湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



TYXart
(ドイツ)




※表示価格は、全て税込定価。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
TXA-12002
フランツ・フンメル:クラリネット交響曲「ハティクヴァ」
ヴァイオリン交響曲「福島」
ギオラ・ファイドマン(Cl)、
フランツ・フンメル(P)、
エレーナ・デニソワ(Vn)、
アレクセイ・コルニェンコ(指)モスクワSO
2011年3月11日の東日本大震災以降、世界の芸術家の多くがその悲劇を後世に伝えるべく、芸術作品に仕上げています。フランツ・フンメルは1939 年生まれのドイツ作曲家でピアニスト。幼少期からクナッパーツブッシュの熱烈なファンとして人格形成され、長じてはピアニストとして多数のLPをリリー スしました。作曲家としては多作家で、オペラ、交響曲、室内楽などがあり、最近ではミュージカル「ルートヴィヒ二世」が話題となりました。
ヴァイオリン交響曲「福島」は交響曲でありながら、技巧的なヴァイオリン独奏が終始からみつく協奏作品。地震か津波を想起させるような衝撃音がし ばしば響く正統派ゲンダイオンガクで、日本的な所はありません。フンメルは以前にも、阪神・淡路大震災の犠牲者のための鎮魂曲「悲しみのシンフォニー」 を発表し、社会派的な創作姿勢が見られます。本人の弁によれば、人間の不遜と傲慢により世界が破滅することへの警鐘としての作品で、もともとは原 爆で破壊された広島の写真から得た印象を、いつか作品化したいと思っていたものの発展形とのこと。被災された方々へ捧げられています。 「ハティクヴァ」はヘブライ語で「希望」を意味するイスラエル国歌の題名。スメタナの「モルダウ」に似ているとしばしば指摘されるこのメロディをパッ サカリア主題とし、イスラエルの民の苦難の道を思い出させる音世界を作り上げています。
TXA-12015
ヨハン・パトロクロス・メラーのオルガン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV538、
 シンフォニア.へ長調BWV156/1&BWV156/2より、
 トリオ.ハ長調BWV1014/3より、
 協奏曲ニ短調BWV974より、
 コラール「いざ来たれ異邦人の救い主よ」BWV659、
 「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」BWV645、
 「偽りの世に 別れを告げん」BWV95/3、
 「偽りの世に 別れを告げん」BWV166/3、
 「装いせよ、わが魂よ」BWV180/3、
 パッサカリア.ハ短調BWV582
C.P.E.バッハ:2本のフルートのためのデュエット.ニ長調より、
 2本のクラリネットのためのデュエット.ハ長調より
ハインリヒ・ニコラウス・ゲルバー:インヴェンツィオ.ト長調より、ハ長調より
ゲルハルト・ヴァインベルガー(Org)

録音:2012年12月マリエンミュンスター修道院、ドイツ
ドイツ西部に位置するノルトライン=ヴェストファーレン州のマリエンミュンスターの修道院教会の歴史的オルガンで演奏されたアルバム。このオルガン は、1736-1738年にオルガン建造者ヨハン・パトロクロス・メラーによって作られ、その後長い間演奏されていませんでしたが、おおよそ2年間の研究 を基に修復され、この度演奏することができるようになりました。42+2のレジスター、3段の手鍵盤、2748本のパイプを有する壮麗なオルガンで、 演奏するのは、この地を愛する名オルガニスト、ゲルハルト・ヴァインベルガー教授。華麗で多彩な表現で見事な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
TXA-12016
旅路〜ドイツからフランスへ
C.F.アーベル:プレリュード・アルペッジャータ
マレ:サラバンド
テレマン:アンダンテ/ヴィヴァーチェ
アーベル:アレグロ 
ケ・デルヴロワ:サラバンド
 「移り気」〜サラバンド
J-B.フォルクレ:シャコンヌ「モランジあるいはプリゼ」
ドゥマシー:プレリュード/アルマンド
 クラント
バッハ:サラバンド/メヌエット
マレ:「戯れ」
ヤコブ・ダーヴィッド・ラッティンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2012年6月、シュローベンハウゼン(ドイツ)
オーストリアが誇る若手屈指の実力派、ヤコブ・ダーヴィッド・ラッティンガーによる17-18世紀のヴィオラ・ダ・ガンバのソナタ集。「旅路――ドイツ からフランスへ」というアルバムのタイトル通り、ドイツとフランス、2つの国の音楽家たちの作品を取り上げた意欲的なプログラムとなっています。チェ ロの台頭を目前に控えた17-18世紀は、ヴィオラ・ダ・ガンバという楽器が最も洗練された時代。気品あふれる暖かな音色と6-7本の弦から生み出 される多彩な表現は多くの愛好家たちを魅了し、伴奏楽器としてだけでなく独奏楽器としても多くの作品が作られました。本アルバムでは、ドイツ圏から J.S.バッハ、C.F.アーベル、テレマン、一方のフランス圏からマレ、フォルクレ、ケ・デルヴロワ、ドゥマシーらの作品を収録。比較的知名度の高い作曲 家たちの作品だけでなく、ケ・デルヴロワやドゥマシーといった希少な選曲が含まれているところも本アルバムの魅力の一つといえましょう!国ごとに聴き 比べるもよし、17世紀と18世紀それぞれに分けて聴き分けるもよし、あるいは丸ごと愉しむもよし。人の声にも似た、身体にじっくりと沁みわたるよう な独特の優しい音色をたっぷりと堪能できるアルバムに仕上がっています。ラッティンガーの演奏は溌剌とした音の立ち上がりが心地よく、全体的に活気 あふれる前向きな音運びが非常に爽やか。とはいえ、旅の終わり、アルバム最後に収録されたマレの「戯れ」では一音一音を噛み締めるようなゆっくりと したテンポ感での演奏が成されており、ラッティンガーの多彩な表現に魅入られます! (Ki)

TXA-13018
ローマ法王に祝福されたオルガン
(1)バッハ:前奏曲とフーガ.ホ短調BWV548
(2)ラインベルガー:オルガン・ソナタ ホ短調第8番Op.132-8〜「パッサカリア」
(3)ヨハン・メルヒオール・ドレイヤー:オルガン・ソナタ.ロ長調〜「ロンド-アレグレット」
(4)ヨハン・カスパール・ケルル:かっこうによるカプリッチョ
(5)メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第2番Op.65-2
(6)パッヘルベル:シャコンヌ.ヘ短調
(7)オルガン即興とグレゴリオ聖歌(アルテルナティム)*
【プレリュード/マニフィカト・アルテルナティム/合唱とオルガンのための交響的幻想曲とフーガ】
(1)(2)ゲルハルト・ワインベルガー(Org)
(3)(4)ノルベルト・デュヒテル(Org)
(5)(6)エドガー・クラップ(Org)
(7)ヴォルフガング・ザイフェン(Org)
 レーゲンスブルク大聖堂少年Cho

録音:2006年レーゲンスブルク旧礼拝堂、*のみライヴ
レーゲンスブルクで最も古い教会「アルテ・カペレ(旧礼拝堂)」。レーゲンスブルクはかつてバイエルン最初の首都であり、国王であったルードヴィッ ヒ2世は度々この地を訪れています。そして宮殿の横に建つこの礼拝堂はルードヴィッヒ2世専用のものとして使用されていました。後に神聖ローマ帝国 の皇帝ハインリッヒ2世が再建し内部を飾り、現在のような豪華絢爛な作りになりました。 このアルバムは2006年にローマ法王が来訪した際、法王から祝福を受けたオルガンがあり、その記念で録音されました。このオルガンは1736-38年に ヨハン・パトロクロス・メラーによって作られ、2748本のパイプと42+2ストップ、3段の手鍵盤と1段の足鍵盤を有します。ローマ法王が人間以外 に祝福したのは、このオルガンがはじめてという、何とも貴重なオルガンとなりました。 (Ki)
TXA-13023
ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):オルガン作品集
祝典前奏曲GeWV407、
イースターコンサートGeWV400、
コラール幻想曲「日の光は落ちて」GeWV411、
聖霊降臨節コンサートGeWV399、
交響的協奏曲GeWV409
ゲルハルト・ワインベルガー(Org)

録音:2013年3月聖ヨハン・バプティスト教会、パーダーボルン-ヴェヴェル
ヒンデミットの弟子で最も優秀であったドイツ現代音楽の作曲家ハラルド・ゲンツマー。彼の多彩な作品の中でもオルガン音楽は重要な位置を占めてい ます。ゲンツマーのオルガン作品を長年研究し、共に協力してきたオルガニスト、ゲルハルト・ワインベルガーによる演奏です。ワインベルガーのゲンツマー の作品を数多く初演し、このアルバムは世界初録音となっています。 (Ki)
TXA-13024
メキシカン・ピアノ・コンチェルト
サミュル・ジーマン
(1956-): ピアノ協奏曲
ホセ・ロロン・アルカラス(1876-1945):交響的スケルツォ「ドワーフの饗宴」Op.30
 ピアノ協奏曲Op.42
クラウディア・コロナ(P)
グレゴール・ブール(指)
ニュルンベルクSO


録音:2013年2月ニュルンベルク
20世紀のメキシコの作曲家による協奏曲集。 ホセ・ロロン・アルカラスは、20世紀のメキシコ音楽史に多大な影響を与えた作曲家の一人。1903年から1907年にパリに留学し、モシュコフスキ、ジェ ダルジュらに師事。早くからヨーロッパの音楽に触れています。代表作であるピアノ協奏曲は1935年に完成。従来の民族的なメキシコ音楽と現代音楽を 融合させたスタイルの作品。交響的スケルツォ「ドワーフの饗宴」は、ロマン派的抒情性を称えた曲で、パリ留学の影響を色濃く受けています。またサミュ エル・ジーマンのピアノ協奏曲は、世界的にメキシコ人作曲家の名を広めるきっかけともなったメキシコ音楽の新たな扉を開けた作品です。 演奏は1976年メキシコ生まれの女流ピアニスト、クラウディア・コロナ。現在はドイツを拠点とし中南米の作曲家の作品を積極的に取り上げています。 (Ki)
TXA-13025
アミー
ディニク:演奏会用ホラ
ヨアン・ルング:トロイメライ
トセリ:セレナード
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ヨアン・ルング:月光
ジョン・ウィリアムズ編:ポル・ウナ・カベサ
マスネ:タイスの瞑想曲
ポルムベスク:望郷のバラード
フォーレ:夢のあとに
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト
ジョー・ニューマン:ルーマニア風
ディニク:ひばり
アナ=マリア・ルング(Vn)、
クリストフ・ワインハート(P)

録音:2013 年 4 月/ヴュルツブルク高等音楽大学
1985年生まれのルーマニアの女性ヴァイオリニスト、アナ=マリア・ルング。5歳でドイツへ移住、父からヴァイオリンを学びました。さらにヴュルツ ブルク高等音楽大学でコンラート・フォン・デア・ゴルツに師事、卒業後は演奏活動のかたわらアスムシュタット城文化協会のマネージャー兼芸術監督も 務める才媛。アルバム・タイトルの「アミー」とは、彼女が幼時から呼ばれてきた愛称。このアルバムは、彼女のプライベートな選曲により、才能あるヴァ イオリニスト、アナ=マリア・ルングの音楽人生をご覧いただくようになっています。日本でも人気のポルムベスク「望郷のバラード」を本場ルーマニアの 演奏で楽しめるほか、「ホラ・スタッカート」で知られるディニクの華麗な別作品「演奏会用ホラ」や「ひばり」も貴重。また彼女の実父の作品「トロイ メライ」と「月光」も美しい小品。BGMとしても最高です。 (Ki)
TXA-13026
マラン・マレの世界
マレ:フォリアによるクプレ(抜粋)
ルイ・ド・ケ=デルヴロワ:組曲ハ長調
マレ:さすらい人のロンドー、人間の声
ドマシー:組曲 ニ短調
A.フォルクレ:ラ・トロンキン
J=B.フォルクレ:ラ・デュ・ヴォーセル
ド・ヴィゼー:シャコンヌ
マレ:末っ子マレを偲んで
L.クープラン:シャコンヌ
F.クープラン:組曲 ハ長調
サント=コロンブ:シャコンヌ、ガヴォット
マレ:夢見る人
ヤコブ・ダーヴィッド・ラッティンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロザリオ・コンテ(テオルボ)
ラルフ・ヴァルトナー(クラヴサン)

録音:2008年3-4月(2013年リマスタリング)
17&18世紀のヴィオラ・ダ・ガンバのソナタ集(TXA12016)で多彩な演奏を聴かせたオーストリアが誇る若手屈指の実力派、ヤコブ・ダーヴィッ ド・ラッティンガーによる、マラン・マレと同時代の作曲家を集めた作品集。 ヴィオラ・ダ・ガンバは、ルネッサンス、バロック時代に全盛を極め、フランス・バロック期最大のガンバ奏者・作曲家マラン・マレは、太陽王ルイ14 世の宮廷に仕え、ガンバのための優れた作品を数多く残しました。そのマレと彼と同時代の作曲家たち、ルイ・ド・ケ=デルヴロワ、ドマシー、フォルクレ、クー プラン、そしてサント=コロンブらのヴィオラ・ダ・ガンバ作品を集めたアルバムです。フランス宮廷を彩った雅なる響きをラッティンガーの見事な演奏で 堪能することができます。 (Ki)

TXA-13028
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調
カスパース:幽霊
ヨーヨー・クリステン(P)

録音:2013年6月
ドイツの天才ピアニスト、ヨーヨー・クリステン。1996年生まれの17歳。4歳からピアノをはじめ、6歳から作曲を行い、8歳でコンサートに出演するなど、 その神童ぶりで話題となっています。2010年に、日独交流150周年の記念行事の一貫として行われた演奏会に出演するために来日しています。15歳の 時発売されたデビュー・アルバム(TXA-12001)では、モーツァルト、ベートーヴェンの作品とともに自作の曲も収録し、その豊かな才能をみせつけま した。今回は難曲リストのピアノ・ソナタに挑戦。完璧なテクニックと無限の可能性を感じさせる音楽性で聴かせます。また建築家、造形芸術家として活 動しているクラウス・カスパースが、ヨーヨーの才能に惚れ初演を委託したグラフィックメモ「幽霊」も収録されています。 (Ki)
TXA-13029
カンターテ・カンティクム・ノーヴム〜教会暦のためのグレゴリオ聖歌
1.Nos autem gloriari
2.Christus factus est
3. Angelis suis*: Angelis suis
4. Alleluia - Redemptionem
5. Ave Maria*: Ave Maria
6. Qui manducat
7. Quinque prudentes
8.Ad te levavi (mit Psalmvers Vias tuas)
9.Dominus dabit
10.Dominus dixit ad me
11.Judica me Deus
12.Dico vobis, gaudium est
13.Factus est repente
14.In principio Deus
15. Diffusa est gratia*: Diffusa est gratia
16. Vidi speciosam
17. Spiritus Domini*: Spiritus Domini
18. Ave maris stella*: Ave maris stella
19. Ad te levavi (mit Psalmvers Dirige me
20.Si ambulavero
コラールスコラ(旧レーゲンスブルクドームシュパッツェン大聖堂聖歌隊)
ヨーゼフ・コールホイフル(指)
テオ・フルーリOSB 神父(Org)

録音:1988-2007年
グレゴリオ聖歌の権威のヨーゼフ・コールホイフルにより創設された聖歌隊コラールスコラ。1988年のイタリア・アレッツォのコンクールで優勝から現 在に至るまでの演奏を集めた聖歌隊の成長記録のようなアルバムです。グレゴリオ合唱から教会暦の年間を通しての行事まで収録されています。特にテオ・ フルーリOSB神父がグレゴリオをテーマにオルガンの即興演奏をしている点も注目されます。 (Ki)
TXA-13030
ヨアヒム・J.K.クンツェ:ORETAG
トランペットとオルガンとパーカッションのための12楽章〜サウンド・クリエイション
第1楽章:Bauet Euch Signaltrompeten
第2楽章:Die Engel singen das Lob des Herrn
第3楽章:Jesus in der Wuste
第4楽章:Ankundigung von Leiden und Auferstehung
第5楽章:Der Hauptmann von Kafarnaum
第6楽章:Jesus im Hause des Zollners Zachaeus
第7楽章:Der Einzug in Jerusalem
第8楽章:Judas
第9楽章:Bevor der Hahn kraht
第10楽章:Ich bin bei Euch alle Tage
第11楽章:Turmbau zu Babel
第12楽章:Choral und Fanfare
ヨアヒム・J.K.クンツェ(Tp)
ニコ・ソコリ(Org)
クノ・ワーグナー(Perc)

録音:2013年2月ドイツ、カルベン、聖バルド教会、ライヴ
トランペット奏者のヨアヒム・J.K.クンツェが作曲・演奏をしたアルバム。モーゼの書物「汝、銀のトランペットを創らん」に影響されて作曲したトランペッ トとオルガンとパーカッションのための12楽章。各楽章は聖書の一節を引用して構成されています。3つの楽器が融合したスタイリッシュな曲。バッハを 連想させるような宗教的旋律と、ジャズを思わせるような透明感ある即興的なメロディが組み合わされた、独自の世界観を持った音楽です。 (Ki)
TXA-13032
ピアノ・デュオのための現代音楽作品集〜ゆらぎ―ヴァリエーション
フレデリック・ボリ(1953-):ソナタ ロ長調、12カ月(I dodici mesi)
ホルマー・ベッカー(1955-):幻想曲、ディヴェルティメント
ハンス・クラウス・ヒューブナー(1941-):ヒアートゥスT-V、変奏曲(Schwankungen)
カーチャ&イネス・リュンケンハイマー(ピアノ・デュオ)

録音:2011年6月、2012年6月
ドイツの現代作曲家によるピアノ・デュオ作品集。それぞれの個性を持ちながらも、共通の音楽認識を持つ現代作曲家による刺激的なアルバムが完成 しました。 ここに収録されている3人の作曲家は、難解な現代音楽ではなく、音楽の構成や伝統的な響きに準じた作品を世に出すという同じ信念のもと、作曲家と して活動しているグループです。 演奏しているピアノ・デュオ、カーチャ&イネス・リュンケンハイマーのスリリングな妙技も注目できます。卓越した想像力とピアノから色鮮やかな音色を引 き出し、繊細に時には大胆に演奏しています。 特にアルバム・タイトルにもなっているハンス・クラウス・ヒューブナーの変奏曲(Schwankungen)は、ソロ、デュオ、楽器1台、2台へと編成の変化、 そして1つの音律から異なる音律へ、1つのタクトから新たなタクトへと多種多様に変化する変奏曲となっており、まさに今2人のピアニストの手から音 楽が生み出されているような感覚になる輝かしく新鮮な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
TXA-13035
Quinar〜クラリネットとハープのための5つの新作
マーティン・クリストフ・レーデル(1947-):アルパリネット〜クラリネットとハープのための3つの作品OP.71(2011)
フランク・ザベル(1968-):クラリネットと微分音ハープのための「見知らぬ苔や草から」I-VII(2011)
シュテファン・ホイケ(1959-):クラリネットとハープのための「メランコリーセレナーデ」OP67(2012)
ヨルグ・ビルケンコッター(1962-):バスクラリネットとハープのための夜想曲「なぜトリスタンか」(2012)
ディートリヒ・ハーネ(1961-):クラリネット、バスクラリネット、ハープと伴奏テープのための「回心」(2011/12)
デュオ・イマジネール
【ジョン・コルベット(Cl)
シモーネ・ザイラー(Hp)】

録音:2013年2月、2013年4月
クラリネットとハープの二重奏デュオ・イマジネール。新しい音色や演奏方法や効果を追求したドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州を拠点とす る5人の現代作曲家による作品を収録しています。 (Ki)
TXA-13036
バッハと20世紀の作曲家たち
バッハ:トッカータ.ハ短調 BWV911
グバイドゥリーナ:トッカータ・トゥロンカータ
ペルト:アリーナに
バッハ:イギリス組曲BWV807
チェン・シャオユン:ダイアリーV
テリー・ライリー:G-Song
デュティユー:「バッハへのオマージュ」〜波のまにまにより
バッハ:プレリュードとフーガ.ニ短調BWV851
ショスタコーヴィチ:プレリュードとフーガ.ニ短調Op.84
アレクサンドラ・ソストマン(P)

録音:2013 年9月、ハンブルク
ドイツのピアニスト、アレクサンドラ・ソストマン。ハンブルク音楽大学でフォルカー・バンフィールドとエフゲニー・コロリオフに学び、ユディス・モシュ と「デュオ・ヴィラルソー」として活動しています。 今回はJ.S.バッハの鍵盤作品を軸にグバイドゥリーナ、ペルト、デュティユーなどの現代作曲家たちの曲を交互に配置した内容。バッハのフーガをモチー フとしたテリー・ライリーの「G-Song」は、クロノス・カルテットのためにはじめて書いた作品で、「Lifespan」という映画音楽に使われ、後にピアノ・ ソロに編曲されました。デュティユーの「バッハへのオマージュ」はピアノ・ソロのための6つの小品集「波のまにまに」の中の1曲。「バッハの平均率ク ラヴィア曲集に倣って、一定の形象的内容を持つ小品の対位法様式による一大曲集にすることにした」とショスタコーヴィチ自身が語っているように、バッ ハと同じく「前奏曲&フーガ」というスタイルを踏襲したプレリュードとフーガ。それぞれの作曲家がバッハの音楽をモチーフに作曲した作品や、オマージュ を捧げた作品を、バッハの作品とともに収録し、鍵盤楽器の歴史の多様性を追求しています。 (Ki)
TXA-13037
ニュルンベルクのピアノ音楽集
ハンス・レーオ・ハスラー:Nun lasst uns Froehlich(4),Ach weh der schweren pein(4)
ヨハン・エラスムス・キンダーマン:Fuga(2),Drifache Fuga super(2)
ヨハン・シュターデン:Allamanda varirt(3),Balletto(4),Courante(4)
ゲオルク・カスパー・ヴェッカー:aus : Partita in a(1)
パウル・ハインライン:Capriccio (2)
ヨハン・パッヘルベル:Choralpartita”Freu dich sehr o meine Seel”(1)
ヨハン・フィリップ・クリーガー:Toccata und Fuga in a(2)
ヨハン・クリーガー:Giacona in g(1)
ベネディクト・シュルトハイス:Suite in G-Dur(3)
ヨーハン・ヨーアキム・アグレル:Sonata Y in g (1)
ラルフ・ワルドナー
チェンバロ(1)、オルガン(2)、クラヴィコード(3)、レガール(4)

録音:2012年8月聖ミヒャエル教会、フュルト、ドイツ
17世紀ニュルンベルク出身の作曲家たちによる鍵盤作品集。ニュルンベルクは、ハンブルク、ライプツィヒ、ドレスデンとともにドイツ音楽の中心地で ありました。当時はオルガニストが音楽界の主役であり、鍵盤楽器のための作品だけではなく、教会音楽、器楽曲なども多く作曲していました。このアル バムは、チェンバロ奏者のラルフ・ワルドナーの長年の構想により、1600年から1750年にニュルンベルクで生まれた鍵盤作品をチェンバロ、オルガン、 クラヴィコード、レガールの4つの楽器を弾き分けて録音したもの。中でも比較的珍しいレガール(リーガル)を使用しているのも注目。レガールは持ち 運び可能な卓上のオルガン。現在のリードオルガンと同じ原理で、ふいごで空気を送り込みリードを鳴らします。 (Ki)
TXA-14039
ディータ・カウフマン(1941-)作品集
エヴォカシオン〜暴力に対するオラトリオ (インゲボルク・バッハマン詩)(ソプラノ、語り、ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏、トリオ、24声部混声合唱と弦楽オーケストラのため)OP.11
CONCERTOMOBIL(無伴奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラと電子音響プレイバックのための)OP.18
PAGANIHILISMO(無伴奏ヴァイオリンとクローン化したヴァイオリニストのための)OP.77
ELENA EN FACE(エレーナ・デニソワのためのヴァイオリンと室内オーケストラのためのポエム)OP.132
エレーナ・デニソワ(Vn)
エリザベス・シコラ(S)
グンダ・ケーニッヒ(朗読)
アレクセイ・コルニェンコ(指)モスクワSO
カリンシア・コレギウム・ムジクム
ブダペストCho
グスタフ・マーラー・アンサンブル

録音:1994 年 -2012 年
ウィーンの作曲家ディータ・カウフマン。1968年のパリ暴動をきっかけに制作されたエヴォカシオン。当時カウフマンはメシアンの作曲クラスに奨学生 としてパリに滞在していたときに、事件を目撃。「より辛い日が来るかも知れない」というインゲボルク・バッハマンの詩にオラトリオ形式で作曲されました。 (Ki)

TXA-14038
バッハ:オルガン作品集
幻想曲ト長調BWV571
ソナタ.ニ長調BWV963
古き年は過ぎ去りBWV1091/
われを憐れみたまえ、おお主なる神よBWV721
神のひとり子となる主キリストBWV Anh55
われらイエスのともがらBWV1090
トッカータ.ニ短調BWV913
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992
フーガ.ホ短調BWV945
パルティータ「ああ罪人なるわれ何をなすべきか」BWV770*
セシル・マンスゥイ(Org、Cemb*)

録音:2011 年 8 月、10 月チューリッヒ
鍵盤奏者セシル・マンスゥイ。彼女は幼いころからチェンバロの音色に魅せられ、チェンバロ奏者で音楽家としてのキャリアをスタートしました。このア ルバムではオルガンとチャンバロの2台の楽器を用いて収録。前半はオルガン、後半にチェンバロを持っていき、教会の音響効果とチェンバロの親密な響 きを楽しむように構成されています。 (Ki)
TXA-14040
バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV830
シューマン:蝶々Op.2
アレキサンダー・マリア・ワーグナー:インフェルノ
シューマン:謝肉祭Op.9
アレキサンダー・マリア・ワーグナー(P)

録音:2014 年2月
アレキサンダー・マリア・ワーグナーは1995年生まれの19歳。幼少期から作曲の才能を開花させ、作曲とピアノをフランツ・フンメル氏、パヴェル・ ギリロフ氏に師事し研鑽を積んでいます。このアルバムは、感性豊かな瑞々しい演奏で華やかに聴かせてくれます。また3つの小品からなる自作の「インフェ ルノ」も収録。得意の即興性を反映した自由な作風で今後の活躍に期待が高まります。 (Ki)
TXA-14044
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K311
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調Op.posth
クリストフ・プライス:東洋風幻想曲、
 モーツァルトのピアノ協奏曲第23番のカデンツァ
クリストフ・プライス(P)

録音:2014 年
TYX artのプロデューサーが惚れ込んだ才能は12歳のピアニストでした。この度デビューするクリストフ・プライスは、2001年生まれ。10歳の頃 ドイツのテレビ番組にも取り上げられ「奇跡の子」として多くのメディアに登場しました。その卓越した演奏だけではなく、作曲も行い、その音楽的才能 は人々を驚かせています。このアルバムには、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの初期のピアノ・ソナタに加え、クリストフ・プライスが書いた「東 洋風幻想曲」とモーツァルトのピアノ協奏曲第23番のカデンツァが収録されています。 (Ki)
TXA-14045
ヨゼフ・ハース(1879-1960):神の人生の書Op.87(アンゲルス・シレジウスの言葉によるオラトリオ) ミュンヘン女声Cho
ミュンヘン少女Cho
モニカ・リヒテネガー(S)
シモーネ・ブリュックナー(Ms)
ノルベルト・ドゥヒテル(Org)
スザンネ・ブルンナー(P)
ヨゼフ・ハース・オーケストラ
カトリン・ヴェンデ=エーマー(指)

録音:2014年11月ミュンヘン(ライヴ)
ドイツの作曲家ヨゼフ・ハース。教師として生計を立てる傍ら、作曲をレーガーに学んだ経歴を持ちます。作品は主に大規模な合唱を伴う曲が多く、オ ペラ、オラトリオ、ミサ曲が中心でオーケストラ曲、室内楽曲もいくつか作曲しています。教師としても数多くの優秀な学生を輩出し、ヨッフム、サヴァリッシュ などの名前があります。また現代音楽の重要な音楽祭「ドナウエッシンゲン音楽祭」の運営にも携わり、20世紀前半のドイツ音楽界を支える存在でした。
このオラトリオは、ドイツ・バロック時代を代表する神秘主義的宗教詩人アンゲルス・シレジウスの言葉に基づいた作品。1934年11月6日のエッセ ンで初演されたヨゼフ・ハースの3つ目のオラトリオでした。ここに収録されているのは、作曲者自身の編曲による女声合唱版です。 (Ki)

TXA-15050
ショパン&シューマン〜アタヴィスティック・ミュージック
シューマン:幻想小曲集Op.73
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ.ハ長調 Op.3
 チェロソナタ.ト短調 Op.65
アレクサンダー・スレイマン(Vc)
パトリシア・オイ(P)

録音:2015年2月ノイトラウブリングシティ・ホール(ドイツ)
シューマンの幻想小曲集Op.73は、元々クラリネットとピアノのために書かれた室内楽曲でしたが、曲の幅広い普及のためにヴァイオリンやチェロの編 曲も作られたと言われています。 静かでゆっくりとした1楽章から、軽やかな2楽章を経て、燃えるように華やかなフィナーレを飾る3楽章へと絶え間なく流れていく演奏は圧巻です。 ショパン作曲の序奏と華麗なるポロネーズとチェロソナタ。室内楽曲の作曲家としてのショパンを再発見できる演奏です。また、アタヴィスティック・ミュー ジック(atavistic music)は、まさに始原的な時代の流れを感じさせつつも、古き時代に思いを馳せることのできる演奏になっています。 (Ki)
TXA-15051
アート・オブ・イマジネーション〜想像の芸術
B.ヒルゼ(1884-1964):組曲Op.6
バックス(1883-1953):フルートとハープのためのソナタ
フランツ・ドップラー(1821-1883)/アントニオ・ザマラ(1829-1901):カジルダ・ファンタジー〜フルートとハープのための
アンディ・スコット(1966-):フルートとハープのためのソナタ
クイーンズ・デュオ
ヴェレーナ・ベアトリクス・シュルテ(Fl)
ハンナ・ラーベ(Hp)

録音:2015年6月マリーエンミュンスター・コンサートホール(ドイツ)
このアルバムはフルートとハープのためのソナタや組曲で構成されています。 アーノルド・バックスを始めとする5人の作曲家によるフルートとハープのための名曲を奏でるのは、若く精力的な「クイーンズ・デュオ」として活動するヴェ レーナ・ベアトリクス・シュルテとハンナ・ラーベ。様々な賞も受賞している実力派デュオです。フルートとハープの新たな世界を確立する二人が奏でる想 像の芸術を堪能できる一枚となっております。 (Ki)
TXA-15053
ハンス・マーティン・グレーブナー:歌曲集
連作歌曲「生きる限り、日は沈まぬ」
連作歌曲「3つのソネット」、
連作歌曲「3×3歌曲」
ゲシェ・ガイヤー(S)
ハンス・マーティン・グレーブナー(P)

録音:2015年2月
作曲家のハンス・マーティン・グレーブナーとソプラノ歌手ゲシェ・ガイヤーは、2003年メルヘン・オペラ「雪白と薔薇紅」の初演で共演して以来デュ オとして活動しています。グレーブナーが2011年から2013年にかけて作曲した3つの連作歌曲を収録。アルバムのタイトルにもなっている「生きる限 り、日は沈まぬ」は、グレーブナーのスクラップブックを元に季節と人生をテーマとした歌曲。リストの生誕200年であった2011年にペトラルカのソネッ トへのオマージュとして作曲された「3つのソネット」。トゥホルスキー、ハイネ、ゲーテの詩に基づいた「3×3歌曲」はフリーメイソンの聖なる数字を連 想させます。 (Ki)
TXA-15054
死はわたしの眠りとなりました〜ロマン派合唱作品集
ブラームス:静かな夜に、
 2つのモテットより「なにゆえに光が与えられたのか」Op.74-1
レーガー:夜の歌Op.138-3、
 2人の王の子どもたちがいました
シューマン:トゥーレの王Op.67-1、
 嵐Op.67-4、
 美しいロートラウト姫Op.67-2
ブラームス:下のほうの谷の底から
アンサンブル・ヴォックス・アニマータ
ローベルト・ゲルトル(指)

録音:2015年2月
合唱指揮者としてのキャリアを積み上げているローベルト・ゲルトルが2014年に立ち上げた室内合唱団ヴォックス・アニマータ。ドイツ・ユース室内 合唱団のメンバーを核に、年齢に関係なくオーディションを受けて通過した精鋭たちによる合唱団です。19世紀ロマン派の作曲家ブラームス、レーガー、 シューマンの無伴奏合唱作品を収録しています。美しく力強いハーモニーで仕上げています。 (Ki)
TXA-15056
C.P.E.バッハ:フルートと通常低音のためのソナタ
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調Wq124/H551
フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調Wq133/H564
フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調Wq123/H550
フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調Wq131/H561
フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調Wq129/H556
フルートと通奏低音のためのソナタ イ短調Wq128/H555
フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調Wq127/H554
フルートとチェンバロのためのソナタ(二重奏曲)ホ長調Wq84/H506
カタリン・ホルヴァート(トランスバースFl)
エヴァ・マリア・ポレラ (ハープシコード、クラヴィコード、スクウェアピアノ)
トーマス・プラッツグンマー(Vc)

録音:2013年12月アドラム・チャペル(バーゼル)
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハは、「ベルリンのバッハ」「ハンバルクのバッハ」と呼ばれ、生前の名声は父バッハを凌ぐほどでした。 そんなC.P.E.バッハにとって、フルートは幼少期から馴染み深いものであったと思われます。彼は生前フルートを含む室内楽の曲を多く作曲しました。今 回収録されている、フルートと通奏低音のためのソナタ、そしてフルートとチェンバロのためのソナタはその中の作品であり、繊細で甘く、創意に満ちた世 界に触れることができます。古典派音楽時代に名を馳せたC.P.E.バッハの才能の片鱗を見出すことができます。 (Ki)
TXA-15067
ロマン派のヴィオラ
フリードリヒ・キール
(1821-1885):ヴィオラ・ソナタOp.67
ライネッケ(1824-1910):幻想的小品Op.43
ハインリヒ24世皇太子ロイス(1855-1910):ヴィオラ・ソナタOp.22
アンナ=クレータ・グリバイツェヴィ(Va)
オリヴァー・トリエンドル(P)

録音:2014年12月プラッハ・イム・イーザルタール(ミュンヘン)
ヴィオラとピアノの為のソナタというジャンルは20世紀に全盛期を迎えました。 ドイツの作曲家フリードリヒ・キールはベルリンでピアニストとしても活躍し、聖楽と室内楽を作曲しました。収録されているヴィオオラ・ソナタはコント ラストとムードに溢れており、ブラームス以前のロマン派ヴィオ音楽の代表作と言われています。 アルトナ出身のカール・ライネッケは当時最も優れたモーツァルト・ピアニストとして知られ、独自の叙情的でメロディカルな音楽表現を磨き上げました。 収録されている幻想的小品はドイツの最も美しい民族音楽の一つです。 ハインリヒ24世皇太子ロイスによって作曲されたヴィオ・ソナタは、「ブラームス風」なモチーフの作品であり、隅から隅まで誠実で、賢く仕組まれた、 情熱溢れる音楽です。演奏するのは、フィンランド出身のアンナ=クレータ・グリバイツェヴィ。情熱溢れるロマン派ヴィオラ音楽を堪能できる一枚です。 (Ki)
TXA-15061
ゲッツ:ピアノ四重奏曲ホ長調Op.6
ピアノ五重奏曲ハ短調Op.16
オリヴァー・トリェンドル(P)、
マリーナ・シーシェ(Vn)、
ペイジュン・シュー(Va)、
ニクラス・シュミット(Vc)、
マチアス・ベルティンガー(Cb)

録音:2015年4月/スタジオ・ブリッツ(ベルリン)
ヘルマン・ゲッツ(1840-1876)はケーニヒスベルク(現在ポーランドとリトアニアの間でロシアの飛地となっているカリーニングラード州)出身の作曲 家。将来を嘱望されていましたが、結核のため夭折しました。メロディ・メーカーなうえ、若々しい透明な輝きにみちていて感動的。マーラーが指揮者と して彼の作品を積極的にとりあげたといわれています。 彼の最高傑作とされるピアノ四重奏曲は1867年の作。伝統的ドイツ・ロマン派の魅力にあふれ、一聴して宝物なること間違いない逸品。一方最晩年 1874年のピアノ五重奏曲は、シューベルトの「鱒」と同じコントラバスを含む変則編成。「人間が苦しみのあまり言葉を失った時、神は苦しみを語る力 を与える」という一節を副題としていて、死を目前にした才能あふれる天才の無念の情にあふれています。 アンサンブルは常設でなく、それぞれがソリストとしてCDを出す実力派の集まり。見事のひとことにつきます。 (Ki)
TXA-15062
動物たちの語らい
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):いくつかのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ アリアとクーラント Op.3/ヘルマプロディートス/鶏とカッコウの結婚/タランチュラ/亀
タルクィーニオ・メールラ(1595-1665):めんどり
ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(1595-1642):跛行する子馬
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):ペリカン
ビーバー(1644-1704):描写的なソナタ
ロバート・オルメ(?-1711):いくつかの鳥の鳴き声の模倣によるソナタ
マッテイス(1670-1714):ナイチンゲール
ウィリアム・ウィリアムズ(1675-1701):鳥の鳴き声の模倣によるソナタ
D・スカルラッティ(1685-1757):ソナタト短調K.30 猫のフーガ
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ニ長調「ごしきひわ」(RV90 フルート、オーボエ、ヴァイオリン、通常低音のために)
ケルンバロックアンサンブル・ネル・ドルチェ
ステファニー・ブーケン (リコーダー)
オルガ・ピスコルツ(Vn)
ハルム・マイネルス(Vc)
ルカ・クインタヴァレ(Cemb)
フィリップ・ワグナー(リコーダー、Ob)

録音:2013年10月/聖ペトロ教会、ノイス=ホイステン
ケルンで活動するバロックアンサンブルの若手音楽家4人によるアルバム。 彼ら自身が「人、動物と音楽」をテーマにバロック時代の作品から音楽への転用の仕方においてバラエティに富んだ選曲をしました。「動物たちの語らい」 というタイトル通り、にわとり、かっこう、蛙、猫など様々な動物たちが鳴き、吠え、耳を刺激し、時には知的想像力を掻き立てます。音楽史上、多くの作 曲家が動物をモチーフにした作品を残してきましたが、この作品を通して、動物と西洋音楽の多面的な結びつきや豊かな世界観を堪能することができます。 (Ki)
TXA-15063
アカデミア・デル・アルカディア〜1710年のローマ〜秘密組織のバロック名作集
A.スカルラッティ:協奏曲第21番
イグナツィオ・ジーバー:ソナタ第8番
コレッリ:ソナタ作品3-6
ヴァレンティーニ:室内ソナタ第3番
ボノンチーニ:協奏曲
マルチェッロ:ソナタ第 7 番&シャコンヌ
ジーバー:ソナタ第7番
A.スカルラッティ:協奏曲第24番
サブリナ・フライ(リコーダー、指)
フィオレンツァ・デ・ドナティス(Vn)
アンドレア・ロニオーニ(Vn)
マルコ・フレッツァート(Vc)
フィリップ・グリヴァード(チェンバロ、オルガン)
ヴィンセント・フリュッキガー(テオルボ、ギター) 
ブレット・シムナー(Cb)
北谷直樹(Org)

録音:2014年7月
このアルバムはローマのアカデミア・デル・アルカディアが残したフルートのための作品集。1700年代ローマでは聖職者が定める条件に影響されてい ました。1698年インノケンティウス12世は劇およびオペラの上演を禁止とする条例を出しました。そんな中1690年に一部の文化人が団結しアカデミア・ デル・アルカディアが発足。イタリア各地で文化や芸術の交流を設け、定期的に集まり作品を発表していました。この秘密組織のシンボル・マークが笛であっ たことに注目し、リコーダー奏者のサブリナ・フライが研究し、アカデミア・デル・アルカディアに加入していた作曲家の作品を集めて一つのアルバムにま とめました。当時の精彩に富んだ音楽の魅力と響きが蘇る1枚です。 (Ki)
TXA-15066
ローベルト・フックス(1847-1927):二重奏曲と室内楽曲集
ヴァイオリン,ヴィオラとピアノのための三重奏曲嬰ヘ短調Op.115*
ヴィオラとピアノのための6つの幻想小曲集Op.117
ヴィオラとピアノのためのソナタ二短調Op.86
マテ・スーチュ(Va)
ノア・ベンディックス・バルグレイ(Vn)
オリヴァー・トリエンドル(P)

録音:2015年3月/2015年5月*/スタジオ・ブリッツ(ベルリン)
オーストリア出身の作曲家ローベルト・フックスは、弦楽合奏団、室内合奏団のための5つのセレナーデで歴史に名を残しました。フックスの作品、と くに室内楽の逸品が掘り出されるようになったのは最近のことです。 本作品では、いずれの曲にもヴィオラに焦点が当てられており、フックスの没年に作曲された美しい幻想小曲Op.117、迫力があり、作曲家の手本となるヴィ オラ・ソナタOp.86、そして意外な組み合わせのヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノの三重奏曲Op.115のいずれも、真に過去の「ウィーン」の音を蘇らせ る作品といえます。 演奏は、ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者のマテ・スーチュ。セレナーデの名人が残した晩年の傑作に魅了される一枚です。き
TXA-15069
18〜19世紀南ドイツとイタリアの聖母マリアを讃える作品
ヴァレンティン・ラートゲーバー:天の女王
マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第7旋法によるプレリュードとフーガ
 今日マリアを讃えよう
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル:パルティータ.ハ長調
ピエトロ・テルツィアーニ:サルヴェ・レジーナ
バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV.590
ヨーゼフ・ラインベルガー:アヴェ・マリア op.171 1a
 アンダンテ・パストラーレop.98
 パストラーレ.ト長調op.156 8番
レーガー:マリアは歌う、幼い御子に(マリアの子守歌)
マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第4旋法のアリア
ベネディクト・ビーヒテラー:救い主のうるわしき母
マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第2旋法のアリア
ベネディクト・ビーヒテラー:アヴェ・レジーナ
マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第7旋法のアリア
メヒティルト・キーンドル(S)
アン・デュフレーヌ(Ob)
ノルベルト・ドゥヒテル(Org)

録音:2015年8月
南ドイツとイタリアの、バロックから後期ロマン派までにわたる聖母マリアを讃える曲を集めたソプラノ、オーボエ、オルガンのための作品集。各楽器の ソロ曲を交えながら、ソプラノとオーボエ、オルガンによる華のある響きが広がります。 CD最初の曲、「天の女王」の作曲者、ラートゲーバーはJ.S.バッハと時代を同じくする作曲家。その心地よい旋律と飾らない和声に見られるようにシン プルで素朴な音楽を好んだという彼は、バロック音楽から古典派音楽への移り変わりに一役買ったともいわれています。復活祭のために書かれたCD収 録曲「天の女王」はオーボエとソプラノの軽快な掛け合いが美しく、敬虔さと華やかさを併せ持つこの編成の魅力を堪能できます。 200年に渡る広い時代を網羅しているこのCDの中で1 番時代が新しい曲は、19世紀後半の作曲家レーガーの歌曲「マリアは歌う、幼い御子に(マ リアの子守歌)」。晩年に書かれたこの曲は、彼の作品中で最も有名な曲の1つです。ゆりかごが揺れるような伴奏の上で歌われる旋律は美しく清らかで、 聖母マリアの優雅さを思わせます。 カトリック信徒の多い南ドイツ、イタリアで、時代を越えて受け継がれる聖母マリアへの祈り。音楽の形に表れた祈りに心洗われる1枚です。 (Ki)
TXA-15070
ヨーゼフ・ハースと、同世代の作曲家によるキャロル集
ヨーゼフ・ハース:聖夜op.85(編曲:ノルベルト・デュヒテル)
ヨーゼフ・ラインベルガー:ベツレヘムに幼な子生まれぬ
エルナ・ヴォール:3人の天使が歌っていた
 子供と神の子
マックス・レーガー:.キリストのともがらよ、こぞりて神を称えよ
 マリアは歌う、幼い御子に
ヘルマン・シュレーダー:6つのクリスマスキャロル他
ミュンヘン女声Cho
ミュンヘン少女合唱団
カトリン・ヴェンデ=エーマー(指)
ノルベルト・デュヒテル(Org)

録音:2015 年7月
1年の中で「歌」と一番結びついた季節…それは何と言ってもクリスマス。何百年という昔から、クリスマスは歌に溢れた季節でした。多くの作曲家た ちがクリスマスを祝う人々のために素朴で優しく美しいメロディを書き残しています。このCDには、19世紀後半から20世紀にかけてのドイツの作曲家ヨー ゼフ・ハースと、彼の師や弟子を含めた同時代の作曲家たちのクリスマスキャロルがおさめられています。 演奏を手掛けるミュンヘン女声合唱団は、幅広いレパートリーと数々の国際コンクール受賞歴を誇る合唱団。ミュンヘン少女合唱団は5歳から17歳ま での少女たちから成る合唱団で、こちらもCD録音や音楽祭、コンクールなどで目覚ましく活動しています。 古くから人々の信仰に深く根を降ろしているクリスマスになくてはならないクリスマスキャロル。沢山の作曲家が残した素直で温かみのある音楽を、透き通 るような女声合唱、少女合唱、オルガンでお楽しみください。 (Ki)


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