湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


協奏曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




ALPHA
ALPHA-364(1CD)
ヴィヴァルディ: リコーダーによる協奏曲集
協奏曲ハ長調RV444*〜フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲ヘ長調RV433/作品10-1「海の嵐」*〜フルート(あるいはリコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲ハ長調RV443*〜フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー),弦楽と通奏低音のための
「そのかたが,愛する者たちに眠りを授けてくださろうという時に」
(『主が,家を建てて下さらないとしたらNisiDominus』RV608より)〜シャリュモーと通奏低音による演奏
協奏曲ハ短調RV441*〜フルート(またはリコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲イ短調RV445**〜フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲ヘ長調RV442**〜楽器群は全て弱音器付で,フルート(またはリコーダー),弦楽と通奏低音のための
ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー、シャリュモー、指揮)
*エンリーコ・オノフリ(Vn)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)【ステーファノ・バルネスキ(ヴァイオリン**、ヴィオラ)、マルコ・ビアンキ(Vn)、リアーナ・モスカ(ヴィオラ**)、パオロ・ベスキ*、マルチェロ・スカンデッリ**(Vc)、ジャンカルロ・デ・フレンザ(ヴィオローネ)、マルグレート・ケル*(バロックハープ)、エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ)、リッカルド・ドーニ(Cemb)】

録音:2011年7月&2017年5月 ギスリエーリ音楽堂、アカデミア・モンティス・レガリス、 モンドーヴィ(イタリア北西部ピエモンテ地方)
【国内盤】日本語解説付
バロック音楽の本場イタリアは、古楽ムーヴメントが決して早くから受け入れられたわけではありませんでした。そのイタリアで1980年代から活 動を始め、オランダや英国、ドイツ語圏など古楽先進地とは大きく違った瑞々しい新感覚バロック演奏を披露、一躍世界で注目されるように なったイル・ジャルディーノ・アルモニコ。時は流れ、今やイタリア・バロック作品はイタリアの古楽グループの演奏に頼ることも現実味を帯びてき ました。逆に言えば、イタリアでさえ古楽シーンに競合が生まれるほど活況があるのが21世紀。次々とめざましい後進たちが登場するなか、 創設者=音楽監督アントニーニが再び独奏者としてリコーダーを手にし、あえて王道のヴィヴァルディ作品と向き合ったということは、今こそ確 かな勝算を確信したからに違いありません。 2019年に結成30年を迎えたイル・ジャルディーノ・アルモニコは、今やハイドンの交響曲全曲録音にも参画、音楽監督ジョヴァンニ・アント ニーニはベートーヴェンの交響曲の指揮でも注目される存在となりましたが、その出発点はあくまでイタリア・バロックにあり、アントニーニのリコー ダー奏者としての活動が軸にありました。その軸が今もぶれていないことは、Alphaでのテレマン協奏曲集(Alpha245)やアンナ・プロハスカを ゲストに迎えての『蛇と炎』(Alpha250)、前作『理性の死』(Alpha450/国内仕様NYCX-10060)でも立証されています。TELDECで の初期録音から四半世紀を経てのヴィヴァルディ協奏曲集がどのような充実をみせたか、アントニーニがいま何を聴かせたいか――本盤は全 トラックを通じて結成当初どおりの室内編成での演奏で、そのことを強く実感する鑑賞体験に出会えることでしょう。しかも結成当初のソリス トであるエンリーコ・オノフリやバロックハープのマルグレート・ケルなど、今となっては驚きの豪華ゲスト奏者の参加も聴き逃せません。

ARCANA
A-472(1CD)
ヴァイオリンとチェロ・ピッコロによる二重協奏曲集
ヴィヴァルディ(オリヴィエ・フーレ復元):弦楽のための協奏曲 ニ長調 RV125
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 ハ長調 RV508 (原曲:2つのヴァイオリンのための)
バッハ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 (原曲:2つのヴァイオリンのための)
ゴルトベルク:弦楽のためのソナタ ハ短調 DurG 14
バッハ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 ニ短調 BWV1060 (原曲:2台のチェンバロのための/ハ短調
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 変ホ長調 RV515 (原曲:2つのヴァイオリンのための)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
※1733年ヴェネツィア、ピエトロ・グァルネリ製
マリオ・ブルネロ(4弦チェロ・ピッコロ)
※1600-10年クレモナ、アントニオ&ジローラモ・アマティ製による2017年ブレシア、フィリッポ・ファッサール製復元楽器
リッカルド・ドーニ(チェンバロ、指揮)
アッカデーミア・デラヌンチアータ (古楽器使用)

録音:2018年6月26-30日 デラヌンチアータ修道院、ミラノ
ヴァイオリンとチェロ・ピッコロを独奏として奏でられるのは、バッハの名曲BWV1043を始めとした、主に2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏 曲。通常は同音域で重なるため区別し辛い2つの声部が、片方がオクターヴ低いことでたいへん引き立ちます。2つのチェンバロが原曲(ヴァイ オリンとオーボエでもお馴染み)のBWV1060ではさらにくっきり。その結果立ち上がるのは二人の丁々発止のやり取りと、目から鱗が落ちるよ うな旋律の綾の面白さ。ドーニとアッカデーミア・デラヌンチアータによるアンサンブルも、非常に前掛かりの演奏で名手たちの競演を大いに盛り 立てています。それぞれの作品がぐっと身近に、面白く感じるアルバムです。 名手カルミニョーラがARCANAレーベルに登場。ブルネロとのデュオで、バッハとヴィヴァルディの二重協奏曲を聴かせる驚きのアルバムを世に 問います。ここでブルネロが奏でるのは、『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』を全曲移調無しで弾いた(A469/NYCX- 10100)4弦のチェロ・ピッコロ。この楽器は、通常のチェロに張られる4本の弦に上のE弦を足し(バッハの「無伴奏チェロ組曲第6番」は、この 5弦のチェロ・ピッコロを想定していると言われます)、さらに一番下のC弦を省いて4本としたもので、アルバム・タイトルのSonar in Ottava (オクターヴで鳴る)が示すように、ヴァイオリンの丁度1オクターヴ下の調弦となっています。


Profil
PH-20002(4CD)
アントニオ・ヤニグロ〜レア音源集
■Disc 1
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.Z:2
(2)モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調K.137
(3)ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調G.482
(4)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ニ長調Op.3の9, RV230
(5)コレッリ:合奏協奏曲ニ長調Op.6の4
■Disc 2
(1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」
(2)同:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
(3)ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト二世(バッハ/ミルコ・ケレメン編):チェロ協奏曲
■Disc 3
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調
(2)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102
(3)ミルコ・ケレメン:協奏的即興曲
(4)ヒンデミット:葬送音楽
■Disc 4
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番
(2)R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
アントニオ・ヤニグロ(Vc)

■Disc 1
ルドルフ・ケンペ(指)RAIローマSO(1)、
ザグレブ室内合奏団(2)(4)(5)
フランコ・カラッチョーロ(指)RAIナポリSO(3)
録音:1959年(1)、1961年(2)(4)、1959年(3)、1957年(5)
■Disc 2
パウル・バドゥラ=スコダ(P)、ジャン・フルニエ(Vn)(1)、
ヤン・ナテルマン(P)(2)
ザグレブ室内合奏団(3)
録音:1953年(1)、1956年(2)、1961年(3)
■Disc 3
エーリヒ・クライバー(指)ケルン放送O(1)、
ヤン・ナテルマン(P)(2)、
ステーファノ・パッサッジョ(Va)(3)、
ザグレブ室内合奏団(3)(4)
録音:1955年(ライヴ)(1)、1956年(2)、1958年(3)(4)
■Disc 4
イェルク・デムス(P)(1)、
ミルトン・プレヴェス(Va)、フリッツ・ライナー(指)CSO(2)
録音:1957年(1)、1959年(ステレオ)(2)
アントニオ・ヤニグロ(1918-1989)は、チェロ奏者としてカザルスの愛弟子でイタリア的な明るくのびやかな演奏で知られたほか、指揮者としてザグレ ブ室内合奏団を世界的な水準に育てました。
ここではチェリストとしての彼の名演を数多く収録。協奏曲をたっぷり聴くことができるのも大歓迎ですが、ハイドンはケンペ、ドヴォルザークはエーリヒ・ クライバー、R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」はライナーといった指揮者との共演なのも聴きごたえ満点。同様にソナタや室内楽でもバドゥ ラ=スコダやデムスの妙技を楽しめます。
いずれの音源も今日入手が難しく、これだけまとめられてお手頃価格でリリーsされるのは嬉しい限り。イタリアのチェロの魅力を満喫できます。 (Ki)

WERGO
WER-7391(1CD)
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:コントラバス作品集
(1)サン・ビアージョ8月9日12時7分 〜コントラバス独奏のための追憶(1977)
(2)コントラバスとオーケストラのための協奏曲(1966)
(3)セレナーデ 〜チェロのための(1949)/ルーカス・ドリュー編、コントラバス版(1981)
(4)マーガレット・ゲデスのための哀悼頌歌 〜6つのチェロのための(1997)/ダニエレ・ロッカート編、6つのコントラバス版(2010)*
ダニエレ・ロッカート(Cb)
(2)トニーノ・バッティスタ(指)アブルッツェーゼSO
(4)ルドゥス・グラヴィス・コントラバス・アンサンブル

録音:(1)(3)2019年2月24日、(2)2017年5月24日、(4)2015年2月27日
*=世界初録音
20世紀以降のドイツ音楽で今もなお熱心に取り上げられる機会の多いヘンツェの音楽、その中からコントラバス作品を集めたアルバムです。ヘンツェが愛 し移り住んだこともあるイタリアでコントラバスの名手として活躍し、作曲家とも交流があったロッカートによる演奏です。独奏曲での雄弁さはヘンツェの音 楽を研究し尽くしたロッカートの面目躍如というべきもの。また、自らコントラバス用に編曲した『哀悼頌歌』は作曲家をおおいに満足させ、ヘンツェ公式の作 品リストに加わりました。
コントラバス協奏曲はこのアルバムのハイライトです。楽器の可能性を拡大したこの作品は、技術的にも難易度の高い奏法が散りばめられており、現代コン トラバス奏者が挑むべき作品の最高峰に位置付けられています。ロッカートの圧倒的な演奏は編成の珍しさを超えて、「ヘンツェの音楽を聴くこと」の楽しみ を見出させてくれるでしょう。 (Ki)
WERGO
WER-5126(1CD)
エンヨット・シュナイダー(1950-):作品集
(1)シベリアの精神 〜トランペット、弦楽と打楽器グループのための
(2)レオポレッロとジョヴァンニ 〜コントラバス、コントラバラライカと管弦楽のための協奏曲
(1)ラインホルト・フリードリヒ(フリューゲルホーン、トランペット、ピッコロトランペット)、
マルティン・バエサ・ルビオ(指)、
クラスノヤルスク室内O、
シベリアン・パーカッション
(2)アルテム・チルコフ(Cb)、
ミハイル・ジューゼ(コントラバスバラライカ)、
ヴラディーミル・ランデ(指)、
シベリア州立SO

録音:2019年
※世界初録音
エンヨット・シュナイダーは1950年ドイツ生まれで映画音楽も数多く手掛け、ロマンティックな響きを特徴とする作曲家です。(1)はシベリアの自然とシャー マニズムを描いた幻想的な世界。(2)はコントラバスとコントラバスバラライカというユニークな編成の二重協奏曲で、モーツァルトのオペラを題材にレポレッ ロとドン・ジョヴァンニの関係を描いた作品。モーツァルトの引用、パロディが頻出します。 (Ki)

CALLIOPE
CAL-1741(1CD)
ハイドン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb.1
チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb.2
クセーニャ・ヤンコヴィチ(Vc)、
セント・ジョージ・ストリングス

録音:2012年11月30日、コララッチ・ホール(ベオグラード、セルビア)
1981年にフィレンツェで開催されたガスパル・カサド国際コンクール優勝の実績を持ち、ソリストとしてだけでなく、ドイツのデトモルト音楽大学の教授、ジャコメッティ、トンプソンとのアンサンブル、ハムレット・ピアノ・トリオのメンバーとしても活躍するセルビア出身のロシア系チェリスト、クセーニャ・ヤンコヴィチ。
1733年にグレゴリオ・アントニアッツィが製作した銘器を手に奏でるハイドンの協奏曲2作品では、生まれ故郷のセルビア、ベオグラードで1992年に創設された弦楽オーケストラ、セント・ジョージ・ストリングスと共演。
弦楽合奏の伴奏によるハイドンでは、ヤンコヴィチの艶やかな音色、力強さと繊細さの両面を併せ持つ表現力が際立っています。

Indesens
INDE-089(1CD)
ショスタコーヴィチ&イェフティッチ:トランペット協奏曲集
(1)イェフティッチ:ピッコロ・トランペットと弦楽合奏のための組曲「なんと晴れやかな日!」
(2)イェフティッチ:トランペット協奏曲第1番、
 トランペット協奏曲第2番
(3)イェフティッチ:主題と三つの変奏
(4)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
全て、エリック・オービエ(Tp)、

(1)ヴェスナ・ショウツ(指)、ノヴィ・サット室内O
(2)オラ・ルトネル(指)、ベオグラードPO
(3)ヴェルティージュ金管五重奏団、フィーリング・ブラス
(4)ルステム・サイトクロフ(P)、ニコラ・シャルヴァン(指)、サヴォア地方O

録音:2003年−2014年
1947年、ベオグラード出身でベオグラード音楽院で学んだ後、パリ音楽院でオリヴィエ・メシアンに、ウィーンではアルフレート・ウールに作曲を師事したセルビアの作曲家、イヴァン・イェフティッチの「トランペットのための協奏的作品」と、ショスタコーヴィチの「トランペット協奏曲第1番」をカップリング!
エリック・オービエのテクニックやサウンドの素晴らしさはもちろんのこと、ショスタコーヴィチの傑作とのカップリングでも魅力を十分に感じさせてくれるイェフティッチの作品は、広く浸透しても不思議ではない佳作です。


Hyperion
CDA-68291(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
スティーヴン・ハフ(P)、
ハンヌ・リントゥ(指)フィンランドRSO

録音:2019年6月3日−7日、ヘルシンキ音楽センター(フィンランド)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニスト。中でも、録音史上最高峰と誉れの高い「ラフマニノフ」(OCDA 67501/2)や、グラモフォン・ゴールド・ディスク賞に輝いた「サン=サーンス」(MCDA 67331/2)など、特に協奏曲録音で極めて高い評価を築いているスティーヴン・ハフが満を持してベートーヴェン・イヤーに贈るピアノ協奏曲全集。
フィンランドの俊英ハンヌ・リントゥ率いるフィンランドRSO(2020年5月来日予定)とともに2019年5月にベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会を行い、その約1か月後に万全の体制でスタジオ録音されたベートーヴェン。ハフの知的で探究的なピアニズムで、偉大な楽聖の調べを華麗に祝います。


Spectrum Sound
CDSMBA-043(9CD)
限定盤
グレイト・アーティスト〜発見された宝石



(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37

(2)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調

(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26

(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111

(5)ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.9-3

(6)ポンセ:ヴァイオリン・ソナタ

(7)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
(8)ラヴェル:ツィガーヌ

(9)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

(10)モーツァルト:ロンド K.373

(11)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 BWV1042より第2楽章

(12)バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010

(13)ベートーヴェン:コリオラン序曲 Op.62

(14)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61

(15)バッハ:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 BWV1028

(16)ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」の主題による7つの変奏曲

(17)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99

(18)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041

(20)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61

(21)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1

(22)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
(1)ヴィルヘルム・バックハウス(P)、フランス国立O、ヨーゼフ・カイルベルト(指)
ライヴ録音:1962年9月25日モントルー、ヴヴェイ(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven
(2)ピエール・フルニエ(Vc)、フランス国立O、フェルディナント・ライトナー(指)
ライヴ録音:1960年2月16日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA archives
(3)アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)
ライヴ録音:1960年6月21日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(4)ユーリ・ブーコフ(P)
ライヴ録音:1961年7月15日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(5)(6)ヘンリク・シェリング(Vn)、タッソー・ヤノプロ(P)
ライヴ録音:1959年4月29日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(7)(8)ダヴィド・オイストラフ(Vn)
エルネスト・ブール(指)フランス国立弦楽団
ライヴ録音:1959年6月1日ストラスブール(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(9)(10)(11)ダヴィド・オイストラフ(Vn)
エルネスト・ブール(指)フランス国立O
ライヴ録音:1959年6月1日ストラスブール(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(12)アンリ・オネゲル(Vc)
録音:1967年4月11日/メゾン・ド・ラジオ・フランス内スタジオ107(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(13)(14)アイザック・スターン(Vn)、ヨゼフ・クリップス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年9月18日/モントルー、ヴヴェイ(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven
(15)(16)(17)
アントニオ・ヤニグロ(Vc)、イェルク・デームス(P)
ライヴ録音:1964年11月21日サル・ガヴォー(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(18)(19)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年10月27日国立シャイヨー劇場(モノラル)
音源:INA archives
(20)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年10月27日/国立シャイヨー劇場(モノラル)
音源:INA archives
(21)ヘンリク・シェリング(Vn)、タッソー・ヤノプロ(P)
ライヴ録音:1959年4月29日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(22)ロリン・マゼール(指)フランス国立O
ライヴ録音:1961年6月18日ストラスブール(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
スペクトラム・サウンド・レーベルがフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源を中心とした好評のグレイト・アーティスト・シリーズ。「発見された宝石」 と題した当セットにはベートーヴェン・イヤーにふさわしくオイストラフ、スターンが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を中心とした貴重録音が 収録されております。CD 5以外初CD化の注目セットです。そのどれもがスペクトラム・サウンドの確かな技術でリマスタリングされました。在庫なくなり次第 廃盤となる限定盤です。日本語解説は付きません。 (Ki)

CLAVES
50-3000(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラとオーケストラのための「組曲」
マルティヌー:ヴィオラとオーケストラのための「ラプソディ」H337
ヒンデミット:弦楽オーケストラと独奏ヴィオラのための「葬送音楽」
ブリテン:「ラクリメ」 Op.48a
ティモシー・リダウト(Va/ペレグリーノ・ディ・ザネット製作(1565-75年頃))、
ジェイミー・フィリップス(指)ローザンヌ室内O

録音:2019年9月/ローザンヌ
グシュタード音楽祭においてティエリー・シェルツ賞を受賞(2019)また、BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2019)に選ばれた1995 年ロンドン生まれのヴィオラ奏者ティモシー・リダウトがヴォーン・ウィリアムズ、マルティヌー、ヒンデミット、ブリテンのヴィオラと室内オーケストラの 作品を録音しました。
リダウトはライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクール優勝(2016)、セシル・アルノヴィッツ国際ヴィオラ・コンクール優勝(2014)など、華々 しいコンクール歴を誇るヴィオラ奏者。ソロ活動はもちろんのこと、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭をはじめとする音楽祭に 出演。また2018/19シーズンにはバーデンバーデン南西ドイツPOにレジデント・アーティストとして出演し、ヨーロッパを中心 に世界各地で演奏活動を展開しております。 組曲「フロス・カンピ」と並びヴォーン・ウィリアムズの代表的な作品の一つであるヴィオラとオーケストラのための組曲は田園風景を連想させる優雅 な旋律が魅力。その他、多作曲家マルティヌーのラプソディ、ヒンデミットの葬送音楽、ブリテンのラクリメを収録。リダウトの実力を堪能することができ る充実の内容です! (Ki)

GRAND SLAM
GS-2217(1CD)
デ・ヴィートのメンデルスゾーン&ベートーヴェン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、
マルコム・サージェント(指)ロンドンSO
ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指)RIASSO*

録音:1951年11月5-8日キングズウェイ・ホール(ロンドン)、1954年10月3日ベルリン音楽大学大ホール*
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(録音セッション、放送用録音*)
■制作者より  
当シリーズにいよいよジョコンダ・デ・ヴィートが登場します。曲はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(セッション録音)と、ベートーヴェンの同じくヴァ イオリン協奏曲(ライヴ)です。演奏については今さら触れるまでもないと思いますが、テープに刻まれた情報を最忠実に再現、特に独奏ヴァイオリンの 音像がよりリアルに再現されます。(平林直哉)

ORFEO
C-995201(1CD)
NX-B08
ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番変
クルピンスキ(1785-1857):クラリネット協奏曲 変ロ長調(1825)
クルーセル(1775-1838):クラリネット協奏曲第1番変ホ長調 Op.1
シャロン・カム(Cl)
ウィーンRSO
グレゴール・ビュール(指)

録音:2019年4月29日,5月13-14日オーストリア放送
世界有数のクラリネット奏者の一人、シャロン・カム。1971年にイスラエルで生まれ、最初はリコーダー奏者を志すも12歳の時にクラリネットに転向。16歳でズービン・メータが指揮するイスラエルPOをバックにモーツァルトのクラリネット協奏曲を演奏したことで、この曲は彼女の大切なレパートリーになりました。やがて1992年にミュンヘン・コンクールに優勝して以来、彼女は20年以上に渡りアメリカ、ヨーロッパ、日本のオーケストラと共演し人気を博しています。この2019年に録音された最新アルバムでは、ウィーンRSOとともに、彼女が最も得意とするウェーバーの協奏曲と、ポーランドの作曲家クルピンスキ、クラリネット奏者にはおなじみのスウェーデン系フィンランド人作曲家クルーセルの協奏曲を演奏。卓越した技術と温かくまろやかな音色が全体に漂う魅力的な1枚です。

Simax
PSC-1370(1CD)
『変容 − ベートーヴェン・クラッゲルード」
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 (カデンツァ:ヘンニング・クラッゲルード)
ヘンニング・クラッゲルード(1973-):マントラ−メタモルフォーゼン(2019)(2つのヴァイオリンのための)*
ベートーヴェン(ヘンニング・クラッゲルード編)):弦楽四重奏曲第11番 へ短調 Op.95 「セリオーソ」
ヘンニング・クラッゲルード(Vn)
ブリンヤル・リーエン・スクーレルード(Vn)*
アークティック・フィルハーモニック
クリスチャン・クルクセン(指)

録音:2018年5月28日-31日 ストルメン・コンサートホール(ボードー、ノルウェー)
制 作:ショーン・ルイス
録音:アルネ・アクセルベルグ
ベートーヴェンの生誕250年の2020年。極北のプロオーケストラ、アークティック・フィルハーモニックが、アニバーサリー・イヤーを祝うトリビュート・アル バムをリリースします。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と『セリオーソ四重奏曲』、そして、クラッゲルードの「マントラ−メタモルフォーゼン」の3曲のプロ グラムです。 ヴァイオリン協奏曲は、ソリストのヘンニング・クラッゲルードが、少年のころ、オイストラフが1948年に録音したレコードで初めて聴き、たちまち虜になった という音楽です。クラッゲルードが師事したカミラ・ウィックスのレパートリーでもあり、彼にとってかけがえのない作品のひとつだと言います。オルフェウス室 内Oのカーネギーホールのコンサートをはじめ世界各地で演奏。録音が待たれていました。 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の「物語」をどう語るか。クラッゲルードは、手稿譜のファクシミリ版を携えてセッションに臨み、即興的な視点でスコア を研究していて発見したことを反映させ、オイストラフやクライスラーたちの過去の録音も心の片隅に置いて演奏を進めていきました。カデンツァは、彼が愛 してやまないというピアノ・ソナタや弦楽重奏曲といったベートーヴェンの他の作品の和声進行をインスピレーションにクラッゲルード自身が作曲しています。 「マントラ−メタモルフォーゼン」は、2019年にスヴァールバル諸島で行われたアークティック・フィルハーモニックのフェスティヴァルでリヒャルト・シュトラ ウスの「メタモルフォーゼン」のリハーサル中にクラッゲルードが作曲した小品です。ヴァイオリンのデュオ曲として書かれ、アークティック・フィルハーモニック の第1コンサートマスター、ブリンヤル・リーエン・スクーレルードがパートナーを務めました。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のうちもっとも簡潔な曲のひとつ 「セリオーソ」は、クラッゲルードが演奏したことのあるマーラーの編曲版ではなく、現代の弦楽オーケストラに合わせて彼が編曲した版で演奏しています。 アークティック・フィルハーモニックは、ノルウェーの北極圏に2009年に設立されました。小編成のシンフォニエッタと室内Oからフル編成のSO と、異なる大きさのアンサンブルで活動、「アークティック・オペラ」のピットにも入ります。2019年1月、カナダのヴィクトリアSOの音楽監督、コペンハー ゲン生まれのクリスチャン・クルクセン(1981-)が、クリスチャン・リンドベリの後任として首席指揮者に就任。ヘンニング・クラッゲルード(1973-)が、室内 Oの音楽監督を務めています。 (Ki)

LPO
LPO-0116(1CD)
ペンデレツキ:作品集
ホルン協奏曲「冬の旅」(2008)
弦楽のためのアダージョ (1995/2013)
ヴァイオリン協奏曲第1番(1976)*
広島の犠牲者に捧げる哀歌 (1960)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(Hrn)
バルナバス・ケレメン(Vn)*
クシシュトフ・ペンデレツキ
ミハウ・ドヴォジンスキ(指)LPO

録音:2013年11月27日*、15年10月14日/ロイヤル・フェスティバル・ホール(ライヴ)
1933年生まれ、86歳(11月生まれ)の巨匠作曲家クシシュトフ・ペンデレツキ。その彼がロンドン・フィルを指揮した自作3篇をメインとする貴重な記録。 ペンデレツキといえば1960年作の「広島の犠牲者に捧げる哀歌」で彗星のように現れ、世界の音楽界に衝撃を与えました。五線を黒く塗りつぶすトーン・ クラスターによる弦楽器の鮮烈な音響は、今日でも超えるものなき天才的な発明とされています。それだけでなく、広島の惨劇を題材としていることもあり、 現代音楽としては稀な知名度を誇っています。作曲者指揮による最新録音で聴くことができるのもたいへんな価値と申せましょう。
ペンデレツキは1976年にアイザック・スターンのために書いたヴァイオリン協奏曲で大幅に作風を変え、ロマンティックとさえいえるものとなりました。 その後宗教音楽や映画音楽に携わり、今日でも精力的に活動しています。最近作として名手ラドヴァン・ヴラトコヴィチのために2008年に書いたホルン 協奏曲と、1995年の交響曲第3番の第3楽章を2013年に弦楽オーケストラ用に改作した「弦楽のためのアダージョ」もとりあげています。
ホルン協奏曲は「冬の旅」のタイトルを持ちますがシューベルトの名作歌曲集とは何も関係なく、作曲の直前の冬に中国と南米をたびたび旅行したこと を、ポーランドの自然あふれる美しい別荘で思い返しながら作曲したとされます。狩猟ホルンの響きが聞こえますが、全体としてとても暗い音楽なのがペ ンデレツキならではとなっています。 (Ki)

H.M.F
HMM-937441(1CD)
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
ラプソディー・イン・ブルー
キューバ序曲
ジョン・ナカマツ(P)
ジェフ・タイジック(指)
ロチェスターPO

録音:2006年7月
ガーシュウィンの作品集。指揮にジャズ界でも活躍している大御所タイジック、ピアノに強靭なテクニックとパッションのピアニスト、ジョン・ナカマツと いう最高の組み合わせです。ラプソディー・イン・ブルーの冒頭のオケもバッチリ決まって、続くピアノによる有名な旋律も、絶妙なリズム感とテクニック に裏打ちされたもの。キューバ序曲では、タイジックならではのジャズへの深い読み込みにオケが見事に応えており、他では得がたい壮大な演奏となって います。 (Ki)

SWR music
SWR-19088C(3CD)
NX-C05
グルダ・プレイズ・ピアノ・コンチェルト

【DISC 1
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58

【DISC 2】 初発売
(1)ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ト長調 Hob.XVIII:11
(2).R.シュトラウス:ブルレスケ AV85
(アンコール)
(3)ドビュッシー:花火 (前奏曲集第2巻より)

【DISC 3】
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
フリードリヒ・グルダ(P)

【DISC 1】 初発売
(1) ヨーゼフ・カイルベルト(指) シュトゥットガルトRSO
録音:1959年7月1日(ライヴ) ルートヴィヒスブルク城
(2)ハンス・ミュラー=クライ(指) シュトゥットガルトRSO
録音:1960年2月18日(ライヴ) シュトゥットガルト・リーダーハレ
【DISC 2】 初発売
(1)(2)(3)ハンス・ミュラー=クライ(指) シュトゥットガルトRSO …1-4
録音:1962年1月10日(ライヴ) シュトゥットガルト・リーダーハレ
【DISC 3】
(1)(2)ハンス・ロスバウト(指) 南西ドイツRSOバーデンバーデン
録音:1962年1月16日(1)、1962年1月15日(2)

全てモノラル録音
30歳前後のグルダによる協奏曲録音がBOXで登場。中でもDISC 1と2に収録された一連のライヴ音源は、今回が初登場という貴重なも のです。17歳でジュネーブ国際コンクールを制して経歴をスタートし、当時既に多くの公演と録音を経験していたグルダだけに、若々しいタッチ の中に円熟味も加味された、彼らしいたいへん美しい演奏を聴かせてくれます。DISC 3はロスバウトとの放送用セッション録音です。南西ドイ ツ放送(SWR)に残されたオリジナル・マスターテープから今回の商品化のために新たにマスタリングが行われ、モノラルながらたいへん聴きやす い音となっています。

DACAPO
MAR-6.220664(1SACD)
NX-B06
クーラウ/バルト/ゲーゼ:19世紀デンマークの協奏曲集
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):2本のホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.45(1822頃)
クリスチャン・フレデリーク・バルト(1787-1861):オーボエ協奏曲 Op.12(1823頃)…世界初録音
ニルス・W.ゲーゼ(1817-1890):カプリッチョ イ短調(1878)(カール・ライネッケによるヴァイオリンと管弦楽編曲版)
フリードリヒ・クーラウ:「ウィリアム・シェイクスピア」序曲 Op.74(1825-1826)
フレミング・アクスネス(Hrn)/リサ・マリア・クーパー(Hrn)
オリヴァー・ノルダル(Ob)/イアン・ヴァン・レンスブルク(Vn)
ジャン・トレル(指)
オーフスSO

録音:2018年4月4-5日、2018年5月29日、2018年5月31日、2018年6月19-20日
19世紀前半のデンマークは、童話作家アンデルセンや哲学者キルケゴールなどとともに、ドイツ・ロマン派に触発された作曲 家たちが活躍、文化芸術が花開く「黄金時代」を迎えていました。このアルバムにはその時代の3人の作曲家の作品が収録 されています。クーラウは、ドイツで生まれデンマークに移住したコンサート・ピアニストとしても知られる人で、日本のピアノ学 習者は「ソナチネ・アルバム」でその名に親しんだ人が多いでしょう。ゲーゼはデンマーク王立管のヴァイオリニストで、最初の交 響曲がメンデルスゾーンに認められ、1847年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席指揮者の座をメンデルスゾーンより引 き継ぎました。バルトについては分かっていないことが多いものの、オーボエを演奏する一家に生まれ、デンマーク音楽界の オーボエの発展に貢献。ここに収録されたオーボエ協奏曲は世界初録音作品です。演奏しているのは、デンマーク2番目の 都市、オーフスのSO。ソリストは皆、同楽団の首席奏者たちです。

IBS CLASSICAL
IBS-32019(1CD)
ドヴォルザーク:チェロ作品集
チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104, B.191
ボヘミアの森より Op.68, B.133-第5番「森の静けさ」
ロンド ト短調 Op.94, B.181
4つの歌 Op.82, B.157-第1曲 私にかまわないで(チェロとピアノ編)
アドルフォ・グティエレス・アレナス(Vc)
キンボー・イシイ(指)
マグデブルクPO
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音 2018年9月25-29日
名作「チェロ協奏曲」を中心にドヴォルザークのチェロ曲を収録した1枚。彼独自の旋律美が如何なく発揮された抒情的な 「森の静けさ」は、もともと4手ピアノのための曲ですが、作曲家自身がチェロとオーケストラ用に編曲した版が演奏されていま す。歌曲を思わせる魅力的な旋律が展開されていきます。最後に置かれているのは歌曲「私にかまわないで」をチェロで歌い 上げたもの。落ち着いた音色で深い情感を表現しています。 スペインのチェリスト、アドルフォ・グティエレス・アレナスは最初ピアノを学び、14歳の時にチェロに転向。ソフィア王妃音楽院を 卒業後はシュタルケルのマスタークラスを受けるなど研鑽を積み、2002年から国際的に活躍を始め、数多くの指揮者、オー ケストラと共演する実力派。オーケストラを指揮するキンボー・イシイは幼少期を日本で過ごし、2009年から2013年には 大阪SO首席客演指揮者を務めるなど日本でも活躍、現在はマグデブルク劇場音楽総監督を務めています。
IBS CLASSICAL
IBS-12019(1CD)
ルイス・デ・パブロ(1930-):アナトミアス
室内協奏曲(1979)
エロス(1933)*…世界初録音
アナトミアス(2005-2007)#…世界初録音
フリオ・モゲル(P)
ディーター・ネル(Vc)
マリー・テレサ・プフィス(Va)
フアン・ガルシア・ロドリゲス(指)
ザーイル・アンサンブル

録音:2012年6月4日、2010年2月12日*、2011年11月10日#
IBS CLASSICALレーベルが取り組む「スペインの知られざる作曲家」の作品録音シリーズ。このアルバムで取り上げられた ビルバオ生まれのルイス・デ・パブロも、ほとんど知られていませんが、現代スペイン音楽を理解するためには必要不可欠な作 品を書いている作曲家の一人です。ピアノとオーケストラ、パーカッションの音がぶつかり合い見事な世界を作り上げる「室内 協奏曲」、ピアノとチェロが激しいやりとりを交わし、オーケストラがユニークな音で盛り上げる「エロス」、ヴィオラの独奏を伴う 2005年から2007年に書かれた「アナトミアス」。どれもユニークなスタイルを持っています。


Profil
PH-20003(4CD)
天才〜マイケル・レビン

■Disc 1
(1)ラヴェル:ツィガーヌ
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(3)サン=サーンス:ハバネラOp.83
(4)ブルッフ:スコットランド幻想
■Disc 2 
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
(3)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
■Disc 3
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30の3
(3)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(4)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
(5)ドビュッシー(ロケ編):レントよりも遅く
(6)プロコフィエフ(ハイフェッツ編):「3つのオレンジへの恋」〜行進曲
■Disc 4
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
(3)クレストン:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.78【世界初演時の録音】
マイケル・レビン(Vn)

■Disc 1 77’ 37”
エードリアン・ボールト(1)(4)、
ロヴロ・フォン・マタチッチ(2)、
アルチェオ・ガリエラ(3)(指)
フィルハーモニアO
録音:1957年(1)(4)、55年(2)、56年(3)

■Disc 2 78’ 23”
アルチェオ・ガリエラ(1)、
ロヴロ・フォン・マタチッチ(2)、
エードリアン・ボールト(3)(指)
フィルハーモニアO
録音:1956年(1)、54年(2)、57年(3)

■Disc 3 75’ 37”
ローター・ブロダック(2)(3)、
レオン・ポムマー(5)(6)(P)、
フェリックス・スラトキン(指)
ハリウッドボウルSO(4)
録音:1955年(1)、61年(3)、62年(2)、59年(4)(5)(6)(これのみステレオ)

■Disc 4 78’ 15”
エードリアン・ボールト(指)
フィルハーモニアO(1)、
サウル・カストン(指)デンヴァーSO(2)、
ゲオルク・ショルティ(指)ロサンゼルスPO(3)
録音:1957年(1)、60年(ライヴ)(2)(3)
マイケル・レビン(1936-1972)はエディト・パイネマンやサルヴァトーレ・アッカルドと同世代のヴァイオリニストながら、1972年に35歳の若さで 急逝しました。長寿に恵まれていれば巨匠として神業を披露していたであろうことが惜しい限りです。幼くして天才と目され、ジュリアード音楽院の名伯楽 イヴァン・ガラミアンが「何の欠点もない」と太鼓判を押すほどの才能でした。 彼のあまり多くない録音のなかから、絶頂期とされる1950年代後半の音源を4枚にまとめました。大半がエンジェルのもので、超絶的なテクニック、 明るい音色とオペラ歌手のような歌ごころに酔わされます。 レビンの至芸を4枚でこの価格! ヴァイオリン好き必携です。


RHINE CLASSICS
RH-002(8CD)
ワンダ・ルッザート1955-79未出版録音集

■CD1
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
■CD2
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
(2)ゲディーニ(1892-1965):ディヴェルティメント(1959/60)
上記練習風景(プライベート・テープより)
■CD3
(1)R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
(2)マルゴーラ:ヴァイオリン・ソナタ
(3)ピツェッティ:キャンティ
シマノフスキ:アレトゥーサの泉(断章)
■CD4
(1)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番 Op.137/1 D.384
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
(2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
■CD5
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ Op.4
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
(リハーサル収録)
(2)フランツ・リース(1846-1932):常動曲
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
■CD6
(1)ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ
(2)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ(第4番) Op.1/13, HWV.371
クライスラー:前奏曲とアレグロ」(プニャーニのスタイルによる)
シマノフスキ:アレトゥーサの泉
フランツ・リース:常動曲
(練習風景)
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番(断片演奏含む)
(練習風景)
(3)パガニーニ:カプリース第5番(断片演奏含む
(練習風景)
(4)パガニーニ:カプリース第5番
■CD7
(練習風景)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲第1楽章より
ゲディーニ:ディヴェルティメントより
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番より
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より
■CD8
(ラスト・レコーディング)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ Op.4
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
全て、ワンダ・ルッザート(Vn)

■CD1
(1)エフレム・クルツ(指)ミラノRAISO 録音:1960.6.21
(2)フランコ・カラシオーロ(指)ミラノRAISO 録音:1966.11.9
■CD2
(1)ニクラウス・ウィス(指揮スイス・イタリアーナ放送O 録音:1970.6.7
(2)フルマール・シャッツ(指)トリノRAISO 録音:1960.10.28※世界初演
■CD3
(1)ハンス・フォークト(P) 録音:1962.2.23
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1968.12.19
(3)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1968 未放送録音
■CD4
(1)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962
(シューベルトは断片録音含む、シューマンはリハーサル収録、下記とは別録音、ともにプライベート・テープより)
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962
■CD5
(1)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962 未放送録音
(3)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1955.3.13
■CD6
(1)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1955
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1969(オリジナル・テープは紛失)
(練習風景)
(3)録音:1960 自宅録音
(練習風景)
(4)録音:1960 自宅録音
(練習風景)
(5)録音:1966 自宅録音
■CD7
録音:1960 自宅練習風景(プライベート録音)
■CD8
レオナルド・レオナルディ(P)  録音:1979.1.31
ワンダ・ルッザート(1919-2002)は北イタリア、スイスとの国境に近いヴァレーゼの生まれ。少女の時から天才ヴァイオリニストと騒がれた。 1932年、伝説的なヴァイオリン・コンクール、ウィーン・コンクールが催され、第1 位にジョコンダ・デ・ヴィート、第2 位にリカルド・オドノポソフ、第3 位にジークフリート・ボリスなどが入る中、僅か13 歳のルッザートが12 歳のジネット・ヌヴー(二人は同年の5 ヶ月違い)と共に第4 位を獲得して大いに話題となった。 デ・ヴィートとオドノポゾフとボリスとヌヴー・・・一体どんな年だ、と思わずにはいられないが、この時の審査員の一人が偉大なヴァイオリニスト、イェネー・フバイ。これが縁で、ルッザートは晩年のフバイの弟子になった。 ちなみにこのコンクールの審査員、イェネー・フバイを筆頭に、クレメンス・クラウス、エネスコ、ヤン・クーベリック、アドルフ・ブッシュ、カール・フレッシュ、フーベルマン、フィテルベルク、エーリヒ・クライバー、クーレンカンプ、モントゥー、スーク、シマノフスキ・・・という前代未聞の陣容だった。 さてルッザート、第二次世界大戦が終わるとルッザートは欧米で幅広く活躍し、1964 年には来日も果たしています。そのヴァイオリンは、知的な上品さと(彼女はミラノの裕福な一族の出)とフバイ仕込の深い音楽性が見事に融合したもので、非常に魅力的と言われていた。 ところが彼女はまだ50 代の頃に早々に引退してしまう。だから残念なことに彼女はレコード用の商業録音を一つも残さなかった。そしてルッザートは生前から完全に幻のヴァイオリニストになってしまったのです。 したがってこのCD に収録された録音はどれも極めて重要。プライベート録音や放送録音をかきあつめ、なかでもチャイコフスキー、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、さらにブラームス、フランクのソナタはファン狂喜のお宝音源。しかも音源だけでなく、多くの珍しい写真をこれでもかと掲載。製作者の熱い思いを感じてもらえるはず。
RHINE CLASSICS
RH-003(1CD)
アルフォンゾ・モセスティ1953-1959 未発表録音集
(1)レオン・シニガーリャ(1868-1944):ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.20 (1899)
(2)アントニオ・イレルスベルク(1882-1953):ヴァイオリン協奏曲ト長調(1906/11)
アルフォンゾ・モセスティ(Vn)
(1)フェルッチョ・スカリア(指)ローマRAI SO
(2)オッタヴィオ・ジーノ(指)トリエステPO

録音:(1)1959 年11 月7 日ライヴ、(2)1953 年トリエステ、放送スタジオ録音
1924 年生まれ、イタリア、トリエステ出身のヴァイオリニスト、アルフォンゾ・モセスティ。ロ ーマ、ナポリ、トリノのRAI SOで1954 年から1999 年まで活動した。チェリビダッケと も親交が厚かったらしい。 そのモセスティが 1950 年代に演奏した知られざるヴァイオリン 協奏曲2つ。無名の作品だが、ドイツ後期ロマン派風、そしてイタリア近代の作品のようで ある。 レオン・シニガーリャ(1868-1944)はトリノ生まれのイタリアのユダヤ人作曲家で、ウィーンで ブラームス、ゴルトマルク、マーラーに出会いドヴォルジャークと親交を結んだといいます。 アントニオ・イレルスベルク (1868-1944)はほとんど知られていないがイタリアの教育者、作 曲家。マルトゥッチに師事し、レスピーギとは学友で、ダラピッコラが生徒・・・ということでイ タリア近代の一時代を築いた。
RHINE CLASSICS
RH-004(2CD)
ハイフェッツ/伝説のロサンゼルス公演〜1963/64 年ライヴ&未発表音源
(1)ブラームス:二重協奏曲
(2)ハルヴォルセン:パッサカリア
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(4)ドヴォルザーク:ユモレスク
(5)サラサーテ:スペイン舞曲集 Op. 21-2「ハバネラ」
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
(1)(2)レナード・バーンスタイン(指)NYO
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(3)ズビン・メータ(指) ロサンゼルス・フィル
(4)(5)ドナルド・ヴォーヒーズ(指)ベル・テレフォンアワー・オーケストラ

録音:(1)(2)1963 年9 月1 日ハリウッドボウル、ライヴ、
(3)1964 年12 月6 日ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ライヴ、
(4)(5)1950 年2 月7 日ニューヨークNBC ラジオ・シティ、放送用ライヴ録音
これまでレアなヴァイオリニストを紹介してきた RHINE CLASSICS から超大物ハイフェッ ツの貴重な音源をリリースされました。これまでCD化されたことのないブラームスとベート ーヴェンの大曲2曲です。特に若きメータとのベートーヴェンなど、珍しい音源です。また バーンスタイン、ピアティゴルスキーとのブラームスも期待大です。最後はアンコール的に ベル・テレフォンアワーから2 曲収録しています。

Naive
OP-30585[NA]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第8集
協奏曲 ハ長調 RV 187、協奏曲 ロ短調 RV 387、
協奏曲 ニ短調 RV 235、協奏曲 ニ長調 RV 217、
協奏曲 ト短調 RV 321、協奏曲 変ロ長調 RV 366「カルボネッリ」
ジュリアン・ショヴァン(Vn)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ

録音:2019年6月26-29日、パリ
ヴィヴァルディ・エディションのソロ協奏曲シリーズ初、フランスのヴァイオリン奏者が登場。ソリストとアンサンブルが一体となり、美しいメロディのフレー ジングの息遣いまで見事にそろっています。自作のオペラからの引用の部分など、このうえなくカンタービレな演奏で、優雅さ全開。最後に収録されている 「カルボネッリ」は、当時の名手ステファノ・カルボネッリが演奏するためにと作曲されたもの。急速なパッセージ、高い技術を要するスタッカート、美し く奏するのが難しいレガートなど超絶技巧も盛り込まれておりますが、ここではショヴァンとアンサンブルが見事に演奏しています!
ジュリアン・ショヴァンは2003年のブルージュ古楽コンクールで入賞して以来、ソリストとして、そしてアンサンブルのリーダーとしても活躍しています。 ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015年、ショヴァンによって設立されました。この名称は、1783年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」もこの 団体のために書かれたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックにちなんでいます。この団体は、マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・ オーケストラを務めた、フランス、そしておそらくヨーロッパ随一の楽団でした。メンバーはほぼ全員フリーメイソンによって構成され、名称のLogeもフリー メイソンのLodgesに因んでいます。ショヴァンはOlympicという文言を団体名に使うことをオリンピック委員会から禁止されたため、2016年から名称 をル・コンセール・ド・ラ・ローグとして活動を続けています。 (Ki)

MELODIYA
MEL1002624(1CD)
NX-C07
20世紀ロシアのピアノ協奏曲集
アレクサンドル・ツファスマン(1906-1971):ピアノとオーケストラのための組曲(1945)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
カプースチン:ピアノ協奏曲 第2番 Op.14
ドミトリー・マスレーエフ(P)
レオニード・グーリエフ(Tp)
ウラディーミル・ランデ(指)
シベリア国立SO

録音:2019年
2015年に開催された“第15回チャイコフスキー国際コンクール”ピアノ部門の優勝者ドミトリー・マスレーエフ。このアルバムは、彼がソリストを務 めるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を中心に、同じく20世紀ロシアの2人の作曲家、カプースチンとツファスマンの協奏曲形式の作品を収録し た1枚。 ピアノとトランペットの掛け合いが見事なショスタコーヴィチでの息を呑むかのようなテクニックはもちろんのこと、ジャズ風の肌触りを持つカプースチ ンでの柔軟で即興的なリズムの処理、同じくロシア・ジャズの草分けとして知られるツファスマンの音楽を華麗なタッチで演奏するマスレーエフの 妙技をお楽しみ下さい。
MELODIYA
MEL-1002600(5CD)
NX-F01
ルドルフ・バルシャイ・アニヴァーサリー・エディション
【CD1】
1-5.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ヴィオラ編)
6-8.アンリ・カサドシュ(1879-1947):ヘンデルの形式によヴィオラ協奏曲(1924)
9-12.ヒンデミット:ヴィオラと弦楽オーケストラのための葬送音楽(1936)
【CD2】
1-3.モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364
4-8..ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番ヘ長調 Op.73
【CD3】
1-2.パーセル:パヴァーヌとシャコンヌ ト短調
3-5.ロッシーニ:弦楽のためのソナタ 第3番ハ長調(1804)
6-8.モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K136
9-11.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
12-14.ストラヴィンスキー:バーゼル協奏曲 ニ長調 Basle(1946)
15-17.ストラヴィンスキー:協奏曲「ダンバートン・オークス」 変ホ長調(1938)
【CD4】
1-14.バッハ:フーガの技法(バルシャイによるオーケストラ編)
【CD5】
1-8.バッハ:フーガの技法 BWV1080
(ルドルフ・バルシャイによるオーケストラ編)(続き)
9-23.プロコフィエフ:つかの間の幻影 Op22より15曲(バルシャイによるオーケストラ編)
ルドルフ・バルシャイ(Va&指)
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ミハイル・ムンチャン(Cemb)
チャイコフスキーSQ
モスクワ室内O

【CD1】
録音:1955年…1-4
1960年…5(シャコンヌのみ)
1958年…9-12

【CD2】
録音:1959年…1-3
1954年…4-8

【CD3】
録音:1962年3月4日…1-5
1962年11月26日…6-8
1972年12月21日…9-17

【CD4】
録音:1971年

【CD5】
録音:1971年…1-8、
1962年…9-23



モノラル/ステレオ
この5枚組では、優れたヴィオラ奏者としての活動と、指揮者としての非の打ちどころのない完璧な演奏を3枚のアルバムに収録、残る2枚に は、晩年、病床にあっても編曲を続けていたという「フーガの技法」全曲と、同じくバルシャイが編曲したプロコフィエフの小品を併せることで、彼 の音楽に対する愛情と偉大な功績を探ることに成功しています。 1924年、ロシアのラビンスクに生まれ、モスクワ音楽院でヴァイオリンとヴィオラを学び、当初はヴィオラ奏者として活動を始めたルドルフ・バルシャ イ。1955年から指揮者に転向、自ら創設したモスクワ室内Oを率いて、ソ連国内で活発な活動を行い、同世代の作曲家の作品を 次々と初演。なかでもショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は自ら「室内交響曲」に編曲するなど、アレンジャーとしても素晴らしい成果を上げて います。また、晩年は若いころから愛していたというマーラーの「交響曲第10番」を補筆完成、録音を残したことでも知られています。

Acte Prealable
AP-0502(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲集 Vol.2
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.125
ピアノ協奏曲 第4番変ホ長調 Op.130
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリンPO
ヴォイチェフ・ロデク(指)

録音:2018年11月22-23日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド
ラウル・コチャルスキは幼少よりショパンの直弟子カロル・ミクリ(1819-1897)に師事した20世紀前半のポーランドを代表するピアニストの一人。作曲家でもあり、交響曲や歌劇を含む200近い作品を残しています。ヨアンナ・ワヴリノヴィチは当レーベルの看板アーティストの一人。
Acte Prealable
AP-0503(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲集 Vol.3
ピアノ協奏曲 第5番ニ長調 Op.140
ピアノ協奏曲 第6番ホ長調 Op.145
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリンPO
ヴォイチェフ・ロデク(指)

録音:2019年10月14-15日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド
Acte Prealable
AP-0501(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲集 Vol.1
ピアノ協奏曲 第1番ロ短調 Op.79
ピアノ協奏曲 第2番ト長調 Op.83
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ポトカルパチェPO
マッシミリアーノ・カルディ(指)

録音:2017年7月13-14日、ポトカルパチェ・フィルハーモニー、ジェシュフ、ポーランド
Acte Prealable
AP-0504(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):弦楽の為の協奏曲集
ヴァイオリンン協奏曲 イ長調 Op.84 *
チェロ協奏曲 ロ短調 Op.85 +
アグニェシュカ・マルハ(Vn)*
ウーカシュ・トゥジェシュ (Vc)+
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリンPO
ヴォイチェフ・ロデク(指)

録音:2018年11月28日+、29日*、
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド

Nimbus Alliance
NI-6394(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
モーツァルト:ピアノ協奏曲ヘ長調 K.413(作曲者自身による弦楽四重奏とピアノのための編曲版)
ピアノ協奏曲イ長調 K.488
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365*
ロバート・ブロッカー(P)、
ペーター・フランクル(P)*、
イェール・フィルハーモニア、
ウィリアム・ボートン(指)、
スタテラ・クァルテット

録音:2018年3月4日−7日、2019年3月8日、イェール大学音楽院(ニューヘイヴン、アメリカ)
イェール大学の音楽部長を務め、国際的にも高く評価されている名ピアニスト、ロバート・ブロッカー。イギリスSOの創設者&音楽監督としてNimbusに膨大な録音を行い、現在はイェールSOの音楽監督も務めるイギリスの名指揮者ウィリアム・ボートンの指揮で贈る、熟練されたモーツァルト。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Chandos
CHAN-20137(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.5
ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175*
歌劇 「偽の女庭師」序曲
歌劇 「シピオーネの夢」序曲
ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238*
歌劇 「ルーチョ・シッラ」序曲
歌劇 「羊飼いの王様」序曲
ピアノ協奏曲第8番「リュッツォウ」*
歌劇 「ツァイーデ」 序曲(交響曲第32番ト長調 K.318)
ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/Yamaha CFX)*、
ガボル・タカーチ=ナジ(指)、
マンチェスター・カメラータ


※使用ピアノ:Yamaha Model CFX
録音:2019年5月4日−5日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN 10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻)、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻&第4巻)、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」(第4巻)に選ばれるなど堅実な高評価を獲得してきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。
第5巻は、モーツァルトのオリジナルによる最初のピアノ協奏曲となった第5番(第1番〜第4番は編曲作品のため)から第6番、第8番、第9番の初期の4作品を収録。
そしてタカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"による鮮烈な演奏で、オペラのための序曲5作品もセットにした充実の2枚組です。
いずれもモーツァルトが10代〜20代前半の頃に書かれた作品でありながら、十分に成熟した天才モーツァルトの特別な才能が鮮明に浮かび上がってきます。
これまでのハイドンやモーツァルトのレコーディング同様、今作でもYAMAHAピアノを使用しています。

Ars Produktion
ARS-38295(1SACD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
キム・ソ・ジン(Vn)、
マンハイム・プファルツ選帝候室内O

録音:2019年5月22日−23日、エピファニアス教会(マンハイム、ドイツ)
24歳でスイスのルツェルンSOのコンサートマスターに就任し、現在はドイツのミュンヘン放送Oの副コンサートマスターを務め、ハノーファー音楽演劇大学で教鞭も執っている韓国系アメリカ人の女流ヴァイオリニスト、キム・ソ・ジンが奏でる華麗なるモーツァルト。
2006年にリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールにジュリアード・オーケストラとの共演で出演しソロ・デビュー。その後は、ソリストとしてもチェコRSOやサンクトペテルブルクSO、イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール、ブダペストSOなどと共演を重ねるなど目覚ましい活躍を展開しています。
ドロシー・ディレイ門下の田中直子、チョーリャン・リンの両氏にジュリアード音楽院で師事したキム・ソ・ジン。ジュリアード仕込みの確かな音楽性とテクニックが活きた魅力あふれるモーツァルト・アルバムです。

Indesens
INDE-086(1CD)
ソヴィエトのトランペット協奏曲集
(1)ネステロフ:トランペット協奏曲ハ短調 Op.42
(2)ヴァシレンコ:協奏的詩曲ハ短調 Op.113
(3)アルチュニアン:トランペット協奏曲変イ長調
(4)パフムートヴァ:トランペット協奏曲
(5)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番Op.35
(1ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、バスティアン・スティル(指)、モスクワSO
(2)ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、フランソワ・ブーランジェ(指)、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
(3)エリック・オービエ(Tp)、バスティアン・スティル(指)、ポーランドRSO
(4)ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、ジャン=フィリップ・ダンブルヴィル(指)、パフムートヴァ・アンサンブル
(5)エリック・オービエ(Tp)、ルステム・サイトクロフ(P)、ニコラ・シャルヴァン(指)、サヴォア地方O
モーリス・アンドレの系譜を継ぐ現代のフランスを代表するトランぺッター、エリック・オービエと、パリ警視庁吹奏楽団のトランペット奏者であり、パリ12区音楽院の教授として後進の育成にもあたっている名手ティエリー・ジェルヴェの2人が奏でる、「ソヴィエト」のトランペット協奏曲集5作品を収録!
オービエは王道中の王道であるアルチュニアンとショスタコーヴィチの2曲、ジェルヴェはネステロフ、ヴァシレンコとパフムートヴァの3曲を演奏。フランスの名手2人による濃厚濃密なソヴィエト・プログラムは、まさに旧ソ連の伝説的なトランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェルへのトリビュート・アルバムに仕上がっています。

Danacord
DACOCD-869(1CD)
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.4 〜 ジョージ・ガーシュウィン:ピアノと管弦楽のため作品全集
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
セカンド・ラプソディ
ピアノ協奏曲へ調
「アイ・ガット・リズム」による変奏曲
セシル・リカド(P)
ジェラルド・サロンガ(指)
南デンマークPO
2016年から始動したダナコード(Danacord/デンマーク)の意欲的な新シリーズ、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」は、18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆく好企画。第4弾は、「ガーシュウィン」のピアノと管弦楽のための作品全集。王道のラプソディ・イン・ブルーに加え、近年ようやく注目されるようになってきたセカンド・ラプソディーなどを収録。
セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しています。

DOREMI
DHR-8086(5CD)
ルドルフ・ケレルの芸術
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(5)ゲオルギー・ムーシェル:ピアノ協奏曲第2番 イ短調
(6)リスト:ピアノ協奏曲第1番
(7)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
(8)リスト:メフィスト・ワルツ
 超絶技巧練習曲 第10番ヘ短調 S.139-10
 『婚礼』 /『タンホイザー』序曲
シューマン:交響的練習曲 Op.13
 アラベスク Op.18
モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調 K.310
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
 ピアノ・ソナタ第14番『月光』
スヴィリドフ:ピアノ・ソナタ(1944)
(9)スヴィリドフ:ピアノ三重奏曲
ルドルフ・ケレル(P)
(1)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)、モスクワRSO
(2)(4)(5)(7)キリル・コンドラシン(指)、モスクワPO
(3)(6)ヴィクトル・ドゥブロフスキー(指)、モスクワPO
(9)ヴィクトル・ピカイゼン(Vn)、レフ・エフグラーフォフ(Vc)

録音:1961-1984年
ルドルフ・ケレルは1923年ティフリス生まれのロシアのピアニスト。6歳でピアノを始め12歳でトビリシ音楽院に学び、15歳の時にチャイコフス キーの協奏曲を公に演奏しました。大戦中に家族と共にロシア国外へ強制移住させられたときは、ピアノもなかったためテーブルに白黒を塗って鍵盤に模 したといいます。雪解け以降は祖国に戻りモスクワ音楽院の教授となったほか、ウィーン国立音楽大学教授も務めます。晩年はチューリッヒに移り住み、 2013年に90歳で世を去りました。このセットではロジェストヴェンスキーやコンドラシンといったロシアの名匠との協奏曲録音やソロによる演奏をたっ ぷりと収録。これだけまとまって聴けるのは貴重です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72816(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ベ ン・キム(P)
コンセルトヘボウ室内O

録音:2019年6月3-6日/オランダ、MCO Studio 1
ベン・キムは、現代ピアノを用いて古楽器ピアノの質感や語り口を表現することにずっと興味を持っていたと言います。歌い上げるのではなく語るように 音を発し、時に打楽器的なスタッカートを採り入れるなどして、モーツァルトのシンプルで天才的な楽譜から、美しく透明な演奏を生み出しています。ロ イヤル・コンセルトヘボウOのメンバーからなる1987年創設のグループ、コンセルトヘボウ室内Oとのアンサンブルも親密なもの。新鮮な 喜びにあふれたモーツァルトです。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186837(1CD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集
(1)チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052
(2)チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV1053
(3)チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV1055
(4)チェンバロ協奏曲第7番ト短調 BWV1058
フランチェスコ・コルティ(Cemb)、
イル・ポモ・ドーロ

録音:2019年3月1-5日/グスタフ・マーラー・ホール(ドッビアーコ)
1984年イタリア生まれの鍵盤奏者フランチェスコ・コルティが2018年よりゲスト・コンダクターをつとめるピリオド楽器オーケストラ『イル・ポモ・ドー ロ』との共演で、バッハのチェンバロ協奏曲集を録音しました!
コルティは2006年ライプツィヒにて第15回国際ヨハン・セバスチャン・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で第1位を受賞。翌2007年にはマルク・ ミンコフスキからのアプローチでルーヴル宮音楽隊のメンバーとなり、以後チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン奏者として活躍しております。ソリストと しては世界各国で活躍し、2017年6月に調布国際音楽祭に出演し注目を集めました。
満を持してのバッハのチェンバロ協奏曲集は、コルティの魅力である雄弁な語り口で演奏。イル・ポモ・ドーロとともに息の合ったアンサンブルを聴か せてくれます。今後のより一層の活躍が期待される注目の録音です。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-067(1CD)
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
五重奏断章 変ロ長調 KV Anh,91(フランツ・バイヤー補完)
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ジュリアン・エルヴェ(Cl)
グスターヴォ・ヒメノ(指)
ロッテルダムPO
ゴルダン・ニコリッチ、ゴラン・グリバイツェヴィチ(Vn)
ロマン・スピツェル(Va)、セリーヌ・フラメン(Vc)

録音:2017年3月、2018年9月
フランス出身のクラリネット奏者ジュリアン・エルヴェによるモーツァルトの登場。彼が首席奏者を務めるオーケストラ、ロッテルダム・フィルが管弦楽 を担当しているとあって、そのあたたかなアンサンブルは格別なものがあります。 カップリングには元LSOのコンサートマスターであるニコリッチら豪華メンバーを迎えての五重奏曲も収録しています。 ジュリアン・エルヴェはフランス出身。パスカル・モラゲスのクラスに学び、2008年からロッテルダム・フィルの首席クラリネット奏者を務めるほか、ソリスト、 室内楽でも活躍しています。楽器はビュッフェ・クランポンを愛奏しています。ヒメノはコンセルトヘボウOで打楽器奏者を務めていましたが2012 年よりヤンソンスのアシスタントとして指揮者としてのキャリアをスタートさせました。その後ハイティンクやアバドのアシスタントも務め、その才能は世界 が広く認めるところです。来日もしており、2020/21のシーズンからはトロントSOの第11代音楽監督としてますます活躍が期待されております。 (Ki)

LPO
LPO-0114(1CD)
LPOの首席奏者たちによるモーツァルト
フルート協奏曲第2番ニ長調 K314
協奏交響曲 変ホ長調 K.297b*
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191#
ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO
ジュリエット・バウザー(Fl)
ジョナサン・デイヴィス(Fg)
イアン・ハードウィック(Ob)
ジョン・ライアン(Hrn)
トーマス・ワトムフ(Cl)

録音:2017年12月2日、2017年11月30日*、2017年12月1日# ヘンリー・ウッド・ホール
ロフスキ率いるLPOの最新盤は、ソリスト陣もLPOメンバー、首席奏者を中心とした陣営による協奏曲集。フルート協奏曲はオペラ的な要素も強 い作品ですが、華やかなフルート・ソロ、そしてオペラでの経験も豊富なユロフスキというコンビが理想的な演奏を展開しています。協奏交響曲でも、お 互いを知り尽くしたメンバーたちによるアンサンブルとあって、安定感抜群、最上のブレンド具合です。ファゴットのジョナサン・デイヴィスはイギリスが誇 るファゴット奏者の一人ですが、見事なソロを披露しています。 (Ki)
■ジュリエット・バウザー(Fl)
2016年7月よりLPOに首席奏者として迎えられます。LSOなど世界的なオーケストラと協奏曲を演奏しているほか、2014年にはECHOライジング・スターの一人に選出された。
■ジョナサン・デイヴィス(Fg)
2016年にLPOにて首席奏者に就任。それまでは22歳よりロイヤル・フィルで同じく首席奏者を務めていた。アンサンブルへの客演多数。13歳でバービカン・センターにデビュー。現代作品の初演も手がけています。
■イアン・ハードウィック(Ob)
イングリッシュ・ナショナル・オーケストラで首席奏者を務めたのち1991年よりLPOメンバー。王立音楽院で後進の指導にあたるほか、2011年にはミュンヘン国際音楽コンクールの審査員も務めた。
叱っくジョン・ライアン(Hrn)
2001年ギルドホール音楽院卒業、LSOを経て、2009年よりLPO首席ホルン奏者に就任。R.シュトラウスやモーツァルトのホルン協奏曲でソリストを務めたほか、室内楽なども積極的に演奏しています。現代作品の初演も手がけています。
■トーマス・ワトムフ(Cl)
ロイヤル・フィルのメンバーを経て、2014年9月よりLPOメンバーとなります。

Simax
PSC-1375(1CD)
シェティル・ヴォスレフ(1939-):ピアノ協奏曲
(1)ピアノ協奏曲(1992)*
(2)夢の劇(Ein Traumspiel)(2009)(管弦楽のための)
(3)バラバ(Barabbas)(2004)(管弦楽のための)
全て、ベルゲン・フィルハーモニックO

(1)ライフ・オーヴェ・アンスネス(P)
エドワード・ガードナー(指)
(2)アイヴィン・グッルベリ・イェンセン(指)
(3)フアンホ・メナ(指)

録音:(1)2019年8月15日-16日、(2)2011年4月14日-15日(ライヴ)、(3)2013年3月21日-22日(ライヴ)
グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
制作:(1)ヨルン・ペーデシェン、(2)(3)アーリル・エーリクスタ
シェティル・ヴォスレフ は、ベルゲンに生まれ、ベルゲンのグリーグ・アカデミーで長年教えた多作の作曲家です。ヴォスレフの80歳を記念するアルバム。 ローガラン県のカルモイで生まれ、グリーグ・アカデミーのイジー・フリンカに学んだピアニスト、ライフ・オーヴェ・アンスネス(1970-)のソロ、ヴォ スレフと緊密な関係をつづけるベルゲン・フィルハーモニックの演奏で制作されました。 アンスネスがソロを弾く「ピアノ協奏曲」は、モーツァルトの「2台のピアノのための協奏曲」を聴いたヴォスレフが、「ならんで演奏する、まったく同じ音の楽器」 から「エコー協奏曲」のアイデアを得て作曲に着手したという作品です。作曲を委嘱したスタヴァンゲルSOの1993年シーズンの幕開けに、アンス ネスのソロ、アレクサンドル・ドミトリーエフの指揮で初演されました。アンスネスが、ベルゲン・フィルハーモニックの1995年4月のコンサートで演奏 した際にヴォスレフが「マニアックとも言えるほど極度の正確さに依存したこの作品をアンスネスほど上手く演奏できる人を見つけることはできなかっただ ろう」と語っています。2019年8月、首席指揮者エドワード・ガードナーの指揮で行われたセッションの録音です。 管弦楽のための「夢の劇」は、北ドイツRSO(現 NDRエルプPO)の首席指揮者に就任したアイヴィン・グッルベリ・イェ ンセンが最初のコンサートで指揮するためにヴォスレフに委嘱して作曲されました。ヒンドゥー教のインドラ神の娘が地上に降りてくるエピソードをスウェー デンの劇作家アウグスト・ストリンドベリが劇に作った『夢の劇』に基づき、ストリンドベリの「時間と空間の存在しない、脈絡のない夢の形をまねた」 という言葉を念頭に置きながら作曲したという作品です。2011年5月、グッルベリ・イェンセンがベルゲン・フィルハーモニックを指揮したコンサートの ライヴ録音で収録されています。 「歌手のいない歌劇」として作られた管弦楽作品「バラバ」は、ヴォスレフの同名の歌劇に基づく作品です。イエス・キリストに代わって釈放された盗賊 バラバの物語を第1幕「獄舎」第2幕「ピラトの宮殿の近くで」第3幕「受難の陰で」で構成され、指揮台の上方に設置されたディスプレイに歌劇の 台本の抜粋を表示しながら演奏されます。2008年から2013年までベルゲン・フィルハーモニックの第1客演指揮者を務めたスペインのフアンホ・メナ (1965-)の指揮。2013年5月、グリーグホールのコンサートのライヴ録音です。 (Ki)
Simax
PSC-1344(1CD)
カール・アーノルトト(1794-1873):ピアノ協奏曲・ピアノ六重奏曲
(1)ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.16
(2)ピアノ六重奏曲(大六重奏曲) Op.23
ルライフ・トルゲシェン(フォルテピアノ)
(1)ベルゲン・フィルハーモニックO
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
(2)ダーグ・アンデシュ・エーリクセン(Vn)
ユッタ・モルゲンシュテルン(Vn)
ハンス・グンナル・ハーゲン(Va)
ベン・ネーション(Vc)
グレグ・コーラー(Cb)
[楽器 Fortepiano: Gottlieb Hafner, Vienna ca.1830, restored by Edwin Bunk and Johan Wennink in 1994]

録音:2018年10月31日-11月1日、2019年5月11日-12日 ベルゲン大学講堂(大ホール)(ベルゲン、ノルウェー)
制作・録音:フランソワ・エケール
ドイツの作曲家カール・アーノルト(1794-1873)は、クリスチャニア(現 オスロ)で身を立てた際、ノルウェーの音楽にベートーヴェンの精神を吹 きこんだと言われます。アーノルトは、ノインキルヒェン生まれ。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名を馳せ、演奏旅行で訪れたクリスチャニアで音楽家 たちと聴衆に乞われ、フィルハーモニック協会の指揮を引き受けます。トリニティ教会のオルガニストも務め、クリスチャニアで最初のオルガンと作曲の学 校を私費で設立。ハルフダン・シェルルフ、オト・ヴィンテル=イェルム、ヨハン・スヴェンセンがこのアカデミーで学んでいます。 「ピアノ協奏曲」は、1819年8月、ワルシャワで初演、2年後、ベルリンで出版された作品です。「アレグロ・モデラート」「アダージョ・マ・ノン・トロッ ポ」、ロシア民謡に基づく「ロンド」。古典主義とロマンティシズムの結びついた音楽です。フォルテピアノのために作曲され、ポーランドの将軍ユゼフ・ザ ジチェクの夫人「アレクサンドラ・ザジチェク妃殿下」に献呈されました。「六重奏曲」は、ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバス の編成で演奏される作品です。「アダージョ・ノン・トロッポ − アレグロ・コン・フオコ」「アンダンテ」「アレグロ・コン・スピリト」「アレグロ・アジタート」 の4楽章。ベートーヴェンのスタイルを踏まえて書かれ、ピアノの技巧的で華麗な音楽の際立った「協奏曲」とも呼べる作品に作られています。1825年 に出版、プロシャの将軍、カール・フォン・デル・グレーベンに献呈されました。 ピアニストのトルライフ・トルゲシェン(1967-)は、ベルゲン生まれ。フォルテピアノの演奏をマルコム・ビルソン、バルト・ファン・オールトに学びました。 2002年からベルゲンのグリーグ・アカデミーで教授として教えています。主要なソロ・ピアノ曲を弾いたアルバム(PSC1305)につづくアーノルトの作品集。 初録音の2曲。セッションに先立ちアカデミーの学生グループの協力でリハーサルと研究が行われ、「ピアノ六重奏曲」はベルゲン・フィルハーモニックの プレーヤーたちの共演で録音されました。 (Ki)

BRIDGE
BCD-9531(1CD)
ポール・ルーザース・エディション 第15集
(1)ピアノ協奏曲第3番「パガニーニ変奏曲」
(2)サンバル・ダムール第2 巻(全8 曲)
(3)カフカプリッチョ(全5 楽章)
(1)アン=マリー・マクダーモット(P)
ベンジャミン・シュワルツ(指)
オーデンセSO
(2)クアトロ・マーニ【スティーヴン・バック(Cemb) 、スーザン・グレイス(P)】
(3)アンドレアス・デルフス(指)
オーデンセSO

録音:(1)2016 年9 月、(2)2016 年10 月 コロラド州ウォレン、(3)2018 年 6 月 デンマーク、オーデンセ
BRIDGE レーベルによるデンマークの作曲家、ポール・ルーザース(デンマーク語読みでは パウル・ルーザスが近い)のエディションの第 15 集。ピアノ協奏曲第 3 番「パガニーニ変奏 曲」は2014 年の作。題名通り、リストやラフマニノフも用いたことで有名なパガニーニの 24 の カプリッチョ第24 番の主題を基にしています。ピアノ独奏はなんとアン=マリー・マクダーモット。 サンバル・ダムール第2 巻は1986 年の作。チェンバロとピアノを共演させた面白い曲。カフカ プリッチョは、カフカとカプリッチョを繋げたもの。彼のオペラ「カフカの審判」に基づいています。

DORON
DRC-4029(1CD)
〜Legendary Artists シリーズ〜
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノと管弦楽のためのロンド変ロ長調 WoO6
メナヘム・プレスラー(P)
モーシェ・アツモン(指)
ウィーン歌劇場O

録音:1967 年頃
ボザール・トリオのピアニストとして高名なメナヘム・プレスラー、最近はソリストとしても評判 が高くDG などからソロ・アルバムが発売になっております。そんなプレスラーの往年のピアノ 協奏曲録音を復活させた DORON のCD、これが4 枚目。オリジナルはConcert Hall レー ベルの録音と思われます。プレスラーの柔らかく温かいピアノはベートーヴェンの若き日の名 作に打ってつけで、2 曲とも大変にいい味わいに仕上がっています。日本とも縁の深いモーシ ェ・アツモンの指揮も見事。 半世紀以上前のステレオ録音でテープ劣化がいくらかあることをご了承ください。


Treasures
TRE-214(1CDR)
バルサム〜モーツァルト&ベートーヴェン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175*
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲ニ長調Op.61(原曲:ヴァイオリン協奏曲)
アルトゥール・バルサム(P)
ブロニスラフ・ギンペル(指)交響楽団*
クレメンス・ダヒンデン(指)ヴィンタートゥールSO

録音:1951年*、1950年代初頭
※音源:英NIXA PLP-229*、仏Guilde Internationale Du Disque MMS-3002
◎収録時間:65:09
“没入しないのに芯は熱い!2つのニ長調の名曲で見せるバルサムの凄い感性!”
■音源について
全てコンサートホール音源。モーツァルトのオケは、レコードには「交響楽団」と表記されていますが、マイケル・グレイ氏のディスコグラフィではヴィンタートゥール市立管とされています。モーツァルトの終楽章のカデンツァは、バルサムの自作。

K.175はモーツァルトの初のオリジナルのピアノ協奏曲(それまでは編曲もの)で、天才的閃きが満載の名作ですが、その持ち味をこれほど漏れなく引き出した演奏が他にあるでしょうか?堅実でありながら華のあるバルサムのピアニズムはこの名曲を再現するのに不可欠!自分を前面に立てず、モーツァルトの筆致のみを炙り出すことに成功した最高の実例がここにあります!第1楽章後半のカデンツァの曲想は多彩な表情を孕んでいますが、そこでも自己顕示をせず、その多様なニュアンスを取り零しなく再現。第2楽章は、情緒たっぷりに歌い出す例が多い中、バルサムの朴訥なタッチはかえって涙を誘います。終楽章はスケールが大きく、確信あふれる進行。ベートーヴェンのような威厳さえ見せ、作品の偉大さを更に印象づけます。ギンペルの指揮も立派。
 ベートーヴェンは、聴いている途中で一度は元のヴァイオリン版が頭をよぎるものですが、バルサムの演奏は、そんな暇を与えないほど、オリジナルのピアノ協奏曲としての魅力を徹底的に聴き手に突きつけます。第1楽章のピアノの開始部からそれを実感していただけるはず。ヴァイオリンの持続音をピアノに置き替える際に不可欠なのはトリルは、この作品でも当然頻出しますが、4:56〜に象徴されるように、バルサムの鈴を転がすようなトリルは、全編に渡ってこの作品に華やぎを与えています。第1楽章展開部はクールさの極み!ポーカーフェイスを通しながら、唯一20:25からはテンポを落として纏綿と歌うと思わせておいて没入はせず、妖しいオーラのみを表出。結果的に陶酔的な空気を敷き詰めており、一音たりとも聴き逃し厳禁!
 終楽章に至ると、むしろピアノ版の方が作品としての訴求力が高いのでは?と思わせる魅力にますます惹きつけられるばかり。特にハーモニーの俊敏な移ろいの妙味!1:22からのピアノの左右のパートが怒涛の融合を見せるなど、ヴァイオリンではありえない現象です。前のめりなほどアグレッシブな進行を続けながらも自己をひけらかさない矜持はモーツァルトと同様ですが、2:25からはまさに男泣き!ダヒンデンの深い呼吸(3:24からの強弱振幅!)に満ちた指揮とともに感動的なシーンです。
 最近はこの作品の録音も珍しくないですが、その多くが「ヴァイオリン曲をピアノで弾いてみました」という説明調か、スケール感に欠ける物が多いことを考えると、バルサム盤はこの作品の録音の魁としてというより、作品解釈の指針として認識すべきではないでしょうか。 【湧々堂】 

オクタヴィア
OVCL-00718(1CD)
税込定価
3300
2020年2月19日発売
ドヴォルザーク:作品集
ヴァイオリン協奏曲*
ソナチネ ト長調 作品100 B.183#
母の教え給いし歌 [編曲:クライスラー] #
ユモレスク [編曲:クライスラー]#
大江馨(Vn)
上岡敏之(指)*
新日本フィルハーモニーSO*
山中惇史 (P)#

録音:2018年3月10日 東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ*、2019年11月6日 稲城@プラザ
現在最も期待を寄せられているヴァイオリニストの一人として、近年ますます活躍をみせ ている大江馨、待望のデビュー・アルバムです。 協奏曲はすみだトリフォニーホール主催の「すみだ平和祈念コンサート2018「すみだ×広 島」」からのライヴ録音。大江が2013年に第82回日本音楽コンクールで優勝した際にも演 奏した、大変思い入れのある楽曲です。カップリングでは大江が厚い信頼を寄せるピアニ スト山中惇史と息の合ったアンサンブルを奏でています。 オール・ドヴォルザーク・プログラムで、彼のテクニックと繊細な音色、抒情的な歌心、す べてがお楽しみいただけるアルバムとなりました。(オクタヴィア)

SUPRAPHON
SU-4276(1CD)
20世紀のヴィオラ作品集
(1)フェルド(1925-2007):協奏曲〜ヴィオラとオーケストラのための(2004)
(2)フロスマン(1925-1998):「ヴィジョンズ・オブ・ミケランジェロ」〜ヴィオラとオーケストラのための(1976)
(3)ボドロヴァー(1954-):受難劇音楽「プランクトゥス」〜ヴィオラとシンフォニック・オーケストラのための(1982)
イトカ・ホスプロヴァー(Va)、
プラハRSO、
(1)(3)ヤン・クチュラ(指)、
(2)トマーシュ・ブラウナー(指)

録音:(2)2016年4月14&15日、(1)2017年9月5&6日、(3)2018年4月27日/チェコ放送第1スタジオ
20世紀のヴィオラ曲の録音に力を注ぐイトカ・ホスプロヴァー。当録音ではオーケストラを伴う協奏的作品3篇を収録しました。ホスプロヴァーはチェ コ出身のヴィオラ奏者。7歳よりヴァイオリンを始め、1989 年にはプルゼニ音楽院(チェコ)へ入学。1993 年にベートーヴェン国際音楽フェスティヴァ ルの18歳以下の部門で優勝。その後、若手演奏者からなるユンゲ・エステルライヒッシェPOにて首席ヴィオラ奏者を務め、現 在はソリストとしてチェコだけでなく世界中に活動の幅を広げています。
ビロードのように美しい音が魅力のヴィオラ。ヒンデミット、マルティヌー、バルトークがこの楽器のために書いた傑作がありますが、ここに収録された 3篇もヴィオラでしか表現のできない深い音色を生かした作品です。
フェルドのヴィオラ協奏曲は技術的にはバルトークを上回るほどの超絶技巧作品。フロスマンの「ヴィジョンズ・オブ・ミケランジェロ」はミケランジェ ロ生誕500周年にあたる1975年に作曲された美しい作品。そしてボドロヴァーの受難劇音楽「プランクトゥス」は1982年共産主義チェコスロバキア 時代に生まれた暗闇、ストレス、そして人生の絶望を反映した作品です。 (Ki)

APARTE
AP-226(2CD)
ヴィヴァルディ:協奏曲集
[CD1]
・チェロ協奏曲 ト短調 RV 416
・歌劇「救われたアンドロメダ」より”Souvente il sole” RV Anh. 117/ルシール・リシャルドー(Ms)
・2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV 531/第2チェロ:酒井淳
・チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV 409/ファゴット:ハヴィエル・ザフラ
・ピッコロ・チェロのための協奏曲 ト長調 RV 414
・弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ハ長調 RV 112
[CD2]
・2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲/パブロ・ヴァレッティ&マウロ・ロペス・フェッレイラ(Vn)、酒井淳(チェ
・チェロ協奏曲 変ロ長調“テレーザのために”よりラルゲット/再構築:オリヴィエ・フレ
・ピッコロ・チェロのための協奏曲 ロ短調 RV 424
・歌劇『ティート・マンリオ』より“緑のオリーヴの枝で”/デルフィーヌ・ガル(C.A)
・チェロ協奏曲 ニ短調 RV 405
・チェロ協奏曲 イ短調 RV 419(アレグロ)
オフェリー・ガイヤール(Vc、指揮)
プルチネッラ・オーケストラ

録音:2019年8月27-9月3日、パリ
親密な音色と感性豊かな音楽が人気のチェリスト、ガイヤール。最新盤は、ヴィヴァルディの協奏曲集。ガイヤールはここでチェロ独奏とアンサンブル による協奏曲のほか、2〜4人のソリストとアンサンブルによる協奏曲をプログラム。ソリストの共演陣も、チェロの酒井淳(齋藤秀雄メモリアル賞、レコー ド・アカデミー賞等受賞)、フライブルク・バロック・オーケストラのファゴット奏者ハヴィエル・ザフラらという豪華な顔ぶれです。
1737年頃ピエタ慈善院にいたテレーザ(1721年生まれ)という若きチェロ奏者のためにヴィヴァルディは3作のチェロ協奏曲を作曲しました。残 念ながらそれらは現在ヴィオラ・パートのみが伝わっているという状況ですが、ここでガイヤールは “テレーザのために” と題された変ロ長調の協奏曲 の緩徐楽章を再構築しています。さらに、ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV 179/581のカデンツァも挿入しています。歌劇『救われたアンドロメダ』RV Anh.117が雲の中からさっと射す光のよう。ヴィヴァルディ作品の色彩感と陰影に富んだ世界を堪能できる2枚組です! (Ki)

H.M.F
HMM-902608(1CD)
プロコフィエフ:交響的協奏曲Op.125
チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
ブリュノ・フィリップ(Vc)
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
フランクフルトRSO(1)、
タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)(2)

録音:2018年2月ヘッセン放送大ホール(1)、2019年11月テルデックス・スタジオ(2)(ベルリン)
プロコフィエフの晩年のチェロ曲はロストロポーヴィチの協力で生まれ、彼が世界初演を務めました。ロストロポーヴィチならではの超絶的なテクニック と豊かな歌心が反映された名作として、今日の貴重なレパートリーとなっています。このアルバムの主役のブリュノ・フィリップは1993年生まれ。2011 年にアンドレ・ナヴァラ国際コンクールで第3位とベスト・リサイタル賞を受賞、2014年にミュンヘン国際音楽コンクールで第3位と聴衆賞を受賞とい う将来を嘱望される若手。テクニックと歌心に加え、若々しい感性が魅力となっています。
交響的協奏曲とソナタは、初演の際リヒテルが前者を指揮者、後者をピアニストとして支えたことで知られています。ここではクリストフ・エッシェンバッ ハ指揮フランクフルトRSOが共演しているのもぜいたくで魅力的。ただしソナタは彼のピアノではなく、1990年生まれのピアニスト、ドミニク・ド・ ヴィリアンクールと共演。パリ音楽院でロジェ・ムラロ、クレール・デセール、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェに師事した後、 (Ki)

Profil
PH-19073(1CD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
イワン・ポチェーキン(Vn)
ワレンチン・ウリューピン(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2019年/モスクワ音楽院大ホール
イワン・ポチェーキンは1987年モスクワ生まれのヴァイオリニストで、2005年にモスクワのパガニーニ・コンクールで優勝。弟ミハイルもヴァイオリ ニストで、共演盤もあります。単独ではnaxosレーベルからパガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番のディスクを出していまが、今回Profilレーベルでショ スタコーヴィチの協奏曲に挑戦。研ぎ澄まされた音でショスタコーヴィチの神経質な世界を見事に描いています。

MIRARE
MIR-476(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ペトリス・ヴァスクス(b.1946):「遠き光」ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲
ファニー・クラマジラン(Vn/マッテオ・ゴフリラー(1700年)
ケン=デイヴィッド・マズア(指)
イギリス室内O

録音:2016年3月9-11日
パリ生まれの俊英、クラマジランによる新譜の登場。クルト・マズアの息子であるケン=デイヴィッド・マズア指揮イギリス室内Oとの共演による、 ベートーヴェンとヴァスクスというプログラムです。クラマジランの魅力である繊細な美しさをたたえた、それでいて力強い音色が炸裂した演奏。ケン=デ イヴィッド・マズア率いるイギリス室内管の丁寧な管弦楽がクラマジランの音楽を影になり日向になり支え、濃密なアンサンブルが展開されています。ベー トーヴェンでのすみずみまで意志の通った演奏、そしてヴァスクスで聴かせるたしかな技巧に支えられた静謐の世界は圧巻です。
ヴァスクスの「遠い光」は1997年のザルツブルク音楽祭委嘱作品。初演したのはギドン・クレーメルと、結成間もないクレメラータ・バルティカでした(8 月10日)。演奏時間は30分ほどで、楽章は切れ目なく演奏されます。宇宙の永遠の美についての沈思から始まり、人間の狂気の不協和音、そして最後 は冒頭のような静寂が戻って幕となる、深遠なる作品です。
ファニー・クラマジランは、1984年パリ生まれ。7歳でヴァイオリンを始め、2000年パリ国立高等音楽院修士課程に入学、ジャン=ジャック・カン トロフに師事しています。04年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックを卒業。95年ルイ・シュポーア国際コンクール優勝。05年フリッツ・ クライスラー国際コンクール第1位。07年には、モンテ・カルロ・ヴァイオリン・マスターズにて「モナコの侯爵レニエIII世賞」(優勝)を受賞。これまでに、 ウィーン・フィル、ミュンヘン・フィル、ロンドン・フィルなどと共演しています。使用楽器は1700年製マッテオ・ゴフリラー。 ケン=デイヴィッド・マズアは1977年生まれ、2019/20のシーズからミルウォーキーSOの音楽監督に就任しています。これまでにロサンゼルス・ フィル、シカゴ響などと共演。2015年には読響とも共演を果たしています。これからの活躍がますます期待される俊英です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902341(1CD)
シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲*
浄夜 op.4(弦楽六重奏曲版)
全て、イザベル・ファウスト(Vn)
スウェーデンRSO*
ダニエル・ハーディング(指)*
アンネ・カタリーナ・シュライバー(Vn)
アントワン・タメスティ(Va)
ダヌーシャ・ヴァスキエヴィチ(Va)
クリスティアン・ポルテラ(Vc)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)

録音:2019年1月ベルワルト・ホール(ストックホルム)*、2018年9月テルデックス・スタジオ(ベルリン)
イザベル・ファウストの最新盤は、シェーンベルク。20代中頃の作品「浄夜」の弦楽六重奏版と、それから40年弱という時を隔てて書かれたヴァイ オリン協奏曲という組み合わせです。「浄夜」はブラームスやワーグナーの影響が色濃く見られる欄熟のロマンティシズムが魅力の作品ですが、ここでは ファウストが心から信頼を寄せる奏者たちが集った最強のメンバーでの演奏で、注目です。ファウストのまっすぐな音色が中心となったアンサンブルが却っ て作品の欄熟した空気を際だたせており、ドロドロの世界が展開されております。そしてヴァイオリン協奏曲は12音技法を探求していた時期の作品ですが、 ソナタ形式で書かれており、楽章構成も第1楽章―急(アレグロ)、第2楽章―緩(アンダンテ)、第3楽章―ロンド・フィナーレという形をとっています。 シェーンベルクが12音技法の内に込めた様々な旋律を、ファウストが1ミリの狂いもない技術をもって奏でており、厳格かつ厳密な12音の世界の中に もシェーベルクが織り込んだ美しい旋律がこの上なく魅力的に引き出されています。それをサポートするハーディング率いるオーケストラとのアンサンブル も、ぴたりとあった見事なもの。欄熟のロマン、そして厳格な「古典」の書法の間にたって、ファウストと、彼女が心から信頼を寄せる音楽家たちが、20 世紀の音楽史の中でも屈指の傑作であるこれらの作品を、これ以上なく生き生きと表現しています。 「浄夜」の共演者には信じがたいメンバーが顔をそろえています。ヴァイオリンのアンネ・カタリーナ・シュライバーは、フライブルク・バロック・オー ケストラでリーダーも務める奏者。アントワン・タメスティは言わずとしれた世界的奏者(トリオ・ツィンマーマンのメンバー)。ダヌーシャ・ヴァスキエヴィ チはアバド指揮モーツァルト管、カルミニョーラのモーツァルト全集で協奏交響曲のヴィオラを務めていました。クリスティアン・ポルテラはトリオ・ツィン マーマンのメンバー。ジャン=ギアン・ケラスも来日も多い世界的奏者です。どの奏者も広い時代の作品を手がけており、そうしたメンバーがこの「浄夜」 を演奏する、というのはまた格別なものがあります。 (Ki)

TAFELMUSIK
TMK-1039(1CD)
NX-B07
ヴィヴァルディに愛を込めて
.歌劇「離宮のオットー大帝」RV729-シンフォニア
ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 「アマート・ベネ」RV761
ファゴット協奏曲 ニ短調 RV481
2台のオーボエのための協奏曲 ハ長調 RV534
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV271「恋人」
室内協奏曲 ニ長調 RV93
4台のヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV553
2台のヴァイオリンと2台のオーボエ、ファゴットのための協奏曲 ニ長調 RV564a
エリサ・チッテリオ(Vn)
ドミニク・テレシ(Fg)
ジョン・アッベーガー(Ob)
マルコ・チェラ(Ob)
ルーカス・ハリス(Lute)
クリスティーナ・ツァハリアス(Vn)
パトリシア・エイハン(Vn)
ジェネヴィエーヴ・ジラルドー(Vn)
ジョン・マルコ(Ob)
ジュリア・ウェドマン(Vn)
エリサ・チッテリオ(指)
ターフェルムジーク・バロックO(ピリオド楽器使用)

録音:2018年10月30日-11月2日
カナダの古楽器アンサンブル「ターフェルムジーク・バロックO」。1979年に設立、トロントを拠点に幅広い活動を 行っています。1981年からはジーン・ラモンが音楽監督兼コンサートマスターを務めていましたが、2017年からはヴァイ オリニスト、エリサ・チッテリオが新しい音楽監督に就任。このヴィヴァルディ・アルバムが彼女初の音楽監督としてのリリー スとなります。ヴィヴァルディの膨大な作品の中から「愛」を主題にした曲を選び、ヴァイオリン・ソロを伴う曲では独奏を務 めるとともに、オーケストラから美しい響きを紡ぎ出す彼女、21世紀におけるこのアンサンブルの優れた牽引役として注 目されています。

LAWO Classics
LWC-1186(1CD)
歌うオーボエ
エギル・ホーヴラン(1924−2013):カントゥス第8番Op.129(オーボエと弦楽四重奏のための)
シェル・ハッベスタ(b.1955):オーボエ協奏曲 Op.89
ヨハン・クヴァンダール(1919−1999):オーボエと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.46
ボブ・シール(1922−1996)/ジョージ・デーヴィッド・ワイス(1921−2010)(オイヴィン・ヴェストビュー 編):この素晴らしき世界
トリグヴェ・オールヴィーク(Ob)、
ノルウェー放送O
インガル・ベルグビュー(指)、
コルビョルン・ホルテ(Vn)、
ヘンリク・ハンニスダール(Vn)、
ヨン・ソンステボー(Va)、
フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(Vc)

録音:2018年4月9日−11日、5月1日、5月14日−16日、ノルウェー放送(NRK)コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)
1981年から2018年までノルウェー放送Oのソロ・オーボエ奏者を務めたトリグヴェ・オールヴィークは、ラジオとテレビの番組にも何度となく出演、「歌うオーボエ」のプレーヤーとして親しまれてきました。「ソリスト」としてのアルバム。現代ノルウェーの作曲家3人の親しみやすい作風の曲を演奏しています。
戦後モダニズムの音楽と宗教音楽からインスピレーションを得た音楽で知られるホーヴランの 「カントゥス第8番」 と民俗音楽の色彩を強くうかがわせるクヴァンダールの 「オーボエ協奏曲」 は、このジャンルの隠れた名作と言われる作品です。オールヴィークから協奏曲を委嘱されたシェル・ハッベスタは、ノルウェー国立音楽大学で学び、主に教会音楽家として活動しています。『イザヤ書』をテクストに作曲したオラトリオ「地の一夜」に代表される、宗教と人間のつながりを音楽に表現した作品を中心に作曲してきました。「技巧的なオーボエのソロと太い筆運びの管弦楽」による「オーボエ協奏曲」も「聖と俗」の雰囲気を漂わせる一作です。ルイ・アームストロングの歌で親しまれているジャズ・バラード「この素晴らしき世界」が、アンコールとして演奏されます。

Signum Classics
SIGCD-614(1CD)
2420★★
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.1
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
エリーザベト・ソンバール(P)、
ピエール・ヴァレー(指)ロイヤルPO

録音:2019年7月14日−15日(第1番)&16日−17日(第2番)、カドガン・ホール(ロンドン)
フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)がSignum Classicsに登場。ベートーヴェンの生誕250周年を記念して、ピエール・ヴァレー&ロイヤル・フィルとのピアノ協奏曲シリーズがスタート。
エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞しています。
ソンバールはロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムも録音してきました。今後数ヵ月にわたってこのベートーヴェンのピアノ協奏曲サイクルを続けていくとのことです。

GRAND SLAM
GS-2211(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ヨハンナ・マルツィ(Vn)、
パウル・クレツキ(指)、
フィルハーモニアO

録音:1955年12月20、21日ロンドン、キングズウェイ・ホー ル
1954年2月15-17日ロンドン、キングズウェイ・ホー ル*
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
当シリーズのベスト・セラー、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(GS-2193)に続く、ヨハンナ・マルツィの第2弾です。今回はセッショ ンで収録されたメンデルスゾーンとブラームスのヴァイオリン協奏曲、内容についてはもはや説明は不要かと思います。最近、次々と発売される復刻盤全般について言えることは、巧妙に作られているとは思えるものの、いかにも音が固く、金属的なものが多いような気がします。そうした点に不満を持つファ ンは意外に多いので、この2曲を当シリーズに加えました。とはいえ、意図的に音を柔らかくしたりしているわけではなく、いつもの通り、原音に忠実に マスタリングを行っているだけで、余計な操作は一切加えていません。(平林直哉)

ALIA VOX
AVSA-9935(2SACD)
ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ長調「聖ロレンツォの祝日のために」RV 562
協奏曲 ニ長調 op.3-9, RV 230より‘ラルゲット’
オラトリオ「勝利のユディータ」RV 644
マリアンヌ・ベアーテ・キーラント(ユディータ/メゾ・ソプラノ)
レイチェル・レドモンド(ヴェイガス/ソウラノ)
マリーナ・デ・リソ(ホロフェルネス/メゾ・ソプラノ)
ルシア・マルティン=カルトン(アルバ/ソプラノ)
クリスティン・ムルダース(オシアス/メゾ・ソプラノ)
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン

録音:2018年10月15日、パリ
サヴァールが、ヴィヴァルディの現存する唯一のオラトリオを録音しました。序曲(シンフォニア)以外は完全なかたちで残されている本作に対し、サヴァー ルは、調性や主題からオラトリオにふさわしいと考えられるヴィヴァルディの他作品を序曲として演奏しています。この「勝利のユディータ」はヴィヴァルディ の声楽作品の最高鋒といわれる作品で、アリアの美しさ、合唱パート、レチタティーヴォの凝縮されたドラマ、器楽書法の豊かさなど、すべてが最高の形 の作品となっています。サヴァールはそれぞれの配役に素晴らしい歌手を配置、やわらかでふくよかな管弦楽の響きで極上のオラトリオの世界を作り出し ています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902411(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ協奏曲第2番(カデンツァ:ロバート・レヴィン)
クリスティアン・ベザイデンホウト
(フォルテピアノ/1989年製ロドニー・レジエ、1824年製コンラート・グラーフ・モデル.コレクション・エドウィン・ボインク)
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ(コンサートミストレス:カタリーナ・シュライバー)

録音:2017年12月、フライブルク・アンサンブルハウス
軽やかに飛翔する音楽で世界を魅了するベザイデンホウト、オーケストラを豊かに響かせつつ細やか、かつグルーヴ感のよい指揮で世界を舞台に活躍す るエラス=カサド、そして名人集団フライブルク・バロック・オーケストラという望みうる最高の顔合わせによるベートーヴェンの協奏曲全曲シリーズの登 場です! 2015年3月に協奏曲第3番を共演、その時にぜひこの顔合わせで全曲録音を、というプロジェクトが立ち上がりました。2017年12月、10日間 で一挙に5曲を録音する、というスケジュールで、皆がベートーヴェンにどっぷりつかった幸せな10日間だったといいます。最新の校訂報告にも入念に あたり、これまで見過ごされてきたアーティキュレーションやデュナーミクを忠実に表現し、よりすみずみまで行き届いた演奏となっています。
「皇帝」冒頭のオーケストラのやわらかさをそなえた力強い響きに、はっと驚かされます。つづくベザイデンホウトが奏でる軽やかかつ華やかなパッセー ジに、ベートーヴェン当時の人々が感じたであろう衝撃と期待感をおぼえます。緩徐楽章でのベザインデンホウトの美しさは言うまでもなく、終楽章での 細やかさと歯切れのよさ、そしてエラス=カサド率いるFBOの合いの手の絶妙加減も素晴らしいものがあります。第2番ではオペラ序曲のような浮き浮 きとした冒頭、緩徐楽章でのソロとオーケストラとの親密な対話、終楽章の小気味よいテンポ感、何をとっても絶品です。第1楽章のカデンツァは、ベザ イデンホウトたっての願いで、ガーディナー(オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティーク)とロバート・レヴィンが1999年にリリースした同 曲の録音において、レヴィンが即興でおこなったカデンツァを元にしたものが収録されていますが、これがまた超絶技巧と豊かな音楽が見事に発揮された ものとなっており、聴きものです。ソリスト、オーケストラのメンバー一人ひとりの腕前が素晴らしく、それを束ねる指揮者の音楽性すべてが見事に作用し 合ってこそ実現しえた稀有の名演が展開されています。 (Ki)

DOREMI
DHR-8101(3CD)
デネシュ・コヴァーチ 第1集
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(3)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
(4)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
(5)バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1043
(6)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
(7)ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56
(8)ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト短調 Op.40
(9)ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
(10)チャイコフスキー:憂鬱なセレナード Op.26
デネシュ・コヴァーチ(Vn)
(1)ミクローシュ・エルデーイ(指)、ブダペスト・フィルハーモニックO
(2)ヤーノシュ・フェレンチク(指)、ハンガリー国立O
(3)(4)ミクローシュ・エルデーイ(指)、ブダペスト・フィルハーモニックO
(5)マリア・バーリント(Vn)、ミクローシュ・エルデーイ(指)、ブダペスト・フィルハーモニックO
(6)ジュラ・ネーメト(指)、ハンガリー国立O
(7)ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、アニコー・セゲディ(P)、アンドラーシュ・コーロディ(指)、ハンガリー国立O
(8)(9)ジェルジ・レヘル(指)、ハンガリー放送O
(10)ジュラ・ネーメト(指)、ハンガリー国立O

録音:1964-1978年
デネシュ・コヴァーチは1930年生まれのハンガリーのヴァイオリニスト。ブダペストのリスト音楽院でフバイの弟子エデ・ザトゥレツキーに学び、 1955年にカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。レパートリーはバロックから同時代までの協奏曲、室内楽、ソロと幅広く、ベートーヴェ ンやバルトークを得意としました。1957年よりリスト音楽院で教鞭をとり5年後に教授となり、1968年には音楽院の学長となりました。この3枚組で はコヴァーチとハンガリーのオーケストラによる貴重な音源をお聴きいただけます。収録曲も古典的名作群で固めており聴きごたえあり

CONCERTO CLASSICS
CNT-2106(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K414、
第9番変ホ長調『ジュノム』
アンドレア・バケッティ(P)、
ファビオ・ルイージ(指)、
フェニーチェ歌劇場O

Goodies
78CDR-3786(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453 エトヴィン・フィッシャー(ピアノと指揮)
フィッシャー室内O

英 HMV DB 3362/64
1937年5月7日、ベルリン録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれ。主にドイツで活躍した ピアニスト、指揮者で教育者でもあった。ベルリンでリストの最後の弟子だっ たマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMIのアーティスト となり、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲(78CDR-1142/6)の世界 初録音を行った。フィッシャーは協奏曲の録音で独奏と同時に指揮をする「弾 き振り」の演奏法を現代に復活させた。このシリーズでモーツァルト:ピアノ 協奏曲第20番K.466やハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調作品21(78CDR-3129)が「弾 き振り」で聴ける。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Solo Musica
SM-315(1CD)
NX-B03
クララ・シューマンと同時代の作曲家たち
ライネッケ(1824-1910):ピアノと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック 変ロ長調 Op.33
シューマン:主題と変奏 変ホ長調「天使の主題による変奏曲」 WoO24
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンによる変奏曲Op.20
:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7(弦楽合奏版)
アンドレア・カウテン(P)
ティーモ・ハントシュー(指)
プフォルツハイム南西ドイツ室内O

録音:2019年3月20日-23日、2019年5月3-5日
ハンガリー出身のアンドレア・カウテンは、スイスのバーゼル音楽院で学んだピアニスト。やわらかなタッチによる柔和な響き で、多数のCDをリリースしており、このアルバムでは、クララ・シューマンと彼女の同時代の作曲家たちに焦点を当てた作 品を演奏しています。まずライネッケはシューマンとリストも認めた優れたピアニストで、ライプツィヒでシューマンと出会い、 後にクララやリストと演奏会を開いて人気を博しました。ロベルトの「主題と変奏」は別名「天使の主題による変奏曲」、 又は「幽霊の主題による変奏曲」として知られ、1854年に作曲されたもの。続くクララの「ロベルト・シューマンの主題に よる変奏曲Op.20」は、クララが慣例通り、ロベルトが家族と過ごした最後の誕生日に捧げた曲。クララの「ピアノ協奏 曲」は、彼女が残した唯一のオーケストラ作品ですが、オーケストレーションでロベルトがかなりの部分を手伝ったと言わ れる二人の“愛の結晶”ともいえる作品。カウテンの選曲は、夫婦のライフ・ストーリーを象徴する作品をさりげなく並べ、 聴く人を深淵な愛と音楽の世界へ誘ってくれます。
Solo Musica
SM-325(1CD)
NX-B03
グルダ、プロコフィエフ、プーランク作品集
フリードリヒ・グルダ:コンチェルト・フォー・マイセルフ
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 Op.25
プーランク:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲
ミッシャ・チュン(P)
ヤニク・ザロット(ドラム)
スタニスラフ・サンドロノフ(エレキ・ベース)
ユリア・ミロスラフスカヤ(P)
セルゲイ・シマコフ(指)
ジロー・アンサンブル室内O
2015年に結成されたジロー・アンサンブル室内Oは、五重奏から40人のメンバーを要する室内楽作品までを こなす、柔軟な編成で活動する新進アンサンブル。若い感性でバロックから現代作品までの幅広いレパートリーを開拓 し、あまり知られていない作品を世に広めることに重きをおいています。2017年にはショスタコーヴィチ、ヴァスクス、バウム 作品のCDをリリースし、高く評価されました。今回のアルバムには、楽団設立以来指揮を担当するロシア出身のセルゲ イ・シマコフに、前作でもソリストを務めたユリア・ミロスラフスカヤ(モスクワ音楽院、チューリッヒ芸術大学で学び、シェルバ コフに師事)とミッシャ・チュン(スイス・中国系の出身でガーシュウィンピアノ五重奏団のメンバー、ゲーム音楽コンサートな ど、ソリストとしても活躍)の二人のピアニストを迎えて、グルダの高揚感と遊び心に満ちた協奏曲や、プロコフィエフの交 響曲、プーランクの2台ピアノのための協奏曲を収録。新世代のスピリットが感じられる1枚です。

DB Productions
DBCD-191(1CD)
ファニー&フリックス・メンデルスゾーン作品集
メンデルスゾーン:ヴァイオリン,ピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調
ファニー・メンデルスゾーン:.歌曲集(ヴィオラとピアノによる)
夜のとばりが天から降りてくる
秋に/ 竪琴弾きの歌/ 悲しい道
弦楽四重奏曲 変ホ長調 (弦楽合奏版)
マリン・ブロマン((指)ヴァイオリン1-3、ヴィオラ4-7)
サイモン・クロフォード=フィリップス(P1-7)
ムシカ・ヴィテ(室内O)

録音:2018年6月5-8日 パラディウム劇場、ベクシェー、スウェーデン
フェリックス・メンデルスゾーンがわずか15歳の頃に書いたヴァイオリンとピアノのための協奏曲では、その才能の早熟さを実感することが出来ま す。姉のファニーによる歌曲はヴィオラによる演奏で収録されているため、その息の長いメロディラインの特徴がよく表れているのもポイント。そし て珍しいファニーの弦楽四重奏曲を弦楽合奏で収めているのも嬉しいところで、弟に勝るとも劣らないと言われるその才能を堪能することが 出来ます。 スウェーデン出身の女流ヴァイオリニスト、指揮者マリン・ブロマンは、スウェーデンRSOのコンサートマスターを務めたほか、マーラー・ チェンバー・オーケストラ、ヨーロッパ室内Oとも共演し、現在はこのアルバムで演奏するスウェーデンの室内Oムジカ・ヴィテの 芸術監督のほか、2019年からはサカリ・オラモの後を継いでオストロボスニア室内Oの芸術監督にも就任しました。サイモン・クロ フォード=フィリップスはピアニストとして、また指揮者としてスウェーデン内外で活躍しており、首席指揮者を務めるヴェステロース・シンフォニエッ タと共にdb Productionからリリースした「RE FORMATION」(DBCD-187)は高い評価を得ています。
DB Productions
DBCD-184(1CD)
アンデシュ・ニルソン(1954-):作品集
ピアノ協奏曲/ツァラー組曲
交響曲第4番/シャコンヌ
マルティン・ストゥルファルト (P)
サミュエル・コッピン (Vc)
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
エヴァ・オッリカイネン(指)
ヴェステロース・シンフォニエッタ

録音:2017年?
1954年ストックホルム生まれのアンデシュ・ニルソンによる管弦楽を中心とした作品集。最新 の交響曲である第4番と、2作目のオペラ『ツァラー』からの美しい管弦楽作品、神秘的な中に ジャズの影響も感じさせる曲想から徐々に動的なリズムへと変貌するピアノ協奏曲など。最後 にはピアノ・ソロのためのシャコンヌが収められています。

DB Productions
DBCD-174(1CD)
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):作品集第1集
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ピアノ四重奏曲 ホ短調
スウェーデン民謡と舞曲集 Op.6 (ユリウス・レントヘンとの共作)
グレゴリー・マイタン (Vn)
ベルント・リュセル (Va)
サラ・ヴィーク (Vc)
アン=ソフィ・クリングベリ (P)
アンドレアス・シュテーア(指)
ヘルシンボリSO

録音:2016年
スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、 ロマンティックな美しい作品を生み出しました。ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年 に結婚しています。dB Productions が力を入れているその作品集第1集には、単一楽章ながらも楽器を知り尽く したメイエルのインスピレーションが詰め込まれた、聴き応えのあるヴァイオリン協奏曲、ドラマティックなオープニングと展 開が聴く者を引き付けるピアノ四重奏曲、夫との共作による愛らしいスウェーデンの民謡集などを収録。

DACAPO
MAR-8.226138(1CD)
NX-B06
アラン・グラフゴーア・マドセン:ナハトムジーク〜ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための(2018-2019)
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン:ヴァイオリンとオーケストラのための(2002, 改訂2003)*
クリスティーナ・オストラン(Vn)
ペア・サロ(P)
ライヤン・バンクロフト(指)
ニコラス・コロン(指)
デンマーク国立SO

録音:2019年9月5-6日 世界初演ライヴ、2017年8月7-9日*
世界初録音
デンマークの作曲家、グズモンセン=ホルムグレーンは2016年に亡くなるまで、現代北欧音楽のアイコン的存在として 活躍し続け、ここに収録されている1984年生まれの新進作曲家、A.G.マドセンのような若い世代にも多大な影響を 与えてきました。ミニマル・ミュージックのようなシンプルなフレーズ、容赦なく投げ込まれる凶暴な音や日常のノイズなど が、静けさと交互に現れるグズモンセン=ホルムグレーンの作品は、その独特な作風と、精密かつ熟練の技巧で、20世 紀から21世紀にかけての北欧音楽を牽引しました。一方、A.G.マドセンは、まばらなテクストに限定的な素材を用い て、ミクロの世界を構築するかのような作風で、詩的でもあり、どこか遠いロマン派時代の亡霊を呼び覚ますような感覚 のある音楽を書きます。ここでは、そんな二人の作曲家によるコンチェルタンテ(協奏交響曲)の世界を、デンマークを代 表するヴァイオリン奏者C.オストランやピアノのP.サロ、デンマーク国立SOの演奏でお届けします。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99135(1CD)
レニングラードのチェロ協奏曲集
ティシチェンコ (1939-2010):チェロ、17の管楽器、打楽器とハルモニウムの為の協奏曲 Op.23 (1963) *
ツィトヴィチ (1931-2012):チェロ協奏曲 (1981) +
ユーリー・ファリク (1936-2009):受難協奏曲 [Concerto della Passione] #
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (Vc*)
ゲオルギー・ギノフケル (Vc+)
ナタリア・グートマン (Vc#)
レニングラードPO
イーゴリ・ブラジコフ (指*)
パーヴェル・ブベリニコフ (指+)
アレクサンドル・ドミトリエフ (指#)

録音:1966年*、1984年、ライヴ+、1990年#、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、
レニングラード、ロシア、ソヴィエト

MSR
MS-1640(1CD)
フェイヴァリット・ショウ・ピース
(1)アディンセル(1904-1977):ワルソー・コンチェルト
(2)ガーシュウィン:アイ・ガット・リズムの主題による変奏曲
(3)ショパン:モーツァルトの「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
(4)サン=サーンス:カプリス・ヴァルス
(5)パウル・トゥロック(1929-2012):ラグタイム・カプリス
(6)ウェーバー(リスト編):ポロネーズ・ブリランテ
(7)デューク・エリントン(1899-1974):ニュー・ワールド・A・カミン
(8)ヘンリー・リトルフ(1818-1891):交響協奏曲第4番よりスケルツォ
ジョシュア・ピアース(P)
カーク・トレヴァー(指)
スロヴァキアRSO

録音:2000-2007年
(5)世界初録音
(7)初リリース
親しみ易く絢爛豪華、演奏効果の上がるピアノと管弦楽のための作品ばかりを集めた。 アディンセルのワルソー・コンチェルトはもともと映画音楽でラフマニノフばりのロマンティッ クな曲。ガーシュウィンのアイ・ゴット・リズム変奏曲はごきげんな一曲。ショパンのモーツァル トの主題による変奏曲は珍しい作品。デューク・エリントンのニュー・ワールド・A・カミンも珍 しい曲で天才エリントンの才能があふれ出た名品。ほか掘り出し物満載の一枚。

Paladino Music
PMR-0106(1CD)
スカルコッタス:ピアノ協奏曲第3番 AK.18 ダーン・ファンデワル(P)、
ブラットヴェルク、
ヨハネス・カリッケ(指)

録音:2018年2月16日、ヘント(ベルギー)
ユオンやヴァイル、ウアルナッハに作曲を師事し、12音技法を駆使した作品、ギリシャの民族音楽を採り入れた作品など、多彩な作風を繰り広げ、20世紀のギリシャを代表する作曲家としての地位を確固たるものとしたニコス・スカルコッタス(1904−1949)の難曲「ピアノ協奏曲第3番」!
独奏ピアノの木管楽器、打楽器のために作曲されたこの「ピアノ協奏曲第3番」は難解であり複雑に創られた難曲、さらには演奏時間が50分を超えるということもあり、1939年に作曲されながらも、スカルコッタスの生前には初演が行われず、1969年まで待たねばならなかったといういわくつきの作品なのです。
この長大な難曲でソリストを務めるのは、ジェフスキやアイヴズ、ムンマなどの20〜21世紀音楽を得意とするベルギーのピアニスト、ダーン・ファンデワル。ソラブジの「オプス・クラヴィチェンバリスティクム」を弾き切った世界でも珍しいピアニストの1人であるという事実が、その実力、さらには現代作品への造詣の深さを物語っています。

ANALEKTA
AN-29147(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
歌劇 《フィガロの結婚》序曲
シャルル・リシャール=アムラン(P)
ジョナサン・コーエン(指)
レ・ヴィオロン・デュ・ロワ

録音:2019年7月8日−10日、パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール(ケベック、カナダ)
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。
カナダのANALEKTA(アナレクタ)よりリリースされるレコーディング第6弾は、カナダの名門ピリオド・オーケストラ、レ・ヴィオロン・デュ・ロワとの共演によるモーツァルトのピアノ協奏曲集! 指揮は自身が設立したピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」の芸術監督を務める他、テットベリー音楽祭(英)の芸術監督、セント・ポール室内O(米)のアーティスティック・パートナー、レザール・フロリサン(仏)のアソシテイト・コンダクターなどを兼任し、2017年からレ・ヴィオロン・デュ・ロワの音楽監督を務める注目古楽系指揮者、ジョナサン・コーエンです。
その優雅な品格、抒情性、温かな色彩から「モーツァルトのピアノ協奏曲の"女王"」とも呼ばれる「第22番」。珍しい短調の協奏曲で、暗く悲劇的な作品であり、19世紀ロマン派音楽への先駆け的な側面も持つ「第24番」。1785年〜1786年に作曲された2つのピアノ協奏曲で、リシャール=アムランの持ち味でもある温かい音色と懐の深い音楽性が豊かに発揮されます。

DUX
DUX-1589(1CD)
ヴァインベルク:協奏曲集&交響曲第7番
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲第1番 Op.75
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番 Op.148bi
交響曲第7番 〜 弦楽オーケストラとハープシコードのための Op.81
シレジアン室内O、
ウカシュ・ドゥウゴシュ(Fl)、
ロベルト・カバラ(指)


録音:2019年6月20日−22日&9月10日−12日、シレジア(ポーランド)
近年続々と録音が発売され、その作品と功績の再評価が着々と進んでいるポーランド出身の20世紀の大作曲家、ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919−1996)。
2曲のフルート協奏曲とハープシコードが活躍する「交響曲第7番」は、ポーランド勢による演奏。ポーランド南西部のシレジアを本拠地とするヘンリク・ミコワイ・グレツキ・シレジアン・フィルハーモニック協会の楽団、シレジアン室内Oのレベルの高さが窺える好演奏です。
フルート・ソロは、2010年にロンドンSOとの共演を果たしたウカシュ・ドゥウゴシュ。すでにムジークフェラインザールやウィーン・コンツェルトハウス、カーネギーホールへのデビューも飾っているポーランド期待のフルーティストです。
DUX
DUX-1585(1CD)
ジェネシス 〜 アコーディオンのための作品集
スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208
ラモー:エジプト人
トロヤン:荒廃した大聖堂
グバイドゥーリナ
:深き淵より
ペルト:パーリ・インテルヴァッロ
ヴラソフ:グラグからの5つの景色
ピアソラ:リエージュに捧ぐ
バルトシュ・グロヴァツキ(アコーディオン)、
ロブ・ルフト(G)、
エリアス・ピーター・ブラウン(指)、
弦楽オーケストラ

録音:2018年6月、ロンドン(イギリス)
バロック音楽のアレンジとオリジナル作品をブレンドしたヴァラエティ豊かなアコーディオンのための作品集。スカルラッティやラモーの編曲作品、第二次世界大戦で破壊されたドレスデンの大聖堂をテーマとしたトロヤンの作品、そしてグバイドゥーリナ、ペルト、ピアソラなどの作品を奏でているのはバルトシュ・グロヴァツキ。2009年のポーランド・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選出された実績を持ち、ナイジェル・ケネディやトレヴァー・ピノックとも共演している実力者です。

IBS CLASSICAL
IBS-62016(1CD)
サクソフォンのための室内協奏曲集
ヴィラ=ロボス:ファンタジア Op.630-ソプラノサクソフォンとオーケストラのための
イベール:室内小協奏曲(1935)-アルトサクソフォンと11人の奏者のための
カプレ(1878-1925):伝説(1903)-アルトサクソフォンとオーケストラのための
グラズノフ:アルト・サクソフォン協奏曲 変ホ長調 (1934)
ペドロ・パブロ・カマラ・トルドス(Sax)
イ・ムジチ・ディ・バシレア(アンサンブル)

録音:2016年2月22-25日
19世紀前半に考案された楽器サクソフォン。このアルバムでは20世紀前半に作曲された4つの作品を取り上げ、当 時における楽器の先進性を探ります。どれも楽器のためのオリジナル作品であり、名手マルセル・ミュールに献呈され たヴィラ=ロボスの「ファンタジア」では、ミュールが導入したばかりのヴィヴラート奏法が取り入れられているなど、作曲 家たちはサクソフォンの可能性を追求しながら、新しい音楽を創り上げていったことがわかります。グラズノフとイベール: の作品はどちらもドイツ生まれのサクソフォン奏者シーグルト・ラッシャーのために作曲されたもの。また、。ドビュッシーの 親友として知られる作曲家カプレの「伝説」はアマチュア奏者エリス・ホールの委嘱作。神秘的な曲調を持つ魅力的 な作品です。どの曲もサクソフォンの音色を存分に活かした美しい響きが楽しめます。
IBS CLASSICAL
IBS-132016(1CD)
サルバドール・バカリッセ(1898-1963):協奏曲集
ピアノ協奏曲 第4番ニ長調 Op.88(1953)…世界初録音
協奏的カプリッチョ Op.70(ヴァイオリンと管弦楽編)(1952)…世界初録音
チェロ協奏曲 Op.22(1935)…世界初録音
ファン・カルロス・ガルバヨ(P)
セシリア・ベルコヴィチ(Vn)
ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)
ホセ・ルイス・エステリェス(指)
マラガPO

録音:2016年2月8-12日
バカリッセは「スペイン8人組」として知られるグループに属する作曲家です。王立マドリード音楽院で学び、「スペイン8人 組」の中心人物として新しい音楽の普及に尽力しましたが、スペイン内戦後の1939年にフランシスコ・フランコの軍事政 権を拒否して、フランスに亡命しパリで死去しました。内戦時には家族とともにピレネー山脈を徒歩で横断するなどの苦 難を強いられましたが、彼の不屈の精神が挫かれることはなく、フランスに定住してからも、放送局で働きながら数多くの 作品を書き上げています。このアルバムには彼の亡命前と亡命後の3つの作品が収録されており、作風の変遷を辿ること ができます。

ONDINE
ODE-1340(1CD)
NX-B04
20世紀のフルート協奏曲集
ニールセン:フルート協奏曲 FS119(1926)
イベール:フルート協奏曲(1934)
アーノルド(1921-2006):フルート協奏曲 第1番 Op.45*
クララ・アンドラーダ(Fl,指*)
ハイメ・マルティン(指)
フランクフルトRSO
現在フランクフルトRSOの首席フルート奏者を務めるクララ・アンドラーダ。スペインで生まれ、ジュネーウ音楽院ではエマニュエル・パユの指導を受け、ロ ンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・ミュージックで学んだ経験もある実力派です。このアルバムには彼女がソロを務める3曲の近代フルート協奏曲を収録。合唱協奏曲 風の味わいを持ち、他パートの楽器との掛け合いが楽しいニールセン、斬新さと洒脱さを併せ持つイベール:、多彩な技巧が凝らされたアーノルド(この曲では指揮 も担当)と、三者三様の作品をアンドラーダの華麗な演奏でお聴きいただけます。また指揮者ハイメ・マルティン自身も優れたフルート奏者であるため、ソリストとの 絶妙なタイミングをはかりながら、作品の本質を見極めた素晴らしい伴奏を付けています。

ALPHA
ALPHA-572(1CD)
バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲集 BWV1060-1062〜チェンバロ2台と弦楽器5名の室内楽編成による
2台のチェンバロ〔と4部の弦楽〕のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
2台のチェンバロ〔と4部の弦楽〕のための協奏曲 ハ長調 BWV 1061
2台のチェンバロ〔と4部の弦楽〕のための協奏曲 ハ短調 BWV 1062
オルガン独奏のための前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV 552 「聖アン」〜2台のチェンバロによる演奏
オリヴィエ・フォルタン、エマニュエル・フランケンベルフ(チェンバロ独奏)
アンサンブル・マスク(古楽器使用)
ソフィー・ジェント、トゥオモ・スニ(Vn)
カスリーン・カジオカ(Va)
メリザンド・コリヴォー(Vc)
ブノワ・ヴァンデン・ベムデン(Cb)

録音:2018年11月ノートルダム・ド・ボン・スクール新教教会
バッハは若い頃からオルガンの名手として頭角をあらわし、後年はチェンバロ演奏でもたくみな即興を聴かせたことで知られています。息子たち をはじめ腕利きの門弟も多く、ライプツィヒに移りコレギウム・ムジクムの指揮も任されるようになってからは、複数台のチェンバロと弦楽器が共 演する二重協奏曲・三重協奏曲も続々仕上げてゆきました。バッハの伝記作者フォルケルによれば、ただでさえ独奏者の数が多いためか、 これらの協奏曲は弦楽器奏者が各パートひとりずつの室内編成で演奏される、という前提があったようです。しかし今日、これら2台のチェン バロのための協奏曲をそのような室内楽編成で録音した例というのは、きわめて稀といわざるを得ません。 ラ・フォル・ジュルネTOKYOでたびたび来日もしている国際派の古楽器集団アンサンブル・マスクの最新新譜は、そうした当時流儀の極小編 成でバッハの二重鍵盤協奏曲全3曲を網羅したアルバム! チェンバロには18世紀ドイツの楽器をモデルとした綿密な再現楽器が使われ、 俊才二人の闊達なソロのかたわら、弦楽パートは低音部をチェロ&コントラバスで重ねている以外は各パートひとりずつ。この編成だからこそ の見通しのよいサウンドのなか、明確に浮かび上がる音の綾の複雑さ……バッハの偉大さにも改めて気付かされる充実の新録音、さすが Alphaのリリースだけはある傑作盤の登場と言えるでしょう。ライプツィヒ・バッハ協会にも名を連ねる碩学ペーター・ヴォルニーが、最新の知見 にもとづいた作品解説を寄せている点も注目に値します。


King International
KKC-2516(1CD)
バッハ:ヴァイオリン作品集
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043*
諏訪根自子(Vn)、
巌本真理(Vn2)(2)
斎藤秀雄(指)
桐朋学園オーケストラ

録音:1957年、1957年4月26日*/目黒公会堂(公開収録) 全てモノラル
日本語帯・解説付
ニッポン放送の「フジセイテツ・コンサート」シリーズ第2弾は諏訪根自子1957年の公開録音。初めて日の目を見る音源で、当時37歳だった全盛期の天 衣無縫かつ端正な演奏を味わえます。収録の2篇はどちらもバッハ作品で、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番はもちろん全曲。これまで1970年代末 のキングレコードのスタジオ録音が知られていますが、この新発見「シャコンヌ」音源も驚きの入魂ぶりで、曲が進むにつれて音楽が白熱して引き込まれます。 他の4曲もストイックな表現のなかに熱い情熱を感じさせる名演です。
もうひとつの驚きはバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」の録音が残っていたこと。第2ヴァイオリンは同門の巌本真理が務め、斎藤秀雄が桐朋学 園のオーケストラで伴奏しています。両独奏者の似ているようで違うニュアンスやフレージングが興味津々。弦楽器に精通した斎藤秀雄ならではの統率力で桐朋 学園オーケストラがボルテージの高い伴奏を示しています。 (Ki)
古い音源を使用しているため、当時の録音技術、テープ劣化によりお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。

Arte dellarco Japan
ADJ-062(1CD)
OLC第40回定期演奏会
(1)ハイドン:歌劇「無人島」序曲 Hob.XXVIII:9
(2)モーツァルト:前奏曲 K.284a(アレグレット−カプリッチョ−アンダンティーノ)
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュナミー」
(4)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550(第1稿第2段階)
鈴木秀美(指)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
(2)(3)上尾直毅(タンゲンテンフリューゲル)

ライヴ収録:2017年10月21日/上野学園 石橋メモリアルホール
蘇るモーツァルトの名曲を知られざる響きで鈴木秀美率いるOLCが熱演! モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュナミー」の演奏に使用したのは上野学園所蔵のタンゲンテンフリューゲルです。この協奏曲に最も相応しいと いえる楽器を名手上尾直毅が奏でます。またモーツァルトの交響曲第40番は最近まで知られていなかった第3番目の稿を用いて演奏しています。当作品、 一般的にはクラリネット無しが第1稿、含むのが第2稿とされていますが、モーツァルト自身が第2稿を書いたのちも第1稿を破棄しておらず、最後に 手を入れたのは再び第1稿に戻って変更を加えています。この第3番目の稿(第1稿第2段階)は第2楽章で管楽器による部分が弦楽器によって奏で られる箇所が他稿との最も大きな違いです。OLCが送る新鮮な驚きの響きをお楽しみください! (Ki)


RHINE CLASSICS
RH-005(11CD)
ディアパゾン・ドールの高評価を受けたセット!
フランコ・グッリの名演11枚組〜「フランコ・グッリ/reDiscovered」

■CD1
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV 1041
(2)ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番
(3)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
■CD2
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番「ラ・カンパネラ」
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第5番
(3)バッハ: ソナタ第1番ト短調BWV 1001〜4.プレスト
インタビュー
(4)パガニーニ:奇想曲第17番変ホ長調Op.1(断片)
■CD3
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV 1042 (c.1718)
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
(3)ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調Hob.I:105
■CD4
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(カデンツァ:クライスラー)
(2)ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調 Op.56 (1803)
■CD5
(1)ラロ:スペイン交響曲
(2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
■CD6
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ:ディヴェルティメント ニ長調(1959/60)
(3)ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ:コントラプンティ(1960/61)
■CD7
(1)オトマール・シェック:幻想曲風協奏曲 変ロ長調Op.21
(2)ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35a, BV 243 (1896/97)
■CD8
(1)ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ短調Op.29, BV 234 (1890)
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調Op.36a, BV 244 (1898/1900)
(2)ネッド・ロレム(1923- ):デイ・ミュージック(1971)
■CD9
(1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲Op.21
(2)ブロッホ:バール・シェム(ヴァイオリンとピアノのための組曲) (1923)
■CD10 「ゴールデン・ジュビリー・リサイタル(1944-1994)」
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV.1004〜シャコンヌ
ショーソン:詩曲
ラヴェル:ツィガーヌ
ブロッホ:バール・シェム〜ニーグン
ヴュータン:ロマンス ハ短調Op.7(1841)〜第2曲「失望」
(2)ブロッホ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番
■CD11 「リサイタル」
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第18番ト長調K.301/293a (1778)
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P.110
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(No.3) ト短調 CD 148 / L.140 (1917)
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
シューベルト:グランド・デュオ イ長調 Op.posth.162, D.574〜第3、第2楽章
全て、フランコ・グッリ(Vn)

■CD1
(1エルネスト・ブール(指)バーデン・バーデン南西ドイツ放送響
音:1973.5.10
(2)ティボル・ポール(指)RAI ナポリ・スカルラッティO
録音:1964.2.19
(3)ニーノ・サンツォーニョ(指)RAI ナポリ・スカルラッティO 録音:1961.7.13
■CD2
(1)アルド・チェッカート(指)ハノーファー北ドイツ放送フィル
録音:1983.11.23
(2)マリオ・ロッシ(指)RAIローマSO
録音:1960.7.20
(3)(4)録音:1957.2.7
■CD3
(1)エルネスト・ブール(指)バーデン・バーデン南西ドイツ放送響
録音:1973.5.10
(2)アルド・チェッカート(指)クリーヴランドO
録音:1980.1.30
(3)デニス・ヴォーン(指)RAIナポリ・スカルラッティO、
ジャチント・カラミラ(Vc)、エリオ・オフチニコフ(Ob)、ウンバロ・ベネデッテリ(Fg)
録音:1965
■CD4
(1)マリオ・ロッシ(指)トリノRAI響
録音:1965.9.10
(2)マッシモ・プラデッラ(指)RAIナポリ・スカルラッティO、エンリカ・カヴァッロ(P)、ジャチント・カラミア(Vc)
録音:1967.7.30
■CD5
(1)フェルディナント・ライトナー(指)トリノRAI響
録音:1957.4.15
(2)マリオ・ロッシ(指)トリノRAI響
録音:1959.12.31
■CD6
(1)セルジュ・チェリビダッケ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1957.12.22
(2)ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)RAIミラノSO
(3)セルジュ・チェリビダッケ(指)RAIミラノSO、
ブルーノ・ジュランナ(Va)、ジャチント・カラミア(Vc)
録音:1968.4.5
■CD7
(1)ニクラウス・エッシュバッハー(指)スイス祝祭O
録音:1973.8
(2)ゲオルク・マルク(指)トリエステ・ヴェルディ歌劇場O
録音:1997.5.31
■CD8
(1)エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1975
(2)エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1980.8.11
■CD9
(1)エンリカ・カヴァッロ(P)、アカデミアSQ
録音:1987.5.5
(2)エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1979
■CD10
(1)ジュリアナ・グッリ(P)
録音:1994.11.24
(2)録音:1963
■CD11
エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1999.7.17
フランコ・グッリ(1926-2001)は、イタリア出身のヴァイオリン奏者。トリエステに生まれ、ヴァイオリニストの父から音楽の手 ほどきを受ける。その後タルティーニ音楽院を経てキジアーナ音楽院でアリゴ・セラートにヴァイオリンを学び、ヨーゼフ・シ ゲティの教えも受けた。第二次世界大戦後はイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバーとして演奏活動を行い、 1962 年にはローマ合奏団のソリストとして初来日を果たしています。1959 年にはフェデリコ・モンペリオによって補筆されたニ コロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第5 番をルチアーノ・ロサーダと共にシエナで初演した。室内楽にも熱心で、妻のエ ンリカ・カヴァッロとのデュオのほか、ブルーノ・ジュランナ、ジャチント・カラミアらとイタリア弦楽三重奏団を結成しています。 教師として、母校のキジアーナ音楽院、ルツェルン音楽院などで教鞭をとっていたが 1972 年にインディアナ大学の教授と なった。東京音楽大学でもマスター・クラスを開講していた。インディアナ州ブルーミントンにて没。

RHINE CLASSICS
RH-001(18CD)
アルド・フェラレージ1929-73未出版録音集

■CD1
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5 番
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
■CD2
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)アントニオ・バッツィーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番
(3)パガニーニ:「虚ろな心」による変奏曲、魔女たちの踊り
■CD3
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番
■CD4
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)マリオ・グァリーノ(1900-71):ヴァイオリン協奏曲(1948)
フェルッチョ・スカリア(指)ミラノRAI響 録音:1969.6.30
※グァリーノのヴァイオリン協奏曲はパガニーニ没後100周年に捧げられ、クリュイタンスの指揮、フェラレージのヴァイオリンで初演された。
■CD5
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)シュチェパン・シュレック(1914-86):ヴァイオリン協奏曲(1951)
(1)ドヴォルザーク:カプリッチョ Op.24
※シュチェパン・シュレックは1914年、クロアチア、ザグレブ生まれの作曲家で、ヴァイオリン協奏曲はこれが世界初演演奏。
■CD6
(1)アルフレード・ダンブロージオ(1871-1914):ヴァイオリン協奏曲第1番(1903)
パガニーニ:「虚ろな心」による変奏曲(アンコール)
(2)マリオ・グァリーノ(1900-1971):ヴァイオリン協奏曲(1948)
※ダンブロージオは1871年生まれのイタリア・ナポリの作曲家。
■CD7
(1)エルガー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
■CD8
(1)ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
(2)アーサー・ベンジャミン:ロマンティック・ファンタジー
(3)シベリウス:2つの荘重な旋律
■CD9
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
■CD10
(1)カルロ・ヤキーノ(1887-1971):ソナタ・ドラマティカ(1930)
(2)サルヴァトーレ・アレグラ(1897-1993):月へのヴァイオリナータ、あてのないパストラーレ
(3)フランコ・マンニーノ(1924-2005):気まぐれな奇想曲(1969)
(4)パガニーニ:「虚ろな心」による変奏曲、アダージョとタンブリーノ、魔女たちの踊り、ソナチネ第12番Op.3-6
※ヤキーノは「自転車泥棒」などの映画音楽を作った人。マンニーノはルキノ・ヴィスコンティ後期の名作群の音楽を担当した人。
■CD11
(1)ブラームス:ピアノ五重奏曲
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
■CD12
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1,2,3番
■CD13
(1)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
イザイ:詩曲第1番Op. 12
(2)イザイ:詩曲第3番Op. 15、
 ディヴェルティメントOp. 24
(3)イザイ:ディヴェルティメントOp. 24(管弦楽伴奏)
■CD14
(1)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
(2)サラサーテ:アンダルシアのロマンス
(3)トゥリーナ:サンルカールの娘の詩Op. 28、
 闘牛士の祈りOp. 34
■CD15
(1)フランコ・アルファーノ(1876-1954):ヴァイオリン・ソナタ
(2)マリオ・グァリーノ(1900-71):ヴァイオリン・ソナタ
(3)カール・ヘラー(1908-87):ヴァイオリン・ソナタ
※フランコ・アルファーノは 1875年生まれのイタリアのオペラ作曲家。カール・ヘラーはドイツ・バンベルク生まれの作曲家。父、祖父、曾祖父は大聖堂のオルガニストだった。
■CD16〜 LP録音集(ショウピース集)
ガーシュウィン、ドビュッシー、ゴドフスキ、クライスラー、グルック、ストラヴィンスキー、ウェーバー、アレンスキー、ドヴォルザーク、メンデルスゾーン、ナポリ、アクロンの小品集
■CD17〜SP録音集(サロン小品集)
(1)バッツィーニ、バッハ、パガニーニ、マスネ、リスト、R.シュトラウスの小品集
(2)チャイコフスキー、ボロディンの弦楽四重奏曲から
■CD18
(1)アルド・フェラレージの話
(2)シューベルト:アヴェ・マリア
全てアルド・フェラレージ(Vn)

■CD1
(1)カルロ・ゼッキ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1960.6.21
(2)エーリヒ・シュミット(指)ベロミュンスター放送O
録音:1963.5.20

■CD2
(1)ルチアーノ・ロサダ(指)ローマRAI響
録音:1962.4.19
(2)フランコ・ガリーニ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1961.6.13
(3)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1963
■CD3
(1)フランコ・ガリーニ(指)ローマRAI響
録音:1963年
(2)フランコ・ガリーニ(指)ミラノRAI響
録音:1963.4.27
■CD4
(1)フェルッチョ・スカリア(指)ローマRAI響
録音:1966.11.19
(2)フェルッチョ・スカリア(指)ミラノRAI響
録音:1969.6.30
■CD5
(1)ガエターノ・デログ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1968.7.14
(2)フェルッチョ・スカリア(指)ローマRAI響
録音:1966.6.30
(1)レオポルド・ルートヴィヒ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1967.4.1
■CD6
(1)カルロ・ファリーナ(指)ニースPO
録音:1971
(2カルロ・ファリーナ(指)ベロミュンスター放送O
録音:1968
■CD7
(1)ピエトロ・アルジェント(指)ミラノRAI響
録音:1966.3.22
(2)ウィリアム・ウォルトン(指)ロイヤルPO
録音:1955.11.16
■CD8
(1)ミルトン・フォルスタ(指)ミラノRAI響
録音:1961.5.26
(2)エーリヒ・シュミット(指)ベロミュンスター放送O
録音:1963
(3)アマンド・ラ・ローサ・パロディ(指)ローマRAI響
録音:1965.6.12
■CD9
(1)マリオ・ロッシ(指)トリノRAI響
録音:1959.5.15
(2)アラム・ハチャトゥリアン(指)トリノRAI響
録音:1963.4.12
■CD10
(1)ミルトン・フォルスタ(指)ローマRAI響
録音:1960
(2)サルヴァトーレ・アレグラ(指)ナポリRAI響
録音:1973
(3)フランコ・マンニーノ(指)ローマRAI響
録音:1969
(4)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1966
■CD11
(1)(2)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1970.11.20
■CD12
エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1965.3
■CD13
(1)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1965.7.21
(2)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1971.10.11
(3)マッシモ・フレッチャ(指)ローマRAI響
録音:1964.12.23
■CD14
(1)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1970.11.20
(2)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1963
(3)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1966.512
■CD15
(1)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1973.12.10
(2)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1972.4.12
(3)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1971.10.11
■CD16〜 LP録音集(ショウピース集)
エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1956.11(HMV録音)
■CD17〜SP録音集(サロン小品集)
(1)プロスペロー・フェラレージ(P)、カルロ・ヴィドゥソ(P)、エンリカ・アルベルティ(S)
録音:1929(ODEON、HMV)
ジョルジオ・ファヴァレット(P)
録音:1943
(2)サン・レモSQ(1st:フェラレージ)
録音:1934.5(HMV)
■CD18
(1)録音:1970年代中ごろ
(2)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1963
アルド・フェラレージ(1902年5月14日 - 1978年6月29日)は、イタリアのヴァイオリン奏者。フェラーラの生まれ。 5歳の時に両親から音楽の才能を認められ、地元のフレスコバルディ音楽学校でフェデリコ・バレーラとウンベルト・スピ ーノに音楽を学んだ。12歳の時にパルマ音楽院に進学してマリオ・コルティにヴァイオリンを学び、コルティのローマ聖チェ チーリア音楽院への転任に合わせて転学し、1917年に卒業した。卒業後はフェラーラに戻り、暫く地元のアポロ映画館の 無声映画の伴奏やカフェでの演奏で生計を立てたが、ヴァーシャ・プルジーホダとヤン・クベリークに認められてベルギー に留学し、ウジェーヌ・イザイの下で研鑽を積みながら欧米各地で演奏活動を行った。第二次世界大戦中は、母親がユダ ヤ人であった為に演奏活動を制限されたが、1948年に演奏活動に復帰し、1950年にはジェノヴァで行われたクリストファ ー・コロンブス生誕500周年祭でニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を披露したり、1965年にバチカンの教皇パ ウロ6世の御前で演奏を披露したりするなどの活動を行った。1968年にエフレム・ジンバリストがカーティス音楽院の院長を 辞任したとき、後任としての渡米を打診されているが、家族とイタリアで過ごすことを優先してその話を断っています。サンレ モにて死去。 シルクのようななめらかな音色の上に技巧もしっかりした個性派のヴァイオリニストです。こんなヴァイオリニストがいたのか、 と驚かされること間違いなし。ヴァイオリン好き必携のセットです。

Evoe
EVOE-007(1CD)
レレガンツァ・カプリチョーザ〜ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 RV.273
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.237
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 RV.177
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.242 「ピゼンデルのために」
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.208 「ムガール大帝」
ステファン・プレヴニャク(Vn&指)、
カペラ・デル・オスペダーレ・デッラ・ピエタ

録音:2017年4月13日−16日、ポーランド
レザール・フロリサンやル・コンセール・デ・ナシオンなどで活躍し、ポーランド古楽界の中でも一際異彩を放つバロック・ヴァイオリニスト、ステファン・プレヴニャクによって2015年に設立されたポーランドのハイクォリティな古楽系レーベル「エヴォエ(Evoe)」。 プレヴニャクが率いる「カペラ・デル・オスペダーレ・デッラ・ピエタ(Cappella dell'Ospedale della Pieta)」は、ヴィヴァルディが多くの作品を作り音楽教師を務めたヴェネツィアの慈善施設「ピエタ院(ピエタ養育院)」をモデルにして設立され、ポーランドを中心にイタリア、フランス、オーストリア出身の才能溢れる女流奏者たちによって構成されるピリオド・オーケストラ。ヴィヴァルディとヴェネツィアの音楽を演奏することを目的に、ドイツ、オーストリア、スロベニア、イタリア、ポーランドで演奏し、将来的には日本、アメリカ、中国、ヨーロッパ諸国での公演も予定しています。
ヴィヴァルディのオペラ・アリア集アルバム(EVOE 003)に続くセカンド・アルバム「レレガンツァ・カプリチョーザ(L'Eleganza Capricciosa)」は、ヴィヴァルディのエネルギーに満ちたヴァイオリン協奏曲を、「バロック・ヴァイオリンのパガニーニ」と呼ばれる異才プレヴニャクの鮮烈なヴァイオリンでお贈りします。

Channel Classics
CCS-42620(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ曲集
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
前奏曲嬰ヘ短調 Op.23-1
前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
前奏曲ト長調 Op.32-5/前奏曲変ロ長調 Op.23-2
パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
アンナ・フェドロヴァ(P)、
モデスタス・ピトレナ(指)
ザンクト・ガレンSO
アンナ・フェドロヴァは、ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト。2013年にアムステルダムで行われた「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」のライヴ映像はYouTubeで2,400万回以上という規格外の再生数を誇り(クラシックの協奏曲動画再生数では世界第1位)、一躍その名を世界に轟かせました。2019年7月に行われた来日公演も好評を博し、オランダの高音質レーベルChannel Classicsからリリースされた2つのアルバム(PCCS 41318、PCCS 42219)も各誌で高い評価を獲得しています。
Channel Classics第3弾では、ついに待望のラフマニノフ・アルバムが登場。「ピアノ協奏曲第1番」と「パガニーニ狂詩曲」の大曲に、Op.23とOp.32の前奏曲集からの4曲を収録。フェドロヴァは「私の人生を通して、ラフマニノフと彼の音楽は私の心の中で特別な場所にあった」と語っており、2020年春にはラフマニノフのピアノ協奏曲第1番〜第3番でのヨーロッパ・ツアーも予定しています。
リトアニアの若き注目指揮者モデスタス・ピトレナスは、リトアニアのカウナスSOの首席指揮者、ラトビア国立オペラの音楽監督を歴任し、現在はリトアニア国立SOの首席指揮者&音楽監督を務めながら、2018年シーズンからはスイスのザンクト・ガレンSOとザンクト・ガレン劇場の首席指揮者も兼任しています。
Channel Classics
CCS-33619(1CD)
ザ・ダンシング・ベース
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(プローイェン編)):コントラバスとヴァイオリンのための)
ロータ:コントラバスと管弦楽のための 「ディヴェルティメント・コンチェルタンテ」
ファリャ:7つのスペイン民謡(プローイェン編):コントラバスとハープのための)
リック・ストーティン(Cb)、
マリン・ブロマン(Vn)、
ラヴィニア・マイヤー(Hp)、
スウェーデンRSOのメンバー

録音:ピアソラ(ライヴ):2012年10月、ベルワルド・ホール/ロータ(ライヴ):2012年3月、ベルワルド・ホール(ストックホルム/スウェーデン)/ファリャ:2013年4月、ウェストベスト(スキーダム/オランダ)
※「CCSSA 33613」からの移行再発売。SACD盤の「CCSSA 33613」は廃盤となります。
リック・ストーティンは、ベルリンRSOとアムステルダム・シンフォニエッタで首席コントラバス奏者を務め、現在はスウェーデンRSOとマーラー室内Oの首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者。しばらく入手困難となっていたコントラバス・アレンジによるラテン・プログラム「ザ・ダンシング・ベース」がノーマルCD盤で復活!

Glossa
GCD-923414(1CD)
ヴィヴァルディ:ピエタ院のための協奏曲集
2本のヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 RV.513
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.222 「シニョーラ・キアーラのために」
ヴァイオリン,オルガンとチェロのための協奏曲 ハ長調 RV.554a
ヴィオラ・ダモーレ,リュートと弦楽のための協奏曲 ニ短調 RV.540
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV.152
ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調 RV.349 「アンナ・マリアのために」
ファビオ・ビオンディ(Vn〔ジェナーロ・ガリアーノ1766〕、ヴィオラ・ダモーレ〔ジェナーロ・ヴィナッチャ1758〕)、
エウローパ・ガランテ

録音:2019年5月20日−22日、ヴィッラ・サン・フェルモ(イタリア)
イタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディが1990年に設立し、バロック&古典派のレパートリーに新たな命を吹き込んできた世界屈指のバロック・オーケストラ、"エウローパ・ガランテ"。
2020年に迎えるエウローパ・ガランテの結成30周年を記念し、設立当初の主要なレパートリーであったヴィヴァルディの音楽を新たに録音!
ヴィネツィアの慈善施設ピエタ院(養育院)で音楽を教えていたヴィヴァルディが、そこで生活する少女たちのために書いた協奏曲。ヴィヴァルディの他ガルッピやハッセなど偉大な音楽家たちによって音楽教育を施されたピエタ院の少女達は非常に高い技術を有し、単なる「孤児院オーケストラ」に留まらず、当時の他の有名オーケストラに匹敵するほどの実力を誇っていたと言われます。
かつてヴィヴァルディの「四季」で一世を風靡し、Glossaへのレコーディング第1弾でも「キアーラの日記 〜 18世紀ヴィネツィアのピエタ院の音楽(PGCD 923401)」と「ピエタ院」に関わるプログラムで造詣の深さを証明したファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテならではの特別なヴィヴァルディ・アルバムです!

Channel Classics
CCSSEL-1498(4CD)
マイルストーンズ〜200年間の6つのチェロ協奏曲集
■CD1
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1、
 交響曲第104番ニ長調(室内楽版)、
 チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
■CD 2
シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129、
幻想的小品集 Op.73*
ヒンデミット:チェロとピアノのための3つの小品 Op.8*
シューマン:5つの民謡風小品 Op.102 より 第2曲「ゆっくりと」*
■CD 3
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ Op.11**
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104、
 ロンド ト短調 Op.94*
アレンスキー
:悲しい歌 Op.56-3**
カール・ダヴィドフ(1838−1889):泉のほとりで Op.20-2**
ドヴォルザーク:森の静けさ Op.65-5**
■CD 4
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
ルトスワフスキ:チェロ協奏曲
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)

■CD1
フロリレジウム

■CD2
リチャード・トネッティ(指)、オーストラリア室内O、
オランダ管楽アンサンブル、パオロ・ジャコメッティ(P)*

■CD 3
ローレンス・レーネス(指)オランダPO、
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ*&ハルモニウム**)

■CD 4
ヤック・ファン・ステーン(指)、オランダ放送PO
チェロの超人、ピーター・ウィスペルウェイがチャンネル・クラシックスに残した偉大なるコンチェルト録音集!☆ 長らく廃盤となっていたこの名盤集が限定再生産されました!☆ ハイドンからルトスワフスキまで、ウィスペルウェイのレパートリーの広さを象徴するプログラム。☆ フロリレジウムやリチャード・トネッティなど共演者も豪華!

Chandos
CHSA-5193(1SACD)
グーセンス:管弦楽作品集 Vol.3
ヴァイオリンと管弦楽のための幻想協奏曲 Op.63
交響曲第2番Op.62
タスミン・リトル(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指)、
メルボルンSO

録音:2018年3月27日−29日(幻想協奏曲)、2019年7月9日−10日(交響曲第2番)、モナシュ大学ロバート・ブラックウッド・ホール(メルボルン、オーストラリア)
ヒコックスが振った第1巻(CHSA-5068)は2009年にリリースされ、その録音プロジェクトを継承したアンドルー・デイヴィスによる第2巻(CHSA 5119)は2013年にリリースされていましたが、ついに第3巻のリリースが発売されます。
ロンドン出身、南半球のオーストラリアではシドニー響の首席指揮者、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ音楽院のディレクターを務め、得意としていたラヴェル、ドビュッシー、ストラヴィンスキーから影響を受けたフランス的な特徴を持つ作品を残したグーセンス。
この第3巻に収録されたのは、キャリアの後半に作曲された2つの作品で、ハイフェッツのために作曲されながらもハイフェッツによる演奏は実現しなかったというヴァイオリンと管弦楽のための「幻想協奏曲」と、1942年〜1945年に作曲され、第2次世界大戦に対するグーセンスの感情が反映された交響曲第2番。どちらもほとんど録音のなかったレア・レパートリーを、タスミン・リトルとアンドルー・デイヴィスが丁寧かつ巧みに演奏しています。
Chandos
CHAN-20038(1CD)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.2
オーヴェルニュ狂詩曲 ハ長調 Op.73
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.29
アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 Op.70
ピアノ協奏曲第5番 「エジプト風」
ルイ・ロルティ(P)、
エドワード・ガードナー(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2018年1月13日(オーヴェルニュ狂詩曲)、2月20日&25日(その他の作品)、メディアシティUK(サルフォード、イギリス)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。イギリスの若き盟主、エドワード・ガードナー。これまで、プーランク(CHAN 10875)やシマノフスキ(CHSA-5115)のアルバムでも共演し抜群のコンビネーションを魅せてきた二人による充実のサン=サーンス第2弾。ピアノ協奏曲第1番、第2番、第4番を収録した前作(CHAN 20031)に引き続き、ピアノ協奏曲第3番&第5番を収録しピアノ協奏曲全集を完成させ、ピアノと管弦楽のための小品としては「オーヴェルニュ狂詩曲」、「アレグロ・アパッショナート」をカップリングして見事なアルバムに仕立て上げています。
1869年に作曲され、サン=サーンス自身のピアノ独奏で初演されたものの、その実験的なハーモニーから論争を巻き起こしたいう「第3番」。1885年と1886年のエジプト滞在時に主に作曲され、第4番から約20年後となる1896年に完成した最後のピアノ協奏曲、「第5番」。
ショパン弾きやベートーヴェン弾きとして高い地位を確立し、ラヴェルやフォーレ、プーランクといった”フランスもの”でも定評の高いルイ・ロルティの、洗練された上質なサン=サーンスにご期待ください!

KAIROS
0015010KAI(1CD)
ノイヴィルト:オーケストラ作品集

(1)トランペットとオーケストラのための「…miramondo multiplo…」(ホーカン・ハーデンベルガーのために)
(2)ヴィオラとオーケストラのための「Renants of Songs...An Amphigory」(ベティ・フリーマンの追憶に)
(3)Masaot/clocks without Hands(旅/針のない時計/ウィーンPOに献呈)
(1)ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)、グスタフ・マーラー・ユーゲントO、インゴ・メッツマッハー(指)
録音:2009年4月15日、ムジークフェライン(ウィーン、オーストリア)
(2)アントワン・タメスティ(Va)、ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
録音:2012年11月5日、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
(3)ダニエル・ハーディング(指)VPO
録音:2015年5月9日、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
1968年グラーツ出身で、現在のオーストリアを代表する作曲家の1人であるオルガ・ノイヴィルトが、2006年以降に作曲した主要オーケストラ作品3曲を収録。 この3作品の録音、何と言っても演奏者陣が豪華!「…miramondo multiplo…」(2006)は献呈者であるスウェーデンが誇る世界屈指のトランぺッター、ホーカン・ハーデンベルガーが、「Renants of Songs...An Amphigory」(2009)では現代最高のヴィオリストの1人、アントワン・タメスティがソリストとして参加! そしてウィーン・フィルに献呈された「旅/針のない時計」(2013)では、ハーディングが指揮するウィーン・フィルの演奏(2015年)を収録するなど、充実の顔触れの実現は歴史ある現代音楽レーベルであるカイロス(Kairos)ならでは。ノイヴィルトのオーケストラ作品を世に広める絶好の機会となることでしょう! オーストリアの女流作曲家オルガ・ノイヴィルトは、名門ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、フランス、パリのIRCAMではトリスタン・ミュライユに作曲を師事し、イタリアの巨星ルイジ・ノーノからも多大な影響を受けています。

Hyperion
CDA-68289(1CD)
アーリー・ホルン
L.モーツァルト:シンフォニア・ダ・カメラ(ホルン,ヴァイオリン,2本のヴィオラと通奏低音のための)
作曲者不詳:協奏曲ホ長調(ホルン,オーボエ・ダモーレと通奏低音のための)
カール・ハインリヒ・グラウン(1704−1759):トリオ ニ長調(ホルン,ヴァイオリンと通奏低音のための)
ハイドン:3声のディヴェルティメント Hob.VI:5(ホルン,ヴァイオリンとチェロのための)
テレマン:3声の協奏曲ヘ長調 TWV.42:F14(リコーダー,ホルンと通奏低音のための)
作曲者不詳:協奏曲変ホ長調(ホルン,2本のオーボエと通奏低音のための)
カール・ハインリヒ・グラウン:協奏曲ニ長調(ホルン,オーボエ・ダモーレと通奏低音のための)
モーツァルト:ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407
ウアスラ・パルダン・モンベア(ナチュラルHrn)
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2018年11月14日−16日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音では2度にわたり英グラモフォン賞を受賞(CDA 68111、CDA-67924)するなど、急速に評価を高めてきたアルカンジェロの新録音は、デンマーク出身の気鋭のナチュラル・ホルン奏者、ウアスラ・パルダン・モンベアを迎えてのアーリー・ホルン作品集。
1982年にデンマークのオールボーに生まれたウアスラ・パルダン・モンベアは、2007年から2013年はコンチェルト・コペンハーゲンの首席ホルン奏者としてキャリアを積みました。同時にOAEエクスペリエンス・スキーム(エイジ・オヴ・インライトゥメントO〔OAE〕による若い演奏家向けの教育プログラム)でも学び、その後もOAEとは定期的にゲスト・プリンシパルとして共演するなど関係を保っています(ジョナサン・コーエンとの出会いもOAEでのもの)。2012年からは名門イングリッシュ・コンサートの首席ホルン奏者となり、2012年に行われたバッハの「ミサ曲ロ短調」の2つの公演(BBCプロムスとライプツィヒ聖トーマス教会)で重要な役割を担いました。
モンベアのソロ・デビュー録音となる「アーリー・ホルン」は、モーツァルトの傑作「ホルン五重奏」から、父レオポルト・モーツァルトの作品、グラウンや作曲者不詳の協奏曲まで、18世紀におけるナチュラル・ホルンの「ソロ楽器」としての発展を辿る秀逸なプログラムです。

Ars Produktion
ARS-38294(1SACD)
マイール:ピアノ協奏曲第1番&第2番
ハイドン:交響曲第25番ハ長調
ヨハン・ジモン・マイール(1763−1845):ピアノ協奏曲第1番(世界初録音)、
 ピアノ協奏曲第2番(世界初録音)
エドナ・スターン(P)、
ルーベン・ガザリアン(指)、
インゴルシュタット・ジョージア室内O

録音:2019年4月、インゴルシュタット(ドイツ)
旧ソ連時代のジョージア(グルジア)で設立され、1990年にドイツのインゴルシュタットに拠点を移し多彩な活動を続ける、インゴルシュタット・ジョージア室内Oの録音集第4弾。イタリアで活躍したドイツの作曲家ヨハン・ジモン・マイール(1763−1845)は、長い間「ドニゼッティの師」としてのみ知られていましたが、近年復興が進んでおり、その流れに乗るこのレコーディングでも2つのピアノ協奏曲が世界初録音されています。ロッシーニやヴェルディも高く評価したというマイールの知られざる才能を、ベルギー=イスラエルの名女流ピアニスト、エドナ・スターンが描きます。

Danacord
DACOCD-856(1CD)
遊び場〜ヘアマン・D・コペル他
ヘアマン・D・コペル(1908−1998):ピアノ協奏曲第3番 Op.45、
 田園詩(ピアノのための)、
 10のピアノの小品 Op.20
ベンヤミン・コペル(b.1974):9つの対話の応答(アルト・サクソフォーンとピアノのための)
リケ・サンベア(P)
ベンヤミン・コペル(アルト・サクソフォーン)
南ユランSO
ボー・ホルテン(指)

録音2019年5月8日−10日、アルシオン・コンサートホール(スナボー、デンマーク)
コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーは、2017年、創設から150周年を迎えました。これを記念してアカデミーは、創設者のニルス・W・ゲーゼ、カール・ニルセン、ホルムボー、ブレンダール・ベンクトソンをはじめとするアカデミーゆかりの作曲家と演奏家の音楽を集成したアルバムを制作。ブラームスのソロ作品集『奪われた時間』(DACOCD856)をリリースしたリケ・サンベア(b.1977)が新作アルバムで取りあげたヘアマン・D・コペルもそこに加わったひとりです。
コペルは、カール・ニルセンから才能を認められ、作曲家、ピアニストとして活躍、20世紀デンマークの音楽を彩りました。ヘアマンの一家は「コペル・ダイナスティ」とも呼ばれ、弟ユーリウスはヴィオラ奏者、子のアナスは作曲家でポップミュージシャン、娘ローネはソプラノ歌手、孫のニコライはピアニストとしてデビューした後、音楽ジャーナリストとして活動しています。このアルバムに参加しているサクソフォーン奏者のベンヤミン・コペル(b.1974)も、ヘアマンの孫にあたります。
ヘアマンの 「ピアノ協奏曲第3番」 は、「第1楽章のシンプルなジャズ的主題、第2楽章の信じられないほどの力とドラマ、第3楽章の悪魔の哄笑」にサンベアが「恋に落ちた」と語る作品です。コペルがエーリク・トゥクセン指揮デンマーク国立RSO(デンマーク国立SO)と共演したアムステルダムのコンセルトヘボウでのライヴ録音(Danacord DACOCD561)もあり、作曲家のニルス・ヴィゴ・ベンソンは「19世紀のヴィルトゥオーゾ的ピアノ協奏曲の復興」と評しています。作曲家でもあるボー・ホルテンの指揮する南ユランSO(南デンマーク・フィルハーモニック)の共演です。「田園詩」 は「リス・ヤコブセン夫人に献呈」されたピアノ・ソロ曲。1933年の 「ピアノの小品」 は、「アンダンティーノ」から「アレグレット(主題と変奏)」の10曲を結ぶためベンヤミン・コペルが作曲した 「9つの対話の応答」が、ベンヤミン自身のアルトサックスとサンベアのピアノによる演奏で挟まれます。

Anaklasis
ANA-001(1CD)
ローズ・ピアノと弦楽器のための作品集:アンプリファイド・キーボードと弦楽オーケストラのための「ナニナーナ」
クプチャク:ローズ・ピアノ、弦楽器と電子楽器のための「フルネス」
スタンチク:ローズ・ピアノと弦楽オーケストラのための「デュオ」
クラウゼ:ローズ・ピアノと弦楽オーケストラのための「ロンド」
ピオトル・オジェホフスキ(ローズ・ピアノ)、
ティヒ市室内オーケストラ「AUKSO」、
マレク・モシュ(指)

録音:2018年6月&2019年6月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(ポーランド)
アメリカ軍の前線兵士たちの慰安目的、また戦傷軍人が生計を立てるための新たな手段となるよう、ハロルド・ローズによって1940年代に開発されたとされる電気式鍵盤楽器「ローズ・ピアノ」。アナクラシス(Anaklasis)・レーベルが取り組んだのは、この「ローズ・ピアノ」をソロ楽器とした協奏的作品を集め、レコーディングを行うという壮大な企画!ジグムント・クラウゼ(1938−)、スラヴォミール・クプチャク(1979−)、アレクサンドル・ノヴァク(1979−)、そしてマルチン・スタンチク(1977)の4人の作曲家たちが2015年から2017年にかけて作曲した新作4作品が、「ローズ・ピアノ」の新たな可能性を広げています。
Anaklasis
ANA-004(1CD)
マチェイ・ジエリンスキ:多島海〜弦楽のための作品集
弦楽オーケストラのための「シャイニングU」
ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽オーケストラのための「バーコード」
アコーディオン,チェロ,打楽器と弦楽オーケストラのための「アッチェロ・タングエロ」
カタルジナ・ドゥダ(Vn)、
カタルジナ・ブドニク(Va)、
クラウディウシュ・バラン(アコーディオン)、
トマシュ・シュトラール(Vc)、
ジェマ・ローズフィールド(Vc)、
ティヒ市室内オーケストラ「AUKSO」、
マレク・モシュ(指)

録音:2019年4月&6月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(ポーランド)
ワルシャワの名門ショパン音楽大学で学んだ後、ロンドンへと渡り王立音楽院で研鑽を積み、アラン・ブッシュ作曲賞、ジョサイヤ・パーカー作曲賞を受賞。2011〜2012年シーズンには、ポーランドRSOのコンポーザー・イン・レジデンスの大任を務めたマチェイ・ジエリンスキ(1971−)のポートレート・アルバム。エモーショナルなポストモダニズムを掲げているジエリンスキ。その作品は現代音楽の手法を取り入れながらも、旋律的な視点も組み合わせた興味深い作風に仕上がっています。ポーランド勢の音楽家に加え、レオノーレ・ピアノ・トリオでお馴染みのチェリスト、ジェマ・ローズフィールドの参加もポイントです。

DB Productions
DBCD-183(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
7つの幻想曲 Op.116*
ハンス・ライグラフ(P)
スティグ・ヴェステルベリ(指) スウェーデンRSO

録音:1970年11月6日、980年2月4日* スウェーデン放送による
スウェーデンの名ピアニスト、ハンス・ライグラフ(1920-2011)がスウェーデン放送に残したライヴとセッション録音。
DB Productions
DBCD-162(1CD)
ニールセン:1-4.ヴァイオリン協奏曲 Op.33
前奏曲,主題と変奏(無伴奏ヴァイオリンのための) Op.48
前奏曲とプレスト(無伴奏ヴァイオリンのための) Op.52
セシリア・シリアクス(Vn)
ダニエル・ブレンドゥルフ(指) ヘルシンボリSO

録音:2015年頃
DB Productions
DBCD-156(1CD)
ユルヴァ・スクーグ(1963-):作品集
ソルティ・エ・アントレー
空虚への恐怖
モーダス・ヴィヴェンディ
ピアノ協奏曲第1番
アン=ソフィ・クリングベリ(P)
インガル・ベルグビ(指)マルメSO

録音:2013年頃
DB Productions
DBCD-179(1CD)
スクーグ/ニルソン:ヴァイオリン協奏曲
ユルヴァ・スクーグ (1963-):ヴァイオリン協奏曲第1番
アンデシュ・ニルソン (1954-):ヴァイオリン協奏曲*
セシリア・シリアクス(Vn)
アンナ=マリア・ヘルシング(指)ヘルシンボリSO
フレードリク・ブルシュテッド(指)ヴェステロース・シンフォニエッタ*

録音:2016年頃

CPO
CPO-555234(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 第5集ヴァインベルクの作品.チェロ協奏曲 Op.43(1948)
幻想曲 Op.52(1954)
コンチェルティーノ Op.43Bis(1948)
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
クリスティアンサンSO

録音:2018年6月11-15日
ワルシャワで育ち、自らをポーランド人と見做していた というヴァインベルクですが、ルーツはユダヤにあり、作品にもポーランドとユダヤの伝統が織り込まれています。1948年 に作曲されたチェロ協奏曲では、全編にわたりユダヤ伝統の「クレズマー」風の哀愁に満ちた旋律が使われていますが、 第3楽章はポーランドの舞曲風であるところがユニーク。力強いリズムに心が躍ります。長い間紛失していて2016年に 発見された「コンチェルティーノ」はチェロ協奏曲の下敷きとなった作品。合奏協奏曲のような雰囲気を持ち、オーケスト ラ・パートが充実していますが、ヴァインベルクはチェロを更に活躍させるためにこれを「チェロ協奏曲」へと改作したようで す。幻想曲は陰鬱な雰囲気で始まりますが、中間部は賑やかな旋律がたっぷり含まれた聴きどころの多い作品です。
CPO
CPO-777559(1CD)
NX-B10
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲&ロマンス
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ロマンス ト長調 Op.40
ロマンス ヘ長調 Op.50
レーナ・ノイダウアー(Vn)
マルクス・ボッシュ(指)
カペッラ・アキレイア(アンサンブル)

録音:2018年5月11-13日
cpoレーベルの『2020年ベートーヴェン生誕250年記念アルバム』は来日経験もある若きヴァイオリニスト、レーナ・ノ イダウアーを独奏者に迎えたヴァイオリン協奏曲とロマンス集。2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された『レオ ポルト・モーツァルト国際コンクール』で第1位を受賞した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍する彼女は、まるで自身 の体の一部であるかのようにヴァイオリンを自由自在に操り、現在最も敬愛しているというベートーヴェンの協奏曲とロマ ンスを完璧に演奏しています。伴奏はベートーヴェンを得意とするマルクス・ボッシュが指揮する、名手たちのアンサンブ ル「カペッラ・アキレイア」。独奏、伴奏、指揮者の様々な個性が時にはぶつかり合いながらも融合し、新しいアイデアが 次々と形になった革新的なベートーヴェンをお楽しみください。

Alba
ABCD-448(1CD)
『オルフェウス・バロック・ストックホルム(Orfeus Barock Stockholm)』
C.P.E.バッハ:シンフォニア ホ短調 Wq.178
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052 *
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170 **
バッハ:シンフォニア(カンタータ第76番「天は神の栄光を語る」 BWV.76 から)***
オルフェウス・バロック・ストックホルム
エーリン・ガブリエルソン(ヴァイオリン、コンサートマスター)***
ヨハンネス・ロスタモ(Vc)**/***
ルカ・グリエルミ(Cemb)*/***
ダニエル・ホルスト(Vc通奏低音)***
[楽器 Cello: Antonio Stradivari “Magg”(1698)、Harpsichord: Anders Kilstrom(2001), Flemish type based on the Ruckers standard]

録音:2018年12月16日 ストックホルム・コンサートホール「グリューネヴァルトホール」(ストックホルム)(ライヴ録音)
「オルフェウス・バロック・ストックホルム」のデビュー・アルバム。スウェーデンのこのグループは、2015年、王立ストックホルム・フィルハーモニックの「バ ロックを愛する」メンバーが集まって結成しました。スウェーデンのピリオド楽器演奏をリードするバロック音楽家たちも参加、ヘンデル、バッハ、ヴィヴァルディ の音楽、「デューベン・コレクション」所蔵の作品をレパートリーに活動しています。王立ストックホルム音楽大学とストックホルム・フィルハーモニックのアカデミー で学んだフィンランド出身のチェリスト、ヨハンネス・ロスタモ(1980-)が芸術監督、王立ストックホルム音楽大学でモダン・ヴァイオリンを学び、イタリアと オランダでバロック・ヴァイオリンの演奏を身につけたスウェーデンのエーリン・ガブリエルソンがコンサートマスターです。チェンバロを担当するイタリアのルカ・ グリエルミ(1977-)は、指揮者、作曲家、歴史的鍵盤楽器のソリストとして活動しています。このアルバムは、ストックホルム・コンサートホールで行われた コンサートでライヴ録音されました。C・P・E・バッハの作品が2曲。木管楽器を加えた「第2版」の「シンフォニア ホ短調」と父バッハが亡くなった年の「チェ ロ協奏曲 イ短調」。J・S・バッハの「チェンバロ協奏曲 ニ短調」は、第3楽章「アレグロ」のためにブラームスが作ったカデンツァが、「ルッカース」をモデル にアンデシュ・シールストレムが製作した楽器に合わせ、多少の手を加えて使われました。プログラムの最後、バッハのカンタータ第76番「天は神の栄光を語る」 の〈シンフォニア〉が、ダニエル・ホルストのチェロ通奏低音を加えたソリスト4人の「友情のオマージュ」として演奏されます。BIS レーベルの録音も数多く 担当している Take5 Music Production のハンス・キプファーの制作と録音です。ッキ

Pentatone
PTC-5186823(1CD)
ハイドンとシュターミッツ
ハイドン:2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIh:1(フルート、オーボエと室内オーケストラ編
シュターミッツ(1745-1801):フルートとオーボエのための協奏曲 ト長調(17”51”)
 フルート協奏曲 ニ長調
ハイドン:2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲第3番 ト長調 Hob.VIIh:3(フルート、オーボエと室内オーケストラ編)
アナ・デ・ラ・ヴェガ(Fl)、
ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)、
トロンハイム・ソロイスツ

録音:2019年6月/セルブ教会(トロンハイム、ノルウェー)
ギリス人とアルゼンチン人の両親の間にオーストラリアで生まれたヴェガはシドニー大学でマーガレット・クロフォードに師事。その後パリにてレイモ ンド・ギオの最後の弟子として研鑽を積みました。現在、ヨーロッパを中心に精力的な演奏活動を展開しており、“傑出した才能”(ウィグモアホール)、“真 の芸術家”(カドガンホール)、“ファースト・クラス”(ベルリン・フィルハーモニー)など、各演奏会で絶賛されています。
共演のオーボエ奏者ラモン・オルテガ・ケロはグラナダ音楽院でミゲル・キロスに師事。2003年にはダニエル・バレンボイムが設立したウェスト=イー スト・ディヴァン・オーケストラに入団するなど若くして才能を開花させて逸材。2007年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、以後ソロ活 動を中心に世界各国で活躍しております。
ヨーゼフ・ハイドンが作曲した2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲は「リラ・オルガニザータ」という楽器のために作曲された6つの協奏曲集で、 同楽器を愛好した当時のナポリ王フェルディナンド4世に献呈されました。フルートとオーボエでハイドンの美しい旋律を奏でます。 カール・シュターミッツは、マンハイム・ホーフカペレの全盛時代に活躍した音楽家。マンハイムのオーケストラでヴァイオリン奏者として活躍する一方で、 作曲にもその才能を開花させました。ここに収録された2つの協奏曲もシュターマッツらしい上品さを呈した協奏曲です。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186738(1SACD)
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6より第7番〜第12番
合奏協奏曲第7番変ロ長調 Op.6-7 HWV 325
合奏協奏曲第8番ハ短調 Op.6-8 HWV 326
合奏協奏曲第9番ヘ長調 Op.6-9 HWV 327
合奏協奏曲第10番ニ短調 Op.6-10 HWV 328
合奏協奏曲第11番イ長調 Op.6-11 HWV 329
合奏協奏曲第12番ロ短調 Op.6-12 HWV 330
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン/コンサートマスター)

録音: 2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)
コンチェルト・グロッソとはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大合奏群との間の 音量的、技巧的対比を楽しむ音楽で、ヘンデルが1739年に作曲したコンチェルト・グロッソ Op.6は12曲からなります。流石ベルリン古楽アカデミー といえるアンサンブルとしての統率と、個々の奏者の自主性との絶妙なバランスが光り輝きます。愉悦の極みのヘンデルをお楽しみいただけます! (Ki)

GRAND SLAM
GS-2213(1CD)
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)ショーソン:詩曲 Op.25
ジネット・ヌヴー(Vn)
(1)ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツRSO
(2)イサイ・ドブロヴェーン(指)フィルハーモニアO

録音:(1)1949年9月25日クーアハウス、ビューネンザール(バーデン・バーデン)、(2)1946年8月18日アビイ・ロード・スタジオ(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻)
録音方式:モノラル/(1)放送用ライヴ録音、(2)録音セッション
■制作者より  
ヌヴーの貴重なテープが最近入手出来、生誕100年になんとか間に合うように制作しました。音源としては初出ではありませんが、特にベートーヴェ ンの音質には注目していただきたいと思います。私見では、“過去最高” だと思います。また、解説書にはヌヴーの墓の位置について記しておきました。 写真付きですので、墓参の際の参考になさって下さい。なお、このCDに記載した録音データは、おそらく最も詳しく、正確だと思われます。(平林 直哉)

CANARY CLASSICS
CC-18(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491*
オルリ・シャハム(P;Steinway)
セントルイスSO
デイヴィッド・ロバートソン(指)

録音:2017年11月14日、2018年1月24日*/パウエルホール(セントルイス)
ギル・シャハムの妹ピアニストのオルリ・シャハムはこれまでに兄とデュオ作品を中心に演奏・録音活動を続けてきましたが、近年はブラームスの後期 ピアノ作品を収録したアルバム(CC 15)などをリリースするなど、ソロ活動でも注目を集めております。
当ディスクははじめての本格的な協奏曲アルバムで、彼女が最も得意とするモーツァルトを収録しました。オルリの魅力といえば色彩豊かなピアノの音色。 兄ギルとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(CC 01)でもその才能を高く評価されています。スタインウェイ・アーティストでもあるオルリが奏でるスタインウェイから奏でられる極上のモーツァルト。デイヴィッド・ロバートソン率いるセントルイ スSOとの共演でご堪能ください。

MELODIYA
MEL-1002592(1CD)
NX-B07
バッハ&ヴィヴァルディ:協奏曲集
バッハ:ピアノ協奏曲 第1番ニ短調 BWV1052
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 イ短調 RV422
バッハ:ピアノ協奏曲 第4番イ長調 BWV1055
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ト長調 RV413
バッハ:ピアノ協奏曲 第5番ヘ短調 BWV1056
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(P)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アレクサンドル・ロスクトフ(指)
ヴォログダ・フィルハーモニー協会室内O

録音:2018年
ロシアの名チェリスト、ザゴリンスキーと、ノルウェーのピアニスト、ステーン=ノックレベルグによる「バロック音楽の2大作 曲家の対話」ともいえる協奏曲集。バッハとヴィヴァルディの協奏曲が交互に配置されています。1962年生まれのザ ゴリンスキーは、モスクワ音楽院で学び、モスクワ・フィルの首席として活躍、ロシア名誉芸術家の称号を与えられてい るバロックから現代までの幅広いレパートリーを持つチェリストです。グリーグのピアノ作品全集の演奏で知られるステー ン=ノックレベルグは、1944年ノルウェー生まれでロマン派を得意としますが、バッハでは洗練された演奏スタイルとバ ロック音楽への深い洞察力を発揮しています。全く背景の違う二人ですが、2002年より共演を重ね、メロディア・ レーベルでも共演アルバムを発表しています。このアルバムではそれぞれが交互にソリストを務めて協奏曲を演奏し、 ドイツとイタリアのバロック音楽の対話を導きだしています。オーケストラは二人が共演を重ねているヴォログダ・フィル ハーモニー協会室内管で、クリアでスタイリッシュなサウンドが音楽の対話を盛り立てています。

フォンテック
FOCD-9824(1CD)
税込定価

2019年12月4日発売
第7回仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門最高位〜シャノン・リー
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番Sz112
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 K218
シャノン・リー(Vn)
高関健(指)仙台PO

録音: 2019年6月22・29日 日立システムズホール仙台 ライヴ
仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に 据えるという特色を持っており、セミファイナルとファイナルでは仙台フィルと共演しま す。ヴァイオリン部門では、アンドレイ・バラーノフ(第3・4回)、成田達輝(第5回)、 ピアノ部門では津田裕也(第3回)、ヴァディム・ホロデンコ(第4回)等、世界で活躍す る逸材を輩出しています。 2019年5-6月におこなわれた第7回仙台国際音楽コンクール。ヴァイオリン部門ではシャ ノン・リー(アメリカ/カナダ)が第2位(最高位)を受賞いたしました。 日本が世界に発信する若き才能の登場です。(フォンテック)
■シャノン・リー Shannon LEE
第7回仙台国際音楽コンクール第2位(最高位)及び聴衆賞。エリーザベト王妃国際音楽コンクール、ナウムブル ク国際ヴァイオリンコンクール、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールなど数々の国際コンクールで 入賞。ハイフェッツ国際音楽祭、クシジョバ音楽祭など世界各地の音楽祭にソリストや室内楽奏者として出演し ています。 カナダ生まれ。4歳でヴァイオリンを始める。12歳の時ダラス響との共演でソリストデビュー。その2年後には ニュルンベルク・フィルとの共演でヨーロッパデビュー。他にも、ナッシュビル響、ラスベガス・フィルなどア メリカ各地のオーケストラと共演。デビュー録音は19世紀と20世紀のヴァイオリンとピアノのための作品を収 録したもので、グラモフォン誌は“自在なテクニックと大胆不敵な妙技”を称賛した。 特別奨学生としてクリーヴランド音楽院でハイメ・ラレード、ジャン・スローマンに師事。コロンビア大学でコ ンピュータ科学の学士号も取得。
フォンテック
FOCD-9825(1CD)
税込定価

2019年12月4日発売
第7回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝〜チェ・ヒョンロク
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番変ロ短調 op.23
チェ・ヒョンロク(P)
広上淳一(指)仙台PO

録音: 2019年6月7・9日 日立システムズホール仙台
仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に 据えるという特色を持っており、セミファイナルとファイナルでは仙台フィルと共演しま す。ヴァイオリン部門では、アンドレイ・バラーノフ(第3・4回)、成田達輝(第5回)、 ピアノ部門では津田裕也(第3回)、ヴァディム・ホロデンコ(第4回)等、世界で活躍す る逸材を輩出しています。 2019年5-6月におこなわれた第7回仙台国際音楽コンクール。 ピアノ部門はチェ・ヒョンロク(韓国)が優勝しました。 日本が世界に発信する若き才能の登場です。(フォンテック)
■チェ・ヒョンロク CHOI Hyounglok
1993年、韓国・クミ市生まれ。7歳からピアノをはじめ、2012年にソウル芸術高等学校を卒業後、ソウル国 立大学でピアノをジュ・ヒソンに師事し、優秀賞を受賞して卒業。 2013年、第39回チュンアン音楽コンクールで優勝。そのほか韓国国内の多数のコンクールで入賞し、注目を集 めた。2015年第3回アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール第3位、2017年ブゾーニ国際ピアノコンクー ル・ファイナリスト、蘇州金鶏湖国際ピアノコンクール入賞。2019年、第7回仙台国際音楽コンクールピアノ 部門にて優勝。 オーケストラとは、ソウルアートセンターでの江南SOとの共演でデビュー。2014年、イタリア・ナポリ で開催された「アマルフィ海岸音楽&芸術祭」ヤングアーティストシリーズに出演。また、韓国・ケミョンアー トセンターにてアントニ・ヴィト(指)慶尚北道立SOと共演したほか、広上淳一(指)仙台フィルハーモ ニーOとも共演しています。 現在、オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学に在籍し、パヴェル・ギリロフに師事しています。

Cypres
CYP-4656(1CD)
フィリップ・ブスマンス(1936-):作品集
ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲(1979)
2台ピアノとオーケストラのためのカプリッチョ(2010)
ピアノとオーケストラのための「夜の終わり」(2019)
ジェオルジェ・トゥドラケ(Vn)
ダヴィッド・カドゥーシュ(P)
ジュリアン・リベール(P)
ゲルゲイ・マダラシュ(指)
リエージュ王立PO

録音:2019年3月4-9日
サル・フィラルモニーク、リエージュ、ベルギー
ベルギーで生まれリエージュ音楽院でピアノを学び、作曲家として活動するフィリップ・ブスマンス。初期の頃はセリー技法 に基づく音楽を書いていましたが、1962年にベルギー・フランス語放送(RTBF)のプロデューサーになってからは、音 楽で聴衆とコミュケーションを取る必要性に目覚め、耳なじみの良い作品を書くことに注力しています。世界的に有名 なブリュッセルのモネ劇場でも数多くの新作歌劇が初演されてきましたが、このアルバムには3曲の協奏的作品を収録。 1979年の「ヴァイオリン協奏曲」と、2019年の最新作でアルバムタイトルでもある「夜の終わり」との作風の違いをお楽 しみください。

Danacord
DACOCD-846(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物〜 デンマーク放送録音(1962年−1987年)

■Disc 1
(1)ベント・ロランセン(1925−2018):チェロ協奏曲(1984)
(2)ライフ・テューボ(1922−2001):チェロ協奏曲(1959)
(3)スヴェン・ヴェスタゴー(1922−1988):チェロ協奏曲 Op.26(1961)

■Disc 2
(1)ペーター・アーノル・ハイセ(1830−1879):2つの幻想的小品(1860)
(2)フランス・クサヴァー・ネルダ(1843−1915):チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.59(1887)
(3)エミール・ハートマン(1836−1898):チェロ協奏曲ニ短調 Op.26(1879)
(4)ヨハン・スヴェンセン(1840−1911):チェロ協奏曲 Op.7(1870−71)
(5)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
全て、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)

■Disc 1
(1)デンマークRSO、オリヴァー・ナッセン(指)/録音:1986年4月4日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)デンマークRSO、トマス・イェンセン(指)/録音:1962年5月28日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)、デンマークRSO、オーレ・シュミット(指)/録音:1973年1月、スタジオ・プロダクション
■Disc 2
(1)ニナ・カフタラーゼ(P)/録音:1987年3月29日、ライヴ
(2)オルボーSO、アルフ・ショーエン(指)/録音:1970年5月28日、スタジオ・プロダクション
(3)オーゼンセSO、バアウ・ヴァウナー(指)/録音:1970年5月15日、スタジオ・プロダクション
(4)オーフスSO、オーレ・シュミット(指)/録音:1982年5月27日、ライヴ:マーセーリスボーホール(オーフス)
(5)デンマークRSO、ピエール・モントゥー(指)/録音:1962年9月7日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンの「トリビュート」シリーズ、デンマーク放送(DR)の録音を正式許可を得て初めてリリースする「デンマーク放送録音」の最後のアルバム。[Disc 1]は「20世紀デンマーク」の作品が3曲。[Disc 2]は「ロマンティシズム」の作品です。チャイコフスキーの「ロココ変奏曲」は、ピエール・モントゥーがデンマーク放送のオーケストラを指揮した1962年9月のスタジオ・コンサート。全トラック「ステレオ」録音。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ABC Classics
ABC-4818890(2CD)
フレデリック・セプティマス・ケリー:管弦楽作品集
ルパート・ブルックの追憶によるエレジー*
ジャーマン・シンフォニー(ドイツ交響曲)
スケルツォ/サム・ラメント
フェリーマンのためのコイン
2つのオルガン前奏曲
フルート、ハープ、ホルンと弦楽のためのセレナード
愛と喪失の歌曲集#
ベンジャミン・ノーシー(指)、
タスマニアSO、
ヨハネス・フリッチュ(指)*、
アンドルー・グッドウィン(T)#、
クリスティーナ・ウィルソン(Ms)#
シドニーで生まれイギリスで育ち、1908年のロンドン・オリンピックではボート・レースのメンバーとして出場し金メダルを獲得するという異色の経歴を持つ音楽家、フレデリック・セプティマス・ケリー(1881−1916)。第一次大戦中に35歳の若さで生涯を閉じたケリーの、現存するすべての管弦楽作品を収録。「ドイツ交響曲(German Symphony)」を始めとする6曲が世界初録音。

BMC
BMCCD-170S(1CD)
エトヴェシュ:協奏曲集

(1)ヴァイオリンとオーケストラのための「セヴン〜 コロンビア宇宙飛行士への追悼」 (2006/ rev.2007)
(2)2つのクラリネット、弦楽とアコーディオンのための「空中浮遊」(2007)
(3)アコースティック・ピアノ及びキーボードと管弦楽のための協奏曲「CAP-KO 〜 ベラ・バルトークに捧げる」
(1)諏訪内晶子(Vn)、ヨーテボリSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音(ライヴ):2008年3月30日、(ブダペスト、ハンガリー)
(2)リチャード・ホスフォード(Cl)、ジョン・ブラッドバリー(Cl)、BBCSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音:2011年5月14日、バービカン・ホール(ロンドン、イギリス)
(3)ピエール=ロラン・エマール(P)、ヨーテボリSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音:2006年2月2−3日、ヨーテボリ・コンサート・ホール(スウェーデン)

解説書日本語訳付き
2015年度第53回レコード・アカデミー賞の現代曲部門賞を受賞した「BMC Records」最大のベストセラー・アルバムであるエトヴェシュの協奏曲集は、諏訪内晶子、ピエール・=ロラン・エマールという世界有数のソリストたちが参加した豪華布陣による2000年代の作品集!
諏訪内晶子がソリストを務めているのは、2003年に起きたスペースシャトル、コロンビア号の空中分解事故で亡くなった宇宙飛行士の追悼のために作曲され、レクイエムとしての意味合いも持つヴァイオリン協奏曲。
バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」に着想を得て作曲された「CAP-KO」では、名手エマールが縦横無尽に大活躍!圧巻の演奏を繰り広げてくれています。
また、2007年の作品「空中浮遊」ではBBCSOの首席リチャード・ホスフォードと、BBCフィルハーモニックの首席ジョン・ブラッドバリーという、BBCの2大オーケストラのクラリネット・セクションを支える2人の豪華共演が展開されています。

Indesens
INDE-095(1CD)
ジャン=フランソワ・デュレ・ミーツ・リシャール・ガリアーノ
ガリアーノ:クロードに捧げるタンゴ、
 ローリタ、魂の遊び
サティ:グノシエンヌ第4番
ロサウロ:マリンバ協奏曲
ガリアーノ:セーヌ川のブルース、
 マルゴーでワルツを
ピアソラ(エリック・サミュ編):リベルタンゴ
ガリアーノ:馬鹿笑い
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)、
ジャン=フランソワ・デュレ(ヴィブラフォン、マリンバ、ボンゴ、カホン)、
ヴァレンティアーナ・オーケストラ

録音:2016年11月9日−12日、ヴァランシエンヌ(フランス)
フランスが生んだ現代アコーディオン界の巨匠リシャール・ガリアーノと、クラシックからジャズ、インプロまでの幅広いジャンルをカバーし、マリンバをはじめとする打楽器、さらにはピアノも駆使するフランスのマルチ・インストゥルメンタリスト、ジャン=フランソワ・デュレがデュオを結成!ピアソラとの親交も深く伝統的なタンゴのスタイル、さらにはジャズなど他ジャンルとの融合を実現させてきたガリアーノと、フランスのマルチ・プレーヤー、デュレのパーカッションの共演は、「タンゴ」の枠に留まらないスタイルを創り上げています。これぞ絶妙。ガリアーノとデュレ、アコーディオンと打楽器の斬新かつ劇的な出会いがここにあります。

オクタヴィア
OVCT-00172(1CD)
税込定価
2019年12月18日発売
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番ホ短調 作品11
コントルダンス 変ト長調 (遺作)
序奏とロンド 変ホ長調 作品16
ポロネーズ 第9番変ロ長調 作品71-2 (遺作)
ワルツ 第6番変ニ長調作品64-1「小犬のワルツ」
幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 (遺作)
ピアノ協奏曲 第2番へ短調 作品21 より
第2楽章 ラルゲット (高橋多佳子編曲 ピアノ独奏版)
高橋 多佳子(P)
高関 健(指)
新日本フィルハーモニーSO

2017年9月24日、カノラホール (岡谷市文化会館) 大ホール (協奏曲第1番)、2019年7月29-30日、浦安音楽ホールにて収録 (ソロ)
1990年第12回ショパン国際ピアノコンクールでの第5位入賞、以後ライフワークのショパン を中心に第一線で演奏活動を展開する日本を代表するピアニスト高橋多佳子。中でも 2000年から2003年にかけてポーランド・ワルシャワで収録された「ショパンの旅路(OVCT- 00063)」シリーズは現代屈指のショパン弾きとして決定づけました。そんな高橋の待望の 最新録音であるショパン・アルバムが登場します。収録曲には「ピアノ協奏曲第1番」を中 心に「子犬のワルツ」「幻想即興曲」といったショパン人気の名曲が並び、また意外にも前 述のシリーズには未収録がすべて初録音となりました。ショパンとともに歩み、寄り添い、 ショパン弾きとして円熟された高橋多佳子の今を是非お楽しみください。(オクタヴィア)

CPO
CPO-555299(5CD)
NX-F08
バッハ:チェンバロ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲全集
【CD1】…999989
1.チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV 1052
2.チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV 1054
3.チェンバロ協奏曲 ホ長調 BWV 1053
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
【CD2】…777248
1.チェンバロ協奏曲 イ長調 BWV 1055
2.チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056
3.チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV 1057
4.チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV 1058
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2005年
【CD3】…777681(2枚組-1)
1.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
2.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1061
3.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1062
4.フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1044
トレヴァー・ピノック(Cemb)…1,2,3
ケイティ・バーチャー(Fl)…4
マンフレッド・クレーマー(Vn)…4
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2011年1月30日-2月2日,2011年3月31日-4月1日,
2013年11月26-28日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク
【CD4】…777681(2枚組-2)
1.3台のチェンバロのための協奏曲 ニ短調 BWV 1063
2.3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1064
3.4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1065
(原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調
Op.3-10. RV 580)
マルクス・モーリン(Cemb)…3
マリーケ・スパーンス(Cemb)
トレヴァー・ピノック(Cemb)
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2011年1月30日-2月2日,2011年3月31日-4月1
日,2013年11月26-28日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク
【CD5】…777904
1.ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
2.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042
3.2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
4.オーボエ協奏曲 ニ短調 BWV 1060R
フレドリーク・フレム(Vn)…1,2
ペーター・スピシュスキー(Vn)…3
ビャッテ・アイケ(Vn)…3
アントワーヌ・トリュンツィク(Ob)…4
マンフレート・クレーマー(Vn)…4
ラース・ウルリク・モルテンセン(指)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2011年3月31日-4月3日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク
これまでリリースされ、大好評を博していたコンチェルト・コペンハーゲン(COCO)と名手ラルス・ウルリク・モルテンセンに よる「バッハ協奏曲集」が遂にBOX化されました。最初にリリースされた独奏チェンバロの協奏曲が高く評価されたのに続 き、2011年に録音されたトレヴァー・ピノックを迎えた複数チェンバロのための協奏曲集、そして同じ年の録音である「ヴァ イオリン協奏曲集(オーボエ協奏曲を含む)」はどれもコンチェルト・コペンハーゲンの奏者たちの自主性を生かしなが ら、見事なアンサンブルが構築されており、モルテンセンの指揮者としての才能を強く感じさせます。今回、お求めやすい 価格を設定、この機会に素晴らしい演奏をお楽しみください。

BMC
BMCCD-274(1CD)
ヴァイダ:クラリネット・シンフォニー
クラリネット・シンフォニー*
アリス・エチュード+
パーシステントゥ・ドリームズ#
ガボール・ヴァルガ(Cl)*/+/#、
ハンガリーRSO*、
ゲルゲイ・ヴァイダ(指)*、
ヤーノシュ・ツェペジ(Cl)*、
ネイサン・ギエム(Vn)+、
ゲルゲイ・ポパ(Vn)+、
タマーシュ・ナジ(Va)+、
アールパード・アミラ(Vc)+

録音:2016年−2017年
2011年からはアメリカ、アラバマ州のハンツビルSOの音楽監督、2014年からは国際アルメル・オペラ・コンクール&フェスティヴァルの芸術監督、さらに2017年からはポートランド祝祭SOの音楽監督を務めるなど、指揮者としても目覚ましい活躍を展開しているハンガリーのコンポーザー=コンダクター、ゲルゲイ・ヴァイダの作品集。
中でもヴァイダ自らが指揮者を務めた「クラリネット・シンフォニー」では、ハンガリーRSOやシンガポールSOの首席奏者を務め、フランツ・リスト室内Oでも活躍するハンガリーを代表するクラリネット奏者の1人、ガボール・ヴァルガが大活躍!共演のソリスト、ヤーノシュ・ツェペジも同じくハンガリーRSOの首席クラリネット奏者を務める同国の名手です。
BMC
BMCCD-253(1CD)
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 ペーテル・セルヴァーンスキ(Vn)、
ヤーノシュ・フェレンチク(指)、
メトロポリタン・オーケストラ

録音:1944年1月5日、ヴィガドー・コンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
1939年3月23日、アムステルダムのコンセルトヘボウで行われた「世界初演」から数年後、1944年1月5日にブダペストのヴィガドー・コンサート・ホールで行われたバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番の「ハンガリー初演」の貴重な演奏がBMCレーベルから登場!
「世界初演」を担当したゾルターン・セーケイに対し、「ハンガリー初演」を担当したのは、同じくハンガリーのヴァイオリニスト、ペーテル・セルヴァーンスキ。1913年にハンガリーの音楽一家に生まれたセルヴァ―ンスキはリスト音楽院で19世紀後半〜20世紀前半の同国を代表する大ヴァイオリニスト、イェネー・フバイにヴァイオリンを師事。
ブダペスト・コンサートOのコンサートマスターを務め、ヴァルトバウエル・ケルペーイ四重奏団(後のハンガリーSQ)では第2ヴァイオリンとしてシャーンドル・ヴェーグやデネーシュ・コロムサイ、ヴィルモシュ・パロタイと共に活動した20世紀ハンガリーを代表する名ヴァイオリニストの1人です。
ハンガリーにおけるレコーディング・エンジニアのパイオニア的存在、イシュトヴァーン・マカイが、1936年以降にラジオ・ブダペストで放送された全てのバルトーク作品の演奏を集めたアーカイヴ「バビチ=マカイ・コレクション」からの復刻です。
※当録音にはマスターテープに起因するノイズがございます。予めご了承下さい。

Hyperion
CDA-68264(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.80
オーギュスト・デュポン(1827−1890):ピアノ協奏曲第3番ヘ短調 Op.49
ペーテル・ブノワ(1834−1901):ピアノと管弦楽のための交響詩 Op.43
ハワード・シェリー(P&指)、
ザンクト・ガレンSO

録音:2018年2月12日−16日、ザンクト・ガレン・トーンハレ(スイス)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。1990年にそのアイディアが生み出されてから30年の歳月を積み重ねた2020年に、ついに第80集がリリース。1827年ベルギーのヴェルヴィエ生まれ、ドイツ、イギリス、オランダで演奏活動を行い、ブリュッセル王立音楽院の教授を務めたピアニスト&作曲家のオーギュスト・デュポン。1834年ベルギーのアントウェルペン生まれ、ベルギーの「ローマ賞」を受賞し19世紀フランドル音楽の発展に寄与した作曲家、ペーテル・ブノワ。ベルギーにおけるピアニズムや教育、音楽理論に確かな功績を残した二人の知られざるピアノ協奏曲を、RPCシリーズの初期から現在まで、もっとも多くのピアノ協奏曲を録音してきた名匠ハワード・シェリーが披露します。

Ars Produktion
ARS-38266(1SACD)
ウヴァガ!〜人類はみな兄弟
ベートーヴェン(ケーニヒ編):ピアノ・ソナタ第14番「月光」、
 エリーゼのために、交響曲第7番
ベートーヴェン(マウラー編):カヴァティーナ
ケーニヒ:人類はみな兄弟
ベートーヴェン(ケーニヒ編):歓喜の歌
ベートーヴェン(マウラー編):パテティック・アレグロ、パテティック・アダージョ
ウヴァガ!〔クリストフ・ケーニヒ(Vn&Va)、モーリス・マウラー(Vn)、ミロスラフ・ニシッチ(アコーディオン)、マティアス・ハッカー(Cb)〕、
エッセン・フォルクヴァンク室内O、
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2018年7月18日−20日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
クラシック、ジャズ、東欧の民族音楽、パンク、ロック、インプロ・・・。ヴァイオリン(&ヴィオラ)、アコーディオン、コントラバスの四重奏で、ジャンルの壁を超越したクロスオーヴァ―・プログラムで常に聴衆を沸かせてくれるドイツのアンサンブル(バンド)「ウヴァガ!」の最新作のテーマは「ベートーヴェン」!
今回のクロスオーヴァ―・「ベートーヴェン」・プログラムでウヴァガ!は、エッセン・フォルクヴァンク室内Oと共演。様々なジャンルのスタイルとベートーヴェンの音楽を組み合わせ、楽聖の音楽に対する新しい視点を生み出してくれています。
ウヴァガ!のメンバーたちによって新たな生命を吹き込まれ、ユーモアと好奇心に満ちた姿へと進化したクロスオーヴァー・ベートーヴェン。ベートーヴェン・イヤーをさらに彩るユニークで、少し風変わりなアニヴァーサリー・リリースです!

DUX
DUX-0833(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番(弦楽オーケストラ伴奏版)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ヴォイチェフ・ライスキ編曲/弦楽オーケストラ伴奏版)
3つのマズルカ Op.59
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
ルーカス・ゲニューシャス(P)、
ヴォイチェフ・ライスキ(指)、
ソポト・ポーランド室内PO

録音:2010年12月、聖モニューシュコ:音楽アカデミー(グダニスク、ポーランド)
アヴデーエワ、ヴンダー、トリフォノフ、ボジャノフ、ホジャイノフなど多くのスターを生み出した第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年)において、インゴルフ・ヴンダーと第2位を分け合いポロネーズ賞を受賞、5年後のチャイコフスキー国際コンクールでも第2位という好成績を収めたルーカス・ゲニューシャスがポーランドのDUXに録音していたショパン。「ピアノ協奏曲第1番」は、ダニール・トリフォノフ盤(DUX-0832)と同じく、ライスキ編曲の弦楽オーケストラ伴奏版。
DUX
DUX-0832(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番(弦楽オーケストラ伴奏版)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ヴォイチェフ・ライスキ編曲/弦楽オーケストラ伴奏版)
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
即興曲 変イ長調 Op.29
即興曲 嬰ヘ長調 Op.36
タランテラ 変イ長調 Op.43
ダニール・トリフォノフ(P)、
ヴォイチェフ・ライスキ(指)、
ソポト・ポーランド室内PO

録音:2010年12月、聖モニューシュコ:音楽アカデミー(グダニスク、ポーランド)
アヴデーエワ、ヴンダー、ゲニューシャス、ボジャノフ、ホジャイノフなど多くのスターを生み出した第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年)において第3位とマズルカ賞を受賞し、その後アルトゥール・ルービンシュタイン国際コンクール、チャイコフスキー国際コンクールという世界最高峰のコンクールを次々に制し、スター街道を突き進んできたダニール・トリフォノフ。歴史的なショパン・コンクールの直後、2010年の12月に録音され、ポーランドのDUXからリリースされていたトリフォノフのショパン・アルバム。
注目は、トリフォノフがショパン・コンクールやチャイコフスキー・コンクールの決勝でも披露した「ピアノ協奏曲第1番」。1982年にバルト海に面するポーランド北部の都市ソポトで自身の室内オーケストラ「ヴォイチェフ・ライスキ室内O」(その後、「ソポト・ポーランド室内PO」に名称変更)を設立し、芸術監督を務めているヴォイチェフ・ライスキが、鮮やかな室内オーケストラ伴奏版へとアレンジしています。
DUX
DUX-1402(1CD)
朝4時のタンゴ
ニシンマン:オンブレ・タンゴ
ピアソラ(ニシンマン編):忘却
ニシンマン:午前4時のタンゴ
ダッタ(ニシンマン編):飛行機
ピアソラ(ニシンマン編):ブエノスアイレスの四季
ペドロ・デルフィーノ:ボヘミアの思い出
ガルデル&ラテス:あなたがいないとき
マルセロ・ニシンマン(バンドネオン)、
バルティック・ネオポリス・オーケストラ

録音:2017年2月20日−23日、ミエンジズドロイェ(ポーランド)
アルゼンチンのタンゴ界、バンドネオン界で圧倒的な存在感を放つ名手、マルセロ・ニシンマン(1970−)がソリストを務めるポーランド発のタンゴ・アルバム!
そのコンセプトは、ポーランド有数の湾岸都市であるシュチェチンと、アルゼンチンのブエノス・アイレスの航路を音楽で表現するというユニークなもの。
ブエノス・アイレス出身のニシンマン、シュチェチンで創設された弦楽オーケストラ、バルティック・ネオポリス・オーケストラの共演が、数々のアルゼンチン・タンゴを情熱的に繰り広げてくれています。
DUX
DUX-1537(1CD)
ペンデレツキ:協奏曲集
ヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲
ヴィオラ協奏曲(ピオトル・プシェドボシュ編曲によるギター版)、
5本のクラリネットとオーケストラのための合奏協奏曲
バルトロメイ・ニジョウ(Vn)、
カタルジナ・ブロニク(Va)、
ピオトル・プシェドボシュ(G)、
アルカディウス・アダムスキ(Cl)、
バルトロメイ・ドブロヴォルスキ(Cl)、
アガタ・ピョンテク(Cl)、
トマシュ・ジムラ(バス・クラリネット&バセット・ホルン)、
アンジェイ・チェプリンスキ(バセット・ホルン)、
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスO、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指)、
マチェイ・トヴォレク(指)

録音:2018年12月21日−22日&28日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
現代のポーランドを代表する巨匠、クシシュトフ・ペンデレツキが1983年から2012年にかけて3作曲した3つの協奏曲を収録。
2012年作曲の「二重協奏曲」では、ポーランド期待のヴァイオリニスト、バルトロメイ・ニジョウと、2013年のミュンヘン国際音楽コンクールで第3位に輝いた実績を持つ女流ヴィオリスト、カタルジナ・ブロニクのデュオが実現!
ギター版の「ヴィオラ協奏曲」、5本(!)のクラリネットのための協奏曲など、現代ポーランドを代表する巨匠ならではの独創的な協奏曲が並びます。
指揮はペンデレツキ、そして去る6月の東京都SOの定期演奏会でもタクトを執ったマチェイ・トヴォレクです。
DUX
DUX-1519(1CD)
オン・ザ・トレイル
スタシェフスキ:ギターと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ
ギターのための「ソニトゥス・ノクティス」
ギターと弦楽オーケストラのための協奏曲
ギターのための「アルカサール」
ギターと室内オーケストラのための協奏曲
ギターのための「オン・ザ・トレイル」
マチェイ・スタシェフスキ(G)、
ウッチ音楽アカデミー・プリムス弦楽オーケストラ、
ウカシュ・ブラシュチック(指)

録音:2018年12月12日−15日、ウッチ(ポーランド)
ポーランド・ギター界の有望株でコンポーザー=ギタリストとして活躍するマチェイ・スタシェフスキ(1984−)のポートレート・アルバム(自作自演集)。
故郷であるポーランド中部の都市ウッチのグラジナ&キェイストゥット・バツェヴィチ音楽アカデミーで、若くして器楽学部の副学部長に抜擢されるなど、前途有望な音楽家として高く評価されています。


Epitagraph
EPITA-011(1CD)
(UHQCD)
日本語帯・解説付
限定盤
ヨハンナ・マルツィのバッハ
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 BWV.1041
ヴァイオリン協奏曲 第2番ホ長調 BWV.1042
<ボーナス・トラック>
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003*
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
フランツ=パウル・デッカー(指)
ヒルヴェルスム放送O

録音:1962年8月29日(ライヴ)、1966年12月3、4日 待降節演奏会、エップシュタイン(ライヴ)*
全てモノラル
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
至高の名演というべきバッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」復刻盤が各社から相ついで発売され、いま人気が過熱中のヨハンナ・マルツィ。彼女の同じバッハ、協奏曲1番・2番のライヴ音源が世界初出CDで登場!エピタグラフ・レーベルの主宰者が自主製作盤(LP)を作ったことがありますが、CD化は初めて。協奏曲2番はクリュイタンス&NYPO(1957年)、ヨッフム&バイエルン(1959年)の2種CDが出ていましたが、1番は初めて。ライヴ遺産が少数しか日の目を見ていないマルツィのなんと初出曲になります!
1962年8月29日オランダで行われたコンサートの実況録音。聴衆の拍手入りです。演奏は、優雅で気品あり、ひたむきに温かく、優しく歌うバッハ。人間味豊かに心に染み入るようにささやきかけるバッハ・・・本当に感動的です!伴奏のオケと指揮もインティメートな雰囲気に満ちています。ノイズは少なく、リマスタリングされた音は良好。UHQCDによりさらに音質UPになります
ボーナス・トラックに無伴奏ソナタ2番を追加。既発売スペクトラムCDとは別ルートの、DGGが製造した記念品(LP)から独自復刻した音源です。こちらの音は一段と鮮明。教会内の残響も取り入れて、生々しく響いてきます。(ただし、1カ所、LP復刻作業の際、生じたという歪みが第2楽章フーガの終和音にあります。予めご了承ください)1966年12月3、4日、フランクフルト近郊の小さな町エップシュタインで開かれたクリスマス前の待降節コンサートの実況録音。会場は教会(タールキルヒェ)らしく、かすかにそとの自動車の音が聞こえますが、臨場感は満点。有名な第3楽章「アダージョ」では、マルツィの切々とうたう自然な感情の発露がみられ、ひときわ感動的です!バッハの「無伴奏全曲」に、マルツィは屈指の名演(1954−55年のEMI録音)を遺していますが、ライヴ音源としては1番のソナタ、1960年モントリール盤(Doremi)しかなかっただけに本当に貴重です。ヨハンナ・マルツィの貴重なバッハ・ライヴ・アルバム、ファンならずとも垂涎のCDといえるでしょう。 (Ki)

ヴァデメクム
VMMM-1604(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
懐かしい土地の想い出 Op.42
ステファニー=マリー・デガン(Vn)
ヴァハン・マルディロシアン(指、P)
カーンO

録音:(1)2012 年 6 月 21 日カエン(ライヴ録音)
(2)2012 年8 月ジャン=ピエール・ドテール・オーディトリウム
このCD では2010 年より音楽監督・首席指揮 者を務めるノルマンディーのカーンOを指揮してチャイコフスキーのヴァイ オリンコンチェルトと、このコンチェルトのために最初に書かれたアンダンテが転用 されたピアノとヴァイオリンのための「懐かしい土地の思い出」をピアニストして演奏 しています。自らのオーケストラを自在に操り、美音を引き出してチャイコフスキー の有名なコンチェルトに新たな音の世界を創造・展開しています。ヴァイオリニスト はノルマンディーのカーン出身のステファニー・マリー・デガン。彼女は 2 挺のヴァ イオリンで古楽とロマン派以降の曲を自在に弾きわけ、同郷の作曲家エリック・タン ギィからはソナタを献呈されるほどの優れた才能の持ち主です。

King International
BCSA-0001(4SACD)
日本独自企画・限定盤
日本語帯・解説付
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
■Disc 1
ピアノ協奏曲 第0番変ホ長調 WoO4
ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO6
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調(「エロイカ変奏曲」) Op.35
■Disc 2
ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
■Disc 3
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.37
ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op56
■Disc 4
ピアノ協奏曲 第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲 第5番『皇帝』
児玉麻里(P)
ケント・ナガノ(指)
ベルリン・ドイツSO
■Disc 1
録音:2019年5月9,10日、ベルリン、イエス・キリスト教会
■Disc 2
録音:2006年6月23-24日、テルデックス・スタジオ・ベルリン
■Disc 3
コーリャ・ブラッハー(Vn)
ヨハネス・モーザー(Vc)
録音:2006年11月9,10日、ベルリン、シーメンスヴィラ
■Disc 4
録音:2013年3月5,6日(第4番)、2013年3月8,9日(第5番)、ベルリン、イエス・キリスト教会
児玉麻里、ケント・ナガノによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集がSACDハイブリット盤で登場です。ベルリン・クラシックスから提供のハイレゾ・ マスターを用いて、キング関口台スタジオにて、SACDマスタリングを施しました。2020年のベートーヴェン・イヤーに先駆けてリリースいたします。限 定生産、日本独自企画商品となります。 当録音は、2006年から2019年にかけて録音された力作。正統的で緻密な解釈のなかにも豊かな表情を示す児玉麻里は、ベートーヴェンのスペシャリスト。 すでに録音されているピアノ・ソナタ全集も各国で高い評価を得ており、当盤でもその研ぎ澄まされた音色でフレーズのすみずみまで磨きあげられた世界 が広がります。ベルリン・ドイツSOの奏でる親密な室内楽的なサウンドと、ケント・ナガノの丁寧な仕事ぶりも光るベートーヴェンです。また本セッ トには、「ピアノ協奏曲第0番」と「ピアノと管弦楽のためのロンド」も収録されており、若きベートーヴェンの挑戦と充実した音楽性が示されています。児 玉とナガノは、ベルリン州立図書館に所蔵されていた0番の自筆譜にもあたり、緻密なリサーチを経て、両者で丁寧に解釈を深めていった演奏は、新たなベー トーヴェン像を浮かび上がらせてくるものです。 (Ki)

Aurora
ACD-5104(1CD)
『Just for You(あなただけのために)』
ヤン・エーリク・ミカルセン(1979-):ヴァイオリン協奏曲(2017)
Just for You(2017)(ソロ・ピアノと管弦楽のための)
インゲリーネ・ダール(Vn)
エレン・ウゲルヴィーク(P)
スタヴァンゲルSO
アイヴィン・グルベルグ・イェンセン(指)

録音:2018年8月13日-17日 スタヴァンゲル・コンサートホール(スタヴァンゲル、ノルウェー)
ヤン・エーリク・ミカルセンは、豊かで大胆なテクスチュアの管弦楽作品で知られる、ノルウェー現代音楽シーンの作曲家です。2017年にリリースさ れた「ポートレート」アルバム『サン(Saan)』(ACD5092)につづくアルバムでは、彼の新作の協奏曲が2曲、紹介されます。「ヴァイオリン協奏曲」は、 ほっそりした楽器ヴァイオリンの明るい音色と密度の高い管弦楽テクスチュアの交わりを主体に構築された作品です。第1楽章〈ロンターノ〉第2楽章〈カ デンツァ〉第3楽章〈ロンターノ〉第4楽章〈テネブレ〉。終楽章の終わり近く、「現代ヨーロッパのヴァイオリン音楽のランドマーク」への敬意の印とし てアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲の開始部分が演奏されます。 「Just for You(あなただけのために)」は、「エンタテイナー」ピアニストとして一世を風靡したアメリカのリベラーチェをテーマに「ソロ・ピアノと管弦 楽のための協奏曲」として作曲されました。「アフェトゥオーゾ」(愛情をこめて)の第1楽章〈序奏〉(左手のための)。「ロンターノ」(遠くに)の第2 楽章〈誕生〉(羊膜腔のもろく透明な膜の中に誕生。双子のひとりは死ぬ)。「ミステリオーソ」(神秘的に)の第3楽章〈リベラーチェとママ〉(露のしず くで真珠の首飾りを作ろう、あなただけのために、あなたのために。この世にあることならあなたのために何だってしよう、あなたのために)。リベラーチェ の「パートナー」名をタイトルにした「ラルガメンテ」(寛大に)の第4楽章〈スコット〉(じゃあまた、素敵な夏の日にはいつも。明るく陽気なことなら なんでも。いつもそんな風にあなたのことを思っている)。リベラーチェが必ずといってよいほどショーで演奏した「For You」「When Liberace Winks at Me」「I’ ll Be Seeing You」の3つの曲を素材にした作品です。 ヴァイオリニストのインゲリーネ・ダール(1980-)は、故郷のスタヴァンゲル、コペンハーゲン、ローザンヌ、ザルツブルクの「モーツァルテウム」で学 び、ノルウェー国立音楽大学で二つ目の修士号を取得、2018年、オスロ大学講堂でデビュー・コンサートを行いました。楽器は、Dextra Musica から 貸与されたJ・B・ヴィヨム(1848-1850年)のヴァイオリンを弾いています。エレン・ウゲルヴィーク(1971-)は、ドナウエッシンゲンやダルムシュタッ トなど各地の現代音楽シーンで活躍するピアニストです。ノルウェーを中心に現代音楽アンサンブルに参加、ジョージ・クラムの「マクロコスモス」(Simax PSC1263)やラッヘンマンたちの曲を演奏した『サリナーデ』(ACD5061)の録音があります。指揮者のアイヴィン・グルベルグ・イェンセン(1972-) は、ノルウェー国立歌劇場の新演出による「ラ・ボエーム」などで注目され、2021年からベルゲン国際フェスティヴァルの芸術監督と総合監督を務める ことが決まっています。 (Ki)

Hanssler
HC-19043(4CD)
C.P.E.バッハ:ピアノ協奏曲集
(1)協奏曲 ニ短調Wq.23(1748)
(2)協奏曲 ハ長調Wq.112-1〜ピアノ独奏のための(1765)
(3)協奏曲 ハ短調Wq.31(1753)
(4)協奏曲 ニ短調Wq.17(1745)
(5)協奏曲 ハ短調Wq.43-4(1771)
(6)協奏曲 ホ長調Wq.14(1744)
(7)協奏曲 ニ短調 Wq.22(第1楽章カデンツァ;ミヒャエル・リシェ)
(8)協奏曲 ト長調 Wq.43-5
(9)2台の鍵盤楽器のための協奏曲 Wq.46-2ヘ長調(第2楽章カデンツァ;C.P.E.バッハ)
(10)協奏曲 イ短調 Wq.26(1750)(第1&2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
(11)協奏曲 ト長調 Wq.44(1778)(第2楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)
(12)協奏曲 ハ長調 Wq.20(1746)(第2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
ミヒャエル・リシェ(ピアノ&(7)-(9)指)、
(1)-(6)(10)-(12)ライプツィヒ室内O
(7)-(9)カンマーシンフォニー・ライプツィヒ
(9)ライナー・マリア・クラース(P)
(1)-(6)(10)-(12)モッテン・シュルト=イェンセン(指)

録音:(2)2010年6月16日、(1)2010年10月21日、(3)2010年10月22日、(7)2013年6月29日、(8)2013年6月30日、
(9)2013年10月22日、(11)2015 年3月6日、(10)2015年3月7日、(12)2015年6月2日/MDRライプツィヒ
(5)2012年4月28日、(4)(6)2012年7月9-10日/MDRスタジオ(シュトットガルト)
MDRと独ヘンスラー・レーベルが共同制作したミヒャエル・リシェによるC.P.E.バッハのピアノ協奏曲がセットになって登場です。
フリードリヒ大王の宮廷で活躍し、“ベルリンの大バッハ” として当時絶大な人気を誇ったことで知られるC.P.E.バッハ。強弱のコントラスト鮮やかな旋 律美、目まぐるしく変転していく曲調、刺激的なリズム…バッハともハイドンとも似て非なる、C.P.E.バッハならではの刺激的な音楽世界をたっぷり と堪能できます。 リシェの明晰かつ理知的な演奏でC.P.E.バッハの鮮烈な音世界をセンセーショナルに聴かせてくれます。 リシェといえばモーツァルトのピアノ協奏曲第 20 番やベートーヴェンのピアノ協奏曲第 3 番の様々なカデンツァを収録したアルバムをリリースするなど、 カデンツァにもこだわりをもつピアニスト。当ピアノ協奏曲集でも作品によって自作のカデンツァを披露しております。 (Ki)

DORON
DRC-3077(1CD)
ムーザ・ルバツキーテ
(1)リスト:呪い ホ短調(ピアノと弦楽五重奏用編)
(2)シューベルト(リスト編):さすらい人幻想曲 ハ長調
(3)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
ムーザ・ルバツキーテ(P)
(1)メッティスSQ
ドナタス・バグルスカス(CB)
(2)レナート・バルサドンナ(指)
(3)ステファン・ラノ(指)
(2)(3)リトアニア国立SO

録音:(1)2018 年 6 月 11 日、(2)2017年11 月11 日、(3)2015 年11 月14 日
リトアニアを代表する名ピアニスト、ムーザ・ルバツキーテ(ルバッキテ)の DORON への 6 枚目のCD。リストを得意とする彼女だけに、1 曲がリストの曲、もう1 曲がリストの編曲。オ ーケストラ伴奏の「呪い」をここでは弦楽五重奏伴奏として、室内楽仕立てにしているのが 面白い。彼女はベートーヴェンのピアノ協奏曲第 4 番もこの編成で録音しており(DRC 3069)、この形態が好きなようだ。さすらい人幻想曲ともども、明晰かつ華やかだが柔らか な甘みのあるルバツキーテのピアノはたいへん魅力的だ。バルトークのピアノ協奏曲第 3 番でも、あのとても印象的な出だしの一節が優美かつ物憂げでこれだけでグイッと引き付 けられてしまう。

Stradivarius
STR-37142(1CD)
MICROCOSMI
ショパン(アンサンブル・ミュサジェート編):ピアノ協奏曲第2 番1(室内楽伴奏)
ワーグナー(A.プリングスハイム編):ジークフリート牧歌(ピアノと弦楽四重奏)
ドビュッシー(マラスカ編):夜想曲集(ピアノと木管アンサンブルによる演奏)
アンサンブル・ミュサジェート:
【ガブリエーレ・ダル・サント(P)、ファビオ・プピッロ(Fl)、 レモ・ペロナート(Ob,コールアングレ)、ルイージ・マラスカ(Cl)、 エンリーコ・バルケッタ(Hr)、ラウラ・コスタ(Fg)、 ラウラ・ヴィニャート(第1Vn)、 マッシミリアーノ・ティエッポ(第1Vn)、ティツィアーノ・グワラート(第2Vn)、 ミケーレ・ズグオッティ(Va)、シモーネ・ティエッポ(Vc)、ミケーレ・ガッロ(Cb)】

録音:2018年6月 ヴィチェンツァ
有名3 作をピアノと室内アンサンブルで演奏しています。最も注目すべきは、ワーグナーのジークフリート牧歌のアルフレー ド・プリングハイム(1850-1941)による編曲。彼は、後半生を日本で過ごしたことで知られるクラウス・プリングスハイム(1883-1972)の父で、本業は数学者だが大の音楽好きで若い頃は熱心なワーグナーの信望者だった。その父プリングスハイムが ジークフリート牧歌をピアノと弦楽四重奏用に編曲した楽譜を演奏しています。ジークフリート牧歌は元々室内楽編成だったこ ともあり、この編曲はとても素敵に仕上がっており、この曲が好きな人ならぜひ耳にしてほしいもの。 ショパンのピアノ協奏曲を室内楽伴奏で演奏することはショパンの生前から行われていて楽譜も出版されているが、ここで はアンサンブル・ミュサジェート自身の編曲による。ドビュッシーの夜想曲集は、アンサンブルのクラリネット奏者、ルイージ・ マラスカによるピアノと木管アンサンブル用編曲。ドビュッシーのピアノ作品の光と影に、オーケストラ作品における木管楽 器の色彩が加味されたような印象で、面白い。アンサンブル・ミュサジェートは 2001 年結成のアンサンブル。ヴィチェンツァ を拠点に活動しています。ミュサジェート musagete とはムーサ(ミューズ)たちを率いる者の意。

Orchid Classics
ORC-100111(1CD)
NX-B03
スチュアート・ハンコック:作品集
Variations on a Heroic Theme 英雄的な主題による変奏曲
ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲(2005)
Raptures 歓喜-オーケストラのための組曲
ジャック・リーベック(Vn)
レヴォン・パリキアン(指)
BBCコンサート・オーケストラ

録音:2019年6月25,27日
映画音楽やテレビの劇音楽などで活躍する現代作曲家スチュアート・ハンコックの作品集。華麗なオーケスト レーションとエキサイティングな作風は世界中のファンを魅了しています。このアルバムはハンコックが愛するハリウッ ド映画への賛辞でもある「英雄的な主題による変奏曲」で幕を開け、「ヴァイオリンとオーケストラのための協奏 曲」 、アルバムタイトルでもあるオーケストラのための組曲「RAPTURES」へと続きます。「RAPTURES」はもとも と弦楽四重奏曲として考案されましたが、今回の録音のためにオーケストラ版に拡大されており、豊かな音色と 華やかさを備えた堂々たる作品へと変貌しています。指揮を務めるのはレヴォン・パリキアン。ジョージ・ハーストと イリア・ムーシンに師事。現在はオックスフォード市Oの首席指揮者を務める傍ら、イギリスの主要オーケ ストラへの客演やロンドン王立音楽大学をはじめ各地のユース・オーケストラの指導にも当たる注目の指揮者で す。

Gramola
GGRAM-98986(1SACD)
NX-B08
カール・ゴルトマルク(1830-1915):ヴァイオリン協奏曲とソナタ
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 Op.28
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.25
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ドロン・サロモン(指)
イスラエル室内O
パヴェル・カシュパル(P)

録音:2012年11月25.26日、2013年2月6.7日
ハンガリー出身の作曲家ゴルトマルク。ワーグナーの影響を受けた作風による重厚なオペラ作品でウィーンを中心に人気 を博し、ウィーン音楽院では管弦楽法の教授を務め、またウィーン初の「ワグネリアン=ワーグナー信奉者の集まり」を主 宰した人としても知られています。彼の作品はハンガリー民謡に由来を持つ親しみやすい旋律が特徴。ヴァイオリン協奏 曲第1番は、彼の生前から高い人気を博していた作品です。ヴァイオリン・ソナタを含む室内楽作品は、現在、あまり演 奏される機会がありませんが、彼の同時代の人々からは高く評価されました。
Gramola
GGRAM-99020(1SACD)
NX-B08
イヴァン・エレート(1936-2019):ヴァイオリン・ソナタと小品集
ヴァイオリン協奏曲 Op.15
ヴァイオリン・ソナタ 第1番Op.14*
ヴァイオリン・ソナタ 第2番Op.74*
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
マルティン・ジークハルト(指)
イスラエル室内O
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2013年9月16日、2013年12月27-28日*
2019年6月にこの世を去った作曲家イヴァン・エレートのヴァイオリンのための作品集。 ハンガリーで生まれオーストリアで活躍、第二次世界大戦中には苦難を強いられたものの、戦後は教師、ピアニストとし てドイツの音楽界の発展に力を尽くした人です。バルトークのようにハンガリーの民族音楽風の旋律を効果的に用いな がら、時にはジャズのイディオムも取り入れるなど、エレートは多彩な作品を書き上げました。このアルバムではイルンベル ガーがモダンな感覚を生かし、作品の魅力を丁寧に伝えています。
Gramola
GGRAM-99108(1SACD)
NX-B08
コルンゴルト&コニュス:作品集
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
コニュス(1869-1942):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.1
コルンゴルト:組曲「空騒ぎ」Op.11*
コニュス:ヴァイオリンとピアノのためのエレジー Op.2-1*
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ドロン・サロモン(指)
イスラエル・PO
バルバラ・モーザー(P)

録音:2015年10月26-28日、2015年12月26日*
ウィーンを離れ、ハリウッドで「映画音楽」の作曲家として成功を収めたコルンゴルト。しかし彼の心は常にウィーン にあり、故郷に戻り純音楽を作曲することを夢見ていました。このヴァイオリン協奏曲は、これまでに作曲した映 画音楽から旋律が採られており、1945年の初演時に「時代錯誤」と呼ばれたほど、あまりにも美しく華麗な雰 囲気を持っています。その後、ハイフェッツをはじめとした名手たちの尽力により、現在では近代ヴァイオリン協奏 曲における代表的な作品として認知されています。同時収録のコニュスは、やはりハイフェッツが愛奏していたこと で知られる協奏曲。同じくコニュスの「エレジー」は知られざる佳作です。
Gramola
GGRAM-98921(1SACD)
NX-B08
ハンス・ガル(1890-198):ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリン・ソナタ
ヴァイオリン協奏曲 Op.39(1932)
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ短調 Op.17(1920)
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 (1933)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ロベルト・パーテルノストロ(指)
イスラエル室内O
エフゲニー・シナイスキ(P)

録音:2010年9月、2010年10月
オーストリアで生まれ、ナチスの迫害を受け亡命、イギリスで生涯を終えた作曲家ハンス・ガルのヴァイオリン作品 集。若い頃ブラームスから強い影響を受けた彼、その伝統をしっかりと受け継ぎ、決して前衛には手を染めな かったガルの作品は、一時期は忘れられてしまったにもかかわらず、21世紀になって復興の兆しを見せていま す。このアルバムにはヴァイオリン協奏曲と2曲のヴァイオリン・ソナタを収録。重苦しさが漂う協奏曲、ユーモラス な第2楽章が特徴的なソナタ変ロ短調、軽やかなスケルツォが印象的なソナタニ長調、どれも知られざる作曲 家の作風を雄弁に物語っています。

ALBANY
TROY-1784(1CD)
「空」〜マイケル・トーキー(b.1961)協奏曲集
(1)「空」〜ヴァイオリン協奏曲
(2)「西」〜バスーン協奏曲
(3)「南」〜オーボエ協奏曲
(4)「東」〜クラリネット協奏曲
デイヴィッド・アラン・ミラー(指)
オルバニーSO
(1)テッサ・ラーク(Vn)
(2)ピーター・コルケイ(バスーン)
(3)ライアン・ロバーツ(Ob)
(4)ウェイション・ワン(Cl)

録音:2017年10月米国,ニューヨーク州・トロイ
好評の「マンハッタンの橋(TROY1643)」に続く米国の人気作曲家マイケル・トーキー (1961-)の協奏曲集。 トーキーの作風は基本的に明快かつロマンティックで、大変に親しみやすいものであ る。この CD に収録された 4 曲の協奏曲もとても面白く、時折エキゾティズムが加わる。 「空」だけ約24 分、他の3 曲は10 分ほどの作品。4 人のソリストはいずれも若手。デイ ヴィッド・アラン・ミラーは1992 年からオルバニーSOの音楽監督を務めています。
ALBANY
TROY-1777(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第2 番ヘ短調 Op.21
リスト:ピアノ協奏曲第2 番イ長調 S125
ヤロスラフ・セニュシン(P)
オリヴェル・ヴォン・ドホナーニ(指)
チェコ・ナショナルSO

録音:2019年2月プラハ
カナダ出身のウクライナ系のピアニスト、ヤロスラフ・セニュシンのAlbany への3 枚目のCD。初 の協奏曲の録音はショパンとリストのピアノ協奏曲第2 番という王道もの。悠然とした演奏が良い。 オリヴェル・ヴォン・ドホナーニ(あるいはオリヴァー・フォン・ドホナーニ)は、1955 年生まれのスロ ヴァキアの指揮者。現在はロシア、エカテリンベルクのウラル・オペラ・バレエの客演音楽監督を 務めています。

BRIDGE
BCD-9521(1CD)
アンドルー・ワゴナー(b.1960):作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)ピアノ協奏曲
(3)ギター協奏曲
ジュリア・タイ(指)
シアトル・モダン・オーケストラ
(1)マイケル・リム(Vn)、
(2)グロリア・チェン(P)
(3)ケネス・マイヤー(G)

録音:2018 年5 月12-14 日
アンドルー・ワゴナー(Andrew Waggoner)はニューオリンズ出身で現在デューク大学ほかで 教鞭を執っている作曲家。彼の近作である協奏曲が収められた本ディスクはいずれも表現主 義の様式で書かれた緊密で完成度の高い内容。アメリカの保守的現代音楽のひとつの理想 形を体現。

SOMM
SOMMCD-275(1CD)
NX-B04
より深い青-色の言葉〜イギリス近現代作品集
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ケネス・ヘスケス(1968-):インスクリプション 〜 トランスフォーメーション…世界初録音
デュティユー(ヘスケス編):波のままに…世界初録音
ラヴェル:ツィガーヌ
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ジャネット・スン(Vn)
サイモン・キャラハン(P)
ヤク・ファン・ステーン(指)
ブリテン・シンフォニア

録音:2018年12月1日、3日、4日 イギリス
本盤のタイトル「The Deeper the Blue」は、画家のカンディンスキーが1911年の論文「芸術における精神性」で書い た“青が深くなればなるほど人は無限の感覚に浸され、無垢なものを求め、超自然の世界に行き着く”という提言ですが、 ここでは“色彩”がどのように音楽を形作り、機能や感情面に影響するのかを探究、同時に、登場する作曲家たちの“師匠 と弟子”という関係性にも光を当てています。ヴォーン・ウィリアムズはパリで3カ月ほどラヴェルに師事していますが、二人とも 同じハンガリーの情熱的なヴァイオリニスト、イェリー・ダラーニに曲を献呈しました。1968年生まれのヘスケスは、デュティ ユーに師事。ここに収録された「波のままに」のヘスケスによる編曲版は、師匠から受け継いだ華やかな色彩感であふれて います。そしてデュティユーは若い頃にラヴェルから大きな影響を受けたと言います。また、ヘスケスの「Inscription ? Transformation」は2016年にジャネット・スンに捧げられ、今回彼女の演奏で世界初録音として収録されています。

DACAPO
MAR-8.226220(1CD)
NX-B06
カール・オーゲ・ラスムッセン(1947-):「四季」(2014)(A.ヴィヴァルディによる)
 フォリア、フォリア・・・(2015)
レスピーギ(K.A・ラスムッセン編):組曲「鳥」
フレドリーク・フレム(Vn)
ペーター・スピシュスキー(Vn)
フレドリーク・フレム(Vn)
ペーター・スピシュスキー(Vn)
マグヌス・フリークルンド(指)
ラース・ウルリク・モルテンセン(指)
コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)

録音:2018年6月11-14日、2018年4月18日、2018年6月8-9日
デンマークの気鋭の作曲家ラスムッセンが、ヴィヴァルディの「四季」を“21世紀仕様”に再構築!おなじみの「四 季」でありながら、現代人の感覚に合わせてリズムや反復やアクセントに、絶妙なずらしが施されたかのような斬新 なバージョンの登場です。ラスムッセンは、既存の音楽を素材として音楽のモンタージュを作成する作風が特徴で、 「四季」と同様にレスピーギの「鳥」を再構築したものも収録されています。演奏するのは、来日経験もある北欧随 一の古楽器オーケストラ、コンチェルト・コペンハーゲン(通称「CoCo」)。2015年から2017年まで、ラスムッセンが コンポーザー・イン・レジデンスを務めたことで、相性も抜群。生き生きとした演奏が展開されています。

DOREMI
DHR-8095(4CD)
マヌーグ・パリキアン演奏集
バッハ:ヴァウイオリン協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
(3)ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
(4)ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K207
(5)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219
(6)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K216、ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
ベートーヴェン:作品集
(7)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
(8)三重協奏曲ハ長調 Op.56
(9)ヴァイオリン・ソナタ第5番『春』、
 ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』
(10)ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲Op.35
(11)マスネ:タイスの瞑想曲
マヌーグ・パリキアン(Vn)
(1)(2)アレクサンダー・クランハルス(指)バーデン室内O
(3)ヘルベルト・ホフマン(Cemb)、アレクサンダー・モラーン(Vc)
(4)ワルター・ゲール(指)コンセール・コロンヌ
(5)ワルター・ゲール(指)アムステルダム・フィルハーモニック・ソサエティ
(6)ワルター・ゲール(指)ハンブルク室内O
(7)アレクサンダー・クランハルス(指)フランクフルトRSO
(8)マッシモ・アンフィテアトロフ(Vc)、オルネッラ・サントリクイド(P)、ワルター・ゲール(指)アムステルダムPO
(9)マグダ・タリアフェロ(P)
(10)ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)ロイヤルPO
(11)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO

録音:(1)-(9)1956〜59年、(10)1966年10月20日、(11)1954年7月22・23日
マヌーグ・パリキアン(1920-1987)はトルコ生まれで、イギリスに渡りヴァイオリニストとして、また教師として活躍した人物です。古典的なレパートリー のほか、同時代の作曲家の作品も精力的に紹介していました。

OEHMS
OC-1710(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 ニ長調 断章 Hess15-Allegro(ニコラス・クック&ヘルマン・デシャントによる完成版)…世界初録音
ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲 変ホ長調 WoO4
ゾフィー=マユコ・フェッター(P)
ペーター・ルジツカ(指)
ハンブルクSO

録音:2019年2月25.28日,5月14.15日
2020年の「ベートーヴェン・イヤー」に向けて珍しい作品が次々とリリースされていますが、このアルバムに収録されている 曲もかなりレアと言えるでしょう。ピアノ協奏曲第2番はベートーヴェンの初期作品で、モーツァルトよりもヨハン・クリスチャ ン・バッハの影響が強い端正な風情を持っていますが、こちらは通常のレパートリー。しかし変ホ長調 WoO4はベートー ヴェン14歳頃の作品で、ほとんど演奏されることがありません。「第0番」と呼ばれることもあるこの曲を来日経験もあるゾ フィー=マユコ・フェッターは1806年、ブロードウッド製のフォルテピアノを用い、当時の響きを再現しています。また、時に 「第6番」と呼ばれることもある未完となったニ長調の協奏曲は1814年から1815年頃に作曲されたと推測される作 品。70ページほどのスケッチが残されています。完成すれば、第4番のあでやかさと第5番の力強さを更に発展させた壮 大な作品になるはずでしたが、ベートーヴェンは何らかの理由により途中で筆を折ってしまいました。ここでは研究家たち による補筆完成版でお楽しみください。

LAWO Classics
LWC-1182(1CD)
ヒナステラ:ハープ協奏曲
ハープ協奏曲 Op.25
協奏的変奏曲 Op.23
シセル・ヴァルスタ(Hp)、
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指)、
ノルウェー放送O
「彼の音楽が聞こえると、コンサートホールがスウィングし、自然に足が踊りのステップを踏み始める」。ヒナステラの音楽についてそんなことが語られ、そうした面白さを引き出すには確かな技術とリズムのセンスが求められるといわれます。
ノルウェーの音楽家による初めての「ハープ協奏曲」と「協奏的変奏曲」の録音。
ノルウェー、アメリカ、デンマークで学んだシセル・ヴァルスタ(ヴァルスタード) Sidsel Walstad は、ノルウェー国立オペラ&バレエOの首席ハーピストを務め、その後ノルウェー放送Oのソロ・ハーピストとして活動。クラシックはもちろん、エレクトリック・ハープを駆使してポップやジャズ、フォーク・ミュージックなど多彩なステージで活躍するハープ奏者です。
指揮は、ペルー出身、アメリカで華々しい活躍を魅せ、2013年からはノルウェー放送Oの首席指揮者を務めているミゲル・ハース=ベドーヤ。
アルゼンチンの巨匠、アルベルト・ヒナステラの代表作にして、ハープ協奏曲のスタンダード曲としても親しまれている「ハープ協奏曲」の新たな録音は、ハープ関係者、ヒナステラ・ファン必聴!
「協奏的変奏曲」は、オーケストラの「色彩パレット」を自在に使った音楽です。〈チェロとハープによる主題〉と〈弦楽による間奏曲〉に始まり、フルート、クラリネット、ヴィオラ、オーボエとファゴット、トランペットとトロンボーン、ヴァイオリン、ホルンを「ソロ」楽器とする7つの性格的な〈変奏〉の後、〈木管楽器による間奏曲〉と〈コントラバスによる主題の反復〉を経て、最後は〈管弦楽によるロンド風の変奏フィナーレ〉で締めくくります。

Paladino Music
PMR-0091(1CD)
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルンとピアノのための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ディミトリ・アシュケナージ(Cl)、
ウラディーミル・アシュケナージ(P&指)
チェコPO、
フランツィスカ・ファン・オーイェン(Ob)、
オーティス・クレーバー(Fg)、
マルティン・ルース(Hrn)

録音:2002年3月3日、ドヴォルザーク・ホール(プラハ、チェコ/協奏曲)&2008年9月29日−30日、スイス(五重奏曲)
オーストリアを代表するレーベル、パラディーノ(Paladino)の創立10周年記念国内仕様盤第2弾。巨匠ウラディーミル・アシュケナージと、息子ディミトリ・アシュケナージの豪華共演によるモーツァルト。
クラリネットのための代表作である「クラリネット協奏曲 K.622」に、クラリネットのための名曲アルバムとして通常カップリングされる「クラリネット五重奏曲 K.581」ではなく、父との共演のために「ピアノと管楽のための五重奏曲 K.452」を組み合わせたアルバムです。
指揮&ピアノで巨匠たる堂々とした演奏を魅せてくれるウラディーミル・アシュケナージと、世界的クラリネット奏者として活躍するディミトリ・アシュケナージの親密で充実した音楽が紡がれています。


BIS
BISSA-2440(1SACD)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op.14
ユーハン・ダーレネ(Vn)
ノルショーピングSO、
ダニエル・ブレンドゥルフ(指)

録音:2019年1月/ルイ・ド・イェール・コンサートホール(ノルショーピング、スウェーデン)
スウェーデンのBISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はこれまでエフゲニー・スドビン、アレクサンドル・カントロフ など数多くの若き才能を見出してきました。今回はバール氏大推薦のヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネが堂々のデビュー録音をリリースいたします!バー ル氏はダーレネが9歳の時からその才能に注目していたという逸材です。
ユーハン・ダーレネは、2000年スウェーデンのノルショーピングに生まれました。4歳からヴァイオリンを習い、3年後、初めてプロのSOと共演 しました。王立ストックホルム音楽大学でペール・エーノクソンに学び、ドラ・シュヴァルツベルク、パメラ・フランク、ゲルハルト・シュルツ、デトレフ・ハーン、 ヘンニング・クラッゲルードのマスタークラスに参加しています。ヨーロッパ、中国、南アフリカのオーケストラにソリストとして客演、ローランド・ペンティ ネン、イングリ・アンスネスたちの共演でリサイタルに出演。2018年には「ノルウェー・クレッシェンド」プログラムでジャニーヌ・ヤンセン、レイフ・オヴェ・ アンスネス、ギドン・クレーメルに教わりました。
デンマークのオーゼンセで行われたカール・ニールセン国際コンクール、2019年ヴァイオリン部門で第1位。2020年/2021年のシーズン、スウェー デンRSOの「アーティスト・イン・レジデンス」を務めることが決まっています。彼の弾くヴィオリンは、1736年製のアントニオ・ストラディヴァ リウス。オスロの「アンデシュ・スヴェオース公益基金」から貸与された楽器です。
ダーレネのBISレーベルへの初めての録音に選んだ作品はチャイコフスキーとバーバーのヴァイオリン協奏曲です!サミュエル・バーバーのヴァイオリン 協奏曲は、母校、カーティス音楽学校の理事だったサミュエル・フェルスの委嘱で作曲された作品です。1939年の夏、ジャン・カルロ・メノッティと一緒 に旅したスイスで「アレグロ」と「アンダンテ」の2つの楽章を作曲。帰国後、初演者として予定されていたブリセッリから「ヴィルトゥオーゾ性に欠ける」 という不満が寄せられたため、「無窮動のプレスト(Presto in moto peerpetuo)」の第3楽章を追加しました。ハーバート・ボーメルとフリッツ・ライナー 指揮カーティス音楽学校のオーケストラが私的初演した後、アルバート・スポールディングがユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィアOの共演 で初演。バーバーの音楽を代表する作品のひとつとされています。ダーレネは抜群のテクニックと10代とは思えないほどの堂々たる演奏を披露しております。
ユーハン・ダーレネが、2018年/2019年シーズン、「アーティスト・イン・レジデンス」として共演したノルショーピングSOは、1912年に設立され、 ヘルベルト・ブロムシュテット、オッコ・カム、広上淳一、オーレ・クリスチャン・ルード、リュー・チャーたちが首席指揮者を務め、スウェーデンを代表するオー ケストラのひとつと呼ばれるようになりました。『「ハウス・オブ・カード」交響曲』(KKC 4144/5)などの多くのアルバムを BIS レーベルに録音しています。
指揮者のダニエル・ブレンドゥルフ(1981-)は、ストックホルム県ハーニンゲ生まれ。トゥールレイフ・テデーンとハインリヒ・シフにチェロを学び、2005年、 ヨルマ・パヌラの勧めで指揮を始めました。マルメSOとスウェーデンRSOを指揮したブリッタ・ビューストレムの作品集『見えざる都市』が 代表的アルバムです。現在、ダーラナ・シンフォニエッタの首席指揮者を務めています。スウェーデンの音楽家たちが共感を寄せるバーバーの音楽。木々の 紅葉が青空に映えるアメリカ東海岸の抒情とも異なる、みずみずしい若葉のような抒情が薫ります。

H.M.F
HMSA-0037(2SACD)
シングルレイヤー
日本限定発売
限定生産
税込定価
バッハ:ヴァイオリン協奏曲、シンフォニア、序曲とソナタ集
[CD1]
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052R 
カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽して愛しまつる」 BWV 174よりシンフォニア(hrn2, ob2, オーボエ・ダ・カッチャ, vn3, vla3, vc3, 通奏低音) 
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042 
カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21よりシンフォニア(ob, 弦, 通奏低音) 
トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529(vn2と通奏低音) 
オーボエ、ヴァイオリン、弦と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060R 
[CD2]
管弦楽組曲第2番BWV 1067〜ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音の編成による(イ短調で演奏) 
トリオ・ソナタ ニ短調 BWV 527(ob, vn, 通奏低音) 
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R 
カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV 182より 第1曲 ソナタ(rec, vn, 弦と通奏低音) 
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041 ・シンフォニア BWV 1045(vn;trp3, tim, ob2, 弦、通低) 
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
イザベル・ファウスト(Vn/ヤコブ・シュタイナー)
ベルンハルト・フォルク(Vn/制作者不明(1725年)) 
クセニア・レフラー(Ob、リコーダー)
ヤン・フライハイト(Vc) 
ラファエル・アルパーマン(Cemb)
ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク)


録音:2017年12月、2018年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
イザベル・ファウストとベルリン古楽アカデミーによるバッハの協奏曲集(HMM 902335/ KKC 6015)のSACDシングルレイヤー盤。技術監修はオーディ オ評論家の角田郁雄氏。日本限定発売、限定生産です。
ヴァイオリン協奏曲のほか、オルガンのトリオ・ソナタをヴァイオリンと通奏低音で演奏、さらに管弦楽組曲第2番のフルート・ソロ部分をヴァイオリンで 演奏するなど、興味津津のプログラム。ファウストのソロは彼女の魅力そのものの音色、しなやか、そして完璧な技巧。ファウストのバッハ、というだけでも うれしいのに、ベルリン古楽アカデミーとの共演というのもまた注目。現在コンサートマスターを務めるベルンハルト・フォルクや、アクサンからも多数名盤 をリリースしているオーボエのクセニア・レフラーなど、共演するソリスト(ベルリン古楽アカデミーのメンバーでもある)たちとの豪華共演も聴きものです。 SACD化により、各楽器の音色の手触りまで生生しく感じられるようです。
【ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052R】現在チェンバロ協奏曲(BWV 1052)として伝わっているものは、消失したヴァイオリン協奏曲のチェンバロ版編曲。ここではヴァイオリン独奏版で演奏しています。 
【カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽して愛しまつる」 BWV 174よりシンフォニア】もともとはブランデンブルク協奏曲第3番(1721年完成)の第1楽章で、ホルン2本とオーボエ3本を加えたより大きな編成をとっています。 
【ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042】バッハがケーテンの宮廷楽長を務めていた時期(1718-23)に書かれたとされるもので、晴れやかで力強い上昇音型で、独奏ヴァイオリンの活躍も印象的な人気作品です。 
【カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21よりシンフォニア】カンタータ第21番は嘆きを歌う第1部と救いの喜びを歌う第2部から成る大作。
第1部冒頭のシンフォニアは、ヴァイオリンが描く「憂い」の表情に打たれる名曲です。 
【トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529】オルガン作品として現在伝わっていますが、もとは室内楽トリオだと考えられるもの。ここでは2つのヴァイオリンと通奏低音という編成で演奏しています。ヴァイオリン2本が奏でるヴィルトゥオーゾ的な音型が、広い音域のハーモニーの上で奏でられます。 
【オーボエ、ヴァイオリン、弦と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060R】現在「2台のチェンバロのための協奏曲 BWV 1060」として伝わるものは、消失した協奏曲の編曲で、原曲はここでも演奏されているオーボエとヴァイオリンが独奏を務める協奏曲とみなされています。 
【管弦楽組曲第2番BWV 1067】フルート、弦楽合奏、通奏低音という編成で現在伝わっていますが、もともとは独奏ヴァイオリンのための協奏曲で、調性も全音低いイ短調で構想されていたと考えられ、ここではそのヴァージョンで演奏しています。
【トリオ・ソナタ BWV 527】オルガン作品として現在伝わっていますが、もともとは室内楽トリオのための作品だったと考えられています。ここではオーボエ、ヴァイオリンと通奏低音で演奏。第2楽章の美しさにはノックアウトです。 
【ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R】チェンバロ協奏曲ヘ短調 BWV 1056の初期稿にあたるもの。 
【カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV 182より 第1曲 ソナタ】独奏ヴァイオリンとリコーダーの奏する付点リズムが、ロバに乗って入場する「天の王」の歩みを描く。 
【ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041】その大半をバッハが作成したパート譜で伝えられている作品。冒頭の2音モティーフも印象的な名曲です。 
【シンフォニア BWV 1045】失われた教会カンタータの導入楽章として伝えられる作品で、独奏ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲が原曲だったと思われます。149小節までしか残されていませんが、短いカデンツァを挿入し冒頭のリトルネッロの主題を演奏して締めくくられます。 
【2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043】言わずと知れた2つのヴァイオリンのための協奏曲。2つのヴァイオリンがたがいに拮抗する立場で作品が進みますが、ファウストとベルンハルト・フォルクの丁々発止のやりとりも聴きものです。 (Ki)

Tactus
Serie Bianca
TB-672260(1CD)
ヴィヴァルディ:パリ協奏曲集
協奏曲第1番ト短調 RV.157/協奏曲第2番ホ短調 RV.133/協奏曲第3番ハ短調 RV.119/協奏曲第4番ヘ長調 RV.136/協奏曲第5番ハ長調 RV.114/協奏曲第6番ト短調 RV.154/協奏曲第7番イ長調 RV.160/協奏曲第8番ニ短調 RV.127/協奏曲第9番変ロ長調 RV.164/協奏曲第10番ニ長調 RV.121/協奏曲第11番ト長調 RV.150/協奏曲第12番イ長調 RV.159
モード・アンティクォ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)

録音:1999年1月、フィレンツェ
イタリアのフルーティスト&指揮者、そして音楽学者、歴史家としても高名なフェデリコ・マリア・サルデッリのTactus時代の名盤が、Tactusの「Serie Bianca(ホワイト・シリーズ)」から復活!
モード・アンティクォはサルデッリが1984年に結成したピリオド・アンサンブル。1990年代のTactusにコレッリやヴィヴァルディなどのイタリア・バロックの名盤を数多く録音しており、その中からパリに現存する12の協奏曲コレクション『パリ協奏曲集』(新たに作曲されたのは2曲のみで、残りはヴィヴァルディが既存の作品を巧妙に編集し1つの作品集としてまとめたもの)がお求めやすい価格で新装リリースとなります。

ONDINE
ODE-1330(1CD)
NX-B04
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番ニ短調 Op.15
4つのバラード Op.10*
ラルス・フォークト(P&指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
録音
2018年11月30日-12月1日、2019年1月20日*
2017年まで、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアを自ら指揮し、ベートーヴェン協奏曲ツィクルスに取り組んできた名手ラルス・ フォークト。今作で彼が取り組むのは、ブラームスのピアノ協奏曲 第1番。それも自らオーケストラを指揮しながらピアノを弾 くという難題に挑戦します。もともとオーケストラ・パートが充実しており「ピアノ付の交響曲」と呼ばれるこの作品、もちろんピ アノ・パートも分厚い和音と困難なパッセージが続出するため、この曲を弾き振りするなんて不可能では…。 フォークトはそんな不安をよそに、実に雄大な音楽を創り上げていきます。劇的な第1楽章の冒頭からぐいぐいと聴き手の 耳を引きつけ、音楽にのめりこませます。第2楽章では穏やかな旋律を心を込めて歌わせ、第3楽章では息をもつかせぬ 迫力で作品に対峙します。併せて収録されている「4つのバラード」はブラームス初期の作品。とはいえ、重厚な協奏曲に 比しても遜色ないほどの完成度を誇っており、ここでもフォークトは隅々まで心の通った演奏を繰り広げています。

TOCCATA
TOCC-0528(1CD)
NX-B03
ヘルマン・グレーデナー(1844-1929):管弦楽作品集 第1集
ヴァイオリン協奏曲 第1番ニ長調 Op.22(1890)
ヴァイオリン協奏曲 第2番ニ短調 Op.41(1905)
カレン・ベントリー・ポリック(Vn)
ゴットフリート・ラブル(指)
ウクライナ国立SO

録音:2018年6月15-18日
ドイツで生まれ、ウィーンを拠点に活躍したロマン派の作曲家ヘルマン・グレーデナー。 存命時には作曲家、教師として尊敬を集めましたが、没後は次第に忘れられ、現在では彼の作品を耳にする ことはほとんどありません。2曲のヴァイオリン協奏曲は彼の代表作でありながら、このアルバムが世界初録音とな ります。ドイツ風のかっちりとした構成と、美しいメロディに溢れた全曲からは、確かにブラームスやシベリウスの影 響も感じられますが、第1番の終楽章で聴かれる民謡風の旋律や、ベートーヴェン作品を思わせる決然とした 主題が魅力的な第2番の第1楽章などからは、グレーデナー独自の確かな作曲技法をうかがい知ることができま す。存分に歌う魅力的なヴァイオリンの響きをお楽しみください。

CPO
CPO-555093(1CD)
NX-B10
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲(1940)
ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ(1962)*
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立PO

録音:2016年7月4-7日、2017年7月11-13日*ライン=モーゼル=ホール、コブレンツ
名ヴァイオリニスト、ヴァイトハースが演奏するハチャトゥリアンのヴァイオリンとオーケストラのための曲を収録した1枚。 1940年に作曲されたヴァイオリン協奏曲は、民謡の旋律を多用した華やかな作品。ハチャトゥリアンの全作品の中でも とりわけ人気が高く、ランパル編曲によるフルート版も良く演奏される名曲です。かたや1962年に書かれた「ヴァイオリン と管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ」は、1960年代当時のハチャトゥリアンが模索していた実験的な作品で、後に 同じ形式でチェロ、ピアノのためのラプソディが書かれています。アルメニア民謡に由来する旋律、音階が多用された神 秘的なハーモニーを持ち、演奏者にも高度な技術を要求する華麗、かつ個性的な作品です。ライスキンが指揮するラ イン州立POのバックで民族色たっぷりの色彩豊かな音楽を満喫できます。

SOMM
SOMMCD-273(1CD)
NX-B04
ドーラ・ブライト/ルース・ギップス:ピアノ協奏曲集
ドーラ・ブライト(1862-1951):ピアノ協奏曲 第1番イ短調…世界初録音
 ピアノとオーケストラのための変奏曲…世界初録音
ルース・ギップス(1921-1999):ピアノ協奏曲 ト短調 Op.34
 アンブラヴァリア Op.70…世界初録音
サマンサ・ウォード(P)
マレイ・マッラクラン(P)
チャールズ・ピープルズ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:2019年4月24-25日
イギリスの知られざる2人の女性作曲家、ドーラ・ブライトとルース・ギップスのピアノ協奏曲集。2人とも作 曲を始める以前はすばらしいピアニストであり、作品の出来栄えからも、彼女たちが高い音楽性と卓越し た技術の持ち主であることが理解できることでしょう。ブライトの協奏曲はリストとバーナード・ショーに絶賛 されたという作品。楽器の性能を知り尽くした彼女ならではのピアニズムを湛えた創造性豊かな協奏曲 です。変奏曲も巧みに構成されており、華麗で機知に富んだ音楽です。ブライトの60年ほど後に生まれ たギップスも天才少女として賞賛されましたが、経歴の途中に手に怪我をしてしまい、作曲家に転向しま した。5つの交響曲をはじめ、何曲かの協奏曲が知られています。華麗なオーケストラ・パートが魅力的 な協奏曲、「Ambarvalia=豊饒を願って畑を祓い清める古代ローマの祭」と題された小さなオーケスト ラ曲も豊かな楽想を持つのどかで魅力的な作品です。

Orchid Classics
ORC-100104(1CD)
NX-B03
ガブリエラ・モンテーロ(1970-):ピアノ協奏曲 第1番「ラテン」協奏曲…世界初録音
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ガブリエラ・モンテーロ(P)
カルロス・ミゲル・プリエト(指)
オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズ

録音:2017年7月 ライヴ
ベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロ。5歳で初の公開演奏会を行うなど神童ぶりを発揮、順調にキャリア を重ね、アルゲリッチからも「稀有の才能の持ち主」と評価されました。即興演奏を得意としており、尊敬するバッハ作品 をモティーフにした一連の即興演奏のアルバムが大ヒットしたことでも知られています。このアルバムでは彼女の作曲家と しての一面にも注目。世界初演となるピアノ協奏曲第1番「ラテン」は彼女自身の体験を元にした南米の人々の物語 を描いた作品。躍動するリズムに支えられた喜びの感情と、激しい怒りの感情が交錯する魅力的な協奏曲です。同じ く、特有のリズムとジャズのイディオムが取り入れられたラヴェルの協奏曲がカップリングされており、アルバムの特色を強調 しています。

露OLYMPIA
MKM-275(1CD)
ニコライ・ペトロフ・プレイズ・バッハ&カバレフスキー
バッハ:フランス風序曲 (パルティータ) ロ短調 BWV 831 *
カバレフスキー:ピアノ協奏曲 第2番+
ニコライ・ペトロフ (P)
モスクワPO+
トミトリー・キタエンコ (指) +

録音:1967年*/1984年+ AAD
露OLYMPIA
MKM-312(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83 *
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第5番ト長調 Op.55 +
スヴャトスラフ・リヒテル (P)
ロリン・マゼール (指) パリO*、LSO+

録音:1969年10月24-28日、サル・ワグラム、パリ、フランス ADD*
1970年6月、キングズウェイ・ホール、ロンドン、イギリス ADD+
同音源:EMI

SKARBO
DSK-3192(1CD)
ピッコロ協奏曲〜世界界初録音集
ミュルサン:ピッコロ協奏曲 Op.72
リーバーマン:ピッコロ協奏曲 Op.50
アンデルセン(ポルツ編):無窮動 Op.8
ポルツ:キルマック Op.36
カンポ:タッチ・ザ・スカイ
ダマーズ:ピッコロ協奏曲 遺作
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)、
ヴァハン・マルディロシアン(指)、
プラハRSO

録音:2018年4月2-4日/プラハ放送スタジオ
ッコロの第一人者ボーマディエ。2018年4月の来日公演でも話題となりました。期待の新譜は現代作曲家によるピッコロ協奏曲集、世界初録音です! 神業といえるボーマディエの技量だからこそ表現のできる圧巻の仕上がりで、ピッコロという楽器の新たな一面を知ることができます。共演はピアニスト指 揮者として活躍するヴァハン・マルディロシアン(指)プラハRSOです。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32836(1CD)
バッハ:二重&三重協奏曲集
(1)3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1064R【復元版】
(2)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
(3)ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
(4)フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調(三重奏曲) BWV1044
ジョルト・カッロー((指)ヴァイオリン)、カペラ・サヴァリア(オリジナル楽器使用 a' =415Hz)
(1)(2)ラースロー・パウリク(Vn)、(1)ダニエル・パップ(Vn)、(3)ベッティーナ・シモン(Ob)、
(4)アンドレア・ベルタラン(Fl)、(4)リタ・パップ(Cemb)

録音:2018年8月17-19日/バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ(ハンガリー)
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。バッハのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32749)、ブランデンブルク協 奏曲(HCD 32786)に続くバッハの協奏曲第3弾は有名なドッペル・コンチェルトやヴァイオリンとオーボエのための協奏曲など全4篇を収録し ております。
3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1064は1713年から14年にヴァイマルで作曲された、ブランデンブルク協奏曲第3番の前提になっ たものです。ヴァイオリンの華麗な独奏が魅力です。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体で す。これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、 高水準の演奏には定評があります。
コンサートマスターをつとめるのはジョルト・カッローです。当団とともにモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32761)、ハイドンのヴァイオリ ン協奏曲集(HCD 32771)、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32729)などの録音でも高い評価を得ております。このバッハの録音でも 非常に快活にそして見通しのよい演奏を聴かせます。 (Ki)

Naive
OP-30574(1CD)
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集 V
協奏曲 ハ長調 RV 400/協奏曲 イ短調 RV 420/協奏曲 ニ長調 RV 404/
協奏曲 変ロ長調 RV 423/協奏曲 ニ短調 RV 407/協奏曲 ト長調 RV 415
クリストフ・コワン
(チェロ:Alessandro Gagliano, Napoli, circa 1720, per gentile concessione del Fonds Instrumental Francais (FIF)/
ピッコロ・チェロ:Joannis Zacher (Giovanni Sellas), Venice, 1757 [16-18])
ロンダ・アルモニカ

録音:2018年9月
ヴィヴァルディ・エディション第61弾は、チェロ協奏曲集。ソロを務めるのはモザイク四重奏団などでもおなじみの、バロック・チェロの帝王とも賞さ れるコワン、そしてアンサンブルは天才ファゴット奏者セルジョ・アッゾリーニによって結成された、ロンダ・アルモニカという顔合わせです。コワンはチェ ロとピッコロ・チェロを自在に持ち替えながら、楽器の響きをフルに活かすために、立ってチェロを奏しています。ヴィヴァルディは、チェロに、バス声部 を奏でるだけでなく、テノール歌手のような役割も与えており、奏者に高い技術を要求します。コワンの冴えわたる名演を楽しむもよし、2つの楽器の音 色の違いを楽しむもよし、そして愉悦のリズムに身をどっぷり浸からせて楽しむもよし、様々に楽しめる1枚です。 (Ki)
Naive
OP-7078(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Z
協奏曲 ロ短調 RV389、協奏曲 変ホ長調 RV 257、協奏曲 変ロ長調 RV 371、
協奏曲ホ短調 RV 273、協奏曲 変ロ長調 RV 367、協奏曲 ロ短調 RV 390
アレッサンドロ・タンピエーリ(Vn)
オッターヴィオ・ダントーネ((指)チェンバロ)
アッカデミア・ヴィザンティナ

録音:2019年4月15-18日、イタリア
ヴィヴァルディ・エディション第 62 弾は、ヴァイオリン協奏曲集。ヴァイオリン協奏曲としては第 7 弾にあたります。ヴァイオリン・ソロを務めるのは 鬼才タンピエーリ。15歳からアッカデミア・ヴィザンティナのメンバーとして活躍し、2011年より第1ヴァイオリン奏者を務めています。ヴィヴァルディ・ エディションにはOP 30570でも登場、ヴィオラ・ダモーレも演奏し、その超絶技巧と音楽性、そして多才ぶりも話題となりました。タンピエーリは他に もミラノ・スカラ座歌劇場Oのメンバーを務めたほか、ルチアーノ・ベリオといった作曲家ともコラボレーションをしていました。 次第にHIP(Historically Informed musical Performance)に特に興味を持ち、イル・ジャルディーノ・アルモニコやラルペッジャータでも活躍していま した。 指揮のダントーネは1985年パリの国際コンクールで通奏低音の賞を受賞、そして1986年には難関ブルージュ古楽コンクールでイタリア人として初めて 3位に入賞、これによりダントーネは一気に世界的存在となりました。1996年からアッカデミア・ヴィザンティナの音楽監督を務め、ショル、ムローヴァ、 カルミニョーラらとも共演しています (Ki)

TYXart
TXA-19129(1CD)
ミハイル・コロンタイ(1952-):作品集
(1)ヴィオラ協奏曲 Op.8(1980)
(2)ピアノ協奏曲第1番(1984;2010)
張乃月(Nai-Yueh Chang)((1)Va)
アレクセイ・コルニエンコ((1)(指),(2)P)
ミハイル・コロンタイ((2)指)
RTVOモスクワ

録音:(1)2015年9月、2018年6月
モスクワ生まれで台湾在住の作曲家ミハイル・コロンタイによる協奏曲2題。ヴィオラ協奏曲はバシュメットに献呈された作品です。また自身がピアニストでもあるので、ピアノ協奏曲では楽器の扱いも注目です。 (Ki)

CLAVES
50-1903(1CD)
チェロのためのヴィルトゥオーソ音楽
(1)オーギュスト=ジョゼフ・フランショーム(1808-1884):ロシアとスコットランドの主題による変奏曲 Op.6(1835)
(2)アドリエン・フランソワ・セルヴェ(1807-1866):幻想曲「スパでの思い出」Op.2(1844)
(3)ボッケリーニ:チェロ協奏曲 ニ長調 G.479(1770)
(4)ロッシーニ:「一滴の涙」による主題と変奏曲(1858)
(5)フランショーム:幻想曲 「告別の歌」 Op.9(1836)
コンスタンチン・マシェレル(Vc)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、
セバスチャン・コンベルティ(指)

録音:2018年6月19-22日/セント・ジョン福音伝道者教会(ロンドン)
1991年ローザンヌ生まれの新進気鋭のチェリスト、コンスタンチン・マシェレルが19世紀に活躍した作曲家によるチェロのためのヴィルトゥオーソ音 楽を録音しました。 フランショームのロシアとスコットランドの主題による変奏曲ではアイルランド民謡「夏の名残のばら」などロシアとスコットランドにまつわる民謡が主 旋律で登場する作品。セルヴェの幻想曲「スパでの思い出」は技巧的なパッセージが随所に散りばめられた作品。チェロと弦楽サンブルの丁々発止のや りとりが刺激的です。この他、ロッシーニの豊かな旋律が魅力の「一滴の涙」による主題と変奏曲など、実に表情豊かな演奏を聴かせます。 (Ki)

CLAVES
50-1909(1CD)
C.P.E.バッハ:作品集
(1)4つの管弦楽のためのシンフォニア Wq.183より第1番 ニ長調(1776)
(2)フルート協奏曲 イ長調 Wq.168(1753)
(3)フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22(1747)
(4)4つの管弦楽のためのシンフォニア Wq.183より第4番 ト長調(1776)
ロベルト・ゴンザレス=モンハス(指)、
(2)(3)ノルウェン・ヴァルジン(Fl)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム

録音:2019年3月/ヴィンタートゥール・シュタットハウス(スイス)
1629年結成のスイス最古のオーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム。2016/17シーズンより首席指揮者を務めるトーマス・ツェート マイアーとのブラームスの交響曲全集(50 1916)でも注目されております。当ディスクは新進気鋭のロベルト・ゴンザレス=モンハス指揮がカール・フィ リップ・エマヌエル・バッハの作品に挑戦。4つの管弦楽のためのシンフォニアから2篇、そしてノルウェン・ヴァルジンを独奏に迎えてフルート協奏曲2 篇を収録しております。当オーケストラの魅力である密なアンサンブルと自由自在な表現で煌めく演奏を披露しております。

Chandos
CHAN-10997(1CD)
シンフォニック・ユーフォニアム Vol.2
ヴォーン・ウィリアムズ:テナー・テューバ協奏曲変ロ短調(デイヴィッド・チャイルズ&ロドニー・ニュートンによるバス・テューバ協奏曲ヘ短調からの編曲/このバージョンによる世界初録音)
エドワード・グレッグソン(b.1945):ユーフォニアム協奏曲(世界初録音)ポール・ミーラー(b.1975):ユーフォニアム協奏曲(世界初録音)
マイケル・ボール(b.1946):ユーフォニアム協奏曲(作曲者自身によるオリジナルのブラス・バンド版からの編曲/世界初録音)
デイヴィッド・チャイルズ(ユーフォニアム)、
ベン・ジャーノン(指)BBCフィルハーモニック

録音:2019年1月3日−4日、メディア・シティUK(サルフォード)
000年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションのファイナリストとしてテレビ放映された際に、マーティン・ウィルビーの世界初演を成功させ、一躍世界的ユーフォニアム奏者の仲間入りを果たした、デイヴィッド・チャイルズ。その後多くの現代作曲家がデイヴィッド・チャイルズのために作品を書き、一流のオーケストラやブラス・バンドと共演、現代最高のユーホニアム奏者、金管楽器奏者の一人として華々しく活動しています。
その驚くべきテクニックと甘く魅力的な表現力で称賛を浴びた「シンフォニック・ユーフォニアム」(CHAN 10830)の続編がついに登場。注目ポイントは、1954年に史上初めて書かれたテューバ協奏曲であり、現代でもテューバの最重要レパートリーとなっているヴォーン・ウィリアムズのテューバ協奏曲を、デイヴィッド・チャイルズ自身とイギリスの作曲家ロドニー・ニュートンがユーフォニアム(テナー・テューバ)のために編曲したユーフォニアム協奏曲(このバージョンでは世界初録音)。そして、グレッグソン、ポール・ミーラー、マイケル・ボールらイギリスの作曲家たちがデイヴィッド・チャイルズのために書いたユーフォニアム協奏曲(いずれも世界初録音)を収録。低音楽器とは思えない繊細で機敏なサウンド、多彩な音色で表現される豊かな表情は金管楽器関係者必聴です!

Avie
AV-2411(1CD)
ドヴォルザーク&ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲集
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
レイチェル・バートン・パイン(Vn)、
テディ・アブラムス(指)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2018年8月21日−22日、RSNOセンター(グラスゴー)
1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。
モーツァルト、バッハ、パガニーニ、エルガー&ブルッフと偉大なヴァイオリン・レパートリーを録音し、ビルボードのトップ・チャートを賑わわせてきたバートン・パインのアヴィー(AVIE)・レコーディング第5弾は、チェコのドヴォルザークとアルメニアのハチャトゥリアン。東欧の偉大な作曲家が伝統音楽を高尚な芸術へと昇華させた濃密かつ洗練されたヴァイオリン協奏曲をバートン・パインの絢爛たるヴァイオリンが奏でます。
スコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOを振るのは、ルイヴィルOとブリット音楽祭の音楽監督を務める1987年アメリカ生まれの若き指揮者、テディ・アブラムス。名プロデューサー、アンドルー・キーナーと名エンジニア、サイモン・イードンによる優秀録音にも注目。

CALLIOPE
CAL-1852(1CD)
ヴィヴァルディ:室内協奏曲集
協奏曲ヘ長調 RV.99/協奏曲イ短調 RV.108/協奏曲ハ長調 RV.88/協奏曲ト短調 RV.104「夜」/協奏曲ニ長調 RV.94/協奏曲ニ短調 RV.96/協奏曲ト短調 RV.107
イル・デリリオ・ファンタスティコ、
ヴァンサン・ベルナール(指,Org& Cemb)

録音:2015年10月30日−11月1日、リヨン(フランス)
フルート(リコーダー)を伴うヴィヴァルディの室内協奏曲7作品を演奏するイル・デリリオ・ファンタスティコは、フランスの古楽系鍵盤楽器奏者、ヴァンサン・ベルナールによって設立されたピリオド楽器使用の気鋭のアンサンブル。
パリ音楽院やリヨン国立高等音楽院、バーゼル・スコラ・カントルム、フライブルク音楽大学などで古楽奏法を学んだ若き実力者たちが集う要注目グループであり、イタリアとドイツのバロック音楽、中でもヴィヴァルディの音楽の探求に情熱を傾けています。
ヴァンサン・ベルナールは19歳でEUバロック・オーケストラに参加した後、ラ・チェトラ・バロック・オーケストラや、フライブルク・バロック・オーケストラ、アンサンブル・ジル・バンショワ、RIAS室内合唱団などと共演を重ね、2009年にはリヨン大聖堂のオルガニストに就任。ヴィヴァルディの音楽のスペシャリストとしても定評があります。
レコーディング・エンジニアはトリトナスのマーカス・ハイランドが担当しており、その優秀録音にも要注目です。

Indesens
INDE-075(2CD)
モーリス・アンドレ〜トランペットのマエストロ

■CD1
(1)フンメル:トランペット協奏曲ホ長調
(2)ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲ニ長調 MH.60
(3)シュテルツル:トランペット協奏曲ニ長調
(4)アルビノーニ:トランペット協奏曲ニ長調 Op.7-6
(5)アルビノーニ:トランペット協奏曲変ロ長調 Op.7-3
(6)トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調
(7)トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調
(8)ヴィヴァルディ:2本のトランペットのための協奏曲イ長調

■CD2
(1)ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe.1
(2)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047より Allegro, Allegro assai
(3)アルチュニアン:トランペット協奏曲
(4)トマジ:トランペット協奏曲
(5)ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
(6)ジョリヴェ:トランペット、ピアノと弦楽合奏のための小協奏曲
モーリス・アンドレ(Tp)

■CD1
(1)ジャン=バティスト・マリ(指)、コンセール・ラムルーO
録音:1963年
(2)ジャン=フランソワ・パイヤール(指)、パイヤール室内O
録音:1963年
(3)カール・リステンパルト(指)、ザール放送O
録音:1963年
(4)カール・リステンパルト(指)、ザール放送O
録音:1964年
(5)フランス・ブリュッヘン(指)、コンチェルト・アムステルダムO
録音:1963年
(6)フランス・ブリュッヘン(指)、コンチェルト・アムステルダムO
録音:1964年
(7)フランス・ブリュッヘン(指)、コンチェルト・アムステルダムO
録音:1964年
(8)マルセル・ラゴルス(Tp)、ジャン=フランソワ・パイヤール(指)、パイヤール室内O
録音:1963年
■CD2
(1)ジャン=バティスト・マリ(指)、パリ音楽院O
録音:1961年、シャンゼリゼ劇場(パリ)
(2)クルト・レーデル(指揮&フルート)、ミュンヘン・プロ・アルテO、ピエール・ピエルロ(Ob)、ラインホルト・バルヒェット(Vn)
録音:1962年
(3)モーリス・シュザン(指)、フランス放送PO
録音:1964年、パリ
(4)ルイ・ド・フロマン(指)、ルクセンブルク放送O
録音:1964年、パリ
(5)アンドレ・ジョリヴェ(指)、コンセール・ラムルーO
録音:1964年
(6)アンドレ・ジョリヴェ(指)、コンセール・ラムルーO
録音:1964年
トランペット、金管楽器の世界にとどまらず、20世紀のフランスを代表する世界的音楽家としてその名とサウンドを轟かせたレジェンド、モーリス・アンドレ。
アンデサンス(Indesens)レーベルが世に送り出したのは、1960年台のアンドレが録音を行った14曲のトランペット協奏曲!ハイドン、フンメルからアルチュニアン、トマジ、ジョリヴェまで。トランペットの巨人のブリリアントなサウンドと正確無比のテクニックにただただ感嘆です。
Indesens
INDE-001(1CD)
フランスのトランペット協奏曲集1948〜1956
デザンクロ:呪文、哀歌と踊り
ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
トマジ:トランペット協奏曲
シェーヌ:トランペット協奏曲第1番
ジョリヴェ:トランペット,ピアノと弦楽合奏のための小協奏曲
エリック・オービエ(Tp)、
マリユス・コンスタン(指)、
パリ国立歌劇場O
14歳でパリ国立高等音楽院のモーリス・アンドレのクラスへの入学を果たし、現在はその師の系譜を継ぐフランス屈指のトランペット奏者としてその名を馳せるエリック・オービエ。
母国フランスのトランペット協奏曲集でオービエがスポットライトをあてたのは、1948年から1956年の約10年間に作曲されたトランペット奏者にとっての現代の古典5作品。アンドレの後継者としての実力、存在感が遺憾なく発揮されたコンチェルト・アルバムです。

GENUIN
GEN-19669(1CD)
3つのサクソフォン協奏曲
(1)フリードリヒ・チェルハ:ソプラノ・サクソフォン協奏曲
(2)ゲオルク・カッツァー(1935-2019):「ラ・メトリーIII」もしくは「機械の晩」
(3)クリスチャン・ロバ(b.1952):怒りの日
ヨハネス・エルンスト(Sax)
(1)ミヒャエル・ギーレン(指)ORFSO
(2)ペーター・ヒルシュ(指)MDRSO
(3)ガブリエル・フェルツ(指)MDRSO

録音:(1)2006年10月20日 ウィーン,(2)1999年3月18-22日 ライプツィヒ、(3)2000年11月13-14日 ライプツィヒ
クラシック・サクソフォンのための 20 世紀の作曲家の協奏曲を 3 曲収録。いずれ も世界初録音と表記されています。クリスチャン・ロバ(1952―)はチュニジア生まれの フランス人作曲家で、たしかに近代フランス音楽に北アフリカの音楽要素が加味さ れたような独特の面白さがある。 ヨハネス・エルンストは 1963 年、ドイツのヴァルブルク生まれのサクソフォン奏者。ソ リストとして活躍すると同時に、ドイツで大人気の歌手マックス・ラーべ率いるパラス ト・オーケストラの首席アルト・サクソフォン奏者を務めています。 チェルハはなんとミヒャエル・ギーレンの指揮。ギーレンらしいキレッキレの演奏。


Spectrum Sound
CDSMBA-035
(4DVD+4CD)
限定盤


特典ポストカード入り


グレイト・アーティスト〜フルニエ、ルフェビュール、マレシャル、他

■DVD 1
(1)ャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
(2)ラヴェル:ツィガーヌ
(3)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001より第2楽章「フーガ」
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117より第3楽章「メロディア」
パガニーニ:カプリース第24番イ短調 Op.1-24
(4)ショーソン:詩曲 Op.25
(5)パッヘルベル:カノン
モーツァルト:セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」 K.239
バッハ:大フーガ ト短調 BWV542

■DVD 2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58*
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93

■DVD 3
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より第3楽章「サラバンド」
(2)テレマン:小組曲
シューマン:『おとぎ話の絵本』より第1楽章
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(3)サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op.61

■DVD 4
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(2)プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125
(3)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129

■CD 1
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
(2)ストラヴィンスキー:「悲歌」
(3)ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
(4)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
(5)パガニーニ:カプリース第13番変ロ長調 Op.1-13

■CD 2
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
(2)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38

■CD 3
(1)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

■CD 4
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93
■DVD 1 初出映像
画面:4:3、NTSC(モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
(1)ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ディミトリ・コラファス(指)、フランス放送PO
収録:1962年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(2)ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ピエール・ルコンテ(指)、フランス放送PO
収録:1959年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(3)ドゥヴィ・エルリ(Vn)
収録:1967年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(4)ピエール・ドゥーカン(Vn)、ブルーノ・マデルナ(指)、フランス放送PO
収録:1964年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(5)カール・ミュンヒンガー(指)、シュトゥットガルト室内O
収録:1965年/エヴァンゲリスト城教会(ルートヴィヒスブルク)
■DVD 2 初出映像
画面:4:3、NTSC(カラー)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
セシル・ウーセ(P)*、クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ収録:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場
■DVD 3
画面:4:3、NTSC(カラー / モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
(1)レオニード・コーガン(Vn)、エマニュエル・クリヴィヌ(指)、フランス放送ニューPO
ライヴ収録:1977年2月18日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル / カラー)
(2)ミシェル・オークレール(Vn)、クリスチャン・イヴァルディ(P)
収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)(モノラル / モノクロ)
(3)ミシェル・オークレール(Vn)、コンスタンティン・シルヴェストリ(指)、フランス放送PO
ライヴ収録:1967年/メゾン・ド・ラジオ・フランス(モノラル / モノクロ)
■DVD 4
画面:4:3、NTSC(カラー / モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
(1)ピエール・フルニエ(Vc)、セルジュ・チェリビダッケ(指)、フランス国立O
ライヴ収録:1974年10月/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル / カラー)
(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、シャルル・ブリュック(指)、フランス放送PO
ライヴ収録:1971年/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル / モノクロ)
(3)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)、フランス放送PO
収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)(モノラル / モノクロ)
■CD 1
(1)ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ジャック・フェヴリエ(P)
録音:1960年2月16日(モノラル)
(2)初出音源〜ドゥヴィ・エルリ(Vn)
録音:1966年6月15日(モノラル)
(3)初出音源〜ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ロベール・ベックス(Vc)
ライヴ録音:1965年6月27日(モノラル)
(4)ドゥヴィ・エルリ(Vn)
ライヴ録音:1971年3月13日/メゾン・ド・ラ・ラジオ(パリ)(ステレオ)
(5)初出音源〜ドゥヴィ・エルリ(Vn)
ライヴ録音:1971年3月13日/メゾン・ド・ラ・ラジオ(パリ)(ステレオ)
■CD 2
(1)モーリス・マレシャル(Vc)、セシル・ウーセ(P)
録音:1958年4月9日/パリ(モノラル) 1st original master 24bit/192kHz restored
(2)モーリス・マレシャル(Vc)、セシル・ウーセ(P)
録音:1959年10月13日/パリ(モノラル)
■CD 3
(1)イヴォンヌ・ルフェビュール(P)
録音:1966年/メゾン・ド・ラジオ・フランス(パリ)(モノラル)
(2)初出音源〜セシル・ウーセ(P)、クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ録音:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD 4
初出音源〜クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ収録:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアーム・シリーズ。 当セットでは20世紀フランスを代表するヴァイオリニスト、ドゥヴィ・エルリ(1928-2012)が30代の時に演奏したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、 ラヴェルのツィガーヌ、同じくフランスのピエール・ドゥーカン(1927-1995)の弾くショーソンの詩曲、またザンデルリンクがフランス国立Oを振っ たショスタコーヴィチの交響曲第10番とセシル・ウーセを迎えてのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番などが正規初出映像で登場します。
またCDにはエルリの60年代から70年代にかけての初出音源をはじめ、チェロのマレシャルが弾いたブラームスとベートーヴェンのチェロ・ソナタ、 ルフェビュールによるモーツァルトのピアノ作品、そしてザンデルリンクがフランス国立Oを振ったショスタコーヴィチの交響曲第10番とセシル・ウー セを迎えてのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を収録。スペクトラム・サウンドの丁寧な復刻で貴重音源が日の目をみます。(日本語解説はつきません)
特典としてINAが保管していた貴重な資料から作成したエルリ(2種)、オークレール、ルフェビュール、チェリビダッケ&フルニエのポストカード(10.2cm ×13.5cm)が封入されています。 (Ki)

STEINWAY&SONS
STNS-30123(1CD)
NX-B07
ズイル・ベイリーによる名作協奏曲
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
 二重協奏曲 イ短調 Op.102*
ブロッホ(ロビン・オニール編):『ユダヤ人の生活から』〜「祈り」
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
ズイル・ベイリー(Vc)
フィリップ・クイント(Vn)
ロビン・オニール(指)フィルハーモニアO
グラント・ルウェリン(指) ノースカロライナSO *

録音:2018年11月27日ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
2016年4月15-16日メイモンディ・コンサートホール、ノースカロライナ(ライヴ)*
1972年生まれのアメリカのチェリスト、ズイル・ベイリー。2016年にナクソス・レーベルからリリースされたド アティの作品集(8.559798)にソリストとして参加し、第59回グラミー賞にて見事Best Classical Instrumental Soloを受賞したことも記憶に新しいところ。 今回のアルバムでは、2009年から開催されているウィンブルドン音楽祭の第10回を記念して演奏され たシューマンのチェロ協奏曲を、ブロッホとブルッフの2曲と共にヘンリー・ウッド・ホールにて改めてセッション 録音して収録しています。さらに、2016年にヴァイオリニスト フィリップ・クイントとの共演で行われたブラー ムスの二重協奏曲の熱いライヴも追加し、たいへん聴き応えのあるアルバムとなりました。

CEDILLE
CDR-90000183(1CD)
NX-B04
サーリアホ(1952-):作品集
トーカル
クラウド・トリオ
Light and Matter…世界初録音
アウレ…ヴァイオリンとチェロ版世界初録音
ヴァイオリン協奏曲「聖杯の劇場」
ジェニファー・コー(Vn)
コナー・グレイ・コヴィントン(指)カーティス20/21アンサンブル
ニコラス・ホッジス(P)
アンッシ・カルットネン(Vc)
ホアン・シンヤン(Va)
ウィルヘルミナ・スミス(Vc)

録音:2017年11月25-26日、2016年12月11日、2016年10月31日
世界中で高く評価されるアメリカ出身のヴァイオリニスト、ジェニファー・コー。今作では彼女と深いつながりのあるフィン ランドの女性作曲家カイヤ・サーリアホの作品の中からお気に入りの曲を演奏しています。ヴァイオリン協奏曲「聖杯の 劇場」は幾たびとなく演奏しているというコーにとって大切な曲。豊かな弦の響きの中に立ち現れる仄かな旋律は、こ れまでのサーリアホの作品とは一線を画した表現的な作風が感じられます。ヴァイオリンとチェロのための「アウレ」は サーリアホの家の窓の外にある公園の風景を描いた作品。コーとチェリスト、カルットゥネンのために書かれています。 他、スペイン語で「触れる」を意味する「トーカル」など、どの曲も遊び心と音への繊細な感覚が溢れる魅力的な作品 が収録されています。
CEDILLE
CDR-90000188(1CD)
NX-B04
20世紀のチェンバロ協奏曲集
ウォルター・リー(1905-1942):チェンバロ・コンチェルティーノ
ネッド・ローレム(1923-):コンチェルティーノ・ダ・カメラ
ヴィクトル・カラビス(1923-):チェンバロ協奏曲 Op.42
マイケル・ナイマン(1944-):チェンバロ協奏曲
ジョリー・ヴィニクール(Cemb)
スコット・スペック(指)
シカゴ・フィルハーモニック

録音:2016年11月3日、2018年3月5日、2018年5月8日
ワンダ・ランドフスカやヴァイオレット・ゴードン=ウッドハウスといった熱心な復刻者のおかげで、一度はすたれてしまった 「チェンバロ」の人気が再燃したのが20世紀の始めのことでした。ランドフスカの依頼で、プーランクとファリャが“新しい” 楽器のために協奏曲を作曲しましたが、ファリャ自身は、どんなに頑丈に誂えた楽器でも(この頃のチェンバロはピアノ を模倣し重い金属のフレームが使われていました)オーケストラの音には勝てないと考え、結局は室内楽とチェンバロ のための協奏曲を完成、しかし曲調がモダン過ぎたのか、ランドフスカは初演以降はこの作品を演奏しませんでした。 とはいえ、チェンバロの響きは多くの作曲家の心を捉え、いくつかの新しい協奏作品が生まれました。このアルバムでは ランドフスカの伝統を受け継ぐヴィニクールが素晴らしい演奏を披露しています。
CEDILLE
CDR-90000187(1CD)
NX-B04
Winged Creatures
マイケル・アーベルス(1962-):Winged Creatures 翼のある生き物…世界初録音
ダンツィ(1763-1826):協奏交響曲 変ロ長調 Op.41
サン=サーンス:タランテッラ Op.6
ジョエル・パケット(1977-):二重協奏曲…世界初録音
ダマーレ・マクギル(Fl)
アンソニー・マクギル(Cl)
アレン・ティンカム(指) 
シカゴ・ユース・シンフォニー・オーケストラ

録音:2018年6月16-17日
ニューヨーク・POの首席クラリネット奏者アンソニー・マクギルと、彼の弟でシアトルSOの 首席フルート奏者ダマーレ・マクギルをフィーチャーしたアルバム。アルバム・タイトルの「Winged Creatures 翼のあ る生き物」はこのプロジェクトのための委嘱作品で、もちろん世界初録音。同じく世界初録音のジョエル・パケットの 「二重協奏曲」も兄弟たちの委嘱作品です。どの曲も2台の楽器の親密なアンサンブルが存分に楽しめますが、なか でも、サン=サーンスの「タランテッラ」は、彼らが18歳と14歳の時にピアノ伴奏版で演奏したという思い出の曲。長年 演奏してきたという自信が溢れる熱演となっています。彼らが若いころに在籍したシカゴ・ユース・シンフォニー・オーケス トラとの共演です。

KAIROS
0015046KAI(1CD)
オットー・M・ツィカン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲
チェロとオーケストラのための3つの舞曲「ベートーヴェンのチェロ」*
ハインリヒ・シフ(Vc)、
レイフ・セーゲルスタム(指)ORFウィーンRSO
ズービン・メータ(指)VPO*

録音:1982年6月7日、2005年12月10日、ムジークフェライン・ザール(ウィーン、オーストリア)
ウィーン少年合唱団のメンバーとして活動し、ピアニストとしては1960年台にシェーンベルク:のピアノ作品全集を完成させたことでも知られるオーストリア、ウィーンの音楽家、オットー・M・ツィカン(1935−2006)のチェロ協奏曲集は、同じくオーストリアを代表する名匠であり、惜しくも2016年に急逝したハインリヒ・シフによる世界初演の演奏を収録!
カール・シシュケに作曲を学び、コンポーザー=ピアニストとして活躍したツィカン。ハインリヒ・シフによって初演された2つのチェロ協奏曲は、管弦楽、協奏曲、歌劇、器楽のための様々な音楽を遺したツィカンのキャリアの中で最も重要な作品として数えられています。
何と言ってもこのツィカンのチェロ協奏曲集で注目すべきはソリストがハインリヒ・シフであること。ツィカンの2つのチェロ協奏曲は、ハインリヒ・シフのヴィルトゥオージティへの熱狂的なオマージュであり、同時にこのオーストリアの名チェリストの音楽性の側面、現代音楽に対する彼の熱意を示した重要な記録です!
共演もメータ&ウィーン・フィル、セーゲルスタム&ORFウィーン放送響と豪華!ツィカン、そしてハインリヒ・シフの大いなる遺産と言えるでしょう。

露OLYMPIA
MKM-305(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 *
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61+
 ロマンス 第1番ト長調 Op.40+
レオニード・コーガン(Vn)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO*
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)モスクワRSO+

録音:1960年4月24(29?)日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル*、1970年12月27日、ライヴ+
露OLYMPIA
MKM-306(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 *
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番*
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 BWV 1041+
レオニード・コーガン(Vn)
ベルリンRSO*
ロリン・マゼール(指)*
モスクワPO+
キリル・コンドラシン(指)+

録音:1974年11月13-15日、グルーネヴァルト教会、西ベルリン、西ドイツ*
1962年11月3日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト+
原盤:Ariola-Eurodisc*
露OLYMPIA
MKM-310(1CD)
リスト:ピアノ協奏曲 第1番変ホ長調 S.124*
ピアノ協奏曲 第2番イ長調 S.125*
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178+
ポロネーズ ホ長調 S.223-2#
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
キリル・コンドラシン(指)LSO*

録音:1961年6月19-21日、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール、ロンドン、イギリス*
1966年11月12日、ラ・グラン・グアルディア劇場、リヴィルノ、イタリア+
1956年6月10日、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ モノラル#
同音源:Philips / Decca(*/+)
露OLYMPIA
MKM-311(1CD)
バルトーク:ピアノ協奏曲 第2番ト長調 Sz.95*
ベルク:室内協奏曲+
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
パリO*
ロリン・マゼール(指)*
オレグ・カガン(Vn)+
モスクワ音楽院アンサンブル+
ユーリー・ニコライエフスキー(指)+

録音:1969年11月、サル・ワグラム、パリ、フランス*
1977年11月12-13日、ライヴ、アテネ座、パリ、フランス+
同音源:EMI*

Ars Produktion
ARS-385521(1CD)
2つのヴァイオリンの為の協奏作品集
バッハ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 BWV 1043
ペルト(1935-):タブラ・ラサ
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 イ短調 Op.3-8 RV 552
シュニトケ:合奏協奏曲 第3番
ナターシャ・コルサコヴァ、マンリーコ・パドヴァーニ(Vn)
テプリツェ・北ボヘミアPO
チャールズ・オリヴィエリ=マンロー(指)

録音:2016年6月20-22日、文化館、テプリツェ、チェコ

H.M.F
HMSA-0039(2SACD)
シングルレイヤー
日本限定発売
日本語帯・解説付
税込定価
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
[CD1]
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K207  
ロンド 変ロ長調K269(261a) 
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K211  
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216 a 
[CD2]
ロンド ハ長調 K373 
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218 
アダージョ ホ長調 K261 
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219
【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】
イザベル・ファウスト(Vn/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(ガット弦使用))
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2015年3月21-23日、2016年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集のSACDシングルレイヤー盤。角田郁雄氏の技術監修、日本限定発売、限定生産です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1610(1CDR)
ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォン Vol.3
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォン(Vn)
ジェマル・ラシッド(指)
イスタンブール放送O*
フランツ・アンドレ(指)アルジェ放送O

録音:1958年12月*、1960年3月22日(共に放送用録音)
Forgotten Records
fr-1615(1CDR)
ゴンサロ・ソリアーノ&ジェルジ・シャーンドル
シューマン
:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 *
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番#
ゴンサロ・ソリアーノ(P)*
ジェルジ・シャーンドル(P)#
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO

録音:1954年2月21日*、1945年8月12日#(共にカーネギー・ホール/放送用録音)
Forgotten Records
fr-1618(1CDR)
ジャン・カサドシュ〜バッハ&サン=サーンス
バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052 *
 ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056 #
 トッカータとフーガ ハ短調 BWV.911
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番+
ジャン・カサドシュ(P)
アンドレ・ヴァンデルノート(指)パリ音楽院O
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO+

録音:1956年4月10日-12月12日*、1956年10月19日-20日&22日#、1956年
※音源: Columbia FCX 548ほか

Seattle Symphony Media
SSM-1022(1CD)
NX-B03
マルク=アンドレ・ダルバヴィ(1961-):作品集
La source d’un regard(2008)
オーボエ協奏曲(2009)*
フルート協奏曲(2006)**
チェロ協奏曲(2013)#
マリー・リンチ(Ob)
ダマーレ・マクギル(Fl)
ジェイ・キャンベル(Vc)
ルドヴィク・モルロー(指)シアトルSO

録音:S.マークテーパー財団講堂、ベナロヤ・ホール、シアトル
2018年9月27.28.29日ライヴ、2017年10月11.13日*、2019年4月18.20日**、2019年3月22日#
シアトルSOとルドヴィク・モルローが継続して取り組むフランス作曲家の作品集。今作ではフランスの中堅作 曲家マルク・アンドレ・ダルバヴィの作品を紹介しています。ピエール・ブーレーズが高く評価し、クリーヴランド管弦楽 団、パリOのレジデントコンポーザーを務めるなど広範囲に渡って活躍するダルバヴィ。彼の協奏曲は、初 演時にエマニュエル・パユや千々岩英一など錚々たる奏者たちがソリストを務めるなど、新作が発表される度に注 目を集めることでも知られています。このアルバムでは、前衛的な作風を用いながらも親しみ易さを備えたダルバヴィ の4つの作品を演奏。メシアンの生誕100年を祝して2008年に作曲された「La source d'un regard」、オー ボエ、フルート、チェロの各楽器が素晴らしい活躍を見せる3曲の協奏曲。それぞれ多彩な音響を生かした聴きどこ ろたっぷりの作品をモルローが共感を持って演奏しています。

CPO
CPO-555172(1CD)
NX-B10
シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO1
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
マキシミリアン・ホルヌング(Vc)
アンドルー・マンゼ(指)
北ドイツ放送PO

録音:2017年3月7-9日,11-14日ハノーヴァー放送 大ホール
ドイツの女性ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハース。ベルリン、ハンス・アイスラー音楽大学で学び、ハノーファー国際 コンクールで優勝、ドイツを中心にヨーロッパ各地のオーケストラと共演し、そのカリスマ性と知的な演奏が高く評価されて います。このアルバムでは、シューマンの晩年の名作であるヴァイオリン協奏曲と、室内楽でも度々共演を行うマキシミリ アン・ホルヌングとのブラームスの二重協奏曲を披露しています。 どちらの作品も、ヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムのために書かれていますが、シューマン作品はヨアヒムに演奏される ことはなく、譜面もしまい込まれてしまうなど現代では考えられないほどの扱いを受けました。しかし1937年に初演され てからは、数々の名演奏家たちがこの曲を取り上げ、多くの録音も発表されています。ブラームスの協奏曲も初演は失 敗しましたが、現在では作品の真価が見直され、やはり数多くの名演が生まれています。 今回、伴奏を務めるのはベテラン、アンドルー・マンゼ。もともと優れたヴァイオリニストであるマンゼらしく、独奏楽器の響 きを強調しながら、作品のポイントを心得た演奏を聴かせます。
CPO
CPO-555206(1CD)
NX-B10
ロドルフ・クロイツァー(1766-1831):ヴァイオリン協奏曲集 第2集
ヴァイオリン協奏曲 第6番ホ短調 KWV28
ヴァイオリン協奏曲 第7番イ長調 KWV34
ヴァイオリン協奏曲 第1番ト長調 KWV13
ロラン・アルブレヒト・ブロイニンガー(Vn)
ティーモ・ハンドシュ(指)
プフォルツハイム南西ドイツ室内O

録音:2014年7月10-12日
フランス生まれの作曲家ロドルフ・クロイツァー(クロゼールとも)。ドイツ人の父親から音楽を学び、アントン・シュ ターミッツに師事。ヴィルトゥオーゾとしての名声を欲しいままにしました。彼の名を一躍高めたのはベートーヴェン から「クロイツェル・ソナタ」の献呈を受けたことでしょう。それほどまでに彼の名前は広まっていました。19曲ある彼 のヴァイオリン協奏曲は、端正な3楽章形式で作曲されていますが、形式などに革新的な試みがなされ、流麗 な旋律を持つ美しい音楽です。
CPO
CPO-555273(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 第4集
ベン=ハイム(1897-1984):チェロ協奏曲(1962)
ブロッホ:チェロとオーケストラのための交響曲
コルンゴルト:1楽章の協奏曲 ニ長調
 歌劇「死の都」-ピエロの歌
ブロッホ:懺悔と即興-組曲「バール・シェム」より第1楽章&第2楽章
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ウーカシュ・ボロヴィッツ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2018年10月31日-11月2日
好評シリーズ「亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集」の第4集。これまでにカステルヌオーヴォ=テデス コ、ハンス・ガル、ゴルトシュミット、ライゼンシュタイン、ヴァイグルの協奏曲をリリースしているウォルフィッシュ。今作 ではコルンゴルトとベン=ハイム、ブロッホの協奏的作品を演奏しています。ベン=ハイムはドイツに生まれイスラエ ルに移住、名前もヘブライ風に改めたという作曲家。作品にはブロッホとの関連性が指摘されており、このアルバ ムでもブロッホの「バール・シェム」の一部が収録されています。コルンゴルトのチェロ協奏曲は、もともと映画「愛 憎の曲」のための音楽。登場人物が演奏する曲を協奏曲仕立てにした甘い音楽です。ベン=ハイムのチェロ協 奏曲はコルンゴルト作品のようなむせ返る官能性はあまり感じられず、民族音楽寄りの旋律と新古典派主義の 作風による聴き映えのする作品に仕上がっています。


ALPHA
ALPHA-555(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
マルティン・ヘルムヒェン (P)
アンドルー・マンゼ (指)
ベルリン・ドイツSO

録音:
2018年10月テルデックス・スタジオ・ベルリン 、2019年5月ベルリン・フィルハーモニー *
1982年、ベルリン生まれのヘルムヒェンが、生まれ故郷で録音したベートーヴェンの協奏曲。共演は、ヴァイ オリニストとして1990年代以降の古楽ブームを牽引した重要人物の一人で、近年は指揮者としてモダン・オーケストラも広く手掛けている英 国のマンゼ。オーケストラは地元のベルリン・ドイツSOとなっています。 母国ドイツの音楽をメイン・レパートリーに据えながらも重心は低過ぎず、端正な美しさを引き出す技能に長けたヘルムヒェンと、シャープで伸 びやかな表現が魅力であるマンゼとはぴったりとかみ合っており、作品の雄大さを存分に感じさせながらも決して重苦しくなく、瑞々しい魅力に あふれたベートーヴェンを聴かせてくれます。ロングトーンの切り方やアクセントなどにピリオド解釈の影響も感じられ、これも良いスパイスといえ るでしょう。
東武レコーディングズ
TBRCD-0072(3CD)
税込定価・特価
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
(1)ピアノ協奏曲第1 番ハ長調 op.15
(2)ピアノ協奏曲第2 番変ロ長調 op.19
(3)ピアノ協奏曲第3 番ハ短調 op.37
(4)ピアノ協奏曲第4 番ト長調 op.58
(5)ピアノ協奏曲第5 番変ホ長調 op.73『皇帝』
ルイス・デ・モウラ・カストロ(P)
エドゥアルド・チバス(指)ベネズエラSO

録音:(1)-(3)2005 年1 月27 日、(4)2005 年3 月16 日、(5)2005 年2 月3 日
全てホセ・フェニックス・リバス ホールにおける デジタル・ライヴ録音
ベートーヴェンのピアノ協奏曲は、作曲者自身がピアノの名手であったこともあり、5 曲全てが名曲中の名曲という珠玉の 作品集です。そして殊の外オーケストラが重要です。ほとんどの曲でオーケストラ提示部が延々と続くのも特徴。ピアノ独奏 のルイス・デ・モウラ・カストロはリオデジャネイロ生まれ(生年非公開)。
5 歳にしてピアノを学び、9 歳でリサイタル、17 歳でオーケストラと共演という神童ぶり。通ならば、ENSAYO レーベルに大量 に名盤を残していることをご存じのことでしょう。見かけは南米のオジサンという感じですが、ブラジルを代表するピアニスト・ ピアノ教授です。伝説的な名ピアニスト、リリー・クラウスの招きでテキサス・クリスチャン大学に招かれて以降は、25 年以上、 アメリカを拠点に活動し、ハートフォード大学音楽学部、ホアン・ペドロ・カレーロ音楽院(バルセロナ)ほか、フライブルク、ス イス、ブラジルの音楽院でも後進の指導にあたっています。日本でも 2011 年にマスタークラスを行いました。輝かしくも渋く 光る様なカストロの音色を聴いて、最初に思い浮かべるのはクラウディオ・アラウです。骨太の造形、純ドイツ的な表情も似 ており、古武士の風格。チバスは両翼配置のオーケストラを気持ち早めのテンポで煽って、19 世紀スタイルのベートーヴェ ンをガッチリと音化していきます。協奏曲第4 番が既出の『運命』と同日の演奏。『皇帝』が既出の交響曲第7 番と同日の演 奏です。音質も大変良好。必携のセットです。

Avie
AV-2404(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
ベンジャミン・ホックマン(P&指)
イギリス室内O

録音:2019年4月1日−2日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
エルサレム出身で、現在はニューヨークを中心に国際的に活躍しているイスラエル系アメリカ人ピアニスト、ベンジャミン・ホックマン。2006年にメトロポリタン美術館でニューヨーク・リサイタル・デビューを果たし、ニューヨーク・フィルやアメリカSOと共演を重ね、2011年には有望な若手演奏家に贈られる、栄誉あるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞。イスラエル・フィルとの共演でカーネギー・ホール・デビューも成功させ、特にニューヨーク・タイムズからその明快でエキサイティングなパフォーマンスが評価されています。(前作の「ヴァリエーションズ(AV 2327)」はニューヨーク・タイムズの2015年ベスト・クラシカル・レコーディングに選出。)
近年は指揮活動でも頭角を現しているホックマンは、ルイ・ラングレーのアシスタントに任命され、2016年のモーストリー・モーツァルト音楽祭のゲスト・コンダクターを務めました。ニューヨークのトップ・オケと室内楽の奏者によって構成されるルーズベルト島SO(ルーズベルト・アイランド・シンフォニー)の創設者兼音楽監督も務めるホックマンの指揮者&協奏曲ソリストとしてのデビュー・アルバムは、世界最高峰のモーツァルティアン・オーケストラであるイギリス室内Oとの麗しきモーツァルトです。

S.D.G
SDG-732(1CD)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 BWV1053(カティ・デブレツェニ復元版、世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052(ウィルフリード・フィッシャー、カティ・デブレツェニ復元版)
カティ・デブレツェニ(Vn)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

録音:2018年12月7-11日/ハムステッド、セント・ジュード教会
ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、注目の最新録音が登場。2000年から同オケで演奏しているヴァイオリニスト、カティ・デブレツェ ニをソロに立てたバッハの協奏曲集です。彼女は2008年よりエイジ・オブ・インライトゥメントOのリーダーも務めており、他にも方々で活躍す る名手。チェンバロ協奏曲からの復元版は自身で手掛けたバージョンで、音楽の魅力と楽器の表現力を余すことなく伝えています。
デブレツェニの独奏はまろやかな美音を基調とした流麗なものですが、フレーズによってはノンレガートで突き刺すように弾き込んだり、強拍に猛烈なア クセントを付けたりと豊かなイマジネーションに基づく振り幅の大きな演奏を展開しています。人数を抑えたオーケストラも通奏低音のチェンバロに至るま で自由度高く会話に参加し、かつ合わせるときはビタッと合わせた、緊張と弛緩の連続が見事な演奏で興奮をあおります。BWV1042第1楽章のダ・カー ポ前やBWV1052ラストのクライマックスなどかなり壮絶な演奏。しっかりと手綱を締め、音楽の核心を見失わず確実にコントロールするガーディナー の指揮も流石です。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-90(1CD)
ハワード・スケンプトン(1947-):作品集
(1)Man and Bat(2017)
(2)ピアノ協奏曲(2015)/ピアノと弦楽四重奏版(2018)
(3)The Moon is Flashing(2007)/テノールと室内アンサンブル版(2018)
(4)Eternity’s Sunrise(2003)
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
ティム・ホートン(P)
ジェームス・ギルクライスト(T)
アンサンブル360

全曲世界初録音
ハワード・スケンプトンは1947年チェスター生まれ。イギリスの前衛作曲家コーネリアス・カーデューに師事し、作曲家・アコーディオン奏者として 活動しています。シンプルなメロディを息長く歌っていく作風で、薄く繊細な響きを基調とした音楽です。

SWR music
SWR-19084CD(3CD)
NX-C05
クラウディオ・アラウ〜ピアノ協奏曲を弾く

(1)ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番

(2)ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番

(3)シューマン:ピアノ協奏曲

(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番

(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番
全て、クラウディオ・アラウ(P)

(1)エリアフ・インバル(指)シュトゥットガルトRSO
録音:1972年3月23日 ライヴ シュトゥットガルト、リーダーハレ

(2)エルネスト・ブール(指)バーデン=バーデン南西ドイツ放送O
録音:1969年4月2日
バーデン=バーデン ハンス=ロスバウト・スタジオ

(3)エルネスト・ブール(指)バーデン=バーデン南西ドイツ放送O
録音:1972年3月28日
バーデン=バーデン ハンス=ロスバウト・スタジオ

(4)(5)ガリー・ベルティーニ(指)シュトゥットガルトRSO
録音:1980年7月9日 ライヴ
シュトゥットガルト、リーダーハレ
20世紀を代表するピアニストの一人、クラウディオ・アラウ(1903-1991)。この3枚組には、全て初出録音となるア ラウのお気に入りのピアノ協奏曲が収録されています。中でもブラームスの2曲は、彼が生涯大切にしていた作品であ り、しばしば演奏し聴衆を感動に導いていました。このアルバムに収録されている第1番はアラウ69歳の演奏。パワフル なオープニングで聴かれる鋭いトリルからは鋼のような精神性を感じさせ、夢のようなアダージョを経て最終楽章のロンド でも強靭なタッチで、若き日のインバルともに激しい音楽を描き出しています。 第2番は、アラウ66歳の演奏。柔らかい音の中にも緊張感を孕んだ冒頭から、彼は丹念に音を積み上げブールと共に 巨大な建造物を創り上げていきます。同じくブールの伴奏によるシューマンも、冒頭から最終楽章へと連なる熱気が伝 わります。ベルティーニとの共演で聴くベートーヴェンは、まさにアラウの真骨頂。スコアのすみずみまで読み込んだ精緻な 演奏が繰り広げられています。

FUGA LIBERA
FUG-752(1CD)
同時代のクラリネット協奏曲
リンドベルイ:クラリネット協奏曲(2001-2002)
ハルトマン:クラリネット、弦楽四重奏と弦楽合奏のための室内協奏曲(1930-1935)
ファルジョ:ファンタズム -マナの輪(2014-2018)
ジャン=リュク・ヴォタノ(Cl)
ダネルSQ
アルノー・トレット(Va)
アントワーヌ・ピエルロ(Vc)
クリスティアン・アルミンク(指)
リエージュ王立PO

録音:2018年6月25-30日、リエージェ・フィルハーモック・ザール
2002年のリエージュ王立フィル首席奏者就任以来、ソリストとしても数枚のCDをリリースしているヴォタノ。ここでは20世紀に作曲された現 代のクラシックともいえるハルトマンに、21世紀に作曲された新しいクラリネット協奏曲を収録しています。ファルジョのタイトルにあるマナは、ポリ ネシア諸島に伝わる神秘的な力を表す概念。

BIS
BISSA-2274(2SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ;(1)(2)(4)アントン・ヴァルター(1805年製作)のレプリカ。ポール・マクナルティ(2012年製作)、
(3)(5)コンラート・グラーフ(1819年製作)のレプリカ。ポール・マクナルティ(2007年製作))
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)、ケルン・アカデミー

ン録音:(1)(4)2017年7月、(2)(3)(5)2018年7月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
ブラウティハムは2003年から2015年にかけてベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音を完成させ快活明瞭なアプローチによる演奏で高い評価を得ました。
共演は信頼関係も厚いミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ率いるケルン・アカデミーです。当団とはモーツァルト、メンデルスゾーンの録音でも丁々 発止の演奏を聴かせ注目されております。
使用楽器は作曲された時代のレプリカで、ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・ 録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリ カを演奏していると、演奏解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を 使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲でもブラウティハムとケルン・アカデミーの推進力にあふれた瑞々しい演奏を披露。ここにフォルテピアノ演奏による決定 盤が登場しました!

DOREMI
DHR-8083(3CD)
メナヘム・プレスラー 第3集
モーツァルト
(1)ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
(2)ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
(3)ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
(4)ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
(5)ピアノ・ソナタ イ長調 K.331
(6)ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.570
(7)ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576
ベートーヴェン
(8)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
(9)ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO.6
メナヘム・プレスラー(P)
エトガー・ザイペンブッシュ((1)(2)指)
ヴィルフリード・ベッチャー((3)(4)指)
ウィーン室内O((1)~(4))
モーシェ・アツモン((8)(9)指)
ウィーン国立歌劇場O((8)(9))

録音:1966-68年頃
1923年生まれでソリストとして、またボザール・トリオのメンバーとして活躍、90歳を超えてなお演奏活動を続けるプレスラー40代の録音が3枚組で登場。モーツァルトとベートーヴェンの協奏曲が聴けるのが嬉しいです。第1集はDHR-7889、第2集はDHR-7989として発売中。 (Ki)

Altus
PALT-006(1CD)
リヒテル&ムラヴィンスキー
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:(1)1951年5月24日(ライヴ)、(2)1959年7月24日
ムラヴィンスキーとリヒテル、ロシアの大巨匠ふたりの共演による重量級の協奏曲集。ブラームス第一楽章、提示部でオーケストラが怒涛の盛り上がりを見せ たのち、それを凌駕するパワーで入り込んでくるリヒテルのピアノ!爆発的な強烈さで交わされる、魂のぶつかり合いとも言うべき破格の協奏。ライヴの瑕もなん のその、そら恐ろしいまでの凄みに支配されています。チャイコフスキーはスタジオ録音とされており年代的にもブラームスと比べて音質が良く、演奏精度の高さ もさることながら、こちらもみなぎるような力強さで有無を云わさぬド迫力。オーケストラとピアノがそれぞれ実に堂々たる巨大な存在となり、互いをどこまでも 鼓舞し合います。細やかなフレーズを的確にこなしながらも凄まじい推進力と爆発力でグイグイと音楽を引っ張っていき、涙の出るような圧倒的クライマックスま で一気呵成に突き進んでいく超名演です!

Goodies
78CDR-3773(1CDR)
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 ゲオルク・クーレンカンプ(Vn)
エンリコ・マイナルディ(Vc)
カール・シューリヒト(指)
スイス・ロマンドO

英 DECCA AK2025/8
1947年7月8日スイス、ジュネーヴ放送局録音
ヴァイオリンのゲオルク・クーレンカンプ(1898-1948)はドイツのブレーメン生 まれ、第2次世界大戦中ソリストとして活躍する傍らベルリン高等音楽院を1943 年までつとめた。1944年スイスのルツェルン音楽院教授となり、ピアノのエト ヴィン・フィッシャー(1886-1960)、チェロのエンリコ・マイナルディ(1897- 1976)とのトリオでも活躍した。マイナルディはイタリア生まれ、ミラノ音楽院 でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。後にベルリン高 等音楽院でフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後を継いでチェ ロ科の教授になった。カール・シューリヒト(1880-1967)はドイツの指揮者。 1912年から1944年までヴィスバーデン歌劇場の音楽監督をつとめた。このシリ ーズでスイス・ロマンドOを指揮した1947年録音のベートーヴェン:交響 曲第2番(78CDR-3115)が出ています。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3775(1CDR)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54 クラウディオ・アラウ(P)
カール・クリューガー(指)
デトロイトSO

英 HMV DB6376/9 (米 VICTOR 12280/3 と同一録音)
1944年12月4日デトロイト録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ出身のピアニスト。1911年チリ政 府の援助でドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で大作曲家でピアノの 大家フランツ・リストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ (1853-1911)に師事した。1914年ベルリン・デビュー。1925年母校シュテルン音 楽院の教授に就任した。1935年からベルリンでバッハとモーツァルトのクラヴィ ーア曲全曲演奏会を開いた。1941年にカーネギー・ホールにデビュー。本拠を アメリカに移し、RCAにレコード録音を始めた。これはその一枚。その後 米COLUMBIA(1946-1950)、英EMI(1950年代)、オランダPHILIPS(1960年代-1980年 代)に数多くの録音を残した。指揮者のカール・クリューガー(1894-1979)はニ ューヨーク生まれ。法律と哲学を学ぶためにウィーンとハイデルベルク大学に留 学したがその後指揮者の道を志し、アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)と知り 合い、ニキシュの推薦でウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハーモニーの 指揮者フランツ・シャルク(1863-1931)のアシスタンタントとなり経験を積んだ。 帰米後はシアトルSO、デトロイトSOなどを指揮した。 (グッディーズ)

TOCCATA
TOCC-0526(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):管弦楽作品集 第2集
ピアノ協奏曲 ニ短調 Op.28(1946)
3つの田園風景のスケッチ Op.10(1937)
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.60(1955)
アルタ・アルニカーネ(P)
カミラ・ビドロヴスカ(Vn)
ジョン・ギボンズ(指)
リエパーヤSO

録音:2019年1月21-25日
イギリスの現代作曲家ウィリアム・ワーズワース。自然賛美の詩で知られる“同名の偉大な詩人”を血縁関係に持つ彼の作品は抒情的で、ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスからの伝統を大切にした壮大さも持ち合わせています。第2集と なる管弦楽作品集では、長い間忘れられていた2つの協奏曲を収録。単一楽章で書かれた「ピアノ協奏曲」、古典的 な3楽章形式の「ヴァイオリン協奏曲」、どちらも起伏に富んだ劇的な作品です。一方「3つの田園風景のスケッチ」は色 彩豊かなオーケストラの響きを存分に活かした美しい曲。ワーズワースの卓越した管弦楽法が味わえます。

Forgotten Records
fr-1604(1CDR)
ショパン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21 #
べラ・ダヴィドヴィチ(P)
アルヴィド・ヤンソンス(指)ソヴィエトRSO*
キリル・コンドラシン(指)モスクワRSO#

録音:1960年(ステレオ)* 、1953年(モノラル)#
※音源: Melodiya 33 C 0107-08 *、D 1087-88 #

Gramola
GRAM-99130(1CD)
ピアノ協奏曲集

(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番

(2)リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op.30

(3)リスト:ピアノ協奏曲 第1番*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
使用楽器:スタインウェイ、ベーゼンドルファー・インペリアル*

(1)エイドリアン・ボールト(指)ロンドン・プロムナード・オーケストラ
録音:1956年 ロンドン
(2)アルトゥール・ロジンスキ(指)ロンドン・プロムナード・オーケストラ
録音:1955年 ロンドン
(3)ハンス・スワロフスキー(指)スコティッシュ・ナショナルO
録音:1959年 グラスゴー
ウィーン音楽院に学び、1947年「オーストリア音楽コンクール」に優勝。以降著名な指揮者と共演し、 日本にも度々来日し人気を博すバドゥラ=スコダ。このアルバムはどれも1950年代の録音で、若きバドゥラ=スコダ はどの曲も伸び伸びと演奏。溢れ出る才能を見せつけています。ウィーンゆかりの作品を得意とするバドゥラ=スコダで すが、チャイコフスキーやあまり演奏されることのないリムスキー=コルサコフなどのロシア作品でも、素晴らしい解釈を 見せています。
Gramola
GRAM-99067(1CD)
モーツァルト:Mozart on the Beach
ピアノ協奏曲 第21番ハ長調 K467
ピアノ協奏曲 第9番「ジュノーム」K271
アダージョ ハ長調 K356
パウル・バドゥラ=スコダ(P・・・スタインウェイ)
ヴォルフガンク・デルナー(指)カンヌSO

録音:2015年2月24-25日
2015年、カンヌで収録されたモーツァルトの2曲の協奏曲。どちらもバドゥラ=スコダが得意とするレパートリーであり、 熟達の演奏を披露しています。とりわけ第21番の第2楽章の美しさは特筆すべきもの。オーケストラの力強い響き が、流麗なバドゥラ=スコダの演奏を存分に引き立てています。アルバムの最後には彼自身の編曲による「グラスハー モニカのためのアダージョ K356」が添えられており、こちらも注目の演奏を楽しめます。

Guild
GMCD-7817(1CD)
モーツァルト:交響曲第40番、ピアノ協奏曲第21番
「フィガロの結婚」序曲
ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ) K.165**
交響曲第40番ト短調 K.550
ジョン・レネハン(P)*、
グレース・デイヴィッドソン(S)**、
リマ・スシャンスカヤ(指)、
ロンドン・ナショナルSO

録音:2018年12月11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
多くの知られざる作品、意欲的なレパートリーを録音してきた老舗Guildレーベルから、意外とも思えるモーツァルトの新録音が登場!
今日のクラシックシーンでもっとも多才なピアニストの一人、ジョン・レネハンが弾くのは、映画『みじかくも美しく燃え』から「エルヴィラ・マディガン」の愛称を持つ「ピアノ協奏曲第21番」。英国を代表する古楽系ソプラノ、グレース・デイヴィッドソンは「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」のタイトルでも親しまれるモテット「エクスルターテ・ユビラーテ」を歌います。そして、オイストラフの最後の弟子であったワールドクラスのヴァイオリニストから指揮者へと転向し活躍しているリマ・スシャンスカヤが、多くのクラシック、TV、映画、ブロードウェイの音楽を手掛けてきたロンドンのナショナルSOを振り、「フィガロの結婚序曲」、「交響楽第40番」を演奏。いずれも、時代を超えて世界中で愛され続けてきたモーツァルトの超名曲たちが1つのアルバムに凝縮されています。

Glossa
GCD-921127(1CD)
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲イ短調(Wq 170, 1750)
チェロ協奏曲変ロ長調(Wq 171, 1751)
チェロ協奏曲イ長調(Wq 172, 1753)
ロエル・ディールティエンス(Vc)、
18世紀オーケストラ

録音:2019年3月、カイゼル運河教会(アムステルダム、オランダ)
ポスト=ブリュッヘン時代」へと突入したピリオド・オーケストラのパイオニア、18世紀オーケストラの音楽創造の旅路。
第4作目のレコーディングは、ベルギーの名チェリスト、ロエル・ディールティエンスを迎えたC.P.E.バッハのチェロ協奏曲集が登場。ロエル・ディールティエンスは、ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、デ・レーウ、ポンスたちからの信頼も厚く、自身が創設した"アンサンブル・エクスプロラシオン"との多数の録音でも知られる、モダンとバロックの両方のチェロの権威です。
バッハの息子たちのなかでもっとも成功した音楽家である次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、バロックと古典派の過渡期を歩んだ作曲家で、鍵盤楽器ソナタによってモーツァルトやベートーヴェンにも大きな影響を与えました。18世紀には「チェロ協奏曲」はまだ新しいジャンルであり、C.P.E.バッハのこれらのチェロ協奏曲(1750年〜1753年)は、ボッケリーニやハイドンがチェロ協奏曲を書くよりも前に生み出された作品。ブリュッヘンが築いた18世紀オーケストラのサウンドとディールティエンスの雄弁なチェロによって、魅力的で多彩な物語が紡がれています。
レコーディング・セッションにも訪れて解説のエッセイを寄稿しているのは、ブリュッヘンの長年の友人でもあったというオランダの人気小説家アンナ・エンクヴィスト(Anna Enquist)です。

Chandos
CHAN-20118(1CD)
ハイドン:オルガン協奏曲集
協奏曲第1番ハ長調 Hob.XVIII:1(オルガンとオーボエを伴う弦楽オーケストラのための)
協奏曲第6番ヘ長調 Hob.XVIII:6(ヴァイオリン、オルガンと弦楽オーケストラのための)*
協奏曲第2番ニ長調 Hob.XVIII:2(オルガンと弦楽オーケストラのための)
イアン・クイン(Org)、
ソフィー・ジェント(Vn)*、
ジョナサン・コーエン(指)
アルカンジェロ

録音:2019年3月19日−22日、セント・メリー教区教会(サウス・ウッドフォード、ロンドン)
イアン・クインは、アメリカ、ニュー・メキシコ州のセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督を務め、英米の多くの大学や教会で音楽を教えているウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家。Chandosでは、「ロシア」、「アメリカ」、「北欧」など様々なテーマに沿ったユニークなオルガン作品集をリリースしてきました。久しぶりとなる新録音は、ハイドンのオルガン協奏曲集。
伴奏は、イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」が務めます。ヴァイオリンとオルガンのための二重協奏曲である第6番では、アルカンジェロの他、ラ・プティット・バンド、レトロスペクト・トリオ、イル・ガルデリーノ、水戸芸術館専属SQ「ミト・デラルコ」など多くのピリオド・アンサンブルで活躍してきた名手ソフィー・ジェントが共演します。

Caro Mitis
CM-0062005(1SACD)
デリケートなシュトラウス〜R・シュトラウス:オーボエのための作品集
わが子に Op.37-3(オーボエ&オーケストラ版/ミハイル・ウトキン編)
ロマンツェ ヘ長調(オーボエ・ダモーレ&オーケストラ版)
オーボエ協奏曲
歌劇「カプリッチョ」Op.85より 前奏曲
明日の朝 Op.27-4(オーボエ&オーケストラ版/ミハイル・ウトキン編)
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2005年11月12日−15日、RTRスタジオ5(モスクワ)
オリジナル作品はもちろんのこと、アレンジを駆使し幅を広げるなど膨大なレパートリーを誇るロシアの奇才オーボイスト、アレクサンドル・ウトキンの代名詞の1つでもあるR・シュトラウス作品集。
晩年の傑作であるオリジナルの「オーボエ協奏曲」をメインに据え、オーボエ、オーボエ・ダモーレのためのアレンジを組み合わせたプログラムには、さすがウトキンと唸らされること請け合いです。若き日の作品であるクラリネットとオーケストラのために書かれた「ロマンツェ」のオーボエ・ダモーレでの演奏は、オリジナルがこちらではないかと思わせてくれる完成度です。
Caro Mitis
CM-0052003(1SACD)
ボルトニャンスキー:ロシアン・アルバム
2つのオーボエ,2つのホルンとファゴットのための行進曲 ハ長調
ピアノ,ハープ,2本のヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバ,ファゴットとチェロのための協奏交響曲変ロ長調
チェンバロ・ソナタ第3番へ長調
チェンバロ・ソナタ第1番変ロ長調
チェンバロ・ソナタ第2番ハ長調
ピアノ,ハープ,ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのための五重奏曲ハ長調
チェンバロ協奏曲より 第1楽章(Allegro)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(ピリオド楽器)

録音:2003年10月15日−23日、RTRスタジオ5(モスクワ)
師であるガルッピを追う形でイタリアへと渡り、同地でオペラ作曲家として大成した古典派時代のロシアを代表する作曲家の1人、ドミトリー・ボルトニャンスキー(1751−1825)。
ここでロシアの才気あふれるピリオド・オーケストラが取り上げているのは、イタリアからロシアへと帰国した後に作曲されたボルトニャンスキーの「ロシア」での作品群で世界初録音。合唱協奏曲(合唱聖歌コンチェルト)の作曲家として知られるボルトニャンスキーの足跡をたどる興味深いプログラムです。
Caro Mitis
CM-0022006(1SACD)
ヨハン・クリスティアン・バッハ:作品集
協奏交響曲ト長調(C.45;T.286/4)
五重奏曲ト長調 Op.2(B.66;T.310/9)
六重奏曲 Op.3(B.78;T.302/1)
交響曲(シンフォニア) ト短調 Op.6-6(C.16a;T.276/3)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2006年−2007年
大バッハの末子とモスクワの精鋭ピリオド・オーケストラがコネクト!ロシアにおける古典派音楽の発掘を進めてきたプラトゥム・インテグルムが、ドイツ古典派、バッハ一族の天才の作品を取り上げた注目盤。
オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが活躍する「協奏交響曲」や、「交響曲(シンフォニア)」などJ.C.バッハの様々なスタイルの音楽を、プラトゥム・インテグルムの艶やかなサウンドで愉しませてくれます。「協奏交響曲」を除き世界初録音。
Caro Mitis
CM-0032003(1SACD)
バッハ:オーボエ作品集 Vol.2
管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066
オーボエとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV.1030b
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
イタリア協奏曲 BWV.971
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2003年9月22日−28日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ここでの「オーボエのための編曲作品」に選ばれたのは、「2本のヴァイオリンと弦楽、通奏低音のための協奏曲 BWV.1043」!
「オーボエとヴァイオリン版」の「BWV.1043」では、ウトキンのオーボエと手兵エルミタージュOの第1ヴァイオリン、ピョートル・ニキフォロフが、艶やかな音色で素晴らしいアンサンブルを披露。
ボーナストラックの「イタリア協奏曲(同オーケストラのチェンバリスト、アンナ・カルペンコの演奏です)」も含め、聴きごたえ十分のバッハ・アルバムです。
Caro Mitis
CM-0032004(1SACD)
オーボエシュピッツェ〜モーツァルト:オーボエのための作品集Vol.1
オーボエ、ヴァイオリン、2本のヴィオラとチェロのための五重奏曲ト短調 K.516
オーボエとオーケストラのためのアンダンテ変ロ長調 K.315
オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2004年2月、RTRスタジオ5(モスクワ)
ウトキンのモーツァルト・アルバム第1集、使用楽器はフランスの老舗メーカー、F・ロレー社のオーボエ!
モーツァルトでも様々な仕掛けを用意したウトキン。自らの編曲による「五重奏曲 K.516」と「アンダンテ K.315」はともに世界初録音。
「オーボエ協奏曲」も含め、ウトキンのロシアン・オーボエ・サウンドが光ります。
Caro Mitis
CM-0042006(1SACD)
もしハイドンがオーボエのために書いたならばVol.1
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調 Hob.I:105
ディヴェルティメント イ長調 Hob.XV:35
オーボエ協奏曲ハ長調 Hob.VIIg:C1
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2006年4月、RTRスタジオ5(モスクワ)
古典派の大巨匠ハイドンが他の楽器(弦楽器など)のために書いた作品を、もし「オーボエ」のために書いていたら・・・?という奇才アレクセイ・ウトキンならではの好企画の第1弾。
オリジナルの「協奏交響曲」と「オーボエ協奏曲(作曲者不詳?)」に挟むのは、「鍵盤楽器、ヴァイオリンとチェロのためのディヴェルティメント」を、オーボエ・ダモーレのための編曲したヴァージョン!もし、ハイドンがこの「Hob.XV:35」をオーボエのために書いていたならば・・・と感じずにはいられない興味深い仕上がりです。
Caro Mitis
CM-0082006(1SACD)
オーボエシュピッツェ〜モーツァルト:オーボエのための作品集Vol.2
五重奏曲第2番ハ短調 K.406(原曲:弦楽五重奏曲)
協奏交響曲変ホ長調 K.364(アレクセイ・ウトキン編、フルート、オーボエ&管弦楽版)
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
マリア・チェプリナ(Fl)、
ピョートル・ニキフォロフ(Vn)、
ゾヤ・ニェヴォリナ(Vn)、
リディヤ・フィミナ(Vn)、
エカテリーナ・ドシナ(Vc)、
エルミタージュ室内O

録音:2006年8月&12月、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアが世界に誇る奇才オーボイスト、アレクセイ・ウトキンが繰り出すモーツァルトの作品集第2巻は、2つの「編曲」作品!
管楽セレナード K.388から編曲された弦楽五重奏曲第2番 K.406をさらにオーボエが主役を務める形にアレンジしてしまった「K.406」。
さらには、オーボエを含む木管楽器が活躍する「K.297b」がありながらも、あえてヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲交響曲「K.364」をオーボエとフルートのために編曲してしまったという大胆企画!まさにウトキンの面目躍如、やりたい放題(?)のユニークなモーツァルトです。

ANALEKTA
AN-29262(1CD)
新しいユダヤの音楽 Vol.2〜アズリエリ音楽賞
ケリー=マリー・マーフィー:イン・ザ・ダークネス・オール・イズ・ワン(独奏ハープ、独奏チェロと管弦楽のための)
アヴネル・ドルマン:ヴァイオリン協奏曲第2番 「Nigunim」
スルール・アービング・グリック:ソロモンの雅歌より7つの絵画(フランソワ・ヴァリエール編曲/ソプラノ独唱、ピアノと弦楽オーケストラのための)
ボリス・ブロット(指)、
モントリオール・クラシックO、
クーロワール、
ララ・セント・ジョン(Vn)、
シャロン・アズリエリ(S)

録音:2019年3月、モントリオール(カナダ)
カナダのソプラノ歌手でもあるシャロン・アズリエリ博士が創設したアズリエリ財団によるユダヤ音楽のための作曲コンクール「アズリエリ音楽賞(the Azrieli Music Prizes (AMP))」(2020年からは新しく「カナダ音楽部門」も新設)の作品を録音する「新しいユダヤの音楽」シリーズ第2弾。
2018年の受賞者、ケリー=マリー・マーフィー(Azrieli Commission受賞)、アヴネル・ドルマン(Azrieli Prize受賞)の世界初録音作品を収録。ドルマンのヴァイオリン協奏曲ではカナダの麗しきヴァイオリニスト、ララ・セント・ジョンがソロを担当。

Discovery
DMV-119(1CD)
ガニング:ヴァイオリン協奏曲
チェロ協奏曲/バードフライト
ハリエット・マッケンジー(Vn)、
リチャード・ハーウッド(Vc)、
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO

録音:2015年9月28日−29日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン
「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として有名なイギリスの映画&TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演シリーズ。「21世紀のヴァイオリン協奏曲集」(NI 6295)など現代のコンチェルト録音で実績のあるハリエット・マッケンジー(Vn)、メジャー・レーベルで活躍してきたリチャード・ハーウッド(Vc)がソロを務める2つの協奏曲。

Onyx
OPWBOX-01(3CD
日本のみの限定盤
ピーター・ウィスペルウェイ〜コンチェルト・レコーディングス
■CD1〜ウォルトン:チェロ協奏曲*
ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ウォルトン:無伴奏チェロのための10のパッサカリア
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番より シャコンヌ
■CD2〜ブリテン:チェロ交響曲 Op.68*
無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
■CD3〜ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
ベルリオーズ:劇的交響曲 「ロメオとジュリエット」 より 愛の情景
サン=サーンス:チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.119
■CD1
ジェフリー・テイト(指)シドニーSO*
録音:2007年8月、シドニー・オペラ・ハウス(オーストラリア/ライヴ)*/2008年8月、オンデル・デ・リンデン(オランダ)
■CD2
金聖響(指)フランダースSO*
録音:2009年11月29日デ・シンヘル(ベルギー/ライヴ録音)*/2010年1月21日、メノー派教会(オランダ)
■CD3
金聖響(指)フランダースSO
録音:2012年12月5日、9日、11日、デ・シンヘル(ベルギー)
Channel ClassicsからOnyxへと移籍したチェロの超人ピーター・ウィスペルウェイが録音したこの3つのアルバム、「ウォルトン」、「ブリテン」、「ラロ&サン=サーンス」の協奏曲録音(+いくつかの無伴奏チェロ作品)がセットなったお買い得BOXセットです。

LAWO Classics
LWC-1173(1CD)
プーランク 協奏曲集
プーランク:ピアノ協奏曲*
2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調**
オルガン,弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調†
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)*/** 
ホーヴァル・ギムセ(P)**
コーレ・ノールストーガ(Org)† 
ノルウェー放送O
トマス・セナゴー(指)*/** 
ペーテル・シルヴァイ(指)†

録音:2012年1月23日−25日、ノルウェー放送コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)*/2011年1月27日−28日、ノルウェー放送コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)**/2012年10月13日オスロ大聖堂(ノルウェー)†
スカルラッティ、モーツァルト、シューマン、ショパン、ブラームス、シンディング、現代ノルウェーと、幅広い時代の作品を手がけ、ノルウェーの音楽シーンに新しい風をもたらしたクリスチャン・イーレ・ハドラン(b.1983)が2曲のピアノ協奏曲を弾き、ハドランに先立つ世代の「ナンバーワン」ピアニスト、シベリウスのピアノ作品の全曲録音で国際的に知られアルヴェ・テレフセンやトルルス・モルクが信頼を寄せるホーヴァル・ギムセ(b.1966)が、2台の協奏曲の第2ピアノ。2009年から2012年までノルウェー放送O(KORK)の首席指揮者を務めたトマス・セナゴー(スナゴー) (b.1969)が、2曲の指揮をしています。オルガン協奏曲は、オスロ大聖堂で録音が行われました。大聖堂オルガニストのコーレ・ノールストーガ(b.1954)のソロ、ベートーヴェンから後期ロマンティシズムの音楽を主なレパートリーとし、現代ノルウェー音楽の初演や録音を数多く任せているペーテル・シルヴァイ(b.1971)の指揮による演奏です。


GRAND SLAM
GS-2199(1CD)
アニア・タウアー/放送録音集

(1)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
(2)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
(3)シューマン:チェロ協奏曲
(4)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
(5)マルセル・ドラノワ:抒情的スケッチ
アニア・タウアー(Vc)
(1)ハンス・ミュラー=クライ(指)、シュトゥットガルトRSO
(2)クリストフ・シュテップ(指)、シュトゥットガルトRSO
(3)クラウス・ペーター・ザイベル(指)、ニュルンベルクSO
(4)(5)ヘルムート・シュルテス(P)

録音:(1)1966年3月3日シュトゥットガルト、SDR、フンクスタジオ
(2)1967年6月29日シュットットガルト、SDR、フンクスタジオ
(3)1965年7月15日ニュルンベルク、マイスタージンガーハレ
(4)1962年4月28日バイエルン放送、スタジオ・フランケン
(5)1962年10月23日バイエルン放送、スタジオ・フランケン
録音方式:ラジオ放送用録音((1)(2)ステレオ、(3)(4)(5)モノラル)
■制作者より  
不世出の天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレと同じ1945年に生まれ、そのデュ・プレと同じく短命だったドイツの名女流チェリスト、アニア・タウアー (1945-1973)。短期間の活動ゆえに正規録音は非常に少なく、このディスクに収録された放送録音は非常に貴重な記録です。これらすべては正規録音 には含まれないも演目であり、かつ国内初登場となります。タウアーのダイナミックで情熱的な演奏はデュ・プレに匹敵するもので、注目の発売です。また、 従来からタウアーの最期については謎や噂などが飛び交っていただけで、詳細は明らかではありませんでしたが、この解説書ではそれらがすべて明らかに されています。また、既存盤では収録場所が不明でしたが、これらも最新の調査により判明しています。2トラック、38センチのオープンリール・テープ 復刻で、サン=サーンスとチャイコフスキーがステレオ、その他はモノラルです。珍しいプライヴェート写真も掲載されています。(平林直哉)

Ars Produktion
ARS-38234(1SACD)
スパイス!パフューム!トキシン!
アヴネル・ドルマン(1975-):スパイス、パフューム、トキシン![香辛料!香水!毒素!](2人の打楽器奏者と管弦楽の為の協奏曲)*
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ダン・タウンセンド、
アーロン・レイエンデッケルス(打楽器*)
北西ドイツPO
マルクス・フーバー(指)

録音:2017年1月10-12日、シュタットパルク・シュッツェンホーフ、ヘルフォルト、ドイツ
アヴネル・ドルマンはイスラエルの作曲家。

Linn
CKR-555(1CD)
NX-B09
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」 Op.32(1835年版)
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
イングリット・フリッター(P)
アントニオ・メンデス(指)
スコットランド室内O

録音:2015年11月3-6日
ロイヤル・コンサートホール、英国グラスゴー
※旧品番:CKD555
アルゲリッチが認めたピアニストの一人、アルゼンチン出身のフリッターによるシューマンとメンデルスゾーン。 広く人気のあるシューマンの協奏曲ですが、メンデルスゾーンの詩情豊かな美しさとヴィルトゥオーゾ性もそ れに負けないもので、フリッターの確かな技術とリリカルな歌心が大きな聴きものです。指揮のメンデスはス ペインの若手注目株。トランペット、ホルンとティンパニに古楽器を使用しています。序曲「静かな海と楽し い航海」のデジタル音源ダウンロード付き。SACDハイブリッドであったCKD555の通常CDでの再発売で す。

オクタヴィア
OVCT-00163(1CD)
税込定価
2019年9月18日発売
カプースチンピアノ作品全曲録音V
ピアノ協奏曲 第5番Op.72*
10のインヴェンションOp.73
カプリチオ Op.71
六重奏曲「イントラーダとフィナーレ」 Op.79
川上昌裕 (P)
飯森範親(指)日本センチュリーSO*
大塚茜(Fl)、吉川直貴(Ob)
菊池武文(Va)、佐藤洋嗣(Cb)
重本遼大郎(ドラム)

録音:2018年11月15日 大阪、ザ・シンフォニーホール(協奏曲/ライヴ)
2019年2月25-26日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)(ソロ&六重奏/セッション)
カプースチンピアノ作品全曲録音プロジェクト第3弾は、協奏曲と六重奏曲がプラスされ たダイナミックなプログラムとなっています。 オーケストラが奏でる豊かなサウンドと、ピアノの躍動的なタッチが絡み合う協奏曲第5 番は、飯森範親・日本センチュリー響との日本初演ライヴ。明るく華やかな響きに、リズミ カルなジャズの要素も加わり、カプースチンの魅力がたっぷり詰めこまれた傑作です。 全ての収録曲が世界初録音となる資料的価値も高い1枚。このアルバムを聴き終わった 頃には、あなたもカプースチンの虜となっているでしょう。(オクタヴィア)

BIS
BISSA-2333(1SACD)
(1)ジェイムズ・マクミラン(1959-):トロンボーン協奏曲(2016)
(2)テオ・ファーベイ(1959-):「リート」〜トロンボーンとオーケストラのための(2007)
(3)ベリオ:「ソロ」〜トロンボーンとオーケストラのための(1999/2000改編)
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン;Courtois 420 Legend)、
ロイヤル・コンセルトヘボウO、
(1)イヴァン・フィッシャー(指)、
(2)マルクス・シュテンツ(指)、
(3)エト・スパンヤールト(指)

ライヴ録音:(1)2017年4月20、21&23日、(2)2007年9月18&19日、(3)2014年12月16&17日
コンセルトヘボウ(アムステルダム)
名門ロイヤル・コンセルトヘボウOの自主レーベルRCO LIVEの好評シリーズ、同時代音楽を取り上げる “ホライズン” からのライセンス盤で現代屈指のトロンボーン奏者、ヨルゲン・ファン・ライエンが現代トロンボーン協奏曲3篇を披露しております。
スコットランド出身の作曲家、ジェイムズ・マクミランのトロンボーン協奏曲は、ヨルゲン・ファン・ライエンがマクミランにトロンボーンのための協奏曲 を書いてほしいとお願いしたところ、元々トロンボーンという楽器に夢中だったマクミランは断ることなく作曲したといいます。5つのオーケストラの共同 委嘱作品として書かれ2017年4月にコンセルトヘボウで初演され好評となった作品です。
テオ・ファーベイはベルクのピアノ・ソナタをオーケストラ編曲するなどでも有名な作曲家。2007年作曲の「リート」ではファーベイの個性が発揮さ れた意欲作です。そして、20世紀イタリアを代表する作曲家、ルチアーノ・ベリオの晩年の「ソロ」は1999年作曲の作品。ここでは翌2000年の改編 版で演奏されました。
ロッテルダム音楽院にてジョージ・ヴィーゲルに、リヨン国立高等音楽院にてミシェル・ベッケにそれぞれ師事したヨルゲン・ファン・ライエンは、ロッ テルダム・POの首席奏者を経て、1997年よりロイヤル・コンセルトヘボウOの首席奏者を務める世界トップクラスのトロ ンボーン奏者。ソロ活動やマスタークラスも積極的で日本での公演でも高い評価を得ております。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-60(1CD)
初期ステレオ録音集第3集
(1)ヴィヴァルディ(サーストン・ダート編):4台のチェンバロのための協奏曲 ニ短調 [ステレオ初出]
(2)ヴィヴァルディ(バッハ編)):4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065 [CDではステレオ初出]
(3)バッハ:3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV1064 [CDではステレオ初出]
(4)ジョージ・マルコム:4台のチェンバロのためのモーツァルトの主題による変奏曲 [ステレオ初出]
(5)スウェーリンク:『わが青春はすでに過ぎ去り』による変奏曲 [ステレオ初出]
(6)バード:W.ピーター氏のための第10パヴァーヌとガリヤード [ステレオ初出]
(7)フローベルガー:トッカータ第2番[ステレオ初出]
(8)パッヘルベル:シャコンヌ [ステレオ初出]
(9)バッハ:カンタータ第6番『留まってください、私たちと共に』 BWV6 [完全初出、ステレオ]
(1)〜(4)サーストン・ダート(Cemb)、
アイリーン・ジョイス(Cemb)、
ジョージ・マルコム(Cemb)、
デニス・ヴォーン(Cemb)、
ボリス・オルド(指)プロ・アルテO
(5)〜(8)ラルフ・カークパトリック(Cemb)
(9)マージョリー・トーマス(C.A)
デイヴィッド・ガリヴァー(T)
オズボーン・ピーズグッド(Org)
ヒューバート・ダウクス(Cemb)
エドワード・セルウィン(コーラングレ)、
バッハが、
ジャックスO、レジナルド・ジャックス(指)

録音:(1)〜(4)1956年10月12-13日、
(5)〜(8)1956年8月10-12日、
(9)1954年11月5日/アビーロード第1スタジオ
FHR-58、FHR-59に続く、Archive of Recorded Sound(ARS)と協力しての制作でEMI最初期ステレオ録音を発売するシリーズの3作目。今回は往 年の古楽演奏を集めた1枚。ステレオ初出など、それぞれが貴重な音源でありながらリマスターの素晴らしさも特筆で、マニア垂涎の内容となっています。 英国の著名な学者であり演奏家であったダートがヴィヴァルディのOp.3-11(バッハがオルガン独奏に編曲したあの作品です)を4台チェンバロ協奏曲に編 曲したものや、当時の音楽界にチェンバロという楽器をもたらした存在の1人であり指揮者、ピアニスト、作曲家として活躍したジョージ・マルコムの『4台の チェンバロのためのモーツァルトの主題による変奏曲』はかなりマニアックな作品。前者は原曲のソロがヴァイオリン2台なので編曲にあたりかなり音を追加し、 ソロ間の掛け合いも増やしています。後者は強烈な演奏効果を持った、今ではある種異常な感覚すら覚える壮大華麗な作品。豪勢なモダン・チェンバロの饗宴 に心が躍ります。他にもスカルラッティの作品番号でもおなじみのカークパトリックなど往年の名手の聴き応えある演奏などを収録。ふくよかで力強く懐かしいオー ケストラの響きと、ギラギラしたモダン・チェンバロの目の醒めるような響きが織りなす、今ではまず聴けない粋な古楽演奏が存分に楽しめます。 ブックレットの解説は、現在非凡なるチェンバリストとして名をあげているマハン・エスファハニが書いています(日本語訳はついておりません)。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186817(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1集
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
(3)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(4)ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲
※全てのカデンツァ:ベートーヴェン
イノン・バルナタン(P)、
アラン・ギルバート(指)、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(4)ステファン・ジャッキーヴ(Vn)、
(4)アリサ・ワイラースタイン(Vc)

録音:(1)-(3)2015年12月、(4)2017年9月/エア・スタジオ内リンドハースト・ホール(ロンドン)
1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、 マリア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーに師事し研鑽を積みました。その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニックの 初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏するなどア メリカを中心に活動の場を広げていきました。
バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、鍵 盤楽器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほぼ完璧な 均衡を成している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。
共演はニューヨーク・フィルハーモニックの定期公演デビュー時より厚い信頼を寄せるアラン・ギルバートの(指)オーケストラはイギリスの名門アカデ ミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズです。ソリストに寄り添い、個性を発揮させながらギルバートの巧みな指揮が冴えわたります。当録音の ピアノ協奏曲3篇は2015年12月ですがバルナタンはその翌月2016年1月に来日を果たしギルバート(指)東京都SOとの共演でベートーヴェンのピ アノ協奏曲第3番を披露し絶賛を博しました。その後バルナタンは2017年4月、2018年6月と来日しており日本の聴衆にその名が知られるようになりました。
三重協奏曲では注目の若手ヴァイオリニスト、ステファン・ジャッキーヴ、そして室内楽で長きに渡り共演を果たしているチェロのアリサ・ワイラースタイン という豪華メンバーで実現しました。まさに阿吽の呼吸から生まれる伸びやかな表現力で聴かせます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4236(1CD)
(1)ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33(1876)
(2)マルティヌー):ピアノ協奏曲第4番「呪文」 H.358(1956)
イヴォ・カハーネク(P)
ヤクブ・フルシャ(指)、バンベルクSO

録音:(1)2017年10月4&5日(セッション)、(2)2019年1月17-19日(ライヴ)/
バンベルク・コンサート・コングレス・ホール「ヨーゼフ・カイルベルト・ザール」
ドヴォルザーク唯一のピアノ協奏曲は1876年に作曲されたものの何度も書き換えられました。1883年に改訂版が完成。作曲を依頼し作品を献呈されたカレ ル・スラフコフスキーのピアノによって演奏されました。ヴァイオリン協奏曲にくらべて演奏頻度が少ないもののドヴォルザークの作品を知るうえでかかせない作 品といえましょう。
カップリングはスプラフォン・レーベルが力を注いで新録音をリリースしているチェコの作曲家、ボフスラフ・マルティヌーです。マルティヌーは生涯400作に も及ぶ作品を残した多作曲家として知られ、ピアノ協奏曲は5つ作曲されております。「呪文」と題された第4番はチェコを代表する大ピアニスト、ルドルフ・フィ ルクシュニーの委嘱により作曲された作品。オーケストラを縮小し、打楽器やハープを加えている興味深い協奏曲です。 ピアノのイヴォ・カハーネクは感情の豊かさと深さで評価されている演奏家で、サイモン・ラトルが2014年11月のベルリン・POのコ ンサートにてソリストに指名するなど、ヨーロッパを中心に活躍を場を広げているチェコ期待の星です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902601(1CD)
C.P.E.バッハ:作品集
オーボエ協奏曲 変ホ長調 H.468, Wq. 165
管楽器、弦と通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調 H. 656, Wq. 181
オーボエ協奏曲 変ロ長調 H. 466, Wq. 164
2つのオーボエ,2つのホルン,弦と通奏低音のためのシンフォニア ト長調 H. 655, Wq. 180
ベルリン古楽アカデミー
クセニア・レフラー(Ob(1)(3))
18世紀中頃、「真の天才」C.P.E.バッハに魅了されていたベルリンの聴衆たちは、彼の書く協奏曲を貪欲に聴いていました。これらの作品はソリスト に超絶技巧と高度にバランスのとれた音楽性を要求する難曲ばかりですが、ここではベルリン古楽アカデミーのオーボエ奏者であるレフラーが、仲間たち の強力にして万全な共演を得て、素晴らしいソロを展開しています。 (Ki)


MELO CLASSIC
MC-2036(1CD)
ローラ・ボベスコ/放送録音集
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041
(3)ヴィターリ(ゲンティ編):シャコンヌ(管弦楽伴奏版)
ローラ・ボベスコ(Vn)
ハンス・ミュラー=クライ(指)シュトゥットガルト南ドイツRSO
録音:(1)1960年6月10日、(2)(3)1957年7月5日
西ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音(モノラル)
ローラ・ボベスコ(1921-2003)は、ルーマニア生まれで後半生をベルギーを拠点とし活躍したヴァイオリニスト。彼女の奏でるヴァイオリンには貴婦人のような優雅さが漂、熱狂的なマニアがいます。1980年に初来日するとその素晴らしさが大きな話題となり、如としてボベスコ・ブームが巻き起こった。このCDにはシュトゥットガルトでの放送用音からベートーヴェンとバッハの協奏曲とヴィターリが収録されています。ことにベートーェンが素晴らしい。ボベスコの優美なヴァイオリンの調べは伸びやかに聞く者を包み福感を覚えさせる。モノラルながら録音も良い。meloclassicのすべてのCDに言えるこだが、モノラル音源にステレオ・プレゼンスを付け加えるような余計な加工をすることな、録音本来の音をそのままCDにしているのもありがたい。バッハとヴィターリも秀演。
MELO CLASSIC
MC-1041(2CD)
ハリウッド・ボウルでのギーゼキング
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op54
(2)ラヴェル:海原の小舟,
 オンディーヌ,道化師の朝の歌
(3)R.シュトラウス(ギーゼキング編):セレナーデOp17-2
(4)ドビュッシー:月の光
(5)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op18
(6)シューベルト:即興曲第3番変ロ長調D935
 即興曲第4番変イ長調D899
(7)メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチョーソOp14
(8)D.スカルラッティ:ソナタニ短調K9
(9)メンデルスゾーン:無言歌ホ長調Op19-1
(10)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op16
(11)カステルヌオーヴォ=テデスコ:糸杉Op17
(12)スコット:ハスの国(桃源郷)Op47-1
(13)ドビュッシー:アラベスク第1番,
 アラベスク第2番,
 ゴリウォーグのケークウォーク
(14)グリーグ:トロールの行進Op54-3
ワルター・ギーゼキング(P)
(1)エーリヒ・ラインスドルフ(指)ロサンジェルスPO
(5)(10)アイズラー・ソロモン(指)ロサンジェルスPO

録音:(1)-(4)1955年8月23日、
(5)-(9)1956年8月16日、
(10)-(14)1956年8月23日
全てロサンジェルス・ライヴ
ワルター・ギーゼキング(1895-1956)が、米国、ロサンジェルスのハリウッド・ボウルで行った野外演奏会でのライヴ録音。すべて世界初出と思われます。ことに1956年8月23日のグリーグのピアノ協奏曲は、スタジオ録音とはかなり異なった、聴衆を前にして燃えるギーゼキングのかなり激しい演奏に驚かされます。一方1955年8月23日のシューマンの協奏曲はエーリヒ・ラインスドルフの理知的な音楽性にピタリとあった密度の濃い演奏。さらにギーゼキングが得意としながら戦後の録音が発掘されなかったラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がありがたい(ただしオーケストラが不鮮明)。独奏小品はいずれもギーゼキングの十八番ばかりだが、カステルヌオーヴォ=テデスコとスコット、そしてもしかしたらグリーグのトロールの行進は、ギーゼキングの演奏としては初めて世に出たものかもしれない。音質は1950年代半ばの米国のライヴ録音の標準というところ。
MELO CLASSIC
MC-2034(2CD)
エリック・フリードマン/フランスでのライヴ録音集1965-1968年
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(3)ヴィターリ:シャコンヌト短調
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調L148
ベートーヴェン:ロマンスヘ長調Op.50
カステルヌオーヴォ=テデスコ:海のささやき
パガニーニ:無窮動Op.11
ワックスマン:カルメン・ファンタジー
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001〜フーガ
エリック・フリードマン(Vn)
(1)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)ORTFPO
(2)セルジュ・ボド(指)ORTFPO
(3)ジョセフ・シーガー(P)

録音:(1)1965年9月12日フランス,ブザンソン・ライヴ
(2)1966年2月25日フランス,パリ・ライヴ
(3)1968年3月5日フランス,パリ・ライヴ
エリック・フリードマン(1939―2004)は米国、ニュージャージー州ニューアーク生まれのヴァイオリニスト。6歳でジュリアード音楽院に入学するという神童で、ナタン・ミルシテインとヤッシャ・ハイフェッツから個人レッスンを受けていた。特にハイフェッツはフリードマンを可愛がり、1961年のバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲の録音で彼を第2ヴァイオリンに取り立てています。1966年のチャイコフスキー国際コンクールで第6位に入賞。国際的に大活躍をしていたが、脂が乗り切るというところの1986年、テキサス州のハイウェイで自動車事故で腕を負傷、演奏活動を断念して教職に転進した。この2CDには1960年代半ば、彼の20代後半の録音が集められています。高度に安定した技巧と自身に満ちた演奏は実に快い。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲では若き日のヴォルフガング・サヴァリッシュが伴奏指揮を受け持っています。
MELO CLASSIC
MC-2037(1CD)
オッシ・レナルディ/カーネギー・ホールでのライヴ録音集
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(3)エルンスト:ヴァイオリン協奏曲嬰ヘ短調Op.23
オッシ・レナルディ(Vn)
(1)(2)レオン・バージン(指)ナショナル・オーケストラル・アソシエイション
(3)エルノ・ラペー(指)ラジオ・シティSO

録音:(1)1939年1月23日、(2)1945年4月15日以上,カーネギー・ホール,ニューヨーク・ライヴ
(3)1941年9月28日シティ・ラジオ・ミュージック・ホール・ライヴ
オッシ・レナルディ(1920-1953)はウィーン生まれのヴァイオリニスト。本名はオスカー・ライスだが、それをイタリア風に崩した芸名を用いた(したがって米国のラジオ放送でもイタリア語風にオッシ・レナルディと発音している)。音楽的環境のない家庭だったにもかかわらず、幸運にもヴァイオリンのレッスンを受けるや、瞬く間に才能を発揮し、9歳でムジークフェラインザールで初舞台を踏む。ナチの台頭から米国に移住し、第二次世界大戦中から戦後へと人気を博した。さらなる飛躍が期待されたのだが、1953年12月3日、交通事故で悲劇的な死を迎えた。33歳という若さだった。このためレナルディの録音はとても少なく、ことに協奏曲はDECCA録音のブラームスしかなかった。今回、meloclassicがチャイコフスキー、ブラームス、エルンストの3曲の協奏曲の音源を発掘、レナルディの実像に一歩近付くことができるようになった。卓越した技術にウィーン生まれならではの甘い美しさがバランスよく融合した演奏はとても魅力的で、改めて早世が惜しまれます。音質は芳しくないものの、いずれも貴重。ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865)はパガニーニの後継者と讃えられた19世紀半ばのヴァイオリニスト。
MELO CLASSIC
MC-2038(1CD)
歴史的なフランスのヴァイオリニストたち
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
(3)ショーソン:詩曲Op.25
(1)ジャニーヌ・アンドラード(Vn)
(1)フランツ・コンヴィチュニー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
(2)(3)ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)
(2)ハンス・ロスバウト(指)バーデン=バーデン南西ドイツ放送O
(3)ハンス・ロスバウト(指)フランクフルト国営放送O

録音:(1)1959年11月8日西ドイツ,シュトゥットガルト・ライヴ
(2)1951年1月28日西ドイツ,バーデン=バーデン放送用スタジオ録音
(3)1937年6月22日ドイツ,フランクフルト・ライヴ
フランスの3人のヴァイオリニストの貴重な録音を収録。ジャニーヌ・アンドラード(1918-1997)はフランス、ブザンソン生まれのヴァイオリニスト。1歳下のジネット・ヌヴーとパリ音楽院の同級生で、二人は音楽院で同じ1位を得た。第二次世界大戦後に国際的に演奏活動を広げ、1954年秋には来日もしています。丹精に弾き込むヴァイオリニストで派手さはないが味わい深い。1972年に深刻な卒中に倒れ、亡くなるまで療養生活を送った。1950、60年代に活躍したわりには録音は少ない。ドイツの巨匠フランツ・コンヴィチュニーが手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOを指揮して伴奏したこのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、アンドラードの数少ない録音の中でも特に重要なものだ。ジャンヌ・ゴーティエ(1898-1974)はパリ近郊アニエール生まれのヴァイオリニスト。天才少女として名を馳せ、パリ音楽院で学んだ後、両大戦間に高い人気を得た。しかし1939年にオーストラリアへの楽旅の途中で第二次世界大戦に巻き込まれ帰国できず、オーストラリアに5年以上も留まり、1945年にようやく帰国すると両親も兄弟も亡くなっていたという悲劇に遭う。残された録音は非常に少なく、バッハもショーソンも貴重なもの。
MELO CLASSIC
MC-2039(2CD)
ベルリン・フィルの伝説的コンサートマスターたち
(1)シュポア:ヴァイオリン協奏曲第9番ニ短調Op.55
(2)スーク:ウン・ポコ・トリステOp.17-3、
 ブルレスカOp.17-4
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ=カプリーチェOp.6
サン=サーンス:ハバネラOp.83
ブロッホ:ニーグン第2番
(3)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(4)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
(5)ラロ:スペイン交響曲
(6)プニャーニ:ラルゴ・エスプレッシーヴォ
 ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
ヴィエニャフスキ:伝説Op.17
(7)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調L148
(1)(2)フーゴ・コルベルク(Vn)
(1)カール・シューリヒト(指)南ドイツRSO、
(2)フーベルト・ギーゼン(P)
(3)-(7)ミシェル・シュヴァルベ(Vn)
(3)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)北ドイツRSO
(4)マリオ・ロッシ(指)ケルンWDR響
(5)ルドルフ・ミヒ(指)ザールラントRSO
(6)クルト・ヘルリンガー(P)、
(7)ヴァルター・カンパー(P)

録音:(1)1958年4月11日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音、(2)1956年12月6日シュトゥットガルト,ウンターテュルクハイム、(3)1965年10月20日,ハノーファー・ライヴ、(4)1962年2月19日,ケルン放送用スタジオ録音、(5)1964年3月23日,ザールブリュッケン放送用スタジオ録音、(6)1952年10月11日,ケルン放送用スタジオ録音、(7)1959年12月10日放送用スタジオ録音
ベルリン・フィルでコンサートマスターを務めた二人のヴァイオリニストの録音を収録。フーゴ・コルベルク(1898-1979)は、ポーランドのワルシャワ生まれのヴァイオリニスト。7歳でスペイン国王アルフォンソ13世の前で演奏。ドイツ国籍を得た後、1934年にシモン・ゴルトベルクの後任としてベルリンPOのコンサートマスターに就任、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮の下で活躍した。しかし当時の妻がユダヤ人だったことから1939年に米国に移り、ピッツバーグSO、クリーブランドO、メトロポリタン歌劇場、ニューヨークシティ・オペラ、シカゴリリック劇場のコンサートマスターを歴任。1958年、ヘルベルト・フォン・カラヤン時代になったベルリンPOのコンサートマスターに復帰し、定年まで勤め上げた。コルベルクの独奏の録音はほとんど無いに等しかったところに、カール・シューリヒトとの共演が世に出るとは嬉しい。ミシェル・シュヴァルベ(1919-2012)は、カラヤン全盛期のベルリンPOのコンサートマスターとして名高い。彼もポーランド(ラドム)の生まれだが、1932年にパリに学びに移り、名前もフランス語風になっています。ユダヤ系だったため第二次世界大戦中はスイスに逃れ、スイス・ロマンドOのコンサートマスターを務める。1957年にベルリンPOのコンサートマスターに就任、1986年までの長きに渡って務め上げた。経歴のわりにフランス音楽の録音が少ないシュヴァルベだが、洗練された美しさの際立つラロ、ハンス・シュミット=イッセルシュテットと共演のサン=サーンス、ドビュッシーと彼の本領発揮の演奏が聞け、さらにグラズノフの協奏曲、祖国の偉大なヴィエニャフスキなど、とても盛りだくさんだ。
MELO CLASSIC
MC-3014(1CD)
ティボール・デ・マヒュラ/ドイツでの放送録音1944−1952年
(1)ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調G482
(2)シューマン:チェロ協奏曲
(3)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
(4)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
ティボール・デ・マヒュラ(Vc)
(1)ピエール・ライナーズ(指)放送交響楽団
(2)カール・ベーム(指)BPO
(3)ハンス・ロスバウト(指)バーデン=バーデンSWR響
(4)ハンス・ミュラー=クライ(指)南ドイツRSO

録音:(1)1944年4月3日オランダ,ヒルフェルスム放送用スタジオ録音、(2)1945年1月27日ドイツ,ベルリン放送用スタジオ録音
(3)1952年9月21日西ドイツ,バーデン=バーデン、(4)1952年9月27日西ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
ティボール・デ・マヒュラ(1912-1982)は、ハンガリーのコロジュヴァール(現在のルーマニアのクルジュ=ナポカ)生まれのチェリスト。当時の欧州の音楽家には珍しく米国に留学し、フィラデルフィアのカーティス音楽院で学んでいる。既にソリストとして高い名声を得ていた1936年、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのたっての要請でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任。1942年、フルトヴェングラーの指揮によるシューマンのチェロ協奏曲の録音が有名。1947年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者に転じ、1977年まで務めた。彼は独奏チェリストとしても素晴らしい技術と音楽性を備えており、ソリストとしてもっと注目されるべきだ。このCDに収録された4曲では特にハンス・ロスバウトと共演したサン=サーンスがとても冴えた演奏で素晴らしい。カール・ベームの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演したシューマンもデ・マヒュラの味が良く出ている。

ARCO DIVA
UP-0026(1CD)
NX-A14
オトマール・マーハ(1922-2006):作品集
スタラ・ヴラス「Patria Bohemorum-チェコの父なる大地」
変奏曲
ヴァイオリン協奏曲
イトカ・ソベハルトヴァー(S)
ドラホミラ・ドロブコヴァー(A)
ヴラティスラフ・クリツ(Br)
イヴァン・ジェナティ(Vn)
ウラディミール・ヴァーレク(指)
ミシェル・タバシュニク(指)
プラハ放送cho、プラハRSO
20世紀チェコで活躍した作曲家オトマール・マーハ。1962年にチェコスロヴァキア放送の最初の音楽監督に就任、音楽 番組の制作を行いながら、作曲活動を行いました。作品は交響詩や歌、室内楽作品から、テレビ番組用の音楽など多 岐にわたり、とりわけ合唱曲は広く人気を誇りました。前衛的な作風ではなく、どの作品も聴きやすく親しみやすい雰囲気 を持っています。1990年に初演されたオラトリオ「チェコの父なる大地」は彼の代表的な作品で、不気味な音の連続(ま るで大地を揺り動かすような)によって幕を開ける劇的な物語を楽しめます。色彩的な「変奏曲」、激しいヴァイオリンの 慟哭が印象的な「ヴァイオリン協奏曲」と、どれもが聞きごたえのある曲です。

ARCO DIVA
UP-0024(1CD)
NX-A14
ピアソラ/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン作品集
ピアソラ(1921-1992):エスクアロ(鮫)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「春」Op.8-1 RV269
ヴァイオリン協奏曲 ト短調「夏」Op.8-2 RV315
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「秋」Op.8-3 RV293
ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」Op.8-4 RV297
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
パヴェル・シュポルツル(Vn)
アレシュ・バールタ(Cemb)
オルドリッヒ・ヴルチェク(指)
ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ
ズデニェク・サルカ・ドヴォルザーク(G)
オンドレイ・スタジノカー(Cb)
ラデク・ポボリル(アコーディオン)
ミラン・スヴォボダ(P)

録音:2000年6月&7月
1973年チェコ生まれのヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツル。5歳でヴァイオリンを始めプラハ音楽院、プラハ音楽アカデ ミーでヴァーツラフ・スニーティに師事。アメリカに留学し更なる研鑽を積みました。2009年には「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ ジャポン」に登場、日本のファンを沸かせるなど世界中で活躍しています。彼は45曲以上の協奏曲を始めとした膨大なレ パートリーを持つだけでなく、クラシック以外のアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、様々なスタイルの音楽の素 晴らしさを伝えています。このアルヴァムはピアソラとヴィヴァルディの「四季」をひとまとめにしたもの。彼の情熱が伝わる刺激 的な演奏をお聴きください。

ONDINE
ODE-1334(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲集
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(第1楽章カデンツァ:ピアノ協奏曲 ニ長調 作品61aから転用)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ロビン・ティチアーティ(指)
ベルリン=ドイツSO

録音:2018年10月30-31日 、2018年11月16-17日
現代最高のヴァイオリニストの一人クリスティアン・テツラフと、「もっともエキサイティングな指揮者」ロビン・ティチアーティ。注目の2人が奏でるベー トーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲が登場! 2011年、シューマンとメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲の発売以来、ONDINEレーベルからバッハやブラームスなど数々の名演をリリー スしているテツラフですが、ベートーヴェンは2017年の「三重協奏曲」の録音のみ。テツラフにとってギーレン、ジンマンとの共演に次ぐ3度目の録 音となる「ヴァイオリン協奏曲」は2020年の“ベートーヴェン・イヤー”を控え、満を持しての強力リリースと言えるでしょう。なおカデンツァにこだわり を持つテツラフは、第1楽章にピアノ協奏曲ニ長調からのアレンジをしたものを置き(ティンパニが入るヴァージョン)、第2楽章と第3楽章は 自身のオリジナル・カデンツァを使用しているものと思われます。 同時収録のシベリウスにおいても、テツラフは抜群のテクニックと音楽性を発揮、終楽章では目が覚めるような快速テンポとユニークな解釈を聴 かせるなど、2つの作品の新たな魅力を聴き手に提示します。 バックを務めるティチアーティは2009/10シーズンから26歳でスコットランド室内Oの首席指揮者に就任、2014年にはグラインドボーン 音楽祭の音楽監督となりました。2017/18シーズンからはベルリン・ドイツSO(DSO)の音楽監督を務めるなど、高い評価を受ける俊 英です。この録音でも名門オーケストラを率いて、テツラフと真向から対峙、共に緻密な音楽を紡ぎだしています。

ORFEO
C-950191(1CD)
NX-B08
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番他
ヴァイオリン協奏曲 第2番BB117,Sz112(1937-1938)
ラプソディ 第1番BB94b,Sz87(1928-1929)
ラプソディ 第2番BB96b,Sz90(1928-1929/1935改訂)
バイバ・スクリデ(Vn)
アイヴィン・オードラン(指)
ケルンWDRSO

録音:2017年3月20-24日ケルン、フィルハーモニー
Orfeoレーベルにおけるバイバ・スクリデ8枚目のアルバムは、バルトークのヴァイオリンとオーケストラのための作品集。バ ルトークにとってヴァイオリンは、民族的要素を表現するための重要な楽器であり、数多くの色彩的な作品がヴァイオリ ンのために書かれています。ヴァイオリン協奏曲第2番は、1956年に「第1番」が発見される以前にはバルトーク唯一の ヴァイオリン協奏曲とみなされていた作品で、五音音階と十二音を駆使したエキゾチックな雰囲気を持つ躍動的な音 楽です。民謡素材をふんだんに用いた2曲のラプソディは更にユニークな作風。緩-急の2楽章で構成され、多彩な技 巧と五音音階が全曲に渡って取り入れられた難曲です。 ラトヴィア出身のスクリデは、この3曲に於いて実に共感溢れる演奏を繰り広げました。ゆったりとした楽章ではすすり泣 くような音色を聴かせ、速い楽章では熱狂的な凄みのある演奏を披露。また、バックを務めるノルウェー出身の指揮者 アイヴィン・オードランはオーケストラから粘り強い響きを引き出し、スクリデの演奏を引き立てています。

TOCCATA
TOCC-0535(1CD)
NX-B03
ハンス・ガル(1590-1987):ヴィオラのための作品集 第1集
ヴィオラとオーケストラのためのコンチェルタンテ組曲 Op.102a(194…世界初録音
ヴァイオリンとヴィオラのためのディヴェルティメント Op.90-3(1969)
ヴィオラとピアノのためのソナタ Op.101(1942)
オーボエ,ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲 Op.94(1941)…世界初録音
ハンナ・パッカラ(Va)、
レイヨ・トゥンカリ(Vn)
イリーナ・ツァーレンコヴァ(P)
高島拓哉(Ob)
サカリ・オラモ(指)
オストロボスニア室内O

録音:2018年9月29日、2018年10月14-17日、2019年3月2-3日、2019年2月26-28日
オーストリア出身の作曲家ハンス・ガル。ユダヤ系の他の作曲家たちと同じく、ナチス台頭に伴いヨーロッパを離 れ、イングランドに移住。エディンバラで新しい人生を送りながら、ブラームスの孫弟子としてドイツ後期ロマン派の 伝統を守り、生涯に渡り古典的な作品を書き続けました。このアルバムに収録されたヴィオラのための作品は、 イングランドに移住してから書かれたもので、どれもヴィオラの音色を存分に活かした、抒情性なメロディと後期ロ マン派風の豊かなハーモニーを持っています。世界初録音となる「コンチェルタンテ組曲」は、サカリ・オラモが指揮 するオストロボスニア室内Oの美しい音響も楽しめます。

DIVINE ART
DDA-25191(1CD)
NX-B07
ヘレン・ハーバーション:作品集
1.Winter Arrives
2.Far Out in the Ocean
3.Farewell Ice
4.レクイエム-アンナ・アフマトヴァのために
5.Found in the Rain
6-8.青銅の騎士
9.平和
10.Befor Time Began
11.Day of Judgement
全てジョン・レネハン編
ヘレン・ハーバーション(Cl)…2.5.6-8.10
ジョン・アンダーソン(Ob)…9.10
アンドリュー・ファラー(Vc)…6-8.10
ジョン・レネハン(P)…3.5.6-8.10
アンソニー・ハルステッド(指)…1.2.4.5.9.11
ロンドン・プリマヴェーラO…1.2.4.5.9.11

録音:2018年9月29日
女性作曲家ヘレン・ハーバーションは自然界からインスピレーションを受けており、四季の変化や気候変動による自然の 脅威などを音楽にすることに情熱を傾けています。このアルバムに収録された作品は、彼女の良き理解者であるピアニス ト、ジョン・レネハンが、クラリネット奏者でもあるハーバーションを中心としたオーケストラとアンサンブルのためにアレンジを 施したもの。各々の曲の特徴を生かし、広大な風景が目の前に広がるかのようなリアルな仕上がりを見せています。ま た、レネハンのピアノ独奏による「Farewell Ice」も氷の煌めきを思わせる粒の揃った音が魅力的な作品です。

REDDRESS
RED-34011906(1CD)
NX-C07
ヴィヴァルディ:「調和の霊感」Op.3 (全曲) アルモニオーザ(古楽器使用)
ミケーレ・バルキ(Cemb)
ダニエレ・フェレッティ(ポジティフ・オルガン)
フランチェスコ・チェラート(Vn)
ステファノ・チェラート(5弦チェロ・ピッコロ)
マルコ・デマリア(Vc)

ピッチ:a=415Hz 不等分律
録音:2018年5月 ゴヴォーネ城、イタリア
24bit-96kHz
録音と編集にはアドヴァンスド・マルチトラック・プロセス(AMP)を採用。クリアでリアルな音を追求し、音楽の奥行きを自然な形で再現できる よう、各プロセスを見直しています。 フランチェスコとステファノのチェラート兄弟を中心に2012年に結成された、ヴァイオリン、5弦チェロ・ピッコロ、チェロ、オルガン、チェンバロという 編成の「アルモニオーザ」。これまで、コレッリの協奏曲集、プラッティのトリオ・ソナタ、グラツィアーニのチェロ・ソナタの3枚をリリースしてきた彼ら が、新レーベルREDDRESSの第一弾として世に放つのは「調和の霊感」全曲という意欲作です。チェンバロ担当のバルキが、バッハなどヴィ ヴァルディと同時代の巨匠たちが鍵盤楽器のために行った編曲を元に、この編成のために特別に編曲しています。小編成ならではの生き生 きとした音楽と、中低音の厚みが生み出す編成以上の広がりある響きがたいへん魅力的な快演に仕上がっています。

CPO
CPO-555055(1CD)
NX-B10
ユリウス・レントヘン(1855-1932):ピアノ協奏曲集 第2集
ピアノ協奏曲 第3番ニ短調
ピアノ協奏曲 第6番ホ短調
ピアノ協奏曲 第7番ハ長調
オリヴァー・トリンドル(P)
ヘルマン・ボイマー(指)
クリスチャンサンSO

録音:2017年6月12-16日
リストとシューマンから影響を受け、ブラームスと親交を結んだドイツ生まれの作曲家レントヘン。生涯に 600作を超える作品を残しましたが、優れたピアニストでもあり、7曲あるピアノ協奏曲はどれも高度な技 巧が要求されています。初期の作品はブラームスやシューマンを思わせるロマンティックな作風に拠ってい ますが、次第に彼の関心が新古典派の作品に移ったため、晩年の作品にはヒンデミットやウィレム・ペイペ ルからの影響を受けたと思われる複調が取り入れられるなど、前衛的な技法を用いたモダンな雰囲気が 目立ちます。このアルバムには初期の第3番と、晩年の第6、第7番が収録されており、時代の流行を 上手く取り込んでいったレントヘンの作風の変遷がよくわかる1枚になっています。

BIS
BISSA-2293(1SACD)
ハーデンベルガーのために書かれた音楽
ベッツィ・ジョラス(1926-):真実の物語(Histoires vraies)〜ピアノ,トランペットと管弦楽のための協奏的組曲(2015)
サリー・ビーミッシュ(1956-):トランペット協奏曲(2003)*
オルガ・ノイヴィルト(1968-):…miramondo multiplo…〜トランペットと管弦楽のための(2006)
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)
ロジェ・ムラロ(P)、
マルメSO、
ナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・スコットランド*
マーティン・ブラビンズ(指)

録音:2017年6月マルメ・ライヴ・コンサートホール(マルメ、スウェーデン)、2014年8月ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー、スコットランド)*
ウェーデンのトランペット奏者、ホーカン・ハーデンベルガー(ハーデンベリエル)(1962-)のために書かれた音楽。ブレッ ト・ディーンとルカ・フランチェスコーニの協奏曲(BIS SA 2067)につづき、ベッツィ・ジョラスとオルガ・ノイヴィルトの協奏的作品のアルバムがリリー スされます。
ベッツィ・ジョラス(1926-)は、パリ生まれ。1940年からアメリカで一般教育を受けた後、ポール・ベップルに作曲、ヘレン・シュナーベルにピア ノ、カール・ワインリックにオルガンを学びました。1946年、ベニントン大学を卒業後、パリ音楽院でミヨー、シモーヌ・プレ=コサード、メシアンの下 で作曲の研究を続けました。「ピアノ、トランペットと管弦楽のための協奏的組曲」として書かれた「真実の物語」は、2015年の作品です。「ピアニスト」 のミュラロと「トランペッター」のハーデンベルガーのふたりから寄せられた、一緒に演奏したいという願いを叶えたという「真実」、「私たちが聞かない ようにしている音」を意識して使ってみせたという「真実」。「モンテカルロの芸術の春」フェスティヴァルの委嘱で作曲されました。
オーストリアの作曲家オルガ・ノイヴィルト(1968-)は、子供ころからトランペットの音に魅せられ、プロのジャズ・トランペッターをめざしたものの、 15歳の時、交通事故で顎を負傷したため夢を実現できなかったといいます。「世界を眺める時の見方の多様性」を意味する曲名をもつ「…miramondo multiplo…」は、トランペットと大編成の管弦楽のために書かれた、夢幻的とも言える瞬間をさまざまに示した作品です。「空気」ないし「雰囲気」と「旋律」 を意味する “aria”(アリア、エア)のタイトルを共通して与えられた5つの楽章で構成されています。〈天使のアリア(aria dell’ angelo)〉〈記憶のアリア (aria della memoria)〉〈冷血のアリア(aria del sangue freddo)〉〈平安のアリア(aria della pace)〉〈喜びのアリア(aria del piacere)〉。2006 年ザルツブルク音楽祭、ハーデンベルガーとピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルハーモニーの共演で初演されました。
ジョラスとノイヴィルトの間に置かれたサリー・ビーミッシュ(1956-)のトランペット協奏曲は、彼女のオーケストラ作品集(BIS SA 2156)に入っ ていたものと同じ録音です。イタロ・カルヴィーノの『見えない都市』、「12歳の息子が家で鳴らしていたジャズ・プレーヤー、クリフォード・ブラウンの トランペットの豊かな音」と「もちろん、ハーデンベルガーの素敵な演奏」をインスピレーションに作曲された「前奏曲:アダージョ − アレグロ」「アン ダンテ」「アレグロ − プレスト」の3楽章の音楽です。 (Ki)

Caro Mitis
CM-0012007(1SACD)
もしハイドンがオーボエのために書いたならばVol.2
ハイドン:協奏曲ヘ長調 Hob.XVIII:6
四重奏曲第48番ヘ長調Op.50-5「夢」
協奏曲ト長調 Hob.VIIa:4
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2007年5月12日−16日、RTRスタジオ5(モスクワ)
古典派の大巨匠ハイドンが他の楽器(弦楽器など)のために書いた作品を、もし「オーボエ」のために書いていたら・・・?という奇才アレクセイ・ウトキンならではの好企画第2弾。「協奏曲ヘ長調 Hob.XVIII:6」では、ハープシコードのパートをオーボエに、「協奏曲ト長調 Hob.VIIa:4」ではヴァイオリンのパートをオーボエに置き換えています。
Caro Mitis
CM-0092007(1SACD)
モーツァルト:オーボエ作品集 Vol.3
クラリネット協奏曲イ長調 K.622(アレクセイ・ウトキン編曲、オーボエ・ダモーレ版)
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190(アレクセイ・ウトキン編曲/フルート,オーボエ,ヴァイオリン,チェロとオーケストラ版)
アレクセイ・ウトキン(オーボエ・ダモーレ、オーボエ)、
マリナ・チェプリナ(Fl)、
ピョートル・ニキフォロフ(Vn)、
ティグラン・ムラディアン(Vc)、
エルミタージュ室内O

録音:2007年10月2日−4日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアの奇才にして天才オーボイスト、アレクセイ・ウトキン(1957−)が、自らの手によるアレンジでモーツァルトの超有名作品、「クラリネット協奏曲」と「コンチェルトーネ」をオーボエ・ダモーレとオーボエで奏でた要注目作!特に「クラリネット協奏曲」は、まるでオーボエ・ダモーレのためのオリジナル作品であるかのような完成度です。
Caro Mitis
CM-0112004(1SACD)
C.P.E.バッハ:オーボエ協奏曲&ソナタ集
トリオ・ソナタ ニ短調(バッハのBWV.1036からの編)
協奏曲変ホ長調 Wq.165
ソナタ ト短調 Wq.135
協奏曲ハ短調 Wq.22
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
マリナ・チェプリナ(Fl)、
エカテリーナ・ドッシナ(Vc)、
アンナ・カルペンコ(Cemb)、
エルミタージュ室内O

録音:2004年8月22日−24日、モスクワ
奇才アレクセイ・ウトキンが奏でるバッハは、ヨハン・セバスチャンではなく次男のカール・フィリップ・エマヌエル。ギャラント様式や多感様式を追求し独自のスタイルを築いたC.P.E.バッハの音楽を、ロシア屈指のオーボエの音色で。有名な「協奏曲変ホ長調 Wq.165」に加え、大バッハのBWV.1036からの編曲によるトリオ・ソナタ、ニ短調の協奏曲 Wq.22など、プログラミングも魅力的。

Danacord
DACOCD-844(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物/デンマーク放送録音(1966年−2002年)

(1)ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107

(2)R・シュトラウス:交響詩 「ドン・キホーテ」 Op.35

(3)リオ:スノヴィデニアへの回帰(チェロと30の楽器のための)

(4)リゲティ:チェロ協奏曲

(5)スヴェン=エーリク・ベック(1919−1994):チェロ協奏曲

(6)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919−2000):チェロ協奏曲第3番 Op.444
全て、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、

(1)王立デンマークO 
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
録音:2002年3月8日、チボリ公園(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)クラウス・ミューロプ(Va)、デンマークRSO ミケール・シュンヴァント(指)
録音:1994年4月14日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(3)デンマークRSO、ジャン・レイサム=ケーニック(指)
録音:1983年10月10日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(4)オーフスSO、ディエゴ・マソン(指)
録音:1988年4月18日、オーフス(デンマーク)(ライヴ録音)
(5)デンマークRSO ミルティアディス・カリディス(指)
録音:1966年9月29日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(6)南ユランSO、アレクサンドル・ラザレフ(指)
録音:1983年9月20日、スポーツ会館(オーベンロー、デンマーク)(ライヴ録音)
デンマーク放送(DR)に保存される「ステレオ」録音が、正式許可を得てリリースされます。[Disc 1]には、多くのチェリストがレパートリーとする2曲が収められました。王立デンマークOがスクロヴァチェフスキの指揮で共演したショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番。R・シュトラウスの 「ドン・キホーテ」 は、デンマークRSOをミケール・シュンヴァントが(指)「サンチョ・パンサ」のヴィオラを首席奏者のクラウス・ミューロプが弾いています。[Disc 2]には、比較的珍しい作品が収録されています。「意識をなくしたり取り戻したり、昏睡状態にでもあるような」ベリオの 「スノヴィデニアへの回帰」 は、パウル・サッヒャーがロストロポーヴィチのために委嘱した作品。リゲティの協奏曲は、「アトモスフェール」 「アヴァンチュール」 「レクイエム」 後の1966年、ジークフリート・パルムのために作曲されました。スウェーデンのスヴェン=エーリク・ベック がベンクトソンに献呈したチェロ協奏曲は、「レント・カンタービレ − モルト・リトミコ」「グラーヴェ」「ヴィーヴォ − アダージョ」の3楽章の作品。1966年9月29日の初演の録音です。デンマークのニルス・ヴィゴ・ベンソンのチェロ協奏曲第3番もベンクトソンのために作曲されました。多作のベンソンが書いた41曲の協奏的作品を代表する一作。活力と創造性が特徴的な、時として文体的にカール・ニルセンを思わせる3楽章の作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Skani
SKANI-074(2CD)
シベリウス、バルトーク、ポネ、カルソンス:ヴァイオリン協奏曲集
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
グンダリス・ポネ(1932−1994):ヴァイオリン協奏曲*
ロムアルズ・カルソンス(b.1936):ヴァイオリン協奏曲
ヴァルディス・ザリンシュ(Vn)、
ラトビア国立SO、
ヴァシーリー・シナイスキー(指)、
グンダリス・ポネ(指)*

録音:1976年、メロディヤ・リガ録音スタジオ(バルトーク)、1979年、ラトビア放送スタジオ(カルソンス)、1988年、ラトビア大学大ホール(シベリウス)、1990年、ラトビア大学大ホール(ポネ)
ラトビアのヴァイオリニスト、ヴァルディス・ザリンシュ(1942−2018)がラトビア国立SOと共演した歴史的録音のアルバム。
シベリウス、バルトークの第2番。ラトビアに生まれ第二次世界大戦中の1944年にアメリカに亡命したグンダリス・ポネ の「ネオロマンティックな表現」の協奏曲。多彩な技法と表現による作品を発表、ラトビアでもっとも重要とされるロムアルズ・カルソンスの「強烈な劇とゲームの気まぐれな興奮……グロテスク、皮肉っぽさ……純粋で澄み切ったすべてのものを象徴する過去の音楽のほのめかし……ふたたびグロテスクで皮肉っぽい音楽から、瞑想の気分」の4楽章の作品。
ヴァルディス・ザリンシュは、ラトビア音楽院で学び、1969年から1976年までラトビア・フィルハーモニック室内Oのヴァイオリニストとコンサートマスター、1976年から1999年までラトビア国立SOのコンサートマスターを務めました。1976年録音のバルトークは、LP リリースされた音源の正式ライセンスによる制作です。

Glossa
GCD-24203

PGCD-924203(1CD)
国内盤仕様盤
日本語解説&日本語曲目表記オビ付
税込定価
ヴィヴァルディ:四季
ソナタ ニ短調 Op.1-12 RV.63 「ラ・フォリア」
ヴァイオリン協奏曲集 「四季」 Op.8, nos.1-4 〔協奏曲第1番ホ長調 「春」 RV.269、協奏曲第2番ト短調 「夏」 RV.315、協奏曲第3番ヘ長調 「秋」 RV.293、協奏曲第4番ヘ短調 「冬」 RV.297〕
チャッコーナ(ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.222より)
ライラ・シャイエーク(Vn)、
ダニエラ・ドルチ(ハープシコード、指)、
ムジカ・フィオリータ

録音:2018年8月、聖十字架教会(ビンニゲン、スイス)
スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたライラ・シャイエークのGlossa録音第6弾では、ヴィヴァルディのもっとも人気で有名な傑作「四季」をレコーディング!
才気煥発な音楽的洞察力、輝かしい技巧、歴史的解釈を結合し、新たなレパートリーの探求を続けるシャイエークが、アンドレア・グァルネリ1675年製のバロック・ヴァイオリンでしなやかに彩る魅惑の「四季」。ウィンド・マシーンやバード・ホイッスルなども使用し、前後にヴィヴァルディの「ラ・フォリア」と「チャッコーナ」を配置した、劇的で愉快な「四季」を創造しています。
共演は、Glossa初登場となるスイスの古楽器アンサンプル、ムジカ・フィオリータ。バーゼル・スコラ・カントルムで歴史的鍵盤楽器と古楽を学び、アムステルダムでグスタフ・レオンハルトに師事したダニエラ・ドルチがリーダーを務め、初期ルネサンスとバロック時代の歴史的なパフォーマンスを実践しています。
※アーティスト名表記について
これまで、Leila Schayeghの日本語表記を「レイラ・シャイエ」としておりましたが、今後は原音表記に近い「ライラ・シャイエーク」に変更させていただきます。よろしくお願いいたします。

Spectrum Sound
CDSMLESIK-014
(1CD)
ルートヴィヒ・ヘルシャー&アニア・タウアー
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(2)レーガー:無伴奏チェロ組曲第3番
(3)フランセ:チェロとピアノのための幻想曲
(1)ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)、
ヨーゼフ・カイルベルト(指)、
ハンブルク国立O
録音:1958年10月23-25日テレフンケン・スタジオ(ハンブルク)(ステレオ)
使用音源:U.K Telefunken (U.K Decca Pressing) SMA 9 STEREO ED 1 LP Remastering

(2)(3)アニア・タウアー(Vc)、ジャン・フランセ(P)
録音:1964年7月11日(ステレオ)
使用音源:German DGG SLPM 138990 Alle Hersteller stereo ED 1 LP Remastering
ペクトラム・サウンドの人気ライン「アナログ・コレクター」シリーズ。当ディスクは20世紀のドイツを代表する二人のチェロ奏者ルートヴィヒ・ヘルシャー (1907-1996)によるドヴォルザークのチェロ協奏曲とアニア・タウアー(1945-1973)によるレーガーの無伴奏チェロ組曲第3番そしてフランセの幻想曲 が収録されております。ふくよかで優美な音色が魅力のヘルシャーと内なる情熱を燃やし奏でるタウアーの美音を十分に堪能することができます。チェロの復刻 に定評のあるスペクトラム・サウンドらしい丁寧なリマスタリングで蘇りました。 (Ki)
※このレーベルは、初発売後す ぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

Goodies
78CDR-3770(1CDR)
バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052 エトヴィン・フィッシャー(P&指)
フィッシャー室内O

英 HMV DB4420/22(U.K.)
1933年1月5日ベルリン録音
Goodies
78CDR-3771(1CDR)
バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
モーツァルト:コントルダンス  ニ長調 K.534「雷雨」
エトヴィン・フィッシャー(P&指)
フィッシャー室内O

米 VICTOR 18028/29(英 HMV DB4679/80と同一録音)
1938年4月ベルリン録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのバーゼル生まれ。ベルリンで リストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。同門 にクラウディオ・アラウ(1903-1991)がいます。フィッシャーは1933年4月から1936 年6月にかけてバッハの「平均律クラヴィーア曲集」(78CDR-1142-46で復刻) をSPレコード32枚に録音した。この大企画開始直前に録音されたこの協奏曲は 言わば露払い的存在。フィッシャーは自ら指揮をしながらピアノを弾いています。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

Hanssler
HC-19020(1CD)
(1)ハンス・ガル(1890-1987):ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ
(2)ヨーゼフ・カミンスキ(1903-1972):ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲
(3)レナード・バーンスタイン:ヴァイオリン、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード
エツェツ・オフェル(Vn)、ベルリンRSO、
(1)(2)フランク・ベールマン(指)、
(3)オメール・メイア・ウェルバー(指)

録音:(1)(2)2016年2月15-17日、(3)2017年6月30日&7月1日/ハウス・デス・ルンドフンクス・ベルリン・ザール1
このアルバムは20世紀に活躍した3人のユダヤ系音楽家、ハンス・ガル、ヨーゼフ・カミンスキ、レナード・バーンスタインによるヴァイオリンとオーケスト ラのための作品集です。このうちガルとカミンスキは戦前のドイツにおける国民社会主義の弾圧の結果に苦しんだ音楽家です。
1890年オーストリア・ハンガリー帝国に生まれた作曲家、指揮者、ピアニスト、音楽学者のハンス・ガルは、1933年にナチ党の権力掌握にともないマイン ツ高等音楽学校の校長を辞任に追い込まれ、のちにイギリスに渡りました。
ヨーゼフ・カミンスキは1903年オデッサ生まれ。音楽的才能に恵まれ12歳でワルシャワPOとソリストとして共演した神童です。 1924年にウィーンに渡りガルとともに作曲を学び、その後1937年にはイスラエルに移住し、パレスチナO(現イスラエルPO) の首席ヴァイオリニストに就任したヴァイオリニスト、作曲家です。
レナード・バースタインは言わずと知れた20世紀を代表する指揮者、作曲家、ピアニスト。ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード(プ ラトンの『饗宴』による)はクーセヴィツキー財団の委嘱によって1954年作曲された作品。1986年当時14歳だった五嶋みどりが当作品演奏中に2度もE 線が切れたにもかかわらず見事に弾ききった「タングルウッドの奇跡」でも知られるバーンスタインの代表作。近年では実演・録音ともに増えており、ヴァイオリ ニストの重要レパートリーの一つとなっております。 (Ki)

REFERENCE
RR-144(1CD)
ジョン・マッキー(1973-):作品集
アスファルト・カクテル(Asphalt Cocktail)
ディス・クルーエル・ムーン(This Cruel Moon)
ファンファーレ・フォー・フル・ファゾム・ファイヴ(Fanfare for Full Fathom Five)
シェルタリング・スカイ ( Sheltering Sky )
.ハイ・ワイヤー(High Wire)
ヒム・トゥー・ア・ブルー・アワー(Hymn to a Blue Hour)
トランペット協奏曲「アンティーク・ヴァイオレンス」(Antique Violences : Concerto for Trumpet)
フローズン・カテドラル (The Frozen Cathedral)
リングマスターズ・マーチ(The Ringmaster's March)
ダラス・ウィンド・シンフォニー
ジェリー・ジャンキン(指)
クリストファー・マーティン(Tp)

録音:2017年8月11-13日ダラス、マイヤーソン・シンフォニー・センター
世界の吹奏楽ファンから熱い視線を送られる作曲家ジョン・マッキーの作品を集めたアルバムがリリースされます。日本との縁も深く、日本で初演 が行われた「翡翠」や、ここ数年全国の吹奏楽部で人気の高まっている楽曲「ワイン・ダーク・シー」などの代表作があります。ジョン・マッキーの作品は、 重厚なものから、ポップなものまで幅広く、引き裂かれるような音がしたかと思うと、すぐ後に得も言われぬ美しいメロディーが鳴り響く、その音楽に は人間の持つ様々な感情が組み込まれています。そしてマンハッタンを走るタクシーの驚異的なドライブ、日没前の穏かな一瞬など、日常の些細な出 来事を反映させています。 このアルバムのメインの楽曲「アスファルト・カクテル」について次のように解説しています。「この曲は、 “私たちはここにいる” と叫ぶような冒頭で始ま ります。噛みつくトロンボーン、けたたましく鳴るトランペット、そしてクロスリズムとバックビートで追い立てるパーカッション、それは私がニューヨー クに住んでいた時の記憶と結びついています。想像してみてください、トラックとトラックの間をすり抜けてびゅんびゅん走るタクシーを。」疾走感と緊 張感あふれるスリリングな楽曲は、吹奏楽ファンならずとも興味をそそります。 そして、彼の記念碑的作品「ワイン・ダーク・シー」から生まれた作品「ディス・クルーエル・ムーン」、ニューヨーク・フィルの首席トランペット奏者クリ ストファー・マーティンをソリストに迎えて録音されたトランペット協奏曲「アンティーク・ヴァイオレンス」。などジョン・マッキーの作品の魅力が詰まっ ています。また演奏はアメリカ最初のウィンド・オーケストラであり、世界最高峰のダラス・ウィンド・シンフォニーが担当。これ以上ないくらい完璧な 演奏で、吹奏楽ファン必聴の1 枚となっています。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2203(1CD)
(1)エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
(2)ディーリアス:チェロ協奏曲
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
(1)ジョン・バルビローリ(指)LSO
(2)マルコム・サージェント(指)ロイヤルPO

録音:(1)1965年8月19日/キングズウェイ・ホール(ロンドン)
(2)1965年1月12、14日/アビーロード第1スタジオ(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
不世出の天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレ。彼女が弾いたエルガーのチェロ協奏曲は、今もなお記念碑的名演とされ、一方のディーリアスの チェロ協奏曲は、この曲の初録音でもありました。そこで今回も2トラック、38センチのテープから、これら2曲をかつてないほど瑞々しく情報量豊かな 音質で蘇らせました。さらに凄いのは沼辺信一氏(編集者/20世紀芸術史)の詳細を究めた解説です。この2曲の録音について、ここまで踏み込んだ 内容は過去にないと思われます。また、デュ・プレは1973年春に来日しながらも、病気のためすべての公演が中止になったのは、あまり知られていませ ん。解説書には沼辺氏が収集した “幻の日本公演” の資料(チラシ、プログラム、曲目変更の通知等)を多数掲載、まさに聴きごたえ、読みごたえ、見 ごたえの三拍子揃ったディスクです!(平林直哉)

Coviello
COV-91913(1CD)
デイビット・フェルダー(1953-):作品集
(1)タロット遊び
(2)ネティボト
(3)他人の顔
アーヴィン・アルディッティ(Vn)
ブラッド・ラブマン(指)、
アンサンブル・シグナル
アルディッティQ

録音:2017年3月29-31日、2018年6月6-9日/ニューヨーク
アルディッティ四重奏団のヴァイオリニストであり、現代音楽界きっての名手として名を轟かせているアーヴィン・アルディッティを迎えた1枚。デイビット・フェ ルダーは1953年生まれでアメリカを代表する作曲家で、90年代にはバッファロー・フィルのコンポーザー・イン・レジデンスを務めていました。
『他人の顔』は安部公房のあの小説を基にした無伴奏ヴァイオリン作品。現代人のアイデンティティの危うさが浮き彫りにされ、即物的な恐怖に支配される世 界のなか、僅かな抒情を残して消えていく何とも言えない後味の音楽です。
ストラヴィンスキーの『カルタ遊び』を連想させるタイトルの『タロット遊び』はタロットカードの大アルカナに基づく「魔術師」「愚者」「女司祭」「隠者」「女 帝」「司祭」「月光」の全7楽章からなる作品。ヴァイオリンと、多彩な楽器による室内アンサンブルのために書かれています。
ヘブライ語の「道」をタイトルとした『ネティボト』は、「献身」「隠遁」「雲の柱と火の柱」の3楽章からなる弦楽四重奏曲。微分音を用いた難曲を完璧に演 奏する四重奏団に注目です。 (Ki)


SWR music
SWR-19067CD(3CD)
NX-C05
ローラ・ボベスコ/1957-1961年録音集

【CD1】
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041…初出音源
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調…初出音源(ジャック・ジャンティによるヴァイオリンと弦楽オーケストラ編)
ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):ピアノ,ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲 ハ長調…初出音源*

【CD2】
モ-ツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K364(320d)…初出音源
ヴァイオリン協奏曲 第5番イ長調 K219*

【CD3】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲…初出音源
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調*
ローラ・ボベスコ(Vn)

【CD1】
ハンス・ミュラー=クライ(指)南ドイツRSO(シュトゥットガルトRSO)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O*
ジャック・ジャンティ(P)
録音:1957年7月5日 Stuttgart, Villa Berg、1957年6月12日 Saarlouis, Saalbau*(全てモノラル)
【CD2】
ジュスト・カッポーネ(Va)
ザール室内O
ハンス・ミュラー=クライ(指)シュトゥットガルトRSO*
録音:1957年4月13日 Saarlouis, Saalbau、1962年5月20日 Schwetzingen ライヴ*(全てモノラル)
【CD3】
ハンス・ミュラー=クライ(指)シュトゥットガルトRSO
録音:1960年6月10日 Stuttgart, Villa Berg、1961年7月4日 Stuttgart, Villa Berg* (全てモノラル)

SWR放送所蔵のオリジナル・テープからのデジタル・リマスタリング
ルーマニア出身の女性ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921-2003)の名演集。指揮者の父親を持ち、幼い ころから音楽の才能を開花。1928年パリに留学、エコールノルマル音楽院を経てパリ音楽院で研鑽を積んだ 後、ジョルジェ・エネスコやジャック・ティボーに学び、1937年「ウジェーヌ・イザイ・コンクール』に入賞、本格的な 演奏活動を始めました。第二次世界大戦後はベルギーに帰化、国際的に活躍するとともに、教師として後進 を指導、またブリュッセル・ゾリステン(後にイザイ弦楽合奏団と改称)を組織し、指揮者と独奏者を務めたことで も知られています。また、1980年に初来日を果たして以降、たびたび来日し多くのファンを獲得しました。 この3枚組には、今回初出となる演奏を含む、バロックからロマン派の協奏曲が収録されており、たっぷりとした ヴィヴラートが特徴的な美音と、気品ある表現が魅力的な彼女の演奏は、時代を越えて聴き手の心を捉える ことでしょう。またヴィターリとヴァンハルではフランス人ピアニストの夫、ジャンティと共演。抜群のアンサンブルを披 露しています。

Signum Classics
SIGCD-590(1CD)
オリヴァー・デイヴィス:アルカディア
ザ・インフィニット・オーシャン(独奏ヴァイオリンと管弦楽のための6セクションのバレエ)
アルカディア(独奏ピアノのための)
ジェミニ(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)
組曲(ピアノと管弦楽のための)
インフェルノ(独奏ヴァイオリンと管弦楽のための)
エレメンツ
ポール・ベイトマン(指)、
ロイヤルPO、
ベンジャミン・ベイカー(Vn)、
ヒュー・ワトキンス(P)、
ケレンザ・ピーコック(Vn)、
ザ・ハンケ・ブラザーズ

録音:2018年8月、ドイツ&2019年2月、ロンドン
オリヴァー・デイヴィス(1972−)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。これまでSignum Classicsからリリースされた4つのアルバム、「フライト」(SIGCD-411)、「シーズンズ」(SIGCD-437)、「ダンス」(SIGCD-469)、「リバティ」(SIGCD-522)はそれぞれ独自の成功を収めており、iTunesのクラシック・チャートでは、「リバティ」が第1位、「フライト」が第2位、「シーズンズ」がトップ10に入っています。

Channel Classics
CCS-39619(1CD)
リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー 〜 オランダのコントラバスのための音楽
マルタイン・パディング(b.1956):リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー(2016)(コントラバスとSOのための協奏曲)*
ミシェル・ファン・デル・アー(b.1970):フォー・ザ・タイム・ビーイング(2012/2017)〔インサイド・サムワン・エルスィズ・ヘッド#、マイルス・アウェイ#+、アンド・ハウ・アー・ウィ・トゥデイ?+〕
ルイ・アンドリーセン(b.1939):コントラバスとピアノのためのエレジー(1950)##
ハンス・コックス(1930−2019):無伴奏コントラバスのための4つの練習曲(1988)
リック・ストーティン(Cb)、
ジェームズ・ガフィガン(指)*、
オランダ放送PO*、
クリスティアーネ・ストーティン(S)、
ロザンヌ・フィリッペンス(Vn)#、
ハンス・アイザッカース(P)##
リック・ストーティンは、ベルリンRSOとアムステルダム・シンフォニエッタで首席コントラバス奏者を務め、現在はスウェーデンRSOとマーラー室内Oの首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者です。ロンドン響やロイヤル・コンセルトヘボウ管にも客演首席奏者として定期的に出演し、ストックホルム・シンドローム・アンサンブルなど様々な室内楽プロジェクトでも活躍しています。 Channel Classicsからの3枚目となるソロ・アルバムは、現代の4人のオランダの作曲家が書いたコントラバスのための音楽。無伴奏ソロのための作品から、ピアノとのデュオ、ソプラノやヴァイオリンとの室内楽、そして協奏曲まで、様々なスタイルによるレパートリーで、素晴らしき低音弦楽器の魅力を伝えます。マルタイン・パディングの「リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー(低地帯諸国からの報告/Low Countryとはオランダ、ベルギー、ルクセンブルク等の低地帯国のこと)」は、2016年にリック・ストーティンとオランダ放送フィルのために書かれた作品です。

Solo Musica
SM-308(2CD)
NX-C07
1939年に作曲されたヴァイオリン協奏曲集
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調(1939)
ハルトマン(1905-1963):葬送協奏曲(1939/1959改訂)
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番
ファビオラ・キム(Vn)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
ミュンヘンSO

録音:2018年11月5-8日、2019年1月23-24日
1939年はヨーロッパの歴史において重要な節目となる年。この年の9月にナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、第二 次世界大戦が勃発することとなりました。もちろんそれ以前から社会情勢は不安であり、人々の心も揺れ動いていま した。このアルバムにはこの年に作曲された3曲のヴァイオリンとオーケストラの為の作品を収録、秘められた不安を感 じさせるウォルトン、悲痛な表情と怒りの感情を併せ持つハルトマン、民族的要素を高らかに歌い上げるバルトーク、こ の3人の作曲家の心情を探るユニークな1枚となっています。ヴァイオリンのソロを務めるファビオラ・キムは「並外れた正 確さを持つ素晴らしいソリスト」とニューヨーク・タイムズ紙で絶賛された女性奏者。ヨーロッパを中心に活躍する注目の 若手です。

HUNGAROTON
HCD-32805(1CD)
バーリント・カロシ(1979-):作品集
(1)協奏曲第2番〜オルガン、パーカッションと弦楽の為の(2016)
(2)三重協奏曲〜ツィンバロン、ハープとギターの為の(2015)
(3)交響詩「存在」〜ヴェレシュ・シャーンドルの思い出に(2014)
(1)バーリント・カロシ(Org)、チャールズ・カイガー(パーカッション)、スペクトラム・シンフォニー・オブ・ニューヨーク、
デイヴィッド・A・グリュンベルク(指)
(2)ミクローシュ・クルニェイ(G)、アナスタシヤ・ラズヴァリャエワ(Hp)、アンドラーシュ・サライ(ツィンバロン)
(3)ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト、ギル・リーズ(指)

録音:(1)2017年9月16日聖バルナバ教会(グリニッジ)
(2)2015年10月19日フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
(3)2016年1月26日ディストラー・パフォーマンス・ホール、タフツ大学(メドフォード、オレゴン州)
2008年のバッハ国際コンクールのオルガン部門の覇者、バーリント・カロシ。HUNGAROTONレーベルからバッハのクラヴィーア練習曲集 第3部(HCD 32745)及びフーガの技法(HCD 32784)をリリースしており、硬派な解釈が光る秀演で高く評価されております。優れたオルガニス トとして活躍する傍ら、作曲家としても才能を発揮しており、当アルバムでは注目作 3 篇を世界初録音しました。
オルガン、パーカッションと弦楽の為の協奏曲第 2 番ではまるで宇宙空間を浮遊するかのようにオルガンの旋律とインパクトのあるパーカッション と弦楽の旋律とが拮抗する作品。6部に分かれた当作品はオルガンの存在感を十分に楽しむことができます。
ツィンバロン、ハープとギターという珍しい組み合わせの三重奏曲。打弦楽器ツィンバロン(ツィンバロム)が加わることでハンガリーをはじめとする 中欧・東欧地域らしさを示した興味深い作品に仕上がっております。
2014年作曲の交響詩「存在」は作曲家カロシの出世作。様式と作風は19世紀の交響詩を思わせ、副題にはハンガリーの詩人「ヴェレシュ・シャー ンドルの思い出に」とつけられており、シャーンドルの純粋な詩の世界をオーケストラで表現。20世紀に活躍した偉大な詩人を讃えます。 (Ki)

PARNASSUS
PACD-96065(2CD)
ジョゼフ・ギンゴールドの芸術

(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(3)フランセ:ヴァイオリン・ソナティネ(1934)
(4)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調「大二重奏曲」D.574
 ヴァイオリン・幻想曲 ハ長調 D.934
(5)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナティネ)イ短調 D.385
ジョゼフ・ギンゴールド(Vn)
(1)オハイオ州立大学O
ジョーデ・ハーデスティ(指)
 録音:1963年2月17日、ライヴ
(2)ベリル・ルビンスタイン(P)
 録音:1938年 原盤:RCA Victor, DM 498(78回転盤)
(3)リザ・エルマン(P)
 録音:データ不明(1939年?) 
 原盤:Friends of Recorded Music, 25(78回転盤)
(4)ウォルター・ロバート(P)
 録音:1968年3月3日、ライヴ
(5)ジョルジ・シェベック(P)
録音:データ不明(78回転盤)
20世紀のアメリカ合衆国を代表するヴァイオリニストの一人にして名教師ジョゼフ・ギンゴールド(1909-1995)のライヴ録音と78回転盤からの復刻音源集。 ジョゼフ・ギンゴールドは帝政ロシアに生まれ、1920年一家で合衆国に移民、1927年渡欧しイザイに師事。合衆国に戻り、NBCSO員、デトロイトSOおよびクリーヴランドOコンサートマスターを歴任。1960年から亡くなるまでインディアナ大学ブルーミントン校で教職を務め、ハイメ・ラレード、ジョゼフ・シルヴァースタイン、ジョシュア・ベル、マーティン・ビーバー他を輩出しました。

Indesens
INDE-109(1CD)
ヴィヴァルディ:6つのフルート協奏曲 Op.10
第1番ヘ長調 「海の嵐」 RV 433/第2番 ト短調 「夜」 RV 439
第3番ニ長調 「ごしきひわ」 RV 428/第4番 ト長調 RV 435
第5番ヘ長調 RV 434/第6番ト長調 RV 437
ヴァンサン・リュカ(Fl)
トゥールーズ室内O
ジル・コリャール(指)

録音:2017年8月25-27日、レスカール・ホール、トゥルヌフイユ、フランス

CPO
CPO-555191(1CD)
NX-B10
クラリネット協奏曲集
ミシェル・ヨスト(1745-1801)&ヨハン・クリストフ・フォーゲル(1756-1788):クラリネット協奏曲 第12番変ロ長調
 クラリネット協奏曲 第14番変ホ長調
 クラリネット協奏曲 第6番
ヨハン・クリストフ・フォーゲル:交響曲 ニ長調
スザンネ・ハイリッヒ(Cl)
マレク・シュティレツ(指)
マンハイム・プファルツ選帝候室内O

録音:2017年10月18-21日
18世紀後半に活躍したスイス系フランス人のクラリネット奏者ミシェル・ヨスト。彼はフランスのクラリネット学校の共同設 立者の一人であり、当時、最も人気を誇る奏者の一人でした。教師としても名高く、生徒たちのために数多くのエ チュードや室内楽作品を残しています。このアルバムでは彼と同時代に活躍したドイツの作曲家で、当時パリに住んで いたヨハン・クリストフ・フォーゲルと合作した3曲のクラリネット協奏曲を収録。華麗なテクニックを駆使した音楽からは、こ の時代の優雅なパリの風景を思い起こすことができるでしょう。また、サリエリが絶賛したという才能の持ち主であった フォーゲルの交響曲も併せて収録。思いのほか劇的な音楽からは、フォーゲルが当時の最先端の作風を習得していた ことを物語っています。

Profil
PH-19002(6CD)
ギュンター・ヴァント/協奏曲エディション

■Disc 1
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob.][/11
(3)同:オーボエ協奏曲ハ長調Hob.Z:C1
(4)同:交響曲第76番変ホ長調Hob.T/76

■Disc 2
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
(2)R・シュトラウス:ホルン協奏曲第1番
(3)モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447
■Disc 3
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
(2)同:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
■Disc 4
(1)ブラームス:セレナード第1番ニ長調Op.11
(2)ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番
■Disc 5
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
■Disc 6 
(1)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(2)ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
(3)ケルビーニ:「アナクレオン」序曲
(4)モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」序曲
(5)同:「魔笛」序曲
(6)同:「フィガロの結婚」序曲
ギュンター・ヴァント(指)

■Disc 1 73’ 28”
ロラント・グロイッター(Vn)(1)、ニキタ・マガロフ(P)(2)、ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob)(3)、北ドイツRSO(1)(2)、ケルンRSO(3)(4)
録音:1992年3月15-17日(1)、85年12月2日/ハンブルク・ムジークハレ(2)、80年1月11日(3)、73年2月10日(4)/ケルンWDRザール
■Disc 2 60’ 50”
ルドルフ・フィルクシュニー(P)(1)、ヘルマン・バウマン(Hrn)(2)、デニス・ブレイン(Hrn)(3)、ケルンRSO
録音:1969年9月13日(1)、75年10月31日(2)/ケルンWDRザール、51年1月22日(3)(モノラル)
■Disc 3 70’ 00”
ロベール・カサドシュ(1)、エミール・ギレリス(2)(P)、ケルンRSO
録音:1970年3月6日(1)、74年12月13日(2)/ケルンWDRザール
■Disc 4 64’ 45”
ヘルムート・ギーサー(Cl)(2)、ケルンRSO
1968年10月2日(1)、77年11月25日(2)/ケルンWDRザール
■Disc 5 57’ 42”
ホルヘ・ボレット(P)(1)、エディット・パイネマン(Vn)(2)、北ドイツRSO(1)、バイエルンRSO(2)
録音:1985年11月13日/ハンブルク・ムジークハレ(1)、83年1月13日(2)
■Disc 6 62’ 40”
ルッジェーロ・リッチ(Vn)(1)、ケルンRSO
録音:1970年12月1-5日(1)、67年10月27日(2)、75年10月31日(3)、68年10月2日(4)、2月3日(5)、69年9月13日(6)/ケルンWDRザール
なによりソリストの豪華さに目を瞠らせられます。ピアノではマガロフ、フィルクシュニー、カサドシュ、ギレリス、ボレット。いずれも絶品ながら、後天 性免疫不全症候群を発症する直前で、円熟の極みにあったボレット入魂のチャイコフスキーが聴きもの。ヴァントも燃えに燃え、これ以上説得力にあふれ たチャイコフスキーの協奏曲は滅多にお目にかかれないと申せましょう。
管楽器はオーボエのシェレンベルガー、ホルンのバウマンとブレインが注目。デニス・ブレインとのモーツァルトは、1951年の放送用セッションで、モ ノラルながら会場ノイズや拍手はありません。早いテンポによるきびきびした音運びはヴァントながらですが、ブレインは危なげな所の一切ない完璧な演 奏を繰り広げています。
ヴァイオリンで注目なのは女流エディット・パイネマンによるプロコフィエフの協奏曲第1番。協奏曲エディションと銘打ちながらも、ヴァント十八番の ハイドンの交響曲第76番やブラームスのセレナード第1番、モーツァルトの序曲集など純オーケストラ・ナンバーも堪能できます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186808(1SACD)
「ベル・エポック」
ドビュッシー:第1狂詩曲(1910/1912)
マンフレート・トロヤーン(1949-):ラプソディ〜クラリネットとオーケストラのための(2002)【世界初録音】
ピエルネ:カンツォネッタ(1907)【イェーレ・タジンズ(1979-)編曲】
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120【ルチアーノ・ベリオ編曲】
ヴィドール:序奏とロンド Op.72(1989)【タジンズ編曲】
アンネリエン・ヴァン・ヴァウヴェ(Cl)
アレクサンドル・ブロック(指)、
リール国立O

録音:2018年12月/ヌーヴォー・シエクル(リール)
PENTATONEレーベルがベルギー期待のクラリネット奏者アンネリエン・ヴァン・ヴァウヴェと長期契約を発表!注目のデビュー 盤『ベル・エポック』がリリースされます。収録作品はドビュッシーの第1狂詩曲、パリを拠点に活躍するマンフレート・トロヤーン(1949-)のラプソディ(世 界初録音)、タジンズ編曲によるピエルネのカンツォネッタとヴィドールの序奏とロンド、そしてベリオ編曲のブラームスのクラリネット・ソナタ第1番です。
最難関のコンクールとして知られるミュンヘン国際音楽コンクールで優勝(2012年)後、英BBC選出の “新生代アーティスト” やボルレッティ=ブイ トーニ財団アワード2018を受賞するなど、今最も期待のされる新進気鋭のクラリネット奏者ヴァウヴェ。ザビーネ・マイヤー、ヴェンツェル・フックス、 アレッサンドロ・カルボナーレ、パスカル・モラゲスといった錚々たるクラリネット奏者に師事してきたヴァウヴェは、2017年夏のプロムスのデビュー後、 2018年にはロイヤル・アルバート・ホールやカドガン・ホールにてトーマス・ダウスゴー(指)BBCスコティッシュSOとの共演でモーツァルトの クラリネット協奏曲を披露するなど、イギリスを中心に全ヨーロッパで注目を集めております。当録音ではアレクサンドル・ブロック(指)リール国立管弦 楽団の好サポートのもと、圧倒的なテクニックと感性豊かな感性で「ベル・エポック」の世界を表現しております。今後の活躍も期待される注目のリリー スです! 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣(ポリヒムニア・インターナショナル)による録音で、DSDで収録されたマ ルチチャンネル対応の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

Lyrita
SRCD.379(1CDR)
バーナード・ランズ:ピアノ協奏曲*
ショーコのための音楽 〜 オーバード(イングリッシュ・ホルンと弦楽四重奏版)#
カン ティ・デル・ソレ##(全曲世界初録音)
ジョナサン ・ビス(P)*、マルクス・ステンツ(指)*、BBCスコティッシュSO*、 ロバート・ウォルターズ(イングリッシュ・ホルン)#、スティーヴ ン・ローズ(Vn)#、ジェフリー・ゼングト(Vn)#、ジョアンナ・パ ターソン・ザカニー(Va)#、チャールズ・バーナード(Vc)#、ステ ィーヴン・チャウンディ(T)##、ウィリアム・ボートン(指)##、BBC ウェールズ・ナショナルO##

録音:2014年8月15日*、2018年1月15日#、2018年6月18日−19日##
Nimbus Recordsから精力的に作品が 録音されているアメリカの作曲家、オーガスタ・リード・トーマス の夫でもあるイギリス系アメリカの作曲家、バーナード・ランズ (b.1934)の協奏的作品集。ランズの80歳を記念してボストンSOから 委嘱されたピアノ協奏曲では、レオン・フライシャーの高弟として 活躍するアメリカの名ピアニスト、ジョナサン・ビスがソリストを 担当。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤とな ります。

Centaur
CRC-3626(1CD)
カール・ロスコット:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリン・ソナタ
高山明美 (Vn)、
シルヴァン・ネグルティウ(P)、
ポール・S.キム(指)、
シェ ナンドー音楽院SO

録音:2012年2月&2017年5月、アメリカ
アメリカ、ボルチモア出身で、ボル チモアSOの指揮者なども務めたアメリカの作曲家、カール・ロスコ ット(1953−2008)の優美なヴァイオリン協奏曲とヴァイオリン・ソ ナタ。ソリストはアメリカで活動し、ロアノークSOとウィリアムズ バーグSOのコンサートマスターを兼ねる高山明美。

Channel Classics
CCS-40719(1CD)
ビルトゥオシズモ〜パガニーニ&ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲集
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番
ニン・フェ ン(Vn)、
ロッセン・ミラノフ(指)アストゥリアスSO
中国出身で現在はベルリンを拠点に 国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン ・コンクール、ユーディ・メニューイン国際コンクール、エリザベ ート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、 2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、 2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最 高峰と評される天才ヴァイオリニスト。
「ツィゴイネルワイゼン」、「スペイン交響曲」、「ツィガーヌ」 、「カルメン幻想曲」といった濃厚なプログラムで話題を呼んだ「 アパッシオナード(CCS 37916)」に続く、ロッセン・ミラノフ&アストゥリアスSO(アスト ゥリアス州立SO)とのレコーディング第2弾。11歳でイタリアとヨー ロッパ中に名を轟かせたニコロ・パガニーニ、6歳で公演デビュー し、シューマンから「小さなパガニーニ」と称されたアンリ・ヴュ ータン。2人の偉大なヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの協奏 曲を、現代のヴィルトゥオーゾ、ニン・フェンが華々しく描きます 。 使用楽器:ストラディヴァリウス1721 "MacMillan"

RUBICON
RUBI-1038(1CD)
オリジンズ〜ハイドン、フランシス=ホード
ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ長調
シェリル・フ ランシス=ホード:盗まれたリズム、
 ピアノ協奏曲 「空、川と丘の間」(世界初録音)
ドビュッシー:ハイド ンを讃えて
デュカス:ハイドンの名による悲歌的前奏曲
ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
アーン:ハイドンの名による主題と変奏
ウィドール: ハイドンの名によるフーガ
伝承曲:「私がベンバサへ行 った時」
イヴァナ・ ガヴリッチ(P)、
カリン・ヘンドリクソン(指)、
サウスバンク・シ ンフォニア
イヴァナ・ガヴリッチは、ボスニア ・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ出身、1992年に渡英し、2011年 にはデビュー・アルバム(CHRCD-009)が英BBCミュージック・マガジ ン賞で「新人賞(Newcomer of the Year)」に選ばれるなど、特に英国で絶大な評価を築いてい ます。
ガヴリッチのニュー・アルバム「ORIGINS(起源)」は、多様で豊か な文化が溶け込んだガヴリッチの故郷サラエヴォの音楽とハイドン がテーマ。ハイドンの「ピアノ協奏曲第11番ニ長調」の第3楽章は 「ハンガリー風ロンド」というタイトルでありながら、クロアチア あるいはボスニアの民謡の旋律が基になっていると考えられており 、英国の若き作曲家、シェリル・フランシス=ホード(b.1980)のピ アノ協奏曲「空、川と丘の間(Between the Skies, the River & the Hills)」は、ハイドンの協奏曲 やサラエヴォの非公式アンセムとしても親しまれている民謡「私が ベンバサへ行った時(When I went to Bembasa)」などからインスピレーションを得て2018年に 作曲、ガヴリッチによって初演された作品です。 余白には、ドビュッシー、ラヴェル、デュカスらによるハイドン・ オマージュ作品、フランシス=ホードが編曲したサラエヴォ民謡の ピアノ版なども収録しています。

BIS
BISSA-2402(1SACD)
カイヤ・サーリアホ(1952-):作品集
(1)Vers toi qui es si loin(はるか遠くのあなたへ)(2000 arr.2018)〜ヴァイオリンと管弦楽のための
(2)Circle Map(円周写像)(2012)〜管弦楽とエレクトロニクスのための
(3)Neiges(雪)(1998)〜12のチェロのための版
(4)Graal Theatre(聖杯劇場)(1994)〜ヴァイオリンと管弦楽のための版
ペーテル・ヘッレスタール(Vn;G.B.Guadagnini, Milan(1753))
オスロPO
クレマン・マオ=タカーチュ(指)

録音:2018年6月オスロ・コンサートホール(オスロ、ノルウェー)
カイヤ・サーリアホ(1952-)は、フィンランドでもっとも国際的に知られる作曲家のひとり。彼女がフランスを本拠に活動するようになっ てから作曲した管弦楽のための作品を4曲、オスロ・フィルハーモニックOが演奏したアルバムがリリースされます。ヴァイオリンと管弦楽のための「Vers toi qui es si loin(はるか遠くのあなたへ)」は、12世紀の吟遊詩人ジョフレ(ジャウフレ)・リュデル の物語による歌劇「L’Amour de loin(はるかな愛)」(2000) の終幕のアリアを「ペーテル・ヘッレスタールのために」編曲した作品です。「Circle Map(円周写像)」は、13世紀ペルシャの詩人ルミの6つの詩からインスピレー ションを得て「管弦楽とエレクトロニクス」のために作曲されました。〈Morning Wind(朝の風)〉〈Walls closing(壁が迫ってくる)〉〈 Circles(円)〉〈Days are sieves(昼は篩(ふるい))〉〈Dialogue(対話)〉〈Day and Night, Music(昼と夜、音楽)〉の6曲。アルシア・コントが朗読したルミの詩がエレクトロ ニクス処理され、織りこまれます。「Neiges(雪)」は、サーリアホがシベリウス・アカデミーの客員教授を務めた1997年から1998年の冬のヘルシンキを思 い出し、8つのチェロのために作曲されました。〈Nuages de neige(雪の雲)〉〈Etoile de neige 1(雪の星 1)〉〈Etoile de neige 2(雪の星 2)〉〈Aguilles de glace(つらら)〉〈Fleurs de neige(雪の花)〉の5曲。「12のチェロの版」は、今回、初めて録音されます。「Graal Theatre(聖杯劇場)」は、サーリ アホが初めて手がけた協奏曲。イギリスBBCとオランダの Vara Radio4が委嘱、ギドン・クレーメルにより初演されました。ジャック・ルボーの著書『Graal Theatre』から曲名をとり、「Graal(聖杯)」の内向的、神聖な性格と「theatre(劇場)」の 外向的、芝居がかった性格を反映する〈Delicato(繊細に)〉と〈Impetuoso (猛烈な)〉の2楽章の作品に作っています。 (Ki)

WEITBLICK
SSS-0231(1CD)
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
シューマン:ヴァイオリン協奏曲
イダ・ヘンデル(Vn)
(1)フェルディナント・ライトナー(指)ケルンRSO
(2)ロリン・マゼール(指)ケルンRSO

録音:1963 年3 月22 日スタジオ・モノラル 、1960 年2 月8 日スタジオ・モノラル*
美しすぎる名女流、イダ・ヘンデルの完全初出放送スタジオ録音。ドヴォルザークは名 曲ですが意外とディスクに恵まれないレパートリーです。イダ・ヘンデルは得意としてお り、ミューラー・クライとのライヴがありますが、今回はライトナーのバッキングですから「格」 が違います。ライトナーが作る純ブラームス調で渋く品格溢れるオーケストラに、艶めかし くも奔放に絡みつくイダ・ヘンデルの姿態がお見事。ついつい口ずさみたくなるほど、愉 快まメロディアスな名曲です。隠れた名曲といえばシューマンのヴァイオリン協奏曲。シュ ーマンの没後 80 年間も無視されていたこの曲が 1937 年に発掘されたとき、ナチス・ドイ ツの威信にかけてクーレンカンプ+ベーム指揮ベルリンフィルで世界初演。しかしなが ら、その後も一般的な協奏曲とはならずにいましたが、近年では再評価も固まり重要なレ パートリーとして復権を果たしているのはご存じの通り。イダ・ヘンデルの表現はやはり叙 情にたっぷり傾斜したもので、せつないばかりの泣き節も見せる名演。シューマンの狂気 と飛翔を活写します。若き日のマゼールの伴奏は謙虚というか、端正そのもの。若いころ のバッハ演奏のように作曲者への敬意に満ちております。

Altus
TALT-064(1CD)
モーツァルト:セレナーデ第6番『セレナータ・ノットゥルナ』
ピアノ協奏曲第26番『戴冠式』
ステファン・アスケナー ゼ(P)
ヘルマン・アーベントロート(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1956年2月3日
爆演指揮者のインパクトが強いアーベントロートですが、古典派音楽では「古典本来の美しさ」を真っ直ぐに提示する、こけおどしの無い演奏を聴かせます。 いぶし銀の音色を伝家の宝刀とする老舗オーケストラ、シュターツカペレ・ドレスデンとの共演であるこのモーツァルトでは、アーベントロート流古典演奏の美質 がしかと炸裂。鑿で削り出した彫刻のような音響の『セレナータ・ノットゥルナ』では純度の高い力強さに心が打たれます。加えて、絶品の音色を聴かせるしな やかなコンチェルティーノも堪らぬ魅力となっています。ショパンの弟子に学んだ母からピアノの手ほどきを受け、リストの高弟ザウアーに学んだ名ピアニスト、ア スケナーゼを迎えた『戴冠式』では、さらにそれぞれの個性が互いを高めあう演奏となっており、古典的均整の中にあって自由度が増し、豊かなイマジネーショ ンが広がっていきます。 (Ki)

MELODIYA
MEL-1002594(1CD)
NX-B03
ドレンスキー・リサイタル〜20世紀アメリカで生まれたピアノ協奏
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー*
バーバー:ピアノ協奏曲 Op.38
セルゲイ・ドレンスキー(P)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指)ソヴィエト文化省SO*
ヴィクトル・ドゥブロフスキー(指)ソヴィエト国立SO

録音:1982年*、1966年
ギンズブルグに学び、モスクワ音楽院でルガンスキー、マツーエフ、ブーニンを育て、日本人では清塚信也も教えを受けた名教師にして、中村 紘子との交流でも知られるロシアの大ピアニスト、ドレンスキーの初CD化音源が登場。20世紀にアメリカで誕生した協奏曲を収めたものです が、ロシアから移住したラフマニノフはもちろん、アメリカ色が強いガーシュウィンも実はロシア移民二世ということで、2曲はソヴィエトにルーツを持 つという選曲となっています。「ラプソディ・イン・ブルー」は強烈なトランペットを筆頭に主張の強い管楽器群などソヴィエトならではの骨太な演 奏、「パガニーニ・ラプソディ」では少し意外なくらいのシャープな演奏を楽しむことが出来、力強さだけでなく明快なメリハリがたいへん心地よい ドレンスキーのピアノが、その味わいを引き立てています。 (Ki)

CPO
CPO-555245(1CD)
NX-B10
フランツ・ライゼンシュタイン(1911-1968):作品集
ピアノ協奏曲 ヘ長調 Op.37-2
セレナード ヘ長調 Op.29
序曲「シラノ・ド・ベルジュラック」Op.28
オリヴァー・トリンドル(P)
ヤーロン・トラウプ(指)
ニュルンベルクSO

録音:2018年5月15-18日
チェロ協奏曲(555109)に続くライゼンシュタインの作品集。ヒンデミットの弟子であった彼は、十二音技法には否定的だっ たため、生涯に渡り前衛的な手法を用いることなく調性感がある作品を残しました。このピアノ協奏曲は1961年にルドル フ・シュウォーツが指揮するBBCオーケストラをバックにライゼンシュタイン自身のピアノ・ソロで初演が行われました。華麗なピ アノ・パートとオーケストラが呼応する聴きごたえのある作品です。ドイツ・ロマン派風の「セレナード」はオーケストラの音色を 存分に駆使した重厚な作品。序曲「シラノ・ド・ベルジュラック」は控え目なアンサンブルでシラノのロマンティックな面を表現し ています。

ABC Classics
ABC-4817471(1CD)
R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.8
交響詩 「ドン・キホーテ」 Op.35*
アンドルー・デイヴィス(指)、
メルボルンSO、
ジェームズ・エーネス(Vn)、
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)*
クリストファー・ムーア(Va)*

録音(ライヴ):2016年8月10日−13日(Op.8)&2017年6月21日−26日(Op.35)、ハマー・ホール(メルボルン芸術センター)
イギリスではBBCSOの桂冠指揮者、アメリカ、カナダではトロントSOの桂冠指揮者、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督兼首席指揮者のポストを持つイギリスの名匠アンドルー・デイヴィス。2013年から首席指揮者を務めているオーストラリアでの手兵、メルボルンSOとのコンビによるR・シュトラウスの管弦楽作品集。
最新盤は、アーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX 4189)で第61回(2019年)グラミー賞を受賞したカナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスをフィーチャー。これまで数多くの名盤を生み出し、とりわけ協奏曲録音でグラモフォン賞(エルガー/ONYX 4025)、グラミー賞&ジュノー賞(20世紀のヴァイオリン協奏曲集/ONYX 4016)を受賞するなど高い評価を築いてきたジェームズ・エーネスによる「ヴァイオリン協奏曲」の2016年ライヴ・レコーディング。ダニエル・ミュラー・ショット、クリストファー・ムーアがソロを担当する「ドン・キホーテ」(こちらは2017年6月のライヴ)をカップリングしています。

Signum Classics
SIGCD-584(1CD)
ガブリエル・プロコフィエフ:サクソフォン協奏曲
バス・ドラム協奏曲
ブランフォード・マルサリス(Sax)
ジョビィ・バージェス(バス・ドラム)、
アレクセイ・ボゴラッド(指)ウラルPO

録音:2018年8月22日−23日(サクソフォン協奏曲)&8月25日(バス・ドラム協奏曲)、スヴェルドロフスク・フィルハーモニック・ホール(エカテリンブルク、ロシア)
祖父にロシアの偉大な作曲家セルゲイ・プロコフィエフを持つガ ブリエル・プロコフィエフ(ゲイブリエル・プロコフィエフ)は、 ロンドンをベースに作曲家、プロデューサー、DJとして活動。クラ シック音楽をルーツに、クラブ、ヒップホップなどのダンス音楽や エレクトロニクスを取り入れた独自の音楽を創りあげています。 イギリスのSignum Classicsから、ガブリエル・プロコフィエフの2 つの協奏曲新録音が登場。アメリカの偉大なジャズ・サクソフォン 奏者ブランフォード・マルサリス(ウィントン・マルサリスの兄) のために書かれた2016年の新作「サクソフォン協奏曲」は、サクソ フォンを新たな音楽形式で表現するため、あえて「ジャズ・コンチ ェルト」とならないようクラシカルな協奏曲を書いたとのこと。そ れでも、自然に直観的に生まれるジャズ的なリズムやサウンドは含 まれているようです。また、第1楽章には「alla Hip-hop」の表記 もあり、ガブリエル・プロコフィエフの得意とするダンス・ミュー ジック的な要素も楽しみなところ。 コンテンポラリー・アンサンブル「パワープラント」の中心メンバ ーとして活躍するパーカッショニスト、ジョビィ・バージェスのた めに書かれたバス・ドラム協奏曲(2012)は、1台のバス・ドラム (大太鼓)を駆使して驚くべき多様性を表現した作品。種々のマレ ットやスティック、ブラシ等を持ち替えることはもちろん、リムや フレーム、弦(?)など色々な箇所からも音を出し、多様な色彩と テクスチュアを生み出しています。

Hyperion
The Romantic Piano Concerto
CDA-68258(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.79
プフィッツナー(1869−1949):ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.31
ブラウンフェルス(1882−1954):昼と夜の小品(ピアノ・オブリガートを伴う管弦楽のための) Op.44
マルクス・ベッカー(P)、
コンスタンティン・トリンクス(指)、
ベルリンRSO

録音:2018年2月12日−15日、放送局ホール(ベルリン、ドイツ)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」が、ついに第79集まで到達。マックス・レーガーのピアノ作品全曲録音という偉業を成し遂げたことでその名を轟かせ、その後も"ピアノ王国ハイペリオン"で活躍するドイツの鬼神マルクス・ベッカーが、「ヤーダスゾーン&ドレーゼケ(CDA 67636)」、「ウィドール(CDA-67817)」以来となるRPCシリーズへ登壇。シューマン、ブラームス、ワーグナーの精神的伝統に立つと自他共に認めるロマン主義者であったハンス・プフィッツナー。古典・ロマン主義の伝統を尊重し作品に反映してきたヴァルター・ブラウンフェルス。20世紀前半、戦間期のドイツで活躍し、ドイツ・ロマンティシズムを継承してきた2人の作曲家によるピアノ協奏曲を、レーガーを始めとするドイツ音楽のスペシャリストでもあるマルクス・ベッカーが気高く描きます。新国立劇場、東京フィルとの共演でもお馴染みのドイツの指揮者コンスタンティン・トリンクスとベルリン放送響のサポートも抜群です。


Epitagraph
EPITA-007(1CD)
(UHQCD)
日本語帯・解説付
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ジネット・ヌヴー(Vn)
アンタル・ドラティ(指)
ハーグ・レジデンティO

録音:1949年6月10日 ハーグ(ライヴ)
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)

“不世出の天才ヴァイオリニスト”ジネット・ヌヴー。1919年8月11日パリ生まれ。1949年10月28日、アメリカ演奏旅行のためパリから飛び立った飛行機がポルトガル領アゾーレス諸島(大西洋上)中のサン・ミゲル島に墜落、まだ30歳の若さで命を絶ってしまいました。遺された録音は数少なく、どれもが本当に貴重。なかでも、彼女が最も得意としたブラームスのヴァイオリン協奏曲。(1)46年8月のEMI録音(ドブロヴェーン指揮/フィルハーモニアO)、(2)48年4月25日バーデン・バーデン・ライヴ(デゾルミエール指揮フランス国立放送管)、(3)48年5月3日ハンブルクのライヴ(イッセルシュテット指揮北ドイツ放送響)、(4)49年6月10日ハーグでのライヴ(ドラティ指揮ハーグ・レジデンティ管)―4種の録音が遺されていますが、この(4)、事故にあう4か月前の録音が、従来盤を上まわる目覚ましい音質で蘇ります!!
従来盤には、世界初発売したキング・セブンシーズのKICC-2182(91年発売、ミュージック・アンド・アーツ原盤、廃盤)、ミュージック・アンド・アーツのCD-837(94年発売)、DanteのLYS389-392(98年発売、廃盤)等がありました。今回の音源はEPITAGRAPH(エピタグラフ)が知人を経由してオランダの放送局のアーカイヴから入手したもの。記録・保存用のアセテート・ディスクから復刻、デジタル・トランスファーした音源です。スクラッチ・ノイズこそありますが、高域を損なわないように過度なノイズ・リダクションはしていないため、臨場感は抜群。第1楽章のあと、聴衆の拍手が起き、その後軽くチューニングしていますが、この間合い(22秒間)もトラックを設け、カットすることなく、本CDに収録しています。
第1楽章から、猛烈な気迫が聴く者の心を揺さぶります。吸引力の強さは無類です。第2楽章ではロマン的な情緒も爽やかに、歌心に溢れて美しく、惚れ惚れとさせてくれます。そしてフィナーレに入ると情熱の塊が火を噴いたよう!ドラティとハーグ・レジデンティOも堅実なバックアップで対応しています。ヌヴーのソロの音、凛とした弾きぶり、ストラディヴァリウスの艶やかな音がしっかり捉えられていることでは有名なイッセルシュテット盤等と比べてもこれが一番です。この録音、これまで音の貧しさから演奏の真価が正確に伝えられてきたとは言い難く、今回は、面目躍如の決定盤CDであるといっても過言ではありません。しかも今回は“高音質CDの決定版”であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますのでお早めにお求めください。



DOREMI
DHR-8081(2CD)
フランコ・グッリ録音集 第1集/モーツァルト作品
(1)弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
(2協奏交響曲 変ホ長調 K.364
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
(4)ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
(5)ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 K.424
フランコ・グッリ(Vn(1)〜(5)、指(3)(4))
ブルーノ・ジュランナ(Va(1)(2)(5))
ジャチント・カラミア(Vc (1) )
アルチェオ・ガリエラ(指(2))
ミラノ・アンジェリクムO((2)〜(4))

録音:1965年頃
レジェンダリー・トレジャーズ・シリーズよりグッリの録音集が登場します。フランコ・グッリ(1926-2001)はイタリア出身でシゲティらに学んだ名手。 教育活動にも熱心で東京音楽大学でも教えていました。ジュランナ、カラミアと結成したトリオは「イタリア弦楽三重奏団」の名で知られています。このモー ツァルト・アルバムではグッリ弾き振りの協奏曲から息の合った奏者たちとの室内楽まで収録しており、グッリのモーツァルト演奏の真髄がお聴き頂け ます。 (Ki)

ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-10619(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
R.シュトラウス:町人貴族 Op.60
カレ・ランダル(P)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
エストニア国立SO

録音:2015-2018年/エストニア・コンサートホール(ライヴ)
共にエストニア出身の巨匠、ネーメ・ヤルヴィとカレ・ランダル。ふたりは世界で活躍する傍ら故郷での演奏活動にも大きな力を注いでおり、祖国の人々から 熱く迎えられています。その熱気を感じるライヴ録音シリーズからモーツァルトの協奏曲が登場。大らかでふくよかなオーケストラの響きが温かみを持って流れて いくことでモーツァルトの良さを最大限引き出しており、木管の美しい歌も印象的です。ランダルのピアノは指揮者のテンポ感にしっかり合った落ち着いたもので じっくりと音楽を味わえます。またネーメが得意とするR.シュトラウスでは音楽が生き生きと動き出し、ライヴの喜びをいっぱいに聴かせます。 (Ki)
ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-10719(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ブラームス/シェーンベルク:編)):ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
(アンコール)ペーテル・ヴァヒ:母へ
カレ・ランダル(P)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
エストニア国立SO

録音:2015-2018年/エストニア・コンサートホール(ライヴ)
共にエストニア出身の巨匠、ネーメ・ヤルヴィとカレ・ランダル。ふたりは世界で活躍する傍ら故郷での演奏活動にも大きな力を注いでおり、祖国の人々から 熱く迎えられています。その熱気を感じるライヴ録音シリーズからモーツァルトの協奏曲が登場。大らかでふくよかなオーケストラの響きが温かみを持って流れて いくことでモーツァルトの良さを最大限引き出しており、木管の美しい歌も印象的です。ランダルのピアノは指揮者のテンポ感にしっかり合った落ち着いたもので じっくりと音楽を味わえます。シェーンベルク:編のブラームスでは大管弦楽の色彩豊かな魅力が炸裂。エストニア国立響の巧さも素晴らしいです。アンコールで 取り上げられているヴァヒはエストニアの現代作曲家。民謡風の和声をベースに気だるいグリッサンドを用いながらうねっていく面白い作品です。 (Ki)

Koramant Records
KR-11003(1CD)
ヨハン・ヨゼフ・レスラー(1771-1812):ピアノ協奏曲 変ホ長調
交響曲 ハ長調
アレナ・ヘニゴワ(フォルテピアノ)
イジー・スィハ(指)
アイゼンベルクO(古楽器使用)

録音:2018年
ヘミアの作曲家ヨハン・ヨゼフ・レスラーの近年発見された協奏曲と交響曲を収録。レスラーは19世紀までは名の知られた作曲家でしたが、20世紀以降 忘れられていた存在でした。2曲とも世界初録音です。オーケストラの扱いがなかなか面白く、木管楽器が活躍しコミカルな楽想もありとても楽しめます。ピアノ もモーツァルトとベートーヴェンの中間でユーモアと技巧を織り交ぜ駆け抜けるような爽快さが心地よいです。交響曲は若干小規模なものの壮大な序奏が付いた 4楽章構成。小さな動機で始まるフィナーレは対位法的展開がチラリと顔をのぞかせ、モーツァルトの『ジュピター』を思わせます。味わい深い旋律が印象的な 2 曲、ぜひお試しください。 (Ki)


MELODIYA
MEL-1002584(2CD)
NX-C03
ベラ・ダヴィドヴィチ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ショパン:ピアノ協奏曲第1番*
ショパン:ワルツ集(第1番-第14番)#
ベラ・ダヴィドヴィチ(P)
アルヴィド・ヤンソンス(指)
モスクワPO、モスクワRSO*

録音:1962年、1960年*、1961-63年#
※代理店情報では全てモノラルしいますが、少なくとも協奏曲はステレオだと思われます。
ソヴィエト連邦時代のアゼルバイジャン出身で、1949年の第4回ショパン・コンクールにおいてチェルニー=ステファンスカと優勝を分け合ったダヴィドヴィチ。特に ショパンを得意とした彼女でしたが、ベートーヴェンの第1協奏曲は10歳になる頃にデビューを飾った曲でもあり、このアルバムには所縁の深い作品が集められい るといえます。ヴァイオリニスト、ディミトリ・シトコヴェツキーの母親としての顔を持つ彼女はその後アメリカに亡命し、現在は後進の指導を中心に活躍しています が、全盛期の録音を集めたこの2枚組では、独特のスケール感を持つ美しい演奏を堪能することが出来ます。


ICA CLASSICS
ICAC-5159(4CD)
NX-F01
リチャード・イッター・アーカイヴ より、偉大なるソリストたち〜オイストラフ、ヘンデル、デ・ヴィート、カンポーリ、ナヴァラ、ネルソヴァ、ブルショルリ、ブレイン

【DISC 1】
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

【DISC 2】
(1)ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番
(2)ラロ:スペイン交響曲

【DISC 3】
(1)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
(2)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
(3)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104

【DISC 4】
(1)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
(2)モーツァルト:ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
(3)モーツァルト:ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
(4)R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番
【DISC 1】
(1)ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、マルコム・サージェント(指)ロイヤルPO
録音:1954年11月29日、BBCスタジオ、メイダヴェール
(2)イダ・ヘンデル(Vn)、ベイシル・キャメロン(指)ロイヤルPO
録音:1955年8月16日、ロイヤル・アルバート・ホール
【DISC 2】
(1)ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、フェルディナンド・プレヴィターリ(指)ローマRSO
録音1953年8月23日、アッシャー・ホール、エディンバラ音楽祭
(2)アルフレード・カンポーリ(Vn)、アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)BBC響
録音:1955年11月30日、BBCスタジオ、メイダヴェール
【DISC 3】
(1)アンドレ・ナヴァラ(Vc)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BBC響
録音:1955年4月10日、BBCスタジオ、メイダヴェール
(2)アンドレ・ナヴァラ(Vc)、ジャン・マルティノン(指)BBC響
録音:1954年10月27日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
(3)ザラ・ネルソヴァ(Vc)、マルコム・サージェント(指)BBC響
録音:1955年8月17日、ロイヤル・アルバート・ホール
【DISC 4】
(1)モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)、ユージン・グーゼンス(指)BBC響
録音:1955年10月30日、BBCスタジオ、メイダヴェール
(2)デニス・ブレイン(Hrn)、ワルター・ゲール(指)LSO
1954年4月12日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
(3)デニス・ブレイン(Hrn)、パウル・ザッハー(指)ロイヤルPO
録音:1953年11月18日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
(4)デニス・ブレイン(Hrn)、エイドリアン・ボールト(指)BBC響
録音1956年3月18日、BBCスタジオ、メイダヴェール
※全てモノラル録音
英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、リチャード・イッ ター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた貴重なコレク ションから、BBCの正規ライセンスを受けCD化するシリーズ。 今回の4枚組には、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、そしてホルンの巨人たちがソリストとして残した記録を集めています。指揮者やオケとの丁々発 止のやり取り、いざとなれば他は置き去りにして一人で突っ走ることも辞さないという、往年の巨匠たちの妥協なき妙技をたっぷりと堪能するこ とができます。近年再評価の機運高まっている幻のピアニスト・ブルショルリの貴重な録音と、天才デニス・ブレインの神業ホルンを収めた DISC4は特に注目です。

MAGGIO LIVE
MAGGIO-026(1CD)
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番*
アリリオ・ディアス(G)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
リッカルド・ムーティ(指)
フィレンツェ五月音楽祭O

録音:1973年11月23日、1974年11月2日*/フィレンツェ、コムナーレ劇場
フィレンツェ五月音楽祭レーベル「MAGGIOLIVE」よりリヒテルのお宝音源が登場!レパートリーを厳選し深淵な演奏を繰り広げたリヒテルが得意としたベートーヴェンの協奏曲3番、今までディスクの無かった74年ライヴ!指揮は音楽祭の芸術監督でリヒテルとの相性も抜群な巨匠ムーティ。モノラルではありますが音楽祭公式のリリースだけに音質も十分良好、力強い響きと熱気に満ち溢れた堂々たる大演奏がたっぷりとお楽しみ頂けます。リヒテルとムーティは77年にフィルハーモニア管と同曲をスタジオ録音しており大変な名盤として知られていますが、それに先立つ、しかもライヴ録音が聴けるとあって、これは凄まじい注目盤と言えましょう。当レーベルから2018年に発売された、リヒテルとムーティによるモーツァルトの協奏曲24番・27番(MAGGIO-022)は非常に大きな話題となりました。その続編と言うべき驚きのリリース、必携・必聴です!
カップリングはこちらも初出の注目音源。同じくムーティが指揮をし、ベネズエラの大ギタリスト、アリリオ・ディアスがソロを務めた73年のアランフェス協奏曲!セゴビアに学びクラシックギターの真髄を体現した名手が高らかに奏でるアランフェス、貴重なライヴ録音です。 (Ki)

arcantus
ARC-16006(1CD)
ラロ:スペイン交響曲 ニ短調Op.21
ルーセル:小管弦楽のためのコンセール Op.34
ルーセル:ピアノ協奏曲 ト長調 Op.36
スヴェトリン・ルセフ(Vn/ストラディヴァリウス1710年製「カンポセリーチェ」)、
アラン・ラエ(P/スタインウェイD)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)、
オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランス

録音:2016年3月26-28日アンリ・デュティユー・ホール(ドゥエ)
スペイン系の血を引くエドゥアール・ラロはパリ音楽院に学び、その後ヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者として活躍しました。異国情緒に富む華麗な 作品が多く、その中でもサラサーテが初演したスペイン交響曲はラロの名を一躍有名にした傑作で、情熱的なメロディ、技巧的なアルペッジョ、左手 による連続ピツィカート奏法など、ヴァイオリンの特性が生かした名曲です。
ヴァイオリン独奏のスヴェトリン・ルセフ1976年ブルガリア生まれ。パリ国立高等音楽院及びパリ・エコール・ノルマルでジェラール・プーレ、ドゥヴィー ・エルリー、ジャン=ジャック・カントロフ等に師事。第1回仙台国際音楽コンクール(2001年)で優勝したことにより日本でも人気のヴァイオリニス トとして活躍しております。師カントロフの指揮のもと、雄弁に語りかえる演奏を披露しております。
25歳まで海軍軍人でその後、スコラ・カントルムでダンディに師事したアルベール・ルーセルは、印象主義の影響から出発し、ストラヴィンスキーのバー バリズムを経て新古典主義に達した作曲家。小管弦楽のためのコンセールとピアノ協奏曲は、ともに1927年に作曲されパリで初演されました。
ピアノ独奏を務めるアラン・ラエは1947年フランス生まれ。フランス音楽のエキスパートとして知られ、ルーセルをはじめアルテュール・オネゲル、 フローラン・シュミットなど数多くの録音を発表してきました。フランスの巨匠の最新録音が聴けるのも嬉しいところです。 (Ki)


Profil
PH-18091(4CD)
モーリス・ジャンドロン/チャームとチェロ
■Disc 1
(1)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
(2)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタD821
■Disc 2
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5の1
(2)同:チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102の2
(3)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
■Disc 3 
(1)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
■Disc 4
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調HobZb:2
(2)ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調G.482
モーリス・ジャンドロン(Vc)

■Disc 1
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
ウィーンSO(1)、
ジャン・フランセ(P)(2)
録音:1962年(1)(ステレオ)、52年(2)(モノラル)
■Disc 2
ジャン・フランセ(P)
録音:1954年(1)(2)、52年(3)(モノラル)
■Disc 3 
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
ウィーンSO(1)、
カール・ランクル(指)LPO(2)
録音:1962年(1)(ステレオ)、1946年(2)(モノラル)
■Disc 4
パブロ・カザルス(指)
コンセール・ラムルーO
録音:1960年(ステレオ)
現在聴くことのできるジャンドロンの録音の多くは老年期のもの。端正で品の良いスタイルの印象がありますが、若い頃はたいへん煽情的な演奏をしたとされます。このBoxはまさに若きジャンドロンの凄さを堪能できます。
当Box中もっとも古いものが、1946年のドヴォルザークの協奏曲。1944年のメンゲルゲルク&パリ放送大Oとの録音より2年後ですが、ボルテージの高さと美しい歌い回しが最高。古い録音ながら引き込まれます。
興味深いのが恩師カザルスの指揮でハイドンとボッケリーニの協奏曲を共演したもの。ジャンドロンの独奏はもちろんですが、カザルスの人間味あふれる伴奏も聴きものです。両曲のカデンツァはジャンドロン自作のものです。
さらに興味深いのは、作曲家ジャン・フランセが伴奏者として名手ぶりを発揮していること。それも自作ではなく、シューベルト、ベートーヴェン、ブラームスのソナタといった難物なのが聴きもの。ジャンドロンの独奏にぴったり添いながらも強い存在感を示しています。まさに貴重な記録と申せましょう。

Hanssler
HC-16082(1CD)
ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2
アンリ・カサドシュ(1879-1947):チェロ協奏曲 ハ短調(J.C.バッハ:チェロ協奏曲 ハ短調 W.C77)
ジャン=バティスト・ジャンソン(1742-1803):チェロ協奏曲 ニ長調
ファレンティン・ラドゥティウ(Vc)、
ルーベン・ガザリアン(指)、
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内O

録音:2016年6月27-19日/オッフェナウ
ラドゥティウは1986年ミュンヘン生まれ。6歳よりチェロを始め、これまでにC.ハーゲン、H.シフ、D.ゲリンガスら名手に師事。2008年にはカール・ダヴィ ドフ国際コンクールで第1位と特別賞を同時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名実ともにドイツ屈指の実力派として注目 を集めています。これまでヘンスラー・レーベルより「エネスコのチェロとピアノのための作品全集」(98 021)、「ラロ、マニャール、ラヴェルのチェロ作品集」(98 654)、「ハイドンのチェロ協奏曲第1番、C.P.E.バッハのチェロ協奏曲」(HC 16038)をリリース。雄弁な語り口でこれらの名作を演奏しております! (Ki)
Hanssler
HC-19001(6CD)
ネヴィル・マリナー&アカデミー室内O〜ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲集
[CD1]
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K. 466
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K. 488
[CD2]
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
(4)モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K. 503
[CD3]
(5)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
(6)グリーグ:ピアノ協奏曲
[CD4]
(7)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(8)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
[CD5]
(9)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
(10)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
[CD6]
(11)シベリウス:ヴァイオリン協奏
(12)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
[CD1]
イヴァン・モラヴェツ(P)
録音:1997年4月ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
[CD2]
イヴァン・モラヴェツ(P)
録音:1995年10月ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
[CD3]
ギャリック・オールソン(P)
録音:(5)1996年10月アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)、(6)1996年12月ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
[CD4]
ギャリック・オールソン(P)、
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
録音:(7)1996年5月アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)、(8)1999年12月ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
[CD5]
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
録音:1995年5月ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
[CD6]
(11)ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)、(12)パメラ・フランク(Vn)
録音:(11)1999年1月、(12)2001年1月ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

ネヴィル・マリナー(指)、
アカデミー室内O(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)
1959年、当時ロンドンSOの第2ヴァイオリン首席奏者と務めていたサー・ネヴィル・マリナー(1924-2016)により創設されたアカデミー 室内O(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)が2019年に創設60周年を迎えました。これを記念して、1995年か ら2001年に録音されヘンスラー・レーベルからリリースされていたピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲の名録音集がセットになって登場します。
サー・ネヴィル・マリナーの指揮のもと膨大な録音が存在する当団は、バッハなどのバロック音楽からモーツァルト、ブラームス、チャイコフス キー、ドヴォルザークなど数多くの交響曲を録音してきました。その中でも誉れ高き名盤が多く存在するのが協奏曲の録音です。一貫してエレガントな 解釈で魅了するマリナーは独奏者からも絶大なる信頼を得ており、独奏者の個性を尊重し寄り添うような演奏で数多くの名演を残してきました。
ここに収録された作品はどれも超一級の名演。屈指の技巧派として熱狂的なファンのつくイヴァン・モラヴェツが弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲集、 ギャリック・オールソン全盛期ともいえる90 年代のラフマニノフ、グリーグ、チャイコフスキー、実力派ドミトリー・シトコヴェツキーが弾くチャイコフ スキー、ブラームス、メンデルスゾーン、シベリウス、そして、可憐に奏でるパメラ・フランクのブルッフと、そのどれもが高水準の名演です。名匠マリ ナーが申し分のないサポートで独奏者を自由自在に歌わせております。 (Ki)

ORFEO
MP-1901(2CD)
NX-A13
シュポア(1784-1859):クラリネット協奏曲集
クラリネット協奏曲 第1番ハ短調 Op.26
クラリネット協奏曲 第4番ホ短調 WoO20
クラリネット協奏曲 第2番変ホ長調 Op.57
クラリネット協奏曲 第3番ヘ短調 WoO19
カール・ライスター(Cl)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指)
シュトゥットガルトRSO

録音 1983年6月20-25日、12月17-22日南ドイツ放送、シュトゥットガルト
1805年から1812年までゴーダの宮廷楽長を務めた後、1822年からカッセルの宮廷楽長を務めたシュポア。1830年代に はまぎれもなく、その時代における最大の作曲家とみなされていました。彼はチューリンゲンの名クラリネット奏者、ヨハン・ジー モン・ヘルムシュテットのために4曲のクラリネット協奏曲を書きましたが、これらは現代でもクラリネット奏者の大切なレパート リーです。この録音は22歳でベルリンPOの首席奏者に就任し、長い間メンバーとして活躍したカー ル・ライスターがソリストを務めた名演。完璧な技巧に裏打ちされた伸びやかで美しい音色が魅力です。もともとは1枚ずつの 単独販売でしたが、今回4曲をまとめてのリリースとなります。

BIS
BISSA-2309
(1SACD)
『ジャルバート|バッハ|ペルト|ヴァスクス』
ピエア・ジャルバート(1967-):ヴァイオリン協奏曲(2017)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
アルヴォ・ペルト:フラトレス(1977/92)【ヴァイオリン、弦楽オーケストラと打楽器のための版】
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):孤独な天使(1999/2006)
マーガレット・ベイチャー(Vn;ストラディヴァリウス1716年製作Milstein ex Goldman)、
ロサンゼルス室内O、
ジェフリー・カヘイン(指)

録音:2018年3月17日アレックス・シアター(グレンデール、カリフォルニア)&3月18日/UCLA、ロイスホール(ロサンゼルス、カリフォルニア)(ライヴ録音)
2018年9月15日コルバーン音楽学校、ジッパーホール(ロサンゼルス、カリフォルニア)(セッション録音)
ロサンゼルス室内O(LACO)は、1968年の創設。サー・ネヴィル・マリナー、ジェラード・シュワルツ、アイオナ・ ブラウン、クリストフ・ペリック、ジェフリー・カヘインが音楽監督を歴任、アメリカ屈指の室内Oのひとつと呼ばれるようになりました。2019 年/2020年のシーズンからハイメ・マルティンが音楽監督を務めています。ロサンゼルス室内Oの初めてのBISレーベルへの録音は、コンサー トマスターのマーガレット・ベイチャーのソロで、バッハのイ短調の協奏曲など「ヴァイオリンとオーケストラ」の作品4篇を収録。当録音ではあ のナタン・ミルシティンの愛器、1716年製作のストラディヴァリウス Milstein ex Goldmanで演奏しております。エレガントで艶やかな音色が魅力です。
ピエア・ジャルバート(1967-)は、ニューハンプシャー州マンチェスターのフランス系カナダの家系生まれ。オハイオ州のオーバリン音楽院でピア ノと作曲を学び、ペンシルべニア大学の主任教授ジョージ・クラムの下で作曲の博士号を取得しました。アーロン・コープランドを「ヒーロー」と呼び、 ジャルバート自身、色彩感のある、すばらしく巧みに作られた、人好きのする音楽を発表しています。初録音の「ヴァイオリン協奏曲」は、〈Soulful, mysterious - Scherzando(感情のこもった、神秘的な − スケルツァンド)〉と〈With great energy(大きなエネルギーとともに)〉の2楽章の作 品です。2002年から2005年までコンポーザー・イン・レジデンスを務めたロサンゼルス室内Oと、セントポール室内O、ミルウォーキー SOの共同委嘱で作曲。2017年6月にミネソタ州セントポール、2018年2月にウィスコンシン州ミルウォーキーで演奏され、3月、ロサンゼル ス室内Oにより西海岸初演されました。
アルヴォ・ペルトの「フラトレス(兄弟たち)」は、1977年、室内アンサンブルのために作曲され、ギドン・クレーメルが「ヴァイオリンとピアノ」の 版を演奏して以来、ペルト自身が編曲した版のほか、アーティストたちが自分たちの楽器のために作った版もあり、ペルトのもっとも演奏されることの 多い「クラシック」になったと言われます。このアルバムでは、作曲者自身が1992年に作った「ヴァイオリン、弦楽オーケストラと打楽器」の版が演 奏されます。ラトビアの作曲家ペーテリス・ヴァスクスの「孤独な天使」は、1999年に作曲した弦楽四重奏曲第4番の終楽章を「悲しい目で見つめな がら世界の空を飛ぶ天使」をイメージして改作、ギドン・クレーメルにより初演された作品です。
マーガレット・ベイチャーは、1998年からロサンゼルス室内Oのコンサートマスターを務め、ソリスト、室内楽奏者として活動、南カリフォ ルニア大学ソーントン音楽学校とコルバーン音楽アカデミーで教えています。ジェフリー・カヘイン(1956-)とロサンゼルス室内Oが共演した ヒラリー・ハーンのバッハの協奏曲集(DG)で「2 つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043」の第 2ヴァイオリンを担当しました。私生活 では、数多くの映画とテレビの音楽を書いている作曲家ジョエル・マクニーリーの夫人です。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186737
(1SACD)
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6より第1番〜第6番
(1)合奏協奏曲第1番ト長調 Op.6-1 HWV 319
(2)合奏協奏曲第2番ヘ長調 Op.6-2 HWV 320
(3)合奏協奏曲第3番ホ短調 Op.6-3 HWV 321
(4)合奏協奏曲第4番イ短調 Op.6-4 HWV 322
(5)合奏協奏曲第5番ニ長調 Op.6-5 HWV 323
(6)合奏協奏曲第6番ト短調 Op.6-6 HWV 324
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(Vn/コンサートマスター)

録音:2018年9月、2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)
コンチェルト・グロッソとはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大合奏群との間の音量的、 技巧的対比を楽しむ音楽で、ヘンデルが1739年に作曲したコンチェルト・グロッソ Op.6は12曲からなります。当録音は第1番から第6番をおさめており、 今後第7番から第12番もリリースされるとのこと。ベルリン古楽アカデミーによる愉悦の極みのヘンデルをお楽しみいただけます! (Ki)

CLAVES
50-1818(1CD)
ホセ=ダニエル・カステヨン
(1)アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):協奏曲〜フルートと弦楽オーケストラのための(フルート協奏曲第1番)(1949)
(2)フランク・マルタン(1890-1974):バラード〜フルート、弦楽オーケストラとピアノのための(1939-1941)
(3)マルタン:教会ソナタ〜フルートと弦楽のための【ヴィクトル・デザルツェンス編曲】(1958)
(4)ジョリヴェ:協奏的組曲〜フルートと打楽器のための(フルート協奏曲第2番)(1965)
ホセ=ダニエル・カステヨン(Fl)、
ローザンヌ室内O、
ニコラ・シャルヴァン(指)、
(2)ジャン=ジャック・バレ(P)、
(4)ペルキュシオン・クラヴィエ・ドゥ・リヨン

録音:2004年6月22-26日/メトロポール劇場(ローザンヌ)
フルートの名手ホセ=ダニエル・カステヨンが、20世紀フランスを代表する作曲家アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974)とフランク・マルタン(1890-1974) が作曲したフルートとオーケストラのための作品を収録しました。
1936年にメシアン、ルシュールらと「若きフランス」を結成したジョリヴェ。フルートと弦楽の協奏曲(フルート協奏曲第1番)はパリ音楽院のコンクール 課題曲として1949年に作曲され、現在ではフルート奏者の必須レパートリーとなっている作品です。2楽章構成で演奏時間13分ほどの小規模な協奏曲ながら 実にインパクトの強い作品。課題曲として技巧的な要素を多く含みつつ、弦楽オーケストラとの対話が非常に魅力的な協奏曲で難曲としても知られます。一方、 協奏的組曲(フルート協奏曲第2番)はフルートと打楽器のための作品。フルートと打楽器の掛け合いが刺激的です!
セザール・フランクや印象派の影響を受け、第1次大戦後のフランスの新しい傾向にふれ、さらに12音技法にも接近したフランク・マルタン。ここに収録さ れた2篇でも現代的響きのなかにも抒情性と深い思索性をもった独自の作風が魅力です。

Arte dellarco Japan
ADJ-061(1CD)
OLC第39回定期演奏会
メユール:歌劇「ストラトニース」序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
佐藤俊介(Vn)
鈴木秀美(指)、
オーケストラ・リベラ・クラシカ

ライヴ録音:2017年6月24日/三鷹市芸術文化センター、風のホール
エティエンヌ・ニコラ・メユール(1763-1817)は主に歌劇で活躍したフランスの作曲家。「ストラトニース」はハイドン「驚愕」と同じ1792年の作品です。
佐藤俊介を迎えてのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ではカデンツァにも注目。あのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調の初演を委ねたことでも知られるヴァイオリニスト、フェルディナンド・ダーヴィッド作のカデンツァに佐藤俊介が少し手を入れたもの演奏。佐藤俊介は自由自在なテクニックと実に雄弁な表現力で圧倒的な演奏を披露しており、同作品の新たな魅力に出会える名演です!
そして、ハイドンの「驚愕」「びっくりシンフォニー」。第2楽章で突然、太鼓を含む全合奏が鳴り響くあまりにも有名なこの作品を鈴木秀美率いるOLCが快演を聴かせてくれます! (Ki)

Signum Classics
SIGCD-578(1CD)
フィブス&モーツァルト:クラリネット協奏曲集
ジョゼフ・フィブス(b.1974):クラリネット協奏曲(2017)
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622*
マーク・ファン・デ・ヴィール(Cl、バセットCl)
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指)、
フィルハーモニアO
ロンドン室内O*

録音:2017年11月12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)〔フィブス〕/2013年1月23日、カドガン・ホール(ロンドン/ライヴ)〔モーツァルト〕
イギリス、ノーサンプトンに生まれ、オックスフォード大学マートン・カレッジと王立音楽カレッジで学んだクラリネット奏者マーク・ファン・デ・ヴィールは、ウェールズ・ナショナル・オペラ、グラインドボーン・ツーリング・オペラ、ロンドン室内Oの首席奏者を歴任し、現在はPOとロンドン・シンフォニエッタの首席クラリネット奏者としてロンドンの最前線で活躍しています。
クラリネットのための時代を超越した名曲、モーツァルトのクラリネット協奏曲の2013年ライヴ録音と、現代イギリスのリーディング・コンポーザーの一人、ジョゼフ・フィブス(b.1974)がファン・デ・ヴィールのために書き、2017年に初演されたクラリネット協奏曲をカップリング。フィブスのクラリネット協奏曲は、サンデー・タイムズによって「この新しい協奏曲はきっと世界中で演奏されるだろう」と絶賛されています。

Nimbus Alliance
NI-6380(1CDR)
ガリー・カーペンター:テナー・サクソフォン協奏曲 「SET」
フレッド&ジンジャー
テナー・サクソフォンと管弦楽の為の協奏曲 「SET」*
ウィリー・ストック#
ラヴズ・エターニティ**/ダダヴィル
イアン・バラミー(テナー・サクソフォン)*、
キャスリン・ラッジ(Ms)**、
クラーク・ランデル(指)、
アンドルー・マンゼ(指)#、
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:2018年、フィルハーモニック・ホール(イギリス)
王立音楽カレッジ(RCM)と王立ノーザン音楽カレッジ(RNCM)の作曲科教授、ロイヤル・リヴァプール・フィルのコンポーザー・イン・アソシエーションを務め、コンサート音楽、映画、ミュージカル、歌劇、ダンスなど多様なシーンで活躍しているイギリスの作曲家、ガリー・カーペンター(ゲーリー・カーペンター)の作品集。
メインとなるテナー・サクソフォンの為の協奏曲「SET」は、イギリスのジャズ・サクソフォン奏者イアン・バラミーが2014年に初演した作品。RNCMウィンド・オーケストラなど管楽器・吹奏楽関連の録音でも知られるクラーク・ランデルが指揮。オールドバラ音楽祭と第1次世界大戦100周年の芸術プログラム「14-18 NOW」の共同委嘱によるウィリー・ストック(Willie Stock)はアンドルー・マンゼが指揮を担当。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

OUR RECORDINGS
MAR-8.226912
(1CD)
NX-B06
アメリカのリコーダー協奏曲集

(1)ロベルト・シエッラ:「前奏曲、ハバネラと常動曲」(2016) -リコーダーと管弦楽のための

(2)ティーヴン・スタッキー:「エチュード(練習曲集)」(2000) -リコーダーと管弦楽のための協奏曲

(3)アンソニー・ニューマン:「リコーダー,ハープシコードと弦楽のための協奏曲」(2016)

(4)ショーン・ヒッキー:「パシファイング・ウェポン」(2015)-リコーダーと木管,金管,打楽器,ハープのための協奏曲
ミカラ・ペトリ(各種リコーダー)
(1)アレクサンダー・シェリー(指) コペンハーゲン・フィル(チボリSO)
録音:2018年7月1日(ライヴ) チボリ公園コンサートホール、コペンハーゲン…世界初録音
(2)ラン・シュイ(指) デンマーク国立SO
録音:2006年4月5日 デンマーク放送コンサートホール…品番6.220531からの再収録
(3)アンソニー・ニューマン(ハープシコード)、ノルディックSQ
録音:2018年7月26日 マリエンダル教会、コペンハーゲン …世界初録音
(4)品番OUR-LP001(アナログ)からの再収録
ジャン・トレル(指)王立デンマーク音楽院コンサートバンド
録音:2016年11月24-25日 王立デンマーク音楽院コンサートホール…品番OUR-LP001(アナログ)からの再収録
リコーダーの女王ペトリが、アメリカ在住の4人の作曲家に委嘱した協奏曲を集めたアルバム。プエルトリコ出身のシェッラによる 「前奏曲、ハバネラと常動曲」は、元々リコーダーとギターのために作られた作品を大きく拡張したもので、スペインや南米がルー ツとなる、揺れるようなリズムとメロディラインを持つ作品。「常動曲」では軽快な変拍子も登場します。ピューリッツァー賞も受賞 しているスタッキーによる「エチュード」は、上下するフレーズが楽しい「スケール」、音をずり下げる動きを多用する「グライド」など、 それぞれタイトルとなる音型を使用した小品集です。個性的なオルガン、鍵盤楽器奏者として一世を風靡したアンソニー・ニュー マンの作品は、自身もハープシコードで参加の小編成による新古典主義的な美しいもの。「武器を鎮める」というタイトルを持つ ショーン・ヒッキーの作品は、吹奏楽に対峙するリコーダーという図式で戦争やテロといった世界の暴力に対する平和の祈りが、 管打楽器の特性を生かしたリズミカルな曲想で描かれています。

Myrios Classics
MYR-24(1CD)
NX-B07
ブゾーニ:ピアノ協奏曲 Op39 キリル・ゲルシュタイン(P)
サカリ・オラモ(指)
タングルウッド音楽祭男声cho
ボストンSO

録音:2017年3月10-11日 ボストン・シンフォニーホール(ライヴ)
ロシア生まれ、アメリカで活躍するゲルシュタインによる大作ブゾーニのピアノ協奏曲。技術的に困難で、イタリア的な歌謡性、ドイツ的な重厚 さを併せ持ち、終楽章には「アラジン」による男声合唱(ドイツ語歌詞)まで登場するという、多種多様な要素が組み込まれた長大かつ掴みづ らい作品ですが、ゲルシュタインは持ち前の技術と柔軟さで作品の面白さを表出しています。サカリ・オラモの明確な棒さばきに名手揃いのボ ストン響が俊敏な反応を聴かせ、作品の輪郭をくっきりと浮かび上がることに大きく貢献しています。

Orchid Classics
ORC-100100(1CD)
NX-B03
グッドイヤー:カラルー/ピアノ・ソナタ、他
スチュワート・グッドイヤー(1978-):カラルー…世界初録音
 ピアノ・ソナタ…世界初録音*
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズ・ヴァージョン)
スチュワート・グッドイヤー(P)
ウェイン・マーシャル(指)
チネケ!オーケストラ

録音:2018年7月22-25日、2018年7月10日*
ORC-HID CLASSICSレーベル100作目の記念アルバムは、注目のピアニスト、スチュワート・グッドイヤーをフィー チャーした1枚。今作でグッドイヤーは作曲家としての才能も披露しており、彼のルーツであるトリニダード・トバゴ共和国 のカーニバルの風景を描いた「カラルー」と若々しい作風による「ピアノ・ソナタ」の2作は、これからの彼の素晴らしい活動 を予見させる見事な作品です。同時収録のガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」では、グローフェによるオーケストラ伴 奏版ではなく、オリジナルのジャズ・ヴァージョンにて演奏。ウェイン・マーシャルが指揮するオーケストラ「チネケ!」は黒人 少数民族のパフォーマーで構成されており、活気に満ちた演奏でグッドイヤーのピアノを盛り上げています。

Hanssler
HC-17027(1CD)
『北欧の音楽』
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
 トロルハウゲンの婚礼の日Op.65-6
ベルワルド:ピアノ協奏曲 ニ長調
ニールセン:歌劇「サウルとダヴィデ」 第2幕前奏曲
アナ=マリヤ・マ ルコヴィナ(P)
シュレースヴィヒ=ホルシュタインSO、
ペーター・ゾンメラー(指)

録音::2018年10月16日-18日、3月26日/「アルシオン」コンサートホール(スナボー、デンマーク)
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(1970-)は、クロアチア生まれのピアニスト。ヴィターリ・マルグリス、アナトール・ウゴルスキ、パウル・バドゥラ=ス コダに学びました。ボンの「ベートーヴェンフェスト」、「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭」などのフェスティヴァルに参加、新日本フィルハーモニー SOやフィンランドのオウルSOに客演しています。C.P.E.バッハの『鍵盤独奏作品全集』(Hanssler Classic 98 003)が代表的録音です。
「音楽には自由がなければいけない……予期していなかったことが起きてほしいし、時には危険を顧みないことをする勇気も必要」と考える彼女の 新しいアルバム。『北欧の音楽』と題して、ヨーロッパ音楽の世界で独自の「声」をもつ北欧の作曲家たち、グリーグ、ベールヴァルド、カール・ニール センの作品によるプログラムが組まれました。「まるで谷間で何かが誘っているかのよう」(アイナル・ステーン=ノクレベルグ)な抒情と舞曲のリズム を織りこみ、ノルウェーの自然と人々の歓びの姿を音楽に映した、エドヴァルド・グリーグのピアノ協奏曲。「抒情小曲集第8集」の第6曲、『幸福を 祈る人々がやってくる』の曲名が予定されていたという「トロルハウゲンの婚礼の日」が、ピアノソロのアンコールとして演奏されます。
フランス・ベールヴァルド(フランツ・ベルワルド)は、ストックホルムのドイツ系一家の生まれ。ルーマンとクラウスの後、ステーンハンマルやアルヴェー ンに先立ち、時代を先取りする音楽を作った作曲家としてスウェーデン音楽史に名を刻みました。4つの交響曲(BIS 795/796)、ヴァイオリン協奏曲、 七重奏曲変ロ長調、歌劇「ソリアのエストレッラ」など、幅広いジャンルに魅力的な作品を残しています。彼の唯一のピアノ協奏曲は、グリーグやシュー マンの協奏曲の「ソウルメイト」ともみなされる、高度な技巧を要求する、ロマンティックな作品です。「アレグロ・コン・ブ、リオ」「アンダンティーノ」「ア レグロ・モルト」の3 楽章が切れ目なく演奏されます。カール・ニールセンの歌劇のひとつ、『旧約聖書』の『サムエル記上』に基づく、サウルの若いダヴィ デに対する嫉妬と敵意の物語を描いた「サウルとダヴィデ」の第2幕への前奏曲「アレグロ・マルツィアーレ」は、単独でも演奏される管弦楽作品です。 シュレースヴィヒ=ホルシュタインSOと総音楽監督を務めるオーストリアのペーター・ゾンメラーの指揮による共演。かつてデンマーク領だったシュ レースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステーン)と国境を接する南デンマーク、スナボーのホール「アルシオン」でのセッション録音です。 (Ki)

CAvi
4260085-534715(1CD)
「ラメント」
(1)バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052
(2)オラシオ・サルガン編曲による5つのタンゴ集(オスバルド・プグリエーセ:レクエルド/フリオ・デ・カロ:ティエラ・ケリーダ/フリオ・デ・カロ:ボエド/オラシオ・サルガン:ア・フエゴ・レント/エドゥアルド・アローラス:エル・マルネ)
(3)バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056
(4)オスバルド・プグリエーセ編曲による5つのタンゴ集(フリオ・カラスコ:ミ・ラメント/フリオ・カラスコ:デ・フロレオ/ホルヘ・カルダーラ:パテティコ/エステバン・ジラルディ:ア・ロベルト・ペッペ/フリオ・デ・カロ:ラ・ラユエラ)
マーティン・クレット(P)
ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)
トマス・レイフ(Vn)
ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(Va)
カレル・ブレデンホルスト(Vc)
ラルス・オラフ・シャーパー(Cb)
アンドレアス・ロクセス(バンドネオン)
クリスチャン・ガーバー(バンドネオン)
ヴィッレ・ヒルトゥラ(バンドネオン)

録音:2018年2月/ベルリン、イエス・キリスト教会
ピアニストのマーティン・クレットはクラシックのみならず「クアルテート・ソロ・タンゴ」のメンバーとしてもタンゴ・アルバムを発表している俊英です。今作 はアンサンブルを拡大し、弦楽器一人ずつの室内楽編成によるバッハの協奏曲と、バンドネオンを含む編成のタンゴを組み合わせた1枚となっており、多彩な音 楽性に魅せられます。
例えばヴィヴァルディとピアソラの『四季』を組み合わせることがあるように、バロックとタンゴを並べることは既に試みられている、またバッハの音楽は色々 な時代・様々なスタイルの音楽と自然に響き合うものだ、というのがクレットの考え方です。「ラメント(嘆き)」というバロック特有の用語も、「ミ・ラメント」と いうタンゴと響き合っています。 (Ki)

Hanssler
HC-19031(1CD)
ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3
(1)合奏協奏曲第1番変ロ長調 Op.3-1 HWV 312
(2)合奏協奏曲第2番変ロ長調 Op.3-2 HWV 313
(3)合奏協奏曲第3番ト長調 Op.3-3 HWV 314
(4)合奏協奏曲第4番(b) ヘ長調 Op.3-4 HWV 315
(5)合奏協奏曲第5番ニ短調 Op.3-5 HWV 316
(6)合奏協奏曲第6番ニ長調 Op.3-6 HWV 317
ベルリン・バロック・ゾリステン【マルティン・フンダ*、アルバロ・パラ、ドリアン・ジョジ、マリー・ラーダウアー=プランク(第1ヴァイオリン)、町田琴和*、ライマー・オルロフスキー、クリストフ・シュトロイリ、ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)、ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(Va)、クリスティン・フォン・デル・ゴルツ*、クレメンス・ヴァイゲル(Vc)、ウルリヒ・ヴォルフ(Cb)、ラファエル・アルパーマン((1)-(5)チェンバロ、(6)オルガン)、(1)マリア・ホセ・ガルシア・サモラ(Fg)、(2)-(6)ギヨーム・サンタナ(Fg)、(3)マチュー・デュフォー(Fl)、クリストフ・ハルトマン、ヴィオラ・オルロフスキー(Ob)、(1)ザスキア・フィッケンッシャー(バロックフルート)、(1)ケルスティン・ファール(バロックフルート)】 
*=独奏パートあり
ラインハルト・ゲーベル(指)

録音:2019年1月8-11日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン。期待の新録音は2016年に同団とブランデンブルク協奏曲の全曲録音でも話題となっ たラインハルト・ゲーベルが指揮をつとめ、ヘンデルの6つの合奏協奏曲を録音しました。ゲーベルといえばムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)と 1986年から1987年にかけて録音したブランデンブルク協奏曲の録音で、ピリオド楽器演奏における新たな解釈でのアプローチで衝撃を与え、以後革 新的な演奏で聴衆を魅了してきました。
バッハのブランデンブルク協奏曲と並んで、この分野における最高峰といえるヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3。小規模ながら管楽器を効果的に取り 入れた編成をとりヘンデルらしい豊かな旋律に加えて合奏協奏曲ならではの華やかな響きが魅力です。ゲーベルが描く世界を見事に表現したベルリン・バ ロック・ゾリステンの質の高い演奏が光ります! (Ki)

Forgotten Records
fr-1561(1CDR)
マーゴット・ピンター
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44
ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲 変ニ長調 Op.47 #
マーゴット・ピンター(P)
アルトゥール・ローター(指)
ベルリンRSO

録音:1952年
※音源:Urania URLP 7081、 URLP 7086 #
Forgotten Records
fr-1566(1CDR)
マヒュラのドヴォルザーク
ドヴォルザーク
:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 *
交響曲第5番ヘ長調 Op.76 #
ティボル・デ・マヒュラ(Vc)
アルトゥール・ローター(指)ベルリンSO*
ヨハネス・シューラー(指)ライプツィヒRSO#

録音:1960年頃*、1952年頃#
※音源: Opera 1165 *、 Urania UR-RS 7-11 #
Forgotten Records
fr-1567(1CDR)
フォルデス他:モーツァルト作品集
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595 *
グルック「メッカの巡礼」の「愚かな民が思うには」
による10の変奏曲 ト長調 K.455 #
セレナード第9番「ポストホルン」+
アンドール・フォルデス(P)
アルトゥール・ゴルトシュミット(指)
プロ・ムジカO*、
ラムルーO+

録音:1950年10月12日-13日* 、1950年2月13日+
※音源:Vox PL 6810 *、Pathe DTX 104 #、GUILDE EUROPÉENNE DU MICROSILLON GEM 57 *
Forgotten Records
fr-1568(1CDR)
アンリ・メルケル他/ヒンデミット作品集
ヴァイオリン協奏曲(1939) *
クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノの為の四重奏曲 ヘ長調(1938) #
チェロ・ソナタ ホ長調(1948) +
アンリ・メルケル(Vn)*
ロジェ・デゾルミエール(指
)コンセール・ラムルー協会O
ギー・ドゥプリュ(Cl)#
ナディーヌ・デスシュ(P)#
ロベール・ジャンドル(Vn)#
ロジェ・アルバン(Vc)#
エンリーコ・マイナルディ(Vc)+
フリッツ・レーマン(P)+

録音:1948年12月28日シャンゼリゼ劇場* 、1953年2月23日ライヴ#、1950年11月20日・ライヴ+
Forgotten Records
fr-1569(1CDR)
ジョセフ・バーンスタイン
バッハ
:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041 *
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV.356 *
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 BWV.31 #
ヴィヴァルディ(ダンディ復元):チェロ協奏曲集+ [変ロ長調/ホ短調]
ヨゼフ・バーンスタイン(Vn)*,#
ロバート・ステアラー(P)#
レオ・ロスタル(Vc)+
コンサート・ホール弦楽Ens.

録音:1950年、1949年+
※音源: Concert Hall CHC 40、CHC 37 +
Forgotten Records
fr-1579(1CDR)
ヤニグロ〜ヴィヴァルディの「四季」他
ヴィヴァルディ
:協奏曲集「四季」*
弦楽の為の協奏曲 ト長調 RV.151「アラ・ルスティカ」
オーボエ協奏曲 二短調 RV.454 #
歌劇「ダリウスの戴冠」 RV.719 〜シンフォニア
ファゴット協奏曲 ホ短調 RV.484 +
オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455 #
ヤン・トマソウ(Vn)*
アントン・ハイラー(Cemb)
アンドレ・ラルドロ(Ob)#
ルドルフ・クレパーク(Fg)+
アントニオ・ヤニグロ(指)
ザグレブ室内合奏団

録音:1957年6月* 、1956年3月-4月
※音源: Amadeo VRS 12007、 AVRS 6051
Forgotten Records
fr-1583(1CDR)
ジャック・ド・メナス(1905-1960):ピアノ協奏曲第2番*
子供の民謡によるディヴェルティメント*
小組曲
ジャック・ド・メナス(P)
エドモン・アッピア(指)
ウィーン国立歌劇場O*

録音:1953年
※音源: Vanguard VRS-442
Forgotten Records
fr-1591(1CDR)
デニス・マシューズ&スワロフスキー
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番二短調 K.466 *
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491 #
デニス・マシューズ(P)
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1958年7月
※音源: Vanguard VRS 1040 *、VRS 1037 #
Forgotten Records
fr-1596(1CDR)
アントン・カンパー&スワロフスキー
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
シューマン:ピアノ協奏曲#
アントン・カンパー(P)
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1958年頃(#=ステレオ)
※音源: Vega MT 10112 *、 Audio Fidelity FCS 50015 #

ALPHA
ALPHA-446(2CD)
NX-C05
バッハ:鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲集〜第1番、第4番、第5番、2台、3台、4台(3台への編曲版)
(1)鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第1番ニ短調 BWV1052
(2)2台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ短調 BWV1060
(3)鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第7番ト短調 BWV1058
(4)2台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ短調 BWV1062
(5)3台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ長調 BWV1064
(6)鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第4番イ長調 BWV1055
(7)鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第5番ヘ短調 BWV1056
(8)2台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ長調 BWV1061
(9)3台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ニ短調 BWV1063
(10)4台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 イ短調 BWV1065(ヘニング・フォーグラーによる3台ピアノへの編)
(1)エフゲニー・コロリオフ(P)
(2)ハジ=ゲオルギエヴァ(P1)、エフゲニー・コロリオフ(P2)
(3エフゲニー・コロリオフ(P)
(4)ハジ=ゲオルギエヴァ(P1)、アンナ・ヴィニツカヤ(P2)
(5)エフゲニー・コロリオフ(P1)、アンナ・ヴィニツカヤ(P2)、ハジ=ゲオルギエヴァ(P3)
(6)アンナ・ヴィニツカヤ(P)
(7)アンナ・ヴィニツカヤ(P)
(8)エフゲニー・コロリオフ(P1)、アンナ・ヴィニツカヤ(P2)
(9エフゲニー・コロリオフ(P1)、ハジ=ゲオルギエヴァ(P2)、アンナ・ヴィニツカヤ(P3)
(10)エフゲニー・コロリオフ(P1)、アンナ・ヴィニツカヤ(P2)、ハジ=ゲオルギエヴァ(P3)

カンマーアカデミー・ポツダム

録音:2018年4月、イエス・キリスト教会、ベルリン
洗練された解釈と思慮深い語り口で人々を魅了するピアニスト、コロリオフと、夫婦デュオでの録音も多い妻のハジ=ゲオルギエヴァ、そしてハ ンブルクでコロリオフに師事したヴィニツカヤという、3人のピアニストによるバッハの協奏曲集。バッハのスペシャリストと目されているコロリオフです が、その彼にバッハ演奏を認められているヴィニツカヤの参加は嬉しいところです。早すぎず遅すぎず、軽快ながらも心地良い重みを伴うテンポ 感覚は、幅広い世代の共演ならではの懐の深い解釈といえるでしょう。小編成でのアプローチと的確なテンポ、明確なフレージングにより、3 台のモダン・ピアノが絡んでも見通しの良い音楽が展開されていくのはさすがです。

En Phases
ENP-003(1CD)
ピアノと室内楽によるモーツァルト
.ピアノ協奏曲 第13番ハ長調 K415(室内楽編成版)〜ピアノ、弦楽四重奏とコントラバスによる
ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 K282
ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K452〜ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための
ピアノと管楽器のためのラルゲット(断章)K452a(K.Anh.54)〜ピアノ、オーボエ、クラリネット、バセットホルンとファゴットのための
オーレル・マルタン(P)
アンセン四重奏団[アントン・アンセン(Vn1)、ジュール・デュサップ(Vn2)、ガブリエル・ラフェ(Va)、シモン・ドゥシャンブル(Vc)、エティエンヌ・デュランテル(Cb)]
フィリベール・ペリーヌ(Ob)
アモリ・ヴィデュヴィエ(Cl)
ギヨーム・ベニ(Hrn)
ラファエル・アングステール(Fg)
オリヴィエ・デルベス(バセットホルン)

録音:不明(2018年?)
パリ音楽院のほか、クレモナやロンドンでも学んだピアニスト、オーレル・マルタンが友人たちと取り組んだモーツァルト。弦楽五重奏とのピアノ協 奏曲第13番、ソナタ第4番のほか、管楽器との室内楽を収めています。オーボエのペリーヌ、ホルンのベニはパリ・オペラ座O、ファゴッ トのアングステールはストラスブール・フィルで活躍する名手。気心の知れた仲間同士の会話のような、軽快で親密なコミュニケーションによる 音楽の楽しさを味わえるアルバムです。

Chandos
CHAN-20083(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.4
ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」序曲
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/Yamaha CFX)*、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX

録音:2018年9月7日−8日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN 10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻/PCHAN 10929)」、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻/CHAN 20035)などに選ばれてきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。第4巻は、1785年初頭にわずか1ヵ月で書き上げられた2つの協奏曲、モーツァルトのピアノ協奏曲のなかでもとりわけ人気の高い「第20番」と「第21番」を収録。また、タカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"による「ドン・ジョヴァンニ」序曲もカップリング。
これまでのハイドンやモーツァルトのレコーディング同様、今作でもYAMAHAピアノを使用しています。

RUBICON
RCD-1015(1CD)
リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター 〜 ヴィヴァルディ:四季
ヴィヴァルディ:四季(リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター)
ヴァスクス:孤独な天使
ペルト
:フラトレス
フェネラ・ハンフリーズ(Vn)、
ベン・パーマー(指)、
コヴェント・ガーデン・シンフォニア
フェネラ・ハンフリーズは、ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する英国の女流ヴァイオリニスト。
Champs Hill Recordsからリリースされた「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー」と題する独創的な2つのアルバムが話題を呼び、第2巻(CHRCD 118)は2018年のBBCミュージック・マガジン・アウォードで、見事器楽部門賞を受賞。その企画力、印象的な魅力、驚くべき演奏が高く評価され、続々と優れたヴァイオリニストを輩出しているイギリスのヴァイオリン界において、ブレイク必至と期待されている注目の逸材です。
次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」への移籍第1弾。映画『メッセージ』、『ダンサー』、海外ドラマ『TABOO』など、多くのドラマや映画の音楽を手がけ、睡眠のためのアルバム『SLEEP』が話題を呼ぶなど、映画音楽、ミニマル・ミュージック、ポスト・クラシカルの分野で注目を集めている作曲家、マックス・リヒターが"リコンポーズ"した、ヴィヴァルディの「四季」。2012年にダニエル・ホープのソロで初演され、その後のアルバムは世界22ヵ国のヒット・チャートに乗り、ポスト・モダン&ミニマル界隈をにぎわせた作品です。

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0246(1CD)
ヴァン・クライバーン〜モスクワ音楽院ライヴ、1960年
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ヴァン・クライバーン(P)
モスクワRSO
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)

録音:1960年6月3日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(モノラル)

BIS
BISSA-2381(1SACD)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
ハオチェン・チャン(P;Steinway D)
ディーマ・スロボデニューク(指)
ラハティSO

録音:2018年3月、2018年1月*/シベリウス・ホール(ラハティ)
「まるで巨匠の様な演奏だ!」と激賞した故ロリン・マゼールをはじめ、巨匠をもうならせるハオチェン・チャンは、優しい抒情性と聴衆を 魅了する強靭なテクニックをあわせもつ若手随一のピアニストです。
1912年末から1913年4月にかけて作曲された4楽章からなるプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番。超絶技巧を要する当作品はピアノ協奏曲第1 番に増して、より野性的で斬新なアイディアを交えた意欲作です。ピアノの名手でもあったプロコフィエフらしく終始ピアノが支配的かつ効果的に活躍します。 ハオチェン・チャンは「完璧」という言葉では足らないほどの次元の違う完成度でこの難曲を演奏しております。その完璧さは技術面だけではなく、抜群 の表現力を持ち合わせており、一聴の価値ありと申せましょう。
言わずと知れた名曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。チャイコフスキーらしいこの上なく美しいメロディと圧倒的な存在感を示す超絶技巧が 最大の魅力です。ハオチェン・チャンの詩的な表現力が光る名演です!!共演の指揮者ディーマ・スロボデニュークは1975年モスクワ生まれ。17歳でフィ ンランドに移住しシベリウス音楽院でレイフ・セーゲルスタム、ヨルマ・パヌラから指揮を学びました。2016年秋のシーズンからラハティSOの首席 指揮者に就任し、その後ロイヤル・コンセルトヘボウO、ベルリンPOにもデビューをしている期待の指揮者です。 (Ki)

Aurora
ACD-5093(1CD)
ヘルゲ・イーベルグ(1954-):生命の惑星の歌(管弦楽、5人のソリスト、朗読のための合奏協奏曲) エリセ・ボートネス(Vn)
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)
フランク・ハーヴロイ(Br)
トム・オッタル・アンドレーアセン(アルトフルート)
リウ・ティエガン(朗読)
シセル・エンドレーセン(朗読)
イングリ・ブライエ・ニュフース(ピアノ・ソロ)
ビョルン・ローケン(ゴング、クリスタル・サウンドボウル、クリスタル・サウンドピラミッド)
ノルウェー放送O
カイ・グリンデ・ミューラン(指)

録音:2018年3月19日-20日、5月7日-9日 NRK大スタジオ(オスロ)
録音(北京語朗読):首都師範大学音楽学院、中央戯劇学院(北京)
録音(打楽器、英語朗読):UrbanSoundStudios(オスロ)
制作:ハルドル・クローグ、ヘルゲ・イーベルグ
録音:オイスタイン・ハルヴォシェン、テリエ・へレム
ヘルゲ・イーベルグの「生命の惑星の歌」は、「唐詩を素材に使い、現在の生態学的状況に光をあてる」をコンセプトに作られた作品です。マーラーの「大地の歌」 のテクストに採られたのと同じ詩の原詩と英訳詩を使い、ヴァイオリン、ピアノ、メゾソプラノとバリトン、アルトフルートの加わる「管弦楽、5 人のソリスト、朗 読のための合奏協奏曲」のスタイルで書かれた 9 つの楽章で構成されています。〈前奏曲〉(王維「送別」)、Part 1 と Part 2 に分かれた〈悲歌の話〉(李白「悲 歌行」)、道化と楽士たちの〈パレード〉、〈大宴会〉(李白「宴陶家亭子」)、〈蓮の踊り〉(李白「採蓮曲」)、〈長い秋の夜〉(銭起「效古秋月長」)、〈生が夢に過 ぎぬなら〉(李白「春日酔起言志」)、〈告別〉(王維「山中送別」)。各楽章は、中国国家大劇院で活躍した俳優のリウ・ティエガンとヴォーカル・アーティストの シセル・エンドレーセンによる原詩と英訳詩の朗読に始まり、ソリストが「ソロ」あるいは「アンサンブル」で合奏する音楽が続きます。この作品は、2011 年の 「ウルティマ現代音楽祭」のためにノルウェー室内Oの委嘱で作られ、初演に接したノルウェーの新聞「Aftenposten」は「われわれの忘れることので きない夜になった」という賛辞を呈し「グスタフ・マーラーの象徴的芸術作品にインスパイアされた新たな『大地の歌』」と呼びました。 このアルバムの録音セッションは、2018 年、ノルウェー放送のオスロの大スタジオで行われました。オスロ・フィルハーモニックの第 1 コンサートマスター、ヴァ イオリニストのエリセ・ボートネス、ピアニストのクリスチャン・イーレ・ハドラン、メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン、バリトンのフランク・ハーヴロイ、 オスロ・フィルハーモニックのフルート奏者、トム・オッタル・アンドレーアセンが、カイ・グリンデ・ミューラン(1987-)指揮のノルウェー放送Oと共演。 別録音の北京語朗読と英語朗読を加えてアルバムに作られました。作曲者イーベルグの寄せたノーツ『気象危機に脅かされ』(「春の草は翌年も緑になるだろうか」) がブックレットに掲載されています。 (Ki)


SWR music

SWR-19076CD(1CD)
NX-B02
ショパン:ピアノ協奏曲集

.ピアノ協奏曲 第2番ヘ短調 Op.21
ピアノ協奏曲 第1番ホ短調 Op.11*
ニキタ・マガロフ(P)
ハンス・リヒター=ハーザー(P)*
ハンス・ロスバウト(指)
南西ドイツRSO

録音:1951年10月10日バーデンバーデン音楽スタジオ(ハンス・ロスバウト・スタジオ)(モノラル)、
1961年4月28日バーデンバーデン音楽スタジオ(ハンス・ロスバウト・スタジオ)(モノラル)*
“自己の美学を貫徹しながら偏狭なショパンのイメージを一蹴!”
 とにかくリヒター=ハーザーの「第1番」が超絶品!このピアニストのディスコグラフィがドイツ物に偏っているのは、本人の意思ではなくレコード会社の意向だったことが、この只ならぬ名演だけでも十分窺えます。
 ピアノの出だしから、リヒター=ハーザー特有の粒立ちの良い美音で魅了。第1主題はアゴーギクとペダリングの妙味が全開で、第2主題は少しも媚びることなく切なさの限りを尽くといぅ奥義を披露。しかもフレージングは生まれたてのような瑞々しさ!そこに宿る即興性閃きは、若き日のルービンシュタインを彷彿とさせ、展開部に入るとその魅力は更に倍加するのですからたまりません!14:07からの歌いまわしなどまさに奇跡的としか言いようがありません。15:26からのリズムのときめきにもご注目を!
 第2楽章は、決して音楽を貧弱なものに貶めない結晶化仕切った弱音に唖然、明らかにロシア・ピアニズムのそれとは異なる独特のまろやかさを湛えているのです。7/14からは次第にテンポを落とし、直後の7:44からの下降音型では一部分だけペダルを外すというこの一連の粋な流れには感涙を禁じえません!
 終楽章はやる気満々のロスバウトの希薄に乗じてか、リヒター=ハーザーのピアノも至高の輝きを放ちます。3:44辺りから第1主題が再現されるまでの鳥肌の連続で、特に高音域の煌めきは例えようもありません。第2主題もテンポ運びが極めてハイセンス!
 こういう圧倒的な名演に接すると、演奏スタイルを男性的、女性的などと分類されている程度では甘いと言わざるを得ません。音質はモノラルながらとても明瞭。【湧々堂】

Goodies
78CDR-3758(1CDR)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集-1

(1)協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047

(2)協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046

(3)協奏曲第4番ト長調 BWV.1049

(4)シチリアーノ(ラルゴ)BWV.1031
(1)ジョージ・エスクデール(tp)、マルセル・モイーズ(fl)、イヴリン・ロスウェル(ob)、アドルフ・ブッシュ(vn)
アドルフ・ブッシュ(指)ブッシュ室内合奏団
録音:1935年10月13日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ
(2)アドルフ・ブッシュ(vn)、イヴリン・ロスウェル(ob)
オーブリー・ブレイン(hrn-1)、フランシス・ブラッドレー(hrn-2)
アドルフ・ブッシュ(指)ブッシュ室内合奏団
録音:k1935年10月17日、ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ
(3)アドルフ・ブッシュ(vn)、マルセル・モイーズ(fl-1)、ルイ・モイーズ(fl-2)
アドルフ・ブッシュ(指)ブッシュ室内合奏団
録音:1935年10月15日
(4)アドルフ・ブッシュ(vn)、ルドルフ・ゼルキン(P)
1935年11月18日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ録音

COLUMBIA LX-8197/8203 automatic couplings same as LX436/442(U.K.)
豪華なソリストを迎えたバッハの名曲。アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツ の名ヴァイオリニスト。ピアニストのルドルフ・ゼルキン(1903-1991)とデュオを 組んで活躍した。ジョージ・エスクデール(1897-1969)は英国のトランペット奏者。 SPレコードにハイドンのトランペット協奏曲(第2と第3楽章のみ)の名録音があっ た。マルセル・モイーズ(1889-1984)はフランスのフルート奏者。第2フルートの ルイ・モイーズ(1912-2007)はマルセルの息子。ピアニストでもあった。イヴリン ・ロスウェル(1911-2008)は英国のオーボエ奏者で名指揮者サー・ジョン・バルビ ローリ(1899-1970)夫人(1939年結婚)となった。この録音は24歳の時のもの。当時 オーケストラではハープ奏者を除いてすべて男性だった時代で女性楽員は珍しかっ た。オーブリー・ブレイン(1893-1955)は名ホルン奏者デニス・ブレイン(1921- 1957)の父親。第2ホルンのフランシス・ブラッドレーはオーブリー・ブレインの 師アドルフ・ブルスドルフの息子。イングリッシ・ナショナル・オペラのホルン 奏者をつとめ1975年に引退した。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。
Goodies
78CDR-3759(1CDR)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集-2

(1)協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050

(2)協奏曲第6番変ロ長調 BWV.1051

(3)協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
(1)マルセル・モイーズ(fl)、アドルフ・ブッシュ(vn)、ルドルフ・ゼルキン(P)
アドルフ・ブッシュ(指)ブッシュ室内合奏団
録音:1935年10月9&15日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ
(2)アドルフ・ブッシュ(指)ブッシュ室内合奏団
録音:1935年10月14-15日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ
(3)アドルフ・ブッシュ(指)ブッシュ室内合奏団
録音:1935年10月10日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ

COLUMBIA LX-8204/8210 automatic couplings same as LX443/449(U.K.)
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの名ヴァイオリニスト。1912年20歳の時 ウィーンのコンツェルトフェライン(後のウィーンSO)のソロ・ヴァイオリン に抜擢され、1918年にはベルリン高等音楽院教授になった。1922年からピアニスト のルドルフ・ゼルキン(1903-1991)とデュオを組んで活動した。1936年ゼルキンは ブッシュの娘イレーネと結婚したが、ゼルキンはナチスのユダヤ人迫害を避けて アメリカに移住した。その後ブッシュもドイツを去ってスイスに移住、1939年実 弟でチェリストのヘルマン・ブッシュと共にアメリカに移住した。マルセル・モ イーズはフランスのフルート奏者。パリ音楽院でポール・タファネル、 フィリップ・ゴーベールに師事し1906年に一等賞を得た。1932年から 1949年までパリ音楽院の教授をつとめる一方、パドルーO、パリ音楽院管 弦楽団の首席奏者もつとめた。1960年代にはスイス、イギリス、アメリカ、日本 で後進の指導にあたった。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。
Goodies
78CDR-3760(1CDR)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 コスチャ・コンスタンチィノフ(P)
シャルル・ミュシュ(指)
パリ音楽院O

仏 COLUMBIA LFX595/8
1941年4月17-21日パリ録音
コスチャ・コンスタンチィノフ(1903-1947)はオデッサ生まれのロシア人ピアニス ト、作曲家、指揮者。1947年5月30日、43歳の時航空機事故で死去した。18歳の時 トルコのコンスタンチノープル、ベルリンを経てパリに定住した。数々の音楽活動 後1941年にピアニストとしてこの録音でレコード・デビューした。大戦下ではパリ で指揮活動を続けた。指揮のシャルル・ミュンシュ(1891-1968)はストラスブール 生まれ。生地の音楽院でオルガンを学んだ後、パリ音楽院でリュシアン・カペー (1873-1928)にヴァイオリンを学び、その後ベルリンでカール・フレッシュ(1873- 1928)に師事した。1926年ライプツィヒ音楽院の教授に就任、1925年から32年には ゲヴァントハウスOのソロ第一ヴァイオリン奏者もつとめ、ブルーノ・ワ ルター(1876-1962)やヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)のもとで演 奏し指揮法も身につけた。パリに戻り1935年から38年にはパリ・フィルハーモニ ーの指揮者、1938年から45年にはパリ音楽院Oの指揮者をつとめた。1939 年には同音楽院の指揮科教授に任命されされた。大戦後の1949年にボストン交響 楽団の正指揮者となり1962年までつとめた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

CPO
CPO-555053(1CD)
NX-B10
カール・シュターミッツ(1745-1801):クラリネットとオーケストラのための協奏曲集
クラリネット協奏曲 第4番 変ロ長調
クラリネット協奏曲 第5番変ロ長調
クラリネット協奏曲 第3番変ロ長調
ヨハネス・シュレーフリ(指)
マンハイム・プファルツ選帝候室内O

録音:2016年12月6-9日
比較校訂版による世界初録音
ボヘミア出身の音楽家一族、シュターミッツ家。その中でも最も名声を獲得したカール・シュターミッツは、父ヨハンが確 立した「マンハイム楽派」を代表する作曲家として、室内楽を中心に夥しい数の作品を残しました。本人は傑出した ヴァイオリニストでしたが、管楽器のための作品が特に有名で、なかでもクラリネットを用いた作品は当時から愛奏され ました。彼の作品はまだきちんと整理されておらず、11曲とされているクラリネット協奏曲も曲数が確定しているわけで はありません。この録音では研究者フリードリヒ・カール・カイザーによる比較校訂版が用いられており、この版での世界 初録音となります。演奏しているのは、現在最高のクラリネット奏者の一人ポール・メイエ。2019/20シーズンより首 席指揮者に就任することが決まっているマンハイム・プファルツ選帝候室内Oをバックに、高い技術が要求さ れる歌心に満ちた作品を見事に聴かせます。

Musique en Wallonie
MEW-1787(1CD)
ジャン・ロジステル(1879-1964):第一次世界大戦中の作品
ヴィオラと管弦楽のための協奏曲 イ長調(1914)
ラメントとアレグロ・エネルジコ(1916/40)
弦楽四重奏曲第2番ヘ短調(1914)
「告別」弦楽オーケストラとヴィオラのための(1919)
テレーゼ=マリー・ジリサン(Va)
ジャン=ポール・デッシー(指)
ワロニー王立室内O
ゴンSQ
アンヌ・レオナルド(Va)

録音/原盤
1993年9月 ペーチ国立劇場、ハンガリー …1/KOCH 3-1718-2
1999年7月 オリュ教会、ベルギー…/Musique en Wallonie CYP3617
1999年4月 ボラン礼拝堂、ベルギー/Cypres CYP1620
ベルギーの作曲家にして、リエージュSQなどでも活躍したヴィオラ奏者、ジャン・ロジステルによる作品集。 演奏者としての感性を大いに生かした無類のメロディ・メーカーであり、たいへんロマンティックな作風で知られます。この アルバムはかつてリリースされた音源から、第一次世界大戦中の作品を中心に編集されたもの。当時ロジステルはドイ ツ軍の侵攻からなんとか逃れたものの、身重であった若い妻を出産後に亡くしてしまいます。その深い悲しみの中で書 かれた「ラメント」は、彼の作品の中でも最も悲痛なものの一つ。数十年後の第二次世界大戦中には、より動きのあ る「アレグロ・エネルジコ」が書かれ、この「ラメント」と組み合されました。小規模なヴィオラ協奏曲と弦楽四重奏曲第2 番はほぼ同時に書かれ、リエージュ音楽院の学長ジュール・ロベールに捧げられたもの。世界大戦終結への思いが込 められた「告別(Adiu)」は、その数か月後に再婚することになるリデ夫人に捧げられた美しい小品で、ソロはヴィオラの ほかヴァイオリンとチェロ(リデ夫人はチェロ奏者でした)でも演奏できるようになっています。

LAWO Classics
LWR-3001(9CD)
ブリンヤル・ホフの芸術
Disc 1 『オーボエ協奏曲 第1集』
マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
スカルラッティ(ゴードン・ブライアン 編):オーボエ協奏曲第1番ト長調
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 変ロ長調 Op.7 no.3、
 オーボエ協奏曲 ニ短調 Op.9 no.2、
 オーボエ協奏曲 ニ長調 Op.7 no.6
コレッリ(バルビローリ 編):オーボエ協奏曲
■Disc 2 『オーボエ協奏曲 第2集』
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ハ長調 Op.7 no.12
バッハ
:シンフォニア(カンタータ第156番「片足は墓穴にありてわれは立つ」 BWV.156 から)、
 アダージョ ロ短調(「復活祭オラトリオ」 BWV.249 から)
チマローザ(A・ベンジャミン 編):オーボエ協奏曲
ヘンデル
:オーボエ協奏曲第1番 変ロ長調 HWV.301、
 オーボエ協奏曲第3番ト短調 HWV.287
ペルゴレージ(バルビローリ 編):オーボエ協奏曲
■Disc 3 『ブリンヤル・ホフの芸術』
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K370/368b
シューマン
:3つのロマンス Op.94(オーボエとピアノのための)
ブリテン
:オウヴィディウスによる6つのメタモルフォーゼ Op.49(オーボエ独奏のための)
ライツェンシュタイン:オーボエとピアノのためのソナタ.Op.11(1937)
■Disc 4 『ガブリエルのオーボエ』
パーセル:トランペット・テューン
ベゾッツィ:ソナタ.ハ長調
バッハ
:「いと高きにある神にのみ栄光あれ」 BWV.677 によるトリオ
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
バッハ
:汝がそばにあれらば BWV.508
クヴェルノ:ノルモレの4つの宗教的民謡の調べ
フランク
:天使の糧
グリーグ(編):夜更けて床につき
ヨハン・ハルヴォシェン(編):ノルウェーの民謡「去年、山で山羊の番をしていたら」
アーリル・サンヴォル:ノルウェー民謡「天の砦を知っている」による変奏曲
ヨハン・スヴェンセン(編):スウェーデンの民謡「すべて天空のもとに」
モリコーネ(シェティル・ビェルケストラン 編):ガブリエルのオーボエ
アンドルー・ロイド・ウェッバー:ピエ・イェズ(「レクイエム」から)
ビゼー:アニュス・デイ(ヘンニング・ソンメッロ編):オーレの結婚行進曲
■Disc 5 『リトル・ライト・ミュージック』
フィン・ルート:ブルーベル
スヴァイン・グンデシェン:夢をもつ
ヴィーダル・サンベック:五月のメヌエット
ヘンニング・ソンメッロ:春の息吹
アニタ・スコルガン/ヤーン・タイゲン:カルマ
クリスチャン・リンデマン:作品
コーレ・グロットゥム:アラの夢
リレビョルン・ニルセン:冬の兄弟
トーヴェ・カロリーネ・クヌートセン:さあ吹け夏の風
エギル・ストールベッケン:山のメロディ
ヤン・ヴォルネル:パルマの夏
シグヴァル・トヴァイト:温かい風よ
■Disc 6 『オーボエと管弦楽のためのノルウェー作品集』
トリグヴェ・マドセン:オーボエ協奏曲 Op.30(1978)
スパッレ・オールセン:オーボエと弦楽のためのアリア Op.67(1981)
ラグナル・ソーデルリン:砂漠からの2つの小品 Op.21B(1973)
シーグル・ベルゲ:ラーガ(インドの七音音階の旋法)(1959 rev.1976)
■Disc 7 『マヌエル・デ・ファリャ 7つのスペイン民謡』
モーツァルト(バルビローリ 編):アリア「私の心は喜びに踊る」 K.579
 3つのエリザベス朝の小品(クラクストン 編)〜コラント ト長調、言っておくれ, ダフネよ、タワーヒル
バッハ
:シチリアーノ(ソナタ.ト短調 から)
シューベルト:バレエ音楽第2番(「ロザムンデ」 D.797 から)
リムスキー=コルサコフ:インドの歌
アドリアン・バルト:消灯
ニールセン:幻想的小品 FS8(Op.2)(ロマンスユモレスク)
スウェーデン伝承曲(パーキンズ 編):アペルブーの歩き歌
ドビュッシー(ラニング 編)/小さな羊飼い(「子供の領分」 から)
サティ
:ジムノペディ第2番
ウィルキンソン:ホーンパイプ
ビゼー
:セギディーリャ(歌劇「カルメン」 から)
ファリャ:7つのスペイン民謡
■Disc 8 『ブリンヤル・ホフ、グリーグ、バッハ、ガーシュウィンとアンコール曲を演奏する』
グリーグ:2つのノルウェー舞曲
バルトーク
:チーク県の3つの民謡
バッハ
:アダージョ ロ短調 BWV249
ガーシュウィン(ジェイムズ・ムーディ 編):「ポーギーとベス」 から
フランツ・ホルフォード:ノームの踊り
サン=サーンス:白鳥
オーリック:即興曲
フィオッコ
:アリオーゾ
ヘンデル:ロンド
メンデルスゾーン
:歌の翼に
ニールセン(ジェリー・ラニング 編):小間使いの踊り
ラフマニノフ
:ヴォカリーズ
ラモー
:タンブラン
レスニコフ:ロマンス
ラヴェル
:ハバネラ形式の小品
ヴィヴァルディ:ラルゴ(「四季」 から)
ホルフォード:小鬼
フランク:小品第5番
パーセル:ロンドー
チャイコフスキー
:ただ憧れを知る者だけが
ヨハン・ハルヴォシェン(編):2つのノルウェー民謡
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
アレック・テンプルトン:スケルツォ・カプリース
■Disc 9 『オーボエ・ソナタ』
(1)ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ.ヘ長調
(2)サン=サーンス:オーボエ・ソナタ.Op.166
 プーランク:オーボエ・ソナタ
(3)ピストン:オーボエとピアノのための組曲
(4)ジャック・ルイエ:オーボエ・ソナタ.ハ長調
(5)ブリテン:2つの昆虫の小品
(6)ヒンデミット:オーボエ・ソナタ
全て、ブリンヤル・ホフ(Ob)



■Disc 1
イギリス室内O 
イアン・ワトソン(指)
録音:1989年1月、ロスリンヒル・チャペル(ロンドン)

■Disc 2
イギリス室内O 
イアン・ワトソン(指)
録音:1993年5月、オールセインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)

■Disc 3
コーレ・オルヌング(P) 
ヒンダル三重奏団
録音:1973年、1979年、オスロ大学大ホール(講堂)(オスロ)

■Disc 4
コーレ・ノールストーガ(Org)
録音:1995年6月、ヴォーレレンゲン教会(オスロ)

■Disc 5 
アンサンブル 
アルネ=モン・イーヴェシェン(コンサートマスター)
録音:レインボースタジオ(オスロ)

■Disc 6
ペール・ドライエル(指)LPO
録音:1982年、セントピーター教会(ロンドン)

■Disc 7
ヴォルフガング・プラッゲ(P)
録音:1996年9月9日−12日、レインボースタジオ(オスロ)

■Disc 8
ローベット・レヴィン(P)
アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)
アルンヒル・ヴィーク(P)

■Disc 9
(1)アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)
録音:1987年12月15日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ(オスロ)
(2)コーレ・オルヌング(P)
録音:1975年10月2日、オスロ大学大ホール(講堂)(ライヴ)
(3)アンネ・エリーネ・リスネス(P)
録音:1982年6月7日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ(オスロ)
(4)ローベット・レヴィン(P) 
録音:1980年10月7日、ノルウェー放送(NRK)ホール(オスロ)(ライヴ)
(5)ローベット・レヴィン(P) 
録音:1981年5月8日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ(オスロ)
(6)ヴォルフガング・プラッゲ(P)
録音:1985年1月8日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ(オスロ)
ブリンヤル・ホフ Brynjar Hoff(1940−)は、オルカンゲル生まれ。1950年からオーボエを学び、15歳の時にトロンハイムSOに入団しました。1958年、創設されたノルウェー国立歌劇場の初代首席オーボエ奏者に就任。同年、アルビノーニのオーボエ協奏曲をオスロ・フィルハーモニックと共演して注目されます。1965年に副首席奏者としてオスロ・フィルハーモニックに加わり、後にソロ・オーボエ奏者を務めました。オスロ木管五重奏団の創設に携わり、長年に渡り共演を続けたピアニスト、ローベット・レヴィンをはじめとする音楽家たちとのコラボレーションや録音を行いました。1973年、モーツァルトのオーボエ四重奏曲の録音で「ノルウェー・グラミー賞」を獲得、1981年にはノルウェー作曲家協会の年間最優秀演奏家に選ばれています。2003年、オスロのガムレ・ローゲンでフェアウェル・コンサートを行い、オルガニストのコーレ・ノールストーガがピアニストとして共演しました。Aurora, Simax, Libra Classics レーベルからリリースされたアルバム。フォークやポップといった「ちょっと軽い音楽」のアーティストたちの曲を演奏した『リトル・ライト・ミュージック』は、ECM レーベルの録音でも知られるオスロの「レインボースタジオ」で録音されたアルバムです。

NIFC
NIFCCD-109(1CD)
ショパンの時代の音楽〜クログルスキ&レッセル
ユゼフ・ウワディスワフ・クログルスキ(1815−1842):ピアノ協奏曲第1番ホ長調
フランチシェク・レッセル(c.1780−1838):アダージョとポロネーズ風ロンド 変ホ長調 Op.9
ハワード・シェリー(P&指)、
シンフォニア・ヴァルソヴィア
※使用楽器:スタインウェイ, D 578221

録音:2018年8月21日ー22日(クログルスキ)&2010年12月2日(レッセル)、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
ショパンが生きた時代の音楽を世界に発信する、NIFC(ポーランド国立ショパン研究所)の『ショパンの時代の音楽』シリーズ。HyperionやChandosを含め、ロマン派&古典派の膨大な協奏曲を録音してきた名匠ハワード・シェリーが、ショパンと同時代のポーランドの作曲家、ユゼフ・ウワディスワフ・クログルスキ(1815−1842)とフランチシェク・レッセル(c.1780−1838)が書いたピアノと管弦楽のための作品を録音(レッセルのピアノ協奏曲はNIFCで録音済〔NIFCCD-101、NIFCCD103〕)。
ワルシャワ音楽院でカロル・クルピンスキらとともに学んだユゼフ・クログルスキの華麗な書法によるピアノ協奏曲。ウィーンでハイドンに音楽を学んだフランチシェク・レッセルの「アダージョとポロネーズ風ロンド」は、ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」の原型とも考えられている作品です。

Diapason
DIAP-004(1CD)
限定盤
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37*
ルドルフ・ゼルキン(P)、
ユージン・オーマンディ(指)、
フィラデルフィアO

録音:1950年11月19日(モノラル)、1953年3月22日(モノラル)*
その生涯において複数回ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音したルドルフ・ゼルキン。ディアパゾン誌が選んだゼルキンの演奏は、1950年代にCBSソニーにレコーディングされた最初の全集の中の「第3番」と「第5番「皇帝」」の2曲!
※当タイトルはレーベルの在庫数が僅少のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また未入荷に伴う取り扱い中止(廃盤)の可能性もございます。予めご了承下さい。

Prima Facie
PFCD-090(1CD)
ランズウィック:永遠の歌
弦楽オーケストラのための変奏曲
ピアノと9つの楽器のための協奏曲
ジェントル・ドゥ・ノット・ケア・トゥ・ノウ...
アレクザンダー・スラム(P)、
ダリル・ランズウィック(指)、
イ・ソリスティ・ディ・ロンドラ

録音:1980年−2017年
ベーシスト、ピアニスト、作曲家、シンガーと様々な顔を持つイギリスのクラシック&ジャズ・ミュージシャン、ダリル・ランズウィック(1946−)のオーケストラ作品集。
2017年に作曲された「ピアノと9つの楽器のための協奏曲」は、モーツァルトの作風に倣いながらも、即興演奏やモダンな作曲技法を取り入れた大作。2017年6月にカドガン・ホールで行われた世界初演のライヴが収録されています。

Hyperion
CDA-68270(1CD)
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.6 〜 クラーマー:ピアノ協奏曲集
ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771−1858):ピアノ協奏曲第4番ハ長調 Op.38
ピアノ協奏曲第5番ハ短調 Op.48
ハワード・シェリー(P&指)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ

録音:2018年7月16日−17日、福音史家聖ヨハネ教会(アッパー・ノーウッド、ロンドン)
ドイツの音楽一家に生まれロンドンで育ち、クレメンティにピアノを教わったヨハン・バプティスト・クラーマー。優れたピアニスト&作曲家として名声を高め、ベートーヴェンやハイドン、その他同時代の主要な作曲家たちと交流を持ち、また、教育者、楽器製作者、楽譜出版者としても功績を残し、クラーマー一族の中でももっとも傑出した音楽家となりました。モーツァルトなどウィーン古典派の伝統を色濃く残しつつ、独自の流麗で感情豊かな作品を書いたクラーマーのピアノ協奏曲を、「クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」のソリストをすべて担当し、モーツァルトやフンメルの名録音も残す名手ハワード・シェリーが弾きこなしています。

NIFC
NIFCCD-068(1CD)
ヨーロッパの国歌と聖歌
ロルツィング(1801−1851):歌劇 「ポーランド男とその子ども」への序曲
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735−1782):チェンバロ協奏曲第6番ニ長調
ゴセック(1734−1829):自由への捧げもの 「ラ・マルセイエーズ」 ハ長調
リース(1784−1838):ピアノと管弦楽のための 愛国歌「ルール・ブリタニア」の主題による大変奏曲 変ホ長調 Op.116
ショパン(リフレインのハーモナイゼーション):ドンブロフスキのマズルカ(ポーランド国歌「ポーランドは未だ滅びず」)
ロルツィング:歌劇 「ポーランド男とその子ども」への序曲 より「ドンブロフスキのマズルカ」の抜粋
トビアス・コッホ(ピリオド・ピアノ/エラール1838)、
ジャンルカ・カプアーノ(指)
コンチェルト・ケルン

録音:2018年8月16日、ポーランド国立歌劇場大劇場(ワルシャワ、ポーランド)
ピリオド楽器奏者として評価を高めているドイツの鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホのNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)第2弾。コッホが1838年製のエラールを弾き、ドイツの名門古楽オーケストラ、コンチェルト・ケルンと共演。
「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2018で披露された「ヨーロッパの国歌と聖歌(Anthems, Hymny Europy)」はショパンがハーモナイズしたポーランド国歌やポーランド国歌の旋律が使われているロルツィングの序曲、イギリス国歌「国王陛下万歳(ゴッド・セイヴ・ザ・キング)」のテーマを使用したJ.C.バッハの協奏曲、フェルディナント・リースによるイギリスの愛国歌「ルール・ブリタニア」の変奏曲など、国歌、愛国歌にまつわる作品を集めたこだわりのプログラムです。
NIFC
NIFCCD-064(1CD)
タンスマン(1897−1986):ポーランド狂詩曲
カロル・ラートハウス(1895−1954):ピアノ協奏曲 Op.45
ヤーラ・タール(P)、
ヤツェク・カスプシク(指)、
ワルシャワPO

録音:2018年9月9日&10日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
名ピアノ・デュオ「タール&グロートホイゼン」の一人として知られるイスラエル出身の女流ピアニスト、ヤーラ・タールによる「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2018ライヴ。
「ポーランド系のルーツを持ち、海外で活躍した作曲家」という共通点を持つ二人の作曲家、アレクサンドル・タンスマン(1897−1986)とカロル・ラートハウス(1895−1954)の作品を組み合わせるという、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)が主催する音楽祭ならではのプログラム。
タンスマンはポーランドで生まれ、フランスで成功した作曲家。カロル・ラートハウスが生まれたタルノーポル(テルノーピリ)は、現在はウクライナ、当時はオーストリア=ハンガリー帝国ですが、その前はポーランド系の領土でした。ラートハウスはアメリカ滞在時代にはポーランド芸術科学研究所のメンバーとしても活動しています。

Chandos
CHAN-20034(1CD)
R・シュトラウス:協奏的作品集
ブルレスケ ニ短調 TRV 145(
二重コンチェルティーノ TRV 293(クラリネットとファゴットのための〔弦楽オーケストラとハープを伴う〕)
ロマンス 変ホ長調 TRV 80(クラリネットと管弦楽のための)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 TRV 110(ヴァイオリンと管弦楽のための)
マイケル・コリンズ(Cl&指)
タスミン・リトル(Vn)、
ジュリー・プライス(Fg)、
マイケル・マクヘイル(P)、
BBC響

録音:2018年4月18日−19日、LSOセント・ルークス(ロンドン)/2018年9月21日、スタジオ1(メディア・ヴェール、ロンドン)
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニアOの首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。現在は、2010年〜2018年まで首席指揮者を務めたシティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアを始め、フィルハーモニア管、ASMF、アルスター管、兵庫芸術文化センターOを指揮するなど、指揮者としての活躍も拡げています。
Chandosからも、ウェーバー(CHAN-10702)やクルーセル(CHSA 5187)など、優れた吹き振りアルバムをリリースしてきたコリンズの最新作は、R・シュトラウスの協奏的作品集。シュトラウスの最初の協奏的作品となった「ロマンス」と、シュトラウスの最後の器楽作品である「二重コンチェルティーノ(二重小協奏曲)」では、自ら熟練のクラリネットを聴かせ、その他の作品でも充実の指揮を披露。また、ヴァイオリン協奏曲では、イギリスの名ヴァイオリニスト、タスミン・リトルがソリストを担っているところも大きなポイントです。

Tonar
TONAR-31015(1CD)
メデア〜スペインのギター作品集
アルベニス:「スペイン」より 前奏曲、入江のざわめき、コルドバ、朱色の塔、タンゴ、マジョルカ
グラナドス:ゴヤのマハ
サンルーカル:ギターとオーケストラのための「メデア」
マヌエル・バルエコ(G)、
ビクトル・パブロ・ペレス(指)、
テネリフェSO
クラシック・ギターのバイブル的存在であるスペイン音楽、フラメンコ・ギターの世界的名手が書き上げた協奏的作品「メデア」をカップリングしたマヌエル・バルエコのスパニッシュ・プログラム。2014年のラテン・グラミー賞の最優秀クラシック・アルバム部門にノミネートされるなど、高評価を受けた演奏です。

DOUBLE MOON
BTLCHR-71246(1CD)
イツハク・イエディッド(1971-):初演録音集
(1)祝福と呪い
(2)ちいさなヤギ
(3)ピアノと弦楽のための協奏曲
(4)ピアノのためのシャコンヌ『天使の反乱』
(1)クリスチャン・リンドベルイ(指)、イスラエル・ネタニヤ・キブツ・オーケストラ
(2)ウィリアム・スタッフォード(Cl)、レイチェル・スミス(Vn)、ルイーズ・キング(Vc)、エイシャ・ゴーフ(P)
(3)グレアム・ジェニングス(指)、マイケル・キーラン・ハーヴィ(P)、ディヴェルティメンティ・ストリング・アンサンブル
(4)レイチェル・シパード(P)

録音:2016、2017年(すべて初演時の録音)
1971年生まれのイスラエルの作曲家による衝撃的・個性的な作品集です。アラビアのハーモニー、ユダヤの歌、フリー・ジャズ、ヨーロッパのクラシック音 楽など多種多様の要素が混然一体となり生み出される混沌とした騒音世界。それはエネルギーに満ちあふれた非常に力強いサウンドで、一見カオティックですが 有機的に各要素が組み合わされ、独特な手法と感性でもって音楽が組み立てられていきます。(1)はエルサレムの神殿の丘にインスピレーションを受けた作品です。 指揮はクリスチャン・リンドベルイ。(3)は特殊奏法も駆使したピアノと弦が破壊的な音楽を奏でますが、第3楽章でバロック音楽風のセンテンスが登場するシュ ニトケ的ごった煮感のある強烈な音楽です。

CPO
CPO-555189(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 第3集
カール・ヴァイグル(1881-1949):チェロ協奏曲…世界初録音
チェロとピアノのための2つの小品*
チェロとピアノのためのメヌエット
チェロ・ソナタ#
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ジョン・ヨーク(P)*
エドゥワルド・ラシュトン(P)#
ニコラス・ミルトン(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO

録音:2017年4月6.7日、2018年3月6.7日
オーストリア出身のカール・ヴァイグル。上流階級の出身で、若い頃にはシェーンベルク:と親交を育みながらも、自身は決して十 二音技法には手を染めず、若いころに影響を受けたマーラーの作風を受け継ぎ生涯ロマン派風の曲調を貫いた作曲家で す。第二次世界大戦まではヨーロッパの楽壇で強い影響力を誇っていましたが、ユダヤ系であったため、他の退廃芸術家たち と同じくナチス政権によって迫害され、作品の演奏を禁じられるとともに、自身はアメリカに亡命し苦難に満ちた晩年を送り、 寂しく生涯を閉じました。作品は長い間封印されていましたが、20世紀の終りに巻き起こった「退廃音楽の復興ブーム」によっ て彼の曲にも光が当たるようになり、いくつかの作品が演奏、録音されています。このアルバムに収録された「チェロ協奏曲」 は、ブラームスをモデルにしたかのような古典的なフォルムを持つ音楽。とはいえ、やはり曲調は独自の雰囲気を持っており、印 象的な旋律に満たされています。トスカニーニに捧げられた「2つの小品」では濃厚な「愛の歌」と特殊奏法を用いた「野性的 な踊り」と対照的な作品を聴くことができます。この時代の作品を精力的に演奏するウォルフィッシュの熱演が聴きどころです。

DACAPO
MAR-8.226145(1CD)
NX-B06
クヌーズオーエ・リスエア(1897-1974):作品集
ヴァイオリン協奏曲 Op.54(1951)
バレエ音楽「エチュード」-カール・ツェルニーの練習曲による(1947)
イアン・ヴァン・レンスブルク(Vn)
アンドレアス・デルフス(指)
オーフスSO

録音:2017年6月19-20日、2017年6月21-23日
デンマーク人の両親のもと、エストニアで生まれ、コペンハーゲンで政治と音楽を学んだ作曲家リスエア。パリに留学し、 フランス六人組と交流を持つことでフランスの様式を身に着け、独自の作品を多く残しています。交響曲から歌曲まで 多くのジャンルの作品を書いており、このアルバムではヴァイオリン協奏曲とバレエ音楽「エチュード」を聴くことができま す。中でも「エチュード」は、多くのピアノ学習者が学んだであろうチェルニーの練習曲を原曲に、美しいオーケストレー ションを施したというユニークな作品。“反復練習こそピアノ技術習得の道”とも言える特徴的な旋律が、いとも美しい 舞踏のための曲へと変貌しています。“チェルニー嫌いの人”にもオススメしたいアルバムです。またヴァイオリン協奏曲で 独奏を担っているのは、1993年からオーフスSOのコンサートマスターを務めていたレンスブルク。こちらも素晴ら しいテクニックで見事に作品を演奏しています。
DACAPO
MAR-8.226581(1CD)
NX-B06
スヴェン・ヴィトフェルト・ニールセン(1958-):作品集
トッカータ(2013-2014)〜オルガンと交響楽団のための協奏曲*
オフィーリアのダンス(2012)〜アコーディオンと小オーケストラのための
交響曲第3番(2010)
スヴェン・ヴィトフェルト・ニールセン(Org)
ビァルケ・モーゲンセン(アコーディオン)
オーフスSO/オーフス・シンフォニエッタ
ヘンリク・ヴァーン・クリステンセン(指)
アリ・ラシライネン(指)*

録音:2014年10月30-31日、2018年1月24-25日、2016年2月29日-3月2日
控え目な旋律や断片的な素材から、素晴らしい音楽を創り出すというアイデアは、代々の北欧作曲家たちにとって楽 しい仕事であり、作品の特徴とも言えるやりかたです。スヴェン・ヴィトフェルト・ニールセン(カール・ニールセンとは別 人)もそのような作風を持つ作曲家の一人であり、作曲家60歳の誕生日を記念してリリースされたこのアルバムの3 つの作品では、とりわけユニークな音作りが楽しめます。トッカータは映画音楽風であり、良く知られたシェークスピア作 品からインスパイアされた「オフィーリアのダンス」には「ダンスは踊るものではなく聴くものだ」と主張する彼の心の声が秘 められています。アルバムの中心を成す「交響曲第3番」は見事な構造を持ち、「一生を見守る」という副題そのまま に、シンフォニックでドラマ性を感じさせる壮大な作品です。曲の最後に聞こえる鳥のさえずりは天上の世界を思わせま す。

MUSO
MU-028(1CD)
NX-B09
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」〜2通りのマスタリングで〜
1-3./13-15.協奏曲 ホ長調 Op.8-1 RV.269 「春」
4-6./16-18.協奏曲 ト短調 Op.8-2 RV.315 「夏」
7-9./19-21.協奏曲 ヘ長調 Op.8-3 RV.293 「秋」
10-12./22-24.協奏曲 ヘ短調 Op.8-4 RV.297 「冬」
ダニエーレ・オルランド(ソロVn/コンサート・マスター)
イ・ソリスティ・アクィラーニ

録音:2016年9月カティニャーノ(イタリア)、サンタ・イレーネ教会
イタリア・バロックの代名詞といってもよい傑作「四季」には、ヴィヴァルディが生きた時代の自然界にあふれていたさまざまな音、色、匂い…と いったものの移ろいがあざやかに反映され、それを通奏低音が添えられた弦楽合奏だけで表現してみせたところにこの作曲家の真骨頂があっ たと言えるでしょう。ピリオド楽器を使った古楽アプローチはその真相を解き明かすのに大きく貢献、今や(ポーランドのショパン協会がフォルテピ アノに門戸を開いたのと同じように)ピリオド奏法を柔軟に取り入れつつある本場イタリアの現代楽器奏者たちもまた、そうした音楽史的解釈 に無関心ではいられません。その流れの最前線をゆくイ・ムジチ合奏団のコンサートマスターA.アンセルミに師事したダニエーレ・オルランドが、 自然の景色まで現代生活のなかで変貌しつつある故郷イタリアの「在りし日のすばらしい自然」に思いを馳せながら、古楽アプローチをふまえ つつダイナミックな音作りを聴かせる「四季」の最新録音。同じ演奏に2種類のマスタリングを施し、かたや本来のままの響きを大切に、かたや ロックにも慣れた世代になじみやすいコントラスト強めの音響で仕上げ、聴き比べたり気分に合わせた方を聴いたりできるようにしているのも特 徴的です。


Challenge Classics
CC-72800(1SACD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集 Vol.2
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050
チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV1057
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV1054
フルート,ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044
ファビオ・ボニッツォーニ(Cemb)
ラ・リゾナンツァ

録音:2018年9月21-25日/イタリア、サン・ドナート教会
名手ボニッツォーニのバッハ協奏曲集、第2弾が登場です!前作に続き1台用協奏曲を片付けるかと思いきや、この選曲で来たかと嬉しい誤算。まずこのシリー ズでブランデンブルク5番が聴けるとは。長大なカデンツァはもちろん、フルート・ヴァイオリンとの掛け合いも美麗で聴きものです。同じ編成による、短調の暗 く重い情念がほとばしる三重協奏曲との対比も面白い。さらにブランデンブルク4番からの編曲であるBWV1057を一緒に収録、豪華なプログラムとなりました。 充実の複協奏曲に圧倒されますが、ヴァイオリン協奏曲第2番からの編曲であるBWV1054も入っているのでボニッツォーニ単独のソロも十二分に味わえます。 バックは1パート1人で固め、フーガ楽章を始めとにかく生命力にあふれた演奏。ボニッツォーニの絶妙な間の取り方、テンポの崩し方にも注目!
ボニッツォーニはハーグ王立音楽院でコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。アムステルダム・バロック・オーケストラ、ル・コンセール・デ・ ナシオン、エウローパ・ガランテなど名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し、古楽界で大いに活躍中の名 手です。SACDハイブリッドによる注目のバッハ・シリーズ。第1集(CC-72773)も合わせてお楽しみください。 (Ki)
Challenge Classics
CC-72799(1CD)
(1)ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 Op.33
(2)ハルヴォルセン:ヴァイオリンと管弦楽のためのアンダンテ・レリジオーソ
(3)スヴェンセン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス Op.26
リサ・ヤコブス(Vn)
ミハイル・アグレスト(指)
ブレーメンPO

録音:(1)2018年11月11・12日、(2)(3)2018年11月14日/ブレーメン、ディー・グロッケ(ライヴ)
2007年の時に初めてニールセンの協奏曲に出逢い、最初の音から圧倒されたというリサ・ヤコブスが北欧の作品でまとめたアルバムをリリースします。並べ て聴いてみると北欧ロマン派の語法が確かにあり、ハルヴォルセン、スヴェンセンの美しい楽曲からはグリーグの影響も強く感じます。しかしニールセンの協奏曲 はある意味独特な音楽で、ネオ・バロック的なところがあったり、挑戦的な書法も見られたりと先の読めない展開を見せます。曲に魅せられ、音楽の旨味をしっ かりと自分の中に落とし込んだリサ・ヤコブスによる迫真の演奏でお聴きください。
リサ・ヤコブスは17歳でシャイー指揮ロイヤルコンセルトヘボウと共演、デビューを果たしたオランダのヴァイオリニスト。チャレンジ・クラシックスからは過 去にイザイとフランクの作品集(CC-72624)をリリースしています。 (Ki)


CLAVES
50-1901(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
ヴァインベルク:チェロと管弦楽のための幻想曲Op.52
コベーキン:バッカンツ (2018)
アナスタシヤ・コベキナ(Vc)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
ベルンSO

録音:2018年9月24-27日/ディアコニス教会(ベルン)
2019年のフォルジュルネ音楽祭に出演予定で注目される若手チェロ奏者アナスタシヤ・コベキナ。1994年エカテリンブルク生まれ、モスクワ音楽院で学 び現在はドイツを本拠に活躍しています。各国のさまざまなコンクールで入賞していますが、2018年グシュタート山頂音楽祭でティエリ・シェルツ賞を 受賞し、その副賞として当CDの録音となりました。クレーメル、ゲルギエフ、スピヴァコフらに見出され共演を重ねる期待の星で、技術はもとより激しい 音楽性に注目を集めています。
若さに似合わぬ硬派な選曲も驚きですが、ヴァインベルクの「幻想曲」が秀逸。フルシチョフのスターリン批判があった1956年の作で、ポーランド民 謡由来の魅力的なメロディに満ちています。全体は叙情的ながら中間部はヴァインベルクの真骨頂たる活気あるマズルカで、コベキナは終始真摯かつ正確 な演奏で心打たれます。この曲のベスト盤と申せましょう。
興味深いのは彼女の実父ウラジーミル・コベーキン(1947-)の新作「バッカンツ」。5分ほどの小品ながら、打楽器が活躍する強烈なもので、コベキ ナのパワフルなソロも光ります。

NEOS
NEOS-11812(1CD)
シュテファン・シュルツキ(b.1971)室内楽作品集

(1)ピアノ協奏曲(2018)
(2)「政治的な歌2011」(2011)
(3)「反射II-断章/アウト・カップリング--別の場所」(2009)
(4)「魔王」(2012)
(5)「ベルトルト・ブレヒトへの3 つの墓碑銘」(2014)
(6)「時間と部屋」(2001)
(1)-(5)ステファン・シュルツキ((1)(3)(5)エレクトロニクス、(2)(4)(5)Pf、(3)ハモンドOrg)
(1)ヴィンセント・ニーブ(P)、ヨハネス・X・シャフトナー(指)
JU[MB]LE(バイエルン新音楽青年アンサンブル)
(2)サロメ・カマー(MS)、アレクサンドル・フォン・ハグケ(テナーSax)
クラウス=ディーター・イェケル(Trb)、ヨハネス・エーリンガー(E.Gtr)
ヴァルター・ビットナー(Perc)、カイ・ヴァングラー(アコーディオン)、森園康香(Vn)、ウリ・フィールダー(Cb)
(3)エフゲニ・オルキン(ソプラノSax)、(4)ペーター・シェーネ(Br)
(5)ベアトリーチェス・オットマン (S)
(6)アーロン・ダン(Fl)、アンドレイ・マキー(Va)、シモネッタ・ジネリ(Hrp)

録音:2002/2010/2018年
シュテファン・シュルツキはアドリアーナ・ヘルツキー女史に師事、その後いくつかの作曲賞を受賞。また映画音楽でも活 躍しその方面で高く評価されています。みずからキーボード奏者としても活動するシュルツキは音楽による社会参加、政治運 動(いわゆるアンガージュマン)にも深く関わり、社会的メッセージを込めた作品を数多く発表しています。そのため西ヨーロッパ を席捲している多くの前衛楽派とは一線を画し、ポピュラー音楽やフリー・ジャズの要素を多く取り込んだ作風です。「政治 的な歌 2011」ではアイスラーやワイルにヒップホップの要素を加えたような作風が面白い。また心酔するブレヒトに捧げた「墓 碑銘」ではエレクトロニクスを取り入れ、もしブレヒトが現代に生きていたらやっていたかもしれないパフォーマンスを聴かせ る。先鋭的なポップスやノイズ系が好きな人にお薦め。注目に値する作曲家。
NEOS
NEOS-11818(1CD)
ヴォルフガング・ヤコビ(1894-1972):作品集
(1)ハープシコード協奏曲(1927/47)
(2)イタリア歌曲集(1954)
(3)弦楽四重奏曲(1948)*
(4)セレナードとアレグロ(1958)〜アコーディオンとアコーディオン・オーケストラのための小協奏曲
(1)アンドレアス・スコウラス(Cemb)
シャンドール・カロリイ(指)
サヴォワ地方O
(2)デュオ・マリオン・グランゲ (S)
アンブロワーズ・ド・ランクール(P)
(3)アルディッティ四重奏団
(4)ディミトリ・ブクリエ(アコーディオン)
ピエール=アンドレ・クルンメナッハー(指)ジュネーヴ・アコーディオン連盟

録音:2018 年8-9 月
*=世界初録音
ヴォルフガング・ヤコビはドイツのバルト海に浮かぶリューゲン島の出身。第一次大戦後、ベルリンでフリードリヒ・エルンス ト・コッホに作曲を学び、盛んに作品を発表したが、家系にユダヤ人がいたためナチス政権後、その作品は退廃音楽として演 奏が禁止された。第二次大戦後はダルムシュタット現代音楽講習会の理事を務めるなど戦後現代音楽の発展に貢献した。彼 の音楽は新古典主義と無調様式の折衷です。ハープシコード協奏曲はバロック様式の20 世紀風に翻案した佳作でストラヴ ィンスキーやミヨー、プーランクらの音楽との親和性がある。イタリア歌曲集は抒情的な作品そして今回世界初録音となる弦楽 四重奏曲は新古典主義にベルク風の表現主義が折衷され独特な世界が描かれます。アルディッティ四重奏団の熱演が聴きも の。「セレナードとアレグロ」はそれまでの作風にポップな要素が加わった軽妙洒脱な作品でややニーノ・ロータの映画音楽を 思わせる魅力的な音楽。


ELECT
ERT-1039(1CD)
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
シルヴィア・マルコヴィチ(Vn)
ミルツェア・クリテスク(指)
ジョルジュ・エネスコPO

録音:1973 年9 月自由新聞社大理石ホール
WEITBLICK から、スヴェトラーノフと共演したブルッフ、ブラームスがヒットとな っている、美しきマルコヴィチのスタジオ録音が初CD化。まるでアイドルのように 可愛らしいジャケット写真も特筆ものです。演奏内容は、シリアスなフォルムでか つ濃厚な表情で迫る名演。特にグラズノフは彼女にとって名刺代わりとも言える 得意曲です。1971 年のロンドン・デビューもこの曲。さらにマルコヴィチを高く評 価したストコフスキーが自らの最後のコンサート(ロンドンSO、1972 年6 月 15 日)でもソリストとして招かれて演奏したのもこの曲です。心に染み入る名曲で 聴けば聴くほど、グラズノフの確かな筆致とメロディの素晴らしさに打たれること でしょう。ブルッフもピチピチとした躍動感に満ち、構えの大きい立派な演奏。こ の曲も熱いドイツ・ロマンの曲なのです。 録音会場は、ブカレスト中心部に今も存在する自由新聞社の大理石ホールで、 クリュイタンスのフランクの演奏会もここで行われました。内装の美しさは神秘的 で現実のものとは思えない程。丁度、オーストリア聖フロリアンの大理石の間を想 像していただければ結構です。

NMC
NMC-D253(1CD)
バーナード・ランズ(b.1934):作品集
(1)「ダンツァ・ペトリフィカーダ(石化したダンス)」(2010)
(2)チェロ協奏曲(1996)
(3)海のような鎖(2008)
クラーク・ランデル(指)
BBCフィルハーモニック
ヨハネス・モーザー(Vc)

録音:2014年
かつてサントリー・ホール国際作曲委嘱シリーズで新作を発表した際、影響を受けた 作品としてドビュッシーの「海」を挙げたことからもわかるようにランズの音楽には鮮やか な色彩感覚と調性感があり、それが骨太な構成とあいまって現代のロマンティシズムを 体現する作曲家としてその地位を確固としたものにしています。ムーティ指揮シカゴ響によ って初演された「ダンツァ・ペトリフィカーダ」はメキシコ革命へのトリビュートとして作曲さ れた情熱的なダンス。チェロ協奏曲はロストロポーヴィチ 70 歳記念のために作曲された 力作、そしてディラン・トーマスの詩に霊感を受けた「海のような鎖」の巧みで鮮やかな管 弦楽法で聴かせる。

Stradivarius
STR-37116(1CD)
「LowBb バスーン・クラスター」
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲RV493 よりラルゴ
クラウディオ・レオナルディ:ディヴェルティメントOp.92(2012)
マルコ・ベッタ:マドリガーレ(2018)
カルロ・ガランテ:暗いリード(2016)
ヴィンチェンツォ・トスカーノ:プロソポン(2018)
マッテオ・ピッティーノ:4 つの側面(2018)
ダニエレ・ヴェントゥリ:フォー・バイ・フォー(2018)
ジョヴァンニ・ダキラ:左右非対称の庭(2018)
ニコラ・サーニ:秋の鍵(1999)
カルラ・マグナン:壮大な望遠鏡(2018)
LowBbバスーン・クラスター【ジョルジョ・マンドレージ(Fg, ファゴッティーノ) 、マッシモ・フェレッティ・インチェルティ(Fg)、マウリツィオ・バリジョーネ(Fg, ファゴッティーノ) 、アレッシオ・ピサーニ(Fg, コントラFg)】

録音:2017 年12 月/2018 年9 月
珍しいファゴット四重奏曲集。ヴィヴァルディのファゴット協奏曲からの抜粋以外は全てオリ ジナルの新作。現代音楽といっても前衛臭さはなく、多くはミニマル、ジャズ、その他ポップス の影響が感じられる親しみ易い音楽。なかでもニコラ・サーニの「秋の鍵」は前衛的手法を使 いつつどこかユーモラスな雰囲気が漂う佳作。ファゴット4 人のアンサンブルLowBb バスーン・ クラスターのメンバーはそれぞれヨーロッパのオーケストラの首席奏者、ソリストを務めています。 コントラ・ファゴット、ファゴッティーノ(通常の楽器より完全 4〜5 度もしくは 1 オクターヴ高い音 が出せる)まで駆使し、ヴァラエティに富んだ世界を繰り広げる。

Ars Produktion
ARS-38255(1SACD)
ヴィヴァルディ 四つのファゴット協奏曲/オーボエを伴う三つの協奏曲
ファゴット協奏曲 ハ短調 RV 480(*)
オーボエ協奏曲 ハ長調 RV 450(+)
ファゴット協奏曲 イ短調 RV 499(*)
2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 RV 534(+/#)
ファゴット協奏曲 変ロ長調 RV 502(*)
ファゴット協奏曲 イ短調 RV 497(*)
オーボエとファゴットのための協奏曲 ト長調 RV 545(+/*)
福井美穂(バロック・ファゴット(*)、バロック・オーボエ(#))
エイミー・パワー(バロック・オーボエ(+))
アンサンブルF[川原千真(Vn)、小田瑠奈(Vn)、宮崎桃子(Vn)、田崎瑞博(Vc)、菅間周子(ヴィオローネ)、ハンナ・リー(Cemb)、金子浩(アーチリュート) ]

録音:2017年10月3-5日、神奈川県立相模湖交流センター
欧州最前線のみずみずしい息吹 ― 極小編成が浮き彫りにする「生」の作品像。 バーゼルやデン・ハーグで研鑽を重ね欧州ベースで活躍する日本人古楽器奏者たちが、バロック・ファゴットの名手でありながらバロック・オーボエも吹きこなす福井美穂を中心に集まったアンサンブルF、さらなる快進撃 ― 凄腕ヴァイオリン奏者でもあったヴィヴァルディが、ヴァイオリン協奏曲に次ぐ作品数を残したファゴットのための協奏曲群のみならず、今回はバロック・オーボエの名手エイミー・パワーが吹くオーボエのための作品も収録。音色多彩な通奏低音陣も痛快。欧州最前線の古楽シーンを精巧なエンジニアリングで収めたDSD録音。

BMOP SOUND
BMOP-1058(1SACD)
陳怡(チェン・イ)(b.1953):弦楽器のための協奏曲集
(1)「ドレスデンの春」(2005) 〜ヴァイオリンと管弦楽のための
(2)チェロと室内管楽アンサンブルのための組曲(1998/2004)
(3)胡琴組曲(1997)〜胡琴と弦楽のための
(4)強?(1983)〜ヴァイオリンと管弦楽のための
ギル・ローズ(指)
ボストン・モダン・オーケストラ・
プロジェクト
(1)ミラ・ワン(Vn)
(2)デイヴィッド・ラッセル(Vc)
(3)ワン・グオウェイ(胡琴)
(4)リジョ・リュー(Va)

録音:(1)2014年9月、(2)2010年12月、
(3)2012年5月、(4)2013年2月
陳怡は中国広州市出身の作曲家、ヴァイオリニスト。医師の両親のもと教養ある家庭に生まれ 育ったが文化大革命で迫害、辛酸をなめたが、渡米しコロンビア大学で周文中ほかに作曲を師 事し多数の管弦楽曲、室内楽、中国の伝統楽器のための作品を発表しています。ヴァイオリニスト でもある彼女には弦楽器のための優れた協奏曲が多く、このアルバムはその集大成。胡琴は中 国のよく知られた伝統的弦楽器で胡弓に似た音色を持つ。陳怡も同じ中国の後輩であるタン・ド ゥンと同じく中国の伝統音楽と西洋クラシック、現代音楽との融合に関心があり、共通点が多数あ る。タン・ドゥンの音楽が好きな人にはおすすめ。

PAU
KIYO-101(3CD)
税込定価
岡山潔の軌跡〜第1巻

(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)シューマン:ヴァイオリン協奏曲
(3)バルトーク:2 つのヴァイオリンのための44 の二重奏曲 Sz.98 全曲
(4)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲(第1 番ト長調 K.423 & 第2 番変ロ長調 K.424)
(5)ドヴォルザーク:テルツェット ハ長調 Op.74 B.148
(6)コダーイ:セレナード ヘ長調 Op.12
岡山 潔(Vn)
(1)ゲルハルト・ボッセ(指)神戸市室内O
(2)フォルカー・ヴァンゲンハイム(指)ボン・ベートーヴェンハレO
(3)(5)(6)服部芳子(Vn)、
(4)(5)(6)深井硯章(Va)

録音:(1)2002 年10 月27 日東京藝術大学奏楽堂(ライヴ)
(2)1975 年9 月ベートーヴェンハレ、ボン
(3)1989 年10 月2、3、7 日バリオホール、東京
(4)1992 年9 月7〜10 日府中の森芸術劇場
(5)(6)1990 年11 月22、23 日バリオホール、東京
2018年10 月に惜しくも世を去ったヴァイオリニスト岡山潔が自分の病の進行を知って生前から過去の録音から選曲に 携わり完成させた。まさしく彼の音楽的遺言といえる作品集です。

NIFC
NIFCCD-067(1CD)
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲&交響曲 「復活」
ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.8
交響曲ホ短調 「復活」 Op.7
アリョーナ・バーエワ(Vn)、
グジェゴシュ・ノヴァク(指)、
ロイヤルPO

録音:2018年8月29日−30日、モニューシュコ・オーディトリウム(ポーランド国立歌劇場)
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)が主催する「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭。2018年のライヴ録音は、「若きポーランド」の一員として将来を嘱望されながらも32歳で早逝した天才作曲家、ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876ー1909)。ポーランドの偉大なヴァイオリニスト、スタニスワフ・バルツェヴィチのために書かれた「ヴァイオリン協奏曲」と、ベルリンでの学びの集大成として書かれた「交響曲 「復活」」。 ソリストのアリョーナ・バーエワは、1985年キルギスタン(当時ソ連)生まれ、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2001)、パガニーニ・モスクワ国際コンクール(2014)、仙台国際音楽コンクール(2017)で優勝。ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018にも出演し、2019年2月にはパーヴォ・ヤルヴィ指揮の下、NHKSOと初共演も果たし、世界で注目を浴びている次世代のヴァイオリニストの一人です。

Hyperion
"The Romantic Violin Concerto"
CDA-68268(1CD)
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ Vol.22〜ラッセン、P.シャルヴェンカ、ランゴー
エドゥアルト・ラッセン(1830−1904):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.87
ルートヴィヒ・フィリップ・シャルヴェンカ(1847−1917):ヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.95
ルーズ・ランゴー(1893−1952):ヴァイオリン協奏曲 BVN289
リナス・ロス(Vn)、
アントニー・ヘルムス(指)、
BBCスコティッシュSO

録音:2018年6月20日−22日、シティ・ホール(グラスゴー)
ロマン派の知られざる協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・コンチェルト・シリーズ」。メイン・シリーズの「ピアノ・コンチェルト」の姉妹シリーズとしてスタートした「ヴァイオリン・コンチェルト」もついに第22集。デンマーク系のベルギーの作曲家で、ドイツで活躍しワイマールではリストの後任として宮廷音楽監督を務めたエドゥアルト・ラッセン。ロマンティク・ピアノ・コンチェルト・シリーズからは4つのピアノ協奏曲がリリースされているフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの兄であるポーランド系ドイツの作曲家&教師ルートヴィヒ・フィリップ・シャルヴェンカ。20世紀前半のデンマークにおいて新古典主義など当時の主流とは対立し、ロマン派的様式の作品を多く残した作曲家&オルガニスト、ルーズ・ランゴー。いずれも優れた魅力を持ちながらも、現在では忘れられてしまった3つのヴァイオリン協奏曲を、Hyperion初登場となるドイツのヴァイオリニスト、リナス・ロスが披露。リナス・ロスはこれまでも、ヴァインベルクなど歴史に埋もれた作品の録音で評価を高めており、彼が高く支持するこの3つのヴァイオリン協奏曲も、いつの日かスタンダード・レパートリーとして演奏されるようにと録音に臨んでいます。

Daphne
DAPHNE-1056(1CD)
カール・ニールセン:3つのソロ協奏曲
ヴァイオリン協奏曲 FS61(Op.33)(1911)*、
フルート協奏曲 FS119(1926)**、
クラリネット協奏曲 FS129(Op.57)(1928)***
マーリン・ブルーマン(Vn)*、
アンデシュ・ユーンヘル(Fl)**、
アンドレーアス・スンデーン(Cl)***、
スウェーデンRSO、
ジョアナ・カルネイロ(指)*
、フィリップ・フォン・シュタインエッカー(指)**

録音(ライヴ):2015年10月22日−23日*、11月4日−5日**、12月10日−11日***、ベールヴァルドホール(ストックホルム)
ヴァイオリン協奏曲のソロを弾くマーリン・ブルーマン Malin Broman(1975?)は、スウェーデンRSOの第1コンサートマスターを務め、ソリスト、室内楽奏者、「ムシカ・ヴィテ」の芸術監督として活動。2019年のシーズンからオストロボスニア室内Oの芸術監督に就くことが決まりました。フルートのアンデシュ・ユーンヘル Anders Jonhall(1966?)は、スウェーデンRSOとヨーテボリSOのソロ奏者を務め、「Gageegoo!(ガギーゴー!)」をはじめとする現代音楽のアンサンブルに参加しています。クラリネットのアンドレーアス・スンデーン Andreas Sunden は、ノルウェー国立音楽アカデミーのハンス・クリスチャン・ブレインたちに学び、ロイヤル・コンセルトヘボウOの首席を経て、ソロ奏者としてスウェーデンRSOに加わりました。ポルトガルSOの首席指揮者、ジョアナ・カルネイロ Joana Carneiro(1976?)、ドイツのフィリップ・フォン・シュタインエッカー Philip von Steinacker(1972?)、イリヤ・ムーシンに学んだ、スロヴァキアのユライ・ヴァルチュハ Jurai Val?uha(1976?)の指揮。10月、11月、12月のコンサートのライヴ録音です。

Carl Davis Collection
CDC-017(1CD)
カール・デイヴィス:チェロと管弦楽のためのバラード ヨナタン・オースゴール(Vc)
カール・デイヴィス(指)
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:2011年7月9日、フィルハーモニック・ホール(リヴァプール)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニOの主席チェリスト、ヨナタン・オースゴールに捧げられた映画音楽の第一人者が描くバラード。

DREYER-GAIDO
CD-21114(2CD)
アンイーヴン・スカイ
キナーン・アズメ:即興と管弦楽のための組曲、
 イブン・アラビー組曲、
 フランス〜屋上と絶海*
カリーム・ルーストム:クラリネット協奏曲 「アドリフト・オン・ザ・ワイン=ダーク・シー」
ザイド・ジャブリ:クラリネット協奏曲
ディア・スッカリ:クラリネットと管弦楽のための組曲 「パロレス」
キナーン・アズメ(Cl)、
ヨーヨー・マ(Vc)*、
マヌエル・ナウリ(指)、
ベルリン・ドイツSO

録音:2017年、2018年
ヨーロッパからみて東方に位置する地域(中東、西アジア、中央アジア等)の音楽を紹介するDreyer Gaidoの人気シリーズ「Eastern Voices(イースタン・ヴォイス)」。
シリア出身、現在はニューヨークを拠点に活動するクラリネット奏者キナーン・アズメは、クラシック、ワールドミュージック、ジャズ、ポピュラーなど垣根のない音楽活動で、この「イースタン・ヴォイス」シリーズにも度々参加。「アンイーヴン・スカイ」は、キナーン・アズメの作曲家、ソリスト、即興演奏家としての才能をふんだんに発揮するアルバム。
CD1はキナーン・アズメが作曲した自身の作品を自ら演奏。CD2はシリアの3人の作曲家によるクラリネット協奏曲(協奏的作品)を収録。アズメの最新作である「フランス〜屋上と絶海(The Fence, the Rooftop and the Distant Sea)」は2017年1月に初演されたクラリネットとチェロのためのデュオで、なんとヨーヨー・マと共演しています。

Diapason
DIAP-026(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.1

(1)2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365
(2)ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
(3)ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
(4)ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
(5)ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451
(6)ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
(1)クララ・ハスキル(P)、ゲザ・アンダ(P)、フィルハーモニアO、アルチェオ・ガリエラ(指)/録音:1956年
(2)クリフォード・カーゾン(P)、ボイド・ニール(指)、ナショナルO/録音:1945年
(3)エドウィン・フィッシャー(P&指)、VPO/録音:1946年
(4)クララ・ハスキル(P)、RIASSO、フェレンツ・フリッチャイ(指)/録音:1953年
(5)ルドルフ・ゼルキン(P)、ニューヨーク・フィルハーモニック、ディミトリス・ミトロプーロス(指)/録音:1955年
(6)ルドルフ・ゼルキン(P)、フィラデルフィアO、ユージン・オーマンディ(指)/録音:1951年
ディアパゾン誌が選ぶモーツァルトのピアノ協奏曲集の第1巻には、独墺系レパートリーを得意としたゼルキンの「K.451」、「K.466」など5曲のピアノ協奏曲と、名演の誉れが高いハスキルとアンダのデュオによる「K.365」の2台ピアノのための協奏曲を収録。
40〜50年代に録音された往年の名ピアニストたちによるモーツァルトの秀演が、ディアパゾン・レーベルのカタログを彩ります。

APARTE
AP-204(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲集(弦楽五重奏伴奏版)
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 op.21
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 op.11
デイヴィッド・ライヴリー(P/1836年製エラール)
カンビーニ=パリSQ〔ジュリアン・ショヴァン(Vn)、カリーヌ・クロケノワ(Vn)、ピエール=エリック・ニミロヴィチ(Va)、酒井淳(Vc)〕
トマ・ド・ピエルフ(Cb)

録音:2016年10月25-28日
ショパンのピアノ協奏曲の室内楽(弦楽五重奏)伴奏版。19世紀は大衆文化が開花した時代で、音楽もしかり、家庭やサロンで演奏できるような連 弾や室内楽がさかんに生み出されました。規模の大きな協奏曲も、管弦楽伴奏を室内楽が代わりに受け持って自宅やサロンで演奏、ということもよく行わ れていました。ショパンの協奏曲についても、ショパン自身が自宅等で室内楽版で演奏したという記録が残されていますが、ショパン自身の手になる編曲 版の楽譜は残されていません(ショパンが実際に室内楽版の楽譜を作成したかどうかも不明)。この録音では、オーケストラの弦楽パートを基本的にほぼ そのままアンサンブルが担当して、弦楽器以外で演奏される重要な部分は基本的にピアノが演奏するというかたちをとっています。特にトゥッティの部分で はピアノと弦楽五重奏が極めて密度の濃いアンサンブルを展開するかたちとなり、前奏から繰り広げられる世界に一気に引き込まれます。ピアノは1836 年製のエラール、そして弦楽アンサンブルもすべて19世紀の楽器を用いており、まさにショパンのサロンでもこのような音色が響いていたのだろうかと想 像しながら聴くと、喜びもひとしおの1枚です。 (Ki)


SWR music
SWR-19074CD(5CD)
NX-E03
エディト・パイネマン/1952-1965年 南西ドイツ放送スタジオ録音集

■DISC 1
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調
レーガー:ヴァイオリンとピアノのための組曲 イ短調 Op.103a*
ヒンデミット:ヴァイオリンとピアノのための瞑想曲*
フランク:ヴァイオリン・ソナタ#
■DISC 2
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023*
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2#
バルトーク:狂詩曲 第1番Sz.86##
ラヴェル:ツィガーヌ##
■DISC 3
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(ジョルジュ・カトリーヌによるヴァイオリンとピアノのための編曲版)
スーク:4つの小品*
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378#
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105#
■DISC 4
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番Sz.112
■DISC 5
プフィッツナー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.34
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲*
エディト・パイネマン(Vn)

■DISC 1
ロベルト・パイネマン(P)
ハインリヒ・バウムガルトナー(P)
録音:1952年12月12日、1953年6月12日*、1957年1月25日#
■DISC 2
ゲオルク・トゥーサン(Cemb)、
ハルトムート・エステルレ(Vc)
ヘルムート・バルト(P)
録音:1957年1月25日、1957年1月31日*、1962年12月13日#、1962年12月12日##
■DISC 3
マリア・ベルクマン(P)
ヘルムート・バルト(P)*
録音:1962年12月23日、1962年12月12日*、1965年9月18日#
■DISC 4
ハンス・ミュラー=クライ(指)南ドイツRSO
ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツRSOバーデンバーデン*
録音:1958年3月5日、1957年12月21日*
■DISC 5
ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツRSO楽団バーデンバーデン
エルネスト・ブール(指)南西ドイツRSOバーデンバーデン*
録音:1957年12月21日、1965年9月16日*
公式録音数が極端に少なく、幻のヴァイオリニストとも呼ばれるパイネマンが、1952年から65年に南西ドイツ放送で行った放送用スタジオ録 音が一挙BOX化。いずれもメディアとして公式に発売されるのは今回が初めてとなり、ファンにとって大いに歓迎されるものとなるでしょう。その 内容も注目に値するもので、父親ロベルト・パイネマン(エディトの生地マインツのオーケストラでコンサートマスターを務めていました)のピアノ伴 奏による初々しいバロックと、早熟の片鱗をうかがわせるレーガーとヒンデミットという、15〜16歳の最初期の録音も収録しています。得意とし たシベリウスなどの協奏曲を二十代の瑞々しい演奏で堪能することが出来るもの魅力。またロスバウトが振るプフィッツナーは彼の最後の演 奏・録音となっており、巨匠はこの直後12月29日に亡くなっています。ちなみにレーベルの資料によると、初期の録音ではチェコに近いクリンゲ ンタールのフィエカー製ヴァイオリン、あるいは1720年頃ロンドンのダニエル・パーカー製作の楽器を使用しており、1965年には1732年製グァ ルネッリ(Guarneri del Gesu)を入手したとのことです。SWRが保有するマスターテープから最新のリマスターが行われており、モノラルながら たいへん聴きやすい音となっています。

ONDINE
ODE-1333(1CD)
2019年版204ページ・カタログ付き
NX-A02
メンデルスゾーン/シューマン:ヴァイオリン協奏曲
シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲 ハ長調 Op.131
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64*
シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Wo023
クリスティアン・テツラフ(Vn)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
フランクフルトRSO

録音:2009年2月19-20日、2008年9月4-5日*
【CD】…ODE-1195(オリジナル品番)
1985年のレーベル創立以来、ONDINEは「妥協せず、素晴らしい音楽を録音すること」にこだわり、母国フィンランド の作曲家、アーティストを中心に、北欧の優れた音楽を数多くリリースしてきました。創業30年を経て国際的なレーベ ルとなった今では、一流のソリストやオーケストラとコラボレーションを行い、数多くの音楽賞も受賞しています。 今回お届けする204ページのカラーカタログには、これまでリリースされたアルバムが掲載されており、その幅広いレパート リーを眺めているだけでもワクワクするような興奮を味わえます。 そして、今回カタログに添えられているのは、テツラフの「メンデルスゾーン/シューマン:ヴァイオリン協奏曲」のCD。誰もが 知るメンデルスゾーン、あまり演奏される機会のないシューマン。この2曲を一分の隙もなく聴かせるテツラフとパーヴォ・ヤ ルヴィの名演は、2010年の初回発売時には大きな話題となりました。特別価格での完全限定盤。この内容は見逃 せません!
ONDINE
ODE-1324(1CD)
NX-B04
18世紀から19世紀のファゴット協奏曲集
フンメル(1778-1837):ファゴット協奏曲 ヘ長調 WoO23
モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K191
ペーター・フォン・ヴィンター(1754-1825):ファゴット・コンチェルティーノ ハ短調
ロッシーニ:ファゴット協奏曲
ヤーコ・ルオマ(Fg)
ヤンネ・ニソネン(コンサートマスター)
タピオラ・シンフォニエッタ

録音:2017年8月14-18日タピオラ・コンサートホール、フィンランド
16世紀、ルネサンス時代に使用されていた楽器「ドゥルシアン」が前身とされるファゴット。ヴィヴァルディはファゴットの多 様性に着目し、40作近くの協奏曲を作曲しましたが、この楽器が本当に注目されるようになったのは楽器の性能が向 上した18世紀後半になってからのことです。このアルバムには4人の作曲家のファゴット協奏曲を収録。楽器の性能を 知り尽くしていたであろう18歳のモーツァルトの華麗な協奏曲、彼の弟子フンメルと、同時代のオペラ作曲家ヴィンター の珍しい作品の聴き比べ、ロッシーニの(作品とされている)唯一のファゴット協奏曲と、その多彩な作風を楽しむことがで きます。演奏しているのは1993年からタピオラ・シンフォニエッタのメンバーとして活躍するヤーコ・ルオマ。ソリストとしてパ リ管やベルリンRSOで演奏していたこともある名手が華麗なテクニックを披露しています。
ONDINE
ODE-1339(1CD)
NX-B04
ホルンとオーケストラのための作品集
シューマン:4つのホルンとオーケストラのためのコンツェルトシュトゥック Op.86*
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70(アンセルメによるオーケストラ伴奏編)
サン=サーンス:演奏会用小品 OP.94
グリエール:ホルン協奏曲 Op.91
マルクス・マスクニッティ(Hrn)
マルティン・シェプファー(第2Hrn)*
クリストファー・エーベルイ(第3Hrn)*
モニカ・ベレングエル・カーロ(第4Hrn)*
サカリ・オラモ(指)
ロイヤル・ストックホルムPO

録音:2016年8月25.26日、2016年11月10-12日、2018年6月11日、2018年6月12日
フィンランドのラウマ出身のホルン奏者マルクス・マスクニッティ。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーで学び、ベルリンに留 学。1994年に開催されたミュンヘン国際コンクールなど、数々のコンクールに入賞し注目を集めました。その後、フィンラ ンドRSOをはじめ、1994年にはベルリン・ドイツSO、1997年から1999年まではベルリン・フィルハーモ ニーの首席奏者を務めるなど、世界的なオーケストラで演奏、室内楽の分野でも活躍するベテランです。 今回はサカリ・オラモが指揮するロイヤル・ストックホルムPOと共演、シューマン、サン=サーンス、 グリエールの作品を聴かせます。選ばれた曲は、シューマンのホルン作品の中でも最も充実した味わいを持つ「コンツェル トシュトック」、アンセルメのオーケストレーションにより、本来のピアノ伴奏よりも更に味わい豊かとなった「アダージョとアレ グロ」、サン=サーンスの熟練した作曲技法が光る「演奏会用小品」、グリエールの最後の作品となった「ホルン協奏 曲」。1849年から1951年まで、100年にわたって作曲された様々なホルンのための作品をお楽しみください。


Spectrum Sound
DVDSMBA-001
(1DVD+1CD)
レオニード・コーガン&ミシェル・オークレール/テレビ放送用録音集(フランス)

【DVD】
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV 1004よりサラバンド(アンコール)
(3)テレマン:小組曲
(4)シューマン:おとぎ話の絵本より第1楽章
(5)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(6)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番

【ボーナスCD】
(7)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(8)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV 1004よりサラバンド(アンコール)

(9)バルトーク:ラプソディ第1番Sz.87
(10)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
(1)(2)レオニード・コーガン(Vn)、
 エマニュエル・クリヴィヌ(指)、
 フランス放送ニューPO
 ライヴ収録:1977年2月18日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル/カラー)
(3)(4)(5)ミシェル・オークレール(Vn)
 クリスチャン・イヴァルディ(P)
 収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)(モノラル/モノクロ)
(6)ミシェル・オークレール(Vn)
 、コンスタンティン・シルヴェストリ(指)
 フランス放送PO
 ライヴ収録:1967年/メゾン・ド・ラジオ・フランス(モノラル/モノクロ)
(7)(8)レオニード・コーガン(Vn)、
 エマニュエル・クリヴィヌ(指)、
 フランス放送ニューPO
 ライヴ録音:1977年2月18日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(ステレオ)
(9)(10)ミシェル・オークレール(Vn)、
 ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
 録音:1968年7月5日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)

画面:4:3、NTSC
(カラー/モノクロ)
音声:24bit/48kHz、MONO
sound remastering
リージョン:All
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアーム・シリー ズから初の映像が登場します。テレビ放送用に収録されたコーガンのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(1977年収録/カラー)とオークレールのド ビュッシーのヴァイオリン・ソナタ(1965年収録/モノクロ)、そしてサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番(1967年収録/モノクロ)が映像です。 そのどれもが貴重映像です。コーガン晩年の柔らかく慎ましいベートーヴェンとオークレールの鬼気迫るサン=サーンスなど映像ならではの臨場感をお楽 しみいただけます。ボーナスCDにはかつて同レーベルからリリースされたコーガンの同演奏(CDではステレオ)およびオークレールのバルトーク(モノ ラル)が収録されております。平林直哉氏による日本語解説付。 (Ki)
Spectrum Sound
DVDSMBA-002(DVD)
ピエール・フルニエ&ヤーノシュ・シュタルケル/テレビ放送用録音集(フランス)

(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(2)プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125
(3)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
(1)ピエール・フルニエ(Vc)、
 セルジュ・チェリビダッケ(指)、
 フランス国立O
 ライヴ収録:1974年10月/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル/カラー)
(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、
 シャルル・ブリュック(指)、
 フランス放送PO
 ライヴ収録:1971年/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル/モノクロ)
(3)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、
 ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)、
 フランス放送PO
 収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)(モノラル/モノクロ)

画面:4:3、NTSC
(カラー/モノクロ)
音声:24bit/48kHz、MONO
sound remastering
リージョン:All
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアーム・シリー ズから映像商品が登場。当DVDにはテレビ放送用に収録されたチェリビダッケ指揮のフルニエによるドヴォルザークのチェロ協奏曲(1974年/カラー)、 シュタルケルのプロコフィエフの交響的協奏曲(1971年/モノクロ)、そしてシューマンのチェロ協奏曲(1965年/モノクロ)を収録しております。格 調の極みといえるフルニエのドヴォルザーク、シュタルケルの雄大なプロコフィエフ、そして情熱的に奏でるシューマンを映像ならではの臨場感豊かにお楽 しみいただけます。平林直哉氏による日本語解説付。 (Ki)

Le Chant de Linos
CL-17133(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(ピアノ六重奏版)
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(ピアノと弦楽五重奏のための室内楽版)*
ピアノ四重奏曲 Op.16
ステファノス・トモプーロス(P)、
ヴァレーズSQ、
エマヌエル・フランソワ(Va)*
ベートーヴェン研究の第一人者、ハンス=ヴェルナー・キューテン博士が筆者譜を発見し復元した、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番のピアノ六重奏版。クセナキスのスペシャリストとしても知られるギリシャ出身のピアニスト、ステファノス・トモプーロスと、2006年にリヨン国立音楽院で結成され、ドビュッシーSQ、ラヴェルSQ、ダネルSQらから指導を受けた若手クヮルテット、ヴァレーズSQ。フランスを中心に活動する次世代のアーティストたちによる新たな録音です。

Pentatone
PTC-5186747(1SACD)
チャイコフスキー・トレジャーズ
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
「パ・ド・ドゥ」〜バレエ音楽『白鳥の湖』より
「レンスキーのアリア」「手紙の場」〜歌劇『エフゲニー・オネーギン』より
憂鬱なセレナード Op.26
ワルツ・スケルツォ Op.34
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)、
キリル・カラビツ(指)BBC響

録音:2018年6月26&27日/ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(ロンドン)
ベルリン・POの元第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインが 魅惑のチャイコフスキー・アルバムをリリースします!!
1971 年イスラエルのテルアビブ生まれのブラウンシュタインは 7 歳よりヴァイオリンをはじめ、その後ニューヨークでピンカス・ズーカーマン、グレン・ ディクテロウに師事。イスラエル・PO、フランクフルトRSOをはじめとする名門オーケストラとの共演を重ね世界にその 名が知られる存在となりました。また室内楽にも力を入れ、アイザック・スターン、アンドラーシュ・シフ、イェフィム・ブロンフマンなど名だたる演奏家 との共演を果たしてきました。2000年よりベルリン・POの第1コンサートマスターに就任し、2013年の退団まで数多くの演奏 会に登場してきました。2017/18年シーズンにはトロンハイムSOのアーティスト・イン・レジデンスとなり指揮者としての才能も披露しております。 演奏家としての長いキャリアの割にブラウンシュタイン自身の録音は極めて少なくファンならずとも期待が高まるリリースといえましょう! ヴァイオリン協奏曲では雄弁に奏でるブラウンシュタインのソロが一際美しく光り輝き、憂鬱なセレナードでは涙腺を刺激する悲哀に満ちた繊細な情感 にあふれ、ワルツ・スケルツォでは活発な主題をのびやかに演奏しております。当録音ではブラウンシュタイン編曲の「パ・ド・ドゥ」(バレエ音楽『白鳥 の湖』より)、「レンスキーのアリア」「手紙の場」(歌劇『エフゲニー・オネーギン』より)も収録。これぞチャイコフスキー!!といえるゾクゾクするほど 美しい旋律をブラウンシュタインが情感豊かに演奏しております!!共演はキリル・カラビツ(指)BBCSOです。カラビツはロシア作品での評価が 圧倒的に高く、さらに協奏曲の録音でも定評があり、当演奏でも歌心あふれる魅惑的なチャイコフスキーを披露しています! (Ki)

Gramola
GRAM-99141(1SACD)
NX-B08
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82*
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ジェームズ・ジャッド(指)ロイヤルPO
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2017年9月18-20日 ブラックヒース・ホール、ロンドン
2018年3月30-31日 モーツァルトザール、ザルツブルク*
1910年、名ヴァイオリニストのクライスラーからヴァイオリン協奏曲の作曲依頼を受けたエルガーは、様々な技巧を盛り 込んだ長大な作品を完成させ、クライスラーに献呈しました。しかし、当のクライスラーは作品を初演したものの、結局 録音することはなく、他のヴァイオリニスト、メニューインやハイフェッツが好んで演奏、録音したことで後世に残る名作とし ての地位が確立されました。このアルバムではザルツブルク出身のヴァイオリニスト、イルンベルガーが独奏を担当、 ジェームズ・ジャッドが指揮するロイヤル・フィルハーモニーと共にロマンティックな旋律を悠然と紡いでいきます。 同時に収録されているのは、近年高い人気を誇るヴァイオリン・ソナタ。ピアノを担当するコルスティックの妙技も併せ、 聴きどころの多い演奏が高音質でお楽しみいただけます。


WEITBLICK
SSS-0225(1CD)
ピエール・フルニエ〜ライヴ録音集
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104
(2)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲Op.102
ピエール・フルニエ(Vc)
(2)ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
(1)ズデニェク・マーカル(指)ケルンRSO
(2)クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)ケルンRSO

録音:(1)1972 年10 月13 日ステレオ、(2)1964 年9 月18 日モノラル
何れもクラウス・フォン・ビスマルク・ザール,ケルンにおけるライヴ
チェロの貴公子、今なお人気の高い巨匠ピエール・フルニエ(1906-1986)の 蔵出しライヴ。決定盤の誉れ高いセル+ベルリン・フィルとのスタジオ録音(1962 年)から10 年が経過。円熟味と風格をさらに増したフルニエが語り尽くします。究 極の名曲、究極の名演。華やかな香りの漂うフルニエの音色。どこまでも上品さ を失わず、同時に熱く燃え上がる理想的なフォルム。若き日の巨匠マーカルが 三歩下がって師の影を踏まずを実践する謙譲の美徳で伴奏していて頭が下がり ます。ブラームスの二重協奏曲は、フルニエの愛奏曲。何とフランチェスカッティ +ワルターとの共演盤よりもこちらの方が後年の演奏となります。ウィーンのヴァ イオリニスト、切ないほどに感じまくるシュナイダーハンとのコンビネーションが聞 き物。血沸き肉躍る名演に仕上がっております。ドホナーニのエッジの鋭い辛口 なバトンは若き日から見事なものです。2019 年現在、90 歳を超えても元気に指 揮台にあがる巨匠もCD化を快諾。

ALBANY
TROY-1746(1CD)
マグヌソン&マスランカ
(1)マグヌソン:サキソフォン協奏曲「死の本」〜ソプラノ・サキソフォン,吹奏楽と打楽器のための協奏曲
(2)マスランカ:サキソフォン四重奏とウィンド・アンサンブルのための協奏曲
スティーヴン・K・スティール(指)
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
(1)ポール・ノレン(ソプラノsax)
(2)イリディウム四重奏団【ポール・ノレン(ソプラノsax) 、マーコス・コロン(アルトsax) 、ポール・フォーサイス(テナーsax) 、エリック・ロー(バリトンsax)】

録音:2012年11月16−17日 イリノイ州立大学
ロイ・マグヌソン(1983-)とデイヴィッド・マスランカ(1943-2017)によるタイプの異なるサ キソフォン協奏曲を収録。マグヌソンの「死の本」は荒々しい音楽。マスランカの協奏曲は 幻想的。 ポール・ノレンは現在イリノイ州立大学のサキソフォン准教授を務めています。

LSO Live
LSO-0745(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19
三重協奏曲 ハ長調 op.56*
ベルナルト・ハイティンク(指)LSO
マリア・ジョアン・ピリス(P)
ラルス・フォークト(P)*、
ゴルダン・ニコリッチ(Vn)*
ティム・ヒュー(Vc)*

録音:2013年2月、2005年*
929年生まれの巨匠ハイティンクは今年3月で90歳になります。これを祝って、ロンドンSOは2013年のピリスとのとっておきの名演をリリー スします。演目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番。この音源は配信では既に紹介されていましたが、このたびディスク初登場となります。当時の演 奏会評でも「望みうる最高スタンダードの演奏」「ピリスの演奏は直接的で自信に満ちており、ハイティンクの指揮によってそれはより高められている」と 絶賛された演奏です。カップリングの三重協奏曲は2005年の録音で、ベートーヴェンの全集にも収められているものと同じ演奏となります。 (Ki)

Hanssler
HC-18054(2CD)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
■CD 1〜ヴァイオリン協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041
(2)ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
(3)2つのヴァイオリンの為の協奏曲ニ短調BWV1043
■CD 2〜復元されたヴァイオリン協奏曲集
(4)シンフォニア ニ長調BWV1045
(5)ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV1052R
(6)ヴァイオリン協奏曲ト短調BWV1056R
(7)3つのヴァイオリンの為のニ長調BWV1064R
(3) - (7)イザベル・ファウスト(Vn)、
(1) - (3)(7)クリストフ・ポッペン(Vn)、
(7)ミュリエル・カントレッジ(Vn)、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、
ヘルムート・リリング(指)

録音:(1)-(3)1999年5月/シュタートハレ・レオンベルク、(4)-(7)2000年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
2000年に発売された独ヘンスラー・レーベルのバッハ大全集。当全集のヴァイオリン協奏曲でなんとイザベル・ファウストが参加していました!ヘルムー ト・リリング指揮シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムによる演奏のもと、名手ポッペンとのドッペル・コンチェルトに加え復元されたヴァイオリン協奏 曲で雄弁に語りかける演奏を披露。貴重な記録の一つといえましょう。 (Ki)
Hanssler
HC-18101(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 KV.414【室内楽版】
ピアノ協奏曲第13番ハ長調 KV.415【室内楽版】
ハイオウ・チャン(張海鴎)(P)
NDR フィルハーモニック弦楽プレイヤーズ【フリデリケ・スタークロフ(Vn)、ゾフィー・ペンツィア(Vn)、オリバー・マスカレナス(Vc)、アンナ・ルイス(Va)、ウンソン・チャン(Cb)】

録音:2018年11月4&5日/クライナー・ゼンデザール
若手期待の星ハイオウ・チャン(張海鴎)によるモーツァルトのピアノ協奏曲第2弾は弦楽五重奏による室内楽版の第12番と第13番です。
ハイオウ・チャンは、北京中央音楽学院に学び、2002年からはハノーファー高等音楽学校でベルント・ゲツケに就いて研鑽を積みました。キエフで行われた ウラジーミル・ホロヴィッツ国際ピアノコンクールで銀メダル、中国国立ピアノデュオ・コンクール金メダルなど輝かしい受賞歴を誇ります。ヘンスラー・レーベ ルよりリリースされているリスト・アルバム(98 625)では圧倒的なテクニックを披露し話題となり、ファイと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第20番& 21番(HC 16037)でも好演を聴かせてくれています。当アルバムでも大家を予感させる豊かな音楽性を余すところなく堪能することができます。 (Ki)

BIS
BISSA-2290(1SACD)
ペッテション:ヴァイオリン協奏曲第2番(1977 / 改訂版)*
交響曲第17番(断章)(1980)【マルクス・ブリルカ&クリスチャン・リンドベルイによる補完】
ウルフ・ヴァリーン(Vn)、
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピングSO

録音:2017年1月、(1)2018年1月*/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)
ヴァイオリン協奏曲第2番は、ヴァイオリン独奏と大編成のオーケストラのために書かれた演奏時間50分をこえる作品。独奏パートはほぼ弾きっぱな しといえるハードにしてパワフルな作品。緊迫した空気とテンション高い作風はペッテションならではといえましょう。BISレーベルでおなじみのウルフ・ヴァ リーンが鬼気迫る演奏を披露しております。なお、当作品の初稿版は1980年1月25日、イダ・ヘンデルが初演したことでも知られます。
ペッテション未完の交響曲第17番。この度、ドイツの作曲家マルクス・ブリルカとリンドベルイによる補筆完成版が録音されました。晩年の作風の特 徴であり、ペッテションの人生をあらわしたかのような暗黒で暴力的なパッセージが随所にあらわれますが、一方で澄みきった弦の響きや天国を夢見てい るかのような美しい旋律も印象的です。強烈なインパクトの中に祈りも感じられる唯一無二の世界が広がります。 (Ki)

ALTO
ALC-1379(1CD)
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲*
ある貴紳の為の協奏曲+
セレナード協奏曲#
遥かなるサラバンド**
ナルシソ・イエペス(ギター(*/+))
スペイン国立O(*/+)
アタウルフォ・アルヘンタ(指)*
ラファエル・フィリューベック・デ・ブルゴス(指)+
ニカノール・サバレタ(ハープ#)
ベルリンRSO#
エルンスト・メルツェンドルファー(指)#
アンドレス・セゴビア(G**)

録音:1957年*/1962年以前+/1959年#/1954年**
原盤:Decca, Deutsche Grammophon, Brunswick
ALTO
ALC-1395(1CD)
セゴビア〜ギター・ファンタジア
ロドリーゴ:ある貴紳の為の協奏曲*
ポンセ:南の協奏曲*
カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔的奇想曲+
ポンセ:主題、変奏曲とフィナーレ+
ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番 ホ短調#
アルベニス:アストゥリアス(伝説)#
アンドレス・セゴビア(G)
シンフォニー・オヴ・ジ・エア*
エンリケ・ホルダ(指)*

録音:1958年*/1954年+/1952年# 
原盤:Brunswick

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99128(1CD)
レニングラードのヴァイオリン協奏曲集
ヴャチェスラフ・ナゴヴィツィン(1939-):ヴァイオリン協奏曲(1969)*
セルゲイ・スロニムスキー(1932-):春の協奏曲+
ヴラディスラフ・ウスペンスキー(1937-2004):ファンタズゴリア#
マリーナ・ヤシヴィリ(Vn)*
セルゲイ・スタドレル(Vn)+
マキシム・ヴェンゲーロフ、アルカディー・グートニコフ(Vn)#
レニングラードPO
ギンタラス・リンケヴィチウス(指)*
ヴラディーミル・ポンキン(指)+
アレクサンドル・ドミトリウス(指)#

録音:1983年9月6日、ライヴ*/1986年+/1989年4月15日、ライヴ#
レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード(サンクトペテルブルク)、
ロシア、ソヴィエト ADD
レニングラード(現サンクトペテルブルク)音楽院教授を務めた三人のロシア人作曲家のヴァイオリン協奏曲を収録。いずれもCD初登場です。 ヴャチェスラフ・ナゴヴィツィンはマグニトゴルスクに生まれショスタコーヴィチに師事。ムソルグスキーの未完のオペラ「結婚」および「サランボー」のオーケストレーションを行ったことでも知られています。 セルゲイ・スロニムスキーはロシアのレニングラードに生まれ、ボリス・アラポフ(1905-1992)、ヴィッサリオン・シェバリーン(1902-1963)に作曲を師事。ピアニストや音楽学者としても活躍しました。 ヴラディスラフ・ウスペンスキーはロシアのオムスクに生まれ、カバレフスキーに見出され、ショスタコーヴィチに師事し彼の後継者と称されました。

ALTO
ALC-1605(2CD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
ブランデンブルク協奏曲第1番BWV 1046
ブランデンブルク協奏曲第2番BWV 1047
ブランデンブルク協奏曲第3番BWV 1048
ブランデンブルク協奏曲第4番BWV 1049
ブランデンブルク協奏曲第5番BWV 1050
ブランデンブルク協奏曲第6番BWV 1051
イギリス室内O
フィリップ・レッジャー(指)

録音:1986-1987年、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン、イギリス 
原盤:IMP

Danacord
DACOCD-836(1CD)
アッテルベリ:ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲
組曲第5番「バロッコ組曲」 Op.23
ヴァイオリン,チェロと弦楽のための協奏曲 Op.57(世界初録音)*
弦楽のためのシンフォニア(弦楽五重奏曲) Op.53
トルド・スヴェードルンド(指)、
オレブルー室内O、
アムス・シェシュティン・アンデション(Vn)*
マッツ・レヴィン(Vc)*
オレブルー室内O(スウェーデン室内O)の演奏するアッテルベリの弦楽オーケストラの音楽。クット・アッテルベリは、1887年、スウェーデンのヨーテボリ生まれ。ほとんど独学で作曲を身につけ、電気技師として特許局で働きながら音楽活動をづつけました。シューベルト没後100年の作曲コンペティションで第1位に選ばれた第6番など9曲の交響曲、劇付随音楽による組曲、協奏曲といった管弦楽曲を主に作曲。交響曲第3番「西海岸の描画」(Chandos CHAN10894)、組曲第3番(CHAN5116)、チェロ協奏曲が代表的作品に挙げられます。「ヴァイオリン、チェロ(またはヴィオラ)と弦楽のための協奏曲」は、1960年の作品です。「天候が荒れ模様になった。8月14日、雨が雷をともない、雹が地面を白く覆う。おかげで二重協奏曲の作曲がはかどった……」。ト短調とハ長調が交代する単一楽章の作品。初録音。組曲第5番「バロッコ組曲」は、王立ドラマ劇場で上演するシェイクスピアの『冬物語』のために作曲した付随音楽のバロック舞曲6曲による組曲。「弦楽のためのシンフォニア」は、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロの編成による「弦楽五重奏曲」として作曲され、コントラバスを加えた弦楽オーケストラで演奏する際にこの名称が使われます。「コン・モート」「アレグロ・モルト」「トランクィッロ」「アレグロ・モルト・エ・リトミコ」の4楽章。1955年、ドレスデン音楽大学で弦楽五重奏により初演されました。トルド・スヴェードルンドは、スウェーデンの指揮者。ヨーテボリSOとヘルシングボリSOを指揮してヴァインベルクの交響曲と協奏曲を Chandos レーベルに録音しています。二重協奏曲のソロを弾くアムス・シェシュティン・アンデションは、オレブルー室内Oの客演コンサートマスター、王立ストックホルム・フィルハーモニックのヴァイオリン奏者。マッツ・レヴィンは、オレブルー室内Oのソロ・チェロ奏者です。

Skani
SKANI-065(2CD)
リエパーヤ協奏曲集II
(1)クリスタプス・ペーテルソンス(1982−):リエパーヤ協奏曲第2番(2012)(チェロと管弦楽のための)
(2アンドリス・ジェニーティス(1978−):リエパーヤ協奏曲第1番「二元性」(2010)(ピアノと管弦楽のための)
(3)アルトゥルス・マスカッツ(1957−):リエパーヤ協奏曲第12番(2017)(ピアノと管弦楽のための)
(4)アンドリス・ヴェツムニエクス(1964−):リエパーヤ協奏曲第5番「Concertino Art-i-Schock」(2013)
(5)プラトンス・ブラヴィツキス(1989−):リエパーヤ協奏曲第11番(2016)(声と管弦楽のための)
(1)クリスティーネ・ブラウマネ(Vc)
(2):ヴェスタルズ・シムクス(P)
(3)レイニス・ザリンシュ(P)
(4)〔グナ・シュネー(Vc)、エリーナ・エンジェレ(打楽器)、アグネセ・エグリニャ(P)
(5)ユリアンナ・バヴァルスカ(S)

録音:2011年−2017年(ライヴ)
ルト海に面したラトビアの都市、リエパーヤ市がラトビアの作曲家12人に委嘱した「リエパーヤ協奏曲」から、第1番、第2番、第5番、第11番、第12番のライヴ録音を収録。すべて世界初録音。
Skani
SKANI-040(1CD)
E (GO)〜アンドリス・ジェニーティス:作品集

(1)前奏曲「光」
(2)弦楽四重奏曲第1番「トラータカ」
(3)Om, Lux Aeterna
(4)サクソフォーンと管弦楽のための協奏曲「E (GO) 」
(5)後奏曲「氷」
(1)ドイツ放送フィルハーモニー・ザールブリュッケン=カイザースラウテルン、カレル・マーク・チチョン(指)
(2)〔シレジアSQ
(3)ラトビア放送cho、アガーテ・ブルキナ(S)、グンダルズ・ジリュムス(Bs)、カスパルス・プトニンシュ(指)
(4)アルヴィーズ・カズラウスクス(Sax)、ラトビア国立SO、ノルムンズ・シュネー(指)
(5)ラトビア国立SO、カレル・マーク・チチョン(指)

録音:2009年−2014年(ライヴ)
「コラボレーションを始めてすぐ、アンドリス・ジェニーティスこそ、同時代の作曲家が、今、どういう姿勢で作曲するべきかという最良の手本だと知った。……鋭く感情に訴える、芸術的メッセージをもつ……聴衆の心をとらえ、音楽体験の共有を可能にする……」(カレル・マーク・チチョン)。ラトビアのジェニーティスの音楽世界を、管弦楽、協奏曲、室内楽、合唱と様々なジャンルの作品で俯瞰する作品集。

ABC Classics
ABC-4817899(1CD)
ライヒ:砂漠の音楽*
ウェストレイク:オーボエ協奏曲「野生のスピリット」(世界初録音)+
デイヴィッド・ロバートソン(指)*、
ナイジェル・ウェストレイク(指)+、
ダイアナ・ドハーティ(Ob)+、
シドニーSO*/+、
シナジー・ヴォーカルズ*
現首席指揮者デイヴィッド・ロバートソンとオーストラリアの名門オーケストラ、シドニーSOの新録音は、アメリカの大家スティーヴ・ライヒ(1936−)とオーストラリアの作曲家ナイジェル・ウェストレイク(1958−)の「自然」という共通項を持つ2作品!
ドイツのケルン放送局等の委嘱によって作曲されたライヒの「砂漠の音楽」は、1984年の発表当時から現在まで同氏の代表作の1つとして君臨し続ける声楽を伴う大編成作品。今回のロバートソン&シドニー響の演奏は、シドニー・オペラ・ハウスでのライヴ・レコーディングであり、オーストラリアでの初の録音となります。
アメリカ映画「ベイブ」(1995年公開)の音楽を手がけるなど、オーストラリアを代表する映画音楽作曲家として高い人気を誇るナイジェル・ウェストレイク。オーボエ協奏曲「野生のスピリット」は、真っ赤な海面が広がる世界有数の絶景として知られるタスマニア島の「バサースト湾」の風景からインスピレーションを得て作曲された作品。シドニー響の首席オーボエ奏者、ダイアナ・ドハーティのために作曲されており、今回が世界初録音。2019年2月8−9日に予定されている2019年シーズンのオープニング・ガラ・コンサートでの演奏が予定されている注目作です。
ABC Classics
ABC-4816926(1CD)
バッハ:2つのギターのための協奏曲集(エドワード・グリゴリアン編)
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043(2つのギターのための編曲版/イ短調)
鍵盤楽器のための協奏曲ニ短調 BWV.1052(2つのギターのための編曲版/ニ短調)
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調 BWV.1060R/ト短調)
アリオーソ(カンタータ BWV.156より)
グリゴリアン・ブラザーズ〔スラヴァ・グリゴリアン(G)、レオナルド・グリゴリアン(G)〕、
ベンジャミン・ノーシー(指)、
アデレードSO
カザフスタン生まれのオーストラリア育ち、現代のギター界を代表するエキサイティングな兄弟ギター・デュオ、スラヴァ・グリゴリアンとレオナルド・グリゴリアンの最新作は、オーケストラとの共演によるバッハのコンチェルト・アルバム! 特にスラヴァ・グリゴリアンは、「バリトン・ギター版」のバッハの無伴奏チェロ組曲集がオーストラリアの名誉ある2つの音楽賞「ARIA Award(オーストラリア・レコード産業協会賞)」と「AIR Award(オーストラリア・インディペンデント・レコード・レーベル協会賞)」を受賞するなどバッハのギター演奏のスペシャリストとしても名高いだけに、レオナルドとのデュオによるこの協奏曲集への期待も高まります。 収録曲は全てスラヴァとレオナルドの父であるエドワード・グリゴリアンのアレンジによる「2つのギターとオーケストラ」ヴァージョンを使用。グリゴリアン・ファミリーが総力をあげて送り出す、2台ギター版バッハの登場です!

Capriccio
C-7305(10CD)
NX-E05
コンチェルト・ケルン名演集
【CD1】ヴィヴァルディ:作品集
1-3.フルート協奏曲 ヘ長調 「海の嵐」 Op.10-1 RV433
4-6.弦楽のための協奏曲 イ長調 「コンチェルト・リピエーノ」 RV158
7-10.協奏曲 変ロ長調 「葬送協奏曲」 RV579
11-13.室内協奏曲 ニ短調 RV566
14-16.協奏曲 イ長調 「遠くのこだま」 RV552
17-19.協奏曲 イ長調 RV585
20-22.シンフォニア ホ長調 RV131
23-28.フルート協奏曲 ト短調 「夜」 Op.10-2 RV439
【CD2】バッハの息子たち
1-3.ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):シンフォニア ニ短調 WfvI/3
4-6.C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲 ト短調 Wq6
7-8.ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1788):アダージョとフーガ ニ短調 Falk65
9-11.ヨハン・クリスティアン・バッハ:シンフォニア ト短調 VI,6
12-14.ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:シンフォニア 変ホ長調 WfvI/10
15-17.ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:シンフォニア ニ長調-カンタータ「Dies ist der Tag」Falk64より
【CD3】ナポリの音楽集
1-3.D・スカルラッティ:交響曲 ハ長調
4-6.フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):チェンバロ協奏曲 変ロ長調
7-10.D・スカルラッティ:交響曲 イ長調
11-14.レオナルド・レーオ(1694-1744):チェロ協奏曲 ニ短調
15-18.ドゥランテ:協奏曲 第6番イ長調
19-21.D・スカルラッティ:交響曲 ト長調
22-24.ペルゴレージ:ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調
25-28.ドゥランテ:協奏曲 第7番ハ長調
【CD4】ドゥランテ:弦楽のための協奏曲集
1-3.弦楽のための協奏曲 第8番イ長調「ラ・パッツィア」
4-9.弦楽のための協奏曲 第3番変ホ長調
10-13.弦楽のための協奏曲 第4番ホ短調
14-17.弦楽のための協奏曲 第1番ヘ短調
18-20.弦楽のための協奏曲 第2番ト短調
21-23.弦楽のための協奏曲 第5番イ長調
【CD5】バスティーユ襲撃
1-3.デッタースドルフ(1739-1799):交響曲 ハ長調「バスティーユ襲撃」
4-6.ジャン=バプティスト・ダヴォー(1742-1822):協奏交響曲 ト長調
-愛国的な主題による
7-9.フランソワ・マルタン(1727-1757):交響曲 ト短調 Op.4-2
10-12.ゴセック:交響曲 ニ長調 Op.3-6

【CD6】スペインのシンフォニア
1-3.ハビエル・モレーノ(1748-1836):交響曲 変ホ長調
4-5.ホセ・ポンス(1768頃-1818):交響曲 ト長調
6-8.ホセ・ノーノ(1776-1845):交響曲 ヘ長調
9-12.アリアーガ:交響曲 ニ長調
【CD7】ブルネッティ(1744-1798):交響曲集
1-4.交響曲第22番ト短調
5-8.交響曲第26番変ロ長調
9-12.交響曲第36番イ長調
【CD8】ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):交響曲集
1-2.交響曲 ニ長調「シンフォニア・ダ・キエザ」
3-5.交響曲 ハ短調
6-8.交響曲 変ホ長調
9-12.交響曲 ハ短調「葬送交響曲」
【CD9】ヨーゼフ・ゴセック:交響曲集
1-4.大オーケストラのための交響曲「狩り」ニ長調 Op.13-3
5-7.交響曲 ハ短調 Op.6-3
8-11.17声の交響曲
12-14.協奏交響曲 ニ長調 「ミルザ」
【CD10】モーツァルト:作品集
1.序曲「救われしベトゥーリア」K118
2-4.クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622
5-8.交響曲第29番イ長調 K201
9-12.交響曲第35番ニ長調 「ハフナー」 K385
コンチェルト・ケルン


【CD1】
エベルハルト・ツムマッハ(アルト・リコーダー)…1-3,(Ob)…11-13,23-28
マルティン・ザンドホフ(リコーダー)…11-13
コルドゥー・ブロイアー(リコーダー)…11-13
ミヒャエル・ニーゼマン(Ob)…11-13
ダヴィッド・ミンクス(Fg)…11-13
ヴェルナー・エールハルト(Vn)…11-13,14-16
アンドレア・ケラー(Vn)…11-13,14-16
ジルヴィエ・クラウス(Vn)…14-16
録音:1988年3月 Wuppertal, St. Immanuelskirche…4-6,11-13,17-19
1988年12月 Lindlar, Kulturzentrum
…1-3,7-10,14-16,20-28

【CD2】
録音:1988年11月6-9日
Lindlar, Kulturzentrum

【CD3】
ゲラルド・ハムビツァー(Cemb)…4-6
ヴェルナー・マツケ(Vc)…11-14
アンドレア・ケラー(Vn)…22-24
録音:1992年1月28-31日Kempen, Niederrhein, Kulturforum

【CD4】
録音:1990年5月28-31日

【CD5】
録音:1989年4月Kempen, Niederrhein, Kulturforum

【CD6】
録音:1993年2月,4月Koln, Deutschlandfunk, Sendesaal

【CD7】
録音:1993年2月19-22日
Koln, Deutschlandfunk, Sendesaal

【CD8】
録音:1993年2月19-22日
Koln, Deutschlandfunk, Sendesaal

【CD9】録音:2003年1月13-16日
Koln, Deutschlandfunk, Sendesaal

【CD10】
ピエール=アンドレ・タイヤール(バセットクラリネット)…2-4
録音:2002年2月13-17日
Koln, Deutschlandfunk, Sendesaal…1
1990年11月8日Kempen, Niederrhein, Kulturforum…2-12
1985年設立、ケルンに本拠を置くドイツ屈指の古楽器オーケストラ「コンチェルト・ケルン」の名演集。 常任指揮者を置かず、2005年からはフルート、リコーダー奏者マルティン・ザンドホフが芸術監督を務め、17世紀から 18世紀にかけての作品を中心に活発な演奏活動を行っています。時代考証とテクニックを駆使し、アーティキュレーショ ンに工夫を凝らすことで、曲が作られた当時の響きを蘇らせることを探求する彼らの演奏は、創造的で活気のあるもの として知られており、ヴィヴァルディやバッハの有名曲だけでなく、設立当時はまだ耳なじみのなかったマルティン・クラ ウスや、バッハの息子たちの作品も数多く演奏、並み居る古楽アンサンブルの中でもひときわ優れた存在感を示してい ます。

APARTE
AP-194(2CD)
ボッケリーニ:チェロ協奏曲、他
チェロ協奏曲第6番ニ長調 G.479
交響曲第6番 ニ短調「悪魔の家」G.506
チェロ協奏曲第9番 変ロ長調 G.482
弦楽五重奏曲「マドリードの通りの夜の音楽」(マドリードの夜警隊の音楽)op.30-6
スターバト・マーテル G.532
チェロ・ソナタ 第2番ハ短調 G.2
交響曲序曲 ニ長調 G.521
オフェリー・ガイヤール(Vc&指)
サンドリーヌ・ピオー(S)
フランチェスコ・コルティ(Cemb)
プルチネッラ

録音:2018年4&9月、パリ
人気女性チェロ奏者オフェリー・ガイヤールとプルチネッラが、ボッケリーニを録音しました!ガイヤールが率いるアンサンブル、プルチネッラのみずみずしい 管弦楽が奏でる前奏がなんとも清々しく思わず耳をうばわれた後に始まるガイヤールのソロの、親しみやすくあたたかい音色は絶品です。ここでは、協奏曲、ソ ナタ、交響曲のほか、超人気ソプラノ、サンドリーヌ・ピオーをゲストに迎え、ボッケリーニの最高傑作のひとつ、弦楽五重奏とソプラノ独唱のためのスターバト・ マーテルも演奏しているのもまた注目。ピオーの歌声は澄みきっていながら円熟味も感じさせ、彼女の歌に寄り添うような弦楽五重奏のアンサンブルも絶品です。
ボッケリーニは歴史上最初のヴィルトゥオーゾ・チェロ奏者。イタリアに生まれ、プロイセンやスペインの宮廷につかえたほか、ヨーロッパ中で活躍しました。ボッ ケリーニがいたからこそ、ヴァイオリンばかりに注目が集まっていたところにチェロのための作品も生み出されるようになったといっても過言ではありません。絵画においてゴヤが色彩でマドリードのにぎやかさを表現したのと同様、ボッケリーニはアンダルシアの 舞曲のリズムとメロディで人々の息吹までをも表現しました。ガイヤールのセンシティブで親しみやすい音色がボッケリーニにぴったり。喜びにあふれた舞曲風の 楽章での生き生きとした表情は、他では得られません。ボッケリーニの魅力のすべてを伝えてくれます。 (Ki)

BIS
BISSA-2398(1SACD)
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):ヴァイオリン曲集
(1)「降霊」〜ヴァイオリンとオーケストラのための詩曲(1942)
(2)3つの無言歌〜ヴァイオリンとピアノのため(1951)
(3)ヴァイオリン協奏曲(1960)
(4)3つの練習曲〜独奏ヴァイオリンのための(1981)
(5)ユダヤの子守歌ヴァイオリンとピアノのため(1945)
(6)トッカータ〜5つの小品 Op.34より(1943)【モシェ・ゾルマンによるヴァイオリンとオーケストラ版】
イタマール・ゾルマン(Vn)、
(1)(3)(6)BBCウェールズ・ナショナルO、
(1)(3)(6)フィリップ・バッハ(指)、
(2)(5)エイミー・ヤン(P)

録音:2017年12月/カーディフ、ホディノット・ホール(ウェールズ)
俊英ヴァイオリニスト、イタマール・ゾルマンの久々のアルバムが登場!母国イスラエルのパウル・ベン=ハイム作曲のヴァイオリンの ための作品集です。1985年イスラエルのテルアビブ生まれのゾルマンはクリスティアン・テツラフに師事。2011年に行われた第14回チャイコフスキー国際コ ンクール、ヴァイオリン部門最高位(1位なしの2位)輝き世界から注目される存在となりました。また、その豊かな音楽表現を内田光子が絶賛したことでも知 られ、ドイツとフランスの名作を集めた独Profilレーベルからのデビュー・アルバム(PH 14039)も話題となりました。
1897年ミュンヘンに生まれ1984年イェルサレムで亡くなったイスラエルの作曲家パウル・ベン=ハイムは、1915年から5年間、ミュンヘン芸術アカデミー にてピアノ、作曲、指揮を学び、その後、ブルーノ・ワルターとハンス・クナッパーツブッシュのもとで副指揮者を務めた経歴を持ちます。1933年にナチスの統 治がはじまったことによりドイツを離れ、テルアビブに移り住み、名前をヘブライ語風のベン=ハイムと改めました。作風は後期ロマン派的傾向を持ち、さらに イスラエルからの影響も吸収した作曲家として評価を集め、1957年にはイスラエル賞を受賞しました。ここに収録されたヴァイオリンのための作品は1940年 代から晩年の80年代までと多岐に渡り、彼の代表作であるヴァイオリン協奏曲に加え、ユーディ・メニューインに捧げられた3つの練習曲も収録しております。 形式と様式は保守的ながらも独特なリズムや変動する調性など、ベン=ハイムならではの作風が現れた作品を楽しむことができます。 (Ki)

BIS
BISSA-2300(1SACD)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.29
(2)ピアノ協奏曲第4番ハ短調 Op.44
(3)ピアノ協奏曲第5番ヘ長調 Op.103「エジプト風」
アレクサンドル・カントロフ(P)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)、
タピオラ・シンフォニエッタ

ン録音:(2)(3)2016年9月、(1)2018年1月&2月/タピオラ・コンサートホール(フィンランド)
ジャン=ジャック・カントロフの子息であるピアニスト、アレクサンドル・カントロフ。デビュー盤のリストのピアノ協奏曲(BIS SA 2100)は “リストの生まれ変わり” とフランスのレヴューで評され、ロシアの作曲家に焦点を当てた第2弾(KKC 5775 / BIS SA 2150)では、10代とは思 えないほどの完成度と紛れもない個性をしめした演奏としてレコード芸術誌特選盤をはじめ各誌で話題となりました。期待の第3弾ではサン=サーンスのピアノ 協奏曲第3番、第4番、第5番「エジプト風」を収録。共演は父ジャン=ジャック・カントロフ(指)タピオラ・シンフォニエッタです。
2歳でピアノをはじめ、3歳でかなりのレベルでピアノを弾きこなし、5歳で作曲をはじめた神童サン=サーンス。ピアノ協奏曲は生涯5曲を作曲し、いずれ もサン=サーンスらしい華麗なテクニックときらめく旋律が特徴の作品といえます。驚くべき才能の持ち主アレクサンドル・カントロフは、余裕綽々ともいえるテク ニックを武器に雄弁な語り口でサン=サーンスを華麗に歌い上げます。
1997年生まれのアレクサンドルは父親譲りの音楽的才能の持ち主で、16歳のときにはナントおよびワルシャワでのラ・フォルジュルネでシンフォニア・ヴァ ルソヴィアと共演し、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を披露。抜群のテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を熱狂させました。今後の活躍が最も期 待されるピアニストのひとりです。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30464CD(1SACD)
沈叶(シェン・イェ):ヴァイオリン協奏曲第1番『寡黙の詩篇(The Psalms of Taciturnity)』(世界発録音)
何占豪(ヘ・チャンハオ)/陳鋼(チェン・ガン):ヴァイオリン協奏曲『梁山伯と祝英台(The Butterfly Lovers)』
ジジョン・ワン(Vn)
ヤン・ヤン(指)東京PO

録音:2018年8月、東京オペラシティ・コンサートホール
1998年のユーディ・メニューイン国際コンクール・ジュニア部門優勝者で、メニューイン本人からもその才能を高く評価された中国出身のヴァイオリ ニスト、ジジョン・ワン(王之Q)による中国の新旧のヴァイオリン協奏曲2篇。2018年8月に東京オペラシティでヤン・ヤン(指)東京フィルハーモニー Oとの共演で録音されました。 1700年以上前より伝わる中国の民話、「梁山伯と祝英台」を題材としたヴァイオリン協奏曲『The Butterfly Lovers』。「梁山伯と祝英台」は、東洋版 「ロミオとジュリエット」とも言われる若い恋人たちの恋愛物語。1959年に、上海音楽学院の学生同士であった何占豪(ヘ・チャンハオ)と陳鋼(チェン・ ガン)の二人が作曲し一躍中国で人気の作品となりました。華やかで中国らしい美しい旋律が印象的な曲です。その楽曲へのオマージュとして書かれたの が、世界初録音となる沈叶(シェン・イェ)のヴァイオリン協奏曲。1970年生まれのシェン・イェは、上海音楽学院を卒業後教師のかたわら作曲を続け ていました。『梁山伯と祝英台(The Butterfly Lovers)』の心を現代へとつなぐ、人生への賛美と人間の力強さを表現した楽曲です。 2019年1月にリオ・クォクマン(廖國敏)(指)上海SO、ジジョン・ワンによる演奏で上海にて初演されました。 (Ki)

Aurora
ACD-5102(1CD)
『ブエノスアイレス・パリ・シカゴ(Buenos Aires・Paris・Chicago)』
ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(1963-):ブエノスアイレスのふたりのノルウェー人(バンドネオン、チェロと弦楽オーケストラのための二重協奏曲)
ビストロの情景(バンドネオンとチェロのための)【出会い/赤ワインのグラス/シャンペン/カウンターで孤独に飲む客/
若者の一団の到着/カウンターで孤独に飲む客ふたり/ドラマ/女性客のカンカン】
Very Early Morning Blues(バンドネオン、ハーモニカとチェロのための)
ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン、ハーモニカ)
アンドレーアス・ブランテリード(Vc)
ノルウェー室内O

録音:2018年6月10日 ヤール教会(バールム、ノルウェー)(二重協奏曲)、6月7日-8日 NRK Studio 19(オスロ)
「自分と同じ魂を感じる」と語ったヴァイオリニストのクレーメルと共演を重ねているノルウェーのバンドネオン奏者、ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(1963-) は、作曲家として鋭いユーモアを散りばめた作品を発表してきました。「ケークウォークを書いたドビュッシー、ラグタイムとタンゴのストラヴィンスキー、クラシ カルとポピュラーをミックスしてトレードマークとなるスタイルを作り上げたヴァイル、ガーシュウィン、バーンスタイン。バッハたちから得たインスピレーションを 取り入れたプロコル・ハルム、ビートルズ、ピンク・フロイド」をモデルとして挙げる彼の作品にはポピュラー・ミュージックの影響が見られ、それが彼の音楽 の大きな特徴とされています。グロルヴィーゲンの「作曲家」デビュー・アルバム。「ブエノスアイレスのふたりのノルウェー人」は「バンドネオン、チェロと弦 楽オーケストラのための二重協奏曲」として書かれた「ノスタルジアが底流にある」作品です。〈Tango Musculoso〉、「ゆっくりしたミロンガ(milonga lenta)」 〈Tro-Esma〉、アレグロ・ヴィヴァーチェの「ミロンガ」〈Joda〉の3つの楽章で構成。ブルース・スプリングスティーンの「Born to Run(明日なき暴走)」 とオリヴィエ・メシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」の〈聖母のまなざし(Regard de la Vierge)〉が引用されます。 「ビストロの情景」は、長いパリ暮らしの間に経験豊富な「ビストロ観察者」になったというグロルヴィーゲンが、ビストロで出会った場面をバンドネオンとチェ ロのための音楽に書いた作品です。アメリカのシカゴは、グロルヴィーゲンがもっとも最初に気に入った音楽のひとつというブルースを育てた街。1920年代のブ ルースのギタリスト、ブラインド・ブレイクの “Early Morning Blues” になぞらえたタイトルの「Very Early Morning Blues」では、シカゴ・ブルースの初期にリー ド楽器として使われたハーモニカも使われます。アンドレーアス・ブランテリード(ブランテリズ)(1987-)は、デンマーク系スウェーデンのチェリスト。スカン ディナヴィアを代表する音楽家として期待され、グリーグ、グレインジャー、カール・ニルセンの作品(BIS SA-2120)などのアルバムがリリースされています。 Simax レーベルの数々の録音で知られるショーン・ルイスが制作と録音を担当。リアルなテクスチュアと臨場感のあるアルバムに作り上げました。グロルヴィー ゲンの書いた機知いっぱいのライナーノーツが、英語、フランス語、スペイン語、中国語の翻訳と合わせてブックレットに掲載されています。

LYRINX
LYR-303(1CD)
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲のための協奏曲集
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲 ニ長調 RV93
2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV532
マンドリン協奏曲 ハ長調 RV425
マンドリンとヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV548
多数の楽器のための協奏曲 ハ長調 RV558
マンドリンとヴィオラ・ダモーレのための協奏曲 ニ短調 RV540
ヴァンサン・ベーア=ドゥマンデ(マンドリン)
クリスティーヌ・アントワーヌ(ヴァイオリン,指揮)
ル・ジャルダン・ミュジカル
ファビオ・ガルッチ(マンドリン)
ピエール=アンリ・ジュエレブ(ヴィオラ・ダモーレ)

録音:2016 年11 月7‐10 日マルセイユ
ヴィヴァルディのマンドリンのための協奏曲を集めたCD。ヴィヴァルディのマンドリン協奏曲というと、映画「クレイマー、ク レイマー」で用いられたハ長調 RV425が有名だが、それ以外にも名曲がある。ここではリュートのための作品も含めマンドリ ンで演奏できる協奏曲を5曲収録しています。 ヴァンサン・ベーア=ドゥマンデは今日のバロック・マンドリンの第一人者で、マルセイユ音楽院やベルギーのリエージュ王 立音楽院で教えています。クリスティーヌ・アントワーヌはレ・ミュジシャン・ドゥ・ルーヴルなどでも活躍したバロック・ヴァイオリニ スト。2007年にピリオドオーケストラ、ル・ジャルダン・ミュジカルを創設し率いています。

MSR
MS-1637(2CD)
チェロ協奏曲集
(1)エルガー:チェロ協奏曲第1 番ホ短調 Op.85
(2)R.シュトラウス:ドン・キホーテ Op.35
(3)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
(4)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
キム・クック(Vc)
(1)(3)アルカディ・シュテインルフト(指)
(2)(4)ゲラルド・エデルステイン(指)
(1)-(3)サンクトペテルブルク国立SO
(4)ボフスラフ・マルティヌー・PO
(2)アンナ・ヴァインシュタイン(Va)

録音:(1)(3)2016 年6 月 サンクトペテルブルク、(2)2016 年5 月 サンクトペテルブルク 、(4)2001 年2 月 チェコ、DDD、140'31
アメリカのチェリスト、キム・クックのMSR へのチェロ協奏曲集第3 集。第1 集 (MS1289)はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番,チャイコフスキーのロココの主 題による変奏曲。第2集(MS1512)はサン=サーンスの協奏曲第1番,フォーレのエレ ジー、ラロの協奏曲。 キム・クックはネブラスカ州出身。イェール大学とイリノイ大学を修了し、ブラジルのサ ンパウロSOの首席チェロ奏者を務めていた。近年はソリストとして世界中で活 躍。ルイージ・ガリンベルティ(1888-1957)製作のチェロを使用しています。 アルカディ・シュテインルフトはソ連のレニングラード生まれの指揮者。ロシアを中心に とりわけオペラやバレエの指揮者として活躍しています。ゲラルド・エデルステインはアル ゼンチン出身の指揮者。幅広く活躍しており、現在は米国ペンシルベニア州のウィリ アムズポートSOの音楽監督。


H.M.F
HMM-902335(2CD)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲、シンフォニア、序曲とソナタ集
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052R
カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽して愛しまつる」 BWV 174よりシンフォニア(hrn2, ob2, オーボエ・ダ・カッチャ
vn3, vla3, vc3, 通奏低音)
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042
カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21よりシンフォニア(ob, 弦, 通奏低音)
トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529(vn2と通奏低音)
オーボエ,ヴァイオリン,弦と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 BWV 1060R
管弦楽組曲第2番BWV 1067〜ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音の編成による(イ短調で演奏)
トリオ・ソナタ ニ短調 BWV 527(ob, vn, 通奏低音)
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R
カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV 182より 第1曲 ソナタ(rec, vn, 弦と通奏低音)
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
シンフォニア BWV 1045(vn;trp3, tim, ob2, 弦、通低)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
イザベル・ファウスト(Vn/ヤコブ・シュタイナー)
ベルンハルト・フォルク(Vn/制作者不明(1725年))
クセニア・レフラー(Ob、リコーダー)
ヤン・フライハイト(Vc)
ラファエル・アルパーマン(Cemb)
ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク)

録音:2017年12月、2018年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
イザベル・ファウストとベルリン古楽アカデミーによるバッハの登場です!!ヴァイオリン協奏曲のほか、オルガンのトリオ・ソナタをヴァイオリンと通奏 低音で演奏、さらに管弦楽組曲第2番のフルート・ソロ部分をヴァイオリンで演奏するなど、興味津津のプログラム。ファウストのソロは彼女の魅力その ものの音色、しなやか、そして完璧な技巧。ファウストのバッハ、というだけでもうれしいのに、ベルリン古楽アカデミーとの共演というのもまた注目。現 在コンサートマスターを務めるベルンハルト・フォルクや、アクサンからも多数名盤をリリースしているオーボエのクセニア・レフラーなど、共演するソリス ト(ベルリン古楽アカデミーのメンバーでもある)たちとの豪華共演も聴きものです。 (Ki)

Profil
PH-18062(4CD)
ロストロポーヴィチ/モスクワ録音集
■Disc 1
(1)プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
(2)チャイコフスキー:ロココ主題による変奏曲Op.33
(3)ショパン:序奏と華麗なポロネーズOp.3
■Disc 2 
(1)ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
(2)カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調Op.71
■Disc 3 
(1)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
(2)ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
■Disc 4
(1)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
(2)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第1番〜前奏曲
(3)ミヨー(ロストロポーヴィチ編):ブラジルの郷愁〜ティジュカ
(4)ファリャ(ピアティゴルスキー編):恋は魔術師〜火祭りの踊り
(5)グラナドス(ロストロポーヴィチ編):ゴエスカス〜間奏曲
(6)ストラヴィンスキー(ロストロポーヴィチ編):妖精の口づけ〜パ・ド・ドゥ
(7)ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34の14
全て、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)

■Disc 1 49’ 39”
スヴャトスラフ・リヒテル(P)(1)、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ソヴィエト国立SO(2)、
アレクサンドル・デデューヒン(P)(3)
録音:1950年3月1日モスクワ音楽院小ホールにおける世界初演時のライヴ(1)、1960年11月30日モスクワ音楽院大ホール(2)、
1954年/モスクワ音楽院小ホール(3)
■Disc 2 52’ 20”
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(P)(1)、
ドミートリー・カバレフスキー(P)(2)
録音:1960年頃(モスクワ・スタジオ)(1)、
1962年11月6日モスクワ音楽院小ホールにおける世界初演時のライヴ(2)
■Disc 3 49’ 01”
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ソヴィエト国立SO(1)、
モスクワPO(2)
録音:1960年11月30日(1)、1961年2月10日(2)/モスクワ音楽院大ホール
■Disc 4 49’ 43”
グリゴーリー・ストリャロフ(指)モスクワRSO(1)、
アレクサンドル・デデューヒン(P)(2)‐(7)
録音:1953年(1)、1962年11月6日モスクワ音楽院小ホール(2)、1960年12月11日(3)-(6)、1956年(7)/モスクワ音楽院大ホール
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927-2007)は指揮をはじめ多方面で才能を発揮しましたが、何といってもやはりチェロが一番で、真に偉大な 奏者でした。ここでは彼のソ連時代、20代から30代半ばまでの若々しく切れ味の良い妙技を集めています。
当時彗星のように現れたロストロポーヴィチは超絶的な技巧に加え、深い大きな音楽性で大スターとなりました。同時代の作曲家たちとも親密にかかわ り、彼に弾いてもらうために世界中で数多くの作品が生まれました。当Boxに収められた作品のなかでも、プロコフィエフとカバレフスキーのチェロ・ソナタ、 ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲は彼のために書かれたもの。前者の2篇は世界初演時の貴重な記録で、プロコフィエフ作品はリヒテルが、カバレフス キー作品は作曲者自身がピアノを受け持っているのも豪華です。ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタはロストロポーヴィチのために書かれたものではあり ませんが、ここではショスタコーヴィチ自身が素晴らしい伴奏を聴かせてくれます。
協奏作品は3篇をロジェストヴェンスキー、サン=サーンスのみストリャロフ指揮で披露。旧ソ連の音楽家の驚異的な演奏技術を堪能できます。 (Ki)

MIRARE
MIR-394(1CD)
ジャン=ルイ・デュポール(1749-1819):チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲 第4番ホ短調
チェロ協奏曲 第1番イ長調
チェロ協奏曲 第5番ニ長調
ラファエル・ピドゥ(Vc)
ストラディヴァリア

ダニエル・キュイエ(ヴァイオリンと指揮)
録音:2017年10月
トリオ・ヴァンダラーでもおなじみのチェロ奏者、ラファエル・ピドゥと、古楽界のサラブレッド、ダニエル・キュイエ率いるストラディヴァリアによる、デュポー ルのチェロ協奏曲集の登場。
ジャン=ルイ・デュポールは1749年10月4日、18世紀の真ん中に生まれました。彼の8つ年上の兄ジャン=ピエールは優れたチェロ奏者でしたが、ただ ちにジャン=ルイの才能に気付き、チェロの指導を開始。ジャン=ルイはフリードリヒ大王の目にとまり、宮廷のオペラなどの奏者としてパリを離れプロイセンに 移りました。ジャン=ルイは兄がフランスで務めていたポストを引き継いで奏者として活動を開始、またたく間に名声を博し、兄よりも有名になったともいえます。 フランス革命が近くなり亡命しようと考え、最終的には兄をたよってプロイセンに移り、そこでもまた兄の宮廷オペラでのポストを引き継ぎながら、パリでは終え られなかった楽器奏法についての論文を完成させたほか、ベートーヴェンをはじめとする作曲家と出会ったりもしました。
ジャン=ルイ・デュポールのチェロ協奏曲は、パリを発つ前に、コンセール・スピリチュエルなどでも演奏された第1番から第3番、およびプロイセン時代の第4,5 番が遺されており、いずれも3楽章構成となっています。急速なスケール、アルペジオの奏法、さらには左手の敏捷な動きと自由な右手が要求される難解なパッセー ジなど、自身すぐれた奏者であること、そしてロマン派時代の幕開けに生きた作曲家でもあったことを感じさせる充実した作品です。

Dynamic
CDS-7778(2CD)
NX-C08
ヴィヴァルディ:ラ・ストラヴァガンツァ Op.4
12のヴァイオリン協奏曲集
アントン・マルティノフ(Vn)
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
モード・アンティクォ(ピリオド楽器アンサンブル)
【メンバー】
パオロ・カンタメッサ/ベアトリーチェ・スカルディーニ(ヴァイオリン・ファーストパート)
ジョルジョ・レオニーダ・トージ/ダニエレ・デル・ルンゴ/ファブリツィオ・ロンゴ(Vn)
シモーネ・ラーギ(Va)
ベッティーナ・ホフマン(Vc)
ニコラ・ドメニコーニ(Cb)
シモーネ・ヴァッレロトンダ/ジァンルカ・ゲレミア(テオルボ)
ジュリア・ヌーティ(Cemb)

録音:2017年1月28日-2月3日オラトリオ・ディ・S.フランチェスコ・ポヴェリーノ、フィレンツェ、イタリア
現在、最も著名な「ヴィヴァルディ研究家」として知られるサルデッリ。1996年と1999年にはグラミー賞にノミネートされた 指揮者であり、絵画や小説の分野でも活躍し、とりわけヴィヴァルディについては数多くの著書があり、2007年からはヴィ ヴァルディのカタログの作成にも携わっています。現在はピリオド楽器アンサンブル「モード・アンティクォ」の創設者として音 楽監督を務め、歴史に埋もれてしまったヴィヴァルディの数々のオペラを蘇演、録音したことでも知られています。今回の 録音は以前もサルデッリとコンビを組んでいたロシアのヴァイオリニスト、アントン・マルティノフを再びソリストに迎え、ヴィヴァ ルディの代表作「ラ・ストラヴァガンツァ」に挑みました。力強いアンサンブルと活気ある表現による魅力的な演奏を披露し ています。

Harp&Company
CD-5050-42(1CD)
ステパン(ステファン):ハープ協奏曲集
ハープ協奏曲第2番Op.3-2
ハープ協奏曲第3番 Op.3-3
ハープ協奏曲第4番Op.3-4
ハープ協奏曲第5番 Op.3-5
ラシェル・タリトマン(Hp)、
ローラン・オウケ(Vn)、
ソフィー・アッカーマン(Vn)、
ヨハネス・ブルクホフ(Vc)、
フベール・ビーボー(Hrn)
イスラエル、テルアビブ出身の世界的ハーピスト、ラシェル・タリトマンが設立した「ハープ音楽に特化」した世界でも珍しい自主レーベル、「ハープ・アンド・カンパニー(Harp & Company)」の最新タイトル!
ヨーゼフ・アントン・ステパン(1726−1797)は、18世紀、古典派時代のボヘミア地方における重要なコンポーザー=チェンバリスト。ハイドンやヴァンハル、コジェルフ、そしてモーツァルトらと共に、当時のウィーンの楽壇で存在感を示した音楽家です。
ステパンのハープ協奏曲集は、後にフランス女王となるマリー・アントワネットに献呈されました。ボヘミアの秀才とマリー・アントワネット繋ぐ「ハープ協奏曲」の調べにご注目下さい。全曲世界初録音です!

Prima Facie
PFCD-053(1CD)
アラン・ロースソーン・ポートレート〜木管楽器のための協奏曲と室内楽作品集

(1)クラリネット協奏曲
(2)オーボエと弦楽三重奏のための四重奏曲第1番
(3)バッハの主題による練習曲
(4)ブラザー・ジェームズのエアー
(5)チェロ・ソナタ
(6)最も雄弁な音楽
(7)オーボエ協奏曲
(1)リンダ・メリック(Cl)、マンチェスター・シンフォニア、リチャード・ハワース(指)
(2)シルヴィア・ハーパー(Ob)、ジェイク・レア(Vn)、デイヴィッド・アスピン(Va)、ジョゼフ・スプーナー(Vc)
(3)ジェイク・レア(Vn)、デイヴィッド・アスピン(Va)、ジョゼフ・スプーナー(Vc)
(4)ジョゼフ・スプーナー(Vc)、デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)
(5)ジョゼフ・スプーナー(Vc)、デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)
(6)ジョン・ターナー(リコーダー)、ローラ・ロビンソン(リコーダー)、ロジャー・チャイルド(Lute)
(7)ジル・クローサー(Ob)、イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア、アラン・カックストン(指)

録音:2000年−2016年、イギリス
歯科医志望から作曲家志望へと路線を変更し、イギリス、ポーランド、ドイツで作曲を学び、20世紀のイギリスを代表する作曲家の1人として活躍したアラン・ロースソーン(1905−1971)のポートレート・アルバム。 キャリアの前半にあたる30〜40年代に作曲されたクラリネット協奏曲やオーボエ協奏曲、室内楽作品を数々を収録。クラリネット協奏曲でソリストを務めているリンダ・メリックは、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのプリンシパル。近現代作品のスペシャリストとしてその名を知られています。

Avie
AV-2402(1CD)
ハイドン&ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
 チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調 RV.547*
クリストフ・クロワゼ(Vc)、
ユーラシアン・ソロイスツ・チェンバー・オーケストラ、
シェルニヤズ・ムサカーン(リーダー、ソロ・ヴァイオリン*)

録音:2017年11月、オベルシュトラス教会(チューリッヒ、スイス)
クリストフ・クロワゼは1993年生まれ、17歳でニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たし、国際的に活動。オーストリアのブラームス国際コンクールやドイツのベルリン国際音楽コンクールを含む、アメリカ、中国、イタリア、スイスなど数々のコンクールで第1位を受賞しており、2017年にはスイス・アンバサダーズ・アウォード(スイス大使賞)も受賞しています。
クリストフ・クロワゼのAvieデビュー・アルバムは、ハイドンとヴィヴァルディのチェロ協奏曲集。ユーラシアン・ソロイスツ・チェンバー・オーケストラは、カザフスタンのヴァイオリニスト、シェルニヤズ・ムサカーンが2015年に設立。ヨーロッパとアジア、ユーラシア大陸の様々な地域から当時18歳〜30歳の若き有望なミュージシャンが集った室内オーケストラで、エステルハージ城で行われたハイドンのチェロ協奏曲の初演時のセットアップを再現しています。ヴィヴァルディの「ヴァイオリンとチェロのための協奏曲」では、シェルニヤズ・ムサカーンもソロ・ヴァイオリンとして参加しアルバムを締めくくります。

Skani
SKANI-066(1CD)
チェロ・ツェーシス
ヴァスクス:チェロ協奏曲第2番 「存在していること」− 第3楽章
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲〜第1楽章
シューベルト(カサド編):チェロ協奏曲 ニ短調(アルペッジョーネ・ソナタ− 第1楽章
ヴィヴァルディ
:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV.531 − 第2楽章 アダージョ
トゥムシェヴィカ:太陽の音楽(チェロとSOのための)
マルコ・ユロネン(Vc)、
ボリス・ブロフツィン(Vn)、クリスティーネ・ブラウマネ(Vc)、マリオ・ブルネロ(Vc)、グンタ・アーベレ(Vc)、 カールリス・クロティンシュ(Vc)、エーリクス・キルシュフェルズ(Vc)、シンフォニエッタ・リガ、ノルムンズ・シュネー(指)、アルトゥールス・ガイリス(指)

録音:2015年9月、2016年9月、2017年9月 ツェーシス・コンサートホール(ツェーシス、ラトビア)〉(ライヴ録音)
ラトビアの古都ツェーシスでは毎年9月、「チェロ・ツェーシス」フェスティヴァルが開催され、ベテランから若いプレーヤーまで各国のチェリストと音楽家たちが多彩な響きの音楽を聴かせます。このフェスティヴァルのハイライト・アルバム。フィンランドのマルコ・ユロネン、ロシアのボリス・ブロフツィン、イタリアのマリオ・ブルネロ、ラトビアのクリスティーネ・ブラウマネ、グンタ・アーベレ、カールリス・クロティンシュ、エーリクス・キルシュフェルズが参加した2015年、2016年、2017年のフェスティヴァルのライヴ録音です。

Nimbus Alliance
NI-6375(1CDR)
20世紀フランスのフルート協奏曲集
フランセ:フルートと弦楽のための即興曲
リヴィエ:フルートと弦楽のための協奏曲
ダマーズ:フルートと弦楽のためのセレナード Op.36
イベール::フルートとオーケストラのための協奏曲
ランサム・ウィルソン(Fl)、
ペリー・ソウ(指)、
BBCコンサート・オーケストラ

録音:2017年6月12日−14日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
ノースカロライナ芸術大学、ジュリアード音楽院を経て、パリでジャン=ピエール・ランパルに師事し、現在はソリスト、カリフォルニアのレッドランズSOの音楽監督として活躍する名フルーティスト、ランサム・ウィルソンのフレンチ・プログラム。
イベール:を筆頭とするフルートのための重要なフレンチ・レパートリーの数々を、ランサムがベテランならではの円熟の演奏で聴かせてくれます。また、モーツァルトの「魔笛」で王立デンマーク歌劇場へのデビューを果たしした新鋭、ペリー・ソウの指揮にも要注目です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Diapason
DIAP-039(1CD)
リヒテル・プレイズ・リスト
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)、
キリル・コンドラシン(指)LSO

録音:1961年6月19日−21日
数あるリストのピアノ協奏曲集の中で、屈指の名演と称され続けるリヒテルの快演。フランスのマスタリング・スタジオ「Les Studios de Circe社」のイザベル・デイヴィのリマスタリング(2012年)による音質向上にもご注目下さい。

Hyperion
 "The Classical Piano Concerto"
CDA-68240(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.78〜クララ・シューマン他
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7
フェルディナント・ヒラー:演奏会用小品 Op.113
アンリ・エルツ:演奏会用ロンド Op.27
フリードリヒ・カルクブレンナー:夢 Op.113
ハワード・シェリー(P&指)、
タスマニアSO

録音:2018年5月1日−4日、フェデレーション・コンサート・ホール(ホバート、オーストラリア)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第78集は、2019年に生誕200周年を迎える偉大な女流作曲家、クララ・シューマンのピアノ協奏曲が登場! 1833年、当時既に若き天才ピアニストとして名を馳せていたクララ・ヴィークが、14歳になる年で書き始めたピアノ協奏曲イ短調。そして、クララやロベルト・シューマンと関係の深かった3人の作曲家、ヒラー、エルツ、カルクブレンナーの「ピアノと管弦楽のための作品」もカップリング。RPCシリーズ常連の名匠ハワード・シェリーとタスマニアSOは、同シリーズでヒラー、エルツ、カルクブレンナーのピアノ協奏曲集もすべて担当しており、熟練の技術と解釈も万全です。

Alba
ABCD-435(1SACD)
『夢を見ているように』
ノルドグレン(1944-2008):(1)チェロと弦楽オーケストラのための協奏曲第3番 Op.82(1992)
(2)夢を見ているようにOp.21(1974 arr.2017)(ユハ・カンガス編)(チェロと19の弦楽器のための)*
(3)ヴィオラ.コントラバスと室内オーケストラのための協奏曲 Op.87(1993)*
マルコ・ユロネン(Vc) 
リッリ・マイヤラ(Va) 
オリヴァー・ティエリ(Cb)
オストロボスニア室内O 
ユハ・カンガス(指)

録音:(1)2018年5月22日、(2)5月23日、(3)11月8日-9日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
*=世界初録音
「信じられないほどの勢いと創造性のある世代……潜在する力がまだ充分に探求されておらず、その作品がそれぞれの国以外ではコンサートに欠かせない演目 にはなっていない世代」の作曲家のひとり、フィンランドのノルドグレン(1944-2008)の『フィンランド悲歌』(ABCD425)につづく作品集。「チェロと弦楽オー ケストラのための協奏曲第3番」は、ショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」の短い引用のある、対照的な4つの楽章の作品です。オストロボスニ ア室内Oの委嘱で作曲、1992年9月12日、スティーヴン・イッサーリスとユハ・カンガスの指揮で初演されました。マルコ・ユロネン(1966-)とオ ストロボスニア室内Oにとっては2度目の録音です。 「夢を見ているように」は、「リゲティに近いクラスター風スタイルの和声と表現的なメロディによる『メロディック=ポリフォニック・クラスター』」の音楽として、 1974年、チェロとピアノのために作曲されました。この作品をユハ・カンガスが「チェロと19の弦楽器」のために編曲、「ノルドグレンの音楽」の音世界をで きる限り忠実にたどりながら、独奏チェロとオストロボスニアのプレーヤーが対話する抒情のパッセージをもつ作品に作り上げました。 「ヴィオラ、コントラバスと室内オーケストラのための協奏曲」は、カウスティネン室内楽週間の委嘱作。ヴィオラとコントラバスのソロと、ピアノ、打楽器、幅広 い色彩の弦楽によるアンサンブルが「小説のチャプター」のように音楽を展開させてゆく単一楽章で書かれ、終幕、「わたしたちを彼岸に導こうとする」かのよう にハイドンのピアノ曲「アンダンテ ト短調」が「これ以上ないスローモーション」で引用されます。
[注 「夢を見ているように」のブックレット裏とインレー・カードに記載された「Op.20」は、謝りです。ブックレットのノーツにある「Op.21」が正しい作品番号です。]