湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


協奏曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




NIFC
NIFCCD-220(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲集(室内楽版)
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21(ケヴィン・ケナー&クシシュトフ・ドンベク編曲/ピアノと弦楽五重奏のための)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ケヴィン・ケナー&クシシュトフ・ドンベク編曲/ピアノと弦楽五重奏のための)
ケヴィン・ケナー(P)、
アポロン・ミューザゲート・クァルテット、
スワヴォミル・ロズラフ(Cb)

録音:2018年8月12日−14日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:スタインウェイ D578221
1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは最年少受賞を果たし、再び挑んだ1990年の第12回では最高位(1位無しの2位)にまで上り詰めたアメリカ人ピアニスト、ケヴィン・ケナーが、NIFC(ポーランド国立ショパン研究所)の自主レーベルに再び登場。ケヴィン・ケナー自身と作曲家&チェリストであるクシシュトフ・ドンベクの二人が新しく編曲したショパンの2つのピアノ協奏曲を収録。
当時どのコンポーザー=ピアニストも一般的に行っていたように、ショパンもしばしば小編成バージョンで自分の協奏曲を演奏していましたが、残念ながらショパンの手によるピアノと弦楽のヴァージョンは残されておらず、ケヴィン・ケナーとクシシュトフ・ドンベクは様々な資料や歴史的文書を分析・研究し、この「ピアノと弦楽五重奏版」を復元。小さなアンサンブルに対応しながらも、できるだけショパンのオリジナルに近い形になるよう構成されています。楽譜は、ヤン・エキエル教授編集のナショナル・エディションとして2015年に出版されており、日本ではケヴィン・ケナー自身の2019年7月来日公演(第1番)や、ショパン国際ピリオド楽器コンクールで優勝したトマシュ・リッテルの2019年6月来日公演(第2番)などで演奏されています。伴奏は、ミュンヘン国際音楽コンクールの優勝でその名を轟かせたポーランドの若き四重奏団、アポロン・ミューザゲート・クァルテット(アポロン・ミューザゲートSQ)です。

Glossa
GCD-924401(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/三重協奏曲
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(カデンツァ:ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のピアノ協奏曲ヴァージョンに基づくドミトリー・シンコフスキー版〔フォルテピアノ演奏:フョードル・ストロガノフ〕)
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
ドミトリー・シンコフスキー(Vn)、
アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)、
アレクサンドル・ルディン(Vc、指)、
ムジカ・ヴィヴァ

録音:2018年9月23日−28日、“Dom Zvukozapisi” (DZZ)第1
スタジオ(モスクワ)
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、指揮者、そしてカウンターテナー歌手としての多彩な才覚を発揮し、若い世代のもっともエキサイティングなアーティストの一人として活躍するロシアの異才、ドミトリー・シンコフスキーが、ヨーロッパを代表する古楽レーベルGlossa(グロッサ)に初登場! Glossaのベートーヴェン生誕250周年記念アルバムとして、ロシアの名チェリスト、アレクサンドル・ルディンが指揮するモスクワの室内オーケストラ"ムジカ・ヴィヴァ"をバックに、ピリオド楽器によるヴァイオリン協奏曲を聴かせます。カデンツァではシンコフスキーのヴァイオリンはもちろんのこと、オブリガート的役割のティンパニに加えて、フョードル・ストロガノフが弾くフォルテピアノも大活躍!さらに、ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための「三重協奏曲」では、ロシアの伝説的フォルテピアニスト、アレクセイ・リュビモフが参加。ロシアの才人たちが作り上げた大注目のピリオド楽器ベートーヴェンです。

Hyperion
CDA68302(1CD)
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.7
ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771−1858):ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 Op.10
ピアノ協奏曲第3番ニ長調 Op.26
ピアノ協奏曲第6番変ホ長調 Op.51
ハワード・シェリー(P&指)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ

録音:2018年7月16日−17日&2019年9月5日−6日、福音史家聖ヨハネ教会(アッパー・ノーウッド、ロンドン)
ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」の姉妹シリーズとしてスタートした、古典派の知られざるピアノ協奏曲を発掘していく"クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。第7弾は、ベートーヴェンと同時代にロンドンで活躍したヨハン・バプティスト・クラーマーのピアノ協奏曲集第2巻!
ドイツの音楽一家に生まれロンドンで育ち、クレメンティにピアノを教わったヨハン・バプティスト・クラーマー。優れたピアニスト&作曲家として名声を高め、ベートーヴェンやハイドン、その他同時代の主要な作曲家たちと交流を持ち、また、教育者、楽器製作者、楽譜出版者としても功績を残し、一族の中でももっとも傑出した音楽家となりました。「第4番」と「第5番」を収録した前作(CDA68270)に引き続き、「クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」のソリストをすべて担当し、モーツァルトやフンメルの名録音も残す名手ハワード・シェリーがロンドン・モーツァルト・プレーヤーズを弾き振り。当時急速に進化・発展していたピアノのテクノロジーと奏法に対応して、クラーマー自身の驚異的な技術を披露するために作曲された、優雅で快活なクラーマーのピアノ協奏曲をご堪能ください。

ACCENTUS Music
ACC-30501CD(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
6つの小品op.118*
チョン・ミョンフン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
キム・ソヌク(P)

録音:2019年9月ソウル・アーツ・センター、ライヴ、2020年6月ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール*
シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者であるチョン・ミョンフン。彼は、韓国の若手演奏家を支援し、才能ある音楽家発掘し世界へ羽ばたかせ ています。本盤は、かねてより共演しCD録音も行っている韓国期待のピアニスト、キム・ソヌクとブラームスのピアノ協奏曲第1番を録音。シュターツカペ レ・ドレスデンとの2019年秋のアジア・ツアーより韓国公演のライヴです。 キム・ソヌクは、1988年ソウル生まれ。2006年リーズ国際ピアノ・コンクールで、史上最年少かつ初のアジア人として優勝、世界の注目を集めました。ドイツ・ グラモフォンから2タイトルチョン・ミョンフン指揮でベートーヴェンとウンスク・チンのピアノ協奏曲がリリースされており華々しい活躍をしているピアニスト。 Accentus Musicからはベートーヴェン、ブラームスやフランクのアルバムをリリースし、作品に対する深い洞察力、そして音楽の特徴を見事に捉えた演奏 で高い評価を得ています。 ブラームスのピアノ協奏曲第1番は紆余曲折を経て完成しています。1854年2台ピアノのためのソナタ(クララ・シューマンとの共演を意図)として構想され、 その後、一度交響曲として改作を試み、最終的にはピアノ協奏曲へ改訂し、ようやく1859年ハーノーファーでの初演に至っています。ピアノとオーケストラ がほぼ対等な役割を担いながら互いを補完し合う大規模な協奏曲であり、重厚長大でシンフォニックな作りであることから「ピアノ独奏つきの交響曲」とも いわれます。ドイツ系の演目を得意とするキム・ソヌクですが、チョン・ミョンフン&シュターツカペレ・ドレスデンというこれ以上にないくらい好手を得ての 演奏は、実に見事。強靭な打鍵とテクニック、そして高度な構築力を存分に披露しています。 また、2020年6月に録音されたカップリングのブラームス最晩年の作品「6つの小品op.118」も必聴。クララ・シューマンに献呈されたこの曲集は、哀 愁に満ちた旋律が心に深く残る作品群。キム・ソヌクのどこか懐かしさを感じさせる音色は、心に染み入ります。 (Ki)

RICERCAR
RIC-417(1CD)

NYCX-10164(1CD)
国内盤仕様
税込定価
モーツァルト(フンメル編):ピアノ協奏曲 第24番ハ短調 KV 491 〜ピアノ、フルート、ヴァイオリンとチェロの為の室内楽編成版
フンメル:・ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 作品20(1807)
ベートーヴェン(フンメル編):交響曲第1番ハ長調 作品21〜ピアノ、フルート、ヴァイオリンとチェロの為の室内楽編成版
アウレリア・ヴィショヴァン(フォルテピアノ)

使用楽器:ウィーンのコンラート・グラーフ1835年製作オリジナル楽器、製造番号2006  クリス・マーネのコレクションより
アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ)
チェチーリア・ベルナルディーニ(Vn)
マルクス・ファン・デン・ムンクホフ(Vc)

録音:2020年2月ベギン修道会教会、 シント・トライデン(ベルギー)
2020年に生誕250年を迎えたベートーヴェンに関連した、この機会ならではの注目企画が相次いでいます。すぐれた古楽器録音にかけて は40年の実績を誇るRicercarも、まさに古楽のパイオニアならではの目線が光るアルバムをリリース。録音技術がなかった19世紀当時、大 管弦楽が必要になる大作を音楽愛好家たちがプライベートな場で堪能するのに貢献した「室内楽編曲版」に光をあてた注目盤です。 一度聴いただけでは隅々まで味わいきれない充実した音楽……モーツァルト中期以降の傑作やベートーヴェンの大作群は、その複雑さや 味わい深さが群を抜いていることで同時代の人々に驚かれ、時に賛否両論さえ巻き起こしました。そこで楽譜の出版や批評記事の流布と 同じくらい理解者の増加に貢献したのが、音楽愛好家が数人で演奏できるようにした室内楽編曲版。早熟の天才としてモーツァルト門下に 学び、のちにハイドンの後継者にしてベートーヴェンの好敵手、かつ理解者となったフンメルが後年手がけた抜群のセンスによる編曲版は、 モーツァルトの異色の短調協奏曲やベートーヴェン最初の交響曲を驚くほど明確に解きほぐし、作品の味わいを損ねず伝える内容となってい ますが、その真価は当時の楽器をすぐれた名手が弾いてこそ理解できると言えるでしょう。欧州で躍進めざましい俊才4人が、かの楽聖の作 と同じくソナタ形式の常道では語れないフンメル自身のソナタも含め、19世紀のオリジナル鍵盤をはじめとするピリオド楽器で200年前そのま まの「編曲の妙」をあざやかに甦らせてくれます。

ALPHA
ALPHA-624(1CD)

NYCX-10161(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『ヴィヴァルディ、その先に』〜パトリツィア・コパチンスカヤのヴィヴァルディ・アルバム、イタリアの“いま”との対話実験
ヴィヴァルディ(1678 -1741):ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調「海の嵐」Op.8-5/RV253
ことばのラッツォ(即興劇)
アウレリアーノ・カッタネオ(1974-):エストローゾ(きまぐれに)〜ヴァイオリン、リコーダー、テオルボとチェンバロの為の*
ヴィヴァルディ:弦楽の為の(4声の)協奏曲 ト短調 RV 157
ルーカ・フランチェスコーニ(1956-):飛び立つスピッカート 〜ヴァイオリン独奏の為の
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV 191
シモーネ・モヴィオ(1978-):インカント(呪文)XIX 〜リコーダー、ヴァイオリンと弦楽合奏の為の
ヴィヴァルディ:協奏曲 ホ短調 Op.3-4/RV 550(『調和の霊感』より)〜四つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の*
マルコ・ストロッパ(1959-):わたしは陶然となって千切る〜リコーダーと二つのヴァイオリンの為の**
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):ムガール〜ヴァイオリン、リコーダー、弦楽と通奏低音の為の
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 208「ムガール大帝」
バルトーク:バグパイプ (44の二重奏曲 より)〜リコーダーとヴァイオリンの為の
パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)
使用楽器:ナポリのフェルディナンド・ガリアーノ1780年頃製作オリジナル楽器
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮&リコーダー)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)【ステーファノ・バルネスキ*/**、マルコ・ビアンキ**(Vn)、エルネスト・ブラウヒャー**(Va)、マルチェッロ・スカンデッリ**(Vc)、ミケーレ・パゾッティ(テオルボ)、リッカルド・ドーニ(Cemb)】

録音:2018年11月ヴェルス市立劇場(オーストリア)
【国内盤】日本語解説付き
フィリップ・ヘレヴェッヘとともにベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をピリオド奏法で録音したかと思えば、現代作品満載のプログラムにマショーやビーバーといった 古楽のレパートリーを忍び込ませ、時には民俗音楽のプロである両親と故郷モルドヴァの伝統に身を浸し、あるいはトルコの異才ピアニスト=作曲家ファジル・ サイとの共演で他に類をみないアルバムを作ってしまう――21世紀に入って以来、私たちはパトリツィア・コパチンスカヤという桁外れのヴァイオリン奏者の存在 によって常に目を見張らされ、まるで飽きることのない音楽体験を味わいつづけてきました。そんな彼女がヴィヴァルディと向き合ったアルバムを制作する……と いうとき、どうしてそれが平穏なバロック・アルバムに落ちつくはずがあるでしょう?ルーマニアに隣接する小国モルドヴァ(旧ソ連モルダヴィア共和国)で生まれ、さ まざまな文化が交錯する世界で腕を磨いてきた奇才コパチンスカヤは、既存の作品像を問い直すアルバム制作でたびたび世界を瞠目させてきました。「ヴィ ヴァルディ作品と、イタリアの“いま”との対話実験」として構想された今回のアルバムでは、なんと結成以来数十年にわたって古楽シーンを騒がせてきたジャル ディーノ・アルモニコとの共演! 現代作曲家5人の刺激的な小品を挟んでのヴィヴァルディ鑑賞体験は、この300年前の作曲家の音楽にたいする通念をど んな演奏よりも鮮烈に覆せずにおきません。バロック演奏の「その先」を問う、注目必至の問題作です。
私たちはヴィヴァルディを、時代を越えた実験の場に引き込んでみました――いまのイタリアで聴こえる創作者たちの声と対話させてみようというわけです。 ――パトリツィア・コパチンスカヤ

Chandos
CHSA-527(3SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
大五重奏曲変ホ長調 Op.16(ピアノと管楽の為の五重奏曲)*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P&指)、
スウェーデン室内O、
カーリン・エーガルト(Ob)*、
ケヴィン・スパニョーロ(Cl)*、
ミケール・リンドストレム(Fg)*、
テレーセ・ラーション(Hrn)*
※使用ピアノ=Yamaha CFX

録音:2018年11月25日−30日&2019年11月11日−16日、オレブルー音楽大学(スウェーデン)
モーツァルト、そしてベートーヴェンのまとまったレコーディングをリリースしてきたジャン=エフラム・バヴゼ。2008年から2016年にかけて、すでにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させているバヴゼによるベートーヴェンの生誕250周年記念アルバム第2弾は、ついに大本命となる「ピアノ協奏曲全集」が登場! オーケストラにはスウェーデン室内Oを選び、「弾き振りならではの利点もある」と語るバヴゼが、オーケストラと豊かで充実した対話を交わします。「皇帝」の余白にはピアノと管楽の為の五重奏曲も収録。 ベートーヴェン・イヤー第1弾としてリリースされた「ベートーヴェンと同世代の作曲家たちのピアノ・ソナタ集」(CHAN20128)では、レコード芸術海外盤REVIEW、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジンでそれぞれ「特選盤」に選ばれるという大成功を収めたバヴゼによる本命のベートヴェン録音にご期待ください!

Linn
CKD-622(1CD)
NX-B09
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 第19番ヘ長調 K. 459(カデンツァ…モーツァルト)
ロンド イ長調 K. 386(カデンツァ…ピエモンテージ)
5-7. ピアノ協奏曲 第27番変ロ長調 K. 595(カデンツァ…モーツァルト)
フランチェスコ・ピエモンテージ (P)
アンドルー・マンゼ(指)
スコットランド室内O

録音:2019年3月2-4日 アッシャー・ホール、エディンバラ、UK
ピエモンテージ、マンゼ、スコットランド室内管の組み合わせによるモーツァルトのピアノ協奏曲。2017年に発売された第25番と第26番 (CKD544)に続く第2弾は、第19番と第27番にピアノと管弦楽のためのロンドの組み合わせです。ピエモンテージにとって第27番は2018年 のBBCプロムスでも好評を博したレパートリー。古楽器畑出身のマンゼならではの見通しの良い響きと推進力の心地よい音楽運びに乗り、ピ エモンテージのリリカルなピアノが伸びやかに歌う、極上のモーツァルトを聴かせてくれます。またロンドでは、作曲当時の形式に則りながら創造 性溢れるピエモンテージの自作カデンツァアも披露しています。

Capriccio
C-8060(3CD)
NX-C05
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ピアノ協奏曲集
【CD1】
ピアノ協奏曲 第1番イ短調 Op.6(1918)
ピアノ協奏曲 第3番変ロ短調 Op.31(1937)#
【CD2】
ピアノ協奏曲 第2番ハ短調 Op.22(1930)
ピアノ協奏曲 第4番ト長調 Op.48(1953)#
【CD3】
ピアノ協奏曲 第5番ニ長調 Op.58(1963)*
5つのシルエット Op.66(1974)#
【CD1】
テオドール・モウセフ(P)
イヴァン・ドレニコフ(P)#
【CD2】
クラシミール・ガテフ(P)
イヴァン・ドレニコフ(P)#
【CD3】
パンチョ・ヴラディゲロフ(P)
クラシミール・ガテフ(P)#
アレクサンドル・ヴラディゲロフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:1964年(MONO)*、1972-1978年 バルカントン、ソフィア(STEREO)
リマスタリング:マルティン・クレバーン 4tune Studio、ウィーン
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)はブルガリアの近代作曲家。1933年にはブルガリア現代音楽協会の創立メンバーに名を連ねるなど、ブルガリア 音楽史に名を遺す重要な人物です。少年時代から作曲とピアノを始めたヴラディゲロフは、やがてベルリンへ移住し、ベルリン高等音楽院でパウル・ユオ ン、プロイセン芸術アカデミーでフリードリヒ・ゲルンスハイムとゲオルク・シューマンに作曲を師事しました。1920年代から1935年まで、ベルリン・ドイツ劇 場で演出家マックス・ラインハルトの下で作曲家とピアニストを務めた後、ブルガリアに帰国。ブルガリア国立音楽院でピアノを教えるとともに、幅広いジャ ンルの作品を書き上げヨーロッパ、ロシア、アメリカなどで演奏され高く評価されています。没後、彼の作品は忘れられかけてしまいましたが、21世紀に なって再度注目を浴びるようになり、いくつかの録音も生まれています。そんなヴラディゲロフですが、ブルガリアでは1970年代に一連の録音が製作され ており、Capriccioレーベルにはアルバム18枚分にも及ぶ音源が遺されています。CD3枚に渡って収録されたピアノ協奏曲は、ラフマニノフやラヴェルを 思わせる色彩豊かなオーケストラをバックに、ピアノの技巧的なパッセージが映える聴きごたえのあるものです。また第5番はヴラディゲロフ自身が独奏を 担当。彼が卓越した技巧を誇るピアニストであったことを証明しています。ここでタクトを振っているのは、彼の息子アレクサンドル(1933-1993)。偉大 な父の音楽を未来に継承するために、見事な演奏を披露しています。

Indesens
INDE-134(1CD)

PINDE-134(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ミシェル・ベッケ〜偉大なるトロンボーン奏者

(1)ヤンコ・ニロヴィッチ:トロンボーンと弦楽オーケストラのための協奏曲

(2)ジョルジュ・ドルリュー:マドリガル(トロンボーン6重奏のための)

(3)ジャン=ミシェル・デュファイ:フリュクチュアシオン(独奏トロンボーン、6本のトロンボーンと2つのパーカッションのための)

【ボーナストラック】
(1)アイルランド民謡(ロビンソン・クーリー編):アズ・アイ・ローヴド・アウト

(2)デューク・エリントン(ロビンソン・クーリー編):ソフィスティケイテッド・レディ
(1)ミシェル・ベッケ(Tb)
ベルナール・トマ(指)、ベルナール・トマ室内O
(2)ミシェル・ベッケ(ソロ・トロンボーン)
イヴ・ドゥマルル(Tb)、ジリ・ミリエール(Tb)、
ジャック・フルケ(Tb)、ギィ・デタンク(バストロンボーン) 、モーリス・セヴレロ(バストロンボーン)

(3)ミシェル・ベッケ(ソロ・トロンボーン)
パリ・トロンボーン・アンサンブル
〔イヴ・ドゥマルル(Tb)、ジリ・ミリエール(Tb)、ジャック・フルケ(Tb)、アラン・マンフラン(Tb)、ギィ・デタンク(バストロンボーン)、モーリス・セヴレロ(バストロンボーン)〕
ギィ・シプリアーニ(パーカッション)
マルク・シャントロー(パーカッション)

【ボーナストラック】
(1)ミシェル・ベッケ(Tb)、アンサンブル・オクトトリップ
(2)ミシェル・ベッケ(Tb)、アンサンブル・オクトトリップ

録音:1981年、ル・ヌーヴォ・スタジオ(パリ、フランス)/2018年12月5日、RIFFXスタジオ(パリ、フランス)(ボーナストラック)

国内盤仕様の日本語解説:柴田克彦(解説書日本語訳:白沢達生)
フランスが世界に誇るトロンボーン界のレジェンド、ミシェル・ベッケの若き日の秘蔵音源&新録音が登場!
ベッケは、ミュンヘン、トゥーロン、プラハ、ジュネーヴなど多くの国際コンクールに入賞。世界中で脚光を浴びた、パリ・トロンボーン四重奏団での演奏は日本にも根強いファンが多い。このアルバムでは、81年に録音されたニロヴィッチ、ドルリュー、デュファイの秘蔵音源(なんと、パリ・トロンボーン四重奏団のメンバーが伴奏を務めている!)に加え、リヨン国立高等音楽院で学んだ若き名手たちにより結成された、「アンサンブル・オクトトリップ」との近年の共演作にも注目。
アントワーヌ・クルトワの楽器から生まれるベッケ独特の豊潤なサウンド、圧倒的テクニックは、トロンボーン・ファン、管楽器関係者一聴の価値あり!世代を超えて愛され続けるレジェンドに乞うご期待!

Tactus
TC-900005(1CD)
退廃音楽からの作品集
レオーネ・シニガーリャ:フルートと弦楽オーケストラのための「小組曲」 Op.45*、
 弦楽オーケストラのための2つの性格的小品 Op.35
クルト・ゾンネンフェルト:弦楽オーケストラのための夜想曲*
アルド・フィンツィ:クラリネットと弦楽オーケストラのためのパヴァーヌ
ヴィート・レヴィ:弦楽のためのアダージョ*
レヴィ:ヴァイオリン協奏曲二短調 「我が妻へ」*
アビマO、
ヴェルディ・シビック・ウィンド・オーケストラ、
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)、
ダヴィデ・カサーリ(Cl)、
ジャコッベ・ステヴァナート(Vn)

録音(ライヴ):2014年6月、2018年10月−11月、イタリア

(*=世界初録音
レオーネ・シニガーリャをはじめとする、ナチス・ドイツによって「退廃音楽」とみなされ迫害された作曲家たちの作品を復権するプログラム。トリエステで行われたウルマン音楽祭を含む複数のライヴで演奏された未出版のオーケストラ作品と室内楽作品で、約半数は世界初録音となるものです。

SUPRAPHON
SU-4284(1CD)
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):作品集
(1)ピアノ協奏曲 ホ短調(1895)
(2)たそがれ Op.13(1896)
(3)交響詩「トマンと森の精」 Op.40(1906-7)
(1)(2)ヤン・バルトシュ(ピアノ/スタインウェイ)
(1)(3)プラハRSO、
ヤクブ・フルシャ(指)

録音:(1)2019年5月23&24日、(3)2020年1月30&31日、(2)2020年6月8日/チェコ放送第1スタジオ
チェコの作曲家といえばドヴォルザーク、スメタナ、ヤナーチェク、スーク、マルティヌーが代表格ですが、その陰に隠れてしまいながらも才能豊かな作 曲家として今年(2020年)生誕150年を迎えたヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949)があげられます。そのノヴァークの作品を現在チェコのクラ シック界を牽引するヤクブ・フルシャと注目のピアニスト、ヤン・バルトシュが録音した新譜の登場です。収録作品はピアノ協奏曲 ホ短調、ピアノ小品集「た そがれ」 Op.13、そして交響詩「トマンと森の精」 Op.40です。
ノヴァークはプラハ音楽院でドヴォルザークに師事。その後、ブラームスに認められ作品を出版しました。作風はドイツ・ロマン派から出発し、その後国 民楽派的様式で作曲。モラヴィア民族音楽の要素を取り入れた温かい音楽が特徴といえます。教育者としても功績を残し、1909年から1920年まで母校 プラハ音楽院で教鞭を執り、20世紀チェコの作曲家を門下から輩出しております。
ノヴァークが20代半ばに作曲したピアノ協奏曲 ホ短調は若さ溢れる溌剌さとともにヴィルトゥオジックな作品。この度スタジオ録音としては初録音となり ます。一方、4つの小曲からなるピアノ独奏曲「たそがれ」はチェコの詩人J.S.マチャル(1864-1942)の同タイトルの詩からインスピレーションを得て作 曲。詩情あふれる旋律美が魅力です。
30代半ばに作曲された交響詩「トマンと森の精」は、F.L.チェラコフスキーの詩による作品。ノヴァークの管弦楽曲の中で最も野心的といえる作品で、「抑 えきれないほどの激しい情熱を表現した」とノヴァークは語ったと言われております。生誕150周年にあたり、母国の作品を再提示する使命があると語る フルシャが思いを込めて演奏しました。
チェコの新星ピアニスト、ヤン・バルトシュはブレンデルも激賞する若手実力派。バルトシュは14歳のときにビエロフラーヴェクの指揮で輝かしいコンサー ト・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇ります。スプラフォン・レーベルからリリースしているヤナーチェクのピアノ作品集(SU 4266)、モーツァルトのピアノ協奏曲集(KKC 6155 / SU 4234)、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集(SU 4252)ではきめ細かく丁寧な音楽づくりで高 い評価を得ております。

DOREMI
DHR-8111(5CD)
デネシュ・コヴァーチ 第2集
モーツァルト
(1)弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
(2)ヴァイオリンとヴィオラのための2つの二重奏曲 K.423、424
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
(4)ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
(5)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
(6)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219(アダージョ ホ長調 K.261を第2楽章に使用)
(7)ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.296 / ト長調 K.301 / 変ホ長調 K.302 / ヘ長調 K.376 / ト長調 K.379 / 変ロ長調 K.454
(8)シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99, D.898
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100, D.929
ピアノ三重奏のためのノットゥルノ 変ホ長調 Op.148, D.897
デネシュ・コヴァーチ(Vn)
(1)ゲザ・ネーメト(Va)、エデ・バンダ(Vc)
(2) ゲザ・ネーメト(Va)
(3)ジュラ・ネーメト(指)ブダペストPO
(4)ジェルジ・レヘル(指)ハンガリーRSO
(5)(6)ジェルジ・レヘル(指)ハンガリー国立O
(7)ミハーイ・バハー(P)
(8)エデ・バンダ(Vc)、フェレンツ・ラードシュ(P)

録音:1959-1982年
DOREMIからデネシュ・コヴァーチ録音集の第2弾が登場。5枚組でモーツァルトの協奏曲や室内楽と、シューベルトの室内楽を収録しています。 デネシュ・コヴァーチは1930年生まれのハンガリーのヴァイオリニスト。ブダペストのリスト音楽院でフバイの弟子エデ・ザトゥレツキーに学び、1955 年にカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。レパートリーはバロックから同時代までの協奏曲、室内楽、ソロと幅広く、ベートーヴェンやバルトー クを得意としました。1957年よりリスト音楽院で教鞭をとり5年後に教授となり、1968年には音楽院の学長となりました。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226221(1CD)
NX-B06
カール・オーエ・ラスムッセン(1947-):協奏曲集
バロック・ヴァイオリンのための協奏曲(2018)…世界初録音
バロック・ヴァイオリンと13人のピリオド弦楽器奏者、チェンバロのための
バロック・オーボエのための協奏曲(2015)…世界初録音
バロック・オーボエと13人のピリオド弦楽器奏者、チェンバロのための
Sinking Through the Dream Mirror 夢の鏡に沈む(1993)-ヴァイオリンと室内オーケストラのための
フレードリク・フロム(バロック・ヴァイオリン)
アルフレッド・ベルナルディーニ (バロック・オーボエ)
アン・スー(Vn)
マグヌス・フリークルンド(指)
コンチェルト・コペンハーゲン
アテラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲン

録音:2019年9月15-17日、2018年6月7-8日
デンマークの作曲家ラスムッセンの作品集。彼の作品は、概ね過去作品をコラージュして曲に仕立て上げ るものが多く、2014年に発表された「四季」(8.226220)も、おなじみのヴィヴァルディ作品にリズム処理 を加え、新しい形に再構築したものでした。このようにイタリア・バロック期の作品を愛するラスムッセン、今 作ではバロック・ヴァイオリンとバロック・オーボエを独奏楽器にし、ピリオド楽器で伴奏するという2曲の協奏 曲を披露しています。旋律や和声は現代的ですが、奏でられている楽器ののどかな音色がミスマッチを呼 ぶ、不思議な味わいの作品です。同時収録のヴァイオリン協奏曲「夢の鏡に沈む」は30分を超える大 作。ヴァイオリニスト、アン・スーの超絶技巧が炸裂します。

POLYMNIE
POL-701133(1CD)
クロテンベルグ:作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲Op.3
(2)大交響曲 Op.33
(1)ギ・コマンタル(Vn)
アンリ・ウォイトコウィアク(指)ドゥエO
(2)ヴェロニカ・ハイノヴァ(A)
ジェラール・ブルー(語り)
アンリ・ウォイトコウィアク(指)オストラヴァ・ヤナーチェクPO

録音:(1)2014年 フランス,ドゥエ
(2)2017年9月 チェコ,オストラヴァ
フランスのアラン・クロテンベルグの 2 作。アラン・クロテンベルグは 1956 年、パリの生まれ。 精神科医を務めながら作曲活動を長年続けて来た。 ヴァイオリン協奏曲は1992 年の作、オーケストレーションを改訂。どことなく20 世紀前半のヴァ イオリン協奏曲を思わせる晦渋な作風。大交響曲は 2015、2016 年の作。3 楽章構成で、終楽 章に語りとアルト独唱が加わる。 ギ・コマンタルはフランスのベテランのヴァイオリニスト。リュエイユ=マルメゾン地方音楽院のヴ ァイオリンの教授を務めています。ヴェロニカ・ハイノヴァはチェコのアルト。アンリ・ウォイトコウィア クは、フランス最北部ドゥエ生まれの指揮者。
POLYMNIE
POL-702150(1CD)
クロテンベルグ:作品集
(1)チェロ協奏曲 Op.11
(2)新しいヨーロッパのための讃歌Op.14
(1)ペトル・ノウゾフスキー(Vc)
アンリ・ウォイトコウィアク(指)
プラハ・メトロポリタンO
(2)アンリ・ウォイトコウィアク(指)アンサンブル・ヴァントゥイユ,アンサンブル・モーリス・エマニュエル

録音:(1)2019年2月27日 チェコ,プラハ
(2)2020年1月26日 フランス,トロア
フランスのアラン・クロテンベルグの 2 作。アラン・クロテンベルグは 1956 年、パリの生まれ。 精神科医を務めながら作曲活動を長年続けて来た。 チェロ協奏曲は2002 年の作。チェロのペトル・ノウゾフスキーは1982 年生まれのチェコの中堅 チェロ奏者。新しいヨーロッパのための讃歌は、2005 年の作。児童合唱、独唱者たち、オルガ ン、弦楽オーケストラのためのカンタータのような曲。指揮のアンリ・ウォイトコウィアクは、フラン ス最北部ドゥエの生まれ。

CAvi
85-53471(1CD)
ラメント
バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
 オラシオ・サルガン編曲による5つのタンゴ
バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056
 オスバルド・プグリエーセ編曲による5つのタンゴ
マーティン・クレット(P)、ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、トマス・レイフ(Vn)、ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(Va)、カレル・ブレデンホルスト(Vc)、ラルス・オラフ・シャーパー(Cb)、アンドレアス・ロクセス(バンドネオン)、クリスチャン・ガーバー(バンドネオン)、ヴィッレ・ヒルトゥラ(バンドネオン)

録音:2018年2月、イエス・キリスト教会 (ドイツ、ダーレム)
交互に演奏されるバッハのピアノ協奏曲と、サルガン&プグリエーゼのタンゴの相性の良さに驚く1枚!1987年生まれのマーティン・クレットはクラシック、ジャズ、タンゴと国境を越えて多方面で活躍するハンブルク出身の俊英。ヨハネス・ブラームス国際コンクールやドイツ音楽コンクールでの優勝経験もあります。タイトルの「ラメント」はタンゴの楽曲「ミ・ラメント」から着想を得たということですが、バッハの音楽の中でも「ラメント」が際立った役割を果たしているという点で、この言葉は両者をつなぐ鍵となっています。ただし、この2種の音楽がこんなにもしっくりと一つのアルバムに収まっているのは、彼らの音楽性の幅広さ、柔軟さによるところが大きいようです。バッハのコンチェルトを各奏者一人ずつにして室内楽風に演奏しているのもポイント。全く別ジャンルの音楽からそれぞれの魅力を引き出し統一感を持たせた秀逸なアルバムです。

Etcetra
KTC-1670(1CD)
ポール・ギルソン:サクソフォンと管弦楽のための作品集
アルト・サクソフォン協奏曲第1番(オリジナル・シンフォニック・ヴァージョン世界初録音)
アルト・サクソフォン協奏曲第2番
テナー・サクソフォンと管弦楽のための 「レチタティーヴォとセレナード」(世界初録音)
クルト・ベルテルス(ヒストリカル・サクソフォン)、
ジャン・レイサム=ケーニック(指)、
フランダースSO
1902年に、世界で最初にサクソフォンとオーケストラのための協奏曲を書いたブリュッセル出身の作曲家、ポール・ギルソン(1865−1942)のサクソフォン協奏曲集。第1番は長い間紛失しており、近年発見されたもので、オリジナル版は世界初録音。「レチタティーヴォ(レシタティフ)とセレナード」はチェロと管弦楽のための作品から、作曲者本人によってテナー・サクソフォン版に編曲されたものです。
ソリストは、ピアノ、ヴァイオリン、サックスの3名からなるクゴーニ・トリオ(Kugoni Trio)やアネモス・サクソフォン四重奏団のメンバーを務めるクルト・ベルテルス。現在ブリュッセル王立音楽院で初期のサクソフォンと歴史的情報に基づいた演奏(より具体的には、1867年から1904年に存在していたブリュッセル王立音楽院におけるサクソフォン・スクールの練習と演奏、レパートリー)を研究しており、ヒストリカル・サクソフォンで披露するこの協奏曲アルバムは、彼の博士研究の芸術的成果となるものです。

Signum Classics
SIGCD-637(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.3
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
エリーザベト・ソンバール(P)、
ダンカン・リデル(Vn)、
リチャード・ハーウッド(Vc)、
ピエール・ヴァレー(指)ロイヤルPO

録音:2019年7月22日−23日(第5番)&2020年1月5日−6日(三重協奏曲)、カドガン・ホール(ロンドン
ロイヤルPOが盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年記念シリーズ。フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)と、小澤征爾との長期的なパートナーシップでも知られるフランスの指揮者ピエール・ヴァレーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲集第3弾。 エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞しています。ロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムを録音してきたソンバールが、優美で洗練されたベートーヴェンを届けます。 カップリングの「三重協奏曲」では、2010年からロイヤル・フィルのコンサートマスターを務め、N響のゲスト・コンサートマスターとしても何度か来日してきたダンカン・リデルと、メジャー・レーベルからもアルバムを出し、2018年からロイヤル・フィルの首席チェロ奏者を務めるリチャード・ハーウッドがフィーチャーされています。

DUX
DUX-1612(1CD)
タンスマン&バツェヴィチ:ピアノ協奏曲集
タンスマン:ピアノ協奏曲第1番
バツェヴィチ:ピアノ協奏曲
ユリア・コチュバン(P)、
アルトゥール・ルービンシュタインPO、
パヴェウ・プシトツキ(指)

録音:2019年9月2日−6日、グラジナ&キェイストゥット・バツェヴィチ音楽アカデミー(ウッジ、ポーランド)
20世紀のポーランドが輩出した2人の偉大な作曲家、アレクサンドル・タンスマン(1897−1986)と、グラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)の知られざる「ピアノ協奏曲」をカップリングしたポーランドのレーベルならではの好企画。
「六人組」への加入の誘いを受けるなど、保守的なポーランドではなく、フランスを主な活躍の舞台としたタンスマン。1925年に作曲された「ピアノ協奏曲第1番」は、新古典主義の作風でありながらも、どことなくフランスの和声も感じさせる秀作です。
国際的な名声を得た最初のポーランド人女流作曲家、グラジナ・バツェヴィチ。「ピアノ協奏曲」は世界的評価を得た1953年の「ピアノ・ソナタ第2番」の少し前となる1949年に作曲されており、ナディア・ブーランジェ直伝の作曲技法が発揮された代表作の1つです。
ソリストのユリア・コチュバンは、ワルシャワのショパン音楽大学とザルツブルクのモーツァルテウムで、ピオトル・パレチニとパヴェル・ギリロフに師事したポーランドの才媛。バツェヴィチ・インターナショナル・サマー・アカデミーを創設し、ダイレクターに就任するなど、バツェヴィチの作品の発掘と解釈に定評のあるピアニストです。
DUX
DUX-1605(1CD)
ポーランドのチェロ Vol.2
バツェヴィチ:チェロ協奏曲第2番
ペンデレツキ:チェロ協奏曲第2番*
ロマン・ヤブウォンスキ(Vc)、
ポーランドRSO、
タデウシュ・ストゥルガラ(指)
イェジー・カトレヴィツ(指)*

録音:1996年12月5日&1984年3月3日、ポーランド放送(カトヴィツェ、ポーランド)
「2(第2番)」をテーマとした、20世紀ポーランドのチェロ協奏曲集は、バツェヴィチ、そしてペンデレツキという大物2人の作品を収録。
モスクワ音楽院とイェール大学で研鑽を積んだロマン・ヤブウォンスキは、現代のポーランドにおけるチェロ界の大御所的存在の1人。
ルトスワフスキとの親交も厚く、そのチェロ協奏曲の理解者として知られるなど、近現代のポーランド作品への造詣の深さは非常に高い評価を受けています。
特にペンデレツキの「チェロ協奏曲第2番」のポーランド初演においてソリストを務めたのがこのヤブウォンスキ。作曲者が太鼓判を押した演奏が繰り広げられます。

OUT OF THE FRAME
OUT-083(1CD)
ステージ・モーメンツ〜トランペットの為の音楽
ボビー・シュー(1941-):Nadalin
アル・ハート(1922-1999):The Green Hornet
ジェリー・ゴールドスミス(1929-2004):Chinatown
ピアソラ(1921-1992):Libertango
ジョゼフ・キュリアール (1955-):Blue Windows
ラロ・シフリン(1932-):Trumpet Fantasy
ジョン・レノン(1940-) & ポール・マッカートニー(1942-):The Long and Winding Road
ヤン・ハーズネル(トランペット、フリューゲルホルン)
チェコ・ナショナルSO
スティーヴン・マーキュリオ(指)

録音:2016年5月、チェコ・ナショナルSOスタジオ第1「ギャラリー」、プラハ、チェコ

H.M.F
HMM-902413(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集VOL.2
序曲「コリオラン」
ピアノ協奏曲第4番
「プロメテウスの創造物」序曲
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ/1824年コンラート・グラーフ・モデルのロドニー・レジエによるコピー(1989)、
エドウィン・ボインクとヨハン・ヴェンニンクによるオーバーホール(2002)/ エドウィン・ボインク・コレクション)
フライブルク・バロック・オーケストラ
パブロ・エラス=カサド(指)

録音:2017年12月、アンサンブルハウス・フライブルク(ドイツ)
フォルテピアノのベザイデンホウト(1979年生まれ)、指揮者エラス=カサド(1977年生まれ)という、その深化と飛躍ぶりに世界が注目する存在ふたりによる、 ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集第2弾の登場!第1弾の第5番「皇帝」および第2番(KKC 6143/ HMM 902411)でも、そのイマジネーションとインス ピレーションに満ちた演奏で高く評価されているだけに、注目です!
協奏曲第4番は冒頭のピアノ・ソロからまるで天上から楽想が降ってきたような浮遊感と即 興性で、一気に引き込まれてしまいます。エラス率いる管弦楽も、そんなベザイデンホウトの音楽に触発された、なんとも繊細な出だしにまた聴き手はこれから 始まる演奏への期待に胸が高鳴ります。ベザイデンホウトのソロでの、ふとしたパッセージで魅せる天才的な即興性はますます冴え渡っており、ただただ愉悦の 時間をたのしむことができます。
冒頭の「コリオラン」でこのディスク全体への期待が高められ、そして最後に収録の「プロメテウスの創造物」でも、エラス= カサドとFBOはひとつひとつの要素を実に新鮮に提示、交響曲第1番を書いたのと同時期のベートーヴェンの野心をあらためて感じさせてくれます。
この協 奏曲全集は、2017年12月に、10日間で一挙に5曲を録音する、というスケジュールで、皆がベートーヴェンにどっぷりつかった幸せな日々だったといいます。 最新の校訂報告にも入念にあたり、これまで見過ごされてきたアーティキュレーションやデュナーミクを忠実に表現し、よりすみずみまで行き届いた演奏となって います。続編にもますます期待が高まります!

EUROARTS
20-61668(6DVD)
イツァーク・パールマン・アニヴァーサリーBOX
■DVD1(110分)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ ホ長調 BWV1006/同 ニ短調 BWV1004
ドキュメンタリー『イツァーク・パールマン〜超絶技巧のヴァイオリニスト』(監督:クリストファー・ヌーペン)
■DVD2(89分)
イツァーク・パールマン・プレイズ・チャイコフスキー
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
幻想序曲『ロメオとジュリエット』*
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲『展覧会の絵』
■DVD3(94分)
イツァーク・パールマン・プレイズ・ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
■DVD4(95分)
イツァーク・パールマン・プレイズ・ベートーヴェン
ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲ハ長調Op.56、合唱幻想曲 ハ短調Op.80
■DVD5(94分)
『イスラエル・フィル創立60周年記念コンサート』
1. イスラエル国歌
2. アイザック・スターンによる祝辞
3. ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
4. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
5. ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 RV.580
6. モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
7. ハルヴォルセン:パッサカリアとサラバンド〜ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲つき
8. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
■DVD6(90分)
イツァーク・パールマン・コンダクツ・イスラエル・フィル
ベートーヴェン:エグモント序曲
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲Op.56
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
イツァーク・パールマン(Vn)

■DVD1(110分)
収録:1978年、セントジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン(ライヴ)
■DVD2(89分)
フィラデルフィアO 
ユージン・オーマンディ(指)
収録:1979年6月(チャイコフスキー)、1978年(展覧会の絵)、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
■DVD3(94分)
ベルリンPO ダニエル・バレンボイム(指)
収録:1992年2月25,26日(ベートーヴェン)、1992年2月29日,3月1日(ブラームス)、 シャウシュピールハウス、ベルリン(ライヴ)
■DVD4(95分)
ヨーヨー・マ(Vc) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)BPO
ベルリン国立歌劇場cho
収録:1995年、フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
■DVD5(94分)
アイザック・スターン(ヴァイオリン:4)
ピンカス・ズッカーマン(指揮&ヴァイオリン:6、ヴィオラ:7)
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン:7)
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン:5)
ギル・シャハム(ヴァイオリン:4,5)
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン:5)
メナヘム・ブロイアー(ヴァイオリン:5)
アリエル・シャマイ(ヴァイオリン:6)
ミリアム・ハルトマン(ヴィオラ:6)
ピーター・マーク(コントラバス:6)
イスラエルPO
ダニエル・バレンボイム(指揮:3)
ズービン・メータ(指揮:4,5,8)
収録:1996年12月26日,テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
■DVD6(90分)
ジオラ・シュミット(Vn) 
ズィル・ベイリー(Vc) ナヴァ・パールマン(P)
イツァーク・パールマン(指) 
イスラエル・フィル
収録:2010年3月、テルア・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)

画面:4:3 、NTSC
音声:PCMステレオ
言語:英語
字幕:独 、仏 、伊
リージョン:All、572分
世界最高峰のヴァイオリニストであるイツァーク・パールマン。2020 年 8 月 31 日に 75 歳を迎えます。日本でこの秋予定されていた「イツァーク・パールマン フェアウェルツアー 2020」は、残念ながら中止となってしまいましたが、EURO ARTS より、6 枚組DVDのアニヴァーサリー BOX がリリースされます。パールマンのこれまでの名演、そしてドキュメンタリー映像を含む充実した内容です。

露OLYMPIA
MKM-288(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11 グリゴリー・ソコロフ(P)
ミュンヘンPO
ヴィトルト・ロヴィツキ(指)

録音:1977年11月、ブルゲルバウ、ミュンヘン、ドイツ
原盤、初出:Eurodisc / Melodiya
露OLYMPIA
MKM-316(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番変ロ短調 Op.23*
協奏幻想曲 ト長調 Op.56 +
ミハイル・プレトニョフ(P)
フィルハーモニアO
ヴラジーミル・フェドセーエフ(指)

録音:1990年、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール * / アビー・ロード・スタジオ-1 +、
ロンドン、イギリス
原盤、初出:Virgin Classics

JAN KUBELIK SOCIETY
SJK-010(1CD)
18世紀のヴァイオリン協奏曲
ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン・ジョルジュ (1745-1799):ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.5-2
ルイジ・ボルギ(1745?-1806?):ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.3-4
フランチシェク・ベンダ(1709-1786):ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調
ヤン・クーベリック(1880-1940):古い歌 (弦楽合奏の為の編曲版)*
ミロスラフ・ヴィリーメツ(Vn*以外))
ハルモニア・プラーガ(管弦楽)
シュテファン・ブリトヴィーク(指)

録音:2016-2017年、新市街市庁舎ホール、プラハ、チェコ

Velut Luna
CVLD-292(1CD)
モーツァルト:管楽器の為の協奏曲集
クラリネット協奏曲 イ長調 K.622*
フルート協奏曲 第2番ニ長調 K.314 +
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191 #
ルーカ・ルケッタ(クラリネット*)
マリオ・フォレーナ(フルート+)
パドヴァ・ヴェネトO(*/+)
ジョルト・ハマル(指(*/+))
アリージ・ヴォルタン(ファゴット#)
イ・ソリスティ・デロリンピコ#
ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン(指揮#)

録音:2006年10月4日、ライヴ、ヴェルディ劇場、パドヴァ、イタリア(*/+)
2004年6月12日、ライヴ、オリンピコ劇場、ヴィチェンツァ、イタリア#
パドヴァ・ヴェネトOの首席奏者がソリストを務めた演奏。
Velut Luna
CVLD-293(1CD)
フルート協奏曲集
サヴェリーノ・メルカダンテ(1795-1870):フルートと弦楽合奏の為の協奏曲 ホ短調 (アゴスティーノ・ジラール校訂版)
ヨハン・ヨハヒム・クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲 ト長調
カレル・シュターミッツ [カール・シュターミッツ] (1745-1801):フルート協奏曲 ト長調 Op.29
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ :フルート、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ト長調
エンツォ・カローリ(Fl)
オーケストラ GAV [ジョヴァーニ・アルキ・ヴェネティ]
ルチア・ヴィゼンティン(第1ヴァイオリン & 指揮)

録音:2017年8月、アレア・マジステル・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア

Capriccio
C-5362(1CD)
NX-B05
カプースチン/シュニトケ:チェロ協奏曲集
カプースチン(1937-):チェロとオーケストラのための協奏曲 第1番Op.85(1997)
シュニトケ(1934-1998):チェロとオーケストラのための協奏曲 第1番(1986)
エッカルト・ルンゲ(Vc)
フランク・シュトローベル(指)
ベルリンRSO

録音:2018年3月9-10日,2019年9月30日-10月2日
近年すっかり人気作曲家の仲間入りを果たしたカプースチン。彼のジャズ風の音楽はジャンルを超えて多 くの聴き手に愛されています。そんなカプースチンは、これまでに2曲のチェロ協奏曲を書いており、第2番は 演奏機会も多く、録音も存在しますが、なぜか第1番はその存在がほとんど忘れられています。今回この 曲に取り組んだのはドイツのチェリスト、エッカルト・ルンゲ。彼は10年前にモスクワを訪れた際、カプースチ ンから直接作品の覚え書きを託されたといい、今回の録音でもカプースチンの意図を汲んだ見事な演奏 を披露しました。また、シュトローベル指揮するベルリンRSOも、ビッグバンド風のグルーヴィーな サウンドを存分に聴かせます。カップリングは1986年に作曲されたシュニトケのチェロ協奏曲第1番。こちら は楽器の限界に挑むようなハイテンションの音楽が展開します。

ARCO DIVA
UP-0073(1CD)
NX-A14
マルティヌー他:ヴィオラのための協奏曲集
マルティヌー(1890-1959):ラプソディ・コンチェルト H.337
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):ヴィオラ協奏曲 Op.185
カール・シュターミッツ(1745-1801):ヴィオラ協奏曲 第1番ニ長調
イトカ・ホスプロヴァー(Va)
プラハ室内O

録音:2005年8月1-3日
ピルゼン音楽院を経て、プラハ芸術アカデミーでヴィオラを学んだイトカ・ホスプロヴァー。ソリストとして、また室 内楽奏者として多数の重要な賞を獲得、アルバン・ベルク四重奏団やスメタナ四重奏団から薫陶を受け、ベ ネヴィッツ四重奏団の創設メンバーとして活躍したほか、多くの四重奏団にゲストとして招かれ、その音楽性を 披露しました。オーケストラとの共演も多く、チェコ国内だけではなく、ヨーロッパ全域でソリストとして演奏し、 好評を得ています。このアルバムでは古典派から近現代に渡るチェコ系作曲家の3つの協奏曲を収録。ホス プロヴァーは時代によって変化する作風を鮮やかに捉え、当意即妙の演奏を聴かせます。

Hyperion
CDA-68340(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
チェロ協奏曲第2番ト長調 Op.126
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルンWDRSO

録音:2018年11月6日−9日、フィルハーモニー・ケルン(ドイツ)
アリーナ・イブラギモヴァの「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集」(PCDA68313)がさっそく話題を呼んでいるイギリスのハイペリオン(Hyperion)より、今度はショスタコーヴィチの2つのチェロ協奏曲録音も登場!
ロストロポーヴィチに捧げられた20世紀に屹立する偉大なチェロ協奏曲を弾くのは、ドイツ・チェロ界の新皇帝、アルバン・ゲルハルト。1969年にベルリンの音楽一家に生まれたアルバン・ゲルハルトは、8歳でピアノとチェロを始め、20歳の時からチェロ奏者としてのキャリアを歩み、1991年にベルリン・フィル&セミヨン・ビシュコフと共演して以来、国際的なキャリアを築き、コンサート・ホールでの公演に加え、学校、病院、公共スペースなどでの演奏にも情熱を注いでいます。
共演は、ケルンWDRSOとともにHyperion初登場となるユッカ=ペッカ・サラステ。スコットランド室内管、フィンランド放送響、トロント響、BBC響、オスロ・フィル、ラハティ響など、フィンランドと世界の一流オーケストラで主要ポストを務め、2010年から2019年までドイツの名門WDRSOで首席指揮者を担ったフィンランドの名匠です。


Treasures
TRE-228(1CDR)
ブライロフスキー/ショパン&サン・サーンス:ピアノ協奏曲、他
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
 愛の夢第3番
 2つの演奏会用練習曲〜小人の踊り
サン・サーンス:ピアノ協奏曲第4番*
ショパン:ピアノ協奏曲第2番#
アレクサンダー・ブライロフスキー(P)
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO

録音:1953年4月18日、1954年11月24日*、1954年11月29日#
※音源:HMV ALP-1110、米RCA LM-1871*,#
◎収録時間:71:56
“華麗な技巧だけで煽らないインスピレーション優先の芸の極み!”
■音源について
最初の3曲は、全9曲収録の「リスト・リサイタル」からの抜粋。メフィスト・ワルツはブライロフスキー唯一の録音と思われます。2つの協奏曲も、共に唯一の録音。ショパンの「第1番」は計4回録音していますが、「第2番」はなぜかこれのみです。使用したのはその初出盤。なお、全て一発録りに近いと思われますので、それを窺わせるトラック9-10間は、あえてフェード処理を行っておりません。

★ブライロフスキーの閃き芸をたっぷり堪能できる一枚。まずは名刺代わりに「メフィスト・ワルツ」。楽譜は楽譜でしかなく、演奏家がそこに命を吹き込んで初めて音楽となる、という当たり前のことを成し遂げている人がどれだけいるでしょうか?特にこの曲などは、ここまで魂をぶちまけてくれないと困ります。古今通じてヴィルトゥオーゾと呼ばれる人は多くいますが、技巧が音楽表現のためだけに注がれていることを感じさせる例も稀。「小人の踊り」は完熟を極めたブライロフスキーのテクニックがキラキラと放射され、それが感覚的な痛快さを超えて訴えかけてくるのは、常に熱い表現意欲と「語り」が寄り添っているためでしょう。
サン・サーンス&ショパンは、ミュンシュとの唯一の共演盤にして、ブライロフスキーの協奏曲録音の最高峰と言えるでしょう。2人のコンビネーションの絶妙さを思うと、他に共演録音がないのが残念でなりません。
2曲とも、ネチネチとした表現を嫌う2人のコンビだからこそ実現した快活でダイナミックなアプローチ。サン・サーンスは、冒頭の神妙な楽想を健康的に変換し、純粋な詩的なイメージのみを注入。2楽章後半アレグロ部の凝縮度の高いフレージングと華麗なダイナミズムはこの曲にこそ相応しく、3:50のティンパニ一撃以降の豪放な進行は痛快この上なし!
男性的なアプローチが更に際立つのがショパン。第1楽章序奏でミュンシュが甘美さを寄せ付けない枠組みをガチッと固め、ブライロフスキーはまずそれに従うしかないといという趣で開始しますが、かなりペダルを抑制してタッチの明瞭さを確保している点からも、ミュンシュのスタイルに無理に従っているのではなく、むしろ完全に協調していることが窺えます。第2番だけは録音を避けてきたブライロフスキーも、「このスタイルならやれる!」と録音を決断したのかも知れません。かと言って進軍あるのみではなく、第2主題ではテンポを落とし、最小限ながら心からのアゴーギクを駆使して愛の香気を放つことも忘れません。第2楽章では別人のようにウェットなタッチを敷き詰め、濃厚な歌を披露しますが、大柄で健康的な音楽作りは不変。4:12からも悲しみよりも、熱い決意表明のように響きます。そしてコーダ。8:29からの単音の連なりをフォルテ寄りの決然とした音で締めくくるのがなんとも粋!終楽章は冒頭が正三角形の3拍子ではないことからも、マズルカを意識していることは明らかですが、民俗色の再現に専心するのではなく、リズムのスウィング感のみを拝借し、あくまでも自身の直感による正直な音楽に邁進。その潔さが演奏のニュアンスに結びついていると言えましょう。【湧々堂】

Biddulph
LAB-1024(1CD)
アーロン・ロザンド・プレイズ・ブルッフ
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番ト短調 Op.26 *
ヴァイオリン協奏曲 第2番ニ短調 Op.44 +
スコットランド幻想曲Op.46*
アーロン・ロザンド(Vn)
ハノーファー北ドイツ放送PO *
クリストフ・ヴィネケン(指)*
バイエルンRSO +
ペーター・リヒター・ランゲニアー(指揮 +)

録音:1970年 ADD* / 2000年 DDD +
原盤:Vox
前出:LAB-8102, CD 7

MDG
MDG-90118856
(2SACD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『ラ・ストラヴァガンツァ』 Op.4
第1番変ロ長調 RV383a
第2番ホ短調 RV279
第3番ト長調 RV301
第4番イ短調 RV357
第5番イ長調 RV347
第6番ト短調 RV316a
第7番ハ長調 RV185
第8番ニ短調 RV249
第9番ヘ長調 RV284
第10番ハ短調 RV196
第11番ニ長調 RV204
第12番ト長調 RV298
フランチェスコ・チェッラート(Vn独奏、指)
ミケーレ・バルキ(Cemb)
アルモニオーサ

録音:2014年11月11-14日/マリーエンミュンスター
「アルモニオーサ」はフランチェスコとステファノのチェッラート兄弟らが中心となって2012年に結成されたイタリアの古楽器グループ。名盤イル・ジャル ディーノ・アルモニコの『ブランデンブルク協奏曲』の録音にも参加している卓越したチェンバロ奏者、ミケーレ・バルキが在籍しているのも見逃せないポイン トです。この『ラ・ストラヴァガンツァ』はアルモニオーサによるMDGレーベル1枚目のアルバムで、競合盤の少ない当曲集にあってハイレベルな演奏と高音質 録音の双方からヴィヴァルディの協奏曲の神髄が味わえる貴重なもの。鋭い迫力がありながらも必要以上に過激な表情付けをせず、曲本来の持ち味を活か して勝負した演奏解釈に好感が持て、それゆえに『ラ・ストラヴァガンツァ』が完成度の高い非凡な曲集であることにも気付かせてくれます。チェンバロのリア リゼーションまでくっきり捉えた高品質録音も素晴らしく、ヴィヴァルディを聴く醍醐味が詰まった秀逸なアルバムと言えるでしょう。
『調和の霊感』Op.3で合奏協奏曲と独奏協奏曲を織り交ぜながらリトルネッロ形式による新しい構造原理を開拓したヴィヴァルディは、『ラ・ストラヴァガ ンツァ』Op.4で独奏協奏曲のさらなる純化と、作風の先鋭化を同時に図りました。紋切り型の形式を効果的に用いつつ、不釣り合いな小節数を持ち出した り、ヴァイオリン独奏に大胆な技巧やあっと驚く節回しを与え、「風変り」「狂態」「奇抜」といった意味を持つ「ストラヴァガンツァ」を音楽で巧みに表現してい ます。華やかな重音が楽しい第5番、ゆがみ捻じ曲げられた歌が疾走する第8番、輝かしい演奏効果を持つ第11番など、1曲1曲が聴き込むほどに個性的。ま た後年の『四季』を含むOp.8などと比べると、合奏部分の書法も非常に充実しているのがこの曲集の特徴。トゥッティでの対位法的な掛け合い、内声やバス の気の利いた動きを交えたダイナミックな音響は、ソロのパッセージと見事な対比をなして音楽に劇的な推進力を生んでいます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186776
(1SACD)
ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3
(1)合奏協奏曲第1番変ロ長調 Op.3-1 HWV 312
(2)合奏協奏曲第2番変ロ長調 Op.3-2 HWV 313
(3)合奏協奏曲第3番ト長調 Op.3-3 HWV 314
(4)合奏協奏曲第4番ヘ長調 Op.3-4 HWV 315
(5)合奏協奏曲第5番ニ短調 Op.3-5 HWV 316
(6)合奏協奏曲第6番ニ長調 Op.3-6 HWV 317
ベルリン古楽アカデミー、
ゲオルク・カルヴァイト(Vn/コンサートマスター)

録音:2019年5月ニコデマス教会(ベルリン)
合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)とはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大 合奏群との間の音量的、技巧的対比を楽しむ音楽。6つの合奏協奏曲 Op.3は、小規模ながら管楽器を効果的に取り入れた編成をとりヘンデルらしい豊 かな旋律に加えて合奏協奏曲ならではの華やかな響きが魅力といえます。
数々の名録音でも知られるベルリン古楽アカデミーが聴き手の感性に直接訴えかけてくるような刺激的な音楽を聴かせます。
当団演奏によるヘンデルの12の合奏協奏曲 Op.6【第1番〜第6番(KKC 6052 / PTC 5186737)、第7番〜第12番(PTC 5186738)】も 好評発売中です! (Ki)

BNL
BNL-112874(1CD)
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3
フレデリック・ペラシー (Vn)
スロヴァキア国立コシツェPO
ビストリーク・レジュハ(指)

録音:1995年1月
録音されて25年、知る人ぞ知るペラシーのCDの中でも特に日本での流通に運が無く、あまり知られていないと思われる1枚。 フレデリック・ペラシーは1972年パリ生まれのヴァイオリン奏者。ユーディ・メニューインに才能を認められ、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学でシャーンドル・ヴェーグに、グシュタートのメニューイン音楽アカデミーでアルベルト・リジーとメニューインに、サンタンデルでザハール・ブロンに師事。メジャー・レーベルと無縁なため国際的に有名とまではいきませんが、繊細な音楽を聴かせる美音派として一部から根強い支持があります。


GRAND SLAM
GS-2215(1CD)
マルツィ〜メンデルスゾーン&ブラームス

(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
シュトゥットガルトRSO
(1)ハンス・ミュラー=クライ(指)、
(2)ギュンター・ヴァント(指)

録音:(1)1959年2月5日シュトゥットガルト、リーダーハレ
(2)1964年2月6日シュトゥットガルト、リーダーハレ
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
ヨハンナ・マルツィが弾いたメンデルスゾーンとブラームスのそれぞれ協奏曲にはセッション録音が知られていますが、ライヴのマルツィはさらに魅惑的でスリリングです。両曲ともに初出ではありませんが、独奏、オーケストラともども、最も明瞭で情報量の多い音質に仕上がったと自負しています。マルツィ のファンはもとより、ヴァイオリン好きにはたまらないと思います。(平林直哉)

Hanssler
HC-20040(1CD)
ツヴィ・アヴニ(1927-):ピアノ協奏曲、ピアノ小品集
(1)ピアノ協奏曲(2010)
(2)ソナタ・ブレヴィス「それにも関わらず」(2014)
(3)「秋の間奏曲」(2006)
(4)「刻一刻と」(1993)
(5)前奏曲とパッサカリア〜「それから先」(1998)より
(6)アンダンテ・メディタティーヴォ(2006)
ハイドルン・ホルトマン(P)
(1)ジェイミー・フィリップス(指)、
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:(1)2017年10月20日、(2)-(6)2018年1月16-19日/SRスタジオ、ハルベルク、ザールブリュッケン
イスラエル人の両親の元、1927年ザールブリュッケンで生まれた現役作曲家ツヴィ・アヴニのピアノ協奏曲とピアノ小品集。アヴニ一家は1935年にナチス の支配下にあったドイツがザールを奪還した4ヶ月後にパレスチナに移住。1948年イスラエルの設立後、テルアビブに移り、ツヴィ・アヴニは同地で作曲の研 鑽を積みました。1962年にはタングルウッドにてコープランドに作曲を学びその才能を一層開花させました。1971年からはエルサレム音楽舞踏アカデミー にて音楽理論及び作曲科の教授として後進の育成にも力を注いでおります。
ピアノと小編成のオーケストラのための協奏曲はハイドルン・ホルトマンの依頼で2009年に着手、翌2010年に完成、そして初演された作品です。また 1990年代以降に作曲されたピアノ小品集はまるで日記を思わせる副題のついた作品が並びます。アヴニ独自の世界を数多くの初演を行ってきたホルトマン が思いを込めて演奏しております。 (Ki)

Hanssler
HC-17036(4CD)
ヘンデル:合奏協奏曲 Op.3&Op.6
■CD 1
6つの合奏協奏曲 Op.3
(1)合奏協奏曲第1番変ロ長調 Op.3-1 HWV 312
(2)合奏協奏曲第2番変ロ長調 Op.3-2 HWV 313
(3)合奏協奏曲第3番ト長調 Op.3-3 HWV 314
(4)合奏協奏曲第4番ヘ長調 Op.3-4 HWV 315
(5)合奏協奏曲第5番ニ短調 Op.3-5 HWV 316
(6)合奏協奏曲第6番ニ長調 Op.3-6 HWV 317
■CD 2
12の合奏協奏曲 Op.6より
(7)合奏協奏曲第1番ト長調 Op.6-1 HWV 319
(8)合奏協奏曲第2番ヘ長調 Op.6-2 HWV 320
(9)合奏協奏曲第3番ホ短調 Op.6-3 HWV 321
(10)合奏協奏曲第4番イ短調 Op.6-4 HWV 322
■CD 3
12の合奏協奏曲 Op.6より
(11)合奏協奏曲第5番ニ長調 Op.6-5 HWV 323
(12)合奏協奏曲第6番ト短調 Op.6-6 HWV 324
(13)合奏協奏曲第7番変ロ長調 Op.6-7 HWV 325
(14)合奏協奏曲第8番ハ短調 Op.6-8 HWV 326
■CD 4
12の合奏協奏曲 Op.6より
(15)合奏協奏曲第9番ト長調 Op.6-9 HWV 327
(16)合奏協奏曲第10番ニ短調 Op.6-10 HWV 328
(17)合奏協奏曲第11番イ長調 Op.6-11 HWV 329
(18)合奏協奏曲第12番ロ短調 Op.6-12 HWV 330
(1)パメラ・ソービー(Fl)、
(1)レベッカ・ オースティン= ブラウン(Fl)
(2)(3)(7)アイオナ・ブラウン(Vn)、
(2)ジョナサン・リース(Vn)
(3)(7)フィリッパ・デイヴィス(Fl)、
(6)イアン・ワトソン(Org)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、
アイオナ・ブラウン(指)

録音:(1)-(6)1995年9月14-17日、(7)-(18)1994年8月23-30日/ヘンリー・ウッド・ホール
リマスタリング:ヴォルカー・リティングハウス(2020年)
ヘンリク・シェリングに師事し、1974年からアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの芸術監督をつとめたアイオナ・ブラウン が指揮をつとめた名録音、ヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3と12の合奏協奏曲 Op.6。2004年に惜しくも他界したブラウンの没後15年を記念して 再発売となります。
合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)とはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大 合奏群との間の音量的、技巧的対比を楽しむ音楽。6つの合奏協奏曲 Op.3は、小規模ながら管楽器を効果的に取り入れた編成をとりヘンデルらしい豊 かな旋律に加えて合奏協奏曲ならではの華やかな響きが魅力です。一方、1739年に作曲された12の合奏協奏曲 Op.6は、コレッリの協奏曲の形式に 基づいており、最も密度の高いヘンデルの傑作の一つです。2020年最新リマスタリング。 (Ki)

METIER
MSV-92108(1CD)
NX-A14
エドワード・カウイー(1943-):クラリネット協奏曲 第2番(1979-80)
オーケストラのための協奏曲(1981-82)
アラン・ハッカー(Cl)
マーティン・ロスコー(P)
ハワード・ウィリアムズ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:1983年11月2日、1984年1月29日
カウイーは1943年、イギリスのバーミンガム生まれ。ポーランドでルトスワフスキに学び、ティペットに指導を受け、大学で 物理や絵画も学んだという作曲家です。自然を愛し、その色彩やパターンなどを作品に反映させることで知られ、ここに 収録された2作品も、水を取り巻く自然環境のインスピレーションから生まれています。どちらの作品も単一楽章で構成 されており、ダイナミックかつ緊張感あふれる仕上がりを持つ、21世紀の重要なオーケストラ・レパートリーです。クラリネッ ト協奏曲でソリストを務めるアラン・ハッカーは古典から現代曲までを得意とするイギリスの奏者。指揮を務めるのは、作 曲家が認めるハワード・ウィリアムズ。この音源はもともと1986年にHyperionより発売されたLPの復刻で、当時「オー ケストラ作品におけるトゥール・ド・フォルス(力作)!」とオブザーヴァー紙やタイムズ紙から高い評価を得た録音です。

BRIDGE
BCD-9523(1CD)
モーツァルト・ピアノ協奏曲集Vol.2
(1)ピアノ協奏曲第16 番ニ長調K.451
(2)ピアノ協奏曲第15 番変ロ長調K.450
(3)ピアノ協奏曲第5 番ニ長調 K.175
アン・マリー=マクダーモット(P)
(1)ケニス・モンゴメリー(指)
(2)ギルバート・ヴァーガ(指)
(3)アンドレアス・デルフス(指)
オーデンセSO

録音:(1)2017 年6 月13,14 日、(2)2017 年4 月18,19 日、(3)2018 年6 月17,18 日
アン=マリー・マクダーモットによるモーツァルトのピアノ協奏曲全集の第 2 弾が登 場。今回は、1784 年に集中的に作曲された6 つのピアノ協奏曲のうちの2 つ、第15 番と第16 番と、モーツァルトの実質的に最初のピアノ協奏曲である第 5 番の3 曲。3 曲とも指揮者が異なっており、マクダーモットのピアノもそれぞれに微妙に違ってい る。オーケストラがたいへん充実している第 16 番では、マグダーモットのピアノもモン ゴメリーの指揮も活気に満ちており、ウィーン時代中期のモーツァルトらしい華やかな 魅力に溢れています。ギルバート・ヴァーガ(現在台湾の台北市立SOの首席指 揮者)の指揮する第 15 番ではもう少し優美な趣が優り、マクダーモットのピアノも柔ら かいニュアンスが映えています。第 5 番では、マクダーモットのピアノもアンドレアス・デ ルフスの指揮も、17 歳の作とは思えない大人の味わいを繰り広げています。3 つの演奏 それぞれに素晴らしいもので、そしていずれにおいてもマクダーモットのモーツァルト への愛情がたっぷり感じられます。

SONOGRAFIC
SG-15007(1CD)
グスタボ・ベセラへのオマージュ〜マルセロ・デ・ラ・プエブラ(1966-):ギターの為の作品集
ギターと打楽器アンサンブルの為の協奏曲 *
ギター・ソナタ 第4番
3つの歌(声とギターの為の)+
子守歌/労働者の手/汗と鞭
ギター・ソナタ 第2番
ギターとピアノの為のディヴェルティメント #
マルセロ・デ・ラ・プエブラ(G)
ドラマー・ドリーマー(打楽器アンサンブル*)
イニャキ・マルティン(指*)
カルメン・セラノ(ソプラノ+)
イグナシオ・トルネル(P)#

録音:データ記載無し(2015年以前)

Ars Produktion
ARS-38300(1SACD)
ロマンティック・ソウル〜クララ&ロベルト・シューマン
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54、
 クララ・ヴィークの主題による変奏曲(ピアノ・ソナタ第3番 Op.14の第3楽章)
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
ジュディット・ハウレギ(P)、
トマース・グラウ(指)、
カメラ・ムジカエSO

録音:2019年11月8日−10日
ジュディット・ハウレギは、スペインのサンセバスチャン出身で、バスク地方、メキシコ、フランスと縁を持ち、ピアノはドイツのミュンヘンでヴァジム・スハーノフの師事した国際派ピアニスト。
2016年にはアントニオ・メンデスが指揮するスペイン国立Oの日本ツアーにもソリストとして同行し、各地で称賛を浴びた経歴も持っています。また、ハウレギはベーゼンドルファー・アーティストに選ばれており、デビュー盤となったシューマンの作品集はスペインのインディペンデント・ミュージック・アウォードに選出されるなど、今後の飛躍を期待されています。
ARS-Prorduktionからの2枚目のアルバムは、ロベルト・シューマンのピアノ協奏曲を軸に、ロベルトとクララがお互いの作品を主題にした変奏曲と、クララの父親に結婚を反対されたロベルトが訴訟を起こした年に作曲したロマンティックな「アラベスク」を収録し、美しきロマン派の魂を描いています。

Avie
AV-2419(1CD)
アンナ・クライン(b.1980):チェロと管弦楽のための 「ダンス」(世界初録音)
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
インバル・セゲフ(Vc)、
マリン・オールソップ(指)LPO

録音:2019年9月3日−5日、リンドハースト・ホール(エア・スタジオ、ロンドン)
インバル・セゲフは、イスラエル出身、ジュリアード音楽院やイェール大学音楽院で学び、17歳でズービン・メータ指揮の下イスラエル・フィルとベルリン・フィルにデビュー。パブロ・カザルス、パウロ、ワシントンの各国際コンクールで入賞し、現在はアメリカを中心に独創的な活動を続けている女流チェリストです。Avie Records第2弾となる今作は、マリン・オールソップ&ロンドン・フィルとの共演で、エルガーのチェロ協奏曲と、イギリスのグラミー賞ノミネート作曲家、アンナ・クライン(b.1980)への委嘱作をカップリング。
第1次大戦の直後に書かれたエルガーのチェロ協奏曲からちょうど100年後に作曲されたアンナ・クラインの「ダンス(DANCE)」は、13世紀ペルシャの詩人ルーミーから触発された5楽章の協奏的作品。古き良き感性と同時に、新鮮で現代的でもあり、インバル・セゲフが演奏する1673年製のルッジェーリ・チェロとの相性も抜群。マリンがインバルのことをアンナへ紹介したことをきっかけに実現し、現代の有力な3人の女流音楽家たちが相乗効果をもたらした素敵なプロジェクトです。

Indesens
INDE-109(1CD)
ヴィヴァルディ:6つのフルート協奏曲 Op.10
協奏曲第1番ヘ長調 RV.433「海の嵐」/協奏曲第2番ト短調 RV.439「夜」/協奏曲第3番ニ長調 RV.428「ごしきひわ」/協奏曲第4番ト長調 RV.435/協奏曲第5番ヘ長調 RV.434/協奏曲第6番ト長調 RV.437
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
トゥールーズ室内O、
ジル・コリャール(指)

録音:2017年8月25日−27日、オーディトリウム・エスカーレ(フランス)
トゥールーズ・キャピトル国立O、ベルリンPOを経て、パリOの首席奏者として活躍中のムラマツフルート・アーティスト、ヴァンサン・リュカが奏でるヴィヴァルディの「Op.10」。
「海の嵐」、「夜」や「ごしきひわ」などの赤毛の司祭、ヴィヴァルディが遺したフルートのための名作中の名作を、フランス屈指のフルーティストの音色で堪能できる贅沢なアルバム!ジル・コリャール率いるトゥールーズ室内Oのサポートも絶妙です。

MERIDIAN
CDE-84656(1CD)
メンデルスゾーン:協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第1 番ト短調 Op.25
(2)ヴァイオリン、ピアノと弦楽の為の協奏曲 ニ短調
(1)(2)ラチェザール・スタンコフ(P)
(2)イーヴォ・スタンコフ(Vn)
(1)(2)ライナス・ラーナー(指)
ロイヤルPO

録音:2019年5月30-31日 英国 クロイドン
イーヴォとラチェザールのスタンコフ兄弟の CD。メンデルスゾーンの、ヴァイオリン協奏曲 ホ短調ほど知られていないけれど素敵な協奏曲を2 曲収録。どちらもメンデルスゾーンらしい 歌心に満ちた佳作。 スタンコフ家はブルガリアで 3 代続く音楽家の一族だそうで、イーヴォとラチェザールとも国 内外で幅広く活躍しています。

GRAND SLAM
GS-2221(1CD)
ジネット・ヌヴー〜ブラームス&ショーソン
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)ショーソン:詩曲 Op.25
ジネット・ヌヴー(Vn)
(1)ロジェ・デゾルミエール(指)フランス国立放送O
(2)シャルル・ミュンシュ(指)NYO

録音:(1)1948年4月25日バーデン・バーデン、クアハウス
(2)1949年1月2日ニューヨーク、カーネギー・ホール
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者
ジネット・ヌヴーの弾いたブラームスのヴァイオリン協奏曲、ショーソンの詩曲は長い間スタジオ録音(HMV/EMI)が定番でした。しかし、近年で は放送録音も発掘され、その凄まじさが多くのファンに衝撃を与えています。このディスクの2曲は初出音源ではありませんが、2トラック、38センチ、オー プンリール・テープを使用し、記録されている情報を最忠実に復刻しました。恐らく、初めて聴いたかのような新鮮さ、内容の濃さを実感していただける と思います。(平林直哉)


CZECH RADIOSERVIS
CR-1042-2(2CD)
プラハの春 コールド・エディション Vol.1


[CD 1]
(1)ラヴェル:スペイン狂詩曲

(2)バルトーク:ピアノ協奏曲 第3番

(3)マルティヌー:交響曲第1番

[CD 2]
(4)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲

(5)ノヴァーク(1870-1949):南ボヘミア組曲
オケは全て、チェコPO

(1)アンドレ・クリュイタンス(指)
録音:1955年5月30日、ライヴ、スメタナ・ホール、プラハ市民会館、プラハ、チェコ
(2)アニー・フィッシャー(P)
アントニオ・ペドロッティ(指)
録音:1956年5月24日、ライヴ、スメタナ・ホール、プラハ市民会館、プラハ、チェコ
(3)シャルル・ミュンシュ(指)
録音:1946年5月27日、ライヴ、ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
(4)ヨセフ・スーク(Vn)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
録音:1958年5月26日、ライヴ、ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
(5)エーリヒ・クライバー(指)
録音:1955年5月20日、ライヴ、ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
CZECH RADIOSERVIS
CR-0964-2(2CD)
ヴァレンチナ・カメニーコヴァー/ピアノ協奏曲 & ピアノ曲録音集
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番*
リスト:ピアノ協奏曲 第1番+
 ピアノ協奏曲 第2番+
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
イジー・ベンダ(1722-1795):ピアノ・ソナタ 第9番イ短調(1781)
ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53(1842-1843)
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチョーゾ ホ長調 Op.14(1830)
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):思い出Op.6(1894)
ペトル・エベン(1929-2007):ピアノ・ソナタ 変ニ長調(1951)
ヴァレンチナ・カメニーコヴァー(P)
プラハRSO*
ヨセフ・フルンチーシュ(指*)
ブルノPO+
イジー・ビェロフラーヴェク(指+)
CZECH RADIOSERVIS
CR-0981-2B(1CD)
リヒター、L・モーツァルト、M・ハイドン、ネルダ:トランペット協奏曲集
フランツ・クサヴァー・リヒター:トランペット協奏曲 ニ長調*
レオポルト・モーツァルト(1719-1787):トランペット協奏曲 ニ長調+
M・ハイドン(1737-1806):トランペット協奏曲 ニ長調+
ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルーダ(1708-1780):トランペット協奏曲 変ホ長調#
イジー・ホウデク(Tp)
プラハRSO
ヴォイチェフ・スプルニー(指)

録音:2014年*/2015年#/2017年+、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ

PAVLIK
PA-0139-2
【高価格帯】
ウィーン、1728年 18世紀ウィーンのチェロ協奏曲集
ジョヴァンニ・ペッローニ(1688-1748):チェロ協奏曲「テ・デウムの後に奏する」
ヨハン・ゲオルク・ヒンテレーダー(?-1763/1769):チェロ、複数のヴァイオリンと通奏低音の為の室内協奏曲
グレゴール・ヨゼフ・ヴェルナー(1693-1766):2つのバイオリン、チェロと通奏低音の為の室内協奏曲
ベネデット・プラッティ(1697頃-1763):チェロのオブリガートを伴う協奏曲 WD 657
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):チェロ、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の室内協奏曲
アンドレア・ザーニ(1696-1757):チェロのオブリガートを伴う協奏曲 WD 795
ミハル・スタヘル(Vc)
ソラメンテ・ナトゥラーリ(管弦楽)

録音:2015年10月、エステルハージ宮殿礼拝堂、アイゼンシュタット、オーストリア

ピリオド楽器使用。
PAVLIK
PA-0175-2(1CD)
エフゲニー・イルシャイ(1951-):MNEMIRANET−6つのブラチスラヴァ協奏曲
Penetration 2008(チェロと弦楽の為の協奏曲)+
Shinui tsura 2008(ヴァイオリンと弦楽の為の協奏曲)*
Concerto mosso 2010(ピアノと弦楽の為の協奏曲)++
Mnemiranet 2011(アコーディオンと弦楽の為の協奏曲)#
Concert in P(ale) Mino(r) 2011(ヴィオラと弦楽の為の協奏曲)**
Slovakia, my Love 2013(ヴァイオリン、チェロと弦楽合奏の為の協奏曲)(*/+)
ミラン・パラ(Vn*、Va**)
ヨゼフ・ルプタク(Vc)+
ペテル・カチナ(アコーディオン#)
エフゲニー・イルシャイ(ピアノ++)
アンサンブル・歌劇・ディヴェルサ

録音:2019年1月12-13日、愛徳修道士会修道院、ブルノ、チェコ

Acte Prealable
AP-0301(1CD)
ショパン:作品全集 1−協奏曲 Vol.1
ピアノ協奏曲 第1番ホ短調 Op.11*
ポーランド民謡によるピアノと管弦楽の為の大幻想曲 イ長調 Op.13 +
ピアノと管弦楽の為のアンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 +
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ベラルーシ国立RSO
チェスワフ・グラボフスキ(指)

録音:2011年4月4-9日*、10月31日-11月3日+、ベラルーシ・ラジオ & TV、ミンスク、ベラルーシ
Acte Prealable
AP-0302(1CD)
ショパン:作品全集 2−協奏曲 Vol.2
ピアノ協奏曲 第2番ヘ短調 Op.21
演奏会用大ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調 Op.14
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による
変奏曲 変ロ長調 Op.2
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ベラルーシ国立RSO
チェスワフ・グラボフスキ(指)

録音:2011年4月4-9日*、10月31日-11月3日+、ベラルーシ・ラジオ & TV、ミンスク、ベラルーシ

ALTO
ALC-1412(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調*
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲+
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」Op.5-12 #
アルテュール・グリュミオー (Vn)
ロイヤル・コンセルトヘボウO(*/+)
ベルナルト・ハイティンク(指)*
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)+
リッカルド・カスタニョーネ (P)#

録音:1960年*/1958年+/1957年#
原盤:Philips
ALTO
ALC-1414(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466*
 ピアノ協奏曲 第27番変ロ長調 K.595 +
ベートーヴェン:ロンド 変ロ長調 WoO 6 #
スヴャトスラフ・リヒテル (P)
ワルシャワ国立PO*
スタニスワフ・ヴィスウォツキ(指)*
モスクワ室内O+
ルドルフ・バルシャイ(指)+
ウィーンSO#
クルト・ザンデルリング(指)#

録音:1959年4月25日、ワルシャワ国立フィルハーモニー・ホール、ワルシャワ、ポーランド*
1966年4月23日、チャイコフスキー・コンサートホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト+
1962年9月28日、楽友協会大ホール、ウィーン、オーストリア#
原盤:Deutsche Grammophon(*/#)
初出:Czar Classics, 260302+
ALTO
ALC-1423(1CD)
エルガー :ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61*
ピアノ協奏曲 Op.90 (未完、緩徐楽章) +
交響的前奏曲「ポローニア」Op.76
劇付随音楽「インドの王冠」Op.66 から
太古のインドに幸あれ!#
市民のファンファーレ
サルヴァトーレ・アッカルド (ヴァイオリン)*
ロンドンSO*
リチャード・ヒコックス(指)*
マーガレット・フィンガーハット (ピアノ+)
メッテ・クリスティーナ・オスタゴー (メゾソプラノ#)
ミュンヘンSO(*以外)
ダグラス・ボストック (指(*以外))

録音:1991年12月*、2000年4月
原盤、初出:Collins Classics, 13382*/Classico, CLASSCD 334(*以外)
ライセンサー:Collins/Phoenix*/Membran(*以外)

ART CLASSICS
ART-322(1CD)
キリル・ヴォルコフ (1943-):ドムラ・アルトとピアノのためのソナタ*
ドムラと管弦楽のための協奏曲 (+)
大管弦楽のための協奏曲 (#)
ミハイル・ゴロプツォフ (ドムラ・アルト)*
イヴァン・チホミロフ(P)*
マヤ・ミハイロヴァ (ドムラ(+))
グネーシン音楽大学SO(+/#)
アンドレイ・レイン (指揮(+))
ヴラジーミル・ジーヴァ (音楽監督(#))
アレクサンドル・ソロヴィヨフ (指揮(#))

録音:2015年(*)、2014-2015年、ライヴ(+/#)、グネーシン音楽大学コンサートホール、モスクワ、ロシア
ART CLASSICS
ART-333(1CD)
騎兵のトロット〜トロンボーンのための音楽
マトヴェイ・ゲルドリチコ (1770頃-1869):騎兵のトロット (トロンボーンとピアノのための版)*
ウィレム・デ・フェッシュ (1687-1761): ソナタ (トロンボーンとチェンバロのための版) (#)
カール・ファウスト (1825-1892):過去の夢 (トロンボーンとピアノのための版)*
タチヤーナ・セルゲーエヴァ (1951-):アンティーク・ソングズ (トロンボーンとオルガンのための組曲) (+)
ウェーバー:トロンボーンとピアノのためのロマンス*
グリンカ:騎兵のトロット (トロンボーンとピアノのための版)*
タチヤーナ・セルゲーエヴァ:トロンボーン協奏曲 から スケルツォ (第2楽章) (**)
サン=サーンス:トロンボーンとピアノのためのカヴァティーナ*
タチヤーナ・セルゲーエヴァ:トロンボーンとオルガンのためのセレナード (+)
エレーナ・ブトゥーゾヴァ (1963-):トロンボーンとピアノのための3つの前奏曲*
タチヤーナ・セルゲーエヴァ:ドムラ・アルト、ロシア民族楽器楽団、ピアノとトロンボーンとピアノのためのラプソディ ++
イヴァン・ヴィハレフ (Tb)
タチヤーナ・セルゲーエヴァ (ピアノ(*)、チェンバロ(#)、オルガン(+))
キネマトグラフィSO(**)
E・ハチャトゥリアン (指揮(**))
ミハイル・ゴロプツォフ (ドムラ・アルト++)
N・ネクラーソフ・ロシア民族楽器楽団++
アンドレイ・シュリャチコフ (指揮++)
ART CLASSICS
ART-335(1CD)
ロシアとソヴィエトの作曲家によるドムラのための作品集
グリンカ (バラキレフ編):ひばり (+)
V・コテリニコフ (1960-):ノクターン*
アレクサンドル・ツィガンコーフ (1968-):鳩 (キューバの歌を編)*
チャイコフスキー:メロディー*
リャードフ (1855-1914):オルゴール (音楽の玉手箱) ++
イヴァン・ハンドシュキン (1746-1804): カンツォーネ*
ヴァジム・クリョーフ (1948-):ドムラとピアノのためのソナタ=エレジー (**)
アレクサンドル・ツィガンコーフ:ワルツ (ロシア民謡「ムーロム街道に沿って」の主題による)*
バリス・ドヴァリョーナス (1904-1972): 悲歌*
アナトーリ・サモノフ (1931-2013):ドムラとピアノのための変奏曲 (ロシア民謡「九日間は雨の荒天」による)***
マクス・キュス (1874-1942):アムール河の波 (ワルツ) (+)
ヴィクトル・パニン (1953-):ドムラとピアノのための組曲「映像」(****)/ドムラと管弦楽のためのラプソディ (#)
マリヤ・グーセヴァ (ドムラ)
ガルガリータ・アンセロヴァ(P)*
矢野裕美 (ピアノ(**))
アナトーリ・サモノフ (ピアノ(***))
ヴィクトル・パニン (ピアノ(****))
アンサンブル「ロシアの虹」(+)
アンサンブル「ロシアの虹」トリオ++
マリヤ・グーセヴァ (ドムラ)
D・ナウモフ (バラライカ)
N・ディヤチェンコ (グースリ)
オシポフ国立ロシア民族楽器楽団(#)
ヴィクトル・クゾヴレフ (指揮(#))

録音:2002-2013年、マリヤ・グーセヴァの私蔵音源
ドムラはマンドリンに似た、丸型の銅を持つロシアの民族的撥弦楽器。三弦または四弦の鋼鉄単弦が張られています。

ALPHA
ALPHA-578(1CD)

NYCX-10151(1CD)
国内盤仕様
モーツァルトとマンボ
モーツァルト:ホルン協奏曲 断章 変ホ長調 K. 370b
ダマソ・ペレス・プラード(ジョシュア・デイヴィス編):エル・マンボ
モーツァルト:ホルンと管弦楽のためのロンド 変ホ長調 K. 371
エドガー・オリヴェロ(1985-):サラナード・マンボ(「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」による)
モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
ジョシュア・デイヴィス & ユニエト・ロンビーダ・プリエト:ロンド・アラ・マンボ(K. 447 第三楽章による)
イソリーナ・カリージョ(ホルヘ・アラゴン編):Dos Gardenias くちなしの花をふたつ
モイセス・シモン(ホルヘ・アラゴン編):El Manisero 南京豆売り 〜ライヴ収録
サラ・ウィリス (Hrn)
ハロルド・マドリガル・フリアス (Tp)
ユニエト・ロンビーダ・プリエト (Sax)
ホルヘ・アラゴン (P)
ハバナ・リセウム・オーケストラ
ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン(指)
ザ・サラバンダ(THE SARAHBANDA)【ユニエト・ロンビーダ・プリエト (Sax)、アデル・ゴンザレス・ゴメス (ボンゴ)、エドゥアルド・ラモス・エルダンデス (ティンバレス)、アレハンドロ・アギアル・ロドリゲス (コンガ)、オリビア・ロドリゲス・カバレロ (ベース)、エリオ・エルナンデス・ロハス (P)】
ハバナ・ホーンズ(サラ・ウィリスと14人のホルン奏者たち)

録音:2020年1月オラトリオ・サン・フェリペ・ネリ教会 ハバナ、キューバ

【国内盤】日本語解説付き
ベルリンPOで活躍するホルン奏者、サラ・ウィリスのアルバムがALPHAレーベルから登場です。職人揃いのベルリン・ フィルにおいて、その明るいキャラクターを生かした司会などの活動でも大活躍の彼女。以前から趣味でサルサなどに親しんでいたそうですが、 初めてキューバを訪れた際、当地の音楽に直に接して天国だと感じたこと、またクラシックの素晴らしい音楽家たちがたくさんいるにも関わらず 世界に知られていないこと、さらに当地の音楽家が「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」と語ったことがヒントとなり、この不 思議な取り合わせのアルバムが誕生しました。モーツァルト作品で共演するハバナ・リセウム・オーケストラは、ピアニスト、シモーネ・ディナースタ インとの共演でソニーにも録音している実力派オーケストラ。サラ・ウィリスの高音から低音までむらなく安定した技術と豊かな表現力も相まっ て、素晴らしい演奏を聴かせます。そしてマンボの巨人ダマソ・ペレス・プラードなどによるキューバ音楽の数々は、まさに血の通った面白さ。セ ンチメンタルなメロディで人気の「くちなしの花ふたつ」なども収録し、ラストは「ピーナッツ・ベンダー」という英名でも知られる名作「南京豆売り」 のライヴで雰囲気たっぷりに締めています。モーツァルトもマンボも理屈じゃないんだと、とにかく楽しませてくれるアルバムです。

IBS CLASSICAL
IBS-42020(1CD)
ロドリーゴ:アランフェスと幻想曲
ある貴紳のための幻想曲
アランフェス協奏曲
リウ・シャンイ(G)
ペドロ・アマラル(指)
RTVESO

録音:2019年9月16-19日
中国人として初めて、フランシスコ・タレガ国際ギター・コンクールに優勝したリウ・シャンイ。 2016年には、ヴィクトリア&ホアキン・ロドリーゴ財団よりロドリーゴの協奏曲、「ある貴紳のための幻想曲」の最優秀解釈を称 える賞を受賞しました。受賞式に出席した後、アランフェス王宮を訪れたシャンイは、「宮殿に沿って歩いていると、“アランフェス 協奏曲”で最も高揚する部分が頭に浮かびました。私はホアキンの足跡を辿ることで、スペインの歴史的建造物とクラシック音 楽の融合を肌で感じ、彼が当時感じたであろうことを想像し、いつの日かこの場所であの有名な“アランフェス”を演奏したいと 夢想したのです」と語っています。
IBS CLASSICAL
IBS-52020(1CD)
チェロ協奏曲集
ボッケリーニ:チェロ協奏曲 ニ長調 G.479
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ハ短調 RV401
ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV531
ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
アシエル・ポロ(バロック・チェロ)
セビリア・バロックO(指&コンサート・マスター…アンドレス・ガベッタ)
メルセデス・ルイス(第2チェロ)…7-9

録音:2019年4月9-13日
世界的な音楽祭などで広く活躍するスペイン出身のアシエル・ポロによる、ボッケリーニ、ヴィヴァルディ、ハイドンという3人の作 曲家のチェロ協奏曲集。ヴィヴァルディのRV401は美しく謎めいた名曲で、彼が書いた27におよぶチェロ協奏曲の中でも特に 際立った作品です。ハイドンの協奏曲は1763年にアイゼンシュタットの隠れ家で書かれたものですが、同時代のボッケリーニと は似ているようで対照的な作風と言われています。ボッケリーニはハイドンに比べて、有名な曲は「メヌエット」と呼ばれる弦楽五 重奏曲のみという状態ですが、彼自身が高名なチェリストであり、多くのチェロのための作品を残しており、チェロ学習者には馴 染み深い作曲家です。ここではポロはバロック・チェロを演奏しています。

Challenge Classics
CC-72801(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.5
(1)三重協奏曲 ハ長調 Op.56
(2)ピアノ三重奏曲第8番変ホ長調 Op.38(七重奏曲 変ホ長調 Op.20からの編)
ファン・ベーレ・トリオ[ハンネス・ミンナール(P)、マリア・ミルシテイン(Vn)、ギデオン・デン・ヘルデール(Vc)]
(1)ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)、
ハーグ・レジデンティO

録音:(1)2019年11月26-27日、(2)2019年11月30日、12月1日
1984年生まれで、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊英ピアニスト、ミンナールが率い るファン・ベーレ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏全集録音プロジェクトの第5弾。今作で完結となります。
三重協奏曲をこのシリーズで聴けるとは驚き。しかし編成的にも内容的にもピアノ三重奏を拡大した音楽なので、ピアノ三重奏曲のすべてを自家薬籠中のレ パートリーとした彼らの演奏には説得力があります。第8番は管楽器のための七重奏曲Op.20からの編曲であり、ディヴェルティメント的な要素が楽しい作品。編曲とは思えない生き生きとした語り口が印象的 です。 (Ki)

Cala Signum
SIGCD-2095(1CD)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ローレンス・レナード編曲/ピアノ協奏曲版)
歌劇 「ホヴァンシチーナ」 より 「モスクワ川を下って」(リムスキー=コルサコフ編)、「ゴーリツィン公の旅」(ストコフスキー編)
歌劇 「ソロチンスクの市」 より 「ゴパーク」(リャードフ編)
クリミアの絵(ゲーア編)
スケルツォ(リムスキー=コルサコフ編)
一粒の涙(キンドラー編)
交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編)
タマーシュ・ウンガール(P)、
ジェフリー・サイモン(指)、
フィルハーモニアO

録音:1992年&1986年
オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。
Calaの初期の名盤の中から、イギリスの指揮者ローレンス・レナードがピアノ協奏曲版へと編曲したムソルグスキーの「展覧会の絵」が新装登場! ハンガリー系アメリカの名ピアニスト、タマーシュ・ウンガールがソリストを務め、当時世界初録音として話題を呼んだ録音です。「展覧会の絵」以外にも、リムスキー=コルサコフやリャードフ、ストコフスキーらがオーケストレーションを施した作品も収録。

CPO
CPO-555101(1CD)
NX-B10
ヨハネス・マティアス・シュペルガー(1750-1812):コントラバス協奏曲第2番&第15番 他
コントラバス協奏曲第2番変ホ長調
シンフォニア 第30番ト長調
コントラバス協奏曲第15番ニ長調
ロマン・パトコロ(Cb)
ヨハネス・シュレーフリ(指)
マンハイム・プファルツ選帝候室内O

録音:2017年3月21-24日
モラヴィア出身の作曲家シュペルガーのコントラバス協奏曲集。シュペルガーはウィーンで音楽教育を受け、1777年に プレスブルク(現ブラチスラヴァ)大司教の宮廷楽師に就任。コントラバスのヴィルトゥオーゾとして1778年にウィーン音 楽家協会に入会し自作のコントラバス協奏曲を演奏し、名をあげました。1783年から1786年までルートヴィヒ・フォ ン・エルデーディ伯爵の宮廷楽団のメンバーとして活躍、その後は1789年にはメクレンブルク宮廷楽団の首席コントラ バス奏者となり、各地で演奏を行ったことで知られています。40曲以上の交響曲など数多くの作品を残しましたが、な かでも18曲あるコントラバス協奏曲は、勇壮な旋律をコントラバスが歌う、シュペルガーの音楽性と技術が存分に発揮 されています。このアルバムでは名手パトコロが第2番と第15番の協奏曲を演奏。華麗な技巧を披露しました。同時 収録のシンフォニアは、ハイドンを思わせる熟練の筆致で書かれた明るい曲です。
CPO
CPO-555316(1CD)
NX-B10
レオポルド・ヴァン・デア・パルス(1884-1966):ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための協奏曲集
ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的小品 ロ短調 Op.10
チェロ・コンチェルティーノ Op.108
ピアノ協奏曲 Op.100
劇的な詩による天の球体の音楽「修道士のさすらい人」Op.84
ゴルダン・トライコヴィチ(Vn)
トビアス・ファン・デア・パルス(Vc)
マリアンナ・シリニャン(P)
フレドリク・ブーシュテット(指)
ヘルシンボリSO

録音:2019年3月26日、6月10-13日
レオポルド・ファン・デア・パルスはサンクトペテルスブルク生まれのデンマーク/オランダの血を引く作曲家。幼時から作曲 を行い、18歳までに少なくとも50点の作品を書いています。その後ベルリンに移住し、当地に留学していたグリエールに 師事。彼の薦めで作曲した交響曲は1909年にベルリンPOによって初演され、大好評を博し ました。生涯に歌曲やピアノ曲を中心に250曲以上の作品を作曲、このアルバムには3曲の協奏的作品と、19世紀 末の神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの思想から触発された「修道士のさすらい人」が収録されています。初期作品 であるヴァイオリン協奏曲は紛れもなくロマン派の様式で書かれていますが、愛する妻を失った1934年以降に書かれた 2つの協奏曲は独自の神秘的な作風が見え隠れします。「修道士のさすらい人」は精神の自由、愛、光、勇気と強 さ、知恵とミステリーなど様々な要素を組み込んだ組曲。全体的にゆったりとしたテンポによる瞑想的な雰囲気を持っ ています。

BIS
BISSA-2401(1SACD)
バッハ:チェンバロと弦楽のための協奏曲集 Vol.1
協奏曲第1番ニ短調 BWV1052
協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056
協奏曲第8番ニ短調 BWV1059R(鈴木優人による復元)
協奏曲第2番ホ長調 BWV1053
鈴木優人(Cemb&指)、
バッハ・コレギウム・ジャパン【三宮正満(Ob)、若松夏美(ヴァイオリン/コンサートマスター)、高田あずみ(Vn)、竹嶋祐子(Vn)、山口幸恵(Va)、山本徹(Vc)、西澤誠治(ヴィオローネ)】

録音:2018年7月/ヤマハホール(銀座)
【チェンバロ:Willem Kroesbergen, Utrecht 1987 after J. Couchet;2 manuals, 8'8'4'】
楽器調律:林彰見
2018年9月よりバッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者に就任した鈴木優人がバッハのチェンバロと弦楽のための協奏曲 全集録音を開始、その第1弾のリリースとなります。すでに鈴木雅明と演奏した2台のチェンバロのための協奏曲集(KKC 5496 / BIS SA 2051)は リリースしておりますが、この度鈴木優人がソロ・チェンバロと弦楽のための8つの協奏曲を録音しました。
独奏チェンバロと弦楽オーケストラのための協奏曲集はその大半がバッハや他者の作曲家による他の楽器のための協奏曲を編曲したものですが、チェン バロという楽器を通奏低音から独奏楽器へと引き上げた注目すべき作品群です。
消失したヴァイオリン協奏曲の編曲である第1番 ニ短調 BWV1052、同じく消失したオーボエ協奏曲の編曲である第2番 ホ長調 BWV1053、美し いラルゴの旋律が有名な第5番 ヘ短調 BWV1056はいずれもバッハの類まれな才能により華やかなチェンバロ独奏と弦楽との掛け合いが魅力です。
また協奏曲第8番ニ短調 BWV1059Rは第1楽章の冒頭8小節半しか現存しないため、鈴木優人が復元した版で録音しました。カンタータ第35 番BWV35の導入シンフォニアを第1楽章、第2楽章をBWV35の第2曲「アリア」、同じく第3楽章を第5曲のシンフォニアから復元で演奏。急-緩-急のイタリアの協奏曲風に仕上げました。またBWV35の原曲では3つのオーボエのパートがありますが、ここではオーボエは1本に編曲。その結果、 とくに第2楽章はオーボエとチェンバロの掛け合いで美しく奏でられます。鈴木優人の多才ぶりを発揮した唯一無二のアルバム、大注目です! (Ki)

COL LEGNO
COL-20279(1CD)
NX-B06
ヴァイオリン協奏曲集
1.ゲルト・キュール(1952-):モヴィメンティ(2006)
2.ジェラルド・レシュ(1975-):シュリーレン(2005)
3.オットー・M・ツィカン(1935-2006):あの下の谷間に(2004)
パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)
ステファン・アスバリー(指)…1
ヨハネス・カリツケ(指)…2
ベルトラン・ド・ビリー(指)…3
ウィーンRSO

録音:ライヴ:2006年11月9日 ウィーン・ムジークフェライン…1
2005年11月25日 ウィーン・コンチェルトハウス…2
2007年12月10日 ウィーン・ムジクフェライン…3
モルドヴァ出身のヴァイオリニスト、コパチンスカヤがウィーンRSOとともに挑む3曲のヴァイオリン協奏曲。 キュールの「モヴィメンティ」は伝統的な形式を探りつつ、新たな方向性を目指した作品。レシュの「シュリーレン」は作曲家で もあるコパチンスカヤの創造性も鑑みた即興的な作品。ツイカンの「あの下の谷間に」はブラームスの同名の歌曲を効果的 に用い、ロマン派の様式に立ち返ることを試みており、時に美しい旋律が聞こえてきたり、曲の最後では指揮者とヴァイオリニ ストが歌曲の一部を歌うことまで要求する、コパチンスカヤにうってつけの曲。21世紀オーストリアにおける音楽制作の一部 が垣間見られる1枚。


EUROARTS
20-61188
(7DVD+1CD)
限定BOX
ピアノ・コンチェルト25


(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466

(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467

(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482

(4)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488 (

(5)モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595

(6)ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ長調Hob.XVIII:11

(7)ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56

(9)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37

(10)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58

(11)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

(12)メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25

(13)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11

(14)ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21

(15)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調

(16)リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125

(17)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15

(18)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

(19)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16

(20)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調

(21)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

(22)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30

(23)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

(24)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番

(25)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番

■ボーナスCD
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
(1)マリア・ジョアン・ピリス(P)
ピエール・ブーレーズ(指)BPO
収録:2003年5月1日、ポルトガル、リスボン、ジェロニモス修道院(ライヴ)
(2)ダニエル・バレンボイム(P,指)BPO
収録:1986-1989年,ベルリン、ジーメンス=ヴィラ(ライヴ)
(3)ダニエル・バレンボイム(P,指)BPO
収録:2006年5月1日、プラハ、エステート劇場(ライヴ)
(4)メナヘム・プレスラー(P)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)パリO
収録:2014年1月29日、サル・プレイエル(ライヴ)
(5)メナヘム・プレスラー(P)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)パリO 
収録:2012年10月17日、サル・プレイエル(ライヴ)
(6)オメロ・フランセシュ(P)
ネヴィル・マリナー(指)アカデミー室内O
収録:1982年11月23-27日 バイロイト、辺境伯オペラハウス
(7)ジオラ・シュミット(Vn) 、ズィル・ベイリー(Vc) 、ナヴァ・パールマン(P) 、イツァーク・パールマン(指)イスラエルPO
収録:2010年3月、テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
(8)マルタ・アルゲリッチ(P)
ガーボル・タカーチ=ナジ(指)ヴェルビエ音楽祭室内O
収録:2009年7月22日、ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
(9)アルフレート・ブレンデル(P)
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
収録:2005年8月10-12日、ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(10)マウリツィオ・ポリーニ(P)
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
(11)ダニエル・バレンボイム(P)
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:1994年5月1日ドイツ、マイニンゲン劇場(ライヴ)
(12)ユジャ・ワン(P)
クルト・マズア(指)ヴェルビエ祝祭O
収録:2009年7月29日、ヴェルビエ音楽祭,スイス(ライヴ)
(13)(14) ギャリック・オールソン(P)
アントニ・ヴィット(指)ワルシャワPO
収録:2009年、ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール(ライヴ)
(15)マルタ・アルゲリッチ(P)
リッカルド・シャイー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
収録:2006年6月1-2日、ライプツィヒ、ノイエス・ゲヴァントハウス(ライヴ)
(16)デニス・マツーエフ(P)
ゾルターン・コチシュ(指)サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニーSO
収録:2014年8月、アヌシー音楽祭(ライヴ)
(17)ダニエル・バレンボイム(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2004年5月1日 アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)
(18)ダニエル・バレンボイム(P)
ズービン・メータ(指)BPO
収録:1997年5月1日 ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)
(19)エフゲニー・キーシン(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2011年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(20)マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)ロイヤル・ストックホルムPO
収録:2009年12月8日、ストックホルム・コンサート・ホール、ノーベル
賞授賞式会場(ライヴ)
(21)マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)ロイヤル・ストックホルムPO
収録:2009年12月8日、ストックホルム・コンサート・ホール、ノーベル
賞授賞式会場(ライヴ)
(22)エリソ・ヴィルサラーゼ(P)
ニコライ・アレクセフ(指)サンクト・ペテルブルグPO
収録:2003年6月1日、サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー,大ホール(ライヴ)
(23)イエフィム・ブロンフマン(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2009年6月21日、ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)
(24)デニス・マツーエフ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニーSO
収録:2013年8月フランス、アヌシー、聖ベルナデット教会、アヌシー音楽祭(ライヴ)
(24)ユジャ・ワン(P)
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
収録:2009年8月12日、ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(25)マルタ・アルゲリッチ(P)
ガーボル・タカーチ=ナジ(指)ヴェルビエ音楽祭室内O
収録: 2010年7月17日、ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
■ボーナスCD
レオニー・レッティング(P)
録音:2018年2月27日、ベルリン、フィルハーモニー、室内楽ホール

画面:6:9、 4:3 、NTSC
音声:PCM Stereo
リージョン:A l l
869分(CD:75分)
EURO ARTSが誇る映像アーカイヴから、25のピアノ協奏曲をまとめたボックス・セットが発売。 モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、ラフマニノフ、チャイコフスキー、グリーグなど、ピアノ協奏曲のコア・レパートリー25曲を収録。 演奏は、メナヘム・プレスラー、ダニエル・バレンボイム、マルタ・アルゲリッチ、マリア・ジョアン・ピリス、エフゲニー・キーシン、デニス・マツーエフ、ユジャ・ ワンら世界一流のピアニストが集結。指揮者はクラウディオ・アバド、ネヴィル・マリナー、クルト・マズア、リッカルド・シャイー、パーヴォ・ヤルヴィ、 そしてオーケストラはベルリン・フィル、ゲヴァントハウス管、パリ管など、世界一流の音楽家たちの演奏で堪能することのできる映像による百科事典です。 観賞用としては、もちろんのこと、ピアノ学習者や指導者の皆様にとっても役に立つことでしょう。また、ボックスはピアノ・ブラックをイメージした装丁で、 プレゼントにも最適です。 解説書には、ベルリンの若手ピアニスト、レオニー・レッティングによる全25曲の楽曲解説を260ページにわたって掲載(英・独)。またボーナスCDとして、 彼女が2018年にベルリンのフィルハーモニー、室内楽ホールで録音したシューベルトとリストのソナタを聴くことができます。 (Ki)

Acte Prealable
AP-0448(1CD)
ハイドン:オルガン協奏曲 ハ長調 Hob.XVIII:1
M・ハイドン (1737-1806):オルガン、ヴィオラと弦楽の為の二重協奏曲 ハ長調 *
カロル・ゴウェンビョフスキ (Org)
マルチン・ムラフスキ (Va)*
アカデミア・アンサンブル
ボフダン・ボグシェフスキ(指)

録音:2018年10月29-31日、マルコヴィツェ聖堂、マルコヴィツェ、ポーランド
Acte Prealable
AP-0470(1CD)
ヨアヒム・カチコフスキ (1789-1829):ヴァイオリンと管弦楽の為の作品集
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 Op.8
ヴァイオリン協奏曲 第2番ロ短調 Op.17
アグニェシュカ・マルハ (Vn)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリンPO
ヴォイチェフ・ロデク(指)

録音:2019年9月16-17日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド
ヨアヒム・カチコフスキはチェコのターボルに生まれたポーランドの作曲家・ヴァイオリン奏者。1810年から1825年までワルシャワ、その後ドイツで活躍。2つのヴァイオリンン協奏曲他、ヴァイオリンを含む室内楽作品等を作曲しました。

Centaur
CRC-3707(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調
ショーソン(管弦楽編曲:レヴォン・アンバルツミアン):ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
エフゲニー・リフキン(P)、
レヴォン・アンバルツミアン(Vn)、
アルコ室内O、
ウラジスラフ・ブラホフ(指)

録音:メンデルスゾーン:1995年(ロシア)、2008年3月29日ジョージア舞台芸術センター大学ヒュー・ホジソン・ホール
エフゲニー・リフキンはロシアのニジニノヴゴロド出身のピアニストで、オクラホマで開催された1998年国際マクマホン・ピアノ・コンクールで最優秀賞を受賞しました。レヴォン・アンバルツミアンは1978年にモスクワ音楽院で15年間教授を務め、その後はインディアナ大学音楽学校やジョージア大学ヒュー・ホジソン・ミュージック・スクールのヴァイオリン教授も務めました。エルネスト・ショーソンの協奏曲はレヴォン・アンバルツミアンが管弦楽編曲しており、より華やかな編成にも注目です。

CALLIOPE
CAL-1740(1CD)
ヴィヴァルディ:4声のための12の協奏曲「パリ協奏曲集」
パリ協奏曲第5番ハ長調 RV.114
パリ協奏曲第6番ト短調 RV.154
パリ協奏曲第7番イ長調 RV.160
パリ協奏曲第3番ハ短調 RV.119
パリ協奏曲第10番ニ長調 RV.121
パリ協奏曲第1番ト短調 RV.157
パリ協奏曲第4番ヘ長調 RV.136
パリ協奏曲第8番ニ短調 RV.127
パリ協奏曲第11番ト長調 RV.150
パリ協奏曲第12番イ長調 RV.159
パリ協奏曲第2番ホ短調 RV.133
パリ協奏曲第9番変ロ長調 RV.164
イル・デリリオ・ファンタスティコ、
ヴァンサン・ベルナール(指)

録音:2015年10月12日−14日、ベランクール教会(フランス)
EUバロック・オーケストラに参加した後、ラ・チェトラ・バロック・オーケストラや、フライブルク・バロック・オーケストラ、アンサンブル・ジル・バンショワ、RIAS室内合唱団などと共演を重ね、2009年にはリヨン大聖堂のオルガニストに就任した古楽演奏家、ヴァンサン・ベルナールが率いるイル・デリリオ・ファンタスティコのヴィヴァルディ「パリ協奏曲集」。
パリ音楽院やリヨン国立高等音楽院、バーゼル・スコラ・カントルム、フライブルク音楽大学などで古楽奏法を学んだ若き実力者たちによるピリオド・アンサンブルが、パリに現存する12の協奏曲コレクション「パリ協奏曲集」(新たに作曲されたのは2曲のみで、残りはヴィヴァルディが既存の作品を巧妙に編集し1つの作品集としてまとめたもの)を、フランスの洗練されたサウンドで聴かせてくれます。
レコーディング・エンジニアはトリトナスのマーカス・ハイランドが担当。優秀録音盤です。

NAXOS/日本人作品
NYCX-55351(1CD)
国内盤仕様
税込定価
矢代秋雄:ピアノ協奏曲(1964-67)
交響曲(1958)*
岡田博美(P)
湯浅卓雄(指)アルスターO

録音:2000年9月*/2001年6月 アルスター・ホール、ベルファスト、北アイルランド
解説:片山 杜秀
ドビュッシー、ラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー、ベルク、プロコフィエフ・・・ メシアン。20世紀前半の音楽史そのままに、革新的作曲家たちのエッセンス を師である橋本國彦や伊福部昭、池内友次郎らから受け継ぎ、新古典主 義風のヨーロピアン・スタイルの音楽を完璧なまでに自己の作品へ昇華させた 矢代秋雄。 代表作「ピアノ協奏曲」は、21世紀の現代においても繰り返し演奏される、こ の分野における名作となりました。バルトークやプロコフィエフを思わせる色彩豊 かな響きを駆使した作品は、1968年の「尾高賞」を受賞しています。 かたや1958年に作曲された「交響曲」は、パリ留学から帰国後最初の完成 作。矢代が敬愛するフランクの交響曲を念頭に置いて書かれた作 品です。 「この録音が日本の作曲家の地位を高めるきっかけになる」と、矢代への共感 を惜しまない湯浅卓雄の熱い志が伝わる演奏です。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.555351J]のブックレットから 転載となります。

Forgotten Records
fr-1668(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
エリカ・モリーニ(Vn)
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1962年1月12日ライヴ
Forgotten Records
fr-1672(1CDR)
カサドシュ/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」#
ロベール・カサドシュ(P)
エレアザール・デ・カルヴァーリョ(指)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)# 
NYO

録音:1959年11月7日 、1950年1月29日#
全てカーネギー・ホール・ライヴ
Forgotten Records
fr-1673(1CDR)
フレデリック・ヤコビ(1891-1952):協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 *
ピアノと弦楽オーケストラの為の協奏曲#
フルートと管弦楽の為の2つの小品+
アンドレ・ジェルトレル(Vn)*
イレーネ・ヤコビ(P)#
フランシス・シュテフ(Fl)+
フランツ・アンドレ(指)ベルギー国立放送O

録音:1952年頃
※音源:SPA Records SPA-7
Forgotten Records
fr-1678(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第7番ヘ長調 K.242 *
ピアノ協奏曲第10番変ホ長調 K.365 #
シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティメント ト短調 D.818 +
ヴィーチャ・ヴロンスキー(P)
ヴィクター・バビン(P)
ロジーナ・レヴィン(P)*
トマス・シェルマン指揮小管弦楽協会*
ディミトリ・ミトロプーロス指揮ロビン・フッド・デルO#

録音:1945年9月21日#、1947年11月18日、1949年10月26日
※音源:米Columbia ML 4098 他
Forgotten Records
fr-1686(1CDR)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番*
アーサー・ブリス:ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.58 #
ジーナ・バッカウアー(P)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO

録音:1956年1月29日* 、1960年1月9日#、カーネギー・ホール・ライヴ
Forgotten Records
fr-1687B(2CDR)
ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6より
第1番ト長調 HWV.319
第2番ヘ長調 HWV.320
第3番ホ短調 HWV.321
第4番イ短調 HWV.322 /
第5番ニ長調 HWV.323
第6番ト短調 HWV.324
第7番変ロ長調 HWV.325
第8番ハ短調 HWV.326
アドルフ・ブッシュ(Vn,指)
ブッシュ室内プレイヤーズ

録音:1947年?
※音源:Columbia SL 58、CBS/SONY (JAPAN) SONC 15104-06他
Forgotten Records
fr-1694(1CDR)
アッカルドのラロ&パガニーニ
ラロ:スペイン交響曲*
パガニーニ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.3-6
魔女たちの踊りOp.8 M.S.19
ネル・コル・ピウによる変奏曲 ト長調
ロッシーニ「モーゼ」の主題による幻想曲 ロッシーニ「タンクレディ」の「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
アントニオ・ベルトラーミ(P)
ヘルベルト・アルベルト(指)コンセール・パドルー協会O

録音:1959年*、1957年#  
※音源:Pretoria CL 8014 *、 CL 8011他

Printemps des Arts de Monaco
PRI-020(1CD)
マルク・モネ:作品集
(1)動き、予見できない、そして…
(2)動きなく、世界なく〜チェロと管弦楽の為の
テディ・パパヴラミ(Vn)、
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)、
バーデン=バーデン&フライブルクSWRSO(1)
マルク・コッペイ(Vc)、
クリスティアン・アルミンク(指)、
ベルギー王立リエージュPO(2)

(1)ライヴ録音:2013年9月20日/音楽会議センター(ストラスブール)
(2)ライヴ録音:2011年12月16日/フィルハーモニック・ホール(リエージュ)
マルク・モネは1947年生まれのフランスの作曲家。マウリシオ・カーゲル門下で、作風は典型的な「ゲンダイオンガク」。2003年にモナコのカロリーヌ公女か ら「春の音楽祭」の監督に任命されています。
このアルバムは同音楽祭レーベルで、公演のライヴ。なにより驚かされるのは豪華な演奏陣。ヴァイオリンの協奏作品「動き、予見できない、そして…」はアル バニア出身の名手パパヴラミの独奏、フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)バーデン=バーデン&フライブルクSWRSOとの共演。ロトは現代作品紹介に も非常に熱心で、ここでも緊張感に満ちた鋭い解釈を聴かせてくれます。
チェロの協奏作品「動きなく、世界なく」は名手コッペイの独奏、クリスティアン・アルミンク(指)ベルギー王立リエージュ・フィルとの共演。35分の大作で熱 い演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

EUROARTS
20-72067(DVD)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番
チェロ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第11番ニ長調*
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc、指)
アカデミー室内O
オメ ロ・フランセシュ(P)*
ネヴィル・マリナー(指)*

収録:1975年11月17-19日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
1982年11月23-27日 バイロイト、辺境伯歌劇ハウス*
画面: 4:3 、NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョンAll
52分(Cello) & 21分(Piano)
20-72068(廃盤)の再発売。ロストロポーヴィチの至芸を映像でじっくりと堪能できる貴重な映像。ピアノ協奏曲では壮年期のマリナーの溌溂とした指揮 姿にも注目です。 (Ki)

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99142(1CD)
カルル・ダヴィドフ(1838-1889):チェロの為の音楽
演奏会用アレグロ Op.11*
ノクターン Op.6-1/メロディー
無言歌 Op.23/さようなら Op.17-1
舟歌 Op.17-2/孤独 Op.9-1
アルバムの綴り Op.37-1
小マズルカ Op.37-2/朝に Op.41-1
ノクターン Op.41-3/ルガーノ湖にて Op.41-4
10のチェロ、2つのコントラバスとティンパニの為の賛歌+
シャコンヌ(J・S・バッハのシャコンヌによる)#
マリーナ・タラソヴァ(Vc)
グネーシン・ヴィルトゥオージ室内O*
ミハイル・ホフロフ(指*)
ダヴィドフSOチェリスト・アンサンブル+
アレクサンドル・ポレシャエフ(P)

RCD
RCD-16359(1CD)
ダヴィド・オイストラフ & レオニード・コーガン
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番*
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番+
ラヴェル:ツィガーヌ#
ダヴィド・オイストラフ(Vn*)
LSO*
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指*)
レオニード・コーガン(Vn(+/#))
モスクワRSO+
ヴァシーリー・ネボリシン(指+)
ソヴィエト国立?SO#
キリル・コンドラシン(指#)

録音:1954年*/1947年+/1956年#

Indesens
INDE-079(1CD)
トロンボーンの芸術〜偉大なるトロンボーン協奏曲の数々
グレンダール:トロンボーン協奏曲
マルタン:バラード
トマジ:トロンボーン協奏曲
ダヴィッド:コンチェルティーノ変ホ長調 Op.4
ジャック・モージェ(Tb)、
ローラン・プチジラール(指)フランスSO

録音:1994年7月4日−8日、スタジオ49(ヴァンヴ、フランス)
母国フランスだけでなく、現在の世界のトロンボーン界における屈指のスタープレーヤーの1人、ジャック・モージェが1994年に収録した4曲のトロンボーンのための協奏曲、協奏的作品を集めたコンチェルト・プログラム!
デンマークのグレンダール、トロンボーン奏者にとってのバイブル、ダヴィッドでのスケールの大きな演奏はもちろんのこと、祖国フランスの近現代レパートリーの代表格であるマルタンとトマジでのパフォーマンスはやはり別格!アンリ・トマジの息子クロード・トマジもモージェの演奏を絶賛しています。
師であるミシェル・ベッケ譲りの解釈とアントワーヌ・クルトワのサウンドなど、特にトロンボーンには必ずチェックしていただきたいアルバムに仕上がっています!
Indesens
INDE-073(1CD)
ラプソディ
ガーシュウィン(ドクシツェル編):ラプソディ・イン・ブルー
トマジ:トランペット協奏曲(吹奏楽伴奏版世界初録音)
アルチュニアン:トランペット協奏曲変イ長調(レネ・カストラン編曲、吹奏楽伴奏版)
プーランク:2本のトランペットのための「将軍の話」(トランペット版世界初録音)
ファイユノ:トランペットのためのコンチェルティーノ*
エリック・オービエ(Tp)、
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団、
フランソワ・ブーランジェ(指)、
ロジェ・ブトリ(指)*

録音:2013年5月、ギャルド・レピュブリケーヌ・ホール(パリ、フランス)
トランペット界の伝説的プレーヤー、モーリス・アンドレの高弟であり、その流派を受け継ぐフランスの名手エリック・オービエが、世界有数の吹奏楽団であるパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団をバックに奏でるトランペット協奏曲の数々。 かの有名なドクシツェル・ヴァージョンの「ラプソディ・イン・ブルー」などプログラムの充実ぶりもさることながら、ここでの最大の聴きどころは珍しい「吹奏楽伴奏」のヴァージョンが多数収録されているところでしょう! アルチュニアンのトランペット協奏曲も吹奏楽伴奏版であり、さらにトマジのトランペット協奏曲の吹奏楽伴奏版は世界初録音! 耳にすることの多い「ピアノ伴奏版」や「オーケストラ伴奏版」とは一味違う「吹奏楽伴奏版」を、オービエの説得力満点の演奏でお楽しみください。
Indesens
INDE-082(1CD)
ブロウ・アップ〜ベッファ:管楽器&弦楽器のための作品集

(1)トランペットと弦楽オーケストラのための協奏曲
(2)ブロウ・アップ
(3)陰影礼讃
(4)地下鉄
(5)影の風景
(6)花火
(1)エリック・オービエ(Tp)、ギャルド・レピュブリケーヌO、セバスティアン・ビラール(指)
録音:2014年、パリ
(2)アンサンブル・イニティアム、カロル・ベッファ(P)
録音:2015年6月12日、モントルイユ
(3)マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
録音:2007年、ベルリン・フィルハーモニー
(4)エリック・オービエ(Tp)、ローラン・ワグシャル(P)
録音:2015年10月、モントレイユ
(5)ヴァンサン・リュカ(Fl)、リーズ・ベルトー(Va)、マリー・ピエール・ラングラメ(Hp)
録音:2015年4月、モントレイユ
(6)ジャン=イヴ・フルモー・サクソフォン四重奏団
録音:2016年2月、ペルサン=ボーモン
フランスの文化省が開催、授与する「ヴィクトワール音楽賞」に2度輝くなど、フランスにおけるピアノ・インプロヴィゼーションのスペシャリストであり作曲家、さらには数学者、哲学者としての顔も持つカロル・ベッファの管楽器、弦楽器のための作品を集めたコレクション。
代表作である「花火」は、その華やかさだけでなく繊細な一面も表現した佳作。演奏は、現代のフランスのサクソフォン界を牽引する世界的名手、ジャン=イヴ・フルモーのクヮルテットです。

Signum Classics
SIGCD-621(1CD)
ガニング:ヴァイオリン協奏曲
チェロ協奏曲/バードフライト
ハリエット・マッケンジー(Vn)、
リチャード・ハーウッド(Vc)、
クリストファー・ガニング(指)ロイヤルPO

録音:2015年9月28日−29日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として有名なイギリスの映画&TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演レコーディング。
「21世紀のヴァイオリン協奏曲集」(NI 6295)など現代のコンチェルト録音で実績のあるハリエット・マッケンジー(Vn)、メジャー・レーベルで活躍してきたリチャード・ハーウッド(Vc)がソロを務める2つの協奏曲に、管弦楽のための「バードフライト(Birdflight)」を収録。

Diapason
DIAP-125(1CD)
パガニーニ:ヴァイオリン曲集

(1)ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
(2)カンタービレ ニ長調 Op.17
(3)ロッシーニの歌劇「エジプトのモーゼ」の「汝の星をちりばめた王座に」による変奏曲 Op.24
(4)常動曲ハ長調 Op.11
(5)変奏曲「魔女たちの踊り」変ホ長調 Op.8(ヴィルヘルミ編)
(6)ロッシーニの歌劇「タンクレディ」の「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲 Op.13
(7)パイジエッロの歌劇「水車小屋の娘」の「わが心うつろになりて」による変奏曲 Op.38
(8)ラ・カンパネラ(コチャンスキ編)
ソナタ ホ短調 Op.3-6
(1)マイケル・レビン(Vn)、フィルハーモニアO、ユージン・グーセンス(指)
録音:1960年
(2)レオニード・コーガン(Vn)、アンドレイ・ムイトニク(P)
録音:1955年
(3)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ヴラディミール・ヤンポリスキー(P)
録音:1951年
(4)ユリアン・シトコヴェツキー(Vn)、ヴラディミール・ヤンポリスキー(P)
録音:1951年
(5)オシー・レナルディ(Vn)、アーネスト・ラッシュ(P)
録音:1949年
(6)ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、アルトゥール・バルザム(P)
録音:1949年
(7)ルッジェーロ・リッチ(Vn)
録音:1954年
(8)ルッジェーロ・リッチ(Vn)、ルイス・パーシンガー(P)
録音:1954年
フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリング施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
同シリーズの第125集は、「ヴァイオリン協奏曲第1番」をメインとしたニコロ・パガニーニ(1782−1840)のヴァイオリン作品集!
ディアパゾン誌が選んだ「ヴァイオリン協奏曲第1番」の演奏は、不慮の事故により33歳の若さで他界した夭折の天才ヴァイオリニスト、マイケル・レビン(マイケル・ラビン)の1960年の録音。
19世紀前半のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストと、若くしてこの世を去った20世紀前半のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの"共演"が、フランスのマスタリング・スタジオ「Circa」のリマスタリングによってディアパゾン・レーベルに加わります。

Chandos
CHAN-20185(2CD)
ベスト・オヴ・タスミン・リトル
(1)ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
(2)エルガー:ヴァイオリン協奏曲より 第2楽章
(3)ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15
(4)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.8-1, RV269 「春」
(5)ウィリアム・ロイド・ウェバー:イーストウェルの庭園(世界初録音)
(6)ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
(7)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78より 第1楽章
(8)エルガー:夜の歌 Op.15-2(ロジャー・ターナーによるヴァイオリンと管弦楽のための編曲版/世界初録音)、愛の挨拶 Op.12(ロジャー・ターナーによるヴァイオリンと管弦楽のための編曲版/世界初録音)
(9)ビーチ:ロマンス イ長調
(10)シューベルト:アダージョ 変ホ長調 Op.post.148, D.897 「ノットゥルノ
(11)ショスタコーヴィチ:「馬あぶ」 Op.97aより ロマンス(コンスタンティン・フォルトゥナトフによるヴァイオリンとピアノのための編曲版)
(12)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24 「春」より 第1楽章
(13)モンティ:チャールダーシュ(タスミン・リトル&ジョン・レネハンによる編)
全て、タスミン・リトル(Vn)


(1)エドワード・ガードナー(指)、BBC響
(2)アンドルー・デイヴィス(指)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
(3)エドワード・ガードナー(指)、BBCフィルハーモニック
(4)タスミン・リトル(ソリスト&指)、BBC響
(5)ピアーズ・レーン(P)
(6)アンドルー・デイヴィス(指)、BBCフィルハーモニック〕
(7)ピアーズ・レーン(P)
(8)アンドルー・デイヴィス(指)、BBCフィルハーモニック
(9)ジョン・レネハン(P)
(10)ティム・ヒュー(Vc)、ピアーズ・レーン(P)
(11)ピアーズ・レーン(P)
(12)マーティン・ロスコー(P)
(13)ジョン・レネハン(P)
近代イギリスのヴァイオリン作品や知られざる作品のスペシャリストであり、英国を代表するヴァイオリニストとして活動してきたタスミン・リトル。2020年夏以降はコンサート・プラットフォームから離れ、教育や演奏以外の活動に専念することが発表され、演奏活動からの引退が惜しまれているタスミン・リトルの、これまでのパフォーマーとしての偉大なキャリアを祝うベスト・アルバム。2010年からChandosの専属アーティストとして活動し、数々の名録音を生み出してきたアルバムの中から、ディスク1はリトルの代名詞とも言えるようなウォルトン、ブリテン、エルガーの協奏曲(エルガーは抜粋)、ディスク2はヴィヴァルディからブラームスを経てショスタコーヴィチまでの幅広いレパートリーで、タスミン・リトルの輝かしい至芸をまとめています。(ショスタコーヴィチの「ロマンス」とモンティの「チャールダーシュ」はワーナー音源からの再録です。)

H.M.F
HMM-931634(2CD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
[CD1]第1番ヘ長調 BWV 1046、第3番ト長調 BWV 1048、第5番ニ長調 BWV 1050 
[CD2]第2番ヘ長調 BWV 1047、第6番変ロ長調 BWV 1051、第4番ト長調 BWV 1049
ベルリン古楽アカデミー

録音:1997年5,10月
名手ぞろいのベルリン古楽アカデミーによる名盤、ブランデンブルク協奏曲。何度聴いても、エッジが効いていながらも、ひとつひとつのフレーズにまで息吹を感じる実にふくよかな演奏で、感嘆しきり。心地よいテンポ感、第2番第1楽章のトランペットの超絶技巧や、アルパーマンによるチェンバロの鮮やかなソロと、ほかの楽器とのかけあいも印象的な第5番など、どの楽章も聴きどころに満ちています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186746(1SACD)
ヴィヴァルディ×ピアソラの『四季』
ピアソラ:『ブエノスアイレスの四季』(ペーター・フォン・ヴィーンハルト編)
(1)ピアソラ:「ブエノスアイレスの春」
(2)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ホ長調 Op.8-1 RV 269「春」
(3)ピアソラ:「ブエノスアイレスの夏」
(4)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.8-2 RV 315「夏」
(5)ピアソラ:「ブエノスアイレスの秋」
(6)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第3番 ヘ長調 Op.8-3 RV 293「秋」
(7)ピアソラ:「ブエノスアイレスの冬」
(8)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第4番 ヘ短調 Op.8-4 RV 297「冬」
ヴィヴァルディ×ピアソラの『四季』
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ミュンヘン室内O、ジェラルダス・ビドヴァ(コンサートマスター)

録音:2018年7月/昇天教会、ミュンヘン-ゼンドリンク(ドイツ)
人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と 情熱のバランスのよさ―彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。
2018年7月録音の最新アルバムはミュンヘン室内管楽団との共演でヴィヴァルディとピアソラの『四季』を録音、「春・夏・秋・冬」それぞれの作品 を交互に収録しております。
いわずと知れたヴィヴァルディの『四季』は、優美に輝く「春」、うだるような暑さと天候の変化を見事に表現した「夏」、収穫を祝う「秋」、凍てつく「冬」 と標題音楽の醍醐味を堪能できる最高傑作。シュタインバッハーの艶やかで凛としたヴァイオリンの音色で聴き手を四季の移ろいに誘います。
20世紀アルゼンチンを代表する作曲家、バンドネオン奏者のアストル・ピアソラ(1921-1992)。1969年に書かれた『ブエノスアイレスの四季』は “タ ンゴの革命児” としてピアソラならではの官能的で陰影のあるグルーヴ感に満ちた作品です。シュタインバッハーはラテン音楽も得意とし、豪快で意志の 強さを感じさせる演奏を披露しております。なお、もともとバンドネオン、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、コントラバスという編成による作品ですが、当録 音ではペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲によるヴァイオリンと室内オーケストラ版で収録されております。情熱と官能で迫るシュタインバッハーがスト ラディヴァリウスの銘器「ブース」で気高く奏でる渾身のアルバムが完成しました。
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ジャン=マリー・ヘイセン、エルド・グルートなどPENTATONEレーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコー ディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

Gramola
GRAM-98890(1SACD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 第3番ト長調 K216
ヴァイオリン協奏曲 第4番ニ長調 K218
ヴァイオリン協奏曲 第5番イ長調「トルコ風」K219
※カデンツァはパウル・バドゥラ=スコダ作
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
マルティン・ジークハルト(指)
スピリット・オブ・ヨーロッパ
エドゥアルド・トルビアネッリ(フォルテピアノ)

録音:2009年1月22,23日
Gramolaレーベルを代表するヴァイオリニスト、イルンベルガーが演奏するモーツァルトの3つの協奏曲。ヴァイオリンの美しい響きを存分に生かし、ゆったりめのテンポでたっぷりと音を鳴らすスピリット・オブ・ヨーロッパとの掛け合いを存分に聴かせます。モーツァルト研究家としても知られたバドゥラ=スコダによるカデンツァを使用。

ALPHA
ALPHA-415(1CD)
2つのクラリネットの為の協奏曲集
カール・シュターミッツ(1745-1801):1-3. 協奏曲 第4番変ロ長調-2本のクラリネットと管弦楽の為の
テレマン:2本のシャリュモー、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 TWV52:d1
ソナタ ホ短調 TWV40:102
チャイコフスキー(武満徹編):秋の歌 -クラリネットと弦楽四重奏による(独奏:ポール・メイエ)
メンデルスゾーン:2本のクラリネットと管弦楽の為の小協奏曲 第1番ヘ短調 Op. 113
 2本のクラリネットと管弦楽の為の小協奏曲 第2番ニ短調 Op. 114
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:2本のクラリネットの為の二重奏曲 ハ長調 H.636
ミシェル・ポルタル(Cl)
ポール・メイエ(Cl/指)
ベルギー王立ワロニー室内O

弦楽編成:6/4/3/3/1
首席ヴァイオリン:ジャン=フランソワ・シャンベルラン

録音:2018年1月モンス(ベルギー南部エノー地方)、アルソニック音楽堂
Alphaレーベルではシュポアの協奏曲全曲録音やエリック・ル・サージュとのフォーレやシューマンの室内楽録音で名演を聴かせたフランス随一 のクラリネット奏者ポール・メイエ。確かな歴史を持つベルギー屈指の室内Oとともに彼が新たに録音した新譜はなんと、ジャズや現代 音楽にも通じながら古典的レパートリーでも抜群の解釈を聴かせつづける同業の異才ミシェル・ポルタルをゲストに迎えてのヴァラエティ豊かな 協奏曲集!両者の共演はもちろんこれが初めてではなく、すでに10年以上前にEMIで無伴奏二重奏のアルバムも制作しているほどではあ りますが、互いのキャリアがなお深まった今、丁寧な音盤作りで知られてきたAlphaというカリスマレーベルでこの二人が相まみえ、このように多 彩なプログラムを提案してくれるのは実に嬉しい驚きです。 ワロニー室内Oは、古楽大国ベルギーにあって現代楽器でのみずみずしい演奏を続けてきた知る人ぞ知る実力派集団。今回はクラ リネット黎明の時代にあたるバロック期のテレマン(中低音を活かした両ソリストの音作りが絶妙)、古典派のC.シュターミッツなどのほかメンデ ルスゾーンの隠れ名作2曲、チャイコフスキー作品の武満編曲版……と、緩急自在のプログラムが心を捉え続けます。作品の美しさを隅々 まで引き出す、圧倒的なブレスコントロールの妙と、積年の解釈の深み。Alphaならではの素晴らしい録音です。

Forgotten Records
fr-1754(1CDR)
バルヒェット/バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
2つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調 BWV.1043 #
ラインホルト・バルヒェット(Vn)
グイド・ファン・デア・ミューレン(Vn;#)
フリードリヒ・ティーレガント(指)
南西ドイツ室内O

録音:1959年
※音源:Berstelmann 11362、WORLD RECORD CLUB, T 13
Forgotten Records
fr-1755(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番*
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番#
ヘルムート・ロロフ(P)
レオポルト・ルートヴィヒ(指)*
ヴォルフガング・マルティン(指)#
ベルリン RIAS響

録音:1953年-1954年* 、1954年#
※音源:Bertelsmann 8019 *、 7008 #


Treasures
TRE-218(2CDR)
クルト・レーデルのバッハ
バッハ:ブランデンブルク協奏曲BWV1046-1051(全6曲)
クルト・レーデル
ミュンヘン・プロ・アルテ室内O
ラインホルト・バルヒェット(Vn)
ピエール・ピエルロ、レオンハルト・ザイフェルト、ヴィルヘルム・グリム(Ob)
クルト・リヒター、ヴィ・ベック(Hrn)
カール・コルビンガー(Fg)
モーリス・アンドレ(Tp)
クルト・レーデル、パウル・マイゼン(Fl)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(クラヴサン)
ゲオルク・シュミット、フランツ・ツェッスル(Va)
イルミンギルト・ゼーマン、ロルフ・アレクザンダー(gmb)
ヴィルヘルム・シュネッラー(Vc)
ゲオルク・フェルトナーゲル(Cb)

録音:1962年5月1-6日(ステレオ)
※音源:日COLUMBIA OS-472、OS-473
◎収録時間:101:20
“親和的なアンサンブルから浮かび上がるバッハの温もり!”
■音源について
レーデルはブランデンブルク協奏曲6曲をエラートに2回を録音していますが、これは錚々たるメンバーによる2回目の録音。バッハの音楽の骨格の堅固さを伝える、60年代コロンビアの優秀プレス盤を採用。

★一切の衒いを寄せ付けない、誠実・堅実路線の代表的名盤。ピリオド的アプローチとは無縁の従来型のスタイルをひとくくりにして「旧スタイル」と片付けられることもありますが、厳格な鎧が見え隠れするリヒターやミュンヒンガーとは明らかに違う温かな手作り感覚は、時代を問わず色褪せることのない魅力です。
 「第1番」第2楽章2:21からの弦のヴィブラートは、全ての音をノン・ヴィブラートにしてしまうことがいかに乱暴なことか、痛感するばかり。終楽章の第1トリオでのオーボエとファゴットのハーモニーも、5:48以降の第2トリオも、何の変哲もないイン・テンポですが、感覚的な美しさ以上の息遣いに魅了されます。特に後者の美しいハーモニーは奇跡的と言いたいほど!「美しいハーモニー」とは、単に縦の線を揃えればいいということではないと再認識させられます。
 「第2番」のトランペットをアンドレが務める録音は他にもありますが、最も興が乗り、かつ他の声部との対話も絶やさない点で、この録音の魅力はダントツでしょう。
 「第4番」冒頭のフルートが醸し出す雰囲気は、従来型の同曲の演奏の典型のように聞こえますが、リズムの方向性は下方へ暗く沈みがちなリヒターやクレンペラー、ティーレガント等とは明らかに異なり、ここにはバッハの音楽が持つ人間味と香りがあるのです。
 「暗く沈む」といえば、「第5番」第1楽章の3:17以降にもご注目。決して沈鬱に傾かず、微かに影が差す程度。それがかえって心に染みるのです。【湧々堂】


Etcetra
KTC-1677(10CD)
アンドレ・デ・フローテ〜ア・ライフ・イン・ミュージック
■CD1
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
(2)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
■CD2
(1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
(2)パガニーニの主題による狂詩曲
(3)交響詩 「死の島」 Op.29(アンドレ・デ・フローテ編曲2台ピアノ版/世界初録音)
■CD3
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
(2)フレデリク・デフレーセ:ピアノ協奏曲第4番
(3)フレデリク・ヴァン・ロッスム:ホルン、ピアノと管弦楽のための協奏交響曲 Op.11
■CD4
(1)ジョンゲン:ピアノ協奏曲ハ短調 Op.127
(2)ファリャ:スペインの庭の夜
(3)プーランク:ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲 「オーバード
(4)フランセ:ピアノと10本の管楽器のための 「友人パパゲーノへのオマージュ」
■CD5
(1)アルテュール・デ・グレーフ(フレーフ):ピアノ協奏曲第1番ハ短調
(2)ピアノ協奏曲第2番ロ短調
(3)スーヴェニア
■CD6
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン
(2)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
(3)バルトーク:3つの練習曲 Op.18(Sz.72)
(4)フランクリン・ギゼリンク:ラクリモーサ
■CD7
(1)ジョンゲン:チェロ・ソナタ ハ短調 Op.39
(2)トゥルヌミール:チェロとピアノのための詩曲 Op.39
(3)ヴィラ=ロボス:チェロとピアノのためのファンタジ
(4)カサド:レキエブロス、 緑の悪魔の踊り
■CD8
(1)アルノ・ババジャニアン:ピアノ三重奏曲
(2)ヤン・ファン・ランデヘム:チェロとピアノのためのゲルニカ
(3)コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2
(4)ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ
(5)ダルゴムイシスキー:スラヴォニック・タランテラ
■CD9
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.999
(2)クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
(3)3つの間奏曲 Op.117
(4)ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.23
■CD10
(1)リスト:バッハのカンタータ 「泣き、嘆き、憂い、恐れ」 の動機による変奏曲 S.180
(2)シューマン:3つのロマンス第2番 Op.28-2
(3)ブラームス:ワルツ 変イ長調 Op.39-15
(4)4つのピアノ小品 Op.119より 間奏曲ホ短調
(5)ジョンゲン:トッカータ Op.91
(6)ファリャ:ベティカ幻想曲
(7)グラナドス:スペイン舞曲集より オリエンタル Op.37-2
(8)ゴイェスカス Op.11より マハと夜鳴きうぐいす
(9)ドビュッシー:月の光
(10)ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(11)メンデルスゾーン:練習曲イ短調 Op.104-3
(12)バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
全て、アンドレ・デ・フローテ

■CD1
(1)アンドレ・ヴァンデルノート(指)、RTBFSO/録音:1987年(ライヴ)、
(2)クリストフ・エッシェンバッハ(指)、BRTSO/録音:1977年12月9日(ライヴ)
■CD2
(1)アルヴァロ・カッスート(指)、BRTSO/録音:1976年11月9日(ライヴ)
(2)ルネ・デフォセ(指)、ベルギー国立O/録音:1968年2月5日(ライヴ)、
(3)ジョゼフ・アルフィディ(P)/録音:1983年
■CD3
(1)フェルナン・テルビ(指)、BRTPO/録音:1980年3月6日(ライヴ)
(2)フェルナン・テルビ(指)、BRTPO/録音:1989年3月2日(ライヴ)
(3)フランシス・オーヴァル(Hrn)、フレデリク・デフレーセ(指)、ベルギー国立O/録音:1969年
■CD4
(1)パーヴォ・ベルグルンド(指)、BRTSO/録音:1964年10月16日(ライヴ)
(2)ジョルジュ・オクトール(指)、BRTPO/録音:1985年11月21日(ライヴ)
(3)ヤン・デ・メイヤー(指)、アンサンブル・ベレロフォン/録音:1996年
(4)アンサンブル・ベレロフォン/録音:1996年
■CD5
(1)フレデリク・デフレーセ(指)、モスクワSO/録音:1995年
(2)フレデリク・デフレーセ(指)、モスクワSO/録音:1995年
(3)スタジオプロダクション:1989年
■CD6
(1)録音:1995年
(2)録音:1990年
(3)録音:1985年11月5日(ライヴ)
(4)スタジオプロダクション:1980年3月4日
■CD7
(1)ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、録音:1995年
(2)ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、録音:1995年
(3ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、録音:1998年(ライヴ)
(4)ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、録音:1991年〕
■CD8
(1)レヴォン・チリンギリアン(Vn)、ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、録音:2001年
(2)ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、/スタジオプロダクション:2002年
(3)録音:2001年
(4)イレーナ・コフマン&アンドレ・デ・フローテ(ピアノ・デュオ)、録音:2007年
(5)イレーナ・コフマン&アンドレ・デ・フローテ(ピアノ・デュオ)、録音:2007年
■CD9
(1)ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、録音:2009年
(2)ヴォルフガング・マイヤー(Cl)、録音:2005年
(3)録音:1990年
(4)アンドレ・デ・フローテ&リュック・デヴォ(ピアノ・デュオ)、録音:2008年
■CD10
(1)スタジオプロダクション:1988年
(2)スタジオプロダクション:1983年
(3)スタジオプロダクション:1983年、
(4)録音:1990年
(5)スタジオプロダクション:1980年3月4日
(6)録音:1995年10月15日(ライヴ)
(7)スタジオプロダクション:1983年、
(8)スタジオプロダクション:1983年
(9)スタジオプロダクション:1983年
(10)スタジオプロダクション:1983年
(11)スタジオプロダクション:1983年
(12)スタジオプロダクション:1983年
ベルギーを代表する名ピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院をはじめ、フランス、ドイツ、スペイン、日本での多くのマスタークラス、そしてアメリカのアリゾナ州立大学、インディアナ大学ブルーミントン校などでも教え、エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員としても活躍したアンドレ・デ・フローテ。
約50の協奏曲を含む幅広いレパートリーを誇り、膨大な録音を残してきたアンドレ・デ・フローテの音楽人生を振り返る豪華10枚組BOX。ベートーヴェンやラフマニノフ、プロコフィエフから、ジョゼフ・ジョンゲン、デ・グリーフ、デフレーセなどベルギーのレパートリーまでを含むピアノ協奏曲を中心に、ピアノ独奏作品と妻でもあるチェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲやヴォルフガング・マイヤー、レヴォン・チリンギリアンらの名手との室内楽では、ファリャ、シューマン、バルトーク、トゥルヌミール、ヴィラ=ロボス、カサド、ババジャニアン、コルンゴルト、ダルゴムイシスキー、リスト、グラナドス、そしてドビュッシー、メンデルスゾーン、バッハ等の多様な作品で、その色あせない芸術を残しています。

Anaklasis
ANA-003(1CD)
パレステル:コンチェルティーノ集
アルト・サクソフォンと弦楽のためのコンチェルティーノ
ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ
2本のフルートと弦楽のためのセレナーデ
ハープシコードと10の楽器のためのコンチェルティーノ
アリナ・ムレチコ(Sax)、クレア・ハモンド(P)、アガタ・キエラル=ドゥゴシュ(Fl)、ウカシュ・ドゥゴシュ(Fl)、マチェイ・スクシェチコフスキ(ハープシコード)、
ウカシュ・ボロヴィチ(指)、
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスO

録音:2019年7月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
ロマン・パレステル(1907−1989)は、20世紀前半にグラジナ・バツェヴィチやアンジェイ・パヌフニクと並ぶ、当時のポーランドの有力な作曲家の一人となりながらも、政治的な発言や姿勢によりポーランド共産党から追放され、国内では出版物からの削除や公演の禁止等も行われた作曲家。20世紀末頃より少しずつ再評価の動きも出ているパレステルの優美で爽やかな協奏的作品集です。中でも、古いポーランド舞曲のテーマが使われてるというハープシコード・コンチェルティーノは聞きもの。

Hyperion

"The Romantic
Piano Concerto"

CDA-68297(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.81〜ラッブラ&ブリス:ピアノ協奏曲集
ラッブラ(1901−1986):ピアノ協奏曲ト長調 Op.85
バックス(1883−1953):朝の歌 「サセックスの5月」
ブリス(1891−1975):ピアノ協奏曲変ロ長調
ピアーズ・レーン(P)、
レオン・ボットスタイン(指)、
ジ・オーケストラ・ナウ

録音:2019年1月16日−20日、リチャード・B.フィッシャー・センター(アメリカ)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。貫禄の第81巻は、ホルストやヴォーン・ウィリアムズに師事、あるいは影響を受けた20世紀イギリスの作曲家、エドマンド・ラッブラとアーサー・ブリスのピアノ協奏曲。1939年のニューヨーク万博でソロモンが初演したブリスのヴィルトゥオージックなピアノ協奏曲と、1955年にBBCの委嘱により作られ、英国の牧歌的な伝統が反映されたラッブラの優美なピアノ協奏曲。作曲年代は20世紀の中頃でありながらも、ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズの精神に忠実な、ロマンの香り高き作品です。1946年のエリザベス王女の誕生日に向けてアーノルド・バックスが作曲した、ピアノと管弦楽のための爽やかな小品「サセックスの5月」のカップリングもこのアルバムの魅力に花を添えます。演奏は、フェルディナント・リースのピアノ協奏曲集(CDA 68217)でも充実のコンビネーションを魅せてくれた、オーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンと、レオン・ボットスタインが音楽監督を務めるアメリカの若手オーケストラ、「ジ・オーケストラ・ナウ(TON)」です。

DUX
DUX-1650(1CD)
フルート・エッセンシャルズ
バッハ:2本のフルートと弦楽オーケストラのための協奏曲ニ短調 BWV.1060R

ドップラー(トマシュ・カルヴァン編):夜想曲 Op.19
ピアソラ(トマシュ・カルヴァン編):2本のフルートと弦楽オーケストラのための「忘却」
 2本のフルートと弦楽オーケストラのための「リベルタンゴ」
ブラジェヴィチ:2本のフルートと弦楽オーケストラのための協奏曲
ウカシュ・ドゥゴシュ(Fl)、
アガタ・キーラー=ドゥゴシュ(Fl)、
ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ室内PO、
ヤン・ミロシュ・ザルジツキ(指)

録音:2018年11月27日−29日、カトリック・スクール・カルチャー・センター(ウォムジャ、ポーランド
ミュンヘン音楽大学、パリ国立高等音楽院、イェール大学という世界有数の名門校で研鑽を積み、ヤンソンス、メータ、レヴァイン、ロペス・コボスなどの名指揮者たちとの共演経験を持つウカシュ・ドゥゴシュと、ミュンヘン室内Oやバッハ・コレギウム・ミュンヘンなどのフルート奏者を歴任したアガタ・キーラー=ドゥゴシュのフルート・デュオ。
「2本のフルートと弦楽オーケストラ」で演奏されるバッハ、ピアソラ、そしてマルチン・ブラジェヴィチ(1953−)の作品では、息の合った絶妙のコンビネーションを披露してくれています。
ポーランドのフルート界のレベルの高さを窺い知ることの出来るデュオ・アルバムに仕上がってます。
DUX
DUX-1581(1CD)
ギター・エヴォリューション Vol.3
ペンデレツキ:ヴィオラとオーケストラのための協奏曲(ピオトル・プシェボラ編曲によるギター版/2018年)
メイエル:ギター、ティンパニと弦楽のための協奏曲 Op.115
ミコワイ・グレツキ:ギター協奏曲「アリオーソとフリオーソ」
ピオトル・プシェボラ(G)、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指)、
マチェイ・トヴォレク(指)、
ダヴィット・ルンツ(指)、
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントスO

録音:2018年12月22日−2019年5月20日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
先日、惜しくも他界した現代ポーランドの巨匠、クシシュトフ・ペンデレツキ(1933−2020)の作品を含む、現代のポーランドの作曲家たちによるギター協奏曲集のシリーズ第3弾。
ペンデレツキの「ギター協奏曲」は、1983年に作曲された「ヴィオラ協奏曲」のソロ・パートを、今回の録音のソリストでもあるポーランドの俊英ギタリスト、ピオトル・プシェボラが2018年にギター版に編曲を行ったもの。
プシェボラのギター・アレンジは、ペンデレツキのお墨付きを得た言わばオフィシャル・ヴァージョン!ペンデレツキのオーケストレーションと、ギターのソロ・パートのブレンド具合も特筆ものです。
ソリストのピオトル・プシェボラは、ワルシャワのショパン音楽大学でマルチン・ザレヴスキにギターを指示した同国の俊英。ポーランドを中心とした20を超えるギター・コンクールでの入賞歴を誇り、19回の第1位、3回のグランプリ獲得という実績を持っています。

RHINE CLASSICS
RH-008(6CD)
「ルジェーロ・リッチ〜新発見テープからの協奏曲集」

■CD1
(1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 (カデンツァ:ヨアヒム)
■CD2
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ヒナステラ:ヴァイオリン協奏曲 Op.30
(3)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲
■CD3
(1)ゴルトマルクヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.28 (1877)
(2)エミール・ジャック=ダルクローズ (1865-1950):ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ短調Op.50
■CD4
(1)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 (カデンツァ:ヨアヒム)
■CD5
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
アンコール(ルッジェーロ・リッチによるアナウンス):ゴッド・セイヴ・ザ・キング
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第6番(カデンツァ:リッチ)
■CD6 (
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番(カデンツァ:リッチ)
(2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
(3)カルロス・エンリケ・ヴェールホフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.40
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
■CD1(69:52)
(1)ハンス・ミュラー=クライ(指)シュトゥットガルトRSO
録音:1951年9月25日ヴィラ・ベルクSDRシュトゥットガルト(オリジナル・マスター)
(2)アンリ・ペンシス(指)ルクセンブルク放送O(OrchestrePensis)
録音:1956年2月23日RTL、ルクセンブルク(オリジナル・マスター)
■CD2(78:51)
(1)トーマス・シッパーズ(指)NYO
録音:1958年11月8日カーネギー・ホール、ライヴ(放送)
(2)レナード・バーンスタイン(指)NYO
録音:1963年10月3日リンカーン・センター、世界初演ライヴ(放送)
(3)ディーン・ディクソン(指)ヘッセンRSO
録音:1965年2月23日HRゼンデザール、フランクフルト、ライヴ(放送)
■CD3(67:15)
(1)ヤン・クーツィール(指)ミュンヘンPO
録音:1963年11月5日ヘラクルスザール(オリジナル・マスター)
(2)エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
録音:1965年3月10日ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ、ライヴ(オリジナル・マスター)
■CD4(74:57)
(1)ハンス・スワロフスキー(指)ロサンジェルスPO
録音:1965年6月13日ハリウッド・ボウル、ライヴ(オリジナル・マスター)
(2)オイゲン・ヨッフム(指)ロサンジェルスPO
録音:1967年6月13日ハリウッド・ボウル、ライヴ(オリジナル・マスター)
■CD5(64:57)
(1)ヘリベルト・エッサー(指)北西ドイツPO
録音:1975年1月14日デトモルト、ライヴ(オリジナル・マスター)
(2)秋山和慶(指)アメリカSO
録音:1977年10月9日カーネギー・ホール(オリジナル・マスター)
■CD6(75:05)
(1)エルネスト・ブール(指)バーデン=バーデン南西ドイツRSO
録音:1974年2月12日SWFスタジオ,バーデン=バーデン(オリジナル・マスター)
(2)パウル・クレツキ(指)ベルンSO
録音:1965年3月12日カジノ、ベルン、ライヴ(放送)
(3)クリストバル・アルフテル(指)バイエルンRSO
録音:1978年10月16日、ヘルクレス・ザール(放送)

録音:1951〜1978年モノラル/ステレオ430’57
イタリア系アメリカ人の偉大なヴァイオリニスト、ルッジェーロ・リッチ(1918-2012)の協奏 曲集。このセットは 2018 年のリッチ生誕 100 年を機に編集されたもので、新発見のマスタ ーばかりから CD 化されており、得意とするパガニーニから新作まで幅広い演奏が CD 化 されました。

Printemps des Arts de Monaco
PRI-023(1CD)
ミロフラフ・スルンカ(1975-):「Move 03」〜オーケストラのための
フランチェスコ・フィリディ(1973-):「Sullssere Angeli」〜独奏フルートとオーケストラのための
ラモン・ラスカーノ(1968-):「Hondar」〜オーケストラのための
マリオ・カローリ(Fl)
モンテカルロPO、
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指)

録音:2017年7月7&8日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
2017年4月、モンテカルロ春の芸術祭で初演された現代作曲家スルンカ、フィリデイ、ラスカーノのオーケストラ作品3篇を同年7月にセッション録音しま した。
1975年チェコ生まれのミロスラフ・スルンカの「Move 03」は色彩感豊かなオーケストレーションが魅力。1973年イタリア生まれのフランチェスコ・フィリ ディの「Sullssere Angeli」はフルートとオーケストラための作品。通常の演奏法から脱却し、新たなドラマトゥルギーを生み出しております。ラモン・ラスカー ノは1968年バスク地方サン・セバスティアン生まれ。パリ国立音楽院でジュラール・グリゼーに、その後はメシアンの高弟に師事しており、色彩的かつ不思議 な音響効果をうむ作品を数多く作曲しています。現代音楽ながらその美しい音楽が特徴です。
指揮のピエール=アンドレ・ヴァラドは1959年、フランスのコレーズ生まれ。1991年にアンサンブル・クールシルキュイを創設し、2008年1月まで音楽監 督をつとめました。また、2009年から2014年までアテラス・シンフォニエッタ・コペンハーゲンの首席指揮者を、2013年からはアンサンブル・オルケストラ ル・コンタンポランの首席客演指揮者をつとめており、現代作曲家の委嘱作品を数多く演奏しております。
Printemps des Arts de Monaco
PRI-028(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
フィリップ・ビアンコーニ(P)、
ミハウ・ネステロヴィチ(指)、
モンテカルロPO

録音:2019年3月27-30日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
ビアンコーニは1960年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ(マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子)に師事し、 第7回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞している実力派。1980年代には20代の若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演し名声を博 し、その後、ピエール・ランパル、ヤーノシュ・シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリSQ、ターリヒ四重奏団などとの共演でも知られるピアニスト です。
ビアンコーニの長いキャリアの中でも数少ないピアノ協奏曲の録音。還暦を目前とするビアンコーニが成熟したピアニズムを感じさせる充実の演奏を展開。 室内楽を得意とするビアンコーニらしくネステロヴィチ率いるモンテカルロ・フィルとともにきめ細やかなアンサンブルとともにビアンコーニらしい堂々たる演 奏を披露しております。 (Ki)
Printemps des Arts de Monaco
PRI-029(1CD)
ブルーノ・マントヴァーニ(1974‐):作品集
(1)交響曲第1番『l'idee fixe』(2015)
(2)『アブストラクト』〜独奏チェロとオーケストラのための(2017)
パスカル・ロフェ(指)、
モンテカルロPO
(2) マルク・コッペイ(Vc)

録音:(1)2019年5月7&8日ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)(セッション)
(2)2018年4月26日グリマルディ・フォーラム(モナコ)【モンテカルロ・バレエ団の初演ライヴ】
マントヴァーニは1974年、オー=ド=セーヌ県シャティヨン生まれ。ペルピニャン音楽院でピアノ、パーカッション、そしてジャズを学んだのちにパリ国立高 等音楽・舞踊学校にてガイ・ラベルから作曲を、ロラン・キュニオから電子音響音楽を学びました。2010年、36歳という若さで母校のパリ国立高等音楽・舞踊 学校院長に就任しております。現在、フランス政府などから作品の委嘱を受けている期待の作曲家のひとりです。
マントヴァーニははじめての交響曲を作曲するまで20曲以上の管弦楽曲を作曲しており、大規模で壮大な交響曲というジャンルに挑む前から多くの表現 の可能性を探っていました。2015年に作曲した交響曲第1番『l'idee fixe』はベルリオーズの幻想交響曲を形式をなぞらえながら、マントヴァーニ独自の世界 観で作り上げました。
一方、2017年に作曲された独奏チェロとオーケストラのための『アブストラクト』は、モンテカルロ・バレエ団の芸術監督をつとめるジャン=クリストフ・マ イヨーが振付したバレエのために書かれた作品で、バレエ、チェロそしてオーケストラが融合する可能性をエレガントに探った作品で、チェロが旋律を担いな がらオーケストラとの対話を楽しむ意欲作です。当録音は2018年4月26日の初演ライヴを収めました。
チェロの独奏をつとめたマルク・コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18歳でバッハ国際コンクールにおいて優勝し一 躍世界から注目を集め、その後ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、 ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイSQ(1995年から2000年)のメンバーとして数多くの録音 を残しております。現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げており、手兵と共演 したハイドン&C.P.Eバッハのチェロ協奏曲集(AU 97716)では高い評価を得ました。この他、カラビツ(指)ベルリン・ドイツSOとのドヴォルザーク のチェロ協奏曲( (Ki)


BERLIN CLASSICS
BC-0301304(4CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
■CD 1
ピアノ協奏曲 第0番変ホ長調 WoO4
ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO6
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調(「エロイカ変奏曲」) Op.35
■CD2
ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
■CD3
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.37
ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op56
■CD4
ピアノ協奏曲 第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲 第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
児玉麻里(P)
ケント・ナガノ(指)
ベルリン・ドイツSO

■CD 1
録音:2019年5月9,10日、ベルリン、イエス・キリスト教会
■CD2
録音:2006年6月23-24日、テルデックス・スタジオ・ベルリン
■CD3
コーリャ・ブラッハー(Vn)
ヨハネス・モーザー(Vc)
録音:2006年11月9,10日、ベルリン、シーメンスヴィラ
■CD4
録音:2013 年3月5,6日(第4番)、2013年3月8,9日(第5番)、ベルリン、イエス・キリスト教会
当録音は、2006年から2019年にかけて録音された力作。正統的で緻密な解釈のなかにも豊かな表情を示す児玉麻里は、ベートーヴェンのスペシャリスト。 すでに録音されているピアノ・ソナタ全集も各国で高い評価を得ており、当盤でもその研ぎ澄まされた音色でフレーズのすみずみまで磨きあげられた世界 が広がります。ベルリン・ドイツSOの奏でる親密な室内楽的なサウンドと、ケント・ナガノの丁寧な仕事ぶりも光るベートーヴェンです。また本セッ トには、「ピアノ協奏曲第0番」と「ピアノと管弦楽のためのロンド」も収録されており、若きベートーヴェンの挑戦と充実した音楽性が示されています。児 玉とナガノは、ベルリン州立図書館に所蔵されていた0番の自筆譜にもあたり、緻密なリサーチを経て、両者で丁寧に解釈を深めていった演奏は、新たなベー トーヴェン像を浮かび上がらせてくるものです。 BCSA-0001/4とは異なり、当セットは直輸入盤通常CDに帯解説が付属しています。 (Ki)

Coviello
COV-92008(1CD)
カレイドスコープ〜ウィリー・メルツ:チューバ作品集
ディヴェルティメント(チューバ、ハープと管弦楽のための)
カプリッチョ・エネルジコ(チューバとピアノのための)
朝の歌(チューバとピアノのための)
ババロア組曲(チューバとハープのための)
ダンス・アジーレ(チューバとピアノのための)
Siebz'ger Boarisch(チューバとハープのための)
イオネル・ドゥミトゥル(ウィリー・メルツ編):ルーマニア舞曲(チューバとオーケストラのための)
ジークフリート・ユング(Tub)
ヤスコ・カーゲン(P)
ヨハンナ・ユング(Hp)
ワルター・ヒルガース(指)
マンハイム国立歌劇場O

録音:2019年
作曲家であり編曲家でもあるウィリー・メルツはチューバの特徴を熟知しており、効果的な演奏法を知っています。ハープとオーケストラを相手にしたディ ヴェルティメントでは、軽快に旋律を吹きながらも時に論理的な表現を繰り出し、チューバ演奏の柔軟性を見せつけてくれます。チューバとハープの掛け合い も醍醐味で、一見不釣り合いに見えるデュオがお互いを完璧に補い合って音楽を作り上げていくのは聴いていて新鮮な驚き。 (Ki)

2L
2L-159SABD
(Blu-ray disc audio
+ SACD Hybrid)
オーレ・ブル〜人生の諸段階
オーレ・ブル(1810-1880):ラルゴ・ポザート・エ・ロンド・カプリッチョーソ(1841)(ヴァイオリンと管弦楽のための)
ノルウェーの山々(ヴァイオリンと管弦楽のための)(ヴォルフガング・プラッゲ(1960-)
『リリー・デール』による幻想曲(1872)(ヴァイオリンとピアノのための)
リオのヴィルスペル(1842 rev.1860)(ヴァイオリンと管弦楽のための)
最後のロマンス(1872)(ヴァイオリンとピアノのための)
アンナル・フォレソー(Vn)
ノルウェー放送O 
キム・ウンサン(指)
ヴォルフガング・プラッゲ(P)

[使用楽器:Violin: Enrico Rocca, 1870s/Piano: C. Bechstein Concert C234]
録音:2018年6月 ヤール教会(バールム、ノルウェー)
[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 7.1.4. Auro-3D(96kHz), 7.1.4. Dolby Atmos(48kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MQA + FLAC + MP3 Region ABC]
[SACD hybrid(5.1 surround DSD/2.0 stereo DSD), MQA CD]
ノルウェーのレーベル 2L で制作と録音を担当するモッテン・リンドベルグは、2020年、アルバム『LUX』(2L150SABD)で第62回グラミー賞「最 優秀イマーシブオーディオ・アルバム」を受賞しました。「クラシカル部門最優秀プロデューサー」をはじめとする部門に2006年から36回ノミネートさ れた末の受賞です。 受賞後の初めてのアルバムは、ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾとして国際的にも人気の高かったオーレ・ブル(1810-1880)の作品集。ノルウェーのヴァ イオリニスト、アンナル・フォレソー(1972-)がブルの生誕200年にあたる2010年にリリースした『ヴァイオリンと管弦楽のための作品集』(2L067SABD) につづくアルバムとして制作され、ブルがキャリアのさまざまな時代に作曲した、彼しか演奏したことのない5曲によるプログラムが組まれています。 「ラルゴ・ポザート・エ・ロンド・カプリッチョーソ」は、ニ短調の暗い和音に始まりユモレスクに終わる、「豊かな宗教心のある音楽」と作曲家のハルフダン・シェ ルルフが評した作品です。作曲者のオリジナルに基づきニコライ・リーセがオーケストレーションを施した、不完全な個所のある手稿譜による演奏。欠落 したヴァイオリンのパッセージとカデンツァをフォレソーが作曲して演奏しています。 「ノルウェーの山々」は、ノルウェーの舞曲とメロディによる「ポプリ」。完全なスコアが残されていないため、ヴォルフガング・プラッゲが「ポルスカ」や 民謡を加え、ベルゲンのアンセム「ベルゲンシアーナ」で閉じるよう、補筆完成しています。ノルウェーの自然を音で描写したもうひとつの作品「リオのヴィ ルスペル」は、フォーク・ミュージシャンが楽譜を見ずに想像や記憶を頼りに演奏する言葉「ヴィルスペル」を曲名に使っています。ブルの演奏をクリスチャ ニア(現、オスロ)で聴いたシェルルフは、この曲を「山々の春の歌」と呼びました。共演のピアニスト、作曲家ヴォルフガング・プラッゲが再構築した 版による演奏です。 「『リリー・デール』による幻想曲」は、アメリカの H.S. トンプソンが作詞、作曲したバラードを素材に作曲されました。「穏やかな、静かな夜だった 月 の青白い光が 丘と谷を柔らかく照らし……」。ノルウェーでは「神の愛(Kjarligheten fra Gud)」の曲名で親しまれ、結婚式の賛歌としてしばしば使 われています。「最後のロマンス」は、ブルがビョルンスチェーネ・ビョルンソンに献呈した「合唱(コラール)編曲」の手稿譜を基にプラッゲがヴァイオ リンとピアノの曲にアレンジした作品です。 ノルウェー放送Oの共演。ソウルの延世大学とシュトゥットガルト音楽演劇芸術大学で学び、2021年-2022年のシーズンからサンフランシスコ・ オペラの音楽監督に就任するキム・ウンサン(1980-)指揮。オスロに近いバールムのヤール教会でセッション録音され、アルバム・タイトルになったドイツ・ ロマンティシズムの画家フリードリヒの『人生の諸段階』がアートワークに使われました。

DUX
DUX-1518(1CD)
マドラフスキ:迷宮
アコーディオンのための「オンライン・ラビリンス・ミュージック」
アコーディオンのための「バラード」
2台のアコーディオン,弦楽オーケストラとピアノのための「ディアローグ」
2台のアコーディオンのための「ディプティク」
アコーディオン,弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲
バルトシュ・グウォヴァツキ(アコーディオン)、マチェイ・フラキエヴィチ(アコーディオン)、バルトシュ・コウスト(アコーディオン)、エルスビエタ・プリスタシュ(指)、ポトカルパチェ室内O

録音:2019年7月15日−17日、アルトゥール・マラフスキ・ポトカルパチェ・フィルハーモニー(ジェシュフ、ポーランド)
ワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲を学び、2017年にポーランドのサノクで開催された国際作曲コンクールでの受賞歴を持つイェルジー・マドラフスキのアコーディオンのための作品集。
アコーディオンのための作品を続々と書き上げており、そのいずれの作品もポーランドの名手たちによって演奏されるなど高評価を受けています。今回の録音に参加している2人のアコーディオン奏者、フラキエヴィチ、グウォヴァツキもポーランドを代表する若き名手です。

CALLIOPE
CAL-2076(1CD)
プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 Op.125
ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲ホ短調
クセニア・ヤンコヴィッチ(Vc)、
クリスティアン・エーヴァルト(指)、
デヤン・サヴィッチ(指)、RTSRSO

録音:録音年月日不詳、ベオグラード・コララツ・ホール(セルビア)
1958年、セルビア(旧ユーゴスラヴィア)のニシュで生まれ、9歳でベオグラード・フィルと共演を果たし天才少女としてその名をヨーロッパ各地に広めたクセニア・ヤンコヴィチ。
その後ロシアへと渡り、モスクワ音楽院でステファン・キリアノフ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事した後、ピエール・フルニエ、アンドレ・ナヴァラの下で研鑽を積んだ経歴を持っています。
ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールでの優勝後、近年ではモダン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなす名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ、アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるカンディダ・トンプソンと共にハムレット・ピアノ・トリオのメンバーとして活躍するなど、ソリスト、室内楽奏者として幅広い活動を繰り広げています。
前作のベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集(CAL-1858)に続くのは、ロシアの2つのチェロ協奏曲、プロコフィエフとハチャトゥリアンのカップリングであり、スターリン時代の最後の数年間の間に作曲されたこの2つの傑作の聴き比べは非常に興味深いところ。
プロコフィエフとハチャトゥリアンの異なる作曲言語によって作曲されながらも、2人の作曲家の作品が備える特有の演劇的側面という共通点が相乗効果となり、2つの協奏曲の魅力を高めあっています。
CALLIOPE
CAL-2066(5CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15(カデンツァ:ベートーヴェン、ライネッケ&グールド)
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19(カデンツァ:ベートーヴェン、シュターフェンハーゲン&ベルッチ)
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(カデンツァ:ベートーヴェン、リスト、ブラームス&フォーレ)
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(カデンツァ:ベートーヴェン、ブラームス&ブゾーニ)
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73「皇帝」
ジョヴァンニ・ベルッチ(P)、
カスパル・ツェーンダー(指)、
ビール・ゾロトゥルンSO

録音:2015年10月〜2019年5月、パレ・デ・コングレ(ビール/ビエンヌ、スイス)
1965年、イタリアのローマで生まれたジョヴァンニ・ベルッチは、14歳までピアノが弾けなかったものの、突如としてその神懸った才能に目覚め、15歳でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で演奏できるようになったという凄まじいエピソードの持ち主。
さらには16歳でリストの「死の舞踏」を弾いてデビューを果たし、ロシアの大巨匠ラザール・ベルマンに認められ弟子入りしたというのだから、その経歴にはただただ驚かされます。
師であるベルマンから受け継いだ解釈によりリスト弾きとして名を馳せているベルッチは、前述のエピソードが物語る通り、ベートーヴェン弾きとしてピアノ・ファンの中で知られている存在なだけに、今回のピアノ協奏曲全集の登場は大反響を巻き起こすこと必至です!
ベルッチは5曲の協奏曲全てを録音するにあたり、カデンツァに着目。ベートーヴェン自作はもちろんのこと、ブラームス、リスト、ブゾーニ、フォーレ、ライネッケ、シュターフェンハーゲン、グレン・グールド、そしてベルッチ自身など様々なカデンツァを採用するなど、このピアノ協奏曲全集に懸ける意欲と情熱、こだわりは圧巻です。
イタリアの鬼才ベルッチが5年の歳月をかけて完成させ、満を持して送り出すベートーヴェン。その独特のピアニズムはもちろんのこと、バラエティに富んだカデンツァにも要注目です。
※当タイトルは限定生産品となります。ご注文数に対して十分な数をご用意できない可能性がございます。予めご了承下さい。

ONDINE
ODE-1359(3CD)
NX-C04
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a
ピアノ協奏曲 第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」
オッリ・ムストネン(P&指)
タピオラ・シンフォニエッタ

録音:2006年11月…第1番、2006年12月…第2番、2007年10月… 第3番、2007年11月…協奏曲ニ長調、2009年3月…「皇帝」、2009年6月…第4番
2007年から2009年にかけて録音されたムストネンとタピオラ・シンフォニエッタによるピアノ協奏曲全集 は、発売当時からサンデー・タイムズなど多くのメディアで絶賛された演奏。ムストネンは、卓越したピアニズ ムに加え、オーケストラを自由自在に操り、斬新なアプローチでベートーヴェンの音楽に迫ります。また、ピ アノ協奏曲第1番ではムストネン自身のカデンツァを用いるなど創意工夫も怠りません。ピアノ協奏曲ニ長 調(ヴァイオリン協奏曲の編)は、2009年に来日しNHKSOと共演した際にも弾き振りを披 露、大きな話題となったのも記憶に新しいところです。 3枚別々に発売されたアルバムをボックスにまとめ、お求めやすい価格にて再リリースいたします。

philharmonia・rec
PHR-0112(1CD)
ヴィヴァルディ:『四季』
ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』〜バレエ音楽『四季』
リッカルド・ミナージ(Vn、指)
ラ・シンティッラO

録音:2019年5月、オーバーシュトラス教会、チューリッヒ
ヴァイオリン奏者であり指揮者としても活躍するリッカルド・ミナージ。近年ヨーロッパでも最もエキサイティングな才能を持つ一人として急速に名声を 獲得しています。ヴァイオリン奏者としては、サヴァール率いるコンセール・デ・ナシォオンやコンチェルト・イタリアーノ、アッカデミア・ヴィザンティナなど、 名だたるピリオド楽器アンサンブルで第1ヴァイオリンを担当。またバルトリの「ノルマ」の録音ではラ・シンティッラOの指揮のアシスタント、第 1 ヴァイオリンも務めていました。 本盤は、チューリッヒ歌劇場を拠点とするラ・シンティッラOとの録音。両者は、2018/19シーズンにコンサート・シリーズを行っており、幅広い 時代の作品を取り上げました。ここでは、リッカルド・ミナージがソロ・ヴァイオリンを弾くヴィヴァルディの『四季』、そしてヴェルディの歌劇『シチリア 島の夕べの祈り』からバレエ音楽『四季』の二つの「四季」を収録しています。ヴィヴァルディは、リッカルド・ミナージのしたたる美音で聴く華やかなソ ロと、時にアグレッシブ、時にエレガントと変幻自在のアンサンブルで見事な演奏を聴かせてくれます。ヴェルディの『四季』は、『シチリア島の夕べの祈り』 の第3幕で演奏され、同じく四季にちなんだタイトルがついています。歌劇場での演奏経験豊富なラ・シンティッラOは、情感豊かで躍動感に溢 れた音楽作りは聴きどころ満載です。 (Ki)

DUX
DUX-1572(1CD)
ペンデレツキ:協奏曲集 Vol.9
チェロ協奏曲第2番
チェロとオーケストラのためのソナタ*
マヤ・ボグダノヴィチ(Vc)、
石坂団十郎(Vc)*、
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスO、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指)、
マチェイ・トヴォレク(指)

録音:2019年12月9日−12日&16日−17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド
2020年3月29日に86歳でこの世を去った現代のポーランド楽壇を代表する巨匠クシシュトフ・ペンデレツキ(1933−2020)。
ペンデレツキが作曲した数々の「協奏曲」を網羅するために、ポーランドのレーベル「DUX(ドゥクス)」が進めてきた協奏曲シリーズの第9巻となる「チェロ協奏曲集」には、キャリアの初期にあたる1964年に作曲された2楽章形式の「チェロとオーケストラのためのソナタ」、そして中期の1982年の作品である「チェロ協奏曲第2番」の2作品を収録。
作曲者ペンデレツキ自身(とアシスタントとして彼を支え続けたマチェイ・トヴォレク)がタクトを執った2つのチェロ協奏曲はソリストが豪華。「チェロ・ソナタ」ではARDミュンヘン国際コンクール第1位から世界有数のチェリストへと羽ばたいた石坂団十郎が、「チェロ協奏曲第2番」ではパリ国立高等音楽院を一等賞で卒業し、ペンデレツキの80歳&85歳の記念ガラ・コンサートにも招聘されたベオグラード出身の実力派女流チェリスト、マヤ・ボグダノヴィチがソロを弾いており、その演奏は要注目です!
DUX
DUX-1571(1CD)
ペンデレツキ:協奏曲集 Vol.8
アコーディオン協奏曲(マチェイ・フラキエヴィチ編曲によるアコーディオン版/原曲:ヴァイオリンとヴィオラ、またはチェロのための二重協奏曲)
フルートと室内オーケストラのための協奏曲(バルトウォミェイ・ドゥス編曲によるソプラノ・サクソフォン版)
マチェイ・フラキエヴィチ(アコーディオン)、
バルトウォミェイ・ドゥス(ソプラノ・サクソフォン)、
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスO、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指)、
マチェイ・トヴォレク(指)

録音:2018年12月30日&2019年12月11日−18日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
「DUX(ドゥクス)」のペンデレツキ協奏曲シリーズの第8巻は「ソロ楽器のアレンジ」がテーマ。
2012年に作曲された「ヴァイオリンとヴィオラ、またはチェロのための二重協奏曲」を今回もソリストを務めているポーランド屈指のアコーディオン奏者、マチェイ・フラキエヴィチが2018年にソロ・パートをアコーディオン用にアレンジしたバージョンを収録。
対して1992年の作曲後、1995年に改定された「フルートと室内オーケストラのための協奏曲」は、ポーランド内外のコンクールにおける多数の受賞歴を持つ期待のサクソフォニスト、バルトウォミェイ・ドゥスが2017年に編曲を施したソプラノ・サクソフォン版。
作曲者本人からその仕上がりに称賛が贈られたというアコーディオン、ソプラノ・サクソフォンのための協奏曲の録音のリリースは

Signum Classics
SIGCD-628(1CD)
ガブリエル・プロコフィエフ:ターンテーブル協奏曲第1番
チェロ協奏曲
Mr.スウィッチ(ターンテーブル)、
ボリス・アンドリアノフ(Vc)、
アレクセイ・ボゴラッド(指)ウラルPO

録音:2018年8月22日(ターンテーブル協奏曲第1番)&8月24日(チェロ協奏曲)、スヴェルドロフスク・フィルハーモニック・ホール(エカテリンブルク、ロシア)/ターンテーブル・オーバーダブ:2019年7月23日&11月22日、25日、ストップスタート・スタジオ(ロンドン)
祖父にロシアの偉大な作曲家セルゲイ・プロコフィエフを持つガブリエル・プロコフィエフ(ゲイブリエル・プロコフィエフ)は、ロンドンをベースに作曲家、プロデューサー、DJとして活動。クラシック音楽をルーツに、クラブ、ヒップホップなどのダンス音楽やエレクトロニクスを取り入れた独自の音楽を創りあげています。
「サクソフォン協奏曲」と「バス・ドラム協奏曲」を収録した前作(SIGCD-584)に続く、Signum Classicsでの協奏曲録音第2弾。ガブリエル・プロコフィエフの最初の協奏曲であり、その異才をクラシック業界に広める出世作ともなった「ターンテーブル協奏曲第1番」。2011年のBBCプロムスで披露され世界に衝撃を与えてから、これまで世界中で55回以上演奏されてきたガブリエル・プロコフィエフの代表作を、その初演者である腕利きのDJ、Mr.スウィッチが驚異的なテクニックで再演しています。
ガブリエルの3作目の協奏曲、そして最初の「一般的な協奏曲」(2作目はバス・ドラム協奏曲)となったチェロ協奏曲は、電子音楽とダンス・ミュージックの影響を探究する一方で、伝統的で抒情的なチェロの魅力も追求された作品です。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99136(1CD)
レニングラードの室内協奏曲集
セルゲイ・スロニムスキー (1932-2020):室内管弦楽の為のコンチェルト・ブッフォ (1964) *
ヴラディーミル・ツィトーヴィチ (1931-2012):ヴィオラ協奏曲 (1965) +
ロムアルズ・グリンブラーツ (1930-1995):フルートと弦楽の為の協奏曲 (1970) #
イーゴリ・ロガレフ (1948-):マンドリン (ドムラ) と室内管弦楽の為の協奏曲 「ドメニコ・スカルラッティ」 (1980) **
ユーリー・クラマロフ (ヴィオラ+)
アルベルト・ラーツバウム (フルート#)
アレクサンドル・マカロフ (ドムラ**)
レニングラード室内O
エドヴァルト・セーロフ(指)

録音:1967年*、1977年+、1982年(#/**)、
レニングラード・カペラ・コンサート・ホール・スタジオ、レニングラード (サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト

Goodies
78CDR-3794(1CDR)
税込定価
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 セルゲイ・プロコフィエフ (P)
ピエロ・コッポラ(指)LSO

英 HMV DB1725/7
1932年6月28日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音
プロコフィエフは1891年、帝政ロシア時代のウクライナに生まれ、13歳でサンク トペテルブク音楽院に入り作曲・ピアノを学んだ。1918年ロシア革命を機にシベ リア鉄道に乗り日本経由でアメリカに行き、その後西ヨーロッパで活躍し1933年 に祖国に復帰した。この録音は西欧滞在時代の最後の頃にロンドンで行われた。 作曲者自身のピアノが聴ける貴重な録音。この曲の第3楽章に作曲者が日本で聴 いた「越後獅子」の旋律が出てくるのは興味深い。指揮者のピエロ・コッポラ (1888-1971)はミラノ生まれ。HMV系列の仏GRAMOPHONE社の専属指揮者をつとめ、 多くの世界初録音の指揮をした。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 なお原盤番号の末尾の卍印は新たにEMI 社の技術者ブルムレインが開発したMC型 カッターを使用した記号。後に□になります。 (グッディーズ)

STEINWAY&SONS
STNS-30156(1CD)
NX-B07
ウォルトン:チェロ協奏曲
R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
ズイル・ベイリー(Vc)
ロベルト・ディアス(Va)
グラント・ルウェリン(指)
ノースカロライナSO

録音:2019年4月5-6日 ライヴ
イギリス人指揮者、ルウェリン率いるノースカロライナ響のライヴ録音。グラミー賞受賞アーティストであるチェロのズイル・ベ イリーがウォルトンのチェロ協奏曲と、後半の交響詩「ドン・キホーテ」のソリストを務めた話題のコンサートです。 名チェリスト、ピアティゴルスキーの委嘱作で1956年に完成し、ミュンシュ指揮のボストン響で初演が行われたウォルトン の協奏曲は、全編に渡って弦楽器の特性を生かした息の長い旋律が歌われる抒情的な曲。一方、ドン・キホーテは 独奏チェロを破天荒な主人公に見立てたストーリー展開を持つ作品。ヴィオラによるサンチョ・パンサを伴い、壮大な冒 険物語が変奏曲形式で展開されるユニークな作品です。どちらもベイリーが大編成のオーケストラとともに雄弁な演奏 を聴かせます。

Capriccio
C-5412(1CD)
NX-B05
リスト:さすらい人幻想曲(シューベルトの原曲D.760のピアノと管弦楽編曲版)
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番イ長調 Op.posth. 120 D.664
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲 変ロ短調Op.24
クリストファー・パーク(P)
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
NDRエルプPO

録音:2014年2月、2017年12月28-29日、2016年5月22日
エッシェンバッハは人気ピアニストから1970年代に指揮者に転身した後も、自身のキャリア形成と同じぐらい、若手音 楽家の才能を伸ばし、引き上げることを大切にしてきました。バンベルクで生まれたドイツと韓国の血を引くクリスト ファー・パークもその一人です。パークは12歳より大学で音楽の専門教育を受けた秀才で、2014年には、ラン・ランやリ サ・バティアシュヴィリも受賞してブレイクのきっかけとなったシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の“バーンスタイン賞”を 受賞しました。2016/2017年のシーズンには「The European Concert Hall Organisation=ヨーロッパ・コン サート・ホール機関(ECHO) 」がライジング・スターの一人として選出。注目を浴びるピアニストです。すでに何枚かのア ルバムを録音しており、OEHMSレーベルからはシューマンを中心にしたアルバムを2枚リリース。こちらも高く評価されてい ます。今回は、リストが編曲した「さすらい人幻想曲」をエッシェンバッハと共演、相互の信頼関係が垣間見える成熟し た解釈で溌剌とした演奏を聴かせます。考え抜かれた解釈によるシューベルトとブラームスも圧巻の仕上がり。
Capriccio
C-5387(1CD)
NX-B05
ドホナーニ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 第1番ホ短調 Op.5
ピアノ協奏曲 第2番ロ短調 Op.42
ソフィア・ギュルバダモーヴァ(P)
アリアーヌ・マティアク(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

録音:2019年5月27-31日
名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父、エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)。ピアニストとして、ま た、教育者としてもアニー・フィッシャーやゲオルク・ショルティなど数多くの弟子を育て上げた優れた功績で知られます。作 曲家としても交響曲、協奏曲、数多くの室内楽作品を残しましたが、それらはほとんど演奏されることなく忘れられてい ました。しかし、21世紀になって、ようやくいくつかの曲が蘇演されたことで、人々はロマンティシズムと官能性に溢れたド ホナーニ作品を知ることができるようになりました。この2曲のピアノ協奏曲は、ブラームスの影響を感じさせる重厚な雰 囲気の中に、ハンガリー民謡をはじめとした多彩な素材が織り込まれた技巧的な作品です。 ピアノを演奏しているギュルバダモーヴァはモスクワで生まれ、グネーシン音楽学校で学んだピアニスト。長年に渡りドホ ナーニ作品を研究し、2018年には2枚組のピアノ作品集(C5332)をリリース。こちらも高く評価されています。

Orchid Classics
ORC-100130(1CD)
NX-B03
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 (レオニード・デシャトニコフによるヴァイオリンと弦楽のための編)
シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンド D.438
シュニトケ:2つのヴァイオリンと弦楽のための ハイドン風モーツァルト (Moz-Art a la Haydn)
ピアソラ:オブリビオン(忘却)
キャサリン・フンカ (Vn、指)
ニコラ・スウィーニー (Vn)
アイルランド室内O

録音:2019年10月19-20日
2016年8月26-27日
ロンドン生まれのヴァイオリニスト、キャサリン・フンカ率いるアイルランド室内Oによる、ヴァイオリンと弦楽のための様々な作品集。ロシア の作曲家デシャトコニコフが編曲した『ブエノスアイレスの四季』を中心に、ヴァイオリン協奏曲を残さなかったシューベルトがまだ十代の頃書いた ロンドなどを収録。クレーメルのために書かれた2台のヴァイオリンと弦楽ための「ハイドン風モーツァルト」は、モーツァルト作品の断片を積み重 ね、ハイドンの「告別」交響曲の手法が視覚的に取り入れられたもの。親密なアンサンブルによる切れ味鋭い演奏が楽しめるアルバムです。

OEHMS
OC-1704(1CD)
NX-B03
エマヌエル・モール(1863-1931):2つのチェロのための協奏曲 他
(1)2つのチェロと管弦楽のための協奏曲 ニ長調 Op.69(パブロ・カザルスとギレルミナ・スッジアに献呈)
(2)チェロとピアノのためのソナタ イ短調 Op.53(ルートヴィヒ・レベルに献呈)
(3)4つのチェロのための組曲 ハ長調 Op.95(パブロ・カザルス、アンドレ・ヘッキング、ヨーゼフ・ザルモン、ディラン・アレクサニアンに献呈)
(1)ダーヴィト・シュトロンベルク(Vc)/セバスティアン・ヘス(Vc)
ルドルフ・ピールマイヤー(指)
ニュルンベルクSO
(2)ダーヴィト・シュトロンベルク(Vc)
イリーナ・ザッハレンコヴァ(P)
(3)ダーヴィト・シュトロンベルク(Vc)
ニクラス・エッピンガー(Vc)
セバスティアン・ヘス(Vc)
カリーナ・リーヴス(Vc)

録音:2019年2月19-21日、2018年10月23-25日
ハンガリー出身のピアニスト・作曲家、エマヌエル・モール。作曲を始めた当時は後期ロマン派の作風による作品を書い ていましたが、1900年頃を境に新古典派主義に転向し、作風を変化させています。新しいピアノの開発にも尽力し、 自らが考案した「エマヌエル・モール式ピアノフォルテ」(手鍵盤を2段に重ねることで、2オクターヴの音程を片手で掴め る。ラヴェルが絶賛した)の普及に務めたことでも知られています。また彼は、チェリスト、パブロ・カザルスと親しく、カザル スのために数多くのチェロ曲を作曲しており、このアルバムでは様々な段階におけるモールとカザルスの関係性が感じられ る作品を聴くことができます。作品番号53のチェロ・ソナタは、カザルスと出会う以前の作品ですが、2つのチェロのための 協奏曲が大好評を博したため、カザルスから4つのチェロのための組曲についての作曲依頼があったというものです。中で はチェロ組曲における4つのチェロが綾なす優美な響きが見事です。

オクタヴィア
OVCL-00725(1SACD)
税込定価
2020年4月22日発売
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.3-6 RV356
徳永 二男 (Vn)
NHK室内合奏団

録音:1991年4月1日 東京、バリオホール
当盤は、作曲家すぎやまこういちプロデュースのレーベル「ハーモニーCDクラシックス」 (アポロンレコード)でリリースされていたアルバムで、この度EXTONスタジオにてリマスタ リングし、SACD&CDハイブリッド盤で再発売となります。 現在、ヴァイオリン界の巨匠として知られる徳永二男が、まだN響のコンサートマスターを 務めていた1991年の録音。NHK室内合奏団との絶妙なアンサンブルからも、すでに彼が 円熟期に到達していたことを感じさせ、その音楽の豊かさは特筆すべきものがある秀演で す。 「四季」の名盤をぜひお聴きください。(オクタヴィア)

IBS CLASSICAL
IBS-222019(2CD)
NX-C01
ウェーバー:交響曲とクラリネット協奏曲集
クラリネット協奏曲第1番ヘ短調Op.73
クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調Op.74 J.118
交響曲第1番ハ長調J.50
交響曲第2番ハ長調J.51
ホアン・エンリク・ルナ(Cl、指)
ベルリン・カメラータ

録音:2019年4月22-25日
スペインのクラリネット奏者・指揮者のルナによるウェーバーの作品集。 ドイツ・ロマン派の作曲家ウェーバーは、クラリネットの名手でメンデルスゾーンにも霊感を与えたと言われるハインリヒ・ベー ルマンと親しく、彼のために2つの協奏曲を含む全6作品を作曲しています。協奏曲第1番は、オペラを思わせる劇的な 序奏で始まる第1楽章、穏やかな第2楽章、そして終楽章のロンドには、親戚関係にあったモーツァルトのクラリネット協 奏曲の影響もみてとれる(モーツァルトの妻、コンスタンツェはウェーバーの従姉)ユニークな作品。第2番は行進曲風の 第1楽章、郷愁溢れる第2楽章、ポロネーズ風の終楽章と全編華やかな楽想に彩られています。また交響曲はここに 収録されている2曲のみで、いずれも20歳の頃の作品です。ルナはソリスト、室内楽奏者としても東京クワルテットやブ ロドスキーSQなどと共演や録音を行っている名手。このアルバムでは指揮者としての手腕も余すことなく披 露しています。

GRAND SLAM
GS-2214(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
 「エグモント」序曲*
(3)プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」より3つの前奏曲#
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1953年5月18日ベルリン、ティタニア・パラスト
1947年5月27日ベルリン放送会館*
1949年6月1日ヴィースバーデン国立劇場#
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
(2)(3)Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)*.#
録音方式:モノラル(放送用ライヴ)
■制作者より  
シュナイダーハンとのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用、かつてないほど瑞々しく明瞭な音 質で蘇りました。「エグモント」序曲はLP復刻(GS-2013、2006年)以来、当GSシリーズ2度目の復刻。今回は2トラック、19センチのオープンリー ル・テープを使用し、より自然な響きを獲得しました。プフィッツナーも同じく2トラック、19センチのテープを使用しましたが、音質の良さは同日のラ イヴであるブラームスの交響曲第4番ほか(GS-2212)で実証済みです。曲は地味ですが、当時のベルリン・フィルの素晴らしい音色に悩殺されてしま います。(平林直哉)
GRAND SLAM
GS-2204(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
トリノ・イタリアRSO

録音:1952年3月11日、1952年3月7日*/トリノ音楽院ホール
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者より  
デ・ヴィートとフルトヴェングラーの共演による2大協奏曲はアセテート盤に収録されていたために、音質はそれほど良くないとされています。しかしな がら、適正なマスタリングを施せば、たとえ元がアセテートであっても十分に手ごたえのある音で再現されます。オーケストラは思った以上に左右、奥行 きの広がりが豊かであり、細部も意外に明瞭です。それ以上に独奏ヴァイオリンはいっそうリアルに、艶やかに鳴り響きます。同一の演奏は複数レーベル から出ており選択に迷うところですが、当盤の出現により、その悩みは一発解消するかもしれません。(平林直哉)

Signum Classics
SIGCD-620(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.2
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
エリーザベト・ソンバール(P)、
ピエール・ヴァレー(指)ロイヤルPO

録音:2019年7月17日−18日(第3番)&24日−25日(第4番)、カドガン・ホール(ロンドン)
ロイヤルPOが盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年記念シリーズ。フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)と、小澤征爾との長期的なパートナーシップでも知られるフランスの指揮者ピエール・ヴァレーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲集第2弾。
エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞しています。ロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムを録音してきたソンバールが、優美で洗練されたベートーヴェンを聴かせてくれることでしょう。第3弾では「第5番「皇帝」」と「三重協奏曲」を予定しているというこのベートーヴェン・プロジェクトにご注目ください。

Hyperion
CDA-68313(1CD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
スヴェトラーノフ記念ロシア国立SO

録音:2019年2月7日−8日、チャイコフスキー・コンサート・ホール(モスクワ)(第2番)、7月3日−4日&7日、ニューエルサレム博物館(モスクワ)(第1番)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ。2018年度のレコード・アカデミー賞受賞後、「フランク&ヴィエルヌ」(CDA 68204)、「ブラームス」(CDA-68200)」と大ヒットを飛ばしてきたイブラギモヴァの新録音は、なんとショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲!
注目の共演は、ウラディーミル・ユロフスキと彼が音楽監督を務めるロシア国立SO(スヴェトラーノフ記念)という理想的な布陣。ピリオド楽器とモダン楽器の双方を自然に使いこなし、バロックから近現代までを深い感性で仕上げ、新時代を象徴するヴァイオリニストとしての道を華麗に歩むイブラギモヴァが、ダヴィッド・オイストラフに献呈されたロシアの偉大な協奏曲を圧倒的なパフォーマンスで贈ります。
また「ヴァイオリン協奏曲第1番」は、2020年9月の来日公演で演奏予定(ブランギエ(指)東京SO)のため、尚更注目を浴びることは間違いありません!

Diapason
DIAP-124(1CD)
ベルク:ヴァイオリン協奏曲&管弦楽作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
(2)3つの管弦楽曲 Op.6
 「ヴォツェック」からの3つの断章
(1)クリスチャン・フェラス(Vn)、
 ジョルジュ・プレートル(指)パリ音楽院O

(2)ヘルガ・ピラルツィク(マリー/ソプラノ)、
 アンタル・ドラティ(指)LSO

録音:1963年(1)、1961年−1962年(2)
※リマスタリング:Circa(フランス)
「ディアパゾンが選んだ決定盤」シリーズの第124集として、ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」をメインとしたアルバン・ベルクの作品集が登場します!
ディアパゾン誌が選んだ「ある天使の思い出に」は、クリスチャン・フェラスがソリストを務めたプレートル&パリ音楽院管の1963年の演奏。ご当地であるフランス勢の演奏を選んできたところからも、今回の選定に対する絶対の自信がうかがえます。

DOREMI
DHR-8100(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30*
エミー ル・ギレリス(P)
オイゲン・ヨッフム(指)コンセルトヘボウO
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO*

ライヴ録音:1968年3月7日アムステルダム、1966年12月27日ニューヨーク*
レリス・レガシー・シリーズ第11弾。鋼のピアニスト、ギレリスの力強い打鍵とテクニックが冴えわたる協奏曲2曲を収録。ラフマニノフはMELODIYAから LPで出ていたことがありますが、ベートーヴェンは初出と思われます。いずれにせよCDとしてのリリースは大変に貴重、見逃せない内容となっております。 (Ki)

ATMA
ACD2-2793(1CD)
ジャック・エテュ(1938-2010):協奏曲集
交響詩「サン=モーリスの川のほとり」 Op.78
ピアノ協奏曲第2番Op.64
トロンボーン協奏曲
ジャン = フィリップ・シルヴェストル(P)
アラン・トゥルーデル(Tb、指)
ラヴァルSO

録音:2019年8月
カナダの作曲家ジャック・エテュの没後10年記念盤。交響詩と2つの協奏曲を収録しています。どれも映画音楽やロマン派音楽を思わせる響きで聴きやす く、打楽器も派手に鳴る豪華サウンド。演奏もカナダの一流奏者たちで固め、聴きごたえのある1枚となっています。

NoMadMusic
NMM-064(1CD)
ハイドン:チェロ協奏曲集
第1番ハ長調 Hob.VIIb.1
第2番ニ長調 Hob. VIIb.2
ラファエル・ピドゥ(Vc)
修道院ユース・オーケストラ(Jeune Orchestre de l’Abbaye aux Dames de Saintes)

録音:2018年9月
トリオ・ヴァンダラーのチェロ奏者としてもおなじみの名手ラファエル・ピドゥが弾き振りをしてのハイドンのチェロ協奏曲集の登場。オーケストラメンバー もガット弦にクラシックの弓を用いての演奏。オーケストラは、卒業間近や卒業したての若者で構成されており、古典からロマン派の作品をピリオド楽器で演 奏する団体です。これまでにヘレヴェッヘやエルヴェ・ニケ、エキルベイ、ミンコフスキらの指揮の下でも演奏をしており、世界で高く評価されているオーケスト ラです。 ラファエル・ピドゥとの共演の機会があり、その成果が素晴らしかったので録音するはこびになったといいます。指揮者なしということ、そしてこうした楽器の 選択により、とても親密な空気が醸し出されております。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-053(1CD)
フランチェスカッティ&グリュミオー

(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
(2)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
(3)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(1)(2)ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、
エウジェニオ・バニョーリ(P)
ライヴ録音:1958年9月9日ブザンソン劇場(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes

(3)アルテュール・グリュミオー(Vn)、
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)フランス国立O
ライヴ録音:1960年2月9日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA Archives
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源とスペクトラム・サウンド・レー ベルが保有するオープンリール・テープからの復刻で全て初CD化となります!
当アルバムには1958年、ブザンソンでのライヴからフランチェスカッティのブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番とサン=サーンスの序奏とロンド・ カプリチオーソ(モノラル)、そして1960年、シャンゼリゼ劇場におけるグリュミオー独奏のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(ステレオ)が収録 されております。
50代半ばのフランチェスカッティが奏でる、まばゆい輝きの音色と得も言われぬ魅力をはなったブラームス&サン=サーンスは必聴。甘美な味わいをもっ たフランチェスカッティの音色を堪能できます。
美音といえばグリュミオーも聴き逃せません。ビロードのように美しい音色、官能的な響き、そして自然なフレージングで聴くグリュミオーのチャイコフ スキーは極上の一言に尽きます。日本語帯・解説はつきません。 (Ki)
※早期に廃盤となるレーベルです。ご注意下さい!


Profil
PH-19056(4CD)
イヴリー・ギトリス〜ザ・レジェンド
■Disc 1
(1)ベルク:ヴァイオリン協奏曲
(2)ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲
(3)同:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調
(4)ブロッホ:「バール・シェム」〜ニーグン
(5)アクロン:ヘブライの旋律Op.33
■Disc 2
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(3)ヴィエニャフスキ:カプリチオ=ヴァルスOp.7
(4)同:華麗なポロネーズ ニ長調Op.4
(5)シマノフスキ:「神話」〜アレトゥーザの泉
■Disc 3
(1)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
(3)同:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
■Disc 4
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
(3)ショーソン:詩曲Op.25
(4)タルティーニ(クライスラー編):ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
■Disc 1
(1)ウィリアム・ストリックランド(指)ウィーン・プロムジカSO
(2)ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツRSO
(3)モーリス・ペラン
(4)(5)アンドレ・コラール(P)
1953年(1)、62年(2)、49年(3)、54年(4)(5)
■Disc 2
(1)ハインリヒ・ホルライザー(指)、
(2)ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーンSO
(3)(4)アントニオ・ベルトラミ(P)、
(5)モーリス・ペラン(P)
1954 / 7年(1)(2)、55年(3)(4)、49年(5)
■Disc 3
(1)ハロルド・バーンズ(指)コンセール・コロンヌO、
(2)3ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)ウィーンSO
1955年(ライヴ)(1)(2)、57年(3)
■Disc 4
(1)(2)ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)ウィーンSO、
(3)オデット・ピゴー(P)、
(4)アントニオ・ベルトラミ(P)
1956年(1)(2)、53年(3)、55年(4)
1922年生まれ、97歳の最高齢現役ヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス。親日家でたびたび来日していることもあり人気と尊敬を集め、もはや神 のような存在となった感があります。そのギトリスがまだ30代だった1950年代の凄すぎる演奏を集めたBoxの登場です。大半はVox音源ですが、今 日入手困難なものも多く貴重です。
ギトリスの演奏といえば燃えるようなテンペラメントと常に高いテンションで知られ、バルトークやストラヴィンスキーはこれ以上を望めないほど理想的。 あらためて曲の凄さも実感できます。またチャイコフスキーやブルッフ、ショーソンでの甘美な歌い回しや、ブロッホやアクロンの濃厚なユダヤ色も絶品。ヴァ イオリンの魅力を存分に堪能できます。
ロスバウトやホーレンシュタンとの共演も聴きもの。ギトリスの19世紀風な至芸を絶妙に支えています。 (Ki)

GENUIN
GEN-20683(1CD)
ドイツ音楽コンクール受賞者〜テオ・プラト
ウェーバー:ファゴット協奏曲 ヘ短調 Op.75
マルセル・ビッチュ(1921-2011):ファゴット小協奏曲
ジョリヴェ:ファゴット協奏曲
ルーセル:ファゴット協奏曲
テオ・プラト(Fg)
レオ・マックファル(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:2019 年 5 月 27 日-6 月 1日 ザールブリュッケン
GENUIN 恒例のドイツ音楽コンクール受賞者のCD、2018 年の受賞者(このコンクール は複数受賞で順位付けなし)の一人、ファゴットのテオ・プラトによるファゴット協奏曲集。 テオ・プラトはこの録音の直後の2019 年秋からフランクフルトのHR SOの首席ファ ゴット奏者に就任しています。ファゴット、ことにドイツのファゴットというと良くも悪くも渋いイメ ージだが、プラトのファゴットはドイツ的な実の詰まった音を持ちつつ、時に軽く甘い音色 も響かせて気持ち良い。絶対数の少ないファゴット協奏曲の中、比較的知られているウェ ーバーはもちろん、ロマンティックなビッチュ、近代的なジョリヴェ、そしてベートーヴェンと 同時代のフィンランドの作曲家、ベルンハルト・クルーセル(クラリネット曲が知られている) の知られざる佳曲と、収録内容も素晴らしい。

MSR
MS-1664(1CD)
ジェームズ・スティーヴンソン(b.1969):トランペット協奏曲第3番「希望の協奏曲」
マーク・ハガティ(b.1953):「上記のどれにも当たらず」〜トランペットとピアノのための
ジャスティン・カシニーノ(b.1978):「それで私は「石を投げた」〜トランペットとエレクトロニクスのための
マイケル・ミクルカ(b.1985):トランペットとウィンド・アンサンブルのための協奏曲*
アンドルー・ステットソン(Trp, フリューゲルHr, ピッコロTrp)
(1)フィリップ・マン(指)テキサス技術大学SO
ベッカ・ザイスラー(P)
ジャスティン・カシニーノ(エレクトロニクス)
アリック・アレン(指)テキサス技術大学シンフォニック・バンド*

録音:2017〜2018年
トランペットのために書かれたアメリカの作曲家たちによる 21 世紀の近作を収録。スティーヴ ンソンの「希望の協奏曲」は急・緩・急の3 つの楽章からなる伝統的な協奏曲でトランペットの特 性はよく生かされています。ハガティの「上記はどれにも当たらず」はタイトル通り、やや斜に構え た内容でミニマルから無調まで様々なスタイルを採る。エレクトロニクスを加えたカシニーノの 「それで私は石を投げた」はトランペットの音をコンピューターで変調し、それにまたトランペット が応えるといった内容。ミクルカのトランペット協奏曲はトランペットの超絶技巧を聴かせる演奏 効果満点の作品。

CPO
CPO-555329(3CD)
NX-E05
ベートーヴェン:6つのピアノ協奏曲集
【CD1】
ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
ロンド 変ロ長調 WoO6
【CD2】
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲 第5番変ホ長調 Op.73
【CD3】
ピアノ協奏曲 第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a(ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61)
ゴットリープ・ヴァリッシュ(フォルテピアノ)
コンラート・グラーフ 1818年頃制作 Beethovenhaus Baden…CD1
コンラート・グラーフ 1825年頃制作…CD2
フランツ・バイヤー 1825年頃制作 …CD3
マルティン・ハーゼルベック(指)
ウィーン・アカデミーO

録音:2019年7月、2019年10月、2020年2月、2018年4月、2017年11月

CD3・・・ALPHA477、ALPHA478と同音源
マルティン・ハーゼルベックと、彼が率いるウィーン・アカデミーOが2014年から取り組んでいるプロジェクト 「RESOUND BEETHOVEN」。音楽学者とともに、ベートーヴェンの初演時の状況を徹底的に検証し、当時と同じ 楽器、編成を用い、初演会場までをもほぼ同じにして録音を行うという取り組みです。これまでに交響曲は全曲が ALPHAレーベルからリリースされ、高評価を得ています。 今回CPOから発売されるのは、ピアノ協奏曲第1番から第5番と、本来第2番の最終楽章として想定されていた WoO6のロンド、そしてヴァイオリン協奏曲の編曲であるピアノ協奏曲ニ長調という組み合わせ。CD3の収録曲は既に ALPHAレーベルから発売されていますが、今回はそれらも組み込んだ3枚組BOXとなります。録音場所やオーケストラ の編成はもちろんのこと、協奏曲第1番、第2番、ロンドはベートーヴェンが実際に奏でていた楽器を使用するなど、徹 底したこだわりを見せる今回の録音は、ベートーヴェン時代の音楽の再現を試みた貴重なものです。
CPO
CPO-555246(1CD)
NX-B10
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888-1974):ピアノ協奏曲、他
ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.29(1955)
パン Op.22(1939)
ノルウェーのモティーフによるエピグラム Op.31(1963)
交響的変奏曲とフーガ Op.23(1946)
オリヴァー・トリンドル(P)
アイヴィン・オードラン(指)
クリスチャンサンSO

録音:2018年6月18-22日キルデン・コンサートホール、クリスチャンサン、ノルウェー
ノルウェーの作曲家ヨハンセンは、1904年にオスロ音楽院に入学し、1915年にベルリンに留学し研鑽を積みました。 初期の作風はロマン派の様式を継承したグリーグ風のものでしたが、1920年にパリへ旅行した際、ストラヴィンスキーの 音楽を聴き、強い影響を受けたためか、その後の作品は新古典派主義の様相を帯びていきます。作品番号のついた 作品はわずか36曲のみですが、その他に無数の「番号なし」の作品が存在しており、これらは管弦楽作品から室内 楽、歌曲までのさまざまなジャンルに渡っています。アルバムの中心となる「ピアノ協奏曲」は1920年代から構想が練ら れた作品ですが、結局完成に至ったのは1955年になってからでした。優れたピアニストとして活躍したヨハンセンらし い、古典的な形式と調性感を持つ華やかで技巧的な作品です。他にはドイツ的な堅固さを持つ「交響的変奏曲と フーガ」、精緻なオーケストレーションが魅力的な「パン」。最もノルウェーの民族的な旋律が活かされた「ノルウェーのモ ティーフによるエピグラム」が収録されています。

ALPHA
ALPHA-575(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58*
マルティン・ヘルムヒェン (P)
アンドルー・マンゼ (指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2018年10月、2019年5月* ベルリン・フィルハーモニー
ベルリン出身のヘルムヒェンが地元のオーケストラと共演するベートーヴェン、「皇帝」と第2番を収録したアルバムに続く第2弾。マンゼらしい軽 やかな美しさと、ヘルムヒェンならではのリリカルなピアノが生きた素晴らしい演奏で、まだ古典的な要素の強い第1番、ピアノ独奏で始まるなど 独創性が花開き始めた第4番という、2つの作品の個性を巧みに描き分けています。

ARCO DIVA
UP-0057(1CD)
NX-A14
ラフマニノフ&バッハ:ピアノ協奏曲集
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番ニ短調 Op.30
バッハ:チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV1052(F.ブゾーニ編)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006より(S.ラフマニノフ編)
 第1番:前奏曲/第2番:ガヴォット/第3番:ジーグ
アダム・スコーマル(P)
レオシュ・スワロフスキー(指)
プラハ室内O、プラハSO

録音:2002年6月13.14日、2002年11月3.6日
チェコ出身のピアニスト、作曲家アダム・スコーマル。数多くのオーケストラと共演し、夏の音楽祭にも出演するなど活 躍、2012年からはプラハ音楽院でピアノと室内楽を教えています。彼はプラハ音楽院で学び、1998年に「プラハの 春・国際コンクール」で2位を受賞。アメリカへ留学、それ以降は、イタリアやアメリカでコンクールに入賞し、2001年には カールスバッドで演奏したラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が高く評価されたことで、このアルバムの録音が実現しまし た。当時の彼が最も得意としていたラフマニノフと、ブゾーニ編のバッハ「チェンバロ協奏曲」、ラフマニノフが編曲したバッハ の無伴奏ヴァイオリンのパルティータを併せ、自らの卓越したピアニズムを存分に披露しています。

Hanssler
HC-19041(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲集 Vol.6
(1)協奏曲 ニ長調 Wq.11(第1&2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
(2)協奏曲 ハ短調 Wq.43-4
(3)協奏曲 ホ短調 Wq.24(第2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
ミヒャエル・リシェ(P&指)
ベルリン・バロック・ゾリステン【ゾルタン・アルマージ(ヴァイオリン/コンサートマスター)、アレクサ・ファーレ・ブラントカンプ、町田琴和、ヨハンナ・シュライバー(第1ヴァイオリン)、ライマー・オルロフスキー、マリー・ラーダウアー=プランク、ヘレナ・マドカ=ベルク、アレクサンダー・キッシュ(第 2ヴァイオリン)、ユリア・ガルテマン、マシュー・ハンター(Va)、ダヴィッド・アドリアン、レア・ラヘル・バデール(Vc)、マルティン・ハインツ(ヴィオローネ)、
(2)ミヒャエル・ハーゼル、
(2)エレン・デ二ズカン(Fl)、
(2)シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキ、アンドレイ・ジュスト(Hrn)】

録音:2019年10月1-5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
好評を博しているドイツ知性派ピアニスト、ミヒャエル・リシェによるC.P.E.バッハの鍵盤協奏曲シリーズの第6集が登場します。C.P.E.バッハはフリード リヒ大王の宮廷で活躍し"ベルリンの大バッハ"として当時絶大な人気を誇ったことでその名が知られました。当ディスクには協奏曲 ニ長調 Wq.11、ハ短調 Wq.43-4、そしてホ短調 Wq.24が収録されました。共演は前作に続きベルリンPOの首席奏者たちを中心にして1995年に結成さ れたベルリン・バロック・ゾリステンです。世界最高峰の名手たちが奏でる極上のC.P.E.バッハをお楽しみください。
毅然としたリシェの演奏は圧巻でC.P.E.バッハの鮮烈な世界をセンセーショナルに表現しており、明晰で理知的なリシェの演奏はオーケストラと絶妙なア ンサンブルを作り上げております。
リシェによるC.P.E.バッハのピアノ協奏曲集はこれまでに第1集【Wq.22、Wq.43-5、Wq.46】(98 027)、第2集【Wq.17、Wq.43-4、Wq.14】(98 653)、第3集【Wq.23、Wq.31、Wq.112-1】(98 639)、第4集【Wq.26、Wq.44、Wq.20】(HC 15046)、第5集【Wq.1、Wq.15、Wq.45】(HC 17034) がリリースされております。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186824(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2集
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
(2)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(ピアノ協奏曲版)
(3)ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(4)『合唱幻想曲
イノン・バルナタン(P)、
アラン・ギルバート(指)、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(4)リディア・トイシャー(ソプラノT)、エイミー・リドン(ソプラノU)、ロジー・オールドリッジ(Ms)、トビー・スペンス(テノールT)、ベンジャミン・ベヴァン(テノールU)、ニール・デイヴィス(Br)、ロンドン・ヴォイセズ

録音:(1)2015年12月、(2)(3)2017年9月/エア・スタジオ内リンドハースト・ホール(ロンドン)、
(4)2020年1月/セント・ジュード教会、ハムステッド・ガーデン・スバーブ
欧米での評価を上げるイスラエル出身のピアニスト、イノン・バルナタン。2020年のベートーヴェン・イヤーに合わせてピアノ協奏曲集をリリースして おります。第1集(ピアノ協奏曲第1番、第3番、第4番と三重協奏曲(KKC 6102 / PTC 5186817))はレコード芸術特選盤のほか、各誌で絶賛 されました。期待の第2集はピアノ協奏曲第2番、第5番『皇帝』、ヴァイオリン協奏曲(ベートーヴェンによるピアノ協奏曲版)、そして『合唱幻想曲』 を収録しております。
1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、 マリア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーに師事し研鑽を積みました。その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニッ クの初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏す るなどアメリカを中心に活動の場を広げていきました。
バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、 鍵盤楽器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほ ぼ完璧な均衡を成している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。
共演はニューヨーク・フィルハーモニックの定期公演デビュー時より厚い信頼を寄せるアラン・ギルバートの(指)オーケストラはイギリスの名門アカデ ミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズです。ソリストに寄り添い、個性を発揮させながらギルバートの巧みな指揮が冴えわたります。また、 『合唱幻想曲』ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でも知られるソプラノのリディア・トイシャー、バリトンのニール・デイヴィスなど豪華ソリスト 陣にも注目です。

RCO Live
RCO-19003(1CD)


KKC-1162(1LP)
国内盤仕様
税込定価
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
チャイコフスキー:6つの小品Op.19〜夜想曲*
ベフゾド・アブドゥライモフ(P)
ワレリー・ゲルギエフ(指) ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:2017年10月4,5日、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
*=CDのみ収録(アンコール)
ゲルギエフとロイヤル・コンセルトヘボウ夢の共演盤の登場です。ゲルギエフといえば1995年から2008年までロッテルダム・フィルの首席指揮者を 務め、オランダではおなじみでしたが、現在ロイヤル・コンセルトヘボウの次期音楽監督の有力候補とされています。その布石か、2017年ライヴが急遽 発売されます。ゲルギエフお気に入りの1990年生まれのウズベキスタンの若手ベフゾド・アブドゥライモフを独奏者にラフマニノフのピアノ協奏曲第3 番を披露。
この作品は、ピアノ・パート同様にオーケストラも一筋縄にはいかない難物で、名指揮者の登場を要求されることが常となっています。その点ゲルギエ フとコンセルトヘボウ、全く理想的で何の不安もありません。ことに冒頭の抑えた感情の持続は絶妙。アブドゥライモフの情感豊かなソロを見事に支えます。 全体に落ち着いたテンポで、緊張感に満ちた42分間を堪能できます。
アブドゥライモフはたっぷりとした音、余裕の技巧でこの難曲を制覇。シューラ・チェルカスキーも愛奏したチャイコフスキーの夜想曲で示すみずみず しい感性、思わず引き込まれます。 (Ki)

Printemps des Arts de Monaco
PRI-034(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
[CD 2]
(3)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
(4)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(5)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
※カデンツァ:(1)(2)(3)(5)ベートーヴェン、(4)ブラームス
フランソワ=フレデリック・ギィ(P&指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

録音:2019年3月14-17日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
名手フランソワ=フレデリック・ギィが2020年のベートーヴェン生誕250周年を記念してベートーヴェンのピアノ協奏曲を再録音しました! ギィといえば生粋のベートーヴェン弾きと知られ、2019年11月、12月に武蔵野市民文化会館にて行われたピアノ・ソナタ全曲演奏会も大成功をお さめ話題となりました。コンサート活動と共に録音も積極的で、ベートーヴェンの作品ではピアノ・ソナタ全集はもちろんのこと、テディ・パパヴラミとの ヴァイオリン・ソナタ全集(EVCD 037)、グザヴィエ・フィリップスとのチェロ・ソナタ全集(EVCD 015)など数多くの録音で高い評価を得ております。 ピアノ協奏曲はフィリップ・ジョルダン(指)ラジオ・フランスOで全5曲を録音(naive / 現在廃盤)しておりますが、待望の再録音ではシンフォ ニア・ヴァルソヴィアとの共演でなんと指揮振りでの演奏です!ベートーヴェンに真摯に向き合うギィが奏でる演奏は音楽に寄り添った精妙な語り口が実に 聴きもの。オーケストラと対話するかのように一音一音大切にした極上の演奏を聴くことができます。ベートーヴェンの記念イヤーにふさわしい話題盤の 登場です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1645(1CDR)
アレクサンダー・イェンナー〜ブラームス&グリーグ:協奏曲集
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*
グリーグ:ピアノ協奏曲#
アレクサンダー・イェンナー(P)
ディーン・ディクソン(指)
ウィーン・フォルクスオーパーo.*
オッド・グリューナー=ヘッゲ(指)
バイエルンRSO#

録音:1960年(ステレオ)* /1960年(モノラル)#
※音源: Bertelsmann 12358 、Ariola 13357H #他

CAvi
85-53112(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413
ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
ピアノ協奏曲第13番ハ長調
アレクサンダー・シンプ(P)、
バイエルン室内PO

録音:2019年6月、イスマニング(ドイツ)
アレクサンダー・シンプは1981年ゲッティンゲン生まれ、2008年ドイツ音楽コンクール、2009年ウィーン国際ベートーヴェン・コンクール、2011年クリーブランド国際ピアノ・コンクール(ドイツ人初)で次々と優勝し国際的な舞台で活躍しながら、ハノーファー音楽大学でピアノを教えている次世代の注目ピアニストの一人。1990年に若手ミュージシャン達によって結成され、古楽からジャズまで多彩に活動してきたバイエルンの室内オーケストラとともに、ブリュートナー・ピアノのふくよかな音色で真摯に紡ぐモーツァルトのピアノ協奏曲集。カデンツァはすべてアレクサンダー・シンプ自身の作です。

Orchid Classics
ORC-100127(3CD)
NX-D06
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(全5曲) スチュワート・グッドイヤー(P)
アンドリュー・コンスタンティン(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2018年9月4-14日
ORCHID CLASSICSレーベルやSTEINWAYレーベルなどから次々と新録音をリリース。作曲家として もユニークな才能を発揮する注目のピアニスト、スチュワート・グッドイヤー。今作では2020年の“ベートー ヴェン生誕250年”を記念し、アンドリュー・コンスタンティンが指揮するBBCウェールズ・ナショナル管弦楽 団を従え、ピアノ協奏曲の全曲演奏を披露しています。最初に完成された第2番ではモーツァルト風の楽 想をきわめて軽やかに演奏し、すでにベートーヴェンの個性が表出された第1番ではゆったりとした第2楽 章の美しさが印象的。第3番では劇的な終楽章での場面転換が見事であり、第4番ではピアノとオーケ ストラの親密な対話に主眼を置き、壮大な第5番で音楽が頂点に達します。曲ごとの性格描写と巧みな 技術が融合した素晴らしい演奏を存分にお楽しみください。
Orchid Classics
ORC-100129(1CD)
NX-B03
シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 Op.36
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ジャック・リーベック(Vn)
アンドリュー・グーレイ(指)BBC響

録音:2019年10月15-17日
ジャック・リーベックはユダヤ系のヴァイオリニスト。彼の父方の祖父ウォルターは第二次世界大戦時にナチ ス侵攻を逃れ、南アフリカに移住しました。ブラームスのヴァイオリン協奏曲を殊の外愛していたというウォル ターですが、孫であるジャックがヴァイオリニストとして大成しこの曲を演奏した時には、すでにこの世を去っ ていました。 このアルバムでリーベックは、祖父の思い出の曲であるブラームスの協奏曲に、彼の祖父と同じく大戦時に ヨーロッパを離れアメリカへと移住したシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲を併せ、1930年代の不安な社 会情勢を表現することを試みています。

DACAPO
MAR-8.226095(1CD)
NX-B06
ベント・セアンセン(1958-):協奏曲集
ラ・マッティーナ〜ピアノとオーケストラのための(2007-2009)
セレニダード〜クラリネットとオーケストラのための(2011-2012)*
トランペット協奏曲〜トランペットとオーケストラのための(2012-2013)
レイフ・オヴェ・アンスネス(P)
マルティン・フレスト(Cl)
ティーネ・ティング・ヘルセット(Tp)
ペール・クリスティアン・スカルスタード(指)
ノルウェー室内O
トーマス・セナゴー(指)デンマーク国立SO*

録音:2014年5月10日 ライヴ*、2019年9月18-19日
全て世界初録音
2019年、デンマーク国立SOの来日の際に、演奏曲目の一つとしてその作品が選ばれていた、デンマークを代表 する現代作曲家ベント・セアンセン(ソレンセンとも)。このアルバムには、最近の3つの協奏曲が収録されており、いずれ も北欧を代表する名手を迎えての演奏です。「ラ・マッティーナ」はノルウェーの名手アンスネスに献呈された曲。アンスネ スの存在そのものが作曲のインスピレーションの源になったという、まさに彼のための作品です。「セレニダード」は名クラリ ネット奏者フレスト、ヴェネツィアの憧れを表現したという「トランペット協奏曲」は女性トランペット奏者ティーネ・ティング・ ヘルセットがそれぞれソロを担当しています。ピアノ協奏曲とトランペット協奏曲はセアンセンの60歳を記念して開催され た“ウルティマ・フェスティヴァル”にて録音、クラリネット協奏曲は2014年にフレストがデンマークの文化賞「Sonning賞」 を受賞した際のライヴ録音でいずれも世界初録音です。

Resonus
RES-10256(1CD)
NX-B05
プーランク:ピアノ協奏曲、田園のコンセール他
ピアノ協奏曲 FP146
ピアノ,オーボエとファゴットの三重奏曲
田園のコンセール FP49(ピアノと管弦楽版)
オーボエとピアノのためのソナタ FP185
ジョン・ロバーツ(Ob)
ジョナサン・デイヴィス(Fg)
マーク・ベッビントン(P)
ロイヤルPO
ジャン・レイサム=ケーニック(指)

録音:2019年9月22-23日、2019年10月18日
イギリスの批評家より「洗練と成熟のピアニスト」と称されるベッビントンがResonus Classicsにて新しいフランス作品シ リーズに着手、アルバム・デビューを果たしました。ベッビントンはイギリスの20世紀の音楽を得意とし、過去7作品で BBCミュージック・マガジンの五つ星の高評価を得ています。ここではプーランクのピアノ作品をとりあげ、ロイヤル・フィルと の共演で「ピアノ協奏曲」と、あまり録音の多くない「田園のコンセール」を収録。「田園のコンセール」は、伝説のチェンバ ロ奏者ランドフスカの委嘱作品ですが、プーランク自身がピアノを持ちいて頻繁に演奏していたことでも知られています。 トリオとソナタにはオーボエ奏者ジョン・ロバーツと、ファゴットのジョナサン・デイヴィースが参加。プーランクの多彩なピアノ 作品を楽しめます。

BIS
BISSA-2330(1SACD)
『チェロの蔵書』
(1)セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):クロモス〜ソロ・ギターのための(2011)
(2)カレヴィ・アホ(1949-):ソロ XI〜ギターのための(2013)
(3)オッリ・ムストネン(1967-):ギター・ソナタ第2番(2017)
(4)タン・ドゥン(1957-):7つの欲望〜ギターのための(2002)
(5)ユッカ・ティエンスー(1948-):白昼夢〜ギターとエレクトロニクスのための(2016)
(6)ティモ・アラコイティラ(1959-)(イスモ・エスケリネン(1971-)編):詩編(2015)
ェフリー・ゴードン(1968-):(1)チェロ協奏曲(トーマス・マン『ファウストゥス博士』による)(2014)
(2)尋(ひろ)〜チェロとピアノのための(2015)
(3)ナイチンゲールへの頌歌〜混声合唱と独奏チェロのための(ジョン・キーツの詩による)(2017)
トーケ・ムルドロプ(Vc/David Teccler, Rome 1697)
(1)コペンハーゲン・フィル、
(1)ラン・シュイ(指)
(2)スティーヴン・ベック(P/Steinway D)
(3)モーウンス・デール室内cho、
(3)モーウンス・デール(指)

録音:2018年5月/王立デンマーク音楽アカデミー、コンサートホール(コペンハーゲン)
アメリカの作曲家ジェフリー・ゴードンが、デンマークのチェリスト、トーケ・ムルドロプ(1980-)のために書いた作品集。「チェロ協 奏曲」は、ゴードンとムルドロプのふたりが気に入っているというトーマス・マン『ファウストゥス博士』からインスピレーションを得た作品です。マンの小説の 「精神」と「無邪気から狂気へと大きく弧を描くストーリー展開」が「プロローグ」、2つの「カデンツァ」を含む7つのエピソード、「エピローグ」の9楽章で語ら れていきます。ムルドロプが首席奏者を務めるコペンハーゲン・フィルの委嘱による作品です。
「シェイクスピアの『テンペスト』による5つの印象」の副題をもつ「尋(ひろ)」は、チェロ・ソナタのスタイルで書かれた作品です。〈前奏曲と嵐(Prelude and Storm)〉〈ファーディナンドとミランダ(Ferdinad and Miranda)〉〈エアリエルとすべての彼の資質(Ariel and all his quality)〉〈キャリバン(とシコラクス) (Caliban (and Sycorax))〉〈島は騒音でいっぱいだ(The Isle is Full of Noises)〉〈プロスペローは本を沈める(Prospero Drowns His Book)〉。ムル ドロプとアメリカのスティーヴン・ベックが、2015年12月17日、カーネギーホールのワイル・リサイタルホールで初演しました。
「ナイチンゲールへの頌歌」は、デンマークの合唱指揮者モーウンス・デールの委嘱で書かれた作品です。イギリスのロマンティシズム詩人ジョン・キーツ (1785-1821)の『ナイチンゲールへの頌歌』の8つの節が8つの曲に作られています。「My heart aches…(わたしの心は痛み…)」「O for a draught of vintage!…(ぶどう酒の一杯に…)」「Fade far away, dissolve…(消え去ってしまえ、溶けてしまえ…)」「Away! away! for I will fly to thee…(遠く、遠く へ!おまえのところに飛んで行こう…)」「I cannot see…(どんな花がわたしの足元に咲いているのか…)」「Darkling I listen…(暗がりの中に聞こえる…)」 「Thou wast not born for death…(おまえは生まれ、死ぬことはない…)」「Forlorn…(寂寞…)」。2018年5月16日、デールが2005年に創設した室内合 唱団とムルドロプによる初演は、デンマーク放送により海外へも伝えられました。 (Ki)
BIS
BISSA-2352(1SACD)
ヴァスクス(1946-):作品集
(1)ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「遠き光」(1996-97)
(2)サマー・ダンス〜2つのヴァイオリンのための(2017)
(3)四重奏曲〜ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとピアノための(2001)
ワジム・グルズマン(Vn)、
(1)フィンランドRSO、ハンヌ・リントゥ(指)
(2)サンディス・シテインベルグス(Vn)
(3)イルゼ・クリャーヴァ(Va)、レイニス・ビルズニェクス(Vc)、アンジェラ・ヨッフェ(P)

録音:2018年4月/(1)ヘルシンキ音楽センター(フィンランド)、(2)2018年10月&(3)2017年7月/ゼンデザール(ブレーメン)
制作・録音:マルティン・ナゴルニ
鬼才ヴァイオリニスト、ワジム・グルズマン。NHKSOとの共演でも知られる実力派ヴァイオリニストです。BISレーベルから多 くのディスクをリリースしておりますが、期待の新譜はラトビアの現代作曲家ヴァスクスの作品3篇をとりあげました。 コントラバス奏者として音楽活動を開始したヴァスクスはリトアニアにて作曲を学びました。現在も現役の作曲家として活躍しております。ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「遠き光」はギドン・クレーメルのために作曲された作品。3つのカデンツァを含む5部構成をとるヴァスクス の代表作です。サマー・ダンスは2つのヴァイオリンのための作品。壮大な美しさと瞑想的なスピリチュアルを感じさせます。そしてピアノ四重奏曲は2001年 に初演されて以降多くの演奏家が演奏している注目作品。母国ラトビアの音楽を取り入れた多彩な色彩感をもち6楽章構成で書かれております。グルズマン の素晴らしい演奏が光る注目盤です。 (Ki)
BIS
BISSA-2443(1SACD)
ヴァスクス:ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲(2014-15)【世界初録音】
弦楽オーケストラのための交響曲『声』(1991)
マクシム・リサノフ(Va(1780年製グァダニーニ)&指)、
シンフォニエッタ・リガ

録音:2018年10月/セント・ジョーンズ教会、リガ(ラトビア)
世界が注目するヴィオラ奏者、マクシム・リサノフ[マキシム・リザノフ]。ソリストとして活躍するほか、ジャニーヌ・ヤンセン、 マルティン・フレストなど世界の名だたる演奏家から絶大なる信頼を寄せられている演奏家です。近年は指揮活動にも積極的に取り組み活躍の場を広げて おります。注目の新録音はシンフォニエッタ・リガとの共演でラトビアの現代作曲家ヴァスクスの作品2篇を作曲家立会いの下、録音しました。
コントラバス奏者として音楽活動を開始したヴァスクスはリトアニアにて作曲を学びました。現在も現役の作曲家として活躍しております。リサノフに献 呈され世界初録音となったヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲は、ヴィオラの低音域ではじまる「アンダンテ」、弦楽オーケストラとヴィオラが印 象的なコントラストをうむ「アレグロ・モデラート」、ヴィオラの旋律美を堪能できる「アンダンテ」、情熱的なクライマックスを迎えやがて暗闇へと誘う「ア ダージョ」の全4楽章で構成された作品です。
カップリングはギドン・クレーメル率いるクレメラータ・バルティカが演奏・録音したことによりヴァスクスの名が世界的に知れることとなった代表作、 弦楽オーケストラのための交響曲『声』です。この作品は「沈黙の声」、「生命の声」、「良心の声」の3楽章からなり、ヴァスクスらしい抒情的な音楽が 特徴です。
演奏は2006年に創設され、これまでにグラミー賞などの受賞歴を誇るシンフォニエッタ・リガです。母国の作品を積極的に演奏・録音している室内オーケストラです。 (Ki)

Altus
ALT-427(1CD)
有田正広の軌跡 第1集 1971&1972
(1)マルタン:フルートとピアノのためのバラード
(2)モーツァルト:フルート協奏曲 第2番ニ長調 K. 314(285d)
(3)モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299(297c)
有田正広(モダン・フルート)
(1)本荘玲子(P)
(2)芥川也寸志(指)、東京SO
(3)篠ア史子(Hp)、尾高忠明(指)、東京藝術大学・桐朋学園大学による合同オーケストラ

ライヴ録音:(1)1971年9月26日ヤマハホール(NHK・毎日音楽コンクール第2次予選)、(2)1972年9月20日渋谷公会堂、
(3)1972年9月28日都市センターホール
ステレオ、初CD化
2019年に古希を迎えたフルーティスト、有田正広の軌跡を辿るシリーズ第1弾。有田氏自身が保管していた音源から思い出に残る録音を自ら選んで構成 したアルバムで、すべて初CD化という貴重な音源ばかり。
第1集は有田氏が大学生だった1971年と、卒業後間もない1972年の録音を集めた内容で、すべて現代楽器による演奏です。本荘玲子、芥川也寸志、篠ア 史子、尾高忠明と共演者も名人揃い。古楽器奏者としてのイメージが強いながら、現代楽器も分け隔てなく吹きこなしキャリアを積み上げてきた有田氏の原 点ともいうべき演奏が詰まっています。学生時代に出場したコンクールの演奏であるマルタン『バラード』は一種異様な緊張感と表現が煮えたぎるような恐ろ しい演奏で、一人の音楽家の誕生を強烈に印象付けます。そして懐の大きな管弦楽と共に喜ばしく協奏し飛翔するモーツァルトは、その後の演奏家としての 大きな可能性を感じさせるものとなっています。芥川也寸志の指揮も大注目です。
有田氏へのインタビューをもとに構成したブックレットは当時の逸話などもたくさん入っていて大変面白い内容。本人提供の貴重写真も数多く掲載してい ます。またジャケットに使われている写真は坂田栄一郎氏の撮影で、雑誌「AERA」で表紙を飾ったもの。パッケージにも歴史が詰まっています。 (Ki)
Altus
ALT-428(2CD)
有田正広の軌跡 第2集 1979-1994
【CD1】
(1)ヴィヴァルディ:6つのフルート協奏曲集 作品10(ヴェネツィア版)
【CD2】
(2)モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299(297c)
(3)青木孝義(1951-2011):無伴奏フラウト・トラヴェルソのための『聖譚詩・LEGENDE』(1979)
(4)シューベルト:『しぼめる花』の主題による序奏と変奏曲 D. 802
有田正広(フラウト・トラヴェルソ(1)‐(4)、指揮(2))
(1)東京バッハ・モーツァルト・アンサンブル
[若松夏美(バロック・ヴァイオリン)、橋爪美穂(バロック・ヴァイオリン)、大津 睦(バロック・ヴィオラ)、本間正史(バロック・オーボエ)、
堂阪清高(バロック・ファゴット)、諸岡範澄(バロック・チェロ)、西沢誠治(ヴィオローネ)、有田千代子(Cemb)]
(2)吉野直子(Hp)、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ
(4)小林道夫(フォルテピアノ)

ライヴ録音:(1)1990年7月所沢市民文化センター ミューズ、
(2)1989年9月26日サントリーホール、
(3)1979年5月25日石橋メモリアルホール
(4)1994年2月12日いずみホール
ステレオ、初CD化
2019年に古希を迎えたフルーティスト、有田正広の軌跡を辿るシリーズ第2弾。有田氏自身が保管していた音源から思い出に残る録音を自ら選んで構成 したアルバムで、すべて初CD化という貴重な音源ばかり。 第2集は第1集と違って古楽器での演奏。ヨーロッパ留学を経て古楽器奏者のパイオニアとして注目を集めた時代の知られざる録音です。DENONのスタ ジオ録音と同時期に行われたヴィヴァルディのライヴ録音は、これでもかという勢いと熱気にあふれた強烈な演奏でスタジオ盤との違いに驚かされます。吉 野直子と共演したモーツァルトでは自ら率いる古楽器オーケストラと共に、確信に満ちた音楽を聴かせます。他にも、有田氏が日音コンで1位を取った年に 作曲部門で優勝した青木孝義が有田氏のトラヴェルソのために書いた知られざる逸品や、氏が思い出の演奏と語る小林道夫との息を呑むような素晴らしい シューベルトを収録。世に出ていなかったのが不思議なくらいの名演集です。
有田氏へのインタビューをもとに構成したブックレットは当時の逸話などもたくさん入っていて大変面白い内容。本人提供の貴重写真も数多く掲載してい ます。またジャケットに使われている写真は坂田栄一郎氏の撮影で、雑誌「AERA」で表紙を飾ったもの。パッケージにも歴史が詰まっています。 (Ki)

ONDINE
ODE-1346(1CD)
NX-B04
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ラルス・フォークト(P&指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
独奏チェロ:シュテファン・モリス

録音:2019年2月15-16日
2019年にリリースされたブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」で、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアを見事に操り、ピアノと指揮の両面で圧倒的な 演奏を聴かせたラルス・フォークト。今作では、更に演奏困難とされる「第2番」でも素晴らしい弾き振りを成し遂げました。 ブラームスのピアノ協奏曲第2番は、1881年の初演以来、数多くのピアニストや評論家たちが「最も難しいピアノ曲の一つ」と数えるほど、 雄大な楽想の中に分厚い和音と複雑なパッセージが続出、ピアノ・パートを演奏するだけでも大変な作品です。もちろんオーケストラ・パート も極めて緻密に書かれています。ここでのフォークトは、ピアノもオーケストラも対等に扱い、息もつかせぬ展開を繰り広げる怒涛の音楽を聴か せます。イタリア旅行で得た印象が映し出されているという変幻自在な楽想を持つ第1楽章を難なくこなし、ユニークな味わいを持つ第2楽章 での諧謔的な表現を経て、独奏チェロを伴う第3楽章アンダンテでは、チェロをたっぷりと歌わせながら、ゆったりとした美しい旋律を楽しませ、 軽やかな旋律で始まる終楽章では密度の高い演奏を聴かせます。 同時収録されているのは「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」。バロック時代の巨匠への尊敬の意が込められたこの作品には、ブラームスの 巧みな作曲技法が示されており、とりわけフーガでの対位法の扱いが見事です。ベートーヴェンを得意とするフォークトならでは考え抜かれた演 奏が作品を引き立てています。

BIS
BISSA-2467(1SACD)
ファゴット協奏曲集
モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
ウェーバー:ファゴット協奏曲 ヘ長調 Op.75
エドゥアール・ドゥピュイ(c.1770-1822):ファゴット協奏曲 ハ短調【世界初録音】
ブラム・ファン・サムベーク(Fg)、
スウェーデン室内O、
アレクセイ・オグリンチュク(指)

録音:2019年9月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
1980年オランダ生まれのファゴット奏者ブラム・ファン・サムベーク注目の新譜はモーツァルト、ウェーバー、ドゥピュイのファゴッ ト協奏曲集です。サムベークは2002年から2011年までロッテルダム・フィルハーモニックの首席奏者を務め、2015年からはハーグの王立音楽院で後進の 育成にも取り組みながらロンドンSOやエーテボリSOなどのオーケストラで首席ファゴット奏者として客演しています。またBISレーベルから現代 フィンランドの作曲家アホ、ファーゲルルンドのファゴット協奏曲の録音(BIS SA 2206)をリリースしております。
注目はドゥピュイのファゴット協奏曲の世界初録音です。ドュピュイはスウェーデンとデンマークでヴァイオリニスト、歌手、作曲家として活躍したスイス生 まれの音楽家。このファゴット協奏曲でもドゥピュイならではの豊かなメロディが印象的です。近年指揮活動も積極的に取り組むオグリンチュクの好サポート を得てサムベークが自由自在に歌い上げます。ファゴット・ファンにはたまらない新録音の登場です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1620(1CDR)
ブロニスワフ・ギンペル
パガニーニ(ヴィルヘルミ編):ヴァイオリン協奏曲第1番*
ラロ:スペイン交響曲(5楽章版)#
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 +
ブロニスワフ・ギンペル(Vn)
ロルフ・ラインハルト(指)バーデン=バーデン南西ドイツRSO*
フリッツ・リーガー(指)ミュンヘンPO#
ホーカン・フォン・アイフヴァルド(指)シュトゥットガルト・プロ・ムジカO+

録音:1957年頃*/+、1956年4月4日-7日#
※音源: Vox XPV 1069 他
Forgotten Records
fr-1625(1CDR)
スタグリアーノ〜モーツァルト:ホルン協奏曲全集
第1番二長調 K.412 /第2番変ホ長調 K.417
第3番変ホ長調 K.447/第4番変ホ長調 K.495
ジェイムズ・スタグリアーノ(Hrn)
ジンブラー・シンフォニエッタ

録音:1958年
※音源: Boston Records B 401他
Forgotten Records
fr-1628(1CDR)
ベートーヴェン:合唱幻想曲〔合唱;ヘブライ語〕 *
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番#
ルドルフ・ゼルキン(P)
パブロ・カザルス(指)イスラエルPO&cho*
ディミトリ・ミトロプーロス(指) NYO #

録音:1961年9月16日、テル・アヴィヴ・ライヴ*
1948年10月31日、カーネギー・ホール・ライヴ#、
Forgotten Records
fr-1632(1CDR)
アルヘンタ &マルクジンスキー
コレッリ(エットーレ・ピネッリ編):サラバンド、ジーグとバディネリ
シューマン:交響曲第4番
ショパン:ピアノ協奏曲第2番*
トゥリーナ:ロシオの行列 Op.9
ファリャ:「はかなき人生」〜間奏曲と舞曲
ヴィトルト・マルクジンスキー(P)*
アタウルフォ・アルヘンタ(指)
フランス国立RSO

録音:1956年9月24日、モントルー音楽祭、放送用ライヴ
Forgotten Records
fr-1633(1CDR)
オボーリン/ベートーヴェン&ラフマニノフ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番#
レフ・オボーリン(P)
アレクサンドル・ガウク(指)
ソヴィエト国立RSO

録音:1953年*、1951年#
※音源: Melodiya D 01438-39 他
Forgotten Records
fr-1637(1CDR)
クリュイタンス〜1952年12月ライヴ
ラロ:歌劇「イスの王」序曲
カントルーブ:ロジェ・フレヌの詩による歌と管弦楽の為の三部作*
ヒンデミット:ホルン協奏曲#
リリー・ブーランジェ:詩篇第130番「深き淵より」+
リュドミラ・レベデワ(S)*
ルイ・クルティナ(Hrn)#
エレーヌ・ブヴィエ(Ms)+
ポール・ドレンヌ(T)+
アンドレ・クリュイタンス(指)
フランス国立放送o.&cho+

録音:1952年12月29日、シャンゼリゼ劇場放送用ライヴ

ALPHA
ALPHA-364(1CD)
ヴィヴァルディ: リコーダーによる協奏曲集
協奏曲ハ長調RV444*〜フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲ヘ長調RV433/作品10-1「海の嵐」*〜フルート(あるいはリコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲ハ長調RV443*〜フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー),弦楽と通奏低音のための
「そのかたが,愛する者たちに眠りを授けてくださろうという時に」
(『主が,家を建てて下さらないとしたらNisiDominus』RV608より)〜シャリュモーと通奏低音による演奏
協奏曲ハ短調RV441*〜フルート(またはリコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲イ短調RV445**〜フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー),弦楽と通奏低音のための
協奏曲ヘ長調RV442**〜楽器群は全て弱音器付で,フルート(またはリコーダー),弦楽と通奏低音のための
ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー、シャリュモー、指揮)
*エンリーコ・オノフリ(Vn)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)【ステーファノ・バルネスキ(ヴァイオリン**、ヴィオラ)、マルコ・ビアンキ(Vn)、リアーナ・モスカ(ヴィオラ**)、パオロ・ベスキ*、マルチェロ・スカンデッリ**(Vc)、ジャンカルロ・デ・フレンザ(ヴィオローネ)、マルグレート・ケル*(バロックハープ)、エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ)、リッカルド・ドーニ(Cemb)】

録音:2011年7月&2017年5月 ギスリエーリ音楽堂、アカデミア・モンティス・レガリス、 モンドーヴィ(イタリア北西部ピエモンテ地方)
【国内盤】日本語解説付
バロック音楽の本場イタリアは、古楽ムーヴメントが決して早くから受け入れられたわけではありませんでした。そのイタリアで1980年代から活 動を始め、オランダや英国、ドイツ語圏など古楽先進地とは大きく違った瑞々しい新感覚バロック演奏を披露、一躍世界で注目されるように なったイル・ジャルディーノ・アルモニコ。時は流れ、今やイタリア・バロック作品はイタリアの古楽グループの演奏に頼ることも現実味を帯びてき ました。逆に言えば、イタリアでさえ古楽シーンに競合が生まれるほど活況があるのが21世紀。次々とめざましい後進たちが登場するなか、 創設者=音楽監督アントニーニが再び独奏者としてリコーダーを手にし、あえて王道のヴィヴァルディ作品と向き合ったということは、今こそ確 かな勝算を確信したからに違いありません。 2019年に結成30年を迎えたイル・ジャルディーノ・アルモニコは、今やハイドンの交響曲全曲録音にも参画、音楽監督ジョヴァンニ・アント ニーニはベートーヴェンの交響曲の指揮でも注目される存在となりましたが、その出発点はあくまでイタリア・バロックにあり、アントニーニのリコー ダー奏者としての活動が軸にありました。その軸が今もぶれていないことは、Alphaでのテレマン協奏曲集(Alpha245)やアンナ・プロハスカを ゲストに迎えての『蛇と炎』(Alpha250)、前作『理性の死』(Alpha450/国内仕様NYCX-10060)でも立証されています。TELDECで の初期録音から四半世紀を経てのヴィヴァルディ協奏曲集がどのような充実をみせたか、アントニーニがいま何を聴かせたいか――本盤は全 トラックを通じて結成当初どおりの室内編成での演奏で、そのことを強く実感する鑑賞体験に出会えることでしょう。しかも結成当初のソリス トであるエンリーコ・オノフリやバロックハープのマルグレート・ケルなど、今となっては驚きの豪華ゲスト奏者の参加も聴き逃せません。

ARCANA
A-472(1CD)
ヴァイオリンとチェロ・ピッコロによる二重協奏曲集
ヴィヴァルディ(オリヴィエ・フーレ復元):弦楽のための協奏曲 ニ長調 RV125
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 ハ長調 RV508 (原曲:2つのヴァイオリンのための)
バッハ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 (原曲:2つのヴァイオリンのための)
ゴルトベルク:弦楽のためのソナタ ハ短調 DurG 14
バッハ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 ニ短調 BWV1060 (原曲:2台のチェンバロのための/ハ短調
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロ・ピッコロのための協奏曲 変ホ長調 RV515 (原曲:2つのヴァイオリンのための)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
※1733年ヴェネツィア、ピエトロ・グァルネリ製
マリオ・ブルネロ(4弦チェロ・ピッコロ)
※1600-10年クレモナ、アントニオ&ジローラモ・アマティ製による2017年ブレシア、フィリッポ・ファッサール製復元楽器
リッカルド・ドーニ(チェンバロ、指揮)
アッカデーミア・デラヌンチアータ (古楽器使用)

録音:2018年6月26-30日 デラヌンチアータ修道院、ミラノ
ヴァイオリンとチェロ・ピッコロを独奏として奏でられるのは、バッハの名曲BWV1043を始めとした、主に2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏 曲。通常は同音域で重なるため区別し辛い2つの声部が、片方がオクターヴ低いことでたいへん引き立ちます。2つのチェンバロが原曲(ヴァイ オリンとオーボエでもお馴染み)のBWV1060ではさらにくっきり。その結果立ち上がるのは二人の丁々発止のやり取りと、目から鱗が落ちるよ うな旋律の綾の面白さ。ドーニとアッカデーミア・デラヌンチアータによるアンサンブルも、非常に前掛かりの演奏で名手たちの競演を大いに盛り 立てています。それぞれの作品がぐっと身近に、面白く感じるアルバムです。 名手カルミニョーラがARCANAレーベルに登場。ブルネロとのデュオで、バッハとヴィヴァルディの二重協奏曲を聴かせる驚きのアルバムを世に 問います。ここでブルネロが奏でるのは、『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』を全曲移調無しで弾いた(A469/NYCX- 10100)4弦のチェロ・ピッコロ。この楽器は、通常のチェロに張られる4本の弦に上のE弦を足し(バッハの「無伴奏チェロ組曲第6番」は、この 5弦のチェロ・ピッコロを想定していると言われます)、さらに一番下のC弦を省いて4本としたもので、アルバム・タイトルのSonar in Ottava (オクターヴで鳴る)が示すように、ヴァイオリンの丁度1オクターヴ下の調弦となっています。


Profil
PH-20002(4CD)
アントニオ・ヤニグロ〜レア音源集
■Disc 1
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.Z:2
(2)モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調K.137
(3)ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調G.482
(4)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ニ長調Op.3の9, RV230
(5)コレッリ:合奏協奏曲ニ長調Op.6の4
■Disc 2
(1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」
(2)同:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
(3)ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト二世(バッハ/ミルコ・ケレメン編):チェロ協奏曲
■Disc 3
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調
(2)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102
(3)ミルコ・ケレメン:協奏的即興曲
(4)ヒンデミット:葬送音楽
■Disc 4
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番
(2)R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
アントニオ・ヤニグロ(Vc)

■Disc 1
ルドルフ・ケンペ(指)RAIローマSO(1)、
ザグレブ室内合奏団(2)(4)(5)
フランコ・カラッチョーロ(指)RAIナポリSO(3)
録音:1959年(1)、1961年(2)(4)、1959年(3)、1957年(5)
■Disc 2
パウル・バドゥラ=スコダ(P)、ジャン・フルニエ(Vn)(1)、
ヤン・ナテルマン(P)(2)
ザグレブ室内合奏団(3)
録音:1953年(1)、1956年(2)、1961年(3)
■Disc 3
エーリヒ・クライバー(指)ケルン放送O(1)、
ヤン・ナテルマン(P)(2)、
ステーファノ・パッサッジョ(Va)(3)、
ザグレブ室内合奏団(3)(4)
録音:1955年(ライヴ)(1)、1956年(2)、1958年(3)(4)
■Disc 4
イェルク・デムス(P)(1)、
ミルトン・プレヴェス(Va)、フリッツ・ライナー(指)CSO(2)
録音:1957年(1)、1959年(ステレオ)(2)
アントニオ・ヤニグロ(1918-1989)は、チェロ奏者としてカザルスの愛弟子でイタリア的な明るくのびやかな演奏で知られたほか、指揮者としてザグレ ブ室内合奏団を世界的な水準に育てました。
ここではチェリストとしての彼の名演を数多く収録。協奏曲をたっぷり聴くことができるのも大歓迎ですが、ハイドンはケンペ、ドヴォルザークはエーリヒ・ クライバー、R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」はライナーといった指揮者との共演なのも聴きごたえ満点。同様にソナタや室内楽でもバドゥ ラ=スコダやデムスの妙技を楽しめます。
いずれの音源も今日入手が難しく、これだけまとめられてお手頃価格でリリーsされるのは嬉しい限り。イタリアのチェロの魅力を満喫できます。 (Ki)

WERGO
WER-7391(1CD)
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:コントラバス作品集
(1)サン・ビアージョ8月9日12時7分 〜コントラバス独奏のための追憶(1977)
(2)コントラバスとオーケストラのための協奏曲(1966)
(3)セレナーデ 〜チェロのための(1949)/ルーカス・ドリュー編、コントラバス版(1981)
(4)マーガレット・ゲデスのための哀悼頌歌 〜6つのチェロのための(1997)/ダニエレ・ロッカート編、6つのコントラバス版(2010)*
ダニエレ・ロッカート(Cb)
(2)トニーノ・バッティスタ(指)アブルッツェーゼSO
(4)ルドゥス・グラヴィス・コントラバス・アンサンブル

録音:(1)(3)2019年2月24日、(2)2017年5月24日、(4)2015年2月27日
*=世界初録音
20世紀以降のドイツ音楽で今もなお熱心に取り上げられる機会の多いヘンツェの音楽、その中からコントラバス作品を集めたアルバムです。ヘンツェが愛 し移り住んだこともあるイタリアでコントラバスの名手として活躍し、作曲家とも交流があったロッカートによる演奏です。独奏曲での雄弁さはヘンツェの音 楽を研究し尽くしたロッカートの面目躍如というべきもの。また、自らコントラバス用に編曲した『哀悼頌歌』は作曲家をおおいに満足させ、ヘンツェ公式の作 品リストに加わりました。
コントラバス協奏曲はこのアルバムのハイライトです。楽器の可能性を拡大したこの作品は、技術的にも難易度の高い奏法が散りばめられており、現代コン トラバス奏者が挑むべき作品の最高峰に位置付けられています。ロッカートの圧倒的な演奏は編成の珍しさを超えて、「ヘンツェの音楽を聴くこと」の楽しみ を見出させてくれるでしょう。 (Ki)
WERGO
WER-5126(1CD)
エンヨット・シュナイダー(1950-):作品集
(1)シベリアの精神 〜トランペット、弦楽と打楽器グループのための
(2)レオポレッロとジョヴァンニ 〜コントラバス、コントラバラライカと管弦楽のための協奏曲
(1)ラインホルト・フリードリヒ(フリューゲルホーン、トランペット、ピッコロトランペット)、
マルティン・バエサ・ルビオ(指)、
クラスノヤルスク室内O、
シベリアン・パーカッション
(2)アルテム・チルコフ(Cb)、
ミハイル・ジューゼ(コントラバスバラライカ)、
ヴラディーミル・ランデ(指)、
シベリア州立SO

録音:2019年
※世界初録音
エンヨット・シュナイダーは1950年ドイツ生まれで映画音楽も数多く手掛け、ロマンティックな響きを特徴とする作曲家です。(1)はシベリアの自然とシャー マニズムを描いた幻想的な世界。(2)はコントラバスとコントラバスバラライカというユニークな編成の二重協奏曲で、モーツァルトのオペラを題材にレポレッ ロとドン・ジョヴァンニの関係を描いた作品。モーツァルトの引用、パロディが頻出します。 (Ki)

CALLIOPE
CAL-1741(1CD)
ハイドン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb.1
チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb.2
クセーニャ・ヤンコヴィチ(Vc)、
セント・ジョージ・ストリングス

録音:2012年11月30日、コララッチ・ホール(ベオグラード、セルビア)
1981年にフィレンツェで開催されたガスパル・カサド国際コンクール優勝の実績を持ち、ソリストとしてだけでなく、ドイツのデトモルト音楽大学の教授、ジャコメッティ、トンプソンとのアンサンブル、ハムレット・ピアノ・トリオのメンバーとしても活躍するセルビア出身のロシア系チェリスト、クセーニャ・ヤンコヴィチ。
1733年にグレゴリオ・アントニアッツィが製作した銘器を手に奏でるハイドンの協奏曲2作品では、生まれ故郷のセルビア、ベオグラードで1992年に創設された弦楽オーケストラ、セント・ジョージ・ストリングスと共演。
弦楽合奏の伴奏によるハイドンでは、ヤンコヴィチの艶やかな音色、力強さと繊細さの両面を併せ持つ表現力が際立っています。

Indesens
INDE-089(1CD)
ショスタコーヴィチ&イェフティッチ:トランペット協奏曲集
(1)イェフティッチ:ピッコロ・トランペットと弦楽合奏のための組曲「なんと晴れやかな日!」
(2)イェフティッチ:トランペット協奏曲第1番、
 トランペット協奏曲第2番
(3)イェフティッチ:主題と三つの変奏
(4)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
全て、エリック・オービエ(Tp)、

(1)ヴェスナ・ショウツ(指)、ノヴィ・サット室内O
(2)オラ・ルトネル(指)、ベオグラードPO
(3)ヴェルティージュ金管五重奏団、フィーリング・ブラス
(4)ルステム・サイトクロフ(P)、ニコラ・シャルヴァン(指)、サヴォア地方O

録音:2003年−2014年
1947年、ベオグラード出身でベオグラード音楽院で学んだ後、パリ音楽院でオリヴィエ・メシアンに、ウィーンではアルフレート・ウールに作曲を師事したセルビアの作曲家、イヴァン・イェフティッチの「トランペットのための協奏的作品」と、ショスタコーヴィチの「トランペット協奏曲第1番」をカップリング!
エリック・オービエのテクニックやサウンドの素晴らしさはもちろんのこと、ショスタコーヴィチの傑作とのカップリングでも魅力を十分に感じさせてくれるイェフティッチの作品は、広く浸透しても不思議ではない佳作です。


Hyperion
CDA-68291(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
スティーヴン・ハフ(P)、
ハンヌ・リントゥ(指)フィンランドRSO

録音:2019年6月3日−7日、ヘルシンキ音楽センター(フィンランド)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニスト。中でも、録音史上最高峰と誉れの高い「ラフマニノフ」(OCDA 67501/2)や、グラモフォン・ゴールド・ディスク賞に輝いた「サン=サーンス」(MCDA 67331/2)など、特に協奏曲録音で極めて高い評価を築いているスティーヴン・ハフが満を持してベートーヴェン・イヤーに贈るピアノ協奏曲全集。
フィンランドの俊英ハンヌ・リントゥ率いるフィンランドRSO(2020年5月来日予定)とともに2019年5月にベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会を行い、その約1か月後に万全の体制でスタジオ録音されたベートーヴェン。ハフの知的で探究的なピアニズムで、偉大な楽聖の調べを華麗に祝います。


Spectrum Sound
CDSMBA-043(9CD)
限定盤
グレイト・アーティスト〜発見された宝石



(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37

(2)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調

(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26

(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111

(5)ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.9-3

(6)ポンセ:ヴァイオリン・ソナタ

(7)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
(8)ラヴェル:ツィガーヌ

(9)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

(10)モーツァルト:ロンド K.373

(11)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 BWV1042より第2楽章

(12)バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010

(13)ベートーヴェン:コリオラン序曲 Op.62

(14)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61

(15)バッハ:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 BWV1028

(16)ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」の主題による7つの変奏曲

(17)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99

(18)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041

(20)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61

(21)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1

(22)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
(1)ヴィルヘルム・バックハウス(P)、フランス国立O、ヨーゼフ・カイルベルト(指)
ライヴ録音:1962年9月25日モントルー、ヴヴェイ(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven
(2)ピエール・フルニエ(Vc)、フランス国立O、フェルディナント・ライトナー(指)
ライヴ録音:1960年2月16日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA archives
(3)アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)
ライヴ録音:1960年6月21日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(4)ユーリ・ブーコフ(P)
ライヴ録音:1961年7月15日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(5)(6)ヘンリク・シェリング(Vn)、タッソー・ヤノプロ(P)
ライヴ録音:1959年4月29日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(7)(8)ダヴィド・オイストラフ(Vn)
エルネスト・ブール(指)フランス国立弦楽団
ライヴ録音:1959年6月1日ストラスブール(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(9)(10)(11)ダヴィド・オイストラフ(Vn)
エルネスト・ブール(指)フランス国立O
ライヴ録音:1959年6月1日ストラスブール(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(12)アンリ・オネゲル(Vc)
録音:1967年4月11日/メゾン・ド・ラジオ・フランス内スタジオ107(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(13)(14)アイザック・スターン(Vn)、ヨゼフ・クリップス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年9月18日/モントルー、ヴヴェイ(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven
(15)(16)(17)
アントニオ・ヤニグロ(Vc)、イェルク・デームス(P)
ライヴ録音:1964年11月21日サル・ガヴォー(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(18)(19)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年10月27日国立シャイヨー劇場(モノラル)
音源:INA archives
(20)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立O
ライヴ録音:1958年10月27日/国立シャイヨー劇場(モノラル)
音源:INA archives
(21)ヘンリク・シェリング(Vn)、タッソー・ヤノプロ(P)
ライヴ録音:1959年4月29日(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
(22)ロリン・マゼール(指)フランス国立O
ライヴ録音:1961年6月18日ストラスブール(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
スペクトラム・サウンド・レーベルがフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源を中心とした好評のグレイト・アーティスト・シリーズ。「発見された宝石」 と題した当セットにはベートーヴェン・イヤーにふさわしくオイストラフ、スターンが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を中心とした貴重録音が 収録されております。CD 5以外初CD化の注目セットです。そのどれもがスペクトラム・サウンドの確かな技術でリマスタリングされました。在庫なくなり次第 廃盤となる限定盤です。日本語解説は付きません。 (Ki)

CLAVES
50-3000(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラとオーケストラのための「組曲」
マルティヌー:ヴィオラとオーケストラのための「ラプソディ」H337
ヒンデミット:弦楽オーケストラと独奏ヴィオラのための「葬送音楽」
ブリテン:「ラクリメ」 Op.48a
ティモシー・リダウト(Va/ペレグリーノ・ディ・ザネット製作(1565-75年頃))、
ジェイミー・フィリップス(指)ローザンヌ室内O

録音:2019年9月/ローザンヌ
グシュタード音楽祭においてティエリー・シェルツ賞を受賞(2019)また、BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2019)に選ばれた1995 年ロンドン生まれのヴィオラ奏者ティモシー・リダウトがヴォーン・ウィリアムズ、マルティヌー、ヒンデミット、ブリテンのヴィオラと室内オーケストラの 作品を録音しました。
リダウトはライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクール優勝(2016)、セシル・アルノヴィッツ国際ヴィオラ・コンクール優勝(2014)など、華々 しいコンクール歴を誇るヴィオラ奏者。ソロ活動はもちろんのこと、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭をはじめとする音楽祭に 出演。また2018/19シーズンにはバーデンバーデン南西ドイツPOにレジデント・アーティストとして出演し、ヨーロッパを中心 に世界各地で演奏活動を展開しております。 組曲「フロス・カンピ」と並びヴォーン・ウィリアムズの代表的な作品の一つであるヴィオラとオーケストラのための組曲は田園風景を連想させる優雅 な旋律が魅力。その他、多作曲家マルティヌーのラプソディ、ヒンデミットの葬送音楽、ブリテンのラクリメを収録。リダウトの実力を堪能することができ る充実の内容です! (Ki)

GRAND SLAM
GS-2217(1CD)
デ・ヴィートのメンデルスゾーン&ベートーヴェン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、
マルコム・サージェント(指)ロンドンSO
ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指)RIASSO*

録音:1951年11月5-8日キングズウェイ・ホール(ロンドン)、1954年10月3日ベルリン音楽大学大ホール*
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(録音セッション、放送用録音*)
■制作者より  
当シリーズにいよいよジョコンダ・デ・ヴィートが登場します。曲はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(セッション録音)と、ベートーヴェンの同じくヴァ イオリン協奏曲(ライヴ)です。演奏については今さら触れるまでもないと思いますが、テープに刻まれた情報を最忠実に再現、特に独奏ヴァイオリンの 音像がよりリアルに再現されます。(平林直哉)

ORFEO
C-995201(1CD)
NX-B08
ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番変
クルピンスキ(1785-1857):クラリネット協奏曲 変ロ長調(1825)
クルーセル(1775-1838):クラリネット協奏曲第1番変ホ長調 Op.1
シャロン・カム(Cl)
ウィーンRSO
グレゴール・ビュール(指)

録音:2019年4月29日,5月13-14日オーストリア放送
世界有数のクラリネット奏者の一人、シャロン・カム。1971年にイスラエルで生まれ、最初はリコーダー奏者を志すも12歳の時にクラリネットに転向。16歳でズービン・メータが指揮するイスラエルPOをバックにモーツァルトのクラリネット協奏曲を演奏したことで、この曲は彼女の大切なレパートリーになりました。やがて1992年にミュンヘン・コンクールに優勝して以来、彼女は20年以上に渡りアメリカ、ヨーロッパ、日本のオーケストラと共演し人気を博しています。この2019年に録音された最新アルバムでは、ウィーンRSOとともに、彼女が最も得意とするウェーバーの協奏曲と、ポーランドの作曲家クルピンスキ、クラリネット奏者にはおなじみのスウェーデン系フィンランド人作曲家クルーセルの協奏曲を演奏。卓越した技術と温かくまろやかな音色が全体に漂う魅力的な1枚です。

Simax
PSC-1370(1CD)
『変容 − ベートーヴェン・クラッゲルード」
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 (カデンツァ:ヘンニング・クラッゲルード)
ヘンニング・クラッゲルード(1973-):マントラ−メタモルフォーゼン(2019)(2つのヴァイオリンのための)*
ベートーヴェン(ヘンニング・クラッゲルード編)):弦楽四重奏曲第11番 へ短調 Op.95 「セリオーソ」
ヘンニング・クラッゲルード(Vn)
ブリンヤル・リーエン・スクーレルード(Vn)*
アークティック・フィルハーモニック
クリスチャン・クルクセン(指)

録音:2018年5月28日-31日 ストルメン・コンサートホール(ボードー、ノルウェー)
制 作:ショーン・ルイス
録音:アルネ・アクセルベルグ
ベートーヴェンの生誕250年の2020年。極北のプロオーケストラ、アークティック・フィルハーモニックが、アニバーサリー・イヤーを祝うトリビュート・アル バムをリリースします。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と『セリオーソ四重奏曲』、そして、クラッゲルードの「マントラ−メタモルフォーゼン」の3曲のプロ グラムです。 ヴァイオリン協奏曲は、ソリストのヘンニング・クラッゲルードが、少年のころ、オイストラフが1948年に録音したレコードで初めて聴き、たちまち虜になった という音楽です。クラッゲルードが師事したカミラ・ウィックスのレパートリーでもあり、彼にとってかけがえのない作品のひとつだと言います。オルフェウス室 内Oのカーネギーホールのコンサートをはじめ世界各地で演奏。録音が待たれていました。 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の「物語」をどう語るか。クラッゲルードは、手稿譜のファクシミリ版を携えてセッションに臨み、即興的な視点でスコア を研究していて発見したことを反映させ、オイストラフやクライスラーたちの過去の録音も心の片隅に置いて演奏を進めていきました。カデンツァは、彼が愛 してやまないというピアノ・ソナタや弦楽重奏曲といったベートーヴェンの他の作品の和声進行をインスピレーションにクラッゲルード自身が作曲しています。 「マントラ−メタモルフォーゼン」は、2019年にスヴァールバル諸島で行われたアークティック・フィルハーモニックのフェスティヴァルでリヒャルト・シュトラ ウスの「メタモルフォーゼン」のリハーサル中にクラッゲルードが作曲した小品です。ヴァイオリンのデュオ曲として書かれ、アークティック・フィルハーモニック の第1コンサートマスター、ブリンヤル・リーエン・スクーレルードがパートナーを務めました。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のうちもっとも簡潔な曲のひとつ 「セリオーソ」は、クラッゲルードが演奏したことのあるマーラーの編曲版ではなく、現代の弦楽オーケストラに合わせて彼が編曲した版で演奏しています。 アークティック・フィルハーモニックは、ノルウェーの北極圏に2009年に設立されました。小編成のシンフォニエッタと室内Oからフル編成のSO と、異なる大きさのアンサンブルで活動、「アークティック・オペラ」のピットにも入ります。2019年1月、カナダのヴィクトリアSOの音楽監督、コペンハー ゲン生まれのクリスチャン・クルクセン(1981-)が、クリスチャン・リンドベリの後任として首席指揮者に就任。ヘンニング・クラッゲルード(1973-)が、室内 Oの音楽監督を務めています。 (Ki)

LPO
LPO-0116(1CD)
ペンデレツキ:作品集
ホルン協奏曲「冬の旅」(2008)
弦楽のためのアダージョ (1995/2013)
ヴァイオリン協奏曲第1番(1976)*
広島の犠牲者に捧げる哀歌 (1960)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(Hrn)
バルナバス・ケレメン(Vn)*
クシシュトフ・ペンデレツキ
ミハウ・ドヴォジンスキ(指)LPO

録音:2013年11月27日*、15年10月14日/ロイヤル・フェスティバル・ホール(ライヴ)
1933年生まれ、86歳(11月生まれ)の巨匠作曲家クシシュトフ・ペンデレツキ。その彼がロンドン・フィルを指揮した自作3篇をメインとする貴重な記録。 ペンデレツキといえば1960年作の「広島の犠牲者に捧げる哀歌」で彗星のように現れ、世界の音楽界に衝撃を与えました。五線を黒く塗りつぶすトーン・ クラスターによる弦楽器の鮮烈な音響は、今日でも超えるものなき天才的な発明とされています。それだけでなく、広島の惨劇を題材としていることもあり、 現代音楽としては稀な知名度を誇っています。作曲者指揮による最新録音で聴くことができるのもたいへんな価値と申せましょう。
ペンデレツキは1976年にアイザック・スターンのために書いたヴァイオリン協奏曲で大幅に作風を変え、ロマンティックとさえいえるものとなりました。 その後宗教音楽や映画音楽に携わり、今日でも精力的に活動しています。最近作として名手ラドヴァン・ヴラトコヴィチのために2008年に書いたホルン 協奏曲と、1995年の交響曲第3番の第3楽章を2013年に弦楽オーケストラ用に改作した「弦楽のためのアダージョ」もとりあげています。
ホルン協奏曲は「冬の旅」のタイトルを持ちますがシューベルトの名作歌曲集とは何も関係なく、作曲の直前の冬に中国と南米をたびたび旅行したこと を、ポーランドの自然あふれる美しい別荘で思い返しながら作曲したとされます。狩猟ホルンの響きが聞こえますが、全体としてとても暗い音楽なのがペ ンデレツキならではとなっています。 (Ki)

H.M.F
HMM-937441(1CD)
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
ラプソディー・イン・ブルー
キューバ序曲
ジョン・ナカマツ(P)
ジェフ・タイジック(指)
ロチェスターPO

録音:2006年7月
ガーシュウィンの作品集。指揮にジャズ界でも活躍している大御所タイジック、ピアノに強靭なテクニックとパッションのピアニスト、ジョン・ナカマツと いう最高の組み合わせです。ラプソディー・イン・ブルーの冒頭のオケもバッチリ決まって、続くピアノによる有名な旋律も、絶妙なリズム感とテクニック に裏打ちされたもの。キューバ序曲では、タイジックならではのジャズへの深い読み込みにオケが見事に応えており、他では得がたい壮大な演奏となって います。 (Ki)

SWR music
SWR-19088C(3CD)
NX-C05
グルダ・プレイズ・ピアノ・コンチェルト

【DISC 1
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58

【DISC 2】 初発売
(1)ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ト長調 Hob.XVIII:11
(2).R.シュトラウス:ブルレスケ AV85
(アンコール)
(3)ドビュッシー:花火 (前奏曲集第2巻より)

【DISC 3】
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
フリードリヒ・グルダ(P)

【DISC 1】 初発売
(1) ヨーゼフ・カイルベルト(指) シュトゥットガルトRSO
録音:1959年7月1日(ライヴ) ルートヴィヒスブルク城
(2)ハンス・ミュラー=クライ(指) シュトゥットガルトRSO
録音:1960年2月18日(ライヴ) シュトゥットガルト・リーダーハレ
【DISC 2】 初発売
(1)(2)(3)ハンス・ミュラー=クライ(指) シュトゥットガルトRSO …1-4
録音:1962年1月10日(ライヴ) シュトゥットガルト・リーダーハレ
【DISC 3】
(1)(2)ハンス・ロスバウト(指) 南西ドイツRSOバーデンバーデン
録音:1962年1月16日(1)、1962年1月15日(2)

全てモノラル録音
30歳前後のグルダによる協奏曲録音がBOXで登場。中でもDISC 1と2に収録された一連のライヴ音源は、今回が初登場という貴重なも のです。17歳でジュネーブ国際コンクールを制して経歴をスタートし、当時既に多くの公演と録音を経験していたグルダだけに、若々しいタッチ の中に円熟味も加味された、彼らしいたいへん美しい演奏を聴かせてくれます。DISC 3はロスバウトとの放送用セッション録音です。南西ドイ ツ放送(SWR)に残されたオリジナル・マスターテープから今回の商品化のために新たにマスタリングが行われ、モノラルながらたいへん聴きやす い音となっています。

DACAPO
MAR-6.220664(1SACD)
NX-B06
クーラウ/バルト/ゲーゼ:19世紀デンマークの協奏曲集
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):2本のホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.45(1822頃)
クリスチャン・フレデリーク・バルト(1787-1861):オーボエ協奏曲 Op.12(1823頃)…世界初録音
ニルス・W.ゲーゼ(1817-1890):カプリッチョ イ短調(1878)(カール・ライネッケによるヴァイオリンと管弦楽編曲版)
フリードリヒ・クーラウ:「ウィリアム・シェイクスピア」序曲 Op.74(1825-1826)
フレミング・アクスネス(Hrn)/リサ・マリア・クーパー(Hrn)
オリヴァー・ノルダル(Ob)/イアン・ヴァン・レンスブルク(Vn)
ジャン・トレル(指)
オーフスSO

録音:2018年4月4-5日、2018年5月29日、2018年5月31日、2018年6月19-20日
19世紀前半のデンマークは、童話作家アンデルセンや哲学者キルケゴールなどとともに、ドイツ・ロマン派に触発された作曲 家たちが活躍、文化芸術が花開く「黄金時代」を迎えていました。このアルバムにはその時代の3人の作曲家の作品が収録 されています。クーラウは、ドイツで生まれデンマークに移住したコンサート・ピアニストとしても知られる人で、日本のピアノ学 習者は「ソナチネ・アルバム」でその名に親しんだ人が多いでしょう。ゲーゼはデンマーク王立管のヴァイオリニストで、最初の交 響曲がメンデルスゾーンに認められ、1847年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席指揮者の座をメンデルスゾーンより引 き継ぎました。バルトについては分かっていないことが多いものの、オーボエを演奏する一家に生まれ、デンマーク音楽界の オーボエの発展に貢献。ここに収録されたオーボエ協奏曲は世界初録音作品です。演奏しているのは、デンマーク2番目の 都市、オーフスのSO。ソリストは皆、同楽団の首席奏者たちです。

IBS CLASSICAL
IBS-32019(1CD)
ドヴォルザーク:チェロ作品集
チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104, B.191
ボヘミアの森より Op.68, B.133-第5番「森の静けさ」
ロンド ト短調 Op.94, B.181
4つの歌 Op.82, B.157-第1曲 私にかまわないで(チェロとピアノ編)
アドルフォ・グティエレス・アレナス(Vc)
キンボー・イシイ(指)
マグデブルクPO
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音 2018年9月25-29日
名作「チェロ協奏曲」を中心にドヴォルザークのチェロ曲を収録した1枚。彼独自の旋律美が如何なく発揮された抒情的な 「森の静けさ」は、もともと4手ピアノのための曲ですが、作曲家自身がチェロとオーケストラ用に編曲した版が演奏されていま す。歌曲を思わせる魅力的な旋律が展開されていきます。最後に置かれているのは歌曲「私にかまわないで」をチェロで歌い 上げたもの。落ち着いた音色で深い情感を表現しています。 スペインのチェリスト、アドルフォ・グティエレス・アレナスは最初ピアノを学び、14歳の時にチェロに転向。ソフィア王妃音楽院を 卒業後はシュタルケルのマスタークラスを受けるなど研鑽を積み、2002年から国際的に活躍を始め、数多くの指揮者、オー ケストラと共演する実力派。オーケストラを指揮するキンボー・イシイは幼少期を日本で過ごし、2009年から2013年には 大阪SO首席客演指揮者を務めるなど日本でも活躍、現在はマグデブルク劇場音楽総監督を務めています。
IBS CLASSICAL
IBS-12019(1CD)
ルイス・デ・パブロ(1930-):アナトミアス
室内協奏曲(1979)
エロス(1933)*…世界初録音
アナトミアス(2005-2007)#…世界初録音
フリオ・モゲル(P)
ディーター・ネル(Vc)
マリー・テレサ・プフィス(Va)
フアン・ガルシア・ロドリゲス(指)
ザーイル・アンサンブル

録音:2012年6月4日、2010年2月12日*、2011年11月10日#
IBS CLASSICALレーベルが取り組む「スペインの知られざる作曲家」の作品録音シリーズ。このアルバムで取り上げられた ビルバオ生まれのルイス・デ・パブロも、ほとんど知られていませんが、現代スペイン音楽を理解するためには必要不可欠な作 品を書いている作曲家の一人です。ピアノとオーケストラ、パーカッションの音がぶつかり合い見事な世界を作り上げる「室内 協奏曲」、ピアノとチェロが激しいやりとりを交わし、オーケストラがユニークな音で盛り上げる「エロス」、ヴィオラの独奏を伴う 2005年から2007年に書かれた「アナトミアス」。どれもユニークなスタイルを持っています。


Profil
PH-20003(4CD)
天才〜マイケル・レビン

■Disc 1
(1)ラヴェル:ツィガーヌ
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(3)サン=サーンス:ハバネラOp.83
(4)ブルッフ:スコットランド幻想
■Disc 2 
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
(3)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
■Disc 3
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30の3
(3)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(4)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
(5)ドビュッシー(ロケ編):レントよりも遅く
(6)プロコフィエフ(ハイフェッツ編):「3つのオレンジへの恋」〜行進曲
■Disc 4
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
(3)クレストン:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.78【世界初演時の録音】
マイケル・レビン(Vn)

■Disc 1 77’ 37”
エードリアン・ボールト(1)(4)、
ロヴロ・フォン・マタチッチ(2)、
アルチェオ・ガリエラ(3)(指)
フィルハーモニアO
録音:1957年(1)(4)、55年(2)、56年(3)

■Disc 2 78’ 23”
アルチェオ・ガリエラ(1)、
ロヴロ・フォン・マタチッチ(2)、
エードリアン・ボールト(3)(指)
フィルハーモニアO
録音:1956年(1)、54年(2)、57年(3)

■Disc 3 75’ 37”
ローター・ブロダック(2)(3)、
レオン・ポムマー(5)(6)(P)、
フェリックス・スラトキン(指)
ハリウッドボウルSO(4)
録音:1955年(1)、61年(3)、62年(2)、59年(4)(5)(6)(これのみステレオ)

■Disc 4 78’ 15”
エードリアン・ボールト(指)
フィルハーモニアO(1)、
サウル・カストン(指)デンヴァーSO(2)、
ゲオルク・ショルティ(指)ロサンゼルスPO(3)
録音:1957年(1)、60年(ライヴ)(2)(3)
マイケル・レビン(1936-1972)はエディト・パイネマンやサルヴァトーレ・アッカルドと同世代のヴァイオリニストながら、1972年に35歳の若さで 急逝しました。長寿に恵まれていれば巨匠として神業を披露していたであろうことが惜しい限りです。幼くして天才と目され、ジュリアード音楽院の名伯楽 イヴァン・ガラミアンが「何の欠点もない」と太鼓判を押すほどの才能でした。 彼のあまり多くない録音のなかから、絶頂期とされる1950年代後半の音源を4枚にまとめました。大半がエンジェルのもので、超絶的なテクニック、 明るい音色とオペラ歌手のような歌ごころに酔わされます。 レビンの至芸を4枚でこの価格! ヴァイオリン好き必携です。


RHINE CLASSICS
RH-002(8CD)
ワンダ・ルッザート1955-79未出版録音集

■CD1
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
■CD2
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
(2)ゲディーニ(1892-1965):ディヴェルティメント(1959/60)
上記練習風景(プライベート・テープより)
■CD3
(1)R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
(2)マルゴーラ:ヴァイオリン・ソナタ
(3)ピツェッティ:キャンティ
シマノフスキ:アレトゥーサの泉(断章)
■CD4
(1)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番 Op.137/1 D.384
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
(2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
■CD5
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ Op.4
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
(リハーサル収録)
(2)フランツ・リース(1846-1932):常動曲
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
■CD6
(1)ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ
(2)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ(第4番) Op.1/13, HWV.371
クライスラー:前奏曲とアレグロ」(プニャーニのスタイルによる)
シマノフスキ:アレトゥーサの泉
フランツ・リース:常動曲
(練習風景)
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番(断片演奏含む)
(練習風景)
(3)パガニーニ:カプリース第5番(断片演奏含む
(練習風景)
(4)パガニーニ:カプリース第5番
■CD7
(練習風景)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲第1楽章より
ゲディーニ:ディヴェルティメントより
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番より
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より
■CD8
(ラスト・レコーディング)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ Op.4
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
全て、ワンダ・ルッザート(Vn)

■CD1
(1)エフレム・クルツ(指)ミラノRAISO 録音:1960.6.21
(2)フランコ・カラシオーロ(指)ミラノRAISO 録音:1966.11.9
■CD2
(1)ニクラウス・ウィス(指揮スイス・イタリアーナ放送O 録音:1970.6.7
(2)フルマール・シャッツ(指)トリノRAISO 録音:1960.10.28※世界初演
■CD3
(1)ハンス・フォークト(P) 録音:1962.2.23
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1968.12.19
(3)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1968 未放送録音
■CD4
(1)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962
(シューベルトは断片録音含む、シューマンはリハーサル収録、下記とは別録音、ともにプライベート・テープより)
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962
■CD5
(1)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1962 未放送録音
(3)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1955.3.13
■CD6
(1)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1955
(2)アントニオ・ベルトラーミ(P) 録音:1969(オリジナル・テープは紛失)
(練習風景)
(3)録音:1960 自宅録音
(練習風景)
(4)録音:1960 自宅録音
(練習風景)
(5)録音:1966 自宅録音
■CD7
録音:1960 自宅練習風景(プライベート録音)
■CD8
レオナルド・レオナルディ(P)  録音:1979.1.31
ワンダ・ルッザート(1919-2002)は北イタリア、スイスとの国境に近いヴァレーゼの生まれ。少女の時から天才ヴァイオリニストと騒がれた。 1932年、伝説的なヴァイオリン・コンクール、ウィーン・コンクールが催され、第1 位にジョコンダ・デ・ヴィート、第2 位にリカルド・オドノポソフ、第3 位にジークフリート・ボリスなどが入る中、僅か13 歳のルッザートが12 歳のジネット・ヌヴー(二人は同年の5 ヶ月違い)と共に第4 位を獲得して大いに話題となった。 デ・ヴィートとオドノポゾフとボリスとヌヴー・・・一体どんな年だ、と思わずにはいられないが、この時の審査員の一人が偉大なヴァイオリニスト、イェネー・フバイ。これが縁で、ルッザートは晩年のフバイの弟子になった。 ちなみにこのコンクールの審査員、イェネー・フバイを筆頭に、クレメンス・クラウス、エネスコ、ヤン・クーベリック、アドルフ・ブッシュ、カール・フレッシュ、フーベルマン、フィテルベルク、エーリヒ・クライバー、クーレンカンプ、モントゥー、スーク、シマノフスキ・・・という前代未聞の陣容だった。 さてルッザート、第二次世界大戦が終わるとルッザートは欧米で幅広く活躍し、1964 年には来日も果たしています。そのヴァイオリンは、知的な上品さと(彼女はミラノの裕福な一族の出)とフバイ仕込の深い音楽性が見事に融合したもので、非常に魅力的と言われていた。 ところが彼女はまだ50 代の頃に早々に引退してしまう。だから残念なことに彼女はレコード用の商業録音を一つも残さなかった。そしてルッザートは生前から完全に幻のヴァイオリニストになってしまったのです。 したがってこのCD に収録された録音はどれも極めて重要。プライベート録音や放送録音をかきあつめ、なかでもチャイコフスキー、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、さらにブラームス、フランクのソナタはファン狂喜のお宝音源。しかも音源だけでなく、多くの珍しい写真をこれでもかと掲載。製作者の熱い思いを感じてもらえるはず。
RHINE CLASSICS
RH-003(1CD)
アルフォンゾ・モセスティ1953-1959 未発表録音集
(1)レオン・シニガーリャ(1868-1944):ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.20 (1899)
(2)アントニオ・イレルスベルク(1882-1953):ヴァイオリン協奏曲ト長調(1906/11)
アルフォンゾ・モセスティ(Vn)
(1)フェルッチョ・スカリア(指)ローマRAI SO
(2)オッタヴィオ・ジーノ(指)トリエステPO

録音:(1)1959 年11 月7 日ライヴ、(2)1953 年トリエステ、放送スタジオ録音
1924 年生まれ、イタリア、トリエステ出身のヴァイオリニスト、アルフォンゾ・モセスティ。ロ ーマ、ナポリ、トリノのRAI SOで1954 年から1999 年まで活動した。チェリビダッケと も親交が厚かったらしい。 そのモセスティが 1950 年代に演奏した知られざるヴァイオリン 協奏曲2つ。無名の作品だが、ドイツ後期ロマン派風、そしてイタリア近代の作品のようで ある。 レオン・シニガーリャ(1868-1944)はトリノ生まれのイタリアのユダヤ人作曲家で、ウィーンで ブラームス、ゴルトマルク、マーラーに出会いドヴォルジャークと親交を結んだといいます。 アントニオ・イレルスベルク (1868-1944)はほとんど知られていないがイタリアの教育者、作 曲家。マルトゥッチに師事し、レスピーギとは学友で、ダラピッコラが生徒・・・ということでイ タリア近代の一時代を築いた。
RHINE CLASSICS
RH-004(2CD)
ハイフェッツ/伝説のロサンゼルス公演〜1963/64 年ライヴ&未発表音源
(1)ブラームス:二重協奏曲
(2)ハルヴォルセン:パッサカリア
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(4)ドヴォルザーク:ユモレスク
(5)サラサーテ:スペイン舞曲集 Op. 21-2「ハバネラ」
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
(1)(2)レナード・バーンスタイン(指)NYO
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(3)ズビン・メータ(指) ロサンゼルス・フィル
(4)(5)ドナルド・ヴォーヒーズ(指)ベル・テレフォンアワー・オーケストラ

録音:(1)(2)1963 年9 月1 日ハリウッドボウル、ライヴ、
(3)1964 年12 月6 日ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ライヴ、
(4)(5)1950 年2 月7 日ニューヨークNBC ラジオ・シティ、放送用ライヴ録音
これまでレアなヴァイオリニストを紹介してきた RHINE CLASSICS から超大物ハイフェッ ツの貴重な音源をリリースされました。これまでCD化されたことのないブラームスとベート ーヴェンの大曲2曲です。特に若きメータとのベートーヴェンなど、珍しい音源です。また バーンスタイン、ピアティゴルスキーとのブラームスも期待大です。最後はアンコール的に ベル・テレフォンアワーから2 曲収録しています。

Naive
OP-30585[NA]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 第8集
協奏曲 ハ長調 RV 187、協奏曲 ロ短調 RV 387、
協奏曲 ニ短調 RV 235、協奏曲 ニ長調 RV 217、
協奏曲 ト短調 RV 321、協奏曲 変ロ長調 RV 366「カルボネッリ」
ジュリアン・ショヴァン(Vn)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ

録音:2019年6月26-29日、パリ
ヴィヴァルディ・エディションのソロ協奏曲シリーズ初、フランスのヴァイオリン奏者が登場。ソリストとアンサンブルが一体となり、美しいメロディのフレー ジングの息遣いまで見事にそろっています。自作のオペラからの引用の部分など、このうえなくカンタービレな演奏で、優雅さ全開。最後に収録されている 「カルボネッリ」は、当時の名手ステファノ・カルボネッリが演奏するためにと作曲されたもの。急速なパッセージ、高い技術を要するスタッカート、美し く奏するのが難しいレガートなど超絶技巧も盛り込まれておりますが、ここではショヴァンとアンサンブルが見事に演奏しています!
ジュリアン・ショヴァンは2003年のブルージュ古楽コンクールで入賞して以来、ソリストとして、そしてアンサンブルのリーダーとしても活躍しています。 ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015年、ショヴァンによって設立されました。この名称は、1783年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」もこの 団体のために書かれたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックにちなんでいます。この団体は、マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・ オーケストラを務めた、フランス、そしておそらくヨーロッパ随一の楽団でした。メンバーはほぼ全員フリーメイソンによって構成され、名称のLogeもフリー メイソンのLodgesに因んでいます。ショヴァンはOlympicという文言を団体名に使うことをオリンピック委員会から禁止されたため、2016年から名称 をル・コンセール・ド・ラ・ローグとして活動を続けています。 (Ki)

MELODIYA
MEL1002624(1CD)
NX-C07
20世紀ロシアのピアノ協奏曲集
アレクサンドル・ツファスマン(1906-1971):ピアノとオーケストラのための組曲(1945)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
カプースチン:ピアノ協奏曲 第2番 Op.14
ドミトリー・マスレーエフ(P)
レオニード・グーリエフ(Tp)
ウラディーミル・ランデ(指)
シベリア国立SO

録音:2019年
2015年に開催された“第15回チャイコフスキー国際コンクール”ピアノ部門の優勝者ドミトリー・マスレーエフ。このアルバムは、彼がソリストを務 めるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を中心に、同じく20世紀ロシアの2人の作曲家、カプースチンとツファスマンの協奏曲形式の作品を収録し た1枚。 ピアノとトランペットの掛け合いが見事なショスタコーヴィチでの息を呑むかのようなテクニックはもちろんのこと、ジャズ風の肌触りを持つカプースチ ンでの柔軟で即興的なリズムの処理、同じくロシア・ジャズの草分けとして知られるツファスマンの音楽を華麗なタッチで演奏するマスレーエフの 妙技をお楽しみ下さい。
MELODIYA
MEL-1002600(5CD)
NX-F01
ルドルフ・バルシャイ・アニヴァーサリー・エディション
【CD1】
1-5.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ヴィオラ編)
6-8.アンリ・カサドシュ(1879-1947):ヘンデルの形式によヴィオラ協奏曲(1924)
9-12.ヒンデミット:ヴィオラと弦楽オーケストラのための葬送音楽(1936)
【CD2】
1-3.モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364
4-8..ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番ヘ長調 Op.73
【CD3】
1-2.パーセル:パヴァーヌとシャコンヌ ト短調
3-5.ロッシーニ:弦楽のためのソナタ 第3番ハ長調(1804)
6-8.モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K136
9-11.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
12-14.ストラヴィンスキー:バーゼル協奏曲 ニ長調 Basle(1946)
15-17.ストラヴィンスキー:協奏曲「ダンバートン・オークス」 変ホ長調(1938)
【CD4】
1-14.バッハ:フーガの技法(バルシャイによるオーケストラ編)
【CD5】
1-8.バッハ:フーガの技法 BWV1080
(ルドルフ・バルシャイによるオーケストラ編)(続き)
9-23.プロコフィエフ:つかの間の幻影 Op22より15曲(バルシャイによるオーケストラ編)
ルドルフ・バルシャイ(Va&指)
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ミハイル・ムンチャン(Cemb)
チャイコフスキーSQ
モスクワ室内O

【CD1】
録音:1955年…1-4
1960年…5(シャコンヌのみ)
1958年…9-12

【CD2】
録音:1959年…1-3
1954年…4-8

【CD3】
録音:1962年3月4日…1-5
1962年11月26日…6-8
1972年12月21日…9-17

【CD4】
録音:1971年

【CD5】
録音:1971年…1-8、
1962年…9-23



モノラル/ステレオ
この5枚組では、優れたヴィオラ奏者としての活動と、指揮者としての非の打ちどころのない完璧な演奏を3枚のアルバムに収録、残る2枚に は、晩年、病床にあっても編曲を続けていたという「フーガの技法」全曲と、同じくバルシャイが編曲したプロコフィエフの小品を併せることで、彼 の音楽に対する愛情と偉大な功績を探ることに成功しています。 1924年、ロシアのラビンスクに生まれ、モスクワ音楽院でヴァイオリンとヴィオラを学び、当初はヴィオラ奏者として活動を始めたルドルフ・バルシャ イ。1955年から指揮者に転向、自ら創設したモスクワ室内Oを率いて、ソ連国内で活発な活動を行い、同世代の作曲家の作品を 次々と初演。なかでもショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は自ら「室内交響曲」に編曲するなど、アレンジャーとしても素晴らしい成果を上げて います。また、晩年は若いころから愛していたというマーラーの「交響曲第10番」を補筆完成、録音を残したことでも知られています。

Acte Prealable
AP-0502(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲集 Vol.2
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.125
ピアノ協奏曲 第4番変ホ長調 Op.130
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリンPO
ヴォイチェフ・ロデク(指)

録音:2018年11月22-23日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド
ラウル・コチャルスキは幼少よりショパンの直弟子カロル・ミクリ(1819-1897)に師事した20世紀前半のポーランドを代表するピアニストの一人。作曲家でもあり、交響曲や歌劇を含む200近い作品を残しています。ヨアンナ・ワヴリノヴィチは当レーベルの看板アーティストの一人。
Acte Prealable
AP-0503(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲集 Vol.3
ピアノ協奏曲 第5番ニ長調 Op.140
ピアノ協奏曲 第6番ホ長調 Op.145
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリンPO
ヴォイチェフ・ロデク(指)

録音:2019年10月14-15日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド
Acte Prealable
AP-0501(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲集 Vol.1
ピアノ協奏曲 第1番ロ短調 Op.79
ピアノ協奏曲 第2番ト長調 Op.83
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)
ポトカルパチェPO
マッシミリアーノ・カルディ(指)

録音:2017年7月13-14日、ポトカルパチェ・フィルハーモニー、ジェシュフ、ポーランド
Acte Prealable
AP-0504(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):弦楽の為の協奏曲集
ヴァイオリンン協奏曲 イ長調 Op.84 *
チェロ協奏曲 ロ短調 Op.85 +
アグニェシュカ・マルハ(Vn)*
ウーカシュ・トゥジェシュ (Vc)+
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリンPO
ヴォイチェフ・ロデク(指)

録音:2018年11月28日+、29日*、
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド

Nimbus Alliance
NI-6394(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
モーツァルト:ピアノ協奏曲ヘ長調 K.413(作曲者自身による弦楽四重奏とピアノのための編曲版)
ピアノ協奏曲イ長調 K.488
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365*
ロバート・ブロッカー(P)、
ペーター・フランクル(P)*、
イェール・フィルハーモニア、
ウィリアム・ボートン(指)、
スタテラ・クァルテット

録音:2018年3月4日−7日、2019年3月8日、イェール大学音楽院(ニューヘイヴン、アメリカ)
イェール大学の音楽部長を務め、国際的にも高く評価されている名ピアニスト、ロバート・ブロッカー。イギリスSOの創設者&音楽監督としてNimbusに膨大な録音を行い、現在はイェールSOの音楽監督も務めるイギリスの名指揮者ウィリアム・ボートンの指揮で贈る、熟練されたモーツァルト。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Chandos
CHAN-20137(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.5
ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175*
歌劇 「偽の女庭師」序曲
歌劇 「シピオーネの夢」序曲
ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238*
歌劇 「ルーチョ・シッラ」序曲
歌劇 「羊飼いの王様」序曲
ピアノ協奏曲第8番「リュッツォウ」*
歌劇 「ツァイーデ」 序曲(交響曲第32番ト長調 K.318)
ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」*
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/Yamaha CFX)*、
ガボル・タカーチ=ナジ(指)、
マンチェスター・カメラータ


※使用ピアノ:Yamaha Model CFX
録音:2019年5月4日−5日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN 10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻)、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻&第4巻)、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」(第4巻)に選ばれるなど堅実な高評価を獲得してきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。
第5巻は、モーツァルトのオリジナルによる最初のピアノ協奏曲となった第5番(第1番〜第4番は編曲作品のため)から第6番、第8番、第9番の初期の4作品を収録。
そしてタカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"による鮮烈な演奏で、オペラのための序曲5作品もセットにした充実の2枚組です。
いずれもモーツァルトが10代〜20代前半の頃に書かれた作品でありながら、十分に成熟した天才モーツァルトの特別な才能が鮮明に浮かび上がってきます。
これまでのハイドンやモーツァルトのレコーディング同様、今作でもYAMAHAピアノを使用しています。

Ars Produktion
ARS-38295(1SACD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
キム・ソ・ジン(Vn)、
マンハイム・プファルツ選帝候室内O

録音:2019年5月22日−23日、エピファニアス教会(マンハイム、ドイツ)
24歳でスイスのルツェルンSOのコンサートマスターに就任し、現在はドイツのミュンヘン放送Oの副コンサートマスターを務め、ハノーファー音楽演劇大学で教鞭も執っている韓国系アメリカ人の女流ヴァイオリニスト、キム・ソ・ジンが奏でる華麗なるモーツァルト。
2006年にリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールにジュリアード・オーケストラとの共演で出演しソロ・デビュー。その後は、ソリストとしてもチェコRSOやサンクトペテルブルクSO、イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール、ブダペストSOなどと共演を重ねるなど目覚ましい活躍を展開しています。
ドロシー・ディレイ門下の田中直子、チョーリャン・リンの両氏にジュリアード音楽院で師事したキム・ソ・ジン。ジュリアード仕込みの確かな音楽性とテクニックが活きた魅力あふれるモーツァルト・アルバムです。

Indesens
INDE-086(1CD)
ソヴィエトのトランペット協奏曲集
(1)ネステロフ:トランペット協奏曲ハ短調 Op.42
(2)ヴァシレンコ:協奏的詩曲ハ短調 Op.113
(3)アルチュニアン:トランペット協奏曲変イ長調
(4)パフムートヴァ:トランペット協奏曲
(5)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番Op.35
(1ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、バスティアン・スティル(指)、モスクワSO
(2)ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、フランソワ・ブーランジェ(指)、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
(3)エリック・オービエ(Tp)、バスティアン・スティル(指)、ポーランドRSO
(4)ティエリー・ジェルヴェ(Tp)、ジャン=フィリップ・ダンブルヴィル(指)、パフムートヴァ・アンサンブル
(5)エリック・オービエ(Tp)、ルステム・サイトクロフ(P)、ニコラ・シャルヴァン(指)、サヴォア地方O
モーリス・アンドレの系譜を継ぐ現代のフランスを代表するトランぺッター、エリック・オービエと、パリ警視庁吹奏楽団のトランペット奏者であり、パリ12区音楽院の教授として後進の育成にもあたっている名手ティエリー・ジェルヴェの2人が奏でる、「ソヴィエト」のトランペット協奏曲集5作品を収録!
オービエは王道中の王道であるアルチュニアンとショスタコーヴィチの2曲、ジェルヴェはネステロフ、ヴァシレンコとパフムートヴァの3曲を演奏。フランスの名手2人による濃厚濃密なソヴィエト・プログラムは、まさに旧ソ連の伝説的なトランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェルへのトリビュート・アルバムに仕上がっています。

Danacord
DACOCD-869(1CD)
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.4 〜 ジョージ・ガーシュウィン:ピアノと管弦楽のため作品全集
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
セカンド・ラプソディ
ピアノ協奏曲へ調
「アイ・ガット・リズム」による変奏曲
セシル・リカド(P)
ジェラルド・サロンガ(指)
南デンマークPO
2016年から始動したダナコード(Danacord/デンマーク)の意欲的な新シリーズ、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」は、18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆく好企画。第4弾は、「ガーシュウィン」のピアノと管弦楽のための作品全集。王道のラプソディ・イン・ブルーに加え、近年ようやく注目されるようになってきたセカンド・ラプソディーなどを収録。
セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しています。

DOREMI
DHR-8086(5CD)
ルドルフ・ケレルの芸術
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(5)ゲオルギー・ムーシェル:ピアノ協奏曲第2番 イ短調
(6)リスト:ピアノ協奏曲第1番
(7)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
(8)リスト:メフィスト・ワルツ
 超絶技巧練習曲 第10番ヘ短調 S.139-10
 『婚礼』 /『タンホイザー』序曲
シューマン:交響的練習曲 Op.13
 アラベスク Op.18
モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調 K.310
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
 ピアノ・ソナタ第14番『月光』
スヴィリドフ:ピアノ・ソナタ(1944)
(9)スヴィリドフ:ピアノ三重奏曲
ルドルフ・ケレル(P)
(1)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)、モスクワRSO
(2)(4)(5)(7)キリル・コンドラシン(指)、モスクワPO
(3)(6)ヴィクトル・ドゥブロフスキー(指)、モスクワPO
(9)ヴィクトル・ピカイゼン(Vn)、レフ・エフグラーフォフ(Vc)

録音:1961-1984年
ルドルフ・ケレルは1923年ティフリス生まれのロシアのピアニスト。6歳でピアノを始め12歳でトビリシ音楽院に学び、15歳の時にチャイコフス キーの協奏曲を公に演奏しました。大戦中に家族と共にロシア国外へ強制移住させられたときは、ピアノもなかったためテーブルに白黒を塗って鍵盤に模 したといいます。雪解け以降は祖国に戻りモスクワ音楽院の教授となったほか、ウィーン国立音楽大学教授も務めます。晩年はチューリッヒに移り住み、 2013年に90歳で世を去りました。このセットではロジェストヴェンスキーやコンドラシンといったロシアの名匠との協奏曲録音やソロによる演奏をたっ ぷりと収録。これだけまとまって聴けるのは貴重です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72816(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ベ ン・キム(P)
コンセルトヘボウ室内O

録音:2019年6月3-6日/オランダ、MCO Studio 1
ベン・キムは、現代ピアノを用いて古楽器ピアノの質感や語り口を表現することにずっと興味を持っていたと言います。歌い上げるのではなく語るように 音を発し、時に打楽器的なスタッカートを採り入れるなどして、モーツァルトのシンプルで天才的な楽譜から、美しく透明な演奏を生み出しています。ロ イヤル・コンセルトヘボウOのメンバーからなる1987年創設のグループ、コンセルトヘボウ室内Oとのアンサンブルも親密なもの。新鮮な 喜びにあふれたモーツァルトです。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186837(1CD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集
(1)チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052
(2)チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV1053
(3)チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV1055
(4)チェンバロ協奏曲第7番ト短調 BWV1058
フランチェスコ・コルティ(Cemb)、
イル・ポモ・ドーロ

録音:2019年3月1-5日/グスタフ・マーラー・ホール(ドッビアーコ)
1984年イタリア生まれの鍵盤奏者フランチェスコ・コルティが2018年よりゲスト・コンダクターをつとめるピリオド楽器オーケストラ『イル・ポモ・ドー ロ』との共演で、バッハのチェンバロ協奏曲集を録音しました!
コルティは2006年ライプツィヒにて第15回国際ヨハン・セバスチャン・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で第1位を受賞。翌2007年にはマルク・ ミンコフスキからのアプローチでルーヴル宮音楽隊のメンバーとなり、以後チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン奏者として活躍しております。ソリストと しては世界各国で活躍し、2017年6月に調布国際音楽祭に出演し注目を集めました。
満を持してのバッハのチェンバロ協奏曲集は、コルティの魅力である雄弁な語り口で演奏。イル・ポモ・ドーロとともに息の合ったアンサンブルを聴か せてくれます。今後のより一層の活躍が期待される注目の録音です。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-067(1CD)
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
五重奏断章 変ロ長調 KV Anh,91(フランツ・バイヤー補完)
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ジュリアン・エルヴェ(Cl)
グスターヴォ・ヒメノ(指)
ロッテルダムPO
ゴルダン・ニコリッチ、ゴラン・グリバイツェヴィチ(Vn)
ロマン・スピツェル(Va)、セリーヌ・フラメン(Vc)

録音:2017年3月、2018年9月
フランス出身のクラリネット奏者ジュリアン・エルヴェによるモーツァルトの登場。彼が首席奏者を務めるオーケストラ、ロッテルダム・フィルが管弦楽 を担当しているとあって、そのあたたかなアンサンブルは格別なものがあります。 カップリングには元LSOのコンサートマスターであるニコリッチら豪華メンバーを迎えての五重奏曲も収録しています。 ジュリアン・エルヴェはフランス出身。パスカル・モラゲスのクラスに学び、2008年からロッテルダム・フィルの首席クラリネット奏者を務めるほか、ソリスト、 室内楽でも活躍しています。楽器はビュッフェ・クランポンを愛奏しています。ヒメノはコンセルトヘボウOで打楽器奏者を務めていましたが2012 年よりヤンソンスのアシスタントとして指揮者としてのキャリアをスタートさせました。その後ハイティンクやアバドのアシスタントも務め、その才能は世界 が広く認めるところです。来日もしており、2020/21のシーズンからはトロントSOの第11代音楽監督としてますます活躍が期待されております。 (Ki)

LPO
LPO-0114(1CD)
LPOの首席奏者たちによるモーツァルト
フルート協奏曲第2番ニ長調 K314
協奏交響曲 変ホ長調 K.297b*
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191#
ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO
ジュリエット・バウザー(Fl)
ジョナサン・デイヴィス(Fg)
イアン・ハードウィック(Ob)
ジョン・ライアン(Hrn)
トーマス・ワトムフ(Cl)

録音:2017年12月2日、2017年11月30日*、2017年12月1日# ヘンリー・ウッド・ホール
ロフスキ率いるLPOの最新盤は、ソリスト陣もLPOメンバー、首席奏者を中心とした陣営による協奏曲集。フルート協奏曲はオペラ的な要素も強 い作品ですが、華やかなフルート・ソロ、そしてオペラでの経験も豊富なユロフスキというコンビが理想的な演奏を展開しています。協奏交響曲でも、お 互いを知り尽くしたメンバーたちによるアンサンブルとあって、安定感抜群、最上のブレンド具合です。ファゴットのジョナサン・デイヴィスはイギリスが誇 るファゴット奏者の一人ですが、見事なソロを披露しています。 (Ki)
■ジュリエット・バウザー(Fl)
2016年7月よりLPOに首席奏者として迎えられます。LSOなど世界的なオーケストラと協奏曲を演奏しているほか、2014年にはECHOライジング・スターの一人に選出された。
■ジョナサン・デイヴィス(Fg)
2016年にLPOにて首席奏者に就任。それまでは22歳よりロイヤル・フィルで同じく首席奏者を務めていた。アンサンブルへの客演多数。13歳でバービカン・センターにデビュー。現代作品の初演も手がけています。
■イアン・ハードウィック(Ob)
イングリッシュ・ナショナル・オーケストラで首席奏者を務めたのち1991年よりLPOメンバー。王立音楽院で後進の指導にあたるほか、2011年にはミュンヘン国際音楽コンクールの審査員も務めた。
叱っくジョン・ライアン(Hrn)
2001年ギルドホール音楽院卒業、LSOを経て、2009年よりLPO首席ホルン奏者に就任。R.シュトラウスやモーツァルトのホルン協奏曲でソリストを務めたほか、室内楽なども積極的に演奏しています。現代作品の初演も手がけています。
■トーマス・ワトムフ(Cl)
ロイヤル・フィルのメンバーを経て、2014年9月よりLPOメンバーとなります。

Simax
PSC-1375(1CD)
シェティル・ヴォスレフ(1939-):ピアノ協奏曲
(1)ピアノ協奏曲(1992)*
(2)夢の劇(Ein Traumspiel)(2009)(管弦楽のための)
(3)バラバ(Barabbas)(2004)(管弦楽のための)
全て、ベルゲン・フィルハーモニックO

(1)ライフ・オーヴェ・アンスネス(P)
エドワード・ガードナー(指)
(2)アイヴィン・グッルベリ・イェンセン(指)
(3)フアンホ・メナ(指)

録音:(1)2019年8月15日-16日、(2)2011年4月14日-15日(ライヴ)、(3)2013年3月21日-22日(ライヴ)
グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
制作:(1)ヨルン・ペーデシェン、(2)(3)アーリル・エーリクスタ
シェティル・ヴォスレフ は、ベルゲンに生まれ、ベルゲンのグリーグ・アカデミーで長年教えた多作の作曲家です。ヴォスレフの80歳を記念するアルバム。 ローガラン県のカルモイで生まれ、グリーグ・アカデミーのイジー・フリンカに学んだピアニスト、ライフ・オーヴェ・アンスネス(1970-)のソロ、ヴォ スレフと緊密な関係をつづけるベルゲン・フィルハーモニックの演奏で制作されました。 アンスネスがソロを弾く「ピアノ協奏曲」は、モーツァルトの「2台のピアノのための協奏曲」を聴いたヴォスレフが、「ならんで演奏する、まったく同じ音の楽器」 から「エコー協奏曲」のアイデアを得て作曲に着手したという作品です。作曲を委嘱したスタヴァンゲルSOの1993年シーズンの幕開けに、アンス ネスのソロ、アレクサンドル・ドミトリーエフの指揮で初演されました。アンスネスが、ベルゲン・フィルハーモニックの1995年4月のコンサートで演奏 した際にヴォスレフが「マニアックとも言えるほど極度の正確さに依存したこの作品をアンスネスほど上手く演奏できる人を見つけることはできなかっただ ろう」と語っています。2019年8月、首席指揮者エドワード・ガードナーの指揮で行われたセッションの録音です。 管弦楽のための「夢の劇」は、北ドイツRSO(現 NDRエルプPO)の首席指揮者に就任したアイヴィン・グッルベリ・イェ ンセンが最初のコンサートで指揮するためにヴォスレフに委嘱して作曲されました。ヒンドゥー教のインドラ神の娘が地上に降りてくるエピソードをスウェー デンの劇作家アウグスト・ストリンドベリが劇に作った『夢の劇』に基づき、ストリンドベリの「時間と空間の存在しない、脈絡のない夢の形をまねた」 という言葉を念頭に置きながら作曲したという作品です。2011年5月、グッルベリ・イェンセンがベルゲン・フィルハーモニックを指揮したコンサートの ライヴ録音で収録されています。 「歌手のいない歌劇」として作られた管弦楽作品「バラバ」は、ヴォスレフの同名の歌劇に基づく作品です。イエス・キリストに代わって釈放された盗賊 バラバの物語を第1幕「獄舎」第2幕「ピラトの宮殿の近くで」第3幕「受難の陰で」で構成され、指揮台の上方に設置されたディスプレイに歌劇の 台本の抜粋を表示しながら演奏されます。2008年から2013年までベルゲン・フィルハーモニックの第1客演指揮者を務めたスペインのフアンホ・メナ (1965-)の指揮。2013年5月、グリーグホールのコンサートのライヴ録音です。 (Ki)
Simax
PSC-1344(1CD)
カール・アーノルトト(1794-1873):ピアノ協奏曲・ピアノ六重奏曲
(1)ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.16
(2)ピアノ六重奏曲(大六重奏曲) Op.23
ルライフ・トルゲシェン(フォルテピアノ)
(1)ベルゲン・フィルハーモニックO
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
(2)ダーグ・アンデシュ・エーリクセン(Vn)
ユッタ・モルゲンシュテルン(Vn)
ハンス・グンナル・ハーゲン(Va)
ベン・ネーション(Vc)
グレグ・コーラー(Cb)
[楽器 Fortepiano: Gottlieb Hafner, Vienna ca.1830, restored by Edwin Bunk and Johan Wennink in 1994]

録音:2018年10月31日-11月1日、2019年5月11日-12日 ベルゲン大学講堂(大ホール)(ベルゲン、ノルウェー)
制作・録音:フランソワ・エケール
ドイツの作曲家カール・アーノルト(1794-1873)は、クリスチャニア(現 オスロ)で身を立てた際、ノルウェーの音楽にベートーヴェンの精神を吹 きこんだと言われます。アーノルトは、ノインキルヒェン生まれ。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名を馳せ、演奏旅行で訪れたクリスチャニアで音楽家 たちと聴衆に乞われ、フィルハーモニック協会の指揮を引き受けます。トリニティ教会のオルガニストも務め、クリスチャニアで最初のオルガンと作曲の学 校を私費で設立。ハルフダン・シェルルフ、オト・ヴィンテル=イェルム、ヨハン・スヴェンセンがこのアカデミーで学んでいます。 「ピアノ協奏曲」は、1819年8月、ワルシャワで初演、2年後、ベルリンで出版された作品です。「アレグロ・モデラート」「アダージョ・マ・ノン・トロッ ポ」、ロシア民謡に基づく「ロンド」。古典主義とロマンティシズムの結びついた音楽です。フォルテピアノのために作曲され、ポーランドの将軍ユゼフ・ザ ジチェクの夫人「アレクサンドラ・ザジチェク妃殿下」に献呈されました。「六重奏曲」は、ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバス の編成で演奏される作品です。「アダージョ・ノン・トロッポ − アレグロ・コン・フオコ」「アンダンテ」「アレグロ・コン・スピリト」「アレグロ・アジタート」 の4楽章。ベートーヴェンのスタイルを踏まえて書かれ、ピアノの技巧的で華麗な音楽の際立った「協奏曲」とも呼べる作品に作られています。1825年 に出版、プロシャの将軍、カール・フォン・デル・グレーベンに献呈されました。 ピアニストのトルライフ・トルゲシェン(1967-)は、ベルゲン生まれ。フォルテピアノの演奏をマルコム・ビルソン、バルト・ファン・オールトに学びました。 2002年からベルゲンのグリーグ・アカデミーで教授として教えています。主要なソロ・ピアノ曲を弾いたアルバム(PSC1305)につづくアーノルトの作品集。 初録音の2曲。セッションに先立ちアカデミーの学生グループの協力でリハーサルと研究が行われ、「ピアノ六重奏曲」はベルゲン・フィルハーモニックの プレーヤーたちの共演で録音されました。 (Ki)

BRIDGE
BCD-9531(1CD)
ポール・ルーザース・エディション 第15集
(1)ピアノ協奏曲第3番「パガニーニ変奏曲」
(2)サンバル・ダムール第2 巻(全8 曲)
(3)カフカプリッチョ(全5 楽章)
(1)アン=マリー・マクダーモット(P)
ベンジャミン・シュワルツ(指)
オーデンセSO
(2)クアトロ・マーニ【スティーヴン・バック(Cemb) 、スーザン・グレイス(P)】
(3)アンドレアス・デルフス(指)
オーデンセSO

録音:(1)2016 年9 月、(2)2016 年10 月 コロラド州ウォレン、(3)2018 年 6 月 デンマーク、オーデンセ
BRIDGE レーベルによるデンマークの作曲家、ポール・ルーザース(デンマーク語読みでは パウル・ルーザスが近い)のエディションの第 15 集。ピアノ協奏曲第 3 番「パガニーニ変奏 曲」は2014 年の作。題名通り、リストやラフマニノフも用いたことで有名なパガニーニの 24 の カプリッチョ第24 番の主題を基にしています。ピアノ独奏はなんとアン=マリー・マクダーモット。 サンバル・ダムール第2 巻は1986 年の作。チェンバロとピアノを共演させた面白い曲。カフカ プリッチョは、カフカとカプリッチョを繋げたもの。彼のオペラ「カフカの審判」に基づいています。

DORON
DRC-4029(1CD)
〜Legendary Artists シリーズ〜
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノと管弦楽のためのロンド変ロ長調 WoO6
メナヘム・プレスラー(P)
モーシェ・アツモン(指)
ウィーン歌劇場O

録音:1967 年頃
ボザール・トリオのピアニストとして高名なメナヘム・プレスラー、最近はソリストとしても評判 が高くDG などからソロ・アルバムが発売になっております。そんなプレスラーの往年のピアノ 協奏曲録音を復活させた DORON のCD、これが4 枚目。オリジナルはConcert Hall レー ベルの録音と思われます。プレスラーの柔らかく温かいピアノはベートーヴェンの若き日の名 作に打ってつけで、2 曲とも大変にいい味わいに仕上がっています。日本とも縁の深いモーシ ェ・アツモンの指揮も見事。 半世紀以上前のステレオ録音でテープ劣化がいくらかあることをご了承ください。


Treasures
TRE-214(1CDR)
バルサム〜モーツァルト&ベートーヴェン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175*
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲ニ長調Op.61(原曲:ヴァイオリン協奏曲)
アルトゥール・バルサム(P)
ブロニスラフ・ギンペル(指)交響楽団*
クレメンス・ダヒンデン(指)ヴィンタートゥールSO

録音:1951年*、1950年代初頭
※音源:英NIXA PLP-229*、仏Guilde Internationale Du Disque MMS-3002
◎収録時間:65:09
“没入しないのに芯は熱い!2つのニ長調の名曲で見せるバルサムの凄い感性!”
■音源について
全てコンサートホール音源。モーツァルトのオケは、レコードには「交響楽団」と表記されていますが、マイケル・グレイ氏のディスコグラフィではヴィンタートゥール市立管とされています。モーツァルトの終楽章のカデンツァは、バルサムの自作。

K.175はモーツァルトの初のオリジナルのピアノ協奏曲(それまでは編曲もの)で、天才的閃きが満載の名作ですが、その持ち味をこれほど漏れなく引き出した演奏が他にあるでしょうか?堅実でありながら華のあるバルサムのピアニズムはこの名曲を再現するのに不可欠!自分を前面に立てず、モーツァルトの筆致のみを炙り出すことに成功した最高の実例がここにあります!第1楽章後半のカデンツァの曲想は多彩な表情を孕んでいますが、そこでも自己顕示をせず、その多様なニュアンスを取り零しなく再現。第2楽章は、情緒たっぷりに歌い出す例が多い中、バルサムの朴訥なタッチはかえって涙を誘います。終楽章はスケールが大きく、確信あふれる進行。ベートーヴェンのような威厳さえ見せ、作品の偉大さを更に印象づけます。ギンペルの指揮も立派。
 ベートーヴェンは、聴いている途中で一度は元のヴァイオリン版が頭をよぎるものですが、バルサムの演奏は、そんな暇を与えないほど、オリジナルのピアノ協奏曲としての魅力を徹底的に聴き手に突きつけます。第1楽章のピアノの開始部からそれを実感していただけるはず。ヴァイオリンの持続音をピアノに置き替える際に不可欠なのはトリルは、この作品でも当然頻出しますが、4:56〜に象徴されるように、バルサムの鈴を転がすようなトリルは、全編に渡ってこの作品に華やぎを与えています。第1楽章展開部はクールさの極み!ポーカーフェイスを通しながら、唯一20:25からはテンポを落として纏綿と歌うと思わせておいて没入はせず、妖しいオーラのみを表出。結果的に陶酔的な空気を敷き詰めており、一音たりとも聴き逃し厳禁!
 終楽章に至ると、むしろピアノ版の方が作品としての訴求力が高いのでは?と思わせる魅力にますます惹きつけられるばかり。特にハーモニーの俊敏な移ろいの妙味!1:22からのピアノの左右のパートが怒涛の融合を見せるなど、ヴァイオリンではありえない現象です。前のめりなほどアグレッシブな進行を続けながらも自己をひけらかさない矜持はモーツァルトと同様ですが、2:25からはまさに男泣き!ダヒンデンの深い呼吸(3:24からの強弱振幅!)に満ちた指揮とともに感動的なシーンです。
 最近はこの作品の録音も珍しくないですが、その多くが「ヴァイオリン曲をピアノで弾いてみました」という説明調か、スケール感に欠ける物が多いことを考えると、バルサム盤はこの作品の録音の魁としてというより、作品解釈の指針として認識すべきではないでしょうか。 【湧々堂】 

オクタヴィア
OVCL-00718(1CD)
税込定価
3300
2020年2月19日発売
ドヴォルザーク:作品集
ヴァイオリン協奏曲*
ソナチネ ト長調 作品100 B.183#
母の教え給いし歌 [編曲:クライスラー] #
ユモレスク [編曲:クライスラー]#
大江馨(Vn)
上岡敏之(指)*
新日本フィルハーモニーSO*
山中惇史 (P)#

録音:2018年3月10日 東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ*、2019年11月6日 稲城@プラザ
現在最も期待を寄せられているヴァイオリニストの一人として、近年ますます活躍をみせ ている大江馨、待望のデビュー・アルバムです。 協奏曲はすみだトリフォニーホール主催の「すみだ平和祈念コンサート2018「すみだ×広 島」」からのライヴ録音。大江が2013年に第82回日本音楽コンクールで優勝した際にも演 奏した、大変思い入れのある楽曲です。カップリングでは大江が厚い信頼を寄せるピアニ スト山中惇史と息の合ったアンサンブルを奏でています。 オール・ドヴォルザーク・プログラムで、彼のテクニックと繊細な音色、抒情的な歌心、す べてがお楽しみいただけるアルバムとなりました。(オクタヴィア)

SUPRAPHON
SU-4276(1CD)
20世紀のヴィオラ作品集
(1)フェルド(1925-2007):協奏曲〜ヴィオラとオーケストラのための(2004)
(2)フロスマン(1925-1998):「ヴィジョンズ・オブ・ミケランジェロ」〜ヴィオラとオーケストラのための(1976)
(3)ボドロヴァー(1954-):受難劇音楽「プランクトゥス」〜ヴィオラとシンフォニック・オーケストラのための(1982)
イトカ・ホスプロヴァー(Va)、
プラハRSO、
(1)(3)ヤン・クチュラ(指)、
(2)トマーシュ・ブラウナー(指)

録音:(2)2016年4月14&15日、(1)2017年9月5&6日、(3)2018年4月27日/チェコ放送第1スタジオ
20世紀のヴィオラ曲の録音に力を注ぐイトカ・ホスプロヴァー。当録音ではオーケストラを伴う協奏的作品3篇を収録しました。ホスプロヴァーはチェ コ出身のヴィオラ奏者。7歳よりヴァイオリンを始め、1989 年にはプルゼニ音楽院(チェコ)へ入学。1993 年にベートーヴェン国際音楽フェスティヴァ ルの18歳以下の部門で優勝。その後、若手演奏者からなるユンゲ・エステルライヒッシェPOにて首席ヴィオラ奏者を務め、現 在はソリストとしてチェコだけでなく世界中に活動の幅を広げています。
ビロードのように美しい音が魅力のヴィオラ。ヒンデミット、マルティヌー、バルトークがこの楽器のために書いた傑作がありますが、ここに収録された 3篇もヴィオラでしか表現のできない深い音色を生かした作品です。
フェルドのヴィオラ協奏曲は技術的にはバルトークを上回るほどの超絶技巧作品。フロスマンの「ヴィジョンズ・オブ・ミケランジェロ」はミケランジェ ロ生誕500周年にあたる1975年に作曲された美しい作品。そしてボドロヴァーの受難劇音楽「プランクトゥス」は1982年共産主義チェコスロバキア 時代に生まれた暗闇、ストレス、そして人生の絶望を反映した作品です。 (Ki)

APARTE
AP-226(2CD)
ヴィヴァルディ:協奏曲集
[CD1]
・チェロ協奏曲 ト短調 RV 416
・歌劇「救われたアンドロメダ」より”Souvente il sole” RV Anh. 117/ルシール・リシャルドー(Ms)
・2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV 531/第2チェロ:酒井淳
・チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV 409/ファゴット:ハヴィエル・ザフラ
・ピッコロ・チェロのための協奏曲 ト長調 RV 414
・弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ハ長調 RV 112
[CD2]
・2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲/パブロ・ヴァレッティ&マウロ・ロペス・フェッレイラ(Vn)、酒井淳(チェ
・チェロ協奏曲 変ロ長調“テレーザのために”よりラルゲット/再構築:オリヴィエ・フレ
・ピッコロ・チェロのための協奏曲 ロ短調 RV 424
・歌劇『ティート・マンリオ』より“緑のオリーヴの枝で”/デルフィーヌ・ガル(C.A)
・チェロ協奏曲 ニ短調 RV 405
・チェロ協奏曲 イ短調 RV 419(アレグロ)
オフェリー・ガイヤール(Vc、指揮)
プルチネッラ・オーケストラ

録音:2019年8月27-9月3日、パリ
親密な音色と感性豊かな音楽が人気のチェリスト、ガイヤール。最新盤は、ヴィヴァルディの協奏曲集。ガイヤールはここでチェロ独奏とアンサンブル による協奏曲のほか、2〜4人のソリストとアンサンブルによる協奏曲をプログラム。ソリストの共演陣も、チェロの酒井淳(齋藤秀雄メモリアル賞、レコー ド・アカデミー賞等受賞)、フライブルク・バロック・オーケストラのファゴット奏者ハヴィエル・ザフラらという豪華な顔ぶれです。
1737年頃ピエタ慈善院にいたテレーザ(1721年生まれ)という若きチェロ奏者のためにヴィヴァルディは3作のチェロ協奏曲を作曲しました。残 念ながらそれらは現在ヴィオラ・パートのみが伝わっているという状況ですが、ここでガイヤールは “テレーザのために” と題された変ロ長調の協奏曲 の緩徐楽章を再構築しています。さらに、ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV 179/581のカデンツァも挿入しています。歌劇『救われたアンドロメダ』RV Anh.117が雲の中からさっと射す光のよう。ヴィヴァルディ作品の色彩感と陰影に富んだ世界を堪能できる2枚組です! (Ki)

H.M.F
HMM-902608(1CD)
プロコフィエフ:交響的協奏曲Op.125
チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
ブリュノ・フィリップ(Vc)
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
フランクフルトRSO(1)、
タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)(2)

録音:2018年2月ヘッセン放送大ホール(1)、2019年11月テルデックス・スタジオ(2)(ベルリン)
プロコフィエフの晩年のチェロ曲はロストロポーヴィチの協力で生まれ、彼が世界初演を務めました。ロストロポーヴィチならではの超絶的なテクニック と豊かな歌心が反映された名作として、今日の貴重なレパートリーとなっています。このアルバムの主役のブリュノ・フィリップは1993年生まれ。2011 年にアンドレ・ナヴァラ国際コンクールで第3位とベスト・リサイタル賞を受賞、2014年にミュンヘン国際音楽コンクールで第3位と聴衆賞を受賞とい う将来を嘱望される若手。テクニックと歌心に加え、若々しい感性が魅力となっています。
交響的協奏曲とソナタは、初演の際リヒテルが前者を指揮者、後者をピアニストとして支えたことで知られています。ここではクリストフ・エッシェンバッ ハ指揮フランクフルトRSOが共演しているのもぜいたくで魅力的。ただしソナタは彼のピアノではなく、1990年生まれのピアニスト、ドミニク・ド・ ヴィリアンクールと共演。パリ音楽院でロジェ・ムラロ、クレール・デセール、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェに師事した後、 (Ki)

Profil
PH-19073(1CD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
イワン・ポチェーキン(Vn)
ワレンチン・ウリューピン(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2019年/モスクワ音楽院大ホール
イワン・ポチェーキンは1987年モスクワ生まれのヴァイオリニストで、2005年にモスクワのパガニーニ・コンクールで優勝。弟ミハイルもヴァイオリ ニストで、共演盤もあります。単独ではnaxosレーベルからパガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番のディスクを出していまが、今回Profilレーベルでショ スタコーヴィチの協奏曲に挑戦。研ぎ澄まされた音でショスタコーヴィチの神経質な世界を見事に描いています。

MIRARE
MIR-476(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ペトリス・ヴァスクス(b.1946):「遠き光」ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲
ファニー・クラマジラン(Vn/マッテオ・ゴフリラー(1700年)
ケン=デイヴィッド・マズア(指)
イギリス室内O

録音:2016年3月9-11日
パリ生まれの俊英、クラマジランによる新譜の登場。クルト・マズアの息子であるケン=デイヴィッド・マズア指揮イギリス室内Oとの共演による、 ベートーヴェンとヴァスクスというプログラムです。クラマジランの魅力である繊細な美しさをたたえた、それでいて力強い音色が炸裂した演奏。ケン=デ イヴィッド・マズア率いるイギリス室内管の丁寧な管弦楽がクラマジランの音楽を影になり日向になり支え、濃密なアンサンブルが展開されています。ベー トーヴェンでのすみずみまで意志の通った演奏、そしてヴァスクスで聴かせるたしかな技巧に支えられた静謐の世界は圧巻です。
ヴァスクスの「遠い光」は1997年のザルツブルク音楽祭委嘱作品。初演したのはギドン・クレーメルと、結成間もないクレメラータ・バルティカでした(8 月10日)。演奏時間は30分ほどで、楽章は切れ目なく演奏されます。宇宙の永遠の美についての沈思から始まり、人間の狂気の不協和音、そして最後 は冒頭のような静寂が戻って幕となる、深遠なる作品です。
ファニー・クラマジランは、1984年パリ生まれ。7歳でヴァイオリンを始め、2000年パリ国立高等音楽院修士課程に入学、ジャン=ジャック・カン トロフに師事しています。04年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックを卒業。95年ルイ・シュポーア国際コンクール優勝。05年フリッツ・ クライスラー国際コンクール第1位。07年には、モンテ・カルロ・ヴァイオリン・マスターズにて「モナコの侯爵レニエIII世賞」(優勝)を受賞。これまでに、 ウィーン・フィル、ミュンヘン・フィル、ロンドン・フィルなどと共演しています。使用楽器は1700年製マッテオ・ゴフリラー。 ケン=デイヴィッド・マズアは1977年生まれ、2019/20のシーズからミルウォーキーSOの音楽監督に就任しています。これまでにロサンゼルス・ フィル、シカゴ響などと共演。2015年には読響とも共演を果たしています。これからの活躍がますます期待される俊英です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902341(1CD)
シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲*
浄夜 op.4(弦楽六重奏曲版)
全て、イザベル・ファウスト(Vn)
スウェーデンRSO*
ダニエル・ハーディング(指)*
アンネ・カタリーナ・シュライバー(Vn)
アントワン・タメスティ(Va)
ダヌーシャ・ヴァスキエヴィチ(Va)
クリスティアン・ポルテラ(Vc)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)

録音:2019年1月ベルワルト・ホール(ストックホルム)*、2018年9月テルデックス・スタジオ(ベルリン)
イザベル・ファウストの最新盤は、シェーンベルク。20代中頃の作品「浄夜」の弦楽六重奏版と、それから40年弱という時を隔てて書かれたヴァイ オリン協奏曲という組み合わせです。「浄夜」はブラームスやワーグナーの影響が色濃く見られる欄熟のロマンティシズムが魅力の作品ですが、ここでは ファウストが心から信頼を寄せる奏者たちが集った最強のメンバーでの演奏で、注目です。ファウストのまっすぐな音色が中心となったアンサンブルが却っ て作品の欄熟した空気を際だたせており、ドロドロの世界が展開されております。そしてヴァイオリン協奏曲は12音技法を探求していた時期の作品ですが、 ソナタ形式で書かれており、楽章構成も第1楽章―急(アレグロ)、第2楽章―緩(アンダンテ)、第3楽章―ロンド・フィナーレという形をとっています。 シェーンベルクが12音技法の内に込めた様々な旋律を、ファウストが1ミリの狂いもない技術をもって奏でており、厳格かつ厳密な12音の世界の中に もシェーベルクが織り込んだ美しい旋律がこの上なく魅力的に引き出されています。それをサポートするハーディング率いるオーケストラとのアンサンブル も、ぴたりとあった見事なもの。欄熟のロマン、そして厳格な「古典」の書法の間にたって、ファウストと、彼女が心から信頼を寄せる音楽家たちが、20 世紀の音楽史の中でも屈指の傑作であるこれらの作品を、これ以上なく生き生きと表現しています。 「浄夜」の共演者には信じがたいメンバーが顔をそろえています。ヴァイオリンのアンネ・カタリーナ・シュライバーは、フライブルク・バロック・オー ケストラでリーダーも務める奏者。アントワン・タメスティは言わずとしれた世界的奏者(トリオ・ツィンマーマンのメンバー)。ダヌーシャ・ヴァスキエヴィ チはアバド指揮モーツァルト管、カルミニョーラのモーツァルト全集で協奏交響曲のヴィオラを務めていました。クリスティアン・ポルテラはトリオ・ツィン マーマンのメンバー。ジャン=ギアン・ケラスも来日も多い世界的奏者です。どの奏者も広い時代の作品を手がけており、そうしたメンバーがこの「浄夜」 を演奏する、というのはまた格別なものがあります。 (Ki)

TAFELMUSIK
TMK-1039(1CD)
NX-B07
ヴィヴァルディに愛を込めて
.歌劇「離宮のオットー大帝」RV729-シンフォニア
ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 「アマート・ベネ」RV761
ファゴット協奏曲 ニ短調 RV481
2台のオーボエのための協奏曲 ハ長調 RV534
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV271「恋人」
室内協奏曲 ニ長調 RV93
4台のヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV553
2台のヴァイオリンと2台のオーボエ、ファゴットのための協奏曲 ニ長調 RV564a
エリサ・チッテリオ(Vn)
ドミニク・テレシ(Fg)
ジョン・アッベーガー(Ob)
マルコ・チェラ(Ob)
ルーカス・ハリス(Lute)
クリスティーナ・ツァハリアス(Vn)
パトリシア・エイハン(Vn)
ジェネヴィエーヴ・ジラルドー(Vn)
ジョン・マルコ(Ob)
ジュリア・ウェドマン(Vn)
エリサ・チッテリオ(指)
ターフェルムジーク・バロックO(ピリオド楽器使用)

録音:2018年10月30日-11月2日
カナダの古楽器アンサンブル「ターフェルムジーク・バロックO」。1979年に設立、トロントを拠点に幅広い活動を 行っています。1981年からはジーン・ラモンが音楽監督兼コンサートマスターを務めていましたが、2017年からはヴァイ オリニスト、エリサ・チッテリオが新しい音楽監督に就任。このヴィヴァルディ・アルバムが彼女初の音楽監督としてのリリー スとなります。ヴィヴァルディの膨大な作品の中から「愛」を主題にした曲を選び、ヴァイオリン・ソロを伴う曲では独奏を務 めるとともに、オーケストラから美しい響きを紡ぎ出す彼女、21世紀におけるこのアンサンブルの優れた牽引役として注 目されています。

LAWO Classics
LWC-1186(1CD)
歌うオーボエ
エギル・ホーヴラン(1924−2013):カントゥス第8番Op.129(オーボエと弦楽四重奏のための)
シェル・ハッベスタ(b.1955):オーボエ協奏曲 Op.89
ヨハン・クヴァンダール(1919−1999):オーボエと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.46
ボブ・シール(1922−1996)/ジョージ・デーヴィッド・ワイス(1921−2010)(オイヴィン・ヴェストビュー 編):この素晴らしき世界
トリグヴェ・オールヴィーク(Ob)、
ノルウェー放送O
インガル・ベルグビュー(指)、
コルビョルン・ホルテ(Vn)、
ヘンリク・ハンニスダール(Vn)、
ヨン・ソンステボー(Va)、
フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(Vc)

録音:2018年4月9日−11日、5月1日、5月14日−16日、ノルウェー放送(NRK)コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)
1981年から2018年までノルウェー放送Oのソロ・オーボエ奏者を務めたトリグヴェ・オールヴィークは、ラジオとテレビの番組にも何度となく出演、「歌うオーボエ」のプレーヤーとして親しまれてきました。「ソリスト」としてのアルバム。現代ノルウェーの作曲家3人の親しみやすい作風の曲を演奏しています。
戦後モダニズムの音楽と宗教音楽からインスピレーションを得た音楽で知られるホーヴランの 「カントゥス第8番」 と民俗音楽の色彩を強くうかがわせるクヴァンダールの 「オーボエ協奏曲」 は、このジャンルの隠れた名作と言われる作品です。オールヴィークから協奏曲を委嘱されたシェル・ハッベスタは、ノルウェー国立音楽大学で学び、主に教会音楽家として活動しています。『イザヤ書』をテクストに作曲したオラトリオ「地の一夜」に代表される、宗教と人間のつながりを音楽に表現した作品を中心に作曲してきました。「技巧的なオーボエのソロと太い筆運びの管弦楽」による「オーボエ協奏曲」も「聖と俗」の雰囲気を漂わせる一作です。ルイ・アームストロングの歌で親しまれているジャズ・バラード「この素晴らしき世界」が、アンコールとして演奏されます。

Signum Classics
SIGCD-614(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.1
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
エリーザベト・ソンバール(P)、
ピエール・ヴァレー(指)ロイヤルPO

録音:2019年7月14日−15日(第1番)&16日−17日(第2番)、カドガン・ホール(ロンドン)
フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)がSignum Classicsに登場。ベートーヴェンの生誕250周年を記念して、ピエール・ヴァレー&ロイヤル・フィルとのピアノ協奏曲シリーズがスタート。
エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞しています。
ソンバールはロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムも録音してきました。今後数ヵ月にわたってこのベートーヴェンのピアノ協奏曲サイクルを続けていくとのことです。

GRAND SLAM
GS-2211(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ヨハンナ・マルツィ(Vn)、
パウル・クレツキ(指)、
フィルハーモニアO

録音:1955年12月20、21日ロンドン、キングズウェイ・ホー ル
1954年2月15-17日ロンドン、キングズウェイ・ホー ル*
使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
当シリーズのベスト・セラー、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(GS-2193)に続く、ヨハンナ・マルツィの第2弾です。今回はセッショ ンで収録されたメンデルスゾーンとブラームスのヴァイオリン協奏曲、内容についてはもはや説明は不要かと思います。最近、次々と発売される復刻盤全般について言えることは、巧妙に作られているとは思えるものの、いかにも音が固く、金属的なものが多いような気がします。そうした点に不満を持つファ ンは意外に多いので、この2曲を当シリーズに加えました。とはいえ、意図的に音を柔らかくしたりしているわけではなく、いつもの通り、原音に忠実に マスタリングを行っているだけで、余計な操作は一切加えていません。(平林直哉)

ALIA VOX
AVSA-9935(2SACD)
ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ長調「聖ロレンツォの祝日のために」RV 562
協奏曲 ニ長調 op.3-9, RV 230より‘ラルゲット’
オラトリオ「勝利のユディータ」RV 644
マリアンヌ・ベアーテ・キーラント(ユディータ/メゾ・ソプラノ)
レイチェル・レドモンド(ヴェイガス/ソウラノ)
マリーナ・デ・リソ(ホロフェルネス/メゾ・ソプラノ)
ルシア・マルティン=カルトン(アルバ/ソプラノ)
クリスティン・ムルダース(オシアス/メゾ・ソプラノ)
ジョルディ・サヴァール(指)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン

録音:2018年10月15日、パリ
サヴァールが、ヴィヴァルディの現存する唯一のオラトリオを録音しました。序曲(シンフォニア)以外は完全なかたちで残されている本作に対し、サヴァー ルは、調性や主題からオラトリオにふさわしいと考えられるヴィヴァルディの他作品を序曲として演奏しています。この「勝利のユディータ」はヴィヴァルディ の声楽作品の最高鋒といわれる作品で、アリアの美しさ、合唱パート、レチタティーヴォの凝縮されたドラマ、器楽書法の豊かさなど、すべてが最高の形 の作品となっています。サヴァールはそれぞれの配役に素晴らしい歌手を配置、やわらかでふくよかな管弦楽の響きで極上のオラトリオの世界を作り出し ています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902411(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ協奏曲第2番(カデンツァ:ロバート・レヴィン)
クリスティアン・ベザイデンホウト
(フォルテピアノ/1989年製ロドニー・レジエ、1824年製コンラート・グラーフ・モデル.コレクション・エドウィン・ボインク)
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ(コンサートミストレス:カタリーナ・シュライバー)

録音:2017年12月、フライブルク・アンサンブルハウス
軽やかに飛翔する音楽で世界を魅了するベザイデンホウト、オーケストラを豊かに響かせつつ細やか、かつグルーヴ感のよい指揮で世界を舞台に活躍す るエラス=カサド、そして名人集団フライブルク・バロック・オーケストラという望みうる最高の顔合わせによるベートーヴェンの協奏曲全曲シリーズの登 場です! 2015年3月に協奏曲第3番を共演、その時にぜひこの顔合わせで全曲録音を、というプロジェクトが立ち上がりました。2017年12月、10日間 で一挙に5曲を録音する、というスケジュールで、皆がベートーヴェンにどっぷりつかった幸せな10日間だったといいます。最新の校訂報告にも入念に あたり、これまで見過ごされてきたアーティキュレーションやデュナーミクを忠実に表現し、よりすみずみまで行き届いた演奏となっています。
「皇帝」冒頭のオーケストラのやわらかさをそなえた力強い響きに、はっと驚かされます。つづくベザイデンホウトが奏でる軽やかかつ華やかなパッセー ジに、ベートーヴェン当時の人々が感じたであろう衝撃と期待感をおぼえます。緩徐楽章でのベザインデンホウトの美しさは言うまでもなく、終楽章での 細やかさと歯切れのよさ、そしてエラス=カサド率いるFBOの合いの手の絶妙加減も素晴らしいものがあります。第2番ではオペラ序曲のような浮き浮 きとした冒頭、緩徐楽章でのソロとオーケストラとの親密な対話、終楽章の小気味よいテンポ感、何をとっても絶品です。第1楽章のカデンツァは、ベザ イデンホウトたっての願いで、ガーディナー(オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティーク)とロバート・レヴィンが1999年にリリースした同 曲の録音において、レヴィンが即興でおこなったカデンツァを元にしたものが収録されていますが、これがまた超絶技巧と豊かな音楽が見事に発揮された ものとなっており、聴きものです。ソリスト、オーケストラのメンバー一人ひとりの腕前が素晴らしく、それを束ねる指揮者の音楽性すべてが見事に作用し 合ってこそ実現しえた稀有の名演が展開されています。 (Ki)

DOREMI
DHR-8101(3CD)
デネシュ・コヴァーチ 第1集
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(3)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
(4)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
(5)バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1043
(6)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
(7)ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56
(8)ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト短調 Op.40
(9)ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
(10)チャイコフスキー:憂鬱なセレナード Op.26
デネシュ・コヴァーチ(Vn)
(1)ミクローシュ・エルデーイ(指)、ブダペスト・フィルハーモニックO
(2)ヤーノシュ・フェレンチク(指)、ハンガリー国立O
(3)(4)ミクローシュ・エルデーイ(指)、ブダペスト・フィルハーモニックO
(5)マリア・バーリント(Vn)、ミクローシュ・エルデーイ(指)、ブダペスト・フィルハーモニックO
(6)ジュラ・ネーメト(指)、ハンガリー国立O
(7)ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、アニコー・セゲディ(P)、アンドラーシュ・コーロディ(指)、ハンガリー国立O
(8)(9)ジェルジ・レヘル(指)、ハンガリー放送O
(10)ジュラ・ネーメト(指)、ハンガリー国立O

録音:1964-1978年
デネシュ・コヴァーチは1930年生まれのハンガリーのヴァイオリニスト。ブダペストのリスト音楽院でフバイの弟子エデ・ザトゥレツキーに学び、 1955年にカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。レパートリーはバロックから同時代までの協奏曲、室内楽、ソロと幅広く、ベートーヴェ ンやバルトークを得意としました。1957年よりリスト音楽院で教鞭をとり5年後に教授となり、1968年には音楽院の学長となりました。この3枚組で はコヴァーチとハンガリーのオーケストラによる貴重な音源をお聴きいただけます。収録曲も古典的名作群で固めており聴きごたえあり

CONCERTO CLASSICS
CNT-2106(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K414、
第9番変ホ長調『ジュノム』
アンドレア・バケッティ(P)、
ファビオ・ルイージ(指)、
フェニーチェ歌劇場O

Goodies
78CDR-3786(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453 エトヴィン・フィッシャー(ピアノと指揮)
フィッシャー室内O

英 HMV DB 3362/64
1937年5月7日、ベルリン録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれ。主にドイツで活躍した ピアニスト、指揮者で教育者でもあった。ベルリンでリストの最後の弟子だっ たマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMIのアーティスト となり、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲(78CDR-1142/6)の世界 初録音を行った。フィッシャーは協奏曲の録音で独奏と同時に指揮をする「弾 き振り」の演奏法を現代に復活させた。このシリーズでモーツァルト:ピアノ 協奏曲第20番K.466やハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調作品21(78CDR-3129)が「弾 き振り」で聴ける。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Solo Musica
SM-315(1CD)
NX-B03
クララ・シューマンと同時代の作曲家たち
ライネッケ(1824-1910):ピアノと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック 変ロ長調 Op.33
シューマン:主題と変奏 変ホ長調「天使の主題による変奏曲」 WoO24
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンによる変奏曲Op.20
:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7(弦楽合奏版)
アンドレア・カウテン(P)
ティーモ・ハントシュー(指)
プフォルツハイム南西ドイツ室内O

録音:2019年3月20日-23日、2019年5月3-5日
ハンガリー出身のアンドレア・カウテンは、スイスのバーゼル音楽院で学んだピアニスト。やわらかなタッチによる柔和な響き で、多数のCDをリリースしており、このアルバムでは、クララ・シューマンと彼女の同時代の作曲家たちに焦点を当てた作 品を演奏しています。まずライネッケはシューマンとリストも認めた優れたピアニストで、ライプツィヒでシューマンと出会い、 後にクララやリストと演奏会を開いて人気を博しました。ロベルトの「主題と変奏」は別名「天使の主題による変奏曲」、 又は「幽霊の主題による変奏曲」として知られ、1854年に作曲されたもの。続くクララの「ロベルト・シューマンの主題に よる変奏曲Op.20」は、クララが慣例通り、ロベルトが家族と過ごした最後の誕生日に捧げた曲。クララの「ピアノ協奏 曲」は、彼女が残した唯一のオーケストラ作品ですが、オーケストレーションでロベルトがかなりの部分を手伝ったと言わ れる二人の“愛の結晶”ともいえる作品。カウテンの選曲は、夫婦のライフ・ストーリーを象徴する作品をさりげなく並べ、 聴く人を深淵な愛と音楽の世界へ誘ってくれます。
Solo Musica
SM-325(1CD)
NX-B03
グルダ、プロコフィエフ、プーランク作品集
フリードリヒ・グルダ:コンチェルト・フォー・マイセルフ
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 Op.25
プーランク:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲
ミッシャ・チュン(P)
ヤニク・ザロット(ドラム)
スタニスラフ・サンドロノフ(エレキ・ベース)
ユリア・ミロスラフスカヤ(P)
セルゲイ・シマコフ(指)
ジロー・アンサンブル室内O
2015年に結成されたジロー・アンサンブル室内Oは、五重奏から40人のメンバーを要する室内楽作品までを こなす、柔軟な編成で活動する新進アンサンブル。若い感性でバロックから現代作品までの幅広いレパートリーを開拓 し、あまり知られていない作品を世に広めることに重きをおいています。2017年にはショスタコーヴィチ、ヴァスクス、バウム 作品のCDをリリースし、高く評価されました。今回のアルバムには、楽団設立以来指揮を担当するロシア出身のセルゲ イ・シマコフに、前作でもソリストを務めたユリア・ミロスラフスカヤ(モスクワ音楽院、チューリッヒ芸術大学で学び、シェルバ コフに師事)とミッシャ・チュン(スイス・中国系の出身でガーシュウィンピアノ五重奏団のメンバー、ゲーム音楽コンサートな ど、ソリストとしても活躍)の二人のピアニストを迎えて、グルダの高揚感と遊び心に満ちた協奏曲や、プロコフィエフの交 響曲、プーランクの2台ピアノのための協奏曲を収録。新世代のスピリットが感じられる1枚です。

DB Productions
DBCD-191(1CD)
ファニー&フリックス・メンデルスゾーン作品集
メンデルスゾーン:ヴァイオリン,ピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調
ファニー・メンデルスゾーン:.歌曲集(ヴィオラとピアノによる)
夜のとばりが天から降りてくる
秋に/ 竪琴弾きの歌/ 悲しい道
弦楽四重奏曲 変ホ長調 (弦楽合奏版)
マリン・ブロマン((指)ヴァイオリン1-3、ヴィオラ4-7)
サイモン・クロフォード=フィリップス(P1-7)
ムシカ・ヴィテ(室内O)

録音:2018年6月5-8日 パラディウム劇場、ベクシェー、スウェーデン
フェリックス・メンデルスゾーンがわずか15歳の頃に書いたヴァイオリンとピアノのための協奏曲では、その才能の早熟さを実感することが出来ま す。姉のファニーによる歌曲はヴィオラによる演奏で収録されているため、その息の長いメロディラインの特徴がよく表れているのもポイント。そし て珍しいファニーの弦楽四重奏曲を弦楽合奏で収めているのも嬉しいところで、弟に勝るとも劣らないと言われるその才能を堪能することが 出来ます。 スウェーデン出身の女流ヴァイオリニスト、指揮者マリン・ブロマンは、スウェーデンRSOのコンサートマスターを務めたほか、マーラー・ チェンバー・オーケストラ、ヨーロッパ室内Oとも共演し、現在はこのアルバムで演奏するスウェーデンの室内Oムジカ・ヴィテの 芸術監督のほか、2019年からはサカリ・オラモの後を継いでオストロボスニア室内Oの芸術監督にも就任しました。サイモン・クロ フォード=フィリップスはピアニストとして、また指揮者としてスウェーデン内外で活躍しており、首席指揮者を務めるヴェステロース・シンフォニエッ タと共にdb Productionからリリースした「RE FORMATION」(DBCD-187)は高い評価を得ています。
DB Productions
DBCD-184(1CD)
アンデシュ・ニルソン(1954-):作品集
ピアノ協奏曲/ツァラー組曲
交響曲第4番/シャコンヌ
マルティン・ストゥルファルト (P)
サミュエル・コッピン (Vc)
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
エヴァ・オッリカイネン(指)
ヴェステロース・シンフォニエッタ

録音:2017年?
1954年ストックホルム生まれのアンデシュ・ニルソンによる管弦楽を中心とした作品集。最新 の交響曲である第4番と、2作目のオペラ『ツァラー』からの美しい管弦楽作品、神秘的な中に ジャズの影響も感じさせる曲想から徐々に動的なリズムへと変貌するピアノ協奏曲など。最後 にはピアノ・ソロのためのシャコンヌが収められています。

DB Productions
DBCD-174(1CD)
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):作品集第1集
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ピアノ四重奏曲 ホ短調
スウェーデン民謡と舞曲集 Op.6 (ユリウス・レントヘンとの共作)
グレゴリー・マイタン (Vn)
ベルント・リュセル (Va)
サラ・ヴィーク (Vc)
アン=ソフィ・クリングベリ (P)
アンドレアス・シュテーア(指)
ヘルシンボリSO

録音:2016年
スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、 ロマンティックな美しい作品を生み出しました。ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年 に結婚しています。dB Productions が力を入れているその作品集第1集には、単一楽章ながらも楽器を知り尽く したメイエルのインスピレーションが詰め込まれた、聴き応えのあるヴァイオリン協奏曲、ドラマティックなオープニングと展 開が聴く者を引き付けるピアノ四重奏曲、夫との共作による愛らしいスウェーデンの民謡集などを収録。

DACAPO
MAR-8.226138(1CD)
NX-B06
アラン・グラフゴーア・マドセン:ナハトムジーク〜ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための(2018-2019)
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン:ヴァイオリンとオーケストラのための(2002, 改訂2003)*
クリスティーナ・オストラン(Vn)
ペア・サロ(P)
ライヤン・バンクロフト(指)
ニコラス・コロン(指)
デンマーク国立SO

録音:2019年9月5-6日 世界初演ライヴ、2017年8月7-9日*
世界初録音
デンマークの作曲家、グズモンセン=ホルムグレーンは2016年に亡くなるまで、現代北欧音楽のアイコン的存在として 活躍し続け、ここに収録されている1984年生まれの新進作曲家、A.G.マドセンのような若い世代にも多大な影響を 与えてきました。ミニマル・ミュージックのようなシンプルなフレーズ、容赦なく投げ込まれる凶暴な音や日常のノイズなど が、静けさと交互に現れるグズモンセン=ホルムグレーンの作品は、その独特な作風と、精密かつ熟練の技巧で、20世 紀から21世紀にかけての北欧音楽を牽引しました。一方、A.G.マドセンは、まばらなテクストに限定的な素材を用い て、ミクロの世界を構築するかのような作風で、詩的でもあり、どこか遠いロマン派時代の亡霊を呼び覚ますような感覚 のある音楽を書きます。ここでは、そんな二人の作曲家によるコンチェルタンテ(協奏交響曲)の世界を、デンマークを代 表するヴァイオリン奏者C.オストランやピアノのP.サロ、デンマーク国立SOの演奏でお届けします。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99135(1CD)
レニングラードのチェロ協奏曲集
ティシチェンコ (1939-2010):チェロ、17の管楽器、打楽器とハルモニウムの為の協奏曲 Op.23 (1963) *
ツィトヴィチ (1931-2012):チェロ協奏曲 (1981) +
ユーリー・ファリク (1936-2009):受難協奏曲 [Concerto della Passione] #
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (Vc*)
ゲオルギー・ギノフケル (Vc+)
ナタリア・グートマン (Vc#)
レニングラードPO
イーゴリ・ブラジコフ (指*)
パーヴェル・ブベリニコフ (指+)
アレクサンドル・ドミトリエフ (指#)

録音:1966年*、1984年、ライヴ+、1990年#、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、
レニングラード、ロシア、ソヴィエト

MSR
MS-1640(1CD)
フェイヴァリット・ショウ・ピース
(1)アディンセル(1904-1977):ワルソー・コンチェルト
(2)ガーシュウィン:アイ・ガット・リズムの主題による変奏曲
(3)ショパン:モーツァルトの「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
(4)サン=サーンス:カプリス・ヴァルス
(5)パウル・トゥロック(1929-2012):ラグタイム・カプリス
(6)ウェーバー(リスト編):ポロネーズ・ブリランテ
(7)デューク・エリントン(1899-1974):ニュー・ワールド・A・カミン
(8)ヘンリー・リトルフ(1818-1891):交響協奏曲第4番よりスケルツォ
ジョシュア・ピアース(P)
カーク・トレヴァー(指)
スロヴァキアRSO

録音:2000-2007年
(5)世界初録音
(7)初リリース
親しみ易く絢爛豪華、演奏効果の上がるピアノと管弦楽のための作品ばかりを集めた。 アディンセルのワルソー・コンチェルトはもともと映画音楽でラフマニノフばりのロマンティッ クな曲。ガーシュウィンのアイ・ゴット・リズム変奏曲はごきげんな一曲。ショパンのモーツァル トの主題による変奏曲は珍しい作品。デューク・エリントンのニュー・ワールド・A・カミンも珍 しい曲で天才エリントンの才能があふれ出た名品。ほか掘り出し物満載の一枚。

Paladino Music
PMR-0106(1CD)
スカルコッタス:ピアノ協奏曲第3番 AK.18 ダーン・ファンデワル(P)、
ブラットヴェルク、
ヨハネス・カリッケ(指)

録音:2018年2月16日、ヘント(ベルギー)
ユオンやヴァイル、ウアルナッハに作曲を師事し、12音技法を駆使した作品、ギリシャの民族音楽を採り入れた作品など、多彩な作風を繰り広げ、20世紀のギリシャを代表する作曲家としての地位を確固たるものとしたニコス・スカルコッタス(1904−1949)の難曲「ピアノ協奏曲第3番」!
独奏ピアノの木管楽器、打楽器のために作曲されたこの「ピアノ協奏曲第3番」は難解であり複雑に創られた難曲、さらには演奏時間が50分を超えるということもあり、1939年に作曲されながらも、スカルコッタスの生前には初演が行われず、1969年まで待たねばならなかったといういわくつきの作品なのです。
この長大な難曲でソリストを務めるのは、ジェフスキやアイヴズ、ムンマなどの20〜21世紀音楽を得意とするベルギーのピアニスト、ダーン・ファンデワル。ソラブジの「オプス・クラヴィチェンバリスティクム」を弾き切った世界でも珍しいピアニストの1人であるという事実が、その実力、さらには現代作品への造詣の深さを物語っています。

ANALEKTA
AN-29147(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
歌劇 《フィガロの結婚》序曲
シャルル・リシャール=アムラン(P)
ジョナサン・コーエン(指)
レ・ヴィオロン・デュ・ロワ

録音:2019年7月8日−10日、パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール(ケベック、カナダ)
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。
カナダのANALEKTA(アナレクタ)よりリリースされるレコーディング第6弾は、カナダの名門ピリオド・オーケストラ、レ・ヴィオロン・デュ・ロワとの共演によるモーツァルトのピアノ協奏曲集! 指揮は自身が設立したピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」の芸術監督を務める他、テットベリー音楽祭(英)の芸術監督、セント・ポール室内O(米)のアーティスティック・パートナー、レザール・フロリサン(仏)のアソシテイト・コンダクターなどを兼任し、2017年からレ・ヴィオロン・デュ・ロワの音楽監督を務める注目古楽系指揮者、ジョナサン・コーエンです。
その優雅な品格、抒情性、温かな色彩から「モーツァルトのピアノ協奏曲の"女王"」とも呼ばれる「第22番」。珍しい短調の協奏曲で、暗く悲劇的な作品であり、19世紀ロマン派音楽への先駆け的な側面も持つ「第24番」。1785年〜1786年に作曲された2つのピアノ協奏曲で、リシャール=アムランの持ち味でもある温かい音色と懐の深い音楽性が豊かに発揮されます。

DUX
DUX-1589(1CD)
ヴァインベルク:協奏曲集&交響曲第7番
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲第1番 Op.75
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番 Op.148bi
交響曲第7番 〜 弦楽オーケストラとハープシコードのための Op.81
シレジアン室内O、
ウカシュ・ドゥウゴシュ(Fl)、
ロベルト・カバラ(指)


録音:2019年6月20日−22日&9月10日−12日、シレジア(ポーランド)
近年続々と録音が発売され、その作品と功績の再評価が着々と進んでいるポーランド出身の20世紀の大作曲家、ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919−1996)。
2曲のフルート協奏曲とハープシコードが活躍する「交響曲第7番」は、ポーランド勢による演奏。ポーランド南西部のシレジアを本拠地とするヘンリク・ミコワイ・グレツキ・シレジアン・フィルハーモニック協会の楽団、シレジアン室内Oのレベルの高さが窺える好演奏です。
フルート・ソロは、2010年にロンドンSOとの共演を果たしたウカシュ・ドゥウゴシュ。すでにムジークフェラインザールやウィーン・コンツェルトハウス、カーネギーホールへのデビューも飾っているポーランド期待のフルーティストです。
DUX
DUX-1585(1CD)
ジェネシス 〜 アコーディオンのための作品集
スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208
ラモー:エジプト人
トロヤン:荒廃した大聖堂
グバイドゥーリナ
:深き淵より
ペルト:パーリ・インテルヴァッロ
ヴラソフ:グラグからの5つの景色
ピアソラ:リエージュに捧ぐ
バルトシュ・グロヴァツキ(アコーディオン)、
ロブ・ルフト(G)、
エリアス・ピーター・ブラウン(指)、
弦楽オーケストラ

録音:2018年6月、ロンドン(イギリス)
バロック音楽のアレンジとオリジナル作品をブレンドしたヴァラエティ豊かなアコーディオンのための作品集。スカルラッティやラモーの編曲作品、第二次世界大戦で破壊されたドレスデンの大聖堂をテーマとしたトロヤンの作品、そしてグバイドゥーリナ、ペルト、ピアソラなどの作品を奏でているのはバルトシュ・グロヴァツキ。2009年のポーランド・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選出された実績を持ち、ナイジェル・ケネディやトレヴァー・ピノックとも共演している実力者です。

IBS CLASSICAL
IBS-62016(1CD)
サクソフォンのための室内協奏曲集
ヴィラ=ロボス:ファンタジア Op.630-ソプラノサクソフォンとオーケストラのための
イベール:室内小協奏曲(1935)-アルトサクソフォンと11人の奏者のための
カプレ(1878-1925):伝説(1903)-アルトサクソフォンとオーケストラのための
グラズノフ:アルト・サクソフォン協奏曲 変ホ長調 (1934)
ペドロ・パブロ・カマラ・トルドス(Sax)
イ・ムジチ・ディ・バシレア(アンサンブル)

録音:2016年2月22-25日
19世紀前半に考案された楽器サクソフォン。このアルバムでは20世紀前半に作曲された4つの作品を取り上げ、当 時における楽器の先進性を探ります。どれも楽器のためのオリジナル作品であり、名手マルセル・ミュールに献呈され たヴィラ=ロボスの「ファンタジア」では、ミュールが導入したばかりのヴィヴラート奏法が取り入れられているなど、作曲 家たちはサクソフォンの可能性を追求しながら、新しい音楽を創り上げていったことがわかります。グラズノフとイベール: の作品はどちらもドイツ生まれのサクソフォン奏者シーグルト・ラッシャーのために作曲されたもの。また、。ドビュッシーの 親友として知られる作曲家カプレの「伝説」はアマチュア奏者エリス・ホールの委嘱作。神秘的な曲調を持つ魅力的 な作品です。どの曲もサクソフォンの音色を存分に活かした美しい響きが楽しめます。
IBS CLASSICAL
IBS-132016(1CD)
サルバドール・バカリッセ(1898-1963):協奏曲集
ピアノ協奏曲 第4番ニ長調 Op.88(1953)…世界初録音
協奏的カプリッチョ Op.70(ヴァイオリンと管弦楽編)(1952)…世界初録音
チェロ協奏曲 Op.22(1935)…世界初録音
ファン・カルロス・ガルバヨ(P)
セシリア・ベルコヴィチ(Vn)
ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)
ホセ・ルイス・エステリェス(指)
マラガPO

録音:2016年2月8-12日
バカリッセは「スペイン8人組」として知られるグループに属する作曲家です。王立マドリード音楽院で学び、「スペイン8人 組」の中心人物として新しい音楽の普及に尽力しましたが、スペイン内戦後の1939年にフランシスコ・フランコの軍事政 権を拒否して、フランスに亡命しパリで死去しました。内戦時には家族とともにピレネー山脈を徒歩で横断するなどの苦 難を強いられましたが、彼の不屈の精神が挫かれることはなく、フランスに定住してからも、放送局で働きながら数多くの 作品を書き上げています。このアルバムには彼の亡命前と亡命後の3つの作品が収録されており、作風の変遷を辿ること ができます。

ONDINE
ODE-1340(1CD)
NX-B04
20世紀のフルート協奏曲集
ニールセン:フルート協奏曲 FS119(1926)
イベール:フルート協奏曲(1934)
アーノルド(1921-2006):フルート協奏曲 第1番 Op.45*
クララ・アンドラーダ(Fl,指*)
ハイメ・マルティン(指)
フランクフルトRSO
現在フランクフルトRSOの首席フルート奏者を務めるクララ・アンドラーダ。スペインで生まれ、ジュネーウ音楽院ではエマニュエル・パユの指導を受け、ロ ンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・ミュージックで学んだ経験もある実力派です。このアルバムには彼女がソロを務める3曲の近代フルート協奏曲を収録。合唱協奏曲 風の味わいを持ち、他パートの楽器との掛け合いが楽しいニールセン、斬新さと洒脱さを併せ持つイベール:、多彩な技巧が凝らされたアーノルド(この曲では指揮 も担当)と、三者三様の作品をアンドラーダの華麗な演奏でお聴きいただけます。また指揮者ハイメ・マルティン自身も優れたフルート奏者であるため、ソリストとの 絶妙なタイミングをはかりながら、作品の本質を見極めた素晴らしい伴奏を付けています。

ALPHA
ALPHA-572(1CD)
バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲集 BWV1060-1062〜チェンバロ2台と弦楽器5名の室内楽編成による
2台のチェンバロ〔と4部の弦楽〕のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
2台のチェンバロ〔と4部の弦楽〕のための協奏曲 ハ長調 BWV 1061
2台のチェンバロ〔と4部の弦楽〕のための協奏曲 ハ短調 BWV 1062
オルガン独奏のための前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV 552 「聖アン」〜2台のチェンバロによる演奏
オリヴィエ・フォルタン、エマニュエル・フランケンベルフ(チェンバロ独奏)
アンサンブル・マスク(古楽器使用)
ソフィー・ジェント、トゥオモ・スニ(Vn)
カスリーン・カジオカ(Va)
メリザンド・コリヴォー(Vc)
ブノワ・ヴァンデン・ベムデン(Cb)

録音:2018年11月ノートルダム・ド・ボン・スクール新教教会
バッハは若い頃からオルガンの名手として頭角をあらわし、後年はチェンバロ演奏でもたくみな即興を聴かせたことで知られています。息子たち をはじめ腕利きの門弟も多く、ライプツィヒに移りコレギウム・ムジクムの指揮も任されるようになってからは、複数台のチェンバロと弦楽器が共 演する二重協奏曲・三重協奏曲も続々仕上げてゆきました。バッハの伝記作者フォルケルによれば、ただでさえ独奏者の数が多いためか、 これらの協奏曲は弦楽器奏者が各パートひとりずつの室内編成で演奏される、という前提があったようです。しかし今日、これら2台のチェン バロのための協奏曲をそのような室内楽編成で録音した例というのは、きわめて稀といわざるを得ません。 ラ・フォル・ジュルネTOKYOでたびたび来日もしている国際派の古楽器集団アンサンブル・マスクの最新新譜は、そうした当時流儀の極小編 成でバッハの二重鍵盤協奏曲全3曲を網羅したアルバム! チェンバロには18世紀ドイツの楽器をモデルとした綿密な再現楽器が使われ、 俊才二人の闊達なソロのかたわら、弦楽パートは低音部をチェロ&コントラバスで重ねている以外は各パートひとりずつ。この編成だからこそ の見通しのよいサウンドのなか、明確に浮かび上がる音の綾の複雑さ……バッハの偉大さにも改めて気付かされる充実の新録音、さすが Alphaのリリースだけはある傑作盤の登場と言えるでしょう。ライプツィヒ・バッハ協会にも名を連ねる碩学ペーター・ヴォルニーが、最新の知見 にもとづいた作品解説を寄せている点も注目に値します。


King International
KKC-2516(1CD)
バッハ:ヴァイオリン作品集
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043*
諏訪根自子(Vn)、
巌本真理(Vn2)(2)
斎藤秀雄(指)
桐朋学園オーケストラ

録音:1957年、1957年4月26日*/目黒公会堂(公開収録) 全てモノラル
日本語帯・解説付
ニッポン放送の「フジセイテツ・コンサート」シリーズ第2弾は諏訪根自子1957年の公開録音。初めて日の目を見る音源で、当時37歳だった全盛期の天 衣無縫かつ端正な演奏を味わえます。収録の2篇はどちらもバッハ作品で、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番はもちろん全曲。これまで1970年代末 のキングレコードのスタジオ録音が知られていますが、この新発見「シャコンヌ」音源も驚きの入魂ぶりで、曲が進むにつれて音楽が白熱して引き込まれます。 他の4曲もストイックな表現のなかに熱い情熱を感じさせる名演です。
もうひとつの驚きはバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」の録音が残っていたこと。第2ヴァイオリンは同門の巌本真理が務め、斎藤秀雄が桐朋学 園のオーケストラで伴奏しています。両独奏者の似ているようで違うニュアンスやフレージングが興味津々。弦楽器に精通した斎藤秀雄ならではの統率力で桐朋 学園オーケストラがボルテージの高い伴奏を示しています。 (Ki)
古い音源を使用しているため、当時の録音技術、テープ劣化によりお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。

Arte dellarco Japan
ADJ-062(1CD)
OLC第40回定期演奏会
(1)ハイドン:歌劇「無人島」序曲 Hob.XXVIII:9
(2)モーツァルト:前奏曲 K.284a(アレグレット−カプリッチョ−アンダンティーノ)
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュナミー」
(4)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550(第1稿第2段階)
鈴木秀美(指)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
(2)(3)上尾直毅(タンゲンテンフリューゲル)

ライヴ収録:2017年10月21日/上野学園 石橋メモリアルホール
蘇るモーツァルトの名曲を知られざる響きで鈴木秀美率いるOLCが熱演! モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュナミー」の演奏に使用したのは上野学園所蔵のタンゲンテンフリューゲルです。この協奏曲に最も相応しいと いえる楽器を名手上尾直毅が奏でます。またモーツァルトの交響曲第40番は最近まで知られていなかった第3番目の稿を用いて演奏しています。当作品、 一般的にはクラリネット無しが第1稿、含むのが第2稿とされていますが、モーツァルト自身が第2稿を書いたのちも第1稿を破棄しておらず、最後に 手を入れたのは再び第1稿に戻って変更を加えています。この第3番目の稿(第1稿第2段階)は第2楽章で管楽器による部分が弦楽器によって奏で られる箇所が他稿との最も大きな違いです。OLCが送る新鮮な驚きの響きをお楽しみください! (Ki)


RHINE CLASSICS
RH-005(11CD)
ディアパゾン・ドールの高評価を受けたセット!
フランコ・グッリの名演11枚組〜「フランコ・グッリ/reDiscovered」

■CD1
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV 1041
(2)ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番
(3)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
■CD2
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番「ラ・カンパネラ」
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第5番
(3)バッハ: ソナタ第1番ト短調BWV 1001〜4.プレスト
インタビュー
(4)パガニーニ:奇想曲第17番変ホ長調Op.1(断片)
■CD3
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV 1042 (c.1718)
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
(3)ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調Hob.I:105
■CD4
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(カデンツァ:クライスラー)
(2)ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調 Op.56 (1803)
■CD5
(1)ラロ:スペイン交響曲
(2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
■CD6
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ:ディヴェルティメント ニ長調(1959/60)
(3)ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ:コントラプンティ(1960/61)
■CD7
(1)オトマール・シェック:幻想曲風協奏曲 変ロ長調Op.21
(2)ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35a, BV 243 (1896/97)
■CD8
(1)ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ短調Op.29, BV 234 (1890)
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調Op.36a, BV 244 (1898/1900)
(2)ネッド・ロレム(1923- ):デイ・ミュージック(1971)
■CD9
(1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲Op.21
(2)ブロッホ:バール・シェム(ヴァイオリンとピアノのための組曲) (1923)
■CD10 「ゴールデン・ジュビリー・リサイタル(1944-1994)」
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV.1004〜シャコンヌ
ショーソン:詩曲
ラヴェル:ツィガーヌ
ブロッホ:バール・シェム〜ニーグン
ヴュータン:ロマンス ハ短調Op.7(1841)〜第2曲「失望」
(2)ブロッホ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番
■CD11 「リサイタル」
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第18番ト長調K.301/293a (1778)
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P.110
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(No.3) ト短調 CD 148 / L.140 (1917)
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
シューベルト:グランド・デュオ イ長調 Op.posth.162, D.574〜第3、第2楽章
全て、フランコ・グッリ(Vn)

■CD1
(1エルネスト・ブール(指)バーデン・バーデン南西ドイツ放送響
音:1973.5.10
(2)ティボル・ポール(指)RAI ナポリ・スカルラッティO
録音:1964.2.19
(3)ニーノ・サンツォーニョ(指)RAI ナポリ・スカルラッティO 録音:1961.7.13
■CD2
(1)アルド・チェッカート(指)ハノーファー北ドイツ放送フィル
録音:1983.11.23
(2)マリオ・ロッシ(指)RAIローマSO
録音:1960.7.20
(3)(4)録音:1957.2.7
■CD3
(1)エルネスト・ブール(指)バーデン・バーデン南西ドイツ放送響
録音:1973.5.10
(2)アルド・チェッカート(指)クリーヴランドO
録音:1980.1.30
(3)デニス・ヴォーン(指)RAIナポリ・スカルラッティO、
ジャチント・カラミラ(Vc)、エリオ・オフチニコフ(Ob)、ウンバロ・ベネデッテリ(Fg)
録音:1965
■CD4
(1)マリオ・ロッシ(指)トリノRAI響
録音:1965.9.10
(2)マッシモ・プラデッラ(指)RAIナポリ・スカルラッティO、エンリカ・カヴァッロ(P)、ジャチント・カラミア(Vc)
録音:1967.7.30
■CD5
(1)フェルディナント・ライトナー(指)トリノRAI響
録音:1957.4.15
(2)マリオ・ロッシ(指)トリノRAI響
録音:1959.12.31
■CD6
(1)セルジュ・チェリビダッケ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1957.12.22
(2)ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)RAIミラノSO
(3)セルジュ・チェリビダッケ(指)RAIミラノSO、
ブルーノ・ジュランナ(Va)、ジャチント・カラミア(Vc)
録音:1968.4.5
■CD7
(1)ニクラウス・エッシュバッハー(指)スイス祝祭O
録音:1973.8
(2)ゲオルク・マルク(指)トリエステ・ヴェルディ歌劇場O
録音:1997.5.31
■CD8
(1)エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1975
(2)エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1980.8.11
■CD9
(1)エンリカ・カヴァッロ(P)、アカデミアSQ
録音:1987.5.5
(2)エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1979
■CD10
(1)ジュリアナ・グッリ(P)
録音:1994.11.24
(2)録音:1963
■CD11
エンリカ・カヴァッロ(P)
録音:1999.7.17
フランコ・グッリ(1926-2001)は、イタリア出身のヴァイオリン奏者。トリエステに生まれ、ヴァイオリニストの父から音楽の手 ほどきを受ける。その後タルティーニ音楽院を経てキジアーナ音楽院でアリゴ・セラートにヴァイオリンを学び、ヨーゼフ・シ ゲティの教えも受けた。第二次世界大戦後はイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバーとして演奏活動を行い、 1962 年にはローマ合奏団のソリストとして初来日を果たしています。1959 年にはフェデリコ・モンペリオによって補筆されたニ コロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第5 番をルチアーノ・ロサーダと共にシエナで初演した。室内楽にも熱心で、妻のエ ンリカ・カヴァッロとのデュオのほか、ブルーノ・ジュランナ、ジャチント・カラミアらとイタリア弦楽三重奏団を結成しています。 教師として、母校のキジアーナ音楽院、ルツェルン音楽院などで教鞭をとっていたが 1972 年にインディアナ大学の教授と なった。東京音楽大学でもマスター・クラスを開講していた。インディアナ州ブルーミントンにて没。

RHINE CLASSICS
RH-001(18CD)
アルド・フェラレージ1929-73未出版録音集

■CD1
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5 番
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
■CD2
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)アントニオ・バッツィーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番
(3)パガニーニ:「虚ろな心」による変奏曲、魔女たちの踊り
■CD3
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番
■CD4
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)マリオ・グァリーノ(1900-71):ヴァイオリン協奏曲(1948)
フェルッチョ・スカリア(指)ミラノRAI響 録音:1969.6.30
※グァリーノのヴァイオリン協奏曲はパガニーニ没後100周年に捧げられ、クリュイタンスの指揮、フェラレージのヴァイオリンで初演された。
■CD5
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)シュチェパン・シュレック(1914-86):ヴァイオリン協奏曲(1951)
(1)ドヴォルザーク:カプリッチョ Op.24
※シュチェパン・シュレックは1914年、クロアチア、ザグレブ生まれの作曲家で、ヴァイオリン協奏曲はこれが世界初演演奏。
■CD6
(1)アルフレード・ダンブロージオ(1871-1914):ヴァイオリン協奏曲第1番(1903)
パガニーニ:「虚ろな心」による変奏曲(アンコール)
(2)マリオ・グァリーノ(1900-1971):ヴァイオリン協奏曲(1948)
※ダンブロージオは1871年生まれのイタリア・ナポリの作曲家。
■CD7
(1)エルガー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
■CD8
(1)ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
(2)アーサー・ベンジャミン:ロマンティック・ファンタジー
(3)シベリウス:2つの荘重な旋律
■CD9
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
■CD10
(1)カルロ・ヤキーノ(1887-1971):ソナタ・ドラマティカ(1930)
(2)サルヴァトーレ・アレグラ(1897-1993):月へのヴァイオリナータ、あてのないパストラーレ
(3)フランコ・マンニーノ(1924-2005):気まぐれな奇想曲(1969)
(4)パガニーニ:「虚ろな心」による変奏曲、アダージョとタンブリーノ、魔女たちの踊り、ソナチネ第12番Op.3-6
※ヤキーノは「自転車泥棒」などの映画音楽を作った人。マンニーノはルキノ・ヴィスコンティ後期の名作群の音楽を担当した人。
■CD11
(1)ブラームス:ピアノ五重奏曲
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
■CD12
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1,2,3番
■CD13
(1)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
イザイ:詩曲第1番Op. 12
(2)イザイ:詩曲第3番Op. 15、
 ディヴェルティメントOp. 24
(3)イザイ:ディヴェルティメントOp. 24(管弦楽伴奏)
■CD14
(1)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
(2)サラサーテ:アンダルシアのロマンス
(3)トゥリーナ:サンルカールの娘の詩Op. 28、
 闘牛士の祈りOp. 34
■CD15
(1)フランコ・アルファーノ(1876-1954):ヴァイオリン・ソナタ
(2)マリオ・グァリーノ(1900-71):ヴァイオリン・ソナタ
(3)カール・ヘラー(1908-87):ヴァイオリン・ソナタ
※フランコ・アルファーノは 1875年生まれのイタリアのオペラ作曲家。カール・ヘラーはドイツ・バンベルク生まれの作曲家。父、祖父、曾祖父は大聖堂のオルガニストだった。
■CD16〜 LP録音集(ショウピース集)
ガーシュウィン、ドビュッシー、ゴドフスキ、クライスラー、グルック、ストラヴィンスキー、ウェーバー、アレンスキー、ドヴォルザーク、メンデルスゾーン、ナポリ、アクロンの小品集
■CD17〜SP録音集(サロン小品集)
(1)バッツィーニ、バッハ、パガニーニ、マスネ、リスト、R.シュトラウスの小品集
(2)チャイコフスキー、ボロディンの弦楽四重奏曲から
■CD18
(1)アルド・フェラレージの話
(2)シューベルト:アヴェ・マリア
全てアルド・フェラレージ(Vn)

■CD1
(1)カルロ・ゼッキ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1960.6.21
(2)エーリヒ・シュミット(指)ベロミュンスター放送O
録音:1963.5.20

■CD2
(1)ルチアーノ・ロサダ(指)ローマRAI響
録音:1962.4.19
(2)フランコ・ガリーニ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1961.6.13
(3)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1963
■CD3
(1)フランコ・ガリーニ(指)ローマRAI響
録音:1963年
(2)フランコ・ガリーニ(指)ミラノRAI響
録音:1963.4.27
■CD4
(1)フェルッチョ・スカリア(指)ローマRAI響
録音:1966.11.19
(2)フェルッチョ・スカリア(指)ミラノRAI響
録音:1969.6.30
■CD5
(1)ガエターノ・デログ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1968.7.14
(2)フェルッチョ・スカリア(指)ローマRAI響
録音:1966.6.30
(1)レオポルド・ルートヴィヒ(指)RAIナポリ・スカルラッティO
録音:1967.4.1
■CD6
(1)カルロ・ファリーナ(指)ニースPO
録音:1971
(2カルロ・ファリーナ(指)ベロミュンスター放送O
録音:1968
■CD7
(1)ピエトロ・アルジェント(指)ミラノRAI響
録音:1966.3.22
(2)ウィリアム・ウォルトン(指)ロイヤルPO
録音:1955.11.16
■CD8
(1)ミルトン・フォルスタ(指)ミラノRAI響
録音:1961.5.26
(2)エーリヒ・シュミット(指)ベロミュンスター放送O
録音:1963
(3)アマンド・ラ・ローサ・パロディ(指)ローマRAI響
録音:1965.6.12
■CD9
(1)マリオ・ロッシ(指)トリノRAI響
録音:1959.5.15
(2)アラム・ハチャトゥリアン(指)トリノRAI響
録音:1963.4.12
■CD10
(1)ミルトン・フォルスタ(指)ローマRAI響
録音:1960
(2)サルヴァトーレ・アレグラ(指)ナポリRAI響
録音:1973
(3)フランコ・マンニーノ(指)ローマRAI響
録音:1969
(4)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1966
■CD11
(1)(2)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1970.11.20
■CD12
エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1965.3
■CD13
(1)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1965.7.21
(2)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1971.10.11
(3)マッシモ・フレッチャ(指)ローマRAI響
録音:1964.12.23
■CD14
(1)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1970.11.20
(2)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1963
(3)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1966.512
■CD15
(1)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1973.12.10
(2)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1972.4.12
(3)エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1971.10.11
■CD16〜 LP録音集(ショウピース集)
エルネスト・ガルディエリ(P)
録音:1956.11(HMV録音)
■CD17〜SP録音集(サロン小品集)
(1)プロスペロー・フェラレージ(P)、カルロ・ヴィドゥソ(P)、エンリカ・アルベルティ(S)
録音:1929(ODEON、HMV)
ジョルジオ・ファヴァレット(P)
録音:1943
(2)サン・レモSQ(1st:フェラレージ)
録音:1934.5(HMV)
■CD18
(1)録音:1970年代中ごろ
(2)アウグスト・フェラレージ(P)
録音:1963
アルド・フェラレージ(1902年5月14日 - 1978年6月29日)は、イタリアのヴァイオリン奏者。フェラーラの生まれ。 5歳の時に両親から音楽の才能を認められ、地元のフレスコバルディ音楽学校でフェデリコ・バレーラとウンベルト・スピ ーノに音楽を学んだ。12歳の時にパルマ音楽院に進学してマリオ・コルティにヴァイオリンを学び、コルティのローマ聖チェ チーリア音楽院への転任に合わせて転学し、1917年に卒業した。卒業後はフェラーラに戻り、暫く地元のアポロ映画館の 無声映画の伴奏やカフェでの演奏で生計を立てたが、ヴァーシャ・プルジーホダとヤン・クベリークに認められてベルギー に留学し、ウジェーヌ・イザイの下で研鑽を積みながら欧米各地で演奏活動を行った。第二次世界大戦中は、母親がユダ ヤ人であった為に演奏活動を制限されたが、1948年に演奏活動に復帰し、1950年にはジェノヴァで行われたクリストファ ー・コロンブス生誕500周年祭でニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を披露したり、1965年にバチカンの教皇パ ウロ6世の御前で演奏を披露したりするなどの活動を行った。1968年にエフレム・ジンバリストがカーティス音楽院の院長を 辞任したとき、後任としての渡米を打診されているが、家族とイタリアで過ごすことを優先してその話を断っています。サンレ モにて死去。 シルクのようななめらかな音色の上に技巧もしっかりした個性派のヴァイオリニストです。こんなヴァイオリニストがいたのか、 と驚かされること間違いなし。ヴァイオリン好き必携のセットです。

Evoe
EVOE-007(1CD)
レレガンツァ・カプリチョーザ〜ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 RV.273
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.237
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 RV.177
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.242 「ピゼンデルのために」
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.208 「ムガール大帝」
ステファン・プレヴニャク(Vn&指)、
カペラ・デル・オスペダーレ・デッラ・ピエタ

録音:2017年4月13日−16日、ポーランド
レザール・フロリサンやル・コンセール・デ・ナシオンなどで活躍し、ポーランド古楽界の中でも一際異彩を放つバロック・ヴァイオリニスト、ステファン・プレヴニャクによって2015年に設立されたポーランドのハイクォリティな古楽系レーベル「エヴォエ(Evoe)」。 プレヴニャクが率いる「カペラ・デル・オスペダーレ・デッラ・ピエタ(Cappella dell'Ospedale della Pieta)」は、ヴィヴァルディが多くの作品を作り音楽教師を務めたヴェネツィアの慈善施設「ピエタ院(ピエタ養育院)」をモデルにして設立され、ポーランドを中心にイタリア、フランス、オーストリア出身の才能溢れる女流奏者たちによって構成されるピリオド・オーケストラ。ヴィヴァルディとヴェネツィアの音楽を演奏することを目的に、ドイツ、オーストリア、スロベニア、イタリア、ポーランドで演奏し、将来的には日本、アメリカ、中国、ヨーロッパ諸国での公演も予定しています。
ヴィヴァルディのオペラ・アリア集アルバム(EVOE 003)に続くセカンド・アルバム「レレガンツァ・カプリチョーザ(L'Eleganza Capricciosa)」は、ヴィヴァルディのエネルギーに満ちたヴァイオリン協奏曲を、「バロック・ヴァイオリンのパガニーニ」と呼ばれる異才プレヴニャクの鮮烈なヴァイオリンでお贈りします。

Channel Classics
CCS-42620(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ曲集
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
前奏曲嬰ヘ短調 Op.23-1
前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
前奏曲ト長調 Op.32-5/前奏曲変ロ長調 Op.23-2
パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
アンナ・フェドロヴァ(P)、
モデスタス・ピトレナ(指)
ザンクト・ガレンSO
アンナ・フェドロヴァは、ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト。2013年にアムステルダムで行われた「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」のライヴ映像はYouTubeで2,400万回以上という規格外の再生数を誇り(クラシックの協奏曲動画再生数では世界第1位)、一躍その名を世界に轟かせました。2019年7月に行われた来日公演も好評を博し、オランダの高音質レーベルChannel Classicsからリリースされた2つのアルバム(PCCS 41318、PCCS 42219)も各誌で高い評価を獲得しています。
Channel Classics第3弾では、ついに待望のラフマニノフ・アルバムが登場。「ピアノ協奏曲第1番」と「パガニーニ狂詩曲」の大曲に、Op.23とOp.32の前奏曲集からの4曲を収録。フェドロヴァは「私の人生を通して、ラフマニノフと彼の音楽は私の心の中で特別な場所にあった」と語っており、2020年春にはラフマニノフのピアノ協奏曲第1番〜第3番でのヨーロッパ・ツアーも予定しています。
リトアニアの若き注目指揮者モデスタス・ピトレナスは、リトアニアのカウナスSOの首席指揮者、ラトビア国立オペラの音楽監督を歴任し、現在はリトアニア国立SOの首席指揮者&音楽監督を務めながら、2018年シーズンからはスイスのザンクト・ガレンSOとザンクト・ガレン劇場の首席指揮者も兼任しています。
Channel Classics
CCS-33619(1CD)
ザ・ダンシング・ベース
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(プローイェン編)):コントラバスとヴァイオリンのための)
ロータ:コントラバスと管弦楽のための 「ディヴェルティメント・コンチェルタンテ」
ファリャ:7つのスペイン民謡(プローイェン編):コントラバスとハープのための)
リック・ストーティン(Cb)、
マリン・ブロマン(Vn)、
ラヴィニア・マイヤー(Hp)、
スウェーデンRSOのメンバー

録音:ピアソラ(ライヴ):2012年10月、ベルワルド・ホール/ロータ(ライヴ):2012年3月、ベルワルド・ホール(ストックホルム/スウェーデン)/ファリャ:2013年4月、ウェストベスト(スキーダム/オランダ)
※「CCSSA 33613」からの移行再発売。SACD盤の「CCSSA 33613」は廃盤となります。
リック・ストーティンは、ベルリンRSOとアムステルダム・シンフォニエッタで首席コントラバス奏者を務め、現在はスウェーデンRSOとマーラー室内Oの首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者。しばらく入手困難となっていたコントラバス・アレンジによるラテン・プログラム「ザ・ダンシング・ベース」がノーマルCD盤で復活!

Glossa
GCD-923414(1CD)
ヴィヴァルディ:ピエタ院のための協奏曲集
2本のヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 RV.513
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.222 「シニョーラ・キアーラのために」
ヴァイオリン,オルガンとチェロのための協奏曲 ハ長調 RV.554a
ヴィオラ・ダモーレ,リュートと弦楽のための協奏曲 ニ短調 RV.540
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV.152
ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調 RV.349 「アンナ・マリアのために」
ファビオ・ビオンディ(Vn〔ジェナーロ・ガリアーノ1766〕、ヴィオラ・ダモーレ〔ジェナーロ・ヴィナッチャ1758〕)、
エウローパ・ガランテ

録音:2019年5月20日−22日、ヴィッラ・サン・フェルモ(イタリア)
イタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディが1990年に設立し、バロック&古典派のレパートリーに新たな命を吹き込んできた世界屈指のバロック・オーケストラ、"エウローパ・ガランテ"。
2020年に迎えるエウローパ・ガランテの結成30周年を記念し、設立当初の主要なレパートリーであったヴィヴァルディの音楽を新たに録音!
ヴィネツィアの慈善施設ピエタ院(養育院)で音楽を教えていたヴィヴァルディが、そこで生活する少女たちのために書いた協奏曲。ヴィヴァルディの他ガルッピやハッセなど偉大な音楽家たちによって音楽教育を施されたピエタ院の少女達は非常に高い技術を有し、単なる「孤児院オーケストラ」に留まらず、当時の他の有名オーケストラに匹敵するほどの実力を誇っていたと言われます。
かつてヴィヴァルディの「四季」で一世を風靡し、Glossaへのレコーディング第1弾でも「キアーラの日記 〜 18世紀ヴィネツィアのピエタ院の音楽(PGCD 923401)」と「ピエタ院」に関わるプログラムで造詣の深さを証明したファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテならではの特別なヴィヴァルディ・アルバムです!

Channel Classics
CCSSEL-1498(4CD)
マイルストーンズ〜200年間の6つのチェロ協奏曲集
■CD1
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1、
 交響曲第104番ニ長調(室内楽版)、
 チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
■CD 2
シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129、
幻想的小品集 Op.73*
ヒンデミット:チェロとピアノのための3つの小品 Op.8*
シューマン:5つの民謡風小品 Op.102 より 第2曲「ゆっくりと」*
■CD 3
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ Op.11**
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104、
 ロンド ト短調 Op.94*
アレンスキー
:悲しい歌 Op.56-3**
カール・ダヴィドフ(1838−1889):泉のほとりで Op.20-2**
ドヴォルザーク:森の静けさ Op.65-5**
■CD 4
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
ルトスワフスキ:チェロ協奏曲
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)

■CD1
フロリレジウム

■CD2
リチャード・トネッティ(指)、オーストラリア室内O、
オランダ管楽アンサンブル、パオロ・ジャコメッティ(P)*

■CD 3
ローレンス・レーネス(指)オランダPO、
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ*&ハルモニウム**)

■CD 4
ヤック・ファン・ステーン(指)、オランダ放送PO
チェロの超人、ピーター・ウィスペルウェイがチャンネル・クラシックスに残した偉大なるコンチェルト録音集!☆ 長らく廃盤となっていたこの名盤集が限定再生産されました!☆ ハイドンからルトスワフスキまで、ウィスペルウェイのレパートリーの広さを象徴するプログラム。☆ フロリレジウムやリチャード・トネッティなど共演者も豪華!

Chandos
CHSA-5193(1SACD)
グーセンス:管弦楽作品集 Vol.3
ヴァイオリンと管弦楽のための幻想協奏曲 Op.63
交響曲第2番Op.62
タスミン・リトル(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指)、
メルボルンSO

録音:2018年3月27日−29日(幻想協奏曲)、2019年7月9日−10日(交響曲第2番)、モナシュ大学ロバート・ブラックウッド・ホール(メルボルン、オーストラリア)
ヒコックスが振った第1巻(CHSA-5068)は2009年にリリースされ、その録音プロジェクトを継承したアンドルー・デイヴィスによる第2巻(CHSA 5119)は2013年にリリースされていましたが、ついに第3巻のリリースが発売されます。
ロンドン出身、南半球のオーストラリアではシドニー響の首席指揮者、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ音楽院のディレクターを務め、得意としていたラヴェル、ドビュッシー、ストラヴィンスキーから影響を受けたフランス的な特徴を持つ作品を残したグーセンス。
この第3巻に収録されたのは、キャリアの後半に作曲された2つの作品で、ハイフェッツのために作曲されながらもハイフェッツによる演奏は実現しなかったというヴァイオリンと管弦楽のための「幻想協奏曲」と、1942年〜1945年に作曲され、第2次世界大戦に対するグーセンスの感情が反映された交響曲第2番。どちらもほとんど録音のなかったレア・レパートリーを、タスミン・リトルとアンドルー・デイヴィスが丁寧かつ巧みに演奏しています。
Chandos
CHAN-20038(1CD)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.2
オーヴェルニュ狂詩曲 ハ長調 Op.73
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.29
アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 Op.70
ピアノ協奏曲第5番 「エジプト風」
ルイ・ロルティ(P)、
エドワード・ガードナー(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2018年1月13日(オーヴェルニュ狂詩曲)、2月20日&25日(その他の作品)、メディアシティUK(サルフォード、イギリス)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。イギリスの若き盟主、エドワード・ガードナー。これまで、プーランク(CHAN 10875)やシマノフスキ(CHSA-5115)のアルバムでも共演し抜群のコンビネーションを魅せてきた二人による充実のサン=サーンス第2弾。ピアノ協奏曲第1番、第2番、第4番を収録した前作(CHAN 20031)に引き続き、ピアノ協奏曲第3番&第5番を収録しピアノ協奏曲全集を完成させ、ピアノと管弦楽のための小品としては「オーヴェルニュ狂詩曲」、「アレグロ・アパッショナート」をカップリングして見事なアルバムに仕立て上げています。
1869年に作曲され、サン=サーンス自身のピアノ独奏で初演されたものの、その実験的なハーモニーから論争を巻き起こしたいう「第3番」。1885年と1886年のエジプト滞在時に主に作曲され、第4番から約20年後となる1896年に完成した最後のピアノ協奏曲、「第5番」。
ショパン弾きやベートーヴェン弾きとして高い地位を確立し、ラヴェルやフォーレ、プーランクといった”フランスもの”でも定評の高いルイ・ロルティの、洗練された上質なサン=サーンスにご期待ください!

KAIROS
0015010KAI(1CD)
ノイヴィルト:オーケストラ作品集

(1)トランペットとオーケストラのための「…miramondo multiplo…」(ホーカン・ハーデンベルガーのために)
(2)ヴィオラとオーケストラのための「Renants of Songs...An Amphigory」(ベティ・フリーマンの追憶に)
(3)Masaot/clocks without Hands(旅/針のない時計/ウィーンPOに献呈)
(1)ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)、グスタフ・マーラー・ユーゲントO、インゴ・メッツマッハー(指)
録音:2009年4月15日、ムジークフェライン(ウィーン、オーストリア)
(2)アントワン・タメスティ(Va)、ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
録音:2012年11月5日、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
(3)ダニエル・ハーディング(指)VPO
録音:2015年5月9日、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
1968年グラーツ出身で、現在のオーストリアを代表する作曲家の1人であるオルガ・ノイヴィルトが、2006年以降に作曲した主要オーケストラ作品3曲を収録。 この3作品の録音、何と言っても演奏者陣が豪華!「…miramondo multiplo…」(2006)は献呈者であるスウェーデンが誇る世界屈指のトランぺッター、ホーカン・ハーデンベルガーが、「Renants of Songs...An Amphigory」(2009)では現代最高のヴィオリストの1人、アントワン・タメスティがソリストとして参加! そしてウィーン・フィルに献呈された「旅/針のない時計」(2013)では、ハーディングが指揮するウィーン・フィルの演奏(2015年)を収録するなど、充実の顔触れの実現は歴史ある現代音楽レーベルであるカイロス(Kairos)ならでは。ノイヴィルトのオーケストラ作品を世に広める絶好の機会となることでしょう! オーストリアの女流作曲家オルガ・ノイヴィルトは、名門ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、フランス、パリのIRCAMではトリスタン・ミュライユに作曲を師事し、イタリアの巨星ルイジ・ノーノからも多大な影響を受けています。

Hyperion
CDA-68289(1CD)
アーリー・ホルン
L.モーツァルト:シンフォニア・ダ・カメラ(ホルン,ヴァイオリン,2本のヴィオラと通奏低音のための)
作曲者不詳:協奏曲ホ長調(ホルン,オーボエ・ダモーレと通奏低音のための)
カール・ハインリヒ・グラウン(1704−1759):トリオ ニ長調(ホルン,ヴァイオリンと通奏低音のための)
ハイドン:3声のディヴェルティメント Hob.VI:5(ホルン,ヴァイオリンとチェロのための)
テレマン:3声の協奏曲ヘ長調 TWV.42:F14(リコーダー,ホルンと通奏低音のための)
作曲者不詳:協奏曲変ホ長調(ホルン,2本のオーボエと通奏低音のための)
カール・ハインリヒ・グラウン:協奏曲ニ長調(ホルン,オーボエ・ダモーレと通奏低音のための)
モーツァルト:ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407
ウアスラ・パルダン・モンベア(ナチュラルHrn)
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2018年11月14日−16日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音では2度にわたり英グラモフォン賞を受賞(CDA 68111、CDA-67924)するなど、急速に評価を高めてきたアルカンジェロの新録音は、デンマーク出身の気鋭のナチュラル・ホルン奏者、ウアスラ・パルダン・モンベアを迎えてのアーリー・ホルン作品集。
1982年にデンマークのオールボーに生まれたウアスラ・パルダン・モンベアは、2007年から2013年はコンチェルト・コペンハーゲンの首席ホルン奏者としてキャリアを積みました。同時にOAEエクスペリエンス・スキーム(エイジ・オヴ・インライトゥメントO〔OAE〕による若い演奏家向けの教育プログラム)でも学び、その後もOAEとは定期的にゲスト・プリンシパルとして共演するなど関係を保っています(ジョナサン・コーエンとの出会いもOAEでのもの)。2012年からは名門イングリッシュ・コンサートの首席ホルン奏者となり、2012年に行われたバッハの「ミサ曲ロ短調」の2つの公演(BBCプロムスとライプツィヒ聖トーマス教会)で重要な役割を担いました。
モンベアのソロ・デビュー録音となる「アーリー・ホルン」は、モーツァルトの傑作「ホルン五重奏」から、父レオポルト・モーツァルトの作品、グラウンや作曲者不詳の協奏曲まで、18世紀におけるナチュラル・ホルンの「ソロ楽器」としての発展を辿る秀逸なプログラムです。

Ars Produktion
ARS-38294(1SACD)
マイール:ピアノ協奏曲第1番&第2番
ハイドン:交響曲第25番ハ長調
ヨハン・ジモン・マイール(1763−1845):ピアノ協奏曲第1番(世界初録音)、
 ピアノ協奏曲第2番(世界初録音)
エドナ・スターン(P)、
ルーベン・ガザリアン(指)、
インゴルシュタット・ジョージア室内O

録音:2019年4月、インゴルシュタット(ドイツ)
旧ソ連時代のジョージア(グルジア)で設立され、1990年にドイツのインゴルシュタットに拠点を移し多彩な活動を続ける、インゴルシュタット・ジョージア室内Oの録音集第4弾。イタリアで活躍したドイツの作曲家ヨハン・ジモン・マイール(1763−1845)は、長い間「ドニゼッティの師」としてのみ知られていましたが、近年復興が進んでおり、その流れに乗るこのレコーディングでも2つのピアノ協奏曲が世界初録音されています。ロッシーニやヴェルディも高く評価したというマイールの知られざる才能を、ベルギー=イスラエルの名女流ピアニスト、エドナ・スターンが描きます。

Danacord
DACOCD-856(1CD)
遊び場〜ヘアマン・D・コペル他
ヘアマン・D・コペル(1908−1998):ピアノ協奏曲第3番 Op.45、
 田園詩(ピアノのための)、
 10のピアノの小品 Op.20
ベンヤミン・コペル(b.1974):9つの対話の応答(アルト・サクソフォーンとピアノのための)
リケ・サンベア(P)
ベンヤミン・コペル(アルト・サクソフォーン)
南ユランSO
ボー・ホルテン(指)

録音2019年5月8日−10日、アルシオン・コンサートホール(スナボー、デンマーク)
コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーは、2017年、創設から150周年を迎えました。これを記念してアカデミーは、創設者のニルス・W・ゲーゼ、カール・ニルセン、ホルムボー、ブレンダール・ベンクトソンをはじめとするアカデミーゆかりの作曲家と演奏家の音楽を集成したアルバムを制作。ブラームスのソロ作品集『奪われた時間』(DACOCD856)をリリースしたリケ・サンベア(b.1977)が新作アルバムで取りあげたヘアマン・D・コペルもそこに加わったひとりです。
コペルは、カール・ニルセンから才能を認められ、作曲家、ピアニストとして活躍、20世紀デンマークの音楽を彩りました。ヘアマンの一家は「コペル・ダイナスティ」とも呼ばれ、弟ユーリウスはヴィオラ奏者、子のアナスは作曲家でポップミュージシャン、娘ローネはソプラノ歌手、孫のニコライはピアニストとしてデビューした後、音楽ジャーナリストとして活動しています。このアルバムに参加しているサクソフォーン奏者のベンヤミン・コペル(b.1974)も、ヘアマンの孫にあたります。
ヘアマンの 「ピアノ協奏曲第3番」 は、「第1楽章のシンプルなジャズ的主題、第2楽章の信じられないほどの力とドラマ、第3楽章の悪魔の哄笑」にサンベアが「恋に落ちた」と語る作品です。コペルがエーリク・トゥクセン指揮デンマーク国立RSO(デンマーク国立SO)と共演したアムステルダムのコンセルトヘボウでのライヴ録音(Danacord DACOCD561)もあり、作曲家のニルス・ヴィゴ・ベンソンは「19世紀のヴィルトゥオーゾ的ピアノ協奏曲の復興」と評しています。作曲家でもあるボー・ホルテンの指揮する南ユランSO(南デンマーク・フィルハーモニック)の共演です。「田園詩」 は「リス・ヤコブセン夫人に献呈」されたピアノ・ソロ曲。1933年の 「ピアノの小品」 は、「アンダンティーノ」から「アレグレット(主題と変奏)」の10曲を結ぶためベンヤミン・コペルが作曲した 「9つの対話の応答」が、ベンヤミン自身のアルトサックスとサンベアのピアノによる演奏で挟まれます。

Anaklasis
ANA-001(1CD)
ローズ・ピアノと弦楽器のための作品集:アンプリファイド・キーボードと弦楽オーケストラのための「ナニナーナ」
クプチャク:ローズ・ピアノ、弦楽器と電子楽器のための「フルネス」
スタンチク:ローズ・ピアノと弦楽オーケストラのための「デュオ」
クラウゼ:ローズ・ピアノと弦楽オーケストラのための「ロンド」
ピオトル・オジェホフスキ(ローズ・ピアノ)、
ティヒ市室内オーケストラ「AUKSO」、
マレク・モシュ(指)

録音:2018年6月&2019年6月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(ポーランド)
アメリカ軍の前線兵士たちの慰安目的、また戦傷軍人が生計を立てるための新たな手段となるよう、ハロルド・ローズによって1940年代に開発されたとされる電気式鍵盤楽器「ローズ・ピアノ」。アナクラシス(Anaklasis)・レーベルが取り組んだのは、この「ローズ・ピアノ」をソロ楽器とした協奏的作品を集め、レコーディングを行うという壮大な企画!ジグムント・クラウゼ(1938−)、スラヴォミール・クプチャク(1979−)、アレクサンドル・ノヴァク(1979−)、そしてマルチン・スタンチク(1977)の4人の作曲家たちが2015年から2017年にかけて作曲した新作4作品が、「ローズ・ピアノ」の新たな可能性を広げています。
Anaklasis
ANA-004(1CD)
マチェイ・ジエリンスキ:多島海〜弦楽のための作品集
弦楽オーケストラのための「シャイニングU」
ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽オーケストラのための「バーコード」
アコーディオン,チェロ,打楽器と弦楽オーケストラのための「アッチェロ・タングエロ」
カタルジナ・ドゥダ(Vn)、
カタルジナ・ブドニク(Va)、
クラウディウシュ・バラン(アコーディオン)、
トマシュ・シュトラール(Vc)、
ジェマ・ローズフィールド(Vc)、
ティヒ市室内オーケストラ「AUKSO」、
マレク・モシュ(指)

録音:2019年4月&6月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(ポーランド)
ワルシャワの名門ショパン音楽大学で学んだ後、ロンドンへと渡り王立音楽院で研鑽を積み、アラン・ブッシュ作曲賞、ジョサイヤ・パーカー作曲賞を受賞。2011〜2012年シーズンには、ポーランドRSOのコンポーザー・イン・レジデンスの大任を務めたマチェイ・ジエリンスキ(1971−)のポートレート・アルバム。エモーショナルなポストモダニズムを掲げているジエリンスキ。その作品は現代音楽の手法を取り入れながらも、旋律的な視点も組み合わせた興味深い作風に仕上がっています。ポーランド勢の音楽家に加え、レオノーレ・ピアノ・トリオでお馴染みのチェリスト、ジェマ・ローズフィールドの参加もポイントです。

DB Productions
DBCD-183(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
7つの幻想曲 Op.116*
ハンス・ライグラフ(P)
スティグ・ヴェステルベリ(指) スウェーデンRSO

録音:1970年11月6日、980年2月4日* スウェーデン放送による
スウェーデンの名ピアニスト、ハンス・ライグラフ(1920-2011)がスウェーデン放送に残したライヴとセッション録音。
DB Productions
DBCD-162(1CD)
ニールセン:1-4.ヴァイオリン協奏曲 Op.33
前奏曲,主題と変奏(無伴奏ヴァイオリンのための) Op.48
前奏曲とプレスト(無伴奏ヴァイオリンのための) Op.52
セシリア・シリアクス(Vn)
ダニエル・ブレンドゥルフ(指) ヘルシンボリSO

録音:2015年頃
DB Productions
DBCD-156(1CD)
ユルヴァ・スクーグ(1963-):作品集
ソルティ・エ・アントレー
空虚への恐怖
モーダス・ヴィヴェンディ
ピアノ協奏曲第1番
アン=ソフィ・クリングベリ(P)
インガル・ベルグビ(指)マルメSO

録音:2013年頃
DB Productions
DBCD-179(1CD)
スクーグ/ニルソン:ヴァイオリン協奏曲
ユルヴァ・スクーグ (1963-):ヴァイオリン協奏曲第1番
アンデシュ・ニルソン (1954-):ヴァイオリン協奏曲*
セシリア・シリアクス(Vn)
アンナ=マリア・ヘルシング(指)ヘルシンボリSO
フレードリク・ブルシュテッド(指)ヴェステロース・シンフォニエッタ*

録音:2016年頃

CPO
CPO-555234(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 第5集ヴァインベルクの作品.チェロ協奏曲 Op.43(1948)
幻想曲 Op.52(1954)
コンチェルティーノ Op.43Bis(1948)
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
クリスティアンサンSO

録音:2018年6月11-15日
ワルシャワで育ち、自らをポーランド人と見做していた というヴァインベルクですが、ルーツはユダヤにあり、作品にもポーランドとユダヤの伝統が織り込まれています。1948年 に作曲されたチェロ協奏曲では、全編にわたりユダヤ伝統の「クレズマー」風の哀愁に満ちた旋律が使われていますが、 第3楽章はポーランドの舞曲風であるところがユニーク。力強いリズムに心が躍ります。長い間紛失していて2016年に 発見された「コンチェルティーノ」はチェロ協奏曲の下敷きとなった作品。合奏協奏曲のような雰囲気を持ち、オーケスト ラ・パートが充実していますが、ヴァインベルクはチェロを更に活躍させるためにこれを「チェロ協奏曲」へと改作したようで す。幻想曲は陰鬱な雰囲気で始まりますが、中間部は賑やかな旋律がたっぷり含まれた聴きどころの多い作品です。
CPO
CPO-777559(1CD)
NX-B10
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲&ロマンス
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ロマンス ト長調 Op.40
ロマンス ヘ長調 Op.50
レーナ・ノイダウアー(Vn)
マルクス・ボッシュ(指)
カペッラ・アキレイア(アンサンブル)

録音:2018年5月11-13日
cpoレーベルの『2020年ベートーヴェン生誕250年記念アルバム』は来日経験もある若きヴァイオリニスト、レーナ・ノ イダウアーを独奏者に迎えたヴァイオリン協奏曲とロマンス集。2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された『レオ ポルト・モーツァルト国際コンクール』で第1位を受賞した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍する彼女は、まるで自身 の体の一部であるかのようにヴァイオリンを自由自在に操り、現在最も敬愛しているというベートーヴェンの協奏曲とロマ ンスを完璧に演奏しています。伴奏はベートーヴェンを得意とするマルクス・ボッシュが指揮する、名手たちのアンサンブ ル「カペッラ・アキレイア」。独奏、伴奏、指揮者の様々な個性が時にはぶつかり合いながらも融合し、新しいアイデアが 次々と形になった革新的なベートーヴェンをお楽しみください。

Alba
ABCD-448(1CD)
『オルフェウス・バロック・ストックホルム(Orfeus Barock Stockholm)』
C.P.E.バッハ:シンフォニア ホ短調 Wq.178
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052 *
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170 **
バッハ:シンフォニア(カンタータ第76番「天は神の栄光を語る」 BWV.76 から)***
オルフェウス・バロック・ストックホルム
エーリン・ガブリエルソン(ヴァイオリン、コンサートマスター)***
ヨハンネス・ロスタモ(Vc)**/***
ルカ・グリエルミ(Cemb)*/***
ダニエル・ホルスト(Vc通奏低音)***
[楽器 Cello: Antonio Stradivari “Magg”(1698)、Harpsichord: Anders Kilstrom(2001), Flemish type based on the Ruckers standard]

録音:2018年12月16日 ストックホルム・コンサートホール「グリューネヴァルトホール」(ストックホルム)(ライヴ録音)
「オルフェウス・バロック・ストックホルム」のデビュー・アルバム。スウェーデンのこのグループは、2015年、王立ストックホルム・フィルハーモニックの「バ ロックを愛する」メンバーが集まって結成しました。スウェーデンのピリオド楽器演奏をリードするバロック音楽家たちも参加、ヘンデル、バッハ、ヴィヴァルディ の音楽、「デューベン・コレクション」所蔵の作品をレパートリーに活動しています。王立ストックホルム音楽大学とストックホルム・フィルハーモニックのアカデミー で学んだフィンランド出身のチェリスト、ヨハンネス・ロスタモ(1980-)が芸術監督、王立ストックホルム音楽大学でモダン・ヴァイオリンを学び、イタリアと オランダでバロック・ヴァイオリンの演奏を身につけたスウェーデンのエーリン・ガブリエルソンがコンサートマスターです。チェンバロを担当するイタリアのルカ・ グリエルミ(1977-)は、指揮者、作曲家、歴史的鍵盤楽器のソリストとして活動しています。このアルバムは、ストックホルム・コンサートホールで行われた コンサートでライヴ録音されました。C・P・E・バッハの作品が2曲。木管楽器を加えた「第2版」の「シンフォニア ホ短調」と父バッハが亡くなった年の「チェ ロ協奏曲 イ短調」。J・S・バッハの「チェンバロ協奏曲 ニ短調」は、第3楽章「アレグロ」のためにブラームスが作ったカデンツァが、「ルッカース」をモデル にアンデシュ・シールストレムが製作した楽器に合わせ、多少の手を加えて使われました。プログラムの最後、バッハのカンタータ第76番「天は神の栄光を語る」 の〈シンフォニア〉が、ダニエル・ホルストのチェロ通奏低音を加えたソリスト4人の「友情のオマージュ」として演奏されます。BIS レーベルの録音も数多く 担当している Take5 Music Production のハンス・キプファーの制作と録音です。ッキ

Pentatone
PTC-5186823(1CD)
ハイドンとシュターミッツ
ハイドン:2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIh:1(フルート、オーボエと室内オーケストラ編
シュターミッツ(1745-1801):フルートとオーボエのための協奏曲 ト長調(17”51”)
 フルート協奏曲 ニ長調
ハイドン:2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲第3番 ト長調 Hob.VIIh:3(フルート、オーボエと室内オーケストラ編)
アナ・デ・ラ・ヴェガ(Fl)、
ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)、
トロンハイム・ソロイスツ

録音:2019年6月/セルブ教会(トロンハイム、ノルウェー)
ギリス人とアルゼンチン人の両親の間にオーストラリアで生まれたヴェガはシドニー大学でマーガレット・クロフォードに師事。その後パリにてレイモ ンド・ギオの最後の弟子として研鑽を積みました。現在、ヨーロッパを中心に精力的な演奏活動を展開しており、“傑出した才能”(ウィグモアホール)、“真 の芸術家”(カドガンホール)、“ファースト・クラス”(ベルリン・フィルハーモニー)など、各演奏会で絶賛されています。
共演のオーボエ奏者ラモン・オルテガ・ケロはグラナダ音楽院でミゲル・キロスに師事。2003年にはダニエル・バレンボイムが設立したウェスト=イー スト・ディヴァン・オーケストラに入団するなど若くして才能を開花させて逸材。2007年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、以後ソロ活 動を中心に世界各国で活躍しております。
ヨーゼフ・ハイドンが作曲した2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲は「リラ・オルガニザータ」という楽器のために作曲された6つの協奏曲集で、 同楽器を愛好した当時のナポリ王フェルディナンド4世に献呈されました。フルートとオーボエでハイドンの美しい旋律を奏でます。 カール・シュターミッツは、マンハイム・ホーフカペレの全盛時代に活躍した音楽家。マンハイムのオーケストラでヴァイオリン奏者として活躍する一方で、 作曲にもその才能を開花させました。ここに収録された2つの協奏曲もシュターマッツらしい上品さを呈した協奏曲です。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186738(1SACD)
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6より第7番〜第12番
合奏協奏曲第7番変ロ長調 Op.6-7 HWV 325
合奏協奏曲第8番ハ短調 Op.6-8 HWV 326
合奏協奏曲第9番ヘ長調 Op.6-9 HWV 327
合奏協奏曲第10番ニ短調 Op.6-10 HWV 328
合奏協奏曲第11番イ長調 Op.6-11 HWV 329
合奏協奏曲第12番ロ短調 Op.6-12 HWV 330
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン/コンサートマスター)

録音: 2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)
コンチェルト・グロッソとはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大合奏群との間の 音量的、技巧的対比を楽しむ音楽で、ヘンデルが1739年に作曲したコンチェルト・グロッソ Op.6は12曲からなります。流石ベルリン古楽アカデミー といえるアンサンブルとしての統率と、個々の奏者の自主性との絶妙なバランスが光り輝きます。愉悦の極みのヘンデルをお楽しみいただけます! (Ki)

GRAND SLAM
GS-2213(1CD)
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)ショーソン:詩曲 Op.25
ジネット・ヌヴー(Vn)
(1)ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツRSO
(2)イサイ・ドブロヴェーン(指)フィルハーモニアO

録音:(1)1949年9月25日クーアハウス、ビューネンザール(バーデン・バーデン)、(2)1946年8月18日アビイ・ロード・スタジオ(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻)
録音方式:モノラル/(1)放送用ライヴ録音、(2)録音セッション
■制作者より  
ヌヴーの貴重なテープが最近入手出来、生誕100年になんとか間に合うように制作しました。音源としては初出ではありませんが、特にベートーヴェ ンの音質には注目していただきたいと思います。私見では、“過去最高” だと思います。また、解説書にはヌヴーの墓の位置について記しておきました。 写真付きですので、墓参の際の参考になさって下さい。なお、このCDに記載した録音データは、おそらく最も詳しく、正確だと思われます。(平林 直哉)

CANARY CLASSICS
CC-18(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491*
オルリ・シャハム(P;Steinway)
セントルイスSO
デイヴィッド・ロバートソン(指)

録音:2017年11月14日、2018年1月24日*/パウエルホール(セントルイス)
ギル・シャハムの妹ピアニストのオルリ・シャハムはこれまでに兄とデュオ作品を中心に演奏・録音活動を続けてきましたが、近年はブラームスの後期 ピアノ作品を収録したアルバム(CC 15)などをリリースするなど、ソロ活動でも注目を集めております。
当ディスクははじめての本格的な協奏曲アルバムで、彼女が最も得意とするモーツァルトを収録しました。オルリの魅力といえば色彩豊かなピアノの音色。 兄ギルとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(CC 01)でもその才能を高く評価されています。スタインウェイ・アーティストでもあるオルリが奏でるスタインウェイから奏でられる極上のモーツァルト。デイヴィッド・ロバートソン率いるセントルイ スSOとの共演でご堪能ください。

MELODIYA
MEL-1002592(1CD)
NX-B07
バッハ&ヴィヴァルディ:協奏曲集
バッハ:ピアノ協奏曲 第1番ニ短調 BWV1052
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 イ短調 RV422
バッハ:ピアノ協奏曲 第4番イ長調 BWV1055
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ト長調 RV413
バッハ:ピアノ協奏曲 第5番ヘ短調 BWV1056
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(P)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アレクサンドル・ロスクトフ(指)
ヴォログダ・フィルハーモニー協会室内O

録音:2018年
ロシアの名チェリスト、ザゴリンスキーと、ノルウェーのピアニスト、ステーン=ノックレベルグによる「バロック音楽の2大作 曲家の対話」ともいえる協奏曲集。バッハとヴィヴァルディの協奏曲が交互に配置されています。1962年生まれのザ ゴリンスキーは、モスクワ音楽院で学び、モスクワ・フィルの首席として活躍、ロシア名誉芸術家の称号を与えられてい るバロックから現代までの幅広いレパートリーを持つチェリストです。グリーグのピアノ作品全集の演奏で知られるステー ン=ノックレベルグは、1944年ノルウェー生まれでロマン派を得意としますが、バッハでは洗練された演奏スタイルとバ ロック音楽への深い洞察力を発揮しています。全く背景の違う二人ですが、2002年より共演を重ね、メロディア・ レーベルでも共演アルバムを発表しています。このアルバムではそれぞれが交互にソリストを務めて協奏曲を演奏し、 ドイツとイタリアのバロック音楽の対話を導きだしています。オーケストラは二人が共演を重ねているヴォログダ・フィル ハーモニー協会室内管で、クリアでスタイリッシュなサウンドが音楽の対話を盛り立てています。

フォンテック
FOCD-9824(1CD)
税込定価

2019年12月4日発売
第7回仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門最高位〜シャノン・リー
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番Sz112
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 K218
シャノン・リー(Vn)
高関健(指)仙台PO

録音: 2019年6月22・29日 日立システムズホール仙台 ライヴ
仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に 据えるという特色を持っており、セミファイナルとファイナルでは仙台フィルと共演しま す。ヴァイオリン部門では、アンドレイ・バラーノフ(第3・4回)、成田達輝(第5回)、 ピアノ部門では津田裕也(第3回)、ヴァディム・ホロデンコ(第4回)等、世界で活躍す る逸材を輩出しています。 2019年5-6月におこなわれた第7回仙台国際音楽コンクール。ヴァイオリン部門ではシャ ノン・リー(アメリカ/カナダ)が第2位(最高位)を受賞いたしました。 日本が世界に発信する若き才能の登場です。(フォンテック)
■シャノン・リー Shannon LEE
第7回仙台国際音楽コンクール第2位(最高位)及び聴衆賞。エリーザベト王妃国際音楽コンクール、ナウムブル ク国際ヴァイオリンコンクール、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールなど数々の国際コンクールで 入賞。ハイフェッツ国際音楽祭、クシジョバ音楽祭など世界各地の音楽祭にソリストや室内楽奏者として出演し ています。 カナダ生まれ。4歳でヴァイオリンを始める。12歳の時ダラス響との共演でソリストデビュー。その2年後には ニュルンベルク・フィルとの共演でヨーロッパデビュー。他にも、ナッシュビル響、ラスベガス・フィルなどア メリカ各地のオーケストラと共演。デビュー録音は19世紀と20世紀のヴァイオリンとピアノのための作品を収 録したもので、グラモフォン誌は“自在なテクニックと大胆不敵な妙技”を称賛した。 特別奨学生としてクリーヴランド音楽院でハイメ・ラレード、ジャン・スローマンに師事。コロンビア大学でコ ンピュータ科学の学士号も取得。
フォンテック
FOCD-9825(1CD)
税込定価

2019年12月4日発売
第7回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝〜チェ・ヒョンロク
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番変ロ短調 op.23
チェ・ヒョンロク(P)
広上淳一(指)仙台PO

録音: 2019年6月7・9日 日立システムズホール仙台
仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に 据えるという特色を持っており、セミファイナルとファイナルでは仙台フィルと共演しま す。ヴァイオリン部門では、アンドレイ・バラーノフ(第3・4回)、成田達輝(第5回)、 ピアノ部門では津田裕也(第3回)、ヴァディム・ホロデンコ(第4回)等、世界で活躍す る逸材を輩出しています。 2019年5-6月におこなわれた第7回仙台国際音楽コンクール。 ピアノ部門はチェ・ヒョンロク(韓国)が優勝しました。 日本が世界に発信する若き才能の登場です。(フォンテック)
■チェ・ヒョンロク CHOI Hyounglok
1993年、韓国・クミ市生まれ。7歳からピアノをはじめ、2012年にソウル芸術高等学校を卒業後、ソウル国 立大学でピアノをジュ・ヒソンに師事し、優秀賞を受賞して卒業。 2013年、第39回チュンアン音楽コンクールで優勝。そのほか韓国国内の多数のコンクールで入賞し、注目を集 めた。2015年第3回アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール第3位、2017年ブゾーニ国際ピアノコンクー ル・ファイナリスト、蘇州金鶏湖国際ピアノコンクール入賞。2019年、第7回仙台国際音楽コンクールピアノ 部門にて優勝。 オーケストラとは、ソウルアートセンターでの江南SOとの共演でデビュー。2014年、イタリア・ナポリ で開催された「アマルフィ海岸音楽&芸術祭」ヤングアーティストシリーズに出演。また、韓国・ケミョンアー トセンターにてアントニ・ヴィト(指)慶尚北道立SOと共演したほか、広上淳一(指)仙台フィルハーモ ニーOとも共演しています。 現在、オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学に在籍し、パヴェル・ギリロフに師事しています。

Cypres
CYP-4656(1CD)
フィリップ・ブスマンス(1936-):作品集
ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲(1979)
2台ピアノとオーケストラのためのカプリッチョ(2010)
ピアノとオーケストラのための「夜の終わり」(2019)
ジェオルジェ・トゥドラケ(Vn)
ダヴィッド・カドゥーシュ(P)
ジュリアン・リベール(P)
ゲルゲイ・マダラシュ(指)
リエージュ王立PO

録音:2019年3月4-9日
サル・フィラルモニーク、リエージュ、ベルギー
ベルギーで生まれリエージュ音楽院でピアノを学び、作曲家として活動するフィリップ・ブスマンス。初期の頃はセリー技法 に基づく音楽を書いていましたが、1962年にベルギー・フランス語放送(RTBF)のプロデューサーになってからは、音 楽で聴衆とコミュケーションを取る必要性に目覚め、耳なじみの良い作品を書くことに注力しています。世界的に有名 なブリュッセルのモネ劇場でも数多くの新作歌劇が初演されてきましたが、このアルバムには3曲の協奏的作品を収録。 1979年の「ヴァイオリン協奏曲」と、2019年の最新作でアルバムタイトルでもある「夜の終わり」との作風の違いをお楽 しみください。

Danacord
DACOCD-846(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物〜 デンマーク放送録音(1962年−1987年)

■Disc 1
(1)ベント・ロランセン(1925−2018):チェロ協奏曲(1984)
(2)ライフ・テューボ(1922−2001):チェロ協奏曲(1959)
(3)スヴェン・ヴェスタゴー(1922−1988):チェロ協奏曲 Op.26(1961)

■Disc 2
(1)ペーター・アーノル・ハイセ(1830−1879):2つの幻想的小品(1860)
(2)フランス・クサヴァー・ネルダ(1843−1915):チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.59(1887)
(3)エミール・ハートマン(1836−1898):チェロ協奏曲ニ短調 Op.26(1879)
(4)ヨハン・スヴェンセン(1840−1911):チェロ協奏曲 Op.7(1870−71)
(5)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
全て、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)

■Disc 1
(1)デンマークRSO、オリヴァー・ナッセン(指)/録音:1986年4月4日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)デンマークRSO、トマス・イェンセン(指)/録音:1962年5月28日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)、デンマークRSO、オーレ・シュミット(指)/録音:1973年1月、スタジオ・プロダクション
■Disc 2
(1)ニナ・カフタラーゼ(P)/録音:1987年3月29日、ライヴ
(2)オルボーSO、アルフ・ショーエン(指)/録音:1970年5月28日、スタジオ・プロダクション
(3)オーゼンセSO、バアウ・ヴァウナー(指)/録音:1970年5月15日、スタジオ・プロダクション
(4)オーフスSO、オーレ・シュミット(指)/録音:1982年5月27日、ライヴ:マーセーリスボーホール(オーフス)
(5)デンマークRSO、ピエール・モントゥー(指)/録音:1962年9月7日、ライヴ:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンの「トリビュート」シリーズ、デンマーク放送(DR)の録音を正式許可を得て初めてリリースする「デンマーク放送録音」の最後のアルバム。[Disc 1]は「20世紀デンマーク」の作品が3曲。[Disc 2]は「ロマンティシズム」の作品です。チャイコフスキーの「ロココ変奏曲」は、ピエール・モントゥーがデンマーク放送のオーケストラを指揮した1962年9月のスタジオ・コンサート。全トラック「ステレオ」録音。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ABC Classics
ABC-4818890(2CD)
フレデリック・セプティマス・ケリー:管弦楽作品集
ルパート・ブルックの追憶によるエレジー*
ジャーマン・シンフォニー(ドイツ交響曲)
スケルツォ/サム・ラメント
フェリーマンのためのコイン
2つのオルガン前奏曲
フルート、ハープ、ホルンと弦楽のためのセレナード
愛と喪失の歌曲集#
ベンジャミン・ノーシー(指)、
タスマニアSO、
ヨハネス・フリッチュ(指)*、
アンドルー・グッドウィン(T)#、
クリスティーナ・ウィルソン(Ms)#
シドニーで生まれイギリスで育ち、1908年のロンドン・オリンピックではボート・レースのメンバーとして出場し金メダルを獲得するという異色の経歴を持つ音楽家、フレデリック・セプティマス・ケリー(1881−1916)。第一次大戦中に35歳の若さで生涯を閉じたケリーの、現存するすべての管弦楽作品を収録。「ドイツ交響曲(German Symphony)」を始めとする6曲が世界初録音。

BMC
BMCCD-170S(1CD)
エトヴェシュ:協奏曲集

(1)ヴァイオリンとオーケストラのための「セヴン〜 コロンビア宇宙飛行士への追悼」 (2006/ rev.2007)
(2)2つのクラリネット、弦楽とアコーディオンのための「空中浮遊」(2007)
(3)アコースティック・ピアノ及びキーボードと管弦楽のための協奏曲「CAP-KO 〜 ベラ・バルトークに捧げる」
(1)諏訪内晶子(Vn)、ヨーテボリSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音(ライヴ):2008年3月30日、(ブダペスト、ハンガリー)
(2)リチャード・ホスフォード(Cl)、ジョン・ブラッドバリー(Cl)、BBCSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音:2011年5月14日、バービカン・ホール(ロンドン、イギリス)
(3)ピエール=ロラン・エマール(P)、ヨーテボリSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音:2006年2月2−3日、ヨーテボリ・コンサート・ホール(スウェーデン)

解説書日本語訳付き
2015年度第53回レコード・アカデミー賞の現代曲部門賞を受賞した「BMC Records」最大のベストセラー・アルバムであるエトヴェシュの協奏曲集は、諏訪内晶子、ピエール・=ロラン・エマールという世界有数のソリストたちが参加した豪華布陣による2000年代の作品集!
諏訪内晶子がソリストを務めているのは、2003年に起きたスペースシャトル、コロンビア号の空中分解事故で亡くなった宇宙飛行士の追悼のために作曲され、レクイエムとしての意味合いも持つヴァイオリン協奏曲。
バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」に着想を得て作曲された「CAP-KO」では、名手エマールが縦横無尽に大活躍!圧巻の演奏を繰り広げてくれています。
また、2007年の作品「空中浮遊」ではBBCSOの首席リチャード・ホスフォードと、BBCフィルハーモニックの首席ジョン・ブラッドバリーという、BBCの2大オーケストラのクラリネット・セクションを支える2人の豪華共演が展開されています。

Indesens
INDE-095(1CD)
ジャン=フランソワ・デュレ・ミーツ・リシャール・ガリアーノ
ガリアーノ:クロードに捧げるタンゴ、
 ローリタ、魂の遊び
サティ:グノシエンヌ第4番
ロサウロ:マリンバ協奏曲
ガリアーノ:セーヌ川のブルース、
 マルゴーでワルツを
ピアソラ(エリック・サミュ編):リベルタンゴ
ガリアーノ:馬鹿笑い
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)、
ジャン=フランソワ・デュレ(ヴィブラフォン、マリンバ、ボンゴ、カホン)、
ヴァレンティアーナ・オーケストラ

録音:2016年11月9日−12日、ヴァランシエンヌ(フランス)
フランスが生んだ現代アコーディオン界の巨匠リシャール・ガリアーノと、クラシックからジャズ、インプロまでの幅広いジャンルをカバーし、マリンバをはじめとする打楽器、さらにはピアノも駆使するフランスのマルチ・インストゥルメンタリスト、ジャン=フランソワ・デュレがデュオを結成!ピアソラとの親交も深く伝統的なタンゴのスタイル、さらにはジャズなど他ジャンルとの融合を実現させてきたガリアーノと、フランスのマルチ・プレーヤー、デュレのパーカッションの共演は、「タンゴ」の枠に留まらないスタイルを創り上げています。これぞ絶妙。ガリアーノとデュレ、アコーディオンと打楽器の斬新かつ劇的な出会いがここにあります。

オクタヴィア
OVCT-00172(1CD)
税込定価
2019年12月18日発売
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番ホ短調 作品11
コントルダンス 変ト長調 (遺作)
序奏とロンド 変ホ長調 作品16
ポロネーズ 第9番変ロ長調 作品71-2 (遺作)
ワルツ 第6番変ニ長調作品64-1「小犬のワルツ」
幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 (遺作)
ピアノ協奏曲 第2番へ短調 作品21 より
第2楽章 ラルゲット (高橋多佳子編曲 ピアノ独奏版)
高橋 多佳子(P)
高関 健(指)
新日本フィルハーモニーSO

2017年9月24日、カノラホール (岡谷市文化会館) 大ホール (協奏曲第1番)、2019年7月29-30日、浦安音楽ホールにて収録 (ソロ)
1990年第12回ショパン国際ピアノコンクールでの第5位入賞、以後ライフワークのショパン を中心に第一線で演奏活動を展開する日本を代表するピアニスト高橋多佳子。中でも 2000年から2003年にかけてポーランド・ワルシャワで収録された「ショパンの旅路(OVCT- 00063)」シリーズは現代屈指のショパン弾きとして決定づけました。そんな高橋の待望の 最新録音であるショパン・アルバムが登場します。収録曲には「ピアノ協奏曲第1番」を中 心に「子犬のワルツ」「幻想即興曲」といったショパン人気の名曲が並び、また意外にも前 述のシリーズには未収録がすべて初録音となりました。ショパンとともに歩み、寄り添い、 ショパン弾きとして円熟された高橋多佳子の今を是非お楽しみください。(オクタヴィア)

CPO
CPO-555299(5CD)
NX-F08
バッハ:チェンバロ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲全集
【CD1】…999989
1.チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV 1052
2.チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV 1054
3.チェンバロ協奏曲 ホ長調 BWV 1053
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
【CD2】…777248
1.チェンバロ協奏曲 イ長調 BWV 1055
2.チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056
3.チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV 1057
4.チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV 1058
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2005年
【CD3】…777681(2枚組-1)
1.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
2.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1061
3.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1062
4.フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1044
トレヴァー・ピノック(Cemb)…1,2,3
ケイティ・バーチャー(Fl)…4
マンフレッド・クレーマー(Vn)…4
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2011年1月30日-2月2日,2011年3月31日-4月1日,
2013年11月26-28日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク
【CD4】…777681(2枚組-2)
1.3台のチェンバロのための協奏曲 ニ短調 BWV 1063
2.3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1064
3.4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1065
(原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調
Op.3-10. RV 580)
マルクス・モーリン(Cemb)…3
マリーケ・スパーンス(Cemb)
トレヴァー・ピノック(Cemb)
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2011年1月30日-2月2日,2011年3月31日-4月1
日,2013年11月26-28日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク
【CD5】…777904
1.ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
2.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042
3.2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
4.オーボエ協奏曲 ニ短調 BWV 1060R
フレドリーク・フレム(Vn)…1,2
ペーター・スピシュスキー(Vn)…3
ビャッテ・アイケ(Vn)…3
アントワーヌ・トリュンツィク(Ob)…4
マンフレート・クレーマー(Vn)…4
ラース・ウルリク・モルテンセン(指)
コンチェルト・コペンハーゲン
録音:2011年3月31日-4月3日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク
これまでリリースされ、大好評を博していたコンチェルト・コペンハーゲン(COCO)と名手ラルス・ウルリク・モルテンセンに よる「バッハ協奏曲集」が遂にBOX化されました。最初にリリースされた独奏チェンバロの協奏曲が高く評価されたのに続 き、2011年に録音されたトレヴァー・ピノックを迎えた複数チェンバロのための協奏曲集、そして同じ年の録音である「ヴァ イオリン協奏曲集(オーボエ協奏曲を含む)」はどれもコンチェルト・コペンハーゲンの奏者たちの自主性を生かしなが ら、見事なアンサンブルが構築されており、モルテンセンの指揮者としての才能を強く感じさせます。今回、お求めやすい 価格を設定、この機会に素晴らしい演奏をお楽しみください。

BMC
BMCCD-274(1CD)
ヴァイダ:クラリネット・シンフォニー
クラリネット・シンフォニー*
アリス・エチュード+
パーシステントゥ・ドリームズ#
ガボール・ヴァルガ(Cl)*/+/#、
ハンガリーRSO*、
ゲルゲイ・ヴァイダ(指)*、
ヤーノシュ・ツェペジ(Cl)*、
ネイサン・ギエム(Vn)+、
ゲルゲイ・ポパ(Vn)+、
タマーシュ・ナジ(Va)+、
アールパード・アミラ(Vc)+

録音:2016年−2017年
2011年からはアメリカ、アラバマ州のハンツビルSOの音楽監督、2014年からは国際アルメル・オペラ・コンクール&フェスティヴァルの芸術監督、さらに2017年からはポートランド祝祭SOの音楽監督を務めるなど、指揮者としても目覚ましい活躍を展開しているハンガリーのコンポーザー=コンダクター、ゲルゲイ・ヴァイダの作品集。
中でもヴァイダ自らが指揮者を務めた「クラリネット・シンフォニー」では、ハンガリーRSOやシンガポールSOの首席奏者を務め、フランツ・リスト室内Oでも活躍するハンガリーを代表するクラリネット奏者の1人、ガボール・ヴァルガが大活躍!共演のソリスト、ヤーノシュ・ツェペジも同じくハンガリーRSOの首席クラリネット奏者を務める同国の名手です。
BMC
BMCCD-253(1CD)
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 ペーテル・セルヴァーンスキ(Vn)、
ヤーノシュ・フェレンチク(指)、
メトロポリタン・オーケストラ

録音:1944年1月5日、ヴィガドー・コンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
1939年3月23日、アムステルダムのコンセルトヘボウで行われた「世界初演」から数年後、1944年1月5日にブダペストのヴィガドー・コンサート・ホールで行われたバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番の「ハンガリー初演」の貴重な演奏がBMCレーベルから登場!
「世界初演」を担当したゾルターン・セーケイに対し、「ハンガリー初演」を担当したのは、同じくハンガリーのヴァイオリニスト、ペーテル・セルヴァーンスキ。1913年にハンガリーの音楽一家に生まれたセルヴァ―ンスキはリスト音楽院で19世紀後半〜20世紀前半の同国を代表する大ヴァイオリニスト、イェネー・フバイにヴァイオリンを師事。
ブダペスト・コンサートOのコンサートマスターを務め、ヴァルトバウエル・ケルペーイ四重奏団(後のハンガリーSQ)では第2ヴァイオリンとしてシャーンドル・ヴェーグやデネーシュ・コロムサイ、ヴィルモシュ・パロタイと共に活動した20世紀ハンガリーを代表する名ヴァイオリニストの1人です。
ハンガリーにおけるレコーディング・エンジニアのパイオニア的存在、イシュトヴァーン・マカイが、1936年以降にラジオ・ブダペストで放送された全てのバルトーク作品の演奏を集めたアーカイヴ「バビチ=マカイ・コレクション」からの復刻です。
※当録音にはマスターテープに起因するノイズがございます。予めご了承下さい。

Hyperion
CDA-68264(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.80
オーギュスト・デュポン(1827−1890):ピアノ協奏曲第3番ヘ短調 Op.49
ペーテル・ブノワ(1834−1901):ピアノと管弦楽のための交響詩 Op.43
ハワード・シェリー(P&指)、
ザンクト・ガレンSO

録音:2018年2月12日−16日、ザンクト・ガレン・トーンハレ(スイス)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。1990年にそのアイディアが生み出されてから30年の歳月を積み重ねた2020年に、ついに第80集がリリース。1827年ベルギーのヴェルヴィエ生まれ、ドイツ、イギリス、オランダで演奏活動を行い、ブリュッセル王立音楽院の教授を務めたピアニスト&作曲家のオーギュスト・デュポン。1834年ベルギーのアントウェルペン生まれ、ベルギーの「ローマ賞」を受賞し19世紀フランドル音楽の発展に寄与した作曲家、ペーテル・ブノワ。ベルギーにおけるピアニズムや教育、音楽理論に確かな功績を残した二人の知られざるピアノ協奏曲を、RPCシリーズの初期から現在まで、もっとも多くのピアノ協奏曲を録音してきた名匠ハワード・シェリーが披露します。

Ars Produktion
ARS-38266(1SACD)
ウヴァガ!〜人類はみな兄弟
ベートーヴェン(ケーニヒ編):ピアノ・ソナタ第14番「月光」、
 エリーゼのために、交響曲第7番
ベートーヴェン(マウラー編):カヴァティーナ
ケーニヒ:人類はみな兄弟
ベートーヴェン(ケーニヒ編):歓喜の歌
ベートーヴェン(マウラー編):パテティック・アレグロ、パテティック・アダージョ
ウヴァガ!〔クリストフ・ケーニヒ(Vn&Va)、モーリス・マウラー(Vn)、ミロスラフ・ニシッチ(アコーディオン)、マティアス・ハッカー(Cb)〕、
エッセン・フォルクヴァンク室内O、
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2018年7月18日−20日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
クラシック、ジャズ、東欧の民族音楽、パンク、ロック、インプロ・・・。ヴァイオリン(&ヴィオラ)、アコーディオン、コントラバスの四重奏で、ジャンルの壁を超越したクロスオーヴァ―・プログラムで常に聴衆を沸かせてくれるドイツのアンサンブル(バンド)「ウヴァガ!」の最新作のテーマは「ベートーヴェン」!
今回のクロスオーヴァ―・「ベートーヴェン」・プログラムでウヴァガ!は、エッセン・フォルクヴァンク室内Oと共演。様々なジャンルのスタイルとベートーヴェンの音楽を組み合わせ、楽聖の音楽に対する新しい視点を生み出してくれています。
ウヴァガ!のメンバーたちによって新たな生命を吹き込まれ、ユーモアと好奇心に満ちた姿へと進化したクロスオーヴァー・ベートーヴェン。ベートーヴェン・イヤーをさらに彩るユニークで、少し風変わりなアニヴァーサリー・リリースです!

DUX
DUX-0833(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番(弦楽オーケストラ伴奏版)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ヴォイチェフ・ライスキ編曲/弦楽オーケストラ伴奏版)
3つのマズルカ Op.59
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
ルーカス・ゲニューシャス(P)、
ヴォイチェフ・ライスキ(指)、
ソポト・ポーランド室内PO

録音:2010年12月、聖モニューシュコ:音楽アカデミー(グダニスク、ポーランド)
アヴデーエワ、ヴンダー、トリフォノフ、ボジャノフ、ホジャイノフなど多くのスターを生み出した第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年)において、インゴルフ・ヴンダーと第2位を分け合いポロネーズ賞を受賞、5年後のチャイコフスキー国際コンクールでも第2位という好成績を収めたルーカス・ゲニューシャスがポーランドのDUXに録音していたショパン。「ピアノ協奏曲第1番」は、ダニール・トリフォノフ盤(DUX-0832)と同じく、ライスキ編曲の弦楽オーケストラ伴奏版。
DUX
DUX-0832(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番(弦楽オーケストラ伴奏版)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ヴォイチェフ・ライスキ編曲/弦楽オーケストラ伴奏版)
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
即興曲 変イ長調 Op.29
即興曲 嬰ヘ長調 Op.36
タランテラ 変イ長調 Op.43
ダニール・トリフォノフ(P)、
ヴォイチェフ・ライスキ(指)、
ソポト・ポーランド室内PO

録音:2010年12月、聖モニューシュコ:音楽アカデミー(グダニスク、ポーランド)
アヴデーエワ、ヴンダー、ゲニューシャス、ボジャノフ、ホジャイノフなど多くのスターを生み出した第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年)において第3位とマズルカ賞を受賞し、その後アルトゥール・ルービンシュタイン国際コンクール、チャイコフスキー国際コンクールという世界最高峰のコンクールを次々に制し、スター街道を突き進んできたダニール・トリフォノフ。歴史的なショパン・コンクールの直後、2010年の12月に録音され、ポーランドのDUXからリリースされていたトリフォノフのショパン・アルバム。
注目は、トリフォノフがショパン・コンクールやチャイコフスキー・コンクールの決勝でも披露した「ピアノ協奏曲第1番」。1982年にバルト海に面するポーランド北部の都市ソポトで自身の室内オーケストラ「ヴォイチェフ・ライスキ室内O」(その後、「ソポト・ポーランド室内PO」に名称変更)を設立し、芸術監督を務めているヴォイチェフ・ライスキが、鮮やかな室内オーケストラ伴奏版へとアレンジしています。
DUX
DUX-1402(1CD)
朝4時のタンゴ
ニシンマン:オンブレ・タンゴ
ピアソラ(ニシンマン編):忘却
ニシンマン:午前4時のタンゴ
ダッタ(ニシンマン編):飛行機
ピアソラ(ニシンマン編):ブエノスアイレスの四季
ペドロ・デルフィーノ:ボヘミアの思い出
ガルデル&ラテス:あなたがいないとき
マルセロ・ニシンマン(バンドネオン)、
バルティック・ネオポリス・オーケストラ

録音:2017年2月20日−23日、ミエンジズドロイェ(ポーランド)
アルゼンチンのタンゴ界、バンドネオン界で圧倒的な存在感を放つ名手、マルセロ・ニシンマン(1970−)がソリストを務めるポーランド発のタンゴ・アルバム!
そのコンセプトは、ポーランド有数の湾岸都市であるシュチェチンと、アルゼンチンのブエノス・アイレスの航路を音楽で表現するというユニークなもの。
ブエノス・アイレス出身のニシンマン、シュチェチンで創設された弦楽オーケストラ、バルティック・ネオポリス・オーケストラの共演が、数々のアルゼンチン・タンゴを情熱的に繰り広げてくれています。
DUX
DUX-1537(1CD)
ペンデレツキ:協奏曲集
ヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲
ヴィオラ協奏曲(ピオトル・プシェドボシュ編曲によるギター版)、
5本のクラリネットとオーケストラのための合奏協奏曲
バルトロメイ・ニジョウ(Vn)、
カタルジナ・ブロニク(Va)、
ピオトル・プシェドボシュ(G)、
アルカディウス・アダムスキ(Cl)、
バルトロメイ・ドブロヴォルスキ(Cl)、
アガタ・ピョンテク(Cl)、
トマシュ・ジムラ(バス・クラリネット&バセット・ホルン)、
アンジェイ・チェプリンスキ(バセット・ホルン)、
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスO、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指)、
マチェイ・トヴォレク(指)

録音:2018年12月21日−22日&28日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
現代のポーランドを代表する巨匠、クシシュトフ・ペンデレツキが1983年から2012年にかけて3作曲した3つの協奏曲を収録。
2012年作曲の「二重協奏曲」では、ポーランド期待のヴァイオリニスト、バルトロメイ・ニジョウと、2013年のミュンヘン国際音楽コンクールで第3位に輝いた実績を持つ女流ヴィオリスト、カタルジナ・ブロニクのデュオが実現!
ギター版の「ヴィオラ協奏曲」、5本(!)のクラリネットのための協奏曲など、現代ポーランドを代表する巨匠ならではの独創的な協奏曲が並びます。
指揮はペンデレツキ、そして去る6月の東京都SOの定期演奏会でもタクトを執ったマチェイ・トヴォレクです。
DUX
DUX-1519(1CD)
オン・ザ・トレイル
スタシェフスキ:ギターと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ
ギターのための「ソニトゥス・ノクティス」
ギターと弦楽オーケストラのための協奏曲
ギターのための「アルカサール」
ギターと室内オーケストラのための協奏曲
ギターのための「オン・ザ・トレイル」
マチェイ・スタシェフスキ(G)、
ウッチ音楽アカデミー・プリムス弦楽オーケストラ、
ウカシュ・ブラシュチック(指)

録音:2018年12月12日−15日、ウッチ(ポーランド)
ポーランド・ギター界の有望株でコンポーザー=ギタリストとして活躍するマチェイ・スタシェフスキ(1984−)のポートレート・アルバム(自作自演集)。
故郷であるポーランド中部の都市ウッチのグラジナ&キェイストゥット・バツェヴィチ音楽アカデミーで、若くして器楽学部の副学部長に抜擢されるなど、前途有望な音楽家として高く評価されています。


Epitagraph
EPITA-011(1CD)
(UHQCD)
日本語帯・解説付
限定盤
ヨハンナ・マルツィのバッハ
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 BWV.1041
ヴァイオリン協奏曲 第2番ホ長調 BWV.1042
<ボーナス・トラック>
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003*
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
フランツ=パウル・デッカー(指)
ヒルヴェルスム放送O

録音:1962年8月29日(ライヴ)、1966年12月3、4日 待降節演奏会、エップシュタイン(ライヴ)*
全てモノラル
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
至高の名演というべきバッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」復刻盤が各社から相ついで発売され、いま人気が過熱中のヨハンナ・マルツィ。彼女の同じバッハ、協奏曲1番・2番のライヴ音源が世界初出CDで登場!エピタグラフ・レーベルの主宰者が自主製作盤(LP)を作ったことがありますが、CD化は初めて。協奏曲2番はクリュイタンス&NYPO(1957年)、ヨッフム&バイエルン(1959年)の2種CDが出ていましたが、1番は初めて。ライヴ遺産が少数しか日の目を見ていないマルツィのなんと初出曲になります!
1962年8月29日オランダで行われたコンサートの実況録音。聴衆の拍手入りです。演奏は、優雅で気品あり、ひたむきに温かく、優しく歌うバッハ。人間味豊かに心に染み入るようにささやきかけるバッハ・・・本当に感動的です!伴奏のオケと指揮もインティメートな雰囲気に満ちています。ノイズは少なく、リマスタリングされた音は良好。UHQCDによりさらに音質UPになります
ボーナス・トラックに無伴奏ソナタ2番を追加。既発売スペクトラムCDとは別ルートの、DGGが製造した記念品(LP)から独自復刻した音源です。こちらの音は一段と鮮明。教会内の残響も取り入れて、生々しく響いてきます。(ただし、1カ所、LP復刻作業の際、生じたという歪みが第2楽章フーガの終和音にあります。予めご了承ください)1966年12月3、4日、フランクフルト近郊の小さな町エップシュタインで開かれたクリスマス前の待降節コンサートの実況録音。会場は教会(タールキルヒェ)らしく、かすかにそとの自動車の音が聞こえますが、臨場感は満点。有名な第3楽章「アダージョ」では、マルツィの切々とうたう自然な感情の発露がみられ、ひときわ感動的です!バッハの「無伴奏全曲」に、マルツィは屈指の名演(1954−55年のEMI録音)を遺していますが、ライヴ音源としては1番のソナタ、1960年モントリール盤(Doremi)しかなかっただけに本当に貴重です。ヨハンナ・マルツィの貴重なバッハ・ライヴ・アルバム、ファンならずとも垂涎のCDといえるでしょう。 (Ki)

ヴァデメクム
VMMM-1604(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
懐かしい土地の想い出 Op.42
ステファニー=マリー・デガン(Vn)
ヴァハン・マルディロシアン(指、P)
カーンO

録音:(1)2012 年 6 月 21 日カエン(ライヴ録音)
(2)2012 年8 月ジャン=ピエール・ドテール・オーディトリウム
このCD では2010 年より音楽監督・首席指揮 者を務めるノルマンディーのカーンOを指揮してチャイコフスキーのヴァイ オリンコンチェルトと、このコンチェルトのために最初に書かれたアンダンテが転用 されたピアノとヴァイオリンのための「懐かしい土地の思い出」をピアニストして演奏 しています。自らのオーケストラを自在に操り、美音を引き出してチャイコフスキー の有名なコンチェルトに新たな音の世界を創造・展開しています。ヴァイオリニスト はノルマンディーのカーン出身のステファニー・マリー・デガン。彼女は 2 挺のヴァ イオリンで古楽とロマン派以降の曲を自在に弾きわけ、同郷の作曲家エリック・タン ギィからはソナタを献呈されるほどの優れた才能の持ち主です。

King International
BCSA-0001(4SACD)
日本独自企画・限定盤
日本語帯・解説付
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
■Disc 1
ピアノ協奏曲 第0番変ホ長調 WoO4
ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO6
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調(「エロイカ変奏曲」) Op.35
■Disc 2
ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
■Disc 3
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.37
ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op56
■Disc 4
ピアノ協奏曲 第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲 第5番『皇帝』
児玉麻里(P)
ケント・ナガノ(指)
ベルリン・ドイツSO
■Disc 1
録音:2019年5月9,10日、ベルリン、イエス・キリスト教会
■Disc 2
録音:2006年6月23-24日、テルデックス・スタジオ・ベルリン
■Disc 3
コーリャ・ブラッハー(Vn)
ヨハネス・モーザー(Vc)
録音:2006年11月9,10日、ベルリン、シーメンスヴィラ
■Disc 4
録音:2013年3月5,6日(第4番)、2013年3月8,9日(第5番)、ベルリン、イエス・キリスト教会
児玉麻里、ケント・ナガノによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集がSACDハイブリット盤で登場です。ベルリン・クラシックスから提供のハイレゾ・ マスターを用いて、キング関口台スタジオにて、SACDマスタリングを施しました。2020年のベートーヴェン・イヤーに先駆けてリリースいたします。限 定生産、日本独自企画商品となります。 当録音は、2006年から2019年にかけて録音された力作。正統的で緻密な解釈のなかにも豊かな表情を示す児玉麻里は、ベートーヴェンのスペシャリスト。 すでに録音されているピアノ・ソナタ全集も各国で高い評価を得ており、当盤でもその研ぎ澄まされた音色でフレーズのすみずみまで磨きあげられた世界 が広がります。ベルリン・ドイツSOの奏でる親密な室内楽的なサウンドと、ケント・ナガノの丁寧な仕事ぶりも光るベートーヴェンです。また本セッ トには、「ピアノ協奏曲第0番」と「ピアノと管弦楽のためのロンド」も収録されており、若きベートーヴェンの挑戦と充実した音楽性が示されています。児 玉とナガノは、ベルリン州立図書館に所蔵されていた0番の自筆譜にもあたり、緻密なリサーチを経て、両者で丁寧に解釈を深めていった演奏は、新たなベー トーヴェン像を浮かび上がらせてくるものです。 (Ki)

Aurora
ACD-5104(1CD)
『Just for You(あなただけのために)』
ヤン・エーリク・ミカルセン(1979-):ヴァイオリン協奏曲(2017)
Just for You(2017)(ソロ・ピアノと管弦楽のための)
インゲリーネ・ダール(Vn)
エレン・ウゲルヴィーク(P)
スタヴァンゲルSO
アイヴィン・グルベルグ・イェンセン(指)

録音:2018年8月13日-17日 スタヴァンゲル・コンサートホール(スタヴァンゲル、ノルウェー)
ヤン・エーリク・ミカルセンは、豊かで大胆なテクスチュアの管弦楽作品で知られる、ノルウェー現代音楽シーンの作曲家です。2017年にリリースさ れた「ポートレート」アルバム『サン(Saan)』(ACD5092)につづくアルバムでは、彼の新作の協奏曲が2曲、紹介されます。「ヴァイオリン協奏曲」は、 ほっそりした楽器ヴァイオリンの明るい音色と密度の高い管弦楽テクスチュアの交わりを主体に構築された作品です。第1楽章〈ロンターノ〉第2楽章〈カ デンツァ〉第3楽章〈ロンターノ〉第4楽章〈テネブレ〉。終楽章の終わり近く、「現代ヨーロッパのヴァイオリン音楽のランドマーク」への敬意の印とし てアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲の開始部分が演奏されます。 「Just for You(あなただけのために)」は、「エンタテイナー」ピアニストとして一世を風靡したアメリカのリベラーチェをテーマに「ソロ・ピアノと管弦 楽のための協奏曲」として作曲されました。「アフェトゥオーゾ」(愛情をこめて)の第1楽章〈序奏〉(左手のための)。「ロンターノ」(遠くに)の第2 楽章〈誕生〉(羊膜腔のもろく透明な膜の中に誕生。双子のひとりは死ぬ)。「ミステリオーソ」(神秘的に)の第3楽章〈リベラーチェとママ〉(露のしず くで真珠の首飾りを作ろう、あなただけのために、あなたのために。この世にあることならあなたのために何だってしよう、あなたのために)。リベラーチェ の「パートナー」名をタイトルにした「ラルガメンテ」(寛大に)の第4楽章〈スコット〉(じゃあまた、素敵な夏の日にはいつも。明るく陽気なことなら なんでも。いつもそんな風にあなたのことを思っている)。リベラーチェが必ずといってよいほどショーで演奏した「For You」「When Liberace Winks at Me」「I’ ll Be Seeing You」の3つの曲を素材にした作品です。 ヴァイオリニストのインゲリーネ・ダール(1980-)は、故郷のスタヴァンゲル、コペンハーゲン、ローザンヌ、ザルツブルクの「モーツァルテウム」で学 び、ノルウェー国立音楽大学で二つ目の修士号を取得、2018年、オスロ大学講堂でデビュー・コンサートを行いました。楽器は、Dextra Musica から 貸与されたJ・B・ヴィヨム(1848-1850年)のヴァイオリンを弾いています。エレン・ウゲルヴィーク(1971-)は、ドナウエッシンゲンやダルムシュタッ トなど各地の現代音楽シーンで活躍するピアニストです。ノルウェーを中心に現代音楽アンサンブルに参加、ジョージ・クラムの「マクロコスモス」(Simax PSC1263)やラッヘンマンたちの曲を演奏した『サリナーデ』(ACD5061)の録音があります。指揮者のアイヴィン・グルベルグ・イェンセン(1972-) は、ノルウェー国立歌劇場の新演出による「ラ・ボエーム」などで注目され、2021年からベルゲン国際フェスティヴァルの芸術監督と総合監督を務める ことが決まっています。 (Ki)

Hanssler
HC-19043(4CD)
C.P.E.バッハ:ピアノ協奏曲集
(1)協奏曲 ニ短調Wq.23(1748)
(2)協奏曲 ハ長調Wq.112-1〜ピアノ独奏のための(1765)
(3)協奏曲 ハ短調Wq.31(1753)
(4)協奏曲 ニ短調Wq.17(1745)
(5)協奏曲 ハ短調Wq.43-4(1771)
(6)協奏曲 ホ長調Wq.14(1744)
(7)協奏曲 ニ短調 Wq.22(第1楽章カデンツァ;ミヒャエル・リシェ)
(8)協奏曲 ト長調 Wq.43-5
(9)2台の鍵盤楽器のための協奏曲 Wq.46-2ヘ長調(第2楽章カデンツァ;C.P.E.バッハ)
(10)協奏曲 イ短調 Wq.26(1750)(第1&2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
(11)協奏曲 ト長調 Wq.44(1778)(第2楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)
(12)協奏曲 ハ長調 Wq.20(1746)(第2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
ミヒャエル・リシェ(ピアノ&(7)-(9)指)、
(1)-(6)(10)-(12)ライプツィヒ室内O
(7)-(9)カンマーシンフォニー・ライプツィヒ
(9)ライナー・マリア・クラース(P)
(1)-(6)(10)-(12)モッテン・シュルト=イェンセン(指)

録音:(2)2010年6月16日、(1)2010年10月21日、(3)2010年10月22日、(7)2013年6月29日、(8)2013年6月30日、
(9)2013年10月22日、(11)2015 年3月6日、(10)2015年3月7日、(12)2015年6月2日/MDRライプツィヒ
(5)2012年4月28日、(4)(6)2012年7月9-10日/MDRスタジオ(シュトットガルト)
MDRと独ヘンスラー・レーベルが共同制作したミヒャエル・リシェによるC.P.E.バッハのピアノ協奏曲がセットになって登場です。
フリードリヒ大王の宮廷で活躍し、“ベルリンの大バッハ” として当時絶大な人気を誇ったことで知られるC.P.E.バッハ。強弱のコントラスト鮮やかな旋 律美、目まぐるしく変転していく曲調、刺激的なリズム…バッハともハイドンとも似て非なる、C.P.E.バッハならではの刺激的な音楽世界をたっぷり と堪能できます。 リシェの明晰かつ理知的な演奏でC.P.E.バッハの鮮烈な音世界をセンセーショナルに聴かせてくれます。 リシェといえばモーツァルトのピアノ協奏曲第 20 番やベートーヴェンのピアノ協奏曲第 3 番の様々なカデンツァを収録したアルバムをリリースするなど、 カデンツァにもこだわりをもつピアニスト。当ピアノ協奏曲集でも作品によって自作のカデンツァを披露しております。 (Ki)

DORON
DRC-3077(1CD)
ムーザ・ルバツキーテ
(1)リスト:呪い ホ短調(ピアノと弦楽五重奏用編)
(2)シューベルト(リスト編):さすらい人幻想曲 ハ長調
(3)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
ムーザ・ルバツキーテ(P)
(1)メッティスSQ
ドナタス・バグルスカス(CB)
(2)レナート・バルサドンナ(指)
(3)ステファン・ラノ(指)
(2)(3)リトアニア国立SO

録音:(1)2018 年 6 月 11 日、(2)2017年11 月11 日、(3)2015 年11 月14 日
リトアニアを代表する名ピアニスト、ムーザ・ルバツキーテ(ルバッキテ)の DORON への 6 枚目のCD。リストを得意とする彼女だけに、1 曲がリストの曲、もう1 曲がリストの編曲。オ ーケストラ伴奏の「呪い」をここでは弦楽五重奏伴奏として、室内楽仕立てにしているのが 面白い。彼女はベートーヴェンのピアノ協奏曲第 4 番もこの編成で録音しており(DRC 3069)、この形態が好きなようだ。さすらい人幻想曲ともども、明晰かつ華やかだが柔らか な甘みのあるルバツキーテのピアノはたいへん魅力的だ。バルトークのピアノ協奏曲第 3 番でも、あのとても印象的な出だしの一節が優美かつ物憂げでこれだけでグイッと引き付 けられてしまう。

Stradivarius
STR-37142(1CD)
MICROCOSMI
ショパン(アンサンブル・ミュサジェート編):ピアノ協奏曲第2 番1(室内楽伴奏)
ワーグナー(A.プリングスハイム編):ジークフリート牧歌(ピアノと弦楽四重奏)
ドビュッシー(マラスカ編):夜想曲集(ピアノと木管アンサンブルによる演奏)
アンサンブル・ミュサジェート:
【ガブリエーレ・ダル・サント(P)、ファビオ・プピッロ(Fl)、 レモ・ペロナート(Ob,コールアングレ)、ルイージ・マラスカ(Cl)、 エンリーコ・バルケッタ(Hr)、ラウラ・コスタ(Fg)、 ラウラ・ヴィニャート(第1Vn)、 マッシミリアーノ・ティエッポ(第1Vn)、ティツィアーノ・グワラート(第2Vn)、 ミケーレ・ズグオッティ(Va)、シモーネ・ティエッポ(Vc)、ミケーレ・ガッロ(Cb)】

録音:2018年6月 ヴィチェンツァ
有名3 作をピアノと室内アンサンブルで演奏しています。最も注目すべきは、ワーグナーのジークフリート牧歌のアルフレー ド・プリングハイム(1850-1941)による編曲。彼は、後半生を日本で過ごしたことで知られるクラウス・プリングスハイム(1883-1972)の父で、本業は数学者だが大の音楽好きで若い頃は熱心なワーグナーの信望者だった。その父プリングスハイムが ジークフリート牧歌をピアノと弦楽四重奏用に編曲した楽譜を演奏しています。ジークフリート牧歌は元々室内楽編成だったこ ともあり、この編曲はとても素敵に仕上がっており、この曲が好きな人ならぜひ耳にしてほしいもの。 ショパンのピアノ協奏曲を室内楽伴奏で演奏することはショパンの生前から行われていて楽譜も出版されているが、ここで はアンサンブル・ミュサジェート自身の編曲による。ドビュッシーの夜想曲集は、アンサンブルのクラリネット奏者、ルイージ・ マラスカによるピアノと木管アンサンブル用編曲。ドビュッシーのピアノ作品の光と影に、オーケストラ作品における木管楽 器の色彩が加味されたような印象で、面白い。アンサンブル・ミュサジェートは 2001 年結成のアンサンブル。ヴィチェンツァ を拠点に活動しています。ミュサジェート musagete とはムーサ(ミューズ)たちを率いる者の意。

Orchid Classics
ORC-100111(1CD)
NX-B03
スチュアート・ハンコック:作品集
Variations on a Heroic Theme 英雄的な主題による変奏曲
ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲(2005)
Raptures 歓喜-オーケストラのための組曲
ジャック・リーベック(Vn)
レヴォン・パリキアン(指)
BBCコンサート・オーケストラ

録音:2019年6月25,27日
映画音楽やテレビの劇音楽などで活躍する現代作曲家スチュアート・ハンコックの作品集。華麗なオーケスト レーションとエキサイティングな作風は世界中のファンを魅了しています。このアルバムはハンコックが愛するハリウッ ド映画への賛辞でもある「英雄的な主題による変奏曲」で幕を開け、「ヴァイオリンとオーケストラのための協奏 曲」 、アルバムタイトルでもあるオーケストラのための組曲「RAPTURES」へと続きます。「RAPTURES」はもとも と弦楽四重奏曲として考案されましたが、今回の録音のためにオーケストラ版に拡大されており、豊かな音色と 華やかさを備えた堂々たる作品へと変貌しています。指揮を務めるのはレヴォン・パリキアン。ジョージ・ハーストと イリア・ムーシンに師事。現在はオックスフォード市Oの首席指揮者を務める傍ら、イギリスの主要オーケ ストラへの客演やロンドン王立音楽大学をはじめ各地のユース・オーケストラの指導にも当たる注目の指揮者で す。

Gramola
GGRAM-98986(1SACD)
NX-B08
カール・ゴルトマルク(1830-1915):ヴァイオリン協奏曲とソナタ
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 Op.28
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.25
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ドロン・サロモン(指)
イスラエル室内O
パヴェル・カシュパル(P)

録音:2012年11月25.26日、2013年2月6.7日
ハンガリー出身の作曲家ゴルトマルク。ワーグナーの影響を受けた作風による重厚なオペラ作品でウィーンを中心に人気 を博し、ウィーン音楽院では管弦楽法の教授を務め、またウィーン初の「ワグネリアン=ワーグナー信奉者の集まり」を主 宰した人としても知られています。彼の作品はハンガリー民謡に由来を持つ親しみやすい旋律が特徴。ヴァイオリン協奏 曲第1番は、彼の生前から高い人気を博していた作品です。ヴァイオリン・ソナタを含む室内楽作品は、現在、あまり演 奏される機会がありませんが、彼の同時代の人々からは高く評価されました。
Gramola
GGRAM-99020(1SACD)
NX-B08
イヴァン・エレート(1936-2019):ヴァイオリン・ソナタと小品集
ヴァイオリン協奏曲 Op.15
ヴァイオリン・ソナタ 第1番Op.14*
ヴァイオリン・ソナタ 第2番Op.74*
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
マルティン・ジークハルト(指)
イスラエル室内O
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2013年9月16日、2013年12月27-28日*
2019年6月にこの世を去った作曲家イヴァン・エレートのヴァイオリンのための作品集。 ハンガリーで生まれオーストリアで活躍、第二次世界大戦中には苦難を強いられたものの、戦後は教師、ピアニストとし てドイツの音楽界の発展に力を尽くした人です。バルトークのようにハンガリーの民族音楽風の旋律を効果的に用いな がら、時にはジャズのイディオムも取り入れるなど、エレートは多彩な作品を書き上げました。このアルバムではイルンベル ガーがモダンな感覚を生かし、作品の魅力を丁寧に伝えています。
Gramola
GGRAM-99108(1SACD)
NX-B08
コルンゴルト&コニュス:作品集
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
コニュス(1869-1942):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.1
コルンゴルト:組曲「空騒ぎ」Op.11*
コニュス:ヴァイオリンとピアノのためのエレジー Op.2-1*
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ドロン・サロモン(指)
イスラエル・PO
バルバラ・モーザー(P)

録音:2015年10月26-28日、2015年12月26日*
ウィーンを離れ、ハリウッドで「映画音楽」の作曲家として成功を収めたコルンゴルト。しかし彼の心は常にウィーン にあり、故郷に戻り純音楽を作曲することを夢見ていました。このヴァイオリン協奏曲は、これまでに作曲した映 画音楽から旋律が採られており、1945年の初演時に「時代錯誤」と呼ばれたほど、あまりにも美しく華麗な雰 囲気を持っています。その後、ハイフェッツをはじめとした名手たちの尽力により、現在では近代ヴァイオリン協奏 曲における代表的な作品として認知されています。同時収録のコニュスは、やはりハイフェッツが愛奏していたこと で知られる協奏曲。同じくコニュスの「エレジー」は知られざる佳作です。
Gramola
GGRAM-98921(1SACD)
NX-B08
ハンス・ガル(1890-198):ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリン・ソナタ
ヴァイオリン協奏曲 Op.39(1932)
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ短調 Op.17(1920)
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 (1933)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ロベルト・パーテルノストロ(指)
イスラエル室内O
エフゲニー・シナイスキ(P)

録音:2010年9月、2010年10月
オーストリアで生まれ、ナチスの迫害を受け亡命、イギリスで生涯を終えた作曲家ハンス・ガルのヴァイオリン作品 集。若い頃ブラームスから強い影響を受けた彼、その伝統をしっかりと受け継ぎ、決して前衛には手を染めな かったガルの作品は、一時期は忘れられてしまったにもかかわらず、21世紀になって復興の兆しを見せていま す。このアルバムにはヴァイオリン協奏曲と2曲のヴァイオリン・ソナタを収録。重苦しさが漂う協奏曲、ユーモラス な第2楽章が特徴的なソナタ変ロ短調、軽やかなスケルツォが印象的なソナタニ長調、どれも知られざる作曲 家の作風を雄弁に物語っています。

ALBANY
TROY-1784(1CD)
「空」〜マイケル・トーキー(b.1961)協奏曲集
(1)「空」〜ヴァイオリン協奏曲
(2)「西」〜バスーン協奏曲
(3)「南」〜オーボエ協奏曲
(4)「東」〜クラリネット協奏曲
デイヴィッド・アラン・ミラー(指)
オルバニーSO
(1)テッサ・ラーク(Vn)
(2)ピーター・コルケイ(バスーン)
(3)ライアン・ロバーツ(Ob)
(4)ウェイション・ワン(Cl)

録音:2017年10月米国,ニューヨーク州・トロイ
好評の「マンハッタンの橋(TROY1643)」に続く米国の人気作曲家マイケル・トーキー (1961-)の協奏曲集。 トーキーの作風は基本的に明快かつロマンティックで、大変に親しみやすいものであ る。この CD に収録された 4 曲の協奏曲もとても面白く、時折エキゾティズムが加わる。 「空」だけ約24 分、他の3 曲は10 分ほどの作品。4 人のソリストはいずれも若手。デイ ヴィッド・アラン・ミラーは1992 年からオルバニーSOの音楽監督を務めています。
ALBANY
TROY-1777(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第2 番ヘ短調 Op.21
リスト:ピアノ協奏曲第2 番イ長調 S125
ヤロスラフ・セニュシン(P)
オリヴェル・ヴォン・ドホナーニ(指)
チェコ・ナショナルSO

録音:2019年2月プラハ
カナダ出身のウクライナ系のピアニスト、ヤロスラフ・セニュシンのAlbany への3 枚目のCD。初 の協奏曲の録音はショパンとリストのピアノ協奏曲第2 番という王道もの。悠然とした演奏が良い。 オリヴェル・ヴォン・ドホナーニ(あるいはオリヴァー・フォン・ドホナーニ)は、1955 年生まれのスロ ヴァキアの指揮者。現在はロシア、エカテリンベルクのウラル・オペラ・バレエの客演音楽監督を 務めています。

BRIDGE
BCD-9521(1CD)
アンドルー・ワゴナー(b.1960):作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)ピアノ協奏曲
(3)ギター協奏曲
ジュリア・タイ(指)
シアトル・モダン・オーケストラ
(1)マイケル・リム(Vn)、
(2)グロリア・チェン(P)
(3)ケネス・マイヤー(G)

録音:2018 年5 月12-14 日
アンドルー・ワゴナー(Andrew Waggoner)はニューオリンズ出身で現在デューク大学ほかで 教鞭を執っている作曲家。彼の近作である協奏曲が収められた本ディスクはいずれも表現主 義の様式で書かれた緊密で完成度の高い内容。アメリカの保守的現代音楽のひとつの理想 形を体現。

SOMM
SOMMCD-275(1CD)
NX-B04
より深い青-色の言葉〜イギリス近現代作品集
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ケネス・ヘスケス(1968-):インスクリプション 〜 トランスフォーメーション…世界初録音
デュティユー(ヘスケス編):波のままに…世界初録音
ラヴェル:ツィガーヌ
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ジャネット・スン(Vn)
サイモン・キャラハン(P)
ヤク・ファン・ステーン(指)
ブリテン・シンフォニア

録音:2018年12月1日、3日、4日 イギリス
本盤のタイトル「The Deeper the Blue」は、画家のカンディンスキーが1911年の論文「芸術における精神性」で書い た“青が深くなればなるほど人は無限の感覚に浸され、無垢なものを求め、超自然の世界に行き着く”という提言ですが、 ここでは“色彩”がどのように音楽を形作り、機能や感情面に影響するのかを探究、同時に、登場する作曲家たちの“師匠 と弟子”という関係性にも光を当てています。ヴォーン・ウィリアムズはパリで3カ月ほどラヴェルに師事していますが、二人とも 同じハンガリーの情熱的なヴァイオリニスト、イェリー・ダラーニに曲を献呈しました。1968年生まれのヘスケスは、デュティ ユーに師事。ここに収録された「波のままに」のヘスケスによる編曲版は、師匠から受け継いだ華やかな色彩感であふれて います。そしてデュティユーは若い頃にラヴェルから大きな影響を受けたと言います。また、ヘスケスの「Inscription ? Transformation」は2016年にジャネット・スンに捧げられ、今回彼女の演奏で世界初録音として収録されています。

DACAPO
MAR-8.226220(1CD)
NX-B06
カール・オーゲ・ラスムッセン(1947-):「四季」(2014)(A.ヴィヴァルディによる)
 フォリア、フォリア・・・(2015)
レスピーギ(K.A・ラスムッセン編):組曲「鳥」
フレドリーク・フレム(Vn)
ペーター・スピシュスキー(Vn)
フレドリーク・フレム(Vn)
ペーター・スピシュスキー(Vn)
マグヌス・フリークルンド(指)
ラース・ウルリク・モルテンセン(指)
コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)

録音:2018年6月11-14日、2018年4月18日、2018年6月8-9日
デンマークの気鋭の作曲家ラスムッセンが、ヴィヴァルディの「四季」を“21世紀仕様”に再構築!おなじみの「四 季」でありながら、現代人の感覚に合わせてリズムや反復やアクセントに、絶妙なずらしが施されたかのような斬新 なバージョンの登場です。ラスムッセンは、既存の音楽を素材として音楽のモンタージュを作成する作風が特徴で、 「四季」と同様にレスピーギの「鳥」を再構築したものも収録されています。演奏するのは、来日経験もある北欧随 一の古楽器オーケストラ、コンチェルト・コペンハーゲン(通称「CoCo」)。2015年から2017年まで、ラスムッセンが コンポーザー・イン・レジデンスを務めたことで、相性も抜群。生き生きとした演奏が展開されています。

DOREMI
DHR-8095(4CD)
マヌーグ・パリキアン演奏集
バッハ:ヴァウイオリン協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
(3)ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
(4)ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K207
(5)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219
(6)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K216、ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
ベートーヴェン:作品集
(7)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
(8)三重協奏曲ハ長調 Op.56
(9)ヴァイオリン・ソナタ第5番『春』、
 ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』
(10)ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲Op.35
(11)マスネ:タイスの瞑想曲
マヌーグ・パリキアン(Vn)
(1)(2)アレクサンダー・クランハルス(指)バーデン室内O
(3)ヘルベルト・ホフマン(Cemb)、アレクサンダー・モラーン(Vc)
(4)ワルター・ゲール(指)コンセール・コロンヌ
(5)ワルター・ゲール(指)アムステルダム・フィルハーモニック・ソサエティ
(6)ワルター・ゲール(指)ハンブルク室内O
(7)アレクサンダー・クランハルス(指)フランクフルトRSO
(8)マッシモ・アンフィテアトロフ(Vc)、オルネッラ・サントリクイド(P)、ワルター・ゲール(指)アムステルダムPO
(9)マグダ・タリアフェロ(P)
(10)ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)ロイヤルPO
(11)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO

録音:(1)-(9)1956〜59年、(10)1966年10月20日、(11)1954年7月22・23日
マヌーグ・パリキアン(1920-1987)はトルコ生まれで、イギリスに渡りヴァイオリニストとして、また教師として活躍した人物です。古典的なレパートリー のほか、同時代の作曲家の作品も精力的に紹介していました。

OEHMS
OC-1710(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 ニ長調 断章 Hess15-Allegro(ニコラス・クック&ヘルマン・デシャントによる完成版)…世界初録音
ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲 変ホ長調 WoO4
ゾフィー=マユコ・フェッター(P)
ペーター・ルジツカ(指)
ハンブルクSO

録音:2019年2月25.28日,5月14.15日
2020年の「ベートーヴェン・イヤー」に向けて珍しい作品が次々とリリースされていますが、このアルバムに収録されている 曲もかなりレアと言えるでしょう。ピアノ協奏曲第2番はベートーヴェンの初期作品で、モーツァルトよりもヨハン・クリスチャ ン・バッハの影響が強い端正な風情を持っていますが、こちらは通常のレパートリー。しかし変ホ長調 WoO4はベートー ヴェン14歳頃の作品で、ほとんど演奏されることがありません。「第0番」と呼ばれることもあるこの曲を来日経験もあるゾ フィー=マユコ・フェッターは1806年、ブロードウッド製のフォルテピアノを用い、当時の響きを再現しています。また、時に 「第6番」と呼ばれることもある未完となったニ長調の協奏曲は1814年から1815年頃に作曲されたと推測される作 品。70ページほどのスケッチが残されています。完成すれば、第4番のあでやかさと第5番の力強さを更に発展させた壮 大な作品になるはずでしたが、ベートーヴェンは何らかの理由により途中で筆を折ってしまいました。ここでは研究家たち による補筆完成版でお楽しみください。

LAWO Classics
LWC-1182(1CD)
ヒナステラ:ハープ協奏曲
ハープ協奏曲 Op.25
協奏的変奏曲 Op.23
シセル・ヴァルスタ(Hp)、
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指)、
ノルウェー放送O
「彼の音楽が聞こえると、コンサートホールがスウィングし、自然に足が踊りのステップを踏み始める」。ヒナステラの音楽についてそんなことが語られ、そうした面白さを引き出すには確かな技術とリズムのセンスが求められるといわれます。
ノルウェーの音楽家による初めての「ハープ協奏曲」と「協奏的変奏曲」の録音。
ノルウェー、アメリカ、デンマークで学んだシセル・ヴァルスタ(ヴァルスタード) Sidsel Walstad は、ノルウェー国立オペラ&バレエOの首席ハーピストを務め、その後ノルウェー放送Oのソロ・ハーピストとして活動。クラシックはもちろん、エレクトリック・ハープを駆使してポップやジャズ、フォーク・ミュージックなど多彩なステージで活躍するハープ奏者です。
指揮は、ペルー出身、アメリカで華々しい活躍を魅せ、2013年からはノルウェー放送Oの首席指揮者を務めているミゲル・ハース=ベドーヤ。
アルゼンチンの巨匠、アルベルト・ヒナステラの代表作にして、ハープ協奏曲のスタンダード曲としても親しまれている「ハープ協奏曲」の新たな録音は、ハープ関係者、ヒナステラ・ファン必聴!
「協奏的変奏曲」は、オーケストラの「色彩パレット」を自在に使った音楽です。〈チェロとハープによる主題〉と〈弦楽による間奏曲〉に始まり、フルート、クラリネット、ヴィオラ、オーボエとファゴット、トランペットとトロンボーン、ヴァイオリン、ホルンを「ソロ」楽器とする7つの性格的な〈変奏〉の後、〈木管楽器による間奏曲〉と〈コントラバスによる主題の反復〉を経て、最後は〈管弦楽によるロンド風の変奏フィナーレ〉で締めくくります。

Paladino Music
PMR-0091(1CD)
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルンとピアノのための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ディミトリ・アシュケナージ(Cl)、
ウラディーミル・アシュケナージ(P&指)
チェコPO、
フランツィスカ・ファン・オーイェン(Ob)、
オーティス・クレーバー(Fg)、
マルティン・ルース(Hrn)

録音:2002年3月3日、ドヴォルザーク・ホール(プラハ、チェコ/協奏曲)&2008年9月29日−30日、スイス(五重奏曲)
オーストリアを代表するレーベル、パラディーノ(Paladino)の創立10周年記念国内仕様盤第2弾。巨匠ウラディーミル・アシュケナージと、息子ディミトリ・アシュケナージの豪華共演によるモーツァルト。
クラリネットのための代表作である「クラリネット協奏曲 K.622」に、クラリネットのための名曲アルバムとして通常カップリングされる「クラリネット五重奏曲 K.581」ではなく、父との共演のために「ピアノと管楽のための五重奏曲 K.452」を組み合わせたアルバムです。
指揮&ピアノで巨匠たる堂々とした演奏を魅せてくれるウラディーミル・アシュケナージと、世界的クラリネット奏者として活躍するディミトリ・アシュケナージの親密で充実した音楽が紡がれています。


BIS
BISSA-2440(1SACD)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op.14
ユーハン・ダーレネ(Vn)
ノルショーピングSO、
ダニエル・ブレンドゥルフ(指)

録音:2019年1月/ルイ・ド・イェール・コンサートホール(ノルショーピング、スウェーデン)
スウェーデンのBISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はこれまでエフゲニー・スドビン、アレクサンドル・カントロフ など数多くの若き才能を見出してきました。今回はバール氏大推薦のヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネが堂々のデビュー録音をリリースいたします!バー ル氏はダーレネが9歳の時からその才能に注目していたという逸材です。
ユーハン・ダーレネは、2000年スウェーデンのノルショーピングに生まれました。4歳からヴァイオリンを習い、3年後、初めてプロのSOと共演 しました。王立ストックホルム音楽大学でペール・エーノクソンに学び、ドラ・シュヴァルツベルク、パメラ・フランク、ゲルハルト・シュルツ、デトレフ・ハーン、 ヘンニング・クラッゲルードのマスタークラスに参加しています。ヨーロッパ、中国、南アフリカのオーケストラにソリストとして客演、ローランド・ペンティ ネン、イングリ・アンスネスたちの共演でリサイタルに出演。2018年には「ノルウェー・クレッシェンド」プログラムでジャニーヌ・ヤンセン、レイフ・オヴェ・ アンスネス、ギドン・クレーメルに教わりました。
デンマークのオーゼンセで行われたカール・ニールセン国際コンクール、2019年ヴァイオリン部門で第1位。2020年/2021年のシーズン、スウェー デンRSOの「アーティスト・イン・レジデンス」を務めることが決まっています。彼の弾くヴィオリンは、1736年製のアントニオ・ストラディヴァ リウス。オスロの「アンデシュ・スヴェオース公益基金」から貸与された楽器です。
ダーレネのBISレーベルへの初めての録音に選んだ作品はチャイコフスキーとバーバーのヴァイオリン協奏曲です!サミュエル・バーバーのヴァイオリン 協奏曲は、母校、カーティス音楽学校の理事だったサミュエル・フェルスの委嘱で作曲された作品です。1939年の夏、ジャン・カルロ・メノッティと一緒 に旅したスイスで「アレグロ」と「アンダンテ」の2つの楽章を作曲。帰国後、初演者として予定されていたブリセッリから「ヴィルトゥオーゾ性に欠ける」 という不満が寄せられたため、「無窮動のプレスト(Presto in moto peerpetuo)」の第3楽章を追加しました。ハーバート・ボーメルとフリッツ・ライナー 指揮カーティス音楽学校のオーケストラが私的初演した後、アルバート・スポールディングがユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィアOの共演 で初演。バーバーの音楽を代表する作品のひとつとされています。ダーレネは抜群のテクニックと10代とは思えないほどの堂々たる演奏を披露しております。
ユーハン・ダーレネが、2018年/2019年シーズン、「アーティスト・イン・レジデンス」として共演したノルショーピングSOは、1912年に設立され、 ヘルベルト・ブロムシュテット、オッコ・カム、広上淳一、オーレ・クリスチャン・ルード、リュー・チャーたちが首席指揮者を務め、スウェーデンを代表するオー ケストラのひとつと呼ばれるようになりました。『「ハウス・オブ・カード」交響曲』(KKC 4144/5)などの多くのアルバムを BIS レーベルに録音しています。
指揮者のダニエル・ブレンドゥルフ(1981-)は、ストックホルム県ハーニンゲ生まれ。トゥールレイフ・テデーンとハインリヒ・シフにチェロを学び、2005年、 ヨルマ・パヌラの勧めで指揮を始めました。マルメSOとスウェーデンRSOを指揮したブリッタ・ビューストレムの作品集『見えざる都市』が 代表的アルバムです。現在、ダーラナ・シンフォニエッタの首席指揮者を務めています。スウェーデンの音楽家たちが共感を寄せるバーバーの音楽。木々の 紅葉が青空に映えるアメリカ東海岸の抒情とも異なる、みずみずしい若葉のような抒情が薫ります。

H.M.F
HMSA-0037(2SACD)
シングルレイヤー
日本限定発売
限定生産
税込定価
バッハ:ヴァイオリン協奏曲、シンフォニア、序曲とソナタ集
[CD1]
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052R 
カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽して愛しまつる」 BWV 174よりシンフォニア(hrn2, ob2, オーボエ・ダ・カッチャ, vn3, vla3, vc3, 通奏低音) 
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042 
カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21よりシンフォニア(ob, 弦, 通奏低音) 
トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529(vn2と通奏低音) 
オーボエ、ヴァイオリン、弦と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060R 
[CD2]
管弦楽組曲第2番BWV 1067〜ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音の編成による(イ短調で演奏) 
トリオ・ソナタ ニ短調 BWV 527(ob, vn, 通奏低音) 
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R 
カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV 182より 第1曲 ソナタ(rec, vn, 弦と通奏低音) 
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041 ・シンフォニア BWV 1045(vn;trp3, tim, ob2, 弦、通低) 
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
イザベル・ファウスト(Vn/ヤコブ・シュタイナー)
ベルンハルト・フォルク(Vn/制作者不明(1725年)) 
クセニア・レフラー(Ob、リコーダー)
ヤン・フライハイト(Vc) 
ラファエル・アルパーマン(Cemb)
ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク)


録音:2017年12月、2018年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
イザベル・ファウストとベルリン古楽アカデミーによるバッハの協奏曲集(HMM 902335/ KKC 6015)のSACDシングルレイヤー盤。技術監修はオーディ オ評論家の角田郁雄氏。日本限定発売、限定生産です。
ヴァイオリン協奏曲のほか、オルガンのトリオ・ソナタをヴァイオリンと通奏低音で演奏、さらに管弦楽組曲第2番のフルート・ソロ部分をヴァイオリンで 演奏するなど、興味津津のプログラム。ファウストのソロは彼女の魅力そのものの音色、しなやか、そして完璧な技巧。ファウストのバッハ、というだけでも うれしいのに、ベルリン古楽アカデミーとの共演というのもまた注目。現在コンサートマスターを務めるベルンハルト・フォルクや、アクサンからも多数名盤 をリリースしているオーボエのクセニア・レフラーなど、共演するソリスト(ベルリン古楽アカデミーのメンバーでもある)たちとの豪華共演も聴きものです。 SACD化により、各楽器の音色の手触りまで生生しく感じられるようです。
【ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052R】現在チェンバロ協奏曲(BWV 1052)として伝わっているものは、消失したヴァイオリン協奏曲のチェンバロ版編曲。ここではヴァイオリン独奏版で演奏しています。 
【カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽して愛しまつる」 BWV 174よりシンフォニア】もともとはブランデンブルク協奏曲第3番(1721年完成)の第1楽章で、ホルン2本とオーボエ3本を加えたより大きな編成をとっています。 
【ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042】バッハがケーテンの宮廷楽長を務めていた時期(1718-23)に書かれたとされるもので、晴れやかで力強い上昇音型で、独奏ヴァイオリンの活躍も印象的な人気作品です。 
【カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21よりシンフォニア】カンタータ第21番は嘆きを歌う第1部と救いの喜びを歌う第2部から成る大作。
第1部冒頭のシンフォニアは、ヴァイオリンが描く「憂い」の表情に打たれる名曲です。 
【トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529】オルガン作品として現在伝わっていますが、もとは室内楽トリオだと考えられるもの。ここでは2つのヴァイオリンと通奏低音という編成で演奏しています。ヴァイオリン2本が奏でるヴィルトゥオーゾ的な音型が、広い音域のハーモニーの上で奏でられます。 
【オーボエ、ヴァイオリン、弦と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060R】現在「2台のチェンバロのための協奏曲 BWV 1060」として伝わるものは、消失した協奏曲の編曲で、原曲はここでも演奏されているオーボエとヴァイオリンが独奏を務める協奏曲とみなされています。 
【管弦楽組曲第2番BWV 1067】フルート、弦楽合奏、通奏低音という編成で現在伝わっていますが、もともとは独奏ヴァイオリンのための協奏曲で、調性も全音低いイ短調で構想されていたと考えられ、ここではそのヴァージョンで演奏しています。
【トリオ・ソナタ BWV 527】オルガン作品として現在伝わっていますが、もともとは室内楽トリオのための作品だったと考えられています。ここではオーボエ、ヴァイオリンと通奏低音で演奏。第2楽章の美しさにはノックアウトです。 
【ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R】チェンバロ協奏曲ヘ短調 BWV 1056の初期稿にあたるもの。 
【カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV 182より 第1曲 ソナタ】独奏ヴァイオリンとリコーダーの奏する付点リズムが、ロバに乗って入場する「天の王」の歩みを描く。 
【ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041】その大半をバッハが作成したパート譜で伝えられている作品。冒頭の2音モティーフも印象的な名曲です。 
【シンフォニア BWV 1045】失われた教会カンタータの導入楽章として伝えられる作品で、独奏ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲が原曲だったと思われます。149小節までしか残されていませんが、短いカデンツァを挿入し冒頭のリトルネッロの主題を演奏して締めくくられます。 
【2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043】言わずと知れた2つのヴァイオリンのための協奏曲。2つのヴァイオリンがたがいに拮抗する立場で作品が進みますが、ファウストとベルンハルト・フォルクの丁々発止のやりとりも聴きものです。 (Ki)

Tactus
Serie Bianca
TB-672260(1CD)
ヴィヴァルディ:パリ協奏曲集
協奏曲第1番ト短調 RV.157/協奏曲第2番ホ短調 RV.133/協奏曲第3番ハ短調 RV.119/協奏曲第4番ヘ長調 RV.136/協奏曲第5番ハ長調 RV.114/協奏曲第6番ト短調 RV.154/協奏曲第7番イ長調 RV.160/協奏曲第8番ニ短調 RV.127/協奏曲第9番変ロ長調 RV.164/協奏曲第10番ニ長調 RV.121/協奏曲第11番ト長調 RV.150/協奏曲第12番イ長調 RV.159
モード・アンティクォ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)

録音:1999年1月、フィレンツェ
イタリアのフルーティスト&指揮者、そして音楽学者、歴史家としても高名なフェデリコ・マリア・サルデッリのTactus時代の名盤が、Tactusの「Serie Bianca(ホワイト・シリーズ)」から復活!
モード・アンティクォはサルデッリが1984年に結成したピリオド・アンサンブル。1990年代のTactusにコレッリやヴィヴァルディなどのイタリア・バロックの名盤を数多く録音しており、その中からパリに現存する12の協奏曲コレクション『パリ協奏曲集』(新たに作曲されたのは2曲のみで、残りはヴィヴァルディが既存の作品を巧妙に編集し1つの作品集としてまとめたもの)がお求めやすい価格で新装リリースとなります。

ONDINE
ODE-1330(1CD)
NX-B04
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番ニ短調 Op.15
4つのバラード Op.10*
ラルス・フォークト(P&指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
録音
2018年11月30日-12月1日、2019年1月20日*
2017年まで、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアを自ら指揮し、ベートーヴェン協奏曲ツィクルスに取り組んできた名手ラルス・ フォークト。今作で彼が取り組むのは、ブラームスのピアノ協奏曲 第1番。それも自らオーケストラを指揮しながらピアノを弾 くという難題に挑戦します。もともとオーケストラ・パートが充実しており「ピアノ付の交響曲」と呼ばれるこの作品、もちろんピ アノ・パートも分厚い和音と困難なパッセージが続出するため、この曲を弾き振りするなんて不可能では…。 フォークトはそんな不安をよそに、実に雄大な音楽を創り上げていきます。劇的な第1楽章の冒頭からぐいぐいと聴き手の 耳を引きつけ、音楽にのめりこませます。第2楽章では穏やかな旋律を心を込めて歌わせ、第3楽章では息をもつかせぬ 迫力で作品に対峙します。併せて収録されている「4つのバラード」はブラームス初期の作品。とはいえ、重厚な協奏曲に 比しても遜色ないほどの完成度を誇っており、ここでもフォークトは隅々まで心の通った演奏を繰り広げています。

TOCCATA
TOCC-0528(1CD)
NX-B03
ヘルマン・グレーデナー(1844-1929):管弦楽作品集 第1集
ヴァイオリン協奏曲 第1番ニ長調 Op.22(1890)
ヴァイオリン協奏曲 第2番ニ短調 Op.41(1905)
カレン・ベントリー・ポリック(Vn)
ゴットフリート・ラブル(指)
ウクライナ国立SO

録音:2018年6月15-18日
ドイツで生まれ、ウィーンを拠点に活躍したロマン派の作曲家ヘルマン・グレーデナー。 存命時には作曲家、教師として尊敬を集めましたが、没後は次第に忘れられ、現在では彼の作品を耳にする ことはほとんどありません。2曲のヴァイオリン協奏曲は彼の代表作でありながら、このアルバムが世界初録音とな ります。ドイツ風のかっちりとした構成と、美しいメロディに溢れた全曲からは、確かにブラームスやシベリウスの影 響も感じられますが、第1番の終楽章で聴かれる民謡風の旋律や、ベートーヴェン作品を思わせる決然とした 主題が魅力的な第2番の第1楽章などからは、グレーデナー独自の確かな作曲技法をうかがい知ることができま す。存分に歌う魅力的なヴァイオリンの響きをお楽しみください。

CPO
CPO-555093(1CD)
NX-B10
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲(1940)
ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ(1962)*
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立PO

録音:2016年7月4-7日、2017年7月11-13日*ライン=モーゼル=ホール、コブレンツ
名ヴァイオリニスト、ヴァイトハースが演奏するハチャトゥリアンのヴァイオリンとオーケストラのための曲を収録した1枚。 1940年に作曲されたヴァイオリン協奏曲は、民謡の旋律を多用した華やかな作品。ハチャトゥリアンの全作品の中でも とりわけ人気が高く、ランパル編曲によるフルート版も良く演奏される名曲です。かたや1962年に書かれた「ヴァイオリン と管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ」は、1960年代当時のハチャトゥリアンが模索していた実験的な作品で、後に 同じ形式でチェロ、ピアノのためのラプソディが書かれています。アルメニア民謡に由来する旋律、音階が多用された神 秘的なハーモニーを持ち、演奏者にも高度な技術を要求する華麗、かつ個性的な作品です。ライスキンが指揮するラ イン州立POのバックで民族色たっぷりの色彩豊かな音楽を満喫できます。

SOMM
SOMMCD-273(1CD)
NX-B04
ドーラ・ブライト/ルース・ギップス:ピアノ協奏曲集
ドーラ・ブライト(1862-1951):ピアノ協奏曲 第1番イ短調…世界初録音
 ピアノとオーケストラのための変奏曲…世界初録音
ルース・ギップス(1921-1999):ピアノ協奏曲 ト短調 Op.34
 アンブラヴァリア Op.70…世界初録音
サマンサ・ウォード(P)
マレイ・マッラクラン(P)
チャールズ・ピープルズ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:2019年4月24-25日
イギリスの知られざる2人の女性作曲家、ドーラ・ブライトとルース・ギップスのピアノ協奏曲集。2人とも作 曲を始める以前はすばらしいピアニストであり、作品の出来栄えからも、彼女たちが高い音楽性と卓越し た技術の持ち主であることが理解できることでしょう。ブライトの協奏曲はリストとバーナード・ショーに絶賛 されたという作品。楽器の性能を知り尽くした彼女ならではのピアニズムを湛えた創造性豊かな協奏曲 です。変奏曲も巧みに構成されており、華麗で機知に富んだ音楽です。ブライトの60年ほど後に生まれ たギップスも天才少女として賞賛されましたが、経歴の途中に手に怪我をしてしまい、作曲家に転向しま した。5つの交響曲をはじめ、何曲かの協奏曲が知られています。華麗なオーケストラ・パートが魅力的 な協奏曲、「Ambarvalia=豊饒を願って畑を祓い清める古代ローマの祭」と題された小さなオーケスト ラ曲も豊かな楽想を持つのどかで魅力的な作品です。

Orchid Classics
ORC-100104(1CD)
NX-B03
ガブリエラ・モンテーロ(1970-):ピアノ協奏曲 第1番「ラテン」協奏曲…世界初録音
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ガブリエラ・モンテーロ(P)
カルロス・ミゲル・プリエト(指)
オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズ

録音:2017年7月 ライヴ
ベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロ。5歳で初の公開演奏会を行うなど神童ぶりを発揮、順調にキャリア を重ね、アルゲリッチからも「稀有の才能の持ち主」と評価されました。即興演奏を得意としており、尊敬するバッハ作品 をモティーフにした一連の即興演奏のアルバムが大ヒットしたことでも知られています。このアルバムでは彼女の作曲家と しての一面にも注目。世界初演となるピアノ協奏曲第1番「ラテン」は彼女自身の体験を元にした南米の人々の物語 を描いた作品。躍動するリズムに支えられた喜びの感情と、激しい怒りの感情が交錯する魅力的な協奏曲です。同じ く、特有のリズムとジャズのイディオムが取り入れられたラヴェルの協奏曲がカップリングされており、アルバムの特色を強調 しています。

露OLYMPIA
MKM-275(1CD)
ニコライ・ペトロフ・プレイズ・バッハ&カバレフスキー
バッハ:フランス風序曲 (パルティータ) ロ短調 BWV 831 *
カバレフスキー:ピアノ協奏曲 第2番+
ニコライ・ペトロフ (P)
モスクワPO+
トミトリー・キタエンコ (指) +

録音:1967年*/1984年+ AAD
露OLYMPIA
MKM-312(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83 *
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第5番ト長調 Op.55 +
スヴャトスラフ・リヒテル (P)
ロリン・マゼール (指) パリO*、LSO+

録音:1969年10月24-28日、サル・ワグラム、パリ、フランス ADD*
1970年6月、キングズウェイ・ホール、ロンドン、イギリス ADD+
同音源:EMI

SKARBO
DSK-3192(1CD)
ピッコロ協奏曲〜世界界初録音集
ミュルサン:ピッコロ協奏曲 Op.72
リーバーマン:ピッコロ協奏曲 Op.50
アンデルセン(ポルツ編):無窮動 Op.8
ポルツ:キルマック Op.36
カンポ:タッチ・ザ・スカイ
ダマーズ:ピッコロ協奏曲 遺作
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)、
ヴァハン・マルディロシアン(指)、
プラハRSO

録音:2018年4月2-4日/プラハ放送スタジオ
ッコロの第一人者ボーマディエ。2018年4月の来日公演でも話題となりました。期待の新譜は現代作曲家によるピッコロ協奏曲集、世界初録音です! 神業といえるボーマディエの技量だからこそ表現のできる圧巻の仕上がりで、ピッコロという楽器の新たな一面を知ることができます。共演はピアニスト指 揮者として活躍するヴァハン・マルディロシアン(指)プラハRSOです。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32836(1CD)
バッハ:二重&三重協奏曲集
(1)3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1064R【復元版】
(2)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
(3)ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
(4)フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調(三重奏曲) BWV1044
ジョルト・カッロー((指)ヴァイオリン)、カペラ・サヴァリア(オリジナル楽器使用 a' =415Hz)
(1)(2)ラースロー・パウリク(Vn)、(1)ダニエル・パップ(Vn)、(3)ベッティーナ・シモン(Ob)、
(4)アンドレア・ベルタラン(Fl)、(4)リタ・パップ(Cemb)

録音:2018年8月17-19日/バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ(ハンガリー)
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。バッハのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32749)、ブランデンブルク協 奏曲(HCD 32786)に続くバッハの協奏曲第3弾は有名なドッペル・コンチェルトやヴァイオリンとオーボエのための協奏曲など全4篇を収録し ております。
3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1064は1713年から14年にヴァイマルで作曲された、ブランデンブルク協奏曲第3番の前提になっ たものです。ヴァイオリンの華麗な独奏が魅力です。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体で す。これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、 高水準の演奏には定評があります。
コンサートマスターをつとめるのはジョルト・カッローです。当団とともにモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32761)、ハイドンのヴァイオリ ン協奏曲集(HCD 32771)、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32729)などの録音でも高い評価を得ております。このバッハの録音でも 非常に快活にそして見通しのよい演奏を聴かせます。 (Ki)

Naive
OP-30574(1CD)
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集 V
協奏曲 ハ長調 RV 400/協奏曲 イ短調 RV 420/協奏曲 ニ長調 RV 404/
協奏曲 変ロ長調 RV 423/協奏曲 ニ短調 RV 407/協奏曲 ト長調 RV 415
クリストフ・コワン
(チェロ:Alessandro Gagliano, Napoli, circa 1720, per gentile concessione del Fonds Instrumental Francais (FIF)/
ピッコロ・チェロ:Joannis Zacher (Giovanni Sellas), Venice, 1757 [16-18])
ロンダ・アルモニカ

録音:2018年9月
ヴィヴァルディ・エディション第61弾は、チェロ協奏曲集。ソロを務めるのはモザイク四重奏団などでもおなじみの、バロック・チェロの帝王とも賞さ れるコワン、そしてアンサンブルは天才ファゴット奏者セルジョ・アッゾリーニによって結成された、ロンダ・アルモニカという顔合わせです。コワンはチェ ロとピッコロ・チェロを自在に持ち替えながら、楽器の響きをフルに活かすために、立ってチェロを奏しています。ヴィヴァルディは、チェロに、バス声部 を奏でるだけでなく、テノール歌手のような役割も与えており、奏者に高い技術を要求します。コワンの冴えわたる名演を楽しむもよし、2つの楽器の音 色の違いを楽しむもよし、そして愉悦のリズムに身をどっぷり浸からせて楽しむもよし、様々に楽しめる1枚です。 (Ki)
Naive
OP-7078(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Z
協奏曲 ロ短調 RV389、協奏曲 変ホ長調 RV 257、協奏曲 変ロ長調 RV 371、
協奏曲ホ短調 RV 273、協奏曲 変ロ長調 RV 367、協奏曲 ロ短調 RV 390
アレッサンドロ・タンピエーリ(Vn)
オッターヴィオ・ダントーネ((指)チェンバロ)
アッカデミア・ヴィザンティナ

録音:2019年4月15-18日、イタリア
ヴィヴァルディ・エディション第 62 弾は、ヴァイオリン協奏曲集。ヴァイオリン協奏曲としては第 7 弾にあたります。ヴァイオリン・ソロを務めるのは 鬼才タンピエーリ。15歳からアッカデミア・ヴィザンティナのメンバーとして活躍し、2011年より第1ヴァイオリン奏者を務めています。ヴィヴァルディ・ エディションにはOP 30570でも登場、ヴィオラ・ダモーレも演奏し、その超絶技巧と音楽性、そして多才ぶりも話題となりました。タンピエーリは他に もミラノ・スカラ座歌劇場Oのメンバーを務めたほか、ルチアーノ・ベリオといった作曲家ともコラボレーションをしていました。 次第にHIP(Historically Informed musical Performance)に特に興味を持ち、イル・ジャルディーノ・アルモニコやラルペッジャータでも活躍していま した。 指揮のダントーネは1985年パリの国際コンクールで通奏低音の賞を受賞、そして1986年には難関ブルージュ古楽コンクールでイタリア人として初めて 3位に入賞、これによりダントーネは一気に世界的存在となりました。1996年からアッカデミア・ヴィザンティナの音楽監督を務め、ショル、ムローヴァ、 カルミニョーラらとも共演しています (Ki)

TYXart
TXA-19129(1CD)
ミハイル・コロンタイ(1952-):作品集
(1)ヴィオラ協奏曲 Op.8(1980)
(2)ピアノ協奏曲第1番(1984;2010)
張乃月(Nai-Yueh Chang)((1)Va)
アレクセイ・コルニエンコ((1)(指),(2)P)
ミハイル・コロンタイ((2)指)
RTVOモスクワ

録音:(1)2015年9月、2018年6月
モスクワ生まれで台湾在住の作曲家ミハイル・コロンタイによる協奏曲2題。ヴィオラ協奏曲はバシュメットに献呈された作品です。また自身がピアニストでもあるので、ピアノ協奏曲では楽器の扱いも注目です。 (Ki)

CLAVES
50-1903(1CD)
チェロのためのヴィルトゥオーソ音楽
(1)オーギュスト=ジョゼフ・フランショーム(1808-1884):ロシアとスコットランドの主題による変奏曲 Op.6(1835)
(2)アドリエン・フランソワ・セルヴェ(1807-1866):幻想曲「スパでの思い出」Op.2(1844)
(3)ボッケリーニ:チェロ協奏曲 ニ長調 G.479(1770)
(4)ロッシーニ:「一滴の涙」による主題と変奏曲(1858)
(5)フランショーム:幻想曲 「告別の歌」 Op.9(1836)
コンスタンチン・マシェレル(Vc)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、
セバスチャン・コンベルティ(指)

録音:2018年6月19-22日/セント・ジョン福音伝道者教会(ロンドン)
1991年ローザンヌ生まれの新進気鋭のチェリスト、コンスタンチン・マシェレルが19世紀に活躍した作曲家によるチェロのためのヴィルトゥオーソ音 楽を録音しました。 フランショームのロシアとスコットランドの主題による変奏曲ではアイルランド民謡「夏の名残のばら」などロシアとスコットランドにまつわる民謡が主 旋律で登場する作品。セルヴェの幻想曲「スパでの思い出」は技巧的なパッセージが随所に散りばめられた作品。チェロと弦楽サンブルの丁々発止のや りとりが刺激的です。この他、ロッシーニの豊かな旋律が魅力の「一滴の涙」による主題と変奏曲など、実に表情豊かな演奏を聴かせます。 (Ki)

CLAVES
50-1909(1CD)
C.P.E.バッハ:作品集
(1)4つの管弦楽のためのシンフォニア Wq.183より第1番 ニ長調(1776)
(2)フルート協奏曲 イ長調 Wq.168(1753)
(3)フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22(1747)
(4)4つの管弦楽のためのシンフォニア Wq.183より第4番 ト長調(1776)
ロベルト・ゴンザレス=モンハス(指)、
(2)(3)ノルウェン・ヴァルジン(Fl)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム

録音:2019年3月/ヴィンタートゥール・シュタットハウス(スイス)
1629年結成のスイス最古のオーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム。2016/17シーズンより首席指揮者を務めるトーマス・ツェート マイアーとのブラームスの交響曲全集(50 1916)でも注目されております。当ディスクは新進気鋭のロベルト・ゴンザレス=モンハス指揮がカール・フィ リップ・エマヌエル・バッハの作品に挑戦。4つの管弦楽のためのシンフォニアから2篇、そしてノルウェン・ヴァルジンを独奏に迎えてフルート協奏曲2 篇を収録しております。当オーケストラの魅力である密なアンサンブルと自由自在な表現で煌めく演奏を披露しております。

Chandos
CHAN-10997(1CD)
シンフォニック・ユーフォニアム Vol.2
ヴォーン・ウィリアムズ:テナー・テューバ協奏曲変ロ短調(デイヴィッド・チャイルズ&ロドニー・ニュートンによるバス・テューバ協奏曲ヘ短調からの編曲/このバージョンによる世界初録音)
エドワード・グレッグソン(b.1945):ユーフォニアム協奏曲(世界初録音)ポール・ミーラー(b.1975):ユーフォニアム協奏曲(世界初録音)
マイケル・ボール(b.1946):ユーフォニアム協奏曲(作曲者自身によるオリジナルのブラス・バンド版からの編曲/世界初録音)
デイヴィッド・チャイルズ(ユーフォニアム)、
ベン・ジャーノン(指)BBCフィルハーモニック

録音:2019年1月3日−4日、メディア・シティUK(サルフォード)
000年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションのファイナリストとしてテレビ放映された際に、マーティン・ウィルビーの世界初演を成功させ、一躍世界的ユーフォニアム奏者の仲間入りを果たした、デイヴィッド・チャイルズ。その後多くの現代作曲家がデイヴィッド・チャイルズのために作品を書き、一流のオーケストラやブラス・バンドと共演、現代最高のユーホニアム奏者、金管楽器奏者の一人として華々しく活動しています。
その驚くべきテクニックと甘く魅力的な表現力で称賛を浴びた「シンフォニック・ユーフォニアム」(CHAN 10830)の続編がついに登場。注目ポイントは、1954年に史上初めて書かれたテューバ協奏曲であり、現代でもテューバの最重要レパートリーとなっているヴォーン・ウィリアムズのテューバ協奏曲を、デイヴィッド・チャイルズ自身とイギリスの作曲家ロドニー・ニュートンがユーフォニアム(テナー・テューバ)のために編曲したユーフォニアム協奏曲(このバージョンでは世界初録音)。そして、グレッグソン、ポール・ミーラー、マイケル・ボールらイギリスの作曲家たちがデイヴィッド・チャイルズのために書いたユーフォニアム協奏曲(いずれも世界初録音)を収録。低音楽器とは思えない繊細で機敏なサウンド、多彩な音色で表現される豊かな表情は金管楽器関係者必聴です!

Avie
AV-2411(1CD)
ドヴォルザーク&ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲集
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
レイチェル・バートン・パイン(Vn)、
テディ・アブラムス(指)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2018年8月21日−22日、RSNOセンター(グラスゴー)
1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。
モーツァルト、バッハ、パガニーニ、エルガー&ブルッフと偉大なヴァイオリン・レパートリーを録音し、ビルボードのトップ・チャートを賑わわせてきたバートン・パインのアヴィー(AVIE)・レコーディング第5弾は、チェコのドヴォルザークとアルメニアのハチャトゥリアン。東欧の偉大な作曲家が伝統音楽を高尚な芸術へと昇華させた濃密かつ洗練されたヴァイオリン協奏曲をバートン・パインの絢爛たるヴァイオリンが奏でます。
スコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOを振るのは、ルイヴィルOとブリット音楽祭の音楽監督を務める1987年アメリカ生まれの若き指揮者、テディ・アブラムス。名プロデューサー、アンドルー・キーナーと名エンジニア、サイモン・イードンによる優秀録音にも注目。

CALLIOPE
CAL-1852(1CD)
ヴィヴァルディ:室内協奏曲集
協奏曲ヘ長調 RV.99/協奏曲イ短調 RV.108/協奏曲ハ長調 RV.88/協奏曲ト短調 RV.104「夜」/協奏曲ニ長調 RV.94/協奏曲ニ短調 RV.96/協奏曲ト短調 RV.107
イル・デリリオ・ファンタスティコ、
ヴァンサン・ベルナール(指,Org& Cemb)

録音:2015年10月30日−11月1日、リヨン(フランス)
フルート(リコーダー)を伴うヴィヴァルディの室内協奏曲7作品を演奏するイル・デリリオ・ファンタスティコは、フランスの古楽系鍵盤楽器奏者、ヴァンサン・ベルナールによって設立されたピリオド楽器使用の気鋭のアンサンブル。
パリ音楽院やリヨン国立高等音楽院、バーゼル・スコラ・カントルム、フライブルク音楽大学などで古楽奏法を学んだ若き実力者たちが集う要注目グループであり、イタリアとドイツのバロック音楽、中でもヴィヴァルディの音楽の探求に情熱を傾けています。
ヴァンサン・ベルナールは19歳でEUバロック・オーケストラに参加した後、ラ・チェトラ・バロック・オーケストラや、フライブルク・バロック・オーケストラ、アンサンブル・ジル・バンショワ、RIAS室内合唱団などと共演を重ね、2009年にはリヨン大聖堂のオルガニストに就任。ヴィヴァルディの音楽のスペシャリストとしても定評があります。
レコーディング・エンジニアはトリトナスのマーカス・ハイランドが担当しており、その優秀録音にも要注目です。

Indesens
INDE-075(2CD)
モーリス・アンドレ〜トランペットのマエストロ

■CD1
(1)フンメル:トランペット協奏曲ホ長調
(2)ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲ニ長調 MH.60
(3)シュテルツル:トランペット協奏曲ニ長調
(4)アルビノーニ:トランペット協奏曲ニ長調 Op.7-6
(5)アルビノーニ:トランペット協奏曲変ロ長調 Op.7-3
(6)トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調
(7)トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調
(8)ヴィヴァルディ:2本のトランペットのための協奏曲イ長調

■CD2
(1)ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe.1
(2)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047より Allegro, Allegro assai
(3)アルチュニアン:トランペット協奏曲
(4)トマジ:トランペット協奏曲
(5)ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
(6)ジョリヴェ:トランペット、ピアノと弦楽合奏のための小協奏曲
モーリス・アンドレ(Tp)

■CD1
(1)ジャン=バティスト・マリ(指)、コンセール・ラムルーO
録音:1963年
(2)ジャン=フランソワ・パイヤール(指)、パイヤール室内O
録音:1963年
(3)カール・リステンパルト(指)、ザール放送O
録音:1963年
(4)カール・リステンパルト(指)、ザール放送O
録音:1964年
(5)フランス・ブリュッヘン(指)、コンチェルト・アムステルダムO
録音:1963年
(6)フランス・ブリュッヘン(指)、コンチェルト・アムステルダムO
録音:1964年
(7)フランス・ブリュッヘン(指)、コンチェルト・アムステルダムO
録音:1964年
(8)マルセル・ラゴルス(Tp)、ジャン=フランソワ・パイヤール(指)、パイヤール室内O
録音:1963年
■CD2
(1)ジャン=バティスト・マリ(指)、パリ音楽院O
録音:1961年、シャンゼリゼ劇場(パリ)
(2)クルト・レーデル(指揮&フルート)、ミュンヘン・プロ・アルテO、ピエール・ピエルロ(Ob)、ラインホルト・バルヒェット(Vn)
録音:1962年
(3)モーリス・シュザン(指)、フランス放送PO
録音:1964年、パリ
(4)ルイ・ド・フロマン(指)、ルクセンブルク放送O
録音:1964年、パリ
(5)アンドレ・ジョリヴェ(指)、コンセール・ラムルーO
録音:1964年
(6)アンドレ・ジョリヴェ(指)、コンセール・ラムルーO
録音:1964年
トランペット、金管楽器の世界にとどまらず、20世紀のフランスを代表する世界的音楽家としてその名とサウンドを轟かせたレジェンド、モーリス・アンドレ。
アンデサンス(Indesens)レーベルが世に送り出したのは、1960年台のアンドレが録音を行った14曲のトランペット協奏曲!ハイドン、フンメルからアルチュニアン、トマジ、ジョリヴェまで。トランペットの巨人のブリリアントなサウンドと正確無比のテクニックにただただ感嘆です。
Indesens
INDE-001(1CD)
フランスのトランペット協奏曲集1948〜1956
デザンクロ:呪文、哀歌と踊り
ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
トマジ:トランペット協奏曲
シェーヌ:トランペット協奏曲第1番
ジョリヴェ:トランペット,ピアノと弦楽合奏のための小協奏曲
エリック・オービエ(Tp)、
マリユス・コンスタン(指)、
パリ国立歌劇場O
14歳でパリ国立高等音楽院のモーリス・アンドレのクラスへの入学を果たし、現在はその師の系譜を継ぐフランス屈指のトランペット奏者としてその名を馳せるエリック・オービエ。
母国フランスのトランペット協奏曲集でオービエがスポットライトをあてたのは、1948年から1956年の約10年間に作曲されたトランペット奏者にとっての現代の古典5作品。アンドレの後継者としての実力、存在感が遺憾なく発揮されたコンチェルト・アルバムです。

GENUIN
GEN-19669(1CD)
3つのサクソフォン協奏曲
(1)フリードリヒ・チェルハ:ソプラノ・サクソフォン協奏曲
(2)ゲオルク・カッツァー(1935-2019):「ラ・メトリーIII」もしくは「機械の晩」
(3)クリスチャン・ロバ(b.1952):怒りの日
ヨハネス・エルンスト(Sax)
(1)ミヒャエル・ギーレン(指)ORFSO
(2)ペーター・ヒルシュ(指)MDRSO
(3)ガブリエル・フェルツ(指)MDRSO

録音:(1)2006年10月20日 ウィーン,(2)1999年3月18-22日 ライプツィヒ、(3)2000年11月13-14日 ライプツィヒ
クラシック・サクソフォンのための 20 世紀の作曲家の協奏曲を 3 曲収録。いずれ も世界初録音と表記されています。クリスチャン・ロバ(1952―)はチュニジア生まれの フランス人作曲家で、たしかに近代フランス音楽に北アフリカの音楽要素が加味さ れたような独特の面白さがある。 ヨハネス・エルンストは 1963 年、ドイツのヴァルブルク生まれのサクソフォン奏者。ソ リストとして活躍すると同時に、ドイツで大人気の歌手マックス・ラーべ率いるパラス ト・オーケストラの首席アルト・サクソフォン奏者を務めています。 チェルハはなんとミヒャエル・ギーレンの指揮。ギーレンらしいキレッキレの演奏。


Spectrum Sound
CDSMBA-035
(4DVD+4CD)
限定盤


特典ポストカード入り


グレイト・アーティスト〜フルニエ、ルフェビュール、マレシャル、他

■DVD 1
(1)ャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
(2)ラヴェル:ツィガーヌ
(3)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001より第2楽章「フーガ」
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117より第3楽章「メロディア」
パガニーニ:カプリース第24番イ短調 Op.1-24
(4)ショーソン:詩曲 Op.25
(5)パッヘルベル:カノン
モーツァルト:セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」 K.239
バッハ:大フーガ ト短調 BWV542

■DVD 2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58*
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93

■DVD 3
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より第3楽章「サラバンド」
(2)テレマン:小組曲
シューマン:『おとぎ話の絵本』より第1楽章
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(3)サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op.61

■DVD 4
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(2)プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125
(3)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129

■CD 1
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
(2)ストラヴィンスキー:「悲歌」
(3)ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
(4)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
(5)パガニーニ:カプリース第13番変ロ長調 Op.1-13

■CD 2
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
(2)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38

■CD 3
(1)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

■CD 4
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93
■DVD 1 初出映像
画面:4:3、NTSC(モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
(1)ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ディミトリ・コラファス(指)、フランス放送PO
収録:1962年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(2)ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ピエール・ルコンテ(指)、フランス放送PO
収録:1959年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(3)ドゥヴィ・エルリ(Vn)
収録:1967年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(4)ピエール・ドゥーカン(Vn)、ブルーノ・マデルナ(指)、フランス放送PO
収録:1964年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(5)カール・ミュンヒンガー(指)、シュトゥットガルト室内O
収録:1965年/エヴァンゲリスト城教会(ルートヴィヒスブルク)
■DVD 2 初出映像
画面:4:3、NTSC(カラー)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
セシル・ウーセ(P)*、クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ収録:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場
■DVD 3
画面:4:3、NTSC(カラー / モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
(1)レオニード・コーガン(Vn)、エマニュエル・クリヴィヌ(指)、フランス放送ニューPO
ライヴ収録:1977年2月18日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル / カラー)
(2)ミシェル・オークレール(Vn)、クリスチャン・イヴァルディ(P)
収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)(モノラル / モノクロ)
(3)ミシェル・オークレール(Vn)、コンスタンティン・シルヴェストリ(指)、フランス放送PO
ライヴ収録:1967年/メゾン・ド・ラジオ・フランス(モノラル / モノクロ)
■DVD 4
画面:4:3、NTSC(カラー / モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound remastering、リージョン:All
(1)ピエール・フルニエ(Vc)、セルジュ・チェリビダッケ(指)、フランス国立O
ライヴ収録:1974年10月/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル / カラー)
(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、シャルル・ブリュック(指)、フランス放送PO
ライヴ収録:1971年/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(モノラル / モノクロ)
(3)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)、フランス放送PO
収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)(モノラル / モノクロ)
■CD 1
(1)ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ジャック・フェヴリエ(P)
録音:1960年2月16日(モノラル)
(2)初出音源〜ドゥヴィ・エルリ(Vn)
録音:1966年6月15日(モノラル)
(3)初出音源〜ドゥヴィ・エルリ(Vn)、ロベール・ベックス(Vc)
ライヴ録音:1965年6月27日(モノラル)
(4)ドゥヴィ・エルリ(Vn)
ライヴ録音:1971年3月13日/メゾン・ド・ラ・ラジオ(パリ)(ステレオ)
(5)初出音源〜ドゥヴィ・エルリ(Vn)
ライヴ録音:1971年3月13日/メゾン・ド・ラ・ラジオ(パリ)(ステレオ)
■CD 2
(1)モーリス・マレシャル(Vc)、セシル・ウーセ(P)
録音:1958年4月9日/パリ(モノラル) 1st original master 24bit/192kHz restored
(2)モーリス・マレシャル(Vc)、セシル・ウーセ(P)
録音:1959年10月13日/パリ(モノラル)
■CD 3
(1)イヴォンヌ・ルフェビュール(P)
録音:1966年/メゾン・ド・ラジオ・フランス(パリ)(モノラル)
(2)初出音源〜セシル・ウーセ(P)、クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ録音:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
■CD 4
初出音源〜クルト・ザンデルリンク(指)、フランス国立O
ライヴ収録:1978年1月18日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアーム・シリーズ。 当セットでは20世紀フランスを代表するヴァイオリニスト、ドゥヴィ・エルリ(1928-2012)が30代の時に演奏したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、 ラヴェルのツィガーヌ、同じくフランスのピエール・ドゥーカン(1927-1995)の弾くショーソンの詩曲、またザンデルリンクがフランス国立Oを振っ たショスタコーヴィチの交響曲第10番とセシル・ウーセを迎えてのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番などが正規初出映像で登場します。
またCDにはエルリの60年代から70年代にかけての初出音源をはじめ、チェロのマレシャルが弾いたブラームスとベートーヴェンのチェロ・ソナタ、 ルフェビュールによるモーツァルトのピアノ作品、そしてザンデルリンクがフランス国立Oを振ったショスタコーヴィチの交響曲第10番とセシル・ウー セを迎えてのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を収録。スペクトラム・サウンドの丁寧な復刻で貴重音源が日の目をみます。(日本語解説はつきません)
特典としてINAが保管していた貴重な資料から作成したエルリ(2種)、オークレール、ルフェビュール、チェリビダッケ&フルニエのポストカード(10.2cm ×13.5cm)が封入されています。 (Ki)

STEINWAY&SONS
STNS-30123(1CD)
NX-B07
ズイル・ベイリーによる名作協奏曲
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
 二重協奏曲 イ短調 Op.102*
ブロッホ(ロビン・オニール編):『ユダヤ人の生活から』〜「祈り」
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
ズイル・ベイリー(Vc)
フィリップ・クイント(Vn)
ロビン・オニール(指)フィルハーモニアO
グラント・ルウェリン(指) ノースカロライナSO *

録音:2018年11月27日ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
2016年4月15-16日メイモンディ・コンサートホール、ノースカロライナ(ライヴ)*
1972年生まれのアメリカのチェリスト、ズイル・ベイリー。2016年にナクソス・レーベルからリリースされたド アティの作品集(8.559798)にソリストとして参加し、第59回グラミー賞にて見事Best Classical Instrumental Soloを受賞したことも記憶に新しいところ。 今回のアルバムでは、2009年から開催されているウィンブルドン音楽祭の第10回を記念して演奏され たシューマンのチェロ協奏曲を、ブロッホとブルッフの2曲と共にヘンリー・ウッド・ホールにて改めてセッション 録音して収録しています。さらに、2016年にヴァイオリニスト フィリップ・クイントとの共演で行われたブラー ムスの二重協奏曲の熱いライヴも追加し、たいへん聴き応えのあるアルバムとなりました。

CEDILLE
CDR-90000183(1CD)
NX-B04
サーリアホ(1952-):作品集
トーカル
クラウド・トリオ
Light and Matter…世界初録音
アウレ…ヴァイオリンとチェロ版世界初録音
ヴァイオリン協奏曲「聖杯の劇場」
ジェニファー・コー(Vn)
コナー・グレイ・コヴィントン(指)カーティス20/21アンサンブル
ニコラス・ホッジス(P)
アンッシ・カルットネン(Vc)
ホアン・シンヤン(Va)
ウィルヘルミナ・スミス(Vc)

録音:2017年11月25-26日、2016年12月11日、2016年10月31日
世界中で高く評価されるアメリカ出身のヴァイオリニスト、ジェニファー・コー。今作では彼女と深いつながりのあるフィン ランドの女性作曲家カイヤ・サーリアホの作品の中からお気に入りの曲を演奏しています。ヴァイオリン協奏曲「聖杯の 劇場」は幾たびとなく演奏しているというコーにとって大切な曲。豊かな弦の響きの中に立ち現れる仄かな旋律は、こ れまでのサーリアホの作品とは一線を画した表現的な作風が感じられます。ヴァイオリンとチェロのための「アウレ」は サーリアホの家の窓の外にある公園の風景を描いた作品。コーとチェリスト、カルットゥネンのために書かれています。 他、スペイン語で「触れる」を意味する「トーカル」など、どの曲も遊び心と音への繊細な感覚が溢れる魅力的な作品 が収録されています。
CEDILLE
CDR-90000188(1CD)
NX-B04
20世紀のチェンバロ協奏曲集
ウォルター・リー(1905-1942):チェンバロ・コンチェルティーノ
ネッド・ローレム(1923-):コンチェルティーノ・ダ・カメラ
ヴィクトル・カラビス(1923-):チェンバロ協奏曲 Op.42
マイケル・ナイマン(1944-):チェンバロ協奏曲
ジョリー・ヴィニクール(Cemb)
スコット・スペック(指)
シカゴ・フィルハーモニック

録音:2016年11月3日、2018年3月5日、2018年5月8日
ワンダ・ランドフスカやヴァイオレット・ゴードン=ウッドハウスといった熱心な復刻者のおかげで、一度はすたれてしまった 「チェンバロ」の人気が再燃したのが20世紀の始めのことでした。ランドフスカの依頼で、プーランクとファリャが“新しい” 楽器のために協奏曲を作曲しましたが、ファリャ自身は、どんなに頑丈に誂えた楽器でも(この頃のチェンバロはピアノ を模倣し重い金属のフレームが使われていました)オーケストラの音には勝てないと考え、結局は室内楽とチェンバロ のための協奏曲を完成、しかし曲調がモダン過ぎたのか、ランドフスカは初演以降はこの作品を演奏しませんでした。 とはいえ、チェンバロの響きは多くの作曲家の心を捉え、いくつかの新しい協奏作品が生まれました。このアルバムでは ランドフスカの伝統を受け継ぐヴィニクールが素晴らしい演奏を披露しています。
CEDILLE
CDR-90000187(1CD)
NX-B04
Winged Creatures
マイケル・アーベルス(1962-):Winged Creatures 翼のある生き物…世界初録音
ダンツィ(1763-1826):協奏交響曲 変ロ長調 Op.41
サン=サーンス:タランテッラ Op.6
ジョエル・パケット(1977-):二重協奏曲…世界初録音
ダマーレ・マクギル(Fl)
アンソニー・マクギル(Cl)
アレン・ティンカム(指) 
シカゴ・ユース・シンフォニー・オーケストラ

録音:2018年6月16-17日
ニューヨーク・POの首席クラリネット奏者アンソニー・マクギルと、彼の弟でシアトルSOの 首席フルート奏者ダマーレ・マクギルをフィーチャーしたアルバム。アルバム・タイトルの「Winged Creatures 翼のあ る生き物」はこのプロジェクトのための委嘱作品で、もちろん世界初録音。同じく世界初録音のジョエル・パケットの 「二重協奏曲」も兄弟たちの委嘱作品です。どの曲も2台の楽器の親密なアンサンブルが存分に楽しめますが、なか でも、サン=サーンスの「タランテッラ」は、彼らが18歳と14歳の時にピアノ伴奏版で演奏したという思い出の曲。長年 演奏してきたという自信が溢れる熱演となっています。彼らが若いころに在籍したシカゴ・ユース・シンフォニー・オーケス トラとの共演です。

KAIROS
0015046KAI(1CD)
オットー・M・ツィカン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲
チェロとオーケストラのための3つの舞曲「ベートーヴェンのチェロ」*
ハインリヒ・シフ(Vc)、
レイフ・セーゲルスタム(指)ORFウィーンRSO
ズービン・メータ(指)VPO*

録音:1982年6月7日、2005年12月10日、ムジークフェライン・ザール(ウィーン、オーストリア)
ウィーン少年合唱団のメンバーとして活動し、ピアニストとしては1960年台にシェーンベルク:のピアノ作品全集を完成させたことでも知られるオーストリア、ウィーンの音楽家、オットー・M・ツィカン(1935−2006)のチェロ協奏曲集は、同じくオーストリアを代表する名匠であり、惜しくも2016年に急逝したハインリヒ・シフによる世界初演の演奏を収録!
カール・シシュケに作曲を学び、コンポーザー=ピアニストとして活躍したツィカン。ハインリヒ・シフによって初演された2つのチェロ協奏曲は、管弦楽、協奏曲、歌劇、器楽のための様々な音楽を遺したツィカンのキャリアの中で最も重要な作品として数えられています。
何と言ってもこのツィカンのチェロ協奏曲集で注目すべきはソリストがハインリヒ・シフであること。ツィカンの2つのチェロ協奏曲は、ハインリヒ・シフのヴィルトゥオージティへの熱狂的なオマージュであり、同時にこのオーストリアの名チェリストの音楽性の側面、現代音楽に対する彼の熱意を示した重要な記録です!
共演もメータ&ウィーン・フィル、セーゲルスタム&ORFウィーン放送響と豪華!ツィカン、そしてハインリヒ・シフの大いなる遺産と言えるでしょう。

露OLYMPIA
MKM-305(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 *
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61+
 ロマンス 第1番ト長調 Op.40+
レオニード・コーガン(Vn)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO*
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)モスクワRSO+

録音:1960年4月24(29?)日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル*、1970年12月27日、ライヴ+
露OLYMPIA
MKM-306(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 *
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番*
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 BWV 1041+
レオニード・コーガン(Vn)
ベルリンRSO*
ロリン・マゼール(指)*
モスクワPO+
キリル・コンドラシン(指)+

録音:1974年11月13-15日、グルーネヴァルト教会、西ベルリン、西ドイツ*
1962年11月3日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト+
原盤:Ariola-Eurodisc*
露OLYMPIA
MKM-310(1CD)
リスト:ピアノ協奏曲 第1番変ホ長調 S.124*
ピアノ協奏曲 第2番イ長調 S.125*
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178+
ポロネーズ ホ長調 S.223-2#
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
キリル・コンドラシン(指)LSO*

録音:1961年6月19-21日、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール、ロンドン、イギリス*
1966年11月12日、ラ・グラン・グアルディア劇場、リヴィルノ、イタリア+
1956年6月10日、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ モノラル#
同音源:Philips / Decca(*/+)
露OLYMPIA
MKM-311(1CD)
バルトーク:ピアノ協奏曲 第2番ト長調 Sz.95*
ベルク:室内協奏曲+
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
パリO*
ロリン・マゼール(指)*
オレグ・カガン(Vn)+
モスクワ音楽院アンサンブル+
ユーリー・ニコライエフスキー(指)+

録音:1969年11月、サル・ワグラム、パリ、フランス*
1977年11月12-13日、ライヴ、アテネ座、パリ、フランス+
同音源:EMI*

Ars Produktion
ARS-385521(1CD)
2つのヴァイオリンの為の協奏作品集
バッハ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 BWV 1043
ペルト(1935-):タブラ・ラサ
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 イ短調 Op.3-8 RV 552
シュニトケ:合奏協奏曲 第3番
ナターシャ・コルサコヴァ、マンリーコ・パドヴァーニ(Vn)
テプリツェ・北ボヘミアPO
チャールズ・オリヴィエリ=マンロー(指)

録音:2016年6月20-22日、文化館、テプリツェ、チェコ

H.M.F
HMSA-0039(2SACD)
シングルレイヤー
日本限定発売
日本語帯・解説付
税込定価
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
[CD1]
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K207  
ロンド 変ロ長調K269(261a) 
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K211  
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216 a 
[CD2]
ロンド ハ長調 K373 
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218 
アダージョ ホ長調 K261 
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219
【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】
イザベル・ファウスト(Vn/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(ガット弦使用))
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2015年3月21-23日、2016年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集のSACDシングルレイヤー盤。角田郁雄氏の技術監修、日本限定発売、限定生産です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1610(1CDR)
ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォン Vol.3
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォン(Vn)
ジェマル・ラシッド(指)
イスタンブール放送O*
フランツ・アンドレ(指)アルジェ放送O

録音:1958年12月*、1960年3月22日(共に放送用録音)
Forgotten Records
fr-1615(1CDR)
ゴンサロ・ソリアーノ&ジェルジ・シャーンドル
シューマン
:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 *
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番#
ゴンサロ・ソリアーノ(P)*
ジェルジ・シャーンドル(P)#
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO

録音:1954年2月21日*、1945年8月12日#(共にカーネギー・ホール/放送用録音)
Forgotten Records
fr-1618(1CDR)
ジャン・カサドシュ〜バッハ&サン=サーンス
バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052 *
 ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056 #
 トッカータとフーガ ハ短調 BWV.911
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番+
ジャン・カサドシュ(P)
アンドレ・ヴァンデルノート(指)パリ音楽院O
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO+

録音:1956年4月10日-12月12日*、1956年10月19日-20日&22日#、1956年
※音源: Columbia FCX 548ほか

Seattle Symphony Media
SSM-1022(1CD)
NX-B03
マルク=アンドレ・ダルバヴィ(1961-):作品集
La source d’un regard(2008)
オーボエ協奏曲(2009)*
フルート協奏曲(2006)**
チェロ協奏曲(2013)#
マリー・リンチ(Ob)
ダマーレ・マクギル(Fl)
ジェイ・キャンベル(Vc)
ルドヴィク・モルロー(指)シアトルSO

録音:S.マークテーパー財団講堂、ベナロヤ・ホール、シアトル
2018年9月27.28.29日ライヴ、2017年10月11.13日*、2019年4月18.20日**、2019年3月22日#
シアトルSOとルドヴィク・モルローが継続して取り組むフランス作曲家の作品集。今作ではフランスの中堅作 曲家マルク・アンドレ・ダルバヴィの作品を紹介しています。ピエール・ブーレーズが高く評価し、クリーヴランド管弦楽 団、パリOのレジデントコンポーザーを務めるなど広範囲に渡って活躍するダルバヴィ。彼の協奏曲は、初 演時にエマニュエル・パユや千々岩英一など錚々たる奏者たちがソリストを務めるなど、新作が発表される度に注 目を集めることでも知られています。このアルバムでは、前衛的な作風を用いながらも親しみ易さを備えたダルバヴィ の4つの作品を演奏。メシアンの生誕100年を祝して2008年に作曲された「La source d'un regard」、オー ボエ、フルート、チェロの各楽器が素晴らしい活躍を見せる3曲の協奏曲。それぞれ多彩な音響を生かした聴きどこ ろたっぷりの作品をモルローが共感を持って演奏しています。

CPO
CPO-555172(1CD)
NX-B10
シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO1
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
マキシミリアン・ホルヌング(Vc)
アンドルー・マンゼ(指)
北ドイツ放送PO

録音:2017年3月7-9日,11-14日ハノーヴァー放送 大ホール
ドイツの女性ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハース。ベルリン、ハンス・アイスラー音楽大学で学び、ハノーファー国際 コンクールで優勝、ドイツを中心にヨーロッパ各地のオーケストラと共演し、そのカリスマ性と知的な演奏が高く評価されて います。このアルバムでは、シューマンの晩年の名作であるヴァイオリン協奏曲と、室内楽でも度々共演を行うマキシミリ アン・ホルヌングとのブラームスの二重協奏曲を披露しています。 どちらの作品も、ヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムのために書かれていますが、シューマン作品はヨアヒムに演奏される ことはなく、譜面もしまい込まれてしまうなど現代では考えられないほどの扱いを受けました。しかし1937年に初演され てからは、数々の名演奏家たちがこの曲を取り上げ、多くの録音も発表されています。ブラームスの協奏曲も初演は失 敗しましたが、現在では作品の真価が見直され、やはり数多くの名演が生まれています。 今回、伴奏を務めるのはベテラン、アンドルー・マンゼ。もともと優れたヴァイオリニストであるマンゼらしく、独奏楽器の響 きを強調しながら、作品のポイントを心得た演奏を聴かせます。
CPO
CPO-555206(1CD)
NX-B10
ロドルフ・クロイツァー(1766-1831):ヴァイオリン協奏曲集 第2集
ヴァイオリン協奏曲 第6番ホ短調 KWV28
ヴァイオリン協奏曲 第7番イ長調 KWV34
ヴァイオリン協奏曲 第1番ト長調 KWV13
ロラン・アルブレヒト・ブロイニンガー(Vn)
ティーモ・ハンドシュ(指)
プフォルツハイム南西ドイツ室内O

録音:2014年7月10-12日
フランス生まれの作曲家ロドルフ・クロイツァー(クロゼールとも)。ドイツ人の父親から音楽を学び、アントン・シュ ターミッツに師事。ヴィルトゥオーゾとしての名声を欲しいままにしました。彼の名を一躍高めたのはベートーヴェン から「クロイツェル・ソナタ」の献呈を受けたことでしょう。それほどまでに彼の名前は広まっていました。19曲ある彼 のヴァイオリン協奏曲は、端正な3楽章形式で作曲されていますが、形式などに革新的な試みがなされ、流麗 な旋律を持つ美しい音楽です。
CPO
CPO-555273(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 第4集
ベン=ハイム(1897-1984):チェロ協奏曲(1962)
ブロッホ:チェロとオーケストラのための交響曲
コルンゴルト:1楽章の協奏曲 ニ長調
 歌劇「死の都」-ピエロの歌
ブロッホ:懺悔と即興-組曲「バール・シェム」より第1楽章&第2楽章
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ウーカシュ・ボロヴィッツ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2018年10月31日-11月2日
好評シリーズ「亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集」の第4集。これまでにカステルヌオーヴォ=テデス コ、ハンス・ガル、ゴルトシュミット、ライゼンシュタイン、ヴァイグルの協奏曲をリリースしているウォルフィッシュ。今作 ではコルンゴルトとベン=ハイム、ブロッホの協奏的作品を演奏しています。ベン=ハイムはドイツに生まれイスラエ ルに移住、名前もヘブライ風に改めたという作曲家。作品にはブロッホとの関連性が指摘されており、このアルバ ムでもブロッホの「バール・シェム」の一部が収録されています。コルンゴルトのチェロ協奏曲は、もともと映画「愛 憎の曲」のための音楽。登場人物が演奏する曲を協奏曲仕立てにした甘い音楽です。ベン=ハイムのチェロ協 奏曲はコルンゴルト作品のようなむせ返る官能性はあまり感じられず、民族音楽寄りの旋律と新古典派主義の 作風による聴き映えのする作品に仕上がっています。


ALPHA
ALPHA-555(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
マルティン・ヘルムヒェン (P)
アンドルー・マンゼ (指)
ベルリン・ドイツSO

録音:
2018年10月テルデックス・スタジオ・ベルリン 、2019年5月ベルリン・フィルハーモニー *
1982年、ベルリン生まれのヘルムヒェンが、生まれ故郷で録音したベートーヴェンの協奏曲。共演は、ヴァイ オリニストとして1990年代以降の古楽ブームを牽引した重要人物の一人で、近年は指揮者としてモダン・オーケストラも広く手掛けている英 国のマンゼ。オーケストラは地元のベルリン・ドイツSOとなっています。 母国ドイツの音楽をメイン・レパートリーに据えながらも重心は低過ぎず、端正な美しさを引き出す技能に長けたヘルムヒェンと、シャープで伸 びやかな表現が魅力であるマンゼとはぴったりとかみ合っており、作品の雄大さを存分に感じさせながらも決して重苦しくなく、瑞々しい魅力に あふれたベートーヴェンを聴かせてくれます。ロングトーンの切り方やアクセントなどにピリオド解釈の影響も感じられ、これも良いスパイスといえ るでしょう。
東武レコーディングズ
TBRCD-0072(3CD)
税込定価・特価
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
(1)ピアノ協奏曲第1 番ハ長調 op.15
(2)ピアノ協奏曲第2 番変ロ長調 op.19
(3)ピアノ協奏曲第3 番ハ短調 op.37
(4)ピアノ協奏曲第4 番ト長調 op.58
(5)ピアノ協奏曲第5 番変ホ長調 op.73『皇帝』
ルイス・デ・モウラ・カストロ(P)
エドゥアルド・チバス(指)ベネズエラSO

録音:(1)-(3)2005 年1 月27 日、(4)2005 年3 月16 日、(5)2005 年2 月3 日
全てホセ・フェニックス・リバス ホールにおける デジタル・ライヴ録音
ベートーヴェンのピアノ協奏曲は、作曲者自身がピアノの名手であったこともあり、5 曲全てが名曲中の名曲という珠玉の 作品集です。そして殊の外オーケストラが重要です。ほとんどの曲でオーケストラ提示部が延々と続くのも特徴。ピアノ独奏 のルイス・デ・モウラ・カストロはリオデジャネイロ生まれ(生年非公開)。
5 歳にしてピアノを学び、9 歳でリサイタル、17 歳でオーケストラと共演という神童ぶり。通ならば、ENSAYO レーベルに大量 に名盤を残していることをご存じのことでしょう。見かけは南米のオジサンという感じですが、ブラジルを代表するピアニスト・ ピアノ教授です。伝説的な名ピアニスト、リリー・クラウスの招きでテキサス・クリスチャン大学に招かれて以降は、25 年以上、 アメリカを拠点に活動し、ハートフォード大学音楽学部、ホアン・ペドロ・カレーロ音楽院(バルセロナ)ほか、フライブルク、ス イス、ブラジルの音楽院でも後進の指導にあたっています。日本でも 2011 年にマスタークラスを行いました。輝かしくも渋く 光る様なカストロの音色を聴いて、最初に思い浮かべるのはクラウディオ・アラウです。骨太の造形、純ドイツ的な表情も似 ており、古武士の風格。チバスは両翼配置のオーケストラを気持ち早めのテンポで煽って、19 世紀スタイルのベートーヴェ ンをガッチリと音化していきます。協奏曲第4 番が既出の『運命』と同日の演奏。『皇帝』が既出の交響曲第7 番と同日の演 奏です。音質も大変良好。必携のセットです。

Avie
AV-2404(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
ベンジャミン・ホックマン(P&指)
イギリス室内O

録音:2019年4月1日−2日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
エルサレム出身で、現在はニューヨークを中心に国際的に活躍しているイスラエル系アメリカ人ピアニスト、ベンジャミン・ホックマン。2006年にメトロポリタン美術館でニューヨーク・リサイタル・デビューを果たし、ニューヨーク・フィルやアメリカSOと共演を重ね、2011年には有望な若手演奏家に贈られる、栄誉あるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞。イスラエル・フィルとの共演でカーネギー・ホール・デビューも成功させ、特にニューヨーク・タイムズからその明快でエキサイティングなパフォーマンスが評価されています。(前作の「ヴァリエーションズ(AV 2327)」はニューヨーク・タイムズの2015年ベスト・クラシカル・レコーディングに選出。)
近年は指揮活動でも頭角を現しているホックマンは、ルイ・ラングレーのアシスタントに任命され、2016年のモーストリー・モーツァルト音楽祭のゲスト・コンダクターを務めました。ニューヨークのトップ・オケと室内楽の奏者によって構成されるルーズベルト島SO(ルーズベルト・アイランド・シンフォニー)の創設者兼音楽監督も務めるホックマンの指揮者&協奏曲ソリストとしてのデビュー・アルバムは、世界最高峰のモーツァルティアン・オーケストラであるイギリス室内Oとの麗しきモーツァルトです。

S.D.G
SDG-732(1CD)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 BWV1053(カティ・デブレツェニ復元版、世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052(ウィルフリード・フィッシャー、カティ・デブレツェニ復元版)
カティ・デブレツェニ(Vn)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

録音:2018年12月7-11日/ハムステッド、セント・ジュード教会
ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、注目の最新録音が登場。2000年から同オケで演奏しているヴァイオリニスト、カティ・デブレツェ ニをソロに立てたバッハの協奏曲集です。彼女は2008年よりエイジ・オブ・インライトゥメントOのリーダーも務めており、他にも方々で活躍す る名手。チェンバロ協奏曲からの復元版は自身で手掛けたバージョンで、音楽の魅力と楽器の表現力を余すことなく伝えています。
デブレツェニの独奏はまろやかな美音を基調とした流麗なものですが、フレーズによってはノンレガートで突き刺すように弾き込んだり、強拍に猛烈なア クセントを付けたりと豊かなイマジネーションに基づく振り幅の大きな演奏を展開しています。人数を抑えたオーケストラも通奏低音のチェンバロに至るま で自由度高く会話に参加し、かつ合わせるときはビタッと合わせた、緊張と弛緩の連続が見事な演奏で興奮をあおります。BWV1042第1楽章のダ・カー ポ前やBWV1052ラストのクライマックスなどかなり壮絶な演奏。しっかりと手綱を締め、音楽の核心を見失わず確実にコントロールするガーディナー の指揮も流石です。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-90(1CD)
ハワード・スケンプトン(1947-):作品集
(1)Man and Bat(2017)
(2)ピアノ協奏曲(2015)/ピアノと弦楽四重奏版(2018)
(3)The Moon is Flashing(2007)/テノールと室内アンサンブル版(2018)
(4)Eternity’s Sunrise(2003)
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
ティム・ホートン(P)
ジェームス・ギルクライスト(T)
アンサンブル360

全曲世界初録音
ハワード・スケンプトンは1947年チェスター生まれ。イギリスの前衛作曲家コーネリアス・カーデューに師事し、作曲家・アコーディオン奏者として 活動しています。シンプルなメロディを息長く歌っていく作風で、薄く繊細な響きを基調とした音楽です。

SWR music
SWR-19084CD(3CD)
NX-C05
クラウディオ・アラウ〜ピアノ協奏曲を弾く

(1)ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番

(2)ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番

(3)シューマン:ピアノ協奏曲

(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番

(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番
全て、クラウディオ・アラウ(P)

(1)エリアフ・インバル(指)シュトゥットガルトRSO
録音:1972年3月23日 ライヴ シュトゥットガルト、リーダーハレ

(2)エルネスト・ブール(指)バーデン=バーデン南西ドイツ放送O
録音:1969年4月2日
バーデン=バーデン ハンス=ロスバウト・スタジオ

(3)エルネスト・ブール(指)バーデン=バーデン南西ドイツ放送O
録音:1972年3月28日
バーデン=バーデン ハンス=ロスバウト・スタジオ

(4)(5)ガリー・ベルティーニ(指)シュトゥットガルトRSO
録音:1980年7月9日 ライヴ
シュトゥットガルト、リーダーハレ
20世紀を代表するピアニストの一人、クラウディオ・アラウ(1903-1991)。この3枚組には、全て初出録音となるア ラウのお気に入りのピアノ協奏曲が収録されています。中でもブラームスの2曲は、彼が生涯大切にしていた作品であ り、しばしば演奏し聴衆を感動に導いていました。このアルバムに収録されている第1番はアラウ69歳の演奏。パワフル なオープニングで聴かれる鋭いトリルからは鋼のような精神性を感じさせ、夢のようなアダージョを経て最終楽章のロンド でも強靭なタッチで、若き日のインバルともに激しい音楽を描き出しています。 第2番は、アラウ66歳の演奏。柔らかい音の中にも緊張感を孕んだ冒頭から、彼は丹念に音を積み上げブールと共に 巨大な建造物を創り上げていきます。同じくブールの伴奏によるシューマンも、冒頭から最終楽章へと連なる熱気が伝 わります。ベルティーニとの共演で聴くベートーヴェンは、まさにアラウの真骨頂。スコアのすみずみまで読み込んだ精緻な 演奏が繰り広げられています。

FUGA LIBERA
FUG-752(1CD)
同時代のクラリネット協奏曲
リンドベルイ:クラリネット協奏曲(2001-2002)
ハルトマン:クラリネット、弦楽四重奏と弦楽合奏のための室内協奏曲(1930-1935)
ファルジョ:ファンタズム -マナの輪(2014-2018)
ジャン=リュク・ヴォタノ(Cl)
ダネルSQ
アルノー・トレット(Va)
アントワーヌ・ピエルロ(Vc)
クリスティアン・アルミンク(指)
リエージュ王立PO

録音:2018年6月25-30日、リエージェ・フィルハーモック・ザール
2002年のリエージュ王立フィル首席奏者就任以来、ソリストとしても数枚のCDをリリースしているヴォタノ。ここでは20世紀に作曲された現 代のクラシックともいえるハルトマンに、21世紀に作曲された新しいクラリネット協奏曲を収録しています。ファルジョのタイトルにあるマナは、ポリ ネシア諸島に伝わる神秘的な力を表す概念。

BIS
BISSA-2274(2SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ;(1)(2)(4)アントン・ヴァルター(1805年製作)のレプリカ。ポール・マクナルティ(2012年製作)、
(3)(5)コンラート・グラーフ(1819年製作)のレプリカ。ポール・マクナルティ(2007年製作))
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)、ケルン・アカデミー

ン録音:(1)(4)2017年7月、(2)(3)(5)2018年7月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
ブラウティハムは2003年から2015年にかけてベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音を完成させ快活明瞭なアプローチによる演奏で高い評価を得ました。
共演は信頼関係も厚いミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ率いるケルン・アカデミーです。当団とはモーツァルト、メンデルスゾーンの録音でも丁々 発止の演奏を聴かせ注目されております。
使用楽器は作曲された時代のレプリカで、ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・ 録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリ カを演奏していると、演奏解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を 使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲でもブラウティハムとケルン・アカデミーの推進力にあふれた瑞々しい演奏を披露。ここにフォルテピアノ演奏による決定 盤が登場しました!

DOREMI
DHR-8083(3CD)
メナヘム・プレスラー 第3集
モーツァルト
(1)ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
(2)ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
(3)ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
(4)ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
(5)ピアノ・ソナタ イ長調 K.331
(6)ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.570
(7)ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576
ベートーヴェン
(8)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
(9)ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO.6
メナヘム・プレスラー(P)
エトガー・ザイペンブッシュ((1)(2)指)
ヴィルフリード・ベッチャー((3)(4)指)
ウィーン室内O((1)~(4))
モーシェ・アツモン((8)(9)指)
ウィーン国立歌劇場O((8)(9))

録音:1966-68年頃
1923年生まれでソリストとして、またボザール・トリオのメンバーとして活躍、90歳を超えてなお演奏活動を続けるプレスラー40代の録音が3枚組で登場。モーツァルトとベートーヴェンの協奏曲が聴けるのが嬉しいです。第1集はDHR-7889、第2集はDHR-7989として発売中。 (Ki)

Altus
PALT-006(1CD)
リヒテル&ムラヴィンスキー
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:(1)1951年5月24日(ライヴ)、(2)1959年7月24日
ムラヴィンスキーとリヒテル、ロシアの大巨匠ふたりの共演による重量級の協奏曲集。ブラームス第一楽章、提示部でオーケストラが怒涛の盛り上がりを見せ たのち、それを凌駕するパワーで入り込んでくるリヒテルのピアノ!爆発的な強烈さで交わされる、魂のぶつかり合いとも言うべき破格の協奏。ライヴの瑕もなん のその、そら恐ろしいまでの凄みに支配されています。チャイコフスキーはスタジオ録音とされており年代的にもブラームスと比べて音質が良く、演奏精度の高さ もさることながら、こちらもみなぎるような力強さで有無を云わさぬド迫力。オーケストラとピアノがそれぞれ実に堂々たる巨大な存在となり、互いをどこまでも 鼓舞し合います。細やかなフレーズを的確にこなしながらも凄まじい推進力と爆発力でグイグイと音楽を引っ張っていき、涙の出るような圧倒的クライマックスま で一気呵成に突き進んでいく超名演です!

Goodies
78CDR-3773(1CDR)
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 ゲオルク・クーレンカンプ(Vn)
エンリコ・マイナルディ(Vc)
カール・シューリヒト(指)
スイス・ロマンドO

英 DECCA AK2025/8
1947年7月8日スイス、ジュネーヴ放送局録音
ヴァイオリンのゲオルク・クーレンカンプ(1898-1948)はドイツのブレーメン生 まれ、第2次世界大戦中ソリストとして活躍する傍らベルリン高等音楽院を1943 年までつとめた。1944年スイスのルツェルン音楽院教授となり、ピアノのエト ヴィン・フィッシャー(1886-1960)、チェロのエンリコ・マイナルディ(1897- 1976)とのトリオでも活躍した。マイナルディはイタリア生まれ、ミラノ音楽院 でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。後にベルリン高 等音楽院でフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後を継いでチェ ロ科の教授になった。カール・シューリヒト(1880-1967)はドイツの指揮者。 1912年から1944年までヴィスバーデン歌劇場の音楽監督をつとめた。このシリ ーズでスイス・ロマンドOを指揮した1947年録音のベートーヴェン:交響 曲第2番(78CDR-3115)が出ています。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3775(1CDR)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54 クラウディオ・アラウ(P)
カール・クリューガー(指)
デトロイトSO

英 HMV DB6376/9 (米 VICTOR 12280/3 と同一録音)
1944年12月4日デトロイト録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ出身のピアニスト。1911年チリ政 府の援助でドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で大作曲家でピアノの 大家フランツ・リストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ (1853-1911)に師事した。1914年ベルリン・デビュー。1925年母校シュテルン音 楽院の教授に就任した。1935年からベルリンでバッハとモーツァルトのクラヴィ ーア曲全曲演奏会を開いた。1941年にカーネギー・ホールにデビュー。本拠を アメリカに移し、RCAにレコード録音を始めた。これはその一枚。その後 米COLUMBIA(1946-1950)、英EMI(1950年代)、オランダPHILIPS(1960年代-1980年 代)に数多くの録音を残した。指揮者のカール・クリューガー(1894-1979)はニ ューヨーク生まれ。法律と哲学を学ぶためにウィーンとハイデルベルク大学に留 学したがその後指揮者の道を志し、アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)と知り 合い、ニキシュの推薦でウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハーモニーの 指揮者フランツ・シャルク(1863-1931)のアシスタンタントとなり経験を積んだ。 帰米後はシアトルSO、デトロイトSOなどを指揮した。 (グッディーズ)

TOCCATA
TOCC-0526(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):管弦楽作品集 第2集
ピアノ協奏曲 ニ短調 Op.28(1946)
3つの田園風景のスケッチ Op.10(1937)
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.60(1955)
アルタ・アルニカーネ(P)
カミラ・ビドロヴスカ(Vn)
ジョン・ギボンズ(指)
リエパーヤSO

録音:2019年1月21-25日
イギリスの現代作曲家ウィリアム・ワーズワース。自然賛美の詩で知られる“同名の偉大な詩人”を血縁関係に持つ彼の作品は抒情的で、ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスからの伝統を大切にした壮大さも持ち合わせています。第2集と なる管弦楽作品集では、長い間忘れられていた2つの協奏曲を収録。単一楽章で書かれた「ピアノ協奏曲」、古典的 な3楽章形式の「ヴァイオリン協奏曲」、どちらも起伏に富んだ劇的な作品です。一方「3つの田園風景のスケッチ」は色 彩豊かなオーケストラの響きを存分に活かした美しい曲。ワーズワースの卓越した管弦楽法が味わえます。

Forgotten Records
fr-1604(1CDR)
ショパン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21 #
べラ・ダヴィドヴィチ(P)
アルヴィド・ヤンソンス(指)ソヴィエトRSO*
キリル・コンドラシン(指)モスクワRSO#

録音:1960年(ステレオ)* 、1953年(モノラル)#
※音源: Melodiya 33 C 0107-08 *、D 1087-88 #

Gramola
GRAM-99130(1CD)
ピアノ協奏曲集

(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番

(2)リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op.30

(3)リスト:ピアノ協奏曲 第1番*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
使用楽器:スタインウェイ、ベーゼンドルファー・インペリアル*

(1)エイドリアン・ボールト(指)ロンドン・プロムナード・オーケストラ
録音:1956年 ロンドン
(2)アルトゥール・ロジンスキ(指)ロンドン・プロムナード・オーケストラ
録音:1955年 ロンドン
(3)ハンス・スワロフスキー(指)スコティッシュ・ナショナルO
録音:1959年 グラスゴー
ウィーン音楽院に学び、1947年「オーストリア音楽コンクール」に優勝。以降著名な指揮者と共演し、 日本にも度々来日し人気を博すバドゥラ=スコダ。このアルバムはどれも1950年代の録音で、若きバドゥラ=スコダ はどの曲も伸び伸びと演奏。溢れ出る才能を見せつけています。ウィーンゆかりの作品を得意とするバドゥラ=スコダで すが、チャイコフスキーやあまり演奏されることのないリムスキー=コルサコフなどのロシア作品でも、素晴らしい解釈を 見せています。
Gramola
GRAM-99067(1CD)
モーツァルト:Mozart on the Beach
ピアノ協奏曲 第21番ハ長調 K467
ピアノ協奏曲 第9番「ジュノーム」K271
アダージョ ハ長調 K356
パウル・バドゥラ=スコダ(P・・・スタインウェイ)
ヴォルフガンク・デルナー(指)カンヌSO

録音:2015年2月24-25日
2015年、カンヌで収録されたモーツァルトの2曲の協奏曲。どちらもバドゥラ=スコダが得意とするレパートリーであり、 熟達の演奏を披露しています。とりわけ第21番の第2楽章の美しさは特筆すべきもの。オーケストラの力強い響き が、流麗なバドゥラ=スコダの演奏を存分に引き立てています。アルバムの最後には彼自身の編曲による「グラスハー モニカのためのアダージョ K356」が添えられており、こちらも注目の演奏を楽しめます。

Guild
GMCD-7817(1CD)
モーツァルト:交響曲第40番、ピアノ協奏曲第21番
「フィガロの結婚」序曲
ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ) K.165**
交響曲第40番ト短調 K.550
ジョン・レネハン(P)*、
グレース・デイヴィッドソン(S)**、
リマ・スシャンスカヤ(指)、
ロンドン・ナショナルSO

録音:2018年12月11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
多くの知られざる作品、意欲的なレパートリーを録音してきた老舗Guildレーベルから、意外とも思えるモーツァルトの新録音が登場!
今日のクラシックシーンでもっとも多才なピアニストの一人、ジョン・レネハンが弾くのは、映画『みじかくも美しく燃え』から「エルヴィラ・マディガン」の愛称を持つ「ピアノ協奏曲第21番」。英国を代表する古楽系ソプラノ、グレース・デイヴィッドソンは「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」のタイトルでも親しまれるモテット「エクスルターテ・ユビラーテ」を歌います。そして、オイストラフの最後の弟子であったワールドクラスのヴァイオリニストから指揮者へと転向し活躍しているリマ・スシャンスカヤが、多くのクラシック、TV、映画、ブロードウェイの音楽を手掛けてきたロンドンのナショナルSOを振り、「フィガロの結婚序曲」、「交響楽第40番」を演奏。いずれも、時代を超えて世界中で愛され続けてきたモーツァルトの超名曲たちが1つのアルバムに凝縮されています。

Glossa
GCD-921127(1CD)
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲イ短調(Wq 170, 1750)
チェロ協奏曲変ロ長調(Wq 171, 1751)
チェロ協奏曲イ長調(Wq 172, 1753)
ロエル・ディールティエンス(Vc)、
18世紀オーケストラ

録音:2019年3月、カイゼル運河教会(アムステルダム、オランダ)
ポスト=ブリュッヘン時代」へと突入したピリオド・オーケストラのパイオニア、18世紀オーケストラの音楽創造の旅路。
第4作目のレコーディングは、ベルギーの名チェリスト、ロエル・ディールティエンスを迎えたC.P.E.バッハのチェロ協奏曲集が登場。ロエル・ディールティエンスは、ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、デ・レーウ、ポンスたちからの信頼も厚く、自身が創設した"アンサンブル・エクスプロラシオン"との多数の録音でも知られる、モダンとバロックの両方のチェロの権威です。
バッハの息子たちのなかでもっとも成功した音楽家である次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、バロックと古典派の過渡期を歩んだ作曲家で、鍵盤楽器ソナタによってモーツァルトやベートーヴェンにも大きな影響を与えました。18世紀には「チェロ協奏曲」はまだ新しいジャンルであり、C.P.E.バッハのこれらのチェロ協奏曲(1750年〜1753年)は、ボッケリーニやハイドンがチェロ協奏曲を書くよりも前に生み出された作品。ブリュッヘンが築いた18世紀オーケストラのサウンドとディールティエンスの雄弁なチェロによって、魅力的で多彩な物語が紡がれています。
レコーディング・セッションにも訪れて解説のエッセイを寄稿しているのは、ブリュッヘンの長年の友人でもあったというオランダの人気小説家アンナ・エンクヴィスト(Anna Enquist)です。

Chandos
CHAN-20118(1CD)
ハイドン:オルガン協奏曲集
協奏曲第1番ハ長調 Hob.XVIII:1(オルガンとオーボエを伴う弦楽オーケストラのための)
協奏曲第6番ヘ長調 Hob.XVIII:6(ヴァイオリン、オルガンと弦楽オーケストラのための)*
協奏曲第2番ニ長調 Hob.XVIII:2(オルガンと弦楽オーケストラのための)
イアン・クイン(Org)、
ソフィー・ジェント(Vn)*、
ジョナサン・コーエン(指)
アルカンジェロ

録音:2019年3月19日−22日、セント・メリー教区教会(サウス・ウッドフォード、ロンドン)
イアン・クインは、アメリカ、ニュー・メキシコ州のセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督を務め、英米の多くの大学や教会で音楽を教えているウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家。Chandosでは、「ロシア」、「アメリカ」、「北欧」など様々なテーマに沿ったユニークなオルガン作品集をリリースしてきました。久しぶりとなる新録音は、ハイドンのオルガン協奏曲集。
伴奏は、イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」が務めます。ヴァイオリンとオルガンのための二重協奏曲である第6番では、アルカンジェロの他、ラ・プティット・バンド、レトロスペクト・トリオ、イル・ガルデリーノ、水戸芸術館専属SQ「ミト・デラルコ」など多くのピリオド・アンサンブルで活躍してきた名手ソフィー・ジェントが共演します。

Caro Mitis
CM-0062005(1SACD)
デリケートなシュトラウス〜R・シュトラウス:オーボエのための作品集
わが子に Op.37-3(オーボエ&オーケストラ版/ミハイル・ウトキン編)
ロマンツェ ヘ長調(オーボエ・ダモーレ&オーケストラ版)
オーボエ協奏曲
歌劇「カプリッチョ」Op.85より 前奏曲
明日の朝 Op.27-4(オーボエ&オーケストラ版/ミハイル・ウトキン編)
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2005年11月12日−15日、RTRスタジオ5(モスクワ)
オリジナル作品はもちろんのこと、アレンジを駆使し幅を広げるなど膨大なレパートリーを誇るロシアの奇才オーボイスト、アレクサンドル・ウトキンの代名詞の1つでもあるR・シュトラウス作品集。
晩年の傑作であるオリジナルの「オーボエ協奏曲」をメインに据え、オーボエ、オーボエ・ダモーレのためのアレンジを組み合わせたプログラムには、さすがウトキンと唸らされること請け合いです。若き日の作品であるクラリネットとオーケストラのために書かれた「ロマンツェ」のオーボエ・ダモーレでの演奏は、オリジナルがこちらではないかと思わせてくれる完成度です。
Caro Mitis
CM-0052003(1SACD)
ボルトニャンスキー:ロシアン・アルバム
2つのオーボエ,2つのホルンとファゴットのための行進曲 ハ長調
ピアノ,ハープ,2本のヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバ,ファゴットとチェロのための協奏交響曲変ロ長調
チェンバロ・ソナタ第3番へ長調
チェンバロ・ソナタ第1番変ロ長調
チェンバロ・ソナタ第2番ハ長調
ピアノ,ハープ,ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのための五重奏曲ハ長調
チェンバロ協奏曲より 第1楽章(Allegro)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(ピリオド楽器)

録音:2003年10月15日−23日、RTRスタジオ5(モスクワ)
師であるガルッピを追う形でイタリアへと渡り、同地でオペラ作曲家として大成した古典派時代のロシアを代表する作曲家の1人、ドミトリー・ボルトニャンスキー(1751−1825)。
ここでロシアの才気あふれるピリオド・オーケストラが取り上げているのは、イタリアからロシアへと帰国した後に作曲されたボルトニャンスキーの「ロシア」での作品群で世界初録音。合唱協奏曲(合唱聖歌コンチェルト)の作曲家として知られるボルトニャンスキーの足跡をたどる興味深いプログラムです。
Caro Mitis
CM-0022006(1SACD)
ヨハン・クリスティアン・バッハ:作品集
協奏交響曲ト長調(C.45;T.286/4)
五重奏曲ト長調 Op.2(B.66;T.310/9)
六重奏曲 Op.3(B.78;T.302/1)
交響曲(シンフォニア) ト短調 Op.6-6(C.16a;T.276/3)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ(古楽器使用)

録音:2006年−2007年
大バッハの末子とモスクワの精鋭ピリオド・オーケストラがコネクト!ロシアにおける古典派音楽の発掘を進めてきたプラトゥム・インテグルムが、ドイツ古典派、バッハ一族の天才の作品を取り上げた注目盤。
オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが活躍する「協奏交響曲」や、「交響曲(シンフォニア)」などJ.C.バッハの様々なスタイルの音楽を、プラトゥム・インテグルムの艶やかなサウンドで愉しませてくれます。「協奏交響曲」を除き世界初録音。
Caro Mitis
CM-0032003(1SACD)
バッハ:オーボエ作品集 Vol.2
管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066
オーボエとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV.1030b
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
イタリア協奏曲 BWV.971
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2003年9月22日−28日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ここでの「オーボエのための編曲作品」に選ばれたのは、「2本のヴァイオリンと弦楽、通奏低音のための協奏曲 BWV.1043」!
「オーボエとヴァイオリン版」の「BWV.1043」では、ウトキンのオーボエと手兵エルミタージュOの第1ヴァイオリン、ピョートル・ニキフォロフが、艶やかな音色で素晴らしいアンサンブルを披露。
ボーナストラックの「イタリア協奏曲(同オーケストラのチェンバリスト、アンナ・カルペンコの演奏です)」も含め、聴きごたえ十分のバッハ・アルバムです。
Caro Mitis
CM-0032004(1SACD)
オーボエシュピッツェ〜モーツァルト:オーボエのための作品集Vol.1
オーボエ、ヴァイオリン、2本のヴィオラとチェロのための五重奏曲ト短調 K.516
オーボエとオーケストラのためのアンダンテ変ロ長調 K.315
オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2004年2月、RTRスタジオ5(モスクワ)
ウトキンのモーツァルト・アルバム第1集、使用楽器はフランスの老舗メーカー、F・ロレー社のオーボエ!
モーツァルトでも様々な仕掛けを用意したウトキン。自らの編曲による「五重奏曲 K.516」と「アンダンテ K.315」はともに世界初録音。
「オーボエ協奏曲」も含め、ウトキンのロシアン・オーボエ・サウンドが光ります。
Caro Mitis
CM-0042006(1SACD)
もしハイドンがオーボエのために書いたならばVol.1
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調 Hob.I:105
ディヴェルティメント イ長調 Hob.XV:35
オーボエ協奏曲ハ長調 Hob.VIIg:C1
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2006年4月、RTRスタジオ5(モスクワ)
古典派の大巨匠ハイドンが他の楽器(弦楽器など)のために書いた作品を、もし「オーボエ」のために書いていたら・・・?という奇才アレクセイ・ウトキンならではの好企画の第1弾。
オリジナルの「協奏交響曲」と「オーボエ協奏曲(作曲者不詳?)」に挟むのは、「鍵盤楽器、ヴァイオリンとチェロのためのディヴェルティメント」を、オーボエ・ダモーレのための編曲したヴァージョン!もし、ハイドンがこの「Hob.XV:35」をオーボエのために書いていたならば・・・と感じずにはいられない興味深い仕上がりです。
Caro Mitis
CM-0082006(1SACD)
オーボエシュピッツェ〜モーツァルト:オーボエのための作品集Vol.2
五重奏曲第2番ハ短調 K.406(原曲:弦楽五重奏曲)
協奏交響曲変ホ長調 K.364(アレクセイ・ウトキン編、フルート、オーボエ&管弦楽版)
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
マリア・チェプリナ(Fl)、
ピョートル・ニキフォロフ(Vn)、
ゾヤ・ニェヴォリナ(Vn)、
リディヤ・フィミナ(Vn)、
エカテリーナ・ドシナ(Vc)、
エルミタージュ室内O

録音:2006年8月&12月、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアが世界に誇る奇才オーボイスト、アレクセイ・ウトキンが繰り出すモーツァルトの作品集第2巻は、2つの「編曲」作品!
管楽セレナード K.388から編曲された弦楽五重奏曲第2番 K.406をさらにオーボエが主役を務める形にアレンジしてしまった「K.406」。
さらには、オーボエを含む木管楽器が活躍する「K.297b」がありながらも、あえてヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲交響曲「K.364」をオーボエとフルートのために編曲してしまったという大胆企画!まさにウトキンの面目躍如、やりたい放題(?)のユニークなモーツァルトです。

ANALEKTA
AN-29262(1CD)
新しいユダヤの音楽 Vol.2〜アズリエリ音楽賞
ケリー=マリー・マーフィー:イン・ザ・ダークネス・オール・イズ・ワン(独奏ハープ、独奏チェロと管弦楽のための)
アヴネル・ドルマン:ヴァイオリン協奏曲第2番 「Nigunim」
スルール・アービング・グリック:ソロモンの雅歌より7つの絵画(フランソワ・ヴァリエール編曲/ソプラノ独唱、ピアノと弦楽オーケストラのための)
ボリス・ブロット(指)、
モントリオール・クラシックO、
クーロワール、
ララ・セント・ジョン(Vn)、
シャロン・アズリエリ(S)

録音:2019年3月、モントリオール(カナダ)
カナダのソプラノ歌手でもあるシャロン・アズリエリ博士が創設したアズリエリ財団によるユダヤ音楽のための作曲コンクール「アズリエリ音楽賞(the Azrieli Music Prizes (AMP))」(2020年からは新しく「カナダ音楽部門」も新設)の作品を録音する「新しいユダヤの音楽」シリーズ第2弾。
2018年の受賞者、ケリー=マリー・マーフィー(Azrieli Commission受賞)、アヴネル・ドルマン(Azrieli Prize受賞)の世界初録音作品を収録。ドルマンのヴァイオリン協奏曲ではカナダの麗しきヴァイオリニスト、ララ・セント・ジョンがソロを担当。

Discovery
DMV-119(1CD)
ガニング:ヴァイオリン協奏曲
チェロ協奏曲/バードフライト
ハリエット・マッケンジー(Vn)、
リチャード・ハーウッド(Vc)、
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO

録音:2015年9月28日−29日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン
「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として有名なイギリスの映画&TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演シリーズ。「21世紀のヴァイオリン協奏曲集」(NI 6295)など現代のコンチェルト録音で実績のあるハリエット・マッケンジー(Vn)、メジャー・レーベルで活躍してきたリチャード・ハーウッド(Vc)がソロを務める2つの協奏曲。

Onyx
OPWBOX-01(3CD
日本のみの限定盤
ピーター・ウィスペルウェイ〜コンチェルト・レコーディングス
■CD1〜ウォルトン:チェロ協奏曲*
ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ウォルトン:無伴奏チェロのための10のパッサカリア
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番より シャコンヌ
■CD2〜ブリテン:チェロ交響曲 Op.68*
無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
■CD3〜ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
ベルリオーズ:劇的交響曲 「ロメオとジュリエット」 より 愛の情景
サン=サーンス:チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.119
■CD1
ジェフリー・テイト(指)シドニーSO*
録音:2007年8月、シドニー・オペラ・ハウス(オーストラリア/ライヴ)*/2008年8月、オンデル・デ・リンデン(オランダ)
■CD2
金聖響(指)フランダースSO*
録音:2009年11月29日デ・シンヘル(ベルギー/ライヴ録音)*/2010年1月21日、メノー派教会(オランダ)
■CD3
金聖響(指)フランダースSO
録音:2012年12月5日、9日、11日、デ・シンヘル(ベルギー)
Channel ClassicsからOnyxへと移籍したチェロの超人ピーター・ウィスペルウェイが録音したこの3つのアルバム、「ウォルトン」、「ブリテン」、「ラロ&サン=サーンス」の協奏曲録音(+いくつかの無伴奏チェロ作品)がセットなったお買い得BOXセットです。

LAWO Classics
LWC-1173(1CD)
プーランク 協奏曲集
プーランク:ピアノ協奏曲*
2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調**
オルガン,弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調†
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)*/** 
ホーヴァル・ギムセ(P)**
コーレ・ノールストーガ(Org)† 
ノルウェー放送O
トマス・セナゴー(指)*/** 
ペーテル・シルヴァイ(指)†

録音:2012年1月23日−25日、ノルウェー放送コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)*/2011年1月27日−28日、ノルウェー放送コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)**/2012年10月13日オスロ大聖堂(ノルウェー)†
スカルラッティ、モーツァルト、シューマン、ショパン、ブラームス、シンディング、現代ノルウェーと、幅広い時代の作品を手がけ、ノルウェーの音楽シーンに新しい風をもたらしたクリスチャン・イーレ・ハドラン(b.1983)が2曲のピアノ協奏曲を弾き、ハドランに先立つ世代の「ナンバーワン」ピアニスト、シベリウスのピアノ作品の全曲録音で国際的に知られアルヴェ・テレフセンやトルルス・モルクが信頼を寄せるホーヴァル・ギムセ(b.1966)が、2台の協奏曲の第2ピアノ。2009年から2012年までノルウェー放送O(KORK)の首席指揮者を務めたトマス・セナゴー(スナゴー) (b.1969)が、2曲の指揮をしています。オルガン協奏曲は、オスロ大聖堂で録音が行われました。大聖堂オルガニストのコーレ・ノールストーガ(b.1954)のソロ、ベートーヴェンから後期ロマンティシズムの音楽を主なレパートリーとし、現代ノルウェー音楽の初演や録音を数多く任せているペーテル・シルヴァイ(b.1971)の指揮による演奏です。


GRAND SLAM
GS-2199(1CD)
アニア・タウアー/放送録音集

(1)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
(2)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
(3)シューマン:チェロ協奏曲
(4)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
(5)マルセル・ドラノワ:抒情的スケッチ
アニア・タウアー(Vc)
(1)ハンス・ミュラー=クライ(指)、シュトゥットガルトRSO
(2)クリストフ・シュテップ(指)、シュトゥットガルトRSO
(3)クラウス・ペーター・ザイベル(指)、ニュルンベルクSO
(4)(5)ヘルムート・シュルテス(P)

録音:(1)1966年3月3日シュトゥットガルト、SDR、フンクスタジオ
(2)1967年6月29日シュットットガルト、SDR、フンクスタジオ
(3)1965年7月15日ニュルンベルク、マイスタージンガーハレ
(4)1962年4月28日バイエルン放送、スタジオ・フランケン
(5)1962年10月23日バイエルン放送、スタジオ・フランケン
録音方式:ラジオ放送用録音((1)(2)ステレオ、(3)(4)(5)モノラル)
■制作者より  
不世出の天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレと同じ1945年に生まれ、そのデュ・プレと同じく短命だったドイツの名女流チェリスト、アニア・タウアー (1945-1973)。短期間の活動ゆえに正規録音は非常に少なく、このディスクに収録された放送録音は非常に貴重な記録です。これらすべては正規録音 には含まれないも演目であり、かつ国内初登場となります。タウアーのダイナミックで情熱的な演奏はデュ・プレに匹敵するもので、注目の発売です。また、 従来からタウアーの最期については謎や噂などが飛び交っていただけで、詳細は明らかではありませんでしたが、この解説書ではそれらがすべて明らかに されています。また、既存盤では収録場所が不明でしたが、これらも最新の調査により判明しています。2トラック、38センチのオープンリール・テープ 復刻で、サン=サーンスとチャイコフスキーがステレオ、その他はモノラルです。珍しいプライヴェート写真も掲載されています。(平林直哉)

Ars Produktion
ARS-38234(1SACD)
スパイス!パフューム!トキシン!
アヴネル・ドルマン(1975-):スパイス、パフューム、トキシン![香辛料!香水!毒素!](2人の打楽器奏者と管弦楽の為の協奏曲)*
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ダン・タウンセンド、
アーロン・レイエンデッケルス(打楽器*)
北西ドイツPO
マルクス・フーバー(指)

録音:2017年1月10-12日、シュタットパルク・シュッツェンホーフ、ヘルフォルト、ドイツ
アヴネル・ドルマンはイスラエルの作曲家。

Linn
CKR-555(1CD)
NX-B09
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」 Op.32(1835年版)
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
イングリット・フリッター(P)
アントニオ・メンデス(指)
スコットランド室内O

録音:2015年11月3-6日
ロイヤル・コンサートホール、英国グラスゴー
※旧品番:CKD555
アルゲリッチが認めたピアニストの一人、アルゼンチン出身のフリッターによるシューマンとメンデルスゾーン。 広く人気のあるシューマンの協奏曲ですが、メンデルスゾーンの詩情豊かな美しさとヴィルトゥオーゾ性もそ れに負けないもので、フリッターの確かな技術とリリカルな歌心が大きな聴きものです。指揮のメンデスはス ペインの若手注目株。トランペット、ホルンとティンパニに古楽器を使用しています。序曲「静かな海と楽し い航海」のデジタル音源ダウンロード付き。SACDハイブリッドであったCKD555の通常CDでの再発売で す。

オクタヴィア
OVCT-00163(1CD)
税込定価
2019年9月18日発売
カプースチンピアノ作品全曲録音V
ピアノ協奏曲 第5番Op.72*
10のインヴェンションOp.73
カプリチオ Op.71
六重奏曲「イントラーダとフィナーレ」 Op.79
川上昌裕 (P)
飯森範親(指)日本センチュリーSO*
大塚茜(Fl)、吉川直貴(Ob)
菊池武文(Va)、佐藤洋嗣(Cb)
重本遼大郎(ドラム)

録音:2018年11月15日 大阪、ザ・シンフォニーホール(協奏曲/ライヴ)
2019年2月25-26日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)(ソロ&六重奏/セッション)
カプースチンピアノ作品全曲録音プロジェクト第3弾は、協奏曲と六重奏曲がプラスされ たダイナミックなプログラムとなっています。 オーケストラが奏でる豊かなサウンドと、ピアノの躍動的なタッチが絡み合う協奏曲第5 番は、飯森範親・日本センチュリー響との日本初演ライヴ。明るく華やかな響きに、リズミ カルなジャズの要素も加わり、カプースチンの魅力がたっぷり詰めこまれた傑作です。 全ての収録曲が世界初録音となる資料的価値も高い1枚。このアルバムを聴き終わった 頃には、あなたもカプースチンの虜となっているでしょう。(オクタヴィア)

BIS
BISSA-2333(1SACD)
(1)ジェイムズ・マクミラン(1959-):トロンボーン協奏曲(2016)
(2)テオ・ファーベイ(1959-):「リート」〜トロンボーンとオーケストラのための(2007)
(3)ベリオ:「ソロ」〜トロンボーンとオーケストラのための(1999/2000改編)
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン;Courtois 420 Legend)、
ロイヤル・コンセルトヘボウO、
(1)イヴァン・フィッシャー(指)、
(2)マルクス・シュテンツ(指)、
(3)エト・スパンヤールト(指)

ライヴ録音:(1)2017年4月20、21&23日、(2)2007年9月18&19日、(3)2014年12月16&17日
コンセルトヘボウ(アムステルダム)
名門ロイヤル・コンセルトヘボウOの自主レーベルRCO LIVEの好評シリーズ、同時代音楽を取り上げる “ホライズン” からのライセンス盤で現代屈指のトロンボーン奏者、ヨルゲン・ファン・ライエンが現代トロンボーン協奏曲3篇を披露しております。
スコットランド出身の作曲家、ジェイムズ・マクミランのトロンボーン協奏曲は、ヨルゲン・ファン・ライエンがマクミランにトロンボーンのための協奏曲 を書いてほしいとお願いしたところ、元々トロンボーンという楽器に夢中だったマクミランは断ることなく作曲したといいます。5つのオーケストラの共同 委嘱作品として書かれ2017年4月にコンセルトヘボウで初演され好評となった作品です。
テオ・ファーベイはベルクのピアノ・ソナタをオーケストラ編曲するなどでも有名な作曲家。2007年作曲の「リート」ではファーベイの個性が発揮さ れた意欲作です。そして、20世紀イタリアを代表する作曲家、ルチアーノ・ベリオの晩年の「ソロ」は1999年作曲の作品。ここでは翌2000年の改編 版で演奏されました。
ロッテルダム音楽院にてジョージ・ヴィーゲルに、リヨン国立高等音楽院にてミシェル・ベッケにそれぞれ師事したヨルゲン・ファン・ライエンは、ロッ テルダム・POの首席奏者を経て、1997年よりロイヤル・コンセルトヘボウOの首席奏者を務める世界トップクラスのトロ ンボーン奏者。ソロ活動やマスタークラスも積極的で日本での公演でも高い評価を得ております。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-60(1CD)
初期ステレオ録音集第3集
(1)ヴィヴァルディ(サーストン・ダート編):4台のチェンバロのための協奏曲 ニ短調 [ステレオ初出]
(2)ヴィヴァルディ(バッハ編)):4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065 [CDではステレオ初出]
(3)バッハ:3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV1064 [CDではステレオ初出]
(4)ジョージ・マルコム:4台のチェンバロのためのモーツァルトの主題による変奏曲 [ステレオ初出]
(5)スウェーリンク:『わが青春はすでに過ぎ去り』による変奏曲 [ステレオ初出]
(6)バード:W.ピーター氏のための第10パヴァーヌとガリヤード [ステレオ初出]
(7)フローベルガー:トッカータ第2番[ステレオ初出]
(8)パッヘルベル:シャコンヌ [ステレオ初出]
(9)バッハ:カンタータ第6番『留まってください、私たちと共に』 BWV6 [完全初出、ステレオ]
(1)〜(4)サーストン・ダート(Cemb)、
アイリーン・ジョイス(Cemb)、
ジョージ・マルコム(Cemb)、
デニス・ヴォーン(Cemb)、
ボリス・オルド(指)プロ・アルテO
(5)〜(8)ラルフ・カークパトリック(Cemb)
(9)マージョリー・トーマス(C.A)
デイヴィッド・ガリヴァー(T)
オズボーン・ピーズグッド(Org)
ヒューバート・ダウクス(Cemb)
エドワード・セルウィン(コーラングレ)、
バッハが、
ジャックスO、レジナルド・ジャックス(指)

録音:(1)〜(4)1956年10月12-13日、
(5)〜(8)1956年8月10-12日、
(9)1954年11月5日/アビーロード第1スタジオ
FHR-58、FHR-59に続く、Archive of Recorded Sound(ARS)と協力しての制作でEMI最初期ステレオ録音を発売するシリーズの3作目。今回は往 年の古楽演奏を集めた1枚。ステレオ初出など、それぞれが貴重な音源でありながらリマスターの素晴らしさも特筆で、マニア垂涎の内容となっています。 英国の著名な学者であり演奏家であったダートがヴィヴァルディのOp.3-11(バッハがオルガン独奏に編曲したあの作品です)を4台チェンバロ協奏曲に編 曲したものや、当時の音楽界にチェンバロという楽器をもたらした存在の1人であり指揮者、ピアニスト、作曲家として活躍したジョージ・マルコムの『4台の チェンバロのためのモーツァルトの主題による変奏曲』はかなりマニアックな作品。前者は原曲のソロがヴァイオリン2台なので編曲にあたりかなり音を追加し、 ソロ間の掛け合いも増やしています。後者は強烈な演奏効果を持った、今ではある種異常な感覚すら覚える壮大華麗な作品。豪勢なモダン・チェンバロの饗宴 に心が躍ります。他にもスカルラッティの作品番号でもおなじみのカークパトリックなど往年の名手の聴き応えある演奏などを収録。ふくよかで力強く懐かしいオー ケストラの響きと、ギラギラしたモダン・チェンバロの目の醒めるような響きが織りなす、今ではまず聴けない粋な古楽演奏が存分に楽しめます。 ブックレットの解説は、現在非凡なるチェンバリストとして名をあげているマハン・エスファハニが書いています(日本語訳はついておりません)。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186817(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1集
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
(3)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(4)ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲
※全てのカデンツァ:ベートーヴェン
イノン・バルナタン(P)、
アラン・ギルバート(指)、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(4)ステファン・ジャッキーヴ(Vn)、
(4)アリサ・ワイラースタイン(Vc)

録音:(1)-(3)2015年12月、(4)2017年9月/エア・スタジオ内リンドハースト・ホール(ロンドン)
1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、 マリア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーに師事し研鑽を積みました。その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニックの 初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏するなどア メリカを中心に活動の場を広げていきました。
バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、鍵 盤楽器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほぼ完璧な 均衡を成している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。
共演はニューヨーク・フィルハーモニックの定期公演デビュー時より厚い信頼を寄せるアラン・ギルバートの(指)オーケストラはイギリスの名門アカデ ミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズです。ソリストに寄り添い、個性を発揮させながらギルバートの巧みな指揮が冴えわたります。当録音の ピアノ協奏曲3篇は2015年12月ですがバルナタンはその翌月2016年1月に来日を果たしギルバート(指)東京都SOとの共演でベートーヴェンのピ アノ協奏曲第3番を披露し絶賛を博しました。その後バルナタンは2017年4月、2018年6月と来日しており日本の聴衆にその名が知られるようになりました。
三重協奏曲では注目の若手ヴァイオリニスト、ステファン・ジャッキーヴ、そして室内楽で長きに渡り共演を果たしているチェロのアリサ・ワイラースタイン という豪華メンバーで実現しました。まさに阿吽の呼吸から生まれる伸びやかな表現力で聴かせます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4236(1CD)
(1)ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33(1876)
(2)マルティヌー):ピアノ協奏曲第4番「呪文」 H.358(1956)
イヴォ・カハーネク(P)
ヤクブ・フルシャ(指)、バンベルクSO

録音:(1)2017年10月4&5日(セッション)、(2)2019年1月17-19日(ライヴ)/
バンベルク・コンサート・コングレス・ホール「ヨーゼフ・カイルベルト・ザール」
ドヴォルザーク唯一のピアノ協奏曲は1876年に作曲されたものの何度も書き換えられました。1883年に改訂版が完成。作曲を依頼し作品を献呈されたカレ ル・スラフコフスキーのピアノによって演奏されました。ヴァイオリン協奏曲にくらべて演奏頻度が少ないもののドヴォルザークの作品を知るうえでかかせない作 品といえましょう。
カップリングはスプラフォン・レーベルが力を注いで新録音をリリースしているチェコの作曲家、ボフスラフ・マルティヌーです。マルティヌーは生涯400作に も及ぶ作品を残した多作曲家として知られ、ピアノ協奏曲は5つ作曲されております。「呪文」と題された第4番はチェコを代表する大ピアニスト、ルドルフ・フィ ルクシュニーの委嘱により作曲された作品。オーケストラを縮小し、打楽器やハープを加えている興味深い協奏曲です。 ピアノのイヴォ・カハーネクは感情の豊かさと深さで評価されている演奏家で、サイモン・ラトルが2014年11月のベルリン・POのコ ンサートにてソリストに指名するなど、ヨーロッパを中心に活躍を場を広げているチェコ期待の星です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902601(1CD)
C.P.E.バッハ:作品集
オーボエ協奏曲 変ホ長調 H.468, Wq. 165
管楽器、弦と通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調 H. 656, Wq. 181
オーボエ協奏曲 変ロ長調 H. 466, Wq. 164
2つのオーボエ,2つのホルン,弦と通奏低音のためのシンフォニア ト長調 H. 655, Wq. 180
ベルリン古楽アカデミー
クセニア・レフラー(Ob(1)(3))
18世紀中頃、「真の天才」C.P.E.バッハに魅了されていたベルリンの聴衆たちは、彼の書く協奏曲を貪欲に聴いていました。これらの作品はソリスト に超絶技巧と高度にバランスのとれた音楽性を要求する難曲ばかりですが、ここではベルリン古楽アカデミーのオーボエ奏者であるレフラーが、仲間たち の強力にして万全な共演を得て、素晴らしいソロを展開しています。 (Ki)


MELO CLASSIC
MC-2036(1CD)
ローラ・ボベスコ/放送録音集
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041
(3)ヴィターリ(ゲンティ編):シャコンヌ(管弦楽伴奏版)
ローラ・ボベスコ(Vn)
ハンス・ミュラー=クライ(指)シュトゥットガルト南ドイツRSO
録音:(1)1960年6月10日、(2)(3)1957年7月5日
西ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音(モノラル)
ローラ・ボベスコ(1921-2003)は、ルーマニア生まれで後半生をベルギーを拠点とし活躍したヴァイオリニスト。彼女の奏でるヴァイオリンには貴婦人のような優雅さが漂、熱狂的なマニアがいます。1980年に初来日するとその素晴らしさが大きな話題となり、如としてボベスコ・ブームが巻き起こった。このCDにはシュトゥットガルトでの放送用音からベートーヴェンとバッハの協奏曲とヴィターリが収録されています。ことにベートーェンが素晴らしい。ボベスコの優美なヴァイオリンの調べは伸びやかに聞く者を包み福感を覚えさせる。モノラルながら録音も良い。meloclassicのすべてのCDに言えるこだが、モノラル音源にステレオ・プレゼンスを付け加えるような余計な加工をすることな、録音本来の音をそのままCDにしているのもありがたい。バッハとヴィターリも秀演。
MELO CLASSIC
MC-1041(2CD)
ハリウッド・ボウルでのギーゼキング
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op54
(2)ラヴェル:海原の小舟,
 オンディーヌ,道化師の朝の歌
(3)R.シュトラウス(ギーゼキング編):セレナーデOp17-2
(4)ドビュッシー:月の光
(5)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op18
(6)シューベルト:即興曲第3番変ロ長調D935
 即興曲第4番変イ長調D899
(7)メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチョーソOp14
(8)D.スカルラッティ:ソナタニ短調K9
(9)メンデルスゾーン:無言歌ホ長調Op19-1
(10)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op16
(11)カステルヌオーヴォ=テデスコ:糸杉Op17
(12)スコット:ハスの国(桃源郷)Op47-1
(13)ドビュッシー:アラベスク第1番,
 アラベスク第2番,
 ゴリウォーグのケークウォーク
(14)グリーグ:トロールの行進Op54-3
ワルター・ギーゼキング(P)
(1)エーリヒ・ラインスドルフ(指)ロサンジェルスPO
(5)(10)アイズラー・ソロモン(指)ロサンジェルスPO

録音:(1)-(4)1955年8月23日、
(5)-(9)1956年8月16日、
(10)-(14)1956年8月23日
全てロサンジェルス・ライヴ
ワルター・ギーゼキング(1895-1956)が、米国、ロサンジェルスのハリウッド・ボウルで行った野外演奏会でのライヴ録音。すべて世界初出と思われます。ことに1956年8月23日のグリーグのピアノ協奏曲は、スタジオ録音とはかなり異なった、聴衆を前にして燃えるギーゼキングのかなり激しい演奏に驚かされます。一方1955年8月23日のシューマンの協奏曲はエーリヒ・ラインスドルフの理知的な音楽性にピタリとあった密度の濃い演奏。さらにギーゼキングが得意としながら戦後の録音が発掘されなかったラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がありがたい(ただしオーケストラが不鮮明)。独奏小品はいずれもギーゼキングの十八番ばかりだが、カステルヌオーヴォ=テデスコとスコット、そしてもしかしたらグリーグのトロールの行進は、ギーゼキングの演奏としては初めて世に出たものかもしれない。音質は1950年代半ばの米国のライヴ録音の標準というところ。
MELO CLASSIC
MC-2034(2CD)
エリック・フリードマン/フランスでのライヴ録音集1965-1968年
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(3)ヴィターリ:シャコンヌト短調
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調L148
ベートーヴェン:ロマンスヘ長調Op.50
カステルヌオーヴォ=テデスコ:海のささやき
パガニーニ:無窮動Op.11
ワックスマン:カルメン・ファンタジー
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001〜フーガ
エリック・フリードマン(Vn)
(1)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)ORTFPO
(2)セルジュ・ボド(指)ORTFPO
(3)ジョセフ・シーガー(P)

録音:(1)1965年9月12日フランス,ブザンソン・ライヴ
(2)1966年2月25日フランス,パリ・ライヴ
(3)1968年3月5日フランス,パリ・ライヴ
エリック・フリードマン(1939―2004)は米国、ニュージャージー州ニューアーク生まれのヴァイオリニスト。6歳でジュリアード音楽院に入学するという神童で、ナタン・ミルシテインとヤッシャ・ハイフェッツから個人レッスンを受けていた。特にハイフェッツはフリードマンを可愛がり、1961年のバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲の録音で彼を第2ヴァイオリンに取り立てています。1966年のチャイコフスキー国際コンクールで第6位に入賞。国際的に大活躍をしていたが、脂が乗り切るというところの1986年、テキサス州のハイウェイで自動車事故で腕を負傷、演奏活動を断念して教職に転進した。この2CDには1960年代半ば、彼の20代後半の録音が集められています。高度に安定した技巧と自身に満ちた演奏は実に快い。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲では若き日のヴォルフガング・サヴァリッシュが伴奏指揮を受け持っています。
MELO CLASSIC
MC-2037(1CD)
オッシ・レナルディ/カーネギー・ホールでのライヴ録音集
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(3)エルンスト:ヴァイオリン協奏曲嬰ヘ短調Op.23
オッシ・レナルディ(Vn)
(1)(2)レオン・バージン(指)ナショナル・オーケストラル・アソシエイション
(3)エルノ・ラペー(指)ラジオ・シティSO

録音:(1)1939年1月23日、(2)1945年4月15日以上,カーネギー・ホール,ニューヨーク・ライヴ
(3)1941年9月28日シティ・ラジオ・ミュージック・ホール・ライヴ
オッシ・レナルディ(1920-1953)はウィーン生まれのヴァイオリニスト。本名はオスカー・ライスだが、それをイタリア風に崩した芸名を用いた(したがって米国のラジオ放送でもイタリア語風にオッシ・レナルディと発音している)。音楽的環境のない家庭だったにもかかわらず、幸運にもヴァイオリンのレッスンを受けるや、瞬く間に才能を発揮し、9歳でムジークフェラインザールで初舞台を踏む。ナチの台頭から米国に移住し、第二次世界大戦中から戦後へと人気を博した。さらなる飛躍が期待されたのだが、1953年12月3日、交通事故で悲劇的な死を迎えた。33歳という若さだった。このためレナルディの録音はとても少なく、ことに協奏曲はDECCA録音のブラームスしかなかった。今回、meloclassicがチャイコフスキー、ブラームス、エルンストの3曲の協奏曲の音源を発掘、レナルディの実像に一歩近付くことができるようになった。卓越した技術にウィーン生まれならではの甘い美しさがバランスよく融合した演奏はとても魅力的で、改めて早世が惜しまれます。音質は芳しくないものの、いずれも貴重。ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865)はパガニーニの後継者と讃えられた19世紀半ばのヴァイオリニスト。
MELO CLASSIC
MC-2038(1CD)
歴史的なフランスのヴァイオリニストたち
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
(3)ショーソン:詩曲Op.25
(1)ジャニーヌ・アンドラード(Vn)
(1)フランツ・コンヴィチュニー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
(2)(3)ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)
(2)ハンス・ロスバウト(指)バーデン=バーデン南西ドイツ放送O
(3)ハンス・ロスバウト(指)フランクフルト国営放送O

録音:(1)1959年11月8日西ドイツ,シュトゥットガルト・ライヴ
(2)1951年1月28日西ドイツ,バーデン=バーデン放送用スタジオ録音
(3)1937年6月22日ドイツ,フランクフルト・ライヴ
フランスの3人のヴァイオリニストの貴重な録音を収録。ジャニーヌ・アンドラード(1918-1997)はフランス、ブザンソン生まれのヴァイオリニスト。1歳下のジネット・ヌヴーとパリ音楽院の同級生で、二人は音楽院で同じ1位を得た。第二次世界大戦後に国際的に演奏活動を広げ、1954年秋には来日もしています。丹精に弾き込むヴァイオリニストで派手さはないが味わい深い。1972年に深刻な卒中に倒れ、亡くなるまで療養生活を送った。1950、60年代に活躍したわりには録音は少ない。ドイツの巨匠フランツ・コンヴィチュニーが手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOを指揮して伴奏したこのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、アンドラードの数少ない録音の中でも特に重要なものだ。ジャンヌ・ゴーティエ(1898-1974)はパリ近郊アニエール生まれのヴァイオリニスト。天才少女として名を馳せ、パリ音楽院で学んだ後、両大戦間に高い人気を得た。しかし1939年にオーストラリアへの楽旅の途中で第二次世界大戦に巻き込まれ帰国できず、オーストラリアに5年以上も留まり、1945年にようやく帰国すると両親も兄弟も亡くなっていたという悲劇に遭う。残された録音は非常に少なく、バッハもショーソンも貴重なもの。
MELO CLASSIC
MC-2039(2CD)
ベルリン・フィルの伝説的コンサートマスターたち
(1)シュポア:ヴァイオリン協奏曲第9番ニ短調Op.55
(2)スーク:ウン・ポコ・トリステOp.17-3、
 ブルレスカOp.17-4
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ=カプリーチェOp.6
サン=サーンス:ハバネラOp.83
ブロッホ:ニーグン第2番
(3)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(4)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
(5)ラロ:スペイン交響曲
(6)プニャーニ:ラルゴ・エスプレッシーヴォ
 ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
ヴィエニャフスキ:伝説Op.17
(7)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調L148
(1)(2)フーゴ・コルベルク(Vn)
(1)カール・シューリヒト(指)南ドイツRSO、
(2)フーベルト・ギーゼン(P)
(3)-(7)ミシェル・シュヴァルベ(Vn)
(3)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)北ドイツRSO
(4)マリオ・ロッシ(指)ケルンWDR響
(5)ルドルフ・ミヒ(指)ザールラントRSO
(6)クルト・ヘルリンガー(P)、
(7)ヴァルター・カンパー(P)

録音:(1)1958年4月11日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音、(2)1956年12月6日シュトゥットガルト,ウンターテュルクハイム、(3)1965年10月20日,ハノーファー・ライヴ、(4)1962年2月19日,ケルン放送用スタジオ録音、(5)1964年3月23日,ザールブリュッケン放送用スタジオ録音、(6)1952年10月11日,ケルン放送用スタジオ録音、(7)1959年12月10日放送用スタジオ録音
ベルリン・フィルでコンサートマスターを務めた二人のヴァイオリニストの録音を収録。フーゴ・コルベルク(1898-1979)は、ポーランドのワルシャワ生まれのヴァイオリニスト。7歳でスペイン国王アルフォンソ13世の前で演奏。ドイツ国籍を得た後、1934年にシモン・ゴルトベルクの後任としてベルリンPOのコンサートマスターに就任、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮の下で活躍した。しかし当時の妻がユダヤ人だったことから1939年に米国に移り、ピッツバーグSO、クリーブランドO、メトロポリタン歌劇場、ニューヨークシティ・オペラ、シカゴリリック劇場のコンサートマスターを歴任。1958年、ヘルベルト・フォン・カラヤン時代になったベルリンPOのコンサートマスターに復帰し、定年まで勤め上げた。コルベルクの独奏の録音はほとんど無いに等しかったところに、カール・シューリヒトとの共演が世に出るとは嬉しい。ミシェル・シュヴァルベ(1919-2012)は、カラヤン全盛期のベルリンPOのコンサートマスターとして名高い。彼もポーランド(ラドム)の生まれだが、1932年にパリに学びに移り、名前もフランス語風になっています。ユダヤ系だったため第二次世界大戦中はスイスに逃れ、スイス・ロマンドOのコンサートマスターを務める。1957年にベルリンPOのコンサートマスターに就任、1986年までの長きに渡って務め上げた。経歴のわりにフランス音楽の録音が少ないシュヴァルベだが、洗練された美しさの際立つラロ、ハンス・シュミット=イッセルシュテットと共演のサン=サーンス、ドビュッシーと彼の本領発揮の演奏が聞け、さらにグラズノフの協奏曲、祖国の偉大なヴィエニャフスキなど、とても盛りだくさんだ。
MELO CLASSIC
MC-3014(1CD)
ティボール・デ・マヒュラ/ドイツでの放送録音1944−1952年
(1)ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調G482
(2)シューマン:チェロ協奏曲
(3)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
(4)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
ティボール・デ・マヒュラ(Vc)
(1)ピエール・ライナーズ(指)放送交響楽団
(2)カール・ベーム(指)BPO
(3)ハンス・ロスバウト(指)バーデン=バーデンSWR響
(4)ハンス・ミュラー=クライ(指)南ドイツRSO

録音:(1)1944年4月3日オランダ,ヒルフェルスム放送用スタジオ録音、(2)1945年1月27日ドイツ,ベルリン放送用スタジオ録音
(3)1952年9月21日西ドイツ,バーデン=バーデン、(4)1952年9月27日西ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
ティボール・デ・マヒュラ(1912-1982)は、ハンガリーのコロジュヴァール(現在のルーマニアのクルジュ=ナポカ)生まれのチェリスト。当時の欧州の音楽家には珍しく米国に留学し、フィラデルフィアのカーティス音楽院で学んでいる。既にソリストとして高い名声を得ていた1936年、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのたっての要請でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任。1942年、フルトヴェングラーの指揮によるシューマンのチェロ協奏曲の録音が有名。1947年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者に転じ、1977年まで務めた。彼は独奏チェリストとしても素晴らしい技術と音楽性を備えており、ソリストとしてもっと注目されるべきだ。このCDに収録された4曲では特にハンス・ロスバウトと共演したサン=サーンスがとても冴えた演奏で素晴らしい。カール・ベームの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演したシューマンもデ・マヒュラの味が良く出ている。

ARCO DIVA
UP-0026(1CD)
NX-A14
オトマール・マーハ(1922-2006):作品集
スタラ・ヴラス「Patria Bohemorum-チェコの父なる大地」
変奏曲
ヴァイオリン協奏曲
イトカ・ソベハルトヴァー(S)
ドラホミラ・ドロブコヴァー(A)
ヴラティスラフ・クリツ(Br)
イヴァン・ジェナティ(Vn)
ウラディミール・ヴァーレク(指)
ミシェル・タバシュニク(指)
プラハ放送cho、プラハRSO
20世紀チェコで活躍した作曲家オトマール・マーハ。1962年にチェコスロヴァキア放送の最初の音楽監督に就任、音楽 番組の制作を行いながら、作曲活動を行いました。作品は交響詩や歌、室内楽作品から、テレビ番組用の音楽など多 岐にわたり、とりわけ合唱曲は広く人気を誇りました。前衛的な作風ではなく、どの作品も聴きやすく親しみやすい雰囲気 を持っています。1990年に初演されたオラトリオ「チェコの父なる大地」は彼の代表的な作品で、不気味な音の連続(ま るで大地を揺り動かすような)によって幕を開ける劇的な物語を楽しめます。色彩的な「変奏曲」、激しいヴァイオリンの 慟哭が印象的な「ヴァイオリン協奏曲」と、どれもが聞きごたえのある曲です。

ARCO DIVA
UP-0024(1CD)
NX-A14
ピアソラ/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン作品集
ピアソラ(1921-1992):エスクアロ(鮫)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「春」Op.8-1 RV269
ヴァイオリン協奏曲 ト短調「夏」Op.8-2 RV315
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「秋」Op.8-3 RV293
ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」Op.8-4 RV297
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
パヴェル・シュポルツル(Vn)
アレシュ・バールタ(Cemb)
オルドリッヒ・ヴルチェク(指)
ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ
ズデニェク・サルカ・ドヴォルザーク(G)
オンドレイ・スタジノカー(Cb)
ラデク・ポボリル(アコーディオン)
ミラン・スヴォボダ(P)

録音:2000年6月&7月
1973年チェコ生まれのヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツル。5歳でヴァイオリンを始めプラハ音楽院、プラハ音楽アカデ ミーでヴァーツラフ・スニーティに師事。アメリカに留学し更なる研鑽を積みました。2009年には「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ ジャポン」に登場、日本のファンを沸かせるなど世界中で活躍しています。彼は45曲以上の協奏曲を始めとした膨大なレ パートリーを持つだけでなく、クラシック以外のアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、様々なスタイルの音楽の素 晴らしさを伝えています。このアルヴァムはピアソラとヴィヴァルディの「四季」をひとまとめにしたもの。彼の情熱が伝わる刺激 的な演奏をお聴きください。

ONDINE
ODE-1334(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲集
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(第1楽章カデンツァ:ピアノ協奏曲 ニ長調 作品61aから転用)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ロビン・ティチアーティ(指)
ベルリン=ドイツSO

録音:2018年10月30-31日 、2018年11月16-17日
現代最高のヴァイオリニストの一人クリスティアン・テツラフと、「もっともエキサイティングな指揮者」ロビン・ティチアーティ。注目の2人が奏でるベー トーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲が登場! 2011年、シューマンとメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲の発売以来、ONDINEレーベルからバッハやブラームスなど数々の名演をリリー スしているテツラフですが、ベートーヴェンは2017年の「三重協奏曲」の録音のみ。テツラフにとってギーレン、ジンマンとの共演に次ぐ3度目の録 音となる「ヴァイオリン協奏曲」は2020年の“ベートーヴェン・イヤー”を控え、満を持しての強力リリースと言えるでしょう。なおカデンツァにこだわり を持つテツラフは、第1楽章にピアノ協奏曲ニ長調からのアレンジをしたものを置き(ティンパニが入るヴァージョン)、第2楽章と第3楽章は 自身のオリジナル・カデンツァを使用しているものと思われます。 同時収録のシベリウスにおいても、テツラフは抜群のテクニックと音楽性を発揮、終楽章では目が覚めるような快速テンポとユニークな解釈を聴 かせるなど、2つの作品の新たな魅力を聴き手に提示します。 バックを務めるティチアーティは2009/10シーズンから26歳でスコットランド室内Oの首席指揮者に就任、2014年にはグラインドボーン 音楽祭の音楽監督となりました。2017/18シーズンからはベルリン・ドイツSO(DSO)の音楽監督を務めるなど、高い評価を受ける俊 英です。この録音でも名門オーケストラを率いて、テツラフと真向から対峙、共に緻密な音楽を紡ぎだしています。

ORFEO
C-950191(1CD)
NX-B08
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番他
ヴァイオリン協奏曲 第2番BB117,Sz112(1937-1938)
ラプソディ 第1番BB94b,Sz87(1928-1929)
ラプソディ 第2番BB96b,Sz90(1928-1929/1935改訂)
バイバ・スクリデ(Vn)
アイヴィン・オードラン(指)
ケルンWDRSO

録音:2017年3月20-24日ケルン、フィルハーモニー
Orfeoレーベルにおけるバイバ・スクリデ8枚目のアルバムは、バルトークのヴァイオリンとオーケストラのための作品集。バ ルトークにとってヴァイオリンは、民族的要素を表現するための重要な楽器であり、数多くの色彩的な作品がヴァイオリ ンのために書かれています。ヴァイオリン協奏曲第2番は、1956年に「第1番」が発見される以前にはバルトーク唯一の ヴァイオリン協奏曲とみなされていた作品で、五音音階と十二音を駆使したエキゾチックな雰囲気を持つ躍動的な音 楽です。民謡素材をふんだんに用いた2曲のラプソディは更にユニークな作風。緩-急の2楽章で構成され、多彩な技 巧と五音音階が全曲に渡って取り入れられた難曲です。 ラトヴィア出身のスクリデは、この3曲に於いて実に共感溢れる演奏を繰り広げました。ゆったりとした楽章ではすすり泣 くような音色を聴かせ、速い楽章では熱狂的な凄みのある演奏を披露。また、バックを務めるノルウェー出身の指揮者 アイヴィン・オードランはオーケストラから粘り強い響きを引き出し、スクリデの演奏を引き立てています。

TOCCATA
TOCC-0535(1CD)
NX-B03
ハンス・ガル(1590-1987):ヴィオラのための作品集 第1集
ヴィオラとオーケストラのためのコンチェルタンテ組曲 Op.102a(194…世界初録音
ヴァイオリンとヴィオラのためのディヴェルティメント Op.90-3(1969)
ヴィオラとピアノのためのソナタ Op.101(1942)
オーボエ,ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲 Op.94(1941)…世界初録音
ハンナ・パッカラ(Va)、
レイヨ・トゥンカリ(Vn)
イリーナ・ツァーレンコヴァ(P)
高島拓哉(Ob)
サカリ・オラモ(指)
オストロボスニア室内O

録音:2018年9月29日、2018年10月14-17日、2019年3月2-3日、2019年2月26-28日
オーストリア出身の作曲家ハンス・ガル。ユダヤ系の他の作曲家たちと同じく、ナチス台頭に伴いヨーロッパを離 れ、イングランドに移住。エディンバラで新しい人生を送りながら、ブラームスの孫弟子としてドイツ後期ロマン派の 伝統を守り、生涯に渡り古典的な作品を書き続けました。このアルバムに収録されたヴィオラのための作品は、 イングランドに移住してから書かれたもので、どれもヴィオラの音色を存分に活かした、抒情性なメロディと後期ロ マン派風の豊かなハーモニーを持っています。世界初録音となる「コンチェルタンテ組曲」は、サカリ・オラモが指揮 するオストロボスニア室内Oの美しい音響も楽しめます。

DIVINE ART
DDA-25191(1CD)
NX-B07
ヘレン・ハーバーション:作品集
1.Winter Arrives
2.Far Out in the Ocean
3.Farewell Ice
4.レクイエム-アンナ・アフマトヴァのために
5.Found in the Rain
6-8.青銅の騎士
9.平和
10.Befor Time Began
11.Day of Judgement
全てジョン・レネハン編
ヘレン・ハーバーション(Cl)…2.5.6-8.10
ジョン・アンダーソン(Ob)…9.10
アンドリュー・ファラー(Vc)…6-8.10
ジョン・レネハン(P)…3.5.6-8.10
アンソニー・ハルステッド(指)…1.2.4.5.9.11
ロンドン・プリマヴェーラO…1.2.4.5.9.11

録音:2018年9月29日
女性作曲家ヘレン・ハーバーションは自然界からインスピレーションを受けており、四季の変化や気候変動による自然の 脅威などを音楽にすることに情熱を傾けています。このアルバムに収録された作品は、彼女の良き理解者であるピアニス ト、ジョン・レネハンが、クラリネット奏者でもあるハーバーションを中心としたオーケストラとアンサンブルのためにアレンジを 施したもの。各々の曲の特徴を生かし、広大な風景が目の前に広がるかのようなリアルな仕上がりを見せています。ま た、レネハンのピアノ独奏による「Farewell Ice」も氷の煌めきを思わせる粒の揃った音が魅力的な作品です。

REDDRESS
RED-34011906(1CD)
NX-C07
ヴィヴァルディ:「調和の霊感」Op.3 (全曲) アルモニオーザ(古楽器使用)
ミケーレ・バルキ(Cemb)
ダニエレ・フェレッティ(ポジティフ・オルガン)
フランチェスコ・チェラート(Vn)
ステファノ・チェラート(5弦チェロ・ピッコロ)
マルコ・デマリア(Vc)

ピッチ:a=415Hz 不等分律
録音:2018年5月 ゴヴォーネ城、イタリア
24bit-96kHz
録音と編集にはアドヴァンスド・マルチトラック・プロセス(AMP)を採用。クリアでリアルな音を追求し、音楽の奥行きを自然な形で再現できる よう、各プロセスを見直しています。 フランチェスコとステファノのチェラート兄弟を中心に2012年に結成された、ヴァイオリン、5弦チェロ・ピッコロ、チェロ、オルガン、チェンバロという 編成の「アルモニオーザ」。これまで、コレッリの協奏曲集、プラッティのトリオ・ソナタ、グラツィアーニのチェロ・ソナタの3枚をリリースしてきた彼ら が、新レーベルREDDRESSの第一弾として世に放つのは「調和の霊感」全曲という意欲作です。チェンバロ担当のバルキが、バッハなどヴィ ヴァルディと同時代の巨匠たちが鍵盤楽器のために行った編曲を元に、この編成のために特別に編曲しています。小編成ならではの生き生 きとした音楽と、中低音の厚みが生み出す編成以上の広がりある響きがたいへん魅力的な快演に仕上がっています。

CPO
CPO-555055(1CD)
NX-B10
ユリウス・レントヘン(1855-1932):ピアノ協奏曲集 第2集
ピアノ協奏曲 第3番ニ短調
ピアノ協奏曲 第6番ホ短調
ピアノ協奏曲 第7番ハ長調
オリヴァー・トリンドル(P)
ヘルマン・ボイマー(指)
クリスチャンサンSO

録音:2017年6月12-16日
リストとシューマンから影響を受け、ブラームスと親交を結んだドイツ生まれの作曲家レントヘン。生涯に 600作を超える作品を残しましたが、優れたピアニストでもあり、7曲あるピアノ協奏曲はどれも高度な技 巧が要求されています。初期の作品はブラームスやシューマンを思わせるロマンティックな作風に拠ってい ますが、次第に彼の関心が新古典派の作品に移ったため、晩年の作品にはヒンデミットやウィレム・ペイペ ルからの影響を受けたと思われる複調が取り入れられるなど、前衛的な技法を用いたモダンな雰囲気が 目立ちます。このアルバムには初期の第3番と、晩年の第6、第7番が収録されており、時代の流行を 上手く取り込んでいったレントヘンの作風の変遷がよくわかる1枚になっています。

BIS
BISSA-2293(1SACD)
ハーデンベルガーのために書かれた音楽
ベッツィ・ジョラス(1926-):真実の物語(Histoires vraies)〜ピアノ,トランペットと管弦楽のための協奏的組曲(2015)
サリー・ビーミッシュ(1956-):トランペット協奏曲(2003)*
オルガ・ノイヴィルト(1968-):…miramondo multiplo…〜トランペットと管弦楽のための(2006)
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)
ロジェ・ムラロ(P)、
マルメSO、
ナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・スコットランド*
マーティン・ブラビンズ(指)

録音:2017年6月マルメ・ライヴ・コンサートホール(マルメ、スウェーデン)、2014年8月ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー、スコットランド)*
ウェーデンのトランペット奏者、ホーカン・ハーデンベルガー(ハーデンベリエル)(1962-)のために書かれた音楽。ブレッ ト・ディーンとルカ・フランチェスコーニの協奏曲(BIS SA 2067)につづき、ベッツィ・ジョラスとオルガ・ノイヴィルトの協奏的作品のアルバムがリリー スされます。
ベッツィ・ジョラス(1926-)は、パリ生まれ。1940年からアメリカで一般教育を受けた後、ポール・ベップルに作曲、ヘレン・シュナーベルにピア ノ、カール・ワインリックにオルガンを学びました。1946年、ベニントン大学を卒業後、パリ音楽院でミヨー、シモーヌ・プレ=コサード、メシアンの下 で作曲の研究を続けました。「ピアノ、トランペットと管弦楽のための協奏的組曲」として書かれた「真実の物語」は、2015年の作品です。「ピアニスト」 のミュラロと「トランペッター」のハーデンベルガーのふたりから寄せられた、一緒に演奏したいという願いを叶えたという「真実」、「私たちが聞かない ようにしている音」を意識して使ってみせたという「真実」。「モンテカルロの芸術の春」フェスティヴァルの委嘱で作曲されました。
オーストリアの作曲家オルガ・ノイヴィルト(1968-)は、子供ころからトランペットの音に魅せられ、プロのジャズ・トランペッターをめざしたものの、 15歳の時、交通事故で顎を負傷したため夢を実現できなかったといいます。「世界を眺める時の見方の多様性」を意味する曲名をもつ「…miramondo multiplo…」は、トランペットと大編成の管弦楽のために書かれた、夢幻的とも言える瞬間をさまざまに示した作品です。「空気」ないし「雰囲気」と「旋律」 を意味する “aria”(アリア、エア)のタイトルを共通して与えられた5つの楽章で構成されています。〈天使のアリア(aria dell’ angelo)〉〈記憶のアリア (aria della memoria)〉〈冷血のアリア(aria del sangue freddo)〉〈平安のアリア(aria della pace)〉〈喜びのアリア(aria del piacere)〉。2006 年ザルツブルク音楽祭、ハーデンベルガーとピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルハーモニーの共演で初演されました。
ジョラスとノイヴィルトの間に置かれたサリー・ビーミッシュ(1956-)のトランペット協奏曲は、彼女のオーケストラ作品集(BIS SA 2156)に入っ ていたものと同じ録音です。イタロ・カルヴィーノの『見えない都市』、「12歳の息子が家で鳴らしていたジャズ・プレーヤー、クリフォード・ブラウンの トランペットの豊かな音」と「もちろん、ハーデンベルガーの素敵な演奏」をインスピレーションに作曲された「前奏曲:アダージョ − アレグロ」「アン ダンテ」「アレグロ − プレスト」の3楽章の音楽です。 (Ki)

Caro Mitis
CM-0012007(1SACD)
もしハイドンがオーボエのために書いたならばVol.2
ハイドン:協奏曲ヘ長調 Hob.XVIII:6
四重奏曲第48番ヘ長調Op.50-5「夢」
協奏曲ト長調 Hob.VIIa:4
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
エルミタージュ室内O

録音:2007年5月12日−16日、RTRスタジオ5(モスクワ)
古典派の大巨匠ハイドンが他の楽器(弦楽器など)のために書いた作品を、もし「オーボエ」のために書いていたら・・・?という奇才アレクセイ・ウトキンならではの好企画第2弾。「協奏曲ヘ長調 Hob.XVIII:6」では、ハープシコードのパートをオーボエに、「協奏曲ト長調 Hob.VIIa:4」ではヴァイオリンのパートをオーボエに置き換えています。
Caro Mitis
CM-0092007(1SACD)
モーツァルト:オーボエ作品集 Vol.3
クラリネット協奏曲イ長調 K.622(アレクセイ・ウトキン編曲、オーボエ・ダモーレ版)
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190(アレクセイ・ウトキン編曲/フルート,オーボエ,ヴァイオリン,チェロとオーケストラ版)
アレクセイ・ウトキン(オーボエ・ダモーレ、オーボエ)、
マリナ・チェプリナ(Fl)、
ピョートル・ニキフォロフ(Vn)、
ティグラン・ムラディアン(Vc)、
エルミタージュ室内O

録音:2007年10月2日−4日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアの奇才にして天才オーボイスト、アレクセイ・ウトキン(1957−)が、自らの手によるアレンジでモーツァルトの超有名作品、「クラリネット協奏曲」と「コンチェルトーネ」をオーボエ・ダモーレとオーボエで奏でた要注目作!特に「クラリネット協奏曲」は、まるでオーボエ・ダモーレのためのオリジナル作品であるかのような完成度です。
Caro Mitis
CM-0112004(1SACD)
C.P.E.バッハ:オーボエ協奏曲&ソナタ集
トリオ・ソナタ ニ短調(バッハのBWV.1036からの編)
協奏曲変ホ長調 Wq.165
ソナタ ト短調 Wq.135
協奏曲ハ短調 Wq.22
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
マリナ・チェプリナ(Fl)、
エカテリーナ・ドッシナ(Vc)、
アンナ・カルペンコ(Cemb)、
エルミタージュ室内O

録音:2004年8月22日−24日、モスクワ
奇才アレクセイ・ウトキンが奏でるバッハは、ヨハン・セバスチャンではなく次男のカール・フィリップ・エマヌエル。ギャラント様式や多感様式を追求し独自のスタイルを築いたC.P.E.バッハの音楽を、ロシア屈指のオーボエの音色で。有名な「協奏曲変ホ長調 Wq.165」に加え、大バッハのBWV.1036からの編曲によるトリオ・ソナタ、ニ短調の協奏曲 Wq.22など、プログラミングも魅力的。

Danacord
DACOCD-844(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物/デンマーク放送録音(1966年−2002年)

(1)ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107

(2)R・シュトラウス:交響詩 「ドン・キホーテ」 Op.35

(3)リオ:スノヴィデニアへの回帰(チェロと30の楽器のための)

(4)リゲティ:チェロ協奏曲

(5)スヴェン=エーリク・ベック(1919−1994):チェロ協奏曲

(6)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919−2000):チェロ協奏曲第3番 Op.444
全て、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、

(1)王立デンマークO 
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
録音:2002年3月8日、チボリ公園(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2)クラウス・ミューロプ(Va)、デンマークRSO ミケール・シュンヴァント(指)
録音:1994年4月14日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(3)デンマークRSO、ジャン・レイサム=ケーニック(指)
録音:1983年10月10日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(4)オーフスSO、ディエゴ・マソン(指)
録音:1988年4月18日、オーフス(デンマーク)(ライヴ録音)
(5)デンマークRSO ミルティアディス・カリディス(指)
録音:1966年9月29日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(6)南ユランSO、アレクサンドル・ラザレフ(指)
録音:1983年9月20日、スポーツ会館(オーベンロー、デンマーク)(ライヴ録音)
デンマーク放送(DR)に保存される「ステレオ」録音が、正式許可を得てリリースされます。[Disc 1]には、多くのチェリストがレパートリーとする2曲が収められました。王立デンマークOがスクロヴァチェフスキの指揮で共演したショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番。R・シュトラウスの 「ドン・キホーテ」 は、デンマークRSOをミケール・シュンヴァントが(指)「サンチョ・パンサ」のヴィオラを首席奏者のクラウス・ミューロプが弾いています。[Disc 2]には、比較的珍しい作品が収録されています。「意識をなくしたり取り戻したり、昏睡状態にでもあるような」ベリオの 「スノヴィデニアへの回帰」 は、パウル・サッヒャーがロストロポーヴィチのために委嘱し