湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Da Vinci Classics
C-00853(1CD)
リヴィング・フルート
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジーより第1曲 イ長調、第10曲 嬰ヘ短調、第7曲 ニ長調、第3曲 ロ短調
ジョージ・ベンジャミン:フライト
キャサリン・フーヴァー:Kokopeli
ヴァレーズ:Densuty 2I.5
クリストバル・アルフテル:Debla
リッカルド・パルッチ:FRog flute
ゲイリー・ショッカー:Blip Blip Blip
ローウェル・リーバーマン:独り言
パルッチ:sCadenze
フィリッポ・ロガイ(Fl)

録音:2017年&2023年
イタリアのフルーティスト、フィリッポ・ロガイの今回のアルバムのコンセプトは、今日分業化されている音楽制作の統一性にあります。作曲家であり、フルーティストであるリッカルド・パルッチがアドバイザーとしても参加しています。また演奏者であるロガイもパルッチの作曲のプロセスを踏襲しながら演奏しています。この二人の相乗効果によって聴き手にも作曲家のイメージがより伝わる演奏となっています。
Da Vinci Classics
C-00854(1CD)
エクスタシー・オヴ・カラーズ
タンスマン:2本のギターのためのソナチネ
ショパン:マズルカ Op.33-1、マズルカ Op.33-2
メンデルスゾーン:無言歌集 第4巻 「浮雲」 Op.53-2、
 無言歌集 第5巻 「5月のそよ風」 Op.62-1
チャイコフスキー:2つの小品 Op.10
ショパン:マズルカ Op.33-3、
 マズルカ Op.33-4
スクリャービン:5つの前奏曲 Op.16
マルコ・デ・ビアジ:プロコフィエフへのオマージュ Op.7
マウリツィオ・バウディーノ(G)、
ダリオ・ヴァニーニ(G)
ギター・デュオのためのオリジナル&アレンジ作品集。タンスマンの「2本のギターのためのソナチネ」から始まり、ショパンの「マズルカ Op.33」やメンデルスゾーンのアレンジ物までバラエティに富んだ美しいメロディが並びます。ギター・デュオによる多彩な音色でご堪能ください。
Da Vinci Classics
C-00855(1CD)
忘却の彼方に〜ロベール・カサドシュ:ピアノ作品集 Vol.2
24の前奏曲 Op.5
トッカータ Op.40アレグロ
マウロ・チェッキン(P)

録音:2023年8月
作曲家としてのロベール・カサドシュに焦点を当てた企画の2枚目が登場です。今作ではバッハの「平均律クラヴィーア曲集」をモデルにしてショパンやドビュッシーが書いた同様の作品を彷彿とさせる「24の前奏曲 Op.5」が収録されています。
Da Vinci Classics
C-00858(1CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
草かげの小径にて 第1集/霧の中で
ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」
ジャンルイジ・ダニエーレ(P/スタインウェイD 274)

録音:2023年11月3日-5日(イタリア)
イタリアのカンポバッソ出身のピアニスト、ジャンルイジ・ダニエーレが弾くヤナーチェクの作品集。ダニエーレは、ペロシ音楽院、サンタ・チェチーリア音楽院で研鑽を積み、ソリスト、室内楽奏者、伴奏者としてイタリア国内外で活躍。これまでに、ロンドン国際音楽コンクール第3位、カルロス&ソフィア国際ピアノ・コンクール第2位、メディチ国際音楽コンクール第2位、セルジオ・カファロ国際コンクール「ドメニコ・スカルラッティ・ソナタ最優秀演奏賞」など、数多くのコンクールで入賞しています。
本アルバムでは、当初ハルモニウムのために構想され、夭逝した最愛の娘オルガに手向けられた哀悼音楽 「草かげの小径にて」。娘オルガの死や、数々のオペラがプラハの歌劇場から拒絶されるなど、ヤナーチェクが人生の難局に立たされていた時期の作品である 「霧の中で」。占領下の祖国で行われた残虐行為に対するすべての痛みを表現したソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」 という、ダニエーレがレパートリーとしている20世紀の作品から、チェコの作曲家ヤナーチェクによる3つの作品を取り上げています。
Da Vinci Classics
C-00862(2CD)
ヘンデル:ハープシコード作品全集 Vol.2
【CD1】シャコンヌ ヘ長調 HWV485/組曲ニ短調 HWV448/組曲ニ短調 HWV449/ソナチネ ニ短調 HWV581/アルマンド イ短調 HWV478/シャコンヌ ト短調 HWV486/パルティータ ハ短調 HWV444
【CD2】組曲ハ短調 HWV445/前奏曲とアレグロ イ短調 HWV576/エア ト長調 HWV467/トッカータ ト短調 HWV586/ソナチネ ト短調 HWV583/ソナチネ ト短調 HWV580/協奏曲ト長調 HWV487/エア 変ロ長調 HWV471/前奏曲 ヘ長調 HWV567/前奏曲ヘ短調 HWV568/前奏曲ト短調 HWV573/前奏曲ホ長調 HWV566/エア ト短調 HWV466/エア 変ロ長調 HWV470/Impertinence ト短調 HWV494/エア ヘ長調 HWV465(2つの変奏付き)/アレグロ ニ短調 HWV475/アルマンド変ロ長調 HWV479/クーラント ロ短調 HWV489/エア ハ短調 HWV458/ソナチネ イ短調HWV584/パルティータ イ長調 HWV454/アリア ハ短調 HWV459
フェルナンド・デ・ルカ(ハープシコード)

録音:2022年10月-12月(イタリア)
本アルバムは、フェルナンド・デ・ルカによるヘンデルのハープシコード作品全集の第2巻で、複数の楽章からなる作品(組曲 HWV448、449、445、パルティータHWV444、454など)と、短い小品が組み合わされています。ヘンデル演奏の第一人者である、フェルナンド・デ・ルカがこの録音プロジェクトを通して、ヘンデルの創造力とファンタジーの多様性、そしてニュアンスを示すとともに、これら作品が持つ類まれな芸術的価値を再発見しています。
Da Vinci Classics
C-00863(1CD)
リャプノフ:ピアノ作品集
:薄明かりの歌 Op.22/秋の歌 Op.26
ピアノ・ソナタ Op.27
ロシアの主題による変奏曲とフーガ Op.49
ジョージアの主題による変奏曲 Op.60
ルーカ・ファルデッリ(P)

録音:2023年、イタリア
セルゲイ・リャプノフ(1859-1924)の没後100周年を記念してリリースされるこのアルバムは、ピアノ音楽の分野におけるリャプノフの誰もが認める傑作のいくつかをさらに深く掘り下げる絶好の機会です。リャプノフはピアニストとしての系譜がフランツ・リストに直接由来しており(リストの弟子カール・クリントヴォルトにピアノを師事)、現代ロシア音楽のライバルであった2つの流派の巨匠(一方はチャイコフスキーと弟子のタネーエフ、もう一方は民族主義を目指したロシア5人組のバラキレフ)から作曲を学んだため、様々な要素を取り入れて独自のスタイルを構築することができました。
リスト・スクールで学んだピアノの妙技、西洋スタイルのロシアの巨匠から受け継いだ様式、ロシア5人組と彼自身のフィールドワークから得られたロシア民族遺産に関する知識などの要素が、ノスタルジックな「薄明かりの歌」と「秋の歌」、力強く高度な技巧が求められるピアノ・ソナタ、ロシアとジョージア(グルジア)の主題による変奏曲に現れています。
Da Vinci Classics
C-00860(1CD)
ゲラルデスキ:鍵盤楽器のための3つのソナタ
フィリッポ・マリア・ゲラルデスキ(1738-1808):ソナタ第1番ハ長調
ソナタ第2番変ロ長調/ソナタ第3番ホ長調
マヌエル・マランドリーニ(P)

録音:2023年、イタリア
フィリッポ・マリア・ゲラルデスキ(1738-1808)は、18世紀後半イタリアの音楽家の中でも第一級の人物でした。 彼は、当時もっとも偉大な音楽家および音楽学者の一人であった伝説的なフランシスコ会修道士、マルティーニ神父の指導の下で学ぶという特権に恵まれ、後にボローニャのアカデミア・フィラルモニカ(一部のエリート音楽家に与えられる栄誉)の会員となり、イタリア中部のいくつかの重要な音楽礼拝堂で音楽監督として働き、後にオーストリア=ハンガリー帝国の皇帝となるトスカーナ大公の宮廷で楽長を務めました。
このアルバムでは、ゲラルデスキが生前に出版し、オーストリア大公妃マリア・テレサに捧げた3つの鍵盤楽器ソナタを収録。これらの作品は、エトルリア王、ブルボン王ルイ1世の葬儀のために書いた有名なレクイエムとともに、ゲラルデスキのもっとも高く評価された作品の1つです。
マヌエル・マランドリーニは、バッハ国際音楽コンクールのコンサート部門第1位やウィーンのアマデウス作曲賞第3位など、数々の受賞歴を誇り、ピアニスト、作曲家、音楽理論の教授、そして音楽イベントの企画や管理にも豊富な経験を持つスペインの音楽家です。
Da Vinci Classics
C-00856(1CD)
W.F.バッハ:12のポロネーズ
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):12のポロネーズ F12
ボーナス・トラック〜W.F.バッハの作とされる4つの小品(マーティン・グレイソン編集)〔メヌエット ト長調、ブレ ロ短調、メヌエット ニ短調、アレグロ ト短調〕
ジャンカルロ・シモナッチ(P)

録音:2023年、イタリア
バッハの長男であり、彼が持つ才能を最大限に注ぎ込んで教育し、当時のもっとも熟練した鍵盤楽器奏者、即興演奏家、作曲家へと成長したヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。サティやモンポウ、ケージやフェルドマン、自作など、近現代の傑出したアルバムをリリースしてきたイタリアのベテラン・ピアニスト兼作曲家、ジャンカルロ・シモナッチが贈る、W.F.バッハのポロネーズ集。大バッハの「平均律クラヴィーア曲集」の構造と調整の順序を反映した「12のポロネーズ」は、ポーランドの威厳や壮麗さと高貴さを内包しており、非常に快活で自発的な長調の曲と、対照的に抒情的で洗練された短調の曲が交互に配置されています。ボーナス・トラックとして、伝W.F.バッハの小品も収録。(W.F.バッハは父親の作品を自作と偽ったり、逆にW.F.バッハの作品がバッハ作として紹介される等、真作不明の問題が残されています。)
Da Vinci Classics
C-00850(1CD)
ヴィルヘルム・ケンプ:ピアノ作品集
ラプソディック・プレリュード
組曲「イスキア」 Op.68/ピアノ・ソナタ Op.47
(ケンプ編):シチリアーノ(フルート・ソナタ 第2番BWV1031より)、
神よ,あなたに感謝を捧げます(教会カンタータのための前奏曲 BWV29)、
こころよき喜びの声にて(コラール前奏曲 BWV751)
ジョヴァンニ・アウレッタ(P)

録音:2023年8月
オルガニストとしてキャリアをスタートさせたヴィルヘルム・ケンプは、後に20世紀でもっとも称賛されるピアニストの一人となりました。そのケンプが作曲していたことはあまり知られていませんが、彼の最初の教師がケンプに作曲に専念することを勧めるほどの才能を持っていました。ピアニストのジョヴァンニ・アウレッタは、数年間に渡ってケンプの残された楽譜を研究しそこから見つけ出した名曲に光を当てました。
Da Vinci Classics
C-00839(2CD)
バッハ:幻想曲、カプリッチョ、序曲と組曲集
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903/幻想曲とフーガ イ短調 BWV904/幻想曲とフーガ(断片) ハ短調 BWV906/幻想曲 ト短調 BWV917/幻想曲 ハ短調 BWV918/幻想曲 イ短調 BWV922/幻想曲とフーガ イ短調 BWV944/カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 変ロ長調 BWV992/カプリッチョ ホ長調 BWV993/序曲 ヘ長調 BWV820/序曲 ト短調 BWV822/組曲 イ短調 BWV818/組曲 変ホ長調 BWV819/組曲 ヘ短調 BWV823/組曲 イ長調 BWV832
ピエトロ・ソラーチ(P/スタインウェイ)

録音:2021年、グリファ&フィリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
11歳の時にベッリーニ歌劇場Oとの共演でデビューを果たし、1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールでは参加したイタリア人の最高位となるなど、イタリア内外で目覚ましい活躍を展開してるピアニスト、ピエトロ・ソラーチ。鮮烈なストラヴィンスキー(Da Vinci/C00372)が印象的だったソラーチが進めているバッハのピアノ作品全曲録音の第9巻は、幻想曲、カプリッチョ、序曲、組曲集。作曲家、鍵盤楽器の即興演奏家としてのバッハの初期の作品についての興味深い洞察を提供します。
べーレンライター社の後援を受けて行われたこの録音でも、前作同様クリティカル・エディションの楽譜が用いられており、その解釈や研究結果もポイント。また、日本の風景がジャケット写真に採用されているのも当シリーズの特徴で、今作は観光地や映えスポットとしても人気が高い京都・伏見稲荷大社の千本鳥居です。
Da Vinci Classics
C-00841(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
前奏曲嬰ハ短調 Op.45
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
シャン・トゥ(P)

録音:2022年3月、モス・アーツ・センター(ブラックスバーグ、アメリカ)
台北生まれの台湾系アメリカ人ピアニスト、シャン・トゥの2枚目のアルバムとなるショパンの「24の前奏曲」。ジュリアード音楽院協奏曲コンクールの優勝者としてリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでニューヨーク・デビューを果たして以来世界中のコンサート会場に登場しています。ニューヨーク・タイムズ紙に「雄弁な感性」、ボストン・インテリジェンサー紙に「非の打ちどころのないテクニック」、そしてファンファーレ紙には「作曲家の間を行き来するカメレオンのような才能」と賞賛される類稀なピアニズムでショパンの世界を表現します。
Da Vinci Classics
C-00843(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.6
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
マウリツィオ・パチャリエッロ(ピリオド・ピアノ)

録音:2020年10月(カプラーニカ、イタリア)
現在のイタリアで有数のベートーヴェン弾きとして高い評価を受けており、1998年の第48回ARDミュンヘン国際音楽コンクールで入賞、2003年にはニューヨークのカーネギー・ホールへのデビューを果たした鍵盤楽器奏者マウリツィオ・パチャリエッロ。現在はピリオド・ピアノでの演奏に情熱を注ぎ、イタリアにおけるこの分野の権威的存在として知られるパチャリエッロが2017年の秋にスタートさせたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の第6巻が登場。
1840年頃のフランスのボワスロや1885年のベーゼンドルファー、18世紀後期のクラヴィコードなど、様々なピリオド・ピアノを弾いてきたパチャリエッロが、ピアノの“新約聖書”ともいわれるベートーヴェンのピアノ・ソナタの最初の三作品を披露します。
Da Vinci Classics
C-00845(1CD)
バッハ:鍵盤楽器のためのアポクリファル作品集 Vol.1
バッハ:組曲変ロ長調 BWV821/サラバンド ト短調 BWV839/アレグレット・スケルツァンド ニ短調 BWV844/フーガ イ短調 BWV897/2/バッハの名による前奏曲とフーガ変ロ長調 BWV898/トッカティーナ ニ短調 BWV899/1,900/2/幻想曲とフーガ ニ短調 BWV905/幻想曲とフゲッタ変ロ長調 BWV907/幻想曲とフゲッタ ニ長調 BWV908/協奏曲とフーガ ハ短調 BWV909/前奏曲ハ短調 BWV919/幻想曲ト短調 BWV920/アダージョとプレスト イ短調 BWV923A
セルジオ・ガスパレッラ(ハープシコード)

録音:2023年7月3日-6日(イタリア)
バッハ作によるかどうか不明な鍵盤楽曲が約50曲あり、その作者について大きな難問を投げかけています。長い間、バッハの作とされてきたものもあれば、最近の批評的な資料の検証によって証明されたものもあります。さらに複雑なのは、かつてバッハのレパートリーにしっかりと組み込まれていたにも関わらず、現在ではバッハの息子、生徒、同僚といった作曲家の遺産と結びついている作品です。このような楽曲の保管庫として注目すべきは、ベルリンのドイツ国立図書館に所蔵されている大バッハを信奉していたドイツの作曲家、オルガニストのヨハン・ペーター・ケルナーの手稿譜P804です。この資料には、有名なものを含む多くの鍵盤楽曲の初稿版が記録されています。本アルバムでは、イタリアのチェンバロ奏者、指揮者として活躍するセルジオ・ガスパレッラによる鮮やかな解釈で、そのいくつかを取り上げています。
Da Vinci Classics
C-00846(1CD)
マルコ・ジャンノー二:独奏ギター作品全集
カプリッチョ・トナーレ/12の練習曲
バッハによる組曲/前奏曲と舞曲
4つの舞曲/カデンツァ/Un petit rien
ファブリツィオ・プロイエッティ(G)

録音:2020年8月14日&2023年3月4日(イタリア)
本アルバムには、イタリアの作曲家、マルコ・ジャンノーニが15年以上(2006年〜2022年)に渡って作曲したギター独奏のための全作品が収められています。クラシック・ギタリストとしての経歴を持つジャンノーニが、様々なスタイルや作曲技法を注ぎ込んだ作品が持つ魅力を、サンタ・チェチーリア音楽院で研鑽を積んだイタリアの若きギタリスト、ファブリツィオ・プロイエッティの解釈でお楽しみください。
Da Vinci Classics
C-00848(1CD)
ナポレオン・コスト:ギター作品全集 Vol.5 〜想い出
ナポレオン・コスト:フランドルの想い出 Op.5
ヨハン・シュトラウスの16のお気に入りのワルツ Op.7
ギタリストの余暇 Op.51
お気に入りのワルツ Op.46
カルロ・フィエレンス(G)
※使用楽器:ルネ・ラコート1855年製

録音:2022年12月、パラッツォ・チゴラ・マルティノ二(イタリア)
国際的なギタリストだった父グイッレルモに指導を受け、名匠リカルド・イズナオラから絶賛された腕前の持ち主であるイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺した19世紀フランスのギターの巨匠、ナポレオン・コストの全作品を網羅するという壮大なプロジェクトの第5巻。
「Souvenirs(想い出)」と題されたこの巻に収録された作品は、3つの異なる作品集からシンプルなものを選んだもので、コストの作風と作曲の一貫性を浮き彫りにしています。このアルバムでも、フィエレンスはコストの芸術的なニーズに合わせて作られた特別な7弦ギターを使用。コストの作風は、ロマン派音楽を愛するすべての人々を魅了し、非常に高い技術的要求と深い表現力が融合し、リストからショパン、ベルリオーズからシューベルトまで、当時の最も有名な作曲家の特徴を示しています。

DUX
DUX-2053(2CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 アンジェイ・シロンザク(P)

録音:2023年8月、キェルツェ(ポーランド)
1985年ルブリン生まれのピアニスト、アンジェイ・シロンザクが弾くバッハの「フーガの技法」全曲。2017年からポーランド現代音楽協会のメンバーとなっているシロンザクは、古楽と現代音楽の両面に焦点を当てて活動しており、サルヴァトーレ・シャリーノ、ジョン・アダムズ、ジョン・ケージらの作品をポーランドで最初に演奏したピアニストの一人としても知られ、ウッチの現代音楽祭にも定期的に出演しています。バッハのゴルトベルク変奏曲からストラヴィンスキー、サティ、リリ・ブーランジェ、シメオン・テン・ホルト、ラートハウスと多彩なディスコグラフィーを誇り、現在はキェルツェのヤン・コハノフスキ大学で教授を務めるシロンザクが、スタインウェイで表情豊かに描く「フーガの技法」。ポーランド教育・科学省が助成するプロジェクトによるレコーディングです。

NIFC
NIFCCD-658659(2CD)
イ・ヒョク〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン
夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
練習曲第23番ホ短調 Op.25-11「木枯らし」
幻想曲ヘ短調 Op.49
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
ワルツ第5番変イ長調 Op.42
ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調 Op.35「葬送」
ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
ラ・チ・ダレム変奏曲(モーツァルト 「ドン・ジョヴァンニ」 の「お手をどうぞ」による変奏曲)変ロ長調 Op.2
4つのマズルカ Op.17
ピアノ・ソナタ第3番変ロ短調 Op.58
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21*
イ・ヒョク(P)、
アンドレイ・ボレイコ(指)*
ワルシャワPO*

録音(ライヴ):2021年10月2日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:スタインウェイ
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。そして今回、コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から久々のニューリリースとして、韓国勢として唯一のファイナリストとなった若き天才、イ・ヒョクが登場します!
イ・ヒョクは2000年韓国生まれの新星ピアニスト。2012年に12歳でモスクワの「青少年のためのショパン国際ピアノコンクール」を、2016年に16歳で第10回パデレフスキ国際ピアノコンクールをそれぞれ最年少で制すると、2018年の第10回浜松国際ピアノコンクールでは第3位を受賞するなど順調に歩みを続け、2021年の第18回ショパン・コンクールで見事ファイナリストとなりました。その後も2022年のロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのピアノ部門で亀井聖矢との同時優勝で大きな話題を呼ぶなど飛躍を続けており、今最大級の注目を集める若き才能の一人です。

Indesens Calliope Records
IC-012(1CD)
フォーレ&ラヴェル〜ジャズ・インプレッションズ
フォーレ:「レクイエム ニ短調」 より イントロイトゥスとキリエ, アニュス・デイ, リベラ・メ
 「3つの歌」 より 夢のあとに
 パヴァーヌ
ラヴェル:「ピアノ協奏曲ト短調」 より 第2楽章 アレグロ・アッサイ*
 ダフニスとクロエ/「ダフニスとクロエ」 より 宗教的な踊り
 逝ける王女のためのパヴァーヌ
 「マ・メール・ロワ」 より 妖精の園
 「スペイン狂詩曲」 より 夜への前奏曲
 前奏曲
エルヴェ・セラン(P)、
クロード・エジェア(フリューゲルホルン)*

録音:2023年9月13日-15日&10月8日、スタジオ・ド・ムードン(フランス)
フレンチ・ジャズ・ピアノの名手、エルヴェ・セランがクラシックの名曲をジャズのアプローチと即興で再構築する「ジャズ・インプレッションズ」シリーズ。ドビュッシーを取り上げ、見事ジャズ・マガジンの「Choc」を獲得した第1弾(INDE107)に続いて、今度はフォーレとラヴェルの作品を再構築したアルバムが完成。フォーレの「レクイエム」やラヴェルの「ダフニスとクロエ」、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」などといった20世紀のフランス音楽を象徴する名曲たちを料理します。パリ音楽院ではクラシック・ピアノも本格的に学んだセランのインスピレーションあふれる知的な演奏をお楽しみください。
Indesens Calliope Records
IC-047(1CD)
フォーレ:エッセンシャル・ピアノ・ワークス
バラード嬰ヘ長調 Op.19
8つの小品 Op.84より 第5曲 即興曲
パヴァーヌ Op.50
3つの無言歌 Op17より 第3曲 変イ長調
即興曲第2番ヘ短調 Op.31
夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74
前奏曲ト短調 Op.103-3
舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66
主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
ローラン・ヴァグシャル(P)

録音:2023年12月、スタジオ・ド・ムードン(フランス)
フランス音楽の名盤を次々と生み出し、メディアからも絶賛されているピアニスト、ローラン・ヴァグシャルによるフォーレ没後100周年記念アルバムがフランスのIndesens Calliope Recordsから登場。
ガブリエル・フォーレは、19世紀末のフランス楽派の復興における重要人物であり、その作曲スタイルは20世紀の多くの作曲家に影響を与えました。作品は、管弦楽曲から協奏曲、室内楽曲、歌曲など多岐にわたり、特にピアノのための作品はおよそ70曲という多作を残しています。フォーレのピアノ作品は未だ過小評価され、今日ほとんど演奏されていないものもあり、本アルバムでローラン・ヴァグシャルは、フォーレの偉大な遺産を讃え、傑作に加えて、トランスクリプションや未発表作品にもスポットを当てています。
フランス音楽の解釈に情熱を注ぎ、忘れられた作曲家の熱心な擁護者でもあるローラン・ヴァグシャルは、これまでにサン=サーンス、フォーレ、フランク、ショーソン、ドビュッシー、さらにはマニャール、デュカス、ピエルネ、カプレ、ゴーベール、フローラン・シュミット、ヴィエルヌ、モーリス・エマニュエル、ジャン・クラ、フランセなどの録音(室内楽やピアノ曲)を残しており、彼のディスコグラフィはDiapason, Classica, Gramophone, The Guardianといったメディアから絶賛されています。
「驚異的なカリスマを持つ異色のピアニスト」(ル・モンド)

Avie
AV-2678(1CD)
アイヴズ:セント・ゴードンズ(ブラック・マーチ)
ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード1840〜1860(コンコード・ソナタ)」
ドナルド・バーマン(P)

録音:2022年1月3日-4日、ニューヨーク
チャールズ・アイヴズ生誕150周年を祝う作品集が登場です。演奏するのはこれまでにも数多くのアイヴズ作品を録音してきたピアニストであり、アイヴズの研究者でもあるドナルド・バーマン。メインとなる「コンコード・ソナタ」は来るべき前衛の幕開けを告げるターニング・ポイントとなった重要な作品と言えます。アイヴズが信奉する”超絶主義(マサチューセッツ州コンコードの4人の哲人によって形成された、性善説に基づく宗教的・哲学的倫理)”を骨格に、複調、クラスター、拍子なしのリズム…などアヴァンギャルドな要素と、ベートーヴェンの運命交響曲の動機、ハンマークラヴィーア・ソナタの様式感とが細胞となって生み出された作品です。この重要な作品をドナルド・バーマンは、アイヴズが残した数多くのメモなどを参考にし、新たな版で録音しています。

NCPA Classics
N-817401671(1CD)
特殊価格
ルー・イーウェン〜愛の挨拶
ルー・イーウェン(リャン・ナン編):「愛の挨拶」の主題による変奏曲
江蘇省伝承曲(チャン・イー編):茉莉花
チェン・ガン(リャン・ナン編):タシュクルガンに太陽が輝く(陽光照耀着塔什庫爾干)
リウ・ティアンファ:誰もいない山で鳥がさえずる
ドヴォルザーク(リ・モンネン編):ユーモレスク Op.101-7
ガルデル(リャン・ナン編):首の差で
サラサーテ(リ・モンネン編):ツィゴイネルワイゼン Op.20
クライスラー(チャン・イー編):愛の悲しみ
ルー・イーウェン(二胡)、
国家大劇院SQ

録音:2023年4月13日-14日、中国国家大劇院レコーディング・スタジオ(北京、中国)
瞬く間に中国で最も人気のある二胡奏者の1人となったルー・イーウェンがNCPA Classicsのデビューシリーズに加わります!
ルー・イーウェンは、国家大劇院SQとの共演を選び、東洋の楽器である二胡と西洋の弦楽器のクァルテットをユニークに融合させ、独特かつ魅惑的なコラボレーションに仕上げました。
ジャズ風の要素が聴きとれる「茉莉花(ジャスミンの花)」のアレンジや、ルー・イーウェンが幼少の頃より親しみ続けてきた「タシュクルガンに太陽が輝く」などこだわり抜いたプログラムも魅力満載。
東洋と西洋の楽器、ジャンル、スタイルのボーダーを超越した演奏をお楽しみください。
NCPA Classics
N-817401651(1CD)
特殊価格
ウェイ・ルオ〜じっと見つめて
アルベニス:組曲「イベリア」第1巻 T.105
グラナドス:スペイン舞曲第2番ハ短調 Op.37-2「オリエンタル」
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
バルトーク:戸外にて Sz.81
アルベニス:グラナダ(セレナータ)Op.47-1
ドビュッシー:月の光
ウェイ・ルオ(P)

録音:2023年6月5日−7日、中国国家大劇院レコーディング・スタジオ(北京、中国)
「デビュー」シリーズはその名の通り、中国の若き才能を世界に向けて紹介する要注目のラインナップです。
フィラデルフィアの名門カーティス音楽院でユジャ・ワンやラン・ランの師としても有名なゲイリー・グラフマン、エリック・ルーやイ・テッキの師であるロバート・マクドナルドに師事し、2022年に学士号(Bachelors degree)を取得。
スタインウェイ・アーティストに名を連ね、2019年にはDecca Goldレーベルからアルバムをリリースするなど、中国の次世代の有望ピアニストとしてすでにその存在に注目が集まっているウェイ・ルオ。
2023年に中国国家大劇院で収録されたウェイ・ルオの最新録音では、西洋を代表する5人の音楽家が広大な東洋の世界を見つめる視線を表現。
これらの大作曲家たちの視線の先に写るのは、早朝の中国庭園での余韻、ムーア人の宮殿の散策、賑やかな港の通過、ムーン・リバー湾への旅、壮大なるコーカサス山脈など、東洋の美しき古の風景、異国の文化、さらには東洋の美学への憧れ。
ウェイ・ルオが5人の作曲家の作品を通して表現する東洋の静寂と喧騒のコントラストの美が、聴き手を神秘的な世界の中心へと導き、東洋の古の風景を目の前に広げてくれることでしょう。
NCPA Classics
N-817401391(1CD)
特殊価格
アン・ティアンス〜ピアノ・リサイタル in NCPA
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
チャイコフスキー(プレトニョフ編):組曲「くるみ割り人形」Op.71a
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番嬰へ長調 Op.53
プロコフィエフ
:ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
アン・ティアンス(P)

録音:2022年8月18日、中国国家大劇院音楽庁(北京、中国)
カーティス音楽院のマンチェ・リュウ教授の下でピアノを学び、日本の小林愛実とは同門となるアン・ティアンス(安天旭)。
2019年のチャイコフスキー国際ピアノコンクールのファイナルの舞台で起きた前代未聞のハプニング、本来弾くはずであったチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」ではなくラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」をオーケストラが演奏し始めてしまうという衝撃的な出来事を乗り越えて2022年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールに出場するなど順調にキャリアを積み上げてきました。
今回の中国国家大劇院でのライヴは、ヴァン・クライバーン・コンクール終了後の同年8月に凱旋記念的な意味合いも含めて開催されたリサイタル。
コンクールでも披露したグバイドゥーリナの「シャコンヌ」などアン・ティアンスが弾きこんできた作品による要注目のプログラムです。

Urania Records
LDV-14112(1CD)
クイーン〜ピアノ・トランスクリプション作品集
フレディ・マーキュリー:ドント・ストップ・ミー・ナウ
ボヘミアン・ラプソディ/愛という名の欲望
ラヴ・オブ・マイ・ライフ/地獄へ道づれ
リヴ・フォーエヴァー/ウィ・ウィル・ロック・ユー
愛にすべてを/アイ・ウォント・イット・オール
自由への旅立ち/リヴィング・オン・マイ・オウン
レディオ・ガ・ガ/ショウ・マスト・ゴー・オン
伝説のチャンピオン
ロベルト・フランカ(P)
「クラシック音楽の作曲家としてのチック・コリア」にスポットライトをあてた好企画でデビューを飾ったクロアチア系イタリア人ピアニスト、ロベルト・フランカのUrania第2弾は、イギリスの伝説的ロックバンド「クイーン」の名曲をピアノ独奏で奏でるという注目盤。
ロベルト・フランカは、ロッシーニ音楽学校で学び、2002年に満点、優等、特別賞を得て卒業後、イモラ国際ピアノ・アカデミーでピアノをヴァレンティーニ、ラッタリーノ、ペトルシャンスキーに、作曲をマルコ・ディ・バリに師事。ガヴリーロフ、ロルティ、コチシュといった世界的ピアニストたちの指導を受けながらキャリアを積み上げている実力派です。
Urania Records
LDV-14113(1CD)
イン・ベルガモ・ウィズ・ドニゼッティ、マイール、パドレ・ダヴィデ:ピアノ4手連弾作品集
ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):歌劇 「コリントのメディア」 (P4手連弾のためのシンフォニア)*、
 序奏とアンダンティーノ(P4手連弾のための)*、
 葬送行進曲
ドニゼッティ:ソナタニ長調(P4手連弾のための)、
 ワルツ ト長調(P4手連弾のための)
パドレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(1791-1863):アレグレット ニ長調(ハープシコードのための)*、
ディベルティメント・ブリランテ 変ホ長調(Pのための)*、ディベルティメント ヘ長調(Pのための)*、
4手のためのパストラーレ、
ディベルティメント(P4手連弾のための)*、
ディベルティメント・テンポ・ディ・ヴァルス(P4手連弾のための)*、
ディベルティメント・マルツィアーレ(P4手連弾のための)*、
タントゥム・エルゴ(ソプラノとピアノのための)*、
ユダヤの王ジョアス 「3声のためのレヴィ人の合唱団」(4手伴奏付き)*
ダヴィデ&ダニエーレ・トリヴェッラ(P)、
パドレ・ダヴィデ・アンサンブル、ラリア・マグリー二(S)

*世界初録音
本アルバムは、マイールとドニゼッティという2人のオペラ作曲家に、少年時代のドニゼッティと親交があり、修道生活に入った後も音楽活動を続け、特にオルガン奏者、作曲家として高く評価されたパドレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(ダヴィデ神父)の作品をカップリング。
独創的なスタイル、並外れたユニゾン、コミュニケーション能力の高い解釈で、音楽評論家を含む多くの聴衆を魅了し、アメリカ有数のデュオ・ピアノコンクール「Murray Dranoff」で優勝したダヴィデ&ダニエーレの双子デュオの演奏でお楽しみいただけます。

La Dolce Volta
LDV-121(1CD)
NX-C04
君のようになりたい 〜ピアノのためのトランスクリプション&パラフレーズ
バッハ:4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065(原曲:ヴィヴァルディ)*
メンデルスゾーン:最初のワルプルギスの夜 Op.60*
リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード Op.35
J・シュトラウス:さまざまなワルツによるパラフレーズ*
ティールマン・スザート(1510/15-1570):ダンスリー(舞曲集)*
プロコフィエフ:古典交響曲 *
ショスタコーヴィチ:ワルツ 第2番 Op.99a (ジャズ組曲 第2番より)
リチャード(1928-)&ロバート(1925-2012)・シャーマン:君のようになりたい (ディズニー映画『ジャングル・ブック』から)*

※編曲…フロリアン・ノアック
フロリアン・ノアック(P)

録音:2023年1月3-5日 アルソニック「メゾン・ド・レクート」、モンス、ベルギー
*…この編曲版による世界初録音
※日本語解説付
ベルギー出身で幼いころより天賦の才能を発揮してきたフロリアン・ノアック、La Dolce Voltaから4枚目のアルバム。編曲家として自身で演 奏するほかベレゾフスキーやカツァリスにも作品を提供、レア・レパートリーの開拓においても熱心な活動を続ける彼の編曲作品集です。長年 ロシア音楽を中心に編曲を行ってきたという彼が、師のクラウディオ・マルティネス・メーナーの影響でバロック音楽に目覚め、果敢に挑戦したと いうバッハの「4台のチェンバロのための協奏曲(原曲はヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲)」に始まり、リムスキー=コルサコフの 絢爛たる管弦楽をピアニスティックに凝縮した「シェヘラザード」、彼が大学に入った頃必修科目で歌ったというメンデルスゾーンのカンタータ、ヨ ハン・シュトラウスのあまり知られていないワルツを集めたパラフレーズ、プロコフィエフの「古典」、ショスタコーヴィチの有名な「ワルツ 第2番」と続 きます。最後に収められた『ジャングル・ブック』の主題歌は、この歌が大好きな妹に贈るための編曲を元に、曲が持つ複雑さやポリリズムなど の独特な要素をピアニスティックに表現するために膨らませたもの。ピアノが持つ可能性を駆使しながら曲が持つ魅力を最大限引き出し、さら に愛らしさを備えているノアックの編曲を存分に楽しむことの出来るアルバムです。
La Dolce Volta
LDV-1156(2CD)
NX-E02
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) 上野通明(Vc)

録音:2021年11月24-26日、2022年5月3-7日 ホンラート福音教会
※日本語解説付
※旧品番:KKC-6598
2021年ジュネーヴ国際コンクールの覇者、上野通明が26歳にして臨んだバッハの無伴奏全曲録音。4歳の頃にヨーヨー・マが弾く同作品 の映像を観てチェロを学ぶ決意をしたという彼だけに、国際デビュー盤となるこのアルバムではぜひバッハを録音したいと強く望んでいたそう。録 音場所についても、ドイツやオランダの教会を巡って音響を自ら確認し、ケルン郊外の教会を選んだというこだわりようです。その演奏は中庸 のテンポを取りながら歌心に溢れ、隅々の音まで実に表情豊か。若い感性が大きなプラス要素となった、瑞々しい演奏を聴かせています。5 弦のチェロ・ピッコロを想定して書かれたと言われる第6番についても、自身の愛器である4弦チェロ(製作者不詳のイタリア製)で演奏。非常 に困難な挑戦ですが「まさにそれがこの組曲を弾く醍醐味」と語っており、良く伸びる音が素晴らしい効果を上げています。

MIRARE
MIR-730(1CD)
モーツァルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソアンタ ハ長調 K309
ロンド ヘ長調 K494
ロンド ニ長調 K485
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K333
組曲 ハ長調 K399より「アルマンド」 ハ短調
ロンド イ短調 K511
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ/18世紀製、作者不詳、クリストファー・クラークによる修復)

録音:2020年2月10,11日
モーツァルトといえば、旅。旅の道中、必要にかられて生まれた作品もたくさんあります。たとえばここに収録されているピアノ・ソナタ ハ長調 K309は1777/78の冬に滞在したマンハイムの地で、当時13歳のローザ・カンナビヒのために書かれましたし、ソナタ 変ロ長調 K333は1781年に訪れたリンツの地で、 自身が演奏会で演奏するために書かれたと言われています。ジェローム・アンタイは、モーツァルトと同時代の18世紀につくられた楽器を用いて、珠玉のロンドや、 組曲ハ長調からの抜粋も同時収録しています。当時の音色に思いを馳せながら楽しみたい1枚です。
ジェローム・アンタイ(鍵盤)はアンタイ3兄弟のひとり。ヴィーラント・クイケンのもとでヴィオラ・ダ・ガンバを学なかで歴史的鍵盤楽器にも興味をもつ。シギ スヴァルト・クイケンやヤーコプス、マルゴワールらとガンバ、鍵盤の両方で共演。 (Ki)
MIRARE
MIR-618(1CD)
R.シュトラウス:ピアノ作品集
5つのピアノ小品 op.3
ピアノ・ソナタ op.5
情緒のある風景 op.9
ギョーム・ベロン(P)

録音:2023年4月17-20日
フランス内外で、ソロ、室内楽、そして現代音楽などでも定評のある活動をしているギョーム・ベロンによる、R・シュトラウスのピアノ作品集の登場。
ヴァイオリンとチェロのための2つのソナタで、シュトラウスのピアノ書法のオーケストラ的な次元、きらめく音色、伸びやかなフレーズの芸術性に衝撃を受けたと いうベロン。ピアノ作品はいずれも初期作品ですが、すでにR.シュトラウスの才能のすべてが詰まっているといいます。5つの小品のバッハを思わせる対位法の技 巧。また、第2曲の騎兵隊のリズムなどにすでに片鱗が見られる、R.シュトラウスにとって大切な英雄主義のテーマもが見られ、また、ラルゴでは歌曲のようなメロ ディのセンスも光っています。ソナタでは、運命論的な第1楽章、極めてオペラ的な緩徐楽章を経て勝利のフィナーレに至る壮大な叙事詩のようなドラマトゥルギー がみられること。R.シュトラウスへの愛と敬意に満ちた、ベロンの熱のこもった演奏が光ります。
ョーム・ベロンは、ブザンソン音楽院およびパリ国立高等音楽院でピアノとヴァイオリンの両方を学びました。エピナル国際ピアノコンク-ルで第1位、クララ・ ハスキルコンクールで現代作品の優秀演奏者に送られるモダン・タイムズ賞を受賞。ラ・ロック・ダンテロン音楽祭をはじめ様々な音楽祭に出演しています。室内 楽ではルノー・カプソンらと共演多数、またオーケストラと協奏曲も演奏多数。 (Ki)

Audite
AU-97827(1CD)
バッハ:トリオ・ソナタ全曲
トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV525(13'17)
トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV526(13'00)
トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527(14'14)
トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV528(11'38)
トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529(15'47)
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530(15'12)
マルティン・ノイ(オルガン/ユルゲン・アーレント製作(2007年))

録音:2021年10月15&16日、2022年5月31日&6月1日/聖オットー教会、ヘルツォーゲンアウラハ(バイエルン州)
オルガンの録音に定評のあるドイツのauditeレーベル。このジャンルにおいて数々の優秀録音で注目を集めてきました。当アルバムは現代屈指のバッハ弾きマ ルティン・ノイがバッハのトリオ・ソナタ全6曲をアーレント・オルガンで演奏した1枚。注目のリリースです!
ノイはバッハ国際コンクール入賞後、教会オルガニスト、ソリストとして活躍。非常に端正で卓越したアーティキュレーション、曲目に適したオルガン選定、そ して的確なレジストレーションで高く評価されています。
マリー=クレール・アランが「オルガン教師が才能ある弟子に習得させようとする難題の集大成」と表現したバッハの6つのトリオ・ソナタ。1727年から 1732年にかけて作曲されたこれらの作品は、バッハの長男ヴィルヘルム・フリーデマン(1710-1784)の演奏技術を完成させる目的で書かれたオルガンのた めのソナタ集で、現在もすべてのオルガニストの礎となっております。
右手・左手・足鍵盤の3つの独立したパートが魅惑的な対話を繰り広げながら、美しい旋律が巧みな対位法で組み合わされており、バッハの作曲技法・芸術の 頂点を示しています。この難曲を現代最高のオルガン・ビルダー、ユルゲン・アーレント製作の名器で演奏していることも注目。教会の響きとともにノイの心温まる 演奏でお楽しみください。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72987(1CD)
シメオン・テン・ホルト(1923-2012):カント・オスティナート ピアノデュオ・スホルテス&ヤンセンス【レスタリ・スホルテス、グウィリム・ヤンセンス】

ライヴ録音:2023年12月20日/オランダ要塞博物館内ベイ・アンドレアス、ナールデン(オランダ)
20世紀オランダを代表する作曲家の一人シメオン・テン・ホルト(1923-2012)の「カント・オスティナート」をピアノデュオ・スホルテス&ヤンセンスがライ ヴ録音しました!当作といえば向井山朋子とゲラルド・バウハウスの名盤によりミニマル音楽ファンならずとも知られる作品となりました。
「コンサートは観客が自由に出入りする、継続的なパフォーマンスであるべきだ」という考えから独自の作品を生み出したテン・ホルト。「カント・オスティナート」 は1976年に完成させた「Perpetuum(無窮動)」のち、1976年から79年にかけて同作を改訂・改名したもの。歌(カント)が反復(オスティナート)しなが ら途切れることなく演奏されるこの作品は、何度も繰り返される美しい旋律が次第に変化し、やがて大きな波となって展開。一期一会で生まれる独特で不思議な 音世界をお楽しみください!
レスタリ・スホルテス(1984-)とグウィリム・ヤンセンス(1985-)は10代の頃から共演を重ね、「ソリストの自由さとヴィルトゥオジティ、室内楽奏者の耳 とアンサンブル、そしてSOの音色のパレットとニュアンスのある繊細さを持つこと」を目標とし、演奏活動を展開。CHALLENGE CLASSICSレーベルから 「モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K.448/375a & シューベルト:4手ピアノのための幻想曲 ヘ短調 D.940」のアルバムをリリースしております。 (Ki)

Goodies
78CDR-3940(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 ヴィルヘルム・ケンプ(P)

独 POLYDOR66033/5
1926年ベルリン録音
ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)はドイツのピアニスト。これは電気録音 (1925-)の最初期に録音されたもの。おそらく米ブランズウィック社が開発した ライト・レイ方式電気録音と聴こえます。ケンプはモノLP、ステレオLPにベ ートーヴェンのソナタ全曲録音を残しています。ケンプは1936年(昭和11年)にド イツ文化使節団の一人として初来日、以降1979年までに合計10回日本を訪れて、 日本のクラシック音楽の発展に寄与した。1970年にはベートーヴェン生誕200年 記念で来日し、ピアノ・ソナタ全曲演奏会を開いた。(グッディーズ)

H.M.F
HMM-902472(2CD)
バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.9〜ケ-テン、1717-1723〜幸福なとき
[CD1]
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV811
協奏曲 ハ長調 BWV984(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲 ハ長調 op.1-4の編)
カンタータ「裏切り者なる愛よ」BWV203(チェンバロ(通奏低音)のみの伴奏による、バス独唱用カンタータ。歌詞作者不詳)
[CD2]
ブランデンブルク協奏曲 第5番ニ長調 BWV1050
イギリス組曲 第3番ト短調 BWV808
イギリス組曲 第5番ホ短調 BWV810
バンジャマン・アラール(チェンバロ/ヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(Hieronymus Albrecht Hass)、1740年製、ハンブルク)
[CD1]マルク・モイヨン(バス[BWV203])
[CD2]シーン・ユイブレヒツ(フラウト・トラヴェルソ)、アンヌ・ペッカ&パウル・モンテイロ(Vn)、
サマンサ・モンゴメリ(Va)、ロナン・ケルノア(バス・ヴィオール)

録音:2023年4,5月
新世代を代表するチェンバロ・オルガン奏者、バンジャマン・アラールによるバッハのシリーズ、第9巻の登場です。有名な「半音階的幻想曲とフーガ ニ短 調 BWV903」をはじめ、オケパートは総勢5名(Vn2、ヴィオラ1、通奏低音1、フルートで演奏された「ブランデンブルク協奏曲第5番」まで、 アラールの雄弁なチェンバロが華麗に響き渡る、怒涛の内容です。 ケーテン時代にバッハが仕えたレオポルト侯爵は、信仰の妨げになるとして音楽を制限したカルヴァン派だったため、この時期、教会カンタータは書かれず、ブ ランデンブルク協奏曲や、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータなど、世俗音楽が多数成立しています。
前作の第8巻では、クラヴィコードが 用いられていることでも話題になりました。「半音階的幻想曲とフーガ」について、アラールは、バッハの最初の妻マリア・バルバラの予期せぬ辛い死の余波 の中で作曲された可能性が高いと述べ、この苦悩に満ちた性格はクラヴィコードにも適していると考えたけれど、最終的にヒエロニムス・アルブレヒト・ハス (Hieronymus Albrecht Hass)作の素晴らしいチェンバロで演奏しています。結果、広い音域、そして様々なストップ(リュートストップなど)のおかげで、 さまざまな色を聴くことができ、また、アラールの、よい意味でのけれんみも感じさせる演奏が非常に映えています。イギリス組曲 BWV806-811からは3曲を収録(イギリス組曲第1番初稿、第2番、第4番は第3巻に収録)。イギリス組曲は1719-1725年に成立されたと考えられております。ラ・プティッ ト・バンドでも演奏していたアラールは、彼らとのブランデンブルク協奏曲第5番でも際立った演奏をして人々の印象にのこっていますが、ここでのアラールは、 歌と華やかさが炸裂しています。アラールがまさに乗りに乗っていることを感じさせる、超充実の第9巻です! (Ki)

ATMA
ACD2-2462(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ第5番ハ長調 Op.135(1952-53改訂稿)
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82(1939-1940)
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83(1942)
デイヴィット・ジャルベール(P)

録音:2022年3月15-17日/カナダ、キングストン
デイヴィット・ジャルベールによるプロコフィエフのピアノ・ソナタ全集録音シリーズ第2弾。第1〜4番を収録した第1集(ACD2-2461)に続き、第5〜7番 を収録しています。第5番はプロコフィエフが晩年に改定した方の版を演奏。平明無垢なすっきりとした響きが、戦争ソナタと呼ばれ激しいフィナーレをもつ第6・ 7番とコントラストを成しています。
デイヴィット・ジャルベールは1977年生まれのカナダのピアニスト。ジュリアード音楽院、グレン・グールド音楽院、モントリオール大学、ケベック音楽院で学び ました。幅広いレパートリーを持ち、温かみのあるエレガントなスタイルで聴衆を魅了。CBCが選ぶ「カナダのトップ・ピアニスト15人」のひとり。現在、オタワ大 学でピアノ科准教授を務めています。 (Ki)
ATMA
ACD2-2868(1CD)
ギターによる16の物語
1. コスト(1805-0883):マズルカ Op.33
2. コスト:練習曲 Op.38-7
3. 作者不詳(18世紀オーストリアの写本):パッサカリア
4. 作者不詳(18世紀オーストリアの写本):シャコンヌ
5. 作者不詳(17世紀の写本):タリアのエアとドゥーブル
6. 作者不詳(17世紀イタリアの写本)グラーヴェ
7. ユーリ・スミルノフ(1935-2021):ロマンス
8. スラヴコ・フミック(1912-1945):夜想曲
9. ディオニシオ・アグアド(1784-1849):コントルダンス Op.14-8
10. ディオニシオ・アグアド:アレグロ・モデラート Op.6-35
11. ディオニシオ・アグアド:コントルダンス Op.14-2
12. フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):ギター・ソナタ Op.6-1第3楽章 ロンド
13. フランシスコ・カジェーハ(1891-1950):子守唄
14. マティルド・テッタメンティ・デ・カランドラ(1909-1995):子守唄
15. カルッリ(1770-1841):アンダンテ Op.320-2
16. カルッリ:ロンド 第4番
17. ジュリアーニ:ル・ロマラン
18.ジュリアーニ:スコットランドの釣鐘草
19. ダミアン・マーティン・トーレス(1894-):子どもの物語
20. テレーザ・フェニンゲル・デ・ロガティス(1893-1979):森のささやき
21. ホセ・ドゥアルテ・コスタ(1921-2004):ポルトガルのセレナータ
22. ガイ・バージェロン(1964-):アドリブ・ラヴァーズ
23. ディーノ・ベルッティ(1893-1947):ジプシー風スケルツォ
24. ジョヴァンニ・バッティスタ・ジェルヴァシオ(1725-1785):アルマンドとロンド
25. フェルナンド フェランディエレ(1740?-1816?):和声の迷宮
26. フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン(fl.1750-1773):ソナタ第9番
27. アーネスト・シャンド(1868-1924):ギターのための独奏曲第6番『もの思い』
28. アーネスト・シャンド:アンダンテ・レリジオーソ Op.87
ダヴィッド・ジャック(G)

「使用楽器」
1-2. Heptacorde Rene Lacote/Coste, Paris, 1842
3-4. Guitare baroque Didier Nicolas l’Aine, Mirecourt, v.1780
5-6. Guitare baroque Dietrich Stork, Strasbourg, v.1780
7. Guitare Ivan Krasnoshchekov, Moscou, v. 1860
8. Guitare Grigory Grigoryevich Lyubimov, Tchernihiv, v.1940
9-11. Guitare Etienne Laprevotte, Paris, v.1840
12. Guitare Simon Beau, modele Molino, Paris, v.1830
13-14. Guitare Cherpitel Pecheur, Mirecourt, v.1850
15. Guitare Rene Lacote, Paris, v.1845
16. Lyre-guitare Pons fils, Mirecourt, v. 1810
17-18. Lyre-guitare Francois Roudhloff, Mirecourt, v.1820
19-20. Guitare Antoine Lacasse, Quebec,2017
21-22. Guitare Olivier Fanton d’Andon, France, 1993
23-24. Mandoline anonyme, Italie, v.1740
25-26. Guitare a six choeurs Jose Recio, Cadix, v.1830
27-28. Guitare Aubry-Marie, Mirecourt, v. 1840

録音:2022年10月18-20日/カナダ、ミラベル、サン・ブノワ教会
ギターによる15の物語(ACD2-2821)、ギターによる14の物語(ACD2-2806)に続くシリーズ第3弾。ギタリストのダヴィッド・ジャックが、自身のプラ イベート・コレクションから16本の歴史的ギターを取り上げ、楽器の特徴に合ったレパートリーを披露します。
19世紀には作曲家と楽器製作者が手を組み、様々なモデルのギターが生まれました。奏法も多彩化していき、楽器は進化を遂げます。その華やかな盛り上がり を感じることのできる、貴重な音にあふれたアルバムです。 (Ki)

FARAO
B-108125(1CD)
プレトニョフ/ベルリン・フィルハーモニーでのピアノ・リサイタル
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
アレクセイ・ショー(1970-)&ミハイル・プレトニョフ:ピアノ・ソナタ イ短調(2021)*
ショパン:ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1
 幻想曲 へ短調 Op.49
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
ミハイル・プレトニョフ(P)

録音:2023年4月5日/ベルリン・フィルハーモニー大ホール(ライヴ)
*=世界初CD化
2023年、プレトニョフはドイツではベルリンのフィルハーモニーとフランクフルトのアルテ・オーパーで 2回だけピアノ・リサイタルを行いました。そのベルリン でのリサイタルを収録した久しぶりのピアノ・ソロ・アルバムです。プレトニョフのピアニストとしての今が詰まった注目盤。
一時期は指揮一本で活動し、今も指揮者としての活躍が多いプレトニョフ。しかし型破りで刺激的、挑戦的な彼のピアノ演奏のイメージに強烈な印象を抱いてい る方も多いでしょう。作曲家でもあるプレトニョフの冷静な作品へのまなざしと、演奏家として音楽に深く没頭し斬りこんでいく動的な出力の非凡なバランスは、他では聴けない斬新な驚きを今もなお生んでいます。
ウクライナのキエフに生まれ現在アメリカで活動している作曲家、アレクセイ・ショーとの合作による2021年の『ピアノ・ソナタ』は初めてのCD化。メカニカ ルで軽やかな点描とゆったりした叙情歌がひとつになった、不思議な美しさを持つ音楽です。まるでプロコフィエフを透明にしてほのかに光をにじませたような幻 想性。急速楽章では華やかな技巧への挑戦もあり、ピアニストにとって弾き甲斐のある作品になっています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCX-00098
(1SACD+DVD)
初回限定DVD付き
税込定価
2024年4月24日発売
北村明日人IN CONCERT
【CD】
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545
ブラームス:4つの小品作品119
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
グリーグ:ホルベルク組曲 作品40
【DVD】 ※初回限定パッケージのみ
グリーグ:ホルベルク組曲 作品40よりT Preludium
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8「悲愴」より第2楽章
ブラームス:4つの小品作品119W 狂詩曲 変ホ長調
特典映像
北村明日人(P)

※初回完売後は新品番にてCD(Hybrid Disc)のみのパッケージで販売いたします
リサイタル・録音・映像によって才能溢れる若手演奏家を多角的に 紹介する、大友直人が贈る高崎芸術劇場の「T-Shotシリーズ」第十 二弾。第46回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリを はじめ、数々の受賞歴を誇る北村明日人。東京藝術大学やスイス・ チューリッヒ芸術大学で実力を磨き、本格派として評価の高いピア ニストの初ソロCD+DVD。 [発売元・(公財)高崎財団]

GALLO
GALLO-1690(1CD)
デ・アニマ(魂について)」〜ハープ作品集
ルニエ:伝説(1901)
ヒンデミット:ハープ・ソナタ(1939)
バッハ:アダージョBWV564
ブリテン:組曲Op.83(1969)
シューベルト:ハンガリー風のメロディD817
スメタナ:モルダウ(H.トルネチェク編)
サーリアホ:秋(1991)
アンヌ・バッサン(Hp)

録音:2022年12月
偉大なハーピストの作品集」(GALLO1413)に続くアンヌ・バッサンのGALLOへのア ルバム第2弾。バッハから現代音楽の作曲家サーリアホまで珍しいハープ独奏曲を収 録。アンリエット・ルニエは卓越したハーピストであり、多くのハープのため の作編曲作品を残した。伝説はフォーレやシャミナードを思わせる洒脱な作品。バッハ のアダージョBWV564はオルガン曲からの編曲。先ごろ亡くなったフィンランドの鬼才カ イヤ・サーリアホの「秋」は北国の短い秋と冬の訪れを感じさせる美しい小品。アンヌ・バ ッサンはスイス、ジュネーヴ出身でヨーロッパを中心に活躍しているハープ奏者。
GALLO
GALLO-1699(1CD)
シューマン:ピアノ曲集Vol.2
6つの間奏曲Op.4(1832)
クララ・ヴィークの主題による即興曲Op.5
朝の歌Op.133/森の情景Op.82
ボビー・ミッチェル(P)

録音:2022年8月27日サン・フランシスコ、オールド・ファースト教会
「ノヴェレッテ Op.21、フモレスケ Op.20」(GALLO1678)に続くボビー・ミッチェルのシューマン 第2弾。 シューマンの決して長いとはいえなかった生涯に書かれたピアノ作品から初期のものと後期のも のを収録。ピアノのボビー・ミッチェルはアメリカのピアニストで古典から現代音楽まで幅広いレパ ートリーを持つ中堅。このシューマンの作品集ではロマン派の音楽を弾く、というより、現代音楽を 弾くように各声部をクリスタルのようなタッチでクリアに弾き切っていて清冽にして鮮烈。

Salamandre
SALAM-006(1CD)
プロコフィエフ:「ピーターと狼」(オルガン版:ティエリー・メクラー編)*
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(オルガン版:ティエリー・メクラー編)
ティエリー・メクラー(Org)
ヴァンサン・フィギュリ(朗読) *

録音:1993年サン・エティエンヌ大聖堂,オーセール
(朗読部分)2023年3月14日
オルガンの多彩な音色を使って聴く、プロコフィエフの「ピーターと狼」そしてムソルグ スキーの「展覧会の絵」。オルガンの複雑なレジストレーションを駆使してオーケストラ以 上の豊かな色彩と迫力を作り出します。「ピーターと狼」にはフランス語の朗読が入りま す。それぞれの登場人物のテーマがどんな音色で描かれているかはお楽しみ。「展覧 会の絵」のオルガン版は荘厳というほかなく、冒頭のプロムナードそして最後の「キーウ の門」に至っては教会の大伽藍の残響も手伝って聴き手を圧倒します。ラヴェルの管弦 楽編曲版に継ぐ名編曲版です。ぜひお聴き下さい。

ALPHA
ALPHA-994(2CD)
NX-E05
バッハ:6つのパルティータ
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825
パルティータ 第3番イ短調 BWV827
パルティータ 第4番ニ長調 BWV828
パルティータ 第2番ハ短調 BWV826
パルティータ 第5番ト長調 BWV829
パルティータ 第6番ホ短調 BWV830
マルティン・ヘルムヒェン(タンジェント・ピアノ〔=タンゲンテンフリューゲル〕)
使用楽器…レーゲンスブルクのシュペート&シュマール工房1790年製オリジナル

録音:2022年9月5-8日、2023年1月3-6日
ドイツの最前線を代表するピアニストの一人マルティン・ヘルムヒェン。これまでも協奏曲の録音でフィリップ・ヘレヴェッヘ(メンデルスゾーン/ Pentatone)やアンドルー・パロット(ベートーヴェン/ALPHA)など古楽器畑出身の指揮者たちと共演していますが、今回バッハ作品の録 音に初めて臨むにあたって選んだ楽器は、タンジェント・ピアノ。18世紀中盤以降ドイツ西部を中心に普及した、打鍵時にタンジェント(タンゲ ンテ)と呼ばれる小片が弦を打つ構造の鍵盤楽器です。チェンバロと違い打鍵のニュアンスを音に反映できる点はバッハも好んだクラヴィコード に似ており、普及した時代こそバッハの活躍期より遅く分布地域もやや異なるものの「チェンバロでも現代ピアノでも辿り着き得ないバッハ作 品の一面に触れられる」と語るヘルムヒェン(詳細はライナーノートの本人コメント〔独・英・仏語〕を参照)。現代ピアノを通じての彼ならではの 誠実な解釈姿勢そのままに、バッハの想定していた音作りの真意に迫る機微豊かな演奏の魅力を、ヘルムヒェンの録音の多くを手掛けガー ディナーのバッハ教会カンタータ録音群(SDG)などでも実績のあるトーンマイスター、ゼバスティアン・シュタインの丁寧な仕事が隅々まで隈な く伝えます。

Capriccio
C-5519(1CD)
NX-B10
ドホナーニのピアノ〜エルンスト・フォン・ドホナーニ:ピアノ作品集
ドリーブ:バレエ音楽『コッペリア』 - ワルツ(E. ドホナーニ編)
「ハンガリーのクリスマスの歌」によるパストラーレ(1920)
古い様式による組曲 Op.24
ハンガリー民謡による変奏曲 Op.29
3つの小品 Op.23
J・シュトラウス:「ジプシー男爵」 - 宝のワルツ(E. ドホナーニ編)
ソフィア・ギュリバダモヴァ(P)
1910年製ベーゼンドルファー、クラッサムの湾曲鍵盤付き
ブダペスト音楽史博物館所蔵

録音:2022年7月19-21日ブダペスト音楽史博物館(ハンガリー)
優れたピアニストでもあった作曲家ドホナーニが書いた作品を、彼が所有していた歴史的ピアノで演奏した1枚。 ハンガリーの作曲家エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)は優れたピアニストであり、楽器の発明や改良にも強い関心を持っていました。彼はと りわけ半円を描くように湾曲した鍵盤を備えたピアノが気に入り、1909年から1910年頃にはこの楽器の推進者となりました。この方式の鍵盤は、高音、中 音、低音のどこを弾く時も体の中心からの距離がほとんど変わらないため、体を動かすことなく演奏できるのがポイントで、1820年代に開発されると、オース トリア、ロンドン、ドイツで競って実用化が行われた後、オーストラリアの音楽家・発明家のフレデリック・クラッサム(1869-1934)が1907年12月に特許を取 得しました。クラッサムは1908年末もしくは1909年初頭にベルリンで新楽器を発表するとともに、著名ピアニストやピアノメーカーに協力をもちかけ、ドホナー ニも有名なピアノ製造社「イバッハ」製の楽器を演奏、普及に尽力しました。その後、各地の音楽大学に納入される予定でしたが、実際に購入されることは ほとんどなかったようです。ドホナーニ自身はこの楽器を長らく愛用し、1910年10月の室内楽演奏会から、1913年4月に開催された演奏会に至るまで、 プログラムとレビューには「ルドルフ・イバッハ社のクラッツァム鍵盤付きのコンサートグランドピアノを使用」との注釈が載っていました。 このアルバムに収録された 作品は第一次世界大戦前に作曲されたもので、この独自のピアノを念頭に書かれたものと推測されます。ソフィア・ギュリバダモヴァが演奏するのは、1910 年製ベーゼンドルファー社製の楽器。同社はドホナーニのために2台のクラッサム鍵盤付き楽器を制作したとされており、1台は自宅用、もう1台はコンサート に用いていたと彼の2番目の妻エルザが語っています。自宅用の楽器は彼の死後、リスト音楽院の教授フェレンツ・ファルカシュの手を経て現在はブダペスト 音楽史博物館に所蔵されています。当録音に際してレストアが行われ、そのユニークな外観とは別に、あたたかみのある響きが作品に絶妙にマッチしていま す。

IBS CLASSICAL
IBS-32024(1CD)
NX-B10
歴史に埋もれた女性作曲家たちのピアノ曲集 第2集
1. ミリアム・ハイド(1913-2005):Wet Night on the Highway
2-4. マリアンネ・フォン・マルティネス(1744-1812):ソナタ イ長調
5. エリザベート・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1847-1892):5つのピアノ小品 ? 第2番Allegretto
6-8. マリオン・バウアー(1882-1955):ニュー・ハンプシャーの森から Op.12
9. ダナ・スウィース(1909-1987):アメリカ風夜想曲
10-12. ブーランジェ(1887-1979):ピアノのための3つの小品
13. シャミナード(1857-1944):6つの演奏会用練習曲 ー 第2番Automne 秋
14. マリー・ヴィーク(1832-1916):ピアノのための練習曲 ? 第3番Grazioso
15. ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):花の一生 Op.19? バラ
16-17. リュビカ・マリッチ(1909-2003):Pesma i Igra 歌と踊り
18. オティリエ・スコーヴァ(1878-1905):Ukolabavka
19-22. アガサ・バッケル・グロンダール(1847-1907):Norske Folkeviser og Folkedanse op.30&33(抜粋)
23. マティルデ・サルバドール(1918-2007):ソナチネ
24. エンマ・チャコン(1886-1972):Alborada アルボラーダ op.91
25-26. ヘンリエッテ・ボスマンス(1895-1952):2つの前奏曲 第3番、第5番
27. フローレンス・プライス(1887-1953):セピア色のスケッチ
28. メリ・ダヴィタシュヴィリ(1924-2014):Khorumi
29. ルイーズ・ファランク(1804-1875):Melodie メロディ
アントニオ・オヤルサバル(P)

録音:2023年2月12-15日
ロンドン在住のピアニスト、アントニオ・オヤルサバルが紹介する女性作曲家のピアノ曲集第2集。このアルバムでも異なる時代と地域に生きた18人の作品 が取り上げられています。ナディア・ブーランジェやドーラ・ペヤチェヴィチ、フローレンス・プライス、ルイーズ・ファランクなど近年注目を集めている人もいますが、 他の作曲家の名前を目にすることはほとんどありません(ちなみにトラック5のエリザベート・フォン・ヘルツォーゲンベルクはドイツの作曲家ハインリヒ・フォーン・ヘ ルツォーゲンベルクの妻、トラック18のオリティエ・スコーヴァはヨゼフ・スークの妻です)。 オヤルサバルは彼女たちが生きた時代を徹底的に調査し、実際に音にすることで彼女たちの存在を確かなものにしています。

Linn
CKD-712(1SACD)
NX-C07
スティーヴ・ライヒ(1936-):フォー・オルガンズ(4台のオルガン)
ピアノ・フェイズ (加藤訓子編曲2台のヴィブラフォン版)
ナゴヤ・マリンバ
マレット・クァルテット
加藤訓子(マリンバ、ヴィブラフォン、オルガン、マラカス - 多重録音)

録音:2022年5月25-26日、6月5-6日 かながわアートホール、2023年6月1-4日 ウィステリアホール(豊橋)
2011年にリリースされたLINNからのデビュー・アルバム「kuniko plays reich」から約13年。2018年には「Drumming」のリリースもあっ た加藤訓子による、ライヒ作品を集めた3枚目のアルバムが登場。今回は電子オルガンの演奏のほか、ヴィブラフォンによる「ピアノ・フェイズ」、 鍵盤打楽器のためのオリジナル作品などを多重録音で収録。LINN RECORDSのジャレッド・ホッブス監修の下、寒河江ゆうじによる録音 とミキシングに、CHANNEL CLASSICS創立者ジャレッド・サックスがマスタリングを行った高音質録音を生かす、SACDハイブリッド盤での発 売です。
2011年に英国のLINN Recordsから初リリースしたkuniko plays reich以来、「次のアルバムは何をやるの?」と訊かれてきた。世界中 から「次のライヒは?」と期待されるが、私はただ、音楽活動の中で、作品との出会いや縁というものを大事に自然の流れに身を任せ、その 時の興味に没頭してきただけで、最終的に自然の産物としての音楽が人から人へとこの世に残ってゆけばそれでいいと思っています。2022 年、めぐろパーシモンホールの開館20周年記念として日本でオールライヒプログラムを企画した際には、「ドラミング」の生のアンサンブルを中 心に「フォーオルガンズ」や「マレットとオルガンのための音楽」など、やってみたかった曲をかたっぱしから並べた。セッションの間、生身の演奏を 見ながら、自身でもっと納得の行くように取り組みたいと思ったものを密やかに勉強し、また一人でコツコツと録音を重ねて行った。それらが、 今回 kuniko plays reich II へ収録した4曲です。図らずもライヒの60年代から2000年代までを往年の名曲も含め、彼の作曲法の 推移を追いかけるようなラインアップとなった。  【加藤訓子】

Biddulph
BIDD-85046(1CD)
NX-B06
ルネ・ベネデッティ コロンビア録音集とパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴィエニャフスキ
1. モスクワの思い出 Op.6
サラサーテ
2. スペイン舞曲集 Op.21第2番「ハバネラ」
3. スペイン舞曲集 Op.21第1番「マラゲーニャ」
4. スペイン舞曲集 Op.23第2番「サパテアード」
クライスラー
5. ウィーン奇想曲 Op.2
6. 中国の太鼓 Op.3
ファリャ:スペイン民謡組曲(パウル・コハンスキ編)より
7. アストゥリアス地方の歌
8. ポロ
9. カンシオン
10. ホタ
ファリャ:歌劇「はかなき人生」より
11. スペイン舞曲(クライスラー編)
ミヨー:12. 『屋根の上の牡牛』によるシネマ・ファンタジー Op.58a (カデンツァ:オネゲル)
カレル・ゾウベク(1902-1959)
13. ヘレネのセレナード Op.9
14.2分間のジャズ
パガニーニ
15-17. ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op. 6
ルネ・ベネデッティ(Vn)

ジャン・ヴィエネル(P)・・・1-11
モーリス・フォーレ(P)・・・12
ジョセフ・ベンヴェヌーティ・・・13&14
ラムルーO・・・15-17
ウジェーヌ・ビゴー(指)・・・15-17

1. 録音:1928年
 初出:Columbia D15033(matrix WLX175/76)
2,3,5,6. 録音:1927年10月24日
 初出:Columbia D15008/09(matrices WLX 121/24)
4. 録音:1929年10月11日
 初出:Columbia LFX21(matrix WLX1144)
7-10,12. 録音:1928年6月13日
 初出:Columbia D15049(matrices WLX435/36)
11. 録音:1927年10月20日
 初出:Columbia D13037(matriX WL675)
13&14. 録音:1932年12月7日
 初出:Columbia D15074/75
 (matrices WLX4055/56)
15-17. 録音:1941年9月29日
 初出:Pathe45-48(matrices CPTX478/85)
復刻プロデューサー:Eric Wen
復刻エンジニア:Raymond Glaspole
デジタル・マスタリング:Rick Torres
20世紀前半のフランスを代表するヴィルトゥオーゾ、ルネ・ベネデッティの卓越したテクニックと明るい美音を堪能する復刻盤が登場。今では彼の名はクリス チャン・フェラスやジャン=ジャック・カントロフの師として言及される程度ですが、カントロフは師を「ハイフェッツのテクニックとティボーの魅力を兼ね備えた真に傑 出した存在。歴史を通じて最高の演奏家の一人」と讃えています。 イタリア系の家庭に1901年に生まれたベネデッティは、父がヴァイオリン教室の教師をしていたこともあって早くからヴァイオリンを演奏し、7歳にしてパリ音楽院 で学び、10歳の年ピエルネの指揮でパリ・デビューを飾るほどの天才児として注目を集めました。「フランス六人組」の作曲家達と親交を持ち彼らの作品を多 数演奏、シェーンベルクやストラヴィンスキーの作品もフランスに紹介しました。12.に収録されたミヨー:『屋根の上の牡牛』によるシネマ・ファンタジーは彼が 初演したものです。パガニーニの24のカプリースとバッハの無伴奏ソナタ&パルティータをフランス人として初めてコンサートで演奏し、自ら校訂した楽譜も出 版。1922年にはカーネギーホールにデビュー、その後もトスカニーニやシューリヒトらと共演、終戦翌年の1946年にはチェリビダッケの指揮でベルリン・フィルに デビュー。ピアノのジョセフ・ベンヴェヌーティ、チェロのアンドレ・ナヴァラと組んだB.B.N.トリオでも活動し、1942年から71年までパリ音楽院で教えました。しか し、その活躍と名声が主にフランス国内に留まったのは「(世界中で引っ張りだこになることを)単に彼が望まなかったからだ」と教え子のJ-J.カントロフは回想 しています。録音も少なく、復刻盤は貴重。ベネデッティは大きな手と細く繊細な指先を持ち、その左手のテクニックは圧巻だったと伝えられ、ここに収録され た小品集も、「快刀乱麻を断つ」のイメージが相応しいテクニックと明るい美音によるスタイリッシュな演奏を楽しむことができます。SP復刻盤の楽しみの一つ に、往時に人気を博しながら今は耳にする機会がほとんどない曲(その多くはSP片面に収まる長さで書かれた)の再発見がありますが、ゾウベクの2曲がまさ にそれ。特に「2分間のジャズ」は生演奏では大喝采を博したことが想像される爽快な作品です。最後に収められたパガニーニの協奏曲第1番はベネデッティ らしい演奏として知られてきたものですが、復刻を担当したプロデューサーによれば「第2次世界大戦中に制作されたためかシェラックの質が劣りノイズが多い が、ノイズを取り過ぎるとヴァイオリンの倍音も消えてしまうので、ほとんど手を加えていない」とのことです。

Grand Piano
GP-926(1CD)
NX-B06
20世紀のフォックストロット集 第6集 - 南ヨーロッパ
【イタリア】
1. フランコ・カサヴォラ(1891-1955):タンゴ・ヴィオラ・ダ・キャバレー・エピレッティコ(1925)
2. アルフレード・ガッターリ(1894-1972):2つのノヴェルティ・ピアノ・ソロ- 第2番ショパンのチャールストン・ドリーム(1928出版)
3. マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):2つのワルツ Op.221*- 第2番ヴィーナス・ワルツ、ボストン=ワルツ(1921)
4. ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967)もしくはヴィットーロ・デ・サバタ(1866-1933):プリンチペ、フォックス=トロット
5. プッチーニ:ピッコロ・タンゴ(1942年出版)
6. カゼッラ:カクテル・ダンス(1918)
7. カゼッラ:9つの小品 Op.24- 第8曲 タンゴ風に(1914)
8-10. エットーレ・デスデーリ:シンコペーションによる前奏曲、コラールとフーガ(1934)*
11-12. カステルヌオーヴォ=テデスコ:『メディア・ディフィコルタ』より
 11. No.3. タンゴ(1931)*
 12. No.4. フォックス=トロット(1931)*
13-14. エマ・ビアンキーニ(1890-1929):私の人形の踊り Op.8(1927出版)*
 13. 第2曲 躊躇い
 14. 第3曲 ワン=ステップ
15-16. ビアンキーニ:私の人形の踊り Op.9(1927出版)*
 15. 第4曲 タンゴ
 16. 第3曲 チャールストン
17. ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):「驚愕の演劇宣言」のフォックス=トロット(1921)
18. ドメニコ・サヴィーノ:アラベスク・イン・ブルー(1928)*
【キプロス】
19. アニス・フレイハーン(1900-1970):エーゲ海から - 第2曲 タンゴ(1950)
【ギリシャ】
20. スカルコッタス:ピアノ組曲 - 第3曲 シミー・テンポ(断章)(1924)
21. テオフラストス・サケラリディス(1883-1950):トゥ・プリーズ・ハー・ハズバンド- フォックストロット=シミー(1922)*
【マルタ】
22-23. チャールズ・カミレーリ(1931-2009):ピアノ練習曲集 第3巻「ピカソ・セット」(1964/1972改訂)
 22. 第1番フォックストロット
 23. 第5番ブルース
【スペイン】
24. ジュゼップ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):陽気なアメリカ人 - ラグ=タイム(P版)(1917)*
25. クリフトン・ワーズリー(1873-1925):ファイヴ・オクロック・ティー、フォックス・トロット(1917年出版)*
26. ワーズリー:トリステ・イリュージョン、ヴァルス・トリプル・ボストン(1916年出版)*
27. モンポウ:フォックトロット(1916)
28. モンポウ:タンゴ(1919)
29. モンポウ:バレエ - 第5曲 ブルースの時間(1949)
【ポルトガル】
30. アントニオ・トマス・デ・リマ(1887-1950):子供のアルバム 第3巻- 第4曲 オ・クコ・バイラリーノ、ワン=ステップ(1927年出版)*
31. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第2曲 道化、フォックス=トロット(1926年出版)*
32. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第3曲 さようなら、ワン=ステップ(1926年出版)*
33. ペドロ.F. リベイロ・ダルメイダ(1880-1965):アハイアル、ファドのモティーフによるワン=ステップ*
ゴットリープ・ヴァリッシュ(P)
スタインウェイ Model D (No.573.680)

録音:2022年9月14-16日
ミュンヘン、バイエルン放送
*…世界初録音
フォックストロットとはダンスのための音楽の1ジャンルで、もともとは19世紀末アメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーでアクションの激しい音楽 です。第一次世界大戦後の1920〜30年代、ヨーロッパでは人々の憧れであったアメリカ文化の象徴として流入してきたジャズやフォックストロットが大流 行。このアルバムでは地中海沿岸諸国の作曲家たちによるファッショナブルなフォックストロットを聞くことができます。 アルバムではプッチーニ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、カゼッラ、スカルコッタス、モンポウなどのよく知られる人たちの珍しい小品の他、現在では忘れられてし まった作曲家たちの世界初録音を含む作品を収録。彼らがジャズやダンス・ミュージックからどのように影響を受けたかを明らかにしています。 シリーズを通じて演奏を担当するゴットリープ・ヴァリッシュの華麗な演奏でお楽しみいただけます。

NCPA Classics
N-816501351S(2CD)
日本語解説付輸入盤
ハオ・ラオ 〜 ショパン・リサイタル
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
 3つの華麗なるワルツ Op.34
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
 4つのマズルカ Op.33
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
◎アンコール
ドビュッシー:夢想 L.68
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》
ハオ・ラオ(P)

録音:2022年2月24日、中国国家大劇院(デジタル、ライヴ)
2007年9月に完成した中国、北京の中心に位置する中国国家大劇院(NCPA/National Centre for the Performing Arts)の自主レーベル「NCPA Classics」の取り扱いを開始します。
「デビュー」シリーズはその名の通り、中国の若き才能を世界に向けて紹介する要注目のラインナップです。
2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて17歳という若さでファイナリストとなり、その天才的な音楽性とテクニック、そして自身の名前を世界へと響かせた中国の俊英ハオ・ラオ(饒?/ラオ・ハオ)。中国から参加した22名のコンテスタントの中で唯一のファイナリストとなり、その並外れた才能が一躍話題となったことは記憶に新しいことでしょう。
今回「NCPA Classics」レーベルからリリースされたハオ・ラオの演奏は、ショパン・コンクールの翌年、2022年2月24日に中国国家大劇院の音楽庁で開催された「ショパンの印象 〜 ハオ・ラオ・ピアノ・リサイタル」のライヴ・レコーディング。
数あるショパンの傑作の中からハオ・ラオが選んだ特にお気に入りの作品で構成されたプログラムからは、ショパン・コンクールでの見事な演奏の記憶が蘇るのと同時に、さらにスケールアップしたハオ・ラオのピアニズムが感銘を与えてくれています。

BIS
BISSA-2690(1SACD)
シューベルト+クルシェネク
クルシェネク:ピアノ・ソナタ第2番Op.59 IEK29
シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
シューベルト:アレグレット ハ短調 D.915
シューベルト(クルシェネク補完):ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」)
ジャン・チャクムル(P/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand))

録音:2022年9月12〜17日テスマー・トーンスタジオ(ハノーファー)
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のジャン・チャクムルが、2028年のシューベルト歿後200年に向け続々とリリー スしている一大プロジェクト「シューベルト+」。当シリーズはシューベルトの主要なピアノ独奏曲と彼の音楽に影響を受けた作曲家の作品を並べることで、その 作品に焦点を当てるだけでなく、それぞれの作品に新たな魅力を感じてもらいたいというチャクムルの思いから生まれた企画で、これまでに「シューベルト+シェー ンベルク」(KKC-6701/ BIS SA-2650)、「シューベルト+ブラームス」(KKC-6803 / BIS SA-2680)がリリースされ絶賛されています。
第3弾はエルンスト・クルシェネク(クレネク)です。ウィーン出身でドイツやアメリカで活躍したクルシェネクは、作曲家として70年以上のキャリアを持つ多作家。 時代によってさまざまなスタイルを取り入れたことでも知られますが、1920年代に作曲したピアノ・ソナタ第2番は、シューベルトを思わせる技巧ながら19 世紀のウィーンというよりも20世紀初頭のパリの香りがする音楽です。
シューベルトの未完のソナタ第15番は「レリーク」の名で知られ、未完にしてシューベルトの重要作とされています。当ソナタはシューベルトの生前には出版 されず、シューベルトの死後、1839年にローベルト・シューマンにより発見されました。
20世紀に入りクルシェネクだけでなく、バドゥラ=スコダ、プルーデルマッハーなどの名ピアニストも補完版を発表しています。クルシェネク版についてチャク ムルは「スコアに明記されていなければ、クルシェネクがどこから補筆しているのか聞き分けるのは難しいだろう」と語っています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5187206(ACD)
「映像」〜ドビュッシー:ピアノ作品集
舞曲(スティリー風タランテラ)L.69
2つのアラベスク/夜想曲 変ニ長調 L.82
ピアノのために/版画 L.100
映像 第1集/映像 第2集 L.111
喜びの島 L.106
サスキア・ジョルジーニ(P/Bosendorfer 280VC227)

録音:2023年12月2&3日/ライディング(オーストリア)
エグゼクティヴ・プロデューサー:カスパー・ファン・クーテン
名ヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドから「確かなテクニック、美しく心動かされる音色、ファンタジーにあふれるフレージングと純粋な音楽性」と絶賛 されるイタリアのピアニスト、サスキア・ジョルジーニ。
PENTATONEレーベルからのリリースが続いておりますが、当アルバムではドビュッシーの最も色彩豊かなピアノ曲を録音しました。「舞曲」や「2つのアラベス ク」といったカラフルな初期作品から「版画」や「映像」といった後期作品まで、ドビュッシーの世界をあらわした充実の内容。その演奏はまるで音楽の“絵”に生 命が宿ったかの如く美しく奏でられます。83分長時間収録。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0092(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
トッカータ Op.7
アラベスク Op.18
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
セルゲイ・タニン(P)

録音:2022年12月14-16日チューリッヒ、ZKOハウス
2018年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで第3位と聴衆賞、2020年バート・キッシンゲンでのクラヴィーア・オリンプで優勝と聴衆賞を獲得しているシベ リアの若きピアニスト、セルゲイ・タニン(1995-)によるシューマン・アルバム。技巧をものともしない自由闊達な指の動きがすばらしく、シューマンの複雑で多 層的な音を軽やかに解きほぐし、繊細な綾を活き活きと描ききっています。 (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0089(1CD)
しぼめる花 〜パンフルートとピアノのための作品集
ドニゼッティ:フルート・ソナタ
シューベルト:しぼめる花の主題による序奏と変奏曲 D802
シューベルト(リスト編):影法師 S.560-12
リスト:巡礼の年 第1年「スイス」より 夕立
グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より 聖霊の踊り
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第2番
ドビュッシー:『小組曲』より 小舟にて
ピアソラ(ミケーレ・マンガーニ編):忘却
リゲティ:ムジカ・リチェルカータより III. IX. VII.
ディニク(クルト・レーデル編):ホラ・スタッカート
モンティ:チャールダーシュ
伝承曲(ファビアン・ミュラー編):ルーマニア組曲 Giampara / Hora lenta / Sirba Olteneasca
ハンスペーター・オジエ(パンフルート)
マリーナ・ヴァシリエヴァ(P)

録音:2022年11月29日-12月1日イタリア、ドッビアーコ、マーラーザール
驚異のパンフルート奏者、ハンスペーター・オジエによるアルバム。楽器のイメージを覆す技巧的な内容に驚かされます。シューベルトの『しぼめる花』をメインとし重厚な変奏を聴かせつつ、「ホラ・スタッカート」「チャールダーシュ」からルーマニア音楽まで、何でも来いとばかりに演奏。

ATMA
ACD2-2844(1CD)
旅 〜ドビュッシー&アリス・ピン・イ・ホ:ピアノ作品集
ドビュッシー:小組曲(ジャック・デュランによるピアノ独奏編曲版/フィリップ・チウ校訂)
映像 第1集
アリス・ピン・イ・ホ(1960-):香港懷情※フィリップ・チウ委嘱作品、世界初録音
ドビュッシー:版画
フィリップ・チウ(P)

録音:2023年8月26-28日/ケベック
アリス・ピン・イ・ホ(Alice Ping Yee Ho、1960年生まれ)は香港生まれ。トロント大学で作曲を学び、カナダで活動するピアニスト・作曲家です。師事し た作曲家はファーニホウほか。『香港懷情』は香港へのノスタルジーを描いた作品。異国情緒や風景をたくみに音楽化したドビュッシーと組み合わせることでまさ に旅のような音世界になっています、 (Ki)

GENUIN
GEN-24880(1CD)
チャイコフスキー:18の小品 Op.72 エフゲニア・ルビノヴァ(P)

録音:2021年5月6日-8日、ライトシュターデル(ノイマルクト、ドイツ)
1977年にウズベキスタンの首都タシケントに生まれ、モスクワでウラジーミル・クライネフやアレクセイ・リュビモフの下研鑽を積み2003年のリーズ国際ピアノ・コンクールで2位入賞を果たしたピアニスト、エフゲニア・ルビノヴァによるチャイコフスキー最晩年の作品「18の小品 Op.72」。死の半年前に作曲されその完成度と内容からまさに「チャイコフスキーの遺言」とも呼ぶにふさわしいこの作品にルビノヴァが新たな命を吹き込みます。

RUBICON
RCD-1123(1CD)
ベートーヴェン、モーツァルト、シェーンベルク&ウェーベルン
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 Op.35
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲 Op.19、
 5つのピアノ曲 Op.23
 2つのピアノ曲 Op.33a & b
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
カリム・サイード(P)
カリム・サイードは、ヨルダンの首都アンマン生まれ、5歳からピアノを始め、11歳でイギリスへ移住し王立音楽アカデミーで研鑽を積みました。ダニエル・バレンボイムに師事したサイードは、バレンボイムの招きにより2000年にヴァイマール・ベルデヴェーレ音楽学校でコンサートを行い、その成功がクリストファー・ヌーペン監督によるドキュメンタリー「カリムズ・ジャーニー」へと繋がりました。同ドキュメンタリーはBBCで放送され国際的な名声を高めました。2009年にはバレンボイムとの共演でBBCプロムス・デビューも果たし、その後もピエール・ブーレーズ・ザールのこけら落とし公演に参加するなどしています。
このアルバムでは、クラシック音楽の流れを変えた二人の作曲家の作品に焦点を当てています。モーツァルト以後、ピアノ音楽の流れを変えたのはベートーヴェンでした。特にここで収録されている「エロイカ変奏曲」は古典的な枠を出て新時代の到来を告げた作品と言ってよいでしょう。その後20世紀に入るとシェーンベルクがジャズやワルツの影響を受けながらも彼の弟子であるウェーベルンなどと共に、不協和音を響かせる新しい音楽へと発展させていきました。

Indesens Calliope Records
IC-046(1CD)
蝶々〜シューマン、マスネ、グリーグ:ピアノ作品集
シューマン:謝肉祭 Op.9
マスネ:ピアノのための2つの小品(白い蝶々、黒い蝶々)
シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
グリーグ:蝶々 Op.45
シューマン:蝶々 Op.2
ヴァルドゥイ・イェリツィアン(P)

録音:2023年8月28日ー30日、CRRサンモール・デ・フォッセ・オーディトリアム(フランス)
エレバンの音楽一家(両親はピアニスト)に生まれたイェリツィアンは、パリ国立高等音楽院でフランスの名ピアニスト、ブリジット・エンゲラーの下で研鑽を積み、2007年のアヴァン・セーヌ・コンクールで優勝。国際的なソリストとして、BBC響、イル・ド・フランス国立O、上海POなどと共演。卒業後、シテ・ド・ラ・ミュージックでハチャトゥリアンの協奏曲を演奏して以来、フランス、ナントのラ・フォル・ジュルネ、トゥールーズのジャコバン国際ピアノ音楽祭など、数多くの音楽祭に招待されており、2011年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでも来日しています。
本アルバムでは、シューマンがピアニストとしての活動を始めた直後の作品である 「蝶々(パピヨン)」 を中心に、マスネ、グリーグの蝶々をカップリング。それぞれの作風、ピアニズムを辿ります。

Signum Classics
SIGCD-907(1CD)
シメオン・テン・ホルト:カント・オスティナート(ハープ独奏版)
カント・オスティナート(セクション1〜106)
カント・オスティナート(シングル・セクション74〔テーマ1〕〜エンド)
アフォリズム第2番(イェルン・ファン・ヴェーン編)
グウィネス・ウェンティンク(Hp)

録音:2023年3月17日-18日、イギリス
様々なジャンルや役割を越えて国際的に活躍するハープ奏者グウィネス・ウェンティンクが、シメオン・テン・ホルトの傑作「カント・オスティナート」をハープ独奏のための新たな編曲でレコーディング! 現代オランダを代表する作曲家シメオン・テン・ホルト(1923-2012)による「カント・オスティナート」は、オランダ・ミニマルの金字塔として様々な編成やアレンジで録音・演奏されており、ハープ版のアルバムもありましたが、2011年に初めてピアノ版「カント・オスティナート」を聴いて感動したというグウィネス・ウェンティンクが、自ら新たなソロ・ハープ・アレンジを手がけ、彼女が当時感じた熱情と熱狂をはっきりと伝えています。
Signum Classics
SIGCD-798(2CD)
リスト:ピアノ作品集
ダンテを読んで - ソナタ風幻想曲(巡礼の年第2年 S.161より 第7曲)
孤独の中の神の祝福(詩的で宗教的な調べ S.173より 第3曲)
葬送曲(詩的で宗教的な調べ S.173より 第7曲)
暗い雲 S.199
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
エマニュエル・デスパックス(P/スタインウェイ モデルD)

録音:2023年7月31日-8月2日、サフロン・ホール(イギリス)
英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるピアニスト、エマニュエル・デスパックス。ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして極めて高い評価を築いているデスパックスのSignum第8弾では、ロマン派のもっとも重要なコンポーザー=ピアニスト、フランツ・リストの2枚組アルバムが登場! デスパックスの音楽的教育はフランツ・リストまで遡る指導者の系譜(リスト→マルティン・クラウゼ→クラウディオ・アラウ→ルース・ナイ)に根ざしており、作曲家の遺産と深いつながりを生み出してきました。偉大な「ピアノ・ソナタ ロ短調」から、神々しき「詩的で宗教的な調べ」からの音楽まで、リストが音楽史に刻んできた劇的で幻想的な世界を掘り下げています。
2023年の来日公演でも盛況を博したエマニュエル・デスパックスが紡ぐ、輝かしきリストの系譜にご期待ください。

NEOS
NEOS-12404(1CD)
エルンスト・ヘルムート・フランマー:初期ピアノ作品集
5つのピアノ小品「Momentaufnahmen」(P小品集第1番)(1980/81)
ピアノ小品集第2番(1985)
ピアノ小品集第3番「passacaglia brevis」(1987/88)
ピアノ小品集第4番「ut moriens viverent vixit moriturus」(1993/94)
Auszeit II(Pのためのハバネラ集)(1996)
カヤ・ハン(P)

録音:1997年7月、スタジオ3(バイエルン放送、ミュンヘン)
ドイツ・ハイルブロン出身の現代音楽作曲家、エルンスト・ヘルムート・フランマー(1949-)が1980〜1990年代に作曲してきた5つのピアノ小品集。フランマーは1969年から1972年まで数学と物理学を、1973年以降は音楽学、美術史、哲学を学び、ルイジ・ノーノとハンス・ウェルナー・ヘンツェに関する論文で博士号を取得しています。1976年以降はクラウス・フーバー、ブライアン・ファーニホウ、パウル=ハインツ・ディートリヒのもとで作曲を学び、ニューミュージックに関する記事を定期的に発表、書籍の企画も行っています。
国際的に活動したピアニスト、カヤ・ハン(ハン・カヤ/韓 伽?)は、韓国人の両親のもと日本で生まれ育ち、幼い頃から日本とヨーロッパの様々なピアノ・コンクールで受賞。桐朋学園大学とフライブルク音楽大学を卒業し、ヨーロッパ、東アジア、カナダで活躍。1999年からカールスルーエ音楽大学の教授も務めました。2021年に病気により63歳で死去。このアルバムは、1997年にバイエルン放送(BR)によってスタジオ録音されていたもので、「ピアノ小品集第3番 「パッサカリア・ブレヴィス」」を除く4作品は世界初録音。

Eudora
EUDSACD-2402
(1SACD)
新世界〜モンポウ、ベルク、ファリャ、バルトーク:ピアノ作品集
モンポウ:ショパンの主題による変奏曲
ベルク:ピアノ・ソナタ第1番
ファリャ
:ベティカ幻想曲
バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
ハビエル・ラソ(P)

録音:2022年7月25日ー27日、サラゴサ・オーディトリアム、モーツァルト・ホール(スペイン)
スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様による新たなアルバムは、スイスの名手が紡ぐ4人の作曲家たちによるピアノ作品集。1975年スイスのフリブール生まれのピアニスト、ハビエル・ラソは、スペインのサラマンカ音楽院とブダペストのフランツ・リスト音楽院でピアノと作曲、自発性や即興性を深め、スコアの深い理解の組み合わせからユニークな音楽体験を生み出すことのできるミュージシャンとして、数多くのソロ・リサイタルや室内アンサンブル、オーケストラとの共演を行ってきました。
シューベルト&シューマン・アルバムに続くEudora第2弾となる今作では、モンポウ、ベルク、ファリャ、バルトークという同時代を生き、音楽界に新たな世界を開拓した4人の作曲家たちの作品をカップリング。ラソは、歴史の潮流によって散り散りになった4つの人生から抽出された、一見無関係に見える4つの世界を旅しています。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

Chandos
CHAN-20293(1CD)
グラナドス&アルベニス:ピアノ作品集
アルベニス:組曲「イベリア」より 第1巻〔エボカシオン、エル・プエルト(港)、セビーリャの聖体祭〕&第2巻〔ロンデーニャ、アルメリーア、トゥリアーナ〕
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」より 第1巻〔愛の言葉、窓辺の語らい、燈し火のファンダンゴ、嘆き, またはマハと夜鳴きうぐいす〕
ピーター・ドノホー(P/スタインウェイ)

録音:2023年4月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。Chandosからはブゾーニ、メンデルスゾーン、グリーグら各国のロマン派ピアノ作品をレコーディングし人気を博して来たドノホーのシャンドス・ニュー・アルバムはスペインのアルベニスとグラナドス!
スペインを鮮やかに想起させるアルベニスの組曲 「イベリア」は3曲ずつ4巻に分かれており、本作では第1巻と第2巻を収録。スペイン南部のファンダンゴとホタの歌形式を組み合わせた「エボカシオン」で始まり、カディスの港町エル・プエルト・デ・サンタ・マリアにインスピレーションを得た「エル・プエルト(港)」、聖体祭の行列を描いた「セビーリャの聖体祭」、第2巻はアンダルシアの町が描かれた「ロンデーニャ」と「アルメリーア」、セビーリャのジプシー地区を思い起こさせる「トゥリアーナ」の3曲。多くの人がグラナドスの最高傑作と考えている「ゴイェスカス」は、ゴヤの絵画に対するグラナドスの賞賛を反映したピアノのための2巻からなる組曲で、本作では第1巻を収録。まさにヴィルトゥオージックな作品集であり、ピアニストに極めて高い要求を課すこれらの作品をピーター・ドノホーは軽快にこなし、特有の深い音楽的な解釈で素晴らしきスペイン芸術を提示します。
今作も、ポットン・ホールのスタインウェイ モデルDコンサート・グランド・ピアノで録音されています。

Nimbus
NI-8114(1CDR)
ハダメス・ジナタリ:ピアノ作品集
誘惑のショーロ/香水/いたずらっぽい前奏曲/前奏曲第2番「風景」/ワルツ集/練習曲集/トッカータ/Manhosamente/ピシンギーニャにバラを/Ponteio, roda e baile/Canhoto/Vaidosa No.2/ブラジルの魂/ブラジル狂詩曲/Vaidosa
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:2022年3月&2023年2月
ブラジルの作曲家であり音楽家、ハダメス・ジナタリによるピアノ作品集。ハダメス・ジナタリは、クラシック音楽とポピュラー音楽の垣根にとらわれることなく作品を残した作曲家で、このアルバムには彼の初期の作品が収録されています。それらはブラジルの民謡のメロディを使用したり、ポピュラー音楽の形式で書かれており、ハダメス・ジナタリの音楽の特徴を存分に楽しめるアルバムになっています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Ars Produktion
ARS-38650(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(ギター独奏版)
バッハ(ヴァルター・フェイブリ編):ゴルトベルク変奏曲 BWV988からの組曲〔1. アリア/2. 第1変奏/3. 第18変奏/4. 第19変奏/5. 第7変奏/6. 第25変奏/7. 第10変奏/8. 第9変奏/9. 第30変奏/10. アリア〕
11. 平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番前奏曲ホ短調 BWV853(原曲:変ホ短調)
12. フーガ イ短調 BWV1000(原曲:ト短調)
13. 平均律クラヴィーア曲集第1巻第13番前奏曲ヘ長調BWV858
14. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004より シャコンヌ
ヴァルター・フェイブリ(G)

録音:2022年1月12日-13日&2月17日、トーンスタジオ(ヴァルテンブルク、ドイツ)
ヴァルター・フェイブリは、アレッサンドリア(1972年)と「フェルナンド・ソル」(パレルモ/ローマ、1973年)の国際コンクールで1位を獲得し、ジュネーブの「国際音楽コンクール」(1975年)とパリのORTF(1979年)で入賞した名手。ギター、フルート、チェロ、声楽とのデュオやオーケストラ・コンサートのソリストとしてのオランダ・ツアー(コンセルトヘボウ・アムステルダムを含む)など、国際的に活躍。1976年から2018年までは、チューリヒとバーゼルの音楽院で教鞭を執り、近年はバッハの作品に集中的に取り組んでいます。
本アルバムでフェイブリは、可能な限りゴルトベルク変奏曲の原曲に忠実で、調和のとれた組み合わせになるよう努めており、組曲の楽章を彷彿とさせるような変奏曲を意図的に編曲。あたかも本来の意図通り鍵盤楽器で演奏されたかのように、ギターで自然に聴こえるゴルトベルク変奏曲を生み出しました。
Ars Produktion
ARS-38651(1CD)
キーワーズ〜ピアノ・パルランド1
ペーター・アプリンガー(b.1959):声とピアノ-ハンナ・シグラ(Pとテープのための)
バッハ:カプリッチョ 変ロ長調 BWV992「最愛の兄の旅立ちに寄せて」
モンポウ:対話
ジョルジュ・アペルギス(b.1945):会話](プリペアド・ピアノと話しのための)
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):2つの花束(Pのための)
クルターグ(b.1926):悪魔との静かな会話(ヤテコーク より)(Pのための)
ダリヤ・マミノワ(b.1988):ムッシェルU(プリペアド・ピアノのための)
ヤナーチェク:ないしょのスケッチ
ペーター・アプリンガー:声とピアノ-ギヨーム・アポリネール(Pとテープのための)
サティ:3つのグノシエンヌ
フローレンス・ミレー(P)

録音:2021年12月18日、2022年3月24日、4月9日、11月29日(ケルン)
パリ国立高等音楽院で学び、1992年から2000年までアンサンブル・アンテルコンタンポランで演奏するなど現代音楽界の第一線で活躍するフランス系ドイツ人ピアニスト、フローレンス・ミレーのコンセプト・アルバム。「音楽で人々にどう語りかけるか」をテーマにした非常に個人的なセレクションで、音楽の解釈や作品への根本的な問いを追求。作品そのものが持つ“声”をピアノで表現します。
Ars Produktion
ARS-38757(1SACD)
カレイドスコープ
ミロスラフ・スコリク(1938-2020)/映画「高き峠(ハイ・パス)」 より メロディ(2台ピアノ版)*#
サン=サーンス:6つの練習曲 より ワルツ形式の練習曲 Op.52-6*
D.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K27*
ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):3つのマズルカ より 第1番Op.3-1*
アルベニス:イベリア第2巻 より トリアーナ*
シューマン:幻想小曲集 より 第2曲, 第3曲, 第6曲#
ヴィクトル・コセンコ:3つのマズルカ より 第2番Op.3-2#
ユゼフ・ホフマン(1876-1957):性格的なスケッチ集 より カレイドスコープ Op.40-4*
ピアソラ(カティア&グヴァンツァ・ブニアティシヴィリ編):リベルタンゴ(2台ピアノ版)*#
ヴィクトル・コセンコ:詩的幻想曲 より 詩曲「欲望」 Op.11-1#
グリュンフェルト:ウィーンの夜会 〜ヨハン・シュトラウスU世のワルツによるパラフレーズ Op.56*
レフコ・レヴュツキー(1889-1977):前奏曲集 より 第1番Op.4-1, 第3番Op.4-3、前奏曲集 より 第2番Op.7-2, 第1番Op.7-1*
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14#
ミロスラフ・スコリク:ベートーヴェンの「エリーゼのために」によるジャズ・パラフレーズ(2台ピアノ版)*#
ロマン・フェディウルコ(P)*、
オレクサンドル・フェディウルコ(P)#

録音:2023年7月27日-30日、インマヌエル文化センター(ドイツ)
あらゆるコンクールで賞をかっさらい大きな注目を浴びるウクライナが生んだ超新星ピアニスト兄弟、フェディウルコ兄弟が登場!兄のロマンは2004年生まれ。6歳からコンクールに挑戦し、「ヨーロッパ青少年のための音楽コンクール(EMCY)」で1位、「若いピアニストのためのウラディミール・ホロヴィッツ記念国際ピアノコンクール」での2位入賞をはじめ数々のコンクールで上位入賞。直近では2023年の「若いピアニストのためのシューマン国際コンクール」で優勝しています。一方弟のオレクサンドルは2010年生まれ(!)。兄同様6歳の頃からコンクールに挑戦し始めると兄に負けず劣らずの活躍を見せており、2024年の「ベーラ・バルトーク国際ピアノ・コンクール」で優勝を勝ち取りました。
このアルバムには2人による連弾が3曲とそれぞれのソロ演奏が収録されており、とても録音当時18歳&13歳の演奏とは思えぬ成熟度に驚かされます。また「リベルタンゴ」や「「エリーゼのために」によるジャズ・パラフレーズ」の連弾で魅せる息ぴったりのノリノリな演奏には聴いている方も思わずワクワクしてしまいます
Ars Produktion
ARS-38362(1SACD)
リフレクションズ
シューベルト(ラフマニノフ編):どこへ?
イェルク・ヴィトマン(b.1973):やさしいソナチネ
シューベルト(ゴドフスキー編):ミニョンに
モーツァルト:「愚民の思うは」による10の変奏曲 KV455
リスト:鱒
シマノフスキ:マスク Op.34
マックス・フィリップ・クリューザー(P)

録音:2023年6月26日-28日、インマヌエル文化センター(ドイツ)
マックス・フィリップ・クリューザーは1994年ジーゲン(ドイツ)生まれのピアニスト。ピチカート・マガジン誌に「このピアニストが偉大なクリエイターであり、本物の音を指に宿していることは明らかです」と評されるなどその音作りには定評があり、ウィーン・フィルのコンサートマスター、アルベナ・ダナイローヴァとも共演しています。モーツァルトやリスト、シマノフスキの作品に加え、彼の紡ぐ音が存分に生かされた歌曲のアレンジなどを収録したこのデビュー・アルバムの登場によってその評価をますます高めてゆくことでしょう。
Ars Produktion
ARS-38653S(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ヘルマン・ベーン編曲/2台ピアノ版)(世界初録音) ユリウス・ツェマン(P)、大井駿(P)

録音:2023年7月1日、ベーゼンドルファー本社工場(ウィーナー・ノイシュタット、オーストリア)
輸入盤日本語解説付き!
2024年のブルックナー生誕200年を盛り上げるにふさわしい話題必至の1枚が登場!マーラーの交響曲やワーグナーの楽劇の2台ピアノ編曲でも知られるドイツの音楽家、ヘルマン・ベーンが手掛けた2台ピアノ版によるブルックナーの交響曲第7番をユリウス・ツェマン&大井駿が世界初録音!ヘルマン・ベーンはブルックナーに作曲を師事しており、このアレンジもブルックナー本人からの提言や承認を得て書かれたものと考えられています。ピアノが持つクリアでありながら力強く豊かなサウンドによって、この大規模で複雑な音楽がより鮮明になり幅広いリスナーにとって親しみやすくなっています。
大井駿はパリ、ミュンヘン、ザルツブルクなどでピアノや古楽、指揮を学び、演奏活動のほか文筆活動も行うなど多分野で活躍。テレビ朝日「題名のない音楽会」への出演でもお馴染みの人気音楽家です。ユリウス・ツェマンは1998年ウィーン生まれのピアニスト、オルガニスト、指揮者。大井駿とは2018年にザルツブルク・モーツァルテウム大学で出会い、これまでにも多くのシンフォニックな作品を2台ピアノで共に演奏し、馴染みのある作品を別の視点から再発見してきたといいます。レコーディングはブルックナー自身も作曲に愛用していたベーゼンドルファーのピアノで行われました。

ALPHA
ALPHA-1044(1CD)
ピアノのための舞曲集
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
ショスタコーヴィチ:人形の踊り
イェルク・ヴィトマン(1973-):サーカス・ダンス
ラヴェル:ラ・ヴァルス
アンナ・ヴィニツカヤ(P)

録音:2023年6月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
ロシア出身で2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのほか数々のコンクールを制し、2009年にCDデビュー、同年より母校でもあ るハンブルク音楽演劇大学で後進の指導にもあたっているヴィニツカヤ。2021年の「ショパン: バラードと即興曲」以来3年ぶりとなる今作の テーマは舞曲。ラヴェルの名作2曲では、持ち前のテクニックに支えられた繊細かつダイナミックな表現を存分に聴かせます。ショスタコーヴィチ の「人形の踊り」は彼が映画などのために書いた曲を再構成した子供のための易しいピアノ曲ながら、ヴィニツカヤはほんの10年ほど前に出 会ってぜひ録音したいと願っていたもので、愛らしい曲想を慈しむように聴かせます。カーネギーホールの依頼で2012年に書かれたヴィトマン の「サーカス・ダンス」は、芸術的あるいはピアニスティックな視点のみならず、彼自身の履歴書のような意味合いがある作品とされ、ヴィニツカ ヤは今回の録音の前にヴィトマンと語り合う機会を得たことで、作品理解が大きく深まったと語っています。その終曲はヴィトマン自身のオペラ 「バビロン」から引用された軍楽隊の賑やかな行進曲。

ALBANY
TROY-1951(1CD)
女性作曲家によるヴァイオリン作品集
イヴ・ハンガーフォード(1900-1965):古いメヌエット
イヴ・ハンガーフォード:ローマのヴァイオリン弾き
ミヌエッタ・ケスラー(1914-2002):ピーナッツ・バターとゼリーのワルツ
エディス・L・ウィン(1867-1933):「カロライナの丘」より(6曲)
ゲイル・リッジウェイ・ブラウン(1884-1955):つま先ダンス
アンナ・プリシラ・リッシャー(1873-1945):まるはな蜂
イヴ・ハンガーフォード:マリオネット
ハンナ・バーテル=グローニング:「カンザスの記憶」組曲
シャーロット・ルイーズ・ウッドブリッジ(1887-1980):ノーム達の踊り
ジョセフィーヌ・トロット(1874-1950):2つの調子のよいスケッチ
エセル・バーンズ(1874-1948):アリア
イルマ・ザイデル(1896-?):メヌエット
フローレンス・モーリー(1879-1968):もつれ足の狂気の追跡
エセル・ハラーデン・グローヴァー(1857-1916):黄昏に
エセル・ハラーデン・グローヴァー:ガヴォット
イルマ・ザイデル:美女のメヌエット
グレース・ホワイト(1896-):即興曲
 雪の上で
ジュリア・クランプキー(1870-1961):妖怪に捕まる
ゲイル・リッジウェイ・ブラウン(1884-1955):田舎風マズルカ
メアリー・オハラ(1885-1980):日没のダンス
モーリーン・ユエン(Vn)
エリック・ルプル(P)

録音:2022年6月
19世紀後半から20世紀初頭に生を受けた女性の作曲家たちのヴァイオリンとピアノのための作 品を収録。国籍はアメリカ、イギリス、オーストラリア、ロシアと様々。今でこそ女性の作曲家の活躍 は目覚ましいものがあるが19世紀〜20世紀前半における女性の社会的地位は今日では考えら れないほど低く、音楽はあくまで貴婦人の趣味、嗜み程度としか見做されていなかった。そんな中 でも果敢に作曲を続けた女性作曲家の作品が世に出ることは意味のあることです。作品は 19世 紀から20世紀初頭のものだけあって、彼女たちが生きた時代の様式から逸脱するものではない が、時にシューマン、スティーヴン・フォスター、またはロシア民謡を思わせる楽しい曲ばかり
ALBANY
TROY-1953(1CD)
ジェシカ・ジョンソン、現代ピアノ作品を弾く
(1)ミッシー・マッツォーリ:イザベル・エーベルハルトの夢
(2)レジーナ・ハリス・バイオッキ:アズレッタ
(3)サラ・カークランド・スナイダー:潮流
(4)エレーナ・ルーアー:109のインプロヴィゼーション
(5)ローレン・ブリアンナ・ウェア:イタリアの肖像
(6)セラ・ファン:サークル・?・スクェア
(7)セラ・ファン:滞留
(8)ローラ・シュウェディンガー:オン・ビーイング
ジェシカ・ジョンソン(P)
(7)(9)アンソニー・ディ・サンザ(Perc)
アメリカで活躍する様々な世代の作曲家のピアノ作品を収録。セラ・ファンは韓国出身で彼女の 「滞留」は打楽器を伴う、ややアジアの神秘的な儀式を思わせる佳作。他にハロルド・バッドやギャ ヴィン・ブライヤーズを思わせるややミニマル風の美しい、環境音楽的なマッツォーリの「イザベル・ エーベルハートの夢」、アンリ・ルソーの同名の絵画からインスパイアされ打楽器が入るシュウェディ ンガーの幻想的な「赤道上のジャングル」までバラエティ豊かで聴き手を飽きさせない。ピアニスト のジェシカ・ジョンソンは現代音楽のスペシャリストとして北米、南米、ヨーロッパで活躍する若手。
ALBANY
TROY-1954(1CD)
光へと昇る〜無伴奏ヴァイオリン作品集
ポリーナ・ナザイキンスカヤ(b.1987):希望〜無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・ファンタジア(2018)
コールリッジ=テイラー・パーキンソン(1932-2004):ブルース・フォーム(1989)
サルヴァドール・ブロトンス(b.1959):地の平和(2012)
ブルック・ジョイス(b.1973):ユニオン・プロテスト(2012)
ジェシー・モンゴメリー(b.1981):ラプソディ第2 番(2020)
アドルファス・ヘイルストーク(b.1941):驚くべきことに〜無伴奏ヴァイオリンのためのカプリス(2010)
ディロロム・サイダミノヴァ(b.1943):光へと昇る(2021)
イゴール・カルニン(Vn)

録音:2023年1月
世代も国籍も様々な作曲家の無伴奏ヴァイオリンのための作品を収録。いずれも前衛色は薄 く、ロマンティックであったり、民族風であったりジャズの影響があったりと聴きやすい内容。驚くべ きはヴァイオリニストのイゴール・カルニンで、その技巧、音楽性すべてが完璧で、これほどのヴァイ オリニストは世界でも数少ないと思われるほどのヴィルトゥオーゾです。彼はロシア出身で現在は アメリカを拠点に活動している中堅ヴァイオリニスト。今後の活躍が大いに期待されています。

Pentatone
PTC-5187034(1CD)
シューベルト:レントラー集
36の独創的舞曲Op.9D.365より
(1)第1番変イ長調、第2番変イ長調、第3番変イ長調
(2)第5番変イ長調、第12番変イ長調、第14番変ニ長調
(3)第21番ト長調、第22番嬰ト短調、第25番ホ長調、第26番ホ長調
(4)第29番ニ長調、第31番ハ長調、第34番ヘ長調、第36番ヘ長調
38のワルツ、レントラーとエコセーズOp.18D.145よりワルツ
(5)第1番ホ短調、第2番ロ短調、第3番イ短調
(6)第4番変イ長調、第5番嬰ハ短調
(7)第6番ロ短調、第8番変ホ短調、第9番嬰ヘ短調
(8)第10番ロ短調、第11番ロ長調、第12番ホ長調
38のワルツ、レントラーとエコセーズOp.18D.145よりレントラー
(9)第2番変ホ長調、第3番変イ長調
(10)第4番変ニ長調、第5番変ニ長調、第6番変ニ長調
(11)第7番変ニ長調、第8番変ロ短調、第9番変ニ長調
(12)第10番変ニ長調、第11番変ニ長調、第12番変ニ長調
(13)第13番イ長調、第14番ニ長調、第15番ト長調
(14)第16番ト長調、第17番ニ長調
18のドイツ舞曲と2つのエコセーズOp.33D.783よりドイツ舞曲
(15)第2番ニ長調、第3番変ロ長調、第8番変ホ長調
(16)第4番ト長調、第5番ロ短調、第11番ホ短調
(17)第12番ハ長調、第14番ヘ短調、第15番変イ長調
ギャロップと8つのエコセーズD.735より
(18)ギャロップ
(19)エコセーズ第1番ト長調、第5番変ホ長調、第6番変ホ長調、第7番変ホ長調、第8番変ホ長調
34の感傷的なワルツOp.50D.779より
(20)第1番ハ長調、第2番ハ長調、第3番ト長調、第4番ト長調
(21)第7番ト短調、第9番イ短調、第10番ト長調、第11番ト長調
(22)第12番ニ長調、第13番イ長調、第14番ニ長調、第15番ヘ長調
(23)第17番ハ長調、第18番変イ長調、第19番変イ長調
(24)第23番変ホ長調、第28番変ホ長調、第31番イ短調
17のレントラーD.366より
(25)第1番イ長調、第4番イ長調、第6番ハ長調
(26)第7番ト長調、第12番変ホ短調
4つのレントラーD.814より
(27)第4番ハ長調
ウィーンの淑女たちのレントラーと2つのエコセーズOp.67D.734よりレントラー
(28)第2番ニ長調、第3番ト長調、第8番ハ長調
(29)第6番イ長調、第5番ニ長調
(30)第11番ト長調、第13番ト長調
(31)第14番ロ短調、第15番ト長調
ウィーンの淑女たちのレントラーと2つのエコセーズOp.67D.734よりエコセーズ
(32)第1番イ短調、第2番イ長調
12の高雅なワルツOp.77D.969より
(33)第10番ヘ長調
12のグラーツのワルツOp.91D.924より
(34)第11番ホ短調
20のワルツOp.127D.146より
(35)第9番ハ長調
(36)第6番ニ長調
(37)第3番ホ短調
(38)第5番ヘ長調
(39)第10番ヘ長調
(40)第11番変ロ長調
(41)第12番ト短調、第14番ト長調
(42)第19番ヘ長調、第15番ト短調、第20番ニ長調
12のドイツ舞曲Op.171D.790より
(43)第3番ニ長調、第4番ニ長調、第5番ロ短調、第6番嬰ト短調
(44)第7番変イ長調、第8番変イ短調、第11番変イ長調
(45)第9番ロ長調、第10番ロ短調
ピエール=ロラン・エマール(P)
楽器:piano duo Op.353018

録音:2022年9月19〜22日
PENTATONEレーベルから積極的なリリースが続いているピエール=ロラン・エマールが、シューベルトの舞曲「レントラー」を録音しました。レントラーとはゆっ たりとした3/4拍子の民族舞踊で、18世紀末まで主に南ドイツ、スイスのドイツ語圏で愛好されました。シューベルトはレントラーの拍子を基に素朴で陽気な小品 を数多く作曲。シンプルながら豊かな和声が魅力で、まるで絵のように美しく、叙情的で、曲想に富んでいます。
コロナ禍にシューベルトの小品(舞曲)とクルタークの「遊び」を物語のようにつなげたプログラムを考えたエマールは、2023年の来日時に若者たちに向けた 特別演奏会として、東京藝術大学の奏楽堂にて同プログラムを演奏。ウェーベルンを想起させる唯一無二のプログラムはNHKのクラシック倶楽部でも放映されま した。
シューベルトのピアノ作品といえば後期ピアノ・ソナタ、即興曲集、さすらい人幻想曲が有名ですが、エマール独自の選曲で弾かれたこれらの小品がいかに美しく、 シューベルトらしさがあらわれていることを証明しております。レントラー曲集の新名盤誕生と申せましょう。 (Ki)

Forlane
FOR-16789(1CD)
ショパン:ピアノ作品全集Vol.5」〜パリ時代2(1833-35)
華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12/3つの夜想曲Op15(ヘ長調/嬰ヘ長調/ト短調)/マズルカ ハ長調 KK.IV b/3/ボレロ イ短調 Op.19/4 マズルカOp.24(ト短調/ハ長調/変イ長調/変ロ短調)/カンタービレ 変ロ長調/ラルゴ 変ホ長調/マズルカ 変イ長調 KK.IV b/4/プレスト・コン・レッジェレッツァ 変イ長調 KK IV b/7/ マズルカ ハ長調 Op.67-3/マズルカ ト長調 Op.67-1/ 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/ワルツ 変イ長調 Op.69-1/2つのポロネーズOp.26(嬰ハ短調/変ホ短調)
アブデル・ラーマン・エル・バシャ(P)

録音:1998年7月 スイス・ラ・ショー=ド=フォン
エリザベート王妃国際音楽コンクール1978年ピアノの第1 位、アブデル・ラーマン・エル・バ シャ(1958-)が2000 年前後に録音したショパンピアノ作品全集の第 5集にあたる CD。この全 集は大変好評を博したが既に廃盤。エル=バシャのショパンを聞きたい人にはこの1 枚だけで も嬉しいものでしょう。エル=バシャは極めて高い技巧を持つピアニストで、もちろんショパンでも 指回りの良さが大いに発揮されているが、一方で彼はいわゆるショパン的なロマンティシズムた っぷりの演奏をせず、透明感があってさらりと爽やかな、ずっと聞き続けていたくなるようなショ パンを奏でてくれます。

フォンテック
FOCD-9903(1CD)
税込定価
2024年4月10日発売
渡辺範彦トリビュート
フレスコバルディ:アリアと変奏「ラ・フレスコバルダ」
タンスマン:「ポーランド風組曲」より マズルカ/夢
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より 精霊の踊り
ポンセ:前奏曲 ホ長調
 「組曲イ短調」より 第3曲 サラバンド
 「ギター・ソナタ第3番」より 第2楽章「歌」
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/月の光
タレガ:二人の姉妹
ソル:練習曲 Op.6-12/練習曲 Op.29-13
アルベニス:「スペイン組曲」Op.47より カディス
グラナドス:「昔風のスペインの歌曲集」より 第8曲 ゴヤのマハ
岡野雅一(G)

録音:2023年12月13-15日 浦安音楽ホール
1969年にパリ国際ギターコンクールで日本人初優勝、20数年に渡る演奏活動において鮮烈な印象 を残した天才ギタリスト・渡辺範彦(1947-2004)。その薫陶を受けた愛弟子が、師の使用楽器 (河野ギター1982年 Specialモデル)を手に、師より受け継いだ限りなく優しく甘美な音楽を奏でます。 岡野雅一は1982年に第13回クラシカルギター・コンクールに優勝し、演奏活動を開始。以降、定 期的にソロ・リサイタルを行う一方、声楽、ヴァイオリン、フルートなどとの数多くのアンサンブル・ コンサートに出演。東京都公認ヘブン・アーティストとしての活動や、クルーズ船:飛鳥Uでの演奏な ど、屋内・外の多くのイベントでの活発な活動を展開しています。 本アルバムでは多岐に渡る岡野のレパートリーの中から、師である渡辺範彦の愛奏曲を含む全14曲 を収録。その歴史とともに師より弟子へと紡がれたクラシックギターの伝統の響きをご堪能ください。 (フォンテック)

DIVINE ART
DDC-25753(3SACD)
NX-F06
シューマン:幻想曲
クライスレリアーナ Op.16
幻想曲 ハ長調 Op.17
アラベスク Op.18
幻想小曲集 Op.12第1巻
幻想小曲集 Op.12第2巻
アラベスク Op.18
幻想小曲集 Op.12−第1番夕べに
夜曲 Op.23
3つの幻想小品集 Op.111
暁の歌 Op.133
ブルカルト・シュリースマン(P)
Steinway D-274

録音:2023年8月28日-9月2日テルデックス・スタジオ、ベルリン(ドイツ)
シューラ・チェルカスキーやブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したドイツの中堅ピアニスト、ブルカルト・シュリースマンが弾くシューマン作品集。タイトルに「幻想」 が付く作品を中心とした選曲で、シューマンの内なる世界を表現しました。

Pentatone
PTC-5187204(1CD)
「バッハの6つの陰影」
バッハ(リリャ編):組曲第1番「ケーテン」(無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007)
組曲第2番「マリア」(無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008)
組曲第3番「アンナ・マグダレーナ」(無伴奏チェロ組曲第3番 BWV1009)
組曲第4番「ライプツィヒ」(無伴奏チェロ組曲第4番 BWV1010)
組曲第5番「死」(無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011)
組曲第6番「永遠」(無伴奏チェロ組曲第6番 BWV1012)
マックス・リリャ(Vc)

録音:2023年11月3〜5日/サウンドトラック・スタジオ、マグヌスボリ(フィンランド)
フィンランドのヘヴィメタル・バンド「アポカリプティカ(Apocalyptica)」の創設メンバーの一人チェリスト、マックス・リリャがバッハの無伴奏チェロ組 曲を独自のアレンジで録音!
チェロという楽器の可能性を追求し、ロックやエレクトロニック・ミュージックのジャンルのパイオニアとして常に新たなプロジェクトに挑んできたリリャが、原点回 帰ともいえるクラシックの名曲を録音した当アルバム。リリャは各組曲にバッハに深く関わる人物、時代などのタイトルをつけ、バッハの生涯を巡る旅へと誘います。
当録音ではチェロを演奏後、リリャ自身によるアレンジでエフェクターを多用。耳慣れた名曲がリリャのアレンジで新たな世界を切り開き、独自の響きを作り出し ております。
「バッハのチェロ組曲は音楽史上最も神聖な作品のひとつであり幻想的な音楽でもある。私はオリジナルのチェロの楽譜と音響世界(ソニック・ワールド) を融合させたかった。それはバッハが宮廷に雇われていた小さな町ケーテンで最初の組曲を作曲した時から活気あふれるライプツィヒ時代まで、バッハの人生を6 つの組曲で表現しました。」(マックス・リリャ)

MIRARE
MIR-726(1CD)
フリアント〜デボラ・ネムタヌ&ポケットSO
ドヴォルザーク(ジローデ編):スラヴ舞曲ト短調Op.46の8「フリアント」
バルトーク(メルシオール編):ラプソディ第1番Sz87
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調Op.72の2「ドゥカム」
ポルムベスク(キューサク編):望郷のバラード
ドヴォルザーク(ジローデ編):スラヴ舞曲ハ短調Op.46の7「スコーチナ」
サラサーテ(メルシオール編):ツィゴイネルワイゼンOp.20
ブラームス(ジローデ編):ハンガリー舞曲第4番嬰ヘ短調
ブラームス(ジローデ編):ハンガリー舞曲第6番変ニ長調
ラヴェル(アンリ編):ツィガーヌ
デ ボラ・ネムタヌ(Vn)
ピエール・キューサク(アコーディオン)、
ニコラ・シモン(指)ポケットSO

録音:2023年11月1-3日/スタジオ・バベル(モントルイユ)
サラ・ネムタヌの妹で、ジェラール・プーレの愛弟子デボラ・ネムタムが東欧系音楽に挑戦。それも話題のポケットSOとの共演も注目です。
2023/4のフォルジュルネ音楽祭のテーマは「オリジン」ですが、ルーマニアに出自を持つネムタヌにとりこれらの音楽はまさに血の中に流れるもの。天満敦子 さんの演奏で知られるポルムベスクの「望郷のバラード」は編曲者キューサクのアコーディンのみの伴奏ですが、半端ない没入感。他の曲はいずれもロマ楽団のよ うな民俗色が特徴で、バルトークの「ラプソディ」やサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」は先祖返りしている感が驚きです。
ポケットSOは指揮者ニコラ・シモンが2013年に創設したアンサンブル。ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、バスクラ リネット、バリトン・サクソフォン各1にアコーディオン、ハープ、打楽器から成り、その表現力と生き生きとした演奏で注目されています。 (Ki)

Audite
AU-97814(1CD)
精神のきらめき
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲D813
バッハ(フィンセント・ネープ編):2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調BWV1062
レーガー:5つの絵画的小品Op.34
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第2番Op.17
ピアノ・デュオ・ネープ【ゾフィー・ネープ&フィンセント・ネープ】

録音:2023年2月8-10日/ゼンデザール(ブレーメン)
1998年と2000年生まれのドイツの兄妹によるピアノ・デュオの第2弾。ともにインスブルック音楽院でピアノ・デュオを学び、ヨーロッパの数々のコンクー ルに入賞している注目株です。
今回は連弾2作と2台ピアノ2作に挑戦。このうちバッハの「2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調」は演奏者フィンセント・ネープによる2台ピアノ編曲。名 作「2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043」をバッハ自身が2台チェンバロとオーケストラ用に編み直したものの二重編曲となりますが、さすがバッハの 音楽はびくともせず、オリジナルの2台ピアノ作品に聴こえます。デュオ・ネープの歯切れ良いタッチが爽快です。
レーガー作品をすっきりチャーミングに聴かせる技量も驚きですが、2台ピアノ作品の最高傑作のひとつ、ラフマニノフの組曲第2番も若さあふれる快演。分厚 い和音の強奏による第1曲は、audite社主ベッケンホーフの録音の良さを発揮した轟き渡るピアノの音にひたれます。要注目のピアノ・デュオと申せましょう。 (Ki)

Alba
ABCD-531(1CD)
ヨーク・ボウエン&レベッカ・クラーク
ヨーク・ボウエン
(1884-1961):ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調 Op.18(1905)
レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ(1919)
ハンナ・ホホティ(Va)
アンナ・クヴァヤ(P)[楽器 Piano:Pleyer,1874]
フィンランドのヴィオラ奏者ハンナ・ホホティとピアニストのアンナ・クヴァヤの初めてのデュオ・アルバム。レベッカ・クラーク とヨーク・ボウエンという同世代 のイギリスの作曲家が20世紀初期に書いたソナタを「オリジナル楽器」で演奏したい。その思いから生まれました。ボウエンの「ヴィオラ・ソナタ第1番 ハ短調」は、 彼が20歳の時の作品です。意外な展開や和声語法と独自の表現法による「アレグロ・モデラート」「ポコ・レント・エ・カンタービレ」「終曲。プレスト」の3楽章 で書かれています。ライオネル・ターディスとボウエンのデュオで初演されました。クラークの「ソナタ」は、アメリカに移住した彼女の隣人だったエリザベス・スプ レーグ・クーリッジの主宰する作曲コンペティションに応募して、ブロッホの作品とともに第1位に選ばれた作品です。1919年のバークシャー音楽際で初演され、 好評を得ました。彼女が強い影響を受けたドビュッシーとヴォーン・ウィリアムズを思わせる語法の「インぺトゥオーゾ」の第1楽章。「ヴィヴァーチェ」の第2楽章、 「アダージョ」とヴィオラの音域をいっぱいに使った「アレグロ」の第3楽章。クラークのソナタは、ヴィオラ奏者の愛好曲になり、ティモシー・リダウトもアルバム『ラ イオネル・ターティスに捧ぐ』(HMM90537)で演奏していました。 ハンナ・ホホティは、ロンドンの王立音楽アカデミーでガーフィールド・ジャクソンの教える修士課程を修了、2017年からヘルシンキ都市圏のタピオラ地区の室 内楽シーンで活動しています。アンナ・クヴァヤとのピリオド楽器による室内楽演奏や、エレクトロ=アコースティック音楽に深く関わってきました。このアルバムで は、ガット弦を張ったヴィオラで演奏しています。アンナ・クヴァヤ (1979?)は、ソリスト、室内楽とオーケストラのピアニスト、フォルテピアノ奏者として、古典 から現代まで幅広い時代の音楽をレパートリーに活躍しています。ソロアルバム『河に住む』(ABCD 386)、クラリネットとのデュオによる『ソワレシュテュッケ』 (ABCD513)といったアルバムが Alba Records からリリースされ、好評を受けてきました。このアルバムでは1874年製のプレイエル・ピアノを弾いてい ます。

MDG
MDG-92123116(1SACD)
バッハ:鍵盤作品選集
組曲 ヘ短調 BWV823
パルティータ 第3番イ短調 BWV827
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
パルティータ第6番ホ短調 BWV830
アダージョ イ短調(トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564からのタチヤナ・ヴォロビヨーヴァによる編)
タチヤナ・ヴォロビヨーヴァ(Cemb)
使用楽器:ルッカース 二段鍵盤モデル/ティトゥス・クライネン複製2004年、ブッサム

録音:2023年8月14日、10月12-13日、マリエンミュンスター修道院コンサートホール
ラトヴィア出身のチェンバロ奏者タチアナ・ヴォロビヨワによるバッハの鍵盤作品選集。ルッカースの二段鍵盤モデルのチェンバロでバッハの小宇宙のような音 楽を描いています。その選曲は、豊かな表現力、深みのある音楽性に焦点が当てられてます。バッハの卓越した「半音階的幻想曲とフーガ」ニ短調、高度な対位法 旋律、豊かな感性を必要とするパルティータ第3&6番、二段鍵盤チェンバロ用にヴォロビヨワ自身が編曲したオルガンのために書かれたアダージョ BWV564など、魅力的なプログラムで構成されています。 (Ki)


Naive
V-5451[NA]
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.26(全6曲) セルゲイ・ハチャトリャン(Vn)
使用楽器:グァルネリ・デル・ジェス1740年製ヴァイオリン『イザイ』

録音:2022年7月6-8日、12月14-16日、ブルックナーハウス、リンツ(オーストリア)
アルメニアの天才ヴァイオリニスト、セルゲイ・ハチャトリャンが、イザイの無伴奏ソナタ全曲を録音しました。楽器はイザイ自身が所有・愛奏していたグァルネリ「イ ザイ」。限られた者だけが演奏することを許されるこの銘器を用いての録音は世界初。イザイの魂の声が感じられるような、稀有の名演が誕生しました。
セルゲイ・ハチャトリャンは1985年生まれ。2000年のシベリウス国際コンクールで史上最年少の15歳で優勝、瞬く間に世界の注目を集め、さらに 2005年のエリザベート王妃コンクールで優勝。まさに天才ヴァイオリニストとして世界から絶賛されています。来日もしており、その素晴らしい音楽は深い感 動と共に人々の心に鮮明に記憶されています。ハチャトリャンは、2010年10月から2022年5月まで、日本音楽財団よりグァルネリ・デル・ジェス「イ ザイ」を貸与されておりました(この録音では、この「イザイ」を使用しています)。イザイが所有し、長年演奏活動に使用していたことか らこの名前が付けられた銘器で、楽器の中に貼られた小さなラベルには、赤いインクで「このデル・ジェスは私の生涯を通じて忠実なパートナーだった。イザイ 1928」とフランス語で書かれています。この楽器はイザイの国葬の際にはクッションに載せられ、棺の前を行進したことでも知られています(ブックレットには その葬儀の写真が掲載されております)。
1923年、すでに演奏ステージから引退していたイザイは、34 歳年下のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティ(1892〜1973)がリサイタルで弾いた バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータに深く感銘を受けて、バッハと同じ無伴奏の6曲からなるソナタ集の創作を思い立ちました。6 曲はそ れぞれ、創作のきっかけとなったシゲティを始めとする、親交のあった6人の優れた若いヴァイオリニストたちに献呈されています。
ハチャトリャンの音楽は、作曲者と対話しているような、ハチャトリャンはそこで演奏しているのに、どこか別世界にいるような、不思議な独特の浮遊感があり ます。押しつけがましいテクニックや誇張は皆無。それでいて地に足のついた、不思議な魅力があります。そうした魅力はここでも全開。この全集の根底にある、 シゲティが弾くバッハや、名ヴァイオリニストたちといったインスピレーションを意図的に強調しており、イザイの魂の声が聴こえるような、これまで耳にしたこと のないような陰影と華やかさに満ちています。 (Ki)

299 MUSIC
NIKU-9059(1CD)
税込定価
「ビリーフ」〜クラリネット小品集/伊藤 圭
ヴィドール:序奏とロンドop.72 (1898)
グロヴレーズ(1879-1944):ラメントとタランテラ(1923)
アルベール・ボーカン(1921-67):哀歌(1951)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(1907)
バルトーク:3つのチーク地方の民謡BB 45b Sz35a (1907)
レオー・ヴェイネル(1885-1960):ハンガリー舞曲op.40(1951)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタop.19〜第3楽章〈アンダンテ〉
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲op.43 - 第18変奏〈アンダンテ・カンタービレ〉
ピアソラ(1921-92):アヴェ・マリア「タンティ・アンニ・プリマ」(1984)
ミケーレ・マンガーニ(1966- ):アルバムの綴り(2007)
ゲイリー・ショッカー(1959- ):後悔と決心(1986)
ナイジェル・ヘス(1953- ):ラベンダーの咲く庭で(2004) - テーマ
伊藤圭(Cl)、榊原紀保子(P)

録音:2023年6月1日 三重県総合文化センター
NHK SO首席クラリネット奏者を務める伊藤 圭とソリストとしてだけではなくアンサンブ ル・ピアニストとしても多方面で活動の幅を広げている榊原紀保子の二人が、長年かけて培っ てきたアンサンブルで様々な時代の名曲に新たな息吹をもたらす。それぞれのテクニックは論 を俟たず、ただ心を合わせて作品の魅力を入念に映し出すその姿勢は、音楽に対する敬意と 信念を憶えさせる。
299 MUSIC
NIKU-9060(1CD)
税込定価
「緑の時」〜邦人クラリネット作品集/伊藤 圭
(1)内田祥子(1977- ):緑の時(2001)
(2)内田祥子(1977- ):エヴァーグリーン(2020)
(3)平吉毅州(1936-1998):サンバ・カンシオン(1992)
(4)吉川和夫(1954- ):変奏曲「キーウの鳥の歌」(2022)
(5)-(8)三浦真里(1960- ):クローバー・ファンタジー(1988)
(9)伊藤康英(1960- ):バラード〜「旅の終わりのバラード」による(2009)
(10)伊藤康英:クラリネット・ドルチェ(2013)
(11)内田祥子(編):ディア・モリコーネ(2019) [
(12)内田祥子(編):ロンドンデリーの歌(2009
伊藤圭(Cl)
(1)-(4)(9)(11)榊原紀保子(P)
(5)-(8)(10)(12)島田明日香(Cl)
(5)-(8)(12)高松真紀(Cl)
(10)(12)塚本啓理(Cl)
(5)-(8)(12)岡本昇大(バスCl)

録音:2023年5月30-31日 三重県総合文化センター
伊藤圭が日頃から共演を重ね、互いに信頼しあう仲間と共に奏でる新たなクラリネット名曲 集。比較的近年に創作された楽曲を中心に、委嘱曲やアンサンブルなど邦人作曲家の感性と バラエティーに富んだ作品群が、クラリネットの新たな魅力で彩る個性溢れる音楽の世界にい ざなう。

オクタヴィア
OVCX-00097
(2SACD+DVD)
初回限定仕様
税込定価
2024年3月20日発売
荒木奏美IN CONCERT
【CD】
ドヴィエンヌ:ソナタ第2番ニ短調作品71
シューマン:3つのロマンス作品94
クルターグ:遠くからウルスラへの手紙(無伴奏)
R. シュトラウス:8つの歌作品10より万霊節
ドラニシニコワ:ポエム
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜レンスキーのアリア(オーボエ編曲版)
パスクッリ:椿姫の楽しい思い出
【DVD】 ※初回限定パッケージのみ
シューマン:3つのロマンス作品94より I. Nicht schnell
パスクッリ:椿姫の楽しい思い出
荒木奏美(Ob)、秋元孝介(P)

録音:2023年10月24-27日高崎芸術劇場

※初回限定300枚特典DVD付き
※初回完売後は新品番にてCD(Hybrid Disc)のみのパッケージで販売いたします。
リサイタル・録音・映像によって才能溢れる若手演奏家を多 角的に紹介する、大友直人が贈る高崎芸術劇場の「T-Shotシ リーズ」第十一弾。日本のオーボエ界を力強く牽引している 若手のホープ。オーボエならではの魅力溢れる美しい音色で、 圧倒的な演奏を繰り広げる。名ピアニスト・秋元孝介とのア ンサンブルでお贈りする荒木奏美、初ソロCD+DVD。 [発売元・(公財)高崎財団]

フォンテック
FOCD-9900(3SACD)
税込定価
2024年3月6日発売
北村朋幹/巡礼の年 全3年
リスト:巡礼の年 第1年「スイス」S.160
グリーグ:抒情小曲集 より4曲
ドビュッシー:夜想曲
リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」S.161
ワーグナー/リスト:「夕星の歌」(歌劇「タンホイザー」より)S.444
ノーノ:.....苦悩に満ちながらも晴朗な波...
リスト:巡礼の年 第3年 S.163
北村朋幹(P)

録音:2023年1月4・5日、3月7-9日、8月28-30日 所沢市民文化センターミューズ キューブホール
唯一無二の内容で、リリースごとに大きな注目を集める北村朋幹のCD。第76回文化庁芸術祭賞を 受賞した「JOHN CAGE」(FOCD9850)に続くは、リスト最大のピアノ作品「巡礼の年」です。 約半世紀に及ぶ作曲・推敲を経て完成した、3巻からなるこの作品。さすらい人・巡礼者が自らの 場所を求めて彷徨する?ロマン主義の主たる概念を反映する第1年<スイス>、第2年<イタリア>。 僧籍に入り宗教的な心情を湛えながらも、黄昏へ向かう心身と音楽史を転換する新しい波の相剋?引 き裂かれた精神による傑作<第3年>。北村は詩的想念に満ちた感性を通し、周縁を彩る諸作ととも に深山幽谷へ進みます。 ポリーニが奏したいくつもの音素材と同時に演奏する「ノーノ .....苦悩に満ちながらも晴朗な波...」 も必聴です。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9899(1CD)
税込定価
2024年3月6日発
ブラームス:ピアノ作品集
4つのバラード 作品10
2つのラプソディ 作品79
3つの間奏曲 作品117
パガニーニの主題による変奏曲 作品35第1巻
パガニーニの主題による変奏曲 作品35第2巻
黒岩航紀(P)

録音:2023年4月18-20日 三鷹市芸術文化センター
多彩な名曲による「sailing day」(FOCD9746)でCDデビュー、ロシア音楽の王道「展覧会の絵」 (FOCD9821)に続く、若きヴィルトゥオーゾ黒岩航紀 第3弾。 黒岩は、昨年おこなわれた第17回チャイコフスキー国際コンクールに出場、過酷な状況下でセミフ ァイナリスト及び特別賞(ベストコンテスタント)に選ばれました。 最新CDは、近年傾倒するブラームスを収録。初期から晩年の作品までを網羅する、ピアノ音楽の精 髄にベーゼンドルファーを駆使してのアプローチです。 (フォンテック)

Goodies
78CDR-3935(1CDR)
ショパン:ワルツ集(第1-14番) アルフレッド・コルトー(P)(P:Steinway)

仏 DISQUE GRAMOPHONE DA4982/84(25cm盤), W1603/05(30cm盤)
1943年5月24日パリ録音
コルトー2回目のショパン:ワルツ集。第1回は1934年録音(78CDR-3072)。アルフ レッド・コルトー(1877-1962)は1892年パリ音楽院のルイ・ディエメール(1843- 1919)のクラスに入り、1896年一等賞て卒業した。1905年にヴァイオリンのジャッ ク・ティボー(1880-1953)、チェロのパブロ・カザルス(1876-1973)とピアノ・ トリオを結成した。1917年にパリ音楽院教授に任命され、1919年パリにエコー ル・ノルマル音楽学校を設立した。この録音はコルトー66歳の時にパリで行わ れた。1934年の第1回録音では、プレイエル社のピアノを弾いていたが、ここで はスタインウェイ社のピアノを弾いています。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3937(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調作品26「葬送」 レオニード・クロイツァー(P)

日COLUMBIA JW93/4
1937年6月頃、東京録音
レオニード・クロイツァー(1884-1953)はドイツと日本で活躍したロシア生まれ のピアニストで指揮者。両親はユダヤ系ドイツ人。サンクトペテルブルク音楽 院でアンナ・エシポワにピアノを、アレクサンドル・グラズノフに作曲を学ん だ。1906年ライプツィヒに移住、アルトゥール・ニキシュに指揮法を学んだ。 1922年から1933年までベルリン音楽大学教授。1931年初来日。1933年再来日。 近衛秀麿の要請で帰国せず、1937年から亡くなるまで東京音楽学校(現東京芸 術大学音楽学部)教授をつとめた。1942年ナチス・ドイツの欠席裁判によって ドイツ国籍を剥奪され無国籍となった。1953年10月28日リサイタル中に心筋梗 塞を起こし2日後に死去した。(グッディーズ)

FUGA LIBERA
FUG-826(1CD)
管弦楽のない協奏曲
シューマン:ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 Op.14
バッハ(1685?1750): イタリア協奏曲 BWV971
ラフマニノフ: 6つの楽興の時 Op.16
サーリ・ジャン・ゲヴレック(P)

録音:2023年8月24-27日 エリザベート王妃音楽院
1992年トルコ生まれの若きピアニスト、サーリ・ジャン・ゲヴレック。2011年にはロンドンのロイヤル・カレッ ジ・オヴ・ミュージックに入学、ドミトリー・アレクセーエフに師事してアーティスト・ディプロマを取得し、エリザ ベート王妃音楽院のアーティスト・イン・レジデンスを務めています。彼にとって初のフル・アルバムとなる今 作は、「管弦楽のない協奏曲」がテーマ。シューマンのソナタ第3番は、その規模の大きさからまさに「管 弦楽のない協奏曲」あるいは「グランド・ソナタ」と呼ばれたもの。続いて協奏曲の楽器の対照を鍵盤楽 器1台で表現したバッハの傑作、そしてラフマニノフの規模の大きな作品へと繋がるプログラム。ゲヴレック の深い作品解釈と多彩な表現力が、ばらばらの時代の作品たちを有機的に関連付けています。

ALPHA
ALPHA-1036(1CD)
リスト:3つのペトラルカのソネット S270
忘れられたワルツ 第2番S215
ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
3つの演奏会用練習曲 S144より 第2番「軽やかさ」
ハンガリー狂詩曲 第6番変ニ長調
ネルソン・ゲルナー(P)

録音:2023年5月 サル・フィラルモニーク、リエージュ、ベルギー
1969年アルゼンチン生まれ、日本でも多くのファンを持つネルソン・ゲルナーによるリスト。Cascavelleレーベルに残した2枚のアルバム以来 のまとまったリスト録音となります。高い演奏技術に裏打ちされた鮮やかな場面描写と色彩感、そして気品に溢れる表現が大きな魅力。堅 録音と なっています。

TOCCATA
TOCC-0721(1CD)
NX-B06
ヤーニス・チェピーティス(1908-1989):手稿譜によるピアノ小品集 第1集
1-5.5つの前奏曲
 1. 前奏曲 変ニ長調(1937)
 2. 前奏曲 ヘ短調(1949)
 3. 前奏曲 ヘ短調(1953)
 4. 前奏曲 嬰ハ短調(1951)
 5. 前奏曲 ハ長調(1975)
6-8.3つのカプリース
 6. カプリース 変イ長調(1939)
 7. カプリース第1番変ホ長調(1949)
 8. カプリース第2番ハ長調(1954)
9-10.2つの子守歌
 9. 子守歌 変イ長調(1943)
 10. 子守歌 ヘ長調(1953)
11-17.7つの小品集
 11. ラトヴィア舞曲 ト長調(1932)
 12. エレジー変イ長調(1930年代中頃)
 13. スケッチ 嬰へ短調(1940)
 14. エディ 嬰へ短調(1940)
 15. Rest in the Garden 庭での休息 ヘ長調(1951)
 16. In the Evening 夕べに 嬰へ短調(1953)
 17. 秋のスケッチ ロ短調(1974)
18-20. ソナチネ ロ長調(1948)
ノラ・ルーセ(P)

録音:2022年11月2日、30日、2023年10月2日、11月6日
全て世界初録音
ラトヴィアの作曲家ヤーニス・チェピーティス。ラトヴィア音楽院でヤーセプス・ヴィートルスから作曲を、ヤーニス・メ ディンシュから指揮を学びました。その後パリでピアノをカサドシュとギーゼキングに師事、ラトヴィアに戻ってからは放 送局で働きます。終戦後はラトヴィア国立音楽院の室内楽クラスの教授を務めました。 彼の作品は母国ラトヴィアでもほとんど知られておりませんが、実は驚くほど多作家であり、6つの交響曲をはじめ、 歌劇やバレエ、室内楽、カンタータや民謡編曲など数多くの作品を残しています。中でもピアノ曲は約100曲確 認されており、その多くは小品です。このアルバムに収録されているのは、ピアニスト、ノラ・ルーセがチェピーティスの 手稿譜を用いて演奏した様々な小品で、スクリャービンやラフマニノフの雰囲気を湛えながらも、ラトヴィア民謡の 香りも感じられる美しい作品を聴くことができます。

Quartz
QTZ-2160(1CD)
スクリャービン・アン・オデッセイ
スクリャービン:ワルツ ヘ短調 Op.3/10のマズルカ Op.3より第7番ホ短調、第4番ホ長調/12の練習曲 Op.8より第12番嬰ニ短調/24の前奏曲 Op.11 より 第5番ニ長調、第2番イ短調、第8番嬰ヘ短調、第9番ホ長調、第12番嬰ト短調、第13番変ト長調、第14番変ホ短調/4つの前奏曲 Op.22より第3番ロ長調/2つの前奏曲 Op.27/2つの詩曲 Op.32/3つの小品 Op.45/4つの前奏曲 Op.48/3つの小品 Op.52/2つの小品 Op.57/アルバムの綴り Op.58/詩曲-夜想曲 Op.61/2つの詩曲 Op.63/5つの前奏曲 Op.74
スラヴァ・ポプルーギン(P)
※使用楽器:Bechstein2.40m. Model D No:44160Berlin 1897
88keys A1- C5

録音:2017年8月1日ー11日、ステッペンウルフ・スタジオ(オランダ)
ロシア出身のピアニスト、教師、サウンドエンジニアと多岐にわたり活躍するスラヴァ・ポプルーギンによるスクリャービン・アルバムが登場。このプログラムでは、スクリャービンの異なる様式、時代における類似したアイデアの実現を通してつながった作品を取り上げています。
グネーシン音楽院で学んだポプルーギンは、1999年から2015年までモスクワ音楽院で教鞭を執り、2018年からはオランダのハーグ王立音楽院の教授の地位に就いています。ピアニストとして40年以上のキャリアを誇るポプルーギンは豊富なレパートリーを誇り、モスクワ音楽院の同僚でもあった名チェリスト、ナターリヤ・グートマン、ロシアが誇る名フォルテピアノ奏者、アレクセイ・リュビモフとも長きに渡り共演を重ねてきました。2006年からは本格的にサウンドエンジニアとしても活動を開始し、本アルバムでは、自身が所有するスタジオで1897年製のベヒシュタインのコンサートグランドを用いてレコーディングに臨んでいます。演奏家と、サウンドエンジニアというそれぞれの視点から拘りぬいたスクリャービンの世界にご注目ください。

RUBICON
RCD-1127(1CD)
プリズム
1. シェリル・フランシス=ホード:入場音楽
2. バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565*
3. キャロライン・ショウ:あなたの御手に
4. サティ:ジムノペディ第1番*
5. マイケル・スモール:プリズム
6. ベサン・モーガン=ウィリアムズ:ワン、トゥー、ベイカールー…
7. アイリー・ロバートソン:スカイダンス
8. シリル・スコト:イディル
9-11. サラ・フランシス・ジェンキンズ:Tincture of the skies
12. ジョージ・ウォーカー:Bleu
13. ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女*
14. サラ・リアンヌ・ルイス:Apart we are not Alone
15. サラ・リアンヌ・ルイス:Together Apart
16. ジェシー・モンゴメリー:ラプソディ第1番
17-20. キャメロン・バイルス・リデル:Contemplations
21. シューマン:トロイメライ
22. シェリル・フランシス=ホード:退場音楽
23. ピーター・マクスウェル・デイヴィス:A Last Postcard from Sanday

*=フェネラ・ハンフリーズ編曲ヴァイオリン版
フェネラ・ハンフリーズ(Vn)
BCミュージック・マガジン賞2018で「器楽部門賞」に輝いて世界一流のアーティストの一人として活躍し、2023年のBBCミュージック・マガジン賞でも「プレミア賞」を受賞しますます称賛を浴びるイギリスのヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズ。
Rubicon第3弾となる「プリズム」は、最初のロックダウンの先の見えない数か月間に構想されたもので、イギリスの若い作曲家たちが書いた新作から、キャロライン・ショウ、ジェシー・モンゴメリー、ジョージ・ウォーカーらによる象徴的な最近の作品まで、再び無伴奏ヴァイオリン作品に焦点を当て、ハンフリーズが新たに編曲したバッハやサティ、ドビュッシーの名曲も組み合わせた、探求的で独創的なアルバムです。現代音楽への造詣が深く、特に無伴奏ヴァイオリンのための作品で功績のあるフェネラ・ハンフリーズの、優雅で卓越したパフォーマンスとこだわりのプログラムをご堪能下さい。

Polskie Radio
PRCD-2228(1CD)
初紹介旧譜
ヴィトルト・マウツジニスキ〜伝説のヴァヴェル城リサイタル1959
ショパン:ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2/夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/バラード第2番ヘ長調 Op.38/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35/マズルカ第22番嬰ト短調 Op.33-1/マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4/マズルカ第47番イ短調 Op.68-2/マズルカ第45番イ短調 Op.67-4/マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2/マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/ワルツ第1番変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
ヴィトルト・マウツジニスキ(P)

録音(ライヴ):1959年2月16日、ヴァヴェル城(クラクフ)
ポーランドの公共放送局『ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)』の自主レーベル「Polskie Radio」が制作する、同局のアーカイヴに眠る貴重な録音をCD化する「FROM THE POLISH RADIO ARCHIVES」シリーズから、20世紀ポーランドの偉大なピアニスト、ヴィトルト・マウツジニスキ(マウツジンスキ、マルクジンスキー)のライヴ録音が登場!これは1959年2月16日にクラクフのヴァヴェル城にて、戦時避難から返還された国宝の展覧会のオープニングとして行われたコンサートで、ルトスワフスキ夫妻をはじめ各界の著名人が駆けつける中マウツジニスキは凄まじい熱量でまさに“伝説”的な圧巻の演奏を披露。ポーランドの歴史における重要なシーンに花を添えた唯一無二の記録が初めてCD化されました。

Indesens Calliope Records
IC-040(1CD)
ジャック・デュフリ:ピアノ作品集
ラ・ドゥ・ブロムブル/クーラント/ラ・ヴァンロ/ラ・ド・ドリュモン/ラ・フェリクス /ラ・ランツァ/鳩/ラ・ヴィクトワール/ラ・フォルクレ/ロンドー・アン・ド/ラ・ララール/ラ・ポトゥアン/ロンドー・アン・レ/ラ・トリボレ/アルマンド
アレクサンドラ・レスキュール(P)

録音:録音:2023年8月16日ー18日、エクサンプロヴァンス音楽院オーディトリアム・カンプラ(フランス)
18世紀フランスの作曲家、オルガニスト、クラヴサン奏者、教師として活躍したジャック・デュフリ。本アルバムでは、デュフリが残した全4巻からなるクラヴサン曲集からいくつかの作品を抜粋し、ピアノ版として初の録音に臨んでいます。
アレクサンドラ・レスキュールは、フランスを拠点にヨーロッパで活躍するピアニスト。ジャック・ルヴィエ、ジャン=マルク・ルイサダのもとで研鑽を積み、ニュイ・ピアニスティック国際コンクール入賞。これまでにプロヴァンスO、トゥールーズOなどと共演。フランスのサント・ヴィクトワールで開かれる音楽祭の共同創設者でもあり、芸術監督としても活動しています。本アルバムでは、18世紀の様式と音楽的進化を見事に表現、魅惑的な万華鏡のごとき世界を描いています。

Eudora
EUDSACD-2401(1SACD)
楽興の時
シューベルト(ヨゼフ・カスパル・メルツ編):6つのシューベルトの歌
イワン・パドヴェッツ(1800-1873):シューベルトの人気あるワルツによる変奏曲 Op.4
ポンセ::ロマンティックなソナタ 「シューベルトを讃えて」
ペトリト・チェク(G)

録音:2022年5月17日-18日、サンフランシスコ公会堂(スペイン)
スペインの高音質レーベルEudoraによるSACDとMQA-CDのハイブリッド仕様のシリーズから、ペトリト・チェクによるシューベルト・アルバムが登場!
アメリカのパークニング国際ギター・コンクールや、イタリアのピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールなどでの華々しい優勝歴を誇るコソボ出身のギタリスト、ペトリト・チェク(1985-)。Eudoraからの1stアルバム、バッハの”ギター独奏版”「無伴奏チェロ組曲」に続く2ndアルバムは、シューベルトの歌曲アレンジと、シューベルトへのオマージュ作品2曲をカップリング。多くの優れたギタリストを輩出している東欧、旧ユーゴスラビア諸国の出身者の中でも、一際注目を集める名手ペトリト・チェクによる新たな挑戦にご期待ください!

PASSAVANT MUSIC
PAS-123282(1CD)
間の礼讃
エリック・タンギー(1968-):オマッジオ-アンリ・ディティユーに(2010)*
フィリップ・ルルー(1959-):踊り・・・沈める(2011)
フィリップ・エルサン(1948-):オルレアンのカリヨン(2015)*
坂田直樹(1981-):Afterimages U(2013)*
武満徹:雨の樹 素描U ― オリヴィエ・メシアンの追憶に(1992)
フィリップ・エルサン:3つの日本のスケッチ(2009)*〔第1曲 須磨、第2曲 奈良、第3曲 大和〕
西村朗(1953-2023):星の鏡(1992)
池辺晋一郎(1943-):アセンション T(1974)、アセンション U(1974)
深見まどか(P)

録音:2022年9月20日&21日
*=世界初録音
京都出身、フランスを中心にヨーロッパで高い評価を得る期待の若手ピアニスト、深見まどかのサード・アルバム。
とりわけフランス近現代作品への評価が極めて高い深見まどかが、「間の礼讃」という秀逸なタイトルで、フィリップ・エルサン、エリック・タンギー、フィリップ・ルルー、そして武満徹、西村朗、池辺晋一郎、坂田直樹といったフランスと日本を代表する現代作曲家たちのピアノ作品を集成。メシアンに捧げられた武満の「雨の樹 素描U」や、蕪村が旅した地と俳句を表現したエルサンの「3つの日本のスケッチ」など、フランスと日本を繋ぐ作品の組み合わせも興味深いところ。沈黙の中に芸術を作り出す鋭い表現力ですべてを美しく調和させ、静けさの中にも自然と音楽を感じさせる深見まどかのピアニズムにご注目ください。

GENUIN
GEN-24872(1CD)
ファニー・ヘンゼル:一年〜音楽と文学の出会い
Hochgeehrter Herr und Freund!(フランツ・ハウアーへの手紙〔1843年11月24日〕より)/1月/2月/Felix(フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルティへの手紙〔1829年5月27日〕より)/3月/Italienische Reise(フェリックスとセシル・メンデルスゾーン=バルトルディへの手紙〔1829年9月23日〕&旅行記〔1840年1月1日〕より)/4月/5月/Vater(アブラハム・メンデルスゾーンからファニー・ヘンゼルへの手紙〔1828年11月14日〕&ファニー・ヘンゼルからカール・クリンゲマンへの手紙〔1820年7月16日&1829年3月22日〕より)/6月/7月/Liebste Schwester(レベッカ・ディリクレ、セシル・メンデルスゾーン=バルトルディ&メンデルスゾーン・ファミリーへの手紙〔1839年12月16日、1839年10月23日、1839年11月28日〕より)/8月/Venedig(メンデルスゾーン・ファミリーへの手紙〔1839年10月13日〕より)/9月/Hensel(フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディへの手紙〔1829年7月6日、1829年7月29日、1829年8月25日〕より)/10月/11月/Abschied aus Rom(旅行記&レベッカ・ディリクレへの手紙〔1840年4月5日〕より)/12月/後奏曲/6月(オリジナル・ヴァージョン)
ソフィア・ヴァイデマン(P)、
ティンカ・クレフナー(朗読)

録音:2023年9月、ドイツ
ピアニストのソフィア・ヴァイデマンと女優ティンカ・クレフナーが、ファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の音楽と文学の出会いを表現。ファニーの人生でもっとも充実した時期のひとつだったとされる1年間のイタリアへの旅の途中と帰国後に書いたピアノのための12の性格的小品「一年」に、ファニーが弟フェリックスやフェリックスの妻セシル、妹レベッカ、父アブラハムらに宛てた手紙や旅行記(日記)を組み合わせたユニークな企画で、その解釈を通じて、19世紀のもっとも重要な女性作曲家であり啓蒙思想家の一人であったファニー・ヘンゼルの生涯と作品を親密に垣間見ることができます。

GENUIN
GEN-24867(1CD)
透かし模様
リリ・ブーランジェ:「3つの小品」より「古い庭から」
シモン・ラクス:バラード「ショパンへのオマージュ」
ラヴェル:「鏡」M.43より「蛾」
ドビュッシー:版画
フランク:プレリュード,コラールとフーガ FWV21
アドリアーナ・フォン・フランケ(P)

録音:2023年7月17日-19日
世界的に評価の高いピアニスト、アドリアーナ・フォン・フランケの「Genuin」レーベル、デビュー・アルバムが登場です。繊細で詩的な表現に優れた彼女のデビュー・アルバムは、フランスで活動した作曲家の作品を中心にしたものとなりました。その明瞭で色彩感のあるピアノの音色で織り成す音楽で聴衆を魅了してくれます。
GENUIN
GEN-24852(1CD)
Per aspera ad astra
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より/左手ピアノのための)
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
アンドレイ・デニセンコ(P)

録音:2023年3月15日-17日
日本でもコンクールやリサイタルを行ったことのある、1992年ロシア生まれのピアニスト、アンドレイ・デニセンコはロシアとドイツのコンクールで受賞経験があり、高く評価されています。今回のアルバムでは、バッハ、シューマン、そしてブラームスの作品に取り組み、力強さと明晰さを兼ね備えた素晴らしい演奏を披露しています。

Hyperion
CDA-68424(1CD)
グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」 Op.40
抒情小曲集第7集 Op.62
ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード ト短調 Op.24
抒情小曲集第3集 Op.43
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2023年5月2日-4日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1987年モスクワ生まれのピアニスト、アンドレイ・ググニンがHyperionに4度目の登場!2年ぶりとなるレコーディングに選曲したのは「ホルベアの時代より」の原曲をはじめとするグリーグのピアノ作品集。これまでショスタコーヴィチ(PCDA-68267/CDA-68267)やスクリャービン(PCDA-68355/CDA-68355)といった母国ロシアの作品、あるいはゴドフスキーへのオマージュ・アルバム(PCDA-68310/CDA-68310)で高い評価を築いてきたググニンですが、今回は少しカラーの違うグリーグの情感あふれる作品集を研ぎ澄まされた感性で豊かに奏でます。
アンドレイ・ググニンは2013年にウィーンのベートーヴェン国際コンクールで第2位に輝くと、2014年のジーナ・バッカウアー国際コンクールと2016年シドニー国際コンクールでは優勝。そして2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、一気にスターへの階段を駆け上がりました。同年に2度の来日公演を成功させると2023年にも2度にわたって来日。12月の来日は残念ながら体調不良により中止となってしまいましたが、来る2024年5月〜6月には代替公演が予定されています。

APR
APRCD-6043(2CD)
ミッシャ・レヴィツキ〜HMV録音全集

■CD1
1. ショパン:前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1
2. ショパン:前奏曲第7番イ長調 Op.28-7
3. ショパン:前奏曲第23番ヘ長調 Op.28-23
4. ショパン:ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
5. ショパン:ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3
6. ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
7. ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
8. ショパン:夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
9. ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
10. ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
11. スカルラッティ:ソナタ イ長調 Kk.113
12. グルック(ブラームス編):ガヴォット
13 ベートーヴェン(ダルベール編):エコセーズ WoO.83
14. シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲 D.733-1
15. ルビンシテイン:練習曲ハ長調 Op.23-2「スタッカート・エチュード」
16. メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
17-20. シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
■CD2
1-4. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
5. バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543/S.462-1
6. リスト:「3つの演奏会用練習曲」より 第3番変ニ長調「ため息」
7. パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S.140-3
8. パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S.140-3
9. リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
10. リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12
11. リスト:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調 S.244-13
12. モシュコフスキ:女道化師 Op.52-4
13. ラフマニノフ:前奏曲第5番ト短調 Op.23-5
14. レヴィツキ:ワルツ イ長調 Op.2「愛のワルツ」
ミッシャ・レヴィツキ(P)、
LSO、ランドン・ロナルド(指)


■CD1
1. 〜3録音:1929年11月21日

4. 5. 録音:1928年11月19日

6. 録音:1928年11月22日

7. 録音:1929年11月21日

8. 録音:1928年11月19日

9. 録音:1929年10月31日

10. 録音:1933年3月16日

11. 録音:1928年11月22日

12. 13 録音:1927年12月15日

14. 録音:1928年11月22日

15. 録音:1927年12月16日

16. 録音:1933年3月16日

17-20. 録音:1933年3月10日

■CD2
1-4. LSO、ランドン・ロナルド(指)
録音:1929年11月11日&14日

5. 録音:1927年12月16日

6. 録音:1928年11月21日

7. 録音:1927年12月16日

8. 録音:1928年11月22日

9. 録音:1927年12月15日

10. 録音:1933年3月16日

11. 録音:1933年3月16日

12. 録音:1927年12月16日

13. 録音:1929年11月21日

14. 録音:1929年11月21日
※録音場所:1933年セッションと協奏曲以外:スタジオC、スモール・クイーンズ・ホール、ロンドン/1933年セッション:スタジオ3、アビーロード、ロンドン
協奏曲:キングスウェイ・ホール&クイーンズ・ホール、ロンドン
キエフ近郊で生まれたミッシャ・レヴィツキ(1898-1942)はミハウォフスキ、ストヨフスキ、ドホナーニの弟子であり、1920年代には瞬く間にピアノシーンにおける筆頭有望株としての地位を確立しました。
実際、その早すぎる死がなければ、レヴィツキは間違いなく20世紀を代表するピアニストの一人としてみなされていたことでしょう。
今回、復刻となるHMV録音は、レヴィツキの決して多いとは言えない録音遺産の中でも最も重要な地位を占めています。
ちなみにこのレヴィツキのHMV録音全集はかつて「APR7020」の品番で発売されていましたが廃盤となって久しく待望の復刻となります。
またAPRは今回の復刻に際して大部分のトラックのトランスファーを全面的にやり直し、各所のクリーンアップ、ピッチのエラーの修正を施しており、旧盤からの大規模なスケールアップが実現しています。

Cobra Records
COBRA-0092(1CD)
ラ・ギタロマニ
フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):大序曲 Op.17*、
 大ソナタ Op.51*
フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820):幻想曲 Op.5*
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):ソロ第3番 Op.76*
ウェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1830):大ソナタ第1番より第1楽章、
 ソナタ Op.23より第1楽章、
 大ソナタ第2番より第1楽章
イザール・エリアス(G)

録音:2023年9月4日-6日、ルーテル教会(ハールレム、オランダ)
※使用楽器:C. Guadagnini,1812/J. G. Stauffer, ca.1820/B. Enzensperger, ca.1834
これまで10枚以上のアルバムをリリースし、2011年にギタリストとして初めてオランダ音楽賞を受賞するなど現在のギター界で突出した実力と人気を誇る、1977年アムステルダム生まれのイザール・エリアス。
「ラ・ギタロマニー(ギター狂)」と題した今作はギターという楽器が浸透し始めもてはやされた19世紀初頭に現れ、サロンの聴衆にそれまで聴いたことのない全く新しいサウンドを提供しギターという楽器の地位向上に大きな役割を果たしたモリーノ、グラニャーニ、カルッリ、マティーカといったギターの名手たちが作曲した作品の創造的な精神を追求。イザール・エリアスは今回のレコーディングでこれらの作品の誕生と同時代の19世紀初頭に製作された3本のギターを弾き分けており、弦はすべてガット弦が用いられています。

Fineline
FL-72417(1CD)
哀れで、悲しい天使〜ショパン:ピアノ作品集
幻想曲ヘ短調 Op.49/バラード第4番ヘ短調 Op.52/ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」/3つのマズルカ Op.50/夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:1996年11月28日-30日、メノナイト教会(ハールレム、オランダ)
かつてChallenge Classicsレーベルよりリリースされていた、ニコライ・ルガンスキーが1996年に録音したショパン・アルバムがFinelineレーベルからリイシュー!録音当時24歳、チャイコフスキー国際コンクールで最高位(1位なしの2位)に輝いてから2年後というますます評価を高めていた頃の演奏で、20代半ばという若さながら既に完成された高い技巧とルガンスキーらしい端正で優雅な音楽作りを聴くことができます。夜想曲第8番を除き、ショパンがジョルジュ・サンドと過ごした時期である1841年〜47年に書かれた作品が選ばれています。

Aulos Media
AMC-2178(1CD)
韓国の若き音楽家たち2019Vol.2〜イ・テッキ&イ・ヒョク

(1)チャイコフスキー:「6つの小品」より 夜想曲 Op.19-4
チャイコフスキー:ロマンス Op.5
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83

(2)チャイコフスキー(プレトニョフ編):演奏会用組曲「くるみ割り人形」
スメタナ(アンリ・カン編):ブルタヴァ(モルダウ)
(1)イ・テッキ(P)
(2)イ・ヒョク(P)

録音:2019年3月-8月、KBS Studio16(韓国)
韓国の公共放送局である「KBS(韓国放送公社)」が企画した「韓国の若き音楽家たち」の2019年版に抜擢されたイ・テッキとイ・ヒョク。それぞれのソロ演奏をカップリングした当ディスクは、韓国のピアノ界が世界でも有数の才能の宝庫であることを改めて強く印象付けてくれることでしょう。
イ・テッキは1996年生まれ。2014年に開催されたイギリスのヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクールで最年少優勝を果たし、ヨーロッパ各地にその名を響かせた秀才。アメリカではジュリアード音楽院とカーティス音楽院で研鑽を積み、名教師ロバート・マクドナルドの指導の下で飛躍を遂げています。
韓国国内でも2018年6月に当初予定されていたソリストの突如のキャンセルにより、富川(プチョン)POの定期演奏会に緊急登壇。圧巻のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を披露し大喝采を浴びています。
イ・ヒョクは2000年生まれ。2021年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいてファイナリストに選出されており、その演奏は記憶に新しいところ。
2016年に16歳で第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール第1位、2018年の第10回浜松国際ピアノコンクールでは第3位を受賞し順調に歩みを続け、2022年のロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのピアノ部門では亀井聖矢との同時優勝に輝き大きな話題を呼びました。
ロシアのウクライナ侵攻後はモスクワ音楽院からフランス、パリのエコールノルマル音楽院へと研鑽の場を移し、さらなる飛躍を目指しています。

CANARY CLASSICS
CC-24(2CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5&6
■CD1
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
ピアノ・ソナタ第8番ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
■CD2
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533/494
オルリ・シャハム(P/Steinway D274)

録音:2019年〜2020年メカニクス・ホール、ウースター(マサチューセッツ州)
ギル・シャハムの妹でスタインウェイ・アーティストでもあるピアニスト、オルリ・シャハムによる新モーツァルト全集に基づくピアノ・ソナタ全曲録音。当アルバム は第5&6集の2枚組です。
オルリ・シャハムの魅力といえば色彩豊かなピアノの音色。兄ギルとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(CC-01)でもその才能を高く評価されており、当 全曲録音は注目すべきもの。第1集(CC-19)、第2&3集(CC-21)、第4集(CC-23)も好評を博しております。 ★第5&6集には第7番ハ長調 K.309、第8番ニ長調 K.311、第10番ハ長調 K.330、第14番ハ短調 K.457、第15番ヘ長調 K.533/494の5つの ソナタを収録。楽譜と対峙し豊かな音楽を奏でるシャハム。充実の演奏をお楽しみください。 (Ki)

King International
KKC-118(2CD)
税込定価
パガニーニ:24のカプリス 作品1 鷲見恵理子(Vn)

録音:2023年11月24&27日キング関口台スタジオ(第2スタジオ)
レコード芸術誌「特選盤」など各誌で絶賛された「『Nostalgia』?クライスラー:ヴァイオリン小品集」(KKC-086)のリリースから2年。情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子が遂にパガニーニの24のカプリス全曲を録音しました!!!
イタリアでも研鑽を積んだ鷲見にとって、パガニーニは最も大切な作曲家の一人。言わずと知れた無伴奏ヴァイオリンのための超絶技巧作品である24のカプリスは、才能豊かな限られたヴァイオリニストしか弾きこなせない、ヴァイオリン曲の頂ですが、この作品を鷲見はわずか2日間のセッションで録音しました!
まさに〈一本勝負!〉で挑んだ録音はライヴさながらの迫力と集中力。鷲見の演奏は、技巧はもちろんのこと、憂いのある音色で「聴かせる」カプリスを披露。一音一音、魂のこもった音は現代のヴァイオリストではなかなか聴くことのできない、哀愁に満ちた独特の魅力に溢れています。
「人には少なくからずとも〈天使と悪魔〉の二面性があり、だからこそパガニーニのカプリスのような傑作が誕生したと思います。そのことを実感しながらこれまで生涯かけて演奏してきました」と語る鷲見。「悪魔に魂を売った」とも言い伝えられるパガニーニですが、鷲見は色彩感豊かに歌い上げ、まさに唯一無二の情緒あふれる演奏を展開しており、今の鷲見にしか表現できない世界がひろがります!
ブックレットには世界的指揮者広上淳一氏のコメント、音楽評論家奥田佳道氏による序文「大人が紡ぐムジカ(音楽!)としてのカプリス」及び曲目解説を掲載。また写真はヒダキトモコ氏が当アルバムのために撮影した最新写真を使用。アルバムのイメージを反映した素晴らしい仕上がりとなっております。 (Ki)

ARCANA
A-559(1CD)
ミェチスワフ・ヴァインベルク:無伴奏チェロ・ソナタ(全4曲)
無伴奏チェロ・ソナタ 第1番Op.72(1960)
無伴奏チェロ・ソナタ 第2番Op.121(1977)
無伴奏チェロ・ソナタ 第3番Op.106(1971)
無伴奏チェロ・ソナタ 第4番Op.140bis (198
マリオ・ブルネロ(Vc/ブレシアのピエトロ・サント・マッジーニ1600年頃製作)

録音:2022年3月21-27日アンチルッジーネ、ヴァッラ、トレヴィーゾ、イタリア
収録時間:87分25秒
※長時間収録ディスクのため、一部のプレイヤーでは 正常に再生できない可能性がございます。ご注意ください。
近年はARCANAより、バッハを中心としたバロック作品を4弦チェロ・ピッコロで演奏するアルバムを精力的にリリースしてきたマリオ・ブルネロ。 今回は通常のチェロに立ち返り彼愛用の名器マッジーニを用いて、20世紀無伴奏チェロ作品の傑作の一つ、ヴァインベルクのソナタ全4曲を 録音しました。うち第2番は1965年に作曲され作品86として出版されましたが、ここでは1977年に大幅に改訂された版を収録。高い技 術と集中力で時に瞑想的、時に諧謔的、そして時に激昂するような曲想を奥深く、きめ細かく描き上げています。

DIVINE ART
DDX-21001(10CD)
NX-N06
ベートーヴェン:35のピアノ・ソナタ全集
【CD1】57分
1-2. ピアノ・ソナタ 変ホ長調「選帝候ソナタ第1番」 WoO47No.1
4-6. ピアノ・ソナタ ヘ短調「選帝候ソナタ第2番」 WoO47No.2
7-9. ピアノ・ソナタ ヘ長調「選帝候ソナタ第3番」 WoO47No.3
10. アンダンテ ヘ長調「アンダンテ・ファヴォリ」 WoO57
【CD2】71分
1-4. ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2No. 1
5-8. ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2No. 2
9-12. ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2No. 3
【CD3】82分
1-2. ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49No. 2
3-4. ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49No. 1
5-8. ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
9-11. ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10No. 1
12-14. ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10 No.2
【CD4】72分
1-4. ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10No. 3
5-7. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」 Op. 13
8-10. ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14No. 1
11-13. ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14 No.2
【CD5】78分
1-4. ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
5-8. ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
9-11. ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27 No.1
12-14. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」 Op.27No.2
【CD6】71分
1-4. ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」 Op.28
5-7. ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31No. 1
8-10. ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」 Op.31No.2
【CD7】83分
1-4. ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3
5-7. ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」 Op.53
8-9. ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
10-12. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」 Op.57
【CD8】74分
1-2. ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調「テレーゼ」 Op.78
3-5. ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
6-8. ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」 Op.81a
9-11. ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
12-14. ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
【CD9】68分
1-4. ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」
Op.106
5-7. ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
【CD10】44分
1-3. ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
4-5. ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
本間たまみ(P)

録音:2019-2023年
日系アメリカ人ピアニスト、本間たまみが弾くベートーヴェンの「選帝侯ソナタ」を含む35曲のソナタ全集が登場。 現在サンフランシスコに拠点を置き、ソリスト、室内楽奏者、教師として活躍する彼女は、これまでにも「弦楽四重 奏伴奏によるショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番」(SOMM Recordings SOMMCD061)やマッケイブ、ク ラークらの現代作品の録音を行い、これらは高く評価されています。 今回の録音にあたっては、ベートーヴェンの研究者として知られるイギリスの音楽学者バリー・クーパーが歴史的資 料を綿密に調査したうえで編集・校訂を行った新版(ABRSM=The Associated Board of the Royal Schools of Music 出版)を用いるとともに、クーパー氏と議論を交わしたうえで、35のソナタに取り組んでいま す。

Biddulph
BIDD-85045(1CD)
NX-B06
ヨーゼフ・シゲティ〜AFRS録音全集 - ベルク:ヴァイオリン協奏曲 他
1. シューベルト:ロンド - ピアノ・ソナタ 第17番ニ長調(フリードベルク編)
2. フランソワ・シューベルト(1808-1878):蜜蜂
3. ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ト短調(ヨアヒム編)
4. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番 ト短調(クライスラー編)
5. チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51No.6(グルーンス編)
6. ストラヴィンスキー:ロシア風舞曲 −ペトルーシュカ(ドゥシュキン編)
7. フバイ(1858-1937):ゼフィール Op.30No.5
8. ベルリオーズ:夢とカプリース Op.8
9. バルトーク:2つの肖像 第1番Op.5
10. コレッリ:ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」(レオナール編)
11. ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調 Op.40
12-15. ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)
ピアノ伴奏(演奏者不明)…1-7
フィルハーモニアO…8-9
コンスタント・ランバート(指)…8-9
WORSO…10
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)…10
サンフランシスコSO…11
レナード・バーンスタイン(指)…11
NBCSO…12-15
ディミトリ・ミトロプーロス(指)…12-15

録音:1-7:1943年/初出:AFRS C35&C44(Basic Musical Library)
8:1946年8月26日/初出:Columbia lX946(matrices CAX9678&9679)
9:1946年6月22日/初出:Columbia LX1531(matrices CaX9568&9569)
10:1941年1月26日 プライヴェート・レコーディング(ライヴ)
11:1945年7月1日/初出:AFRS22(Semi-Classical Replacement)(ライヴ)
12-15:録音:1945年12月30日/初出:AFRS85(NBC Symphony)(ライヴ)
名演の誉れ高いミトロプーロスとのベルクの協奏曲や、若きバーンスタインとの共演、更に第2次大戦中の貴重な録音を含むシゲティのAFRS音源を復刻。 1939年にアメリカに移住したシゲティは米コロンビアに多くの録音を行いましたが、第2次大戦中の1942年8月から44年11月の間はアメリカ音楽家連盟 (American Federation of Musicians)が市販用の録音のストライキを行ったため、シゲティにもコロンビア録音がありません。トラック1から7はこの空白 期間を埋める貴重な音源です。AFRS(Armed Forces Radio Service)は国外で暮らすアメリカ人向けに1940年代初めに米軍が開設した短波放送 局。同局の放送用の録音は上記のストライキの対象外となったため、ジャンルを問わず多くの音楽家・団体が参加しました。このディスクはシゲティがAFRS のために行った録音のすべてを収めています。 AFRS音源の中でミトロプーロスとのベルクはこれまでにもCDが出ており、ファンの間では名演として知られて来たもの。今では20世紀の傑作の一つに数えら れる同曲も1945年当時は知名度が低く、この曲を非常に高く評価していたシゲティとミトロプーロスは演奏会のプログラムに載せるためにオーケストラとその 理事会を説得するため共闘したと伝えられます。これは同曲がアメリカで初めて放送された時の演奏という点でも貴重な記録です。ベートーヴェンのロマンス の指揮は若きバーンスタイン(当時26歳)。シゲティとの共演という点でも、サンフランシスコ響との録音という点でも貴重なものです。 AFRS音源以外での注目は、まずバルトークの「2つの肖像 第1番」。シゲティはこの曲を渡米前に母国ハンガリーで行った最後の演奏会で作曲家臨席の 下で演奏しました。コレッリの「ラ・フォリア」はベルギー生まれのヴァイオリニスト、ユベール・レオナール(1819-1890)によるヴァイオリンとピアノ版をさらにオーケ ストレーションしたもの。バロック舞曲というよりも幽玄・荘重、時に悲劇的な趣もあり、ロマン派協奏曲のものを思わせるカデンツァも加えられて別の作品に生 まれ変わったかのようです。

DIVERSIONS
DDV-24172(1CD)
NX-B03
(リ)インヴェンション
バッハ(リー・チアフ編):(リ)インヴェンション第1番-第15番
デュオ・ヴェルシニナ・リー(P・デュオ)

録音:2023年2月
Northern College of Music(UK)
ルクセンブルクで活躍するピアニスト、リー・チアフ(別名チア=チア)とユリア・ヴェルシニナのデュオによるバッハの インヴェンション。タイトルに「(リ)」とあるようにリーはオリジナルを全くの新しい形に編曲。ポップス、ミニマリズム、ス ムーズジャズなどを融合させたクロスオーヴァーな作品に仕上がっています。

Dynamic
CDS-7996(1CD)
NX-B06
SOLO〜ハーモニカ on ハーモニカ
チック・コリア(1941-2021):チルドレンズ・ソングより
 1. 第16番&第17番
 2. 第19番
 3. 第1番&第4番
 4. 第6番
バッハ:ゴルトベルク変奏曲より
 5. アリア
 6. 第1変奏
 7. 第2変奏
 8. 第13変奏
 9. 第30変奏
エドゥ・ロボ(1943-):ポンテイロ
モリコーネ(1928-2020):ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(ウェスタン)
レスター・ヤング(1909-1959):Tickle Toe
グレン・ミラー(1904-1944):ムーンライト・セレナーデ
ヘンデル:歌劇「リナルド」 - 涙の流れるままに
マト・ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ
作者不詳:O Virgo splendens おお輝く聖処女 - モンセラートの朱い本より
チャーリー・パーカー(1920-1955):ドナ・リー
ジャンルカ・リッテラ(各種ハーモニカ/多重録音)

録音:2020年3月、5月
クラシックとジャズの分野で目覚ましい活動をするクロマチックハーモニカの世界的名手ジャンルカ・リッテラが、ルネサンス期の作品やバッハの「ゴルトベルク変 奏曲」の抜粋、ジャズ界のレジェンド、チック・コリアやチャーリー・パーカーの曲から、タンゴ「ラ・グンパルシータ」まで多彩な作品を演奏した1枚。彼がこの録音 に使用したのは、全てスズキブランドの「バスハーモニカ」「コードハーモニカ」「クロマチックハーモニカ・シリウス」「クロマチックハーモニカ・クロマティクス」で、これらの 楽器を駆使しながら、各パートを多重録音してユニークなアンサンブルを生み出しています。ハーモニカの多様性と楽しさをとことん追求した1枚です。


King International
KKC-8848(14CD)
日本語解説付国内盤
園田高弘ロマン派Box
■Disc1
ショパン:24の前奏曲Op.28
■Disc2
ショパン
(1) ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26の1
(2) ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26の2
(3) ノクターン第7番嬰ハ短調Op.27の1
(4) ノクターン第8番変ニ長調Op.27の2
(5)4つのマズルカOp.30
(6)4つのマズルカOp.33
(7) ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
■Disc3
ショパン
(1) 子守歌Op.57
(2) ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(3)3つのマズルカOp.59
(4) 舟歌Op.60
(5) 幻想ポロネーズOp.61
■Disc4
ショパン
(1) バラード第1番ト短調Op.23
(2) バラード第2番ヘ長調Op.38
(3) バラード第3番変イ長調Op.47
(4) バラード第4番ヘ短調Op.52
(5) 即興曲第1番変イ長調Op.29
(6) 即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
(7) 即興曲第3番変ト長調Op.51
(8) 幻想即興曲Op.66
■Disc5
シューマン
(1) クライスレリアーナOp.16
(2) 子供の情景Op.15
■Disc6
シューマン
(1) 謝肉祭Op.9
(2) フモレスクOp.20
(3) 花の曲Op.19
■Disc7
シューマン
(1) 幻想曲Op.17
(2) アラベスクOp.18
(3) 夜曲集Op.23
(4)3つの幻想的小品Op.111
■Disc8
シューマン
(1) ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
(2) 幻想小曲集Op.12
■Disc9
ブラームス
(1) ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
(2)2つの狂詩曲Op.79
(3)8つのピアノ小品Op.76
■Disc10
ブラームス
(1) ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
(2) 幻想曲集Op.116
(3) 間奏曲集Op.117
■Disc11
ブラームス
(1) パガニーニの主題による変奏曲Op.35
(2)6つのピアノ曲Op.118
(3)4つのピアノ曲Op.119
■Disc12
シューベルト
(1) ピアノ・ソナタ第16番イ短調D845
(2) 即興曲集Op.90
■Disc13
シューベルト
(1) ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664
(2) 即興曲集Op.142
■Disc14(ボーナス)
(1) シューマン:交響的練習曲Op.13
(2) ショパン:幻想ポロネーズOp.61
(3) リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
園田高弘(P)

録音:
■Disc1;1983年4月21,22日浜北市文化会館
■Disc2;1997年12月10-12日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc3;1989年4月11,12日桃源文化会館(白根)
■Disc4;1990年5月10,11日浜北文化センター市民会館、
■Disc5;1982年9月20,21日カトリック下井草教会
■Disc6;1992年10月28,29日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc7;1988年5月4,5日本郷バリオホール
■Disc8;2001年8月21-23日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ、
■Disc9;1993年4月14,15日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc10;1997年4月11-15日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc11;2001年8月24-16日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc12;2003年8月23-25日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc13;2004年7月8-10日三重文化会館大ホール
■Disc14;1998年9月23日サントリーホール(ライヴ)
2024年に歿後20年となる園田高弘。日本ピアノ界の偉大な功労者であると同時にヴィルトゥオーゾ・ピアニストであった彼の貴重な遺産音源を、未亡人園田春子氏 監修でBox化。今回はロマン派の作曲家を集めたもので、聴き応え満点。
注目はシューマンの「クライスレリアーナ」と「子供の情景」の初CD化。1982年9月に相澤昭八郎プロデュースで録音され、アダムエース・レーベルからLPで 発売されましたが、以後マスターテープが所在不明となりCD化できずにいました。最近オリジナル・マスターを発見、今回最新リマスタリングで甦りました。下井 草の教会での録音ですが、9月の深夜に録音が行われたため、静かな箇所でかすかに虫の音が聞きとれるかもオーディオ的に興味津々です。
ショパン、シューマン、ブラームスの主要なピアノ曲を園田の巨匠芸で楽しめるのはまさに贅沢の極み。一点の曖昧さもない強靭なピアニズムと深い音楽性にひ たれます。ボーナス・ディスクとして1998年9月23日に70歳を記念して行われたサントリーホールのコンサート・ライヴが収められているのも貴重。円熟の至 芸を味わえます。
解説は基本園田自身の書き下ろし。ショパン論は読み応え満点でこだわりの深さを感じさせます。今回驚きの価格でご提供。各家庭に1セットは揃えたい偉大な 音楽遺産です。 (Ki)

DOREMI
DHR-822(2CD)
ラドゥ・ルプーLIVE 第4集
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
(3)コープランド:ピアノ・ソナタ
(4)バルトーク:組曲『戸外にて』 Sz.81
ブラームス:6つの小品 Op.118
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117より 第1・2番
ラドゥ・ルプー(P)

(1)アンタル・ドラティ(指)クリーヴランドO/録音:1977年4月7日クリーヴランド
(2)シモン・ゴールドベルク(Vn)/録音:1974年1月13日ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール
(3)録音:1972年1月18日モルティングス・コンサート・ホール(第25回オールドバラ音楽祭)
(4)録音:1974年2月16日ニューヨーク、ハンターカレッジ
DOREMIレーベルのラドゥ・ルプーの秘蔵ライヴ・シリーズ第4集。ドラティ、ゴールドベルクとのモーツァルトから、コープランドのソナタなんて珍しいものまで。 (Ki)


FONE
40SACD-239(40SACD)
完全数量限定生産
ハッピー・バースデー・マエストロ!〜サルヴァトーレ・アッカルド80歳記念
【DISC1:SACD061/1】
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
【DISC2:SACD061/2】
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
【DISC3:SACD224】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2*/ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3**/ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23***
【DISC4:SACD060】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」/ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
【DISC5:SACD143】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(第1楽章&第3楽章カデンツァ:フリッツ・クライスラー作)/ロマンス第2番ヘ長調 Op.50/ロマンス第1番ト長調 Op.40
【DISC6:SACD008】
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」/ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108/「F.A.E.ソナタ」より スケルツォ ハ短調
【DISC7:SACD218】
サラサーテ:ヴァイオリンとピアノのための作品集(スペイン舞曲集ほか)
マラゲーニャ Op.21-1/ハバネラ Op.21-2/アンダルシアのロマンス Op.22-1/ホタ・ナヴァーラ Op.22-2/プレイェーラ Op.23-1/サパテアード Op.23-2/スペイン舞曲 Op.26-1/スペイン舞曲 Op.26-2/アンダルシアのセレナード Op.28/アディオス・モンターニャス・ミアス Op.37/ホタ・アラゴネーサ Op.27/バスク奇想曲 Op.24/ナバーラ Op.33(2本のヴァイオリンのための)*【DISC8:SACD217】
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8/ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13/ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
【DISC9:SACD196】
ハイフェッツへのオマージュ
ガーシュウィン:「サマータイム」&「女は気まぐれ」、「必ずしもそうでない」、「ブルースのテンポで」、「ベス、お前は俺のもの」、「うちの人は逝ってしまった」(「ポーギーとベス」より)、3つの前奏曲/ロバート・ラッセル・ベネット:ヘクサポーダ、スロー・アンド・ロンリー/ロッシーニ(カステルヌオーヴォ=テデスコ編):フィガロ/グラズノフ:瞑想曲 Op.32/プロコフィエフ:行進曲/シューベルト:アヴェ・マリア/プーランク:プレスト 変ロ長調/ファリャ:かがり火のそばで/アルベニス:セビーリャ/ドビュッシー:美しい夕暮れ/プロコフィエフ:仮面/アルフテル:ジプシーの踊り/リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/メンデルスゾーン:歌の翼に
【DISC10:SACD003】
クライスラー讃〜クレモナのヴァイオリン第1集
・使用楽器:Carlo IX, di A. Amati (1566)
クライスラー:前奏曲とアレグロ/メヌエット/タンブーラン
・使用楽器:Hammerle, di N. Amati (1658)
クライスラー:ロンディーノ/メロディ/アレグレット
・使用楽器:Quarestani, di G. Guarneri (1689)
クライスラー:インドの歌/マズルカ
・使用楽器:G. Guarneri detto del Gesu (1734)
クライスラー:ジプシーの女/即興曲/愛の喜び
・使用楽器:Cremonese, di A. Stradivari (1715)
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌 Op.55-4(ジプシーの歌より)/ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇 「金鶏」より)/アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ Op.165-3/クライスラー:愛の悲しみ
【DISC11:SACD030】
クライスラー讃〜クレモナのヴァイオリン第2集
クライスラー:プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット/クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ/コレッリの主題による変奏曲
クライスラー:フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン/マルティーニの様式によるアンダンティーノ
シューマン(クライスラー編):ロマンス イ長調/フォスター(クライスラー編):故郷の人々
グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲/クライスラー:古いリフレイン/ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲ト短調 Op.46-1
アルベニス(クライスラー編):タンゴ Op.165-2/シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ Op.11/クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌 ト短調/ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風 Op.62-1(無言歌第5巻より)/アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
【DISC12:SACD2045】
クライスラー讃〜ストラディヴァリ 「イル・クレモネーゼ」
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌 Op.55-4(ジプシーの歌より)/ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇 「金鶏」より)/アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ Op.165-3/クライスラー:愛の悲しみ/アルベニス(クライスラー編):タンゴ Op.165-2/シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ Op.11/クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌 ト短調/ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風 Op.62-1(無言歌第5巻より)/アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
※【DISC12:SACD2045】の収録曲は、【DISC10: SACD003】と【DISC11:SACD030】の収録曲と同一の音源です。予めご了承下さい。
【DISC13:SACD234】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376/ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調 K.377/アレグロ変ロ長調 K.372/ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調 K.402/ヴァイオリン・ソナタ第39番ハ長調 K.404
【DISC14:SACD231】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378/ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調 K.302/ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304/ヴァイオリン・ソナタ第38番ハ長調 K.403
【DISC15:SACD233】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調 K.379/ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.380/ヴァイオリン・ソナタ第43番ヘ長調 K.547
【DISC16:SACD230】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454/ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301/ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306
【DISC17:SACD232】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調 K.481/ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303/「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲ト長調 K.359/「泉のほとりで」による6つの変奏曲ト短調 K.360
【DISC18:SACD237】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526/ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調 K.296/ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
【DISC19:SACD228】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174/弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
【DISC20:SACD091】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ短調 K.406/弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516
【DISC21:SACD222】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515/弦楽五重奏曲第6番変ホ長調 K.614
【DISC22:SACD229】
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581/ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407/オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370
【DISC23:SACD133】
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563/アダージョとフーガ ハ短調 K.546
【DISC24:SACD235】
モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調 K.423/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調 K.424
【DISC25:SACD056】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207/ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211/ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218/ロンド ハ長調 K.373
【DISC26:SACD088】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」/アダージョ ホ長調 K.261/ロンド変ロ長調 K.269
【DISC27:SACD090】
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364*/コンチェルトーネ ハ長調 K.190**
【DISC28:SACD032/1】
パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より 第1番〜第12番
【DISC29:SACD032/2】
パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より 第13番〜第24番
【DISC30:SACD019】
オブリビオン〜ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集 Vol.1
ピアソラ:オブリビオン(忘却)/エスクアロ(鮫)/ミロンガ・アン・レ(ニ調のミロンガ)/天使へのイントロダクション/レビラード/言葉のないミロンガ/フィナーレ/現実との3分間/弦楽のための組曲「追憶」
【DISC31:SACD020】
アディオス・ノニーノ〜ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集 Vol.2
ピアソラ:バルダリート/アディオス・ノニーノ*/天使のミロンガ/ジャンヌとポール/ブエノスアイレスの夏/昔むかし(アヴェ・マリア)/室内オーケストラのための3つの小品
【DISC32:SACD021】
ル・グラン・タンゴ〜ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集Vol.3
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ/セロス(嫉妬)/3つのタンゴ*/目を閉じて聞いて/タンゴ第1番/タンゴ第2番
【DISC33:SACD220/1】
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80/ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
【DISC34:SACD220/2】
プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35bis*/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115/2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56**
【DISC35:SACD160】
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887/弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703「四重奏断章」
【DISC36:SACD065】
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 「四季」
協奏曲ホ長調 「春」/協奏曲ト短調 「夏」/協奏曲ヘ長調 「秋」/協奏曲ヘ短調 「冬」/2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 F.1-100(RV.514)/ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調 F.4-2(RV.547)
【DISC37:SACD096】
バーンスタイン:ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード(プラトンの「饗宴」による)/ ペンデレツキ:ヴァイオリン協奏曲*
【DISC38:SACD219】
ドビュッシー&ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調、ベルガマスク組曲より「月の光」(アレクサンドル・ローレンス編)、前奏曲集より「ミンストレル」(作曲家自編)、前奏曲集より「亜麻色の髪の乙女」(アーサー・ハルトマン編)、忘れられた小唄より「巷に雨のふるごとく」(アーサー・ハルトマン編)/ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ、2つのヘブライの歌より「カディッシュ」(ルシアン・ガルバン編)、フォーレの名による子守歌、ハバネラ形式の小品、ツィガーヌ
【DISC39:SACD040】
クレモナで製作された1727年製のストラディヴァリ「ヴェスヴィオ」
タルティーニ:協奏曲イ長調 D.69/ロカテッリ:協奏曲ニ長調 Op.3-12/ピアソラ:ル・グラン・タンゴ/パガニーニ:ラ・カンパネラ、カンタービレ/ピアソラ:オブリビオン(忘却)
【DISC40:SACD221】
コンポーザー=ヴァイオリニストたち
ヴィターリ:シャコンヌ/ヴィエニャフスキ:伝説、ポロネーズ第2番ニ長調/タルティーニ:悪魔のトリル/サラサーテ:カルメン幻想曲/パガニーニ:カンタービレ ニ長調
全て、サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)





【DISC1:SACD061/1】
録音:2007年


【DISC2:SACD061/2】
録音:2007年


【DISC3:SACD224】
ステファニア・レダエッリ(Vn)*、マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)**、ラウラ・マンツィーニ(P)***
録音:2019年-2020年


【DISC4:SACD060】
ジョルジア・トマッシ(P)
録音:2004年


【DISC5:SACD143】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2005年


【DISC6:SACD008】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1997年


【DISC7:SACD218】
ラウラ・ゴーナ(Vn)*、ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:2019年


【DISC8:SACD217】
ステファニア・レダエッリ(Vn)
録音:2020年


【DISC9:SACD196】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1997年


【DISC10:SACD003】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1993年


【DISC11:SACD030】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1993年


【DISC12:SACD2045】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1993年


【DISC13:SACD234】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC14:SACD231】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC15:SACD233】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC16:SACD230】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC17:SACD232】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC18:SACD237】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC19:SACD228】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC20:SACD091】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC21:SACD222】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC22:SACD229】
テレサ・タニクリフ(Cl)、ロビン・グレアム(Hrn)、アウグスト・ロッピ(Ob)、、マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC23:SACD133】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)、フランコ・ぺトラッチ(Cb)
録音:1988年


【DISC24:SACD235】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)、フランコ・ぺトラッチ(Cb)
録音:1988年


【DISC25:SACD056】
プラハ室内O
録音:1990年


【DISC26:SACD088】
プラハ室内O
録音:1988年


【DISC27:SACD090】
プラハ室内O、マーガレット・ベイチャー(Vn)**、トビー・ホフマン(Va)*
録音:1988年


【DISC28:SACD032/1】
録音:2002年

【DISC29:SACD032/2】
録音:2002年


【DISC30:SACD019】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2001年


【DISC31:SACD020】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・マンツィーニ(P)*
録音:2001年


【DISC32:SACD021】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・マンツィーニ(P)*、アンナ・ローロ(Hp)*
録音:2001年


【DISC33:SACD220/1】
マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)
録音:2020年


【DISC34:SACD220/2】
ラウラ・ゴーナ(Vn)**、マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)*
録音:2020年


【DISC35:SACD160】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1997年


【DISC36:SACD065】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・ゴーナ(Vn)、チェチーリア・ラディック(Vc)、ラウラ・マンツィーニ(Cemb)
録音:2009年


【DISC37:SACD096】
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn&指揮)、オーケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、クシシュトフ・ペンデレツキ(指)*、オーケストラ・ジョヴァニーレ・イタリアーナ*
録音:1987年-1998年


【DISC38:SACD219】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:2019年


【DISC39:SACD040】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2005年


【DISC40:SACD221】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1995年
その驚異的なテクニックと優れたパガニーニ作品の演奏、「イ・ムジチ合奏団」でのコンサートマスターとしての活躍により、若くして「パガニーニの再来」と称されるなど、長きにわたりイタリアのヴァイオリン界に君臨し続ける巨匠であり長老的存在のサルヴァトーレ・アッカルド(b.1941)。このイタリアが世界に誇るヴァイオリンの巨匠の生誕80周年を記念すべく、イタリアのオーディオファイル・レーベル「Fone(フォネ)」の社主でありプロデューサー兼エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチがSACD40枚組のアニヴァーサリー・ボックスを2021年に製作。1980年代後半から2020年にかけてアッカルドとの二人三脚で録音してきた演奏を集めリリース当時大きな話題を呼んだこのセットはしばらく完売状態が続いていましたが、この度待望の再生産が決定しました!
アッカルドの代名詞であるパガニーニ「24のカプリス」やバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」、ブラームスの「ソナタ集」、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」などの名作はもちろんのこと、ピアソラ・シリーズや1988年に録音された一連の「モーツァルト」、ストラディヴァリなどの貴重な銘器を奏でた録音など、名演の数々を余すことなく収録。ジュリオ・チェーザレ・リッチはこのアニヴァーサリー・ボックスの製作にあたり新たに「シニョリッチ・テクノロジー」によるリマスタリングを施しており、音質面が大いに向上したことも注目を集めたポイントです。マエストロ・アッカルドの80歳を祝った超豪華ボックスが再び。なお、今回の完売後の再々生産は完全未定です。
※重要:当タイトルは完全数量限定生産のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

Signum Classics
SIGCD-787(1CD)
ドビュッシー&ラヴェル:ピアノ・デュオのための作品
ドビュッシー:月の光(デュティユー編曲2台ピアノ版)、
 小組曲(4手ピアノのための)、
 白と黒で(2台ピアノのための)、
 亜麻色の髪の乙女レオン・ロケ編曲4手ピアノ版)、
 レントより遅く(レオン・ロケ編曲4手ピアノ版)、
 牧神の午後への前奏曲(ラヴェル編曲4手ピアノ版)
ラヴェル:マ・メール・ロワ(4手ピアノのための)、
 ラ・ヴァルス(2台ピアノのための)
バックス&チョン・ピアノ・デュオ〔アレッシオ・バックス(P)、ルシル・チョン(P)〕

録音:2022年8月、サフロン・ホール(イギリス)
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴び、2023年にはエマニュエル・パユの来日ツアーでも共演し好評を博しています。
Signum Classicsから3枚目のリリースとなるバックスとルシル・チョン夫妻によるピアノ・デュオ・アルバムは、4手連弾と2台ピアノのためのドビュッシー&ラヴェル。ピアノ・デュオのためのオリジナルの作品とデュティユーやラヴェルによる編曲作品を組み合わせた魅惑のプログラムを、高貴で爽やかなピアノ・デュオが彩ります。

Ars Produktion
ARS-38648(1CD)
ファニー・ヘンゼル:ピアノ作品集
ソナタ断章 ホ長調(1822年作曲/未出版)
6つのメロディ Op.4&Op.5(1847年出版)より 第2曲、第3曲、第4曲、第5曲、第6曲
4つの歌 Op.8(遺作第1番/1850年出版)より 第4曲 「さすらいの歌」
12の性格的小品 「一年」(1841年作曲/未出版)より1月、2月、7月、12月、後奏曲
4つの歌 Op.6(1847年出版)
ソントラウト・シュパイデル(P)

録音:1985年4月20日-21日
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)のピアノ作品集。彼女はフェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られていますが、傑出した音楽家で、ピアニスト、指揮者、弟フェリックスの最も親しい友人であり理解者としても重要な人物だったと言えます。19世紀最も重要な女性作曲家であったファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの作品は、ソントラウト・シュパイデルの演奏によっていかに優れたものであったか感じることが出来るでしょう。

Melodiya x Obsession
SMELCD-1000551(1CD)
初回生産限定
ロストロポーヴィチ〜チェロのための小品とトランスクリプション集
1. ハンドシキン:ロシアの歌曲による変奏曲 Op.4-2
2. チャイコフスキー:奇想的小品 Op.62
3. グラズノフ:メロディ Op.20-1
4. グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
5. ラフマニノフ:東洋の踊り
6. ラフマニノフ:ヴォカリーズ
7. シャポーリン:ワルツ Op.25-2
8. フォーレ(カザルス編):夢のあとに Op.7-1
9. ドビュッシー(ペッカー編):吟遊詩人
10. ドビュッシー:月の光
11. ラヴェル:ヴォカリーズ「ハバネラ形式のエチュード」
12. グラナドス(ペッカー編):アンダルーサ
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、
レオニード・コーガン(Vn)、
アレクサンドル・デドゥーヒン(P)、
ヴラディミール・ヤンポリスキー(P)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・ユースO
ニコライ・アノーソフ(指)ソヴィエト国立SO

録音:1952年(1,3,8,12)、1949年(2,4)、1951年(5)、1957年(6, 7)、1956年(9-11)
20世紀、そして現在へと続くチェロの歴史、チェロのためのレパートリーの発展に多大な影響を与えたロストロポーヴィチ。
ロストロポーヴィチは「完璧なテクニックは、心から音楽を創ることほど重要ではない」と語ったことでも知られていますが、この言葉は、楽器の高度なヴィルトゥオージティと感情的な激しさを融合させた彼自身の演奏スタイルそのものを物語っています。
チェロの全ての音域において並外れた正確なイントネーションと豊かな音色を奏で、常に新しい色彩を生み続けたロストロポーヴィチのスタイル、そして前述の「言葉」がストレートに表現されているのがこの「小品とトランスクリプション集」。テクニックだけでなく卓越した表現力が求められる珠玉の小品の数々で、ロストロポーヴィチのチェロが美しき歌を聴かせてくれます。
※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。

Da Vinci Classics
C-00834(1CD)
パガニーニ:24のカプリス Op.1(ロベルト・パスクィーニ編曲/無伴奏フルート版) ロベルト・パスクィーニ(Fl)

録音:2023年4月7日-12日(モンテプルチアーノ、イタリア)
ヴァイオリン独奏曲の一つの到達点ともされる難曲、パガニーニの「24のカプリス」。これをフルート1本で吹いてしまうという規格外のフルート奏者がこれまでにも何名かいましたが、また一人、この一見無謀とも思える離れ業に挑んだ超人が現れました。
イタリアのフルート奏者、ロベルト・パスクィーニはペルージャのフランチェスコ・モルラッキ音楽院を卒業し、イタリアの主要なオーケストラや劇場で地位を確立。1995年から2000年にかけてはラツィオ州立Oの第1フルート奏者も務めました。2011年にはアレッツォ・ユース・オーケストラを設立するなど教育にも尽力しており、ペーザロのジョアキーノ・ロッシーニ音楽院で教授を務めています。膨大なレパートリーを持つパスクィーニがパガニーニの精神に基づいて自らアレンジした「24のカプリス」。超絶技巧と多彩な音楽性が冴えわたります。
Da Vinci Classics
C-00828(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.105
ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 Op.6
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 Op.106
マリノ・ナオン(P)

録音:2023年7月
メンデルスゾーンの3つのピアノ・ソナタはすべて、作曲家が20歳に達する前に書かれました。しかし、これらは非常に成熟した音楽の結晶であり、ソナタ形式の複雑さをマスターし、これら3つの美しい作品には彼自身の豊かな音楽的アイデアがたっぷりと注がれています。メンデルスゾーンは偉大な??ピアノの名手であり、非常に教養のある若者であり、同時代人でほとんど知られていなかった過去の音楽を知っていました。したがって、彼の音楽は、過去の伝統とロマン派時代のアイデアが見事に融合しています。これらのソナタのうち最も初期のものは、メンデルスゾーンがまだ10代に達していない頃にハイドンに触発されて書かれました。 第2番は非常に詩的で魅惑的なゆっくりとした楽章で、すでにベートーヴェンの影響を感じさせます。 第3番は、ベートーヴェンが他界した年に書かれたものでよりベートーヴェンの影響を受けており、3曲のピアノ・ソナタの中でも一番演奏される機会の多い作品です。
Da Vinci Classics
C-00829(1CD)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギターのための前奏曲と練習曲集 「アプンティ」 Op.210 エドアルド・ピエリ(G)

録音:2021年12月ー2023年6月(イタリア)
ユダヤ系イタリア人作曲家のマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコは、イタリアでの人種的迫害のため晩年をアメリカで過ごしました。彼自身はギタリストではなかったにもかかわらず、ギターのためのいくつかの傑作を残しており、その中のひとつが、音楽学者でギタリストのルッジェーロ・キエーザに促され、元々は教育的な目的で書かれた2巻のギター曲集「アプンティ」です。テデスコは、キエーザと作品の細部について何度も話し合い、提案を第1巻に盛り込み、共同で全曲を改訂。テデスコが亡くなる少し前に作曲した第2巻では、この改訂ができなかったため、楽器的には満足のいかない形で残され、第3巻と第4巻は残念ながら日の目を見ることはありませんでした。
本アルバムでは、トスカーナ州ルッカ県のヴィアレッジョで開催されているギター・フェスティヴァルを主宰するなど幅広く活躍するイタリア人ギタリスト、エドアルド・ピエリの演奏で作品の美しい遍歴をお楽しみいただけます。
Da Vinci Classics
C-00830(1CD)
エヴォケーション〜ブラームス:ピアノ作品集
ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰へ短調 Op.2
アルバムの綴りイ短調/2つのガヴォット WoO3
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
サラ・コスタ(P)

録音:2023年7月(イタリア)
イタリアの女流ピアニスト、サラ・コスタが弾く、ブラームスの若き日の傑作集。サラ・コスタはベルガモのドニゼッティ音楽院で学んだ後、ノーマ・フィッシャーやマーティン・ロスコー、アンジェイ・ヤシンスキ、セルゲイ・ドレンスキーなどの名匠たちにも師事。イタリアのキオッジャ国際ピアノ・フォーラム第1位、ロンドン・オープン・ピアノ・コンクール第3位などの実績を持ち、現在はソリスト、室内楽奏者として活躍する傍ら、母校であるドニゼッティ音楽院のピアノ科教授を務めています。
本アルバムでは、ブラームスが若き日に書いた西洋音楽の最も重要な伝統的形式の2つの主要作品と、最近まで知られていなかった短い作品をカップリングしています。
Da Vinci Classics
C-00831(1CD)
6弦の女性たち〜20世紀における女性ギター音楽の展望
アネッテ・クライズブリンク(b.1958):アンドレス・セゴビアに捧ぐ
フェルナンオ・ペイロ(1888-1978):主題と変奏曲、前奏曲第1番〜第4番、小組曲 Op.31(1954)
ベティ・ロー(b.1930):ショート・ソナタ
ベアトリーチェ・カンポドーニコ(b.1958):ヴァシリッサの伝説
エマ・バイゲラ(G)

録音:2023年8月(イタリア)
オランダのクラシック・ギタリスト、作曲家のアネッテ・クライズブリンクがセゴビア生誕100周年を記念し作曲した 「アンドレス・セゴビアに捧ぐ」 (フランスの作曲家コンクールで第1位を受賞)から、歌手、ピアニスト、指導者、音楽監督など多岐に活躍するイギリスの作曲家、ベティ・ローによるズヴォレ国際ギター週間(1977年)の委嘱作品 「ショート・ソナタ」 など、時代的、地理的、文化的に異なる特徴を持つ4人の女性作曲家たちによるギター作品を集成。
Da Vinci Classics
C-00833(1CD)
神話と記憶〜ブラームス、マリアーニ、ラヴェル:ピアノ作品集
ブラームス:16のワルツ Op.39
マリア・ガブリエッラ・マリアーニ:交響的小品(2022)、ネネ・ワルツ(2021)
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
マリア・ガブリエッラ・マリアーニ(P)

録音:2023年7月
イタリアのコンポーザー=ピアニスト、マリア・ガブリエッラ・マリアーニの2023年録音が登場。彼女はこれまでもプログラムの中に自作を組み込んだアルバムを発表してきましたが、今作でもそのこだわりは健在。今回はワルツをテーマに、歴史的な出来事を神話の領域に繋げる物語とする「交響的小品」、反対に彼女自身の個人的な起源を辿る「ネネ・ワルツ」という“記憶”にアプローチする2つの自作をブラームスとラヴェルのワルツ作品の間に配置しています。

Danacord
DACOCD-968(1CD)
J.P.E.ハートマン:ピアノ作品集 第5集
幻想曲 ト短調 Op.7/HartW65(1831)/6つの幻想的小品 Op.54/HartW100(1855)〔第1曲 変ホ長調、第2曲 ロ短調、第3曲〈敬虔な行進曲風の歌〉変イ長調、第4曲 ト長調、第5曲 イ短調、第6曲 変ホ長調〕/2つの性格的な小品 Op.25/HartW68(1839)〔第1曲 へ短調、第2曲 へ長調〕/大ワルツ 変ホ長調 HartW63(1826)/聖ヨハネの夕べのワルツ(夏至祭のワルツ) イ長調 HW43(1859)/ゆったりしたワルツ 変ホ長調 HW36(1847)/8つのカプリース Op.18/HartW 66(1835)〔第1曲 ハ短調、第2曲 変ニ長調、第3曲 イ長調、第4曲 変ロ短調、第5曲 ロ短調、第6曲 へ長調、第7曲 イ長調、第8曲 ニ短調〕
トマス・トロンイェム(P)
デンマーク・ロマンティシズムを代表する作曲家のひとり、J. P. E. ハートマン J. P. E. Hartmann のピアノ作品をトマス・トロンイェム Thomas Tronhjem(1954-)が体系的に録音するシリーズの第5集。1826年の「大ワルツ」、1831年の「幻想曲 ト短調」といった初期の作品。「序奏とワルツ」の2部に分かれた「聖ヨハネの夕べのワルツ(夏至祭のワルツ)」。1835年の「8つのカプリース」は、1836年と1837年にライプツィヒで4曲ずつ出版され、ハートマンが教わったフェリクス・メンデルスゾーンとハインリヒ・マルシュナーにそれぞれ献呈されました。これまでのアルバムと同じロマンティックでメロディアスな曲のプログラムです。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1026(1CD)
ショパン:バラード集&即興曲集
幻想即興曲 作品66
バラード 第1番ト短調 作品23
即興曲 第1番変イ長調 作品29
バラード 第2番ヘ長調 作品38
即興曲 第2番嬰ヘ長調 作品36
バラード 第3番変イ長調 作品47
即興曲 第3番変ト長調 作品51
バラード 第4番ヘ短調 作品52
イリーナ・メジューエワ(P)
(P/1925年製NYスタインウェイ CD135)

録音:2023年6月&9月、トッパンホールにおけるライヴ
メジューエワによる新ショパン・シリーズの第2 弾は「バラード集 & 即興曲集」。即 興曲(4 曲)とバラード(4曲)を交互に、ほぼ作曲順に並べることにより、ショパンの作 風の変遷を辿るようなプログラム構成となっています。いずれの作品もメジューエワは 過去に録音していますが、今回の録音では深みとスケール感を増した演奏解釈が聞 きもの。多彩な音色の変化と雄弁な語り口によって、ときに豪胆に、ときに繊細に、ショ パンの「詩情」を薫り高く表現します。名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925 年ニューヨーク製)の味わい深い音色をナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。

BRINRINRI
KYBR-2306(1CD)
税込定価
カザルスホール特別企画「山下和仁の世界」の記録【山下和仁アーカイブ】
(1)セヴィリアーナ(トゥリーナ) Sevillana, Op.29(Turina)
(2)序奏と主題と変奏 Op.20(ソル) Introduction et theme varie, Op.20(Sor)
(3)セレナーデ Op.37(ソル) Serenade, Op.37 (Sor)
(4)愛と死と〜ゴヤによる24のカプリチョス[第6曲](C=テデスコ)
El amor y la muerte〜24Caprichos de Goya, Op.195(Castelnuovo-Tedesco)
(5)神よお赦し下さい。それが母親だったとは[第8曲](C=テデスコ)
Dios la perdone:Y era su madre (C-Tedesco)
(6)何の病気で死ぬのだろうか [第17曲](C=テデスコ)?De que mal morira? (C-Tedesco)
(7)細く紡ぐ[第19曲](C=テデスコ)Hilan Delgado (C-Tedesco)
(8)キューバ風に〜5つのバガテル (ウォルトン) Alla Cubana ?Five Bagatelles (Walton)
(9)3つのテントス1(ヘンツェ) Drei Tentos: I. (Henze)
(10)3つのテントス2(ヘンツェ) Drei Tentos: II. (Henze)
(11)3つのテントス3(ヘンツェ) Drei Tentos: III. (Henze)
(12)ブーレ〜組曲ホ短調BWV996(バッハ / 山下和仁編)
Bourree ~ Suite in E minor (Bach / arr.Yamashita)
(13)アンダンテ〜無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番(バッハ / 山下和仁編)
Andante ~ Sonata No.2, BWV1003(Bach / arr.Yamashita)
(14)アレグロ〜無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番(バッハ / 山下和仁編)
Allegro ~ Sonata No.2, BWV1003(Bach / arr.Yamashita)
(15)鳥の歌(カタロニア民謡 / 山下和仁編)
The Song of Birds (Catalan Folk Song / arr.Yamashita)
山下和仁(G)

録音:1989年カザルスホール
※本CD には古いテープの劣化に起因するノイズやライブ収録に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。
暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第6弾。わずか六本の弦で、彼は六万光年の宇 宙を作る・・・1989年1月から12月までの1年間を通して開催されたカザルスホール特別企画「山下和仁の世 界」シリーズ全7公演の記録録音より、いままでの山下和仁CD未収録楽曲、世界初演「ゴヤによ る24のカプリチョス」、歴史的コンサートとなった「フェルナンド・ソルの限りない世界」、「2夜連続 バッハリサイタル」などから数々セレクト。なお、1月公演の第2部で演奏されたドヴォルジャーク 作曲山下和仁編曲の「新世界より」全楽章については、同じアーカイブシリーズで別途発売さ れています(brinrinri:KYBR-2302)。

Stradivarius
STR-37285(1CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集第2集
ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19
ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ短調Op.53
ピアノ・ソナタ第6番Op.62
ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」Op.64
ピアノ・ソナタ第8番Op.66
マリアンジェラ・ヴァカテッロ(P)

録音:2023年4月
STRADIVARIUSレーベルのスクリャービン:ピアノ・ソナタ全集第2弾(第1集は1、3、4、9、10 番、品番:STR-37266)。マリアンジェラ・ヴァカテッロは1982年生まれのイタリアのピアニスト。当 初、ピアニストだった父より手ほどきを受けた後、ヤマハの音楽コースを受講し、その後ミラノ音 楽院で学んだ。14歳でリストのピアノ協奏曲第1番で公開の演奏会にデビューし、その後、リス ト、スクリャービンと得意とするヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして世界中で活躍しています。

BIS
BISSA-2531(2SACD)
バッハ:「フーガの技法」BWV1080
Disc1
(1)1.コントラプンクトゥス1(4声)
(2)2.コントラプンクトゥス2(4声)
(3)3.コントラプンクトゥス3(4声)
(4)4.コントラプンクトゥス4(4声)
(5)5.コントラプンクトゥス5(4声)
(6)6.コントラプンクトゥス6(フランス様式による4声)
(7)7.コントラプンクトゥス7(拡大と縮小による4声)
(8)8.コントラプンクトゥス8(3声)
(9)9.コントラプンクトゥス9(12度の転回対位法による4声)
(10)10.コントラプンクトゥス10(10度の転回対位法による4声)
(11)11.コントラプンクトゥス11(4声)
(12)コントラプンクトゥス12「鏡のフーガ」(4声)(2台チェンバロで演奏)*
(1) 正置型
(2) 倒置型
13.コントラプンクトゥス13「鏡のフーガ」(3声)(2台チェンバロで演奏)*
(3) 正置型
(4) 倒置型
(5)16.8度のカノン(2声)
(6)17.10度のカノン(2声)
(7)18.12度のカノン(2声)
(8)15.拡大された逆行型によるカノン(2声)
19.3声の『鏡のフーガ』(2台チェンバロ用編)*
(9) 正置型
(10) 倒置型
(11)20.3つの主題によるフーガ(コントラプンクトゥス14)(断片)
(12)21.コラール「我ら苦難の極みにあるとき」BWV668a
「鏡のフーガ」

※(1)〜(4)鈴木雅明と鈴木優人が声部を分けて演奏
(9)鈴木雅明(チェンバロT)&鈴木優人(チェンバロU)
(10)鈴木優人(チェンバロT)&鈴木雅明(チェンバロU)
鈴木雅明(Cemb)
鈴木優人(Cemb)*

録音:2022年9月4〜9日神戸松蔭女子学院大学チャペル
鈴木雅明がついに「フーガの技法」を録音しました!バッハの晩年、1740年代に作曲に取り組んだといわれている「フーガ の技法」。バッハは単一の主題から対位法技法を用いてどれほど多様な作品が作り出せるかを探求。しかし1750年にバッハが亡くなったため、未完となった 作品です。この作品が謎多き理由は楽器指定がなく、作曲目的が不明確、作曲時期の真偽、未完のフーガの問題など。そのため作品の演奏順も演奏家の解釈 によって異なります。現在ではこの作品が鍵盤楽器のために作曲されたことは一般的に受け入れられており、鈴木雅明による演奏は注目せずにはいられません。 「鏡のフーガ」では鈴木優人との親子共演です!対位法技法の集成といえる「フーガの技法」をご堪能ください! ★演奏の素晴らしさはもちろんのこと、BISの技術陣による録音であることも注目。SACD層は5.0 Surround soundで収録されており、神戸松蔭女子学 院大学チャペルに響き渡る臨場感あふれる名演奏をお楽しみいただけます。 (Ki)
BIS
BISSA-2705(2SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV1001-1006(全6曲)
【ギター版(編曲:フランツ・ハラース)】
フランツ・ハラース(G)

録音:2022年6月15〜18日聖母マリアの被昇天巡礼教会、イジング(バイエルン)
ISレーベルを代表する演奏家の一人、ギター奏者フランツ・ハラース。ハラースはスペインのバロック音楽、バッハ、武満、グバ イドゥーリナ、タンゴ、ブラジル音楽など、数多くのディスクで高い評価を得ている現代最高峰のギタリストの一人です。バッハのリュート作品集(BIS SA-2285)が好評を博すなか、バッハの続編として無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲を録音しました!今回もハラース自身による編曲で、原調で演奏 しております。
ヴァイオリン作品の最高峰であるバッハの無伴奏6篇。ハラースはこれらの作品が持つポリフォニー、ダイナミクス、音の色彩などをギター一本で効果的に表現。 弓で演奏するヴァイオリンとは違い、撥弦楽器ギターでは、アルペジオの華麗さ、減衰音の美しさが際立っております。教会の残響も生かし奏でられたギターの余 韻もまた格別です。ハラースのギター演奏で聴くバッハ作品の新たな響きをご堪能ください。 (Ki)
BIS
BISSA-2621(2SACD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846〜869 鈴木優人(Cemb)

録音:2021年10月8〜11日トッパンホール(東京)
木優人がチェンバロで「平均律クラヴィーア曲集」第1巻を録音しました。鈴木優人は首席指揮者を務めるバッハ・コレギウム・ ジャパンとバッハのチェンバロ協奏曲を録音。第1、2、5、8番を収録した第1弾(KKC-6266 / BIS SA-2401)、第3、4、6、7番を収録した 第2弾(KKC-6552/ BIS SA-2481)はレコード芸術「特選盤」など各誌で高く評価されています。
「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の録音が行われたのは海外からの往来が厳しく制限されていたコロナ禍の2021年10月。そのため、当録音の企画を した名プロデューサーのマルティン・ザウアーの来日は叶いませんでした。しかし天才鈴木優人はリモートによるディレクションで録音ができないかを考案し、す ぐにザウアーに打診。この画期的な考えによりザウアーがベルリンの自室からトッパンホールでのレコーディングをディレクションすることが実現しました。日本側 は名エンジニア国崎裕が担当。鈴木優人、ザウアー両氏との綿密な打ち合わせのもと、マイクのセッティングから音作りまで、この時代でなければできなかった 新録音を完成させました。
全2巻からなる「平均律クラヴィーア曲集」。巻それぞれ12の半音階ごとに長調と短調、計24曲が収められた作品集です。同じものは二つとなく、あら ゆる対位法的な工夫が凝らされています。鈴木優人とザウアーはharmoniamundiからリリースしているアントワン・タメスティとのバッハ録音(KKC-6057 / HMM-902259)以来絶大なる信頼関係を築き、今回の録音はまさに阿吽の呼吸で進行。音楽の旧約聖書といわれる「平均律クラヴィーア曲集」の新た な名盤が誕生しました!
リリースはスウェーデンBISレーベルからの世界発売。父鈴木雅明は同曲集第1巻を1996年5月に神戸松蔭女子学院大学チャペルで録音、翌97年2月 にリリース(BIS-813/4)しており、親子二代、同一レーベルから同一作品をリリースということも注目です! (Ki)
BIS
BISSA-2661(1SACD)
バッハ:オルガン作品集 Vol.5
バッハ
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
1.前奏曲
2.フーガ
「オルガン小曲集」より
復活節のためのコラール
3.キリストは死の縄目につきたまえり BWV625
4.イエス・キリスト、われらの救い主は死に打ち勝ち BWV626
5.キリストは蘇りたまえり BWV627
6.聖なるキリストは蘇りたまえり BWV628
7.栄光の日が現われたり BWV629
8.神の子はこの日に勝利したもう BWV630
聖霊降臨節のためのコラール
9.来たれ、創り主にして聖霊なる神よ BWV631
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
10.前奏曲
11.フーガ
「オルガン小曲集」より
聖霊降臨節のためのコラール
12.主イエス・キリストよ、われらに眼を向けたまえ BWV632
13.最愛なるイエスよ、われらここにあり BWV633
14.最愛なるイエスよ、われらここにあり BWV634
カテキズムのコラール
15.これぞ聖なる十戒なり BWV635
16.天にましますわれらの父よ BWV636
17.アダムの罪により、ものみな滅びたり BWV637
18.われらに救い来たれり BWV638
種々のコラール
19.われ汝に呼びかけん、主イエス・キリストよ BWV639
20.われは汝に希望を抱けり、主よ BWV640
21.われら苦しみの極みにあるとき BWV641
22.ただ愛する神の力に委ねる者は BWV642
23.人はみな死ぬべき定めなり BWV643
24.ああ、いかにはかなく、いかに虚しき BWV644
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
25.前奏曲
26.フーガ
鈴木雅明(Org/クリストフ・トロイトマン(1737年製作))

録音:2022年8月12〜17日/聖ゲオルク教会、グラウホフ(ドイツ)
大好評の鈴木雅明のバッハのオルガン作品集。第5弾はオルガン小曲集の続編としてBWV625〜BWV644の20曲を主軸 に、前後と間に前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532、同 ハ長調 BWV545、同 ロ短調 BWV544の大曲3篇を収録。前作に続き、ドイツのオルガンビルダー、 クリストフ・トロイトマン(1674-1757)が製作した歴史的楽器を演奏しております!
ドイツ、ゴスラー近郊のグラウホフの聖ゲオルク教会に据え付けられたトロイトマン・オルガンはバッハ時代の現存する最も重要な楽器のひとつ。1734年か ら1737年にかけて製作、据え付けられ、以後、修復を重ねながらもオリジナルに忠実な状態で現在もその音色を聴くことができます。卓越した質の高さで知 られ、輝かしく透明な響きが最大の魅力。鈴木雅明はこの銘器の色彩豊かなパイプの音色を巧みに組み合わせ、見事な演奏を聴かせてくれます。
このアルバムに収録したオルガン小曲集は「復活節のためのコラール」、「聖霊降臨節のためのコラール」、「カテキズムのコラール」、そして「種々のコラール」 の20曲。教会暦に沿ったこれらの作品は各曲1、2ページの短い作品ながらそのどれもが美しく、聴き手の心に響く名作ばかり。種々のコラールでは「われ 汝に呼びかけん、主イエス・キリストよ」BWV639や「われら苦しみの極みにあるとき」BWV641など有名作品も収録されています。鈴木雅明の卓越した 演奏でご堪能ください!
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、BISの技術陣による録音であることも注目。SACD層は5.0 Surround soundで収録されており、臨場感あふれる 名演奏をお楽しみください。 (Ki)

APARTE
AP-339(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29
 交響曲第5番Op.100〜スケルツォ(ムンドヤンツ編)
ムンドヤンツ:夜想曲
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
ニキータ・ムンドヤンツ(P)

録音:2023年5月9-11日/サン・ピエール教会(パリ)
アルメニアのピアニスト、アレクサンドル・ムンドヤンツの愛息で1989年生まれのニキータがプロコフィエフのソナタに挑戦。彼は2007年のパデレフスキ国際 ピアノ・コンクールと2016年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクールともに優勝の実力者。作曲家としても2016年のプロコフィエフ国際作曲コンクールで優 勝した才人。
今回は4番と「戦争ソナタ」の第8番。どちらも高度な技巧を要求されますが、ムンドヤンツは切れ味良い指さばきを披露。興味深いのは交響曲第5番のスケル ツォ楽章をムンドヤンツ自身が2006年にピアノ用編曲したものも披露。ピアニスティックな魅力光る作品に返信しています。
さらに父に捧げた自作の「夜想曲」も収録。ショパンとプロコフィエフの影響に加え、アメリカのミニマルミュージックの要素も感じられる興味深い作品です。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2315(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 グレン・グールド(P)

録音:1955年6月10、14〜16日/コロンビア30番街通りスタジオ(ニューヨーク)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(録音セッション)
■制作者より  
歴史的名盤として名高い、グールドのデビュー盤であるバッハのゴルトベルク変奏曲。当シリーズでは2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用した GS-2200を2019年5月に発売、またたく間に完売してしまいました。今回は同じテープをStuderのA-820で音を採り、全工程をプロ用の機器にて5年ぶ りのリマスターを行いました。結果、旧GS-2200の音がアップライトのピアノとするならば、今回のGS-2315はコンサート用のグランドピアノのような違いがあ ります。この大きな差に、制作者自身も驚いています。また、解説書の「日本におけるグールド受容史」は、他に類例のない文献です。(平林 直哉)

Profil
PH-24006(1CD)
ヨーゼフ・ズーダー:ピアノ作品集
(1)ピアノ協奏曲
(2)伝統様式による4つの舞曲
(3)2つの叙情的小品
(4)アリエッタとブルレスク〜クラリネットとピアノ
(5)4つのピアノ曲1951
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)
エドゥアルト・ブルンナー(Cl)(4)、
広上淳一(指)バイエルンRSO(1)

録音:1988年5,6,9月
かつてMelismaレーベルからリリースされていた音源ですが、経営者が亡くなり長く入手できなかったものがProfilレーベルから復活しました。広上淳一最初 期の録音!
ヨーゼフ・ズーダー(1892-1980)はヒンデミットと同世代のドイツの作曲家。生涯の大半をミュンヘンで送り、弟子には指揮者のホルライザーもいます。20 世紀の作曲家ながら流行に左右されずメロディアスな作風を貫き通したとされます。自身ピアニストとしても活躍したため、いずれのピアノ曲も技巧的な面白さに 満ちています。 (Ki)

Evil Penguin Records
EPRC-0062(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) リヌス・ロート(Vn)

録音:2021年9月22日-25日&12月20日-21日、ライブラリー・ホール(オクセンハウゼン、ドイツ)
※使用楽器:ストラディヴァリウス‘Dancla’、1703年
ドイツのヴァイオリニスト、リヌス・ロート(リナス・ロス)によるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲が登場!2つに分けてリリースされていた録音(EPRC0039/EPRC0040)のセット化となります。
ザハール・ブロンやサルヴァトーレ・アッカルドに師事した1977年生まれのリヌス・ロートは、2006年にEMIからリリースしたデビュー・アルバムでECHOクラシック賞の最優秀新人賞を獲得し、2017年にはトーマス・ザンデルリンク指揮のLSOと共演したアルバムで再びECHOクラシック賞に選ばれるなど、同世代でも有数のヴァイオリニストとして活躍しています。主要作品からマイナーな作品まで幅広いレパートリーを持ち、特にミェチスワフ・ヴァインベルクの作品の普及に特別な貢献を果たしていることは国際的にもよく知られています。バッハの無伴奏ソナタ&パルティータは9歳の頃から共に歩んできたといい、2021年のロックダウンの期間を利用してヴァイオリニストにとっての金字塔ともいえるこの最重要作品のレコーディングに臨みました。ロートはこの奇跡的な音楽への強い関心を新たにする機会が、ロックダウン下において精神的な自由への逃避を可能にしてくれたと語っています。

PARNASSUS
PACL-95013(1CD)
ミニアチュール&ヴィネット(&モア)〜26のお気に入りのアンコール集
スメタナ:わが故郷より
グルック
(クライスラー編):精霊の踊り
ヴィエニャフスキ:マズルカ ニ長調 Op.19-2
ヴィヴァルディ:シチリアーノ
コダーイ(ミルシテイン編):港に雨が降るように
ショパン(ミルシテイン編):ノクターン 嬰ハ短調
リース:モート・ペルペトゥオ
ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 より ラルゲット
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第2番ニ短調
マスネ(マルシック編):タイスの瞑想曲
ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):ロシアの乙女の歌
パラディス(ドゥシュキン編):シチリアーノ
R.コルサコフ(ハルトマン編):熊蜂の飛行
ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
ヴィエニャフスキ:華麗なポロネーズ第1番ニ長調 Op.4
ファリャ(コハンスキ編):アストゥーリアス地方の歌、ホタ
ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
シューマン
(フルヴェック編):トロイメライ
バッハ(ヴィルヘルミ編):管弦楽組曲第3番ニ長調 より アリア
ノヴァーチェク:常動曲
チャイコフスキー:メロディ
ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ Op.16
ナタン・ミルシテイン(Vn)、
レオン・ポマーズ(P)

録音:1956年、1958年、1960年
20世紀最高のヴァイオリニストの一人と称されたナタン・ミルシテイン。本アルバムでは、1956年から60年にかけて録音された2つの有名なコレクションから26曲をリマスタリングし集成。美しく流れるようなレガート奏法、鮮やかなテクニックと表現力でヴァイオリンの貴公子とも呼ばたミルシテインの珠玉のアンコール・ピースをお楽しみいただけます。

Hyperion
CDA-68428(1CD)
ロシアン・ヴァリエーションズ
ジョン・フィールド:ロシア民謡による変奏曲
グラズノフ:主題と変奏
チャイコフスキー:同一主題による6つの小品 Op.21
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 Op.21
ピアーズ・レーン(P)

録音:2023年4月3日-5日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンによるロシアン・ヴァリエーションズ。グラズノフ、チャイコフスキー、ラフマニノフといったロシアの作曲家と、アイルランド生まれではありますが、サンクトペテルブルクに長年滞在し、ロシアに縁の深いジョン・フィールドの作品を取り上げています。
ピアーズ・レーンは世界40ヵ国以上で演奏会を行っており、その中にはウィグモア・ホールでのソロ・リサイタルやカーネギーホールといった主要なホールでの演奏会も含まれています。またハイペリオン・レーベルを中心に多くのCDを録音しており、希少なロマン派のピアノ協奏曲など収録しています。他にも様々な国際的なコンクールでの審査員として活躍しており、英国王立音楽アカデミーの名誉会員に任命されるなど、教育者としても功績を残しています。

ATMA
ACD2-2894(1CD)
メトネル:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第12番変ロ短調『ロマンティック』 Op.53-1
ピアノ・ソナタ第13番ヘ短調『嵐』 Op.53-2
ピアノ・ソナタ ト長調『牧歌ソナタ』 Op.56
バラはもうしおれ Op.36-3[ボリス・シャツケス編]
バンジャマン・ベルタン(P)

録音:2021年10月4・5日/ケベック、ドメーヌ・フォルジェ
ロシアの作曲家メトネルは14曲のピアノ・ソナタ(第1番〜第13番&『牧歌ソナタ』)を残しています。カナダのピアニスト、バンジャマン・ベルタンはそこか ら最後の3曲を選び、ATMA Classiqueへのデビュー・アルバムとしました。「最後の3つのソナタ」という切り口と、形式の独創性、雰囲気と性格の多様性、技 巧の熟達という点で、メトネルの音楽に強い影響を与えたであろうベートーヴェンの音楽を想起させずにはいられません。プーシキンの詩による歌曲「バラはもう しおれ」のピアノ版をカップリング。 (Ki)

Passacaille
PAS-9703(5CD)
ソラブジ(1892-1988):オプス・クラヴィチェンバリスティクム KSS50
[CD1]
I. Introito
II. Preludio-Corale (Nexus)
III. Fuga I quatuor vocibus
IV. Fantasia
V. Fuga II duplex
[CD2]
VI. Interludium primum (Thema cum XLIV variationibus)
VII. Cadenza I
[CD3]
VIII. Fuga tertia triplex:Dux primus / Dux alter / Dux tertius
[CD4]
IX. Interludium alterum:Toccata / Adagio / Passacaglia cum LXXXI variationibus
[CD5]
X. Cadenza II
XI. Fuga IV quadruplex:Dux primus / Dux alter / Dux tertius / Dux quartus
XII. Coda-Stretta
ダーン・ファンドヴァール(P)

録音:2023年3月/コンセルトヘボウ
長大難解なピアノ曲で知られるカイホスルー・シャプルジ・ソラブジ(1892-1988)。その作品群の極北ともいえる『オプス・クラヴィチェンバリスティクム』 は5時間かかる超大曲で、他に類を見ない複雑怪奇な大作です。1930年の完成時には史上最大の長さと難易度を誇る作品として認識され、現在なお、その後に 生まれた数々の前衛ピアノ作品たちの親玉たる存在感を強烈に放っています。音符に埋め尽くされた譜面から噴出する途轍もないパッセージ、強烈な音塊、81も の変奏を持つパッサカリアなどで聴き手を圧倒しつつ、同時にバッハの『フーガの技法』やブゾーニの『対位法的幻想曲』を思わせる対位法的高まりまで創生して いく恐るべき作品。最終盤の驚異的な激烈さたるや最早あいた口がふさがらない凄まじさです。
とうぜん生半可な気持ちで取りあげられる楽曲ではなく、全曲の新録音が出ただけでも大注目に値します。今回その偉業を成し遂げたダーン・ファンドゥールは 1968年フランドル生まれのピアニスト。20世紀以降の音楽のスペシャリストとしてアイヴズ、メシアン、シェーンベルクから現代の新曲まで何でも弾きこなす腕利 きで、ソラブジももちろんレパートリー内の作曲家。超絶技巧のみならず、美しく歌われる箇所もじつに印象的で、活き活きと音楽が奏でられる大秀演。怪物的作 品をじっくり楽しめる嬉しいディスクの登場です。 (Ki)

Hortus
HORTUS-233(1CD)
ファビアン・トゥシャール:ピアノのための12の練習曲
(1)練習曲第1番「Dans le vent venu」(2010)〜ドビュッシーに捧ぐ
(2)練習曲第2番「Dancing Lillies」(2018)〜ジョージ・クラムに捧ぐ
(3)練習曲第3番「Vers l'abime」(2022)〜ウラディミール・ホロヴィッツへ捧ぐ
(4)練習曲第4番「Tiger Fugue」(2012/22)〜アート・テイタムへ捧ぐ
(5)練習曲第5番「En suspens」(2012)〜ジェルジュ・リゲティに捧ぐ
(6)練習曲第6番「Ebauche de vertige」(2022)〜ヨハネス・ブラームスへ捧ぐ
(7)練習曲第7番「Licht」(2022)〜アレクサンドル・スクリャービンに捧ぐ
(8)練習曲第8番「Battaglia」(2022)〜セルゲイ・ラフマニノフに捧ぐ
(9)リンボ第1番
(10)練習曲第9番「In Hora Mortis」(2016)〜オリヴィエ・メシアンに捧ぐ
(11)練習曲第10番「Miroirs de feu」(2018/21)〜フランツ・リストに捧ぐ
(12)リンボ第2番
(13)練習曲第11番「Still, I rise…」(2022)〜オリヴィエ・グレフに捧ぐ
(14)練習曲第12番「Littoral [In Paradisum]」(2018/21)〜フレデリック・ショパンに捧ぐ
(1)(13)フローレ・マーリン(P)
(2)ダヴィッド・カドゥシュ(P)
(3)カミーユ・ベリン(P)
(4)(5)(10)フィリップ・アタ(P)
(6)(7)(8)(11)オルラン・バス(P)
(9)(12)ファビアン・トゥシャール(P)
(14)ギヨーム・シジエ(P)

ン録音:2023年4月/ムードン・スタジオ(パリ)
ピアノ:Steinway D
ピアニストで作曲家のファビアン・トゥシャールがピアノための12の練習曲を発表しました!1985年生まれのトゥシャールは、パリ国立高等音楽院で学び、ソル ボンヌ大学(パリ第4大学)で作曲、即興演奏など9つの賞を受賞した注目の音楽家。
「12の練習曲」といえばショパン、リスト、ドビュッシーがその代表格ですが、トゥシャールは偉大な作曲家が残してきた伝統的な形を守りながらも、独自の視点 で作曲。偉大な作曲家同様に演奏会用エチュードとして単曲で成立する芸術性の高さを持った作品に仕上げているだけでなく、各曲にタイトルが付けられており、 曲ごとにテーマを持っているのが特徴です。
また、作品毎に偉大な作曲家、演奏家に捧げているのも興味津々。アイヴス、パウエル、ケージなどのアメリカのピアノ音楽の系譜に属すクラムの代表作「マクロ コスモス」、トゥシャールが愛してやまないメシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」、作曲家でピアニストのグレフの叙情的な闇を思い起こさせる作品など、 トゥシャールは作品ごとに偉大な音楽家に対する尊敬心と愛情を音化しました。
演奏はダヴィッド・カドゥシュ、フィリップ・アタ、オルラン・バス、フローレ・マーリン、カミーユ・ベリン、ギヨーム・シジエという、これらの作品を演奏するにふ さわしい名手が奏でているのも嬉しい限り。新時代に生まれた「12の練習曲」、大注目です! (Ki)

Hanssler
HC-23066(1CD)
リスト:ピアノ曲集
 超絶技巧練習曲 S.139より第4番「マゼッパ」
 超絶技巧練習曲 S.139より第8番「荒野の狩」
 4つの忘れられたワルツ S.215
 ドン・ジョヴァンニの回想(モーツァルト) S.418
 演奏会用パラフレーズ「エルナーニ」(ヴェルディ) S.432
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
バラキレフ:イスラメイ〜東洋風幻想曲 Op.18
アンナ・ライレル(P/C. Bechstein Concert D282)

録音:2023年4月1〜3日/エアバー・ザール(ウィーン)
若手期待の星アンナ・ライレルがヘンスラー・レーベルから堂々デビュー。リヨン国際ピアノ・コンクール、ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノ・コンクールなど著 名な国際コンクールでの入賞歴を誇り、2015年にカーネギーホールのデビューも飾っております。
自由自在にコントロールされた抜群のテクニックと情感豊かな語り口が魅力のライレルが最も得意とするリスト。「ドン・ジョヴァンニの回想」は2023年11月 の来日公演でも披露し話題を集めました。ボーナストラックとしてバラキレフの「イスラメイ」を収録。デビュー盤にふさわしくライレルの名刺代わりとなる充実のア ルバムが完成しました。 (Ki)

SKARBO
DSK-1234(1CD)
「道のりを振り返る…」
(1)ヴァレリー・オーベルタン(1970-):ギター・ソナタ第2番
(2)オーベルタン:ギター・ソナタ第3番
(3)ラモー:一つ目の巨人
(4)ラモー:鳥のさえずり
(5)アルトゥーロ・ジェルヴァゾーニ(1962-):Fluctuations(振動)
(6)ジェルヴァゾーニ:Circundantes en eco(エコーに包まれて)〜ギターとエレクトロニクスのための
(7)リオネル・ボール(1976-)Como el deslumbramiento de las alas(翼のまばゆい輝きのように)
(8)パナヨティス・ココラス(1976-):Slide(スライド)〜ギターとエレクトロニクスのための
(9)ラファエレ・ビストン(1975-):Declive(曲線)
ミシェル・グリザー(ギター/ダニエル・フレドリッシュ(2007年製作))

録音:2023年10月23&24日/ルノディエール講堂(カルクフー)
フランスのギターの名手ミシェル・グリザーが自身に捧げられた作品を数多く含む意欲的なアルバム「道のりを振り返る…」をリリース。アレクサンドル・ラゴヤ のもと研鑽を積んだグリザーはベオグラードやターラントで行われた国際コンクールの受賞歴を誇る名手。レパートリーはバロックから現代までと幅広く、自身のワ イフワークとして現代作曲家にギターのための新作を依頼し、数多く世界初演に携わってきました。まさに長いキャリアの積み重ねを象徴する内容が当アルバムに 収録された作品です。ブックレットには各作曲家自身書き下ろしによる解説付です(仏英)。
ラファエレ・ビストンのDeclive(曲線)は瞑想的な小品。ギターの6本の弦のうち2本を4分の1トーン下げるスコルダトゥーラ(変則調弦)を基調とし、この 特殊な和音によって彩られた音程を通して、楽器の豊かな響きを際立たせる曲線の連続を描写しています。ギターの新たな魅力に包まれた注目アルバムです。 (Ki)


MClassics
MYCL-00043(1SACD)
税込定価
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第6番、第7番、第8番
ピアノ・ソナタ 第6番イ長調 作品82
ピアノ・ソナタ 第7番変ロ長調 作品83
ピアノ・ソナタ 第8番変ロ長調 作品84
アブデル=ラーマン・エル=バシャ(P)

録音:2023年5月9-11日 五反田文化センター(東京)
現代を代表する巨匠ピアニストの一人、アブデル=ラーマン・エル= バシャの最新アルバムです。ラ・フォル・ジュルネなどの公演も多く日 本でもファンの多いエル=バシャ。精巧な技術と洗練された音楽性 によってプロコフィエフ独特の世界が構築されます。エル=バシャの 深い音楽眼、明快な解釈、そして陰影に満ちた美しい音色と圧倒 的な技術。まさに円熟の至芸です。現代随一のピアニズムによるプ ロコフィエフをお聴き下さい。

IBS CLASSICAL
IBS-182023(1CD)
フンメル/シューベルト:ピアノ作品集
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1937):ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 Op. 106
シューベルト:ピアノ曲(即興曲) D 946〜 第1番変ホ短調/第2番変ホ長調/第3番 ハ長調
フンメル:6つのバガテル Op.107- 第3番瞑想((Una fantasia piccolo)
エロイ・オルサイス(フォルテピアノ)
1826/27年 グラーフ製(エドウィン・ブロインク・コレクション)

録音:2022年7月
1820年代後半、ヨーロッパの音楽は古典派からロマン派への移行期を迎えていました。ピアニストのエロイ・ オルサイスはこの時代に活躍したフンメルとシューベルトの作品を取り上げ、同時代に制作されたフォルテピア ノを用いて演奏。多くの作曲家たちが伝統的な形式から新たな表現を模索していた時代の雰囲気を伝えま す。 エロイ・オルサイスは1983年生まれのスペインの鍵盤奏者。ルネサンスから現代までの幅広いレパートリーを 持ち、ソリスト、室内楽奏者、通奏低音奏者として演奏活動を行っています。

ANALEKTA
AN-952(1CD)
NX-C04
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第10番ハ長調 D613/612(パウル・バドゥラ=スコダ版、マルティーノ・ティリモ版を参考にしたマチュー・ゴーデ補筆完成版)
12のドイツ舞曲 D790(1823)
4つの即興曲 D899(1827)
マチュー・ゴーデ(P)

録音:2023年6月19-21日パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール、ケベック
2019年に12回のリサイタルでシューベルトのソナタ全曲を弾き切ったマチュー・ゴーデ。その直後から開始されたソナタ全曲と主要ピアノ作品を網羅するプロジェクトの第9弾。ピアノ・ソナタ第10番の独自の補筆完成版を収録しています。

OEHMS
OC-485(2CD)
NX-C10
ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol.9
交響曲第9番ニ短調 WAB109
【CD1】
1.ブルックナー:レクイエム- リベラ・メ WAB 22 (ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
2. フィリップ・マインツ(1977-):コラール前奏曲第8番「Aus tiefer Not schrei ich zu dir 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる」(2021/23)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB109- ゲルト・シャラーによるフィナーレの再構築版(2019)
第1-第3楽章…エルヴィン・ホルンによるオルガン版
第4楽章…ゲルト・シャラーによるオルガン版
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)

録音:2023年11月12-16日チューリヒ フラウミュンスター教会(スイス)
2024年のブルックナー生誕200周年のための記念企画、指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められたオルガン版ブルックナー交響曲全集 も遂に第9番に到達。シリーズで毎回異なるオルガンを使用してきたアルブレヒト、今作ではブルックナーが1880年にスイスのチューリヒで演奏を行ったことに ちなみ、同市のフラウミュンスター教会のオルガンを演奏しています。 未完で終わったブルックナーの交響曲第9番は、彼が完成させた第3楽章で曲を閉じるか、ブルックナーが示唆したとされる「テ・デウム」を演奏する、もしくは 後世の人が補筆した第4楽章を演奏するなどの選択肢があります。アルブレヒトはが採択したのは、指揮者、オルガニストでブルックナーの交響曲全集の録 音も行った経験を持つゲルト・シャラー(1965-)による再構築版でした。シャラーは様々な異稿版を含む交響曲だけでなく、ミサ曲や詩編、そしてブルック ナーのオルガン作品の全てを録音しているという、いわばアルブレヒトの先達的存在。シャラー自身による全4楽章のオルガン編曲版も存在しますが、アルブ レヒトは第1楽章から第3楽章まではこれまでにも親しんできたエルヴィン・ホルンによるオルガン編曲版を演奏し、シャラーによる編曲版の使用は第4楽章の みとなっています。このシリーズでおなじみの「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称するブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作は、フィ リツプ・マインツの「コラール前奏曲第8番」を収録。深い闇の中でうねるような旋律の中に時折垣間見える印象的なコラール、そして曲が最高潮に達した 際、ミサ曲ニ短調(交響曲第9番の第3楽章に引用された)の旋律を暗示するかのような稲妻のように大きなクラスターが襲い掛かるという、このアルバムにふ さわしい作品です。

Resonus
RES-10334(1CD)
NX-B08
19世紀東ヨーロッパのギター音楽
ミハイル・ポルパイエンコ(1848-1902):ザポリージャの主題による幻想曲
ヨハン・デッカー=シェンク(1826-1899):Ukrainische Weise
ヨハン・ドゥベツ(1828-1891):ハンガリーのモティーフによる幻想曲
ニコライ・ペトロヴィチ・マカロフ(1810-1890):Fleurs du Nord 北方の花
ピエトロ・ペットレッティ(1795頃-1870頃):パシュコフのお気に入りのロマンスによる幻想曲
デッカー:(=シェンク:ファンタジー・ロマンティーク
ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1856):カプリッチョ Op.9(N. P. マカロフ編)
ニコラス・パヴリシェフ1802-1879):オーベールの歌劇「ガルベの王の婚約者」のモティーフによる大幻想曲 Op.25
ジェイムズ・エイカーズ(G)
9弦ギター…1890年頃ベルリン製 作者不詳
8弦ギター…2012年スコット・トランブレ製 ウィーンのスタウファー製の復元モデル
6弦ギター…1840年頃ウィーン製 作者不詳

録音:2022年8月29日、2023年1月16日
全て世界初録音
これまでに「兵士の帰還」(RES10165)やイヴァン・クリンゲルのギター作品集(RES10302)などの珍しいギター 作品の演奏で高く評価されているギタリスト、ジェイムズ・エイカーズのアルバム。今作では19世紀東欧のほとんど 知られていない作曲家の作品を演奏。当時流行していたオペラのアリアや民謡の旋律に基づく華麗な幻想曲の 数々を、作曲当時の楽器を用いて演奏することで100年以上も忘れられた作品が鮮やかに蘇ります。

Biddulph
BIDD-85043(1CD)
ミッシャ・エルマン RCAビクター録音集(1939-45)


1. メンデルスゾーン(1805-1847):5月のそよ風(クライスラー編)*
2. シューマン:トロイメライ Op. 15No.7(イェンセン編)
3. グリーグ:アルバムの綴りOp. 12No.7(ハルトマン編)
4. ドヴォルザーク:ユモレスク Op.101No.7(ヴィルヘルミ編)
5. マスネ:タイスの瞑想曲
6-9. フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番イ長調 Op.13
10. フォーレ:夢のあとに(エルマン編)
11-13. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
14. シベリウス:マズルカ Op.81 No.1
15. ディニーク(1889-1949):ホラ・スタッカート(ハイフェッツ編)*
16. ブロッホ:ニーグン - 「バール・シェム」組曲より*
17. アクロン(1886-1943):ヘブライの旋律 Op. 33
ミッシャ・エルマン(Vn)
レオポルト・ミットマン(P)
ウラディーミル・パドワ(P)*

1. 録音:1939年5月15日/初出:RCA Victor2064 (matrix BS37102)
2. 録音:1945年2月26日/初出:RCA Victor10-1271 (matrix D4RB114)
3. 録音:1945年2月26日/初出:RCA Victor10-1271 (matrix D4RB115)
4. 録音:1944年12月5日/初出:RCA Victor11-8950 (matrix D4RC532)
5.録音:1944年12月5日/初出:RCA Victor11-8950 (matrix D4RC531)
6-9. 録音:1941年5月8、14日
 初出:RCA Victor18251/53[M859] (matrices Cs63865/66&63896/99)
10. 録音:1942年2月18日/初出:RCA Victor 11-8329(matrix CS71927)
11-13. 録音:1942年2月18日
 初出:RCA Victor11-8329/30[M938] (matrices CS71928-29&71936)
14. 録音:1944年12月5日/初出:RCA Victor 11-9111(matrix D4RC534)
15. 録音:1939年5月15日/初出:RCA Victor 2064(matrix BS37101)
16. 録音:1939年5月15日/初出:RCA Victor 11-8575(matrices CS36899/900)
17. 録音:1944年12月5日…1/初出:RCA Victor 11-9111(matrix D4RC533)
Biddulphレーベルが力を入れているミッシャ・エルマンの復刻シリーズ、今回は1939年から45年の間にRCAビクターに行った全録音をCD1枚に収めまし た。フォーレとドビュッシーのソナタ、エルマンの人気を決定づけた小品のいずれにおいても、黄金の音色(Golden Tone)と称賛された美音と、堂々として品 格を感じさせる造形感覚、ポルタメントを活かした艶美な表現などが味わえます。ドビュッシーのソナタやディニーク(ハイフェッツ編)のホラ・スタッカートなど、再 録音されていない曲、復刻自体が希少な音源もあり、要注目です。 ジャケットは1940年生まれのアメリカの画家アルバート・フィッシャーによるもの。ブックレットにはWayne Kileyによる解説(英語)に加え、エルマンの写真2 枚、エルマンが使っていた1727年製ストラディヴァリウス「レカミエ ex-Recamier」のカラー写真が4ページにわたって掲載されています。 尚、アメリカ音楽家連盟(American Federation of Musicians)が1942年8月から44年11月まで市販用の録音のストライキを行ったため、エルマン にも当該期間中のレコード録音はありません。

BRINRINRI
KYBR-2305(1CD)
税込定価
燦爛〜伝説の幕開け 〜80年代前半の演奏記録より【山下和仁アーカイブ】
(1)大序曲(ジュリアーニ) Grande Ouverture, Op.61(Giuliani)
(2)アダージョ(アルビノーニ / 山下和仁編) Adagio (Albinoni / arr.Yamashita)
(3)独創的幻想曲(ヴィニアス) Fantasia Original (Vinas)
(4)ソナチネ 第1楽章(モレノ=トロバ)Sonatina I. Allegretto (Moreno Torroba)
(5)ソナチネ 第2楽章(モレノ=トロバ)Sonatina II. Andante (Moreno Torroba)
(6)ソナチネ 第3楽章(モレノ=トロバ)Sonatina III. Allegro (Moreno Torroba)
(7)カプリスNo.24(パガニーニ / 山下和仁編) Caprice No.24(Paganini / arr.Yamashita)
(8)ハンガリー狂詩曲(リスト / 山下和仁編) Hungarian Rhapsody No.2(Liszt / arr.Yamashita)
(9)魔笛の主題による変奏曲(ソル) Introduction and Variations on a Theme by Mozart, Op.9 (Sor)
(10)シャコンヌ(バッハ / 山下和仁編) Ciaccona?Partita No.2, BWV1004(Bach / arr.Yamashita)
(11)粉屋の踊り(デ・ファリャ / 山下和仁編) Danza del Molinero (de Falla / arr.Yamashita)
(12)ゴヤの絵(グラナドス / 山下和仁編) La Maja de Goya (Granados / arr.Yamashita)
(13)タランテラ(カステルヌォーヴォ=テデスコ) Tarantella (Castelnuovo-Tedesco)
山下和仁(G)

録音:1980年ほか
※本CD にはライブ演奏に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。
還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第5弾。16歳でデビューした山下和仁。すぐさま 世界のギター界を揺さぶり始める。高校や大学に在学しながらの全国縦断リサイタルツアーに始 まり、やがて欧米アジアにも招かれるようになった80年代、ようやく成人を迎えたマエストロは、世 界各地で賛否両論も巻き起こしながら熱狂的に迎えられ、超満員の大ホールで連日公演してい た時代の記録録音の中からセレクト。いままでの山下和仁CD未収録楽曲のほか、ライブ演奏なら ではの迫力あふれる演奏と一緒に時代の雰囲気も伝わる記録集。 ※本CDには古いアナログテープの劣化に起因するノイズやライブ録音に伴う会場ノイズ等があり ますが御了承ください。

Polskie Radio
PRCD-2389(1CD)
ブラームス&ショパン:ピアノ作品集
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116、
 4つの小品 Op.119
ショパン:4つのマズルカ Op.30
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ヤクブ・クシュリク(P)

録音(ライヴ):2021年11月10日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
日本人コンテスタントの上位入賞などかつてない盛り上がりを見せた2021年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて、小林愛実と同率の4位入賞、さらにマズルカ賞を受賞したポーランド期待の若きピアニスト、ヤクブ・クシュリクのソロ・デビュー・アルバムがポーランド放送の自主レーベル「Polskie Radio」からリリース! このアルバムにはショパン・コンクールのわずか3週間後に行われたコンサートでの演奏が収録されており、コンクールでも披露したOp.30のマズルカやピアノ・ソナタ第3番に加え、新たにブラームスのレパートリーを聴けるのが嬉しいところです。

Avie
AV-2623(1CD)
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.1
鏡 M.43/水の戯れ M.30
高雅で感傷的なワルツ M.61
ソナチネ M.40
逝ける王女のためのパヴァーヌ M.19
ヴァンサン・ラルドゥレ(P)

録音:2023年4月25日-27日、アルター・センデザール(ブレーメン、ドイツ)
「スタインウェイ・アーティスト」という輝かしい称号で知られるヴァンサン・ラルドゥレ(ヴァンサン・ラルデル)は、独『ノイエ・ムジークツァイトゥング』紙(Neue Musikzeitung)において「当代最高のピアニストの一人」と称賛されています。彼はドイツのリューベック音楽大学でブルーノ=レオナルド・ゲルバーに師事し、マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクールやAMAカラブリア国際音楽コンクールの他、数々のコンクールで受賞しました。スカルラッティからブーレーズまで幅広いレパートリーを持ち、特にラヴェルの研究に熱心で、ペルルAvie
AV-2623(1CD)ミュテールが作曲者自身とともに注釈を加えたラヴェルの楽譜の研究でも知られています。持ち前の色彩豊かな表現力は国際的に評価されており、来日公演でも好評を博しました。
本アルバムでラルドゥレは、ラヴェルの直系の弟子であるヴラド・ペルルミュテールが、ラヴェルと緊密に協力していた時代に注釈を付けていた原典版楽譜に基づき、ラヴェルのピアノ独奏作品集全4巻という注目の録音プロジェクトに臨んでいます。これらの楽譜には、テンポ、ペダリング、フレージング、音色などの解釈に関する貴重な洞察が示されており、ペルルミュテールの弟子であるカルロス・セブロに師事したラルドゥレが、まさにラヴェルの精神と解釈スタイルを現代に体現するという偉業の第一歩を踏み出します。

Etcetra
KTC-1768(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) アン・クノップ(Vn)
ラ・プティット・バンドの第1ヴァイオリンを務め(他に、イル・フォンダメント、エウローパ・ガランテ、バッハ・コンツェントゥスなどの著名なアンサンブルでも活動)、ハノーファーのピリオド・オーケストラ「コンチェルト・フォスカリ」のコンサートマスター、SQ「QUATUOR “a4”」の第1ヴァイオリンなどとしても活躍するベルギーの名女流、アン・クノップ。これまでに、Et’ceteraからは、自身が2020年に設立した「ル・パヴィヨン・ド・ミュジク(Le Pavillon de Musique)」との共演で、バロックから初期古典派の知られざる音楽を取り上げてきたクノップが満を持して臨むのは、ヴァイオリニストにとって永遠のバイブルのひとつでもあるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)!
アン・クノップは、メヘレン音楽院でフラン・ヴォスにヴァイオリンを、フロラン・ファン・デ・フォンデルに室内楽を師事。レメンス音楽院では川口 ヱリサにヴァイオリンを、ブリュッセル王立音楽院では古楽演奏のパイオニア的存在であるシギスヴァルト・クイケンのもとでバロック・ヴァイオリンを学びました。現在は、ソリストやオーケストラ奏者としての活動の他、2019年9月に取得した博士号(ゲント大学)のテーマでもあるロマン派のレパートリーの演奏実践について幅広い研究を行っています。また、アントワープとメヘレンの音楽院で後進の指導に力を注いでいます。

Forgotten Records
fr-2169(1CDR)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ズザナ・ルージチコヴァー(Cemb)

録音:1955年
※音源:Supraphon DV 5742他

NIFC
NIFCCD-148(1CD)
メランコリック&ヒロイック・ポロネーズ集
ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):メランコリックなポロネーズ ホ短調 Op.10
作者不詳:W ??obie le?y(17世紀中頃)、ポロネーズ 「Wezm? ja kontusz」
カツペル・ナポレオン・ヴィソツキ(1810-1850):ポロネーズ イ短調 「祖国への別れ」
タデウシュ・コシチュシュコ(1746-1817):コシチュシュコの別れのポロネーズ
ユゼフ・コズウォフスキ(1757-1831):歌劇 「ウェスタの処女」 の主題によるポロネーズ
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ポロネーズ ニ長調
マリア・シマノフスカ(1789-1831):ヴィアゼムスキー王女に献呈されたさまざまなジャンルの6つの舞曲より ポロネーズヘ短調
ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800-1865):悲愴的大ポロネーズ Op.11
カロル・クルピンスキ(1785-1857):ポロネーズ ト長調
マチェイ・ラジヴィウ(1749-1800):ポロネーズ ハ長調第1番
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリンのためのポロネーズ ニ長調(P・トランスクリプション版)
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909): 「W starym dworku」 エレジー風ポロネーズ Op.22-3
エドムント・マコマスキ(c.1850-20世紀前半):ポロネーズ・マルチアーレ
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ポロネーズ 変ロ長調
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ポロネーズ Op.13
シプリアン・カツァリス(P)

録音:2022年6月27日-30日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスがNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)からリリースするスペシャル・プログラム第4弾は、知られざる19世紀の作曲家たちが残したポロネーズを発掘する好企画。
ポロネーズは、マズルカと並ぶポーランド起源の民族舞踊またはそのための曲の形式(舞曲)で、最も多くのポロネーズが作曲されたのは18世紀後半から19世紀にかけてとされています。本アルバムでカツァリスは、知られざる作曲家、忘れられた作曲家を再発見し、抒情的、感傷的で悲しみと憂鬱に満ちた作品から、英雄的な作品まで、19世紀のポーランドの作曲家たちによる音楽的技巧を紹介しています。ポロネーズというジャンルが時代を経て進化してきたことをカツァリスが洗練されたタッチで見事に示しています。

EVIDENCE
EVCD-115(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) アンリ・ドマルケット(Vc/1725年製のストラディヴァリウス”le Vaslin”、弓/1820年製のペルソワ)

録音:2022年10月,12月、アルル、シャペル・ド・メジャン
フランスの名チェリスト、アンリ・ドマルケットがバッハを録音しました。ドマルケットはフランスを中心に活躍する名手で、LFJなどで来日も多い人気奏者。ミシェ ル・ルグランから協奏曲を献呈されるなど多彩な活動を経てきた今、バッハに取り組みました。すべてを知り経験した者が見ることのできる景色が広がるような 演奏。軽やかに舞う音色から、深き苦しみのそこから絞り出されるような音色、表情、必然性と説得力に満ちた演奏です。こだわりの録音により、楽器そのも のがそこにあるような実体感のあるサウンドも魅力です。
ドマルケットは1970年パリ生まれ。13歳でパリ国立高等音楽院に入学、モーリス・ジャンドロンとフィリップ・ミュレルに師事。フルニエ、トルトゥリエ、シュ タルケルの指導も受けた。デュメイ、ルセフ、ミゲル・ダ・シルヴァとSQを結成。1725年製のストラディヴァリウス”le Vaslin”、弓は1820年製のペルソワの弓を使用。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-134(1CD)
(b)romance
サン=サーンス:ロマンス Op.36
ルーカス・フォス:カプリッチョ(G.ピアティゴルスキー版)
コープランド:ポエム
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲 Op.7より 第2楽章 ロマンツェ
ドビュッシー:美しき夕暮れ(N.カネラキス編)
シベリウス:メランコリーOp.20
ヒナステラ:パンペアーナ 第2番 Op.21
マイケル・ステファン・ブラウン(1987-):前奏曲と舞曲 *
フォーレ:ロマンス Op.69
ニコラス・カネラキス(1984-):GFのロマンス *
マイケル・ステファン・ブラウン:35Chords for Nick *
ラフマニノフ:リート
ガーシュウィン:3つの前奏曲(N.カネラキス編 *)
ドン・エリス(1934-1978):Bulgarian Bulge(N.カネラキス編 *)
ニコラス・カネラキス(Vc)
マイケル・ステファン・ブラウン(P)

録音:2023年1月3-6日/ニューヨーク、マウントバーノン、オクタヴェン・オーディオ
*=世界初録音
15年以上デュオを組んでいる二人による、ロマンスを中心としたアルバム。めったに聴くことのできない珠玉の名曲や彼ら自身の作編曲による作品も収録。美 しいメロディのもの、技巧的なもの、気軽に楽しめるものまで幅広いプログラム。 (Ki)
FIRST HAND RECORDS
FHR-156(1CD)
Night Fancy
ダニエル・バチェラー(1572-1619):Monsieurs Almaine
ジョン・マクロード(1934-2022):ブリテンの『グロリアーナ』の主題による幻想曲(2012)
フィリップ・ロセター(1568-1623):プレリュード - アルマン - パヴァン - ガイヤルド
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):Paseo, Op.61(1970)
フィリップ・ロセター:ファンタジア
ブリテン:ダウランドによるノクターナル Op.70(1963)
マイケル・バテン(G)
バークシャー生まれのギタリスト、マイケル・バテンによるFirst Hand Recordsレーベル2枚目のアルバム。前作のダウランド作品集(FHR-84)に続きイギ リス音楽を収録。ブリテンを軸に古楽と20世紀を結びつけます。アルバムタイトルの「Night Fancy」は、ブリテンの『ノクターナル』のオリジナルタイトル。 (Ki)

ICA CLASSICS
ICAC-5178(1CD)
NX-B06
アニー・フィッシャー/シューマン&シューベルト
シューマン:ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調 Op. 11
シューベルト:4つの即興曲 D 935 Op. 142*
アニー・フィッシャー(P)

録音:1975年3月12日、同年3月20日* BBCスタジオ(ステレオ)
2024年に生誕110年となる、ハンガリー出身の名手アニー・フィッシャー(1914-1995)のBBCスタジオでの録音がCD初登場。シューマンと シューベルトは彼女が得意とした作曲家ですが、ここに収められた2作品の全曲録音は、他には後年のハンガリーでのライヴくらいという貴重 なもの。中でもシューマンのソナタ第1番は、同時代のピアニストには珍しいレパートリーと言えます。明瞭なステレオ録音であり、ヒストリカル・ レコーディングのマスタリングで世界中から篤い信頼を得ているポール・ベイリーの手により、音の立ち上がりから余韻まで大変クリアに仕上げら れており、今まさに目の前で弾かれているような質感を体験できます。フィッシャーの明快且つ繊細なタッチと真っ直ぐな表現、硬派と言われ るその迷いのない音楽を体験できる素晴らしいアルバムです。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-207(1CD)
モルデカイ・シェホリ/ザ・セレブレイテッド・ニューヨーク・コンサーツ 第14集
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
(2)モーツァルト:ロンド ニ長調 k.485
(3)リスト:モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の回想
(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57 「熱情」
(5)リスト:ファウスト交響曲〜グレートヒェン
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:(1)- (3)2001年6月2日ニューヨークシティ、 (4)(5)2002年5月2日ニューヨークシティ
ニューヨークを拠点に長年に渡って活躍している米国のピアニスト、モルデカイ・シェホリは、 自身のレーベルCembal d'amour から既に100 枚以上のCD を発売しています。今回はニューヨ ークでの演奏会のライヴ録音集の第14集。2001 年と2002年、リンカーン・センターのアリス・タ リー・ホールでの2回のリサイタルからのもの。シェホリはいつもながら丁寧に作品と向き合って いるが、ライヴとなるとCD 用の録音と違った高揚が随所で見られます。モーツァルトとベートーヴェ ンも素晴らしいが、リストの15分超えの2 曲、特に「ドン・ジョヴァンニ」の回想がシェホリの技術 力と音楽性の両立した魅力を余すことなく示して見事。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-208(1CD)
モルデカイ・シェホリ/アンコール集 第1集
作者不詳(シェホリ編):ロマンス ホ長調 (映画「禁じられた遊び」のロマンス)
ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
フォーレ(シェホリ編):夢の後に
グノー:アヴェ・マリア
ロザンタル:ショパンの「子犬のワルツ」に基づく練習曲
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
シュレーツァー:練習曲 変イ長調 Op.1-2
レヴィツキ:アラベスク・ヴァルソント イ短調 Op.6
ゴドフスキ:古きウィーン 変ト長調
タウジヒ:シューマンの「密輸人」
ゴドウスキ:サン=サーンスの「白鳥」
シンディング:春のささやき 変ニ長調 Op.32-3
グラナドス:マハと夜鶯
ルビンシテイン:調べ ヘ長調 Op.3-1
ブラームス:ハンガリー舞曲第2番ニ短調
モシュコフスキ:火花 変ロ長調 Op.36-6
ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」―舞曲第1 番イ短調
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2023年4,5月 米国 ネバダ州 ラスベガス
モルデカイ・シェホリはアンコール向きの小品を得意としてこれまでも多数の録音をしてきた が、ついにアンコール作品集にも着手。有名曲からよほどのピアノ・マニアでないと知らない秘 曲まで、シェホリの腕が冴えています。特に知られざる名曲、ドイツ系ポーランド人のパウル・デ・シ ュレーツァー(1841/1842-1898)の練習曲 変イ長調 Op.1-2は、聞けば誰でも美しい!と思うよ うな耳に心地よい素敵な曲。かつて偉大なピアニスト、ホルヘ・ボレットがアンコールに好んで弾 いたことでかろうじて知られているが、久々の新録音でしょう。ピアノ小品マニアならぜひ聞くべき1 枚だ。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-209(1CD)
モルデカイ・シェホリ〜ベートーヴェンを弾く 第6集
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28「田園」
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2023年6月 米国 ネバダ州 ラスベガス
モルデカイ・シェホリのベートーヴェンのピアノ作品集の第6 集。今回は1802年に出版された3曲を収録。シェホリは広大なレパートリーを誇り、しかも作品の特性を生かした誠実な演奏で高 く評価されています。ベートーヴェンでも彼の作品に丁寧に向き合う姿勢が生きています。たとえば月 光ソナタの第3楽章 プレスト・アジタート、しばしば猛烈な勢いで弾き飛ばされてしまうところを、 シェホリは9分以上かけてじっくり演奏しています。田園ソナタの平安が広がる世界も素晴らしい。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-210(1CD)
モルデカイ・シェホリ ザ・セレブレイテッド・ニューヨーク・コンサーツ 第15集
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第番ハ短調 Op.13「悲愴」
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
モルデカイ・シェホリ(P)


録音:2002年5月2日 リンカーン・センター・アリス・タリー・ホール,ニューヨークシティ
モルデカイ・シェホリのニューヨークでの演奏会のライヴ録音集の第 15集。すべて2002年5月2日、ニューヨークのリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでのリサイタルでのライヴ録 音。バッハ、ベートーヴェン、ショパン、プロコフィエフと並んでいます。シェホリはショパンの独奏版 のアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズとプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7 番をどち らもこの3か月後にCD 用に録音しており(ショパン集第2 集 CEMBCD-160,ロシア音楽を弾く CEMBCD- 143)、それらがより完成度の高い演奏なら、こちらは馴染みのニューヨークの観客を 前に興が乗った演奏です。ベートーヴェンの悲愴ソナタはかなり気合の入った熱演。

ALPHA
ALPHA-1024(1CD)
パサージュ・スクレ 〜フランスの4手ピアノ作品集
ビゼー:子供の遊び Op.22(1871)
ドビュッシー:小組曲 L65(1886-89)
フォーレ:ドリーOp.56(1894-97)
ラヴェル:マ・メール・ロワ M. 60(1908-10)
オーベール(1877-1968):イマージュの一葉 (1930)
リュドミラ・ベルリンスカヤ 、 アルトゥール・アンセル (4手ピアノ)

録音:2022年4月 サル・コロンヌ、パリ
ロシア出身のリュドミラ・ベルリンスカヤと、フランス出身のアルトゥール・アンセルの夫婦によるピアノ・デュオ。MELODIYAを中心に数々のアル バムをリリースしてきた彼らが初めてALPHAからリリースするのは、フランスの作曲家たちによる4手ピアノの作品集です。しかも、どの作品も有 名ながらこれまで彼らが録音してこなかった曲ばかりという嬉しい内容。フレーズ感、テンポ感、バランス、全てにおいて息の合ったアンサンブル はこのデュオならではのもので、ベル・エポックの薫り高いこれらの作品を色彩豊かに、楽しく美しく聴かせています。アルバム・タイトル 「Passage Secret」には音楽的なパッセージを引っかけていると思われますが、フランス語で「密航」というやや意味深なもの。

sonorite
SNRT-2401(1CD)
税込定価
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 「月光」Op.27-2
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
三原貴之(P)

録音:2022年4月3日?5日 山口県宇部市 渡辺翁記念会館
新鋭 三原貴之の1stレコーディングは、ベートーヴェンの傑作 ピアノ・ソナタ3曲。若きピアニストが等身大の共感をもって描 き出すベートーヴェンで、作品へのひたむきな眼差しが音楽の 熱量となってダイナミックに迫ります。2019年に急逝した恩師 杉谷昭子との思い出に捧げられており、全体を貫く敬虔さが 音楽に深みを与えています。
■三原貴之 (みはら たかゆき)
開成中学校・高等学校卒業 慶應義塾大学薬学部薬学科卒業 慶應義塾大学大学院薬学研究科博士課程在学。 2歳より母からピアノの手ほどきを受け、数々のコンクールで受賞する。その後、生涯の師となる杉谷昭子氏に師事。師の演奏するピア ノから奏でられる優しさに包まれながらも迫力のある音楽に魅了され、その指導のもと、美しい音を追求してゆきます。プリマ・ヴィスタ弦楽四 重奏団やポーランド・シレジアPOとも共演し、ピアノから多彩な音色を引き出すことに熱中するようになります。 2009年アジア国際音楽コンクール中学生部門第3位、2010年同コンクール中学生部門第1位を受賞し、西安音楽学院、ウィー ン国立音楽大学リストザールにて同コンクール受賞者演奏会に出演するなど、国内外で演奏の機会を得る。また、2010年第1回 ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan特級部門に入賞し、師の音楽観を継承すべく研鑽を積む。近年では、幼少より通っていたキ リスト教会や大学から依頼を受けソロコンサートを行ったり、同じ杉谷昭子門下のピアニストたちと共に演奏会を行ったり、開成ピアノ 愛好会による演奏会に出演したりと、多様な演奏活動を繰り広げています。 これまでに武蔵野音楽大学付属音楽教室にて小柳信道氏、桐朋学園大学音楽学部付属子供のための音楽教室にて山本恭仁 子氏を経て、故杉谷昭子氏に師事。


TRE-320(2CDR)
ヴァーシャリのショパンVol.2
夜想曲集(全20曲)
タマーシュ・ヴァーシャリ(P)

録音:1965年4月20-24日(Op.9、Op.15、Op.27、Op.32)、5月11-12日(ステレオ)
※音源:独DG 104-369、136-487
◎収録時間:50:08+51:15
“自然体の歌と呼吸の持久性を兼ね備えた理想のノクターン!”
■音源について
★2枚ともドイツのチューリップ・ラベル盤を採用。第1〜10番のLPは、8枚組のボックスの中の1枚。

★ハンガリー出身のピアニストは、タッチの隈取の克明さやリズム感の冴えが特徴的な場合が多いですが、ヴァーシャリのピアニズムはそれとは一線を画し、あくまでも「軽み」が持ち味。ショパンで言えば、スケルツォやエチュードなどではその軽さゆえ作品に肉薄しきれていない点は否めませんが、「ワルツ」「即興曲」「夜想曲」等は、ヴァーシャリの特質が全てがプラスに作用し、もっと正当に認知されて然るべきだと強く思います。
「夜想曲」はややもすると、もったいぶったり、神妙に構えたり、すすり泣いたりと、感傷的な側面ばかりに焦点を当てがちですが、素直で清らかな歌が蔑ろにされ過ぎていないでしょうか?
 「第3番」は、冒頭テーマの語りかけのテンポ・ルバートのセンスが抜群。肩の力が抜けきったなかで目の前の一人だけに囁くようなフレージングに魅了されます。コーダがこれまた奇跡的な美しさ!「第6番」「第9番」は、表情の硬軟の使い分けが明確で、ヴァーシャリにしては意外なほどのくっきりとしたコントラストの妙味で聴かせます。「第11番」は、レガートと呼吸の素晴らしい一体感!なよなよせずに音楽の芯を堅持し、高潔美が横溢。「第16番」は、3:13あたりから曲の最後にかけての弱音の漂わせ方とその香りにご注目を!「第20番」は、1:46から一気呵成に高揚する様から一瞬で静寂に戻す技の冴えに唖然!
 白眉中の白眉は「第17番」でしょう。冒頭2小節の序奏の色彩と休符の余韻にまず惹き込まれます。穏やかなテーマが途中で高音に跳ね上がる(0:19など)の心の通わせ方、1:36からの硬質タッチの見事な粒立ちも印象的ですが、3:46からのトリルに彩られたテーマの緻密で濃密なフレージングにはただただ絶句!ここであえてトリルを散りばめたショパンの意志が痛いほど伝わる演奏を他に知りません。そして、着地点をはぐらかすようなコーダのニュアンスの多彩さ!「ヴァーシャリのショパンは水っぽくて物足りない」などとぼやく御仁は、これをなんとも感じないのでしょうか?【2024年1月・湧々堂】

Naive
V-8122[NA](1CD)
LOVE MUSIC
1. ワックスマン:トリスタンとイゾルデ:愛の音楽(1946)
コルンゴルト
2. リュートを伴うマリエッタの歌(私に残された幸せは)〜「死の都」より(コルンゴルトによるヴァイオリンとピアノ版)
3. 「から騒ぎ」作品11〜ヴァイオリンとピアノのための4つの小品(コルンゴルトによるヴァイオリンとピアノ版)
4. クライスラー:ウィーン古典舞曲集〔1. 愛の喜び2. 愛の悲しみ3. 美しきロスマリン〕
5. R.シュトラウス(1864-1919):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
6. ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 WWV91より第5曲「夢」
ソン・ヨルム(P)
スヴェトリン・ルセフ(Vn/1720年製アマティ-ストラディヴァリウス)

録音:2022年4月、ハノーファー、ライプニッツ・ホール
韓国のピアニスト、ソン・ヨルム、ナイーブ・レーベル第2弾の登場。第1弾のモーツァルトのピアノ・ソナタ全集(V 8049)でも世界的に高く評価されました。 今回はLOVE MUSICと題し、スヴェトリン・ルセフを共演者に迎え、ワーグナーに始まりワーグナーに終わる、後期ロマン派作品を集めたこだわりの1枚です。恋 の喜びに満ちた、あるいは恋に落ちる瞬間の心が震え変容する瞬間を讃えるような作品がならび、ソン・ヨルムの情熱的な音楽と熱いエネルギー迸るテクニック、そ してルセフの高貴なヴァイオリンの音色が、作品を最高の形で再現しています。
ドイツ系ポーランド人のフランツ・ワックスマン(『レベッカ』、『サンセット大通り』、『陽のあたる場所』の音楽も手掛けた)は1946年、ハイフェッツの依頼で、ワー グナーの『トリスタンとイゾルデ』のパラフレーズを作曲しました。ディスクはこの作品から始まります。そして、1910年代にウィーンで神童として活躍したコルンゴ ルトの「マリエッタのアリア」や「からさわぎ」は、まさに映画的で美味しく酔わせるラブシーン。続いてクライスラーの名曲をはさみ、プログラムの核となるR.シュト ラウスのヴァイオリン・ソナタ。これを書いたシュトラウスは当時23歳で、シューマン、ブラームス、グリークの影響を大きく受けていましたが、すでにみられるR.シュ トラウスらしさ、そして結婚することとなるパウリーネともすでに恋人関係にあったことなどまでをも感じさせる、若き才能の充実を前面に打ち出した演奏が展開さ れています。ディスクの最後には、偉大なヴィルトゥオーゾ、レオポルド・アウアー編による、ヴェーゼンドンク歌曲集の「夢」のトランスクリプションが収録され、文字 通り夢のような幸福な瞬間に満ちた1枚が締めくくられます。 (Ki)

Altus
ALTB-539(4CD)
限定生産
リヒター/バッハ・鍵盤音楽傑作選〜来日ライヴ&ノートルダム大聖堂ライヴ

【ALT096】
ゴルトベルク変奏曲 BWV988

【ALT097】
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540
パッサカリア ハ短調BWV582 
[以下アンコール]
諸々の技法による6つのコラール(シュープラー・コラール)〜第6 曲「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」 BWV650
パストラーレ ヘ長調BWV590〜第3楽章アダージョ
前奏曲とフーガ ニ長調BWV532〜フーガ
 録音:1969年5月11日/東京、武蔵野音楽
【ALT422/3】
[Disc1]
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
[Disc2]
幻想曲 ト長調 BWV572
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲とフーガ ロ短調 より前奏曲 BWV544/1
カール・リヒター(ALT096…チェンバロ、ALT097・ALT422/3…オルガン)

【ALT096】
録音:1969年4月27日/東京、日生劇場(ライヴ)

【ALT097】
 録音:1969年5月11日/東京、武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホール(ライヴ)
 使用オルガン:独クライス社製 

【ALT422/3】
 録音:1979年5月28日/ノートルダム大聖堂(ライヴ)
ALTUSから発売されているリヒターのソロ・ライヴ3タイトル(全4枚)を、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。バッハの権化として強烈なイメージを聴衆に与えたリヒター、ライブでは白熱の表情を見せ会場を沸かせます。
【ALT096】【ALT097】
カール・リヒター69年初来日ライヴ。チェンバロでのゴルトベルクから緊張感にあふれ重厚壮大。現代のチェンバリストの数多くの演奏と比べると改めてそのユニークな力強さに感動させられます。正に偉大なドイツの偉大な演奏。オルガン曲集も有名曲が一堂に集まっており、ライヴならではの燃え上がる迫力がリヒター芸術のすごさを表しています。リヒター絶頂期の覇気に満ちた大演奏。
【ALT422/3】
INA(フランス国立視聴覚研究所)に保管されていた超お宝音源。巨匠リヒター晩年のノートルダム・ライヴです。曲はもちろんバッハの名作目白押し、楔のフーガありパッサカリアあり大フーガありの重厚プログラム。圧倒的な緊迫感と強靭な構築力を持ちながら、ロマンティックな盛り上がりすら感じられる豊穣な演奏。どこまでも続く確信に満ちた終結和音には心が震えます。聴衆の反応も熱狂的で、割れんばかりの拍手が鳴り響くアンコールは強烈です。 (Ki)

H.M.F
HMM-905376(2CD)
ライオネル・ターティスに捧ぐ〜ティモシー・リダウト
[CD1]
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):ヴィオラ・ソナタ第1番op.18
ライオネル・ターティス(1876-1975):Sunset(日没)
フランク・ブリッジ:Pensiero(沈思せる人)(2つの小品 H.53より第1番)
 アレグロ・アッパッショナート H.82
ブラームス:愛の歌 op.71-5*
シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 (3つのロマンスop.28より第2番)*
フォーレ:エレジーハ短調 op.24*
ウィリアム・ウォルステンホルム:アレグレット 変ホ長調(2つの小品 op.17より第2番)
クライスラー:愛の悲しみ イ短調**
 序奏とアレグロ(プニャーニの様式による)***

*=ライオネル・ターティス編曲
**=ティモシー・リダウト編曲
***=アラン・アルノルド編曲、ティモシー・リダウト改編
[CD2]
ウィリアム・ヘンリー・リード(1876-1942):ラプソディ
エリック・コーツ:ファースト・ミーティング(思い出)*
ヴォーン=ウィリアムズ:イギリス民謡にもとづく6つの練習曲
セシル・フォーサイス(1870-1941):ケルト風の歌(Chanson celtique)
ジョン・アイアランド(1879-1847):The Holy Boy**
メンデルスゾーン:無言歌 ホ長調(無言歌集第1巻 op.19bより第1番)**
ライオネル・ターティス:Hier au Soir(昨日の夕べ)
ウィリアム・ウォルステンホルム:The Question(問い)op.13-1**
ヨーク・ボーウェン:ベートーヴェンの「月光」ソナタへのオブリガート(原曲:ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2第1楽章)***
レベッカ・クラーク:ヴィオラ・ソナタ
*=ジョン・ウィルソン再構築版
**=ライオネル・ターティス編曲
***=ティモシー・リダウト編補完
ティモシー・リダウト(Va)
[CD1]フランク・デュプレ(P)
[CD2]ジェイムス・ベイリウ(P)

録音:2023年4月[CD1]、1月[CD2]、ロンドン
ライオネル・ターティス(1876-1975)は、現代ヴィオラ演奏の父とも賞される、ヴィオラ界の最重要人物。ヴィオラのための作品を数えきれないほど委嘱、 さらに名曲をヴィオラのために編曲。さらに、楽器の製造についても助言するなど、ヴィオラのレパートリーと魅力、さらに楽器自体の発展に大きく寄与しました。 このたび、若手ヴィオラ奏者として注目を集めるリダウトが、ターティス本人の作品や、ターティスの友人や師匠、生徒たちによるターティスゆかりの作品を集めて 演奏、2枚組のCDとしてリリースします。
ターティスはヴィオラの世界で大きく名を残していますが、そのキャリはピアノからのスタートでした。16歳でヴァイオリンを手に取り、19歳で弦楽四重奏に誘 われてそこでヴィオラを発見、たちまち魅了されました。最初は独学でヴィオラを学び、1902年にクライスラーの演奏を聴いて、その美しいヴィブラートに衝撃を 受けます。その奏法をヴィオラにも取り入れるよう試みました。
ボーウェンは、ホルン、ヴィオラ、そしてピアノを演奏した音楽家で、ターティストもしばしば共演していました。また作曲にも長け、後期ロマン的なスタイルで、ヴィ オラのために2つのソナタ、1つの協奏曲、4つのヴィオラのためのファンタジーなどを残しています。CD2に収録のベートーヴェンの「月光」ソナタ第1楽章の編 曲も興味深い仕上がりです。ターティスより少しだけ後に生まれたブリッジも、作曲家として名を残していますがヴィオラ奏者としても活躍していました。ブリッジ は、ブリテンの師匠でもあり、ブリテンにヴィオラの魅力を教えた人物でもあります。残念なことにヴィオラの作品はここに収録された「沈思せる人」と、「アレグロ・ アッパッショナート」のみ。(「沈思せる人」の対となる未完に終わった「アレグレット」はのちにパウル・ハインドマーシュによって補完されましたが、今回は収録さ れておりません)。ターティスが愛奏したブラームス、シューマン、ジョン・アイアランドらの作品、そしてフォーレのエレジーも収録。フォーレのエレジーは、ターティ ス版を使用。ターティスがアナログ盤で残した録音は、収録時間の関係でカットがありますが、リダウトはノーカットで演奏しています。盲目のオルガン奏者ウォルス テンホルムの作品は原曲はオルガン曲ですが、ターティスがたいそう気に入って編曲しました。ターティスはクライスラーの作品を10作ヴィオラ用に編曲しており、 その中から2作品を収録。エリック・コーツ、フォーサイス、そしてレベッカ・クラークはターティスの弟子。レベッカ・クラークにヴィオラを演奏するよう勧めたのは ターティスだったそうです。ヴォーン=ウィリアムズの作品は、ヴィオラの音域に合う6作を演奏しています。
ティモシー・リダウトは1995年生まれ、王立音楽院で学んだのち、2014年セシル・アロノヴィッツ国際コンクール優勝、2016年ライオネル・ターティス国際 ヴィオラコンクール優勝。ヴィオラ界の若手の中では最注目の演奏者で、オーケストラとも共演多数、2021年6月には王子ホールでトランジット・シリーズに登場、 「詩人の恋」をヴィオラとピアノで演奏し、聴衆に強い印象をのこしたことも記憶に新しい、注目奏者です。 (Ki)

BIS
BISSA-2680(1SACD)
シューベルト+ブラームス
(1)シューベルト:4つの即興曲 D.935Op.142(1827)
(2)ブラームス:4つの小品 Op.119(1893)
(3)シューベルト:3つのピアノ曲 D.946(1828)
ジャン・チャクムル(P/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand))

録音:(1)2022年3月21?26日、(2)(3)2022年9月12?17日/テスマー・トーンスタジオ(ハノーファー)
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のジャン・チャクムルがBISレーベルから「シューベルト+」という一大プロジェ クトを開始しております。当シリーズはシューベルトの主要なピアノ独奏曲と彼の音楽に影響を受けた作曲家の作品を並べることで、その作品に焦点を当てるだ けでなく、それぞれの作品に新たな魅力を感じてもらいたいというチャクムルの思いから企画が生まれました。
第2弾はシューベルトの4つの即興曲 D.935Op.142、3つのピアノ曲 D.946、そして、ブラームスの4つの小品 Op.119を組み合わせました。シュー ベルトの3つのピアノ曲はシューベルトが亡くなる半年前に書き上げた最晩年の作品。シューベルト死後長らく忘れされていた遺作ですが、ブラームスが評価し シューベルト歿後40年に出版されました。シューベルトとブラームスの作品には軽快さの中にも非常に深みがあり、その共通点もこのアルバムの選曲によってよ り鮮明に感じられます。2028年のシューベルト歿後200年に向け、積極的にリリースされるチャクムルの「シューベルト+」にご期待ください! (Ki)

MDG
MDG-94723066(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタVol.2/ ジン・ジユ(P)
ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 Op.101 21‘31
ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」 変ロ長調 Op.106 48‘19
ジン・ジユ(P)
使用楽器:Steinway D -Manfred Burki“1901
チャイコフスキー国際、エリザベート王妃国際など、世界の名だたるコンクールで入賞を果たし、2010年からMDGレーベルの専属ピアニストとして録音してい るジン・ジユの新シリーズはベートーヴェンのピアノ・ソナタ録音。第1弾ではいきなり後期三大ソナタに挑戦(MDG-94722746)。そして続く第2弾も第28 番、第29番「ハンマークラヴィーア」と遡って録音しています。全ベートーヴェン作品においても最高傑作の一つとまでいわれる第29番「ハンマークラヴィーア」。 長大、そして雄大で起伏に富んだ作品。ジン・ジユは、ベートーヴェンのほとばしる激情を見事なまでに引き出した熱演を聴かせてくれています。 MDGレーベルが所有するピアノである1901年製スタインウェイD型を使用しての録音。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-107(1CD)
ギター・デュオによるスカルラッティ
(1)ソナタ イ長調K.24/(2)ソナタ ハ短調K.99/(3)ソナタ ト長調K.455/(4)ソナタ ロ短調K.87/(5)ソナタ ホ長調K.162/(6)ソナタ ニ短調K.32/(7)ソナタ ホ長調K.531/(8)ソナタ ヘ短調K.519/(9)ソナタ変ロ長調K.202/(10)ソナタ ヘ短調K.466/(11)ソナタ ト短調K.8/(12)ソナタ ヘ短調K.386
マッテオ・メーラ & ロレンツォ・ミケーリ(ギター ・デュオ )

録音:2022年10月/コロンバス州立大学レガシー・ホール(アメリカ)
スカルラッティの555曲あるソナタはチェンバロの重要レパートリーで、ピアノでも愛奏されます。バロック期のもっとも独創的な鍵盤音楽で、リズミカルで南欧 的な色彩にあふれています。それを「コロンブスの卵」的発想でギター曲に変身。
マッテオ・メーラとロレンツォ・ミケーリというイタリアのベテラン・ギター奏者が2002年に結成したデュオが12篇を2本のギター用に編曲して披露。スカルラッ ティ自身がスペインとイタリアでギターに精通していたといわれ、ソナタのインスピレーションの源泉にもなっていると考えられます。ギターに戻すことでさらに雄弁 さと魅力が増します。

Acte Prealable
AP-055253(2CD)
ガルバル:ピアノ作品集 Vol.2
万華鏡のような景色
アレクサンドラ・ガルバル(P)

録音:2022年5月、11月
ポーランドの作曲家、ピアニスト、チェンバリストであり教育者でもある多才な女性アレクサンドラ・ガルバルによる自作自演集の第2弾。彼女はカトヴィツェのシマノフスキ音楽アカデミーで作曲、(指)音楽理論を学び、その後ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミーで音楽理論をさらに学びました。現在は教育者として後進の指導にもあたっており、様々な面でその才能を発揮しています。

Danacord
DACOCD-905(1CD)
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.3
高雅で感傷的なワルツ
クープランの墓/シャブリエ風に
ボロディン風に/ラ・ヴァルス
前奏曲/フーガ 変ロ長調
オレグ・マルシェフ(P)
旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバム録音し続けてきたピアノの巨人。リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあります。
2014年に同時リリースされたメンデルスゾーン(DACOCD734-736)とショパン(DACOCD701-702)以来、8年ぶりとなるレコーディングとしてラヴェルのピアノ独奏作品集(DACOCD903)が2022年の春にリリースされ、続けてラヴェル第2巻(DACOCD904)も2023年冬にリリースされました。最終巻となる第3巻では、クープラン様式の舞踏組曲で古代王政時代のパリの時代に誘い、「高雅で感傷的なワルツ」ではシューベルトとヨハン・シュトラウスの対照的なワルツにオマージュを捧げています。
第1巻&第2巻続き、ラヴェルがローマ賞のために書いた「フーガ」の珍しい録音も収録し、マルシェフによる唯一無二のラヴェル録音集を完成させています。

GENUIN
GEN-24828(1CD)
夜が落ちるまで
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より第3曲「月の光」、
 「版画」より第2曲「グラナダの夕べ」
ショパン:子守歌 Op.57
バルトーク:「10のやさしいピアノ小品 Sz.39」より第5曲「セーケイ人たちとの夕べ」、
 「2つのルーマニア舞曲 Op.8a」より第1番
シェーンベルク:「4つの歌曲 op.2」より「期待」、「あなたの金の櫛を私におくれ」
シベリウス:「6つの歌 Op.50」より「静かな街」
スクリャービン:練習曲 Op.42-3
ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 Op.23-5、練習曲 嬰ハ短調 Op.3-2
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
ヴァイル:ユーカリ
エヴァ・バルタ(P)

録音:2023年4月3日-4日
ハンガリー系のピアニスト、エヴァ・バルタの夜をテーマにした詩的で親密なプログラムによるGenuinレーベルへのデビューアルバム。学生時代から歌曲にも興味を持った彼女は、ピアノのソリストとしてだけでなく歌曲にも非常に精通しており、このアルバムではシェーンベルクやシベリウスの歌曲を自ら編曲し収録しています。多才なピアニスト、エヴァ・バルタの魅力の詰まった一枚となっています。

Chopin University Press
UMFCCD-196(1CD)
マリアン・ボルコフスキ:ピアノ独奏曲全集
マリアン・ボルコフスキ(b.1934):トッカータ
7つの前奏曲/4つのマズルカ
フラグメンティ/ロマンティック間奏曲
ソナタ*/2つのマズルカ
3つの小品/変奏曲
マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ(P)

録音:2021年12月11日-12日&2022年9月24日-25日&10月23日&2023年7月1日(ワルシャワ、ポーランド)
*世界初録音
ピアニストで作曲家のマリアン・ボルコフスキは、1968年からショパン音楽アカデミーの教授を務めています。このアルバムは、ボルコフスキ教授の生誕90年、創作活動70年、教育活動55年という三大記念行事の一環として制作されました。
ポーランド南部のチェンストホヴァ生まれのピアニスト、マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキは、20世紀と21世紀のポーランドの作曲家によるピアノ音楽を専門としており、世界初演も数多くこなしています。
Chopin University Press
UMFCCD-190(1CD)
ヤン・エキエル:ピアノ作品全集
ヤン・エキエル(1913-2014):2つの前奏曲 Op.1/2つのマズルカ Op.2/子守歌 Op.3-1/ユーモレスク Op.3-2/トッカータ Op.4/マズルカ Op.5/ハイランド舞曲/色彩のメロディー/20のキャロル
アグニエシュカ・プシェミク=ブリワ(P)

録音:2021年9月、ショパン音楽大学コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
ヤン・エキエルはピアニスト、教育者、研究者として、ポーランドの芸術と文化に大きく貢献した人物です。1913年にポーランド南部のクラクフで生まれたエキエルは、1937年の第3回ショパン国際ピアノ・コンクールで入賞を果たし、傑出したコンサート・ピアニストとしてキャリアを築きました。その後ワルシャワ国立高等音楽学校、ショパン音楽アカデミーで教授を務め、優れた教育者としてもその手腕を発揮しました。また、ショパンの研究者として編集したショパン全集「ナショナル・エディション(エキエル版)」は、ショパン国際ピアノ・コンクールで公式に採用されています。
エキエルの作曲活動は主に1932年から1951年頃にかけての青年期に行われており、このアルバムには1932年から1949年にかけて作曲されたピアノ作品が収録されています。その作風はショパンやシマノフスキに影響を受けたロマン派的、抒情的な面を持ちながらも、独創的な作品を生み出しています。
ピアニストのアグニエシュカ・プシェミク=ブリワはショパン音楽アカデミーを優秀な成績で卒業し、ソリストおよび室内楽奏者としてポーランドの多くの都市でコンサートを開催しています。また、ヨーロッパ、アメリカ、中国、日本など世界各国でも演奏活動を行い、国内外の音楽祭にも多数ゲスト出演しています。2018年からはショパン音楽大学の教授に就任し、後進の指導にも当たっています。

BMC
BMCCD-305(1CD)
バッハ:鍵盤作品集
18の前奏曲 BWV924-930,933-942,999
インヴェンションとシンフォニア BWV772-801
ボルバーラ・ドボジ(ハープシコード)

録音:2022年9月、BMCスタジオ(ブダペスト)
チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストでもある名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールで入賞。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶も受けたハンガリーの名女流チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジ。
2019〜2020年にかけてリリースしたバッハの「平均律クラヴィーア曲集」(BMCCD275/BMCCD293)では味わい深い演奏で現在の東欧における古楽演奏の飛躍、充実ぶりを示し、特に第2巻はストリーミング・プラットフォームにおいてBMC Records史上最も成功したリリースの一つとなるなど国際的に大きな反響を呼びました。その「第2巻」からおよそ3年、待望のバッハ新録音として、2023年が作曲から300周年にあたる「インヴェンションとシンフォニア」をリリース。作品が持つ透明でありながら濃密な世界を、見事なテクニックと生き生きしたキャラクターを両立させながら正確かつ詩的に表現。極端さやマンネリズムに囚われることなく、類稀なセンスで彼女独自の方向性を構築してゆきます。

DUX
DUX-1708(1CD)
ショパン:晩年のピアノ作品集
舟歌 嬰へ長調 Op.60
幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
ノクターン ロ長調 Op.62-1
ノクターン ホ長調 Op.62-2
マズルカ ロ長調 Op.63-1
マズルカ へ短調 Op.63-2
マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
マズルカ イ短調 Op67-4
ワルツ 変ニ長調 Op.64-1
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
ワルツ 変イ長調 Op.64-3
マズルカ ト短調 Op.67-2
マズルカ へ短調 Op.68-4
ユリウス=ジョンウォン・キム(P)

録音:2023年6月5日-7日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター(ルスワヴィツェ、ポーランド)
韓国のピアニスト、ユリウス=ジョンウォン・キムはパリやウィーンでピアノを学び、1997年にはベーゼンドルファー国際コンクールで一位を獲得しました。デビュー・アルバムでスケルツォをはじめとするショパンの楽曲を発表してからは、ラフマニノフやシューベルトなど、他のロマン派の作曲家に焦点を当てることが多かったキムが、20年の時を経て再びショパンの音楽に取り組み、1846年、1847年、1849年に作曲された最晩年の作品を収録しています。
DUX
DUX-2017(2CD)
ラフマニノフ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
練習曲集「音の絵」 Op.39
アイハム・ハムール(P)

録音:2021年&2023年
2023年はラフマニノフの生誕150年を記念する特別な年として、世界中が盛り上がりました。このアルバムはそのラフマニノフ・イヤーを記念して制作され、ピアノ・ソナタと練習曲集「音の絵」が2枚のCDに収められています。
ピアニストのアイハム・ハムールは1985年にダマスカスで生まれ、ポーランド、クラクフの音楽アカデミーを優秀な成績で修了しました。数々の国際コンクールで受賞者として名を連ねると、ザルツブルクのモーツァルテウムやニューヨークのカーネギー・ホールなど世界各国で演奏活動を行い、国際的に活躍しています。
DUX
DUX-1983(1CD)
イリュージョンズ
ダレク・ヤヌス:4手のための練習曲
バルカン前奏曲第4番
バルカン前奏曲第1番
練習曲ニ短調 第1番/サイバー・ワルツ
バルカン前奏曲第3番
練習曲ニ短調 第2番
ジャズ・ワルツ
バルカン前奏曲第5番
イースター・ワルツ
バルカン前奏曲第2番
2台のピアノのための練習曲

【ボーナス・トラック】
‘The Last Farewell’ Prelude ? a tribute to Iga Anusz
アハ・ピアノ・デュオ〔アレクサンドラ・ハワト、アガタ・ホウディク〕

録音:2020年-2023年
ピアニストであり作曲家のダレク・ヤヌスはエンターテインメントやクラシックの舞台で優れた演奏家とのコラボレーションでジャズとクラシックを融合させた独自の世界観を生み出しています。このアルバムはクロアチアでの休暇のなかでの穏やかで安全なひとときや、特別な人々との出会いの回想がテーマとなっており、バルカンのリズムを取り入れた前奏曲やノスタルジックなワルツ、ジャズとクラシックを織り交ぜた4手のための小品など、バリエーション豊かな作品が収録されています。

Aulos Media
AMC-2194(1CD)
輸入盤

XAMC-2194(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

韓国の若き音楽家たち2020Vol.3〜イム・ユンチャン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
リスト:巡礼の年第2年 「イタリア」 S.161
イム・ユンチャン(P)

録音:2020年9月23日、9月25日&10月12日、KBS Studio16(韓国)
2022年に開催されたヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにおいて、18歳という若さで圧巻の史上最年少優勝を果たすと同時に聴衆賞、最優秀新曲演奏賞を受賞しその名を一挙に世界中へと響き渡らせたピアノ界のニュースター、イム・ユンチャン。
韓国芸術英才教育院に入学した翌年の2018年、クリーブランド国際ピアノコンクールで2位とショパン特別賞、クーパー国際コンクールでは最年少で3位と聴衆賞を獲得。
さらにはその翌年の2019年、15歳にしてイサン・ユン国際音楽コンクールで最年少第1位、ユネスコ音楽創意都市特別賞(聴衆賞)さらにはパク・ソンヨン英才特別賞の3つの賞に輝くなど、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの快挙の以前からその才能が高く評価されてきました。
まさに今を輝く韓国クラシック界の英雄の1人であるイム・ユンチャンのデビュー・アルバムとなったのが、2020年にKBS(韓国放送公社)によって収録されたこのベートーヴェンの「月光」とリストの「巡礼の年第2年「イタリア」」。
名作中の名作である楽聖の「月光」、難曲として有名な「ダンテを読んで」を含むリストの「巡礼の年第2年」の2作品をデビューアルバムのプログラムに選ぶという胆力も、すでにワールドクラスであったことを窺わせます。

Music & ArtCompany
MA-1013(1CD)
輸入盤

XMA-1013(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

ポテンシャル
リスト:ベッリーニの 「ノルマ」 の回想 S.394
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116, BB123(作曲者編曲によるピアノ独奏版)
キム・ソンヒョン(P)

録音:2023年8月8日-9日、 JCCアーツ・センター(ソウル、韓国)
チョ・ソンジン、イム・ユンチャン、イ・ヒョク、イム・ドンヒョクといった名手たちに続く逸材として韓国で大きな期待が寄せられているキム・ソンヒョン(Song Hyeon Kim)。
満を持して発表するデビュー・アルバムのプログラムに選んだのは、リストの「ベッリーニの「ノルマ」回想」、そして作曲者自身の編曲によるピアノ独奏版のバルトーク「管弦楽のための協奏曲」という圧巻の2作品!
バルトークの死後となる1985年にその楽譜が発見され、リスト音楽院時代の愛弟子だったジェルジ・シャーンドルによって校訂が施され出版へと至ったピアノ独奏版の「管弦楽のための協奏曲」。
オーケストラの各楽器、各奏者が能動的にその技量、実力を存分に発揮しながらも、全体の統一性を損なわない新しい形の協奏曲として誕生させたバルトークの傑作のピアノ独奏版は、バルトーク独自の語法を保ちつつ、作品のディティールをより明確かつクリアに表現しており、原曲のオーケストラ版とは異なる発見をもたらしてくれています。
2時間を超えるベッリーニのオペラをピアノ独奏のための作品として生まれ変わらせ、16分余りの間、高度な技巧と美しく壮大な旋律で聴き手の心を魅了する「ノルマの回想」は、「ドン・ジョヴァンニの回想」と並ぶリストの最高傑作の1つ。
2つの大規模な作品、すなわちリスト編曲のベッリーニのオペラとバルトークの管弦楽曲がどのようにピアノ独奏で繰り広げられ新たな解釈を施されたのか、原曲との聴き比べも楽しみなポイントと言えるでしょう。
優れた音楽的表現力とテクニック、構成力を兼ね備えた2002年生まれのキム・ソンヒョンは、2023年のイサン・ユン国際音楽コンクールにおいて第2位/準優勝と併せて最も才能のある若い韓国人参加者に授与される「パク・ソンヨン英才特別賞」及び観客が直接投票で決める「ユネスコ音楽創造都市特別賞」(観客賞)の3つの賞を同時に受賞し、次世代ピアニストの登場を強烈にアピールしています。
またイサン・ユン国際コンクールに先立ち第12回新韓音楽賞では審査員満場一致で「ピアノ部門大賞」を受賞し選考委員から激賞されるなど、世界へと羽ばたくであろうニュースターの勢いは増すばかり。
韓国の俊英キム・ソンヒョンがピアノで繰り広げる「オケコン」と「ノルマ」。ご期待ください!

Spectrum Sound
CDSMBA-153(1CD)
リヒテル〜1985年8月6日ラ・ロック・ダンテロン初出ライヴ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第2番(旧11番)変ロ長調
ウェーベルン:変奏曲
ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第2番
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34〜第6番ロ短調/第12番嬰ト短調/第23番ヘ長調
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1985年8月6日/ラ・ロック・ダンテロン音楽祭フロラン城公園(ステレオ・ライヴ)
1981年から続くラ・ロック・ダンテロン音楽祭は、世界中の大ピアニストたちが参加するイベントで、リヒテルもたびたび登場しました。そのなかで1985年8 月6日にフロラン城公園で行われたコンサートのライヴ。INA(フランス国立視聴覚研究所)所蔵注目の初出音源によります。プロコフィエフのピアノ・ソナタ第6 番以外はリヒテルのディコグラフィ的に珍しく非常に貴重で、このような宝が日の目を見ることは大歓迎と申せましょう。
ヒンデミットのピアノ・ソナタ第2番とショスタコーヴィチの前奏曲からの3篇は1985年に数回披露していて、前者はDoremi盤のモスクワ・ライヴがリリース されていますが、今回はラジオ・フランス録音で期待が高まります。さりげなく弾かれたショスタコーヴィチが絶品。無限の深みを感じさせます。ウェーベルンの変 奏曲も少ない音ひとつひとつが色とニュアンスに満ちていて引き込まれ、さすがリヒテルと溜飲が下がることの連続です。
プロコフィエフのピアノ・ソナタ第6番は、リヒテルが1940年11月にモスクワで公開初演を担った記念すべき作品。放送初演はプロコフィエフ自身が行ってい ましたが、リヒテルのピアノを聴いたプロコフィエフたっての希望で行い大成功を収めました。十八番の曲でもあり、ここでは円熟の至芸を示し、深い音楽性で感動 させられます。 (Ki)
Spectrum Sound
CDSMBA-154(2CD)
ミケランジェリ-〜ライヴ・アット・サル・プレイエル1978
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
(3)ブラームス:4つのバラード集 Op.10
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)

ライヴ録音:1978年11月11日/サル・プレイエル、(ステレオ)
ペクトラム・サウンド好評のフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源を用いた復刻シリーズ。当アルバムはミケランジェリが1978年11月11日、パリの サル・プレイエルで行ったリサイタルを収めた正規初出音源!ミケランジェリが愛奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番と第11番、そしてブラームスの4つ のバラードです。
自身のレパートリーに徹底的なこだわりをもち、高みを目指し、完璧な演奏を披露してきたミケランジェリ。なかでもベートーヴェンの初期作品第3番と第11番 は幾度となく演奏会でとりあげてきた十八番ですが、毎回異なる閃きと色彩感は流石ミケランジェリと言えます。後半のブラームスもやはり得意のレパートリー。同 曲は1981年2月にDGに録音しておりますが、このライヴでは曲ごとに表情を変え、色彩感豊かに演奏。演奏後の聴衆の熱気も伝わる一夜のライヴ、ご堪能くだ さい!

CLAVES
50-3101(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
■CD1
ペトル・スカルカによる即興演奏
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009
ビーバー:パッサカリア〜「ロザリオのソナタ」(スカルカ編曲によるチェロ版)
■CD2
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012
ペトル・スカルカ(Vc)

バロック・チェロ:ダリボル・ブジルスキー製作(2018年 Op.224)
【ジュゼッペ・グァルネリ“フィリウス・アンドレア”(1700年頃)のコピー】
バロック弓:ファウスト・カンゲロージ製作【製作者不明(18世紀中頃)のコピー】

録音:2020年6月&8月/ヴァリ(チェコ)
カフェ・ツィンマーマンとのC.P.E.バッハ録音でも知られる古楽界のチェロ奏者、ペトル・スカルカ。コロナ禍に母国チェコで挑んだバッハの無伴奏チェロ 組曲全曲がリリースされます。
プラハに生まれのスカルカはピルゼン音楽院でチェロを学び、その才能はすぐに開花。国内でのコンクールで優秀な成績を収め、その後、古楽と歴史的な演奏法 に興味を持ち、次第に古楽へと傾倒しました。バーゼル・スコラ・カントルムでバロック・チェロと室内楽を学び、名チェリストにして名教師のクリストフ・コワンに 師事。古楽の学位を取得しています。現在、ソリストとして活躍するほか、母校で後進の育成にも力を注いでおります。
パンデミックで世界が一変した2020年。スカルカは演奏家として自問自答する中、バッハの録音を決意。長年の研究成果といえる当演奏。1分ほどのスカルカ の即興演奏にはじまり、組曲第1番の前奏曲が奏でられます。決して音楽が重くなり過ぎず、表情豊かな当演奏は新鮮な息吹を感じる名演。使用楽器と弓はとも にコピーながら現代の名巧が製作した古楽器でクリアな音が魅力です。また組曲第3番と第4番の間にはビーバーの「ロザリオのソナタ」からパッサカリアを演奏。 こちらも注目です。 (Ki)

アクースティカ
PPCA-625(2CD)
税込定価
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 橋望(P)

録音:2023年1月25-27日、相模湖交流センター
ピアノ:ベーゼンドルファー、モデル275、38:37+43:59
バッハ演奏をライフワークとする高橋望、ゴルトベルク変奏曲(2015年ライブ録音)、平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲、パルティータ・アルバム(第1,2,4番)」に続く第4弾としてゴルトベルク変奏曲を再録音しました。前回はライヴ録音ということで即興性にとんだ演奏が聴けましたが、今回は3日間の時間をかけ、万全の体制でこれまでの演奏経験を活かした集大成として完成度の高い演奏が展開されています。そこには自然体で柔軟な躍動感に満ちたもので、作曲家への畏敬の念に溢れ、その清々しい音色と軽やかな表現は、バッハ音楽に新鮮な躍動感を与えています。ライブ録音とはひと味違ったより完成度の高い演奏をお楽しみいただけます。
■橋望(ピアノ)
埼玉県秩父市出身。園田高弘賞ピアノコンクール、ジーノ・ガンドルフィ国際ピアノコンクール(パルマ)で入賞。ドレスデン国立音楽大学でペーター・レーゼルに師事し国家演奏家資格を得て、同大学院マイスタークラス修了。バッハのゴルトベルク変奏曲をライフワークとし、同曲のリサイタルを毎年行う。2015年の演奏がライヴ録音されCD(PPCA620)として発売された。それに続く第2弾「平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲」(YSL001)、第3弾「パルティータアルバム」(PPCA624)とともに、各音楽雑誌で絶賛された。NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-Eテレ「らららクラシック」などにも出演していた。

Goodies
78CDR-3930(1CDR)
シューマン:子供の情景 作品15 マリラ・ジョナス(P)

米 COLUMBIA72498/9C
1947年9月30日ニューヨーク録音
マリラ・ジョナス(1911-1959)はポーランドのワルシャワ生まれ。9歳の時ワル シャワでデビューし、大ピアニスト、パデレフスキの弟子になった。1922年に国 際ショパン賞、翌23年にはウィーンでベートーヴェン賞を受賞、1926年からヨ ーロッパ各地でリサイタルを開くようになった。しかし1939年にナチス・ドイツ のポーランド侵攻によって、強制収容所に収監されたが、数週間後に演奏を聴 いたことがあるドイツの高官の手助けを得て脱走、数カ月かけてベルリンのブ ラジル大使館まで約520キロメートルを徒歩で逃亡、リスボン経由でブラジルの リオ・デジャネイロへ亡命した。しかし同郷のアルトゥール・ルービンシュタ インが声をかけ、1946年2月25にニューヨークのカーネギー・ホールでアメリカ ・デビューして成功をおさめた。1946年にアメリカCOLUMBIAに録音を始めたが、 1959年に病気のため48歳で死去した。(グッディーズ)

ALBANY
TROY-1943(2CD)
フレデリック・ジェフスキー(1938-2021):ピアノ作品集
4つのピアノのための小品
「スクエア」(全4曲)
ピアノのための小品第4番(別演奏)
ノース・アメリカン・バラード(全6曲)
マシュー・ワイスマン(P)

録音:2022年1月14日、2023年4月7日
2021年に亡くなったアメリカの特異な作曲家フレデリック・ジェフスキーのピアノ作品集。 ジェフスキーは代表作「不屈の民」変奏曲で日本でも広く知られているが、ここでは普段あ まり聴く機会の少ないピアノ作品が収められています。ジェフスキーは思想的に反体制、左翼 に属し、政治的メッセージをはっきり示した作品を数多く残した(前述の「不屈の民」変奏曲 はチリの革命歌に基づく変奏曲である)。このアルバムに収められた「ノース・アメリカン・バ ラード」も古いプロテスト・ソングや労働歌が変奏のテーマになっており、ジャズ、ミニマル、 ロック、即興的な要素が折衷されています。作曲者自身優れたピアニストであったため、いず れも超絶技巧を駆使した聴きごたえのある難曲揃い。ピアニストのマシュー・ワイスマンはア メリカの若き俊英で、ジェフスキーの不屈の精神を見事に体現した演奏を聴かせてくれます。
ALBANY
TROY-1952(1CD)
「ヴィブラント」〜カイラ・シェロン・ジャオ/ピアノ・リサイタル
ラフマニノフ:音の絵Op.33〜第8番ト短調、第9 番嬰ハ短調
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19
ラフマニノフ:6つの楽興の時Op.16〜第4番プレスト
 24の前奏曲Op.11〜第11番ロ長調
シューマン:謝肉祭Op.9
カイラ・シェロン・ジャオ(P)

録音:2023年8月マサチューセッツ
カイラ・シェロン・ジャオは中華系の若手ピアニスト。このディスクがまとまった形での初めてのアル バムとなります。ニューヨーク・コンサート・レビューでは「生まれついてのピアニスト」、サン・ファン・デイ リー・スターでは「魔法の手を持った無限の力を持つピアニスト」と大絶賛されています。ラフマニノフ、 スクリャービンとヴィルトゥオーゾ系の情熱的なピアノ曲とシューマンの抒情的な小品集「謝肉祭」を 丁寧なタッチと凛とした音の佇まいで弾き切り、大変好感が持てる。今後の活躍が期待できる新星 の登場。

TRITON
TRIHORT-577(1CD)
「夜の音楽」
(1)ホフマイヤー(b.1957):2つの誕生日の歌 Op.139
(2)ヴァン・ヴァイク:夜の音楽(7曲)
(3)ヴァン・ヴァイク:愛と見捨てられについて
(4)ホフマイヤー:風の中の歌 Op.216(5曲)
(5)ホフマイヤー:「センゼニ・ナ(私たちは何をしたのか)」に基づく幻想曲
マリカ・ホフマイヤー(P)
(1)(3)(4)ミネット・デュ・トワ=ピアース(Ms)

録音:2022-2023年 フランス グラース
南アフリカの2人の作曲家、アーノルド・ヴァン・ヴァイクとヘンドリク・ホフマイヤー (1957-)の歌曲とピアノ曲のCD。南アフリカは、まずオランダ、次いで英国の植民地になった歴史 から、西洋音楽の伝統が深く、どちらの作曲家の作品も歌詞が南アフリカのアフリカーンス語という 他はほとんど完全に近代西洋音楽になっています。その中にあって、「センゼニ・ナ(私たちは何をし たのか)」は南アフリカの反アパルトヘイトの民謡。

シルフィード・レコーズ
D00EM-08313(1CD)
税込定価
「Taichi Fukazawa」
セルジオ・アサド:エリの肖像
フェルナンド・ソル:第2幻想曲Op.4
アレクサンデル・タンスマン:カヴァティーナ組曲
タレガ:アルハンブラの思い出
コンスタンティン・ヴァシリエフ(b.1970):三つの森の絵
ハロルド・アーレン(ローラン・ディアンス編)):虹の彼方に
深澤太一(G)

録音:2023年5月29-30神奈川アート・ホール
■深澤太一(Taichi Fukazawa)
1991年、静岡生まれ。静岡県立静岡東高等学校マンドリン部でクラシックギターと出会う。京都産業大学に入学後、竹 内茂夫教授の古楽ゼミを受講し楽典を学ぶ。これまでに柴田杏里、藤井敬吾、益田展行、松尾俊介の各氏に師事。ウィ ーン(オーストリア)、エッセン(ドイツ)の講習会に参加し、研鑽を積む。ローマン・ヴィアゾフスキ、ガブリエル・ビアンコ、リ カルド・ガレン、パブロ・ガリバイ、マルシン・ディラなど著名ギタリストのマスタークラスを受講。第41 回ギター音楽大賞第 一位、第24回名古屋ギターコンクール第三位(邦人最高位)、第10 回イーストエンド国際ギターコンクール第一位を受 賞。静岡高校、京都産業大学のギター部外部講師を務めながら、地域のための小さなコンサートを催すなど、アウトリー チの仕事に力を入れています。マンドリニストの間宮匠、ポピュラー作曲家兼ボーカリストの大濱健悟らと継続的にコンサー トを行い、クラシックギター奏者の新しい可能性を幅広く探求しています。

Cobra Records
COBRA-0091(1CD)
即興演奏
シューベルト:4つの即興曲 D 899Op.90
フーガ ニ短調 D24c
フーガ ハ長調 D24a
4つの即興曲 D935Op.142
スーアン・チャイ(フォルテピアノ/ミヒャエル・ローゼンベルガー製、ウィーン、1820年頃)

録音:2023年3月28日-30日
オランダに拠点を置き、モダン・ピアノとフォルテピアノ両方の名手であり、ソリストとして、また室内楽奏者として活躍するスーアン・チャイ。このアルバムではフォルテピアノを操り、作曲当初は難解とされた「即興曲」をフォルテピアノで演奏しています。彼女は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタで佐藤俊介と共演、またラ・フォル・ジュルネにも出演し、日本でもなじみ深いアーティストです。ヨーロッパの批評家からその演奏は、「感受性が豊かでコミュニケーション力が高く、温もりのある感情に満ちています。」と絶賛されています。
シューベルトの「即興曲」は決して癖がない作品ではありませんが、曲間に2つの「フーガ」を収録したことが良いアクセントとなって聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。

Hyperion
CDA-68308(1CD)
ニュー・ピアノ・ワークス〜アムラン:自作自演集
マルク=アンドレ・アムラン(b.1961):パガニーニの主題による変奏曲/チョコレートについてのわが感想/古風な組曲/舟歌/ベートーヴェンの主題によるディアベリ変奏曲/パヴァーヌ・ヴァリエ/シャコンヌ/「ローラ」による瞑想曲/「武装した人」によるトッカータ
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2023年1月13日&14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionデビュー30周年記念盤は、超大作、「短調による12の練習曲」の全曲録音に続く自作自演集の第2弾!
Hyperion Recordsの専属アーティストとして、これまでに独奏、オーケストラ、室内楽と幅広いジャンルのアルバムを70点以上レコーディングしてきたアムラン。Hyperionでのデビュー30周年記念となる本アルバムでは、不協和音を見事に取り入れた独自の解釈と、ラフマニノフ、アルカンなどを思い起こさせる「パガニーニの主題による変奏曲」から、往年のヒット曲「ローラ」(映画「ローラ殺人事件」より)による音楽、2017年の第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの委嘱による新作課題曲として作曲された「武装した人」によるトッカータ(ロム・アルメによるトッカータ)まで、今日、最も複雑な音楽的思考の持ち主の一人であるピアノの超人が、またひとつ人間の限界への扉を開きます。

Hunnia Records
HRCD-2309(1CD)
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 ダーヴィド・バール(P)

録音(ライヴ):2023年6月17日、ハンニア・レコーズ・スタジオ(ハンガリー)
同Hunnia Recordsから先般リリースされた「大演奏会用独奏曲」(HRCD-2231)にも一部含まれていたドビュッシーの前奏曲集第2巻を全曲演奏しています。
ダーヴィド・バールはリスト・フェレンツ音楽大学の博士課程を修了し、同大学で教鞭をとりつつピアニストとして活動。2010年の仙台国際音楽コンクールでの聴衆賞受賞をはじめ多くのコンクールで入賞しています。これまで日本を含むおよそ30ヶ国で演奏経験を重ねており、ハンガリー国内においてもブダペスト祝祭Oやハンガリー国立フィルといった主要なオーケストラと定期的に共演しています。
Hunnia Records
HRCD-1912(1CD)
悲しみと慰めの歌〜リスト:後期ピアノ小品集
リスト:メフィスト・ワルツ第3番(1883)/即興曲(1877)/聖ドロテア(1877)/眠られぬ夜, 問いと答え(1883)/メフィスト・ワルツ第4番(1885)/諦め(1877)/チャールダーシュ(1884)/チャールダーシュ・オプスティネ(1884)/忘れられたロマンス(1880)/忘れられたワルツ(1883-84)/暗い雲(1881)/ため息(1879)/無調のバガテル(1885)/プレーナルボンヌ夫人の回転木馬(1875-81?)/哀れならずや, ハンガリーの旋法で(1872)/子守歌(1880)/凶星!(1886)/夢のなかに(1885)/心を高めよ(1877)
ラースロー・ボルベーイ(P)

録音:2017年4月3日-4日(ハンガリー)
フランツ・リスト後期のピアノ小品が映し出す私たちの内面や独自の静寂をHunnia Recordsの誇る高音質でリアルに収録。作品同士が相互作用を引き起こすように綿密に練られたプログラム構成にもこだわりを感じます。リストと同じハンガリー生まれのピアニスト、ラースロー・ボルベーイはリスト・バルトーク国際ピアノコンクールで第2位に入賞した経歴も持つ、若くして成熟したピアニストです。

Danacord
DACOCD-973(2CD)
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.1
エミール・グリューステン(P)

録音:2023年4月3日-5日&7月24日-26日、王立デンマーク音楽アカデミー メイン・コンサートホール(コペンハーゲン)
グリーグの『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』(DACOC-D- 964)をベネディクテ・ダムゴーと共演したエミール・グリューステンのベートーヴェンがリリースされます。ベートーヴェンのピアノ音楽は、グリューステンが8歳か9歳の時に「エリーゼのために」に初挑戦して以来、「とても親しい友人」として「日常生活の楽しい時間」を分かち合ってきたというレパートリーです。
後期のソナタを録音するこのプロジェクトは、COVID-19 のパンデミックによって「日常生活が中断され、ありあまるほどの自由時間を手に入れたこと」がきっかけで始まりました。楽しい時間という以上にベートーヴェンと真剣に向き合うこと。イ長調、ホ長調、変イ長調の3曲は、グリューステンがレパートリーとしていた作品。「ハンマークラヴィーア・ソナタ」と呼ばれる「巨大で、見たところ演奏不能な」変ロ長調と「32曲の中でもっとも霊的で神秘的な」ハ短調は、彼が初めて挑戦する作品です。5曲すべて、新たなアプローチで解釈と演奏を練り、独自の「ベートーヴェン」を探っていきます。アカデミーで音楽理論を教える同僚のトマス・ソーラクが協力して、2020年、「ベートーヴェン再構築」のプロジェクトが始まりました。録音セッションは、プロジェクトのスタートから2年あまり経った2023年に行われました。アカデミーの1930年代後期に作られたコンサートホールで復活祭週間の4月に Op.101とOp.106、夏季休暇の期間に Op.109 から Op.111までの3曲が録音されました。グリーグのアルバムと同じ、コペンハーゲン在住の若いサウンドエンジニア、フェデリーコ・マッティオリが制作と録音エンジニアリングを担当。グリューステンがライナーノーツを執筆しました。古典から現代までさまざまな様式を俯瞰しつつ有機的な一貫性を重視して構築されたベートーヴェンです。

RUBICON
RCD-1112(1CD)
イン・ブルー
アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960):ビフォア・スリープ・アンド・ドリームズ
ジュリア・ペリー:プレリュード(1924-1979)
ガーシュウィン(198-1937):3つのプレリュード
アンドルー・アームストロング(b.1974):シー・フェル・フォー・ア・フライフィッシャー
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):スリー・ヴィジョンズ
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(作曲者編曲ソロ・ピアノ版
アンドルー・アームストロング(P)

録音:2022年8月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスの長年のデュオ・パートナーとして、グラモフォン賞やジュノー賞にノミネートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集を含む多くのアルバムで共演してきたアメリカの名ピアニスト、アンドルー・アームストロングのソロ・アルバムが、イギリスのRubiconからリリース!
2024年に作曲&初演100周年となる『ラプソディ・イン・ブルー』のソロ・ピアノ版を中心に、ガーシュウィンの名曲、エーネスとの共演盤(ONYX-4189)でグラミー賞を受賞したアーロン・ジェイ・カーニスやアフリカ系アメリカ人作曲家のジュリア・ペリーとウィリアム・グラント・スティル、そしてアンドルー・アームストロング自身の作品も含めた現代アメリカのピアノ音楽の魅力的なリサイタル・プログラムです。

Musikmuseum
MMCD-13034(1CD)
サイコグラム〜シューマン:ピアノ作品集
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
トッカータ ハ長調 Op.7
幻想小曲集 Op.12
アンネッテ・ザイラー(P)

録音:2017年8月28日ー31日
ソリストおよび伴奏者として国際的に活躍するピアニスト、アンネッテ・ザイラー。高い評価を得たメンデルスゾーンに続く録音は、シューマンのピアノ作品集。
本アルバムでは、チロル州立博物館が所蔵する、ウィーンの重要なピアノ製作者コンラート・グラーフによる保存状態の極めて良い壮麗な1835年頃製のフォルテピアノを使用。歴史的ピアノの色彩感溢れるサウンドが、これらの古典的なピアノ作品が持つ様々な側面を最大限に引き出しています。インスブルックのグランドピアノは、コンラート・グラーフが1838年にウィーンに客演したクララ・ヴィークに贈ったピアノの姉妹品です。
Musikmuseum
MMCD-13044(3CD)
未来音楽〜シューベルト:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第18番ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第19番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第20番変ロ長調 D960
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2019年5月6日-9日、インスブルック
キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど、様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきたドイツのピリオド鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。
このアルバムでは、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な歴史的楽器、コンラート・グラーフ(1835年頃ウィーン製/製造番号2003)を使用し、シューベルトが最後に作曲した3つのピアノ・ソナタ(第18番〜第20番)を演奏。非常に良いコンディションで保存されていたというグラーフのオリジナル・ピアノで、シューベルトが到達した「未来音楽(Zukunftsmusik)」を描きます。

Cobra Records
COBRA-0091(1CD)
即興演奏
シューベルト:4つの即興曲 D 899Op.90
フーガ ニ短調 D24c
フーガ ハ長調 D24a
4つの即興曲 D935Op.142
スーアン・チャイ(フォルテピアノ/ミヒャエル・ローゼンベルガー製、ウィーン、1820年頃)

録音:2023年3月28日-30日
オランダに拠点を置き、モダン・ピアノとフォルテピアノ両方の名手であり、ソリストとして、また室内楽奏者として活躍するスーアン・チャイ。このアルバムではフォルテピアノを操り、作曲当初は難解とされた「即興曲」をフォルテピアノで演奏しています。彼女は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタで佐藤俊介と共演、またラ・フォル・ジュルネにも出演し、日本でもなじみ深いアーティストです。ヨーロッパの批評家からその演奏は、「感受性が豊かでコミュニケーション力が高く、温もりのある感情に満ちています。」と絶賛されています。
シューベルトの「即興曲」は決して癖がない作品ではありませんが、曲間に2つの「フーガ」を収録したことが良いアクセントとなって聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。

Hyperion
CDA-68308(1CD)
ニュー・ピアノ・ワークス〜アムラン:自作自演集
マルク=アンドレ・アムラン(b.1961):パガニーニの主題による変奏曲/チョコレートについてのわが感想/古風な組曲/舟歌/ベートーヴェンの主題によるディアベリ変奏曲/パヴァーヌ・ヴァリエ/シャコンヌ/「ローラ」による瞑想曲/「武装した人」によるトッカータ
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2023年1月13日&14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionデビュー30周年記念盤は、超大作、「短調による12の練習曲」の全曲録音に続く自作自演集の第2弾!
Hyperion Recordsの専属アーティストとして、これまでに独奏、オーケストラ、室内楽と幅広いジャンルのアルバムを70点以上レコーディングしてきたアムラン。Hyperionでのデビュー30周年記念となる本アルバムでは、不協和音を見事に取り入れた独自の解釈と、ラフマニノフ、アルカンなどを思い起こさせる「パガニーニの主題による変奏曲」から、往年のヒット曲「ローラ」(映画「ローラ殺人事件」より)による音楽、2017年の第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの委嘱による新作課題曲として作曲された「武装した人」によるトッカータ(ロム・アルメによるトッカータ)まで、今日、最も複雑な音楽的思考の持ち主の一人であるピアノの超人が、またひとつ人間の限界への扉を開きます。

Hunnia Records
HRCD-2309(1CD)
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 ダーヴィド・バール(P)

録音(ライヴ):2023年6月17日、ハンニア・レコーズ・スタジオ(ハンガリー)
同Hunnia Recordsから先般リリースされた「大演奏会用独奏曲」(HRCD-2231)にも一部含まれていたドビュッシーの前奏曲集第2巻を全曲演奏しています。
ダーヴィド・バールはリスト・フェレンツ音楽大学の博士課程を修了し、同大学で教鞭をとりつつピアニストとして活動。2010年の仙台国際音楽コンクールでの聴衆賞受賞をはじめ多くのコンクールで入賞しています。これまで日本を含むおよそ30ヶ国で演奏経験を重ねており、ハンガリー国内においてもブダペスト祝祭Oやハンガリー国立フィルといった主要なオーケストラと定期的に共演しています。
Hunnia Records
HRCD-1912(1CD)
悲しみと慰めの歌〜リスト:後期ピアノ小品集
リスト:メフィスト・ワルツ第3番(1883)/即興曲(1877)/聖ドロテア(1877)/眠られぬ夜, 問いと答え(1883)/メフィスト・ワルツ第4番(1885)/諦め(1877)/チャールダーシュ(1884)/チャールダーシュ・オプスティネ(1884)/忘れられたロマンス(1880)/忘れられたワルツ(1883-84)/暗い雲(1881)/ため息(1879)/無調のバガテル(1885)/プレーナルボンヌ夫人の回転木馬(1875-81?)/哀れならずや, ハンガリーの旋法で(1872)/子守歌(1880)/凶星!(1886)/夢のなかに(1885)/心を高めよ(1877)
ラースロー・ボルベーイ(P)

録音:2017年4月3日-4日(ハンガリー)
フランツ・リスト後期のピアノ小品が映し出す私たちの内面や独自の静寂をHunnia Recordsの誇る高音質でリアルに収録。作品同士が相互作用を引き起こすように綿密に練られたプログラム構成にもこだわりを感じます。リストと同じハンガリー生まれのピアニスト、ラースロー・ボルベーイはリスト・バルトーク国際ピアノコンクールで第2位に入賞した経歴も持つ、若くして成熟したピアニストです。

Danacord
DACOCD-973(2CD)
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.1
エミール・グリューステン(P)

録音:2023年4月3日-5日&7月24日-26日、王立デンマーク音楽アカデミー メイン・コンサートホール(コペンハーゲン)
グリーグの『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』(DACOC-D- 964)をベネディクテ・ダムゴーと共演したエミール・グリューステンのベートーヴェンがリリースされます。ベートーヴェンのピアノ音楽は、グリューステンが8歳か9歳の時に「エリーゼのために」に初挑戦して以来、「とても親しい友人」として「日常生活の楽しい時間」を分かち合ってきたというレパートリーです。
後期のソナタを録音するこのプロジェクトは、COVID-19 のパンデミックによって「日常生活が中断され、ありあまるほどの自由時間を手に入れたこと」がきっかけで始まりました。楽しい時間という以上にベートーヴェンと真剣に向き合うこと。イ長調、ホ長調、変イ長調の3曲は、グリューステンがレパートリーとしていた作品。「ハンマークラヴィーア・ソナタ」と呼ばれる「巨大で、見たところ演奏不能な」変ロ長調と「32曲の中でもっとも霊的で神秘的な」ハ短調は、彼が初めて挑戦する作品です。5曲すべて、新たなアプローチで解釈と演奏を練り、独自の「ベートーヴェン」を探っていきます。アカデミーで音楽理論を教える同僚のトマス・ソーラクが協力して、2020年、「ベートーヴェン再構築」のプロジェクトが始まりました。録音セッションは、プロジェクトのスタートから2年あまり経った2023年に行われました。アカデミーの1930年代後期に作られたコンサートホールで復活祭週間の4月に Op.101とOp.106、夏季休暇の期間に Op.109 から Op.111までの3曲が録音されました。グリーグのアルバムと同じ、コペンハーゲン在住の若いサウンドエンジニア、フェデリーコ・マッティオリが制作と録音エンジニアリングを担当。グリューステンがライナーノーツを執筆しました。古典から現代までさまざまな様式を俯瞰しつつ有機的な一貫性を重視して構築されたベートーヴェンです。

RUBICON
RCD-1112(1CD)
イン・ブルー
アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960):ビフォア・スリープ・アンド・ドリームズ
ジュリア・ペリー:プレリュード(1924-1979)
ガーシュウィン(198-1937):3つのプレリュード
アンドルー・アームストロング(b.1974):シー・フェル・フォー・ア・フライフィッシャー
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):スリー・ヴィジョンズ
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(作曲者編曲ソロ・ピアノ版
アンドルー・アームストロング(P)

録音:2022年8月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスの長年のデュオ・パートナーとして、グラモフォン賞やジュノー賞にノミネートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集を含む多くのアルバムで共演してきたアメリカの名ピアニスト、アンドルー・アームストロングのソロ・アルバムが、イギリスのRubiconからリリース!
2024年に作曲&初演100周年となる『ラプソディ・イン・ブルー』のソロ・ピアノ版を中心に、ガーシュウィンの名曲、エーネスとの共演盤(ONYX-4189)でグラミー賞を受賞したアーロン・ジェイ・カーニスやアフリカ系アメリカ人作曲家のジュリア・ペリーとウィリアム・グラント・スティル、そしてアンドルー・アームストロング自身の作品も含めた現代アメリカのピアノ音楽の魅力的なリサイタル・プログラムです。

Musikmuseum
MMCD-13034(1CD)
サイコグラム〜シューマン:ピアノ作品集
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
トッカータ ハ長調 Op.7
幻想小曲集 Op.12
アンネッテ・ザイラー(P)

録音:2017年8月28日ー31日
ソリストおよび伴奏者として国際的に活躍するピアニスト、アンネッテ・ザイラー。高い評価を得たメンデルスゾーンに続く録音は、シューマンのピアノ作品集。
本アルバムでは、チロル州立博物館が所蔵する、ウィーンの重要なピアノ製作者コンラート・グラーフによる保存状態の極めて良い壮麗な1835年頃製のフォルテピアノを使用。歴史的ピアノの色彩感溢れるサウンドが、これらの古典的なピアノ作品が持つ様々な側面を最大限に引き出しています。インスブルックのグランドピアノは、コンラート・グラーフが1838年にウィーンに客演したクララ・ヴィークに贈ったピアノの姉妹品です。
Musikmuseum
MMCD-13044(3CD)
未来音楽〜シューベルト:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第18番ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第19番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第20番変ロ長調 D960
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2019年5月6日-9日、インスブルック
キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど、様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきたドイツのピリオド鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。
このアルバムでは、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な歴史的楽器、コンラート・グラーフ(1835年頃ウィーン製/製造番号2003)を使用し、シューベルトが最後に作曲した3つのピアノ・ソナタ(第18番〜第20番)を演奏。非常に良いコンディションで保存されていたというグラーフのオリジナル・ピアノで、シューベルトが到達した「未来音楽(Zukunftsmusik)」を描きます。

SOMM
SOMMCD-0680(1CD)
NX-B07
自然との繋がり - 自然界からインスパイアされたピアノ曲集
シンディング:春のささやき Op. 32No.3
リスト:巡礼の年第1年 - ワレンシュタットの湖で
チャイコフスキー:四季 Op.37a- ひばりの歌
バルトーク:ミクロコスモス - 蠅の物語より
ドビュッシー(1861-1918):版画 - 雨の庭
リスト:巡礼の年第1年 - 泉のほとりで
 巡礼の年第1年 ? 夕立
バルトーク:戸外にて - 夜の音楽
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 -月の光
サン=サーンス:白鳥(ゴドフスキー編)
グリーグ:抒情小曲集 Op.43- 蝶々
 抒情小曲集 Op.43- 小鳥
ラヴェル:鏡 - 悲しげな鳥たち
リスト:巡礼の年第3年 - エステ荘の噴水
ラヴェル:水の戯れ
ラフマニノフ:リラの花 Op.21 No.5
ひなぎく Op.38No.3
チャイコフスキー:四季 Op.37a - 秋の歌
ドビュッシー:子供の領分 - 雪は踊っている
 喜びの島
グリーグ:抒情小曲集 Op.43- 春に寄す
レオン・マッコーリー(P)

録音:2023年4月15-16日
自然界からインスピレーションを得た様々なピアノ独奏曲を集めた1枚。 アルバムでは、シンディングの「春のささやき」からグリーグの「春に寄す」まで、ロマン派、印象派の9人の作曲家による作品を聴くことができます。 レオン・マッコーリーは、1993年ウィーン国際ベートーヴェンピアノコンクールで優勝し、同年リーズ国際ピアノ・コンクールでも第2位を獲得。現在まで世界中 で演奏しており、多くの聴衆を魅了する英国出身のピアニストです。これまでに、シューマン、ハイドン、バーバー作品の録音などで評価されており、このアルバ ムでも表現力豊かな演奏を繰り広げています。

FUGA LIBERA
FUG-823(1CD)
時につれ
ラモー:ト調の組曲 〜新クラヴサン組曲集
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
バッハ:フランス組曲 第3番ロ短調 BWV814
コンスタンチン・エメリャノフ(P/ベヒシュタイン・グランド・ピアノ D282)

録音:2023年6月29日-7月1日
 カザルス・フォーラム、クロンベルク、ドイツ
2019年のチャイコフスキー国際コンクールで第3位に入賞したコンスタンチン・エメリャノフによるFUGA LIBERA第2弾アルバム。有名な「未 開人」を含むラモーの組曲とバッハ「フランス組曲」というバロック時代の2つの組曲で、ラフマニノフによるバロック作品が元になった変奏曲を挟 むというプログラムとなっています。高い技術力に裏打ちされた端正なタッチと個性あふれる音楽性で、聴く者を引き込んでやまない魅力的な アルバムです。

ARCANA
A-558(1CD)
ベートーヴェン:ロンド ハ長調 Op.51-1(1796-97)
ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3(1797-98)
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調 Op.13「悲愴」(1798-99)
ピアノ・ソナタ 第12番変イ長調 Op.26(1800-01)
ジャンルカ・カシオーリ(フォルテピアノ)
※使用楽器:ウィーンのヴァルター&ゾーン1805年頃製作モデルに基づくディヴィショフ(チェコ)のポール・マクナルティ2009年製作の再現楽器(音域FF-c4)

録音:2022年5月25-31日パチェット・トリネーゼ(イタリア北西部ピエモンテ地方トリノ県)
1990年代半ば巨匠ポリーニに才能を見出され、DGやDECCAなどでの録音で注目されてきたジャンルカ・カシオーリ。現代作曲家として古 典的な曲種のピアノ音楽も作曲する一方、演奏家としての幅広い関心は古楽器にも及び、来日公演や近年の録音ではヴァイオリンの庄 司紗矢香とモーツァルトのソナタ群を、かの天才作曲家が晩年に弾いていた楽器に近いモデルのフォルテピアノで演奏し話題を呼んでいま す。そこで用いられたウィーンのヴァルター工房1805年モデルに基づくフォルテピアノを再現したのは、アレクセイ・リュビモフやロナルド・ブラウティ ハムら古楽器演奏に長じたプレイヤーたちからの信頼も厚い名工ポール・マクナルティ。今回は同じ楽器を用い、モーツァルトの少し後に同じ ウィーンで活躍したベートーヴェン初期の傑作群に迫ります。収録曲はどれも、作曲家が1803年にパリのエラール社製の楽器を知る前の作 品ばかり。適切な楽器の選択もさることながら、現代楽器での豊かな演奏経験に裏打ちされた音楽性は、古楽器の響きの特徴を活かして 作品本来の姿へと迫る上でもブレのない濃やかな音色表現で耳を惹きます。ライナーノートに寄せられたカシオーリへのインタビュー(伊語、 英語、仏語)でも明敏な洞察が随所に見られ、その誠実な解釈姿勢がよく伝わってきます。
ARCANA
A-557(2CD)
NX-D09
バッハ:6つのパルティータ BWV825-830 ジュリア・ヌーティ(Cemb)
※使用楽器:パリのアンリ・エムシュ1751年製作モデルに基づくブレーメンのクリスティアン・クールマン2016年製作の再現楽器

録音:2021年11月4-7日、ゼンデザール、ブレーメン
Deutsche Harmonia MundiとARCANAにそれぞれ録音したフランス音楽アルバムが高い評価を博す一方、イタリア・バロックの通奏低 音奏法についての著書もある古楽鍵盤奏者ジュリア・ヌーティ。ロンドン王立音楽大学(RCM)で研鑽を重ね、ヴィクトリア&アルバート美術 館の協力演奏家として意欲的な活動を続けた後は故郷イタリアの最前線をゆくイル・ポモ・ドーロやモード・アンティクオ、ナタリー・シュトゥッツ マンの古楽器楽団オルフェオ55などでも実績をあげてきた実力派です。バッハ作品への深い理解はキアラ・ザニシと共にARCANAで録音し たヴァイオリンと鍵盤のためのソナタ集(A426)でも示されましたが、今回はライプツィヒ市の音楽監督となったバッハが自身の鍵盤技法の集 大成を試み自費出版を始めた『鍵盤練習曲集』の最初の結実である6つのパルティータを全曲録音。瑞々しいタッチで力むことなく、しかし 音楽の特質を隅々まで捉えた精緻な解釈で紡ぎ出される演奏は実に新鮮でありながら豊かな含蓄も感じさせ、バッハの世界に深く分け入 る喜びを改めて強く喚起してくれます。使用楽器はバッハと同時代を生きたパリの名工エムシュによる1751年製作楽器に基づく精巧な再 現。エムシュの師はテレマンの友人でもあったハノーファーの鍵盤製作家アントン・ファーター(1715年に工房を開いたパリでの仏語名はアント ワーヌ・ヴァテール)で、モデルとなった楽器はパリで作られながらファーター流の伝統に従っており、二段鍵盤を使うドイツ音楽の演奏に選ばれ ることも多い銘器(Hitasuraレーベルのフレデリク・ハースもバッハ録音で愛用しています)。古楽器録音に通じたARCANAならではの、くっき りとした音像と残響のバランスが心地よい自然なエンジニアリングも嬉しいところです。

Dynamic
CDS-7990(1CD)
NX-B06
ステファノ・ゴリネッリ(1818-1891):2つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第2番「大ソナタ」 Op.53
ソナタ第1番Op.30
ロレダーナ・ブリガンディ(P)

録音:2023年5月17日
ステファノ・ゴリネッリは、ボローニャ出身のピアニスト・作曲家。ボネデット・ドネッリにピアノ、ニコラ・ヴァッカイに作曲を 師事したのち、1840年にはロッシーニの勧めで、ボローニャ音楽学校の教授になり1870年までその職にありまし た。ピアニストとしても広く活躍しましたが、今日、その名前はほとんど忘れられてしまいました。 このアルバムには彼が残した5曲のソナタの中から2曲を収録。初期の作品である第1番は古典的な作品。第1 楽章の冒頭からはシューマンの影響も感じられます。第2番のソナタはリストのライヴァルと目されたジギスムント・ タールベルクに捧げられたもので、技巧的、かつショパンを思わせる抒情的な場面も用意された規模の大きな作 品。溢れだすかのような豊かな旋律美が魅力です。ロレダーナ・ブリガンディはサンタ・チェチーリア音楽院で学んだ ピアニスト。これまでにモシェレスやクーラウなど、古典派作品の録音で高く評価されています。

ONDINE
ODE-1446(2CD)
NX-C07
バッハ:6つのヴァイオリン・ソナタ
ソナタ ロ短調 BWV1014
ソナタ イ長調 BWV1015
ソナタ ホ長調 BWV1016
ソナタ ハ短調 BWV1017
ソナタ ヘ短調 BWV1018
ソナタ ト長調 BWV1019
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(バロック・ヴァイオリン)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ロジェリ1691年製作のオリジナル
トゥイヤ・ハッキラ(フォルテピアノ)
ゴットフリート・ジルバーマン1747年製作のモデルによる、アンドレア・レステッリ(ミラノ)によるレプリカ

録音:2022年4月
バッハの6つのヴァイオリン・ソナタは1720年前後に成立したとされていますが、晩年の1740年代にいたるまで改訂が続けられていたようです。1774年に彼 の息子 C.P.E.バッハが史上最初のバッハ伝の作者フォルケルに送った包みには、伝記的資料と共にこのソナタ集の楽譜の写しが含ま れており、同封された手紙には「作曲から50年を経た今でも立派に響くので、私は楽しんでいます」と書かれていました。このソナタはバッハによってチェンバロ が指定されていますが、ここでは晩年のバッハとC.P.E.バッハが共に愛したジルバーマンのフォルテピアノをモデルとした楽器を使い、彼らが弾き、聴いたかもし れない響きを奏でています。 ヴァイオリンのカーキネン=ピルクは、ルーシー・ファン・ダールらにバロック・ヴァイオリンを学び、ブリュッヘン、クイケン、モルテンセン、ヘレヴェッヘらのオーケストラで 演奏してきました。ハッキラはFinlandiaレーベルのモーツァルト:ピアノ・ソナタ集をはじめ、時代楽器による古典派からロマン派音楽の録音も多くあります。 ヴァイオリンの美しい音色と自然なフレージング、フォルテピアノによる柔らかく深い響き。この名曲に注目すべき録音が生まれました。

Grand Piano
GP-863(1CD)
NX-B03
ニッコロ・カスティリョーニ(1932-1996):ピアノ作品全集 第2集
5つのイノディ(1953)…世界初録音
3つの練習曲(1954)…世界初録音
動の開始(1958)
カンジャンティ(1959)
3つの小品(1978)
優しき慰め -6つの宗教的な歌(1984)
He(1990)
アルド・オルヴィエート(P…Fazioli F278)

録音:2023年2月10日、2023年2月12日、2023年2月13日、2023年2月14日
20世紀後半のイタリアで活躍した作曲家ニッコロ・カスティリョーニ のピアノ曲集、2022年に発売されてアメリカン・レコード・ガイド誌で高く評価された第1集 (GP862)の続編が登場。1950年代から1990年にかけて作曲された作品を収録しています。7つの音で構成された低音の旋律が持続する「オスティナー ト」や聖木曜日の祈りで歌われる讃美歌をモティーフとした「讃歌」でのスタイルから一転、その1年後に書かれた「3つの練習曲」ではデビュー当時の新古典 主義の作曲家というイメージを払拭する12音技法が用いられています。1958年の「運動の開始」はダルムシュタット夏季現代音楽講習会での名刺代わり となった作品。その翌年の「カンジャンティ(絶え間ない変化の意味)」も同じくダルムシュタットのための作品です。そのほぼ20年後の「3つの小品」では作風が すっかり変化し、晩年の特徴である「禁欲的ともいえるシンプルさ」が見て取れます。円熟期の代表作の一つ「優しき慰め」では時折抒情的な響きも現れ、 1990年の「He」では更に切り詰められた音楽となり、後半ではE音とF音の隣接したモティーフがなんと100回以上繰り返して演奏されて呪術的な効果を 生み出しています。演奏は第1集と 同じくイタリア出身のアルド・オルヴィエートが担当。
Grand Piano
GP-945(1CD)
NX-B06
アルメニアの秘密〜カラ=ムルザ、コルガノフ、メリキアン:ピアノ作品集
クリスタポル・カラ=ムルザ(1853-1902):アルメニア民謡によるポプリ Op. 11(1885)
カラ=ムルザ:葬送行進曲(1890)
ゲナーリ・コルガノフ(1858-1890):バヤティ(1887)
コルガノフ:アルメニア狂詩曲 Op.15(1892)
ロマノス・メリキアン(1883-1935):エメラルド(1918)(V. サルグシャンによるピアノ編2019)…世界初録音
メリキアン:ヒースローズ(1912)
(V.サルグシャンによるピアノ編2020)…世界初録音
 秋の歌(1912)(V.サルグシャンによるピアノ編 2020)…世界初録音
 赤髪の花嫁(1913)(V.サルグシャンによるピアノ編 2020)…世界初録音
ユリア・アイラペティアン(P…Fazioli F278、Steinway Model D)

録音:2023年5月19日、2023年8月8日
アルメニアの民謡、舞曲や歌に由来する知られざるピアノ作品を集めた1枚。 クリスタポル・カラ=ムルザは幼少期からピアノとフルート、音楽理論を学び、29歳の時に南コーカサス地方に移住。アルメニア人が多く居住する村を訪れ、 数百の民謡や舞曲を採集しました。その後合唱指揮者として活発なコンサート活動を行いながら、アルメニアに90を超える民謡合唱団を設立し、名歌手 たちを育て上げました。アルバムには彼の代表作の一つ「アルメニア民謡によるポプリ」と「葬送行進曲」を収録。ポプリの最後の曲には、現在アルメニア国歌 として知られる旋律が用いられています。 ゲナリー・コルガノフはジョージア出身のピアニスト、作曲家。ライプツィヒで学び、サンクトペテルブルク音楽院でピアニストとしての訓練を受けた後、1880年に ジョージアに戻り演奏活動を続けながら公務員の仕事をこなし、余暇に作曲を行いました。「バヤティ」と「アルメニア狂詩曲」はアルメニアの旋律を用いた、リ ムスキー=コルサコフの影響も感じさせる描写的な音楽です。 ロマノス・メリキアンはアルメニアの作曲家、音楽教師。イッポリトフ=イワノフに影響されティフィリスで民謡を収集。これらの旋律を用いた歌曲(ロマンス)で知 られています。『エメラルド』は彼の最も良く知られる歌曲集。このアルバムでは1930年生まれの作曲家ヴィリー・サルグシャンによるピアノ編曲版が演奏され ています。演奏は米国を拠点に活動するピアニスト、ユリア・アイラペティアン。忘れ去られていたアルメニアのピアノ音楽を発掘し、米国、中国、ヨーロッパ、ロ シア、アルメニアで初演を行っています。

Capriccio
C-5526(1CD)
NX-B10
フランツ・シュミット(1874-1939):ピアノ・アルバム
シャコンヌ 嬰ハ短調 - オルガンのために*
ロマンス - ピアノのために
トッカータ - 左手ピアノのために
4つの小さなコラール前奏曲 第3番- オルガンのために*
創作主題による変奏曲とフーガ- 歌劇「フレディグンディス」よりロイヤル・ファンファーレ*

*…カール・アンドレアス・コリーによるピアノ編
カール・アンドレアス・コリー(P)

録音:2022年8月8-9日、2023年2月13日
歌劇「ノートルダム」や交響曲が知られるオーストリアの作曲家フランツ・シュミット。フェルディナント・ヘルメスベル ガーからチェロを学んだ彼は優れたチェリストとしてウィーン宮廷歌劇場Oで演奏した他、ピアニストとしても 優れた才能を発揮していました。しかし、シュミットはピアノよりもオルガンに興味を抱き、この楽器のために何曲もの 作品を残しましたが、ピアノのための作品はそれほど残しておらず、両手ピアノのための曲は「ロマンス」1曲のみ。他 は「ピアノ五重奏曲」も含め、どれも戦争で右手を失ったパウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれたものでした。 ピアニスト、カール・アンドレアス・コリーはこのアルバムでオリジナルの「ロマンス」と「トッカータ」を演奏、併せて彼のオ ルガン作品の中から3曲をピアノ用に編曲、オルガンの持続音をピアノのサスティンペダルで代替するなどのさまざま な工夫を凝らし、作曲家に敬意を払いつつ演奏しています。

アールアンフィニ
MECO-1081(1CD)
税込定価
伊藤順一/レスポワール
ラヴィーナ:初めての告白 作品40
フォーレ:舟歌 第3番変ト長調 作品42
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 喜びの島/夢
ラヴェル:クープランの墓
 マ・メール・ロワ- 妖精の園
伊藤順一(P)

録音:2023年3月9日&10日
フランス三大音楽院であるパリ国立、リヨン国立、パリ・エコール・ノルマルで研鑽を積み、シャトゥ(フランス)、ステファノ・マリッツァ(イタリ ア)、マウロ・パオロ・モノポリ(イタリア)、ニース(フランス)の各国際コンクールでグランプリに輝いた伊藤順一、待望のセカンド・アルバム です。まさに生粋のフランス仕込みならではの洗練された解釈や透明感溢れる音色は、伊藤の真骨頂です。他の追随を許さない真のエス プリをご堪能下さい。

TOCCATA
TOCN-0031(1CD)
NX-B03
19世紀中期の家庭用のピアノ連弾作品集
モシェレス(1794-1870):美しき結合 序奏付きの華麗なロンド Op.76(1828頃)…世界初録音
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」- 前奏曲(編曲者不詳)…世界初録音
メンデルスゾーン:アンダンテと変奏 Op.83a(1841/44改訂)
ホースリー(1822-1876):3つの室内二重奏 Op.46(1857)…世界初録音
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリー(1785-1858):弦楽四重奏曲第3番ト長調 Op. 31(1824-27頃)(作曲家による4手編)
オーギュスタ・オルメス(1847-1903):プロローグ:交響詩(1883)(作曲家による4手編)…世界初録音
ステファニー・マッカラム(第1ピアノ)
エリン・ヘルヤード(第2ピアノ)
ピアノ…1853年製エラール

録音:2023年7月13、14日
今作では19世紀中頃に書かれたさまざまな作曲家の作品を紹介。ボエリーやオルメスによるオーケストラ曲や室内楽作品の連弾編曲をはじめ、編曲者不 詳の「ローエングリン」の前奏曲、技巧を凝らしたモシェレスの「華麗なロンド」など、編成の大きな曲を家庭で演奏するため、また生徒たちの音楽性と技術の 向上のために役立ったであろう連弾作品をたっぷりとお楽しみいただけます。録音に用いられたのは前作と同じ、1853年製のエラール・ピアノ。繊細な音色 でありながら、多彩な表現力を持つ楽器です。

Gramola
GRAM-99305(1CD)
シューベルト:即興曲集 D899
3つの小品 D946
アレグレット ハ短調 D915
イングリット・マルゾナー(P)

録音:2023年1月1-3日
オーストリアのピアニスト、イングリット・マルゾナーが弾くシューベルト。 音楽一家に生まれ4歳からピアノを始めたマルゾナーは、11歳でグラーツ国立音楽大学に入学し、エドヴィン・ フィッシャーの弟子、ゼバスティアン・ベンダに師事した後、パウル・バドゥラ・スコダやアルフレッド・ブレンデル、タチア ナ・ニコラーエワらから教えを受け、数多くのコンクールで優勝しています。バッハからウィーン古典派の作品を得 意としており、これまでにGramolaレーベルから6枚のアルバムを発売し、どれも高く評価されています。 このアルバムは2008年に発売された「ソナタ第13番、第16番」(Gram98808)に続くもので、端正な表現の中 に深みを増した解釈が感じられる魅力ある演奏です。
Gramola
GRAM-99303(1CD)
シュペートレーゼ
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K. 475
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ブラームス:3つの間奏曲Op.117
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
アンドレアス・エッゲルツベルガー(P)

録音:2022年12月12-16日
「シュペートレーゼ Spatlese」とは遅摘み、遅い収穫の意味。完熟ぶどうを用いたワインを指すことが多く、まろや かで熟成された味を楽しむことができるというもの。このタイトルに併せ、モーツァルト、ブラームス、ショパン。3人の作 曲家の円熟期の作品を集めた1枚です。円熟期とはいえ、モーツァルトの幻想曲とソナタは20代に書かれた曲で すが、すでに大家としての風格を備えており、ベートーヴェンを予感させる堂々たる曲です。ショパンのソナタは34歳 の時の作品。力強く壮大な規模を持つショパンの代表作のひとつです。ブラームスの3つの間奏曲は59歳の時の 作品。晩年のブラームスらしい滋味あふれる旋律を持ちながら、精妙な対位法が凝らされた名作です。オーストリ アとアメリカでカール・ハインツ・ケンマーリングとオレグ・マイセンベルクからピアノを学んだアンドレアス・エッゲルツベル ガーの共感溢れる演奏が魅力です。

H.M.F
HMM-902386(1CD)
ラルームのシューベルト
ピアノ・ソナタ第20番イ長調D959
楽興の時Op.94
アダム・ラルーム(P)

録音:2023年4月/ポワチエ劇場講堂
2020年3月の第1弾に続くアダム・ラルームのシューベルト第2弾の登場です。今回はピアノ・ソナタ第20番と楽興の時全曲。第1弾でピアノ・ソナタ第18 番と19番(HMM902660)、MIRAREレーベルで第21番を手掛けていて、後期4大ソナタすべてが揃いました。
ピアノ・ソナタ第20番は死の年の作で、演奏時間40分を超えます。シューベルトならではの優しいメロディと激しく攻撃的な面を兼ね備えますが、ラルームはシッ クで落ち着いた演奏を繰り広げます。有名なヘ短調作品を含む「楽興の時」も独特なオシャレ感に満ちていて魅力的。新しいシューベルト像を確立していく予感が 伺えます。
ラルームは1987年生まれ。パリ音楽院でミシェル・ベロフに師事し、2009年にクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。ヴァイオリンの梁美沙らとトリオ・ レ・ゼスプリを結成して室内楽にも力を入れています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902393(1CD)
ピアノによるワーグナー名場面集
「ラインの黄金」〜ヴァルハラへの神々の入場(ブラッサン&ルガンスキー編)
「ワルキューレ」〜魔の炎の音楽(ブラッサン編)
「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデとジークフリートの愛の二重唱(ルガンスキー編)
「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインの旅(ルガンスキー編)
「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲(ルガンスキー編)
「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデの告別の歌(ルガンスキー編)
「パルジファル」〜場面転換の音楽と終幕(モットル、ルガンスキー、コチシュ編)
「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死(リスト編)
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:2023年9月慈愛同信会(パドヴァ)
技術、音楽性ともに現在最高のピアニストのひとりニコライ・ルガンスキー。レコーディングに積極的でディスコグラフィも充実していますが、最新盤は驚きのワー グナー。とはいってもワーグナーのオリジナル・ピアノ曲ではなく、楽劇の名ナンバーをピアノで披露。
ワーグナー作品のピアノ編曲自体は各種存在しますが、複雑なスコアを10本の指に収めることや、ゆったりと流れる時間感覚など原曲の持ち味を保つのは難 しく、ルガンスキーは既存の編曲を拡大したり、自らの版を手掛けての挑戦。聴きものは彼編曲による「神々の黄昏」からの4つの場面。20年以上前から構 想しながら、レコーディングの数日前にようやく完成したというもの。単なるヴィルトゥオーゾ効果ではなく、善悪や富と愛についての哲学的深みを湛えた壮大な もので非常に感動的。ルガンスキー円熟の神業を見せてくれます。
ルガンスキーは大のワグネリアン、ことに「ローエングリン」以降の作には目がなく、アルバム実現が夢だったと語っています。実際ワーグナーの話をしだす と止まらず、CDブックレットでも熱いワーグナー愛を論じています。
ルガンスキーが「ワーグナーのピアノ編曲の真の傑作」と賞するリストの「イゾルデの愛の死」が最後に披露されますが、オペラ原作を深く理解しているだけ あり、数多い同曲録音中でも別格の説得力と凄みに圧倒されます。 (Ki)

Passacaille
PAS-1144(1CD)
ハイドン:後期ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第52番(第62番) 変ホ長調 Hob.XVI:52
ピアノ・ソナタ第50番(第60番) ハ長調 Hob.XVI:50
ピアノ・ソナタ第49番(第59番) 変ホ長調 Hob.XVI:49
変奏曲 へ短調 『小ディヴェルティメント』 Hob.XVII:6
幻想曲 ハ長調 Hob.XVII:4
ピアノ・ソナタ第44番(第32番) ト短調 Hob.XVI:44
マイケル・キーナー(フォル テピアノ)
1790年Johann Walter製に基づく、1991年Christopher Clarke製

録音:2017年5月2-5日/スイス
ハイドン後期のピアノ・ソナタは、チェンバロよりもピアノが一般的になっていく時代にあって、さらに18世紀末イギリスのフォルテピアノや名手テレーゼ・ジャ ンセン・バルトロッツィ(ハイドンがソナタ第50〜52番を献呈)との出会いにも感化され、より「ピアニスティック」な内容になっていきます。最後のピアノ・ソナ タである第52番はまっすぐベートーヴェンにつながる系譜の作品で、華麗な技巧も深遠な歌もつめこんだ大曲。半音階を駆使したロマンティックな転調も特徴的 です。フォルテピアノの演奏で聴くと、楽器の潜在能力をめいっぱいに使って書いているのがわかります。
マイケル・キーナーは1950年スイス生まれで、アムステルダムでレオンハルトに師事したベテラン・チェンバロ奏者。ソリストとして活躍する他、イル・ジャルディー ノ・アルモニコやイル・ガルデリーノなどとも共演しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902626(1CD)
グラナドス:ゴイェスカス(全6曲) ハビエル・ペリアネス(P)

録音:2023年5月サーラ・モーツァルト(サラゴサ。スペイン)
ファリャやモンポウなどスペイン系ピアノ音楽紹介に力を入れるペリアネスがグラナドスの「ゴイェスカス」に挑戦。
全6曲から成る組曲「ゴイェスカス」は1911年の作。アルベニスの「イベリア」とならびスペイン・ピアノ音楽の最高峰とされ、描写的かつ煽情的な音楽 を独特な民俗的イディオムと最高度の難技巧で表現されます。グラナドスは18世紀末の純スペイン的な時代と文化に愛着を持っていたとされます。「ゴイェスカ ス」はまさにその時代に生きたゴヤの絵画の世界、ラテン系ならではの情熱的な愛と、その甘美さのうちに漂う死の匂いを絶妙に描いています。
スペイン人ペリアネスはゴヤの世界を熟知し雰囲気の表現も自然ながら、ことさら悩ましさを強調することなくピュアで高貴な世界を描いています。後で作られ た「わら人形」もしっかり収録、生命力抜群でカラっとした快演を繰り広げます。 (Ki)

ARTHAUS
10-9461DVD(DVD)
アンドレア・バッケッティ ・イン・コンサート
バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914
 コラール:愛する御神にすべてを委ねる者は BWV691
 前奏曲ハ長調 BWV846a(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)
 メヌエット(アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻)
 フランス組曲 第5番ト長調 BWV816
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397,ロンド ニ長調 K.485
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
リスト:コンソレーション 第4番変ニ長調
L.J.ディーマー:ノクターン変ニ長調Op.15
シューマン:子供のためのアルバム Op.68-35「ミニヨン」
ドビュッシー:前奏曲第1集「夕べの大気に漂う音と香り」
マリピエロ:シエスタ(昼寝)
ショパン:ノクターン 変ロ短調Op.9-1
 エチュード 第2番ヘ短調Op.25-2
ロッシーニ:純血種のタランテラ
ハッセ:ソナタ ト長調
ヴィラ=ロボス:オ・ポリシネロ(道化人形)
ショパン:エチュード 第5番変ト長調Op.10-5「黒鍵」
アンドレア・バッケッティ (P)

収録:2015年、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場 (ライヴ)

画面:16:9NTSC
音声:PCMステレオ、107分
イタリア、ジェノヴァを代表するピアニスト、アンドレア・バッケッティが、2015年に地元ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場で行ったコンサートのライヴ映像 です。得意のバッハを中心に、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシーの名曲、そしてヴィラ=ロボス、ロッシーニの秘曲や、マリピ エロ、ハッセなどのあまり知られていない小品を散りばめた多彩なプログラムが展開されています。
アンドレア・バッケッティは、1977年、イタリア・ジェノバ生まれ。11歳という若さでクラウディオ・シモーネ指揮のイ・ソリスティ・ヴェネティと共演を果たし、 早くからピアニストとして頭角を現していました。録音はイタリア・ソニーを中心に数多く行っており、2014年ソニー・クラシカルよりバッハの「鍵盤作品全 曲録音チクルス」、「フランス組曲(全曲)」が、2016年5月にはその第3弾となるバッハの「ピアノ協奏曲全集」をリリース。また、バッハのインヴェンショ ンとシンフォニアのCD(DYNAMIC社)では、2011年4月のBBCミュージック・マガジンで“Discs of the Month(月間最優秀賞)”に選出。2021年に 録音したバッハ「平均律クラヴィーア曲集第2巻」(10-9452CD)は、高い評価をうけています。

SONARE
SONARE-1065(1CD)
税込定価
地球の旅、音楽の旅
エルガー:愛の挨拶
バッハ:G線上のアリア
ヴィヴァルディ:『四季』より「春」第1楽章、「夏」第1楽章、「秋」第3楽章、「冬」第2楽章
ピアソラ:リベルタンゴ
作者不詳:さくらさくら
リスト:愛の夢第3番
パッヘルベル:カノン
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ポンセ:エストレリータ
J・シュトラウス:美しく青きドナウ
ドヴォルザーク:家路
※全作品の編曲:林きらら
市山ゆう(Fl)、大塚野乃子(Vn)
フルートとヴァイオリン、メロディ楽器同志のデュオという珍しい組み合わせで、音楽で世界の国々をめぐります。イギリス、ドイツ、イタリア, アルゼンチン、日本、 ハンガリー、フランス、メキシコ、オーストリア、そしてチェコと、全部で10か国の音楽が登場します。
フルートもヴァイオリンも、オーケストラやアンサンブルでは高音部でメロディを担当することの多い楽器です。このアルバムでの二つの楽器のハーモニーは、ま るで二人の妖精が世界をめぐりながら楽しげにおしゃべりしているさまを聴くようです。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28390(1CD)
税込定価
2023年12月25日発売
ショパン、哀しみのジャル
ノクターン ハ短調 作品48-1
マズルカ イ短調 作品68-2
マズルカ ヘ長調 作品68-3
マズルカ 嬰へ短調 作品6-1
マズルカ イ短調 作品17-4
ポロネーズ 嬰ヘ短調 作品44
ポロネーズ 変イ長調 作品53「英雄」
ポロネーズ 変イ長調 作品61「幻想」
ノクターン 嬰ハ短調 遺作
遠藤郁子(P)

録音:2015年10月/東京(ライヴ録音)
 ワルシャワ・フィルの指揮者コルトに「日本人唯一のショピニスト」と 絶賛され、ルービンシュタイン、ペルルミュテルなど数々の巨匠から称賛 を集めたピアニスト遠藤郁子。  当アルバムでは2015年に東京オペラシティのリサイタルホールで、遠 藤郁子のデビュー50周年とポーランド共和国聖十字功労勲章の受勲を記 念して行われたリサイタルより、ショパン9作品の演奏を収録。  名ピアニストによる入魂の演奏を聴ける貴重な音源です。(カメラータ)

BRINRINRI
KYBR-2304(1CD)
税込定価
アルハンブラの想い出〜特選小品集 【山下和仁アーカイブ】
(1) アルハンブラの想い出(タレガ)
(2) ドビュッシー讃歌 (デ・ファリャ)
(3) 雨だれ(リンゼイ)
(4) くまんばち (プジョール)
(5) ノルテーニャ(クレスポ)
(6) ワルツアンダンティーノ (カーノ)
(7) ブルガレーサ(モレノ=トロバ)
(8) ミュゼット(バッハ / 山下和仁編)
(9) 子守むすめ(カステルヌオーヴォ=テデスコ)
(10)2つのメヌエット(ラモー/ 山下和仁編)
(11)月光(ソル)
(12) 愛のロマンス ~ 「禁じられた遊び」より (スペイン民謡)
(13) 精霊の踊り(グルック / 山下和仁編)
(14) 鳥の歌(カタロニア民謡 / 山下和仁編)
(15) コンポステラの歌(作者不詳 / 山下和仁編)
(16) 舟歌(コスト)
山下和仁(G)

録音:2002年ほか
還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第4弾。夜のしじま、木漏れ日の中、心に浮 かぶままギターを爪弾くマエストロ。山下和仁のギターといえば、ギター本来のレパートリー のほか「展覧会の絵」「新世界より」など大曲の自編やバッハ編曲で知られているが、同時に 長く人々の心に残り語り草となっているのが圧倒的な演奏によるギター小品群です。本ア ルバムには「愛のロマンス」「アルハンブラの想い出」「雨だれ」「舟歌」などギターのための 名曲のほか、CD初公開となる自編による「精霊の踊り」「ミュゼット」など、全16曲の小品の 数々が収録されています。 ※本CDにはライブ録音に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください

Stradivarius
STR-37243(1CD)
ジャン・フランチェスコ・マリピエロ:ピアノ作品全集 Vol.3
前奏曲(1901-02)/サラバンダ(1901-02)/6 つの小品(1905)/ アーゾロの詩(3曲)(1916)/午睡(1920)/ドビュッシーに(1920)/ 乗馬(3曲)(1921)/木を喰う虫(4曲)(1922)/リチェルカール・トッカンド(1959)
アルド・オルヴィエート(P)

録音:2021年6月7-10日 イタリア ヴェネト州 ヴェネツィア
第1集(STR-37133)、第2集(STR-37164)に続く、アルド・オリヴィエーロによるジャン・フラン チェスコ・マリピエロのピアノ作品集の第3集。マリピエロ没後50周年を記念する CDでもある。今回は20歳頃の作品から、1959年の作品まで、マリピエロのモダニズムの面が 強く出た作品が集められています。マリピエロは日本ではイタリアのバロック音楽を現代に蘇ら せた立役者として良く知られているだろうが、ここに収録された曲を聞くと印象がガラリと変わ るでしょう。アルド・オルヴィエートはヴェネツィア音楽院出身のベテランのピアニスト。マリピエ ロへの深い共感に満ちた見事な演奏を聞かせてくれます。
Stradivarius
STR-37211(1CD)
バッハ:ギター演奏による無伴奏チェロ組
曲集

(1)組曲第2番ニ短調 BWV1008
(2)組曲第4番変ホ長調 BWV1010
(3)組曲第1番ト長調 BWV1007
(1)アレッシア・マッティアッツィ(G)
(2)ロベルト・ザドラ(G)
(3)マルコ・エンマヌエーレ(G)

録音:2020年1月 イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ州 ボツツァーノ、
バッハの無伴奏チェロ組曲集から3曲をそれぞれ若いギター奏者が演奏したCD。3人はいずれ もボルツァーノ音楽院の出身者。アレッシア・マッティアッツィは1995年の生まれ。北イタリアを中心 に活動しています。ロベルト・ザドラは1998年、地元ボルツァーノの生まれ。ミュンヘンに留学してい たのでドイツ語圏でも活動しています。マルコ・エンマヌエーレは1996年、トレヴィーゾの生まれ。室 内楽での活動も目立つ。演奏は、しっとりと美しいマッティアッツィ、明るく伸びやかなザドラ、穏や かに深みのあるエンマヌエーレと三者三様、いずれも楽しめる。
Stradivarius
STR-37241(1CD)
リスボン=ミラノ」〜無伴奏アルトサクソフォン作品集
パリジーニ(b.1984):そして海のように叫ぶ叫ぶ叫ぶ(2023)
フランチェスコーニ(b.1956):跡(1988)
ボチマン(b.1950):エッセイ8(2001)
オリヴェイラ(b.1959):統合的な4(1987)
フランチェスコーニ(b.1956):夜想曲(1985-87)
シャリーノ(b.1947):ベルクソンの時計(1999)
マヌエル・テレス(アルトサクソフォン)

録音:2023年4月6、7日 ポルトガル シントラ
「リスボン=ミラノ」と題された20世紀後半以降の無伴奏アルトサクソフォンの作品集。サルヴァ トーレ・シャリーノ(1947-)の他、ヴィンチェンツォ・パリージ(1984-)、ルカ・フランチェスコーニ (1956-)、ジュアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-)、クリストファー・ボチマン(1950-)の作品が並ぶ。 マヌエル・テレスは2002年生まれのポルトガルのサクソフォン奏者。リスボンで学んだ後、ミラノの ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に進み、それがこの CD の題名に繋がっています。既に若き天才クラ シカル・サクソフォン奏者として広く活躍しています。
Stradivarius
STR-37279(1CD)
「アリオ・モード」〜バッハ:チェンバロ作品集
デュエット第3番ト長調 BWV804
平均律クラヴィーア曲集第2巻〜前奏曲とフーガ第7 番変ホ長調 BWV876
カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ第4 番嬰ハ短調 BWV849,前奏曲とフーガ第8番 変ホ短調 BWV853
デュエット第4番イ短調 BWV805
平均律クラヴィーア曲集第2巻〜前奏曲とフーガ第20 番イ短調 BWV889
デュエット第1番ホ短調 BWV802
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
デュエット第2番ヘ長調 BWV803
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(Cemb)

録音:2022年10月3―5日 イタリア ロンバルディア州 ミラノ
スペイン出身でイタリアで活動するチェンバロ奏者、アマヤ・フェルナンデス・ポズエロの stradivarius への2枚目のCD は、全バッハ作品集(1枚目の「D.スカルラッティと同時代の作曲家 (STR37197)」はレコード芸術特選盤)。4 つのデュエットに平均律クラヴィーア曲集から 4曲などを混ぜ込み、最後をイタリア協奏曲で〆る という意欲的なプログラム。解説(英伊西語)も本人が書いています。演奏は明るく柔らかさのある南欧 のバッハでありつつ、潤いと陰りのある情感にも長けていて、心に染み入る。1988 年、ミラノのフェル ディナンド・グランツィエーラ製作のフランドルスタイルのチェンバロも実に良い音を出しています。 簡易紙ケース収納。

MDG
MDG-61323002(1CD)
フランス6人組のピアノ作品集
サティ:風変わりな美女
オーリック:3つの間奏曲
ミヨー:3つのラグ・カプリス、マズルカ
オネゲル:サラバンド、7つの小品
プーランク:3つの小品 パストラール、ワルツ
タイユフェール:パストラール、ドビュッシーへのオマージュ、あまり速くなく
ルイ・デュレ(1888-1979):無言歌、3つの前奏曲、フランシス・プーランク
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)
使用楽器:1901年製のスタインウェイ「Manfred Burki」

録音:2022年5月27-28日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス
20世紀前半のフランスで活躍した作曲家たちの集団「フランス6人組」。バレエ・リュスのために1916年にサティが作曲した「パラード」の前衛性に共感した 若き作曲家たちがサティを中心に『新青年』を結成。その中から詩人ジャン・コクトーが選んだ6人の作曲家(オーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、 タイユフェール)は、ドビュッシーの後継者として新たな音楽性を探求し、第一次世界大戦後のフランスにおいて音楽界を牽引する役割を担いました。しかし6人は 必ずしも音楽的に同質のグループとはいえませんでした。唯一の共通項といえば、反ワーグナー(オネゲルはのぞく)と印象派への反発という点であり、それはタイ ユフェールの『ドビュッシーへのオマージュ』というタイトルがすべてを物語っているといえるでしょう。 本盤では、サティのピアノ曲全集の録音にも取り組んでいる名手シュテッフェン・シュライエルマッヒャーが、絶妙のプログラミングで、6人組とその周辺の音楽を 描き出しています。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0075(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
[CD1]第1番ハ長調 BWV846〜第12番ヘ短調 BWV857
[CD2]第13番嬰ヘ長調 BWV858〜第24番ロ短調 BWV869
アレクサンドラ・ソストマン(P)

録音:2023年1・3月/ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト=ハレ
グランドピアノのソノリティを活かしたバッハ演奏。アレクサンドラ・ソストマンはバッハと他の作曲家を混ぜたプログラムを発表するなどし、グランドピアノの系 譜でバッハにとりくむ演奏家であり、『平均律』への挑戦は彼女の意気込みが強く感じられます。 (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0074(1CD)
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):鍵盤作品集
ソナタ第2番イ長調 BR A14
[イェルマイネ・シュプロッセ作:幻想曲 ヘ長調 『J.C.F.バッハの諸感覚』(2022)]
フーガ ヘ長調 BR A inc.5
ソナタ第3番ヘ長調 BR A18
ソナタ第1番ハ長調 BR A3
ソナチネ イ短調 BR A12/1
ソルフェッジョ ニ長調BR A108
ソナタ第1番ニ長調BR A13
ポロネーズ ト長調 BR A109
アングロワーズ ト長調 BR A67
「ああ、ママに言うわ」によるアレグレットと18の変奏 ト長調 BR A45(きらきら星変奏曲)
イェル マイネ・シュプロッセ(フォルテピアノ)
Fortepiano by J. Haselmann (ca.1805), Romeo Ciuffa Collection
Pitch:430hz, unequal temperament

録音:2022年7月/イタリア、ラツィオ、モンテコンパトリ、パラッツォ・アンニバルデスキ
バッハの息子の中で、あまり聴かれないヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795)。音楽の大都市から遠いビュッケブルクのカペルマイス ターを務めていたこともあまり表に出てこない要因と思われます。しかし鍵盤作品のレベルは高く、そのヴィルトゥオーゾぶりは当時有名だったといいます。彼の作 品に魅せられたピアニスト、イェルマイネ・シュプロッセによる厳選された鍵盤作品集。最後の「きらきら星変奏曲」がおもしろい! (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0082(1CD)
グリーグ:叙情小曲集
アリエッタ Op.12-1/ 子守唄 Op.38-1/ 小人の行進 Op.54-3/ 過ぎ去った日々 Op.57-1/ 小川 Op.62-4 / 孤独なさすらい人 Op.43-2/ 春に寄す Op.43-6 / ハリング Op.47-4/ あなたのそばに Op.68-3 / 蝶々 Op.43-1/ メロディ Op.47-3/ ガーデ Op.57-2/ アルバムの一葉 Op.47-2/ バラード調で Op.65-5/ 夏の夕べ Op.71-2/ 小鳥 Op.43-4 / 農民の歌 Op.65-2/ 夜想曲 Op.54-4/ ゆりかごの歌 Op.68-5/ 小妖精 Op.71-3/ 森の静けさ Op.71-4
ダニエル・ゴルトレル(P)

録音:2021年10月31日-11月2日、2022年6月20-22日/エルサレム音楽センター
グリーグによる詩的な日記のような『叙情小曲集』。これは1867年から1901年にかけて書かれた66の小品を、10冊の楽譜として出版したもの。イスラエ ル系アメリカ人ピアニスト、ダニエル・ゴルトレルが個人的に好きな21曲を選んで演奏したアルバムです。 (Ki)

APARTE
AP-313(1CD)
バッハ:フーガの技法 クリストフ・ルセ(Cemb/1750年以前ドイツ製、作者不明)
コルネール・ベルノレ(第2Cemb)

録音:2020年11月29日-12月2日、パリ
巨匠ルセが「フーガの技法」を録音しました!近年オペラの指揮から鍵盤奏者まで、その活動の広さとその高さがますます円熟を迎え、際立っているルセ。こ こでは大仰に構えることなく、一音一音に命を吹き込んでおり、すべての音が自然な息遣いのもとに豊かに響いております。バッハとこの作品が要求するあらゆ る技巧と奥義を手に入れたものだけが成しえる表現。「フーガの技法」の核心に迫る演奏です。 2台チェンバロの作品でルセと共に奏でているのはコルネール・ベルノレ(1989年生まれ)。13歳で自作品を指揮して指揮者デビュー。2015-18年はアニマ・ エテルナでインマゼールのアシスタントを務めました。2014年以来、ルセ率いるレ・タラン・リリクでルセのアシスタントおよびチェンバロ奏者を務めています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5187128(1CD)
『ダイアリーズ・シューマン』
子供の情景 Op.15
アラベスク Op.18
ダーヴィト同盟舞曲集
ティファニー・プーン(P)

録音:2022年8月18〜20日/ライツターデル、ノイマルクト(ドイツ)
Instagramフォロワー数10万人超え!今注目の新時代のピアニスト、ティファニー・プーンがPENTATONEレーベルからオール・シューマン・プログラムで 本格的世界デビューを果たします!
1996年香港生まれのティファニー・プーン。幼少時より類い稀な才能を発揮し、8歳でジュリアード音楽院のプレカレッジに入学。その後10歳でソロデビュー を果たした天才肌。これまでに名門コロンビア大学、ジュリアード音楽院で学び、エマニュエル・アックス、ジョゼフ・カリクシュタインなど名ピアニストに師事してい ます。2014年、アメリカのナショナルヤングアーツに選出。以後、オランダ、ドイツ、オーストリア、アメリカ、カナダ、シンガポール、香港など、世界各地のコンサー トツアーで大成功を収めております。現在ソロ活動を中心に室内楽にも積極的に取り組んでおり、その演奏活動をYouTubeやInstagramに投稿。同年代からも 絶大な人気を博します。
「子供の情景」、「アラベスク」、「ダーヴィト同盟舞曲集」というシューマンを代表するピアノ独奏作品。シューマンが数多くの作品を書き始めた20代後半の意 欲に満ちたピアノ作品であり、各曲全く個性の異なる名曲です。全18曲からなるダーヴィト同盟舞曲集。ダーヴィト同盟とは、ロマン派の闘士を自任するシューマ ンがペリシテ人と戦ったダヴィデの物語に託し、当時の俗物主義に対抗する自分を表現した架空の同盟のことを意味し、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ の孫、ワルター・フォン・ゲーテに献呈されています。
ブックレットにはプーンが日記(ダイアリーズ)のように仕立て、自身のポエムと共に各作品について掲載。シューマンが作曲した時期と同じ現在20代後半のプー ンが奏でる演奏は等身大。録音場所はゲルハルト・オピッツなど世界的演奏家の名録音が誕生したノイマルクトのライツターデルです。プーンの今後の活躍、成長 にも期待せずにはいられない注目アルバムの登場です! (Ki)


SWR music
SWR-19101CD(1CD)
NX-B06
ロベルト・ノイマン/デヴュー
C.P.E.バッハ:幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.67, H. 300
ショパン:練習曲集 Op.25*
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲#
スクリャービン:3つの小品 Op.2〜 第1番練習曲 嬰ハ短調#
ロベルト・ノイマン(P)
南西ドイツRSO
カレム・ハサン(指)

録音:2020年4月1日、2019年5月13-14日*、2020年1月29日#
2001年生まれの若きピアニスト、ロベルト・ノイマンのデビュー・アルバム。4歳からシュトゥットガルト音楽学校で モニカ・ジュルジュマンに師事、8歳のときにはシュトゥットガルトRSOでオーケストラ・デビューを果たし、 数多くのドイツ国内外の青少年コンクールで優勝するとともに、2017年インターナショナル・クラシック・ミュージッ ク・ディスカバリー・アワードを受賞。各誌で「並外れた才能」「最も有望なピアノの才能の一人」と評されていま す。 このアルバムでは古典派から後期ロマン派までの4人の作曲家の作品を演奏。圧巻は南西ドイツ放送交響楽 団をバックに従えたラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」。技巧と音楽性を兼ね備えた確かな才能 を確信できる1枚です。
SWR music
SWR-19137CD(1CD)
NX-B06
ロベルト・ノイマン/シューマン、ムソルグスキーを弾く
シューマン:クライスレリアーナ
ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
ロベルト・ノイマン(P)

録音:2023年3月1-3日
鮮烈なデビュー・アルバムの録音から、ほぼ3年を経て作られたロベルト・ノイマンの2枚目のアルバム。 選ばれたのはシューマンの「クライスレリアーナ」とムソルグスキーの「展覧会の絵」という、高い表現力を要する曲 目で、ここでのノイマンはテクニックの誇示よりも曲の性格的描写に主眼を置き、ドラマティックな起伏に富んだ 聴きごたえのある演奏を披露しています。

ALPHA
ALPHA-1028(1CD)
父祖たちの影〜プロコフィエフ、ラヴェル、サイダミノヴァ
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』からの10の小品 Op.75
ディロロム・サイダミノヴァ(1943-):古代ブハラの壁
ラヴェル:夜のガスパール
ベフゾド・アブドゥライモフ(P)

録音:2023年6月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
2009年のロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝して以降、着実に演奏経験を重ねてきたウズベキスタン出身の新世代ピアニスト、ベフゾド・ アブドゥライモフ。ムソルグスキー『展覧会の絵』とドビュッシー『子供の領分』にショパンの24の前奏曲を組み合わせた2021年のALPHAデ ビュー盤に続く待望の第2弾は、2023年6月に東京で行われたリサイタルで披露された演目。個性的な小品が続くプロコフィエフ『ロメオと ジュリエット』と神秘的な三つの章からなるラヴェル『夜のガスパール』という対照的な2作の間に、同じウズベキスタン出身でソ連時代から活躍 する作曲家ディロロム・サイダミノヴァの作品を挟んだ意欲的なプログラムです。抜群のコントロールで各作品の機微を鮮やかに浮き彫りにし ながら、全体としてスケール豊かな音楽を紡いでゆく解釈は聴きどころ満載。サイダミノヴァの作品は故郷の古都ブハラを古代まで遡りながら 描出する組曲で、アブドゥライモフは楽章ごとに異なる音響構成を鮮やかに描き分け、スリリングな展開から詩情豊かな余韻まで多彩な味わ いを堪能させてくれます。静謐さと蠱惑な絢爛さの間を自在に行き来する『夜のガスパール』での幅広い表現と的確な構成力も隅々まで耳 を惹く解釈。彼の新たな一面に驚かされる1枚です。

Musiqua
MUSHOS-0121(2CD)
NX-C08
アレクサンドラ・パレスのオルガン -HMV録音全集
【CD1】
1.マクダウェル:海の小品 Op.55- 第3曲 A.D. MDCXX
2. モンタギュー・フィリップス(1885-1969): 森のメロディ
3. トリノー:古い教会の伝説
4. ハーバート・アーサー・ホイールドン(1864-1923): ミンスター・ベル
5. サン=サーンス:動物の謝肉祭 - 第13曲 白鳥
6. マクダウェル:森のスケッチ Op.51- 第1曲 野ばらに寄す
7-8. バッハ: 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
9. シベリウス:交響詩「フィンランディア」
10. ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933): ヘンデルへのオマージュ Op.75, No.2
11. カルク=エーレルト:66のコラール即興曲集 Op.65- 第44番暁の星のいと美しきかな
12. ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 - 第3幕 結婚行進曲
13. エルガー:オルガン・ソナタ第1番 Op.28- 第1楽章
14. バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564- トッカータ
15. バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564- フーガ
16. ヴィドール:オルガン 交響曲第8番ロ長調 Op.42, No.4- 第8楽章 フィナーレ(1887年原典版)
17. ウェズリー(1810-1876):ホルズワージー教会の鐘
18. ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 - 第3幕 ワルキューレの騎行
19. ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 - 第2幕 大行進曲
【CD2】
1. ヴィドール:オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42, No.1- 第1楽章
2. ヴィドール:オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42, No.2- 第1楽章
3. バッハ:トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」 BWV538- トッカータ
4. バッハ:汝にこそわが喜びあり BWV615
5. バッハ:神よ、われら汝に感謝す BWV29 - シンフォニア
6-7. バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
8-9. バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
10. バッハ:われ汝に別れを告げん BWV736
11. フランク:オルガンのための6つの小品 - 第3曲 前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op. 18M30- 前奏曲
マルセル・デュプレ…CD2
レジナルド・ゴス=カスタード…CD1/1-6
ウォルター・オルコック…CD1/7-8
ジョージ・タルベン=ボール…CD1/9、12、17-19
ハーバート・フレデリック・エリングフォード…CD 1/10-11
ジョージ・D.カニングハム…CD1/13-16

録音:1930-1931年
SP盤からの復刻
ロンドン北部にあるアレクサンドラ・パレスで、1930年から31年にかけてHMVにより録音されたオルガン曲集。名手マルセル・デュプレの演奏をたっぷり聴くこと ができます。

Phasma Music
PHASMA-053(2CD)
NX-C08
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ジュリー・ヴェントゥーラ(チェンバロ/パリのマルク・デュコルネ工房2005年製)

録音:日時不詳 ニコラス・マンツァロス音楽院
アテネでピアノを学んだ後にチェンバロに出会い、アテネ、ウィーン、パリで研鑽を積んだジュリー・ヴェントゥーラによるゴ ルトベルク変奏曲。全曲に約95分をかけた堂々たる演奏で、主題の扱いと装飾音符がたいへん個性的。

AD VITAM
AV-230615(2CD)
サティとジムノペディストたち
■Disc1
サティ:作品集
(1)快い絶望
(2)3つのジムノペディ
(3)8つのグノシエンヌ
(4)冷たい小品(全6曲)
(5)犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲(全3曲)
(6)スポーツと気晴らし(全20曲)
(7)最後から2番目の思想(全3曲)
(8)ジュ・トゥ・ヴ
■Disc2
(9)ドミニク・ラワルレ:静寂の声を聞け/色の影/サティエリック音楽
(10)ドニ・ファルジェ:サティヴァーサリーおめでとう
(11)ギャヴィン・ブライアーズ:(:新グノシエンヌ第1番(サティによる)
(12)セバスティアン・ガンデラ:カード対戦者の対話/回想/シオランとの一夜
(13)ウィリー・ドルトゥ:2つの短い小品
(14)E.L.T.メザンス:贈り物(エリック・サティへ)/コンポジション第4/舞曲
(15)ケージ:エリック・サティのための小石の全面、そして(公案としてジム・テニーに密かに贈られた)
(16)アンリ・クリケ=プレイエル:エリック・サティを模した3つの小品
(17)リカルド・ビニェス:挽歌または古代の葬儀(エリック・サティの思い出に)
(18)エイドリアン・ナイト:さまざまな職業(全7曲)
(19)タイユフェール:夢
フランソワ・マル ディロシアン(P)
使用ピアノ:Disc1(1)-(7);1900年製ブリュトナー、(8);1923年製プレイエル・アップライト
Disc2(1)-(13);1900年製スタインウェイA188、(14)-(19);1931年製ボールドウィンD

録音:2023年3月9-11日/サル・シフラ(モントーバン)
1989年生まれのアルメニア系フランス人ピアニスト、フランソワ・マルディロシアンによるサティの新鮮な切り口アルバムの登場です。タイトルは「サティとジム ノペディストたち」で、サティ作品に加え彼の精神的子供たちの曲も集めた興味深い内容となっています。
グノシエンヌはなんと全8曲。第6番までは知られていますが、第7番は「星の息子たち」第一幕から、第8番はイギリスのサティ研究家が発見した「踊りのため の小序曲」が改名したもの。すべて網羅されているのは大歓迎と申せましょう。
Disc2も貴重な作品の連続。あまり知られていない作曲家も含まれますが、いずれもサティの影響が感じられる美しいものばかり。ファルジュの「サティヴァー サリーおめでとう」はマルディロシアンの2022年の誕生日に即興演奏して大いに受け、彼のおねだりで記譜したという曲。またマルディロシアンに捧げられたセ バスティアン・ガンデラの「回想」と「シオランとの一夜」も雨の月曜日や暗い日曜日にぴったりの美しい世界が広がります。
注目なのがベルギーのシュールレアリスム画家エドゥアール・レオン・テオドール・メザンス(1903-1971)の作曲。彼は15歳の時サティと会い意気投合して、 お互いの人脈を紹介し合います。彼の音楽的才能を伺え興味津々です。またアメリカの大物ジョン・ケージは生涯を通じてサティを敬愛しましたが、ジム・テニーの コンサートにいたずらで紛れ込ませた贋作も才気煥発。本人はサティへの愛ゆえと弁解しています。また、ラヴェルやファリャの作品普及に努めた名手リカルド・ビ ニェスの作曲も貴重。まさにサティ的です。
マルディロシアンはサティ作品の大半を1900年製ブリュトナー、「ジュ・トゥ・ヴ」のみ1923年製プレイエルのアップライト・ピアノで、Disc2も1900年製 スタインウェイAと1931年製ボールドウィンDで弾き分けるこだわりぶり。サティ本人が聴いたであろう音世界を再現しています。 (Ki)

IBS CLASSICAL
IBS-142023(1CD)
NX-B07
パーカッション作品集
クセナキス(1922-2001):Psappha−プサッファ- マルチパーカッションのために(1975)
シャリーノ(1947-):Il legno e la parola 森と言葉 - 独奏マリンバのために (2004)
デニソフ(1929-1996):Schwarze Wolken- 独奏ヴィブラフォンのために(1984)
シルヴィア・ボルゼッリ(1978-):Wooden- マリンバ、ログ・ドラム、ウッドブロックのために(2015)
ポロ・バレーホ(1959-):Tactus タクトゥス- マルチパーカッションのために(2005-06)…世界初録音
ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):Moi, jeu…- 独奏マリンバのために(1998)
. ヘスス・トレス(1965-):Tiento ティエント- マリンバとヴィブラフォンのために(1997)…世界初録音
ノエ・ロドリーゴ・ヒスベルト(パーカッション)

録音:2022年10月16-18日
パーカッショニスト、ノエ・ロドリーゴ・ヒスベルトは、現代スペインにおける才能のあるミュージシャンの一人です。 ヨーロッパとアメリカ全土のほとんどの主要なコン サートホールやフェスティバルで演奏し、これまでに20以上の国籍の作曲家による50作を超える作品を初演してきたという彼は、このアルバムでクセナキス、 シャリーノ、マントヴァーニ、デニソフや、2015年に作曲されたボルゼッリの作品、初録音となるトレスとバレーホの作品を演奏。様々な楽器が発する音は、ま るでそれぞれが意味をもつ言葉のように聴き手の耳を刺激します。

Willowhayne Records
WHR-085(1CD)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K. 475
 ピアノ・ソナタ 第14番ハ短調 K.457
コープランド:ピアノ変奏曲
シューマン:交響的練習曲 Op.13
ダニエル・リーペル(P)

録音:2009年3月 エリアス・J.ハリング・リサイタル・ホール、ミネソタ州立大学マンケート校
アメリカ合衆国ミネソタ州出身のピアニスト、ダニエル・リーペルのアルバム。モーツァルトの残したソナタの中でも大規模 で劇的な性格を持つ第14番と、一緒に出版された幻想曲を冒頭に収録。そしてコープランドからシューマンへと、振 り幅の大きなプログラムを安定した技術と彫の深い表現で有機的に聴かせています。

Danacord
DACOCD-966967(2CDR)
忘れられたデンマークのピアニスト〜アーネ・スキョル・ラスムセン
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ヴァルトシュタイン」
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14no.1
(4)ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9no.2
 練習曲 ホ長調 Op.10no.3
(5)ブラームス:カプリッチョト短調 Op.116no.3
 間奏曲 へ長調 Op.116no.4
 間奏曲 イ長調 Op.118no.2
 ラプソディ 変ホ長調 Op.119no.4
(6)ニールセン:組曲「明けの明星」FS91CNW88(Op.45)
(7)ニールセン:主題と変奏 FS81CNW87(Op.40)
(8)ニールセン:3つのピアノの小品 FS131CNW90(Op.59)
(9)シューベルト:軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733(Op.51) no.1(4手のピアノのための)*
(10)シューベルト:即興曲第2番変イ長調 D.935(Op.142) no.2
(11)シューベルト:楽興の時 変イ長調 D.780(Op.94) no.2
(12)シューマン: ロマンス 嬰へ長調 Op.28no.2
メンデルスゾーン:春の歌 Op.62no.6
(13)グリーグ:トロールハウゲンの婚礼の日 Op.65no.6
(14)グリーグ:春に寄す Op.43no.6
(15)シンディング(1856?1941): 春のさざめき Op.32no.3
アーネ・スキョル・ラスムセン(P)、
インガ・スキョル・ラスムセン(P)*

(1)録音:1951年6月6日-7日][TONO A166-68 LPA34004]
(2)録音:1953年5月26日-28日][TONO A186-98 LPA34004]
(3)録音:1956年[TONO LPK32010]
(4)録音:1954年4月16日-28日][TONO A196 EP45052]
(5)録音:1956年][TONO LPK32010]
(6)録音:1953年8月19日][TONO A189-91LPA 34005]
(7)録音:1952年1月18日][TONO A177-78LPK 32002]
(8)録音:1952年1月18日][TONO A179LPK32002]
(9)録音:1954年][TONO A198]

(10)録音:1954年][TONO A197EP43033]
(11)録音:1954年][TONO A198]
(10)録音:1954年4月21日-28日][TONO EP45052]
(11)録音:1954年年4月26日-28日][TONO A195]
(12)録音:1954年年4月26日-28日][TONO A195 EP43029]
(13)録音:1954年年4月26日-28日][TONO A195 EP43029]
「忘れられたデンマークのピアニスト」シリーズで今回取り上げられたのは、デンマークでもっとも優れた、真のヴィルトゥオーゾ・ピアニストのひとりと云われるアーネ・スキョル・ラスムセン。ラスムセンはコペンハーゲンに生まれ、王立デンマーク音楽アカデミーでヨハネ・ストクマとクリスチャン・クリスチャンセンに学び、1944年にコンサート・デビューしました。デンマークでソリストと室内楽奏者としてコンサートに出演する一方、1954年から王立デンマーク音楽アカデミーで教え、1959年に教授に就任しました。ノルウェー、スウェーデン、スイス、フランス、イタリアとコンサートを行い、イギリスでは BBC の番組のためにニールセンのソロ・ピアノ作品の全曲を録音しています。
ラスムセンはレコードのために録音することをひどく嫌ったといい、協奏曲の録音は残されておらず、ソロ録音のほかは最晩年に行った室内楽の録音がわずかばかり残されているだけとなっています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Etcetra
KTC-1778(1CD)
モーツァルト:2台ピアノ作品集
2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
歌劇 「魔笛」 K.620より 序曲(フェルッチョ・ブゾーニ編)
交響曲第41番「ジュピター」(オットー・ジンガー編)
ジャン=ミシェル・デイエ(P)、
ハンス・リッケリンク(P)

※使用楽器:クリス・マーネ製作「Straight Strung Grand Piano」
魅惑的で寛大、純粋で無邪気。モーツァルトの創造的天才性と芸術的本質に迫るために、2台のピアノでモーツァルトの傑作を再創造するアルバム。モーツァルトが得意とした3つの音楽形式、オペラ、交響曲、ソナタの作品を含んだプログラムで、オリジナルの2台ピアノ・ソナタに、多くのバッハ・トランスクリプションでも知られるフェルッチョ・ブゾーニの編曲による「魔笛」の序曲、ベートーヴェンやブラームス、シュトラウスの交響曲・交響詩を含む多くのピアノ編曲を遺したオットー・ジンガー(2世)の編曲による「交響曲第41番 「ジュピター」」の2台ピアノ版をカップリング。
注目ポイントは、これまでEt’ceteraレーベルのいくつかのアルバムでも使用されてきた、オランダの名工クリス・マーネ製作の平行弦ピアノ(Straight Strung Concert Grand)を贅沢に2台使用しているところ。2015年にダニエル・バレンボイムが弾いて話題となり、バレンボイムの2017年以降の録音や2021年の来日公演でも使用されたというピアノで、一般的なグランド・ピアノのように弦が交差しておらず、フォルテピアノやチェンバロのようにすべて平行に張られており、フォルテ・ピアノとモダン・ピアノの特徴を併せ持った独特のサウンドを響かせます。
ジャン=ミシェル・デイエはブリュッセル王立音楽院やパリ国立高等音楽院等で学び、現在リール音楽院で教えるフランスのピアニスト。ハンス・リッケリンクはモンス王立音楽院(ベルギー)の教授を務め、ジョンゲンを中心とする約15枚のCDで評価されてきたベルギーの名ピアニストです。

Ars Produktion
ARS-38366(1SACD)
冬のささやき〜ウクライナの作曲家による作品集
ミコラ・ シルヴァンスキー(1916-1985):川辺の夜ト短調*
ヴァシル・バルヴィンスキー(1888-1963):ソング ト短調*
コリャドキ(クリスマス民謡):ウクライナのクリスマス・キャロル*、子守歌ホ短調*
ヴィーチェススラフ・ノヴァーク(1870-1949):冬の夜の歌 Op.30
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(b.1937):新年のための5つのメロディ*、サイクル 「ナイーヴ・ミュージック」 より 童話ハ短調
ミコラ・ドリムユーガ(1917-1998):サイクル 「冬」 より 前奏曲*、「春の組曲」 より ヴェスニャンカ*
セルジュ・ユシュケヴィッチ(b.1953):鐘のキャロル嬰ヘ短調
ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(P)

録音:2023年9月28日-29日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
*世界初録音
ウクライナのザポリージャ出身で、ウクライナの音楽と文化の促進に尽力しているピアニスト、ヴィオリーナ・ペトリチェンコ。ペトリチェンコはウクライナ国立チャイコフスキー音楽アカデミーで学んだ後、ドイツでヴァイマールのフランツ・リスト音楽大学、ケルン音楽大学でヤコブ・ロイシュナーに師事。そして、エッセンのフォルクヴァング音楽大学ではエフゲニー・シナイスキーに師事しています。
本アルバムは、クリスマス・キャロルの古い伝統の記憶が残る彼女の故郷への音楽の旅であり、ほとんどの作品は世界初録音となります。

Piano21
P-21059N(1CD)
シューベルト:即興曲集
4つの即興曲 D.899(Op.90)
4つの即興曲 D.935(Op.142)*
シプリアン・カツァリス(P/ベヒシュタイン)

録音:2022年3月22日-23日&2023年4月24日*、サン=マルセル福音教会(パリ)
※使用楽器:C. Bechstein D-282Concert Grand, No.212034
超絶技巧の化身、鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスの自主レーベル「Piano21」から、2022年&2023年の最新録音が登場!ここ最近はビゼー版の「ドン・ジョヴァンニ」(ONIFCCD-141)やカツァリス自身の編曲によるサン=サーンスの「オルガン付き交響曲」(OP21064N)など規格外ともいえるカツァリスならではのレア・トランスクリプションを続けてリリースしていましたが、今回はシューベルト31年の短い生涯の晩年に書かれた傑作、Op.90とOp.142の即興曲集を送り出します。この即興曲集の一部が演奏される予定である2023年11月から12月にかけての来日公演に向けて急遽リリースが決定いたしました。70歳を超えますます深化を続けるカツァリスの新たな境地にどうぞご期待ください。


MELISM
MLSCD-029(1CD)
ベートーヴェン:後期三大ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
フローランス・ドラージュ(P)

録音:2021年1月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
“コルトーの愛弟子が世に問うベートーヴェンの真髄!”
フランスのピアニストであるフローランス・ドラージュは、アルフレッド・コルトーの愛弟子。コルトーとは縁が薄く、ドラージュ自身もほとんど人前で弾かなかったベートーヴェンを取り上げている点が興味深いところえすがs,これが素晴らしい!ゴールの豊かなトーンと相俟ってエレガントな空気が横溢。心から良い音楽を聴きたいと願う人は必聴の名演です!
 「第30番」は、第3楽章の楽想とリズムの感じ方が尋常ではありません。誇張が一切なく、どこまでも精神的な美しさを現出し尽くします。
 「第31番」は、第1楽章2:29からの低音部の有機的な浮上と高潔美が心を打ち、スピード感皆無の第2楽章は、老化にお起因する遅さではなく、表現に不可欠なテンポとして実感できる点がポイント。惰性で鳴っている音など一音もありません。終楽章は年令を重ねなければ表出し得ないおおらかさとスケール感、そこに通底する敬虔な祈りに言葉を失います。
 「第32番」は冒頭から鮮烈!ペダルを駆使しニュアンスを極限まで掘り下げていますが、主部は更に彫琢の度を深めます。展開部以降の声部間の緊密な主張の応酬からは、あまりにも豊穣な音楽のエキスが溢れ、全てをを受け止めるのが困難なほど。第2楽章のジャズ風な変奏がここまでノリノリ感を払拭し、リズム以外の内容味を炙り出した例も稀有でしょう。
ベートーヴェンの後期3大ソナタのディスクは枚挙に暇がありませんが、過去の有名巨匠の名演と互角どころか、このドラージュ盤を臆することなくトップに挙げる評論家が出現することを願ってやみません。【2023年11月・湧々堂】

Da Vinci Classics
C-00821(1CD)
ファイブ・エレメンツ Vol.1〜アクア
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番「幻想ソナタ」 Op.19
リスト:エステ荘の噴水
ラヴェル:水の戯れ、海原の小舟、オンディーヌ
ドビュッシー:沈める寺、水の反映、喜びの島
フランチェスコ・マリア・モンチェル(P)

録音:2023年3月、チーゴレ(イタリア)
2022年からカリャッリ音楽院でピアノ教師を務めているイタリアのピアニスト、フランチェスコ・マリア・モンチェルが贈る好企画「ファイブ・エレメンツ」シリーズ第1弾!芸術と自然は切っても切り離せないものであるということがこのアルバムの大きなテーマとなっています。自然を構成する5つのエレメント(要素)のうち「水」に焦点を当てた今作では、スクリャービン、リスト、ラヴェル、ドビュッシーが作曲した「水」に関する作品を収録しています。例えばスクリャービンの「幻想ソナタ」は、バルト海、黒海、そして地中海からインスピレーションを受けて作られた曲で、後期ロマン派のスタイルに当てはまるのにもかかわらず2楽章で書かれるという革新的なものでした。
Da Vinci Classics
C-00777(1CD)
ルネサンスとバロックに影響された4手ピアノ作品集
ラモー(レオン・ロケ編):バレエ音楽「優雅なインドの国々」 第1組曲、第2組曲*
レスピーギ(作曲者編):リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲、第2組曲
ドゥエ・ディ・ドゥオ〔カテリーナ・ロベルティ(P)、サルヴァトーレ・スクラーファニ(P)〕

録音:2023年1月(チーゴレ、イタリア)
*世界初録音
ラヴェルやドビュッシーのトランスクリプションなどで知られるフランスの編曲家レオン・ロケが編曲した、バロック期にフランスで流行したオペラ=バレのジャンルを代表する作品の一つであるラモーの「優雅なインドの国々」と、レスピーギが古い時代に書かれたリュートのための旋律を基に作曲した弦楽合奏のための作品「リュートのための古風な舞曲とアリア」のレスピーギ自身による4手ピアノ版を収録した1枚。いずれも音楽が生まれた当初から長い時間が経過したあとにその時代の美学に従って編曲されたスタイルで聴くことで、ルネサンス、バロック音楽の再発見を誘います。「優雅なインドの国々」の4手ピアノ版は世界初録音。共にブリュッセル王立音楽院出身のピアノ・デュオ、ドゥエ・ディ・ドゥオの演奏でお楽しみください。
Da Vinci Classics
C-00811(1CD)
バッハ:インヴェンションとシンフォニア(全曲)ほか
バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
インヴェンション BWV772-786
シンフォニア BWV787-801
イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989
ピエトロ・ソラーチ(P)

録音:2021年、グリファ&フィリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
イタリア人ピアニスト、ピエトロ・ソラーチは、幼少期から才能を発揮し、1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールでは参加したイタリア人の最高位となり、イタリアを中心に国内外で活動しています。ソラーチによるバッハのピアノ作品全曲録音の第8巻となるこのアルバムは、「インヴェンションとシンフォニア」を軸に、「イタリア協奏曲」と「イタリア風のアリアと変奏」が脇を固めます。
毎回、日本の風景がジャケット写真に採用されている本シリーズ。今回は京都、龍安寺の石庭です。
Da Vinci Classics
C-00808(1CD)
バルトーク&ジュゼッペ・ダミーコ:ピアノ作品集
ジュゼッペ・ダミーコ(b.1972):民謡間奏曲
バルトーク:3つのチーク県の民謡 BB.45b SZ.35
ダミーコ:Impressioni modali Vol.1
バルトーク:15のハンガリーの農民の歌 BB.79SZ.71
ダミーコ:5つのファンタスティック・ダンス
バルトーク:ハンガリー農民の歌による8つの即興曲 BB.83SZ.74Op.20
フランチェスコ・パスクアロット(P)

録音:2023年3月11日-12日、クラシカル・レコーディング・スタジオ(ペルージャ、イタリア)
20世紀のハンガリーを代表する作曲家バルトークと、1972年に生まれ、音楽だけでなく絵画や建築にも才能を発揮し、独学で作曲を続けるイタリアの作曲家ジュゼッペ・ダミーコのピアノ作品を交互に並べたアルバム。ダミーコの作品は2021年から2023年にかけて作曲された作品が収録され、バルトーク同様、民族音楽に触発されたものとなっています。
イタリアのピアニスト、フランチェスコ・パスクアロットは、ミラノ音楽院を優秀な成績で卒業し、巨匠ブルーノ・カニーノからも絶賛される注目株です。
Da Vinci Classics
C-00807(2CD)
ハイドン:16の初期ピアノ・ソナタ集
【CD1】
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-1
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI-2
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-3
ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI-4
ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI-5
ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI-6
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-7
ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI-8
ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI-9
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-10
ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI-11
ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI-12
ピアノ・ソナタ ホ長調 Hob.XVI-13
ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI-14
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-15
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI-16
チェン・シュエユアン(P)

録音:2023年4月-5月(南京市、中国)
中国出身の若手ピアニスト、チェン・シュエユアンは南京、上海、ウクライナでピアノを学び、数々のコンクールで受賞し、各地で多くのコンサートを開催しています。中国の著名なピアニストからも認められる存在で、注目されています。
Da Vinci Classics
C-00818(1CD)
ナポリのピアノの一世紀
ジェンナーロ・ナポリ:Scene infantili(1926)
マリオ・ピラティ:Novelletta(1921)
テレンツィオ・ガルジューロ:ピアノ・ソナタ第2番(1935)
アラディーノ・ディ・マルティーノ:「ナポレターナ」組曲(1957)
ヤーコポ・ナポリ:ギャロップ・ポルカ(1966)
エンツォ・デ・ベッリス:Pupazzetti(1969)
アルフレード・チェーチェ:Capriccio in bianco e nero(1972)
アントニオ・カギッウラ:Un momento infantile
ティート・アプレア:Dalle 15Danze per planoforte(1973)
ヴィンチェンツォ・カルーソ:Tre arie antiche(2015)
グアンディ・ノベチェンテスキ・スーラ:カンツォーネ・ナポレターナ(2022)
ファビオ・アンブロジーノ:Serenatella Napoletana(2023)
シロ・フェリーニョ:ザ・ラスト・ナポリタン・オートピアノ(2023)
ヴィンチェンツォ・カルーソ(P)

録音:2023年7月
ナポリ音楽院とその向かいにある音楽出版社カサ・ムジカーレ・シメオリに関する作品を集めた作品集。音楽出版社カサ・ムジカーレ・シメオリは1920年代に設立されると100年以上ナポリの様々なジャンルの作品を出版し続けてきました。
このアルバムの冒頭に収録されている作品の作曲家ジェンナーロ・ナポリは音楽院で長年作曲を教え彼の音楽理論は現在の教育にも欠かせないものになっています。そのためこのアルバムに収められている作曲家はジェンナーロ・ナポリの直接の弟子であったり、その影響を少なからず受けています。これらの作品をまとめて聴くことによってナポリの20世紀以降の音楽史を紐解くことができます。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1024(2CD)
メジューエワ/日本デビュー25周年記念リサイタル
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 より プレリュード ヘ短調 BWV857
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 作品5
リスト:巡礼の年 第3年 S.163
リスト:聖ドロテア S.187
ブラームス:ロマンス ヘ長調 作品118-5
バッハ:コラール・プレリュード「我ら悩みの極みにありて」 BWV641
イリーナ・メジューエワ(P)
(P /1925年製NYスタインウェイ CD135))

録音:2022年12月12日、トッパンホール・ライヴ
2022年12月12日にトッパンホール(東京)で開催されたメジューエワの日本コン サートデビュー25周年記念リサイタルのライヴ録音。若きブラームスの大作ソナタ(第3 番)とリスト晩年の傑作〈巡礼の年 第3年〉をメインに据えたプログラム。19 世紀を代表 する二大巨匠の世界観を相照らし合わせながら、「憧れ」や「不安」、「愛」、「死」、「運 命」、「諦観」など様々な感情が交錯するロマン派音楽の本質を浮き彫りにしてゆきま す。幅広いダイナミクスと色彩感豊かな音色を備えたスケールの大きな演奏で聴き手を 魅了します。(使用楽器:1925年製NY製スタインウェイCD135)。

MIRARE
MIR-714(3CD)
リスト:「巡礼の年」
[CD1]
・巡礼の年第1年『スイス』
「ウィリアム・テルの礼拝堂」、「ワレンシュタット湖畔で」、「牧歌」(パストラール)、「泉のほとりで」、「夕立」、「オーベルマンの谷」、「牧歌」(エグローグ)、「郷愁」、「ジュネーヴの鐘」
[CD2]
・巡礼の年第2年『イタリア』
「婚礼」、「物思いに沈む人」、「サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ」、「ペトラルカのソネット 第47番」、「ペトラルカのソネット 第104番」、「ペトラルカのソネット 第123番」、「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」
・巡礼の年第2年補遺『ヴェネツィアとナポリ』
「ゴンドラを漕ぐ女」、「カンツォーネ」、「タランテッラ」
[CD3]
・巡礼の年第3年
「夕べの鐘、守護天使への祈り」、「エステ荘の糸杉に寄せて-葬送歌(第1)」、「エステ荘の糸杉に寄せて-葬送歌(第2)」、「エステ荘の噴水」、「哀れならずや-ハンガリー風に」、「葬送行進曲」、「心を高めよ」
ニコラ・アンゲリッシュ(P)

録音:2003年
名盤として名高いニコラ・アンゲリッシュのリスト「巡礼の年」全曲録音が再登場します(MIR.9941の再発売)。 アンゲリッシュは1970年アメリカ生まれ。母親の手ほどきで5歳でピアノを始め、7歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第21番を演奏して演奏会デビュー。13 歳でパリ国立高等音楽院に入学、チッコリーニ、イヴォンヌ・ロリオ、ミシェル・ベロフ、マリー=フランソワーズ・ブッケに師事。ピアノと室内楽でプルミエ・ プリを獲得。フライシャー、バシキロフ、ピリスらのマスタークラスも受講しました。1989年ロベール・カサドシュ国際ピアノコンクールで第2位、1994年ジー ナ・バッカウアー国際ピアノコンクール優勝。2002年、フライシャーからルール国際ピアノフェスティヴァルにおいてヤング・タレント・アウォードを授けられます。 2013年、2019年、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークの器楽ソロ奏者を受賞。アルゲリッチ、諏訪内晶子、ヴェンゲーロフらといった世界的奏者との室 内楽も活発に行っていた。2021年6月以来、健康上の理由で(慢性的な呼吸器疾患)で演奏会から遠ざかっていましたが、2022年4月に亡くなりました。 世界最高峰の指揮者、オーケストラから慕われ、また高く評価され、数えきれないほどのアーティストの理想的な室内楽パートナーだったアンゲリッシュ。その天 才的な経歴だけでなく、彼の「聴く」という能力の素晴らしさ、他社への極度ともいえるまでの配慮、そして完全な慈悲深さ、すべてにおいて傑出した存在でした。 2003年にMIRAREが行ったこのリストの録音は、アンゲリッシュの代表的名盤。このたび追悼盤として再登場しました。

フォンテック
FOCD-9888(1CD)
税込定価
2023年12月6日発売
第8回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝
フォーレ:ヴァルス・カプリス 第1番イ長調 op.30
 ノクターン 第6番変ニ長調 op.63
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第7番op.64「白ミサ」
シューマン:ピアノ・ソナタ 第1 番嬰ヘ短調 op.11
シュルツ=エヴラー(1852-1905):J.シュトラウスの「美しく青きドナウ」によるアラベスク
ルゥォ・ジャチン(P)

録音:2023年6月30?31日日立システムズホール仙台 コンサートホール
第8回コンクール ピアノ部門は、2023年6月21 日から25日にかけて開催されました。438名の申込者の中から、予備審査を通過した31 名の才能溢れる若き音楽家たちが世界各地 から仙台に集結し、熱演を繰り広げました。 優勝の副賞として録音されたこのCD---ピアノ部門の覇者ルゥォ・ジャチンは、類まれなテク ニックを土台に、多彩な音色と変容する響きを生かして、明晰さのうちにも陰影に富む表現を 繰り広げています。 仙台国際音楽コンクールは、仙台市が2001 年に創設し、3年毎に行うコンクールです。協奏 曲を課題曲の中心に据えるという特色を持ち、公正で信頼性の高い運営と市民の温かいホスピ タリティに支えられたコンクールとの評価を得ており、2005 年から国際音楽コンクール世界 連盟に加盟しています。
■ルゥォ・ジャチン
1999年、中国・湖南省生まれ。2011年、武漢音楽学院附属中学校に入学し、フー・ヤンに師事。卒業後渡米 し、オバーリン音楽院でロバート・シャノンに師事。現在、ニューイングランド音楽院でダン・タイ・ソンに師事 しています。2013年、アメリカ(ミネソタ州)のヤング・アーティスト・ワールド・ピアノフェスティバル協奏曲コンクール において、マーリーン・ポーレイ(指)ミネソタ・フェスティバル・オーケストラとベートーヴェン:ピアノ協奏 曲 第3番ハ短調 op.37を演奏し優勝。2014 年にはCCTV ピアノ&ヴァイオリンコンクール(若手ピアノ部 門)で銀賞を受賞。ノース・コーストピアノ音楽祭コンクール(2016 年)、第5回Bluthner Irmler(青島)国 際ピアノコンクール(2017 年)でそれぞれ第1位。2019年には、アーサー・ダン・コンクール、ルドルフ・ゼルキン・コンクール(オバーリン)で優勝。同年、若 いピアニストのためのショパン国際ピアノコンクール・北京で4 位入賞。ピアノテキサス・ヤング・アーティスト 協奏曲コンクールでは、ミゲル・ハース=ベドーヤ(指)フォートワースSOとプロコフィエフ:ピアノ協奏 曲 第2番op.16を演奏し優勝。2022年、第8 回仙台国際音楽コンクールピアノ部門で第1位。ファイナル及びガラコンサートで、高関健(指) 仙台POとプロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2番op.16を演奏。 上海、広州など中国各地でリサイタルを開催するほか、2015 年にはフランスのアニマート協会から招待され、 パリのコルトー・コンサートホールで演奏。2016 年8月にはカリフォルニアのハンボルト州立大学のファルカ ーソン・リサイタルホールでリサイタルを開催。また、仙台PO、名古屋フィルハーモニー SO、ミネソタO、中国PO、武漢POなどとも共演して います。 (フォンテック)

TOCCATA
TOCC-0690(1CD)
NX-B03
カール・レーヴェ:ピアノ作品集 第3集
4つの幻想曲 Op.137(1854)
慈悲深い兄弟Op.28*
グランド・ソナタ・エレジーク Op.32
3つの歌曲(リンダ・ニコルソンによるピアノ独奏版)*
  Sehnsucht, Op.9Heft III, No.5(1816 もしくは1818)
 Die schlanke Wasserlilie (1847)
 Stille Liebe (1850)
リンダ・ニコルソン(P…エラール、1839年頃製作のオリジナル楽器)

録音:2021年10月7-9日
*…世界初録音
シューベルトと同世代で、現在では主として「バラード(比較的長い物語性を持つ歌曲)」の作曲家として知られているカール・レーヴェのピアノ曲集。彼 はかなり多くのピアノ曲を残していますが、これらは現在ほとんど演奏されることはありません。シリーズ第3集でピアノ作品全集完結となるこのアルバム には、ドイツを離れ新天地で生活する移民たちを描いた「4つの幻想曲」や、大作「グランド・ソナタ・エレジーク」と「慈悲深い兄弟」を収録。このシリー ズは、曲ごとにふさわしいピアノが用いられているのが特徴ですが、当盤は1839年頃に製作されたエラールでの演奏です。またアルバムの最後には、リ ンダ・ニコルソン自身がピアノ独奏用に編曲した「3つの歌曲」も演奏されています。

MUSIS
MUSIS-04(1CD)
税込定価
おはよう〜ミニピアノとの出会い
1. ハイドン:アレグレット Hob. XVII:10…a
2. シューマン:冬の時 I op.68-38…b
3. スクリャービン:前奏曲 op.74-4…d
4. ヤナーチェク:彼女らは燕のように喋り立てた…d
5. マグダウエル:野薔薇に寄せて op.51-1…d
6. グリエール:夜 op.43-5…b
7. グリエール:マズルカ op.43-3…d
8. グリエール:ロンド op.43-6…d
9. グリエール:涙 op.34-3…b
10. バルトーク:アンダンテ Sz38-3…b
11. バルトーク:バグパイプ Sz105-6…d
12. ハイドン:アダージョ (『パルティータ Hob.XVI:6』より)…a
13. ロドリーゴ:ロス・レィエスのマリア…c
14. ロドリーゴ:金髪の妖精の歌…c
15. グラナドス:パストラル…d
16. スクリャービン:前奏曲 op.11-15…d
17. ショパン:マズルカ op.7-4…d
18. ショパン:春…b
19. イベール:陽気なぶどう作り…c
20. イベール:そりに乗ってひとまわり…d
21. イベール:星たちの子守唄…d
22. D. スカルラッティ:ソナタ K.330…a
23. アルカン:前奏曲 op.31-1…b
24. アルカン:前奏曲 op.31-17…b
25. シベリウス:ポプラ op.75-3…d
26. ニールセン:操り人形 op.11-4…d
27. シューマン:シェヘラザード op.68-32…c
28. シューマン:ロンド op.68-22…c
29. ダンディ:シューマニアーナ op.30-3…d
30. プーランク:スタッカート FP65-6…d
31. アルカン:子守唄 op.31-21…b
32. アルカン:小さな歌 op.63-42…c
33. アルカン:レガーティッシモ op.63-3…c
34. バッハ:ラルゴ (『協奏曲 BWV973』より)…b
35. 山田耕筰:おはよう…a
川口成彦(ミニピアノ)

使用楽器:
a) Pianette c.1923(NIPPON GAKKI49keys)ピアネット(大正12年頃) 49鍵
b) Minipiano c.1930(K.KAWAI40keys)ミニピアノ(昭和5年頃) 40鍵
c) Minipiano c.1948(K.KAWAI40keys)ミニピアノ(昭和23年頃) 40鍵
d) Mascot Piano c.1995(KAWAI49keys)マスコットピアノ(平成7年頃) 49鍵

録音:2022年3月 ラックスマン・ホール(相模湖交流センター)

解説:川口成彦、小川瞳
ブルージュ国際古楽コンクール最高位(2016年)、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位(2018年)などの受賞歴を誇り、日本 の鍵盤古楽器のホープとして国内外で活躍する川口成彦。その自主レーベルからのリリース第4弾は、日本で誕生しながら現在はその姿を めったに見ることが無く、ほとんど知られてもいないミニピアノという楽器を使用した注目の一枚です。大正末から昭和前半に至る時代に日本 独自に作られたミニピアノは、いわゆるトイピアノとは違い打弦式の本格的な構造でしたが、独自のメカニックを持つその製作には多くの工夫 が必要で手間がかかるうえ、販売数も思うように伸びなかったこともあり、少ない台数が作られただけで歴史から消えていきました。この楽器 に偶然出会い魅了された川口成彦が、その修復と保存を手掛けている技術者とのめぐり逢いを経て、時間をかけてレパートリーを厳選し作 り上げたのがこのアルバム。日本ピアノ史の知られざる一面に光を当てる貴重な企画であるとともに、その音色と表現力の素晴らしさに出会 うことが出来ます。

MIRARE
MIR-704(1CD)
チャイコフスキー:四季
(1)チャイコフスキー:四季Op.37a(全12曲)
(2)グリンカ:ノクターン「別れ」
(3)キュイ:セレナード〜アルジャントーにてOp.40より
(4)バラキレフ:ノクターン第3番
(5)グリンカ(バラキレフ編):ひばり
(6)ムソルグスキー(チェルノフ編):禿山の一夜
ドミートリー・マスレエフ(P)

録音:2022年6月17-18日、2023年6月28-29日モスフィルム・スタジオ1
2015年第15回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門の優勝者ドミートリー・マスレエフ待望の新録音登場。すべて19世紀ロシア作品なのも魅力的です。
このアルバムはマスレエフが2023年1月に生まれた第一子へ捧げたもの。彼自身、幼時に両親から初めてプレゼントされた楽譜がチャイコフスキーの「四季」で、 子供心にそのすべてにワクワクしたことを思い出しメインとしました。曲集も1月から始まっているため、わが子が初めて経験する一年を音楽で語りたい気持ちに あふれています。フィルアップ曲も魅力的。メランコリックでロシア的抒情性に満ちたグリンカのノクターン「別れ」、五人組のキュイのスペイン色に満ちた「セレナー ド」、華麗なピアニズムに彩られたグリンカの歌曲「ひばり」のバラキレフ編など味わいに富んでいます。
もうひとつの圧巻はムソルグスキーの「禿山の一夜」のチェルノフ編によるピアノ版。迫力と怪奇趣味を楽しめます。

Passacaille
PAS-1140(1CD)
バッハ・フラグメンツ 〜ギエルミ補完によるオルガン作品集
幻想曲 ハ長調 BWV573*
ソナタ ニ短調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタBWV1001による)[アダージョ / フーガ / シチリアーナ / プレスト] **
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV562*
おお悲しみよ、心の嘆きよ BWV Anh.200*
おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV622
フーガの技法 BWV1080より[コントラプンクトゥスI / コントラプンクトゥスXIV *]
アリア BWV991*
暁の星のいと美しきかな BWV764*
イエス、わが喜び BWV753*
イエス、わが喜び BWV1105
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537***

*= 断片からギエルミが補完
**=フーガのみバッハ自身、他の楽章はギエルミによる編曲
*** =断片からバッハの弟子ヨハン・ルートヴィヒ・クレプスが補完したと思われる作品
ロレンツォ・ギエルミ(Org)

録音:2023年7月14-15日/ドイツ、ローゼンハイム、聖ニコラウス教会
名鍵盤奏者ロレンツォ・ギエルミによるバッハのオルガン作品集。テーマは「断片」。未完成だったり消失したりして部分的な楽譜しか現存しない楽曲をあつめ、 なんとみずから補完して演奏。
フーガのみバッハが編曲している無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BWV1001はギエルミが他の楽章を編曲し全曲オルガンで演奏。『フーガの技法』の未完4重フー ガもギエルミ補筆完成版で収録。様々な未完成作品をギエルミが曲として完結させた注目盤。
BWV537はバッハ自身の筆による楽譜が残っておらず、未完成だったものを弟子のクレプスが完成させたと言われる作品。のちにエルガーが管弦楽用に編曲 した作品でもあり重厚な音楽が展開されます。 (Ki)

SKARBO
DSK-1214(1CD)
無伴奏ヴァイオリン曲集
ウルクズノフ:マイクロ・インフィニティI
フィンジ:ダダ
クラマン:民謡組曲
デバゼイユ:迷宮前奏曲
ヤクボフスキ:ベル・ダムの移住
サラ・シュナル(Vn)

録音:2021年5月1〜12、14&25日、2022年8月27日/ラ・オート・エピンヌ・スタジオ、ヴィルヌーヴ=シュル=ヨンヌ(フランス)
「女性のヴァイオリン」(DSK-4150)、「ピアソラ〜ギターとヴァイオリンのためのデュオ」(DSK-4207)など意欲的なアルバムをリリースしているサラ・シュ ナル。当アルバムはシュナル新作委嘱の無伴奏ヴァイオリン曲集!ウルクズノフ、フィンジ、クラマン、デバゼイユ、ヤクボフスキがそれぞれ作曲した、ヴァイオリン一 挺で挑む新時代の無伴奏作品です。ブックレットには各作曲家による作品解説(英仏)が掲載されております。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00825(1SACD)
税込定価
2023年11月22日発売
武満 徹:ギター作品集
フォリオス
すべては薄明のなかで ―ギターのための4つの小品―
ギターのための小品 ―シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に
エキノクス
森のなかで ―ギターのための3つの小品

〈ギターのための12の歌〉
ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
オーバー・ザ・レインボー(H・アーレン)
サマータイム(ガーシュウィン)
早春賦(中田章)
失われた恋(J・コスマ)
星の世界(C・C・コンヴァース)
シークレット・ラヴ(S・フェイン)
ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア(レノン/マッカートニー)
ミッシェル(レノン/マッカートニー)
ヘイ・ジュード(レノン/マッカートニー)
イエスタデイ(レノン/マッカートニー)
インターナショナル(P・ドジェーテル)

バリー・メイソン/レス・リード:ラスト・ワルツ[武満 徹 編曲]
荒井一穂(G)

録音:2023年6月20-21日 神奈川県立相模湖交流センター
今大注目の日本人若手ギタリストとして活躍の場を広げるギター界 のホープ、荒井一穂によるアルバム第3弾「武満徹:ギター作品集」 が登場です。当盤は、最初のギターのための作品《フォリオス》に 始まり、ジャンルを越えて往年の名曲に武満サウンドを織り交ぜた 傑作《ギターのための12の歌》、生前最後の作品となった《森のな かで》に至るまで、作曲者自身も生涯こよなく愛したギターのため のソロ作品のすべてを収録。荒井の艶やかな音色と確かな技巧、豊 かな歌心で聴かせる武満ワールド、存分にご堪能ください。(オクタヴィア)

Da Vinci Classics
C-00801(1CD)
パガニーニ:24のカプリス Op.1 イゴール・リーヴァ(Vn)
ヴァイオリニストのイゴール・リーヴァは、ミラノ音楽院を優秀な成績で卒業し、ソリストとしての活動の他、デュエットやトリオなどの室内楽にも熱心に取り組んでいます。ミラノ・スカラ座Oなどの一流オーケストラとも共演し、ロリン・マゼール、リッカルド・ムーティ、ヴォルフガング・サヴァリッシュといった著名な指揮者と共にヨーロッパ各地で重要なコンサートやツアーにも参加しました。
Da Vinci Classics
C-00794(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集
「前奏曲集 第1巻」より「アナカプリの丘」/「前奏曲集 第2巻」より「ヒースの茂る荒れ地」/「前奏曲集 第2巻」より「ヴィーノの門」/「前奏曲集 第1巻」より「デルフィの舞姫たち」/「前奏曲集 第2巻」より「風変わりなラヴィーヌ将軍」/「前奏曲集 第2巻」より「水の精」/「前奏曲集 第1巻」より「とだえたセレナード」/「前奏曲集 第1巻」より「西風の見たもの」/「前奏曲集 第2巻」より「カノープ」/「前奏曲集 第1巻」より「ミンストレル」/「前奏曲集 第1巻」より「雪の上の足跡」/「前奏曲集 第2巻」より「花火」/アラベスク第1番 ホ長調/アラベスク第2番ト長調/夜想曲
イネス・フィリペ(P)

録音:2023年5月(イタリア)
ポルトガル人ピアニストのイネス・フィリペは、国内外のコンクールで数々の賞を受賞した経歴を持ち、ヨーロッパをはじめとする数多くの国々で演奏活動を行っています。バッハから現代音楽まで非常に幅広いレパートリーを誇り、ポルトガル人作曲家の初演もたびたび行っています。
このアルバムには「前奏曲」を中心としたドビュッシーの名曲が厳選され、収録されています。

Chopin University Press
UMFCCD-171(1CD)
マリア・カレルギスに捧げるピアノ作品集
テオドール・クラク(1818-1882):ヴェルディの歌劇「十字軍のロンバルディア人」によるパラフレーズ Op.9-10*
カール・タウジヒ(1841-1871):即興曲 へ短調 Op.1a
リスト:エレジー変イ長調 S196
ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800-1865):4つのマズルカ Op.26*
バラード 変ホ長調 Op.34*
カジミエシュ・ルボミルスキ(1813-1871):3つのマズルカ Op.10*
アレクサンダー・ドライショク(1818-1869):即興曲 「ワルシャワからの別れ」 Op.15*
モニカ・クイン(P)

録音:2021年12月、ショパン音楽大学コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
*=世界初録音
19世紀ヨーロッパの芸術サロンで最も重要な人物の一人であるマリア・カレルギス伯爵夫人は、芸術の寛大なパトロンで、ショパンの弟子でもありました。彼女のパリのサロンには、著名な芸術家や政界の有力者が集まり、故郷のワルシャワに戻った後も、ポーランドの作曲家たちや音楽文化の発展を支援していました。
ピアニストのモニカ・クインは、マリア・カレルギスに捧げたこのアルバムのために19世紀の作曲家たちによるピアノ作品を選曲し、ほとんどの作品は世界初録音となっています。

NovAntiqua Records
NA-89(1CD)
アコーディオン・エニグマ
グリーグ:ホルベルク組曲 Op.40
バッハ:フランス組曲第5番BWV816、
 イタリア協奏曲 BWV971
エルガー:エニグマ変奏曲〜第9変奏 「ニムロッド」
ジャンカルロ・パレーナ(アコーディオン)

録音:2017-2019年
1995年生まれのイタリアのアコーディオン奏者ジャンカルロ・パレーナがクラシックの名曲を取り上げたアルバム。特にもともとオーケストラのために作られたグリーグの「ホルベルク組曲」やエルガーの「エニグマ変奏曲」では、アコーディオンの色彩と表現力の幅広さを感じさせます。

Prima Classic
PRIMA-029(1CD)
SLOW〜ピアノ作品集
ギヤ・カンチェリ
:リア王
バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調
ペルト:アリーナのために
リスト:コンソレーション第3番、第4番
サティ:グノシエンヌ第3番
ペーテリス・ヴァスクス:白い情景
グルック:メロディ
ルカ・ティエッポ:瞑想
シューベルト:セレナーデ
ブライアン・フィールド:グラシア
ラファエル・リュカ:A Salty Breeze Over the Reeds
オルガ・イェグノヴァ(P)

録音:2023年5月(イエール、フランス)
本アルバムでは、リストやシューベルトから、このアルバムのために書き下ろされたまったく新しい曲まで、さまざまな曲を紹介しています。
オルガ・イェグノヴァは、様々なジャンルと分野を融合させた多面的なロシア系ラトビア人アーティスト。クラシック・コンサート・ピアニストであると同時に、教育プロジェクトや慈善活動にも力を入れており、受賞歴のあるピアニストとしてのキャリアと並行して、様々なアーティストとのコラボレーション、デジタルや印刷物での出版、ポッドキャストの立ち上げ、資金集めのコンサートを通じた音楽家支援など、多彩な活動を展開しています。

BRIDGE
BCD-9584(1CD)
シュトックハウゼン(1928-2007):ピアノ曲] (1961)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 29番「ハンマー・クラヴィーア」
マルク・ポントゥス(P)

録音:2021年9月22-23日ドリュー大学コンサート・ホール
ベートーヴェンの死後からおよそ百年後に生まれたシュトックハウゼン。およそ何の接点も ないように思える二人の作曲家のそれぞれ超絶技巧の大作ピアノ曲をカップリングした異色 の一枚。シュトックハウゼンのピアノ曲 X は非常に数理的な構想のもと緻密に設計されてい るもののトーン・クラスターとグリサンドが多用されており、荒れ狂う波のような音の潮流が聴き 手を圧倒する。ベートーヴェンのハンマー・クラヴィーアはピアニストに技巧、技法の極限を 要求する大作で、そういう意味ではシュトックハウゼンのピアノ曲と双璧といえるかもしれな い。こうしたクレイジーなカップリングのCD を作ったピアニスト、マルク・ポントゥスはシュトック ハウゼンのみならずクセナキス、ブーレーズ(P作品全集の録音あり、BCD9456)など現 代音楽を得意としており、逆に現代の視点からベートーヴェンをとらえ直しているといえるだ ろう。クリアで一点の曇りも迷いもないタッチ、渦巻くエネルギーの奔流など、聴きごたえ充分 の一枚です。ぜひ一聴を!

スロヴェニア放送
ZKP-118302(1CD)
ブラームス:ピアノによる変奏曲集
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Op.24
シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
パガニーニの主題による変奏曲 Op.35第1巻,第2巻
ダニイェル・プレツェリ(P)

録音:2022年12月 スロヴェニア リュブリャーナ
スロヴェニアのピアニスト、ダニイェル・プレツェリによるブラームスのピアノの変奏曲集。ダ ニイェル・プレツェリは1988年生まれ。リュブリャーナ音楽院で学んだ後、パリ国立高等音楽 院でロジェ・ミュラロに、さらにザルツブルクのモーツァルテウムでも学んだ。まとまった録音 はこのブラームスが初めてのようです。清潔で軽めの音色が持ち味で、爽やかなブラーム スになっています。

Dynamic
CDS-8002(1CD)
NX-B03
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(J. G.ラインベルガーによる2台ピアノ編) マッテオ・リーヴァ(第1ピアノ)
エレナ・ヴァレンティーニ(第2ピアノ)

録音:2022年10月8-9日
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」には様々な編曲が存在します。このアルバムではドイツの作曲家でオルガニストとし ても活躍したヨーゼフ・ラインベルガーが1883年に2台ピアノのために編曲したヴァージョンを収録。ラインベルガーは 終生バッハを尊敬し、その作品からインスピレーションを得ていました。彼は二段鍵盤のチェンバロのために書かれた ゴルトベルク変奏曲を、当時流行していた2台ピアノで演奏しやすいように、また複雑なポリフォニーの綾がわかり易 くするなるように試みましたが、単に2台のピアノで分担しただけでは腕の立つ演奏者にとっては物足りない部分が 出てしまうため、部分的に原曲に無い音や旋律線などを加えています。また、通常は曲の最後に冒頭のアリアが 再現されますが、ラインベルガーの編曲では第30変奏のクオドリベットで曲を閉じるのも特徴です。 このラインベルガー版を基にマックス・レーガーが1915年に編曲した2台ピアノ版も存在し、そちらには複数の録音 が存在しますが、ラインベルガー版の録音は極めて貴重なものです。。 演奏するエレナ・ヴァレンティーニとマッテオ・リー ヴァは2017年にデュオを結成、まずレーガーの編曲版を演奏したのち、こちらのラインベルガー版を選んで録音した ということです。

DIVINE ART
DDC-25755(1SACD)
NX-D07
ライヴ&アンコール
バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV826
 イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
 半音階幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op. 17
ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op. 64No.2
■アンコール
シューマン:謝肉祭 Op.9〜 第12曲 ショパン
シューマン:幻想小曲集 Op.12〜 第3曲 なぜ?
ブルカルト・シュリースマン(P)

録音:2023年4月3-5日(ライヴ)
シューラ・チェルカスキーやブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したドイツの中堅ピアニスト、ブルカルト・シュ リースマンが2023年4月に行ったリサイタルを収録した1枚。彼が得意とするバッハやシューマン、メンデルス ゾーンとショパンを彼自身が所有する「ファツィオリF278」で演奏しています。彼の妙技とともに、高音質録音 による美しい響きもお楽しみください。


Spectrum Sound
CDSMBA-115(1CD)
リヒテル〜第23回トゥレーヌ音楽祭ライヴ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番(旧31番)変イ長調Hob.]Y:46
ピアノ・ソナタ第48番(旧58番)ハ長調Hob.]Y:48
ピアノ・ソナタ第52番(旧62番)変ホ長調Hob.]Y:52
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1986年6月28日ベナルディエ農園(ヴィルドーメ)(ステレオ・ライヴ)
※完全初出
リヒテルが1964年にフランスの大農園で始めたトゥール音楽祭。現在も続いていますが、生前は頻繁に登場して神業を聴かせました。フランスのINA(国立視 聴覚研究所)に所蔵されるそのコンサート・ライヴ音源が日の目を見ました。なんと正規盤初出!ステレオ録音で音質も上々。円熟期リヒテルの芸術を堪能でき ます。
このディスクは1986年6月28日のコンサート・ライヴで、ハイドンのソナタ3篇が収められています。いずれも1980年代にリヒテルが十八番としていたも のですが、ここでも演奏は冴えに冴えています。ハイドンのピアノ・ソナタは古典的に端正で活気あふれる世界が魅力といえますが、リヒテルは何の気も衒わず淡々 と弾き進めるなかに、得も言われぬ滋味と深みを感じさせ最後まで引き込まれます。これほどの名演が今まで世に出ていなかったのが罪と思えるほどで、まさに 人類の宝と申せましょう。 (Ki)

※このレーベルは、初発売後早期に廃盤となる可能性が高いです。お早めにご注文下をおすすめします。
Spectrum Sound
CDSMBA-116(1CD)
リヒテル〜第25回トゥレーヌ音楽祭ライヴ
ブラームス:自作主題による変奏曲ニ長調Op.21の2
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第19番変ホ長調Op.87の19
 前奏曲とフーガ第20番ハ短調Op.87の20
リスト:ポロネーズ第2番ホ長調S.223
 灰色の雲S.199
 コンソレーション第6番ホ長調S.172
 ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調S.244
 スケルツォと行進曲S.177
 超絶技巧練習曲第11番「夕べの調べ」S.139
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1988年6月24日メレ農園(トゥール)(ステレオ・ライヴ)
※完全初出
リヒテルが1964年にフランスの大農園で始めたトゥール音楽祭。現在も続いていますが、生前は頻繁に登場して神業を聴かせました。フランスのINA(国立視 聴覚研究所)に所蔵されるそのコンサート・ライヴ音源が日の目を見ました。なんと正規盤初出!ステレオ録音で音質も上々。円熟期リヒテルの芸術を堪能できま す。
このディスクは1988年6月24日のコンサート・ライヴで、ブラームス、ショスタコーヴィチ、リストの作品をたっぷり聴かせてくれます。この回は技巧と迫力を 追求する曲が多く、リヒテルの巨人的なヴィルトゥオーゾぶりが発揮されています。それに加え、しばしば現れる抒情的な箇所をさりげなく歌わせる所が、気絶しそ うになるほど感動的。リストの音楽が技巧を誇示するのではなく深いものであることに気付かせてくれます。まさに絶品としか言いようのない音源の出現です。 (Ki)
※このレーベルは、初発売後早期に廃盤となる可能性が高いです。お早めにご注文下をおすすめします。

CONTINUO Classics
CC221-188(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 植山けい(Cemb)
使用楽器:J.ルッカース製チェンバロ(1632年/1745年)

録音:2011年10月26-28日スイス、ノイシャテル博物館
国内外で活躍しているチェンバリスト植山けいが2011年に録音したバッハの傑作「ゴルトベルク変奏曲」。一音一音をしっかりと響かせる丁寧かつ優美な 演奏で、薫り高いチェンバロの音色を存分に聴かせてくれます。使用楽器はスイス・ノイシャテル博物館所蔵の1634年製J.ルッカースです。―――バロック時代 の作曲家をより深く理解するために4か国で探究し続け、やっと出会ったのがこの宝石の様な1634年J.ルッカース。ゴルトベルク変奏曲と伝説的なルッカース が融合したら一体どのような世界が生まれるのだろう?―――植山けい自身そう語るこだわりの名器の響きは、繊細かつ煌びやかな響き。シンプルながらも底知 れぬ奥深さを持つゴルトベルク変奏曲の音楽世界を、名器の響きでたっぷりと堪能できるおすすめの1枚です。日本語解説付。 ※CD再発売にともない、旧品番INTEG-221188は廃盤となります。 (Ki)

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-033(1CD)
フランク(セルヴァ編):大オルガンのための3つのコラール(全3曲)
 前奏曲,コラールとフーガ ロ短調 FWV21
セルヴァ:陽光に響く鐘
 夕陽の風景
ジャン=クロード・ファンデン・エイデン(P)

録音:2022年/フランス
ベルギーのピアノの巨匠ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデンが2022年、セザール・フランク生誕200周年にあわせて、フランクのピアノ作品とブランシュ・ セルヴァ(1884-1942)の作・編曲作品を組み合わせたアルバムを完成させました。
ブランシュ・セルヴァはカタルーニャ系フランスのピアニスト。アルベニスやセヴラックと親しかったセルヴァは技巧と豊かな表現力をもち合わせたピアニストです が、ダンディに作曲を師事しており、ピアノ曲、声楽曲などの作品をのこしております。
フランク最晩年作曲の「大オルガンのための3つのコラール」は、オルガニストの必須レパートリーであるだけでなく、あらゆるオルガン作品の頂点ともいえ、頻 繁に演奏されております。セルヴァはこの作品を全曲ピアノ独奏版に編曲。アルベニスの超難曲「イベリア」全曲を世界初演しているほどの技巧をもつセルヴァは、 フランクがオルガンで意図した音楽を見事なピアノ・ソロに編曲しております。
「陽光に響く鐘」は1904年作曲。イタリアの鐘の音を描写したものでセルヴァがいかに優れた作曲家であったかを示すものとなっております。
1964年開催のエリザベート王妃国際音楽コンクールで、当時史上最年少で第3位となり、その後ヨーロッパを中心に国際的活躍しているヴァンデン・エインデ ン。Le Palais des Degustateursレーベルからジェラール・プーレと「フランク&マニャール:ヴァイオリン・ソナタ集」(PDD-002)、「シューマン:ヴァイオ リン・ソナタ集」(PDD-011)、「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3・5・7番」(KKC-6551 / PDD-026)をリリース。またソロ・アルバムとして「シュー マン:幻想曲、リスト:ピアノ・ソナタ」(PDD-024)をリリースしています。 (Ki)

Altus
ALT-533(1CD)
税込定価
Women Composers
アドリアーナ・ヘルツキー(1953-):フランツ・リストのための「ヘルフェンスター」
ヴァネッサ・ラン(1968-):インナー・ピース
ガリーナ・イワーノヴナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006):ピアノ・ソナタ第6番
グバイドゥーリナ(1931-):ピアノ・ソナタ
メレディス・モンク(1942-):ダブル・フィエスタ
向井山朋子(P)

録音:1994年8月15・16・17日/NCRV Studio Hilversum
1994年に発表され大きな話題となった向井山朋子のデビュー・アルバム「Women Composers」が、30周年を目前にしてALTUSによる2023年新規リマスターで再発売!
作曲家お墨付きの演奏であるウストヴォリスカヤのピアノ・ソナタ第6番をはじめ、5人の女性作曲家による個性的な作品を収録。自らのヴォーカルを伴う作品や、向井山のために書かれた作品もあります。技巧と音楽性が高い次元で組み合わさり新しい表現をうみだした名盤で、現在ジェンダーレス、ダイバーシティといった思想を表現の核として多彩な活動を展開する向井山の原点ともいえるアルバムです。90年にアムステルダムに移り住んだ向井山が音楽にどう向き合ったのか、また当時のオランダの雰囲気や芸術の在り方というものを、今でも強烈に伝えてくれます。
「このアルバムを録音したのは、オランダに移住して間もなく、幸いにコンクールで優勝し、ああ、これからピアニストとしてやっていくんだ、と決意し始めた時期。これまでにないようなアルバム、強い何か、新しい音楽、ピアニストの領域を拡大するようなレパートリーを求めていた時、ふさわしいのは女性が作曲した作品群でした。」(向井山朋子)
※TOMOKO-0001およびKKC-6111は廃盤となります。

H.M.F
HMM-902435(2CD)
ベートーヴェン:変奏曲全集Vol.2
■Disc1
(1)ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80
(2)スヴェーリンク:「わが青春はすでに去り過ぎ」による6つの変奏曲SwWV324
(3)ベートーヴェン:リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲WoO.65
(4)バッハ:イタリア風のアリアと変奏曲イ短調BWV989
(5)バッハ(ブラームス編):シャコンヌ(左手のための)
■Disc2
(6)ベートーヴェン:「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲WoO.79
(7)モートン・フェルドマン:最後の小品(全4曲)
(8)ベートーヴェン:創作主題による6の変奏曲ト長調WoO.77
(9)ケージ:7つの俳句
(10)ベートーヴェン:ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲ハ短調WoO.63
(11)クラム:行列聖歌
(12)ベートーヴェン:ハイベルのバレエ「妨げられた結婚」の「ヴィガノのメヌエット」による12の変奏曲WoO.68
(13)ケージ:ある風景のなかで
(14)ベートーヴェン:イギリス国歌による変奏曲ハ長調WoO.78
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2023年1月ポワチエ・オーディトリアム劇場
2023年2月にリリースされた第1集(HMM902433/4;国内仕様盤KKC 6676/7)が「レコード芸術」誌特選をはじめ絶賛されたティベルギアンのベー トーヴェン変奏曲全集シリーズ第2弾の登場。第1集以上に凝った選曲に驚愕です。
第2集も2枚組。Disc1は作品番号のない「創作主題による32の変奏曲ハ短調」に始まりますが、ピアノ協奏曲第4番と同時期1806年の作で、「ベートー ヴェンのハ短調」の充実が見られます。次にスヴェーリンクで200年、バッハでと100年ほど前の変奏技法に立ち返り、ベートーヴェンへの影響を探ります。 「シャコンヌ」はブラームスが左手だけのために編曲したものを披露。
Disc2はベートーヴェン作品で20世紀アメリカをはさむ興味深い企画。ベートーヴェンは変奏曲という形式を改革し、主題素材を無視してその抽象的な枠 組みだけを残すことをあえてしています。これが現代音楽に影響を与えているとして、音響自体が沈黙の変奏である4作品を選んでいます。ティベルギアンの 演奏でケージやフェルドマン、クラムの作品を聴くことができるのは贅沢の極み。ティベルギアンのニュアンスに富むピアノの音色は現代曲にもピッタリ。ことに 全く前衛的でないケージの「ある風景のなかで」はBGMにしたいほどの美しさとメッセージにあふれていて絶品。ティベルギアンの新境地を垣間見れます。 また「7つの俳句」では「わび・さび」の美学さえ感じさせます。 (Ki)

CLAVES
50-3062(3CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) パブロ・デ・ナヴェラン(Vc/カルロ・アントニオ・テストーレ製作(1723年))

録音:2021年9月/ペロワ教会(スイス)
パブロ・デ・ナヴェランがバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を録音しました!1975年、スペインのビルバオ生まれのナヴェラン。11歳でミハイ・ベセドフスキにチェ ロを師事。その後17歳でスイス、グシュタードの国際メニューイン音楽アカデミーに入学し、ユーディ・メニューイン、アルベルト・リジー、ラドゥ・アルドゥレスクに 師事。そして、パリ国立高等音楽院でフィリップ・ミュレールに師事し、最優秀の成績でディプロマを取得しています。これまでにガスパール・カサド国際チェロ・コ ンクール、若い音楽家のためのスペイン室内楽コンクールなど、国内外のコンクールで数々の賞を受賞。現在はソリストとして活躍する傍ら、母校国際メニューイン 音楽アカデミーで後進の育成にも力を注いでいます。
一音一音たっぷりと奏でるナヴェランのバッハ。イタリアのカルロ・アントニオ・テストーレが1723年に製作したチェロを存分に鳴らしながら、聴き手をバッハ の無伴奏の世界へと連れていきます。力強さとしなやかさを併せ持った銘器で奏でるナヴェランのバッハ。圧巻の仕上がりです。 ※ブックレットは付属しておりません。 (Ki)











CONTINUO Classics
CC777-826(1CD)
群島〜情熱の音楽第1集
アルノー・サン(1960-):ジュナック
ホアキン・ニン(1879-1949):スペイン組曲(コンラート・ラゴスニック編)
カルロ・ドメニコーニ(1947-):7つの想像力
アルノー・デュモン(1950-):3つの沈黙の顔
ニキータ・コシュキン(1956-):リステッソ・テンポ
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):4つの親密な小品
ハダメス・ニャタリ(1906-1988):チェロとギターのためのソナタ
ジャン= ピエール・ノウアー(Vc)
ギヨーム・ブレトン(G)

録音:2022年/フランス
チェロのジャン=ピエール・ノウアー、ギターのギヨーム・ブレトンのデュオ・アルバム「群島」。それぞれ情熱的で強い個性を持つ各作品。アルバムのタイトル「群 島」は大海原にひろがる島々をイメージしており、各曲がまるで群島のような集合体をイメージしております。現代作曲家によるチェロとギターのための作品集。非 常に貴重な内容となっております。 (Ki)

BIS
BISSA-2644(1SACD)
ソプラノ・サクソフォーンのための孤独の詩
(1)フレードリク・ホーグベリ(1971-):Orphan Elephant(親のない子象)(2021)
(2)スティーヴ・ドブロゴス(1956-):The Gracenotes(装飾音符)(2021)
(3)ヴィクトリア・ボリソワ=オッラス(1969-):Daybreak on Skeppsholmen(シェップスホルメン島の夜明け)(2022)
(4)アンドレーア・タッロディ(1981-):…of days gone by…(…過ぎた日々の…)(2021)
(5)ユーハン・ハンメルト(1953-):Lontano(ロンターノ)(2021)
(6)アンデシュ・ヒルボリ(1954-):Shared Solitude 1(分かちあう孤独1)(2021)(2つのサクソフォーンのための)*
(7)トマス・シマク(1958-):Soliloquy VI(独り言 VI)(2021)
(8)アンデシュ・ヒルボリ(1954-):Shared Solitude 2(分かちあう孤独2)(2021)(2つのサクソフォーンのための)*
(9)アンナ=レーナ・ラウリン(1962-):Dawn(夜明け)(2022)
(10)パウラ・アーヴ・マルムボリ・ウォード(1962-):Growing, coming, filling up(成長し、やってきて、いっぱいに満たす)(2022)
(11)ブー・ハンソン(1950-):Memories(記憶)(2022)
(12)コリリアーノ(1938-):And the People Stayed Home(そして人々は家にいた)(2021)
(13)ステラ・スン(1959-):Soliloquy(独り言)(2021)
(14)アド・ヴァメス(1953-):Inspired by Nile Rodgers(ナイル・ロジャーズにインスパイアされて)(2022)
(15)アン=ソフィ・セーデルクヴィスト(1956-):Solitude(孤独)(2021)
(16)ビョルン・クルーセ(1946-):amber soliloquy(琥珀の独り言)(2022)
(17)スヴァンテ・ヘンリソン(1963-):Crux(核心)(2021)
(18)アンデシュ・ニルソン(1954-):Splendid Isolation(すばらしい孤独)(2022)
(19)トマス・リンダール(1953-):Nattuggla(宵っぱり)(2022)
(20)マリー・サミュエルソン(1956-):Piece to Anders from Marie(マリーからアンデシュへの小品)(2021)
(21)ヨリエン・ダーフゴード(1964-):Iridescence(彩雲現象)(2022)
(22)シェル・ペーデル(1954-):How Dare You?(よくもそんなことを)(2021)(サクソフォーンとディジュリドゥのための)**
(23)ブリッタ・ビューストレム(1977-):Later the Same Day(その日の後で)(2021)(2つのサクソフォーンのための)
アンデシュ・パウルソン(ソプラノSax)
テオ・ヒルボリ(ソプラノSax)*、
ブルース・コプリー(ディジュリドゥ)**

録音:2023年1月2、4&6日王立ストックホルム音楽大学、ストックホルム(スウェーデン)
2019年に確認された新型コロナウィルスは、瞬く間にひろがり、世界中に人的、社会的、経済的な打撃を与えました。音楽界も例外で はなく、コンサートやツアーといった活動は停止され、音楽家とりわけフリーランスの人たちは生計の手段を奪われてしまいました。一方、COVID-19 のパンデ ミックによるロックダウンの間に音楽家たちの芸術面の意欲は一層高まり、家にとどまっていた作曲家たちは、インスピレーション豊かなな作品を次々と作ってい きました。「ソプラノ・サクソフォーンのための孤独の詩」は、戸川ひよりの『孤独の歌』(BIS SA-2533)と同様、「COVID-19パンデミックに対するポジティ ヴな反応」として、スウェーデンのサクソフォーン奏者のアンデシュ・パウルソンがスタートさせたプロジェクトです。
パウルソン(1961-)は、コントロールのむずかしいとされるこの楽器を自在に操る技術とセンスを備え、世界でもっとも優れたソプラノ・サクソフォーン奏者 のひとりと認められています。1993年にネルソン・マンデラがノーベル平和賞を受賞した際には祝いの祝典で演奏しました。パウルソンは作曲家としても活動し、 フィリピンのダンジューガン島のサンゴ礁を保全する運動に捧げる混声合唱曲「Danjuran Sanctuary(ダンジューガン・サンクチュアリ)」をはじめとする作品 を発表してきました。
「孤独の詩」のプロジェクトで彼は、スウェーデンと国外の作曲家たちに作品を委嘱しました。トマス・シマク(1958-)はアルバニア出身でイギリス在住、ジョン・ コリリアーノ(1938-)とステラ・スン(1959-)はアメリカ、アド・ヴァメス(1953-)はオランダの作曲家です。
ブリッタ・ビューストレムの「Later the Same Day(その日の後で)」など14曲が2021年に、ヴィクトリア・ボリソワ=オッラス(1969-)の「Daybreak on Skeppsholmen(シェップスホルメン島の夜明け)」など16曲が2022年に初演されました。このアルバムには、その初演曲から選んだ作品が、王立ストッ クホルム音楽大学で行ったセッションの録音で収録されています。
パウルソンの友人アンデシュ・ヒルボリが2つのソプラノ・サクソフォーンのために書いた「Shared Soli-tude(分かちあう孤独)」の2曲は、ヒルボリの子、 テオ・ヒルボリとの共演で演奏されます。ビューストレムの「Later the Same Day(その日の後で)」の方は、両パートともパウルソンが演奏しました。ノルウェー の作曲家シェル・ペーデルが、グレタ・トゥンベリの国連でのスピーチからインスピレーションを得たという「How Dare You?(よくもそんなことを)」は、アボリ ジニの楽器ディジュリドゥとのデュエットのために書かれ、パウルソンの南アフリカの友人、ブルース・コプリーがセッションに参加しました。 (Ki)

Hortus
HORTUS-231(1CD)
春の朝に
(1)シャミナード(グラッピー編):コンチェルティーノ Op.107
(2)ドビュッシー:シランクス
(3)ドビュッシー(グラッピー編):牧神の午後への前奏曲
(4)リリ・ブーランジェ(グラッピー編):春の朝に
(5)オネゲル:牝山羊の踊り H.39
(6)フォーレ(グラッピー編):幻想曲 Op.79
(7)フォーレ(デーペンホイアー編):組曲「マスクとベルガマスク」Op.112
(8)フォーレ(グラッピー編):子守歌 Op.16
(9)ボナル:太陽の反映 Op.17
(10)ジョンゲン(グラッピー編):ゆっくりした舞曲
ティエリー・カザルス(Fl)(1)-(6)(9)(10)、
ヴァンサン・グラッピー(Org/カヴァイエ=コル製作)(1)(3)(4)(6)-(8)(10)

録音:2022年/サン・フランソワ・ド・サル教会、リヨン(フランス)
シャミナード、ドビュッシー、フォーレなど19世紀後半から20世紀前半にフランスで活躍した作曲家を中心に収録したフルート奏者ティエリー・カザルス、オル ガン奏者ヴァンサン・グラッピーのデュオ・アルバム「春の朝に」。笛の集合体ともいえるオルガンとフルートとの相性は言うまでもなく自然であることから、グラッ ピーはドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」やフォーレの「幻想曲」などの名曲をフルートとオルガン用に編曲。オルガンはサン・フランソワ・ド・サル教会に 据え付けられたアリスティド・カヴァイエ=コル(1811〜1899)製作の銘器。色彩的なフランス音楽を表現するに最適な楽器でフルートと豊かな音楽を展開して います。
オルガンのヴァンサン・グラッピーはオルレアンでフランソワ=アンリ・ウバール、パリでマリー=クレール・アラン、リヨンでルイ・ロビヤールに師事しました。パ リ市主催国際コンクール(2002年)とシャルトル国際オルガン・コンクール(2004年)で優勝している実力派。管楽器とオルガン用に数多く編曲も手掛けてい ます。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-102(1CD)
フォーレ:チェロとピアノの作品集
チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109
エレジーハ短調 Op.24
セレナード Op.98
シシリエンヌOp.78
子守歌 Op.16
ロマンス Op.69
蝶々Op.77
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
夢のあとに Op.7-1(編曲:パブロ・カザルス)
グザヴィエ・フィリップス(Vc)
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2023年1月2-4日、メス音楽都市(シテ・ミュジカル=メス)
セドリック・ティベルギアンとグザヴィエ・フィリップス、活躍するふたりによるフォーレ作品集というぜいたくな1枚の登場。二人の出会いは、お互いの子供が 同じ学校に通っていたこところからといいます。フィリップスが一人の作曲家にしぼったディスクを作ろうと考えていた時にティベルギアンとフォーレについて話す ことがあり、フォーレに決まったといいます。チェロの世界以外ではそこまで有名とはいえないかもしれない二つのソナタを中心に、フォーレ作品の深海にまでもぐ りこんだような1枚となっています。フィリップスは幼いころから身近にフォーレの音楽がありました。ティベルギアンは11歳の時に初めて弾いたフォーレの舟歌 第4番を鮮明に覚えていて、さらに新型コロナ・ウィルス感染拡大中の頃は、ベートーヴェンのディアベッリ変奏曲とフォーレの夜想曲集をいつも弾いていたそうで、 フォーレは重要な存在といいます。スケールが大きく息の長い旋律とたたみかけるようなリズムがおりなすフォーレの世界を、フィリップスとティベルギアンはやわ らかくも熱い集中で手中に収めています。聴きごたえ満点のフォーレ作品集です。 (Ki)

SONARE
SONARE-1063(1CD)
税込定価
深山尚久ヴァイオリン・リサイタル
(1)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 遺作
(2)プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119「ガルシア・ロルカの思い出に」
(3)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調「バラード」Op.27-3
(4)ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(5)スコリク:メロディー
(8)リセンコ:ウクライナへの祈り
深山尚久(Vn)、橘高昌男(P)

録音:2023年6月7&8日五反田文化センター 音楽ホール
名手、深山尚久がラヴェル、プーランクのヴァイオリン・ソナタを主軸としたアルバムをリリース!深山は東京藝術大学を卒業後、同大学院在学中に東京フィルハー モニーSOのコンサ-トマスタ-に就任に一躍注目され、以来、新星日本SO、札幌SO、広島SO、神奈川PO、東京交 響楽団、静岡SOのコンサ-トマスタ-を歴任しています。現在はソロ活動の傍ら、後進の育成にも貢献し、日本音楽コンクールをはじめとする著名なコンクー ルに審査員として招かれています。
近年、演奏機会が増えているラヴェル若書きの遺作のソナタ。ラヴェルらしさが随所にあらわれた美しい作品です。20世紀フランスを代表するプーランクのソナ タ。ヴァイオリンのピツィカートがドキっとする冒頭。その後も目まぐるしく展開していきますが、思わず涙が出てしまうほど美しい旋律に心打たれてしまいます。
ベルギー生まれのイザイの無伴奏の難曲「バラード」とルクーの美しいヴァイオリン・ソナタも深山は情感豊かな演奏を披露。そしてウクライナの作曲家スコリク とリセンコの小品で平和への思いを奏でます。抜群のテクニックと豊かな表現で魅了するピアノの橘高昌男とともにフランス、ベルギー、ウクライナの作品を歌い上 げます。
「演奏の奥に流れるフランス音楽への愛、作品の細部にわたって音色やダイナミクスへの配慮が行き届いており、あらためて演奏された作品への愛を強く感じた」 (片桐卓也 ライナーノーツより)

Myrios Classics
MYR-006CD(1CD)
HAGEN QUARTETT30
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー」 Op.59-2
モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428(K.421b)
ウェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
 弦楽四重奏のための6つのバガテル Op.9
ハーゲンQ【ルーカス・ハーゲン(Vn1)、ライナー・シュミット(Vn2)、ヴェロニカ・ハーゲン(Va)、クレメンス・ハーゲン(Vc)】

録音:2010年5月&7月/ベルリン、ジーメンス・ヴィラ
1981年に結成されたハーゲン四重奏団の結成30周年記念盤(2011年発売)。MYR.006SACDハイブリッド盤で流通しておりましたが、CD版として再登 場します。これに伴いMYR.006(SACD Hybrid)は廃盤となります。現在承っておりますご注文分もキャンセルとさせてただきます。 (Ki)


NIFC
NIFCCD-000020(21CD)
ザ・リアル・ショパン〜ピアノ作品全集
■NIFCCD-020
夜想曲集
夜想曲ハ短調WN.62/夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2/夜想曲第12番ト長調Op.37-2/夜想曲第11番ト短調Op.37-1/夜想曲第10番変イ長調Op.32-2/夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1/夜想曲第15番嬰ヘ長調Op.15-2/夜想曲第3番ロ長調Op.9-3/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/夜想曲第9番ロ長調Op.32-1/夜想曲第19番ホ短調Op.72-1(WN.23)/夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2/夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1/夜想曲第20番嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(WN.37)
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■NIFCCD-019
ワルツ&ポロネーズ集
ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」/ワルツ第2番変イ長調Op.34-1「華麗なる円舞曲」/ワルツ第3番イ短調Op.34-2「華麗なる円舞曲」/ワルツ第5番変イ長調「大円舞曲」/ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」/ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2/ワルツ第8番変イ長調Op.64-3/ワルツ第9番変イ長調Op.69-1「告別」/ワルツ第10番ロ短調Op.69-2/ワルツ第11番変ト長調Op.70-1/ワルツ第12番ヘ短調Op.70-2/ワルツ第13番変ニ長調Op.70-3/ワルツ第14番ホ短調WN.29/ワルツ第15番ホ長調WN.18/ワルツ第16番変イ長調WN.28/ワルツ第17番変ホ長調WN.53(ソステヌート)/ワルツ第19番イ短調WN.63/ポロネーズ第11番ト短調WN.2/ポロネーズ第13番変イ長調WN.3/ポロネーズ第12番変ロ長調WN.1/ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71-2(WN.17)*
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■NIFCCD-018
ポロネーズ&マズルカ集
ポロネーズ変ロ短調WN.10/ポロネーズ嬰ト短調WN.5/ポロネーズ第10番ヘ短調Op.71-3(WN.12)/ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1/マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3/マズルカ第20番変ニ長調Op.30-3/マズルカ第40番ヘ短調Op.63-2/マズルカ第34番ハ長調Op.56-2/マズルカ イ短調Dbop.42A/マズルカ第48番ハ長調Op.68-1(WN.24)/夜想曲第6番ト短調Op.15-3/マズルカ第33番ロ長調Op.56-1/マズルカ第39番ロ長調Op.63-1/ドイツ民謡「スイスの少年」による変奏曲ホ長調WN.4/ロンド ハ長調WN.15/ギャロップ変イ長調WN.59
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■NIFCCD-017
ラルゴ変ホ長調/エロルドの主題による華麗なる変奏曲変ロ長調Op.12/マズルカ風ロンド ヘ長調Op.15/ロンド ハ長調Op.73(WN.9)*/フーガ イ短調/マズルカ第57番ハ長調/マズルカ第58番変イ長調(WN.45)/マズルカ第55番ニ長調/モデラート ホ長調/4手のための変奏曲ニ長調WN.6**/パガニーニの主題による変奏曲イ長調WN.16/ベルリーニの歌劇「清教徒」の主題よる変奏曲ホ長調Dbop.29/ポロネーズ変ト長調WN.35/アレグレット嬰ヘ長調WN.36/ワルツ変ホ長調WN.8/春WN.52a(P独奏版)
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■NIFCCD-016
ポーランドの歌Op.74
乙女の願いOp.74-1/どこで会いましょうOp.74-5*/使者Op.74-7/魔力*/浮かれた女Op.74-4*/私の見えぬところにOp.74-6*/闘士Op.74-10*/リトアニアの歌Op.74-16/濁った水Op.74-3/花婿Op.74-15*/枯れ葉よOp.74-17/指輪Op.74-14*/いとしき娘Op.74-12*/春Op.74-2/美しき若者Op.74-8/ドゥムカ*/愁いOp.74-13/2人の死Op.74-11/メロディOp.74-9
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■NIFCCD-015
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.4/3つの新しい練習曲/5つのマズルカOp.7/マズルカ第10番変ロ長調Op.17-1/コントルダンス変ト長調WN.27/マズルカ第56番変ロ長調WN.56/カンタービレ変ロ長調WN.43/マズルカ ト長調第53番WN.8/マズルカ第52番変ロ長調WN.7/4つのマズルカOp.6/4つのマズルカOp.41/マズルカ第43番イ短調「ノートル・タン」
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■NIFCCD-014
子守歌変ニ長調Op.57/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/タランテラ変イ長調Op.43/ボレロ ハ長調Op.19/ロンド ハ短調Op.1/ロンド変ホ長調Op.16/演奏会用アレグロ イ長調Op.46/ポロネーズ第8番ニ短調Op.71-1/モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調Op.2
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■NIFCCD-013
室内楽作品集
チェロ・ソナタ ト短調Op.65/序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3/マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲ホ長調/ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
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■NIFCCD-012
夜想曲第4番ヘ長調Op.15-1/スケルツォ第1番ロ短調Op.20/夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1/マズルカ第46番ハ長調Op.67-3/マズルカ第13番イ短調Op.17-4/マズルカ第44番ト長調Op.67-1/夜想曲第6番ト短調Op.15-3/ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26-2/マズルカ第47番イ短調Op.67-4/マズルカ第45番ト短調Op.67-2/マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1/夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2/夜想曲第18番ホ長調Op.62-2/スケルツォ第4番ホ長調Op.54
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■NIFCCD-011
夜想曲第13番ハ短調Op.48-1/ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44/夜想曲第17番ロ長調Op.62-1/マズルカ第12番変イ長調Op.17-3/マズルカ第19番ロ短調Op.30-2/ポロネーズ第3番イ長調Op.40-1「軍隊」/ワルツ第3番イ短調Op.34-2/マズルカ第49番イ短調Op.68-2/マズルカ第50番ヘ長調Op.68-3/ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」/マズルカ第51番ヘ短調Op.68-4
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■NIFCCD-010
4つの即興曲
前奏曲嬰ハ短調Op.45/幻想即興曲嬰ハ短調Op.66/スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36/夜想曲第9番ロ長調Op.32-1/夜想曲第10番変イ長調Op.32-2/即興曲第1番変イ長調Op.29/ポロネーズ第4番ハ短調Op.40-2/前奏曲変イ長調/即興曲第3番変ト長調Op.51/3つのマズルカOp.59
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■NIFCCD-009
ピアノと管弦楽のための作品集
ポーランド民謡による大幻想曲イ長調Op.13/モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調Op.2/ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調Op.14/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22/ポーランド共和国国歌「ドンブロフスキのマズルカ」
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■NIFCCD-008
マズルカ集
マズルカ第13番イ短調Op.17-4/同第21番嬰ハ短調Op.30-4/同第14番ト短調Op.24-1/同第15番ハ長調Op.24-2/同第26番嬰ハ短調Op.41-1/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」/夜想曲第19番ホ短調Op.72-1/スケルツォ第2番変ロ短調Op.31/ワルツ ホ長調/同第7番嬰ハ短調Op.64-2/夜想曲嬰ハ短調(レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ)
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■NIFCCD-007
12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25
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■NIFCCD-006
24の前奏曲Op.28/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
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■NIFCCD-005
ワルツ&エコセーズ
ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」/同第2番変イ長調Op.34-1/同第3番イ短調Op.34-2/同第4番ヘ長調Op.34-3/同第5番変イ長調Op.42/同第6番変ニ長調Op.64-1「小犬」/同第7番嬰ハ短調Op.64-2/同第8番変イ長調Op.64-3/同第9番変イ長調Op.69-1「別れ」/同第10番ロ短調Op.69-2/同第11番変ト長調Op.70-1/同第12番ヘ短調Op.70-2/同第13番変ニ長調Op.70-3/同第14番ホ短調/3つのエコセーズOp.72/舟歌嬰ヘ長調Op.60/子守歌変ニ長調Op.57
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■NIFCCD-004
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
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■NIFCCD-003/
バラード&夜想曲
バラード第1番ト短調Op.23/夜想曲第14番嬰ヘ短調Op.48-2/バラード第2番ヘ長調Op.38/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/バラード第3番変イ長調Op.47/夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2/バラード第4番ヘ短調Op.52
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■NIFCCD-002
幻想曲ヘ短調Op.49/4つのマズルカOp.33/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/前奏曲第13番嬰ヘ長調Op.28-13/同第14番変ホ短調Op.28-14/同第15番変ニ長調Op.28-15「雨だれ」/同第16番変ロ短調Op.28-16/同第17番変イ長調Op.28-17/同第18番ヘ短調Op.28-18/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
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■NIFCCD-001
マズルカ集
マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50-3/同第22番嬰ト短調Op.33-1/同第16番変イ長調Op.24-3/同第35番ハ短調Op.56-3/同第40番ヘ短調Op.63-2/同第12番変イ長調Op.17-3/同第17番変ロ短調Op.24-4/同第18番ハ短調Op.30-1/同第31番変イ長調Op.50-2/同第14番ト短調Op.24-1/同第30番ト長調Op.50-1/同第25番ロ短調Op.33-4/同第19番ロ短調Op.30-2/同第11番ホ短調Op.17-2/同第26番嬰ハ短調Op.41-1/同第36番イ短調Op.59-1/同第6番イ短調Op.7-2/同第51番ヘ短調Op.68-4
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■NIFCCD-000
ラウル・コチャルスキ〜ヒストリカル・ライヴ・レコーディングス1948
前奏曲第2番イ短調Op.28-2/夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2/マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1/子守歌変ニ長調Op.57/幻想即興曲嬰ハ短調Op.66/ワルツ第1番変ホ長調Op.18/バラード第1番ト短調Op.23
NIFCCD-020
ダン・タイ・ソン(ピリオド・ピアノ/エラール1849)
録音:2009年11月24日-25日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-019
マレク・ドレヴノフスキ(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848&エラール1849*)
録音:2005年12月16日-17日&2009年3月12日-14日、12月12日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-018
タチアナ・シェバノワ(ピリオド・ピアノ/エラール1849)
録音:2009年10月28日-29日&12月11日、2010年1月19日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-017
タチアナ・シェバノワ(ピリオド・ピアノ/エラール1849)、ヤロスラフ・ジェヴィエツキ(プレイエル/1848)*、スタニスラフ・ジェヴィエツキ(ピリオド・ピアノ/エラール1849)**
録音:2009年4月15日-16日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-016/
アレクサンドラ・クルザック(S)、マリウシュ・クヴィエチェン(Br)*、ネルソン・ゲルナー(ピリオド・ピアノ)
録音:2009年3月24日-26日&6月23日-27日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-015
エヴァ・ポブウォツカ(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848)
録音:2008年2月7日-10日&2009年8月12日-13日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-014
ニコライ・デミジェンコ(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848)
録音:2008年12月15日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-013
ヤン・クシシュトフ・ブローヤ(ピリオド・ピアノ/エラール1849)、
アンジェイ・バウアー(Vc)、
クーバ・ヤコヴィッツ(Vn)
録音:2009年7月6日-8日&10月22日-23日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-012
ディーナ・ヨッフェ(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848)
録音:2008年8月2日-22日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-011
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピリオド・ピアノ/エラール1849&プレイエル1848)
録音:2008年2月7日-10日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-010
ケヴィン・ケナー(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848)
録音:2008年3月17日-19日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-009
ネルソン・ゲルナー(ピリオド・ピアノ/エラール1849)、
フランス・ブリュッヘン(指)、
18世紀オーケストラ
録音:2006年8月30日、ポーランド国立歌劇場&2007年11月11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-008
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピリオド・ピアノ/エラール1849)
録音:2007年9月10日-11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
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■NIFCCD-007
タチアナ・シェバノワ(ピリオド・ピアノ/エラール1849)
録音:2007年9月29日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-006/BC:5907690736064
ヴォイチェフ・シヴィタワ(ピリオド・ピアノ/エラール1849&プレイエル1848)
録音:2006年11月11日-13日&2007年5月4日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-005
タチアナ・シェバノワ(ピリオド・ピアノ/エラール1849)
録音:2007年5月19日-20日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-004
ダン・タイ・ソン(ピリオド・ピアノ/エラール1849)、
フランス・ブリュッヘン(指)、
18世紀オーケストラ
録音:2005年9月8日、フィルハーモニー・コンサート・ホール&2006年8月31日、ポーランド国立歌劇場
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■NIFCCD-003/
ネルソン・ゲルナー(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848)
録音:2005年12月1日-4日&14日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-002
カ・リン・コリーン・リー(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848)
録音:2005年11月26日-27日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-001
フー・ツォン(ピリオド・ピアノ/エラール1849)
録音:2005年3月14日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
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■NIFCCD-000
ラウル・コチャルスキ(ピリオド・ピアノ/プレイエル1847)
録音:1948年2月21日、ベルヴェデーレ宮殿ポンペリアン・ルーム(ワルシャワ)/ポーランド放送のアーカイヴからの復刻。マスターに起因するノイズがございます。予めご了承下さい。
ショパン存命当時に製作された「1849年製のエラール」&「1848年製のプレイエル」と、ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、入賞者など、ショパンやポーランドと縁の深い世界的ピアニストたちの共演で大きな話題を呼んだ、ポーランド国立ショパン研究所(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の自主レーベル"NIFC"。ショパンの孫弟子コチャルスキの歴史的録音から、ダン・タイ・ソンの「夜想曲」までの21タイトルを1つにしたインパクト絶大のボックス・セット。ゲルナー、デミジェンコ、シェバノワ、ポブウォツカ、オレイニチャク、ヨッフェ、ブリュッヘンらの超豪華アーティスト達が、ショパンのソロ・ピアノ作品は勿論、協奏曲や協奏的作品、室内楽曲、歌曲などもすべてピリオド楽器で演奏しています。
2010年のショパン生誕200周年イヤーにリリースされロングセラーとなりながらも、近年入手困難となっていた当BOXセットが再生産されました。今回再生産分が完売後は再度再生産未定となりますので、この機会にぜひともご検討ください。
※分売されているNIFCCD-000〜NIFCCD-020までの21枚がセットになったBOXです。
NIFC
NIFCCD-150(1CD)

XNIFCCD-150(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

モーツァルト:レクイエム(P独奏版)
レクイエム ニ短調 K.626(フランツ・クサファー・ジュスマイアー補筆完成版に基づく、カール・クリントヴォルト編曲ピアノ独奏版)
ヴァディム・ホロデンコ(ピリオド・ピアノ/エラール、1858年)

録音:2023年1月17日-19日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
第4回仙台国際音楽コンクールの覇者であるウクライナ出身のピアニスト、ヴァディム・ホロデンコの2023年録音がNIFCから登場!リストに学び初期のワグネリアンとしても知られる19世紀ドイツの音楽家、カール・クリントヴォルトが編曲したピアノ独奏版によるモーツァルトの「レクイエム」を1858年製のエラールで弾くというNIFCらしさが光る好企画。ホロデンコ渾身の演奏にご期待ください。
ヴァディム・ホロデンコは深みのある音と洗練された表現力、そして完璧なヴィルトゥオーゾ性を兼ね備えた、ユダヤ人の血を引くキーウ(キエフ)出身のピアニスト。2010年の第4回仙台国際音楽コンクールで第1位を獲得してその名を揚げると、翌年にはドルトムントのシューベルト国際コンクールで優勝、そして2013年にはヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し一躍同世代のトップ・ピアニストの仲間入りを果たし、現在に至るまで第一線で活躍し続けています。自身の存在が世に知れ渡るきっかけとなった仙台を特別な地と話し、その後も度々来日を果たして日本でも多くのファンを獲得している人気ピアニストの一人。2023年12月には4年ぶりとなる待望の来日公演を控えるウクライナの若き巨匠です。
NIFC
NIFCCD-149(1CD)
ショパン:最後の作品集
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45/夜想曲 ホ長調 Op.62-2/ワルツ 変イ長調 Op.64-3/マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3/即興曲 変ト長調 Op.51/バラード ヘ短調 Op.52/マズルカ 変イ長調 Op.50-2/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/子守唄 変ニ短調 Op.57/夜想曲 ハ短調 Op.48-1/幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61/夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
ドミトリー・アブロギン(ピリオド・ピアノ/ショパンのピアノ、プレイエル1848年製)

録音:2022年6月15日-17日&10月27日ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ポーランド放送(ワルシャワ)
2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールの入賞者、ドミトリー・アブロギンによるショパン「最後の作品集」。ドミトリー・アブロギンはモスクワでウラジーミル・トロップに師事し、その後フランクフルト音楽舞台芸術大学でピリオド・ピアノの知識と演奏法を学びました。彼はショパン国際ピリオド楽器コンクールの他にも数々のコンクールで入賞し、2021年10月に行われた第10回国際ドイツピアニスト賞にて優勝を果たしました。2019年、2020年、2022年にはポーランド国立ショパン研究所がワルシャワで主催した「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭と、マイアミ国際ピアノフェスティバル(米国)に出演。その他にもヨーロッパ各地で演奏活動を行いソリストとしてでなく、室内楽の分野でも活躍しています。録音経験も豊富な彼は、本アルバムでショパンが最後に使用したプレイエル社製のピリオド・ピアノを用いて、ショパンが存命中の頃の響きを甦らせています。
NIFC
NIFCCD-095(1CD)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、ラ・チ・ダレム変奏曲
ラ・チ・ダレム変奏曲(モーツァルト 「ドン・ジョヴァンニ」 の「お手をどうぞ」による変奏曲)変ロ長調 Op.2/スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/コントルダンス 変ト長調 WN27/舟歌 嬰へ調調 Op.60/マズルカ集 Op.67/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35 「葬送」/ショパンの前奏曲第4番ホ短調 Op.28-4の主題による即興曲
アレクサンドラ・シフィグト(ピリオド・ピアノ)

録音:2022年10月3日-6日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
1992年生まれのポーランドのピアニスト、アレクサンドラ・シフィグトは、ショパン音楽大学でピオトル・パレチニに師事し、現在は自身も同大学にて教鞭を取っています。古楽器に精通しており、2018年に開催された「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」では川口成彦と並ぶ第2位を受賞しています。他にも、「ルービンシュタイン国際ピアノコンクール」セミ・ファイナリストや、「第17回エドワード・グリーグ国際ピアノ・コンクール」第2位ならびに特別賞を受賞するなど、若くして輝かしい経歴を誇ります。
このアルバムの録音にはエラートの1858年製フォルテピアノが使用され、2023年の来日公演予定曲目ともなっている「ラ・チ・ダレム変奏曲」や「葬送ソナタ」などのショパンの名曲の数々が繰り広げられます。

フォンテック
FOCD-9889(1CD)
税込定価
2023年11月8日発売
佐藤ひでこ〜De Profundis
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番イ長調 D664Op.120
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番変ホ長調 Op.110
佐藤ひでこ(P)

録音:2023年4月24-26日 小田原三の丸ホール 大ホール
東京音大を卒業後、ポーランドへ留学し、ショパン音楽院、クラコフ音楽院で学んだピアニスト 佐藤ひでこ。ヨーロッパ各地で研鑽を積みながら活動を行いました。しかし、帰国後の1995 年にピアノジストニアにより演奏活動完全停止。苦闘の後、2016 年自身が開発した鍵盤リハ ビリ治療法で完全に元の機能を取り戻し、演奏活動を再開しました。 愛奏曲によって構成したデビュー盤となるCD“De Profundis”。「嘆きの歌」を経て、輝か しいフーガへと向かうベートーヴェンは、<深き淵>から復活した佐藤の歩みを象徴しています。 (フォンテック)

CRD
CRD-3544(1CDR)
パワー、パッション・アンド・エクスタシー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ヴァージニア・ブラック(P)

録音:2019年
スカルラッティの音楽の解釈に定評のあるイギリスの女流チェンバロ奏者ヴァージニア・ブラック。ロンドンの王立音楽アカデミーでチェンバロ科の教授として後進の育成にもあたっている名手がモダン・ピアノでベートーヴェンを奏でます。選曲をする際にはベートーヴェンの人生の様々な時期からこの3曲を選んだというブラック。こだわり抜いた選曲から様々なベートーヴェンの姿を引き出します。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DUX
DUX-1583(1CD)
ショパン:ポーランドの舞曲集
マズルカ ロ長調 Op.63-1/マズルカ ホ短調 Op.17-2/マズルカ ホ長調 Op.6-3/マズルカ ホ短調 Op.41-1/マズルカ ロ長調 Op.41-2/マズルカ 嬰ト長調 Op.33-1/幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61/マズルカ 変イ長調 Op.59-2/マズルカ 変イ長調 Op.7-4/マズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3/マズルカ ロ長調 Op.56-1/マズルカ ロ短調 Op.30-2/マズルカ 嬰へ短調 Op.59-3/マズルカ 嬰へ短調 Op.6-1/ポロネーズ第5番嬰へ短調 Op.44
カロリナ・ナドルスカ(P)

録音:2021年ショパン音楽大学コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
ポーランドの舞曲を数多く作曲したショパン。とりわけ、マズルカはショパンが生涯にわたって作曲を行い、このアルバムにもショパンの最初のマズルカとなる作品60から、生前に出版された最後のマズルカである作品63まで、幅広い年代の作品を収録しています。
ピアニストのカロリナ・ナドルスカはカタジナ・ポポヴァ=ズィドロンやピオトル・パレチニに学び、数々の国際コンクールで受賞しています。ソリストや室内楽奏者として演奏活動を行う傍ら、ショパン音楽大学で助教授も務めています。
DUX
DUX-1992(1CD)
パデレフスキ:ピアノ作品集
6つの演奏会用ユモレスク Op.14
トッカータ 変ホ長調 Op.15「砂漠にて」
ミセラネア Op.16
イン・ハン(P)

録音:2022年7月11日-14日、スタニスワフ・モニューシュコ音楽アカデミー・コンサート・ホール(グダニスク、ポーランド)
19世紀から20世紀にかけて活躍したパデレフスキは、典型的なロマン派の伝統を受け継ぎつつ、ポーランドの民族舞曲やノスタルジックなメロディーからもインスピレーションを受け、独創的な作品を生み出しました。トッカータ 「砂漠にて」 は、演奏される機会こそ少ないものの、世界中のピアニストがレパートリーとするパデレフスキの他の小曲と比べても劣らない作品となっています。
中国生まれのピアニスト、イン・ハンは近年ポーランドを拠点に活動しており、このアルバムでは軽やかで自由な演奏でパデレフスキの魅力を存分に引き出しています。
DUX
DUX-1868(1CD)
ポーランドのマズルカ集
ミハウ・クレオファス・オギンスキ:マズルカ ト長調
クルピンスキ:マズルカ ニ長調
ルドヴィカ・ドムシェフスカ:マズルカ ロ長調
イグナツィ・フドバ:憂鬱なマズルカ ト短調
ユゼフ・ノヴァコフスキ:マズルカ 変ロ長調 Op.19-2
モニューシュコ:マズルカ ニ長調
ヘンリク・ルデルト:マズルカ ホ短調
カロル・ベルナルド・ザウスキ:マズルカ ニ短調 Op.6-3
カジミエシュ・ルボミルスキ:マズルカ ホ短調 Op.10-3
アントニ・コンツキ:マズルカ ホ長調 Op.132
ユリウシュ・ヤノタ:マズルカ 変ロ短調 Op.1-1
カロル・リピンスキ:マズルカ 変ホ短調 Op. posth.
オスカル・コルベルク:マズルカ 変ホ長調
ヤン・ルックガーバー:マズルカ ニ長調
ユゼフ・ヴィエルホルスキ:マズルカ ホ短調 Op.46-1
パデレフスキ:マズルカ イ短調 Op.9-2
ジェレンスキ:マズルカ 嬰ハ短調 Op.31-1
ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキ:マズルカ ホ短調
イェジー・ガブレンズ:マズルカ イ短調
イグナーツ・フリードマン:ハ短調 Op.49-2
ステファン・マリノフスキ:マズルカ ヘ短調 Op.6-1
アレクサンデル・ミハウォフスキ:マズルカ 嬰ハ短調 Op.17
アルフレッド・グラドステイン:マズルカ
タンスマン:マズルカ
マリアン・ボルコフスキ:マズルカ
マリア・ポクシヴィンスカ:マズルカ
アンジェイ・ドゥトキェヴィチ:マズルカ
チェスワフ・グルジンスキ:マズルカ
マリアン・サヴァ:マズルカ
アンナ・キヤノフスカ(P)

録音:2022年
作曲された時系列でマズルカを収録した本アルバム。その年月は180年以上歴史を遡ることになりました。ピアニストのアンナ・キヤノフスカは、現在では忘れ去られてしまったこのジャンルの作品を発見し、時代別で演奏することでマズルカの進化の過程を描いています。
DUX
DUX-1904(1CD)
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス 「対位法、調性およびピアノ奏法の研究」
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス
バッハ:フランス組曲 第2番ハ短調 BWV813よりサラバンド(ボーナス・トラック)
アグニェシュカ・パナシウク(P)

録音:2022年12月8日(ポーランド)
スタニスワフ・モニューシュコ音楽院でポポヴァ=ズィドロンに、ロンドンの王立音楽アカデミーでは、マイケル・ドゥセク、イアン・レディンガムに師事し、2005年のディーリアスコンクールのファイナリストに選ばれたアグニェシュカ・パナシウク。
本アルバムでは、ヒンデミットがアメリカ滞在時に作曲されたルードゥス・トナリス(音の遊びの意)を取り上げています。この作品は、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』の作風にヒンデミットによる20世紀のスタイルが融合。初演されて依頼、多くの演奏家の興味をそそり、インスピレーションを与えてきました。パナシウクの解釈には、バッハからのインスピレーションがはっきりと感じられ、ボーナス・トラックとして、フランス組曲のサラバンドが参考曲として収録されています。

CAvi music
85-53540(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第12番ト長調 Op.49-2
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2021年3月&2023年3月、エッタースブルク城(ヴァイマール、ドイツ)
ヴァイマール出身のピアニスト、ダニエル・ハイデは、アンドレ・シュエンとのコラボレーションをはじめ、彼の世代でもっとも人気のある歌曲伴奏者及び室内楽奏者の1人。故郷のフランツ・リスト音楽院でルートヴィヒ・ベッツェルに師事し、クリスタ・ルートヴィヒとディートリヒ・フィッシャー=ディースカウからの先駆的な提案を受けて以来、彼はヨーロッパやアジアなどでコンサートを行ってきました。
2020年のパンデミックにより予想外の時間が生まれ、新たにベートーヴェンの偉大なソナタに向き合うこととなったダニエル・ハイデの注目のシリーズ第3巻です。

PARNASSUS
PACD-96090(1CD)
若かりしマルコム・フレイジャー
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.16*
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番変ホ長調 L.51, Hob.XVI:35
バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110, BB115**
マルコム・フレイジャー(P)、
パリ音楽院O*、
ルネ・レイボヴィッツ(指)*、
ウラディーミル・アシュケナージ(P)**
、ルスラン・ニクリン(打楽器)**、
ヴァレンティン・スネギレフ(打楽器)**

録音:不詳(プロコフィエフ)/1960年、パリ(ハイドン)/1963年、ソビエト連邦(バルトーク)
信じられないほどのテクニック、驚くべき器用さ、詩的で美しいタッチを兼ね備えたアメリカ出身の大ピアニスト、マルコム・フレイジャー(マルコム・フレージャー)(1935-1991)の初期の録音がParnassusレーベルより復刻!1960年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝したフレイジャーは同年にカーネギー・ホール・デビュー、その後積極的なレコーディング活動や楽譜の発掘、研究にも力を注いでいましたが、さらなる活躍が期待される中56歳の若さでこの世を去りました。今回の復刻アルバムにはRCA Victor Red Sealからリリースされいきなりグラミー賞にノミネートされたデビュー盤に収録されていた「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番」と「ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番」に加え、1963年にレコーディングされたウラディーミル・アシュケナージらとの共演による「バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ」を収録。当時20代のフレイジャーが魅せた驚異的な演奏に改めて耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

Prima Facie
PFCD-215(2CD)
ツィカン・プレイズ・シェーンベルク&スクリャービン、ハニーボーン・プレイズ・ツィカン
■CD1〜
シェーンベルク:ピアノのための組曲 Op.25、
 3つのピアノ曲 Op.11、
 2つのピアノ曲 Op.33、
 6つの小さなピアノ曲 Op.19、
 5つのピアノ曲 Op.23
スクリャービン:前奏曲 Op.15-5、
 前奏曲 Op.15-2、前奏曲 Op.11-14、
 前奏曲 Op.22-2
■CD2〜オットー・M・ツィカン(1935-2006):夜の小品第3番、コラール、小品1、小品2、小品3、即興演奏、夜の商品第5番、スケッチ〜静かに, レガート、スケッチ〜シンフォニー、スケッチ〜静かに、後ほど追加された協奏曲なしのカデンツァ
オットー・M・ツィカン(P/CD1)、
ダンカン・ハニーボーン(P/CD2)
20世紀後半のオーストリアを代表する重要な作曲家&ピアニスト、オットー・M・ツィカン(1935-2006)の功績を称えるユニークなアルバム。
ORF(オーストリア放送協会)との共同で制作され、ツィカンがシェーンベルクとスクリャービンのピアノ作品を弾いた歴史的録音をCD1に収録し(1970年にLPリリースされて以来の初CD化)、CD2にはイギリスの名手ダンカン・ハニーボーンが演奏するツィカン作品の新録音が組み合わせれています。

Signum Classics
SIGCD-756(2CD)
シューマン:ピアノ作品集
幻想曲ハ長調 Op.17/蝶々 Op.2
フモレスケ Op.20/ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
夜想曲集 Op.23
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
スィール・ウィリアムズ(P)

録音:2019年11月30日-12月2日、セント・ポール・スクール(ロンドン)(ダヴォット同盟舞曲集、フモレスケ)/2022年3月22日-24日、ワイアストン・レコーディング・スタジオ(モンマス)(蝶々、夜想曲集、幻想曲、謝肉祭の道化)
ウェールズ出身のピアニスト、スィール・ウィリアムズは、ソリスト、伴奏者、室内楽奏者として深い音楽的知性と優れた表現力で広く称賛を浴びており、Signum Classicsからは8枚組のボックス・セット「ア・シューベルト・ジャーニー」(SIGCD-645)やベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲と様々な変奏曲やバガテルも収録した12枚組の「ベートーヴェン・アンバウンド」(SIGCD-527)などの充実した企画のアルバムをリリースし高い評価を得てきました。
Signum Classicsとのコラボレーションによる15枚目のアルバムでは、シューマンの主要作品をレコーディング。シューマンがライプツィヒ大学で法学を学んでいた時期に書かれた「蝶々(パピヨン) Op.2」から、1841年に出版された「ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26」まで、シューマンの人生のかなりの部分にまたがる作品のセレクションを探求しています。

MIRARE
MIR-664(1CD)
カプリス
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲*
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992
ブラームス:カプリッチョ嬰ヘ短調Op.76の1
 パガニーニの主題による変奏曲第1集Op.35
レイナルド・アーン:ミニュミネク
フォーレ:ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調Op.38
モーリス・オアナ:カプリス第1番「埋めて黙れ」
アルカン:イソップの饗宴Op.39の12
ナタナエル・グーアン(P)
アレクサンダル・マルコヴィチ(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

録音:2022年12月20-21日ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)*、10月24-27日シテ・ド・ソレーズ(2)-(8)
カプリス(カプリッチョ、奇想曲)は「気まぐれ」を意味し、自由な形式の楽曲を指します。それゆえか古今の作曲家たちは魅力的なものを残しました。ナタナエル・ グーアンはピアノのために書かれた「カプリス」およびそこから派生した作品を集めたコンセプト・アルバムを実現させました。
ナタナエル・グーアンは1988年生まれのピアニスト。パリ音楽院やジュリアードでピレシュ、ペヌティエ、バシキーロフらに師事しました。ラ・フォルジュルネ音 楽祭をはじめ今年(2023年)3月にも来日公演を行っています。技巧派で、リストやビゼーなどのディスクは高い評価を受けました。
アルバムの約3分の1を占めるのがラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」で、アレクサンダル・マルコヴィチ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィアと共演。 タイトルはラプソディながらパガニーニの「カプリス第24番」を主題に用いていることで納得。余裕の技巧と鳴り響くピアノで美旋律を堪能させてくれます。録音 の良さも注目です。
残りはピアノ独奏で独仏作品が並びます。バッハの1700年代初頭の作「最愛の兄の旅立ちにあたって」からモーリス・オアナの1944年頃の「「埋めて 黙れ」まで250年近いカプリスの変遷を俯瞰できるのも興味津々。ここでもブラームスがパガニーニの「カプリス第24番」を主題に用いた名変奏曲が採りあげら れています。またアルカンの超絶的難曲「短調による12の練習曲」の終曲「イソップの饗宴」にも挑戦。唖然とする指回りと鍵盤上の跳躍を披露しています。
注目はレイナルド・アーンの未出版作品「ミニュミネク」。グーアンによればロワイヨモン修道院所蔵の草稿(1944年にアウシュヴィッツ収容所で殺されたピアニ スト、フランソワ・ラングのコレクション)の校訂を依頼されて知ったとのこと。曲自体は世界初録音でなく、LP時代にジャン・ドワイヤンが「3つの練習曲」の3 番目として録音していました。どこかスペイン色を帯びた情熱的な曲で、アーンのピアノ曲中でもとりわけ魅力的な一篇といえます。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72970(1CD)
ミューズ 〜ブラームス&クララ・シューマン:ピアノ作品集
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲 Op.24
 2つのラプソディ Op.79
 3つの間奏曲 Op.117
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.21より 第1曲
ニーノ・グヴェタッゼ(P)

録音:2023年4月25-26日/ヒルフェルスム、MCOスタジオ1
トビリシ生まれのピアニスト、ニーノ・グヴェタッゼによるChallenge Classics5枚目のアルバム。ブラームスの時期を隔てた3作品に、ブラームスに献呈さ れたクララ・シューマンのロマンスをカップリング。大曲から小品へと音楽が凝縮されていくようなプログラミングでもあり、どんどんと独白的な密度が上がってい きます。グヴェッタゼのピアノは明るさと暗さを混在させてよく歌うもの。 (Ki)

OEHMS
OC-484(2CD)
NX-C05
ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol.8
ブルックナー:ファンファーレ:見よ、大いなる司祭を WAB13(1885)
 合唱、3つのトロンボーンとオルガンのためのモテット(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
トーマス・ダニエル・シュレー(1957-):ノミネ Op.94/4- オルガンのための(2021/22)*
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108(1889-1890年第2稿)(エベルハルト・クロツによるオルガン編)
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)
ミュンヘン、イエズス会聖ミヒャエル教会、リーガー・オルガン*
ウィーン楽友協会 リーガー・オルガン

録音:2023年7月12-16日ウィーン楽友協会大ホール(オーストリア)
2023年9月21日聖ミヒャエル教会(ドイツ)*
2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第9弾です。このシリーズは指揮者クリス ティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。 番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ大作第8番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回アルブレヒトは、1892年に同作品が初 演されたウィーン楽友協会の大ホールにあるオルガンで演奏しています。 ここで用いられたのは1890年に改訂された第2稿。ヘルマン・レヴィに「演奏不可能」とされた初稿をブルックナーが全面的に改訂した稿で、この現在広く演 奏されているヴァージョンを、バーゼルでオルガンを学んだ作曲家エベルハルト・クロツが編曲を担当、スケールの大きな音楽をオルガンに移し替えています。大 オルガンといえども一度に鳴らせる音の数と使える音色の多彩さでは巨大なオーケストラに及びませんが、楽曲の構造とモチーフの重要性を吟味した編曲か らは、オーケストラでは埋もれがちなモチーフが浮かび出る瞬間もあって意外な発見があります。オルガンならではの魅力が特に活きていると感じるのはアダー ジョで、崇高で神秘的、瞑想的なたたずまいは深く印象に残ります。第8番全曲での演奏時間は約92分(18:28/15:07/32:14/25:58)と長大。アル バムの冒頭ではアルブレヒト自身が編曲したモテット「見よ、大いなる司祭を」が高らかに奏されます。 このシリーズでは、「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称するブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作が紹介されますが、今回は 1957年生まれの作曲家トーマス・ダニエル・シュレーの「ノミネ」を収録。こちらはウィーンの楽友協会ではなく、ミュンヘンのミヒャエル教会のオルガンでの演奏 です。交響曲第8番の終楽章で見られる旋律の繰り返しをアップビートのリズムで再現しながら巧みな対位法で音が積みあがっていく様は見事です。途中 でコルネットを思わせる印象的なファンファーレを経てクライマックスを迎え、最後は静かに曲が閉じられます。

Solo Musica
SM-433(1CD)
NX-B03
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op. 58
24の前奏曲 Op.28
前奏曲第25番嬰ハ短調 Op.45
前奏曲第26番変イ長調 Op. posth.
ジャン=ニコラ・ディアトキン(P)

録音:2023年4月16-19日
6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに 師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。これまでリスト やベートーヴェン作品の録音を発表してきたディアトキン、今作ではショパンを演奏。作品の中でも、独奏曲として 最も規模の大きなソナタ第3番と、万華鏡のような小品の集まりである24の前奏曲を併せることで、ショパンの多 様性と構成力を表現しています。アルバムには「24の前奏曲」に含まれない2曲の前奏曲も収録。
Solo Musica
SM-434(1CD)
NX-B03
INNER SPACES
バッハ:パルティータ 第1番変ロ長調 BWV 825
パルティータ 第3番イ短調 BWV827
トッカータ ハ短調 BWV911
フランス風序曲(パルティータ) ロ短調 BWV831
セッラ・タヴサンリ(P)

録音:2023年1月21-24日
イスタンブール生まれのピアニスト、セッラ・タヴサンリのバッハ・アルバム。 収録作品は、バッハの名前「B-A-C-H」にちなんだ調性で並べられており、Bのパルティータ変ロ長調(B-Dur)は 信仰を表し、Aのパルティータイ短調(A-Moll)は希望、Cのトッカータハ短調(C-Moll)は愛、Hのフランス風序曲 ロ短調(H-Moll)は現在を表すといい、これらはタヴサンリの内面世界を表現に通じるということです。

Dynamic
CDS-7994(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン=リスト:交響曲全集 第3集
交響曲第5番「運命」 ハ短調 Op.67
交響曲第2番ニ長調 Op.36
ガブリエレ・バルドッチ(P)

録音:2022年10月20-22日
フランツ・リストは25年という長い年月をかけてベートーヴェンの交響曲をすべてピアノ独奏用に編曲しました。これ らはオリジナルのスコアを忠実にピアノで再現できるように、きわめて緻密に書かれています。もちろん演奏も至難 で、ピアニストは楽器から立体的な響きを紡ぎだすことが要求されます。 マルタ・アルゲリッチの信頼も厚く、幾たびも共演経験を持つイタリアのピアニスト、ガブリエレ・バルドッチがこの全曲 録音に取り組んでおり、今回の第3集では第5番と第2番を演奏。しなやかな表現と見事な技巧で聴き手を魅了 します。

Orchid Classics
ORC-100270(1CD)
NX-B03
2台ピアノのためのフランス音楽集
ミヨー:スカラムーシュ Op.165b(1937)
プーランク:カプリッチョ(仮面舞踏会に基づく)(1952)
 ソナタ FP8-4手のために(1918/1939改訂)
 エレジー-2台ピアノのために(1959)
 ソナタ -2台ピアノのために(1952-53)
 シテール島への船出(1951)
ドビュッシー:夜想曲(1899/モーリス・ラヴェルによる2台ピアノ編)
チャールズ・オーウェン(P)
カーチャ・アペキシェヴァ(P)
Steinway Model D

録音:2021年4月13-14日、2022年3月31日-4月1日
2人の傑出したピアニストたちが織り成す4手ピアノの芸術。チャールズ・オーウェンとカーチャ・アペキシェヴァはこれまでにもラフマニノフやストラヴィンスキー作品 で、素晴らしいアンサンブルを披露しています。今作で2人はフランスものに挑戦。ミヨーの生彩溢れる「スカラムーシュ」ではじまり、2台ピアノでも演奏されるこ とのある「ソナタ FP8」や自身の映画音楽『アメリカ旅行』の中の曲である「シテール島への船出」をはじめとしたプーランクの多面性が発揮された5つの作品 が続き、最後に置かれているのが、ラヴェル編曲のドビュッシーの「夜想曲」というラインナップです。息のあったデュオが、作品の繊細な魅力を存分に引き出し ています。

TOCCATA
TOCC-0178(1CD)
NX-B03
レオ・オーンスタイン(1893-2002):ピアノ作品集 第3集
9つのヴィネット s380(1977)
バガテル s100(1952)
振り返りのひととき s156(1950代?)
大聖堂 s73(1916)
夜想曲第1番s153(1922頃)
3つのムード s5(1914頃)*
ヴィクトル・ヴァルコフ(P…Steinway D)

録音:2021年9月28日、10月2日、12月3-4日、2022年5月24日、10月9-10日
*以外=世界初録音
100歳を超える長寿を全うしたウクライナ生まれの作曲家オーンスタイン。生まれ年は諸説ありますが、亡くなった時の年齢は少なくとも105歳を超えていた ことが確認されています。1911年にニューヨークでピアニストとしてデビューした時には、ドビュッシーやスクリャービンなどの作品を初演したこともあり、「大聖堂」 や「3つのムード」などの1910年代の作品はトーンクラスター的な和音が連続する先鋭的な作風で書かれています。しかし1950年代の「バガテル」や1977 年の「ヴィネット」は調性感はないものの、どちらかというと耳なじみの良い作品といえるでしょう。2012年、ニューオーリンズ国際ピアノ・コンクールの優勝者ヴィ クトル・ヴァルコフがこれらの難曲を見事な技巧で演奏しています。

Grand Piano
GP-939(1CD)
NX-B03
セリム・パルムグレン(1878-1951):ピアノ作品全集 第7集
4つの即興曲 Op.63(1918もしくは初期)*
日記帳 Op.109(1946)*
セレナード ト短調 SP252(1890頃)*
左手5度によるユモレスク SP87(1920頃)*
森の中の散歩 SP327(1900頃)*
ワルツ間奏曲 SP52(1921もしくは初期)*
3つの小品 Op.74(1921)*
組曲「フィンランドのリズム」 Op.31(1911)
8つのピアノ小品 Op.75(1921-22)
作曲者不詳:ナルヴァの行進曲 SP26(S. パルムグレンによるピアノ編)(1901出版)*
ボリ連隊行進曲(S. パルムグレンによるピアノ編)(1901-)*
ヨウニ・ソメロ(P…Steinway & Sons、モデルD)

録音:2022年10月3-5日
*…世界初録音
北欧の抒情と洗練された西欧的な感性から生まれたピアノ曲が日本でも人気のあるパルムグレン。フィンランドの現役ピアニストの中でも極めて意欲的な活 動を展開するソメロによる全集録音の第7集です。ここにも世界初録音を多数含む珍しい作品が収録されています。 「8つの小品」作品75はパルムグレンがアメリカに到着した直後に書かれたもの。彼はニューヨーク、ピッツバーグ、デトロイト、ミネアポリス、シカゴ、クリーブラン ドで計24回のコンサートを行い、ある批評家は「彼と比較できるのはセルゲイ・ラフマニノフだけである」と熱狂的な賛辞を送りました。そして、彼はコンポー ザーズ・ミュージック・コーポレーションと契約を結び、この作品75が出版されました。どれもパルムグレンらしいノスタルジーに溢れた美しい作品です。また「セレ ナード」SP252は4ページのみの未完作品ですが、彼の現存するもっとも初期の作品の一つと推測されています。彼の若いころの作品は散逸したものが多 く、8分の5拍子で書かれた「左手5度によるユモレスク」 SP87もデンマークの音楽誌「Nordens Musik」掲載されただけの小品。楽譜の入手が困難でし たが、このプロジェクトのために準備されたというものでグリーグの音楽と似た雰囲気を持っています。また自伝的な内容を持つ「日記帳」作品109は、1946 年に書かれた彼の最後のピアノ曲集のひとつで、様々な事情で生前に出版されることのなかったものです。

Biddulph
BIDD-85038(2CD)
NX-C03
ハイフェッツ・プレイズ・バッハ
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番イ短調 BWV1003
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 BWV1041*
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
ヴァイオリン協奏曲 第2番ホ長調 BWV1042*
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ロサンゼルスPO*
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)*

録音年月日/初出レコード番号
BWV1001:1952年10月21&29日/LM1976
BWV1002:1952年10月23&29日/LM2210
BWV1003:1952年10月24,25&29日/LM2115
BWV1004:1952年10月23日/LM1976
BWV1005:1952年10月22&29日/LM2210
BWV1006:1952年10月22&29日/LM2115
BWV1042&1042:1953年12月6日/LM1818
20世紀を代表する名ヴァイオリニストを多数輩出したレオポルト・アウアー門下の音源復刻に取り組むBiddulphから、ヤッシャ・ハイフェッツ(1901- 1987)唯一のバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ(全曲)が登場。初期盤LPからの復刻です。 ハイフェッツは帝政ロシア時代のヴィルナ(現リトアニアの首都ヴィリニュス)に生まれ、9歳にしてアウアーの門下に迎えられました。12歳でアルトゥール・ニ キシュ指揮のベルリン・フィルと共演、16歳でカーネギーホールにデビューした早熟の天才で、その卓越した技巧と音楽性を長く保ち、圧倒的な名声を 築きました。 ハイフェッツによるバッハ:無伴奏ソナタ&パルティータの全曲録音はこの1952年のRCA盤が唯一。バロック舞曲の要素を取り入れた解釈が広まる 遥か前の演奏なので、古楽器演奏に慣れた耳には少し違和感があるかもしれませんが、虚飾を排して1台のヴァイオリンからバッハが意図した重層的 な音構造を描き出す演奏は見事で、速めのテンポながら全体を通してヴァイオリンならではの美感が損なわれていない点も魅力です。 この録音にはすでにRCAによるマスターテープからの復刻CDがあります。それでも今回の復刻を行った理由についてBiddulphレーベルは「マスター テープからの復刻はノイズの点で有利だが、初期盤の音が演奏者と制作者が認めた音だと考えます。状態の良い初期盤を探し出して復刻する意義は そこにある」と語っています。 各ディスクの「余白」にはハイフェッツのソロによるバッハのヴァイオリン協奏曲が1曲ずつ収められるという贅沢な収録になっています。ブックレットにはハイ フェッツ愛用のグァルネリ・デル・ジェス(1742)のカラー写真が4ページにわたって掲載され、初出時のLP4枚のジャケットもカラーで印刷されています。

Audite
AU-20051(1CD)
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
ジミン・オウ=ハヴェニート(P/ベーゼンドルファー280)

録音:2022年11月26-28日コンツェルトハウス、ヴェルニゲローデ
韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニート。「クララに捧ぐ」(AU-20050)に次ぐローベルト・シューマンの作品。クライスレリアーナとフモレスケを 録音しました。クライスレリアーナはショパンに献呈された8つの幻想曲。ローベルトらしいどろどろと絡み合う音と激しい感情がむき出しになった傑作。一方、フモ レスケは近年多くの演奏家が取り上げているピアノ曲で演奏時間30分弱の大曲。J.v.ヴェーベナウ夫人に献呈されています。情感あふれるジミン・オウ=ハヴェ ニートの演奏は圧巻です。
オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。録音としてはのちの夫となるレイムン ド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウルリヒ・レインデッカー(のピアノ作品集などをリリースしております。円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は 深みがあり、愛器ベーゼンドルファーで見事な演奏を展開します。
独auditeレーベルから「ムソルグスキー:「展覧会の絵」」(AU-20049)、「シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番&リスト:ピアノ・ソナタ」(AU-20043)、 「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、第30番、第32番」(AU-20047)、「K[NOW]N PIANO〜「ピアノ音楽250年の対話」」(AU-23446)、 そしてシューマンの2枚のアルバムをリリースしています。 (Ki)

DOREMI
DHR-8215(2CD)
ラドゥ・ルプーLIVE 第2集
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 Op.78D.894
(2)ハイドン:アンダンテと変奏曲 へ短調 Hob XVII:6
ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番ニ長調 Hob XVI:37
バルトーク:戸外にて Sz.81
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
シューベルト:楽興の時 D.780より 第3番
(3)シューベルト:2つのスケルツォ D.593
ラドゥ・ルプー(P)

(1)録音:1970年6月7日第23回オールドバラ音楽祭
(2)録音:1971年6月24日第24回オールドバラ音楽祭
(3)録音:1971年10月17日ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール
DOREMIレーベルより始まったラドゥ・ルプーの秘蔵ライヴ・シリーズ、第2集はオールドバラ音楽祭でのリサイタルを中心に収録。モーツァルトやシューベルト の名作ソナタが味わえる70年頃の貴重音源、レーベル情報ではすべて初CD化とのこと。 (Ki)
DOREMI
DHR-8211(2CD)
マルタ・アルゲリッチLIVE 第17集
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456
(2)ルトスワフスキ:パガニーニ変奏曲(2台ピアノ)
シューベルト:ロンド イ長調 D.951(4手ピアノ)
ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台ピアノ)
モーツァルト:アンダンテと変奏曲 K.501(4手ピアノ)
(3)ドビュッシー:版画
(4)バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141, L.422
(5)バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz.80
(1)オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
 録音:1973年6月22日ヴュルツブルク
(2)withネルソン・フレイレ(P)
 録音:1980年5月17日アムステルダム・リサイタル
(3)録音:1969年2月10日ヴェネツィア・リサイタル
(4)録音:1982年11月21日ミラノ・リサイタル
(5)録音:1978年10月21日ロサンゼルス・リサイタル
アルゲリッチの貴重ライヴ音源集第17弾。ソロ・リサイタルに加え、ヨッフムとのモーツァルト協奏曲、フレイレとのデュオも収録。 (Ki)

Pentatone
PTC-5187054(1CD)
「信仰」
ヴィラ=ロボス:「バッハへのオマージュ」〜5つの前奏曲より第3番 W419, A419
バリオス:大聖堂
バリオス:フリア・フロリダ
ヴィラ=ロボス:12の練習曲 W235, A235
ヒナステラ:ギター・ソナタ Op.47
ショーン・シベ(G)

録音:2023年4月&8月クリトン教会(スコットランド)
天才ギタリスト、ショーン・シベ注目の新譜は南米の作曲家バリオス(パラグアイ)、ヴィラ=ロボス(ブラジル)、ヒナステラ(アルゼンチン)の作品を集めた 『Profesion』。アルバム・タイトルはバリオスの「Profesion de Fe(信仰告白)」という詩に由来します。この詩は神話に登場する神々を引用したバリオスの 傑作。シベが神聖な世界へと誘います。
使用楽器はジュリアン・ブリームのために製作したハウザーのコピーです。この楽器は1930年代最高の楽器のひとつとされ、当アルバムの音世界とぴったり合 います。
ショーン・シベはスコットランド王立音楽院で学び、その後イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事。その後の活躍は目覚ましく2017年のロイヤル・フィルハーモニッ ク協会音楽賞で「ヤング・アーティスト賞」を受賞しています。PENTATONEレーベルより「巡礼」(PTC-5186870)、「ロスト・アンド・ファウンド」(PTC-5186988)、テノール歌手カリム・スレイマンと共演した「折れた枝」(PTC-5187031)をリリースしております。 (Ki)
Pentatone
PTC-5187207(1CD)
チャイコフスキー・ファンタジー
●ラフマニノフ編曲による連弾版
「眠りの森の美女」組曲 Op.66【序奏。リラの精/アダージョ。パ・ダクシオン/長靴をはいた猫/パノラマ/ワルツ】
● アレンスキー編曲による連弾版
バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71より【小序曲/行進曲/金平糖の踊り/アラビアの踊り/中国の踊り/トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/
パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
● ランゲリ編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【情景/四羽の白鳥の踊り/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
● ドビュッシー編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【ロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り】
児玉麻里&児玉桃(P・デュオ)

録音:2016年4月/MCOスタジオ5、ヒルフェルムス(オランダ)
キングインターナショナル企画によるペンタトーン・レーベル制作第1号として2016年にリリースした、世界的ピアニスト児玉麻里&児玉桃姉妹共演アルバム 「チャイコフスキー・ファンタジー」が CDフォーマットでリリースされます!
姉妹共演のCDはいかにもありそうながら、同アルバムが初めてでした。超魅力的ラインナップの同アルバムはPENTATONEレーベルの大ベストセラー盤と なり国内外で非常に高い評価を獲得しております。
チャイコフスキーの作品のなかでもとりわけ人気の高い三大バレエ。これを意外な大物作曲家たちがピアノ・デュオ編曲を残していました。それらを児玉姉妹 の演奏で聴くことができるのは最高の贅沢。
ラフマニノフ編曲の「眠りの森の美女」と、ドビュッシー編曲による「白鳥の湖」は比較的知られていて録音もありますが、児玉姉妹の演奏は段違いの素晴 らしさ。オリジナルのオーケストラと全く遜色ないばかりか、ラフマニノフとドビュッシーのピアニズムの違いをはっきり味わえて充実の極み。どちらもラフマニノ フとドビュッシーの最初の仕事だったというのが興味津々です。
超お宝がアレンスキー編曲による「くるみ割り人形」。アレンスキーは近年日本でも熱心なファンを増やしている作曲家ですが、この編曲は楽譜が極めて入手 困難なため伝説となっていました。それがついに音になりました。アレンスキーはリムスキー=コルサコフの弟子ながらチャイコフスキーを崇拝し強い影響を受け ていたうえ、本質的にピアノ作曲家だったので、これ以上の適役は考えられません。アレンスキーは「くるみ割り人形」全曲を4手連弾用に編曲していますが、 ここでは人気の組曲ナンバーとパ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)を披露。ピアノ・デュオ書法を知り尽くしたアレンスキーならではの効果にゾクゾクさせら れます。ことに「花のワルツ」の華やかさ、「パ・ド・ドゥ」終結部のピアノがうなりをあげる音の渦はピアノ・デュオならでは。
児玉姉妹の演奏はオシャレでゴージャス。これまで聴いたこともないようなピアノ・デュオの高みに達しています。クリスマス・シーズンに雰囲気もピッタリで プレゼントにも最適です。


PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0051VIN(1LP)
光点〜トルコのピアノ作品集
[A面]
ブラク・チェビ(1985-):光点 〜ピアノのための4つの幻想曲
アフメト・アドナン・サイグン(1907-1991):アクサク・リズムによる12の前奏曲 Op.45より
第9番プレスト / 第10番ラルゴ / 第11番アレグロ / 第12番ヴィーヴォ
[B面]
イルハン・バラン(1934-2016):3つのバガテル
ネジル・カズム・アクセス(1908-1999):
5つのトルコのピアノ小品より
第3番エレジー/ 第4番夏の思い出 / 第5番 村
ブラク・チェビ(P)

録音:2021年11月7-11日ノイマルクト、ライトシュターデル
CD盤(PROSP-0051)につづいてLPで登場。
音楽家系に生まれニュルンベルク音楽院で学んだドイツ系トルコ人のピアニスト、ブラク・チェビによるアルバム。自作とトルコの作品を収録したユニークな内容 です。 ※CDに収録されていたシューベルトのソナタ第21番はLPでは未収録です。 (Ki)

APARTE
AP-318(2CD)
キム・ダソル〜シューベルト
4つの即興曲D.935
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
キム・ダソル(P)

録音:2022年9月7-9日サル・コロンヌ(パリ)
キム・ダソルは1989年プサン出身の韓流ピアニスト。現在ベルリン在住で、ライプツィヒ音楽院で教鞭もとる実力派。2015年にDGレーベルからシューマン 作品集をリリースしましたが、今回はシューベルト。それも最晩年の傑作中の傑作。人気曲ですが、その温かい曲想の陰に死に直面した悲劇的な孤独を感じさせま す。まさにその当時のシューベルトと同年代のダソルがじっくりと語ります。 (Ki)

Coviello
COV-92312(2CD)
ユーグ・デュフォール(1943-):ピアノ独奏曲全集
[CD1]
(1)ドビュッシーの墓(2018)
(2)純粋な緊張(2015)
(3)シャルダンの銅製の貯水器(2013)
(4)秋の風(2011)
(5)滝をのぼる線(2007)
(6)憩いなき愛(2000)
[CD2]
(1)魔王(2006)
(2)海の静けさ(1997)
(3)御者クロノスに(1994)
[CD1]
(1)Valentin Mansard(P)
(2)Kotoko Matsuda(P)
(3)Manon Delort(P)
(4) Vadim Saukin(P)
(5) Kotoko Matsuda(P)
(6)An Chen Jasmin Zhang(P)
[CD2]
(1)Hongye Liu(P)
(2) Rodolfo Faistauer(P)
(3)Pierre Rouinvy(P)

録音:2021年4月22・23日、2022年4月13-15日、2022年7月11-13日/フランス、ストラスブール音楽院
ユーグ・デュフォール(1943-)はフランス・スペクトル楽派を代表する作曲家の一人。2023年9月に80歳を迎えるのを記念して、ピアノ独奏曲を網羅した CDが登場。8人の才能豊かな若手ピアニストたちが難曲に果敢に挑んでいます。

ALBANY
TROY-1941(1CD)
「ヴァルコフ=ダーン・プロジェクト」〜ルーク・ダーン(b.1976):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ/夜想曲
ジュオコ・ピアノ/8つのマズルカ
ヴィクトール・ヴァルコフ(P)

録音:2020年12月15-16日、2021年7月21-22日、2023年5月8-9日
ルーク・ダーンはアメリカの中堅作曲家。彼はアイオワ大学と西ミシガン大学で学び、現在はユ タ大学で教鞭を執りつつ作曲を行っています。彼の作品はアメリカ国内のみならず、世界で幅広く演 奏されています。彼の作風は自由な無調に基づくもので、ベルクなどの表現主義的な音楽と深い関 連性があると共にジャズのイディオムを取り入れるなどアメリカ人らしい側面もある。

Stradivarius
STR-37261(1CD)
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):ピアノ作品集Vol.1
ローマのノート/交配種
3つの幻想曲/3×33/カネフォレ
即興的な楽章/仮面
ピアノ・ソナタ第1番
ステファーノ・カシオーリ(P)

録音:2022年6月6日-10月26日、12月18日
フェレンツ・ファルカシュはハンガリーの作曲家。地元ブダペスト音楽アカデミーで学ん だ後、イタリアでレスピーギに師事した。ウィーンとコペンハーゲンで映画音楽に携わった 後、故国に戻りリスト音楽院で教鞭を執りつつ作曲に励んだ。弟子にはジェルジ・リゲテ ィ、ジェルジ・クルタークら錚々たる面々がいます。彼は多作家で作曲した総数はなんと700 曲に及ぶ。この企画は彼の膨大な作品の中から特にピアノ作品を取り上げ紹介してゆく もの。彼の作風はこのアルバムを聴く限り、多くは新古典主義から自由な無調、12音技法 の手法で書かれています。知られざる作曲家の貴重なピアノ曲として一聴に値する。
Stradivarius
STR-37273(1CD)
ギターで聴くシューベルト・メンデルスゾーンの歌曲集
(1)シューベルト:歌曲集
セレナードD.957-4/さすらい人D.489/ 愛の使いD.957-1/知りたがる男D.795-6/住処D.957-5/ライヤー弾きD.911-24
(2)メンデルスゾーン:「無言歌」より 狩りの歌Op.19-3/春の歌Op.62-6/ 葬送行進曲Op.62-3/ 失われた幻影Op.67-2/ 巡礼の歌Op.67-3/紡ぎ歌Op.67-4
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲「死と乙女」より第2 楽章
ジャコモ・コピエッロ(G)
(2)(3)ミケーレ・テデスコ(G)
ューベルトの名歌曲と弦楽四重奏曲「死と乙女」より、そしてメンデルスゾーンのピア ノ曲「無言歌」をギターに編曲して聴かせる一枚。いずれの曲も最初からギターのために 書かれたかのような自然な佇まいに惹かれます。シューベルトの歌曲は8弦ギター1本、メン デルスゾーンの無言歌とシューベルトの「死と乙女」はギター2本で演奏されています。 ギターは小さなオーケストラと言われるように多様な表現が可能で、ここでもシューベルト とメンデルスゾーンの歌心溢れる作品がギターで豊かに表現されています。 STRADIVARIUS社の鮮やかな録音も魅力。

King International
KKC-4337(2SACD)
シングルレイヤー
日本語解説付国内盤
税込定価

バッハ:ヴァイオリン協奏曲集&無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ
【Disc1】
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲 第2番ホ長調 BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
ソナタ 第1番ト短調 BWV1001
パルティータ 第1番ロ短調 BWV1002
【Disc2】
ソナタ 第2番イ短調 BWV1003
パルティータ 第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ 第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ 第3番ホ長調 BWV1006
[協奏曲]
カール・ズスケ(Vn)
ジョルジオ・クローナー(VnU)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ワルター・ハインツ・ベルンシュタイン(Cemb)
クルト・マズア(指)
録音:1977年4月21〜23日、1978年12月11〜12日ライプツィヒ・パウル・ゲルハルト教会

[無伴奏]
カール・ズスケ(Vn)
録音日:1983年(BWV1001/1002)、1985年(BWV1003/1004)、1988年(BWV1005)、1987年(BWV1006)
ルカ教会スタジオ、ドレスデン
全盛期のエテルナのアナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、オリジナル音源から新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルのシリーズ「ド イツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」。第4弾は、室内楽の名手カール・ズスケによるバッハ作品集。彼の実力が遺憾なく発揮された、深い奥行きと精神 性を感じさせる演奏です。引き続き企画監修は、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNAのレコードを流布させた“仕 掛け人”でもある高荷洋一氏。特に今回は、「無伴奏」のオリジナルがデジタル・マスターのため、よりアナログ・レコードに忠実な音質を目指すべく、丁寧にマ スタリングを行いました。また解説書には、カール・ズスケの音楽性とその周辺についてより深く追求した、高荷氏による考察文を掲載しており、カール・ズス ケの音の秘密を紐解いています。[非圧縮シングルレイヤーSACD] (Ki)
King International
KKC-111(2CD)
intothefutureレーベルからのライセンス
日本限定発売

日本語解説付国内盤
税込定価

バッハ:イギリス組曲 BWV806-811
Disc1
第1番イ長調 BWV806
第2番イ短調 BWV807
第3番ト短調 BWV808
Disc2
第4番ヘ長調 BWV809
第5番ホ短調 BWV810
第6番ニ短調 BWV811
フラン チェスコ・トリスターノ(P)

録音:2022年12月/ヒンターランド・ラボ・パリ
ルクセンブルク生まれのピアニスト、フランチェスコ・トリスターノが、バッハのイギリス組曲全曲を録音しました。トリスターノ自身のレーベル「intothefuture」 からの記念すべき第1弾。日本限定発売タイトルです(intothefutureからのライセンス)。
イギリス組曲は、すべて前奏曲と舞曲から成る伝統的な組曲の形式をとっています。各舞曲のキャラクターは高貴さを保ちながら際立っており、優美な装飾も 施されています。急速なパッセージの楽曲もあるなど、奏者にはセンスと技巧が要求される作品です。トリスターノは抜群のリズム感覚と、聞き手の心にダイレ クトに響く彼独特の音色で、時には非常にシリアスに、時には鮮やかに音を躍らせながら、組曲を進めてゆきます。
トリスターノはこれまでにもバッハとケージを組み合わせたアルバムを発表、演奏会でもバッハをしばしば取り上げるなど、バッハは常に彼のそばにありました。 彼自身のレーベルintothefutureからは今後も様々なプロジェクトが控えているとのこと。今後の展開にも目が離せません! (Ki)


Melodiya x Obsession
SMELCD-1000554(1CD)
完全限定生産
ダニール・シャフラン 〜 アンコール集
シューマン
(F.グリュッツマッハー編):アダージョとアレグロ Op.70
バッハ(A.ジロティ編):トッカータ, アダージョとフーガ ハ長調 BWV564〜U アダージョ
ボッケリーニ(M.コルティ編):弦楽五重奏曲ホ長調 G275 より V メヌエット
シュニトケ(D.シャフラン編):古い様式の組曲〜アレグロ
ラフマニノフ(A.ストライマー編):ヴォカリーズ
プロコフィエフ(M.ロストロポーヴィチ編):歌劇 《三つのオレンジへの恋》〜行進曲
シチェドリン(G.シンガー編):歌劇 《愛だけでなく》〜カドリーユ
シチェドリン(A.ジョージアン編):アルベニス風に
チャイコフスキー(J.ファン・リール編):なつかしい土地の思い出よる Op.42〜メロディー
チャイコフスキー( S.ギンズブルク編):6つの小品〜感傷的なワルツ ヘ短調 Op.51-6
イベール(M.マレシャル編):小さな白いロバ
ドビュッシー(A.ロレンス編):月の光
ラヴェル(P.バズレール編):ヴォカリーズ−ハバネラ形式の小品
サン=サーンス:白鳥
ドビュッシー(G.ペッカー編):吟遊詩人
シューマン(K.ダヴィドフ編):トロイメライ
ダニール・シャフラン(Vc)
アントン・ギンズブルク(P)

録音:1991年
若きムスティスラフ・ロストロポーヴィチとコンクールでは度々競い合い、賞を分かち合った旧ソ連のチェロ楽派を代表する偉大なチェリスト、ダニール・シャフラン。レニングラード音楽院ではアレクサンドル・シトリメルに師事、1943年よりモスクワ・フィルのソリストを務め、1950年にはプラハの国際チェロ・コンクールで優勝、その後、チャイコフスキー・コンクールの審査員も務めました。
本アルバムでは、シューマンのトロイメライや、チャイコフスキーの白鳥をはじめとする名曲を中心に、原曲はチェロのために作曲されなかったが、シャフランの同僚たちによって20世紀初頭あるいはそれ以前に編曲された作品が収められています。「チェロの詩人」と称された名匠による傑出したテクニックと、抒情性に満ちた美しい音色に魅了されるアンコール集の登場です。
※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。

Acte Prealable
AP-0532(1CD)
ルネ・ド・ボワドフル:ピアノ作品全集
ルネ・ド・ボワドフル
(1838-1906):4手のための組曲 Op.44
スケルツォ・セレナーデ Op.9(2台ピアノのための)
無言歌集 Op.1/無言歌集 Op.2
2つの小品 Op.7/12の小品 Op.38(抜粋)
小川のほとり Op.52
小川のほとり Op.52(ゴットフリート・H・フェダーラインによる編曲版)
アンナ・ミコロン(P)
ラファウ・レヴァンドフスキ(P)、
スタニスワフ・マリイェフスキ(Org)

録音:2021年4月1日&11月17日&12月1日
「4手のための組曲」で力強くスタートするこのアルバムには、連弾や2台ピアノの作品を含む、ピアノ作品が収録されており、ソナタのような大きな作品はありませんが、魅力的な作品が詰め込まれています。タイトルには全集とついているものの、1904年に出版された「12の小品」は、出版社が厳選した5曲(今回収録されている第5番、第6番、第7番、第8番、第10番)しかフランス国立図書館に送らなかったため、出版されたか、されなかったかも定かではなく、姿を消してしまっています。
Acte Prealable
AP-0561(1CD)
イグナツィ・クシジャノフスキ:ピアノ作品集 Vol.4
イグナツィ・クシジャノフスキ(1826-1905):序奏と夜想曲 ト長調 Op.3
クラコヴィアク ロ長調 Op.31-3
6つのバガテル 〜カイエ第1番
2つのマズルカ Op.7/夜想曲 変ニ長調 Op.22/ポロネーズ第4番変ニ長調 Op.30
クラコヴィアク 変ロ短調 Op.31-1
アンダンテ・カンタービレ 変ホ長調 Op.17
スケルツォ ハ短調 Op.21
ローラン・ラミー(P)

録音:2016年&2022年、ポーランド放送スタジオ
ポーランドのピアニスト&作曲家で、ヴァレンジュヴィル国際音楽祭の芸術監督を務めるローラン・ミラーが開拓を進めるクシジャノフスキのピアノ音楽第4巻。
イグナツィ・クシジャノフスキは当初音楽教師であった父親からピアノを習い、その後ヨーロッパで有名な音楽教師であったフランチシェク・ミレツキに師事し、演奏会などに出演するようになりました。そしてフランツ・リストの目に留まったクシジャノフスキはパリ音楽院で学ぶことを勧められて研鑽を積み、その間ショパンのレッスンも受けることが出来ました。イギリスでの初リサイタルで成功を収め、パリでも活躍していましたが健康上の理由でクラクフに戻り、その後はワルシャワを拠点に活動しました。
Acte Prealable
AP-0541(1CD)
ストヨフスキ:ピアノ作品全集 Vol.1
ジグムント・ストヨフスキ
(1870-1946):Deux Pensees musicales Op.1
2つの奇想練習曲 Op.2/3つの間奏曲 Op.4
4つの小品 Op.5/3つの小品 Op.8
2つのオリエンタル Op.10
カロル・ガルヴォリンスキ(P)

録音:2022年6月28日-30日
1870年生まれのピアニスト、作曲家のジグムント・ストヨフスキは、10代の終わりにパリへ留学し、作曲をレオ・ドリーブやテオドール・デュボワから学んでいます。1905年の渡米後はポーランドの作曲家として初めて、ニューヨークPOの演奏会で自作曲が披露され、偉大な音楽家として名を馳せました。残念ながらその名声は死後、20世紀半ばの音楽情勢の荒波に揉まれて長続きすることはありませんでしたが、近年その才能は再認識されつつあります。

Da Vinci Classics
C-00791(2CD)
ヘンデル:ハープシコード作品全集 Vol.1
ソナタ ハ長調 HWV577/カプリッチョ ヘ長調 HWV481/前奏曲とアレグロ ト短調 HWV574/ファンタジア ハ長調 HWV490/組曲 ニ短調 HWV447/組曲 ト短調 HWV452/カプリッチョ ト短調 HWV483/アルマンド イ長調 HWV477/アルマンド ヘ長調 HWV476/ジグ ヘ長調 HWV492/前奏曲 ニ短調 HWV561/ソナタ ヘ長調 HWV582/ソナタ 変ロ長調 HWV585/前奏曲 嬰ヘ短調 HWV570/エア イ長調 HWV468/ソナタ ハ長調 HWV578「音楽時計のための」/前奏曲 イ短調 HWV575/レッスン イ短調 HWV496/前奏曲 ト短調 HWV572/ソナタ ト長調 HWV579/組曲(パルティータ) ハ長調 HWV443/シャコンヌ ハ長調(49の変奏曲を含む) HWV484/パルティータ ト長調 HWV450/前奏曲 ニ短調 HWV563/前奏曲とカプリッチョ ト長調 HWV571/組曲 ト短調 HWV453/前奏曲 ニ短調 HWV564/アレグロ ハ長調 HWV472
フェルナンド・デ・ルカ(ハープシコード)

録音:2022年10月&11月&12月(イタリア)
「Da Vinci Classics」からヘンデルのハープシコード作品全集の企画がスタート!全11巻(CD20枚)に及ぶ好企画が2枚組の第1巻から始まります。49の変奏曲を含むHWV 564や現在は失われてしまったヘンデルの歌劇「ネロ」を題材にしたと思われる組曲 HWV453を収録するなど第1巻から目が離せない内容となっています。
1961年ローマ生まれのハープシコード奏者フェルナンド・デ・ルカは、ヘンデル演奏の第一人者でありこれまでにも数多くの演奏を行ってきました。今回の全集でもその深い知識を活かし、ヘンデルの新しい姿を見せてくれることでしょう。
Da Vinci Classics
C-007844(4CD)
バッハとイタリア Vol.6〜バッハ=ブゾーニ:ピアノ編曲作品全集
【CD1コラールと回想】
バッハ(ブゾーニ編):10のコラール前奏曲 BV B27
コラール前奏曲 「来たり給へ、創造主なる精霊よ」 after BWV667
(第2稿版) (世界初録音)
コラール前奏曲 「深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる」 after BWV686
ブゾーニ:バッハの断片に基づくコラール前奏曲 BV256A
バッハ(ブゾーニ,ベルトーリオ編):コラール前奏曲 「いまや汝は去り行きたもう、わがイエスよ」
after BWV500
ブゾーニ:3つのアルバムの綴りより 第3番「劇用コラールの様式で」 BV272A
バッハによる幻想曲 BV253
バッハ(ブゾーニ編):幻想曲、フーガ、アンダンテとスケルツォ BV B42after BWV905,969,844
ブゾーニ:小ソナチネ 「大ヨハン・セバスティアン氏に」 BV280

【CD2対位法】
バッハ(ブゾーニ編):ゴルトベルク変奏曲 BV B35after BWV988
バッハの 「音楽の捧げもの」 によるカノン風変奏曲とフーガ
BV B40after BWV1079
ブゾーニ:エレジー第3番- 悲歌集 「わが魂は汝に望みを託す」 BV249
対位法的幻想曲 BV256

【CD3ハープシコード】
ブゾーニ:献呈
バッハ(ブゾーニ,ベルトーリオ編):平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第2番前奏曲 after BWV847(世界初録音)
バッハ(ブゾーニ編):平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第3番前奏曲 after BWV848
ブゾーニ: 「青年に」 より 前奏曲とフーガ、フーガとフィグラータ
BV254after BWV850
バッハ(ブゾーニ編):平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第6番前奏曲 after BWV851
(世界初録音)
バッハ(ブゾーニ,ベルトーリオ編):平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第17番前奏曲 after BWV862(世界初録音)
バッハ(ブゾーニ編):平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第21番前奏曲 after BWV866
小前奏曲とフゲッタ after BWV999&961(世界初録音)
幻想曲、アダージョとフーガ BV B37after BWV906&968
デュエット第2番BV B33after BWV803(世界初録音)
半音階的幻想曲とフーガ BV B31after BWV 903
カプリッチョ 「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 BV B34after BWV992
前奏曲、フーガとアレグロ BV B36after BWV998

【CD4オルガン】
バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ(変ホ長調) BV B36after BWV552
オルガン-トッカータ(ハ長調) BV B29after BWV564
前奏曲とフーガ(ホ短調) after BWV533
前奏曲とフーガ(二長調) BV B20after BWV532
オルガン-トッカータ(二短調) BV B29after BWV565
シャコンヌ BV B24after BWV1004
キアラ・ベルトーリオ(P)

録音:2015年-2023年(イタリア)
パウル・バドゥラ=スコダの薫陶を受け、2005年にレオン・フライシャーの指揮でカーネギー・ホールへのデビューを果たしたイタリアの才媛、キアラ・ベルトーリオ。音楽的かつ知的な演奏を披露してくれるピアニストであると同時に、教皇庁アカデミーから表彰を受けるなど優秀な音楽学者でもあるベルトーリオによるバッハとイタリア楽壇の繋がり、関係を描くレコーディング・プロジェクトの第6巻となる4枚組ボックスが登場。
フェルッチョ・ブゾーニは、ドイツの巨匠と常に想像力豊かな対話を続けながら、多くの創作活動をバッハの音楽に捧げてきました。作品は、非常に有名なトランスクリプション(シャコンヌ、トッカータとフーガ ニ短調、コラール前奏曲など)、編曲(ゴルトベルク変奏曲、半音階的幻想曲など)、編集版(「平均律クラヴィーア曲集」など、新たに編集されたエチュードやパラフレーズ)、そして明らかにバッハの影響を受けたオリジナル作品(バッハによる幻想曲や対位法的幻想曲など)を残しており、この4枚組ボックスではバッハ=ブゾーニの作品全曲が初めて録音されました。
本アルバムは、バッハの音楽のスペシャリストでもあるベルトーリオ自身が完成させた、世界初演の作品やいくつかの作品で構成されており、2024年のフェルッチョ・ブゾーニ没後100周年(1924-2024年)を前に、ダ・ヴィンチ・クラシックスがブゾーニに捧げる好企画です。
Da Vinci Classics
C-00779(1CD)
ブラームス:ピアノ作品集
8つの小品 Op.76/3つの間奏曲 Op.117
6つの小品 Op.118
ルチア・パラディーゾ(P)

録音:2021年5月8日-9日(レノン、イタリア)
イタリア生まれのピアニスト、ルチア・パラディーゾはローマを中心にイタリア国内外で、ソリストとして定期的に演奏活動を行っています。また、2020年からはヴァイオリン、フルート、ピアノによる”Trio Caecilia”を結成し、アンサンブルでも活躍しています。
パラディーゾは2021年に、ブラームスのピアノ作品にフィーチャーしたコンサート・ツアーをイタリア、ドイツ、オランダ、スペインなどで開催し、ブラームスの晩年の作品を中心に演奏を行いました。そこで披露された楽曲の多くがこのアルバムに収録されています。
Da Vinci Classics
C-00780(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
アベッグ変奏曲 Op.1/子供の情景 Op.15
アラベスク ハ長調 Op.18/森の情景 Op.82
ルカ・デッレ・ドンネ(P)

録音:2023年5月、ルーク・レコーディング・スタジオ(チヴィダーレ・デル・フリウーリ、イタリア)
1983年にイタリア北東部のトリエステで生まれたピアニストのルカ・デッレ・ドンネは、タルティーニ音楽院を非常に優秀な成績で卒業しています。ソリストとして、また室内楽奏者としてイタリアをはじめとするヨーロッパ全土、中国や日本、また南アメリカなど世界中で演奏活動を行う傍ら、マスタークラスも頻繁に開催しています。
前作(C00448)でもシューマン・アルバムを発表した彼が、今回もシューマンを取り上げ、最初期に作曲された「アベッグ変奏曲」から中期の「子供の情景」、「アラベスク」そして後期の「森の情景」と、さまざまな年代の楽曲で、ロマン派の美しい世界にいざないます。
Da Vinci Classics
C-00781(1CD)
アルベニス:イベリア第3巻&第4巻
アルベニス:組曲 《イベリア》 第3巻
トゥリーナ:幻想的舞曲集 Op.22
アルベニス:組曲 《イベリア》 第4巻
ラヴェル:スペイン狂詩曲(ルシアン・ガルバンによるピアノ編曲版)
アクセル・トロレセ(P)

録音:2023年5月3日-5日、トレバゼーレゲ(イタリア)
前作の「イベリア第1巻&第2巻」(C00375)の録音からおよそ3年の時を経て、ついにイベリア組曲の完結編が収録されました。今回も「イベリア組曲」の間にはスペインにまつわる楽曲が組み込まれ、スペインの風を存分に感じられるアルバムとなっています。
、ルイ・ロルティにも師事した1997年生まれのイタリア人ピアニスト、アクセル・トロレセは、ローマを中心に数々のコンサートホールで演奏を行い、2022年にはイタリア大統領及びサンタ・チェチーリア音楽院から”ジュゼッペ・シノーポリ”スカラシップを授与されています。
Da Vinci Classics
C-00789(1CD)
ブラームス:ピアノ4手連弾による交響曲全集 Vol.2
交響曲第2番(作曲者編曲によるピアノ4手連弾版)
悲劇的序曲(作曲者編曲によるピアノ4手連弾版)
マッシミリアーノ・バッジョ(P)
コッラード・グレコ(P)

録音:2022年6月30日、グリファ&フィーリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
自らの交響曲や管弦楽曲、ピアノ協奏曲、室内楽曲などの数多くの作品を「1台ピアノ4手連弾」に編曲したヨハネス・ブラームス。このブラームスが遺した「1台ピアノ4手連弾」のための編曲作品に着目したイタリアのピアニスト、コッラード・グレコとマッシミリアーノ・バッジョによるピアノ・デュオが、「1台ピアノ4手連弾版」による「交響曲全集」をレコーディング!
シリーズ第2弾となるこのアルバムに収録されたのは、前作に収録された第1番とは対照的に、穏やかで、しかしながら表情豊かな「交響曲第2番」。そして、その後には交響曲第2番と第3番の間に構想された「悲劇的序曲」が続きます。この序曲は前作に収録された、喜びを表す「大学祝典序曲」と対になる作品で、そのタイトルや構成から、ゲーテの『ファウスト』などから着想を得たのではないかと囁かれることもありましたが、ブラームス自身は「具体的な題材はない」とし、それを否定しています。
マッシミリアーノ・バッジョは、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を最優秀で卒業した後にセルジオ・フィオレンティーノに師事。クリスチーナ・フロシーニとピアノ・デュオを結成し、イタリアにおいてシューベルトの4手連弾作品の全曲を演奏した演奏家となった後、2006年から母校で教鞭を執り、2016年からは副学長を務めている重鎮ピアニストの1人です。マスタークラスのため、ここ日本にも度々来日しています。
バッジョとデュオを組むコッラード・グレコはミラノでアルベルト・モッツァーティとブルーノ・カニーノにピアノを学び、ジョヴァンニ・ソッリマやマッシモ・クァルタ、タチアナ・ヴァシリエヴァといった著名なソリストたちと共演を重ねている実力派です。

Gutman Records
GUTMANCD-171(1CD)
追悼のための音楽
ラヴェル:前奏曲、クープランの墓
ルドルフ・エッシャー:アルカナ
マルタン:8つの前奏曲
トーマス・ベイエル(P)

録音:2012年7月&2013年10月
1988年生まれのオランダのピアニスト、トーマス・ベイエルは2019年からヤング・ピアニスト・ファウンデーションの芸術監督を務め、2022年にオランダの教育・文化・科学省からクラシック音楽家に与えられる最高の国家賞「オランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)」を受賞しました。ラヴェルの「クープランの墓」を中心にラヴェルから影響を受けた二人の作曲家、ルドルフ・エッシャーとフランク・マルタンの作品を繊細にそして美しく奏でます。

Avie
AV-2638(1CD)
they/beast〜チューバックスのための無伴奏作品集
シェリー・ワシントン(b.1991):MO’INGUS
フィリップ・グラス(b.1937):サクソフォンのための13のメロディ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
パット・ポージー(b.1978):賛歌
パット・ポージー(チューバックス)

録音:2023年3月10日&22日、インフィニットスピン・スタジオ(ロサンゼルス
グラミー賞にノミネートされたバンド、ワイルド・アップのメンバーで、演奏家、作曲家、教育者、そしてアドミニストレーターと多彩な顔を持つサクソフォン奏者パット・ポージーが、ドイツで発明されたコントラバス・サクソフォンの改良版である超低音楽器、チューバックスを用いた楽器マニア要注目のアルバムが登場。
バッハの無伴奏チェロ組曲から、フィリップ・グラスがニューヨーク・シアター・ワークショップのために作曲した 「サクソフォンのための13のメロディ」、ブルックリンを拠点に活動する作曲家、サクソフォン奏者のシェリー・ワシントンによるバッハにインスパイアされた 「MO’INGUS」 、そして、ポージー自作自演による重音を用いた新しい 「賛歌」 まで、この楽器が持つ音色の深さ、技術面での高い完成度、幅広い倍音がもたらす可能性を存分に発揮した好企画です!
パット・ポージーは、ロサンゼルスを拠点に、サンフランシスコ響、パシフィック響、ワシントン・ナショナル響、フィラデルフィア管、ロサンゼルス・フィルなどの著名なオーケストラと幅広く共演。プラハの春音楽祭では、ジョン・アダムズのサクソフォン協奏曲のソリストとして招かれ、カーネギーホールにおいてアダムズ、トーマス・アデス、ペーテル・エトヴェシュ、マイケル・ティルソン・トーマスらが自作を指揮するコンサートにも出演。2023年に公開された映画「トランスフォーマー/ビーストの覚醒」では、ジョングニック・ボンタンが書いた映画音楽でチューバックスを演奏しています。教育者としては、南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校の教授を務め、ミュージック・アカデミー・オブ・ザ・ウェストとジュリアード音楽院でも教鞭をとっています。

APR
APRCD-7317(3CD)
ヴィルヘルム・バックハウス〜初期録音集
【グラモフォン・カンパニー(ロンドン)/アコースティック録音】
(1)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2/リスト:愛の夢第3番 S541-3
(2)グリーグ:通りゆく婚礼の行列 Op.19-2/パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S141-3/ショパン:前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1、練習曲第1番ハ長調 Op.10-1/ヘンデル:調子の良い鍛冶屋/ウェーバー:無窮動(P・ソナタ第1番 Op.24より)/ショパン:幻想即興曲 Op.66
(3)バッハ:前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)/ショパン:練習曲第6番嬰ト短調 Op.25-6、練習曲第1番変イ長調 Op.25-1「エオリアン・ハープ」、練習曲第8番変ニ長調 Op.25-8、練習曲第9番変ト長調 Op.25-9「蝶々」、練習曲第5番変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
(4)ゼーリンク:12の演奏会用練習曲第12番変ホ短調 Op.10-12
(5)グリーグ:ピアノ協奏曲(縮約版)*
(6)シューマン:ノヴェレッテ ホ長調 Op.21-7
(7)ショパン:ワルツ第5番変イ長調 Op.42、ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1、ワルツ第14番ホ短調 Op.posth.
(8)スメタナ:ポルカ ヘ長調(チェコ舞曲集第1巻より第3番)/D.スカルラッティ:ソナタ ヘ長調 K525(L188)、ソナタ ト長調 K523(L490)
(9)リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S244/2/シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)/シューベルト(リスト編):きけきけ雲雀を S558-9/ショパン:練習曲第7番ハ長調 Op.10-7、ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」

【グラモフォン(ベルリン)/アコースティック録音】
(10)ショパン:ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」、練習曲第2番イ短調 Op.10-2、練習曲第3番ヘ長調 Op.25-3、練習曲第2番ヘ短調 Op.25-2/ルビンシテイン:ポルカ ト長調 Op.82-7、ロマンス 変ホ長調 Op.44/リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S244/12/ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(縮約版)/ショパン:練習曲第11番イ短調 Op.25-11「木枯らし」、ポロネーズ第3番イ長調 Op.40-1「軍隊」

【HMV(ロンドン)/アコースティック録音】
(11)モーツァルト(バックハウス編):ドン・ファンのセレナーデ/ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ/リスト:愛の夢第3番 S541-3/スメタナ:ポルカ ヘ長調(チェコ舞曲集第1巻より第3番)
(12)シューマン(リスト編):献呈 S566/ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」(縮約版)、ワルツ第5番変イ長調 Op.42/モシュコフスキ:スペイン奇想曲 Op.37
(13)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35

【HMV(ロンドン)/電気録音】
(14)ショパン:前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1、練習曲第1番ハ長調 Op.10-1、練習曲第2番イ短調 Op.10-2、練習曲第12番ハ短調 Op.10-12「革命」、練習曲第3番ヘ長調 Op.25-3、練習曲第7番ハ長調 Op.10-7
(15)ショパン:練習曲第1番ハ長調 Op.10-1
(16)ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57/シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)
(17)シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)、4つの即興曲より第3曲変ロ長調 D935-3(Op.142-3)
(18)シューベルト:メヌエット(P・ソナタ第18番ト長調 D894(Op.78)より)
(19)シューベルト:楽興の時第6番変イ長調 D780-6(Op.94-6)
(20)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16**
ヴィルヘルム・バックハウス(P)

ランドン・ロナルド(指)*、
新SO(ロイヤル・アルバート・ホールO)*、
ジョン・バルビローリ(指)**、新SO**

(1)録音:1908年9月29日
(2)録音:1908年10月19日
(3)録音:1909年2月19日
(4)録音:1909年7月9日
(5)録音:1909年7月15日(世界初の協奏曲録音)
(6)録音:1910年7月12日
(7)録音:1911年6月13日
(8)録音:1911年6月28日
(9)録音:1913年5月20日
(10)録音:1916年
(11)録音:1923年10月15日(ヘイズ、ロンドン)
(12)録音:1923年11月15日(ヘイズ、ロンドン)
(13)録音:1924年12月5日(ヘイズ、ロンドン)
(14)録音:1925年11月2日
(15)録音:1933年10月30日
(16)録音:1927年1月28日、クイーンズ・ホール(ロンドン)
(17)録音:1928年1月4日、スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
(18)録音:1928年6月18日、スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
(19)録音:1936年1月27日、スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
(20)録音:1933年10月23日、アビー・ロード・スタジオ1(ロンドン)
20世紀の偉大なピアニストたちの中でもひときわ伝説的な存在として今なお世界中で愛されるヴィルヘルム・バックハウス(1884-1969)。これまでもバックハウスの遺した録音をきわめて良質なリマスタリングで世に送り出してきたAP-Rレーベルが今回、バックハウスがレコーディング活動を開始した1908年から1936年までに録音された、すべてのアコースティック録音と初期の電気録音の一部を復刻。世界初の協奏曲録音となった1909年の「グリーグ:ピアノ協奏曲」(第1楽章と第3楽章のみ、縮約版)をはじめ、「鍵盤の獅子王」の異名をとりエキサイティングなヴィルトゥオーゾとして旋風を巻き起こしていた若きバックハウスの貴重な記録を余すところなく収録しました。非常に古い録音のため状態が悪い音源も一部ありますが、AP-Rが誇るセス・ウィンナー、アンドルー・ハリファックスの高度な技術によって可能な限りクリアで自然な音に仕上がっています。

DIVINE ART
DBU-20212(1CD)
NX-B07
ガブリエレ・ミケーリ(P)2021年アルド・チッコリーニ賞受賞記念コンサート
スカルラッティ(1686-1757):ソナタ イ短調 K.217
ブラームス:主題と変奏 ニ短調 Op. 18b
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35第1部
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35第2部
リスト:ノルマの回想 S.394
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ガブリエレ・ミケーリ(P)

録音:2021年10月 Trani(イタリア)
名ピアニストのアルド・チッコリーニが2015年に創設した欧州芸術アカデミー「アルド・チッコリーニ」は、若き才能の紹介 と、すでに国際的に活躍している演奏家の更なる研鑽を支援しています。コロナ禍の2020年に行われたコンクール 『チッコリーニ賞』では録音で審査を行い、ガブリエレ・ミケーリは第2位となりました。9歳でローマのサンタ・チェチーリア音 楽院に入学、2017年に優秀な成績で卒業し、すでに活躍の場を世界に広げているミケーリ、ここでは高度な技巧を 要するレパートリーを堂々と弾きこなしています。
DIVINE ART
DDX-21111(1CD)
NX-B07
ショパン:バラード(全4曲)
夜想曲 変ホ長調 Op.9No.2
夜想曲 ロ長調 Op.32No.1
夜想曲 ヘ長調 Op.15No.1
夜想曲 ヘ短調 Op.55No.1
夜想曲 ロ長調 Op.62No.1
ジョナサン・フィリップス(P)

録音:2020年7月、2021年9月
タイムズ誌で「真のクォリティと技巧を備えた音楽家」と称賛された英国のピアニスト、ジョナサン・フィリップ ス。前作「Tranquillity」(DDX-21102)では編曲版を含むバッハ作品を演奏。その格調高い演 奏で聴き手を魅了しました。今作はショパンのバラード全曲と夜想曲を選んで演奏。全ての曲を2つのテ イクだけで収録して編集を極力避け、ライヴのような一貫した流れを保とうとしています。

TOCCATA
TOCC-0361(1CD)
NX-B03
メル・ボニス(1858-1937):ピアノ曲全集 第1集
舟歌 変ホ長調 Op.71(1906年出版)
ぶらんこ Op.52(1901年出版)
伝説の女性(抜粋)(2003出版)
無言歌 Op.56(1905年出版)
マズルカ Op.26(1896年出版)
小雨 Op.102(1913年出版)
瞑想曲 Op.33(1905年出版)
5つの小品(1929年出版)
フォーレの「月の光」(メル・ボニス編)(1933年出版)
子供時代の情景(1912年出版)…世界初録音
5つの小品(1897年出版)
チェン・メンイイ(P)

録音:2021年12月8日、2022年7月22日、2023年4月26日
フランスのブルジョワジーの家庭に生まれたメラニー・ボニス。ピアノを独学で練習するなど幼い頃に楽才を示しましたが、その才能には無関心だった彼女の両 親を説得したのは、パリ音楽院でコルネットを教えていたアンリ・モリーでした。彼女は12歳頃から音楽を学び、やがてモリーの紹介でセザール・フランクに師 事。彼の勧めでパリ音楽院に入学します。ピエルネやドビュッシー、ショーソンが在籍していた音楽院で彼女は和声楽と作曲を学びましたが、当時のフランス では女性が作曲をすることは推奨されておらず、彼女はメラニーではなく、男性名の「メル・ボニス」で作品を発表。波乱万丈の生涯を送りながら、数多くのピ アノ曲や室内楽作品を作曲・出版しました。彼女の作品は初期には師フランクの影響が感じられるものの、やがて印象主義へと変遷していき、同時代のド ビュッシーを思わせる美しく幻想的な雰囲気を持っています。そのほとんどはサロン風の小品であり、このアルバムに収録された世界初録音となる「子供時代 の情景」は、彼女の母親としての優しい視点も感じさせます。演奏は1993年武漢生まれのチェン・メンイイ。地元の音楽院で学び、マンハッタン音楽学校 で更なる研鑽を積んだ実力派です。

Dynamic
CDS-8005(1CD)
NX-B03
メンデルスゾーン:幻想曲、カプリス、変奏曲
「夏の名残りのバラ」による幻想曲 ホ長調 Op. 15
3つの幻想曲あるいはカプリス Op.16
幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28
3つのカプリス Op.33
厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54
アンダンテと変奏 変ホ長調 Op.82
イ・シヒャン(P…Steinway & Sons D274)

録音:2023年2月
2018年にベルリンで開催された「フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ国際コンクール」で第1位と最優秀解 釈賞に輝いたイ・シヒャンのメンデルスゾーン・アルバム。代表作の一つ「厳格な変奏曲」をはじめ、イギリスとの関 連の深い「夏の名残のバラ」による幻想曲、自らが"スコットランド風ソナタ"と呼んだ「幻想曲 嬰ヘ短調」や、のどか なウェールズの雰囲気が織り込まれた「3つの幻想曲あるいはカプリス」を収録しています。

B RECORDS
LBM-055(1CD)
IMAGES 〜ドビュッシー、メシアン、ミュライユ、マヌリ、ベンジャミン
ドビュッシー:映像 第1集、第2集(1905-1907)
メシアン:鳥のカタログ(1956-1956) より
 第7巻12. クロサバクヒタキ
  第5巻8. ヒメコウテンシ
トリスタン・ミュライユ(1947-):ラ・マンドラゴール(1993)
フィリップ・マヌリ(1952-):練習曲集 第2巻(2021) 世界初録音
ジョージ・ベンジャミン(1960-):ピアノ・フィギュア(2004)
ロレンツォ・スーレ(P)

録音:2023年2月15日 オルレアン劇場(ライヴ/終演の拍手入り)
リヨン出身、エマールやラローチャに師事し2012年にはジュネーヴ国際コンクールで優勝を果たしているロ レンツォ・スーレのライヴ・アルバム。繊細でありながらも多彩、魅力あふれるその表現力がいかんなく発揮 されたプログラムです。

ALPHA
ALPHA-997(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.28(オリジナル版) 世界初録音
前奏曲集 Op.32〜-2/.-7
ルーカス・ゲニューシャス(P)
※使用楽器:スタインウェイからラフマニノフへ贈られた Model D

録音:2023年 ヴィラ・セナール、ヴェッギス、スイス
ショパン・コンクール、チャイコフスキー・コンクールなどで輝かしい受賞歴を誇るルーカス・ゲニューシャス。アスミク・グリゴリアンとの共演によるラフ マニノフに続くALPHA第2弾は、やはりラフマニノフによるピアノ・ソナタ第1番。しかもゲニューシャス自身がロシア国立音楽博物館にコンタクト を取り、そこに保管されているオリジナルの手稿譜を使っての初録音が実現しました。難曲として知られるこの作品ですが、1907年にドレス デンで作曲されるも周囲に受け入れられず、翌年初演を行うピアニスト、コンスタンティン・イグムノフらの提案で大幅なカットが施されていま す。しかしモスクワに保管されている未出版の手稿譜には元の形が完全に残されており、それは現在演奏されるものより100小節以上も? く、特に第1楽章後半、第3楽章の中盤以降に大きな違いが聴かれ、難易度はさらに上がっています。ゲニューシャスはこの作品に「圧倒的 な力強さと壮大さはピアノ協奏曲第3番に並ぶ」と惚れ込んでおり、持ち前の技術力と強靭な表現力でその魅力を最大限に引き出しまし た。今回はさらに、スイスのルツェルン湖畔に残るラフマニノフの別荘に於いて、彼の60歳の記念にスタインウェイが贈った楽器を使って録音。 生誕150年没後80年となる2023年にふさわしい、記念すべき一枚となりました。
ALPHA
ALPHA-984(1CD)
さすらい人
リスト:さすらい人 〜シューベルトの12の歌 S558
ワーグナー:私の眠りは夢を見ることで 〜「ジークフリート」第3幕 第1場*
シューベルト:3つのピアノ曲(即興曲) D946
◇はるかな土地で 〜白鳥の歌 D957-6*
マーラー:私はこの世に捨てられて 〜リュッケルト歌曲集*
シューベルト:さすらい人の夜の歌 II D768*
マーラー(ヨーゼフ・フォン・ヴェス編):友は馬から降りて 〜『大地の歌』第6楽章「告別」*

*=ジュリエット・ジュルノーによるトランスクリプション
ジュリエット・ジュルノー(P/STEINWAY & SONS MODEL D-274‘EDWARD’)

録音:2022年10月
 エウレジオ文化センター、マーラー・ホール、ドッビアーコ
フランス出身で数々のコンクールに入賞、歌劇・コミック座やリール・歌劇座などでコレペティートルとしても活躍したジュリエット・ジュルノー。日 本では、2018年に放送されたアニメ「ピアノの森」でソフィ・オルメッソンの吹き替えピアノを担当したことでも知られる彼女にとって、初めてのリ サイタル盤が登場です。「言葉のない”さすらい人”」というテーマからは孤独をイメージするところですが、彼女の表現はむしろ輝かしく、内面に 籠るだけではなく外に目を向けたときの美しさや憧憬を感じさせ、「さすらい人」に対する新しい感覚を聴く者に与えてくれるものとなっていま す。

SOMM
SOMMCD-0677(1CD)
NX-B04
ピアノ・デュオによるベートーヴェン 交響曲全集 第4集
交響曲第1番ハ長調 Op.21(フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカによるピアノ・デュオ版…世界初録音)
 交響曲第6番「田園」 Op.68( フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカによるピアノ・デュオ版…世界初録音)
ブゾーニ:モーツァルトの「ピアノ協奏曲第19番 K.459」のフィナーレによる協奏的小二重奏曲
テッサ・アイス(P)
ベン・スクーマン(P)

録音:2021年10月18-19日
全6集が予定されているフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの編曲による4手ピアノ版ベートーヴェンの交響曲 全集。今回の第4集で取り上げられているのは、交響曲第1番と第6番「田園」です。編曲をしたシャルヴェ ンカはポーランド系ドイツの作曲家。彼の兄ルートヴィヒ・フィリップ・シャルヴェンカも作曲家として知られていま す。シャルヴェンカ兄弟はツェルニーの弟子テオドール・クラクにピアノを師事しており、ここに聴く編曲にはツェル ニー直系のピアニズムや、その師ベートーヴェンへの敬意もうかがわれます。 アルバムの余白にはブゾーニによるモーツァルトのピアノ協奏曲を翻案した作品も収録。原曲に華やかな声 部を加えた華麗な編曲は聴きものです。 今作も南アフリカのケープタウン出身のピアニスト、テッサ・アイスと、同じく南アフリカ出身のペン・スクーマンに よるピアノ・デュオ。このシャルヴェンカ編曲による交響曲全9曲の録音を行うとともに、ロンドンを中心に各地 でコンサートを行い好評を得ています。
SOMM
SOMMCD-0675(1CD)
NX-B04
CASCADE カスケード
ベートーヴェン:バガテル ハ長調 WoO56
プロコフィエフ:束の間の幻影 Op. 22
シューマン:森の情景 Op.82
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
コーデリア・ウィリアムズ(P)

録音:2023年1月21-22日
2006年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー・コンクールのピアノ部門で第1位を獲得、世界的に 注目を浴びた英国出身のコーデリア・ウィリアムズ。これまでにSOMMレーベルからバッハ、シューベルト、 シューマンからペルトなどの作品を収録した4枚のアルバムを発表。海外の音楽誌で高く評価されました。 今回の「CASCADE=滝が落ちるように」と題されたアルバムでは、タイトル通り様々な小品が次々と現れる プログラム構成がユニーク。ベートーヴェンの「ちょっとしたもの」の意味を持つバガテル、万華鏡を見るかのよう なプロコフィエフ、森で出会う情景が描かれたシューマン。どこを聴いても楽しめます。

Orchid Classics
ORC-100266(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 ジョルジュ・ルポウ(P)

録音:2020年9月19-20日
ベートーヴェンの晩年の傑作「ディアベリ変奏曲」を、ベートーヴェンの生家の隣にあるベートーヴェン・ハウスの 室内楽ホールで録音したアルバム。粒の揃ったタッチと集中力溢れる演奏を披露するジョルジュ・ルボウはフ ランス系アメリカ人のピアニスト。国際ベートーヴェン・プロジェクトの創設者であり、これがベートーヴェン作品 シリーズの初録音となります。

MClassics
MYCL-00044(1CD)
税込定価
シューベルト:ロンド イ長調 作品107 D951
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 作品103D940
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 作品163 D956(H.ウルリッヒによるピアノ連弾版)
寺田悦子(P)
渡邉規久雄(P)

録音:2023年6月25日 東京文化会館 小ホール(ライヴ)
互いがソリストとして活躍する傍ら、?年デュオとして共に歩んできた寺田 悦子と渡邉規久雄。待望の美しいシューベルトの連弾作品を収録。 2023年6月「シューベルト 奇跡の1828年」と題したコンサートのライヴ・ レコーディング盤です。収録曲は、31年という短い生涯の中の最後の一 年に書かれたシューベルト音楽の最高峰の傑作群で、シューベルトの崇高 な楽想と美しい調べ、音楽の神髄がそこにあります。まさに「奇跡」の一年 です。また寺田・渡邉がはじめてデュオを取り組むこととなった「幻想曲」。 珍しいH.ウルリッヒによる弦楽五重奏曲などシューベルトの世界に存分に 浸れるアルバムとなりました。ピアノ連弾による流麗な音楽をお聴き下さ い。

ONDINE
ODE-1431(1CD)
NX-B07
ショパン:マズルカ全集 第2集
6つのマズルカ Op. posth.
 1. 変ロ長調 B.16(1826)
 2. ト長調 B.16(1826)
 3. ニ長調 B.31(1829)
 4. 変ロ長調 B.73「ヴォウォフスカ」(1832)
 5. ハ長調 B.82(1833)
 6. 変イ長調 B.85(1834)
マズルカ No.50-51Op. posth(1840頃)
 7. 第51番イ短調 B.140「エミール・ガイヤール」
 8. 第50番イ短調 B.140「ノートル・タン」
マズルカ No.30-32Op.50(1841-1842)
 9. 第30番ト長調
 10. 第31番変イ長調
 11. 第32番嬰ハ短調
マズルカ No.33-35Op.56(1843)
 12. 第33番ロ長調
 13. 第34番ハ長調
 14. 第35番ハ短調
マズルカ No.36-38Op.59(1845)
 15. 第36番イ短調
 16. 第37番変イ長調
 17. 第38番嬰へ短調
マズルカ No.39-41Op.63(1846)
 18. 第39番ロ長調
 19. 第40番ヘ短調
 20. 第41番嬰ハ短調
マズルカ No.42-45Op.67(1835-49)
 21. 第42番ト長調(1835)
 22. 第43番ト短調(1849)
 23. 第44番ハ長調(1835)
 24. 第45番イ短調(1846)
マズルカ No.46-49Op.68(1827-49)
 25. 第46番ハ長調(1830)
 26. 第47番イ短調(1827)
 27. 第48番ヘ長調(1830)
 28. 第49番ヘ短調(1849)
ペーテル・ヤブロンスキー(P)

録音:2023年6月
好評の第1集(NYCX-10345/ODE-1412)に続く第2集は 第30番から第51番までの後期のマズルカと、遺作の6つのマズルカを収録。パリで活躍を始めたショパンが、生涯を通じてポーランドの作曲家としての心の 拠り所としていたマズルカをじっくり味わうことができます。とりわけ死の数週間前に作曲した第49番の悲痛な曲調は耳に残ることでしょう。遺作の6曲はショ パン10代から20代前半の作品。瑞々しい息吹に溢れた華麗な作風が聴きどころです。 今作でもヤブロンスキーは卓越したテクニックによって積年の演奏経験を通じて育んだショパンへの共感を表現。ブックレットに自ら解説を寄稿(共著、英 語)しています。

Grand Piano
GP-903(1CD)
NX-B03
ルチアーノ・ベリオ:ピアノ作品全集
小組曲(1947)
6つのアンコール(1965-90)
セクエンツァ IV(1966)
カンツォネッタ(1991) -4手ピアノのための
タッチ(1991) ?4手ピアノのための
5つの変奏曲(1952-53/1966改訂)
ラウンズ(1964-65)(P版1967)
ピアノ・ソナタ(2001)
マッテオ・ベヴィラクア(P…Fazioli F278)
ルカ・トラブッコ(P)

録音:2022年3月29日、2022年9月10日、2022年12月23日、2023年3月22日
生涯を通じてピアノ曲を作曲したルチアーノ・ベリオ。このアルバムには彼のピアノのための作品が全て収録されています。 活動の初期の作品で、バロックの様式に倣った魅力的な「小組曲」にはじまり、1960年代の代表作"4つのクラヴィア"を含む「6つのアンコール」では 実験的な作風が垣間見えます。ウェーベルンを思わせる簡潔な書法が際立つ「5つの変奏曲」や彼のライフワークの一つである「セクエンツァIV」、彼の 最後の作品のひとつで、様々な音による響きとリズムで構成された大作「ピアノ・ソナタ」まで、ベリオの多彩な作風を楽しむことができます。 巧みな演奏を披露するのはイタリア出身のマッテオ・ベヴィラクア。現在ベルギーのエリーザベト王妃礼拝堂のアーティスト・イン・レジデンスを務めるととも に、ビジュアルアートの世界でも活躍するピアニストです。

Hoxa
HS-190208(3CD)
NX-D05
シャルル・ケクラン:ネクテールの歌(全曲)
【CD1】
『ネクテールの歌』 第1集 Op.198
「アナトール・フランスの
   『天使たちの叛逆』による32編」
1. 序
2. 生命の誕生
3. 光の戯れ
4. 霊魂の光明
5. 世界の若さ
6. 知性の安らかなる光明は…
7. …過ちと愚かさに矢を浴びせる
8. 勝者の笑い
9. 光の快活さ
10. 虚しき争い(「何になろう?」)
11. 優しさ
12. ひとの嘆き
13. 夜
14. 海を渡る春の息吹
15. 光 ー 穏やかさ ー 均衡
16. 愛
17. 哀れみ
18. 苦しむ魂のために
19. ミューズたちの庭
20. 葡萄の樹の巻きひげ
21. 穏やかな時間
22. おそれ
23. 牧歌
24. 海上の月光
25. 生命への飛翔
26. 「世界を創る欲望」
27. 人間の努力
28. 敗者は想う
29. 夕べ
30. 賢者の落ち着き
31. 陽光に満ちた朝の楽しさ
32. ひとの苦しみについての瞑想
【CD2】
 『ネクテールの歌』 第2集 Op.199
 「古代の森にて、32編」
1. 春の爽快な朝、木陰にて
2. 明るい森
3. 林空での戯れ
4. 聖なる森
5. 葉擦れの音
6. 夏、木陰での宴
7. 陽光の下、ニンフたちの踊り
8. 水の精の戯れ
9. 山で迎える美しい朝の清々しさ
10. 山羊飼い
11. 牧神たちの踊り
12. 「木陰の心地よい眠りも」
13.限りないざわめきをたてる海
14. 牧者エンデュミオン(自作のカンタータ「エンデュミオン」の動機による)
15. サチュロス
16. 「高い山々の陰も?くなる」
17. 牧神の気紛れ
18. ある猫の死について
19. 砂浜での朝の清澄さ
20. 「幸せなる小さな牧者」
21. 夕べの静けさ
22. 海を渡る朝の清々しい微風
23. 「おお、あまりにも幸運な農夫よ」
24. 光に満ちた夕
25. 森の春の陽気さ
26. 「ティテュロスよ、君は広々としたブナの木陰に腰をおろし」
27. 森の中の踊り
28. 「けれども安らかな休息が……」 (自作のヴァイオリン・ソナタ第1番より)
29. 「美しき家畜を護る者は、自らも美しい」
30. 「鳥たちは酔い……」
31. セイレノス
32. ディオニュソスの祭りの行列のために
【CD3】
 『ネクテールの歌』 第3集 Op.200
 「親しき神々のための祈りと祭りと踊り、32編」
1. ドーリア調の祈り
2. 守護神の答え
3. ある病人の祈り
4. 若い娘たちの行列
5. 田舎での朝日の中の踊り
6. 青年たちの行列
7. 子供たちの祈り
8. 再び巡り来た春を迎える踊り
9. 祝婚歌
10. 戦に出かけた夫を持つ妻の祈り
11. 父の帰還を祝う踊り
12. 弔いの祈り
13. 幸せな婚約を祝う踊り
14. 孤児たちの祈り
15. 病める脳を治すための呪文
16. ティテュロスが神々に感謝する
17. 星降る夜を目にしての哲学者の讃歌
18. 幸福な家の前での若者たちの踊り
19. 古代の賢者たちの調和に満ちた生活を教師は生徒たちに教える
20. 花咲く野での喜びに満ちたロンド
21. 森の賢者たちへの祈り
22. 家を護る神々への祈り
23. ?老の祈り
24. ?老のもう一つの祈り
25. 「踊り」
26. 祭りの行列
27. 悪い精霊を遠ざけるための呪文
28. 親しき牧神たちの踊り
29. 祭りの行列
30. 病人を治すための祈り
31. 治療のためのもう一つの祈り
32. 神への感謝を表す祭りの行列
ニコラ・ウッドウォード(Fl)

録音:日時不明…CD1、2 2020年1-2月…CD 3
クリフトン大聖堂、ブリストル、イングランド
イギリスでソリストとして活躍するフルート奏者ニコラ・ウッドウォードによる、ケクランの大作『ネクテールの歌』全曲がセット化。アナトール・フラン スが1914年に発表した?編小説『天使たちの叛逆』に登場するフルートを吹く?老ネクテールの名を冠し、無伴奏フルートのために書かれ たこの作品は、Op.198、199、200という三部に分かれており、総演奏時間は3時間半近くにもなる大作。聴く者に語りかけるようなこの 作品を、ウッドウォードは大聖堂の響きも上手く取り込み、気高い緊張感を最後まで維持しながら聴かせます。 (各タイトルの日本語訳は相場ひろ氏による。)

SHINREC
SRCD-6002CD(1CD)
(HQCD)
TOHJIN classical guitarist
ショパン:プレリュード第7番1:05
ラモー:2つのメヌエット3:39
ソル:メヌエット Op.11-62:09
タレガ:アルハンブラの思い出4:04
ソル:アンダンティーノ Op.32-11:35
ソル:ワルツ Op.32-22:08
ソル:練習曲 第5番Op.35-222:08
トローバ:松のロマンス1:55
トローバ:ファンダンギーリョ2:10
リョベート 編曲:アメリアの遺言(カタロニア民謡) 2:33
ポンセ:ガボット3:33
クレスポ:ノルテーニャ4:28
ヘンデル:サラバンド3:40
グルック:バレー1:52
アルベニス:アストリアス7:34
レーラ:子守唄1:38
セゴビア 編曲:小さな逸話(ロシア民謡) 1:22
島崎陶人 (G)

録音:2020年9月28日及び30日、場所:ルネサンス クラシックス 芦屋 ルナ・ホール(無観客)
2本のマイクによるワンポイント録音、DSD5.6448MHz 音源をHQCD化
兵庫県神戸市出身で、関西中心に活動するクラシック・ギタリスト島崎陶人の初CD。
島崎は現在74才。キャリアは50年以上のベテランだが、これまで誰にも師事することが無く、演奏方法も独特なために異端児扱いされ、正当な評価を受ける ことなく今日に至っています。
収録された全17曲は殆どがよく知られたクラシックの小品だが、音が出た瞬間に立ち上がりがよく表情豊かな音に通常のクラシック・ギターとは異なる世界が 提示されます。
音の秘密は島崎が長い年月をかけて創りあげて来た独自の奏法と改造されたギターにある。前者は主に島崎がギターの弦を斜めに切るように弾くことだが、文 書で表現することは極めて困難です。後者はギターのサドル部分のみ残してブリッジを削り取った上でギターのトップ(表面板)に穴を開けて弦を固定する大胆 な改造を行うことにより成し得たものです。尚、ギターの改造は手先の器用な島崎本人の手による。
ジャケット及びブックレットには演奏とは趣の異なるほのぼのとしたイラストを用いているが、島崎の楽曲に対するイメージを表現したもの。因みにイラストは全 て島崎の一番弟子の女性によるもの。
本作は元々自主制作盤としてWaon Records傘下のAlquimista(アルケミスタ)レーベルから2021年11月にリリースされたものだが、今般オリジ ナルの状態で新レーベルShinRec(実際の本CD制作者)の名義で再発売する。島崎の唯一無二の演奏のみならずShinRecが信条とする2本のマイクと DSD5.6MHZによる高音質録音がもたらす空気感のある自然な音を是非お聴きになってください。
本作は「ステレオ誌」(2022年1月号)掲載の「音の余白に」に於いて岩出和美同誌編集顧問から、又「音楽現代誌」(2022年3月号)掲載の「音現新譜評」 に於いて保延裕史先生から演奏及び録音に対し高評価を頂いています。 ※WAON RECORDSより2021年11月19日に自主制作盤として発売されたCDの再発盤です。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38347(1SACD)
モーツァルト・ザ・プログレッシヴ〜モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 KV.533/494/ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 KV.570/ジグ ト長調 KV.574/メヌエット ニ長調 KV.355(576B)/ソナタ第18番ニ長調 KV.576
ミヒャエル・ヴェッセル(P)

録音:2023年3月14日-16日
バイロイトのプロテスタント教会音楽大学で教授を務めるピアニストのミヒャエル・ヴェッセルによる、モーツァルトのピアノ・ソナタ・シリーズの第3弾。
現代のベーゼンドルファー・コンサート・グランド・ピアノの豊かな音色で、モーツァルトの後期ピアノ・ソナタに新たな命を吹き込みます。
Ars Produktion
ARS-38356(1SACD)
フラワーズ・ウィー・アー
クルターグ(b.1926):「Games, Band VIII 」「Flowers we are ...」
バッハ
(クルターグ編):いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.599
クルターグ:「Games, Band VIII」「One more voice from far away」
バッハ(クルターグ編):主キリスト、神のひとり子 BWV.601
クルターグ:「Games, Band VIII」「Responsorium (Pilinszky:A snow-white arm)」、「Homage to J. S. B.」
バッハ(クルターグ編):深き困窮より、われ汝に呼ばわる BWV.687
クルターグ:「Games, Band VIII」「Dirge」
バッハ
(クルターグ編):これぞ聖なる十戒 BWV.635
クルターグ:「Games, Band VIII」「Study to Pilinszky’s ‘Holderlin’ (Position exercise)」
バッハ
(クルターグ編):すべての人は死ななければならない BWV.643
クルターグ:「Games, Band VIII」「Beating - Quarrelling」、「A quiet farewell to Endre Szekely」
バッハ(クルターグ編):神よ、汝の慈悲によりて BWV.600
クルターグ
:「Games, Band VIII」「Janos Pilinszky:Waltz ? for two pianos」、「Faltering」
バッハ(クルターグ編):古き年は過ぎ去り BWV.614
クルターグ:「Games, Band VIII」「Flowers we are ... for Miyako」
バッハ(クルターグ編):神の時こそいと良き時 BWV.106
クルターグ:「Games, Band VIII」「In memoriam Seb?k Gyorgy」、「... goodbye Jan ...」
バッハ
(クルターグ編):おお、罪なき神の子羊よ BWV.618
クルターグ:「Games, Band VIII」「Flowers we are... (in another way) for Miyako」、「... a solemn melody ... 」
バッハ(クルターグ編):いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV.711
クルターグ
:「Games, Band VIII」「Flowers we are... for piano, upright piano and percussion」
リゲティ:Funf Stucke fur Klavier zu vier Handen
アニ&ニア・スルハニシュヴィリ(P)

録音:2022年10月31日-11月2日
ハンガリーにルーツを持つ2人の作曲家、ジェルジュ・クルターグとジェルジュ・リゲティの作品を収録しています。
アニ&ニア・スルハニシュヴィリはジョージア出身の双子のピアノ・デュオ。双子ならではの息の合った演奏で、古典から現代音楽まで幅広い作品をレパートリーとしています。
Ars Produktion
ARS-38617(1CD)
海の物語
ブロッホ:海の詩
シュ・ゴンイ:序曲-スモール・ストリーム
サマズイユ:海の歌
ブリッジ:海の牧歌
ルビンシテイン:練習曲 Op.1オンディーヌ
マクダウェル:海の小品 Op.55
リディア・マリア・バーダー(P)

録音:2023年1月24日-26日
リディア・マリア・バーダーはこのアルバムで聴衆を海の冒険に招待したいと言います。その目的の通り海に関する作品が集められたこのアルバムでは、6つの曲それぞれが海の様々な側面を描いており、それをリディア・マリア・バーダーが見事に表現しています。

Chandos
CHAN-20307(11CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ 第39番ニ長調 Hob.XVI:24/ピアノ・ソナタ 第47番ロ短調 Hob.XVI:32/ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Hob.XVI:46/ピアノ・ソナタ 第49番嬰ハ短調 Hob.XVI:36/ピアノ・ソナタ 第48番ハ長調 Hob.XVI:35/ピアノ・ソナタ 第32番ト短調 Hob.XVI:44/ピアノ・ソナタ 第50番ニ長調 Hob.XVI:37/ピアノ・ソナタ 第19番ホ短調 Hob.XVI:47bis/ピアノ・ソナタ 第20番変ロ長調 Hob.XVI:18/ピアノ・ソナタ第29番変ホ長調Hob.XVI:45/ピアノ・ソナタ第33番 ハ短調 Hob.XVI:20/ピアノ・ソナタ第42番 ト長調 Hob.XVI:27/ピアノ・ソナタ第16番 ニ長調 Hob.XVI:14/ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調 Hob.XVI:23/ピアノ・ソナタ第40番 変ホ長調 Hob.XVI:25/変奏曲 ヘ短調 Hob.XVI:6/ピアノ・ソナタ第30番 ニ長調 Hob.XVI:19/変奏曲 ヘ短調 Hob.XVI:6の未出版のカデンツァ/ピアノ・ソナタ第15番 ホ長調 Hob.XVI:13/ピアノ・ソナタ第12番 イ長調 Hob.XVI:12/ピアノ・ソナタ第37番 ホ長調 Hob.XVI:22/ピアノ・ソナタ第54番 ト長調 Hob.XVI:40/ピアノ・ソナタ第55番 変ロ長調 Hob.XVI:41/ピアノ・ソナタ第56番 ニ長調 Hob.XVI:42/エピローグ/ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Hob.XVI:2/ピアノ・ソナタ第43番 変ホ長調 Hob.XVI:28/ピアノ・ソナタ第35番 変イ長調 Hob.XVI:43/ピアノ・ソナタ第34番 ニ長調 Hob.XVI:33/ピアノ・ソナタ第36番 ハ長調 Hob.XVI:21/ピアノ・ソナタ第8番イ長調 Hob.XVI:5(ディヴェルティメント)/ピアノ・ソナタ第46番 ホ長調 Hob.XVI:31/ピアノ・ソナタ第13番 ト長調 Hob.XVI:6(パルティータ)/ピアノ・ソナタ第57番 ヘ長調 Hob.XVI:47/ピアノ・ソナタ第58番 ハ長調 Hob.XVI:48/ピアノ・ソナタ第5番ト長調 Hob.XVI:11/ピアノ・ソナタ第51番変ホ長調 Hob.XVI:38/アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調/ピアノ・ソナタ第6番ハ長調 Hob.XVI:10/ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Hob.XVI:D1/「神よ、皇帝フランツを守り給え」による変奏曲 ト長調/ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調 Hob.XVI:49/ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 Hob.XVI:1/ピアノ・ソナタ第44番ヘ長調 Hob.XVI:29/ピアノ・ソナタ第41番イ長調 Hob.XVI:26/ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 Hob.XVI:7/ピアノ・ソナタ第52番 ト長調 Hob.XVI:39/ピアノ・ソナタ第53番 ホ短調 Hob.XVI:34/ピアノ・ソナタ第45番 イ長調 Hob.XVI:30/ピアノ・ソナタ第28番ニ長調 Hob.XIV:5/ピアノ・ソナタ第4番ト長調 Hob.XVI:G1/ピアノ・ソナタ第60番 ハ長調 Hob.XVI:50/ピアノ・ソナタ第3番ヘ長調 Hob.XVI:9/アリエッタと12の変奏 変ホ長調 Hob.XVII:3/ピアノ・ソナタ第1番ト長調 Hob.XVI:8/ピアノ・ソナタ第61番 ニ長調 Hob. XVI:51/幻想曲 ハ長調 Hob.XVII:4/アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9/ピアノ・ソナタ第14番ハ長調 Hob.XVI:3/ピアノ・ソナタ第9番二長調 Hob.XVI:4/カプリッチョ 「8人のへぼ仕立て屋に違いない」 ト長調 Hob.XVII:1/主題と6つの変奏 ハ長調 Hob.XVII:5/ピアノ・ソナタ第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52/アレグレット ト長調 Hob.XVII:10
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2009年-2021年
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼ。10年以上の歳月をかけて行われたハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクトが遂に完結し、全集盤として11枚組のBOXでリリースです!分売時は、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選出された名演奏の数々をたっぷりとお楽しみください。

Acte Prealable
AP-0474(1CD)
ユゼフ・ヴィエニャフスキ:ピアノ作品集 Vol.5
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):8つの無言歌 Op.14
8つのマズルカ Op.23
アグニエシュカ・シュルツ=ブジスカ(P)

録音:2020年3月(ポーランド)
※全曲世界初録音
ヴァオリニスト、作曲家の兄ヘンリク・ヴィエニャフスキに比べ、ピアニスト、作曲家の弟ユゼフ・ヴィエニャフスキは現代あまり知られない存在となっています。しかしながら、兄に劣らず素晴らしい作品を遺したユゼフのピアノ曲集の第5弾です。
このアルバムには8曲からなる無言歌とマズルカが収録されており、この2曲はいずれも第1集の4曲と第2集の4曲で構成されています。
Acte Prealable
AP-0536(1CD)
スタトコフスキ:ピアノ作品集 Vol.3
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):クラコヴィアク Op.23-2ト長調
オベレク Op.22-4変ホ長調/ドゥムカ
4つのマズルカ Op.24/不滅 Op.19
クラコヴィアク Op.23-4 ヘ短調
アンナ・パラス(P)

録音:2021年12月11日(ポーランド)
※全曲世界初録音
1859年、ロマン・スタトコフスキはポーランド中心部のカリシュ市近郊の町、シュチピョルノで生まれました。サンクトペテルブルク音楽院でニコライ・ソロヴィエフとアントン・ルビンシテインに師事し、1905年にジグムント・ノスコフスキの後任としてワルシャワ音楽院の作曲科教授に任命され、亡くなる1925年まで務めました。スタトコフスキの作品はモニューシュコ以降の作曲家とシマノフスキの世代をつなぐものとして評されています。

GENUIN
GEN-23849(1CD)
マジカル・クリスマス・ファンタジーズ
バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番より)
ランゲ:ピアノのための幻想曲「きよしこの夜」
ロベルト・レオナルド:クリスマス幻想曲 Op.99
バッハ:羊は安らかに草を食み
ランゲ:クリスマス幻想曲
カレル・スヴォボダ:灰かぶり姫の3つの木の実
バッハ
:主よ人の望みの喜びを
モーツァルト:きらきら星変奏曲
バッハ=グノー:アヴェ・マリア
シューマン:サンタクロース(子供のためのアルバムより)
チャイコフスキー:行進曲(くるみ割り人形より)
フリッツ・ヘルビッヒ:クリスマス幻想曲「高き天よりわれは来れ」
カール・ティーセン:「もみの木」による変奏曲
カロリーネ・フィッシャー(P)

録音:2021年8月21日
ベルリン生まれのピアニスト、カロリーネ・フィッシャーによるクリスマス・アルバム。古いものから新しいものまでさまざまな時代から厳選されたクリスマスにまつわる作品をソロ・ピアノで美しく紡ぎあげます。バッハの「(G線上の)アリア」に始まり、「きよしこの夜」、「主よ、人の望みの喜びを」やくるみ割り人形の「行進曲」など誰でも知っているメロディも、スタインウェイ国際ピアノ・コンクールなど様々な賞に輝き、国際的に活躍しているフィッシャーの瑞々しいタッチで新鮮にそして時には神秘的に響きます。クリスマス・シーズンにじっくりとお聴きいただきたい1枚となっています。

KAIROS
0022012KAI(1CD)

J0022012KAI(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

クラム:天界の力学、ツァイトガイスト、異世界の響き
ジョージ・クラム(1929-2022):
天界の力学[マクロコスモス 第4巻](1979年、改訂2012年)
(アンプリファイド・ピアノのための宇宙的舞曲、4手(と6手)のための)
T. ケンタウルス座 アルファ星
U. 白鳥座 ベータ星
V. りゅう座 ガンマ星
W. オリオン座 デルタ星

ツァイトガイスト(1988年)(2台のアンプリファイド・ピアノのための6つのタブロー、第1集)
T. 予兆
U. ふたりの道化師
V. モノコード(一絃琴)
W. 彗星の日
X. モルフェウスの国
Y. 残響

異世界の響き(タブロー、第2集)(2005年)
(2台のアンプリファイド・ピアノのための)
T. 二重らせん
U. 祝典と儀式
V. パリンプセスト
清水美子(P)

録音:2020年&2022年
新たな音楽語法、音響の開拓者として多大な功績を残してきた現代アメリカの大作曲家ジョージ・クラム(1929-2022)。そのクラムの音楽に魅入られ、日本におけるクラム演奏の第一人者として活躍するピアニスト、清水美子が捧げるジョージ・クラムへのメモリアル・アルバム。
2019年にリリースされ、レコード芸術「特選盤」に選ばれるなど高い評価を得たクラムの「マクロコスモスT〜V」(0015029KAI/P0015029KAI)に続く待望のクラム・アルバム第2弾では、「マクロコスモス」シリーズの第4作目にあたる4手(そして部分的には譜めくり人も加わって6手になる)連弾作品「天界の力学」を筆頭に、2台のアンプリファイド・ピアノのためのタブロー第1集「ツァイトガイスト」と第2集「異世界の響き」を、清水美子が多重録音を用いてひとりで演奏(これらの作品を「ソロ」で実現した唯一のピアニスト)。クラム本人とも親交を深めながら作品を掘り下げ、特殊奏法なども研究しつくした至高のアルバムが完成しました。

REFERENCE
FR-753(1CD)
シューベルト:ピアノ作品集〜楽興の時、即興曲
楽興の時Op.94(D.780)
即興曲Op.90(D.899)
スケルツォD.593
メヌエット嬰ハ短調D.600
セルゲイ・クヴィトコ(P)

録音:2022年4月7日、Hinves Pianos、マドリード(ライヴ)
ロシア出身で現在アメリカを拠点にピアニスト、作曲家など幅広く活躍するセルゲイ・クヴィトコが、2022年4月にスペインのマドリードで行ったシューベルト・ リサイタルの模様を録音したCDがリリースされます。演目は、「即興曲」と「楽興の時」のカップリング。19世紀に主としてピアノ曲のジャンルで広まった性格小 品「楽興の時」。シューベルトはこのタイトルの小品を1823年頃に6曲書いています。第3曲はこの曲集で最も有名な曲で、愛らしく親しみやすい魅力に満ちた 楽曲です。そしてシューベルトの代表的なピアノ曲に数えられる「即興曲」。ここでは歌心に溢れた美しい旋律に彩られた作品90の4曲を収録しています。 セルゲイ・クヴィトコは、6歳から音楽を学び、ミシガン州立大学に留学するために渡米、そこで第1回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝者であるラ ルフ・ヴォタペックに師事。以降アメリカを拠点に世界各地で演奏会を行っています。また、ザ・レコーディング・アカデミー のメンバーであり米グラミー賞の投票権 を持っています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5187113(1CD)
ラフマニノフ・リフレクションズ
交響的舞曲 Op.45(編):イノン・バルナタン)
(2)楽興の時 Op.16
ヴォカリーズ Op.34-14(編):イノン・バルナタン)
13の前奏曲 Op.32より第12番嬰ト短調
イノン・バルナタン(P)

録音:2023年5月15〜17日/サンフランシスコ音楽院内キャロライン・ハワード・ヒューム・ホール(カリフォルニア)
2023年のラフマニノフ・イヤーを記念し多くの演奏家が新録音を発表していますが、イノン・バルナタンは交響的舞曲とヴォカリーズをバルナタン編曲 のピアノ独奏版で録音しました!
1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、マ リア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーなどに師事。その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニックの初代アーティスト・イン・ アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏するなどアメリカを中心に活動の場を広げ ていきました。
バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、鍵盤楽 器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほぼ完璧な均衡を成 している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。
「交響的舞曲」は1940年作曲。ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアOに献呈され、1941年同団が初演を行ったラフマニノフ晩年の名作で す。自作の交響曲第1番と「徹夜?」からの引用が見られ、サクソフォン、タムタム、シロフォンなど多様な楽器を用いた作品ですが、バルナタンはピアノ一台でカラ フルに演奏。この作品の新たな魅力を引き出しております。ラフマニノフ・イヤーにまた1枚、注目盤の登場です! (Ki)

King International
KKC-8836(10CD)
園田高弘バッハ集大成Box
DISC1、2;平均律クラヴィア曲集第1巻 BWV846~869
DISC3、4;平均律クラヴィア曲集第2巻 BWV870~893
DISC5、6;パルティータ全曲BWV825~830
DISC7;ゴルトベルク変奏曲BWV988
DISC8;2声のインヴェンションBWV772~786/3声のシンフォニアBWV787~801/4つのデュエットBWV802~805
DISC9;イタリア協奏曲BWV971/半音階的幻想曲とフーガBWV903/トッカータ ハ短調BWV911/ トッカータ ホ短調BWV914/トッカータ 嬰ヘ短調BWV910/フランス組曲第5番BWV816
DISC10(ボーナス盤);トッカータとフーガ ニ短調(ブゾーニ編)/シャコンヌ(ブゾーニ編)
園田高弘(P)

録音:Disc1-4;1992年4月13-16日府中の森ウィーン・ホール
Disc5-6;1985年7月7-8日バリオホール(東京)
Disc7;1994年3月16-18日軽井沢ウッドストックスタジオ
Disc8;1988年4月6-7日松本ハーモニーホール、1994年3月16-18日軽井沢ウッドストックスタジオ
Disc9;2001年12月1日東京歌劇シティコンサートホール(ライヴ)、1998年9月23日サントリーホール(ライヴ)、
1994年3月16-18日軽井沢ウッドストックスタジオ
Disc10;1989年7月21日バリオホール(東京)
20世紀日本を代表するピアニストで、教育面でも多大な功績を残した園田高弘。2024年は歿後20年にあたり、氏の偉大な業績を回顧するBoxシリーズを 開始します。いずれも氏が1983年に設立した個人レーベルEVICAの音源により、長らく入手困難だった名演の数々をお届けいたします。
第1弾は全10巻のバッハ作品集。園田のバッハといえば平均律クラヴィア曲集やインヴェンションとシンフォニアの校訂楽譜(春秋社刊)をはじめ我が国の権威 となっていますが、それらを円熟期の演奏でたっぷり堪能できる大企画。それも破格の価格にてご提供。
平均律クラヴィア曲集、パルティータ、インヴェンションとシンフォニアは全曲。またゴルトベルク変奏曲、イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガなどの名作も もれなく収録。さらに園田の師筋にあたるブゾーニ編曲のトッカータとフーガとシャコンヌも超貴重。
演奏は楷書的であいまいな所のないピアニズムと、大きな音楽性で説得力満点。現代のピアノでバッハを弾く意味と意義を示唆に富んだ解釈で伝えてくれます。 まさに日本・ピアノ演奏史の至宝というべき遺産です。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-119(1CD)
Do Brasil ド ブラジル〜ヴィラ=ロボス:ピアノ曲集
1. ショーロス第5番(ブラジルの魂) W2054:41
2. ショーロス第2番(作曲者によるピアノ用編曲版)W198 2:54
3. 波のように〜練習曲 作品31W824:12
シランダス W220(抜粋)
4. 第3番サンシャ夫人1:43
5. 第6番行け、行け、鷹よ1:22
6. 第15番何と美しい瞳4:31
7. 第10番カナイの画家1:57
8. 第9番トロロへ行った2:08
9. 第4番カーネーションはバラと仲違いした 1:46
10. 第2番伯爵夫人3:02
11. 第8番カルンガ山の向こう側へ行こう3:02
12. 第5番哀れな盲目の女1:25
13. 第16番ピヨピヨピヨ2:12
14. 壊れたオルゴール W2562:45
15. 赤子は眠りにつく(子どもの組曲 第1集) W532:46
16. ニューヨーク・スカイラン・メロディ W407 2:25
17. 野生の詩 W18420:40
ウィレム・ラチュウミア((P)

録音:2022年8月11-13日、シテ・ミュジカル=メス(メス音楽都市)大ホール
情熱的な音楽と、熱きヴィルトゥオジティのピアニスト、ラチュウミアがヴィラ=ロボスを録音しました。ヴィラ=ロボスは交響曲をはじめあらゆるジャンルに多く の作品を残していますが、ピアノも同様でした。ギターを愛していたヴィラ=ロボスはピアノ作品を書く際にもギターをイメージしながら書いていたと思われ、また、 最初の妻がピアニストだったことも影響しているのか、独特のヴィルトゥオジックな鍵盤書法がみられます。たとえばアルトゥール・ルービンシュタインがアンコール でしばしば取り上げていた「道化人形」は、ドビュッシーやストラヴィンスキーからも影響を受けたことが窺われるテンポの速い難曲です。音楽教育にも熱心に取り 組んだヴィラ=ロボスは、数々の童謡をもとにピアノ曲を書きました。本CDにも収録されている組曲「シランダス」もそのひとつ。聞き覚えのある旋律が登場しま す。ラチュウミアはとりわけ私たちが親しみを感じやすい楽曲を抜粋して収録しています。ヴィラ=ロボスの作品の粋がつまった1枚となっております。
ラチュウミアは1974年、リヨン生まれ。フランス国立リヨン高等音楽院のエリック・ハイドシェックおよびジェリー・ムティエのクラスで学び、同院にて審査員満場 一致・賞賛付の1等賞を獲得。同院の修士課程に進み、ムティエのもとで更なる研鑽を積んだ。クロード・エルフェにも師事し、メシアン夫人イヴォンヌ・ロリオや、ピ エール=ロラン・エマールらのマスタークラスも受講。音楽学の学士号も取得しています。2004年、ヒューレット・パッカード財団「明日の音楽家」賞を受賞。第12 回モンサルバーチェ国際現代音楽コンクール(スペイン・ジローナ)に入賞。2006年には、オルレアン国際20世紀ピアノ音楽コンクールで第1位/ブランシュ・セ ルヴァ特別賞に輝き、同時に他の五つの賞も授与された。 現代曲の初演や演奏に積極的に取り組み、、ブーレーズ、ジルベール・アミ、ジェラール・ペソン、フィリップ・エルサン、ミカエル・ジャレル、ジョナサン・ハー ヴェイ、ピエール・ジョドロフスキ、フランチェスコ・フィリデイらから信頼を寄せられております

新書館
DC23-0702(1CD)
税込定価
ブリリアンス・オブ・バレエ・ミュージック〜バレエ音楽の輝き/ 滝澤志野
1.チャイコフスキー:『眠れる森の美女』第3 幕 グラン・パ・ド・ドゥよりアダージオ(チャイコフスキー)
2.『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』よりアダージオ(チャイコフスキー)
3.『ジュエルズ』ダイヤモンドよりアンダンテ/交響曲第3 番第3楽章(チャイコフスキー)
4.『瀕死の白鳥』/「動物の謝肉祭」第13番「白鳥」(サン=サーンス)
5.『マノン』第3幕 沼地のパ・ド・ドゥ/宗教劇「聖母」より(マスネ)
6.『椿姫』第2幕/前奏曲第15番「雨だれ」変ニ長調(ショパン)
7. 『椿姫』第3幕 黒のパ・ド・ドゥ/バラード第1 番ト短調(ショパン)
8. 『ロミオとジュリエット』第1幕 バルコニーのパ・ド・ドゥ(プロコフィエフ)
9. 『くるみ割り人形』第1幕 情景「松林の踊り」(チャイコフスキー)
10. 『くるみ割り人形』第2幕 葦笛の踊り(チャイコフスキー)
11. 『くるみ割り人形』第2幕 花のワルツ(チャイコフスキー)
12.『くるみ割り人形』第2幕 グラン・パ・ド・ドゥよりアダージオ(チャイコフスキー)
滝澤志野(P)
ウィーン国立バレエ団専属ピアニスト、滝澤志野による初のピアノソロアルバム。既発CDにボーナストラックとして収録されたノーカットのバレエ曲ほか、未収録 6曲を加えたピアノ曲集。現代屈指のバレエピアニスト滝澤志野のピアノでバレエ音楽を堪能できる贅沢な一枚です。 (Ki)
■滝澤志野 Shino Takizawa
ウィーン国立歌劇場・バレエ団専属ピアニスト。大阪府出身。桐朋学園大学短期大学部ピアノ専攻卒業、同学部専攻科修了。在学時より歌劇とバレエの伴奏に携 わり、舞台芸術のコレペティを志す。新国立劇場バレエ団契約ピアニストを経て、2011年よりウィーン国立バレエ専属ピアニストに就任。ソリストとしても、ウィー ン国立歌劇場バレエ公演およびガラ公演で、バッハ「ピアノ協奏曲第3番」、モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」、グリーグ「ピアノ協奏曲」 、などを演奏しています。 新書館より5枚のバレエレッスンCDをリリース。国内のバレエショップを中心にベストセラーとなっています。Webメディア「バレエチャンネル」に『ウィーンのバレエ ピアニスト〜滝澤志野の音楽日記』を好評連載中。

Biddulph
BIDD-85037(1CD)
ミッシャ・エルマン モーツァルト/パガニーニ
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454
(2)パガニーニ:カプリース 第24番(エルマン編)
(3)ゴセック:ガヴォット ニ長調 長 歌劇「ロジーヌ」より
(4)ベートーヴェン:メヌエット ト長調 WoO Io-2(ブルマイスター編)
(5)キュイ:オリエンターレ Op.50 -9
(6)アレンスキー:セレナード ト長調 Op.30-2(エルマン編)
(7)ドリゴ(1846-1930):セレナード - バレエ「百万長者の道化師」より(アウアー編)
(8)ドルドラ(1868-1944):思い出
(9)エルマン(1891-1967):タンゴ
(10)ガエターノ・ブラーガ(1829-1907):天使のセレナード
(11) テレサ・デル・リエゴ(1876-1968):涙をぬぐえ
(12)オッフェンバック:舟歌 - 歌劇「ホフマン物語」より*
(13)マスネ:エレジー
ミッシャ・エルマン(Vn)
ジャン・ピアース(T)
リーゼ・スティーヴンズ(S)
ヴォルフガング・ローゼ(P)
ブルックス・スミス(P)*

録音:(1)1951年2月13、16日
(2)1951年4月3日
(3)1949年4月18日
(4)1949年4月19日
(5)1949年4月18日
(6)1949年4月19日
(7)1949年4月18日
(8)1949年4月19日
(9)1951年4月5日
(10)1951年
(11)1951年
(12)1951年12月29日
(13)1951年12月29

初出レコード番号
RCA LM1208
RCA DM1328
RCA WDM1625
RCA WDM1703
復刻プロデューサー:Eric Wen
復刻エンジニア:Dave(David)
Hermann
マスタリング:Rick Torres
Biddulphレーベルが注力しているレオポルト・アウアー門下のヴァイオリストの復刻の中でも、特に多いのがミッシャ・エルマンの復刻。今回はSPからLP への移行が進んでいた時期の音源を集めています。 78回転のSP盤に代わる毎分33+1/3回転、直径30cmのLP盤をコロンビアが実用化したのが1948年。RCAは対抗策として翌1949年に毎分 45回転、直径17cmのEP盤を市場投入しましたが、優勢となっていたLPに押され、間もなくLP発売に踏み切ります。1-4はそうした初期のLPのうち の一つ。優美なモーツァルトと火花の散るようなパガニーニというエルマンの両面を聴くことができます。パガニーニは当時、演奏者独自の版で演奏する ことが多く、ここに収録されたエルマン版はピアノ伴奏付きで、冒頭にピアノのイントロが置かれ、最後の第11変奏の代りに4つの変奏とコーダを独自に 書き足しています。このカプリースはEPでもリリースされ、トラック11はそのB面に収められていました。ヴァイオリンを緩急自在かつ表情豊かに歌わせると ころは、さすが自作自演と感心させます。5-10はエルマンのアメリカ・デビュー40周年を記念した「A Tribute To Mischa Elman On His40th Anniversary」からの復刻。これはSP3 枚、EP3枚でリリースされ、更にLPでも発売されたもの(LP発売時にはマスネのタイースの瞑想曲とドヴォルザークのユモレスクが追加されていました)。 12-15はGreat CombinationsというEP5枚組からの復刻。戦前からアメリカで流行していたスター歌手とスター・ソリストとのデュオをフィーチャーし たアルバムです。5枚の内2枚がエルマンに充てられ、他はマリアン・アンダーソンとピアティゴルスキー、ロバート・メリルとメニューイン、エツィオ・ピンツァとミ ルシテインという内容でした。 いずれのトラックでも(パガニーニでさえも)エルマンならではの余裕を感じさせるフレージング、効果的に使われるヴィブラート、そして定評の「エルマン・ トーン」と呼ばれる柔和さを失わない美音が堪能できます。
※ブックレットでトラック6から10の録音年が1951年となっていますが正しくは1949年です。

Biddulph
BIDD-85036(2CD)
NX-C03
アウアーのレガシー/キャスリーン・パーロウ〜HMV&米コロムビア録音全集&CBC放送録音集
【CD1】
●HMV録音集(1909)
1. パガニーニ:常動曲(無窮動) Op.11
2. バッハ:G線上のアリア(ヴィルヘルミ編)
3. ハルヴォルセン(1864-1935):『モザイク組曲』- 第4曲「ヴェスレモイの歌」
4. ハルヴォルセン:ノルウェー舞曲第2番イ短調
5. ショパン: 夜想曲 ニ長調 Op. 27-2(ヴィルヘルミ編)
●米コロムビア録音集(1912-1916)
6. シューベルト:楽興の時第3番
7. ドリゴ(1846-1930):火花のワルツ(アウアー編)
8. クライスラー:愛の喜び
9. ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9-2(サラサーテ編)
10. ベートーヴェン:メヌエット ト長調(ブルメスター編)
11. トマス・ムーア(1779-1852):アイルランド民謡集 - 夏の名残りのぱら
12. ドヴォルザーク:ユモレスク ト長調
13. ルビンシテイン:メロディ ヘ長調
14. バッハ:ガヴォット - 無伴奏ヴァイオリンの為のパルティーダ 第3番BWV1006より
15. アレンスキー:セレナード
16. ドリゴ:セレナード Op.30-2(アウアー編)
17. マスネ:瞑想曲 - 歌劇「タイス」〜(マルシック編)
18. ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 Op.100- 第2楽章(クライスラー編)
19. クライスラー:中国の太鼓 Op.3
20. ヴィエニャフスキ:グノーの「ファウスト」 - 庭園の情景
21. マスカーニ:間奏曲- 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
22. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 - 第2楽章
23. チャイコフスキー:メロディ 変ホ長調 Op.42-3(アウアー編)
24. ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ロマンス ト長調 Op.26
【CD2】
1. サラサーテ:カルメン幻想曲
2. ベートーヴェン:メヌエット ト長調(ブルマイスター編)(2nd recording)
3. シューベルト:楽興の時 第3番(2nd recording)
4. ムーア:アイルランド民謡集 - 夏の名残りのぱら(2nd recording)
5. ドリゴ:火花のワルツ(アウアー編)(2nd recording)
6. ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9-2(サラサーテ編)(2nd recording)
7-9. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
10. グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 Op.13- 第1楽章
11. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003- III. Andante
12-16. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
キャスリーン・パーロウ(Vn)
CD1:1-5…ピアノ伴奏
CD1:6-13、20-22、CD22-4…オーケストラ伴奏
CD1:15-19、23-24…チャールズ・アダムズ・プリンス(P)
CD2:1、5、6…チャールズ・アダムズ・プリンス(P)
CD2:10…アーネスト・マクミラン(P)
CD2:2-4…オーケストラ伴奏
CD2:7-9…ジェフリー・ウォディントン(指)、CBC響

録音
【CD1】
1-5…1909年
6-13…1912年
14-15…1914年
16-24…1916年
【CD2】
1-6…1916年
7-9…1941年5月13日 放送
10…1941年11月13日 放送
11-16…1957年1月15日 放送
各曲の初出時のレコード番号とマトリックス番号はブックレットに記載されています。
20世紀初期に世界的な人気を博したキャスリーン・パーロウ。ワールド・ツアーで日本を訪れたこともある彼女の懐かしのSP復刻に加え、大注目の初 出音源を収録!
レオポルト・アウアーの門下の演奏家を紹介するBiddulphレーベル「アウアーのレガシー」シリーズ第2弾は、カナダ生まれの伝説的女性ヴァイオリニス ト、キャスリーン・パーロウ(1890-1963)です。パーロウは幼くして才能を発揮し、サンフランシスコでシュポアの弟子ヘンリー・ホルムズに師事、6歳でリ サイタル・デビュー。14歳でイギリスにデビューした際は、バッキンガム宮殿で国王エドワード2世のために演奏、その後LSOとベートーヴェン のヴァイオリン協奏曲を共演し、ベヒシュタイン・ホール(現ウィグモア・ホール)でリサイタルを行いました。 ミッシャ・エルマンの演奏を聴いて感銘を受けたパーロウは、エルマンの師レオポルト・アウアーに師事することを決め、16歳の年にサンクトペテルブルク音 楽院に入学。エルマン(パーロウの1歳下)、エフレム・ジンバリスト(1歳上)らと同じクラスで学びました。アウアーがノルウェーのクリスチャニア(現オスロ)で 夏期講座を行っていた縁で同地を訪れたパーロウは、ノルウェー国王夫妻の前で演奏し、ある富豪からヴィオッティが使っていた1735年製のグァルネ リ・デル・ジェスを贈られました。またハルヴォルセンはヴァイオリン協奏曲を作曲して彼女に献呈しています。 その後はイギリスを拠点として、欧州でビーチャムやワルターといった巨匠たちと共演を重ねて名声と人気を高めました。1909年にはHMVが当時のス ター歌手と並ぶ破格の条件で録音契約を提示、1912年にはビクターが擁するクライスラー、エルマン、モード・パウエルへの対抗馬として米コロムビア にスカウトされました。第1次世界大戦後はワールド・ツアーを敢行。1922年には日本を訪れ、ニッポノホンに録音も遺しましたが、1920年代末には コンサート・ツアーと録音から身を引き、1941年から1963年に亡くなるまでカナダに居を定めて、トロント大学で教育活動を行いつつ、折に触れて室 内楽や協奏曲の演奏を行いました。 このアルバムにはパーロウがイギリスHMVと米コロムビアに行った録音をすべて収録。加えてカナダCBCの放送音源も収録(初発売)しています。彼女 の演奏はルバートやポルタメントを多用した、非常にロマンティックなもの。現代の演奏とは趣が異なりますが、エレガントなヴィルトゥオジティは他に代え がたい魅力を放っています。パーロウの盤歴はSP時代で止まっていたため、そのレパートリーは小品主体だったのですが、今回発掘された放送音源を 通じてメンデルスゾーンやバッハの大作の演奏を聴くことができます。また、これまでほとんど知られていなかった50代、60代の演奏を聴けることはファン にとって嬉しい驚きでしょう。ゆったりとしたテンポで始まりポルタメントを多用するメンデルスゾーンは、典型的なロマンティック・スタイル。一方、バッハのパ ルティータは速めのテンポでグイグイと弾き進めつつ、対位法の綾をくっきりと浮かび上がらせる力強い演奏。13分40秒で弾き切ったシャコンヌは、テン ポとダイナミックスを控えめながら効果的に操作することで各変奏の性格をきっちりと描き出し、曲全体の構造とドラマティックな高揚を直結させた熱演 となっています。生演奏の一発録りのようで演奏上の傷はありますが、66歳のパーロウが達していた境地を印象強く伝えます。 ブックレット(英語)にはWayne Kileyの含蓄に富んだ解説に加え、パーロウが使っていたグァルネリ・デル・ジェスのカラー写真2枚、貴重なモノクロ写 真15枚(表紙含む)が掲載されており、「弦のBiddulph」らしい充実した作りとなっています。

MARCO POLO
MAR-8.225385(1CD)
NX-B03
ゴドフスキー:ピアノ作品集 第15集
ショパンのエチュードによる53の練習曲 第2集

 ゴドフスキー:ショパンのエチュードによる53の練習曲
1-14.7つの練習曲 Op.10
 1. 第2番:変ニ長調(原曲:Op.10-1第2稿)左手の為の
 2. 第3番:イ短調(原曲:Op.10-2第1稿)左手の為の
 3. 第8番:ハ長調(原曲:Op.10-5第2稿)白鍵上で
 4. 第9番:イ短調「タランテッラ」(原曲:Op. 10-5第3稿)
 5. 第10番:イ長調「カプリッチョ」(原曲:Op. 10-5第4稿)黒鍵と白鍵上で
 6. 第11番:変ト長調(原曲:Op.10-5第5稿)左手の為のインヴァーション(反行)
 7. 第12番:変ト長調(原曲:Op.10-5第6稿)右手の為のインヴァーション(反行)
 8. 第12番a:変ト長調(原曲:Op.10-5第7稿)左手の為の
 9. 第15番:変ト長調(原曲:Op.10-7第2稿)
 10. 第15番a:変ホ長調(原曲:Op.10-7第3稿)左手の為の
 11. 第16番a:変ト長調(原曲:Op.10-8第2稿)左手の為の
 12. 第18番:ヘ短調(原曲:Op.10-9第2稿)Op. 25-2の模倣
 13. 第18番a:嬰ヘ短調(原曲:Op.10-9第3稿)左手の為の
 14. 第19番:ニ長調(原曲:Op.10-10第1稿)
15-25.6つの練習曲 Op.25
 15. 第23番:変イ長調(原曲:Op.25-1第1稿)左手の為の
 16. 第24番:変イ長調(原曲:Op.25-1第2稿)
 17. 第26番:ヘ短調(原曲:Op.25-2第1稿)
 18. 第28番:ヘ短調(原曲:Op.25-2第3稿)ヴァージョンA
 19. 第28番:ヘ短調(原曲:Op.25-2第3稿)ヴァージョンB オクターヴ
 20. 第28番a:嬰ヘ短調(原曲:Op.25-2第4稿)左手の為の
 21. 第30番:へ長調(原曲:Op.25-3第2稿)左手の為の
 22. 第31番:イ短調(原曲:Op.25-4第1稿)左手の為の
 23. 第33番:ホ短調(原曲:Op.25-5第1稿)
 24. 第35番:変ロ短調(原曲:Op.25-5第3稿)左手の為の
 25. 第40番:変ト長調(原曲:Op.25-9第2稿)左手の為の
26-27.2つの練習曲、新練習曲
 26. 第45番a:変ニ長調(原曲:新練習曲 第2番 第2稿)左手の為の
 27. 第46番:ト長調「メヌエット」(原曲:新練習曲 第3番)
2つの練習曲 Op.10& Op.25
 28. 第47番:変ト長調「冗談」(原曲:Op.10-5&Op. 25-9)
 29. 第48番:へ長調(原曲:Op.10-11&Op.25-3)
30. ゴドフスキー:3つの演奏会用練習曲 Op. 11-3:変ホ長調(1899出版)
31. アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889):2つの性格的な練習曲 Op.2
 第6番:嬰へ長調「もし私が鳥だったら」(ゴドフスキー編1899/1931改訂)
 カデンツァ:L.ゴドフスキー
コンスタンチン・シェルバコフ(P)

録音:2022年10月6-8日
シェルバコフによる「ゴドフスキー:ピアノ作品集」のシリーズが始まったのが1996年。ファンの間でいつリリースされるのかと話題になっていた「ショパンの エチュードによる53の練習曲」が遂に完結しました。 1894年、23歳のゴドフスキーが構想し、そのおよそ20年後にようやく完成。音楽評論家のハロルド・ショーンバーグが「ピアノのために書かれた作品で これ以上ありえないほど難しい」と評したこの曲集は、もともと演奏困難なショパンの「練習曲=エチュード」にゴドフスキーが独自の編曲を加え、更に 難しく仕立てたもの。主として左手の鍛錬を目的として書かれており、いくつかの作品は左手のみで奏されますが、どれも複雑な声部を持ち、幾多の 旋律が絡み合い、曲によっては原曲の姿をとどめないほどに手が加えられるなど、演奏家だけでなく聴き手にとっても興味深い編曲がなされています。 この第2集には、複数の練習曲を同時に演奏するという試みがなされたトラック28,29などのまさに技巧の限りを尽くした作品が並びます。またゴドフス キーは「黒鍵のエチュード」として知られるOp.10-5を偏愛し、この曲だけで7つのヴァージョンを展開しています。 これまでに全曲録音をリリースしているのは、この曲集の知名度を高めたマルカンドレ・アムランな