湧々堂HOME 新譜速報:交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Willowhayne Records
(イギリス)



ジョン・ボルスドンとヴァイオリニストのマーク・ハート=パーマーによって、2012年に設立されたイギリスのレーベル。様々な録音を行うほか、世界中の小規模なインデペンデンス・レーベルのディストリビューションも積極的に行っています。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
LCSSACD-003(1SACD)
アントワープ(アントウェルペン)聖パウルス教会の大オルガン
ゲオルク・ライディンク (1664-1710):Preludium 前奏曲
バッハ:Partita 'O Gott Du Frommer Gott'パルティータ「おお、汝正しくして善なる神よ」 BWV767
ヨハン・デ・フライテルス (1709-1772):コレクション (フランドル各地のカリヨンのメロディ)より
ヨハン・クーナウ (1660-1722):Suonata prima 聖書ソナタ 第1番「ダヴィデとゴリアテの戦い」
22.Das Pochen und Trotzen des Goliaths ゴリアテの空威張り
23.Das Zittern der Israeliten/und ihr zu GOtt bey dem Anblicke dieses abscheuligen Feindes
この忌まわしい敵を見たときのイスラエル人の慄きと神への祈り
24.Die Hertzhafftigkeit Davids / dessen Begierde dem Riesen den stoltzen Muth zu brechen
/ und das kindliche Vertrauen auff GOttes Huelffe.
ダヴィデの勇気、巨人の高慢な鼻をへし折りたいという激しい衝動、神への率直な信頼
25.Die zwischen David und Goliath gewechselte Streit-Worte / und der Streit selbsten
/ darbey dem Goliath der Stein in die Stime geschleudert / und er dadurch gefaellet
/ und gar geroedtet wird. ダヴィデとゴリアテの言い争いと戦い ゴリアテは額に石を受けて倒れ、死ぬ
26.Die Flucht der Philister / ingleichen wie ihnen die Israeliten nachjagen
/ und sie mit dem Schwerte erwurgen. ペリシテ人の逃走、イスラエル人の追跡と剣による殺戮
27.Das Frolocken der Israeliten ueber diesem Siege.
この勝利を喜ぶイスラエル人の歓喜
28.Das ueber dem Lobe Davids von denen Weibern Chorweise musicirte Concert.
ダヴィデを讃え、声を合わせて歌う女たちの音楽
29.Und endlich die allgemeine in lauten Tantzen und Springen sich seusernde Freude.
ついにすべての人々が踊り、飛び跳ねて喜びをあらわす
30.デ・フライテルス・コレクションより:Andante in G アンダンテ ト長調
ニコラス・ブルーンス (1665-1697):Praeludium 前奏曲
ヨハネス・ゲッフェルト (Org)

録音:日時不明(2009年頃)
オランダ、アントワープ 聖パウルス教会
ラテン民族とゲルマン民族の文化が交わり、さらにはカトリックとカルヴァニズムも交わるベルギー北西部オランダ語圏の街アントワープ(オランダ語名アントウェルペ ン)。ここに1654年ニコラウス・ファン・ヘイゲンによって作られた楽器は、47のストップ、三段鍵盤とペダル、4000のパイプを持った大型のもので、その前面は ルーベンスの弟子たち、エラスムス・クェリヌス二世(1607-1678)とペーテル・フェアブリュッヘン父(1615-1686)による豪華な装丁が施されていました。その後 一部の移設、拡張、大きな修復などを繰り返し姿を変えてきましたが、今もルーベンス風の豪華な彫刻で飾られ素晴らしい音を奏でる、アントウェルペンの歴 史を物語る重要な遺産です。ドイツ出身のオルガニスト、ゲッフェルトがこの楽器を用いて、ゆかりの深い北ドイツを中心としたオルガン作品を演奏。18世紀にヨ ハン・デ・フライテルスという人物が、フランドル地方各地のカリヨンのメロディを採譜したコレクションから多くの小品と、クーナウの「聖書ソナタ」が聴きものです。4 本のB & K4006マイクほかを使用した優秀録音をPolyhymniaのエヴェレット・ポーターがマスタリングを務めたSACDで楽しめるアルバム。
LCSCD-006
バッハ:オルガン作品集
オルガン協奏曲第5番ニ短調 BWV596 (ヴィヴァルディ:「調和の霊感」Op3-11 RV565の編)
コラール前奏曲 「我汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ」 BWV639
パッサカリアとフーガ BWV582
コラール前奏曲 「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BWV734
奏曲とフーガ BWV552 変ホ長調 「聖アン」
コラール前奏曲 「最愛のイエスよ、我らここに集いて」 BWV731
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
コラール前奏曲 「我、心よりこがれ望む」 BWV727
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903 (M.レーガーによるオルガン用編曲版)
ニコラス・キナストン (Org)

録音:1994年3月24-26日アモールバッハ修道院教会
バイエルン州の都市アモールバッハ。この街の起源でもある修道院には、ヨハン・フィリップ・シュトゥム(1705-1776)とヨ ハン・ハインリヒ・シュトゥム(1715-1788)の兄弟により制作された、三段鍵盤と46のストップを持つ最大のシュトゥム・ オルガンがあります。200年以上の歴史を持つこの楽器は、度重なる修復と改修を経て現在まで大切に使われてお り、南部ドイツにフランスの技法も取り入れたシュトゥム家によるオルガン作りの代表とされる重要なものです。この歴史 的な楽器を用いてワイマール時代を中心としたバッハ作品を奏でるのは、英国のオルガン奏者ニコラス・キナストン。通 好みのする選曲を、柔らかなものを中心としたストップ選択で美しく聴かせています。レーガーがオルガン用に編曲した 「半音階的幻想曲とフーガ」の収録も嬉しいところ。
WHR-032
トランス・ヨーロッパ・エクスペリエンス
アンドリーセン:主題と変奏
ラヴァネッロ:アドラツィオーネ
ギユー:トッカータ Op.9
ハーフォード:組曲「ラウダーテ・ドミヌム」
ニールセン:コモーティオ Op.58
クーニス:スイスの歌曲による変奏曲
キース・ジョン(Org)
アムステルダム、ヴェネツィア、パリ、ロンドン、コペンハーゲンとチューリッヒ。ヨーロッパの各都市をオルガン作品で巡る「トランス・ヨーロッパ・エクスペリエンス」。イギリスの名オルガニスト、キース・ジョンがグロスター大聖堂のオルガンで、20世紀のオルガン作品を奏でます。
WHR-033
ワイルド・アバウト・トランスクリプションズ
クライスラー(ヴァネイエフ編):前奏曲とアレグロ
ブゾーニ:ショパンの前奏曲による9つの変奏
ラヴェル:ソナチネ
バーバー:ピアノ・ソナタ
ワイルド:ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による幻想曲
ドミニク・ジョン(P)
1980年イギリス出身、第22回ブラント国際ピアノ・コンクール第1位、ブリティッシュ・ミュージック・ソサエティ・アウォード、RCMチャペル・ゴールド・メダルなど、すでに数多くの受賞歴を誇る気鋭のピアニスト、ドミニク・ジョンが放つ"トランスクリプション"と2つのソナタ!中でも20世紀アメリカのヴィルトゥオーゾ、アール・ワイルドの手により約28分間の"ファンタジー"へと生まれ変わった「ポーギーとベス」のピアノ・トランスクリプションが聴きどころ。
WHR-034
ケープ・タウン・エクスペリエンス
ウィットロック:オルガン・ソナタ.ハ短調
テミング:オルガンのための3つの小品
フランク:コラール第2番 ロ短調
エルガー:オルガン・ソナタ.ト長調 Op.28
グラント・ブレスリー(Org)
イギリスの作曲家、ウィットロック、テミング、エルガーとフランスで活躍した作曲家、フランクのオルガン作品集。ケープタウンにあるセント・ジョージ大聖堂のオルガンを、2013年にセント・ジョージ大聖堂の専属オルガン奏者となったグラント・ブレスリーが奏でます。
WHR-035
グロスター・エクスペリエンス
エルガー:イギリス行進曲(マーティン編)
サンダース:ソリロキー、トッカータ
ホスキング:オマージュ・ア・パリ
ロイプケ:詩篇94番によるオルガン・ソナタ
ジョナサン・ホープ(Org)
グロスター大聖堂でアシスタント・ディレクターを務めているジョナサン・ホープのソロとしてのデビュー・アルバム。19世紀のオルガン作品で最高傑作の一つとされるロイプケの「詩篇94番によるオルガン・ソナタ」をメインに、19世紀から21世紀までのオルガン作品をグロスター大聖堂のオルガンで演奏します。
WHR-036
緑の森の木の下で〜愛と自然の歌
クィルター:5つのシェイクスピアの歌 Op.23
ハウエルズ:ダヴィデ王
バーバー:この輝ける夜に
ティペット:アリエルのための歌
フォーレ:秋 Op.18-3、月の光 Op.46-2、
 ゆりかご Op.23-1
プーランク:動物詩集(またはオルフェの行列)
ブリテン:野生の麝香草が咲く堤を知っている
マクドウォール:ホワイト・ビー(世界初録音)*
フィンジ:花輪をささげよう Op.18
ジェイク・バーロウ(C.T)
ステラ・ペンドラス(P)、
マーク・ハート=パーマー(Vn)*

録音:2015年2月9日−13日、セント・メアリー教会(コーンウォール)
イギリスの若きカウンターテナー、ジェイク・バーロウの初のソロ・アルバムは、イギリス、アメリカ、フランスの愛と自然をテーマとした美しい歌曲集。世界初録音となるセシリア・マクドウォール(b.1951)のホワイト・ビー(白ハチ)は、ピアノ伴奏にヴァイオリンのオブリガートも加わった幻想的な曲。
WHR-037
バッハ・ファミリーのオルガン作品集
ヨハン・ベルンハルト・バッハ:チャコーナ ト長調
ハインリヒ・バッハ:われを憐れみたまえ、おお主なる神よ
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:コラール前奏曲 「イエス、わが喜び」
ヨハン・ミヒャエル・バッハ:2つのコラール前奏曲
ヨハン・セバスティアン・バッハ:シュープラー・コラール集
ヴィルヘルム・フリードマン・バッハ:フーガ ハ短調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(スウィントン編):ソナタ 変ロ長調 Op.5-1
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(スウィントン編):ポロネーズ ヘ長調
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:ソナタ ニ長調 Wq.70/5
ヨハン・セバスティアン・バッハ:オルガン小品 BWV.572/1
マーク・スウィントン(Org)

録音:2015年8月5日−7日
C.P.E.バッハやJ.C.バッハはもちろん、ヨハン・ベルンハルト・バッハやヴィルヘルム・フリードマン・バッハ、ヨハン・ミヒャエル・バッハなどのバッハ一族のオルガン作品を聴き比べることができる好企画。
WHR-038
オー・マイ・ピープル〜20世紀&21世紀のア・カペラ作品集
フランシス・グライアー:ザ・ロード・ゴーズ・アップ
エリック・ウィテカー:ア・ボーイ・アンド・ア・ガール
マシュー・カン:イン・マヌス・トゥアス*
エドワード・エルガー(ジョン・キャメロン編):ルクス・エテルナ
ジョン・サンダース:ザ・リプローチズ
グレアム・キーチ:オー・ナタ・ルクス*
マシュー・カン:フォーブルドン・マニフィカト*、
 フォーブルドン・ヌンク・ディミティス*
グレアム・キーチ:オー・サクルム・コンヴィヴィウム*
ポール・キャリー:フィッシング・イン・ザ・キープ・サイレンス*
エリック・メイヤー編曲:私はイエスに共に歩んでほしい*
エリック・ウィリアム・バーナム:フラワーズ・フォー・ジ・オルター*
エドガー・デイ:ホエン・アイ・サーヴェイ・ザ・ワンダラス・クロス
マシュー・カン(指)アンティフォン


録音:2015年8月19日−21日、エクセター大聖堂聖母礼拝堂(イギリス)

*=世界初録音
エルガーの「Lux Aeterna」やウィテカーの「A Boy and a Girl」、サンダースの「The Reproaches」などの名作と、多くの世界初録音作品を含む、現代のア・カペラ合唱作品集。
WHR-039
バッハ、ショパン、ヤナーチェク、カプースチン:ピアノ作品集
バッハ:パルティータ第2弾ハ短調 BWV.826
ショパン:夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.、
 練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7
 夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
 練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8
 バラード第4番ヘ短調 Op.52
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日 街頭にて」
カプースチン:8つの演奏会用練習曲より 第6番「パストラーレ」
ヤスミン・ロウ(P)

録音:2015年12月18日−21日、イギリス
イギリスの女流ピアニスト、ヤスミン・ロウのデビュー・アルバムは、バッハ、ショパンの名曲に加えて、ヤナーチェクのソナタ、そしてカプースチンの練習曲を収録した極めて意欲的なプログラム。バックインレイにはジャン=エフラム・バヴゼから称賛のコメントが寄せられています。
WHR-045
シューベルト/ヴィトマン他:ホルンとピアノのための作品集
イェルク・ヴィトマン(1973-):ホルン・ソロのためのエアー
ニコラス・フォン・クルフト(1779-1818):ホルン・ソナタ.ホ長調
シューマン:アダージョとアレグロOp.70
ヨーク・ボーエン(1884-1961):ホルン・ソナタ 変ホ長調 Op. 101
キルヒナー (1942-):3つの詩曲
エサ=ペッカ・サロネン(1958-):演奏会用練習曲
ベン・ゴルトシャイダー(Hrn)、
ダニエル・ヒル(P)

録音:2017年9月22-24日
WHR-057
ロビン・A.スミス:LE WEEKEND (pour les amants)
組曲 「LE WEEKEND」
ロビン・A.スミス (P&指)
チェコ国立SO

録音:2017年10月
王立音楽大学で作曲を学んだスミスは、アンドレア・ボチェッリ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラスから、エルヴィ ス・プレスリー、アレサ・フランクリン、バート・バカラックなどと共に仕事をしている作曲家・編曲家。近年では2Cellosと も共演しており、2012年ロンドン・オリンピックの開会式の指揮も行っている大御所です。この「恋人たちの週末」と題 された作品は、フランスに暮らす、あまり裕福とはいえない恋人たちを想定し、それぞれがお互いを想う気持ちが音楽で 表現されています。甘く切ない、上質のイージーリスニング・ミュージックです。
WHR-063
アーノルド・クック:オーボエとハープシコードもしくはピアノの為のソナタ、オーボエとピアノの為のソナタ
アーノルド・クック(1906-2005):オーボエとハープシコードもしくはピアノの為のソナタ (1962)
アーノルド・クック:オーボエとピアノの為のソナタ (1957)
リチャード・エルフィン・ジョーンズ(1944-):オーボエとピアノの為のソナタ 「ヴィヴァ・アルテア!」 *
キャサリン・タナー=ウィリアムズ(1973-):Luminous *
  Darkness Falling with Birdsong *
キャサリン・タナー=ウィリアムズ(Ob)
クリストファー・ウィリアムズ(P)

録音:2019年11月14、15日ワイアストーン・コンサートホール UK
*=世界初録音
イギリスのコーンウォール出身のオーボエ奏者キャサリン・タナー=ウィリアムズと、その夫でもあるピアニスト のクリストファー・ウィリアムズによる、Willowhayneレーベルへの2枚目のアルバム。知られざる素晴らし い作品の発掘に秀でた彼女たちらしく、ここには世界初録音を含むイギリスの作品を収めています。タ ナー=ウィリアムズの和声と対位法の教師でもあるリチャード・エルフィン・ジョーンズによる最新のオーボエ・ ソナタ(初演は2019年3月にこのCDと同じ組み合わせで行われました)と、ジョーンズと親交のあったアー ノルド・クックによる2つのオーボエ・ソナタ、そして最後にタナー=ウィリアムズによる自作を収録。どの作品 もオーボエが持つエキゾチックな魅力が引き出されたもので、二人は高い技術と息の合った演奏でその素 晴らしさを堪能させてくれます。
WHR-066
『エンゲルブルク・エクスペリエンス』〜エンゲルブルク修道院のオルガン
ロッシーニ:歌劇「ウイリアム・テル」序曲
バッハ:「羊は安らかに草を食み」 (カンタータ BWV 208 より)
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第8番Op. 46 No. 8
ビゼー:『子供の遊び』 より
スーザ:ワシントン・ポスト
バッハ:バディネリ (管弦楽組曲 第2番BWV 1067 より)
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ジェナロ・コディーナ:「サカテカス」 メキシカン・マーチ
ポンセ:間奏曲 第1番
ゼキーニャ・ジ・アブレウ:ティコ・ティコ
ポンセ:ガヴォット
スーザ:星条旗よ永遠なれ
アルフォード:「ボギー大佐」と「サントロペの憲兵」
ヘンデル:『王宮の花火の音楽』 より
ホセ・パブロ・モンカーヨ:ウアパンゴ
ゴットシャルク:トーナメント・ギャロップ
※全てマルクス・キューニスによる編曲
マルクス・キューニス(Org)

録音:2019年10月7-9日 エンゲルブルク修道院、スイス
スイスはエンゲルブルクの修道院にある、4段鍵盤137ストップ、9000ものパイプを持つゴル・オルガンを用いて、管弦楽の名曲からラテン・ナンバーまでを縦横無尽に弾いたアルバム。
WHR-067
『王様の錬金術師』〜イギリスの弦楽三重奏曲集
フィンジ:弦楽三重奏のための前奏曲とフーガ Op. 24
ヒュー・ウッド(1932-):Ithaka イタカ Op. 61 ※世界初録音
サリー・ビーミッシュ(1956-):The King's Alchemist 王様の錬金術師 ※世界初録音
モーラン(1894-1950):弦楽三重奏曲 ト長調 R.59
エブラナ弦楽三重奏団

録音:2019年4月24-26日 バーミンガム王立音楽院 リサイタル・ホール
2006年に結成された英国の弦楽三重奏団による、自国の近現代の作曲家による作品集。
WHR-068
ホルン協奏曲集
アーノルド:ホルン協奏曲第2番Op.58
クリストフ・シェーンベルガー(1961-):ホルン協奏曲 ヘ長調 …世界初録音
ルース・ギップス(1921-1999):ホルン協奏曲 Op.58
ベン・ゴルトシャイダー(Hrn)
フィルハーモニアO
リー・レイノルズ(指)

録音:2021年3-5月 ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
ブーレーズ・アンサンブルのメンバーで、ウエスト=イースタン・ディヴァンOの首席ホルン 奏者、ベン・ゴルトシャイダーによるWillowhayneレーベルからの2枚目のアルバム。1921年に生まれた 2人の作曲家、当時の前衛的実験的な音楽の流れに背を向けて旋律的な作品を書き続けたアーノル ドとギップス、そして同様の流れを汲む新古典派的作風のシェーンベルガーによる協奏曲を収録していま す。高く安定した技術と滑らかによく歌う表現力が素晴らしく、それぞれの作品の魅力を十二分に引き 出しています。
WHR-072
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番、第2番、第3番 パヴロス・カルバーリョ(Vc)

録音:2019年3-10月セント・マーガレット教会、イースト・サセックス、UK
イギリス、イタリア、ドイツ、ロシアとヨーロッパ各地のコンクールでの入賞歴を誇り、英国サセックスの弦楽 合奏団、アンサンブル・レザの音楽監督を務めるパヴロス・カルバーリョによる無伴奏第1弾。堂々とした 深い歌い込みと、豊かな表現がたいへん魅力的です。
WHR-073(2CD)
NX-C08
バッハ&シーボーン:トッカータとファ
ンタジア

【DISC 1】
バッハ:トッカータ 嬰ヘ短調 BWV 910
ピーター・シーボーン(1960-):トッカータ 第1番
 ファンタジア・ラクリマ(涙のファンタジア)
バッハ:トッカータ ハ短調 BWV 911
シーボーン:トッカータ 第2番
 ファンタジア・トラジカ(悲劇的なファンタジア)
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912
シーボーン:トッカータ 第3番
 ファンタジア・テネブローサ(闇のファンタジア)
バッハ:トッカータ ニ短調 BWV 913
C.P.E.バッハ:ファンタジア 変ホ長調 H. 348
シーボーン:トッカータ 第4番
 ファンタジア・メディタティヴァ(瞑想的なファンタジア)
バッハ:トッカータ ホ短調 BWV 914
シーボーン:トッカータ 第5番
 ファンタジア・マリンコニア(憂鬱なファンタジア)
バッハ:トッカータ ト短調 BWV 915
シーボーン:トッカータ 第6番
 サラバンド風のアリアと変奏
バッハ:トッカータ ト長調 BWV 916
コンスタンチン・リフシッツ(P)

録音:2021年10月21日-24日スタインウェイ・レコーディング、フルベック、リンカンシャー (UK)
ウクライナ第2の都市ハリキウ(ハリコフ)に生まれたリフシッツ。バッハは当初から重要なレパートリーの一つで、1994年に録音したゴルトベルク 変奏曲は大きなセンセーションを巻き起こしました。これまでにフーガの技法や音楽の捧げもの、ピアノ協奏曲全集などをOrfeoに録音してき たリフシッツの最新作は、2022年5月の東京公演でもとりあげるバッハのトッカータに、イギリスの作曲家ピーター・シーボーンの作品を組み合 わせたもの。リフシッツはこのプログラムで、千変万化する音のテクスチャーとテンポによってピアノ演奏における技巧の魅力と心の深くに訴える 力の両方を伝えることを狙ったそうです。 1曲だけ収録されたC.P.E.バッハのファンタジアもリフシッツの本領が遺憾なく発揮され、大胆かつダイナミックな楽想の変化を聞かせます。
WHR-074
『海の壁画』〜フランスの知られざるハープ作品集 第1集
オーギュスト・シャピュイ(1858-1933):ハープ・エオリエンヌ
 カリヨン
 ダヴィド・ドヴァン・ラルシュ
アンリエット・ルニエ:朝の散歩道
アンリ・ビュッセル(1872-1973):日本歌曲による即興曲
 バラード 変イ長調 Op. 65
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):海の壁画 Op. 46
ジャック・ピロワ(1877-1935)/マルセル・グランジャニー(1891-1975)編曲:2つの小品
オデット・モンテスキュー(1908-2002):前奏曲
マルセル・スラージュ(1894-1970):小品集
トゥルニエ:魔法の糸車 Op. 44
アレクサンダー・ライダー(1902年エラール製ハープ)

録音:2021年9月27-29日、2022年1月21日 セント・ピーター・アンド・セント・メアリー教会、フィッシュボーン、ウエスト・サセックス、UK
ヨーロッパ各地で活躍し、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティクやエンシェント室内O などの古楽オーケストラとの共演も多い英国の男性ハープ奏者、アレクサンダー・ライダーが奏でる19世 紀フランスの知られざるハープ作品集。どの作品もたいへん美しく、エラール製オリジナル楽器の響きも相 まって、非常に心地よいアルバムに仕上がっています。ビュッセルの即興曲では、日本人のよく知るメロ ディが飛び出します。
WHR-075
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番、第2番、第5番 リンデン・クランハム(バロック・チェロ)

録音:2020年12月8-10日、2021年4月 セント・ピーター・アンド・セント・メアリー教会、フィッシュボーン、ウエスト・サセックス、UK
英国王立音楽院でチェロを学び、アメリカやニュージーランドで室内楽の活動の後バロック・チェロを志し たというリンデン・クランハム。エンシェント室内Oなどで活躍し、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ の一員としてガーディナーの「バッハ・カンタータ巡礼」のプロジェクトにも参加した彼女による無伴奏第1 弾。1750年頃ドイツ製の名器の音色が楽しめます。
WHR-076(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(全10曲) クリストファー・ホワイト(Vn)
メラニー・ラインハルト(P)

録音:2019年8月-2020年8月 ライム・ツリー・スタジオ、グレート・ボウデン、レスターシャー、UK
ロンドンに生まれ英国王立音楽院とトロントの王立音楽院でヴァイオリンを学び、アメリカとヨーロッパでコ ンサートマスターやソリストとして活躍してきたクリストファー・ホワイト。カナダで出会ったメラニー・ラインハル トと共に、30年以上演奏し続けてきたというベートーヴェンのソナタを全集録音。
WHR-080
恋は野の鳥 〜フランスのオーボエ作品集
ビゼー:歌劇「カルメン」より *
 ハバネラ「恋は野の鳥」
 セギディーリャと二重唱
 ミカエラのアリア
アンリ・ブロ(1799-1893):歌劇「ランメルモールのルチア」の狂乱の場による幻想曲 Op.57
ブラス・マリア・コロメル(1833-1917):幻想曲
アンリ・ダリエ(1849-1934):ファンタジー=カプリース
デュティユー:オーボエ・ソナタ
プーランク:オーボエ・ソナタ FP185
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
クロード・アリュー(ルイーズ=マリー・シモン)(1903-1990):夜想曲 **
アリュー:即興曲 **

*…この編曲による世界初録音(編曲者不詳)
**…世界初録音
キャスリン・タナー=ウィリアムズ(オーボエ/Marigaux 901)
クリストファー・ウィリアムズ(P/Steinway Model D)

録音:2022年9月3、4日
ウェールズの首都カーディフのカムリO(Orchestra De Cymru)の首席オーボエ奏者を務め る、キャスリン・タナー=ウィリアムズの3枚目のアルバム。オーボエにとって重要なレパートリーであるフランス の作品に、親しみやすい名曲のアレンジも収録しています。
WHR-082
NX-B05
カレイドスコープ 〜トロンボーンとピアノの為の作品集
フランク・マルタン:バラード
エンリケ・クレスポ(1941-):トロンボーン独奏の為のインプロヴィゼーション第1番
ウェーバー:ロマンス
ヘンデル:トリオ・ソナタ ト短調 Op.2-8HWV393
ギルマン:交響的小品 Op.88
クシェネク(1900-1991):トロンボーンとピアノの為の5つの小品 Op.198
ロパルツ:変ホ短調の小品
クリス・ガーフィット(Tb)
セリ・ダン(P)
ギレム・クスニェレク(Tb)

録音:2020年3月、6月 ハルベルク放送局、ザールブリュッケン
イギリス出身、数々の国際的なコンクールで優勝を重ね、2021年からケルンWDRSOのソロ・ト ロンボーン奏者を務めており、2022年にはミュンヘン国際音楽コンクールでも優勝を果たしたクリス・ガー フィット。近年デュオを組んで活動している韓国のピアニスト、セリ・ダンとの共演による待望のファースト・ソ ロ・アルバムが登場しました。バロックや古典で聴かせる奥行きのある歌心、現代作品での目の覚めるよ うな超絶技巧までをたっぷりと聴かせ、その表現力の幅広さと高い技術力を見せつけてくれます。
WHR-084
NX-B05
コネクションズ 〜ドイツのホルン音楽
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス(1822-1905):夜想曲 Op.7
R・シュトラウス:アンダンテ ハ長調 AV86a
ヒンデミット:ホルン・ソナタ ヘ長調
アーノルド・クック(1906-2005):ロンド 変ロ長い調
ローレンス・デイヴィス(ホルン/Alexander model 103)

ヘレン・デイヴィス(P)
フィルハーモニア管とロイヤル・フィルの首席ホルン奏者を長年務め、2021年には再びフィルハーモニア管 に復帰した名手ローレンス・デイヴィスのソロ・アルバム。ピアノを担当するのは実の母であるヘレン・デイ ヴィスで、2人での録音は今回が初めてとのこと。2020年のロックダウンで人と人との繋がり (connections)について考えた彼らは、ヘレンの父親がイギリス系ドイツ人であったことからこのアルバム の構想を広げました。ベートーヴェンの名曲に始まりヨーゼフ&R・シュトラウス父子の作品、そして ヒンデミットを収録。最後に収められたクックはヒンデミットに学んでその作風を受け継いだイギリスの作曲 家で、今回のテーマにまさにぴったりの選曲といえそうです。安定した技術と表現力が聴きものです。
WHR-087
NX-B05
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
ジュリアン・ジェイコブソン(P)

録音:2018年3月 ポットン・ホール、サフォーク、UK
強い影響力を持つコンポーザー・ピアニスト、ジュリアン・ジェイコブソンによるベートーヴェンの有名なソナタ 3曲を収録したアルバム。彼はベートーヴェン「マラソン」でも知られており、2022年11月にも自身の75 歳を記念し、32曲のソナタ全曲を暗譜で弾き切っています。
WHR-088
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番、第4番、第6番 リンデン・クランハム(バロック・チェロ)

録音:2022年1月18-20日、2023年3月13-14日 セント・ピーター・アンド・セント・メアリー教会、フィッシュボーン、ウエスト・サセックス、UK
英国王立音楽院でチェロを学び、アメリカやニュージーランドで室内楽の活動の後バロック・チェロを志し たというリンデン・クランハム。エンシェント室内Oなどで活躍し、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ の一員としてガーディナーの「バッハ・カンタータ巡礼」のプロジェクトにも参加した彼女による無伴奏第2 弾。第1弾の録音は、ウエスト・サセックスで彼女が見つけた響きの美しい教会が、パンデミックの影響で 多くの集会が中止になったために実現したものでしたが、人々の活動が日常に戻ることで皮肉なことにス ケジュール確保が困難になる中、忍耐をもって全集録音を完成させることが出来ました。1750年頃ドイ ツ製の名器の音色が楽しめます。また第6番では、アイルランド出身で現在はイギリスのケントに工房を 持つヴィオラ・ダ・ガンバ製作者シェム・マッケイが、彼女のために製作した5弦チェロを使用しています。


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