーン・ウィリアムズ&パトリック・ドナキー編):ベツレヘムの小さな町で(ああベツレヘムよ)
デイヴィッド・ウィルコックス:明日はわたしが踊る日
ボブ・チルコット:羊飼いのキャロル
伝承曲(ゴフ・リチャーズ編):ラ・フィラドーラ
ジューン・コリン:ザ・クワイエット・ハート
単旋律聖歌:今日、キリストが生まれた
トワノ・アルボ(チャールズ・ウッド編):ディンドン空高く
ジョン・タヴナー:おお、動ずることなく
ビクトリア:おお、大いなる神秘
ヘンリー・ジョン・ガントレット&アーサー・ヘンリー・マン(ニック・アシュビー編):ダビデの村に
バッハ:来たれ、美しい朝の光よ
ヨーハン・ペーター・エミリウス・ハートマン(ボー・ホルテン編):クリスマスのメッセージ
伝承曲(エドガー・ペットマン編):ガブリエルのメッセージ
ピエール・ヴィレット:処女への讃歌
マイケル・ヘッド(グレイストン・アイヴズ編):ベツレヘムへの小さな道
伝承曲(ガイ・ターナー編):眠れ、眠れ
伝承曲(ゴフ・リチャーズ編):ア・ナイト・オヴ・ウォッチング
ヴォーン・ウィリアムズ(クリストファー・ブリュートン編):ウィザーズ・ロッキング讃歌
グスタフ・ヌードクヴィスト:クリスマス、クリスマス、輝かしきクリスマス
作者不詳(ジェフリ−・ショウ編):リュート・ブックの子守歌
単旋律聖歌:天をお創りになられた方は
ベルリオーズ(クリストファー・ブリュートン編):羊飼いたちの別れ
伝承曲(マティアス・ブッハー編):どこでもメリー・クリスマス
キングズ・シンガーズ〔パトリック・ダナキー(C.T)、エドワード・バトン(C.T)、ジュリアン・グレゴリー(T)、クリストファー・ブリュートン(Br)、ニック・アシュビー(Br)、ジョナサン・ハワード(Bs)〕

録音:2020年12月17日−20日、シダーズ・ホール(ウェルズ・カテドラル・スクール、イギリス)
2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、キングズ・シンガーズ。エドワード・バトン(C.T)、ニック・アシュビー(Br)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新たなクリスマス・アルバムは、現代合唱の宝石やフォークソングから世界中で愛されるキャロルまでを広くフィーチャーした25曲を収録。キングズ・シンガーズの原点でもあるケンブリッジ大学キングズ・カレッジの伝統を反映した、有名な英国の教会キャロルもいくつか含まれています。
凍てつくような月明かりの下、炉辺で過ごすクリスマスの素晴らしさを歌うようなキングズ・シンガーズの心洗われるクリスマス・キャロルをお届けします。MARS-hall Light Studioのデザインによるカヴァー・イラストも素敵。プレゼントにもオススメです。

MUSICAPHON
M-56980(1SACD)
ニョン〜イタリアへのあこがれ

1.ベートーヴェン:君よ知るや南の国Op.75-1
2.ベートーヴェン:ただあこがれを知る者だけが
3.ナレーション「ミニョンの独創性」
4.ツェルター:ただあこがれを知る者だけが
5.ライヒャルト:秘密「私に言わせないで」
6.朗読「ミニョンの原点を探る」
7.シューベルト:私に言わせないでOp.62-2
8.シューベルト:このままの姿でOp.62-3
9.シューベルト:ただあこがれを知る者だけがOp.62-4
10.シューベルト:君よ知るや南の国D.321
11.朗読「ミニョンの歌の解釈」
12.シューマン:君よ知るや南の国Op.98a-1
13.シューマン:ただあこがれを知る者だけがOp.98a-3
14.シューマン:私に言わせないでOp.98a-5
15.シューマン:大人になるまでこのままにOp.98a-9
16.朗読「ミニョンの発作」
17.ヴォルフ:ミニョン第4番「君よ知るや南の国」
18.ヴォルフ:ミニョン第1番「私に言わせないで」
19.ヴォルフ:ミニョン第2番「ただあこがれを知る者だけが」
20.ヴォルフ:ミニョン第3番「大人になるまでこのままに」
21.朗読「天使としてのミニョン」
22.デュパルク:ミニョンのロマンス
23.グノー:ミニョン
ジルケ・エヴァース(S、朗読)、
ヴィープケ・トム・ディーク(P)

録音:2017年1月&2月
多くの作曲家にインスピレーションを与えたゲーテの小説『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』の登場人物ミニョンを主題にした歌曲を集め、合間にソプラノ自身による朗読を収録した1枚。グノーの作品はサン=サーンスやマスネの歌劇の台本作家として有名なルイ・ガレ(1835-1898)がフランス語訳した詩に曲をつけています。

Tactus
TC-872202(1CD)
ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ(1878-1958):室内歌曲集
13のロマンス/5つのメロディ/秋の夕暮れ/子どもの歌
ベアトリーチェ・パルンボ(S)、
ジャン・フランンチェスコ・アモローソ(P)

録音:2020年7月
ミラノ・スカラ座合唱団の指揮者として有名なヴィットーレ・ヴェネツィアーニ(1878-1958)の室内歌曲集。ヴィネツィアーニの録音は、マリア・カラスのベッリーニ:歌劇「ノルマ」の録音(1954)をはじめ、さまざまなものが残っていますが、作曲家としてのカタログも決して短いものではなく、かなりの数の合唱曲、いくつかの歌劇、交響的作品、室内楽曲、そして民謡やヘブライ語のメロディーを合唱曲に編曲した一連の作品などが眠っています。世界初録音となる本アルバムの収録作品は、音楽的言語の多様性にもかかわらず、室内楽として定義することができ、当時のイタリアの様式と、社会的背景の両方の進化を明確に表しています。
Tactus
TC-950005(1CD)
ソプラノとギターの為の歌曲集
パオロ・キリチーニ(1964-):Inotturni(2019)/パオロ・ジェミニアーニ(1960-):Me ne vado(2020)/アンドレイナ・コスタンティーニ(1955-):An hini a garan(2019)/キアラ・ベナーティ(1956-):Quattro liriche da Idilli non autorizzati(2001)/ロナルド・トマジーニ(1994-):Move il sole e l’altre stelle(2019)/ニコラ・エヴァンジェリスティ(1964-):Triptychon(2020)/ファビオ・ルッピ(1992-):Medley(2019)/ビアンカマリア・フルジェーリ(1935-):Due liriche(2012)/ジャン・パオロ・ルッピ(1959-):Due quadri sacri(2017), Estratto(2019)/パオロ・ウゴレッティ(1956-):Proverbi(2001), Despedida(2020), Todas as cartas de amor(2019)/マルコ・ベッルッツィ(1965-):A Common Song(2020)
エクストラテンポーラデュオ〔バルバラ・ヴィニュデッリ(S)、モニカ・パオリーニ(G)〕
イタリア・ボローニャに所縁のある現代作曲家のギター伴奏歌曲を集め、ボローニャ出身の二重奏、エクストラテンポーラデュオが演奏した1枚。(Tactusレーベルの所在地もボローニャです。)2020年に書かれたばかりの同時代作品も含まれています。バルバラ・ヴィニュデッリとモニカ・パオリーニの両名はこれらの作品(全曲世界初録音とのこと)で表現されている多様な形式と主題を、最も適切な方法で表現することに成功しています。

Resonus
RES-10268
NX-B05
Alpha&O クリスマスと待降節の音楽集
1. ジュディス・ウィアー(1954-):私の守護天使
2. ハンナ・ケンドール(1984-):キリスト降誕
3. ジョアンナ・フォーブズ・レストレンジ:待降節「O」キャロル
4. ポール・チハラ(1938-):マニフィカト
5. ダイアナ・バレル(1948-): 聖なるヒイラギは育つ
6. 聖歌:サピエーナ
7. クリストファー・フォックス(1955-):オー・アンテイフォン第1番
 アルファとオー
8. 聖歌:おお、アドナイ
9. フォックス:オー・アンティフォン第2番
   炎の中で
10. 聖歌; おお、エサイの根
11. フォックス:オー・アンティフォン第3番
 われらの恵み
12. 聖歌:おお、ダビデの鍵
13. フォックス:O Antiphons- 4 オー・アンティフォン第4番
Open the Gate 開け門
14. 聖歌;おお、オリエンス
15. フォックス:オー・アンティフォン第5番
 暁の星
16. 聖歌:Oおお、人々の王
17. フォックス:オー・アンティフォン第6番
 礎石
18. 聖歌:おお、エマヌエル
19. フォックス:オー・アンティフォン第7番
 何よりも信頼
20. ジェレミー・サーロー(1976-):マニフィカト
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジcho
セント・キャサリン・カレッジcho…1,3,5,7,9,11,13,15,17,19
セント・キャサリン少女cho…2,4-6,8,10,12,14,16,18,20
カイウス・リー(Org)…20

エドワード・ウィッカム(指)

録音:2020年3月15-17日
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジ合唱団に所属する2組の合唱団が歌う現代のアドヴェントとクリスマスの合唱作品集。収録曲の半数は世界 初録音という意欲的なプログラムで、中心をなすのは1955年、ヨーク出身の作曲家クリストファー・フォックスが書いた単旋律聖歌によるアンティフォナ (交唱)で、各曲の前には元になった聖歌が置かれています。また最後に置かれたジェレミー・サーローのマニフィカトはオルガンやテープを用いた実験的 な作品。人工的な響きと声が融合し、クリスマスにふさわしい神秘的な世界を描いています。

MClassics
MYCL-00011(1CD)
税込定価
HOME
1. 加藤昌則:もしも歌がなかったら
2. シューマン:献呈 作品25-1
3. トスティ:マリア
4. グリーグ:君を愛す 作品5-3
5. チャイコフスキー:あなたを愛しています(歌劇「スペードの女王」より)
6. ・サティ:ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)
7. クロード・フランソワ/ジャック・ルヴォー:マイ・ウェイ
8. モリコーネ:愛のテーマ(「ニュー・シネマ・パラダイス」より)
9. 信長貴富:春
10. 加藤昌則:そのうたは
11. 宮本益光:私の歌
ハンサム四兄弟...1,10,11
宮本益光(Br)...2,9
与那城敬(Br)...3,6
近藤圭(Br)...4,7
加耒徹(Br)...5,8
田恵子(P)...1-11


録音:2021年2月24-25日埼玉、コピスみよし(三芳町文化会館)
日本を代表する煌めくバリトン歌手たちが手を取り結成した夢のユニット、「ハ ンサム四兄弟」のデビューアルバムです。長男/宮本益光、次男/与那城 敬、三男/近藤圭、四男/加耒徹という稀代の歌手による豪華な競演! 歌劇やコンサートなどで活躍する4人の魅力溢れる歌声とキャラクターが存分 に収められています。華々しく活躍するこのメンバーたちが集まると流れる優し い空気。聴くものの心を休ませるような、まさに「Home」(=「ハンサム四兄 弟」)の雰囲気を感じることでしょう。収録曲は各々「愛」の溢れる歌曲を持 ち寄り、感情豊かにソロを披露。また四重奏では高らかに歌の喜びを届けま す。4人の甘く優しい歌声、美しいハーモニーをお聴きください。

Da Vinci Classics
C-00453(1CD)
リスト:十字架への道
十字架への道 S.53(ソリスト、合唱&ピアノ版)/スターバト・マーテル S.172b(S.579/3)/主イエス・キリストの変容の祝祭 S.188/アヴェ・ヴェルム・コルプス S.44/バッハの名前に基づく音楽帳の1ページ S.166T(世界初録音)/ドイツ教会歌 S.669a/十字架像 S.342
コーロ・マギーニ、
クラウディオ・キアヴァッツァ(指)、
キアーラ・ベルトリオ(P)、マウロ・ボルジョーニ(Br)、カーリン・セルヴァ(S)、スヴェトラーナ・スクヴォルツォヴァ(メゾソプラノ

録音:2021年3月26日−28日、サンタ・ペラギア教会(トリノ、イタリア)
19世紀最大のコンポーザー=ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、リストが遺した「十字架への道」をはじめとする宗教作品の数々。
1995年に創設されたコーロ・マギーニは、バッハからブリテンまでを主なレパートリーとし、オッターヴィオ・ダントーネやヘルムート・リリング、クリストファー・ホグウッド、ロバート・キング、アレッサンドロ・デ・マルキなどの合唱界、古楽界の名匠たち、さらにはキリル・ペトレンコやジャナンドレア・ノセダ、クリスチャン・ヤルヴィ、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、ジェフリー・テイトといった世界的指揮者たちとの共演も重ねてきた歴史を持つイタリアのプロの合唱団です。
指揮を振るのはハンガリーのコダーイ・インスティチュートのペーテル・エルデイに合唱指揮を学んだクラウディオ・キアヴァッツァ。
「十字架への道」はソリスト、合唱とピアノによるヴァージョンを選択し、世界初録音となる断片「バッハ(BACH)の名前に基づく音楽帳の1ページ」を組み込むなど、プログラム構成にもこだわりが見られます。
Da Vinci Classics
C-00456(1CD)
歌の旅〜フランスからイタリアへ
アーン:クロリスに、恍惚の時
グノー:谷間、おお君はどこへ
フォーレ:5月、秋の歌
マスネ:スペインの夜
フランク:夜想曲
シャミナード:ソンブレロ
ドビュッシー:ロマンス、美しい夕暮れ
トスティ:理想の女、4月、君なんかもう、夢、魅惑、セレナータ、別れの歌、最後の歌、可愛い口もと、悲しみ、アブルッツォ地方のギターの調べ
フェデリコ・ロンギ(Br)、
マリア・クリスティーナ・パンタレオーニ(P/スタインウェイ)

録音:2021年3月、リヴァーサイド・スタジオ(トリノ、イタリア)
イタリアとフランスの狭間において、郷愁と感情の翼の上で繰り広げられる歌曲の旅路。アーンやグノー、フォーレ、そしてドビュッシーなど様々な作風のフランス歌曲に続いてアルバムの後半、掉尾を飾るのはトスティの11曲の歌曲。
2013年のトリノ王立歌劇場の日本公演ではノセダの指揮でシャルローネ役を担当し、日本での活躍も印象深いイタリアのバリトン、フェデリコ・ロンギの美しき歌声が、聴き手をイタリアとフランスの旅へと誘います。
Da Vinci Classics
C-00458(1CD)
カンティシェ〜ソプラノとピアノの為の音楽
リスト:パレストリーナによるミゼレーレ S.173-8
ダニーロ・コミティーニ(1986−):トリッティコ
プーランク:歌曲集「月並み」
トスティ:アマランタの4つの歌
マリピエロ:アンジェロ・ポリツィアーノの3つの詩
バーンスタイン:ラ・ボンヌ・キュイジーヌ
コミティーニ:パラディソ
フェデリカ・リヴィ(S)、
マルタ・タッコーニ(P)

録音:2021年4月1日−3日、コレショーネ・ビッツィ・ピアノフォルティ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
イタリア、フィレンツェの詩人で「ダンテ」として親しまれているダンテ・アリギエーリ(1265−1321)の没後700周年を記念して企画された歌曲集。
ダンテの「神曲」に基づいてプログラムを序章、地獄篇、煉獄篇、天国篇の4部構成としており、リストやプーランク、マリピエロ、さらにはバーンスタインなどの歌曲の配置にも工夫が見られます。
ダンテ没後700周年記念のプログラムを歌うフェデリカ・リヴァは、イタリア、ペーザロのロッシーニ音楽院で研鑽を積み、スポレートで開催された若手歌手たちの為のコンクール(第70回)での受賞歴などを持つ期待のソプラノです。

CANTATE
C-58054(1CD)
レット・イット・シャイン!〜女声合唱の為の作品集
カリ・アラ=ポッラネン(b.1940):レット・イット・シャイン!
ピエール・パスロー(1509−1553):うちの亭主はお人好し
ヴェルディ:聖歌四篇〜処女マリアへの讃歌
ホルスト:アヴェ・マリア Op.9b
3つの黒人霊歌集(カリ・アラ=ポッラネン編):サムタイムズ・アイ・フィール、バイ・アンド・バイ、バビロンズ・フォール
モーテン・ヤンソン(b.1965):Bakmes
ランドール・トンプソン(1899−1984):アレルヤ
ドビュッシー(クリトゥス・ゴットヴァルト(b.1925)編):お告げの鐘
クヌート・ニューステット(1915−2014):Der Olbaum spricht Op.177
エーリクス・エセンヴァルズ(b.1977):O Salutaris Hostia
プーランク:アヴェ・ヴェルム・コルプス
デイヴィッド・マッキンタイヤー(b.1952):アヴェ・マリア
ステイナル・アイエルセン(b.1948):シャウト・ウィズ・ジョイ・トゥ・ゴッド
アンダーシュ・エーデンロート(b.1963):チリ・コン・カルネ
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(b.1963):Pseudo-Yoik Lite
ヴォイスミックス、
シュテッフェン・シュライヤー(指)

録音:2018年−2019年
合唱指揮者、様々な合唱コンクールの審査員、フライブルク音楽大学の教授など多方面で活躍するシュテッフェン・シュライヤーによって創設された、8人の女性声楽家から構成されるヴォーカル・アンサンブル「ヴォイスミックス」。彼女達は、コンスタンツミンスターでシュテッフェンシュライアーによって設立された児童合唱団のリードシンガーとして幼い頃から合唱の経験を深め、様々な国際コンクールで入賞を果たしています。古典から現代の合唱、霊歌まで幅広いジャンルの作品を、深い絆で結ばれた素晴らしいアンサンブル力と透明感のある美しいハーモニーで贈ります。

CANTATE
《Reflections》
C-38022(1CDR)
サン=サーンス:クリスマス・オラトリオ Op.12
ミサ曲 Op.4*
イェルク=ハンネス・ハーン(指)、シュトゥットガルト・バッハO&cho
カントゥス・シュトゥットガルト*、アンナ・マリア・フリーマン(S)、 アレクサンドラ・ルスティヒ(Ms)、パトリシア・ヴァーグナー(A)、アンドレアス・ヴァーグナー(T)、トビアス・シャーベル(Bs)、ペーター・クラネフェート(Org)、リエ・ヒロエ=ラング(Org)*

録音:2004年12月19日−20日(オラトリオ/ライヴ録音)、2005年23日−24日(ミサ曲)
近代フランスを代表する作曲家の一人、サン=サーンスによる秘曲「クリスマス・オラトリオ」に「ミサ曲」をカップリング。当時のパリのオルガニストの最高峰といわれたマドレーヌ教会のオルガニストを務め、宗教音楽にも精通したサン=サーンスの心に染み入る宗教合唱作品集です。
※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Aeolus
AE-10123(1CD)
ケーヴェラアーへの巡礼
フェリックス・ヴァインガルトナー(1863−1942):ケーヴェラアーへの巡礼 Op.12
アウグスティヌス・フランツ・クロップフライター(1936−2003):3つの宗教的歌曲
ヨーゼフ・ラインベルガー(1839−1901):4つの悲歌的賛歌 op.128
コルネリウス(1824−1874):主の祈り 〜 9つの宗教的歌曲 Op.2
ルネ・パーラー(Bs-Br)、
ロマーノ・ギーファー(Org)

録音:聖マリア大聖堂(ケーヴェラアー、ドイツ)
オランダとの国境近くにあるドイツの巡礼地ケーヴェラアーは、大規模なバジリカ(大聖堂)と1907年に建てられたドイツ国内でも最大級の教会オルガンで有名です。ハインリヒ・ハイネのバラード「ケーヴェラアーへの巡礼(Die Wallfahrt nach Kevlaar)」をヴァインガルトナーが声楽とオーケストラのために作曲しました。このアルバムでは、バリトンとオルガンの為の編曲で初録音されたものを、作品の舞台であるケーヴェラアーの聖マリア大聖堂に建造されたザイフェルト・オルガンの音色で聴くことができます。

RCO Live
RCO-19006(1SACD)
ベルリオーズ:レクイエムOp.5 ロイヤル・コンセルトヘボウO
アントニオ・パッパーノ(指)
ハビエル・カマレナ(T)
ローマ聖チェチーリア音楽院cho

録音:2019年5月3,4日、アムステルダム(ライヴ)
れはベルリオーズの没後150年を迎えた2019年に 行われたアムステルダムでのライヴ録音です。パッパーノとコンセルトヘボウ管は 2004 年の初共演以来定期的に公演を行っており、2013 年にはアムステルダ ム名物の水上コンサート「プリンセン運河 コンサート」にも登場しています。
ベルリオーズは、1837 年7 月28 日に予定されていた、7 月革命での犠牲者を追悼する式典のために、政府より依頼されこの壮大なレクイエムを作曲。し かし手違いで式典では演奏されず、同年12月5日のコンスタインティノープル攻略で戦死したダムレモン将軍の追悼式で初演されました。
混声四部合唱とテノール独唱、8対のティンパニを含むオーケストラに、バンダ4組を要する大所帯。大編成の管弦楽と合唱が織りなす巨大なハーモニー、そ してクライマックスの壮絶なまでの音響効果と、無伴奏合唱の静謐な部分の対比が劇的な楽曲です。
第2曲「怒りの日」での 大迫力の合唱。天国的な美しさを持つ第9曲「聖なるかな」では、メキシコ出身のテノール、ハビエル・カマレナの技巧的かつ抒情的 な歌唱が心に染み入ります。さらに、煌めくブラス、艶やかな弦、コンセルトヘボウ管の美質を活かした見事な演奏、そして高い集中力でこの大曲をまとめあげ たパッパーノの指揮はさすが。
また、ポリヒムニア・インターナショナルによる高音質録音で、壮大な音世界を余すところなく収録されています。 (Ki)

Goodies
78CDR-3845(1CDR)
税込定価
J・シュトラウス:美しく青きドナウ作品314

(1)近衛秀麿指揮新SO

(2)マリア・イヴォーギュン(S)

(3)アダ・サリ(S)
(1) PARLOPHONE E 10022/3(JP)30cm盤、4面収録、1930年頃録音
(2) レオ・ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場O
HMV.DB4412(U.K.)、30cm盤片面収録、ドイツ語歌唱 1933年ベルリン録音:
(3)カール・アルヴィン(指)O
GLAMOLA .ES459 (Czechoslovakia)、30cm盤片面収録 、ドイツ語歌唱、 1934年1月録音
(1) SPレコード時代のパーロフォン・レコードは昭和4年-8年(1929-33)に日本で 販売された。その後日本コロムビアに統合された。近衛秀麿(1898-1973)は指 揮者、作曲家。東京帝国大学文学部を中退して1923年ヨーロッパに渡り、ベル リンで指揮をエーリヒ・クライバー(1890-1956)に師事した。ヨーロッパ滞在 中にベルリン・フィルを私費で雇い、指揮者デビューをした。1925年、山田耕 筰と共に「日本交響楽協会」を設立、このオーケストラは後に 「新SO」(新響)となり、近衛は1935年までこの楽団の指揮者をつとめた。 新響は1951年にNHKSO(N響)になった。近衛と新響の録音は、30cm盤4面 (通常は2面)収録だが、これは機械式録音の最末期にあった近衛の師クライバ ー盤(独 VOX 01896/7)(1925年9月機械式録音)の4面録音に倣ったものと想像す る。
(2) マリア・イヴォギュン(1891-1987)はハンガリー生まれのソプラノ。ウィーン 音楽アカデミーで学んだ後、1913年指揮者のブルーノ・ワルター(1876-1962) の紹介でミュンヘンのバイエルン国立歌劇場でプッチーニの歌劇「ラ・ボエ ーム」のミミ役でデビューした。1917年バイエルンの宮廷歌手の称号を授与 された。1921年にテノール歌手のカール・エルプ(1877-1958)と結婚し、カッ プルは熱狂的な嵐を引き起こした。その後ベルリン国立歌劇場の専属となり 活躍した。1932年にカール・エルプと離婚し、1933年ピアニストのミヒャエ ル・ラウハイゼン(1889-1984)と再婚した。しかし、目の病のため歌劇の キャリアを終えた。その後はベルリン高等音楽院の教員として後進の指導に あたった。さらにウィーン音楽大学(1948-1950)でも教鞭をとり、再びベルリ ン高等音楽院の教授となり、人生の最後をスイスで過ごしたが、事実上盲目 だった。門下生にはエリーザベト・シュヴァルツコプフ(1915-2006)、リタ・ シュトライヒ(1920-1987)、イヴリン・リアー(1926-2012)などがいます。1987 年10月3日スイスのベアテンブルクで死去。享年95歳。指揮者のレオ・ブレッ ヒ(1871-1958)はドイツのユダヤ系指揮者。1908年にベルリン国立歌劇場の指 揮者に任命され1937年までに2846回の公演を指揮した。1937年ラトヴィアの リガ国立歌劇場の音楽監督に転出し、1940年ラトヴィアがソビエト連邦に占拠 されると、モスクワやレニングラードに客演して大成功を収め、モスクワ音 楽院の院長を要請された。ブレッヒはこれを断りリガに戻ったが、1941年ド イツ軍がリガに侵攻したとき、親しかったナチスの文芸部員の仲介で秘密裏 にスエーデンに亡命、かねてから要請されていたストックホルム王立歌劇場 の音楽監督に就任した。
(3)アダ・サリ(1886-1968)はポーランドのコロラトゥーラ・ソプラノ歌手、女優 で教育者。20世紀前半にヨーロッパの歌劇場やコンサート・ホールのステージ で絶賛された。ウィーンやミラノで声楽を学んだ後、ローマでデビュー。ヨー ロッパ各地の舞台を踏んだ後、南米、北米で名声を高めた。その後ワルシャワ に戻り教育者に専念し1968に没した。1985年以来「アダ・サリ声楽コンクール が開かれています。指揮者のカール・アルヴィン(1891-1945)はドイツのケーニッ ヒスベルグ生まれ。ベルリンで勉強した後1910年にベルリン宮廷歌劇場、1912 年からバイロイトで補助指揮者、1913年にはハレ、1914年にはポズナニ、1915 -1917年にデュセルドルフ、1920年までハンブルク、1920-38年はウィーン国立 歌劇場の指揮者をつとめた。ナチスのウィーン侵攻でユダヤ人だったアルヴィ ンはアメリカに移住し、シカゴ市民歌劇場(1939/40シーズン)、その後メキシ コに行き1941年から1945年までメキシコ・シティ歌劇場を指揮し、また音楽院 で教えていた。アルヴィンは1920年-33年まで、名ソプラノのエリーザベト・ シューマン(1888-1952)と結婚していた。(グッディーズ)


Hanssler
HC-20076(2CD)
ハイドン:天地創造 エリーザベト・シュパイザー(ソプラノ/天使ガブリエルとイヴ)、ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール/天使ウリエル)、
カール・クリスティアン・コーン(バリトン/天使ラファエルとアダム)
バイエルン国立歌劇場cho、
バイエルン国立O、
カール・リヒター(指)
ライヴ録音:1972年5月8日/ミュンヘン国立歌劇場(ミュンヘン) ステレオ
れは衝撃のリリース!2021年に歿後40周年を迎えたカール・リヒターが振ったハイドンの「天地創造」がリリースされます!1981年2月15日に急逝した リヒター。そのため彼のレパートリーの中でも重要であった「天地創造」のスタジオ録音は実現することができませんでした。
当録音は1972年5月、ミュンヘン国立歌劇場におけるライヴを収録したもので、バイエルン国立歌劇場のアーカイヴに奇跡的に保管されていました。ヘンス ラー・レーベルはこの音源をCD化するために何度も交渉を重ね、ついに日の目を見ることとなりました。
記録音源のため音質は最良とは言えないものの、ステレオで収録されていたことにより“リヒター・サウンド”を充分に堪能できる貴重な音源であることは言う までもありません。この音源をヘンスラー・レーベルが非常に丁寧なリマスタリングを施したことにより、カール・リヒターの豊かな感性に富んだ「天地創造」をご 堪能いただけます。これは、資料的価値という観点だけでなく、リヒターの新音源を今聴くことができるのは至福の喜びと言えましょう。

MIRARE
MIR-540(1CD)
ベートーヴェン:アイルランドの歌
1. アイルランド男の胸は高鳴る WoO 154-4
2. リラよ、私をなぐさめて WoO 153-7
3. 朝の空気が私の顔にたわむれ WoO.152-4
4. My bonny laddie has my heart(わたしのボニーが心をうばった)
5. En midsommarafton(真夏の夜に)
6. カールちゃん WoO 158-17
7. 古老が教えてくれてから WoO.153-4
8. あなたの船は出て行く WoO 153-20
9. Open the door softly(ドアをやさしく開けて)
10. シャノン川のほとりで WoO 157-8
11. The Miller o' drone; St. Kilda wedding; Port-a-Beul
12. グレンコウの虐殺でWoO 152-5
13. 楽しきわが故郷ガリオンから WoO 154-7
14. 小人の妖精たち WoO 154-1
15. Gu ma maith thig an crun dha Tearlach (Well may Charlie wear the crown)
16. Di-moladh an Uisge-bheatha(In dispraise of whisky)
17. The parting glass
※4, 5, 9, 11, 15, 16は器楽曲
マリア・ケオハネ(S)
リチェルカール・コンソート、
フィリップ・ピエルロ(指)
サラ=ジェーンズ・サマーズ(フィドル)、
ゾフィー・ゲント(Vn)、
ジョヴァンナ・ペッシ(ケルト・ハープ)、
ダニエル・ザピコ(G)、
ブノワ・ヴァンデン・ベンデン(Cb)、
フィリップ・ピエルロ(Br)

録音:2020年3月7-9日、ベルギー
ベートーヴェンは、アイルランドの民謡を数多く歌曲に編曲しました。その中から選んだ楽曲を、オリジナルのピアノ、ヴァイオリン、チェロではなく、アイルランド ゆかりの伝統的な楽器をとりいれた編成で演奏しています。リチェルカール・コンソートの数々の宗教曲などの録音でもおなじみのソプラノ、ケオハネの澄んだまっ すぐな声と、ピエルロ率いるアンサンブルによって、ベートーヴェンがフォークソングの本来の特徴を保ちつつ美しい伴奏をつけた歌曲の数々が、よりいっそう魅力 的なものになっています。 (Ki)

Profil
PH-21025(4CD)
歴史的録音によるシューマン歌曲集





■Disc1
(1) くるみの木(ミルテの花)Op.25の3
(2) 私は恨むまい(詩人の恋)Op.48の7
(3) 私は墓の中で泣いた(詩人の恋)Op.48の13
(4) 誰よりも素晴らしい彼(女の愛と生涯)Op.42の2
(5) 間奏曲(リーダークライス)Op.39の2
(6) 旅の歌Op.35の3
(7) 二人の擲弾兵Op.49の1
(8) 民謡Op.51の2
(9) 宝を掘る人Op.45の1
(10) 兵士Op.40の3
(11) 蓮の花(ミルテの花)Op.25の7
(12) 君は花のごとく(ミルテの花)Op.25の24
(13) 蓮の花(ミルテの花)Op.25の7
(14) 春の夜(リーダークライス)Op.39の12
(15) バラよ、百合よ、鳩よ(詩人の恋)Op.48の3
(16) 私は恨まない(詩人の恋)Op.48の7
(17) 女の愛と生涯Op.42(全8曲)
(18) 二人の擲弾兵Op.49の1
(19) 献呈(ミルテの花)Op.25の1
(20) 旅の歌Op.35の3
(21) 君は花のごとく(ミルテの花)Op.25の24
(22) 日の光に寄すOp.36の4
(23) 民謡Op.51の2
(24) 窓の下でOp.34の3
(25) 太陽の輝くようにOp.37の12


■Disc2
(1) 二人の擲弾兵Op.49の1
(2) 鍛冶屋の歌Op.90の1
(3) 異郷で(リーダークライス)Op.39の1
(4) 東方のバラより(ミルテの花)Op.25の25
(5) 私の心をゆりの杯にひたそう(詩人の恋)Op.48の5
(6) 聖なるラインの流れに(詩人の恋)Op.48の6
(7) 終わりに(ミルテの花)Op.25の26
(8) 春の夜(リーダークライス)Op.39の12【
(9) 誰がお前をそんなに悩ますのかOp.35の11
(10) 古いリュートOp.35の12
(11) くるみの木(ミルテの花)Op.25の3
(12) 異郷で(リーダークライス)Op.39の1
(13) 日の光に寄すOp.36の4
(14) てんとう虫Op.79の13
(15) 二人の擲弾兵Op.49の1
(16) 月の夜(リーダークライス)Op.39の5
(17) 時は春Op.79の23
(18) おお殿方よOp.37の3
(19) バラよ、バラよOp.89の6
(20) ローレライOp.53の2
(21)セレナードOp.36の2
(22)誰がお前をそんなに悩ますのかOp.35の11
(23)古いリュートOp.35の12
(24)月の夜(リーダークライス)Op.39の5
(25)私は何と言ったらいいかOp.27の3
(26)美しき異郷(リーダークライス)Op.39の6
(27) 異郷で(リーダークライス)Op.39の1
(28心の通いあいOp.77の3
(29)日の光に寄すOp.36の4
(30)春の夜(リーダークライス)Op.39の1
(31)蓮の花(ミルテの花)Op.25の7
(32)松雪草Op.79の26
(33)終わりに(ミルテの花)Op.25の26
(34)心の痛みOp.107の1
(35)恋の歌Op.51の5


■Disc3
(1) 詩人の恋Op.48(全16曲)
(2) あなたの顔はOp.127の2
(3) 君は花のごとく(ミルテの花)Op.25の24
(4) 豊かなエブロ川の流れよ(スペインの恋の歌)Op.138の5
(5) 私のバラOp.90の2
(6) 献呈(ミルテの花)Op.25の1
(7) 春の旅路Op.45の2
(8) 新緑Op.35の4
(9) レクイエムOp.90の7
(10) 月の夜(リーダークライス)Op.39の5
(11) 私のバラOp.90の2
(12) 献呈(ミルテの花)Op.25の1
(13) トランプ占いの女Op.31の2
(14) あなたの顔はOp.127の2
(15) ことづてOp.77の5
(16) 蓮の花(ミルテの花)Op.25の7
(17) 二人の擲弾兵Op.49の1
(18) くるみの木(ミルテの花)Op.25の3


■Disc4
(1) 詩人の恋Op.48(全16曲)
(2) 女の愛と生涯Op.42(全8曲)
(3) リーダークライスOp.39(全12曲)
■Disc1
(1)フリッツ・シュレーダー(T)、ピアノ伴奏不明/録音:1902年録音)】
(2)フェリア・リトヴィーヌ(S)、ピアノ伴奏不明/録音:1903年(フランス語歌唱)
(3)ニコライ・フィグネル(T)、ピアノ伴奏不明/録音:1901年(ロシア語歌唱)
(4)マリー・クニュプファー=エグリ(S)、ピアノ伴奏不明/録音:1902年
(5)リリー・レーマン(S)、ピアノ伴奏不明/録音:1907年7月2日
(6)ヴィリー・ビレンコーヴェン(T)、ピアノ伴奏不明/録音:1904年
(7)ヴィットリオ・アリモンディ(Bs)、ピアノ伴奏不明/録音:1903年(イタリア語歌唱)
(8)テレーゼ・ベーア=シュナーベル(Ms)、ピアノ伴奏不明/録音:1904年
(9)テレーゼ・ベーア=シュナーベル(Ms)、アルトゥール・シュナーベル(P)/録音:1932年
(10)テレーゼ・ベーア=シュナーベル(Ms)、アルトゥール・シュナーベル(P)/録音:1932年
(11)ジュゼッペ・ボルガッティ(T)、ピアノ伴奏不明/録音:1905年(イタリア語歌唱)
(12)ジュゼッペ・ボルガッティ(T)、ピアノ伴奏不明/録音:1905年(イタリア語歌唱)
(13)レオ・スレザーク(T)、ピアノ伴奏不明/録音:1909年
(14)リディア・リプコフスカ(S)、ピアノ伴奏不明/録音:1914年1月8日(ロシア語歌唱)
(15)リディア・リプコフスカ(S)、ピアノ伴奏不明/録音:1914年1月8日(ロシア語歌唱)
(16)エリク・シュメデス(T)、ピアノ伴奏不明/録音:1906年
(17)ユリア・クルプ(A)、オットー・バーケ(P)/録音:1909年
(18)フョードル・シャリヤピン(Bs)、オーケストラ伴奏/録音:1911年11月12日(ロシア語歌唱)
(19)フリーダ・ヘンペル(S)、ケーンラード・ボス(P)/録音:1923年6月4日
(20)フリードリヒ・ショア(Br)、ロベルト・イェーガー(P)/録音:1929年5月23日
(21)フリードリヒ・ショア(Br)、ロベルト・イェーガー(P)/録音:1929年5月23日
(22)ウルズラ・ヴァン・ディーメン(S)、アールパード・シャーンドル(P)/録音:1927年6月29日
(23)ウルズラ・ヴァン・ディーメン(S)、アールパード・シャーンドル(P)/録音:1927年6月29日
(24)ルクレツィア・ボリ(S)、ジョン・マコーマック(T)、オーケストラ伴奏/録音:1925年12月18日(英語歌唱)
(25)ヨー・フィンセント(S)、ルイ・ヴァン・トゥルダー(T)、ベッツィ・リーケンス=クルプ(P)/録音:1930年7月8日
■Disc2
(1)ジョージ・ヘンシェル(バリトンとピアノ)1928年11月12日
(2)ジョージ・ヘンシェル(バリトンとピアノ)1928年11月12日
(3)アリス・ラヴォー(A)、ゴドフロワ・アンドルフィ(P)/録音:1932年11月8日(フランス語歌唱)
(4)リヒャルト・タウバー(T)、パーシー・カーン(P)/録音:1935年9月12日
(5)私の心をゆりの杯にひたそう(詩人の恋)Op.48の5【トム・デニス(Br)、エンニ・デニス=クロイト(P)/録音:1928年1月
(6)トム・デニス(Br)、エンニ・デニス=クロイト(P)/録音:1928年1月
(7)エレナ・ゲルハルト(Ms)、ケーンラード・ボス(P)/録音:1929年2月29日
(8)エレナ・ゲルハルト(Ms)、ケーンラード・ボス(P)/録音:1929年2月29日
(9)エレナ・ゲルハルト(Ms)、ケーンラード・ボス(P)/録音:1929年2月29日
(10)エレナ・ゲルハルト(Ms)、ケーンラード・ボス(P)/録音:1929年2月29日(初出音源)
(11)シャルル・パンゼラ(Br)、マグドレーヌ・パンゼラ=バイヨ(P)/録音:1932年(フランス語歌唱)
(12)シャルル・パンゼラ(Br)、マグドレーヌ・パンゼラ=バイヨ(P)/録音:1932年(フランス語歌唱)
(13)ロッテ・レーマン(S)、マンフレート・グルリット(指)オデオン室内O/録音:1932年4月25日
(14)ロッテ・レーマン(S)、ピアノ伴奏不明/録音:1932年4月25日
(15)ヘルベルト・ヤンセン(Br)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1936年11月10日
(16)エリーザベト・シューマン(S)、カール・アルヴィン(P)/録音:1932年6月7日
(17)エリーザベト・シューマン(S)、ジョージ・リーヴス(P)/録音:1930年2月18日
(18)エリーザベト・シューマン(S)、ジョージ・リーヴス(P)/録音:1937年11月29日
(19)エリーザベト・シューマン(S)、ジョージ・リーヴス(P)/録音:1937年11月29日
(20)エリーザベト・シューマン(S)、ジョージ・リーヴス(P)/録音:1933年11月27日
(21)エリーザベト・シューマン(S)、ジョージ・リーヴス(P)/録音:1933年11月27日
(22)カール・エルプ(T)、ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/録音:1937年1月
(23)カール・エルプ(T)、ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/録音:1937年1月
(24)カール・エルプ(T)、ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/録音:1937年1月
(25)カール・エルプ(T)、ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/録音:1937年1月
(26)リア・ギンスター(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1935年1月15日
(27)リア・ギンスター(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1935年1月15日
(28)リア・ギンスター(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1935年1月15日
(29)リア・ギンスター(S)、パウル・バウムガルトナー(P)/録音:1944年10月
(30)ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(Br)、G.ハーバーラント(P)/録音:1934年11月
(31)スーザン・メトカーフ=カザルス(Ms)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年7月7日
(32)スーザン・メトカーフ=カザルス(Ms)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年7月7日
(33)スーザン・メトカーフ=カザルス(Ms)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年7月7日
(34)スーザン・メトカーフ=カザルス(Ms)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年7月7日
(35)スーザン・メトカーフ=カザルス(Ms)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年7月7日
■Disc3
(1)アクセル・シュッツ(T)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1946年1月10日
(2)アクセル・シュッツ(T)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1949年12月7日
(3)アクセル・シュッツ(T)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1949年12月7日
(4)アクセル・シュッツ(T)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1949年12月5日
(5)フリーダ・ライダー(S)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1943年11月
(6)フリーダ・ライダー(S)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1943年11月
(7)ハンス・ヘルマン・ニッセン(Br)、ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/録音:1939年
(8)フローラ・ニールセン(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1948年3月31日
(9)フローラ・ニールセン(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1948年3月31日
(10)ハンス・ホッター(Br)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1950年9月6日
(11)カール・シュミット=ヴァルター(Br)、アドルフ・シュタウヒ(P)/録音:1948年2月18日
(12)カール・シュミット=ヴァルター(Br)、ヴィクトル・グレーフ(P)/録音:1948年11月15日
(13)エリーザベト・ヘンゲン(A)、ハンス・ツィッパー(P)/録音:1946年11月5日
(14)ピエール・ベルナック(Br)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1950年5月22日
(15)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1951年11月
(16)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1951年10月9日
(17)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1951年10月9日
(18)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)、ジェラルド・ムーア(P)/録音:1951年7月2日
■Disc4
(1)ゲルハルト・ヒュッシュ(Br)、ハンス・ウド・ミュラー(P)/録音:1936年1月29/30日
(2)ロッテ・レーマン(S)、フリーダー・ヴァイスマン(指)器楽アンサンブル/録音:1928年11月10日
(3)フリードリヒ・ショア(Br)、フリッツ・キッツィンガー(P)/録音:1937年11月11日、1938年1月17日
マニア垂涎のBox登場。シューマンの歌曲を4枚にまとめていますが、内容は仰天のお宝集。すぐれた音源調査能力を持つProfilレーベルならではの選曲です。 最初の3枚は歴史的録音集。古くはニコライ・フィグネルによる1901年のロシア語歌唱など100年以上前の録音が目白押し。いずれもシューマンと直接かか わった演奏家を聴いている世代で、その解釈を聴くことができるのは奇跡と申せましょう。
4枚目はゲルハルト・ヒュッシュやロッテ・レーマンが「詩人の恋」と「女の愛と生涯」全曲を歌った貴重な記録。彼らの神業ぶりは今聴いても鳥肌ものの凄さで す。
シューマンでならした歌手はほぼ網羅。シャリヤピンやヘンシェルからスレザーク、クルプ、パンゼラ、ホッター、フィッシャー=ディースカウ、シュヴァルツコップな どの美声に酔いしれるだけでなく、アルトゥール・シュナーベル、パウル・バウムガルトナー、ジェラルド・ムーアの味わい深いピアノも堪能できます。
いずれもSP原盤によりますが、これだけの盤を集めるのは経済的にも手間の点でも不可能。驚きの価格でのご提供です。お買い逃がしなく! (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10428(1CD)
シューベルト:『白鳥の歌』 D957
「鳩の便り」 D965a
 第1曲「愛の使い」
 第2曲「兵士の予感」
 第3曲「春の憧れ」
 第 4 曲「セレナーデ」
 第5曲「住処」
 第6曲「遠国にて」
 第7曲「別れ」
「秋」 D945
 第10曲「漁師の娘」
 第12曲「海辺にて」
 第11曲「街」
 第9曲「君の肖像」
 第13曲「影法師」
 第8曲「アトラス」
ウェーバー:「時」 Op.13-5
 「私の歌」 Op.15-1
 「愛の光」 Op.25-1
 「あなたの魔法の環に惹かれて」 Op.15-4
 「嘆き」 Op.15-2
 「苦しみか、喜びか」 Op.30-6
ハ ンノ・ミュラー = ブラハマン(Bs-Br)
ヤン・シュルツ(P/Carl Strobel, Wien 1824/1825)

録音:2020年9月7-9日/チューリッヒ放送スタジオ
シューベルトの死の翌年、出版社がまとめた歌曲集『白鳥の歌』に、同時代のウェーバーが書いた初期の歌曲をカップリングしたアルバムです。19世紀のピアノ で伴奏しているのもポイントです。
ハンノ・ミュラー=ブラハマンは1998年から2011年までベルリン国立歌劇場のアンサンブルの一員として活躍し、バイエルン国立歌劇場、ハンブルク国立歌 劇場、ウィーン国立歌劇場、サンフランシスコ・歌劇にも出演。またソリストとしてリートに大きな情熱を注いでおり、ヨーロッパ各所でリサイタルを行っています。 (Ki)

BIS
BISSA-2410
(1SACD)
シューベルト:連作歌曲集『冬の旅』 ジェイムズ・ラザフォード(Br)、
ユージン・アスティ(P/Steinway D)

録音:2018年8月20-24日/ポットン・ホール(イングランド、サフォーク州)
ワーグナー歌手として定評のある英国のバリトン、ジェイムズ・ラザフォード。BISレーベルからのデビュー盤、ワーグナー・アルバム(BIS SA-2080 / 2013年録音)でのびやかな歌声を聴かせてくれました。その後、挑んだのはシューベルトの白鳥の歌を含む歌曲集(BIS SA-2180 / 2015年 録音)でドイツ・リート歌手としても評価を高めました。期待が高まる当アルバムはシューベルト第2弾で『冬の旅』です。シューベルト晩年、死を前に書き上げた 24曲からなるこの傑作を、魂を込めて歌っております。なお、この演奏では全曲を短3度下に移調して歌っております。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2591(1CD)
マスカーニ:グローリア・ミサ.ヘ長調 エ ミル・イヴ ァノフ(T)
ロ ベ ルト・デ・カン ディア(Br)
ダニエレ・カッレガーリ(指)
ディヌ・リパッティ国立PO
クラウディオ・メールロ混声cho

録音:1998年6月18・19日
マスカーニの美しい秘曲『グローリア・ミサ』。ハープやティンパニも使った大きな管弦楽と男声2人のソロ、混声合唱のために書かれています。旋律の美しさも さることながら声の扱いやオーケストレーションが絶品。晴れやかな気分になれる名品です。

TOCCATA
TOCC-0355(1CD)
NX-B03
ニコライ・ミャスコフスキー:声楽作品集 第1集
詩の手帳 Op. 72(1946)…世界初録音
ミハイル・レールモントフの詩によるロマンス Op. 40(1935-36)…世界初録音
ヴァイオリン・ソナタ へ長調 Op. 70(1946-47)…1947年改訂稿の世界初録音
タティアナ・バルスコヴァ(S)
エリザヴェータ・パホモヴァ(S)
マリーナ・ディチェンコ(Vn)
オルガ・ソロヴィエヴァ(P)

録音:2007年5月25日、2015年4月29日、6月29日、2020年1月23、24日
近代ロシアの作曲家ニコライ・ミャスコフスキー。ベートーヴェン以降の作曲家としては、27曲と異例に多くの交 響曲を書いたことで知られる他、13曲の弦楽四重奏曲や9曲のピアノ・ソナタなどさまざまなジャンルの作品を残 しています。このアルバムでは彼の知られざる2つの歌曲集を収録。控えめな美しさを持つ濃密な作品を楽しめ ます。アルバムの最後にはヴァイオリン・ソナタが置かれていますが、これは1947年にモスクワでこの3つの作品が 初演されたコンサートのプログラムに倣ったものです。ロシアで活躍する歌手たちとヴァイオリニストの巧みな演奏 をお楽しみください。

Gramola
GRAM-99247(1CD)
星月夜
ベルリオーズ:歌曲集『夏の夜
オーギュスタ・オルメス(1847-1903):夜と愛
ベルリオーズ:クレオパトラの死
ステファニー・ドゥストラック(Ms)
コンセール・パドルー
ヴォルフガング・デルナー(指)

録音:2020年12月5-7日
1861年に創立されたパリのオーケストラ「コンセール・パドルー」。このアルバムは楽団創立160年を記念し、創設者ジュール・パドルーと関わりのあった2人 の作曲家、ベルリオーズとオルメスの作品を演奏したものです。なかでもオーギュスタ・オルメスは、その作品をコンセール・パドルーで演奏された数少ない女性 作曲家の一人で、とりわけ「夜と愛と」は人気が高く、彼女の生涯にわたって定期的に演奏された曲です。アルバムではステファニー・ドゥストラックによる「夜と 愛と」と、ベルリオーズの「夏の夜」とカンタータ「クレオパトラ」を収録。指揮を務めるのは30年以上にわたり、コンセール・パドルーを率いてきたヴォルフガング・ デルナー。マーラーやストラヴィンスキー作品で評価されています。

ARCANA
A-494(1CD)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(ダヴィデ・デオルミ校訂室内楽版による初録音) サンドリーヌ・ピオー(S)
ホセ・マリア・ロ・モナコ(A)
エドガルド・ロチャ(T)
クリスティアン・セン(Bs)
ギスリエーリcho
フランチェスコ・コルティ(第1ピアノ)/使用楽器: 1838年製エラール、クラヴサン型(グランド・)ピアノ - 14231
クリスティアーノ・ガウディオ(第2ピアノ)/使用楽器:1856年製プレイエル、プティ・パトロン- 23635
ダニエル・ペレル(ハルモニウム)/使用楽器: 1890年製アレクサンドル、両手の為の
ジューリオ・プランディ(指)

録音:2021年1月12-16日サラ・デッラ・カリタ、パドヴァ、イタリア
※このディスクは86分46秒の収録時間のため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。ご了承ください。
人気のピークを迎えた36歳で歌劇の作曲から手を引いたのち、「スターバト・マーテル」などごく一部の作品を除いて小品ばかりを散発的に 書くほかは、美食家としての後半生を満喫していたロッシーニ。齢70になろうという1861年に旧友ルイ・ニデルメイエールを亡くし、その追悼 のために作曲されたのがこの「小ミサ・ソレムニス」でした。しかし最初から現在の形が構想されていたわけではなく、友人の死から少しずつ書き 足され、ニデルメイエール3回忌の1864年3月14日、銀行家アレクシス・ピレ=ウィル邸宅の大きなサロンで初演される直前に第2ピアノが 足され、完成を見たといいます。教会でのミサではなく演奏会を想定したその作風は、ごく小編成ながらも機能性を生かしたドラマティックさと 美しさを併せ持ったもの。ジューリオ・プランディの前作「 ヨンメッリ: レクイエム」(A477/NYCX-10160)に続いて、今回も歌姫サンドリーヌ・ピ オーが参加。第1ピアノは、バッハの協奏曲集(Pentatone)のリリースも記憶に新しい古楽系鍵盤の名手フランチェスコ・コルティが担当。粒 ぞろいのソリストたちと共に、この作品の魅力を最大限引き出しています。2013年にロッシーニ財団から管弦楽版と併せて出版された、ダ ヴィデ・ダオルミ校訂版を使用した初録音。

CAvi music
85-53039(1CD)
PREMICES〜ドビュッシー、シェーンベルク、シュトラウス、リーム:歌曲集
ドビュッシー:忘れられたアリエッタ L.60 〜 6つの歌
リーム:3つのヘルダーリンの詩
R.シュトラウス:4つの歌 Op.22
シェーンベルク:4つの歌 Op.2
ドビュッシー:美しい夕暮れ L.84、
 月の光 L.86、死後のなまめかしさ L.50、
 ロマンス L.56、まぼろし L.57
シェヴァ・テオヴァル(S)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年1月、SWRスタジオ(ドイツ)
ブリュッセルでブルース・ミュージシャンの娘として生まれ、10代の頃に既にフランスのアートソングに恋をしていたというソプラノ歌手、シェヴァ・テオヴァルが歌うドビュッシーを中心とした歌曲集。
シェヴァ・テオヴァルは18歳で渡独し、ケルン音楽舞踊大学、その後ロンドンの王立音楽アカデミーで歌曲の多くのレパートリーを習得し、23歳のときには、エリザベート王妃国際コンクールで史上最年少の入賞者にもなりました。

CORO
COR-16188(1CD)
鐘のキャロル
1. ボブ・チルコット(b.1955):巡礼者イエス
2. ミヒャエル・プレトリウス(c.1571−1621)/ヤン・サンドストレム(b.1954):見よ、ばらがどのように花開くかを
3. 伝承曲:サンズ・デイ・キャロル
4. マシュー・マーティン(b.1976):アダムは縛られて横たわった
5. ミコラ・レオントヴィチ(1877−1921):鐘のキャロル
6. セシリア・マクダウアル(b.1951):一輪のばらから
7. 伝承曲:降臨節のキャロル
8. キム・ポーター(b.1965):クリスマス・イヴ
9. リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012):スサンニ(子守歌)
10. アラン・ブラード(b.1947):幼子キリストに栄光あれ
11. エリック・ウィテカー(b.1970):黄金の光
12. ジョナサン・ダヴ(b.1959):わたしはまもなく生まれる日そのものです
13. ホルスト(1874−1934):これをわたしは真に愛する人のためにしました
14. 伝承曲:ワセイル・ソング(キャロルを歌って家々を回る時に歌う歌)
15. ハウエルズ(1892−1983):むかしむかし
16. ウォルトン(1902−1983):この間はずっと
17. 伝承曲:朝の間に
18. ジョゼフ・フィブズ(b.1974):眠れ、眠れ、幼子よ(子守歌)
19. ジェイムズ・バートン(b.1974):バルラロウ(子守歌)
20. 伝承曲:ヘリックのキャロル
ボブ・チルコット:降臨節のアンティフォナ
21. おお叡智よ
22. おおアドナイよ(おお主よ)
23. おおイエスの根よ
24. おおダヴィデの鍵よ
25. おお夜明けよ
26. おお国々の王よ
27. おおエマニュエルよ
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2021年3月23日−25日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
ザ・シックスティーンの新たなクリスマス・アルバムが登場!1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けている合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。クリスマス・シーズンのマスト・アイテムとして、また極美なハーモニーを楽しむことができる名盤として人気の『トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクション』(Vol.1:COR16043、Vol.2:COR16085)が定番のキャロルや、ホルストやヴォーン・ウィリアムズらによる編曲作品を中心としていたのに対し、本アルバムでは伝統的なキャロルと現代のキャロルを対比させながら、クリスマスにふさわしい合唱の饗宴を繰り広げています。クリスマスの到来を予感させる単旋聖歌に基づくボブ・チルコットの豪華な「降臨節のアンティフォナ」や、ミコラ・レオントヴィチの人気曲「鐘のキャロル」、リチャード・ロドニー・ベネットの「スサンニ(子守歌)」、エリック・ウィテカーの「黄金の光」などを収録しつつ、合間にシンプルで美しい伝統的なキャロルを散りばめた、味わい深い1枚です。

Delphian
DCD-34264(1CD)
アイナ・ボイル(1889-1967):歌曲集 ポーラ・マリヒー(Ms)、ロビン・トリッチュラー(T)、ベン・マカティア(Br)、イアン・バーンサインド(P)

録音:2020年10月29日、ウィグモア・ホール(ロンドン)
ロンドンでヴォーン・ウィリアムズに学んだアイルランド出身の女性作曲家、アイナ・ボイル(1889-1967)の歌曲集。
2020年のパンデミックの中、20世紀歌曲伴奏の巨匠イアン・バーンサイドが、ウィグモア・ホールにロビン・トリッチュラーを始めとする素晴らしきアイルランド人歌手3人を集め、わずか5時間たらずで約80分の歌曲(全23曲、33トラック)を録音。アイナ・ボイルが、ウィックロー州の田舎で隠遁生活を送りながら書いた、優しく、時にメランコリックで絶妙なハーモニーのセンスに彩られた歌の遺産です。

オクタヴィア
OVCL-00759(1SACD)
税込定価
2021年9月22日発売
moment〜歌道
シューベルト:海の沈黙 D216
 漁夫のうた D881
 御者クロノスへ D369
マーラー:歌曲集「さすらう職人の歌」
クィルター:愛の哲学
ガーニー:眠りよ
ヴォーン・ウイリアムズ:リンデン・リー
フィンジ:歌曲集「さあ花束を捧げよう」
松岡あさひ:すいぞくかん
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より「愛と憎しみ、希望と絶望」
コルンゴルト:歌劇「死の都」より「私の憧れ、私の思い込み」
C. M. シェーンベルク:ミュージカル「レ・ミゼラブル」より「星よ」(STARS)
山田耕筰:鐘が鳴ります
團伊玖磨:ひぐらし
中田喜直:歌曲集「海四章」
加耒 徹(Br)
松岡 あさひ(P)
清水 梢(S)、
中山美紀(S)、
安川みく (S) 

録音:2021年4月20-23日東京・稲城@プラザ
現在活動著しいバリトンといえば、誰もが加耒徹の名を挙げるに違いありません。東京藝 大大学院を首席で卒業後、BCJの「マタイ受難曲」でソリスト、歌劇では「ドン・ジョヴァン ニ」のタイトルロール、「フィガロの結婚」のフィガロと活躍を見せ、「ルチア」「ナクソス島の アリアドネ」などでも絶賛を浴びています。 このアルバムではドイツ、イギリス、日本の個性あふれる歌曲に、歌劇を加えた魅力全 開の選曲。発声や語感の秀でた美しさ、朗々として清涼感ある歌唱は、まさにバリトン界 のスターたる輝きに満ちています。75分を超える歌声は、一夜のコンサートを聴くような充 実感に包んでくれることでしょう。(オクタヴィア)

MSR
MS-1772(1CD)
1920年以降のメキシコの連作歌曲集
バニュエラス(1931-2015):3 つのスペイン語の歌曲
ポンセ(1882-1948):6 つの古風な詩
サンディ(1905-96):4 つの愛の歌
ポンセ(1882-1948):ブルルの3 つの詩
モンカダ(1876-1945):私の土地の様式による歌
ロロン(1879-1945):港の素描集
ロドルフォ・アルフテル(1900-87):陸に上がった船乗り
フアン・カルロス・メンドーサ(T)
ジェシカ・モニエ(P)

録音:2019年12月30日-2020年、
DDD
「声を見つける FINDING A VOICE」と題された、近代メキシコ連作歌曲を集めたCD。ルイ ス・サンディ(1905-1996)の「4 つの愛の歌」とロドルフォ・アルフテル(1900-1987)の「陸に上 がった船乗り」は以前 CD が出ていたが、他の作品はあるいはこれが世界初録音かもしれな い。メキシコの作曲家でも有名なマヌエル・ポンセ(1882-1948)やホセ・ロロン(1879-1945)に は録音が多いが歌曲は少ない。ロベルト・バニュエラス(1931-2015)やエドゥアルド・エルナン デス・モンカダ(1876-1945)は録音そのものが極めて少ない。スペイン語とは言えスペインと は異なるメキシコ情緒が楽しめる。 フアン・カルロス・メンドーサは米国、アイオワ州マスカティン生まれのテノール。バロック音楽 から現代ものまで幅広いレパートリーを誇る。ラテンアメリカのスペイン語歌曲に力を入れてお り、このCD でも本領を発揮しています。


BR KLASSIK
BR-900199(2CD)
NX-D02
正規音源から待望の初CD化!
ヴェルディ:レクイエム
ジェシー・ノーマン(S)
アグネス・バルツァ(Ms)
ホセ・カレーラス(T)
エフゲニー・ネステレンコ(Bs)
バイエルン放送cho
バイエルンRSO
リッカルド・ムーティ(指)

録音:1981年10月8、9日(ライヴ)
ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)
当時最高の歌手、ジェシー・ノーマン、アグネス・バルツァ、ホセ・ カレーラス、エフゲニー・ネステレンコをソリストに迎え、バイエルンRSOと合唱団を指揮したのはリッカルド・ムーティという注目のこの公演の模様が、 40年を経た今、BR-KLASSIKからリリースされます。その頃のミュンヘンでは演奏機会が少なかったヴェルディのレクイエムですが、当時40歳のムーティの指 揮が導く燃焼度の高い演奏は聴衆に強烈なインパクトを残し、その後長く語り草となりました。批評家たちは「アルプスの北側で、これほどの名演奏は今まで なかった」「ヴェルディにふさわしい演奏様式で、震え上がるような恐ろしさも、甘美さもあり、この世を超越した世界を垣間見る思いだった」「金管の響はあの 世から響いてくるようだった」「それまでの人生の中で、見たことも、聞いたことも、経験したことも無いような特別なものだった」と絶賛を書き連ねました。強烈 な推進力で一時たりとも音楽を弛緩させないムーティの(指)4人のソリストの鬼気迫る歌唱、オーケストラと合唱による凄絶な響きなど、当時の絶賛も納 得の内容です。

Linn
CKD-672(1CD)
NX-B09
バッハ:カンタータ 「我は満ち足れり」 BWV 82
カンタータ 「最愛のイエス、わが願い」 BWV 32
カンタータ 「神の時こそいと良き時(哀悼行事)」 BWV 106
ジョアン・ラン(S)
ケイティー・ブレイ(A)
ヒューゴ・ハイマス(T)
マシュー・ブルック(Bs)
ロバート・デイヴィス(Bs)
ダニーデン・コンソート(古楽器使用)
アレクサンドラ・ベラミー(Ob)
ジョン・バット((指)チェンバロ)

録音:2020年12月3-6日 セント・ジュード・オン・ザ・ヒル、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、ロンドン、UK
バッハの研究家としても知られるジョン・バット率いる、スコットランドの古楽器アンサンブル、ダニーデン・コンソート。これまでLINN RECORDSより、ヘンデル作品やバッハの受難曲、管弦楽作品などをリリースしてきましたが、カンタータのリリースは意外にも今回が初めてと なります。現在世界が直面している困難に思いを馳せ、慰安と救済をテーマとした選曲になっており、マシュー・ブルックとオーボエのデュエット で始まるソロ・カンタータ第82番、そして第106番など人気曲を揃えているのも嬉しいところ。合唱もソリストたちのみによるもので、しっとりした 味わい深い演奏でありつつ、それぞれの作品の音の綾をじっくりと楽しむこともできる素晴らしいアルバムに仕上がっています。

Profil
PH-20074(7CD)
フィッシャー=ディースカウ初期録音集
■Disc1
シューベルト:歌曲集
(1)漁夫の娘(白鳥の歌)/(2)君こそわが憩い D.776/(3)セレナード(白鳥の歌)/(4)さすらい人の月に寄せる歌D.870/(5)ヴィルデルマン山地を越えてD.884/(6)孤独な人D.800b/(7)夕映えの中でD.799/(8)別れ(白鳥の歌)/(9)わが宿(白鳥の歌)/(10)魔王D.328/(11)至福D.433/(12)野ばらD.257/
(13)聞け、青空にいるひばりをD.889/(14)漁夫の歌D.881b/(15)ますD.550d/(16)流れD.565/(17)万霊節の日のための連祷D.343
シューマン:歌曲集
(18) 蓮の花Op.25の7(ミルテの花)
(19) 君は花のごとくOp.25の24(ミルテの花)
(20) リーダークライスOp.24(全9曲)
■Disc2
(1) ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
(2) ヴォルフ:メーリケ詩集〜鼓手/散歩/こうのとりの使い
(3) R・シュトラウス:たそがれの夢Op.29の1/セレナードOp.17の2/朝Op.27の4
(4) レーヴェ:魔王Op.1の3
(5) ベートーヴェン:遥かなる恋人に寄すOp.98(全6曲)
(6) ハイドン:すこぶる平凡な話/平静/母の遅すぎた到着/叶えられた恋/宗教的な歌/皇帝賛歌
(7) テレマン:孤独/幸福/ご婦人方/稀な幸福/忘れられたフィリス/偽り/酒賞賛
■Disc3 
(1) ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」〜激しい苦しみ/復讐の話なら
(2) ロルツィング:「ロシア皇帝と船大工」〜皇帝の歌
(3) 同:「密猟者」〜ほがらかで陽気
(4) グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」〜私は彼女を失った
(5) モーツァルト:「魔笛」〜おれは鳥刺し/パパゲーナ、パパゲーナ
(6) ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌
(7) 同:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜あなたの歌の導き
(8) チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜あなたは手紙をくれました
(9) プッチーニ:「ラ・ボエーム」〜馬車の中で/おおミミ、君はもう戻ってこない
(10) ヴェルディ:「ファルスタッフ」〜行儀よく/老ハンス
(11) 同:「ドン・カルロ」〜おおカルロ、聞いてくれますね/陛下、私はフランドルから来ました/あなたが世界にお与えになる
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)


■Disc1
録音:1951年10月(1)-(3)(18)(モノラル)、1955年5月(4)-(8)(モノラル)、1958年5月(9)(10)、1965年2、3月(11)-(17)、1956年9月(19)(20)(モノラル)【全点初CD化】


■Disc2 77’03”
ヘルタ・クルスト(1)、ジェラルド・ムーア(2)-(6)(P)、エディット・ピヒト=アクセンフェルト(Cemb)(7)、イルムガルト・ポッペン(Vc)(7)
録音:1949年9月(1)(4)(モノラル)、1955年1月(2)(4)(モノラル)、1955年12月(3)(モノラル)、1951年10月(5)(モノラル)、1959年6月(6)、1962年3月(7)


■Disc3 
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響、RIAS室内cho、テオドル・シュロット(ライモンディ;バス):1953年1月(1)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)ベルリン・フィル:1955年12月(2)(3)
フェレンツ・フリッチャイ(指)ベルリンRSO:1956年9月(4)
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響、マルゴ・ギヨーム、マリア・リース(童子;ソプラノ)、ディアナ・エーストラティ(童子;アルト)、リザ・オットー(パパゲーナ;ソプラノ):1955年6月(5)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)フィルハーモニアO:1954年3月(6)
アンドレ・クリュイタンス(指)バイロイト祝祭O1956、ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ヴァルター;テノール):1956年バイロイト・ライヴ(7)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)ウィーン国立歌劇場O&cho、セーナ・ユリナッチ(タチヤナ;ソプラノ):1961年1月ウィーン・ライヴ(8)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)ベルリン・フィル、ルドルフ・ショック(ロドルフォ;テノール):1954年9月(9)
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIASSO、ヨーゼフ・メッテルニヒ(ファルスタッフ;バリトン)、コルネリウス・ファン・ダイク(バルドルフォ;テノール):
1951年1月(10)
フェレンツ・フリッチャイ(指)ベルリン歌劇場O、ボリス・グレヴェルス(カルロ;テノール)、ヨーゼフ・グラインドル(フィリッポ;バス):1948年11月18
日ライヴ(11)
世界で最も偉大なリート歌手」とも称された不世出のバリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)。彼は録音の多さでも有名ですが、 ここでは彼が20代から30代にかけての若き日の記録を集めています。
フィッシャー=ディースカウの記念すべき録音第1号にあたる1949年9月のブラームス「4つの厳粛な歌」からドイツ歌曲、古典からオペラまで美声と表現を 堪能できます。初CD化も多く、共演もフルトヴェングラーやベーム、フリッチャイ、歌手陣もヴィントガッセンやグラインドル、ゼーフリートらドイツ・オペラ史に残る 大物が目白押し。
多くは現在入手困難で、7枚組この価格はまさに夢のよう。お買い逃がしなく! (Ki)

Etcetra
KTC-1728(1CD)
ヴェルレーヌのメロディー
ドビュッシー:海はさらに美しく、角笛の音は、生け垣の列、マンドリン
フォーレ:5つのヴェネツィアの歌、月の光
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より)
レイナルド・アーン:灰色の歌
フォーレ
:よき歌(Pと弦楽四重奏版)
ウェルナー・ファン・メヘレン(Bs-Br)、
フロレスタン・バタイユ(P)、
デジャンSQ
エリザベート王妃国際コンクールを始めとする多くの国際コンクールで入賞し、2017年にバイロイト音楽祭デビュー、2021年にもバイロイト音楽祭に出演(『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のコートナー役)する予定のベルギーのバス・バリトン、ウェルナー・ファン・メヘレンが、フランスでもっとも広く愛される詩人の1人であり、ドビュッシー、フォーレ、アーンらにも豊かなインスピレーションを与えてきたポール・ヴェルレーヌの詩によるフランスの歌曲を歌う。
フォーレの「よき歌(La Bonne Chanson)」は、ピアノと弦楽四重奏ヴァージョンで収録。

Da Vinci Classics
C-00442(1CD)
カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)第1巻 〜 様々な作曲家のビリャンシーコ集 バルタザール・ズニガ(T)、
アッカデミア・デリ・インペルフェッティ

録音:2020年6月、オラトリオ・ディ・サン・ジョヴァンニ・バッティスタ(ジェノヴァ、イタリア)
スウェーデン、ストックホルムのスペイン大使館で秘書官を務めていたラファエル・ミトハナ・ゴードン(1869−1921)が、ウプサラの図書館「カロリーナ・レディヴィヴァ」で発見した曲集である「カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)」。
今回の第1巻には、スペイン民謡で有名なクリスマスソングでもある「川よ、轟く川よ、岸を護るものよ(リウ、リウ、チウ)」などを収録。
メキシコ・シティ出身のテノール、バルタザール・ズニガとイタリアの小編成古楽器アンサンブル、アッカデミア・デリ・インペルフェッティの優れた演奏が、ウプサラに眠っていた曲集の魅力を解き放ちます。
このスペインの「ウプサラ歌曲集」のリリースは全3巻での完結が予定されており、全曲録音が実現した際は「世界初」の貴重な資料となります。

Chandos
CHAN-20236(1CD)
珊瑚礁のあるところ〜エルガーの歌の旅
エルガー:歌曲集 「海の絵」 Op.37
7つの歌より〔第7曲「羊飼いの歌」、第1曲「ダマスク・ローズのように」、第2曲「メアリー女王の歌」、第3曲「秋の歌」、第6曲「ロンデル」〕
2つの歌 Op.60/弁解 Op.48
ラバ追い人のセレナーデ/自己追放
語れ音楽よ Op.41-2/アフター Op.31-1
月明かりで/春になると(砂漠での声 Op.77より/作曲者自身による声楽とピアノ版編曲/ピアノ伴奏版世界初録音)
パンジー(愛の挨拶 Op.12より/マックス・レイスナー(1853-1917)による声楽とピアノ版/このヴァージョンによる世界初録音)
ジュリア・シトコヴェツキー(S)、
クリストファー・グリン(P)

録音:2021年5月5日−6日、メニューイン・ホール(ユーディ・メニューイン・スクール、イギリス)
アメリカのソプラノ歌手スーザン・ロバートとロシアのヴァイオリニスト、ドミトリー・シトコヴェツキーの間にロンドンで生まれ、ギルドホール音楽院で学んだリリック・ドラマティック・コロラトゥーラ・ソプラノ、ジュリア・シトコヴェツキー。16歳でグラインドボーン音楽祭とイングリッシュ・ナショナル・オペラにプロ・オペラ・デビューを果たし、代表役の1つ「夜の女王」(魔笛)では、スコティッシュ・オペラ、サンティアゴ市立劇場、ドレスデン・ゼンパーオーパー、ライン・ドイツ・オペラハウスに出演。近年はコンサート・ホールでのリサイタルも、ウィグモア・ホール、スネイプ・モルティングス、マドリードのフアン・マーチ財団(Fundacion Juan March)などでロジャー・ヴィニョールズと共演し、2021年夏にはドレスデンで開催された「国際ゴーリッシュ・ショスタコーヴィチ・ターゲ」で父ドミトリーとともにショスタコーヴィチの歌曲を披露しています。
ジュリア・シトコヴェツキーのChandos(シャンドス)デビューとなるエルガーの歌曲集では、エルガーが生活のために書いた多くのポピュラーなバラード、大衆へアピールした親しみやすく演奏しやすい様々な歌曲で、エルガーの作品を巡ります。ラスト2曲には世界初録音となるヴァージョンの作品(ソプラノと管弦楽のための「砂漠での声」のエルガー自身の編曲によるピアノ伴奏版と、マックス・レイスナー(1853-1917)による声楽版の「愛の挨拶」(パンジー))も収録しています。

CALLIOPE
CAL-1101(1CD)
フランスのロマンス集
ナーデルマン:オスカルからマルヴィナへ
ジャダン:ウェルテルの死、シャンソン
ボワエルデュー:思い出、15歳のミラ、とても素敵なお友達
ゲーユ:ボレロ、それは彼女からではない
ランベール:スミレの花
ロマニエシ:忘却の彼方、私はまだ彼を愛している
ピエール=ジャン・ガラ:夕方の時間、愛のバラ
ジョセフ=ドミニク=ファブリ・ガラ:オルタンスへの不満
ドムニチ:・シャルマン・リュイソー
シルヴィ・ニセフォール(S)、
東海林悦子(ハープ/エラール1810年頃製作)

録音:年月日不詳
フランスにおけるトルバドゥール・スタイルの「ロマンス」の黄金時代である1800年前後、1795年〜1815年のソプラノとハープのためのデュオを集めた美しいアルバム。
フランスのソプラノ、シルヴィ・ニセフォールとの共演で1810年頃に製作されたエラールのシングル・アクション・ハープを奏でているのは、日本人ハーピストの東海林悦子。東京芸術大学などで研鑽を学んだ後に渡仏。パリを中心にフランス各地で活躍中の名手です。

Glossa
GCD-924402(1CD)
セルゲイ・アフノフ:歌曲&詩曲集
詩曲集(英語)(エドワード・エスリン・カミングスの詩からのセレクト)
弦楽のための 「インプリント」
歌曲集(ロシア語)(オルガ・セダコワの詩からのセレクトによる 「中国紀行」より)
弦楽のための 「ケルビック・チャント」
ドミトリー・シンコフスキー(カウンターテナー、指揮)、ユリア・レージネヴァ(S)、オレシャ・ペトロワ(C.A)、ラ・ヴォーチェ・ストゥルメンターレ、ゲスト 〜 ドミトリー・シュチェルキン(パーカッション)、アレクセイ・ゴリボル(P)

録音:2018年4月、モスクワ(ロシア)
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、指揮者、そしてカウンターテナー歌手としての多彩な才覚を発揮し、若い世代のもっともエキサイティングなアーティストの一人として活躍するロシアの異才、ドミトリー・シンコフスキー。シンコフスキーのGlossa(グロッサ)初登場となった「ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲」(PGCD-924401)では、異色のカデンツァやアレクセイ・リュビモフが参加した「三重協奏曲」などで話題を呼び、レコード芸術「特選盤」に選ばれました。Glossa第2弾では、カウンターテナー歌手と指揮者としての両面の才能を駆使し、ウクライナの現代作曲家、セルゲイ・アフノフ(1967−)の新作を披露!
1967年キエフに生まれたセルゲイ・アフノフは、キエフ国立音楽院を卒業後オーボエ奏者として活動し、その後電子音楽やロックン・ロールなど他のジャンルへ転向。2005年にこれらのジャンルの音楽から決別し、再びクラシックのオーケストラや室内楽に専念するようになりました。
セルゲイ・アフノフが、シンコフスキーから彼のバロック楽器アンサンブル「ラ・ヴォーチェ・ストゥルメンターレ」のために、声楽と器楽のための作品を書くように誘われて実現した英語の「詩曲集(Poems)」とロシア語の「歌曲集(Songs)」。「バロック楽器による現代音楽(Contemporary music on baroque instruments)」というシンコフスキーのアイデアで生まれた意欲的で魅力的なコンセプトにご期待ください。
歌手陣には、ドミトリー・シンコフスキー自身の他、ロシアの天才ソプラノ、ユリア・レージネヴァも特別に参加しています。

Audax Records
ADX-13784(1CD)
アルベニス:歌曲全集
ベッケルの詩(T.33 A)/6つのバラード(T.36)/バルブリーヌの歌(T.37)/ネリーへ(T.39)/歌曲集(T.40)/それは愛である(T.42)/2つの散文/4つの歌
アドリアーナ・ゴンサレス(S)、
イニャキ・エンシーナ・オヨン(P)

録音:2021年2月8日−11日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)
新時代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーのレーベルAudax Recordsが贈る未知なるレパートリーのレコーディング・プロジェクト。
アドリアーナ・ゴンサレスは、2019年にプラシド・ドミンゴが主宰する若手歌手のための権威あるオペラ・コンクール「オペラリア(Operalia)」で第1位を受賞したグアテマラ出身の注目ソプラノ。ゴンサレスとバスク出身のピアニスト、イニャキ・エンシーナ・オヨンは、ファースト・アルバムで「ロベール・デュソーとエレーヌ・コヴァッティの歌曲集」(ADX-13722)という知られざるレパートリーを発掘し、注目を浴びました。セカンド・アルバムでは、スペインの大作曲家、イサーク・アルベニスのすべての歌曲をレコーディング!
アルベニスはイベリア半島出身の作曲者の中では最も世に知られ演奏機会の多い作曲家でありながら、彼の歌曲については(とりわけスペイン国外においては)あまり知られていません。楽曲の質の高さには異論の余地がないながらも、20年前までは出版譜がなかったことや、フランコ独裁政権時代に文化(特に音楽)が軽視されていたこと、過剰に臨時記号のついた難易度の高さ、そしてイタリア語、フランス語、英語など様々な言語が使われていることなど、様々な理由が考えられています。このアルバムでは、スペイン国民楽派の父であり情景描写的なスペイン風の作品で世界的に知られるアルベニスの、未知なる歌曲の世界を、ゴンサレスの多彩な歌声で世界に広めます。

Skani
SKANI-086(1CD)
朝のヴィジリア

(1)サンタ・ラトニエチェ(b.1977):朝のヴィジリア(2015)*
(2)戦争の要約:音楽。マンガ。機械(2011)#
(3)天の火(2011)##
(4)夜の露(2015)+
(1)イェカテリーナ・スヴォロヴァ(Hp)、ダールタ・パルディニャ(S)、ラウラ・シュトマ(S)、ラトビア放送cho、シグヴァルズ・クリャヴァ(指)
(2)ジルベール・ノウノ(エレクトロニクス)、イエヴァ・エゼリエテ(S)
エーリクス・キルシュフェルズ(Vc)、イルゼ・コノヴァロヴァ(A)
ラトビア放送cho、カスパルス・プトニンシュ(指)
(3)グナ・シュネー(Vc)、ラトビア放送cho、シグヴァルズ・クリャヴァ(指)
(4)アンサンブル・サルバンド、ラトビア放送cho、カスパルス・プトニンシュ(指)

録音:2020年9月22日*、7月21日#、2014年10月14日##、2015年11月6日+、聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)
ラトビアの作曲家の中でも際立った個性をもつひとりとされるサンタ・ラトニエチェ(b.1977)の合唱音楽。「時間が、照らされた地平線のように、無限の姿を見せながら、広がってゆく音楽……その音世界は、さまざまな厚さの層で構成され、成層圏にまで届く」と語られる彼女の作品が4曲、ラトビア放送合唱団を中心とする音楽家により演奏されます。
「朝のヴィジリア」は、「夜の闇がしだいに消え、ひとすじの朝の光が現れる瞬間。じっと考えていると、最初に見えてきたのは、中世を思わせる姿」をインスピレーションにダンテの『神曲 天国篇』をテクストに採って作曲されました。「戦争の要約:音楽。マンガ。機械」は、ラトビア放送室内シンガーズを中心とする国際的なコラボレーションで上演された「マルチメディア合唱オペラ」です。デンマークの舞台演出家ヴィリ・フリントが日本の古典能を編集したテクストに基づき、エレクトロニクス音楽のエクスパート、フランスのジルベール・ノウノも参加して作られた作品です。
「天の火」は、アッシジの聖フランチェスコの世界観と創造物すべてへの彼の愛からインスピレーションを得て作曲されました。『聖フランチェスコの祈り』『いと高き神への賛歌』『聖フランチェスコの小さい花』の抜粋が歌われます。「夜の露」は、「『雅歌』国際プロジェクト」のコンサートのために作曲された作品です。『ソロモンの雅歌』の「わたしの妹、恋人よ、開けておくれ わたしの鳩、清らかなおとめよ……」(5章2節)以下の部分をテクストに使い、ヨーロッパと中東の音楽文化をインスピレーションに作曲。中東の伝統音楽とキリスト教、イスラム教、ユダヤ教をルーツにした宗教音楽をレパートリーとするアラビア楽器のグループ「アンサンブル・サルバンド」の4人のミュージシャンとラトビア放送合唱団のコラボレーションにが独創的な効果を生んだと言われる作品です。

Indesens
INDE-032
(1CD+DVD)
金管五重奏を伴う様々なアリア、歌曲集
ヴィヴァルディ:アレルヤ
ヘンデル:輝かしいセラフィムに
カタラーニ
:エベン?
ヘンデル:この胸に息のある限り
プッチーニ
:ある晴れた日に
ヴィヴァルディ
:神なる主
マスカーニ:アヴェ・マリア
バッハ
:あなたがそばにいたら
プッチーニ
:氷のような姫君も
グリーグ
:ソルヴェイグの歌
カッチーニ:アマリッリ
ヘンデル:神々しい光の永遠の源よ
フォーレ:ピエ・イエス
カッチーニ:アヴェ・マリア
秦茂子(S)、
マニフィカ金管五重奏団
パリ国立高等音楽院で研鑽を積み同地を中心にソリストとして活躍し、パリ19区音楽学校では声楽の指導にもあたっている日本人ソプラノ歌手、秦茂子が金管五重奏を伴奏として歌ったアリア、声楽曲集。
マニフィカ金管五重奏団は1985年創設。1989年にはアメリカのボルチモア国際金管五重奏コンクールで第1位に輝いたアンサンブルです。
録音:2010年4月&8月、サン=エリフ教会(ランピヨン、フランス)
※当DVDはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤーやパソコンでのみ再生が可能です。予めご了承下さい。
Indesens
INDE-033(1CD)
ヴェルディ、フランク&グノー〜フランスの合唱作品集
ヴェルディ:「エルナーニ」より Allegri! Beviam!、「リゴレット」より 廷臣たちの合唱
フランク:「レベッカ」より らくだ引きたちの合唱
ドニゼッティ:「連隊の娘」より ラタプラン
ロベール:マデロンの歌
リリ・ブーランジェ:ある兵士の葬儀のために
シューベルト:水の上の精霊の歌
ゴグル:マレの歌
マルリー:パリジャンの歌
メユール:門出の歌
グノー
:「ファウスト」より 兵士の合唱
ステッフ:リパブリック讃歌
フランス陸軍cho、
オーロル・ティヤック(指)

録音:2012年10月15日−16日、パリ(フランス)
フランス陸軍所属の男声合唱団(パートはテノール1、テノール2、バリトン、バスの4パート)が歌う、フランスを中心とした合唱作品の数々。
リリ・ブーランジェの作品やメユールの革命歌「門出の歌」などをチョイスしているところはさすがフランスのレーベル&choと言えるでしょう。

Diapason
DIAP-138(1CD)
ヴォルフ:24の歌曲集



(1)この喜びをどこへ?
(2)アナクレオンの墓
(3)ミニョンの歌/ミニョン(あの国をご存知じですか)
(4)フィリーネ/お澄まし娘/改宗した娘/めぐり来る春/ガニメード
(5)こうのとりの使い
(6)エオリアン・ハープに寄す/捨てられた娘
(7)郷愁/朝早く/旅路
(8)ワイラの歌/ある結婚式で/春に/古画に寄せて
(9)眠る幼な児イエス
(10)魔法の夜/ジプシーの少女
(1)リタ・シュトライヒ(S)、エリック・ヴェルバ(P)
録音:1957年
(2)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ジェラルド・ムーア(P)
録音:1960年
(3)イルムガルト・ゼーフリート(S)、エリック・ヴェルバ(P)
録音:1962年
(4)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ジェラルド・ムーア(P)
録音:1956年
(5)ハインツ・レーフス(Br)、ハンス=ヴィリ・ヘスリン(P)
録音:1954年
(6)イルムガルト・ゼーフリート(S)、エリック・ヴェルバ(P)
録音:1953年
(7)エルンスト・ヘフリガー(Br)、ヘルタ・クルスト(P)
録音:1958年
(8)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ヘルタ・クルスト(P)
録音:1955年
(9)ペーター・アンダース(T)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
録音:1944年
(10)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ジェラルド・ムーア(P)
録音:1957年
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第138巻として登場するのは、シュヴァルツコップやフィッシャー=ディースカウ、へフリガーなど、往年の名歌手たちが歌うフーゴ・ヴォルフ(1860−1903)の「24の歌曲集」!
エリーザベト・シュヴァルツコップ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、イルムガルト・ゼーフリート、エルンスト・ヘフリガー、リタ・シュトライヒ、ハインツ・レーフス、そしてペーター・アンダース。
19世紀オーストリアの歌曲王が遺した24の名曲を、往年の世界的名歌手たちの歌声と、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによる音質向上でお楽しみください。
※Diapasonレーベルのタイトルは全て初回生産限定となります。レーベル在庫状況により急な廃盤による未入荷や入荷数不足が発生する可能性がございます。予めご了承下さい。

DREYER-GAIDO
CD-21132(1CD)
ディヌ・リパッティへのオマージュ
エネスコ:クレマン・マロの詩による7つの歌 Op.15
リパッティ:ヴェルレーヌの詩による5つの歌 Op.9、4つのメロディー
ヴィオレッタ・ディネスク:Mein Auge ist zu allen sieben Spharen zuruckgekehrt(ダンテ)
マルクス・シェーファー(T)、
ミハイ・ウングレアヌ(P)

録音:2020年12月5日−6日、センデザール・ブレーメン(モルゲンランド音楽祭)
マルクス・シェーファーは、ラ・プティット・バンドやウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなどとの継続的で濃密なコラボレーションにより国際的な評価を得、2008年からはハノーファー音楽大学の声楽科教授を務めているドイツのリリック・テノール。
このアルバムは、ルーマニアの伝説的ピアニスト、作曲家のディヌ・リパッティへと捧げる、ルーマニアの歌曲集です。33歳で夭折した天才リパッティが書いた2つの歌曲集に、リパッティのパトロンでもあったジョルジェ・エネスコの作品、1953年ブカレスト生まれの作曲家ヴィオレッタ・ディネスクがリパッティ生誕100周年の2017年に書いた歌をプログラム。ピアニストとしての功績があまりにも偉大すぎるために見過ごされてきた、「作曲家」としてのリパッティの優れた才能に光を当てる好企画です。

Linn
CKD-652(1CD)
NX-B09
わが心の花〜近代フランス歌曲集
レイナルド・アーン:クロリスに
 リラに来るうぐいす/愛される人
 不実/泉
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌
 パンの笛/髪
 ナイアードの墓
ジョンゲン:静けさの諸相 Op. 54
ショーソン:終わりなき歌 Op. 37
 イタリア風のセレナード Op. 2-5
 魅惑 Op. 2-2/蜂雀 Op. 2-7
 蝶々 OP. 2-3
デュパルク:旅への誘い/悲しき歌
 恍惚/フィディレ
カレン・カーギル(Ms)
サイモン・レッパー(P)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOソロイスツ
岩淵麻弥(Vn1)
クサンデル・ヴァン・フリート(Vn2)
トム・ダン(Va)
アレクセイ・キセリオフ(Vc)

録音:2020年2月22-25日 ニュー・オーディトリアム、グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール、UK
スコットランドのメゾ・ソプラノ、カレン・カーギルと、ロンドンの王立音楽院で教鞭をとるサイモン・レッパーの共演によるLINNでの2枚目のアル バム。20世紀に変わる前後の時代、フランス、もしくはベルギーで活躍した作曲家によるフランス語の歌曲を収めたアルバムです。ソプラノの 歌手によって歌われることの多いこれらの作品が、カーギルの豊かな声により包容力のある美しさを帯びることで、新たな魅力を発見すること が出来ます。バッハの「G線上のアリア」を思わせる前奏に乗って歌いだされる冒頭の「クロリスに」から、まるで天国的な音楽。そしてジョンゲン とショーソンの作品には、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管のコンサートマスター岩淵麻弥とその同僚たちが参加。弦楽の響きがさらに柔ら かな美しさを形作ります。

BR KLASSIK
BR-900335(1CD)
NX-B05
アルヴォ・ペルト(1935-):作品集
フラトレス- 弦楽オーケストラとパーカッションのために(1983年版)
シルーアンの歌(1991)- 弦楽オーケストラのために
ラ・シンドーネ(トリノの聖骸布)- ヴァイオリンとオーケストラのために(2019年版)
スンマ - 弦楽オーケストラのために(1991年版)
レナルトの追憶に(2006)- 弦楽オーケストラのために
スターバト・マーテル- 合唱と弦楽オーケストラのために(2008年版)
アーメン、悲しみの聖母は立っていた
涙を流さないものが
聖なる母よ
どうかその傷を私に
バイエルン放送cho(合唱指揮:フローリアン・ベンファー)
スタンコ・マディチ(Vn)
ミュンヘン放送O
イヴァン・レプシッチ(指)

録音:2020年7月1、9、10日、2020年11月18-20日…5-9
バイエルン放送合唱団によるBR-KLASSIKへの4枚目のペルト作品集。このアルバムでは代表作の一つ「スターバト・マーテル」を中心に、1970年代以降 の作曲スタイルによる作品を紹介しています。 1985年にアルバン・ベルク財団の委嘱によって書かれた「スターバト・マーテル」はラテン語の歌詞によるソプラノ、カウンターテナー、テノールと、ヴァイオリン、ヴィ オラ、チェロの為の作品。このアルバムでは2008年にクリスチャン・ヤルヴィの委嘱により合唱と弦楽オーケストラのために編曲された版が演奏されています。 1976年以降のペルト作品で見られるティンティナブリ(ラテン語で鐘を意味する)様式はここでも健在。切り詰められた音域、かつ明確な拍子を持たず、単語 の音節によって小節線が区切られるという独自の構成は、テキストの流れを損なうことなく、悲しみの心をまっすぐに伝えています。 他に収録されているのは5つの管弦楽曲。「フラトレス(兄弟)」は1977年の作品。さまざまな楽器の為の版がありますが、ここでは弦楽オーケストラとパー カッションという比較的大きな編成での演奏。こちらも持続する低音の上で、聖歌風の旋律を反復するというティンティナブリ様式が用いられています。「シルー アンの歌」は1991年の作品。"東方教会の修道長と信者たちの為の"という副題が付けられており、曲は一貫して静かな動きによっています。「ラ・シンドー ネ」は2005年の作品。ヴァイオリニスト、ヴァディム・レーピンの演奏を想定し、2019年にヴァイオリンのソロ・パートが加えられた神秘的な音楽です。「スンマ」 は1991年の作品。ペルト自身が「最も厳格で謎めいた作品」と評するほどに完成された作風を持っています。「レナルトの追憶に」は2006年の作品。彼の 友人で、1992年から2001年までエストニア共和国の大統領を務めた、レナルト・メリの為の葬儀のために作曲された深い祈りの音楽です。

ALPHA
ALPHA-748(2CD)
NX-C05
シューベルト:白鳥の歌、弦楽五重奏曲
【DISC 1】
シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』 D.957 より【別れ/はるかな土地で/セレナーデ/春への憧れ/兵士の予感/愛の使い/ わが宿】
メンデルスゾーン:無言歌(「瞑想」) Op. 30-1
シューベルト:白鳥の歌 D.744
  歌曲集『白鳥の歌』 D.957 より【漁師の歌/海辺にて/街/影法師/彼女の絵姿。アトラス】
メンデルスゾーン:白鳥の歌 (詩…ハインリヒ・ハイネ)
【DISC 2】
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
ユリアン・プレガルディエン (T)
マルティン・ヘルムヒェン (P)
クリスティアン・テツラフ、フローリアン・ドンダラー (Vn)
レイチェル・ロバーツ (Va)
ターニャ・テツラフ、マリー=エリザベート・ヘッカー (Vc)

録音:2020年6月、2020年10月 ゼンテザール、ブレーメン、ドイツ
ユリアン・プレガルディエンとマルティン・ヘルムヒェンによる『白鳥の歌』を中心としたDISC1、クリスティアンとターニャのテツラフ兄妹を中心とした メンバーによる弦楽五重奏曲を収めたDISC2という、シューベルト最晩年の2曲をカップリングした興味深い企画盤。 シューベルトの死後、遺稿からまとめて出版されたのが『白鳥の歌』ですが、この中から唯一ヨハン・ガブリエル・ザイドルの詩にもとづき、作品 整理番号も単独で別途D.965aを振られている「鳩の使い」を省いた、レルシュタープとハイネによる13曲がここには収められています。さらに メンデルスゾーンの『無言歌集』第2集から第1曲と、ヨハン・ゼンの詩にシューベルトが曲をつけた「白鳥の歌」をタイトルに持つ歌曲を間に挟 み、ラストにはファニー・メンデルスゾーンがハイネの「白鳥の歌」に作曲した歌曲を収録という凝ったプログラム。プレガルディエンの滑らかな歌 声にヘルムヒェンの端正なピアノが絡み、シューベルトならではの詩情の世界を、淡々とした表情の中にも奥深く表出しています。 シューベルトが唯一残した弦楽五重奏曲であるD.956は、死のわずか2カ月ほど前に完成されたもの。体調不良が続いた晩年とはいえ彼 の創意は衰えず、作品も常に発展し続けました。この作品も、弦楽五重奏というとヴィオラを2本というのが通例だった当時に、ボッケリーニと 同じくチェロを2本という編成で低音域の充実を図った意欲的なもの。結果、安定した響きの上でシューベルトならではの歌謡性が引き立っ ています。テツラフ兄妹に指揮者としても活躍するドンダラーなどを加えたメンバーによるこの演奏は、作品の情感を実にバランスよく表現して おり、人気の高い第2楽章でも動的な熱量が程よく、どこか彼岸を感じさせる美しさも一層際立っています。

TOCCATA
TOCC-0614(1CD)
NX-B03
リャードフ(1855-1914):合唱作品集
1. 聖ヨアサフ・ゴレンコの毎時の祈り(1910)
オビホードからの10の作品 Op. 61(1909)より
2. No. 7:erubic Hymn ヘルヴィムの賛歌*
3. No. 10:I will take the cup of salvation 私は救いの杯を取ります*
5つのロシア民謡(1902)
4. No. 1:The Dove Book 鳩の本(spiritual poem)
5. No. 2:Oh, Avsen ああ、アヴセン(Christmas carol)
6. No. 3:You are my beauty あなたは私の美しい人(wedding song)
7. No. 4:I’ll go, young one 私は行きます、若い人
(velichalnaya sung in honour of a povoznik)
8. No. 5:At Dawn 明け方に(round-dance song)
女声のための15のロシア民謡集(1908)より
9. No. 3:Now we have a drink 今、私たちは飲み物を持っています(round-dance song)
10. No. 9:As at the evening 夕方のように(wedding song)
11. No. 10:We, girls, would like to pour some horelka
私たち女の子は、ホレルカを注ぎたい(wedding song)
12. No. 14:The Valley 谷(wedding song)
ロシア民謡集-女声のための編曲 Op. 45(1899)
13. No. 1:You, my river あなたは私の川 (wedding song)*
14. No. 2:Oh, it’s not a sunset ああ、それは日没ではない(velichalnaya)
15. No. 3:Birch forest, who’s a single man?
白樺の森、独身男性は誰?(velichalnaya)
16. No. 4:White Snow 白い雪(protyazhnaya)*
17. No. 5:I’ll sit down young 若くして座る(round-dance song)
18. No. 6:The winds blew 風が吹いた(round-dance song)
19. No. 7:Along the steep coast 急な海岸沿い(round-dance song)
20. No. 8:Rain on the street 路上の雨(round-dance song)
21. No. 9:That’s my grief 私の悲しさ(round-dance song)
22. No. 10:Along the street 通り沿い(round-dance song)
女声のための3つのロシア民謡集(1912)
23. No. 1:ushaby 子守歌 (lullaby)
24. No. 2:The open field, you’re my wide space
平野よ、あなたは私の広いスペース(protyazhnaya)
25. No. 3:Oh, there was no wind ああ、そこには風がなかった(wedding song)
26. orification for Vladimir Stasov ウラディーミル・スターソフのオリフィケーション (1899)
モーリス・メーテルリンクの劇『修道女ベアトリス』への音楽 Op. 60(1906)
27. I Beggars’ Chorus物乞いの合唱:Ave Maria アヴェ・マリア
28. II Ave, Maris Stella アヴェ・マリス・ステラ
29. III The Death of Beatrice ベアトリスの死:Requiem aeternam レクイエム・エテルナム
30. Glorification for Vladimir Stasov on 2 January 1894
1894年1月2日のウラディーミルスターソフの栄光(1894)
31. Farewell Song of the Schoolgirls from the Empress Maria Institute, Op. 50 (1900)
皇后マリア研究所の女子校生の別れの歌
32. Glory to Nikolay Andreevich Rimsky-Korsakov (1901)
ニコライ・アンドレーエヴィッチ・リムスキー=コルサコフに栄光を
Choruses from The Final Scene of Schiller’s ‘Die Braut von Messina’
シラーの『メッシーナの花嫁』の終景からの合唱Op. 28 (1878)
33. Introduction 序奏(‘Blessed is he who is in the quiet deep’)
34. Fnale 終曲(Requiem)
35. Glory to Evgeniya Ivanovna Zbrueva エフゲニア・イヴァノヴナ・ズブルエバの栄光(1913)
36. 'Drip, Ek' Fugato (1900)
37. Chorus from the Cantata in memory of Mark Antokolsky
カンタータ『マーク・アントコルスキーを偲んで』からの合唱(1902)
38. Slava スラヴァ Op. 47 (publ. 1899)
39. Hymn to Anton Rubinstein アントン・ルビンシテインへの賛歌 Op. 54 (1902)
キリル・パンフィロフ(Br)…34
クセニア・アバイモヴァ(Tp)…35
ニカ・リャブチネンコ(Hp)…38
ドミートリー・コロステリョフ(P)
…31、33、34、37
アレクセイ・シェフチェンコ&ドミートリー・コロ
ステリョフ(ハルモニウム、4手連弾)…28
マリア・ウスペンスカヤ、ユリア・リハチェヴァ
アレクセイ・シェフチェンコ、ドミートリー・コロ
ステリョフ(2台ピアノ、8手連弾)
ロシア音楽院室内cho
イヴァン・ニキフォルチン(合唱監督&指揮)

録音:2020年11月5、10、12、17、24、26日、12月22日

*以外=世界初録音
交響詩「魔法にかけられた湖」や「キキモラ」など、ロシア民話に由来する重厚なオーケストラ作品や、ショパンの伝統を受け継ぐロマンティックなピアノ作品で 知られるリャードフ。彼はまた数多くの合唱作品も遺しています。その多くは、宗教的作品、民謡編曲、オリジナル曲の3つに分類されますが、どれも精緻な 職人技に支えられた美しさを備えています。このアルバムに収録されている作品の多くはロシア民謡によるものですが、素朴な旋律が、低音を生かした見事 なアカペラ合唱作品に仕上がっています。そしてアルバムには、ハルモニウムの4手連弾を伴奏とする「アヴェ・マリス・ステラ」や2台ピアノ8手連弾を伴う「スラ ヴァ(栄光の意)」など珍しい形態で書かれた作品も含まれており、リャードフの創意工夫が窺えます。 ロシア音楽院室内合唱団は、2016年にイヴァン・ニキフォルチンによって設立されたアンサンブル。ロシア音楽ア院室内Oとともに、20世紀と21世 紀に書かれたロシア音楽をレパートリーの中心に据え、幅広く活動しています。

MDG
MDG-61322032(1CD)
オネゲル:歌曲集
6つの田園詩曲(1941)
ルネ・モラの詩による3つの歌(1926)
クローデルの詩による3つの詩(1940)
フォールの詩による3つの詩(1916)
3つの詩篇(1941)
4つの低い声のための歌(1945)
4つの詩(1914/16)
アポリネールの詩による6つの詩(1916)
コクトーの詩による6つの詩(1923)
ロンサールの歌(1924)
静物(1917)
倫理学の小講義(1941)
ヴォカリーズ・エチュード(1929)
ホルガー・ファルク(Br)
シュテッフェン・シュライエルマッハー(P)
使用楽器:1901年製スタインウェイ「マンフレート・ビュルキ」
フランス6人組のメンバーの一人オネゲル。代表作には劇的オラトリオ「ダビデ王」や「火刑台上のジャンヌ=ダルク」そして「パシフィック231」、交響曲第3番 「典礼風」などがありますが、歌曲はほとんど演奏されることはありません。これまで、知られざるハンス・アイスラーの歌曲集を録音してきたバリトン歌手のホル ガー・ファルク、ピアニストのシュテッフェン・シュライエルマッハーがこの度オネゲルの歌曲の魅力を余すところなく伝えるアルバムを録音しました。 「ダビデ王」の台本も担当した ルネ・モラの詩による「3つの歌」。そして「火刑台上のジャンヌ・ダルク」の台本、オネゲルの敬愛するクローデルの詩による「3つ の歌」。などオネゲルらしい繊細で美しい旋律と精緻な音楽が特徴です。 (Ki)

ACCENT
ACC-26415(2CD)
ヘンデル:声楽作品集
[CD1]オラトリオ『ヘラクレスの選択』 HWV69
[CD2]デッティンゲン・テ・デウム HWV283
[CD1]ヘラクレス:ダイアナ・ムーア(Ms) 
快楽:フフルール・ウィン(S)
美徳:レイチェル・ケリー(S)
快楽の従者:ネイサン・ハラー(T)
[CD2]コーディー・クアトルバウム(Bs-Br)
クライスト・チャーチ大聖堂cho
ローレンス・カミングス(指)
ゲッティンゲン祝祭O

ライヴ録音:2018年5月19日/ゲッティンゲン、シュタットハレ
2018年ゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭のライヴ録音。滅多に聴けないヘンデルの2作品を収録しています。
神話に基づくオラトリオ『ヘラクレスの選択』(1751)では、美徳と安易な快楽の間で揺れながらも、苦難を選ぶことで人生の正しい道を行くヘラクレ スの姿が力強く描かれます。また『デッティンゲン・テ・デウム』(1743)は、オーストリア継承戦争におけるデッティンゲンの戦いでフランス軍を破った イギリス・オーストリア連合軍の勝利の祝賀会のために作曲を依頼されたカンタータ。ティンパニとトランペットが用いられ、華やかに勝利が歌われます。
ローレンス・カミングスはイギリス古楽界の名匠として名を馳せる指揮者・チェンバリスト。1999年からロンドン・ヘンデル音楽祭の音楽監督、2012年から はゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭の音楽監督を務めています。

BRIDGE
BCD-9558(1CD)
「音楽を讃えて」〜ロバート・キール(b.1952):合唱作品集
音楽を讃えて/おお偉大な聖霊よ/音楽の名において/来たれ創造主たる聖霊よ/サンタフェの晩祷/夜明けの歌/音楽への頌歌/平和のための声/自由の歌/平和のためのハレルヤ
ジョシュア・コープランド(指)
アンティオク室内アンサンブル(混声合唱)

録音:2018年11月8-11日ワシントン州リー大学レンフェスト・センター・オブ・ジ・アーツ
※ロバート・キール(Robert Kyr)は大変な多作家でこれまでに12の交響曲と3つの室内交響曲、3つのヴァイオリン協奏曲と多くの宗教楽曲を書いています。彼は基本的に調性で作曲しており、この作品集は無伴奏混声合唱のための宗教楽曲です。いずれもルネサンス、バロックの様式に若干の近代的な和声を加えた作風で気難しい現代音楽臭は皆無。マーラーが第8交響曲の第1楽章でテキストに使った同じ歌詞「来たれ創造主たる聖霊よ」はここではひなびたルネサンス風の楽曲に仕上げられています。親しみ易い混声合唱曲集。

Goodies
78CDR-3842(1CDR)
J・シュトラウス:ワルツ「春の声」



(1)エルナ・ベルガー(ソプラノ)
(2)マリア・チェボタリ(ソプラノ)
(3)エルナ・ザック(ソプラノ)
(4)ミリッツァ・コリュス(ソプラノ)
(5)クララ・クライルベール(ソプラノ)
(6)フェリシー・ヒュニ=ミハチェック(ソプラノ)
(1) ワルター・ジュスキン(指)フィルハーモニアO
ELECTROLA DB 6951(Germany) ドイツ語歌唱 1949年5月25日アビー・ロード録音
(2) ロベルト・ヘーガー(指)ベルリン国立歌劇場O
COLUMBIA JD6029(JP) ドイツ語歌唱 1935年12月19日ベルリン録音
(3)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)ベルリン国立歌劇場O
TELEFUNKEN E 1774(Germany) ドイツ語歌唱 1935年4月2日ベルリン録音
(4) ルートヴィヒ・リュート(指) ベルリン国立歌劇場O
ELECTROLA EH-860(Germany) ドイツ語歌唱 1934年1月録音
(5)アルベール・ウォルフ(指)O
POLYDOR 35016(JP) イタリア語歌唱 1933年録音
(6)オーケストラ伴奏
POLYDOR 60150(JP) ドイツ語歌唱 1928年録音
(1) エルナ・ベルガー(1900-1990)はドイツの名ソプラノ。指揮者のワルター・ジュ スキント(1913-1980)はプラハの生まれ。プラハ音楽院で作曲とにピアノを学び、 さらにプラハのドイツ・アデミーではジョージ・セルに指揮の指導を得た。ナチ スの迫害を逃れてイギリスに移住した。LP初期に HMVのハウスコンダクター 的活躍をした。
(2)マリア・チェボタリ(1910-1949)はルーマニア国籍のソプラノ。ドレスデン国立 歌劇場の音楽監督フリッツ・ブッシュに見いだされ、その後ベルリン国立歌劇 場に移り、看板歌手となった。戦後はウィーン国立歌劇場に出演、「モーツァル ト・アンサンブル」の一員として活躍した。1949年肝臓癌のため39歳で死去し た。指揮者のロベルト・ヘーガー(1886-1978)はドイツ生まれ。1933年から50年 までベルリン国立歌劇場の指揮者だった。
(3) エルナ・ザック(1898-1972)はベルリン生まれ。 "ドイツのナイチンゲール" と 言われ人気を得た。戦前の批評家あらえびすはその著書「名曲決定盤」で彼女の 魅力を述べていた。指揮者のハンス・シュミット=イッセルシュテット(1900- 1973)はドイツ生まれ。ハンブルク国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ総監 督、戦後は北ドイツ放送交響楽団の指揮者として活躍した。
(4)ミリッツァ・コリュス(1909-1980)はポーランド生まれのコロラトゥーラ・ソプ ラノ。ヨーロッパ屈指のコロラトゥーラ・ソプラノだったが、アメリカに移住 しハリウッド映画のスターとして、またコンサートでのキャリアを積んだ。女優 としてハリウッド映画「グレート・ワルツ」で1938年度アカデミー助演女優賞を 受賞した。
(5)クララ・クライルベール(1899-1970)はベルギーのソプラノ。第1次世界大戦中、 コーラス隊で歌っていた時コーラス・マスターの目にとまりパリでソリストとし て訓練された。大戦後、退役兵士や負傷した兵士の慰問コンサートに度々出演 し、その結果ブリュッセルのモネ歌劇場のディレクターの目にとまった。その 後1920年代から1950年代の引退までモネ劇場のプリマドンナとして活躍した。 1970年ブリュッセルで死去した。
(6)フェリシー・ヒュニ=ミハチェック(1891-1976)はハンガリー生まれ。主にドイ ツで活躍した。ウィーンで声楽を学び、1916年にハンブルク国立歌劇場でデビュ ー。1919年にウィーン国立歌劇場でR.シュトラウスの「影のない女」の初演に 参加し、1925年までウィーンに居た。1931年にミュンヘン国立歌劇場でプフィ ツナーの歌劇「心」の初演に参加した。1953年ミュンヘン公演を最後に引退し た。(グッディーズ)

GENUIN
GEN-21746(1CD)
メンデルスゾーン:歌曲集
春の歌 Op.34-3/最初の菫 Op.19-2/愛の歌 Op.47-1/さすらい人の歌 Op.57-6/春に/朝の挨拶 Op.47-2/野原にようこそ Op.8-11/秋に Op.9-5/ヴェネツィアのゴンドラ漕ぎの歌(広場を抜けて)Op.57-5/秋の歌 Op.84-2/慰め Op.71-1/窓 Op.86-1/夜毎に私は夢の中で君に会う Op.86-4/葦の歌 Op.71-4/晩の歌 Op.8-9/夜の歌 Op.71-6/古いドイツの春の歌 Op.86-6
ロベルト・ポーラース(T)、
フリードリヒ・プレトリウス(P)

録音:2020年7月27-29日 ライプツィヒ
20代のドイツの二人によるメンデルスゾーンの素晴らしい歌曲集。ロベルト・ポーラースは1994年、ライプツィヒ生まれのテノール。少年時代は聖トーマス教会の少年合唱で歌っていた。ライプツィヒのフェリックス・メンデルスゾーン音楽舞台大学で学んだ後、独唱者として活躍しています。ポーラーズの声は非常に素直で軽やかで繊細です。メンデルスゾーンの歌曲は名曲揃いだが、太い声で歌われると彼独特の幻想味が消え去ってしまう。ポーラーズの儚げな美しさに満ちた歌は、メンデルスゾーンの歌曲を再発見させてくれる素晴らしものだ。伴奏のフリードリヒ・プレトリウスも1996年生まれの若いピアニスト。ちなみに彼も聖トーマス教会の少年合唱で歌っていた。プレトリウスは指揮者を目指しており、さすがに単なる伴奏ピアニストに収まらない豊かな音楽を紡いでくれます。

Sterling
CDA-18531(2CDR)
ヨアヒム・ラフ:歌曲集
[Disc 1]
セレナード WoO.21(1854)
J.G.フィッシャーの3つの歌曲 Op.47(1848)
知っているかい、私にはきみがすべてだ/至福!/理想
ゴットホルト・ローガウの2つの歌曲 Op.48(1848)
別れ/帰郷
J.G. フィッシャーの3つの歌曲 Op.49(1848)
もの言わぬ恋/愛の欲望/星のやすらぎ
「エマヌエル・ガイベルの5つの歌曲」 Op.51(1849/50)から
ヴェネツィアの夜の祈り/ゴンドラの歌
「C.O. シュテルナウの3つの歌曲」 Op.52(1850)から
さあ秋がやってきた
C.O. シュテルナウの2の歌曲 Op.53(1849)
古い鐘楼の鐘/君を覚えている
[Disc 2]
夢の歌 WoO.56C(after the end of the 1860s)
「エマヌエル・ガイベルの6つの歌」Op.184(1870-73)から(女声三重唱
とピアノのための)
1日が終わった/静かに心が愛に輝くところ/軽い意味
花の言葉 Op.191(1874)
献呈/すみれ/リュウキンカ/忘れな草/ミルテ/ローズマリー
「ブロンデル・ド・ネスル」 Op.211(1880)から
領主の花嫁/婚礼の歌/聖なる国よさらば/王が囚われの身になり/王が解放され
マリーナ・ウンルー(S)、
フレーデリケ・シュルテン(Ms)、
リサ・ヴェーデキント(Ms)、
ヴォルフガング・クローゼ(T)、
ヨハンネス・ヴェーデキング(Bs)、
ヘーダイェット・ヨーナス・ディエディカー(P)

録音:2020年5月25日−28日、インマヌエル教会文化センター(ヴッパタール、ドイツ)
ヨーゼフ・ヨアヒム・ラフは、1822年、スイスのラッヒェン生まれ。校長としての職務のかたわら独学で作曲を身につけ、メンデルスゾーンのもとに送ったピアノ曲が彼の推薦により出版されたことが転機となり、作曲家、音楽教師、ピアニストとしての生活が始まりました。11曲の交響曲などの管弦楽曲、室内楽曲、歌劇など、多くの作品を手がけ、「歌曲」もかなりの数を残したといわれます。このアルバムでは、ロベルトとクララのシューマン夫妻をはじめロマンティシズムの作曲家たちもが好んだガイベルの詩による作品のほか、ラフの娘、ヘレーネ・ラフが「ヘルゲ・ヘルト」名義で書いたフランスの吟遊詩人ブロンデル・ド・ネスルを題材とする詩に作曲した作品などが歌われます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Sterling
CDA-18452(1CDR)
旧世界と新世界のハープのための歌
クルト・ヴァイル(1900−1950):おお船長、わが船長(1941)
ふたりの古参兵への挽歌(1942)
雨が降っている(1933)
わたしの船は(1941)
R・シュトラウス(1864−1949)
夜 Op.10 no.3
あなたの黒髪を私の頭の上に広げてください Op.19 no.2
あすの朝 Op.27 no.4
たそがれの夢 Op.29-1
ガーシュウィン:Oh, Lady, Be Good(1924)
Someone to Watch over Me(1926)
How Long Has This Been Going on(1927)
But Not for Me(1930)
They Can’t Take That away from Me(1937)
Love Is Here to Stay(1938)
トシュテン・モッスベリ(T)、
スティーナ・ヘルベリ・アイバック(Hp)

録音:2020年1月20日&3月1日、シクラ・スタジオ(ナッカ、スウェーデン)/2020年5月19日&9月11日、グリスリンゲ・ゴード(インガロー島、スウェーデン)
スウェーデンの歌手、本業は麻酔科学と集中治療学が専門の医師のトシュテン・モッスベリのソング・コレクション。ドイツからアメリカに渡ったクルト・ヴァイルが、リンカーン大統領の死を悼んだホイットマンの『おお船長、わが船長』と、同じ『草の葉』の『ふたりの古参兵への挽歌』に作曲した作品など4曲、R・シュトラウスの歌曲を代表する4曲、「スタンダード・ナンバー」として歌われるジョージ・ガーシュウィンの6曲のプログラム。『すべての丘と谷が』(CDA-1834)、『生まれたからには』(CDA-1841)など、このシリーズのこれまでのアルバムで共演したスティーナ・ヘルベリ・アイバックのハープです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Glossa
GCD-923528(2CD)
ヘンデル:「アチ、ガラテアとポリフェーモ」(セネジーノ版)
セレナータ 「アチ、ガラテアとポリフェーモ」 〜 セネジーノのためのヴァージョン(ロンドン, after 1718)(ラッファエーレ・ペ&ファブリツィオ・ロンゴによる再構築&批判校訂版)
ラッファエーレ・ペ(カウンターテナー/アチ)、ジュゼッピーナ・ブリデッリ(メゾ・ソプラノ/ガラテア)、アンドレア・マストローニ(バリトン/ポリフェーモ)、ラ・リラ・ディ・オルフェーオ、ルカ・グリエルミ((指)ハープシコード&オルガン)

録音:2020年10月26日−31日、ピアチェンツァ市立劇場(イタリア)
イタリア古楽界に颯爽と現れたラッファエーレ・ペは、ジョン・エリオット・ガーディナー、ウィリアム・クリスティ、ジョルディ・サヴァール、アレッサンドロ・デ・マルキ、アントニオ・フローリオ等、古楽界の巨匠たちと共演し、現在のイタリアでもっとも高く評価されているカウンターテナーの一人。2014年に自身が設立し芸術監督を務めるアンサンブル「ラ・リラ・ディ・オルフェーオ(オルフェオの竪琴)」を率いたGlossaレコーディング第2弾は、ヘンデル初期の傑作「アチ、ガラテアとポリフェーモ」の「セネジーノ版」をリリース!
ナポリ滞在中の若きヘンデルが、アルヴィート公爵の結婚式の祝典のために書いたセレナータ「アチ、ガラテアとポリフェーモ」。1708年にナポリで行われた初演のあと、1732年の3幕版や1739年の2幕版など複数の改訂が行われていますが、今回収録されている「セネジーノ版」は、ロンドンで活躍しヘンデルの多くの作品で主役を務めた有名なカストラート歌手、セネジーノ(フランチェスコ・ベルナルディ)のために書かれたと考えられているバージョンです。ロンドンの大英図書館に所蔵されている写本に基づき、ラッファエーレ・ペ、ファブリツィオ・ロンゴ、ルカ・グリエルミが再構築&校訂を施し2020年に現代初演を行ったもので、アチはアルト(C.T)、ガラテアはソプラノへと移調され、ポリフェーモのパートもほとんど書き直されており、長い伴奏付きのレチタティーヴォと新しいアリアが含まれます。楽器編成もナポリ版と若干異なり、トランペットはなく、木管楽器が多く使われています。
ラッファエーレ・ペが歌う堂々たるタイトル・ロールはもちろん、バロック・レパートリーで特に需要の高いピアチェンツァ出身のメゾ、ジュゼッピーナ・ブリデッリと、ヘンデルの珍しいアリア集なども録音してきた国際的に有名なバス、アンドレア・マストローニのハイクオリティな歌唱にも注目。また、今作では歴史的鍵盤楽器のエキスパートとして多彩な活躍をするルカ・グリエルミが指揮(&鍵盤楽器)を担当している点もポイントです。

LAWO Classics
LWC-1220(1CD)
わたしたちの夏のなんと短い〜ギスレ・クヴェルンドク歌曲集

ギスレ・クヴェルンドク(1967−)
わたしたちの夏のなんと短い
それでもあなたなここにいる
愛が耐えるかどうか問わないで
ルート・マイヤー追悼
印象主義者の姿
春の夜
女友だちへ
毎日がもっと明るくなる
あらゆるものが詰めよってくる
言葉
なにも存在しない
ドラゴンだけが自由だ(ミュージカル『八十日間世界一周』から)
あこがれ

シェイクスピアのソネット
ソネット18番「きみを夏の一日にくらべたらどうだろう」
ソネット3番「鏡を見て、眼にうつる顔にお言いなさい」
ソネット9番「きみが独身のままでむなしく一生をすごすのは」
ソネット128番「わが楽の音よ、おまえがあの幸せな」
ソネット129番「恥ずべき放埒のあげくに」
ソネット23番「未熟な役者が舞台にでてくると」
ソネット33番「私はこれまdねい何度も見てきた」
ソネット144番「慰安をもたらすのと、絶望に追いこむのと」
アヴェ・ヴェルム
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)

録音:2019年6月11日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン(キーラント)とピアニスト、モッテンセンの共演によるノルウェー歌曲のシリーズ。新しいアルバムでは、主にオペラとミュージカルのための音楽で知られるギスレ・クヴェルンドク(1967−)の作品が取り上げられています。ノルウェーの詩人リヴ・ホルツスコーグの『わたしたちの夏のなんと短い』やヘルマン・ヴィルデンヴェイの詩による作品。第二次世界大戦中、オーストリアからノルウェーへ逃れ、アウシュヴィッツに送られたユダヤ人女性の日記に作曲された「ルート・マイヤー追悼」。クヴェルンドクがミュージカル『八十日間世界一周』のために作曲した音楽から「ドラゴンだけが自由だ」。そして、多くの北欧の作曲家たちもインスピレーションを得た、ウィリアム・シェイクスピアが、愛、エロティシズム、嫉妬をテーマに謳った「ソネット」をテクストにした曲集。夏、光、愛、詩とメロディへのトリビュート・アルバムです。
LAWO Classics
LWC-1214(1CD)
おお、ここではたくさんのものが〜ヨハン・クヴァンダール歌曲集
ヨハン・クヴァンダール(1919−1999)
追想 Op.9 no.9(1965)
2つのガルボルグの歌(1939)(『ハウグトゥッサ』から)
糸を紡ぐヴェスレモイ/たそがれ
歌とピアノのための14の歌曲
挨拶の声 Op.9 no.1/心が遊ぶ Op.9 no.2/暗きは、わが魂 Op.9 no.3/
わがニオイアラセイトウの花に Op.9 no.4/極夜に向かって Op.9 no.5/
不平 Op.9 no.6
2つのフローディングの歌 Op.9
わが星の歌 その1/わが星の歌 その2
ノルウェーのステーヴ調の歌 Op.40
わが歌/ぼくは子供だった時/グラドハイムの山に行き/羊飼い
の歌と呼び声/おお、わが心よ/おお、ここではたくさんのものが  /リティ=モル/わたしが小さかったころは走り回り/シューグ
ルと妻/おお、太陽と比べ合わせると/若者と娘
7つの歌 Op.4
フーグライク/ハドゥライカル/兵士と死神/春の願望(つぐみ
が気むずかし屋に歌う)/『スキールニルの旅』から/『フンディン
グ殺しのヘルギ』から/子供の歌
7つの小さな子供の歌(1946−47)
灰色猫/咳/隣のうちの犬/ばった/誕生日祝い/子守歌/泥棒
とがちょう
2つの愛の歌 Op.58
ばら/山の中で
イーサ・カタリーナ・ゲーリケ(S)、
ヨアキム・クノフ(P)

録音:2018年5月28日−29日、2020年11月13日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
ヨハン・クヴァンダールは、1919年、クリスチャニア、現在のオスロに生まれました。父ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンは作曲家、母リッサ(アムンダ・ホルムセン)は芸術家という家庭で音楽、美術、詩、文学と、さまざまな芸術に触れながら子供時代を過ごしています。オスロの音楽大学で指揮とオルガン、ウィーン音楽大学のヨーゼフ・マルクス、パリのナディア・ブーランジェに作曲を学びました。管弦楽作品からテレビ・ドラマの音楽まで、幅広く作曲を行い、第二次世界大戦後のノルウェー音楽界でもっともめざましい活躍をした作曲家のひとりに挙げられています。
LAWO Classics のリリースする歌曲アルバムでは、クヴァンダールの文学への造詣をうかがわせる多様なスタイルの作品が歌われます。『歌とピアノのための14の歌曲』として出版された、オラヴ・アウクルストの詩による「追想」、ガルボルグの詩集『ハウグトゥッサ』から、グリーグが作曲していない「糸を紡ぐヴェスレモイ」と「たそがれ」、そして、イーヴァル・モッテンソン=エーグヌン、ヘンリク・ヴェルゲラン、ハーラル・ハムレ、マクシム・ゴーリキーの詩による6曲、アルヌルヴ・オーヴェルランの詩に作曲された「2つの愛の歌」。スウェーデンの詩人フローディングの2曲の〈わが星の歌〉。「ノルウェーのステーヴ調の歌」は、テレマルク、セテスダール、シェルベルグ、ヴァルドレス、ソグンなど、ノルウェーの地方で受け継がれてきた、通常4行の短い即興詩「ステーヴ」をテクストにした作品です。「7つの歌」は、
母リッサの詩、『エッダ』の2つの歌、民謡をテクストに採り、「7つの小さな子供の歌」は母の詩に作曲されました。アルバム『み使い』(LWC-1120)をリリースしたノルウェーのソプラノ、イーサ・カタリーナ・ゲーリケ(1973−)と、クヴァンダールのソロ・ピアノの作品を録音したヨアキム・クノフ(1979−)の共演による貴重なレパートリーのアルバムです。

Pentatone
PTC-518677(1CD)
郷愁〜バルトーク、ムソルグスキー、ブラームスを歌う
バルトーク:『村の情景』 B87
ムソルグスキー:歌曲集『子供部屋』
ブラームス:わたしの恋は緑にもえOp.63-5
 ナイチンゲールOp.97-1
 失望Op.72-4
 わが思いはきみのもとにOp.95-2
 永遠の愛についてOp.43-1
 余韻Op.7-3
 おとめは語るOp.107-3
 航海Op.96-4
 鍛冶屋Op.19-4
 ああ、その目をそらしてOp.57-4
 おお、僕が帰り道を知っていたらOp.63-8
 おとめの歌Op.107-5
 なまぬるい風Op.57-8
 甲斐なきセレナーデOp.84-4
マグダレーナ・コジェナー(Ms)、
イェフィム・ブロンフマン(P)

録音:2019年5月/マイスターザール(マイスターザール)
世界最高の名唱マグダレーナ・コジェナー、PENTATONEレーベル第3弾は「郷愁」と題されたアルバムで、バルトークの『村の情景』、ムソルグスキーの『子 供部屋』、そしてブラームスの歌曲を収録。共演は名手イェフィム・ブロンフマンです!
スロバキア語、ロシア語、ドイツ語で歌われるこれらの曲は、愛、憧れ、純真をテーマにしており、3人の偉大な作曲家がそれぞれの民族音楽を独自のスタイルで 表現しています。コジェナーとブロンフマンは2002年以来共演を重ねており、コジェナーはその息のあったパートナーと愛情深く音楽を紡ぎ、その卓越した歌唱 力を存分に発揮しております。聴き手の心に響くノスタルジアをご堪能ください。
「2002年にヴェルビエで初めてマグダレーナ・コジェナーと共演したとき、彼女の声と表現力、そしてその音楽の中に入り込んでいく独特の世界にすっかり魅 了されました。それ以来、彼女と一緒に仕事をしたいと思っていましたが、ありがたいことにアメリカやヨーロッパ・ツアーで共演する機会を得て、演奏家として新 たな世界をすることができました。さらに当アルバムに収録されているブラームス、ムソルグスキー、バルトークの曲など、これまで経験したことのないレパートリー に触れる機会も得られました。これらの素晴らしい作品を彼女と一緒にレコーディングやツアーできることは大変な名誉であり喜びです。(イェフィム・ブロンフマ ン)」(ライナーノーツより) (Ki)
Pentatone
PTC-5186872(1CD)
レスピーギ:歌曲集
森の神々 P107
6つの歌第1集 P90より【@.三日月よ/B.庭の中で/E.雨】
6つの歌第2集 P97より【@.夜/B.エジプトの休息/C.古のクリスマス祝歌】
霧 P64/彫像 P122
4つの抒情詩P125より【A.水の精/B.夕暮れ】
ピアノための6つの小品 P44より第3番「夜想曲」
5つの古い時代の歌 P71より【C.紅の美しい扉よ】
ストルネッロを唄う女 P69
4つのスコットランド民謡 P143
サルデーニャの歌 P155
アブルッツォ民謡「泉」P164
イアン・ボストリッジ(T)
サスキア・ジョルジーニ(P)

録音:2020年7月/アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ケイト・ロケット(PENTATONE)
知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。PENTATONEレーベルからの前作シューベルトの『美し き水車小屋の娘』(PTC-5186775)が高い評価を得る中、注目の新録音は2020年7月コロナ禍にセッションにて収録されたレスピーギの歌曲集です!
レスピーギといえば「ローマ三部作」があまりにも有名で歌曲はその影に隠れている感はありますが、色彩豊かな旋律が魅力の美しい歌曲を残しております。詩 はアダ・ネグリ(1870-1945)、象徴主義者ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)、またスコットランドの民謡など、レスピーギの多彩なスタイルと幅 広い文学的インスピレーションが発揮されております。レスピーギの歌曲はあまり知られていないだけに現代を代表するボストリッジが詩の意味を大切にし、丁寧 に歌い上げた当アルバムはその代表盤登場といえましょう。

MELODIYA
MEL-1002660(1CD)
NX-B07
さまざまな国の子守歌
モーツァルト伝:子守歌 K.350
シューマン:眠りの精 Op. 79 No. 12
バラキレフ:子守歌
ドヴォルザーク:おやすみ Op. 73 No. 1
ワーグナー:3つのメロディ - 眠れ我が子 WWV 53
グノー:セレナード
アイヴズ:子守歌(1900)
トスティ:ニンナ・ナンナ
ツェン・ジアン・チュン:オスト=ノルド民謡の子守歌(中国語)
ガーシュウイン:サマータイム
山田耕筰:中国地方の子守歌
メンデルスゾーン:ゆりかごの中で Op. 47
レーガー:マリアの子守歌 Op. 76 No. 52
ヴォルフ:夏の子守歌
グレチャニノフ:子守歌 Op. 1 No. 5
ビゼー:古風な旋律の子守唄
ブラームス:子守歌 Op. 49 No. 4
プッチーニ:そして小鳥は(1899)
ファリャ:7つのスペイン民謡より第5番「ナナ」
チャイコフスキー:子守歌 Op. 16 No. 1
ピメンタ:エストレラ、ブラジルの子守歌(1943)
サントロ:Luar de meu bem 親愛なる月明り
オルガ・ペレチャトコ/セミョン・スキギン: ララバイ・マントラ
オルガ・ペレチャトコ(S)
セミョン・スキギン(P)

録音:2020年ピエール・ブーレーズ・ホール
ソプラノ歌手、オルガ・ペレチャトコが彼女の愛娘「マヤ」のために選んだ、ロシア語、ドイツ語をはじめ、日本語や中国語まで世界のさまざまな言葉による「子 守歌」の数々。母性の喜びを分かち合い、愛、美しさを育むという時代を超えた普遍的な人間の価値観に焦点を当て、困難な時代に幸福な感情を取り 戻すのを助けたいというオルガの願いから生まれました。アルバムには良く知られたブラームスやモーツァルトの作品から、ガーシュウィンの「サマータイム」、山田 耕筰の「中国地方の子守歌」など言語と時代を超えた美しい22曲の子守歌に加え、彼女自身とピアニスト、スキギンによるオリジナルの「ララバイ・マントラ」 を収録。この曲は世界の16の言葉が用いられたユニークな子守歌です。 オルガ・ペレチャトコは、ボリショイ劇場とマリインスキー劇場に定期的に出演、高く評価されています。 共演するセミョン・スキギンは1995年にはグラモフォン・クラシカル・ミュージック・アワード、1996年にはカンヌ・クラシカル・アワードを受賞した実力派。40年の 長きにわたり伴奏ピアニストとして活躍しており、ペレチャトコとも長く共演経験があります。
MELODIYA
MEL-1002646(1CD)
NX-B07
ガブリエル・プロコフィエフ(1975-):作品集
1. Green Into Red
2. Be Ready
3. Fivatak
4. Memory Fields
5. Seven Steps (to the 7th Floor)
6. Sad Colours I
7. 1, 2, 3, 4, 5, 6 (lyrics by Sean Gandini)
8. Change Up
9. Mobocracy
10. Sad Colours II
11. Ball Games
12. Compound Stabular
13. Isolation
14. Sad Colours III
15. Reflessivo
16. It’s Rising
ティア・ホッキー(声)
カティ・イラ=ホッカラ(声)
ジーン・ガンディーニ(声)
アレクサンダー・ウィットリー(声)
エリン・オウトゥール(声)
ガブリエル・プロコフィエフ(エレクトロニクス)
オープンサウンド・オーケストラ
スタニスラフ・マリシェフ(指)

録音:2020年2月15-16日 モスクワ
2020年2月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に猛威を振るい始めたころ、作曲家・プロデューサー、ガブリエル・プロコフィエフ(セルゲイ・ プロコフィエフの孫)は祖国ロシアから、拠点を置いていたロンドンのハックニーへ戻りました。その直前、彼はロシアに滞在していた4年間に書き溜めた作品を、 モスクワのアンサンブル「オープンサウンド・オーケストラ」と演奏。これがこのアルバムに記録されています。 世界的な危機感と人生における欲求不満を表現し、聴き手をディストピアへといざなう16のトラックは、グライム、テクノ、アンビエントなどを融合した自由な 曲調を持ち、決してジャンルに捉われることはありません。「Mobocracy」は不安でパニックに陥ったテクノクラシックの爆発、「Compound Stabuler」はシ ンセ主導のエクスペリメンタルロックのマッシュアップ、また最も短い間奏曲である「1,2,3,4,5,6」は、英国のアレクサンダー・ホイットリー・ダンスカンパニーとガン ディーニ・ジャグリングによって演奏された魅惑的な50秒のヴォーカルが用いられています。そして、ガブリエルの制作アプローチのユニークな点は、異なるジャン ルの融合だけでなく、特異なビート構造が用いられていることでしょう。一般的な4/4ビートだけではなく、5拍子、7拍子、3拍子が使い分けられ、これが聴き 手を心地よい混乱へと導きます。作曲家の高い要求にこたえる「オープンサウンド・オーケストラ」の妙技をお楽しみください。

Linn
CKD-656(1CD)
NX-B09
R・シュトラウス、ベルク、シェーンベルク歌曲集
R・シュトラウス:「最後の花びら」よりの8つの歌 Op. 10 より【I. 献呈  II. なにも  III. 夜  IV. ダリア  VIII. 万霊節】
ベルク:7つの初期の歌【 I. 夜 II. 葦の歌  III. 夜鳴きうぐいす  IV. 夢を抱いて V. この部屋で  VI. 愛の賛歌  VII. 夏の日々】
R. シュトラウス:私はただよう Op. 48-2
 セレナード Op. 17-2
 夜の逍遥 Op. 29-3
 明日! Op. 27-4
シェーンベルク:4つの歌 Op. 2
R. シュトラウス:4つの最後の歌 TrV 296(ピアノ編曲/マックス・ヴォルフ…I-III、エルンスト・ロート…IV)
ルーシー・クロウ(S)
アンナ・ティルブルック(P)

録音:2019年10月28-29日、2020年1月19-20日、2020年7月8-9日 アンジェラ・バーゲス・リサイタル・ホール、王立音楽院、ロンドン、UK
バロックから現代、オペラから歌曲と幅広く活躍し、現代を代表するリリック・ソプラノの一人、イギリス出身のルーシー・クロウがLINN RECORDSからソロ・アルバムをリリース。『4つの最後の歌』を中心としたR・シュトラウス作品に、シェーンベルク、ベルクを合わせたプロ グラムを奥行きのある表現で聴かせています。ピアノのアンナ・ティルブルックとは20年来のコンビ。ぴったりと合った息で、彼女たちの表現力の 幅広さを見せつけます。

Gramola
GRAM-99244(1CD)
NX-B05
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル 他
主が家を建てられるのでなければ RV 608
ヴァイオリン、オルガン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 RV 541*
2つのヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV578- 『調和の霊感』 Op. 3 No. 2
スターバト・マーテル RV 621
ニコラス・スパノス(C.T)
パンドルフィス・コンソート【マキシミリアン・ブラット(第1ヴァイオリン、ヴァイオリン・ソロ*)、カタジナ・プジョザ(Vn2)、エルズビエータ・サイカ=バヒラー(ヴィオラ・ダモーレ)、エリザベート・ツァイスナー(Vc)、ゲオルク・クロナイス(ヴィオローネ)、フーベルト・ホフマン(テオルボ)、マティアス・クランペ(ポジティフ・オルガン)】

録音:2021年1月7-10日ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)
ヴィヴァルディの人気作「スターバト・マーテル」を中心に、2曲の協奏曲と、「ニシ・ドミヌス」を収録した1枚。「ニシ・ドミヌス=主が家を建てられるのでな ければ」は1716年頃に書かれたソロ・カンタータ。詩篇127(126)篇からテキストが取られており、古代イスラエルの王ソロモンが詠んだ"都もうでの歌 "「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい」という内容が切々と歌われます。「スターバト・マーテル=悲しみの聖母」はわが子イ エス・キリストが磔刑となった際、母マリアが受けた悲しみを思う内容が歌われた名作。こちらもアルト(カウンター・テナー)のソロが際立つ美しい作品で す。 ソロを歌うニコラス・スパノスはギリシャ生まれのカウンターテナー。幅広いレパートリーと卓越した声の美しさで知られおり、これまでにヘンデルの歌劇「オ レステ」や「タメルラーノ」に出演した他、モンテヴェルティやグルック、ブリテンの「夏の夜の夢」などでの歌唱でも高く評価されています。

NAR Classical
NAR-128182(1CD)
ヴィヴァルディ:アルトの為のカンタータ集
懐かしき森、友なる牧場 RV.671/このような見知らぬ小道へ RV.677/何とつれなき心 RV.674/狩へ、狩へ RV.670/涙と嘆き RV.676/私は涙し、呻く RV.675
カテリーナ・カルヴィ(A)、
コンセルト・ヴァーゴ

録音:1999年2月、ミラノ(イタリア)
ヴィヴァルディのカンタータを歌うカテリーナ・カルヴィは、クイケン&ラ・プティット・バンドによるバッハの「クリスマス・オラトリオ」にソリストとして参加するなど、世界有数の古楽系指揮者やピリオド・オーケストラとの共演を重ねてきたイタリアのアルト。
コンセルト・ヴァーゴのマルコ・ヴィターリ、マッシモ・ロナルディ、マウリツィオ・ピアネッリ、エーロ・マリア・バルベーロの器楽奏者たちとのブレンド具合も絶妙で、カルヴィの歌声の魅力を引き立てています。
NAR Classical
NAR-10819(1CD)
モーツァルト:テノールの為のアリア集
哀れな男よ、夢なのか!、それともうつつなのか/もし運命の見せかけなら/恋人の愛の息吹きは/彼女の安らぎは/恋人を慰めて/皇帝の主権にとって、親しい神々よ/?太陽の輝きの前に/僕には罪がなかろうと/お願いだ、詮索しないでくれ/ああ、行くな、マスコルタ!/静けさはほほえみ
エルネスト・パラシオ(T)、
サリエリ室内O、
タマーシュ・パール(指)

録音:1993年11月26日−29日、セゲド(ハンガリー)
ペーザロのロッシーニ・歌劇・フェスティヴァルの総裁兼芸術監督である往年の名テノール、エルネスト・パラシオが1993年に録音したモーツァルトのアリア集。
ペルーの首都リマで生まれミラノで音楽の研鑽を積み、世界的テノールへと飛躍したパラシオ。ファン・ディエゴ・フローレスの師匠としてもその名を知られています。

BMC
BMCCD-279(1CD)
クルターグ:ペーテル・ボルネミッサの言葉 Op.7(クルターグ自身による朗読付き) トニー・アーノルド(S)、
ガーボル・チャログ(P)

録音:2019年2月、BMCスタジオ(ハンガリー、ブタペスト)
現代ハンガリーを代表する作曲家、ジェルジュ・クルターグ(1926-)の大作で、滅多に聴くことのできない「ペーテル・ボルネミッサの言葉」(ソプラノとピアノの為のコンチェルト)の貴重なレコーディング。しかもアルバム冒頭には90歳を超えた作曲家自身による朗読(約8分30秒)が収録されており、作品を体験するうえでの素晴らしいイントロダクションとなっています。ハンガリーの宗教改革の中心人物のひとりであったペーテル・ボルネミッサ(c.1535-1584)の古めかしいセリフをクルターグが読み、表現する様は、バルトークが「カンタータ・プロファーナ」のテキストを朗読した録音同様、それ自体が特別な解釈であり、どんな演奏指示よりもはるかに雄弁で、奏者はそこからインスピレーションを受けないわけにはいきません。20世紀ハンガリーの著名な音楽評論家ジェルジュ・クローはこのOp.7を「第二次世界大戦後のハンガリー音楽におけるもっとも偉大な作品」と評しています。
BMC
BMCCD-211(1CD)
ハンガリーの現代の晩課
ゾルト・シェレイ:日曜日の晩課
ペーテル・ゾムボラ:年ごとの晩課
スコラ・カントルム・ブダペスティエンシス、
タマーシュ・ブブノー(指)、
ヤーノシュ・メゼイ(指)、
ジェルジュ・フィリップ(指)ほか

録音:2007年1月(ハンガリー、ブタペスト)
キリスト教初期の時代から、司祭やその信徒にとって、晩課(ヴェスペレ)を一緒に歌うことは、祭日のお祝いの一部でした。この習慣は中世の終わりまで続き、中にはヨーロッパのトランシルヴァニアのように、最近にいたるまで続けられていた地域もあります。このジャンルの最盛期は、モーツァルトが書いたようなウィーン古典派の演奏会用晩課でした。その後、習慣は廃れてゆきましたが、現代の音楽言語によって、さらに豊かな音楽が生みだされる余地はまだ残っていました。ハンガリーの2人の現代作曲家、ゾルト・シェレイとペーテル・ゾムボラによる新たな晩課は、こうした伝統に立ち返って作曲されています。2つの作品はBMCによって録音・リリースされただけでなく、ハンガリー教会音楽協会から楽譜としても出版されました。

NovAntiqua Records
NA-21(1CD)
前奏曲とカンシオーネス
ザーゴ:若い巡礼者たち/セビリアの子守歌/アンダ、ヤレオ/ゾロンゴ/ドン・ボイソのロマンス/三枚の葉っぱ/モンレオンの少年たち/ハエンの女たち/ラ・タララ/4人のラバ追い人/トランプの王様たち/チニタスのカフェ/18世紀のセビリア人
マリーナ・コンパラート(Ms)、
マルコ・ミーニャ(G)

録音:2018年、タイムライン・レコーディング・スタジオ
ジョージ・ベンジャミンが審査員を務めた2003年度の武満徹作曲賞で第3位に入賞したイタリアの作曲家、ヴィットーリオ・ザーゴ(1967−)が生み出した、スペインの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカへのオマージュ・プログラム。
13曲全てにフェデリコ・ガルシア・ロルカの詩が用いられています。

MSR
MS-1757(1CD)
ハウエルズ他〜宗教合唱曲集
ミアローマ:光
レストランジェ:すべての目が
ルカーシュ:怒りの日
メンデルスゾーン:私たちを裁きなさい、神よ
ブーヘンベルク:私たちを哀れんでください
ハウエルズ:レクイエム
ランスタッド:私は目を上げる
ヴィクトリア:ああ、あなた方すべてよ
伝承歌(ショート/ワイルバーグ編):死に行く兵士
ラバー:私は声を聞いている
ブライアン・シュミット(指)
ベイラー・ア・カペラcho

録音:2018年4月6-7日,2019年3
月22-23日 ベイラー大学,米国
テキサス州 ウェイコ
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983)のレクイエムを中心に、トマス・ルイス・デ・ヴィクトリアか ら1986 年生まれのジェイク・ランスタッドまで様々な宗教合唱曲を集めています。 ベイラー・ア・カペラ合唱団は、米国、テキサス州ウェイコのベイラー大学の合唱団。全米でも特 に優秀な大学合唱団として名高い。ブライアン・シュミットはベイラー大学の合唱および大学院 の合唱研究の准教授。

B RECORDS
LBM-034(1CD)
オルセー=ロワイヨモン・アカデミー/歌曲コンサート・シリーズ
イベール:(1890-1962):ドン・キホーテの4つの歌 (1932)
ヴォルフ:明け方に(1888)
シューマン: 詩人の目覚め Op. 36- 5(1840)
ヴォルフ:別れ(1888)
ツェムリンスキー(1871-1942):5つの歌(1895-1896)
サン=サーンス:鐘(1855)
 悲しみ(1868)/海の夕暮れ(1862)
デュパルク:.戦のある国へ(1870)
 前世(1884) /旅への誘い(1870)
 フィディレ(1882)
ショーソン(1855-1899):エベ(1882)
フォーレ:月の光 Op. 46- 2
 9月の森で Op. 85- 1
ラヴェル:5つのギリシャ民謡
 花嫁の目覚め/向こうの教会へ
 私と比べられる男前はだれなんだ?
 乳香を集める女たちの歌/何と楽しい!
ミハイル・ティモシェンコ(Bs-Br)
エリツァ・デセヴァ(P)
カエリグ・ボシェ(T)
エレノラ・ペルツ(P)
アクセル・ファニョ(S)
アドリアーノ・スパムパナト(P)
グレース・ダーラム(Ms)
エドワード・リダル(P)

録音:2021年2月7日(ライヴ)
毎年、オルセー=ロワイヨモン・アカデミーで開催される歌曲リサイタル。こちらは2021年2月に行われたコンサートの模様を収録した1枚。今回も4組の歌手 とピアニストがフランス近代歌曲を中心に、ヴォルフ、シューマン、ツェムリンスキーの歌曲まで、素晴らしい演奏を披露しました。ティモシェンコはロシア出身のバ ス・バリトン。2015年から2017年までパリ国立歌劇・アカデミーのメンバーとなり、数多くの舞台に立ちました。カエリグ・ボシェはブルターニュ出身。 2020/21年からオルセー=ロワイモヨン・アカデミーの会員になっています。アクセル・ファニョはすでにフランス内外で高い評価を受けているソプラノ。 2020/21年からはエルヴェ・ニケとル・コンセール・スピチュアルと共演し、新たなプロジェクトに挑戦しています。メゾ・ソプラノのグレース・ダーラムはロンドン出 身、バロック系の作品と20世紀フランスのレパートリーで定評ある歌手です。

Dynamic
DYNDVD-37909(DVD)
NX-C05

DYNBRD-57909(Bluray)
NX-C05
ハイドン:オラトリオ『天地創造』 ガブリエル、エヴァ…ハンナ=エリザベス・ミュラー(S)
ウリエル…マクシミリアン・シュミット(T)
ラファエル、アダム…ミヒャエル・フォッレ(Br)
ヴィエタ・ピリペンコ(Ms)
フィレンツェ五月音楽祭O&cho
ズービン・メータ(指)

収録:2020年11月10日 フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(イタリア)
収録時間:113分
音声:ドイツ語歌唱
PCMステレオ2.0/DD5.1(DVD)
PCMステレオ2.0/DTS-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)

字幕:日本語・英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・韓国語
画角:16/9 NTSC All Region DVD
DVD…片面二層ディスク
Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition
ハイドンの『天地創造』は旧約聖書の「創世記」、「詩篇」、ミルトンの「失楽園」を素材とした台本に作曲された、ハイドン円熟期の傑作オラトリオで す。充実した書法によるオーケストラ、独唱、二重唱、三重唱、合唱など多彩な声部の組み合わせによる楽曲群によって、天地の創造から、様々な 生き物、そして人間アダムとイヴの登場まで世界のすべてを創造した神の事績が、神への賛美と感謝とともに美しく荘厳につづられていきます。 本映像はズービン・メータのフィレンツェ五月音楽祭デビュー50周年を記念して、2020年11月にコロナ禍の中で敢行された無観客演奏会の収録で す。ハンナ=エリザベス・ミュラー、マクシミリアン・シュミット、ミヒャエル・フォッレ、ヴィエタ・ピリペンコという優れたソロ歌唱陣を配し、メータ円熟のリードの もとフィレンツェ五月音楽祭O&choによる壮大な音楽の絵巻が繰り広げられます。
Dynamic
CDS-7909(2CD)
NX-B05
ハイドン:オラトリオ『天地創造』 ガブリエル/エヴァ…ハンナ=エリザベス・ミュラー(S)
ウリエル…マクシミリアン・シュミット(T)
ラファエル/アダム…ミヒャエル・ヴォッレ(Br)
ヴェタ・ピリペンコ(Ms)
フィレンツェ5月音楽祭O&cho
ズービン・メータ(指)

録音:2020年11月10日フィレンツェ5月音楽祭劇場、フィレンツェ、イタリア
ハイドンの『天地創造』は旧約聖書の「創世記」、「詩篇」、ミルトンの「失楽園」を台本の素材として作曲された、ハイドン円熟期の傑作オラトリオで す。充実した書法によるオーケストラ、独唱、二重唱、三重唱、合唱など多彩な声部の組み合わせによる楽曲群によって、天地の創造から、様々な 生き物、そして人間アダムとイヴの登場まで世界のすべてを創造した神の事績が、神への賛美と感謝の念とともに美しく荘厳につづられていきます。 本収録はズービン・メータのフィレンツェ五月音楽祭デビュー50周年を記念して、2020年11月にコロナ禍の中で敢行された無観客演奏会の模様で す。ハンナ=エリザベス・ミュラー、マクシミリアン・シュミット、ミヒャエル・フォッレ、ヴィエタ・ピリペンコという優れたソロ歌唱陣を配し、メータ円熟のリードの もとフィレンツェ五月音楽祭O&choによる壮大な音楽の絵巻が繰り広げられます。

J.S.Bach-Stiftung
B-960CD(1CD)
NX-E03
バッハ:カンタータ集 第36集
カンタータ第176番「そは頑なにしてひるむものなり」 BWV 176
カンタータ第155番「わが神よ、いかに久しく」 BWV 155
カンタータ第126番「主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ」 BWV 126
モニカ・マウフ(S)
テリー・ウェイ(A)
マヌエル・ヴァルザー(Bs)
ユリア・ノイマン(S)
マーゴット・オイツィンガー(A)
ユリウス・プファイファー(T)
ラファエル・ユート(Bs)
サイモン・サヴォイ(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指,Oeg)
バッハ財団O&cho

録音(ライヴ):2013年5月24日、2009年1月16日、2019年2月22日
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oによるカンタータ集。第36集には第176番、第155番、第126番の3曲が収録されています。 第176番「そは頑なにしてひるむものなり」は1725年5月27日の三位一体節のために書かれたカンタータ。ツィーグラーの台本は、信仰一般における 臆病さを採り上げ、人々に勇気を持つようにと説いています。バッハはタイトルに用いられた言葉を素晴らしい合唱フーガに仕立てたほか、優雅なガ ヴォット形式で書かれた第3曲のソプラノのアリアで全曲に明るい輝きを添えています。第155番「わが神よ、いかに久しく」は1716年1月19日、顕 現節後第2日曜日に初演されたカンタータ。1724年1月16日ライプツィヒでも演奏された記録が残っています。イエスが水を葡萄酒に変えた奇跡が 独奏ファゴットを加えた小編成の弦楽伴奏で歌われます。第126番「主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ」は1725年2月4日、六旬節の日曜 日にライプツィヒで初演されたカンタータ。イエスの「種を蒔く人」のたとえ話が聖句とされており、良い土地に蒔かれた種(神の言葉)は百倍もの実を結 ぶという内容が歌われています。短調で奏されるトランペットのパートや、オーボエの伴奏を伴うテノールのアリアが印象的なカンタータです。

Hortus
HORTUS-136(1CD)
「JSBに投票」
バッハ:カンタータ第29番『われら汝に感謝す、神よ、われら汝に感謝す』 BWV29
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
カンタータ第120番『神よ、賛美はシオンにて静けく汝に上がり』 BWV120
アンサンブル・ユニゾーニ、
ジャン=ミシェル・フュマ(C.T)、
ニコラ・ビュシェ((指)オルガン)

録音:2016年/サン=ピエール・ダルビニー教会
バッハが作曲した市参事会員交代式用のカンタータ第120番『神よ、賛美はシオンにて静けく汝に上がり』とカンタータ第29番『われら汝に感謝す、神よ、わ れら汝に感謝す』を収録のアルバム「JSBに投票」。指揮とオルガンをつとめるニコラ・ビュシェは2000年に開かれた第4回武蔵野市国際オルガンコンクールで 第2位受賞の演奏家。ふたつのカンタータの間に前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532も華麗に演奏しております。 (Ki)

ROSPERO CLASSICAL
PROSP-0014(1CD)
スイスドイツ語による方言歌曲集
フリードリヒ・ニグリ(1875-1959):Plange / Spinnerliedli / Schelmeliedli / Dr Chorber
フォルクマール・アンドレーエ(1879-1962):Die alte Schwyzer / ’s Gspuslis Auge
ギュスターヴ・ハウグ(1896-1966):’s Obedstarnli / Heiweh
ヴァルター・ラング(1896-1966):Lanzig
ヴァルター・シュルテス(1894-1971):Summerszyt, o Summerszyt
フェリックス・プフィスティンガー(1869-1939):’s Obedstarnli / Inukerli
ゴットフリート・ボーネンブラスト(1883-1960):Plange / Uberanne
ハイナー・フォレンヴィーダー(1914-1971):Lanzig / Im Schatte
フェルディナンド・オスカー・ルー(1887-1943):Heiweh /’s Marieli goth goh schloiffele
ヴァルター・シュルテス:Im Himmel / ’s haluf Maitli / ’s Larchenastli
フリードリヒ・ニグリ:Wan’s dimmered / D’Walt im Mai
ヴァルター・シュルテス:Herbstliedli
フォルクマール・アンドレーエ:I wett I war…
ヴァルター・シュルテス:Inkuerli
ハンス・ジェルモリ(1877-1936):Summerszyt / Dr Gartegottes / He, guoten Obed
ヴァルター・シュルテス:Die himmlisch Chilbi
シュビル・ディートヘルム(S)
ファビアンヌ・ローメル(P)

録音:2020年
Meinrad Alois Lienert(1865 -1933)は、スイスで最も重要な方言作詞家の一人であり、多くの詩、物語、小説を書きました。このスイスの詩人が手掛け た歌詞に、スイスの作曲家が曲を付けた歌曲を収録したアルバム。スイス、シュヴィーツ州出身のソプラノが共感たっぷりに歌い上げます。 (Ki)

ROSPERO CLASSICAL
PROSP-0015(1CD)
樹の唄
ロジャー・クィルター(1877-1953):愛の哲学 Op. 3-1
ジュリアへ Op.8(Prelude / The Bracelet / The Maiden Blush / To Daisies / The Night Piece / Julia’s Hair / Interlude / Cherry Ripe)
マイケル・ヘッド(1900-1976):喜びへ
 シンガー
 貴方はなぜ喜びを奪ったの
 月の縁を越えて(The Ships of Arcady / Beloved / A Blackbird Singing / Nocturne)
ブリテン:サリー・ガーデン
 とねりこの木立
 この島国で Op.11(Let the Florid Music Praise! / Now the Leaves Are Falling Fast / Seascape / Nocturne / As It Is, Plenty)
エリック・コーツ(1886-1957):The Green Hills O’Somerset
デュオ・ダルーナ[レミー・ブルネンス(T)、
クレメンス・ヒルト(P)]

録音:2020年
愛、喪失、孤独といったテーマを軸に、スイスの若きテノールが歌う歌曲集。あまり顧みられない20世紀イギリスの作曲家による作品が取り上げられています。 忘れ去られた作曲家を再び音楽の世界に呼び戻し、コンサート・プログラムで取り上げたいという思いの詰まった1枚。 (Ki)

BIS
BISSA-2612(1SACD)
アルヴォ・ペルト:「ヨハネ受難曲」 サンポ・ハーパニエミ(バリトン/イエス)、
マルッティ・アンティラ(テノール/ピラト)、
リンネア・スンファール・カサリー(ソプラノ/福音史家)、
シルック・リンタマキ(メゾ・ソプラノ/福音史家)、
マッツ・リルハンヌス(テノール/福音史家)、
ユッシ・リンナンマキ(バス=バリトン/福音史家)
ヤン・レヘトラ(Org)、
ラウラ・ヴィークマン(Vn)、
アンニ・ハーパニエミ(Ob)、
マルコ・ユロネン(Vc)、ミ
ッコ=ペッカ・スヴァラ(Fg)
ヘルシンキ室内cho、
ニルス・シュヴェケンディーク(指)

録音:2020年10月26、27&29日/聖パウロ教会(ヘルシンキ、フィンランド)
アルヴォ・ペルトの音楽は、古くからの宗教的伝統と結びつきながら、現代の精神性を言葉で表明することに大きな特徴があると言われ ます。彼は、1960年代にモダニスト・スタイルの作品から出発、1970年代を経たころから、禁欲的で内省的な作品を多く手がけるようになりました。その簡素 化と黙考が頂点に達した作品が、1982年に完成された「ヨハネ受難曲」です。正式曲名「『ヨハネによる福音書』によるわれらがイエス・キリストの受難(Passio Domini Nostri Jesu Christi secumdum Joannem)」。この作品では、「受難曲」と結びつけられることが一般的な「ドラマ」と「感情の高ぶり」を避け、 キリストの受難という物語は「厳粛な瞑想」の枠組みとしてだけ使われています。バリトンがイエス、テノールがピラトの言葉を歌い、ストーリーを語る福音史家は、 ソプラノ、アルト(またはカウンターテナー、メゾ・ソプラノ)、テノール、バスの四重唱が、ヴァイオリン、オーボエ、チェロとファゴットの合奏をともなって歌います。 ペルトの音楽は、中世のモノフォニックなスタイルを顧みながら進み、キリストの磔刑で頂点を迎えます。
シュヴェケンディークとヘルシンキ室内合唱団は、ラウタヴァーラの「ヴィジリア」(BIS SA-2422)を録音、「強烈な体験……誠実で人の心に強く訴えかける 作品の素晴らしい新録音」と「MusicWeb Internationao」から評されました。
ペルトの「ヨハネ受難曲」は、2020年10月、ヘルシンキの聖パウロ教会にてセッション録音されました。バリトンのサンポ・ハーパニエミは、フィンランド国立 歌劇・バレエに所属、テノールのマルッティ・アンティラは、ヘルシンキ室内合唱団でマネージャーとヴォイス・トレーナーを務めています。オルガニストのヤン・レ ヘトラは、シベリウス・アカデミーの教会音楽科を卒業後、アムステルダム、シュトゥットガルト、リヨン、パリで学びました。サン=サーンスの「前奏曲とフーガ」と「幻 想曲」を弾いたアルバム(Alba / ABCD-225)をはじめとする多くの録音でも知られます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3839(1CDR)
レーガー:マリアの子守歌 作品76-52

(1)ユリア・クルプ(C.A)

(2)竹岡鶴代(S)

(3)クレール・デュックス(S)

(4)エレナ・ゲルハルト(S)

(5)リア・ギンスター(S)

(6)クラウディア・ムツィオ(S)

(7)エリーザベト・シューマン(S)
(1) ケンラート・ファン・ボス(P) VICTROLA 64683(U.S.)1917年3月28日キャムデン録音:※機械式録音 (Ed. Techmacher)(英語歌唱)
(2)榊原 直(P) NIPPONOPHONE 15619(JP) ※機械式録音:1925年4月発売(ドイツ語歌唱)
(3)フレデリック・パーソン(P) BRUNSWICK 10251(U.K.) 1926年5月27日イギリス録音:※電気録音(ドイツ語歌唱)
(4)ケンラート・ファン・ボス(P) HMV DB1030(U.K.)1927年3月11日イギリス録音 電気録音(ドイツ語歌唱)
(5) ジェラルド・ムーア(P) HMV DB1874(U.K.)1933年1月30日アビーロード録音 電気録音(ドイツ語歌唱)
(6)オーケストラ伴奏 COLUMBIA(JP)1935年イタリア録音 電気録音(イアリア語歌唱)
(7)ローランス・コリンウッド指揮 O HMV DA 1619(U.K.) 1937年アビーロード録音 電気録音:ドイツ語歌唱
作曲者のレーガーはドイツ生まれ。同年生まれの作曲家にはロシアの セルゲイ・ラフマニノフがいた。レーガーは作曲家、オルガン奏者、 ピアニスト、指揮者、音楽教師として活躍したが、43歳の時心筋梗塞で没した。 この「マリアの子守歌」は1903年から1912年にかけて作曲された「素朴な歌」 (6巻60曲)の52曲目に入っていた。
(1)ユリア・クルプ(1880-1970)はオランダ生まれ。リートを専門にした最初の歌手 とされています。1906年から1926年の間に約90面のレコード吹き込みをした。
(2)竹岡鶴代(1895-1966)は岡山県出身。1917年東京音楽学校(現東京芸術大学音楽学 部)を卒業後ドイツに留学。帰国後は声楽家として大きな足跡を残した。また国 立(くにたち)音楽大学の創立にもかかわり教授として多年のわたって音楽教育に 尽力した。ここではこの時代に珍しくドイツ語で歌っています。ピアノの榊原 直(1894-1959)は東京出身。
(3)クレール・デュックス(1885-1967)はポーランド出身。ベルリンとミラノで声楽 を修め1906年ケルン歌劇場でデビュー。1911年-18年にベルリン国立歌劇場のメ ンバーだった。その後ロンドンのロイヤル・歌劇・ハウス、スウェーデン王立 歌劇場、さらにシカゴ市民歌劇場のメンバーだった。これは電気録音最初期のも の。
(4)エレナ・ゲルハルト(1883-1961)はライプツィヒ郊外のコネヴィッツ生まれ。ラ イプツィヒ音楽院で声楽を学び、当時音楽院長だったアルトゥール・ニキシュ (1885-1922)に認められ、20歳の誕生日にニキシュのピアノ伴奏でデビューした。 その後ヨーロッパ各地に演奏旅行し国際的名声を確立した。1933年からロンドン を拠点に活躍した。
(5) リア・ギンスター(1898-1985)はフランクフルト生まれ。ベルリン音楽アカデミ ーで声楽を修めた後すぐにヨーロッパ各地の音楽舞台に登場してスターになった。 1938年チューリッヒ音楽アカデミーの教授になり、30年以上その地位にあった。 ジェラルド・ムーア(1899-1987)はイギリスのピアニスト。多数の著名歌手と共 に多くのレコード録音をし
(6)ククラウディア・ムツィオ(1889-1936)はイタリア生まれ。幼少の頃から両親にロ ンドン、ニューヨークの歌劇劇場に連れて行かれ歌劇を体感した。1910年21 歳の時アレッツォで「マノン」を歌いデビュー。1913年にスカラ座、翌年ロンド ンのコヴェントガーデン、1916年のクリスマスにはニューヨークのメトロポリタ ン歌劇場に招かれた。さらにブエノスアイレスのテアトロ・コロン歌劇場とサン フランシスコ歌劇場にも出演した。ムツィオは1911年にHMV に初録音、その後 パテとエジソン・レコード(いずれも縦振動)に多数録音した。その後レコード 会社から声がかかからなくなり、1935年にイタリア・コロンビアに自費録音し た。これはその中の一枚。ムツィオは1936年ローマのホテルで心臓発作のため 死去した。享年37歳。
(7) エリーザベト・シューマン(1888-1952)はドイツのメルゼブルク生まれ。ドレス デンとハンブルクで学び1909年にハンブルク歌劇場でデビューした。1937年ナチ スのオーストリア併合でアメリカに移住、後年をニューヨークで過ごした。 (グッディーズ)

Tactus
TC-941903(1CD)
ピエル・パオロ・スカットリン(b1949):散在する韻と音 〜合唱、声楽、器楽作品集
エクスタシー、忘れないでください、ユリシーズ、フーガ第8番、Incantesimo sciamanico、朝、エリナー・リグビー、ノミ、Baccsnti、Bagatella in contappunto、あなたを失うことはない、おやすみなさい、ムーン・リバー、4つの詞、十二支、ことわざ、Anteo 世界初録音
エウリディーチェcho、
ボローニャ室内cho、
ピエル・パオロ・スカットリン(ディレクター)

録音:2018年5月-2020年1月
1949年ボローニャ生まれで指揮者、作曲家として活動しているピエル・パオロ・スカットリンによる作品。ボローニャの現代作曲家として多くの作品の初演を指揮し、エウリディーチェ合唱協会の芸術監督を長年務めるなど、合唱団の指導者としても重鎮である彼の作品にはビートルズの楽曲が引用されていたり、よく知られている「ムーン・リバー」が引用されていたりと様々な要素が含まれています。

Centaur
CRC-3775(1CD)
ブリテン諸島のエアとバラッド集
レベッカ・クラーク:3つのアイルランド民謡
ヴォーン・ウィリアムズ:2つのイギリス民謡、牧場にそって
コリリアーノ
:3つのアイルランド民謡
ホルスト:声とヴァイオリンの為の4つの歌
レベッカ・クラーク:3つの古いイギリスの歌
マーガレット・アストラップ(S)
エリック・ルイス(Vn)

録音:2015年−2017年(アメリカ)
ヴォーン・ウィリアムズやレベッカ・クラークなどによる、イギリスやアイルランドの民謡を題材とした小さな歌を集めた叙情的なアルバム。マーガレット・アストラップは現代作曲家の歌曲を多数初演しているソプラノ歌手。共にウェスタン・コネチカット州立大学で教授を努めているヴァイオリニスト、エリック・ルイスとの共演が実現しました。
Centaur
CRC-3749(2CD)
ロマンス&ポエム〜タネーエフ:声楽とピアノの為の作品全集
10のロマンス Op.17
エリスの「不滅」?からの10の詩曲 Op. 26
詩曲 Op32、Op.33、Op.34
マルシア・ポーター(S)、
ジャネット・ホプキンス(Ms)、
ヒューゴ・ヴェラ(T)、
クリスチャン・エルザー(Br)、
ジェイコブ・ウィル(Bs-Br)、リン・コンパス(P)

録音:2016年12月−2018年1月(アメリカ)
対位法の理論家としても知られ、チャイコフスキーの世代から、スクリャービン、ラフマニノフの世代までのロシアの作曲家の世代間の橋渡し役としても重要な位置づけに見られる、タネーエフの声楽の為の作品全集。2005年にカーネギーホールのワイル・リサイタル・ホールでデビューを果たしたマルシア・ポーター、ニューヨークのメトロポリタン・歌劇で16年にわたり活躍するジャネット・ホプキンス、同じくメトロポリタン・歌劇を中心にアメリカの劇場で活躍するヒューゴ・ヴェラなど、実力派歌手陣が名を連ねています。
Centaur
CRC-3723(1CD)
ジョナサン・デイヴィッド:声楽作品集
アズリエル/ギッチェ・グミー/ホプキンスの歌/2つの王の歌/パーシステンス・オヴ・ソング
エイミー・バートラム(S)、
ダニエル・ネア(Br)、
フィリップ・チアー(Br)、
トゥルーディ・チャン(P)、
エリザベス・ダーハム(Vn)

録音:2016年8月(ニューヨーク)
ジョナサン・デイヴィッドは1965年生まれ、ニューヨークで育った作曲家。13歳の頃からシンガーソングライター、ギタリストとして数多くのバンドを結成し音楽活動をしていましたが、大学院時代にドイツでバルトークとモーツァルトの影響を受けると、クラシック音楽に傾倒していきました。彼は特に声楽分野の音楽を得意としており、洗練された作品を生み出し続けています。

RUBICON
RCD-1071(1CD)
シャル・ウィー・ギャザー〜アメリカの作曲家による歌曲集
ジーン・シーア:アメリカン・アンセム
アーサー・ファーウェル:死なき声の歌(Song of the Deathless Voice)
ウィリアム・グラント・スティル:悲しみ
クルト・ヴァイル:叩け!叩け!太鼓を!
ジョン・マスト:連祷
リチャード・ヘイグマン:金持ちの男
フローレンス・プライス:夜
ジェイク・ヘギー:その瞬間に(That Moment On)
キャリー・ヤコブ・ボンド:パーフェクト・デイ
オー・シェナンドー(アメリカ民謡)
アイヴズ:朝に
リッキー・イアン・ゴードン:私たちはいつでも一緒に歩いている (We Will Always Walk Together)
フォスター:厳しい時代よ もう来るな
コープランド:船漕ぎのダンス、川にて
ルーカス・ミーチャム(Br)、
イリーナ・ミーチャム(P)
ロサンゼルス・歌劇の「ベルサイユの幽霊」 フィガロ役でグラミー賞を受賞した名バリトン、ルーカス・ミーチャムが、人種も性別もさまざまなアメリカの作曲家による芸術歌曲を通し、パンデミックや社会的疎外感の暗さに対して、アルバム・タイトル(Shall We Gather)通りのシンプルな問いかけを行う1枚。ミーチャムは「集い」に関連する15の作品によってアメリカらしさのビジョンを提示し、社会がパンデミックを乗り越え、より良い世界が到来することを願っています。アメリカ音楽の父スティーヴン・フォスター、アイヴズやコープランドといった有名な作曲家、アフリカ系アメリカ人作曲家の偉大な先駆者ウィリアム・グラント・スティル、アメリカ初の黒人女性作曲家フローレンス・プライス、アメリカインディアンの音楽にちなんだ作品を残したアーサー・ファーウェルなど、幅広い層から選ばれた珠玉のプログラムを、ミーチャムの心のこもった歌でご堪能ください。
RUBICON
RCD-1071
シャル・ウィー・ギャザー〜アメリカの作曲家による歌曲集
ジーン・シーア:アメリカン・アンセム
アーサー・ファーウェル:死なき声の歌(Song of the Deathless Voice)
ウィリアム・グラント・スティル:悲しみ
クルト・ヴァイル:叩け!叩け!太鼓を!
ジョン・マスト:連祷
リチャード・ヘイグマン:金持ちの男
フローレンス・プライス:夜
ジェイク・ヘギー:その瞬間に(That Moment On)
キャリー・ヤコブ・ボンド:パーフェクト・デイ
オー・シェナンドー(アメリカ民謡)
アイヴズ:朝に
リッキー・イアン・ゴードン:私たちはいつでも一緒に歩いている (We Will Always Walk Together)
フォスター:厳しい時代よ もう来るな
コープランド:船漕ぎのダンス、川にて
ルーカス・ミーチャム(Br)、
イリーナ・ミーチャム(P)
ロサンゼルス・歌劇の「ベルサイユの幽霊」 フィガロ役でグラミー賞を受賞した名バリトン、ルーカス・ミーチャムが、人種も性別もさまざまなアメリカの作曲家による芸術歌曲を通し、パンデミックや社会的疎外感の暗さに対して、アルバム・タイトル(Shall We Gather)通りのシンプルな問いかけを行う1枚。ミーチャムは「集い」に関連する15の作品によってアメリカらしさのビジョンを提示し、社会がパンデミックを乗り越え、より良い世界が到来することを願っています。アメリカ音楽の父スティーヴン・フォスター、アイヴズやコープランドといった有名な作曲家、アフリカ系アメリカ人作曲家の偉大な先駆者ウィリアム・グラント・スティル、アメリカ初の黒人女性作曲家フローレンス・プライス、アメリカインディアンの音楽にちなんだ作品を残したアーサー・ファーウェルなど、幅広い層から選ばれた珠玉のプログラムを、ミーチャムの心のこもった歌でご堪能ください。

Indesens
INDE-037(1CD)
トマジ:コルシカのメロディ
6つのコルシカの民謡/コルシカの歌
マンティクニアの歌
ポール・フォールの詩による2つの歌
空の晴れ間/シルノ
ヨハンネ・カサー(S)、
ローラン・ヴァグシャル(P)、
ソディ・ブレド(P)

録音:2011年、パリ(フランス)
20世紀フランスの大作曲家、アンリ・トマジが両親の出生地であるコルシカ島の旋律などを題材として作曲した歌曲の数々を収録。
フランスのソプラノ、ヨハンネ・カサーの歌声が、トマジの知られざる声楽曲の作曲家として一面を教えてくれます。

Signum Classics
SIGCD-686(1CD)
マニフェスト
ロジャー・トゥリース:Philia
ティモシー・C.タカッチ:Luceat Eis
イザイ・M.バーンウェル:タンゴ・ウィズ・ゴッド
デイヴィッド・ラング:マニフェスト
リビー・ラーセン:If I profane with my unworthiest hand...
ジョゼフ・グレゴリオ:トゥ・マイ・ブラザー
シドニー・ギヨーム:ガゴー
ポール・ジョン・ルドイ:空と海の歌
サラ・カークランド・スナイダー:魂の詩篇
デイル・ウォーランド:イヴニング・スターズ(ティースデイル三部作)*
カントゥス、
アンドルー・フレザー(P)*

録音:2016年7月、アメリカ
カウンターテナーなし、テノール×5、バリトン×2、バス×2の低声部のみで構成される男声ヴォーカル・アンサンブル「カントゥス」。ルネサンスから21世紀まで幅広いレパートリーを持つ彼らのニュー・アルバム「Manifesto」は、「テノール、バリトン、バス」の為の新しい音楽を創造するというカントゥスのコミットメントに沿って作曲された10の新作が集められています。全曲世界初録音。

ES-DUR
ES-2081(1CD)
NX-B09
イアン・ウィルソン&アイヴァン・ムーディ: 合唱作品集
イアン・ウィルソン(1964-):9羽(の鳥)がここに- 無伴奏混声合唱のために(1990)
私はあなたの心を運ぶ - 無伴奏混声合唱のために(2011)
小さな赤い魚- サクソフォン四重奏と混声合唱のために(2006)
アイヴァン・ムーディ(1964-):Moons and Suns 月と太陽 - サクソフォン四重奏と混声合唱のために(2008)
光を纏った彼- 無伴奏混声合唱のために(2004)
炎 - 無伴奏混声合唱のために(2015)
北ドイツ放送cho
ラッシャー・サクソフォン四重奏団
フィリップ・アーマン(指)

録音:2014年6月24-27日、2015年10月14日
1964年英国生まれの2人の作曲家による合唱作品集です。現代美術に触発された作品が多いウィルソン、宗教 的かつ神秘的な題材を好むムー ディ。作風の異なる2人が、無伴奏合唱及びサックス四重奏を伴う合唱という2種 類の編成のために書いた作品を並べることで、その違いが際立っています。ウィルソンの作品は、アメリカの詩人、 E.E.カミングスの詩による「9羽(の鳥)がここに」と「私はあなたの心を運ぶ」、O.ココシュカの詩によるサックスを伴う「小 さな赤い魚」の3曲。ムーディの作品はフィンランドの民族叙事詩カレワラの英訳詩を用いた「月と太陽」、ビザンチン の宗教的なテキストを用いた「光を纏った彼」、同じく宗教的なテーマを扱う「炎」の3曲。時折はさまれる沈黙が効果 的な美しい作品です。 (

ORFEO
C-210232(2CD)
NX-B07
ヴェルディ:レクイエム ユリア・ヴァラディ(S)
アレクサンドリナ・ミルチェヴァ(Ms)
アルベルト・クピード(T)
ニコラ・ギュゼレフ(Bs)
ウィーンRSO&cho
レイフ・セーゲルスタム(指)

録音:1980年10月3日(ライヴ)
Stiftskirche Herzogenburg(オーストリア)
指揮者ハンス・フォン・ビューローが「聖職者の歌劇」と呼んだヴェルディの『レクイエム』。イタリアの詩人、アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで作曲さ れた、4人のソリスト、二重合唱、オーケストラを必要とする大規模な作品で、とりわけ「ディエス・イレ」の迫力ある音楽を耳にする機会が多いことでも 知られています。 このアルバムに収録されているのは、1980年10月3日にソプラノのユリア・ヴァラディをはじめ、アレクサンドリナ・ミルチェヴァ、アルベルト・クピード、ニコ ラ・ギュゼレフをソリストに迎えたウィーンRSO&choによる演奏。1975年から1982年までオーケストラの首席指揮者を務めていたセー ゲルスタムがオーケストラからメリハリのある響きを紡ぎ出しています。

Capriccio
C-8070(2CD)
NX-B05
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):管弦楽伴奏による歌曲集

【CD1】
ブルガリア民謡集 - バスとオーケストラのために
ダフィーナ、ワインを Op. 43- 4
朝早く、ラドカは行きました Op. 43- 5
ねえ、ディミトロ Op. 42- 2
身もだえする森 Op. 32- 1
老ディモは庭に座っていたOp. 42- 5
山から Op. 43- 6
シュメンからの乙女 Op. 43- 1
ミンチョはミンカにウィンクした Op. 41 - 6
老人は牛を放牧する Op. 41- 1
9年が経過して Op. 32- 5
暗闇の中で鳴る笛 Op. 32,- 6
6つの抒情的な歌曲 Op.12 - 高声とオーケストラのために
【CD2】
バラード「狂気のリュート弾き」 Op. 5 - バスとオーケストラのために
4つの歌 Op. 67 - 高声とオーケストラのために
6つのブルガリア民謡 Op.56 - 高声とオーケストラのために
最愛の人への歌

全てブルガリア語による歌唱
※ブックレットには歌詞の英訳とドイツ語訳が掲載されています。ブルガリア語の原詞は載っていません。
ルミヤナ・ヴァルチェヴァ=エヴロヴァ(S)
マリア・ヴェンチスラヴォヴァ(S)
エヴェリナ・ストイツェヴァ(S)
パヴェル・ゲルジコフ(Bs)
ブルガリア国立RSO
アレクサンドル・ヴラディゲロフ(指)

録音:1970-1975年バルカントン、ソフィア(ブルガリア)
ブルガリアの近代作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフ作品のシリーズ第5集は、管弦楽伴奏による歌曲の数々です。 少年時代から作曲とピアノを始めたヴラディゲロフは、やがてベルリンへ移住し、ベルリン高等音楽院でパウル・ユオン、プロイセン芸術アカデミーでフリードリヒ・ ゲルンスハイムとゲオルク・シューマンに作曲を師事しました。1920年代から1935年まで、ベルリン・ドイツ劇場で演出家マックス・ラインハルトの下で作曲家 とピアニストを務めた後、ブルガリアに帰国。ブルガリア国立音楽院でピアノを教えるとともに、幅広いジャンルの作品を書き上げヨーロッパ、ロシア、アメリカなど で演奏され高く評価されています。1933年にはブルガリア現代音楽協会の創立メンバーに名を連ねるなど、ブルガリア音楽史に名を遺す重要な人物になり ました。 ヴラディゲロフはベルリン時代に、グスタフ・マーラーやR・シュトラウス、ハンス・プフィッツナーらの管弦楽伴奏による歌曲を聴き影響を受けたと推測さ れ、ブルガリアに戻ってから自身も積極的にこのジャンルの作品を書き上げました。その際、彼は常にブルガリアの作家、詩人の詩を用いることで自国の民謡 や民俗舞踊を深く掘り下げることを追求したのです。この中の作品のいくつかは現在でも人気を保っており、どれも力強く鮮やかな旋律と華麗なオーケストラ の響きに満たされています。ヴラディゲロフの没後、彼の作品は忘れられかけてしまいましたが、21世紀になって再度注目を浴びるようになり、いくつかの録音:も生まれました。中でも、彼の息子アレクサンドル(1933-1993)は、偉大な父の音楽を未来に継承するために、1970年代にCapriccioレーベルへアル バム18枚分にも及ぶ録音を残しています。

TOCCATA
TOCC-0427(1CD)
NX-B03
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):サッポーの死 - ソプラノと大管弦楽のために(1928)
歌劇「フィレンツェの悲劇」全1幕(1926-28)
ユリア・ゾフィー・ワーグナー(S)
ロン・ロン(T)
ダニエル・オチョア(Br)
ニュルンベルクSO/ポール・マン(指)

録音:2019年1月8-12日
ニュルンベルク・フィルハーモニック・ホール(ドイツ)
世界初録音
スイスの作曲家リヒャルト・フルーリーは、オスカー・ワイルドの戯曲『フィレンツェの悲劇』 に魅了され歌劇にすることを思い立ちました。1917年にはウィーンの作曲家アレクサ ンダー・ツェムリンスキーも同じ戯曲を1幕ものの歌劇に仕立てていますが、フルーリー は、作品の特徴である「権力と暴力、そしてエロスの複雑な関係」を3人の歌手の歌 声と重厚かつ色彩豊かなオーケストラで描いています(この作品を初演した指揮者 ゴットフリート・カッソヴィッツとは長きにわたり友人関係を結ぶことになります)。全体的 に官能的で荒々しい響きが用いられたツェムリンスキー作品に比べ、フルーリー作品は 旋律的で華やか。2作品の聴き比べも興味深いことでしょう。このアルバムではこの歌 劇に先立ち、ギリシャの詩人サッポー(サッフォー)の悲劇的な死を扱ったグリルパッ ツァーの詩による鮮烈な歌曲が歌われます。

BIS
BISSA-2513
(1SACD)
カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より
【第1集】1.野原の羊飼いのおとめ/2.バイレロ―高地オーヴェルニュの羊飼いの歌/ 3.3つのブレー(@.泉の水/A.どこへ羊を放そうか/B.あちらのリムーザンへ)
【第2集】1.羊飼いのおとめ/4.捨てられた女/5.2つのブレー(@.私には恋人がいない/A.うずら)
【第3集】1.紡ぎ女/2.牧場を通っておいで/3.背こぶの人/4.子守歌/5.女房持ちはかわいそう
【第4集】1.ミラベルの橋のほとりで/2.おーい/3.子供のために/4.しっ、しっ静かに/6.かっこう
【第5集】2.私が小さかったころ/3.向こう、岩山の上で/4.さあ、ロバにまぐさをおやり/6.野良犬め、あっちへ行け/7.一人のかわいい羊飼い娘/8.いいよと言った
キャロリン・サンプソン(S)
パスカル・ロフェ(指)、
タピオラ・シンフォニエッタ

録音:2020年3月9-13日/タピオラ・ホール、エスポー(フィンランド)
スコラ・カントルムでダンディに師事した作曲家カントルーブの『オーヴェルニュの歌』をイギリスの名唱キャロリン・サンプソンが録音 しました!ダンディの生まれ故郷はオーヴェルニュの東南端の山地アノネー。フランス民謡の収集とその器楽伴奏付き編曲で知られるカントルーブは1923年から 1930年にこの歌曲集を書き上げました。全5集からなるこの曲集は素朴な歌の旋律そして卓越した管弦楽書法による伴奏が実に見事で、香り高き色彩と芸術的 な美しさに満ちております。この『オーヴェルニュの歌』をサンプソンとパスカル・ロフェ(指)タピオラ・シンフォニエッタが実に表情豊かに演奏しております!
キャロリン・サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。バロック・古典派の歌曲からオ ペラまで幅広いレパートリーを持っており、特にバッハ・コレギウム・ジャパンとの録音はサンプソンの代表盤で、澄み切ったその歌唱は官能的で聴くものを魅了し てやまないと評価されています。また、近年は非常に積極的なリリースが続いており、サンプソンが絶大な信頼を寄せるピアノのジョゼフ・ミドルトンとともに「ヴェ ルレーヌの詩による歌曲集」(BIS SA-2333)、「女性のためのアルバム〜ロベルト&クララ・シューマンのリート集」(BIS SA-2473)、「イギリス名詩の歌曲 集」(BIS SA-2413)、「狂気のなかの正気」(BIS SA-2353)、「花々〜花にまつわる歌曲集」(BIS SA-2102)など、しっかりとしたコンセプトのもと、話 題盤と次々とリリースしております。 (Ki)

PREISER
PRCD-91513(1CD)
一緒に夢を
グリーグ:夢 Op.48-6
ラフマニノフ:夢 Op.38-5
トスティ:夢
ハロルド・アーレン:虹のかなたに
R.シュトラウス:黄昏の夢 Op.29-1
シベリウス:それは夢? Op.37-4
ピアソラ:言葉のないミロンガ
ハイドン:人生は夢 Hob.XXVIa:21
ベルク:アルテンベルク歌曲集 Op.4より 夢を戴いて
シューベルト:夜と夢 D827
アルフレード・タマヨ:狂った心を夢見て
リスト:おお、夢に来ませ S.282
ワーグナー:夢 WWV91-5
マノス・ハジダキス:To oniro
モリコーネ:私の空想の中では
クララ・シューマン:私は暗い夢の中で Op.13-1
フォーレ:夢のあとに Op.7-1
ワイル:ユーカリ
バーンスタイン:一緒に夢を
エルザ・ジャヌリドゥ(Ms)
ハンナ・バッハマン(P)

録音:2020年7月27-30日/ウィーン、ベートーヴェンザール
エルザ・ジャヌリドゥはアテネ生まれ。テッサロニキのアリストテレス大学で生物学の学位を取得後、音楽の勉強を始め、ウィーン国立音楽大学を卒業。マルヤー ナ・リポフシェクらに師事しています。チューリッヒ歌劇場をはじめ数々のオペラに参加、幅広い役をこなし、ソリストとしてもヨーロッパ各地で公演を行い活躍。言 語も堪能でギリシャ語、英語、ドイツ語、イタリア語を話し、フランス語もよく理解し、現在はロシア語も学んでいます。このアルバムは「夢」をテーマに8カ国語で選 曲されたこだわりのプログラムとなっており、彼女の美質がよく表れた内容となっています。 (Ki)

APARTE
AP-257(1CD)
彼女のための歌
プーランク:愛の小径/ヴァイオリン/花/小さな水差し
アーン:クロリスに/恋する乙女
フォーレ:マンドリンOp.58の1/イスパハーンのバラOp.39の4
ドビュッシー:星月夜/美しい夕暮れ
フレデリック・シャスラン:彼女のための歌(全7曲)(2017)
 裸体(全7曲)(2020)
ジュリー・シェリエ =ホフマン(S)
フレデリック・シャスラン(P)

録音:2020年8月25-28日/コレジアル・サン=モール(アトンシャテル)
ジュリー・シェリエ=ホフマンはフランスのソプラノ。ナンシー音楽院で声楽とハープを学んだ後、サンタ・チェチーリア音楽院でレナータ・スコットとテレサ・ベ ルガンサに師事。ナンシー音楽院でクリスティアーヌ・シュトゥッツマン(ナタリーの母)からフランス歌曲の素晴らしさを開眼させられて以来、このジャンルを真摯 に追い続けています。
このアルバムは、フランスの作曲家たちが女性からインスピレーションを受けて作った歌曲を1世紀にわたり集めています。それらは女性の様々な面を扱い、フラ ンスの作曲家たちがどのような想像力を働かせたかを知ることができます。多くは名作として誰もが知る曲ですが、ピアノを受け持つフレデリック・シャスランの 新作2篇も収められています。 (Ki)

SOMM
SOMMCD-0633(1CD)
NX-B04
鳥の歌〜ブラームス/シューマン/クララ・シューマン/ビーミッシュ: 歌曲集
ブラームス:ナイチンゲールに寄せて Op. 46 No. 4
 乙女の歌 OP. 107 No. 5
 乙女 Op. 95 No. 1
クララ・シューマン:あなたが美しさゆえに愛するのなら
ブラームス:乙女は語る OP. 107 No. 3
 サラマンダー OP. 107 No. 2
 ナイチンゲール OP. 97 No. 1
サリー・ビーミッシュ(1956-):ハーフェズによる4つの歌
 ナイチンゲール/クジャク/魚
 ヤツガシラ
ブラームス:甲斐なきセレナーデ OP. 84 No. 4
 サッフォー風の頌歌 OP. 94 No. 4
 永遠の愛について OP. 43 No. 1
シューマン:歌曲集『女の愛と生涯』
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
アンドルー・ウェスト(P)

録音:2020年9月30日-10月1日
幾多のイギリス歌曲における名唱で知られるバリトン歌手、ロデリック・ウィリアムズ。彼が今回挑んだのは女声のために書かれた歌曲の数々です。アル バムではブラームスの歌曲を中心に、シューマンの「女の愛と生涯」やクララ・シューマンの愛らしい歌曲、イギリスの近代作曲家バーミッシュが14世紀 ペルシャの詩人ハーフェズの詩に付けた官能的な「4つの歌曲」が歌われています。ロデリック・ウィリアムズは、アルバムの序文で「以前、コンクールに出 場するために歌う予定のプログラムを提出したところ、ブラームスの『サッフォー風の頌歌』は女声のための曲であるため、却下された」と述べています。そ して当時は「歌詞の内容を理解していなかった」と嘆いたものの、近年になって「なぜ男性が歌ってはいけないのか」と疑問に思ったそう。今回の歌にお けるジェンダーの枠を外す試みは、他の男声歌手にとっても新たなレパートリーの開拓になることでしょう。
SOMM
SOMMCD-0636(1CD)
NX-B04
英国歌曲の100年 第2集
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):歌曲集 A Leave - Taking 告別
アラン・ブッシュ(1900-1995)&アラン・ロースソーン(1905-1971):監獄の歌曲集
アラン・ロースソーン:ジョン・フレッチャーの詩による2つの歌曲
エリザベス・マコンキー(1907-1994):3つのドンネの歌…世界初録音
ドリーン・カーウィゼン(1922-2003):Serenade …世界初録音
Noon…世界初録音
 Echo (Seven Sweet Notes) …世界初録音
 The Ride-by-Nights…世界初録音
 Clear Had the Day Been…世界初録音
 Slow Spring…世界初録音
 Echo (Who Called?) …世界初録音
ジェイムス・ギルクリスト(T)
ネイサン・ウィリアムソン(P)

録音:2020年7月15-16日メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)
第1集(SOMMCD0621)が高く評価されたジェイムス・ギルクリストとネイサン・ウィリアムソンによる「英国歌曲の100年」シリーズ。前作ではホルス ト、クラーク、ガーニー、ブリッジの作品が紹介されていましたが、今回の第2集には5人の作曲家の作品を収録。ほとんど耳にすることのない歌曲ばか りが選ばれています。ドイツ後期ロマン派の影響が感じられるオルウィンの「告別」、エリザベス朝時代の古風な雰囲気とユーモアが融合したロースソー ンの「ジョン・フレッチャーの詩による2つの歌曲」、ロースソーンとブッシュがドイツの社会主義の劇作家エルンスト・トラーの詩に付けた「監獄の歌曲集」 に続き、ウィリアムソンが"劇的な感覚が吹き込まれた野心的な曲"と評価する女性作曲家マコンキーの「「3つのドンネの歌」と、同じくウィリアムソンが 「真の想像力と表現力に富んだ珠玉の歌」と呼ぶオルウィンの妻カーウィゼンの7曲の歌。ギルクリストとウィリアムソンはそれぞれの歌曲が持つ魅力を 最大に引き出し、聴き手に届けます。アルバムのために書き下ろされたウィリアムソンの詳細な解説(英語のみ)も読み応えがあります。

Centaur
CRC-37253726(2CD)
ドヴォルザーク:レクイエム Op.89 ミハイル・ジョラPO、
ガヴリール・ムジチェスク・アカデミーcho、
マリアーナ・パノヴァ(S)、
フロリンティーナ・オニック(Ms)、
ミハイル・ミハイロフ(T)、
プラーメン・クンピコフ(Bs)、
ウィル・ケスリング(指)

録音:2016年9月1日−2日(バカウ、ルーマニア)
ウィル・ケスリングは世界中で50以上のプロオーケストラと数百もの合唱団を指揮したアメリカ出身の指揮者。1990年6月にカーネギー・ホールで当盤収録のドヴォルザーク・レクイエムを演奏した際にはニューヨーク・デイリーニューズ紙に絶賛されました。彼の長年の功績を讃え、2004年にはロナルド・レーガン・ゴールド・メダルが授与されました。

Chandos
CHSA-5287(1SACD)
ペーテル・ディネフ(1889-1980):It Is Truly Meet
パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):O Theotokos, We Shall Never Cease Proclaiming
Let Us Pray to the Most Holy Theotokos
O Fervent Intercessor
Revealing to Thee the Pre-eternal Counsel*
Beneath Thy Compassion
アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):Let Us Hasten with Fervour
ミハイル・ポポフ=プラトノフ(1879-1942):Thou Joy of All the Sorrowful(ブルガリア聖歌による)
ラフマニノフ:The Theotokos, Who Is Ever-vigilant in Prayer
セルゲイ・トルバチョフ(1919-1995):Troparion to the 'Donskoy' Icon of the Theotokos/Oh, How Sweet Is Thy Voice
ヒョードル・イワノフ(c.1855-1920):Do Not Lament Me, O Mother
ボリス・レドコフスキー(1894-1975):We Have No Other Help
ステパン・デグチャリョフ(1766-1813):At Thy Deathless Dormition
皇帝フョードル・アレクセーエヴィチ(1661-1682):It Is Truly Meet
アレクサンドル・レドコフスキー(1944-2004):Exaposteilarion for the 'Kursk Root' Icon of the Theotokos(プテヴォイ聖歌による)
コンスタンティン・シュヴェドフ(1886-1954):It Is Truly Meet
ニコライ・ウヴァーロフ(1883-1942):The Angel Cried Out
ウラジーミル・ゴルビク(指)、
パトラム・インスティテュート男声cho、
ミハイル・ダヴィドフ(Bs-Br)*

録音:2019年8月23日−26日、聖ニコラス教会(ロシア、サラトフ)
ロシア正教の合唱音楽を可能な限り最高の形で提供することを目指すパトラム・インスティテュート(総主教ティーホン・ロシア・アメリカ音楽院 Patriarch Tikhon Russian American Music Institute)の男声合唱団による、テオトコス(神の母、生神女、正教会における聖母マリアの称号)を称えるプログラム! 当初の計画ではアレクサンドル・グレチャニノフの宗教作品を録音する予定でしたが、プロジェクトが進行する中でロシアのサラトフでの演奏が可能となり、録音のタイミングが生神女就寝祭(Dormition of the Theotokos)と重なったため、プログラムはテオトコスを称える作品を集めたアンソロジーへと変更されました。前代未聞の9人のオクタビスト(バスより更に低い声部)を含む56人のメンバーからなる男声合唱団が、深い精神性、正教歌唱の豊かな伝統に対する深い愛情、そしてロシアの作曲家の偉大な伝統に根ざした音楽的プロフェッショナリズムに基づき、美しく力強い、最高のロシア音楽を披露します。
エセル・スマイスの「ザ・プリズン」(CHSA5279)で第63回グラミー賞(Best Classical Solo Vocal Album)に輝いた優秀レコーディング・チーム(プロデューサー:ブラントン・アルスポー、エンジニア:ジョン・ニュートン、ミキシング&マスタリング:マーク・ドナヒュー)とラフマニノフの「晩祷」(CHSA5148)で第58回グラミー賞(Best Choral Performance)を受賞したエンジニア、ファン・ビョンジュンらによる高音質録音で重厚に響かせる超重低音にもご期待ください。

CALLIOPE
CAL-1525(1CD)
チャイコフスキーの秘密 チャイコフスキー:歌曲集
夜に/私から離れないで/熱い灰の上で/灯り/再会/信じられない/ジプシーの歌/もう忘れられて/ピンピネルラ/木陰で何を歌うのか/騒がしい舞踏会で/どこへ行くの?/狂おしい夜/私の守護神、私の天使、私の友よ/ドン・ファンのセレナード/いさしお/星は穏やかに光り/また、前のように/ただ君ひとり
アレクシス・ヴァシリエフ(C.T)
カーチャ・ネミロヴィチ=ダンチェンコ(P)

録音:2009年7月。フランス放送スタジオ・ロゼ(パリ、フランス)
アレクシス・ヴァシリエフは、イギリスの世界的カウンターテナー、ジェームズ・ボウマンに「印象的な歌声、印象的な存在感」と称賛されたロシアのカウンターテナー。
レジーヌ・クレスパンとヴィオリカ・コルテスの指導を受け、17世紀から21世紀までの幅広いレパートリーを持ち味の1つとしています。

Bastille Musique
BM-006(5CD)
シューベルト:歌曲集
■CD1:ゲーテの詩による歌曲集〜ねずみ捕り D.255、宝掘り D.256、神と踊り子 D.254 、漁師 D.225、羊飼いの嘆きの歌 D.121 Op.3-1、海の静けさ D.216 Op.3-2、野ばら D.257 Op.3-3、狩人の夕べの歌, D.215 Op.3-4、魔王 D.328 Op.1、憧れ D.123、涙の慰め D.120、たゆみなき愛 D.138 Op.5-1、御者クロノスに D.369 Op.19-1、ミニョンに D.161 Op.19-2、ガニュメート D.544 Op.19-3、霊の挨拶 D.142 Op.92-3、希望 D.295、ミューズの子 D.764 Op.92-1
■CD2:シラーの詩によるバラード集〜潜水者 D.77、騎士トッゲンブルク D.397、巡礼 D.794 Op.37-1、アルプスの狩人 D.588 Op.37-2、期待 D.159、人質 D.246、ハプスブルク伯爵 D.990
■CD3:ヘルティの詩による歌曲集〜月に寄す D.468、月に寄す D.193、月に寄せて D.468、月に寄す D.193、5月の夜 D.194、ナイチンゲールに D.196、りんごの木に D.197、ため息 D.198、恋する人 D.207、夢 D.213、あずまや D.214、嘆き D.371、尼僧 D.208、昔の恋 D.430、花の歌 D.431、月に寄せる嘆き D.436、苦悩する人 D.432、夜鳴きうぐいすの死に寄せて D/399、春の歌 D.398、子供時代 D.400、冬の歌 D.401、収穫の歌 D.434、至福「ミンネリート」 D.433、恋歌 D.429、5月の歌 D.503、善き牧人 D.4
■CD4:歌曲集 「冬の旅」 D.911, Op.89
■CD5:ヴァルター・デュルによるレクチャー 〜 ゲーテ歌曲について、シラーのバラードについて、ヘルティ歌曲について、冬の旅について
ハンス・クリストフ・ベゲマン(Br)、
トーマス・セイボールト(P)

録音:1997年-2017年ライヴ録音(ドイツ)
☆新規取り扱いレーベル、ベルリンの「Bastille Musique(バスティーユ・ミュズィク)」!
☆スリムボックスを採用し、CDやブックレットだけでなくフォト・リーフレットなども封入した豪華ラグジュアリー・パッケージ!
ドイツのバリトン歌手ハンス・クリストフ・ベゲマンと、同じくドイツのピアニスト、トーマス・セイボールトによるシューベルトの歌曲集。長年に渡り、シューベルトを演奏してきた二人だけあり、息はぴったりで、衒いのないシューベルトを聴かせてくれます。CD5はシューベルト研究で知られるドイツの音楽学者ヴァルター・デュルによるレクチャーを収録。南西ドイツ放送(SWR)によって収録されたライヴ録音で、全歌詞(英語、ドイツ語)も掲載した80ページからなる豪華ブックレットが封入されています。
Bastille Musique
BM-015(1CD)
ベートーヴェン:歌曲集
魔王 WoO.131/ゲーテの詩による3つの歌 Op.83/5月の歌 Op.52-4/新しき愛、新しき人生 Op.75-2/のみの歌 Op.75-3/ゲレルトの詩による6つの歌 Op.48/思い出 WoO.136/友情の喜び Op.88/鶉の声 WoO.129/アデライーデ Op.46/歌曲集 「遥かなる恋人に寄す」 Op.98
ハンス・クリストフ・ベゲマン(Br)、
トーマス・セイボールト(P)

録音:2019年、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)
南西ドイツ放送(SWR)との共同制作による、ドイツのバリトン歌手ハンス・クリストフ・ベゲマンと、同じくドイツのピアニスト、トーマス・セイボールトによるベートーヴェンの歌曲集。収録曲の歌詞やヘゲマンへのインタヴューなどを載せた64ページからなる、豪華ブックレット(英語、ドイツ語)が封入されています。
Bastille Musique
BM-012(3CD)
エルヴィン・シュルホフ:歌曲全集
■CD1:2つのジプシーの歌 WV 10 Op.12、ソプラノとピアノのための5つの歌 WV 11 op.13、ソプラノとピアノのための3つの歌 WV 12 op.14、メゾ・ソプラノとピアノのためのマックス・ダウテンダイの「静かな目で見守って」 WV 12a、ソプラノとピアノのための2つの歌 WV 14 op.18a、ソプラノとピアノのための3つの歌 WV 15 op.19a、ソプラノとピアノのための「子供の歌」より3曲 WV 16 op.18、ソプラノとピアノのための「子供の歌」より3曲 WV 17 op.19、「子供の歌」の断片〜ソプラノとピアノのためのミア・ホルムの「針が飛ぶ」 WV 17a、ソプラノとピアノのためのヨハネス・テオドール・クーレマンの「静物」より2曲 WV 143、ソプラノとピアノのためのハンス・シュタイガーの「色彩」から6つの歌 WV 19a op.2a、ソプラノとピアノのためのハンス・シュタイガーの「羊飼い」から4つの歌 WV 19 op.2、ソプラノとヴァイオリンとピアノのためのハンス・シュタイガーの「羊飼い」から3つの情景 WV 30 op.12
■CD2:アルトとピアノのためのオスカー・ワイルドの詩による3つの歌 WV 33 op.15、バリトンとピアノのためのクリスティアン・モルゲンシュテルンの5つの歌 WV 38 op.20、ソプラノとピアノのための5つの歌 WV 52 op.32、1917 Liederzyklus fur Bariton Klavier, WV 110、Pisen o Thalmannovi (Milan Maralik, Anton Illenberger) WV 113、ルドルフ・フックスの詩による酒の歌 WV 114、K 1. maji 1934 (Jan Dolina) WV 115、Zum 1. Mai 1934 (Jan Dolina, ubertragen von Cornelius Bauer) WV 115
■CD3:Narodni pisne a tance z Tesinska fur Mezzosopran und Klavier WV 120、メゾ・ソプラノ、フルート、ヴィオラ、チェロのための子守唄 WV 122、Zebrak (Josef Hora) fur Stimme, Flote, Viola und Violoncello WV 121、Draty fur Flote, Viola und Violoncello WV 121a、Susi (Oliver Rauber) fur Stimme und Klavier WV 124、Dneska kazda modni zena (Textdichter unbekannt) fur zwei Stimmen und Klavier WV 185、Frauen, die der Mode trauen (ubertragen von Cornelius Bauer) fur zwei Stimmen und Klavier WV 185
サンヘ・イム(S)、
ターニャ・アリアネ・バウムガルトナー(Ms)、
ハンス・クリストフ・ベゲマン(Br)、
クラウス・ジモン(P)他

録音:2016年-2018年、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)
南西ドイツ放送(SWR)制作によるチェコの作曲家エルヴィン・シュルホフ(1894-1942)の初めての歌曲全集。1910年から1937年までに作曲された作品は彼の多種多様なスタイルを表しています。全曲の歌詞や解説、ソリストたちへのインタヴューなどを掲載したブックレット(英語、ドイツ語)も非常に充実しています。
Bastille Musique
BM-002(1CD)
ヴォルフガング・リーム:ゲーテ歌曲集
ゲーテ歌曲集〔ツェルターへ、銀杏の葉、たそがれは上から降り、言葉は魂のイメージ、現象、聖なる憧れ、パラバーゼ、生の享楽、最高の恩恵、今日と永遠に、「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」より、気持ちのよい生活を作ろうと思ったら、ツェルターへ〕/シラーによる2つの詩〔孔子の言葉1、孔子の言
ハンス・クリストフ・ベゲマン(Br)、
トーマス・セイボールト(P)

録音:2008年-2015年、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)
☆新規取り扱いレーベル、ベルリンの「Bastille Musique(バスティーユ・ミュズィク)」!
☆30年超のキャリアを誇るドイツのベテラン・デュオ、ベゲマン&セイボールトによるヴォルフガング・リームのゲーテ歌曲集!
30年以上にわたり共に活動し、シューベルトを始めとするドイツ・リートのスペシャリストとして多くの実績を残すハンス・クリストフ・ベゲマンとトーマス・セイボールトのデュオが歌うヴォルフガング・リームの歌曲集。
1952年カールスルーエ生まれのドイツの現代音楽作曲家、ヴォルフガング・リームはオーケストラ、オペラ、室内楽、器楽曲など、400を超える様々なジャンルの作品を発表しており、歌曲も様々な時代の詩に音楽を付けていますが、ここでは2004年〜2014年までに作曲されたゲーテとシラーの詩による歌曲すべてを収録。ベゲマンはいくつかの世界初演も含めて長年リームの作品を取り上げており、2012年にルツェルン音楽祭で初演された交響曲 「近くと遠く」にも参加しています。全曲の歌詞や解説、インタビュー等を掲載した56ページからなる豪華ブックレット(英語、ドイツ語)が封入されています。
Bastille Musique
BM-010(1CD)
ヴォルフガング・リーム:Dort wie hier 〜 歌曲集
フリードリヒ・リュッケルトの4つの後期の詩
エドゥアルト・メーリケの詩による2つの小さな歌
レッシングとゲーテによる2つの短い歌
ルルケの訳によるミケランジェロの3つのソネット
「Funde im Verscharrten」(グンナル・エーケレフの詩、ネリー・ザックス訳)
ハイネの詩による歌曲集 「dort wie hier」
ハンス・クリストフ・ベゲマン(Br)、
トーマス・セイボールト(P)

録音:2015年-2017年、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)
いくつかの世界初演も含めて長年ヴォルフガング・リームの作品を取り上げてきたドイツのベテラン・デュオ、バリトンのハンス・クリストフ・ベゲマンとピアノのトーマス・セイボールト。「ゲーテ歌曲集(BM-002)」に続いて録音されたリーム歌曲集は、ハイネ、リュッケルト、メーリケ、ミケランジェロ、そしてスウェーデンのグンナル・エーケレフの詩に音楽を付けた作品集。全曲の歌詞や解説、インタビュー等を掲載した60ページからなる豪華ブックレット(英語、ドイツ語)が封入されています。
Bastille Musique
BM-017(1CD)
ルシエ&バッハ:シッティング・イン・ア・ルーム
アルヴィン・ルシエ(b.1931):私は部屋に座っています
バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV61、
暁の星のいと美しきかな BWV1、
ああ神よ, ?いかに多き胸の悩み BWV58、
わが心は血にまみれ BWV199、
その人は幸いなり BWV57、
喜び勇みて羽ばたき昇れ BWV36、
クリスマス・オラトリオ BWV248 第4部より、かくのごとく神は世を愛したまえり BWV68
ハンナ・ヘアフルトナー(S)、
クララ・ブレッシング(Ob)、
ヨーステン・エリー(Vn)
ダ・マンチェヴァ(Vc)、
エリナ・アルバッハ(ハープシコード、オルガン)

録音:2020年、ケルン(ドイツ)
規取り扱いレーベル、ベルリンの「Bastille Musique(バスティーユ・ミュズィク)」!☆スリムボックスを採用し、CDやブックレットだけでなくフォト・リーフレットなども封入した豪華ラグジュアリー・パッケージ!
アメリカの現代作曲家アルヴィン・ルシエの「私は、部屋に座っています」は、同じテキストが繰り返し流れ、それが徐々に変化していき、周波数を変えることにより最終的には言葉ではなく音として捉えられます。今回の録音ではその曲間にバッハのアリアが収録されています。演奏者とプロデューサーへのインタヴュー、歌詞が記載された48ページの豪華ライナーノーツ(英語、ドイツ語)がセットに含まれています。

Hanssler
HC-21028(1CD)
「啓示」
バッハ:「憐れみ給え、わが神よ」〜マタイ受難曲 BWV244
「罪の縄目より」〜ヨハネ受難曲 BWV245
「備えよシオン、まごころもて」〜クリスマス・オラトリオ BWV248
「わが心よ、この聖なる奇跡を」〜クリスマス・オラトリオ BWV248
「クイ・セデス」〜ミサ曲 ロ短調 BWV232
「アニュス・デイ」〜ミサ曲 ロ短調 BWV232
コンチェルト〜カンタータ第35番『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35
「霊と魂は、惑い乱れます」〜カンタータ第35番『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35
レチタティーヴォ「私は、ただ驚いています」〜カンタータ第35番『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35
アリア「神は、すべてを麗しくなり遂げてくださいました」〜カンタータ第35番『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35
シンフォニア〜カンタータ第35番『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35
「ああ、強き神よ」〜カンタータ第35番『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35
「私は、ただ神の御許し」〜カンタータ第35番『霊と魂は、惑い乱れます』BWV35
ツヴィ・エマヌエル=マリアル(A)、
シャレヴ・アド=エル(Org)、
セバスティアン・ブロイニンガー(Vn)、
ミヒャエラ・クンツ(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)

録音:2020年8月18-21日/イエス・キリスト教会、オーバーシェーネヴァイデ(ベルリン)
イスラエル生まれのアルト、ツヴィ・エマヌエル=マリアルがバッハの作品を録音。エマヌエル=マリアルはザルツブルグ音楽祭をはじめ、ベルリン国立歌劇場、ニュ ルンベルク歌劇場、ボン歌劇場、マンハイム歌劇場、ダルムシュタット州立劇場などドイツを拠点に活躍する歌手です。マタイ受難曲をはじめとする有名なアリアをオ ルガン、ヴァイオリン、オーボエ、オーボエ・ダモーレとともにしっとりと歌い上げます。 (Ki)

BIS
BISSA-2468(1SACD)
「新しい人生と愛のための歌」
(1)マーラー:さすらう若人の歌(1883-85)
(2)アイヴズ:ストックブリッジ のフーザトニック川(1 9 2 1)
(3)アイヴズ:霧(1910)
(4)ヘレン・グライム(1981-):ブライト・トラベラーズ(2017)
(5)アイヴズ:平穏(1919)
(6)アイヴズ:子供の時間(1901)
(7)アイヴズ:母さんがあたしに教えて(1895)
(8)マーラー:亡き子をしのぶ歌(1901-04)
(9)ウェールズ民謡「子守歌」(ハウ・ワトキンス編)
ルビー・ヒューズ(S)、
ジョセフ・ミドルトン(P)

録音:2019年9月/ポットン・ホール、サフォーク(イギリス)
プロデューサー:ロバート・サフ
BISレーベルより積極的なリリースが続く、イギリスの名唱ルビー・ヒューズがマーラー、アイヴズ、グライムを歌ったアルバムをリリース します。ヒューズは2009年ロンドン・ヘンデル歌唱コンクールで第1位および聴衆賞を受賞し国内で話題となり、その後2011年と2013年にBBCニュー・ジェ ネレーション・アーティストに選ばれ、以後は精力的な活動が続いております。「新しい人生と愛のための歌」をテーマに「さすらう若人の歌」、「亡き子をしのぶ歌 など名曲を連ねたこのアルバムでヒューズは一層の輝きをみせる歌唱を披露。最後に収録されたウェールズ民謡「子守歌」で温かくそしてしっとりとアルバムを締 めくくります。ピアノのジョセフ・ミドルトンはこれまでにキャロリン・サンプソン、フェリシティ・ロット、サラ・コノリーなど多くの著名な歌手との共演を誇るピア ニスト。歌唱を引き立てながら見事なデュオを聴かせます。 (Ki)

BIS
BIS-2564(1CD)
『ひとりひとりがちがって− 小さな子供と大きな子供のための歌』
●グンローグ・ルーセーン(作詞)、グスタフ・ルーセーン(作曲):Hej pa dig-sang(こんにちはの歌)
伝承曲:Var ar tummen?/Tummetott/Broder Jakob(親指さんどこ?/ヤーコプ修道士(フレール・ジャック))
●グンローグ・ルーセーン、グスタフ・ルーセーン(作詞)グスタフ・ルーセーン(作曲):Fotter(足さん、足さん)
●ユッヤ&トゥーマス・ヴィースランデル(作詞・作曲):Gapata(ゴーポートー)(つまさき歩き)
●マリアンネ・アスペリーン(作詞)、ベッティル・ハッリーン(作曲):
Det finns nan av varje sort(ひとりひとりがちがってて)、Nagon ganglat(ノーゴン・ゴングロート)
●伝承歌詞、ブリット・ハルクヴィスト(作詞)・伝承曲
Det kommer en mus/Var bor du lilla ratta?(ねずみがいっぴきやってくる/ねずみちゃん、おうちはどこ?)
●伝承歌詞・アリス・テグネール(作曲):Katten och svansen(ねことしっぽ)
伝承曲:Imse Vimse spindel(ゆらゆらクモちゃん)、Lilla snigel(ちいさなかたつむり)
●ユッヤ&トゥーマス・ヴィースランデル(作詞・作曲):Min lilla kraksang(ぼくのちいさなカラスの歌)
●マーリン・ブリング(作詞・編)・伝承曲:Ostersjon - Den lilla sillen(バルト海 − ちいさなニシン)
●ジェイムズ・ホリングワース(作詞・作曲):Jag ar en liten mort(ぼくはちいさなウグイ)
●ユッヤ&トゥーマス・ヴィースランデル(作詞・作曲):Gunga lite grann(ちょっとだけブランコゆらして)
伝承曲:En kulen natt(どんよりしたよる)、En liten bat(ちいさなボート)
●バーブルー・リンドグレーン(作詞)、ゲオルク・リーデル(作曲):Den har spiken(くぎをみつけた)
伝承曲:Jag hamrar och spikar(ぼくはかなづちでくぎをうつ)
●レッナールト・ヘルシング(作詞)、クヌート・ブルーディン(作曲):Klipp kilpp sager saxen(はさみがチョキチョキ)
●モニカ・フォシュベリ(作詞)、シェシュティン・アンデビュー・ヴァングレーン(作曲):Krokodilen i bilen(ワニがくるまに)
伝承曲:Hjulen pa bussen(バスのしゃりん)
●レッナールト・ヘルシング(作詞)、クヌート・ブルーディン(作曲)・伝承曲
Herr Gurka/Baka, baka liten kaka(グルカさん/ちいさいケーキをやいて)
伝承曲:Tjugovisan(にじゅうのうた)、En elefant balanserade(ゾウさんがバランスをとって)
●ラーシュ・オーケ・ハーグルンド、ベンクト・リンネ、マグヌス・ヘーレンスタム、ラーシュ・エーリク・ブレンストレム(作詞)、
ベンクト・エーンリュード(作曲):Elefantsangen(ゾウさんのうた)
●ボルグヒルド・アルネール(作詞・作曲):Fyravisan(よんのうた)
伝承曲:Tjugovisan(にじゅうのうた)(つづき)
●グンネル・リンデ(作詞)、ブー・スンドブラード(作曲):Den olydiga ballongen(ゆうこときかないふうせん)
●アストリッド・リンドグレーン(作詞)、アンデシュ・ベリルンド(作曲):Vad det ar bra att jag har dej(きみがいてくれてよかった)
伝承曲:Kling klang klockan slar(キンコンカンコンとけいがなる)
●伝承歌詞・アリス・テグネール(作曲)、ブー・リッデルストレム(編):
Tula hem och tula vall(いえにかえってくさをおたべ)
●アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(作詞・作曲):Jag har en pyjamas(ぼくのパジャマはおばけのもよう)
●ジェイムズ・ホリングワース(作詞・作曲):Tandborstvsan(はぶらしのうた)
●バーブルー・リンドグレーン(作詞)、ゲオルク・リーデル(作曲):Lilla Nallen min(ぼくのかわいいおもちゃのくまさん)
●サミュエル・ヘードブム(作詞)、アリス・テグネール(作曲)、アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(編):
Ute blaser sommarvind(外は夏の風が吹き)
伝承曲:Blinka, lilla stjarna(きらきらひかる小さなおほしさま)
●マルギット・ホルムベリ(作詞・作曲):Trollmors vaggsang(トロルのかあさんのこもりうた)
●クリスティーナ・ラーゲルレーヴ(作詞)・伝承曲:Nar manen vandrar(月がさまようと)
●伝承曲・アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(編):Bussan lull(ビュッサン・リュル)(子守歌)
アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(編):Bussan lull(ビュッサン・リュル)(子守歌)
アドルフ・フレードリク音楽学校の生徒たち
マリア・ゴウンドリーナ(指)、アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(指)、マルクス・ユーセフソン(指)
ニンニス・ヴァーダーグスルム【ニンニ・バウティスタ(フルート、パーカッション、歌)、
アンドレーアス・ランデグレーン(P、キーボード、プログラミング)、コンラード・ブークヴィスト(G)、
セバスチャン・ハンケシュ(ベース)、イーサク・アンデション(ドラム、パーカッション)】

録音:2020年9月25&26日/ファシュタ小学校講堂(ストックホルム)
制作:インゴ・ペトリ 録音:トーレ・ブリンクマン
スウェーデンでは合唱団で歌う人のほうがサッカーをやる人より多いと、言われることがあります。スウェーデンの人たちは、世代に関係なく、歌うことが大好 きで、夏至祭のお祝いやクリスマスのコンサートだけでなく、多くの人たちが合唱団の週末練習に足を運びます。アルヴェーンやエーリクソンが指揮した男声合唱団 「オルフェイ・ドレンガル(OD)」のメンバーたちも、週末になるとそれぞれの仕事を離れ、素朴な「春の歌」からヒルボリ(ヒルボルイ)やサンドストレムの「現代曲」 まで、さまざまな曲の練習を楽しんでいるといいます。スウェーデンの「子供の歌」も歴史が長く、たくさんの歌が歌い継がれてきました。1960年代から1970 年代には、ラジオやテレビの子供番組のおかげもあって、新しい歌がたくさん作られ、子供の歌の世界は、いっそう豊かになりました。当アルバム『ひとりひとりが ちがってて』では、伝統の歌から新しい歌まで39曲が歌われています。こうしたレパートリーは、音域の関係から、シンガーソングライターたち大人による録音が 一般的ですが、このアルバムでは、ストックホルムの中学校「アドルフ・フレードリク音楽学校」の生徒たちが、経験豊富な音楽家たちの指揮で歌っています。5人 のバンド「ニンニス・ヴァーダーグスルム Ninnis Vardagsrum」(ニンニのリビングルーム)が共演。生徒たちと、プロデューサーのインゴ・ペトリとエンジニアの トーレ・ブリンクマンが、「子供の歌は、これでなきゃ」と自信をもって作ったアルバムです。 (Ki)

ALBANY
TROY-1854(2CD)
シーラ・シルヴァー(b.1946):連作歌曲集
(1)「耐え難い美」(16 曲)
(2)「愛すると」(3 曲)
(3)「超越」(3 曲)
(4)夜想曲
(5)「チャリーサ」(6 曲)
(6)「耐え難い美」からの4 つの歌
(1)(2)ドーン・アップショー(S)
(1)(5)ルーシー・フィッツ・ギボン(S)
(1)ライザ・リニ・ハーマン(S)
ディアン・ミーク(MS)、
リザ・リニ(P)、クリストファー・クーリー(P)
ティモシー・ロング(P)
(1)(5)ライアン・マカラフ(P)
(1)(6)イワマ・カヨ(P)
(2)(4)ギルバート・カリッシュ(P)
(3)シドニー・アウトロー(Br)
ウォーレン・ジョーンズ(P)
(4)ギルバート・カリッシュ(P)
(6)ステファニー・ブリズ(A)

録音:(1)(No.15 以外)(2)(4)(6)2019 年9 月20-23 日米国 ニューヨーク州 アナンデール・オン・ハドソン、
(1)(No.15)(3)(5)2020 年9 月12-13 日 米国 ニューヨーク州 ニューヨーク・シティ
米国の作曲家、シーラ・シルヴァーの歌曲集。シーラ・シルヴァー(Sheila は日本ではしばし ばシェイラとカナ表記されるが、英米ともシーラと読む)は 1946 年、ワシントン州シアトルの生ま れ。カリフォルニア大学バークレー校で学んだ後、パリに留学しており、さらに 1979 年にはロー マ賞の音楽作曲部門を受賞しています。現在はニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の名 誉教授。 作風は、いかにも西海岸のネオロマンティック風。2 曲だけだがドーン・アップショーが参加して います。なお「チャリーサ」は、作曲者自身の解説によると、古代ギリシャの美女だという。

EDITION ABSEITS
EDA-45(2CD)
シモン・ラクス:声とピアノのための作品全集
■Disc1
(1)ユリアン・トゥヴィムの詩による5つの詩/(2)夢想家ディジョ/(3)ほら吹きグジェシュについて/(4)宿なし/(5)老いぼれ/(6)天使の顔/(7)涙が流れる/(8)将軍/(9)幸せの福音/(10)幼きイエス/(11)おお母さん(12)わが心の病(13)愛する者へのキス/(14)古いフランスのバラード/(15)小ワルツ
ボーナストラック:アルコール中毒(ミェチスワフ・フォッグ歌、シレーナレコーズ・オーケストラ 1934年録音)
■Disc2
(1)8つのユダヤ民謡/(2)パサカイユ(ヴォカリーズ)/(3)ユダヤ人村への悲歌/(4)葬送/(5)ヴァンダ・マヤ・ベレゾフスカの3つの詩/(6)通り/(7)雨/(8)存在しない鳥の肖像/(9)タデウシュ・シリヴィアクの4つの詩/(10)誰の罪でもない/(11)別れ/(12)もしもお前が
アニア・ヴェグリー(S)、
カタジナ・ヴァシアク(P)
ドミニク・ホルヴィッツ(語り)(Disc1の8)

録音:2019年4月29/30日, 8月13/14/16日, 2020年2月10-13日, 2月28日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
シモン・ラクス(1901-1983)はユダヤ系ポーランド人作曲家。生地ワルシャワで学んだ後、パリ音楽院でポール・ヴィダルとアンリ・ラボーに学び同地で活動、 パリにいた同胞のタンスマンやシマノフスキ、詩人のトゥヴィムらと活動するものの、1941年にナチスに捕えられ、アウシュヴィッツさらにダッハウの強制収容所へ 入れられました。そこで楽団の作曲・編曲担当となったため命こそ保てたものの、一族はすべて殺されました。ラスカは後年フランスで文筆家としても有名となり、 収容所での思い出を「死の国の音楽隊」に記し、それは音楽之友社刊の日本語版で読むことができます。
ラクスより一世代後輩で、同様な経験をしたヴァインベルクの人生と音楽が近年注目されていますが、コンドラシンやフェドセーエフのような献身的な音楽家のい なかったラクスの作品はこれまで演奏、録音で聴く機会がほとんどありませんでした。それゆえ待望の録音登場と申せましょう。
ラクスにはいろいろな作品を手掛けましたが、本人は歌曲に自信があったとされます。しかし大半がポーランド語によることもあり、期待ほど広まりませんでし た。多くが友人のユリアン・トゥヴィムの詩により、深い抒情性とユーモアが魅力。戦後の作品はどれもユダヤ人犠牲者への追悼の念が感じられます。
彼は戦前のポーランド映画のためにポップス調の歌も作曲しました。楽譜は失われているものの、当時の人気歌手ミェチスワフ・フォッグの録音が残っていたた めボーナストラックとして追加。また反戦メロドラマ「将軍」では映画俳優ドミニク・ホルヴィッツがフランス語の語りで参加しているのも注目。最高の演奏陣によ るラクス歌曲の決定盤と申せましょう。
オペラ歌手として活躍するロンドン生まれのドイツのソプラノ、アニア・ヴェグリーが数奇でつらい人生を送ったラクスの世界を見事に表現しています。

Prima Facie
PFCD-153(1CD)
シュトックハウゼン:STIMMUNG(シュティムング) 〜 6人のヴォーカルのための エレクトリック・フェニックス〔ニコール・ティベルス(S)、ジュディス・リース(S)、ナンシー・ロング(Ms)、ダリル・ランズウィック(T)、テリー・エドワーズ(Bs)、ジョン・ホワイティング(サウンド)〕

録音(ライヴ):1997年4月6日、クイーン・エリザベス・ホール(ロンドン、イギリス)
2007年にこの世を去ったドイツを代表する現代音楽のカリスマ作曲家、カールハインツ・シュトックハウゼン(1928−2007)。
当アルバムに収録された「シュティムング」は、1968年に作曲された6人のヴォーカルのための約80分にもおよぶ大作。変ロ音の倍音のみを基本構造として全曲が構成され、「Masic Names(神々の名前)」や、シュトックハウゼン自作の詩が歌詞に用いられています。民族音楽「ホーミー」を思わせる特殊唱法などが各所に用いられていることも特徴的で、この唱法が生む神秘的な響きは、聴衆をトランス状態へと誘います。
Prima Facie
PFCD-147(1CD)
指揮者&作曲家の祝典
ピーター・ディキンスン:Late Afternoon in November*
As I walked out(スティーヴン・ウィルキンソン編)
ジョン・マッケイブ:Visions
Rowing down the Tide(スティーヴン・ウィルキンソン編)
Betjeman's Bells(スティーヴン・ウィルキンソン編) − Wantage Bells、Uffington、Bristol
The Lark in the Clear Air(スティーヴン・ウィルキンソン編)
ジョン・マッケイブ:Siberia
The Piper o' Dundee(スティーヴン・ウィルキンソン編)
デイヴィッド・エリス:Sequentia in tempore Natali Sancti
スティーヴン・ウィルキンソン:That Time of Year
スティーヴン・ウィルキンソン(指)
ウィリアム・バード・シンガーズ、
BBCノーザン・シンガーズ*
「指揮者&作曲家の祭典」と題した当アルバムは、1919年生まれの重鎮作曲、スティーヴン・ウィルキンソン(90歳までウィリアム・バード・シンガーズの指揮者として活動し、ロンドンのBBCシンガーズ、ダブリンの RTE シンガーズなど多くの著名な合唱団とも共演。永年の合唱への貢献により大英帝国勲章も受賞しています。)を中心に、ジョン・マッケイブ、デイヴィッド・エリスらによる合唱作品を収録。20世紀から現在にかけて発展してきた英国の合唱の歴史を辿ります。

Signum Classics
SIGCD-689(1CD)
トム・レーラー:歌曲集(ザ・クイーンズ・シックス・マーダー・ザ・ソングズ・オヴ・トム・レーラー)
マゾヒズム・タンゴ/オイディプス王/公園の鳩に毒を/公害/シーズ・マイ・ガール/ジ・エレメンツ/ウィンナー・シュニッツェル・ワルツ/マイ・ホーム・タウン/アイ・ゴット・イット・フロム・アグネス/アルマ/ザ・ヴァチカン・ラグ/ウィー・ウィル・オール・ゴー・トゥギャザー・ホエン・ウェイ・ゴー
クイーンズ・シックス〔トム・リルバーン(C.T)、ダニエル・ブリテン(C.T)、ニコラス・マッデン(T)、ドミニク・ブランド(T)、アンドルー・トンプソン(Br)、サイモン・ホワイトリー(Bs)〕

録音:2021年2月5日−6日、アスコット小修道院(イギリス)
エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、ロイヤル・ウェディングでのパフォーマンスなど英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるSignum Classics第3弾は、様々な社会的・政治的問題を扱った風刺作品で知られるアメリカのシンガーソングライター、ピアニスト、数学者、トム・レーラー(b.1928)のソングブック。
トム・レーラーは自身の「キャッチーで野蛮な音楽風刺」を誰もが自由に使えるようにと、約100曲におよぶ曲の著作権を放棄し、パブリック・ドメインとしました。そして、クイーンズ・シックスがこのユニークな試みに挑戦。「Murder the Songs of Tom Lehrer(トム・レーラーの歌をぶち壊せ!)」という刺激的なタイトルで、代表作「公園の鳩に毒を」や、少将の歌の節に元素名を並べた「ジ・エレメンツ」、恋多きマーラー夫人について歌う「アルマ」、教会の矛盾を風刺した「ヴァチカン・ラグ」などのユーモラスな作品を取り上げ、曲によってはまったく違う雰囲気に自由にアレンジして歌っています。
ジャケットのデザイン&メンバーのイラストは、ヴォーン・ウィリアムズ協会の創設メンバーでもあるというイギリスのアーティスト&イラストレーター、ポール・テイラーの作品です。

Da Vinci Classics
C-00397(1CD)
シュルツ=アダイエフスキー:声楽とピアノための「24の前奏曲」
クララ・シューマン:「6つの歌曲」Op.13より 第1番、第2番、ローレライ WoO.19
アルマ・マーラー:「5つの歌曲」より 第1番、第4番、第5番
ソフィー・クルスマン(S)、
アンドレア・ルクリ(P)

録音:2020年7月、ロイゼ・ブラッツ文化センターホール(ゴリツィア、イタリア)
名はエリザヴェータ・シュリツでエッラ・ゲオルギイェヴナ・アダイェフスカヤなどの呼び名などでも知られるロシア帝国時代の女流コンポーザー=ピアニスト、エッラ・フォン・シュルツ=アダイエフスキー(1846−1926)とクララ・シューマン、アルマ・マーラーの作品を組み合わせた、19世紀〜20世紀初期の女流作曲家たちの声楽作品集。
声楽のための「24の前奏曲」の作曲者であり今作での主役であるシュルツ=アダイエフスキーは、ヘンゼルトやルビンシテイン、ドライショクといった錚々たる大作曲家たちに作曲法を学び、ロシア帝国時代における重要な女流音楽家として歴史にその名を残しています。
ちなみにこの「声楽とピアノ伴奏」のための「24の前奏曲」の歌詞は作曲者の甥でオーストリアの美術史家、美術商、作家であり翻訳家でもあったベンノ・ガイガー(1882−1965)によって作詞されています。
Da Vinci Classics
C-00412(1CD)
ベルカント・レアリティーズ
ティベリーニ:サルヴェ・レジナ
ロッシーニ:スペイン風ティラーナ
パチーニ:甘くて美しい満足
ロッシーニ:別れ、情け知らずの彼女
パチーニ:あなたは私がまだ持っていると彼女に言うでしょう
ルビーニ:ああ, もしかしたら、私たちの死と恋人たちの魂
ロッシーニ:私は嘆こう
スポンティーニ:アドルフォ・ヌリの最後の詩
ロッシーニ:ウィーンの人々よさらば
フランチェスコ・サントーリ(T)、
ローサ・モンターノ(P)

録音:2019年11月、コンプレッソ・モナスティコ・サンタ・マリア(ナポリ、イタリア)
イタリアの「ベルカント」の醍醐味をたっぷりと味合わせてくれるプログラムを歌うのは、イタリアのリリック・テノール、フランチェスコ・サントーリ。
ナポリ音楽院で学んだ後、ベルカント唱法の代名詞的存在であるレナータ・スコットやロッシーニ演奏の権威アルベルト・ゼッダといった大物たちにも師事した期待のテノールです。
すでにフェニーチェ劇場やサン・カルロ劇場などイタリアの有名歌劇場へのデビューを果たしており、ベルカントの系譜を受け継ぐ存在として注目を集めています。

Stradivarius
STR-37173(1CD)
ミンモ(ドメニコ)・ダンツァ:合唱作品集
アヴェ・マリア(2010)/サンクトゥス(2012)
アニュスデイ(2013/17)/サルヴェ・レジーナ(2016)
パドレ・ノストロ(2011)/アヴェ・マリア(2014)
アレクセイ・A・エリザロフ(指)
サンクトペテルブルク「スタニスラフ・レグコフ」室内cho

録音:2019年
ドメニコ(ミンモ)・ダンツァの生年は不詳だが20 世紀〜21 世紀の作曲家。彼はイタリア・プッ リャ州に生まれ地元の大学で音楽を学んだ。教会の合唱指揮者として長年活動し、その傍ら宗 教を題材にした混声合唱曲を多く作曲した。作風は確固とした調性で書かれており、J.S.バッ ハ、モーツァルト、あるいはロシア正教の聖歌と見紛うばかりの古典的な書法で作曲されてい る。しかしながら、ところどころバロック、古典派の作曲家が決して書くことのなかった音の動き、 音の選び方がなされており、そういう点で紛れもない今日の音楽といえます。

Hanssler
HC-20034(1CD)
メンデルスゾーン:『テ・デウム』〜混声合唱、独唱とオルガンのための MWV B15
『時は今』〜16人の混声合唱とオルガンのための MWV B18
『3つの教会音楽』Op.23より第2曲「アヴェ・マリア」〜テノールとオルガンのための
フリーダー・ベルニウス(指)、
シュトゥットガルト室内cho、
ソントラウト・エンゲルス=ベンツ(Org)
ヨー・ホルツヴァル( テノー ル )

録音:2020年6月25-27日、7月7&8日/福音主義教会、ゲニンゲン(オランダ)
ドイツ合唱界を代表する名指揮者フリーダー・ベルニウス率いるシュトゥットガルト室内合唱団がメンデルスゾーンを録音!『テ・デウム』『時は今(オーラ・ エスト)』、そして『3つの教会音楽』より第2曲「アヴェ・マリア」を収録しました。10代を過ごしたベルリン時代に入団していたジングアカデミーで、合唱と宗 教音楽の幅広いレパートリーを身につけたメンデルスゾーン。同団でも歌われていたヘンデル、リニー、カルダーラの『テ・デウム』に親しんでいたメンデルスゾー ンが12のテキストをもとに作曲したこの作品は、『時は今』とともに同団で学んだことが凝縮された名作です。またテノール独唱のアヴェ・マリアもオルガンの 伴奏で歌われる崇高な作品。名団体の歌唱で聴く質の高い演奏を堪能することができます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3836(1CDR)
ブラームス:子守歌Op.49-4 (その2)

(1)藤原義江(T) 

(2)関屋敏子(S)

(3)リア・ギンスター(S)

(4)エルナ・ベルガー(S)
36年6月16日録音:ドイツ語歌唱

(5)エリーザベト・シューマン(S)

(6)ブランシュ・シーボム(Ms)

(7)三宅春恵(S) 
(1) マクシム・シャピロ(P)
NIPPONOPHONE 16747(JP)(25cm両面盤)
1928年発売 (堀内敬三・訳、日本語歌唱)
(2)日本ビクターO
VICTOR 13076(JP)(25cm両面盤)
(3)ジェラルド・ムーア(P)
HMV DB1874(U.K.)(30cm両面盤)
(4)ハンス・アルトマン(P)
POLYDOR 47068(Germany) 1936年6月16日録音 ドイツ語歌唱
(5)ワルター・ゲール(指)O
HMV DA1562(U.K.) 1937年3月11日ロンドン、アビーロード録音 ドイツ語歌唱
(7)三宅洋一郎(P)
VICTOR NK-3136(JP) 1953年頃発売(訳詞: 大木淳夫、伊藤武雄 日本語歌唱)
(1)藤原義江(1898-1976)は大阪府生まれの男性歌手。父親がスコットランド人で母 親が日本人。戦前から戦後にかけて活躍した。藤原歌劇団の創設者。ピアノの マクシム・シャピロ(1885-1958)はロシア出身。1927年から1939年まで日本で活 躍した。1917年のロシア革命後にドイツに亡命。1927年日本に移住し、映画 「藤原義江のふるさと」にピアノ伴奏者として出演した。1933年に大阪音楽学 校のピアノ科教授。1939年にアメリカに渡った。
(2)1930年9月発売 (堀内敬三・訳、日本語歌唱) 関屋敏子(1904-1941)は東京生まれ。少女時代に三浦環(たまき)(1844-1946)に 学び、東京音楽学校に進むが中退し1925年にデビュー、その後イタリアに留学、 ボローニャ大学で学んだあとスカラ座のオーディションに合格しヨーロッパ各 地で歌った。1929年に帰国、翌年、藤原義江と「ラ・トラヴィアータ」をを共 演した。その後ふたたびアメリカ、ヨーロッパに渡り演奏活動を続けた。1934 年に帰国するが、芸術上と生活上の行き詰まりから1941年に37歳で睡眠薬自殺 を図った。
((3)1933年1月30日ロンドン、アビーロード録音(電気録音)ドイツ語歌唱 リア・ギンスター(1898-1985)はフランクフルト生まれ。ハイスクール卒業後フ ランクフルト高等音楽院で声楽を学び、さらにベルリン音楽アカデミーで指導 を受けた後ヨーロッパ各地の音楽舞台に登場しスターになった。1938年チュー リッヒ音楽アカデミーの声楽科の教授になり、30年以上その地位にあった。
(4)エルナ・ベルガーはドレスデン生まれ。1926年フリッツ・ブッシュ に認められドレスデン国立歌劇場と契約、のちにベルリン国立歌劇場、ハンブ ルク国立歌劇場を中心に活躍した。1955年引退後ハンブルク音楽大学で教鞭を とった。1958年に来日。
(5)エリーザベト・シューマン(1888-1952)はメルゼブルク生まれ。ドレスデンとハ ンブルクで学び1909年にハンブルク歌劇場でデビューした。1937年ナチスのオ ーストリア併合でアメリカに移り、ニューヨークで晩年を送った。
(6)VICTOR 10-1173(U.S.) 1945年4月3日録音(訳詞: Arthur Westbrook) 英語歌唱 ブランシュ・シーボム(1915-2010)はアメリカのオペラ歌手(Ms)。 ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の専属として20年以上活躍した。1961年 に来日。
(7)VICTOR NK-3136(JP) 1953年頃発売(訳詞: 大木淳夫、伊藤武雄 日本語歌唱) 三宅春江(1918-2005)は福岡市生まれ。1939年東京音楽学校卒業。ヘルマン・ ヴーハー=プフェニッヒに師事した。ドイツ、オーストリアに留学。フェリス 女学院短期大学名誉教授。ピアノの三宅洋一郎(1914-1994)は熊本県生まれ。 長年にわたり日本女声合唱団の指導、フェリス女学院短期大学楽長などをつと めた。三宅春恵の夫君。 (グッディーズ)

Delphian
DCD-34259(1CD)
チザム(1904−1965):歌曲集
ロバ(12の歌 第11曲)/蜂(12の歌 第9曲)/Snail, Snail, Shoot Out Your Horn/妖精/Cradle-Croon/The Prodigy/夏の歌/The Braw Plum/The Three Worthies/Dirge for Summer/愛の報酬(愛の詩 第1曲)/ジョニー・ロギー(愛の詩 第2曲)/Skreigh o' Day(愛の詩 第3曲)/フラグメント(嘆き)(愛の詩 第4曲)/祈り(愛の詩 第6曲)/イノセンス(愛の詩 第6曲)/Hert's Sang(愛の詩 第7曲)/Oisean’s Song/Glances/60立方フィート/不快な目/Another Incitement for the Gales/ダーマットの眠り/Fiddler's Bidding/The Barnyards o' Delgaty/嘆き/There's a Fine Braw Thistle/カリアッハ ― My Spiteful Old Woman/後悔/Dan Liughair(A Tale of Lear)/Hame/クックロビン/カリアッハ ― Шейла, моя злая жена/人魚の歌/To His Love Whom He Has Kissed Against Her Will/ホームシックネス
マイリ・ローソン(S)、
ニッキー・スペンス(T)、
マイケル・モフィディアン(バス=バリトン)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2020年8月31日−9月2日、クイーンズ・ホール(エジンバラ)
エジンバラを本拠とする初の本格的クラシック・レーベル「Delphian(デルフィアン)」より、スコットランド、グラスゴー出身の知られざる作曲家、エリック・チザム(1904−1965)の歌曲集がリリース。チザムはエジンバラ大学でドナルド・フランシス・トーヴィーに作曲を師事。ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」とバルトークの「ピアノ協奏曲第1番」のスコットランド初演者、バルトークの「青ひげ公の城」のイギリス初演者として歴史にその名を残しています。
Delphianからは歌劇 「シムーン」の世界初録音盤(DCD-34139)以来となるチザム・アルバムでは、チザムが生まれ故郷スコットランドのゲール語の民謡から多くのインスピレーションを得て作曲した36曲の歌曲(そのうち27曲は世界初録音)を収録。シンプルながらも洗練された親しみやすい魅力を持つこれらの作品を、3人の輝かしきスター歌手たちと、20世紀歌曲伴奏の巨匠イアン・バーンサイドがそれぞれの作品の個性を引き出してお届けします。歌詞にはスコットランド語も駆使されており、3人の歌手と伴奏者全員がスコットランド出身というこだわりの布陣も流石です。

Signum Classics
SIGCD-682(1CD)
グレイストン・アイヴズ(b.1948):レクイエム ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ聖歌隊、
ブリテン・シンフォニア、
リチャード・ピネル(指)

録音:2020年3月16日-17日、ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ教会(カナダ)
1496年創設という長い歴史と伝統を誇るケンブリッジ大学のジーザス・カレッジの合唱団。音楽監督のリチャード・ピネルは、かつてウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの副音楽監督を務めたヴィルトゥオーゾ・オルガニスト。そして、室内オーケストラはケンブリッジで活動しているブリテン・シンフォニア。両者初共演となる今作ではともに美しくそして神秘的な歌声と音色を響かせています。
グレイストン・アイヴズは1948年にイギリスで生まれで、キングス・シンガーズのメンバーとしても知られました。これまでに作曲されてきた彼の合唱作品は歌詞に対する理解が深く伝わり評価されてきました。今作のレクイエムは、根底にイギリス教会の典礼のための音楽の伝統が息づいていますが、チベットの僧侶から購入したという小さなシンバルが全曲を通して用いられており、そのことからも様々な音楽の要素が取り入れられていることがわかります。合唱を知り尽くしたグレイストン・アイヴズだからこそといえる様々な工夫がみられる興味深い作品となっています。
Signum Classics
SIGCD-681(1CD)
フォーレ:歌曲全集 Vol.4
私は口づけをしたから、クリスマス Op.43-1、祈り、罪の償い Op.8-2、孤独 Op.3-1、愛の歌 Op.27-1、いなくなった人 Op.5-3、夜想曲 Op.43-2、涙 Op.53-1、贈り物Op.46-1、墓地にて Op.51-2、優しき歌 Op.61、牢獄 Op.83-1、ヴォカリーズ (第21番)、金の涙 Op.72、ヴォカリーズ (第9番)、平和がきた Op.114、幻想の水平線 Op.118
ジョン・マーク・エインズリー(T)、ローナ・アンダーソン(S)、イゾベル・ブキャナン(S)、ジョン・チェスト(Br)、サラ・コノリー(Ms)、イェスティン・デイヴィス(C.T)、アン・マレー(Ms)、キティ・ホウェイトリー(Ms)、マルコム・マルティヌー(P)

録音:2014年-2019年
英国を代表する名ピアニストであり、世界的な歌曲伴奏者であるマルコム・マルティヌーがリードするSignumの歌曲シリーズ。「プーランクの歌曲全集」の成功を受けてスタートした新たなフランス歌曲、「ガブリエル・フォーレの歌曲全集」の第4巻。これまでのシリーズに引き続き、アン・マレーやサラ・コノリー、当代有数のカウンターテナーであるイェスティン・デイヴィスなど、イギリス最高峰の歌い手たちが集い、フォーレが生み出した優美な歌曲の数々を歌い上げます。
Signum Classics
SIGCD-678(1CD)
ライブラリー Vol.3
レノン&マッカートニー:ハニー・パイ
クリスティン・マクヴィー:ソングバード
ポール・サイモン:恋人と別れる50の方法
ジェイコブ・コリアー:イン・ザ・リアル・アーリー・モーニング
中国民謡:茉莉花
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
キングズ・シンガーズ〔パトリック・ダナキー(C.T)、エドワード・バトン(C.T)、ジュリアン・グレゴリー(T)、クリストファー・ブリュートン(Br)、ニック・アシュビー(Br)、ジョナサン・ハワード(Bs)〕

録音:2020年9月9日−10日、メニューイン・ホール(ユーディ・メニューイン・スクール、イギリス)
※収録時間:約19分
2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、キンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(C.T)、ニック・アシュビー(Br)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)によるニュー・アルバム。これまで何千ものアレンジメントのレパートリーを積み重ねてきたキングズ・シンガーズの、緊密なハーモニー・レパートリーの歴史と新たな地平の両方を探求するEPシリーズ「ライブラリー」。
古いお気に入りの名曲を、新しいアレンジやアダプテーションとともに祝うミニ・アルバムで、第3弾では、定番のビートルズから、ポール・サイモン、クリスティン・マクヴィー、ジェイコブ・コリアーなどの優れたミュージシャンたちの楽曲に、世界でも親しまれる中国民謡の1つ「茉莉花(ジャスミンの花)」、そして、あらゆる楽器や編成のアレンジでも知られ、キングズ・シンガーズやスウィングル・シンガーズなどの人気レパートリーの1つともなっているリムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」を収録しています。

Albion Records
ALBCD-043(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:民謡集 Vol.2
南アパラチア山脈からの9つのイギリス民謡/声楽とヴァイオリンのための2つのイギリス民謡/民謡選集 第1集
メアリー・べヴァン(S)、ニッキー・スペンス(T)、ロデリック・ウィリアムズ(Br)、トーマス・グールド(Vn)、ウィリアム・ヴァン(P)

録音:2020年6月7日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)、2016年1月4日−5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」が贈る、ヴォーン・ウィリアムズが声楽とピアノ、またはヴァイオリンのために編曲した80曲にもおよぶ民謡集の第2弾。
英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞や英国批評家サークル賞、2019年には栄誉あるMBE(大英帝国五等勲爵士)を受勲するなど、輝かしい活躍を見せるイギリスの名ソプラノ、メアリー・べヴァン。ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を受賞したスコットランド出身のテノール、ニッキー・スペンス。2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズという豪華歌手陣に加え、ブリテン・シンフォニアのリーダーを務め、現代音楽の第一人者の一人として高い評価を得ているヴァイオリン奏者、トーマス・グールド。ロンドン・イングリッシュ・ソング・フェスティヴァルの創設者であり音楽監督でもあるピアニスト、ウィリアム・ヴァンという充実のメンバーが集結。

Nimbus Alliance
NI-6413(1CDR)
トーマス・ド・ハルトマン(1885-1956) 歌曲集
3つのロマンス Op.5(1900)/ロマンス:Take a Wreath of my Verses/4つのメロディ Op.17(1915)/月へ Op.18(1915)/鶴 Op.21(1920)/朝(1931)/ブルガリアン・ソング Op.46(1931)/シェリーによる3つの詩 Op.52(1936)/Sonnet de Ronsard Les Amours de Cassandre Op.54(1936)/ロマンス 1830 Op.55(1936)/詩人の愛-プーシキンによる9つの詩 Op.59(1937)/ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」からの6つの論評 Op.71(1943)/Pour chanter a la route d’Assise, from A la St. Jean d’ete(1948)/La Tramuntana Op.80(1949)
エラン・シクロフ(P)、
ニナ・レイデルマン(S)、
クラロン・マクファデン(S)、他)

録音:2011年10月-2015年6月(オランダ)
ウクライナに生まれたロシア人作曲家トーマス・ド・ハルトマンの作品を紹介していくプロジェクトの歌曲集。作曲をアレンスキーやタネーエフに師事し、ピアノをリムスキー=コルサコフに師事したド・ハルトマン。ピアノ曲や室内楽曲などでもたくさんの美しい曲を残したド・ハルトマン。歌曲でもそれは変わりません。主にソプラノによって歌われる歌曲が収録されていますが、最後に「La Tramuntana」という四重唱の曲では、無伴奏で歌われ冒頭と最後に歌われるハミングが神秘的な空気を生み出しています。

EM Records
EMRCD-068(1CD)
ポール・カー(b.1961):愛の光
愛の光〜レクイエム・ミサ−(第1部):永遠の安息を、キリエ、怒りの日、奇しきラッパの音、死は驚く、偉大なる王、思い出されよ、(第2部):呪われし者、涙の日、奉献(主, イエスよ)、アニュス・デイ、永遠の光を/詩篇23(全曲世界初録音)
アンドルー・フォーン(指)、
トレディーチ(混声合唱)、
ロブ・バートン(ソプラノ・サクソフォン)、
アルバ・マーチャント(Vc)、
エルネド・ピアース(Hp)、
サイモン・アール(Org)

録音:2020年9月1日−3日、クライストチャーチ修道院(イギリス)
ステージ・マネジャー、抽象画家、作曲家という多彩な才能を持つポール・カーによる世界初録音作品集。2005年に亡くなった母を偲んで作曲した「天使のためのレクイエム」でも知られるポール・カーの新録音は、モーツァルトのレクイエムをモデルに、現代的に再解釈した壮大なミサ曲です。

CPO
CPO-555288(2CD)
NX-D11
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):「エンディミオーネ」(1776) ディアーナ…アレクサンドラ・ザモイスカ(S)
ニーチェ…ウルリケ・ホフバウアー(S)
アモール…リディア・トイシャー(S)
エンディミオーネ…ニコラス・スパノス(C.T)
ザルツブルク・ホーフムジーク(古楽器使用)
ヴォルフガング・ブルンナー(指)

録音:2018年9月28日-10月2日
Solitar、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学(オーストリア)
世界初録音
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弟、ミヒャエルによるイタリア語のセレナータ「エンディミオーネ」。実質的にはオペ ラであるこの作品の台本は、ピエトロ・メタスタージオによるもので、ここでは冷徹に純潔を守る月の女神ディ アナが、美しい青年エンディミオーネと恋に落ちたことで生じる悲劇が描かれています。作品は1778年に初 演されるも、その後は忘れられてしまいましたが、ようやく200年以上を経てザルツブルクで蘇演。ザルツブル ク・モーツァルテウム音楽大学出身の歌手を中心とするアンサンブルが絶妙な歌唱を披露、ザルツブルク・ ホーフムジークは18世紀当時の響きを忠実に再現するとともに、指揮者ヴォルフガンク・ブルンナーは、ユー モラスなウィットを備えたチェンバロによる通奏低音でアクセントを加えています。

DACAPO
MAR-6.220627
(1SACD)
NX-B06
イェスパー・コック(1967-):Frank Kjorup(1969-)の詩による合唱作品集
Kapitel 1:第1部
Birkebark 白樺の樹皮 - 4 Nocturner 4つの夜想曲(2012)
Kapitel 2:第2部
... og her til vinter nu ...そして今は冬 (2013)
Kapitel 3:第3部
Epidemi af morke 闇がはびこる(2013-14)
Kapitel 4:第4部
Vingeslag af vagge 壁のような翼 (2014-15)
Kapitel 5:第5部
Fem somre 5つの夏 (2015)
Kapitel 6:第6部
Galakseflager 銀河の切片 (2015, rev. 2018)
Kapitel 7:第7部
Imellem to blikke 2つの視線の間に (2016, rev. 2018)
デンマーク国立ヴォーカル・アンサンブル
フレミング・ヴィンデキルデ(指)

録音:2019年2月27-28日、3月27-29日
世界初録音
デンマークの現代作曲家イェスパー・コックのアカペラ合唱作品集「Choirbook」。これはコックと同年代の詩人フランク・ジョルブのテキストを用いた7つ の章で構成されており、自然についての瞑想を湛えた、親しみやすいハーモニーによる抒情的な組曲です。コックは40代半ばまでは交響的作品を主 として作曲していましたが、2012年に突如方向転換を図り、声楽曲を手掛けるとともに、それまでのような複雑な作品ではなく、調性を持ったシンプ ルな旋律を好むようになりました。この「Choirbook」はその路線を代表する作品であり、透明感を持った美しい音楽は現代を生きる人々にも共感を 持って迎えられることでしょう。清冽なハーモニーを高音質でお楽しみいただけます。

ALPHA
(ALPHA COLLECTION)
ALPHA-620(1CD)
NX-A11
ヴィヴァルディ:グローリア、マニフィカト
グローリア ニ長調 RV 589
詩篇 第121篇 「われ喜びに満てり」 RV 607
マニフィカト ト短調 RV 610a
詩篇 第147篇 「エルサレムよ、主を讃めたたえよ」 RV 609
ル・コンセール・スピリチュエル(合唱&古楽器アンサンブル)
エルヴェ・ニケ(指)

録音:2015年6月8-9日 ノートルダム・デュ・リバン教会、パリ
※旧品番:ALPHA222
フランス・バロックの声楽曲をダイナミックに面白く聴かせるエルヴェ・ニケですが、実はイタリア音楽も抜群の感性で聴かせます。限られた音域の 中で多声の展開が続くバロックの女声合唱に魅了されてきたという彼が、Alphaレーベルで最初に選んだプログラムがこのヴィヴァルディ教会音 楽集。有名なグローリアは管楽器を使わない版を選び、だからこそ際立つ劇的起伏の面白さをじっくり味あわせてくれます。他の作品でも勢い を演出しやすい「ヴィヴァルディらしさ」に甘んじることなく、歌詞の細やかさをすくい取った入念な解釈ながら少しも小難しくせず、ドラマティックな 展開に昇華してみせているところはさすが。隠れた名曲マニフィカトでの堂に入った音作りにも魅了されます。

Challenge Classics
CC-72878
(1SACD)
ヒエロニムス・ボスの合唱曲集 第2集
ジャン・ムートン(1459-1522):Motet Tua est potentia
聖歌:Introitus Protexisti me
ジャン・ムートン:Missa Tua est potentiaより Kyrie, Gloria
聖歌:Alleluia Clamaverunt iusti / Alleluia Dominus in Synai / Sequentia Verbum Dei Deo natum
ジャン・ムートン:Missa Tua est potentiaより Credo / Offertorium motet Salva nos Domine
聖歌/作者不詳::Prefatio
ジャン・ムートン作者不詳::Missa Tua est potentiaより Sanctus with Elevation motet - O salutaris hostia
聖歌:Pater noster
ジャン・ムートン:Missa Tua est potentiaより Agnus Dei
聖歌:Communio Ego sum vitis
ジャン・ムートン:Motet Da pacem Domine
カペッラ・プラテンシス

録音:2020年8月19・20・22・23日
15〜16世紀のポリフォニーを得意とするヴォーカル・アンサンブル「カペッラ・プラテンシス」が、オランダの画家ヒエロニムス・ボス(1450-1516)の没後 500年記念として2016年に始めたシリーズの第2集。同時期に作曲されたムートンのミサを中心に、聖歌などを絡めて構成されています。楽譜を吟味し原典に 忠実な演奏を行う彼らは批評家や音楽雑誌等からも高い評価を受けており、このアルバムも隙のない歌唱が見事。 (Ki)
Challenge Classics
CC-72877(1SACD)
ヒエロニムス・ボスの合唱曲集 第1集
聖歌/作者不詳::Introitus Salve sancta parens
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452-1518):Missa Cum jocunditateより Kyrie, Gloria
聖歌:Graduale - Benedicta et venerabilis es / Alleluia - Ave Maria
オルガン即興/作者不詳:Sequentia - Verbum bonum et suave
ピエール・ド・ラ・リュー:Missa Cum jocunditateより Credo
オルガン即興:O salutaris hostia
作者不詳::Offertorium motet - Sub tuum presidium
聖歌:Prefatio
ピエール・ド・ラ・リュー作者不詳:Missa Cum jocunditateより Sanctus with Elevation motet - O salutaris hostia
オルガン即興:Pater noster
ピエール・ド・ラ・リュー:Missa Cum jocunditateより Agnus Dei
聖歌:Communio - Beata viscera
オルガン即興:Cum jocunditate
ピエール・ド・ラ・リュー:Motet - Gaude Virgo
カペッラ・プラテンシス

録音:2015年11月23-25日
ポリフォニー音楽の傑作といえるラ・リューのミサ曲を収録しています。演奏はチャレンジ・クラシックスからジョスカン・デ・プレ、オケゲムなどのルネサンス音 楽をリリースしている男声アンサンブル、カペッラ・プラテンシス。経験豊かで研ぎ澄まされた様式美あふれる歌唱が名作に光を当てます。グレゴリオ聖歌やオルガ ンの即興も交えながら全曲を構成し、雰囲気を高めています。
2016年はオランダの画家ヒエロニムス・ボス(1450-1516)の没後500年記念として、世界で話題が広がっています。このアルバムもまた彼へのオマージュ として発売されます。ボスとラ・リューは生没年も近く、共にオランダ南部のスヘルトーヘンボスに住んでいたこともあり、ボスがこのミサ曲から絵を描くインスピ レーションを得たこともあるのではないかという想像も出来ます。 ※CC-72710からう移行再発売。CC-72710は廃盤となります。 (Ki)

GENUIN
GEN-21741(1CD)
マンデリシュターム歌曲集
グバイドゥーリナ(b.1931):詩人リンマ・ダロスに宛てた
手紙
フィルソヴァ(b.1950):悲しみ Op.145
星のフルート
Op.56
 星明りに向かって Op.173 (3 曲)
 スラ―ヴァのために
デニソフ(1929-96):転換点で(4 曲)
シルヴェストロフ(b.1937):不眠 ホメロス
フィルソヴァ:冬の細道で
ヴォロネジ手帳Op.121(6 曲)
マーハ・ドイブナー(S)
カーチャ・チェンベルジ(P)
エーレンガルト・フォン・ゲミンゲン(Vc)
KAPモデルン・アンサンブル

録音:2020 年2 月14-16 日,6 月11-12 日 ベルリン,ダーレム、2020年10 月4 日 ベルリン,クロイツベルク
20 世紀前半のロシアの詩人で、反体制的かつユダヤ系であったために弾圧され、流刑地 で亡くなったオシップ・マンデリシュターム(1891-1938)の詩に関わる歌曲集。ソフィア・グバイ ドゥーリナ(1931-)やエレナ・フィルソヴァ(1950-)らの作品はいずれも世界初録音とされます。 マーハ・ドイブナーはフライブルク生まれのドイツのソプラノ。近現代作品のスペシャリストとし て知られています。

NEOS
NEOS-12009(2CD)
モーリッツ・エッゲルト(b.1965):「空間の深奥、フットボール・オラトリオ」(1952-2008) 〜大オーケストラ、4 人のソリスト、混声合唱と3 人の語り手のための モーリッツ・エッゲルト(指)
ドイツ国立学術財団O&cho
アニア・ヴェグリ(S)、
ルート=マリア・ニコライ(MS)、
サイモン・ボード(T)、
ハンス・クリストフ・ベーゲマン(Br)、
ほか3人の語り手

録音:2019 年ライヴ
硬派現代音楽の牙城 NEOS-レーベルには極めて珍しいエンターテイメント・テイ ストたっぷりのミュージカル・オラトリオ。ドイツでもプロサッカーは大人気で強豪チー ムがたくさんあるが、この作品はサッカーの試合を音楽化したもの。スポーツをテー マにした管弦楽曲ではオネゲルの「ラグビー」が有名だが、こちらは2 つのチームの 息詰まるゲーム、観衆の歓声、応援の手拍子、審判の吹くホイッスル、アナウンサー の実況放送、選手の独白、人間模様をオルフのカルミナ・ブラーナばりの親しみ易 くゴリゴリした野性的な音楽で表現。しかも前半戦、後半戦と二部構成の全曲 2 時 間近くかかる超大作。作曲者でこの作品を指揮しているエッゲルトはあらゆるジャン ルの音楽を折衷しサッカーの熱い人間ドラマを表現しています。

Da Vinci Classics
C-00360(1CD)
シェーンベルク:架空庭園
4つの歌 Op.2/8つの歌 Op.6
歌曲集「架空庭園の書」Op.15
チョ・ジュ(S)、
マリーノ・ナホン(P)

録音:2020年5月、グリファ&フィグリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
リートの伝統と対峙し、自らの作曲語法を見つけようとしていた時代のアルノルト・シェーンベルク(1874−1951)の「声楽曲」にスポットライトをあて、その世界を探求する好企画。
「グレの歌」と同じ期間に作曲された初期の「Op.2」と「Op.6」、そして無調時代の最初期に作曲された「架空庭園の書 Op.15」によって、シェーンベルクの前半生における声楽曲の作風の変遷が描かれています。
シェーンベルクの歌曲を歌うチョ・ジュはソウル出身で、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を卒業。ペーター・シュライヤー、ヘルムート・ドイチュにも学び、近現代の歌曲を得意とするソプラノです。
Da Vinci Classics
C-00393(1CD)
ラジオ・ブエノス・アイレス〜20世紀アルゼンチンの歌曲集
グアスタビーノ:アルゼンチンの花(1969)
ロペス・ブチャルド:民謡様式による5つの歌曲(1936)より、
 民謡様式による6つの歌曲(1925)より、
 坊やの歌(1940)
グアスタビーノ:プランチャ、パンパンパ、ツバメの橋に!、
 雀のための哀歌、
 あなたのハンカチを貸して、兄弟のミロンガ
ピエルマルコ・ビーニャス(Br)、
マッテオ・コリオ(P)

録音:2019年10月、アウディトリウム・コレジオ・ヴェスコヴィレ・S・アレッサンドロ(ベルガモ、イタリア
世界的にも有名なカルロス・グアスタビーノ(1912−2000)と、知る人ぞ知るカルロス・ロペス・ブチャルド(1881−1948)というアルゼンチンを愛してやまない2人の作曲家の歌曲によるアルゼンチンの物語。
グアスタビーノとロペス・ブチャルドの2人はアルゼンチンのフォークロアを文化的なヨーロッパ音楽の伝統に結び付けることに成功し、ニュアンスに富み、極めて鮮やかな色彩を持つ声楽作品を生み出しました。
バリトンのピエルマルコ・ビーニャスが印象的に歌い、ピアニストのマッテオ・コリオが情熱的に伴奏する歌曲ファン要注目のプログラムです。

NIFC
NIFCCD-073(1CD)
ケルビーニ:レクイエム ハ短調
クルピンスキ:テ・デウム*
ヴァーツラフ・ルクス(指)、
コレギウム1704、
コレギウム・ヴォカーレ1704、
シモーナ・シャトゥロヴァー(S)*

録音:2019年8月14日、聖十字架教会(ポーランド、ワルシャワ)
東欧チェコの古楽界の旗手ヴァーツラフ・ルクスと、彼によって創設されたコレギウム1704&コレギウム・ヴォカーレ1704がNIFCレーベルに久々の登場!ショパンの心臓が安置されるワルシャワの聖十字架教会で収録されたケルビーニの傑作ハ短調レクイエムと、クルピンスキの知られざるテ・デウム!ショパンの時代に活躍した作曲家の美しくも演奏機会の少ない作品を、歴史的な情報に基づいた演奏を得意とするルクス&コレギウム1704が完璧な解釈でお届けします。
ルイ16世の追悼式典のために書かれたとされるルイジ・ケルビーニ(1760-1842)の「レクイエム ハ短調」は、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスらによって絶賛されたレクイエムの傑作として知られています。ケルビーニを嫌っていたベルリオーズもこの作品に対しては称賛を惜しまず、ケルビーニを尊敬していたベートーヴェンは「もしレクイエムを書けと言われたら、ケルビーニの曲だけを手本にしただろう」と述べ、さらには自身の葬儀でこのレクイエムが演奏されることを望んだといいます。対位法の教本の著者としても有名なケルビーニの職人的な作曲技法と、独唱者なし、フルートなしの編成、ヴィオラの活用、恐怖の表現としての銅鑼の使用といったサウンド面でのオリジナリティが融合した、オペラと宗教音楽の大家ならではのレクイエム。ショパン以前の著名なポーランド人作曲家カロル・クルピンスキ(1785-1857)の知られざるテ・デウム(1829年にポーラ

Avie
AV-2449(1CD)
子供のためのアルメニアン・ソング
コミタス・ヴァルダベット(1869-1935):6つの子供たちの歌、5つの子守歌の断片、眠れ,我が子よ 〜 子守歌、夢、ユー・アー・ビューティフル 〜 Agnの子守歌、子供たちの祈り、ヤマウズラの歌、小さな木馬、ツバメ
バルセグ・カナチヤン(1885-1967):Bjingo、ツバメ、セレナーデ、夜想曲、眠れ,我が子よ 〜子守歌
ミラン・トゥマジャン(1890-1973)の歌曲コレクションより:スウィンギング・ソング 〜 Bithynia-Bardizagの子守歌、クレイドル・ソング 〜 Bithynia-Bardizagの子守歌、ロッキング・ソング 〜 Gesariaの子守歌、Gesariaのバウンシング・ソング、Kharpertの案山子、Agnの2つの遊び歌、Agnの2つの子守歌、ロッキング・ソング 〜 Khlat-Bitlisの子守歌、アイ・シング・トゥ・ユー 〜 Dikranagerdの子守歌、Medz Nor Kiugh-Bursaのアルファベット・ソングのコレクション、Vanの4つの子供たちの歌
様々な起源の伝承歌:おいで,私のナイチンゲール〜有名な子守歌、Aniのバウンシング・ソング、クレイドル・ソング 〜 Aniの子守歌、ロッキング・ソング〜Aniの子守歌
イザベル・バイラクダリアン(S)、
エリー・チュート(Hp)、
レイ・フルタ(Fl)、
ルーベン・ハルトゥニヤン(ドゥドゥク)

録音:2020年7月-8月、ポール・シャゴイアン記念ホール、カルフォルニア(アメリカ)
イザベル・バイラクダリアンはレバノン生まれのアルメニア系カナダ人のソプラノ。現在ではアメリカを拠点としていますが、メトロポリタン歌劇場をはじめとして、ミラノ・スカラ座、ゼンパーオーパー、そしてサイトウ・キネン・フェスティヴァルなど世界各地で活躍しています。今回のアルバムでは、彼女のルーツとなるアルメニアで歌い継がれてきた子守歌を集めています。

Prima Classic
PRIMA-009(1CD)
アルカーノ〜トスティ:歌曲集
セレナータ/理想の人/魅惑/最後の歌/薔薇/さらば/夢/新年おめでとう/四月/神秘/プルチネッラは死んだ/可愛い口もと/2つの小夜想曲/白夜/子守歌/夏の月/悲しみ/漁夫は歌う/さようなら/朝の歌/楽譜かお金か
フランコ・ヴァッサッロ(Br)、
ジュリオ・ザッパ(P
芸術歌曲からカンツォーネまで、数多くの名曲を生みだしたイタリアの作曲家、声楽教師、フランチェスコ・パオロ・トスティの歌曲集を、ミラノ出身の名バリトン、フランコ・ヴァッサッロの雄大な歌声と、ジュリオ・ザッパの熟練のピアノ伴奏で贈る1枚。
フランコ・ヴァッサッロは、オペラ歌手の登竜門とされるAsLiCo国際声楽コンクール(1994年)で優勝。 「シモン・ボッカネグラ」、 「アッティラ」、 「仮面舞踏会のアンバロ」、 「ドン・カルロ」、 「リゴレット」、 「マクベス」、 「ナブッコ」、 「オテロ」 などのヴェルディのオペラ作品において、バリトン歌手としてのキャリアを積み重ね、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場といった世界中のオペラハウスで公演を行っています。伴奏を務めるジュリオ・ザッパは、オレグ・マルシェフ、アルド・チッコリーニ、アーヴィン・ゲージのもとで研鑽を積み、ヴォーカルコーチや歌曲伴奏者として活躍。2013年には、「ベルカント・オペラの女王」とも称されるイタリア人ソプラノ歌手、マリエッラ・デヴィーアの伴奏でも来日しています。

Pentatone
PTC-5186950(1CD)
『永遠』
ヴィクトル・オッリ・アウルナソン
(1)Var *
(2)The Thread **
(3)Maiden **
(4)Er */**
(5)The Faultline **
(6)The Vision Nectar
(7)Animal Mundi
(8)Var - Er *
フォウストブレーズル男声cho *
アウルニ・ハルザルソン(指)*
ベネディクト・クリスチャウンソン(T)*
グリームル・ヘルガソン(Cl)*
エーミル・フリズフィンソン(Hrn)*
ヨーセフ・オグニベーネ(Hrn)*
シーグルズル・ソルベルグソン(Tb))*
カ ル ロ ス・カロ・ア ギレラ(Tb)*
男声六重唱 **【アーロン・ステイン・アウスビャルナソン、ビャルニ・クレインソン、グヴズムンドゥル・ヴィグニル・カルルソン、ハフステイン・ソウロウルソン、オットルン・アルナルソン、オットルン・イーミル・アーラソン】
ヴィクトル・オッリ・アウルナソン(指)** 
ヴィクトル・オッリ・アウルナソン(ソロ楽器)
ヤイール・エラザール・グロットマン(コントラバス・ソロ)(Var, The Thread)
シュテファン・バウマン(バスCl、Sax)(The Vision)
ベネディクト・スマウリ・スクーラソン(G)(Anima Mundi)
ブダペスト・アート・オーケストラ
ヴィクトル・オッリ・アウルナソン(指)

録音:2018年&2019年/VOA Studio(ベルリン)(総合録音)、
2017年1月/ラングホルト教会(レイキャヴィーク、アイスランド)*、フリーキル教会(ハフナルフィヨルズル、アイスランド)**、
2018年&2019年/ハンガリー放送第22スタジオ「East Connection Studios」(ブダペスト)(オーケストラ)
このところ、さまざまなジャンルのアイスランドの音楽家たちが注目を集めてきています。特に有名なのが、チェリストで作曲家のヒルドゥル・グヴズナドウッ ティル(ヒドゥル・グドナドッティル)。エレクトロニカ・バンドのメンバーでもある彼女は、『チェルノブイリ』などの映画の音楽を手がけ、『ジョーカー』でゴール デングローブ賞とアカデミー賞の作曲賞を受賞しました。PENTATONEレーベル からアルバムがリリースされるヴィクトル・オッリ・アウルナソンも、注目さ れる音楽家のひとりです。彼は、アイスランド芸術大学でヴァイオリンとヴィオラ、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で作曲と指揮を学び、バンド「ヒャル タリーン Hjaltalin」のメンバーとしてヴァイオリンと作詞作曲を担当、2008年には現代音楽の弦楽アンサンブル「スタルク Stark」を共同で設立しました。「ク ラシカル音楽の世界とスタジオ制作芸術の世界を衝突させること」に重点を置いて活動。自身のスタジオ「VOA Studio」をベルリンに構え、ヒルドゥルをはじ めとする音楽家たちも創作の場として使っています。
『永遠の(Eilifur)」は、ヴィクトル・オッリのソロ・デビュー・アルバムです。「永遠に生きることの展望」を瞑想。「近い日、医学の進歩による自然死の根絶が 現実となる」ことをイメージした、わかりやすい近未来の物語を、抽象的なアイスランド語の歌詞と緻密に作られた「音楽の語」りで織りあげてゆく、「生きるに 値する命」を支えるものへの頌歌をコンセプトに作られました。男声合唱がメインの3曲は、レイキャヴィークの「フォウストブレーズル男声合唱団(Karlakorinn Fostbradur)」の創設100年記念コンサートのために委嘱された作品です。「Var」(「見よ、警戒せよ、夜の空気を吸え……」)「Er」(「真ん中でひとつになれ ……」)「Var - Er」(「永遠。おまえは私のそばで意識している……」)。オーケストラを中心とする6曲は、「24人の弦楽オーケストラ」「12人のチェロと10人の コントラバス」「2つのバスフルート、2つのサクソフォーン、バスクラリネット、コントラバス・クラリネット、2人の打楽器奏者、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロ」 と、3つの異なる編成で演奏され、男声六重唱、ヴィクトル・オッリ自身の楽器ソロ、ヤイール・エラザール・グロットマン Yair Elazar Glotman のコントラバス などが加わります。クラシカル音楽をベースにしたメロディと調性のあるこれらの「音」は、アイスランドの教会やハンガリー放送のスタジオで録音され、ヴィク トル・オッリがベルリンの彼のスタジオでミックスしました。ゆたかな感性で作られた「音風景」が美しく、余韻を残す作品です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72665(3CD)
プレガルディエン/シューベルト録音集成
[CD1]歌曲集『美しい水車屋の娘』D.795 Op.25
[CD2]秋 D.945 / 歌曲集『白鳥の歌』D.957 / 鳩の便り D.965A / 憧れ D.879 / 窓辺に D.878 / ただあなたのそばに D.866 / 月に寄せるさすらい人の歌 D.870 / 弔いの鐘 D.871 / 野外で D.880
[CD3]歌曲集『冬の旅』D.911 Op.89
[CD1・3]ミヒャエル・ゲース(P)
[CD2]アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
クリストフ・プレガルディエン(T)

録音:[CD1]2007年10月6-8日、[CD2]2008年6月27-30日、[CD3]2012年9月2-5日
21世紀において最も重要なリート歌手の一人であり、度重なる来日公演でお馴染みの人気歌手プレガルディエンによる、シューベルトのアルバム3タイトルをま とめたお買い得セットです。『美しい水車小屋の娘』『白鳥の歌』『冬の旅』と、どれもが発売時大きな話題となり絶賛されたもので、今やこれらの歌曲集の定番で ありリファレンス・ディスクとなっている名盤。相棒となるピアノも名コンビのゲース、古楽の鬼才シュタイアー、それぞれ申し分ない伴奏を聴かせており、プレガル ディエンの名唱をひときわ輝かせています。

Goodies
78CDR-3833(1CDR)
ブラームス:子守歌 作品49の4(その1)


(1)カール・イェルン(T)

(2)エレナ・ゲルハルト(S)

(3)ユリア・クルプ(C.A)

(4)エルネスティーネ・シューマン=ハインク(C.A)
(1)ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー(チェレスタ)
独GRAMOPHONE 4-42561、1913年10月20日ベルリン録音(機械式録音)
ドイツ語歌唱
(2)ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー(P)
独GRAMOPHONE(25cm片面盤)、1914年1月13日ベルリン録音(機械式録音)
ドイツ語歌唱
(3)ケンラート・ファン・ボス(P)
VICTROLA 566-B(25cm両面盤)、1914年2月6日キャムデン録音(機械式録音)
ドイツ語歌唱
(4)VICTROLA 838-A(25cm両面盤)、1915年9月14日キャムデン録音(機械式録音)
ドイツ語歌唱
今回はブラースの「子守歌」の機械式録音(ラッパ吹き込み)4枚を取り上げた。 録音年代は1913年から1915年の2年間です。ブラームスの子守歌は既発売の 「モーツァルトの子守歌」(78CDR-3827)や「シューベルトの子守歌」(78CDR- 3830)と同様にラッパ吹き込みのSPレコード時代から数多く発売された。作曲 年代は1869年、作曲者ブラームスが35歳の時の作品。ブラームスが指導してい た女声合唱団のメンバーだったベルタ・ファーバー(Bertha Faber)の次男出生 を記念して作曲されたと伝えられます。初演は1869年12月22日にウィーンで行わ れた。
(1)カール・イェルン(1873-1843)はラトビアのリガ生まれ。1896年22歳でドイツのフライブルクとリヨンでデビュー。1898年チューリッヒの州立歌劇場、1899年ハンブルク歌劇場、1902年-1908年ベルリン国立歌劇場に出演していた。皇帝ヴィルヘルム二世のお気に入りだった。1908年にアメリカに行きメトロポリタン劇場に出演した。1913年秋ベルリンに戻り、「パルシファル」が絶賛されヨーロッパ永住を説得されたがアメリカに戻った。ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー(1880-1960)はドイツ生まれのピアニスト、指揮者、編曲者。1890年代にドイツ・エジソン会社の録音ディレクタを務めた。1903年から1923年にはドイツ・グラモフォン会社に奉職し数多くの録音に携わった。1908年のビゼー:歌劇「カルメン」の初の全曲録音(カルメン役はエミー・デスティン)、1923年にはベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」の初の全曲録音を行った。また1938年のジネット・ヌヴーの初録音(78CDR-3148)のピアニストをつとめていた。
(2)エレナ・ゲルハルト(1883-1961)はライプツィヒ郊外のコネヴィツの生まれ。ライプツィヒ音楽院で声楽を学び、当時音楽院の院長だったアルトゥール・ニキシュ(1855-1922)に認められ、20歳の誕生日にニキシュの伴奏でデビューした。1933年からロンドンを拠点に活動するようになり、1947年に引退した。ゲルハルトはこのシリーズで電気録音時代のものが多く出ています。
(3)ユリア・クルプ(1880-1970)はオランダのフロニンヘン生まれ。1896年アムステルダム音楽院に入りコルネリ・ファン・ツァンデンに師事した。クルプはリートを専門にした最初の歌手とされています。クルプはこのシリーズで1910年録音のシューマン:「女の愛と生涯」(78CDR-3792)が出ています。
(4)エルネスティーネ・シューマン=ハインク(1861-1936)はチェコ生まれ。15歳でドイツ楽壇にデビュー。ワーグナー歌手としてヨーロッパ各地で活躍の後、1908年にアメリカに帰化。豊かな声量、声域の広さ、すぐれた解釈力などで、多くの役柄をこなし、オペラ歌手、リート歌手として一世を風靡した。1921年(大正10年)に来日し、帝国劇場でリサイタルを開いた。(グッディーズ)

Passacaille
PAS-1084(1CD)
シューベルト:小さな歌曲集
5つの歌 Op.5(憩いなき愛 D138 / 恋人の近くに D162 / 漁師 D225 / 最初の喪失 D226 / トゥーレの王 D367)
3つの竪琴弾きの歌 Op.12, D478(孤独に身を委ねる者は / 涙を流しながらパンを食べたことのない者 / 家々の門辺に歩み寄って)
4つの歌 Op.59(あなたは私を愛していない D759 / 美と愛がここにいたことを D775 / 君はわが憩い D776 / 笑いと涙 D777)
3つの歌 Op.65(双子座に寄せる舟人の歌 D360 / さすらい人 D649 / ヘリオポリスよりI「冷たい風の北国で」 D753)
3つの歌 Op.80(月に寄せるさすらいの歌 D870 / 臨終を告げる鐘 D871 / 戸外にて D880)
4つのリフレインの歌 Op.95, D866(ちがい / 君のそばにいるときだけ / 男はたちの悪いもの / この世の幸福)
マルクス・シェーファー(T)
ツヴィ・メニカー(フォルテピアノ)

録音:2018年11月29日-12月3日/ブライバッハ、コンツェルトハウス
シューベルトは良く知られる大規模な歌曲集以外にも多くの小さな歌曲集を作曲・出版しています。これらの「ミニチュア・サイクル」の中には、異なる時期に書 いた作品をシューベルト自身がテキストの関連性などに基づいてまとめたものもあります。個々に単曲の作品として演奏されることがほとんどですが、このアルバ ムは1つの流れに沿って大きな歌曲集として聴けるように構成されています。 ★マルクス・シェーファーは1961年生まれのドイツのリリック・テノール。オペラ、オラトリオ、リートと幅広く活躍、ラ・プティット・バンドとの共演でも知られて います。ハノーファー音楽大学で声楽の教授を務めています。

オクタヴィア
OVCL-00743(1SACD)
税込定価
2021年5月26日発売
メルヘン/梅津碧(S)
オッフェンバック:『ホフマン物語』より オランピアのアリア「生垣に小鳥たちが」*
モーツァルト:『魔笛』より 夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のように」*
グノー:『ロミオとジュリエット』 よりジュリエットのアリア「私は夢に生きたい」*
バーンスタイン:『キャンディード』より クネゴンデのアリア「着飾ってきらびやかに」*
R.シュトラウス:アモール(6つの歌曲 作品68 TrV235:第5曲) #
  あした!(4つの歌曲 作品27 TrV170:第4曲) #
マーラー:『子供の不思議な角笛』より「この歌を作ったのは誰?」 #
リスト:愛の夢 第3番:「おお、愛しうる限り愛せ!」S298/R589 #
マルクス:そして昨日彼は私に薔薇を持ってきてくれた #
武満徹:小さな空 #
中山晋平:ゴンドラの唄 #
小林秀雄:すてきな春に #
梅津 碧(S)
飯森 範親(指)日本センチュリーSO*
梅村知世(P)#

録音:2020年7月30日 大阪、センチュリー・オーケストラハウス
ウィーンに学んだ若手ソプラノ歌手、梅津碧のデビュー盤。飯森範親&日本センチュリー 響とのオペラアリアと、梅村知世のピアノ伴奏によるリートと日本歌曲という、盛り沢山の プログラムをセッション録音しました。 それぞれの曲にあわせたキャラクターの違いや、難曲を軽やかに歌うテクニック、歌曲で のしっとりとした歌声など、梅津碧の魅力がつまったアルバムとなっています。(オクタヴィア)


Diapason
DIAP-134(1CD)
フォーレ:レクイエム、他


(1)レクイエム

(2)夜想曲第6番変ニ長調 Op.63

(3)弦楽四重奏曲ホ短調 Op.121

(4)ピエ・イエズ(ああ、イエスよ)
(1)レリ・グリスト(S)、ドナルド・グラム(Br)、ヴァーノン・デ・タール(Org)、コラール・アート・ソサエティ、ニューヨーク・フィルハーモニック、ナディア・ブーランジェ(指)
録音:1962年
(2)ジャン=ミシェル・ダマーズ(P)
録音:1956年
(3)クレットリSQ
録音:1928年
(4)マルタ・アンジェリシ(S)、モーリス・デュリュフレ(Org)、サントゥスタッシュO、アンドレ・クリュイタンス(指)
録音:1951年
ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズの第134集は、名教師としてその名を馳せたナディア・ブーランジェがニューヨーク・フィルハーモニックを指揮した1962年録音の「レクイエム」をメイン・プログラムとするフォーレの作品集!
ディアパゾン誌はこのナディア・ブーランジェが指揮した1962年の演奏を、数あるフォーレのレクイエムの録音の中でも最高峰と位置付けており、フォーレ作品集の発売に伴う選曲と録音選定へのこだわり窺えます。
また、器楽、室内楽の作曲家として有名なコンポーザー=ピアニスト、ダマーズが弾いた「夜想曲第6番」、グレットリSQの「弦楽四重奏曲」、そしてデュリュフレが参加している「ピエ・イエズ」を収録しており、カップリングの充実度もかなりの高さです。

Ars Musici
ARM-232324(1CD)
アヴェ・マリア
アントニオ・ツィアーニ(1653-1715):救い主のうるわしき母(ソプラノ、ヴァイオリンと通奏低音)Alma Redemptoris mater
ハイドン:ひとりの乙女、ひとりの召使(ソプラノ、弦楽、ホルンと通奏低音)Ein' Magd, ein' Dienerin
ドニゼッティ(1791-1848):アヴェ・マリア(ソプラノ、合唱と弦楽)Ave Maria
アンブロジウス・シュティールリン(1767-1806):めでたし、海の星(ソプラノ、弦楽と通奏低音)Ave maris stella
フリッツ・ノイマイヤー(1900-1983):3本のバラ(先唱者と合唱)Es bluh'n drei Rosen
マルティン・フォークト(1781-1854):救い主のうるわしき母(ソプラノ、合唱とオルガン)Alma Redemptoris mater
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):サルヴェ・レジーナ(合唱、弦楽、ホルンと通奏低音)Salve Regina
マックス・レーガー:マリアの子守歌、バラの茂みの中のマリア(ソプラノとピアノ)Maria Wiegenlied, Maria am Rosenstrauch
ゲオルク・ドンベルガー(1709-1768):めでたし、天の女王(ソプラノ、弦楽と通奏低音)Regina coeli
ルイジ・ゴルディジャーニ(1806-1860):おお、聖処女マリア(ソプラノとピアノ)O Santissima Vergine
永井主憲(1937-):サルヴェ・マートル、サルヴェ・レジーナ(ソプラノとオルガン)Salve Mater, Salve Regina
ユルゲン・エスル(1961-):マニフィカト(ソプラノと合唱)Magnificat
作曲者不詳(Sirenes Symphoniacae 1678より):スターバト・マーテル(混声合唱、ドイツ語)Stabat mater
シューベルト:アヴェ・マリア(ソプラノとピアノ)Ave Maria
トモコ・マリア・ニシオカ(S)、
ライムンド・フーグ(指、ハープシコード、オルガン、ピアノ)、
フライブルグ大聖堂少年cho、
インストゥルメンタル・アンサンブル

録音:2000年
広島出身のソプラノ歌手、トモコ・マリア・ニシオカが歌う古今東西の聖母マリアにまつわる作品集。バラエティ豊かな編成で、ほかではあまり聴くことのできない、かなり珍しい作品も含んでいます。ブックレットにはドイツ語歌詞とその英訳が掲載されています。(ラテン語歌詞は英訳無し
Ars Musici
ARM-232313(1CD)
シューマン:リーダークライス Op.24、12の歌 Op.35、
リュッケルト歌曲集(私の美しい星 Op.101-4/翼よ!翼よ! Op.37-8/献呈 Op.21-1)
トーマス・バウアー(Br)、
ウタ・ヒールシャー(P)

録音:1999年12月
ハンノ・ブラシュケとジークフリート・マウザー、ヘルムート・ドイチュらに学んだドイツのバリトン、トーマス・バウアーによるシューマン歌曲集。ウタ・ヒールシャーのピアノも含め、非常に美しい演奏です。ブックレットにはドイツ語の歌詞とその英訳が掲載されています。

Orchid Classics
ORC-100164(1CD)
NX-B03
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912): 歌曲集
『6つの悲しみの歌』 Op. 57
『南部の愛の歌』より Op. 12
 ミンギロ
 乙女よ、眠っているのなら
 涙
『アフリカのロマンス』 Op. 17
“Five Fairy Ballads” 『5つの妖精のバラード』〜ビッグ・レディ・ムーン
文芸図
from “Songs of Sun and Shade” 『太陽と陰の歌』より
 あなたはよみがえった、最愛の人
 あなたは太陽の光の下で静かに横たわる
 あなたは私を魅了した、最愛の人
王はトゥーレに住んでいた(ゲーテの『ファウスト』より)
悲歌
『6つの歌』より Op.37
エリザベス・ルウェリン(S)
サイモン・レッパー(P)

録音:2020年11月24-26日
2010年にイングリッシュ・ナショナル・オペラでデビュー、プッチーニの「ラ・ボエーム」のミミを当たり役とするソプラノ歌手エリザベス・ルウェリンのデビュー・ア ルバム。ここで彼女が選んだのは、ありきたりのアリア集ではなく、ロンドン生まれ、シエラレオネの血を引く作曲家サミュエル・コールリッジ=テイラーの歌 曲集でした。ほとんど演奏されることもなく眠っていたこれらの歌曲のなんと多彩なこと。アルバムは、クリスティーナ・ロセッティの詩による「6つの悲しみの 歌」にはじまり、ラテン音楽やフラメンコのスタイルを彷彿させる「南部の愛の歌」や、官能的な「太陽と陰の歌」、コールリッジ=テイラーに大きな影響を 与えたアメリカ人作家ポール・ローレンス・ダンバーの詩による「アフリカのロマンス」など様々なスタイルを持つ歌曲を並べ、最後は「生と死」で幕を閉じる という見事な構成を成しており、"黒い肌のマーラー"と呼ばれる優れた作曲家へのルウェリンの深い共感が感じられます。

Epitagraph
EPITA-019
(UHQCD)
限定発売
ブラームス:ドイツ・レクイエム ブルーノ・ワルター(指)VPO
イルムガルト・ゼーフリート(S)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、
エジンバラ音楽祭cho

録音:1953年9月8日エジンバラ音楽祭、アッシャーホール、エジンバラ(ライヴ)
Produced by Epitagraph
※日本語帯・解説付
ブルーノ・ワルターによるブラームス「ドイツ・レクイエム」は5種のライヴ((1)1950年ストックホルム、(2)52年カーネギーにおけるニューヨーク・フィル(NYP) 盤、(3)52年ローマ・イタリア放送響盤、(4)53年エジンバラにおけるウィーン・フィル盤、(5)54年カーネギーにおけるNYP盤)のほか、54年12月にNYPを指 揮してセッション録音(当時のコロンビア・レコード)をのこしていますが、ファンの間で「もっとも感動的で劇的、すごい演奏」と騒がれていた(4)が、ついに国 内盤CDで登場します。しかもUHQCDで!
聖書のドイツ語訳を歌詞に用いたことから、ブラームスの『マタイ』とも言われているこの名曲にワルターは愛着を示していました。1950/51年シーズンにブ ラームスの作品をNYPと録音する機会がありましたが、独唱者と合唱にかかるコストの問題で断念。52年のライヴ、前述の(2)では英語歌唱、(3)はイタリア語 歌唱で行われています。そして1953年9月にエジンバラ音楽祭で演奏された(4)。ワルターの深く、激しく、重々しい情念のもと、ウィーン・フィルは強靭かつし なやかに美音を響かせ、ゼーフリート、フィッシャー=ディースカウは感動的な歌声!ワルターとの共演は初めてとなったフィッシャー=ディースカウはこのとき 28歳。ワルター自身のピアノでリハーサル、指導を受けたときの思い出を『自伝』で語っています。音楽祭のため編成された合唱団はイギリスのコーラスの伝統 に裏打ちされた立派なもの。第2曲の葬送行進曲、第6曲の「怒りの日」ではオーケストラ、独唱、合唱が一体となった凄まじい迫力の盛り上げを見せ、これを 聞くとワルターが最後の年にNYPとセッション録音を残したものの、「ざらついた合唱と混濁したオーケストラの音」(『ブルーノ・ワルター〜音楽に楽園を見 た人〜』エリック・ライディング&レベッカ・ペチェフスキー共著、高橋宣也訳、音楽之友社刊2015年)への不満から、生前はレコード発売を許可せず、お蔵入 りにした理由もわかるというものです。
1953年9月8・10日、エジンバラ音楽祭でオール・ブラームスのプロ(ほかに「悲劇的序曲」「ハイドン変奏曲」)で行われた2日間の初日の録音。この音源 の発売は、これまで一般には入手しがたい米ワルター協会のLP、同系WINGレーベルのCD、アンドロメダのCDしかありませんでした。エピタグラフ・レーベ ルの発売はラジオ中継された放送原盤より復刻されたテープからのCD化で、一般市販での発売、国内盤初登場になります! 音質は復刻につきまとうノイズこそ少し残っているものの、高域の伸び、低域の重厚さ等、比較的良好で鮮明な音。しかも“高音質CDの決定版”である UHQCDで発売! (Ki)

LAWO Classics
LWC-1210(1CD)
画家の秘密
ヘンリエッテ・ボスマンス(1895−1952):画家の秘密
ルイーゼ・グレーガー(1862−1944):春が手招きする Op.19、荒れ野の上を、わたしの両目をふさいでくれ
リリ・ブーランジェ(1893−1918):4つの歌
レベッカ・クラーク(1886−1979):喜びという名の幼な子、六月のたそがれ、八時
セシル・シャミナード(1857−1944):来て, わたしの恋しいひと
アンナ・クラーマー(1873−1968):2つの夜想曲
ボルグヒル・ホルムセン(1865−1938):ふしぎな明るい夜に Op.14 no.1、悲しみがそこにある Op.14 no.3
アンナ・クラーマー(1873−1968):ライラック Op.2 no.2、覚えているか? Op.2 no.5、狩の角笛の響き Op.4 no.6
マルグリート・カナル(1890−1978):ここではリラがみな萎れ
ポルドフスキ(レジヌ・ヴィエニアフスキ)(1879−1932):憂愁、セレナード、ひそやかに、草の上で
ヘンリエッテ・ボスマンス(1895−1952):くず屋の歌
ベッティーナ・スミス(Ms)、
ヤン・ヴィレム・ネレケ(P)

録音:2019年11月19日−21日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
ガブリエル・フォーレの歌曲を特集した『まぼろし(Mirages)』(LWC-1146)をリリースしたノルウェーのメゾソプラノ、ベッティーナ・スミス Bettina Smith とオランダのピアニスト、ヤン・ヴィレム・ネレケ Jan Willem Nelleke のデュオの第2作。女性作曲家たちの書いた、どちらかというと忘れられたか、めったに演奏されない歌曲が歌われます。
アルバム・タイトルにとられた「画家の秘密(The Artists’s Secret)」は、オランダの作曲家ヘンリエッテ・ボスマンス Henriette Bosmans(1895−1952)が、自分の血で絵を描くという秘密をもっていた画家を詠んだオリーヴ・シュライナーの詩に作曲した作品です。「…彼は埋葬された…そして、何があったか。しばらくすると画家は忘れられ、作品は生きながらえた」。ボスマンスの曲は、もう1曲、ジュール・ジュイの詩をテクストにした「くず屋の歌」がアルバムの最後に歌われます。そのほかの作曲家は、ドイツのルイーゼ・グレーガー Luise Greger(1862−1944)、フランスのリリ・ブーランジェ Lili Boulanger(1893−1918)、セシル・シャミナード Cecile Chaminade(1857−1944)とマルグリート・カナル Marguerite Canal(1890−1978)、イギリスのレベッカ・クラーク Rebecca Clarke(1886−1979)とポルドフスキ Poldowski(レジヌ・ヴィエニアフスキ Regine Wieniawski)(1879−1932)、オランダのアンナ・クラーマー Anna Cramer(1873−1968)、ノルウェーのボルグヒル・ホルムセン Borghild Holmsen(1865−1938)。彼女たちが、どういった「秘密」をもって芸術家曲というジャンルに挑んだかが探られていきます。

Ars Musici
ARM-232364(1CD)
マーラー:歌曲集
最後の7つの歌、
子供の魔法の角笛
トーマス・E・バウアー(Br)、
ウタ・ヒールシャー(P)

録音:2002年10月(フライブルク、ドイツ)
ドイツ人歌手のトーマス・E・バウアーの活躍は目覚ましく、これまでにアーノンクールやメータ、ブロムシュテットなどと共演し、ベルリン・フィルやウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管などの主要なオーケストラのコンサートにも出演しています。また、ペンデレツキやノーノ、リームといった現代作曲家の作品に多数出演しており、その歌唱力は高く評価されています。今回のマーラーでもその実力をいかんなく発揮し、堂々たる演奏を聞かせてくれています。
Ars Musici
ARS-232119(1CD)
ヴォルフガング・リーム(1952):Umsungen
ペーター・ルジツカ(1948):"...Der Die Gesange Zerschlug"
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、
エルネスト・ブール(指)、
アンサンブル・モデルン

録音:不明
ドイツを代表する現代作曲家ヴォルフガング・リームとペーター・ルジツカの声楽曲を収録。リームはニーチェの文献をもとにし、ルジツカはパウル・ツェランの詩をもとにして作曲しています。どちらの曲でも、フィッシャー=ディースカウが持ち前の完璧な歌唱で雄弁に語ります。
Ars Musici
ARM-232213(1CD)
シューマン:詩人の恋 Op.48、
リーダークライス Op.39
クリスティアン・エルスナー(T)、
イウゲン・ワングラー(P)

録音:1995年5月10日(ジーゲン、ドイツ)
ドイツ人テノール歌手のクリスティアン・エルスナーによるシューマン。フィッシャー=ディースカウなどに師事し、ベルリン・フィルやスカラ座など世界の第一線で活躍しているエルスナーが、独特な柔らかさと温かみのある声で歌い上げます。
Ars Musici
ARM-232130(1CD)
カール・ケンプター:田園ミサ曲ト長調 Op.24
アントン・ディアベッリ:田園ミサ曲ヘ長調 Op.147
アウクスブルク大聖堂少年聖歌隊、ミュンヘン・レジデンツ室内O、
ラインハルト・カムラー(指)

録音:1984年6月1−2日、ヘラクレス・ザール(ミュンヘン)
2人の作曲家の「田園ミサ曲」を聴き比べるアルバム。カール・ケンプター(1819-1871)はアウクスブルクで教会の楽長なども務めた人物で、今でもクリスマスの時期にはアウクスブルクのあちこちでこの「田園ミサ曲」が演奏されるという、現地ではとても馴染みの深い曲です。一方のアントン・ディアベッリ(1781-1858)は楽譜の出版業者として、あるいはベートーヴェンの“ディアベッリ変奏曲”でその名を知られていますが、ハイドン兄弟等に師事し多くの作品を残しています。
Ars Musici
ARM-232308(1CD)
ヨハン・ゴットリープ・ナウマン(1741-1801):歌劇「グスタフ・ヴァーサ」より序曲、
詩篇96篇、カンタータ「Kommt herzu」、詩篇103篇
ベッティーナ・アイスマン(S)、
エリーザベト・ヴィルケ(A)、
ヴェルナー・ギューラ(T)、
エグベルト・ユングハンス(Bs)、
ペーター・コップ(指)、
ケルネルシャー・ジングフェライン・ドレスデン、
ドレスデン・インストゥルメンタル・コンサート

録音:1998年1月19-22日(シュトゥットガルト、ドイツ)
バッハの孫弟子にあたるドイツ人作曲家ナウマン。その作品は、神への敬虔の念を表すような、神秘的でとても美しいものです。彼が生み出した「ドレスデン・アーメン」といわれる音型は、メンデルスゾーンやワーグナーにも影響を与えています。

Etcetra
KTC-1705(1CD)
シューベルト:白鳥の歌 ヤスパー・シュヴェッペ(Br)、
福田理子(フォルテピアノ)
オランダの主要な合唱団のメンバーとして活躍し、オランダ室内合唱団の芸術コーディネーターも務めるバリトン歌手、ヤスパー・シュヴェッペ。オーボエ奏者からフォルテピアノ奏者へと転向した日本人ピアニスト、福田理子のフォルテピアノ伴奏で歌うシューベルトは、『冬の旅』(KTC-1534)、『美しき水車小屋の娘』(KTC-1653)の録音に続き『白鳥の歌』もリリースされ、シューベルトの「三大歌曲集」が完成。
更に、「3大歌曲」に留まらず、将来的には歌曲王シューベルトが書いた600程のリートすべてを録音するという偉大な目標も設定しているとのことです。

Signum Classics
SIGCD-667(1CD)
マニフィカト2
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ジャイルズ・スウェイン(1946-):マニフィカト I
シドニー・ワトソン(1903-1991):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
レノックス・バークリー:(1903-1989):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ハーバート・サムション(1899-1995):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
フランシス・ジャクソン(1917-):マニフィカト 、ヌンク・ディミティス
アルヴォ・ペルト(1935-):マニフィカト
ジュリアン・アンダーソン(1967-):マニフィカト、ヌンク・ディミティス
アンドルー・ネスシンガ(指)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho

録音:2019年1月&7月、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(イギリス、ケンブリッジ)
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど、好評を博した『マニフィカト』シリーズの第2弾は、1932年から1952年の間に作曲された著名なオルガニスト・コンポーザーによる作品と、1974年から1989年の間に作曲された教会以外の音楽家による作品を収録しています。第1巻(SIGCD588)と第2巻は互いに補完し合うようにプログラミングされており、例えば第1巻にはティペットとレイトンの有名な作品が収録されていましたが、それらはちょうど第2巻で取り上げられている2つの主要な時代の間にあたります。またそれぞれのアルバムに、1年違いで書かれたハウエルズの象徴的な作品が収録されているのもポイント。これらのアルバムを聴くと、各時代の作曲家たちが作曲上のパラメーターに異なる優先順位をつけて創作を行っていたことがわかります。
ジュリアン・アンダーソンによるマニフィカトとヌンク・ディミティス(セント・ジョンズ・サーヴィス)は、同カレッジ合唱団による委嘱作。

Skani
SKANI-083(1CD)
ばらの花環
R・シュトラウス:万霊節 Op.10 no.8、あすの朝 Op.27 no.4、あなたの黒髪を私の頭の上に広げてください Op.19 no.2、献呈 Op.10 no.1、憩え, わが心 Op.27 no.1、ばらの花環 Op.36 no.1、夜 Op.10 no.3、ひそかな誘い Op.27 no.3、ツェツィーリエ Op.27 no.2
ヤーニス・メディンシュ(1890−1966):少しの間でいいから、誘い、新たな恋、愛撫、夜想曲
アルフレーズ・カルニンシュ(1879−1951):蔦(つた)、海のうめき声、睡蓮、ミニョンの歌「君よ知るや南の国」、丘を越え, 林の彼方に
インガ・カルナ(S)、
ディアナ・ケトレル(P)

録音:2020年7月12日−15日、Great Amber Concert Hall(リエパーヤ、ラトビア)
ラトビアのソプラノ歌手インガ・カルナ(b.1972)とピアニストのディアナ・ケトレル(b.1971)は、ラトビア音楽アカデミーで学んでいた時、クラスメートでした。卒業後、カルナはロンドンの王立音楽アカデミーに留学。プロの歌手としてオペラ、オラトリオ、歌曲の分野で活躍を初め、ミンコフスキ、ルネ・ヤーコプス、コリン・デイヴィスをはじめとする指揮者の下で歌いました。ケトレルは、ザルツブルクのモーツァルテウムとロンドンの王立音楽アカデミーに進み、ソリストと室内楽のピアニストとして活動しながら母校の王立音楽アカデミーで教授として教えています。
『ばらの花環』は、2016年の「秋の室内楽フェスティヴァル」でラトビア音楽大賞の室内音楽部門の最優秀演奏に選ばれたコンサートのプログラムを再現したアルバムです。R・シュトラウス、ラトビアのヤーニス・メディンシュとアルフレーズ・カルニンシュ の作曲した「芸術歌曲」でたどるアール・ヌヴォーの美学。色彩のパレットの統一を図りながら三人の作曲家の曲を織り交ぜた構成のプログラムです。
Skani
SKANI-089(1CD)
永遠〜合唱作品集
エーリクス・エシェンヴァルズ(b.1977):露
イリーナ・ミハイロフスカ:火の儀式
ヴァルツ・ピューチェ(b.1962):歌唱祭で
アンドリス・ジェニーティス(b.1978):空から
ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):われらの山々
リハルズ・ザリュペ(b.1983):風に呼ぶ声
ウルディス・マルヒレーヴィチス(b.1957):わたしたちは
ヴィルニス・スミドベルグス(b.1944):落ちゆく葉
マイヤ・エインフェルデ(b.1939):色彩
アンドリス・コンタウツ(b.1974):海の母よ, しもべたちを抑えてくれ
アンナ・チルセ(b.1988):濃い霧が大地をおおい
ヤーニス・アイシュプルス(b.1980):祈り
アンシス・サウカ(b.1963):星の静かな光とともに
ユリス・クラコフス(b.1958):森で夜
ティグルス・ライモンズ(b.1972):ウズラクイナの歌
イェーカブス・ヤンチェフスキス(b.1992):永遠
ラトビア国立cho、
マーリス・シルマイス(指)

録音:2020年、聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)
ラトビア国立合唱団は、創設から75年以上が経ちました。1997年からラトビアのマーリス・シルマイスが芸術監督と首席指揮者を務め、アカペラ作品のコンサートのほか、国際的に有名なオーケストラの大規模な作品の演奏に参加。ラトビア放送合唱団とともにヨーロッパの著名な合唱団に名を連ねています。ラトビア国立合唱団とシルマイスは、ラトビア共和国が独立100年を迎える2018年、プロフェッショナルもアマチュアも歌える新しい「ラトビアの歌」を求めるプロジェクトを企画しました。もっとも新しい世代の人たちを含む多彩なジャンルとスタイルの音楽家77人に作品を委嘱。「火、水、地、空、愛」のどれかをテーマに作曲された作品が、国立図書館のホールで3年かけて行われた、5回のコンサートで歌われました。このアルバムでは、その中から選んだ16曲が歌われています。
Skani
SKANI-093(1CD)
僕が戦争へ行くと…
グンデガ・シュミテ(b.1977):フォークソング・チェンバー・ミステリー『僕が戦争へ行くと…』
導入「どこへ行くのだ, 愛しい月よ」シジュウカラが呼ぶ
間奏曲第1番
花冠よ咲いてくれ
二羽の鳩が流れの水を飲んでいた
間奏曲第2番
川が曲がりくねって流れている
いななけ, 灰色の馬/間奏曲第3番
兵士の花嫁/戦いで死ぬほうが
間奏曲第4番/兄弟の馬が戻ってきた
後奏「どこへ行くのだ, 鍛冶屋の妻よ」
アンサンブル・アルカンデラ〔アイガ・ボカノヴァ(歌)、カールリス・サルジャンツ(歌)、リハルズ・プレシャノフス(P)、リエネ・ブレンツェ(Vn)、オスカルス・ボカノフス(Cb)、マーリス・ローゼンフェルズ(アコーディオン)、グンデガ・シュミテ(エレクトロニクス)〕
フォークソング・チェンバー・ミステリー『僕が戦争へ行くと…』は、召集され戦地に向かう兵士の勇気と、先のことのわからないところへ彼を送り出す女の強さを語る、心の葛藤の物語による「オーディオ・ヴィジュアル」作品です。映像作家で監督のアレクサンドラ・オコノヴァの作った映像と組み合わせる音楽を作曲家のグンデガ・シュミテが担当。ラトビア民謡から採った歌詞に書いたモダニズム色の濃い音楽を作曲しました。兵士のたどる道を語る「導入」と「後奏」を含む10の部分は、フォーク、ジャズ、クラシカルの音楽を融合させた「アンサンブル・アルカンデラ」のスタイルを反映。橋渡しの役割を担う4つの「間奏曲」は、エレクトロニクスの音楽として書かれています。

Cameo Classics
CC-9128(1CDR)
飼い猫〜イギリス人作曲家による歌曲集
ホルスト:小さな音楽(1929)
グーセンス:ファン・ソング(1936)
ブリス:2つの童謡(1920)
ラッブラ:イン・ダーク・ウェザー(1932)
ディーリアス:お前が去る前に(1932)
ブリッジ:子守歌(1901)
クック:3つの無邪気な歌(1957)
ホルブルック:飼い猫(1923)
ブリテン:波立たない湖の魚(1937)
ブッシュ:「女の人生」よりウィービング・ソング(1977)
ジェイコブ:3つの歌(1931)
マコンキー:Take, oh take those lips away(1965)
ハウエルズ:洪水(1933)
マッケイブ:3つのフォーク・ソング(1963)
シルヴィア・イーヴス(S)、
コートニー・ケニー(P)、
シア・キング(Cl)

録音:1982年6月25-26日(マンチェスター、イギリス)
20世紀前半の作品を中心に集めたイギリス人作曲家による歌曲集。戦中を含む激動の時代にこのような充実した作品が生み出されていました。一部の曲では、イギリス室内Oで首席奏者として活躍したシア・キングが参加し、素晴らしい演奏でイーヴスの歌唱をサポートしています。

fra bernardo
FB-2107424(1CD)
オー・ソレ・ミオ〜歌と愛の芸術への旅
デ・ローレ:別れの時は
カッチーニ:あなたの美しい手で
ファルコニエーリ:カーラとバラ
カッチーニ:アモールよ、どうしたいの?
フォーレ:夢のあとに Op.7-1
アルベルト・バルベリス:ムナステリオと聖キアラ
フォーレ:愛の歌 Op.27-1
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
モンテヴェルディ:苦しみはかくも甘美 SV 332
ロドルフォ・ファルヴォ:あなたの友に伝えておくれ
アルフィオ・アンティーコ:昨夜ノルマンと共にあることを夢見て
アンティーコ:小さなスズメを見ていた
ロベルト・ムローロ:カーラ・ルチア
パーセル:束の間の音楽
ナポリ民謡:ロ・グァッラチーノ*
アッコルドーネ〔マルコ・ビーズリー(ヴォイス)、グイド・モリーニ(P、ハープシコード、オルガン)〕、アルフィオ・アンティーコ(ヴォイス、パーカッション)、ロルフ・リスレヴァンド(テオルボ)、エドゥアルド・エグエス(テオルボ)、パオロ・フレス(Tp)、ステーファノ・ロッコ(バロック・ギター)*

録音(ライヴ):2000年3月、2001年1月、2001年9月/1998年*
歌の都ナポリの至宝、当代随一のハイテナー、マルコ・ビーズリー。ビーズリーが、グイド・モリーニ、ステーファノ・ロッコと共に1984年に結成した古楽アンサンブル、アッコルドーネのライヴ録音集。チプリアーノ・デ・ローレ、カッチーニ、モンテヴェルディ、ファルコニエーリなどの作品からナポリ民謡(カンツォーネ)の代表的ソング「オー・ソレ・ミオ(私の太陽)」やガブリエル・フォーレの麗しい歌曲、アルフィオ・アンティーコの作品まで、数世紀にわたる、クラシック音楽、トラディショナル音楽、歌謡曲の境界を超えたプログラム。

Hortus
HORTUS-161(1CD)
ファビアン・トゥシャール:声楽作品集
(1)「この世界の美しさ」
(2)「時計と深淵」
(3)「沈黙は果実のように私の上に降り注ぐ」
(4)練習曲第1番
(5)練習曲第4番
(6)3つの物事
(1)マリー=ロール・ガルニエ(S)、アンサンブル・レ・イリュミナシオン、レオ・マルゲ(指)
(2)マリー=ロール・ガルニエ(S)、アンナ・ベッソン(Fl)、アグスティン・ゴリッセ(Ob)、ギョーム・シギエ(P)
(3)フィオーナ・マッゴーワン(Ms)、ミューティル・ヘッツェル(Vc)、マリー・オリヴォン(P)
(4)フローレ・マーリン(P)
(5)フィリップ・アタ(P)
(6)アナイス・ベルトラン(Ms)、ファビアン・トゥシャール(P)

録音:2018年/フランス
パリ国立高等音楽院で学び、ソルボンヌ大学(パリ第4大学)で作曲、即興演奏など9つの賞している注目の作曲ファビアン・トゥシャールの声楽作品集。トゥ シャールの作品はこれまでフランス、ドイツ、カナダ、オランダ、日本などで演奏されています。多彩な色合いが特徴のトゥシャール。ここに聴く声楽作品もその美し さが光ります。

Goodies
78CDR-3830(1CDR)
シューベルト:子守歌  作品98の2, D.498

(1)エミー・デスティン(S)

(2)三浦 環(S)

(3)宮川美子(S) 

(4)関屋敏子(S)

(5)ロッテ・レーマン(S)

(6)エリーザベト・シューマン(S)
(1)ワルター・B・ロジャース(指) O (3:00)
Emmy Destinn(soprano) Walter B. Rodgers conducting orchestra
VICTOR 87214(U.S.)25cm片面盤 
1915年1月13日録音(機械式録音) ドイツ語歌唱

(2)アルド・フランケッティ(P) (3:10)
Tamaki Miura(soprano) Aldo Franchetti(piano)
NIPPONOPHONE 5154(JP)(25cm盤)
1922年録音(機械式録音) (内藤 濯訳 日本語歌唱)

(3) 日本コロムビアSO (3:04)
Yoshiko Miyagawa(soprano) Nippon Columbia Symphony Orchestra
COLUMBIA 35216(JP)(25cm 両面盤)
1931年録音(電気録音) (内藤 濯訳 日本語歌唱)

(4)ナサニエル・シルクレット(指)ヴィクター・サロン・オーケストラ (3:34)
Toshiko Sekiya(soprano)
Nathaniel Silkret conducting The Victor Salon Orchestra
VICTOR 13233(JP)(25cm 両面盤)

(5) エルネ・バロー(P) (3:34)
Lotte Lehmann(soprano) Erno Balogh(piano)
VICTOR 1856(U.S.) 1937年3月13日録音(電気録音)(ドイツ語歌唱)

(6) ジェラルド・ムーア(P)(2:41)
Elisabeth Schumann(soprano) Gerald Moore(piano)
VICTOR 15168(U.S.)same as HMV DB3426(U.K.)
1937年11月29日録音(電気録音)(ドイツ語歌唱)
シューベルトは「子守歌」を四曲書いています。1815年に作曲した「子守歌」 Wiegenlied D.304(T.ケルナー詞)、1816年作曲の「子守歌」Wiegenlied 作品98の2,D.498の2(M.クラウディウス詞)、1817年作曲の「子守歌」 Schlaflied 作品24の2,D.527( マイルホーファー詞)、1826年?作曲の「子守歌」 Wiegenlied 作品105の2,D.867(J.G.ザイトル詞)です。今回取り上げるのは 二番目の作品98の2。なおこの曲の作詞者はM.クラウディウスとなっていたが、 最近の研究で作者不明とされた。また日本語歌詞「ねむれねむれ、母の胸に」 で始まる内藤濯訳がよく知られています。
(1)エミー・デスティン(1878-1930)はプラハ生まれ。1898年20歳の時、ベルリン国立歌劇場でデビューし大成功を収めた。その後ロンドンのコヴェント・ガーデン、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のスーパー・スターになった。オーケストラを指揮するワルター・B・ロジャース(1865-1939)は軍楽隊のコルネット奏者出身。1904年にヴィクター・トーキング・マシン会社に入り、指揮者、編曲者、作曲者として活躍した。
(2)三浦 環(1884-1946)は日本人演奏家と初めて国際的名声をつかんだオペラ歌手。東京音楽学校(現東京芸術大学音楽学部)出身。1912年の初レコード録音は日本での本格的なクラシック音楽の最初のレコードとされています。1914年医師の夫と共にドイツ留学。第一次世界大戦(1914-1918)の勃発でイギリスに移動。翌1915年イギリス・デビュー。同年渡米し各地で公演。1920年にヨーロッパのオペラ劇場に客演。1922年に帰国した。1925年から再び海外で活動し1936年に帰国して日本国内で活躍した。
(3)宮川美子(1911-1995)はアメリカのサクラメント生まれ。1929年フランスに留学、1931年パリのオペラ・コミック座でデビューし、宮川美子の「マダム・バタフライ」が高く評価された。その年の8月に初めて日本を訪問し、全国で演奏会を開いた。この録音は大中寅二編曲のオーケストラ伴奏でレコード会社も力を入れた一枚だった。宮川は戦後の1946年に兄弟のいるアメリカに戻り、声楽の指導者として活躍した。その後時々来日していたが、1995年アメリカのフロリダで死去した。
(4)関屋敏子(1904-1941)は大正・昭和時代前期に活躍したソプラノ歌手、作曲家。8歳から三浦 環に師事。1937年イタリアに留学、スカラ座のオーディションに受かり各地をまわる。帰国後オペラ、歌曲などの作曲・公演を行った。1941年11月23日睡眠薬自殺を図った。伴奏指揮者のナサニル・シルクレット(1889-1982)は作曲家、指揮者、ピアニスト、クラリネット奏者。1926年VICTOR社の軽音楽部門の責任者となり多くの録音を残した。
(5)ロッテ・レーマン(1888-1976)はドイツのソプラノ。ベルリンで勉強した後、1910年にハンブルク歌劇場、1914年にウィーン宮廷歌劇場にデビューした。1935年にナチス・ドイツの迫害を逃れアメリカに移住した。この録音はアメリカ時代のもの。ピアノのエルネ・バロー(1897-1989)はハンガリー生まれのアメリカのピアニスト、作曲家、教師。
(6エリーザベト・シューマン(1888-1952)はドイツ生まれの名ソプラノ。1909年にハンブルク歌劇場でデビュー。1938年にアメリカに移住し1944年に市民権を得た。彼女はオペラ、オペレッタ、宗教曲、リートと幅広いレパートリーを誇った。(Goodies)

Hanssler
HC-19025 (1CD)
シューベルト:歌曲集『冬の旅』 ベンヤミン・ブルンス(T)、
カローラ・タイル(P)

録音:2020年/ドイツ
2016年にバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)と『マタイ受難曲』で初共演、また2019年にBCJの『マタイ受難曲』の新録音(KKC-6163 / BIS SA-2500)でもエヴァンゲリスト役を務め話題を集めている名唱ベンヤミン・ブルンス。ヘンスラー・レーベルからリリースした『詩人の恋』(HC-18025)でも聴き 手の心をとらえる素晴らしい歌唱を披露してくれました。期待の高まる当アルバムではブルンスが得意とするシューベルトの最高傑作『冬の旅』です。
故郷のハノーファーの少年合唱団のアルトのソリストとしてキャリアを開始したブルンスはハンブルク音楽演劇大学にてレナーテ・ベーレに師事。在学中にブレー メン歌劇場の所属歌手となり注目を集め、その後ケルン歌劇場とも同様の契約をしております。バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、メンデルスゾーン、シュー ベルトを得意とし、ソリストとして幅広い演奏活動を展開しています。
共演のカローラ・タイルはソプラノのシルヴィア・ヴァイス、テノールのスコット・ウィアーなどと録音もしているピアニストでリートの伴奏に定評があります。ブ ルンスとは『詩人の恋』でも共演しており、絶大なる信頼を寄せております。この二人が思いを込めて録音した『冬の旅』、大注目です! (Ki)

Alba
ABCD-457(1SACD)
アンティ・アウヴィネン、サンポ・ハーパマキの合唱作品
サンポ・ハーパマキ(1979-):Maailmamaa(ワールドランド)(2010)(16人の独唱者とサウンドファイルのための)
アンティ・アウヴィネン(1974-):Obviously Foreign Infantry(見るからに外国の歩兵隊)(2017)(16人の独唱者のための)
On, -ne, -ni(2010)(8人の歌手のための)
ヘルシンキ室内cho
ニルス・シュヴェケンディーク(指)

録音:2017年6月8日-9日(Maailmamaa)、10月20日(Obviously)、2018年6月10日(ON)
ヘルシンキ室内合唱団は、2007年にニルス・シュヴェケンディークが芸術監督に就任して以来、以前にも増して意欲的な活動をつづけてきました。コンサート とともに録音活動も積極的に行い、タピオ・トゥオメラの作品集『呪文』(Alba ABCD300)、『エーリク・ベリマン 合唱作品集 1936年−2000年』(BIS-2252)、フィンランド大公国時代の合唱曲集『春がやってくる』(BIS-2442)、ペルットゥ・ハーパネンの作品集『報告』(BIS-2452)といった幅広い時代の レパートリーを歌ったアルバムは、フィンランド国内と海外で高い評価を獲得しました。新しいアルバムでは、1970年代生まれの世代をリードするフィンランド「モ ダニスト」作曲家ふたりの合唱作品を歌っています。
サンポ・ハーパマキ(1979-)は、「微分音とスペクトル音楽」の作曲家と呼ばれ、管弦楽や器楽のための作品を主に手がけてきました。「ワールドランド」は、 ヘルシンキ室内合唱団から委嘱され、彼が初めて「声の音楽」に挑んだ作品です。「民族主義者と世界主義者、保護貿易論者と国際主義者という、世界の見方の間 に生じる緊張」の探求を背景に「16人の独唱者とサウンドファイルのため」に作曲。自身の書いた「超現実主義」詩『Aistit(感覚)』をテクストに使い、パーシウ スの「フィンランド国歌」、キルピネンの「国旗の歌」、クレスの「ポリ連隊行進曲」、シベリウスの「フィンランディア賛歌」、そしてカール・オルフの「カルミナ・ブ ラーナ」の〈おお運命の女神よ〉を断片的に引用。歌い手たちによるさまざまな言語も飛び交う、7楽章、約40分の音楽に作り上げました。
マルチメディアによる音楽創造に関心を寄せるアンティ・アウヴィネン(1974-)は、「騒々しい」要素を作品に欠かせない音楽言語として使い、「楽音と騒音の 境界」の探求に挑むことで知られます。「声楽外」の仕掛けの加えられた「On, -ne, -ni」は、彼のスタイルが明確に示された曲のひとつです。「幸福」「幸運」を 意味するフィンランド語「onneni」による言葉遊びがタイトル。実験性と遊び心のある言葉使いで知られるヘンリーカ・タヴィ(1978-)の詩と、フィンランド語 文学の生みの親と言われるアレクシス・キヴィ (1834-1872)の詩の断片によるテクストが、8人の歌手のアンサンブルで歌われます。「見るからに外国の歩兵 隊」は、2017年、第一世界大戦記念の委嘱作として作曲されました。兵員募集ポスターや『ダダ宣言』などから採った多種雑多な言葉をテクストに使った約12 分の作品。このアルバムでは、「混声合唱版」ではなく「16人の独唱者のための版」が歌われます。 (Ki)
Alba
ABCD-500(1CD)
われわれの過失〜ユージン・バーマンの声楽作品
ユージン・バーマン(1987-):Lamentations(嘆き)(2012-16)(室内合唱団のための)
Nostra Culpa(われわれの過失)(2013)(ドラマティックな声と弦楽オーケストラのための)
State of the Union(結びつきのようす)(2015-16)(室内合唱団のための)
ヘルシンキ室内cho
ニルス・シュヴェケンディーク(指)

イリス・オヤ(声)
コンテンポアートアンサンブル
ヘルシンキのフェスティヴァル「ムジカ・ノーヴァ」と関連してリリースされるアルバム。アメリカの作曲家ユージン・バーマンの作品が3曲、ニルス・シュヴェケ ンディーク指揮のヘルシンキ室内合唱団とイタリアの弦楽アンサンブル「コンテンポアートアンサンブル」の演奏で収録されています。
ユージン・バーマン(1987-)は、ラトビア生まれ。コロンビア大学で経済学学士号、ジュリアード音楽院で作曲修士号、オックスフォード大学クライスト・チャー チで作曲博士号を取得。オックスフォード大学で教え、現在、香港浸会大学音楽学部のアシスタント・プロフェッサーを務めています。オーケストラ、アンサンブルと 器楽奏者、合唱団からの委嘱を受けて幅広く作曲、「『見せ場』と『激情』の作曲家」(BBC)「独創的、催眠術的、勇ましく、美しいと、すぐにわかる」(Festival Internazionale A.F. Lavagnino)といった評を得てきました。
エーリク・エーリクソン室内合唱団とヘルシンキ室内合唱団のために書かれた「Lamentations(嘆き)」。「エストニア音楽の日々」フェスティヴァルが、エスト ニアのメゾソプラノ歌手、イリス・オヤ Iris Oja とタリン室内Oのために委嘱した「Nostra Culpa(われわれの過失)」。「State of the Union(結び つきのようす)」は、アメリカのスコット・ディール Scott Diel がテクストを執筆、環境の持続可能性、経済的不平等、社会の一般的無知に関するメッセージをこ めた、ある種の「世界のすべての不正義についてのオペラ」として作られた作品です。アメリカ、ミシガン州の NPO「ラビット・アイランド・ファウンデーション)」 がヘルシンキ室内合唱団のために委嘱。演奏時間約37分の作品です。 (Ki)

Alba
ABACD-23(1CD)
カウスティネン
「伝承曲:あいさつ(Tervehdys)」
 Ylitalon Jussin marssi − Paaskysvalssi(ツバメのワルツ)− Luomalan masurkka(ルオマラのマズルカ)− Vanha jenkka
(古いショッティーシュ) − Tiltan polkka(橋のポルッカ)
ヴィリヤミ・ニーティユコスキ(1895-1985)
 Luonnon aania(自然の音) Hamartaissa(たそがれに) Iloa ja surua(喜びと悲しみ)
 Kaustislainen marssi(カウスティネン・マーチ)
「伝承曲:歌(Lauluja)」
 Merimiehen hauta(船乗りの墓) Suruni suuri(わたしをひどく悲しませるもの)
 Miettiva sydan(考える心) − Ihanalla kedolla(すばらしい野原で)
「家伝曲(Suvun omia)」
ヨーナス・ヴァパーヴオリ
 Mikonkankhan marssi
アーロ・ケンタラ(1920-1991)
 Mosalan myllylla(モサラの水車小屋で)
クレータ=マリア・ケンタラ
 Mosalan Olokan flikuleeri
ミンナ・ヤルヴェラ
 Tiskivals(机のワルツ)
ヨルマ・ヤルヴェラ
 Bergbackan jenkka(ベリバッカのショッティーシュ)
マリア・プラッカ
 Pulakan polokka(プラカのポルスカ)
「パープルミュージック(Purppurimusiikkia)」
 D-duurialotus − Hoppatahti − Silia valssi (Teksan Maijan roskapuuvalssi) (シリア・ワルツ(テキサス・マイヤのゴミ・ワ
ルツ))− A-molliflikuleeri(イ短調のフリック)− Hyppytahti − Villen marssi(荒くれ者のマーチ)
「タンゴ(Tangoja)」
アンヘル・ビロルド(1861-1919)
 Tulisuudelma(炎のくちづけ)
ヴァルト・テュンニラ(1904-1940)
 Pieni sydan(小さな心)
コンスタ・ユルハ(1910-1984)
 Kruunu-Marjaanan polska(クルーヌ=マリヤーナのポルスカ) − Metsamarssi(森のマーチ)− Tahtisilma(星の瞳)
「ポルカ(Polkkia):Kaki-Jaakko Tuikkasi Pokkaria Nilikhan」
伝承曲 Kaki-Jaakkon polkka(カキ=ヤーコのポルカ) Tuikkauspolkka(きらめくポルカ)
アッカペリマンニット
クレータ=マリア・ケンタラ(Vn、ヴォーカル)
カイヤ・サーリケットゥ(Vn、ヴォーカル)
マリア・プラッカ(Vn、ヴォーカル)
ミンナ・ヤルヴェラ(Vn、ヴォーカル)
レーナカイサ・サンドベリ(Vn、ヴォーカル)
メイヤ・ヴィルッカラ(ハルモニウム、ヴォーカル)
カーリナ・ニソネン(ハルモニウム)
ヤーナ・ヴィルッケラ(ベース)

録音:2019年11月23日-24日
カウスティネンは、フィンランド民俗音楽のふるさと、中央オストロボスニア地方にあり、毎年7月に開催されるスカンディナヴィア最大のフォークミュージック・ フェスティヴァルで国際的に知られています。人口約4,300のこの自治体では、いくつもの家が「家伝」の音楽を何世代にも渡って守り、さらに、新しい音楽も 生み出してきました。「アッカペリマンニット(Akkapelimannit)」(女性民俗音楽家)は、女性のカンテレ・アンサンブルがいくつもあり、女性プレーヤーがバン ドに参加していたにもかかわらず、「カウスティネンの旗を振れるのは男性」という空気が依然として支配的だった1980年代初期、女性プレーヤーたちが「もう 嫌」と立ち上がり、結成したグループです。『フォーク・シーズンズ』(ABCD402)を録音した「バロッコ・ボレアーレ」のリーダー、クレータ=マリア・ケンタラ Kreeta-Maria Kentala の呼びかけに応じた友人たちが結集。当初、「あんたたちの演奏は、男よりも男らしいな!」というコメントも寄せられ、「女らしい演奏っ てどんなものなの?」と自問しながら活動を続けるうちに多くの人たちから支持されるようになったといいます。「これが私たちの音楽」とアッカペリマンニットが 自信をもって作ったアルバム『カウスティネン』。伝承の曲、新しい曲、彼女たちのオリジナル曲によるプログラムを演奏しています。

BIS
BISSA-2521
(1SACD)
シュニトケ:無伴奏合唱のためのコンチェルト(1984-85)
 3つの聖歌(1984)
ペルト:7つのマニフィカト・アンティフォナ(1988/1991)
エストニア・フィルハーモニック室内cho、
カスパルス・プトニンシュ(指)

録音:2020年1月27-31日/聖ニコラス教会(タリン、エストニア)
プトニンシュ率いるエストニア・フィルハーモニック室内合唱団によるシュニトケ&ペルトの合唱作品集第2弾の登場!BISレーベルからリ リースされている「シュニトケ:悔悛の詩編、ペルト:マニフィカト&主よ、今こそあなたは」(BIS SA-2292)は2018年英国グラモフォン賞の声楽部門を受賞 しており、当アルバムも非常に期待が高まります。
シュニトケの「無伴奏合唱のためのコンチェルト」は10〜11世紀に活躍したアルメニアの詩人グレゴールのテクストを用いた4部の作品。一方、「3つの聖歌」 は1984年に当時国立シンフォニー・カペレ合唱団の指揮者だったヴァレリー・ポリャンスキーの依頼で作曲したものでやはりテクストはグレゴールの詩を用いて います。ソ連時代ながらロシア聖歌の様式にのっとっているのが非常に斬新です。
ペルトがRIAS室内合唱団設立40周年を記念して作曲した「7つのマニフィカト・アンティフォナ」。当時の西ベルリンで初演され、その後1991年に改訂版を 発表。当録音ではその改訂版で演奏しております。テクストは、クリスマス・イヴまでの12月17日から23日のローマ・カトリック教会の「夕べの祈り」の典礼に 基づき、ペルト独自の崇高な世界が広がります。エストニア・フィルハーモニック室内合唱団の純度の高い歌声をお楽しみください。 (Ki)

IBS CLASSICAL
IBS-62021(1CD)
フアン・バウティスタ・カンシーノ(1826頃-1897):スターバト・マーテル(悲しみの聖母) ルルド・マルタン(S)
コンスタンサ・アビラ(Ms)
ルイス・パセッティ(T)
カルロス・アルバレス(Br)
アルバ・チャンタル(S)
マラガ大聖堂cho
マラガPO
アントニオ・デル・ピノ(指)

録音:2020年7月
フアン・バウティスタ・カンシーノは1826年頃にスペインのマラガで生まれた作曲家。マラガ大聖堂のオルガニス トを長年務めたという記録が残っていますが、他はほとんど知られていません。この「スターバト・マーテル」は 1854年に初演された作品。1803年の黄熱病の大流行をはじめ、フランスの侵略、内戦などが続き長い間 不安定になっていたマラガの人々の心を救うために、大聖堂では日常的に音楽を求めていました。この美しい 作品は初演以降すっかり忘れられていましたが、名優アントニオ・バンデラスがプロモートする財団「Fundacio n Lagrimasy Favores」の援助を受け、2020年の1月にマラガ・フィルハーモニーによって蘇演されました。 演奏にはスペインを代表する歌手たちが参加、中でも名バリトン、カルロス・アルバレスはこの曲に強く魅了され たと言います。イタリア・オペラを思わせるアリアが至るところに散りばめられたロマンティックな曲調の作品です。
IBS CLASSICAL
IBS-72021(2CD)
マルコ・フリジーナ(1954-):PASSIO CHRISTI オペラ=オラトリオ『キリストの受難』 アントニオ・バンデラス(ナレーター…福音史家)
マリア・グラツィア・スキアーボ(ソプラノ…マグダラのマリア)
ダミアン・デル・カスティーリョ(バリトン…イエス)
ローラ・カサリエゴ(メゾ・ソプラノ…マリア)
ダヴィッド・ラガレス(テノール…ペトロ)
フランシスコ・サンティアゴ(バス…ユダ)
ビクトル・クルス(Br)
ルイス・パセッティ(T)
フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ(T)
ルルド・マルタン(S)
カミナ・ノーヴァ合唱団
プエリ・カントレス・マラガ(合唱)
エスコラニア・デル・エスコリアル(合唱)
マラガPO
マルコ・フリシナ(指)
録音:2018年4月
マルコ・フリジーナはローマ生まれ、サンタチェチーリア音楽院で学んだ作曲家。ローマ・カトリックの神父であり、 新福音化推進評議会の顧問を務める彼は、これまでにもダンテに基づく「神曲」のような宗教的な作品などを 幅広く発表し(2005年のイタリア映画『マリア・カラス 最後の恋』の音楽も手掛けた)、世界平和の実現を 祈っています。このオペラ=オラトリオ『キリストの受難』では、最後の晩餐から復活の夜明けまでのイエスの受 難の出来事が、ペトロ、ユダ、聖母マリア、マグダラのマリア、キレニア人、兵士ロンギヌス、天使などの様々な 登場人物の視点を通して語られます。また、彼らが操る言葉はイタリア語、英語、フランス語、ロシア語、スペ イン語、ラテン語、古代ギリシャ語と多岐にわたり、歌と音楽が織りなす壮大な音絵巻が人間の苦悩を綴って いきます。 物語を繋ぐ重要な役割を担う福音史家を務めるのはマラガ出身の名優アントニオ・バンデラス。1995年製作 の映画「デスペラード」の主演を務めるなど数多くの映画で強い存在感を示しています。

J.S.Bach-Stiftung
B-922CD(1CD)
NX-D03
バッハ:カンタータ集 第35集
わが心に憂い多かりき BWV 21
最愛のイエス、わが願い BWV 32
みずから高ぶるものは、いやしめらるべし BWV 47
ドロテー・ミールズ(S)
ペーター・コーイ(Bs)
ミリアム・フォイエルジンガー(S)
マルクス・フォルペルト(Bs)
ヤン・ベルナー(アルト…バッハ財団choのメンバー)
ゼーレン・リヒター(テノール…バッハ財団合唱団のメンバー)
シビラ・ルーベンス(S)
クラウス・メルテンス(Bs)
ルドルフ・ルッツ(Cemb指)
バッハ財団O&cho

録音(ライヴ):2018年11月30日、2017年1月20日、2013年9月20日
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oによるカンタータ集。第35集には3曲が収録されています。三位一体節後第3日曜日用の第21番「わが心に 憂い多かりき」は、2部構成で演奏時間40分を超える、バッハ青年期の大作です。苦悩に満ちた第1部と、希望を感じさせる第2部の対比が見事 で、ソリストの聞かせどころも存分に用意されています。顕現節後第1日曜日用の第32番「最愛のイエス、わが願い」は"Concerto in Dialogo= 対話によるコンツェルト"の形式をとる小ぶりの作品。魂の声はソプラノ、イエスの言葉はバスが担当し、巧みな祈りの世界を描いています。楽器編成 は、第1、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオローネ、チェロ、オーボエ各パート一人ずつとオルガンのみ。引き締まった響きが独唱に花を添えます。三位一 体節後第17日曜日用の第47番「みずから高ぶるものは、いやしめらるべし」はルカによる福音書第14章からのことばをタイトルに用いたカンタータ。 手の込んだ緻密な対位法を駆使した冒頭の合唱につづき、端正なソプラノとバスのアリアが歌われ、最後は簡潔なコラールで曲を締めくくるという定 石通りの作品です。

COL LEGNO
COL-20452(1CD)
NX-B09
リゲティ(1965-):That Which Has Remained…That Which Will Emerge … バルバラ・キンガ・マジェウスカ(S)
パヴェウ・シャンブルスキ(Cl)
パトリック・ザクロツキ(Vn、ヴィオラ、ムビラ)
ミコワイ・パウォシュ(Vc)
ヴォイテク・クレク(ドラムス、シンセサイザー)
ルーカス・リゲティ(エレクトロニクス、マリンバ・ルミナ)

録音:2015年11月30日
作曲家ジェルジ・リゲティを父としてウィーンで生まれたルーカス・リゲティ。ウィーン国立音楽大学で修士号を取 得し、そこでエーリヒ・ウルバンナーから作曲を学び、作曲家・パーカッション奏者として活躍しています。ジャズや アフリカ音楽への造詣も深く、さまざまなアーティストとコラボレーションを行うなどジャンルを超えた作品を生み出 しています。このアルバムは2015年、彼がワルシャワのPOLIN博物館(ポーランド・ユダヤ人歴史博物館)) のアーティスト・イン・レジデンスを務めていた時に創り上げた音によるドキュメント。自身もユダヤの血を継ぐリゲ ティは、ワルシャワ在住の20歳から98歳までのユダヤ系の人々にインタビューを行うとともに、彼らが慣れ親しん できた歌を歌うことを依頼、これらを音楽として纏め上げ、さまざまな楽器とエレクトロニクスを駆使して表現し たというユニークな1枚です。人々の語りにブレンドされた音楽は、民謡やジャズまで雑多なものが混在し、ユダ ヤ民族の多面性を雄弁に物語っています。

Chandos
CHAN-20239(2CD)
ザ・ハーモニアス・エコー〜アーサー・サリヴァン:歌曲集
ヘンリー王の歌*/湖の乙女#
ナイチンゲールの歌を聞いた+
屋根の上#/彼は来るだろうか?§
ギヴ#/あなたは疲れている§
静かな輝きの月+
オー・フェア・ドーヴ! オー・ファンド・ドーヴ!§
白く横たわる雪+
ルッキング・バック*
ルッキング・フォワード*
乙女の物語+/生きているポエム§
船乗りの墓#/もう一度夢を§
アザー・デイズ*
リトル・メイド・オヴ・アルカディー+
遠い岸辺§/私を愛していない愛+
影+/ザ・ロスト・コード§
不在の乞食*
メアリー・ベヴァン(S)#、
キティ・ホウェイトリー(Ms)§、
ベン・ジョンソン(T)+、
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)*、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)

録音:2020年8月10日−11日&11月30日、ポットン・ホール(サフォーク)
劇作家ウィリアム・S・ギルバートと組んで「ミカド」や「軍艦ピナフォア」など多くの優れた歌劇を書き、国民的人気を誇ったイギリスの作曲家、アーサー・サリヴァン(1842−1900)。これまでも「アイヴァンホー(CHAN10578)」や「美の石(CHAN10794)」など、サリヴァン作品の録音に取り組んできたChandosが贈る歌曲集第2巻。名伴奏者デイヴィッド・オーウェン・ノリスのピアノに、メアリー・ベヴァン、キティ・ホウェイトリー、ベン・ジョンソン、アシュリー・リッチズといった、今をときめくイギリスの若手歌手たち(ホウェイトリー以外は第1巻〔CHAN10935〕と同じメンバー)が、サリヴァンの豊穣でメロディックな魅惑のナンバーを歌います。

APARTE
AP-251(1CD)
主は偉大なり
(1)パリー:われは喜べり
(2)エドガー・ベイントン:そしてわれは新しき天国を見たり
(3)スタンフォード:3つのモテット
(4)エルガー:主は偉大なり
(5)ジェイムズ・マクミラン:御身の光明を
(6)ジョン・アイアラン:これ以上大きな愛はない
(7)ウォルトン:汝の心を封印するように
(8)パーセル:主よ、私を苦しめる者はどれほど多いのでしょう
(9)ハウエルズ:鹿が谷川を慕いあえぐように
(10)ブリテン:キリストによりて喜べ(祝祭カンタータ)Op.30
(11)ホルスト:今こそ主よ
スコット・プライス(指)
ヴォーン枢機卿記念学校スコラ・カントルム
イェスティン・エヴァンス(Org)

録音:2019年7月3-5日/聖ヨハネ福音教会(ロンドン
ロンドンのヴォーン枢機卿記念学校は、ウェストミンスター大聖堂のヴォーン枢機卿を記念して1914年に設立されたカトリック系学校。学校所属のスコラ・カン トルムは1980年創立の少年合唱団で、11-18歳の在学生で構成されています。宗教曲のみならず、「ハリー・ポッター」のサントラにも参加するなど人気の団 体となっています。当然ながら男声のみで、ソプラノ・パートはボーイ・ソプラノが担当しています。
彼らのaparteレーベル第2弾はイギリスの大作曲家たちによる聖歌集。パーセルから同団の後援者マクミランまで心にしみいる感動的な聖歌を聴かせてくれま す。エルガー、ホルスト、ブリテンなどイギリスを代表する作曲家を網羅しているのも嬉しい限り。
英国王室の戴冠式で必ず歌われるパリーの「われは喜べり」、エルガーならではの壮麗な響き、「惑星」の作曲者であることを強く思い出させるホルストの充実 作まで、イギリスの栄光の歴史を象徴するような合唱の世界を満喫できます。 教会内で聴いているような高品質録音も注目です。 (Ki)

QUERSTAND
VKJK-2015(1CD)
オトマール・シェック:初期歌曲集
最初の喪失 Op.15-5/黄昏が上から降りOp.19a-2/ 彩られたリボンとともに Op.19a-4/夜の歌 O.Op.Nr.2/自己欺瞞 O.Op.Nr.8/旅の歌 Op.12-1/プラハの学生の旅の歌 Op.12-2/ 山の上で Op.17-6/別れ Op.20-7/ 我が子の死に Op.20-8/病人 Op.20-9/ 晩の景色 Op.20-10/夜の歌 Op.20-13/ 森の孤独 Op.30-1/さまよって Op.30-4/弔いの鐘 Op 30-5/献身 Op.30-6/ こだま Op.30-7/ライン川に Op.30-12/ 五月が来た Op.17-5/海辺の女性 O.Op.Nr.16/ 憩いの谷 Op.3-1/礼拝堂 Op.3-2/ さようなら Op.3-4/子に Op.20-1/ エリーザベト Op.8-1/怒りなしに Op.24b-7/ 目的地 Op.24b-8/ラヴェンナ Op.24b-9/ 聖ステファノ教会の回廊 Op.31-3/ 教会の傍らで Op.7-1/ 9 月の朝 Op.7-2/まどろみの歌 Op.14-2/ 荒れた庭 O.Op.Nr.20/子守歌 O.Op.Nr.15/ ささやかな望み Op.24a-7/装蹄師 Op.24a-9
クレメンス・モルゲンターラー(Br)
ベルンハルト・レンツィコフスキ(P)

録音:2019 年9 月6-7 日,2020 年2 月14-15 日,9 月30 日-10 月1 日 オーストリア,フォアアールベルク州フェルトキルヒ
スイスの作曲家で、ドイツ・ロマン派の流れを汲む最後に位置する作曲家、オトマール・シ ェック(1886-1957)の初期の歌曲を38曲集めています。世界初録音の曲も含まれています。ドイ ツ・リート好きなら押さえるべきCDだ。 クレメンス・モルゲンターラーはヴェルトハイム生まれのバリトン。フライブルクとバーゼルで 学んだ後、欧米で活躍しています。またトロシンゲン国立音楽大学の声楽教師でもある。ベル ンハルト・レンツィコフスキはケルンで学んだベテランのピアニスト。両者はヨーゼフ・ガブリ エル・ラインベルガーの歌曲集(VKJK-1622)で共演していた。

ALBANY
TROY-1838(1CD)
マイアミ大学男声グリークラブ
アンソニー・J・マリョーネ:壁が崩れる
ジェーク・ルネスタッド:サヤレー
ポウル・ジョン・ルンドイ:ラスト・カインド・ワーズ
ヴェリオ・トルミス:テオメへの歌
クレイグ・ヘラ・ジョンソン:私たちは
ほか全14 曲
ジェレミー・D・ジョーンズ(指)
マイアミ大学男声グリークラブ
ジョン・サンフォード(P)
マイアミ大学男声グリークラブは1907 年創立の伝統ある合唱団。このディスクでは20〜21 世 紀のアメリカの作曲家の合唱曲が中心に歌われているが、中でもアルヴォ・ペルトと並ぶエスト ニアの作曲家ヴェジオ・トルミスの作品が収録されているのが注目。トルミスは東欧諸国、西ヨ ーロッパで盛んに歌われてきたが、近年ではアメリカでも人気が高い。日本でも東京混声合唱 団が取り上げたことがきっかけでアマチュア合唱団がよく取り上げるようになっています。

ALBANY
TROY-1851(1CD)
「時の風の中で」〜ラトビアのクリスマス音楽
ラウラ・イェカブソーネ(b.1985):クリスマス・カンタータ「来るのが遅くすぐに消える」
マーティンス・ブラウンス(b.1951):クリスマス歌曲集
アンドレイス・ヤンソンス(b.1938):クリスマス・カンタータ
アンドリス・セヤンス(b.1978):7 つのアンティフォナ
ローラ・パデグス・ザムルス(指)
ニューヨーク・ラトビアン・コンサート・cho
ラトビア国立歌劇場室内O、他、ソリスト

録音:2020年1月3-4日ラトヴィア放
レコーディング・スタジオ
20〜21 世紀ラトビアの作曲家によるクリスマスに因んだ合唱作品を収録。収められた作品は 国際的な作曲家ヴァスクスを生んだ国だけあっていずれも調性で明快に書かれた抒情的な音 楽。ニューヨーク在住のラトビア出身の音楽家と故国のOの共演によるコラボレーショ ン。

BRIDGE
BCD-9548(1CD)
「20世紀と21世紀のカタルーニャの芸術歌集」
トルドラ(1895-1962):口につけたバラ(全6 曲)
リカルド・ラモーテ・デ・グリニョン(1899-1965):ホメロス讃歌(全3 曲)
ナルシース・ボネット(1933-2019):アイデ(全3 曲)
モンポウ(1893-1987):夢のたたかい(全3 曲)
エリセンダ・ファブリガス(b.1955):炎の模倣(全4 曲)
ジュアン・コメリャス(1913-2000):聖なる言葉(全5 曲)
イサイ・ジェス・ムニョス(T)
オクサナ・グルシュコ(P)

録音:2019年8月23―25日 米国 ニュージャージー州 ニューアーク
近現代のカタルーニャの作曲家の歌曲集。カタルーニャはスペインの東部で、歴史的にス ペインの主要部であるカスティーリャとは別の文化圏で、国境を広く接するフランスからの影響 が濃い洗練された美を持っています。 このCD には、トルドラ(1895-1962)、ラモーテ・デ・グリニョン(1899-1965)、ナルシース・ボネッ ト(もしくはボネ 1933-2019)、フレデリク(あるいはスペイン語化したフェデリコ)・モンポウ (1893-1987)、ファブリガス(1955- 彼女は米国に移住)、コメリャス(1913-2000)の歌曲を収 録。この中ではモンポウがずば抜けて有名で彼の「夢のたたかい」も人気が高い。他は作曲家 としても作品としてもあまり知られていないだろうが、いずれも素晴らしく美しい曲ばかりだ。 イサイ・ジェス・ムニョスは米国のテノール。メキシコとプエルトリコの家系だという。非常に柔らか い美声の持ち主で、声だけでうっとりできます。彼は近現代の埋もれた歌曲の発掘に力を入れて おり、このCD も単に珍しい曲を歌ったというだけでない、心からの入れ込みが感じられます。オク サナ・グルシュコはロシア生まれでイスラエルに移住したピアニスト。

Orchid Classics
ORC-100161(1CD)
NX-B03
カウンターテナーが歌う近代ロシアの歌曲集
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):キプリングより
 The Distant Amazon はるかなるアマゾン
 omer ホーマー
ショスタコーヴィチ:レールモントフの詩による2つのロマンス Op. 84
ボロディン:My songs are full of poison 私の歌は毒で満ちている
or the distant shores of your native country
あなたの母国の遠い海岸のために
タネーエフ(1856-1915):Y.ポロンスキの詩による5つのロマンス Op. 33- 第1曲 A Night in the Scottish Highlands スコットランド高地の夜
エリスの「不滅」からの10の詩曲 Op. 26 - 第8曲 Stalactites 鍾乳石
ボリス・チャイコフスキー:レールモントフの詩による2つの詩曲
ミャスコフスキー:バルモントによる12の歌 Op. 2- 第8曲:The Albatross アルバトロス…世界初録音
ショスタコーヴィチ:スペインの歌 Op. 100
ショスタコーヴィチ:デズデモーナのロマンス(柳の歌) …世界初録音
ショスタコーヴィチ:無意味な贈り物、チャンスの贈り物…世界初録音
エレーナ・フィルソヴァ(1950-):ボリス・パステルナークの詩による2つの歌
 風…世界初録音
 薄明…世界初録音
ミャスコフスキー:バルモントによる12の歌 Op. 2- 第11番スフィンクス…世界初録音
フィルソヴァ:Winter Elegy 冬の哀歌 Op. 91…世界初録音
ヘイミッシュ・マクラーレン(C.T)
マシュー・ジョリーズ(P)
ナタリー・グリーン=バックリー(Va)
クラウディア・ファラー(Vn)
ベン・マイケルズ (Vc)

録音:2019年8月27日、2019年9月7日、16-19日
ロシア(ソヴィエト)の芸術歌曲の伝統は、19世紀初頭のサロン音楽から始まりました。もともと素朴で抒情的な「ロマンス」は、やがてショスタコーヴィチ らによって壮大なテーマを採り入れたものに進化しましたが、決して親密さを失うことはありませんでした。このアルバムには、アマゾン、コーカサス、スコッ トランド、イングランド、エジプトなど、ロシアから遠く離れた地を主題にした作品を収録。旅をする喜び、ロマンティックな風景、愛と喪失、そして生と死 など永続的なテーマを網羅する様々な歌曲を、ヘイミッシュ・マクラーレンの清冽な歌声でお聴きいただけます。 ヘイミッシュ・マクラーレンはロンドン王立音楽院で歌唱指導を受けるとともに、在学中にロシア語を学び、ショスタコーヴィチの歌劇やロシアの歌に興味 を持ちました。2018年には実際にロシアを旅行し、サンクトペテルブルクからモスクワ、シベリアのイルクーツクまでの楽譜店を探求。これまでに録音され たことのないショスタコーヴィチの2作品をはじめ、数多くの貴重な楽譜を入手し、今回の録音に使用したということです。

MClassics
MYCL-00005(1CD)
税込定価
大中恩:歌曲集
歌曲集「おもろうて」
バリトンのための歌曲集「ユダ 哀しい裏切」
ソプラノとピアノのための3つのソネット「アマリリスに寄せて」
こんなしずかな晩は/じゃあね
春日保人(Br)、北原聖子(S)
小原孝(P)

録音:2020年9月2−3日相模湖交流センター
DSD5.6MHzレコーディング
日本人なら誰でも口ずさめる「サッちゃん」や「いぬのおまわりさん」「おなかのへるう た」などを作った国民的作曲家、大中恩(おおなか めぐみ)の歌曲集です。 2018年に亡くなられましたが、大中恩の愛唱歌はこの先も日本人の心の一部 となっていくことでしょう。当アルバムは生前親交のあった春日保人の呼びかけに よって制作され、春日の強い想いが込められています。大中恩最後の歌曲と なった「アマリリスに寄せて」は春日の母が委嘱初演した曲。しかし、作曲家本人 は初演を聴くことなく世を去りました。当アルバムでは、大中恩の研究家であり妻 である北原聖子がその作品を優しく歌い上げます。春日がシンパシーを感じると いう「おもろうて」はユーモア溢れる楽しい作品。そして、人間の葛藤と弱さを表 現した大中作品中でも異色の大作「ユダ 哀しい裏切」。大中恩の作品の魅 力が存分に楽しめるアルバムとなりました。ピアニストにも、長らく大中恩とも親交 があり大中作品を多く演奏してきた小原孝。繊細に雄弁に彩りを加えます。大 中恩の音楽が導く優しい愛の光 ”Licht” をお受け取り下さい。

Hoxa
HS-071027(1CD)
NX-B06
『おお、偉大なる神秘よ』〜クリフトン大聖堂のクリスマス
ヤーコプ・ハンドル(ヤコブス・ガッルス)(1550-91): 賛美の歌を響かせよ
ウィリアム・ジェイムズ・カークパトリック(1838-1921)/ゲオフリー・メンダム(1899-1984)編)): 飼い葉桶の中で
伝承曲/ディヴィッド・ウィルコックス(1919-2015)編)): サセックス・キャロル
バッハ: 目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV 645 *
フランシス・プーランク:おお、偉大なる神秘よ - クリスマスのための4つのモテット FP152 より
バッハ:イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BWV 604 *
バッハ:かくも喜びに満てる日 BWV 605 *
作者不詳:コヴェントリー・キャロル(1591年オリジナル版)
スウェーリンク(1562-1621): 今日、キリストが生まれた
バッハ:甘き喜びのうちに BWV 608 *
作者不詳/ロバート・ルーカス・ピアサル(1795-1856)編)): もろびと声あげ
グルーバー(クリストファー・ウォーカー編): きよしこの夜
バッハ:汝イエスよ、今天より降りたもうや BWV 650 *
ハロルド・ダーク(1888-1976) わびしき真冬に
ピーター・ウォーロック(1894-1930):ベツレヘム・ダウン
ケルンの讃美歌集1623年出版/デイヴィッド・ウルスタン(1937-2017)編)): エコー・キャロル
ルイ=クロード・ダカン(1694-1772):スイスのノエル *

*=オルガン独奏
クリフトン大聖堂聖歌隊
クリストファー・ウォーカー(指)
ジョン・ギボンズ(Org)

録音:1987年10月23-24日 クリフトン大聖堂、ブリストル、イングランド
四半世紀前に録音されたクリスマス・アルバムながら、選曲、アレンジ、音質いずれも古さを全く感じさせないアルバム。 「きよしこの夜」を始めとしたクリスマス・キャロルの名曲が英国で最も親しまれている編曲で収められ、プーランクやウォー ロックの名作も聴くことが出来ます。
Hoxa
HS-970802
NX-B06
『歓べ!』〜 クリフトン大聖堂のクリスマス
ブリテンキャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 I. 入堂/ II. たのしいクリスマス!
ウィリアム・マサイアス(1934-92):アレルヤ、新たな使命が
ヘンリー・ジョン・ガントレット(ウィルコックス編): ダビデの村に
プーランク:今日、キリストが生まれた
ウィリアム・ジェイムズ・カークパトリック(1838-1921)/ウィルコックス編)): 飼い葉桶の中で
バッハ: 神よ、汝の慈悲によりて BWV 600
バッハ:神のひとり子なる主キリスト BWV 601
アーサー・サリヴァン(ウィルコックス編): 天なる神には
ブリテン:キャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 かくも麗しいバラはない/ VI. この幼きみどりごは
ブラームス:11のコラール前奏曲 Op. 122 より
 おお愛する魂よ、汝を飾れ/VIII. 一輪のばらが咲いて
ブリテン:キャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 子守歌/VII. 間奏曲
伝承曲:歓べ
ジョン・ガードナー(1917-2011):明日は私が踊りましょう
バッハ:かくも喜びに満てる日 BWV 605
 天使の群れ、天より来たれり BWV 607
16世紀フランスの伝承曲/ウィルコックス編)): ディンドン空高く
メンデルスゾーン(リチャード・ジェフリー=グレイ(1934-):天には栄え
キャロルの祭典 Op. 28 (1942) より
 X. 神に感謝/ XI. 退堂
クリフトン大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・オグデン(指)
イアン・ボール(Org)
キャサリン・スネルソン(Hp)

録音:1997年クリフトン大聖堂、ブリストル、イングランド
クリフトン大聖堂の聖歌隊による、ブリテン「キャロルの祭典」からの抜粋を中心としたクリスマスの名曲と、オルガン独奏 曲を集めたクリスマス・アルバム。

WERGO
WER-7396(1CD)

KKC-6373(1CD)
国内盤仕様
日本語帯・解説付
税込定価
Lab.Oratorium
フィリップ・マヌリ(1952-):ラボラトリウム〜2人の俳優、ソプラノ、メゾソプラノ、室内合唱、合唱、ライブエレクトロニクスと管弦楽のための(2018/19)
リナト・モリア(S)
トーラ・アウゲスタ(Ms)
パトリツィア・ジウルコフスカ(ナレーション)
セバスティアン・ルドルフ(ナレーション)
ラボcho
SWRヴォーカルアンサンブル
トーマス・ゲプファー(IRCAM、エレクトロニック・リアリゼーション)
ジュリアン・アレオナール(IRCAM、サウンドエンジニア)
パトリック・ハーン(ドラマトゥルギー)
ニコラス・シュテマン(演出)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2019年5月19-21日(世界初演)/ケルン、フィルハーモニー
※世界初録音
現代フランスをを代表する作曲家の一人で、「武満徹作曲賞」2019年度の審査員を務めたことも記憶に新いフィリップ・マヌリによる重要作品『Lab. Oratorium』を世界初収録。演出家のニコラス・シュテマンと協力し、ケルン・ギュルツェニヒOのために書かれた作品で、俳優、合唱、管弦楽、エレク トロニクスを総動員した250人以上の演奏者を必要とする大規模な音楽空間探求です。独立したひとつの音楽世界にして、同じくロトとケルン・ギュルツェニヒ 管によって演奏された『In Situ』(2013)、『Ring』(2016)から続く空間配置を突き詰めた「ケルン三部作」の頂点であり結論でもあります。現代における 難民問題をテーマにした作品で、多くの死をもたらしている地中海での惨事に対する音楽的応答であり、胸が張り裂けるような内容でありながら決して感傷に流 されることなく、力強い表現で新しい音響空間を創造しています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186948
(1SACD)
「死の影で」〜ジャケス・デ・ヴェルト:モテット集&ヴォルフガング・リーム:『7つの受難』
リーム:「わが心は悲しみ」
デ・ヴェルト:「ラマで声が聞こえる」
リーム:「われわれは見た」
リーム:「しかし、イエスは再び大声で叫び」
デ・ヴェルト:「アーメン、アーメン私はあなたたちに言う」
リーム:「暗闇とはなりぬ」
リーム:「わが眼は曇り果てたり」
デ・ヴェルト:「われは多くの罪を犯しぬ」
リーム:「われらが牧者は隠れ給いぬ」
デ・ヴェルト:「わが悲しみの声に耳を傾けてください」
リーム:「われは墓へくだる者らのうちに」
デ・ヴェルト:「泣き止んで」
ダニエル・ロイス(指)、
カペラ・アムステルダム

録音:2020年10月/聖ピーテルス教会(ユトレヒト)
ダニエル・ロイス率いるカペラ・アムステルダムがPENTATONEレーベル初登場。ジャケス・デ・ヴェルトのモテットとヴォルフガング・リームの『7つの受難』 を交互に編んだアルバムをリリースします。
ルネサンス音楽の中心地フランドルに生まれ、イタリアで人生の大半を過ごしたジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596)。ポリフォニー書法とモンテヴェルディ が創り上げた新世代の書法の間を見事に繋ぐ音楽を残しました。個性的で劇的な作風が特徴で、ここに収録されたモテットは高度で巧妙なポリフォニー書法と心に 訴えかける素直な美しさが同居しております。 現代作曲家ヴォルフガング・リーム(1952-)。これまで500をこえる作品を手掛けている多作曲家としても知られます。『7つの受難』は中世の瞑想の祈り の音楽も思わせる柔らかくも神秘的なハーモニーに満ちた作品集。リームの独創的な音響世界が聴きものです。
カペラ・アムステルダムは1970年創立の名門。1990年より音楽監督を務める声楽アンサンブルの最高峰の指揮者ダニエル・ロイスとともに幅広いレパート リーを真摯に歌い上げてきました。「ラッスス:インフェルノ〜6声と8声のためのモテット集」(HMM-902650)、「ヤナーチェク:モラヴィア合唱曲」(HMM-932097)、「ジョスカン・デ・プレ:葬送モテット&挽歌集」(HMM-902620)など積極的なリリースが続いております。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186885
(1SACD)
「オンブラ・コンパーニャ」〜モーツァルト:コンサート・アリア集
「ベレニーチェよ」〜「ベレニーチェにとヴォロジェーゾには昇る日の」 KV.70
「アルカンドロよ、私は告白する」〜「私は知らぬ、どこからこの愛情が来るのか」 KV.294
「私の麗しい恋人よ」〜「とどまって下さい、ああ、いとしい人よ」 KV.528
「あなたに明かしたい、おお神よ」 KV.418
「誰が知るでしょう、いとしい人の苦しみを」 KV.582
「ああ、語っているのは私ではない」 KV.369
「あなたは今忠実ね」 KV.217
「ああ、私にはわかっていたわ」 KV.272
「私は行きます、でもどこへ」 KV.583
「ああ、情け深い星たちよ、もし天にいて」 KV.538
リゼット・オロペサ(S)
アントネッロ・マナコルダ(指)、
イル・ポモドーロ、
ゼフィーラ・ヴァロヴァ(コンサートマスター)

録音:2020年8月/昇天教会、ゼンドリンク(ミュンヘン)
世界が注目するリリック・コロラトゥーラ・ソプラノ、リゼット・オロペサのソロ・デビュー・アルバム「オンブラ・コンパーニャ」は、自身 が最も得意とするモーツァルトのコンサート・アリアを集めたアルバム!共演はアントネッロ・マナコルダ(指)イル・ポモドーロです!
ここに収められたコンサート・アリア集は、モーツァルトにとって重要なソプラノ歌手のために作曲したもので、声楽とオーケストラのために作曲された最も技巧 的かつ贅沢な音楽といえます。当アルバムで中心に据えたのが「ああ、私にはわかっていたわ」 KV.272で、愛する人の魂が消えていく生と死の狭間に最も崇高 な音楽が寄り添います。
オロペサにとって「オンブラ・コンパーニャ」とは、精神的に誰かと一緒にいることを意味し、その素晴らしい音楽が聴き手に寄り添います。指揮のアントネッロ・ マナコルダは細部にまでこだわり、名人集団イル・ポモドーロとともに見事なバランス感覚で演奏しております。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6413(1CDR)
トーマス・ド・ハルトマン(1885-1956) 歌曲集
3つのロマンス Op.5(1900)/ロマンス:Take a Wreath of my Verses/4つのメロディ Op.17(1915)/月へ Op.18(1915)/鶴 Op.21(1920)/朝(1931)/ブルガリアン・ソング Op.46(1931)/シェリーによる3つの詩 Op.52(1936)/Sonnet de Ronsard Les Amours de Cassandre Op.54(1936)/ロマンス 1830 Op.55(1936)/詩人の愛-プーシキンによる9つの詩 Op.59(1937)/ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」からの6つの論評 Op.71(1943)/Pour chanter a la route d’Assise, from A la St. Jean d’ete(1948)/La Tramuntana Op.80(1949)
エラン・シクロフ(P)、
ニナ・レイデルマン(S)、
クラロン・マクファデン(S)、他)

録音:2011年10月-2015年6月(オランダ)
ウクライナに生まれたロシア人作曲家トーマス・ド・ハルトマンの作品を紹介していくプロジェクトの歌曲集。作曲をアレンスキーやタネーエフに師事し、ピアノをリムスキー=コルサコフに師事したド・ハルトマン。ピアノ曲や室内楽曲などでもたくさんの美しい曲を残したド・ハルトマン。歌曲でもそれは変わりません。主にソプラノによって歌われる歌曲が収録されていますが、最後に「La Tramuntana」という四重唱の曲では、無伴奏で歌われ冒頭と最後に歌われるハミングが神秘的な空気を生み出しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CAvi
85-53171(1CD)
恋人たち〜R.シュトラウス、モーツァルト、シューベルト:歌曲集
R・シュトラウス:目覚めたバラ AV66、あなたは私の心の王冠 Op.21-2、ときめく心 Op.29-2、私は漂う Op.48-2、ひそかな歌 Op.39-1、父が言いました Op.36-3、満ち足りた幸福 Op.37-1
モーツァルト
:夕べの想い K.523、自由の歌 K.506、満足 K.473、警告(殿方はいつもつまみ食いしたがる)K.433、すみれ K.476、別れの歌 K.519
シューベルト:ルイーゼの答え D.319、ズライカ I D.720、ナイチンゲールに D.497、若い尼僧 D.828、変容 D.59、フィオリオの歌 D.857-2、ズライカ II D.717、愛のためのすべて D.241
カタリーナ・コンラーディ(S)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年7月、マルクス・ジティクス・ホール(オーストリア、ホーエネムス)
1988年キルギスのビシュケク生まれ、2016年に有名なドイツ音楽コンクール(Deutscher Musikwettbewerb)賞を受賞したソプラノ、カタリーナ・コンラーディによる珠玉のリート集。彼女は2018/19シーズンの初めから、ハンブルク州立歌劇場のアンサンブルの一員として、リリック・ソプラノの主要な役をカバーしています。アルバムは『Liebende』と題され、ドイツ・リートの中心的なレパートリーであり世界中の歌手にとって極めて重要な、モーツァルト、シューベルト、R・シュトラウスの作品から、恋や愛にまつわる楽曲が選ばれています。彼女の美しく伸びやかな歌声とリートの芸術性を堪能できる素晴らしい1枚です。

Etcetra
KTC-1688(1CD)
ジェフ・ハンバーグ:ソングズ・アロング・ザ・ウェイ
マーラー:さすらう若者の歌(ジェフ・ハンバーグ編)
ジェフ・ハンバーグ:ソングズ・アロング・ザ・ウェイ、祈り− コロンバ
ヘレナ・ファン・ヘール(Ms)、
ニュー・ユーロピアン・アンサンブル、
ジェイムズ・メルドラム(Cl)、
アストリッド・ハーティング(Hp)、
ラーダ・オヴチャロヴァ(Vn)、
エムリン・スタム(Va)
1956年アメリカのフィラデルフィア出身、1978年以降はオランダに拠点を移し、ルイ・アンドリーセンと共にハーグ王立音楽院で研究を続け、王立音楽院でフレンチ・ホルンを、ユトレヒト音楽院で指揮を学んだ作曲家、ジェフ・ハンバーグの作品集。メゾ・ソプラノと室内楽のために書かれた歌曲集「ソングズ・アロング・ザ・ウェイ」に、ハンバーグが室内楽伴奏版に編曲したマーラーの「さすらう若者の歌」をカップリング。ニュー・ヨーロピアン・アンサンブルは、ヨーロッパ中の情熱的なミュージシャンたちによって2009年にオランダで設立され、現代音楽と20世紀のクラシック音楽を中心に「オランダを代表するアンサンブル」(NI-euwe Noten)の1つとして活動しています。

Aeolus
AE-11271(1SACD)
ケルン大聖堂のロマンティック・クリスマス
フンパーディンク:クリスマス
アドルフ・アダン:クリスマスの歌
フォーレ:パヴァーヌ Op.50
フンパーディンク:ベツレヘムの星、キリストの御子の子守唄
ギルマン:ノエル Op.60より クリスマスの奉納唱第2番「Chantons, je vous prie, Noel hautement」&「Le Messie vient de naitre」
フランク:アヴェ・マリア/フランソワ・オーギュスト・ジェヴァール:子牛と灰色のロバの間
ジャン・ユレ:クリスマスの聖体拝領
ヴォルフ
:眠る幼な児イエス
ラインベルガー:オラトリオ 「ベツレヘムの星」 より「マリア」
コルネリウス:クリスマスの歌 Op.8より「幼な子キリスト」
グリーグ:クリスマスの子守歌
コルネリウス:クリスマスの歌 Op.8より「聖なる三博士」、聖なる三博士
フォーレ:「マスクとベルガマスク」より ガヴォットOp.112-3
レーガー:素朴な歌 Op.76より 「マリアの子守歌」
ギルマン
:ノエル Op.60より クリスマスの奉納唱第3番「Joseph est bien marie」
テレーザ・ネレス(S)、
ヴィンフリート・ベーニヒ(Org)

録音:2020年7月1日−4日、ケルン大聖堂(ドイツ)
ケルン大聖堂の少女合唱団のメンバーとしてソロを歌うなど、幼いころからケルン大聖堂と密接な関係を築いてきたケルン生まれのソプラノ歌手テレーザ・ネレスが、ケルン大聖堂のオルガンをバックに美しい歌声を聴かせるクリスマス・アルバム。

Delphian
DCD-34253(1CD)
アイソレーション・ソングブック
オワイン・パーク:4月18日
エロイーズ・ウェルネル:ジ・オレンジ・ヴェンダー
アンドルー・ブリクシー=ウィリアムズ:アバジュール
ケレンサ・ブリッグス:メランコリー(アンド・バタークリーム
ネイサン・ジェイムズ・ディアデン:ザ・ウェイ・ウィ・ゴー
リチャード・バーナード:3つの早朝散歩の歌
ジョシュア・ボリン:ネイチャー・イズ・リターニング
ベン・ロワース:王の朝食
エリオット・パーク:スカイソング(抜粋)
デリ・ジョゼフ・ルイス:ア・モーメント
テレンス・チャールストン:メゾ・ソプラノとバリトンのための3つのデュエット
マシュー・J.C.ウォード:コンサーニング・カウズ〜農村歌曲集
ゲルダ・ブロック=ウィルソン:アイム・ノーバディ
ジェイムズ・デイヴィ:ドリームズ
スティーヴン・ビック:オン・ヒズ・ブラインドネス
ヘレン・チャールストン(Ms)、
マイケル・クラドック(Br)、
アレグザンダー・ソアレス

録音:2020年9月3日−5日、クイーンズ・ホール(エディンバラ)
メゾ・ソプラノ歌手のヘレン・チャールストンとバリトン歌手のマイケル・クラドックがCOVID-19のパンデミックを受けて取り組んだプロジェクト。二人は演奏活動が出来なくなっただけではなく、4月に予定していた結婚式も中止となりました。あらゆる計画が保留となったヘレンが、その創造的エネルギーを向け直す方法として、結婚式を予定していた「4月18日」の詩を書き、二人の友人であったオワイン・パークが作曲。その後、他の作曲家や詩人と連絡を取り始めると意外にもすぐにプロジェクトが形になり、「アイソレーション(隔離)」をテーマにしたソングブックの土台が準備され、演奏活動が停止している間もアルバム・リリースの流れを維持するというデルフィアン・レコードの決意に結び付き、アルバムが完成しました。15人の作曲家(半数は90年代生まれの若手)による15曲はすべてこの「アイソレーション・ソングブック」のための委嘱作で、世界初録音となります。

LAWO Classics
LWC-1204(1CD)
思いがけない歌
アルネ・ヌールハイム(1931−2010):3つの思いがけない歌、はじめての蝶々
コンラード・バーデン(1908−1989):賛歌
エギル・ホーヴラン(1924−2013):マニフィカト
シェル・モルク・カールセン(1947−):ミサ・ブレヴィス、神に, わたしの魂は渇く
ダニエル・セーテル(C.T)、カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)、リュネッタ・テイラー・ハンセン(Fl)、マリアンネ・スヴェンニング(Ob)、イーダ・ブリューン(Va)、アンネ・スティーネ・ダール(Vc)、ヘンリッケ・G・リュンニング(ガンバ)、ヴェーガル・ルン(テオルボ)、ビルギッテ・ヴォラン・ホーヴィーク(Hp)、ラーシュ・ヘンリク・ヨハンセン(Cemb)、アンデシュ・アイステン・ダール(Org)

録音:2019年2月25日−3月1日、ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)
ノルウェーの歌手、ダニエル・セーテルのデビュー・アルバム『思いがけない歌』。バロック音楽や「髪粉をつけたかつら」と結びつけられがちな「カウンターテナー」の声で20世紀ノルウェーの作品を歌ったアルバムです。セーテルは、イギリスの王立バーミンガム音楽院、オランダのハーグ王立音楽院で学び、カウンターテナー歌手としてアーリーミュージックと現代音楽をレパートリーに2011年から各国のコンサートとオペラに出演。2019年の秋にはノルウェー国立劇場がジョン・マッデン監督の映画に基づいて上演した『Forelska i Shakespeare(恋におちたシェイクスピア)』に出演しました。このアルバムの作品の多くは、『旧約聖書』の『詩編42番』(涸れた谷に鹿が水を求めるように)、『新約聖書』『ルカによる福音書』の「マリアの賛歌」、『カトリック・ミサ』といった宗教的性格のテクストに作曲され、アルネ・ヌールハイムの「3つの思いがけない歌」はイタリアの詩人トルクァート・タッソの詩、ヌールハイムが書いたもっとも簡素で美しい歌曲「はじめての蝶々」はノルウェーの作家ヘンリク・ヴェルゲランの詩が、それぞれテクストに使われています。『ブラックバード』(LWC1069)のカロリーネ・アイステン・ダールのリコーダー、フルートとオーボエ、現代と古い時代の弦楽器、ハープ、チェンバロとオルガン。幅広い表現とスタイルのプログラムに合わせた楽器が共演しています。
LAWO Classics
LWC-1209(1CD)
雪のように静かに
カール・クリスチャン・ニコライ・バレ(1806−1855)(マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(1981−)編):今一度クリスマスの鐘が鳴る(クリスマスを祝う鐘が鳴る)
オプダール民謡(エギル・ホーヴラン(1924−2013)編):さあ鐘よ鳴れ
ハーデナク・オト・コンラズ・スィンク(ハルトナハ・オットー・コンラート・ツィンク)(1746−1832)(メテ・オストビュー・カンペルハウグ 編):フィヨルドと岸辺から
スンフィヨルド民謡(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編):幼な子は喜ばしく
アイナル・トヴィンネライム(1904−1993)(マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(1981−)編):静かに教会の鐘が鳴る
ヨハン・エーブラハム・ペーター・シュルス(1747−1800)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編)
子供たちよ、あなたたちのところに行きましょう
グルーバー(1787−1863)(ビョルン・アンドル・ドラーゲ(1959−)編):聖しこの夜
シベリウス(1865−1957):クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」
トマス・ベック(1899−1963)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編):祝福されたクリスマスイブ
シーグル・リ(1871−1904)(オイスタイン・ソンメルフェルト(1919−1994)編):雪
ペーデル・クヌーセン(1819−1863)(クヌート・ローケン(1944−)編):クリスマスイブは幸せな気持ちに
ヤコプ・ゲアハルト・マイデル(1778−1857)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編):うるわしき青空
スヴァイン・グンデシェン(1949−)(クリスティーネ・ヴィルヘルムセン(1986−)編):輝く星が東の空に
トリグヴェ・ホフ(1938−1987)(マグヌス・フレムスタ(1995-)編):北ノルウェーのクリスマスキャロル
シュレジェン民謡(アーネ・エミーリエ・ヴォル・ミケルソン(1991−)編):この世はうるわし
オスロ大学女声合唱クラブ、
マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(指)、
インゲル=リーセ・ウルスルード(Org)

録音:2020年3月6日−8日、ウラニエンボルグ教会(オスロ)
「オスロ大学女声合唱クラブ(Kvindelige Studenters SangforeNI-ng)(KSS)」(アカデミー女声合唱団、オスロ大学女声合唱協会)は、1895年に創設された、世界最古の学生の女声合唱グループです。現代ノルウェーの作品を歌った『姿をあらわす黄金色の太陽のように』(LWC1144)をリリースした彼女たちは、COVID-19 によって「普通の生活」が送れなくなった2020年、『貧しき地はクリスマスの静けさに』(2009)(LWC1009)に次ぐ2作目のクリスマス・アルバムを録音しました。ノルウェーで伝統的に歌われているキャロル、谷合で歌い継がれてたきた賛美歌。「大声で話される言葉や騒音を沈黙させる『雪』の純粋さと静けさ」をイメージしたプログラムが組まれました。シベリウス自身が女声四部合唱のために編曲した「クリスマスの歌」(1942年編)などをのぞき、メンバーによる編曲とクラブの友人たちが彼女たちのために手がけたの編曲で歌われます。

Prima Classic
PRIMA-007(1CD)
クレド〜宗教音楽集
モーツァルト:証聖者の荘厳な晩祷 K.339より X. 主をほめたたえよ
ヴェルディ:アヴェ・マリア
ヴァヴィロフ/カッチーニ:アヴェ・マリア
バッハ/G.H.シュテルツェル:御身がそばにあるならばBWV.508
ストラデッラ:主よ, あわれみたまえ
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 第2幕より 天使の中の女王よ
フォーレ:レクイエムOp.48より W. ああ, イエスよ
ドゥランテ:愛に満ちた処女よ
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45より X. あなたたちにも今は憂いがある
ヘンデル:歌劇「セルセ(クセルクセス)」 HWV.40 第1幕より 私が愛するすずかけの木々の…オンブラ・マイ・フ
サン=サーンス:アヴェ・マリア
シューベルト: エレンの歌V(アヴェ・マリア)D.839
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より アヴェ・マリア
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」Z.626 第3幕より ベリンダ, あなたの手を…私が土の中に横たわるとき
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
アルビノーニ/レモ・ジャゾット:アダージョ ト短調(編)):声楽と管弦楽のための)
マリナ・レベカ(S)、
モデスタス・ピトレナス(指)、
シンフォニエッタ・リガ、
ラトビア放送cho
マリナ・レベカ(マリーナ・レベカ)はラトビアのリガ生まれ。ラトビアで音楽を学んだあとローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業。ザルツブルクの国際サマー・アカデミーとペーザロのロッシーニ・アカデミーでも研鑽を積み、ヴェルディとロッシーニ、モーツァルトの第一人者として世界で高い評判を得、2017/18シーズンでは、ミュンヘン放送Oの最初のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれています。また、これまでにロイヤル・オペラ・ハウス、MET、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座等、世界の主要なオペラ・ハウスで「椿姫」のタイトルロールを務め、名実ともに「現代最高のヴィオレッタの一人」として認められ、2019年11月に行われたトリエステ・ヴェルディ歌劇場の来日公演「椿姫」でも素晴らしいヴィオレッタを演じ大きな反響を呼びました。残念ながら中止となってしまった2020年ミラノ・スカラ座来日公演での「椿姫」でもヴィオレッタ役を予定していました。
新たなアルバムは、バッハ、モーツァルトから始まり、ヴェルディ、マスカーニ、フォーレやサン=サーンスなど、何世紀にもわたり人類を慰めてきた神聖な音楽。長きにわたり愛され続ける名曲の数々を、その圧倒的な歌唱力と解釈で聴く人の心に深く響き渡らせます。
演奏は、グラミー賞にも輝いている、シンフォニエッタ・リガとラトビア放送合唱団という手厚いサポートで彼女の素晴らしい歌声をより一層引き立たせます。

CEDILLE
CDR-90000200(1CD)
NX-B04
黒人作曲家の歌曲集
ダミアン・スニード(1979-):私は世界を夢見る
ヘンリー・ハリー・タッカー・バーリー(1866-1949):ローレンス・ホープの詩による5つの歌
レスリー・アダムズ(1932-):アメイジング・グレイス
マーガレット・アリソン・ボンズ(1913-1972):3つの夢の肖像
トーマス・H・カー(1915-1988):町まで馬で行く
ショーン・E・オクペブホロ(1981-):2つの黒人教会
ロバート・リー・オーウェンズ(1925-):モータル・ストーム Op. 29
リチャード・ファリャーニャ:バーミンガムの日曜日(L. ウィルによる声とピアノ編)
ウィル・リヴァーマン(Br)
パウル・T・サンチェス(P)

録音:2020年7月22-24日
アメリカを中心に活躍し、2020年にはマリアン・アンダーソン・ヴォーカル賞を受賞、広く注目を集めているバリトン歌手ウィル・リヴァーマンが「情熱のプ ロジェクト」と呼ぶ、親密で心のこもったリサイタル"Dreams of a NewDay"。製作に何年も費やしたこのアルバムには、リヴァーマン自身がオクペブホ ロに委嘱した「2つの黒人教会」を含む、20世紀初頭から現代までのアフリカ系アメリカ人作曲家の歌曲が収録されており、彼らが辿ってきた試練の 道や苦難、そして希望と勝利が描かれた各々の歌はどれも聴き手の耳をひきつける強い魅力を放っています。

Orchid Classics
ORC-100154(1CD)
NX-B03
女性作曲家の歌曲集
アルマ・マーラー=ヴェルフェル(1879-1964):5つの歌曲
クララ・シューマン:美しさゆえに愛するのならOp. 12 No. 2
 彼はやってきたOp. 12 No. 1
なぜ他の人に尋ねるのかOp. 12 No. 3
 おお、歓喜よOp. 23 No. 6
 ひそやかな語らいOp. 23 No. 3
ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア(1821-1910):水の精ビンゼフース
 私は悲しい/庭師
 ジョージアの丘で/2本のばら
 山頂の黄金の輝き
 歌わないでください、私の美しさを
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):永遠に Op. 12 No. 1
昨日二人は会った
 ある日あなたは尋ねるだろう
 手 Op.12 No. 3
オレーナ・トカール(S)
イーゴリ・フリシン(P)

録音:2019年8月6-7日ヴィラ・イーダ、ライプツィヒ(ドイツ)
19世紀から20世紀にかけて、音楽史にその名を刻んだ女性作曲家たちの歌曲を集めたアルバム。登場するのはマーラーの妻として、またクリムトや ココシュカら多くの芸術家にインスピレーションを与えたアルマ・マーラー=ヴェルフェル、ロベルト・シューマンの良き伴侶であり、ブラームスの庇護者、そ して自身も優れたピアニストとして活躍したクララ・シューマン。ショパンの友人で、ロシアの文豪ツルゲーネフに崇拝されたポーリーヌ・ヴィアルド=ガル シア、アルフォンス・ミュシャの息子イジーと恋に落ち結婚するも、25歳の若さでこの世を去ったヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーの4人の女性たち。 作曲家として女性が認められるのが困難だった時代に、パートナーに創造的な貢献をもたらしながらも自身の芸術を貫いた彼女たちの作品は、ジェ ンダー平等が唱えられる21世紀になって新たな価値が見いだされています。 ルガンスク(ルハンスク)出身、モスクワ音楽院とライプツィヒ音楽大学で学んだソプラノ、オレーナ・トカールとドイツ系ウクライナ人ピアニスト、イーゴリ・フ リシンの演奏で。

ORFEO
C-210071(1CD)
NX-B09
ベルリオーズ:『レリオ、あるいは生への復帰』 Op. 14bis ヨアヒム・ビスマイヤー(語り手)
ヘルベルト・リッペルト(T)
ヘールト・スミッツ(Br)
ウィーン・ジングアカデミー
ウィーンRSO
ミヒャエル・ギーレン(指)

録音:2000年12月7日(ライヴ)
ウィーン・コンツェルトハウス
名作「幻想交響曲」の続編として、ベルリオーズが自身の失恋体験をもとに作曲した「レリオ、あるいは生への復帰」。1830年に初演されたこの作 品は、以前に作曲したいくつかの曲が組み込まれただけではなく、器楽のみの幻想交響曲とは違い、語り手と独唱、合唱が必要とされています。し かし、第1曲の漁師ではオーケストラは登場せずピアノ伴奏でテノールが歌い、第6曲の幻想曲が始まるまでは語り手以外はカーテンの裏で演奏が 行われる(全てはレリオの幻想であるため)という、異色の構成が取られています。そのため語り手を担当する俳優にも高い表現力が求められ、そ の上ベルリオーズは「幻想交響曲と続けて演奏すること」と指定したため、なかなか上演される機会がありません。このギーレンによる2000年12月7 日のライヴ演奏で語り手を担当したのは1936年ドイツ生まれの名優ヨアヒム・ビスマイヤー。歌唱部はフランス語であるものの、語りは全てドイツ語で 行われるため、ギーレンのきっちりとした指揮も相俟って全体が固めの印象に仕上がっているのが面白いところです。

ARCO DIVA
UP-0224(1CD)
NX-A14
チェコの巨匠たちへのトリビュート
ドヴォルザーク:4つの合唱曲 Op. 29 B. 59
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):モラヴィア民謡詩による2つのバラード Op. 19(4手ピアノと合唱版)
ノヴァーク:モラヴィア民謡詩による2つのバラード Op. 23(4手ピアノと合唱版)
マルティヌー:Mike? z hor 牧童ミケシュ H. 375
スデニェク・ルカーシュ(1928-2007):創造者へのオマージュOp. 147
プラハ混声cho
イジー・ペトルドリーク(指)
カレル・コシャーレク(P)
ダニエル・ヴェスナー(P)
エヴァ・ミュレロヴァー(S)
ヤクブ・トゥレク(T)
シルヴィエ・ヘソヴァー(Vn)
ラデク・クジジャノフスキー(Vn)
パヴェル・ツィプリス(Va)
シュチェパーン・プラジャーク(Vn)

録音:2018-2020
マルティヌー・ホール、アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツ、プラハ(チェコ)
1950年代に設立されたプラハ混声合唱団は、バロック期からロマン派作品、とりわけお国物であるチェコ音楽を 中心とするレパートリーで、チェコ国内だけではなく海外でも高い評価を受けています。このアルバムでは19世紀 から20世紀のチェコ合唱曲を披露。ドヴォルザーク35歳の作品「4つの合唱曲」をはじめ、モラヴィア民謡詩に 題材を得たノヴァークのバラード、晩年のマルティヌーの熟達した筆致が映える「牧童ミケシュ」など民謡風の旋 律が楽しい曲が楽しめます。また、アルバムの最後に収録された『創造者へのオマージュ』の作曲家スデニェク・ル カーシュは330以上の作品を発表し、ピルゼンの国立放送局で音楽編集者を務めた経歴で知られています。

BIS
KKC-6163
(2SACD)
国内盤仕様
税込定価

輸入品番
BISSA-2500
バッハ:マタイ受難曲 BWV244 ベンヤミン・ブルンス(エヴァンゲリスト)
キャロリン・サンプソン(ソプラノT)、松井亜希(ソプラノU)
ダミアン・ギヨン(アルトT)、クリント・ファン・デア・リンデ(アルトU)
櫻田亮(テノールT)、ザッカリー・ワイルダー(テノールU)
クリスティアン・イムラー(バスT/イエス)、加耒徹(バスU/ユダ/ピラト/大祭司カヤパ/祭司長T)
望月万里亜、清水梢、青木洋也(ソプラノ・イン・リピエーノ(第1曲&第29曲))
清水梢(女中T)、澤江衣里(女中U)、藤崎美苗(ピラトの妻)
青木洋也(証人T)、谷口洋介(証人U)、渡辺祐介(ペテロ、祭司長U)
バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木優人(Org)、鈴木雅明(指)

録音:2019年4月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
【作品解説:ロビン・A・リーヴァー(翻訳:広瀬珠子)、歌詞対訳:藤原一弘】
当録音では「今回の録音を機に大胆な試みに挑戦したい」という鈴木雅明率いるBCJの思いがありました。それは通奏低音に用いるオルガンのことです。再録 音をきっかけに鈴木雅明は数年前より現代最高のオルガンビルダー、マルク・ガルニエと綿密な相談をし、開管のプリンツィパルを持つ通奏低音用のオルガンを建 造してもらいました。当録音ではBCJの首席指揮者鈴木優人がオルガンを演奏しております!
ベンヤミン・ブルンスがエヴァンゲリストをつとめ、キャロリン・サンプソン、松井亜希、ダミアン・ギヨン、クリント・ファン・デア・リンデ、櫻田亮、ザッカリー・ ワイルダー、クリスティアン・イムラー、加耒徹という充実のソリスト陣を迎えたこのマタイ受難曲の再録音はBCJの代表的名盤で、2020年には英国グラモフォン 賞(合唱部門)を受賞しております。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4296(1CD)
『フィデレ』〜マルティヌー、デュパルク、ラヴェル、シマノフスキ:歌曲集
マルティヌー:『魅惑の夜』【第1曲「外国で」/第2曲「ありのままの春に」/第3曲「神秘的な笛」】〜漢詩によるH.119(1918)
デュパルク:「前世」(1884)
 「旅へのいざない」(1870)
 「フィディレ」(1882)
 「悲しき歌」(1868)
ラヴェル:歌曲集『5つのギリシャ民謡』【第1曲「花嫁の目覚め」/第2曲「向こうの教会へ」/第3曲「私と比べられる男前はだれなんだ?」/第4曲「乳香を集める女たちの歌」/第5曲「何と楽しい!」】(1906)
歌曲集『シェヘラザード』【第1曲「アジア」/第2曲「魔法の笛」/第3曲「つれない人」】(1903)
シマノフスキ:「ペンテレシア」Op.18(1908)
カテジナ・クネジコヴァー(S)
ロベルト・インドラ(指)、
ヤナーチェクPO

録音:2020年6月22、23&27日/オストラヴァの家、共同ホール(チェコ)
叙情的なコロラトゥーラ・ソプラノで魅了するカテジナ・クネジコヴァー。これまでBBCSO、バンベルクSO、ザルツブルク・カメラータ、チェコ・フィ ルハーモニーO、ベルリン・ドイツSO、マーラー室内Oなどと共演。現在、世界のオペラハウスでも引っ張りだこのクネジコヴァーですが、当ア ルバムではマルティヌー、デュパルク、ラヴェル、シマノフスキのオーケストラ付歌曲に挑みました。その表情は実に豊か。漢詩をチェコ語に訳したマルティヌーの『魅 惑の夜』、デュパルクの素朴な歌曲、ラヴェルらしい情熱漂う歌曲集『5つのギリシャ民謡』『シェヘラザード』、そして夢幻的で色彩的な音楽が魅力のシマノフスキ の「ペンテレシア」と、クネジコヴァーの圧巻の表現力で魅了する注目の1枚です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2840(1CD)
ディスタンス
バーバー:アニュス・デイ
トレヴァー・ウェストン(b.1967):マニフィカト
バッハ:来たれ、イエスよ、来たれ BWV 229
エルガー(ジョン・キャメロン編):永遠の光(エニグマ変奏曲「ニムロッド」)
リーナ・エスマイル(b.1983):When the Violin
スルピティア・チェシス(1577-c.1620):O crux splendidior
ジェイムズ・マクミラン(b.1959):A Child’s Prayer
キャロライン・ショウ(b.1982):And the Swallow
ウィリアム・クラウシャール(b.1989):Ni de l’est ni de l’ouest
ラフマニノフ:Nunc Dimittis (晩祷 Op.37 第5曲)
ユージス・プラウリニュシュ(b.1957):Laudibus in Sanctis
ジャン=セバスチャン・ヴァレ(指)
聖アンデレ&パウロ教会cho

録音:2020年11月6-8日/ケベック
コロナ禍において「ディスタンス」というものを見つめなおしたアルバム。孤立、孤独、沈黙といったイメージからはじまり内省的に深まっていく合唱音楽です。 革新的なプログラムと多様なスタイルで高い評価を得る聖アンデレ&パウロ教会合唱団はカナダ有数の名合唱アンサンブル。教会の礼拝音楽からモントリオール交 響楽団との演奏会まで幅広く活動しています。 (Ki)

Paraty
PARATY-140100(1CD)
故郷 第1集
(1)コダーイマールタの風景
(2)バルトーク:4つのハンガリー民謡
(3)同:4つのスロヴァキア民謡
(4)ドヴォルザーク(ヤナーチェク編):6つのモラヴィア二重唱曲
(5)シェーンベルク:3つのドイツ民謡Op.49
(6)ブラームス:あそこの牧場に/静かな夜/故郷にてOp.64の1
ミハーイ・ゼケ(指)
アンサンブル・キテラ、
マリー・ヴェルムラン(P/1896年製スタインウェイ)

録音:2020年2月28日-3月1日/マリーエンミュンスター修道院(ノルトライン=ヴェストファーレン)
アンサンブル・キテラは、ミハーイ・ゼケが2019年に結成した室内合唱団。メンバーの出身国は10に及び、汎ヨーロッパ的な志向を示しています。「故郷」と 題されたシリーズで19-20世紀に民謡や伝承音楽に基づいて作られた合唱曲を紹介していく予定となっています。第1弾は「ハンガリーからドイツ」と題されま すが、バルトークのスロヴァキア民謡、ドヴォルザーク(ヤナーチェク)編曲のモラヴィア民謡も入っています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00730(1SACD)
税込定価
2021年3月24日発売
ブルックナー:ミサ曲 第3番ヘ短調 WAB28 飯森範親(指)山形SO
山響アマデウスコア
梅津 碧(S)、在原 泉(A)
鏡 貴之(T)、鈴木 集(Br)

録音:2020年2月15-16日 山形テルサホール(ライヴ)
飯森範親&山響によるブルックナーの宗教曲を取り上げる演奏会シリーズ。ライヴCD第1 弾は、ソリストと合唱、オーケストラのために書かれた大傑作「ミサ曲第3番」です。この曲 に込められた敬虔な精神と神秘性を描き出した演奏。充実したオーケストラの響きは、真 摯な姿勢で向き合う飯森と山響の深い関係性の賜物といえるでしょう。(オクタヴィア)

Goodies
78CDR-3827(1CDR)
税込定価
B.フリース:モーツァルトの子守歌


(1)エミー・デスティン(S)
I
(2)アルマ・グルック(S)

(3)フリーダ・ヘンペル(S)

(4)ジークリッド・オネーギン(C.A)

(5)マリア・クレンコ(S)

(6)エリーザベト・シューマン(S)

(7)エルナ・ベルガー(S)
(1)エミー・デスティン(S)
IRCC 5012-A(U.S.) 1916年4月21日 キャムデン録音(機械式録音)ドイツ語歌唱

(2)アルマ・グルック(S)
VICTROLA 64590(U.S.) 1916年2月17日 キャムデン録音(機械式録音)英語歌唱

(3)フリーダ・ヘンペル(S)
HMV DA577-A(U.K.) 1923 年6月4日 イギリス録音(機械式録音)

(4)ジークリッド・オネーギン(C.A)
BRUNSWICK 15070-B(U.S.) 1923年12月31日 アメリカ録音(機械式録音)

(5)マリア・クレンコ(S)
COLUMBIA 2046-M(U.S.) 1925年4月12日録音(電気録音)

(6)エリーザベト・シューマン(S)
ローランス・コリンウッド指揮 O
HMV E555(U.K.) 1930年2月17-18日 ロンドン録音(電気録音)

(7)エルナ・ベルガー(S) 、ハンス・アルトマン(P)
POLYDOR 47068(Germany) 1936年6月16日 ベルリン録音 ドイツ語歌唱
ベルンハルト・フリース(1770頃ベルリン生まれ-?)は医師でアマチュア作曲家 だった。この人の曲がモーツァルトの作品と間違われケッヒェル番号 K.350が つけれていたのが、ケッヒェル第6版の番号改正のとき、フリートリッヒ・ヴェ ルヘルム・ゴッター(1746-1797)作詞、ベルンハルト・フリース作曲ということ になった。最近ヨハン・フリートリッヒ・アントン・フライシュマン(1776- 1798)の作曲という研究発表があった。日本語歌詞は堀内敬三(1897-1983)のも のがよく知られています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu1 DSD録音機を使用した。
(1)エミー・デスティン(1878-1930)はプラハ生まれ。1898年ベルリン国立歌劇場でデビュー。その後ワーグナー未亡人の招きでバイロイト音楽祭、ロンドンのコ
ヴェントガーデン歌劇場、ニューヨークのメロポリタン歌劇場に出演スーパー
スターになった。デスティンの録音はSUPRAPHON から1999年にThe Complete Destinn(214曲収録)12CDsetが出ています。
(2)アルマ・グルック(1884-1938)ルーマニアのブカレスト生まれ。早期にアメリカに移住。メトロポリタン歌劇場で成功を収めた。ロシア出身の名ヴァイオリン奏者エフレム・ジンバリスト(1889-1985)夫人となり、息子にエレム・ジンバリスト・ジュニア、孫にステファニー・ジンバリストがいます。
(3)ドイツ語歌唱フリーダ・ヘンペル(1885-1955)はライプヅィヒ生まれ。ベルリンのシュテルン音楽院で学び、1905年にデビューした。ベルリン宮廷歌劇場、ニューヨークのメロポリタン歌劇場に所属した。ヘンペルは1912年にの曲をベルリンで録音していた(独 GRAMMOPHON 76 042)。機械式録音時代に二度の録音
は珍しい。
(4)ドイツ語歌唱ジークリッド・オネーギン(1889-1943)はストックホルム生まれ。15歳の時ミュンヘンで声楽を学び、1911年にシュトゥットガルト歌劇場で「カルメン」でオペラデビュー。この時の相手役ホセはエンリコ・カルーソだった。その後ロシアの貴族で音楽家のエフゲニー・オネーギンと結婚しオネーギン姓に改めた。(5)ドイツ語歌唱マリア・クレンコはロシア帝国のトムスク生まれ。モスクワ音楽院で声楽を学び、1914年ハリコフ歌劇場でデビュー。その後ボリショイ歌劇場でソリストをつとめた。フランスに移住してからヨーロッパ各国のオペラ劇場、さらにミューヨークのメトロポリタン歌劇場にも出演した。米 COLUMBIA に多くの録音を残した。これはクレンコの初録音。
(6)ドイツ語歌唱エリーザベト・シューマン(1888-1952)はドイツ生まれのソプラノ。1909年にハンブルク歌劇場でデビュー。ヨーロッパ各地のオペラ劇場に出演した。1938年アメリカに移住し1944年市民権を得た。モーヅァルト、シューマン、シューベルトの歌曲の録音を残した。
(7)エルナ・ベルガーはドレスデン生まれ。第1次世界大戦後一家は南米に移住し、1923年に生地のドレスデンに戻った。1925年にドレスデン歌劇場
でデビュー、その後ヨーロッパ、アメリカの歌劇場に出演した。戦後間もなく来日しビクターに録音した。(グッディーズ)

Dynamic
DYNDVD-37895(DVD)
NX-C09

DYNBRD-57895(Bluray)
NX-C09
ヴェルディ:レクイエム エレオノーラ・ブラット(S)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(Ms)
ジョルジョ・ベッルージ(T)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs)
ロベルト・アバド(指)
アルトゥーロ・トスカニーニPO
パルマ王立劇場cho
映像監督…マルコ・スカルフィ

収録:2020年9月18日 Parco Ducale di Parma(イタリア)
ヴェルディ音楽祭 2020

収録時間:90分
音声:ラテン語歌唱
PCMステレオ2.0/Dolby digital 5.1(DVD)
PCMステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)

字幕:日本語・ラテン語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
画角:16/9 NTSC All Region DVD
DVD…DVD 片面二層
Blu-ray・・・BD 片面二層ディスク 1080i High Definition
この映像は、2020年パルマで開催されたヴェルディ音楽祭での野外収録。 コロナ(Covid-19パンデミック)の犠牲者と医療従事者に捧げられており、映像は、最 初にパルマ市長の短いスピーチと黙祷があり、その後で厳かに演奏が始まります。歌 手は、イタリアを代表する3人の歌手、ソプラノ、エレオノーラ・ブラット、テノールのジョル ジョ・ベッルージ、バスのロベルト・タリアヴィーニ。そしてジョージアのメゾ・ソプラノ、アニ タ・ラチヴェリシュヴィリを起用。大オーケストラにも負けない力強い声が魅力です。 ロベルト・アバドはオーケストラを自在に操り、ヴェルディがスコアに記した死への怖れ と、人間の脆弱性を音で表現。困難を乗り越えて生きていく意味を聴き手に問いか けています。

Challenge Classics
CC-72874(1CD)
ヴィレム・イェツ(1959-):レクイエム ケリー・ゴッド(S)
アンドレアス・ヴォルフ(Bs-Br)
オランダ放送cho
ジェイムズ・ガフィガン(指)
オランダ放送PO

録音:2017年3月11日/ロイヤル・コンセルトヘボウ
これまで管弦楽作品集(CC-72693)とオペラ(CC-72849)が世に出ているオランダの作曲家ヴィレム・イェツ、リリース第3弾は器楽と声楽の総決算ともいうべき『レクイエム』です。イェツは「死はそれで終わりではなく、別の段階への移行である」と考え、来世への音楽の旅という形で美しく厳粛な弔いと慰めを表現しています。そのために必要なのは実験的な書法ではなく心へ訴えかける旋律であり、「私の書いた最もメロディアスな作品となった」と自ら語っています。
音楽は前半の激しさと後半の静けさの対比が鋭く、振り幅の大きな表現力を持ち、短調寄りのほの暗い響きで描かれているのが印象的。ソリストは2人、オーケストラは二管編成を基本に、ソプラノ・リコーダー、ハープ、オルガン、グロッケンシュピール、ビブラフォン、シロフォンと多彩な楽器が盛り込まれているのも注目です。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0009(1CD)
人生の道〜シューベルト:歌曲集
漁師の歌 D.881/恋する者の様々な姿 D.558/シルヴィアに D.891/アリンデ D.904/歓迎と別れ D.767/あの人がここにいたことを D.775/君は憩い D.776/水の上で歌うD.774/ブルックにて D.853/星 D.939/ただあなたのそばに D.866
/ 笑いと涙D.777/さすらい人 D.489/不幸な男 D. 713b/ギリシャの神々 D.677/あなたは私を愛していない D.756/友に D.654/漁師の愛の幸せ D.933
イルケル・アルカユレク(T)
サイモン・レッパー(P)

録音:2020年スイス放送スタジオ
1984年イスタンブール生まれでウィーンで育ったイルケル・アルカユレクによるシューベルト。喜びや悲しみを表現した音楽から次第にゆったりと深みのある音 楽に変容していったシューベルトの魅力を味わい深く歌います。

CORO
COR-16184(1CD)
おやすみなさい、最愛の人よ
エドワード・ネイラー(1867−1934):ヴォクス・ディセンティス
ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934−2016):ルーシーのための子守歌
作曲者不詳:アイ・アム・ア・ジョリー・フォスター
ジェイムズ・マクミラン:(b.1959):子どもたちは主の遺産*
ボブ・チルコット(b.1955):ロンドンデリーの歌
チロ・ピンスティ(1829−1888):おやすみ、おやすみなさい、最愛の人よ
ウィリアム・コーニッシュ:(1465−1523):おーい、陽気なラッターキン
ウィル・トッド(b.1970):彼に私の名をささやく*
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924):青い鳥
ウィリアム・コーニッシュ:ああロビン、優しいロビン
エリック・ウィテカー(b.1970):スリープ
ロデリック・ウィリアムズ(b.1965):エリスケイの恋歌
ウィリアム・ヘイズ(1708−77):ジャイルズ・ジョルト
アーノルド・バックス(1883−1953):母よ、汝の息子に祈れ
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2020年10月7日−9日&2018年11月14日*、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けてきた合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。イギリスで2度目のロックダウンが行われる前の2020年10月に録音されたザ・シックスティーンの新録音は、日常生活の要求から少し離れて安らぎと休息を得るための、500年以上にわたる素晴らしき合唱コレクション。ウィリアム・コーニッシュの「おーい、陽気なラッターキン(Hoyda, hoyda, jolly rutterkin)」から、スタンフォードの名作「青い鳥」、そしてチルコット、マクミラン、ウィテカー、トッドら現代の人気作曲家たちの作品まで、子守歌や民謡の編曲を中心に、人生と愛、静謐と静寂、素朴でシンプルなもの、複雑なイメージが込められた物語を語っています。バリトン歌手としても広く活躍するロデリック・ウィリアムズの「エリスケイの恋歌(Eriskay Love Lilt)」(原曲はスコットランド民謡)は、ハリー・クリストファーズとザ・シックスティーンの新規委嘱により2020年の初めに書かれた作品です。

H.M.F
HMM-902647(1CD)


KKC-6358(1CD)
国内盤仕様
日本語帯・解説・歌詞訳(一部大意)付
税込定価
ベリオ、歌うための - Berio To Sing
セクエンツァIII 〜女声のための(1966)
ロンドンの呼び売りの声 〜8声のための(1976、6声のための1974-75年版からの改訂版)
おおキング 〜声と5楽器のための(1968)
フォークソング 〜メゾソプラノと7楽器のための(1964)
ミッシェルII 〜メゾソプラノ、フルート、クラリネット、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための(1965-67、『ビートルズの歌』より)
そこに曲はない 〜室内合唱のための(1994)
あのひとが魚なら 〜ア・カペラ混声合唱のためのシチリアの愛の歌(2002)
ルシール・リシャルドー(Ms)
レ・クリ・ド・パリ(歌、器楽)
ジョフロワ・ジュルダン(指)

録音:2020年6月、11月フランス、アルフォールヴィル、ONDIFスタジオ
ガーディナー指揮の『セメレ』2019年ライヴをはじめソリストとして多彩な活動を行うほか、ピグマリオン(ピション指揮)やアンサンブル・コレスポンダンス (ドセ指揮)といった腕利き合唱団にも参加している魅惑のメゾ、ルシール・リシャルドーが「現代の古典」ベリオに挑戦。研ぎ澄まされた驚異の歌唱でベリオ の音楽の核心に迫ります。「歌」という行為の根本を見つめ直すことにより紡がれる、聴き手をはっとさせる力を持った斬新な美しさ。大胆な遊び心と爽快な色彩、 贅沢な愉しみに満ちた不朽の名作たちをお楽しみください。
さまざまな独奏楽器のために書かれた『セクエンツィア』シリーズは現代奏法の百科事典の如き様相をもつベリオの代表作。女声のための第3番はありとあ らゆる発声法が駆使され、技巧と表現の究極が歌手に求められます。中世音楽のような肌触りと複雑なアンサンブルによる『ロンドンの呼び売りの声』、『シンフォ ニア』第2部と同一の音楽を切り詰めた編成で奏し歌う『おおキング』(器楽も巧い!)、歌の原形質のような『そこに曲はない』も滅法面白く刺激的です。
各国の歌詞に情感ある曲を乗せた『フォークソング』やビートルズの一風変わった編曲、そしてべリオが死の前年に残した「もし彼が魚なら泳いで会いに行く」 と歌う美しく素朴な小品『あのひとが魚なら』も収録。調性音楽の持つ懐かしさと温かみをセンス良く編んでいく手腕もまた、ベリオ音楽の魅力的な一面と言え るでしょう。
ブックレットには歌詞のほか、指揮者ジュルダンが聞き手となって行ったベリオへのインタビューを掲載。これはベリオの残した言葉をコラージュしてジュルダ ンが独自に作ったもので、「コラージュ」がベリオの音楽を語る上での重要なキーワードであるからこその気の利いた創作です。 (Ki)

Solo Musica
SM-357(1CD)
NX-B03
フランス6人組
オーリック:前奏曲(1919)
 レオン=ポール・ファルグによる3つの詩(1940)
ルイ・デュレ(1888-1979):無言歌 Op. 21(1920)
 果樹園 Op. 42(1932)
オネゲル:サラバンド H26(1920)
 倫理学の小講義 H148(1941)
サティ:第1メヌエット(1920)
 4つのささやかな歌曲(1920)
ミヨー:マズルカ(1914)
 コクトーの詩による3つの歌曲(1920)
プーランク:ワルツ ハ調(1919)
 燃える鏡(1938)
タイユフェール(1892-1983):牧歌、遊び心(1919)
 6つのフランスの歌(1929)
フランツィスカ・ハインツェン(S)
ベンジャミン・ミード(P)

録音:2020年7月
20世紀前半のフランスで活躍した作曲家たちの集団「フランス6人組」。サティを中心に『新青年』を結成した 若き作曲家たちの中から、詩人コクトーが選んだオーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェール の6人は、第一次世界大戦後のフランスにおいて、ドビュッシーの後継者として音楽界を主導する役割を担い ました。このアルバムでは6人の名前をアルファベット順に並べ、サティも加えた各々のピアノ曲と連作歌曲を収 録。彼らの美的アイデアと個性、そして生涯にわたる友情のつながりが垣間見えるユニークな1枚です。美しい 歌声を披露するのは、スイス出身、宗教曲を得意とするソプラノ歌手フランツィスカ・ハインツェン。長年共演を 務めるピアニスト、ベンジャミン・リードと息の合った演奏を聴かせます。
Solo Musica
SM-341(1CD)
NX-B03
ショイブレ、ミーク、オネゲル、マルタン、シェックの歌曲集
ハンス・ショイブレ(1906-1988):7つの冬の歌 Op. 1…初録音
オネゲル:クローデルによる3つの詩
ペーター・ミーク(1906-1990):Erlebnis 経験
マルタン(1890-1974):ピエール・ド・ロンサールの献身
シェック(1886-1957):Dammrung senkte sich von oben たそがれは迫り
meines Kindes Tode わが子の死
Ergebung 降伏
Keine Rast 休むことなく
Vor der Ernte 収穫の前
Schifferliedchen 船乗りの小唄
Abschied 別れ
Die Einsame 孤独な人
Abendlied 夕べの歌
Nachklang こだま
ルカ・ベルナルド(T)
ハンス・アドルフセン(P)

録音:2019年8月22-24日
スイス出身の作曲家たちの知られざる歌曲を集めた1枚。選ばれたのはどれも各々の作曲家たちの初期作 品であり、なかでもショイブレの「7つの冬の歌」は、チューリヒ中央図書館に所蔵されていた、彼の弟エリックの 手による写譜を用いた世界初録音となるものです。他の作品もほとんど耳にする機会のない珍しいものばか り。歌っているのは、2019/20年のシーズンからチューリヒ歌劇場のインターナショナル・オペラ・スタジオのメン バーとなったばかりの若きテノール、ルカ・ベルナルド。伸びやかな声が持ち味です。

アールアンフィニ
MECO-1061(1SACD)
税込定価
『le miroir ミロワール』
マスネ:「タイス」〜 私は美しいと言って
マスネ:「マノン」〜 さようなら、私たちの小さなテーブル
ビゼー:「カルメン」〜 何を恐れることがありましょう
プッチーニ:「つばめ」〜 ドレッタの夢
グノー:「ロメオとジュリエット」〜 私は夢に生きたい
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」〜 騎士はその眼差しに
ビゼー:四月の歌
ビゼー:古い歌
ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘
ロッシーニ:赤ちゃんの歌
プーランク:愛の小径
サティ:あなたが欲しい
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ
平井康三郎:うぬぼれ鏡
山口佳子 (S)、田中健 (P)

録音:2020年7月17日&18日
甘さと強さを兼ね備えたオペラ界のキャンディ・ヴォイス。 藤原歌劇団の実力派ソプラノ、大注目のファースト・アルバム。 藤原歌劇団の実力派ソプラノ歌手、山口佳子待望のデビュー・アルバムです。本人が若い時から永く歌い続けてきたオペラ・アリアや歌曲の 名曲全14曲を心ゆくまでお楽しみ下さい。 ピアニシモからフォルテシモまで、まさに驚異的な歌唱力で魅せる超ワイドレンジの歌声を、DSD11.2MHzの超ハイレゾ・レコーディングが 隅々まで余すところなく捉えました。ブックレット解説も、全てアーティスト本人の書き下ろしによる入魂の1枚です。

Phi
LPH-035(1CD)
NX-B08

NYCX-10207(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:教会カンタータ「人よ、汝に善きこと告げられたり」BWV 45
モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」BWV 118
教会カンタータ「候妃よ、さらに一条の光を」(哀悼頌歌)BWV 198
ドロテー・ミールズ(S)
アレックス・ポッター(アルト=カウンターテナー)
トーマス・ホッブズ(T)
ペーター・コーイ(Bs)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽器使用)
<オブリガート>
クリスティーネ・ブッシュ(Vn)
ロミーナ・リシュカ、ニコラス・ミルン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター、トーマス・ボイゼン(Lute)
パトリック・ビュッケルス、アメリー・ミシェル(フラウト・トラヴェルソ)
マルセル・ポンセール、北里孝浩(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
<通奏低音>
アヘート・ズヴェイストラ(Vc)
モード・グラットン(Org)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)

録音:2020年1月23-25日、ワロン教会、アムステルダム
【国内盤】日本語解説・歌詞訳付き
30年ぶり以上の再録音となる大作「哀悼頌歌」BWV198が大きな目玉。1727年、欧州最高の宮廷楽団の主たるザクセン選帝侯の妃 君が亡くなったことを悼んで書かれたこの教会カンタータは、それぞれ一対のヴィオラ・ダ・ガンバやリュート、フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオ リンなどの活躍が随所で興味深い効果をあげる充実作。今回は大御所ポンセールやシュペーターらのほか、欧州古楽界で今最も注目され つつある多芸なガンバ奏者ロミーナ・リシュカのような新世代の名手も存在感をみせています。しっとりした哀調が印象的だった旧録音とはや や趣きが異なる、輪郭のはっきりした陰影の深い音作りも印象的。他の2曲は今回が初録音で、長年の共演者ペーター・コーイのバス独唱 をはじめソリストたちの活躍めざましいBWV45といい、葬送のモテットBWV118での一体感あふれる響きの美といい、詩句一つ一つが映え る聴きどころが満載の名演に仕上がっています。同一パートは3名までという緊密な器楽編成ならではの音作りがよく生きています。

CLAVES
50-3014(2CD)
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 【ソロ】アレクサンドラ・レヴァンドフスカ(ソプラノT/「キリストよ、憐れみをお与えください」、「われは信ず」)、
ゾーエ・ブルックショウ(ソプラノT/「神なる主」)、マリアンネ・ベアーテ・キーラント(ソプラノU)、
アレックス・ポッター(A)、ヴァレリーオ・コンタルド(T)、ステファン・マクラウド(Bs)
【リピエーノ】アンネ=キャスリン・オルセン(S)、クリステル・ムーニー(A)、オリヴィエ・クワッフェ(T)、ヤロミル・ノセク(Bs)
アレクシス・コセンコ(トラヴェルソ)、エマニュエル・ラポルト(Ob)、オリヴィエ・ピコン(Hrn)、ギイ・フェルベ(Tp)、リーラ・スケイフ(Vn)、ロエル・ディールティエンス(Vc)、フランソワ・ゲリエ(Cemb)、フランシス・ヤコブ(Org)
リ・アンジェリ・ジュネーヴ(管弦楽・声楽アンサンブル)、
ステファン・マクラウド(指)

録音:2020年10月/エルネスト・アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)
サウンド・エンジニア、エディティング、マスタリング:マルクス・ハイラント(Tritonus Musikproduktion)
実力派バス歌手ステファン・マクラウドが2005年に結成したリ・アンジェリ・ジュネーヴ。新型コロナウィルス感染拡大により演奏活動が制限される中、2020 年10月に「ロ短調ミサ」の録音が実現しました。
古楽アンサンブルの名団体として知られるリ・アンジェリ・ジュネーヴ。可変アンサンブルでオリジナル楽器を用いて演奏する当団の特徴は、レパートリーに問わ ず声楽メンバーを舞台上の前列に配置しており、これは声楽がもつ詞のパワーそして豊かなアンサンブルを全面に押し出すことを目的としています。当セッション では舞台上に円を形成し、中心のマイクを取り囲む形で録音されました。とりわけバッハ作品を中心としたレパートリーで高い評価を得ており、Clavesレーベルか らリリースしているマタイ受難曲(50-3012)は各誌で絶賛された当団の代表的な録音です。
バッハの最後の完成作である「ロ短調ミサ」。当演奏での注目は6人のソロと4人のリピエーノ、計10人の最小編成による声楽陣です。バッハのほとんどのカ ンタータやヨハネ受難曲では8人、マタイ受難曲では2つの合唱パートに16人で構成され、「ロ短調ミサ」でも12人の編成するのがより理にかなっていますが、 マクラウドはこの状況下で10人での演奏を実現させました。適切な人数の合唱とオーケストラのメンバー、そして独唱者たちによって、より親密なアンサンブルが 醸成されており、コロナ禍の厳しい状況のなかでも常に新しいアプローチに挑戦する当団が、溢れでる音楽への悦びを全身全霊で表現した注目録音です。
今回も豪華歌手陣に注目です。ソプラノのゾーエ・ブルックショウマクラウドはバッハ・コレギウム・ジャパンの「第九」の録音(KKC-6114 / BIS SA-2451)でも高い歌唱力で評価された実力派。この他、ソプラノのアレクサンドラ・レヴァンドフスカ、アルトのアレックス・ポッター、テノールのヴァレリーオ・コン タルドはマタイ受難曲の録音でも存在感を示した注目の歌手です。マクラウドが練り上げてきた密度の濃いアンサンブルそして豊かな表現で挑んだ心温まる「ロ短 調ミサ」の録音です! (Ki)

Hortus
HORTUS-924(1CD)
ティエリー・エスケシュ(1965-):最後の福音
3つの即興的な舞曲
「ポエム・シンフォニック」Op.8
ジョン・ネルソン(指)、
パリOアンサンブル、
パリ・ノートルダム聖歌隊
ブリテンcho、
オリヴィエ・ラトリー(Org)、
ティエリー・エスケシュ(Org)

録音:2000年/パリ・ノートルダム大聖堂
オルガンの名手で近年は作曲家としても確固たる地位を得ているフランスのティエリー・エスケシュ。そのエスケシュが作曲した3篇を収めたのが当アルバムで す。オルガニストらしいシンフォニックな色彩豊かさが魅力のエスケシュの作品。「最後の福音」は5楽章構成の作品で各楽章に讃美歌が現れます。3つの即興的な 舞曲ではバッハのヨハネ受難曲やスターバト・マーテル(悲しみの聖母)の美しい旋律を有するオルガン作品。そして、「ポエム・シンフォニック」では聖ヨハネの黙 示録からの抜粋に基づく即興的な交響詩で実に雄大な響きを楽しめます。名手ラトリーが演奏していることも要注目といえましょう。仏ディアパソン・ドール5受 賞ディスク。 (Ki)
Hortus
HORTUS-056(1CD)
「元后あわれみの母(サルヴェ・レジナ)」
作者不詳:アンティフォナ「元后あわれみの母」
イヴ・カスタニェ(1964-):ミサ曲「サルヴェ・レジナ」〜合唱と2つのオルガンのための
作者不詳:オッフェルトリウム「乙女マリアよ、御身は祝福されたもう」
作者不詳:コムニオン「レジナ・ムンディ」
プーランク:「黒い聖母像への連祷」
オリヴィエ・ラトリー(1962-):「元后あわれみの母」〜声楽とオルガンのための
プーランク:「黒い聖母像への連祷」
オリヴィエ・ラトリー(1962-):「元后あわれみの母」〜声楽とオルガンのための
オリヴィエ・ラトリー(Org)、
イヴ・カスタニェ(Org)
リオネル・ソウ(指)、
パリ・ノートルダム聖歌隊

録音:2007年10月8-12日、2007年10月28-31日/パリ・ノートルダム大聖堂
2019年4月、世界に衝撃を与えたパリのノートルダム大聖堂の火災。その聖堂で正オルガニストを務めているのがラトリーです。当アルバムは2007年に大聖 堂で収録された貴重な録音。「元后あわれみの母(サルヴェ・レジナ)」をテーマにグレゴリオ聖歌による宗教作品に加えてイヴ・カスタニェとオリヴィエ・ラトリー の自作も収録した注目作です。仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。

Challenge Classics
CC-72832(1SACD)
ヘンデル&モーツァルト:アリアと序曲集
モーツァルト:Al destin che la minaccia(『ポントの王ミトリダーテ』 K.87 (K.74a))
ヘンデル(モーツァルト編):『エイシスとガラテア』序曲 K.566 - Wie lieblich ist der Boten Schritt(『メサイア』 K.572)
モーツァルト:Quando avran fine omai - Padre, germani, addio! - Ecco, Idamante, ahime 『イドメネオ』 K.366
ヘンデル:Da tempeste il legno infranto(『ジュリアス・シーザー』 HWV17) - O had I Jubal’s Lyre(『ヨシュア』HWV64)
ヘンデル(モーツァルト編):O fuhltest du die Qualen - Wie’s Taubchen klagt um den Gemahl(『エイシスとガラテア』序曲 K.566)
モーツァルト:アリア『大いなる魂と高貴な心』 K.578
ヘンデル(モーツァルト編):『アレクサンダーの饗宴』序曲 K.591
モーツァルト:Crudele? Troppo mi spiace... - Non mi dir(『ドン・ジョヴァンニ』 K.527)
ヘンデル:M’adora l’idol mio(『テゼオ HWV 9)
モーツァルト:Ach, ich fuhl’s(『魔笛』 K.620)
ヘンデル:Secondate, oh giusti dei(『シッラ』 HWV 10) - Amarti si vorrei(『テゼオ HWV 9)
モーツァルト:Or sai chi l’onore (『ドン・ジョヴァンニ』 K.527)
マリ・エリクスモーン(S)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
スタヴァンゲルSO

録音:2020年8月10-13日ノルウェー、スタヴァンゲル・コンセルサス
ノルウェーのソプラノ歌手マリ・エリクスモーンによる初のソロ・アルバム。まろやかで繊細で美しい歌唱が素晴らしく、フリエンドのバックも充実の響き。 モーツァルトは『メサイア』をはじめヘンデルの作品をいくつか編曲することによってバロック書法を学び、その面白さにはまって晩年は対位法的な楽曲を好んで書 くようになります。このアルバムはスッキリと力強いヘンデルのオリジナル、木管楽器が鮮やかに活躍するヘンデルのモーツァルト編曲版、オペラ的な表現の幅がぐっ と広がったモーツァルトのオリジナルを組み合わせた手の込んだプログラムになっており、モーツァルトのバロック受容に思いを馳せることができるのも魅力です。 (Ki)

EUROARTS
20-53736
(12DVD)
Great Bach Basics


■Disc1-2
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248

[特典映像]
1. 『歓呼の声を放て、喜び踊れ!〜ガーディナー、カンタータ巡礼の旅』
2. 『バッハ再訪〜ガーディナー、ザクセン=テューリンゲンを訪れる』

■Disc3-4
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻(全曲)
(1)第1巻 BWV.846〜BWV.857(第1番〜第12番)
(2)第1巻 BWV.858〜BWV.869(第13番〜第24番)
(3)第2巻 BWV.870〜BWV.881(第1番〜第12番)
収録:2000年2月ヴェネツィア、ラービア邸
(4)第2巻 BWV.882〜BWV.893(第13番〜第24番)

■Disc5
バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245

■Disc6
クーナウ:マニフィカト ハ長調
バッハ:わが魂は主をあがめ BWV.10
バッハ:マニフィカト 変ホ長調 BWV.234a
■Disc7
C.P.E.バッハ:オラトリオ『イエスの復活と昇天』 Wq.240
バッハ:昇天祭オラトリオ『御国にまします神を讃えよ』 BWV.11
■Disc8
バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232

■Disc9
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
第1番ヘ長調 BWV.1046
第3番ト長調 BWV.1048
第5番ニ長調 BWV.1050
第6番変ロ長調 BWV.1051
第4番ト長調 BWV.1049
第2番ヘ長調 BWV.1047
アンコール〜第2番ヘ長調 BW.V1047より第3楽章アレグロ・アッサイ

■Disc10
バッハ:モテット集
モテット第2番『み霊はわれらの弱きを助けたもう』 BWV.226
カンタータ第146番〜シンフォニア
モテット『汝を去らしめず、汝われを祝せずば』 BWV.Anh.159
カンタータ第35番〜コンチェルト
モテット第3番『イエス、わが喜び』 BWV.227
カンタータ第188番〜シンフォニア
モテット第4番『恐るるなかれ、われ汝とともにあり』 BWV.228
カンタータ第169番〜シンフォニア
モテット第1番『主に向かいて新しき歌をうたえ』 BWV.225

■Disc11
バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992
フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
半音階的幻想曲とフーガ BWV.903

■Disc12
C.P.E.バッハ:受難カンタータ『救世主の最後の受難』 Wq.233 (H.776)
■Disc1-2(収録時間:本編142分、特典52分)
クラロン・マクファーデン(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、クリストフ・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
モンテヴェルディcho、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
収録:1999年12月23,27日ワイマール、ヘルダー教会(ライヴ)
■Disc3-4(収録時間:121分、139分)
(1)アンドレイ・ガヴリーロフ(P)
収録:2000年2月ウォルソール、ニュー・アート・ギャラリー
(2)ジョアンナ・マグレガー(P)
収録:2000年2月バルセロナ、グエル邸
(3)ニコライ・デミジェンコ(P)
収録:2000年2月ヴェネツィア、ラービア邸
(4)アンジェラ・ヒューイット(P)
収録:2000年2月アイゼナハ、ヴァルトブルク城
■Disc5(収録時間:117分)
鈴木美登里(S)、ロビン・ブレイズ(C.T)、ゲルト・テュルク(T)、浦野智行(Bs-Br)、シュテファン・マクロウド(Bs)、バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木雅明(指)
収録:2000年7月28日東京、サントリーホール(ライヴ)
■Disc6(収録時間:87分)
デボラ・ヨーク(S)、ボグナ・バルトシュ(C.A)、イェルク・デェルミュラ(T)、クラウス・メルテンス(ハス)、アムステルダム・バロックO&cho、トン・コープマン(指)
収録:2003年5月24日ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
■Disc7(収録時間:109分)
ゾフィー・カルトホイザー(S)、パトリツィア・ハルト(A)、クリストフ・アインホルン(T)、クリストフ・ゲンツ(T)、ヤン・ファン・デル・クラッベン(Br)、シュテファン・ゲンツ(Bs)、エクス・テンポレ(合唱)、ラ・プティット・バンド、シギスヴァルト・クイケン(指)
収録:2004年5月ライプツィヒ、聖ニコライ教会(ライヴ)
■Disc8(収録時間:117分)
ルート・ツィーザク(S)
アンナ・ラーション(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ゲヴァントハウス室内cho、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
収録:2005年5月ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
■Disc9(収録時間:100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他、モーツァルトO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2007年4月21日イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場(ライヴ)
■Disc10(収録時間:93分)
RIAS室内cho、ベルリン古楽アカデミー、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
収録:2008年10月3日ベルリン、ゲッセマネ教会(ライヴ)
■Disc11(収録時間:54分)
アンドラーシュ・シフ(P)
監督:ブリュノ・モンサンジョン
収録:1989年
■Disc12(収録時間:92分)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)、エレン・シュリング(ソプラノ2)、アネッテ・エルスター(A)、トーマス・デヴァルト(T)、ローマン・トレーケル(Br)、ラファエル・アルパーマン(Org)、ハレンザー・マドリガリステン、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内O、ハルトムート・ヘンヒェン(指)
収録:1994年9月11日ベルリン、コンツェルトハウス

画面:カラー、16:9(Disc1-9)、
4:3(Dis c10 -12)
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英仏独
NTSC、Region All
EURO ARTS レーベルからこれまで発売された J.S. バッハと C.P.E. バッハの作品を収録した DVD を、12 枚組の豪華セットでリリース。大家ガーディナー による演奏で聴くバッハの傑作「クリスマス・オラトリオ」。ヒューイット、ガヴリーロフ、マグレガー、デミジェンコの 4 人のピアニストによる「平均律クラヴィーア 曲集」。鈴木雅明& BCJ による「ヨハネ受難曲」。コープマン&アムステルダム・バロック管によるバッハとクーナウの「マニフィカト」。S. クイケン&ラ・プティッ ト・バンドによる C.P.E. バッハのオラトリオ「イエスの復活と昇天」。ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管による「ロ短調ミサ曲」。アバド&モーツァルト管による 「ブランデンブルク協奏曲」。ベルリン古楽アカデミーによる「モテット集」。モンサンジョンが撮ったシフのバッハ演奏。そしてハルトムート・ヘンヒェン指揮による C.P.E. バッハの受難カンタータ「救世主の最後の受難」など豪華演奏者による充実の映像集が収められています。 (同内容の20-53738は廃盤となります。)

SUPRAPHON
SU-4291(1CD)
『ジステブニツェの賛美歌の写本〜宗教改革以前のボヘミアの響き』
●狩猟者のための旅
●狩猟
●天国への門
●収穫への賛辞
●ああ、助かった
ティブルティナ・アンサンブル、バルボラ・カバートコヴァー(指)
イヴァナ・ビレヨ・ブロウコヴァー、ハナ・ブラシコヴァ、テレザ・ベーモヴァー、ダニエラ・チェルマーコヴァー、
アンナ・チャドモヴァー・ハヴリーコヴァー、バルボラ・カバートコヴァー、カミラ・ミザロヴァー、レナタ・ザフコヴァー

録音:2020年6月3-5日/聖ヤメス教会、ズブラスラフ城(プラハ)
このアルバムは、1872年に当時学生だったレオポルド・カッツがボヘミア南部の村イステブニツェの修道院で発見したチェコ語で書かれた「ジステブニツェの賛 美歌の写本」からの作品を収録しております。この讃美歌は主にフス会派の聖歌「神の戦士たちよ」を歌ったことで知られていますが、今日ではチェコ国民楽派の 祖スメタナの代表作、連作交響詩『モルダウ』の第5曲、交響詩「ダーボル」にも収録されており、風景描写の中に、祖国への賛美をこめた名曲が生まれたのもこ の写本ひとつのきっかけともいえます。ティブルティナ・アンサンブルの美しき歌声で聴く宗教改革以前のボヘミアの響きをご堪能ください。なお、当団にはバッ ハ・コレギウム・ジャパンの客演でもおなじみの名唱ハナ・ブラシコヴァが参加しているのも注目です!

ANTARCTICA
ANTAR-025(1CD)
ウィム・ヘンドリックス(1962-):天啓
●序奏
[サイクル1]キリエ/祈り/苦難についての瞑想/内省
[サイクル2]グローリア/祈り/慈悲についての瞑想/内省
[サイクル3]サンクトゥス/祈り/信仰についての瞑想/法悦
●間奏
[サイクル4]序奏/祈り/アニュス・デイ/沈黙についての瞑想/法悦
[サイクル5]アレルヤ/祈り/時空についての瞑想/法悦
共鳴(エピローグ)
エルメス・アンサンブル
フラマン放送cho
ローレ・バイノン(S)
トランスパラント・ミュージックシアター
ヨリット・タミンガ( エレクトロ ニ クス )
ントワープを拠点にコラボレーション活動を続ける、作曲家ウィム・ヘンドリックスとエルメス・アンサンブルによるアルバムです。ソプラノ独唱、5 パートの女 声合唱、アンサンブル、エレクトロニクスのための作品「Revelations(天啓)」を収録。ヒーリングやワールドの香りを纏った美しい現代版ミサ曲といういでたち で、典礼文の歌詞がヴォカリーズの中に溶け込んでゆったりとゆらめきながら歌われていきます。東洋哲学や仏教にも影響を受けているようで音楽からはアジア風 の雰囲気も漂い、ヴァイオリンのオブリガートは二胡のようで、長く引き伸ばされる柔らかなエレクトロニクスの和音は笙のよう。作曲家自身もパーカッションを担 当し、即興的な側面を残した展開が時間感覚を惑わせます。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-403(1CD)
「澄み切った月」〜ヘスス・ガルシア・レオス(1904-53)
パレデスによる5 つの歌(澄み切った月/明日、祭日だから/孤独な少女/ロマンス/売り子の声)
ガルシア・ロルカによる3 つの歌(彼らは空を抜けて行った/カディスからジブラルタルへ/ 花に、小さな花に)
マチャドによる6 つの歌(優雅な歌/聖クリストバロン/揚水車/緑の牧場で宴が行われている/それは私の心を呼んだ/ドゥエロの歌)
ヒメネスによる2 つの歌(緑のアオカワラヒワ/遠くの海)
子守歌 /ビリャンシーコ
私の心はあなたに送る
セラニーリャ /マリブランの歌
マル・モラーン(S)
アウレリオ・ヴィリバイ(P)

録音:2020 年7 月6-9 日 イタリア,ペスカーラ
スペインの作曲家、ヘスス・ガルシア・レオスの歌曲集。ヘスス・ガルシア・レオス(1904― 1953)はスペイン北部、ナバラ州のオリテ生まれの作曲家。1930 年代後半から亡くなるまで膨大 な数の映画の音楽を手掛け、スペイン映画音楽の父と称えられているのだが、一方でホアキン・ トゥーリナの弟子としてクラシック音楽にも傑作は多い。しかし 50 歳目前の若さで亡くなってしま ったこともあり、近年までスペイン国内でも彼のクラシック音楽はあまり顧みられなかった。 ODRADEK からは既にヴァイオリン・ソナタおよびピアノのための作品集(ODRCD-347)が発売さ れていたが、歌曲集はよりトゥーリナ譲りのスペイン民俗色が濃く、いずれも素敵だ。レオスの歌 曲集のCD はスペイン・ローカルですらほとんどなく、このODRADEK のCD は非常に価値が高 い。 マル・モラーンはスペイン最西部、ポルトガルとの国境の町バダホスの生まれ。まだ本格的に活 動するようになって数年の若いソプラノで、これがCD デビュー。しっとりとした人情味のある美声 の持ち主で、こうした歌曲には打って付けだ。アウレリオ・ヴィリバイはビルバオ生まれのピアニス ト。伴奏ピアニストとして活躍しており、ことにスペイン歌曲の伴奏においては絶妙な腕前を披露 する。 歌詞は西英仏語の3 か国語(ガリシア語歌詞のみ4 か国語)対訳で表記されています。

Da Vinci Classics
C-00251(1CD)
ブロードウェイのヨーロッパ人
ヴァイル:ユーカリ、
 私はここでは異邦人、
 もうあとどれくらい?、誰が買うの、
 ナナの歌、光の中のベルリン、
 夜勤の相棒、肉団子の歌、
 マイ・シップ、マルガーテの貝殻、
 シックルグルーバー、アラバマの歌
ヤルナッハ:アームルム島の日記 Op.30
ハムサ・イレーネ・リナルディ(S)、
ミケランジェロ・カルボナーラ(P)

録音:2018年10月、2019年2月−9月
20世紀の楽壇においてアウトサイダー的な存在でもあったクルト・ヴァイル(1900−1950)の波乱に満ちた生涯を、主にそのブロードウェイのための歌曲で表現。
ヴァイルのドイツ時代とアメリカ時代の両方で誕生した数々の歌曲に、師であるフィリップ・ヤルナッハ(1892−1982)のピアノ作品を加えることにより、その音楽的年表、作品の変遷を見事に表現しています。
ヴァイルの歌曲を歌うハムサ・イレーネ・リナルディは、ローマのサンタ・チェリーリア音楽院のイラリア・ピッチンのクラスで研鑽を積んだソプラノ。オペラアリアや教会音楽だけでなく、ガーシュウィンやミュージカルのナンバーも得意とするなど幅広いレパートリーの持ち主です。
Da Vinci Classics
C-00244(1CD)
レフィーチェ:ソプラノとピアノのための22の歌曲 マルタ・マリ(S)、
エドモンド・サヴィオ(P)

録音:2019年9月、ブレッシャ(イタリア)
ロレンツォ・ペロージと共に20世紀のイタリアにおける教会音楽の新しい方向性を示すなど、大きな役割を果たした作曲家でありカトリックの司祭でもあったリチーニオ・レフィーチェ(1883−1954)の歌曲集。
この「22の歌曲集」は宗教的題材、世俗的題材の両方を自らの作品に取り込み、オペラも作曲するなどしたレフィーチェの作曲家としての功績の再評価の機運を高める切っ掛けの一部となることでしょう。

Chandos
CHAN-20222(1CD)
愛しい夜〜フランス歌曲集
ラヴェル:シェエラザード
シアン:3つのメロディー
ドビュッシー:まぼろし、ひそやかに、アリエルのロマンス
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821−1910):2本のバラ VWV 1055、アイ・リュリ! VWV 1106、アヴァネーズ VWV 1019
シャミナード:けだるい月、愛の虜、愛のロンド
ジョゼフ・カントルーブ(1879−1957):オー・アップ!
アルフレード・バシュレ:愛しい夜
プーランク:愛の小径 FP 106-la、メタモルフォーズ(変身) FP 121
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ、ジュ・トゥ・ヴ
モーリス・イヴァン(1891−1965):夜に歌う
ルイーズ・オルダー(S)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2020年7月29日−8月1日&9月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
2017年BBCカーディフ国際声楽コンクールでサザーランド聴衆賞受賞、2017年国際オペラ賞でベスト・ヤング・シンガー賞を受賞し、国際的な活動を拡げるイギリスの注目リリック・ソプラノ、ルイーズ・オルダー。
前作ではロシアの繋がりをテーマに様々な国・言語の歌曲を組み立てた「ロシアン・コネクション」で、英タイムズ紙の2020年「Records of the Year」や、プレスト・クラシカルの「Presto Recordings of the Year」2020年ファイナリストに選ばれたルイーズ・オルダーと名盤奏者ジョゼフ・ミドルトンのChandos第2弾。
19世紀後半から20世紀のフランス歌曲の豊富で多様なセレクションを探索。モーリス・ラヴェルからモーリス・イヴァンまで、フランスの夜、謎、陰謀、発見、誘惑、愛、そして至福の夜を多彩に描いています。

Albion Records
ALBCD-042(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:民謡集 Vol.1
サセックス民謡集より Bold General Wolfe、Low Down in the Broom、The Thresherman and the Squire、The Pretty Ploughboy、Who is that that Raps at my Window?、How Cold the Wind doth Blow、Captain Grant、Farewell Lads、Come All You Worthy Christians、The Turkish Lady、The Seeds of Love、The Maid of Islington、Here's Adieu to all Judges and Juries、Lovely Joan
6つのイギリス民謡
祖国の歌第4巻より 海の歌
メアリー・べヴァン(S)、
ニッキー・スペンス(T)、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
ジャック・リーベック(Vn)、
ウィリアム・ヴァン(P)

録音:2020年6月7日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」より、ヴォーン・ウィリアムズが声楽とピアノ、またはヴァイオリンのために編曲した80曲にもおよぶ民謡集の第1弾が登場。
英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞や英国批評家サークル賞、2019年には栄誉あるMBE(大英帝国五等勲爵士)を受勲するなど、輝かしい活躍を見せるイギリスの名ソプラノ、メアリー・べヴァン。ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を受賞したスコットランド出身のテノール、ニッキー・スペンス。2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズという豪華歌手陣で贈る好企画。


King International
KKC-074(5CD)
岡村喬生・日本クラウン全録音
■Disc1
赤とんぼ/岡村喬生〜日本の抒情を歌う
(1)赤とんぼ/(2)砂山/(3)あわて床屋/(4)夏の思い出/(5)われは海の子/(6)ペチカ/(7)朧月夜/(8)あの町この町/(9)月の沙漠/(10)待ちぼうけ/(11)浜千鳥/(12)夏は来ぬ/(13)いちじく/(14)早春賦/(15)七つの子/(16)浜辺の歌/(17)故郷/(18)里の秋/(19)みかんの花咲く丘/(20)椰子の実/(21)紅葉/(22)夕焼小焼/(23)冬景色/(24)冬の夜/(25)鞠と殿さま/(26)ゆりかご
■Disc2
荒城の月/岡村喬生〜日本の抒情を歌うU
(1)荒城の月/(2)ひぐらし/(3)秋風の歌/(4)悲しくなったときは/(5)幌馬車/(6)かごかき/(7)浅間の馬子/(8)かやの木山/(9)平城山/(10)出船/(11)鉾をおさめて/(12)城ケ島の雨/(13)波浮の港/(14)ゴキブリの歌/(15)しぐれに寄する抒情/(16)お六娘/(17)丹沢/(18)くちなし/(19)落葉松/(20)この道/(21)黴/(22)曼珠沙華/(23)初恋/(24)びわ
■Disc3
シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89、D.911(全曲)
■Disc4
懐しき愛の歌
(1)ヴォルガの舟歌/(2)オールド・ブラック・ジョー(フォスター)/(3)魔王(シューベルト)/(4)シューベルトのセレナーデ/(5)プラター公園の春/(6)帰れソレントへ/(7)海に家を建てたい(ドニゼッティ)/(8)遥かなるサンタルチア/(9)懐しき愛の歌/(10)さらば草原よ/(11)シェナンドー/(12)アイルランドの子守歌/(13)ウィーン、わが夢の街/(14)ブラームスの子守歌/(15)黄昏の夢(R・シュトラウス)/(16)ステンカ・ラージン/(17)トスティのセレナータ/(18)嘆きのセレナータ(トセリ)/(19)遥かに(トスティ)/(20)最後の歌(トスティ)
■Disc5
昭和を歌う
(1)有楽町で逢いましょう/(2)誰もいない海/(3)上を向いて歩こう/(4)雪の降る街を/(5)知床旅情/(6)酒は涙か溜息か/(7)北帰行/(8)影を慕いて/(9)洒落男/(10)見上げてごらん夜の星を/(11)与作/(12)北国の春/(13)青葉城恋唄/(14)芭蕉布/(15)死んだ男の残したものは/(16)さとうきび畑
■Disc1:
岡村喬生(Bs)
磯崎陽一(Vn)(1)-(6)(9)-(15) (17)(19) (23)(26)、
福本とも子(Va)(1)-(5)(9)(10) (13)(15)(17)(19)、
永山利彦(Vc)(1)-(6)(9) (11)-(18)(20)-(24)、
白石隆(Fl)(2)(8)(9)(12)(15) (16) (19)(20)(22)(25)、
安原理喜(オーボエ、イングリッシュホルン)(6)(10)、
池田和彦(Cl)(5)(7)(8)(13)(18)(21)、
森田格(Fg)(3)(8)(10)、
伊藤康英(Pと編)(1)-(14)(16)-(26)、
榊原栄(編)(15)

■Disc2:
岡村喬生(Bs)、
伊藤康英(P)
録音:1993年8月9、15日、9月10日/光が丘 IMAホール

■Disc3:
岡村喬生(Bs)、
高橋悠治(P)
録音:1991年6月6、18、27日、9月10日/光が丘 IMAホール

■Disc4:
岡村喬生(Bs)
プラハ・スピリット・クインテット+オーケストラ
編曲:イルジー・ライニシュ
録音:1995年8月24-29日/チェコ共和国プラハ、IMGマルティネック・スタジオ

■Disc5:
岡村喬生(Bs)
編曲:前田憲男
録音:1999年3-5月/CRS第1スタジオ

日本語帯・解説付
日本クラウンとキングインターナショナルのレコード会社間の垣根を越えたコラボ第2弾は、今年(2021年)1月6日に89歳の生涯を閉じた岡村喬生。イタリ ア歌劇団来日公演に唯一の日本人ソリストとして参加するなど、日本を代表するバス歌手として活躍しました。オペラ歌手としてのみならず、その豊かな声量と人 目を引く容姿からテレビ番組の司会や役者としてのタレント活動、さらには文筆家としてもお馴染みで、昭和の時代にクラシック音楽を啓蒙した偉大な存在でした。
彼はライヴ音源を好まなかったため活躍のわりにディスクは限られ、今日その美声に接する機会は残念ながら多くありません。そのなかで日本クラウン制作の5 枚のディスクは、岡村喬生の迫力ある歌唱と芸達者ぶりを示し、その魅力をあますところなく伝えると本人も認める名盤でした。
現在入手困難なこの5枚をまとめた追悼企画。偉大なバス歌手であり、偉大なエンターテナーだった岡村喬生の永久愛蔵盤です。 (Ki)

PREISER
PRCD-91505(1CD)
リートとデュエット
ベートーヴェン:Lebens-genuss / Der Kuss
モーツァルト:Der Zauberer / Die Verschweigung / An Chloe / Oiseaux, si tous les ans / Dans un bois solitaire
グントルフ・パルテン(1927-):Bientot quatorze ans / Die kurze Schone / Die lange Schone / Die stumme Schone /
Die Rose / Tanire an die Rosen / An ein junges Madchen / Die Liebe zur Deutlichkeit / Ein Frauenzimmer-Wunsch /
Der Wettstreit / Die Freundschaft / Psyche / Amors Pfeil
ハイドン:Cupido / Der erste Kuss / Eine sehr gewohnliche Geschichte / Das strickende Madchen / Minna / Die zu spate Ankunft der Mutter
シモーナ・エイシンガー(S)
ライナー・トロスト(T)
マンフレッド・シーベル(P)

録音:2020年7月
ウィーンの歌手ふたりによるソロ歌曲と二重唱集。グントルフ・パルテンはウィーンの作曲家で、古典派の中にあっても違和感のない音楽です。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30535CD(2CD)

KKC-6340(2CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:マタイ受難曲 ゲヒンガー・カントライ(ゲヒンゲン聖歌隊)
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
イザベル・シッケタンツ(S)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(A)
パトリック・グラール(テノール/福音史家)
ベネディクト・クリスチャンソン(T)
ピーター・ハーヴェイ(バス/イエス)
クレシミル・ストラジャナッツ(Bs)

録音:2020年11月、フォーラム・シュロスパーク,ルートヴィヒスブルク
合唱指揮者として確固たる地位を築いているハンス=クリストフ・ラーデマンとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊による「マタイ受難曲」。新約聖書・マタ イ伝に基づいて創作され、イエス・キリストの十字架の受難を題材にしたバッハ音楽の最高傑作です。イエスの捕縛から十字架刑、そして復活までの物語を描き、 そしてバッハの荘厳で雄大なスケールの音楽が展開されています。クリストフ・ラーデマンは、毎年演奏されるこの作品を、普遍的かつ現代の人々の心に響くよ うどう演奏できるのかを模索していると言います。クリストフ・ラーデマンの「マタイ受難曲」といえば、妻フリーデリケ・ラーデマン振付による「マタイ受難曲」 の映像が印象的ですが(ACC20408DVD)、今回は、壮大、堅密に、さらに高い精神性を兼ね備えた深みのある熟練の演奏を聴かせてくれています。また、 堅実で端正なテノール、パトリック・グラール、清廉で華のある歌声のイザベル・シッケタンツ、安定した豊かな響きが魅力のバス、ピーター・ハーヴェイなど豪 華歌手陣にも注目です。 (Ki)

BIS
BISSA-2473 (1SACD)
女性のためのアルバム〜ロベルト&クララ・シューマンのリート集

ロベルト・シューマン&クララ・シューマン*

●「プロローグ」
(1)「ゆっくりと、そして表情豊かに遊ぶ」〜子供のためのアルバム Op.68より第21曲
(2)「美しいために私を愛するのなら」〜3つの詩 Op.12より第2曲*
●「彼に会って以来」
(3)「彼に会って以来」〜女の愛と生涯 Op.42より第1曲
(4)「おお、歓喜よ」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第6曲*
(5)「民謡」〜リートと歌 第2集 Op.51より第2曲
(6)「愛の魔法」〜6つの歌曲 Op.13より第3曲*
●「彼は誰よりも素晴らしい人」
(7)「彼は誰よりも素晴らしい人」〜女の愛と生涯 Op.42より第2曲
(8)「ある明るい朝に」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第2曲*
(9)「なぜ他の人にたずねるのか」〜3つの詩 Op.12より第3曲*
(10)「恋の歌」〜リートと歌 第2集 Op.51より第5曲
●「分からない、信じられない」
(11)「分からない、信じられない」〜女の愛と生涯 Op.42より第3曲
(12)「露見した恋」〜5つのリート Op.40より第5曲
(13)「無言のはすの花」〜6つの歌曲 Op.13より第6曲*
●「わたしの指の指輪よ」
(14)「わたしの指の指輪よ」〜女の愛と生涯 Op.42より第4曲
(15)「月は静かに昇った」〜6つの歌曲 Op.13より第4曲*
(16)「花嫁の歌T」〜ミルテの花 Op.25より第11曲
(17)「花嫁の歌U」〜ミルテの花 Op.25より第12曲
(18)「満足」〜子供の情景 Op.15より第5曲
●「手伝って、妹たち」
(19)「手伝って、妹たち」〜女の愛と生涯 Op.42より第5曲
(20)「はすの花」〜ミルテの花 Op.25より第7曲
(21)「あらしの夜の楽しみ」〜12の詩 Op.35より第1曲
●「やさしい人、あなたは見つめる」
(22)「やさしい人、あなたは見つめる」〜女の愛と生涯 Op.42より第6曲
(23)「ハイランド地方の人びとの別れ」〜ミルテの花 Op.25より第10曲
(24)「眠りの精」〜子供のための歌のアルバム Op.79より第12曲
(25)「眠りに入る子供」〜子供の情景 Op.15より第12曲
●「わたしの心に、わたしの胸に」
(26)「わたしの心に、わたしの胸に」〜女の愛と生涯 Op.42より第7曲
(27)「木馬の騎士」〜子供の情景 Op.15より第9曲
(28)「あなたの顔は」〜5つのリートと歌 Op.127より第2曲
(29)「おとめの憂い」〜4つの歌 Op.142より第3曲
●「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。」
(30)「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。」〜女の愛と生涯 Op.42より第8曲
(31)「レクイエム」〜6つの詩、レクエム Op.90より第7曲
●「後奏曲」
(32)「冬の時T」〜子供のためのアルバム Op.68より第38曲
(2)-(17)(19)-(24) (26)(28)-(31) キャロリン・サンプソン(S)
ジョセフ・ミドルトン(P/スタインウェイD)

録音:2018年8月ブリストル聖ジョージ(イングランド)
バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみでBISレーベルから積極的なリリースが続いている名ソプラノ、キャロリン・サ ンプソンが「ロベルト&クララ・シューマンのリートからの女性のためのアルバム」を録音しました。当アルバムでは8曲からなるロベルト・シューマンの連作歌曲『女 の愛と生涯』の曲間にロベルトとクララがそれぞれ作曲したリート、さらにピアノ独奏曲を組み合わせた内容となっており、まるで一つの物語を聴いているかのよ うなコンセプトで仕上げております。
共演はサンプソンが「対等なデュオのパートナーシップ」と語るジョセフ・ミドルトンです。サンプソンと同じくバーミンガム大学で学んだミドルトンはこれまでに フェリシティ・ロット、セーラ・コノリーなど多くの著名な歌手との共演を誇り、現在サンプソンが最も信頼を置くピアニストのひとりです。ピアノの独立性が高くさ らには声楽と対等な音楽表現が特徴である『女の愛と生涯』はもちろんのこと、そのほかの演奏も素晴らしいの一言に尽きます。名唱サンプソンとの最強デュオが またひとつ名盤を完成させました。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-5214(1CD)
ロッシーニ:小荘厳ミサ曲〜独唱、合唱、2台ピアノとハルモニウムのための アナスタシア・レオノヴァ(S)
ダニエラ・ヌッツォーリ(Ms)
北宅憲太郎(T)
ディエゴ・コッリ(Bs)
ジュゼッペ・ブルーノ(第1ピアノ)
ジャコモ・ベネデッティ(第2ピアノ)
ディミトリ・ベッティ(ハルモニウム)
ジャンニ・ミーニ(合唱指揮)
カプリッチョ・アルモニコ
フェデリコ・バルダッツィ(指)
ピアノ2台とハルモニウムという小編成の伴奏で書かれた荘厳ミサ。音楽の規模はまったく小さくなく、ピアノの伴奏がリズミカルで力強いトラックもあったりと 楽しめます。そして何といってもオペラ作曲家ロッシーニならではの巧みな声楽書法が魅力。

BR KLASSIK
BR-900527(1CD)
NX-B05
アルヴォ・ペルト(1935-):ミゼレーレ、他
それは…の息子であった(2000)〜無伴奏合唱のために
フェスティーナ・レンテ(1986)〜 弦楽オーケストラとハープのために
皇帝への納めもの(1997)〜 無伴奏合唱のために
セクエンティア(2005/2019改訂)〜 ヴァイオリン、パーカッションと弦楽オーケストラのために
鹿の叫び(2007)〜 無伴奏合唱のために
ミゼレーレ(1989/1992)
独唱、合唱、アンサンブルとオルガンのために
そして私は声を聴いた(2017)〜無伴奏合唱のために
ウタ・ユングヴィルト(Hp)
スタンコ・マディチ(Vn)
アレクサンダー・フィッケル(パーカッション)
ミュンヘン放送O
アンナ=マリア・パリー(S)
ベンノ・シャハトナー(A)
アンドルー・レプリ・マイヤー(T)
ムーン・ユン・オー(T)
トーマス・ハンベルガー(Bs)
バイエルン放送cho

新しい音楽のためのオーストリアのアンサンブル)
ハワード・アーマン(指)

録音:2020年9月8-11日、2020年5月15日、2020年11月9,10日、2019年7月21日(ライヴ)
活動の初期には新古典主義の作品を書いていたアルヴォ・ペルトが、自らの作品に 「ティンティナブリの様式」と呼ばれる静謐で簡素な作風を採り入れたのは、1970年 代になってからのこと。1977年には「カントゥス―ブリテンの思い出に」を 作曲し、以降、この様式を用いた宗教作品を次々と生み出して、他の作曲家たち にも大きな影響を与えてきました。このアルバムには1986年から2019年までに書か れた5つの合唱曲と2つの器楽アンサンブル作品を収録。基本的に穏やかな曲です が、アルバムの中心となる「ミゼレーレ」は、ドラマティックな「怒りの日」の場面を含む 起伏のある作品で、ここではアーマン率いるバイエルン放送合唱団とソリストが一体と なって壮麗な音楽を創り上げています。ミュンヘン放送Oによる2曲の器楽の みの作品も聴きどころです。

Capriccio
C-5415(1CD)
NX-B05
ベンノ・アマン(1904-1986):ミサ曲「平和の擁護者」 バーゼル・マドリガリステン
ラファエル・インモース(指)

録音:2020年3月4-7日SRFスタジオ、チューリヒ、ブルネンホフ(スイス)
スイス生まれの作曲家ベンノ・アマン。父親から音楽の手ほどきを受け、ライプツィヒ州立音楽院で学び作 曲家を志しました。生涯を通じて合唱作品を中心に電子音楽を含む500曲以上の作品を書きあげてお り、これらはグレゴリオ聖歌を引用したり、十二音を用いたりと常に様式にとらわれることなく自由な作風に 拠っています。また、若い頃にパリで出会ったオネゲル、ミヨー、ルーセルらの作品も彼の作風に大きな影響 を与えました。このア・カペラのミサ曲「平和の擁護者」は1946年、スイスの永世中立の理念を確立したと 言われている守護聖人「フルーエの聖ニコラス」(1417-1487)がローマのサン・ピエトロ寺院で公式列聖 された際の記念行事のための作品。中世の音楽に倣い定旋律が用いられながらも、随所に複雑な対位 法が駆使された、現代的なミサ曲に仕上がっています。バーゼル・マドリガリステンは1978年にスイスで設 立された声楽アンサンブル。ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っています。

J.S.Bach-Stiftung
B-911CD(1CD)
NX-D03
バッハ:カンタータ集 第34集
心して見よ、苦しみあるやを BWV46
汝らわが名において祈りしことなし BWV87
われは神の御心のままに BWV92
マルクス・フォルスター(A)
トーマス・ホッブス(T)
マティアス・ヘルム(Bs)
ミヒャエラ・ゼーリンガー(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
アレクサンドラ・ラヴォール(メゾ・ソプラノ…バッハ財団合唱団のメンバー)
シビラ・ルーベンス(S)
ユリウス・プファイファー(T)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho

録音:2016年3月18日、2017年5月19日、2016年1月22日(全てライヴ)
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oによるカンタータ集。第34集には比較的規模が大きい3つのカンタータが収録されています。 三位一体後第10日曜日用のカンタータ第46番「心して見よ、苦しみあるやを」は、1723年に初演された作品。自筆の総譜は失われており、他者 の筆写によるパート譜のみが残存しています。人類の罪を神が裁く様と、イエスの愛が対照的に描かれた大作で、冒頭のゆったりとした合唱の旋律 はのちに『ロ短調ミサ曲』に転用されています。1725年5月に初演された第87番「汝らわが名において祈りしことなし」は復活後第5日曜日のための 作品。「祈り」を主題としたカンタータであり、冒頭のバス歌手の歌はイエスの言葉を表しています。全編、イエスの名において神に祈りを捧げることの 大切さが歌われる美しいカンタータです。同じく1725年1月、復活節前第9日曜日用に書かれた第92番は全9曲からなる大規模なカンタータ。か ぎりない神への信頼と、神の御心に従う喜びが歌われています。 バッハは描写的で力強い音楽を付けています。厳選された独唱者たちの歌唱とともに、オーケストラ、合唱団が一体となった演奏を聴かせます。

ALPHA
ALPHA-644(2CD)
NX-D07
ヘンデル: ブロッケス受難曲 HWV 48 サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ/シオンの娘)
ステュアート・ジャクソン(テノール/福音史家)
コンスタンティン・クリンメル(バリトン/救世主イエス)
マイリ・ローソン(ソプラノ/下女、祝福された魂)
メアリー・ビーヴァン(ソプラノ/下女、マグダラのマリア、祝福された魂)
アレックス・ポッター(カウンターテナー/ヨハネ、ユダ、祝福された魂)
デイヴィッド・オールソップ(カウンターテナ/ヤコブ、兵士、下女、祝福された魂)
マシュー・ロング(テノール/ペトロ)
アンドルー・トータイズ(テノール/祝福された魂)
マーカス・ファーンズワース(バリトン/ピラト、百人隊長)
ウィリアム・ゴーント(バス/大祭司長、祝福された魂)
アルカンジェロ(古楽器使用)
ジョナサン・コーエン(チェンバロ、指揮)

録音:2019年10月9-13日、聖ジュード教会、ロンドン
英hyperionレーベルでの数々の名盤、また近年ではALPHAからも注目盤を連発している英国の古楽器グループ、アルカンジェロ。イブラギ モヴァ(Vn)やアルトシュテット(Vc)ら注目の器楽奏者たちとの共演でも知られていますが、少数精鋭の編成で声楽作品でも素晴ら しい演奏を聴かせてきた彼らが、名歌手たちとともにヘンデルの隠れ人気作品を録音しました。2年前にもカミングズ(ACCENT)とエガー (AAM)の新録音が登場するなど注目度が高まりつつある『ブロッケス受難曲』は、ロンドンで名声を築きつつあったヘンデルが、ドイツ語の台本 に作曲した異色作。ハンブルクの政治家で芸術にも明るかったB.H.ブロッケス(1680-1747)が、新約聖書の受難物語をもとに書き上げた 台本はカイザーやテレマンの作曲でも知られ、ヘンデル作品もそれらと同じくゆかりのハンブルクで1719年に初演されました。自筆譜が失われ ているため謎も多い作品ながら、バッハやシューマンなども一部を自作に引用、ハイドンも筆写譜を手にしていたことが知られる重要作。本盤 での細部まで練り上げられた解釈による充実した演奏も、この作品の持つ価値を明らかにしていると言えるでしょう。オーケストラは11人から なる弦楽編成に2本のオーボエと1本のターユ(テナー・オーボエ)、ファゴット2本、テオルボ2挺(名手トーマス・ダンフォード参加!)、歌手はソリ ストが合唱を兼ねるスタイルで、曲の造形をとらえた柔軟かつ起伏豊かな演奏の味わいは格別です。

Radio France
FRF-055(1CD)
NX-B09
ティエリー・エスケシュ(1965-):声楽と器楽合奏のための作品集
歌を辿る道- 児童合唱と室内Oのための
夜闇の幻影- メゾ・ソプラノ、クラリネット、弦楽四重奏とピアノのための
叫び- 語り手、室内合唱団、8つのチェロ、2人の打楽器奏者とアコーディオンのための
フランス放送少年合唱団
ソフィ・ジャナン(指)
フランス放送PO ミッコ・フランク(指) 
イサベル・ドゥルエ(Ms)、
サーニャ・ビジャック(P)、
フランス放送PO団員
ジュリアン・マスモンデ(指)
ジュリアン・ルロイ(指)、
ロラン・ゴデ(語り手)、
フランス放送合唱団、
トリオK/D/M(アコーディオン、パーカッション)、
アンサンブル・ノモス(チェロ合奏)

録音:2018年2月6日ラジオ・フランス、プレザンス音楽祭
フランスで高い人気を誇る作曲家、オルガニスト、ティエリー・エスケシュが人の声と器楽合奏の共演のた めに書いた作品3曲を収録。30分を超える大作「叫び」には、この作品のテキストも書いたフランスの劇 作家・小説家ロラン・ゴデが、語り手としても参加。北アメリカ先住民のテキストによる「歌を辿る道」で は、ミッコ・フランクがタクトを取っています。

AAM Records
AAM-11(1CD)
NX-B05
ドゥシーク(1760-1812):荘厳ミサ曲(1811) ステファニー・トゥルー(S)
ヘレン・チャールストン (Ms)
グウィリム・ボウエン(T)
モーガン・ピアース(Br)
リチャード・エガー(指)
エンシェント室内O&cho

録音:2019年10月27-30日
世界初録音
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(デュセック)は、ボヘミア出身の作曲家。パリでマリー=アントワネットの寵臣となり、 フランス革命期にはベルリンやロンドンへ渡りフォルテピアノのための作品を数多く作曲したことで知られています。こ のアルバムには彼の珍しい声楽作品「荘厳ミサ曲」を収録。この作品はイギリスからパリに戻った後の1811年に書 かれたものですが、存命中には演奏された記録がなく、恐らくこのリチャード・エガーによる上演が世界初演となりま す。落ち着いた雰囲気を醸しだす冒頭のキリエに始まり、全体的に明るさを帯びた美しい曲で、どこかモーツァルト を思わせる軽やかさもあります。100ページのブックレット(英語のみ)には作品についての詳細な洞察と多数の 図版が掲載されており、ドゥシークの波乱万丈な生涯を辿ることができます。

Signum Classics
SIGCD-631(1CD)
ジェレ・ハンコック:合唱作品集
子羊への歌/ユビラーテ・デオ/聖なる幼子(インファント・ホーリー, インファント・ローリー)/トゥ・サーヴ/聖トーマス・サーヴィス/オルガンのためのエア/復活祭のミサ/The Lord Will Surely Come/キリスト・イエスにあって一つ/あなたのすまいはいかに麗しいことでしょう/Come Ye Lofty, Come Ye Lowly/神の賜物を再び燃えたたせなさい/ジャッジ・エターナル/詩篇第8篇/祈り、働け/「祈り、働け」による変奏曲/ディープ・リヴァー
ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho&少年cho、
聖トーマス・ブラス、ジェレミー・フィルセル(オルガン・指揮)

録音:2020年2月、聖トーマス教会(アメリカ、ニューヨーク)
アメリカの聖公会合唱の伝統における主要団体、ニューヨーク五番街・聖トーマス男声合唱団&少年合唱団が、元合唱団長でオルガニストのジェレ・ハンコック(1934-2012)に敬意を表し捧げたトリビュート・アルバム。合唱関係者にとって父親のような存在であったハンコックは、その30年以上に渡るキャリアの中で、数多くの合唱曲やオルガン曲を生み出しました。その多くは彼の友人や同僚のために作曲されています。演奏は、現オルガニストで音楽監督のジェレミー・フィルセル(オルガニストとしてもピアニストとしても活躍する数少ないヴィルトゥオーゾとして知られています)が指揮し、聖トーマス・ブラスが伴奏します。(曲によってはアソシエイト・オルガニストのベンジャミン・シーンとアシスタント・オルガニストのニコラス・クアルドクスがオルガンを担当しています。)

King International
KKC-4249(3CD)
バッハ:マタイ受難曲 アントン・デルモータ(テノール:福音史家)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:イエス)、エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ:女中T、ピラトの妻)、マルガ・ヘフゲン(アルト:女中U)、オットー・エーデルマン(バス:ユダ、ペトロ、ピラト)
ウィーン・ジングアカデミーcho、ウィーン少年cho
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
アントン・ハイラー(Cemb)、フランツ・シュッツ(Org)、ウィリ・ボスコフスキー(Vn)、エマニュエル・ブラベック(Vc)、ハンス・レズニチェク(Fl)、ハンス・カメシュ(Ob)

録音:1954年4月14〜17日、ウィーン、コンツェルトハウス大ホール(ライヴ)
音源提供:DISCOS ,Milano
日本語帯・解説付
少年時代にこの曲を聴いたことが後の成長に本質的な影響を及ぼしたといわれるフルトヴェングラー。生前、多くの文献でこの曲への熱い思いや演奏論を書き記しており ます。 「神の子の苦しみ、キリストの救済史を自己の魂において深く体験し、最後の、最大の受難曲においてあの巨大な作品を創造することのできた人間、これがバッハなのだ。こ の大曲は、少なくとも第一音から最終音に至るまで作品に一貫するあの印象深く巨大な情念の統一性に関するかぎり、ロマン派時代の記念碑的作品であるヴァーグナーのト リスタンにのみ比せられるべきものであろう」(1948年、『音と言葉』フルトヴェングラー著・芦津丈夫邦訳・白水社刊より) 「バッハは『客観的』に、つまり無表情に演奏すべきだという考え方がある。(中略)音楽文献全体の中で、バッハの受難曲以上に主観的で、個人的で、これほど完璧に感情 のうちに溶けこんだ作品は存在しない。バッハはここでは、かつて存在した最大の『ロマン主義者』です。これを確認することこそ、真に『客観性』を意味するといえよう。」 (1939年、『フルトヴェングラーの手記』芦津丈夫・石井不二雄邦訳・白水社刊より)
本ディスクは、フルトヴェングラーが亡くなる半年前、1954年復活祭週間の4月14〜17日に、ウィーン・コンツェルトハウス大ホールで、マタイ受難曲を演奏したとき の記録です。 1979年イタリア・チェトラ社が世界初出LP(LO-508)を発売、84年に「フルトヴェングラー・エディション」シリーズで再発売(FE-34)。キングレコードでは音源の制 作元ミラノのディスコスから、マスターテープの提供を受け、最初はGT-7048/50を(1979.7.21), 再発盤はK19C-9406/8で発売(1984.7.21)。今回使用の マスターテープ(2トラック、走行スピード38cm/秒)は再発にあたってディスコスでリマスターされたもの。テープヒスやスクラッチノイズはなく、非常にききやすい音質! 潤いのある自然な質感!圧倒的臨場感!これまでリリースされてきた他社盤を凌ぐ優秀音質といっても過言ではありません。
「「マタイ受難曲」は、天上で書かれ、フルトヴェングラーによって感動的に語られた作品です。預言的な作品であり、劇的な要素に満ちている「マタイ受難曲」は、主題 こそ普遍的なものだが、基本的にはゲルマン世界に属しています。フルトヴェングラーの演奏には精神性が感じられるものの、ただの敬虔さだけでは終わっていない。この曲 は温かい血も肉も存在する、人間の記録なのです。」(『フルトヴェングラー グレート・レコーディングズ』ジョン・アードイン著 藤井留美訳 2000年音楽之友社刊 より)
ウィーン・フィルの雄弁な演奏とソリストの活躍には目を見張ります。とりわけ、第10曲アルトのアリア「懺悔と後悔」と第12曲ソプラノのアリア「血塗られよ」における レズニチェク(Fl)、第26曲テノールのアリア「イエスの傍らで」でのカメシュ(Ob)、第47曲アルトのアリア「わが神よ、私を憐れんで」でのボスコフスキー(ヴァ イオリン)、第66曲バスのアリア「来たれ甘き十字架」におけるブラベック(Vc)など、各人の妙技には聴きほれてしまいます。合唱団は豊かで力強い歌声を聞かせ、独 唱者ではフィッシャー=ディースカウのイエスが、29歳のときの録音であるにもかかわらず、その後の録音歴の中でも屈指の出来映えを見せています。グリュンマー、ヘフゲ ン、デルモータも虚飾を排した歌声で聴く者の心に染み入ってきます。(曲番号は旧全集の楽譜による番号)
上演時間上の制約なのか(メンゲルベルク盤も同様)、曲全体の悲劇性、ドラマ性を高めるためのフルトヴェングラーの意図なのか、この演奏には15曲の省略、9曲の一 部省略があります。ディスコス制作のこの音源は14日の演奏を主体に制作、一部の曲は他の日(15〜17日)の演奏に差しかえられていると思われます。95年に発売さ れたEMI盤(CD)には2曲(第65曲、第66曲=有名な「来たれ甘き十字架」)が入っておりません。このDISCOS(CETRA)盤にはこの2曲も収録されていますが、そ の反面、第64曲がカットされています。 詳細はKING INTERNATIONALのHP(WEBサイト)に掲載している歌詞対訳をご覧ください。省略箇所も明示しております。(ブックレットに記載するパスワードを入力してください) (Ki)

Goodies
78CDR-3824(1CDR)
税込定価
モーツァルトも気に入ったフランス生まれの流行り歌「きらきら星」(ああ、お母さん聞いて)


(1)フリーダ・ヘンペル(S)

(2)アメリータ・ガリ=クルチ(S)

(3)アンナ=マリア・グリエルメッティ(S) 

(4)アダ・サリ(S)

(5)ミリッツァ・コリュス(S)

(6)ルネ・ドリア(S)

(7)鈴木鎭一(Vn)
(1)デ・フリース(フルート助奏)
Gramophone Monarch Record 033114(Fr)1911年2月4日ベルリン録音(機械式録音)
(2)クレマン・バローン(フルート助奏)
VICTROLA 74734(U.S.)1921年9月8日キャムデン録音(機械式録音)
フランス語歌唱
(3)オーケストラ伴奏
COLUMBIA J5120(JP)1928年5月11日 電気録音 
イタリア語歌唱
(4)カール・アルヴィン(指)O
GRAMOLA ES459(Czechoslovakia)1928年11月8日録音(電気録音)
イタリア語歌唱
(5)J ・ミュラー(指)ベルリン放送 ORCH.
HMV C2688(U.K.)same as ELECTROLA EH-876(Germany)
1934年3月ベルリン録音(電気録音)
ドイツ語歌唱
(6)タッソー・ヤノプロ(P)
フルート助奏付
PATHE PD114(France)1949 年パリ録音(電気録音)フランス語歌唱
(7)古畑歌子(P)(Bonus Track)
日本コロムビア AK260  1953年頃録音
「きらきら星」は18世紀の後半にフランスで流行したシャンソン(作曲者不明) "Ah, vous dirai-je, maman" 「ああ、お母さん聞いて」が原曲。元のメロディ は1740年頃生まれ、作曲者不明(ジャン・フィリップ・ラモー 1683-1764 説あ り)のまま流行りだし、歌詞のない楽譜が1761年に出版された。いくつかの歌詞 がつけられて、その中のひとつが「ああ、お母さん聞いて」だった。モーツァル ト(1756-91)がこの曲を聞いて気に入りピアノ曲「ああ、お母さん聞いて」によ る12の変奏曲ハ長調 K.265を1780年頃作曲した。一方イギリスでは女流詩人ジェ ーン・テイラー(1783-1824)が1806年に "Twinkle, twinkle little star" 「き らきら星」の英語詩をつけた。それが童謡として広まり、さまざまな言語に翻 訳され世界中で愛唱されています。さらにフランスの作曲家アダン(1803-1856)は 喜歌劇「闘牛士」の中に「ああ、お母さん聞いて」をアリアと変奏曲として取 り入れた。日本では1914年(大正 3年)に共益社書店発行の「英語唱歌教科書巻 一」に近藤逸五郎(朔風)(1880-1915)訳詞で掲載された。その後多くの日本語訳 詞が出ています。(グッディーズ)

SWR music
SWR-19095CD(7CD)
NX-E05
フリッツ・ヴンダーリヒ〜 宗教作品を歌う(1953〜1960 SWR録音)


■Disc 1
バッハ:ヨハネ受難曲〜第1部/第2部

■Disc 2
(1)バッハ:ヨハネ受難曲〜第2部(続き)

(2)バッハ:クリスマス・オラトリオ〜その頃皇帝アウグストより勅令出で(第2曲 福音史家レチタティーヴォ)/しかしてマリアは男の初子を生み(第6曲 福音史家レチタティーヴォ)/このあたりに羊飼いおりて(第11曲 福音史家レチタティーヴォ)/喜べる羊飼いらよ、急げ、とく急ぎて行けや(第15曲 アリア)/かくて彼ら急ぎきて(第30曲 福音史家レチタティーヴォ)/しかして羊飼いらはふたたびくびすを回して帰り(第34曲 福音史家レチタティーヴォ)

■Disc 3
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜第1部

■Disc 4
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜第2部/ 第3部

■Disc 5
(1)モーツァルト:レクイエム
(2)モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K. 427〜憐みたまえ

■Disc 6
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K. 427〜 栄光あれ/ 我は信ず/聖なるかな

■Disc 7
(1)ヴェルディ:レクイエム〜そのとき、哀れなる我/我は嘆く/永遠の光
(2)マルタン:オラトリオ「地には平和を」
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)

■Disc 1&Disc 2(1)
アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール-福音史家)、ハンス=ヨアヒム・ロッチェ(テノール-アリア)、ホルスト・ギュンター(バス-イエス)、ハインツ・レーフス(バス-アリア、ピラト、ペトロ)、フライブルク・バッハcho、南西ドイツ放送O、テオドール・エーゲル(指)
録音:1958年2月23日シュタットハレ、フライブルク(ライヴ)
■Disc 2(2)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール-レチタティーヴォ、アリア)、シュトゥットガルトRSO、アウグスト・ランゲンベック(指)
録音:1955年12月18日マルクス教会、シュトゥットガルト
■Disc 3&Disc 4
ティラ・ブリエム(S)、マルガレーテ・ベンス(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、オットー・フォン・ロール(Bs)、ヴォルフガング・ダルマン(Org)、シュトゥットガルト・フィルハーモニーcho、シュトゥットガルトRSO
ハインツ・メンデ(指)
録音:1959年3月21日リーダーハレ、シュトゥットガルト(ライヴ)
■Disc 5(1)
(1)アグネス・ギーベル(S)、イラ・マラニウク(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、オットー・フォン・ロール(Bs)、シュトゥットガルト・バッハcho、シュトゥットガルトRSO、ハンス・ミュラー=クライ(指)
録音:1958年6月21日オットーボイレン修道院(ライヴ)
■Disc 5(2)&Disc 6
アグネス・ギーベル(ソプラノI)、ヴァレリー・バーク(ソプラノII)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、フリートヘルム・ヘッセンブルッフ(Bs)、南ドイツ放送cho、シュトゥットガルト・バッハcho、シュトゥットガルトRSO、ハンス・ミュラー=クライ(指)
録音:1957年6月22日リーダーハレ、シュトゥットガルト
■Disc 7
(1)マリア・シュターダー(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、ゴットロープ・フリック(Bs)、シュトゥットガルトRSO、ハンス・ミュラー=クライ(指)
録音:1960年11月2日リーダーハレ、シュトゥットガルト
(2)アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、ヘルベルト・ブラウアー(Br)、パウル・サンドス(Bs)、フライブルク・バッハcho、フライブルクPO、テオドール・エーゲル(指)
録音:1953年11月22日パウルスザール、フライブルク

※全てモノラル
南西ドイツ放送(SWR)に残るヴンダーリヒの貴重な録音をオリジナル・マスター・テープからリマスタリングし て復刻するシリーズ、この第10巻が最終となります。ヴンダーリヒは、バロックから現代、ポピュラーまで幅 広いレパートリーを誇った名テノールでしたが、ここに収録された宗教作品はその中でも特に重要なもので した。彼が福音史家を務めた「ヨハネ受難曲」に始まり、全曲でのCD化は今回が初めての「メサイア」、 モーツァルトの「レクイエム」「大ミサ」といった名曲のほか、マルタンの「地には平和を」を全曲収録している というのも嬉しいところです。ギーベルやヘフゲン、フリックといった共演歌手も豪華です。
SWR music
SWR-19104CD(1CD)
NX-B06
『人生最高の日』 〜1930年代のテノール・ヒッツ
ハンス・マイ(1886-1958)/エルンスト・コーハン(1919-1999)編曲:HEUT’ IST DER SCHONSTE TAG 人生最高の日
リヒャルト・タウバー(1891-1948):DU BIST DIE WELT FUR MICH 君は我が心のすべて
マイ/ヴォルフガング・フリーベ編曲:EIN LIED GEHT UM DIE WELT 歌は世界を駆け巡る
ハンス・カルステ(1909-1971)/コーハン編曲:HALLO! WIE WAR‘S MIT EINER FAHRT INS GLUCK-幸せにはどうやってたどり着くの
フランツ・グローテ(1908-1982)/ジークフリート・メラート(1928-1995)編曲:MON BIJOU 私の宝石
ジャン・ポール・マルティーニ(1741-1816)/フランツ・ラインル(1903-1977)編曲:PLAISIR D‘AMOUR 愛の喜び
エルンスト・フィッシャー(1900-1975):SUDLICH DER ALPEN (Tarantella) タランテッラ 『アルプスの南』より
ゲルハルト・ヴィンクラー(1906-1977):JA, DER SCHONE CHIANTI-WEIN (Chianti-Lied) そう、麗しのキャンティ・ワイン(キャンティの歌)
テオドーロ・コットラウ(1827-1879)/コーハン編曲:SANTA LUCIA サンタ・ルチア
フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916)/スティーヴン・マーキュリオ編曲:MARECHIARE マレキアーレ
L‘ALBA SEPARA DALLA LUCE L’OMBRA 暁は光と闇とを分かつ
エドュアルド・ディ・カプア(1875-1917)/ヴォルフガング・フリーベ編曲: O SOLE MIO オー・ソレ・ミオ(私の太陽)
ロベルト・シュトルツ(1880-1975):GRUSS AUS WIEN 行進曲「ウィーンへの挨拶」 Op. 898
ルドルフ・ジーツィンスキー(1879-1952)/アリオス・フェイゲル編曲:WIEN, DU STADT MEINER TRAUME ウィーン、わが夢の街
エメリッヒ・カールマン(1882-1953):WENN ES ABEND WIRD 夜になり 「伯爵夫人マリツァ」より
シュトルツ:OB BLOND, OB BRAUN, ICH LIEBE ALLE FRAU’N 金髪でも茶髪でも女はみんな大好き
エルネスト・デ・クルティス/コーハン編曲:VERGISSMEINNICHT (Non ti scordar di me) 勿忘草
シュトルツ/アウグスト・ペーテル・ヴァルデンマイアー編曲:UNO-MARSCH 国際連合行進曲 Op. 1275
ラルフ・エルヴィン(1896-1943)/カール・クレバー編曲:ICH KUSSE IHRE HAND, MADAME あなたの御手に口づけを、ご婦人よ
シュトルツ/ヴァルデンマイアー編曲:MEIN HERZ RUFT IMMER NACH DIR, OH MARITA 我が心は君を求めて、ああ、マリタ
ミシャ・スポリアンスキー(1898-1985)/アンドレアス・N.タルクマン編曲:HEUTE NACHT ODER NIE 今宵かぎりは
カール・ボーム(1844-1920):STILL WIE DIE NACHT 夜のごとく静かに

マルティン・ミッタールッツナー(T)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
クリストフ・ポッペン(指)
録音:2019年10月14-18日ゼンテザール、ザールブリュッケン
マルティン・ミッタールッツナー(T)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
クリストフ・ポッペン(指)

録音:2019年10月14-18日ゼンテザール、ザールブリュッケン
かつてリヒャルト・タウバー、ヨーゼフ・シュミットといったテノール歌手たちが歌った、映画音楽などのヒット曲を集め たアルバム。オーストリアを中心に、イタリアなどの名曲も収録。オーストリアの若きテノール、マルティン・ミッ タールッツナーが艶のある声で歌いあげています。タクトを取るのは名ヴァイオリニストでもあるクリストフ・ポッ ペン。

Ars Produktion
ARS-38575(1CD)
夕べにまつわるドイツ・ロマン派の声楽作品集
メンデルスゾーン夕べの祈りのために、ナイチンゲール Op.59-4*、森との別れ Op.59-3
ファニー・ヘンゼル:夕暮れにもう森はざわめいている Op.3-5、聞こえないのか 木々のざわめきを Op.3-1
アルベルト・ベッカー(1834-1899):Bleibe, Abend will es werden Op.36-2*
モーリッツ・ハウプトマン :さすらい人の夜の歌 Op.25-2
レーガー:夜の歌 Op.138-3、月が昇り*
ロベルト・フランツ:おやすみ Op.49-5*
ブラームス:夜警I Op.104-1、夜警II Op.104-2、森の夜 Op.62-3
ライネッケ:夕べの歌 Op.85-5*
モーリッツ・フォーゲル(1846-1922):夕べの歌*
シューマン:おやすみ Op.59-4、星に寄す Op.141-1*
ヴォルフ
:調和
マックス・ルートヴィヒ(1882-1945):Nun ist der Tag geschieden*
カール・エッカー(1813-1879):夜の声 Op.4-3
フリードリヒ・シルヒャー(1789-1860):夕べの歌*
ヨーゼフ・ラインベルガー:夕べの歌 Op.69-3*
アマデウスcho
ニコル・マット(指)、
ベネディクト・ハーグ(指)*

録音:2020年2月&3月
合唱の名盤を多数残しているニコル・マットとアマデウス合唱団による、国別にテーマを設定してプログラミングした声楽作品シリーズからの1枚。今作はドイツ・ロマン派の作曲家達による、夕べや夜にまつわる作品が選ばれています。気候変動や感染症が多くの人々を震撼させている近年、自然を賛美し、合理性から距離を置くロマン派の精神は、驚くべき時事性を獲得しました。本当に大切なものは何か、守るべきものは何か、信頼できるものは何か、必要なものは何か。本アルバムは今の時代に最適な音楽を提供しています。

Hyperion
CDA-68251(1CD)
セシリア・マクドウォール(b.1951):宗教合唱作品集
救い主のうるわしき母/おお昇る朝日よ/スタンディング・アズ・アイ・ドゥ・ビフォー・ゴッド/アドロ・テ・デボーテ/デウス, ポルトゥス・パシス/ゴッド・イズ・ライト/ラヴ・インコラプティブル/3つのラテン語のモテット〔アヴェ・レジナ、アヴェ・マリア、レジナ・チェリ〕/オー・アンティフォン・シークエンス(オルガン独奏)/ザ・ロード・イズ・グッド
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2018年1月12日−14日、2019年1月2日、2020年1月9日−11日、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂/2020年3月9日(オルガン独奏)、セント・ジョージ・チャペル
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど広いレパートリーを誇り、なかでもハウエルズ、スタンフォードなどの近現代英国音楽のパフォーマンスに定評のあるレイトン&トリニティ・カレッジ合唱団が、2014年に英国作曲家賞(現:アイヴァーズ作曲家賞)を受賞した現代イギリスのもっとも著名な作曲家の一人、セシリア・マクドウォール(マクダウォール)(b.1951)の宗教的合唱作品を録音。マクドウォールの70歳を記念したアルバムで、幅広い音楽を手掛けながら、特に神秘的で独創的な響きを生み出す合唱音楽で人気を誇るマクドウォールの過去約10年間の宗教曲を集成しています。
これまでもザ・シックスティーン、マリアン・コンソート、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ、オックスフォード・マートン・カレッジ、ウィンチェスター・カレッジ礼拝堂合唱団など、イギリスの有力合唱団たちが度々レコーディングで取り上げながらも、マクドウォールの合唱作品だけを集めたアルバムは少なかったため、この録音が改めてセシリア・マクドウォールの才能を世に広める好機ともなることでしょう。

Da Vinci Classics
C-00262(1CD)
フロンティーニ:ソプラノとピアノのための歌曲集「シチリアの歌」 ジェニファー・スキッティーノ(S)、
ジュゼッペ・フェデリコ・センフェット(P)

録音:2019年7月、カステッロ・ディ・モルサスコ(モルサスコ、イタリア)
フランチェスコ・パオロ・フロンティーニ(1860−1939)は、シチリア島のカターニャで生まれ、パレルモ音楽院、ナポリ音楽院を経て、代表作であるピエトロ・コッポラの葬送のためのミサ曲などを遺したイタリアの作曲家。
フロンティーニは特にイタリアの伝統音楽に強い関心を寄せ、イタリアにおいて初となるシチリア島の民謡集を完成させたことでも歴史にその名を残しています。シチリア民謡集からの50曲は第1巻として1882年にリコルディ社から、ナターレ・シチリアーノと題された第2巻は1893年にミラノのデマルキ社から出版されました。
Da Vinci Classics
C-00301(1CD)
おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ〜クラリネットとピアノを伴うソプラノ、バリトン、またはメゾ・ソプラノのためのアリア集
ドニゼッティ:私はあなたにのみ罪を犯した、さよならを言うために
フランツ・パウル・ラハナー:詩的な間奏曲「歌の翼に」、女の愛と生涯 Op.82
プロッホ:囚われの夜鳴きうぐいす Op.11
オビオルス:ロマンス「イ・ライ」
テオドール・ラハナー:2つの歌曲
マスネ:エレジー「おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ」
ブラガ:天使のセレナード
プロセニオ・アンサンブル〔ステファノ・オンガロ(クラリネット&バス・クラリネット)、パオロ・ラッザリーニ(P)、ルチア・ポッリ(S)、マリア・ルチア・バッツァ(Ms)、ピエルルカ・ポッリ(Br)〕

録音:2019年10月18日−20日、カステッロ・ディ・モルサスコ(アレッサンドリア、イタリア)
シューベルトの「岩上の羊飼い」に代表される「クラリネット」を伴う歌曲の数々。
クラリネットを声楽と並ぶ「第2の声」と位置付けた歌曲のレパートリーの研究、拡大の成果となるイタリアのプロセニオ・アンサンブルによるプロジェクト「おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ」!
このレパートリーで重要や役割を果たすのはクラリネット奏者のステファノ・オンガロ。ユストゥス・フランツのフィルハーモニー・デア・ナツィオーネンなどで活躍した実力派です。

Chandos
CHAN-20184(1CD)
ア・ミュージカル・ズー
シューベルト:ます Op.32, D.550、
 鳥 Op.172, D.691
シューマン:ライオンの花嫁 Op.31-1
:鼠捕りの男
ブラームス:ナイチンゲールに寄せて Op.46-4
R.シュトラウス:つぐみ WoO.34, TrV.49
フォーレ:蝶と花 Op.1-1
ラヴェル
:博物誌
ムソルグスキー:アウエルバッハの酒場でのメフィストフェレスの歌
ショスタコーヴィチ:ゴキブリが住んでいたら
アイアランド三羽のカラス
ハウエルズ:ダヴィデ王
バーバー:修道僧と猫 Op.29-8
ヴァーノン・デューク:オグデン・ナッシュのミュージカル・ズー
ブリテン
:クロコダイル
アシュリー・リッチズ(Bs-Br)、
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2020年6月29日−7月1日、ポットン・ホール(サフォーク)
英国ロイヤル・オペラ・ハウスのジェット・パーカー・ヤング・アーティストやBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト(新世代アーティスト)に選ばれてきた英国期待のオペラティック・バリトン、アシュリー・リッチズ。BBCミュージック・マガジン賞2020の「レコード・オヴ・ザ・イヤー」に輝いたポール・マクリーシュ&ガブリエリ・コンソートのパーセル「アーサー王」や、サイモン・ラトル&LSOによるバーンスタイン「ワンダフル・タウン」などの録音にも参加してきたアシュリー・リッチズのソロ・デビュー・レコーディング。
「ニューヨークの秋」などのジャズ・スタンダード・ナンバーでも知られる作曲家ヴァーノン・デューク(1903−1969)のコミカルでドラマティックな「Ogden Nash’s Musical Zoo」を軸に、シューベルトの「ます」から、ショスタコーヴィチの「ゴキブリ」まで、160年近くにわたる作曲年、4つの言語(ドイツ語、フランス語、ロシア語、英語)による様々な「動物」をテーマにした歌曲を集めたという極めてユニークで意欲的なアルバムです。

DUX
DUX-1677(1CD)
チャルネツキ:十字架上の晩課 アレクサンドル・クナフ(T)、
ダヴィド・ビウォ(Bs)、ポーランド室内cho
ポーランド・バルティックPOの管楽器セクション、
ヤン・ウカシェフスキ(指)

録音:2019年9月16日−19日、ソポト(ポーランド)
スワヴォミル・スタニスワフ・チャルネツキ(1949−)は、フランス政府からの奨学金を得てパリでオリヴィエ・メシアンに作曲を師事したポーランドのベテラン作曲家。
宗教的題材の「晩課」は、現代音楽や実験音楽とは無縁の荘厳かつドラマティックな現代ポーランドの佳作。ポーランド室内合唱団の歌声と木管、金管楽器のサウンドのブレンドが美しい響きを生み出しています。
DUX
DUX-1692(1CD)
パウワシュ:合唱作品集
牧師と教師/3つの哀愁を帯びた歌/デ・ベアータ・ヴィルジネ・マリア・クラロモンターナ/オシップ・マンデリシュタームの詩による2つの歌/「青いクリスマスのキャロル集」より/カシューブ語のクリスマス・キャロル集/「3つのカシューブ語の歌曲」より
チェンストホヴァ・フィルハーモニー・コレギウム・カントルムcho、
アガタ・ヴィデラ(S)、
マウゴルジャタ・シャドラク(S)、
ヴェロニカ・ケンプカ(Ms)、
バルバラ・コナルジェフスカ(A)、
グジェゴシュ・ログ(T)、
ミハウ・ゲバラ(Bs)、
ヤヌシュ・シャドラク(指)

録音:2020年8月31日−9月4日、チェンストホバ(ポーランド)
歌曲からシンフォニー、劇音楽や現代曲など様々なジャンルの音楽を作曲し、日本では合唱曲の作曲家としてその作品が親しまれてきたポーランドの作曲家、エドヴァルド・パウワシュ(1936−2019)の追悼盤。
パウワシュにとっての心の故郷であるカシューブ地方(ポーランド北部のポメラニア地方など)、カシューブ人、カシューブ語を題材とした作品等も遺しています。

Coviello
COV-92105(1CD)
遠く、互いに遠く 〜バリトン、ピアノとヴィオラまたはホルン
シューベルト:流れの上で D943
ブリッジ:3つの歌 (1907)
フランティシェク・シュクロウプ:Liebes Thal Op.15
 宵の明星 Op.6
シューベルト(ヴィオラ・パート編)):マルテ・コッホ):世咲きスミレ D752
ヴィルヘルム・クライネック:2つの歌 Op.5
アンリ・マルトー:5つの葦の歌 Op.31
ハインリヒ・プロッホ:星たちに
オットー・ニコライ:涙
ブラームス:鎮められたあこがれ Op. 91-1
アンドレアス・ブルクハルト(Br)
マルテ・コッホ(Va)
ヨハネス・ラモトケ(Hrn)
トルステン・カルデヴァイ(P)

録音:2020年2月25-29日/オッツベルク
ピアノ伴奏の歌曲に、ヴィオラやホルンのオブリガートが付いた作品を集めたアルバムです。かつてはこのような編成の曲がたくさん書かれましたが、今では ほとんど演奏されず顧みられないものとなってしまいました。シューベルトとブラームスの名品に挟まれた珍しい作品群に注目です。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0011(1CD)
商人の鑑 〜R.シュトラウス:歌曲集
R.シュトラウス:冬の霊感 Op.48-4
 冬の愛 Op.48-5
 森の喜び Op.49-1
 黄昏の夢 Op.29-1
ダニエル・ベーレ:蝶
R.シュトラウス:朝焼け Op.46-4
 東洋の歌 Op.77(全5曲)
 商人の鑑 Op.66(全12曲)
ダニエル・ベーレ(T)
オリヴァー・シュニーダー(P)
ダニエル・ベーレは「Opus-Klassik賞」と「シンガー・オブ・ザ・イヤー2019」を受賞したドイツのテノール歌手。R.シュトラウスの歌曲を集めたこのアル バムは「東洋の歌」Op.77、「商人の鑑」Op.66といった珍しい作品も含まれています。「商人の鑑」は作曲家がいざこざのあった出版社を皮肉った作品で、ピ アノパートもかなり難しく書かれています。また「蝶」はヘルマン・ヘッセの詩によるもので、ダニエル・ベーレがシュトラウスのスタイルを真似て書いたものです。 (Ki)

Alba
ABCD-456(1CD)
厳粛な歌
シベリウス:黒いばら Op.36 no.1,
 初めてのくちづけ Op.37 no.1,
 北の国 Op.90 no.1,
 葦よそよげ Op.36 no.4,
 静かな街 Op.50 no.5,不安な
 胸から Op.50 no.4,
 野原でおとめが歌っている Op.50 no.3,
 夢だったのか Op.37 no.4,
 さあ来い、死よ Op.60 no.1
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
シューマン:N. レーナウの6つの詩とレクイエム Op.9
トイヴォ・クーラ(1883-1918):夜 Op.22 no.3、
 炎を見つめて Op.2 no.2、
 森の娘 Op.23 no.1、
 荒れ野の夜(魅せられて) Op.24 no.4、
 くちづけ Op.8 no.1、
 霜の花 Op.24 no.2
ア ルットゥ・カタヤ(Br)
パウリーナ・トゥキアイネン(P)
[Piano:Bechstein grand]

録音:2019年7月24日?27日 エルベルク教会(ベルリン、ドイツ)
フィンランドのバリトン歌手、アルットゥ・カタヤ Arttu Kataja(1979-)は、シベリウス・アカデミーでヨルマ・ヒュンニネンたちに学び、2006年にベルリン 国立歌劇場のメンバーに加わりました。フィガロ、伯爵、グリエルモ、パパゲーノなどのモーツァルトの諸役、プッチーニ、ヴェルディ、R・シュトラウス、ブリ テンのオペラのバリトン役を主要なレパートリーとして舞台に立ち、オラトリオや受難曲のコンサートに出演しています。『厳粛な歌』は、カタヤの初めての歌曲アル バムです。シューマンが1850年に作曲したロマンティックな「N. レーナウの6つの詩とレクイエム」と、『旧約聖書』の『伝道の書』『シラ書』と『新訳聖書』の『コ リントの信徒への手紙一』をテクストとするブラームスの「4つの厳粛な歌」の「ペア」を核に、フィンランド歌曲の重要なレガシー、シベリウスとトイヴォ・クーラの 作品からドイツ語の詩による曲を交えたプログラムで歌っています。共演のピアニスト、パウリーナ・トゥキアイネン Pauliina Tukiainen(1977-)は、母国フィ ンランドで学んだ後、ハルトムート・ヘルとアンヌ・ル・ボゼックに師事、2017年からザルツブルク・モーツァルテウムで教授として芸術歌曲を教えています。カ タヤとトゥキアイネンのコラボレーションは1999年に始まり、2020年/2021年のシーズンからベルリン国立歌劇場で歌曲リサイタルを始める予定です。ベルリ ンのエルベルク教会でのセッション録音。彼らの友人、歌曲プロデュース歴の長いローマン・トレケル Roman Trekel が録音を担当しました。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-727(1CD)

NYCX-10203(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『光と影』〜 R・シュトラウス:4つの最後の歌,他
ツェムリンスキー:森での対話 - ソプラノ、2つのホルン,ハープとヴァイオリンのためのバラード
R・シュトラウス:あすの朝 Op. 27-4
 わが子に Op. 37-3
ベルク:7つの初期の歌
R・シュトラウス:4つの最後の歌
 あおい
サンドリーヌ・ピオー(S)
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテO
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指)

録音:2020年3月 ブザンソン国立地方音楽院オーディトリアム
【国内盤】日本語解説・歌詞訳付き
フランスの歌姫ピオーが歌う管弦楽伴奏のドイツ歌曲集。「4つの最後の歌」「あすの朝」「7つの初期の歌」などの有名曲、そしてリヒャルト・ シュトラウスが最後に残した歌曲とされる「あおい」が聴けるのが大きな魅力です。アルバム・タイトルの「CLAIR-OBSCUR(クレール-オブス キュール)」は、絵画における明暗法あるいは陰影法を指す言葉ですが、光と影など相反するものの対比や移り変わりなどにピオー自身がこだ わりを持ち続けているということで、ここに彼女の母国語であるフランス語がわざわざ使われているのもその内面を表現してのことでしょう。それ ぞれの歌曲に描かれた光と影を敏感に感じ取り、滑らかな歌声と持ち前の技術と表現力で丁重に歌い上げています。指揮はパリ国立歌劇 場Oの首席クラリネット奏者でもあるジャン=フランソワ・ヴェルディエで、管弦楽は彼が音楽監督を務めるヴィクトル・ユーゴー・フラン シュ=コンテOです。オリジナル・ブックレットには、陰影法が印象的な有名絵画の図案を多数掲載しています。
ALPHA
ALPHA-668(1CD)
イギリス、フランス、ベルギーの英語歌曲
フランク・ブリッジ:夢の中で会いに来て H.71
 愛は翼に乗って H.114
イレーヌ・ポルドフスキ(1879-1932):無垢の導き
ヴォーン・ウィリアムズ:『旅の歌』〜 美しい人よ目覚めよ
ロジャー・クィルター(1877-1943):愛の哲学
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):『5つのエリザベス朝の歌』
ポルドフスキ:愛に
ブリテン:『この島国で』 Op. 11
ミヨー):『2つの愛の歌』 Op. 30 〜 愛よ、私の心は昼も夜も憧れる
パトリック・ルテルム(1981-):『オスカー・ワイルドの2つの詩』
ミヨー:『2つの愛の歌』 Op. 30〜静まれ、私の思いよ
ウォルトン:『ファサード』の3つの歌
タイユフェール(1892-1983):TU MI CHAMAS あなたが私を呼ぶ
フレディ・マーキュリー(1946-1991):テイク・マイ・ブレス・アウェイ
ジョディ・デヴォス(S)
ニコラス・クリューガー(P)

録音:2020年8月 オムループ音楽センター、ヒルフェルスム、オランダ
古楽界における新世代の精鋭たちから巨匠エルヴェ・ニケまで幅広い層のアーティストに信頼篤く、バロックから近代までフランスを中心としたオ ペラや声楽作品に、近年引っ張りだこのジョディ・デヴォス。大好評だったオッフェンバックのアリア集(ALPHA437/NYCX-10039)に続くソロ 第2弾は、ベルギーに生まれイギリスで学び現在フランスに住むという、彼女自身深い思い入れのある3つの国から、様々な形の愛が歌われた ものを中心に英語の歌曲を集めたというもの。ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズ、ミヨーといった有名作曲家から、ポルドフスキの名で活躍した、 大ヴァイオリニスト・作曲家ヘンリク・ヴィエニャフスキの娘イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニャフスカや、ピアニストとしてデヴォスとの共演も多いベルギー のパトリック・ルテルムの作品なども収録。そして最後にはなんとクイーンの名曲を聴かせてくれます。「私はオペラよりも前に、クイーンの魅力を 発見していました。ハイドパークでピアノを弾きながら”テイク・マイ・ブレス・アウェイ”を歌うフレディ・マーキュリーに、圧倒されたのです。リサイタル では私もこのラヴ・ソングを歌っています。」と彼女は語っています。

GENUIN
GEN-21715(1CD)
「ああ私の月よ」〜メールラ、ロマーノ、ドビュッシー&セイロヴァ歌曲集
メールラ(1594/5-1665):「彼は無謀にも信じてる」
ロレンツォ・ロマーノ(b.1985):「気紛れな月 変わりやすい月1」
ドビュッシー:月の光,星の夜,時のえも言われぬ静けさ
メールラ:私が恋をすることを望む人は,学校に通う子どもは,抜け目ない愛の神は昼も夜も
アイゲリム・セイロヴァ(b.1987):熊市場
ドビュッシー:パントマイム,ロンド
セイロヴァ:父,弦
メールラ:「お前は偽っている、嘘つきの口よ」
ロマーノ:ただタウロによって
メールラ:「私に求めないでおくれ、ああ忠実な友たちよ」「私が別の晩に思いを馳せる時」
ロマーノ:「気紛れな月 変わりやすい月2」
ドビュッシー:お告げの鐘,月の光,美しい夕暮れ
ピア・ダヴィラ(S)
エリック・シュナイダー(P)、
アンドレアス・ナハツハイム(Lute)

録音:2019 年12 月9-12 ベルリン
「ああ私の月よ」と題された、イタリアのバロック時代のメールラと、フランス近代のドビュッシ ー、そして現代の作曲家二人の歌曲作品集。メールラの曲はリュート伴奏。 ピア・ダヴィラは1988年、ベルリンに生まれたソプラノ。ハンブルク音楽舞台大学で学んだ 後、透明な美声でオペラ、オラトリオ、歌曲に活躍しています。エリック・シュナイダーはドイツの ピアニスト。ケルン音楽舞踊大学で学んだ後、歌手の伴奏ピアニストとして高い評価を得て います。アンドレアス・ナハツハイムは今引っ張りだこのドイツのリュート奏者。

CPO
CPO-1555257(1CD)
NX-B10
ヒンデミット:レクイエム「前庭に最後のライラックが咲いたとき」-前奏曲
ウェーバーの主題による交響的変容
カンタータ『マインツの行列』-3人のソリスト、合唱とオーケストラのために(1962)
ボーナス・トラック
ゲオルク・カール・ズレーナー(1805-1847):ナルハラ行進曲
マリー=クリスティーネ・ハーゼ(S)
アレクサンダー・シュペーマン(T)
ミヒャエル・ダーメン(Br)
ラインラント=プファルツ州立ユースcho
ヘルマン・ボイマー(指)
マインツ州立PO

録音:2018年6月20,21日 Sudwestrundfunk, Staatstheater Mainz(ドイツ)
2020年11月26,27日 Halle 45, Mainz(ドイツ)*
1962年6月23日、マインツ市立劇場で初演されたヒンデミットのカンタータ『マインツの行列』。カール・ツッ クマイヤーのテキストを用いたこの作品は、マインツ市の起源とされるローマ帝国が築いた軍事拠点「モゴン ティアークム」の建設2000周年を記念して、市から委嘱されたもの。ヒンデミットとツックマイヤーはマインツ の歴史を丹念に調べ、ローマ人、シャルルマーニュ、フランク人とブルゴーニュ人、ボニファス、ウィリギス、バル バロッサ、ウォルポッド、イゼンブルク、フラウエンロープ、グーテンベルクを含むマインツの歴史を彩る代表的な 人々を描写し、この地方の方言をテキストに盛り込みました。作品はプロシア人の登場でクライマックスを迎 え、満場の聴衆は喜びを持ってこの作品に拍手を送ったということです。アルバムには、他2曲のヒンデミット 作品とともに、マインツ・カーニバル・ソサエティ(MCV)の創設者ゲオルク・カール・ズレーナーによるカーニバ ルのテーマソング「ナルハラ行進曲」が収録されています。
CPO
CPO-555422(1CD)
NX-B02
ブルッフ:歌曲選集
黄金の橋 Op. 15-4
マルガレータよ、私はおまえを想う Op. 33-3
タンホイザー Op. 17-8
傭兵 Op.18 Nr.2
女の子と一杯のワイン Op.97-5
古い歌 Op.7 Nr.1
私の最愛の人は花を摘みに来る Op.97-1
悲しみの歌 Op. 54*
あのばらの所から私は来たの Op. 17-4
修道院の歌 Op. 17-10
聖なる乙女へ Op. 17-1
聖なる乙女へ Op. 18-3
幼児イエスにOp. 17-3
深い谷で Op. 15-3
真夜中に Op. 59-1
夜の闇を通して低きひびき聞こゆ Op. 97-2
ラファエル・フィンガーロス(Br)
サーシャ・エル・ムイジ(P)
ベンヤミン・ヘルツル(Vn)*
コルネリア・ツィンク(S)*
マグダレーナ・リュッカー(Ms)*
ベルンハルト・ベルヒトルト(T)*

録音:2020年1月13-17日
ドイツの作曲家ブルッフは、教師で歌手の母から音楽の手ほどきを受け、幼い頃から作曲に才能 を示しました。そんな彼が最初に書いたのは一遍の歌曲であり、82歳という長い生涯の最後の作品もまた 歌曲でした。このアルバムに収録された16曲の歌曲は、彼の全生涯にわたって書かれたものですが、決し て十二音や無調を採択することのなかった彼の作風には一貫性があり、どの曲も豊かな旋律と溢れる抒 情に満ちています。美しい声を披露するのはバリトン歌手ラファエル・フィンガーロス。長年共演を務めるピア ニスト、ムイジとともに繊細な歌曲を歌い上げています。またパウル・ハイゼの詩を用いた「悲しみの歌」で は、他3人の歌手とヴァイオリンを交えた親密なアンサンブルを聴かせます。

Hortus
HORTUS-195(1CD)
グレゴワール・ロラン:『サクラメント』
グレゴリオ聖歌より「洗者ヨハネの誕生」「御聖体の祝日の奉納唱」「十字架賛歌」「主の御あわれみを」「高位聖職者の教会訪問のための聖歌」
グレゴワール・ロラン(Org)
ピエール・タウドー(指)、
エクス=アン=プロヴァンス大聖堂グレゴリオ聖歌隊

録音:2019年/サン・ソーヴール大聖堂(エクス=アン=プロヴァンス)
2018年3月よりエクス=アン=プロヴァンスのサン・ソーヴール大聖堂のオルガニストを務めるグレゴワール・ロランが作曲家兼オルガニストとしての ファースト・アルバム『サクラメント』をリリースしました。ロランは2020年にはウィーン大聖堂(オーストリア)の作曲コンクールで1位を獲得し現在、複 数の新曲の委嘱している注目の音楽家です。
サクラメントとはキリスト教においての神の見えない恩寵を具体的に見える形で表現することを意味しております。このアルバムではグレゴリオ聖歌とロ ラン作曲のオルガン曲『サクラメント』を交互に演奏することで、過去から現在へと脈々と受け継がれるキリストの音楽を表現しております。エクス=アン= プロヴァンス大聖堂の神秘に迫るオルガニスト、グレゴワール・ロラン渾身の録音。サン・ソーヴール大聖堂に据え付けられた銘器デュクロケ製作のオルガ ンが大聖堂に響き渡ります。 (Ki)
Hortus
HORTUS-112(1CD)
バッハのコラールの芸術
バッハ:「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV711
「いざ来ませ、異邦人の救世主よ」BWV599
「汝にこそわが喜びあり」BWV615
「キリスト、汝 神の小羊」BWV656a
「キリストは死の絆につきたまえり」BWV625
「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV667
「われらみな唯一の神を信ず」BWV680
「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BWV734
「主を頌めまつれ」BWV650
「装いせよ、わが魂よ」BWV654
「目覚めよ、と呼ばわる物見らの声」BWV645
「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
「われ汝に別れを告げん」BWV736
「いと高きところの神にのみ栄光あれ」BWV664
ダニエル・メイラン(指)オルガン)、
ラ・カメラータ・バロックcho

録音:2013年/イエスズ教会(スイス・ポラントリュイ市)
オルガン:ユルゲン・アーレント製作
バッハのオルガン・コラールの中でも最も美しく有名な作品ばかりを集めた当アルバムでは、オルガンとともに声楽も加わって演奏されており実に感動的 な内容となっております。オルガンは現代屈指のオルガン・ビルダー、ユルゲン・アーレントがスイス・ポラントリュイ市のイエスズ教会に建造したバロック・ オルガン。その澄み切った美しい響きが特徴です。 (Ki)

MIRARE
MIR-490(1CD)
バッハ〜ただ神の栄光のために
カンタータ第21番「われは 憂いに沈みぬ」BWV 21
カンタータ 第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」 BWV76
「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663
「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV617
「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV 715
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、
リチェルカール・コンソート、
フィリップ・ピエルロ(指)
マリア・コヘイン(S) 
カルロス・メーナ(A)
ユリアン・プレガルディエン(T)
マティアス・フィーヴェク(Bs)
ベルナール・フォクルール(Org)
フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇とリチェルカール・コンソート創設メ ンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。ここに収録されたカンタータはワイマール時代 とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。 21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、 きわめつけの美演です。76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だったBWV75 「貧しきものは饗せられん」の翌週に初演された作品。トラ ンペット による華やかな始まりが印象的です。 カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベル ナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。 (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0052(1CD)
『誇り高き歌い手たち〜イギリス独唱歌曲集』
(1)ウィリアム・デニス・ブラウン:「グラティアナの踊りと歌に」
(2)アイルランド民謡(ブリテン編):「柳の庭のほとりで」
(3)ヴォーン・ウィリアムズ:「リンデン・リー」
(4)フィンジ:「ため息」〜歌曲集『ある若者の訓戒』 Op.14より
(5)セリア・ハーパー:「愛は私にリンゴをくれた」
(6)ロジャー・クィルター:「もはや灼熱の太陽も怖れるな」〜『5つのシェイクスピア歌曲 』Op. 23より
(7)ブリッジ:「わが夢の中においで」
(8)エリック・ティマン:「ひとり、あてもなく歩いていた」
(9)ジョナサン・ダヴ:「神の愛」「間もなく」「今宵眠る全ての人へ」〜歌曲集『今宵眠る全ての人へ』より
(10)レベッカ・クラーク:「シールマン」
(11)アイヴァー・ガーニー:「父さんと一緒に耕しに行く」
(12)フィンジ:「誇り高き歌い手たち」〜『大地と大気と雨』Op.15より
(13)ハウエルズ:「ダヴィデ王」
(14)ブリテン:「私の愛した彼女は」〜歌曲集「ジョン・ダンの神聖なソネット」Op.35より
(15)ピーター・ウォーロック:「眠り」
(16)イアン・ベル:「フェスタ(「来たれ、死よ」)」
(17)クィルター:「行け、愛らしい薔薇よ」〜『5つのイギリスの愛の抒情詩』Op.24より
(18)ヴォーン・ウィリアムズ:「静かな午後」
(19)ランドン・ロナルド:「おお、愛しき夜!」
(1)(3)(11)アシュリー・リッチズ(バス=バリトン)、(2)(13)ティム・ミード(C.T)、(4)(14)アンドルー・ステイプルズ(T)、
(5)マイケル・チャンス(C.T)、(6)(10)ジェイムス・ギルクリスト(T)、(7)(15)(17)マーク・ストーン(Br)、
(8)ルアイリ・ボーウェン(T)、(9)(16)ローレンス・ザッツォ(C.T)、(12)(18)(19)ジェラルド・フィンリー(バス=バリトン)、
(19)クリストファー・ケイト(Bs)
(1)-(4)(6)-(19)サイモン・レッパー(P)

録音:2019年10月29日、2020年2月10日/オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、イギリス)
これはすごい!名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の往年のメンバーで現在世界的に活躍する歌手たちが歌う『イギリス独唱歌曲集』の登場です! 1441年創設という580年の長い伝統を持つ同合唱団は、何世紀にもわたってイギリスのケンブリッジの人々、現在では世界中の人々が聖歌隊の合唱に癒され てきました。イギリス出身の男性歌手の多くは同合唱団に所属した経歴を持ち、自国の音楽を伝統継承しております。
当アルバムには今をときめくソリストがそれぞれ独唱した名曲を収録しております。2018年6月、ジョナサン・ノット(指)東京SOによるフィガロの 結婚でアルマヴィーヴァ伯爵役として登場したバス=バリトンのアシュリー・リッチズ、バッハ・コレギウム・ジャパンの客演でもおなじみのカウンターテナーのティ ム・ミード、グラモフォン賞声楽部門賞の受賞歴を誇るバス=バリトンのジェラルド・フィンリーなど、驚きのメンバーが歌うイギリス独唱歌曲の決定盤登場です!

Pentatone
PTC-5186868
(1SACD)
ブルックナー&ミヒャエル・ハイドン:モテット集
ブルックナー:(1)昇階唱「この所は神によりつくられた」WAB 23(1869)
(2)奉献唱「私はしもべダビデを見出し」WAB 19(1868)
(3)昇階唱「キリストは従順であられた」WAB 11(1884)
(4)奉献唱「乙女たちは王の前に招き入れられる」WAB 1(1861)
(5)讃歌「パンジェ・リングァとタントゥム・エルゴ」WAB 33(1868)
(6)昇階唱「正しい者の口は知恵を語り」WAB 30(1879)
(7)モテット「アヴェ・マリア」 WAB 6(1861)
(8)讃歌「王の御旗は翻る」WAB 51(1892)
(9)昇階唱「エッサイの若枝は花開き」WAB 52(1885)

ミヒャエル・ハイドン:(10)昇階唱「キリストは従順であられた」〜〈主の晩餐の木曜日〉より HM 628-2(1796)
(11)「聖土曜日に」〜〈聖週間のためのレスポンソリウム集〉より MH 278-5(1778)
(12)「見よ、義ただしき人が死にゆく様を」MH deest
(13)昇階唱「キリストは従順であられた」MH 38(1761)
(14)「サルヴェ・レジナ」MH deest
(15)「暗闇とはなりぬ」 MH 162(1772)
ライプツィヒMDR放送cho(北ドイツ放送合唱団)、
フィリップ・アーマン(指)

録音:2020年2月/パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
フィリップ・アーマン率いるライプツィヒMDR 放送合唱団(北ドイツ放送合唱団)がブルックナーとハイドンのモテットを録音しまし た。ブルックナーの「この所は神によりつくられた」「キリストは従順であられた」「アヴェ・マリア」は演奏会でもよく聴かれていますが、ミヒャエル・ハイドン (1737-1806)のモテットは演奏機会も少なく貴重な録音といえます。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弟でモーツァルトの後任としてザルツブルクの宮廷及び大聖堂のオルガニストを務めたミヒャエル・ハイドン は、ドイツ語圏、特にオーストリアの宗教曲に大きな影響を与えました。その影響は約1世紀後に作曲されたブルックナーのモテットにもよく反映されておりま す。このアルバムでは、両者のモテットを組み合わせることでオーストリア独自の教会音楽のスタイルを聴くことができると同時に、両作曲家の個性も楽しめる充 実の内容です。
1974年生まれのフィリップ・アーマンは、ケルンにてマーカス・クリードに師事し、2020年より同合唱団の首席指揮者を務めています。これまでにベートーヴェ ンの『ミサ・ソレムニス』(KKC-5830 / PTC-5186565)、ウェーバーの 歌劇『魔弾の射手』(PTC-5186788)などいくつかの録音に参加してきた同合唱 団ですが、当アルバムはPENTATONEレーベルから初のソロ・アルバムとなります。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術 陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (Ki)

PREISER
PRCD-90841(1CD)
モーツァルト:宗教音楽集
(1)戴冠式ミサ ハ長調 K317
(2)教会ソナタ 第15番ハ長調 K.328
(3)荘厳ミサ ハ長調 K337
(4)教会ソナタ 第17番ハ長調 K336
(5)証聖者の荘厳晩課 K339より ラウダーテ・ドミヌム
(6)アヴェ・ヴェルム・コルプス K618
コルネリア・ホラク((1)(3)ソプラノ)
ガブリエレ・シマ((1)アルト)
ゲルノット・ハインリヒ((1)(3)テノール)
アルフレート・シュラメク((1)バス)
マルティナ・シュテッフル((3)アルト)
平野和((3)バス)
ブリジット・ポシュナー((5)ソプラノ)
マクシミリアン・シャムシュラ((2)〜(6)オルガン)
アンドレアス・ピクスナー((1)〜(4)指揮)
フリードリヒ・ヴォルフ((5)(6)指揮)
聖アウグスティーナ教会O&cho

録音:(1)2011年10月、(2)(4)2019年5月24日、(3)2019年5月19日、(5)(6)1980年10月
ウィーンの伝統を今に受け継ぐ由緒正しき聖アウグスティーナ教会。そこで奏でられ歌われる音楽は美しい残響もあいまって格別の感動を与えます。このアル バムはモーツァルトのふたつの名作ミサを軸に、教会にぴったりな作品を収録。合唱もソリストも高水準で、豊かな音楽の喜びに満たされます。あまり取り上げ られない「教会ソナタ」はもともとミサと一緒に演奏されるためのもので、オルガンを伴う軽やかな器楽作品。年代を隔てた録音ですが全体がバランスよく構成 されています。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2200(1CD)
新世界を描いたカンタータ
(1)ドニゼッティ:情景カンタータ『コロンブス、或いはアメリカの発見』
(2)ドニゼッティ:フルート・ソナタ ハ長調
チェロとピアノのためのモデラート ト長調
クラリネットのための練習曲 変ロ長調
 フルート,ファゴットとピアノのための三重奏曲 ヘ長調
(3)G.ブリッチャルディ:『ルクレツィア・ボルジア』によるフルートとピアノのための幻想曲
(1)ステファノ・アントヌッチ(Br)
マッシモ・デ・ベルナルト(指)サヴォーナ青年O
録音:1992年10月30日

(2)(3)フランチェスコ・キリヴィ(Fl)、ロベルト・ペトルッチ(Cl)、パトリック・デ・リティス(Fg)、マウリツィオ・ガンビーニ(Vc)、ガブリエレ・カタルッチ(P)
録音:1994年11月1-3日
番は変わらず、バーコードが変更されて再発売。コロンブスを描いたカンタータに室内楽作品をカップリングしたアルバムです。

Hanssler
HC-20064(1CD)
『北欧の合唱音楽
(1)ヤン・ホーカン・オーベリ(1916-2012)(編):天つみ国に(I himmelen, i himmelen」(『スウェーデン賛美歌本』)
(2)オーラ・ヤイロ(1978-):慈しみと愛のあるところ(Ubi Caritas)
(3)ヴァルデマル・オーレーン(1894-1982):夏の賛美歌「谷と野原はやさしい緑におおわれ」(Sommarpsalm “En vanlig gronskas rika drakt”)
(4)モッテン・ヤンソン(1965-):雫(Stillae)(チャールズ・アンソニー・シルヴェストリ(1965-)のラテン語の詩)
(5)ホーカン・パルクマン(1955-1988)(編):東の国へ私は行こう(Till Osterland)
(6)モッテン・ヤンソン(1965-):マリア IV(Maria IV)
(7)ヤン・サンドストレム(1954-):サンクトゥス(聖なるかな)(Sanctus)
(8)クヌート・ニューステット(1915-2014):不滅のバッハ(Immortal Bach)
(9)ヤン・サンドストレム(1954-):山の風に寄せるヨイク(Biegga luohte/Joik till fjallvinden)(1998)(ユーハン・メーレクのヨイクによる)
(10)ペア・ヌアゴー(1932-):喜べ神の御母を(Gaudet Mater)
(11)ヤーアン・イェアシル(1913-2004):私の大好きな谷(Min yndlingsdal)(1957)
(12)ペア・ヌアゴー(1932-):一輪のばらが咲いた(Flos ut rosa floruit)
(13)ニルス・リンドベリ(1933-):きみを夏の一日にくらべたらどうだろう(Shall I compare thee to a summer day)
(14)ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):海の惨事の頌歌(Canticum Calamitatis Maritimae)(1997)
(15)ラウタヴァーラ(1928-2016):第一の悲歌(Die erste Elegie)(1993)
(1)-(8)ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサートcho、フェリクス・ハイトマン(指)
(9)ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサートcho、WDR放送cho、ステファン・パルクマン(指)、
リヒャルト・ロギーヴァ(Br)
(10)-(15)WDR放送cho、ステファン・パルクマン(指)
(14)ミン・インソン(ソプラノ)、(14)アレクサンダー・シュミット(バリトン)

録音:2019年10月21日-24日、2018年9月5日、9月3-6日、2011年11月8日、2012年10月22日/WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ホール(ケルン、ドイツ)
スカンディナヴィアの文化はこれまでずっと、人々を魅了し、心をつかんできました。スカンディナヴィアの音楽には神秘的で「典型的に北欧」の響きがあるこ とがしばしば言われ、とりわけ、民俗音楽と民謡と順応しながら発展してきた合唱音楽には、自然の中にいる人間の姿と心が深く刻まれています。季節の変化と ともに変わる人々の日常生活を映し、生と死に対する基本的な問いを投げかける、これらの国々の合唱音楽。ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート 合唱団と WDR 放送合唱団のアルバムでは、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの合唱レパートリーから15曲が歌われます。 『スウェーデン賛美歌本』の一曲をヤン・ホーカン・オーベリが編曲した「天つみ国に」。グレゴリオ聖歌のアンティフォナに基づく、オーラ・ヤイロの「慈し みと愛のあるところ」。暗い冬が過ぎ、夏の訪れを告げるオーレーンの「夏の賛美歌」。モッテン・ヤンソンが、国際ベーレンライター合唱コンペティションに優勝 した記念にドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート合唱団に献呈した「雫」と、スウェーデン王室の委嘱で作曲した「マリア IV」。ヤン・サンドストレム が「ヨイク」を素材に作曲した「山の風に寄せるヨイク」と、パリのノートルダム寺院で初演された「サンクトゥス」。バッハの4声のコラールを「即興」風に展開 させたニューステットの「不滅のバッハ」。ペア・ヌアゴーが、中世デンマークのラテン語ミサのメロディを素材にして作曲した「喜べ神の御母」と、聖母マリア を讃える中世の旋律を「現代の音楽」に作った「一輪のばらが咲いた」。若かったころを懐かしむ、ヤーアン・イェアシルの「私が大好きだった谷」。ジャズピア ニストで作曲家のニルス・リンドベリが、シェイクスピアの『ソネット18番』に作曲した「きみを夏の一日にくらべたらどうだろう」。フィンランドのマンテュヤル ヴィが、1994年9月28日、フィンランド群島、ウト島沖のバルト海で起きた海難事故の犠牲者を追悼する「レクイエム」として作曲さした「海の惨事の頌歌」 (Requiem zum Untergang der Estonia)。ラウタヴァーラの「第一の悲歌」は、彼が若いころ興味をもっていたというリルケの詩に作曲されました。 (Ki)
Hanssler
HC-20067(1CD)
サリエリ&ベートーヴェン・イン・ダイアログ
(1)サリエリ:「ハプスブルグ」序曲(1803)
(2)ベートーヴェン:「ヴェスタの火」導入部(1805)【未完のオペラ】
(3)サリエリ:「ファルマクーザのチェーザレ」序曲(1800)
(4)ベートーヴェン:三重唱「おののけ、背徳者」Op.116(1802/03)
(5)サリエリ:「無言の神託」序曲(1802)
(6)サリエリ:「エルサレムの再建」終結部(1805)
独唱:(2)(4)(6)ディアナ・トムシェ(S)、
(2)(4)(6)ジョシュア・ホワイトナー(T)、
(2)(4)(6)カイ・プレウスケ(Bs)、
(2)トーマス・ヤーコプス(T)

合唱:(6)トーマス・ヤーコプス(T)、
トーマス・ドルン(T)、
マティアス・エシュリ(Bs)、
シュテファン・ミュラー=リュッペルト(Bs)
ハイデルベルクSO、
ティモ・ユーコ・ハーマン(指)

録音:2020年3月/マルティン・ルター・ハウス(ドッセンハイム)
(1)(5)(6)=世界初録音
アントニオ・サリエリ(1750-1825)は2020年に生誕270周年を迎えました。サリエリといえば、映画『アマデウス』により、「モーツァルトの同時代の人」 というイメージしかないといっても過言ではありませんが、オーストリア皇帝に仕える宮廷の楽長としてヨーロッパ楽壇の頂点に立った人物として活躍し、またベー トーヴェン、リスト、シューベルトなどの名作曲家を教えたことでも知られます。近年クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリクが世界初録音したオペラ「タラー ル」(KKC-6048 / AP-208)でも話題の作曲家で、またヘンスラー・レーベルからはトーマス・ファイ(指)マンハイム・モーツァルトOによる「序曲、 バレエ曲集」(98-506)と「序曲、舞台音楽集」(98-554)、ティモ・ユーコ・ハーマン(指)ハイデルベルクSOによる「カンタータ集」(HC-19079) をリリースしております。
当アルバムには世界初録音を含むオペラ、カンタータの序曲を中心としたサリエリとベートーヴェンの作品が収録されております。1795年3月、ベートーヴェ ンはサリエリのピアノ協奏曲を作曲家自身の指揮のもとソリストとしてウィーン・デビューを果たしました。その後、ベートーヴェンは 1797 年から翌 1798 年に かけてヴァイオリン・ソナタ第1-3番 Op.12を作曲。この3曲のソナタは1799年に刊行され、サリエリに感謝の意を表し献呈。また、1799年にはサリエ リのオペラ「ファルスタッフ」の二重唱『まったく同じだわ』の主題による10の変奏曲 WoO.73を作曲しております。二人の偉大な作曲家が1800年初頭に 作曲したオペラやカンタータからの作品を当アルバムはまさに二人が濃密な対話を楽しんでいた時代の作品が凝縮されているといえます。
演奏はサリエリの研究者としても名高いハーマン率いる颯爽とした演奏がたまらないハイデルベルクSOです。当団といえばトーマス・ファイによるハイド ンの交響曲録音でも知られており、ピリオド・アプローチの生み出すきびきびとした音楽づくりが印象的です。

KLARTHE
KLA-096(1CD)
フランク・ヴィラール:作品集
(1)モテット「キリストはおのれを低くして」(合唱版)(2011)
(2)幻想曲風に(2007)
(3)聖木曜日のためのテネブレ(2007)
(4)エクス・アブルプト(2014)
(5)モテット「キリストはおのれを低くして」(合唱とオルガン版)(2011)
オリヴェエ・オプデビーク(指)
コーリ・スペッツァーティ
ド ニ・コムテ(Org)

録音:2018-2020年聖フランソワ・グザヴィエ教会(パリ)
フランク・ヴィラールは1966年生まれのフランスの作曲家。オペラ指揮者としても活躍しています。彼の宗教作品はトマス・ルイス・デ・ビクトリアの伝 統をプーランクの精神で蘇らせた美しいもので、グレゴリオ聖歌の引用も見られます。 (Ki)
KLARTHE
KLA-100(1CD)
ジョアン・ファルジョ:作品集
(1)幼年時代その1/(2)俳句1
(3)モリーの歌
(4)天にましますわれらの父よ
(5)ニューヨーク・シティ
(6)カルメン・ドスカル
(7)人生の道の半ばで
(8)俳句2/摩天楼
(10)幼年時代その2
(11)シー・シャンティーズ
(12)俳句3/(13)さよならの夜
(1)カロル・ベッファ(P)
(2)カリーヌ・デエ(Ms)、デイヴィッド・ビスムート(P)
(3)ヒューズ・ボルサレッロ(Vn)、アルノー・トレット(Va)、アントワーヌ・ピエルロ(Vc)、ジェローム・デュクロ(P)
(4)パコ・ガルシア(T)、マルティン・カンデラ(T)、イーゴル・ブワン(Br)、オリヴィエ・グルディ(Br)
(5)ジョアン・ファルジョ(指)アンサンブル・サクソ・ヴォーチェ
(6)ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)
(7)アメリー・レゾン(S)、アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)、マチルド・ボルサレロ=エルマン(Vn)、ブルーエン・ル・メートル(Vn)、アルノー・トレット(Va)、アントワーヌ・ピエルロ(Vc)
(8)アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)、アルノー・トレット(Va)
(9)ピエール・ジェニソン(Cl)
(10)ラファエル・アンベール(Sax)、ギヨーム・コルニュ(P)
(11)アンサンブル・コントラスト
(12)パコ・ガルシア(T)、マルティン・カンデラ(T)、イーゴル・ブワン(Br)、オリヴィエ・グルディ(Br)、ジョアン・ファルジョ(Pと指揮)
(13)アルノー・トレット(Va)
ジョアン・ファルジョは1975年生まれのフランスの作曲家。ピアニストとしてコンサートやCDも多く、パリのジャズ・クラブのディレクターも務める多 才さを見せています。このアルバムは彼の作品だけを集めたもので、クラシックの枠にとらわれないオシャレな世界を楽しめます。 (Ki)
KLARTHE
KLA-095(1CD)
シューベルト:「冬の旅」より
(1)おやすみ/(2)かじかみ/(3)菩提樹/(4)あふれる涙/(5)川の上で/(6)憩い/(7)春の夢/(8)霜おく頭/(9)からす/(10)最後の希望/(11)道しるべ/(12)宿屋/(13)辻音楽師
ノエミ・ウェイズフェルド(ヴォーカル)
ギヨーム・ド・シャシー(P)

録音:2019年9月/ラ・ビュイソンヌ・スタジオ(ペルヌ=レ=フォンテーヌ)
ノエミ・ウェイズフェルドはフランスの女優でシンガー。クレズマーやタンゴ、ファドやロシア民謡で人気があります。そのウェイズフェルドがシューベルトの 名作「冬の旅」に挑戦。ジャズ・ピアニストのギヨーム・ド・シャシーが共演し、全体を芝居形式で演じています。もちろんクラシック歌唱ではなく、ある時は ささやくよう、ある時は声を張るなど、この名作の先入観を覆す新鮮さに満ちています。 (Ki)

DUX
DUX-1273(1CD)
パデレフスキ、コチャルスキ&シマノフスキ:歌曲集
コチャルスキ:リルケの7つの詩による歌曲集「愛に」Op.99
シマノフスキ:3つ歌曲 Op.32
パデレフスキ:12の歌曲 Op.22
スタニスワフ・キエルネル(Bs-Br)
ミハウ・ロト(P)

録音:2015年12月6日−8日、ウッチ(ポーランド)
19世紀から20世紀の変わり目を生きた3人の詩人たち、ライナー・マリア・リルケ、ドミトリー・ダヴィドフ、カチュール・マンデスの詩を題材として、コチャルスキ、シマノフスキ、パデレフスキによる歌曲集3作品をカップリングした20世紀前半のポーランド歌曲集。
ベルギーの王立モネ劇場のオペラ・スタジオやブリュッセルのエリザベート王妃音楽礼拝堂などでジョゼ・ヴァン・ダムの指導を受けたポーランドのバス・バリトン、スタニスワフ・キエルネルが10年来のコンビであるミハウ・ロトとのデュオで母国の歌曲の魅力を歌い上げています。

Christophorus
CHR-77446(2CD)
オッフェーレ:オラトリオ 「見よ、王なる主が来たまえり」
ヴィンフリート・オッフェーレ(b.1939):ソリスト、カントル、7つの合唱、管弦楽とオルガンによる降誕節のためのオラトリオ 「見よ、王なる主が来たまえり(ECCE ADVENIT)」
コンスタンツェ・ステルク(S)、イヴォンヌ・フックス(A)、トーマス・ヴォッレ(T)、クレメンス・モーゲンターラー(Bs)、エドゥアルト・ヴァグナー(カントル)、コンスタンツ児童&青年cho、ヴォイスミックス、スコラ・グレゴリアーナ、コンスタンツ・男声&ミュンスターcho、コンスタンツ・ヴォーカルアンサンブル、ミュンヘン・カペラO、マルクス・ウッツ(Org)、
シュテフェン・シュライヤー(指)

録音:2019年7月15日−18日、コンスタンツ聖ステファン教会(ドイツ)
ドイツ、デュースブルクとエッセンで教会音楽家として活動し、聖歌隊や器楽のための多くの作品を書き、音楽教育を含め地域の教会音楽に多大な貢献を果たしてきたヴィンフリート・オッフェーレ(b.1939)が書いたアドヴェント(降誕節)・オラトリオ。レコーディングにあたって、コンスタンツの男声合唱団、児童合唱団、青年合唱団、ヴォーカル・アンサンブル、グレゴリオ聖歌の合唱団、大規模な大聖堂聖歌隊など7つの合唱とソリスト、オーケストラ、オルガンなど約250名のミュージシャンが参加。古風な音楽から後期ロマン派、ポップ・ミュージックまで多様なスタイルへ発展しながら、様々なアドヴェント・コラールを壮大なオラトリオとしてまとめ上げています。
Christophorus
CHR-77452(1CD)
夜空〜シューベルト、ベンダー、ダールベルク:歌曲集
シューベルト:秋の夜の月に寄す D.614、
 ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 D.576
カール・フリードリヒ・ツェルター(1758−1832):セレナーデ、夕べの幻想
シャルロッテ・ベンダー(1792−1870?):乙女の嘆き、Une Demande?
ヨハン・フリードリヒ・フーゴー・フォン・ダールベルク(1760−1812):岸辺の乙女、平和へ
シューベルト
:天の火花 D.651、夜曲 D.672
ヨハン・ヴェスケ・フォン・ピュットリンゲン(1803−1883):ビッテ
ヨゼフィーネ・カロリーネ・ラング(1815−1880):水源にて
メンデルスゾーン:月
エルンスト・フリードリヒ・カウフマン(1803−1856):風の歌
ヒュッテンブレンナー:さすらい人、子守歌
フランツ・ヴィッツム(C.T)、
カタリナ・オリヴィア・ブラント(フォルテピアノ)

録音:2020年6月23日−26日、ドイツ
男声ヴォーカル・アンサンブル、シュティムヴェルク(Stimmwerck)の創設メンバーであり、ドイツ古楽界が期待を寄せるカウンターテナー、フランツ・ヴィッツム。フィリップ・ヘレヴェッヘ、ニコラス・マギーガン、ヘルマン・マックスら古楽界の名匠と共演し、レコーディングでは、ミリアム・フォイエルジンガー(S)、カプリコルヌス・コンソート・バーゼル(ピリオド・アンサンブル)、ジュリアン・ベール(Lute)などとコラボレーションしてきました。
注目の新録音は、ヴィッツムのデュオ・パートナーであるカタリナ・オリヴィア・ブラントが弾くコンラート・グラーフ1826年モデル(クリストフ・カーン2019年製)のフォルテピアノを伴奏にした、ロマンティックで幽玄なリート集。フォルテピアノ独奏による「ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 D.576」を間に挟みながら、シューベルト、ヒュッテンブレンナー、メンデルスゾーンの歌曲とともに、ツェルター、ベンダー、ダールベルク、ピュットリンゲンら知られざるドイツ・ロマン派の歌曲を歌います。シューベルト、ヒュッテンブレンナー、メンデルスゾーンの作品を除く全曲が世界初録音。

Da Vinci Classics
C-00304(1CD)
スタンフォード:歌曲集 Vol.1〜愛の白炎
「愛の勝利」からの5つのソネット Op.82/ケーフェラール参り Op.72/4つの歌 Op.125より アジアの歌、ジョン・ケリー/デインティー・デイビー/コルシカの哀歌/5月の愛/日本の子守歌/リネット/かっこう/美しいけれど無慈悲な乙女/キャリコのドレス
エリザベッタ・パリア(Ms)、
クリストファー・ハウエル(P)

録音:2018年10月27日&11月24日、グリファ&フィリ(ミラノ、イタリア)
ホルストやヴォーン・ウィリアムズを指導し、自らも作曲家として近代におけるイギリス音楽の再興の立役者として大きな役割を担ったチャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)。
イタリアのレーベルで始まる「歌曲集」の第1巻を歌うのは、イタリアのメゾ・ソプラノ、エリザベッタ・パリア。アメリカの詩人ユージン・フィールドが書いた詩を題材とした「日本の子守歌」を収録しています。
Da Vinci Classics
C-00325(1CD)
ショパン:17のポーランドの歌 Op.74
魅惑/ドゥムカ
イカス・デュオ〔アンナ・カタルジナ(A)、ヴァレリオ・セレンターノ(G)〕

録音:2018年3月、スタジオ52(ナポリ、イタリア)
1829年から1847年にかけて作曲されたものの、出版は作曲家の死の約10年後まで待たなければならなかったピアノの詩人、ショパンの「ポーランド歌曲集」。
2013年から活動を始めたイタリアのアルトとギターによるイカス・デュオは、このショパンの19曲の「ポーランド歌曲集」を声楽とギターのためにアレンジ。
ギターのヴァレリオ・セレンターノが「歌曲集全曲の最初のギターと声楽のための編曲になるはず」と述べるこのヴァージョンは、ショパンの抒情性をより一層際立たせています。
Da Vinci Classics
C-00331(1CD)
パヴロワの歌
べヌス・レイ・ジュニア:ソプラノとオーケストラのための「パヴロワの歌」
ソプラノとオーケストラのためのメキシコ風バッハ第2番「物言いたげな詩」
無伴奏チェロのためのメキシコ風バッハ第4番「テファンテペックのバッハ」
ナタリア・パヴロワ(S)、
オルガ・カリノワ(Vc)、
モスクワ・ムジカ・ヴィヴァO、ファブリツィオ・ダ・ロス(指)

録音:2018年2月6月、モスクワ(ロシア)
メキシコのコンポーザー=コンダクター、べヌス・レイ・ジュニア(べヌスティアーノ・レイエス/1969−)の「歌曲集」と「メキシコ風バッハ」のカップリング。
「パヴロワの歌」はロシアの作家、ヴェラ・パヴロワの詩「A Touch in Seven Octaves」を題材として作曲された7部構成の歌曲集。映画音楽的な作風が印象に残る作品です。
「メキシコ風バッハ」はその名の通り、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」に触発されて書かれた作品で現在、第7番まで作曲されています。
※当CDはバックインレイの背オビ部分に誤品番「C00307」が記載されておりますが、レーベル側での修正、差替えの予定が無いため現状のまま出荷とさせていただきます。予めご了承下さい。
Da Vinci Classics
C-00320(1CD)
角笛の音〜ソプラノ、ホルンとピアノのためのフランス音楽集
フォーレ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「タランテラ」Op.10-2、ソプラノとピアノのための「川のほとりで」Op.8-1
サン=サーンス:ホルンとピアノのための「ロマンス」Op.36、ソプラノとピアノのための「死の舞踏】
フォーレ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「黄金の涙」Op.72
サン=サーンス:ホルンとピアノのための「演奏会用小品」Op.94
マスネ:ソプラノ、ホルンとピアノための「閉じた眼」
アーン
:ソプラノとピアノのための「彼女の館に捕われた時」、ソプラノとピアノのための「タンダリス」
デュカス:ホルンとピアノのための「ヴィラネル」
ベルリオーズ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「ブルターニュの若い羊飼い」H.65
フォーレ:ソプラノとピアノのための「月の光」Op.46-2
マスネ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「祝福された愛」
ボザ:ホルンとピアノのための「森にて」
フォーレ:ソプラノとピアノのための「夢のあとで」Op.7-1
ベルリオーズ:ソプラノ、ホルンとピアノのための「激しい炎のような愛は」
トリオ・モルゲン〔バルバラ・コスタ(S)、ロベルト・ミエーレ(Hrn)、エマヌエレ・デルッキ(P)〕

録音:2019年12月21日−23日、オミクロン・スタジオ(カプリオーロ、イタリア)
ソプラノ、ホルン、ピアノの編成によるトリオ・モルゲンは、主にフランスの声楽と室内楽のレパートリーの紹介、発掘に取り組んでいるイタリアのアンサンブル。
フォーレ、サン=サーンス、マスネ、アーン、ベルリオーズなどの作品を集めたこのフランスのロマンティシズムに満ちた「角笛の音」では、ホルンがソプラノと共に存在感抜群の主役として大活躍!
ホルンのロベルト・ミエーレは1978年、イタリアのカッシーノ出身。サンタ・チェチーリア国立アカデミーO、フィレンツェ五月音楽祭Oなどへの参加を経て、現在はミラノ・スカラ座O(ミラノ・スカラ座PO)で活躍する同国有数のホルニスト。ミラノ・スカラ座管のメンバーで構成されるラ・スカラ・ホルンなどのアンサンブルでも活躍中の名手が奏でるボザやデュカスの名作も必聴です!
ソプラノのバルバラ・コスタもクレモナのポンキエッリ劇場での「蝶々夫人」でタイトル・ロール・デビューを果たし、現在はミラノ・スカラ座を中心に活躍する実力派。アンサンブルの経験も豊富で、ここでも歌声はもちろんのこと、絶妙なバランス感を披露してくれています。
Da Vinci Classics
C-00316(1CD)
ブロージ:14の歌曲とピアノのための4つのワル
白夜/思い出/悲しいワルツ/古い鳴き声/ロマンツァ/予感/悲しげなワルツ/凧の歌/海沿い/物憂げなワルツ/私は待っている/ヴェネツィアの風景/華やかなワルツ/知る由もなく/黄色い帯/風の中のため息/かっこう/紡ぎ女/蛍
モニカ・ベンヴェヌーティ(S)、
ジュゼッペ・ブルーノ(P)

録音:2020年1月3日−4日、ブルーノ・バルトレッティ音楽学校(セスト・フィオレンティーノ、イタリア)
19世紀末から20世紀初頭にかけてのイタリアで活躍したオペラ作曲家でありながらも、現在ではほとんどその名前を知られていないレナート・ブロージ(1873−1924)のソプラノのための歌曲に4曲のピアノのためのワルツをカップリング。
ブロージは1896年に歌劇「最初の夜」でウィーンのコンクールで優勝を果たし、1923年にフィレンツェで初演されたオペレッタ「トスカーナのバッカス」で成功を収めています。内省的かつサロン風の雰囲気を備えた歌曲の数々が、作曲家と同じくフィレンツェ出身のソプラノ、モニカ・ベンヴェヌーティの歌声で蘇ります。

Ars Produktion
ARS-38834(1CD)
ヴァイマル・クラシック Vol.4
フランツ・カール・アダルベルト・イーバーヴァイン(エーベルヴァイン)(1786-1868):ゲーテの「ファウスト」への音楽(世界初録音)
オリヴァー・ウェーダー(指)、
チューリンゲンSO、
フランツ・リスト音楽院室内choほか

録音:2002年
ドイツ古典主義文学(ヴァイマル・クラシック)の影響を受けた古典派音楽を紹介するシリーズ、「ヴァイマル・クラシック」の第4巻では、ゲーテ本人から直々に依頼を受けて作曲された、フランツ・カール・アダルベルト・イーバーヴァイン(1786-1868)の「ファウスト」が登場。この世界初のリバイバル録音によって、イーバーヴァインの作品が、ゲーテの時代の音楽精神を映し出す鏡であることが明らかになり、本録音は過去の音楽の発掘に成功した喜びをはるかに超えた音楽学的成果をもたらしました。(カール・イーバーヴァインは第2巻で取り上げられたトラウゴット・マクシミリアン・イーバーヴァイン(1775-1831)の弟です。)
ヴァイマルの宮廷劇場の記録には、作品が完成した1829年から1873年までの間に、本作品に関連する上演が40回行われたことが記されており、 イーバーヴァインの音楽がその後忘却の彼方に落ちてしまったというのは驚くべきことです。「メフィストのセレナーデ」のような歌謡調の楽曲のシンプルさには、ツェルターのベルリン・リート楽派の民謡的なトーンが感じられ、管弦楽にはメンデルスゾーンやウェーバーのロマンティックな響きが顕著に表れています。最も興味深いのは、序奏や大地の精の歌などの音楽にワーグナー的な音色が見られることでしょう。(1829年の時点ではワーグナーはピアノ・ソナタなどの習作しか書いていませんでした。)本作品を聴くと、ドイツ・ロマン主義がイーバーヴァインの「ファウスト」の音を形作っていることが良くわかります。

Orlando Records
OR-0042(2CD)
レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための作品集
トウフィク・スッカール:'Atsan (1994)
マンソー・ラーバニ:Atura yadkurunahu (2004)/ガーディ・ラーバニ:B'albak (2015)
モナ・A・アダブ:A la fin de cela (2016)
イヤド・カナーン:Salatu Mira (2014)
マルセル・ハリーファ:Al-qitar (2000)
ヴィオレーヌ・プリンス:Pater (2016)
シャルベル・ルーハナ:Wafaal-asafir (2004/2020)
サミール・トゥーム:Atfal (2018)、Lhaia (2014)
ジョエル・フーリー:Vers le soleil bleu (2018)
カブリエル・ヤレド:Baalbeck (2015)
ナジ・ハキム:As-sawqu ila s-sama (2016)
ホウタフ・フーリー:Sumer (2016)、Das Lied der Seele (2006/2019)
ブシュラ・エル=トゥルク:TIK TAK (2006)
ジョエル・フーリー:Zarqaa s-samsu (2016)
ザド・ムルタカ:Where is Light? (2019)
アブダラ・エル・マスリ:Magnat (1987)
ファディア・エル=ハージェ(C.A)、
フラグメンツ・アンサンブル、
ベイルート・オリエンタル・アンサンブル
レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための新作を19曲以上収録し、コントラルトのファディア・エル=ハージェをフィーチャーした豪華なアルバム。ドイツでのキャリアを経て、現在では東洋音楽と西洋音楽の伝統を見事に融合させているレバノンの歌手エル=ハージェが、多彩な様式、表現、色彩、楽器編成で作曲された万華鏡のような楽曲たちを披露します。真に新しい音楽を探求したい方にぴったりの1枚です。

Chandos
CHAN-20171(1CD)
メトネル:歌曲集
A.プーシキンによる6つの詩 Op.36
チュッチェフとフェートによる5つの詩 Op.37
4つの歌 Op.45/7つの歌 Op.46
ソフィア・フォミナ(S)、
アレクサンドル・カルペエフ(P)

録音:2018年3月15日−18日、ワイアストン・コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ、モンマス)
ロシア出身の新星ソプラノ、ソフィア・フォミナはオルロフスキー音楽カレッジとグネーシン音楽アカデミーで学び、2012年にロイヤル・オペラ・ハウスでセンセーショナルなデビューを果たし、国際的なオペラ・シーンへと参入。以降、フランクフルト、パリ、バイエルン、ハンガリー、シアトル、アムステルダム、コヴェント・ガーデン、BBCプロムスなど、主要なオペラ・ハウス&音楽祭へ出演、2019年のグラインドボーン音楽祭におけるパミーナ役も絶賛されています。
ソフィア・フォミナが歌うメトネル歌曲集では、アレクサンドル・プーシキン、フョードル・チュッチェフ、アファナシー・フェートらの詩によるロシア語の歌曲を中心に、ドイツ系のルーツを持ち、ゲーテやベートーヴェンなどのドイツ文化からも大きく影響を受けたというメトネルのドイツ語リート(ゲーテ、アイヒェンドルフ、シャミッソーの詩)を収録。ピアノ伴奏を務めるアレクサンドル・カルペエフは、大英図書館のエドナ・アイルズ・メトネル・コレクションに基づいて、メトネルの音楽の演奏・練習に関する博士号も取得しているメトネル演奏のスペシャリストです。
Chandos
CHAN-20163(1CD)
シューベルト:歌曲集 「冬の旅」 ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2020年7月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。
2019年にChandosでスタートした、ロデリック・ウィリアムズと名歌曲伴奏者イアン・バーンサイドによる3つのシューベルト歌曲集録音プロジェクト。最終巻となる第3巻は、シューベルト歌曲の頂点をなす最高傑作、「冬の旅」でその栄光を締めくくります。
歌曲、オペラ、宗教曲など数多の公演・録音に参加するロデリック・ウィリアムズですが、シューベルトは特に思い入れが深く、2017/2018シーズンにウィグモア・ホールで行われたシューベルトの3つの歌曲集の公演に向けて3年間集中的に研究と演奏を行いました。このシューベルト・サイクル・プロジェクトは録音や世界中での公演だけでなく、公開リハーサル、マスタークラス、ワークショップ、ラジオ放送などを含む大規模なプロジェクトで、その経験をブログに詳細に綴っています。また、ロデリック・ウィリアムズは「ウィグモアでの演奏が究極のゴールではなく、研究や準備そのものが私の焦点」と語っており、ウィグモア・ホールでのコンサートを経て更に深みを増したシューベルトの解釈と堂に入った演奏を、このレコーディングを通じてお届けします。


SOMM
ARIADNE-5010(1CD)
NX-B04
キャスリーン・フェリアー〜20世紀英国歌曲の宝物
1. パリー(1848-1918):Love is a bable 愛は聖書
2. クィルター(1877-1953):Now sleeps the crimson petal深紅の花弁は眠りに就く
3. クィルター:To Daisies デイジー
4. クィルター:The Fair House of Joy 喜びの公正な家
5. ヴォーン・ウィリアムズ:Silent Noon 静かな午後
6. スタンフォード:The Fairy Lough 妖精の湖
7. スタンフォード:A Soft Day 穏やかな日
8. スタンフォード:La Belle Dame sans Merci 容赦ない美女
9. ブリッジ:Go not, happy day
幸せな日よ、去ることなかれ
10. ウォーロック(1894-1930):Sleep 眠り
11. ウォーロック:Pretty ring-time 呼び出し時間
12. ジェイコブソン(1896-1973):The Song of Songs ソロモンの雅歌
13-15. ラッブラ(1901-1986):3つの詩篇 Op.61
16-18. ワーズワース(1770-1850):3つの歌 Op.5
19-23. ファーガソン(1908-1999):Discovery 発見 Op.13
24. ブリテン:花の歌 Op.37
25-28. レノックス・バークリー(1903-1989):アビラの聖テレサの4つの詩 Op.27…初出音源
キャスリーン・フェリアー(C.A)
フレデリック・ストーン(P)…1,5-12,
フィリス・スパー(P)…2,3,4
アーネスト・ラッシュ(P)…13-23,
アンナ・ポラック(Ms)…24
EOGオーケストラ…24
レジナルド・グッドオール(指)…24
ロンドンSO…25-28
ヒューゴ・リグノルド(指)…25-28

録音:1952年6月5日 BBC recital…1,5-7,9-11
1951年12月 DECCA(1952年9月発売)…2,3
1951年12月 DECCA(1952年11月発売)…4
1948年2月16日 BBC recital…8
1947年11月3日 BBC recital…12
1953年1月12日 BBC recital…13-15,16-18,19-23
1946年10月11日 BBC broadcast…24
1952年4月7日 BBC broadcast…25-28
20世紀前半を代表するコントラルト歌手キャスリーン・フェリアー。41年という短い生涯の間に数々の名唱を遺し、これらの録音は現在でも広く愛 されています。このアルバムは、彼女が歌うあまり知られていない英国歌曲を収録。これらの中で、もっとも初期の録音は1946年に録音されたブリ テンの「ルクレシアの凌辱」の「花の歌」で、以降、1953年に彼女が亡くなる9か月前までの様々な時期の歌唱が収録されています。これらはどれ もDECCAとBBCのために録音された音源ですが、レノックス・バークリーの「アビラの聖テレサの4つの詩」はこれまでに発表されたことがありません。 アルバムに添えられたブックレット(英文)を執筆したのは、現在「キャスリーン・フェリアー賞」の管財人を務めるバリトン歌手、トーマス・アレン。作品 の解説とともにフェリアーの類まれなる才能とその歌唱に改めて光を当てています。
SOMM
SOMMCD-0611(1CD)
NX-B04
エセル・スマイス(1858-1944):歌曲とバラード集
4つの歌/歌とバラード Op.3
歌 Op.4/3つの歌
ルーシー・スティーヴンス(C.A)
バークリー・アンサンブル
オダリーネ・デ・ラ・マルティネス(指)
エリザベス・マーカス(P)

録音:2019年9月11-12日
19世紀後半から20世紀前半のイギリスで活躍した数少ない女性作曲家の一人、エセル・スマイス。作曲だけで はなく、女性解放運動にも力を尽くし、晩年には自伝や交友録を著すなど優れた活動をした人です。熱烈なブ ラームス信奉者であった彼女ですが、実際に作曲したのは歌曲や合唱曲が中心で、器楽のための作品はほとんど 残っていません。このアルバムには1886年から1913年の間に書かれたピアノとオーケストラの伴奏による17の声 楽曲を収録。Op.3の5曲はドイツ語のタイトルが付いていますが、歌詞は作曲者自身が英訳したもの。一方 Op.4の5曲はドイツ語の歌詞に作曲しています。1913年に作曲された「3つの歌」のうち、2つの曲にはイギリスの 社会主義活動家エセル・カーニー・ホールズワースの詩が用いられており、彼女の強い主張が感じられます。1908 年に作曲された「4つの歌」は室内楽伴奏による美しい作品。フランス風の音楽であり、ドビュッシーからも賞賛され ました。
SOMM
SOMMCD-0612(1CD)
NX-B04
ペネロピ・スウェイツ(1944-):合唱曲と歌曲集
詩篇第24篇「The Earth is the Lord’s すべての地は主のもの」
詩篇第121篇「I will lift up mine eyes 目を上げて山々を仰ぐ」
詩篇第19篇 「The heavens tell out the glory of God 天は神の栄光を告げる」
詩篇第23篇「The Lord is my shepherd 主は私の羊飼い」
ミサ・ブレヴィス
Reverie 夢*
All the Days of Christmas クリスマスの全ての日々
Forestry 林業
5つのシェイクスピアの歌
Yaathum oore yaavarum kelir 誰もが何でも聞く
Walkabout ウォークアバウト
Kano カノ
Cold Winter's Night 冷たい冬の夜
A Carol of Christmas Morning クリスマスの朝のキャロル
Lead, Kindly Light みちびきゆかせたまえ
Saint Teresa's Bookmark 聖テレサのブックマーク
キャロリン・サンプソン(S)
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ウィリアム・デイズリー(Br)
ルバート・ジェフコート(Org)
エクス・カセドラ(ヴォーカル・アンサンブル)
ペネロピ・スウェイツ(P)
ジェフリー・スキッドモア(指) 他

録音:2019年9月20-22日
*以外全て初録音
オーストラリア出身の作曲家・ピアニスト、ペネロピ・スウェイツ。パーシー・グレインジャーの解釈が高く評価されるとと もに、ミュージカルなどの彼女自身の作品も好評を持って迎えられています。この「五大陸より」と題されたアルバム では、19曲の初録音を含む合唱曲と歌曲を紹介しています。「ミサ・ブレヴィス」と4曲の詩篇、シェイクスピアの詩 を用いた曲、インドとアフリカの音楽に影響を受けた歌、南北アメリカの民謡を採り入れた歌、そしてオーストラリア 奥地の民謡に喚起された歌がバランスよく配置されています。これらを歌うのは古楽系の演奏でも知られるキャロリ ン・サンプソンとジェイムズ・ギルクリスト、ウィリアム・デイズリーの3人の歌手たち。スウェイツのピアノだけでなく、ギター からドラムやサックス、トランペットまでの多彩な楽器を伴奏に、エクス・カセドラとともに華麗な歌を披露します。
SOMM
SOMMCD-0627(1CD)
NX-B04
スタンフォード:歌曲集
信仰の歌 Op.97(1907)…全曲の初録音
ロバート・ブリッジの詩による3つの歌 Op.43(1891)…初録音
「Shamus O'brien 探偵オブライエン」Op.61-4つの歌(1896)…デジタル初録音
Nonsense Rhymes ナンセンスな詩(遺作)
The Triumph of Love 愛の勝利 Op.82(1903)…初録音
Barkerolle(異稿版)
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
ジェームズ・ウェイ(T)
アンドルー・ウェスト(P)

録音:2019年6月25-26日
アイルランド出身の作曲家、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード。7曲の交響曲を含む数多くの作品を残し、19 世紀英国音楽発展の立役者と目されながらも、20世紀になると一部の合唱作品の他はほとんど忘れられてしま いました。このアルバムでは、名バリトンのロデリック・ウィリアムズと、2017年に開催された「第62回キャスリーン・フェ リアー賞」で第2位を獲得した若きテノールのジェームズ・ウェイの歌唱で、スタンフォードのさまざまな歌曲を収録。 中でも「ロバート・ブリッジの詩による3つの歌」と「愛の勝利」は世界初録音となります。他にはウォルト・ホイットマン の詩による「信仰の歌」、遺作となったエドワード・リアの詩によるユニークな曲調を持つ「ナンセンスな詩」など、どの 曲も英国詩人たちが紡ぐ美しい言葉が巧みにロマンティックな音楽へと織り込まれています。ピアノを担当するアン ドルー・ウェストも力強い演奏を聴かせます。
SOMM
SOMMCD-0608(1CD)
NX-B04
ヴォーカル・アンサンブル作品集
1. ドン・マクドナルド(1966-):Fire-Flowers: No. 1. Moonset 月の入り
2. ジョージア伝承曲:Shen khar venakhi (S.テナント=フラワーズ編)
3. フローリ・ジャゴダ(1926-):Hamisha asar (S.ヴァンゴ編)
4. チャイコフスキー:子供のための16の歌 Op.5 - 第5番伝説 (G.ウィーヴァー編) …初録音
5. ルーマニア伝承曲:Sub o salcie しだれ柳の下に (A.ウッズ編)
6. ケドロフ(1871-1940):主の祈り
7. カッシア(810-867):Ek rizis agathis 神の道より
8. ダッガン(1963-):O viridissima virga 最も優しい小枝
9. イングランド伝承曲:The Snow it Melts the Soonest 雪はすぐ溶ける (W.ブリュックナー編)
10. ホルスト:The swallow leaves her nest ツバメは巣立つ
11. ガンズ・アンド・ローゼズ:Sweet Child o' Mine (S.ヴァンゴ編) …初録音
12. A・スカルラッティ: 私の心よ、弱ってはならぬ
13. リビー・ラーセン(1950-):Jack's Valentine
14. ケルト伝承曲:Mouth Music (J.フォークナー&D.キーン編)
15. ジェトス・ブレーマー(1959-):Sigh No More, Ladies
16. デイヴィッド・ラング(1957-):I Lie (ヴォーカル・アンサンブル編)
17. ブルガリア伝承曲:Kakwa moma (U.クノルン編)
18. ジム・クレメンツ(1983-):The Woman's 'If'…初録音
19. ジェス・アロースミス(1977-):Changeling's Lullaby (ヴォーカル・アンサンブル編)
パパゲーナ(ヴォーカル・アンサンブル)

録音:2019年9月6-8日
前作のアルバム「The Darkest Midnight」(SOMMCD0189)が、イギリスのAMAZONでクラシック・チャートの トップを飾るという快挙を成し遂げた女声5人によるヴォーカル・アンサンブル「パパゲーナ」の第2作。“厳しい冬を照 らす暖かい光”をテーマに掲げ、選ばれた多種多様な音楽はどれも魅力的、かつ意味深いものばかり。伝承曲か らロックまで刺激的で興味をそそられる曲が並びます。彼女たちの美しくブレンドされた声の響きが楽しめます。

MClassics
MYCL-00003(1CD)
税込定価
“白鳥の歌”四題
シューベルト:白鳥の歌 D.957より【アトラス/彼女の絵姿/漁師の娘/街/海辺にて/影法師】
ブラームス:4つの厳粛な歌 作品121より【人間の成り行きは/私は顔を向け、見た
おお、死よ、なんと辛いことか】
ヴォルフ:ミケランジェロの詩による3つの歌曲【我、ときに思う/生あるものすべて/我が魂は感じる、神の創った憧れの光を】
マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌曲より【この世に私はいない/たおやかな香りをかいだ/真夜中に】
シューベルト:ミューズの児 作品92-2/D.764
 楽に寄す 作品88-4 D.547
宮本益光(Br)、田恵子(P)

録音:2020年9月28-30日かつしかシンフォニーヒルズ、アイリスホール
DXD352.8kHzレコーディング
日本を代表するバリトン歌手、宮本益光3年ぶりのソロ・アルバムで、初のリー ト・アルバムです。「“白鳥の歌”四題」と題し、ロマン派を代表する4人の作曲 家、シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、マーラーが円熟期から最晩年にかけて書 いた淡く崇高な歌曲を集めました。各作曲家が行きついた「音楽の精神」がこれ らの作品であり、苦難を強いる今の時代に問うような、人間の「死」と「生」を見 つめる深い普遍的な作品集です。このプログラムは宮本の師である高橋大海が 1985年10月に行ったリサイタルへのオマージュとなっています。宮本は、師への 敬意を払い、師と寄り添い対話しつつも、自らの魂を解放させ音楽の真髄へと 向かって行きます。宮本の心の琴線に触れる深い歌声が全編にわたり聴くもの の心を揺さぶり、一筋の希望の光を射すかのような「楽に寄す」でアルバムを終え ます。宮本益光の覚悟と精神と師への愛情が詰まった渾身の作品です。

Linn
CKD-637(1CD)
NX-B09
『暗き夜は過ぎ去り』 〜グリーグ、ブラームス、ラング、シューマン: 歌曲集
グリーグ(1843?1907):6つの歌曲 Op. 48
ブラームス:おまえの青い瞳よ Op. 59-8
 私の眠りはますます浅くなり Op. 105-2
 おとめの歌 Op. 107-5
 サッフォー風頌歌 Op. 94-4
 昔の恋 Op. 72-1
 わたしの恋は緑にもえ Op. 63-5
ヨゼフィーネ・ラング(1815?1880):別れの面持ち Op. 10-5
 私は時折あなたを思う Op. 27-3
 つばめ Op. 10-3/昨日と今日
 ミニョンの嘆き Op. 10-2/別れ Op. 10-6
シューマン:レーナウの6つの詩とレクイエム Op. 90
 レクイエム
カトリオーナ・モリソン(Ms)
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2019年12月9-11日 クリアー、ニューベリー、UK
ドイツ系スコットランド人のメゾ・ソプラノ、カトリオーナ・モリソン。2017年のBBCカーディフ国際声楽コンクールを制し、既に世界中のコンサー ト・ホールやオペラ・ハウスで実績を積んでいる彼女にとって、こちらが初めてのソロ・アルバムとなります。彼女の重要なレパートリーである、抒 情的な歌曲を残したドイツ・ロマン派の女性作曲家ヨゼフィーネ・ラングを軸に、その周りのシューマンやブラームス、若き日にライプツィヒで学ん でいたグリーグなど同時代の作品を収録しています。モリソンの持つ、聴く者の心にすっと染みていくような美しく透明感のある歌声と、豊かなが らもすっきりとした表現が、これらの歌曲の魅力を十二分に引き出しています。アルバムのタイトルは、ラングの「昨日と今日」歌いだしの一節か らとられました。

ORFEO
C-210021(1CD)
NX-B09
マーラー:嘆きの歌(1878-1880/1899年改訂) ブリギッテ・ポシュナー=クレーベル(S)
マルヤナ・リポヴシェク(Ms)
デイヴィッド・レンドール(T)
マンフレート・ヘム(Br)
ミヒャエル・ギーレン(指)
ウィーンRSO/ウィーン・ジングアカデミー合唱団
録音:1990年6月8日(ライヴ)
コンツェルトハウス、ウィーン(オーストリア)
マーラーが18歳から20歳にかけて作曲したカンタータ『嘆きの歌』は、狡猾な兄が 手柄をたてた弟を殺害し、地中に埋めてまんまと王女を手に入れたものの、弟の骨 から作られた笛が真実を暴露し、兄は自滅するという物語。 マーラー自ら、グリム童話やベヒシュタインの物語を題材にした歌詞を作り、音楽を 付けた自信作でした。しかしウィーン楽友協会による作曲コンクール「ベートーヴェン 賞」に応募したところ、残念ながら落選。そこで彼は何度も改訂を加え、最終的に は3部からなる作品の第1部を削除。オーケストラの編成にも手を加え、当初の形 とは違う作品として仕立て直しています。 「第1次マーラー・ルネサンス」と呼ばれる1960年代には、改訂稿の2部形式での 演奏が主流でしたが、やがて削除された第1部を戻した形も演奏されるようになり、 20世紀の終わり近くには改訂前の初稿版が出版され、演奏も増えてきました。 このギーレン盤は、折衷案である初稿版第1部と改訂版第2部、第3部を融合さ せたもの。ギーレンの指揮は、うっそうと茂る森の雰囲気を表現した第1部から、華 やかな婚礼場面が一転、騒乱に変わる第3部までを丁寧に描き出しています。

Gramola
GRAM-99229(1CD)
NX-B05
ショパン作品を歌曲に
ルイージ・ボルデーゼ(1815頃-1886):Les Fleurs 花(原曲:子犬のワルツ Op.64-1)
作者不詳:葬送行進曲(原曲:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第3楽章)
作者不詳:La Libellule bleue 青いとんぼ(原曲: エチュード Op.25-9)
作者不詳:A la Lune 月へ(原曲:夜想曲第2番 Op.9-2)
ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821-1910):Seize ans 16歳(原曲:マズルカ第31番 Op.50-2)
 Aime-moi 私を愛して(原曲:マズルカ第23番 Op.33-2)
 Berceuse 子守歌(原曲:マズルカ第24番Op.33-3)
ボルデーゼ:La Fille de l’onde 流行にのる娘(原曲: バラード第2番Op.38)
 Les Traineaux そり(原曲:マズルカ第36番 Op.59-1)
 L’Attente 待つ(原曲:マズルカ第6番Op.7-2)
 Violette すみれ(原曲:マズルカ第31番Op.50-2)
 La Fete des Prairies 草原の祭り(原曲:マズルカ第5番 Op.7-1)
ガルシア=ヴィアルド:Plainte d’Amour 愛の嘆き(原曲:マズルカ第1番 Op.6-1)
 Separation 別離(原曲:マズルカ第14番Op.24-1)
 L’Oiselet 小鳥(原曲:マズルカ第47番Op.68-2)
 La Beaute 美しさ(原曲:マズルカ第42番Op.67-1)
作者不詳:Berceuse 子守歌(原曲:子守歌 Op.57)
作者不詳:Hymne 賛歌(原曲:夜想曲第15番Op.55-1)
ガルシア=ヴィアルド:Coquette コケット(原曲: マズルカ第5番Op.7-1)
ショパン:歌曲集 Op.74より
 春 WN52
 指環 WN50
 わが喜び WN51
リディア・トイシャー(S)
オリヴィア・フェルミューレン(Ms)
カロル・コズウォフスキ(T)
アンドレアス・シュミット(Br)
ヴォルフガンク・ブルンナー(フォルテピアノ)
ミヒャエル・ローゼンベルガー 1810年頃製の復元楽器(2010年 ローベルト A.ブラウン)

録音:2014年9月
ハンス=ロスバウト=スタジオ、
SWR、バーデン=バーデン(ドイツ)
「指で歌うべきだ」「ピアノを弾きたいのなら、歌を学ぶ必要がある」とレッスンの際に多くの生徒たちに語ってい たというショパン。その教えは忠実に守られるとともに、彼のピアノ曲に詩を付け歌曲にする試みも数多く行わ れてきました。中でもショパンの信奉者であり、歌手としても素晴らしい才能を持っていたポーリーヌ・ガルシア =ヴィアルドは、師のマズルカを12曲の歌曲に仕立て、自らも歌いながらその魅力を広めていました。このアル バムはガルシア=ヴィアルドの歌曲を中心に、イタリアで生まれフランスで活躍した作曲家ボルデーゼがアレン ジした「子犬のワルツ」や「バラード」、他、作者不詳の数曲に、ショパン自身の歌曲を3曲併せ、アンドレア ス・シュミットらベテランの歌手たちの歌声とショパン時代のフォルテピアノ(復元楽器)の伴奏でその旋律の美 しさを味わいます。
Gramola
GRAM-99223(1CD)
NX-B05
シューベルトの女性たち
朗読:Das Echoこだま(Ignaz Franz Castelli)
シューベルト:男は人が悪い D866-3
 汝はわれを愛さず D756
 おとめの嘆き D191
朗読:Kennst du das Land 君よ知るや南の国(Johann Wolfgang von Goethe)
朗読:Nur wer die Sehnsucht kennt ただあこがれを知るものだけが(Johann Wolfgang von
Goethe)
シューベルト:君よ知るや南の国 D321
 ミニョンの歌 その1「私に言わせないで」 D877-2
 ミニョンの歌 その2「大人になるまでこのままに」 D877-3
 ミニョンの歌「ただあこがれを知るものだけが」 D877-4
朗読:Erster Verlust 最初の損失(Johann Wolfgang von Goethe)
朗読:Liebesbotschaft 愛の便り(Ludwig Rellstab)
シューベルト:泉のほとりの若者 D300
 ルイーゼの答え D319
朗読:Thekla, eine Geisterstimme テクラ、精霊の声(Friedrich Schiller)
シューベルト:テクラ D595
 若い尼僧 D828
朗読:Der Fischer 漁夫(Johann Wolfgang von Goethe)
朗読:Das Rosenband ばらの帯(Friedrich Gottlieb Klopstock
朗読:Das Heidenroslein 野ばら (Johann Wolfgang von Goethe)
シューベルト:漁夫 D225
 野ばら D257
朗読:Faust ファウスト(Johann Wolfgang von Goethe)-最終行
シューベルト:テューレの王 D367
 糸を紡ぐグレートヒェン D118
 塔の中のグレートヒェン D564(B.ブリテンによる補筆完成版)
クラウディア・タンドル(Ms)
ガブリエーレ・ヤコビ(朗読)
ナイアル・キンセラ(P)

録音:2020年2月17-19日Studio Wavegarden、Mitterretzbach、ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)
多くの友人たちに囲まれつつも、生涯独身で過ごしたシューベルト。彼にまつわる女性の話は数えるほどしか 残されておりません。そんなシューベルトが女性や愛について抱いた思いはどのようなものだったのでしょうか。こ のアルバムは、残された歌と歌詞から女性について書かれた作品を選び、彼の女性観を探っていく1枚です。 採り上げられたのはゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』に登場する薄幸の少女ミニョンや、同じく ゲーテの『ファウスト』のヒロイン、グレートヒェン。そして恋人に棄てられて嘆くルイーゼや名もなき乙女をはじめ とする可憐な女性たち。決して妖艶な女や魔女たちは出て来ません。これらを表現豊に歌うのはオーストリア の歌手クラウディア・タンドル。名優ガブリエーレ・ヤコビの朗読が物語に花を添えています。

PHILHARMONIA BAROQUE
PBP11(3CD)
NX-C03
ヘンデル:オラトリオ『ヨセフとその兄弟』 HWV59(1743) ニコラス・マギーガン(指&音楽監督)
フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
フィルハーモニア・コラール

録音:2017年12月18-20日
1981年にサンフランシスコで設立され、1985年からニコラス・マギーガンが音楽監督を務めるフィルハーモニア・ バロック・オーケストラ。今作ではヘンデル作品の中でも評価が分かれる『ヨセフとその兄弟』を演奏。この作品は 1996年にイギリスの指揮者ロバート・キングが全曲録音をしている他にはほとんど録音のない、知られざる傑作 です。今作では、ヘンデルのオーソリティとして知られるマギーガンが旧約聖書「創世記」から採られたテキストを 丹念に読み込み、ここに描かれた100年間に及ぶ壮大な物語を、ダイアナ・ムーア、アビゲイル・リイーヴァイスら ソリスト、オーケストラと共に活気ある音にしていきます。美しい音楽と迫真の物語をじっくりとお楽しみください。

COL LEGNO
COL-20450(1CD)
NX-B09
フラヌイ/バリトンのための作品集
シューマン:リーダークライス Op.39 第8曲 異郷にて
シューベルト:野ばら Op.3 No.3 D.257
 死と乙女 Op.7 No.3 D.531
ブラームス:荒れ野を越えて Op.86 No.4
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第4曲 恋人の青い目
シューベルト:君はわが憩い Op.59 No.3 D.776
シューマン:リーダークライス Op.39 第4曲 静けさ
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第2曲 朝の野を歩けば
シューマン:リーダークライス Op.39 第9曲 悲哀
 ロマンスとバラード集 第4集 Op. 64 第3曲 悲劇
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第1曲 恋人の婚礼の時
シューマン:ロマンスとバラード集 第3集 Op. 53-3 第1曲 ハンスとグレーテ
 ロマンスとバラード集 第3集 Op. 53-3 第2曲 私の胸に
 ロマンスとバラード集 第3集 Op. 53-3 第3曲 哀れなペーターはよろよろと
 リーダークライス Op.39 第10曲 夕暮れ
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』 第3曲 僕の胸の中には燃える剣が
ベートーヴェン:あこがれ WoO134
シューベルト:鳥たち Op.172 No.6 D.691
パーセル:歌劇「ダイドーとイニーアス」 Z.626より「私が地中に横たえられた時」

※全てM. クレーラー、A. シェットによる声と室内アンサンブル編
フローリアン・ベッシュ(Br)
フラヌイ(アンサンブル)

録音:2019年10月6-8日
ドイツ・オーストリアの作曲家の作品と民謡の旋律を融合、木管楽器、金管楽器、弦楽器、ダルシマー、ツィ ター、フォークハープなどを駆使して楽しいアンサンブルに仕立てる“フラヌイ”の最新録音。タイトルの「Alles wieder gut」はマーラーの『さすらう若人の歌』第4曲からの言葉であり「眠って(死んで)しまえば恋も苦しみ も現生も夢も、全てが良くなる」という意味で、「ポルカなどの楽しい舞曲と、葬送のための音楽は表裏一体であ りどちらも生活に密着している」というポリシーのもとにアレンジされたこれらの曲を、名バリトン、フローリアン・ベッ シュが朗々と歌い上げます。

BR KLASSIK
BR-900522(1CD)
NX-B05
『バイエルンの高地からの情景』 エルガー: パートソング集
バイエルンの高地からの情景 Op. 27 - 6声部混成合唱とピアノのための (1895)
2つのパートソング Op. 26 - 女声合唱、2つのヴァイオリンとピアノのための (1894)
ギリシャ名詩選からの5つのパートソング Op. 45 - 男声合唱のための (1902)
行け、私の歌よ Op. 57 - 混声合唱のための (1909)
夏の激流のように〜『オラフ王の伝説からの情景』 Op. 30 より - 女声合唱とピアノのための編曲版 (1896)
スペインのセレナード Op. 23 - 女声合唱、2つのヴァイオリンとピアノのための (1891)
起床ラッパ Op. 54 - 男声合唱とピアノのための (1907)
彼ら安息の地に - 混声合唱のための悲歌 (1909)
うんざりする西風 - 女声合唱とピアノのための (1902 / 1930)
眠る王子 - 混声合唱のための (1925)
ラドスラフ・シュルツ、ユリタ・スモレン (Vn)
マックス・ハンフト (P)
バイエルン放送cho
ハワード・アーマン(指)

録音:2019年10月26日
ヘルクレスザール(ライヴ)
伝承歌のような愛らしさ、ルネサンス期の声楽作品を思わせるような美しさに、英国近代音楽らしいモダンな和声を加味したエルガーのパート ソング集。その響きはとにかく心地よく、重なり合う人の声の醍醐味を味わうことが出来ます。歴代指揮者に鍛え上げられたバイエルン放送合 唱団の高い技術と表現力、英国出身の現在の音楽監督ハワード・アーマンによる、隅々まで気持ちの通った解釈で楽しむ一枚。

PREISER
PRCD-90842(1CD)
シューベルト:ゲーテ歌曲集
歌手 D.149a/湖上にて D.543/流れのほとりで D.160/流れのほとりで D.766
/羊飼いの嘆きの歌 Op.3-1/朝の歌 D.266/遠く離れた人に D.765/竪琴弾き
の歌 D.478-480/海の静けさ Op.3-2/月に寄せて D.259/月に寄せて D.596/
さすらい人の夜の歌 D.224/さすらい人の夜の歌 D.768/聖霊の挨拶 D.142/
プロメテウス D.674/人間の限界 D.716/希望 D.295
ロベルト・ホル(Bs-Br)
デイビット・ルッツ(P)

録音:2020年
1947年ロッテルダム生まれの名歌手ロベルト・ホルによるシューベルト歌曲集。ゲーテのテキストを用いた作品でまとめられています。自然体で美しい
歌唱。

Goodies
78CDR-3821(1CDR)
機械式録音盤(電気式録音以前)を含む復刻音源
20世紀初頭に活躍した名歌手による
「ホーム・スイート・ホーム」(埴生の宿)


(1)ネリー・メルバ(S)
(2)アルマ・グルック(S)
(3)原信子(S)
(4)ハルダ・ラシャンスカ(S)
(5)ローザ・ポンセル(S)
(6)アメリータ・ガリ=クルチ
(1)HMV DB351(U.K.) 、1905年9月5日ロンドン録音(機械式録音)
(2)VICTOR 74251(U.S.) 、1911年10月21日キャムデン録音(機械式録音)
(3)澤田柳吉(P)
NIPPONOPHONE 2309(JP) 、1913年頃録音(機械式録音)
(4)COLUMBIA 49339(U.S.) 、1918年3月13日録音(機械式録音)
(5)COLUMBIA 49935(U.S.)  、1921年頃録音(機械式録音)
(6)VICTOR VE1001A(JP) 、 1928年5月16日ニューヨーク録音(電気録音)
「ホーム・スイート・ホーム」(埴生の宿)はイギリスの作曲家、サー・ヘンリ ー・ロウリー・ビショップ(1786-1855)が1823年に作曲した歌劇「ミラノの乙女 クラリ」の中で歌われた。作詞はアメリカ人のジョン・ハワード・ペイン(1791 -1852)。このメロディは作曲者がオペラに取り入れた以前に他の歌詞をつけて シチリア民謡として発表していたため民謡として知られていたが、ビショップ の作曲、ペインの作詞であることが後に明らかになった。日本語版の「埴生の 宿」は1889年(明治22年)に文部省「中等唱歌」に選定された。訳者は里見義(さ とみただし 1824-1886)。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ のSPレコード専 用MC型カートリッジ(3ミル針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

H.M.F
HMM-902427(1CD)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ベルリンRIAS室内cho
ポリーナ・パストリチャク(S)
ゾフィー・ハルムゼン(Ms)
スティーヴ・ダヴィスリム(T)
ヨハネス・ヴァイサー(Bs)

録音:2019年5月、テルデックス・スタジオ・ベルリ
ハルモニアムンディのベートーヴェン生誕250周年である2020年から没後200年となる2027年に向けた録音企画シリーズ。2021年初回のリリー ス は ヤ ー コ プ ス 指 揮 に よ る「 ミ サ ・ ソ レ ム ニ ス 」。 ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」は、作曲家最晩年の大作であると同時に、解釈が非常に難しいことでも知られますが、それだけに指揮者の力量が問 われます。 ベートーヴェンは、親交の深かったルドルフ大公の大司教就任祝いにこのミサ曲を書き始めましたが、結局それには間に合わず、就任から4年後にようやく 全曲が初演されました。実際完成したのは、カトリックの典礼、ドラマチックな表現力、瞑想的な祈り、賛歌のような表現、古風な要素、交響曲的な構成といっ たものを一つにまとめ上げた記念碑的な芸術作品でした。それは何より、この作曲家がミサ曲という枠組みを超える作品を生み出すべく格闘していたからとい えるでしょう。 ヤーコプスは、今回の録音で合唱をオーケストラ左右に、ソリスト4人はオーケストラの後ろに配置しています。「19 世紀の終わりまで、オラトリオの公演で は合唱はオーケストラの横、前方にさえ置かれており、後ろに配置されることはありませんでした。それには大きな利点があり、第一に合唱団は難しいパッセー ジでも歌いやすく、第二に、聴衆はベートーヴェンが苦心したテキストをより深く理解することができます。また4人のソリストをオーケストラの後ろに配置す るのはまるで天使の合唱のようです。私はこれがベートーヴェンの夢見ていた方法なのではないかと考えています。前方の地上の合唱と後方の天使の声お互い に 呼 応 し ダ イ ナ ミ ッ ク な コ ン ト ラ ス ト を 生 む こ と が で き ま す 。」 オーケストラと歌唱陣の高いテクニックとヤーコプスたちだからこそ実現できた、見事な録音が実現しました。 (Ki)

GENUIN
GEN-20697(1CD)
シューベルトの四季
シューベルト:すみれ D786/ガニュメート D544/夏の夜 D289/「ロザムンデ、キプロスの女王」 D797〜ロマンツェ/秋の夜の月に D614/万霊節のための連祷 D343/老人の歌 D778/冬の夕べ D938/ケレースの嘆き D323
シャロン・カーティ(Ms)
ジョナサン・ウェア(P)

録音:2009年9月28日-10月1日 英国,サフォーク州スネイプ
「シューベルトの四季」と題された 1 枚。シューベルトの歌曲から 9 曲を選び、季節ごとに並 べたという面白い試み。 シャロン・カーティはアイルランドのメッゾソプラノ。バロックから古典派を得意としており、透明感 のある歌声が美しい。ジョナサン・ウェアは今引っ張りだこの伴奏ピアニスト。
GENUIN
GEN-20710(1CD)
シューベルト(クランペ編):「白鳥の歌」 D957
シューマン(クランペ編):「詩人の恋」 Op.48
ダニエル・ベーレ(T)
クリストフ・ゲルデス(指)
ミュンヘン室内歌劇場O

録音:2019年10月,ポリング
人気テノール、ダニエル・ベーレの歌うシューベルトの「白鳥の歌」とシューマンの「詩人の 恋」、しかも室内管弦楽伴奏。歌曲の伴奏を小編成の管弦楽に編曲する試みはかつてはよく行 われ、古い録音にたくさん残されています。ここでは1967 年、オーストリアのグラーツ生まれの作曲 家、アレクサンドル・クランペによって、フルート、クラリネット、ファゴット、アコーディオン、ギター、 ヴァイオリン×2、ヴィオラ×2、チェロ、コントラバス(弦は各 1 人)という編成の伴奏に仕立て直さ れています。伴奏が色彩的になり、詩の世界が広く開けた印象になり、新鮮だ。 そして歌うはドイツの美声人気テノール、ダニエル・ベーレ。1974 年、ハンブルク生まれ。ウィー ンのフォルクスオーパーやフランクフルト歌劇場で名を上げ、瞬く間に人気テノールに。バロック 声楽曲、モーツァルトのオペラ、ドイツ・リートで高い評価を得ると同時に、2017 年にはバイロイト 音楽祭にワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のダーフィト役で初出演、これまた 大評判となった。今絶好調のテノールです。クリストフ・ゲルデスは 1965 年、ミュンヘン生まれ の指揮者。2004 年にミュンヘン室内歌劇場Oを設立、理事を務め指揮に当たっています。

オクタヴィア
OVCL-00735(1CD)
税込定価
2021年1月20日発売
「夢」探しながら−日本名歌集2−
別れ船/かえり船/赤とんぼ
夕焼小焼/月の沙漠/長崎の鐘
上を向いて歩こう/いつでも夢を
愛燦燦/川の流れのように
ふるさと/花/箱根八里/富士山見たら
富士の山/鯉のぼり/早春賦
夏の思い出/ちいさい秋みつけた
雪の降るまちを
ヴィタリ・ユシュマノフ(Br)
塚田佳男(P)

2020年7月8、10日神奈川・相模湖交流センター
ロシアで生まれ日本をこよなく愛し、今最も注目を集めるバリトン歌手ヴィタリ・ユシュマノフ。2018 年リリースした日本名歌集<「ありがとう」を風にのせて>(OVCL-00682)はヴィタリの美しい歌声 と日本への想いを込めた豊かな表現力は各方面にて大絶賛を博しました。そして続編となる日本 名歌集2が待望の発売となります。収録曲にはヴィタリが今最も心を寄せる唱歌、童謡や歌謡曲 といった、誰しもが馴染みのある古き良き日本の名歌が並び、慣れ親しんだメロディーとヴィタリ の艶やかな歌声が響き渡り思わず聴き入ってしまいます。ヴィタリの第二の故郷、日本への愛と 想いをぜひお聴きください。(オクタヴィア)

BRIDGE
BCD-9537(1CD)
「原曲がフランス語の歌を英語で歌う」
レイナルド・アーン:5 つの小さな歌
ミヨー:子供の詩(全5 曲)、2 つの愛の歌
プーランク:空想
サン=サーンス:桜の木の農園、とってもいいね、ヒマラヤ杉の声
マスネ:庭に出ておいて
ルーセル:別れ、娘に与えた花
ラヴェル:スコットランドの歌
グノー:巫女、かわいい赤ちゃんねんねしな、おやすみ、ほか全25 曲
タイラー・ダンカン(Br)
エリカ・スウィッツァー(P)

録音:2020 年12 月8 日
古今のシャンソンの名歌を英語で歌うという企画ディスク。フランス語独特の、あれはかすみか雲 か、とも思われる音色、イントネーション、アクセントは、やや角ばった、英語に置き換わり、全く別の 曲に聴こえるところが面白い。ひとつの試みとして意義あるディスク。

QUERSTAND
VKJK-2004(1CD)
エーベルハルト・ベトヒャー(b.1934):カンティクム・ノヴム
ラテン語のミサ曲「ミサ・レゼルヴァータ」/ 「さあ来てください、異邦人の救い主よ」/「マリアと天使」/「賛美を受けなさい、イエス・キリストよ」/ 「高き天から」/「キリストは蘇った」/ 「聖三王(東方の三博士)」/「来てください、創造主である聖霊よ」/ 「私たちの父よ」/「堅固な砦」/ 「ああ、あなたの恵みと共に留まってください」
「あなたの道を主にゆだねなさい」
ダン・カロウセク(指)
コーラス・アルス・ブルネンシス
ヨヴィタ・シプ(S)
マリト・ベトヒャー(Hrn)
マルティン・ヤクビチェク(Org)

録音:2019年8月30日-9月1日 チェコ,ブルノ
エーベルハルト・ベトヒャーの宗教合唱曲集。エーベルハルト・ベトヒャーは 1934 年、ベルリ ンの生まれ。第二次世界大戦後は東ドイツ人となっていたが、1958 年にスウェーデンに、1968 年にノルウェイに移住。ドイツの表現主義と北欧音楽の融合した、優しい近代性を醸しています。 指揮のダン・カロウセクがブルノ出身の指揮者。コーラス・アルス・ブルネンシスは 1979 年創立 のブルノの合唱団。

ACCENT
ACC-25320(1CD)
1月のカンタータ
バッハ:カンタータ第72番『すべては御心のままに』 BWV72
カンタータ第156番『わが片足はすでに墓穴に』 BWV156
カンタータ第92番『我は神の御胸の思いに』 BWV92
アンナ・グシュヴェント(S)、ルチア・ナポリ(A)、シュテファン・シェルペ(T)、トーマス・バウアー(Bs)
シギスヴァルト・クイケン(指,Vn)
ラ・プティット・バンド

録音:2020年2月2-5日/ブライバッハ、コンツェルトハウス
ラ・プティット・バンドによるバッハのカンタータ3曲、2020年最新録音!公現祭後の第3日曜日のために書かれた第72番と第156番、その2週間 後の七旬節のために書かれた第92番を収録。これらは1725年から1729年の間で作曲されライプツィヒの聖トーマス教会で演奏された作品で、どれも 1月から2月始めの期間に書かれたものです。器楽も声楽もすべて1パート1人ずつで演奏されていて、非常に透明感のあるサウンド。演奏も素晴らしく、バッハの複雑なポリフォニー構造を明瞭に聴 き取ることができます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3818(1CDR)
税込定価
20世紀初期に活躍した名歌手による「夏のなごりのばら」(庭の千草)
(1)マルセラ・ゼンブリッヒ
(2)ルイーザ・テトラツィーニ
(3)グレーテ・シュテュックゴルト
(4)アメリータ・ガリ=クルチ
(1)マルセラ・ゼンブリッヒ(S)
VICTOR 88102(U.S.) 1907年10月9日キャムデン録音(機械式録音)
(2)ルイーザ・テトラツィーニ(S)
VICTOR 6343A(U.S.) 1911年3月15日キャムデン録音(機械式録音)
(3)グレーテ・シュテュックゴルト(S)
VOX 02117B(Germany) Matrix:1218A
(4)アメリータ・ガリ=クルチ(S)
VICTOR VE1001B(JP) 1928年9月5日N.Y. 録音(電気録音)
「夏のなごりのばら」(庭の千草)はアイルランドの詩人トーマス・ムーア(1779 -1852)がアイルランドの民謡に詩をつけて1805年に発表した。この美しいメロ ディはドイツの作曲家フリートリヒ・フォン・フロトー(1812-1883)の歌劇「マ ルタ」のアリアにとり入れれた他、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、パガ ニーニ等も編曲や変奏曲に使った。日本では1884年(明治17年)に文部省唱歌に 選定された。翻案は里見義(さとみただし 1824-1886)。当初のタイトルは「菊」 だったが、歌詞の冒頭の「庭の千草」がいつしか曲名になり、唱歌のひとつと して広く親しまれた。
(1)マルセラ・ゼンブリッヒ(1858-1935)はポーランド生まれ。幼少の頃父親から ヴァイオリンとピアノを学び、10歳でレンベルグ音楽院に入った。1877年オペ ラ・デビューをして、ヨーロッパ各地を回り、1883にアメリカに渡りメトロポ リタン歌劇場にデビューした。1907年にVICTOR社で録音を始めた。この録音は 彼女の最初期ものだが、録音時彼女は49歳だった。
(2)ルイーザ・テトラツィーニ(1871-1940)は国際的に名声を得たイタリアのソプラノ。フィレンツェに生まれ3歳から歌いはじめたと伝えられます。1890年フィレンツェでマイアベーアの歌劇「アフリカの女」のイネス役でオペラ・デビュー。その後ヨーロッパと南北アメリカで大成功し、レコードも1904年から1920年にかけて数多く吹き込まれた。すべて機械式録音。引退後は後進の指導にあたった。
(3)グレーテ・シュテュックゴルト(1895-1977)はロンドン生まれ。1927年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場でワーグナーの歌劇「ニュルッンベルクのマイスタージンガー」のエヴァ役でデビューし、1929年にはベルリンでパウル・ヒデミットのオペラ「今日のニュース」の初演で主役をつとめた。ドイツのVOXレコードは1921年にベルリンで設立された。1924-25年頃ウェスタン・エレクトリックとは別の方式の電気録音(おそらく米ブランズウィックの開発した "ライト・レイ" 式電気録音と思われる)を始めたと伝えられるが1926年に倒産した。これはそのライト・レイ式電気録音と思われます。
(4)アメリータ・ガリ=クルチ (1882-1963)はイタリアのミラノ生まれのコロラトゥーラ・ソプラノ。1906年トラーニで「リゴレット」のジルダ役でオペラ・デビュー。以降20世紀初頭の最も偉大な女声声楽家の一人に数えられています。ガリ=クルチは1917年の機械式録音でこの曲を録音していたが、これは電気録音初期の吹き込み直し盤。(グッディーズ)

B RECORDS
LBM-030(1CD)
シューベルトと近代フランス歌曲集
1. アーン(1875-1947):La chere blessure愛しい傷
2. アーン:Puisque j’ai mis ma levre 私は口づけをしたから
3. ショーソン:La Chanson bien douce いとも甘い歌Op.34
No.1
4. ショーソン:Le Chevalier malheur 不幸な騎士Op.34 No.2
5. ヴォルフ:Anakreons Grab アナクレオンの墓
6. ヴォルフ:Die Geister am Mummelsee ムンメル湖の亡霊
シューベルト:『白鳥の歌』 D.957より
7. Das Fischermadchen 漁師の娘
8. Am Meer 海辺で
9. Die Stadt 都会
10. Der Doppelganger 影法師
11. Ihr Bild 彼女の絵姿
12. Der Atlas アトラス
13. シューベルト:Du bist die Ruh 君はわが憩い D.543 Op.59 No.3
14. シューベルト:Auf dem See 湖上で D.543 Op.92 No.2
15. シューベルト:Nacht und Traume 夜と夢 D.827
プーランク:郵便はがき-アポリネールの4つの詩 FP58
プーランク:村人の歌 FP117*
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ*
ヴィクトワール・ビュネル(Ms)
ガスパール・ドゥアンヌ(P)
エレナ・ハルシャーニ(S)
トーニ・ミン・ガイガー(P)
ファビアン・ラングート(Br)
カミーユ・ルモニエ(P)
ミヒャエル・ラコトアリヴォニー(Br)*
テオドラ・オプリショル(P)*

録音:2020年7月28日 ライヴ
毎年、オルセー=ロワイヨモン・アカデミーで開催される歌曲リサイタル。2020年も困難な状況の中、4組の歌 手とピアニストがフランス近代歌曲を中心に、ヴォルフやシューベルトまで様々な歌曲で素晴らしい演奏を披露 しました。いずれも将来を嘱望される若き歌手たちの歌声をお楽しみください。

Da Vinci Classics
C-00281(1CD)
憂鬱のさまざまな色合い
カペレッティ:ポルトガル歌曲集
ロシア歌曲集
マリア・アナドン(ヴォーカル)、
ポリーナ・ルノフスカヤ(ヴォーカル)、
アリーゴ・カペレッティ(P)、
ジュリオ・ヴィシベッリ(Sax)、
フラヴィオ・ミナルド(G)

録音:2000年−2003年&2018年10月
イタリア国内外のジャズ・シーンを主な活躍の場としてきた作曲家、アリーゴ・カペレッティ(1949−)のクロスオーヴァ―・スタイルによる2つの歌曲集。
「ポルトガル」と「ロシア」の2つの歌曲集を繋ぐキーワードは「憂鬱」。リスボン万博に招待された際にポルトガルで感じたもの、またサンクトペテルブルクに住んでいた際に感じた「憂鬱」に共通点を見出し、それを歌曲で表現しています。
ジャズ的な要素を色濃く持った独自のスタイルの歌曲集です。

Anaklasis
ANA-010(1CD)
ロムアルト・トヴァルドフスキ:歌曲&ソネット集
ミケランジェロによるソネット(1988)
ドン・キホーテへの3つのソネット(1990)
スタニスワフ・リシャルト・ドブロヴォルスキによる言葉への3つの歌(1987)
「Viliya」からの3つの歌(1990)
歌曲集「海の顔(フェイス・オヴ・ザ・シー)」(1979)/3つの別れのソネット(1970)
トマシュ・コニェチュニ(Bs-Br)、
レフ・ラピエラワ(P)

録音:2019年9月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ポーランド)
トマシュ・コニェチュニ(コニエチュニー)は1972年ポーランド生まれ、1998年ドヴォルザーク国際声楽コンクール(カルロヴィ・ヴァリ、チェコ)で優勝し、現在は世界中のオペラ・ハウスで活躍するドラマティック・バス・バリトン。ディスコグラフィーにはサイモン・ラトル、フランツ・ウェルザー=メスト、クリスティアン・ティーレマン、マレク・ヤノフスキらとの共演盤が並ぶポーランドの名歌手です。
1971年からショパン音楽大学の教授を務め、多くのオペラ、バレエ、合唱、ピアノ、管弦楽のための作品を生み出してきたポーランドの作曲家、ロムアルト・トヴァルドフスキ(b.1930)の歌曲&ソネット集。ミケランジェロ・ブオナローティの詩(レオポルト・スタッフによる美しいポーランド語訳)に音楽を付けた3つのソネットは、トマシュ・コニェチュニのために書かれた作品です。

Channel Classics
CCS-43521(1CD)
シューベルト:「冬の旅」(バリトンと弦楽四重奏版)
歌曲集 「冬の旅」 Op.89, D.911(ヴィム・テン・ハーヴェ編曲/バリトンと弦楽四重奏版)
マルタイン・コルネット(Br)、
ラガッツェSQ〔ローザ・アルノルト(Vn)、ユアニタ・フリエンス(Vn)、アンネマイン・ベルフコッテ(Va)、レベッカ・ヴィセ(Vc)〕
アムステルダム音楽院を卒業し、アムステルダム国立歌劇場のレギューラ・ゲストとして活躍するオランダの若きバリトン、マルタイン・コルネットと、オランダの才気あふれる女流奏者たちによって結成され、様々な分野のアーティストたちともコラボレーションを行ってきたラガッツェSQによるシューベルト「冬の旅」。
シューベルトのすべての歌曲の中心的存在を占める傑作「冬の旅」は様々な編成やアレンジでも演奏・録音が行われてきました。このアルバムでは、オランダの作曲家ヴィム・テン・ハーヴェがマルタイン・コルネットとラガッツェSQのために特別に編曲した「バリトンと弦楽四重奏版」を収録。ラガッツェSQが芸術監督を務めるオランダの音楽祭「September Me」で2018年に初演され、その成功からすぐに、ワールドツアーやCDのレコーディングへと結びつきました。弦楽器を通して、ピアノパートの暖かさ、生命感、人生の深みを表現。メンバー全員がテキストを深く読み込み、アレンジャーとも協力しながら創り上げた新しい「冬の旅」のサウンドにご期待ください。

Albion Records
ALBCD-040(1CD)
ジョン・サイクス(1909−1962):歌曲&ピアノ作品集
無垢と経験の歌/ポロネーズ(ピアノ・デュオ)/ジョン・ダウランドへのオマージュ/トッカータ、ピーアン、舟を漕げ(ピアノ・ソロ)/ボーナス・トラック(デジタル・ダウンロード):経験の歌より ロンドン(全曲世界初録音)
ローワン・ピアース(S)、
ギャレス・ブリンモア・ジョン(Br)、
イアン・ファリントン&ウィリアム・ヴァン(P)

録音:2019年9月4日−6日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(イギリス)
王立音楽大学でヴォーン・ウィリアムズ、ゴードン・ジェイコブに師事した、インド出身のピアニスト、作曲家、教師ジョン・サイクスの知られざる作品集。録音には、イギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズのメンバーとしても活躍する女声古楽歌手ローワン・ピアースが参加。

NAR Classical
NAR-125182(1CD)
ショパン:17のポーランドの歌 Op.74
ショパン(リスト編):6つのポーランド歌
レイラ・ジェンチェル(S)、
ニキタ・マガロフ(P)

音:録音年月日不詳
20世紀有数のショパン弾きであるニキタ・マガロフが伴奏を担当したショパンの「ポーランド歌曲集」を歌うのは、20世紀のトルコを代表するソプラノ、レイラ・ジェンチェル。
主にイタリアを活躍の場とし、ガヴァッツェーニとのコンビでドニゼッティの作品の蘇演に数多く携わったジェンチェルが歌う、ポーランドの心。その歌声に寄り添うマガロフのピアノも絶品です。
また、リスト編曲のピアノ版「ポーランド歌曲集(6曲)」のカップリングもマガロフ・ファンにとっては嬉しいポイント。
NAR Classical
NAR-116182(1CD)
ロッシーニ:スターバト・マーテル カルメラ・レミージョ(S)、
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms)、
フアン・ディエゴ・フローレス(T)、
イルデブランド・ダルカンジェロ(Bs)、
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)、
トスカーナO、プラハ室内cho

録音:1997年7月14日−15日、ヴェルディ劇場(フィレンツェ、イタリア)
ジェルメッティがフィレンツェでトスカーナOを振ってのロッシーニの「スターバト・マーテル」は何と言ってもソリスト陣が超豪華!
ペルーが生んだ世界的テノールのフアン・ディエゴ・フローレスと、イルデブランド・ダルカンジェロ、カルメラ・レミージョ、ダニエラ・バルチェッローナのイタリア勢で構成されるソリストたちはまさにロッシーニの演奏に最適と言える布陣。
そして指揮は「ロッシーニ指揮者」として高名なジェルメッティ。充実、豪華な「スターバト・マーテル」の復活です!
NAR Classical
NAR-126182(2CD)
ヴィヴァルディ:ソプラノのためのカンタータ集
天に紅の光立ち RV.667/見つめた時に RV.650/生まれついたる厳しさで RV.658/蝶々は舞う RV.660/愛よ、お前は勝った RV.651/涙の泉よ RV.656/かわいいナイチンゲール RV.796/憧れの瞳よ RV.666/お前の心はよく分かる RV.668/小枝に戯れ RV.663/春風が草を渡り RV.669/疑惑の影に RV.678
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
コンセルト・ヴァーゴ

録音:1996年10月24日−26日&1997年9月25日−27日、ミラノ(イタリア)
イタリア古楽界を代表する情熱の歌姫でありヴィヴァルディのスペシャリスト、ロベルタ・インヴェルニッツィがグロッサ(Glossa)にオペラ・アリア集を録音する約15年前、イタリアにレーベルに録音していた「ソプラノのためのカンタータ集」。
インヴェルニッツィの歌声はもちろんのこと、リュートのマッシモ・ロナルディやチェロのマルコ・ヴィターリが名を連ねる共演のコンセルト・ヴァーゴの演奏も古楽ファンは聞き逃せません。

Champs Hill Records
CHRCD-151(1CD)
ジョン・F.ラーチェット:歌曲全集&エア集
1. 愛の哲学 [2]/2. イン・スウィート・ヒューミリティ [1]/
3. 愛の疑問 [2]/4. 愛と庭 [1]/5. パドレイク・ザ・フィドラー [2, 3]/6. アードグラス・ボート・ソング [1]/7-12. ヴァイオリンとピアノのためのアイリッシュ・エア(第1セット) [3]/13. A STOIRIN BAN [1]/4. アーマーの吟遊詩人 [2]/15. 妖精の子の歌 [1]/16. ディアミッドの嘆き [2, 4]/17. 世界のシーフ [2]/18-23. ヴァイオリンとピアノのためのアイリッシュ・エア(第2セット) [3]/24. ザ・ストレンジャー [1]/25. ベッドの小さな男の子 [1] /26. 鵜 [2]/27.ウィー・ヒューイ [1]/28. 小さな黒いバラ [2]/ボーナス・トラック 〜 29. パドレイク・ザ・フィドラー(ヴォイスとピアノ版) [1]
ラファエラ・マンガン(Ms)[1] 、
ギャヴァン・リング(Br)[2]、
ミア・クーパー(Vn)[3]、
ヴェリティー・シモンズ(Vc)[4]、
ニール・キンセラ(P)

録音2018年6月18日ー20日&2019年5月29日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
アイルランドのピアニスト、ニール・キンセラが紹介するアイルランドの作曲家、ジョン・フランシス・ラーチェット(1884−1967)の歌曲集。
ラーチェットはアイルランド国立劇場として知られるアビー劇場の音楽監督を務め、アイルランド王立音楽アカデミーとダブリン大学での教師としてアイルランド音楽への大きな貢献を果たしました。大学時代にラーチェットの音楽と出会い、更なる作品を求めたニール・キンセラが、ラーチェット家の助けも借りて作品を集めて実現した歌曲全集(その多くは世界初録音)と、ヴァイオリンとピアノによるアイリッシュ・エア(アイルランド民謡)集です

Etcetra
KTC-1700(1CD)
アイ・スピーク・ユア・ネイム
ヨースト・クレッペ:ポルトガルの歌より〔幸運な島々〕
イェッツェ・ブレーメル:ハーモニカ奏者*、ウィル・ゼア・リアリー・ビー・ア・モーニング
レンスケ・フローリク:アイ・スピーク・ユア・ネイム
エリザベス・ギャスキル:ザ・スノー・マン
ギヨーム・アポリネール:ミラボー橋(1913断片)
レイエル・スワルト:ミラボー橋#
ヨースト・クレッペ:ポルトガルの歌より〔Quando、ポルトガルの海〕
ヘルマン・ストラテヒール:レジナ・チェリ(祝福された乙女マリアの4つのアンティフォンより)
レーガー: Ich sehe dich in tausend Bilder(2つの宗教的歌曲 Op.105より)
ストラテヒール:サルヴェ・レジナ(祝福された乙女マリアの4つのアンティフォンより)
レーガー:Meine Seele ist still zu Gott(2つの宗教的歌曲 Op.105より)
アンドリース・ファン・ロッセム:リルケの歌+
フランシーネ・ファン・デル・ハイデン(S)、
ディルク・ルイメス(ハーモニウム)、
レイエル・スワルト(コントラバス*、ギター#)、
オリヴィエ・スリーペン(アルト・サクソフォン)+

録音:2020年7月9日−11日、オランダ/2012年2月9日、アムステルダム(ライヴ)+
歌曲、オラトリオ、オペラの多くの舞台で活躍するオランダのソプラノ、フランシーネ・ファン・デル・ハイデンが、ハーモニウム(リード・オルガン)専門のプロ奏者として活動する世界でも数少ないハーモニウム奏者、ディルク・ルイメスとコラボレーションしたソプラノとハーモニウムによるデュオ。このデュオのために書かれた現代オランダの作品を中心にしたハーモニウム歌曲集。

EM Records
EMRCD-065(1CD)
ゾーズ・ブルー・リメンバード・ヒルズ〜アイヴァー・ガーニー&ハーバート・ハウエルズ:作品集
アイヴァー・ガーニー:西方の遊び場 〜 起床のドラム、一番いとおしい花、懐かしい友たち、週に二回、アスペンの木、馬どもは耕しているだろうか、遥か遠い国、三月
ハーバート・ハウエルズ:乙女がいた、女性の歌、ダヴィデ王、強盗の歌
アイヴァー・ガーニー:エドワード, エドワード、弦楽四重奏曲ニ短調、棺の側で
ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
マイケル・ドゥシェク(P)、ブリッジSQ

録音:2018年6月4日−5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」。
2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズが、2018年のEnglish Music Festivalで初演し、世界初録音となるガーニーズの連作歌曲「西方の遊び場」などを収録。
EM Records
EMRCD-061(1CD)
ガーディアン・オヴ・ヘヴン〜グレアム・キーチ(b.1955):合唱作品集
Nunc laudare debemus/O glorious Prince St.Michael/Eternal rest/Evening Canticles, University of Exeter Service/Missa cantoribus viatoribus, Canterbury Mass/Latin Canticles, Canterbury Service(全曲世界初録音)
カンタータ(合唱)、
ゾルターン・パッド(指)

録音:2017年9月3日&25日、2018年2月18日、4月10日、6月7日、ハンガリー放送スタジオ22(ブダペスト、ハンガリー)
現代イギリスの作曲家、グレアム・キーチの世界初録音となる合唱作品集。1996年にゾルターン・コダーイ・ハンガリー合唱学校の学生により結成された混声合唱団カンタータは、2000年にリンツで開催された世界合唱オリンピックでの大賞を含め、数々の国際的な賞を受賞しています。
EM Records
EMRCD-057(1CD)
白い馬のバラッド〜ジョン・ガードナー(1917−2011):作品集
白い馬のバラッド
イングリッシュ・バラッド(全曲世界初録音)
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指)、
アシュリー・リッチーズ(Br)、
BBCコンサート・オーケストラ、
シティ・オヴ・ロンドンcho、
パウリナ・ヴォイセズ

録音:2017年11月10日&11日、エア・スタジオ(ロンドン、イギリス)
ジョン・バルビローリが「交響曲第1番」を高く評価したことでも知られる、マンチェスター出身の作曲家、ジョン・ガードナーの作品集。アルバム・タイトルにもなっている、チェスタートンの叙事詩に基づき作曲された壮大な合唱作品「白い馬のバラッド」を収録。

Profil
PH-20052(2CD)
エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.50
シェーンベルク
:グレの歌
ヴァルデマール王:ステファン・グールド(T)、トーヴェ:カミッラ・ニールンド(S)、山鳩:クリスタ・マイヤー(Ms)、農夫:ユン・クヮンチェル(Bs)、道化師クラウス:ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(T)、語り手:フランツ・グルントヘーバー(Br)、MDR放送cho、ドレスデン歌劇場cho、
グスタフ・マーラー・ユーゲントOのメンバー
クリスティアン・ティーレマン(指)

録音:2020年3月10日/ゼンパーオーパー(ライヴ)
シュターツカペレ・エディション第50弾は、ティーレマンがシェーンベルクの超大作「グレの歌」に初挑戦。2020年3月にゼンパーオーパーで行なわれたコ ンサートのライヴで、この直後に新型コロナウィルスのロックダウンですべての劇場が閉鎖されたため、奇跡的な歴史の証言となりました。実際、ティーレマン はザルツブルクのイースター音楽祭でもこの作品を上演予定でしたが、そちらは中止となりました。
「グレの歌」はシェーンベルク初期1900-11年の作で、まだ無調や十二音技法などを採り入れる前のワーグナー風、後期ロマン派的作風によります。マーラー の交響曲第9番と同時期の作でもあり、まさにティーレマン向きの曲と申せましょう。5人の独唱と語り手、男声合唱と混声8部合唱、各種打楽器、4台のハー プを含む大編成の音楽家が舞台で一堂に会した最後の機会のひとつだけに、熱気はひとしおに感じられます。
ライヴながら各楽器のバランスと統率力の巧さはティーレマンならでは。さらに濃密な情感とフィナーレへ向かうエネルギーに興奮させられます。5人の独 唱者も魅力。ヴァルデマール王役のステファン・グールド、トーヴェ役のカミッラ・ニールンド、山鳩役のクリスタ・マイヤーはいずれも新国立劇場の「指環」や「サ ロメ」での好演が記憶に新しい実力派。驚くべき芸達者ぶりで、不倫から殺人に至るおどろおどろしい話を息もつかせぬ緊張感で演じています。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9940
(2SACD)
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 カーチャ・ステューバー(S)
ラファエレ・ペ(C.T)
マルティン・プラッツ(T)
トーマス・スティンメル(Bs)
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン

ライヴ録音:[disc1]2019年12月17日、[disc2]2019年12月18日
古楽界の巨匠が放つ大注目新譜!サヴァールが『クリスマス・オラトリオ』を初録音!広範なレパートリーを持ちながら、これまでも折に触れて様々なバッハ 作品を録音し名盤を残してきたサヴァール。誰もが納得の音楽的深まり、『クリスマス・オラトリオ』の祝典的な醍醐味を輝かしく解き放つ名盤の誕生です!
全体が6つのカンタータからなる『クリスマス・オラトリオ』は、12月25日から1月6日までのクリスマスシーズンにカンタータを日に1曲ずつ教会で演奏す るために書かれたイベント性のある作品です。サヴァールは2019年の12月に全6部を前半3部と後半3部に分けて2日間かけて演奏。そのライヴ録音が収録 されているのが当盤です。SACDハイブリッド盤でマルチチャンネル収録。 (Ki)

BIS
BISSA-2204
(1SACD)
『ヘレーナ・ムンクテルの音楽』
ヘレーナ・ムンクテル(1852-1919):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.21(1905)
10の歌曲(Dix Melodies)(声とピアノのための)*【セレナード(Serenade)/森の奥深く(Dans le lointain des bois)/五月の夜、聞こえてくるもの(Ce qu’entendent les nuits)/ゆりかごから(D’un berceau)/カンティレーナ(Cantilene)/魅惑(Fascination)/最後の子守歌(La derniere berceuse)/愛の流浪者(Exil d’amour)/あなたが望むなら(Si tu le
voulais)/誠実な心(Fidelite)】
小三重奏曲(Kleines Trio)(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.21 − スケルツォ・ブルスコ(Scherzo Brusco)(初稿)
トビアス・リングボリ(Vn)
、ソフィ・アスプルンド(S)、
クリスティーナ・ヴィニアルスキ(Vc)、
ペーテル・フリース・ユーハンソン(P)
[楽器:Violin:Niccolo Gagliano/Cello:Italian, Anon., probably mid-18th Century/Piano:Fazioli F278 concert grand]

録音:2019年9月、2019年11月*/イレスタ教会(オールスンツブルー、スウェーデン)
ヘレーナ・ムンクテル Helena Munktell(1852-1919)は、スウェーデンのダーラナ地方、グリュークスブーに生まれました。ストッ クホルム音楽院(現、王立ストックホルム音楽大学)で、ライプツィヒ音楽院に留学したルードヴィーグ・ノルマンたちに学び、ウィーンのユリウス・エプシュ タイン、パリのバンジャマン・ゴダールとヴァンサン・ダンディに師事。1885年にスウェーデンで作曲家としてデビューしました。交響的絵画「砕ける波」や 「ダーラナ組曲」などの管弦楽曲、室内楽曲、歌曲、オペラを中心に作品を発表。ダンディが委員長を務めていたパリの国民音楽協会(SNM)と、王立ス ウェーデン音楽アカデミーの会員に選ばれ、1918年には女性作曲家としてただひとり、スウェーデン作曲家協会の共同創設者に名を連ねました。
BIS レーベルが初めて制作するムンクテルの作品集。彼女の代表作とされている「10の歌曲」と2つの室内楽曲が収録されています。「ヴァイオリン・ ソナタ 変ホ長調」は、循環形式と和声の書法などから、セザール・フランクのイ長調のソナタからインスピレーションを得て書かれたとされる4楽章の作品 です。1905年の秋にストックホルムでフランクのソナタと同じコンサートで初演された後、第2楽章〈スケルツォ・ブルスコ〉の58小節が作曲者の手で削 除され、フランスで出版されました。このアルバムの最後に追加収録された〈スケルツォ・ブルスコ〉は、初演時の初稿による演奏です。「小三重奏曲」は、 作曲年の記載がなく、ドイツ語の曲名がつけられたことから、パリ留学の前、ストックホルムで作曲されたと考えられている作品です。
「10の歌曲」は、なかば私的な集まりや公のコンサートで歌われて好評を博した歌をパリの著名な出版者、アルフォンス・ルデュックが曲集として1900 年に出版した作品です。ムンクテルの友人サークルの詩人、アメデ=ランデリ・エティシュ Amedee-Landely Hettich(1856-1937)が、ダニエル・ファ ルストレムやエマ・スパッレたちのスウェーデン語の詩をフランス語に訳してテクストにした7 曲、エティシュ自身の詩による「ゆりかごから」と「あなたが 望むなら」。ムンクテルの作曲したコミックオペラ「フィレンツェにて(I Firenze)」の〈カンティレーナ〉は、アルマン・シルヴェストル Armand Silvestre (1837-1901)によるフランス語訳がテクストに使われています。
BIS は、このアルバムの録音にスウェーデンのベテランと若手の優れた音楽家を起用しました。ヴァイオリニスト、コンサートとオペラの指揮者として活動、 ムンクテルの管弦楽作品集(Sterling)を含む約20枚のディスクを録音しているトビアス・リングボリ Tobias Ringborg。2019年のバーバラ・ハンニガ ン率いる「放蕩児の遍歴」のツアーでアン・トルーラブ役を歌い、12月のノーベル賞授賞式コンサートに出演したソプラノのソフィ・アスプルンド Sophie Asplund。ザグレブ音楽アカデミーのヴァルター・デシュパリとスウェーデンのトゥールレイフ・テデーンに学び、室内楽のチェリストとして活動するクリスティー ナ・ヴィニアルスキ Kristina Winiarski。アンデシュ・シールストレム、マッツ・ヴィードルンド、イタリアのコンスタンティン・ボジーノに学び、スウェーデ ン放送 P2 のアーティスト・イン・レジデンスを務めるピアニスト、ペーテル・フリース・ユーハンソン Peter Friis Johansson。彼が音楽財団の監督を務 めているイレスタ教会でのセッション録音。「スウェーデン・ロマンティシズム」の香るアルバムです。 (Ki)
BIS
BISSA-2543
(1SACD)
『隠れた宝物(Hidden Treasure)』〜ハンス・ガル:未出版の歌曲集
ハンス・ガル(1890-1987):レディ・ローザ(Lady Rosa)(1910) 夜(Nacht)(1911)
夜の船室にて(その1)(Nachts in der Kajute I)(1912)
夜の船室にて(その2)(Nachts in der Kajute II)(1912)
夜の船室にて(その3)(Nachts in der Kajute III)(1912)
星の対話(Sternenzwiesprach)(1911)
このことを考えてみよ、おお魂よ(Denk’ es, o Seele)(1911)
五月の月(Maimond)(1912) 愛の歌(Minnelied)(1913)
朝の祈り(Morgengebet)(1913) 黄昏時(Dammerstunde)(1913)
信じてくれ(Glaube nur!)(1913) 愛に倦んで(Liebesmude)(1911)
まったく新しい悪党の歌(Eine gantz neu Schelmweys)(1915)
森の喜び(Waldseligkeit)(1915) 雲の木(Der Wolkenbaum)(1917)
十一月の日(Novembertag) なんという静けさ(Welch ein Schweigen)(1917)
夜の嵐(Nachtsturme)(1918) 花の歌(Blumenlied)(1921)
羊飼いの歌(Schaferlied)(1921) 夕べの歌(Abendlied)(1921)
邪悪な日(der bose Tag)(1914) 訊くな!(Frag’ nicht)(1914)
撤回した言葉(Rucknahme)(1914) 夜の会話(Abendgesprach)(1914)
5つの歌(Funf Melodien) Op.33(1917-21)
はかない(Vergangliches) 牧場の小川(Der Wiesenbach) 小鳥の憂鬱(Voglein Schwermut)
三人の王女(Drei Prinzessinen) 川の夕べ(Abemd auf dem Fluss)
クリスティアン・イムラー(Bs-Br)
ヘルムート・ドイチュ(P)

録音:2016年4月/ドイツ放送室内楽ホール(ケルン、ドイツ)
オーストリア=スコットランドの作曲家ハンス・ガル Hans Gal は、1890年、ウィーンに近いブルン・アム・ゲビルゲの東欧系 ユダヤ人の家に生まれました。ブラームスと親しかった音楽学者でもあるオイゼビウス・マンディチェフスキに対位法と形式を学び、1920年代、2作目のオ ペラ「Die heilge Ente(神聖なアヒル)」をはじめとする作品で作曲家として成功を収めました。1929年にマインツの音楽学校の校長に就任したものの、 1933年、ナチスの台頭にともない解任。ウィーンに戻り、1938年、ナチス・ドイツによるオーストリア併合の後、イギリスに移住しました。1945年、ド ナルド・トーヴィに招かれたエディンバラで大学の講師の職に就き、指揮者、ピアニスト、音楽学者としても活動し、1987年にエディンバラで没しました。 歌劇、4つの交響曲を含む管弦楽曲と協奏曲、大規模なカンタータ、室内楽曲、ピアノ曲、声楽曲を作り、約140の作品が出版されています。
ガルの作曲したソロ歌曲は、67の作品が現存するといわれます。その多くは、「見習いの年」と彼が呼んだ、マンディチェフスキの下で私的に学んだ2年 につづく1910年ごろから1916年の間の作品です。ガルは、その後も折にふれて歌曲を作りながらも出版せず、1929年、要請を重ねてきたシムロック出 版から、1917年から1921年にかけて作曲した5曲を「5つの歌」として出版しました。BIS レーベルのこのアルバムには、この「5つの歌」と、1910 年から1921年に作曲された未出版の26曲が収録されています。テクストは、ヘルマン・ヘッセ、カール・ブッセ、ハインリヒ・ハイネ、エドゥアルト・メー リケ、マックス・ダウテンダイ、ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ、フリードリヒ・アドラー、オットー・ユーリウス・ビーアバウム、リヒャルト・デー メル、クリスティアン・モルゲンシュテルン、ラビンドラナート・タゴール、C. H. フォン・ホーフマンスヴァルダウの詩と、ハンス・ベートゲがドイツ語に訳 した中国の詩。テーマとスタイルの多様な詩が、彼の作品のインスピレーションとなっています。シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、あるいはマー ラー、R・シュトラウスといった作曲家たちの歌曲の伝統に沿った旋律と和声。ピアノ・パートの書法については、シューマンやブラームスたち、さ らにはグリーグの曲から学んだと思われる跡のあることも指摘されています。
ドイツのバス・バリトン歌手、クリスティアン・イムラー Christian Immler は、テルツ少年合唱団のボーイ・アルトのソリストとしてコンサートとオペラを経験、 ロンドンのギルドホール音楽学校でルドルフ・ピエルネに学びました。パリの国際ナディア=リディア・ブーランジェ国際コンペティションで優勝してキャリア をスタートさせ、アーノンクール、ルネ・ヤーコプス、鈴木雅明、ウィリアム・クリスティをはじめとする指揮者の下で歌い、グラミー賞にもノミネートされたディ スクを含む、50を超す数のアルバムを録音しています。共演のピアニストは、ミュンヘンの音楽演劇大学で教授として28年間、歌曲解釈を教えたヘルムー ト・ドイチュ Helmut Deutsch。『隠れた宝物』のタイトルに示されるとおりのアルバムです。 (Ki)

H.M.F
HMM-931544(2CD)
バッハ:世俗カンタータ集
第201番フェブスとパンの争い「早く、早く、渦巻く風よ」BWV201
第205番満足するエオルス「墓を裂け、破け、打ち砕け」BWV205
第213番岐路のヘラクレス「われにまかせて見張りをさせよ」BWV213
マリア・クリスティーナ・キール(S)
アンドレアス・ショル(C.T)
クリストフ・プレガルディエン、クルト・アゼスベルガー、ジェイムス・テイラー(T)
ローマン・トレーケル(Br)
ペーター・リカ(Bs)
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー、
RIAS 室内合奏団
ハルモニアムンディの名盤ヤーコプスのバッハ「世俗カンタータ」が再発売されます。 ヤーコプスによるバッハの世俗カンタータ集。ソリスト陣もショルや若き日のトレーケルをはじめ、最高の布陣。さすがはオペラも多く手掛けているヤーコプス、 ここに収録された劇的要素の強い作品群も極上のたのしさ。ベルリン古楽アカデミーの管弦楽パート、通奏低音パートも冴えわたっています。 ライプツィヒにおけるバッハの後半生は、名作の宝庫です。不滅の受難曲が2曲、ミサ曲ロ短調、そして夥しい教会カンタータの傑作の数々、一方世俗音楽 も、平均律クラヴィーア曲集第2巻やパルティータに代表される鍵盤楽器の独奏作品、種々のコンチェルト、そして晩年を飾る「音楽の捧げもの」と「フーガの 技法」等々と、手がけられたジャンルの多彩さも比類ないものです。そうした、名作たちに混じって書かれた世俗カンタータ。ライプツィヒ時代の世俗カンタータ の多くは、当時バッハが関わりを持った「コレギウム・ムジクム」という、ライプツィヒ大学の音楽愛好学生たちを中心とした人々によって演奏されていました。 彼らは、主にツィマーマンのコーヒーハウスを定期会場として演奏を行い、このアルバムに収められた3曲も、そこで演奏されていました。 (Ki)

Passacaille
PAS-1095(1CD)
ブリテン:パーセルの歌曲編曲とカンティクル集
パーセル(ブリテン編):A Morning Hymn
パーセル(ブリテン編):If Music Be the Food of Love (第1バージョン)
パーセル(ブリテン編):How Blest Are Shepherds
ブリテン:カンティクル第1番『愛する人は私のもの』 Op.40
パーセル(ブリテン編):Music For a While
ブリテン:カンティクル第2番『アブラハムとイサク』 Op.51 *
パーセル(ブリテン編):Alleluia
ブリテン:カンティクル第3番『なおも雨は降る』 Op.55 **
パーセル(ブリテン編):Job's Curse
パーセル(ブリテン編):If Music Be the Food Of Love (第3バージョン)
パーセル(ブリテン編):Evening Hymn
デイビット・マンダーロー(T)
エドワード・ラシュトン(P)
アレックス・ポッター(*カウンターテナー)
オリヴァー・ピコン(**ホルン)
ブリテン(1913-76)は20世紀イギリス音楽のあらゆるジャンルに忘れがたい印象を残しましたが、小さな編成での声楽曲は特に魅力的 です。名作『カンティクル』からの3曲と、ブリテンの天才性があふれるパーセル歌曲の見事な編曲を組み合わせたプログラムです。

SONNET
MHS-006(1CD)
税込定価
ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜
高橋悠治:ぼくは12 歳(1977)/詩:岡真史
(編曲:戸島美喜夫 1,2,3,4,6,10,11)
旅だちながら〜森崎和江3 篇(2020)/詩:森崎和江
波多野睦美(歌) 
高橋悠治(P)

録音:2020年6月15-17日、戸塚区民文化センター、さくらプラザ
波多野睦美自身のレーベル「ソネット」の6枚目のアルバム『ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜』。日本を代表する作曲家・ピアニスト高橋悠治と 古楽から現代の作品までを歌いこなすメゾソプラノの波多野睦美は、多くの作品で共演を重ねてきました。
このアルバムは、波多野睦美のために書かれた新作、森崎和江の詩集『ささ笛ひとつ』(2004)から3篇に曲をつけた「旅だちながら」や、1977年に 書かれた「ぼくは12歳」など、詩人たちの言葉が時を超え、今この時に心に響く作品が収録されています。
「ぼくは12歳」は、1970年代、12歳で自ら命を絶った岡真史の詩集「ぼくは12歳」の11の詩に、高橋悠治が曲をつけた歌曲集。奄美の子供の歌や、 朝鮮民謡にもとづいた画期的な作品集です。
「さらば佐原村」は、父は放浪のダダイスト辻潤、母は婦人解放運動家で作家の伊藤野枝で、自身は多くの画文と逸話を遺した辻まことの詩。マーラーの 「大地の歌」の終曲「別れ」の変奏で2010年波多野睦美のために作曲されました。
作曲家として、また詩人として活躍したアイヴァー・ガーニーは戦場で吸い込んだ毒ガスにより健康を失い、その後半生を病院で過ごし、そこで作曲と作 詩を続けました。戦場でバッハの前奏曲を思い出している歩哨を詠んだ「バッハと歩哨」を収録しています。 (Ki)

Hanssler
HC-20071(4CD)
「テ・デウム」〜ブラウンフェルス、ベルリオーズ、ドヴォルザーク、ブルックナー、ナウマン、ヘンデル、ビゼー

■CD 1
ブラウンフェルス:テ・デウム Op.32

■CD 2
ベルリオーズ:テ・デウム Op.22

■CD 3
(1)ドヴォルザーク:テ・デウム Op.103

(2)ブルックナー:テ・デウム WAB.45

(3)ナウマン:テ・デウム

■CD 4(57'00)
(1)ヘンデル:テ・デウム ニ長調 「デッティンゲン・テ・デウム」 HWV 283

(2)ビゼー:テ・デウム
■CD 1(55'24)
レオニー・リザネク(S)、ヘルムート・メルヒェルト(T)、ヘルマン・ヴェルナー(Org)、ケルン・ギュルツェニヒcho、ケルンRSO、ギュンター・ヴァント(指)
ライヴ録音:1952年
■CD 2(51'19)
ニール・スチュアート(T)、ハンス・ディーター・シェーネ(Org)、ドレスデン国立歌劇場cho、ドレスデン・シンフォニーcho、ドレスデン・ジングアカデミー、ドレスデン・フィルハーモニック児童cho、ドレスデン国立歌劇場児童cho、サー・コリン・デイヴィス(指)、ドレスデン・シュターツカペレ
ライヴ録音:1998年10月3&4日/聖十字架教会(ドレスデン)
■CD 3
(1)ミカエラ・カウネ(S)、ペーテル・ミクラーシュ(Bs)、シュトゥットガルト・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指)
録音:1997年/リーダーハレ(シュトゥットガルト)
(2)パメラ・コバーン(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、クリスティアン・エルスナー(T)、フランツ・ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)、
シュトゥットガルト・カントライ 、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指)
録音:1996年/リーダーハレ(シュトゥットガルト)&シュタットハレ、ジンデルフィンゲン
(3)ドレスデン国立歌劇場cho、シュターツカペレ・ドレスデン、ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
■CD 4(57'00)
(1)ドロテー・フリース(S)、チェチーリエ・フース(S)、マティアス・レクスロート(A)、トーマス・クーリー(T)、ライムント・ノルテ(Bs)、シーゲン・バッハcho、フリーデマン・インマー・トランペット・コンソート、ハノーファー宮廷O、ウルリヒ・シュテルツェル(指)
録音:2000年
(2)アンジェラ・マリア・ブラージ(S)、クリスティアン・エルスナー(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ミュンヘン・モテットcho、ミュンヘンSO、ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指)
録音:1996年/ミュンヘン
独ヘンスラー・レーベルからのお買い得セットのシリーズ。今回は「テ・デウム」の作品を集めた4枚組でブラウンフェルス、ベルリオーズ、ドヴォルザーク、ブ ル ックナ ー 、ナウマン、ヘンデル、ビゼーの作品をおさめております。
テ・デウムとは「Te Deum laudamus(われ、汝を神とほめまつる)」にはじまる賛歌で、すべてのラテン賛歌の中で最も普遍的に用いられております。その ため、多くの作曲家がこの作品を残しており、その名作は今日も多く演奏されております。
巨匠ギュンター・ヴァントが1952年に行ったブラウンフェルスの「テ・デウム」のライヴ録音は作曲者のヴァルター・ブラウンフェルス(1882-1954)が70 歳を迎える年に行われた記念すべき演奏会を収録したもの。第一次世界大戦で辛苦を経験した後に才能を開花させたブラウンフェルスは、後期ロマン派への 傾きを強く感じさせる独特の作風で一躍注目を集めた音楽家です。ブラウンフェルスの音楽性を高く評価し、戦後は彼の作品の演奏に積極的であったヴァン ト。中でも「テ・デウム」は、「ブラウンフェルスのテ・デウムはものすごい作品」と絶賛していたことでも知られる大作で、ワーグナーやブルックナーの響きも思 わせる壮大なハーモニーに圧倒されます。
ベルリオーズのテ・デウムは空間の効果と壮大な規模による圧倒的な音響という点で「レクイエム」と双璧を成すもの。キリスト教への信仰をもたなかったベ ルリオーズにとっては宗教色以上に、セレモニアルな巨大で特殊な編成による演奏効果にその特徴があるといえます。オルガン、オーケストラ、3声部をもつ2 群の合唱、さらには600人の児童合唱という途方もない編成とその配置に、異常ともいえる独特の空間の感覚が冴え渡っています。オルガンはオケと対峙し、 児童合唱も2群の合唱とは分離され、オケはオケ、オルガンはオルガンとして独立して用いられています。冒頭のオケの全奏と、これに続くオルガンの重低音か ら洪水のように押し寄せる大音響です。 (Ki)

TYXart
TXA-19132(1CD)
有言歌と無言歌
<レーガー編曲ピアノ独奏版 R.シュトラウスの歌曲>
Breit' uber mein Haupt dein schwarzes Haar, op.19-2
Morgen!, op.27-4
Traum durch die Dammerung, op.29-1
Ich trage meine Minne, op.32-1
Gluckes genug, op.37-4
Meinem Kinde, op.37-3
Allerseelen, op.10-8
All' mein Gedanken, op.21-1
Du meines Herzens Kronelein, op.21-2
Cacilie, op.27-2
Heimliche Aufforderung, op.27-3
Nachtgang, op.29-3
<R.シュトラウスの歌曲>
Die erwachte Rose Av66
Hat gesagt - Bleibt's nicht dabei, op.36-3
Die Nacht, op.10-3
Die Georgine, op.10-4
Die Verschwiegenen, op.10-6
Gluckes genug, op.37-4
Meinem Kinde, op.37-3
Schlagende Herzen, op.29-2
Schlechtes Wetter, op.69-5
Du meines Herzens Kronelein, op.21-2
Ach Lieb, ich muss nun scheiden, op.21-3
Ich schwebe, op.48-2
Waldeinsamkeit, op.76-3
シェバ・テホヴァル(S)
ゲ オ ルク・ミヒャエ ル・グラウ(P)

録音:2018年11月
シェバ・テホヴァル( ソプラノ) ゲ オ ルク・ミヒャエ ル・グラウ( ピアノ) 録音:2018年11月

CPO
CPO-777869(1CD)
NX-B10
ゴセック(1734-1829):レクイエム&クリスマス・オラトリオ
La Nativite キリスト降誕(クリスマス・オラトリオ)
Christe Redemptor 全ての救い主であるキリストよ(2声のモテット)
Messe des Morts 死者のためのミサ曲(レクイエム)
ヘンドリッキェ・ファン・ケルクホーヴェ(S)
フィリップ・ガーニェ(T)
ロッベルト・ミューゼ(Bs-Br)
エリザベート・ショル(S)
パスカル・ベルタン(オート=コントル)
ロバート・ゲッチェル(T)
ディルク・スネリングス(Bs)
エクス・テンポーレ(合唱)
レ・ザグレマン(合唱)
マンハイム・ホーフカペレ(ピリオド楽器使用)
フロリアン・ヘイエリック(指)

録音:2016年3月、2009年12月
現代では愛らしいヴァイオリンの小品「ガヴォット」のみで知られる作曲家フランソワ=ジョセフ・ゴセック。しか し彼は30曲近くの交響曲や管弦楽作品、室内楽曲、声楽曲、歌劇まであらゆるジャンルの作品を遺し ており「フランス交響曲の父」としても讃えられています。このアルバムで聴ける彼の宗教作品は、当時とし ては画期的な作風で知られ、中でも1774年に初演されたクリスマス・オラトリオ「キリスト降誕」は、緻密 なオーケストラ・パート、聖歌隊が歌う羊飼いや天使の生き生きとした描写が聴衆や批評家たちに絶賛さ れ、コンセール・スピリチュエルで9回以上も再演された記録が残っています。1760年作曲の「死者のため のミサ曲」は荘厳な序奏で始まる堂々たる作品。初演時には教会の外に管楽アンサンブルを置くなどして 話題となりました。

ALBANY
TROY-1824(1CD)
ロバート・パウンド:歌曲集
「記憶の遺物」(全6 曲)
「不穏な精神」(全6 曲)
「一緒にそして一緒に」(全6 曲)
ジョナサン・ヘイズ(Br)
ウィリアム・ファーガソン(T)
クレイグ・ケッター(P)

録音:2016年
ロバート・パウンドの生年は不明だがおそらく中堅世代の作曲家と思われます。彼は指揮者とし ても活動し、タングルウッドではドホナーニ、クルト・マズア、小澤征爾に師事しています。そんなパ ウンドの主要作品は当然オーケストラ曲でアトランタ響、セント・ルイス響ほかにより多くの作品 が委嘱されています。このディスクはピアノと歌だけによる歌曲集だが、オーケストラを得意とする 作曲家の作だけあったさながらオペラとも言うべき、緊密なドラマが展開する。
ALBANY
TROY-1836(1CD)
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964)歌曲集
昨日彼は私にバラの花を持ってきました/ セレナータ/マリエンリード/ピエロの伊達男/日本の雨の歌/夜想曲/さすらいの歌/サンクタ・マリア/祝福された夜/ほか全25 曲
ケンドラ・コルトン(S)
ローラ・ウォード(P)

録音:1999年
後期ロマン派の歌曲が好きな人なら絶対気に入るはず!R.シュトラウス、ヴォルフの歌曲の 濃厚テイストに近代フランスのシャンソンの淡い香りをミックスしたらマルクスの歌曲が出来上が るのではないでしょうか。ヨーゼフ・マルクスは同時代のR.シュトラウスの知名度には及びません が、フランツ・シュレーカー、エーリッヒ・コルンゴルトと並び近年再評価が著しい作曲家。ワーグ ナーの半音階的和声にフランス印象派の光輝く淡い色彩をブレンドしたエレガントの極みとも いうべき作品を多く残しました。特に歌曲は 150 曲以上書いたといわれており、彼の作品で重 要な位置を占めます。この機会にぜひお聴き下さい。

DUX
DUX-1661(1CD)
ウコビエツ:アナモルフォーシス
戦士たちの行進/ストーブの後ろでの猫たちの眠り/操り人形の踊り/印象第1番/印象第2番/印象第3番/パッシモフォン/アヴェ・マリア/あなたがいなくとも/聖務日課書/ピエタ/アナモルフォーシス第1番/アナモルフォーシス第2番
ウルシュラ・クリーガー(Ms)、
マレク・ミゼラ(P)、
カメラータ・スコラルム、
ヴォイチェフ・ズディブ(指)
ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽院で研鑽を積んだパヴェル・ウコビエツは1973年生まれのポーランド人作曲家、教育者。
シューマンやルトスワフスキなど19〜20世紀の作曲家たちの足跡をたどった作風を特徴としています。

Tactus
TC-740002(1CD)
マリーア・ルイーザ・ディ・ボルボーネの音楽
ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニ:ニーチェ・ラ・リア・テンペスタ
ジローラモ・クレセンティーニ:オンブラ・アドラータ・アスペッタ
G.F.ジュリアーニ:ラ・パルテンツァ
ルイ=シャルル・ラゲ:ソナタ Op.8-1
G.F.ジュリアーニ:3つのカンタータ
フランチェスコ・ペトリーニ:二重奏曲 Op.30
ジョヴァンニ・パイジエッロ:歌劇 「セビリアの理髪師」からの2つのアリア
ヴィオッティ:コンソーラ、アマート・ベネ
アントニオ・サッキーニ:歌劇 「ダルダニュス」 序曲
ニコロ・ピッチンニ:Lasciami, o ciel pietoso
タニア・ブッシ(S)、
パオロ・モーラ(Vn)、
ロレンツォ・モンテンツ(Hp)

録音:2018年8月、パルマ(イタリア)
パルマのパラティン伯図書館で発見されたボルボニック・マニュスクリプトからの音楽。エトルリア女王マリーア・ルイーザ・ディ・ボルボーネ(1782−1824)による多様な音楽コレクションで、300を超えるハープのための作品が収められたイタリア最大級のハープ・コレクションから、ハープを伴う声楽、器楽のためのアリア、カンタータ&ソナタ集。収録された作品と同世代となる1805年に制作されたエラール社製のハープを使用、

RUBICON
RCD-1062 (1CD)
ベートーヴェンの編曲によるスコットランド民謡集
横町のサリー Op.108-25/アイラの娘 Op.108-4/この病める世がどうかして Op.108-16/おおメアリーよ、窓辺においで Op.108-17/日没 Op.108-2/思いやり Op.108-10/おお、お前と私の運命がひとつになれば Op.108-12/羊飼いの歌 Op.108-23/インヴァネスのかわいい娘 Op.108-8/魅惑の人よ、さらば Op.108-18/誠実なジョニー Op.108-20/ポリー・ステュワート WoO.156-7/おお、あの頃はすばらしかった Op.108-3/もう一度、私の竪琴を Op.108-24/陽気な若者、山の若者 Op.108-7
ルーファス・ミュラー(T)、
ハンマー・クラヴィーア・トリオ〔クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)、シンシア・ロバーツ(Vn)、アレン・ウェアー(Vc)〕
イギリス・ドイツのベテランテノール、ルーファス・ミュラーの歌唱で楽しむベートーヴェンのスコットランド民謡編曲集。これらの編曲は、当時エディンバラを拠点に出版社を営んでいた敏腕コレクターのジョージ・トムソン(1757-1851)がベートーヴェンに依頼したものです。民謡の編曲は当時経済的な不安を抱えていたベートーヴェンにとって魅力的な仕事であったというだけでなく、ベートーヴェンの伝記作家バリー・クーパーが示唆するように、彼は金銭的な対価を超えて、民謡の持つの永続的な力と、このプロジェクトと自分自身の音楽的な関わりがもたらす潜在的な利益を感じており、後世のため、トムソンと一緒に民謡のムーブメントを創造したいと考えていたのです。
ルーファス・ミュラーはニューヨーク・タイムズ紙で「...私が生の「メサイア」で聴いた中で最高のテノール」、「彼はバッハの受難曲の福音史家として有名であり、そのユニークでドラマティックな解釈は、世界で最も求められている演奏家の一人であることを証明している」などと絶賛されているベテランのテノール歌手。著名な音楽家との共演も多く、ピアニストのマリア・ジョアン・ピリスとはウィグモア・ホールでのシューベルティアーデをはじめ世界各地で共演しています。

Lyrita
SRCD.387(1CDR)
シア・マスグレイヴ(b.1928):合唱作品集
露を滴らせよ,天よ(無伴奏混声合唱のための)*/ミサ・ブレヴィス(混声合唱とオルガンのための)**/私たちの祖先の声(合唱、金管五重奏とオルガンのための)*
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ
ハロルド・ローゼンバウム(指)、アメリカン・ブラス・クインテット、
タデウシュ・フォン・モルトケ(ナレーター)、ジェイムズ・アダムス(Org)、デイヴィッド・エンロウ(Org)

録音(ライヴ):2018年5月27日*、聖マリア教会(ニューヨーク)
2019年4月13日**、アドヴェント・ルーテル教会(ニューヨーク)
コープランドに学び、60年間にわたって現代音楽の最前線に立ってきたスコットランド出身の女流作曲家シア・マスグレイヴによる合唱、金管五重奏、オルガンが織り成す作品集。1988年にハロルド・ローゼンバウムによって創設されたニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズは、これまでに現代作曲家による500以上の作品を初演しており、アメリカを代表する合唱団のひとつとして確固たる地位を築いています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Ars Produktion
ARS-38578(1CD)
モルデハイ・ゲビルティグ:ユダヤの歌(イディッシュ民謡)
Hey,klezmorim!/私たちの小都市が燃えています/子供の頃/悲しみの歌手/Kivele/Trili trilili/Hey,tsigele/墜落した女/Avreml der marvikher/Reyzele/川沿いの近く/3人の小さな娘/Azelkhe tsvay goldene tsep/Avremele un Yosele/Yankele/リドルの楽しい黄金の土地/Mayn Yovl/グラスワイン/よく眠れ、私の子供よ
ダリア・シェヒター (Ms)、
クリスティアン・フォン・ゲッツ(G)
ドイツ在住のイスラエル出身のダリア・シェヒターと、クリスティアン・フォン・ゲッツは、モルデハイ・ゲビルティグの詩に魅了されプロジェクトを立ち上げ、イディッシュ(ユダヤ人)の知られざる詩人「モルデハイ・ゲビルティグ」をフィーチャーし、ユダヤ人労働者階級の地区での生活や労働、愛について歌った作品です。

ATMA
ACD2-2808(1CD)
ソルフェッジョ
ヘンデル:アリア 「Scoglio d’immota fronte」(シピオーネ HWV20より)
ヴィヴァルディ:アリア「Sin nel placido soggiorno 」(裏切られ復讐した忠誠 RV712より)
ヴィンチ:アリア「D’alme luce」(エルピディアより)
ヴィンチ:アリア「Pupillette vezzosette」(エルピディアより)
ヴィヴァルディ:レチタティーヴォ「Jam non procul ab axe」(勝利のユディータ RV644より)
ヴィヴァルディ:アリア「Armatae face, et anguibus」(勝利のユディータ RV644より)
ヴィヴァルディ:アリア「Nulla in Mundo Pax Sincera」(まことの安らぎはこの世になく RV630より)
バッハ:アリア「Komm, mein Herze steht dir offen」(カンタータ第74番BWV74より)
バッハ:アリア「Schafe konnen sicher weiden」(カンタータ第208番BWV208より)
バッハ:アリア「Ich habe genug」(カンタータ第82番 BWV82aより)
モーツァルト:アリア「Lungi da te mio bene」(ポントの王ミトリダーテ K87より)
モーツァルト:アレルヤ(エクスルターテ・ユビラーテ K165より)
モーツァルト:ソルフェッジョ第2番ヘ長調 K393
エレー ヌ・ブルネ(S)
エリック・ミルンズ(指)
アルモニー・デ・セゾン

録音:2020年2月
カナダの著名なソプラノ歌手エレーヌ・ブルネによるATMA Classique初のソロアルバム。彼女の人生の一部であり深い親近感を感じるというバロックと 古典派の音楽からまとめたアリア集です。清廉な古楽器アンサンブルとともに美しく歌い上げる麗しい一枚。しめくくりに置かれたモーツァルトの「ソルフェッ ジョ」は歌の練習曲(ソルフェージュ)で、妻コンスタンツェのために書かれたとされているあまり聴く機会のない作品。 (Ki)

Solo Musica
SM-350(4CD)
NX-F09
人間と歌
【CD1】  Dimensionen - Welt SM274
1. シューマン:天と地 Op.96-5
2. シューベルト:太陽への讃歌 D263
3. シューベルト:沈みゆく太陽に寄せて D457
4. ハンス・ゾマー:秋の夜 Op.35-1
5. シューベルト:母なる大地 D788
6. シューベルト:自然の喜び D188
7. シューマン:小屋 Op.119-1
8. シューベルト:山々 D634
9. ブラームス:万歳 Op.6-4
10. シューマン:子供のための歌のアルバム - 牛飼いの別れ
11. ブラームス:たそがれが降りてくる Op.59-1
12. ゾマー:人生の歌 Op.35-3
13. ブラームス:流れは私のそばでざわめく Op.32-4
14. ブラームス:セレナード Op.70-3
15. シグルド・フォン・コック:野の白鳥 - 多くの人々
16. シューマン:憧れ Op.51-1
17. ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』より 第2番とまれ
18. シューベルト:湖のほとりで D746
19. クララ・シューマン:わが星
20. ブラームス:野の寂しさ Op.86-2
21. シューマン:月の夜 Op.39-5
22. ゾマー:思い出

【CD2】  Dimensionen - Anders Welt SM294
1. フィッツナー:誘惑 Op.7-4
2. ハンス・ゾマー:ローレライ Op.13-1 - Lore im Nachen 小舟の伝承
3. グリーグ:睡蓮とともに Op.25-4(ドイツ語歌唱)
4. ヘルマン・ロイター:リカルダ・フーフの詩による9の歌曲 - 孤独な人魚
5. レーヴェ:3つのバラード Op.129-2 人魚
6. シンディング:古い方法 Op.1-3 Ich furcht'nit Gespenster
- 私は亡霊を恐れない
7. ゲンツマー:歌曲集 GeWV 74 - 第3曲 Stimmen im Strom
- 嵐の中の声
8. レーガー:素朴な歌 Op.76-15 月の夜
9. ブルーノ・ワルター:6つの歌 - 第6曲 妖精
10. メトネル 9つのゲーテの詩による歌曲 Op.6-3 妖精の歌
11. ヴァイスマン:妖精 Op.43-4
12. ブラームス:6つのリート Op.85-1 夏の夕べ
13. ニールセン:シェイクスピア記念祝典へのプロローグ FS 80 - アリエルの歌
14. シンディング:5つの狂人の歌 Op.22-3 5月の歌
15. ステンハンマル:4つのスウェーデンの歌 Op.16-4 フリージア
16. キルピネン:高い山の冬 Op.99-4 山の精神
17. カルダロウンス:城のような岩山
18. ヴォルフ:メーリケ詩集 - 第16曲 妖精の歌
19. フリードリヒ・グルダ:4つのアイヒェンドルフの歌 - 第2曲 妖精
20. レーヴェ:6つの歌 Op.9-2 勝利
21. シュレーカー:8つの歌 Op.7-4 おばけ
22. ヘルマン・ツンペ:5つの歌 - 第2曲 魂の歌
23. ツェムリンスキー:塔守の歌とその他の歌 Op.8-2 昼はすべての苦しみを

【CD3】 Dimensionen - Innen Welt  SM316
1. カール・ヴァイグル:5つの歌 Op.23 - 第4曲 魂(抜粋)
2. R・シュトラウス:夜 Op.10-3
3. ブラームス:夢遊病者 Op.86-3
4. ヴォルフ:『アイヒェンドルフ歌曲集』 - 第19番夜
5. ハンス・ゾマー:祝福された忘却 Op.9-2
6. シューベルト:夜と夢 D.827
7. レーガー:鍛冶屋の苦悩 Op.51-6
8. R・シュトラウス:憩え、わが魂 Op.27-1
9. ブラームス:死は冷たい夜 Op.96-1
10. ブラームス:夜鳴うぐいす Op.97-1
11. リスト:私に休息を S.317
12. ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』 より第5番夢
13. フォーレ:夢のあとに Op.7-1
14. アーン:クロリスに
15. アーン:恋する乙女
16. デュパルク:悲しき歌 Op.2-4
17. フォーレ:私たちの愛 Op23-2
18. ヴォルフ:『メーリケ歌曲集』 - 第28番 祈り
19. レーガー:夜 Op.79c-1
20. リスト:高貴な愛 S.307
21. リヒャルト・レスラー:浄化Op.18-3
22. R・シュトラウス:『4つの最後の歌』 - 第3番眠りにつくとき(グレゴール・ヒューブナーによるソプラノ、ヴァイオリンとピアノ編)
23. ロベルト・フェルステンタール:到着 Op.13-56

【CD4】 Dimensionen - Neue Welt  SM351
・・・DIGITALのみ(初CD化)
1. アイスラー:新しいドイツ民謡 - 第8曲 Die welt verandern wir
2. クラリク:buchlein der Unweisheit 無知の小さな本
3. モーツァルト:満足 K.473
4. ヴォルフ:6つの詩 - 第5曲 さすらい人の夜の歌
5. ハンス・ゾマー:信条
6. R・シュトラウス:5つの歌 Op. 48, TrV 202 第1曲 懐かしい面影
7. マーラー:美しさゆえに愛するのなら
8. シューベルト:夕べの歌(月がのぼり) D. 499 (G. ヒュープナー編)
マーリス・ペーターゼン(S)

【CD1】
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
録音:2017年7月 ブライバハ コンツェルトハウス、ドイツ

【CD2】
カミロ・ラディッケ(P)
録音:2018年7月2-5日 ブライバハ コンツェルトハウス、ドイツ

【CD3】
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
グレゴール・ヒュープナー(Vn)…22
録音:2019年7月15-20日 ブライバハ コンツェルトハウス、ドイツ

【CD4】
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
録音:2020年9月2-4日 リスト・センター、ライディング、オーストリア
「Dimensionen」とは、通常、長さや幅などの「寸法」の意味で使われるドイツ語ですが、数学などの世界で は「次元」の意味でも使われます。ドイツの実力派ソプラノ、マーリス・ペーターゼンはこの「Dimensionen」の 言葉の中に私たちを取り巻く全てを内包した4部作として表現。第1部「Welt 世界」では自然や人間の営 み、感情の起伏が歌われ、 第2部「Anders Welt 異世界」では、現世と異世界の境界である薄明の中に 現れる、この世のものならぬ存在が歌われます。第3部「Innen Welt 内なる世界」は夜の闇の中を飛翔す る魂が出遭う、夢・幻・憧れを歌います。そして初CD化となる第4部「Neue Welt 新世界」では現世へと回 帰し、この世のすべての存在との共生を歌います。このアルバムの最後には、彼女自身の詩の朗読に続く、自 由な編曲が施されたシューベルトの「夕べの歌」が置かれ、ペーターゼンが描き出した壮大な物語がそっと幕を 閉じます。


J.S.Bach-Stiftung
B-901CD(2CD)
NX-F08
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 ■第1部「歓呼の声を放て、喜び踊れ」
エルヴィラ・ビル(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
シュテファン・マクロード(Bs)
■第2部「このあたりに羊飼いがおりて」
リア・アンドレス(S)
マルゴット・オイツィンガー(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
ダニエル・ペレス(Bs)
■第3部「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」
モニカ・マウフ(S)
テリー・ウェイ(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
■第4部「ひれ伏せ、感謝もて、讃美もて」
ミリアム・フォイエルジンガー(S)
ダニエル・ヨハンセン(T)
トビアス・ヴィッキー(Bs)
■第5部「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」
マリー・ルイーズ・ヴェルネブルク(S)
マルゴット・オイツィンガー(A)
ダニエル・ヨハンセン(T)
マティアス・ヘルム(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho(古楽器使用)

録音:全てライヴ
Evangelishe Kirchen Trogen(AR) スイス
2017年12月15日…第1部
2018年12月14日…第2部
2019年12月20日…第3部
2018年1月12日…第4部
2019年1月18日…第5部
2020年1月17日…第6部
バッハの名作「クリスマス・オラトリオ」。冒頭の沸き立つようなティンパニの連打と、明るく華やかな合唱はクリスマスの喜びをまっすぐに伝え、聴き手の心 を沸き立たせます。全体は6部で構成されており、クリスマス・シーズンの12月25日から1月6日にかけて1日に一部ずつ演奏されるのが本来の形で す。現代に於いては、第1部から第6部までがまとめて一日で演奏されますが、ルドルフ・ルッツはバッハの時代に立ち帰り、各々を"個別のカンタータ"と 捉え別々の日に演奏しており、このアルバムには2017年から2020年までのライヴが収録されています。 ルッツは、テノールのダニエル・ヨハンセンを中心に、モニカ・マウフやテリー・ウェイら、それぞれのカンタータに最もふさわしいソリストを起用、バッハが用意し たさまざまな福音書から採られたテキストを最良の形で表現するとともに、円熟のオーケストレーションによる音楽を高らかに奏しています。
J.S.Bach-Stiftung
B-896CD(1CD)
NX-D03
バッハ:カンタータ集 第33集
バッハ:主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう BWV 102
 恐れることなかれ、われ汝とともにあり BWV 228
シュメルツァー(1623-1680):フェルディナント3世の死に寄せる哀歌
ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):恐れることなかれ、われ汝とともにあり
バッハ:わが魂よ、主をほめたたえよ BWV 69a
ウルリケ・ホフバウアー(S)
マルゴット・オイツィンガー(A)
ラファエル・ヘーン(T)
マティアス・ヘルム(Bs)
ミリアム・ベルリ(S)
アレックス・ポッター(C.T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指)
バッハ財団O&cho(古楽器使用)

録音:スイス 全てライヴ
2019年8月23日 Kirche St. Mangen (SG)
2019年11月22日 Ev. Kirche Trogen (AR)
2017年8月25日 Ev. Kirche Trogen (AR)
ルドルフ・ルッツとバッハ財団Oによるカンタータ集。第33集には2つのカンタータと、モテット1曲が収録 されています。 三位一体後第10日曜日用のカンタータ第102番「主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう」は1726年初 演。自らの罪を悔い改め、神への再献身を強く求める内容。強い信仰の念を促すかのような痛切な旋律が 印象的です。冒頭の合唱は後にミサ曲ト短調に転用されました。1723年初演の第69番a「わが魂よ、主を ほめたたえよ」は1748年のライプツィヒ市参事会員交代式用に改編される前の"原曲"となるカンタータ。録音:が少なく、この演奏は貴重です。添えられたモテット「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」は葬送のための作 品。思いの他華やかな曲調は「死は恐れるものではない」というキリスト教の思想に基づいています。アルバム にはバッハのいとこにあたるヨハン・クリストフ・バッハのモテット「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」と、シュメル ツァーの代表作「フェルディナント3世の死に寄せる哀歌」がボーナス・トラックとして収録されています。

Cantaloupe
CA-21161(3CD)
NX-D09
ジョン・ルーサー・アダムズ(1953-):The Become Trilogy ビカム三部作
【CD1】…CA21161S(配信限定アルバムの初CD化)
1. Become River
【CD2】…CA21101
1. Become Ocean
【CD3】・・・CA21148
1. Become Desert
ルドヴィク・モルロー(指)
シアトルSO、シアトル交響cho

録音:2018年6月15日,10月30日、2013年11月12日、2018年9月25,26日
ゆったりとしたオーケストラの響きで刻々と変化する海の姿を描き、ピューリッツァー賞とグラミー賞を獲得し た「Become Ocean」、砂に風紋が生まれる様子を音で克明に描いた「Become Desert」、両作品 の原型となった室内オーケストラのための小品「Become River」。この三部作をひとつにまとめたセットが 登場。「Become Ocean」と「Become Desert」は名エンジニア、ナサニエル・ライヒマンによる新リマス タリングが施されており、ルドヴィク・モルローが指揮するシアトルSOが織りなす瞑想的な響きをお楽 しみください。

HUNGAROTON
HCD-32844(1CD)
「盗まれた時」
ゾルターン・イェネイ:「十字架の足元に堕ちた私の愛すべき姿」
コダーイ「モナー・アンナ」
 「胸が張り裂ける」
 「カダール・カタ」
マテ・バログ:「When Your Mother」
コダーイ4 つの民謡〜ハンガリー民謡編曲集より
マテ・バログ:「Kar??l?kl? konu?ma」
バルナバシュ・ドゥカイ:「...it’s mine and it’s for me...」
ユディット・ライク(C.A)
アンドラーシュ・サライ(ツィンバロン)、
オスカール・ヴァルガ(Vn)、
ホリア・ドゥミトラケ(Cl)、
マルセル・ヴァーモス(Vc)、
マテ・バログ(パーカッション)、
ハンガリー・ストリングス、
アレッサンドロ・セドロン(指)

録音:2020年/ハンガリー
シカゴ・トリビューン誌で「ハンガリーの蝶々夫人」と評されたハンガリーの名唱ユディット・ライクがハンガリーの現代作曲家の作品を収録したアルバム をリリースしました。今回のアルバムでは幅広いレパートリーを誇るライクならではの選曲で彼女が心を打たれた名曲揃いを収録。ハンガリー独自の語法を 色濃く呈した実に興味深い内容です。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-077(1CD)
ブリテン:「カンティクル集」、他
セレナードOp.31〜プロローグ
カンティクル第1番「愛した者はわがもの」Op.40
グレゴリオ聖歌「博士たちは星を見て」
カンティクル第4番「東方三博士の旅」Op.86
キャロルの祭典Op.28〜間奏曲
カンティクル第5番「聖ナーシサスの死」Op.89
夜の小品
カンティクル第3番「なお雨は降る」Op.55
カンティクル第2番「アブラハムとイサク」Op.51
シリル・デュボワ(T)、
アンヌ・ル・ボゼック(P)
ポール=アントワーヌ・ベノス・ジアン(C.T)、
ウラジーミル・デュボワ(Hrn)、
ポリーヌ・アース(Hp)、
マルク・モイヨン(Br)

録音:2019年1月/イル=ド=フランス国立Oスタジオ(アルフォールヴィル)
ブリテンの全5曲から成るカンティクルは1927年から1974年までの長きにわたり作曲されたもので、彼の相方だったピーター・ピアーズのテノールに より初演されました。それをフランスのテノール、シリル・デュボワが感動的に歌いあげています。デュボワは2014年にリヨン・オペラのBunkamura公 演でオッフェンバックの「ホフマン物語」に出演、芸達者ぶりが注目されました。 (Ki)

NEOS
NEOS-12015 (1CD)
エルンスト・ヘルムート・フランマー(b.1949):「バベルの塔」(1981/82)〜3 群のオーケストラ、3 つの合唱団、2 人の独唱者と語り手、ライヴ・エレクトロニクスのための8 部からなるオラトリオ(世界初録音) クラウス・ベルンバッハー(指)
ローランド・バーダー(指)
ギュンター・コラー(指)、
テオフィル・マイヤー(語り)
キャスリーン・ゲイヤー(S)、
ギュンター・ビンゲ(Br)
北西ドイツPO
北ドイツ放送cho、ユーゲン・コーア

録音:1983年1月
NEOS レーベルで度々作品がリリースされるフランマーが 1980 年代に発表した大 作の初 CD 化。旧約聖書のバベルの塔を題材にしており、歌詞にはフリードリヒ・シラ ー、ショーペンハウアー、ニーチェ、リヒャルト・ワーグナー、ニコロ・マキャベリ、クルト・ トゥホルツキの文章が使われています。フランマーは当初、数学を学んだ後、クラウス・ フーバー、ブライアン・ファーニホウらに作曲を師事以来、多くの作品を発表してき た。この「バベルの塔」は 3 群のオーケストラ、合唱と独唱者と語り手が複雑に織りな すオラトリオ。途中、錯綜としたテクスチュアの中に突如としてサイレンやロック・バンド の響きが乱入するなど、音響的にも様式的にも興味深い作品。

MSR
MS-1711(1CD)
エイミー・ジョンソンのポートレーイト
ワーグナー:「ワルキューレ」〜君こそは春
シュウォーツ:「濡れた午後」〜一つの小さな嘘が
ヤナーチェク:「カーチャ・カヴァノヴァー」〜突然私に何が起こったか分かる?
コッポラ:「サッコとヴァンゼッティ」〜ああ私たちの主の聖母よ(ルイージャの祈り)
R.シュトラウス:「アラベラ」〜私のエレメール!
マスグレイヴ:「シモン・ボリヴァル」〜何も残っていない
マスネ:「タイス」〜ああ! 私はやっと一人になったわ
R.シュトラウス:「サロメ」〜ああ!お前はその口を私に接吻させようとはしなかった、ヨカナーン!
オルドリッジ:「エルマー・ガントリー」〜ああ、これは喜びじゃなくって?
エイミー・ジョンソン(S)
スティーヴン・マーキュリオ(指)MAV響
ヴァーノン・ハートマン(Br)
エミリー・ラングフォード・ジョンソン(MS)
メリッサ・プリマヴェラ(S)

録音:2009年 ブダペスト
米国のソプラノ、エイミー・ジョンソンのアリア集。ワーグナー、ヤナーチェク、R.シュトラウス、 マスネの有名作に加え、スティーヴン・シュウォーツ(1948-)、映画音楽でも知られるアントン・コ ッポラ(1917-2020 フランシスコ・コッポラのおじ)、スコットランド生まれの米国の作曲家、エア・マ スグレイヴ(1928-)、ロバート・リヴィングストン・オルドリッジ(1954-)など20 世紀後半から21 世紀 の作曲家のアリアも意欲的に取り入れています。ジョンソンの声はたいへんに豊かで力強い。伴奏 は近年目覚ましく活躍している米国の指揮者、スティーヴン・マーキュリオが指揮しています。

Ars Produktion
ARS-38082(2SACD)
ハイドン:オラトリオ 「天地創造」 ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、
テルツ少年cho
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2009年5月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。オラトリオ「天地創造」ではターフェルムジークとの93年録音盤同様テルツ少年合唱団を起用し、シビッラ・ルーベンス、ヤン・コボウ、ハンノ・ミュラー=ブラッハマンという素晴らしい歌声を聞かせるソリストとともに、美しく広がりのある演奏を繰り広げています。ヴァイルならではの生き生きとした音楽づくりにご注目ください。
Ars Produktion
ARS-38081(2SACD)
ハイドン:オラトリオ 「四季」 ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、
テルツ少年cho
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2010年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。シリーズの中でも特に声楽曲の演奏は優れており、オラトリオ「四季」はテルツ少年合唱団の美しい歌声、ハンノ・ミュラー=ブラッハマンの力強い歌唱が際立つ名演。音質も素晴らしく、ヴァイルの見事な音楽運びをクリアなサウンドで楽しむことができます。
Ars Produktion
ARS-38044(2SACD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(朗読付きの管弦楽版) ブルーノ・ヴァイル(指)
カペラ・コロニエンシス、
シビッラ・ルーベンス(S)、
ヤン・コボウ(T)、
ハンノ・ミュラー=cho、
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)

録音:2008年3月(ライヴ)、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール(ドイツ、エッセン)
90年代にターフェルムジークと行ったハイドンの一連の録音が高く評価されているブルーノ・ヴァイルが、2000年代にカペラ・コロニエンシスとともに新たに取り組んだハイドン・シリーズからの1枚。1954年にドイツのケルンで設立されたカペラ・コロニエンシスは、歴史的な演奏習慣に基づく演奏を取り入れた最初期のオーケストラとして知られています。「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」では、カール・オルフの妻としても知られるドイツの作家ルイーゼ・リンザー(1911-2002)による台本を使用し、ドイツの女優アニヤ・シッフェルが素晴らしい語りを聞かせます。音楽の方も、ピリオドならではの引き締まったサウンドを活かした聴き応えのあるもの。ライブでの収録ですが、録音も非常に優れています。
Ars Produktion
ARS-38573(1CD)
シューベルト:冬の旅 Op.89,D911 ベンジャミン・ヘワット=クロウ(Br)
ユハオ・グオ(P)

録音:2020年3月9日−11日、ドイツ
ベンジャミン・ヘワット=クロウは、ドイツ語と英語の両方のアートソングの熱心なパフォーマーとして知られており、シューマンとシューベルトの連作歌曲に特に焦点を当て追求しています。
ケルンのピアニスト、ユハオ・グオはヴァイオリン、歌手などの伴奏ピアニストの他に、ソリストとしても活躍し、ケルンWDRSO、ドイツ弦楽フィルハーモニー、フローラSOケルンなどのオーケストラと共演してきました。
シューベルトの「冬の旅」を長年研究してきたベンジャミン・ヘワット=クロウとユハオ・グオ。彼らにとって象徴的な存在のシューベルトの「冬の旅」の魅力に迫ったアルバムです。

CRD
CRD-3537(1CDR)
めでたし、天使たちの女主人
グレゴリオ聖歌(マーティン・ベイカー編):キリストは勝利し給う*、めでたし, 海の星*
グレイストン・アイヴズ:ノーヴァ, ノーヴァ!
ブリテン:聖コルンバ賛歌
マシュー・マーティン:おお, さしのぼる朝日よ*
伝承曲:見よ, 主は輝く雲にうち乗り
フーゴ・ディストラー:エサイの根より
グレゴリオ聖歌グローリア(ミサ曲第9番)
マシュー・マーティン:ノエル・シング・ウィー
伝承曲(スティーヴン・クレオバリー編):さくらんぼの木のキャロル
伝承曲:父のみこころから生まれたものよ
リチャード・ロドニー・ベネット:赤ちゃんの子守歌
カール・リュッティ:彷徨いながら不思議に思う
伝承曲(サイモン・プレストン編):三隻の船
伝承曲(エドワード・ヒギンボトム編):揺りかご
レノックス・バークリー:ルック・アップ, スウィート・ベイブ
伝承曲:御子生まれたまう
グレゴリオ聖歌アレルヤ唱 「私たちは星を見た」
マシュー・マーティン:おお, 大いなる神秘*
タヴナー:めでたし, 天使たちの女主人(*世界初録音
オックスフォード・キーブル・カレッジcho、
マシュー・マーティン(指)
ジェレミー・フィルセル(Org)、
ベンジャミン・ミルズ(オルガン

録音:2019年7月18日−21日、バックファスト修道院(イギリス)
1965年創設のイギリスの老舗レーベル"CRD"から、20〜21世紀にかけて作曲されたクリスマスに関連した合唱作品集が登場。ウィリアム・ヘイズ:ジョージ王朝の大学のための音楽(CRD3534)では、「絶妙なハーモニーの明暗と完璧なチューニングで歌われた素晴らしい合唱」(グラモフォン)と称賛された、オックスフォード・キーブル・カレッジ合唱団の荘厳な歌声とオルガンの煌びやかな音色がクリスマスの夜を彩る。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Signum Classics
SIGCD-663(1CD)
セッテチェント〜イタリアの州からのバロック器楽音楽
●ナポリ王国〜A.スカルラッティ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調
●ヴェネツィア共和国〜ダッラーバコ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 Op.4-12
●ヴェネツィア共和国〜アントニオ・ヴァンディーニ:チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調
●ナポリ王国〜マンチーニ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調
●教皇領(ボローニャ)〜ブレシャネッロ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ロ短調
●ヴェネツィア共和国〜タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.1-5, Be6
●ヴェネツィア共和国 〜 ヴィヴァルディ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調 RV.10
ラ・セレニッシマ、エイドリアン・チャンドラー(指、Vn)
タベア・デブス(リコーダー)

録音:2020年2月16日−18日、シダーズ・ホール(イギリス)
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第3弾。前作「エクストラ・タイム」(SIGCD-641)はCD未収録音源を集めたアルバムでしたが、今アルバムはすべて新録音。
タイトルの「セッテチェント(Settecento)」(直訳すると18世紀)は、18世紀初頭にイタリアで出現した芸術、音楽、建築のスタイルのこと。エイドリアン・チャンドラーは、ナポリ王国(スカルラッティ、マンチーニ)、ヴェネツィア共和国(ダッラーバコ、ヴァンディーニ、タルティーニ、ヴィヴァルディ)、教皇領/ボローニャ(ブレシャネッロ)とイタリアの州ごとにグループ分けし、各地域のスタイルを読み解くという興味深い企画です。ゲスト・ミュージシャンとして、2019年に権威あるリコーダー・コンクールの1つ、MOECKコンクールで優勝し、タイムズ紙からは「カリスマ的ヴィルトゥオーゾ」と称された注目のリコーダー奏者、タベア・デブスが参加しています。
Signum Classics
SIGCD-633(1CD)
ザ・スウィーテスト・ソングス〜ボールドウィン・パートブックからの音楽Vol.3
ロバート・ホワイト:主よ,わがこころはおごらず
バード:悲しみと不安が
ジョン・マンディ:主よ、わたしはあなたをあがめます
作者不詳:われ主に感謝せん
バード:われは多くの罪を犯しぬ
パーソンズ:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
ウィリアム・マンディ:御言葉を思い出されよ
シェパード:われ主に感謝せん
バード:神よ, 罪あるわが魂を滅ぼしたもうことなかれ
ウィリアム・デイマン:われ主に感謝せん
ホワイト:汝はわが受く分なり
コントラプンクトゥス、
オーウェン・リース(指)

録音:2016年4月、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会(オックスフォード)
「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オーウェン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブルです。
「生のさなかにも」(SIGCD-408)、「聖母と幼子」(SIGCD-474)に続く、ボールドウィン・パートブックからの音楽、3部作を締めくくる最終
巻。ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの聖歌隊で活躍していたジョン・ボールドウィンが編慕した約170点に及ぶコレクションは、チューダー朝の素晴らしき宗教的ポリフォニーの宝庫です。

Raumklang
RKAP-10119(1CD)
アマルコルドとクリスマス
作者不詳(15世紀ボヘミア):ガウデーテ(歓べ、歓べ)/オルランド・ディ・ラッソ(c.1532−1594):全ての救い主であるキリストよ/作者不詳(13世紀フランス):久しく待ちにし主よとく来たりて/作者不詳(16世紀):マリアはいばらの森を通り/グスターヴ・ホルスト(1874−1934):わびしき真冬に/コルネリウス・フロイント(1535−1591):歓べ, おおエルサレム/パウル・エベル(1511−1569):われを助けて神の慈悲を讃えさせよ/アーサー・サリヴァン(1842−1900):雪に覆われた地の上で/作者不詳(イングランド):サセックス・キャロル/作者不詳(13世紀):ベツレヘムに幼な子生まれぬ/作者不詳(16世紀ドイツ):エサイの根より/作者不詳(16世紀イングランド):コヴェントリー・キャロル/作者不詳(イングランド):神が歓びをくださるように/作者不詳(15世紀シレジア):ヨセフ, 私の愛しい甥よ/ラッソ:賛美のうちにうたわん/マルティン・ルター(1483−1546):まぶねのかたえにわれは立ちて/カール・ノイナー(1778−1830):おやすみ神の子よ/作者不詳(15世紀スペイン):ヌエバス, ヌエバス、アル・デル・ハト、教えて, 輝く花よ/フアン・デル・エンシーナ(1468−1529/30):大いなる歓びを感じる/マテオ・フレチャ(1481−1553):ラ・ネグリーナ/エアハルト・マウエルスベルガー(1903−1982):ヴァイナハト(クリスマス)/フランツ・クサーヴァー・グルーバー(1787−1863):きよしこの夜
アマルコルド〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、ロベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕、
ミヒャエル・メッツラー(打楽器)

録音:2019年4月&5月、ライプツィヒ新使徒教会
アマルコルド〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、ロベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕、ミヒャエル・メッツラー(打楽器)

Albion Records
ALBCD-035(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズのクリスマス
ヴォーン・ウィリアムズ:8つの伝統的なイギリスのキャロル(1919)
 2つのキャロル(1945)〔カム・ラヴ・ウィ・ゴッド、ゼア・イズ・ア・フラワー〕(世界初録音)
「オックスフォード・ブック・オヴ・キャロルズ」(1928)より〔おお小さな街ベツレヘム、ゴールデン・キャロル、ウィザーズ・ロッキング・ヒム、スノウ・イン・ザ・ストリート、ブレイクの子守歌〕
男声のための9つのキャロル(1941)(全曲版世界初録音)
ウィリアム・ヴァン(指)
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー礼拝堂cho

録音:2018年2月16日−18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」による、ヴォーン・ウィリアムズのクリスマス・アルバム。民謡や民族音楽の研究や収集、編曲の第一人者としても知られるヴォーン・ウィリアムズは各地の伝統的なキャロルも多数収集しており、ヴォーン・ウィリアムズが編纂・編曲したキャロルと新たに作曲したキャロルなどを収録しています。
Albion Records
ALBCD-013(1CD)
オン・クリスマス・デイ〜ヴォーン・ウィリアムズ編曲によるフォーク・キャロル&フォーク・ソング集
8つの伝統的なイギリスのキャロル(収集&編曲:ヴォーン・ウィリアムズ)
6つのイギリス民謡(編曲:ヴォーン・ウィリアムズ)
ヘレフォードシャーの12の伝統的なキャロル(収集、編集&編曲:エラ・メアリー・リーザー&ヴォーン・ウィリアムズ)
デレク・ウェルトン(Br)、
イアン・バーンサイド(P)

録音:2011年5月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
ヴォーン・ウィリアムズが収集、編集、編曲してきた伝統的なキャロルと民謡を、著名なワーグナー歌手としても活躍するオーストラリア出身のバス・バリトン歌手、デレク・ウェルトンが歌う。

Carl Davis Collection
CDC-022(1CD)
クリスマス・ウィズ・キリ
バーリン:ホワイト・クリスマス
バーナード:ウィンター・ワンダー・ランド
マーティン&ブレイン:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
エヴァンス:銀のベル
シメオン、オノラーティ、K.デイヴィス:リトル・ドラマー・ボーイ
カール・デイヴィス&ニューウェル:ザ・モスト・ワンダフル・バースデイ・オヴ・オール
ヘアーストン:マリアの御子
作者不詳:天使は栄光の王国から(荒野の果てに)
作者不詳(コリン・マシューズ編):乙女はおくるみを洗う
グルーバー:きよしこの夜/アダン:おお聖夜
作者不詳::クリスマスの12日間
キリ・テ・カナワ(S)、
カール・デイヴィス(指)
フィルハーモニアO、
ロンドン・ヴォイセズ

録音:1985年3月、CTSスタジオ
ニュージーランド出身の偉大なオペラ・シンガー、キリ・テ・カナワが、ポピュラー、映画、クラシックのクリスマス・スタンダード・ナンバーを歌ったクリスマス・アルバム。1985年に録音されDeccaからリリースされていた「クリスマス・ウィズ・キリ」を、指揮を担当したカール・デイヴィスがライセンスを取得し自身のレーベルから新装再発売したアルバム。カール・デイヴィスとキリ・テ・カナワは、ポール・マッカートニーと共作した「リヴァプール・オラトリオ」でもコラボレーションしています。

Delphian
DCD-34238(1CD)
クリスマス・イン・プエブラ〜パディーリャ:ミサ曲 「ダビデの子ヨセフ」
フアン・ガルシア・デ・ゼスペデス(c.1619−1678):夜は招く/入祭唱:今日あなたたちは知る/フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(1590−1664):ダヴィデの子ヨセフ(世界初録音)、ミサ曲 「ダビデの子ヨセフ」(世界初録音)/フランシスコ・デ・ビダレス(1632−1702):趣味の良い人は皆/アレルヤ:明日は地上の不正/パディーリャ:ア・ラ・シャカラ・シャカリーリャ/奉献唱:門を上げよ/ジョアン・セレロールス(1618−1680):熾天使は甘美な調べで/ベネディクトゥス/フランシスコ・ロペス・カピリャス(1614−1674):月、太陽と全てのもの/パレストリーナ:ミサ曲 「おお讃嘆すべきみわざ」より アニュス・デイ/パディーリャ:今日キリストが生まれた/ガスパール・フェンルナンデス(1566−1629):Tleycantimo choquiliya/パディーリャ:神よ、速やかにわたしを救い出し
シグロ・デ・オロ、
パトリック・エイリーズ(指)

2020年1月8日−10日、オール・ハロウズ教会(ゴルペル・オーク、イギリス)
2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"。シグロ・デ・オロが贈るクリスマス・アルバムは、スペイン人都市として発展したメキシコの都市プエブラをテーマにした、メキシコ・バロックの作品集。
アルバムの中心となるのは、スペインのマラガに生まれ、メキシコのプエブラに移住し、プエブラ大聖堂の楽長も務めた作曲家、フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(1590−1664)の世界初録音となるミサ曲「ダビデの子ヨセフ」。ヨーロッパの音楽にメキシコ、アフロ・ヒスパニック、ポルトガルなどの影響が混ざり合い、ハープ、ギター、ドゥルシアン、サックバット、カホンなどが用いられたエネルギッシュで軽快なメキシカン・バロックのクリスマス音楽をお贈りします。
Delphian
DCD-34240(1CD)
アレックス・ウォールフ:レクイエム ヴォクス・ルナ、アレックス・ウォールフ(ディレクター)、
ニッキー・スペンス(T)、
イアン・バーンサイド(P)、
フィリップ・ハイアム(Vc)、
アンンソニー・グレイ(Org)

録音:2019年11月24日−26日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(アッパー・ノーウッド、ロンドン)
2012年BBCヤング・コンポーザー・オヴ・ザ・イヤー受賞、2018年ロイヤル・フィルハーモニック協会作曲賞受賞を果たしたイギリスの若き作曲家アレックス・ウォールフ(b.1995)が2018年に作曲したレクイエム。過去200年間にレクイエムのジャンルで育まれた多様な伝統を統合する印象的な作品として作曲され、伝統的なラテン語のテキストに、ウェールズの詩人ジリアン・クラークの3つの詩が使われています。ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を見事受賞したニッキー・スペンスをはじめ、イアン・バーンサイド、フィリップ・ハイアムなど豪華ソリストの参加もポイント。
Delphian
DCD-34227(1CD)
ステフ・コナー:リドル・ソング
ルーン詩1〜トーチ/ファイア/フリント/コート・ケーン(ハンナ・マルティ作曲)/ホール・ジョイ(ハンナ・マルティ作曲)/ルーン詩2〜デイ/ワールドステッド/カドモンの聖歌/聖母マリア(聖ゴドリック作曲/コナー&マルティ編)/ルーン詩3〜アース/シード・スペル/スカイ・ライツ/ルーン詩4〜スターズ/フライト/スワン・ラメント(作者不詳/マルティ&コナー編)/ナイト・バード/ソング・パック/タイド・マザー(コナー&マルティ作曲)/アイス/ルーン詩5〜ウォーター
(明記されていない曲はすべてステフ・コナー作曲)
ステフ・コナー(ヴォイス&リラ)、
ハンナ・マルティ(ヴォイス&ハープ)、
エヴァーラスティング・ヴォイセズ、
ジョナサン・ブリッグ(指)

2019年7月30日−8月1日&12月20日、フィップス・ホール(ハダースフィールド大学、イギリス)
ステフ・コナーはイギリスのフォーク・バンド、アンサンクス(The Unthanks)の ピアニスト&バック・シンガーとして活動し、アンサンクス脱退後は、古代メソポ タミアの音楽を研究し、クラシック音楽と伝統音楽の狭間にニッチな地位を見出 し、古代の音楽とジャズや現代のハーモニーを組み合わせた作風で注目を集めて いる歌手&作曲家。コナーの「リドル・ソング(なぞなぞの歌)」は、なぞかけの形で 表現されたアングロサクソンのルーン・ポエム(ルーン詩)を用い、古い言葉と新 しい音楽を使ったユニークなコンセプト・アルバム。

LAWO Classics
LWC-1203(1CD)
静かな美〜ヨハン・クヴァンダール(1919−1999):作品集
3つのクリスマスの賛美歌*/「暁の光がこの地を照らす」によるコラール前奏曲/どのようなときも、わたしは主をたたえ Op.17*/オルガンのためのトッカータ Op.5 no.3/四旬節のための瞑想/わたしは光として世に来た*/主よ、御もとに身を寄せます Op.26 no.1*/おお、神なる主よ Op.26 no.2*/伝承歌「庇護を求める場所があるのは」によるパルティータ Op.36/前奏曲/オルガンのための幻想曲 Op.83/2つの宗教的な歌*
リーナ・ヨンソン(S)*、
アルンフィン・トビーアセン(Org)

録音:2019年3月14日−16日、救世主教会(ハウゲスン、ノルウェー)
ヨハン・クヴァンダール Johan Kvandal は、作曲家、教会音楽家として20世紀ノルウェー音楽界に存在感を示したひとり。彼は、簡潔なネオクラシカルの様式と、父ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンのロマンティックな作風とノルウェー民謡に基づく創作スタイルを結びつけた、独自の魅力ある作品を生み出したことで知られます。このアルバムは、彼のキャリアに捧げるトリビュートとして制作されました。彼がオスロのヴォーレレンガ教会のオルガニストを務めた1959年から1974年までの作品を中心に、その後の重要な2曲が演奏されます。「前奏曲」は、1977年の『ノルウェー・オルガン本』のための作品として、即興を基に作曲されました。「オルガンのための幻想曲」は、クヴァンダールが亡くなる3年前の作品。「現代」の不協和音と、伝承の音楽から得たインスピレーションを併せもった音楽です。
オルガニストのアルンフィン・トビーアセン Arnfinn Tobiassen は、ロンドンの王立音楽アカデミーで学びました。ノルウェー南部、カルモイ島のアヴァルスネスにある歴史的な聖オラヴ教会のオルガニストを務めています。2015年から2019年までノルウェー・オルガン・フェスティヴァルの芸術監督。トロン・H. F. クヴェルノのポートレート・アルバム『クレド』(LWC-1091)を LAWO Classics に録音しています。ノルウェーのソプラノ、リーナ・ヨンソン Lina Johnson は、2011年にコペンハーゲンの王立デンマーク歌劇場にデビュー、翌年、ノルウェー国立歌劇場で初めて歌いました。バッハの受難曲、ヘンデルの「メサイア」、オルフの「カルミナ・ブラーナ」などをレパートリーにコンサートにも出演しています。
LAWO Classics
LWC-1202(1CD)
シェティル・ビョルンスタ:ロフォーテンオラトリオ
シェティル・ビョルンスタ(1952−)(スヴェッレ・トレフセン・ラウプスタ(1988−)編):ロフォーテンオラトリオ(Lofotoratoriet)
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(指、Ms)
ロフォーテン・ヴォイセズ、ミンアンサンブル〔オイヴィン・ヌッスレ(Vn)、トール・ヨハン・ボーエン(Vn)、ラザル・ミレティク(Va)、ハンス=ウルバン・アンデション(Vc)、スヴァイン・ハウゲン(Cb)〕、テリエ・ブルン(アコーディオン)、ブラーゲ・トルマネン(打楽器)、ヨン・インゲ・ヨハンセン(朗読)

録音:2019年9月4日−6日、ノルウェー
ノルウェーのロフォーテン諸島は、アウストヴォーグ島、モスケネス島、孤島のヴァール島とロスト島など、大小の島々からなり、美しい自然、そして、北極圏にもかかわらず温暖な気候で知られます。この地域は、ノルウェー経済の基盤のひとつ、タラとニシンの漁の基地として1000年近くに渡って栄え、一方、芸術家たちは、海と山からインスピレーションを授かりながら、その自然と姿を絵画や写真、あるいは文章にとらえてきました。『ロフォーテンオラトリオ』も、そうした芸術作品のひとつです。
作曲者のシェティル・ビョルンスタ(1952−)は、主にジャズ・ミュージシャンと作曲家として活動してきました。「ロフォーテンオラトリオ」は、「ロフォーテンと北国に住む人々と人々の確かな生き方へのトリビュート」として作られました。テクストにはテリエ・ヨハンセン、イングリ・アルクタンデル、ヤン・P・バーレたち、スタイルの異なる詩人のさまざまな詩が選ばれ、〈モスケンとロフォーテンの間で〉にはロフォーテンを舞台にしたエドガー・アラン・ポーの短編『大渦に呑まれて(A Descent into the Maelstrom)』の抜粋がノルウェー語訳で使われています。このアルバムの制作には「Musikk i Nordlan(ヌールランの音楽)」など30を越す団体と個人が協賛、国際的な活動で知られるメゾ・ソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン(キーラント)が2009年に創設した女声合唱団「ロフォーテン・ヴォイセズ Lofoten Voices」をはじめ、地域の音楽家たちが参加してセッションが行われました。

CAvi
85-53021(1CD)
詩人の恋〜ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン
ベートーヴェン:歌曲集「遥かなる恋人に寄す」 Op.98
メンデルスゾーン:挨拶 Op.19-5、
 秋の歌 Op.84-2、葦の歌 Op.71-4、
 月 Op.86-5、旅の歌 Op.34-6、
 歌の翼にのせて Op.34-2、
 ヴェネツィアの舟歌 Op.57-5、
 さすらいの歌 Op.57-6、夜の歌 Op.71-6
シューマン:歌曲集「詩人の恋」 Op.48
パトリック・グラール(T)、
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年3月、ヴァイマル(ドイツ)
バッハがカントル(音楽監督)を務めた聖トーマス教会合唱団出身で、2016年にライプツィヒ国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールで1等賞を獲得したライプツィヒ出身のテノール、パトリック・グラールのファースト・ソロ・アルバム。「詩人の恋(Dichterliebe)」をタイトルに、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンが描いた切ない恋、葛藤や憧れの歌を歌います。

Vanits
VA-14(1CD)
ジュリアーニ:ギ ター伴奏歌曲集
メタスタージオによる6つのアリエッタ Op.95
6つのリート Op.89
6つのカヴァティーナ Op.39
フェリクス・リーント(T)
アリエクセイ・ビアナ(G)

録音:2018年11月、スペイン
アンブロネ、パリ、ヘント、リスボン、グラナダなどの主要 な音楽祭で歌い、20枚以上のCDを録音してきたスイスのテノール、フェリクス・リー ント。
「ギターのモーツァルト」として知られたギタリスト、作曲家、教師、 そしてチェロの名手でもあったというマウロ・ジュリアーニ(1781−1829)のギター 伴奏による歌曲集。当時の重要なオペラ作家ピエトロ・メタスタージオの詩による「 6つのアリエッタ」(ジュリアーニの生徒でもあったナポレオン皇后マリー=ルイー ズに献呈)、イタリアのアリアで構成した「6つのカヴァティーナ」、そしてゲーテ 、シラー、マティソンなどによるドイツ語のテキストによる「6つのリート」と、ス タイルの違うギター歌曲を優雅に歌っています。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-390(1CD)
「ヴォイシズ」〜ベートーヴェン&モーツァルト珍しい作品集
ベートーヴェン:三重唱「震え上がれ、悪い奴らめ」 Op.116
モーツァルト:レチタティーヴォとロンド「あなたを忘れるですって?…恐れないで、最愛の人よ」 K.505
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a(ヴァイオリン協奏曲からの作曲者自身による編)
ヘン・ライス(S)、ヤン・ペトリカ(T)、
パウル・アルミン・エーデルマン(Br)、
ハビエル・ネグリン(P)
トーマス・レスナー(指)
ベートーヴェン・フィルハーモニー

録音:2019 年11 月21-23 日オーストリア,ライディング
、※日本語オビ・解説付き
ベートーヴェンとモーツァルトの比較的珍しい作品を集めているのだが、有名歌手に実力の高い指揮者が組んだたいへ んに素晴らしいCD に仕上がっています。 ベートーヴェンの三重唱「震え上がれ、無謀な奴らめ」は、1802 年頃、ベートーヴェンがアントーニオ・サリエーリに舞台声楽 曲を学んでいた頃の作品。イタリア語歌詞とはいえ、悪役と思しきバリトンと夫婦か恋人と思しきソプラノとテノールという配置 は「フィデリオ」に酷似しており、ここでの経験が 3 年後に生かされたことは間違いない。ベートーヴェンの隠れた名曲であ る。モーツァルトの「恐れないで、最愛の人よ」は、「フィガロの結婚」初演でスザンナを歌ったソプラノ、ナンシー・ストラーチェ のために書かれたもの。初演でモーツァルトがピアノを弾いて活躍する。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を自身でピアノ 協奏曲に編曲したピアノ協奏曲はここ数十年で人気作の仲間入りをしているだろう、ベートーヴェン自身の編曲だけに原曲 とはまた異なった魅力がある。 ベートーヴェンの三重唱とモーツァルトのロンドでは、イスラエル生まれでドイツで活躍する歌姫、ヘン・ライスが素晴らしい歌 を披露してくれます。また三重唱ではウィーンの名バリトン、パウル・アルミン・エーデルマン(エーデルマン兄弟の弟)も見事な 存在感。モーツァルトのロンドとベートーヴェンのピアノ協奏曲でピアノを受け持つハヴィエ・ネグリーンは、カナリア諸島出身 でロンドンで学び、2004 年にはウィグモア・ホールにも出演。ウィーン生まれのトーマス・レスナーは、独墺系で今最も注目さ れている中堅指揮者。ウィーンのベートーヴェン・フィルハーモニーの芸術監督。この CD を聞けば彼の実力の高さに目を 見張ることでしょう。リストの生地、オーストリアのライディング(かつてのハンガリーのドボルヤーン)

Coviello
COV-92010(1CD)
ギターと共に
ファリャ:7つのスペイン民謡
グラナドス:フェルナンド・ペリケの詩による11の古風なスペイン歌曲
ロレンソ・パロモ(1938-):マドリガルと5つのセファルディの歌
ヌリア・リアル(S)
エディン・カラマーゾフ( ギター )

録音:2018年
ギター伴奏で聴くスペインの歌曲集。ファリャとグラナドスはクラシックの名作曲家として交響的作品も書いていますが、このようなまさにスペイン風な編 成の音楽も逸品の味わいです。世界的に活躍するソプラノのヌリア・リアルの歌声も抜群。ギターのエディン・カラマーゾフはホプキンソン・スミスにリュー トを学びエスペリオンXX、ラルペッジャータ、ヒリアード・アンサンブルなどでも弾いてきた本格派でスティングとの共演盤もありました。 (Ki)
Coviello
COV-92020(1CD)
アンドレアス・N・タルクマン:三びきのこぶた
オッフェンバック:オペレッタ『にんじんの王さま』(アンドレアス・N・タルクマン編)
ジュリ・テツラフ( ナレ ー ション )
マイニンガー・カントレイ児童cho
フィリップ・バッハ(指)
マイニンガー・ホーフカペレ
1956年ハノーファー生まれの作曲家、アンドレアス・N・タルクマンによる『三びきのこぶた』はドイツ語のナレーションと室内オーケストラのための音楽で、 良く知られたおとぎ話がかわいらしく手の込んだ音楽によって短篇映画のように奏でられます。登場する子豚はおっちょこちょいなポルキー、夢見がちなロー ザ、現実的なリュッセル。それぞれフルート、オーボエ、クラリネットで描き分けて表現されます。
登場人物の野菜たちがひと悶着を起こすオッフェンバックの『にんじんの王さま』はユーモアあふれるおとぎ話でありながら風刺的な側面を持つ一風変わっ た作品。これもタルクマン編曲版で、アルバムを通して統一感のある響きになっています。 (Ki)

CONTINUO RECORDS
CC777-806(1CD)
ロマンセーロ・ヒターノ
(1)カステルヌオーヴォ=テデスコ:ジプシー歌集 Op.15〜フェデリーコ・ガルシア・ロルカの詩による(混声合唱とギターのための)
(2)ファリャ:粉屋の踊り
(3)バリオス:アルハンブラの小川
(4)メディナ:タンギージョ
(5)グラナドス:スペイン舞曲第2番
(6)グラナドス:スペイン舞曲第5番
(7)レン・ウィリアムズ:高地人の歌
(8)レン・ウィリアムズ:ムーア人の織物
(9)ガルシア・ロルカ:セビーリャの子守唄
(10)ファリャ:スペイン舞曲第1番〜「はかなき人生」より
(1)コンピエーニュ・マドリガル声楽アンサンブル、
ダニエル・ドロネー(指)、
ベルトラン・キャゼ(G)
(2) - (10)デュオ・イザベル・ショメ・エ・ベルトラン・キャゼ(ギター・デュオ【イザベル・ショメ&ベルトラン・キャゼ】)

ライヴ録音:2019年6月16日/サン=ジャン=オ=ボワ(オワーズ県)
ギター・ファン必聴!カステルヌオーヴォ=テデスコ作曲のジプシー歌集とファリャ、バリオス、グラナドス、レン・ウィリアムズなどのギター・デュオ作品 を収録したアルバムの登場です。
カステルヌオーヴォ=テデスコといえば、朗読とギター独奏のための「プラテーロと私」が有名ですが、7曲からなるジプシー歌集ではフェデリーコ・ガルシア・ ロルカの詩による混声合唱とギターのための作品です。温かみのある哀愁漂うギターの調べとともに混声合唱が重なり合い独特の魅力を放ちます。特異な演 奏形態から当録音のリリースは大歓迎といえましょう。
また、ギター・デュオの作品も聴き逃せません。名手イザベル・ショメとベルトラン・キャゼが奏でる実に情熱的な演奏です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72808(1CD)
ロビン・デ・ラーフ(1968-):ソプラノ、バリトン、2台のハープ独奏、混声合唱と管弦楽のためのオラトリオ『アトランティス』 〜ピエール・ブーレーズの追憶に マリソル・モンタルヴォ(S)
マーク・ストーン(Br)
マルクス・シュテンツ(指)
オランダ放送PO
オランダ放送cho

録音:2016年9月23日(ライヴ)
ランダの現代作曲家ロビン・デ・ラーフによる大作オラトリオ。現代音楽の解釈でも高い評価を受けている名匠シュテンツの見事な指揮。2016年9月 23日に行われた世界初演のライヴを収録しています。 (Ki)

APARTE
AP-230(1CD)
花を題材とした歌曲集
ジャン・ヴィエネル:花の歌(全50曲)
ミヨー:花のカタログOp.60(全7曲)
サティ:花の歌
オネゲル:静物
リリー・ブーランジェ:2本のおだまきの花
ルネ・ド・ビクセイユ:バラの魂
メロディ・ルルジアン(S)、
アントワーヌ・パロック(P)

録音:2019年3月/ロール(スイス)
ありそうでなかった好企画と申せましょう。メインはクラシックとジャズ両面で活躍したフランスの作曲家ジャン・ヴィ エネルの50曲から成る「花の歌」全曲。各曲のタイトルを見ただけでも聴きたくなるだけでなく、アルバム全体がベル・エポック期のフランスならではのオ シャレな魅力にあふれています。
メロディ・ルルジアンはアルメニア人の父とスペイン人の母の間に生まれたフランスのソプラノ。美しい声質でオペラの世界でひっぱりだこのですが、シャ ンソン風歌曲も驚きの巧さ。フランスならではのメロディにたっぷり浸れます。 名伴奏で知られるアントワーヌ・パロックのピアノも絶妙。花の代りにプレゼントとしても最適のディスクです。

KLARTHE
KLA-081(1CD)
メゾソプラノ二重唱
(1)ブラームス:4つの二重唱曲Op.61
(2)グノー:愛する心
(3)ドリーブ:3羽の鳥
(4)サン=サーンス:不運な男/パストラーレ
(5)マスネ:やさしくも深き心の
(6)メンデルスゾーン:6つの二重唱曲Op.63〜第1曲「恋人よ打ち明けておくれ」/第2曲「渡り鳥の別れの歌」/第3曲「挨
拶」/第4曲「秋の歌」
(7)マスネ:3つの歌〜海洋画/喜び
(8)グノー:誠実な心に恵まれ
(9)ショーソン:2つの二重唱Op.11〜夜
(10)フォーレ:金の涙 Op.72/この地上ではどんな魂もOp.10の1
(11)ブラームス:3つの二重唱曲Op.20〜海
カリーヌ・デエ (Ms)、
デルフィーヌ・エダン(Ms)
ジョアン・ファルジョ (P)

録音:2019年5月/ヴィユファヴァール
デュエットのアルバムは珍しいものではありませんが、メゾ・ソプラノふたりというのはあまり見ません。それをカリーヌ・デエとデルフィーヌ・エダンとい う当代きっての名歌手が揃った豪華盤。いずれも作品もしっとりとした情感にあふれ、晩秋の夜長に最高のお伴となる一枚です。 (Ki)

AD VITAM
AVAC-050921(1CD)
怖れることはない!〜2005年4月8日サン・ピエトロ広場でのローマ教皇ヨハネ・パウロ二世葬儀
2005年4月8日サン・ピエトロ広場に於けるローマ教皇ヨハネ・パウロ二世葬儀

(1)2005年4月8日サン・ピエトロ広場の弔鐘
(2)アレグリ:ミゼレーレ
(3)パリエタク:ファッラ
(4)ドゥガンJr.:感謝祭
(5)リシンスキ:ああ、波よ
(6)ポーランド民謡:この貧しき地より
(7)作者不詳::喜べ、母なるポーランド
(8)ラバキ師:おお、イスラムの神
(9)詩篇122
(10)彼女の眼となり
(11)Lakad Ahalta Alless Lelferdaws
(12)Oor es Mayr eem
(13)詩篇135
(14)コルシカのポリフォニー:私は神を呼ぶ
エルサレム・オラトリオcho(2)、
サラエヴォ・トレベヴィチ合唱団(3)(4)(5)、
ドゥエー鉱山・ポーランド人合唱団(6)(7)、
タイベ児童合唱団(8)、
アブ=ゴーシュ聖職者たち(9)、
ラビア・モトラン修道女(10)(11)、
グサン・アルジャニアン(12)、
ギリシャ・ビザンツ合唱団(13)、
タヴァーニャ(14)
2005年4月2日に崩御したローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の葬儀は4月8日に執り行われ、史上最大の参加人数を記録したといわれます。各界およ びイスラム、ユダヤの世界からも一同に会し、感動的な光景を創り出しました。
その際の録音。ポーランド人だった教皇をしのびポーランドの合唱団が故郷の歌を披露し、また在任中最大の悲劇となったボスニア・ヘルツェゴビナのサ ラエヴォの合唱団が歌うのも心打たれますが、カトリックの聖歌のみならずユダヤや正教、イスラムまでが弔意を示しています。 キリスト教徒必携の一枚です。 (Ki)

COLLEGIUM
CSCD-526(1CD)
クリスマス・ナイト〜キリストの降誕祭のためのキャロル集
ドイツの伝統的なキャロル:もろびと声あげ
ボリス・オード:アダムは縛られて
16世紀フランスの旋律:クリスマスの夜
17世紀イタリアのキャロル:私の記憶では
ハウエルズ:汚れなきバラ
ハロルド・ダーク:木枯らし寒く吹きすさび
ジョン・ラッター:花がある
イングランドの伝統的なキャロル:さくらんぼの木のキャロル
アパラチアのキャロル:さまよいながら私は不思議に思う
ラッター:ともし火のキャロル
ドイツの伝統的なキャロル:もみの木
イギリスの伝統的なキャロル:明日はわたしが踊る日
イギリスの伝統的なキャロル:いときよきおとめ
パトリック・ハドリー:私は乙女のために歌う
ウィリアム・バレット:リュート・ブック・ララバイ
コルネリウス:3人の王
R.R.テリー:わが愛し子よ
シャイト:おおいとしきみどり児
ヨハン・ゲオルク・エーベリンク:満ちたりた心
バスクのクリスマス曲:私は乙女を見た
W.J.カークパトリック:飼い葉の桶で
ジョン・ラッター:降誕のキャロル
ジョン・ラッター(指)、
ケンブリッジ・シンガーズ、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア

録音:1985年4月、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン大ホール(イギリス)
※リマスター:2020年6月
COLCD106からの新装移行再発売
日本でも絶大な人気を誇る、イギリスを代表する合唱界の巨匠ジョン・ラッター(1945−)。ラッターの自主レーベル「Collegium(コレギウム)」から、レーベル初期の録音の1つ、「クリスマス・ナイト」が復刻。ジョン・ラッター自身の作品とアレンジを含む、6世紀にわたる新旧22のクリスマス・キャロルを、キャロライン・アシュトン、キャロライン・トレヴァー、マーク・パドモア、ジェラルド・フィンリーらが参加するケンブリッジ・シンガーズの研ぎ澄まされた歌声と、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアによる一流のサポートで録音した名盤です。優しく癒される至福のクリスマスの夜をどうぞ。

Daphne
DAPHNE-1066(2CD)
ロルフ・マッティンソン:合唱、器楽アンサンブル、ソプラノ、バスとナレーターのための「聖ルカ受難曲」 (2012) リサ・ラーション(ソプラノ、福音史家)、ペーテル・ブーマン(バス、イエス)、
マーク・レヴェングッド(ナレーター)、
ヴェクショー大聖堂オラトリオcho・器楽アンサンブル、
ステーン=インゲ・ペッテション(指)

録音:2019年4月12日−14日、ヴェクショー大聖堂(ヴェクショー、スウェーデン)(ライヴ)
ロルフ・マッティンソン(1956−)は、もっとも国際的に知られる現代スウェーデンの作曲家のひとり。管弦楽のための「Open Mind(DAPHNE1029)」は、2010年のストックホルム・フィルハーモニックの日本ツアーでも演奏され、日本で名を知られるきっかけとなりました。
ソリストのリサ・ラーションはヨーロッパ各地のオペラハウスやフェスティヴァルで歌い、ペーテル・ブーマン はアルヴェーンの「黙示録カンタータ(Sterling CDS1058-2)」などの録音に参加しています。
「聖ルカ受難曲」は、2011年、スウェーデンの12の合唱団と研究機関「Sensus」の共同委嘱で作曲された作品です。「新約聖書」の「ルカによる福音書」から「バロック受難曲」にならって選んだテクストと、スウェーデンの社会民主主義ジャーナリスト、作家で詩人のヨーラン・グレイデル(1959−)と詩人ラーシュ・ビョルクルンドのテキストで構成。通常の技術水準の合唱、6つの楽器によるアンサンブル、「プロフェッショナル」のソプラノとバス、ナレーターより演奏されます。この作品は、2012年春、委嘱した12の合唱団が各々初演。2020年の春までに70回を超す演奏が重ねられてきました。このアルバムの演奏は、2019年4月にヴェクショー大聖堂で行われたコンサートのライヴ録音です。マッティンソンの「聖ルカ受難曲」を、この作品の真の生みの親、ゲルマンス音楽出版の前CEOのティル・スカルビューに献呈されました。

Footprint Records
FRCD-113(1CD)
聖なる宝物〜「デューベン・コレクション」とリューベック聖マリア教会の音楽
フランツ・トゥンダー:ダビデの子にホザンナ「喜べ、踊れ」
パウロ・クアリアーティ:めでたし、いと聖なるマリア
ハインリヒ・シュッツ
:サウル、サウル、なぜわたしを迫害するのか
シモーネ・ヴェーシ:サルヴェ・レジナ
クステフーデ:ミサ・ブレヴィス Bux WV.114
シモーネ・ヴェーシ:マニフィカト
オルランド・ディ・ラッソ:私の心は死ぬほど悲しい
フランツ・トゥンダー:主はわが光なり
ハインリヒ・シュッツ:天にましますわれらの父よ
ブクステフーデ:信頼する主よ、統べたまえ Bux WV.18
ウプサラ大学室内cho
ケルンWDR放送cho(独唱者)、
ウプサラ・コンソート、
ステファン・パルクマン(指)

録音:2019年9月13日−15日、ベーリンゲ教会(ウプサラ、スウェーデン)
ステファン・パルクマンは、1952年スウェーデンの大学都市ウプサラに生まれ、2002年から2005年までスウェーデン放送合唱団の首席指揮者を務めました。エーリク・エーリクソン・チェアとして、1983年からウプサラ大学室内合唱団を指揮。スウェーデン音楽アンソロジーが制作した、アルヴェーン、ペッテション=ベリエル、ステーンハンマルの曲を歌った「混声合唱のための抒情的な歌とバラード(Musica Sveciae MSCD612)」が、パルクマンとウプサラ大学室内合唱団の代表的音に挙げられます。
今作品「聖なる宝物」では、ウプサラの「デューベン・コレクション」と、デンマークのブクステフーデがオルガニストを務めたドイツ、リューベックの聖マリア教会の合唱作品によるプログラムが組まれました。アルバムの録音セッションにはケルンWDR放送合唱団の歌手が参加し、トゥンダーの「ダビデの子にホザンナ「喜べ、踊れ」」をはじめとする曲の独唱とオルランド・ディ・ラッソの5声の「私の心は死ぬほど悲しい」のアンサンブルを担当しました。
「デューベン・コレクション」とは、ウプサラ大学図書館の所蔵する楽譜集で、アンドレーアス・デューベン(父)に始まるデューベン家の音楽家ひとり、宮廷楽長を務めたグスタフ・デューベン(父) (c.1628−1690)が収集した国内外の作品、1500曲の声楽曲と300曲の器楽曲の楽譜が保存され、スウェーデン音楽史の貴重な遺産とみなされています。

Danacord
DACOCD-731(1CD)
エレジー
ボー・ホルテン(b.1948):北欧組曲 第1部 *
アンドレ・プレヴィン(1929?2019):ヴォカリーズ(ソプラノ、チェロとピアノのための)**
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34 no.14(ソプラノ・ソロ、チェロ、ピアノと混声合唱のための)
フォーレ:エレジー Op.24(混声合唱とピアノのための)#
ボー・ホルテン:北欧組曲 第2部
ヴィク・ネース(1936?2013):オリーヴの園(「3つの哀歌」 から)#
ヤナーチェク:娘オルガの死に寄せるエレジー##
ハウエルズ(1892?1983):大地よ、彼を手に取り、慈しんでください
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34 no.14(チェロとピアノのための)
エルガー:行け、わが歌よ
ボー・ホルテン:ローマ悲歌