湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


協奏曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




Pentatone
PTC-5186653(1SACD)
“私にふさわしい人が…”
R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8
ロマンス ヘ長調(1883)
5つの小品 Op.3より第4番変イ長調『スケルツィーノ』(1881)
8つの歌 Op.10より第1番『献呈』(1885)(
3つの歌 Op.29より第1番『たそがれの夢』(1895)
4つの歌 Op.27より第2番『ツェツィーリエ』(1894)
5つの歌 Op.41より第1番『子守歌』(1900
歌劇『アラベラ』 Op.79(1933)より
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ローレンス・フォスター(指)、ケルンWDRSO

ン録音:2017年5月23、24、26&27日ケルン・フィルハーモニー(ケルン)
音楽一家に生まれたシュタインバッハーはR.シュトラウスの歌劇『アラベラ』からその名をもらいました。このアルバムはヴァイオリン協奏曲を主軸に 歌曲、そして『アラベラ』より “私にふさわしい人が…” など、彼女と家族が最も愛する作曲家R.シュトラウスへ敬愛を込めた渾身の録音といえます。
R.シュトラウスの唯一のヴァイオリン協奏曲は初期の作品で、古典派風の協奏曲の伝統に従って3楽章構成で書かれています。整然とした形式への志 向があるもののR.シュトラウスらしい感傷的なロマン性もあり、才気あふれる青年の意欲を感じさせます。シュタインバッハーは朗々とした歌い方でメリ ハリのある演奏を聴かせてくれます。
そして、歌曲からの編曲作品も収録しました。バイエルン国立歌劇場のソロ・コレペティートルをつとめたアラベラの父は、有名な歌手を家に招き、頻 繁にR.シュトラウスの作品を歌ってもらいました。シュタインバッハー家ではその音楽に満ち溢れており、アラベラにとって最も近い存在である作曲家とな りました。雄弁に語るように奏でるアラベラの演奏でR.シュトラウスの新たな魅力に出会えます!アラベラ・美歩・シュタインバッハーの今が知れる大注 目のアルバムの登場です。R.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収録したアルバム(PTC 5186470 / KKC 5415)も好評発売中です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1506(1CDR)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455 #
弦楽と通奏低音の為の協奏曲 イ長調 RV.158
木管,弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ト短調 RV.577「ドレスデンのオーケストラのために」
チェロ協奏曲 ハ短調 RV.401 +
ロベール・ジャンドル(Vn)* 
ピエール・ピエルロ(Ob)#
ロベール・べー(Vc)+
フェルナン・ウーブラドゥ(指)
フェルナン・ウーブラドゥ室内O

録音:1958年*、1957年
音源: RCA 630003 *、 630002
Forgotten Records
fr-1509A(1CDR)
マルクジンスキー& ロヴィツキ
ショパン
:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21 *
練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7
マズルカ第41番嬰ハ短調 Op.63-3
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
ヴィトルト・マルクジンスキー(P)
ヴィトルト・ロヴィツキ(指)
ワルシャワPO

録音:1958年頃
音源: Muza, XL 0048
Forgotten Records
fr-1519(1CDR)
エレン・ギルベア&パウル・ワルター
モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413*
 ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
ハイドン:交響曲第88番「V字」#
エレン・ギルベア(P)*
パウル・ワルター(指)
ウィーン・プロ・ムジカO*、
ザルツブルク・モーツァルテウムO

録音:1956年頃*、1952年頃
音源: Vox PL 9720 *、VBX 112 *、Remington 199-89
Forgotten Records
fr-1521(1CDR)
モントルー音楽祭〜ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37 *
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58 #
ルドルフ・フィルクスニー(P)*
ヴィルヘルム・バックハウス(P)#
ラファエル・クーベリック(指)*
カール・ベーム(指)#
アムステルダム・コンセルトヘボウ

録音:1959年9月4日*、1959年9月11日#、パヴィリオン・ド・モントルー、ライヴ

ORFEO
C-932182(2CD)
NX-B08
アメリカの協奏曲集
バーンスタイン:セレナード(プラトンの「饗宴」による)(1954)
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ミクロシュ・ロージャ:ヴァイオリン協奏曲 Op.24*
バーンスタイン:「ウェストサイド・ストーリー」:シンフォニック・ダンス*
バイバ・スクリデ(Vn)
サントゥ・マティアス・ロウヴァリ(指)
エーテボリSO、タンペレPO*

録音:2017年8月21日-23日 エーテボリ・コンサート・ホール、2018年5月17-19日 タンペレ・ホール
「アメリカ、あなたは素晴らしい」 19世紀、晩年のゲーテがユートピアを見出したのが新天地アメリカでした。それから1世紀を経て、ヨーロッパの作曲家たちが戦争を逃れ、次々とアメリカに渡 り、ハリウッドの映画音楽の発展に寄与します。中でも最も成功したのがコルンゴルトでしょう。彼のヴァイオリン協奏曲は後期ロマン派の作風と、自身の映画 音楽のモティーフが融合、初演時こそ「時代遅れ」と揶揄されたものの、名手ハイフェッツが愛奏、現代では多くの人に愛される名作となっています。コルンゴル トに続き映画音楽の分野で大成功を収めたハンガリーの作曲家ロージャ。彼のヴァイオリン協奏曲もハイフェッツから委嘱された作品ですが、伝統を懐かしむコ ルンゴルトとは違い、クラシックの限界に挑むかのような前衛的な手法が取られており、ハンガリーの民族音楽要素もふんだんに盛り込まれた色彩的な曲となっ ています。この2曲に対比するように置かれているのが、バーンスタインの「セレナード」。ヴァイオリン協奏曲の形式にとどまることのない、特異な楽器編成によ る、まさに現代アメリカを象徴するかのようなユニークな曲。これらの作品の作曲年代にはたった15年ほどの違いがあるだけというのも驚くばかり。スクリデとロウ ヴァリはそれぞれの曲の味わいを的確に表現しています。アンコールとしておかれた「シンフォニック・ダンス」は、もはや知らない人がいないほどの不朽の名作で す。


SUPRAPHON
SU-4251(2CD)
バボラーク〜モーツァルト・アルバム第2弾

■CD1
(1)ホルン協奏曲変ホ長調K370b〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための[ヘルマン・ユーリッセン(補完)、ラデク・バボラーク(カデンツァ)]*
(2)アダージョ変ロ長調K580a〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための[ロバート・カワート(補完)、トマーシュ・イレ(編)]*
(3)ロンド変ホ長調K371〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための[フランツ・バイヤー(補完)、ラデク・バボラーク(カデンツァ)]*
(4)-(9)12のホルン二重奏曲ハ長調K487/496aより第1番から第6番
(10)協奏的断片ホ長調K494a〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための[ドミニク・ナンス(補完)、ラデク・バボラーク(カデンツァ)]*
(11)アンダンテ・グラツィオーソロ長調KZu132/02〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための[ラデク・バボラーク(編)]*
(12)プレスト・アッサイホ長調K162/03〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための[ラデク・バボラーク(編) ]*
■CD2
(1)-(6)12のホルン二重奏曲ハ長調K487/496aより第7番から第12番
(7)-(9)協奏交響曲変ホ長調K297b[ラデク・バボラーク(編)、ロバート・D・レヴィン(カデンツァ)]
ラデク・バボラーク(ホルン;Dietmar Durk, ModelD3、指揮)、
バボラーク・アンサンブル
[ダリボル・カルヴァイ*、マルティナ・バチョヴァー*、マトーシュ・ピエルシュカ、カテジナ・ヤナーロヴァー、リボール・ヴィリーメク、ペトラ・ブラブツォヴァー、トマーシュ・フプカ、ミハエラ・ヴドーヴコヴァー(Vn)、カレル・ウンテンミュラー*、オンドジェイ・マルチノフスキー(Va)、ハナ・バボラーコヴァー=シャブノヴァー*、ダヴィト・ハヴェリーク(Vc)、シュテパン・クラトホヴィル*(Cb)、ヴラディミール・ボロフカ、モニカ・ボウシュコヴァー(Ob)、カテジナ・ヤヴールコヴァー、ペトル・ヘルニチ(Hrn)]

*=弦楽アンサンブルメンバー

CD1(4)-(9)、CD2(1)-(6)ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(Hrn)
CD2(7)-(9)ワルター・アウアー(Fl)、クララ・デント(Ob)、ベンチェ・ボガーニ(Fg)

録音:CD1(4)-(9)、
CD2(1)-(6)2018年5月13日、
CD1(1)-(3)(10)-(12)2018年6月30日ブレザレン福音教会(プラハ)
CD2(7)-(9)2018年7月2日ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
美しく柔らかな音色で世界を魅了するホルン奏者、ラデク・バボラーク。大ベストセラーのモーツァルトのホルン協奏曲室内楽版(SU4207/KKC5654)の続編登場です!当アルバムには断片のみ現存するホルン協奏曲の補完版やバボラーク自身によるモーツァルトの交響曲からの編曲版、さらには名手ラドヴァン・ヴラトコヴィチとの12のホルン二重奏曲など充実のプログラムを堪能することができます。
1976年チェコ生まれのバボラークは、1994年に世界最難関のミュンヘン国際コンクールで優勝し世界の注目を集めました。以来、ヨーロッパ、アメリカなど各地で活発な演奏活動はじめ、日本でも絶大なる人気を誇り来日公演も頻繁に行っております。
ホルン協奏曲変ホ長調K370bは4分の4拍子による単一楽章の断片のみ現存していますが、ここではヘルマン・ユーリッセン補完、そしてバボラークのカデンツァで録音されました。12の二重奏曲ハ長調K.487は、「ゲーゲル・デュオ」とも呼ばれる全12曲からなる小品集です。どのような経緯で作曲されたかについては不明な点があるものの、近年ではホルン協奏曲を献呈されたロイトゲープをからかうために高音域を書いたとしてホルンによる演奏が有力とされています。この作品集をバボラークとヴラトコヴィチという世界最高峰の二人による演奏で聴けるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
さらにバボラーク編曲による交響曲作品も収録。アンダンテ・グラツィオーソロ長調KZu132/02は交響曲第19番変ホ長調の第2楽章の、プレスト・アッサイホ長調K162/03は交響曲第22番ハ長調の第3楽章をそれぞれフレンチホルンと弦楽のために編曲した作品です。バボラークならではの美音を聴かせる絶品の作品に仕上がりました。
共演はバボラークが絶大なる信頼を置く精鋭が揃ったバボラーク・アンサンブルです。バボラークと長きに渡り演奏してきた当アンサンブルのメンバーは実力派により構成されております。第1ヴァイオリンをつとめるダリボル・カルヴァイは、かつて地球ドラマティック(NHK)で放映された「理想のヴァイオリンを求めて世界を探し歩く」ドキュメンタリーに出演(当時18歳)し、様々な名器を演奏しその卓越した技術と音楽性で注目されたヴァイオリニストです。その後世界の名演奏家との共演を重ね、現在はバボラーク・アンサンブルの主軸メンバーとしても活躍しております。 (Ki)


OEHMS
OC-1896(1CD)
NX-B01
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番
コレッリの主題による変奏曲 Op.42*
ピアノ・ソナタ 第2番ロ短調 Op.36#
ミヒャエル・コルスティック(P)
ドミトリー・リス(指)
ヤナーチェクPOオストラヴァ

録音:2017年11月8-9日、2018年2月14日*、2005年8月28日#
OEHMSレーベルのベートーヴェンのソナタ全集が高く評価され「ドクター・ベートーヴェン」の異名を取るミヒャエル・コル スティック。もちろんレパートリーはベートーヴェンだけではなく、リスト、レーガー、ドビュッシーやケクランなどのフランス作 品、ヒナステラ、カバレフスキーなどの近代作品も得意としています。今作は、ピアニストの王道レパートリーとも言えるラ フマニノフ:ピアノ協奏曲第3番。コルスティックにとっては初めての録音ですが、彼は超絶技巧を駆使しながら共感溢 れる素晴らしい演奏を聴かせます。アルバムには2018年2月に録音された「コレッリ変奏曲」と2005年8月の「ピアノ・ ソナタ 第2番」も収録されており、10年以上かけて熟成された彼の音楽性も確かめることができる1枚です。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10391(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調『グロッソ・モグール』 RV208a(初稿)
ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 よりアレグロ
ヴィヴァルディ
ヴァイオリン協奏曲 ト長調『トロンバ・マリーナ風ヴァイオリンのための』 RV311
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV226
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調『グラーツ・ソナタ第1番』 RV4
ヴァイオリン・ソナタ ロ短調『グラーツ・ソナタ第2番』 RV37
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調『グラーツ・ソナタ第5番』 RV17
リナ・トゥール・ボネ(Vn、指)
ムジカ・アルケミカ

録音:2013年4月26日(ソナタ)、2018年5月1・2日(協奏曲)/スペイン
2018年4月の来日公演が好評だったスペインの新星、ボネ&ムジカ・アルケミカによる注目新譜!PC-10314に続く、世界初録音を含むヴィヴァル ディのヴァイオリン協奏曲&ソナタの第2弾です。初稿版『グロッソ・モグール』(Op.7-11とも異なる版)や3曲の『グラーツ・ソナタ』は、ヴァイオ リニストやダンサーの顔も持つ音楽学者オリヴィエ・フーレが補筆完成させた楽章を含むもので、非常にマニアックなプログラミングとなっています。演 奏も鮮烈でまばゆく、ボネの魅力がほとばしっています。 (Ki)

SONARE
SONARE-1040(1CD)
税込定価
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413(387a)
(2)ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414(385p)
(3)ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415(387b)
梯剛之(P)、
アカンサスII(弦楽オーケストラ)

ライヴ録音:2018年4月15日/東京文化会館(小ホール)
近年ますますの活躍を広げる梯剛之。遂に初の協奏曲録音がリリースされます。曲は梯が最も得意とするモーツァルトからピアノ協奏曲第11~13番が ライヴ収録されました。共演は弦楽合奏団アカンサスIIです。
モーツァルトがザルツブルクに地歩を築くきっかけとなったこれら3曲は、管楽器を省いて弦楽オーケストラで演奏できるようにも作られています。梯の 洗練されたピアニズムでこの上なく美しいモーツァルトが奏でられます。 (Ki)

OEHMS
OC-019(20CD)
NX-E08
ベンヤミン・シュミット/OEHMSへの録音全集
■CD1 
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:ロマンス ヘ短調 Op.11
■CD2 私の好きなパガニーニ*未発表音源
パガニーニ:魔女たちの踊り(クライスラー編)
ナタン・ミルシテイン(1904-1992):パガニーニ変奏曲
パガニーニ:カンタービレ
 ロッシーニの「シンデレラ」の「悲しみよ去りゆけ」による序奏と変奏曲 Op.12(クライスラー編)*
 ソナタ 第12番ホ短調
 「鐘」Op.7 Allegretto grazioso(クライスラー編)
 奇想曲 Op.1 第20番(クライスラー編)
 奇想曲 Op.1 第13番(クライスラー編)
ミューレンバッハ(1949-):無伴奏ヴァイオリンのための奇想曲
タルティーニ:ソナタ「悪魔のトリル」ト短調(クライスラーによるヴァイオリンとピアノ編)
■CD3 バッハ:リフレクテッド*未発表音源
バッハによるインプロヴィゼーション
前奏曲(シュミット編)
Sweet’n Loure(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
Let’s Gavotte!(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
Andante autonom(ベンヤミン・シュミット)
Adagio c# minor(バッハ=ベンヤミン・シュミット編)
Youkali(クルト・ヴァイル)
Well tempered Extension(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
All the things you are(ジェローム・カーン)
Breins Knights(ブラインシュミット) ライヴ!
Biber Extensions(ベンヤミン・シュミット)
Adagio C major(バッハ=シュミット編)
Caravan(ティツォル=ベンヤミン・シュミット編)
Nuages(ジャンゴ・ラインハルト)
■CD4 コルンゴルト:作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
(2)歌劇「ヘリアーネの奇跡」Op.20-ヘリアーネの歌(ヴァイオリンとピアノ編)
 組曲「空騒ぎ」Op.11
(3)組曲 Op.23(2台のヴァイオリン、チェロ、左手ピアノのための)
■CD5 
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
シューマン:幻想曲 Op.131
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
■CD6 
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ルトスワフスキ:チェーン2-ヴァイオリンとオーケストラの対話
■CD7 グラッペリへのオマージュ
1.スーヴェニール/2.スウィング39
3.ナイト・アンド・デイ
4.マノワール・ドゥ・メ・レーヴ
5.ティアーズ/6.トラブラント・ボレロ
7.バイ・ディア・ヴァール・エス・インマー・ゾー・シェーン
8.タイム・オン・マイ・ハンズ
9.エンブレイサンブル・ユー
10.スウィート・ジョージア・ブラウン
11.ハニーサックル・ローズ
12.プレイス・ブローケア
13.ファッシネイティング・リズム
14.スウィート・コーラス/15.ヌアージュ
16.ノクターン
全て「ベニ」・シュミットのアレンジによる
■CD8 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ イ長調 K526/ソナタ ト長調 K301
ソナタ ト長調 K9/ソナタ 変ロ長調 K378
■CD9 
ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:二重協奏曲 イ短調 Op.102
■CD10 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.30(3曲)
■CD11 
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲「四季」
パガニーニ=クライスラー:ヴァイオリン協奏曲 第1番ニ長調 Op.6 第1楽章(協奏曲の1楽章)
■CD12 クライスラー:オリジナル作品とジャズ・トリオのための編曲
ウィーン風狂想的幻想曲
ジプシー奇想曲/ジプシーの女
蓮の花の国(原曲:シリル・スコット)
スペイン舞曲 第1番(原曲:マヌエル・デ・ファリャ)
イン・パラディエス(原曲:クラカウアー)
メヌエット Op.14-1(原曲:パデレフスキ)
真夜中の鐘(原曲:ホイベルガー)
クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ
精霊の踊り(原曲:グルック)
プニャーニの様式によるプレリュードとアレグロ
愛の悲しみ/美しきロスマリン
オールド・リフレイン
■CD13 バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ 第1番ロ短調 BWV1014
ソナタ 第2番イ長調 BWV1015
ソナタ 第3番ホ長調 BWV1016
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021
■CD14 バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ 第4番ハ短調 BWV1017
ソナタ 第5番ヘ短調 BWV1018
ソナタ 第6番ト長調 BWV1019
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023
■CD15 バッハ:無伴奏ヴァイオリンためのソナタとパルティータ集
ソナタ 第1番ト短調 BWV1001
パルティータ 第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ 第2番イ短調 BWV1003
■CD16 バッハ:無伴奏ヴァイオリンためのソナタとパルティータ集
パルティータ 第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ 第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ 第3番ホ長調 BWV1006
■CD17 イザイ:無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ OP.27
■CD18 ブラームス:作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ピアノ四重奏曲 第3番ハ短調 Op.60
■CD19 バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042
協奏曲 イ長調 BWV1055R(オーボエ・ダ・モーレと弦楽のための)
2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
■CD20 コンサート・ピース
バッツィーニ:妖精の踊り Op.25
イザイ:ワルツ形式の練習曲(ヴァイオリンとピアノ編)
パガニーニ:カンタービレ ニ長調 Op.17
ブラームス:ハンガリー舞曲 第7番
 ハンガリー舞曲 第20番
フバイ:カルメンによる華麗な幻想曲 Op.3-3
チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
ガーシュウィン:3つの前奏曲(ハイフェッツ編)
ミクロシュ・スクタ(1960-):トッカータ
ミヨー:屋根の上の牝牛 Op.58-シネマ・ファンタジー
■CD1 
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ティボール・ボガーニ(指)
パノンPO
録音:2017年10月1日 ハンガリー、ペチェ コダーイ・センター

■CD2
ベンヤミン・シュミット(Vn)
リサ・スミルノヴァ(P)
アリアーヌ・ヘーリング(P)
録音:2001年7.8.10月
2013年1月 *

■CD3
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ゲオルク・ブラインシュミット(Cb)
ディクヌ・シュネベルガー(G)
スティアン・カーステンセン(アコーディオン)
ミクロシュ・スクタ(P)
内山 詠美子(マリンバ)
録音:2009年5月,2010年4.5月 Sonic Flow Studios, Salzburg
2008年 ザルツブルク国際バッハ祝祭音楽祭・ライヴ収録

■CD4
(1)ベンヤミン・シュミット(Vn)
 小澤征爾(指)VPO
 録音:2004年7月24日 祝祭大劇場
(2)ダヴィッド・フリューヴィルト(Vn)
 ヘンリー・ジークフリートソン(P)
録音:2004年8月1日 モーツァルテウム
(3)ベンヤミン・シュミット(Vn)
 ハンナ・ヴァインマイスター(Vn)
 クヴィリーネ・フィールゼン(Vc)
 ジルケ・アヴェンハウス(P)
 録音:2004年8月12日 モーツァルテウム

■CD5 
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立PO
録音:2007年12月、2008年2月

■CD6 
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ダニエル・ライスキン(指)
ワルシャワPO
録音:2006年12月21.22日
2006年2月14.15日

■CD7
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ゲオルク・ブラインシュミット(Cb)
エディ・ケールドルファー(G)
ビレリ・ラグエレーネ(アコースティック・ギター)
エルンスト・ライゼガー(Vc)
録音:2003年11月1日,2004年6月22日

■CD8
ベンヤミン・シュミット(Vn)
アリアーヌ・ヘーリング(P)
録音:2004年1月17-20日Salle de Musique, La Chauxde-Fonds,Switzerland

■CD9 
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ラモン・ヤーフェ(Vc)
ダニエル・ライスキン(指)
ヴィトルト・ルトスワフスキPO
録音:2003年12月8-9日、2004年4月5日

■CD10
ベンヤミン・シュミット(Vn)
アルフレード・パール(P)
録音:2003年4月28-29日.6月15日Bayerischer Rundfunk, Studio 2, Munich

■CD11 
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ユベール・スダーン(指)
カメラータ・ザルツブルク
ザルツブルク・モーツァルテウムO
録音:2001年9月、2001年7.8.10月

■CD12
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ミクロシュ・スクタ(P)
ビレーリ・ラグレーネ(G)
ゲオルク・ブラインシュミット(Cb)
録音:2006年5月3日

■CD13
ベンヤミン・シュミット(Vn)
アントニー・スピリ(Cemb)
セバスティアン・ヘス(Vc)
録音:2000年2月15-19日
Kleine Kollegiumskirche Kalksburg, Vienna

■CD14
ベンヤミン・シュミット(Vn)
アントニー・スピリ(Cemb)
セバスティアン・ヘス(Vc)
録音:2000年2月15-19日

■CD15
ベンヤミン・シュミット(Vn)
録音:1999年7月12-15日,9月7-10日

■CD16
ベンヤミン・シュミット(Vn)
録音:1999年7月12-15日,9月7-10日

■CD17
ベンヤミン・シュミット(Vn)
録音:1998年6月.9月Remigiuskirche, Nagold

■CD18
ベンヤミン・シュミット(Vn)
クリスティアン・マンデル(指)
ジョルジュ・エネスコ・ブカレストPO
プロ・アルテ四重奏団
録音:1996年7月10-12日
1996年6月2-4日Athenaum, Bucharest

■CD19
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ヘルゲ・ローゼンクランツ(Vn)
クララ・デント(オーボエ・ダ・モーレ)
ユルゲン・ガイス(指)
ツィス・コレギウム・モーツァルテウム・ザルツブルク
録音:1996年4月26-28日Volksschule Aigen,Salzburg

■CD20
ベンヤミン・シュミット(Vn)
リサ・スミルノヴァ(P)
ミクロシュ・スクタ(P)
録音:2001年4.7月
1968年ウィーンで生まれ、数々のコンクールを制し世界中で活躍するヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット。彼の50 歳を記念して製作されたこのBOXには彼がOEHMSレーベル(旧ARTE NOVAレーベルも含む)への録音が集大 成されています。18枚は既にリリースされたものですが、CD2の「私の好きなパガニーニ」とCD3の「バッハ:リフレクテッ ド」は未発表音源であり、今回のBOX化のために特別にリリースが承認されたというアルバムです。クラシックだけでな く、ジャズ、クロスオーヴァーの分野でも素晴らしい才能を発揮するシュミットの魅力が詰まった究極のBOXです。

ALPHA
NYCX-10012(1CD)
国内仕様
税込定価
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(1844年初稿版)*
弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20(1825年初稿版)
シュシャヌ・シラノシアン(Vn)*
ヤーコプ・レーマン(指)*
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ*
シュシャヌ・シラノシアン(Vn1)
ヤーコプ・レーマン(Vn1)
バラーシュ・ボザイ(Vn2)
ニコラ・マッツォレーニ(Vn2)
ベルナデッテ・フェルハーヘン(Va)
カーチャ・ポーリン(Va)
ダヴィット・メルコニアン(Vc)
アストリッグ・シラノシアン(Vc)

録音:2016年11月24日ブリュッヘ音楽堂(コンセルトヘバウ)*、2016年11月25日 ディジョン歌劇場*
2017年11月27-28日 ブリュッヘ音楽堂(コンセルトヘバウ)
解説訳・補筆:白沢達生
輸入品番:ALPHA410
本盤のソリストであるシュシャヌ・シラノシアンは。インマゼールが「アニマ・エテルナにおける次世代のスター」と称賛する新世代の古楽スターのひとり。ムジカ・アン ティクヮ・ケルンの主宰者ラインハルト・ゲーベル門下から巣立った新生で、DHMレーベルにもソロ・アルバムがあるほか、Alphaレーベルではタルティーニ「悪魔 のトリル」をはじめとするソナタ盤でインマゼールと対等のデュオを聴かせたのが記憶に新しいところ(Alpha255)。アニマ・エテルナはここで、メンデルスゾーン の代表作二つに注目します。自らの作品を何度も改訂することで知られるメンデルスゾーンですが、有名な“ヴァイオリン協奏曲 ホ短調”もその例に漏れず、も ともとピアノ協奏曲として構想されたとも。その後ヴァイオリンの名手ダーヴィトの助言を得ながら、結局は完成までに6年を必要とした作品でした。ここでは「八 重奏曲」(こちらも通常聴きなれた版とは多くの違いが見られる貴重な演奏)とあわせ、古楽器録音ならではの解説にも注目したいところ。作曲当初の姿 を入念に洗い出しながら、作品の真の姿での充実したパフォーマンスに仕上げています。

Diapason
DIAP-094(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集

(1)ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
 ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
(2)ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
(4)ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
(5)ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
(6)ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
(1)リリー・クラウス(P)、ピエール・モントゥー(指)ボストンSO
 録音:1953年
(2)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)、ヘルマン・シェルヘン(指)スイス・イタリア語放送O
 録音:1956年
(4)ルドルフ・ゼルキン(P)、ブッシュ・チェンバー・プレーヤーズ、アドルフ・ブッシュ(Vn)
 録音:1938年
(5)エドウィン・フィッシャー(P)、エドウィン フィッシャー室内O
 録音:1937年
(6)フリードリヒ・グルダ(P)、アンソニー・コリンズ(指)ロンドン新SO
 録音:1955年
ディアパゾン誌がモーツァルトのピアノ協奏曲集第2巻のために選出した録音 のソリストはフィッシャー、グルダ、クラウス、ミケランジェリ、ゼルキンの6 人。20世紀の名ピアニストたちによる30〜50年代の名演奏を聴き比べることがで きます。 ※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量 をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が 発生する場合がございます。予めご了承下さい。

RUBICON
RUBI-1033(1CD)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
ステーンハンマル:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.19*
 2つの感傷的なロマンス Op.28(ヴァイオリンと管弦楽のための)
クリスチャン・スヴァルヴァール(Vn)、
ジョアナ・カルネイロ(指)LPO
ヘンリク・モーヴェ(P)*
スウェーデンのヴァイオリニスト、クリスチャン・スヴァルヴァール(1982−)のRubiconレーベル第1作は、「ロマンティシズムのエヴァーグリーン」とも呼ばれるブルッフの代表的傑作「ヴァイオリン協奏曲第1番」と、スウェーデンのヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871ー1927)がトゥール・アウリンのために書いた作品。「ヴァイオリン・ソナタ イ短調」は3楽章で書かれた芳しいロマンティシズムの音楽。「2つの感傷的なロマンス」は、1911年、アウリンが聴衆を前に演奏した最後のコンサートで初演された作品です。
クリスチャン・スヴァルヴァールは、王立ストックホルム音楽大学とジュリアード音楽院で学び、「ECHO」(ヨーロッパ・コンサートホール協会)の「Rising Star」に選ばれました。王立ストックホルム・フィル、ロンドン・フィル、スウェーデン放送響などのオーケストラに客演、室内楽奏者としてローランド・ペンティネン、マッティン・フロースト、クレメンス・ハーゲン、ジャニーヌ・ヤンセンたちと共演してきました。主なレパートリーは、18世紀から20世紀前期のドイツ、ロシア、フランスの作品とスウェーデンのロマンティック音楽。ソロ・デビュー・アルバムとなった「グリーグのヴァイオリン・ソナタ集(Sterling CDA1684-2)」は、国際的な称賛を獲得しています。2016年ストックホルム文化賞受賞。

Forgotten Records
fr-1212(1CDR)
レースゲン=シャンピオン&A.ゴルトシュミット
C.P.E.バッハ:ピアノ協奏曲 ハ短調*
ハイドン:ピアノ協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII: 3 *
モーツァルト:ディヴェルティメント 二長調 K.131 #
マルグリット・レースゲン=シャンピオン(P)*
アルトゥール・ゴルトシュミット(指)
パリ音楽院O

録音:1952年*、1947年#、パリ
※音源: Classic 6068 *、 L' Anthologie Sonore LD 3001 #

DOREMI
DHR-8056(3CD)
タチアナ・ニコラーエワVol.2〜バッハ:協奏曲集
バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052
ピアノ協奏曲 ホ長調 BWV1053
ピアノ協奏曲 ニ長調 BWV1054
ピアノ協奏曲 イ長調 BWV1055
ピアノ協奏曲 ヘ短調 BWV1056
ピアノ協奏曲 ト短調 BWV1058
2台のピアノのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
2台のピアノのための協奏曲 ハ長調 BWV1061
2台のピアノのための協奏曲 ハ短調 BWV1062
3台のピアノのための協奏曲 ニ短調 BWV1063
3台のピアノのための協奏曲 ニ長調 BWV1064
4台のピアノのための協奏曲 イ短調 BWV1065
【以下ボーナストラック】
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
パルティータ第2番ハ短調 BWV826
『音楽の捧げもの』 BWV1079より 3声のリチェルカーレ
『フーガの技法』 BWV1080より コントラプンクトゥス1&9
タチアナ・ニコラーエワ(P)
サウリュス・ソンデツキス(指)
リトアニア室内O

録音:1975年12月11・13・14日/モスクワ(ライヴ)、「ボーナストラック」1988年4月22日/東京(ライヴ)
1950年第1回バッハ・コンクール優勝の経歴を持つソヴィエトの名ピアニスト、ニコラーエワは同時代のショスタコーヴィチ作品などと並びバッハ作 品を多く取り上げ、素晴らしい演奏を聴かせました。このディスクには2本のリコーダーを伴うBWV1057以外のピアノ協奏曲をすべて網羅しており、ニ コラーエワの至芸をたっぷりと堪能できます。しかも有難いことに、来日公演のボーナス付き! (Ki)

ACCENT
ACC-24347(1CD)
バッハ:オーボエ協奏曲 ト短調 BWV1056
カンタータ 第84番「われはわが幸に満ち足れり」 BWV84
協奏曲 ハ長調 BWV1061(ティム・ウィリス編)):オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリン、ファゴットと弦楽)
カンタータ第 52番「偽りの世よ、われは汝に頼まじ」 BWV52
オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 BWV1055
クセニア・レフラー(Ob)
アンナ・プロハスカ(S)
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704

録音:2017年7、11月/プラハ、聖アンナ教会
一連のゼレンカ録音やバッハの『ロ短調ミサ曲』で名演を聴かせてきたルクス&コレギウム1704による新録音。ベルリン古楽アカデミーのソロ・オー ボエ奏者としても活躍するレフラー、どの時代の音楽も鮮烈に歌いこなす名歌手プロハスカとの共演です。バッハの「復元協奏曲」好きなら興奮・必聴の 楽曲も収録!
チェンバロ協奏曲から復元したBWV1055のオーボエ・ダモーレ版、BWV1056のオーボエ版は比較的馴染みがありますが、なかなか決定盤たる演奏に出会えない曲でもあります。名手レフラーのソロで聴けるとは嬉しい限り。「バッハのアリオーソ」を始め、伸びやかな楽器の音色が曲の魅力を一層引 き立てます。
驚くべきは2台のチェンバロのための協奏曲BWV1061の編作。一般的にはチェンバロ二重奏が原曲と言われていますが、ここではかなり自由な楽器 の選択による復元(創作?)がなされており、色彩豊かなアンサンブルが繰り広げられます。第1チェンバロをオーボエとヴィオラ・ダ・ガンバ、第2チェ ンバロをヴァイオリンとファゴットに振り分け、弦と管が交錯する編成を取っているのが面白いところです。第3楽章のフーガではヴィオラやチェロもコンチェ ルティーノに参加し、さらに発展していきます。
カンタータ 第84番は弦とオーボエと歌が美しく絡むアリアが印象的。カンタータ第52番ではシンフォニアにブランデンブルク協奏曲第1番第1楽章 の初稿が用いられているのも注目です。 (Ki)

STEINWAY&SONS
STNS-30094(1CD)
NX-B07
ハイドン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲 第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
チェロ協奏曲 第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
ズィル・ベイリー(Vc)
ロビン・オニール(指)
フィルハーモニアO

録音:2015年11月28-30日
バッハの「無伴奏チェロ組曲」や、名ピアニスト、ダイナーシュタインとの「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ」での名演が広 く知られる、1970年アメリカ生まれのチェリスト、ズィル・ベイリー。レパートリーは幅広く、2016年にはドアティの「ヘ ミングウェイの物語」(NAXOS 8.559798)でソロを務め、グラミー賞の「最優秀クラシック・インストゥルメンタル・ソ ロ賞」を獲得するなど目覚ましい活躍をしています。STEINWAYレーベルには、これまでピアノ伴奏による「アメリカ 近代作品集」と準・メルクルが指揮するインディアナポリス響との共演による「マーリー/ブロッホ作品集」の2枚の録 音があり、どちらも好評を博していますが、このアルバムではフィルハーモニアOをバックに、ハイドンの2曲の チェロ協奏曲を演奏、滋味溢れる旋律をじっくり聴かせます。

Chandos
CHSA-5214(1SACD)
フィンジ:チェロ協奏曲、エクローグ
チェロ協奏曲イ短調 Op.40*
ピアノと弦楽オーケストラのための 「エクローグ」ヘ長調 Op.10#
夜想曲嬰(新年の音楽)ハ短調 Op.7
ピアノと管弦楽のための 「大幻想
曲とトッカータ」 ニ短調 Op.38#
ポール・ワトキンス(Vc)*、
ルイ・ロルティ(P)#、
アンドルー・デイヴィス(指)BBC響

録音:2018年2月3日ー4日、ワトフォード・コロシアム(イギリス)
ナッシュ・アンサンブルのチェリストとして活躍し、現在はエマーソンSQのメンバー、そして指揮者として活動するChandos専属アーティスト、ポール・ワトキンス。全4巻にわたる「イギリスのチェロ作品集」や、ウォルトン、ディーリアスのチェロ協奏曲集など、英国音楽の素晴らしき録音をリリースしてきたワトキンスが、同じく英国音楽のスペシャリスト、アンドルー・デイヴィスの指揮で、ジェラルド・フィンジの大作「チェロ協奏曲」をレコーディング!
Chandosの「フィンジ:チェロ協奏曲」といえば、1986年に録音されたラファエル・ウォルフィッシュの名盤(CHAN 10425X)があるだけに、現在のChadnosアーティストたちによって30余年ぶりに送り出される渾身のフィンジにも期待が掛かります。Chandos SACDの高音質録音や、ルイ・ロルティが弾く「エクローグ」や「大幻想曲とトッカータ」もポイント。英国音楽愛好家要チェックです!
Chandos
CHAN-20031(1CD)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.1
ピアノ協奏曲第1番ニ長調 Op.17
ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22
ピアノ協奏曲第4番ハ短調 Op.44
ルイ・ロルティ(P)、
エドワード・ガードナー(指)、
BBCフィルハーモニック

録音:2018年1月4日(第1番)、1月5日(第2番)、1月13日(第4番)、メディアシティUK(サルフォード、イギリス)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。イギリスの若き盟主、エドワード・ガードナーとはプーランク(CHAN 10875)やシマノフスキ(CHSA-5115)のアルバムで共演し抜群のコンビネーションを魅せてきました。ロルティとガードナーの新たなレコーディング・プロジェクトは、サン=サーンスのピアノ協奏曲全集が始動!
フランス系カナダ人ピアニストのルイ・ロルティは、1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞。1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN 8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ており、英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されています。ショパン弾きやベートーヴェン弾きとして高い地位を確保するほか、ラヴェルやフォーレ、プーランクといった”フランスもの”の定評も高いロルティが弾くサン=サーンスにご注目ください!


C Major

74-5408(DVD)
KKC-9348(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価

74-5504(Bluray)
KKC-9347(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
ドキュメンタリー:ユジャ・ワン〜Through the eyes of Yuja

■コンサート
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ハ長調
■ドキュメンタリー
監督:アナイス&オリヴィエ・スピロ
プロデュー サー:ベルンハルト・フライシャー
(出演)ユジャ・ワン、グスターヴォ・ドゥダメル、
ゴーティエ・カプソン、レオニダス・カヴァコス
■コンサート
ユ ジャ・ワン(P)
カメラータ・ザルツブルク
リオネル・ブランギエ(指)
収録:2016年ザルツブルク音楽祭(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9,NTSC
音声:PCM ステレオ
字幕:独仏韓,日本語
原語:英語
リージョン:All
総収録時間:89 分
(ドキュメンタリー:47 分、コンサート:42 分)
◆Bluray
画面:Full HD 1080i, 16:9
音声:PCM ステレオ、
DTS-HD MA5.1(コンサートのみ)
字幕:独仏韓,日本語
原語:英語
リージョン:All
総収録時間:89 分
(ドキュメンタリー:47 分、コンサート:42 分)
今や押しも押されもせぬスター・ピアニストとして世界で活躍するユジャ・ワン。彼女は年間 120 回以上の公演を行い、世界中を飛びまわり、様々なアー ティストと共演する刺激的な生活を送る一方、常に孤独で、過度なプレッシャーに耐え、移動にともなう疲労や時差ボケ、など多くの苦悩と困難を日々乗り 越えています。このドキュメンタリーは彼女のそんな生活に密着し、アーティストとしてひとりの人間として彼女の素顔に迫っています。 ドゥダメル & ロス・フィルとラフマニノフのピアノ協奏曲第 3 番を演奏、ニューヨークからカンザスシティへ移動し、さらにチューリヒに飛んでリオネル・ブ ランギエ &トーンハレOとのプロコフィエフのピアノ協奏曲第 2 番を弾く。パリではチェロのゴーティエ・カプソンとのリサイタル、と目の回るよう スケジュールをこなします。14 歳から一人で暮らしているという彼女のスケジュールはすべて iPad で管理しているという。また彼女の強靭なテクニックや きらびやかな衣装は時に論争を巻き起こすこともあり、それについてユジャ・ワンは、それはただのうわべの姿で、自身はいつも作曲家、作品に寄り添い、 音楽に向き合っているひとりの音楽家であるといいます。衣装については、ダンサーだった母親の影響もあり、露出に抵抗はなく、ただおしゃれが好きなだ けと。「私は音楽家としてみられたいし、ハイヒールをはき、短い服を着た、ただの速弾きピアニストには見られたくない」(ユジャ・ワン)10 代で世界のトッ プ・アーティストの仲間入りをしたユジャ・ワンならではの、苦悩と葛藤、そしてそれに打ち勝ってきた彼女の強さがよくわかるドキュメンタリー映像となっ ています。 ボーナス映像には、2016 年ザルツブルク音楽祭でのライヴ映像が収められています。 (Ki)

Alba
ABCD-400(1SACD)
『四月』
セリム・パルムグレン(1878?1951):ピアノ協奏曲第4番Op.85「四月」(1926?27)
ピアノ協奏曲第5番イ長調 Op.99(1939?41)
3つの情景の田園詩Op.50(1918)【朝・エレジー・夕べ】
異国風の行進曲Op.46(1915 rev.1945)
ヤンネ・メルタネン(P)
ポリ・シンフォニエッタ 
ヤン・セーデルブロム(指)

録音:2016年2月15日?19日 プロムナードホール(ポリ、フィンランド)
制作・録音:サイモン・フォックス=ガール
ポリ・シンフォニエッタとヤン・セーデルブロムのパルムグレン作品集。ピアノ協奏曲第1番・第2番・第3番と「ヴァイオリンとピアノのための小品」 を演奏した最初のアルバム(ABCD385)につづく第2集がリリースされます。ピアノ協奏曲第4番は、パルムグレンがアメリカのロチェスターに滞在し ていた時期に作曲され、帰国後、ナーンタリで完成しました。「四月」の副題をもち、5曲のピアノ協奏曲のうち印象主義の要素がもっとも鮮やかに示された、 単一楽章の作品です。第5番は、ピアニスト、ヘルシンキ音楽院(現、シベリウス・アカデミー)のピアノと作曲の教授、批評家として多忙なパルムグレ ンが、第二次世界大戦中、作曲家として最後に積極的に作品を発表した時代を代表する作品です。古典的な語法と伝統的な3楽章の構成。1942年2月、 初演の翌日、ラジオ放送で演奏を聴いたシベリウスから電話があり、賛辞が贈られたといわれます。「田園詩」は、1918年、フィンランド内戦の時代の 作品です。アレグロ・ヴィヴァーチェの〈朝〉、抒情的な〈エレジー〉、弦楽セクションだけで演奏されるノスタルジックな気分の〈夕べ〉。「異国風の行進曲」 は、ピアノのための「行進曲風に」を作曲者自身が管弦楽用に編曲した作品です。ピアノ協奏曲2曲は、コッコネンの作品集(ABCD127)、ショパンの「夜 想曲」(ABCD160, ABCD190)とピアノ協奏曲(ABCD247)などの録音で知られるヤンネ・メルタネン(1967?)がソロを弾いています。 (Ki)

Capriccio
C-5337(1CD)
NX-B07
リーム/バンテュス:作品集
リーム(1952-):DAS GEHEGE
ソプラノと管弦楽のための「猟区」-夜の情景-(2004/05)
ジャン=パスカル・バンテュス(1966-):ヴァイオリン、ハープと室内オーケストラのための協奏組曲「星の王子様」(2006)
(サン=テグジュペリ:星の王子さまより)
レイン・デュピュイ(S)
エヴァ=クリスティーナ・シェーンヴァイス(Vn)
キルステン・エッケ(ハープ)
ケント・ナガノ(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2011年3月14.18日
Berlin RBB,Haus des Rundfunks,Groser Sandesaal
2006年の秋、バイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任したケント・ナガノ。それに伴い、それまで務めていたベル リン・ドイツSOは退任したものの、オーケストラより名誉指揮者の称号を贈られ、引き続き良好な関係を 保っています。2011年に録音されたリームとバンテュス、2作の現代作品はどちらもナガノにとって挑戦的な演目で あり、大きな野心の表れです。リームの「猟区」はソプラノとオーケストラとの5つの部分で構成された緊迫感溢れる 物語。もう一つの作品は、以前からナガノと親しいフランスの作曲家バンテュスによる「星の王子様」をもとにした色 彩的で楽しい物語。ベルリン・ドイツSOのファミリー・コンサートのために書かれた親しみやすい音楽です。
Capriccio
C-5345(1CD)
NX-B07
ブラウンフェルス(1882-1954):ピアノとオーケストラのための作品集
ピアノとオーケストラのための「魔女たちのサバト」 Op.8(1906)
ピアノとオーケストラのための「演奏会用小品」Op.64(1946)
ピアノとオーケストラのための「ヘブリディーズ舞曲集」Op.70(1950/1951)
タチアーナ・ブローメ(P)
グレゴール・ビュール(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2017年11月14-15日.20-22日,2018年5月2日Ludwigshafen,Philharmonie
Capriccioレーベルが意欲的にリリースを続けている“退廃作曲家”の一人、ヴァルター・ブラウンフェルス。このアル バムでは3曲の作曲年代の違うピアノとオーケストラのための作品を聴くことができます。初期のリヒャルト・シュトラウ ス風の華麗なオーケストレーションに彩られた「魔女たちのサバト」、1940年代の印象主義を思わせる流麗な和 声が魅力的な「演奏会用小品」、最後の作品の一つ「ヘブリディーズ舞曲集」、この3曲はブラウンフェルスの作風 の変遷を示しています。演奏は、すでにブラウンフェルス作品のリリースでおなじみのビュール指揮によるラインラント =プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団。近現代作品を得意とするブローメがピアノを担当しています。


Channel Classics
CCS-41018(1CD)
エッセンティア〜ヴィオラと管弦楽のための作品集
バルトーク:ヴィオラ協奏曲(シェルイ・ティボール補完)
ミハイル・クーゲル:ヴィオラと弦楽オーケストラのための 「祈り」
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ブロッホ:バール・シェム 〜 ハシディック・ライフの3つの絵(クーゲル編曲:ヴィオラと弦楽オーケストラのための)
パガニーニ:「いとしいお母さん」による変奏曲 Op.10(クーゲル編曲:ヴィオラと管弦楽のための)
ダナ・ゼムツォフ(Va)、
ダニエル・ライスキン(指)
エストニア国立SO
ダナ・ゼムツォフは、両親ともに世界で活躍するヴィオラ奏者(ミハイル・ゼムツォフとユリア・ディナースタイン)で、叔父のアレクサンドル・ゼムツォフもLPOの首席奏者を務めた名ヴィオリストという、まさにヴィオラのエリート家系に生まれ、幼き頃から祖母や両親から英才教育を受けた才女。マーストリヒト音楽院ではミハイル・クーゲルに学び、欧州各国のコンクールで優勝、室内楽ではジャニーヌ・ヤンセンとの共演でも知られています。
そんな若き注目ヴィオリスト、ダナ・ゼムツォフのサード・アルバムは、初のオーケストラとのレコーディング。バルトーク、ブラームス、ブロッホ、パガニーニ、そして師であるミハイル・クーゲルが書いた、ヴィオラと管弦楽のための作品集(ブロッホとパガニーニは編曲もクーゲル)。 ユダヤ系ロシア人の両親の元、メキシコで生まれ、ノルウェーのフレンチ・スクールで学び、オランダで育ったという異文化・多文化の影響を色濃く受けて成長したダナ・ゼムツォフが、民俗・文化・宗教の香りが濃厚に漂う作品集で才覚を発揮します。 2018年6月の来日公演ではスロヴァキア・フィルを指揮したロシア気鋭の指揮者ダニエル・ライスキンとエストニア国立SOの充実のサポートもポイント。

LSO Live
LSO-0804(1SACD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
協奏曲第1番変ロ長調 K207〔カデンツァ/ズナイダー〕
協奏曲第2番ニ長調 K211〔カデンツァ/ズナイダー〕
協奏曲第3番ト長調 K216〔カデンツァ/ズナイダー〕
ニコライ・ズナイダー(指&Vn/ 'クライスラー '( グァルネリ・デル・ジェス ))
LSO

録音:2016&2017、ライヴ(バービカン・ホール)
ニコライ・ズナイダーがロンドンSOを弾き振りして、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲をリリースするプロジェクトの第2弾。第1楽章の時にオ ペラのアリアのような旋律から緩徐楽章の滋味溢れる旋律まで、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の魅力を、この上なく気品ある音色で響かせます。オー ケストラとのアンサンブルも愉悦の極みのできばえ。楽器(名器「クライスラー」)の魅力も最大限に味わうことができます。第1弾同様、カデンツァは、 このプロジェクトのためにズナイダー自身が書いたものです。 ズナイダーは、1997年エリザベート・コンクールに優勝してから、世界が認めるその美音と高貴な音楽性、そして精確なテクニックで世界的な奏者として 活躍しています。近年は指揮者としても世界的に活躍しており、2010年には、ゲルギエフに招かれ、マリインスキー劇場Oの首席客演指揮者に就 任したほか、様々なオーケストラで首席客演指揮者を歴任、客演も重ねています。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-58(1CD)
(1)R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
(2)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
(3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(1)ノーマン・デル・マー(指)LSO
(2)ポール・トルトゥリエ(Vc)、
 ハーバート・メンゲス(指)
 フィルハーモニアO
(3)エンドレ・ヴォルフ(Vn)
 ワルター・ゲール(指)LSO

録音:(1)1954年7月23日、(2)1955年11月16日、(3)1954年8月25・28日
24bit / 96kHz のハイレゾ・リマスター音源。Archive of Recorded Sound(ARS)と協力しての制作で、EMI の初期ステレオ録音を発売するシリー ズの 1 作目ということです。EMI がステレオ録音を開始したのは 1954 年で、まさにその最初期の録音が収録されています。さらにどれも何らかの形で初 出音源となっており、マニア垂涎の内容です。
メンゲスとトルトゥリエのサン=サーンス 1 番はステレオ・バージョンとして初出。モノラル録音で親しまれた演奏ですが、ステレオで聴けるとは驚きです。 ソロとオーケストラのバランス、テクスチュアがよりくっきりと感じ取れて感動的。
ブラームスの協奏曲はモノラルのみ世に出ていましたが、このディスクでは第 2・3 楽章がステレオ・バージョンとなっており、もちろん初出です(第 1 楽章はモノラル)。エンドレ・ヴォルフはハンガリーのヴァイオリニストで、フバイに師事した名手。1954 年からはイギリスのマンチェスター音楽院で教師と しても活躍しました。伝統ある良きブラームスが聴けます。
ノーマン・デル・マーの『ティル』は曲としてまとめて聴ける EMI 最初のステレオ録音とされています。何故か世に出なかった音源でもあり、興味深い内 容です。 (Ki)

SOMM
SOMMCD-244(1CD)
NX-B04
クラリネット協奏曲集
コープランド:クラリネット協奏曲
フィンジ:ロマンス 変ホ長調 Op.11
 クラリネット協奏曲 ハ短調 Op.31
コープランド:バレエ組曲「アパラチアの春」
サラ・ウィリアムソン(Cl)
デイヴィッド・カーティス(指)
オーケストラ・オブ・ザ・スワン

録音:2009年10月15-16日 Townsend Hall, Shipston-on-Stour, Warwickshire, England, United
イギリスを中心に活躍する女性クラリネット奏者、サラ・ウィリアムソンが演奏する近代クラリネット名曲集。1947年、ベニー・グッドマンがコープランドに作曲を委嘱した「クラリネット協奏曲」。前衛的な技法とジャズの要素が融合されたユニークな作品です。フィンジの「クラリネット協奏曲」は、憂いを帯びた幻想的な雰囲気を持つ美しい曲。日本でも高い人気を誇っています。
SOMM
SOMMCD-246(1CD)
NX-B04
マサイアス:ピアノ協奏曲第1番他
マサイアス(1934-1992):ピアノ協奏曲 第1番 Op.2
 ピアノ協奏曲 第2番Op.13
ヴォーン・ウィリアムズ:幻想曲
マーク・ベッビントン(P)
ジョージ・ヴァス(指)アルスターO

録音:2011年5月15-16日 Ulster Hall, Ulster, Northern Ireland, United Kingdom
ウェールズの作曲家、マサイアスは3歳からピアノ、5歳から作曲を始め、神童の呼び名を欲しいままにしました。作曲家として活躍を始めてからは、オペラや合唱曲を数多く書きましたが、最も知られているのは、1981年の“ロイヤル・ウェディング”の際に演奏された讃美歌「あなたをほめたたえましょう」で、この曲は世界中のテレビで放送され、祝祭に華を添えました。このアルバムでは世界初録音となった彼の2曲のピアノ協奏曲と、同じく初録音のヴォーン・ウィリアムズの「幻想曲」を聴くことができます。
SOMM
SOMMCD-260(2CD)
NX-C09
ガーシュウィン:作品集
ピアノ協奏曲 へ調
ラプソディ・イン・ブルー
「アイ・ガット・リズム」変奏曲
4度のノヴェレッテ/ルバート
前奏曲(断章)
メロディ 第17番「眠れない夜」
3つの前奏曲/メロディ 第17番「眠れない夜」(K.スウィフトによるピアノ編)
マーク・ベッビントン(P)
レオン・ボツスタイン(指)ロイヤルPO

録音:2015年10月2-3日 St John's, Smith Square, London, United Kingdom
マーク・ベッビントンが弾くガーシュウィンの作品集。メイン・アルバムでは世紀末音楽の研究家として知られるボツスタインが指揮するロイヤル・フィルハーモニー管をバックにオーケストラ伴奏の作品を、洗練された解釈で聴かせています。CD2ではソロのための作品を華麗に演奏。前奏曲(断章)など珍しい作品も含まれています。
SOMM
SOMMCD-261(4CD)
NX-E06
エルガー・リマスター
【CD1】
チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
コケイン Op.40(ステレオ&モノラル)
「王国」より前奏曲(ステレオ&モノラル)
ローズマリー
3つの性格的小品 Op.10-1 マズルカ
五月の歌
抒情的なセレナード
子供の魔法の杖 組曲 第2番Op.2b-行進曲
クロフト
:神わがたすけぞ
【CD2】
チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85[別テイク…第2-4楽章/ステレオ録音…第2-4楽章/第4テイク…第2楽章 /第5テイク…第2楽章/モノラル録音…1-3楽章/.アコースティック・テイク…第1-第4楽章/プライヴェート録音…第3楽章(チェロとピアノ版)]
【CD3】
交響曲 第1番変イ長調 Op.55(別テイク版 モノラル)
交響曲 第2番変ホ長調 Op.63-第3楽章(モノラル)
ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61(別テイク版 モノラル)
エニグマ変奏曲 第5変奏-第7変奏(別テイク版 モノラル)
【CD4】
カンタータ『カラクタクス』-勝利の行進曲/森の国間奏曲(別テイク版 モノラル)*
夢の子供たち Op.43(別テイク版 モノラル)
ローズマリー(別テイク版 モノラル)
抒情的セレナード(別テイク版 モノラル)
セヴァーン川組曲-第2曲 トッカータ(別テイク版 モノラル)
3つの性格的小品 Op.10-1 マズルカ(別テイク版 モノラル)
子供の魔法の杖 第1組曲 Op.1a 抜粋(別テイク版 モノラル)
子供の魔法の杖 第2組曲 Op.1b 抜粋(別テイク版 モノラル)
バラッド『聖ジョージの旗』Op.33より(別テイク版 モノラル)
.国歌「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」(エルガー編)(別テイク版 モノラル)
エドワード・エルガー(指)
ローレンス・コリングウッド(指)*
新SO/BBC響/LSO

【チェロ協奏曲】
ベアトリス・ハリソン(Vc)
ピアノ版…ヴィクトリア王女(P)

【ヴァイオリン協奏曲】
ユーディ・メニューイン(Vn)

録音:1919年-1933年
1914年から1933年までにHMV(His Master’s Voice)社が録音したエルガーの演奏。この貴重な記録の中には、これまでにリリースされなかった音源も多く含まれています。エンジニア、ラニ・スパールはこれらの中からいくつかを選び出し、リマスターを施すことで、これらの録音に新しい命を与えました。1928年のチェロ協奏曲でのスタジオ・セッションや、珍しい小品など、資料としても優れた4枚組です。
SOMM
SOMMCD-265(1CD)
NX-B04
アルベニス/ミニョーネ:ピアノ協奏
ミニョーネ(1897-1986):ピアノ協奏曲
アルベニス
:ピアノ協奏曲 第1番イ短調 「幻想的協奏曲」 Op.78
アルベニス:スペイン組曲 Op.7
 第1番:グラナダ/第5番:セビーリャ/ミニョーネ:街角のワルツ 第1番/ミニョーネ:街角のワルツ 第5番
クレーリア・イルスン(P)
ヤク・ファン・ステーン(指)
ロイヤルPO

録音:2016年11月21-22日 Blackheath Concert Hall, London, England, U.K.
南米とスペインで生まれた2曲のピアノ協奏曲を収録した1枚。1958年に作曲されたミニョーネの作品は独創性に満ちた色彩豊かな作品で、この録音では作曲家の未亡人が承認した改訂版のスコアが用いられています。演奏しているイルスンは子供の頃からミニョーネを知っており、彼の作品を最も理解しているピアニストの一人です。アルベニスの協奏曲も華麗なテクニックが光る名曲です。
SOMM
SOMMCD-061(1CD)
NX-B04
ショパン:ピアノ協奏曲(B.コミネークによる弦楽四重奏とピアノ版)
ピアノ協奏曲 第1番ホ短調 Op.11
ピアノ協奏曲 第2番ヘ短調 Op.21
本間たまみ(P)
ヴィリニュスSQ

録音:2006年3月26-28日 National Philharmonic Hall, Vinius, Lithuania
コミネーク版使用による弦楽四重奏伴奏のショパンのピアノ協奏曲第1番&第2番。最近はコントラバスを加えた弦楽五重奏版で演奏されることが多く、シンプルな響きは耳に新鮮な風を送ります。ピアノを演奏する本間たまみはッロンドン王立音楽学校で学び、イギリスとリトアニアで活躍するピアニスト。
SOMM
SOMMBCHM-15(1CD)
NX-B04
ブゾーニ:ピアノ協奏曲 Op.39 ノエル・ミュートン=ウッド(P)
BBC男声cho
BBC響
トーマス・ビーチャム(指)

1948年1月/BBC in Studio No.1, London
演奏時間に1時間20分ほどかかる上、最終楽章には男声合唱が加わるという「型破り」なピアノ協奏曲。ピアノはオーケストラと完全に同化し、華やかさよりも晦渋さが目立ち、楽想も多岐に渡るため、演奏される機会があまり多くありません。こういう曲を好んで取り上げるところがビーチャムの特性でもあり、この演奏でも彼のユニークな解釈が光ります。
SOMM
SOMMCD-241(1CD)
NX-B04
イギリスのピアノと管弦楽のための作品集
ファーガソン(1908-1999):ピアノ協奏曲 Op.12
フィンジ(1901-1956):エクローグ Op.10
オースティン(1872-1952):コンチェルティーノ ト短調(D.エリスによるピアノと管弦楽編)
ロースソーン(1905-1971):ピアノ協奏曲 第1番
マーク・ベッビントン(P)
ハワード・ウィリアムズ(指)
バーミンガム市立SO

録音:2008年9月28-29日/CBSO Centre, Birmingham, United Kingdom
イギリスの近代作曲家4人の作品を集めた1枚。人気の高いフィンジの「エクローグ」の他は、残念ながらほとんど耳にする機会がありませんが、どれも美しいメロディと豊かな情感を湛えた佳曲です。エゴン・ペトリの弟子ロースソーン、歌手としても活躍したオースティン、フィンジの学生仲間で親友であったファーガソン、3人の個性溢れる協奏曲をベッビントンのピアノで。


Spectrum Sound
CDSMBA-028(4CD)
限定盤
コーガン、オークレール、グリュミオー、ボベスコ、レフコヴィチ


■CD 1
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV 1004よりサラバンド(アンコール)
(2)バルトーク:ラプソディ第1番Sz.87、ルーマニア民俗舞曲

■CD 2
(1)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

■CD 3
(1)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 K.424
(2)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94
(3)ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21(第3楽章カット版)

■CD 4
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
(2)ヘンデル(ハルヴォルセン編):パッサカリア
(3)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番Sz.76
(4)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
(3)ホアキン・ニン:スペイン組曲
パガニーニ:ラ・カンパネッラ・
パガニーニ:無窮動
■CD 1
(1)レオニード・コーガン(Vn)
エマニュエル・クリヴィヌ(指)フランス放送ニューPO
録音:1977年2月18日メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(ステレオ、ライヴ)
(2)ミシェル・オークレール(Vn)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1968年7月5日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
■CD 2
(1)ミシェル・オークレール(Vn)
ロジェ・アルバン(指)ストラスブールPO
録音:1970年6月27日ストラスブール(ライヴ)
(2)アルテュール・グリュミオー(Vn)
ジャン・マルティノン(指)フランス国立O
録音:1969年3月12日シャンゼリゼ劇場(ステレオ、ライヴ)
■CD 3
(1)ローラ・ボベスコ(Vn)、フレディ・ルグラン(Va)
録音:1961年3月31日パリ
(2)ローラ・ボベスコ(Vn)、ジャック・ジャンティ(P)
録音:1960 年1月23日パリ
(3)ローラ・ボベスコ(Vn)、セルジュ・ボド(指)フランス国立放送O
録音:1960年2月28日パリ(ライヴ)
■CD 4
(1)ローラ・ボベスコ(Vn)、ジャック・ジャンティ(P)
録音:1957 年6月20日/パリ
(2)ローラ・ボベスコ(Vn)、フレディ・ルグラン(Va)
録音:1961年3月31日パリ
(3)バアンリ・レフコヴィチ(Vn)、エレーヌ・ボスキ(P)
録音:1961年12月6日パリ
(4)アンリ・レフコヴィチ(Vn)、フランス国立放送O(指揮者不詳)
録音:1959年2月23日パリ(ライヴ)
(3)アンリ・レフコヴィチ(Vn)、アンドレ・コラール(P)
録音:1956年12月22日/パリ
スペクトラムサウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアームのシリーズ。再発売が熱望されていたレオニード・コー ガン、ミシェル・オークレール、アルテュール・グリュミオー、ローラ・ボベスコ、アンリ・レフコヴィチ(CDSMBA 012&CDSMBA 014いずれも廃盤) のタイトルが4枚組お買い得価格で再発売いたします。オークレールの最後の演奏会となったサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番やコーガン晩年 の名演のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、そしてグリュミオーのブラームス、ボベスコ絶頂期の録音、そしてポーランド生まれのアンリ・レフコヴィチ の秘蔵録音と貴重音源の宝庫です。スペクトラムサウンドの丁寧な復刻で蘇ります。限定盤。 (Ki)

H.M.F
HMM- 931571(1CD)
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲 ハ長調 RV 114
室内カンタータ「やめて、もうやめて」RV 684
4声のソナタ 変ホ長調「聖墓にて」RV 130
「ミゼレーレ」への導入歌 RV 638
スターバト・マーテル RV 621
アンドレアス・ショル(C.T)
キアラ・バンキーニ(指&Vn)

アンサンブル 415
録音:1995 年 6月
長らく入手困難だった、ショルとバンキーニによるヴィヴァルディのスターバト・マーテルが復活。「四季」などの作品が有名なヴィヴァルディですが、 その作品の大部分は教会で演奏されるために書かれたものでした。50ほどある弦と通奏低音のための協奏曲から、RV114を演奏。喜びに満ち溢れたよ うな表情が印象的な名演です。そしてショルの胸を打つヴィヴァルディのスターバト・マーテルはいま聴いても感涙もの。ショルの歌唱に寄り添うようなア ンサンブル415の豊かな表情と表現にも驚かされます。 (Ki)


Dynamic
CDS-7734(40CD)

NX-J06
パガニーニ作品全集
【CD1】ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
ヴァイオリン協奏曲 第1番変ホ長調 M.S.21
ヴァイオリン協奏曲 第2番ロ短調 M.S.48
カデンツァ:第1番…ソーレ&M.クアルタ/第2番…M.クアルタ
【CD2】ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
ヴァイオリン協奏曲 第3番ホ長調 M.S.50
ヴァイオリン協奏曲 第5番イ短調 M.S.78
カデンツァ:第3.5番…M.クアルタ
【CD3】ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
大協奏曲 ホ短調 M.S.75(F.フィオーレによる管弦楽補筆版)
.ヴァイオリン協奏曲 第4番ニ短調 M.S.60
アダージョ ホ長調 M.S.49(F.フィオーレによる管弦楽補筆版)
カデンツァ…全てM.クアルタ
【CD4】ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
1.魔女たちの踊り Op.8 M.S.19…パガニーニのオリジナル版による世界初録音
2.ヴァイグルの主題によるソナタと変奏曲 Op.29 M.S.47
3.ロッシーニの「シンデレラ」の「悲しみよ去りゆけ」による序奏と変奏曲 OP.12 M.S.22
…パガニーニのオリジナル版による世界初録音
4. ロッシーニの「タンクレディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲 Op.13, M.S.77 …パガニーニのオリジナル版による世界初録音
「鐘」のロンドへの宗教的序奏 M.S.67/1…世界初録音
5.Andante sonnolento
6.Minuetto
7.Rondo del campanello
【CD5】ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
1.ワルシャワ・ソナタ、エルスナーのマズルカによる変奏曲 M.S.57
2.ソナタ「マリア・ルイザ」ホ長調 M.S.79
3.ポラッカと変奏曲 M.S.18
4.バレット、牧歌、変奏曲 M.S.74
5.ヴェニスの謝肉祭 M.S.59
【CD6】ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
1.ナポレオン M.S.5(パガニーニによるオリジナル・ギター伴奏版)
2.春 M.S.73(G.ダッチによるピアノ伴奏版)
3-4.無窮動-ソナタの楽章 M.S.66(パガニーニによるオリジナル・ピアノ伴奏版)
5.マエストーサ・ソナタ・センティメンターレ M.S.51
【CD7】管弦楽作品集
1.タランテッラ M.S.76
2-6.サン=ベルナール修道院 M.S.67
7-8.ニコロ・パガニーニ氏とヘンリー氏(コンチェルティーノ)
9.大ヴィオラのためのソナタ M.S.70
【CD8】室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲
1-3.ギター四重奏曲 第1番イ短調 Op.4-1 M.S.28
dedicated to “amateur ladies”
4-7.ギター四重奏曲 第9番ニ長調 M.S.36
dedicated to L. G. Germi
8-11.ギター四重奏曲 第10番イ長調 M.S.37
dedicated to L. G. Germi
【CD9】室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲
1-4.ギター四重奏曲 第11番ロ長調 M.S.38
dedicated to L. G. Germi
5-7.ギター四重奏曲 第12番イ短調 M.S.39
dedicated to L. G. Germi
8-11.ギター四重奏曲 第13番ヘ長調 M.S.40
dedicated to L. G. Germi
【CD10】室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲
1-4.ギター四重奏曲 第3番イ長調 Op.4-3 M.S.30
dedicated to “amateur ladies”5-8.ギター四重奏曲 第7番ホ長調 M.S.34
dedicated to the Marchesa Caterina Raggi Pallavicini
9-12.ギター四重奏曲 第14番イ長調 M.S.41
【CD11】室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲
1-4.ギター四重奏曲 第2番ハ長調 Op.4-2 M.S.29
dedicated to “amateur ladies”5-8.ギター四重奏曲 第8番イ長調 M.S.35
dedicated to the Marchese Filippo Carrega
9-12.ギター四重奏曲 第15番イ短調 M.S.42
dedicated to L. G. Germi
【CD12】室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲
1-3.ギター四重奏曲 第4番ニ長調 Op.5-1 M.S.31
dedicated to “amateur ladies”4-7.ギター四重奏曲 第5番ニ長調 Op.5-2 M.S.32
dedicated to “amateur ladies”
8-11.ギター四重奏曲 第6番ニ短調 Op.5-3 M.S.33
dedicated to “amateur ladies”
【CD13】室内楽作品集-弦楽とギターのための三重奏曲
1-5. ヴィオラ、チェロとギターのためのセレナータ ハ長調 M.S.17
6-9. ヴィオラ、チェロとギターのための協奏的三重奏曲 ニ長調 M.S.114
10-13.ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲 ニ長調 M.S.69
14-16. 2台のヴァイオリンとギターのための三重奏曲 イ短調 M.S.116
17-19. 2台のヴァイオリンとギターのためのセレナータ ヘ長調 M.S.115
【CD14】室内楽作品集-弦楽四重奏曲集 M.S.20
1-4.四重奏曲 第1番
5-8.四重奏曲 第2番
9-12.四重奏曲 第3番
【CD15】室内楽作品集
2台のヴァイオリンとチェロのための「うつろな心」の主題と変奏 M.S.117
ヴァイオリンとチェロのための3つの二重奏曲 M.S.107
2台のヴァイオリンとチェロのための謝肉祭のディヴェルティメント M.S.4
【CD16】室内楽作品集-ヴァイオリンとファゴットのための二重奏集 M.S.130
【CD17】室内楽作品集
四重奏のための4つのノットゥルノ M.S.15
.四重奏曲 第7番ホ長調 M.S.34(ギターと弦楽のための四重奏より編)
マンドリンとギターのための「ロヴェーネのためのソナタ」 M.S.14
マンドリンとギターのためのセレナータ M.S.16
マンドリンのためのメヌエット M.S.106
【CD18】ヴァイオリンとギターのための作品集-チェントーネ・ディ・ソナタ Lettera A M.S.112
カンタービレ ニ長調 M.S.109
【CD19】ヴァイオリンとギターのための作品集-チェントーネ・ディ・ソナタ Lettera B M.S.112
【CD20】ヴァイオリンとギターのための作品集-チェントーネ・ディ・ソナタ Lettera C M.S.112
【CD21】ヴァイオリンとギターのための作品集
ソナタ集 Op.1 M.S.9
ソナタ集 Op.2 M.S.10
ソナタ集 Op.4 M.S.11
【CD22】ヴァイオリンとギターのための作品集
ソナタ集 Op.4 M.S.11
ソナタ集 Op.5 M.S.12
ソナタ集 Op.6 M.S.13
【CD23】ヴァイオリンとギターのための作品集
6つのルッカ・ソナタ Op.3 M.S.133
6つのルッカ・ソナタ Op.8 M.S.134
デュエット・アモローソ M.S.111
【CD24】ヴァイオリンとギターのための作品集
ヴェニスの宮殿へのアドニスの入場 M.S.8
6つのソナタ Op.2(Op.9) M.S.26
6つのソナタ Op.3(Op.10) M.S.27
無窮動 アレグロ・ヴィヴァーチェ M.S.72
【CD25】ヴァイオリンとギターのための作品集
1-3.ギターとヴァイオリンのためのソナタ・コンチェルタータ M.S.2
4.カンタービレとワルツ M.S.45
ジェノヴァの歌「バルカバ」による60の変奏曲 M.S.71
5.グループ1:主題
6-25.グループ1:第1変奏-第20変奏
26.グループ2:主題
27-46.グループ2:第1変奏-第20変奏
47.グループ3:主題
48-67.グループ3:第1変奏-第20変奏
【CD26】ヴァイオリンとギターのための作品集
6つの二重奏曲集 M.S.110
カルマニョーラと変奏曲 M.S.1
ギターとヴァイオリンのための大ソナタ M.S.3
【CD27】
24の奇想曲 Op.1 M.S.25
【CD28】無伴奏ヴァイオリンのための作品集
1-10.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ M.S.83
11.別れの奇想曲 M.S.68
12-19.「うつろな心」による無伴奏ヴァイオリンのための奇想曲 M.S.44
20-24.無伴奏ヴァイオリンのための「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」Op.9 M.S.56
25-31.愛国的讃歌 M.S.81
32-33.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ M.S.6
34-41.独奏ヴァイオリンのための主題と変奏 M.S.82
【CD29】無伴奏ギターのための作品集-37のギター・ソナタ M.S.84
【CD30】無伴奏ギターのための作品集-37のギター・ソナタ M.S.84
【CD31】無伴奏ギターのための作品集
5つのソナチネ M.S.85
1.ソナチネ 第1番
2-3.ソナチネ 第2番
4.ソナチネ 第3番
5.ソナチネ 第4番
6-7.ソナチネ 第5番
8.アレグレット M.S.86
9-10.ソナタ M.S.87
11.アンダンティーノ M.S.88
12.アンダンティーノ M.S.89
13.アレグレット M.S.90
14.アレグレット M.S.91
15.ワルツ M.S.92
16.ロンドンチーノ M.S.94
17.ワルツ M.S.96
18.アンダンティーノ M.S.97
19.アンダンティーノ M.S.99
20.ワルツとトリオ M.S.100/101
21.アンダンティーノ M.S.102
22.行進曲 M.S.103
23-24.メヌエットとペリゴルディーノ M.S.104
25.行進曲風に M.S.105
26.ロドヴィシアのためのシンフォニア M.S.98
【CD32】ギターのための作品集-気まぐれ M.S.43
【CD33】秘曲と最近再発見された作品集
ヴァイオリンとギターのための6つのソナチネ
dedicated to Camillo Sivori
1-2.ソナチネ 第1番M.S.124
3-4.ソナチネ 第2番M.S.125
5-6.カンタービレとメヌエットとワルツ 第3番 M.S.126
7-8.カンタービレとワルツ 第4番M.S.127
9-10.カンタービレとワルツ 第5番M.S.128
11-12.カンタービレとワルツ 第6番M.S.129
13-17.ソナタと変奏曲 M.S.132
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための
18-21.4つの練習曲
無伴奏ヴァイオリンのための
【CD34】秘曲と最近再発見された作品集-パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏
1.ソナタ「祈り」M.S.23(ヴァイオリンとピアノ版)
再発見された序奏を含む完全版…世界初録音
2-4.3つのリトルネッロ 2台のヴァイオリンとチェロのための M.S.11
5-10.6つの前奏曲 無伴奏ヴァイオリンのための
6.ロンド ヴァイオリンとチェロのための M.S.63
12.奇想曲(アンダンテ) 無伴奏ヴァイオリンのための M.S.54
13-15.大協奏曲 ホ短調 M.S.75(ヴァイオリンとギターによるオリジナル・ヴァージョン)
F.グッリによるカデンツァ
【CD35】秘曲と最近再発見された作品集
1.Ghiribizzo vocale 気まぐれな声 M.S.120…世界初録音
2.Sul margine d’un rio 川のほとりに M.S.119…世界初録音
3.E pur amabile まだ愛が M.S.53…世界初録音
4.Chant Patriotique 愛国心の歌 M.S.62…世界初録音
5.ギター・ソナタ M.S.84
6.ワルツ M.S.80
7.カンツォネッタ M.S.121…世界初録音
8.二重奏 ヴァイオリンとギターのための M.S.122…世界初録音
【CD36】24の奇想曲 Op.1 M.S.25
【CD37】ジェノヴァの歌「バルカバ」による60の変奏曲 M.S.71-パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏
1.第1グループ イ長調
2.第2グループ ハ長調
3.第3グループ ニ長調
4.「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」Op.9 M.S.56(ヴァイオリンとピアノ編)
5-7.ヴァイオリン協奏曲 第2番ロ短調 Op.7 M.S.48
【CD38】1-3.ヴァイオリン協奏曲 第4番ニ短調 M.S.60
4.ロッシーニの歌劇「タンクレディ」から「この胸の高鳴りに」による変奏曲 M.S.77
5.カンタービレ ニ長調 M.S.109
6-8.ヴァイオリン協奏曲 第1番ニ長調 Op.6
【CD39】パガニーニを讃えて 第1集
フンメル:ピアノのための幻想曲「パガニーニの思い出」
モシェレス:幻想曲「パガニーニの宝物」第1番
 幻想曲「パガニーニの宝物」第2番
クーラウ:ピアノのための華麗なロンド「鐘」
リスト:パガニーニ大練習曲より第1番ト短調/第2番変ホ長調/第3番嬰ト短調「ラ・カンパネラ」/第4番ホ長調/第5番ホ長調/第6番イ短調
ブゾーニ:序奏と奇想曲「パガニネスコ」
ダッラピッコラ:パガニーニの奇想曲によるカノン風ソナチネ
【CD40】パガニーニを讃えて 第2集
モシェレス:幻想曲「パガニーニの宝物」第3番
シューマン:パガニーニの奇想曲による練習曲 Op.3
エルツ:パガニーニの最後のワルツ
 パガニーニのロンド
J・シュトラウス:パガニーニ風ワルツ Op.11
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 第1巻
 パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 第2巻
【CD1】
マッシモ・クアルタ(Vn&指…パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場O
録音:1999年7月 ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場

【CD2】
マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン&指揮)…パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場O
録音:2000年/2001年 9月 ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場

【CD3】
マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン&指揮)…パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場O
録音:2002年9月 ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場

【CD4】
マリオ・ホッセン(Vn)
マルク・ケルシュバウム(指)
ウィーン・クラシカル・プレイヤーズ
ウィーン・ジングフェライン男声合唱…5
録音:2017年3月 Casino Baumgarten, Vienna

【CD5】
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
フランコ・タンポーニ(指)
ヨーロッパ室内O
録音:1983年12月 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
Licensed courtesy of EMI(現WARNER) records Ltd.

【CD6】
マリオ・ホッセン(Vn)
アレクサンダー・スヴェーテ(G)…1
ナージャ・ヘーバルト(P)…2-4
ナイデン・トドロフ(指)…5
カメラータ・オルフィカ(アンサンブル)…5
録音:2017年11月21日 Tonal Studios Vienna…1
2017年11月20日 Tonal Studios Vienna…2-4
2018年3月28日 Sofia, Bulgarian National Radio, Studio 1…5

【CD7】
フランコ・メッツェーナ(Vn)…1-6
ヤヌエンシスcho….5
フランコ・トラヴェルソ(Hrn)…7.8
リーノ・ヴェルニッツィ(Fg)…7.8
アントニオ・プロティーノ(指)…1-8
ジェノヴァ室内O…1-8
ルイジ・アルベルト(Va)…9
ジャック・デラコート(指)…9
ベルリンRIASO…9
録音:1983年9月 Genoa, Oratorio S. Agostino

【CD8】
パガニーニ四重奏団
「メンバー」
ブルーノ・ピナータ(Vn)
ロレンツォ・ルイージ(Va)
パオラ・モスカ(Vc)
ジュゼッペ・ブリアスコ(G)
録音:1986年7月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD9】
パガニーニ四重奏団
「メンバー」
ブルーノ・ピナータ(Vn)
ロレンツォ・ルイージ(Va)
パオラ・モスカ(Vc)
ジュゼッペ・ブリアスコ(G)
録音:1986年7月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD10】
パガニーニ四重奏団
「メンバー」
ブルーノ・ピナータ(Vn)
ロレンツォ・ルイージ(Va)
パオラ・モスカ(Vc)
ジュゼッペ・ブリアスコ(G)
録音:1988年4月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD11】
パガニーニ四重奏団
「メンバー」
ブルーノ・ピナータ(Vn)
ロレンツォ・ルイージ(Va)
リッカルド・アゴスティ(Vc)
ジュゼッペ・ブリアスコ(G)
録音:1991年2月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD12】
パガニーニ四重奏団
「メンバー」
ブルーノ・ピナータ(Vn)
エルネスト・ブラウヒャー(Va)
リッカルド・アゴスティ(Vc)
ジュゼッペ・ブリアスコ(G)
録音:1991.1992.1993年 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD13】
ドーラ・ブラチコーヴァ(Vn)
ゲッツ・ハルトマン(Vn)
アントネッロ・ファルッリ(Va)
アンドレア・ノフェリーニ(Vc)
アドリアーノ・セバスティアーニ(G)
録音:1992年7月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD14】
パガニーニSQ
「メンバー」
ブルーノ・ピナータ(Vn)
ジャン・ルカ・アロッコ(Vn)
エルネスト・ブラウヒャー(Va)
ダリオ・デ・ステファノ(Vc)
録音:1994年 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD15】
ステファン・ミレンコヴィチ(Vn)
リッカルド・アゴスティ(Vc)
ピエール・ドメニコ・ソンマティ(Vn2)
録音:1995年2月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD16】
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
クラウディオ・ゴネッラ(Fg)
録音:1997年3月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD17】
パガニーニ四重奏団
「メンバー」
ブルーノ・ピナータ(Vn)
ジャン・ルカ・アロッコ(Vn)
エルネスト・ブラウヒャー(Va)
ダリオ・デ・ステファノ(Vc)
ドリーナ・フラーティ(ジェノバ・マンドリン)
ピエラ・ダドモ(G)
録音:1995年12月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD18】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:1995年6月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD19】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
1991年10月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD20】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:1991年1月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD21】ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:1985年12月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD22】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:1985年12月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD23】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:2000年3月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD24】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:2002年3月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD25】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:2003年10月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD26】
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn)
マウリツィオ・プレーダ(G)
録音:2003年10月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD27】
レオニダス・カヴァコス(Vn)
録音:1990年12月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD28】
ステファン・ミレンコヴィチ(Vn)
録音:2002年10月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ

【CD29】
グィド・フィヒトナー(G)
録音:2007年5月Hitzendorf Castle, Austria

【CD30】
グィド・フィヒトナー(G)
録音:2007年5月 Hitzendorf Castle, Austria

【CD31】
グィド・フィヒトナー(G)
録音:2009年5月 Hitzendorf Castle, Austria

【CD32】
アドリアーノ・セバスティアーニ(G)
録音:2007年1月Pian del Voglio, BO, Italy

【CD33】
ステファノ・デッレ・ドンネ(Vn)
マルコ・シクリ(Va)
アドリアーノ・セバスティアーニ(G)
ダミアーノ・プリティ(Vc)
録音:2013年2月 Villa l’Oriuolo, Florence, Italy

【CD34】
ルカ・ファントーニ(Vn)
ダニエレ・ファントーニ(Vn)
ルカ・ベッレリーニ(P)
ルカ・シモンチーニ(Vc)
ファブリツィオ・ジュディチェ(G)
録音:2015年3月 Palazzo Tursi Museum, Violins’ Hall, Ge Italy

【CD35】
ビン・ファン(Vn)…1.6.7.8
ニコラス・ゴルセス(G)…8
ファブリツィオ・ジュディチェ(G)…1.5.7
ルチア・ゴルテーセ(S)…1.2.3
ファビオ・マッチェローニ(P)…2.3.4
ジェノヴァ、パガニーニ音楽院ヴォーカル・テクニーク・クラスcho
録音:2016年4月 Ciminelli Lounge - Eastman School of Music, Rochester(NY)…8
2016年8月 St. Lorenzo of Premanico Church, Genova (IT)…1-7

【CD36】
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
録音:1973年 Studio Recording
Licensed by Vox, 2018

【CD37】
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
マリア・ベルクマン(P)…4
エルネスト・ブール(指)…5-7
南西ドイツRSO…5-7
録音:1969年…1-3
録音不明 Licensed by SWR,2018…4-7

【CD38】
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
ピエロ・モルディーニ(指)…1-3
イ・ヴィルトゥオージ・ディ・アッシジ…1-3
ルイ・ド・フロマン(指)…4
ルクセンブルクRSO…4
ステファノ・カルディ(G)…5
キース・バッケルズ(指)…6-8
ポーランド国立RSO…6-8
録音:1970年 ライヴ(MONO)…1-3
1977年7月…4
Licensed by Vox, 2018
録音:不明…5
1997年…6-8

【CD39】
マルコ・パジーニ(P)
録音:2000年3月Dynamic studio recording

【CD40】
マルコ・パジーニ(P)
録音:2000年3月Dynamic studio recording
■・・・BOXに寄せて・・・
ダイナミック ― イタリア・オペラとクラシック音楽をリードする音楽レーベル ダイナミックは1978 年に設立、ジェノヴァの市街地を見渡わたす閑静なリギの丘にあるヴィラ・クワルターラに本拠を置き、今年40 周年を迎 えるインディペンデント・レーベルです。 当レーベルは幅広くクラシック音楽をカバーしていますが、その中心に18 世紀、19 世紀のイタリア、欧州のレパートリーを置き、とりわけオペラ とヴァイオリン楽曲に焦点をあて、また有名作品に隠れた作品を「世界初収録」として紹介することにも力を注いできました。 ダイナミックは、当初パガニーニの作品を初めて再評価したレーベルとして、その名を世界に知らしめましたが、近年、イタリアの音楽祭、歌劇 場との密接なパートナーシップを通じて、オペラのジャンルでヴェルディ、ドニゼッティ、パチーニ、マスネ、マイヤベーア、チャイコフスキーらのあまり 知られていない作品を、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場、マルティナ・フランカのイトリア谷音楽祭、サルディニアのカリアリ歌劇場などの有名 な劇場で収録しています。ダイナミックのカタログは今や700 点以上の規模を誇り毎年30 点を超す新譜を加えています。 以下のような数多くの世界的なアーティストがダイナミック・レーベルに登場しています。 マッシモ・クワルタ、サルヴァトーレ・アッカルド、フェリックス・アーヨ、ステファン・ミレンコヴィッチ、ルッジェーロ・リッチ、ブルーノ・カニーノ、ロッコ・フィ リッピーニ、オヴィディウ・バディラ、ミレッラ・フレーニ、フェルッチョ・フルラネット、プラシド・ドミンゴ、レナート・ブルゾン、ウイリアム・マッテウッツィ、ア ニック・マシス、イアノ・タマール、パトリツィア・チョーフィ、ヴェロニク・ジャンス、ディミトラ・テオドシュー、ジョセフ・カレヤ、ジュルジュ・プレートル、レ ナート・パルンボ、ホセ・クーラ、レオ・ヌッチ、マルチェッロ・ヴィオッティ、フランコ・メッツェーナなど ダイナミックは現在、イタリアのクラシック音楽をリードする音楽レーベルであると同時に、欧州における優れたオペラ映像制作会社としての地 歩を固めています。 アルベルト・デッレピアーネ( ダイナミック・レーベル代表)

Lyrita
SRCD.367(1CDR)
ジュベア:ピアノ協奏曲 Op.25
交響曲第3番 Op.178
マーティン・ジョーンズ(P)、
ウィリアム・ボートン(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2017年12月18日−20日、ホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)
知られざる英国音楽を発掘し続けているリリタ(Lyrita)の新録音は、フランス系の父親とオランダ系の母親の下、南アフリカのケープタウンで生を受けたイギリスの大ベテラン作曲家、ジョン・ジュベア(1927−)の「ピアノ協奏曲」と「交響曲第3番」のカップリング。 「交響曲第3番」は、シャーロット・ブロンテの長編小説「ジェーン・エア」を題材とした自身のオペラの"5つの間奏曲"を"5つの楽章"に改作し、2017年に完成した作品。オペラの台本を担当したケネス・バーキンと夫人のインゲに捧げられています。半世紀以上も前となる1958年に作曲された「ピアノ協奏曲」とのコントラストも聴きどころ。ソリストは秘曲、難曲の達人マーティン・ジョーンズです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Cameo Classics
CC-9105(1CDR)
ジューコフ:ピアノ協奏曲「沈黙」
ヴァイオリン協奏曲「天使の日」*
エレオノーラ・ベコヴァ(P)、
マリウス・ストラヴィンスキー(指)カレリア国立SO、
エルヴィラ・ベコヴァ(Vn)*、
コンスタンティン・クリメッツ(指)モスクワ国立SO*

※Cameo Classics/CC9047CDからの新装移行発売
モスクワ音楽院でミハイル・チュラキに師事したウクライナの作曲家、セルゲイ・ジューコフ(1951−)のコンチェルト集。ソリストは懐かし(?)のベコヴァ・シスターズ!ジューコフは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための協奏曲それぞれをベコヴァ・シスターズに献呈しています。全曲世界初録音。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Signum Classics
SIGCD-548(2CD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43
ジェラルド・アイモンチェ(P)、
ロデリック・コックス(指)、
チネケ!・オーケストラ

録音:2017年7月16日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン)
ヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラである「チネケ!・オーケストラ(Chineke! Orchestra)」は、エイジ・オヴ・インライトゥメントO(OAE)の創設メンバーであり、首席コントラバス奏者を30年以上に渡って務めた名手、チチ・ワノク(Chi-chi Nwanoku)が設立した「チネケ!財団」のオーケストラ。「チネケ!財団」は、「クラシック音楽の変革と多様性」をモットーとし、イギリスとヨーロッパのBME(Black and Minority Ethnic〔黒人と少数民族〕)のクラシック・ミュージシャンへキャリアとチャンスを提供する団体で、「チネケ!・オーケストラ」と「チネケ!・ジュニア・オーケストラ」の2つを持ち活動。2017年にはBBCプロムス・デビューも成功させています。
シベリウスの「フィンランディア」とドヴォルザークの「新世界より」をカップリングしたデビュー・アルバム(SIGCD515)に続く第2弾は、ラフマニノフとシベリウスのロイヤル・フェスティヴァル・ホール・ライヴ。ラフマニノフのコンチェルトでは、グリーグ国際ピアノ・コンクールやマリア・ユーディナ国際コンクールなどで入賞歴のあるアフリカ系ロシア人の若きピアニスト、ジェラルド・アイモンチェがソリストを担当。指揮者のロデリック・コックスは、ミネソタOのアソシエイト・コンダクターを務めるアフリカ系アメリカ人指揮者です。


アールアンフィニ
MECO-1049(1SACD)
税込定価
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
 ピアノ協奏曲 第2番ハ短調
横山幸雄:オマージュ・ア・ラフマニノフ-ヴォカリーズ
横山 幸雄(P)
下野竜也(指)
新日本PO

録音:2018年1月20日 横浜みなとみらいホール 大ホール
横山幸雄が6年振りに満を持して開示するコンチェルト・アルバムは、ピアノ曲史上最も 名高いラフマニノフ第2番とパガニーニ・ラプソディのゴールデン・カップリングです。下野竜也(指)新日本フィルハーモニーSOとのアンサンブルは、ライブレコーディング ならではの、ドライブ感溢れるまさにアドレナリン全開の名演です。コンサート当日、鳴り 止まない拍手に応えて演奏したオマージュ・ア・ラフマニノフは、まさに横山からラフマニ ノフへの癒しのオマージュです。

Gramola
GRAM-99138(1CD)
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第2番*
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ティボール・ボガーニ(指)
パノンPO

録音:2017年1月9-10日、2016年11月16-17日*
オーストリア出身のヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット。今回彼が挑んだバルトークの2曲の協奏曲。良く知られているのは 1938年に作曲されたハンガリーの民族要素たっぷりの第2番で、バルトークのヴァイオリン協奏曲はこの1曲とされていまし た。しかし、バルトークは26歳の頃、2楽章形式のヴァイオリン協奏曲を当時思いを寄せていた女性ヴァイオリニスト、ゲイエル のために作曲しており、作品は彼女に献呈されるも一度も演奏されることなくしまわれたままでした。1956年にゲイエルが亡く なり彼女の遺品から発見されたこの曲は、最近は演奏機会も増えています。シュミットは2作品の表情の違いを明確に描き 出し、美しい音色で全曲を弾き切っています。

FIRST HAND RECORDS
FHR-64(1CD)
ブゾーニ:ピアノ協奏曲 Op.39 ピエトロ・スカルピーニ(P)
ラファエル・クー ベリック(指)
バイエルンRSO
バイエルン放送cho

録音:1966年11月25日/ミュンヘン、ヘラクレスザール(ライヴ)
大注目、クーベリックの初リリース音源!首席指揮者を務めていた手兵・バイエルンRSOとのライヴで、何と曲目はブゾーニのピアノ協奏曲!全 5楽章70分の長大な作品で、独奏ピアノの恐ろしいまでの超絶技巧に加えオーケストラも超重厚、最終楽章では男声合唱まで登場するという類を見ない 強烈なピアノ協奏曲、クーベリックの指揮ぶりに興味津々です。カゼッラやヒンデミットに学び作曲家としても活躍したイタリアの大ピアニスト、スカルピー ニの堂々たる独奏も聴き逃せません。彼は抜群の記憶力を持ち、このライヴも暗譜で演奏したと言われています。ほとんど演奏を聴ける機会のないピアニ ストで、他にはフルトヴェングラーとの共演録音があるくらい。たいへん貴重な音源です。 (Ki)

COL LEGNO
COL-20037(1CD)
NX-B06
マデルナ(1920-1973):オーボエ協奏曲集
オーボエと室内アンサンブルのための協奏曲 第1番
オーボエ協奏曲 第2番*
オーボエ協奏曲 第3番#
ファビアン・メンツェル(Ob)
マイケル・スターン(指)
ザールブリュッケンRSO

録音:1996年9月20日ライヴ録音、1996年9月24日*、1994年5月15日ライヴ録音#
20世紀の作曲家マデルナは、オーボエが奏でる官能的な音色を好み、自身の作品でもしばしば重要な役割を与えました。 3曲のオーボエ協奏曲はその最たる作品で、マデルナの早すぎる晩年に書かれた傑作揃いです。 各楽器がのびのびと歌い交わす第1番、刺激的な音に満たされた第2番、マデルナの死の直前に書かれた、冒頭のオーボエ の響きがユニークな第3番と、どれも印象的な作風を見せています。


Onyx

PONYX-4201(1CD)
国内仕様盤
税込定価

ONYX-4201(1CD)
輸入盤
ペルト:フラトレス、鏡の中の鏡
タブラ・ラサ(1977)/フラトレス(1977)
パッサカリア(2003)
ヴァイオリン,ベルと弦楽のための 「ダルフ・イッヒ...」(1995/99)
ヴァイオリンとピアノの為の 「鏡の中の鏡」*
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)、
パーヴォ・ヤルヴィ(指)、
エストニア国立SO、
リーアム・ダナキー(P)*
ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァの2018年来日記念盤! 3年ぶりとなる待望の新録音は、パーヴォ・ヤルヴィと共演するペルト・アルバムが登場!
2005年の創立当初からONYXレーベルに録音を行っているムローヴァのONYXでの12枚目のアルバム。前作「プロコフィエフ(ONYX 4142)」に引き続き、パーヴォ・ヤルヴィとの共演。オーケストラは、パーヴォが芸術顧問を務めるエストニア国立SO。パーヴォと同じ祖国エストニアの大作曲家、アルヴォ・ペルト(b.1935)の眼の前で録音された、ペルトのヴァイオリンのための音楽。「鏡の中の鏡」では、ロンドンのジャズ・ピアニスト&オルガニスト、歌手、作編曲家であるリーアム・ダナキーがピアノを担当しています。

BRIDGE
BCD-9502(2CD)
モーツァルト:フルートのための協奏曲全集
(1)フルート協奏曲第1番ト長調K.313
(2)フルート協奏曲第2番ニ長調K.314
(3)フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
(4)アンダンテハ長調K.315
ルネ・モスト(Fl)
オーデンセSO
(3)シヴァン・マゲン(Hrp)
(1)(2)スコット・ユー(指)
(3)(4)ベンジャミン・シュワルツ(指)

録音:(1)2015年3月,(2)2014年9
月,(3)2015年5月,(4)2016年9月
デンマークオーデンセ
モーツァルトのフルート協奏曲2曲、フルートとハープのための協奏曲、そしてフルート協奏曲第1番とほぼ同時期の作品であるアンダンテを、デンマークを代表する名フルート奏者、ルネ・モストが演奏しています。モストはこの録音でロンドンのフルート製作者、ハウエル・ロバーツによる木製フルートを使用、その温かみのある音色がモーツァルトの音楽ととても良く合っています。シヴァン・マゲンは1980年、イスラエル、エルサレム生まれのハープ奏者。

ALPHA
ALPHA-410(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 他
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(1844 オリジナル・ヴァージョン)
弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20(1825 オリジナル・ヴァージョン)*
シュシャヌ・シラノシアン(Vn)
ヤーコプ・レーマン(指)
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ
ヤーコプ・レーマン(Vn1)
バラーシュ・ボザイ(Vn2)
ニコラ・マッツォレーニ(Vn2)
ベルナデッテ・フェルハーヘン(Va)
カーチャ・ポーリン(Va)
ダヴィット・メルコニアン(Vc)
アストリッグ・シラノシアン(Vc)

録音:2016年11月24日ブリュッヘ・コンセルトヘボウ&2016年11月25日 オペラ・デ・ディジョン
2017年11月27-28日 ブリュッヘ・コンセルトヘボウ*
現在、古楽界で注目を浴びているヴァイオリニスト、シュシャヌ・シラノシアン。インマゼールが「アニマ・エテルナにおける次世代 のスター」と称賛する彼女のアルバムは、メンデルスゾーンの協奏曲と八重奏曲の組み合わせ。自らの作品を何度も改訂す ることで知られるメンデルスゾーンですが、有名な“ヴァイオリン協奏曲 ホ短調”もその例に漏れず、もともとピアノ協奏曲として 構想されたとも言い、ヴァイオリニストの知人の助言を得ながら、結局は完成までに6年を必要とした作品です。ヤーコプ・レー マン率いるアニマ・エテルナとシラノシアンは、この曲のオリジナル・ヴァージョンを演奏し、作品の真の姿を洗い出すことに成功 しています。同時収録の「八重奏曲」も珍しいオリジナル・ヴァージョンが選択されており、こちらも通常聴きなれた版とは多く の違いが見られる貴重な演奏です。


Audite
AU-95646(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲*
ナタン・ミルシテイン(Vn)、
ルツェルン祝祭O(スイス祝祭O)
イーゴリ・マルケヴィチ(指)、
エルネスト・アンセルメ(指)*

ライヴ録音:1953年8月12日、1955年8月6日*/クントハウス、ルツェルン
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲といえばミルシテインの弾く1973年3月収録のアバド(指)ウィーン・フィルの演奏が誉れ高き名盤として有名 ですが、当ライヴはその20年前、ミルシテイン絶頂期にあたる50歳の演奏です。当演奏でもミルシテインの優美で瑞々しい音色と完璧さで魅了し、最 も得意とした作品を堂々たる演奏で聴かせてくれます。なお、当演奏は海賊盤のリリースがありましたが、当音源はもちろんオリジナルマスターからの復刻 で、auditeの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏による確かな復刻技術で輝かしい演奏が蘇りました。
カップリングはドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲です。当作品は1957年に収録したウィリアム・スタインバーグ(指)ピッツバーグ響との演奏が代 表盤ですが、当ディスクの演奏はその2年前、1955年のライヴです。高音域に達する冒頭の旋律から澄み切った美しい音色を奏で、エレガンスの極みと もいえる演奏を披露しております。歌心の表現は清澄を極めたミルシテインでしか奏でることのできない名演を聴かせてくれます。当録音でも演奏の素晴 らしさに加えて、見事な復刻にも注目で、モノラルながら非常に鮮明な音質を楽しむことができます。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-355(1CD)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ブルグミューラー(1810-1836):交響曲第2 番ニ長調Op.11
アレクサンダー・ロンクィッヒ(P&指)
コリブリ・アンサンブル

録音:2015年3月/5月
同じ年に生まれた因縁浅からぬ二人の作曲家の作品を収録。ひときわ興味を引く のはノルベルト・ブルグミューラーで彼はピアノ初学者の教則本で有名なヨハン・フリ ードリヒ・ブルグミューラーの弟。将来を期待された神童であったが、旅先での不慮の 事故により早世したと言われます。ブルグミューラーの交響曲第2 番は1834 年頃の作と され、その後シューマンによって補筆完成されたが、興味深いことにこの曲はシュー マンが自分の交響曲第 1 番を作曲した 1841 年よりも前の作品であるにも関わらずシ ューマン以上にシューマン的な感性、音楽が書き綴られており、シューマン的な感性 が実はシューマンひとりによるものではなかったことが示唆される、実に美しい旋律で 溢れた隠れた名曲。シューマンの協奏曲で弾き振りするロンクィッヒはソリストとしてア バド、ザンデルリンクらとも共演している中堅。シューマンを得意としていてホリガーの シューマン:管弦楽作品全集(AUDITE)の第4巻にも参加しています。最近は F.P.ツ ィンマーマンとの共演で継続的に録音をしています(WARNER)。コリブリ・アンサンブ ルは 2013 年に結成されたばかりの室内オーケストラ。少数精鋭のアンサンブルが精 妙で見通しのよい音楽を作る、瑞々しいシューマン。

Pentatone
PTC-5186717(1SACD)
ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Op.101 Hob.VIIb-2
 チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
シェーンベルク:『浄められた夜』 Op.4(弦楽合奏のための編曲版)(1943改訂)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
トロンハイム・ソロイスツ、
ガイル・インゲ・ロツベルグ(コンサートマスター)

録音:2018年4月/セルビュ教会(トロンハイム/ノルウェー)
ダニエル・バレンボイムの秘蔵っ子として2012年にDECCAレーベルのデビュー盤をリリースした女流チェリスト、アリサ・ ワイラースタイン。エルガーの情熱的な演奏で注目され、瞬く間に世界のひのき舞台に立ちました。その後、ビエロフラーヴェクとのドヴォルザーク、コダー イ等の無伴奏チェロ作品集、ラフマニノフとショパンのチェロ・ソナタ集と、リリースするたびに大きな話題となり、そのすべての録音で高い評価を得てき ました。彼女のニューステージとして専属契約したのは高品位録音でも評価の高いPENTATONEレーベルで、その第1弾として録音されたのはハイドン とシェーンベルクです。
ハイドンのチェロ協奏曲は全部で6曲作曲されたと言われていますが、紛失、偽作疑惑などで、現在残っているのは2曲です。1761〜65年ころに 作曲されたと思われる第1番は長きに渡り楽譜は失われていましたが、1961年にプラハで筆写譜が発見され、翌1962年に蘇演され、以後チェロ協奏 曲の必須レパートリーの一つに数えられます。溌剌とした当作品をワイラースタインは非常に伸びやかな歌い回しと豊かな表現力で聴かせてくれます。一方、 第2番はチェロの魅力が十分に引き出された優雅な雰囲気の秀逸な作品。ハイドンの世界を楽しむようにワイラースタイは明快で迫力ある音色で聴かせ、 余裕ある運弓で自然な音楽を作り上げています。
シェーンベルクの『浄められた夜』は弦楽六重奏曲のために1899年に作曲されましたが、当演奏は1943年改訂された弦楽合奏のための編曲版です。 シェーンベルクの初期作品の魅力である美しい響きを追求した傑作です。音楽一家にうまれたワイラースタインは室内楽の分野も得意とし、当演奏でも音 楽性の豊かさを表した素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
共演のトロンハイム・ソロイスツはノルウェーの2Lレーベルからリリースしている『思い出』シリーズでも知られ、サラウンド録音の楽器配置などさま ざまな試みに挑んでおります。また、録音会場となったセルビュ教会の音響も熟知しているだけに期待の新録音といえましょう。 (Ki)

DOREMI
DHR-8054(2CD)
ジュリアン・オレフスキー 第5集
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調*
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲#
ラロ:スペイン交響曲
ジュリアン・オレフスキー(Vn)
ユリウス・ルーデル(指)ウィーン国立歌劇場O
ハワード・ミッチェル(指)ワシントン・ナショナルSO#

録音:1960年*、1961年、1954年#
DOREMIの「レジェンダリー・トレジャーズ」シリーズから、ヴァイオリニスト、ジュリアン・オレフスキーの録音集第5集が登場します。ドイツに生まれ、 アメリカで活躍した名手の協奏曲録音をCD2枚組でお楽しみください。
「スペイン交響曲」は第3楽章<間奏曲>が省略されて演奏される慣習があり、フーベルマン、エルマン、ハイフェッツ、フランチェスカッティらもこの 楽章を省いて演奏しました。オレフスキーは第3楽章を含めた全5楽章を録音しており、かなり早い段階からこの楽章に目を向けていたと言えます。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226590(1CD)
NX-A14
マルティン・ローゼ:時のコラージュ
時のコラージュ(2013)〜ピアノと小管弦楽のための協奏曲
5つのモーメント(2013)〜アコーディオン二重奏とピアノ三重奏のための
モート・インモート(2009-2015)〜小管弦楽のための
ダヴィッド・ラウ・マグヌッセン(P)
カスパー・シュレイバー(指)
デンマーク・チェンバー・プレイヤーズ
クリスティーナ・オストラン(Vn)
トーケ・モルドロップ(Vc)
ビャーケ・モーエンセン(アコーディオン)
クラウディオ・ヤコムッチ(アコーディオン)

録音:2016年5月17-18日、2016年10月15-16日
世界初録音
デンマークの現代作曲家ローゼの作品集。バロック時代の優雅さとロマン派の鋭敏な感性を受け継いだ繊細な音楽 に、ミニマルの要素を加えた現代的な作風が魅力で、作品はどれもシンプルな表現と明白な主張を持っています。作 品はどれもアルバムで演奏している演奏家たちを念頭に置いて書かれており、彼らは詩的な想像力を働かせ、作品 を具現化しています。

LPO
LPO-0108(1CD)
NX-A13
プーランク:作品集
ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 FP146
オルガン協奏曲 ト短調 FP93
オルガン,弦楽合奏とティンパニのための
スターバト・マーテル FP148*
アレクサンドル・タロー(P)
ジェームズ・オドネルPO(Org)
ケイト・ロイヤル(S)
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
LPO&合唱団

録音:2013年10月23日、2014年3月26日*:ロンドン、サウスバンク・センター、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
オルガン協奏曲は、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールのオルガン修復記念演奏会の記録であり、以前にリリースされた アルバム(LPO-81)からの再録となりますが、他の2曲は今回が初登場。ピアノ協奏曲では名手アレクサンドル・タ ローがソリストを務めるなど、聞きどころ満載の1枚となっております。20世紀最高の宗教作品の一つとして知られる “スターバト・マーテル”は、ソリストにケイト・ロイヤルを迎え万全の体制で臨んだ演奏。情感豊かな作品を手堅くまと めています。

ALBANY
TROY-1723(1CD)
ヴィクトリア・ボンド(b.1945):大統領の肖像
(1)《国の魂》〜ヴァイオリンと弦楽アンサンブルのための協奏曲
(2)《不可欠な男》〜クラリネットと吹奏楽のための協奏曲
(3)《混迷の時代》〜トランペットと吹奏楽のための協奏曲
(4)《国の父》〜フルートと吹奏楽のための協奏曲
(1)フランク・アーモンド(Vn)
エマニュエレ・アンドリッツィ(指)
ルーズヴェルト大学CO
ヘンリー・フォーゲル(語り)
(2)-(4)スティーヴン・スクアイアーズ
(指)シカゴ・カレッジ・パフォーミ
ング・アーツ・ウィンド・アンサンブル
(2)ジョン・ブルース・イェー(Cl)
デヴィッド・ハロウェイ(語り)
(3)マーク・ライデンアワー(Trp)
レイ・フリューウェン(語り)
(4)ガブリエラ・ヴァルガス(Fl)
エイドリアン・ダン(語り)

録音:2012-2017年
ヴィクトリア・ボンドはカリフォルニア出身の女性作曲家で作曲をロジャー・セッションズ、ピア ノをナディア・ライゼンバーグ、指揮をレナード・スラットキン、ヘルベルト・フォン・カラヤンに学 んだ。このディスクは様々な独奏楽器とアンサンブルのために書かれた協奏曲的作品で、い ずれも歴代の合衆国大統領を讃えるために作曲されている。《国の魂》はトーマス・ジェファー ソン、《不可欠な男》はフランクリン・ルーズベルト、《混迷の時代》はセオドア・ルーズベルト、 《国の父》はジョージ・ワシントンに捧げられており、全ての作品には大統領の業績を讃えるナ レーションが入る。壮大なアメリカ的プロパガンダ協奏曲集。

Hyperion
CDA-68229(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.77〜ブロンザルト&ウアシュプルフ:ピアノ協奏曲集
ハンス・ブロンザルト・フォン・シェレンドルフ:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.10(1873)
アントン・ウアシュプルフ:ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.9(1882)
エマニュエル・デスパ(P)、
ユージン・ツィガーン(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2017年6月14日−15日、シティ・ホール(グラスゴー)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第77集は、リストに師事したドイツの音楽家、ハンス・ブロンザルトとアントン・ウアシュプルフのピアノ協奏曲!
ハンス・ブロンザルト・フォン・シェレンドルフ(1830−1913)は新ワイマール協会の創立者の一人であり、全ドイツ音楽協会の会長、ハノーファーやワイマールの劇場監督などを務め、ビューロー、ワーグナー、ブラームスらとも親交を持った作曲家、ピアニスト、指揮者。アントン・ウアシュプルフ(ウルシュプルフ)(1850−1907)は、ヨアヒム・ラフに作曲を、リストにピアノを学び、フランクフルトのホーホ音楽院で教鞭を執った作曲家、ピアニスト、教師。どちらも、ピアニストの高い技巧が織り込まれながら充実の管弦楽を備えた、歴史に埋もれさせてしまうには惜しいピアノ協奏曲でしょう。
ソリストを務めるのは、Hyperion初登場となるフランスの新世代ピアニスト、エマニュエル・デスパ。BBC Radio 3やMedici TVなどメディアに取り上げられイギリスで注目を浴びた俊英が、知られざるドイツ・ロマン派のピアノ協奏曲に挑みます。また、近年日本での演奏機会も多い日米ハーフの若手指揮者、ユージン・ツィガーンもHyperion初登場です。

Dynamic
CDS-7821(1CD)
NX-D03
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
ダヴィデ・フェレッラによるマンドリン編
鍵盤楽器のための協奏曲 ニ短調 BWV1052
鍵盤楽器のための協奏曲 イ長調 BWV1055
鍵盤楽器のための協奏曲 ニ短調 BWV1059
2台の鍵盤楽器のための協奏曲 ハ短調 BWV1060
プロフィーリ・バロッキ(アンサンブル)
【メンバー】
ダヴィデ・フェレッラ(マンドリン)
ドリーナ・フラティ(マンドリン)
迫間 野百合(Vn1)
ヨータム・ゲイトン(Vn2)
ヒッラ・ヘラー(Va)
ジョージ・ロス(Va)
ガブリエーレ・エヴィ(Org)

録音:2017年1月
1992年、イタリアのラクイラで生まれたダヴィデ・フェレッラ。地元のカセッラ音楽院でファビオ・ジュディーチェからマンドリン を学び、コンクールで1位を獲得。現在、数多くのバロック・アンサンブルとコラボレーションを行い成果を上げる注目のマン ドリン奏者です。このアルバムはバッハのチェンバロ協奏曲を自身で編曲したマンドリン・ヴァージョンを巧みに演奏。作品 に新たな光を当てています。

BIS
BISSA-2246(1SACD)
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
スーク:幻想曲 ト短調 Op.24(23’19”)
スーク:愛の歌 Op.7-1【シュテファン・コンツ編曲によるヴァイオリンと管弦楽版】
エルビョルグ・ヘムシング(Vn;G.B.グァダニーニ1754年(ミラノ))、
アラン・ブリバエフ(指)
アントワープSO

録音:2016 年 9月アントワープ、ベルギー
ノルウェーの期待の星、エルビョルグ・ヘムシング(エルドビョルク・ヘムシン)。BISデビュー盤となったショスタコーヴィチ &ボルグストレムの協奏曲(BISSA-2366)も記憶に新しいところですが、早くも第2弾が登場、ドヴォルザークとスークです。
ヘムシングは11 歳でベルゲン・フィルとの共演でデビュー。ジュリアン・ラクリンやニコライ・スナイダーを育てたことでも知られるボリス・クシュニー ルに師事しその才能を開花させました。優雅な音色にしてスケールの大きな演奏が魅力のヘムシングは、今最も期待のされるヴァイオリニストの一人とし て注目されております。
ドヴォルザークでは第1楽章の冒頭から堂々たる存在感を放ち、終始発音よくスケールの大きな演奏を展開します。美しい抒情性が名高い第2楽章で は情熱的に歌い上げます。終楽章ではいかにもドヴォルザークらしい雄大な音楽が広がり、ヘムシングは楽しみながら演奏しているのが伝わってきます。
ドヴォルザークとともに20世紀のチェコを代表する作曲家スークは師ドヴォルザークの娘と結婚。国民主義の作風から出発し、晩年は主観主義的・宗 教的傾向を強めました。1902年から1903年にかけて作曲された幻想曲ではスークの豊かな音楽性を証明させる旋律が魅力で当演奏では23分たっぷ りと弾いております。オーケストラの掛け合いと堂々たる独奏ヴァイオリンが印象的です。一方、ピアノ作品として作曲された「愛の歌」はスークの初期の 傑作。甘く優美な旋律をヘムシングは自由に歌い上げます。なお当演奏ではベルリン・フィルのチェロ奏者にして編曲も手掛けるシュテファン・コンツによ る “ヴァイオリンと管弦楽版” で録音しております。俊英指揮者アラン・ブリバエフの好サポートも光る注目盤です。

Forgotten Records
fr-1503(2CDR)
フリッツ・ライナー〜バッハ&モーツァルト
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)*
 管弦楽組曲第2番BWV.1067 #
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」+
フリッツ・ライナー(指)
室内O&独奏者*
[ヒューゴー・コルバーグ、フェリックス・アイル(Vn)
ジュリアス・ベイカー、ラルフ・アイチャー、フレデリック・ウィルキンズ(Fl)
ウェルドン・ウィルバー(Hrn)
ロバート・ブルーム(Ob)
ウィリアム・ヴァッキアーノ(Tp)
シルヴィア・マーロウ(Cemb)他
ピッツバーグSO
セバスティアン・カラテッリ(Fl)#

録音:1949年10月21日&26日-28日&11月3日&12月2日*、1946年2月4日、
※音源:米Columbia ML 4281-3 *、ML 4156


Profil
PH-18018(4CD)
ジーナ・バッカウアー/レア・レコーディング集
■Disc 1
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
■Disc 2 
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
(3)バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
■Disc 3
(1)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
(2)フォーレ:ピアノと管弦楽のためのバラードOp.19
(3)ラヴェル:夜のガスパール
(4)ドビュッシー:ピアノのために
■Disc 4 
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)リスト:葬送〜詩的で宗教的な調べ
(3)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
(4)リスト(ブゾーニ編):スペイン狂詩曲
ジーナ・バッカウアー(P)

■Disc 1
(1)ベイジル・キャメロン(指)BBC響
(2)スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(指)LSO(2)
録音:(1)1961年9月16日(ライヴ)、(2)1962年7月
■Disc 2
(1)(2)アレック・シャーマン(指)ロンドンO
録音:(1)1955年(1)、(2)1951年(モノラル)、(3)1949年(モノラル)
■Disc 3 71’ 01”
(1)(2)アレック・シャーマン(指)ロンドンO
録音:1955年(1)(2)、1954年(3)(4)
■Disc 4
(1)スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(指)LSO
(4)アレック・シャーマン(指)ロンドンO
録音:(1)1962年7月、(2)(3)1949年(モノラル)、(4)1951年(モノラル)
※特記以外はステレオ
ジーナ・バッカウアー(1913-1976)はギリシャ出身の女性ピアニスト。現在その名はピアノの国際コンクールを思い出させますが、生前は非常な人気 を誇るスターでした。
女性ながら、極限の技巧と体力が要求されるブラームスのピアノ協奏曲第2番を十八番とし、誰にも真似のできない見事な演奏で評判となりました。 ここでは彼女が49歳の時にスクロヴァチェフスキ指揮LSOと共演した貴重な記録が収録されています。スクロヴァチェフスキとの演奏は、 同じ時に録音されたベートーヴェンの「皇帝」も堪能できます。夫君アレック・シャーマンと共演したサン=サーンスやフォーレも絶品。
また、1961年のプロムス最終夜に演奏されたグリーグの協奏曲も聴衆の熱気が伝わる貴重なライヴで、バッカウアーの人気ぶりがうかがえます。 貴重なのが1949年にバッカウアーが最初に行った商業レコーディング。ブゾーニ編曲のバッハをはじめ、リスト作品も若々しく切れ味抜群のテクニック で披露しています。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1493(1CDR)
ダニエル・ワイエンベルク・ラヴェル他
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調*
 左手の為のピアノ協奏曲 二長調*
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 へ調#
ダニエル・ワイエンベルク(P)
エルネスト・ブール(指)シャンゼリゼ劇場O*
ジョルジュ・プレートル(指)パリ音楽院O#

録音:1957年1月、シャンゼリゼ劇場* /1960年11月、サル・ワグラム#
※音源: Ducretet-Thomson 320 C 119 *、350 C 002 #

Forgotten Records
fr-1212(1CDR)
レースゲン=シャンピオン&A.ゴルトシュミット
C.P.E.バッハ:ピアノ協奏曲 ハ短調*
ハイドン:ピアノ協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII: 3*
モーツァルト:ディヴェルティメント 二長調 K.131#
マルグリット・レースゲン=シャンピオン(P)
アルトゥール・ゴルトシュミット(指)
パリ音楽院O

録音:1952年*、1947年#
※音源: Classic 6068*、 L' Anthologie Sonore LD 3001#
Forgotten Records
fr-1479(1CDR)
エールリンクのシベリウス
「レンミンカイネン」組曲Op.22 *
ヴァイオリン協奏曲#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)#
シクステン・エールリンク(指)
ストックホルムRSO*、ス
トックホルム祝祭O#

録音:1953年12月7日*、1954年6月10日-11日#
※音源: Metronome CLP 519 *、英Columbia 33 C 1036 #,
Forgotten Records
fr-1490(1CDR)
シャーンドル/ショパン&ラフマニノフ
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番#
ジェルジ・シャーンドル(P)
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
アルトゥール・ロジンスキ(指)NYO#

録音:1953年11月23日、1946年1月2日#
※音源: Columbia ML 4651 、RL 3052 #
Forgotten Records
fr-1485A(1CDR)
ハンス・カンの「皇帝」
ベートーヴェン
:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
ピアノ・ソナタ第14番 「月光」#
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」#
ハンス・カン(P)
オットー・アッカーマン(指)オランダPO*

録音:1953年7月13日-15日* /1952年#
※音源: Musical Masterpiece Society MMS 45 *、 MMS 44 #

CPO
CPO-777579(1CD)
NX-B10
ヴァルター・ブラウンフェルス(1882-1954):作品集
弦楽四重奏曲 Op.63a 嬰ヘ短調(F.ハースによる弦楽合奏版)
ヴァイオリン,ヴィオラ,2つのホルンと弦楽合奏のための協奏交響曲 Op.68
ヘンリー・ラウダレス(Vn)
ノルベルト・メルクル(Va)
カール・ライトメイヤー(Hrn)
マルク・オスタータグ(Hrn)
ウルフ・シルマー(指)
ミュンヘン放送O

録音:2007年1月16-19日、2009年11月12-14日
世界初録音
ヨーロッパを中心に、作品の復興が盛んに行われているブラウンフェルス。ユダヤの血をひいていたため、大戦中はナチ ス・ドイツに翻弄されながらも、戦後公職に復帰、荒廃したドイツ音楽界の立て直しを図った功績が高く評価されてい ます。歌劇や宗教作品が知られていますが、室内楽作品も何曲か作曲しており、cpoレーベルからは「弦楽四重奏 曲 第1番・第2番(999406)」がリリースされ、すでに高い評価を受けています。このアルバムに収録されているのは、 ブラウンフェルスの弟子の作曲家フリスホス・ハースが「弦楽合奏版」に拡大した弦楽四重奏曲と、比較的楽器編成 の大きい「協奏交響曲」の2曲。後期ロマン派の流れを汲む濃厚な響きが魅力的です。

LAWO Classics
LWC-1149(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&シューマン:ピアノ小協奏曲
シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート(小協奏曲) Op.92
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
スヴァイヌング・ビェラン(P)、
ノルウェー放送O、

録音:2015年11月10日−13日、2017年12月4日ー5日、ノルウェー放送(NRK)コンサートホール(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
スヴァイヌング・ビェラン(1970−)は、スタヴァンゲル生まれ。ザルツブルクとベルリンでハンス・レイグラーフに学び、1999年にノルウェー・コンサート協会の最優秀若手ソロ奏者に選ばれました。現在、コンサート・ピアニスト、室内楽奏者としてノルウェーを中心に活動しています。CD録音にも起用され、トヴァイト、シェルルフ、モンラード・ヨハンセンをはじめとするノルウェーの音楽、古典時代の音楽、シューベルトとブラームスの歌曲やメンデルスゾーンのソナタといった19世紀ロマンティシズムの音楽、そして今日と、幅広い時代とスタイルの作品がリリースされています。アウドゥン・サンヴィークと共演したラフマニノフとショスタコーヴィチのチェロ・ソナタ(LAWO Classics LWC1131)に次ぐLAWO Classics第2作は、シューマンとショパンの管弦楽共演作品。指揮者のクリスチャン・エッゲンは、作曲家、ピアニストとしても知られ、現代作品の初演を数多く手がけてきました。

Guild
GMCD-7809(1CD)
フランク・エズラ・レヴィ:協奏曲&ディヴェルティメント集
ピアノ,弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲第6番
ヴィオラ,ピアノと弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント
クラリネット,弦楽とピアノのためのディヴェルティメント
コーラングレと弦楽のためのダイアローグ
ヴィオラと弦楽オーケストラのためのヴィオラ協奏曲第2番
ハナ・グベンコ(Va)、
バルバラ・ヨスト(コーラングレ)、
アンドレアス・ラムザイアー(Cl)、
ティモン・アルウェッグ(P)、
ジル・コリャール(指)トゥールーズ室内O

録音:2016年8月23日−25日、フランス
フランク・エズラ・レヴィ(1930−2017)は、スイスの伝説的ピアニスト、エルンスト・レヴィの息子としてパリで生まれ、アメリカでチェロ、作曲、音楽学を学び、チェロ奏者としても生計を立てながら、13の交響曲、17の弦楽四重奏曲を含む多くの管弦楽曲、声楽曲、室内楽曲を出版してきた作曲家。2013年から晩年の2016年までに作曲された協奏的作品を収録。

Hyperion
CDA-68211(1CD)
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.5〜ドゥシーク:ピアノ協奏曲集 Op.3、14&49
ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.3
ピアノ協奏曲ヘ長調 Op.14
ピアノ協奏曲ト短調 Op.49
ハワード・シェリー(P&指)
アルスターO

録音:2017年9月11日−13日、アルスター・ホール(ベルファスト/アイルランド)
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812)は、ロシアのエカテリーナ2世、フランスのマリー・アントワネットにその才覚を愛されながらも、陰謀、革命によりイギリスへと逃れ、その後はジャン=バティスト・クルムフォルツの妻との駆け落ち、ソフィア・ジュスティーナ・コッリとの再婚、義父と共同設立した楽譜出版社の倒産、ドイツへの逃亡、晩年の凋落など、激動の人生を送ったボヘミアの作曲家。「ソナチネ・アルバム」への収録で知られ、イギリスのピアノ製作者ジョン・ブロードウッドと親交を結び「英国式アクション」の発展に関わり、コンサートではピアノを横向きに置くスタイルを確立するなど、音楽史に大きな功績を刻んできたドゥシークの知られざる一面を、名手ハワード・シェリーが解き明かします。後のショパンやメンデルスゾーンなどロマン派ピアノ作品への先駆けとなったドゥシークの作品は古典派ピアノ作品ファンにはもちろん、ロマン派ファンやRPCファンにもお勧めです。

LYRINX
LYR-298(1CD)
マンドリンで聴く映画音楽
クロード・ボーリング:コンチェルティーノ・アンコーレ、
 タンゴ、ボルサリーノ
ウラディミール・コスマ:24のカプリスより第1〜6番
エンニオ・モリコーネ:セレナータ・パッサカリア、
 シマネ・パラダイス
ミシェル・ルグラン:巴里のある場所
ジャン=クロード・プティ:カデンツとシラノ、愛と宿命の泉
フランシス・レイ:こども時代のロマンス、プリエール
(全16 トラック)
ヴァンサン・ベア・ドゥマンデ(マンドリン、バンジョー)
ピエール・アンリ・ゼレブ(Va)
セルジオ・ランベルト(指)
トリノ・フィル弦楽アンサンブル

録音:2016 年6-7 月マルセイユ
往年の名・映画音楽をマンドリンと弦楽オーケストラで聴く粋で雰囲気のある一枚。ルグラン、レイ、モリコーネなど一時代を築いたメロディ・メーカーたちの名旋律が一堂に集結。
マンドリンのヴィンセント・ビア・ドゥマンダーは1982年生まれの若手で自ら作曲も行うマルチ・ミュージシャン。ここに収められた作品および編曲のほとんどは作曲者みずからが手掛けドゥマンダーに捧げられている。

Altus
TALT-043(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》Op.73
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
ヴィル ヘルム・バックハウス(P)
ヨーゼフ・カイル ベルト(指)
南ドイツRSO

録音:1962 年 3 月 15 日/シュトゥットガルト(モノラル・ライヴ)
TAHRAレーベルの名盤をリマスター復刻。指揮者、ソリスト、オーケストラ、音楽、すべてドイツで固めたプログラムです。質実剛健の響き、真のド イツ・サウンドを貫く音楽家たちの共演!
バックハウスがソロを務めた「皇帝」は初出時にクナッパーツブッシュ指揮ベルリン・フィルの演奏、と誤った情報で世に出てしまったことがある曰くつ き音源。実際の演奏家が明らかにされたのちにTAHRAから発売されたCDは同日に演奏されたブラームスの4番をカップリングしたもので、この組み 合わせによる発売はおそらく唯一。演奏会当日の一貫された雰囲気を窺い知ることの出来る1枚です。バックハウスの確固たる打鍵とライヴならではの感 興、カイルベルトの骨太で立派なサウンド、どこを取っても充実しきった大いなる音楽が流れており、正攻法にしてズシリと腹に来る破格の演奏が繰り広 げられています。ブラームス4番2楽章のホルンのカッコ良いこと!
解説書には平林直哉氏書き下ろしによる、バックハウスの「皇帝」とカイルベルトの「ブラ4」それぞれのディスコグラフィ&聴き比べを掲載。両曲と もここに収録された演奏は他に無い聴き応えがあると語られており、またクナッパーツブッシュ誤表記についても言及されています。 (Ki)

WERGO
WER-5118(1CD)
エンヨット・シュナイダー(1950-):作品集Vol.9 「空想の魔法」
イゾルデとトリスタン(2014)〜二胡とチェロのための二重協奏曲
ドリームダンサーズ(2016)〜ピッコロトランペットとフリューゲルホルンのための二重協奏曲
ヤン・ジェミン(二胡)
ウェン=シン・ヤン(Vc)
オットー・ザウター(ピッコロトランペット)
セルゲイ・ナカリャコフ(フリューゲルホルン)
ウラディーミル・ランデ(指)
シベリア国立SO

録音:2017年 10月1-5日/シベリア、クラスノヤルスク
※全て世界初録音
1950年ドイツ生まれ、600本もの映画音楽を手がける作曲家シュナイダー。WERGOレーベルから10タイトル発売予定のシュナイダー・エディショ ン、第9弾。とても珍しい編成の二重協奏曲を2曲収録しています。
『イゾルデとトリスタン』では二胡が中国の響きを奏で、チェロが半音階的な旋律で対峙。2つの楽器の愛の物語とも思える世界が展開されます。ワー グナーの引用もあるようで終楽章は「愛の死」と題されています。『ドリームダンサーズ』は幻想と夢が超絶技巧でうねる夜の音楽。“トランペットのパガニー ニ” ナカリャコフも登場し、2人の独奏者が吹く超高音が印象的です。 (Ki)
WERGO
WER-6867(1CD)
「扇」〜ムジークファブリーク・エディション14
カスパール・ヨハネス・ワルター(1964-):メートル法による不協和音(2009)〜打楽器独奏と大アンサンブルのための
イザベル・ムンドリー(1963-):揺らめく時(2006-9)〜アンサンブルのための*
ディルク・ロトブルスト(打楽器)
ペーター・ルンデル(指)
エミリオ・ポマリコ(指)*
アンサンブル・ムジークファブリーク

録音:2010年1月9日、2009年2月27日*/共にケルンでのライヴ
※全て世界初録音
現代音楽界の最強アンサンブルによるシリーズ第14弾、「扇」と題されたアルバム。シンプルな1点から複雑に大きく広がっていくイメージが意図され、 音楽はいつしか異質な形へと移行していきます。
(1)は様々なテンポで一定に叩かれる打楽器独奏のリズムに始まり、次第に各楽器が滲んできてグラデーションのように色が変化していきます。(2)は繊細 で技巧的なアンサンブルに舌を巻く難曲。ルイ・クープランの作品を素材に用いており、時折調性感の香る旋律が浮かび上がります。チェンバロや声も入っ た「普通でない」編成も刺激的で面白いです。 (Ki)

Tactus
TC-861901(1CD)
シニガーリャ:チェロとオーケストラのための「ロマンスとユーモレスク」Op.16
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.20
弦楽オーケストラのための2つの性格的小品 Op.35より 第1番:雨の歌
ラウラ・マルツァドーリ(Vn)、
フェルナンド・カイダ・グレコ(Vc)、
マルコ・ズッカリーニ(指)フェラーラ市O

録音(ライヴ):2013年1月15日、テアトロ・コムナーレ・フェラーラ(イタリア)
ユダヤ系の家庭に生まれ、作曲家であると同時に登山家でもあったレオーネ・シニガーリャ(1868−1944)。初期ロマン派、とりわけメンデルスゾーンの影響を受け、ウィーン滞在中にはブラームスに傾倒したシニガーリャ。1900年以降のプラハ時代にはドヴォルザークに師事し、自らが採取した民謡を自身の音楽に反映させるスタイルを確立していきます。
ここに収録されている「ロマンスとユーモレスク」と「ヴァイオリン協奏曲」は、ドヴォルザークと出会う前、1890年代後半のウィーン滞在時代に作曲された作品。中でも雄大なホルン・ソロで幕を開ける「ヴァイオリン協奏曲」は、シニガーリャが登山したであろう山々の風景が目に浮かぶかのような作品です。
ソリストのラウラ・マルツァドーリは、2008年にチューリッヒ芸術大学で名教師ザハール・ブロンに師事したイタリアの女流ヴァイオリニスト。2014年には25歳の若さでミラノ・スカラ座Oのコンサートミストレスに抜擢され、同オーケストラの牽引役として大きな期待が寄せられています。使用楽器は、1783年製のG.B.グァダニーニ「ex-Kleynenberg」。

Channel Classics
CCS-40418(1CD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb)、ゼフィラ・ヴァロヴァ(Vn)、アンナ・ノヴァク=ポクシヴィンスカ(Vn)、ディミトル・オルシェフスキ(Va)、トマシュ・ポクシヴィンスキ(Vc)

録音:2017年9月15日−17日、BISOR(カトヴェツェ、ポーランド)
※使用チェンバロ:
第1番ニ短調: Matthias Kramer, 2016, after 18th century German builders, with pedal mechanism for engaging the registers, 16’8’8’4’
第2番ホ長調: Christoph Kern, 2016, after Pascal Taskin, 8’8’4’
第3番ニ長調: Christian Fuchs, 2008, after Johannes Ruckers, 8’8’4’
マルツィン・シヴィオントキエヴィチはカトヴェツェの音楽アカデミー(カロル・シマノフスキ音楽院)とハーグ王立音楽院で学び、現在はカトヴェツェ音楽アカデミーの講師も務めるポーランドの若き古楽系鍵盤楽器奏者。様々なタイプのチェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンを操り、レイチェル・ポッジャー率いる「ブレコン・バロック」を始め、ポーランドの「アルテ・デイ・スォナトーリ」、「ヒストリカル・オーケストラ「Oh!」({oh!} Orkiestra Historyczna)」などのメンバーとして活躍、ポッジャーとの共演では、バッハやヴィヴァルディ、ビーバーなど主要な名盤に参加しています。
Channel Classicsからは初となるシヴィオントキエヴィチのソロ・レコーディングは、バッハの偉大なチェンバロ協奏曲から第1番〜第3番を収録。シヴィオントキエヴィチは、タイプの異なる3つの作品にあわせ、それぞれ別々のチェンバロを使用。伴奏の弦楽器群には、イル・ポモ・ドーロのコンサートマスターを務めるブルガリアのゼフィラ・ヴァロヴァ、ブレコン・バロックのメンバーとして共演してきたポーランドのアンナ・ノヴァク=ポクシヴィンスカなど、東欧の名手たちが名を連ねます。

ABC Classics
ABC-4815564(1CD)
メトネル:ピアノ協奏曲第1番
 8つの情景画 Op.1より 第1曲 プロローグ 「天使」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
 前奏曲ニ長調 Op.23-4
ジェイソン・ギルハム(P)、
ベンジャミン・ノーシー(指)メルボルンSO

録音:2017年4月10日−13日、イワキ・オーディトリウム(サウスバンク・センター、メルボルン)
オーストラリアのクイーンズランド出身、現在はロンドンを拠点に活躍し、2014年のモントリオール国際音楽コンクール優勝から国際的に注目を浴びているオーストラリア若きピアニスト、ジェイソン・ギルハム。名曲中の名曲「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」と、知られざる名曲「メトネルのピアノ協奏曲第1番」という意欲的なプログラムのコンチェルト・レコーディングが登場。
ギルハムは、オーストラリアの偉大なピアニストでありメトネルの世界的権威であったジェフリー・トーザーにマスタークラスを受けたあと「オーストラリア最高のピアニスト(the best pianist in Australia)」と絶賛されており、ギルハムの弾く「メトネルのピアノ協奏曲第1番」は、トーザーのドキュメンタリー・フィルムにも使われています。

Avie
AV-2392(1CD)
ヴィヴァルディ×2〜二重協奏曲集
ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調 RV.539(2本のホルン,弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ニ短調 RV.535(2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための)
協奏曲イ長調 RV.546(ヴァイオリン,チェロ,弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ト長調 RV.545(オーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ヘ長調 RV.538(2本のホルン,弦楽と通奏低音のための)
協奏曲変ロ長調 RV.547(ヴァイオリン,チェロ,弦楽と通奏低音のための)
協奏曲イ短調 RV.536(2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための)
協奏曲 「S.A.S.I.S.P.G.M.D.G.S.M.B.のために」 ヘ長調 RV.574(2本のホルン,2本のオーボエ,ファゴット,ヴァイオリン,チェロ,弦楽と通奏低音のための)
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー(指、Va)、
アンネケ・スコット(Hrn)、
ジョスリン・ライトフット(Hrn)、
レイチェル・チャップリン(Ob)、
マーク・ベイジェント(Ob)、
ヴラディミール・ウォルサム(Vc)、
ピーター・ウィーラン(Fg)

録音:2018年2月12日−15日、シーダーズ・ホール(ウェルズ、サマセット、イギリス)
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたヴィヴァルディのスペシャリストたちによる新たなレコーディングは、「2本のホルン」、「2本のオーボエ」、「ヴァイオリンとチェロ」など、様々な組み合わせの2本の楽器のために書かれた二重協奏曲集。
エイドリアン・チャンドラーの妙技はもちろん、アンネケ・スコット、レイチェル・チャップリン、ピーター・ウィーランなど、ヨーロッパ屈指の様々なピリオド・アンサンブル(OAE、EBS、ORR他)で活躍している古楽器奏者たちの華麗なソロにも注目です!

Profil
PH-17086(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.3
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
エフゲニ・ボジャノフ(P)
ハンネス・ロイビン(Tp)
ラドスワフ・シュルツ(指)
バイエルン放送CO

録音:2016年6月5日/プリンツレーゲンテン劇場(ミュンヘン)(ライヴ)
2010年に行われた第16回ショパン国際コンクールで、アルゲリッチに激賞されたエフゲニ・ボジャノフ、久々の新譜は協奏曲。ボジャノフの協奏曲 録音といえば、ショパン・コンクール本選のライヴのみだったので、大歓迎のリリースと申せましょう。それもロマン派作品ではなく、ショスタコーヴィチ とモーツァルトという新境地を披露してくれます。驚くべきはショスタコーヴィチ。指さばきや技巧はすさまじいものの皮肉さや軽快さはなく、ショスタコー ヴィチ自身が残した録音を彷彿とさせるどす黒い闇をひきずっていて緊張感たっぷり。こんな凄い演奏はめったに聴くことができません。超オススメ。 (Ki)

TUDOR
TUD-7505(1CD)
2つのフルートのための協奏交響曲集
フィオリッロ:シンフォニア・コンチェルタンテ ト長調〜2 つのフルートと管弦楽のため
カンビーニ:シンフォニア・コンチェルタンテ第3番ト長調〜2 つのフルートと管弦楽のため
チマローザ:2つのフルートと管弦楽のための協奏曲 ト長調
宇田川杏奴(Fl)
ドミニク・フンツィカー(Fl)
ポール・クエンツ(指)
ポール・クエンツCO

録音:1978年2月 パリ
旧 TUD-704。スイスと日本を拠点に活躍する宇田川杏奴(うたがわあんね)とドミニク・フ ンツィカーの夫妻による2 つのフルートのための協奏曲集。ポール・クエンツの指揮も含め、華 やかでかつ親しみのある演奏が快い。
TUDOR
TUD-7506(1CD)
ヴェネツィアの謝肉祭
伝承曲:ヴェネツィアの謝肉祭
チマローザ:クラリネット協奏曲 ハ短調
ドニゼッティ:クラリネット協奏曲 変ロ長調
ロッシーニ:クラリネットと室内楽のための変奏曲ハ長調
メルカダンテ:クラリネット協奏曲 変ロ長調
エドゥアルド・ブルンナー(Cl)
ハンス・シュタードルマイアー(指)
ミュンヘンCO

録音:1988年6月7,8日 ミュンヘン
旧TUD-728。昨年2017 年4 月に亡くなったバーゼル生まれのクラリネット奏者、エドゥア ルド・ブルンナーの演奏するイタリアの作曲家のクラリネットと管弦楽のための作品集。49 歳の 時のこの録音は全盛期のブルンナーの魅力を見事に伝えている。なお旧盤では「ヴェネツィア の謝肉祭」はジャンピエリ作曲となっていたが、このCD では修正されている。

SOMM
SOMMCD-253(1CD)
NX-B04
ラフマニノフ/シュトラウス/ドホナーニ:ピアノ作品集
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第1番
R・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
エルネー・ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲 Op. 25
ヴァレリー・トライオン (P)
ヤク・ファン・ステーン(指)
ロイヤルPO

録音:2013年7月16-17日/Henry Wood Hall, London, United Kingdom
イギリスの名手ヴァレリー・トライオンによるピアノ協奏曲集。R・シュトラウスが20歳前に書いた「ブルレスケ」、ラフマニノフ18歳の時の「ピアノ協奏曲第1番」、ハンガリーの作曲家ドホナーニが作曲した「童謡の主題による変奏曲」。3曲とも比較的珍しいレパートリーで、曲への興味も尽きません。
SOMM
SOMMCD-268(2CD)
NX-C09
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、他
【CD1】
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K466
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K467
幻想曲 ハ短調 K396
【CD2】
ピアノ協奏曲 第10番-2台のための 変ホ長調 K365#
2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K448
ピアノ協奏曲 第7番-3台のための ヘ長調 K242 *#
ヴァレリー・トライオン(P)
ピーター・ドノホー(P)#
ミシュカ・ラシュディー・モーメン(P)*
ボリス・ブロット(指)…CD2
ロイヤルPO

録音:2017年1月30-31日…CD1
2017年6月12-13日…CD2
イギリスの名手ヴァレリー・トライオンによるモーツァルトのピアノ協奏曲集。CD1には人気の高い第20番と第21番の協奏曲、CD2には2台、3台のピアノのための協奏曲とソナタが収録されています。こちらには、やはりベテランのピーター・ドノホーも参加、遊び心溢れる作品で見事なアンサンブルを披露しています。3台ピアノの協奏曲で演奏するラシュディ・モーメンは1992年生まれの期待の若手奏者です。
SOMM
SOMMCD-269(1CD)
NX-B04
グリーグ/ディーリアス:ピアノ協奏曲集
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
ディーリアス:ピアノ協奏曲 ハ短調(1907)
グリーグ:ピアノ協奏曲 第2番(スケッチ…R M.ウォーカーによるピアノと管弦楽版)
グリーグ:ピアノ協奏曲 第2番(スケッチ…R M.ウォーカーによるピアノ独奏版)
ディーリアス:3つのスケッチ*
 春一番のかっこうを聴いて(ピアノ・デュエット版)*
マーク・ベッビントン(P)
イレーネ・ロー(P)
ジャン・レイサム=ケーニック(指)
ロイヤルPO

録音:2017年8月1-2日 St John’s Smith Square…1-6
2017年10月22日 Wyastone Concert Hal*
グリーグは有名なイ短調のピアノ協奏曲の他に、ロ短調協奏曲の構想も抱いていました。しかしこちらは完成されることなく、150小節ほどの断片が残されているのみです。以前、ヘルゲ・エヴユが補筆、完成した版がGRAND PIANOレーベルからリリースされましたが、こちらのアルバムはマシュー・ウォーカーが「残された分のみ」を編集し、補筆した版を収録しています。また、同時収録されているディーリアスの協奏曲は、グリーグのイ短調協奏曲からインスパイアされた作品です。

ALPHA
ALPHA-283
NX-B08
エルガー:チェロ協奏曲 他
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
5.ため息 Op.70(チェロと管弦楽編)
ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.84
マリー=エリザベス・ヘッカー(Vc)
エド・デ・ワールト(指)
アントワープSO
カロリン・ヴィトマン(Vn)
デイヴィッド・マッキャロル(Vn)
パウリーネ・ザクセ(Va)
マルティン・ヘルムヒェン(P)

録音:2016年2月、2016年10月
ドイツ、ツヴィッカウ生まれのチェリスト、マリー=エリザベス・ヘッカーが演奏するエルガーのチェロを含む作品集。これまでに ALPHA-レーベルからはシューベルトのピアノ三重奏曲/アルペジョーネ・ソナタとブラームスのチェロ・ソナタをリリース。この2作で 見事な共演を披露したピアニストのヘルムヒェンとは、今回の「ピアノ五重奏」でも息のあった演奏を繰り広げています。他の 奏者たちにも注目。2018年夏に来日が予定されているヴァイオリニスト、カロリン・ヴィトマンを始め、錚々たるメンバーです。 メインであるチェロ協奏曲ではエド・デ・ワールトが指揮するアントワープSOを従え、息をのむような緊張感に満ちた演 奏を聴かせています。
ALPHA
ALPHA-477
NX-B08
RESOUND BEETHOVEN 第6集
ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93
ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a(原曲:ヴァイオリン協奏曲)
ゴットリーブ・ヴァリッシュ(フォルテピアノ…1825年 ウィーン、フランツ・バイヤー製walnut veneer, compass F'to f''')
マルティン・ハーゼルベック(指)
ウィーン・アカデミーO(ピリオド楽器使用)

録音:2017年11月 ライヴ オーストリア科学アカデミー
ベートーヴェン時代の楽器を用い、小編成で演奏を行うウィーン・アカデミーOとマルティン・ハーゼルベックが追求する 「RESOUND BEETHOVEN」のシリーズ、今回の第6集には、比較的小規模な編成ながら、独創的な工夫が凝らされた 「交響曲第8番」とベートーヴェン自身がクレメンティの勧めによって「ヴァイオリン協奏曲」をピアノ用に編曲した「ピアノ協奏曲 ニ長調」の2作を収録。独奏のヴァリッシュが演奏する楽器は、ベートーヴェンが活躍した時代に製作された1825年製のフォ ルテピアノで、演奏場所もベートーヴェンの重要作品が多く初演されたオーストリア科学アカデミー(旧大学)という凝ったシ チュエーション。18世紀初頭に響いたであろう音が余すことなく再現されています。
ALPHA
ALPHA-357
NX-B08
シベリウス/ラウタヴァーラ:ヴァイオリン協奏曲集
ラウタヴァーラ:ヴァイオリン協奏曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
トビアス・フェルトマン(Vn)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
リエージュ王立PO

録音:2017年4月
1991年生まれのヴァイオリニスト、トビアス・フェルトマン。ALPHA-レーベルではラヴェル、プロコフィエフ、R・シュトラウス のヴァイオリン・ソナタ集(ALPHA-253)をリリース。この演奏における瑞々しい感性と高い技術は、同世代のヴァイオリニストの 中でも群を抜く存在感を放っています。世界中のオーケストラから共演を求められているフェルトマン、今回のアルバムでは ジャン=ジャック・カントロフが指揮するリエージュ王立フィルハーモニーOと共演を果たしました。同じく優れたヴァイオリ ニストであるカントロフのサポートにより、伸び伸びと演奏されるシベリウスと、神秘的な作風を持つラウタヴァーラの2曲をお聴 きください。

GRAND SLAM
GS-2185(1CD)
ハイフェッツ/ロシア協奏曲集
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
(3)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
(1)フリッツ・ライナー(指)CSO
(2)ワルター・ヘンドル(指)RCAビクターSO
(3)シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO

録音: (1)1957年4月19日オーケストラ・ホール(シカゴ)
(2) 1963 年 6 月 2、3 日サンタ・モニカ・シビック・オーディトリウム(カリフォルニア)
(3)1959 年 2 月 24 日シンフォニー・ホール(ボストン)
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
ハイフェッツによるロシア物の協奏曲集、チャイコフスキー、グラズノフ、プロコフィエフが揃いましたのでCD化しました。復刻は2トラック、38センチのオー プンリール・テープを使用、ハイフェッツの瑞々しくも繊細で切れ味のある音を忠実に再現しました。また、解説書にはかつてハイフェッツの伴奏者として も活躍した、サミュエル・チョツィノフ(ショツィノフ)の手記を掲載しています。(平林 直哉)

ABC Classics
ABC-4814952(1CD)
ザ・ロマンティックス〜グリーグ、メンデルスゾーン、パガニーニ
グリーグ:ホルベアの時代から〜古い様式による組曲 Op.40
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第3番ホ短調 MWV N3
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調 MS 60
佐藤俊介(Vn、ゲスト・ディレクター)、
オーストラリア・ブランデンブルクO

※録音(ライヴ):2016年9月16日−17日、シティ・リサイタル・ホール(シドニー)
2013年よりオランダ・バッハ協会(NBS)のコンサートマスターを務める俊英ヴァイオリニスト佐藤俊介が、オーストラリアのABC Classicsから登場! 佐藤俊介は、1984年東京生まれ、ニューヨーク、パリ、ミュンヘンで研鑽を積み、現在はオランダを拠点に国際的に活躍しており、ピリオド演奏の名門であるオランダ・バッハ協会とコンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務めています。2018年6月からは、オランダ・バッハ協会の音楽監督を退任するヨス・ファン・フェルトホーフェンの後任として新音楽監督に就任することが発表され、大きな話題を呼びました。
「ザ・ロマンティックス」は、佐藤俊介が2016年にオーストラリア・デビューを飾った際のライヴ録音。かつて、ガット弦によるパガニーニ「24のカプリース」の録音でも注目を浴びた佐藤俊介が、ここでもガット弦を使用し、バロック様式で書かれたグリーグの「ホルベアの時代から(ホルベルク組曲)」、12歳のメンデルスゾーンが書いた「弦楽交響曲第3番」、そしてピリオド楽器での演奏は珍しいパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第4番」といった、ロマン派の3人の偉大な作曲家の作品を、ピリオド楽器オーケストラ「オーストラリア・ブランデンブルクO」とともに披露します。

Delphian
DCD-34196(1CD)
ジョン・マクラウド:パーカッション協奏曲
アウト・オヴ・ザ・サイレンス**
パーカッション協奏曲*
ショスタコーヴィチ・コネクション#
ヘブリディアン・ダンス#
エヴェリン・グレニー(パーカッション)*、
ジョン・マクラウド(指)*#、
ホリー・マティエソン(指)**、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2017年6月19日−21日、RSNOセンター(グラスゴー)
(全曲世界初録音)
小さい頃に聴覚に障害を持ちながら、体全体で音を感じる天才パーカッショニストとして活躍し、グラミー賞をはじめ数多の賞を獲得。世界的な指揮者、アーティスト達と共演し、世界中の主要な作曲家から新作を任されています。
ジョン・マクラウド(b.1934)は王立音楽アカデミーでレノックス・バークリーに学んだスコットランド出身の作曲家。ここでは、1987年にエヴェリン・グレニーのために書かれた「パーカッション協奏曲」他、ジョン・マクラウドの管弦楽作品を収録。エヴェリン・グレニーの圧倒的なパフォーマンスで贈るパーカッション協奏曲はもちろん、ショスタコーヴィチの交響曲第5番から影響を受けている「ショスタコーヴィチ・コネクション」や、ニールセンやシベリウスがオマージュしてある「アウト・オヴ・ザ・サイレンス」、スコットランド、ヘブリディーズ諸島の民謡が使われている「ヘブリディアン・ダンス」など、魅力的な管弦楽作品が並びます。

Signum Classics
SIGCD-539(1CD)
ブラックフォード:ニオベ
ニオベ、愛する者(Niobe The Lover)/ニオベ、冒涜する者(Niobe The Blasphemer)/ニオベ、弁解する者(Niobe The Pleader)/ニオベ、嘆く者(Niobe The Mourner)
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、
ベン・ジャーノン(指)チェコPO

録音:2017年11月13日、ドヴォルザーク・ホール(プラハ、チェコ)
※収録時間:約23分
リチャード・ブラックフォードは、フルオーケストラと自然界の野生の音を共存させた「グレート・アニマル・オーケストラ」(NI 6274)が話題を呼んだイギリスの注目作曲家。「ニオベ(ニオベー/NIOBE)」は、チェコ・フィルの委嘱により作曲され2017年11月11日にプラハで初演された、ギリシャ神話の登場人物ニオベをモチーフとしたヴァイオリンと管弦楽のための作品。2019年2月には読売日本SOとの共演も予定されているウェーリー=コーエンが鋭く描く、ブラックフォードの新作にご注目ください。

Pentatone
PTC-5186723
(1SACD)
モーツァルト:フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314
 フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313
ミスリヴェチェク(1737-1781):フルート協奏曲 ニ長調
アナ・デ・ラ・ヴェガ(Fl)
イギリスCO
ステファニー・ゴンリー(リーダー)

録音:2016 年 9月/ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
“傑出した才能”(ウィグモアホール)、“真の芸術家”(カドガンホール)、“ファースト・クラス”(ベルリン・フィルハーモニー) と各演奏会で絶賛されている注目のフルート奏者、アナ・デ・ラ・ヴェガがモーツァルトとミスリヴェチェクの協奏曲を録音しました。
イギリス人とアルゼンチン人の両親の間にオーストラリアで生まれたヴェガはシドニー大学でマーガレット・クロフォードに師事。その後パリにてレイモ ンド・ギオの最後の弟子として研鑽を積みました。
イギリス室内管弦楽団とは2010年以来度々共演しており、当ディスクにも収録されている忘れられし名曲ミスリヴェチェクのフルート協奏曲の演奏は BBCラジオにて生放送され話題となりました。この度満を持してセッション録音されました。
チェコの作曲家、ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)は自国の教会でヴァイオリニストを務めるなどし、その後はヴェネツィアに赴き、オペラの 作曲をジョヴァンニ・ペシェッティに学びました。最初のオペラ〈メデア〉は1764年に上演され、大好評を博すなど、作曲家としての才能を開花させま した。チェコの音楽性とイタリアの影響を融合することで独自の作曲様式を生み出したミスリヴェチェクの作品はウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなり、 軽快な声部書法と旋律面での豊かな創意によって特にイタリアで圧倒的な成功をおさめました。このフルート協奏曲も華やかな旋律が魅力の作品です。モー ツァルトのフルート協奏曲2篇とあわせてお楽しみください。 (Ki)

Grand Piano
GP-781(1CD)
NX-B03
ロベルト・エスポージト(1984-):ピアノのための作品集
ピアノ協奏曲 第1番 嬰ヘ短調「幻想的」Op.8(2016)
ピアノ・ソナタ 第1番 変ロ短調 Op.10(2017)
INDIGO MIRAGE インディゴの幻影(2015)
ロベルト・エスポージト(P,チェレスタ)
ミケーレ・デリア(エレクトロニクス)
エリセオ・カストリナーノ(指)
ブダペスト・スコリングSO

録音:2017年2月21日、2017年6月6日
※世界初録音
「ベートーヴェンからガーシュウィンまで様々なレパートリーに完全に直面できる最高レベルの音楽性を持つピアニスト」とイタリ アの批評家に賞賛されたロベルト・エスポージトの作品集。 イタリア南東部の街トリカーゼで生まれたエスポージトは、アリゴ・ボイト音楽院で学び、ハンガリーとボストンに留学。その後は イタリアに戻り、ピアノ曲のレパートリー拡大に努めています。2014年に発売されたファースト・アルバム「The Decades」は イタリアの民族音楽と即興的なジャズが組み合わされた10曲の小品で構成されていましたが、今回のアルバムでは、エス ポージト渾身の作品である「ピアノ協奏曲」がメインの収録曲となっています。19世紀から20世紀にかけてのロマンティックな 様式に基づくピアノ協奏曲は、彼の心に最も近いイディオムであるジャズと民族音楽の要素が取り入れられており、古典的で ありながらも斬新なスタイルを持っています。

Naive
V-5138(2CD)
狂気のヴィヴァルディ
ヴァイオリン協奏曲「四季」より
歌劇『怒れるオルランド』より
グローリア ニ長調 RV589より
2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV532より
モテット「正しい怒りの激しさに」RV626より
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV156より
歌劇『試練の中の真実』RV 739より
オラトリオ「勝利のユディータ」R644より
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV208 「モグール」より
歌劇『オリンピアーデ』RV725より
室内協奏曲 ト短調 RV103より
歌劇『グリゼルダ』RV 718より
歌劇『ティート・マンリオ』RV 738より
『主は言われた』RV 594より他
様々な演奏者
ナイーブのヴィヴァルディ・エディションから、様々な楽章を抜粋し、「狂気のヴィヴァルディ」と題したコンピレーション。豪華演奏者陣による演奏の数々、 タイトルが示すとおり、烈しい曲想のものが中心で、たのしめます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1458(1CDR)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
スヴェンセン:ロマンス ト長調 Op.26 *
グリーグ:「ペール・ギュント」組曲#
 2つの悲しい旋律 Op.34 +
マックス・カイザー(Vn)*
フェレンツ・パーリンコー(Vn)#
ヴィルヘルム・シュヒター(指)北西ドイツPO

録音:1954年6月#、1954年10月22日*、1955年1月29日+、
音源:Imperial ILP 115 *、 ILP 102 #他
Forgotten Records
fr-1468(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
 「コリオラン」序曲#
 「レオノーレ」序曲第3番#
フランコ・グッリ(Vn)
ルドルフ・アルベルト(指)
コンセール・ラムルー協会O
ミュンヘンPO#

録音:1958年5月12日、1950年代初頭#
音源:Le Club Francais du Didque CFD 173、Mercury, MG 15002
Forgotten Records
fr-1463B(2CDR)
バッハ:管弦楽組曲(全4曲)*
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 ホ短調 RV.484 #
 ヴィオラ・ダ・モーレ,ギターと管弦楽の為の協奏曲 RV.540 ++
ハッセ:マンドリン協奏曲 ト長調+
マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ハ短調**
クヴァンツ:フルート協奏曲 ト長調 ##
ロジェ・ブルダン(Fl)*,##
モーリス・アンドレ、ジャック・マース(Tp)*
モーリス・アラール(Fg)#
ヤコブ・トーマス(マンドリン)+
ピエール・ピエルロ(Ob)**
ギュンター・レメン(ヴィオラ・ダモーレ)++
フランツ・プロプスト(G)++
カール・リステンパルト(指)ザール室内o.

録音:1959年7月*他
音源:Le Club Francais du Disque CFD 212-13他
Forgotten Records
fr-1469(1CDR)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ユリアン・オレフスキー(Vn)
ユリウス・ルーデル(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1959年6月
音源:Westminster WST 14080 他

Danacord
DACOCD-780(2CDR)
ノルウェー放送の音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物

(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.114
(2)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67
(3)クラウス・エッゲ:チェロ協奏曲 Op.29(1966)
(4)エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
(5)グリーグ:チェロソナタ イ短調 Op.36
(6)シェティル・ヴォスレフ:チェロ協奏曲第1番(1976)
(1)ラーシュ・アンデシュ・トムテル(Va)、ホーコン・アウストボー(P)〕[録音:1990年9月11日、オスロ室内楽フェスティヴァル(ライヴ録音)]
(2)アルヴェ・テレフセン(Vn)、シェル・ベッケルン(P)〕[録音:1968年3月7日(テレビ収録)]
(3)オスロPO、オイヴィン・フィエルスタ(指)〕[録音:1967年10月27日(初演コンサート・ライヴ録音)]
(4)オスロPO、アレクサンデル・ラザレフ(指)〕[録音:2000年11月30日(ライヴ録音)]
(5)シェル・ベッケルン(P)〕[録音:1985年11月30日、オスロ大学講堂(ライヴ録音)]
(6)ベルゲンPO、ウラジーミル・フェドセーエフ(指)〕[録音:1981年6月12日(ライヴ録音)]
ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)は、デンマーク人のヴァイオリニストとアイスランド人のピアニストを両親にコペンハーゲンで生まれました。フィラデルフィアのカーティス音楽院でピアティゴルスキーに学び、ソリスト、室内楽奏者として活動、母校のカーティス、コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミー、ケルン音楽大学、ミシガン大学音楽学校で教えました。20世紀から21世紀のデンマークと北欧を代表するチェリストのひとりに挙げられ、ヘンリク・ブランストロプをはじめとする教え子やラジオとテレビの番組を通じて彼の音楽を知った人たちから没後の今も慕われています。
ブレンダール・ベンクトソンに捧げる「オマージュ」シリーズ。デンマーク放送(DR)(DACOCD727)、アイスランドSOとアイスランド国営放送(DACOCD724, DACOCD737)、HMVとSonetのレコード録音(DACOCD738)、スウェーデン放送(SR)(DACOCD778)と続いたリリースの最新作は、ノルウェー放送(NRK)の音源によるアルバムです。彼の主要なレパートリーだったエルガーの協奏曲、ブラームスとショスタコーヴィチの三重奏曲、グリーグのソナタ、そして、彼が初演したクラウス・エッゲ(1906−1979)の協奏曲と、ベルゲン在住の作曲家シェティル・ヴォスレフ(1939−)の協奏曲第1番の録音が含まれています。室内楽は、ヴィオラのトムテル、ピアノのアウストボーとベッケルン、ヴァイオリンのテレフセンという、現代ノルウェーを代表する音楽家が共演しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Signum Classics
SIGCD-523(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
メンデルスゾーン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲ニ短調
ミンジョン・キム(P)、
ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(Vn)、
クレメンス・シュルト、
フィルハーモニアO

録音:2017年3月28日−29日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、アソシエイト・オヴ・ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック(ARAM)を授与されたスタインウェイ・アーティスト、ミンジョン・キム。伝説的ヴァイオリニスト、ルッジェーロ・リッチからは「並外れた才能のピアニスト(exceptionally talented pianist)」と賞賛され、ルッジェーロ・リッチのマスタークラスではピアニストに選ばれています。
ロンドンを拠点に国際的に活動しているミンジョン・キムは、2008年に共演して以来、フィルハーモニアOと、そしてコンサートマスターのツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイとも定期的にコラボレーションを行っており、今回のアルバムが実現。若きメンデルスゾーンが書いた二重協奏曲(ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲)では、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイとミンジョン・キムの華麗な対話が披露されます。

Centaur
CRC-3616(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
アルトゥール・カガノフスキー(Vn)、
フィリップ・グリーンバーグ(指)
ウクライナ国立SO

録音:2016年3月3日−5日、キエフ(ウクライナ)
名門ジュリアード音楽院でヴァイオリンを学び、ワルド・デ・マヨ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たした1986年、モスクワ生まれのヴァイオリニスト、アルトゥール・カガノフスキーのコンチェルト・アルバム。2007年にスターン・オーディトリアムでエルガーのヴァイオリン協奏曲を弾いてカーネギー・ホール・デビューを果たし注目を集めています。使用楽器はピエトロ・グァルネリ1730年製「Rogge」。

Linn
CKR-362(3CD)
ヘンデル:合奏協奏曲集Op.6
合奏協奏曲第1番ト長調Op.6-1/第2番ヘ長調Op.6-2/第3番ホ短調Op.6-3/第4番イ短調Op.6-4/第5番ニ長調Op.6-5/第6番ト短調Op.6-6/第7番変ロ長調Op.6-7/第8番ハ短調Op.6-8/第9番ヘ長調Op.6-9/第10番ニ短調Op.6-10/第11番イ長調Op.6-11/第12番ロ短調Op.6-12
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、エイヴィソン・アンサンブル

録音:2008年10月27日−31日、ジュビリー・シアター(ニューカッスル)
※CKD-362からの新装移行再発売。CKD-362は廃盤となります。
鬼才ベズノシウクとエイヴィソン・アンサンブル!ヘンデル54歳の傑作"合奏協奏曲Op.6"の全曲録音!
Linn
CKR-365(2CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Op.8 「和声と創意への試み」
ヴァイオリン協奏曲ホ長調Op.8-1,RV.269「春」/協奏曲ト短調Op.8-2,RV.315「夏」/協奏曲ヘ長調Op.8-3,RV.293「秋」/協奏曲ヘ短調Op.8-4,RV.297「冬」/協奏曲変ホ長調Op.8-5,RV.253「海の嵐」/協奏曲ハ長調Op.8-6,RV.180「喜び」/協奏曲ニ短調Op.8-7,RV.242/協奏曲ト短調Op.8-8,RV.332/協奏曲ニ短調Op.8-9,RV.236/協奏曲変ロ長調Op.8-10「狩り」/協奏曲ニ長調Op.8-11,RV.210/協奏曲ハ長調Op.8-12,RV.178
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、エイヴィソン・アンサンブル

録音:2009年11月29日−12月5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
※CKD-365からの新装移行再発売。CKD-365は廃盤となります。
ベズノシウクとエイヴィソン・アンサンブル第2弾!☆「四季」を含む、「和声と創意への試み」全曲!
Linn
CKR-465(1CD)
ティル・トゥモロー
ディス・ラヴ・ウィル・キャリー/トーキング・ウィズ・マイ・ファザー/グリーン・グロウ・ザ・ラッシュズ/ターニング・アウェイ/ティル・トゥモロー/ホールディング・バック/カデ・ヤウズ(羊を追って)/ハイランド・ハリー/スコットランド女王メアリー/ザ・ゲール/カレドニア
ドギー・マクリーン(歌、ギター)、
ジョン・ローガン(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2013年6月26日−27日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー、イギリス)
※CKD-465からの新装移行再発売。CKD-465は廃盤となります。
スコットランドのシンガーソングライター、ドギー・マクリーンとRSNOの共演!スコットランドの非公式国歌として親しまれる「カレドニア」がシンフォニックに響く!


TESTAMENT
SBT-1518(1CD)
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
マルコム・サージェント(指)BBC響
ポール・パレー(指)ニュー・フィルハーモニアO

録音:1951年9月8日、1957年4月6日*(共にモノラル)

Goodies
78CDR-3727(1CDR)
税込定価
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
シューマン:幻想小曲集Op.73-1
レジナルド・ケル(Cl)
マルコム・サージェント(指)LPO
ジェラルド・ムーア(P)

英HIS MASTER'S VOICE C3167/70
1940年3月7日(モーツァルト)、3月29日(シューマン)、アビー・ロード第1スタジオ(モーツァルト)、第3スタジオ(シューマン)録音
レジナルド・ケル(1908-1981)は英国のクラリネット奏者。王立音楽アカデミーでハイドン・ドレイパーに師事し、在学中からロイヤル・フィルハーモニー協会オーケストラの首席奏者をつとめ、卒業後ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍した。戦後の1948年アメリカに渡りコンサートやレコーディングのほかにベニー・グッドマン(1909-1988)やピーナッツ・ハッコー(1918-2003)にクラシック奏法を指導した。1958年に母国に帰り画家として余生を送った。指揮者のサー・マルコム・サージェント(1895-1967)は英国の指揮者。1939年ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が創設されると客演指揮者として活躍した。これはその時期の録音。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5698(1CD)
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第18番ホ短調 W I:18
ヴァイオリン協奏曲第17番ニ短調 W I:17
グイード・リモンダ(Vn、指)
カメラータ・ドゥカーレ

OEHMS
OC-537(1CD)
NX-B01
2004年ザルツブルク音楽祭/コルンゴルト作品集

(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
(2)歌劇《ヘリアーネの奇跡》Op.20-ヘリアーネの歌 (ヴァイオリンとピアノ編)
組曲「空騒ぎ」Op.11
(3)組曲 Op.23
(1)ベンヤミン・シュミット(Vn)
 小澤征爾(指)VPO
 録音 2004年7月24日 祝祭大劇場
(2)ダヴィッド・フリューヴィルト(Vn)
 ヘンリー・ジークフリートソン(P)
 録音 2004年8月1日 モーツァルテウム
(3)ベンヤミン・シュミット(Vn)
 ハンナ・ヴァインマイスター(Vn)
 クヴィリーネ・フィールゼン(Vc)
 ジルケ・アヴェンハウス(P)
 録音 2004年8月12日 モーツァルテウム
2004年のザルツブルク音楽祭のライブ録音。ベンヤミン・シュミットと小澤征爾のコラボレーションから生まれた極上の コルンゴルト。このアルバムは長らく生産中止となっていましたが、ようやく再プレスが完了しました。 ハイフェッツのために書かれ初演されたコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は、ハイフェッツ以後のヴァイオリニストの重要 な協奏曲レパートリーとなっています。ここでシュミットは、後期ロマン派音楽で抜群の能力を発揮する小澤と、国立 歌劇場のピットでオペラ『死の都』などの演奏でコルンゴルトの音楽を知り尽くしているウィーン・フィルの最高のサポート に支えられ、理想的な名演を繰り広げています。 また、2つの組曲もコルンゴルトを知るための絶好の作品。世紀末ウィーンの香りを色濃く漂わせています。

SOMM
SOMMCD-066(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 第11番 ヘ長調 K413
ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K414
ピアノ協奏曲 第13番 ハ長調 K415
マーク・ベッビントン (P)
デイヴィッド・カーティス(指)
オーケストラ・オブ・ザ・スワン

録音:2006年3月12日/The Pitville Pump Room, Cheltenham, England, United Kingdom
小さな編成を生かして、小回りの利いたアンサンブルを聴かせる“オーケストラ・オブ・ザ・スワン”。このアルバムに収録されたモーツァルトの3曲のピアノ協奏曲を演奏するには文句なしのオーケストラです。なぜなら、時には弦楽四重奏で演奏されることもあるオーケストラ・パートには驚くほどの柔軟性が持たされており、ピアノを引き立てながらも存分な主張が必要だからです。ピアノのベッビントンも伸びやかな演奏を聴かせます。
SOMM
SOMMCD-242(1CD)
NX-B04
バックス/アイアランド:ピアノ協奏曲集
バックス:ピアノ・コンチェルティーノ
アイアランド(1879-1962):ピアノ協奏曲 変ホ長調
 伝説
マーク・ベッビントン(P)
デイヴィッド・カーティス(指)
オーケストラ・オブ・ザ・スワン

録音:2009年4月15-16日/Town Hall, Birmingham, United Kingdom
アーノルド・バックスの「ピアノ・コンチェルティーノ」世界初演盤。彼にとって終生の恋人であったハリエット・コーエンのために作曲を始めたバックスでしたが、戦争などの障壁に挟まれ、全曲を完成させることなくこの世を去ってしまいました。「ピアノ・コンチェルティーノ=小協奏曲」と題されているものの、実際には極めて壮大な内容を持った作品を、作曲家グラハム・パレットを中心としたチームが完成させ、初演と録音が実現しました。演奏はSOMMで活躍するベッビントンです。

Chandos
CHAN-10949(1CD)
ヒナステラ:管弦楽作品集 Vol.3
ピアノ協奏曲第1番 Op.28*
協奏的変奏曲 Op.23
ピアノと管弦楽のための 「アルゼンチン風協奏曲」*
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック、
シャイン・ワン(P)*

録音:2016年11月15日(ピアノ協奏曲第1番)、2016年11月20日(アルゼンチン風協奏曲)、2017年9月19日(協奏的変奏曲)、メディア・シティUK(サルフォード)
ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)に就任し、母国スペインの音楽を発掘する「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」シリーズで高い地位を確立したスペイン人マエストロ、ファンホ・メナ。スペイン音楽だけでなくラテン・アメリカのプログラムにも取り組んでおり、過去2作とも高い反響のあったアルゼンチンの作曲家アルベルト・ヒナステラ(1916−1983)の管弦楽作品集もついに第3巻。BBCフィルの首席指揮者最後の年に、このヒナステラ・プロジェクトが完結となります。
ピアノ協奏曲第1番と「アルゼンチン風協奏曲」を弾くのは、前作「ピアノ協奏曲第2番」でも華麗なピアニズムを披露してくれたアメリカのピアニスト、シャイン・ワン。民族色の強いヒナステラ初期の作品(アルゼンチン風協奏曲)から、「新表現主義」によって現代的な書法が使われた作品(ピアノ協奏曲第1番)まで、ヒナステラの多彩で天才的な価値を、ファンホ・メナが引き出します。
Chandos
CHSA-5201(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ協奏曲&オーボエ協奏曲
4人の独唱、合唱、管弦楽のための 「音楽へのセレナード」*
オーボエと弦楽のための協奏曲イ短調**
ヴィオラ独奏と小合唱、小管弦楽のための組曲 「野の花」#
ピアノと管弦楽のための協奏曲ハ長調##
ピーター・ウンジャン(指)トロントSO、
カルラ・フータネン(S)*、
エミリー・ディアンジェロ(Ms)*、
ローレンス・ウィリフォード(T)*、
タイラー・ダンカン(Br)*、
サラ・ジェフリー(Ob)**、
テン・リー(Va)#、ルイ・ロルティ(P)##、
エルマー・イーゼラー・シンガーズ

録音:2017年11月15日−16日、ロイ・トムソン・ホール(トロント/カナダ)
トロントSOとは30年以上にわたって強い絆を深めるピーター・ウンジャン。1981年にヴァイオリン独奏者としてトロント響デビューを果たし、1998年に指揮者として登壇。2004年にはトロントSOの音楽監督へ就任し、財政危機を迎えていたオーケストラを見事再建させ、その功績はドキュメンタリー映画にもなっています。音楽監督就任から10余年を経るウンジャンとトロント響、充実のヴォーン・ウィリアムズにご期待ください。

Tactus
TC-800008(1CD)
ボッティーニ&ロッラ:様々な楽器とオーケストラのための協奏曲集
ボッティーニ:ピアノ協奏曲、
 クラリネット協奏曲
ロッラ:ヴィオラ協奏曲
ジャンニ・ビッキエリーニ(P)、
レモ・ピエリ(Cl)、
トマソ・ヴァレンティ(Va)、
ジャンパオロ・マッツォーリ(指)
ルッカ・ルイジ・ボッケリーニ音楽院O

録音:2016年5月、ルイジ・ボッケリーニ音楽院大講堂(ルッカ、イタリア)
トスカーナ州北西部の都市ルッカに深い縁があるマリアンナ・ボッティーニは、1823年には著名な政治家であるロレンツォ・ボッティーニ侯爵と結婚する以前、13歳から20歳の間にかけてその作品の大半を作曲したことでも知られています。
当時のイタリアにおける屈指のヴィオラ&ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして、そしてパガニーニの師としてその名を知られているアレッサンドロ・ロッラ。代表作である「ヴィオラ協奏曲」は、ヨーロッパの伝統的な作曲技法と、イタリアのベルカントが同居する、初期ロマン派の秀作です。

CLAVES
50-1808(1CD)
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」K.219
キャロライン・グールディング(Vn)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)ベルンSO

録音:2017年9月12-14日/ベルン、ディアコニア教会(スイス)
コルンゴルトとモーツァルトという近代と古典派の、一見不釣りあいなカップリングながら、実は共通点満載。ともにオーストリア出身、ヴァルフガング という名の神童、ステージパパがいた等々。さらにどちらも美しいメロディにあふれた魅力作でもあります。独奏のキャロライン・グールディングは1993 年ミシガン州生まれのアメリカの若手女流。3歳からヴァイオリンを始め、テツラフ、ワイラーシュタイン、スミルノフらに学びました。非常に情熱的かつ 力強い演奏が独特で、ケヴィン・ジョン・エドゥセイの華麗な指揮とあいまり、コルンゴルト作品でハリウッド映画調に高らかな盛り上がりは感動的。目 の離せない若手と申せましょう。 (Ki)

SWR music
SWR--19418CD(1CD)
NX-B03
ヤーノシュ・シュタルケル名演集
ヒンデミット:チェロ協奏曲
プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125*
ラウタヴァーラ:チェロ協奏曲 Op.41#
アンドレアス・フォン・ルカーチ(指)
エルネスト・ブール(指)*
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)#
シュトゥットガルト放送SO
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツSO*,#

録音:1971年1月14日、1975年8月16日*、1975年2月6日#
※CD94.227からの移行盤
ハンガリー生まれの名チェリスト、ヤーノシュ・シュタルケル。彼の演奏は「火と氷の融合」と評されるほどに、張り詰めた緊張 感と豊かな音楽性が込められた素晴らしいものでした。 このアルバムで演奏されているのは、シュタルケルが“20世紀最高のチェロ協奏曲”と評したヒンデミットの協奏曲と、独奏 パートが難しいことで知られるプロコフィエフの交響的協奏曲、シュタルケルの初レパートリーとなったラウタヴァーラの協奏曲の 全3曲。シュタルケルは常にオーケストラとのバランスを考慮しながら、説得力のある演奏を繰り広げています。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

OEHMS
OC-467(1CD)
NX-B01
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ドヴォルザーク:ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのロマンス ヘ短調 Op.11
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ティボール・ボガーニ(指)
パノンPO

録音:2017年10月1日ハンガリー,ペーチ コダーイ・センター
1968年ウィーン生まれのベテラン・ヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット。世界中の主要コンサートホールで演奏活動を行う 他、ジャズプレイヤーとしても味のある演奏を行ってきました。これまでにバッハから現代音楽、ジャズまで数多い録音がある シュミットですが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はこれまでに録音しておらず、このアルバムが満を持してのリリースとなり ます。同時収録のドヴォルザークのロマンスは、自身の「弦楽四重奏曲第5番」の第2楽章を改作したもの。優美で哀愁漂う 旋律が特徴的な美しい作品を、シュミットは感情を込めてたっぷりと歌い上げています。

Orchid Classics
ORC-100079
NX-B03
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ニールセン:ヴァイオリン協奏曲
イ・ジユン(Vn)
クリスティーナ・ポスカ(指)
オーデンセSO

録音:2017年6月26-28日
デンマーク オーデンセ,カール・ニールセン・ホール
2016年“カール・ニールセン国際コンクール”で第1位を獲得した韓国のヴァイオリニスト、イ・ジユン。1992年生まれの彼女 は、2013年“オイストラフ国際コンクール”で優勝し、2015年の“エリザベート王妃国際コンクール”にも入賞するなど、既に世 界中の注目を集めています。多くのオーケストラと共演する他、室内楽奏者としても活躍し、各国の音楽祭でも演奏を重ね ています。このデビュー・アルバムでは得意とするニールセンと、後期ロマン派のヴァイオリン協奏曲の中でも高い人気を誇るコル ンゴルトの協奏曲の2曲を演奏。その才能を遺憾なく発揮しています。

CPO
CPO-555109(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 第2集
フランツ・ライゼンシュタイン(1911-1968):チェロ協奏曲 ト長調
ベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996):チェロ協奏曲
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ニコラス・ミルトン(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO
「ユダヤの血を引くがために、住み慣れた地を追放された作曲家たちの作品集」の第2集。演奏しているウォルフィッシュの両 親もホロコーストを生き延び、イギリスに逃れた人たちであり、両親の激動の人生を知るウォルフィッシュにとっては、この問題 は避けて通ることはできないほどに身近なものとして捉えているといいます。第2集に登場する2人の作曲家もユダヤ系で、ナ チスの迫害を受けベルリンからイギリスに亡命し、それぞれ独自の活躍をしました。ライゼンシュタインはヒンデミットの教え子で あり、十二音技法には否定的だったため、調性感ある音楽を好み、このチェロ協奏曲も抒情的な雰囲気が感じれらます。 比較的演奏機会の多いゴルトシュミットのチェロ協奏曲も、前衛的な手法を用いることはなく、シニカルな表情を湛えた旋律 的な作品です。ウォルフィッシュは作曲家たちの想いを丹念に洗い出し、納得の行く演奏をしています。
CPO
CPO-555167(1CD)
NX-B10
F.W.H.ベンダ(1745-1814):ヴィオラ協奏曲集
ヴィオラ協奏曲 第1番 ヘ長調
ヴィオラ協奏曲 第2番 変ホ長調
ヴィオラ協奏曲 第3番 変ホ長調
ジャン=エリック・スーシ(Va)
ベルナルド・ラバディ(指)
バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO

録音:2016年6月21-24日、2016年7月4-5日…3
17世紀から18世紀にかけてボヘミアを起源とする「ベンダ一族」がヨーロッパの音楽界で主要な地位を築いていました。数多 くの作曲家、器楽奏者を輩出し、現代でも彼等の末裔が活躍するなどその影響は計り知れないほど大きなものでした。その 中の一人、フリードリヒ・ベンダは、ベンダ一族の中でも最も知られるフランツの息子であり、最初の音楽の手ほどきは父フラン ツから受けています。彼は熟達したピアニスト、ヴァイオリニストで、1765年から1810年までポツダムの宮廷で室内楽奏者と して働き、いくつかの歌劇、協奏曲、室内楽曲を残しました。このアルバムでは当時でも珍しい「ヴィオラのための協奏曲」を 収録。あまり陽の目を見ることのないヴィオラの性能を知り尽くした、どれも技巧的で美しい作品です。 演奏しているエリック・スーシは1988年に開催された「第3回ライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクール」の入賞者。楽譜 を校訂し、出版するほどこの作品に思いを込めています。
CPO
CPO-777918(1CD)
NX-B10
ハチャトゥリアン:協奏曲エディション 第1集
ピアノ協奏曲 変ニ長調
ピアノとオーケストラのための「コンチェルト・ラプソディ」
ステファン・ジモニアン(ピアノ)
ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立PO

録音:2014年7月16-18日、2015年7月15-16日
20世紀アルメニアを代表する作曲家ハチャトゥリアンの協奏曲と言えば、豊かなオーケストラの響きと刺激的なリズムに彩ら れたヴァイオリン協奏曲が良く知られています。他には彼が最初に名声を博した1940年の「ピアノ協奏曲 変ニ長調」と 1946年に作曲された「チェロ協奏曲」がありますが、他にも協奏的作品としてヴァイオリン、チェロ、ピアノのための「コンチェル ト・ラプソディ」もありこれらは全て1962年から1968年のハチャトゥリアン晩年に作曲されています。このシリーズでは2曲ずつ を併せて収録し、その作風の違いとユニークな出来栄えを堪能できるようになっています。

CEDILLE
CDR-90000176(1CD)
NX-B04
ジェームズ M.スティーヴンソン:クラリネット作品集
Liquid Melancholy 液状のメランコリー
クラリネットとオーケストラのための協奏曲
Colors 色彩
Last Chants 最後の歌
Fantasie 幻想曲
Etude Caprice エチュード・カプリース
クラリネットとピアノのためのソナタ
ジョン・ブルース・イェー(Cl)
アレックス・クレイン(Ob)
ゴードン・パトリック(P)
ウラディーミル・クレノヴィチ(指)
レイク・フォレストSO
シカゴ・プロ・ムジカ

録音:2017年5月21日、2017年7月13-15日
シカゴSOのクラリネット奏者、ジョン・ブルース・イェーが演奏するM.スティーヴンソンのクラリネット作品集。アメリカで最 も人気のある現代作曲家の一人、スティーヴンソンの作品はどれも旋律が美しいだけでなく、刺激的な味わいもあり、曲に よって変幻自在な表現が使い分けられています。アルバムタイトルでもある「Liquid Melancholy」は世界初演となるクラリ ネット協奏曲。クラリネットの可能性を探求し、流麗で豊かな音色を存分に生かした興味深い曲です。共演したウラディー ミル・クレノヴィチは、2015年「ゲオルク・ショルティ指揮者賞」を受賞したシカゴでおなじみの指揮者です。また2つの作品に 参加している“シカゴ・プロ・ムジカ”は、ブルース・イェーが創設したアンサンブル。グラミー賞を受賞した実力派です。「最後の 歌」では極めてエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。

CEMBAL DAMOUR
CEMBCD-188(1CD)
モルデカイ・シェホリ/アーリー・イヤーズ〜ベートーヴェンVol.3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
モルデカイ・シェホリ(P)
クレイトン・ウェスターマン(指)
ハンターSO

録音:1970年5月19日エルサレム・ベートーヴェン・コンクール優勝演奏会(ライヴ)
1977年12月5日ニューヨーク(ライヴ)
レーベル創始者であるピアニスト、モルデカイ・シェホリは 1946 年テル・アヴィヴ出身。ミンド ゥル・カッツに師事した後、ジュリアード音楽院で学ぶ一方、パメラ・フランクの父クロード・フラ ンクからも教えを受けています。現在はニューヨークを中心に活動する、知る人ぞ知る名ピアニ ストです。レパートリーはバロックから20 世紀音楽までと幅広く、このレーベルでは自身の演奏 のリリースの他、恩師カッツやハイフェッツ、チェルカスキー、シェリングなどシェホリがその音楽 性に共感する歴史的名演奏家の録音の復刻も行っています。このディスクは彼が得意とする ベートーヴェンの録音シリーズの第 3 弾。いずれも職人気質とでも形容したくなるような安定し た技術と奇を衒わない彼の音楽性は意外にも多くのファンに支持され、毎回リリースが待たれ ていました。70 年代の録音とはいえ、いささか音質は古めかしい(ADD)のですが、演奏自体は 大変よいものです。

Stradivarius
STR-13595(1CD)
再発売
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第3番 ハ長調*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC響
ウラディーミル・ホロヴィッツ(P)

録音:1948年10月23日 ニューヨーク,1952年11月15日 ニューヨーク*
(C)(P)1987 のCD が30 年の時を超えて再登場。メインはホロヴィッツ独奏、トスカニーニの指揮 によるブラームスのピアノ協奏曲第 2 番。ライヴを含め数種ある両者共演の録音うち最後のもの。 白熱した名演として知られる。余白のロッシーニの弦楽のためのソナタ第3 番もトスカニーニならで はの生き生きとしたカンタービレが楽しめる。

DACAPO
MAR-8.206004(6CD)
NX-F01
ホルンボー(1909-1996):室内協奏曲とシンフォニア集
【CD1】…8.224038
1-2.室内協奏曲 第1番 Op.17(1939)
3-6.室内協奏曲 第2番 Op.20(1940)
7-8.室内協奏曲 第3番 Op.21(1940-1942)
【CD2】…8.224063
1-3.室内協奏曲 第4番 Op.30(1942-1945)
4-6.室内協奏曲 第5番 Op.31(1943)
7-9.室内協奏曲 第6番 Op.33(1943)
【CD3】…8.224086
1-2.室内協奏曲 第7番 Op.37(1944-1945)
3-4.室内協奏曲 第8番「シンフォニア・コンチェルタン
テ」Op.38(1945)
5-7.室内協奏曲 第9番 Op.39(1945-1946)
【CD4】…8.224087
1-9.室内協奏曲 第10番 Op.40(1945-1946)
10-12.室内協奏曲 第11番 Op.44(1948)
13-15.室内協奏曲 第12番 Op.52(1950)
16-18.室内協奏曲 第13番 Op.67(1955-
1956)
【CD5】…8.226017-18
1.シンフォニア 第1番 Op.73a(1957)
2.シンフォニア 第2番 Op.73b(1957)
3.シンフォニア 第3番 Op.73c(1958-1959)
4-7.シンフォニア 第4番 Op.73d(1962)
【CD6】…8.226017-18
カイロス(時間) Op.73“シンフォニア 第1番-第4
番”
1.前奏曲(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
2.シンフォニア 第1番 Op.73a
3.間奏曲 I(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
4.シンフォニア 第2番 Op.73b
5.間奏曲 II(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
6.シンフォニア 第3番 Op.73c
7.後奏曲(シンフォニア 第4番 Op.73dより)
ハンヌ・コイヴラ(指)
デンマーク国立室内O(デンマーク放送シンフォニエッタ)

【CD1】…8.224038
アンネ・エランド(P)…1-2
スタファン・ボルセマン(Vn)
エヴァ・エステルゴー(Fl)…3-6
ミッケル・フットルプ(Vn)…3-6
ニルス・トムセン(Cl)…7-8
録音:1996年6月8-12日
Danish Radio Studio 2, Denmark
【CD2】…8.224063
アンネ・エランド(P)…1-3
ミッケル・フットルプ(Vn)…1-3.7-9
ニルス・ウルナー(Vc)…1-3
ティム・フレデリクセン(Va)…4-6
録音:1996年8月,10月
Danish Radio, Studio 2, Denmark
【CD3】…8.224086
マックス・アートヴェズ(Ob)…1-2
ミッケル・フットルプ(Vn)…5-7
ティム・フレデリクセン(Va)…5-7
録音:1997年1月6-11日,2月4-6日
Danish Radio, Studio 2, Denmark
【CD4】…8.224087
オーレ・エドヴァルド・アントンセン(Tp)
ジャック・モージェ(トロンボーン)…13-15
ティム・フレデリクセン(Va)…16-18
マックス・アルトヴェド(Ob)…16-18
録音:1997年6月3-4日,8月20-21日,
         11月5-6日
Danish Radio Studio 2, Denmark
【CD5】…8.226017-18
【CD6】…8.226017-18
セアン・エルビーク(Vn)・・・CD5.6
トレルス・スヴァネ(Vc)・・・CD5.6
録音:1997年
Danmarks Radio, Studio 2, Denmark
ユトランド半島のホーセンスで、音楽を愛する商人の家に生まれたホルンボーは、14歳から正式な音楽の勉強を始めてすぐ に頭角を顕し、16歳の時にはニールセンの推薦で王立デンマーク音楽院に入学を果たしました。生涯に渡って様々なジャン ルによる370点の作品を残し、その中には13曲の交響曲や、20曲の弦楽四重奏曲も含まれています。このコレクションは、 ホルンボーの13曲の室内管弦楽のための作品と、4曲のシンフォニアが収録されており、これらは一人、もしくは複数の独奏 者を必要とする新古典派の様式で書かれた作品。東欧の民謡からの影響も感じられる落ち着いた雰囲気と明確な旋律 線を持っています。4つのシンフォニアは各々別々の作品でありながら、第4番を解体して、第1番から第3番に組み込んだ 「一つの作品」としても成立しています。ハンヌ・コイブラは1960年生まれのフィンランドの指揮者。名教師ヨルマ・パヌラに学 び、1995年から1999年までデンマーク放送シンフォニエッタの首席指揮者として活躍しました。

DACAPO
MAR-8.226591(1CD)
NX-A14
ペーター・ナバロ=アロンソ:作品集
合奏協奏曲「Le quattro stagioni 四季」(2014)
協奏曲 ロ短調(2017)
アルファ(アンサンブル)
【メンバー】
ボレッテ・リード(リコーダー)
ペーター・ナバロ=アロンソ(Sax)
ダヴィッド・ヒルデブラント(パーカッション&ヴィヴラフォン)

エッコゾーン(アンサンブル)
マティアス・ロイメルト(指)

録音:コペンハーゲン
2015年12月14日、2017年6月19-20日
世界初録音
タイトルからわかる通り、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集にインスパイアされたナバロ=アロンソの「四季」。演奏している 「アルファ」は2003年に結成されたリコーダーを中心としたアンサンブルですが、サクソフォンやパーカッションを交えることで、幅 広い音の可能性を探求、この「四季」でも闊達な演奏を繰り広げています。サクソフォンは作曲家自身が担当しています。 「四季」で共演するエッコゾーンは2013年に設立、アヴァンギャルド、ミニマル音楽、クロスオーヴァーなどボーダーレスな音作り を目指し、すぐにコペンハーゲン・ジャズ・ハウスで名を挙げたアンサンブルです。「協奏曲 ロ短調」はアルファのために作曲され た作品で、ヴィヴァルディの協奏曲を基にしつつも、単純化された音の動きとテープの逆回しのみで表現されるという実験的な 手法が用いられています。


Signum Classics
SIGCD-525(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73 「皇帝」
前奏曲ヘ短調 WoO.55
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
12のコントルダンス WoO.14
ポロネーズ ト長調 Op.89
アレッシオ・バックス(P)、
サイモン・オーヴァー(指)
サウスバンク・シンフォニア

録音:2017年4月19日−20日、聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、イギリス)
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。近年は、ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴びるバックス。「月光」や「ハンマークラヴィーア」などのピアノ・ソナタを収録したベートーヴェン・アルバム(SIGCD-397)に続くバックスのベートーヴェンは、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」という堂々たる傑作が登場!
伴奏は、モーツァルトのピアノ協奏曲集(SIGCD-321)でも高い評価を得たサイモン・オーヴァーとサウスバンク・シンフォニアのコンビ。2016年に行われたライヴ・パフォーマンス(イタリア)でも絶賛を浴びたという、アレッシオ・バックスの輝かしき「皇帝」にご期待あれ!

Hyperion
CDA-68225(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.76
ラインベルガー:ピアノ協奏曲変イ長調 Op.94
ショルツ:ピアノ協奏曲ロ長調 Op.57(世界初録音)、ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(世界初録音)
サイモン・キャラハン(P)、
ベン・ジャーノン(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2017年5月25日−26日、シティ・ホール(グラスゴー)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第76集は、多くのオルガン作品でも知られるヨーゼフ・ラインベルガー(1839−1901)と、ブレスラウ管弦楽協会の指揮者やホーホ音楽院の学長を務めたベルンハルト・ショルツ(1835−1916)のピアノ協奏曲集。雄大なオーケストラに優美なピアノの旋律。ともにブラームスとも深い親交のあった二人のドイツ・ロマン派の作曲家による、華麗で重厚なる知られざるピアノ協奏曲です。
ソリストは、ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍し、数々の知られざるレパートリーの発掘を進めているイギリスの若きピアニスト、サイモン・キャラハンがシリーズ2度目の登場。また、1989年生まれの若き指揮者、ベン・ジャーノンはHyperion初登場。既に名古屋フィルや新日本フィルとも共演しているベン・ジャーノンは、2017年シーズンからはBBCフィルハーモニックの首席客演指揮者に就任し、BBCのオーケストラのなかでポストについたもっとも若き指揮者の一人となっています。



DOREMI
DHR-8025(4CD)
スピヴァコフスキー/世界初出音源集

(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より 「シャコンヌ」(バッハ弓による演奏)
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(4)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
(5)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
(6)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63
(7)マルタン:ヴァイオリン協奏曲
(8)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(9)W・シューマン:ヴァイオリン協奏曲
トッシー・スピヴァコフスキー(Vn)
(2)アメリゴ・マリノ(指)NYO
(3)ヨーゼフ・クリップス(指)NYO
(4)ポール・パレー(指)NYO
(5)アルトゥール・ロジンスキ(指)NYO
(6)トーマス・シッパーズ(指)NYO
(7)ロバート・ラ・マーチーナ(指)NYO
(8)ニルス・グレヴィリウス(指)ストックフィルムPO
(9)ルーカス・フォス(指)バッファローPO

録音:(1)1969年1月26日ストックホルム、スウェーデン放送、(2)1963年12月21日、(3)1961年12月7日、(4)1956年11月17日、(5)1943年10月14日、(6)1959年11月19日、(7)1963年12月19日、(8)1960年2月8日、(9)1966年1月23日(すべてライヴ録音)
知る人ぞ知るヴァイオリニスト、スピヴァコフスキー の世界初出音源集4枚組!ニューヨーク・フィルとの共演を中心とした8つのヴァイオリン協奏曲と、バッハの「シャコンヌ」を収録しています。
「シャコンヌ」は何と、いわゆるバッハ弓、湾曲弓(VEGA BACH Bow)を使用しています!古楽復興の波に乗り4つの弦を一気に押さえられるよう 考案されたこの弓は史実とは異なるとされ今では誰も顧みなくなりましたが、スピヴァコフスキーが使用してしかも録音していたとはまさに驚きです。彼に とってバッハは子供の頃から特別な存在であったそうで、当時格別の思いを込めてこの弓で演奏したであろうことは想像に難くありません。
スピヴァコフスキーは1906年オデッサ生まれ。すぐに家族でベルリンに移り、子供時代からヴァイオリニストとして頭角を現します。ピアニストの兄ヤッ シャとデュオを組みヨーロッパで演奏活動を行い、また18歳の時にはフルトヴェングラーに認められ(!)ベルリン・フィルのコンサートマスターを務めます。 1930年に兄弟デュオにチェリスト、エドモンド・クルツを加えたトリオを結成し、1933年にオーストラリア・ツアーを行います。それがきっかけとなりメ ルボルン大学のマスタークラスに招聘されオーストラリアに滞在。ソリストとしてメルボルン響との共演や放送用の演奏などをこなします。1940年にアメ リカに移住しニューヨーク・デビュー。ロジンスキ率いるクリーヴランド管のコンサートマスターとなります。1943年にはロジンスキ指揮クリーヴランド 管とバルトークの第2協奏曲をアメリカ初演。このアルバムに収められた同曲のロジンスキ指揮ニューヨーク・フィルとの演奏はその直後という貴重なもの。 アメリカでの評判は大変に高く、「20世紀最高のヴァイオリニストの一人」と讃えられ、その高い技術と豊かな音楽性が常に賞賛されました。ニューヨーク・ フィルとの協奏曲で共演した指揮者陣は、このアルバムに登場する指揮者にとどまらずワルター、バーンスタイン、ミュンシュ、クレンペラー、モントゥー、 ラインスドルフ、小澤征爾、ミトロプーロスといった錚々たる顔ぶれが名を連ねます。後年はジュリアード音楽院の教授を務め、1998年7月20日、91 歳で亡くなりました。 (Ki)

BIS
BISSA-2275(1SACD)
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン作品集Vol.2
パストラール(ヴァイオリンと4本の木管のための)*
「妖精の口づけ」〜バラード
イタリア組曲(全6曲)
ディヴェルティメント
「ミューズを率いるアポロン」〜アポロンのヴァリアシオン*
ヴァイオリン協奏曲ニ長調*
無伴奏ヴァイオリンのためのエレジー
タンゴ(ドゥシュキン編曲)
イリア・グリンゴルツ(Vn)、
ペーテル・ラウル(P)
ディーマ・スロボデニュク(指)
ガリシアSO

録音:2016 年2月ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
2017年 4 月/コルーニャ歌劇場(スペイン)*
グリンゴルツによるストラヴィンスキーのヴァイオリン・アルバム第2弾。第1弾(BIS SA 2245)はストラヴィンスキーのオリ ジナルおよび彼自身の編曲を集めていましたが、第2弾はオーケストラを伴うものや、バレエ音楽からドゥシュキンと共作した「ディヴェルティメント」や「イ タリア組曲」、ドゥシュキン編曲による「タンゴ」も収められた、まさに完全版。「ディヴェルティメント」はチャイコフスキー、「イタリア組曲」は伝ペルゴ レージが原作ゆえ、旋律的な魅力にも不足はありません。
ストラヴィンスキーは弦楽器を「あまりに人声を連想させる」として好まず、つややかに歌う要素を極力排除した独特の音世界を作っています。グリンゴ ルツの技巧でストラヴィンスキーが思い描いた音響を再現してくれます。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30430CD(1CD)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ルー・ペイ:京劇
ジジョン・ワン(Vn)
フィルハーモニアO
トーマス・ザンデルリンク(指)

録音:2017年7月、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン
1998年のユーディ・メニューイン国際コンクール・ジュニア部門優勝者で、メニューイン本人からもその才能を高く評価された中国出身のヴァイオリ ニスト、ジジョン・ワンによる20 世紀の2つのヴァイオリン協奏曲。シベリウスは若い頃ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾを志し、作曲家への道を歩んだ だけに、この協奏曲の作曲には並々ならぬ思いがあったでしょう。シベリウス唯一のヴァイオリン協奏曲が作曲されたのは1903年、交響曲第2番を発 表した後で、作曲家としても円熟期に入っており、その表現手法や作曲技法を余すところなく作品に注いでいます。ジジョン・ワンは、2014年に尾高忠 明指揮NHK交響楽団にソリストとして登場し同演目を演奏し、鮮烈なデビューを飾っています。また、同じく20世紀を代表するヴァイオリン協奏曲、ス トラヴィンスキーも収録。驚くべきことにストラヴィンスキーの作品は1931年に初演されていますので、シベリウスとの開きはたったの30年です。しか し2つの協奏曲は、調性も作風も対照的。ジジョン・ワンは、異なる2つの作品を、見通しよく躍動感あふれる演奏で聴かせてくれます。バックを務め るのは、トーマス・ザンデルリンク率いるフィルハーモニア管弦楽団。ロンドンのアビー・ロード・スタジオでセッション録音されました。 (Ki)

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0227(5CD)
ダヴィド・オイストラフ・オン・ツアー
■CD1: SMCCD-0061
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.77*
■CD2: SMCCD-0062 【初出音源】
バッハ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 BWV 1043*
ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ヘ長調 RV 551+
 2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 RV 514#
イザイ:2つのヴァイオリンと管弦楽の為の詩曲第5番「友情」Op.26#
■CD3: SMCCD-0063 【初出音源】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(カデンツァ:ダヴィド・オイストラフ作曲)*
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35+
■CD4: SMCCD-0065
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.80
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調「バラード」Op.27-3
チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出(ヴァイオリン・)Op.42 から 瞑想曲(No.1)
 ヴァイオリン・スケルツォ=ワルツ ハ長調 Op.4
ワーグナー(ヴィルヘルミ編):アルバムの綴り ハ長調(ヴァイオリン・;1861)
タルティーニ(クライスラー編):コレッリの主題によるヴァイオリン・変奏曲(1758)
■CD5: SMCCD-0067 【初出音源】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
■CD1
ニューヨークPO
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
録音:1956年1月1日、ライヴ、カーネギー・ホール、ニューヨーク・シティ、アメリカ合衆国(モノラル)
*はソヴィエト国外初演。
■CD2: SMCCD-0062 【初出音源】
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン(*/+))
フランス国立放送O*
ピエール・カプドヴィエル(指)*
アルテュール・グリュミオー(Vn)+
アントワープ・バッハ協会ソロイスツ+
ジョルジュ・オクトール(指)+
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン#)
LPO#
マルコム・サージェント(指)#
録音:1958年10月24日、国連の日コンサート、ライヴ、サル・プレイエル、パリ、フランス*
 1959年5月27日、ライヴ、ブリュッセル、ベルギー+
 1961年2月26日、ライヴ、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、イギリス#(モノラル)
■CD3: SMCCD-0063
トリノ・イタリアRSO
ルドルフ・ケンペ(指)+
録音:時期不明*、1963年4月26日+、ライヴ、トリノ、イタリア(ステレオ)
■CD4: SMCCD-0065
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)
録音:1955年2月23日、ライヴ、東京、日本モノラル、ADD
■CD5: SMCCD-0067 【初出音源】
ワシントン・ナショナルSO
ハワード・ミッチェル(指)
録音:1963年11月13日、ライヴ、ワシントン、アメリカ合衆国ステレオ、ADD
初出盤3枚と既発売盤2枚の組み合わせ。当レーベルのコレクターズ・アイテムは早々に完売する可能性が高く、再生産はほぼ望めません。
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0224(1CD)
コントラバスの為の音楽
エフレム・ポドガイツ(1949-):コントラバス・ソナタ(2007)*
ヴァレリー・ディアチェンコ(1946-1994):コントラバス・コンチェルティーノ(1978)*
フックス(1847-1927):コントラバス・ソナタ Op.97*
エシュパイ(1925-2015):コントラバスと弦楽合奏の為の協奏曲(1995)+
アレクサンドル・コブリャコフ(1951-):コントラバス協奏曲(1974)#
ニコライ・ゴルブノフ(Cb)
オリガ・プレトニコヴァ(P)*
モスクワ音楽院室内O+
スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ国立モスクワ音楽劇場O#
フェリクス・コロボフ(指(+/#))

録音:2014-2017年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア


APARTE
AP-180(1CD)
リスト:死の舞踏 S.126
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125
ベアトリス・ベリュ(P)
チェコ・ナショナルSO
ジュリアン・マスモンデ(指)

録音:2017年12月12-15日、プラハ
フランスの人気ピアニスト、ベアトリス・ベリュによるリスト3作品。いずれも、最初のスケッチから最終的な出版までに20年以上が経過した作品です。 注目なのが、ピアノ協奏曲で、出版後の楽譜に、リストの弟子ビューローが書き込んだリストの指示と思われる修正を適用して演奏していること。第1番 の初版は1834年に書かれたものの、第2番に着手する1839年まで寝かされており、1840年までには両方とも一度完成させていましたが、人前で弾 くことはなく、第1番はベルリオーズの指揮、リスト自身のピアノで1855年に初演。第2番は1857年、リストの指揮、そしてリストの弟子のブロンサ ルトのピアノで初演されています。いずれも出版されましたが、リストの弟子ビューローの所有していたスコアには、リストの指示によるものと思われる修 正がいくつか見られ、ここでベリュはこの手書きの修正を適用してこれらの作品を演奏しています。そうしたことは抜きにしても、ベリュの超絶技巧とスケー ルの大きな演奏、そしてそれを支えるオーケストラとのアンサンブルが聴きごたえ十分であることは言うまでもありません。 (Ki)

Profil
PH-18023(1CD)
クヴァンツ:フルート協奏曲
第109番変ホ長調QV5:89
第97番ト短調QV5:206
第95番ホ短調QV5:124
第146番ホ長調QV5:108
エリック・ラム(Fl)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2017年10月30-31日/インマヌエル教会(ヴッパータル)
1978年生まれのアメリカのフルート奏者エリック・ラムはオーバリン音楽院でミシェル・デボストに師事した後、フランクフルト高等音楽大学で学ん だ実力派。インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブルの奏者を務めるかたわら、古典派のヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773)の第 一人者として、その数百曲ある全フルート独奏曲をレパートリーにしています。ここではやはり300曲あるというフルート協奏曲から4篇をとりあげてい ます。三響フルートのハンドメイド木製フルートの柔らかな音色が魅力です。 (Ki)

King International
KKC-8744(6SACD)
日本語帯・解説付
J.S.バッハ:管弦楽曲6枚セット
■DISC 1
ヴァイオリン協奏曲全集
第1番イ短調BWV1041/第2番ホ長調BWV1042/2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043/オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060
■DISC 2
ブランデンブルク協奏曲全集1 (2000年録音)
第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048
■DISC 3
ブランデンブルク協奏曲全集2 (2000年録音)
第4番ト長調BWV1049/第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/第5番第1楽章の初版BWV1050a
■DISC 4
ブランデンブルク協奏曲全集1 (2008年録音)
第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048/第4番ト長調BWV1049
■DISC 5
ブランデンブルク協奏曲全集2 (2008年録音)、管弦楽組曲全集1
第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/組曲第4番ニ長調BWV1069
■DISC 6
管弦楽組曲全集2
第3番ニ長調BWV1068/第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン、
寺神戸亮、若松夏美(Vn)

録音:1998-2008 年/神戸松蔭女子学院大学チャペル、ミューザ川崎シンフォニーホール
2016年に発売して話題となったBCJの管弦楽Box。またたく間に完売しましたが、現在でも問い合わせが続く商品となって います。そこで今回は6枚組ジュエルケースにて廉価発売。もちろん日本語解説書つき。BCJの演奏によるSACDハイブリッド盤がこの価格でお求めで きるのは驚きと申せましょう。
ブランデンブルク協奏曲(旧盤)とヴァイオリン協奏曲全集のSACDハイブリッド盤は、現在これしか入手できないため超貴重。協奏曲のソリストは 寺神戸亮、若松夏美、鈴木雅明ほかで、アンサンブルも鈴木秀美、高田あずみ、三宮正満など、考えうる最高のキャスト。また、ブランデンブルク協奏 曲の新盤では、ヴィオリーノ・ピッコロ(寺神戸亮)、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ(ディミトリー・バディアロフ)といった楽器を用いているのも興味津々 です。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-362(2CD)
リエパーヤ・コンチェルトVol.1
リハルトス・ドゥブラ(b.1964):リエパーヤ協奏曲第3番(2012〜ピアノと管弦楽のための
ヴィルニス・シュミドベルグス(b.1944):リエパーヤ協奏曲第8 番(2014)〜ヴァイオリンと管弦楽のための
エリクス・エッシェンヴァルドス(b.1977):リエパーヤ協奏曲第4 番「北極の光景:夜」(2012)〜クラリネットと管弦楽のための
ユリス・カールソンス(b.1948):リエパーヤ協奏曲第9番「グリーゼ581」(2014)
カルリス・ラチス(b.1948) :リエパーヤ協奏曲第10番「42.195」(2013)〜フルート、オーボエと管弦楽のための
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
リエパーヤSO
エンディース・レネマニス(P)
イルゼ・ザリナ(Vn)
イントス・ダールデリス(Cl)
ミクス・ヴィルソンス(Fl)
ペーテリス・エンドゼリス(Ob)

録音:2012-2014年
リエパーヤはラトヴィアの都市でご当地の交響楽団が委嘱したラトヴィアの作曲家によるソロ と管弦楽のための作品を収録。作曲家の世代は様々で現在のラトヴィア作曲界を知る上でも 貴重なセット。ラトヴィアで最も国際的に知られた作曲家ペートリウス・ヴァスクスを輩出した国 だけあって、他の作曲家たちも新ロマン主義的な傾向の美しい作品が多い。なかでもエセン ヴァルズの「北極の光景:夜」は標題通り、北国の一夜の夢を思わせるファンタジックな内容で 聴きごたえ充分。またカールソンの「グリーゼ581」は太陽系からおよそ20 光年離れた赤色矮 星を描いた21 世紀版「惑星」(矮星ですが)ともいうべき壮大な作品。北欧、バルト諸国の音楽 が好きな人にお薦め。

オクタヴィア
OVCT-00135(1SACD)
2018年4月18日発売
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
 演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
江崎昌子(P)
飯森範親 (指)
日本センチュリーSO

2017年4月21-22日大阪・ザ・シンフォニーホール (ライヴ/協奏曲)、11月28日東京・稲城iプラザ (セッション/ソロ)
ショパン全集録音の一環となる新盤は、待望のピアノ協奏曲第1番で、飯森範親・日本センチュリー交響楽団とのライヴ録音。カップリングとして収録された演奏会用アレグロは、第3協奏曲のアレグロ楽章として着手されました。残されているショパンの言葉から、この作品がポーランドの独立を願って作曲されたのではないかと推断する江崎昌子は、千紫万紅の色模様で曲の持つ特質を謳いあげています。 彼女の音楽にはポーランドで培われたスラヴ的な歌や感性があり、その幾重にも折り重なるふくよかな音の魅力は、ショパンの魂や美質を描いて余すところありません。 これは、ポーランド独立回復100周年という記念を祝うにふさわしいアルバムとなりました。(オクタヴィアお悔いたヴィア)


Treasures
TRE-198(1CDR)
アラウ/ショパン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21*
クラウディオ・アラウ(P)
オットー・クレンペラー(指)ケルンRSO
マッシモ・プラデッラ(指)バイエルンRSO*

録音:1954年10月25日ケルン放送第1ホール、1960年4月12日ミュンヘン・ライヴ*(共にモノラル)
※音源:日KING SLF-5002、伊MOVIMENT MUSICA 01.064*
◎収録時間:73:08
“甘美さ優先のショパンではに満足しない方は必聴!”
■音源について
アラウの「1番」のライヴでレコード化されたのは、これが唯一と思われます。1978年にチェトラから発売され、翌年日本でもキングが発売。一方の「2番」のライブは5種類も存在。そのうちプラデッラとの共演が2種類あり、その1960年3月の録音はWHRA- 6050でCD化されていますが、ここに収録したのはその翌月の録音です。2曲とも会場ノイズは殆ど聞こえないので、放送用音源だと思われます。

★技巧面でも盤石を誇っていた円熟期に入る前のアラウが繰り広げる、凛々しいショパン。アラウにとって、甘美さにふけるショパン像は生涯無縁のものでしたが、ここではライヴ特有の熱気とも相まって強い表現意志を漲らせ緊張感溢れる演奏を展開。特にショパンとは縁遠いクレンペラーが指揮する「第1番」は、ショパンの何たるかをアラウが大先輩に教え諭すかのような空気が独特の緊張感を生み、そのせいかベートーヴェン風のクレンペラーの指揮にも停滞感はなく、結果的に見事に共同作業を貫徹させています。ちなみにアラウとクレンペラーは、戦前にシューマンの協奏曲で共演していますが、若いアラウにクレンペラーが自分の解釈を押し付けたので、アラウはひどく不快に思ったそうですが、ここではそんな不穏な空気は微塵も感じさせません。
第1楽章の第1主題後半部の強弱対比とアゴーギクは、アラウのショパン解釈を象徴しており、決して女々しくないその語り口は聴き手に勇気を与えるかのよう。展開部冒頭では、タッチの微妙な間合い、ペダリングのセンスが光ります。第2楽章は十分に陶酔美を敷き詰めつつも、その根底には作品の造形を見据えた強靭な精神が息づいています。終楽章は10年後のインバルとの共演盤よりも快適なテンポで瑞々しく、冒頭主題の付点リズムの生かし方もずっと自然。副主題(2:57〜)も、チャーミングと言うより粋!
「第2番」も、雰囲気に流されず音楽の輪郭を明確に示すアラウの姿勢に揺るぎなし。第1楽章の主題の後半(3:49〜)のトリルを長く引き伸ばすのは後年の録音と同じですが、求心力は断然こちらが上。第2楽章冒頭のピアノの滑り出し方は、余り語られることのないアラウのタッチの美しさと気が遠くなるほどの呼吸の深さが一体となり、格別の味わい。終楽章は、嘘くさいマズルカ風を演じず、3拍子の拍節を実直に刻むのがなんともクール!こういう点を捉えて「ショパンの心を理解していない」とぼやく人には、とにかく「音楽を聴きましょうと!」と言いたいです。【湧々堂】

ATMA
ACD2-2760(1CD)
ヴィヴァルディ:ソプラノ・リコーダー協奏曲 ト長調 RV443
アルト・リコーダー協奏曲 ト短調『夜』 RV439
ソプラノ・リコーダー協奏曲 ヘ長調RV312R
アルト・リコーダー協奏曲 ハ短調 RV441
アルト・リコーダー協奏曲 ヘ長調 RV442
ソプラニーノ・リコーダー協奏曲 ホ短調 RV445
ソプラニーノ・リコーダー協奏曲 ハ長調 RV444
ヴァンサン・ロジェ( リコーダー)
アレクサンダー・ワイマン (指)
アリオン・バロックオーケストラ
さまざまな楽器のために協奏曲を書き続けたヴィヴァルディ。管楽器のための協奏曲も多く、各楽器の色合いやキャラクターを活かした書法が見られます。 リコーダー協奏曲も然り、さらに超絶技巧まで盛り込み、軽やかに颯爽と駆け抜ける佳品揃い。RV445はピッコロ協奏曲イ短調として以前から親しまれ てきた作品で耳にすると懐かしい感じがします。リコーダーのヴァンサン・ロジェは、バッハの『トッカータとフーガ』などをリコーダー・アンサンブルで 吹いたアルバム「Bach 'n' Jazz」(ACD22745)にも参加しており技術・音楽面ともに折り紙つきの名手です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902331(1CD)
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲 イ短調 H.432 (Wq 170)
交響曲 ト長調 H.648 (Wq 173)
チェロ協奏曲 イ長調 H.439 (Wq 172)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
リッカルド・ミナージ(指)
アンサンブル・レゾナンツ

録音:2017年6月27-29日、聖ニコライ教会、パリー・オーディオ・ハンブルク
ケラスによる、この上なくエレガントなC.P.E.バッハの登場。音楽への真摯な姿勢に貫かれた活動を展開しているチェリスト、ジャン=ギアン・ケラス。 明晰であいまいなところのない譜面の読み込みに裏打ちされたその音楽は、ますます冴えわたる精度と透明度を増し、ケラスがさらなる高みへと登ってい ることを感じさせます。共演は、アンサンブル・レゾナンツ。過去の偉大な作品から現代音楽まで、切れのある解釈で聴き手を魅了する18人の名手よる 弦楽アンサンブルで、まさにケラスと絶好の相性の良さといえるでしょう。ケラスは2010-13年、アーティスト・イン・レジデンスを務めています(指揮 のミナージは、2018-20年のアーティスト・イン・レジデンス)。
ここに収録された作品は、C.P.E.バッハのベルリン時代、もっとも充実していた頃に書かれたもの。特にチェロ協奏曲は、ソロ楽器は名手のために書か れた華々しいヴィルトゥオジティで、ソロ楽器とオーケストラが対等のものとして扱われ、両者間の対話も魅力です。イ短調の協奏曲は、第1楽章冒頭せ きたてられたようなオーケストラの前奏の後、ケラスの奏でるチェロの入りがなんとも繊細かつエレガントで、きわめて印象的。その後のオーケストラとソ ロの美しいかけあいにぐいぐいと引き込まれます。終盤のカデンツァはケラスの真骨頂で、現代音楽かと思うような瞬間と超絶技巧にくぎ付けです。イ長 調の協奏曲はC.P.E.バッハの作品の中でも名曲と名高いものですが、終楽章のジーグに倣った急速な楽章は、アンサンブル・レゾナンツの巧さとケラス の超絶技巧を堪能できます。2曲の協奏曲の間にはさまれた交響曲は、まさに疾風怒涛のきわみ。モーツァルト以前の交響曲はピリオド楽器で、というの がなんとなく定着している中、モダン楽器によるこのなんとも鮮やかな演奏は、C.P.E.バッハの音楽そのものの楽しさをあらためて存分に味わうことので きるものとなっています。

Onyx
ONYX-4187(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲ニ長調 Op.61a(原曲:ヴァイオリン協奏曲)
クレメンティ:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.40-2
クラーマー:ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.62 「ロンドンへの帰還」
デヤン・ラツィック(P)、
オランダ室内O
構想、編曲に5年の歳月を要し、ブラームスのヴァイオリン協奏曲から新たに生まれ変わった『ブラームスの「ピアノ協奏曲第3番」』が世界各地で大反響を巻き起こしたラツィック。新たなプロジェクトでは、ベートーヴェンが自身のヴァイオリン協奏曲を自ら編曲してピアノ協奏曲へと作り変えた「ピアノ協奏曲ニ長調 Op.61a」を録音!
また、ロンドンでベートーヴェンの楽譜出版を行ったムツィオ・クレメンティ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番に「皇帝」の副題を付けたとされるヨハン・バプティスト・クラーマー、二人のコンポーザー=ピアニストのピアノ・ソナタを組み合わせた魅力的なプログラムもポイント。稀代の天才ピアニスト、デヤン・ラツィックが「ブラームスのピアノ協奏曲第3番」以来の衝撃を再び世に放ちます。


CPO
CPO-555197(1CD)
NX-B10
メンデルスゾーン:協奏曲集
ヴァイオリン,ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調
レーナ・ノイダウアー(Vn)
マティアス・キルシュネライト(P)
ティモ・ハントシュー(指)
南西ドイツ・プフォルツハイム室内O

録音:2017年8月20-31日、2017年9月13-14日
少年時代のメンデルスゾーンが書いた「ヴァイオリン、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲」は、自宅で定期的に開催さ れるコンサートで演奏するために1823年に完成されました。彼の姉ファニーがピアノを、友人エドゥアルト・リーツがヴァイオリン を演奏することを想定して作曲されたようで、2台の楽器が親密な調べを奏でる美しい作品です。その前年に完成されたヴァ イオリン協奏曲 ニ短調もリーツのために書かれており、こちらはずっと存在が忘れられていましたが、1951年にメニューインが 発見して以来、演奏の機会が増えています。 ヴァイオリンのノイダウアーは15歳でアウグスブルクの「レオポルド・モーツァルト・コンクール」で優勝を飾り、その才能が注目され ている若手です。ベテランピアニスト、キルシュネライトと見事なアンサンブルを奏でています。

SUPRAPHON
SU-4245(1CD)
モラヴェツ〜ッピアノ協奏曲ライヴ録音集
グリーグ:ピアノ協奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲*
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番#
イヴァン・モラヴェツ(P)
ミクリョーシュ・エルデーイ(指)プラハSO
ユーリ・シモノフ(指)チェコPO*
カレル・アンチェル(指)チェコPO#

ライヴ録音:1984年12月5日、1974年5月25日*、1967年5月15日#/スメタナ・ホール(プラハ)
チェコ(スロヴァキア)が生んだ20世紀を代表するピアニスト、イヴァン・モラヴェツ。彼はプラハ音楽院にてエルナ・グリュンフェルトに、プラハ 芸術アカデミーでイロナ・シュチェパーノヴァーに師事しました。1946年にプラハでデビューし演奏活動に入るも一時腕の故障で活動を中断。しかし、 1962年のプラハの春音楽祭にて再起し、以後ソロとして20回以上出演しております。1959年にイギリスに、1964年にアメリカにてデビューし、活躍 の場を広げ、1971年に初来日をはたしております。
当ディスクはすべて初出の貴重な音源からグリーグ、ラヴェル、プロコフィエフの第1番の協奏曲が収録されております。グリーグはモラヴェツ唯一の 録音ということもあり、この度のリリースはファン狂喜といえましょう。のびやかできらめくタッチが魅力のモラヴェツ。強靭なテクニックと独特の語り口で 熱烈なファンを持った彼の演奏は、一期一会から生み出される奇跡の演奏です。 2015年7月27日に惜しまれつつ亡くなったチェコを代表するピアニスト、イヴァン・モラヴェツ。SUPRAPHONレーベルからリリースされた完全 初出音源の『イヴァン・モラヴェツ〜十二夜リサイタル・イン・プラハ’ 87』(SU 4190)も好評発売中です。 (Ki)

PRAGA
PRD-250395(1CD)
エミール・ギレリス
(1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
(2)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26
(3)カバレフスキー:ピアノ協奏曲第3番ニ長調Op.50
エミール・ギレリス(P)
キリル・コンドラシン(指)(1)(2)、
ドミートリー・カバレフスキー(指)(3)
モスクワRSO

録音:1949年ライヴ(1)、1955年ライヴ(2)、1954年12月24日(3)/モスクワ
見るからにギレリス向きながら、現在入手困難な音源を集めた嬉しいアルバム。ロシアのピアニスト・コンポザーが作った名作協奏曲の「第3番」を 集めているのがユニーク。いずれもギレリスの若き日の演奏で録音は古いものの難曲として名高いので、彼の超絶技巧と「鋼鉄のタッチ」で聴くことがで きるのは千金に値します。ことにプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番は同時期の来日公演で弾き、伝説となっているので、その凄さの一端を確認できます。 ライバルのリヒテルが録音していないものばかりというのも、不思議な関係と申せましょう。 (Ki)

ONDINE
ODE-1317(1CD)
NX-B04
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 第2番 Sz.112
ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz.36
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ハンヌ・リントゥ(指)
フィンランド放送SO

録音:2017年10月18日-19日
:ヘルシンキ・ミュージック・センター
J.S.バッハの無伴奏、ベート−ヴェンの三重協奏曲に続くクリスティアン・テツラフの最新盤は、20世紀の名曲として名高い バルトークのヴァイオリン協奏曲集。今回は人気指揮者リントゥとフィンランド放送SOが伴奏を務めるという万全の体 制のもと、テツラフが伸びやかな演奏を聴かせます。 かつて、バルトークのヴァイオリン協奏曲といえば、1937年から1938年に作曲された「第2番」のみが知られていました。民謡 風の素材や四分音までが用いられた重厚で緊張感あふれる楽想は、円熟期のバルトークらしい特徴を持ち、数多くのヴァイ オリニストたちが愛奏しています。ながらくバルトークのヴァイオリン協奏曲はこれ1曲のみとされていましたが、バルトークの死 後、1907年から1908年頃に作曲された青年期の協奏曲(シュテフィ・ゲイエルに献呈)が発見され、こちらを第1番と呼ぶ ようになりました。この時期のバルトークは未だ民族音楽には目覚めておらず、この協奏曲も当時影響を受けていたワーグ ナーやR・シュトラウスにも似た後期ロマン派風の雰囲気をまとっています。 テツラフとリントゥは2曲のスタイルを的確に弾き分けることで、バルトークの作風の変遷を表現するとともに、後期バルトーク作 品における民族音楽と前衛音楽の融合もはっきり見せています。

ICA CLASSICS
ICAC-5149(1CD)
NX-B03
デュ・プレ/ロストロポーヴィチ

(1)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(3)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番-アリア
(1)ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
ジャン・マルティノン(指)BBC響

(2)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ロンドンSOの7人のチェロ奏者たち

(3)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)フィルハーモニアO

ライヴ録音:1962年12月12日 Royal Festival Hall,London(1)
1962年9月6日 Usher Hall, Edinburgh Festival(2)
1962年8月23日 Usher Hall, Edinburgh Festival(3)
リマスタリング:ポール・ベイリー
全曲初出音源
42歳の若さでこの世を去った天才、ジャクリーヌ・デュプレ。1961年の衝撃的な「ロンドン、ウィグモア・ホールでの正式デ ビュー」の翌年に行われたこのコンサートの演目は、彼女にとって初となるシューマンの協奏曲でした。この演奏会のために、 パリのポール・トルトゥリエを訪れ、彼の素晴らしいカデンツァを学ぶほどの意気込みでした。聴衆は彼女のエルガーを愛しま したが、実際はロマンティックな曲想を持つシューマンの協奏曲の方が、彼女の感性に合っていたようで、1966年にこの曲 をロストロポーヴィチから学んだ時、「私(ロストロポーヴィチ)がこれまで聴いた中で最も完璧なシューマンだ」と賞賛された のだそうです。 そのロストロポーヴィチによる1962年のドヴォルザークは、カルロ・マリア・ジュリーニとの共演で、こちらも今回が初出音源で す。1977年のスタジオ録音よりもTotal Timeが約3分早く、熱のこもった演奏です。もちろんジュリーニによる細部まで目 の行き届いたオーケストラパートも聴きどころです。 ボーナスとして収録されているのは「ブラジル風バッハ 第5番」のアリア。ロストロポーヴィチとロンドンSOの7人のチェロ 奏者たち、そして彼の妻ヴィシネフスカヤの独唱による演奏は大好評となりました。こちらも初出音源となります。

ALBANY
TROY-1706(1CD)
フローレンス・プライス(1887-1953): ヴァイオリン協奏曲第2 番(1952)
ヴァイオリン協奏曲第1 番(1939)
ライアン・コッカーハム(b.生年不詳):《それが金色になる前に》(2016)
エル=ゲネ・カーング(Vn)
ライアン・コッカーハム(指)
ヤナーチェクPO

録音:2017年5月
作曲家フローレンス・プライスはアフリカ系アメリカ人の女性であり、彼女の生きた時代を考え合わせると作曲家として立つにはいろいろな困難があったと思われる。ニューイングランド音楽院でチャドウィックに師事、交響曲(TROY-1295 で発売済)、室内楽など多くの作品を残した。1952 年に発表されたヴァイオリン協奏曲第2 番はメンデルスゾーンあたりの音楽とディーリアスの初期作品を思わせる様式で書かれているが冒頭にいきなりピアノ・ソロが入るなど驚かされる他(ピアノ協奏曲の間違いかと思わず印刷物の表記を見直した)、黒人霊歌と思しきノスタルジックな旋律がふんだんに使われて聴きごたえ充分。コッカーハムは生年が記載されていないが現代の作曲家。カントリー&ウェスタン音楽の要素をクラシック現代音楽に取り入れた親しみやすい作品でコープランドとミニマリズムのイディオムが程よくブレンドされている。

Forgotten Records
fr-1450(1CDR)
シューマン:ヴァイオリン協奏曲 *
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲、
 大学祝典序曲
ベルナール・ミシュラン(Vc)
パウル・ヒュペルツ(指)
ユトレヒトSO

録音:1950年年代初期、/1951年*
音源: Concert Hall G-5他
Forgotten Records
fr-1452(1CDR)
シュナイダーハン、マルティノン、カイルベルト
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
マルタン:ヴァイオリン協奏曲#
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
ジャン・マルティノン(指)*
フランス放送PO*
ヨーゼフ・カイルベルト(指)#
フランス国立放送O#

録音:1962年3月30日* 、1959年8月18日ザルツブルク#(共にライヴ)

BIS
BISSA-2306(1SACD)
カレヴィ・アホ :2つの協奏曲
ティンパニと管弦楽のための協奏曲(2015)
ピアノと管弦楽のための協奏曲第1番(1988-89)*
アリ=ペッカ・マエンパー(ティンパニ)、
ソニヤ・フラキ(P)
エルッキ・ラソンパロ(指)、
エヴァ・オッリカイネン(指)*
トゥルクPO

録音:2017 年 1月/トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)
フィンランドの作曲家カレヴィ・アホの協奏曲シリーズ。《ティンパニと管弦楽のための協奏曲》は、トゥルク・フィルハーモニックが首席ティンパニ奏者のアリ=ペッカ・マエンパーのために委嘱した作品です。作曲にあたりアホは、トゥルクのマエンパーから楽器の特性と可能性について綿密な説明を受け、ティンパニが管弦楽の「アクセント」や「スパイス」として以上の存在感を示す「ソロ楽器と管弦楽の協奏曲」とする構想を練ったと言います。「舟歌−プレスト−カデンツァ」「間奏曲(アンダンテ)」「アレグロ・リトミコ」「メスト」「プレスト−エピローグ」の5つの楽章は、切れ目なく(アタッカで)演奏されます。
《ピアノと管弦楽のための協奏曲第1番》は、アホが比較的早い時期に手がけた協奏曲の一作です。この作品に取り組んでいたころアホが研究していた「数秘術」からヒントを得て、彼が強く興味を惹かれたという「巡回数」が曲の素材と構成に応用されました。速いテンポが支配的な第1楽章と遅いテンポの第2楽章に続き、アレグロ・モルトの「トッカータ」をもつ第3楽章と緩やかな終楽章がアタッカで演奏されます。ヴィルトゥオーゾ性の高い作品。ソロを担当するソニヤ・フラキは、シベリウス・アカデミーで博士号を取得したフィンランドのピアニストです。アホの音楽のスペシャリストとして定評があり、彼女が録音したアホのソロ・ピアノ作品集(BISSA-2106)が各国のメディアから注目されました。
BIS
BISSA-2255(1SACD)
ヴィト・パルンボ(1972-):バロッコ協奏曲〜チェンバロと弦楽のための(2006)*
チェロ協奏曲(2007)
リコーダー協奏曲〜イーグル・リコーダーと大オーケストラのための(2013)
アンナ・パラディソ(Cemb)
マッツ・オロフソン(Vc)
ダン・ラウリン(リコーダー)
ストリング・アンサンブル、
ハイメ・マルティン(指)イェヴレSO

録音: 2017 年 3月ストックスンド(スウェーデン)*、 2016 年 5月イェヴレ・ホール(スウェーデン)
1972年イタリア生まれのヴィト・パルンボ作曲による3つの協奏曲。2013年にイェヴレ響の首席指揮者兼芸術監督に就任 したハイメ・マルティンとイェヴレ交響楽団による演奏です。
バッハのチェンバロ協奏曲を思わせる旋律ではじまるバロッコ協奏曲は、その後ペルトのような世界観が広がります。パラディソの華麗なチェンバロとヴァ イオリンが掛け合いを繰り返し、パルンボの独特の世界に誘います。2007年に作曲されたチェロ協奏曲は全3楽章構成の雄大な作品。ステンハンマル 弦楽四重奏団のチェロ奏者マッツ・オロフソン初の独奏での録音となります。リコーダー協奏曲では天才リコーダー奏者ダン・ラウリンが神業とも言える 超絶技巧を交え、ラウリンしか表現できないし唯一無二の世界を作り上げております。 (Ki)
BIS
BISSA-2308(1SACD)
荒野のおおかみ
クリスチャン・リンドベルイ(1958-):荒野のおおかみ〜ヴィオラと管弦楽のための協奏曲(2010-11)
ガラマンタ物語〜管弦楽のため(2013-14)
北京のたそがれ〜管弦楽のための(2010-12)
ラファエル ・アル ティーノ(Va)
クリスチャン・リンドベルイ(指)
オーゼンセSO

録音:2017 年 3月/オーゼンセ・コンサートホール(オーゼンセ、デンマーク)
スウェーデンのトロンボーン奏者クリスチャン・リンドベルイは、近年、作曲と指揮に力点を置いた活動を行い、各国のオーケ ストラやプレーヤーからの作曲依頼が増えてきています。アルバム『荒野のおおかみ』には彼が委嘱により作曲した管弦楽作品が3曲収録されました。
《荒野のおおかみ》は、デンマークのオーゼンセ交響楽団が、ブラジル出身のヴィオラ奏者、オーゼンセのデンマーク国立音楽アカデミーとマルメ音楽 アカデミーで教えるラファエル・アルティーノの発案を受けて委嘱した「ヴィオラと管弦楽のための協奏曲」です。〈無人地帯〉〈心地よい共感〉〈光の探求〉 の3楽章は、「孤立感を押し流そうとする悲しい狼」をイメージした、孤独、同情、生きる闘いをテーマに書かれ、作品の姿がほぼ完成したころ、「ヘルマン・ ヘッセの書いた美しい物語」の思い浮かぶ曲名がつけられました。
《ガラマンタ物語》は、ラトビア国立交響楽団と十代のダンス・グループによるテレビ・プロジェクトのため「ラトビア・コンセルティ」から委嘱された 作品です。空想の小都市「ガラマンタ」を舞台に若者たちの恋と争いを描き、デンマークのラース・フォン・トリアー監督がブレヒトの『三文オペラ』か らインスピレーションを得て作ったという映画『ドッグヴィル』が重要な要素としてイメージされています。
《北京のたそがれ》は、ノルショーピング交響楽団の創設100周年コンサートのための委嘱作です。ノルショーピング市のニックネーム「北京」とリン ドベルイが「詩的な気分」を覚えるという「たそがれ」を組み合わせた「シュールで痛烈な性格」のタイトル。リンドベルイが子供のころからファンだっ たノルショーピングのサッカーチームの応援歌や「ノルショーピング市」からインスピレーションを得たモチーフを素材に作曲された音楽です。 (Ki)
BIS
BISSA-2289(1SACD)
マッツ・リドストレム(1959-):リゴレット・ファンタジー
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
マッツ・リドストレム(Vc)
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
オックスフォードPO

録音:2016 年 12月/アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)
ウェーデンを代表するチェリスト、マッツ・リドストレム。カバレフスキーのチェロ協奏曲第2番、ハチャトゥリヤンのチェロ 協奏曲のデビュー盤(BIS 719)以来の久々の新録音は、リドストレムの自作「リゴレット・ファンタジー」とショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番 を録音しました。共演はアシュケナージ指揮、オックスフォード・フィルです。リドストレムはエーテボリでマーヤ・ヴォーグルに師事。その後はジュリアー ド音楽院でレナード・ローズの下で研鑽を積み、ノールショポング響、ロイヤル・フィルの首席チェリストをつとめるなどで活躍し、現在はソリストとして も幅広く活動を行っております。リドストレムの自作リゴレット・ファンタジーはチェリスト、作曲家のマッツ・ロンディンに捧げられた全11曲の作品で 2009年に初演されました。ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲とともにリドストレムの熱演を聴くことができます。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72773(1SACD)
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.1
第1番ニ短調 BWV1052
第2番ホ長調 BWV1053
第4番イ長調 BWV1055
第5番ヘ短調 BWV1056
ファビオ・ボニッツォーニ(Cemb)
ラ・リゾナンツァ

録音:2017年8月9-12日/イタリア、サン・ドナート教会
これは面白い企画がスタートしました。ボニッツォーニとラ・リゾナンツァによるJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲、第1弾!全集になる予定とのことでい やが上にも期待が高まります。ボニッツォーニはハーグ王立音楽院でコープマンに学んだイタリアのオルガン・チェンバロ奏者。アムステルダム・バロック・ オーケストラ、ル・コンセール・デ・ナシオン、エウローパ・ガランテなど名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」 を結成し、古楽界で大いに活躍中の名手です。 弦楽は1パート1人。メンバーはソリスト級の腕前で、チェンバロとの丁々発止のアンサンブルが聴きものです。そしてボニッツォーニのソロがやはり巧 い。軽妙な語り口や洒脱な装飾音はコープマン仕込みか。そこへ想像力にあふれた深い表現がプラスされ、明快さと濃密さが同居しています。霊感に満ち た鬼気迫るBWV1052、絶妙な力の抜け具合が気持ち良いBWV1055など、新たなバッハの名演が聴ける喜び!SACDハイブリッド盤での発売です。 (Ki)


MAGGIO LIVE
MAGGIO-022(1CD)
限定盤
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491*
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
同曲〜第3楽章アレグロ(アンコール)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
リッカルド・ムーティ(指)
フィレンツェ五月音楽祭O

録音:1971年11月20日*、1976年12月4日/フィレンツェ・コムナーレ劇場(ライヴ)全てモノラル
とんでもない音源が発見されました。リヒテルとムーティがフィレンツェ五月音楽祭で共演したモーツァルトのピアノ協奏曲2篇。このうち24番は海賊 盤で出たことがありますが、27番は完全初出。
リヒテルとムーティは、1972年8月にウィーン・フィルとシューマンの協奏曲のライヴ、フィルハーモニア管弦楽団と77年にベートーヴェンの3番、 79年にモーツァルトの22番をセッションで録音していて、いずれも名盤の誉れ高いものとなっています。それに勝るとも劣らぬ出来の新たな2篇が加わ りました。
ムーティは26歳だった1967年にリヒテルと初めて会いますが、若いムーティは巨匠リヒテルとの共演に気後れして、「私のような者で良いのでしょうか」 とリヒテルに訊いたといわれます。そこでリヒテルはモーツァルトの15番とブリテンのピアノ協奏曲の2台ピアノ版をムーティと弾き、「あなたがピアノを 弾いたように指揮するなら素晴らしい音楽家だ。共演しましょう」と言われたとされます。翌68年のムーティの結婚式には主賓として出席したといわれます。 そうした関係もあり、ムーティの指揮も真剣勝負の凄みにあふれ、24番などオペラのような劇的な音楽作りに引き込まれます。
録音はモノラルながら明瞭。ピアノ協奏曲第27番は典型的な「ノッている時のリヒテル」で、あくまでも落ち着いたテンポと麗妙なタッチ、歌心などま さに入魂の神業。聴衆の熱狂に応えてアンコールに第3楽章を繰り返すほど。もちろんそれも収録されています。当アルバムは権利上の問題により初回プレスのみの限定生産となります。再入荷は極めて難しくなると思われます。お買い逃しないように お願いいたします。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1445(1CDR)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 *
チェロ・ソナタ.ト短調 Op.19 #
レナード・ペナリオ(P)
ジョセフ・シュースター(Vc)
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指)
セントルイスSO

録音:1954年12月13日* 、1953年10月8日#
音源:Capitol P-8312 他

IDIS
IDIS-6733(1CD)
若きポリーニのベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』 Op.73
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37*
マウリツィオ・ポリーニ(P)
マッシモ・プラデッラ(指)ローマRAISO
アントニオ・ヤニグロ(指)ミラノRAI響*

録音:1959年3月17日ローマでのライヴ、1963年2月1日ミラノでのライヴ*
2017年デジタルリマスター盤。説明不要のピアニスト、ポリーニのお宝音源。ベートーヴェンの協奏曲ライヴ!18歳でショパン・コンクールに優勝 したのが1960年。となると『皇帝』は若干17歳の時の演奏で、この完璧な指の回りと強靭な打鍵はまさに驚異としか言いようがありません。すでにポリー ニ以外何者でもない鮮烈な演奏になっており、ライヴとは思えぬ隙のないピアニズムがとことん爽快!ヒストリカル音源だけに音質はまずまず。『皇帝』の 方が3番より幾分聴きやすい音です。ポリーニ好きなら聴いて損はないでしょう。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-63(1CD)
アイアランド:ピアノ協奏曲 変ホ長調
 チェロ・ソナタ ト短調*
カゼッラ:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 Op.56#
アンナローザ・タッデイ(P)、
アルフレード・カゼッラ(指)RAI響
アントニ・サラ(Vc)*、ジョン・アイアランド(P)*
トリオ・イタリアーノ [ アルフレード・カゼッラ(P)、アルベルト・ポルトロニエーリ(Vn)、アルトゥーロ・ボヌッチ(Vc)]#、
セルゲイ・クーセヴィツキー(指)ボストンSO#

録音:1946年3月15日(放送用ライヴ)、1928年10月25日(スタジオ)*、1936年2月22日(放送用ライヴ)#
かなり古い録音も入っていますが、何とアイアランドやカゼッラが自作を演奏しています。作曲当時の雰囲気を味わえる貴重な音源。アイアランドのピア ノ協奏曲でソロを弾くアンナローザ・タッデイは1918年生まれのピアニストでコルトーの弟子。この録音はイタリア初演を収めたもので指揮がカゼッラ なのも注目です。またカゼッラの三重協奏曲はベートーヴェンのそれと同じ編成の独奏群で、ピアノをカゼッラ本人が務めています。 (Ki)

Goodies
78CDR-3720(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218 ヨハンナ・マルツィ(Vn)
オイゲン・ヨッフム(指)
バイエルン放送CO

独 GRAMMOPHON 72323/4(VG盤)
1952年11月3-4 日ミュンヘン、アメリカ・ハウス録音
SPレコード末期にドイツ・グラモフォンが開発した78回転長時間収録VG盤からの復刻。ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)はハンガリー生まれの女流ヴァイオリニスト。1934年10歳でブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学、イェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。13歳でデビューしたが、大戦のために活動を中断。1947年ジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞しスイスに居をかまえた。1953年ロンドンでデビューした。この録音はロンドン・デビュー以前にドイツ・グラモフォンにいれたもの。このシリーズでモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK.376(78CDR-3208)が出ている。指揮者のオイゲン・ヨッフム(1902-1987)はバイエルン生まれ。1949年バイエルン放送交響楽団の創立に関わり、60年まで首席指揮者をつとめた。これはこの時期の録音。(Goodies)

Forgotten Records
fr-1421(1CDR)
シェベック〜ロシア音楽集
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
ハチャトゥリアン:ソナチネ Op.13-1
トッカータ
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲 Op.5
プロコフィエフ:子供の為の音楽 Op.65
ジェルジ・シェベック(P) 
ルイ・フレモー(指)
モンテ=カルロ国立歌劇場O

録音:1959年*、1961年
音源: Erato STE 50029 他
Forgotten Records
fr-1422(1CDR)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 ロベール・カサドシュ(P)
カール・シューリヒト指揮
ハンブルク NDR SO

録音:1958年5月7日ムジークハレ大ホール(初出放送音源)

ACCENT
ACC-24341(1CD)
J.S.バッハ:フルートを伴う協奏曲集
管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV 1067
ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV 1050
三重協奏曲 イ短調 BWV 1044
ジャン・デ・ウィネ(フラウト・トラヴェルソ)
イル・ガルデリーノ

録音:2017年
ロック時代、リコーダーに代わり活躍の場を広げていった横笛フルート(フラウト・トラヴェルソ)。ヴィヴァルディの協奏曲に始まりコンチェルトの 独奏楽器としても次第に定着していきます。バッハにおいても、フルート単独の協奏曲こそ残っていないものの複協奏曲のソロや無伴奏ソナタなどにフ ルートが用いられており、楽器への注目度の高さがうかがえます。弦楽にフルートのソロがプラスされた管弦楽組曲第2番、強烈なインパクトのチェンバ ロ独奏にヴァイオリンとフルートの雅な独奏が花を添えるブランデンブルク5番、そしてブランデンブルク5番と同じ独奏者群を必要とする三重協奏曲 BWV1044を収録。ベルギーの名古楽グループ、イル・ガルデリーノによる好演です。 (Ki)
ACCENT
ACC-24336(1CD)
ミスリヴェチェク:作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
シンフォニア 変ホ長調
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調
序曲第2番 イ長調
ヴァイオリン協奏曲 イ長調
レイラ・シャイエ(Vn)
ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム1704

録音:2017年
ゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)はチェコに生まれイタリアで活躍した作曲家で、20歳ほど年下のモーツァルトにも大きな影響を与えたとさ れる人物。古典派初期らしいすっきりと明るい響きが魅力です。しかしシンプルな中にもいきいきとしたリズム感があり、奥深い味わいがあります。チェコ の腕利き古楽アンサンブル、コレギウム1704のすばらしい演奏がこの作曲家の神髄を見せつけてくれます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186658(1SACD)
マルティヌー:協奏曲集
2つのヴァイオリンのための協奏曲H.329 (1950)
ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ・コンチェルト (1952)
2台のピアノのための協奏曲H.292 (1943)
デボラ・ネムタヌ&サラ・ネムタヌ(Vn)、
マガリ・ドメス(Va)
児玉麻里&児玉桃(P)
ローレンス・フォスター(指)
マルセイユPO

録音:2017年6月20-30日フリシュ・ラ・ベル・ド・メ(マルセイユ)
チャイコフスキー・ファンタジー」(PTC5186579 / KKC5666)が大好評だった児玉麻里&桃姉妹デュオの第2弾。ただ しマルティヌーの協奏曲を集めたアルバム中で「2台のピアノのための協奏曲」を披露。
マルティヌーの作品はチェコのスプラフォン・レーベルが熱心に紹介を続けていますが、壮年期の大半をパリに暮らし「エコール・ド・パリ」のメンバー として活躍したので、フランスの音楽家にとっても自国の音楽としての自負があるのでしょう、チェコの演奏陣とは異なる充実の演奏を繰り広げています。 巨匠ローレンス・フォスターがマルセイユ・フィルを振り、協奏作品3点で爆演を繰り広げています。
児玉姉妹の奏する「2台のピアノのための協奏曲」は1943年の作。この後マルティヌーは作風を変え、チェコの民族色香るわかりやすいものになって いきますが、当曲はまだ兇暴で驚くほど複雑な様相を呈しています。ひたすらガンガン弾くと混沌の世界になってしましますが、児玉姉妹は神業的バラン スと明晰さでマルティヌーが頭に描いていた音響を濁ることなく再現しています。非常な生命力に満ち、聴けばエネルギーをもらえます。
ヴァイオリンはフランスのデボラ&サラ・ネムタヌ姉妹による「2つのヴァイオリンのための協奏曲」こちらはずいぶん穏やかな作風になっていますが、 マルティヌー自身ヴァイオリンに精通していたため複雑な重音やパッセージが多用された難曲となっています。ともにジェラール・プーレ門下のネムタヌ姉 妹は正確かつ清潔に演奏。もともとルーマニアの家系で、マルティヌーのラプソディックな東欧色は好きだと述べています。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1403A(1CDR)
ヴィヴィアン・リフキン〜モーツァルト
モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413
ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
ヴィヴィアン・リフキン(P)
ディーン・ディクソン(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1953年6月21日-25日
音源: Westminster WL 5244他
Forgotten Records
fr-1404(1CDR)
クリュネル他〜モーツァルト作品集
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 *
クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 #
クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498 「ケーゲルシュタット・トリオ」+
ガストン・クリュネル(Fl)
ピエール・ジャメ(Hp)
アロイス・ハイネ(Cl)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
パウル・ドクトル(Va)+ 
パウル・シルハフスキー(P)+

録音:1955年頃* 、1953年9月#、1954年10月16日-19日+
音源: Le Club Français du Disque CFD 100 他

CLAVES
50-1802(1CD)
ハチャトゥリヤン:チェロ協奏曲ホ短調
ペンデレツキ
:チェロ協奏曲第2番 (1982)
アストリグ・シラノシアン(Vc)、
アダム・コレチェク(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

録音:2017 年 8 月/ポーランド放送ヴィトルド・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
アストリグ・シラノシアンは、1988年リヨン生まれのアルメニア系女性チェロ奏者。8歳でリヨン音楽院に入学を許され、その後バーゼル高等音楽大 学でイヴァン・モニゲッティに就いて腕を磨きました。2013年に行われた第2回ペンデレツキ国際チェロ・コンクールで優勝して注目されました。フォーレ、 プーランクのソナタを収録したアルバム(50-1604)に次ぐシラノシアンの第2弾はオーケストラとの共演。彼女の出自を明示したハチャトゥリヤンの協奏 曲と、コンクール本選の課題曲でもあったペンデレツキの第2番という彼女のこれまでの人生を描いたアルバムとなっています。
ハチャトゥリヤンは最初グネシン音楽学校でチェロを学び、最初の作曲もチェロ小品でしたが、チェロ協奏曲を手掛けたのはピアノやヴァイオリンの協 奏曲よりずっと後の1946年。前2作に比べるとポピュラリティが下がりますが、楽器の機能と魅力を熟知していただけありきわめて雄弁。エキゾチック なアルメニア色に酔わされます。
ペンデレツキの2番は1982年の作で、ベルリン・フィル創立百年とロストロポーヴィチに捧げられました。単一楽章ながら演奏時間36分の大曲で、トー ンクラスターや弦のグリッサンドが多用され、ペンデレツキならではの音世界を作っています。 (Ki)

GENUIN
GEN-18553(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8No.1-4 イーゴリ・マリノフスキー(独奏Vn,指)
ドレスデン・レジデンスO

録音:2017年1月2-4日ライプツィヒ
イーゴリ・マリノフスキーがヴァイオリン独奏を務めるヴィヴァルディの四季の CD。イーゴリ・マリノフスキーは 1977 年、ソ連のスヴェルドロフスク(現在のロシアのエカテリンブルク)の生まれ。1991 年にウィーンに移り、以降ヨーロッパで広く活動している。四季には数多くの個性的な録音があるが、マリノフスキーはここでは独奏ヴァイオリンにオーケストラと言いながらも弦楽五部各一人、チェンバロという極少人数のアンサンブルで、ヴィブラートを控えめにスッキリと美しい演奏を心がけている。

Forgotten Records
fr-1396A(1CDR)
ヘンデル:オルガン協奏曲集 Op.4 HWV.289-294(全曲) ヨハネス=エルンスト・ケーラー(Org)
クルト・トーマス(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1959年頃-1960年頃(ステレオ)
音源: Eterna 820179-180 他

CAvi
4260085-533930
(1CD)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30
(アンティエ・ヴァイトハース&ケーティ・シュトイリによる弦楽オーケストラ編曲版)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
カメラータ・ベルン

録音:2017年10月、ベルン、イッティゲン(スイス)
ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによるチャイコフスキー。アルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。現在、1962年に 設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ベルンのリーダー兼ソリストも務めています。両コンビの録音は、ベートーヴェンの弦楽編曲版 (4260085532261)、ブラームスのヴァイオリン協奏曲(4260085533435/KKC.5680)に続く3作目です。 ヴァイオリンが華やかに活躍するチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。聴く者をあっという間に音楽に引き込み、哀愁に満ちた旋律、躍動感あふれるリズム、 そして華麗なテクニックなどヴァイオリンの魅力を余すところなく堪能できる作品です。安定感と豊かな音量でカルテットやアンサンブルの起点となるヴァイト ハースですが、ここでは端正で凛とした佇まいのなかに円熟した深みのある演奏を聴かせます。特に第2楽章ではロシア風のエレジーを感じさせる音楽を披 露しています。カップリングには、弦楽四重奏曲第3番の弦楽オーケストラ版。チャイコフスキーは1876年、チェコのヴァイオリニスト、フェルディナンド・ ラウブの死を悼んで弦楽四重奏曲第3番を作曲。ラウヴはチャイコフスキーの弦楽四重奏第1&2番の初演にも携わった関係で、この3番を彼に献呈して います。カメラータ・ベルンでコントラバスを担当するケーティ・シュトイリとヴァイトハースによる編曲は、第1〜3楽章までの悲哀に満ちた音楽を引き立て、 希望を感じさせるフィナーレに向かって厚みのある豊かな響きが魅力的です。 (Ki)

Chandos
CHSA-5210(1SACD)
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲、他
ヴィオラ協奏曲*
弦楽オーケストラのためのソナタ
管弦楽のためのパルティータ
ジェームズ・エーネス(Va)*、
エドワード・ガードナー(指)
BBC響

録音:2017年6月17日−18日、ワトフォード・コロッセウム(ハートフォードシャー、イギリス)
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの次代の盟主、エドワード・ガードナー。 英グラモフォン誌「RECORDING OF THE MONTH」や英インターナショナル・レコード・レビュー誌「IRR OUTSTANDING」に選ばれるなど、世界で高い評価を得るガードナーのウォルトン・シリーズ。第3弾では、カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスが登場。エーネスが「これは10代の頃から大好きだった作品」と語るウォルトンの「ヴィオラ協奏曲」を弾きます。 また、弦楽四重奏曲イ短調(1945-47)からアレンジされた「弦楽オーケストラのためのソナタ」や、「管弦楽のためのパルティータ」など、ウォルトン後期の成熟した管弦楽作品の収録も、英国音楽ファン注目です。
Chandos
CHSA-5187(1SACD)
クルーセル:クラリネット協奏曲集
クラリネット協奏曲第1番変ホ長調 Op.1
クラリネット協奏曲第2番ヘ短調 Op.5 「グランド・コンチェルト」
クラリネット協奏曲第3番変ロ長調 Op.11
序奏とスウェーデンの旋律による変奏曲 変ロ長調
マイケル・コリンズ(Cl&指)
スウェーデン室内O

録音:2017年5月15日−18日、オレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニアOの首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。 モーツァルトやウェーバーも名曲コンチェルトからイギリスの重要レパートリーまで、優れた協奏曲アルバムで人気を博すマイケル・コリンズの新たなコンチェルト・レコーディングは、クラリネットの優れた演奏家としても活躍したフィンランド古典派の作曲家、ベルンハルト・クルーセル(1775−1838)! 2010年からはシティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの首席指揮者も務めるコリンズがスウェーデン室内Oを吹き振りし、高い技巧が要求される古典派クラリネットの重要作品で、気品溢れる優美な音色を響かせます。

Fondamenta
FONLP-1705001
(1LP)
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 Op.102 ヨゼフ・スーク(Vn)、
アンドレ・ナヴァラ(Vc)、

録音:1963年9月30日−10月3日、芸術の家(プラハ、チェコ)
※ドイツ・プレス
20世紀の巨匠たち、ヨゼフ・スーク、アンドレ・ナヴァラ、カレル・アンチェルが、1963年にプラハの芸術の家で収録したブラームスのドッペル・コンチェルト。これまでにも様々な形でリリースされてきた同曲屈指の名演が、フランスの高音質レーベル「フォンダメンタ(Fondamenta)の新たなリマスタリングを施されてLP盤で登場します。フォンダメンタ・レーベルから発売されるアンドレ・ナヴァラのタイトルは、ナヴァラの子息が監修に加わっており、そのクォリティはヨーロッパ各地で高い評価を受けています。
今回のリマスタリングには、Fondamentaがフランスのオーディオ・メーカー "Devialet(ドゥヴィアレ)"のテクノロジーを駆使して開発した、アナログ録音の正確な復刻を可能にする復元プロセス、"Phoenix Mastering(フェニックス・マスタリング)"が使用されています。

GRAND SLAM
GS-2181(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ダヴィド・オイストラフ(Vn)
アンドレ・クリュイタンス(指)
フランス国立放送局O

録音:1958 年11月8-10日/サル・ワグラム(パリ)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
ステレオ初期、フランス・コロンビアがベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の、初めてのステレオ録音に巨匠ダヴィド・オイストラフを得たことは幸運でした。 バックを務めるのはクリュイタンスとフランス国立、当時としては望みうる最上の選択、これも敏腕プロデューサー、レッグのおかげでしょう。音質はいつ ものように、テープの情報を最忠実に復刻しています。また、表紙の写真ほか、解説書の内容も、録音当時を偲ばせる資料を掲載しています。(平林直哉)

LPO
LPO-0102(1CD)
NX-A13
モーツァルト&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K466
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18*
アルド・チッコリーニ(P)
ヤニック・ネゼ=セガン(指)LPO

録音:2011年10月12日 ライヴ
2009年5月27日 ライヴ*
20世紀を代表するピアニストの一人、アルド・チッコリーニ。フランス音楽のスペシャリストであると同時に、リスト作品の解釈で も名高く、亡くなる直前まで活発な演奏活動を行ったことで知られます。このLPOとの最後の共演となったモーツァルトと、その 2年前のラフマニノフも、揺るぎない技巧と音楽性が遺憾なく発揮されており、録音当時80歳半ばであったとは思えないほど の若々しい演奏に驚くばかりです。2作品の指揮をしているのは、2008年からLPOの首席客演指揮者に就任したヤニック・ ネゼ=セガン。心を込めたラフマニノフも素晴らしい出来栄えですが、モーツァルトではチッコリーニの洗練されたピアノをサポー トしつつ、さらに新鮮で闊達な演奏を繰り広げてており、指揮者とピアニスト、オーケストラの良好な関係が伺えます。

Forgotten Records
fr-1366(1CDR)
モーツァルトピアノ協奏曲集
第21番 ハ長調 K.467 #
第25番 ハ長調 K.503
マルグリット・レースゲン=シャンピオン(P)
アルトゥール・ゴールトシュミット(指)
ラムルーO

録音:1951年頃
音源: Period SPL 571他
Forgotten Records
fr-1367(1CDR)
カサドシュ・ファミリー/モーツァルト&バッハ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番*
 ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」#
バッハ:3台のピアノの為の協奏曲 ニ短調 BWV.1063 +
ロベール・カサドシュ(P)
ギャビー・カサドシュ(P)、
ジャン・カサドシュ(P)+
ジョージ・セル(指)クリーヴランドO
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO+

録音:1950年11月27日+、1954年1月12日*、15日#
音源: 米Columbia ML 4901他
Forgotten Records
fr-1370(1CDR)
ジャニーヌ・アンドラード〜協奏曲集
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・アンドラード(Vn)
ハンス=ユルゲン・ワルター(指)
ハンブルク・プロ・ムジカSO

録音:1959年頃
音源: Vega 30 MT 10121 他
Forgotten Records
fr-1371(1CDR)
モーツァルト&シュターミッ:協奏曲集
モーツァルト:フルートとハープの為の協奏曲 ハ長調 K.299 *
 ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
カール・シュターミッツ:ファゴット協奏曲 ヘ長調
リチャード・アドニー(Fl)
オシアン・エリス(Hp)
アーチー・キャムデン(Fg)
ハリー・ブレック(指)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

録音:1958年4月*、1956年3月27日-28日
音源: The Classic Club X 508他
Forgotten Records
fr-1374(1CDR)
ジョージ・エスクデール、他
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe: 1 *
 チェンバロ奏曲 ニ長調 Hob.XVIII: 11 #
ベートーヴェン:12のコントルダンス WoO.14 +
 11のウィーン舞曲「メートリンク舞曲」 WoO.17 +
ジョージ・エスクデール(Tp)*
エルナ・ハイラー(Cemb;#)
フランツ・リトシャウアー(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1954年、1952年+
音源: Vanguard VRS 454他

MIRARE
MIR-340(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ストラヴィンスキー:ピアノと管楽オーケストラのための協奏曲
ボリス・ベレゾフスキー(P)
スヴェトラーノフ記念ロシア国立SO

録音:2017年 4月8日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
古典派あるいはショスタコーヴィチのピアノ協奏曲は指揮者なしで演奏されることもありますが、「ピアノ付きの交響曲」と称され、第1楽章はオーケス トラだけの長い提示部を持つブラームスの第1番と複雑な変拍子の続くストラヴィンスキー作品ゆえ不安をおぼえはするものの、さすがロシア国立響、堂々 たる演奏を繰り広げています。 ベレゾフスキーは聴衆を前にしたライヴで燃えるタイプで、その方がはるかに神業を発揮しますが、ここでも驚くべき演奏をモスクワ音楽院大ホールの コンサートで行っています。ベレゾフスキーは指揮者が自分の個性で支配する協奏曲よりも、彼が大将になって仲間とアンサンブルを楽しむことを好む傾 向があり、この2篇も室内楽のように解釈したかったと述べています。もちろん開始やトゥッティの部分は事実上ベレゾフスキーが指揮していますが、も ともとロシアには革命直後の1922年に「ペルシムファンス」という指揮者なしのオーケストラが存在し、プロコフィエフのピアノ協奏曲などを作曲者と演 奏するなど伝統がありました。ロシア国立響はかつてモスクワでトップの実力を誇っていた団体だけに、指揮者なしでも精密なアンサンブルと、ストラヴィ ンスキーでの各奏者の妙技が何の不足もなく実現しています。 ベレゾフスキーのピアノはますます円熟味を深め、ブラームスはたっぷりとした音量、重厚な解釈が非常に感動的。彼初となるストラヴィンスキーはま るでコンチェルト・グロッソ。切れ味抜群で、まさにストラヴィンスキーならではのダイナミックな世界を描いています。

KLANGLOGO
KL-1521(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:秘曲作品集
ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a
騎士のバレエ WoO1
交響曲「ウェリントンの勝利またはビトリアの戦い」(戦争交響曲)
クレア・フアンチ(P)
ハワード・グリフィス(指)
フランクフルト・ブランデンブルク州立O

録音:2017年8月21-23日
ベートーヴェンの比較的珍しい作品を3曲収録。ヴァイオリン協奏曲をベートーヴェン自身がクレメンティの勧めに従って編曲し た「ピアノ協奏曲」には、ヴァイオリン協奏曲の時にはなかった長大なカデンツァが付されていることで知られます。「騎士のバレ エ」は作品番号なしの小さな曲集。恐らく20歳頃に書かれた作品であろうと推測されており、どの曲も単純ながら、楽しさと 明るさに満ちています。 「ウェリントンの勝利」は1813年6月21日、スペインにおけるビトリアの戦いで初代ウェリントン侯爵アーサー・ウェルズリー率い るイギリス軍が、フランス軍に勝利したことを受け、ベートーヴェンがウェリントン侯を讃えるために作った曲。本来は当時開発さ れた児童楽器「パンハルモニコン」のために書かれましたが、後に大編成の管弦楽のために編曲。実演では大砲が用いられ るなど、チャイコフスキーの「1812年」にも匹敵する迫力を持つ作品です。ピアノ協奏曲では、若手ピアニスト、フアンチが流 麗な演奏を披露、グリフィスも新鮮でエネルギッシュなアプローチで作品を構築しています。

CPO
CPO-555090(1CD)
NX-B10
ツェルニー/ブルッフ:4手、2台ピアノのための協奏曲集
ツェルニー:4手ピアノとオーケストラのための協奏曲 Op.157*
ブルッフ:2台ピアノのための幻想曲 Op.11
ブルッフ:2台ピアノとオーケストラのための協奏曲 変イ短調 Op.88a
ジェノヴァ&ディミトリー・ピアノ・デュオ
ヨルダン・カムツァロフ(指)
ジェネシスO*
ブルガリア国立RSO3
2017年のエコー賞を受賞したピアノ・デュオ「ジェノヴァ&ディミトリー」の最新アルバム。今回はツェルニーとブルッフという異 色の組み合わせです。古典派とロマン派の架け橋であり、ベートーヴェンの良き弟子としても知られるツェルニーの典雅な作 品、かたや旋律美で知られるロマン派の巨匠ブルッフの作品。全く性格の違う2人の作品を、彼らは完璧に演奏。各々の 作品の持つ魅力と美しさを引き出しています。ブルガリア出身の指揮者カムツァロフの指揮も聴きものです。

Forgotten Records
fr-1353(1CDR)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番*
バルトーク:2台のピアノと打楽器の為のソナタ Sz.110 #
ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op.87 +
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P) 
ロジェ・デルモット(Tp)*
ジャクリーヌ・ボノー(P)#
ルイ・ド・フロマン(指)
パリ器楽アンサンブル*
アレクシ・ギャルペリーヌ(Vn)+ 
ジャン・ド・スペングレル((Vc)+

録音:1954年頃* 、1956年5月2日-5日# 、1986年8月(ライヴ)

RCO Live
RCO-17004(1SACD)
ホライズン8

(1)ジェームズ・マクミラン:トロンボーン協奏曲
(2)オリヴァー・ナッセン:ホルン協奏曲
(3)フランギス・アリ=ザデー:ナシミ受難曲
全て、ロイヤル・コンセルトヘボウO
(1)ヨルゲン・ファン・ライエン(Tb)
 イヴァン・フィッシャー(指)
 録音:2017年4月20,21,23日(世界初演)
(2)フェリックス・デヴォー(Hrn)
 ライアン・ウィグルスワース(指)
 録音:2017年5月11,12日
(3)イヴズ・アブドゥーラ(Br)
 オランダ放送cho
 マーティン・ブラビンズ(指)
 録音:2017年4月7、9日(世界初演)
名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管が同時代音楽を取り上げるシリーズ、ホライズンの第8集。今回はコンセルトヘボウ管によって委嘱された2作品の 世界初演を含みます。 まず、スコットランド出身の作曲家、ジェイムズ・マクミランのトロンボーン協奏曲。コンセルトヘボウ管の首席トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエ ンがマクミランにトロンボーンのための協奏曲を書いてほしいとお願いしたところ、元々トロンボーンという楽器に夢中だったマクミランは断ることなく作曲 したといいます。5つのオーケストラの共同委嘱作品として書かれ2017年4月にコンセルトヘボウで初演されました。 アゼルバイジャン出身の女性作曲家フランギス・アリ=ザデーによる「ナシミ受難曲」。14世紀アゼルバイジャンの詩人イマードゥッディーン・ナシミのテ キストを用いた作品。コンセルトヘボウ管は、毎年定例で復活祭の前の日曜日にマタイ受難曲を演奏しており、その伝統は1898年に開始したメンゲル ベルク、そしてアーノンクールらによって引き継がれてきました。現在では、バッハの受難曲に加えて現代作曲家による受難曲を交互に演奏しており、これ までにジェームズ・マクミラン、フランク・マルタンらの作品が演奏され、この度2017年4月にはフランギス・アリ=ザデーの「ナシミ受難曲」が初演 されました。 そして、オリヴァー・ナッセンのホルン協奏曲。イギリスのホルンの名手、バリー・タックウェルのために書かれ、1994年サントリーホール国際作曲委嘱 シリーズの作品です。ここでは元コンセルトヘボウ管の首席ホルン奏者フェリックス・デヴォーによる演奏で録音されています。 (Ki)

Hyperion

The Romantic Piano Concerto

CDA-68217(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.75
フェルディナント・リース: ピアノ協奏曲第8番変イ長調 Op.151 「ラインへの挨拶」
序奏とポロネーズ Op.174
ピアノ協奏曲第9番ト短調 Op.177
ピアーズ・レーン(P)、
レオン・ボットスタイン(指)
ジ・オーケストラ・ナウ

録音:2017年1月11日−13日、リチャード・B・フィッシャー・センター(バード・カレッジ、アメリカ)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第75集は、ベートーヴェンにピアノを師事し、ベートーヴェンの回想録『ベートーヴェンに関する覚書』の共同執筆者として知られるフェルディナント・リース(1784−1838)。1820年代には「現在最高のピアニストの一人」として賞賛され、多くのジャンルの作品を書き、ピアノ協奏曲だけでも9曲残しています。長い間音楽家としての功績は忘れられながらも、20世紀の終わりより徐々に再評価が行われてきたリースの最後のピアノ協奏曲2曲を、オーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンが説得力のある演奏で復権を果たします。レオン・ボットスタインとボットスタインが音楽監督を務めるアメリカの若手オーケストラ、「ジ・オーケストラ・ナウ(TON)」はHyperion初登場。

Forgotten Records
fr-1341(1CDR)
レナート・ファザーノ&ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ
パイジェッロ(ボネッリ編):協奏曲第5番 変ホ長調
ロッシーニ:弦楽の為のソナタ[第1番 ト長調/第5番 変ホ長調]
ベッリーニ(ガルジューロ編):オーボエ協奏曲 変ホ長調
レナート・ザンフィーニ(Ob)
レナート・ファザーノ(指)
ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ

録音:1958年頃
※音源:HMV ALP 1594
Forgotten Records
fr-1348(1CDR)
ジュリアン・オレフスキー〜協奏曲集
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ラロ:スペイン交響曲(4楽章版)#
ジュリアン・オレフスキー(Vn)
ハワード・ミッチェル(指)ワシントン・ナショナルSO*
ユリウス・ルーデル(指)ウィーン国立歌劇場O#

録音:1953年12月18日-20日、モノラル* 、1959年6月(ステレオ)#
音源: Westminster WL 5273 他


Spectrum Sound
CDSMBA-022(2CD)
限定生産盤
シェリング/1960-70年代ライヴ録音集

■CD 1
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

■CD 2
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
全て、ヘンリク・シェリング(Vn)
■CD 1
(1)ガブリエル・フムラ(指)フランス国立O/ライヴ録音:1976年10月20日/サル・プレイエル(ステレオ)
(2)ユーリ・アロノヴィッツ(指)フランス放送PO/ライヴ録音:1975年5月28日/サル・プレイエル(ステレオ)
■CD 2
(1)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)フランス国立放送O/ライヴ録音:1968年11月28日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(2)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O/ライヴ録音:1963年3月22日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・ シリーズ “ベルアーム”。当ディスクはヘンリク・シェリングの初出音源で、1963年から1976年かけてパリで演奏されたモーツァルトのトルコ風(1976 年/ステレオ)、ブラームス(1975年/パリ)、ベートーヴェン(1968年/ステレオ)、そしてメンデルスゾーン(1963年/モノラル)のヴァイオリン 協奏曲集です。カール・フレッシュ門下のシェリングは正統派の名にふさわしく楷書的にして内に秘めた情熱的な演奏が最大の魅力と言えます。ここに収 録された4篇の協奏曲はシェリングの十八番にして名曲が揃いました。4篇すべてPHILIPSレーベルにセッション録音を残しておりますが、ライヴならで はのスケールの大きな演奏を聴くことができます。メンデルスゾーン以外はすべてステレオというのもうれしいところです。全世界1000セット限定プレス。 平林直哉氏による日本語解説付き。 (Ki)
「今回のライヴを聴き、その完成度の高さと、作品に忠実であろうとするシェリングの献身的な態度に、改めて心を打たれた。(中略)。何と優雅で香 り高いことだろうか。これこそ、究極の理想と言ってみたくなる。(平林直哉〜ライナーノーツより)

Pentatone
PTC-5186620
(1SACD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
デニス・コジュヒン(P)
山田和樹(指)
スイス・ロマンドO

録音:2017年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒン。コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高 等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディオ・メーネルに師事し研鑽を積みました。2010年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクー ルで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシッ ク・ファンにも広く知られることとなりました。以後たびたび来日し、2017年9月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHK交響楽団と共演し、ラフマニノフ のピアノ協奏曲第4番(1941年版)の雄大な演奏は大きな話題を集めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々 の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最も人気のある実力派ピアニストのひとりです。 PENTATONEからリリースしたチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラームスのピアノ作品集(PTC 5186568)では、圧倒 的な表現力と存在感で聴き手を虜にしました。期待の当録音は希代の指揮者、山田和樹率いるスイス・ロマンドOとの共演で、ラヴェルとガーシュウィ ンのピアノ協奏曲を収録しました!ラヴェルの2篇のピアノ協奏曲ではキラキラとした眩いタッチで、ラヴェルらしい理知的で古典的な明快さを見事にあら わしております。
ガーシュウィンも秀逸です。ガーシュウィンといえばラプソディ・イン・ブルーがあまりにも有名ですが、当作品は2010年バンクーバー・オリンピックの金メダリスト、キム・ ヨナが2009-2010シーズンのフリー・スケーティングで使用したことで広く知られるようになりました。ラプソディ・イン・ブルー同様にシンフォニック・ジャ ズの異色あるメロディアスな作品として親しまれております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、 DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

MSR
MS-1651(2CD)
2台のピアノと管弦楽のための 20世紀マスターピースVol.1
(1)ロパトニコフ(1903-1976):2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲 Op.33
(2)タンスマン:2 台のピアノと管弦楽のための組曲
(3)マリピエロ:2 台のピアノと管弦楽のための対話第7 番
(4)ベレゾフスキー(1900-1953):2 台のピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.9
(5)プーランク:2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調
(6)ステラー(1924-2001):2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲
(7)クレストン(1906-1985):2 台のピアノと管弦楽のための協奏曲 Op.50
ピアース&ジョナス:
【ジョシュア・ピアース(P)、
ドロシー・ジョナス(P)】
(1)-(5)(7)デヴィッド・アモス(指)
(1)-(3)スロヴァキア国立PO
(4)(5)(7)ポーランド国立RSO
(6)カルロス・ピアンティーニ(指)チェコRSO

録音: (1)(2)(3)1994年12月5-9日 スロヴァキア,コシツェ、
(4)(5)(7)1992年4月15-20日 ポーランド,カトヴィツェ、
(6)1997年10月19日 プラハ
20 世紀に作曲された2 つのピアノとオーケストラのための作品集。ニコライ・ルヴォヴ ィチ・ロパトニコフ、アレクサンドル・タンスマン、ジャン・フランチェスコ・マリピエロ、ニコラ イ・ベレゾフスキー、フランソワ・プーランク、ロバート・ステラー、ポール・クレストンの作 品を収録。 ジョシュア・ピアースとドロシー・ジョナスは共に米国で活躍するピアニスト。1980 年代半 ばからピアース&ジョナスとしてコンビを組んでいる。


Danacord
DACOCD-787(2CDR)
ヴァンディ・トヴォレク〜デンマークのヴァイオリン・ウィザード 1946-1953録音選集
(1)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番*/**、
(2)クヤヴィアク イ短調(第2マズルカ)+
(3)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
(4)クヌーズオーウ・リスエーヤ:2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.55b#
(5)ヴァイオリン, チェロとピアノのためのソナタ Op.55a##/+
(6)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調+
(7)タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」+
(8)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20*/***
(9)ヤコブ・ゲーゼ:タンゴ 「ジェラシー」*/***
(10)フバイ:チャールダーシュの情景第4番 「ヘイレ・カティ」 Op.32、
(11)チャールダーシュの情景第5番 「バラトン湖の波」 Op.33+
(12)オーレ・ブル:セーテルの娘の日曜日+
(13)フィニ・ヘンリケス:蚊の踊り Op.20-5、悪魔の踊り、子守歌+
(14)ヴァンディ・トヴォレク:カプリチェット
(15)フェルディナンド・ポリアキン(トヴォレク 編):カナリア+
(16)カイ・モーテンセン:おんどりのドゥードル・ダンディ(養鶏場の恋)#
ヴァンディ・トヴォレク(Vn)、
デンマーク放送O*、
エーリク・トゥクセン(指)**、
エミール・レーセン(指)***、
デンマーク放送軽音楽オーケストラ#、
テディ・ペータセン(指)#、
エスター・ヴァウニング(P)+、
チャーレス・センデローヴィツ(Vn)#、
ヨハン・ヒュー=クヌセン(Vc)##

録音:(1)1946年、(2)1946年、(3)1951年、(4)1953年、(5)1953年、(6)1947年、(7)1947年、(8)1946年、(9)1946年、(10)(11)1947年、(12)1953年、(13)1947年、(14)1947年、(15)1948年、(16)1953年
ヴァンディ・トヴォレク(1913−1990)は、デンマークでもっとも人気を集めたヴァイオリニストと言われます。ポーランド人を両親にコペンハーゲンで生まれ、エッバ・ニッセンとエアリング・ブロクにヴァイオリンを学びました。1944年、ブラームスの協奏曲を弾いてデビュー。デンマーク放送の木曜日コンサートでソリストを務め、1940年代と1950年代にかけてクラシカルとポピュラー音楽のレパートリーをレコードに録音、1950年代にはイギリスやアメリカなどへのツアーも行っています。ピアニストでコメディアンのバアウ・ローセンバウム(ヴィクター・ボーグ)のデンマーク、ノルウェー、スウェーデンへのツアーに同行、エンタテイナーとしても活躍しました。録音エンジニア、クラウス・ビューリト氏の個人コレクションと王立図書館所蔵の Decca LP の復刻によるコレクション。バルトークのソナタから、「ヴァイオリンのウィザード(魔術師)」の妙技が聴衆を魅了したという技巧的な作品まで、トヴォレクの最良の録音が集められています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Centaur
CRC-3594(1CD)
ポーリング:ギター協奏曲第1番「コンシェルト・デ・キアーロ」
弦楽のための組曲第2番「ロング・ジーズ・フットステップス・トゥ・パラダイス」
ジョヴァンニ・デ・キアーロ(G)、
カーミット・ポーリング(指)LSO

録音:2017年1月、エンジェル・スタジオ(ロンドン、イギリス)
アーロン・コープランドやヴァージル・トムソンの抒情的なアメリカン・スタイルを自らの作風に掲げているカーミット・ポーリング(1960−)のギター協奏曲を収録。作品を献呈されたジョヴァンニ・デ・キアーロはアメリカのギタリスト。ヴァチカンではローマ法王ヨハネ・パウロ2世、ワシントンではクリントン元大統領夫妻の御前演奏を担当した経歴を持つ名手です。

ALTO
ALC-1355(1CD)
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.35(1916)*
 ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9(1901)+
ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲(1939)#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
クルト・ザンデルリング(指)レニングラードPO*
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)+
パウル・ヒンデミット(指LSO#

初出、
原盤:1961年、Artia Recording Corporation*/1956年、Columbia+/1962年、Decca#

ONDINE
ODE-1311(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第4番*
ラルス・フォークト(P&指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2017年3月15-17日、2017年6月8-10日*(共にライヴ)
ドイツの名手ラルス・フォークトが自らロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲を演奏するツィク ルス、最後を飾るのは第2番と第4番の組み合わせです。 ベートーヴェンが16歳の頃に着手したとされる第2番の協奏曲は、第1番よりも以前に書かれた作品。ベートーヴェン自身は 作品の出来に不満があったとされていますが、主題の扱い方や、独創的なカデンツァなどにベートーヴェンらしさが感じられる 意欲的な曲として高く評価されています。第4番はベートーヴェンの最高傑作のひとつであり、第5番「皇帝」が堂々とした男 性らしさを誇る曲であるのに比べ、こちらの第4番は柔和な表情を持ち、中でも第2楽章の憂いに満ちた美しさは格別の人 気を誇っています。 フォークトの演奏は、どちらの曲もオーケストラを雄弁に鳴らすことで「ピアノとオーケストラの対話」を強調。これまで伴奏として 見過ごされがちだった第2番のオーケストラ・パートにも隅々まで光を当てることで、曲の新たな魅力を引き出すことに成功し ています。

Grand Piano
GP-777(2CD)
NX-C03
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集(全5曲)
エレオノール・ビンドマンによるピアノ・デュオ編
エレオノール・ビンドマン(P)(primo…CD1:1-4,CD2:1-9)(second…CD1:5-9)
ジェニー・リン(P)(primo…CD1:5-9)(second…CD1:1-4.CD2:1-9)

録音:2017年8月9-11日
世界初録音
バッハの「ブランデンブルク協奏曲」には、マックス・レーガーによるピアノ・デュオ版が存在しますが、 理論的な編曲であるためか、和声の扱いや演奏方法に困難な場所があるとされています。 このエレオノール・ビンドマンによる編曲は、レーガー版と比較すると「ピアノでの演奏しやすさ」に主眼が置かれており、「もし バッハ自身が現代ピアノのために編曲したらどのように音を配分するか」を考慮した上でスコアが作成されました。2人のピアニ ストは均等に音を奏でるように配慮されており、ビンドマンとリン、2人の響きが溶け合うことで、魅力的なバッハの協奏曲が新 しい形で再現されています。

Dynamic
CDS-7801(2CD)
NX-C08
リスト:ピアノ曲集
超絶技巧練習曲 S139/R2b
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
アレッサンドロ・アンブロソーリ(P)
ファビオ・マストランジェロ(指)
ノーザン・シンフォニア・オブ・サンクトペテルブルグ・ミュージック・ホール

録音:2002年9月27日、2015年5月10-11日
超絶技巧を要求されるリストのピアノ曲の中でも「超絶技巧練習曲」はその名の通り、挑戦するだけでも困難な作品です。 また2曲あるピアノ協奏曲も絢爛たる旋律に彩れた作品として知られています。 ここで見事な演奏を披露しているのは、1969年生まれの中堅ピアニスト、アンブロソーリ。12歳の時に名教師ジョルジオ・コ スタに師事、才能を開花させます。同時に、名ピアニストたちの録音を聴き「このように自分自身の演奏をしたい」を熱望した アンブロソーリはついにラザール・ベルマンに直接会う機会を得て、たくさんのアドヴァイスのもとに研鑽を積み、2002年に「超 絶技巧練習曲」を録音するまでに至りました。そして10年以上を経て、2015年に2曲の協奏曲を録音。円熟のリストを聞 かせています。

Forgotten Records
fr-1315(1CDR)
ヘンリク・シェリング
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041*
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042 *
ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテラ Op.16
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲第2番
リムスキー=コルサコフ(ハイフェッツ編):熊蜂の飛行
ノヴァチェク:無窮動
ヴァーレ(ハイフェッツ編):前奏曲第15番「焚火の傍で」
モンポウ:子供の情景
ロカテッリ:カプリース.ニ長調 Op.3-23
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):前奏曲第2番 嬰ハ短調
ロロン(シェリング編):メキシコ舞曲
ファリャ(コハニスキ編):スペイン民謡組曲〜ムーア人の織物/ホタ
ヘンリク・シェリング(Vn) ガ
ブリエル・ブイヨン(指)*
コンセール・パドルーO*
マドレーヌ・ベルトリエ(P)#

録音:1952年12月* 、1950年代前半#、
※音源: Odeon ODX 114 他
Forgotten Records
fr-1320(1CDR)
ユゲット・フェルナンデス
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 RV.390 *
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 BWV.1015 #
 ヴァイオリン・ソナタ.ホ短調 BWV.1023 #
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218 ##
シューベルト:ロンド イ長調 D.438 **
ユゲット・フェルナンデス(Vn)
ジャン=フランソワ・パイヤール(指)
ジャン=マリー・ルクレール器楽アンサンブル*、パイヤール室内O
アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(Cemb)
ジョルジュ・プレートル(指)シュトゥットガルトPO##

録音:1958年頃*、1959年頃#、1956年頃##、1959年3月23日**
※音源: Erato EFM 42031他
Forgotten Records
fr-1321(1CDR)
シュヒター〜バッハ&コレッリ
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041 *
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042 *
 2つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調 BWV.1043 #
コレッリ:合奏協奏曲第8番 ト短調 Op.6-8 「クリスマス協奏曲」+
ウルリヒ・ブレッハー(Vn)*
ベルナルド・ハマン、マックス・カイザー(Vn)
ジークフリート・パルム(Vc)
ウィルヘルム・シュヒター(指)北西ドイツPO

録音:1954年1月* 、1955年6月+ 、1955年9月#
※音源: Imperial JLP 60570 他
Forgotten Records
fr-1323(1CDR)
フランコ・カラッチオーロ
A・スカルラッティ:シンフォニア第5番 ニ短調*
 弦楽の為の協奏曲第3番 ヘ長調#
チマローザ:2つのフルートの為の協奏曲+
パイジェッロ(1740-1816):歌劇「 La modista raggiratrice 」〜シンフォニア#
ボッケリーニ:交響曲イ長調 Op.37-4, G.518
 交響曲ハ短調 Op.41, G.519
アッリーゴ・タッシナーリ、
パスクァーレ・エスポージト(Fl)
フランコ・カラッチオーロ(指)アレッサンドロ・スカルラッティO

録音:1953年12月、1955年頃
※音源: Columbia, X 1171他

Signum Classics
SIGCD-524(1CD)
カーニス:ドリームソングス〜3つの協奏曲
カーニス:ドリームソングス*、
 ヴィオラ協奏曲#、
 コンチェルト・ウィズ・エコーズ
ユダヤ民謡(カーニス編):トゥンバラライカ*##
シューマン:フゲッタ Op.32-4##
ポール・ニューバウアー(Va)#、
ジョシュア・ローマン(Vc)*、
アーロン・ジェイ・カーニス(P)##、
レベッカ・ミラー(指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2016年6月14日−16日、イギリス
1998年ピューリッツァー賞、2002年グロマイヤー賞、2011年ネマーズ賞の受賞歴を誇るアメリカの作曲家、アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960)による3つの新しい協奏曲作品。第4回エドゥアルド・マータ国際指揮者コンクールで最優秀賞を受賞した注目の女流指揮者、レベッカ・ミラーの指揮はもちろんのこと、21歳(当時最年少)でニューヨーク・フィルの首席ヴィオラ奏者となったポール・ニューバウアーや、22歳(当時最年少)でシアトルSOの首席チェロ奏者となったジョシュア・ローマンなど、アメリカの名手たちの演奏も見事。

Centaur
CRC-3585(1CD)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
マスネ:タイスの瞑想曲
キンガ・アウグスティン(Vn)、
ヤクブ・クレッカー(指)ヤナーチェクPO

録音:2016年3月8日−9日、ヤナーチェク・フィルハーモニック・スタジオ(チェコ)
ポーランド出身で現在はニューヨークを拠点に活躍する女流ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティンが、チェコのヤナーチェク・フィルとの共演で奏でるブルッフとメンデルスゾーンの傑作協奏曲2作品。その演奏はストラド誌で「スタイリッシュで鮮やか」と称されています。使用楽器はアントニオ・ザノットゥスが18世紀初期に製作したヴァイオリン。
Centaur
CRC-3526(1CD)
フェイヴァリット・フルート・マスターピース
ハーティ:アイルランドにて
トムリンソン・グリフェス:詩曲
ドップラー(ピートリー編):ハンガリー田園幻想曲 Op.26
ライネッケ:バラード ニ短調 Op.288
シャミナード:フルートとオーケストラのためのコンチェルティーノ Op.107
マーガレット・コーニルス・ルーク(Fl)、
クリストファー・ピートリー(指)
ロンドン室内O

録音:2015年10月7日−8日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス)
マーガレット・コーニルス・ルークは、カーネギー・ホールやカドガン・ホールでソロ・リサイタルを重ね、ソリスト、教育者として活躍するアメリカの女流フルーティスト。ロンドン室内管とその音楽監督でコンポーザー=コンダクター、クリストファー・ピートリーとの共演によるコンチェルト・プログラムには、ピートリーの編曲によるフルート、ハープと弦楽合奏版のドップラー「ハンガリー田園幻想曲」が収録されており、フルート関係者要チェックの音源です。
Centaur
CRC-3565(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第4番ニ短調 Op.70
デイヴィッド・グレン・ハッチ(P)、
ケネス・ヤング(指)
クライストチャーチSO

録音:2015年10月17日−18日、クライストチャーチ(ニュージーランド)
ニュージーランドのクライストチャーチSOとの共演でブラームスとルビンシテインを弾いているソリストのデイヴィッド・グレン・ハッチは、4度のグラミー賞へのノミネートを誇り、ウクライナのキエフで行われたホロヴィッツ生誕100周年記念コンサートや、セルビアで開催されたワールド・ピアノ・カンファレンスのリサイタルにゲスト・アーティストとして招かれるなど、世界各国で幅広く活躍しているアメリカのピアニスト。

Fondamenta
FON-1402016(2CD)
シベリウス&ヴラディゲロフ:ヴァイオリン協奏曲集
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ヴラディゲロフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ヘ短調 Op.11
スヴェトリン・ルセフ(Vn)、
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:2012年7月11日−13日(シベリウス)&2013年6月17日−20日(ヴラディゲロフ)、ブルガリア国立放送スタジオ1
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。
2001年第1回仙台国際音楽コンクールで優勝し、バッハ賞、駐日フランス大使賞、聴衆賞を受賞したブルガリアのヴァイオリニスト、スヴェトリン・ルセフ。インディアナポリス、メルボルン、ロン=ティボー等の国際コンクールでも受賞歴を誇り、現在フランス放送フィルのコンサートマスター、パリ国立音楽院の教授を務めるルセフが、シベリウスと母国ブルガリアの作曲家パンチョ・ヴラディゲロフ(1899−1978)のヴァイオリン協奏曲をカップリング。ともに20世紀の初頭に作曲されながらも、対照的な要素を持つ2作品を炎(ヴラディゲロフ)と氷(シベリウス)に例え、際立つ対比を表現します。

Forgotten Records
fr-1304(1CDR)
フランコ・カラッチオーロ
ヴィヴァルディ:弦楽の為の協奏曲 イ長調 RV.158
 ヴァイオリンとオルガンの為の協奏曲 ニ短調 RV.541
レオナルド・レーオ:チェロ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ長調
アントニオ・サッキーニ:歌劇「コロノスのオイディプス」序曲
レスピーギ:鳥*
 ボッティチェッリの3枚の絵*
フランコ・カラッチオーロ(指)
アレッサンドロ・スカルラッティO

録音:1954年頃、1955年*
※音源: Columbia CX 1276他
Forgotten Records
fr-1307A(1CDR)
ブルショルリ/モーツァルト&チャイコフスキー
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)
ピエール・キャプドヴィエル(指)フランス放送室内O
ルドルフ・モラルト(指)ウィーンSO*

録音:1962年、1952年*
※音源:Vox PL 7720
Forgotten Records
fr-1306(1CDR)
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番*
シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲
ダッラピッコラ:ハインリヒ・ハイネによるソプラノと管弦楽の為のカンタータ +
ジュリアス・カッチェン(P)*
ヴォルフガング・マルシュナー(Vn)#
マグダ・ラースロー(S)+
ハンス・ロスバウト(指)
ケルンRSO*、
南西ドイツRSO

録音:1959年4月7日*、1959年2月13日#、、1955年10月16日ドナウエッシンゲン音楽祭(初演)
全て放送用ライヴ

HUNGAROTON
HCD-32742(1CD)
ヴィヴァルディ:協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV.332
ファゴット協奏曲 ホ短調 RV.484
フルート協奏曲 ト長調 RV.437
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV.241
ファゴット協奏曲 ハ長調 RV.472
フルート協奏曲 ニ長調 『ごしきひわ』RV.428
フルート,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音のための室内協奏曲 ニ長調 RV.91
ジョルト・カッロー(Vn)
アンドレア・ベルタラン(Fl)
ラースロー・フェレンチク(Fg)
カペラ・サヴァリア(オリジナル楽器使用 a'=415Hz)

録音:2017年/バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。フンガロトン・レーベルから積極的なリリースが続く中、当ディスクではヴィヴァ ルディの協奏曲に焦点を当てヴァイオリン、フルート、ファゴットの協奏曲をそれぞれ2篇とフルート、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための室内 協奏曲を収録しました。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体で す。これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、 高水準の演奏には定評があります。
コンサートマスターおよびヴァイオリン独奏をつとめるのはジョルト・カッローです。カッローは極めて端正で硬派な演奏スタイルで奇抜で過剰な演出は 控え、アンサンブルと溶けあうような美しいソロを奏でます。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32761)、ハイドンのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32771)、J.S.バッハのブランデンブルク協奏曲(HCD 32786)、J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32749)、ヴィヴァルディのヴァイオリン 協奏曲集(HCD 32729)などの録音でも高い評価を得ております。 (Ki)

Hanssler
HC-16099(1CD)
インドジフ・フェルト:フルート協奏曲 (1954)
テオドラキス:アダージョ (1993)
ヴァインベルク:フルート協奏曲第2番Op.148b (1987)〜弦楽オーケストラ伴奏版
カトリン・クリスティアンス(Fl)
ルーベン・ガザリアン(指)
ヴュルテンベルクCO

録音:2016年10月12-14日/フリーナ文化会館(フライン)
カトリン・クリスティアンスはハイデルベルク出身のドイツの女性フルート奏者。祖父の叔父がデンマークの大作曲家カール・ニールセンという家系で、 6歳よりフルートを始め、23歳でハイデルベルク交響楽団の首席フルート奏者となりました。 ここではチェコ、ギリシャ、ポーランド=ロシアの作曲家による20世紀後半の協奏作品が集められています。いずれも前衛的ではなく、民族色あふれ 魅力的。インドジフ・フェルト(1925-2007)の協奏曲はバルトークを思わす運動性に満ちた作品で、フルートの協奏曲としては珍しい兇暴な音響が現れ ます。ヴァインベルクの「フルート協奏曲第2番」はもともとフル・オーケストラのための作品ですが、ここでは作曲者による弦楽オーケストラ版の世界 初録音。テオドラキスはポピュラー・ソングも有名ですが、この「アダージョ」は彼のメロディ・メーカーぶりを示したもので、映画音楽のような情緒纏 綿たる作品となっています。ヴァインベルクとテオドラキスは暗い作風ですが、若きクリスティアンスの情念に満ちたフルートに引き込まれます。 (Ki)

CAvi
4260085-533961(1CD)
クラリネット・デュオとオーケストラの饗宴
サン=サーンス(ファイゲルソン編):序奏とロンド・カプリチオーソ
ベールマン:協奏的二重奏曲Op.33
ポンキエッリ:つどいOp.76
ビゼー(レヴィタス編):カルメン幻想曲
プロコフィエフ(レヴィタス編):「ロミオとジュリエット」組曲
ガーシュウィン(ポヴォロツキー編):ラプソディ・イン・ブルー
アレクサンダー & ダニエル・ガーフィンケル(Cl)
エヴェン・アレクシス・クリスト(指)
コトブス市立O
アレクサンダー&ダニエル・ガーフィンケルは2本のクラリネットによる新星。何と双子で、見分けがつかないほどソックリな容姿。1992年生まれで、 一家は3代にわたるクラリネット奏者の家系で、彼らも12歳でメータ指揮イスラエル・フィルと共演したという天才です。基本は編曲ですが、サン=サー ンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」など、こちらがオリジナルかと錯覚させられるほど音色もテクニックもピッタリです。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1285(1CD)
ユボー&マリピエロ:ヴァイオリン協奏曲集
ジャン・ユボー(1917-1992):ヴァイオリン協奏曲 ハ長調(1939) *
マリピエロ:ヴァイオリン協奏曲(1932)
アンリ・メルケル(Vn)
アンリ・トマジ(指)
フランス国立放送O

録音:1955年12月5日*、1953年1月12日#(共にライヴ)
Forgotten Records
fr-1290(1CDR)
アルヘンタ&イエぺス
ファリャ:「スペインの庭の夜」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ゴンサロ・ソリアノ(P)
ナルシソ・イエペス(G)
アタウルフォ・アルヘンタ(指)
マドリッド室内O

録音:1954年頃
※音源: Alhambra MCC 30008
Forgotten Records
fr-1288(1CDR)
シェリング/ODEON 録音集
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ポンセ:ヴァイオリン協奏曲
ヴィターリ:シャコンヌ
タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲
クライスラー:グラーヴェ
ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテラ
ヘンリク・シェリング(Vn)
エルネスト・ブール(指)
コロンヌO
タッソ・ヤノプーロ(P)

録音:1951年 、1949年
※音源: Odeon ODX 159
Forgotten Records
fr-1299A(1CDR)
マクダウェルピアノ協奏曲集
第1番 イ短調 Op.15
第2番 ニ短調 Op.23
ヴィヴィアン・リフキン(P)
ディーン・ディクソン(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1953年、ウィーン
※音源: Westminster, 5190, W 9715
Forgotten Records
fr-1295A(1CDR)
レーデル/ハイドン&ホーフシュテッター
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe: 1 *
 フルートと管弦楽の為のディヴェルティメント ニ長調 Hob.II: D8#
 ディヴェルティメント 変ホ長調 Hob.II: 39
ホーフシュテッター:セレナーデ ハ長調「ハイドン・セレナーデ」#
ベルナール・ジャヌト(Tp)
クルト・レーデル(Fl,指)
ミュンヘン・プロ・アルテ室内O

録音:1962年2月(ステレオ)
※音源: Les Discophiles Français DF 740.021他
Forgotten Records
fr-1279(1CDR)
ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォンの芸術2
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
(2)ジャン=フェリ・ルベル:ソナタ ニ短調#
(3)ヴィラ=ロボス:コクチョウの歌 W123
 様々な楽章からなる幻想曲〜セレナード
(4)清瀬保二:ヴァイオリン・ソナタ第3番(
ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォン(Vn)
(1)ピエール・キャプドヴィエル(指)
 フランス国営放送CO
  録音:1960年5月30日
(2)アンドレ・ジョーCO
  録音:1962年10月1日
(3)ジャクリーヌ・ドゥソール(P)
 録音:1957年7月28日
(4)[和田則彦(P)
 録音:1960年3月NHK スタジオ
Forgotten Records
fr-1283(1CDR)
シュタンスケ他〜ベートーヴェン作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
(1)ハインツ・シュタンスケ(Vn)
 カール・ダマー(指)
 シュトゥットガルト州立歌劇場O
 録音:1958年頃
 ※音源: Club Mondial du Disque CMD 232
(2)ゲオルク・ジンガー(指)
 オーストリアSO
 録音:1951年頃
 ※音源: Remington R-199-51 他

MELODIYA
MEL-1002483(1CD)
NX-B04
シューマン、エルガー、カプースチン:作品集
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
エルガー:弦楽セレナード ホ短調 Op.20
カプースチン(1938-):チェロ協奏曲 第2番
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アレクサンドル・ロスクトフ(指)
ヴォログダ・フィルハーモニー協会室内O

録音:2017年
1962年生まれのモスクワ・フィル首席チェリスト、ザゴリンスキーの最新録音。短い生涯の晩年に書かれたシューマンのチェロ 協奏曲に秘められた情熱、クラシック音楽の中にジャズの様式を組み込んだカプースチンの即興的で楽しい雰囲気、この対 照的な作品をザゴリンスキーはエネルギッシュに演奏しています。1990年に創設されたヴォログダ・フィルハーモニー協会室内 Oの巧みな演奏は、エルガーの「セレナード」でも素晴らしい出来栄えを誇ります。

Forgotten Records
fr-1270(1CDR)
リッチ、ジャニス、ミュンシュ
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 *
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 #
ルッジェーロ・リッチ(Vn)*
バイロン・ジャニス(P)#
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1957年12月27日# 、1960年1月29日* (共にライヴ)
Forgotten Records
fr-1266(1CDR)
ヘンク・バディングス(1907-1987):2つのヴァイオリンと管弦楽の為の協奏曲 *
交響曲第3番
フルートと管弦楽の為の協奏曲#
ヘルマン・クレッバース(Vn)*、
テオ・オロフ(Vn)*
ヴィレム・ファン・オッテルロー(指)ハーグPO
ヘンク・ファン・オールト(Fl)
ヤープ・ストテイン(指)+
センプレ・クレッシェンド・ライデン学生O+

録音:1955年11月、1956年12月#、コンセルトヘボウ大ホール、アムステルダム、オランダ
※音源: Philips A00487 L
Forgotten Records
fr-1267(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175 *
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番#
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番+
アルトゥール・バルサム(P)
ブロニスワフ・ギンペル(指)SO(*/+)
ワルター・ゲール(指)ヴィンタートゥールSO#

録音:1950年代初頭
※音源: Renaissance, X 29他
Forgotten Records
fr-1269(1CDR)
エネスコ&シャイエ=リシェ
バッハ:ピアノ協奏曲第1番*
 ピアノ協奏曲第5番*
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 #
セリニ・シャイエ=リシェ(P)
ジョルジェ・エネスク(Vn)#(指)*
パリ室内コンセール協会*

録音:1954年頃*
1948年10月19日#
※音源: Decca FAT 133953他
Forgotten Records
fr-1274A(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第9番 「ジュノム」*
第25番 ハ長調 K.503 #
ギャビー・カサドシュ(P)
ポール・パレー(指)*
ウジェーヌ・ビゴ(指)#
ラムルーO

録音:1947年10月31日*、1949年8月24日#
※音源: Polydor, 566235 *、566316 #

Goodies
33CDR-3719(1CD)
ラロ:スペイン交響曲Op.21 ジャック・ティボー(Vn)
レオポルド・ストコフスキー(指)NYO

放送済ライブ音源
1947年5月1日ニューヨーク、カーネギー・ホール録音
ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀前半に活躍したフランスの大ヴァイオリニスト。ボルドー出身で1893年からパリ音楽院のマルタン・マルシック(1848-1924)に師事し、1896年16歳で一等賞を得た。生活のためにパリのカフェ、コンセール・ルージュで弾いていたのを指揮者のエドゥアール・コロンヌ(1838-1910)に見いだされコロンヌ管弦楽団の楽員に採用された。そのときティボーの親友で後にパリ音楽院の教授になったジュール・ブーシュリ(1877-1963)もコロンヌの楽員になった。ティボーは1923年と1936年に来日、1953年の3度目の来日の途中、乗っていたエール・フランス機がアルプスの支峰スメ山に激突して死亡した。享年72歳。この録音は第2次世界大戦後ニューヨーク・フィルの演奏会にティーボーが登場した時の放送がアセテート盤に残されていたもの。数種類あるティボーの「スペイン交響曲」のライヴ録音の中で最も優れた演奏で再発の要望が大きかった。(グッディーズ゙)


Audite
AU-97738(1CD)
ボレット/未発表スタジオ録音第2弾
リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
 ピアノ協奏曲第2番イ長調
 巡礼の年第2年「イタリア」〜ペトラルカのソネット第47番/第104番/第123番#
ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」序曲#
ホルヘ・ボレット(P)
ローレンス・フォスター(指)、
エド・デ・ワールト(指)*
ベルリンRSO

録音:1971年11月30日、1982年12月19日*/ベルリン・ラジオハウス・ゼンデザール(ライヴ)、
1973年10月8日RIAS放送スタジオ10#
ホルヘ・ボレット(1914-1990)はキューバ出身のアメリカのピアニスト。大柄な技巧と濃厚な表現による19世紀風ピアノ演奏でファンの多い巨匠。 独特のコクのある音色を持ち、たっぷりと歌われたリストやショパンは絶品でした。ボレットはゴドフスキに学んだ後、ラフマニノフの従兄でリストとチャ イコフスキーの愛弟子だったジロティに師事して仕上げた、まさに血統書付のピアノDNAを持っています。しかしずっと不遇で、1970年代になりようや く世界的な注目を集め、Deccaを中心に録音を残しました。
このアルバムはその注目を集めた時期のものですが、いずれも世界初出。当時最先端だった西ドイツの放送局のクオリティにより奇跡的な状態で収録さ れていました。それをaudite社主ベッケンホーフが細心のマスタリング技術で、驚異的な世界が蘇りました。 よりも嬉しいのがリストのピアノ協奏曲第1番と2番。ボレットは両曲を1979年にジンマン指揮ロチェスター・フィルとVoxに録音、第1番は 1960年のEVERST盤やPYE盤がありますが、円熟度、オーケストラの質いずれもの点で、この録音は決定盤と申せましょう。リスト直系の物凄いヴィ ルトゥオジティと絶妙な歌い回しに聴き惚れさせられ、公開収録ならではの聴衆の熱気とボレットのノリも感じられます。
「ペトラルカのソネット」全3曲は1980年代にDeccaの録音がありますが、これはそれより9年前のもので、若々しい覇気に満ちていて魅力的。さ らに凄いのはリスト編曲によるタンホイザー序曲。彼はラスト・コンサートでも同曲を弾くほど愛着を示しましたが、この演奏は技巧、音楽の大きさ、ピ アノの音色の美しさ等充実度満点、凄すぎる内容となっています。ピアノ好きならば心から興奮させられること間違いない稀有の現象です。 (Ki)

POLYMNIE
POL-501129(1CD)
プレシェ:歌曲と協奏曲集
ドミニク・プレシェ(b.1954):室内協奏曲
3つの調べ(昔々,ヴォカリーズ,子どもの名にかけて)
アコーディオン協奏曲
エリス・ショヴァン(S)
セバスティエン・リナレス(G)
ティエリー・ペリカン(指)
アンサンブル・ヴァントゥイユ
アンドレ・メサジェO
ヤニク・ロガ(アコーディオン)

録音:2015年10月 ドーヴィル,2017年2月 ビュシェール
フランスの作曲家、ドミニク・プレシェの作品を3曲収録。ドミニク・プレシェは1954年、フラン ス西部、ル・アーブル近郊のサンタドレスの生まれ。POLYMNIEからはティエリー・ペリカン指 揮のアンドレ・メサジェ管弦楽団によるオーケストラ作品集(POL-990582)が出ていた。ヤニク・ ロガはル・アーブル生まれのアコーディオン奏者。

HCR
HCR-16(2CD)
ジョン・ケージ(1912-1992):ピアノと管弦楽のためのコンサート(1957-58)
クリスティアン・ウォルフ(b.1934):レジスタンス(2017)※世界初演録音
アパートメント・ハウス(Ens):
【アイシャ・オラズバヤエバ(Vn)、ブリッジト・ケーリー(Va)、アントン・ルコスヴェジーゼ(Vc)、ナンシー・ルファー(Fl)、ヴィッキー・ライト(Cl)、イアイン・ハリソン(Sax)、 イザベル・ダウエル(Fg)、ジョナサン・イムペット(Trp)、メルヴィン・プアー(Tub)、
フィリップ・トーマス(P)、
ジャック・シーン(指)ほか】

録音:2017年7月
ペーター・アブリンガーはオーストリアの作曲家で当初ジャズを学んだ後、ローマン・ハウベンシュトック=ラマティに作曲 を師事。さらに電子音響工学とサウンド・インスタレーションの研究と創作に励んだ。現在は室内楽からサウンド・インスタレ ーション、電子音楽、演劇のための作品など幅広い音楽を発表している。ここに収められた《宣言》の 3 つのヴァージョンは 基本的に全く同じ作品で、せわしなく動く細かい音の粒子がまるで新聞写真の点の集積のようにある種のイメージを聴き手 に喚起する。さらに演奏される環境により残響の具合に変化が現れ、その微細な音響の変化、音の色彩の綾、モアレ効果 を楽しむことが狙いと思われる。2001 年のスタジオ録音ではデッドな音響のため音の粒ははっきりと、ライヴ版ではホールの 残響のため、水彩画のような音のにじみが現れ、多数の楽器による 2001 版では複雑なポリフォニーを構成する。電子音響 とサウンド・インスタレーションの研鑽が実を結んだ作品といえよう。

Challenge Classics
CC-72755(1SACD)
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
バーンスタイン:セレナード 〜プラトンの『饗宴』による
リザ・フェルシュトマン(Vn)
イジー・マラート(指)プラハSO
クリスチャン・ヴァスケス(指)アーネムPO

録音:2017年11月22・23日ドイツ、2017年6月9・13日オランダ
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は1945年に作曲され、1947年にヤッシャ・ハイフェッツのソロで初演されました。後期ロマン派を思わせる抒情 的で美しい響きにあふれ、コルンゴルト自身の映画音楽の素材も用いられています。バーンスタインの『セレナード』は「ファイドロス-パウサニアス」「ア リストファネス」「リュキシマコス」「アガトン」「ソクラテス-アルキビアデス」の全5楽章からなるヴァイオリン協奏曲で、クーセヴィツキ―財団の委嘱作 品。1954年にアイザック・スターンの独奏で初演されました。
リザ・フェルシュトマンは1979年オランダ生まれのヴァイオリニスト。2006年にオランダで最も権威ある『オランダ音楽賞』を受賞しています。これ までにもメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(CC-72748)などをリリースしており好評を得ています。一般的にコルンゴルトとバーンスタインは映画 音楽やミュージカルのイメージが強くクラシックの作曲家としては評価が低い傾向にあるが、それはこれらの作品の素晴らしさを何もわかっていないからだ、 とフェルシュトマンは語っており、この2曲に対して思い入れたっぷりの情熱的なアプローチを聴かせます。20世紀アメリカの2大ヴァイオリン協奏曲と して、じっくりお楽しみください。 (Ki)

Profil
PH-17070(1CD)
ブラジル幻想曲
ネイ・ロサウロ:ブラジル幻想曲(ブラジルのバッハ)〜2つのマリンバと弦楽オーケストラ
ヴィブラフォン協奏曲第2番
ティンパニ協奏曲
2のセレナータ〜ヴィブラフォンとマリンバ、弦楽オーケストラ
ネイ・ロサウロ(マリンバ、ヴィブラフォン)、
ローランド・ヘルトナー(マリンバ、ティンパニ)
ティモ・ハンドシュー(指)南西ドイツCO

録音:2017年3月15-17日/ニーフェルン・ヨハネスハウス
ネイ・ロサウロは1952年リオデジャネイロ生まれ。パーカッション奏者として各国のオーケストラやソロ活動のほか、作曲家としても効果的な作品を 100以上も出版、グレニーなども演奏会でとりあげています。ここではマリンバ及びヴィブラフォンと弦楽オーケストラのための協奏作品を4篇収録。う ち3作でマリンバとヴィブラフォンの神業を発揮。サンバ等ブラジル音楽の香りのする魅力的な音楽です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1247A(1CDR)
フェリシア・ブルメンタール
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
グリーグ:ピアノ協奏曲#
フェリシア・ブルメンタール(P)
ミヒャエル・ギーレン(指)*
ウィーン国立歌劇場O*
ハンス・スワロフスキー(指)#
ウィーン・プロ・ムジカO#

録音:1959年* 、1958年# (共にステレオ)
※音源: Vox STPL 511.510 他
Forgotten Records
fr-1246(1CDR)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 交響曲第2番#
ジェイコブ・クラクマルニック(Vn)*
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1960年4月23日# 、1960年10月15日 (共にライヴ)

Coviello
COV-91729(1CD)
バスーン、ファゴット、バソン! VOL.2
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168(アンドレアス・N・タルクマン編、ファゴットと管弦楽版)
ジョリヴェ:ファゴット、ハープ、ピアノと弦楽のための協奏曲
フォーレ:チェロと管弦楽のためのエレジー ハ短調 Op.24(アンドレアス・N・タルクマン編、ファゴットと管弦楽版)
サン=サーンス:チェロとピアノのためのロマンス ニ長調 Op.51(アンドレアス・N・タルクマン編、ファゴットと管弦楽版)
マルセル・ビッチュ:ファゴットと管弦楽のための協奏曲
ピエルネ:ファゴットとピアノのための演奏会用独奏曲 ニ短調 Op.35(アンドレアス・N・タルクマン編、ファゴットと管弦楽版)
ピエルネ:『小さな友達のためのアルバム』より 第6曲 鉛の兵隊の行進曲(アンドレアス・N・タルクマン編、ファゴットと管弦楽版)
ハンノ・ドネヴェーグ(Fg)
グレゴール・ブール(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2015年7月6-9日
シュトゥットガルト放送交響楽団のソロ・ファゴット奏者、ハンノ・ドネヴェーグによるアルバム。同レーベルから発売された第1弾アルバム(COV-91517) と同様に、アンドレアス・N・タルクマンが他の編成からファゴット協奏曲に編曲した楽曲が並んでいます。ジョリヴェとマルセル・ビッチュのオリジナル作 品もあまり聴く機会のない作品なので面白いプログラム。ファゴットの機動力と歌唱力が全開です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902268(1CD)
イェルク・ヴィトマン(b.1973):ヴィオラ協奏曲(2015年)〜アントワーヌ・タメスティに捧げる
24のデュオより〜ヴァイオリンとチェロのための(アントワーヌ・タメスティによるヴィオラとヴァイオリンまたはチェロのデュオ編曲)〜第9番 Calmo (静かに)*/第14番 Capriccio (おどけて)*/第15番 Canto (歌)*/第16番 機械仕掛けの
小バレエ (パ・ド・ドゥ)**/第12番 カノン-断章**/第5番 Frage (問い)**/第6番 スケルツァンド (ウン・ポコ・ソステヌート)**/第21番 バイエルンのワルツ*/第22番 ラメント
狩の四重奏#
アントワーヌ・タメスティ(Va / 1672 年製ストラディヴァリウス「マーラー」)
ダニエル・ハーディング(指)バイエルンRSO
マルク・ブシュコフ(Vn)*、
ブリュノ・フィリップ(Vc)**

シグナムQ〔フロリアン・ドンデレル(Vn)、アンエット・ワルター(Vn)、シャンディ・ファン・ディーク(Va)、トーマス・シューミッツ(Vc)〕#

録音:2016年3月3-4日、ミュンヘン、ヘルクレスザール(協奏曲)、2017年10月22&30日、テルデックス・スタジオ、ベルリン(デュオ、弦楽四重奏)
当代きってのヴィオラ奏者、アントワーヌ・タメスティ。難関ミュンヘン音楽コンクールで優勝、世界のトップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほ か、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。ハルモニアムンディからの第1弾リリースとなる「ベル・ カント〜ヴィオラの声」(HMM 902277/ KKC 5761)は非常に高く評価されました。マントヴァーニの2つのヴィオラのための協奏曲をタベア・ツィン マーマンとの共演で初演するなど、その活躍の場とレパートリーはとどまるところを知りません。今回は、同じくこの時代を牽引する存在の作曲家にしてク ラリネット奏者、ヴィトマンの作品集で登場。 ヴィオラ協奏曲は、タメスティに捧げられた作品。concertoという単語はラテン語で戦い、競争、あるいは論争を意味し、ヴィトマンも、このラテン語 から創造をスタート。基本的にヴィオラはオーケストラと相対する存在として扱われています。ステージ上でも、通常ソリストは指揮台の横に立ちますが、ヴィ トマンはソリストをオーケストラの中に立たせます。しかも最初はソリストが楽器の指板やあごあてを叩いたりする音から始まります(この音が非常に美し く響くことに、まず驚かされます)。次第に打楽器が加わり、対話(口論?)となり、タメスティとオーケストラの一歩もゆずらぬ駆け引きで緊張感に満ち た第1楽章、静謐な世界の中でヴィオラが美しい低音を奏でる第2楽章、第3楽章の終盤ではタメスティのシャウトを合図にクライマックスを迎えます。 超絶技巧の第4楽章、そして「アリア」と題された終楽章(第5楽章)では、ヴィオラが美しくも悲しい旋律を奏で、最後は息絶えるように永遠に下降 するかのようなグリッサンドで曲が閉じられます。24のデュオはもともとはヴァイオリンとチェロのためのデュオですが、ここではタメスティが、ヴィオラと、ヴァイオリンまたはチェロのためにアレンジ して演奏。HMNシリーズでも登場した気鋭の奏者と共演しています。
狩の四重奏は、名門シグナム四重奏団による演奏です。1楽章構成で、威勢のよい掛け声に始まり、古典派の狩の音楽を思い起こさせるように始まっ たかと思わせて、すぐにそれは不協和音や特殊奏法による音色で崩壊しかけますが、また古典派風に戻る、を繰り返す楽しい楽曲です。
ヴィトマンの作風の幅広さと、タメスティの美音を堪能できる1枚です。
■=イェルク・ヴィトマン=
世界的クラリネット奏者にして、世界的作曲家、そして指揮者でもある、音楽界を牽引する存在。ヨーロッパのオーケストラで彼 の作品を取り上げていないところはないともいわれるほど、作曲家としてポピュラーな存在です。また、クラリネット奏者として数多の指揮者、オーケスト ラと共演を重ねているほか、その作品は、バレンボイム、ハーディング、ケント・ナガノ、ティーレマン、ラトル、ヤンソンスらもしばしば取り上げています。 2018年1月にはクラリネット奏者として来日があり、その技量に聴衆は驚嘆しました。

Forgotten Records
fr-1233A(1CDR)
ルネ・ベネデッティ&アンゲルブレシュト
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ミヨー:シネマ=ファンタジー#
ルネ・ベネデッティ(Vn)
ジャクリーヌ・デュソル(P)#
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(指)
フランス国立放送O*

録音:1958年2月13日*、1961年5月12日# (放送用録音)
Forgotten Records
fr-1234(1CDR)
ルイス・カウフマン/バッハ他
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番*
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番〜サラバンド
テレマン:ヴァイオリン・ソナタ.イ短調#
 ヴァイオリン・ソナタ.ト短調#
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調#
マッテゾン:ヴァイオリン・ソナタ.ホ短調#
ルイス・カウフマン(Vn)
ジャック・ラフミローヴィチ(指)
バッハ室内交響グループ*
アントワーヌ・ジョフロワ=デュショーム(Cemb)#

録音:1950年頃、1952年頃#
音源: Tempo TT 2044 、Lyrichord LL 8 #

Onyx
ONYX-4186(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
ドゼードの「リゾンは眠った」による変奏曲ハ長調 K.264
幻想曲ハ短調 K.475
ソン・ヨルム(P)、
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
韓国生まれ、現在はドイツを拠点に活動するピアニスト、ソン・ヨルムがONYX初登場!
2005年ショパン・コンクール入賞、2009年ヴァン・クライバーン・コンクール第2位(優勝は辻井伸行)、2011年チャイコフスキー・コンクール第2位(優勝はダニール・トリフォノフ)を始めとする華々しい経歴を誇り、その両手から生み出される優雅な解釈、きらびやかなタッチ、多彩で劇的なパフォーマンスが世界の注目を集めています。
ONYX第1弾は、ネヴィル・マリナー&ASMFと共演したピアノ協奏曲第21番(チャイコフスキー・コンクールでも演奏された曲)とピアノ独奏作品を組み合わせたモーツァルト・アルバム。多くの若き才能を見出してきたONYXで更なる飛躍が期待される韓国の才媛にご注目あれ!

Channel Classics
RCCSSA-40318
(1SACD)
国内盤税込定価
CCSSA-40318
(1SACD)
輸入盤
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 「四季」
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 「ムガール大帝」 RV.208
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 「安らぎ」 RV.270
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 「恋人」 RV.271
レイチェル・ポッジャー(Vn)、
ブレコン・バロック、〔ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、ザビーネ・ストッファー(Vn)、ジェーン・ロジャーズ(Va)、アリソン・マギリヴリー(Vc)、ヤン・スペンサー(ヴィオローネ)、ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(ハープシコード、チェンバー・オルガン)〕
ポッジャーの記念すべき生誕50周年記念リリース第1弾は、バッハと並んで重要作品としてきた赤毛の司祭、アントニオ・ヴィヴァルディの音楽。「ラ・ストラヴァガンツァ」、「ラ・チェトラ」、「調和の霊感」とヴァイオリン協奏曲集の名盤を連ねてきたディスコグラフィーに、「四季」の録音が加わります!
まだ学生だった頃のポッジャーが、ナイジェル・ケネディの名録音を聞いて以来、演奏と録音を夢見てきたというヴィヴァルディの傑作。自身のアンサンブルを伴って、2017年についに録音が実現、2017年の10月28日には、ブレコン・バロック・フェスティヴァル2017でも演奏されています。

Onyx
ONYX 4186(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
ドゼードの「リゾンは眠った」による変奏曲ハ長調 K.264
幻想曲ハ短調 K.475
ソン・ヨルム(P)、
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
韓国生まれ、現在はドイツを拠点に活動するピアニスト、ソン・ヨルムがONYX初登場!
2005年ショパン・コンクール入賞、2009年ヴァン・クライバーン・コンクール第2位(優勝は辻井伸行)、2011年チャイコフスキー・コンクール第2位(優勝はダニール・トリフォノフ)を始めとする華々しい経歴を誇り、その両手から生み出される優雅な解釈、きらびやかなタッチ、多彩で劇的なパフォーマンスが世界の注目を集めています。
ONYX第1弾は、ネヴィル・マリナー&ASMFと共演したピアノ協奏曲第21番(チャイコフスキー・コンクールでも演奏された曲)とピアノ独奏作品を組み合わせたモーツァルト・アルバム。多くの若き才能を見出してきたONYXで更なる飛躍が期待される韓国の才媛にご注目あれ!

Forgotten Records
fr-1226(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
アルバート・スポルディング(Vn)
ヴィルヘルム・ロイブナー(指)
オーストリアSO

録音:1952年
※音源: Remington R-199-144 他
Forgotten Records
fr-1232A(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 アンリ・メルケル(Vn)
モーリス・ソーレ(指)
リール放送SO

録音:1953年1月26日(放送用音源)

BIS
BISSA-2366(1SACD)
ヤルマル・ボルグストレム:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.25
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77
エルドビョルク・ヘムシン(Vn)
オラリー・エルツ(指)ウィーンSO

録音:2015年9月/ムート・コンサートホール(ウィーン)
ヘムシンは11 歳でベルゲン・フィルとの共演でデビュー。ジュリアン・ラクリンやニコライ・スナイダーを育てたことでも知られるボリス・クシュニー ルに師事しその才能を開花させました。優雅な音色にしてスケールの大きな演奏が魅力のヘムシンは、今最も期待のされるヴァイオリニストの一人です。
ヤルマル・ボルグストレムはクリスチャニ(現オスロ)生まれ。ヨハン・セルメルの音楽に強い印象を受けたボルグストレムは、スヴェンセン、L.M.リンデマン、 オーレ・オルセンらに学んだ後、ライプツィヒやベルリンに留学しました。1903年に帰国してからは、作曲家、教育者、批評家として活動、二十世紀初 頭のクリスチャニアの文化をリードするひとりになりました。ボルグストレムの作品は第二次世界大戦後、50年以上にわたって忘れられてしまっていました。 そして新しい世紀を迎えるころからふたたび演奏されるようになります。ここに収録されたヴァイオリン協奏曲は明るい気分と活気にみちた美しい作品です。
ダヴィド・オイストラフに献呈されたショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番は、1947年から1948年にかけて作曲されましたが、12音技法 を使うなどの前衛的な書法により、1948年2月に共産党による作曲家批判を受け、発表を控えました。その後、ジダーノフ批判が一段落したと考えら れた1955年に日の目を見ることとなりました。全4楽章の当作品は沈鬱とした瞑想曲、切れ味抜群で軽妙なスケルツォ、かつてないほど壮大なパッサカ リア、そして打楽器群大活躍のブルレスクで構成されております。ヘムシンは情感豊かにダイナミックに演奏しております。 (Ki)

BIS
BISSA-2315(1SACD)
モーツァルト以前の初期ホルン協奏曲集
クリストフ・フェルスター(1693-1745):ホルン協奏曲第1番 変ホ長調
テレマン:ホルン協奏曲 ニ長調 TWV51:D8
ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルーダ(c.1708-c.1780):ホルン協奏曲 変ホ長調
L・モーツァルト:シンフォニア・ダ・カメラ ニ長調
ハイドン:ホルン協奏曲第1番 ニ長調 Hob.VIId:3
アレック・フランク=ゲミル(Hrn)
スウェーデンCO
ニコラス・マギーガン(指)

録音:2017年2月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
目のホルン奏者アレック・フランク=ゲミルがW.A.モーツァルト以前の作曲家、フェルスター、テレマン、ネルーダ、レオポルド・ モーツァルト、そしてハイドンのホルン協奏曲5篇を録音しました。ホルン協奏曲といえばモーツァルトのそれが有名ですが、モーツァルト以前の作曲家 も魅力的な作品を残しています。フランク=ゲミルは各作品の個性を十分に引き出した見事な演奏を聴かせてくれます。 アレック・フランク=ゲミルは現在スコットランド室内管弦楽団の首席ホルン奏者をつとめる俊英。高度な技術を要するホルンですが、フランク=ゲミル は完璧ともいえる技術を武器に実に雄弁に歌い上げ、聞き手を魅了します。BISレーベルからの前作、19世紀に生きた作曲家の作品を集めた「ノーブル でメランコリーな楽器」(BISSA-2228)でもそれぞれの作曲家の個性をホルンという楽器を通して堪能することができる充実のアルバムをリリースして おります。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1224A(1CDR)
C.P.E.バッハ他
(1)C.P.E.バッハ:交響曲集*[ニ長調 H.663 /変ホ長調 H.664 /ヘ長調 H.665]
(2)ディッタースドルフ:ハープ協奏曲 イ長調
(3)ジョヴァンニ・ホフマン:マンドリン協奏曲 ニ長調
(1)ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指)
  ハンブルク室内O
  録音:1954年
(2)イルムガルト・ヘルミス(Hp)
  ヘルベルト・ハールト(指)
 ベルリン放送室内O
 録音:1954年、ベルリン
(3)ゲルト・リントナー=ボネッリ(マンドリン)
 ゲルハルト・プフリューガー(指)
 ライプツィヒRSO
 録音:1954年

音源: Pathe DTX 155 * Urania URLP 7110

CPO
CPO-777826(1CD)
NX-B10
トゥール・アウリン(1866-1914):ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン小協奏曲 第1番 Op.7
ヴァイオリン協奏曲 第2番 イ短調 Op.11
ヴァイオリン協奏曲 第3番 ハ短調 Op.14
ウルフ・ヴァリン(Vn)
アンドリュー・マンゼ(指)
ヘルシンボリSO
スウェーデンに生まれ、王立ストックホルム音楽大学で学び、ベルリンに留学、ソーレとシャルヴェンカに師事。帰国後はヴァ イオリニスト、指揮者として活躍したアウリン。アンリ・マルトーやヴィルヘルム・ステンハンマルとも親交を結び、1887年には 自身の名を冠した弦楽四重奏団を結成、1890年代には"スカンジナビアの最も重要なヴァイオリニスト"とみなされていま した。 作曲家としては後期ロマン派に属する作品を書き、抒情的でエレガント。中でも協奏曲第3番はシベリウスを思わせる劇 的さとチャイコフスキーに似た郷愁を感じさせます。マンゼが指揮するヘルシンボリSOの厚みのある響きが作品を引き 立てています。
CPO
CPO-555194(2CD)
NX-D11
アントン・ウルシュプルフ(1850-1907):作品集
【CD1】ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.9
【CD2】交響曲 変ホ長調 Op.14*
オリヴァー・トリエンドル(P)
ゲオルク・フリッチュ(指)
マルクス・ボッシュ(指)*
北西ドイツPO
世界初録音
1850年フランクフルトに生まれたウルシュプルフは、フランツ・リストの直系弟子であるイグナーツ・ラハナーとヨアヒム・ラフに師 事、ワイマール楽派の流れを汲む作品を多く残した作曲家。クララ・シューマンとブラームスとも親交があり、またフランクフル トにラフが創立した音楽学校で教師として働き、教育者としても多大なる功績を遺しました。作曲家としてはピアノ独奏曲 から大管弦楽曲、2つのオペラ、室内楽、合唱作品など数多くの作品を発表、また亡くなる年にはグレゴリオ聖歌の復元 にも携わっています。生前は後期ロマン派の提唱者として国際的に認められていましたが、没後はすぐに忘れられてしまい ました。21世紀になってようやく、オペラ「全ての物事において最も不可能なこと」やピアノ曲などの一部の作品が演奏、録 音され注目を集めましたが、このアルバムに収録されたピアノ協奏曲と、交響曲は世界初録音となります。ピアノ協奏曲 は、リスト作品と同じ変ホ長調で書かれていますが、その作風はかなり違い、どちらかというとシューマンを思わせる重厚な響 きを持っています。また交響曲はベートーヴェン風であり、ドイツの伝統を受け継いだ知られざる名作です。
CPO
CPO-555079(1CD)
NX-B10
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):管楽器のための協奏曲集
オーボエと室内オーケストラのための組曲
クラリネットとオーケストラのための小協奏曲
オーボエ、クラリネットと弦楽合奏のための小協奏曲
オーケストラと弦楽合奏のためのアダージョ
ディエゴ・ディーニ=チアッチ(Ob)
ファブリツィオ・メローニ(Cl)
ブライアン・シェンブリ(指)
マルタPO
ポーランドに生まれ、パリで生活し、アメリカへ亡命した作曲家タンスマン。パリではフランス六人組と交流を持ち、アメリカで は亡命中のシェーンベルクの影響を受け、戦後はポーランドの民族音楽を追求したという、様々なスタイルを併せ持つ作品 を書いたことで知られています。 このアルバムに収録された作品は、どれも1950年代から1960年代に書かれた管楽器のための曲で、回想的な雰囲気 の中に、彼が身に着けてきた音楽語法とスタイルの変遷が織り込まれています。洗練されたフランス音楽、ストラヴィンス キーの荒々しさ、時にはジャズなどが、決して陳腐になることはなく、作品の中で見事に溶け合っています。

Paladino Music
PMR-91(1CD)
NX-B07
モーツァルト:クラリネット協奏曲&ピアノの管楽のための五重奏曲
クラリネット協奏曲 イ長調 K622
オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルンとピアノのための五重奏曲 変ホ長調 K452
ドミトリー・アシュケナージ(Cl)
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
チェコPO
フランツィスカ・ヴァン・オーイェン(Ob)
オーティス・クレーバー(Fg)
マルティン・ルース(Hrn)
ウラディーミル・アシュケナージ(P)

録音:2002年3月3日、2008年9月29.30日
アシュケナージ父子の共演による2曲のモーツァルト。このアルバムは父アシュケナージの生誕80年を記念して製作された1 枚です。息子ドミトリーは優れたクラリネット奏者として20年以上に渡り演奏活動を行っていますが、時折父との共演をす ることで、自身の音楽性を再確認しているといいます。このアルバムでは2002年に録音された「クラリネット協奏曲」、 2008年に録音されたピアノ五重奏曲を収録、親子2人の結びつきと、成熟度が示されています。

DACAPO
MAR-8.226149(1CD)
NX-B06
ポウル・ルーザス(1949-):ヴィオラ協奏曲/ヘンデル・ヴァリエーションズ
ヴィオラ協奏曲(1993-1994/2013改訂)
ヘンデル・ヴァリエーションズ(2009)
ヘンデルの8小節の主題による90のシンフォニック・リフレクション*
ラーシュ・アネルス・トムテル(Va)…1-3
マルク・スーストロ(指)
アンドレアス・デルフス(指)*
オーフスSO

録音:2015年12月11-12日、2017年3月18-20日*
世界初録音
新古典的な作品から前衛的な作品まで、幅広い作風で知られるポール・ルーザス。このアルバムには、1995年のBBCプロ ムスで初演された「ヴィオラ協奏曲」(ここでは2013年にルーザスが改訂したヴァージョンを収録)と、ヘンデルの「水上の音 楽」のブーレを主題に90の変奏を施した「ヘンデル・ヴァリエーションズ」を聴くことができます。 前衛的でありながらも、ロマンティックさを失うことのない協奏曲、ヘンデルの軽快なメロディが全く原型をとどめないまでに変容 していく変奏曲。どちらもルーザスの豊かな個性が提示されています。

METIER
MSV-28570(1CD)
NX-B07
マーカス・ブラント(1947-):管弦楽作品集
ピアノ協奏曲
弦楽オーケストラのための「Aspects of Saturn 土星の側面」
ファゴットと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ
交響曲 第2番
マレイ・マクラクラン(P)
レスリー・ウィルソン(Fg)
スティーヴン・スレルフォール(指)
マンチェスター・カメラータ

録音:2016年7月18日、2016年12月19日
2017年に70歳になったイギリスのマーカス・ブラント。ロマン派の伝統の中に、独自の味付けを施した和声を取り込むという 神秘的な旋律が持ち味の作曲家です。このアルバムにはマクラクランの独奏によるピアノ協奏曲をはじめ、交響曲、ファゴット 協奏曲、弦楽オーケストラのための作品の全4曲を収録。ピアノ協奏曲では、長年ブラント作品を愛し、演奏し続けているピ アニスト、マクラクランが独奏を務め、作品の魅力を伝えています。

Forgotten Records
fr-1222(1CDR)
バッカウアー/モーツァルト&ラフマニノフ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271 「ジュノム」*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 #
ジーナ・バッカウアー(P)
アレック・シャーマン(指)ロンドンO

録音:1955年8月25日*、1956年6月10日#
音源: RCA LM 2011*、HMV CLP 1138

Linn
CKR-400(1CD)
モーツァルト:木管楽器のための協奏曲集
フルート協奏曲ト長調 K.313
ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191
クラリネット協奏曲イ長調 K.622
アリソン・ミッチェル(Fl)、
ウルスラ・ルヴォー(Fg)
マキシミリアーノ・マルティン(Cl)、
アレクサンダー・ヤニチェク(ディレクター)、
スコットランド室内O

録音:2005年6月5日−7日、アッシャー・ホール(エディンバラ)
※CKD 273からの新装移行再発売。CKD 273は廃盤となります。
2006年にモーツァルトの生誕250周年記念盤としてリリースされた協奏曲集!☆スコットランド室内O(SCO)のフルート、ファゴット、クラリネットの首席奏者(当時)たちが躍動する!

RUBICON
RCD-1023(1CD)
ゴリアテとの旅〜ヨーゼフ・ケンペルの足跡
ホフマイスター:コントラバス協奏曲変ホ長調
シュペルガー:コントラバスとヴィオラ・ダ・モーレのためのソナタ
ヴァンハル:コントラバス協奏曲変ホ長調
モーツァルト:アリア「この美しい手と瞳のために」K.612
グリゴリー・クロテンコ(Cb)、
バロッコ・コンチェルタート、
マリア・クレスティンスカヤ(指&ヴィオラ・ダ・モーレ)、
イリヤ・マズロフ(Br)
ハンガリー陸軍の騎兵将校であると同時に、独学で学んだコントラバスのヴィルトゥオーゾとして、オーストリア、ドイツ、パリ、ロンドンやサンクトペテルブルクを訪れ、レオポルド・モーツァルト、ハイドン兄弟、ヴァンハルなど、当時の著名な音楽家たちと親交を深めたヨーゼフ・ケンペル(1735-88?)と、ケンペル自身のために製作された特大の楽器「ゴリアテ」の足跡をたどるプログラム。
サンクトペテルブルクのボリショイ劇場の宮廷音楽家としてその生涯を終えたとも考えられているケンペル(ケンプファー)の足跡を、ホフマイスターやシュペルガー、ヴァンハルの傑作で再現するグリゴリー・クロテンコは、現代のロシアのヴィルトゥオーゾ。
2007年のモスクワ音楽院卒業後、2009年の第3回セルゲイ・クーセヴィツキー国際コントラバス・コンクールで見事優勝を果たし、スヴェトラーノフ記念ロシア国立響や、ロシア・ナショナル管で活躍。
2011年にはオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックに客演コンサートマスターとして招かれるなど、古楽の分野でもその才能を発揮している期待の名手です。
数世紀の時を越えて繋がる、現代ロシアと18世紀ヨーロッパの2人のコントラバスのヴィルトゥオーゾ。低弦楽器、コントラバスのソロ楽器として魅力を存分にお楽しみください!

Avie
AV-2380(1CD)
ハンス・ガル:チェロ・コンチェルティーノ
チェロと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ Op.87(世界初録音)
無伴奏チェロ・ソナタ Op.109a
無伴奏チェロ組曲 Op.109b
マシュー・シャープ(Vc)、
ケネス・ウッズ(指)イギリスSO

録音:2017年5月27日−28日、シャイア・ホール(ヘレフォード、イギリス/コンチェルティーノ)、2017年10月4日ー5日、セント・ピーター教会(エヴァークリーチ、イギリス/無伴奏作品)
ピアノ独奏作品から室内楽、協奏曲、交響曲全集まで、Avie Recordsによる精力的なリリースにより、再評価が進んでいる20世紀オーストリア&スコットランドの作曲家ハンス・ガル(1890−1987)。モダニズムが流行するヨーロッパで、ブラームスの孫弟子として後期ロマン主義の伝統的な作曲技法と旋律美を貫いたハンス・ガルの音楽、新たな録音は75歳で書かれたチェロ・コンチェルティーノ(世界初録音)と、最晩年の92歳で書かれた最後の作品、無伴奏チェロのためのソナタと組曲を収録。
指揮は、2013年にハンス・ガルの交響曲全集の録音を完成させたケネス・ウッズ。ソリストのマシュー・シャープは、ジャクリーヌ・デュ・プレにチェロを、ガリーナ・ヴィシネフスカヤに声楽を、アマデウスSQに室内楽を習い、現在もチェリスト、バリトン歌手、俳優、ディレクターとして多彩に活動しているアーティストです。

Channel Classics
RCCSSA-40318
(1SACD)
税込定価

CCSSA-40318
(1SACD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 「四季」
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 「ムガール大帝」 RV.208
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 「安らぎ」 RV.270
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 「恋人」 RV.271
レイチェル・ポッジャー(Vn)、
ブレコン・バロック、〔ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、ザビーネ・ストッファー(Vn)、ジェーン・ロジャーズ(Va)、アリソン・マギリヴリー(Vc)、ヤン・スペンサー(ヴィオローネ)、ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(ハープシコード、チェンバー・オルガン)〕
1997年から2002年にかけてイングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァルの芸術監督に就任。オランダのChannel Classicsレーベルより数々の伝説的名盤を生み出し、2015年には英国王立音楽アカデミー(RAM)のバッハ賞を受賞したバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。
ポッジャーの記念すべき生誕50周年記念リリース第1弾は、バッハと並んで重要作品としてきた赤毛の司祭、アントニオ・ヴィヴァルディの音楽。「ラ・ストラヴァガンツァ」、「ラ・チェトラ」、「調和の霊感」とヴァイオリン協奏曲集の名盤を連ねてきたディスコグラフィーに、「四季」の録音が加わります!
まだ学生だった頃のポッジャーが、ナイジェル・ケネディの名録音を聞いて以来、演奏と録音を夢見てきたというヴィヴァルディの傑作。自身のアンサンブルを伴って、2017年についに録音が実現、2017年の10月28日には、ブレコン・バロック・フェスティヴァル2017でも演奏されています。

NIFC
NIFCCD-054(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903、
 パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
エヴァ・ポブウォツカ(P)、
カジミエシュ・コルト(指)ワルシャワPO

録音(ライヴ):1984年12月17日、ワルシャワ・フィルハーモニー(ショパン)、1985年2月5日、ワルシャワ・フィルハーモニー(バッハ)
1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでの入賞とマズルカ賞受賞の実績を持つ、現代のポーランドを代表するピアニストの1人であるエヴァ・ポブウォツカ。
母国ポーランドでは2005年のショパン国際ピアノ・コンクールでは審査員を務め、ここ日本では、第6回仙台国際音楽コンクールの審査員、音楽大学の客員教授として招聘されるなど、世界各地で幅広く活躍してます。ポブウォツカの60歳を記念し、その功績を称える形でNIFCからリリースとなるアニヴァーサリー・アルバムは、代名詞でもある「ショパン」と「バッハ」の80年代の秘蔵音源!
ポブウォツカの80年代、若かりし日のワルシャワ・ライヴは、師であるタチアナ・ニコラーエワやコンラート・ハンゼンの影響、さらにはポーランド有数のバッハ弾きと称される所以をじっくりと聴かせてくれることでしょう。もちろん、コルト&ワルシャワ・フィルとのショパンの「ピアノ協奏曲第1番」も要注目の演奏です!

H.M.F
HMM-905272(1CD)
ヘンデル:ニ重協奏曲(2つの合奏体のための協奏曲)集
二重協奏曲 ヘ長調 HWV 334
二重協奏曲 変ロ長調 HWV 332
二重協奏曲 ヘ長調 HWV 333
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ&ペトラ・ミュレヤンス(指揮&コンサート・マスター)

録音:2014 年10月10-12日、テルデックス・スタジオ、ベルリン
当時の作曲家が協奏曲を作曲する際には、聴衆が喜ぶようなヴィルトゥオーゾ性をちりばめたり、あるいは一般人たちが演奏できるようなものを書いた りするのが一般的でした。しかしヘンデルは、自分の作品の演奏会の合間に聴衆を楽しませるために協奏曲を書いていました。実際、ヘンデルの晩年30 年の間、ヘンデルの一連の充実した協奏曲は、頌歌やオラトリオの演奏会と関連づけることができます。ヘンデルの最初のオルガン協奏曲は、もともとは 1735〜36年の合唱作品の演奏会の聴衆のための特典として書かれていますし、12の合奏協奏曲op.6は1739-40年の冬のオラトリオの演奏会の券 売促進に一役買いました。ここに収録された3作品は、1747-48年のオラトリオの初演演奏会時に演奏するために書かれました。
1745年のジャコバイトの反乱が終わってから、多くの軍楽隊が解かれ、オーボエ、ホルン、ファゴット奏者は街にあふれかえっていたといいます。ヘ ンデルはこの仕事にあふれた音楽家たちを再雇用するかたちで、管楽器のメンバーを多く必要とするふたつの合奏体のためにこれらの作品を編みました。 HWV 332は1748年3月9日のオラトリオ「ヨシュア」の初演時に演奏されました。次に予定していた「アレクサンダー・バルス」の序曲を予感させ るような第1楽章につづき、オラトリオ「メサイア」の楽曲’ And the glory of the Lord’(こうして主の栄光が現れ)を、声楽パートを管楽器に担当 させた第2楽章を置くなど、巧みな商才とセンスが光ります。HWV333は1748年3月23日のオラトリオ「アレクサンダー・バルス」の初演時に演奏 されました。ここでもメサイアの楽曲"Lift up your heads, o ye gates"(門よ おまえたちのかしらを上げよ)の編曲も盛り込まれています。HWV 334 は1747年4月のユダス・マカベアスの幕間に演奏され、こちらも他作品からの引用も含みながら、ときに水上の音楽を思わせるような響きの楽章など もあり、非常にたのしめます。 この録音では、オーケストラは2グループに分かれ、HWV 334と332では、ゴルツが率いるグループが第1オーケストラを、333ではミュレヤンス が率いるグループが第1オーケストラを、という風に演奏されています。フライブルク・バロック・オーケストラの奏者が豪華に集い、極上の演奏をおた のしみいただけます。 (Ki)

LSO Live
LSO-0807(1SACD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(カデンツァ:ニコライ・ズナイダー)
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」(カデンツァ:ニコライ・ズナイダー)
ニコライ・ズナイダー(指&Vn(‘クライスラー’( グァルネリ・デル・ジェス ))
LSO

録音:2016年12月18日、2017年5月14日、ライヴ(バービカン・ホール)
ニコライ・ズナイダーがロンドン交響楽団を弾き振りして、モーツァルトの協奏曲をリリースするプロジェクトの第1弾。ズナイダーは、1997年エリザベー ト・コンクールに優勝してから、世界が認めるその美音と高貴な音楽性、そして精確なテクニックで世界的な奏者として活躍しています。近年は指揮者と しても世界的に活躍しており、2010年には、ゲルギエフに招かれ、マリインスキー劇場管弦楽団の首席客演指揮者に就任したほか、様々なオーケストラ で首席客演指揮者を歴任、客演も重ねています。 ズナイダーの演奏する名器「クライスラー」の高貴な音色によるモーツァルト。カデンツァは、このプロジェクトのためにズナイダー自身が書いたものです。 オーケストラもズナイダーの美しく流れる音楽と見事に融け合っています。

Forgotten Records
fr-1208(1CDR)
ミュンシュ、ジャニス、ぺナリオ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
リスト:ピアノ協奏曲第1番#
バイロン・ジャニス(P)
レナード・ぺナリオ(P)#
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1962年7月28日、1958年8月2日#、タングルウッド、ライヴ
Forgotten Records
fr-1211
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」*
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番#
アマデウス・ウェーバージンケ(P)
ハインツ・ボンガルツ(指)ドレスデンPO*
フランツ・コンヴィチュニー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO#

録音:1960年9月6日*、1959年4月5日#
音源: Eterna 720135*、720027 #
Forgotten Records
fr-1216(2CDR)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 全曲 BWV.1046-1051 シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1957年7月8日-9日(ステレオ)
音源: RCA LSC 6140
Forgotten Records
fr-1218(1CDR)
バッハ:2台のピアノの為の協奏曲 ハ長調 BWV.1061 *
 ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056 #
バッハ(ブゾーニ編):トッカータ ハ長調 BWV.564
ジーナ・バッカウアー(P)
イローナ・カボシュ(P)*
アレック・シャーマン(指)ロンドンO

録音:1955年9月、ロンドン
音源: HHMV CLP 1111

GALLO
GALLO-1494(3CD)
ヘンデル:オルガン協奏曲全集
オルガン協奏曲集 Op.4(全6曲)
第1 番 ト短調 HWV289
第2 番 変ロ長調 HWV290
第3 番 ト短調 HWV291
第4 番 ヘ長調 HWV292
第5 番 ヘ長調 HWV293
第6 番 変ロ長調 HWV.294
オルガン協奏曲集 Op.7(全6曲)
第7 番 変ロ長調 HWV306
第8 番 イ長調 HWV307
第9 番 変ロ長調 HWV308
第10 番 ニ短調 HWV309
第11 番 ト短調 HWV310
第12 番 変ロ長調 HWV311
オルガン協奏曲第13 番 ヘ長調 HWV295
オルガン協奏曲第14 番 イ長調 HWV296
オルガン協奏曲第15 番 ニ短調 HWV304
オルガン協奏曲第16 番 ヘ長調H WV.305a
ギ・ボヴェ(Org)
アドリアン・ジュルダン(Cemb)
ヴァランタン・レモン(指)
音楽の庭園管弦楽団

録音:2002 年1 月 スイス,ヌシャテル
日本でもおなじみのスイスの名オルガニスト、ギ・ボヴェがヘンデルの旧全集での番号付きオルガン協奏曲全 16 曲を演奏した 3CD。ギ・ボヴェは 1942 年、スイスのトゥーンの生まれ。オルガン奏者として、また指導者として長年にわたり活躍しているのだが、その名声、実績に比べると録音がひどく少ない。ことに協奏曲のソリストの録音はこれが始めてかもしれない。このヘンデルのオルガン協奏曲全集は、指揮者ヴァランタン・レモンが主宰する音楽祭、音楽の庭園 Les Jardins Musicaux(音楽祭は8 月に催される)のメンバーによって2002年1 月にヌシャテル大学の学内教会で行われたもの。オルガンは1996 年製。
※紙箱背面のフランス語による楽曲表示に2 箇所誤りがあります。 第10 番 Op.7-5 ト短調 → 第10 番 Op.7-4 ニ短調 第15 番 作品番号なし ニ長調 → 第15 番 作品番号なし ニ短調

ALBANY
TROY-1692(1CD)
ブラジリアン・サックス
ラダメス・ニャターリ(1906-88):アルト・サクソフォン協奏曲
ハドソン・ノゲイラ(b.1968):「サックス・コロッサス」〜アルト・サックスと管弦楽のための
ヴィラ=ロボス(1887-1959):幻想曲〜ソプラノ・サックス、3 つのホルンと弦楽のための
エドソン・ベルトラミ:「幻想曲c.p.122」〜アルト・サックスと管弦楽のための
アントニオ・カルロス・ネベス・カンポス(1948-2013):「コサンド」〜アルト・サックスと管弦楽のための
デール・アンダーウッド(Sax)
ダリオ・ソテロ(指)パウリスタSO

録音:1999年サンパウロ、タトゥーイ
ブラジルの作曲家といえばヴィラ=ロボス。ではそれ以外の作曲家は?と聞かれてすぐ に答えられる人は少ないでしょう。このディスクにはヴィラ・ロボスを筆頭に彼の後を継ぐ魅 力的な作曲家たちによるサックスと管弦楽のための作品が収められています。ガーシュイン の歌謡性とラヴェルの洗練さにブラジルのスパイスを加えたニャターリ(ジナタリ)のサックス 協奏曲、ヴィラ=ロボスの洗練度とは真逆の、土俗と卑俗、土臭さが逆に癖になるノゲイラ の「サックス・コロッサス」、甘くとろける南国の果実のごとき味わい、ヴィラ=ロボスの幻想 曲。夏の午後の一瞬の微睡(まどろみ)のように愛らしいカンポスの小品「カカンドー」など、 どれも素敵な作品です。店の試聴機に入れたらヒット間違いなしのディスクです。

MIRARE
MIR-374(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
[CD1]
・ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
・ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
[CD2]
・ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
・ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
[CD3]
・ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」op.73
ジャン=フランソワ・エッセール(P&指)
新アキテーヌCO

録音:2014年11月&2015年3月
フランス生まれ、ペルルミュテールらに師事した名ピアニストのジャン=フランソワ・エッセールが弾き振りをした、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集 がリリースされます!管弦楽は1981年設立、フランス西部のポワティエを本拠地とする新アキテーヌ室内管弦楽団。2000年からエッセールが芸術監督 を務めており、アンゲリッシュ、ルノー・カピュソン、シャマユ、デュメイ、ラドゥロヴィッチらをソリストに迎えて協奏曲を演奏しているほか、客演指揮者 にはロト、メストレも登場しているなど、旬のアーティストとの仕事も多い楽団です。エッセールは、1950年生まれで、ペルルミュテールやアンリエット・ピュ イグ=ロジェ、マリア・クルチオらに師事、コンセルヴァトワールで20年以上に渡り後進の指導にもあたったフランスの名手です。ベルトラン・シャマユやジャ ン=フレデリック・ヌーブルジェらもエッセール門下出身です。オーケストラの華麗にして細やかな響きと、エッセールの堅実なピアノが魅力です。 (Ki)

Centaur
CRC-3507(1CD)
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.10
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22
エチュード=カプリース Op.18
新しい手法 Op.10より
ポロネーズ ニ長調 Op.4
マズルカ Op.19-2/伝説 Op.17
スケルツォ=タランテラ Op.16
スティーヴン・スターリク(Vn)、
ジャン・デローリエ(指)カナダ放送O、
アデーラ・コトウスカ(P)、
ヨーゼフ・シュワルツ(P)

録音:1960年−1975年
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響のコンサートマスターを歴任したカナダの伝説的ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリク(1932−)。「キング・オヴ・コンサートマスター」と称された名匠の至芸を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第10巻。 スターリクが選曲した19世紀のポーランドを代表するコンポーザー=ヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835−1880)のヴァイオリン作品集では、"キング・オヴ・コンマス"の多重録音による「エチュード=カプリース」が特に聴きどころです!

Phaedra
PH-92096(1CD)
イン・フランダース・フィールズVol.96〜フランドルの管弦楽作品集
アルベール・グリザール:「ブリュージュのカリヨン奏者」 序曲
シャルル=ルイ・ハンセンス:ヴァイオリン協奏曲
アウフスト・ドゥ・ブック:管弦楽のための「サバトのロンド」
ジェフ・マース:ヴァイオリンと管弦楽のための瞑想曲
ブック:チェロと管弦楽のためのカンティレーヌ
ローデヴェイク・モルテルマンス:管弦楽のためのエレジー第4番、
 ホルンと管弦楽のための抒情的パストラーレ、
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
ブック:ヴァルス・ドレンテ
ミラーナ・パーラ(Vn)、
ディーシェ・ミンネ(Hrn)
ディディエ・ポスキン(Vc)、
ヘルマン・エンヘルス(指)
フラデツ・クラーロヴェーPO


録音:2017年6月12日−16日、(コンサート・ホール)フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第96集。19世紀〜20世紀前半ベルギーの作曲家たちによる室内オーケストラのための作品、協奏的作品、オペラの序曲などを集めたまばゆき管弦楽作品集。

Linn
CKR-430(2CD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集 ダニーデン・コンソート、ジョン・バット(指&ハープシコード)、チェチーリア・ベルナルディーニ(Vn)、アレクサンドラ・ベラミー(Ob)、デイヴィッド・ブラックアダー(Tp)、パメラ・トービー(リコーダー)、キャスリン・レイサム(リコーダー)、ケイティ・バーチャー(Fl)、ジェーン・ロジャーズ(Va)、アルフォンソ・レアル・デル・オホ(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)

録音:2012年5月7日−10日、パース・コンサート・ホール(イギリス)
※CKD-430からの新装移行再発売。CKD-430は弊社在庫がなくなり次第廃盤となります。
古楽界の名奏者が集うブランデンブルク協奏曲!

Signum Classics
SIGCD-522(1CD)
オリヴァー・デイヴィス:リバティ
スパイラル(ヴァイオリン、ピアノ&弦楽)/バッカス(管弦楽)/チェロ協奏曲 「モルフェウス」/リバティ(ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノ&弦楽)/ロスト・レイク(ヴァイオリン、弦楽)/ソナー(ヴァイオリン、ピアノ&弦楽)/チリンガム(ソプラノ、ピアノ&弦楽アンサンブル)
ポール・ベイトマン(指)
ロイヤルPO、
ケレンザ・ピーコック(Vn)、
ジョナサン・ヒル(Vn)、
ティモリー・リダウト(Va)、
エマ・ヒースコート(Vn&Va)、
キャサリン・ジェンキンソン(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(P)、
グレース・ダヴィッドソン(S)

録音:2017年8月29日、エア・リンドバースト・スタジオ(ロンドン)&ウィー・ライト・ミュージック・スタジオ
英国王立音楽アカデミーで研鑽を積んだイギリスの若手作曲家オリヴァー・デイヴィス(1972−)。「フライト」(SIGCD-411)、「シーズンズ」(SIGCD-437)、「ダンス」(SIGCD-469)に続く4作目のアルバム「リバティ」は、ヴァイオリンやチェロ、ソプラノなどと弦楽アンサンブル、オーケストラとの協奏的作品集。

Capriccio
C-5310(1CD)
NX-B07
ヴァインベルク/カバレフスキー:協奏曲集
ヴァインベルク(1919-1996):ヴァイオリン協奏曲 Op.67(1959)
カバレフスキー:ピアノとオーケストラのための幻想曲 ヘ短調(シューベルト:幻想曲 D940による)(1961)
 チェロ協奏曲 第1番 Op.49(1948-1949)
ベンヤミン・シュミット(Vn)
クレア・ファンチ(P)
ハリエット・クリーフ(Vc)
コルネリウス・マイスター(指)
ウィーン放送SO

録音:2016年11月5-7日,11月26日
20世紀のロシアでほぼ同時期に活躍した2人の作曲家ヴァインベルクとカバレフスキー。しかし「ソビエト連邦公認の作曲家」 とみなされたカバレフスキーと、抑圧され苦難を強いられ続けたヴァインベルクの生涯は全く対照的なものでした。その作品も 「常にわかりやすく大衆的な音楽」を書いていたカバレフスキーに比べ、ヴァインベルクの作品は、前衛音楽を統制するための “ジダーノフ批判”の対象となるほど、抽象的で難解なものとされていました。最近になってヴァインベルクの作品は復興の兆し を見せており、毎年多くのアルバムがリリースされますが、カバレフスキーの作品は、現在では子供のための作品以外はあまり 演奏されることがありません。このアルバムでは2人の作曲家の協奏曲に焦点を当て、ベンヤミン・シュミットをはじめとした独 奏者による演奏を収録しています。叩きつけるように激しいヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲、おどけた雰囲気ではじまるカ バレフスキーのチェロ協奏曲。この2曲には各々の作曲家の特徴が良く表れています。珍しいのはカバレフスキーがシューベル トの幻想曲を「ピアノ協奏曲風」にアレンジした作品。まるで映画音楽のようにロマンティックな世界を表出しています。

Forgotten Records
fr-1186A(1CDR)
ヴィヴァルディ、J.S.バッハ、バウル
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-9, RV.230 *
バッハ:チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV.972(原曲:ヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-9, RV.230」)#
 2台のチェンバロの為の協奏曲 ハ長調 BWV.1061 +
ジャン=ピエール・バウル:ハープ・ソナタ第2番 変ロ長調/第4番 変ロ長調
ジャン・フルニエ(Vn)*
ルッジェーロ・ジェルリン(Cemb)#/+
マルセル・シャルボニエ(Cemb)
フランス・ヴェルニリャ(Hp)
オルケストル・ド・ラントロジー・ソノル
録音:1936年、1957年
※音源: L'Anthologie Sonore, AS 31
Forgotten Records
fr-1189A(1CDR)
ロカテッリ、チマローザ、ハッセ、ベートーヴェン
ロカテッリ:合奏協奏曲 ヘ短調 Op.1-8 「クリスマス協奏曲」
 葬送交響曲 ヘ短調
チマローザ:フルート,オーボエと管弦楽の為の協奏交響曲 ト長調#
ハッセ:マンドリンと管弦楽の為の協奏曲 ト長調+
ベートーヴェン:マンドリンと管弦楽の為のソナチネ ハ短調 WoO43-1 +
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)#
ピエール・ピエルロ(Ob)#
ヤコブ・トーマス(マンドリン)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O

録音:1956年、1955年頃#、1958年頃+

※音源:Club National du Disque CND 1005
Forgotten Records
fr-1198(1CDR)
(1)セルジュ・ニッグ(1924-2008):ピアノ協奏曲

(2)ジャン=イヴ・ダニエル=ルシュール(1908-2002):弦楽セレナーデ
(3)フルート,オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとクラヴサンの為の六重奏曲
(4)ジャン・リヴィエ(1897-1987):ピアノ協奏曲 ハ長調*
(1)ピエール・バルビゼ(P)
アンドレ・クリュイタンス(指)
フランス国立放送O/
録音:1955年3月10日
※音源:Columbia FCX 500, OVB 500
(2)ルイ・オーリアコンブ(指)
トゥールーズ室内O/
録音:1956年1月26日
※音源:Pathé, DT 1029 / Ducretet-Thomson, LP 8239
(3)アムステルダム・アルマ・ムジカ六重奏団
録音:953年
※音源Ducretet-Thomson, LP 8239
(4)レリア・グソー(P)
マニュエル・ロザンタール(指)
フランス国立放送PO
録音:1959年12月21日、パリ、ライヴ

Forgotten Records
fr-1194A(1CDR)
シェリング/ベートーヴェン&サン・サーンス
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ
 ハバネラ Op.83
ヘンリク・シェリング(Vn)
ジャック・ティボー(指)パリ音楽院O*
エドゥアルト・リンデンベルク(指)フランス国立放送O

録音:1953年1月*、1951年10月
※音源: Odeon, ODX-109 *、 OD 1007 #
Forgotten Records
fr-1192(1CDR)
サイモン/ショパンピアノ協奏曲集
第1番 ホ短調 Op.11
第2番 ヘ短調 Op.21
アビー・サイモン(P)
ユージン・グーセンス(指)
フィルハーモニアO

録音:1957年10月2日
音源: HMV ALP 1580

LAWO Classics
LWC-1138(1CD)
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364/320d
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4*
マリア・アンゲリカ・カールセン(Vn)、
マルテ・フースム(Va)、
アンサンブル・アレグリア、
ベーリト・カルダス(コンサートマスター)*

録音:2015年4月9日−10日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)、4月17日−18日、リス教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
アンサンブル・アレグリアは、オスロの室内オーケストラ。2007年、ノルウェー国立音楽アカデミーの学生たちによって創設され、ベルゲン国際フェスティヴァル、ハルダンゲル音楽祭、オスロ室内楽フェスティヴァル、フィヨルド・クラシックス、ウルティマ現代音楽祭などに出演してきました。マリア・アンゲリカ・カールセン(1988−)が創設時からリーダーと芸術監督を務めています。2012年にグリーグの「ホルベアの時代から」やクヴァンダールの曲などを演奏した『アンサンブル・アレグリア』(LAWO Classics LWC1044)でアルバム・デビュー。2015年にリリースされた、バルトークの「ディヴェルティメント」、ハイドン、ショスタコーヴィチの作品による『Volt 22』(LWC1082)は「スペルマン賞」(ノルウェー・グラミー賞)にノミネートされました。


WEITBLICK
SSS-0209(1CD)
フィルクスニー/モーツァルト協奏曲集
ピアノ協奏曲第15 番
ピアノ協奏曲第18 番*
ルドルフ・フィルクスニー(P)
ズデニェク・マカール(指)
ジョージ・セル(指)*
ケルンRSO

録音:1973年1月19日放送録音、1966年6月24日放送録音(共にステレオ)
(音源提供:WDR ケルン放送)
今なお忘れがたい名ピアニスト、ルドルフ・フィルクスニーのモーツァルトの協奏曲 が登場!我が国でもモーストリー・モーツァルト音楽祭でも妙技を披露し絶賛されたこ とがあります。これほどの適性を示したモーツァルトながら録音は極めて少なく、2 曲と も音盤初レパートリーです。ドイツ屈指の実力を誇るケルン放送響との共演でステレオ 録音高音質! 第15 番は、フィルクスニーが高く評価したマカールとの共演。奇を衒った箇所が少し もないのに十分に愉悦に富んで、奇数番号の協奏曲らしく楽しく聴けるところがフィルク シュニーらしい美点です。そして聞き物は何といっても希代のモーツァルティアン、ジョ ージ・セルが伴奏する豪華共演の第18 番は、かつてEMI から出ていたチャイコフスキ ーの交響曲第5 番の前半プログラムです。自身が優れたピアニストであったセルは共演 するピアニストに殊に厳しく、アニー・フィッシャーなどには、自ら弾いて見せた上で「こう いう風に弾け」と強要し衝突した程です。フィルクスニーとは非常に相性が良く、商業 録音こそ遺さなかったものの共演を繰り返しております。粒だった美音と清潔そのものの 気品溢れるフィルクスニーの芸風はセルとも相通じるものがあります。
■フィルクスニーご息女、ご子息からのメッセージ!
イゴールと私の兄弟にとって、最近ドイツの放送局WDR のアーカイブで発見された父の歴史的録音がディスク化されることは大きな喜びです。ジョージ・セルもズデニェク・マカールも父が長年個人的に親密な結びつきを持っていた偉大な指揮者です。私たち兄弟はセルに会ったことはありませんが、彼の写真と眼鏡が、父が毎日練習していたピアノの後ろの本棚の上段に恭しく置かれていました。この並外れたアーティストに対して父がどのように思っていたかはその口調から明らかでした。どんなに深く尊敬していたか、そして愛していたか、共演の数々からいかに多くのことを学んだか。ここに収録されている 1966 年の録音は私たちが生まれる前のもので、この演奏を聴くことができたのは私たちにとってまさに思いがけない贈り物といえます。(ヴェロニク・フィルクスニー)
ズデニェク・マカールと父はプロフェッショナルな同僚でしたが、同時にお互い家族ぐるみで友人でした。父やマカールのような道徳的義務を負った人々が政治的な状況からチェコスロヴァキアからの亡命を余儀なくされたとき、この二人の同胞がともに音楽を演奏するどんな機会も極めて特別な意味を持っていたといえます。子供のころ夏の音楽フェスティヴァルでスイス、ルツェルンに滞在したときにはマカール家族をたびたび訪ねました。思い出してみると、私たち家族は家ではほとんどチェコ語のみを話していましたが、両親が他の人々とチェコ語で会話しているのを聞くのは稀なことでした。従ってマカールの湖畔の家を訪ねたことはとても意味深い鮮明な記憶として心に深く残っています。父はズデニェク・マカールを指揮者として、また音楽家としてこの上なく敬愛し、いつも芸術的な協力ができる場を楽しみにしていました。(イゴール・フィルクスニー)


Coviello
COV-91727(1CD)
チューバ協奏曲集
(1)ヴォーン・ウィリアムズ:チューバ協奏曲 (チューバ、管弦楽)
(2)ウィリー・メルツ:ディヴェルティメント(チューバ、ハープ、管弦楽)
(3)トルビョルン・イヴァン・ルンドクイスト:ランドスケープ(チューバ、弦楽、ピアノ)
(4)アンドレア・チョラニー:祈り(チューバ、ハープ、弦楽)
(5)イオネル・ドミトル(ウィリー・メルツ編):ルーマニア舞曲第2番(チューバ、管弦楽)
ジークフリート・ユング(Tub)
ヨハンナ・ユング(Hp)
ウォルター・ヒルガース(指)
マンハイム国立劇場O

録音:2017年2月20-24日/シュターツヒルハーモニー・ルートヴィヒスハーフェン
ルバム全編チューバが大活躍する協奏作品集です。太く低くオーケストラを底から包み込むような音を奏でるチューバですが、ひとたび脚光を浴びれ ばその大胆な機動力と歌心で聴く者の心をつかみます。ハープを伴う作品を収録しているのも特徴。演奏しているジークフリート・ユングとヨハンナ・ユ ングは夫婦で息ぴったり。
(1)はペンタトニックを使ったメロディが何ともヴォーン・ウィリアムズ。第2楽章の田園的な美しさは必聴です。(2)は3+3+2の軽快で颯爽としたリズム が心地よく、ハープの色彩が花を添えます。(3)は単一楽章20分の大曲で決然としたソロに始まり、ピアノと弦が変化音を含んだひねりある和声を打ち込 み緊張感を高めるシリアスな作風。そして(4)はとてもロマンティックで美しい名品!印象的な伴奏音型をハープが繰り返し、チューバが優しくメロディを歌 います。中間部では速度を上げて弦が新しいリズム音型を奏でます。冒頭の雰囲気が戻ってきてからもそのリズム音型がメロディに紛れこんだりとなかな か凝った作りの三部形式。(5)は軽快などんちゃん騒ぎが楽しいラストナンバーです。 (Ki)

BIS
BISSA-2338
(1SACD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18
ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
エフゲニ ー・スドビン(P)
サカリ・オラモ(指)、BBC響

録音:2017年2月/BBCメイダ・ヴェイル・スタジオ(ロンドン)
BISレーベルの看板アーティスト、エフゲニー・スドビンが満を持してピアノ協奏曲第2&3番を録音しました!スドビンによ るラフマニノフの協奏曲の録音はラン・シュイ指揮、シンガポール交響楽団との第1番(BISSA-2012)&パガニーニの主題による狂詩曲(BISSA-1988)、そしてグラント・レウェリン指揮、ノースカロライナ交響楽団との第4番(BIS SA1728)をリリースしており、このたびピアノ協奏曲の全曲録 音が完成したことになります。スドビンによるラフマニノフは定評があり繊細かつ強靭ピアニズムを披露しております。スドビンは信じられないほどの技巧 の持ち主で情感豊かな演奏は30代にして巨匠の域に達していると言えるでしょう。サカリ・オラモ指揮、BBC交響楽団との相性も良く、音色の多彩な 変化とともに情熱的なラフマニノフを聴かせてくれます。 (Ki)
BIS
BISSA-2242
(1SACD)
ロルフ・ヴァリーン(1957-):作品集
(1)都会の肌の下に〜ヴァイオリン、弦楽オーケストラとサラウンドサウンドのための(2009/2017)
(2)出現〜15の楽器のためのバージョン(2003/2007)
アイヴィン・ビューエネ(1973-):
(3)ミニチュア〜アンサンブルのための(2009/2016)
(4)ヴァイオリン協奏曲(2013-16)
(1)(4)ペーテル・ヘッレスタール(Vn)
(1)アークティック・フィルハーモニックCO
(2)(3)(4)アークティック・フィルハーモニック・シンフォニエッタ、
(1)-(4)オイヴィン・ビョロー(指)

録音:2016年3月-4月/(2)(4)ストルメン・コンサートホール(ボードー、ノルウェー)
(3)2016年12月/ストルメン・コンサートホール(ボードー)
(1)2016年12月/ノルウェー・アークティック大学音楽院(トロムソ)
アヴァンギャルド・ロック、ジャズ、古楽から、伝統的なクラシカル音楽まで、幅広いジャンルを背景に作曲、クラリネット協 奏曲(1996年)でNOMUS(北欧音楽委員会)賞を受賞したロルフ・ヴァリーン(1957-)。『あり得べき諸都市/本質を衝く風景』(2L 083SABD) など「思索」を背景とする作品を発表、作家としての活動でも知られるアイヴィン・ビューエネ(1973-)。世代もスタイルも異なるノルウェーの作曲家ふ たりの作品を 2 曲ずつ収めたアルバムです。
ヴァリーンの《都会の肌の下に(Under City Skin)》は、ヴィオラを独奏者とした作品を「ヴァイオリニスト、弦楽オーケストラとサラウンドサウンド」 のために改作。「都会の実在の音」を織りこんだ〈ハイヒール(High-heeled Shoes)〉〈夜の公園(The Park at Night)〉〈機関車(Locomotive)〉〈田 園詩(Pastorale)〉の4つの楽章から構成された「詩的な音の旅」です。「現れては消える感覚」と作曲者が語る《出現(Appearances)》は、アンサ ンブル・アンテルコンタンポランの委嘱で書いた作品を15人の小アンサンブルのために改訂した版で演奏されます。
ビューエネの《ヴァイオリン協奏曲》は、繊細で詩的な音の織りなすページを中心とする作品。〈堕ちていく天使たち(Falling Angels)〉〈ぐっすり眠る (Sound Asleep)〉〈死者の声の間で(Among Voices of the Dead)〉の3楽章に作曲者の音楽的、文学的な素養が濃く反映しています。シューベル トのソナタの断片など、思いつくままにアイデアを投げ入れた6つの「小品」による《ミニチュア(Miniatures)》。ヴァイオリニストのペーテル・ヘッレスター ル(1970-)は、現代の作品を主なレパートリーとし、彼が BIS レーベルに録音したヌールハイム、トンメセン、ヘルステニウス、マトレ、デンマークのヌアゴー、 イギリスのトマス・アデスの作品は、メディアから注目されてきました。 (Ki)
BIS
BISSA-2286
(1SACD)
ラーシュ・カールソン(1953-):作品集
(1)ペール・ラーゲルクヴィストの詩による7つの歌〜バリトンと管弦楽のための(2010-12)
(2)クラリネット協奏曲(2013-15)
(1)ガブリエル・スオヴァネン(Br)
(2)クリストフェル・スンドクヴィスト(Cl)
ラップランドCO、
ヨン・ストゥールゴールズ(指)

録音:2016年9月-10月/コルンディ文化の家のホール(ロヴァニエミ、フィンランド)
ラーシュ・カールソン(1953-)は、スウェーデンとフィンランドに挟まれたバルト海、フィンランド自治領のオーランド諸島に 生まれました。シベリウス・アカデミーで作曲法、ピアノとオルガンを学び、フリーランスの作曲家として活動しています。ネオロマンティックで表現的な スタイルに始まり、「調性と旋律」を意識しながら半音階的語法や自由調性といった手法を模索。1990年代の初頭、伝統的な長調と短調の調性による、 全音階的メロディで彩色したヴァイオリン協奏曲を発表したころ、現在のスタイルにたどり着いたと言われます。
《ペール・ラーゲルクヴィストの詩による7つの歌》は、スウェーデン生まれのバリトン歌手、ガブリエル・スオヴァネン(1977-)のアイデアから生 まれた作品です。1951年のノーベル文学賞を受賞したスウェーデンの作家、劇作家、詩人、エッセイストのラーゲルクヴィスト(1891-1974)の詩が テクスト。「岸に打ち寄せる波のように」は、1976年の合唱曲につづき再びテクストに選ばれました。クラリネット協奏曲は、〈レント−アレグレット〉〈ア ンダンテ〉〈プレスト〉の3楽章構成。初期の作品の素材も再使用され、伝統的手法により書かれています。この作品のアイデアを提供したクリストフェル・ スンドクヴィスト(1964-)は、フィンランド放送交響楽団首席クラリネット奏者。ファーゲルルンド(BISSA-1707)やノルドグレン(ABCD 359)の クラリネット協奏曲を録音、ソリストとしても活動しています。ラップランド室内管弦楽団の芸術監督を務めるヨン・ストゥールゴールズ(1963-)は、カールソンとの交流が深く、2つの交響曲やフィンランド国立 オペラによる《ロードハムン》の初演を指揮。2007年にヘルシンキ・フィルハーモニックがセーゲルスタムの指揮でカールソンのヴァイオリン協奏曲を演 奏した際にはヴァイオリンのソロを担当しました。 (Ki)
BIS
BISSA-2305
(1SACD)
『エントロピア』〜ラウリ・ポッラ(1977-):作品集
(1)コホタ〜ラッパーと管弦楽のための(2016)*
(2)ドミノ組曲〜ソリストと管弦楽のための(2017)【ステイシス** ドミノ*** 降伏**】
(3)エレクトリックベースのための協奏曲《エントロピア》(2015)†
(4)コホタ(器楽バージョン)[ボーナストラック]
パペリ・T(ヴォーカル)*
サムリ・コスミネン(追加パーカッション*、サウンドプロセシング**/***)、
ヴィリ・オッリラ(Org)*、
ファティマ・ボイクス・カント(Cl)*
ヨーナス・リーパ(ドラム・セット)***、
アキ・リッサネン(P)**、
ラウリ・ポッラ(エレクトリックベース†、オムニヴェルク*)
ラハティSO、
ヤーコ・クーシスト(指)

録音:(1)(3)(4)2017年1月、(2)2017年5月/シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)
「曽祖父は作曲家ジャン・シベリウス、祖父は指揮者ユッシ・ヤラス、母はオーケストラのミュージシャン、父はアマチュアでジャ ズを演奏していました……」。ラウリ・ポッラ(1977-)は、作曲家、さまざまな楽器のプレーヤーとして国際的にも知られます。彼の管弦楽作品は各国のオー ケストラが演奏、2016年のヘルシンキ・フェスティヴァルではフィンランド放送交響楽団の委嘱による《コホタ》がオープニング・コンサートで初演され ました。プレーヤーとしての活動もめざましく、「ラウリ・ポッラ・フライオーバー・アンサンブル」では、ロックとジャズから、クラシカル、エレクロトニッ ク、映画音楽まで、さまざまな音楽を演奏。2005年からは、フィンランドを代表するメタルバンド「ストラトヴァリウス」でベースを弾いています。
「熱力学第二法則:ΔS>0 エントロピーは、乱雑さと時間方向を測るために使うことができる……」(ヘルシンキ大学物理学部教授シモ・フオタリ)。 アルバム・タイトルにもなっている《エントロピア》は、オーケストラとベースギターという対照のはっきりしたふたつを結合させた協奏曲です。「エントロピー の寓意(アレゴリー)として、ふたりの人間の出会いと関係の分担を使った」(ラウリ・ポッラ)。「ふたつ」から生じる乱雑、破壊、混沌、そして何かが 生まれる。4つの楽章の第3楽章は、2017年12月、フィンランド独立100周年を祝いヘルシンキで行われたコンサートでも、ポッラのベース、ヤーコ・ クーシスト(1974-)の指揮で演奏されました。 「点、場所、位置、セクション、パラグラフ、条項、すぐに」と文脈によって異なる意味をもつフィンランド語がタイトルの《コホタ》は、「ラッパー」 をソリストとする管弦楽作品です。「とてもおもしろいテクストを作る、表現性の素晴らしいアーティスト」とポッラが語る、パペリ・T(ヘンリ・プルッキ ネン)のラップ、サムリ・コスミネンのパーカッション。ラウテンヴェルク(リュート=ハープシコード)とヴィオラ・オルガニスタ(レオナルド・ダ・ヴィ ンチの描画に基づく)という2つの歴史的楽器を組み合わせた「オムニヴェルク」をポッラが担当しています。《ドミノ組曲》は〈Stasis(ステイシス)〉〈Domino (ドミノ)〉〈Surrender(降伏)〉の3曲。記譜された音楽に即興が組み込まれ、サムリ・コスミネンの担当するサウンドプロセシングが印象的に使われ ます。 (Ki)

Hyperion
CDA-68178(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.74
ステンデイル・ベネット
:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.1
ピアノ協奏曲第2番変ホ長調 Op.4
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.9
ハワード・シェリー(P&指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年7月26日−28日、シティ・ホール(グラスゴー)
RPCシリーズではベネットのピアノ協奏曲第4番は既に録音されており(第43集 CDA-67595)、今作には作品番号1が振られた習作のピアノ協奏曲第1番、自身のピアニスト・デビューを飾ったピアノ協奏曲第2番、メンデルスゾーン指揮の下ライプツィヒ・デビューを成功させたピアノ協奏曲第3番を収録。ピアノと指揮は、「第4番」に引き続きRPCシリーズの顔でもある名匠ハワード・シェリーが担当。2016年には生誕200週年を迎え、様々な作品が録音・演奏されるなど再評価の機運が高まりつつあるベネットのピアノ協奏曲集に、名手ハワード・シェリーによる新たな名録音が加わります!

Tactus
TC-731601(1CD)
プニャーニ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ヴァイオリン協奏曲イ長調
ロベルト・ノフェリーニ(バロックVn/ジュゼッペ・スカランペラ1865年製)、アラン・フレイレス・マグナッタ(指)オルケストラ・ヌオーヴェ・アッソナンツェ


※使用ヴァイオリン:ジュゼッペ・スカランペラ(1838-1902)、1865年製
※使用弓:ジョン・ドッド(1752-1839)、19世紀初期製
録音:2014年11月、オラトリオ・ディ・サン・フランチェスコ・ポヴェリーノ(フィレンツェ、イタリア)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスに師事し、コレッリの孫弟子にあたるプニャーニは、10歳という若さでトリノ・レージョ劇場のオーケストラにヴァイオリン奏者として参加するなど、早くからヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとしての才を発揮。前古典派時代のイタリア、特にヴァイオリンの分野において目覚ましい活躍を繰り広げた18世紀を代表するコンポーザー=ヴァイオリニストの1人です。
ノフェリーニは「イ長調」の協奏曲と共に、1997年にポーランドのクラクフの図書館で、同国の音楽学者アダム・リーガーによって発見された「ニ長調」の協奏曲を録音。
タルティーニの形式を思い起こさせる「イ長調」と、ロカテッリの「ヴァイオリンの技法 Op.3」からの影響を感じさせる「ニ長調」。18世紀イタリアのヴィルトゥオーゾが遺した2つのヴァイオリン協奏曲を、現代のイタリアのヴィルトゥオーゾが、ピリオド楽器で流麗かつ華麗に奏でます。

Raumklang
RK-3007(1CD)
バッハ・トリプル
バッハ:管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV.1069(初稿版)
チェンバロと2本のリコーダーのための協奏曲ヘ長調 BWV.1057
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
3本のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調(after BWV.1063)
3本のヴァイオリンのための協奏曲ハ長調(after BWV.1064)
ハーモニー・オヴ・ネイションズ・バロック・オーケストラ、
ローレンス・カミングス(ハープシコード&指)

録音:2010年8月11日−15日、サン・サンフォリアン教会(シュヴァンヌ、フランス)
EUバロック・オーケストラで出会った20人の若手古楽器奏者たちによって2004年に結成されたピリオド・オーケストラ、ハーモニー・オヴ・ネイションズの「舞曲さまざま」(RK 2704)に続く第2弾は、「トリプル(3)」をテーマとしたバッハのユニークなプログラム! トランペットとティンパニを含まない「管弦楽組曲第4番」の「初稿版」や、3台のチェンバロではなく、「3本のヴァイオリンのため」の2つの協奏曲を取り上げるなど、ユニークな選曲が、ハーモニー・オヴ・ネイションズの洗練された演奏をさらに彩っています。 名匠ローレンス・カミングスのリードによるハーモニー・オヴ・ネイションズの好演はもちろんのこと、定評あるラウムクラング(Raumklang)の優秀録音にもご注目下さい。

JFO
JFO-0005-2(1CD)
ハイドン:オーボエ協奏曲ハ長調 Hob.VIIg:C1*
アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調 Op.9-2*
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
フン=ス・ジョン(Ob)*
ヤナーチェクPO
ピョン=ヨン・リム(指)

録音:1997年11月24-27日、チェコ放送支局スタジオ、オストラヴァ、チェコ
JFO
JFO-007-2(1CD)
ルトスワフスキ:舞踏前奏曲(クラリネット、ハープ、ピアノ、打楽器と弦楽合奏の為の)*
ヒンデミット:クラリネット協奏曲(1947)+
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622#
ペトル・ボフシュ(Cl)
ヤナーチェクPO
トマーシュ・コウトニーク(指)*
ペトル・ヴロンスキー(指)

録音:1990年10月*、1993年1月+、1999年3月#、チェコ放送支局スタジオ、 オストラヴァ、チェコ

Hanssler
HC-17034(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲集 Vol.5
協奏曲 イ短調 Wq.1(第1&2楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)
協奏曲 ニ長調 Wq.45(第1楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
協奏曲 ホ短調 Wq.15*
ミヒャエル・リシェ(P&指)
ベルリン・バロック・ゾリステン【ダニエル・ゲーデ(Vn/コンサートマスター)
町田琴和、アレッサンドロ・カッポーネ、ヘレナ・マドカ・ベルク(第1Vn)
ライマー・オルロフスキー、アンナ・メーリン、アンナ・マッツ(第2Vn)
ヴァルター・キュスナー、ウルリヒ・クネルツァー、クリストフ・シュトロイリ(Va)
シュテファン・フォルク、ジョアン・バックス(Vc)) クラウス・ヴァーレンドルフ、アンドレイ・ジュースト(Hrn)】

録音:2017年6月20&21日、(3)2017年7月11&12日*/イエス・キスト教会(ベルリン)
好評を博しているドイツ知性派ピアニスト、ミヒャエル・リシェによるC.P.E.バッハの鍵盤協奏曲シリーズの第5集が登場します。C.P.E.バッハはフリー ドリヒ大王の宮廷で活躍し “ベルリンの大バッハ” として当時絶大な人気を誇ったことでその名が知られました。当ディスクには協奏曲 イ短調 Wq.1、協 奏曲 ニ長調 Wq.45、そして協奏曲 ホ短調 Wq.15が収録されました。今回の共演はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心にして 1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステンです。世界最高峰の名手たちが奏でる極上のC.P.E.バッハをお楽しみください。
毅然としたリシェの演奏は圧巻でC.P.E.バッハの鮮烈な世界をセンセーショナルに表現しており、明晰で理知的なリシェの演奏はオーケストラと絶妙な アンサンブルを作り上げております。リシェといえばモーツァルトのピアノ協奏曲第20番の様々なカデンツァを同時収録したアルバム(PH 09006)が一 躍話題となるなど、カデンツァにこだわりをもつピアニストとしても知られます。当録音の協奏曲 イ短調 Wq.1の第1、2楽章のカデンツァはリシェによ るものです。
リシェによるC.P.E.バッハのピアノ協奏曲集はこれまでに第1集【Wq.22、Wq.43-5、Wq.46】(98 027)、第2集【Wq.17、Wq.43-4、Wq.14】(98 653)、第3集【Wq.23、Wq.31、Wq.112-1】(98 639)、第4集【Wq.26、Wq.44、Wq.20】(HC 15046)がリリースされております。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1186A(1CDR)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-9, RV.230 *
バッハ:チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV.972#
 2台のチェンバロの為の協奏曲 ハ長調 BWV.1061 +
ジャン=ピエール・バウル:ハープ・ソナタ第2番 変ロ長調/第4番 変ロ長調
ジャン・フルニエ(Vn)*
ルッジェーロ・ジェルリン(Cemb)
マルセル・シャルボニエ(Cemb)
フランス・ヴェルニリャ(Hp)
オルケストル・ド・ラントロジー・ソノール

録音:1936年、/1957年
※音源: L'Anthologie Sonore AS 31
Forgotten Records
fr-1192(1CDR)
ショパン:ピアノ協奏曲全集
第1番 ホ短調 Op.11
第2番 ヘ短調 Op.21
アビー・サイモン(P)
ユージン・グーセンス(指)
フィルハーモニアO

録音:1957年10月2日
※音源:HiMV ALP 1580
Forgotten Records
fr-1194A(1CDR)
シェリング、ティボー/ベートーヴェン&サン=サーンス
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 *
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ
 /ハバネラ ホ長調 Op.83
ヘンリク・シェリング(Vn)
ジャック・ティボー(指)パリ音楽院O*
エドゥアルト・リンデンベルク(指)フランス国立放送O

録音:1953年1月* 、1951年10月
※音源:Odeon ODX-109 *、 OD 1007

CAvi
4260085-533657(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21*
シューベルト:交響曲第8(7)番「未完成」D759
カペラ・クラコヴィエンシス(ピリオド楽器使用)
ヤン・トマシュ・アダムス(指)
マリウシュ・クリムシャク(フォルテピアノ/1830年製プレイエル複製)*

録音:2015年3月ポーランド
1970年に設立したポーランドのピリオド・オーケストラ、カペラ・クラコヴィエンシス。2008年からヤン・トマシュ・アダムスが音楽監督を務め、中 世から現代作品の初演まで幅広いレパートリーを手がけています。 このアルバムは、ショパンがこよなく愛したプレイエル社製のフォルテピアノ(1830年/複製)を使っての録音されたショパンのピアノ協奏曲第2番。ピ アニストはカペラ・クラコヴィエンシスとも度々共演しているポーランドのピアニスト、マリウシュ・クリムシャク。時代楽器を使ったショパンのピアノ協奏 曲の録音も少なくはありませんが、このプレイエルの繊細で美しい音をここまで活かした演奏は一聴の価値があります。またカップリングのシューベルト「未 完成」も、指揮者のヤン・トマシュ・アダムスが「シューベルトが意図したと思われる形で演奏することができた」と語るように木管楽器と弦楽器の絶妙 なバランス、楽器の特性を熟知した演奏で聴かせてくれます。 (Ki)

MIRARE
MIR-372(1CD)
ウェーバー:クラリネット協奏曲 ヘ短調 op.73
クラリネットとピアノのための変奏曲(「シルヴァーナ変奏曲」) op.33
クラリネットとピアノのための協奏的第二重奏曲 op.48
ラファエル・セヴェール(Cl)
ベルリン・ドイツSO
アジス・ショハキモフ(指)
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)

録音:[協奏曲]2016年2月15,16日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[協奏曲以外]2016年2月25-26日、ボン=セクール寺院、パリ
ラファエル・セヴェールは、1994年、音楽一家に生まれる。ナント音楽院を経て、14歳でパリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)に入学。 2010年仏ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークに選出。2013年ニューヨークのヤング・コンサーツ・アーティスで第1位、および8の副賞(全部で 10)を受賞。これまでに名だたるオーケストラと共演、さらに室内楽でもモディリアーニSQ、アルゲリッチ、ベレゾフスキー、クレーメルらと共演を重ね ています。トリオ・レ・ゼスプリのメンバーでもあるピアノのアダム・ラルーム、チェロのヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールとの共演盤(MIR 250) でも高く評価されました。2013年にはフランス・ミュジークの依頼により、プーランクの付随音楽「荷物のない旅人」の初演をしています。
ウェーバーといえばなんといってもオペラですが、自身当代随一のピアニストとしても名高く、ピアノや室内楽、そしてクラリネットにも重要な作品を残 しています。協奏曲では指揮者ショハキモフ率いるオーケストラとの息もバッチリで、第2楽章など天上を思わせる美しさ。ピアノとの共演による2作は、 クラリネットとピアノの両方にきらびやかな技巧が求められる難曲ですが、天才ヌーブルジェのサポートを得て、華麗なる演奏が展開されています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0424(1CD)
NX-B03
アーノルド・グリラー(1937-):管弦楽作品集 第1集
小Oのための協奏曲「アンサンブル・セブンティーン」(2001)
クラリネットと弦楽オーケストラのための協奏曲(2014)
遠い村(2002/2011改訂)
デニス・ミャニスニコフ(Cl)
アレクサンダー・ウォーカー(指)
ムジカ・ヴィーヴァ室内O

録音:2017年2月28日/3月5-6日
イギリスの世界的名ヴァイオリニスト、シドニー・グリラーを父に持つ作曲家アーノルド・グリラーの作品集。幼いころからたくさん の音楽家たちに囲まれて育ったグリラーはマンチェスターの王立音楽大学で学び、その後はカリフォルニア留学しダリウス・ミ ヨーに師事。また同じ頃にはエルネスト・ブロッホに出会い強い影響を受けました。エキサイティングな楽想と情緒豊かな楽 想がバランス良く配置された個性的なグリラーの作品は、どれも個性的でユニーク。 師ミヨーやストラヴィンスキーを思わせる強烈なリズムが聞こえてくるかと思えば、スカルラッティのようなバロック風のスタイルを 用いた作品まで、アイディア豊かな曲が並びます。


ORFEO
C-920171(1CD)
NX-B08
ダニエル・ミュラー=ショット〜#CELLO REIMAGINED
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ長調 Wq172
モーツァルト:アダージョ K261(チェロ版)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Hob.VIIa(チェロ版)
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K314(チェロ版)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042-第2楽章(チェロ版)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
ヴェルナー・エールハルト(指)
ラルテ・デル・モンド

録音:2015年6月12-15日
常に好奇心と魅力に溢れるアルバムをリリースするチェリスト、ダニエル・ミュラー=ショット。今作ではバロックから前古典派の3 人の作曲家、C.P.E.バッハ、ハイドン、モーツァルトの作品を演奏しています。とはいっても、ハイドンとモーツァルトの協奏曲 は、それぞれ原曲はヴァイオリンとフルートのために書かれたものであり、チェロで演奏することには音域や表現方法などにかな りの工夫が要求されます。ミュラー=ショットは、あたかも最初からチェロのために書かれたかのような錯覚を起こすほど極めて 自然に演奏。聴き手を陶酔に誘います。バックを務めるのは斬新な響きを追求することで知られるエールハルト率いるラルテ・ デル・モンド。最初のC.P.E.バッハの作品からスリリングな演奏が楽しめます(モダン・ピッチを採用)。

ICA CLASSICS
ICAC-5146(1CD)
NX-B03
バタフライ・ラヴァーズ
チェン・ガン(1935-)/ヘ・チェンハオ(1933-):ヴァイオリン協奏曲「バタフライ・ラヴァーズ(梁山伯と祝英台)」
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ
ヤンバオ・チー(1935-):ジョイフル・ミーティング
クライスラー:中国の太鼓
イージャ・スザンヌ・ホウ(Vn)
ジョン・ネルソン(指)
ロイヤルPO
1997年のサラサーテ国際コンクール、1999年のロン・ティボー国際コンクール、同じく1999年のリピツァー国際ヴァイオリン・ コンクール。この3つのコンクールで優勝したイージャ・スザンヌ・ホウ。音楽一家に生まれ、4歳の時に上海音楽院の教授を務 めていた父親からヴァイオリンの手ほどきを受け才能が開花。9歳でトロント王立音楽院の奨学金学生となり、以降、数多く の名教師からヴァイオリンを学びました。コンクール優勝後は、世界中で演奏会を開催、名指揮者たちと共演を重ねると共 に、室内楽でも活躍しています。このアルバムでは、日本でもおなじみの協奏曲「バタフライ・ラヴァーズ(梁山伯と祝英台)」を メインにサン=サーンス、クライスラーとお国物の中国作品「ジョイフル・ミーティング」を披露。魅力的な演奏を繰り広げていま す。

BELVEDERE
BELVED-08008(DVD)
NX-C07
BELVED-08012(Bluray)
NX-C07
フランツ・ヴェルザー=メスト(指)クリーヴランドO:ブラームス・ツィクルス 3
ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
悲劇的序曲 Op.81
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83

特典映像:Franz Welser-Most and Yefim Bronfman on Brahms's Piano Concertos
イェフィム・ブロンフマン(P)…2.4
フランツ・ヴェルザー=メスト(指)
クリーヴランドO
収録:2014年2月19-21日
クリーヴランド、セヴェランス・ホール(ライヴ)
(言語:英語、字幕:独)
収録時間:本編129分、特典24分
「ピアノ付きの交響曲」とも言えるブラームスの2曲のピアノ協奏曲。ブロンフマンの力強い演奏もさることながら、音楽を自 在に操るメストの指揮にも注目。ピアノとオーケストラのバランスも最良です。同時収録の2曲の管弦楽作品でも美しい響 きが満載です。

CPO
CPO-555126(1CD)
NX-B10
R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 他
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8
交響詩「イタリアから」Op.16(1886)
ロベルト・コヴァルスキ(Vn)
マルクス・ポシュナー(指)
スイス・イタリア語放送O
ルガーノを拠点とするスイス・イタリア語放送OによるR・シュトラウスの作品集第2集。 第1集(777990)では珍しい「二重小協奏曲」や組曲「町人貴族」が中心でしたが、今アルバムではイタリアにゆかりのあ る若きシュトラウスの大作、交響詩「イタリアから」と、あまり録音の多くない「ヴァイオリン協奏曲」の2曲が選ばれています。 22歳のシュトラウスの手による「イタリアから」は、4つの楽章で風光明媚なイタリアの風景が描かれた意欲作。かたや「ヴァ イオリン協奏曲」はシュトラウス17〜18歳の作品で、彼が初めて手掛けた協奏曲。もともとヴァイオリンを得意としていた シュトラウスの本領発揮と呼べる興味深い作品です。ヴァイオリンを演奏しているコヴァルスキは、現在スイス・イタリア語放 送Oのコンサートマスターを務めており、その才能は高く評価されています。

DIVINE ART
DDA-25160(1CD)
NX-B07
VIOLIN MUSE
ジェリー・プール(1949-):狂詩曲
プリデリ・ピュー(1971-):ヴァイオリン協奏曲「Soft Stillness-柔らかな静止」
デイヴィッド・マシューズ(1943-):ロマンス Op.119a
サディ・ハリソン(1965-):黄金の光によって
ジュディス・ウィアー(1954-):Atlantic Drift-アトランタの漂流
マイケル・バークリー(1948-):夜警
マイケル・ナイマン(1944-):Taking it as Read
マデリン・ミッチェル(Vn)
ナイジェル・クレイトン (P)
エドウィン・アウトウォーター(指)…2-3
BBCウェールズ・ナショナルO…2-3

録音:2017年2月9日
2016年5月12日ライヴ
2016年9月22日
2017年1月18-19日
2017年7月26日
世界初録音
収録された7作品全てが世界初演となる、マデリン・ミッチェルの「VIOLIN MUSE」と題された1枚。マイケル・ナイマンのシ ンプルで美しい「Taking it as Read」をはじめ、ハリソン、マシューズなどイギリスを代表する作曲家たちによる各々の作品 は、どれもミッチェルのために書かれており、彼女が作曲家たちにどれほど多くのインスピレーションを与えたのかが伺えます。 基本的にはピアノとヴァイオリンのための曲ですが、ピューの作品だけは協奏曲。タイトルの通り瞑想的で美しい曲です。

ONDINE
ODE-1305(1CD)
NX-B04
オッリ・ヴィルタペルコ(1973-):Romer's Gap-ローマーの空白
アンプリファイド・チェロと小管弦楽のための「Romer's Gap-ローマーの空白」(2016)
バリトン・サクソフォンと小室内Oのための「Multikolor」(2014)
クニフォニウム(モノラル・シンセサイザー)と小管弦楽のための「Ambrosian Delights」(2013/2015)
ペルットゥ・キヴィラークソ(Vc)
ヨナタン・ラウティオラ(バリトンSax)
ヨンテ・クニフ(クニフォニウム)
ヴィッレ・マトヴェイェフ(指)
ユヴァスキュラ・シンフォニア

録音:2016年11月21-22日、2017年3月31日-4月2日
フィンランドの現代作曲家ヴィルタペルコによる、バロックからプログレ・ジャズまでありとあらゆる音楽様式が含まれた極めてエキサイ ティングな3つの協奏曲。ソリストの技術力と表現力に応じて様々にカスタマイズし、協力しながら初演、録音したと語るヴィルタペ ルコ渾身の作品が収録されています。 電気的に増幅されたチェロのための協奏曲「Romer's Gap」でソロを務めるのはフィンランドのヘヴィメタ・バンド「アポカリプティカ」 のチェリスト、キヴィラークソ。真空管ベースのアナログ・シンセサイザー「クニフォニウム」を用いた「Ambrosian Delights」、名サック ス奏者ラウティオラのために書かれた「Multikolor」と、どれも魅力的であり、ジャンルを超えた音楽を楽しむことができます。

Forgotten Records
fr-1179A(1CDR)
ミュンシュ&マガロフ・ライヴ集
ショパン:ピアノ協奏曲第2番*
リスト:ファウスト交響曲(管弦楽版)
ニキタ・マガロフ(P)*
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1961年10月13日*、1954年2月25日、全てライヴ
Forgotten Records
fr-1181(1CDR)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
バルトーク:ヴィオラ協奏曲#
クリスティアン・フェラス(Vn)*
ジョセフ・デ・パスクワーレ(Va)#
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1959年3月6日*、1960年12月30日#、すべてライヴ

Centaur
CRC-3562(1CD)
ヤング・ジーニアス〜レスピーギ:ピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲イ短調(1902)
ピアノ・ソナタ ヘ短調(1897)
ピアノのための6つの小品より 第1曲「甘美なワルツ」
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
アルフレード・サヴィア(指)
エヴァンズヴィルPO

録音(ライヴ):2016年1月23日、ヴィクトリア・シアター(インディアナ州)
若きオットリーノ・レスピーギ(1879−1936)が書いたピアノ作品集。10代で書いたピアノ・ソナタと、20代前半に書いたピアノ協奏曲を収録。他の有名作品に比べ、ほとんど演奏や録音されることのない作品だが、若き天才レスピーギによる美しく魅力的な作品となっています。ソリストは、ロン・ティボー国際ピアノ・コンクール、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの入賞、そしてクリーヴランド国際ピアノ・コンクールでの優勝など、豊富な入賞経歴を持ち、Centaurに録音したグリーグのピアノ作品全集が代名詞でもあるイタリアの名ピアニスト、アントニオ=ポンパ・バルディ。

Chandos
CHSA-5190(1SACD)
グリーグ:ピアノ協奏曲集
劇音楽 「ペール・ギュント」 Op.23
ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
エドワード・ガードナー(指)
ベルゲンPO&cho
リーセ・ダーヴィドセン(S)、
アン=ヘレン・モーン(S)、
ヴィクトリア・ナーヴァ(S)、
ヨハンネス・ヴァイセル(Br)、他

録音:2016年6月16日−17日(ペール・ギュント)&2017年6月22日−23日(ピアノ協奏曲)、グリーグ・ホール(ベルゲン)
指揮者界の次代の盟主エドワード・ガードナーと、ガードナーが首席指揮者として活動しているノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲン・フィルとの共演による、グリーグのピアノ協奏曲というビッグ・タイトルが登場!また、もう一つのグリーグの代表作「ペール・ギュント」は管弦楽のみの組曲版ではなく、声楽や合唱、ノルウェーの民族楽器ハルダンゲル・フィドルなども加わるバージョンです。ソリストは、2015年にドミンゴ主催のオペラリア・コンペティションやノルウェーのソニヤ王妃国際音楽コンクールで優勝したリーセ・ダーヴィドセンを始めとするノルウェーの有力歌手たちが参加。

Forgotten Records
fr-1173(1CDR)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ラロ:スペイン交響曲(4楽章版)#
クリスティアン・フェラス(Vn)
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンドo.

録音:1958年3月12日* 、1960年4月6日# ヴィクトリア・ホール(共にライヴ)

Forgotten Records
fr-1169(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
ジョナサン・スターンバーグ(指)
ウィーンSO

録音:1951年、ウィーン
音源: Oceanic OCS 22
Forgotten Records
fr-1170(1CDR)
リバール、ラミン他によるバッハ作品集
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV.1056R*
ヴァイオリン,オーボエの為の協奏曲 ニ短調 BWV.1060R
2つのヴァイオリン,チェンバロと通奏低音の為のソナタ.ハ長調 BWV.1037
ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
パルティータ第4番 ニ長調 BWV.928
ペーター・リバール(Vn)
エゴン・パロラーリ(Ob)#
クレメンス・ダヒンデン(指)
ヴィンタートゥールSO
アントニオ・トゥサ(Vc)
テオドーレ・ザック(Cemb)
アントン・フィーツ(Vn)
ギュンター・ラミン(Cemb)

録音:1951年
音源: Concert Hall, G-15、Musical Masterpiece Society MMS 72

MELODIYA
MEL-1002505(9CD)
NX-M02
ヤング・スラヴァ…若き日のロストロポーヴィチ

■CD1
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9-1
弦楽三重奏曲 ハ短調 Op.9-3

■CD2
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.15
シューマン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.63

■CD3
チャイコフスキー:カプリッチョ風の小品 Op.62
 ロココの主題による変奏曲 Op.33
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104

■CD4
ヴァインベルク:チェロ協奏曲 ハ短調 Op.43
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 Op.107

■CD5
レフ・クニッペル:チェロ、ブラス・アンサンブルとティンパニのための「コンチェルト・モノローグ」(1962)
ウラディーミル・ヴラソフ:チェロとオーケストラのための「インプロヴィゼーション」(1961)
ボリス・チャイコフスキー:チェロ協奏曲(1964)

■CD6
ミャスコフスキー:チェロ協奏曲 ハ短調 Op.66
ハチャトゥリアン:チェロとオーケストラのための「コンチェルト・ラプソディ」(1963)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番-アリア

■CD7
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
レスピーギ:チェロとオーケストラのための「アダージョと変奏」(1921)

■CD8
R・シュトラウス:ドン・キホーテ Op.35
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」(1916)

■CD9
ブリテン:チェロ協奏曲 Op.68
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)

■CD1
レオニード・コーガン(Vn)
ルドルフ・バルシャイ(Va)
録音:1958年
■CD2
エミール・ギレリス(P)
レオニード・コーガン(Vn)
ルドルフ・バルシャイ(Va)
録音:1958年
■CD3
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)
モスクワ放送SO
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
ボリス・ハイキン(指)
ソヴィエト国立SO
録音:1964年5月20日/1964年1月17日/1963年11月12日
■CD4
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)ソヴィエト国立SO
ダヴィッド・オイストラフ(指)モスクワ音楽院SO
録音:1964年2月25日/1965年1月24日
■CD5
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)
ソヴィエト国立SOのソリスト/モスクワ放送SO
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO
録音:1964年2月25日/1964年4月4日/1964年5月20日
■CD6
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指)チェロ・アンサンブル
録音:1964年1月17日/1964年1月22日/1959年
■CD7
ヴィクトル・ドブロフスキー(指)ソヴィエト国立SO
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)モスクワPO
録音:1964年2月24日/1964年4月25日
■CD8
ボリス・シムスキー(Vn)
ドミトリー・シェバリン(Va)
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO
ユーリ・アーロノヴィチ(指)モスクワ放送SO
録音:1964年 ライヴ
■CD9
ベンジャミン・ブリテン(指)モスクワPO
録音:1964年3月12日
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927-2007)。 アゼルバイジャン出身、20世紀を代表するチェリストです。ソリストとしてだけでなく、指揮者としても活躍し、親交のあった ショスタコーヴィチやプロコフィエフのチェロ作品と管弦楽作品を積極的に演奏し、ロシア国内だけでなく、世界中に広めた 功績も知られています。このBOXに収録された音源はどれも1967年以前に録音された「若い時期」の演奏であり、ロスト ロポーヴィチが初演を担った作品も含まれています(ブリテンのチェロ協奏曲はこの演奏が世界初録音になりました)。タ イトルの「SLAVA」とはロストロポーヴィチの愛称で、“栄光”を意味するロシア語と、彼自身のファーストネームの一部に由 来しています。

Fondamenta
FON-1603021(6CD)
チェロ〜アンドレ・ナヴァラへのオマージュ

■CD-1
サン=サーンス:チェロ協奏曲イ短調 Op.33-1
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調

■CD-2
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
(2)コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7

■CD-3
(1)プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 Op.125
(2)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」

■CD-4
(1)ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲ホ短調
(2)ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
(3)マルティヌー:コンチェルティーノ ハ短調 H.143

■CD-5
(1)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
(2)C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調 WQ.172

■CD-6
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
(2)シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
全て、アンドレ・ナヴァラ(Vc)
■CD-1
シャルル・ミュンシュ(指)コンセール・ラムルーO
録音:1965年4月20日−23日、ノートルダム・デュ・リバン教会(パリ)
■CD-2
(1)ヨゼフ・スーク(Vn)、カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1963年9月30日−10月3日、芸術の家(プラハ)
(2)ヨーゼフ・スーク(Vn)
録音:1964年9月28日−30日、プラハ
■CD-3
(1)カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1965年6月20日−25日、プラハ
(2)カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1964年9月7日−9日(プラハ)
■CD-4
(1)ピエール・デルヴォー(指)コロンヌ芸術協会O
録音:1957年10月28日
(2)、ピエール・デルヴォー(指)コロンヌ芸術協会O
録音:1957年2月13日
(3)マルティン・トゥルノフスキー(指)プラハ・チェンバー・ハーモニー
録音:1966年6月30日、プラハ
■CD-5
(1)ジョン・バルビローリ(指)ハレO
録音:1965年
(2)ティボール・ヴァルガ(指)ティボール・ヴァルガ室内O
録音年月日不詳(録音場所:シオン、スイス)【初CD化】
■CD-6
(1)ルドルフ・シュワルツ(指)ロンドン新SO
録音:1955年9月23日、アビー・ロード・スタジオ1(ロンドン)
(2)アンドレ・ナヴァラ(Vc)、ジョン・バルビローリ(指)ハレO
録音(ライヴ):1962年、フリー・トレード・ホール(マンチェスター)【初CD化】
2018年が没後30周年となる、20世紀のフランスを代表する世界的チェリストの1人、アンドレ・ナヴァラ(1911−1988)が遺した名演の数々を、フォンダメンタ・レーベルが新リマスタリングで復刻!
今回の復刻にあたり、フォンダメンタ・レーベルのチームは、アンドレ・ナヴァラの息子と共に、ヨーロッパ各地でオリジナル・マスターテープや未発表音源、破棄された音源の探索を行ったという。フランス・チェロ楽派の巨匠の遺産が、フランスの新興レーベルの新たなテクノロジーで蘇えります。今回のリマスタリングには、Fondamentaがフランスのオーディオ・メーカー "Devialet(ドゥヴィアレ)"のテクノロジーを駆使して開発した、アナログ録音の正確な復刻を可能にする復元プロセス、"Phoenix Mastering(フェニックス・マスタリング)"が使用されています。

Acte Prealable
AP-0501(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲第1番ロ短調 Op.79
ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.83
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
ポトカルパチェPO
マッシミリアーノ・カルディ(指)

録音:2017年7月13-14日
ラウル・コチャルスキは幼少よりショパンの直弟子カロル・ミクリ(1819-1897)に師事した20世紀前半のポーランドを代表するピアニストの一人。作曲家でもあり、交響曲や歌劇を含む200近い作品を残しています。ヨアンナ・ワヴリノヴィチは当レーベルの看板アーティストの一人。彼女がソリストを務めたヘンリク・メルツェルのピアノ協奏曲のCD(AP-0163)は2008年の発売以来順調に売れ続け、2017年10月現在弊社における当レーベルのベストセラーとなっています。

DUX
DUX-0360(1CD)
ミェチスワフ・スルジンスキ(1866-1924):オルガン作品集
オルガン奏曲ト短調 Op.35*
興曲 Op.36
ポーランドの聖歌「聖なる神よ」によるオルガンの為の協奏曲 Op.38
オルガン・ソナタ ニ短調 Op.34
イェジ・ジュビンスキ(Org)
ポーランド放送O
ヤツェク・ノガラ(指)
ミェチスワフ・スルジンスキはドイツで学んだポーランドのオルガン奏者・作曲家。

RUBICON
RUBICON-1006(2CD)
バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集
協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
協奏曲第4番イ長調 BWV.1055
協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
協奏曲第7番ト短調 BWV.1058
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
ソニア・バッハ(P)、
イギリス室内O

録音:2014年3月7日−8日&2015年2月19日−20日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン、イギリス)
イギリス室内Oとの共演、弾き振りでバッハの名作、鍵盤楽器のための協奏曲集を録音したソニア・バッハは、イタリアでラザール・ベルマン、スペインでアリシア・デ・ラローチャにピアノを学び、現在はスタインウェイ・アーティストとして活躍中の女流ピアニスト。オイゲン・ダルベール国際音楽コンクールでの第1位&大賞受賞や、第12回ヴィオッティ=ヴァルセージア国際音楽コンクールでの特別賞受賞など順調にキャリアを重ねており、今回のバッハの協奏曲集での芯が通った堂々たるバッハの演奏は、ソニア・バッハの活躍の場をさらに広げる切っ掛けとなることでしょう。また、現在のイギリスを代表するプロデューサー&エンジニアのコンビであるアンドルー・キーナーとサイモン・イードンが製作、録音を担当しているという事実が、ソニア・バッハへの期待度と評価の高さを物語っています。

Forgotten Records
fr-1157A(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
ロマンス第2番#
ゲオルク・クーレンカンプ(Vn)
パウル・クレツキ(指)BPO#
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BPO*

録音:1936年6月25日*、1932年6月7日#
音源:Telefunken E 2016-21 、F 1142
Forgotten Records
fr-1161(1CDR)
モーツァルト:クラリネット協奏曲
 クラリネット,ヴィオラとピアノの為の三重奏曲 変ホ長調 K.498 #
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変イ長調 Op.34 +
ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(Cl)
アントニー・コリンズ(指) LSO *
ラマー・クロウソン(P)# 
ロンドン・メロス・アンサンブル団員+

録音:1954年7月13日(モノラル)* 、1960年(ステレオ)
音源:Decca, LXT 2990 、L'Oiseau-Lyre, SOL 60020
Forgotten Records
fr-1164(1CDR)
ゲザ・アンダのバルトーク
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番*
ピアノ協奏曲第3番#
ゲザ・アンダ(P)
エーリヒ・ラインスドルフ(指)ボストンSO*
オイゲン・ヨッフム(指)フランス国立放送O#

録音:1962年11月11日ライヴ* 、1960年9月20日モントルー音楽祭ライヴ#

H.WIENIAWSKI MUSICAL SOCIETY
(ヘンリク・ヴィエニャフスキ音楽協会)
DUX-1395(2CD)
第15回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2016)実況録音!
[CD 1]
シマノフスキ:ロマンス ニ長調 Op.23*
ミルシテイン:パガニーニアーナ
ヴィエニャフスキ:新しい手法Op.10 から レ・スタッカート(No.4)
 スケルツォ=タランテッレ ト短調 Op.16*
ヨアヒム:ロマンス変ロ長調 Op.2*
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調*
クライスラー:ジプシー奇想曲*
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001 から アダージョ
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219 から 第1楽章+
[CD 2]
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364(324d) から 第1楽章#
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22**
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77++
ヴェリコ・チュムブリーゼ(Vn)
ハンナ・ホレスカ(P)*
カタジナ・ブドニク=ガウォンツカ(Va)#
ポーランド放送アマデウス室内O(+/#)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指)+
ポズナンPO(**/++)
マレク・ピヤロフスキ(指)**
ウーカシュ・ボロヴィチ(指)++

録音:2016年10月8-23日、ポズナン、ポーランド
20歳にして第15回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール優勝を果たしたヴェリコ・チュムブリーゼのコンクール実況録音。ヴェリコ・チュムブリーゼは1996年トルコのアダナに生まれたジョージア(グルジア)のヴァイオリン奏者。ウィーン音楽大学でドーラ・シュヴァルツベルクに、ミュンヘン音楽大学でアナ・チュマチェンコに師事。
DUXレーベルの製品ですがヘンリク・ヴィエニャフスキ音楽協会が発売元となっております。特別仕様(185mm四方の外装)の高価格商品です。早々に完売・供給終了となる可能性が高いのでお早目のオーダーをお願いいたします。

RUSSIAN DISC
RDCD-00950(1CD)
ヴァレリー・キクタ(1941-):フルート協奏曲集
ヴォルィーニの旋律(4種のフルート、チェンバロと弦楽合奏の為の;2013)*
ポルタヴァ協奏曲(フルートと管弦楽の為の;2016)+
セルゲイ・ジュラヴェル(Fl)
イリーナ・スタロードゥプ(Cemb)*
キエフ・ソロイスツ(ウクライナ国立室内アンサンブル)*
ヴラディーミル・シレンコ(指)*
アレクサンドル・バハレフ(Tp)+
チムール・ピヴェルディエフ(Vn)+
ピョートル・グラドゥイシュ(Vc)+
モスクワ・アンサンブル・オブ・ソロイスツ+
ヴラディーミル・コジュハリ(指)+

録音:2014年*/2017年+
ヴァレリー・キクタは現代ウクライナを代表する作曲家の一人。セルゲイ・ジュラヴェルは2015年以来2017年現在ロシア・ナショナルPOソリスト。*は前回新譜(RDCD 00949)に収録されたものと同一音源です。ご注意ください。

CZECH RADIOSERVIS
CR-0939-2(1CD)
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト
アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.54*
タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽の為の協奏的組曲 Op.28(1909)+
フランチシェク・ノヴォトニー(Vn)
プラハRSO
スタニスラフ・ヴァヴジーネク(指)

録音:2014年10月*、2016年12月+、プラハ放送スタジオ1、プラハ、チェコ
チャイコフスキー門下のタネーエフ、リムスキー=コルサコフ門下のアレンスキー。同世代の二大作曲家のロマンティックなヴァイオリン協奏作品。
チェコ放送ラジオサービスの新譜CDの一部(主にオーケストラ作品)の価格が大幅に上げられております。かなりの高価格となりますが、なにとぞご了承ください。

Ars Produktion
ARS-38223(1SACD)
バッハ:ピアノと弦楽の為の協奏曲第4番イ長調 BWV 1055
  ピアノと弦楽の為の協奏曲第5番ヘ短調 BWV 1056
メンデルスゾーン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽の為の協奏曲ニ短調 MWV.O 4*
ザビーネ・ヴァイアー(P)
オルガ・パク(Vn)*
ベルリン・カメラータ

録音:2016年8月8-11日、キリスト教会、ベルリン、ドイツ
ザビーネ・ヴァイアー(ヴェーヤー)は1988年ルクセンブルクに生まれたピアニスト。ルクセンブルク音楽院、メス国立地方音楽院(フランス)で学んだ後、ブリュッセル王立フランドル音楽院(ベルギー)でアレクサンダル・マジャールに師事。2015年にCDデビュー(Orlando Records)。パク・オルガは朝鮮系ロシアのヴァイオリニストで2017年現在ベルリン在住。

ALTO
ALC-1354(1CD)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47*
 なつかしい土地の思い出(ヴァイオリンとピアノの為の)Op.42 から 瞑想曲#
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35+
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
フィラデルフィアO(*/+)
ユージン・オーマンディ(指(*/+))
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)#

録音:1959年12月24日*、26日+、ブロードウッド・ホテル、フィラデルフィア、アメリカ合衆国(*/+)
1953年、パリ、フランス、モノラル# ADD
原盤、初出:Columbia (Sony Classical)(*/+)、1961年*、1962年+/Vanguard、1957年#

Mariinsky
MAR-0599(1SACD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16*
デニス・マツーエフ(P)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O

録音:2016年6月25日、26日*/マリインスキー・コンサート・ホール(ライヴ)
マツーエフはこれまで、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管とラフマニノフのピアノ協奏曲第1、3番と「パガニーニの主題による狂詩曲」をリリースし、 ベストセラーとなっています。両者によるピアノ協奏曲第2番はいかにもディスクが存在していそうですが、マツーエフはギルバート&ニューヨーク・フィ ルとのCDと、テミルカーノフ&サンクトペテルブルグ・フィルとのDVD、ゲルギエフはキーシンとLSO、ランランとマリインスキーのものしかなく、つ いに最強コンビの共演盤は実現しました。
マツーエフは、ソチ・オリンピックの閉会式でもラフマニノフの2番を弾き話題となりました。彼の大きな手は、この作品で要求される幅広い和音を崩 さずに押えることができ、また強靭な技巧でいかなる難所も楽々弾ききってしまうため、技巧にわずらわされることなくラフマニノフの言いたいことがすべ て伝わり、純粋に音楽へひたることができます。
マツーエフの豊かな音量、深い打鍵、目にもとまらぬ指さばきはいつもながら、静かで瞑想的な箇所で円熟を感じさせ、最良のロシア・ピアニズムを堪 能させてくれます。また、ゲルギエフもマリインスキー管を鳴らしきり、伴奏を越えた交響曲のような世界を創り上げています。人気曲ながら、初めて聴く ような凄い仕上がりに驚嘆です。
カップリングはこれまた超難曲プロコフィエフの2番。マツーエフは昨年10月にパーヴォ・ヤルヴィ&N響と披露して話題になりました。その際、マツー エフは30年来この作品を弾きたかったと語り、プロコフィエフの最高傑作と称しました。プロコフィエフ初期の過激な作品で曲芸のような技巧が要求さ れますが、マツーエフは完璧なうえ表情もたっぷり。プロコフィエフ好きのゲルギエフも美しさの極みでピアノを彩っています。 (Ki)

Avie
AV-2375(1CD)
エルガー&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲集
エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.61
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
レイチェル・バートン・パイン(Vn)、
アンドルー・リットン(指)BBC響

録音:2017年1月9日−11日、BBCメディア・ヴェール・スタジオ(ロンドン)
1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開していているアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。
バートン・パインのアヴィー(AVIE)第4弾は、エルガーのヴァイオリン協奏曲とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番という偉大な名曲コンチェルト。バートン・パインの通算36枚目のアルバムでもあり、多くのレコーディングを行ってきた彼女にとって意外にも初の録音となるプログラムです。バートン・パインはこのアルバムを、彼女にとって音楽の英雄であり友人でもあったサー・ネヴィル・マリナーにささげています。

Christophorus
CHR-77415(1CD)
バッハ:トランペット協奏曲集
協奏曲イ短調 BWV.593(原曲:ヴィヴァルディ)
協奏曲ニ長調 BWV.972(原曲:ヴィヴァルディ)
協奏曲ト短調 BWV.975(原曲:ヴィヴァルディ&シェドヴィル)
カンタータ第137番 BWV.137より コラール「主をほめたたえよ」
協奏曲ニ短調 BWV.974(原曲:B.マルチェッロ)
カンタータ第151番 BWV.151より アリア ト長調
ドレスデン・バッハ=ゾリステン〔ヨアヒム・K・シェーファー(トランペット)、カン・ミンジョン(Vn)、 ウーヴェ・ヒルト=シュミット(Vc)、北村あゆみ(チェンバロ、オルガン)〕

録音:2016年9月&11月、ドイツ
「トランペット・アンサンブル・ヨアヒム・シェーファー」など、数々のアンサンブルを創設しリーダーを務めてきたドレスデンのトランペットの名手、ヨアヒム・(カール・)シェーファー。ドレスデン・バッハ=ゾリステン(ドレスデン・バッハ・ソロイスツ)は、ヨアヒム・シェーファーが新しく創設した、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ(Org)によるアンサンブル。ヴィヴァルディやマルチェッロなどの作品を原曲とするバッハの協奏曲を、心洗われるトランペットの音色でご堪能ください。

APARTE
AP-160(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491(カデンツァ:フランソワ・シャプラン)
フランソワ・シャプラン(P)
ヴィクトル=ユーゴーO
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指)

録音:2017年2月18,19日
フランソワ・シャプランはパリ音楽院でヤンコフ、ロバン、ペヌティエに師事。ショパンやドビュッシーのディスクをリリースし、来日公演も行っているの で日本にもファンの多い個性派です。2015年にリリースされたスクリャービンのマズルカ全集(EVCD-006)では、弱音主体で、幻のようにキラキラし た不可思議な世界で高く評価されました。今回の新譜は、モーツァルトの協奏曲2篇。今回もシャプランならではのピアノの美音に思わず引き込まれます。 ハ短調のカデンツァはシャプラン自身によるもの。端正なタッチと即興性に富んだ演奏が光ります。 (Ki)


カメラータ
CMCD-28354(1CD)
税込定価
2017年11月25日発売
フジコ・ヘミング/リスト:ピアノ協奏曲第2番&ソロ
リスト:ピアノ協奏曲 第2番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.46〜第4番/第6番
ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25-1
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.32-5
リスト:ため息〜「3つの演奏会用練習曲」より第3番 LW-A118/3(S144/3)
リスト:ラ・カンパネラ*
フジコ・ヘミング(P)
マリオ・コシック(指)
ブラティスラヴァSO

録音:2017年9月/スロヴァキア ほか
*=ライヴ録音/Dagy Label:DGY004より
 フジコさんのリストの『2番』は、ヴァーシャリの録音を彷彿させるよ うな、優雅で音楽は柔らかく、よく歌っている音楽に共感した見事な演 奏をしていた。(中略)彼女が、まぎれもなくピアニストとしての巨匠た ちの道を歩んでいることを確認することができた プロデューサー:井阪紘(ブックレットより)  
フジコ・ヘミング待望の欧州最新録音は、劇的かつ叙情的な名作を オーケストラと織り上げた協奏曲第2 番を中心に、ショパン、ラフマニ ノフ、リストのソロ名曲が秀麗な花を添えています。

Onyx
ONYX-4169(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
R・シュトラウス:ブルレスケ
ヨーゼフ・モーグ(P)、
ニコラス・ミルトン(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX 4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。これまで、個性的かつ意欲的なレパートリーで高い評価を積み重ねてきたモーグのONYXからのリリース第6弾は、ブラームスの「ピアノ協奏曲第2番」という大作と、リヒャルト・シュトラウスの「ブルレスケ」のカップリング。極めて高い技術とスタミナ、そして豊かな音楽性を要求されるこれらの作品を、ヨーゼフ・モーグの超絶的なテクニックで聴かせます。

GENUIN
GEN-17482(1CD)
バッハ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1 番 ニ短調 BWV1052
ピアノ協奏曲第2 番 ホ長調 BWV1053
ピアノ協奏曲第3 番 ニ長調 BWV1054
シャハイェフ・ノスラーティ((P)
ベルリン・ドイツCO

録音:2017 年1 月11‐13 日 ベルリン
日本語オビ・解説付き
新しい時代の自由で素敵なバッハのピアノ協奏曲が登場。まだ20代ながらドイツでバ ッハのピアニストとして高い注目を浴びているシャハイェフ・ノスラーティによるバッハの ピアノ協奏曲集。なおノスラーティのデビューCDは、バッハのフーガの技法(GEN-15374)。シャハイェフ・ノスラーティは1989年、ドイツ西部のボーフムの生まれ。2014年 にライプツィヒでの国際バッハコンクールのピアノ部門で第2位を受賞してバッハ弾きとし て広く知られるようになった。このバッハの3曲の協奏曲も注目すべき演奏だ。ノスラーテ ィはピリオド演奏でのバッハの意欲的な表現手法をピアノ演奏に積極的に取り入れつ つ、それをモダンピアノ演奏でなければできない人間味のある温かさと上手く融合さ せ、実に新鮮で気持ちの良い協奏曲に仕立てている。独奏だけでなく総奏の部分にも 参加してオーケストラを引っ張り、また積極的に楽譜にない装飾を入れたりと、かなり自 由にやっているのだがそれらがズバリ決まっている。ベルリン・ドイツ室内管弦楽団の控 えめながらノスラーティの志向にピタリと合わせた伴奏もいい。 なお彼女のファーストネーム Schaghajegh はペルシャ語由来の名前で、マネージメント に問い合わせたところ、上記のように読むとのこと。


Hanssler
HC-17046(1CD)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060(2つのヴァイオリンのための協奏曲編)*
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、
セルゲ・ツィンマーマン(Vn)*
ベルリン・バロック・ゾリステン
【ダニエル・ゲーデ(Vn、指)、町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ(第1ヴァイオリン)、ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)、ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ(Va)、ブリュノ・ドルプレール(Vc)、ウルリヒ・ヴォルフ(Cb)、ラファエル・アルパーマン(Cemb)】

録音:2017年4月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。独ヘンスラー・レーベルよりリリースしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(第 1集:KKC 5422 / 98 039、第2集:KKC 5647 / HC 15042)は各誌で非常に高い評価を受けました。2017年4月の最新録音は自身2度目となるバッ ハのヴァイオリン協奏曲(このうちヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052は初録音)です!1度目は1988年にジェフリー・テイト指揮、イギリス室内 管弦楽団と行いましたので実に約30年ぶりの再録音となります。 ツィンマーマンといえば優美で香り高き音色を奏でますがバッハは絶品の一言に尽き、バッハの音楽の神髄に迫る名演を聴かせてくれます。共演はベル リン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステンです。名手たちによる極上のバッハ をお楽しみください。 消失したヴァイオリン協奏曲のチェンバロ編曲として自筆総譜が存在するチェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052。ツィンマーマンは失われたヴァ イオリン協奏曲を見事によみがえらせました。入り組んだ起伏をもつユニゾンの主題が印象的なこの協奏曲は主題の直後から颯爽としたヴァイオリン独奏 があらわれます。独奏パートの幻想的で豊かな発展が印象的な当作品は、1832年にメンデルスゾーンがピアノ協奏曲として演奏した記録が残っているほか、 シューマンは「最大の傑作のひとつ」と讃えております。 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲が原曲とみなされているこの作品をツィンマーマンは2つのヴァイオリンのための協奏曲として録音しました。共 演は子息であるセルゲ・ツィンマーマンです!セルゲ・ツィンマーマンは1991年生まれ。5歳より母親からヴァイオリンの手ほどきを受け、2000年に はわずか9歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でオーケストラとの初共演を果たした親譲りの天才肌です。2011年11月にはネーメ・ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団との共演で日本デビューを果たし、以後定期的な来日公演で日本のファンにも知られている俊英ヴァイオリニストです。念願の親子共演が 実現したことも大注目といえましょう。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00130(1SACD)
2017年10月18日発売
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K. 503*
ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
田部京子(P)
飯森範親(指)山形SO*

録音:2017年3月25-26日 山形テルサホール・ライヴ*、8月17-18日 東京・稲城iプラザ
これまでも高い評価を受けてきた田部京子によるモーツァルト演奏。当CDでは、これまでにも増して、優美な音色と上品な音楽がお楽しみいただけます。 協奏曲は、初の邦人指揮者と国内楽団による「モーツァルト交響曲全集」で話題となった、飯森範親&山形交響楽団と共演をした、2017年3月の演奏会のライヴです。オーケストラの豊かなサウンドに包まれて、ピアノの澄んだ音色が美しく響きます。田部自身のカデンツァがホールいっぱいに流れ舞う、至高の音響がここに収められています。 一方のソナタでも、玉を転がすようなタッチの美しさと、曲調によってガラッと変わる音色の多彩さが魅力。まさに田部京子が描くモーツァルトの醍醐味といえるでしょう。 透明感に満ちた極上の音楽を、ぜひお楽しみください。(オクタヴィア)

APR
APRCD-7308(3CD)
ワルター・ギーゼキング〜初期協奏曲録音集1932−1939
【CD1】
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」*
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番*
【CD2】
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番+
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」#
(3)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825〜メヌエットT、メヌエットU、ジーグ
【CD3】
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番**
(2)フランク:交響的変奏曲**
(3)グリーグ:ピアノ協奏曲*
(4)グリーグ:抒情小曲集〜ゆりかごの歌 Op.68-5、
 フランス風セレナード Op.62-3
ワルター・ギーゼキング(P)
【CD1】
(1)録音:1936年9月29日ベルリン
(2)録音:1936年9月30日ベルリン
(3)録音:1937年4月28日ベルリン
ハンス・ロスバウト(指)ベルリン国立歌劇場O*
【CD2】
(1)録音:1939年1月3日ベルリン
(2)録音:1934年9月10日−11日ウィーン#
(3)録音:1934年9月10日ウィーン
カール・ベーム(指)ザクセン国立O+、ブルーノ・ワルター(指)VPO#
【CD3】
(1)録音:1932年10月31日ロンドン
(2)録音:1932年10月31日ロンドン
(3)録音:1937年4月28日&10月13日ベルリン
(4)録音:1937年4月29日ベルリン
ヘンリー・ウッド(指)LPO**、ハンス・ロスバウト(指)ベルリン国立歌劇場O*
APRの創業者ブライアン・クランプが1994年〜1995年にかけて復刻を行ったピアノ界におけるノイエ・ザッハリッヒカイト(新即物主義)の代表格、ワルター・ギーゼキング(1895−1956)の第二次世界大戦前の協奏曲録音集がセットとなって新装登場! 名演の誉れが高いロスバウト&ベルリン国立歌劇場管とのモーツァルトやベートーヴェンなどの協奏曲録音はいずれも入手が困難な状況が長く続いていただけに、今回の復刻は広く歓迎されることでしょう。

LAWO Classics
LWC-1142(1CD)
ノーデンステン:オルガン協奏曲集
オルガン協奏曲第2番(2010)(オルガン、管楽器と打楽器のための)
オルガン協奏曲第3番「時の顔」(2012)
ダン・ルネ・ダール(Org)、
トーレ・エーリク・モーン(指
)ノルウェー・ウィンドアンサンブル、
ボルグ・ヴォーカルアンサンブル、
フレドリクスタ大聖堂少女聖歌隊

録音:2013年11月18日−23日、フレドリクスタ大聖堂(フレドリクスタ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
フランク・トヴェオル・ノーデンステン(1955−)は、ノルウェー国立音楽大学でオルガンとピアノ、シェティル・ハウグサンのチェンバロとフィン・モッテンセンの作曲法のクラスで学びました。幅広いジャンルを手がけ、ヴァイオリン協奏曲第1番、交響曲第2番、バレエ「Grieg ajour」が代表作。彼は電子音楽の製作スタジオをもち、技術者、録音プロデューサーとして活動しています。
オルガン協奏曲第2番は、オルガン・ソロ、管楽器と打楽器による「ヴィルトゥオーゾ的対話」として作られました。〈アレグロ〉〈影の戯れ〉〈地獄のスケルツォ〉〈アレグロ〉の4楽章構成です。第3番は「時の顔(Les visages du temps)」の副題をもち、〈衛星 1〉〈月〉〈衛星 2〉〈金星〉〈探検家〉〈彗星〉〈旅行者〉〈衛星 3〉〈テルース〉の9楽章から構成された「オルガン・ソロ、混声合唱、児童合唱、シンフォニックバンド」による「宇宙的規模」の作品。 オルガン・ソロを弾くダン・ルネ・ダール(1967ー)は、ノルウェー国立音楽大学とパリで学び、ピアニストとしても活動しています。フレドリクスタ大聖堂のカントル、トーレ・エーリク・モーン(1961ー)が指揮を担当しています。
LAWO Classics
LWC-1133(1CD)
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
シンディング:古風な様式の組曲 Op.10*
アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(Va)
オスロPO
ジョシュア・ワイラースタイン(指)
アルヴィド・エンゲゴール(指)*

録音:2016年4月27日−29日&10月17日、オスロ・コンサート・ホール(ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
Lawo Classicsから登場するリングスタードのアルバムは、アルヴィド・エンゲゴールとアメリカのジョシュア・ワイラースタインが指揮するオスロ・フィルとの共演による、ウォルトンのヴィオラ協奏曲とシンディングの組曲というプログラム。 クリスティアン・シンディング(1856−1941)の「古風な様式の組曲」は、彼がライプツィヒで学んでいた時期の作品で、ヴァイオリンとピアノのための曲として書かれ、後に作曲者自身により管弦楽共演版が作られました。トッカータ風の「プレスト」、バロックの時代を偲ばせる「アダージョ」、「ヴィルトゥオーゾ」の技巧をちりばめた「テンポ・ジュスト」の3曲から構成。1888年、ライプツィヒの C・F・ペータースが出版し、クライスラー、ハイフェッツといった当時のヴァイオリニストたちの愛好曲になり、ヴィオラやチェロのプレーヤーも演奏。ノルウェー後期ロマンティシズムの作曲家の代表作に挙げられる一作です。
LAWO Classics
LWC-1137(1CD)
ヨーネル:ヴァイオリン協奏曲 「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて」
スヴェッレ・インドリス・ヨーネル:彼は来て, 去っていった
ビクトリオーサ
ヴァイオリン協奏曲 「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて」*
バルセリータ/ジュリー
レトロロンガ/たくさんの道
わたしの古い痛み
合奏協奏曲(タンゴ・カルテットと弦楽オーケストラのための)**
タンゴ・フォー・スリー〔ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン)、オッド・ハンニスダール(Vn)、スタイナル・ハウゲルード(Cb)〕、
スヴェッレ・インドリス・ヨーネル(P)、
ヘンニング・クラッゲルード(Vn)*、
ノルウェー放送O */**

録音:2016年1月19日−22日、ノルウェー放送(NRK)ラジオ・コンサートホール(オスロ)
ノルウェーの音楽家、スヴェッレ・インドリス・ヨーネル(1963−)は、作曲家、編曲者、オーケストラ・リーダー、ピアニスト、打楽器奏者として活動。作家、イラストレーター、俳優としての活動でも知られます。「ピアニスト」ヨーネルが、バンドネオン、ヴァイオリン、ベースからなる「タンゴ・フォー・スリー(Tango for 3)」と共演するアルバム『ちょっとしたタンゴのタッチを添えて(Con Cierto Toque de Tango)』では、彼の主なレパートリーひとつ、ラテンアメリカの音楽によるプログラムが「アルゼンチンタンゴと現代音楽の交差点」の視点で構成されました。タンゴ・カルテットと弦楽オーケストラのための「合奏協奏曲」はノルウェー放送Oの共演。〈ミロンガ〉〈サンバ〉〈タンゴ〉の3楽章のヴァイオリン協奏曲「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて(Conc cierto toque de tango)」は、作曲活動やジャズピアニストとの共演でも知られるヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルードがソロを弾いています。

スロヴェニア放送
ZKP-114793(1CD)
モーツァルト&J.S.バッハ:フルートとハープのための作品集
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
 フルート・ソナタ.ヘ長調 K.13(フルート&ハープ版)
バッハ:フルート・ソナタ.BWV1020(フルート&ハープ版)
カロリーナ・サントル・ズパン(Fl)
モイツァ・ズロブコ・ファイゲル(Hp)
ウロシュ・ラヨヴィチ(指)スロヴェニアPO

録音:2016 年1 月12-13 日、2017年1 月13、27 日
スロヴェニア出身で、世界各地で演奏活動を行っている、フルートのカロリーナ・サントル・ズパンとハープのモイツァ・ズロブコ・ファイゲル。モーツァルトの名曲“フルートとハープのための協奏曲”を地元スロヴェニア・フィルとの共演で演奏。さらにモーツァルトとJ.S.バッハのソナタ2 曲はハープ伴奏で録音しています。典雅で軽やかな音色で想像以上に合います。


ELECT
ERT-1034(2CD)
イオン・ヴォイク〜協奏曲ライヴ(ジョルジュ・エネスコ国際音楽祭
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(3)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(4)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
イオン・ヴォイク(Vn)
(1)サー・ジョン・バルビローリ(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音1961 年9 月16,17 日ライヴ
(2)ジャン・ペリソン(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:1985 年9 月19 日ライヴ
(3)イサーク・カラブチェフスキー(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:1981 年9 月23 日ライヴ
(4)ヴジェコスラフ・シュテイ(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:1988 年9 月21 日ライヴ
ルーマニアの偉大なヴァイオリニスト、イオン・ヴォイク(1923〜1997)は、自国で教育を受け、ジョルジュ・エネスコの薫陶を 受けて、さらにダヴィド・オイストラフ門下となりました。「魔法の指と弓の持ち主」とまで絶賛されます。後年はアメリカ、イギリ ス、ソビエト他とヨーロッパ全土で活躍。チャイコフスキー国際コンクールやバッハ国際コンクール、シベリウス国際コンクール などの音楽祭で審査員を務めました。指揮者としては、1972 年から1982 年にはジョルジュ・エネスコ・フィルの音楽監督も務 めています。今年は、没後20 年ということで、ルーマニアの首都ブカレストでは子息の指揮者マダリン・ヴォイクによるメモリア ルコンサートが催されました。 実際の芸風は、時としてメランコリックなまでに歌い上げることをも厭わない華麗で派手な名ヴァイオリニスト。時として、土俗 的で粗野な表情も見せてくれる個性の強い名手です。それでいて技巧の確かさは素晴しくどの瞬間も隙を見せません。デッ カへの録音が近頃集成されましたが、入手できる録音は少なく幻の名ヴァオイオリニストでもあります。 プロコフィエフの第 2 協奏曲は、ボンガルツと共演した ETERNA 録音があり、これも数少ないヴォイクの協奏曲録音として高 い評価を得ておりました。当演奏はバルビローリが伴奏ということで、否が応にも食指をそそります。バルビローリ一流のからり と明るめの音色で、精緻を極めたプロコフィエフの旋律をヴォイクと手に手を携えて彫琢していく見事なライヴ。 ベートーヴェンの協奏曲は待望の音盤初出レパートリー!ヴォイクは楽聖に対して臆することなく自ら理想を追求した自由な ベートーヴェンを造形して参ります。特に第1 楽章のカデンツァは計算し尽くされた実に個性的な演奏です。流れるようなスタ イリッシュなベートーヴェンを奏でる伴奏のペリソン(1924〜)は日本ではあまり知られておりませんが、フランス人でフルネ、 マルケヴィッチ門下の逸材。ニース歌劇場の監督を長く務めオペラ畑での巨匠です。ゲルギエフがフランス・オペラの教育者 としてマイリンスキー歌劇場に招いたこともあります。 ブルッフの協奏曲第 1 番は、ヴォイク得意のレパートリーです。前述のデッカ録音(フリューベック・デ・ブルゴス指揮)にも含 まれております。こういう抒情的でかつ詠嘆調の音楽は正にヴォイク向きで、かなりやりたい放題に歌い込んでおります。そし て一抹の寂しさを内包しているのがヴォイクの表現力豊かなところ。伴奏のカラブチェフスキー(1934〜)は、ロシア系のブラジ ル人でヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」全曲録音や交響曲全集(進行中)で知られ、来日経験もある名匠です。 チャイコフスキーも嬉しい音盤初出レパートリー!この曲では前半はキメ細かく、悲しくも儚げな表情付けで聞き手を魅了し、 終楽章では一転して一気呵成の激情的な盛上りで聞き手をノックアウトしてくれます。伴奏のシュテイ(1951〜2009)はクロア チアの名指揮者でオペラ畑で重きをなし、カレーラスの信頼厚く幾つもの録音を遺しております。いずれもルーマニア国内で のみごく僅かに生産流通していた LP が出ておりました。そのマスターテープが良好な状態で保存されており、最新録音にヒ ケを取らない極上音質で名演をご堪能いただけます。

RUBICON
RUBICON-1006(2CD)
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
第5番 ヘ長調 BWV 1056、第1番 ニ長調 BWV 1052、第2番 ホ長調 BWV 1053
第7番 ト短調 BWV 1058、第4番 イ長調 BWV 1055、第3番 ニ長調 BWV 1054、イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971
ソニア・バッハ(P)
イギリスCO
ジョン・ミルズ(リーダー/1052, 1053, 1056)
ステファニー・ゴンリー(リーダー/1054, 1055, 1058)

録音:2014,2015年
韓国のピアニスト、ソニア・バッハによるバッハのチェンバロ協奏曲集。ソニア・バッハは2012年に韓国とスイスの国交樹立50年記念演奏会を韓国のスイ ス大使館で開催、また、トゥリーナのラプソディア・シンフォニカの韓国初演のソリストを務めるなど、韓国を中心に活躍しているピアニスト。2012年ジーナ・ バッカウアー・メモリアル賞受賞。様々なコンクールで第1位および入賞しています。名門イギリス室内管弦楽団の力強いサポートを得て、ソニア・バッハが風 格漂うバッハを聴かせます。 (Ki)

Grand Piano
GP-771(1CD)
NX-B03
ラフ:ピアノとオーケストラのための作品集
春への頌歌 Op.76
ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.185
「アルフレート王」の主題による奇想曲 Op.65-2…世界初録音
チャ・グエン(P)
ケリー・ストラットン(指)
プラハRSO

録音:2017年5月10-11日 、2017年5月4日
存命時“最も優れた交響曲作曲家”として知られたスイスの作曲家ヨアヒム・ラフ。しかし、もともとリストの崇拝者で、弟 子でもあったラフにとって、ピアノ曲もまた重要な位置を占めていました。GRAND PIANOレーベルでは、ピアノ曲全集 がすでにリリースされており、全9曲ある「ピアノと管弦楽のための作品」も全曲が録音される予定です。第1弾となるこの アルバムには初期の名作「春への頌歌」と1873年に完成されたピアノ協奏曲、そして世界初録音となる「アルフレート 王」の主題による奇想曲が収録されています。これは1847年から55年に書かれた初期の作品で、19世紀に好まれた 「歌劇のメロディをピアノ用に編曲」した、超絶技巧を駆使した華麗な作品です。その20年後に書かれたピアノ協奏曲 は円熟の味わい。そしてすべてのラフの作品の中でも人気の高い「春への頌歌」の柔らかい響きは絶品です。

Capriccio
C-5308(1CD)
NX-B07
ブラウンフェルス(1882-1954):謝肉祭-序曲 他
謝肉祭-序曲 Op.22
2つのヘルダーリン歌曲 Op.27
ヴィオラとオーケストラのための「スコットランド幻想曲」Op.47
前奏曲とフーガ Op.36
バルバラ・ブントロック(Va)
パウル=アルミン・エーデルマン(Br)
グレゴール・ビュール(指)
ラインラント=プファルツ・ドイツ州立O

録音:2017年4月24-25日,6月1-2日
“退廃音楽”作曲家として、第二次世界大戦時に迫害された多くの人々。彼らは収容所で処刑されるか、他国へ亡 命し苦しい生活を強いられ、作品も散逸するなど苦難に迫られました。その作品の復権が試みられたのは20世紀の終 わり頃からでしたが、多くの人々の作品は一時的ブームの中に飲み込まれてしまい、21世紀になって名前が残っている のはごく一部の作曲家のみ。ほとんどの作品は再度忘却の彼方へと流れていってしまっています。 その中でブラウンフェルスの作品は独自の地位を築きつつあります。ヨーロッパを中心に演奏、録音の機会が増え、知名 度も高くなって来ており、それは作品の持つロマンティックな美しさと曲に秘められた精神性が広く人気を獲得しているか らに他なりません。Capriccioレーベルでもブラウンフェルス作品を積極的に録音、このアルバムが第5作目にあたりま す。初期の成功作「謝肉祭序曲」や、巨大なオーケストラのために書かれた「前奏曲とフーガ」が収録されたこの1枚 は、ブラウンフェルスの復興を促します。
Capriccio
C-5330(1CD)
NX-B07
ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):協奏曲集
ピアノ協奏曲 第1番(1942)
チェロ協奏曲(1950)
トロンボーン協奏曲(1999)
オリヴァー・トリンドル(P)
パトリック・デメンガ(Vc)
イェルゲン・ファン・リエン(Tb)
アリアーネ・マティアク(指)
ベルリン放送SO

録音:2017年1月23-27日
ドイツの現代音楽作曲家ハラルド・ゲンツマーは若いころヒンデミットに作曲を師事し、一時期はクラリネット奏者として兵 役に就くなど、バラエティに富んだ音楽人生を送った人です。ゲンツマーは、師であるヒンデミットの作風を受け継いだせい か、その作品にはロマンティックさや官能性はあまりなく、切り詰めた響きの中で、旋律を徹底的に展開させていく新古典 派主義に近い作品を多く残しています。電子楽器「トラウトニウム」の新しい音色を追求した何曲かの協奏曲で知られ ていますが、このアルバムにはオーソドックスな楽器、ピアノ、チェロ、トロンボーンのための協奏曲が収録されています。 各々の楽器の特性を活かし、時には暴力的ともいえる音色を駆使しながら、聴き手を興奮の渦に巻き込む音楽です。

Naive
OP-30567(1CD)
バッハ・イン・ブラック〜短調のヴァイオリン協奏曲と、アルトのための厳選作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052
アリア「わたしを憐れみたまえ」〜マタイ受難曲 BWV 244より
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056
アリア「成し遂げられた」〜ヨハネ受難曲 BWV 245より
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 BWV 1041
アニュス・デイ〜ロ短調ミサ BWV 232より
ドミトリー・シンコフスキー(Vn、C.T、指)
ラ・ヴォーチェ・ストゥルメンターレ

録音:2016年春、モスクワ
ヴァイオリン奏者、指揮者、そしてカウンターテナー歌手という3つの顔を持つ、カリスマにして型破りの音楽家、ドミトリー・シンコフスキーによるバッハ。 彼の芸術を最高のレヴェルで表現します。シンコフスキーが選んだのは、短調の協奏曲と、受難曲で歌われるアルトのためのアリア。ヴァイオリン奏者としての キャリアを誇るシンコフスキーのヴァイオリン協奏曲が非常に鮮烈で歌心に満ちているのはもちろん、彼の澄んだ歌声にも心打たれます。アニュス・デイで聴 かせる驚異的な息の長さと、決してドロドロにはならないのですが豊かな表情は圧巻。バッハの作品特有のメランコリーと、説得力が浮き彫りにされた秀演 です。

CUGATE CLASSICS
CGC-029(1CD)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
森の静けさOp.68の5
ロンド ト短調Op.94
ポロネーズ
マルク・ドゥロビンスキー(Vc)
サウリュス・ソンデツキス(指)
リトアニアCO

録音:1995年
マルク・ドゥロビンスキーは旧ソ連アゼルバイジャン出身のチェロ奏者。モスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事し、1974年にイスラエルへ移住して活 動。グバイドゥーリナは、彼を「ロシアのチェロ伝統を最も受け継ぐ奏者」と評価しています。ドヴォルザークも師ゆずりの豪快な演奏を聴かせます。 (Ki)

PRAGA
PRD-250373(2CD)
レオニード・コーガン/ソ連のヴァイオリン協奏曲集
(1) ハチャトゥリヤン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(2) ハチャトゥリアン:コンチェルト・ラプソディ
(3) フレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調Op.23
(4) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
(5) ヴァインベルク:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.67
(6) デニーソフ:パルティータ(バッハのパルティータ第2番BWV1004による)
レオニード・コーガン(Vn)
ピエール・モントゥー(指)ボストンSO(1)
キリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO(2)(4)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO団(3)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・フィル(5)、
パヴェル・コーガン(指)器楽アンサンブル(6)

録音:1958年1月12日シンフォニー・ホール(ボストン)(1)、
1964年11月11日ロンドン(スタジオ録音)(2)、
1977年1月5日モスクワ(ライヴ)(3)
1961年モスクワ(ライヴ)(4)、
1961年9月モスクワ(スタジオ録音)(5)
1981年9月5日モスクワ(ライヴ)(6)
全てステレオ
レオニード・コーガンはオイストラフと並ぶソ連の大ヴァイオリニストで、ムローヴァや佐藤陽子の師としても知られています。1982年に58歳の若さで亡く なりましたが、ロシアのヴァイオリニストとしては明るい音色で、ヴァイオリンの美しさを堪能させてくれます。残された録音はいずれも逸品ですが、現在入手 困難なものが多いので大歓迎のリリースと申せましょう。
ハチャトゥリヤンの協奏曲は作曲者指揮による盤もありますが、こちらはコーガンの初訪米時にモントゥーの指揮でセッション録音された貴重な記録で す。モントゥーの推進力に満ちた伴奏も素晴らしく、さすが「春の祭典」初演者の面目躍如たるものがあります。 ハチャトゥリヤンの「コンチェルト・ラプソディ」はコーガンのために書かれ、録音もされましたが、指揮者コンドラシンが亡命したため、音源は長くお蔵に なっていました。 同じくヴァインベルクの協奏曲もコーガンのために書かれ、ロジェストヴェンスキー指揮の世界初演時のライヴはCD化されていますが、コンドラシンとの 決定盤は入手困難となっていました。近年CDが次々に発売されている作品ですが、コーガンの凄すぎる演奏の前に霞んでしまいます。 もうひとつ注目なのが、ソ連現代作曲家デニーソフがJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004」に室内オーケストラの伴奏を付 けた珍品。前衛的なものではなく、アルビノーニの「アダージョ」のようなものものしい濃厚さで色彩豊か。コーガンが最晩年に愛息の伴奏で演奏しています。 (Ki)
PRAGA
PRD-250380(1CD)
ジャクリーヌ・デュ・プレ讃
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.Z:1
(2)ディーリアス:チェロ協奏曲
(3)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.65
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
ダニエル・バレンボイム(指)イギリスCO(1)、
マルコム・サージェント(指)ロイヤルPO(2)、
ジョン・バルビローリ(指LSO(3)

録音:1967年4月17、24日アビーロード・スタジオ(1)、
1965年1月12、14日(2)、
1965年8月19日(3)/キングズウェイ・ホール
 全てステレオ
いずれもEMI音源。名盤中の名盤です。
PRAGA
PRD-250368(1CD)
ピアティゴルスキー讃
(1)ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
(2)サン=サーンス:チェロ協奏曲イ短調Op.33
(3)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
ナタン・ミルシテイン(Vn)(1)、
フリッツ・ライナー(指)RCAビクターSO(1)(2)、
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO(3)

録音:1961年6月ニューヨーク(1)(2)、1957年1月30日ボストン(3)
いずれもRCA音源。名盤中の名盤です。
PRAGA
PRD-250402(1CD)
ザラ・ネルソヴァの芸術
(1)ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
(2)バーバー:チェロ協奏曲Op.22
(3)ブロッホ:荒野の叫び声
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
エードリアン・ボールト(指)ロンドンPO(1)
サミュエル・バーバー(指)ロンドン新SO(2)、
エルネスト・アンセルメ(指)ロンドンPO(3)

録音:1953年11月24日(1)、1960年12月(2)、1955年3月3日(3)/キングズウェイ・ホール
名女流チェリスト、ネルソヴァのほぼ生誕100周年を祝うアルバム。バーバー自身が自作の指揮を受け持っているのが貴重。第2楽章ではバーバーならでは の感動的なアダージョが繰り広げられます。ブロッホは彼女を「マダム・シェロモ」と呼ぶほど自作品の演奏者として高く評価していました。

ATMA
ACD2-2763(1CD)
アンドレ・マテュー(1929-1968):ケベック協奏曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ジャン=フィリップ・シルヴェストル(P)
メトロポリタンO
アラン・トゥルーデル(指)

録音:2017年6月1日、ケベック
2016年にケベック在住のアーティストに贈られる栄誉ある賞を受賞したピアニスト、ジャン=フィリップ・シルヴェストルによる協奏曲2作品の録音。 まず、アンドレ・マテューの「ケベック協奏曲」。カナダのモーツァルトとの称されたアンドレ・マテューは、ラフマニノフに「自分よりも天才」と言わしめた才能の 持ち主でしたが、アルコール依存症になり39歳で惜しくも亡くなったため、世界的には知られていませんが、1976年のモントリオール・オリンピックでも彼の 楽曲が使われるなど、カナダでは知名度の高い作曲家です。また近年では、フィギュア・スケートでもこの「ケベック協奏曲」をはじめ彼の楽曲が使用されるな ど注目されつつあります。作風は、カップリングのラフマニノフのピアノ協奏曲2番を思わせる、感傷的なメロディーが全編を彩る、甘く切ない曲です。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1129(1CD)
ビョルン・クルーセ:クラリネット協奏曲 「クロノトープ」 フレードリク・フォシュ(Cl)、
クリスチャン・エッゲン(指)オスロPO

録音:2016年6月6日−9日、オスロ・コンサート・ホール(ノルウェー)
「クロノトープ(Chronotope)」は、ノルウェー・アーツカウンシル Norsk Kulturrad がフレードリク・フォシュのためクルーセに委嘱したクラリネット協奏曲。「曲名の「クロノトープ」は、ロシアの哲学者ミハイル・バフチンが、言語に現れ、会話の中で経験される『時間と空間(”chronos” and “topos”)』の概念を述べるために使った用語。この言葉は、音楽と音楽体験の表現にも適用できると思う」(クルーセ)。3つの部分から構成、演奏時間約46分の作品です。2016年1月20日、オスロ・フィルの共演で初演され、その半年後、オスロ・コンサートホールで録音のためのセッションが行われました。
ノルウェーの作曲家ビョルン・クルーセ Bjorn Kruse は、1946年ロンドン生まれ。UCLA(カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校)とノルウェー国立音楽アカデミーで学び、1976年から2013年まで、作曲、編曲、ジャズ編曲、ジャズ史、ポップミュージック史をアカデミーで教え、アカデミーのジャズ・アンサンブルのリーダーも務めました。オペラ、管弦楽曲、室内楽、代表作のひとつに挙げられる「冬の歌(Song for Winter)」(Aurora ACD5000)をはじめとする合唱曲など、150を超す作品を書いています。クラリネット奏者フレードリク・フォシュ Fredrik Fors(1973−)は、スウェーデンのボルレンゲ生まれ。ボルレンゲ音楽学校で学び、1988年、ヘルシングボリSOのコンサートでソリストとしてデビュー。ノルショーピングSOを経て、1995年からオスロ・フィルハーモニックの副首席奏者を務めています。

Cobra Records
COBRA-0061(1CD)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIa:1
ヴァイオリン協奏曲第3番イ長調 Hob.VIIa:3
ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 Hob.VIIa:4(全カデンツァ:リサ・ヤコブス)
リサ・ヤコブス(Vn)、
ザ・ストリング・ソロイスツ
17歳でリッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウOとの共演でデビュー、2005年にリトアニアで行われた第2回ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクールで最高位を受賞したオランダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、リサ・ヤコブスのCobra Records第2弾!イギリスのClassic FMやオランダのLuister magazineでBest Albumに選出されるなど高い評価を得た「ロカテッリのヴァイオリン協奏曲集(COBRA 0054)」に続くのは、ハイドンの偉大なヴァイオリン協奏曲。豊富な魅力を備えながらも、現代ではコンサート・レパートリーとしてより若いヴァイオリニストのための教材として扱われることが多くなってしまったハイドンの協奏曲。シンプルで優雅なこれらの傑作を、1683年製のルッジェーリ・ヴァイオリンを携えたオランダの美しきヴィルトゥオーゾが奏でます。

Aeolus
AE-10087(1SACD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.3〜2台のチェンバロのための協奏曲集
バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV.1060
 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1061
 2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調 BWV.1062
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲ヘ長調 Fk.10
ピエール・アンタイ(Cemb)、
アーポ・ハッキネン(Cemb)、
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ

録音:2014年
北欧フィンランドが世界に誇るワールドクラスのチェンバリスト、アーポ・ハッキネンと、北欧屈指のピリオド・オーケストラとしての名声を確立しているヘルシンキ・バロック・オーケストラ。第1集(AE-10057)、第2集(AE-10067)で清涼感と透明感にあふれる演奏を披露してくれた同コンビによるバッハの協奏曲集第3集、「2台のチェンバロのための協奏曲集」でハッキネンと共演する"もう1人"のチェンバリストはなんとピエール・アンタイ!レオンハルトの系譜を継ぐ師弟の"共演"、そしてフランスの鬼才とフィンランドの天才が繰り広げるチェンバロの"饗宴"は話題必至!古楽ファンの心を熱くしてくれるバッハ・アルバムの登場です。

Goodies
78CDR-3702(1CDR)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 コンラート・ハンゼン(P)
ウィレム・メンゲルベルク(指)BPO

独 TELEFUNKEN SK3092/5
1940年7月9日ベルリン、ジングアカデミー録音
コンラート・ハンゼン(1906-2002)はドイツのピアニスト。ベルリン高等音楽院 でエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)に師事し、後にフィッシャーの助手を つとめるかたわらコンサート・ピアニストとして活躍した。SPレコードには このチャイコフスキーの他に1941年6月20&22日録音のベートーヴェン「皇帝」 (ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ劇場管弦楽団)(78CDR-3184)があった。 ドイツ帝国放送のライヴ録音にはフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル (1943年10月31日収録)のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番がLP時代になっ て発売された。ハンゼンは第2次世界大戦後教育者として活躍し、デットモルト 音楽アカデミーの創設に関わり、ヘレン版のベートーヴェン全集の校訂をした。 東京藝術大学や上野学園大学で教えたこともある。ウィレム・メンゲルベルグ (1871-1951)はオランダの大指揮者。1895年、24歳でアムステルダム・コンセル トヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任した。さらに1921年-30年にはニューヨー ク・フィルハーモニック交響楽団の首席指揮者を兼任、また第2次世界大戦中は ベルリン・フィルの指揮者をつとめた。(グッディーズ)

ACCENT
ACC-24332(1CD)
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲
バッハ:「最愛のイエスよ、我らに集いて」BWV731
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調RV312
バッハ:プレリュード ヘ長調BWV854
ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調RV442
バッハ:「ああ罪人なるわれ、 何をなすべきか」BWV770
ヴィヴァルディ:協奏曲ホ短調RV445
バッハ:「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV650
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV444
バッハ:「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ短調RV441
バッハ:「人はみな死すべきもの」BWV643
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調RV443
シュテファン・テミング(リコーダ ー )
カプリコルナス・コンソート・バーゼル

録音:2017年5月セーヴェン、スイス
リコーダー界屈指のヴィルトゥオーゾであるシュテファン・テミングによるヴィヴァルディのリコーダー協奏曲集。リコーダーのシンプルな構造から豊かな 表情を引き出すのは非常に難しいなか、テミングは超絶技巧であることはもちろん、リコーダーから多彩な音色を引き出し、かつ軽快に明確に吹きこなしてい ます。ヨーロッパでは、かつての名手フランス・ブリュッヘンの再来と絶賛されています。 このアルバムでは、ヴィヴァルディの協奏曲の間にバッハのプレリュードを挟み込み、ヴィヴァルディならではの明快な曲想、そして繊細な美しさを管弦楽と 見事にマッチさせています。 (Ki)

Coviello
COV-91726(1SACD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ドビュッシー:映像第1集
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
ヴォロディーミル・ラヴリネンコ(P)
アールガウSO
ルネ・ベルグマン(指)

録音:2016年ライヴ
1984年ウクライナ出身のピアニスト、ヴォロディーミル・ラヴリネンコによるラヴェルのピアノ協奏曲。2017年有能な芸術家に与えられるハンブルクのベ レンバーグ文化賞を受けた逸材です。 このアルバムは、アールガウSOとのコンサートのライヴ録音。ラヴェルのピアノ協奏曲は、繊細なピアノと華麗なオーケストレーションが混じりあう人 気の高い楽曲。ラヴリネンコの見事な色彩感に圧倒されます。特に第2楽章の美しさは白眉。そしてラヴェルの「水の戯れ」に触発され書かれたというドビュッ シーの「水の反映」を含む映像第1集。煌めきを感じるピアノの音色、波紋のように広がるリズムなどを丁寧に表現しています。最後に7つのワルツとエピロー グの8曲からなるラヴェルの「高貴で感傷的なワルツ」。ラヴリネンコのピアノは複雑な響きを繊細に描いています。 (Ki)

ONDINE
ODE-1297(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン:協奏曲集
三重協奏曲 ハ長調 Op.56
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
ラルス・フォークト(P&指)
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ターニャ・テツラフ(Vc)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2016年9月29-30日、2017年3月16-17日 全てライヴ
ドイツの名手ラルス・フォークトが自らロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を録音するプロジェ クト第2弾。今作では5曲の協奏曲の中で最も悲壮感漂う曲想を持つ「第3番」をメインに、その少し後に作曲された、極めて親 密な雰囲気を持つ「三重協奏曲」を組み合わせています。初期から中期の過渡期に書かれたピアノ協奏曲第3番はベートーヴェ ンの作風が完全に確立された作品。フォークトの劇的な演奏が聴きものです。 三重協奏曲では、彼の親友であるクリスティアン・テツラフとその妹ターニャ・テツラフが共演。ピアノ協奏曲第3番とは全く違う穏や かで喜び溢れた旋律を、3人の芸術家が伸び伸びと歌い上げています。まさに「ピアノ・トリオとオーケストラの共演」といった見事な 演奏です。

OEHMS
OC-1883(1CD)
NX-B03
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
コルンゴルト:チェロ協奏曲 ハ長調 Op.37
ウェン=シン・ヤン(Vc)
リュウ・シャオチャ(指)
台湾フィルハーモニック

録音:2016年12月23日、2017年6月16日 ライヴ
チェリスト、ヤン・ウェンシンと指揮者リュウ・シャオチャは共に現在ドイツに住んでいます。2人はベルリンとウィーンの音楽院で音楽を 学び、年齢も近いこともあって、音楽的にも強い親近感を持っており、この2016/17年の台湾フィルハーモニックのシーズンでの共 演は素晴らしいパフォーマンスを生み出しました。聴衆たちに熱狂的な感動をもたらしたエルガー、指揮者とチェリストの対話が美し いシューマン、あまり耳にする機会の多くないコルンゴルト。3人の作曲家の特徴が際立つ見事な演奏です。

NIFC
NIFCCD-053(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
交響曲第9番変ホ長調 Op.70
マルタ・アルゲリッチ(P)、
ヤクブ・ヴァシュチェニウク(Tp)
アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

録音:2006年8月19日(Op.35)&28日(Op.70)、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
アルゲリッチとシンフォニア・ヴァルソヴィアの首席トランペット奏者ヴァシュチェニウクの超絶的なテクニックが丁々発止を演じ、ワルシャワの聴衆を熱狂と興奮の渦に巻き込んだショスタコーヴィチへの期待はいやが上にも高まります!
また、近年、指揮者としても注目を集めているラビノヴィチ=バラコフスキーが、メニューインによって創設されたシンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮したショスタコーヴィチの「交響曲第9番」のライヴにも要注目です!


Audite
AU-97733(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63
フランチスカ・ピーチ(Vn)
クリスティアン・マチェラル(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2017年3月13-16日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)
東ドイツ生まれのフランチスカ・ピーチは5 歳から父よりヴァイオリンの手ほどきを受け11 歳の時にはベルリンでデビューした逸材。その後ニューヨー クのジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。またヴァイオリニストとしての個性を磨くためルッジェーロ・リッチからも薫陶を受けました。ソロ 活動の一方、1998年から2002年までヴッパータール交響楽団の第1コンサート・マスターをつとめ多方面で活躍するピーチは、トリオ・テストーレ の創設メンバーとして主要なピアノ・トリオ作品に取り組み、auditeレーベルからリリースされたブラームスのピアノ三重奏曲全集(AU 91668)をきっ かけに注目されはじめました。また近年ではピアノのアイシンガーとともに積極的な録音が続いており、フランク&シマノフスキ(AU 97726)、プロコフィ エフ(AU 97722)、グリーグ(AU 97707)のアルバムをリリースしております。

Pentatone
PTC-5186625(1SACD)
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15
ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO

録音:2017年4月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】
目覚ましき活躍のヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。当アルバムではユロフスキ率いるベルリン放送交 響楽団とブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲を収録しました!
20世紀イギリスの最大の作曲家ブリテン。ヴァイオリン協奏曲は1939年ケベック州サン・ジョヴィットで書き上げられ、翌40年3月にアントニオ・ブロー サ独奏、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックで初演されました。なお、1958年に一部改訂され、ブロニスワフ・ギンペル独奏、ビーチャ ム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されました。美しさと力強さを兼ね備えた高音域に及ぶ独奏ヴァイオリンが実に印象的です。超絶 技巧の持ち主でもあるシュタインバッハーらしく実に堂々たる演奏を披露しております。
一方、ヒンデミットは作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934年、 ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職、38年にスイスに移り、大戦を避 けて40-47年にはアメリカに移り住みました。ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940年、メンゲルベルク指揮アムステ ルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイオリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。シュタインバッハーは持ち味である豊 かな表現で歌い上げます。ユロフスキの絶妙な好サポートのもとシュタインバッハーの “今” を知れる大注目盤のリリースです! (Ki)


CAvi

4260085-533879(1CD)
KKC-5822(1CD)
日本語帯・解説付
税込定価
モーツァルト:ピアノ協奏曲
第23番イ長調K488
第27番変ロ長調K595
メナヘム・プレスラー(P)
マグデブルクPO
キンボー・イシイ(指)

録音:2016年5月15、20日(第23番)、12月15,16日(第27番)、ライヴ
1923年ドイツ・マグデブルクのユダヤ人家庭に生まれたメナヘム・プレスラー。ボザール・トリオのピアニストとして長年キャリアを積み、2008年に 解散するまで、その全歴史を通じてピアニストを務め続けました。彼のソリストとしてのキャリアは、解散後彼が80代半ばから始まりました。 この録音は、2016年にプレスラーの出身地であるマグデブルクで行われたコンサートのライヴ。演目は、ソリスト、プレスラーの代名詞ともなっているモー ツァルトのピアノ協奏曲です。共演は、ドイツ・マグデブルク劇場音楽総監督のキンボー・イシイ指揮、マグデブルク・フィルハーモニー管弦楽団。 比類なき美しさをたたえる第23番の第2楽章。そしてモーツァルト最後の協奏曲である第27番は、崇高な美しさを持った名曲として親しまれています。 プレスラーは作為的なものがまるで感じられない穏やかな演奏で、モーツァルト特有の天衣無縫な美しさを十二分に表現しています。

TELOS
TLS-216(1CD)
イーゴリ・ジューコフ・エディションVo.6
スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22*
イーゴリ・ジューコフ(P)、
ウラジーミル・ヴェルビツキー(指)ザールブリュッケンRSO、
ホセ・マリア・フロレンシオJr(指)クラクフRSO*

録音:1997年、1995年12月*/エルンスト=ロイター・ザール(ベルリン)
イーゴリ・ジューコフ(1936-)は旧ソ連の名ピアニスト。ネイガウスとギレリス門下の強靭な技巧、スケールの大きな楷書的演奏で、Melodiyaレーベルに数多くの録音を残しています。LP時代、彼の演奏でロシアのピアノ音楽や室内楽を親しんだ方は多いと思われますが、何故か巨匠と遇される存在にはなりませんでした。しかしイーゴリ・ジューコフ・エディションで凄さの健在ぶりを示しています。ジューコフはMelodiyaに、スクリャービンのピアノ協奏曲をネーメ・ヤルヴィ指揮エストニア共和国立響と録音していましたが、これは1997年円熟期の再録。切れ味の良く曖昧さのない演奏は変わりありませんが、説得力の深さ倍増。サン=サーンスの2番ともに、「隠れた名盤」として語り継がれること間違いなしの一枚です。 (Ki)
TELOS
TLS-233(1CD)
ヴィヴァルディ:四季
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
ヴェッセリン・パラシュケヴォフ(Vn)、
チョ・ヨンチャン(Vc)
テロス・アンサンブル・コロン

録音:1996年6月、3月/テロス・スタジオ
ヴェッセリン・パラシュケヴォフはブルガリア出身のヴァイオリニスト。レニングラード音楽院でヴァイマンに師事、さらにウィーンとジュネーヴでシェリングのマスタークラスを受けました。チョ・ヨンチャンは韓国出身のベテランでロストロポーヴィチの弟子。テロス・アンサンブル・コロンは、テロス・レーベルのためにパラシュケヴォフらが1996年に創立した団体。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-493(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲集
ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 Op.61
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
ピーター・ドノホー(P)、
デイヴィッド・カーティス(指)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン

録音:2016年3月30日(Op.12)、2015年4月17日(Op.35)、2015年12月10日−11日(Op.61, Op.102)、ロンドン(イギリス)
前作「24の前奏曲とフーガ Op.87」(SIGCD-396)に続くショスタコーヴィチ・シリーズの第2弾には、ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番の4作品を収録!膨大なレパートリーを誇るドノホーは、近年、その優れた演奏の数々によって、英国有数の20世紀ロシア音楽のスペシャリストとして高い評価を受けているだけでに、特に「ピアノ協奏曲第1番」の登場は大きな話題となることでしょう!
Signum Classics
SIGCD-513(1CD)
舞踏の芸術〜トランペット、ピアノと弦楽のための21世紀の協奏曲集
トビー・ヤング:舞踏の芸術
ジェフリー・ゴードン:セイント・ブルー
デボラ・プリッチャード:ソンムにおける7つの休止
ニムロッド・ボーレンシュタイン:ピアノ,トランペットと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.74
サイモン・デュブルレイ(Tp)、
クレア・ハモンド(P)、
ケネス・ウッズ(指)
イギリス弦楽オーケストラ


録音:2015年9月18日&10月29日、イギリス
モダンとピリオドの双方に精通し、近現代作品を難無く吹きこなすその演奏が「鋼の唇」と激賞されている英国のトランぺッター、サイモン・デュブルレイ。Signum Classics第2弾となる、「21世紀のトランペット協奏曲集」には、今話題のイスラエル出身の作曲家、ニムロッド・ボーレンシュタイン(1969−)の新作を収録!デュブルレイに献呈されたボーレンシュタインの「トランペット協奏曲」は2016年10月28日に世界初演が行われ、当ディスクには翌29日の演奏、録音が収録されています。

Channel Classics
CCS-39517(1CD)
ロザンヌ・フィリッペンス・プレイズ・プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
5つのメロディ Op.35bis
「3つのオレンジへの恋」より マーチ(ハイフェッツ編)
ピアノ・ソナタ第4番第2楽章より アンダンテ Op.29bis(プロコフィエフ編曲管弦楽版)
ロザンヌ・フィリッペンス(Vn)、
オットー・タウスク(指)ザンクト・ガレンSO、
ジュリアン・クエンティン(P)

録音:2016年4月、ザンクト・ガレン・トーンハレ(スイス)&MCOヒルフェルスム(オランダ)
ロザンヌ・フィリッペンスは、オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞に輝いたオランダの華麗なる才女。2015年には歴史あるエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞。現在は、ジャニーヌ・ヤンセンが15年に渡り愛用してきた銘器、1727年製のストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」をエリーゼ・マティルデド財団から貸与されるなど、オランダでもっとも注目を浴びる若手奏者の一人として活躍しています。

ANALEKTA
AN-29299(1CD)
マテュー:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.25(ケベック協奏曲の原典版)
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
アラン・ルフェーヴル(P)、
ジョアン・ファレッタ(指)バッファローPO

録音:2017年2月、クラインハンス音楽ホール(バッファロー、ニューヨーク、アメリカ)
1942年の秋に当時13歳(!)だったマテューが作曲を初め、翌夏に完成させた「ピアノ協奏曲第3番」は、2008年にジョージ・ニコルソンが作曲者直筆のスコアを発見し、アラン・ルフェーヴルらと共に3年の歳月を費やして復元を施した後、2017年2月に世界初演が実現した作品です。
1976年のモントリオール五輪でもその作品が演奏され、どこかラフマニノフを彷彿とさせる美しい旋律と劇的な作風が人気を博し、近年ではフィギュアスケートで用いられる機会も多いマテューの音楽。
ルフェーヴルの「ピアノ協奏曲第3番」の好演は、マテューの音楽の再評価の機運を高めるきっかけとなることでしょう。

Linn
CKD-562(1CD)
ハイドン、クープラン、モン:チェロ協奏曲集
クープラン(バズレール編):演奏会用小品
モン:チェロ協奏曲ト短調
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
コリーヌ・モリス(Vc)、
スコットランド室内O

録音:2016年7月26日−27日&2017年1月22日、アッシャー・ホール(エジンバラ)
コリーヌ・モリスは8歳でチェロを始め、ポール・トルトゥリエの弟子であったラファエル・ゾマーの生徒となり、ロンドンの王立音楽大学、パリの音楽院、ウィーンの音楽大学院で研鑽を積み、バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールやパリのフランス国際音楽コンクールで入賞、ロストロポーヴィチにエヴィアン音楽祭へ招待されるなど有望視されならがも、肩の怪我によって演奏活動を休止。しかし、スポーツ医学の分野の治療法を取り入れ、見事音楽界へと復帰を果たし、そのカムバック・ストーリーは欧米の主要なメディア(The Times, Gramophone, International Arts Manager, Australia’s Limelight magazine等)で取り上げられています。
この「クリサリス(Chrysalis)」は、コリーヌ・モリスの復帰を記念して制作された、モリスのコンチェルト・デビュー・アルバム。ハイドンの名曲から、クープランのアレンジ作品、そしてウィーン古典派のマティアス・ゲオルク・モンのチェロ協奏曲をスコットランドの名門オーケストラとともに演奏し、その卓越した才能を披露します。

CLARTON
CQ-0090-2(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ヤン・シモン(P)
プラハ・フィルハーモニア
イルジー・ビェロフラーヴェク(指)

録音:2000年3-10月、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ
前出:BMG, 743218208027
チェコのピアニスト、ヤン・シモン(1966年生まれ)がイルジー・ビェロフラーヴェクと組んで録音、しかし発売が短期間で終わってしまった「幻の全集」が復活。

ALTO
ALC-1356(1CD)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
 スコットランド幻想曲Op.46+
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集〜第9番/第8番/第5番#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ロンドンSO(*/+)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)*
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)+
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)#

録音:ADD
1954年11月17-18日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス、モノラル*
1962年9月24日、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール、ロンドン、イギリス+
1950年代、モノラル#
原盤:EMI*/Decca+/Vanguard#


NEOS
NEOS-21704(1CD)
ピッコロ・コンチェルト・グロッソ
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622(1791)
マティアス・ミュラー(b.1966):八重奏曲(2014)
 ピッコロ・コンチェルト・グロッソ(2016/17)*
マティアス・ミュラー(バセットCl)
マイケル・コリンズ(バセットCl)*
チューリヒCO
アンサンブル・リミックスド

録音:2017年
“バセット・クラリネット版モーツァルトのクラリネット協奏曲の新決定盤!!”
マティアス・ミュラーは、スイスのクラリネット奏者&作曲家。チューリッヒ音楽院の教授も務めています。バセット・クラリネットを使用したモーツァルトの協奏曲は今や珍しくないですが、ここまでその特性を活かし、人間味溢れるニュアンスを放った演奏は聴いたことがありません。拡張された低音部のみならず全音域を楽々と、しかも入念に奏でるこの演奏を聴くと、この曲はバセット・クラリネットに限ると断言したくなります。とにかく放たれる表情が多彩なこと!音の色彩、硬軟、湿度に至るまで、やれることをすべてやり尽くす旺盛な意欲は、人間が喋っているような妙味を生み出します。即興的な走句の配合センスも抜群。第2楽章で、清々しい精神が息づき、優しい感触ガス的。しんみりと歌いすぎないところにセンスを感じます。この曲は、ちょっとやそっとの名演では満足しないという貴方へ!
モーツァルトの交響曲第40番、ドン・ジョヴァンニにインスパイアされて作曲されたピッコロ・コンチェルト・グロッソも聴きもの。【湧々堂】
NEOS
NEOS-11708(1CD)
ベアト・ツェリンスキー&デヴィッド・スマイヤーズ・クラリネット・デュオ
アントゥリ・インゴルフソン(b.1962):オルゴラス・スピークス(2009)〜2つのクラリネットとアンサンブルのための
アドリアーナ・ヘルスキー(b.1953):飛行機操縦(2006)〜2つのクラリネットと管弦楽のための*
ニコラウス・ブラス(b.1949):大地の時(2008)〜2つのクラリネットと弦楽のための#
ベアト・ツェリンスキー(Cl)
デヴィッド・スマイヤーズ(Cl)
グオニ・フランツォン(指)カプート・アンサンブル
アルトゥーロ・タマヨ(指)バーデン・バーデン=フライブルクSWR響*
アレクサンダー・リープライヒ(指)ミュンヘンCO#

録音:2009年、2006年ドナウエッシンゲン音楽祭ライヴ*、2010年#
デュオ・グループ「クラリネット・デュオ/ベアト・ツェリンスキー&ダヴィッド・スマイヤー」の為に書かれた中堅からベテラン世代の作曲家による作品。インゴルフソンはアイスランド出身でジェラール・グリゼイに私的に師事した。《オルゴラス・スピーカース》は2つのクラリネットを舞台の役者に見立てたユーモラスな作品でクラシカルな語法、素材が現代音楽の要素と折衷されたユニークな作品。ヘルツキはルーマニア出身で現在ドイツを代表する作曲家。日本とも関りが深い。《飛行機操縦》は2人のクラリネット奏者がパイロットを象徴し飛行機に見立てられた管弦楽を操縦、リードするというアイデアで書かれている。ブラスの《大地の時》は2つのクラリネットが静かな対話を繰り返す中、その周りを弦楽の響きが霧のようにまとわりつくメランコリックな佳曲。弦楽は琵琶を思わせる奏法を行い、日本的、東洋的な雰囲気を持つ。

Coviello
COV-91711(1SACD)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob.VIIa:1
バーンスタイン:セレナード(プラトンの『饗宴』によるソロ・ヴァイオリン,弦楽オーケストラ,ハープと打楽器のためのセレナード)
コリヤ・ブラッハー(Vn)
ハイルブロン・ヴュルテンベルクCO
ベルリン・フィルの第1コンサートマスターを6年務めた名手コリヤ・ブラッハーによるバーンスタインとハイドンのヴァイオリン協奏曲。バーンスタインのセ レナードは、クーセヴィツキ―音楽財団から作曲を依頼され、クーセヴィツキ―の2度目の妻ナターリャに捧げられています。1954年9月、ヴェネツィア音楽 祭でアイザック・スターンのソロ、バーンスタイン自身の指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団により初演されました。この曲には、1986年タングルウッ ド音楽祭でバーンスタイン指揮ボストン交響楽団と演奏した当時14歳の五嶋みどりは、演奏中に弦が2度も切れてしまったのにも関わらず、最後まで弾き きったという有名なエピソードがあります。プラトンの『饗宴』によるソロ・ヴァイオリン、弦楽オーケストラ、ハープと打楽器のためのセレナードという副題が 付いており、ソクラテスと取り巻きの哲学者たちの酒宴で交わされた対話を、プラトンが想像力豊かに再現した『饗宴』に着想を得て書かれた5楽章からなる 楽曲です。ブラッハーの知的かつ甘美な音色で聴かせてくれます。 そしてハイドンが作曲した4つのヴァイオリン協奏曲から第1番ハ長調。この曲は、エステルハージの楽団のコンサートマスター、ルイジ・トマシーニのために 作曲されました。バロック時代の協奏曲の様式を残しつつ、古典派の協奏曲へと変化する特徴がみられ、ソロがヴィルトゥオージティを披露する第1楽章が 印象的。ブラッハーは共演のハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団とともに颯爽とした演奏を披露しています。 (Ki)

CPO
CPO-555074(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家のチェロ協奏曲
ハンス・ガル
(1890-1987):チェロ協奏曲 ロ短調 Op.62
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):チェロ協奏曲 ヘ長調…世界初録音
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ニコラス・ミルトン(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO
cpoの新シリーズ「亡命ユダヤ人作曲家たちの作品集」の最初のアルバムは、ハンス・ガルとカステルヌオーヴォ=テデスコのチェロ 協奏曲。演奏しているウォルフィッシュの両親もホロコーストを生き延び、イギリスに逃れた人たちであり、両親の激動の人生を知る ウォルフィッシュにとっては、この問題は避けて通ることはできないほどに身近なものとして捉えているといいます。 彼の両親がイギリスにいた時に知り合ったのが、ゴルトシュミットやハンス・ガルで、テデスコはウォルフィッシュの師、ピアティゴルスキー のためのチェロ協奏曲を書いた作曲家ということもあり、ウォルフィッシュはこの2曲に強い共感を抱いており、ここでも情感溢れる演 奏を聴かせています。テデスコの作品は世界初録音です。
CPO
CPO-777844(1CD)
NX-B10
ヴェスターホフ:協奏曲集
ヴィオラ協奏曲 ト長調
フルート協奏曲 ニ長調
ヴィオラ協奏曲 ハ長調
バルバラ・ブントロック(Va)
ガビー・パス=ヴァン・リート(Fl)
アンドレアス・ホッツ(指)
オスナブリュックSO
モーツァルトと同時代にオスナブリュックで活躍した作曲家ヴェスターホフ。音楽一家に生まれ、幼いころからヴァイオリンとコントラバ スの名手として知られ、23歳でシュタインフルトの宮廷楽士となります。その後1790年頃にビュッケブルクに定住。この地でバッハ の息子J.C.F.バッハの後継者としてコンサートマスターの職を得て、「ビュッケブルクのバッハ」と呼ばれるようになりました。作品はあ まりしられておらず、以前cpoから交響曲、協奏曲のアルバムがリリースされましたが(777598)、このアルバムでは3曲のヴィオラと フルートの協奏曲を収録。どれも洗練された美しさを持っていますが、とりわけフルート協奏曲はモーツァルト作品を思わせる素晴 らしい出来栄えを誇っています。

ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-9817(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブリテン:音楽の夜会
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
マーラー(ブリテン編):野原の花々が私に語ること
ウェーバー:祝典序曲「歓呼」
エストニア国立SO
ネーメ・ヤルヴィ(指)
カレ・ランダル(P)
エストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィは、2010年から再び故郷エストニア国立交響楽団の首席指揮者兼音楽監督に就任し、同楽団と良好な関係を築いてい ます。本作は2017年に80歳を迎えたネーメ・ヤルヴィを祝して、エストニア出身のピアニスト、カレ・ランダルとの協奏曲をカップリングしてリリースしている 「グレート・マエストロ」シリーズからのリリース。 演目は、カレ・ランダルとのブラームスのピアノ協奏曲2作品。そして、ロッシーニの歌曲集をブリテンがオーケストレーションした『音楽の夜会』。マーラーの 交響曲第3番第2楽章からブリテンが編曲した『野原の花々が私に語ること』。ザクセン王国の在位55周年を記念する祝典用に作曲されたウェーバーの祝典 序曲『歓呼』という充実した内容の2枚組です。 エストニア国立交響楽団は1926年に放送オーケストラとして創設。ネーメ・ヤルヴィはタリン音楽院在学中に同楽団(旧・エストニア放送交響楽団)の打楽器 奏者として活躍、その後指揮者として1963年から1980年の長きにわたり首席指揮者を務め、エストニアを代表するオーケストラに成長させました。2007 年よりオラリ・エルツが首席指揮者としてエストニア作曲家の作品を初演するなど精力的に活動し、2010年に再びネーメ・ヤルヴィが復帰しました。カレ・ラ ンダルは1981年国際シューマン・コンクール入賞、1982年チャイコフスキー国際コンクール第4位、1985年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝など輝かし いコンクール受賞歴があり、50以上のピアノ協奏曲のレパートリーをもち、世界中のオーケストラや指揮者と共演しています。

Goodies
33CDR-3694(1CDR)
ラロ:スペイン交響曲
ノルウェー狂詩曲
ドヴィ・エルリ(Vn)
デジレ=エミ-ル・アンゲルブレシュト(指)
LPO

仏デュクレテ・トムソン 320 C 124(Mono)
1956年10月29-31日パリ、サル=アポロ録音
(原盤のキズによるノイズが多数あります。ご容赦ください)
ドヴィ・エルリ(1928-2012)はパリ生まれのフランスのヴァイオリニスト。パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)に師事し1942年に14歳で一等賞を得た。1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝しソリストとして活動を開始した。1968年にマルセイユ音楽院の教授になり、1973年にはマルセイユ・ゾリステンを設立した。1982年にパリ音楽院教授に就任。1995年以降はエコル・ノルマル音楽院で後進の指導にあたった。2012年2月7日火曜日の朝、音楽院に向かう途中トラックに接触して事故死した。享年83歳。エルリの師ブーシュリの指導についての思い出の書簡が「ヴァイオリンの奥義ジュール・ブーシュリ回想録」マルク・ソリアノ編桑原威夫訳(音楽之友社)の168ページにある。師ブーシュリとドニーズ・ソリアノ、兄弟弟子のセルジュ・ブランと第2次大戦中の1942年に撮った写真も同書213ページにある。指揮者のデジレ=エミ-ル・アンゲルブレシュト(1880-1965)はフランスの指揮者。パリ音楽院では放校処分を受けたが、作曲家ドビュッシー(1862-1918)に認められ「聖セバスチャンの殉教」(1911年初演)の合唱指揮者に起用された。1934年に設立されたフランス国立放送管弦楽団の初代指揮者に就任した。この録音はデュクレテ・トムソン社に残された貴重な記録である。(グッディーズ)

Avie
AV-2385(1CD)

ファンタジア〜シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ラウタヴァーラ:ヴァイオリンと管弦楽のための 「ファンタジア」(世界初録音)
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ラヴェル:ツィガーヌ
アン・アキコ・マイヤース(Vn)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指)
フィルハーモニアO

録音:2016年5月8日−9日、エア・スタジオ(ロンドン)
アメリカのスーパースター・ヴァイオリニスト、アン・アキコ・マイヤースがAvieから久々の登場! ドイツ系アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれたアン・アキコ・マイヤースは、11歳でロサンジェルス・フィルと共演し以降世界中のトップ・オーケストラと共演。これまで34枚のアルバムをレコーディングし、複数のアルバムが米ビルボードのクラシカル・チャートで第1に輝き、2014年にはビルボードのもっとも売れているクラシック器楽奏者にも選ばれています。
佐藤聰明や武満徹などの作品を録音したアルバム(AV 0024/廃盤)以来、10余年ぶりとなるAvieアルバムでは、シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番、ラヴェルのツィガーヌ、そして現代フィンランドを代表する作曲家エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928−2016)が、最晩年となる2015年にアン・アキコ・マイヤースのために書いた「ヴァイオリンと管弦楽のための 「ファンタジア」」(世界初録音)を収録。指揮は、父ネーメや兄パーヴォに引けを取らず、独自の活躍で存在感を示しているクリスチャン・ヤルヴィ。「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭 2017」でもその芳香な音色と艶やかな音楽を聴かせてくれたアン・アキコ・マイヤースの新たな勇姿にご期待ください! 

Hyperion
The Romantic Piano Concerto
DA-68173(1CD)



ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.73
ロジャー・サシェヴェレル・クック
: ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.30
ピアノ協奏曲第4番嬰ハ短調 Op.38
ピアノ協奏曲第5番ニ短調 Op.57(第2楽章のみ)(全曲世界初録音)
サイモン・キャラハン(P)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年7月21日−22日、シティ・ホール(グラスゴー)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」第73集は、イギリス後期ロマン派の知られざる作曲家、ロジャー・サシェヴェレル・クック(1912−1972)。
演奏は、ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍し、数々の知られざるレパートリーの発掘を進めているイギリスの若きピアニスト、サイモン・キャラハン。クックの作品はほとんど楽譜も出版されておらず、友人を通じてクックの音楽に巡りあったキャラハンが資料集めやクックの親族から話を伺うなど研究を重ね、2014年にはソロ・ピアノ・アルバムも録音しているスペシャリスト。今回の協奏曲集でも第4番と第5番は、キャラハン自身の手によってスコアやパート譜が準備されています。(第5番は第2楽章のみ現存。他の楽章は紛失、もしくは書かれていないと推測されています。)
ラフマニノフと親交を持ちバックスを尊敬していたというクックの劇的で憂愁な協奏曲。ラフマニノフやスクリャービン、そしてイギリス音楽ファンへ特にオススメです!
Hyperion
CDA-67839(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラのための組曲
マキューアン:ヴィオラ協奏曲
ヴォーン=ウィリアムズ:組曲「野の花」*
ローレンス・パワー(Va)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO、
BBCウェールズ・ナショナルcho*
ローレンス・パワーのヴィオラ、マーティン・ブラビンズのタクト、ウェールズの名オケで描く、ヴォーン=ウィリアムズの「ヴィオラと管弦楽のための組曲」!
Hyperion
CDA-67986(1CD)
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲ロ短調*
管弦楽のためのパルティータ
ヒンデミットの主題による変奏曲
映画 「スピットファイア」 前奏曲とフーガ
アンソニー・マーウッド(Vn)*、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO
イギリス近現代音楽に定評のあるマーティン・ブラビンズが振るウォルトン!☆ヴァイオリン協奏曲のソリストは、元フロレスタン・トリオの名手マーウッド!

DORON
DRC-075(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番〜第14番(室内楽版)
ピアノ協奏曲第11 番 ヘ長調 KV413
ピアノ協奏曲第12 番 イ長調 KV414
ピアノ協奏曲第13 番 ハ長調 KV415
ピアノ協奏曲第14 番 変ホ長調 KV449
シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(P)
エルネストSQ

録音:2015年1月1日-5日
ドゥフェルヌはイタリア・ジェノバ出身でフランク・マルタン・コンクール、ウィリアム・カペ ル国際ピアノ・コンクールなど多くのコンクールに入賞しており、Decca でデュトワ指揮に よりパスカル・ロジェとプーランクの 2 台ピアノのための協奏曲で共演しています。当 DORON レーベルからも2枚のソロ・アルバムの他、室内楽奏者として、あるいは協奏曲 のソリストとしてレコーディングに参加しています。 今回は、作曲家モーツァルト本人が編曲した弦楽四重奏伴奏による室内楽版で 4 曲の ピアノ協奏曲を収録。室内楽らしいシンプルながら、自然で美しいアンサンブルがお聴 きいただけます。


Profil
PH-17018(13CD)
ザンデルリンク〜協奏作品BOX 1948-1963

■CD1 (60:36)
バッハ:ピアノ協奏曲第1番BWV1052
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(カデンツァ:ブラームス)*

■CD2 (72:37)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*

■CD3 (61:25)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
フレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ロクシーン:ハンガリー幻想曲 (1952)*
チャイコフスキー:メロディOp.42-3#

■CD4 (62:54)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番

■CD5 (65:11)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ピアノ協奏曲第4番*

■CD6 (53:40)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲*

■CD7 (65:56)
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
タネーエフ:協奏組曲Op.28

■CD8 (68:56)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*

■CD9 (62:30)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
合唱幻想曲Op.80
ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調WoO6*

■CD10 (59:28)
シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナートOp.92
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

■CD11 (76:24)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*

■CD12 (69:12)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
チェロと管弦楽のための交響的協奏曲Op.125*

■CD13 (43:56)
(1)マーラー:さすらう若人の歌(全4曲)
(2)ブリテン:セレナードOp.31(ロシア語歌唱)
(3)ストラヴィンスキー:ダンバートン・オークス協奏曲
全て、クルト・ザンデルリンク((指)

■CD1
マリヤ・ユージナ(P)、モスクワRSO、レニングラードPO*
録音:1956年10月8日モスクワ(ライヴ)、1948年レニングラード*
■CD2
マリヤ・グリンベルク(P)、モスクワRSO
録音:1952年、1949年*(ライヴ)/モスクワ
■CD3
レオニード・コーガン、ユリアン・シトコヴェツキー*、ボリス・グトニコフ(Vn)#、レニングラードPO、モスクワRSO*
録音:1959年、1950年#/レニングラード、1952年*/モスクワ
(すべてライヴ)
■CD4
エミール・ギレリス(P)、レニングラードPO
録音:1958年レニングラード
■CD5
エミール・ギレリス(P)、チェコPO、レニングラードPO*
録音:1958年11月19日プラハ(ライヴ)、1957年レニングラード*
■CD6
エミール・ギレリス(P)、レニングラードPO
録音:1957年、1952年10月29日(ライヴ)*/レニングラード
■CD7 (65:56)
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ソヴィエト国立SO
録音:1960年9月20日モスクワ(ライヴ)
■CD8
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、ゲヴァントハウスO、モスクワRSO*
録音:1963年11月11日ライプツィヒ、1951年3月20日モスクワ*(すべてライヴ)
■CD9
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、モスクワRSO、ウィーンSO*、ロシア国立アカデミーcho
録音:1952年4月22日モスクワ(ライヴ)、1962年9月29-30日ウィーン*
■CD10
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、モスクワRSO
録音:1951年3月20日モスクワ(ライヴ)
■CD11
ヤコフ・ザーク(P)、レニングラードPO
録音:1948年、1949年*/レニングラード
■CD12
ヤコフ・ザーク(P)、モスクワRSO、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)*、レニングラードPO*
録音:1959年モスクワ、1957年レニングラード*
■CD13
(1)ヘルマン・プライ(Br)、ベルリンRSO
(2)ミハイル・ドヴェンマン(T)、ヴィタリー・ブヤノフスキー(Hrn)、レニングラードPO
(3)ヴィタリー・ブヤノフスキー(Hrn)、ドミートリー・ベーダ(Fl)、レフ・ペチェルスキー(Fg)、ヴィクトル・リベルマン(Vn)、レニングラードPO
録音:1961年ベルリン(1)、1957年レニングラード(ライヴ)(2)(3)
Profileレーベルが、ドイツの放送局に眠る当時ソ連の放送局から提供されたザンデルリンクの音源を中心に発掘。目を疑いたくなるようなラインナッ プが実現しました。 今回はすべてソリスト、それも超大物が主役で、ザンデルリンクが伴奏を担っているものだけを集めていますが、さすがザンデルリンク、主役に一歩の ひけもとらず交響曲のような充実した音楽に仕上げています。
驚くべきは、ソリストたちのディスコグラフィに未掲載のものがあること。グリンベルクとのベートーヴェンの「皇帝」は流布されているガウクとのもの ではなく1949 年のライヴ、ギレリスによるラヴェルの左手の協奏曲もコンドラシンとの盤ではありません。またギレリスと共演したベートーヴェンのピア ノ協奏曲全集も現在入手困難なので大歓迎。第3回ショパン国際コンクール優勝者ザークのショパンの2番も超貴重です。 ありがたいのはリヒテル。先日リリースされたProfilレーベルのリヒテルBoxに収められた協奏曲とは別音源。それも1963年のゲヴァントハウスの1 番は驚きです。さらにブラームスのピアノ協奏曲第2番は、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルと称されて売られていたもの。今回正しくザンデ ルリンクと表示されました。往年のロシアのオーケストラながら、コンドラシンの本場ドイツの解釈を教育され、格段に彫の深い演奏となっているのが注 目です。大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、誰もが持っていたいBoxの登場となります。

ONDINE
ODE-1288(1CD)
NX-B04
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2集
ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.16
ピアノ協奏曲 第5番 ト長調 Op.55
オリ・ムストネン(P)
ハンヌ・リントゥ(指)
フィンランド放送SO

録音:2017年3月(第2番)/2016年4月(第5番)
フィンランドを代表する2人の名手、リントゥとムストネンによる「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集」第2集。 ピアノ協奏曲第2番は1912年から1913年にかけて作曲され、初演を聴いたミャスコフスキーが大興奮してプロコフィエフに称賛の 手紙を書いたとされる作品。しかしロシア革命のため総譜が失われてしまい、後の1923年にプロコフィエフ自身によって総譜が復 元されました。全曲に渡ってピアノが活躍し、第1楽章の冒頭こそ瞑想的であるものの、民謡風の第2主題をはじめ、激しいトッ カータ形式の第2楽章、重厚な第3楽章、激しくエネルギッシュな終楽章と、全体的に荒々しさに満ちています。1932年に作曲さ れた第5番はプロコフィエフの最後のピアノ協奏曲であり、完成直後にフルトヴェングラー指揮のベルリン・フィルハーモニーの伴奏でプ ロコフィエフ自身の演奏で初演されています。ピアノが支配的な第2番に比べると、伴奏のオーケストラ・パートが演奏至難であり、 なかなか録音に恵まれなかった作品とされていましたが、最近では優れた録音も多く出現、このリントゥとムストネンのアルバムも演 奏、録音とともに素晴らしい出来映えです。

NAVONA
NV-5843(1CD)
NX-B02
マイケル J.エヴァンス(1964‐)作品集
ホーンテッド・パレス
ピアノ協奏曲
Nocturne with Sunrise
Deirdre:Dance
カロリーナ・ルーヤーン(P)
ヴィト・ミッカ(指)
スタジオ・オーケストラ
ワシントンDCに拠点を置くアメリカの作曲家、エヴァンスの4曲の作品。10歳でピアノ、サクソフォンを学び始め、1986年から様々な 作品を発表しているエヴァンスは、大編成の作品を得意としており、ここでも実に幅広い音楽を聞かせています。「夜想曲」での木 管楽器の効果的な使用や、民謡風の主題が楽しいピアノ協奏曲など、聴きごたえのある1枚です。
NAVONA
NV-5863(1CD)
NX-B02
フランシス・E・フェアマン(1923‐):作品集
きつね
Diurnal Thoughts
ニューヨーク・タクシー
クラリネット協奏曲
カーク・トレヴァー(指)スロヴァキアRSO
ヴィト・ミッカ(指)モラヴィアPO
リチャード・ストルツマン(Cl)
ジル・ローズ(指)ワルシャワPO
メリーランド州アナポリスの音楽一家に生まれ、父からヴァイオリン、母からピアノを学んだフェアマンは10代でファゴットを始め、第二 次世界大戦に軍隊に入隊するまではフィラデルフィアのダンス・バンドでファゴットを吹いていたという経歴を持っています。エンジニアと して働きながら音楽を続けていましたが、1993年からは交響曲の作曲を始め、マッキンリーに師事し、より素晴らしい作品を創り上 げました。このアルバムには未発表だった4曲を収録。名手ストルツマンを迎えたクラリネット協奏曲では、成功への道のりに至る痛み と喜びが歌い上げられています。
NAVONA
NV-5913(1CD)
NX-B02
ロティチウス(1929‐):作品集
「ムード・インディゴ」による変奏曲と終曲
ピアノ協奏曲 第1番
ネイティブ・アメリカンの詩による4つの歌
ラグタイム:ヴィヴァーチェ
サンドロ・イーヴォ・バルトリ(P)
ミランダ・ヴァン・クラリンゲン(S)
ウラディーミル・ランデ(指)
サンクトペテルブルクSO

録音:2012年9月4‐6日
幼少期からピアノとヴァイオリンを学び、高校に入って作曲を始めたというロティチウス。バッハやバルトークの影響を受け、交響曲やバ レエ、数多くの室内楽作品を発表したものの、当時のアヴァンギャルドな響きに不満を抱き、ジャズ、ポピュラー音楽に目を向けま す。その後、ブレヒトの歌に興味を持ち、ミニマル音楽の要素を取り入れることで、自身の作品に独創性を与えることに成功、この 「ムード・インディゴ」はデューク・エリントンの名曲を変奏曲に作り変えたもので、ゴキゲンなムードに満たされています。

Etcetra
KTC-1593(1CD)
ロビン・デ・ラーフ:ヴァイオリン協奏曲*
交響曲第1番 「タングルウッド物語」
タスミン・リトル(Vn)*、
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指)
マルクス・ステンツ(指/交響曲第3楽章)
オランダ放送PO
Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズから、タスミン・リトルとヤープ・ファン・ズヴェーデンが登場!数々の知られざるレパートリー、とりわけ協奏曲録音で高い評価を得るタスミン・リトルが弾くのは、現代オランダのリーディング・コンポーザーの1人、ロビン・デ・ラーフ(b.1968)のヴァイオリン協奏曲。デ・ラーフはロッテルダム音楽院作曲科の教授を務め、2000年にはタングルウッド音楽センター(タングルウッド音楽祭の講習会)のシニア・コンポジション・フェローに招聘され、それをきっかけに、ボストンSOとのパートナーシップを始めとする北米での活躍を拡げています。
ハーグ・レジデンティ管、オランダ放送フィル、ダラス響、ロイヤル・フランダース・フィル、ホンコン・フィルなどの首席指揮者、音楽監督等を歴任し、2018年シーズンからはニューヨーク・フィルへの音楽監督就任が決まっているオランダの名匠、ヤープ・ファン・ズヴェーデンの指揮にも注目!


Treasures
TRE-176(1CDR)
若き日のオスカー・シュムスキー
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番 ニ長調 Op. 4*
シューベルト:華麗なるロンドOp.70**
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ#
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第22番(ピアノ伴奏版)##
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」+
オスカー・シュムスキー(Vn)
ピアニスト不明*
レオニード・ハンブロ(P)**
ミルトン・カティムズ(指)NBC響#
ウラディミール・ソコロフ(P)##
トーマス・シェルマン(指)小管弦楽協会O+

録音:1940年8月15日*、1951年6月23日**、1950年4月22日#、1950年##、1956年頃+ (全てモノラル)
※音源:DISCOPEDIA MB-1040、Music Appreciation Records MAR-5613+
◎収録時間:78:53
“音楽を弄ばず、奉仕者に徹する信念が強固なニュアンスを形成!”
■音源について
モーツァルト以外は、SP音源からの復刻LPですので、特有のノイズがあります、あらかじめご了承下さい。

★オスカー・シュムスキー(1917年-2000)は、フィラデルフィア生まれ。7歳でフィラデルフィア管と共演し、ストコフスキーから「いまだかつてない神童」と絶賛され、後にカーティス音楽院で学び、晩年のレオポルト・アウアーのもとで研鑽積みました。教育活動に熱心だったため、録音数は極めて少なく、広く認知されるようになったのは、晩年になってからのニンバス等への録音からでしょう。
ヴィエニャフスキは軽妙に躍動し、多彩な表情を交えて雄弁に語りる付けますが、聴き手に媚びるような嫌らしさがなく、すすり泣くフレーズでも背筋のピンと伸びた意志の強さが宿り、音楽を女々しくさせません。サン・サーンスも同様で、決して流れが停滞せず、呼吸の求心力の高さに思わず惹き込まれます。
ヴュータンの第2楽章は可憐な囁きが心に染みますが、安易なポルタメントに逃げず、ここでも折り目正しい造形力が際立ちます。
その造形力が古典的なフォルム維持に生かされ、独特の手応えを与えてくれるのが、モーツァルトの協奏曲。
第1楽章主題は陽の光をたっぷり浴びたハリのある音色美を放射。第2主題のリズムは、気分に任せる素振りも見せず、ニュアンスが凝縮。このシーンに限らず、ショーマンシップを見せつける箇所がほとんど存在せず、カデンツァでさえ決して大道芸的な立ち回りとは無縁。それこそまさに、シュムスキーの教育者、作曲家に奉仕する芸術家としての象徴と言えましょう。終楽章も実にニヒル。微笑みを振りまくのではなく、フレージングの微妙な陰影と呼吸の妙味で多彩な表情をしっかり引き出し、作品の核心に肉薄しようとする意思が音楽全体を引き締めているので、決して堅苦しさを与えずに音楽の全体像をしっかり実感することができるのです。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲はどんな名盤を聴いても、どこか食い足りないものを感じるという方には、特に傾聴していただきたいと思います。【湧々堂】

LAWO Classics
LWC-1127(1CD)
ノルウェーのフルート
エドヴァルド・フリフレート・ブレイン:フルート小協奏曲 Op.10(1959)
ヨハン・クヴァンダール:フルートと弦楽のための協奏曲 Op.22(1963)
エギル・ホーヴラン:フルートと弦楽のための組曲 Op.31(1959)
フィン・モッテンセン:フルート・ソロのためのソナタ Op.6(1953)
トム・オッタル・アンドレーアセン(Fl)、
ノルウェー放送O、
インガル・ベルグビ(指)

録音:2014年12月8日−12日、NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ)
トム・オッタル・アンドレーアセン(1963−)は、ノルウェー国立歌劇場とノルウェー放送のオーケストラを経て、現在オスロ・フィルの副首席フルート奏者とノルウェー室内管の首席フルート奏者を兼任。初のソロ・アルバム『ノルウェーのフルート』には、多様な個性とスタイルの作曲家たちが作品を発表しノルウェー音楽界が活気を呈していた1953年から1963年にかけての10年間の作品を収録。
フリフレート・ブレイン(1924−1976)は、おおらかなメロディが特徴的な「外海へむけて」で知られ、「フルート小協奏曲」は、第2楽章「ラルゲット」が彼の書いたもっとも美しい音楽のひとつ。クヴァンダール(1919−1999)の「フルート協奏曲」はネオクラシカルな作品で、20世紀ノルウェーを代表するフルート協奏曲のひとつ。エギル・ホーヴラン(1924−2013)は、20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり。「フルートと弦楽のための組曲」は1959年に作曲、アルフ・アンデシェンとフィルハーモニック協会(現オスロ・フィル)の共演で翌年初演。フィン・モッテンセン(1922−1983)の「ソナタ」はアンデシェンが初演した作品です。

カメラータ
CMCD-28353(1CD)
税込定価
2017年8月25日発売
モーツァルト:フルート協奏曲集
フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314(285d)
フルートと管弦楽のためのアンダンテ.ハ長調 K.315(285e)
フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313(285c)
カール=ハインツ・シュッツ(Fl)
オルケストラ・ダ・カメラ・ディ・ペルージャ

録音:2017年5月イタリア
 ウィーン・フィル首席奏者にして、フルート界をリードするソリスト、 カール=ハインツ・シュッツ。斯界屈指のモーツァルト吹きでもある彼 が、待望の協奏曲を録音しました。  「(シュッツのモーツァルトは)音楽の流れの中で、どの瞬間でも自 然体。音が軽やかで、その場の空気に溶け込んで行くかのように浮揚し て聴き手を包み込む。濁りのない明るく透明な音色で、柔らかく、よく 歌って(中略)聴き手の心をとろけさせ、心を奪ってしまうほどに魅力 のある素晴らしい音楽」 プロデューサー:井阪紘(ブックレットより)


Hanssler
HC-16065(2CD)
20世紀のピアノ協奏曲集

(1)シュルホフ:協奏曲 Op.43〜ピアノと小オーケストラのための(1923)

(2)コープランド:ピアノ協奏曲(1926)

(3)オネゲル:ピアノ協奏曲(1924)

(3)ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調

(4)アンタイル(1900-1959):ピアノ協奏曲第1番(1922)

(5)アンタイル:ジャズ交響曲〜ピアノとオーケストラのための(1927)

(6)ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調
全て、ミヒャエル・リシェ(P)
(1)ガンサー・シュラー(指)ケルンWDR響/録音:1993年12月15-17日フィルハーモニー、ケルン
(2)スティーヴン・スローン(指)ケルンWDR響/録音:1995年9月フィルハーモニー、ケルン
(3)スティーヴン・スローン(指)ケルンWDR響/録音:1995年9月フィルハーモニー、ケルン
(3)イスラエル・イノン(指)ケルンWDR響/録音:1999年9月フィルハーモニー、ケルン
(4)クリストフ・ポッペン(指)バンベルクSO/録音:2001年10月ハンブルク
(5)ウェイン・マーシャル(指)ベルリンRSO/録音:2002年12月イエス・キリスト教会(ベルリン)
(6)ウェイン・マーシャル(指)ベルリンRSO/録音:2003年2月イエス・キリスト教会(ベルリン)
リシェが挑んだ「20世紀のピアノ協奏曲集」はかつてARTE NOVAレーベルからリリースされていた名盤で、ヘンスラー・レーベルから再登場です。 ドイツの知性派ピアニスト、ミヒャエル・リシェはヘンスラー・レーベルからC.P.E.バッハのピアノ協奏曲集を、またProfilレーベルからはモーツァルト のピアノ協奏曲第 20 番をリシェ自作を含む様々な作曲家のカデンツァを録音するなど、こだわりをもったピアニストとしても知られております。この20 世紀のピアノ協奏曲集にはシュルホフ、コープランド、オネゲル、ラヴェル、アンタイル、ガーシュウィンと実に多彩な作曲家の作品が揃いました。
アメリカのアンタイルは未来派的、ジャズの手法を用いて実験的な作品も多く残した作曲家です。また、チェコのシュルホフは19世紀のピアニスト、J.シュ ルホフの甥の子。ナチス政権下に作品は退廃芸術の烙印を押され、シュルホフもチェコ併合後逮捕され、ヴェルツブルク収容所で病死した悲劇の作曲家 です。1990年代に再評価が急速に進み、リシェもピアノと小オーケストラのための協奏曲を録音しました。

Etcetra
KTC-1603(1CD)
ヴァンハル:クラリネット、オーボエ、ファゴットのための協奏曲集
ファゴット協奏曲ハ長調
クラリネット協奏曲ハ長調
オーボエ協奏曲ヘ長調
2本のファゴットのための協奏曲ヘ長調
リュック・ルブリ(Fg)、
フランソワ・バティスト(Fg)、
ミシェル・ルティエク(Cl)、
ピート・ファン・ボックスタル(Ob)、
ハンス・ロトマン(指)プロイセン室内O
モーツァルトと同世代のウィーンで活躍したボヘミア出身の作曲家、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739−1816)の木管楽器協奏曲集。モーツァルトやハイドン、ディッタースドルフらと共に弦楽四重奏を演奏したとも伝わるヴァンハルの貴重な録音が蘇る。

TOCCATA
TOCC-0385(1CD)
NX-B03
バウエル(1936):チェロのための作品集
チェロ協奏曲 第2番(2013)…初録音
3つのプリミティヴ(1987)…初録音
1楽章のソナタ(1982)
ほぼ古い様式によるパッサカリア(2002)
This(2006)…初録音
アンジェイ・バウエル(Vc)
ヤン・クシシュトフ・ブローヤ(P)
マレク・モシ(指)
アウクソ・ティヒ室内O

録音:2013年11月14日
2013年12月18.20日
ルトスワフスキとパヌフニクの「次世代の作曲家」の一人、1936年生まれのイェルジ・バウエルのチェロ作品集。彼の息子アンジェイ が素晴らしいチェリストであるためか、バウエルは積極的にチェロのための作品を発表しています。その作品はモダンでありながら、チェ ロにはたっぷりと旋律が用意されており、チェロが「歌う楽器」であることを再認識させてくれます。この録音ではもちろんアンジェイがソ ロを務めており、作品の魅力を極限まで伝えることに成功しています。
TOCCATA
TOCC-0422(1CD)
NX-B03
ブロムヘッド(1945-):管弦楽作品集
A Lay for a Light Year(2014)
ヴァイオリン協奏曲(2008)
交響曲 第2番(1994)
アラン・スメイル(Vn)
コールマン・ピアース(指)
アイルランド国立SO

録音:2014年11月2-4日
非常に活力に満ちた3つの作品。これらを作曲したのはアイルランドの作曲家ジェローム・ド・ブロムヘッド。アイルランド王立音楽院 で学び、ダブリンではセオアーズ・ボドリーに師事、ギタリストとしても活動した人です。宇宙の規模とエネルギーを示唆した「A Lay for a Light Year」の爆発的な音楽、エレガントで抒情的な雰囲気とストラヴィンスキーを思わせる激しさが同居する「ヴァイオリン 協奏曲」、広大な空間感覚を提示する「交響曲第2番」はどれもコンサート向きの華やかさを持っています。


Treasures
TRE-177(1CDR)
ロベール・カサドシュ/ベートーヴェン:「皇帝」他
ウェーバー:コンツェルトシュテュック ヘ短調 Op. 79
フランク:交響的変奏曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
ロベール・カサドシュ(P)
キリル・コンドラシン(指)トリノ放送SO
ハンス・ロスバウト(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO*

録音:1960年5月6日ライヴ、1961年2月3日* (全てステレオ)
※音源:伊FONIT CETRA LAR-18、独FONO-RING SFGLP-77699*
◎収録時間:66:12
“本質追求ヘの強い意志を分かち合ったカサドシュとロスバウトの強力タッグ!”
■音源について
FONIT CETRAは、“ARCHIVIO RAI”シリーズでチェリビダッケ、バルビローリ等の1960年頃のステレオ・ライヴ録音をリリースしていますが、これもその一環。この時期のステレオとしては極めて優秀。「皇帝」はPHILIPS音源ですが、ここではシャキッとした音が演奏の性質とマッチしているFONO-RING盤を採用。今までどのCDを聴いても表現が中途半端に聞こえましたが、これで聴くと音の意味が手に取るように分かります。

★カサドシュの協奏曲録音で共演する指揮者は、フランス風のエレガンスを湛えた人よりも、セルをはじめとして硬派な指揮者との共演が多いですが、これは単にレコード会社の都合ではなく、カサドシュの意向が作用していことを強く窺わせるのがここに収録した3曲(全てカサドシュの十八番)です。コンドラシンもロスバウトも、ワルターのような柔和さとは対極的な引き締まった音像を志向する指揮者。一方のカサドシュも、清明なタッチによるしなやかなフレージングを見せながらも、特に独墺の古典作品(特にバッハの素晴らしさ!!)においては、無駄を排して造形力を際立たせ、意志の強さを感じることが多いので、シェイプアップ型指揮者との相性が抜群なのです。
中でも、ベートーヴェンの「皇帝」は、指揮者とピアニストの共通認識の強固さという点で、多くの同曲名盤の中でもトップクラス!カサドシュが、ロスバウト化して言えるほど、互いの方向性が同じ一点に完全一致しているのです。
第1楽章冒頭からイン・テンポを基調とした高潔美が横溢。決して音像を肥大化させず、毅然とした意思をもって造形する姿勢をここまで貫かれると、重戦車型の演奏は場違いとさえ思えてきます。白眉は第2楽章!何度聴いてもこの楽章の史上最高峰の演奏という確信は揺らぎません。カサドシュの結晶化しきったタッチそのものが詩情を醸し出し、それ以上のことは何せず、澄み切った空気感を表出。それに比べ、テンポを落としてしっとりと歌おうとするほど本質から逸れてしまう演奏の如何に多いことか…。
終楽章は、引き締まった音像の中の強烈な意志力がさらに高次元で燃焼し、これ以上ない凝縮しきった音楽を展開。安直な人間味など寄せ付けないほどの本質追求型の演奏の場合、指揮者とソリストは「融合」より「緊張」が際立つものですが、ここではその両方を同時に体感できるのです!【湧々堂】

Bottega Discantica
DISCANTICA-294(1CD)
ヴィヴァルディ「作者詐称」
ヴィヴァルディ:フルート、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の協奏曲ト長調 RV 102
バッハ:チェンバロ独奏の為の協奏曲ト長調 BWV 973
ヴィヴァルディ(ヨハン・クリストフ・グラウプナー編):フルート、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ホ短調 RV 275a
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音の為のソナタ変ロ長調 RV 47
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 Op.3-9 RV 230
フルート,2つのヴァイオリンと通奏低音の為の協奏曲ニ長調 RV 89
アッカデーミア・ヘルマンス
ファビオ・チェッカレッリ(Fl)
ロセッラ・クローチェ、益田弥生、マルコ・ピアントーニ(Vn)
セバスティアーノ・アイロルディ(Va)
アレッサンドラ・モンターニ(Vc)
アルベルト・ロ・ガット(Cb)
ファビオ・チョフィーニ(チェンバロ、指)

録音:2016年1月21-23日、クチネッリ劇場、ソロメオ、イタリア
怪しげなアルバム・タイトルは、ヴィヴァルディの作品が普及するにあたって行われた他の作曲家による楽器の書き換えをテーマとしたプログラムに付けられたものです。フルート奏者・指揮者・音楽学者フェデリコ・マリア・サルデッリによれば、RV 102 はゼバスティアン・ボディヌス(1700頃-1759)またはヨハン・クリスティアン・シックハルト(1681-1762)によって、RV 89 はボッレーニという作曲家によってフルート用に書き換えられたとされています。バッハの BWV 973 の原曲はヴィヴァルディの「ヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ト長調 Op.7-8 RV 299」で、ここでは原曲のまま演奏されているヴィヴァルディの Op.3-9 RV 230(ヴァイオリン・ソロはロセッラ・クローチェ)も同様にバッハによってチェンバロ独奏用の BWV 972 に書き換えられています。RV 47 はヴィヴァルディ自身による書き換えの一例で、第2楽章が彼のヴァイオリン・ソナタ ホ短調 RV 17 の第2楽章と非常に近いものとなっています。
ファビオ・チェッカレッリはマルチェッロ・ガッティに師事したイタリアのフルート奏者。2000年のアッカデーミア・ヘルマンス創設以来のメンバーです。

露OLYMPIA
MKM-287(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
ピアノ・ソナタ ト長調「大ソナタ」Op.37a+
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ウィーンSO*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)*

録音:1962年9月24-26日、ウィーン、オーストリア、AAD*
1956年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル、AAD+
原盤:Deutsche Grammophon*
露OLYMPIA
MKM-293(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(原典版)*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18+
ラザール・ベルマン(P)
ベルリンRSO*
ユーリー・テミルカーノフ*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)+
ワルシャワ国立PO+
スラニスワフ・ヴィスウォツキ(指)+

録音:1986年*/1959年+
原盤:Schwann*/Deutsche Grammophon+
露OLYMPIA
MKM-294(1CD)
ダヴィド・オイストラフ&キリル・コンドラシン
ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40
 ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
ゴダール(1849-1895):ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調(ロマンティック協奏曲)Op.35 から カンツォネッタ
ショーソン:詩曲
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ラヴェル:ツィガーヌ
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ソヴィエト国立SO
キリル・コンドラシン(指)

録音:1947-1948年

スロヴェニア放送
ZKP-114472(1CD)
アントン・グラチャール(トランペット)
(1)ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe:1
(2)トマジ:トランペット協奏曲
(3)ペトリッチ:過ぎ去った時のためのブルレスク
(4)タルティーニ:トランペット協奏曲ニ長調
アントン・グラチャール(Tp)
(1)-(3)サモ・フバード(指)スロヴェニアRSO
(4)ラルフ・ヴァイケルト(指)スロヴェニアPO

録音:(1)1975年、(2)1973年、(3)1970年、(4)1977年
スロヴェニアを代表するトランペット奏者、アントン・グラチャール(1940―)によるトランペット協奏曲の録音集。明るく輝かしい音色が魅力的である。イヴォ・ペトリッチ(1931―)は80歳を過ぎた現在でも精力的に活躍するスロヴェニアの作曲家。

SUPRAPHON
SU-4234(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414【弦楽四重奏による伴奏版】*

カデンツァ:ベートーヴェン、モーツァルト*
ヤン・バルトシュ(P)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
チェコPO

ドレシャルQ【ヴァーツラフ・ドヴォルザーク(第1Vn)、オンドレイ・プステヨフスキー(第2Vn)、マーティン・ステュープカ(Va)、ヴォイチェフ・ウルバン(Vc)】

録音:2013年5月1日ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
2016年5月21日マルティヌー・ホール*
ブレンデルも激賞するヤン・バルトシュによるモーツァルトのピアノ協奏曲のアルバムをリリースしました。バルトシュは14 歳のときにビエロフラーヴェ クの指揮で輝かしいコンサート・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇るチェコ期待の若手ピアニストです。 音楽性の豊かな美しいタッチで魅了するバルトシュが最も得意とするモーツァルト。ピアノ協奏曲第20番は2017年5月31日急遽した巨匠イルジー・ ビエロフラーヴェク率いるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、デビュー当時からその才を認めていたマエストロが愛情深くサポートしておりま す。一方、ピアノ協奏曲第12番は弦楽四重奏による伴奏版での録音。ジュリアード弦楽四重奏団のメンバーであったヴァイオリン奏者ロバート・マンやエマー ソン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者ローレンス・ダットンら著名な演奏家から室内楽を学んできたバルトシュならではのきめ細かく丁寧な音楽づくりがこの作 品でも見事にあらわれております。 (Ki)

Onyx
ONYX-4167(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 
 ロマンス第1番ト長調 Op.40、
 ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
シューベルト:ロンド イ長調 D.438
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・マンゼ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO
2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ(ONYX 4170)」に続くエーネスのベートーヴェン・アルバムは、古典派〜ロマン派を中心に幅広いコンチェルト・レパートリーを持つエーネスにとって、意外にも初の録音となるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。アンドルー・マンゼとロイヤル・リヴァプール・フィルという完璧な布陣を敷いて、ヴァイオリニストにとって最高の挑戦となるベートーヴェンの傑作コンチェルトを贈ります。

Chandos
CHAN-10958(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.2
ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
ディヴェルティメント ニ長調 K.136
ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX

録音:2017年3月6日−7日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)
016年9月にはアシュケナージ指揮オーケストラ・アンサンブル金沢との日本ツアーでモーツァルトの「ピアノ協奏曲第17番(PCHAN-10929収録)」を披露し、2017年7月にも来日公演を果たしたばかりのジャン=エフラム・バヴゼ。軽やかなタッチと色彩あふれる音色で贈るバヴゼの芳潤なるモーツァルトにご期待ください!
Chandos
CHSA-5209(1SACD)

ボーレンシュタイン:管弦楽作品集
ヴァイオリン協奏曲 Op.60*
ビッグバンと宇宙の創造 Op.52
もしあなたがそれを望むなら、それは夢ではない Op.58(全曲世界初録音)
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
オックスフォードPO、
イルミナ・トリンコス(Vn)*

録音:2016年12月11日ー12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ボーレンシュタインは、アシュケナージが長年にわたって賞賛し支持してきた作曲家。アシュケナージのために書かれアシュケナージが初演した、まさにアシュケナージのためのプログラム「もしあなたがそれを望むなら、それは夢ではない(If you will it, it is no dream)」を含む、ここ数年の間に世界初演された3つの管弦楽作品はすべて世界初録音!
Chandos
CHSA-5185(1SACD)
シマノフスキ&カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op035、
 ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8
タスミン・リトル(Vn)、
エドワード・ガードナー(指)BBC響

録音:2017年1月4日ー5日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2016/2017シーズンのコンサート・プログラムの1つでもあるシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第2番を含む2曲に加え、Hyperionのロマンティック・コンチェルト・シリーズでの録音が稀代の名盤として人気を誇っていたカルウォヴィチの「ヴァイオリン協奏曲」の新録音バージョンも収録という嬉しいカップリング。
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876ー1909)は、「若きポーランド」の一員として将来を嘱望されながらも32歳で早逝した天才作曲家。ポーランド国内では重要なレパートリーとして定着しながらも世界的には無名であった「ヴァイオリン協奏曲」を世に広めたタスミン・リトルが、10余年ぶりに録音しなおした新たなカルウォヴィチにご注目あれ!
「ウォルトンのヴァイオリン協奏曲(CHSA-5136)」でも見事な共演を果たした、エドワード・ガードナー&BBCSOとの演奏、そしてChandos SACDによる高音質録音もポイントです!

Lyrita
REAM.1134(1CDR)
ラッブラ:協奏交響曲、他

(1)ラッブラ:協奏交響曲 Op.38
(2)シリル・スコットの主題による前奏曲とフーガ Op.69
(3)ヴァイオリン協奏曲 Op.103
(4)スコット:慰め
(1)エドムンド・ラッブラ(P)、
 ヒューゴ・リグノルド(指)
 バーミンガム市SO
 BBC放送日:1967年5月2日
(2)エドムンド・ラッブラ(P)
 BBC放送日:1967年8月9日
(3)エンドレ・ヴォルフ(Vn)、
 ルドルフ・シュワルツ(指)BBCSO
 BBC放送日:1960年2月20日
(4)エドムンド・ラッブラ(P)
 BBC放送日:1967年8月9日
神秘主義的な作風を特徴としたラッブラの自作自演を含む貴重な録音の数々。ラッブラ自身がピアニストを務めた「協奏交響曲」、師であるシリル・スコットの70歳を記念した「前奏曲とフーガ」などを収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Danacord
DACOCD-781(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー Vol.2
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
(2)シューマン:謝肉祭 Op.9
(3)ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
(4)モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル**
(6)シューベルト:ピアノ三重奏曲変ロ長調 Op.99***、
(7)即興曲ト長調 Op.90-3
ヴィクト・シューラー(P)、
エーリク・トゥクセン(指)*、
デンマーク国立RSO*、
エミール・テルマーニ(Vn)**、
ヘンリー・ホルスト(Vn)***、
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)***

録音:(1)1950年、(2)1956年、(3)1956年、(4)1955年、(5)1942年、(6)1955年、(7)1957年
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラーの貴重な録音を現代に復刻するシリーズ第2弾(第1弾はDACOCD 491-492)。ヴィクト・シューラー(1899−1967)は、コペンハーゲン生まれのピアニスト。父は作曲家のヴィクト・ベンディクス。母アウゴスタ・シューラーからピアノの手ほどきを受け、イグナーツ・フリードマン、アルトゥール・シュナーベルに師事しました。1914年にピアニストとしてデビュー。1919年からヨーロッパの演奏旅行。第2次世界大戦後の1948年−1949年にかけて初めてのアメリカ演奏旅行を行いました。新しい音楽のスペシャリストとしても知られ、ランゴーやニルス・ヴィゴ・ベンソンのピアノ作品を初演。指揮者としても活動しました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


ELECT
ERT-1031(3CD)
ローラ・ボベスコ〜エレクトレコード全録音集
■CD1=旧EDC796
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016
(2)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
■CD2=旧EDC797
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 「トルコ風」
■CD3=旧EDC797
(1)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3 番
(2)サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
(3)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(4)ホアキン・ニン(1879−1949):四つの回想
ローラ・ボベスコ(Vn)

■CD1=旧EDC796
(1)マリアーナ・カブデボ(P)
 録音:1966 年10 月(モノラル)
(2)(3)アルバート・ガットマン(P)
 録音:1968 年5 月(ステレオ)
■CD2=旧EDC797
コンスタンティン・ボベスコ(指)
ブカレスト放送O
 録音:1963 年12 月(モノラル)
■CD3=旧EDC797
(1)(2)イラリオン・イオネスコ=ガラティ(指)
 ブカレストRSO
 録音:1979 年12 月(ステレオ)
(3)(4)マリアーナ・カブデボ(P)
 録音:1966 年10 月(モノラル)

原盤編集:ロクサナ・ギベスク
原盤音源調整:フロレンティーナ・エルゲレギウ
ルーマニアの偉大なヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921−2003)は、長いキャリアを誇り、また1970 年代以降は日本で もマニアから絶賛され来日もあったにもかかわらず、残された録音は限られたものでした。特に祖国での録音はエレクトレコ ードによるこれらの演奏が全てとなります。
■CD1…ここでは 1960 年代のバッハとベートーヴェンを収録。壮年期の彼女の魅力がたっぷり味わえる。ことにバッハのソナ タ第4 番における憂いと優美さの絶妙なバランスは絶品。美音に止まらず、気高い心境が見事に音化されております。
■CD2…伴奏のコンスタンティンはローラの従兄弟で、ヴァイオリニスト、指揮者としても活躍した。バッハは物凄く濃密な表現 で噎せ返るような色気を見せる。バッハ演奏としては異色ともいえるが徹底ぶりは正しく真の芸術表現の鑑と言えましょう。モ ーツァルトの協奏曲「トルコ風」は同じ時期の録音ながら何故か音質が古色蒼然としていて残念。ボベスコのモーツァルトと言 えば優美と品格を両立させた逸品で、この演奏も無論その例に漏れません。
■CD3…ボベスコはフランス、ベルギーといったフランス語圏での活動が主でした。当然レパートリーもフランスものが重要で す。サン=サーンスにおける崩しのない高貴な貴婦人のような佇まいと姿形、正に「音は人なり」を代表する演奏と申せましょ う。そしてぜひ聴いて頂きたいのがストラヴィンスキーの「イタリア組曲」。これは「プルチネッラ」のヴァイオリン版と言い切って も構わないもの。擬古典的なストランヴィンスキーの音楽は、作曲技法の神髄。イタリア・バロックの感覚と近代音楽の精神が これほど幸福に融合した例もありません。ホアキン・ニン(1879−1949)は、キューバ生まれで、モーリッツ・モシュコフスキに学 んだピアニスト兼作曲家。フランス、スペインで活躍しました。「四つの回想」は他に録音もない隠れた名曲。フランス風にセン ス抜群な作曲に、燦々と降り注ぐスパニッシュ・エキゾチシズムが楽しい限り。ボベスコはこの曲を愛し各国で演奏しました。
新装発売について:EDC796,EDC797,EDC798 として3枚のCD が親しまれておりましたが、長らく廃盤でした。この度弊社 がELECTRECORD からマスターテープに遡って原盤提供を受けてCD3 枚組に仕様変更し発売致します。エレクトレコード は音源保存と編集に問題があるケースがしばしばあり、今回で言えば、モーツァルトの「トルコ風」は何故か音質が落ちます。 他にも妙な残響付加などが以前の盤には見られましたが、今回は可能な限り修正に勤しみました。特にストラヴィンスキーの 「イタリア組曲において以前の盤で見られた編集ミスは修正されております。

Altus
TALT-029(1CD)
デ・ヴィート&フルトヴェングラー
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
トリノ・イタリアRSO(RAI国立管)

録音:1952年3月11日、1952年3月7日*
ターラ・レーベルより発売されていた「イタリアのフルトヴェングラー」(FURT-1080)をライセンス復刻いたしました。晩年のフルトヴェングラーがRAI交響楽団と残した非常に貴重な録音です。同音源中、最良の音質と言われていたターラ盤をリマスタリングし、より聴きやすい音に仕上げました。当演奏の決定盤としておすすめいたします。フルトヴェングラーとイタリアの関わりは深く、記録では1922年から54年までの期間にイタリアで演奏会を行っています。内容はオーケストラ演奏会が69回、オペラが112回。31人の作曲家、76の作品を取り上げています。当時の批評家や聴衆がどのように賞賛し、また批判したかなど、イタリアにおけるフルトヴェングラー受容について書かれた解説書の日本語訳も貴重です。イタリアの名ヴァイオリニスト、デ・ヴィートとフルトヴェングラーの共演。メンデルスゾーン、ブラームスともにデ・ヴィートの得意とする協奏曲であり、軽やかで明るい響きを持ちながら緊張感もあり、じっくりと聴かせます。フルトヴェングラーのバックも堂々たるもので実に巨大な演奏です。 (Ki)

SWR music
SWR-19041CD
NX-B02
ヘンリク・シェリング:ヴィヴァルディ/モーツァルト
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番「トルコ風」
ヘンリク・シェリング(Vn,指)
プフォルツハイム南西ドイツCO

録音:1969年12月7日 ライヴ収録(ステレオ)
※初出音源
20世紀を代表するヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリング(1918-1988)。存命中は高く評価されましたが、現在では他の同時代の 演奏家たち、ハイフェッツやミルシュテイン、オイストラフらと比べると、あまりにも求道的な演奏のためか、少しだけ知名度が低くなっ てしまった感があります。しかし彼の完璧な技術と音色の美しさは他を圧倒するものであり、再評価されるべき名手の一人です。こ のアルバムに収録されたヴィヴァルディとモーツァルトは、自ら指揮も務めた演奏で、厳しさ漂うバッハとは全く違う、生き生きとした愉 悦感を伴う音楽になっています。ムラのない均一な音色で奏でながらも、メリハリのある表現が魅力の「四季」、ディティールにもこだ わりを見せるモーツァルトと、円熟の演奏が繰り広げられます。


Arte Verum
QEC-2017(4CD)
2017年エリザベート王妃国際音楽コンクール【チェロ】

■CD1
(1)ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調op.107
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調op.104

■CD2
(1)ブラームス:チェロ・ソナタヘ長調op.99
(2)プロコリエフ:チェロ・ソナタハ長調op.119
(3)プーランク:ソナタFP143

■CD3
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb:1
(2)ボッケリーニ:ソナタハ長調G.17
(3)シューマン:民謡風の5つの小品op.102よりMit Humor, Langsam(
(4)アンネリー・ファン・パリ(b.1975):Chacun(e) sa chaconne
(5)イザイ:グラーヴェ(独奏チェロのためのソナタ ハ短調op.28より)
(6)細川俊夫:Sublimation(昇華)

■CD4
(1)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010よりプレリュード
(2)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb:2
(3)ドヴォルザーク:ロンドト短調op.94
(4)シューマン:民謡風の5つの小品op.102よりStark und markiert(
(5)ブルッフ:コル・ニドライop.47
(6)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタイ短調D821よりアレグロ・モデラート
(7)フォーレ:パピヨンop.77
(8)ポッパー:妖精の踊りop.39
■CD1
(1)ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)/仏/第1位
(2)岡本侑也(Vc)/日本/第2位
■CD2
(1)ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)、
 テオ・フシェンネレ(P)
(2)ブランノン・コー(Vc)/米/第6位、
 ヴィクトル・サンチャゴ・アサンシオン(P)
(3)オーレリアン・パスカル(Vc)/仏/第4位、
 アンナ・ナレット(P)
■CD3
(1)サンチャゴ・カニヨン=ヴァレンシア(Vc)/コロンビア/第3位
(2)イヴァン・カリズナ(Vc)/ベラルーシ/第5位、
 リディ・ブリィドルプ(Vc)
(3)イヴァン・カリズナ(Vc)、
 佐藤卓史(P)
(4)マチェイ・クワコフスキ(Vc)/ポーランド/入賞、
 KeikoTamura(P)
(5)イヴァン・カリズナ(Vc)
(6))セウンミン・カン(Vc)/韓国/入賞
■CD4deZES/lesSIX
(1)ブリュノ・フィリップ(Vc)/仏
(2)三井静(Vc)/日本
(3)アストリヒ・シラノシアン(Vc)、
 ジュリアン・ジェルネ(P)
(4)ユリア・ハーゲン(Vc)、
 Naoko Sonoda(P)
(5)シハオ・へ(Vc)
(6)クリスティーヌ・ヨンヒュン・リー(Vc)
(7)ヤン・レヴィオノワ(Vc)、
 アンナ・ナレット(P)
(8)ブリュノ・フィリップ(Vc)

ステファヌ・ドゥネーヴ(指)ブリュッセルPO
フランク・ブラレイ(指)ワロニー王立室内O
録音:2017年5月8-29日、ブリュッセル(すべてコンクールのライヴ)
2017年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、チェロ部門の上位入賞者たちのコンクール時の演奏を集めたボックスです。チェロ部門は作曲部門に代 わって今年から新設されたもの。栄えある第1回で、第2位に入賞した日本人、岡本侑也の演奏も収録されており、注目です!
岡本侑也は、1994年東京生まれ。H=J.ゼーフルート、山崎伸子、W=S.ヤンの各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大 学音楽学部を経て、現在、ドイツ・ミュンヘン音楽大学にて研鑽を積んでいます。2011年「日本音楽コンクール」チェロ部門第1位および岩谷賞(聴衆賞) 増沢賞、黒蜿ワ、徳永賞を受賞、2015年には「第25回新日鐵住金音楽賞」フレッシュアーティスト賞を受賞。2016年6月、トッパンホールでのケラス 演奏会で、ブーレーズの難曲「メサージェスキス(7本のチェロのための)」のメンバーでもあった逸材。(公財)江副記念財団第42回奨学生。(公財)ロー ム音楽財団2013年度・2014年度奨学生。第25回(2014年度)新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞と、そのめざましい活躍が期待されて います。ドヴォルザークでは繊細かつ雄弁な音色が炸裂。知性を感じさせる抒情に満ちた熱演で、引き込まれます。 ★他の入賞者もいずれも力演。また、細川作品は細川特有の静けさから始まり、管弦楽とチェロが激しく対立するような場面もみられる、大作。アンネリー・ ファン・パリのChacun(e) sa chaconneはクリスタルのような硬質な音色とリズムが錯綜する難曲となっています。 ★CD 4のDe ZES / Les SIX は、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6名の音楽教育を受けている学生が、第1次予 選から本選までのすべての演奏に密着、その感想や雰囲気などをツイッター、フェイスブック、さらにホームページなどで発信していくというもの。順位とは 関係なく、彼ら6名が選んだ優れた演奏が収められています。 (Ki)

PRAGA
PRD-250388(1CD)
チャイコフスキー:協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)自作主題による変奏曲ヘ長調Op.19の6
(3)ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44
エミー ル・ギレリス(P)
カレル・アンチェル(指)チェコPO(1)、キリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO(3)

録音:1954年「プラハの春」音楽祭(1)、1950年6月(2)、1959年12月23日モスクワ放送(ライヴ)(3)
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はギレリスの十八番ながら、アンチェルとの1954年の共演は、長らく入手困難となっていました。当時38歳 のギレリスの物凄いテクニックに仰天させられます。さらにうれしいのが、コンドラシンと共演した第2番。ギレリスの演奏で聴くと、想像以上に魅力的 な作品と気づかされます。ピアノ独奏のための変奏曲も、やはりチャイコフスキーならではの旋律の美しさに満ちていて聴き惚れます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1348(1CDR)
オレフスキー〜ブラームス&ラロ
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ラロ:スペイン交響曲*
ユリアン・オレフスキー(Vn)
ハワード・ミッチェル(指)ワシントン・ナショナルSO
ユリウス・ルーデル(指)ウィーン国立歌劇場O*

録音:1953年(モノラル)、1959年(ステレオ)*
音源:Westminster WL 5273、 XWN 18938
Forgotten Records
fr-1144A(1CDR)
ムラーツェク&スワロフスキー
ブラームス
:ピアノ協奏曲第2番
ハンガリー舞曲第1番〜第5番#
エドゥアルト・ムラーツェク(P)*
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1959年頃、ウィーン
音源: World Record Club T 50 、MUSICAL MASTERPIECE SOCIETY, MMS 942
Forgotten Records
fr-1146(1CDR)
ミュンシュ&ジャニス
リスト:ピアノ協奏曲第1番*、第2番*
ワーグナー:「パルジファル」〜聖金曜日の音楽#
バイロン・ジャニス(P)*
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1961年7月30日タングルウッド*、/1962年4月1日シンフォニー・ホール・ボストン#(全てライヴ)

MPMP
MPMP-15(1CD)
アントニオ・ピニョ・ヴァルガス(1951-):ヴァイオリン協奏曲「ガレギン・アルチュニアンの記念に」*
ヴァイオリンとピアノの為のクアジ・ウナ・ソナタ+
ノー・アート
タミーラ・ハランブラ(Vn)
リスボン・メトロポリターナO*
ギャリー・ウォーカー(指)*
イネス・アンドラーデ(P)+
アントニオ・ピニョ・ヴァルガスはポルト大学文学部歴史学科を卒業し、ポルト音楽院、ロッテルダム音楽院で学んだポルトガルの作曲家・ミュージシャン。クラシックとジャズの両分野で活躍しています。*のガレギン・アルチュニアン(1951-2014)はアルメニアのエレヴァン生まれのヴァイオリニスト。1989年グルベンキアン財団に招かれポルトガルに移住し演奏家・演奏指導者・音楽教育者として活躍しました。タミーラ・ハランブラは1990年ウクライナのリヴィウに生まれたヴァイオリニスト。ポルトガルに移住し、アングラ・ド・エロイズモ地方音楽院で母エレーナ・ハランブラに、リスボン高等音楽学校でガレギン・アルチュニアンに、グラーツ音楽大学(オーストリア)でヴェスナ・スタンコヴィチに師事。ポルトガルで活躍する若手ヴァイオリニストの中で最も注目される一人です。

Forgotten Records
fr-1129A(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第22番 変ホ長調 K.482 *
第24番 ハ短調 K.491
イヴリーヌ・クロシェ(P)*
ガブリエル・タッキーノ(P)
シャルル・ミュンシュ(指)*
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1946年1月27日*、1949年1月30日#、1951年1月7日+、ライヴ


SUPRAPHON
SU-4229(5CD)
アンドレ・ナヴァラ〜プラハ録音集成
(1)ブラームス:二重協奏曲 イ短調
(2)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調
(3)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「ソロモン」
(4)レスピーギ:アダージョと変奏
(5)プロコフィエフ:チェロ協奏曲第2番Op.125
(6)マルティヌー:チェロ・コンチェルティーノ
(7)イベール:チェロと管楽器のための協奏曲
(8)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
(9)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番
(10)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番
(11)コダーイ:二重奏曲
(12)オネゲル:ソナティナ
(13)マルティヌー:二重奏曲第1番 H.157
(14)マルティヌー:二重奏曲第2番 H.371
(15)プロコフィエフ:チェロ・ソナタOp.119
(16)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
(17)ルイ・ド・ケ=デルヴロワ(1670-1760):組曲第2番〜チェロとピアノのための
(18)ボッケリーニ:チェロ・ソナタ第3番
(19)ラヴェル:ハバネラ形式の小品
アンドレ・ナヴァラ(Vc)

(1)(11)-(14)ヨゼフ・スーク(Vn)
(1)-(5)カレル・アンチェル(指)チェコPO
(6)(7)マルティン・トゥルノフスキー(指)室内O
(8)コンスタンティン・シルヴェストリ(指)チェコPO
(9)(10)(15)(16)アルフレート・ホレチェク(P)
(17)-(19)フランティシェク・マクシアーン(P)

録音:(1)1963年9月30日&10月3日、
(2)(3)1964年2月7-9日、
(4)(5)1965年6月20-25、(8)1953年6月29日、
(6)(7)1966年6月27-30日、
(9)1961年3月29日、
(10)1961年3月30日、
(11)-(13)1964年9月28-30日、
(14)1966年6月27-30日、
(15)1958年1月4-6日、
(16)1958年1月8,10-11日、
(17)-(19)1953年6月25日
全てオリジナルテープからの2017年最新リマスタリングです! ナヴァラはトゥールーズ音楽院に学び、13歳で一等賞を得て卒業。さらにパリ音楽院でジュール・ロエブにチェロを、シャルル・トゥルヌミールに室内 楽を師事し一等賞を得て卒業した逸材。その後、1929-35年にはクレトリ弦楽四重奏団のメンバーを務め、ついでピアノのヨゼフ・ベンヴェヌーティ、ヴァ イオリンのルネ・ベネデッティとピアノ三重奏団を結成するなど室内楽を積極的に行いました。1951年5月にプラハの春音楽祭にデビューし大成功をおさめたナヴァラは、その後定期的にプラハを訪れ、演奏会および録音を行いました。当録音 集成ではヨゼフ・スークとブラームスの二重協奏曲、コダーイ、オネゲル、マルティヌーのデュオ作品を収録。またシューマン、プロコフィエフ、ラロの協 奏曲ではナヴァラ節炸裂の熱演を聴かせてくれます。17世紀から20世紀まで室内楽から協奏曲まで作風も異なる様々な作品をスケールの大きなボウイ ングでたっぷりと聴かせます。スプラフォンの丁寧な復刻によりナヴァラの至芸が蘇りました!

Orchid Classics
ORC-100070(1CD)
NX-B03
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァオリン協奏曲 第1番
ヴァイオリン協奏曲 第2番
マシュー・トラスラー(Vn)
グラント・ルウェリン(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オブ・ウェールズ

録音:2016年7月2.3日
英国を代表する優れたヴァイオリニストであり、ORCHID CLASSICSのレーベル・オーナーとしても活躍するマシュー・トラスラー。こ のアルバムではプロコフィエフの2曲のヴァイオリン協奏曲を演奏。ナタン・ミルシテインが「20世紀における最も優れたヴァイオリン協 奏曲の一つであり、恐らくプロコフィエフ作品の中でも最高の1曲」と評した第1番、ヤッシャ・ハイフェッツが心より愛した抒情的な第 2番、これらをノースカロライナSOの音楽監督としても知られるグラント・ルウェリンの伴奏で演奏。2作品の性格の違いも鮮 やかに弾き分けています。

Forgotten Records
fr-1121(1CDR)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲*
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番#
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ Op.21
 スケルツォ=タランテラ Op.16
 エチュード=カプリス Op.18 〜第4番 Op.18-4(クライスラー編)
 モスクワの思い出 Op.6
 演奏会用ポロネーズ第1番Op.4
 新しい手法、エチュード=カプリス Op.10〜第5番(クライスラー編)
アーノルド・エイダス(Vn)
フレデリック・フンメル(指)
ウィーン管弦楽協会O*
レオポルド・ミットマン(P)#
アイリーン・フリスラー(P)

録音:1952年頃
音源: Stradivari Records, STR 611 (*/#), SLP 1003

CPO
CPO-777949(1CD)
NX-B10
ライネッケ(1824-1910):フルート作品集
フルート協奏曲 ニ長調 Op.283
フルートと管弦楽のためのバラード Op.288
フルートとピアノのためのソナタ「ウンディーネ」Op.167
フルートとピアノのためのソナチネ Op.108-1
タティアナ・ルーラント(Fl)
エッカルト・ハイリガーズ(P)
アレクサンダー・リープライヒ(指)
シュトゥットガルト放送SO
ニューヨーク、カーネギー・ホールでセンセーショナルなデビューを飾り、評論家によって「フルートのパガニーニ」を称された女性フルー ティスト、タティアナ・ルーラント。このアルバムではドイツ・ロマン派の巨匠ライネッケのフルート作品を演奏しています。ニ長調の協奏 曲と、バラードは80歳を過ぎた晩年のライネッケの手によるもので、派手な技巧を駆使するのではなく、あくまでも高い音楽性と趣 味の良さが特徴。ライネッケ作品の中で最も有名な「ウンディーネ」とソナチネも含め、聞きどころたっぷりです。

Champs Hill Records
CHRCD-119(1CD)
盗まれたリズム〜フランシス=ホード:作品集
チェロとアンサンブルのための協奏曲「カタルシス」*
フォーギヴネス・マシーン+
クォーク・ダンス#/オマージュ**
追悼を拒否して++
デイヴィッド・コーエン(Vc)*、
ポール・ホスキングス(指)*/#/++、
ランバート・オーケストラ*/#/++、
フェニックス・ピアノ・トリオ+、
イヴァナ・ガヴリッチ(P)**、
ニコラス・ダニエル(Ob)++

録音:2015年4月−5月
ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・アウォードの受賞者であるイギリスの女流作曲家、シェリル・フランシス=ホード。15歳の時に「チェロ、ピアノ、打楽器とオーケストラのためのコンチェルティーノ」でBBCヤング・コンポーザー・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションを受賞し、2015年にはBBCプロムスで作品が取り上げられるなど着実に評価を高めている作曲家です。

BRIDGE
BCD-9489(1CD)
グレゴリー・マートル(b.1969)作品集
アフターグロウ・オブ・ア・キス(2000)
皇后(1998)
ピアノ協奏曲(2008-2010)
クレイグ・カーチホフ(指)
ミネソタ大学ウィンド・アンサンブル
マヌエル・デイヴィス(Fl)
ソルンガ・リウ(P)

録音:2012 年2 月10、11 日、2013 年5月2、3 日 、2012 年4 月2-4 日
グレゴリー・マーテルはイエール大学、イーストマン音楽院で学んだ後、タングルウッド・コンポーザー・フェローシップを得てディティーユ、マウリツィオ・カーゲルにも師事している。作風はアメリカの作曲家にありがちなハリウッド調に派手に鳴らしまくる軽薄なエンターテイメント系とは無縁。ラテン的な色彩的で内省的な表現から聴こえるヨーロッパ的な深い知性に短期間師事したディティーユの影響が感じられる。楽しい鳥のさえずりを思わせるフルートに精妙なアンサンブルが絡む美しい「アフター・グロウ・オブ・ア・キス」、ピアノとウィンド・アンサンブルが火花を散らしあうピアノ協奏曲は聴きごたえ充分。


H.M.F
HMM-902325(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
序曲「フィンガルの洞窟
交響曲第5番 「宗教改革」
イザベル・ファウスト(Vnン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」1704年製)
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ

録音:2017年3月19-22日、バルセロナオーディトリウム第1ホール、Paul Casals
イザベル・ファウストが、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を録音しました!指揮は1977年生まれの今ヨーロッパで大活躍の指揮者エラス=カサ ド、管弦楽は「ピリオド・オーケストラのベルリン・フィル」とも称されるフライブルク・バロック・オーケストラという最高の布陣です。情熱と霊感に満 ちた第1楽章、天上を思わせる美しさの第2楽章、華麗の極みの超絶技巧の第3楽章からなる、クラシック屈指の人気曲である本作。ファウストの輝か しくまっすぐ聴き手の心に差し込んでくる奇跡の音色と、音楽に対する真摯な姿勢が、語り尽くされてきた名作にまたひとつ新鮮な感動をもたらしてくれま した。「天上の天使たちを喜ばせる協奏曲を」というメンデルスゾーンの意志がここにすべて集約されています。 ヴァイオリン協奏曲は、1844年に完成、その後も磨きをかけ、翌45年、メンデルスゾーンの盟友にして本作にも多大なアドヴァイスをした、ライプツィヒ・ ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスター、フェルディナント・ダーフィトによってライプツィヒで初演されました。初演時から大成功をおさめた本作 は、続くヨーロッパ各地の初演も名手が手がけています。1845年のドレスデン初演は当時15歳のヨーゼフ・ヨアヒム、1846年ベルリン初演はベルギー のユベール・レオナール(フランクのピアノ四重奏曲第1番を献呈された人物で、フォーレのヴァイオリン・ソナタ誕生時にも重要な役割を果たした)でした。 彼らが演奏しておそらく書き込みもされていたであろう実際の譜面はもう残されていませんが、それでも様々な資料が出版されており、それらを検証してい くと、19世紀と現代とでは演奏スタイルに異なる部分があると考えられます。たとえば開放弦の多用。ポルタメントの多用。ボウイングのスタイルも現代 とは異なっていました。そして、ヴィブラートは、継続的にではなく、要所要所で装飾的に用いられていたと考えられます。ファウストももちろんこれらの 資料につぶさにあたったうえでこの録音に臨んでいますが、ここに繰り広げられている演奏が呼び起こす実に新鮮な感動は、歴史的演奏や慣習、すべてを 越えた域にあるといえるでしょう。
また、2017年は、マルティン・ルターの宗教改革(1517)の500年記念にあたります。ここに収録された交響曲「宗教改革」は、ルターのアウク スブルクの信仰告白から300年にあたる1830年に完成されました。序奏で管楽器が奏でる「ドレスデン・アーメン」がなんとも痛切に響き、全体的に 非常に引き締まった音づくり。管楽器が奏でるコラールも荘重になりすぎず、終楽章も鮮やかなデュナーミクで颯爽とかけぬけるような演奏となっています。 同じく1830年に作曲された「フィンガルの洞窟」も、メンデルスゾーンがスコットランドに旅した時に感動した光景が鮮やかに眼の前に浮かぶよう。メン デルスゾーンの才能にあらためて感動し、エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラの力量にも圧倒される内容です。 (Ki)

Avie
AV-2373(1CD)
シューマン&サン=サーンス:チェロ協奏曲集
シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 Op.33
アントニオ・メネセス(Vc)、
クラウディオ・クルス(指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2017年1月3日−4日、イギリス
アントニオ・ヤニグロからチェロを学び、ミュンヘン国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールで優勝に輝いたブラジルが誇る世界的チェリスト、アントニオ・メネセス。1982年のチャイコフスキー国際コンクール優勝(ゴールド・メダル)から35年、そして今年8月に迎えるメネセス60歳の誕生日を記念したアルバムが登場!
長いキャリアと広いレパートリーを誇るメネセスにとって、意外にも初録音となるシューマンとサン=サーンスの協奏曲、そしてチャイコフスキーの「ロココ変奏曲」といった名曲たち。

Nimbus Alliance
NI-6295(1CDR)
21世紀のヴァイオリン協奏曲集
パターソン:2本のヴァイオリンと弦楽のための「アリュージョン」
プリッチャード:ヴァイオリン協奏曲「水の壁」
デイヴィッド・マシューズ:ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための「ロマンツァ」
フォッケンス:ヴァイオリン協奏曲「アン・イーヴンフル・モーニング・ニア・イースト・ロンドン」
ドゥーリトル:ヴァイオリンと弦楽のための「スティル・フォーリング」
ハリエット・マッケンジー(Vn)、
フィリッパ・モー(Vn)、
ケネス・ウッズ(指)イギリスSO、
イギリス弦楽オーケストラ

録音:2014年10月−2017年1月、イギリス
デイヴィッド・マシューズを筆頭として、ロンドンを拠点に活躍する5人の現代作曲家が、2000年以降に作曲したまさに"21世紀のヴァイオリン協奏曲"を集めたプログラム。
異なる民族性、文化、興味、影響のカラフルなタペストリーを、デュオ「レトリカ」として来日経験があるイギリスの女流奏者、ハリエット・マッケンジーが劇的に描いていく。現代音楽を得意としており、その演奏は説得力十分。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Linn
CKD-544(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)、
アンドルー・マンゼ(指)
スコットランド室内O
高い技術と並外れた表現力を備え、特にモーツァルトと初期ロマン派レパートリーの優れた解釈で知られるスイス出身の俊英ピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテージ。
ヒストリカル・パフォーマンスのパイオニアであり、現在指揮者として大活躍中の名匠アンドルー・マンゼが振るスコットランド室内O(SCO)とのモーツァルトで、Linn Recordsデビューを果たします!2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で国際的な注目を浴び、2009年〜2011年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選抜。定期的な来日公演でも好評を博しているピエモンテージが贈るモーツァルトの後期ピアノ協奏曲。師ブレンデル譲りの極上のモーツァルト演奏にご期待ください!

Goodies
33CDR-3684(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
交響曲第10番ト長調 K.74*
交響曲ハ長調 K.96(111b)*
シャルル・シルルニク(Vn)
ダニエル・シャブリュン(指)
パリ・チェント・ソリO
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)*
ザルツブルク・モーツァルテウムCO*

英 THE RECORD SOCEIETY RS 35(モノ)
録音: 1958年3月19日(協奏曲)、1956年10月15日(交響曲)
シャルル・シルルニク(1923-2003)はパリ生まれのフランスのヴァイオリニス ト。パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)とマルセル・シャイエ (1881-1936)のクラスで学び1939年に一等賞を得た。このシリーズでベートー ヴェンの協奏曲(33CDR-3615)が出ている。このモーツァルトは師ブーシュリ が弾いた1906年機械式録音の第3楽章がこのシリーズ(78CDR-3065)で出ている が、シルルニクは師譲りの清楚な演奏を繰り広げていて素晴らしい。指揮者 のダニエル・シャブリュン(1925-2006)はパリ音楽院で指揮法をルイ・フレス ティエール(1892-1976)に学び1954年に一等賞を得た。交響曲を指揮するベル ンハルト・パウムガルトナー(1887-1971)はウィーン生まれ。1917年から1959 年までモーツァルテウム音楽院の学院長を、1959年から1971年までザルツブ ルグ音楽祭の総裁をつとめた。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3687(1CDR)
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 魔女たちの踊り
クライスラー:レシタティーヴォとスケルツォ・カプリス
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
ウジェーヌ・ビゴー(指)ラムルーO
ルイ・パーシンガー(P)

録音:1947年12月16日(協奏曲)、12月18日(クライスラー)、1948年(魔女たちの踊り)
仏ポリドール 566.242/4
仏ポリドール 566.307
ルッジェーロ・リッチ(1918-2012)はアメリカのヴァイオリニスト。メニュー インの師でもあったルイ・パーシンガー(1887-1966)に師事し、16歳のときサ ンフランシスコでデビューした。1930年代にベルリンでゲオルク・クーレンカ ンプ(1898-1949)の門下に入った。1942年から1945年まで米軍籍で慰問演奏に 携わった。この録音は大戦後間もなくの1947年にパリで行われた。同じ時に録 音されたサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番(33CDR-4330)も出ている。 ウジェーヌ・ビゴー(1888-1965)はフランスの指揮者。1935年から1950年まで 名門ラムルー管弦楽団の首席をつとめた。録音当時29歳だったリッチをフルサ ポートしてこの名演奏を実現したのはビゴーの力によるものと思う。(グッディーズ)

FIRST HAND RECORDS
FHR-53(1CD)
アルベルト・クルチ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番「コンチェルト・ロマンティコ」Op.21
ヴァイオリン協奏曲第2番Op.30*
ヴァイオリン協奏曲第3番Op.33#
古風な様式によるイタリア組曲Op.34#
フランコ・グッリ(Vn)
フランコ・カプアーナ(指)
スタジオ・オーケストラ

録音:1963年7月18日、7月16日*、1964年7月4日#/サン・エウフェミア教会
ヴァイオリンの国際コンクールに名を残すアルベルト・クルチ(1886-1973)。イタリアの名門楽譜出版社クルチの創業者の御曹司で、子供の頃にベル リンでヨアヒムの指導を受け世に知られるようになりました。作曲家としては教則本が学習者に愛用されますが、ヴァイオリン協奏曲を3篇残しています。 20世紀の音楽ながら現代的要素はなく、イタリア的な美しいメロディと叙情性に満ちた魅力作となっています。 独奏は日本にも弟子の多いフランコ・グッリ。大物ながら何と初のステレオCD発売。美音と歌ごころでじっくり聴かせます。オーケストラは名無しです が、スカラ座のオーケストラ団員であるとされます。ロマン派のヴァイオリン協奏曲好きの方々にオススメです。 (Ki)

TYXart
TXA-17093(1CD)
ニコラウス・フェオドロフ(1931-2011):ヴァイオリン,弦楽オーケストラ,ティンパニのための協奏曲
ミハイル・コロンタイ(1952-):ヴァイオリン協奏曲「ブルーレイ」op.61*
エレナ・デニソヴァ(Vn)
アレクセイ・コルニエンコ(指)
カリンシア・コレギウム・ムジクム
RTV管弦楽団モスクワ*

録音:1995年10月、2013年8月*
指揮者アレクセイ・コルニエンコがロシア出身の名手エレナ・デニソヴァをソリストに迎え、21世紀のヴァイオリン協奏曲2作を録音しました。デニソヴァ は、エネルギッシュかつ美しい音色で2つの新しい色彩を帯びた協奏曲を弾きあげています。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-021(2CD)
ゴティエ 、レヴィ、ジョワ

(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲ハ長調Op.56
(2)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009
(3)シューマン:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.80
(4)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009より抜粋
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821
 チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲Op.33
 ホアキン・ニン:スペイン組曲より抜粋
 マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
(1)ジャンヌ・ゴティエ(Vn)、アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)、
 フランス国立放送O、シャルル・ブリュック(指)
 ライヴ録音:1960年9月27日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(2)アンドレ・レヴィ(Vc)
 セッション録音:1961年1月5日/フランス国営放送O(モノラル)
(3)トリオ・デ・フランス【ジャンヌ・ゴティエ(Vn)、アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)】
 セッション録音:1958年6月30日/フランス国営放送(モノラル)
(4)レーヌ・フラショ(Vc)、ジャン・マルタン(P)
 ライヴ録音:1965年6月26日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
当ディスクにはトリオ・デ・フランスとしても活躍したヴァイオリンのジャンヌ・ゴティエ、チェロのアンドレ・レヴィ、ピアノのジュヌヴィエーヴ・ジョワに よるベートーヴェンの三重協奏曲、シューマンのピアノ三重奏曲第2番をメインに収録。緊密なアンサンブルに腐心しているこの演奏はまさに神業。三重 協奏曲はステレオ録音であることも非常に魅力的です。このほか、レヴィによる心温まるバッハの無伴奏組曲第3番も注目です!さらにボーナストラックと して、東京芸術大学でも後進の指導にあたったレーヌ・フラショ(1922-1998)が1965年6月にシャンゼリゼ劇場でのライヴ録音も収録。自由でたっ ぷりと歌う見事な演奏を聴くことができます。 (Ki)

Mons
MR-874592(1CD)
マリンバ・プレゼント
エリック・サミュ:マリンバ協奏曲 「Sugaria」
アンナ・イグナトヴィツ=グリンスカ:マリンバ,トランペットと弦楽のための協奏曲
エマニュエル・セジョルネ:マリンバ協奏曲
ネイ・ロサウロ:マリンバ協奏曲第2番
カタジーナ・ミチカ(マリンバ)、
ガボール・ボルドツキ(Tp)、
マティアス・クーン(指)
シュトゥットガルト室内O

録音:2015年11月9日−11日、シュトゥットガルト
カタジーナ・ミチカは、ルクセンブルク国際打楽器コンクールやシュトゥットガルト世界マリンバ・コンクールを始め数々の国際大会で入賞し、「カタジーナ・ ミチカ国際マリンバ・アカデミー」による後進の育成にも情熱を注いでいるコンサート・マリンバの世界的名手。特に「完璧なマレット・テクニック」、「素晴らしいリズムの精密さ」が高く評価されるカタジーナ・ミチカの驚異的なマレット捌きで贈る、現代のマリンバ協奏曲集です。

オクタヴィア
OVCL-00636(1CD)
税込定価
2017年7月19日発売
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
豊嶋泰嗣 (指&Vn)大阪SO

録音:2016年7月9日、大阪・ザ・シンフォニーホール・ライヴ
日本を代表する名ヴァイオリニストとして、コンサートマスター、室内楽奏者として活躍する豊嶋泰嗣の久々のソロ・アルバムです。今作では、大阪交響楽団のサポートを得て、弾き振りによるモーツァルトを披露。2016年、2017年の2回のコンサートで、ヴァイオリン協奏曲全集を目指します。 豊嶋の気品を備えた美しいヴァイオリンの音色が、ホールに響き渡ります。情感にみちた華麗な音楽性、純度の高い表現力。豊嶋の魅力が存分に詰まった内容となっています。また、サポートする大阪交響楽団の見事なアンサンブル、彩り豊かなサウンドも聴きものです。(オクタヴィア)

HUNGAROTON
HCD-32761(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K.207(18’40”)
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211(18’32”)
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216(20’33”)
(4)ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(21’58”)
(5)ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219(29’21”)
(6)アダージョ ホ長調 K.261(6’34”)
(7)ロンド ハ長調 K.373(6’02”)
(8)ロンド 変ロ長調K.269(261a)(5’35”)
【カデンツァ;(1)-(4)(6)(8)ジョルト・カッロー、(5)ニコラス・マギーガン】
ジョルト・カッロー(Vn)
カペラ・サヴァリア(オリジナル楽器使用 a'=430Hz)、
ニコラス・マギーガン(指)

録音:(1)-(3)2016年9月17-19日、(4)-(8)2017年2月3-6日/バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。ハイドンのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32771)、J.S.バッハのブランデ ンブルク協奏曲(HCD 32786)、J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32749)、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32729)など、 リリースが続く中、期待の最新アルバムはモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集がリリースされます。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体で す。これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、 高水準の演奏には定評があります。 独奏ヴァイオリンはジョルト・カッローです。カッローは極めて端正で硬派な演奏スタイルで奇抜で過剰な演出は控え、アンサンブルと溶けあうような美 しいソロを奏でます。このモーツァルトでも非常に見通しのよいクリアな演奏を披露。また、カデンツァはカッロー、マギーガンによるもので非常に興味 深い内容となっております。 (Ki)

Halle
CDHLD-7546(2CDR)
ブラームス:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
キム・ソヌク(P)、
マーク・エルダー(指)ハレO

録音:2016年3月31日&4月1日、ハレ・セント・ピータース(アンコーツ、マンチェスター)
ハレOの自主レーベル「Halle」から登場する「ブラームスのピアノ協奏曲集」のソリストは、2006年のリーズ国際ピアノ・コンクールを史上最年少で制覇し、初のアジア人優勝者となったキム・ソヌク。リーズ国際ピアノ・コンクールのファイナルでは、マーク・エルダー&ハレOとの共演で、ブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏し大喝采を浴びているだけに、この2016年のスタジオ録音への期待度が高まります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
Itter Broadcast Collection
REAM.1133(1CDR)
ゴードン・クロス(1937−):作品集

(1)小管弦楽のための「エレジー」Op.1
(2)室内オーケストラの協奏曲 Op.8
(3)コンチェルティーノ Op.15
(4)ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.2
(1)ノーマン・デル・マー(指)BBC響
 BBC放送日:1965年9月9日
(2)ジェルジ・レヘル(指)
 ブダペストSO
 BBC放送日:1968年7月3日
(3メロス・アンサンブル
 BBC放送日:1965年10月26日
(4)マヌーグ・パリキアン(Vn)、
 コリン・デイヴィス(指)BBC響
 BBC放送日:1970年9月7日
「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。
ゴードン・クロス(1937−)は、ピーター・マックスウェル・デイヴィスからアドバイスを受けてローマに渡り、ゴッフレード・ペトラッシに作曲を師事したイギリスの作曲家。クロスが大きな成功を収めた時期である1960年代の管弦楽作品4曲を収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CPO
CPO-555015(1CD)
NX-B10
エドゥアルド・キュンネッケ(1885-1953):ピアノ協奏曲 第1番 Op.32.
ツィゴイネルワイゼン
セレナード
オリヴァー・トリンドル(P)
ミュンヘン放送O
エルンスト・タイス(指)
ドイツで生まれベルリンで学び、音楽をマックス・ブルッフに師事、ベルリンの地方劇場の合唱指揮者を経て作曲家とし て名声を確立したキュンネッケ。最初のうちは劇音楽を書いていましたが、第一次世界大戦後に務めた劇場で、オペ レッタに目覚め、以降は代表作《どこかのいとこ》を始めとしたオペレッタの作曲に生涯を捧げました。しかし、このアルバ ムに収録されているのは、1920年代を席捲したジャズの影響が感じられる「ピアノ協奏曲」、ブラームスやレーガーの 伝統を受け継いだ「セレナード」、ジプシーのメロディを効果的に取り入れた「ツィゴイネルワイゼン」の3曲。どれも「オペ レッタ作曲家ではないキュンネッケ」に焦点が当てられています。
CPO
CPO-555154(1CD)
NX-B10
アメリカン・コネクション〜ジャズ・クラリネット協奏曲集
ジョージ・カランデッリ(1939-):ジャズ・クラリネットと管弦楽のための協奏曲
ダニエル・フライバーグ(1957-):「ラテン・アメリカ・クロニクルズ」
ジェフ・ビール(1963-):ジャズ・クラリネットと管弦楽のための協奏曲*
アンディ・マイルス(ジャズCl)
ケルン放送O
ウェイン・マーシャル(指)
ラスムス・バウマン(指)*
ケルン放送Oによる初の「シンフォニック・ジャズ」アルバム。ここでソロを務めるのはオーケストラの首席クラリネット奏者アン ディ・マイルス。しかし、よくあるような「クラシックの奏者が思い立ってジャズを演奏した」のではなく、彼はクロスオーバーのジャンルでも 有名な存在であり、若者に向けてインプロヴィゼーションやタンゴの講習会を行うほどのスーパースター。ここに収録された3曲の協 奏曲では伸び伸びとした演奏を繰り広げています。同じくクロスオーバー・ミュージシャンとして知られるウェイン・マーシャルとの掛け合 いも聴きどころ。

NAVONA
NV-5858(1CD)
NX-B02
Divergence
ニコラス・サックマン(1950-):ヴァイオリン・コンチェルティーノ
スコット・ミカル:Encomiums
トーマス・マッキンリー(1938-):演奏会用変奏曲
オンドレイ・レブル(Vn)
ヴィト・ムジーク(Vn)
グレン・ディクテロウ(Vn)
カレン・ドレイファス(Va)
モラヴィアPO
ヴィト・ミッカ(指)
ペトル・ヴロンスキー(指)
ワルシャワPO
カール・セント・クレア(指)
名ヴィオラ奏者ドレイファスが参加したマッキンリーの「変奏曲」を始め、現代アメリカの3人の作曲家による古典的な作風による協 奏曲集。チェリスト、ピアニストとして活躍するスコット・ミカルの「Encomiums=賛辞」はタイトルの通り、過去の作曲家に敬意を 評した曲。サックマンのスピード感溢れる「ヴァイオリン・コンチェルティーノ」。どれも現代的でありながら、耳になじみのよい音楽です。

Hyperion
CDA-68208(1CD)
チザム:ヴァイオリン協奏曲&舞踏組曲
ヴァイオリン協奏曲*
ピアノのための前奏曲集 「トゥルー・エッジ・オヴ・ザ・グレート・ワールド」〜前奏曲第9番、第1番、第8番(作曲者本人による管弦楽編曲版)
管弦楽とピアノのための 「舞踏組曲」†
マシュー・トラスラー(Vn)*、
ダニー・ドライヴァー(P)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年10月5日−6日、シティ・ホール(グラスゴー)
マシュー・トラスラーは、ウォルトンやベルク、ブリテンなど、近現代のヴァイオリン作品を得意とするイギリスのヴァイオリニスト。レコード・レーベルの"Orchid Classics"や、病気の赤ちゃんのための財団"Lenny Trusler Children’s Foundation"を設立するなど、多彩な活動でも知られています。「舞踏組曲」では、「ピアノ協奏曲」に引き続き、ヨーク・ボーウェンなど知られざる作品のスペシャリストとして活躍するダニー・ドライヴァーが独奏ピアノを担当。「トゥルー・エッジ・オヴ・ザ・グレート・ワールド」は、独奏ピアノのための24の前奏曲として作曲され、作曲者自身によりオーケストレーションを施されたもの。
Hyperion
CDA-68162(1CD)
ハイドン&C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb-1
モーツァルト:ああ小鳩は嘆く(歌劇 「偽の女庭師」 K.196より
イッサーリス編)
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調 H.439, Wq.172
ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb-2(Op.101)
ボッケリーニ:アダージョ(チェロ協奏曲ト長調 G.480 より)
スティーヴン・イッサーリス(Vc、指)
ドイツ・カンマーPO

録音:2016年9月25日−27日、カンマーフィルハーモニー(ブレーメン)
18世紀に書かれたチェロ・レパートリーの傑作であるハイドンの2つのチェロ協奏曲と、ハイドンやベートーヴェンにも大きな影響を与えた「ベルリンのバッハ」こと、大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのチェロ協奏曲をメインに、ボッケリーニのチェロ協奏曲から緩徐楽章(アダージョ)、そしてイッサーリス自身が編曲した、モーツァルトの歌劇「偽の女庭師」からの音楽を収録。
王立音楽院より貸与されたストラデヴァリウス1726 "Marquis de Corberon (Nelsova)"を携えたイッサーリスが、ドイツ・カンマーフィル(ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニーO)を弾き振りした至高のハイドン&C.P.E.バッハにご期待ください!

Simax
PSC-1356(1CD)
『四季の合間に』
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV269(Op.8 no.1)《春》
ヘンニング・クラッゲルード(1973-):祈り
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 315(Op.8 no.2)《夏》
クラッゲルード:後奏曲 変ロ短調(《分点(Equinox)》から)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV293(Op.8 no.3)《秋》
クラッゲルード:最後の一葉 − マグヌス追悼
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 RV297(Op.8 no.4)《冬》
クラッゲルード:過ぎ越しのいけにえに
ヘンニング・クラッゲルード(Vn)
アークティックCO
クヌート・ヨハンネセン(Cemb)
ペッテル・リクテル(ギター、テオルボ)

録音:2016年8月15-19日グロンノーセン教会(トロムソ、ノルウェー)
「ヘンニング・クラッゲルードが世界の頂上から『四季』を連れてくる」。ノルウェー北極圏、トロムソの弦楽オーケストラ、アークティック・フィルハーモニッ クが、ノルウェーを代表する人気ヴァイオリニストのひとり、ヘンニング・クラッゲルード(1973?)がソロを弾くヴィヴァルディの『四季』を発表しました。 2012年からこのアンサンブルの芸術監督を務めるクラッゲルードは、クレーメルとデシャトニコフがアルバムにしたヴィヴァルディの『四季』とピアソラの 音楽を組み合わせるという試みに触発され、このプロジェクトを計画したといいます。キーワードは「extreme(極端)」。「クラッゲルードとアークティッ ク・フィルハーモニックの『四季』は、まさに北極圏の自然。風、雪、寒さ、雨、雪解け、暑さ……クラッゲルードの『情け容赦のなさ』ときたら、極北 の地の自然そのもの」。このアルバムでは、クレーメルたちに倣い、《和声と創意の試み》(Op.8)の4つのヴァイオリン協奏曲とクラッゲルードが作曲し ブロドスキー四重奏団やブリテン・シンフォニアたちにより初演された作品が交互に演奏されます。《夏》と《秋》の間に演奏される《後奏曲 変ロ短調》は、 2014年の「北極光フェスティヴァル」でアークティック・フィルハーモニックが初演した《分点(Equinox)》(PSC1348)の〈後奏曲〉の一曲です。 (Ki)

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99120(1CD)
ボリス・アラポフ(1905-1992):ヴァイオリン協奏曲(1964)*
ヴァイオリン,ピアノと打楽器の為の協奏曲(1973)+
ミハイル・ヴァイマン(Vn)
レニングラードPO*
アルヴィド・ヤンソンス(指)*
グリゴリー・ソコロフ(P)+
ニコライ・モスカレンコ(打楽器+)
レニングラード室内O+
アレクサンドル・ドミトリエフ(指)+
ボリス・アラポフはロシアのサンクトペテルブルクに生まれた作曲家。ピアニストを志望しマリア・ユーディナ(1899-1970)に師事しましたが手の呼称で断念。作曲に転向しレニングラード音楽院でヴラディーミル・シチェルバコフ(1889-1952)に師事しました。レニングラード音楽院教授を務め上記のユーリー・ファリクらを輩出しました。当盤はミハイル・ヴァイマン(1926-1977)、アルヴィド・ヤンソンス(1914-1984)、グリゴリー・ソコロフ(1950-)の録音としても貴重と言えるでしょう。

Ars Produktion
ARS-38208(1SACD)
ヴィヴァルディ:オーボエ&ファゴット協奏曲集
ファゴット協奏曲変ホ長調 RV 483+
オーボエ協奏曲イ短調 RV 461*
ファゴット協奏曲ト長調 RV 493+
オーボエ協奏曲ニ長調 RV 453*
ファゴット協奏曲ホ短調 RV 484+
オーボエ協奏曲ヘ長調 RV 457*
オーボエとファゴットの為の協奏曲ト長調 RV 545(*/+)
ジーモン・フックス(Ob)*
マティアス・ラーチ(Fg)+
クルプファルツ室内O
ヨハネス・シュレーフリ(指)

録音:2015年12月8-11日、クライネ・アウディオヴェルト、ザントハウゼン、ドイツ
ジーモン・フックス、マティアス・ラーチは共に2017年現在チューリヒ・トーンハレO首席奏者。
Ars Produktion
ARS-38221(1SACD)
チェロと管弦楽の為の作品集
ウォルトン:チェロ協奏曲
アイナ・ボイル(1889-1967):チェロと管弦楽の為の悲歌
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
ナデージュ・ロシャ(Vc)
シュターツカペレ・ヴァイマル
パウル・マイヤー(指)

録音:2016年5月、ヴァイマルハレ、ヴァイマル(ワイマール)、ドイツ
ナデージュ・ロシャは1991年スイスのジュネーヴに生まれたチェリスト。2001年ジュネーヴ音楽院に10歳で入学しダニエル・ヘフリガーに師事、さらに2006年よりケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、2010年3月にベルリンのコンツェルトハウスでデビュー。デビューCD「ラロ&ミヨー:チェロ協奏曲」(ARS-38119)は当レーベルのベストセラーのひとつとなり、前作「はかなき人生 チェロとギターによるスペインと南米の音楽」(ARS-38159)も好評を得ました。アイナ・ボイルはアイルランドの女性作曲家。

MELODIYA
MEL-1002497(1CD)
NX-B04
アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-):作品集
ヴィオラ,独奏ピアノと管弦楽のための協奏曲第2番「シンプル・トーンによるエチュード」
(ユーリ・バシュメットに捧げる)
2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 op.70*
ユーリ・バシュメット(Va)
クセニア・バシュメット(P)
ボリス・ベレゾフスキー(P)*
ダリア・チャイコフスカヤ(P)*
マリス・ヤンソンス(指)
モスクワPO

録音:2016年3月29日 ライヴ
ボリス・チャイコフスキーの甥であるアレクサンドル・チャイコフスキー(ピョートル・イリイチとは血縁関係なし)。彼は現代 ロシアで最も著名な作曲家の一人であり、ユーリ・バシュメットとの音楽的協力でも知られています。このアルバムには2 曲の協奏曲を収録。1993年に初演された「シンプル・トーンによるエチュード」は、バシュメットに献呈された作品で、ロ マン派、印象主義、ジャズ、ミニマリズム、ロックンロールに至るまでの様々な時代のイディオムが使われています。「2台 のピアノと管弦楽のための協奏曲」はネイガウス門下のアレクサンドル・スロボジャニクと彼の息子のために書かれた作 品。最初は独奏ピアノの協奏曲でしたが、初演の終了後に第2ピアノのパートが付け加えられたもので、このヴァージョ ンでの初演ではチャイコフスキーはこのパートを演奏したということです。2曲を指揮するのはマリス・ヤンソンス。以前も BR KLASSIKに「交響曲第4番」(900107)を録音するなど、アレクサンドル・チャイコフスキーを愛奏しており、この録 音でも共感に満ちた素晴らしい演奏を披露しています。

Goodies
33CDR-3679(1CDR)
ルクレール:フルート協奏曲ハ長調
コレット:弦楽合奏のための協奏曲変ロ長調
オーベール:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
ロジェ・ブールダン(Fl)
ミシェル・ブーシノー(Vn)
ローランス・ブーレ(クラヴサン)
ベルナール・ヴァル(指)
ヴェルサイユ室内オーケストラ

仏 CONTREPOINT MC 20.135(ステレオ)
録音:1956年パリ
フランスの女流ヴァイオリン奏者ミシェル・ブーシノー(1929-)が聴ける希少 LPの復刻。ブーシノーはパリ音楽院で名教授ジュール・ブーシュリ(1878- 1962)に師事し、1953年のロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門 で入賞した。この年はコンクールの創設者のジャック・ティボー(1880-1953) が審査員をつとめた最後の年だった。ティボーは同年の9月に日本公演に向か う途中の航空機事故で73歳の命を落としたからだ。このコンクールの審査員の ひとりだったダイヴィド・オイストラフ(1908-1974)はソ連政府を説得してブ ーシノーを助手にした。フルートのロジェ・ブールダン(1923-1976)はパリ音 楽院のマルセル・モイーズ(1889-1984)のクラスで薫陶を得た名手。1943年か らヴェルサイユ音楽院の教授に任命され生涯その地位にあった。クラヴサン のローランス・ブーレ(1925-2007)は女流奏者。ブーシノーはこのシリーズで ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番(78CDR-3029)が出ている。(グッディーズ)
Goodies
33CDR-3680(1CDR)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV1060
モニク・フラスカ=コロンビエール(Vn)
(BWV1041, BWV1043, BWV1060)
リリアン・ガルニエール(Vn)
(BWV1042, BWV1043, BWV1060)
ポール・キュンツCO

仏 CLUB INTENATIONAL DU DISQUE 51/2(Mono)
録音:1960年パリ
通常演奏されるヴァイオリン協奏曲3曲に、原曲はオーボエとヴァイオリンの ための協奏曲の2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1060(2台のハープシコ ードのための協奏曲 BWV1060の編曲もある)を加えたJ.S.バッハのヴァイオリ ン協奏曲全集。指揮者のポール・キュンツ(1930-)はフランスのミュルーズ生 まれ。1947年から1950年までパリ音楽院で指揮法をウジェーヌ・ビゴー(1888- 1965)に学んだ。1951年に若い音楽家を集めて、自分の名前を冠した室内管弦 楽団を組織し指揮者としての活動を始めた。1956年にヴァイオリニストのモニ ク・フラスカ・コロンビエールと結婚した。もうひとりのヴァイオリン奏者リ リアン・ガルニエールはRCAに小品集(LSC2646)などを録音している。 (グッディーズ)


MUSO
MU-018(1CD)
ギドン・クレーメル
(1)シューマン:幻想曲 ハ長調 op.131
(2)ショーソン:詩曲 op.25
(3)エルガー:ヴァイオリン協奏曲
ギドン・クレーメル(Vn)
1967年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第3位入賞

(1)マリナ・ボンダレンコ(P)
 録音:1967年5月25日(ファイナル・ライヴ)
(2)RTBグランドSO、
 ダニエル・シュテルンフェルド(指)
 録音:1967年6月5日(受賞者コンサート・ライヴ)
(3)ベルギー国立O
 ルネ・デュフォッセ(指)
 録音:1967年5月25日(ファイナル・ライヴ)
1947年生まれのクレーメル、20歳の時のコンクールの貴重なライヴ音源の登場。前年にコンクール出場が決まったときからファイナルで演奏しようと 決めたほど、思い入れのあったエルガーのヴァイオリン協奏曲は「当時20歳だった自分にとって特別に重要だったあらゆる感情と失望に根ざした私自身 のロマン的なスピリットをすべて注ぎ込んだ」と語る完璧にして迫真の出来栄え。にも拘わらず第3位という結果に終わったことは大きな「失望」であり、「私 の一番表現したいことが理解されなかった、受け入れられなかった、と感じた」と述べています(ライナーノートより/邦訳なし)。オイストラフ、メニュー イン、フランチェスカッティ、シゲティ、グリュミオー、ギンゴールドといった錚々たる巨匠達が審査員に名を連ねた1967年の優勝者はフィリップ・ヒルシュ ホーンでした。この演奏で第3位とは、とあらためてこの年のレヴェルの高さに思いを馳せる、色々な意味で貴重な1枚です。コンクールの結果が出た後 に行われた受賞者コンサートでのショーソンの「詩曲」は神がかったような演奏です。 (Ki)

MUSO
MU-020(1CD)
堀米ゆず子
(1)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番
(2)モーツァルト:ロンド ハ長調 KV373
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」ト長調 op.78
(4)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
堀米ゆず子(Vn)
1980年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第1位

(1)録音:1980年5月15日(セミ・ファイナル・ライヴ、ブリュッセル国立音楽院)
(2)ジャン=クロード・ファンデン・アインデン(P)
 録音:1980年5月15日(セミ・ファイナル・ライヴ、ブリュッセル国立音楽院))
(3)ジャン=クロード・ファンデン・アインデン(P)
 録音:1980年5月30日(ファイナル・ライヴ、ブリュッセル・ファインアーツ・センター)
(4)ジョルジュ・オクトルス(指)
ベルギー国立O
 録音:1980年5月30日(ファイナル・ライヴ、ブリュッセル・ファインアーツ・センター)
堀米ゆず子が優勝したのは1980年。ファイナルの結果発表で最初に名前を呼ばれた堀米は、自分が優勝したとは最初はわからなかったけれども、熱 狂した聴衆や審査員の笑顔で、自分が優勝したと次第に理解したといいます。この上なく明晰で決然とした、集中しきったイザイは見事。ブラームスでの やわらかさは、コンクールということを忘れて聴衆が聞き入っていることが感じられるもの。シベリウスの協奏曲でも、冒頭からピンと張りつめた空気が心 地よい演奏。世界が堀米を認めた瞬間のすべてがここにとらえられています。 (Ki)

MUSO
MU-019(1CD)
エディト・フォルケルト
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
エディト・フォルケルト(Vn)
1971年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第5位

(1)録音:1971年5月22日(ファイナル・ライヴ)
 RTBグランドSO、
 ルネ・デュフォッセ(指)
(2)録音:1971年6月2日(受賞者コンサート・ライヴ)
 ベルギー国立O
 ミヒャエル・ギーレン(指)
ベルギーの女性ヴァイオリン奏者、エディト・フォルケルト(1949-1992)21歳の時のコンクールの記録。この年の第1位はミリアム・フリードで、 20回目となるコンクール史上初の女性優勝者でした。第3位には藤原浜雄、さらに第12位にザハール・ブロンが名を連ねています。フォルケルトは、 ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を、初演したオイストラフが審査員にいる前で、しかもオーケストラとの時間も十分ではない2度のみの リハーサルの後に弾くという難しい状況の中素晴らしい演奏をし、見事第5位をかちとりました。受賞者コンサートでは、この数か月前に録音をしたバル トークの作品をギーレンの明晰かつ詩的な指揮で見事に演奏しています。フォルケルトは1980年半ばから病に苦しみ、1992年7月2日に亡くなりまし た。素晴らしいベルギー出身の奏者のコンクールの貴重な記録の登場となりました。 (Ki)


Treasures
TRE-173(1CDR)
フランティシェク・ラウフ/リスト&ショパン他
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番
 アンダンテ・ファヴォリ
リスト:ピアノ協奏曲第2番*
ショパン:ピアノ協奏曲第2番*
フランティシェク・ラウフ(P)
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)プラハSO

録音:1965年11月15,18-19日、1964年6月17-18,20,22日&9月3日*(全てステレオ)
※音源:SUPRAPHON SUAST-50743、SUAST-50603*
◎収録時間:76:16
“真心から紡ぎ出されるタッチに宿る幽玄のニュアンス!!!”
■音源について
ラウフによるスプラフォンのステレオ録音集。特に協奏曲のレコードは、盤によってオケの響きが違って聞こえますが、ここでは数種聴き比べの上、最良のもの(青盤)を選択しました。

★フランティシェク・ラウフ(1910〜1996)は、チェコを代表するピアニスト。プラハ芸術アカデミーでの教育活動が中心だったので、フィルクスニーやモラヴィッツ等のような知名度はありませんが、その配慮の行き届いたピアニズムは教育者らしい堅実さにとどまらず、独特の閃きと奥ゆかしさを湛えています。
ベートーヴェンの「30番」冒頭は媚びた表情などどこにもなく、それでいて聴き手に優しく寄り添う独特の語り口が心をくすぐります。楽想の変化に器用に対処するというよりも丹念にその意味を刻印しながら進行。したがって、第2楽章などは無骨にも聞こえますが、そこに流れる精神は至純そのもの。その純粋さがタッチにもフレージングにも反映し尽くされた終楽章は涙を禁じ得ず、これほど各変奏曲が優しく連動しながら語りかける演奏には、そうそう出会えません。
リストの協奏曲は、派手な作品の影に隠れがちなリストの繊細な筆致に焦点を当てた演奏。中だるみしがちなモデラート以降([07]〜)でも丹念なニュアンスが光ります。最後のアレグロ・アニマート([09])に入る前のカデンツァが、ここでは省略されています。
ショパンは更に聴きもので、同曲屈指の名演!第1楽章でピアノが第1主題を奏でただけでも、行き届いたペダリングとフレージングによって、レガート偏重のムーディさとは違う別次元に誘われます。特に2:59からの明確な分散和音化処理は一歩間違えれば安易な感傷に傾きますが、ラウフが弾くと芳しい空気が流れるのです!第2楽章最初にトリルは、慎ましさの中に魂の育みが感じられ、「真心のタッチ」の真髄を知る思いです。テーマが繰り返される2:34からは、そこに瞬間的に威厳が加わり、神々しいニュアンスを一気に敷き詰めるのですから息を呑むばかり。タッチの強弱操作だけで引き出されたニュアンスではないだけに、感銘もひとしおです。そして、最後の一音の密やかな置き方!絶対お聴き逃しなく!終楽章冒頭の装飾音が纏わりつく主題は、ポーランド風に仕立てるのに多くのピアニストが苦心していますが、ラウフは完全ストレート直球。それでいて少しも淡白にならないのは、音符の背後にある本質を感じきっている証しでしょう。第2主題(2:15〜)も同様。作品を過度に肥大化させず、音符の意味を丁寧に炙り出すことに終止するラウフの美学が完全に結実した逸品です!【湧々堂】

GRAND SLAM
GS-2168(1CD)
リヒテル〜チャイコフスキー&ラフマニノフ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーンSO
スタニスワフ・ヴィスロツキ(指)ワルシャワPO*

録音:1962年9月24〜26日ムジークフェラインザール(ウィーン)
1959年4月26〜28日フィルハーモニー(ワルシャワ)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
制作者より  
今回も復刻には2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用しました。これらのテープは別の物を探している時に偶然見つけたものです。そ の時は特に興味はなかったのですが、試しにと思って取り寄せたところ、実に見通しの良い音だったのでCD化を試みました。オーケストラの広がりの豊 かさはもちろんのこと、ピアノのボディがくっきりと浮かび上がるような感じです。これも、リヒテルの没後10年にぴったりのものが完成したと思っています。 (平林直哉)

DUX
DUX-1364(1CD)
アコーディオンとオーケストラの為の音楽
ゼフ・シフィデル(1930-2014):アコーディオンと弦楽合奏の為の組曲(1979)
ブロスワフ・カジミェシュ・プシビルスキ(1941-2011):アコーディオンと管弦楽の為の古典協奏曲(1986)
エドヴァルト・シェリツキ(1956-):レストロ・フィザルモニコ(アコーディオンと弦楽合奏の為の協奏曲;2013)
クラウデュシュ・バラン(アコーディオン)
ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ室内O
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指)
DUX
DUX-1376(1CD)
スタニスワフ・モリト(1947-):作品集
楽合奏の為の4つの楽曲(2011)
ソプラノと管弦楽の為の4つのクルピェ地方の歌(マルチン・ジェリンスキ編曲;2006)*
弦楽合奏の為の組曲(2016)
打楽器,ハープと弦楽合奏の為の協奏曲(2004)+
アンナ・ミコワイチク(S)*
スタニスワフ・スコチンスキ(打楽器+)
アンナ・シコジャク=オレク(ハープ+)
ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ室内O
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指)
DUX
DUX-1377(1CD)
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8*
交響詩「悲しい物語」Op.13
リトアニア狂詩曲 Op.11
バルトゥオメイ・ニジョウ(Vn)*
シュチェチン・ミェチスワフ・カルウォヴィチPO
ウーカシュ・ボロヴィチ(指)

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4746(1CD)
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622*
弦楽四重奏の為のアダージョとフーガ ハ短調 K.546(オーケストラ版)+
クラリネット五重奏曲イ長調 K.581#
ファブリツィオ・メローニ(バセットCl(*/#))
アルトクロノス(オーケストラ(*/+))
エツィオ・ロヤッティ(指(*/+))
マルコ・リッツィ、ラウラ・ボルトロット(Vn)#
ダニーロ・ロッシ(Va)#
ジョヴァンニ・ニョッキ(Vc)#
1984年以来2017年現在ミラノ・スカラ座O首席奏者およびスカラPO首席クラリネット奏者を務めているファブリツィオ・メローニによる王道モーツァルト・レパートリー。

Hyperion
 The Romantic Piano Concerto
CDA-68151(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.72
チプリアーニ・ポッター:ピアノ協奏曲第2番ニ短調
ピアノ協奏曲第4番ホ長調
ロッシーニの主題による華麗な変奏曲
ハワード・シェリー(P&指)、
タスマニアSO

録音:2016年5月11日−14日、フェデレーション・コンサート・ホール(タスマニア)
(全曲世界初録音)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第72集は、ベートーヴェンに奨励されワーグナーに賞賛されたイギリスの音楽家、チプリアーニ・ポッター(1792−1871)のピアノ協奏曲集! ポッターはベートーヴェンやモーツァルトのピアノ協奏曲のイギリス初演を担うなど、ピアニスト、指揮者として活動。1822年にはロンドンの王立音楽アカデミーで教鞭を執り、1832年から1859年まで学長を担うなど、教育者としても多くの後進を指導しました。ポッターの作品は現代では殆ど録音、演奏されておらず、今回の2つのピアノ協奏曲とロッシーニの主題による変奏曲はすべて世界初録音です。 

Capriccio
C-5309(1CD)
NX-B07
ジョージ・アンタイル(1900-1959):作品集
ジャズ・シンフォニー-3台のピアノとオーケストラのための(1925)
ピアノ協奏曲 第1番(1922)
Capital of the world-世界の首都(1953)
群島“ルンバ”
フランク・デュプレー(P)…1.2
アドリアン・ブレンドレ第2ピアノ)…1
ウラム・キム(第3ピアノ)…1
ラインラント=プファルツ州立PO
カール=ハインツ・シュテフェンス(指)

録音:2017年1月2-5日
自叙伝「音楽の悪童」で知られるアメリカの作曲家、ピアニスト、ジョージ・アンタイル。ストラヴィンスキーに強く影響された「バレエ・メ カニック」など前衛的な作品が良く知られていますが、晩年は映画音楽などの気楽で楽しい作品も手掛け、こちらも大人気を誇っ ていました。「ジャズ・シンフォニー」は現在、1955年に改訂された「ピアノ1台とオーケストラ」のヴァージョンの演奏機会が多いので すが、こちらは原曲であるピアノを3台必要とするヴァージョン。この時代を席巻していた“ジャズ風味”にどっぷり浸かった華やかで楽 しい曲です。ヘミングウェイの小説に基づいたバレエ音楽「Capital of the world」は奇想天外な物語。バーンスタインにも影響 を与えたこの作品、ここでは組曲版が奏されています。

Challenge Classics
CC-72763(3SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
[CD1]
第2番変ロ長調 Op.19
第1番ハ長調 Op.15
[CD2]
第3番ハ短調 Op.37
[CD3]
第4番ト長調 Op.58
第5番変ホ長調『皇帝』 Op.73
ハンネス・ミンナール(P)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
ネザーランドSO

録音:[CD1]2015年2月2-4日 [CD2]2016年9月23、27日 [CD3]2014年5月26-28日
1984年生まれ、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊 英ピアニスト、ミンナールによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集です。「第2・第1」「第5」はそれぞれ既にリリースされている音源。第3番はこのセッ トで初登場となる音源であり、第2楽章での静謐極まりないピアノが必聴です。神経の行き届いたタッチと落ち着き払ったテンポ感には風格すら感じられ、 明るく澄みきった響きも実に好印象。フリエンドのバックも申し分なく、目の覚めるような素晴らしいベートーヴェンがお聴き頂けます。 (Ki)

NMC
NMC-D218(1CD)
サイモン・ホルト(1958-):a table of noises
「ア・テーブル・オブ・ノイズ」(打楽器協奏曲)
「セイント・ヴィート・イン・ザ・ケトル」(管弦楽作品)
「ウィットネス・トゥ・ア・スノウ・ミラクル」(ヴァイオリン協奏曲)*
ニコラス・コロン(指) ハレO
コリン・カリー(Perc)
クロエ・ハンスリップ(Vn)

録音:2014 年7 月29 日、2015年11月9日、57’13
サイモン・ホルトは1958 年生まれのイギリスの現代音楽作曲家。2005 年から2008 年にかけて作曲された3 曲を収録したアルバムです。 2000 年のロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ヤングアーティスト賞受賞以来、イギリスを代表する打楽器奏者の一人で、2017 年3 月に日本でおこなわれたスティーヴ・ライヒ80 歳記念「テヒリーム」で見事な演奏を披露したパーカッショニスト、コリン・カリーに、イギリス出身で、名教師ザハール・ブロンの薫陶を受けた若手ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップがソリストを務めた“パーカッション協奏曲”(2009 年英国作曲家賞)と“ヴァイオリン協奏曲”(2006 年英国作曲家賞)を収録。“セイント・ヴィート・イン・ザ・ケトル”は BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団コンポーザー・イン・レジデンスを務めていたホルトが、ウェールズ出身の作曲家アラン・ホディノット(1929-2008)の名前を冠した「BBC ホディノット・ホール」が2009 年に竣工し、BBC ウェールズ・ナショナル管の新本拠地を祝福する作品として委嘱されたものです。
NMC
NMC-D229(1CD)
ケイト・ウィットリー(1989-):アイ・アム アイ・セイ
(1)ヴィオラ協奏曲
(2)ヴァイオリンとピアノの3 つの小品
(3)5 つのピアノの小品
(4)ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ
(5)アイ・アム アイ・セイ
(1)シリー・ラシュコフスキー(Va)
(1)ザ・マルチ・ストーリー・オーケストラ
(1)(5)クリストファー・スターク(指)
(2)(4)エロイザ=フルール・トム(Vn)
(2)ケイト・ウィットリー(P)
(3)ロルフ・ハインド(P)
(4)アッシャー・ザッカルデッリ(Va)
(5)ザ・マルチ・ストーリー・オーケストラcho、
 ジョン・ドネ・プライマリー・スクール
(5)アシュリー・リッチ(Bs)
(5)サラ=ジェーン・ルイス(S)

録音:2016年
ケイト・ウィットリーは作曲家、ピアニスト、プロデューサーとして活躍している若手音楽家。2015年イギリス作曲家賞を、2014 年にボルレッティ=ブイトーニ財団アワードを受賞。2011 年に指揮者のクリストファー・スタークと共に“ザ・マルチ・ストーリー・オーケストラ”を設立し芸術監督に就任。最初の公演はストラヴィンスキーの“春の祭典”で、ロンドン南東部に位置するペッカムの駐車場で行われ、1500 人以上の聴衆を集めた画期的なコンサートとして話題を集めました。 このアルバムでは、2010 年から2016 年までに作曲された作品を収録しています。


Treasures
TRE-172(1CDR)
マイラ・ヘス〜モーツァルト&ベートーヴェン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番**
ショパン:ワルツOp.18#
ブラームス:間奏曲Op.119-3#
スカルラッティ:ソナタL.387#
マイラ・ヘス(P)
ブルーノ・ワルター(指)NYO*
エイドリアン・ボールト(指)BBC響**

録音:1956年カーネギーホール* 、1953年1月ロンドン**、1949年3月17,18日イリノイ大学# (全てライヴ)
※音源:米 Bruno Walter Society PR-36*、加ROCOCO RR-2041**,#
◎収録時間:74:13
“懐の深さをもって作品を捉えるヘスのピアニズムの大きさ!”
■音源について
ROCOCOのLP1枚分と、ワルター協会LPの反面分を収録しています。

★まずモーツァルトが、TRE-141で紹介したK.449と並ぶ歴史的名演!ヘスは、第1楽章の滑り出しを後ろ髪を引かれるように開始しますが、少しも大袈裟ではなく、むしろ恥じらいの表情を湛えます。第2主題は、いかにもモーツァルトらしい屈託のない微笑みの表情で魅了。それが再現部で短調に転じると、提示部の微笑みと表裏一体であることを実感させる、得も言われぬ悲哀の表情を浮かべるのです。カデンツァも必聴。ヘスのピアノが決して感覚的な繊細さを目指すものではなく、いかに豊かで深いものか、思い知らせれます。第2楽章に至っては、奇跡と呼びたい素晴らしさ!かなり大胆にアゴーギクを投入していますが、常に「心からの語り」と一体なので、少しも時代掛かった印象を与えません。どんな弱音でも音が痩せることはなく、慈愛を込めぬいたタッチの最高の実例がここにあります!第2楽章が終わった途端に、会場からパラっと拍手が起きますが、その気持は実によくわかります。そして忘れてならないのは、ワルターの指揮。これは、この曲の指揮としてはもちろんのこと、誰もが認めるモーツァルト指揮者でありながら、全ての要素の調和が取れた演奏が意外と少ないワルターにとって、最高の出来栄えと言えましょう。特に終楽章は充実の極みです。
一方、ベートーヴェンは指揮がボールトなので、全体的に折り目正しく進行しますが、芯のぶれない確固たる表現とタッチは、ヘスそのもの。第2楽章の2:47の些細なタッチをアルペジョ風にして、独特の幻想味を醸し出していますが、こんなことを嫌味なくできるピアニストなど、もういなくなってしまいました。
その点では3つの小品も同様。アンコール演奏ですの表現は奔放ですが、全てのフレーズが、聴き手の心を芯から溶かすようなニュアンスで一杯!こんな芸当は、単に腕が立つだけでは不可能でしょう。【湧々堂】

QUERSTAND
VKJK-1608(1CD)
マリー・ジャエル(1846-1925):ピアノ作品全集Vol.4
マリー・ジャエル:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調
ピアノ協奏曲第2 番 ハ短調
コーラ・イルゼン(P)
アリャン・ティエン(指)
WDR 放送局O

録音:2016 年 ケルン
コーラ・イルゼンによるマリー・ジャエル(1846―1925)の作品集の第4 集、ついに協奏曲を披露。生まれた時の名でマリー・トラウトマンはフランス、アルザスのドイツ国境にごく近い村、シュタインゼルツの生まれ。ピアノの天才少女と騒がれパリに出て本格的に学び、ピアニストのアルフレード・ジャエルと結婚。理解のある夫を得て演奏活動のみならず作曲活動も盛んに行った。作風は保守的な後期ロマン派で、ブラームス風のしみじみとした音楽がお好きなら気に入ることができるかもしれないだろう。第 1 番の第 2 楽章の内省的な音楽は素敵だ。
コーラ・イルゼンはジャエル再発見の牽引車として知られており、ここでも単に珍しい音楽を演奏しているだけに留まらず、深い共感を持った演奏を聞かせてくれる。

NAVONA
NV-5822(1CD)
NX-B02
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲*
グレン・ディクテロウ(Vn)
カレン・ドレイファス(Va)
カール・セント・クレア(指)ワルシャワPO
イェジー・スウォボダ(指)シレジアPO*
フィラデルフィアOのヴァイオリン奏者を務める父の下、幼い頃から音楽に親しんだカレン・ドレイファス。しかしヴィオラに転向 し、1979年にカーティス音楽院を卒業後は世界的なヴィオラ奏者として活躍。現在は南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校で 教鞭を執っています。この