湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



ALPHA
ALPHA-557(1CD)
ブラームス:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 Op.5
パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 第1巻 Op.35-1
パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 第2巻 Op.35-2
ネルソン・ゲルナー(P/STEINWAY)

録音:2019年3月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
若き日の作ながら既にブラームスとして完成していると言われるこれらの作品を、ゲルナーの持ち味である高度な技術に裏打ちされた知的なアプローチと奥行き のある表現でじっくりと聴かせます。 当初は歴史的ピアノの弾き手としてポーランド・ショパン協会のレーベルに登場、その経験を近年では専ら現代ピアノで活かし、度々の来日で日本でも人気を 博しているアルゼンチン出身ピアニスト、ゲルナー。尾高忠明指揮NHKSOとのライヴ録音「ブラームス:ピアノ協奏曲第2番」(ALPHA395)が大きな 話題となった彼ですが、ブラームスのソロ作品は今回がCDとして初めての登場となります。

MELODIYA
MEL-1002602(1CD)
NX-B07
バッハ&ドメニコ・スカルラッティ:作品集
バッハ:コラール「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659(ヴィルヘルム・ケンプ編)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ホ短調 K.98
バッハ:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」〜カンタータ「心と口と行いと生きざまもて」Op.147(ヴィルヘルム・ケンプ編)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ロ短調 K.377
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ロ短調 K.87
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ニ短調 K.32
バッハ:コラール「われ、汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639(ヴィルヘルム・ケンプ編)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ニ短調 K.141
バッハ:コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645(ヴィルヘルム・ケンプ編)
バッハ:シチリアーノ〜フルート・ソナタBWV1031より(ヴィルヘルム・ケンプ編)
バッハ:前奏曲 ロ短調 BWV855(アレクサンドル・ジロティ編)
バッハ:シシリエンヌ〜オルガン協奏曲より(アレクサンドル・タロー編)
バッハ:羊は安らかに草をはみ〜カンタータ「楽しき狩こそ我が悦び」BWV208より(エゴン・ペトリ編)
ポリーナ・オセチンスカヤ(P)

録音:2019年2月 Cinelab studios
ロシアの女性ピアニスト、オセチンスカヤが2019年2月に録音した最新盤は、彼女が得意とするバッハとスカルラッ ティを交互にプログラミングしたアルバム。共に1685年生まれのバッハとスカルラッティは、各々が自国を代表するよう な音楽一家に育ち、チェンバロとオルガンの優れた奏者としても成功したという共通点がありますが、その音楽性はド イツとイタリアという国民性の違いと言えるほどに異なっています。しかしあらためて交互に聴くと、不思議な共通点も 見いだせるようです。オリジナルの作品に加え、ヴィルヘルム・ケンプ、アレクサンドル・ジロティ、アレクサンドル・タロー、 そしてエゴン・ペトリによるバッハのコラールのピアノ編曲版が組み合わされたこのアルバムは、作曲家や作品に関して 熟考を重ね、独創性の高いプログラミングを披露するオセチンスカヤならではの1枚です。
MELODIYA
MEL-1002565(1CD)
NX-C07
B” Like Britain ブリテンの「B」
バックス:ハルダンゲル〜2台のピアノのための(1927)
 毒を入れられた噴水(1928)
 幸せな平野-アイルランドの交響詩(1916)
ブリテン:2つの作品Op.23
ヨーク・ボーエン(1884-1961):2台のピアノのための主題と変奏曲 Op.139
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):2台のピアノのためのディヴェルティメント(1974)
リュドミラ・ベルリンスカヤ(P)
アルトゥール・アンセル(P)

録音:2018年9月24-25日、12月23-25日モスクワ音楽院大ホール
2011年以来、2台ピアノで数々の共演を果たしてきたベルリンスカヤとアンセルによる「2台ピアノのためのオリジナル 作品」シリーズ。3枚目となる最新作は、20世紀のイギリス音楽です。アルバム・タイトルの「B」は、ブリテン(英 国)を表すだけでなく、ここに収録されている全ての作曲家のイニシャルがBであることに由来しています。 近代イギリス音楽のルネッサンスを開いた一人とされ、ケルトの要素を取り入れたロマンティックで神秘的な作風を持 つバックス:や、近年再評価が進む“イギリスのラフマニノフ”と称されるボーエン、イギリスの作曲家の中では高い知名 度を誇り、自身も巧みな演奏家でもあったブリテン、そして映画音楽やジャズ演奏でも有名で3度オスカーにノミネー トされたベネットまで「2台ピアノにおけるイギリス音楽史」というユニークな切り口で厳選された作品を美しくドラマ ティックな演奏で楽しむ魅力的な1枚です。
MELODIYA
MEL-1002607(1CD)
NX-C05
レオニード・デシャトニコフ(1955-):ブコビナの歌-ピアノのための24の前奏曲
1.Steppe Wind A-Blowin’  ステップに風が吹いている
2.The Bridesmaid Started Crying 花嫁介添人が泣き出した
3.Ian, Where d’you Come From? ? Beyond the Danube
イアン、どこから来たのか?−ドナウの向こうから
4.Oh, Petrivochka, a Night so Short
おお、ペトリューシュカ、夜はなんと短いことか
5.The Wind Is Blowing, the Sun Is Warm 風が吹いている 太陽が暖かい
6.A Rocky Mountain ロッキー・マウンテン
7.Oh, I’ll Go to the Garden おお、私は庭に行くよ
8.Oh, My Sweet Vast Canada おお、私の愛する広大なカナダ
9.Oh, the Clock Chimed Midnight  おお、時計が12時の鐘を鳴らした
10.A Swallow Has Flown In  ツバメが飛んできた
11.Oh, a Cuckoo Cuckooed in the House on the Corner
角の家にカッコウの闖入者が
12.If Only Mother Had Known 母が知ってさえいれば
13.Green Willow, Green Willow 青柳、青柳
14.Poplars Grew from One Field to Another
次から次へと原野にポプラが生えた
15.I Sew Six Seeds of Maize 私は6つのとうもろこしの種を縫う
16.Red Arrowwood Has Blossomed White
赤いアローウッドが白い花を咲かせた
17.Oh, Whose Wedding Is This? あら、これは誰の結婚式?
18.Red Arrowwood, Green Leaves 赤いアローウッド、緑の葉っぱ
19.A Pike in the Sea 海の中のパイク(鱒)
20.They Say I’ve Lost My Looks 彼らは私の外見が衰えたという
21.Oh, Dear Sheep of Mine  おお、私の愛する羊
22.A Lady Had a Husband, She Loved Some Peter Though
その女性には夫がいた。でも彼女が愛したのはピーター
23.Oh, You, Wretched Singer, What Are you Looking For?
おお、哀れなよそ者よ、何を探しているのか?
24.A Pipe Made of Maplewood カエデ製のパイプ
アレクセイ・ボリボル(P)

録音:2019年3月 モスクワ音楽院大ホール
ロシアの現代作曲家デシャトニコフは1955年ウクライナ生まれ。現代ロシアで最も頻繁にその作品が演奏される作曲家の 一人で、ボリショイ劇場から委嘱された「ローゼンタールの子どもたち」で有名になり、ギドン・クレーメルとのコラボや、多数の 映画音楽でも成功しています。最も原典主義的な作曲家であるとされるデシャトニコフが、ここではショパンを模して“24の 前奏曲”という形で作品を作ったのが興味深いところ。タイトルの“ブコビナ”とは、北部がウクライナ、南部がルーマニアにまた がったカルパティア山脈の丘陵地帯の名前。現代的な作曲技法に西ウクライナの民族風味がスパイスとして加えられ、これ がほどよいアクセントになっています。ライナーノーツ(ロシア語、英語)は独特な感性をもつ現代ロシアの詩人、マリア・ステ パノワによるもので、デシャトニコフの音楽と絶妙なコラボを発揮しています。「ブゴビナの歌」はニューヨーク・タイムズ紙でも絶 賛された、2017年10月のアメリカン・バレエ・シアターの振付家アレクセイ・ラトマンスキーの新作バレエで、この曲を献呈さ れたゴリボルの生演奏で世界初演されました。日本では2018年にゲニューシャスがリサイタルで初演を行っています。

BMC
BMCCD-259(2CD)
ペーテル・ヴォルフ:ピアノのための24の小品「ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア(Wolf-temperiertes Klavier)」 ヨージェフ・バログ(P)

録音:2018年7月9日−12日、BMCコンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
「ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア(Wolf-temperiertes Klavier)」は、アイザック・スターンが録音した「クライスラー作品集」(SONY)のアレンジャー、ダブリン・ユーロヴィジョン・フェスティヴァル・オーケストラの指揮者としてもその名を知られてきたハンガリーの作曲家、ペーテル・ヴォルフがバッハの「平均律クラヴィーア曲集」をモデルとして作曲した"ポストモダン・スタイル"のピアノ曲集。
バッハの「平均律」とは異なりフーガが無く、自由に構成された前奏曲が印象的なヴォルフの作品の作風は、バロック時代よりもロマン派寄り。バッハと20世紀における前奏曲のスタイルを結び付けた興味深い作品です。
BMC
BMCCD-275(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869 ボルバーラ・ドボジ(ハープシコード)

録音:2018年6月、フェニックス・スタジオ(ディオスド、ハンガリー)
チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストであり名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶を受けたハンガリーの名チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジが奏でる味わい深いバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」。
1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールでの入賞歴を誇るボルバーラ・ドボジ。フランソワ=エティエンヌ・ブランシェ1世がパリで1733年に製作したハープシコードのレプリカ・モデル(エックハルト・メルツドルフ1997年製作)で、バッハの「平均律」の深き世界を丁寧に奏でてくれています。近年の東欧古楽界の充実ぶりがうかがえるバッハ・アルバムです!

ANALEKTA
AN-29181(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 Vol.1〜ザ・ファースト・ロマンティック
ピアノ・ソナタ第8番英ヘ短調 D.571(第2楽章 D.570、第3楽章 D.604、第4楽章 D.570により補完)
ピアノ・ソナタ第17番ト長調 Op.78, D.894
マテュー・ゴーデ(P)

録音:2019年6月、ケベック(カナダ)
2019年の5月に全12回に及ぶシューベルトのピアノ・ソナタ全集という偉大なリサイタルを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。今度は録音でもシューベルトの全ピアノ・ソナタと主要作品をレコーディングするという大型プロジェクト
がスタート。記念すべき第1巻は「ザ・ファースト・ロマンティック」のタイトルで、未完のソナタD.571と「幻想」の愛称でも知られるD.894のソナタを収録。この重要プロジェクトによって、マテュー・ゴーデが現代におけるシューベルトのもっとも優れた解釈者の一人であることを証明しています。
ANALEKTA
AN-28792(1CD)
フォーカス〜ギター・デュオのための新作集
ハリー・スタフィラキス:フォーカス
アンドルー・スタニランド:ショーロ「ヴィラ=ロボスのためのジョイフル・ラメント」
ホセ・エバンヘリスタ:レタソス
パトリック・ルー:影と光
アダム・チキリッティ(G)、
スティーヴ・コーワン(G)

録音:2019年9月、トロント(カナダ)
モントリオール出身、現在北米で絶大な賞賛を浴びているカナダ期待の新世代ギタリスト、アダム・チキリッティと、チキリッティのデビュー・アルバム(AN 28781)でも共演していたカナダのギタリスト、スティーヴ・コーワンのギター・デュオ。すべて世界初録音となる新作集で、多様な音楽的アプローチ、多彩なギター・テクニックが満載。

Hyperion
CDA-68298(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番、第7番&第8番 〜 戦争ソナタ集
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2019年2月13日−15日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
オズボーンの、記念すべきHyperionでの30枚目のレコーディングは、円熟期のプロコフィエフによって第二次世界大戦期に書かれた第6番〜第8番のピアノ・ソナタ。書かれた時期とその完成度の高さから「戦争ソナタ集」と呼ばれる傑作を、オズボーンの驚異的な集中力と並外れた感性で見事に表現しています。

Ars Produktion
ARS-38196(1SACD)
リスト:バッハの主題による幻想曲とフーガ S.529
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
バッハ(ブゾーニ編):コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV.639、
 コラール「来たれ、神にして創造主なる御霊よ」BWV.667、
 コラール「アダムの堕落によってみな朽ちぬ」BWV.637、
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
バッハ:「フーガの技法」より コントラプンクトゥス第14番
アウレリア・シムカス(P)

録音:2015年8月31日−9月2日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
997年、ラトビアの首都リガ出身の女流ピアニスト、アウレリ ア・シムカスの「B-A-C-H」をテーマとしたプログラム。 11歳でラトビア独立90周年を記念するコンサートに出演しセン セーショナルなデビューを飾ったシムカス。ラトビアのユルマラ で開催されている国際音楽祭「サマータイム」では、ショパンの作 品のマラソン・コンサートに、ダン・タイ・ソンやスタニスラフ・イ ゴリンスキー、ダヴィド・ガザロフらと共に出演するなど目覚まし い活躍を展開しているバルト三国の有望株です。
Ars Produktion
ARS-38297(1SACD)
マクナルティによる1790年製のワルターと1905年製のブリュートナー
W.F.バッハ:幻想曲イ短調 F.23*
C.P.E.バッハ:アリオーソと9つの変奏曲ハ長調 Wq.118/10*、
 幻想曲変ロ長調 Wq.61/3*
ベートーヴェン:10の変奏曲変ロ長調 WoO.73*
バッハ:組曲ヘ短調 BWV.823+、
 イタリア風アリアと変奏イ短調 BWV.989+
シェーンベルク:組曲 Op.25+
アーラシュ・ロクニ(P/ポール・マクナルティ製作アントン・ワルター1790年製モデルのレプリカ*&ブリュートナー1905年製+)

録音:2019年6月17日−20日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
当代屈指のピリオド・ピアノ製作の名工、ポール・マクナルティによる「1790年製のアントン・ワルター」のレプリカ・モデルと、1905年に製作されたオリジナルのブリュートナーのピアノを聴き比べることのできる贅沢なプログラム!
2人のバッハ(W.F&C.P.E)とベートーヴェンは「ワルターのレプリカ」、大バッハとシェーンベルク:は「ブリュートナー」で弾かれており、それぞれの作品の作風と歴史的楽器の音色のブレンド具合も絶妙です。
オーフス国際ピアノ・コンクール、第21回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)での入賞経歴を持つアーラシュ・ロクニはイランのテヘラン出身のピアニスト。
ドイツへと渡りライプツィヒとケルンでモダン・ピアノを学んだ後、フォルテピアノなど歴史的楽器の奏法をゲラルト・ハンビッツァー、ミヒャエル・ボルクシュテーデに師事するなど、モダンとピリオドのハイブリッドのプレイヤーとして活躍している注目株です。
Ars Produktion
ARS-38287(1SACD)
サウダージ
グラナドス:嘆き, またはマハと夜鳴きうぐいす、オリエンタル
ファリャ
:カンシオン(歌)
アルベニス:アストゥーリアス(伝説)
ヒナステラ:優雅な乙女の踊り
グアスタビーノ:ソナチナ
ヴィラ=ロボス:ショーロ第5番
フェルナンデス:モダ
グァルニエリ:ポンテイオ第49番
ナザレー:オデオン
レクオーナ:La32、コルドバ、ラ・コンパルサ
セルバンテス:さよならキューバよ
ソブラル(メルクジオ編):二人の愛
ノブレ:フレヴォ
ロマン・ロスバウム(P)

録音:2019年4月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
郷愁など様々なニュアンスを持つイベリア半島の単語「サウ ダージ(Saudades)」をテーマとし、スペイン語圏、ポルトガル語圏 の作曲家たちの作品を集めた情熱と哀愁が同居する民族色豊かな ラテン・ピアノ・プログラム! 情感豊かなラテン・プログラムを奏でているのは、スイス生まれで ルクセンブルクとフランスでピアノを学んだロマン・ロスバウム。 アレクサンダー・ミュレンバッハやペーター・エフラーなどにピア ノを師事し、1998年から2008年までルクセンブルク音楽院で教鞭 を執った経歴を持つピアニストです。

Fondamenta
FON-1901035
(CD+Bonus CD)
スカルラッティ:15のソナタ
ソナタ ニ長調 K.443/ソナタ ト長調 K.547/ソナタ 英ヘ短調 K.25/ソナタ ヘ短調 K.466/ソナタ イ短調 K.188/ソナタ ニ短調 K.32/ソナタ ヘ長調 K.518/ソナタ ト短調 K.30/ソナタ ト長調 K.125/ソナタ ハ短調 K.126/ソナタ イ長調 K.24/ソナタ ト短調 K.450/ソナタ ホ長調 K.531/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ハ長調 K.95
フレデリック・ドリア=ニコラ(P)

録音:2018年10月14日ー17日、フランス
フレデリック・ドリア=ニコラは、モスクワのグネーシン音楽大学でダニール・トリフォノフ、コンスタンチン・リフシッツ、アレクセイ・ヴォロディン、アレクサンダー・コブリンといった多くの有力ピアニストを育ててきた名教師、タチアナ・ゼリクマンに師事し、優れたソリスト&室内楽奏者として世界24ヶ国で演奏を行ってきたピアニスト。2008年には自身のレーベル「Fondamenta」を創設し、芸術監督として多くの新録音の製作、また貴重な録音の高音質復刻を手掛けてきました。
フレデリック・ドリア=ニコラのFondamentaでの6度目のレコーディングは、ドメニコ・スカルラッティのソナタ集。全部で500曲以上のソナタを書いたスカルラッティの膨大な宝石のなかから選びぬいた15曲を、スタインウェイDのきらびやかな音色でお贈りします。
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。

DUX
DUX-0834(1CD)
ショパン:練習曲集 Op.10&25 ルーカス・ゲニューシャス(P)

録音:2011年8月6日−8日、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(カトヴィツェ、ポーランド)
アヴデーエワ、ヴンダー、トリフォノフ、ボジャノフ、ホジャイノフなど多くのスターを生み出した第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年)において、インゴルフ・ヴンダーと第2位を分け合いポロネーズ賞を受賞、5年後のチャイコフスキー国際コンクールでも第2位という好成績を収めたルーカス・ゲニューシャスがポーランドのDUXに録音していたショパン。2011年にシマノフスキ音楽アカデミーで録音され、英MusicWeb Internationalで「This Chopin playing is top of the league」と絶賛された、Op.10とOp.25の練習曲集です。
DUX
DUX-1508(1CD)
ドリーミング〜女流作曲家たちの作品集
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノのための4つの歌曲 Op.8
クララ・シューマン:音楽の夜会 Op.6
ビーチ:夢 Op.15-3、
コロンバインの夢 Op.65
パク・ソナ(P)

録音:2017年8月21日−22日、ニューヨーク(アメリカ)
パク・ソナは、母国の韓国とアメリカで研鑽を積み、2016年にイタリアで開催されたアレクサンドル・スクリャービン国際ピアノ・コンクールでは審査員を務めるなど、世界各国で活躍している女流ピアニスト。
歴史上、高名な女流作曲家であるファニー・メンデルスゾーンとクララ・シューマンに、近代イギリスのエイミー・ビーチを加えた美しいプログラムです。
DUX
DUX-1523(1CD)
ヴァイオリンとピアノのためのポロネーズ集
ヴィエニャフスキ:演奏会用ポロネーズニ長調 Op.4、
 華麗なるポロネーズ イ長調 Op.21
リピンスキ:3つのポロネーズ Op.9
ショパン(リピンスキ編):ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26-1
ムイナルスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4-1
ズザンナ・ブジンスカ(Vn)、
シモン・オグリチェク(P)

録音:2018年10月20日−21日&25日−26日、オトレンブシ(ポーランド)
ワルシャワ室内歌劇場シンフォニエッタ、プウォツクSO、ゼノン・ブルゼフスキ・ワルシャワ弦楽オーケストラ、モスクワ室内O「ムジカ・ヴィヴァ」などとの共演を重ね、ポーランドなどヨーロッパ各地でのコンクールでの入賞実績を持つ若手女流ヴァイオリニスト、ズザンナ・ブジンスカが奏でるポロネーズの数々。
リピンスキ編曲のショパン、ヴィエニャフスキなどの「ポロネーズ」での解釈、フレージングはやはりポーランドの音楽家ならでは。存分にヴァイオリンでポーランドの舞曲、ポロネーズを楽しめるアルバムです。

Piano21
P21060-N(6CD)
限定盤
ベートーヴェン〜クロノロジカル・オデッセイ
【CD1】
ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲ハ短調 WoO.63(1782)
「選帝侯ソナタ」第1番変ホ長調 WoO.47-1(1782−1783)
ピアノまたはオルガンのための2つの前奏曲 Op.39(1789)
作曲者自身の編曲によるピアノ版:騎士バレエのための音楽 WoO.1(1791)
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1(1794)
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129「失くした小銭への怒り」(1795)
【CD2】
ベートーヴェンまたはディアベッリによる編曲(1815年):ピアノのためのグランド・ソナタ〔原曲:弦楽三重奏曲変ホ長調 Op.3〕(1796)
ルイ・ヴィンクラー(1820−1886)編曲:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2より 第3楽章 Rondo(Allegro)(1796)
ウラディーミル・ミハイロヴィチ・ブローク(1932−1996)編曲:ソナチナとアダージョ〔原曲:マンドリンとハープシコードのための〕(1796)
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1(1795−1798)
【CD3】
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2(1799)
フランツ・リスト(1811−1886)編曲:七重奏曲変ホ長調 Op.20より 第3楽章 Temo di Menuetto−Trio(1799)
カミーユ・サン=サーンス(1835−1921)編曲:弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6より 第2楽章 Adagio ma non troppo(1799−1800)
グスタフ・レスラー(1819−1883)編曲:弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4より 第1楽章 Allegro ma non tanto(1799−1800)
ルイ・ヴィンクラー編曲:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」(1800−1801)
ルイ・ヴィンクラー編曲:フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25より 第1楽章 Entrata(Allegro)(1801)
【CD4】
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」(1801)
ルイ・ヴィンクラー編曲:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2より 第2楽章 Adagio cantabile(1802)
7つのバガテル Op.33(1801−1802)
作曲者自身またはカスパール・カール・フォン・ベートーヴェン編曲:オーケストラのための12のコントルダンス WoO.14(1802)
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」(1802−1803)
【CD5】
カール・ツェルニー編曲(第2楽章)、編曲者不詳(第1、3楽章):ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」(1803)
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」(1804)
フランツ・クラク(1844−1913)編曲:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61より 第3楽章 Rondo. Allegro(カデンツァ:ベートーヴェンのOp.61a-3による)(1806)
【CD6】
創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80(1806−1807)
幻想曲ト短調 Op.77(1809)
伝ベートーヴェン編曲:軍楽のための行進曲第1番ヘ長調 WoO.18(初稿版)(1809)
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」(1809)
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111(1821−1822)
リヒャルト・ワーグナー(1813−1883)編曲:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」より 第3楽章 Adagio molto e cantabile−Andante moderatpo−Tempo primo(1823−1824)
モデスト・ムソルグスキー(1839−1881)編曲:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135より 第3楽章 Lento assai, cantante e tranquillo−Piu lento(1826)
アントン・ディアベリ(1781−1858)編曲:最後の楽想ハ長調 WoO.62(1826−1827)
カノン「私たちはみな迷うものだ」WoO.198(1826年12月3日)
シプリアン・カツァリス(P/ベヒシュタイン D-282 コンサート・グランド)

録音:2019年夏&2016年(Op.27-2)、サン=マルセル福音教会(パリ、フランス)
※レコーディング・プロデューサー:ニコラオス・サマルタノス
1980年代から90年代の初頭にかけてリスト編曲によるベートーヴェンの交響曲9曲全作品のピアノ独奏版を録音、発売し、世界中のクラシック・ファンに衝撃を与え、その度肝を抜いた超絶技巧の化身シプリアン・カツァリス。
伝説の「ひとりベト全」の完成から約30年、2020年のベートーヴェン生誕250周年のアニヴァーサリー・イヤーを盛大に祝うため、再びカツァリスがカツァリスでなければ成し遂げられなかった唯一無二、完全規格外のプロジェクトを世に送り出します!!
カツァリスはベートーヴェンの生誕250周年の記念リリースのために、「月光」や「熱情」を含む8曲のピアノ・ソナタなど、有名、無名を問わずベートーヴェン自身の「オリジナル作品」を選曲。
そしてさらにオリジナル作品に、作曲者自身や、ヴィンクラー、レスラー、ディアベッリ、リスト、サン=サーンス、ワーグナーなどの編曲による非常に珍しい「トランスクリプション(編曲作品)」の数々を組み合わせて時系列(1782年から1826年12月3日まで)でプログラムを構成し、「作曲家ベートーヴェンの生涯」を「ピアノ1台」で表現するという、前代未聞、驚嘆のプロジェクトを完成させました!
「春」や「クロイツェル」、「ヴァイオリン協奏曲(第3楽章)」、「交響曲第9番(第3楽章)」、「弦楽四重奏曲」をはじめとする数々の室内楽作品の「レア・トランスクリプション」、そしてピアノ・ソナタやバガテル、変奏曲などの「オリジナル作品」で、圧巻の超絶技巧、最大の魅力でもある研ぎ澄まされたクリスタルのような美音を存分に披露してくれるカツァリス。
生誕250周年記念のアニヴァーサリー・イヤーを大いに賑わせてくれる、カツァリス渾身のベートーヴェン・プロジェクト「クロノロジカル・オデッセイ」にご期待下さい!

若林工房
WAKA-4216(2CD)
イリーナ・メジューエワ/ドビュッシー・リサイタル(東京ライヴ2018)
前奏曲集 第1巻
映像 第1 集/映像 第2 集
喜びの島
前奏曲集 第2巻
組み合わされたアルペジオのための(「練習曲集」第2 巻〜第5 曲)
月の光(「ベルガマスク組曲」〜第3 曲)
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ:ニューヨーク・スタインウェイ 、1922 年製)

録音:2018 年12 月1 日、東京文化会館、小ホールにおけるコンサート・ライヴ
2018 年 12 月 1 日に東京文化会館・小ホールで行われたメジューエワによるド ビュッシー没後 100 年記念リサイタルのライヴ録音。「前奏曲集」(2 巻、24 曲)、 「映像」(2 集、6 曲)に「喜びの島」という聴き応え充分のプログラム。いずれも過去 に録音のあるレパートリーですが、近年のメジューエワの深化を示す素晴らしい演 奏内容になっています。アンコールのエチュード「組み合わされたアルペジオのた めの」は初録音。使用楽器は今回初登場となる1922 年製のニューヨーク・スタイン ウェイ。力強さと枯れた味わいの両方を持ち合わせた独特の音色が魅力で、詩情 あふれる夢幻の世界を紡ぎ出します。 (Ki)

H.M.F
HMM-902274(1CD)
COMPLICES=相棒=
ハイドン(ピアティゴルスキー編):ディヴェルティメント ニ長調 より‘アレグロ・ディ・モルト’
クライスラー:愛の悲しみ
ブラームス:ハンガリー舞曲第2番
ヴェチェイ:悲しきワルツ
ポッパー:セレナーデ op.54-2(スペイン舞曲集より)
ポッパー:妖精の踊り op.39
チャイコフスキー:感傷的なワルツ op.51-6
シチェドリン:アルベニス風に(ヴァルター・デスパリ編)
ショパン:ノクターン op.9-2
ポッパー:マズルカ op.11-3(3つの小品より)
B.A.ツィンマーマン:短い練習曲より第4番
クライスラー:愛の喜び
ファリャ:ナナ(7つのスペイン民謡より)
フォーレ:蝶々 op.77
サン=サーンス:白鳥
プーランク:愛の小径
コルトレーン:アラバマ
 バッハに基づく即興
デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェより第1曲
ハイドン:交響曲第13番よりアダージョ
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/ジョフレド・カッパ、1696年)
アレクサンドル・タロー(P(1-10; 12-16))
ラファエル・アンベール(テナー・サックス17)
ラ・ディアーヌ・フランセーズ
ステファニー・マリー・ドゥガン(指)(19)

録音:2018年9月5-10日、アルセナル・ド・メス、サル・ド・レスプラナード(フランス)
ケラスの冴えたチェロの音色と、タローの魔術的なピアノの音色。黄金コンビの演奏がハルモニアムンディから登場します!タイトルは” Complices”、 日本語にすると、“相棒”、あるいは “道連れ”。このタイトルには演奏者二人自身のことはもちろん、聴き手も、その時空を演奏者と共有する仲間である、 という意味が込められています。実演での共演機会も多いふたりが選んだプログラムは、有名曲から知られざる傑作までがそろった、いわばアンコール・ ピース集。演奏会の時、告知された本編プログラムの時はもちろん、それが終わった後のアンコールの時、少しリラックスした空気の中にもまた違った素 晴らしい自由や相互のやりとりが生まれると語るケラス。このアルバムにもそうした、よりのびやかで自由な雰囲気が素晴らしいかたちでとらえられていま す。トラック17では、人気サックス奏者ラファエル・アンベールが参加し、アルバムに華を添えています。ハイドンの交響曲第13番の第2楽章、独奏チェ ロが美しい旋律を歌う楽章でディスクが美しく閉じられます。編曲は二人によるものも含みます。ふたりのアンサンブルはこれまでにも増して特別な化学反 応を見せており、鮮烈にして円熟の極み。叙情的にして超絶技巧の名曲の数々を、ふたりの最高のデュオでお楽しみいただけます!

若林工房
WAKA-4216(2CD)
イリーナ・メジューエワ/ドビュッシー・リサイタル(東京ライヴ2018)
前奏曲集 第1巻
映像 第1 集/映像 第2 集
喜びの島
前奏曲集 第2巻
組み合わされたアルペジオのための(「練習曲集」第2 巻〜第5 曲)
月の光(「ベルガマスク組曲」〜第3 曲)
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ:ニューヨーク・スタインウェイ 、1922 年製)

録音:2018 年12 月1 日、東京文化会館、小ホールにおけるコンサート・ライヴ
2018 年 12 月 1 日に東京文化会館・小ホールで行われたメジューエワによるド ビュッシー没後 100 年記念リサイタルのライヴ録音。「前奏曲集」(2 巻、24 曲)、 「映像」(2 集、6 曲)に「喜びの島」という聴き応え充分のプログラム。いずれも過去 に録音のあるレパートリーですが、近年のメジューエワの深化を示す素晴らしい演 奏内容になっています。アンコールのエチュード「組み合わされたアルペジオのた めの」は初録音。使用楽器は今回初登場となる1922 年製のニューヨーク・スタイン ウェイ。力強さと枯れた味わいの両方を持ち合わせた独特の音色が魅力で、詩情 あふれる夢幻の世界を紡ぎ出します。 (Ki)

Hanssler
HC-19074(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第8番ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284
ジャン・ミュラー(P;Steinway D-573968)

録音:2016年8月/ルクセンブルク国立音楽学校
ルクセンブルク生まれのジャン・ミュラーによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音第2弾が登場しました。
ミュラーはヘンスラー・レーベルからリリースしたゴルトベルク変奏曲(HC 17059)では、高度な技術に裏付けされた圧倒的なテクニックを武器に変 幻自在に各変奏、音色の変化をつけて演奏し好評価を得ました。透き通るように美しいタッチで絶賛されるミュラーが満を持して臨んだモーツァルトのピ アノ・ソナタ集です。なお、ミュラーは2016年7月よりルクセンブルク室内Oの芸術監督もつとめております。 ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281、第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」、第12番 ヘ長調 K.332、16番変ロ長調 K.570(HC 18068)も好評発売中です。 (Ki)

OTTAVA RECORDS
OTTAVA-10002
(1SACD)
税込定価
リスト・パラフレーズ/近藤嘉宏
(1)歌劇「清教徒」の回想S.390/R.129(ベッリーニ/リスト編)
(2)歌劇「ランメルモールのルチア」の回想S.397/R.151(ガエターノ・ドニゼッティ/リスト編)
(3)歌劇「ノルマ」の回想S.394/R.133(ベッリーニ/リスト編)
(4)死の舞踏S.555/R.240(サン=サーンス/リスト、ホロヴィッツ編)
(5)ラ・カンパネラS.141/R.3b
(6)楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「イゾルデの愛の死」S.447/R.280 (ワーグナー/リスト編)
(7)舞台神聖祝典劇「パルジファル」より「聖杯への厳かな行進」S.450/R.283(ワーグナー/リスト編)
近藤嘉宏(P)

録音:2019年7月31日、8月1日、2日/浦安音楽ホール
ACDハイブリッド盤。超絶技巧と深い音楽性、その華麗なピアニズムで聴衆を惹きつけてきた近藤嘉宏が、いよいよフランツ・リストのオペラ・パラフレー ズをレコーディングしました。
大のオペラ好きで知られる近藤は、過去の演奏会でもリストのオペラ・パラフレーズを演奏してきましたが、今回のようにまとめてレコーディングするの は初めてとなります。 プログラムはいずれも大曲揃い。リストのピアノ音楽を愛する方々をはじめ、オペラ・ファンの方々にも十分ご満足いただける選曲となっています。
録音は2019年7月31日から8月2日にかけて、音響の良さで知られる浦安音楽ホールで行われました。エンジニアは数々の名録音を世に出し続け ている巨匠・深田晃が担当、近藤の華麗なテクニックに裏づけられた深い音楽性を余すところなく捉えています。 (Ki)

BIS
BIS-2370(1CD)
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.39『クラヴィーアのためのさまざまな小品』
クラヴィーアのためのさまざまな小品(Clavierstucke verschiedener Art ) Wq.112
【協奏曲 ハ長調 Wq.112/1(H190)/幻想曲 ニ長調 Wq.112/2(H144)/メヌエット I & II ニ長調 Wq.112/3(H165)/ソル
フェッジョ ト長調 Wq.112/4(H145)/アラポラッカ イ短調 Wq.112/5(H166)/ソナタ ニ短調 Wq.112/7(H179)/幻想
曲 変ロ長調 Wq.112/8(H146)/メヌエット I & II ニ長調 Wq.112/9(H167)/ソルフェッジョ ハ長調 Wq.112/10(H147)
/アラポラッカ ト短調 Wq.112/11(H168)/シンフォニア ト長調 Wq.112/13(H191)/幻想曲 へ長調 Wq.112/15
(H148)/メヌエット I & II イ長調 Wq.112/16(H169)/アラポラッカ ニ長調 Wq.112/17(H170)/ソルフェッジョ ト長
調 Wq.112/18(H149)/フーガ ト短調 Wq.112/19(H101.5)】
ミクローシュ・シュパーニ(Cemb)
[楽器 Double manual harpsichord built in 2007 by Michael Walker, Neckargemunt, Germany, after Johannes Daniel Dulcken, Antwerp 1745]

録音:2018年7月、8月/キリスト・ザ・キング教会(ロージャドンブ、ブダペスト、ハンガリー)
ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第39集。ベルリンのゲオルク・ルートヴィヒ・ウィンターが1765年に出版した『ク ラヴィーアのためのさまざまな小品』の声と鍵盤楽器のための3つの〈頌歌〉(Wq.112/6,12,14)をのぞく全曲の演奏です。この曲集には、演奏技術 と音楽的洗練のレベルの異なる顧客の求めに応えるため、C.P.E.バッハの作品の中でもっとも多様な曲が収められ、そのことが「さまざまな」のタイトル に示されています。それぞれ3楽章の〈協奏曲〉〈ソナタ〉〈シンフォニア〉、自由に演奏する〈幻想曲〉、知識の求められる〈フーガ〉の他、いろいろな 難易度と興趣の小品が13曲。シュパーニは、1765年の「第1刷」を使い、ヨハンネス・ダニエル・ドゥルケンが1745年に製作した二段鍵盤のチェ ンバロの「レプリカ」で演奏しています。

CLAVES
50-1908(1CD)
「ナンネル・モーツァルト」
(1)4手のピアノ・ソナタ ニ長調 K.381/123a(1773-4)
(2)前奏曲 ハ長調 K.284a(1777)
(3)ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303/293c(1778)
(4)ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309/284b(1777)
(5)ロンド ニ長調 K.382(1782)
ヘルガ・ヴァラーディ((1)(2)ハープシコード、(3) - (5)フォルテピアノ)、
(3)(5)プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)、
(5)イルディコー・サゴー(Vn)
(1)イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(ハープシコード)

録音:(1)(2)2018年7月2-5日/ゲマインドハウス教会、ビニンゲン(スイス)、
(3)-(5)2019年5月8-10日/カレル・ヴァルター・スタジオ、ヴァルデンブルク(スイス)
鍵盤奏者ヘルガ・ヴァラーディによる演奏でモーツァルトの実姉マリア・アンナにまつわる作品を収録したアルバム「ナンネル・モーツァルト」の登場です。 「ナンネル」とはマリア・アンナの愛称です。ハープシコードやフォルテピアノの才能に傑出したナンネル。弟であるヴォルフガングの陰に隠れるかたちとなっ てしまいましたが、ヴォルフガングは姉の才能を尊敬していたとされます。若き名手ヴァラーディが見事な演奏を披露しております。 共演のヴァイオリニスト、プラメナ・ニキタソヴァは古楽を中心とした活躍が目覚ましく、Clavesレーベルからリリースされている「モーツァルトとその 同時代人群像」(50 1819)でも卓越した技術を披露しております。 (Ki)

Orchid Classics
ORC-100108(1CD)
NX-B03
Four Elements Vol.2:Fire
チャイコフスキー:「四季」-12の性格的描写Op.37bから1月「炉端にて」
レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143
第3番/第5番/第7番/第10番(ユーモレスク)/第12番
リスト:交響詩 第5番「プロメテウス」(L.シュタルク編)
ドビュッシー:燃える炭火に照らされた夕べ
ドビュッシー:前奏曲 第2巻 第12番「花火」
スクリャービン:炎に向かって Op.72
ファリャ:恋は魔術師(ファリャによるピアノ版)(抜粋)〜きつね火の歌/火祭りの踊り
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(作曲者自身によるピアノ編曲版)(抜粋)
小菅 優(P)

録音:2019年4月9-12日
ピアニスト、小菅優が2007年から取り組むコンサート・シリーズ「Four Elements」(四元素/水・火・風・大地)。すでにCD化された第1作 「Water」(ORC10092/NYCX-10037)では、変幻自在に姿を変え、人々の感情に入り込む「水」の様々な姿を描き出し大好評を博した 彼女、第2作では「火」をテーマに、またもや多彩な作品に命を吹き込んでいます。「火」と言えば、真っ先に連想されるのが神話に登場するプ ロメテウスであり、神を無視して火を盗み人類に分け与えた存在とされています。小菅はリストの交響詩「プロメテウス」(L.シュタルクによるピア ノ編)を取り上げ、プロメテウスに対する神の怒りまでをも存分に表現しています。また、このアルバムには第一次世界大戦中に書かれた曲が 中心に収録されているのも聴きどころの一つ。この時代の人々が抱いた不安と感情を根底に置きながら、炎の持つ神性と悪魔性を描き分け、 大胆な感情表現で音による「火(戦)」を描き出します。 最後に置かれたストラヴィンスキーの「火の鳥」抜粋では、まさに大地と大空全てを舐めつくすかのような音による巨大な炎を感じることでしょう。
Orchid Classics
ORC-100109(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 第9集
ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op.31-3
ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
ジョナサン・ビス(P)

録音:2019年6月9-12日
1980年アメリカ生まれのジョナサン・ビス。祖母はサミュエル・バーバーからチェロ協奏曲を献呈された名チェリス ト、ラヤー・ガールブゾヴァ、父はヴィオラ奏者ポール・ビス、そして母は、彼が生まれる直前にマゼールの指揮で モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を演奏したという名手ミリアム・フリードという、錚々たる音楽一家の出身です。 6歳から本格的にピアノを学び、優秀な教師に恵まれ着々と成長を重ねピアニストとしての足掛かりをつかんだビ ス、彼が9年間に渡って録音を続けてきた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」が遂に完結しました。この第9集 では初期、中期、そして晩年の3つの時代の締めくくりとなる作品でまとめ、ベートーヴェンの創作活動の総括を 表現することに成功しています。第32番のソナタでの最後の静かな音がとりわけ強く印象に残ります。

Gramola
GRAM-98008(3CD)
NX-D03
ピ=シェン・チェン〜シューベルトを弾く
ピアノ・ソナタ 第7番変ホ長調 D568
ピアノ・ソナタ 第16番イ短調 D845
ピアノ・ソナタ 第17番ニ長調 D850
ピアノ・ソナタ 第18番ト長調 D894
ピアノ・ソナタ 第19番ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ 第20番イ長調 D959
ピ=シェン・チェン(P…スタインウェイ D1984)

録音:2016年6月/2017年10月
台湾で生まれ、ドイツを拠点に活動するピアニスト、ピ=シェン・チェン。彼女の音楽生活はおよそ半世紀に渡りますが、 レパートリーの主となるのはシュトックハウゼン、ブーレーズ、ケージなどの現代作品で、これらにおける彼女の解釈は後進 ピアニストたちの模範となっています。もちろん古典派、ロマン派の作品も得意としており、この3枚組のアルバムでは、彼 女が心から愛するシューベルトのソナタを披露。20歳の作品である「第7番」以外は晩年の作品で、ベートーヴェンやハ イドンの伝統を受け継ぐシューベルトのピアニズムを解き明かしながら、その内面世界を丁寧に描き出していきます。
Gramola
GGRAM-99198(1CD)
シューマン、シューベルト:ピアノ作品集
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
アンドレアス・エッゲルツベルガー(P)

録音:2019年6月18-20日
1980年リンツ生まれのエッゲルツベルガーは、幼い頃から神童の名を欲しいままにし、12歳で初のコンサートを開催、 15歳でリンツのブルックナー音楽院を卒業しました。しかし2012年、左手に不調を感じ、診察を受けた結果、中枢神 経の病である「ジストニア」と診断されました。5年に渡る療養の間、ピアノを再学習することで、自身の不随意な動きを 制御できるようになったエッゲルツベルガー。このGramolaへのデビュー・アルバムは、彼と同じ病に罹っていたという学説 のあるシューマンの作品と、彼がこよなく愛するシューベルトとをカップリング。「ジストニア」と名付けられたアルバムには音 楽を愛する喜びが詰まっています。
Gramola
GGRAM-98951(1SACD)
NX-B08
ヴァイオリン小品集
サン=サーンス:ハバネラ(アヴァネーズ) ホ長調 Op. 83(ヴァイオリンとピアノ編)
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調(遺作)(N. ミルシテインによるヴァイオリンとピアノ編)
イザイ:子供の夢 Op.14
フォーレ:月の光 Op. 46, No. 2(T.A. インベルガーによる声楽、ヴァイオリンとピアノ編 )
デームス(1928-2019):ヴェルレーヌの声 Op. 51
フランク(1822-1809):アンダンティーノ・キエトーソ 変ホ長調 Op. 6
デュパルク:悲しき歌(J. デームスによる声楽、ヴァイオリンとピアノ編)
デームス:ルクセンブルクの路地
ドビュッシー:前奏曲集 第1集 - 第8曲 亜麻色の髪の乙女(A. ハルトマンによるヴァイオリンとピアノ編)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(J. ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(J. ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編)
フォーレ:3つの歌 Op. 7 - 第1曲 夢のあとに(P. カザルスによるヴァイオリンとピアノ編)
シャミナード(1857-1944):スペイン風セレナーデ Op. 150(F. クライスラーによるヴァイオリンとピアノ編)
フォーレ:子守歌 Op. 16 (ヴァイオリンとピアノ編)
マスネ:歌劇「タイス」 - 第2幕 瞑想曲(M.P. マルシックによるヴァイオリンとピアノ編)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 - 第3曲 月の光
ラロ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 Op. 20- 第2楽章 アンダンティーノ(ヴァイオリンとピアノ編)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ショーソン(1855-1899):03:06 4つの歌 Op. 8 - 第4曲 私たちの思い出(T.A. イルンベルガーによるヴァイオリンとピアノ編)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
クリスティーネ・オルネツミュラー(S)
イェルク・デームス(P)

録音:2012年1月12.13日
1900年頃のヨーロッパにおける文化の中心は「fin-de-siecle=世紀末」のウィーンと、「Belle Epoque=良き時代」 のパリでした。パリのセーヌ川沿岸のサロンでは、毎夜、中産階級(ブルジョワジー)の人々が絵画と文学についての討 論を行いながら、美しい音楽に耳を傾けたのです。作曲家たちは耳当たりの良い小品を作り、時に応じて演奏家たち が状況に合わせて編曲を行うことで、その場の雰囲気にふさわしい作品へと練り上げていったのでした。このアルバムで は、それらの曲を演奏することで、当時のサロンを再現しています。思い入れたっぷりの旋律を奏でるヴァイオリンの調べ

Drama Musica
DRAMA-004(1CD)
19世紀の女性作曲家によるギター音楽
エミリア・ジュリアーニ=グリエルミ(1813-1850):6つの前奏曲 Op.46-第1番
ジュリアーニ=グリエルミ:ベッリニアーナ第3番 Op.6
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第2番
アテナイス・パウリアン(1821-1895):モーツァルトの主題による変奏曲
カタリーナ・プラッテン(1824-1895):葬送狂詩曲
ジュリアーニ=グリエルミ:「悲しみと涙のうちに生まれて」による変奏曲 Op.5
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第3番
パウリアン:「ラ・ビオンディーナ」による変奏曲
 マルブルック幻想曲
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第4番
プラッテン:エルフィン・レヴェルズ
パウリアン:「Margin d'un Rio」による変奏曲
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第6番
プラッテン:ヴェニスの謝肉祭
ジェイムズ・エイカーズ(G)

録音:2018年4月5-7日
「DRAMA MUSICA」レーベルの新しいコレクション「DONNE(ドンネ)」は、魅惑の女性作曲家の世界をご案 内いたします。第1弾は19世紀の知られざる3人の女性作曲家、エミリア・ジュリアーニ、アテナイス・パウリアン、そし てカタリーナ・プラッテンの作品集です。歴史の中でもともと少数派のギター音楽において、彼女たちは女性であると いうだけで男性優位の世界で苦労を味わったたけではなく、歴史の中で顧みられず、ごくまれに「例外的な存在」と して参照されるのみでした。その作品もほとんど演奏されることはありませんでしたが、今回、スコットランドの王立音 楽院にて、ピリオド楽器の演奏技術を教える名手ジェイムズ・エイカーズが彼女たちの作品を取り上げ、素晴らしい 演奏で紹介しています。

GALLO
GALLO-1553(2CD)
リシャール・アンテルム・ジャンダンへのオマージュ
(1)バッハ: 高みにいる神だけが栄光であるように BWV711
 高みにいる神だけが栄光であるように BWV662
 高みにいる神だけが栄光であるように BWV663
 幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
(2)フランク:第1 コラール ホ長調
(3)メシアン:主の降誕
(4)ヴュアタ:聖霊降臨の主日のための3 つの小品Op.36-3
(5)シェ:6 つの合唱の形 Op.1
(6)バルブラン:4つの小品 Op.26
(7)バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
 トリオ・ソナタ第6 番ト長調 BWV530
(8)グリュネンワルド:オルガンのためのソナタ
(9)バッハ:小さな和声の迷宮 BWV591
(10)作者不詳:ユダヤ人の踊り
(11)パッヘルベル:フーガ ハ長調
(12)モンティレ:聖セシリア・ミサ
リシャール・アンテルム・ジャンダン(Org)
(12)リシャール・アンテルム・ジャンダン(指)
聖ジョセフ教会混声cho

録音:
(1)-(3)1972 年7 月27 日 ジュネーヴ
(4)1973 年4 月3 日 ジュネーヴ
(5)(6)1983 年9 月25 日 カルージュ
(7)1966 年8 月25 日 ジュネーヴ
(8)1966 年5 月7 日 ジュネーヴ
(9)1970 年10 月24 日 ジュネーヴ
(10)(11)1968 年6 月18 日 メイラン
(12)1979 年 ジュネーヴ
スイスのオルガニスト、リシャール・アンテルム・ジャンダンの録音集。ジュネーヴを拠点に活動し、またジュネーヴ音楽院の教授でもあって。

BRINRINRI
KYBR-1903(1CD)
税込定価
ソル:幻想曲集
幻想曲 Op.7 /幻想曲 Op.10
悲歌風幻想曲 Op.59/幻想曲 Op.30
幻想曲「別れ」Op.21/幻想曲 Op.4
山下和仁(G)

録音:1987年6月17日 (2019 年リマスター)
鮮烈な衝撃も新たに、1987 年録音の伝説的名盤が30 余年の時を経て蘇る! 1987 年6 月、現在も語り継がれる伝説的レコーディングによって音盤に刻まれた「ソ ル・幻想曲集」が、デジタル・リマスターを施されて待望の復活を遂げた。ソルが華 麗なテクニックの極みと作曲技法の粋を凝らした屈指の演奏会用作品「幻想曲」の 数々が、若き山下和仁の手により一際強い輝きを放ち、息吹が聴こえるほどに躍動 する様は、30 余年を経てなお、鮮烈な衝撃をもって迎えられるであろう。この歴史的 名盤にぜひ耳を傾けて頂きたい。(月刊「現代ギター」編集長 渡邊弘文) ※本CD は、1989 年に発売されたCD「ソル:ギター曲全集」より幻想曲一枚の2019 年リマスター盤です。

ALBANY
TROY-1767(1CD)
ジョゼフ・フェニモア(b.1940):4手作品集
(1)8 つのワルツ 第2 巻(1958-1975)
(2)8 つのワルツ 第1 巻(1958-1974)
(3)第1 ソナタ(1964)/(4)第2 ソナタ(1965)
(5)第1 ソナチネ(1965)/(6)第3 ソナチネ(1973)
(7)パサカーユ(1994)
(8)その令嬢は浮浪者ではない(2000)
ジョゼフ・フェニモア(P)
(1)(2)ゴードン・ヒッバード(P)
米国の作曲家、ピアニスト、ジョゼフ・フェニモア(1940―)の4 手ピアノ作品集。いずれも近代 的な美しさ溢れる極です。60 年来の友人というゴードン・ヒッバードと組んでの演奏。
ALBANY
TROY-1771(1CD)
ロバート・ムチンスキ(1929-2010):ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1 番Op.9
ピアノ・ソナタ第2 番Op.22
ピアノ・ソナタ第3 番Op.35
ザカリ・ロペス(P)

録音:2018年5月15-17日 米国ケンタッキー州ルイスヴィル
シカゴ生まれの作曲家、ロバート・ムチンスキ(1929-2010)のピアノ・ソナタ全集。晦渋な第1 ソ ナタから第 3 ソナタへと徐々に静かで落ち着いた作風に変貌しています。ザカリ・ロペスは米国の 中堅ピアニスト。
ALBANY
TROY-1774
(1CD+BluRay Disc)
アルベニス:パヴァナ・カプリコ Op.12
入江のざわめき Op.71-6
伝説
イベリア〜エヴォカシオン,ラヴァピエス,エル・アルバイシン,トゥリアーナ
ポーラ・バイテルマン(P)
ウォルター・クラーク(音楽学者)

録音:2016年1月 米国 ニューヨーク州サラトガ・スプリングズ
アルベニスのピアノ作品集。ポーラ・バイテルマンはチリのピアニスト。アルベニスのスペシャリ ストで、1993 年にはアルベニスのピアノ作品の年代表と主題目録という本も著しています。 Blu-Ray Disc が付いており、こちらにはバイテルマンらによるレクチャーが収録されています。仕様 が明記されていないが、日本のBRD プレイヤーで再生可能。字幕は付いていない。 ※Blu-Ray Disc 用のケースにCD とBlu-Ray Disc の2 枚が収納されています。
ALBANY
TROY-1781
(1CD)
「敬意と記憶」
ポール・タロク:パッサカリア
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9 番ニ長調 K.331
ドビュッシー:二つのアラベスク
ジェイムズ・アドラー:ノーマンへの悲歌
ヘンコ・エスパグ:思い出
ムソルグスキー:展覧会の絵
ジェイムズ・アドラー(P)

録音:2018 年4 月11 日,12月19-20日,2019年2月1日 ニューヨーク
米国のピアニスト、作曲家のジェイムズ・アドラー(1950-)のCD。 ポール・タロク(1929-2012)はニューヨークで生まれ亡くなった作曲家。音楽批評家としても高 名。ヘンコ・エスパグは南アフリカ出身、2007 年に米国に移住した若い作曲家。
ALBANY
TROY-1783(1CD)
「橋」〜ショパンからピアソラへ
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調/夜想曲 嬰ヘ短調Op.48-2/ワルツ 変ト長調 Op.70-1
ジョルジュ・マティアス(1826-1910):言葉の無いロマンス Op.18-4 /カプリス〜ワルツ
Op.38-1
アルベルト・ウィリアムズ(1862-1952):ワルツ Op.29-3/ノヴェレット Op.8/跡 Op.46-1
ヒナステラ:エスタンシア/12 のアメリカの前奏曲/ミロンガ
ピアソラ:ロコへのバラード/忘却/別れ/私は黒人
ローサ・アントネッリ(P)

録音:2019年4月ニューヨーク
ショパンからピアソラまでの様々な作品を収録。ドイツとポーランドの血を受け継いだフランス 人、ジョルジュ・マティアス(1826-1910)、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれでパリで学んだ アルベルト・ウィリアムズ(1862-1952)の作品が珍しい。 ローサ・アントネッリはアルゼンチンのピアニスト。南米のピアノ音楽に積極的に取り組んでおり、 ことにピアソラの作品のピアノ演奏で知られます。

MSR
MS-1470(1CD)
ベートーヴェン・オデッセイ第6集〜ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集Vol.6
ピアノ・ソナタ第4 番変ホ長調Op.7
ピアノ・ソナタ第12 番変イ長調Op.26
ピアノ・ソナタ第11 番変ロ長調Op.22
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2018年12月16-18日
MSR で進行中のジェームズ・ブローン、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集録音シリーズ第 6 弾。ブローンは1971 年イギリス出身。ニュージーランドで教育を受け、以後オーストラリアを中心 に音楽活動を開始。メルボルン響とも度々共演した。このディスクでは質実剛健なベートーヴェ ンを聴かせる。
MSR
MS-1595(1CD)
「ダンス」〜世紀を越えて
バッハ:アルマンド
G.ムファット:ブーレ
モーツァルト:メヌエット ハ長調
シューベルト:ディアベリの主題による変奏
シューベルト:12 のグラーツ・ワルツ〜第1、2、3、4、7番
ショパン:マズルカイ短調
リスト:小さなお気に入りのワルツ
ドビュッシー:レントより遅く
ナザレー:ノベ・デ・ジュリョ
サティ:ジュ・トゥ・ヴー
グラナドス
:スペイン舞曲第5 番
レスピーギ:甘美なワルツ
ポンセ:それでも
ギーゼキング:チャールストンのテンポで
ショスタコーヴィチ:前奏曲第24 番
ヴィム・スタティウス・ミュラー(b.1930):アヴィラ・ビーチ・ワルツ
ウィリアム・ボルコム(b.1938):グレースフル・ゴースト・ラグ
オルドリッジ(b.1954):ワルツ第9、11、14、12 番
チョンウン・キム(b.1978):ディアベリの主題による変奏
ミン・クォン(P)

録音:2015年1月20-22
ミン・クァンは韓国系アメリカ人ピアニスト。すでにカーネギー・ホール、アヴェリー・フィッシャ ー・ホールでリサイタルを開き、大成功を収めています。このディスクにはもじ通り、世紀を越えた舞 曲が収められています。彼女のピアノは粒のそろった澄み切った音色が魅力で今後の活躍が大い に期待されます。
MSR
MS-1655(1CD)
「レゾナンス」
バッハ:パルティータ第4 番ニ長調BWV828
キャロライン・ショー(b.1982):グスターヴ・ル・グレイ(2012)
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
エイミー・ヤン(P)

録音:2017年12 月17-19日
エイミー・ヤンは韓国系アメリカ人のピアニストでソリスト、室内楽奏者としてマーラー・チェンバ ー・オーケストラ、ヒューストン響などと共演しています。ここではバッハ、シューマンの他、新ロマン 主義風の現代曲を取り上げており、彼女の幅広い芸風を堪能できます。

CD ACCORD
ACD-246(1CD)
NX-B05
ポーランド女性作曲家たちのサロンにて
マリア・シマノフスカ(1789-1831):18の舞曲 - 第4番ポロネーズ ヘ短調
 20の練習曲と前奏曲(抜粋)
【第1番:ヘ長調/第10番:変ホ短調/第16番:変ホ長調/第18番:ホ長調】
ヘレーナ・ウォプスカ(1887-1920):無言歌 Op.2
ナタリア・ヤノータ(1856-1932):マズルカ イ長調 Op.6-2
ワンダ・ランドフスカ(1879-1959):4つの小品 Op.2-4 En valsant ワル
 4つの小品 Op.2-2 Nuit d'automne 秋の夜
ヤドヴィガ・サルネツカ(1877-1913):4つの印象 Op.12-3
Con sentimento e dolore
 4つの印象 Op.12-4 Gentile
 練習曲 ヘ短調「Quasi un dolore」
ミシンスカ=ヴォイチェホフスカ(1858-1930):切ない夜のおとぎ話
ゾフィア・オッセンドフスカ(1887-1943):Moudjahid, danse deguerriers musulmans ムジャヒド、ムスリム戦士の踊り
ヘレーナ・クジジャノフスカ(1867-1937):ワルツ=バレエ
テクラ・バダジェフスカ(1834-1861):乙女の祈り
マグダレーナ・リサク(P)

録音:2018年10月
ヨーロッパの上流社会における「サロン」は、人々の出会いを促すだけではなく、新しい文化が生まれる場所でもありました。 とりわけ19世紀には、女性たちが運営するサロンが特別な役割を果たしていたことも知られています。例えばロシアではアレ クサンドル1世の皇后エリザヴェータ・アレクセーエヴナとアレクサンドル2世の皇后マリア・アレクサンドロヴナ。この2人の宮廷ピ アニストを務めたマリア・シマノフスカのサンクトペテルスブルグの華やかなサロンや、同じく技巧的なピアニストとして名を馳せた ナタリア・ヤノータのサロンでは、次々と新しい音楽や話題が生まれました。しかし、残念なことに現代では彼女たちの名前は ほとんど目にすることはありません。かろうじて1856年に発表されたバダジェフスカの「乙女の祈り」のみが、今でも世界中の ピアノ愛好者たちを虜にしています。このアルバムでは、このようなポーランドのサロンで活躍した女性たちの作品を楽しむこと ができます。

SOMM
SOMMCD-0603(1CD)
NX-B04
様々な変奏曲集
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20
シューマン:クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5 (1850年版)
ニコ・ミューリー:スモール・ヴァリエーションズ(2019)…世界初録音
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54
ヴィジェイ・アイヤー:ハルーシネーション・パーティ(2019)…世界初録音
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
ミシュカ・ラシュディ・モメン(P)

録音:2019年3月2日、3日 イギリス
1992年ロンドン生まれの新世代ピアニスト、モメンのSOMM RESORDINGSへのソロ・デビュー・アルバム。モメンはロンド ンのギルドホール音楽院の卒業生で、リチャード・グードやアンドラーシュ・シフに師事。アルバム・タイトル「VARIATIONS」 は“変わるもの、変わらないものへの問いかけである”と考えるモメンが選んだ曲は、シューマン夫妻の作品を中心に、二人 を巡るメンデルスゾーン、ブラームスなどロマン派の作品から、モメン自身が2人の現代作曲家に委嘱し、2019年に完成し た作品までと多彩なもの。その中の1曲を書いたニコ・ミューリーは2018年にメトロポリタン歌劇場でオペラ「マーニー」が初 演され、日本でもライブ・ビューイングで話題になった作曲家。もう一人の作曲家アイヤーは、ニューヨークで活躍するジャ ズ・ピアニスト。現代作品とロマン派作品の融合が興味深い1枚です。
SOMM
SOMMCD-0604(1CD)
NX-B04
フェルナンド・ソル(1778-1839):19世紀のギター音楽集
序奏と「マルボローは戦場に行った」の主題による変奏曲 Op.28
スペインのフォリアとミヌエット Op.15a
モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
ギター独奏のための幻想曲 Op.58
6つのバガテル Op.43[第3番/第5番]
悲しみの幻想曲 ホ長調[序奏/葬送行進曲]
カプリッチョ ホ長調「静けさ」
24の練習曲「進歩的なレッスン」Op.31-第23番 ホ長調「宗教的な祈りの楽章」
ジャンルイジ・ジリオ(G)

録音:2019年1月3-5日 ナポリ
イタリア出身のギタリスト、ジャンルイジ・ジリオのSOMM Recordingsでのデビュー盤は、19世紀に活躍したフェル ナンド・ソルのギター作品集。カタルーニャ出身のソルは、高い演奏技術による優れたギター曲を多数書くことで、当 時は居酒屋で演奏されるような地位の低い楽器であったギターを、コンサート会場で演奏される楽器への格上げ に貢献し「ギターのベートーヴェン」と呼ばれていました。初期の傑作「モーツァルトの“魔笛”の主題による変奏曲」 でギター音楽の新しい表現の境地を開拓し、晩年の「悲しみの幻想曲」では、当時現れ始めたロマン派への傾倒 など、ソルの様々な側面が楽しめます。ジリオは、ナポリの音楽院を最高の成績で卒業した後、チマローザ音楽院 で20世紀音楽を学び、さらに建築も学んだ異色の知性派ギタリスト。バロックからロマン派、現代音楽までをレ パートリーとしています。使用楽器は、パリの高名なギター製作者、Rene Lacoteの1834年製。ソル自身も同じ 製作者のギターを弾いていたといい、哀愁に満ちた雰囲気のある19世紀のギターの音色をお楽しみ頂けます。

STEINWAY&SONS
STNS-30111(1CD)
NX-B07
Bach 4 Kids〜子供のためのバッハ
フランス組曲 第6番ホ長調 BWV817-第5曲 ポロネーズ
.フランス組曲 第6番ホ長調 BWV817-第1曲 アルマンド
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869-前奏曲 第19番イ長調
3声のインヴェンション BWV787-801-シンフォニア 第13番イ短調
パルティータ 第3番イ短調 BWV827-第6曲 スケルツォ
パルティータ 第4番ニ長調 BWV 828-第4曲 アリア
前奏曲 ニ短調 BWV926
フランス組曲 第5番ト長調 BWV916-第2曲 クーラント
フランス組曲 第5番ト長調 BWV916-第5曲 ブーレ
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 前奏曲 第1番ハ長調
パルティータ 第2番ハ短調 BWV926-第5曲 ロンドー
2声のインヴェンション BWV772-786-インヴェンション 第8番ヘ長調
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971-第1楽章
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825-第5曲 メヌエット I
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 前奏曲 第21番変ロ長調
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825-第6曲 ジーグ
3声のインヴェンション BWV787-801-シンフォニア 第4番ニ短調
フランス組曲 第5番ト長調 BWV816-第7曲 ジーグ
ゴルトベルク変奏曲 BWV988-アリア
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2018年12月20-21日
ベートーヴェンやバッハの演奏で定評のあるアメリカの名ピアニスト、アンドリュー・ランジェルがバッハの膨大な作品の 中から子供たちが興味を持ってくれそうな、かつ“ランジェル自身の中の子供心”(ジャケットの風変りな絵は、ピアノを始 める前の9歳のランジェルが描いたもの)を目覚めさせる曲を選んだ1枚。どれも短めな曲ばかりで、結果的に子供だけで なく、お父様、お母様、学生や教師、そしてもちろん音楽評論家も含めた全ての人に楽しんで頂けるアルバムになりまし た。
STEINWAY&SONS
STNS-30125(1CD)
NX-B07
ショパン:後期作品集
スケルツォ 第4番ホ長調 Op.54
マズルカ 第33番ロ長調 Op.56-1
マズルカ 第34番ハ長調 Op.56-2
マズルカ 第35番ハ短調 Op.56-3
ポロネーズ 第7番変イ長調「幻想」Op.61
子守歌 変ニ長調 Op.57
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
サンドロ・ルッソ(P)

録音:2019年2月11日,3月30日
ピアノの詩人、ショパンの後期作品集。39歳でこの世を去ったショパンにとって、後期といってもまだ30代を指しますが、 驚くほどに成熟した数々の作品を遺しています。画期的で革新的な作風は、後に続く世代のドビュッシー、ラヴェルやス クリャービンたちの指針となったのは間違いありません。演奏は、イタリアのエレガントなピアニズムで知られるサンドロ・ルッ ソ。幼い頃からピアノの才能を開花させ、ベッリーニ音楽院と、ロンドンの王立音楽大学で学びました。2000年にアメリ カに渡り、ベルゲンPO協奏曲コンクールで優勝してから、アムステルダム・コンセルトヘボウやコン ツェルトハウス・ベルリンなど世界の主要な舞台で演奏、注目を集めています。
STEINWAY&SONS
STNS-30114(1CD)
NX-B07
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75(1957)
10の小品 Op.12(1906-13)
スタニスラフ・フリステンコ(P)

録音:2015-2017年
ウクライナのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、フリテンコによるプロコフィエフの2つのピアノ曲集。「ロメオとジュリエット」は 華麗なオーケストラ作品である原曲をプロコフィエフ自身がピアノ独奏用に編曲したヴァージョンで、バレエの初演 1年前の1937年に初演されています。オーケストラ版の楽しさが余すことなくピアノに移し変えられており、独立 したピアノ曲としても親しまれています。もう1曲の「10の小品」Op.12はペテルブルク音楽院在学中の1906〜 1913年に作曲した小品集。1913年にプロコフィエフ自身が編纂したユニークな作品です。様々な形式の曲が 並べられており、実験的な要素も感じられます。冴えわたるフリステンコの超絶技巧が聴きどころです。
STEINWAY&SONS
STNS-30053(1CD)
NX-B07
スタインウェイ・ホールのクリスマス
レスラー:Baby, It's Cold Outside
トーメ:The Christmas Song
バーナード:Winter Wonderland
アダン:O Holy Night
メンデルスゾーン:Hark! The Herald Angels Sing
伝承曲:The First Noel
伝承曲:I Saw Three Ships
伝承曲:While Shepherds Watched

カークパトリック:Away in a Manger
ディヴィス:O Little Town of Bethlehem
ケント:I'll Be Home for Christmas
ヒュー・マーティン:Have Yourself a Merry Little Christmas
グルーバー:Silent Night
サイモン・ミリガン(P)
ニューヨークのスタインウェイ・ホールで録音されたクリスマス・アルバム。「きよしこの夜」や「ウィンター・ワンダーランド」をはじ めとした全ての曲はピアニスト、サイモン・マリガンによるジャズ風のアレンジが施されています。賑やかな夜ではなく、シック な夜を過ごしたい「大人のための」1枚です。

299 MUSIC
NIKU-9023(1CD)
税込定価
メシアン:ピアノ作品全集3 〜8 つの前奏曲、ニワムシクイ、シャロットの貴婦人
メシアン: 8つの前奏曲(1928/29)
ニワムシクイ(1970)
シャロットの貴婦人(1917)「初稿版(未補筆版)」※世界初録音
宮崎明香(P)

録音:2019 年6 月25-27 日三重県総合文化センター 大ホール
深い愛着、いつくしみを感じると自身が語るメシアン初の出版作品「8 つの前奏 曲」、「鳥のカタログ」に匹敵する大作「ニワムシクイ」。前後期作品を通して一貫した 独自の書法が生み出す響きは、荘厳な音楽空間を創り出し音の迷宮へと誘う。メシ アンが8 歳で作曲した未出版作「シャロットの貴婦人」の初稿版は世界初録音。 パリに学び、メシアンの音楽に心を奪われた実力派ピアニスト 宮崎明香の新たな 魅力が香り立つ。 ※第1 集「鳥のカタログ第1, 2, 3, 5 巻」(NIKU-9003)はレコード芸術準特選。第2 集「鳥のカタログ第4, 6, 7 巻」はレコード芸術特選!

ATMA
ACD2-2782(1CD)
アート&ラプソディ
バッハ:オルガン協奏曲ニ短調 BWV596
パーシー・ウィットロック:コラール幻想曲 変ニ長調
ラフマニノフ(アルシー・クリス編):交響的舞曲 Op.45より 第1楽章 Non-Allegro
アート・テイタム(アルシー・クリス編):ラプソディ・アフター・アート
アルシー・クリス:インプロヴィゼーション1
ヴィンセント・ユーマンス/アート・テイタム/アルシー・クリス:ふたりでお茶を
アルシー・クリス:インプロヴィゼーション2
ジャン・ギユー:トッカータ Op.9
ジャンヌ・ドゥメッシュー:練習曲第4番
ワーグナー(アルシー・クリス編):ワルキューレの騎行
アルシー・クリス(Org)
2017年のカナダ国際オルガンコンクールで最優秀賞及びバッハ賞を受賞したアルシー・クリスの演奏を収録したアルバムです。バッハから近現代、自 作までジャンル豊かな選曲。確かな技術を持ちながら優雅さを感じさせる、雰囲気のある演奏です。 (Ki)


ORFEO
C-984191(1CD)
NX-B09
#CelloUnlimited
コダーイ:無伴奏チェロのためのソナタ Op.8*
プロコフィエフ:無伴奏チェロのためのソナタ 嬰ハ短調 Op.134
ヒンデミット:無伴奏チェロのためのソナタ Op.25-3
ヘンツェ(1926-2012):セレナード(1949)
ダニエル・ミュラー=ショット(1976-):カデンツァ
ジョージ・クラム(1929-):無伴奏チェロのためのソナタ(1955)
カザルス(1876-1973):鳥の歌(無伴奏チェロのための)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)

録音:2017年9月25.26日*、2019年1月9.10日
18世紀初頭に作曲されたバッハの「無伴奏チェロ組曲」以降、独奏チェロのための目立った作品は、長い 間書かれることがありませんでした。しかし20世紀になると次々にこの分野での名作が次々と出現します。その 先鞭をつけたのは、演奏時間30分を超えるコダーイの「無伴奏チェロのためのソナタ」。この曲はミュラー=ショッ トに言わせるとまさに「エベレスト」であり厳しさの中に美しさを持つ孤高の作品です。その後もヒンデミットやプロコ フィエフ、ヘンツェ、カザルス、クラムによるユニークな「無伴奏チェロ作品」が多数生まれており、ミュラー=ショット は「長年にわたって私に影響を与えてきた独奏チェロ作品」であるこれらを紹介するとともに、自身の初の作品 「カデンツァ」も併せて披露、アルバム・タイトル「CelloUnlimited=チェロの限界を超える」通りの手に汗握るば かりの凄まじい演奏を聴かせます。

H.M.F
HMN-916115(1CD)
ハルモニア・ノヴァ 9〜サンドロ・ネビェリーゼ(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番op.36
 練習曲「音の絵」op.39-2 イ短調&op.39-6 イ短調
 ヴォカリーズ
プロコフィエフ:ロミオとジュリエット op.75より第2,6,7,10曲、
 ピアノ・ソナタ第4番 「古い手帳から」op.29
 練習曲 ホ短調 op.2-2
サンドロ・ネビェリーゼ(P)

録音:2018年10月、フランス
またとてつもない才能の持ち主が現れました。2001年ジョージア生まれのサンドロ・ネビェリーゼです。5歳でピアノを始め、9歳からはマカ・ヴィル サラーゼのもとで作曲も学んでいます。2016年、マツーエフが主宰するフランド・ピアノ・コンクールでグランプリを受賞しているほか、マリインスキー 国際ピアノコンクール入賞など、10代にして世界のピアノコンクールで輝かしい成績を収めています。作曲でも才能を発揮しており、ピアノソロ作品のほか、 弦楽四重奏曲、オーケストラを伴うピアノ協奏曲などもすでに完成させており、2016年にはピアノ協奏曲第1番 ニ短調(セルゲイ・プロコフィエフに捧ぐ) がジョージアのベスト・コンポジション賞を受賞したのを皮切りに、作曲でも毎年様々な賞を受賞しています。さらに文学への造詣も深く、シュールレア リスムの短編小説も自身書いているという驚異的な多才ぶり。トビリシ国立音楽院付属音楽学校を経て、2018年9月より同音楽大学に進学しています。 マツーエフ主宰の音楽祭で自作を演奏しているほか、音楽祭へも多数参加しています。
ラフマニノフは自身にとってとても近しく、作品への共感も自然にできると語っており、ここでも冒頭のソナタから、ほとばしるような情熱と説得力で一 気に聞き手を自分の世界へと引き込みます。プロコフィエフ作品でも圧巻のセンスを発揮しております。これからますます世界的に知られる存在となる でしょう。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72819(1CD)
「ヴィジョンズ」シリル・スコット:ピアノ曲集
子守唄/ポエム
ロータスランド Op.47-1
セキレイ Op.71-3/スフィンクス Op.63
間奏曲 Op.67-3/サマーランド Op.54
2つのピエロ小品 Op.35
コロンバイン Op.47-2
3つの小さなワルツ Op.58
ジャングルの朝の歌/大草原の上
ニ ーノ・グヴェタッゼ(P)

録音:2019年4月29・30日、5月1日
優優しく美しく、瞑想的な雰囲気に満ちたピアノ作品集です。シリル・スコットは20世紀初頭のイギリスで活躍した作曲家であり、同時代を生きたイギリ スの作曲家・指揮者のユージン・グーセンスは彼を「近代英国音楽の父」と評しています。ドビュッシーに近い作風で耳に心地よく、洒落たユーモアと気 の利いた書法がスパイスとなった秘曲ぞろい。知られざる名品に出会う喜びにあふれた1枚です。 ニーノ・グヴェタッゼはトビリシ生まれでアムステルダムを拠点に活躍するピアニスト。ショパンのアルバム(CC-72768)を2017年に発表しており、 今作がチャレンジ・クラシックス2 枚目のアルバムとなります。 (Ki)
Challenge Classics
CC-72810(1CD)
シューベルト&リスト
リスト:巡礼の年 第1年スイスより 「泉のほとりで」
シューベルト:即興曲 ハ短調 D.899-1
シューベルト:即興曲 変ト長調 D.899-3
シューベルト:「糸をつむぐグレートヒェン」D.118
リスト:巡礼の年 第1年スイスより 「オーベルマンの谷」
リスト:愛の夢 第3番
リスト:超絶技巧練習曲より 「雪あらし」
カミエ ル
カミエル・ブームスマ(P)

録音:2019年5月1・2日
詩的であり心の奥深くに沈みゆくような表現力の深さが求められるリストとシューベルトの作品に、若きピアニスト、ブームスマが挑みます。捉えどころ のない音楽の本質を目指して果敢にアプローチした好演が聴けます。彼はショパンとシューベルトを組み合わせたアルバム(CC-72756)も発表しており、 シューベルトに強い共感を持っているピアニストと言えます。 (Ki)

Grand Piano
GP-626(1CD)
NX-B03
サン=サーンス:ピアノ作品全集第5集
2つのバガテル(1858)…世界初録音
ANTWORT 答え…世界初録音
マイヤベーアの「北極星」の五重唱による幻想曲(1858)…世界初録音
マイヤベーアの「預言者」のワルツ(1857)…世界初録音
ワーグナーの「ローエングリン」による幻想曲(1859)…世界初録音
ベートーヴェンの「アテネの廃墟」の回教僧の合唱(1869)
グノーの「ガリア」によるパラフレーズ(1871)…世界初録音
ビゼーの「真珠採り」によるスケルツォ(1886)…世界初録音
マスネのオペラからの演奏会用パラフレーズ「タイスの死」(1895)
リストの「ベートーヴェン・カンタータ」による即興演奏(1870)…世界初録音
アフリカ幻想曲 Op.89(P独奏版)(1891)
ジェフリー・バールソン(P…スタインウェイ、ハンブルク、モデルD)

録音:2017年1月19,23,25日,2月15日
サン=サーンスのピアノ作品全集、第5集には8曲の世界初録音作品が含まれています。どの曲もピアニスト、ジェフ リー・バールソンがフランス国立図書館に収蔵されている未発表の原稿から発掘したもので、ほとんどの作品が他の作 曲家の作品を元にしており、それぞれ、溢れる楽想と豊かなアイデアに満ちたサン=サーンスらしい華やかな作品に仕上 がっています。すでにピアニストのレパートリーとして愛奏されている「アフリカ幻想曲」で存分に駆使された超絶技巧も聴 きどころ。 
Grand Piano
GP-811(1CD)
NX-B03
バラキレフ:ピアノ作品全集 第5集
1.グリンカの歌劇「皇帝にささげた命」の回想(1899)
2.グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」-チェルノモールの行進(バラキレフによるピアノ編)
(1860頃)…世界初録音
3.ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11-第2楽章「ロマンス」
(バラキレフによるピアノ独奏編)(1905)
4.即興曲(ショパンの前奏曲による)(1907)
5.ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31(バラキレフによるカデンツァ)(1894)…世界初録音
6.リスト:華麗なマズルカ S221/R43(1850)
7.リスト:華麗なマズルカ S221/R43(バラキレフによるコーダ)(1898)…世界初録音
8.ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー」-第3楽章 アレグレット(バラキレフ編)(1862)
9.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130-第5楽章 カヴァティーナ(バラキレフ編)(1859)
10.舟歌 イ短調(1901)
11.タランテッラ(1901)
12.華麗なポロネーズ(1853-1854)…世界初録音
ニコラス・ウォーカー(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2018年6月11-14日
バラキレフは尊敬する作曲家たちの作品をピアニスティックな独奏曲に編曲することで、彼らへの傾倒を表明していまし た。このアルバムに収録されている世界初録音を含むほとんどの曲は、ショパンやリスト、ベートーヴェンらの作品のトラン スクリプションであり、管弦楽作品や弦楽四重奏曲、歌劇からの曲をピアノに置き換えるだけではなく、時にはもともとあ る曲にコーダを付けたり、素材として新たな曲を書き起こしたりと、様々な手法が凝らされています。これらを聴くことで彼 がいかに先人たちをリスペクトしていたかが理解できるのではないでしょうか?また、最後に置かれた「華麗ナポロネーズ」 はバラキレフ16-17歳の作品。音楽に憧れる少年の熱き想いが結実しています。
Grand Piano
GP-823(1CD)
NX-B03
サティ:ピアノ作品全集 第4集
1897年から1906年の作品集
1.題名のない小品 別名「愛撫」(1897)
2.ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)(1897頃)
3-5.ジャック・イン・ザ・ボックス(びっくり箱)(1899)…サラベール版による世界初録音
第1曲:前奏曲/第2曲:間奏曲/第3曲:終曲
6.スケッチとクロッキーの手帖-前奏曲(1900)…サラベール版による世界初録音
7.世俗的で豪華な唱句(1900)
8.夢見る魚(1901)
9.アンゴラの雄牛(P版)(1901)
10.金の粉(1901-1902)
11.優しく(1901-1902)…世界初録音
12.幻影(1902)…世界初録音
13.ピカデリー-行進曲(1904)
14.エンパイア劇場のプリマドンナ-MARCHE CHANTEE DANS LA REVUE DEVIDONS LA BOBINE!(1904)…世界初録音
15.エンパイア劇場のプリマドンナ-INTERMEZZO AMERICAIN D’APRES LA CELEBRE CHANSON DE
BONNARD, BLES ET SATIE(1904)…サラベール版による世界初録音
16.バッハ:コラール「今すべての森、静かなり」 BWV 392 (E. サティによるピアノ編)…世界初録音
17.愛を呼び覚まして - アンダルシアの歌 別名「ガンバレス」(1905-1906)…サラベール版による世界初録音
18.(練習曲)(弦楽四重奏のために)(1905-1906頃)…世界初録音
19.フーガ-ワルツ(1906)…世界初録音
20.パッサカリア(1906)
ニコラス・ホルヴァート(P…エラール:モデル90703、1905年製)

録音:2019年3月1-2日
「音楽界の異端児」エリック・サティのピアノ曲集 第4集。フランスで100年以上もの歴史を持つ出版社サラベールの新 版を用いてサティのスペシャリスト、ニコラス・ホルヴァートが演奏しています。今作は1897年から1906年に作曲された 曲を収録。この頃はモンマルトルからパリの郊外アルクイユに引っ越し、毎日、歩いてパリの酒場までシャンソン歌手のピ アノ伴奏に通う傍ら、様々な芸術家たちとも交流を持ち、数々の歌曲が生まれるなど実りの多い時期でした。アルバム にはいくつかの世界初録音を含む、劇やパントマイムのための音楽が散りばめられています。また代表作「ジュ・トゥ・ヴー (あなたが欲しい)」も収録。サティの柔和な表情も楽しむことができます。
Grand Piano
GP-784(1CD)
NX-B03
フェルディナント・プフォール(1862-1949):ピアノ作品集
組曲「海辺の絵」Op.8(1892)
Originalthema 創作主題によるフリジアの踊りの情景
エレジー組曲-ピアノのための5つの小品 Op.11(1894)
エドヴァルト・グリーグの主題による北欧風狂詩曲「ハグバルト」(1882)
ヤミナ・ガール(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2016年11月24-26日
世界初録音
ドイツを代表する“音楽評論家”の一人、フェルディナント・プフォールのピアノ曲集。『ライプツィヒ王国時報』紙や『ライプ ツィヒ日報』紙に音楽評論を寄稿し、やがて『ハンブルク報知』紙の音楽評論を担当。彼の音楽批評は高く評価され、 当時の音楽愛好家たちから重用されました。 彼自身の作品は、後期ロマン派の手法を採りながらも、しばしば印象派の作品を思わせる大胆なハーモニーが用いら れており、ユニークな味わいを有しています。またグリーグの旋律を用いた北欧風狂詩曲「ハグバルト」を作曲するなど、 グリーグにはとりわけ強い憧れを抱いており、組曲「海の絵」にもグリーグ作品を思わせる神秘的な雰囲気が漂っていま す。
Grand Piano
GP-795(1CD)
NX-B03
チャイコフスキー:歌劇と歌曲のピアノ・トランスクリプション集
6つのロマンス Op.16より(P編)(1872-1873)
第1番:子守歌/第4番:おお、その歌を歌ってくれ/第5番:なぜそんなに
6つのロマンス Op.6-第5番:どうして(J.セヴェルスによるピアノ編)(1869)…世界初録音
6つのロマンス Op.28-第3番:なぜに(V.ラウプによるピアノ編)(1875)…世界初録音
ただひとことに(J.セヴェルスによるピアノ編)(1875)…世界初録音
6つのロマンス Op.73より(1893)
第6番:再び、前のように、ただひとり(J.セヴェルスによるピアノ編)…世界初録音
第1番:私はおまえと一緒に座っていた(A.ベルナルドによるピアノ編)…世界初録音
7つのロマンス Op.47-第6番:昼の輝きが道、夜の静けさが広がっても
(J.セヴェルスによるピアノ編)(1880)…世界初録音
6つのロマンス Op.63-第5番:もう部屋の灯は消えた
(A.ベルナルドによるピアノ編)(1886-1887)…世界初録音
シャルル・フォス(1815-1882):
チャイコフスキーの「鍛冶屋のヴァクーラ」による性格的幻想曲 Op.319(1878)…世界初録音
6つのロマンス Op.6-第3番:苦くも、また甘し(J.ナーゲルによるピアノ編)(1869)…世界初録音
6つのロマンス Op.38-第1番:ドン・ファンのセレナード(A.ベルナルドによるピアノ編)(1878)…世界初録音
6つのロマンス Op.27-第3番:私から離れないで(V.ラウプによるピアノ編)(1875)…世界初録音
6つのロマンス Op.73-第2番:夜(H.パチュルスキによるピアノ編)(1893)…世界初録音
16.6つのロマンス Op.6-第6番:ただ憧れを知るものだけが(J.セヴェルスによるピアノ編)…世界初録音
12のロマンス Op.60-第1番:昨日の夜(V.ラウプによるピアノ編)(1886)…世界初録音
6つのロマンス Op.63-第2番:私は窓を開けた(A.ベルナルドによるピアノ編)(1886-1887)…世界初録音
12のロマンス Op.60(1886)…世界初録音
第6番:狂おしい夜(A.ベルナルドによるピアノ編)
第11番:偉業(J.セヴェルスによるピアノ編)
カール・フリューリンク(1868-1937):「エウゲニ・オネーギン」による幻想曲(1912)…世界初録音
ユリア・セヴェルス(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2018年12月28-29日,2019年1月4日
チャイコフスキーは生涯100曲を越える“ロマンス”と呼ばれる抒情歌曲を作曲しました。これらは幸福から絶望まで、 様々な気分に彩られた「音による日記」であり、チャイコフスキーにとって大切な作品群でした。自身の歌を愛していた 彼と編集者たちはこれらをピアノ曲に編曲するように同時代の作曲家たちに依頼しましたが、どんな編曲でも全てチャイ コフスキー自身が監修、満足の行くように仕上げています。収録作品の中には2曲のチャイコフスキーの旋律を用いた幻 想曲も含まれており、いかに彼の旋律が多くの人の心を捉えたかを知ることができます。 演奏者のセヴェルスは、ベルリン芸術大学とモスクワ・チャイコフスキー音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキーとレフ・ナウ モフにピアノを師事。オーロラ・デュオ(カルテット)を設立し、ピアノ・アンサンブルの可能性を探っています。
Grand Piano
GP-818(1CD)
NX-B03
アフシン・ジャベリ(1973-):バラード集 第4番-第9番「英雄」
バラード 第4番「THE BLACK PIT ブラック・ピット」
バラード 第5番「ABODE OF PEACE 平和のすむところ」
バラード 第6番「EXILE TO OTTOMAN EMPIRE オスマン帝国からの追放」
バラード 第7番「THE MOST GREAT PRISON 最も偉大な刑務所」
バラード 第8番「THE ASCENSION 昇天」
バラード 第9番「CENTRE OF THE COVENANT 契約の中心」
アフシン・ジャベリ(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2018年8月6-9日
世界初録音
バーレーン王国で生まれ、カタールで育ったイランのピアニスト、作曲家アフシン・ジャベリ。 18歳になるまで専門的な音楽教育を受けていませんでしたが、カザフスタンで学び始めてから進歩を遂げ、多くのピアノ 曲を作曲しています。このアルバムは第1集(GP694)に収録されていた「3つのバラード」の続編であり、全9曲が「英 雄」というタイトルのもとにまとめられています。東洋風の旋律と西洋音楽由来のハーモニーを組み合わせたこの連作で は、19世紀半ばのイランでバハー・ウッラーが創始した「バハーイー教」のその成り立ちが紐解かれています。

DIVINE ART
DDA-21231(2CD)
NX-C04
D・スカルラッティ、ムツィオ・クレメンティ:鍵盤ソナタ集
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K. 105 ソナタ.ト短調 K. 426 ソナタ ニ短調K. 517
ソナタ ニ長調K, 490、ソナタ ヘ短調K. 69 ソナタ.ヘ長調K. 518 、
ソナタ.ホ長調K. 28 、ソナタ ホ長調K. 215、 ソナタ.ハ長調K. 133
ソナタ ト長調 K. 259、ソナタ.ト短調K. 43 、ソナタ.ハ長調 K. 460
ムツィオ・クレメンティ:ピアノ・ソナタ.ト短調 Op. 50 第3番「見捨てられたディドーネ」
 ピアノ・ソナタ.ヘ長調 Op. 33 第2番
 ピアノ・ソナタ.ニ長調 Op. 40 第3番
 モンフェリーナ Op. 49: 第3番、 第4番、 第12番
ジョン・マッケイブ(P)

録音:1981年
ハイドンのスペシャリストとして知られると同時に、バロック作品の解釈でも定評があった英国出身の名ピ アニスト、ジョン・マッケイブ(1939-2015)の演奏を集めたアルバム。バッハやヘンデルと同時代に多数の 鍵盤楽器のためのソナタを残したドメニコ・スカルラッティと、その100年後に活躍した「ソナチネ」でお馴染 みのムツィオ・クレメンティによるソナタ集です。1981年にロンドンで録音され、ハイペリオン・レーベルより 発売された2枚のLPをアナログ・ソースよりリマスターし、CD化したもの。収録されている作品はいずれ も、モダン・コンサート・グランド・ピアノの機能を生かした素晴らしい演奏です。
DIVINE ART
DDA-25196(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン:クリスマス・オルガン曲集
1. 「グリーンスリーヴス」による幻想曲
2. 「久しくまちにし」による幻想曲
3. ポーランドのキャロルの小さなパルティータ
4. バスクのクリスマスの変奏曲
5. 「もろびと声あげ」による小さな幻想曲
6. ヴィルヘルム・ヴァイズマンのモティーフによるキャロル・パラフレーズ
7. 「いざ歌え、いざ祝え」によるヴォランタリー
8. 「エサイの根より」による瞑想曲
9. ドイツのキャロルのラプソディー
10. 眠れ、聖なる幼子よ
11. 聖ヨセフのためのロンディーノ
12. 満ち足りた心
13. ソルビアのキャロルによるトリプティク
14. ドイツのキャロルによる3つのパストラーレ I.アダージョ・モルト
15. ドイツのキャロルによる3つのパストラーレ II.アレグレット・レッジェーロ
16. ドイツのキャロルによる3つのパストラーレ III.レント・トランクイッリッシモ
17. 「神の御子は今宵しも」による幻想曲
エリック・シモンズ(Org)
オルガン作品で有名なアメリカの作曲家、カーソン・クーマンによるクリスマスのオルガン曲集。クーマンはア メリカで有名な作曲家であり、ハーヴァード大学記念教会のコンポーザー・イン・レジデンス、ライター、批 評家などマルチな活躍を展開しています。よく知られた讃美歌やクリスマス曲のメロディに、幻想曲やパル ティータ、パストラーレとして、新たな息吹が与えられ、クリスマスの時期の喜びを表現しています。使用楽 器は、ドイツのゲルリッツの聖ペーター&パウル教会の有名な“Sun Organ (サン・オルガン)”で、この大 きなオルガンを用いて素晴らしい音響を実現しています。演奏は、名オルガニストのエリック・シモンズ。 Divine Artレーベルでシモンズが演奏したカーソン・クーマン作品の12枚目のアルバムとなります。

OEHMS
OC-1874(1CD)
ワーグナー:オルガンのためのトランスクリプション集
幻想的交響曲
 歌劇「妖精」-序曲(アクセル・ラングマンによるオルガン編)…世界初録音
 歌劇「ローエングリン」-前奏曲(エドウィン・ヘンリー・ルメアによるオルガン編)
 歌劇「恋愛禁制」-序曲(アクセル・ラングマンによるオルガン編)…世界初録音
 歌劇「リエンツィ」-前奏曲
 ジークフリート牧歌(エドウィン・ヘンリー・ルメアによるオルガン編)

■ボーナス・トラック
歌劇「タンホイザー」-「夕星の歌」(エドウィン・ヘンリー・ルメアによるオルガン編)
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)

録音:2019年4月23-28日
オルガン奏者のハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン・トランスクリプションのシリーズ、新しいアルバムはワーグナー歌 劇の序曲をオルガン用に編曲したものを集めた1枚で、「妖精」と「恋愛禁制」の序曲は世界初録音となります。オルガ ニスト、ヘンリー・ルメア(1866-1934)はワーグナー作品を好んでオルガン用に編曲しており、いくつかの作品はオルガニ ストの大切なレパートリーになっています。かたやアクセル・ラングマンは現代のオルガニスト・アレンジャーで、アルブレヒト は彼が編曲したラフマニノフの「死の島」オルガン版を演奏、その華麗な編曲法は高く評価されています。今回アルブレ ヒトはミュンヘンのヘルツ・イエズ教会の「ヴェール=オルガン(2003年製)」を演奏、造形的にも美しいモダンな楽器から 鮮やかな響きを紡ぎ出しています。

クリップス〜ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
「エグモント」序曲
序曲「献堂式」
ブラームス:交響曲第1番*
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン音楽祭O

録音:1962年、1962年6月*(全てステレオ)
※音源:
◎収録時間:73:33
“!!”
■音源について
「ブラ1」は、VPOとの名演から4年後の再録音。ウィーン祝祭Oの実体はウィーンSO。国内LPの解説には「毎年6月に開かれるフェスティヴァルのためのオーケストラ」と記されています。エグモント序曲はLSOとの録音もありますが、「フィデリオ」「献堂式」は唯一の録音。






Diapason
DIAPCF-017(12CD)
シューマン:ピアノ作品集〜仏ディアパゾン誌のジャーナリストと世界的ピアニストたちの選曲による名録音集


■CD1
(1)アベッグ変奏曲 Op.1
(2)蝶々 Op.2
(3)蝶々 Op.2
(4)パガニーニの奇想曲による6つの練習曲第1集 Op.3
(5)6つの間奏曲 Op.4
(6)クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5

■CD2
(1)ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
(2)ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
(3)トッカータ ハ長調 Op.7
(4)トッカータ ハ長調 Op.7
(5)アレグロ ロ短調 Op.8

■CD3
(1)謝肉祭 Op.9
(2)謝肉祭 Op.9
(3)パガニーニの奇想曲による6つの練習曲第2集 Op.10

■CD4
(1)ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
(2)幻想小曲集 Op.12
(3)幻想小曲集 Op.12より 飛翔 Op.12-2
(4)幻想小曲集 Op.12より 夢のもつれ Op.12-7
(5)交響的練習曲 Op.13

■CD5
(1)交響的練習曲 Op.13
(2)交響的練習曲 Op.13より 第1変奏〜第5変奏
(3)ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.14
(4)ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲 Anh.F25

■CD6
(1)子供の情景 Op.15
(2)クライスレリアーナ Op.16
(3)幻想曲ハ長調 Op.17

■CD7
(1)子供の情景 Op.15
(2)クライスレリアーナ Op.16
(3)幻想曲ハ長調 Op.17

■CD8
(1)アラベスク ハ長調 Op.18
(2)花の曲変ニ長調 Op.19
(3)フモレスケ変ロ長調 Op.20
(4)ノヴェレッテ第1番ヘ長調 Op.21-1
(5)ノヴェレッテ第2番ニ長調 Op.21-2
(6)ノヴェレッテ第3番ニ長調 Op.21-3
(7)ノヴェレッテ第4番ニ長調 Op.21-4
(8)ノヴェレッテ第5番ニ長調 Op.21-5
(9)ノヴェレッテ第6番イ長調 Op.21-6
(10)ノヴェレッテ第7番ホ長調 Op.21-7
(11)ノヴェレッテ第8番嬰ヘ短調 Op.21-8

■CD9
(1)ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
(2)ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22より
 プレスト・パッショナート(原典版のフィナーレ)
(3)夜想曲集 Op.23
(4)ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
(5)ロマンス第1番変ロ短調 Op.28-1、
 ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2
(6)ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2、
 ロマンス第3番ロ長調 Op.28-3

■CD10
(1)4つのピアノ曲 Op.32
選定:表記無し
(2)カノン形式による6つの練習曲 Op.56
(3)ペダル・ピアノのためのスケッチ Op.58
(4)子供のためのアルバム Op.68より
 第13番〜第18番、
 第26番〜第42番

■CD11
(1)4つのフーガ Op.72
(2)行進曲第2番ト短調 Op.76-2
(3)森の情景 Op.82
(4)色とりどりの小品 Op.99より 3つの小品
(5)色とりどりの小品 Op.99より
 ノヴェレッテ、前奏曲、行進曲、
 夕べの音楽、スケルツォ、速い行進曲
(6)幻想小曲集 Op.111

■CD12
(1)森の情景 Op.82
(2)子供のためのソナタ ト長調 Op.118-1
(3)フゲッタ形式の7つのピアノ曲 Op.126
(4)アルバムの綴り Op.124より
 第11番〜第20番
(5)暁の歌 Op.133
(6)主題と変奏変ホ長調 Anh.F39「最後の楽想による宗教的変奏曲」
■CD1
(1)クララ・ハスキル(P)
録音:1954年/選定:ジェローム・バスティアネッリ
(2)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1935年/選定:ダナ・チョカルリエ
(3)ギオマール・ノヴァエス(P)
録音:1953年/頃/選定:ネルソン・フレイレ
(4)ニキタ・マガロフ(P)
録音:1960年/選定:ガエタン・ノーロー
(5)エドゥアルト・エルトマン(P)
録音:1951年/選定:ジャン=シャルル・オフレ
(6)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:ガエタン・ノーロー
■CD2
(1)ディノラ・ヴァルシ(P)
録音:1982年/選定:ポール・ド・ルイ
(2)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1937年/選定:ジョナサン・ビス
(3)ヨゼフ・レヴィーン(P)
録音:1935年/選定:スティーヴン・ハフ
(4)マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1960年/選定:表記無し
(5)サムイル・フェインベルク(P)
録音:1950年/選定:ジェド・ディストラー
■CD3
(1)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1953年/選定:エティエンヌ・モロー
(2)マイラ・ヘス(P)
録音:1938年/選定:エリック・ル・サージュ
(3)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:ガエタン・ノーロー
■CD4
(1)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1960年/選定:アダム・ラルーム
(2)マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1976年/選定:ロラン・ミュラロ
(3)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
録音:1935年/選定:表記無し
(4)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1932年/選定:表記無し
(5)ゲザ・アンダ(P)
録音:1953年/選定:表記無し
■CD5
(1)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1929年/選定:ネルソン・ゲルナー
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年/選定:ベルトラン・ボワサール
(3)ホルヘ・ボレット(P)
録音:1964年/選定:ガエタン・ノーロー
(4)ニコライ・ペトロフ(P)
録音:1988年/選定:表記無し
■CD6
(1)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1950年/選定:ジェローム・バスティアネッリ
(2)アニー・フィッシャー(P)
録音:1962年/選定:ロラン・ミュラロ
(3)アニー・フィッシャー(P)
録音:1960年/選定:ブリジット・フランソワ=サペー&アンドレ・テュブッフ
■CD7
(1)アルトゥール・シュナーベル(P)
録音:1947年/選定:アルフレート・ブレンデル
(2)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1935年/選定:ベンジャミン・グローヴナー
(3)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
録音:1956年/選定:ブリジット・フランソワ=サペー&エティエンヌ・モロー
■CD8
(1)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1961年/選定:ジェド・ディストラー
(2)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1966年/選定:ガエタン・ノーロー
(3)サムイル・フェインベルク(P)
録音:1953年/選定:ベルトラン・ボワサール&アダム・ラルーム
(4)(5)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1967年
(6)イヴ・ナット(P)
録音:1950年
(7)ジャクリーヌ・ブランカール(P)
録音:1955年
(8)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1963年
(9)(10)イェルク・デームス(P)
録音:1973年
(11)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1960年/選定:ガエタン・ノーロー(Op.21全て)
■CD9
(1)ジャクリーヌ・ブランカール(P)
録音:1950年/選定:表記無し
(2)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1932年/選定:表記無し
(3)エミール・ギレリス(P)
録音:1966年/選定:表記無し
(4)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
録音:1957年/選定:ディディエ・ファン・モエレ
(5)ヴァルター・ギーゼキング(P)
録音:1951年/選定:表記無し
(6)イヴ・ナット(P)
録音:1952年/選定:表記無し
■CD10
(1)-(3)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:表記無し
(4)パウル・バドゥラ=スコダ(P)
録音:1977年/選定:表記無し
■CD11
(1)(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1956年/選定:表記無し
(3)(4)クララ・ハスキル(P)
録音:1954年/選定:ミシェル・ダルベルト
(5)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年/選定:ベルトラン・ボワサール
(6)マリア・グリンベルク(P)
録音:1970年/選定:ガエタン・ノーロー
■CD12
(1)サムイル・フェインベルク(P)
録音:1953年/選定:ダヴィッド・カドゥシュ
(2)(3)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:表記無し
(4)(5)ニキタ・マガロフ(P)
録音:1960年/選定:表記無し
(6)タチアナ・二コラーエワ(P)
録音:1983年/選定:表記無し
今回は、同誌のディスクレビューの責任者を務めるガエタン・ノーローや、同誌のジャーナリストであるベルトラン・ボワサール、ロラン・ミュラロ、ジェローム・バスティアネッリなどに加え、現在活躍中の世界的ピアニストたち、ダナ・チョカルリエ、ジョナサン・ビス、スティーヴン・ハフ、アダム・ラルーム、アルフレート・ブレンデル、ネルソン・ゲルナー、ベンジャミン・グローヴナー、ミシェル・ダルベルトなどが選定者に名を連ねており、世界的なジャーナリストたちとピアニストたちによって選りすぐられたシューマンの名録音の数々が凝縮された豪華かる充実のボックス・セットに仕上がっています。
往年の名録音の数々はもちろんのこと、ディアパゾン・レーベルのマスタリングの全てを担当しているフランスのマスタリング・スタジオ、Les Studio de Circe社のイザベル・デイヴィのリマスタリングによって向上した音質面も見逃せません。

Etcetra
KTC-1511(7CD)
シューベルト:4手連弾のための作品全集
デュオ イ短調 D.947 「人生の嵐」
ハンガリー風ディヴェルティスマン ト短調 D.818
3つの軍隊行進曲 D.733
ドイツ舞曲と2つのレントラー D.618
フランスのモティーフによるディヴェルティメント ホ短調 D.823
ロンド イ長調 D.951
序奏、創作主題と変奏 変ロ長調 D.603(968A)/幻想曲ヘ短調 D.940
ソナタ ハ長調 「グランド・デュオ」 D.812
6つのポロネーズ D.824
8つの変奏曲変イ長調 D.813
2つの性格的な行進曲 D.886
4つのポロネーズ D.599
3つの英雄的行進曲 D.602
6つの大行進曲とトリオ D.819
ロンド ニ長調 D.608
エロルドの歌劇「マリー」の主題による変奏曲ハ長調 D.908
大ソナタ変ロ長調 D.617
英雄的大行進曲 D.885
フーガ ホ短調 D.952
大葬送行進曲ハ短調 D.859
アレグロ・モデラートとアンダンテ D.968
序曲ヘ長調 D.675
フランスの歌による8つの変奏曲ホ短調 D.624
4つのレントラー D.814
行進曲ト長調「子供の行進曲」 D.928
幻想曲ト長調 D.1/幻想曲ハ短調 D.9
幻想曲ハ短調 D.48/序曲ト短調 D.668
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)
使用楽器:J.N.Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)

録音:2014年〜2019年
ヴィーラント・クイケンやパウル・ドンブレヒトなど世界的古楽奏者らと共演してきたベルギーの古楽系鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、2010年に全6巻CD12枚組で完成させたシューベルトのピアノ独奏作品集(KTC-1336/BOXのリリースは2014年)は、英インターナショナル・レコード・レヴュー、英アーリー・ミュージック・レヴュー、ベルギーのクレッシェンド誌などの各メディアで絶賛され、2010年のフランドル地域での「ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー」にも選ばれるなど、シューベルト演奏の権威として高い名声を得てきました。
そんなフェルミューレンが、「独奏」の次にスタートした「4手連弾」によるシューベルト・プロジェクトも全7巻が揃い、7枚組の豪華全集BOXとして登場。1825年〜1830年頃にJ.N.トレンドリンによって制作されたフォルテピアノを使用し、弟子でもあるピアニスト、ヴェールレ・ペーテルスと共にタッチ、タイミング、感情、解釈が理想的に統一された最高峰の連弾を披露。
シューベルトの独奏ピアノ作品集BOX(KTC-1336)に並び立つ、「フォルテピアノによるシューベルト演奏」の代表的録音となる「4手連弾作品集」がここに完成します。
Etcetra
KTC-1669(1CD)
ア・タッチ・オヴ・ベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 「ヴァルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第23番 「熱情」
カティア・フェークマンス=チェシュコフスキ(P)
ブリュッセル、パリ、ハーグで研鑽を積んだあと、ラザール・ベルマンの元でも5年間専門的に研究を重ねながら数々の国際コンクールで多くの一等賞を受賞してきたベルギーの名ピアニスト、カティア・フェークマンス(=チェシュコフスキ)が弾くベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。現在はコンサート・ピアニストとしてヨーロッパ全土の有名なコンサート・ホールで演奏する傍ら、ブリュッセル王立音楽院、マーストリヒト音楽院の教授としても長いキャリアを積み、ヨーロッパ中でのマスタークラス、国際コンクールの審査員などを務めてきたフェークマンスによる充実の「熱情」と「ヴァルトシュタイン」です。

Indesens
INDE-127(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ソレンヌ・パイダシ(Vn/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ1784年製)

録音:2018年8月11日−15日、ラ・マラドルリ・ドゥ・ボーヴェ(フランス)
2010年のロン=ティボー国際ヴァイオリン・コンクールで見事に優勝を果たし(同時に聴衆賞などの副賞を受賞。第2位は成田達輝)、一躍その名を世界へと響かせることとなったフランスの女流ヴァイオリニスト、ソレンヌ・パイダシ。
2018年9月からは、ベネルクスの名門オーケストラの1つ、ベルギー国立Oのコンサートマスターに就任し、「オーケストラ・プレーヤー」としてのキャリアを着実に積み重ねているパイダシが、「ソリスト」としての金字塔を打ち立てるべく、ヴァイオリン奏者のためのバイブル、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の全曲をレコーディング!
和声と対位法はもちろんのこと、不協和音、半音階進行、リズムのバランスの重要性の深い理解度も、バッハの無伴奏ソナタ&パルティータの演奏には非常に重要になると語るパイダシ。
宮廷や農民のためのさまざまな舞曲の集合体、そしてフーガによる素晴らしきアーキテクチュア。祈りや瞑想を表した楽章、激情的なまでの生きる喜びを表現した楽章など、不完全でありながらも、誠実で正直な人間の感情をパイダシのヴァイオリンがバッハの音楽を通じて表情豊かに奏でます。

LAWO Classics
LWC-1183(1CD)
ノルウェーのハープ音楽
ダーヴィド・ブラトリ(1972−):クレド・リローディング(Credo Reloading)(2007)(ハープのための)
マーク・アダリー(1960−):姿勢(Postures)(2000)(ハープのための)
ヴォルフガング・プラッゲ(1960−):ノクターン・ソナタ Op.79(1994/95)(ハープのための)
ビョルン・フォンゴー(1919−1980):ハープとテープのための協奏曲 Op.131 no.28(1976)(「楽器とテープのための41の協奏曲」 Op.131 から)
ユングヴェ・スレトホルム(1955−):ハープのための10のバガテル(2000)
スンニヴァ・ロードラン(Hp)

録音:2018年1月8日−9日、2月16日、3月9日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
瞑想の音楽から強烈な破壊力のある音楽まで、大きく性格の異なる音風景をノルウェーの5人の作曲家が「ハープ」の特性と潜在能力を活かして作曲した作品集。
ノルウェーのハープ奏者、スンニヴァ・ロードラン Sunniva Rodland(1977−)は、ノルウェー国立音楽大学で学びました。1990年代からノルウェーのオーケストラでエキストラとして演奏、現代音楽のアンサンブル「アンサンブル・エルンスト」「BIT20」やオスロ・シンフォニエッタの録音に参加してきました。2015年に博士号を取得。さまざまな作曲家とコラボレーションをつづけ、ソロ・ハープのための新作を16曲、初演しています。
ダーヴィド・ブラトリ David Bratlie の「クレド・リローディング」(信条再読みこみ)とマーク・アダリー Mark Adderley の「姿勢(Postures)」は、2007年に彼女がオスロの「ウルティマ現代音楽祭」で初演した作品。ヴォルフガング・プラッゲ Wolfgang Plagge の「ノクターン・ソナタ」、ビョルン・フォンゴー Bjorn Fongaard の「ハープとテープのための協奏曲」、ユングヴェ・スレトホルム Yngve Slettholm の「ハープのための10のバガテル(ミニチュア)」が合わせて収録されています。

CALLIOPE
CAL-1851(1CD)
モーツァルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533/494
ロンド イ短調 K.511
グルックの「メッカの巡礼」の「愚かな民が思うには」による10の変奏曲ト長調 K.455
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
アダージョ ロ短調 K.540
ジーグ ト長調 K.574
クリスティアン・シャモレル(P)

録音:2017年10月、ラ・ショー・ド・フォン音楽ホール(スイス)
クリスティアン・シャモレルは、ヴィオッティ国際音楽コンクール(ヴェルチェリ、イタリア)、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール(ウィーン、オーストリア)などでの入賞歴を持ち、同郷の女流ヴァイオリニスト、レイチェル・コリー・ダルバの室内楽における重要なパートナーとしても活躍するスイス、ローザンヌ出身の実力派ピアニスト。
スイスのオーケストラとの共演、歌曲と室内楽のための「モン・ミュージカル」音楽祭の主宰などその活動は幅広く、アンデサンス(Indesens)とカリオペ(Calliope)からリリースされた2枚のアルバムが、ICMA賞(国際クラシック音楽賞)の年間最優秀録音賞にノミネートされるなど、特にフランス語圏では絶大な評価を得ている期待のピアニストです。
丁寧なタッチから生まれるクリアな音色、巧みなダイナミクスのコントロールが光るモーツァルトは、数々の名演を生み出しているスイスのラ・ショー・ド・フォン音楽ホールでの録音です。
CALLIOPE
CAL-1853(2CD)
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻) シルヴィ・ニースフォール(P)

録音:2016年−2017年、コララッチ・ホール(ベオグラード、セルビア)
シルヴィ・ニースフォールは、パリ国立高等音楽院(CNSMP)ではオーケストレーションなどのクラスで一等賞を獲得し、パリ=ソルボンヌ大学では音楽学の博士号を取得するなど、現在はピアニスト、音楽学者として活躍する才女。
フランスを中心にドイツやイタリア、ハンガリー、フィンランド、ギリシャなどヨーロッパ各国にソリストとして招かれるなど、その実力は高い評価を受けています。このドビュッシーの傑作「24の前奏曲」では、残響の少な目の録音、演奏と作品の特徴とが上手く組み合わさっています。


Treasures
TRE-211(1CDR)
ギーゼキング/バッハ〜シューマン
バッハ:イギリス組曲第6番BWV.811
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番「田園」*
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6#
ワルター・ギーゼキング(P)

録音:1945年1月23放送録音(ドイツ・ザールブリュッケン)、1949年6月(ドイツ・ザールブリュッケン)*、1947年9月13日放送録音(ドイツ・フランクフルト)#
※音源:米B.W.S_IGI-380、英SAGA_XID-5148#
◎収録時間:73:21
“新即物主義の枠に収まらない閃きとロマン!”
■音源について
バッハとシューマンの2曲に関しては、ギーゼキングはスタジオ録音を遺していません。ベートーヴェンの「田園」の録音データは、レコード(IGI-380))には不詳と記されていますが、ジョン・ハントのディスコグラフィでは1949年6月と記されているので、それを採用しました。ちなみに、TAHRAやAndromedaのCDには1949年8月17日と記されていますが、両者は明らかに別録音です。比較試聴の結果、ここに収録しているのはAndromeda盤と同一と思われます。

イギリス組曲の何と素晴らしいこと!まず冒頭、清潔なタッチに心を奪われますが、その根底には感情の制御とバッハへの敬意が息づき、高い集中力で一気に芸術的な高みを確立。“ガヴォット”では、その集中力が、音楽に宿る律動を最大限に立ち上がらせて息を呑むばかりです。“サラバンド”は、精神的にも音色的にも一音ごとの結晶度が極めて高く、まさに宝石のよう。ペダルに頼らずにここまで幻想世界を現出できるのです!
 ベートーヴェンでは、ギーゼキング特有の歌のセンスを堪能。何度も申しますが、ギーゼキングに新即物主義者というレッテルを貼っては説明がつかない感動がここにもあります。後のシューベルトをもわせる息の長いフレーズを高潔に歌い上げる様に、心が洗われるよう。1楽章の最後の3音の優しい置き方は、感性不足のピアニストには現出不可能でしょう。ギーゼキングは、終楽章のコーダのように作品の技巧的な側面をあえて全面に立てることがありますが、それが大きな渦の中に吸い込まれていくようなぎりぎりの切迫感を生んでいるのです。記憶力だけでなく想像力も人並み外れていたことの証しです。
 シューマンもファンの間では知られた名演。この作品が持つ溢れんばかりのロマンを清潔なフィルター通して繰り広げつつ、各楽想の性格を妥協なく描き切る技は並ぶ者なし!第4曲で恐るべき激しさを放出しながら、続く第5曲ではこれ以上考えられないほど甘美で可憐な空気を振りまきますが、これなどは「明確なコントラスト」などという次元ではなく、振れ幅のあまりの大きさに、音楽を捉える視野の広さのみならず人間的な度量の大きさを見る思いです。第8曲、9曲、13曲などは、無窮動的な激しさを例によって徹底的に掘り下げますが、特に13曲は憑かれたような怒涛の渦を巻き起こしながら、外面的な技巧のひけらかしに陥らない点にご注目を。第12曲の本能的なリズムの弾力にも感服。最後の2曲はギーゼキングが持つ濃密なロマンが静かに立ち込めますが、そこには、この先のストーリーを予見させる意味ありげな何かを孕んでいるのです。
全て放送音源なので、音質も上々。【湧々堂】

オクタヴィア
TACD-00157(1CD)
税込定価
2019年11月20日発売
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番へ短調 作品5
シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17
松本 和将 (P)

録音:2018年11月14日 東京文化会館小ホール・ライブ
松本和将 ライブシリーズ第8弾、待望のリリースです。 ブラームスのこの重厚、壮大なソナタをどのように演奏するか「ドイツレクイエム」にヒント を得た。さて最終楽章のクライマックスへどう導けただろうか。 シューマンはファンタジーだ、彼の心の空想を表現したかった。   (ライナーノーツより)
オクタヴィア
OVCC-00151(1CD)
税込定価
2019年11月20日発売
ケルト・スピリッツ
ジョン・ダウランド:エセックス伯のガイヤルド
涙のパヴァーヌ
デンマーク王のガイヤルド
イギリス民謡:スカボロー・フェア(角田隆太編)
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌(角田隆太編)
わが宿は冷たい土の上(マウロ・ジュリアーニ編)
夏のなごりのバラ(角田隆太編)
スコットランド民謡:ライ麦畑を通って(マウロ・ジュリアーニ
編)
イングランド民謡:グリーン・スリーヴス(角田隆太編)
アリシア・スコット:アニー・ローリー(角田隆太編)
アイルランド民謡:白い岩の海辺(角田隆太編)
Spatter the Dew -Irish Slip Jig-(デイヴィッド・ラッセル編)
加藤昌則:ケルト・スピリッツ
スコットランド民謡:悲しみの水辺(角田隆太編)
広田智之(Ob)
大萩康司(G)

録音:2018年12月10-11日 神奈川県立相模湖交流センター
多岐に活躍の場を広げ、精力的な活動を展開するオーボイスト広田智之と、ギタリスト大萩康司 が意気投合。日本を代表する2人が何年もの構想を経て、ここに豪華デュオアルバムが実現しま した。 「ケルト・スピリッツ」と題し、ケルト音楽に焦点を充てた当アルバム。広田の卓越した技術と音楽 性から生まれる伸びやかで艶のあるオーボエの音色に、大萩の繊細さと情熱を併せ持つ心地よ いギターの音色が絡み溶け合い、極上な至福のひとときを聴き手に届けてくれます。(オクタヴィア)


TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
KKC-6113
(CD+BOOK)
税込定価
「白と黒で」
CD収録曲
“Sonic Tapestry”
part1: 10:13
part2: 12:57
part3: 09:17
part4: 15:48
向井山朋子(P)
フィリップ・メカニカス(写真)
向井山の夫で2005年に亡くなったフィリップ・メカニカス氏によるモノクロ写真集に「Sonic Tapestry」と題されたCDを付けた、LPサイズのブッ クCD。「Sonic Tapestry」はバッハ、ベートーヴェン、ドビュッシー、モンク、リゲティ、佐藤聡明や自作など、クラシックから現代音楽まで様々なピア ノ作品を並べ、エレクトロニクスを用いてコラージュしたもの。不思議な感覚を呼び覚まします。 (Ki)
TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0001(1CD)
Women Composers
アドリアーナ・ヘルツキー(1953-):フランツ・リストのための「ヘルフェンスター」
ヴァネッサ・ラン(1968-):インナー・ピース
ウストヴォリスカヤ(1919-2006):ピアノ・ソナタ第6 番
グバイドゥーリナ(1931-):ピアノ・ソナタ
メレディス・モンク(1942-):ダブル・フィエスタ
向井山朋子(P)

録音:1994年8月15・16・17日/NCRV Studio Hilversum
2015年に発表されたアルバム。ミニマル音楽の金字塔として知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウ ハウスが2台ピアノで演奏。美しく繰り返されるメロディーが次第に変化し、大きな波となって展開していきます。いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を 約束する名盤。80分近い大曲で一続きの楽曲のため聴き進めていくとどんどん深い階層へ降りていくような不思議な感覚にとらわれることでしょう。
TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0004(1CD)
シメオン・テン・ホルト(1923-2012):カント・オスティナート 向井山朋子、ゲラルド・バウハウス(P)

録音:2014 年12 月1・2 日/グランドシアター、グローニンゲン、オランダ
2015年に発表されたアルバム。ミニマル音楽の金字塔として知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウ ハウスが2台ピアノで演奏。美しく繰り返されるメロディーが次第に変化し、大きな波となって展開していきます。いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を 約束する名盤。80分近い大曲で一続きの楽曲のため聴き進めていくとどんどん深い階層へ降りていくような不思議な感覚にとらわれることでしょう。 (Ki)
TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0002(1CD)
Amsterdam × Tokyo
田中カレン(1961-):Techno Etudes
ミシェル・ファン・デル・アー(1970-):Just Before
テーク・ニューマン(1971-):Fluweel
野村誠(1968-):Away from Home With EggsMerzbow
権代敦彦(1965-):Black Mass
向井山朋子(P)

録音:2000年8月22・23日/Studio Graslands in Haarlem
アムステルダムと東京に縁のある作曲家の作品を集めたアルバムです。同内容のコンサートも2000年にオランダと東京で開催されました。建築家とコラボし た独特な空間で行われたコンサートはひとつのジャンルにとらわれない向井山の芸術観を反映したもので、CDからもその雰囲気が伝わってきます。 (Ki)

Hyperion
CDA-6811(1CD)
ブラームス:最後のピアノ小品集
7つの幻想曲集 Op.116
3つの間奏曲 Op.117
6つの小品 Op.118/4つの小品 Op.119
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2014年5月14日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル/Op.116)&2018年12月10日−14、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン/Op.117-119)
近年では作編曲の才能でも広く注目を浴び、多くの作品が出版・録音されているスティーヴン・ハフの新録音は、ヨハネス・ブラームスが最晩年に作曲し、生前最後に出版された4つの独奏ピアノのための作品集。いずれも2分〜5分程度の小品ばかりで、詩的で郷愁的な曲を中心にブラームスの成熟した音楽が凝縮されています。
これまでブラームスのアルバムでは、ピアノ・ソナタ(CDA 67237)からチェロ・ソナタ(CDA-67529)、ピアノ五重奏曲(CDA 67551)、ピアノ協奏曲(CDA-67961)など様々なジャンルで充実した演奏を聴かせてくれたハフが、その深淵なピアニズムでブラームスの哀愁に迫ります。

フォンテック
FOCD-9823(1CD)
税込定価
2019年11月6日発売
北村朋幹〜Bagatellen
バルトーク:14のバガテル Op.6 Sz 38 BB 50
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
北村朋幹(P)

録音:2019 年5 月29−31 日 相模湖交流センター
詩的想念に満ちた演奏、斬新なプログラムで光芒を提起し「哲学的叡智を具えた芸術家」と称されるピア
ニスト北村朋幹。 ブラームス、リスト、ベルクから欧州の興亡を読み解き絶賛を集めた「黄昏に」から、3年振りとなるCD第4弾の登場です。 北村は現在ベルリンに在住。ヨーロッパ・日本を中心に活動を続けていますが、さらにフランクフルト音楽・舞台芸術大学に於いてJesper Christensen氏のもと、歴史的奏法の研究に取り組んでいます。 新CDのタイトルはBagatellen。同名のバルトーク初期作品、ベートーヴェンの晩年作品、そして後期小品の先駆けであるブラームスを収録。
北村は以下のように記しています。 「五線上の音符は、ふと現れた音楽の感触を表す最上の、しかし1つの結果でしかないのかもしれない。 まだ音符にすらなっていない、音楽の最初の姿を聴いたのは、作曲家だけだ。 形式という厳しい整理にとらわれず自由に書かれた小品のもつ隙間、その連なりから、作曲家が聴いた音楽のはじまりを、想像する事はできないだろうか。 」
音楽への不変の情熱と根源的な問い ― 北村は演奏という瞬間を創造します。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9818(1CD)
税込定価
2019年11月6日発売
平井千絵〜Dream/愛奏曲集
モーツァルト:きらきら星変奏曲 ハ長調 KV265 1
 小さなジーグ ト長調 KV574
D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.481 L.187
バード:ウィリアム・ピーター卿のパヴァーヌとガイヤルド より ガイヤルド
C.P.E.バッハ:幻想曲 ヘ長調 Wq.59-5 H.279
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
ジョン・ケージ:夢
F.クープラン:クラヴサン曲集 第2 巻 第6 組曲 より 神秘的なバリケード 変ロ長調
セヴラック:休暇の日々から 第1 集 より 「ミミは侯爵夫人の扮装をする」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11 番イ長調 KV331 「トルコ行進曲付き」よりIII.Alla Turca
平井千絵(フォルテ・ピアノ)

録音:2013年6月3〜5日 杜のホールはしもと、2011年10月19〜21日 杜のホールはしもと、2019年4月26・27日 神奈川県立相模湖交流センター

※「きらきら星変奏曲」と「トルコ行進曲付き」はそれぞれFOCD9615、FOCD9551 の再収録になります。
フォルテ・ピアノ奏者、平井千絵のソロアルバム第5 弾は、様々な時代、様式を網羅した愛奏曲集です。 フォルテ・ピアノという楽器は、時代考証を踏まえると、否応なくレパートリーは限定されてきます。 もちろん平井もオーセンティックな活動を主軸にしながらも、そこに留まらず、楽器の新たな魅力の発 見にも積極的です。今作では時代的にぴったりとあったモーツァルトから、セヴラック、ジョン・ケー ジなど現代ピアノの領域まで収録し、まさに平井にしか生み出せない世界を紡ぎ出しています。独特な 音色と、自由な感性が生み出す新鮮なアルバムになりました。是非お楽しみください。 (フォンテック)

Ars Produktion
ARS-38133S(1SACD)
ザハール・ブロン・チェンバー〜インプレッションズ
シベリウス:弦楽のための即興曲第5番Op.5-5
サン=サーンス(A・ラカル編):ロンド・カプリチオーソ Op.28【ソリスト:弓新】
シベリウス:ロマンス ハ長調
ワックスマン:カルメン幻想曲 Op.25【ソリスト:服部百音】
ヴィエニャフスキ:マズルカ第2番イ短調「クヤヴィアク」【ソリスト:ザハール・ブロン】
クライスラー:シンコペーション(マルコ・クリスポ編)、ラ・ギターナ(マルコ・クリスポ編)、スペイン風セレナーデ(マルコ・クリスポ編)【ソリスト:ザハール・ブロン】
バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11
パニセロ:弦楽四重奏曲より「歌」(第3楽章より)
パガニーニ:無窮動 Op.11
弓新(Vn)、服部百音(Vn)、
ザハール・ブロン(Vn&指)、
ザハール・ブロン・チェンバー

録音:2012年6月、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
ヴァディム・レーピン、マキシム・ヴェンゲーロフや、樫本大進をはじめとする数多くの日本人ヴァイオリニストを世界的名手へと育て上げたウクライナ出身の伝説的名教師ザハール・ブロン。
名教師ザハール・ブロンがその弟子たちと共に創設し、2008年のサン・モリッツ音楽祭でデビューを果たしたチェンバー・オーケストラ、ザハール・ブロン・チェンバーによる、弦楽オーケストラのための選りすぐられた珠玉の小品集!
ザハール・ブロン自らがソロを披露しているヴィエニャフスキやクライスラーはもちろんのこと、服部百音が弾くワックスマンのカルメン幻想曲、弓新が弾くサン=サーンスのロンド・カプリチオーソも大注目の快演!!
ヴァイオリン界のレジェンド、ザハール・ブロンが愛弟子たちと共に創り上げた素晴らしいアルバムのです。

CLAVES
KKC-4195(5CD)
国内制作
小糸恵〜バッハ:オルガン作品傑作集
■Disc1
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV731
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536/536a
コラール前奏曲「ああ、そもそもわれらの命は」BWV743
前奏曲とフーガイ短調 BWV543
アダージョBWV1016(ヴァイオリン・ソナタ第3番より第1楽章)
トリオ BWV1027/1027a(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番より第1、4楽章編曲:小糸恵)
コラール・パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」BWV768
コラール前奏曲「装いせよ、おお、魂よ」BWV654(ライプツィヒ・コラール集より)
■Disc2
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
コラール前奏曲「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659-661(ライプツィヒ・コラール集より)
コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV655(ライプツィヒ・コラール集より)
幻想曲 ハ短調 BWV562
フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
コラール「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV645
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
カンタータ「神の時こそいと良き時」BWV106より第1曲「ソナティーナ」
コラール前奏曲「汝にこそ喜びあり」BWV615(オルガン小曲集より)
オルガン:ゴットフリート・ジルバーマン(1755
■Disc3
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
コラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639(オルガン小曲集より)
前奏曲 イ短調 BWV894(オルガン編曲:小糸恵)
フーガ ロ短調 BWV579【コレッリの主題による】
カンタータ第170番「満ち足れる安息、うれしき魂の悦びよ」よりアリア(編曲:ジャン=エデル・ベルティエ)
協奏曲 ニ短調 BWV974【原曲:A.マルチェッロのオーボエ協奏曲】(編曲:小糸恵)
前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540
コラール前奏曲「主なる神よ、われを憐みたまえ」BWV721
コラール前奏曲「われ汝に別れを告げん」BWV736
■Disc4
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV709
コラール前奏曲「われはいずこにか逃れゆくべき」BWV694
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549
コラール前奏曲「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」BWV1100(ノイマイスター・コラール集より)
コラール・パルティータ「おお神よ、汝義なる神よ」BWV767
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663
コラール前奏曲「主よ、われらを汝の御言葉のもとに留めたまえ」BWV1103(ノイマイスター・コラール集より)
アダージョ 変ホ長調(ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 BWV1017より第3楽章、編曲:小糸恵)
前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ短調 BWV537
幻想曲 ト長調 BWV571からアレグロ/シャコンヌ
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
■Disc5
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
コラール前奏曲「古き年は過ぎ去りぬ」BWV614(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV1092(ノイマイスター・コラール集より)
幻想曲とフーガ イ短調 BWV904
コラール前奏曲「キリスト、汝 神の小羊」BWV619(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「主キリスト、神のひとり子」BWV Anhang55
コラール前奏曲「われら悩みの極みにありて」BWV641(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV665(ライプツィヒ・コラール集より)
前奏曲とフゲッタ ト長調 BWV902
トリオ ハ短調 BWV21/1
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147/6
前奏曲(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001より第1楽章アダージョのオルガン編)
フーガ ニ短調 BWV539/2
コラール前奏曲「甘き喜びに包まれ」BWV751
コラール前奏曲「わが確き望みなるイエスは」BWV728
コラール前奏曲「いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ」BWV734
コラール前奏曲「おお神の子羊、罪なくして」BWV618(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「来ませ、聖霊、主なる神よ」BWV651(ライプツィヒ・コラール集より)
小糸恵(Org)

■Disc1
オルガン:アルプ・シュニットガー(1692年製作)
録音:2009年6月21-23日/聖マルティニ教会(フローニンゲン)
■Disc2
オルガン:ゴットフリート・ジルバーマン(1755年完成)
録音:2009年9月21-23日/ホーフ教会(ドレスデン)
■Disc3
オルガン:クリスティアン・ミュラー(1738年製作)
録音:2011年6月21-23日/聖バフォ教会(ハールレム)
■Disc4
オルガン:アルプ・シュニットガー(1692年製作)
録音:2013年6月17-19日/聖マルティニ教会(フローニンゲン)
■Disc5
オルガン:フランシスクス・フォルクラント(1737年製作)
録音:2014年9月23-25日/クルシス教会(エアフルト)
日本が世界に誇る世界的オルガニストの小糸恵がスイスClavesレーベルよりリリースしてきたバッハのオルガン作品傑作集。その全5枚が日本独 自企画としてセットとしてリリースされます。当録音は歴史的なオルガンを用いたことでも注目された名盤ですが、現在入手困難となっていただけにうれし いセット化といえましょう。
スイスをはじめとしたヨーロッパで非常に高い評価を得ている小糸恵の演奏は長年ヨーロッパで研鑽を積んできたレジストレーションのセンスの良さと、 徹底された楽曲解析が伺える絶品の演奏です。また小糸恵編曲によるバッハの作品を収録していることも注目。小糸恵が描きだすバッハの広大な宇宙が広 がります。寺西肇氏による曲目解説付。 (Ki)

DUX
DUX-1538(1CD)
マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ:ピアノのための練習曲
4つの超絶技巧練習曲「四季」
12の演奏会用練習曲
3つのアカデミックな練習曲(全曲世界初録音)
ラドスワフ・ソブチャク(P)

録音:2018年7月9日−10日、キエルツェ(ポーランド)
ウカシェフスキはウカシェフスキでも、合唱で有名なパヴェウ・ウカシェフスキではなく、コンポーザー=ピアニストとして活躍するマルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ(1972−)の世界初録音となるピアノのための練習曲集。ここに収録されている3つの練習曲集は、まさに現代のポーランドで誕生したピアノのための「超絶技巧練習曲」!難解な実験音楽ではなく、調性音楽の伝統に則ったスタイルで書かれており、ピアノファン、エチュードファンは要注目です。

Grand Piano
GP-817(1CD)
NX-B03
フィリップ・グラス(1937-):グラスワールド 第6集〜アメリカ
ピアノ協奏曲 第2番(AFTER LEWIS AND CLARK)…ポール・バーンズによるピアノ独奏編(2004)
「アポマトックス」より3つの小品(2007)…世界初録音
WICHITA VORTEX SUTRA(1988)
MUSIC IN CONTRARY MOTION(1969)
A SECRET SOLO 2(1978)…世界初録音
WICHITA VORTEX SUTRA(ナレーション付きヴァージョン)(1988)
テキスト:アレン・ギンズバーグ(1926-1997)
ニコラス・ホルヴァート(P)
フロリエント・アズレイ(ナレーター)

録音:2019年3月8-10日
アメリカ固有の文化と歴史を織り交ぜながら、独自の音楽様式を創り上げたフィリップ・グラス。このアルバムは彼の作品の 中でも最も抒情的で瞑想的な「ピアノ協奏曲第2番」のピアノ独奏版と、これまで録音されることのなかった神秘的な作品 「A Secret Solo 2」を中心に収録。シリーズを通じてグラス作品の世界を表現する名手ニコラス・ホルバートは、今作で も冴えた解釈で作品の本質を探求していきます。「WICHITA VORTEX SUTRA」では原曲とともに、グラスと親交が深 く、たびたびコラボレーションを重ねていた詩人アレン・ギンズバーグのテキストの朗読を添えたヴァージョンも含めるなど、プロ グラムも考え抜かれたものとなっています。
Grand Piano
GP-766(1CD)
NX-B03
アレクセイ・スタンチンスキー(1888-1914):ピアノ作品全集 第1集
ピアノ・ソナタ 変ホ短調(1906)
無言歌(1904)
マズルカ 変ニ長調(Allegro)(1905)…世界初録音
ユモレスク(1906)…世界初録音
涙(1906)…世界初録音
前奏曲 嬰ハ短調(Lento)(1907)
前奏曲 ハ短調(Andante)(1907)
夜想曲 嬰ハ短調(1907)
前奏曲 変イ長調/ヘ短調(Lento EspRES-sivo)(1907)
練習曲 ヘ短調/変イ長調(Animato Assai)(1907)…世界初録音
前奏曲 ニ長調(Con Moto)(1907)
前奏曲 変ホ短調(Adagio)(1907)
習曲 ト短調(Allegro Patetico)(1907)
リディア旋法の前奏曲(Andante)(1907)
マズルカ 嬰ト短調(Allegretto)(1907)…世界初録音
カノン ロ短調(1908)
前奏曲 ホ長調「ミクソリディア旋法」(Non Troppo Vivo)(1908)
練習曲 ロ長調(Lento Ma Non Troppo)(1909)…世界初録音
前奏曲 変ロ短調(PRES-to)(1909)
前奏曲 ロ短調(Animato)(1909)
リディア旋法の前奏曲(Andante)(1907)
マズルカ 嬰ト短調(Allegretto)(1907)…世界初録音
カノン ロ短調(1908)
前奏曲 ホ長調「ミクソリディア旋法」(Non Troppo Vivo)(1908)
練習曲 ロ長調(Lento Ma Non Troppo)(1909)…世界初録音
前奏曲 変ロ短調(PRES-to)(1909)
前奏曲 ロ短調(Animato)(1909)
前奏曲とフーガ(ト短調)(1909)
前奏曲/24.フーガ(2声)
オルガ・ソロヴィエヴァ(P…スタインウェイ)

録音:2018年4月16日、2017年7月17日、2018年7月18日
アレクセイ・スタンチンスキーはロシアの作曲家。モスクワ音楽院でタネーエフとジリャーエフに師事、傑出した才能が高く評 価されましたが、父親の死を境に体調を崩してしまい、作曲への意欲が衰えた結果、26歳の若さでこの世を去った時には 限られた少数のピアノ曲が遺されたのみでした。これらの作品は出版されることもなく作曲家の死後は忘れ去られていまし たが、彼の早すぎる死を惜しんだ級友たちの手により、1940年代から少しずつ出版され、ようやく周知されるようになったの です。ユニークな旋法を用いた旋律や、精緻な対位法、半音階的手法が用いられた素晴らしい作品ばかりであり、時に はプロコフィエフを思わせる風刺的な表現も感じられるなど聴きごたえのあるものとなっています。このアルバムにはモスクワ生 まれのピアニスト、ソロヴィエヴァの演奏で、スタンチンスキーが1910年までに作曲した全作品を収録。世界初録音を含む 貴重な1枚です。
Grand Piano
GP-829(2CD)
NX-C03
ヴァシリー・モクラーニャッツ(1923-1984):ピアノ作品全集
メヌエット(1944)
主題と8つの変奏曲(1947)
ロマンティックなソナタ(1947)
前奏曲、舞曲と行進曲(1950)
7つの練習曲(1951-1952)
6つの舞曲(1950-1957)
ソナチネ 第1番イ短調(1953)
ソナチネ 第2番ハ短調(1954)
組曲「断章集」(1955-1956)
組曲「INTIMATE VOICES 声のように」
組曲「こだま」(1973)
5つの前奏曲(1975)
前奏曲(1984)
ラティミール・マルティノヴィツ(P…Steinway D)

録音:2018年4月2日,7月2日,2019年2月11日
全て世界初録音
セルビアの作曲家ヴァシリー・モクラーニャッツ。父ジョーヴァンは、セルビア近代音楽の発展に寄与したことで知られるシュテ ファン・モクラーニャッツの甥であり、母エレナも優れたチェリストという音楽一家の生まれであるヴァシリーは、幼い頃から音楽 への興味を示し、まずベオグラード音楽アカデミーでピアノを学びます。しかし作曲に興味が移り、ピアノは断念。作曲家、 教育者としての道を進むことを決意します。その後は1948年から1956年まではセルビア音楽学校(大叔父の名シュテ ファンが記されている)で教え、その後はセルビア作曲家協会の会長を務めるなど、生涯セルビアの音楽教育に多大な貢 献を果たしています。しかし、60歳の時に突然自ら命を絶ち、未完成の作品も多く残されたため、彼の作品に関しての研 究はあまり進んでいません。ともあれ、この2枚組のアルバムでは、ピアノ作品の全てが収録されています。初期の作品はか なり技巧的ですが、晩年に近づくに従い、抒情的な旋律を用いた洗練さが際立つ音楽へと変化、その作風の違いも存分 に味わうことができます。ピアニスト、マルティノヴィツはモクリャーニャッツの良き理解者であり、現在はヴァシリー・モクラー ニャッツ財団を創設し、作品の普及に努めています。
Grand Piano
GP-804(1CD)
NX-B03
シャーンドル・バラッシャ(1935-):ピアノ作品全集 第2集
アーティスト・レーン-チェンバロのための楽章 Op.101(ピアノ版)(2007)
ALBUMLAPOK SAYAKANAK ZONGORARA
ピアノ組曲-サヤカに贈るアルバムのページ Op.140(2013)
.BAGATELLEK ES SZEKVENCIAK バガテルとセクエンツ
HAROM SZONATINA ZONGORARA A.B.C ピアノのための3つのソナチネ
A.B.C. Op.131(2009)
SZONATINA ZONGORARA ピアノのためのソナチネOp.136(2014)
HARFASZONATINA ハープのためのソナチネ Op.47(ピアノ版)(1993)
ツィムバロムのための4つの演奏会用小品 Op.98(ピアノ版)(2006)
SZONATINA NO. 2 ソナチネ 第2番Op.83(2006)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P…Steinway D)

録音:2017年1月16日、2017年4月1日、2017年4月2日、2017年4月5日、2017年5月17日、2017年5月18日、2018年5月30日
全て世界初録音
シャーンドル・バラッシャは、ハンガリーで高い人気を誇る作曲家。「音楽とは、美しく、面白く、魅力的であって、時の始まり からあたかもそこにあったかのような自然さで、誰もがそれを楽しく聴くことが出来る」という独自の理念に支えられた個性的 な作品は、聴き手の耳に強い印象を残します。第1集(GP803)に続くこのアルバムにもユニークな作品が目白押しで、中 でもピアノ組曲「サヤカに贈るアルバムのページ」は日本のコンサート・ピアニスト窪田さやかのために書かれたもの。ハンガ リーと日本の架け橋として活躍する彼女のために、バラッシャは独特の音階とハーモニーを持つ曲を創り上げ、各曲に日本 語のタイトルを付けています。演奏は第1集と同じく、ハンガリーの名手イシュトヴァーン・カッシャイが担当。確かな技巧に支 えられた見事な演奏を披露しています。

TOCCATA
TOCC-0496(1CD)
NX-B03
ロイ・アグニュー(1891-1944):ピアノ作品集
ラプソディ(1928)…世界初録音
トッカータ(1933)
ピアノのための2つの小品(1927)…世界初録音
3つの前奏曲(1927)…世界初録音
ダンス・インプレッション(1927)…世界初録音
Drifting Mists 漂う霧(1931)
ソナタ(1929)
練習曲(1924)…世界初録音
3つの詩(1927)…世界初録音
詩的なソナタ(1929/1935完成版)
3つの抒情(1927)…世界初録音
妖精の踊り:練習曲(1928)…世界初録音
メーデー(1927)…世界初録音
オーストラリアの森の小品集(1913)…世界初録音
ステファニー・マッカラム(P…Fazioli)

録音:2019年4月20,22日
20世紀初頭のオーストラリア出身の作曲家の中で、数少ない国際的な成功を収めた一人、ロイ・アグニューのピアノ曲 集。ドイツ・ロマン派から印象派、新古典派までありとあらゆる外部の影響を上手く取り込み、自身のスタイルに反映さ せた人です。作品はバラエティに富み、幅広い魅力を備え、かつロマンティックなスタイルを持っています。即興的なフレー ズが次々と現れるラプソディ、ラヴェルを思わせる変幻自在なトッカータなど、冒頭の2曲を聴いただけでも、アグニューの 多彩な作風とセンスの良さを知ることができます。また、抒情的な作品ではスクリャービンの神秘性も感じさせます。万 華鏡を覗くかのような楽しさが味わえる1枚です。
TOCCATA
TOCC-0544(1CD)
NX-B03
ニコラス・ルイズ・エスパデーロ(1832-1890):ピアノ作品集 第1集
.5つの大トランスクリプション集-第5番「椿姫」(1870頃-1880)
前奏曲(1889)
5つの大トランスクリプション集-第3番「仮面舞踏会」Op.46
Innocence-caprice 無垢なカプリース Op.23
5つの大トランスクリプション集-第1番「ポリウート」
5つの大トランスクリプション集-第2番「ファウスト」Op.51
Pureza y calma 清純と落ち着き(1889)
オシアン・ポルカ(1850以降)
Sur la tombe de Gottschalk ゴットシャルクの墓に Op.68(1870)
Valse id?ale 理想のワルツ Op.60(1874出版)
Souvenir d'autrefois 昔の思い出(夜想曲) Op.11(1850以降)
5つの大トランスクリプション集-第4番「イル・トロヴァトーレ」Op.44
ホセ・ラウル・ロペス(P)

録音:2018年12月18日、2018年12月19日、2018年12月20日、2019年5月28日
世界初録音(トラック9を除く)
キューバで芸術音楽の普及が始まったのは18世紀後半になってから。エステバン・サラス・イ・カストロ(1725-1803)の 典礼音楽が最初とされています。しかしそれ以前、コロンブスが南アメリカに到達した頃にはアボリジニたちの宗教的な 歌があったとされますが、先住民たちの減少とともに、これらの記録も失われてしまいました。その後も幾度か音楽が普 及する機会がありましたが、どれも定着することはなく、結局、18世紀後半まで「芸術音楽」の普及は待たれることと なったのです。ピアニスト、ホセ・ラウル・ロペスは忘れられた南米音楽の蘇演に積極的に取り組んでおり、以前リリースさ れたコメリャス作品集(TOCC-347)でも興味深い世界を見せていました。今回のエスパデーロ作品集でも、ショパンを 思わせるサロン風の音楽から、華麗なオペラのトランスクリプションまで、レヴェルの高い素晴らしい作品と演奏を披露し ています。

SOMM
SOMMCD-0602(1CD)
NX-B04
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ 第50番ニ長調 Hob.XVI:37
ピアノ・ソナタ 第54番ト長調 Hob.XVI:40
ピアノ・ソナタ 第19番ホ短調 Hob.XVI:47
ピアノ・ソナタ 第47番ロ短調 Hob.XVI:32
ピアノ・ソナタ 第58番ハ長調 Hob.XVI:48
ピアノ・ソナタ 第59番変ホ長調 Hob.XVI:49
レオン・マッコウリー(P)

録音:2018年11月17.18日
レオン・マッコウリーのハイドン・ピアノ集。第1集(SOMMCD0162)に続く今作第2集には、中期の作品 である第19番と、円熟期の5つのソナタが収録されており、ハイドンの多様性と先進性を存分に楽しむこ とができます。マッコウリーは作品を丹念に読み込み、ピアノ学習者にはおなじみの第50番のソナタでも、 要所要所に装飾を加えるなど、遊び心たっぷりの演奏を聴かせます。落ち着いた風情に終始する第54 番、情熱的な楽想を持つ第47番でのきらびやかな表現もさることながら、第58番、第59番でのベー トーヴェンを思わせる力強い作品も聴きものです。

ALTO
ALC-1403(1CD)
ジョプリン (1868-1917):珠玉のピアノ・ラグタイム
Original Rags / Fig Leaf Rag / Maple Leaf Rag / Eugenia / The Entertainer
Nonpareil / Elite Syncopations / Country Club / Sugar Cane / Bethena
The Ragtime Dance / Solace / Searchlight Rag / Euphonic Sounds / Gladiolus Rag
Magnetic Rag
ウィリアム・ボルコム (P)

録音:1988年 
原盤:Vanguard

露OLYMPIA
MKM-276(1CD)
ニコライ・ペトロフ・プレイズ・バッハ
バッハ:イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV 811 *
前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 552 +
カンタータ 第147番「心と口と行いと生活で」 BWV 147 より
主よ人の望みの喜びよ (コラール) +
ニコライ・ペトロフ (P)

録音:1989年*/1985年+ ADD
露OLYMPIA
MKM-277(1CD)
ニコライ・ペトロフ・プレイズ・シューベルト
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 D 960
幻想曲 ハ長調 「さすらい人」 D 760
ニコライ・ペトロフ (P)

録音:1971年9月19-20日、ビクター・スタジオ、東京、日本 AAD


Treasures
TRE-210(1CDR)
バッカウアー/展覧会の絵、ペトルーシュカ他
ムソルグスキー:展覧会の絵*
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番**
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲第2巻Op.35#
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3章##
ショパン(ブゾーニ編):ポロネーズ第6番「英雄」+
ジーナ・バッカウアー(P)

録音:1956年6月6-7日*、1963年2月26日**、1963年2月20日#、1963年2月26-27日##、1963年2月25日+(全てステレオ)
※音源:英EMI SXLP-30233*、米MERCURY SR-90349
◎収録時間:71:25
“強引さ皆無! ロマン溢れる風格美で聴き手を牽引する究極芸!”
■音源について
ギリシャが生んだ名ピアニスト、ジーナ・バッカウアー(1913-1976)の十八番集。彼女のピアニズムを端的に象徴する「英雄ポロネーズ」は、CD化されていないと思われます(2019年9月現在)。「展覧会の絵」も、かつて山野楽器がCD化したものがありましたが、その後CDを見たことがありません。ステレオ最初期の録音で、レコードは長らくモノラル・バージョンのみが流通していました。ホロヴィッツ同様、「サムエル・ゴールデンベルク…」後のプロムナードは割愛されています。

★真っ先に激賞したいのは「英雄ポロネーズ」!コルトー門下のバッカウアーのピアニズムは、アクロバット的な技巧が聴き手の耳を喜ばせることを十分に認識しつつもそれを目的化せず、感覚的な愉しさを音楽ニュアンスに完全転化。気がつくと元々そういう曲であるかのように聴き手を自然に納得させてしまう「閃きのパワー」に溢れています。この「英雄」はその魅力を知るのに不可欠であるばかりか、同曲トップクラスの超演です!ブゾーニ版で最も特徴的なのは中間部。左手のオクターブ連打を一切休止させることなく、急に歯止めが効かなくなったモーターのように進撃するシーン。ここで何が起こるか十分に知っているはずなのに、私は聴くたびに決まって背中に電流が走ります。彼女独自のヴィルトゥオジティを発揮させるために、このブゾーニ版の選択はいかに必然であったか、どなたもご納得いただけることでしょう。ちなみに、同版を用いた録音は、ブゾーニ自身のものやデジタル時代のものありますが、どれもバッカウアーとはランクが違いすぎます!
 他の作品も、各曲における屈指の名演揃いですが、もう1曲「ペトルーシュカ」だけは触れないわけにはいきません。作品に没入するというより、一歩引いて俯瞰しながらユーモアと悲哀をダイナミックな造形のうちに描き尽くします。“ロシアの踊り”のルバートのセンスは、19世紀ロマンティシズムの片鱗を垣間見せますが、古臭いどころか呼吸の深さと造形の大きさに圧倒されるばかりで、後半の打鍵も、殊更に強打鍵ではないにもかかわらずこの重量感。第3楽章は色彩の宝石箱!情報量が多すぎて窒息しそうなほどですが、とにかくこれほど全ての音に血肉を与え尽くした演奏は他にないでしょう。7:34からの、テンポ切り替えと同時にタッチも質感も完全に別物にすり替える凄技など、ただただ唖然。この演奏を聴くまで、あらゆる点でパーフェクトなポリーニ盤さえあれば十分と思っていましたが、浅はかでした!【湧々堂】

H.M.F
HMM-902293(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) エマニュエル・ベルトラン(Vc/カルロ・トノーニ、ヴェネツィア、18世紀前半。バロック弓使用)

録音:2018年2,3月、ノートル=ダム・ド・ボン・スクール教会
フランスのチェロ奏者、エマニュエル・ベルトラン。彼女にとって、バッハの無伴奏組曲を録音するのは長年の夢でしたが、このたび素晴らしい楽器と 出会い、夢が実現しました。ベルトランのあふれ出る音楽への喜びと感謝をすべて受け止めながらより豊かに響くカルロ・トノーニの音色は深く豊か。ガッ ト弦、そしてバロック弓を用いて、西洋音楽史上燦然と輝くバッハの無伴奏を高らかに歌い上げます。

arcantus
ARC-19 014(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) ミメ・ヤ マヒロ・ブリンクマン( バ ロックVc )

録音:2018年1月、6月、8月/レンナ教会(スウェーデン)
名手ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンがついにバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を録音しました!ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンは桐朋学園大学でモダン・ チェロを学んだ後、ハーグ王立音楽院でバロック・チェロとヴィオラ・ダ・ガンバを学びました。ラ・プティット・バンド、バッハ・コレギウム・ジャパン、ター フェルムジーク・バロック・オーケストラなどと共演し、ソリストとしても活躍する才能あふれる古楽奏者で、BISレーベルより「チェロ・ライジング」(BIS SA 2214)などをリリースしております。2018年に収録された期待のバッハの無伴奏全曲録音。組曲第1番、第2番の前奏曲ではたっぷりとしたフレージングと豊かな響きを追求した演奏を 展開。一方、第3番の前奏曲では快活なテンポで演奏しており、曲ごとに違った表情をみせます。スウェーデンのレンナ教会に響き渡る大注目の録音です。 当録音のプロデューサーとサウンド・エンジニアはBISレーベルの数多くの名録音でも知られるマリオン・シュヴェーベルが担当しております。

Alba
ABCD-444(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) マルコ・ユロネン(Vc) 
[楽器 バルトロメオ・クリストフォリのチェロ(1720年代)]

録音:2016年11月、2017年5月、カウスティネン教会
マルコ・ユロネン(1966-)は、シベリウス・アカデミーでエルッキ・ラウティオとヘイッキ・ラウタサロ、バーゼルでハインリヒ・シフに学び、ソリスト、 室内楽奏者、音楽祭の芸術監督、教師として国際的に活動してきました。ユロネンは、CD録音も積極的に行い、ラウタヴァーラ、コッコネン、ヴァスクス、 シチェドリン、C・P・E・バッハのチェロ協奏曲、シベリウスの弦楽四重奏曲などのアルバムをリリース。オスモ・ヴァンスカ指揮ラハティSOと共演 したシベリウスの「2つの荘重な旋律」(BIS-1485)やヤーコ・クーシストたちと共演したピアノ三重奏曲(BIS-1282, BIS-1292)は、BIS レーベルの『シ ベリウス全作品』に収められました。重要なレパートリーのひとつ、J・S・バッハの『6つの無伴奏チェロ組曲』のユロネンにとって初めての録音。彼は、 それぞれの組曲の「対話」の中での異なる性格を際立たせるため、第5番の「情熱の世界」から第6番の「喜びあふれる音調」まで、6つの組曲を番 号にとらわれない順序で演奏しています。 (Ki)

Alba
ABCD-445(1CD)
トイヴォ・クーラ(1883-1918):ピアノ作品全集
ピアノのための3つの小品 Op.3b【悲歌(1908)、結婚行進曲(1908)、小さなガヴォット(1906)】
ピアノのための2つの小品(歌曲の編) Op.37【流れを漂う舟(1907)、舟歌(1912)】
フィンランドの歌による変奏曲 ホ短調(c.1900)
インヴェンション(c.1905)
昔の秋の歌Op.24 no.3(1917)
ショッティーシュ(c.1904)
祝祭行進曲Op.13b(1910)
ピアノのための組曲 Op.26
【ピーリレイッキ(輪踊り)(1914)、羊飼いの想い(1914)、即興的な踊り(1914)、夜想曲(1914)、
平安(アダージョ(Adagio))(1914)、葬送行進曲(1915)、羊のポルスカ(1915)】
3つの童話の情景Op.19(1912)【童話の情景第1番、童話の情景第2番、童話の情景第3番】
ヤンネ・オクサネン(P)
ナショナル・ロマンティシズムの作曲家トイヴォ・クーラ(1883-1918)は、1907年のホ短調のヴァイオリン・ソナタと1908年のピアノ三重奏曲イ長 調で注目され、歌曲を中心とする声楽曲とピアノ曲で当時、オスカル・メリカントと同じように人気を集めました。フィンランド内戦中の1918年、白軍 の勝利を祝う会場での口論による発砲事件の傷が元で亡くなってからも、「短調」で書かれた「結婚行進曲」をはじめとする「哀愁と感傷の音楽」は、広 く愛され、演奏されています。将来を期待される若いピアニストのひとり、フィンランドのヤンネ・オクサネンは、クーラが作曲したピアノのための全作品 を弾いたこのディスクがデビュー・アルバムです。シベリウス・アカデミーのフェスティヴァル「Sibafest 2018」でクーラの作品を弾き、ラジオ放送など のメディアを通じて好評だったことから、今回の録音が実現しました。シベリウスの家があることでも知られるヤルヴェンパーのホールでセッション録音。 詳細なプログラム・ノート(英語・フィンランド語)もオクサネンが執筆しました。オクサネンは、9月19日、ヘルシンキのテンペリアウキオ教会で行わ れたアルバム・リリース・コンサートの後、2020年2月2日のヤルヴェンパーまで、30都市をまわる「クーラ:ピアノ作品−ツアー」を計画しています。 (Ki)
[プロフィール]
ヤンネ・オクサネン Janne Oksanen(1994-)。ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーとパリ音楽院でテッポ・コイヴィスト、レベッカ・アンゲル ヴォ、ドニ・パスカルに学び、リスト=マッティ・マリンの修士課程で研究。ヨルマ・パヌラのクラスで指揮を学び、作曲家として25曲を超す歌曲などを 作り、「フィンランディア」を2台ピアノ用に編曲。ポップミュージックとジャズも学び、ロックバンド「Aurora Lights」を創設、グループを解散するまで 歌手とギタリストを務めた。
Alba
ABCD-446(1SACD)
『隠れた宝物』
リカルド・ファルティン(1835-1918):創作主題による変奏曲(1861)
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.1(1912)
マルティン・ヴェゲリウス(1846-1906):3つの幻想的小品「ザクセン・スイスの一日の思い出」(1872)
シルッカ・ハルユンマー(1926-2018):結婚行進曲(1948),練習曲(1947)
エイナリ・マルヴィア(1915-1997):ピアノ・ソナタ 変ニ長調 Op.16(1945)
 オストロボスニア民謡による変奏曲Op.10(1935)
リスト=マッティ・マリン(P)
シベリウス・アカデミーの博士課程で「ピアノ・トランスクリプション」を研究、『ピアノ・トランスクリプションの芸術』の2枚(ABCD240,ABCD305)を録音したリスト=マッティ・マリン(1976-)のAlbaレーベルのアルバム第8作。フィンランドのロマンティックなピアノ音楽の「忘れられてしまっていた珠玉の作品」を7曲弾いています。ドイツに生まれ、パーシウスにつづいてフィンランド音楽に貢献したリカルド・フレデリク・ファルティン(1835-1918)のシューマンやメンデルスゾーンの影響を反映する「創作主題による変奏曲」。「初雪」「泉のほとりで」といった小品で知られるイルマリ・ハンニカイネン(1892-1955)が書いた2つの大曲のひとつ「ピアノ・ソナタハ短調」。ヘルシンキ音楽学校(現ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー)を設立、シベリウスも教わったマルティン・ヴェゲリウス(1846-1906)が、ドイツ、ザクセン州の国立公園「ザクセン・スイス(ゼジッシェ・シュヴァイツ)」をインスピレーションに作曲した〈ラルゴ−アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈アンダンテ・クワジ・アレグレット〉〈ポコ・アダージョ、マ・ルバート〉の「3つの幻想的小品」。イルマリ・ハンニカイネンの生徒だった女性作曲家シルッカ・ハルユンマー(1926-2018)の2つの小品。エイナリ・マルヴィア(1915-1997)は、彼が師事したエルッキ・メラルティンの影響を受けた音楽に印象主義と表現主義の要素を加えた、100を超す数の歌曲を作曲。「ピアノ・ソナタ変ニ長調」は、代表作とされる作品です。すべて初めての商用録音です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-058(1CD)
(1)バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
(2)ヴィドール(1844-1937):「シチリアーノ」〜『バッハの思い出』より第5曲
(3)ヴィドール:「トッカータ」〜交響曲第5番 ヘ短調 Op.42-1より第5楽章
(4)リスト:バッハの名による幻想曲とフーガ
(5)キム・テジュ(1980-):「Pahdo」【委嘱作品】
(6)リスト:コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
チョ・ジェ=ヒョク(Org;カヴァイエ・コル1849年製作の大オルガン)

録音:2018年8月27-30日/マドレーヌ寺院(パリ)
韓国を代表するピアニスト、チョ・ジェ=ヒョクがなんとパイプオルガン演奏の録音をリリースします!ジェ=ヒョクは中学生の頃には韓国で開かれたピ アノ・コンクールで優勝するなど若くしてその才能を開花させた逸材。その後ジュリアード音楽院で学士、修士号を、またマンハッタン音楽院で博士号を 取得しました。
ピアニストとしてのキャリアを着実に積むジェ=ヒョクはベートーヴェンのピアノ・ソナタ第 21 番「ワルトシュタイン」、シューマンのピアノ・ソナタ第 2 番などをおさめたアルバムをリリースしておりますが、期待の新譜ではオルガンを演奏し、多才な鍵盤奏者としての顔を見せたアルバムを完成させました。 バッハ、リスト、ヴィドールの名曲に委嘱作品であるキム・テジュ作曲の「Pahdo」も収録。マドレーヌ寺院に据え付けられたカヴァイエ・コル1849年 製作の大オルガンを使用した実に贅沢な内容のアルバムです。

Audite
AU-20043(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 「幻想」Op.78 D.894
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ジミン・オウ=ハヴェニート(ピアノ;ベーゼンドルファー)

録音:2018年11月27-29日/ライプニツ・ザール(ハノーファー・コングレス・セントラム)
韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニートがシューベルトとリストのソナタを録音しました。オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、 ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録 音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしております。円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は深みがありベーゼンドルファーを用 いてシューベルト、リストの大曲を説得力のある演奏しております。 (Ki)

TYXart
TXA-19135(1CD)
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
リスト:ペトラルカのソネット 第47番、104番、123番
シューマン:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11
リスト:ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』
ヤミナ・ゲール(P)

録音:2018年9月
ドイツのボン生まれの若きピアニストによる1 枚。バッハやイタリアから影響をうけたリストを軸に、イマジネーション豊かな世界が広がります。 (Ki)

Hanssler
HC-17039(1CD)
シューマン:ピアノ独奏曲全集Vol.13
(1)蝶々 ニ長調【世界初録音】
(2)アルバムの綴り Op.124よりU.「苦痛の予感」/[.「終わりのない苦痛」/]\.「幻想的小曲」
(3)4つのマーチ Op.76
(4)色とりどりの小品 Op.99より]W.「速いマーチ」/].「プレリュード」
(5)森の情景 Op.82
(6)3つの幻想的小曲 Op.111
フローリアン・ウーリヒ(P;Steinway D)

録音:2017年12月20-22日/メニューイン・ホール(イギリス)
ドイツ期待の若手ピアニスト、フローリアン・ウーリヒ。シューマン生誕200年の2010年に開始したピアノ独奏曲全曲録音は屈指の実力派ウーリヒ の録音ということだけでなく、世界初録音の作品を多く有した"真の全集"ということでも好評のシリーズです。 第13集には森の情景が収録されております。森の情景は9曲からなる後期の作品。自然を描写したこの作品集は全体的に暗い思い雰囲気で、標題と ともにやがて迫り来る破局を予感させます。この他世界初録音となった蝶々 ニ長調も収録しているのも嬉しいかぎり。フローリアン・ウーリヒの卓越した技術と表現力でこの名曲を奏でます。 (Ki)

Altus
ALT-415(2CD)
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジー TWV 40:2-13 (古楽器演奏&現代楽器演奏)
[CD1]
(1)古楽器による全曲演奏

(2)【ボーナストラック】クヴァンツ:メヌエットと変奏 ホ短調
[CD2]
(3)現代楽器による全曲演奏
(4)【ボーナストラック】クヴァンツ:アルマンド ホ短調
有田正広((1)(4)フラウト・トラヴェルソ、(2)(3)フルート)

録音:(1)(2)2019年4月27日〜30日、(3)(4)2019年5月3日〜5日/水戸奏楽堂
2019年に古希を迎え、今なおフルート界の第一線で活躍を続ける名手・有田正広氏が放つ大注目の最新録音。何とモダン楽器とピリオド楽器、それ ぞれでテレマンの無伴奏を全曲演奏!モダン楽器奏者として日本音楽コンクールの覇者となり、ピリオド楽器奏者として古楽演奏のパイオニアとなり、片方 にとらわれることなく自らの音楽を追求してきた有田氏ならではの名企画、世界初・前代未聞の1人の奏者による2種のテレマン。平成の終わりから令 和の始まりにかけて行われた、記念碑的なセッション録音です。
有田氏は1989年にトラヴェルソを用いて同曲の全曲録音を行っており、今回実に30年ぶりの再録音となります。当時はピリオド楽器で演奏してこそ 提示できる新しい世界がありましたが、30年を経た今ピリオド楽器演奏は世に浸透し、モダン楽器奏者もピリオド奏法を取り入れるまでになりました。 では、詰まるところ目指すべき演奏の本質とは何なのか?―そこで有田氏は2つの楽器を通して、同じテレマンの核心に迫る圧倒的な演奏を繰り出します。 非常に挑戦的で、音楽界に一石を投じる前人未到の試みとも言えるアルバムです。
2種の演奏を聴き比べると、基本的に同じ解釈で貫かれタイムもほぼ同一。木製と金属製という材質の違いや操作性からくる音色・残響、またピッチ などの差はあれど、表現しようとしている音楽は同じであり、モダンでもピリオドでも同じ音楽を伝えることが出来るのだと驚かされます。確かな技術はも ちろんのこと、有田氏の考える「テレマンかくあるべし」、「音楽かくあるべし」が力強く刻印された非常に稀有な演奏です。とは言え楽器の個性を消して いるのではなく、逆にそれぞれの楽器のソノリティを大いに生かし、細かい装飾やフレージングでは即興的な変化も持たせ、あくまで自然な演奏として聴 かせている点も注目です。
使用楽譜は有田正広氏校訂による音楽之友社版(2018年)。テレマン自身の出版譜も参照し研究を重ねて作られた版であり、校訂者本人の演奏ゆえ に豊かな説得力を持っています。

Chandos
CHAN-20121(1CD)
チャイコフスキー・プラス・ワン Vol.2
チャイコフスキー:大ソナタ ト長調 Op.37
 瞑想曲 ニ長調 Op.72-5(18の小品より)
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
バリー・ダグラス(P)

録音:2019年4月16日−17日、シダーズ・ホール(ウェルズ・カテドラル・スクール、イギリス)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝き、世界的ピアニストの一人としてのキャリアを築いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
「チャイコフスキー・プラス・ワン」は、アイルランド生まれながら、ロシア文化に深い親近感を抱いていたというバリー・ダグラスが、チャイコフスキーの主要ピアノ作品と、他のロシア作品を組み合わせてプログラムしていくという興味深いプロジェクト。チャイコフスキーの「四季」とムソルグスキーの「展覧会の絵」を組み合わせた第1巻に引き続き、第2巻ではチャイコフスキーの「大ソナタ」とラフマニノフの「楽興の時」をカップリングし、ロシアの偉大な傑作へと経緯を表します。

Glossa
GCD-920114(12CD)
スペインのギター〜グロッサ・レコーディングス1991−2004
■CD1
騎士の歌〜ビウエラのための音楽 ―― ルイス・ベネーガス・デ・エネストローサ(c.1510−c.1557):牛を見張れによる5つの変奏曲、では話してくれぬのか、クラーロス伯爵による5つのディフェレンシアス、パバーナとその変奏/ミゲル・デ・フエンリャーナ(c.1500−ca.1579):「花咲く日々に生きるかぎり」のグローサ、音階的パッセージのファンタシア、何で洗いましょう、ムーア人はアンテケラから馬に乗って去っていく小麦色の肌の少女よキスしておくれ/ディエゴ・ピサドール(1509/10−a.1557):騎士に告げよ、マドナ・マラ・ヴォストラ、ラ・コルテシア、演奏容易なパバーナ/アントニオ・デ・カベソン(1510−1566):「婦人の望み」によるディフェレンシアス、「騎士の歌」によるディフェレンシアス/エンリケス・デ・バルデラーバノ(c.1500−a.1557):ソネット第27番、ソネット第27番、ソネット第8番、カンシオン第7番/ルイス・ミラン(ca.1500−1561):ファンタシア第8番、ファンタシア第12番、ファンタシア第1番、愛は誰が持っている?(ビリャンシーコ)、話して恋人よ(ビリャンシーコ)、ファンタシア第11番、パバーナ第4番、パバーナ第5番/シマンカスの写本:牛を見張れによる変奏曲
■CD2
皇帝の歌〜ビウエラのための音楽 ―― ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第22番/オルティス:ベルガマスカによるレセルカーダ第3番、新しいパッサメッツォによるレセルカーダ第2番/マイモン:ディフェレンシアス・デ・バカス/ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第21番/ムダーラ:クラロス伯爵のディファレンシアス/作曲者不詳:夜明け頃来てね/ナルバエス:クラロス伯爵のディフェレンシアス、何で洗いましょう/フエンリャーナ:きみは私を殺めた/ピサドール:夜は暗く/フエンリャーナ:「花咲く日々に生きるかぎり」のグローサ/オルティス:古いパッサメッツォによるレセルカーダ第5番、ロマネスカによるレセルカーダ第7番/パエス:ディフェレンシアス・デ・バカス/ナルバエス:皇帝の歌
■CD3
ルイス・ミランのファンタジア ―― ルイス・ミラン(1500頃-1561):ファンタジア第1、3、4、8、10−12、18、22、35番/パヴァナ第1−6番/テント/話して私の恋人よ/貴婦人よ, 私は汝がために燃え立ち/バルドビーナの溜め息
■CD4
スペインのギター音楽第1集 ―― ナルバエス:“私の牛の見張りをしておくれ”による4つのディフェレンシア、ムーアの王は散策していた、“私の牛の見張りをしておくれ”による3つのディフェレンシア、皇帝の歌/ロペス:ファンタジア/ミラン:パヴァナU/ムダラ:アレクサンドルのパヴァナ、ルドヴィーコの手法によってハープを模したファンタジア/ムルシア:ジーグ、クンベス/ゲラウ:マリオナス、カナリオス/サンス:スペインの歌によるパヴァナ、フォリア、ラントゥルルー、カナリオス/ソル:アンダンテ・マエストーゾ、アンダンテ・エクスプレッシーヴォ、モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲
■CD5
スペインのギター音楽第2集 ―― ソル:序奏と「マルブルクは戦争に行った」による変奏曲、アンダンティーノ ニ短調/メルツ:セレナード(シューベルト作曲、メルツ編)、無言歌/タレガ:アンダンテ・ソステヌート、涙、マズルカ ト長調、パキート、アデリータ、マリエータ/リョベート:カタルーニャ民謡集〔アメリアの遺言、聖母の御子、盗賊の歌、糸を紡ぐ娘〕/タレガ:哀歌、夢、われ祈らん、パヴァナ、別れ(シューベルト作曲、タレガ編)
■CD6
「清く澄んだ川」〜スペイン・ルネサンスの歌曲と器楽曲 ―― 作曲者不詳:私に何をお望みですか/エステバン・ダサ:フアン・パストラール、なぜお前はこうなった/バスケス−ピサドール:バラの茂みの泉にて/エステバン・ダサ:異国の地に/フレチャ−フエンリャーナ:かわいい妹テレサよ/モラレス−フエンリャーナ:ムーア人はアンテケラから馬に乗って去っていく/エステバン・ダリ:ブルネットの少女が叫んだ/作曲者不詳:クラロス伯爵のディフェレンシア/アロンソ・デ・ムダラ:恋人たちの嫉妬/ディエゴ・ピサドール:夜の闇が訪れ/アロンソ・デ・ムダラ:イサベルは腰ひもをなくした/モラレス−フエンリャーナ:ベネディクトゥス/ディエゴ・ピサドール:エンデチャス/ミゲル・デ・フエンリャーナ:エンデチャス/エンリケス・デ・バルデラーバノ:愛する人よ、あなたはどこから来たの/アロンソ・デ・ムダラ:ロマネスカ、彼らが私を呼べば、清く澄んだ川、幸せな男/バスケス−フエンリャーナ:私のために嘆いてください/ディエゴ・ピサドール:バプテスマのヨハネの祭日の朝に/ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア、ムーア王は散策していた/ディエゴ・ピサドール:騎士に告げよ
■CD7
「夜明けにおいで」〜スペイン・ルネサンスの世俗音楽 ―― ルイス・デ・ナルバエス、フアン・デル・エンシーナ、ディエゴ・オルティス、アロンソ・ムダーラ、作曲者不詳、他の作品
■CD8
ミゲル・デ・フエンリャーナ(c.1500−c.1579):ビウエラ曲集「オルフェニカ・リラ」(1554)
■CD9
「ドン・キホーテ」の音楽〜ロマンス、歌曲、器楽による小品集 ―― ルイス・ミラン:パヴァナY/作曲者不詳:夜明けにおいで/フアン・アラネス:チャコナ/ミラン:デュランダルテのロマンス/アロンソ・ムダーラ:ガリアルダ/ゲレーロ:草原の緑と花/作曲者不詳:紳士よ、私から何をお望みですか、ドン・ガイフェロスのロマンス/アントニオ・マルティン・イ・コル:カナリオス/作曲者不詳:お母さん, 私のお母さん、おお, 輝ける月、ヤカラス/ムダーラ:ファンタジアX/ミラン:バルドビーナのロマンス/マルティン・イ・コル:ビリャーノ/作曲者不詳:何とかわいい坊や/ムダーラ:ベアートゥス・イッレ/アントニオ・デ・リベラ:カルディーニャのロマンス/ディーゴ・オルティス:レセルカーダ第2番/ガブリエル:私のかわいい敵/作曲者不詳:マントヴァのマルキのロマンス/ディエゴ・デ・ナルバエス:クラロス伯のロマンス/オルティス:レセルカーダ・オクターヴァ/アラネス:チャコナ
■CD10
ガスパール・サンス:スペイン・ギターのための音楽指南 ―― ガスパール・サンス(c.1640−c.1710):カナリオス/マリオナス/サラバンダ/フランス王のマスケット銃兵のクラリオン/2つのラッパを持ったナポリの騎兵隊/ナポリのエスファチャタ/ラッパとトランペット/ポルトガルの雌猫/カンシオン/フランスの貝/馬上試合/バターリア(戦争の音楽)/別の音によるエスパニョレタ/ルヘーロ/パラデータ/松明/マリサパロス/道化役者/多数のディフェレンシア(変奏)を伴うニ調のパッサカリア/ビリャーノ/スペインの歌によるパルティダを伴う二調のパヴァナ/カナリオス/エスパニョレタス/カタルーニャの歩兵の女房/ラ・ガルソナ/ハカラス/スウェーデン女王の2つのトランペット/フォリア/ラントゥルル/カナリオス/チャコナ
■CD11
ベラスケスの時代の音楽〜17世紀スペインの歌曲と器楽作品集 ―― ガスパール・サンス/アントニオ・マルティン・イ・コル:フォリア/フアン・イダルゴ:eynandose estaba un olmo、雷神ゼウス/マルティン・イ・コル:カナリオス/ホセ・マリン:Ojos, pues me desdenais/バルトロメー・デ・セルマ・イ・サラベルデ:スサナ・パッセジャータ/イダルゴ:De las luces que en el mar、Cuydado, pastor/ガスパール・サンス:カナリオス/イダルゴ:Ay que si, ay que no/ルカス・ルイス・デ・リバリャス:エスパニョレタス/マリン:Ay que si, ay que no/フランシスコ・ゲラウ:マリオナス/セバスティアン・ドゥロン:Sosieguen, descansen/イダルゴ:Ay, que me rio de Amor/サンス:ラントゥルル
■CD12
女ってもんとギターの弦にゃ〜ギター伴奏による歌曲集 ―― マルティン・イ・ソレール(1754−1806):純な娘、移り気な女、堅気の女、報い/フェルディナンド・カルッリ(1770−1841):アンダンテ・アッフェトゥオーソ/マウロ・ジュリアーニ(1781−1829):「3つのアリエッタ」(遅れ/その日はいつ来るの/ほかの男の腕に)、アンダンティーノ・ソステヌート、「3つのアヴァティーナ」(あわて、うろたえて/愛の神よ、なぜ/あまりの苦しみ)/フェルナンド・ソル(1778−1839):宗教的祈りの楽章、4つのアリエッタ(涙/魂をなくして/哀れな心/私のうそつき!/若さも輝きも失い)/ヨハン・ガスパール・メルツ(1806−1856):無言歌/フェルナンド・ソル:「5つのセギディーリャ」(私の目があなたを死なせるというのなら/ムチャチャ、あんたの恥じらいはどこへいっちまったんだい?/私の不用心な目は/永遠の安息のセギディーリャ/女ってもんとギターの弦にゃ)
■CD1(GCD 920101/GCD C80101)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)

■CD2(GCD 920108/GCD C80108)

ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)

■CD3(GCD P30110)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)、エリジオ・キンテイロ(ルネサンス・ギター&ビウエラ)

■CD4(GCD 920103/GCD 920111)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、バロック・ギター&クラシカル=ロマンティック・ギター)

■CD5(GCD 920105/GCD 920111)
ホセ・ミゲル・モレーノ(クラシカル=ロマンティック・ギター、ポスト=ロマンティック・ギター)

■CD6(GCD 920205/GCD C80205)
ヌリア・リアル(S)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ&ルネサンス・ギター)

■CD7(GCD 920203/GCD C80203)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、指揮)、アンサンブル・ラ・ロマネスカ〔マルタ・アルマハーノ(S)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フアン・カルロス・デ・ムルダー(ビウエラ、ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

■CD8(GCD 90204/GCD C80204)
ヌリア・リアル(S)、カルロス・メナ(C.T)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ&指揮)、オルフェニカ・リラ〔グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アルバ・フレスノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、セルヒ・カサデムント(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ファン・カルロス・デ・ムルデル(ルネサンス・ギター)、フェルナンド・パス(リコーダー)、ダビド・マヨラル(打楽器)〕

■CD9(GCD 920207)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、バロック・ギター&指揮)、オルフェニカ・リラ

■CD10(GCD 920206/GCD C80206)
ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター&指揮)、オルフェニカ・リラ〔エジリオ・クインテイロ(トレブル・ギター)、ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ&バロック・ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

■CD11(GCD 920201/GCD C80201)
ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター&指揮)、アンサンブル・ラ・ロマネスカ〔マルタ・アルマハーノ(S)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ)、ヌリア・リョピス(ダブル・ハープ)、トニー・ミラーン(Cemb)〕

■CD12(GCD 920202/GCD C80202)
マルタ・アルマハーノ(S)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ロマンティック・ギター)
世界有数の古楽系撥弦楽器の名手、音楽学者、楽器製作者、歴史的楽器のコレクター、そしてスペインの名門古楽レーベル"グロッサ(Glossa)"の共同創設者という様々な姿を持つホセ・ミゲル・モレーノがGlossaに残した多数の録音のうち、1991年〜2004年までに録音されたスペイン音楽を集めた豪華12枚組BOXが登場!
ビウエラ、バロック・ギター、クラシカル=ロマンティック・ギター、ポスト=ロマンティック・ギター(ロマン派以降に製作されたギター)を弾き分けたモレーノのソロ録音から、ヌリア・リアル、マルタ・アルマハーノが歌うギター歌曲、モレーノが率いるアンサンブル「ラ・ロマネスカ」や「オルフェニカ・リラ」との録音まで、ギターの聖地スペインが歩んだ四百有余年の歴史を様々な形で伝える貴重な音楽遺産です。
ブックレットには新たに書き下ろされたエッセイ(英語、仏語、独語、西語)と原語歌詞を掲載。PDFデータにて、全オリジナル・ブックレット・データも収録。ギター関係者、古楽ファン必携の豪華コレクションBOXです。

LAWO Classics
LWC-1185(1CD)
カタリヌス・エリング(1858−1942):ピアノ作品集
ワルツOp.1/2つのピアノの小品 Op.2/無言歌 Op.3/ノルウェー民謡のピアノ編曲/スンフィヨルドの2つの婚礼歌−教会への道行きで、教会からの帰路に/スンフィヨルドのフォルデの子守歌/オプダールのフルドラの歌/スンフィヨルドの子守歌/スンフィヨルドのフォルデのハリング/スンモーレの結婚行進曲/ノールフィヨルドのブレイムの山羊呼びの声/スンフィヨルドのフォルデのハリング/4つのピアノの小品/愛の詩−疑い。 彼:ゆっくりと、焦らしながら、答え。 彼女:なめらかな動きで、なだめるかのように/ピアノ小曲集 「過ぎ去りし日々」 第1巻−朝のこと、冗談だろ!、憂鬱、このうえない幸せ/ピアノ小曲集 「過ぎ去りし日々」 第2巻−少年たちの旗の行進、失楽園、山猫、牧歌/ワルツ=カプリース/ピアノのためのスナップショット/ピアノのためのスケルツォ
ルネ・アルヴェル(P)

録音:2018年3月5日−7日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
カタリヌス・エリングは、1858年、クリスチャニア(現 オスロ)生まれ。オスロ大学で哲学を学び、ライプツィヒとベルリンに留学。オーストリアの作曲家ハインリヒ・ヴォン・ヘルツォーゲンベルクを通じて知ったブラームス、シューマン、メンデルスゾーンのスタイルが背後に感じられる作品を管弦楽曲から声楽曲まで幅広いジャンルに作曲しました。指揮者としても活動、音楽教師としてダーヴィド・モンラード・ヨハンセンやファッテイン・ヴァーレンといった重要な作曲家を育てたことで知られます。彼の初期の歌曲を集めた『若きエリング』(LWC1072)につづく LAWO Classics のエリング作品集『愛の詩』。彼の膨大な数のピアノ作品から「ノルウェー民謡のピアノ編曲」「愛の詩」、2巻の「過ぎ去りし日々」といった作品を選び、ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンのピアノ作品全集『父の山』(LWC1101)を録音したルネ・アルヴェル(b.1957)が演奏。エリングのピアノ曲の初めての録音です。

Channel Classics
CCS-42219(1CD)
ストーリー・テラー〜ショパン、リスト、スクリャービン
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23、バラード第2番ヘ長調 Op.38、バラード第3番変イ長調 Op.47、バラード第4番ヘ短調 Op.52
リスト:3つのペトラルカのソネット〔ソネット第47番 S.161-4、ソネット第104番S.161-5、ソネット第123番 S.161-6〕
スクリャービン:2つの詩曲 Op.32、ピアノ・ソナタ第4番 Op.30
アンナ・フェドロヴァ(P)
アンナ・フェドロヴァは、ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト。2013年にアムステルダムで行われた「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」のライヴはYouTubeで2,300万回以上再生されるなど、クラシック界では異例の反響を巻き起こし、一躍その名を世界に轟かせています。
ショパンとシューマンの「幻想曲」、ベートーヴェンとスクリャービンの「幻想曲風ソナタ」を収録したChannel Classics第1弾は、その非凡な音楽性や豊かな色彩が高く評価され、2019年7月に行われた来日公演も好評を博しました。
続く第2弾「ストーリーテラー」は、ショパン、リスト、スクリャービンのバラード、ソネット、ポエムといった詩的な側面にフォーカスを当てた見事なプログラム。その繊細ながら表情豊かなピアニズムで、音楽と詩を結び付けてゆきます。
今後のレコーディングには、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番&パガニーニ狂詩曲という特大プログラムも予定されているというアンナ・フェドロヴァの活躍にぜひともご期待ください!

NIFC
NIFCCD-704(1CD)
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ(失われた小銭への怒り) ト長調 Op.129
ショパン:スケルツォ第2番 ロ短調 Op.31
ラヴェル:夜のガスパール
ピオトル・アレクセヴィチ(P/スタインウェイ)

録音:2018年4月23日−26日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベル「NIFC」による、有望な若きアーティストを紹介する「デビュー(ヤング・タレント)」シリーズ。
第4弾は、2000年生まれ、現在カロル・シマノフスキ中等音楽学校で学んでいるピオトル・アレクセヴィチが登場。アレクセヴィチは、ダン・タイ・ソン、ジャック・ルヴィエ、ドミトリ・アレクセーエフらのマスター・クラスを受け、フランスの権威あるガニー国際ピアノ・コンクール2017ではグランプリと聴衆賞を見事獲得。また、ポーランドのグダニスクで行われたナショナル・ショパン・ピアノ・コンクール2017で第1位と協奏曲賞、ポーランドのサノクで行われた第8回国際ピアノ・フォーラムで「ゴールデン・パルナッソス2018賞」なども受賞し、2018年と2019年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」にも出演しているというポーランドの若い世代のもっとも才能のあるピアニストの一人です。

GENUIN
GEN-19665(1CD)
2018ドイツ音楽コンクール受賞者/マチェイ・フラキエヴィッチ
シュニトケ:ゴーゴリ組曲〜チチコフの子供時代,官僚,ワルツ,ポルカ
ベリオ:セクエンツァXIII
ルトスワフスキ:牧歌集(全5 曲)
ラモー:ミューズたちの語らい,雌鶏
マイクシャク:ディアド〜ラルゴ
ピアソラ:レント
クラウゼ:ある恋人の肖像
マチェイ・フラキエヴィッチ(アコーディオン)

録音:2018年11月28−30日 ケルン
GENUIN 恒例のドイツ音楽コンクール受賞者によるCD。2018 年の受賞者の一人が、ポーラ ンドのアコーディオン奏者、マチェイ・フラキエヴィッチ。日本ではまだ名が知られていないだろ うが、ヨーロッパでは若き天才アコーディオン奏者として既に名声を得て、彼がコンクールの審 査に回ることすらある。このデビューCD でも 20 世紀の作曲家の作品を大きく取り入れて鮮や かな腕前と類稀な音楽性を披露しています。
GENUIN
GEN-19666(1CD)
「変容するヴィオラ」
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第 2 番BWV1004〜シャコンヌ
ビーバー:ロザリオのソナタ〜パッサカリア
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ Op. 11-5〜第4 楽章
ブリテン:チェロ組曲第2番Op.80〜シャコンヌ
リゲティ:ヴィオラ・ソナタ〜半音階的シャコンヌ
ディアン・メイ(Va)

録音:2019年4月15−17日 ライプツィヒ
ディアン・メイ Diyang Meiは1994 年生まれの中国の若いヴィオラ奏者。2014 年 以降ドイツで学んでいます。2018 年の ARD 国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクー ル)で1 位受賞。そしてこのデビューCD では編曲を含めた無伴奏ヴィオラ曲集という意欲的な 内容。スター奏者のまだ多くないヴィオラの世界で非常に楽しみな逸材だ。

Goodies
78CDR-3777(1CDR)
税込定価
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲ハ長調作品120 アルトゥール・シュナーベル(P)

英 HMV DB 3519/25
1937年10月30日&11月2日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はポーランドのリプニク(旧オーストリア領)生まれ。1889年7歳でウィーン音楽院に入り1891年から1897年に名教授テオドール・レシェティツキ(1830-1915)に師事した。1901年にベルリンでデビュー、1933年までこの地を本拠にした。1932年からロンドンに居を構え、世界初のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集やピアノ協奏曲全集を録音した。これはその中の一曲。その後ナチスの台頭でスイスに移り、1939年にアメリカに渡った。大戦後はスイスに戻り演奏会や録音に活躍した。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用カートリッジ(3mil 針)とコルグNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3778(1CDR)
税込定価
リスト:パガニーニ大練習曲 S.141 R.3b レオニード・クロイツァー(P)

日ニッチク JD 6056/60
1943年東京録音
レオニード・クロイツァー(1884-1953)はドイツと日本で活躍したロシア生まれの名ピアニストで指揮者。両親はユダヤ系ドイツ人。サンクトベテルブルク音楽院でアンナ・エシポワにピアノをアレクサンドル・グラズノフに作曲を学んだ。1906年ライプツィヒに移住、アルトゥール・ニキシュに指揮法を学んだ。1921年から1933年までベルリン音楽大学教授。1931年初来日。1933年再来日。近衛秀麿の要請で帰国せず1937年から亡くなるまで東京音楽学校(現東京芸術大学)教授をつとめた。1942年ナチス・ドイツの欠席裁判によってドイツ国籍を剥奪され無国籍となった。1953年10月28日リサイタル中に心筋梗塞をおこし2日後に死去した。これは大戦中の貴重な日本録音。超希少SPレコードの復刻。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用カートリッジ(3mil 針)とコルグNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)


Hanssler
HC-19032(16CD)
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集
■CD1(79’25”)
ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲 WoO 63
帝侯ソナタ WoO 47【第1番変ホ長調/第2番 ヘ短調/第3番ニ長調】
ロンド ニ長調 WoO 48
ロンド イ長調 WoO 49
2つのソナチネ Kinsky-Halm Anh.5
メヌエット ヘ長調 WoO 217
アンダンテ ハ長調 WoO 211
ソナチネの2楽章 ヘ長調 WoO 50
2つのプレリュード ハ長調 Op.39
■CD2(76’02”)
スイス歌曲の主題による6つの変奏曲 ヘ長調 WoO 64
リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲 ニ長調 WoO 65
12のコントルダンス WoO 14
「昔ひとりの老人がいたとさ」による13の変奏曲 イ長調 WoO 66
12のドイツ舞曲 WoO 13
ヴィンターの歌劇『中止された奉献祭』の「子よ、静かにおやすみ」による7つの変奏曲 ヘ長調 WoO 75
アルマンド イ長調 WoO 81
■CD3(80’16”)
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
パイジェルロの歌劇『水車屋の娘』のアリア「田舎者の恋は何と美しく」による9
つの変奏曲 イ長調 WoO 69
■CD4(79’04”)
12のメヌエット WoO 7
ハイベルのバレエ『妨げられた結婚』の「ヴィガノのメヌエット」の主題による
12の変奏曲 ハ長調 WoO 68
12のドイツ舞曲 WoO 8
パイジェロの歌劇『水車小屋の娘』の二重唱「うつろな心」の主題による6つの
変奏曲 ト長調 WoO 70
ロンド・ア・カプリッチョ「なくした小銭への怒り」 ト長調 Op.129
プレスト(バガテル) WoO 52 ハ短調/
ロンド 変ロ長調 Kinsky-Halm Anh.6
■CD5(79’09”)
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
グレトリの歌劇『獅子心王リチャード』のロマンス「燃える情熱」の主題による8
つの変奏曲 ハ長調 WoO 72
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
ヴラニツキーのバレエ『森のおとめ』のロシア舞曲の主題による12の変奏曲 イ
長調 WoO 71
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
■CD6(79’59”)
ロンド ハ長調 Op.51-1
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
アレグレット ハ短調 WoO 53
やさしいソナタ ハ長調 WoO 51
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
■CD7(81’21”)
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
ロンド ト長調 Op.51-2
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
サリエリの歌劇『ファルスタッフ』の二重唱「まったく同じだわ」の主題による10
の変奏曲 変ロ長調 WoO 73
ジュスマイアーの歌劇『スレイマン2世、または3人のサルタン妃』の三重唱「ふ
ざけとたわむれ」による8つの変奏曲 ヘ長調 WoO 76
■CD8(78’14”)
7つのレントラー WoO 11
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
創作主題による6つのやさしい変奏曲 ト長調 WoO 77
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
■CD9(71’42”)
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』
7つのバガテル Op.33
バガテル「楽しい 悲しい」ハ長調 WoO 54
6つのレントラー WoO 15
■CD10(75’52”)
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲 ハ長調 WoO 78
■CD11(79’23”)
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩』
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
■CD12(79’33”)
「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲 ニ長調 WoO
メヌエット 変ホ長調 WoO 82
プレリュード ヘ短調 WoO 55
アンダンテ ヘ長調 WoO 57
バガテル ハ長調 WoO 56
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
6つのエコセーズ WoO 83
創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
バガテル「エリーゼのために」 イ短調 WoO 59
■CD13(76’15”)
幻想曲 ト短調 Op.77
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78『テレーゼ』
「アテネの廃虚」からのトルコ行進曲による6つの変奏曲 ニ長調 Op.76
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
ポロネーズ ハ長調 Op.89
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
■CD14(81’03”)
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
11のバガテル Op.119
■CD15(71’27”)
ピアノ小品(かなり生き生きと)バガテル 変ロ長調 WoO 60
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ピアノ小品(アレグレット) ロ短調 WoO 61
■CD16(78’29”)
ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 Op.120
6つのバガテル Op.126
ワルツ 変ホ長調 WoO 84
ピアノ小曲 ト長調 WoO 61a
ワルツ ニ長調 WoO 85
エコセーズ 変ホ長調 WoO 86
マルティーノ・ティリモ(P;スタインウェイD)

録音:2008-2018年/メンデルスゾ ーン・ザ ー ル(ライプツィヒ)
2020年のベートーヴェン生誕250周年を前に待たしても注目盤の登場。1942年キプロス出身の音楽学者でピアニストのマルティーノ・ティリモがベー トーヴェンのピアノ独奏曲全集をリリースします。2008年から2018年までライプツィヒのメンデルスゾーン・ザールにて10年の歳月をかけて全曲録音 を完成しました。
ティリモといえばモーツァルト、シューベルト、ヤナーチェクなどのピアノ・ソナタ全集でも知られ、シューベルトでは音楽学者として原典版に基づく全 集をリリースしたことでも高く評価されております。このベートーヴェンでも長年の研究をもとに磨かれた感性で質の高い全集を完成させました。学者とし てまた演奏家としての集大成ともいえるこの当録音集はティリモの代表盤としてだけではなく、ベートーヴェンのピアノ作品を知るうえで不可欠な名録音登 場といえましょう! (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00148(1CD)
2019年10月23日発売
ブラームス:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ 第1番ハ長調 作品1
ワルツ集 作品39
3つの間奏曲 作品117
6つの小品 作品118
上野真(P)

録音:2017年5月31-6月2日三重県総合文化センター
19世紀から20世紀前半にかけての黄金時代のピアノに深くこころを寄せるピアニスト、上 野真によるブラームス。 初期から後期までこの作曲家の生涯を俯瞰したプログラムを、上野は楽器特有の質朴な 暖かみを生かし、インティメートな作品群から芳醇な魅力を引き出しています。 シュトライヒャーの活力もベーゼンドルファーの渋い深みも、オーセンティックで端正な解 釈に支えられ、ブラームスの内なる声を聴くような味わいにみちたアルバムとなりました。(オクタヴィア)

FARAO
B-108110(5CD)
バッハ:オルガン作品全集 第1集
[CD1]
前奏曲とフーガ 変ホ長調『聖アン』 BWV552
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
コラール前奏曲『装いせよ、わが魂よ』 BWV654
コラール・パルティータ『ようこそ、慈しみ深きイエスよ』 BWV768
パストラーレ ヘ長調 BWV590
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
[CD2]
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529
18のライプツィヒ・コラールより BWV659-661
コラール前奏曲『われら皆一なる神を信ず』 BWV740
オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:ヴィヴァルディRV565)
カノン風変奏曲『高き御空よりわれは来たれり』 BWV769
[CD3]
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
ノイマイスター・コラール集 BWV1112-1116
アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV589
トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV528
コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV579
フーガ ハ短調 BWV575
フーガ ト長調 BWV577
シュープラー・コラール集 BWV645-650
キルンベルガー・コラール集 BWV699, 738, 722, 704, 729
カンツォーナ BWV588
[CD4]
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
コラール・パルティータ『おお神、汝義なる神よ』 BWV767
コラール・パルティータ『キリストよ、汝真昼の光』 BWV766
トリオ ニ短調 BWV583
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
ノイマイスター・コラール集 BWV1117-1120, 957
[CD5]
オルガン協奏曲 ハ長調 BWV594(原曲:ヴィヴァルディRV208)
キルンベルガー・コラール集 BWV730, 731, 741, 714, 717, 711, 715
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539
18のライプツィヒ・コラールより BWV657, 658
幻想曲 ハ長調 BWV573
幻想曲 ハ長調 BWV570
幻想曲 ト長調 BWV572
オルガン小曲集 BWV639-644
ペーター・コフラー(Org)

録音:2017-2019年/ミュンヘン、聖ミヒャエル教会のリーガー・オルガン
2017年3月よりバッハのオルガン作品全曲録音を開始したペーター・コフラーによる全集シリーズ第1弾。全3集で発売される予定です。4段鍵盤 と75個のストップを持つモダン・オルガンをあえて使った壮麗な響きが特徴で、オルガン音楽の革新者でもあったバッハの作品を存分に鳴らしてくれます。
チェンバロ、オルガン奏者として活躍するペーター・コフラーは1979年ボルツァーノ生まれ。地元のモンテヴェルディ:音楽院で学んだ後、ミュンヘン にわたりハラルド・フェラーとクリスティーネ・ショルンスハイムに師事しました。ドロテー・オーバーリンガーやドミトリー・シンコフスキーといった古楽 の名手と共演し、また2008年よりミュンヘン、聖ミヒャエル教会のオルガニストを務めています。この録音についてコフラーは「現代オルガンの性能や 高度な録音技術ではなく “バッハの音楽” こそがこのプロジェクトの中心である」と力強く語っており、並々ならぬ意気込みを感じさせます。

MARCO CREATORS
MARCO-001(2CD)
税込定価
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):プラテーロとわたし(全28編)(波多野睦美による新訳版朗読)
原作:フアン・ラモン・ヒメネス
■Disc-1 (52’25)
1 プラテーロ (第1巻第1曲)
2 白い蝶 (第3巻第1曲)
3 夕暮れの遊び (第2巻第3曲)
4 エル・ロコ 狂った男 (第2巻第5曲)
5 お告げの鐘 (第1巻第2曲)
6 つばめ (第4巻第2曲)
7 戻り道 (第1巻第3曲)
8 春 (第1巻第4曲)
9 四月の田園詩 (第3巻第2曲)
10 カナリアが飛んだ (第3巻第3曲)
11 友情 (第2巻第1曲)
12 子守娘 (第3巻第4曲)
13 結核の娘 (第2巻第6曲)
14 ロンサール (第2巻第4曲)
■Disc-2 ( 63’36)
1 道端の花 (第4巻第3曲)
2 井戸 (第1巻第5曲)
3 すずめ (第1巻第6曲)
4 日曜日 (第4巻第4曲)
5 月 (第2巻第2曲)
6 カナリアが死んだ (第3巻第5曲)
7 十一月の田園詩 (第3巻第6曲)
8 ジプシーたち (第4巻第5曲)
9 回復 (第4巻第1曲)
10 カーニバル (第4巻第6曲)
11 死 (第3巻第7曲)
12 ノスタルジア (第2巻第7曲)
13 メランコリー (第1巻第7曲)
14 モゲールの空にいるプラテーロへ (第4巻第7曲)
大萩康司(G/イグナシオ・フレタ I 世 1958)
波多野睦美(Ms、朗読)

録音:2018年4月18-25日、12月18?21日、軽井沢
Produced by Yasuji Ohagi
エンジニア:櫻井卓
ディレクター:野田智子
スペイン語監修:濱田吾愛
Art (Etching) :山本容子(銅版画家)
抜群のテクニックと深い表現力、多彩な音楽性で国内外の聴衆を魅了するギタリスト大萩康司。2020年にデビュー20周年を控え、遂に自身のレーベ ル「MARCO CREATORS」を立ち上げることとなりました。 その第1弾アルバムとなるのが『プラテーロとわたし』。スペインが生んだノーベル文学賞を受賞した詩人フアン・ラモン・ヒメネスの代表作『プラテー ロとわたし』にイタリアの作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコが作曲した、ギターと朗読のための傑作です。 若くして文壇デビューしたヒメネスが、心を休めるため故郷モゲールに戻った際に書いたこの作品は、故郷の自然と素朴な日常のなかにある美しさ、人生 の喜びと哀しみをロバのプラテーロに語りかけるかたちで綴られた138編からなる散文詩。その中からテデスコは28編を選び、ギターと朗読のための 作品を作曲しました。 大萩は、2016年から同作を波多野睦美とコンサートで取り上げており、当盤でも波多野睦美自身による新訳版朗読で全曲録音されました。ヒメネスの 温かいまなざしで語られる詩を、波多野が丁寧に日本語訳し、ときにアンダルシア地方の方言を宮崎弁(二人の出身地)とするなど、機知に富んだ表現で、 物語に新たな命を吹き込んでいます。そして“ギターの詩人、響の画家”と呼ばれる大萩のギターは、豊かな歌心をもって詩の情景を創り出しています。また、 ジャケット・デザインには、銅版画家の山本容子氏による作品を使用し、作品の持つ世界観を具現化しています。『詩画集 プラテーロとわたし』(山本容子=絵、波多野睦美=訳)も理論社(https://www.rironsha.com)より同時発売予定。 (Ki)

Naxos Japan
NYCC-27311(1CD)
税込定価
ショパン:即興曲第1番変イ長調 Op. 29
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op. 36
即興曲第3番変ト長調 Op. 51
幻想即興曲
演奏会用アレグロ イ長調 Op. 46
スケルツォ第1番ロ短調 Op. 20
スケルツォ第2番変ロ短調 Op. 31
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op. 39
スケルツォ第4番ホ長調 Op. 54
藤田真央(P)

録音:2019年2月11-13日
ワイアストン・リーズ・コンサートホール(英国)
K&A Productions Ltd.
日本盤限定本人メッセージ入り
日本盤解説:萩谷由喜子
2019年6月に行われたチャイコフスキー国際コンクール。第一次予選に登場した藤田真央がバッハを弾き始めた途端に空気がぱっと変わ り、モーツァルト、チャイコフスキー、ショパンと弾き進むにつれ、会場はもちろん世界中でライヴ中継を観ている聴衆をもその音楽に引き込んだ のは記憶に新しいところ。世界的にはまだ無名と言える彼の第2位に、日本はもちろん当地ロシアも沸いたと言います。そのガラ・コンサートで はチャイコフスキーの協奏曲第1番フィナーレにリハーサル無しで臨むなど、巨匠ゲルギエフの信頼も絶大なもの。そんな藤田真央がコンクール の4ヵ月前に録音したオール・ショパン・アルバムが登場しました。傑出したテクニックはもちろん、粒だった音色の美しさと生き生きとした音楽性 が彼の大きな魅力。ここでも即興曲の滑らかな美しさからスケルツォが持つ切れ味の鋭さまで、ショパンの持つ様々な顔を豊かに伝えます。
〜ショパンの詩的な感性や音楽の美しさを奏でることに奔走した20歳の冬〜 人々の心を惹きつけてやまない特別な音楽家 ”ショパン“ にどれだけ寄り添うことができただろうか。素直に、誠実に向き合ったオール・ショパ ン・プログラム。どうか多くの方々の心に届きますように。 -藤田真央

STEINWAY&SONS
STNS-30118(1CD)
NX-B07
武満、シマノフスキ、ショパン、セロツキ:ピアノ作品集
武満徹:雨の樹 素描
シマノフスキ:メトープ Op.29 - III ナウシカア
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ショパン:4つのマズルカ Op.33
 スケルツォ 第4番ホ長調 Op.54
シマノフスキ:2つのマズルカ Op.62
セロツキ:プレリュード組曲
有島 京 (P)
Steinway model D #572795 Hamburg

録音:2019年3月5-9日ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ
日本語解説付
熊本県出身、桐朋学園を卒業後ポーランドで研鑽を積んでいるピアニスト有島京(ありしま・みやこ)。2015年に開催されたショパン国際ピ アノ・コンクールに出場して第一次予選を突破し話題となりました。STEINWAYレーベルから登場する彼女のデビューアルバムには、故郷日 本を代表するピアノ作品の一つ武満徹「雨の樹 素描」と、現在の活動拠点ポーランドの作品を収録しています。 ショパン・コンクールでも評判となった「舟歌」をはじめ、国内外のリサイタルでも弾きこんできた、ショパンから十二音技法を用いたセロツキの作 品までを収録。これらロマン派と20世紀の作品を、手法の違いを越えて結びつけています。音楽に真摯に向き合う姿勢が大きな実を結んだ アルバムです。
STEINWAY&SONS
STNS-30115(1CD)
NX-B07
シン・ツァンヨン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
リスト:『詩的で宗教的な調べ』-「孤独の中の神の祝福」 S.173 No.3
ショパン:ワルツ 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」
 ワルツ 変イ長調 Op.34 No.1 「華麗なる円舞曲」
 ワルツ 変イ長調 Op.42 「大円舞曲」
シン・ツァンヨン(P)
Steinway Model D #597590 New York

録音:2019年1月22-23日、スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
母国韓国で学んだのち、ジュリアード音楽院などで研鑽を重ね、第6回仙台国際音楽コンクール (2016)第5位など、様々な国際コンクールで入賞をしているシン・ツァンヨン(チャンヨン)。2018年に STEINWAYレーベルからリリースされたデビュー・アルバム(STNS30068)は、アメリカのクラシック専門ラ ジオ局WQXRで、年間最優秀アルバムに選出されています。 ベートーヴェンの最後の3つのソナタ冒頭を飾る傑作で堂々と開始され、深淵を覗きこむようなリストの傑 作の後、ショパンのワルツが続くという個性的なプログラムの中に、彼特有の輝かしいテクニックを堪能でき るアルバムとなっています。


STEINWAY&SONS

STNS-30107(1CD)
NX-B07
デイヴィッド・ファン/モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第5番ト長調 K.283
.ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K.280
ピアノ・ソナタ 第17番変ロ長調 K.570
デイヴィッド・ファン(P)
Steinway Model D #597590 New York

録音:2017年11月7日、2018年7月23日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
オーストラリアのピアニスト、デイヴィッド・ファンによるオール・モーツァルト・アルバムが登場。これまで NAXOS(8.559644)、ORCHID(ORC100080)、Yarlung(YAR52069、95992、78876)など で、ソロやアンサンブル・メンバーとして参加のアルバムをリリースしてきたファン。ルービンシュタイン国際ピア ノ・コンクールやエリーザベト王妃国際音楽コンクールにモーツァルトの協奏曲で挑んできた彼が、本格的 にモーツァルトと向き合い体系的に録音すべく、STEINWAYレーベルからソナタ集第1弾をリリースしま す。 19歳のモーツァルトが父レオポルトと共にミュンヘンに滞在中、同い年のデュルニッツ男爵に依頼されて作 曲した6つのソナタのうち3曲と、晩年に作曲さた17番を収録。

Prima Facie
PFCD-107(1CD)
ケネス・ハミルトン・プレイズ・ロナルド・スティーヴンソン Vol.2
スティーヴンソン:キーニング・ソング・フォー・ア・メイカー(フランシス・ジョージ・スコットの思い出に)、
 エラ・ニューゴールのための北欧のエレジー、ソーリー・マクリーンのためのコラール・ピブロホ、
トッカータ・リール:ハイ・ロード・トゥ・リントン」
スティーヴンソン:バッラ・フライング・トッカータ
メリック/スティーヴンソン:ヘブリディーン・シースケイプ
スティーヴンソン:パーセルの「新しいスコットランドの旋律」による小ジャズ変奏曲、三文ソナティナ(クルト・ヴァイルの「三文オペラ」より/世界初録音)、
 DSCHによるレチタティーヴォとアリア、
バッハ/スティーヴンソン:甘き死よ来たれ
パーセル/スティーヴンソン:ホーンパイプ、3つのグラウンド、トッカータ、女王の嘆き
ケネス・ハミルトン(P)
ウェールズのカーディフ音楽大学でピアノ科教授として教鞭を執るコンサート・ピアニスト、ケネス・ハミルトンが自身の師であるコンポーザー=ピアニスト、ロナルド・スティーヴンソン(1928−2015)の作品をレコーディングしたプロジェクトの第2弾。ロナルド・スティーヴンソンとローレンス・グローヴァーにピアノを師事したケネス・ハミルトンは、スティーヴンソンのピアノ作品のスペシャリストとして英国内外で高い評価を受けており、第1弾(PFCD 050)はドイツのKlassik HeuteでCD of the Weekに選ばれるなど、欧米各誌で称賛を得ています。
第2弾でもバッハやパーセルのアレンジ、ヴァイルの「三文オペラ」やDSCHに基づく作品、パーセルのテーマによるジャズ・ヴァリエーションズなど注目のプログラムが並びます。

DUX
DUX-1460(1CD)
子供のためのショパン Vol.3
(1)ポロネーズ イ長調 Op.40-1
(2)マズルカ ハ長調 Op.33-2、マズルカ ニ長調 Op.33-3
(3)乙女の願い Op.74-1
(4)夜想曲変ニ長調 Op.27-2
(5)ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.8より 第4楽章
(6)練習曲ヘ長調 Op.25-3、練習曲変イ長調 Op.10-10
(7)ワルツ変ホ長調 Op.18
(8)前奏曲変ホ長調 Op.29-19、前奏曲ハ短調 Op.28-20
(9)チェロ・ソナタ ト短調 Op.65より 第3楽章
(10)マズルカ ト長調 Op.67-1、マズルカ ト短調 Op.67-2
(11)美しき若者 Op.74-8
(12)即興曲変イ長調 Op.29
(13)ピアノ協奏曲第1番Op.11より 第2楽章
(1)ヤヌシュ・オレイニチャク(P)
(2)タチアナ・シェバノワ(P)
(3)ヘンリカ・ヤヌシェフスカ(S)、マレク・ドレヴノフスキ(P)
(4)ケヴィン・ケナー(P)
(5)コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(Vn)、トマシュ・ストラール(Vc)、アグニエシュカ・プシェミク=ブリラ(P)
(6)ルーカス・ゲニューシャス(P)
(7)タチアナ・シェバノワ(P)
(8)ケヴィン・ケナー(P)
(9)トマシュ・ストラール(Vc)、アグニエシュカ・プシェミク=ブリラ(P)
(10)タチアナ・シェバノワ(P)
(11)マレク・ドレヴノフスキ(P)
(12)ダニール・トリフォノフ(P)
(13)シモン・ネーリング(P)
DUXレーベルが贈る子供向けのショパン・プログラム・シリーズの第3巻。しかし単純な子供向けコンピレーションと侮ると実に勿体ない内容!オレイニチャク、シェバノワ、ケナー、トリフォノフ、ゲニューシャス、ネーリングなど、超一流のショパン弾きたちの演奏を惜しげもなく投入した充実のプログラムです。

ANALEKTA
AN-29145(1CD)
ショパン:バラード&即興曲集
バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38/バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52/即興曲第1番変イ長調 Op.29/即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36/即興曲第3番変ト長調 Op.51/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.posth.66
シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2018年11月、パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール(ケベック、カナダ
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。カナダのANALEKTA(アナレクタ)よりリリースされるショパン新録音は、度々の来日公演も含めてリシャール=アムランが繰り返し演奏し熟成させてきた4つのバラードと4つの即興曲(第1番〜第3番+幻想即興曲)。ショパンのサロン・ピースへの深い愛情と即興演奏家としての豊かな才能を、リシャール=アムランの繊細ながらも温かく包容力のあるピアノで示していきます。

APR
APRCD-7404(4CD)
ロベール・カサドシュ〜フランス・コロンビア録音全集
■CD1
(1)スカルラッティ:ソナタ ニ長調 Kk.430(L.463)、ソナタ イ長調 Kk.533(L.395)、ソナタ ニ長調 Kk.23(L.411)、ソナタ ロ短調 Kk.377(L.263)、ソナタ ニ長調 Kk.96(L.465)、ソナタ ニ短調 Kk.9(L.413)、ソナタ ト長調 Kk.125(L.487)、ソナタ ロ短調 Kk.27(L.449)、ソナタ ト長調 Kk.12(L.387)、ソナタ ホ短調 Kk.198(L.22)、ソナタ ト長調 Kk.13(L.486)
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番K.491(第1楽章のカデンツァ:サン=サーンス作)
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」(第1楽章のカデンツァ:モーツァルト作、ピアノ協奏曲ニ長調 K.451のために書かれたカデンツァに基づく)
■CD2
(1)モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」
(3)シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 Op.120, D.664
(4)シューベルト:12のドイツ舞曲 Op.171, D.790より 第1番、第3番〜第8番、第11番
(5)ウェーバー:コンツェルトシュテュック ヘ短調 Op.79
(6)シューマン:交響的練習曲
(7)シューマン:予言の鳥 Op.82-7
■CD3
(1)ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
(2)ショパン:バラード第2番ヘ長調 Op.38
(3)ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
(4)ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
(5)ショパン:マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
(6)シャブリエ:即興曲ハ長調
(7)シャブリエ:スケルツォ=ヴァルス
(8)フォーレ:前奏曲ニ短調 Op.103-5
(9)フォーレ:即興曲第5番嬰ヘ短調 Op.102
(10)フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番
■CD4
(1)セヴェラック:らば引きたちの帰還
(2)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
(3)カプレ:小さい黒人の踊り
(4)ラヴェル:水の戯れ
(5)ヴィトコフスキ:わたしの湖
(6)カサドシュ:フルート・ソナタ Op.18
ロベール・カサドシュ(P)

■CD1
(1)録音:1937年6月15日
(2)ウジェーヌ・ビゴー(指)、パリSO
録音:1937年12月20日−21日
(3)ワルテル・ストララム(指)、コンセール・ストララムO
録音:1931年3月25日−26日
■CD2
(1)録音:1937年12月8日
(2)録音:1932年1月4日
(3)録音:1939年6月12日
(4)録音:1939年6月12日
(5)ウジェーヌ・ビゴー(指)&オーケストラ(詳細不詳)
録音:1935年6月6日
(6)録音:1928年6月20日&28日
(7)録音:1928年6月28日
■CD3
(1)録音:1928年6月28日
(2)録音:1929年10月14日
(3)録音:1930年11月10日
(4)録音:1930年4月14日
(5)録音:1930年4月14日
(6)録音:1939年6月12日
(7)録音:1939年6月12日
(8)録音:1935年11月21日
(9)録音:1935年11月21日
(10)ジョゼフ・カルヴェ(Vn)、レオン・パスカル(Va)、ポール・マス(Vc)
録音:1935年5月7日−8日
■CD4
(1)録音:1935年11月21日
(2)モーリス・マレシャル(Vc)
録音:1930年6月3日
(3)モーリス・マレシャル(Vc)
録音:1930年6月3日
(4)録音:1928年6月20日
(5)ジョルジュ・マルタン・ヴィトコフスキ(指)、パリSO
録音:1928年6月18日
(6)ルネ・ルロワ(Fl)
録音:1935年6月3日
第二次世界大戦の勃発によりアメリカへと亡命し、1940年から他界するまでの長きにわたり、アメリカ・コロンビア社に膨大な回数の録音を行ったことでも知られるカサドシュ。
今回、APRから復刻となるカサドシュのセットは、アメリカに渡る前、フランスで収録されたソロ、室内楽、協奏曲の演奏を集めたものであり、先にSONYからリリースされた65枚組のコンプリート・コロンビア・アルバム(アメリカ録音集)ボックスには収録されていない録音となります。
そしてさらなる注目ポイントは、未発表となっていたスタジオ録音のモーツァルトの「ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」」(1931年)が収録されているところ!まさにカサドシュのフランス時代の軌跡そのものであるフランス・コロンビアの録音「全集」は、APRの新たなベストセラー・アイテムとなることでしょう!

Hyperion
CDA-68271(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830(2018年新録音)
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825/パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826/パルティータ第3番ニ長調 BWV.828/パルティータ第4番イ短調 BWV.827/パルティータ第5番 ト長調 BWV.829/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2018年12月1日−6日、文化センター・グランド・ホテル(ドッビアーコ、イタリア)
バッハの音楽と共に生きる人生を「最高の贈り物と生涯の冒険」と称するアンジェラ・ヒューイット。長いキャリアの中で世界中で繰り返してきたバッハ演奏、そしてその集大成となる「バッハ・オデッセイ」で進化し続けるバッハを魅せてくれたヒューイットが、様々なスタイルが交錯する「パルティータ」の真髄を描きます。

Ars Produktion
ARS-38546(2CD)
ハープとピアノの為のオリジナル・オペラ編曲作品集
[CD 1]
オーベルテュール:ベッリーニの 「夢遊病の女」 の主題による二重奏曲
テオドール・ラバール:ドニゼッティの 「ラ・ファヴォリータ」 による奇想曲 Op.111
ヘンリー・ステイル(1787-1851):三重唱曲「黙って、黙って、静かに、静かに」
(ロッシーニの 「セビリャの理髪師」 より)
アルギュス(1820-1835):ロッシーニの 「コリントの包囲」の動機による幻想曲
テオドール・ラバール:ロッシーニの 「どろぼうかささぎ」 の主題による二重奏曲
ナデルマン(1781-1835):モーツァルトの 「フィガロの結婚」 の主題による変奏曲
[CD 2]
ベネデット・ネグリ(1784-1854):ロッシーニの 「どろぼうかささぎ」 の回想
アルギュス:マイアベーアの 「レスブルゴのエンマ」 によるハープとピアノの為の協奏的二重奏曲
オーベルテュール:ドニゼッティの 「ラ・ファヴォリータ」 によるハープとピアノの為の変奏曲
アルギュス:エロルドの 「マリー」 の動機によるハープとピアノの為の幻想曲
ボクサ(1789-1856):ロッシーニの 「セビリャの理髪師」 序曲
デュオ・プラクセディス
プラクセディス・フーク=リュッティ(Hp)
プラクセディス・ジュヌヴエーヴ・フーク(P)

録音:2016年9月、2017年3、6月、フリューゲルザール、ビューラハ、スイス

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99132(1CD)
ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏チェロ・ソナタ全集
無伴奏チェロ・ソナタ 第1番Op.72
無伴奏チェロ・ソナタ 第2番Op.86
無伴奏チェロ・ソナタ 第3番Op.106
無伴奏チェロ・ソナタ 第4番Op.140bis
マリーナ・タラソヴァ(Vc)

録音:2017-2019年

Biddulph
LAB-1023(1CD)
フリッツ・クライスラー愛奏小品集 1926-38
【1926、1928年録音】*
フリムル(クライスラー編):インディアンの愛の呼び声
ルメア(センジャー)編):月光とばら(アンダンティーノ)
レハール:クライスラー・セレナード
チャイコフスキー(クライスラー編):ユモレスク
レハール(クライスラー編):フランシスキータのセレナード
フリムル(クライスラー編):娘たちの踊り
クライスラー:羊飼いのマドリガル
アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ
ドホナーニ(クライスラー編):ハンガリー牧歌
ドルドラ:思い出
マスネ(ルシック編):タイスの瞑想曲
フォスター(クライスラー編):故郷の人々
 スペイン舞曲
アルベニス(クライスラー編):タンゴ
ヴィンターニッツ(1892-1948)操り人形の踊り
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
【1938年録音】+
バッハ(クライスラー編):ガヴォット(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 より)
ブラームス(ホックスタイン編):ワルツ Op.39-15
ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
クライスラー:ウィーン奇想曲/愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン
アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
フリッツ・クライスラー(Vn)
カール・ラムソン(P)*
フランツ・ルップ(P)+

78回転盤音源。トランスファー:Ward Marston、エクストラ・リストレーション:Gene Gaudette、ファイナル・マスター:Paul Arden-Taylor

露OLYMPIA
MKM-308(1CD)
レオニード・コーガン・プレイズ・ヴィエニャフスキ、シマノフスキ
ヴィエニャフスキ:マズルカ ト短調 「ポーランドの歌」 Op.12-1*
 マズルカ ト長調 「オベルタス」 Op.19-1*
 華麗なポロネーズ イ長調 Op.21*
 自作主題による変奏曲 イ長調 Op.15+
 伝説 ト短調 Op.17#
 グノーの歌劇「ファウスト」の主題による幻想曲 イ長調 Op.20**
 悲歌的アダージョ イ短調 Op.6+
シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ ホ短調 Op.28++
ワックスマン:ビゼーの歌劇「カルメン」の主題による幻想曲##
レオニード・コーガン(Vn)
アルノルト・カプランPノ(*/+))
アンドレイ・ムイトニク(P)++
モスクワRSO#
アレクサンドル・ガウク(指)#
ソヴィエト国立SO(**/##))
ヴィラディーミル・デクチャレンコ(指)**
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指) ##

録音:1948年**/1950年*/1951年+/1952年#/1953年++/1960年## モノラル

Ars Produktion
ARS-38248
(1SACD)
アルテュール・ルリエ(1892-1966):ピアノ作品集
5つの脆い前奏曲 Op.1/ワルツ
2つの版画 Op.2/間奏曲
小組曲 ヘ長調/ジーグ
夜想曲/子守歌
クリスティアン・エルニー(P)

録音:2018年1月30日-2月1日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38249
(1SACD)
ピアノオーケストラ 2
スメタナ(ハインリヒ・フォン・カーン=アルベスト 編):モルダウ
ストラヴィンスキー(サーントー編 ):バレエ 「ペトルーシュカ」〜5曲(版;1922)
ハチャトゥリアン(マシュー・キャメロン編):バレエ 「スパルタクス」〜アダージョ
プロコフィエフ:3つのピアノ曲 Op.96
ラヴェル(アレクサンドル・ギンジン編):ラ・ヴァルス
ショスタコーヴィチ(フロリアン・ノアック編):ジャズ組曲 第2番 〜ワルツ 第2番(版)
フランソワ=グザヴィエ・ポワザ(P)

録音:2017年11月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38250
(1SACD)
ブラームス:4つのバラード Op.10
 2つの狂詩曲 Op.79
 3つの間奏曲 Op.117
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ BWV 1004-5(左手のみによる版)
ベンヤミン・エンゲリ(P)

録音:2017年7月、ラジオ・スタジオ1、チューリヒ、スイス
Ars Produktion
ARS-38251
(1SACD)
夢想を超えて〜ギターとアコーディオン
ヴィヴァルディ(クリスティアン・パラーギ&イヴァン・ペトリチェヴィチ編):「調和の霊感」 から ヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 第6番イ短調 RV 356(ギターとアコーディオンの為の版、ニ短調)
ボッケリーニ(マチェイ・フロンツキェヴィチ、ペトリチェヴィチ編):ギターと弦楽の為の五重奏曲 第4番ニ長調 G.448〜序奏とファンダンゴ
タレガ:アルハンブラの思い出(ギターの為の)
ファリャ (パラーギ&ペトリチェヴィチ編):「三角帽子」〜隣人の踊り(セギディリャ)/粉屋の踊り(ファルカ)/粉屋の女房の踊り(ファンダンゴ)
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):5つのロマンス(ギターとアコーディオンの為の)
セルゲイ・ヴォイテンコ(1973-):啓示
ヒナステラ(パラーギ&ペトリチェヴィチ編):アルゼンチン舞曲集 Op.2
年老いた牛飼いの踊り/優雅な乙女の踊り/ガウチョの踊り
ピアソラ(パラーギ&ペトリチェヴィチ編):ビオレンタンゴ
ディオ・アッコルダッラ[イヴァン・ペトリチェヴィチ(G) 、クリスティアン・パラーギ(アコーディオン)

録音:2017年12月11-13日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38257
(1SACD)
ストラヴィンスキー:タンゴ
 ピアノ・ラグ・ミュージック
 「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
ヒンデミット:組曲 Op.26
 ピアノ・ソナタ Op.17
マグダレーナ・ミュラーペルト(P)

録音:2017年11月14-16日、南西ドイツ放送ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38258
(1SACD)
ショパンを編む
ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20
アンドレアス・ヴォイケ(1966-):コンヂデンス・ワン [Confidence One]
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ヴォイケ:黒海の潮汐 [Tides of the Black Sea]
ショパン:ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26
ヴォイケ:ラヴ・シーンの為のサウンドトラック [Soundtrack for a Love Scene]
ショパン:マズルカ ハ長調 Op.24-2
ヴォイケ:秋の色 [Autumn Colors]
ショパン:バラード 第1番ト短調 Op.23
ヴォイケ:ラーガ・ブラフマンダ [Raga Brahmanda]
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2018年5月、ベーゼンドルファー・クラヴィアファブリック、ウィーナー・ノイシュタット、オーストリア
Ars Produktion
ARS-38260
(1SACD)
南米の祭典
ヴィラ=ロボス:ブラジルの詩
 野生の詩
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ 第1番Op.22
 アルゼンチン舞曲集 Op.2
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2018年5月月、ベーゼンドルファー・クラヴィアファブリック、ウィーナー・ノイシュタット、オーストリア
Ars Produktion
ARS-38261
(1SACD)
BEYOND
リスト:メフィスト・ワルツ 第1番「村の居酒屋での踊り」
バッハ(ブゾーニ編):いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659(版)
リスト:泣き、嘆き、憂い、怯え(バッハの主題によるオルガンの為の変奏曲)
バッハ(ジロティ編):前奏曲 ロ短調(オルガンの為の前奏曲 ホ短調 BWV 855a;版)
リスト:詩的で宗教的な調べ から 孤独の中の神の祝福
プロコフィエフ:4つの小品 Op.4 から 悪魔的暗示(No.4)
メシアン:幼児イエスに注ぐ20の眼差し から 幼児イエスの口づけ
リゲティ:練習曲集 第2巻 から 悪魔のはしご
カタリーナ・トロイトラー(P)

録音:2017年10月10-12日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38264
(1SACD)
愛の影〜フルートと編曲作品集
シューベルト(コンラート・ヒュンテラー(1947-) 編):アルペッジョーネとソナタ イ短調 D 821(フルートと版)
フランク(ダグラス・ウッドフル=ハリス編):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(フルートと版)
シューマン (ジャック・ラロック(1945-) 編):オーボエと3つのロマンス Op.94(フルートと版)
シューベルト(タチアナ・スミルノヴァ(1940-) 編):36の独創的舞曲(最初のワルツ集) D 365 より
 アッツェンブルク舞曲 第3番ニ長調(No.29)(フルートと版)
 34の感傷的なワルツ D.779〜イ長調(No.13) (フルートと版)
 シューベルト(ソフィア・デ・サリス編):歌曲集 「白鳥の歌」〜セレナード(No.4)(フルートと版)
ソフィア・デ・サリス(Fl)
イリーナ・クラスノフスカ(P)

録音:2018年7月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38270
(1SACD)
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87
レティシア・ゴメス=タグレ(P)

録音:2018年9月4-6日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38273
(2SACD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 「大ソナタ」 Op.37
四季 Op.37a*
エレーナ・マルゴリナ(P)
ボリス・ハイト(ナレーター*)

録音:2018年6月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38277
(1SACD)
イヴァン・ベソノフ・プレイズ・ショパン
ショパン:マズルカ 変ホ短調 Op.24-4
 マズルカ イ短調 Op.17-4
 練習曲 ホ長調 Op.10-3
 練習曲 ハ短調 Op.10-12
 ワルツ 変イ長調 「大円舞曲」 Op.42
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
 夜想曲 嬰ハ短調(遺作)
 ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
 ピアノ・ソナタ 第2番「葬送」Op.35
イヴァン・ベソノフ(2002-):きりん
 ワルツ イ短調/ワルツ ロ短調
イヴァン・ベソノフ(P)

録音:2018年11、12月、モスクワ音楽院付属中央音楽学校コンサートホール、モスクワ、ロシア
Ars Produktion
ARS-38753
(1SACD)
ザラ・クラヴォス〜デビュー
ブラームス:4つのバラード Op.10
リスト:バラード 第2番ロ短調 S.171
ショパン:即興曲 第1番変イ長調 Op.29
 即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36
 即興曲 第3番変ト長調 Op.51
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
アルベナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):クリスタル・ドリームOp.144
ザラ・クラヴォス(P)

録音:2017年6月20-22日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385071(1CD)
ボリス・ブロッホ〜ピアノ・ワークス Vol.7
シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D 899
さすらい人幻想曲 Op.15 D 760
ピアノ・ソナタ 第13番イ長調 Op.120 D 664
楽興の時 〜 第3番ヘ短調
ボリス・ブロッホ(P)
Ars Produktion
ARS-38548(1CD)
ショパン:練習曲 Op.10
練習曲 Op.25
タチアナ・チェルニチカ(P)

録音:2016年1月24日、4月16日、ウッドペッカー・レコーディング・スタジオ、ベルギー
Ars Produktion
ARS-38556(1CD)
ムソルグスキー、ドビュッシー、シューマン:ピアノ作品集
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ドビュッシー:映像 第1集
シューマン:幻想小曲集 Op.12
アレクサンドル・コリャーキン(P)

録音:2018年6月25-26日、フェステブルク教会、フランクフルト、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385581(1CD)
ドビュッシーの墓碑銘のために
ファリャ:賛歌 「ドビュッシーの墓碑銘のために」
リスト:バラード 第2番ロ短調 S.171
ドビュッシー:版画 /喜びの島
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
モンポウ:庭の乙女たち
ジュディト・ハウレギ(P)

録音:2018年10月4日、ライヴ、ウィーン、オーストリア
Ars Produktion
ARS-388281(1CD)
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.18 ソロ・リサイタル 1
プレイエル (1757-1831):ピアノ・ソナタ 第5番ト長調、弦楽四重奏曲 Ben 332(1786) による *
ジョン・フィールド(1782-1837):夜想曲 変ホ長調 H 24(1812)
 夜想曲 ハ短調 H 25(1812)
 夜想曲 変イ長調 H 26(1812)
 夜想曲 イ長調 H 36(1817)
カミーユ・プレイエル(1788-1855):フィールドに捧げる夜想曲 変ロ長調 Op.54(1828)
ショパン:3つの夜想曲 Op.9
ヴァルヴァラ・マヌーキアン(P)

録音:2018年7月9-10日、プレイエル文化センター、ルッパースタール、オーストリア
使用楽器:1838年、プレイエル製ハンマーフリューゲル Op.5884
Ars Produktion
ARS-38281
(1SACD)
クララ・シューマンへのオマージュ〜ブラームス:ピアノ作品&編曲作品集
7つの幻想曲 Op.116
バッハ (ブラームス編):シャコンヌ ニ短調
ブラームス:主題と変奏 ニ短調(弦楽六重奏曲 変ロ長調 Op.18 第2楽章、作曲者によるピアノの為の編曲版)
ブラームス(ルートヴィヒ・シュタルク編):ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(作曲者による2台ピアノ版に基づく1台ピアノ編曲版)
ブラームス(テオドール・キルヒナー(1823-1903) 編):眠りの精(ドイツ民謡集〜ピアノの為の版)
ブラームス(ローベルト・ケラー(1828-1891):子守歌 Op.49-5(ピアノの為の版)
永木早知(P)

録音:2018年11月19-21日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38283
(1SACD)
シューベルティアーデ・オン・ピアノ
シューベルト:3つの小品 D 946
シューベルト(リスト 編):12のリート S.558 から
 水の上で歌う(D 774)/セレナード(D 889)/さすらい人(D 489)
シューベルト:「さすらい人」 幻想曲 ハ長調 Op.15 D 760
ユリア・リンダーレ(P)

録音:2018年10月7-9日、モーツァルテウム大学、ザルツブルク、オーストリア
Ars Produktion
ARS-38286(1SACD)
東と西
マノリス・カロミリス(1883-1962):5つの前奏曲
バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56
ショパン:ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1
シューベルト:12のレントラー D 790
グリーグ:抒情小品集 第8巻 Op.65 から トロルハウゲンの婚礼の日(No.6)
プーランク:8つの夜想曲 FP 56
ファリャ:火祭りの踊り(バレエ「恋は魔術師」より)
ダナエ・デルケン(P)

録音:2019年5月14-15日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38508(2CD)
ボリス・ブロッホ〜ピアノ・ワークス Vol.8
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912
パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV 825
パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV 815
幻想曲 ハ短調 BWV 906
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 から
 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 846
 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 847
 前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 854
 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV 855
協奏曲 ニ長調 BWV 972(原曲 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ長調 RV 230)
協奏曲 ニ短調 BWV 974(原曲 B・マルチェッロ:オーボエ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調)
イタリアの様式によるクラヴィーアの協奏曲 [イタリア協奏曲] ヘ長調
ボリス・ブロッホ(P)
Ars Produktion
ARS-385591(1CD)
女性作曲家のピアノ小品集
メル・ボニス(1858-1937):笛のため息 [Une Flute soupire]
傷ついた大聖堂 [La Cathedrale blessee]
マルゲリーテ・レスゲン=シャンピオン(1894-1976):牧歌 [Bucoliques] *
羊飼いの歌 [Chant pastoral]
 ニンフの戯れ [Jeux de Nymphes]
オティリエ・スコヴァー=ドヴォジャーコヴァー(1878-1905):子守歌 [Ukolebavka(Wiegenlied)] *
 ユモレスク [Humoreska]
ヴィチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):四月の前奏曲集 [Dubnova Preludia]
ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):シシリエンヌ [Sicilienne]
マリー・ジャエル(1846-1925):可愛いワルツ集 [Valses Mignonnes]
ステファニー・ザラネク(1904-1972):5つの小品 Op.4 *
ヴェーラ・ヴノグラードヴァ:2つの舞曲 Op.21 *
アリシア・テルシアン(1934-):クレオール舞曲 Op.1
ヴィヴィアン・ゲルゲン(P)

録音:2017年5月22-23日、フェステブルク教会、フランクフル、ドイツ
*=世界初録音

フォンテック
FOCD-9821(1CD)
2019年10月9日発売
黒岩航紀〜展覧会の絵
ムルグスキー=ホロヴィッツ:展覧会の絵
ラフマ二ノフ:前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12
 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
チャイコフスキー(プレトニョフ編): 演奏会用組曲「くるみ割り人形」
チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59
リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32
黒岩航紀(P)

録音:2019 年6 月26-28 日 浦安音楽ホール
2017年発売の「sailing day」で、輝かしいCDデビューを飾ったピアニスト黒岩航紀。その 演奏は、「作曲家の意思を追求し、若々しい完成が融合するストイックで清廉な音楽」「敏感・ 繊細な指さばきから生まれる高度な美感」と絶賛されました。 満を持しての第二弾は得意のロシア作品---ホロヴィッツ編「展覧会の絵」を中心とする超弩級 の内容です。 重厚かつ洗練された構築による演奏は、若き才能の限りない未来からの到来です。 黒岩航紀は、8 月下旬におこなわれたKIPA 国際ピアノコンクール(韓国)で第1 位に輝きました。 (フォンテック)

H.M.F
HMM-902203(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ曲集Vol.2
ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29「古い手帳から」
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103
アレクサンドル・メルニコフ(P)

録音:2018年8月、2019年1月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
今回はプロコフィエフのピアノ曲を代表する傑作ソナタ第7番が収められているのに注目。作曲した1939-44年は第2次世界大戦中に疎開先で書 かれましたが、メルニコフの祖父母の作曲家ニコライ・チェンベルジとザーラ・レーヴィナも誕生に立ち会っていました。さらにプロコフィエフの指名で 1943年1月に世界初演を行なったのはメルニコフの師匠スヴャトスラフ・リヒテル。当時27歳のリヒテルは4日間でこの難曲をマスターし、初演は大 成功でした。メルニコフにとって因縁浅からぬ作品と申せましょう。
4番もリヒテルが愛奏したうえ、第9番はリヒテルに献呈され、彼が世界初演した作品。メルニコフの解釈はまさにリヒテル直伝で、近年多い傾向と は一線を画しています。7番は切れ味鋭い技巧とエネルギーにあふれる演奏が多い中、メルニコフは落ち着いたテンポによる内省的な解釈で、全く新しい 作品を聴くような印象の快演です。 (Ki)

MDG
MDG-90621376(1SACD)
バッハ:オルガン作品集〜新たな視座
●アルプ・シュニットガー・オルガン
(1)カンタータ29番BWV29「神よ、われら汝に感謝す」よりシンフォニア
(2)4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065(原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲)
●ル・ピカール・オルガン
(3)無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004よりシャコンヌ
●アルプ・シュニットガー・オルガン
(4)トッカータ ニ長調 BWV912
●ル・ピカール・オルガン
(5)フーガの技法 BWV1080〜コントラプンクトゥス I/コントラプンクトゥスV/コントラプンクトクスIX
(6)イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
●アルプ・シュニットガー・オルガン
(7)カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV80
(1)レオ・ファン・ドゥセラール(Org)
(2)4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065(原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲)
エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)
(3)レオ・ファン・ドゥセラール(Org)
(4)レオ・ファン・ドゥセラール(Org)
(5)エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)
(6)エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)
(7)レオ・ファン・ドゥセラール&エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)

録音:オランダ、フローニンゲン、マルティニ教会
ランダの古都フローニンゲンにあるマルティン教会の名器を使用したバッハのオルガン作品集。演奏は、マルティン教会のオルガニスト、エルヴィン・ ヴィエルジンハとレオ・ファン・ドゥセラールが務めています。この教会には、二つの名器があり、一つはバロック時代のオルガン製作者の巨匠アルプ・シュニッ トガーのオルガン(1691/92制作)。「偉大な女王」とも呼ばれ、世界中のオルガニストが憧れる楽器です。もうひとつはフランス・バロック様式の小型 の据え置き型のポジティフ・オルガン、ル・ピカール・オルガン(1742年製)です。 このアルバムでは、2つのオルガンの特徴にあうよう選曲し、弾き分けています。アルプ・シュニットガーのオルガンの最大の魅力は、32フィート・プリ ンシパルの響き。野太く鳴り響くオルガンの音色、ゴシック様式の大聖堂の音を見事にとらえた録音です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1608(1CDR)
エレン・ギルベア/ドビュッシー&ラヴェル
ドビュッシー:映像第1集〜水の反映/版画
ラヴェル:鏡
エレン・ギルベア(P)

録音:1954年頃
※音源: Vox PL 8760
Forgotten Records
fr-1616(1CDR)
フリーダ・ヴァレンツィ
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
フリーダ・ヴァレンツィ(P)

録音:1951年7月17日
※音源: Plymouth P -12-28他


ARCANA
A-469(2CD)
NX-D07
NYCX-10100(2CD)
国内盤仕様
税込定価

ブルネッロ〜バッハ:小型チェロによる無伴奏ソナタとパルティータ
バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ BWV1001-1006
マリオ・ブルネッロ (4弦小型チェロ)
※使用楽器:クレモナのジローラモ・アマティ1600〜1610年頃製作モデルによる4弦小型チェロ ブレーシアのフィリッポ・ファセル2017年製作の再現複製楽器
弓:ヴァルテル・バルビエーロ製作の18世紀初頭モデルによる再現複製弓/ヴィットリオ・ガヴィオーリ製作の1680年型モデルによる再現複製弓
弦:ピラストロ・オリーヴ・ガット(羊腸弦/G・D・A線)/ヤーガー(金属弦/E線)
台座:ヴォクスリオン・ハーモニック・プラットフォーム
調律:a’=415Hz

録音:2018年10月1〜3・20〜22日、パルコ・ボラスコ荘祝宴ホール、カステルフランコ・ヴェネト、イタリア
解説:アレッサンドロ・バリッコ、ペーター・ヴォルニー、マリオ・ブルネッロ
【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
巨匠アントニオ・ヤニグロ門下に学び、チャイコフスキー国際コンクールで優勝して現代チェロ奏者としてキャリアを歩みはじめたイタリアの名手 マリオ・ブルネッロ。近年は歴史的奏法や古楽器への見識を深め、ヴェニス・バロック・オーケストラ(ジュリアーノ・カルミニョーラ主宰)やモーツァ ルト・オーケストラ(クラウディオ・アバド主宰)などで古楽器演奏家としても存在感を高めてきました。バッハの『無伴奏チェロ組曲』も2010年 に録音、しかし彼は「もうひとつのバッハ無伴奏」であるヴァイオリンのための6曲の存在が、ずっと気になっていたのです。 ブルネッロはバッハ研究者たちの近年の研究を受け、18世紀にも存在していたテノール・ヴァイオリン(通常のヴァイオリン同様4弦で、1オク ターヴ下の調弦)に相当すると考えられるアマティ・モデルの小型チェロを用い、かのヴァイオリン作品の至宝と対峙しました。結果「今までバッ ハを半分しか理解していなかった」と感じ、全曲録音するまでにのめり込んだとのこと。この演奏効果に『海の上のピアニスト』の原作者アレッサ ンドロ・バリッコが驚き、解説にコメントを寄せているほどです。楽器や弓、弦のほか、演奏台にもこだわりを見せた録音でブルネッロが迫る音響 世界――『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』の作品理解に大きな一石を投じる録音です。

Solo Musica
SM-312(1CD)
NX-B03
クララ&ロベルト・シューマン:ピアノ作品集
クララ・シューマン:ピアノ・ソナタ ト短調
シューマン:蝶々 Op.2
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.11
シューマン:ピアノ・ソナタ 第2番ト短調 Op.22
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)

録音:2019年1月16-18日
ドイツのピアニスト、ヘーエンリーダーが弾くシューマン夫妻のピアノ作品集。今回の録音にあたり、彼女が用いたの は、およそ1855年に製作されたエラールのフォルテ・ピアノの復元モデルで、ショパンが所有していた楽器とほぼ同じ モデルであり、典型的なフランスの優雅さを備えています。シューマン夫妻やショパンたちが耳にしていた音と親密な 雰囲気を現代に再現するために、演奏会場もその趣旨にふさわしいプライヴェート・サロンを探したという彼女、す みずみまで考え抜かれた詩的な演奏を披露しています。
Solo Musica
SM-327(1CD)
NX-B03
Tea for Two Cellos/二人でチェロを・・・「お茶の音楽」
ファビアン・ミュラー(1964-):「お茶の音楽」
1.Rougui hongcha 肉桂紅茶
2.Zheng dongding oolong 正凍頂烏龍茶
3.Lao man e gushu
4.Oriental Beauty 東方美人
5.Bi luo chun 三峽碧螺春
6.Buddha's Hand Alishan 阿里山佛手烏龍茶
7.Mao er duo gushu pu er
8.Zhengcong muzha tie guanyin
9.Mengku yesheng hong cha
10.Bai mao hou 白毛猴
チェン・ピチン[簡碧青](Vc)
ファビアン・ミュラー(Vc)

録音:2019年3月
「お茶の香りと特徴を音楽に移し変えることはなんと素晴らしい挑戦なのだろう」と作曲家ファビアン・ミュラーは語り ます。西洋で「コーヒーの音楽」と言えばカフェでの沈黙を忌避するためのもの。コーヒーそのものを語る音楽というも のはあまり存在しておらず、ミュラーは「お茶そのものの味わい」を音楽にしてみたいと考え、中国茶でそれを実行し たのだそうです。生まれた10曲は、基本的に中国のお茶からインスピレーションを得たもので、それぞれのお茶の詳 しい説明は、チューリッヒの市街にある喫茶店の店主チュウ・メイリンから指導を受けたといいます。出来上がった音 楽は確かに香り豊かなお茶の雰囲気を湛えたものばかり。チェロのふくよかな響きとともに美味しいお茶のイメージが 香り立ちます。

CPO
CPO-777539(2SACD)
NX-E07
レーガー:オルガン作品集 第6集
【SACD1】
序奏,パッサカリアとフーガ ホ短調 Op.127
52のやさしいコラール前奏曲 Op.67より
13のコラール前奏曲 Op.79bより
12の小品 Op.80より
【SACD2】
前奏曲 ハ短調 WoO VIII/6
フーガ ハ短調 WoO IV/8
30の小コラール前奏曲 Op.135aより第1番-第15番
前奏曲とフーガ ニ短調 WoO IV/10
30の小コラール前奏曲 Op.135aより第16番-第30番
後奏曲 ニ短調 WoO IV/12
ゲルハルト・ヴァインベルガー(Org)
SACD1…シュタインマイヤー=オルガン、キリスト教会、マンハイム(1911年製)
SACD2…ビットナー=オルガン、聖ヴァルブルガ教会、バイルングリース(1913年製)

録音:2018年1月4-6日…SACD1
2018年10月13-16日…SACD2
レーガーのオルガン作品全集の第6集となるこのアルバムも、これまでと同じく高音質サラウンド盤でのリリースとな ります。レーガー自身、優れたオルガニストであったためか、作品には複雑な対位法が用いられ、演奏には高い 技巧が要求されます。バッハを思わせるシンプルで宗教的な曲もありますが、ほとんどの曲は一度聞いたくらいで はメロディすらわからないほど難解で入り組んだ声部を持ち、紡ぎ出される響きは重厚かつ壮麗です。このアルバ ムではシンプルな作品「30の小コラール前奏曲」や「52のやさしいコラール前奏曲」と、レーガーの代表作の一つ 「序奏、パッサカリアとフーガ」などの長大な作品をバランスよく配置。バッハ演奏家としても知られるヴァインベル ガーは、レーガーが活躍していた時代の歴史的オルガンを駆使、作品の姿を伝えています。


Paladino Music
PMR-0100(1CD)
PPMR-0100(1CD)
国内盤仕様
税込定価

ドビュッシー:前奏曲集全2巻 ウラディーミル・アシュケナージ(P)

録音:2017年10月29日、Tonzauber Studio(ウィーン、オーストリア)(第1巻)、1971年11月20日、ニューヨーク市立大学ハンター校(ニューヨーク、アメリカ)(第2巻)
ドビュッシーのアニヴァーサリー・イヤーのために新たに録音された2017年の「前奏曲集第1巻」、そして未発表のままとなっていた秘蔵音源である1971年のライヴ録音「前奏曲第2巻」。
ピアニストとしてのアシュケナージといえばショパンやラフマニノフ、シューベルト、シューマンなどのイメージが強く、ドビュッシーは意外なプログラムというイメージがありますが、流石はアシュケナージ。
46年という長い歳月を経て遂に完成した「前奏曲」の全集は、アシュケナージのピアニストとしての懐の深さを証明する重要なプログラムと言えるでしょう。

KAIROS
0015062KAI(1CD)
コルッチーノ:フルートのための「Interni」(2017/18) ロベルト・ファブリツィアーニ(Fl)

録音:2018年3月12日−14日、フィレンツェ
フルート界の鬼才、ロベルト・ファブリツィアーニがその圧巻の技巧と音楽性で繰り出すオズヴァルド・コルッチーノ(1963−)の世界。
イタリアの作曲家であると同時に詩人でもあるコルッチーノは1979年に作曲活動を開始し、さらには1986年から2003年まで詩人として活発な活動を繰り広げてきた言わば文化人。
2017年から18年にかけて作曲された「Interni」は、C管、バス、アルト、コントラバスのそれぞれのフルートが活躍する6曲からなる曲集です。

イプシロン・インターナショナル
YIL-005 (1CD)
税込定価
吉川隆弘/モーツァルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ第8 番イ短調 KV 310 (300d)
Iロンド ニ長調 KV 485 (6'48")
ロンド イ短調 KV 511 (10'12")
ピアノ・ソナタ第15 番へ長調 KV 533/494
吉川隆弘(P)

録音:2015-2016 年Studio Pianoforte、ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042
ドビュッシー(YIL-002)、シューマン(YIL-003)、リスト(YIL-004)の各作品集がレコード 芸術特選になるなど、高評価が続くイプシロン・インターナショナル・レーベルでの吉川隆 弘第5弾! ※・・・そうした周到なプログラム構成と響き合うように、ここに聞こえてくるどの曲のどの一瞬 も、演奏家の緻密で厳格な意図を丁寧に映していないところはない。つまり、一瞬として、 モーツァルトは寝そべったり、鼻歌を歌ったり、あくびをしたりはしていない。それどころか、 全力で生きています。なんというひたむきさだろう、と聴き手は思わずにはいられない。そし て、彼が人生の瞬間をいかにていねいに生きていた人かということが、吉川隆弘の演奏を 通じた作品の息づかいから、丹念に伝わってくる。それは徹頭徹尾、人間的なものだ。 そのように私はこのアルバムを聴いた。吉川隆弘の弾くモーツァルトを。音楽を聴くこと は、弾き手の導きにそって、作曲家の内面に進行した感情の体験を生き直すことでもある。 モーツァルトはここで、ピアニストの丹念な仕事を通じて、やはりどこか正当に苛立っているのではないか。それが彼という、そ して他ならぬ私たちの生々しい、生のありようだからだ。 (青澤隆明 ライナーノーツより抜粋)

DUX
DUX-0066(3CD)
ラファウ・ブレハッチ〜2005年第15回ショパン国際ピアノコンクール・ライヴ
〇第1次&第2次予選
ショパン:「24の前奏曲」Op.28より 第7番イ長調、第8番嬰ヘ短調、第9番ホ長調、第10番嬰ハ短調、第11番ロ長調、第12番嬰ト短調/夜想曲ロ長調Op.62-1/練習曲変イ長調 Op.10-10/3つのワルツ Op.64/舟歌嬰ヘ長調 Op.60/ポロネーズ変イ長調 Op.53「英雄」/3つのマズルカ Op.56/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
〇本選
ショパン:ピアノ協奏曲第1番*
〇入賞者記念コンサート
ショパン:3つのマズルカ Op.56/ポロネーズ変イ長調 Op.53「英雄」/「3つのワルツ」Op.64より 嬰ハ短調Op.64-2、変ニ長調 Op.64-1「小犬」/マズルカ変ロ長調 Op.17-1
ドビュッシー:月の光
ラファウ・ブレハッチ(P)、
アントニ・ヴィト(指)ワルシャワPO*

録音(ライヴ):2005年10月2日−24日、ワルシャワ
2005年の第15回ショパン国際ピアノコンクールにおいてクリスティアン・ツィメルマン以来、6大会&30年ぶりのポーランド人優勝者という栄冠に輝き、さらにはマズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞の副賞3賞全て(+ソナタ賞)を獲得し、文字通り「完全制覇」を成し遂げたラファウ・ブレハッチ。
ポーランド最大級のインディペンデント・レーベル「DUX(ドゥクス)」のライヴ・レコーディングには、第1次、第2次予選、本選、そして入賞者記念演奏会でのブレハッチのショパンの名演を収録!
「完全制覇」、しかも「2位無し」という圧倒的な成績で優勝を勝ち取ったブレハッチの偉大な功績を収めたピアノ・ファン必聴のセットです!
DUX
DUX-1558(1CD)
マジカル・ショパン
ショパン:マズルカ ト長調 Op.50-1/マズルカ変イ長調 Op.50-2/マズルカ嬰ハ短調 Op.50-3/バラード ト短調 Op.23/夜想曲変ニ長調 Op.27-2/夜想曲嬰ヘ短調 Op.48-2/スケルツォ変ロ短調 Op.31/ワルツ変ホ長調 Op.18/ワルツ ヘ長調 Op.34-3/ワルツ イ短調 Op.posth/ポロネーズ変イ長調 Op.53
ラファウ・モクシツキー(P)

録音:2018年−2019年、ポーランド
2017年にマルタ共和国で開催されたヴァレッタ国際ピアノ・コンクール優勝、ワルシャワで開催されたシマノフスキ・イン・メモリアム・ピアノ・コンクール入賞など、多くの入賞歴を持つポーランド期待の若手ピアニスト、ラファウ・モクシツキーが繰り出すマジカルなショパン・プログラム!
ワルシャワのフレデリク・ショパン音楽大学の卒業後、オーストリアのウィーン音楽大学で研鑽を積むなど、エリートコースを歩むモクシツキーのショパンは、表情豊かなリズム、詩情的な表現力、絶妙な間合いが魅力的な演奏です。
DUX
DUX-1579(1CD)
カルウォヴィチ:ピアノ作品全集
5月の歌/ワルツ ト長調
アンダンテ ヘ長調/第1形式によるロンド第2形式によるロンド/第3形式によるロンド
フーガ変ロ長調/前奏曲と二重フーガ Op.5
ソナチナ ニ短調/ソナタ変ロ長調
ピオトル・バナシク(P)

録音:2019年2月22日、24日&3月17日、カトヴィツェ(ポーランド)
「若きポーランド」のメンバーの1人でり、ポーランドにおけるネオ・ロマンティシズムの旗手として大きな期待を一身に背負いながらも、1909年、タトラ山脈でのスキー中に雪崩に遭遇し志半ばでこの世を去った悲劇の名匠ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876−1909)。
ここでは、交響詩をはじめとして優れた管弦楽作品で近年評価が一気に高まったカルウォヴィチが遺したピアノ独奏作品の全てを網羅。シマノフスキを上回るとも称された才能が生み出したピアノ作品は、優れた抒情性、旋律美を兼ね備えた秀作揃いです。
カルウォヴィチのピアノ作品を弾くのは、ピオトル・バナシク。2012年にワルシャワで行われたナショナル・ショパン・ピアノ・コンクールで第1位に輝くなど、様々なコンクールでの入賞歴を持つ実力派です。

fra bernardo
FB-1904783(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 Vol.1
組曲第1番ト長調 BWV.1007/組曲第2番ニ短調 BWV.1008/組曲第3番ハ長調 BWV.1009
フランチェスコ・ガッリジョーニ(Vc)

録音:2018年10月8日−10日、サンテウフェーミア教会(ニゴリネ、イタリア)
パドヴァのC.ポッリーニ音楽院で学んだあとバロック・チェロやヴィオラ・ダ・ガンバも専門的に学び、ヴェニス・バロック・オーケストラの創設メンバーとしてジュリアーノ・カルミニョーラらと多くの演奏・録音に参加してきたバロック・チェリスト、フランチェスコ・ガッリジョーニの弾くバッハ無伴奏チェロ組曲。
組曲第1番〜第3番を収録した第1集では、17世紀末の製作者不詳の楽器(クレモナ産)を使用し、悠々としたバッハを聴かせてくれます。

Nimbus
NI-2584(2CDR)

ラプソディー・インブルーの誕生
【Disc 1】
ニック・ラ・ロッカ:ライヴリー・ステーブル・ブルース/アベル・ベア:ママ・ラヴズ・パパ/フランク・シルバー/セオドア・トマス:イエス, ウィー・ハブ・ノー・バナナ/ソウ・ディス・イズ・ヴェニス/ジョン・シェーンベルガー:ウィスパーリング/フィリップ・ブラハム:ライムハウス・ブルース/ベンソン・ローズ:リンガー・アホワイル/ジェローム・カーン:ラガディ・アン/ゼズ・コンフリー:キトゥン・オン・ザ・キーズ**、スリー・リトル・オディティーズ**、ニッケル・イン・ザ・スロット**/アーヴィング・バーリン・メドレー:オレンジ・ブロッサムズ・イン・カリフォルニア、プリティ・ガール・イズ・ライク・ア・メロディ、アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド/エルガー:威風堂々/ファーディ・グローフェ/ピーター・デローズ:ロシアン・ローズ/フレデリック・ナイト・ローガン:ペイル・ムーン/エドワード・マクダウェル:トゥ・ア・ワイルド・ローズ/ルドルフ・フリムル:シャンソネット/ヴィクター・ハーバート:スイート・オヴ・セレナーデ
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー*
【Disc 2】
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム変奏曲、弦楽四重奏のための子守唄、ヴァイオリンとピアノのためのショート・ストーリー、ピアノのための3つの前奏曲、ストライク・アップ・ザ・バンド序曲、ピアノのための2つのワルツ ハ長調、ピアノのためリアルト・リップルス
モーリス・ペレス(指)、
ニュー・パレ・ロワイヤル・オーケストラ、
イヴァン・デイヴィス(P)*、
ディック・ハイマン(P)**、
メンデルスゾーンSQ、
チャールズ・キャッスルマン(Vn)、
ランダル・ホジキンソン(P)

※Music Masters からの移行再発売
CD1は、ガーシュウィンの名作「ラプソディー・イン・ブルー」が初演された、1924年のエオリアン・ホール・コンサートでのプログラムを再現!
CD2には、1920年代および30年代のジャズ時代のスタイルを捉え、ヴァイオリンとピアノ、弦楽四重奏のためのガーシュウィンの唯一の既知の作品だけでなく、あまり知られていないピアノ作品を収録。3つのオーケストラ作品には、ガーシュウィンの「ストライク・アップ・ザ・バンド序曲」のペレスによる劇場オーケストレーション、「アイ・ガット・リズム変奏曲」がオリジナルオーケストレーションで初演された貴重な音源が含まれています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Profil
PH-19054(4CD)
クララ・シューマン ピアノ独奏曲全集
(1)スケルツォ第2番Op.14
(2)ロベルト・シューマンの主題による変奏曲Op.20
(3)音楽の夜会Op.6
(4)ベッリーニの「海賊」のカヴァティーナによる演奏会用変奏曲Op.8
(1)3つのロマンスOp.11
(2)ピアノ・ソナタ ト短調
(3)ロマンツェ イ短調
(4)4つの性格的小品Op.5
(1)4つの束の間の小品Op.15
(2)即興曲「ウィーンの思い出」Op.9
(3)スケルツォ第1番Op.10
(4)3つのロマンツェOp.21
(5)3つの前奏曲とフーガOp.16
(1)4つのポロネーズOp.1
(2)ワルツ形式によるカプリスOp.2(全9曲)
(3)ロマンスと変奏Op.3
(4)ロマンティックなワルツOp.4
(5)ロマンツェ ロ短調
スザンネ・グリュツマン(P)

録音:1995年2月、10月/ベルリン放送スタジオ10
2019年はクララ・シューマンの生誕200周年にあたります。2007年にProfilレーベルよりリリースされていた彼女のピアノ曲全集のBoxをプ ライス・ダウンして再発売。録音は1995年ですが、ベルリン放送との共同制作で丁寧な音作りとなっています。 何よりクララ・シューマンのピアノ曲を網羅しているのが魅力。演奏のグリュツマンは1964年ライプツィヒ生まれ。旧東独の巨匠ピアニスト、ディーター・ ツェヒリンに師事し、後に夫人となっています。正統派ドイツ・ピアニズムを存分に味わえます。 (Ki)

BIS
BISSA-2465(1SACD)
アルカン:短調による12の練習曲 Op.39(1857)より
第4曲〜第7曲「交響曲」
第8曲〜第10曲「協奏曲」
ポール・ウェー(P;Steinway D No. 582243)

録音:2017年8月、2018年5月/ホール・ワン、キングス・プレイス(ロンドン)
シンガポール人とマレーシア人の両親のもとオーストラリアに生まれ、現在ロンドンを拠点に活躍するポール・ウェーはなんと ロンドン大手の法律事務所の現役弁護士の顔をもつ異色のピアニスト!ザ・リーガル500では第一級弁護士としてランク付けされる敏腕弁護士です。そ んなキャリアをもつウェーですが現役ピアニストとしても確かな評価を集めております。
4 歳でピアノをはじめたウェーは 12 歳の時にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでデビュー・コンサートを開くなど神童として注目を集めました。 その後、ニューヨークのマンハッタン音楽学校にてニーナ・スヴェトラノワに師事し研鑽を積むも、ピアニストだけではなく弁護士も目指し、ロンドンの名 門オックスフォード大学法学部で法律を学び、現在のキャリアを築いております。
19世紀に活躍したヴィルトゥオーソ・ピアニスト、作曲家のアルカンはリストに劣らぬテクニックの持ち主として知られた音楽家。しかし内気な性格が 人嫌いに転じていき、20歳で主だったコンサート活動から身をひきました。アルカンが生涯残した作品のほぼすべてがピアノ曲で作風は独創的かつ異端 児的。超絶技巧の作品が主立ちます。短調による12の練習曲 Op.39はアルカンの大規模な代表作で全12曲から構成されております。ここに収録され た第4曲〜第7曲「交響曲」と第8曲〜第10曲「協奏曲」はそれぞれ大編成のオーケストラを思わせるピアノ独奏のための作品で、最高難度の作品 としても知られます。ウェーの卓越した技術と語り口でこの難曲をものともせず演奏しております! (Ki)
BIS
BISSA-2436(1SACD)
ハチャトゥリアン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ(1961)
2つの小品(1926)
子供のアルバム第1巻(1947)
詩曲(1927)
ソナチネ ハ長調(1959)
トッカータ(1932)
イヤード・スギャエル(P;Steinway D)

録音:2018年12月/チータム音楽学校内ストーラー・ホール(マンチェスター)
1993年、ヨルダン・ハシミテ王国の首都アンマンに生まれ、現在欧米で活躍する俊英ピアニスト、イヤード・スギャエルがハ チャトゥリアンのピアノ作品を収録しました。
バレエ音楽『ガイーヌ』の「剣の舞」など、民族音楽が明確に継承された名作を数多く残したハチャトゥリアンですがピアノ作品でもアルメニア、グル ジア、トルコ、アゼルバイジャンなどの民族音楽と西洋音楽とを融合させた情感豊かで強いリズムが印象的な作品を残しております。ここに収録されたトッカータでは打楽器的な手法と東洋的な旋律が用いられるなど、華やかな演奏効果でハチャトゥリアンのピアノ作品の中では最 も演奏される作品として知られます。 (Ki)


APARTE
AP-220(2CD)
ショパン:ノクターン集
夜想曲 ホ短調 op.72(遺作)
夜想曲 嬰ハ短調(遺作)
夜想曲第1番変ロ短調 op.9-1
夜想曲第2番変ホ長調 op.9-2
夜想曲第3番ロ長調 op.9-3
夜想曲第4番ヘ長調 op.15-1
夜想曲第5番嬰ヘ長調 op.15-2
夜想曲第6番ト短調 op.15-3
夜想曲第7番嬰ハ短調 op.27-1
夜想曲第8番変ニ長調 op.27-2
夜想曲第9番ロ長調 op.32-1
夜想曲第10番変イ長調 op.32-2
夜想曲 ハ短調(遺作)
夜想曲第11番ト短調 op.37-1
夜想曲第12番ト長調 op.37-2
夜想曲第13番ハ短調 op.48-1
夜想曲第14番嬰ヘ短調 op.48-2
夜想曲第15番ヘ短調 op.55-1
夜想曲第16番変ホ長調 op.55-2
夜想曲第17番ロ長調 op.62-1
夜想曲第18番ホ長調 op.62-2
ブルーノ・リグット(P)

録音:2019年2月25-28日、サル・コロンヌ(パリ)
巨匠ブルーノ・リグット、久々の新録音の登場。リグットはイタリア人の父とフランス人の母の間にパリで生まれ、サンソン・フランソワの唯一の弟子だっ たことでも知られています。1965年にロン=ティボー国際コンクールに入賞、1966年にはチャイコフスキー国際コンクールでも入賞し、以降国際的に 活躍しています。教育者としても高名で、弟子にはリーズ・ドゥ・ラ・サールら、国際的に活躍しているピアニストを輩出しています。 今回リグットが録音したのは、ショパンのノクターン。1970年代にも何曲か録音しておりますが、このたび全集としてあらためて録音、作曲年代順に収め ています。師フランソワからも「素晴らしい音色と即興的なセンス、そしてロマンチックな詩の心をたくさんもっている」と絶賛されたリグットらしく、非常 にロマンチックな演奏。そして左手の低音がなんともふくよかに響くのが印象に残ります。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-20414DVD(DVD)

KKC-9481(DVD)
国内盤仕様
税込定価
ギドン・クレーメル〜自分の声を見つけること(2019年ポール・スマチヌィ監督作品)
+失われた時代への前奏曲集〜ヴァインベルク(クレーメル編):24の前奏曲Op.100
ギドン・クレーメル(Vn)

収録:2017年11月モスクワのゴーゴリ・センターに於けるコンサート・ライヴ
リージョンオール
NTSC 16:9
音声:DD5.1, DTS5.1 / PCM STEREO
字幕:日本語,独英仏韓
57’ 21”(ドキュメンタリー)、50’ 43”(コンサート)
日本語字幕付き。ギドン・クレーメル初のドキュメンタリー映像は、世界を股に掛ける活動を追いながら、70年に及ぶ彼の人生遍歴と旧ソ連の歴史的環境 を考察します。クレーメルがドイツ語で自身についてや考えを述べることを中心に、彼がいろいろな人々と交流したり、演奏する様が収められています。ロケは 世界各地に及び、故郷ラトビアのリガ、修行したモスクワ、長女の住むパリ、そして1997年に読売日本SOとヴァインベルクの協奏曲を披露する東京の 場面まで現れます。
アルヴォ・ペルトと散歩しながら未来の音楽家たちへの不安と期待についてロシア語で語り合う場面では、老境を迎えた巨匠たちの心境が垣間見られて心 打たれます。また娘たちとの気のおけない会話では優しい父の顔を覗かせます。 しかし作品の中心テーマは、現在クレーメルが熱中している作曲家ヴァインベルクが軸となっています。37年ぶりに戻ったモスクワで、ユロフスキー指揮の ロシア国立SOとヴァイオリン協奏曲上演を実現させる様を描いており、ロシア語を話すユロフスキーの姿や、終演後楽屋を訪れたヴァインベルク未亡 人と感動の初対面も逃さず収録しています。
それに先立ち、ゴーゴリ・センターでのリサイタルで24の前奏曲全曲を披露しますが、ヴァインベルクと同時期の旧ソ連リトアニアの写真家アンタナス・ス トクスの写真を同時に投影することで、英雄や宣伝でない市井の人々が当時何を考え、どのような精神状態のもと暮らしていたのかを視覚と聴覚から問題提 起します。終演後のシンポジウムでは、共鳴した経験者たちの熱い討論が展開されますが、クレーメルには依然ソ連体制への恐怖心がトラウマとなっているの がわかり、深く考えさせられます。そして何故今、ヴァインベルクの音楽にこだわるのかも納得できます。 興味深いのが東京のシーン。コンサートの合間に訪れた寺院での穏やかな表情をはじめ、かつてのカミソリのように鋭い感覚が円熟の境地に至ったことを 物語ります。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-5206(1CD)
レモ・ヴィンチグエッラ:4手ピアノ作品全集 イレーネ・ボッシ(P)
ダニエラ・スカレッティ(P)
1956年生まれのイタリアの作曲家ヴィンチグエッラはジャズやポップスの香りをまとったピアノ曲で知られています。教育用の親しみやすい作品も書い ており、「20世紀のバイエル」と呼ばれることも。ここに収録された4手作品も子供たちにクラシックに興味を持ってもらうための音楽となっています。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28357(1CD)
税込定価
20198年9月30日発売
コスタンティーノ・カテーナ/シューマン:ピアノ作品集 1
ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
コスタンティーノ・カテーナ(P)

録音:2012年11月/イタリア
 イタリアの俊英ピアニスト、コスタンティーノ・カテーナは、これま でリスト作品を中心としたカメラータのアルバムでその実力を示して来 ましたが、シューマンのピアノ五重奏や四重奏、ピアノ協奏曲などでも ロマンティックで歌心溢れた演奏が注目されていました。そして2019 年、数年に渡り収録を続けてきたシューマンのピアノ作品を、ついにシ リーズとしてリリースを開始。旧来のシューマン演奏のイメージを刷新 するカテーナのピアノをお聴きください。(カメラータ)

2L
2L-156SACD(1SACD)
メトネル:ピアノ作品集
4つの小品Op.4
3つの話Op.17
4つのおとぎ話Op.35
3つのおとぎ話Op.42
3つの労働の賛歌) Op.49
バラはもうしおれ Op.36 no.3
グンナル・サーマ(P)
[Piano: Bechstein Concert D282]

録音:2018年10月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
「1970年代のある日、耳慣れないピアノ音楽がラジオから聞こえてきた。独特な、何かを呼び起こすような、時として催眠術にでもかけるような音楽。 同時に、そこには豊富な対位法とはっきりした構造があった。手短に言うと、心と頭の両方のための音楽だ。ニコライ・メトネルの〈回想ソナタ〉、ピアニ ストは他ならぬエミール・ギレリスだった。この作品を弾ければ!……」(グンナル・サーマ)。ノルウェーのピアニスト、グンナル・サーマは、2000年、 最初のメトネル作品集(Lindberg Lyd PIANO-002)をリリース。当時、世界初録音の作品を2曲含む5つの作品を弾いていました。メトネルの第2作は、 2018年、前作と同じオスロのソフィエンベルグ教会でのセッション録音です。「ノームの嘆き」の副題をもつ〈楽興の時〉など、帝政ロシアの時代の「4 つの小品」。シューマンの「ノヴェレッテ」を思わせる曲名がつけられた「3つの話」。「おとぎ話」の曲名で書かれ個人的経験や人の内面の対立を語ると 言われる作品からは、1916年と1924年の2つの曲集。「ソ連」となった祖国を離れた後、1926年から1928年にかけて、プロテスタントの労働倫 理の表現とみなされる曲名で作曲した「3つの労働の賛歌」。アルバムの最後に歌曲集「プーシキンの6つの詩」の一曲をピアノ・ソロ曲に編曲した初録 音の作品が演奏されます。グンナル・サーマは、オスロのリヴ・グラーセルとローベット・リフリング、王立ノザーン音楽大学のリシャルト・バクスト、イ ジー・フリンカに学び、1975年にオスロでデビューしました。ノルウェー国立音楽大学で伴奏ピアニストを務め、ソリストとしても活動。一般的なレパー トリーに加え、メトネルの他、アルカン、ブゾーニ、シチェドリンといった比較的珍しい作曲家の作品を広く手がけています。このアルバムの録音には、メ トネルの気に入りの楽器といわれ彼がロンドンのアパートメントに置いていた Bechstein の新しいモデル D282 のピアノが使われました。 (Ki)

299 MUSIC
NIKU-9022(1CD)
税込定価
「セレンディピティ」〜ピアノ連弾作品集
クルターク・ジェルジュ(1926- ): 『ヤーテーコック 第8 集』(2001)より「花、人のように」(4 手連弾)
アレクサンドル・ローゼンブラット(1956- ):2つのロシア民謡によるコンチェルティーノ(1997)(4 手連弾)
マクダウェル(1860-1908):3 つの詩曲op.20 (1884/85)(4 手連弾)
ジョン・コリリアーノ(1938- ):ガゼボ舞曲集(1972)(4 手連弾)
バッハ(クルターク編):われらまさにキリストを讃うべし(1976)(2 台ピアノ)*
深き苦しみの淵よりわれ汝に呼ばわる(1985)(4 手連弾)
「神の時こそ、いと良き時」よりソナティーナ(1985)(4 手連弾)
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):カプリッチョ(4 手連弾)(1968).
クルターク・ジェルジュ(1926- ):『ヤーテーコック 第 8 集』より「花、人のように
…」〔もうひとつの〕(4 手連弾)

(*印:当録音では1台4手で演奏)
佐藤祐介(P)、大森ひろみ(P)

録音:2019年3月29 - 31日 相模湖交流センター
若くしてアメリカでデビューを果たし、帰国後も多彩な活躍をみせる大森ひろみ。多 種多様なコンセプトで演奏活動を展開し、人気を博す佐藤祐介。そんな二人の偶然の 出会いから始まった異色のピアノ・デュオによるファースト・アルバム。互いを尊重し合う からこそ生まれる躍動的な表現と絶妙なバランス感覚が、ピアノ連弾の名曲群に新たな 煌めきを与えます。

ATMA
ACD2-2766(1CD)
音と香りと
タイユフェール:即興曲 ホ長調
フォーレ:夜想曲第4番変ホ長調
プーランク:間奏曲 変イ長調 FP 118
シャブリエ:ハバネラ
ドビュッシー:映像第2集より 第3曲『金色の魚』
 前奏曲集第1巻より 第4曲『夕べの大気に漂う音と香り』
 前奏曲集第1巻より 第1曲『デルフィの舞姫』
 ベルガマスク組曲より 第3曲『月の光』
ラヴェル:水の戯れ/ソナチネ
ジャニ ー ナ・フィオ ー コウスカ(P)

録音:2019年2月
40年以上にわたり演奏家経験を積むカナダのピアニスト、フィオーコウスカによるフランス・アルバムです。彼女はパリでルフェビュールに師事したこ ともある人物で、フランス作品に対する自然な感性が見事。薫り高く幻想的な演奏です。 (Ki)

Grand Piano
GP-815(1CD)
NX-B03
カール・ツェルニー:30の技巧的練習曲(30番練習曲) Op.849 (1858) ニコラス・ホルヴァート(P)

録音:2018年7月28日
ベートーヴェンの弟子にしてリストの師、1000を超える作品を残したといわれるツェルニーは、日本では古 くからピアノ練習曲の作曲家として有名ですが、海外では近年その作品の再評価が進んでいます。この 作品も有名な練習曲集ではありますが、モナコ出身で近現代作品にも造詣の深いホルヴァートが、20 世紀前半のハンブルク・スタインウェイを用いて製作したこのアルバムでは、単調な練習曲としてではなく、 その音楽的な側面を十二分に感じ取ることが出来ます。
Grand Piano
GP-816(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ブルグミュラー:易しく段階的な25の練習曲 Op.100
性格的な18の練習曲 Op.109
カール・ペテルソン(P)

録音:2018年10月7日
日本ではピアノの練習曲で知られるブルグミュラーは、アダンのバレエ『ジゼル』に追加された「村娘のパ・ ド・ドゥ」などの作品も残したドイツの作曲家。ピアノの学習者に広く親しまれるその練習曲は単に技巧的 な練習に留まらず、愛らしい曲調や和声、想像を膨らませるタイトルなどで人気です。スウェーデン出身の ピアニスト ペテルソンが、モダン・ピアノの最高峰ともいわれるファツィオリを用いたこのアルバムは、模範演 奏の枠を超え、作品自体の面白さを豪華な響きで楽しみ、実感することが出来ます。

Onyx
ONYX-4191(1CD)
ロシアからの物語
プロコフィエフ:年老いた祖母の物語 Op.31
ムソルグスキー:禿山の一夜
リムスキー=コルサコフ
:シェエラザード
シモン・トルプチェスキ(P)
シモン・トルプチェスキは、1979年に旧ユーゴスラビアのマケドニアで生まれ、マケドニアから世界へと羽ばたいて活動するピアニスト。欧米の主要なオーケストラに加え、日本、中国、韓国、香港、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランドのオーケストラと共演するなど、まさにワールドワイドに活躍。日本でも度々公演を行っており、2019年7月にはNHKSOとの共演で東京、大阪、愛媛、鳥取の各都市を回り、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」で圧巻の演奏を披露して大成功を収めました。
Onyxレーベルからはワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプールPOとの共演で、チャイコフスキー(ONYX-4135)、プロコフィエフ(ONYX-4140)をリリースしていたトルプチェスキが、ついにOnyxでもソロ・レコーディングを行いました。注目のプログラムは、「ロシアからの物語(Tales from Russia)」をタイトルにした、民話や伝承に基づくロシアのピアノ作品集。プロコフィエフの珍しいピアノ独奏曲「年老いた祖母の物語」から始まり、ムソルグスキーの「禿山の一夜」、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」といった有名管弦楽作品からの珍しいピアノ独奏版を収録。ピアノ愛好家注目の、雄弁でピアニスティックなニュー・アルバムです。

CALLIOPE
CAL-1856(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869 シャンタル・スティリアニ(P/スタインウェイ)

録音:2017年1月、2018年1月、パリ(フランス)
イヴォンヌ・ルフェビュールにピアノを学び、フランス音楽、そして現在ではバッハ演奏のスペシャリストとして名声を確立したフランスの名女流ピアニスト、シャンタル・スティリアニ。1975年にクロード・ドビュッシー国際コンクールで第1位を受賞し、フランス音楽に情熱を注いだ後、大バッハの作品の演奏に開眼!カリオペには既に「インヴェンションとシンフォニア」を録音しており、今回の「平均律クラヴィーア曲集第1巻」は、その続編的な位置づけとなります。BWV.846〜857ではスタインウェイのモデルDを、続くBWV.858〜869では同社のモデルBを弾き分けるなど、そのこだわりはかなりのもの。軽やかなプレリュード(BWV.846)で幕を明けるスティリアニの「平均律」。約105分のバッハの旅をじっくりとご堪能下さい。

CALLIOPE
CAL-1962(1CD)
光と地中海
ドビュッシー:スティリア風タランテラ、
 アナカプリの丘
ショパン:舟歌
コンスタンティニディス:ギリシャの島々の踊り(8つの舞曲)
アルベニス:アルメリア、トゥリアーナ
ショパン:タランテラ
リスト:タランテラ
ヘルミン・フォルレ(P)

録音:2018年7月16日−18日、ルセ(フランス)
パリ音楽院でフランスの名教師ジャック・ルヴィエとマリー=フランソワーズ・ビュケに師事し、
2002年のオルレアン20世紀音楽国際コンクールで特別賞を受賞するなど華々しい経歴を持つピアニスト、ヘルミン・フォルレのコンセプト・アルバム「光(ルミエーレ)と地中海(メディテラネ)」。
ヴェネツィアやナポリ、シチリア島、ギリシャなど「地中海」に面する街や島々、そしてそこに降り注ぐ「光」を感じさせてくれる美しいプログラムです。

Ars Produktion
ARS-38269S(1SACD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
エチュード=ポエム ト短調 Op.9(世界初録音)*
ノエ・乾(Vn)、
マリオ・ヘリング(P)*

録音:2018年11月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
イザイの系譜に連なる演奏技術の手ほどきをベルギーで受けたこと、また「7月16日」という同じ誕生日であることから、イザイと自身との運命的な繋がりを感じ続けてきたノエ・乾が、イザイ生誕160周年となった2018年に満を持して大作「6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」をレコーディング!
今回の録音に臨むにあたりノエ・乾は、ベルギー女王エリザベート(1858−1931)がヴァイオリン教師だったイザイに1929年のクリスマス・プレゼントとして贈ったいうイザイの個人所蔵品だった特別かつ大変貴重な『弓(ウジェーヌ・二コラ・サルトリ製作)』を使用。
しかもフランスの工場で再発見されたリールの型に基づいて製作されたE線「イザイ」を用いるなど、ノエ・乾の今回のイザイの録音へかける情熱は凄まじいものがあります。
プログラムの掉尾を飾る「エチュード=ポエム ト短調」は、1900年から1901年にかけて作曲された4曲の中の1曲で唯一未出版となっていた非常に珍しい作品であり、今回、楽譜が所蔵されているブリュッセル王立図書館の協力により「世界初」の録音が実現しました。
フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継ぐヴァイオリニストであると同時に、この伝統に新風を吹き込むノエ・乾。圧巻のイザイにご期待下さい!

eaSonus
EAS-29342(4CD)
シューベルト:初期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調D.157
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566(第1、2楽章のみ)
ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調D.279 +アレグレット ハ長調D.346
ピアノ・ソナタ第3番ホ長調D.459(5楽章版)
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調D.557
ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調D.575
ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調D.625 + アダージョ変ニ長調D.505
ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664
さすらい人幻想曲D.760
エリーザベト・レオンスカヤ (P)

録音:2017年/ブレーメン・ゼンデザール
エリーザベト・レオンスカヤは1945年11月23日生まれの73歳。最新録音のシューベルトをメインにした超豪華装丁アルバムがリリースとなります。 ★今回は2017年録音によるシューベルトの初期ソナタ集。断片しか現存しない第8番と10番を除く1番から13番までが収められ、前作EAS 29300の後期ソナタ集とあわせると全集完結となりました。レオンスカヤは昨2018年の東京・春・音楽祭で、この大半を演奏、聴衆を魅了しました。 通して聴くと4時間を要しますが、いつまででも聴いていたくなる絶品です。興味深いのは、第2、11番の欠落楽章ではないかとされる小品を挿入して 完成させていること。さらに第3番も「3つのピアノ曲」を加えた5楽章構成にしていて興味津々。ボルテージの高い「さすらい人幻想曲」が収められて いるのも嬉しい限り。
レオンスカヤは、同業者に不寛容だったリヒテルがほぼ唯一手放しで絶賛したピアニストですが、70代半ばとなり円熟の極地にあります。語り口の巧さ と優しい人柄のにじみ出る表現はまさに神業と申せましょう。レオンスカヤ最高の状態のシューベルトのソナタが残されたことは、まさに人類の遺産。
さらなる魅力は、LPサイズ48ページの解説書。内容はドイツ語と英語で、スペインの音楽学者でシューベルトのピアノ曲の権威ミゲル・アンヘルが最 新の研究に基づく詳細な各曲の解説が超貴重。シューベルトに興味を持つ方々なら興奮する一大研究書となっています。 (Ki)

CALLIOPE
CAL-1963(1CD)
日本のメロディー
多忠亮:宵待草/成田為三:浜辺の歌/杉山長谷夫:出船/山田耕筰:この道/日本古謡:さくらさくら/山田耕筰:赤とんぼ/滝廉太郎:荒城の月/梁田貞:城ヶ島の雨/岡野貞一:故郷/弘田竜太郎:浜千鳥/中田喜直:夏の思い出/弘田竜太郎:叱られて/中山晋平:砂山/小山作之助:夏は来ぬ
■ボーナス・トラック
ショパン:チェロ・ソナタ Op.65
アンドレ・ナヴァラ(Vc)、
アニー・ダルコ(P)

録音:1979年11月、パリ(フランス)
20世紀のチェロ界を代表するフランスの巨匠、アンドレ・ナヴァラ(1911−1988)が、マルグリット・ロンの高弟アニー・ダルコとのデュオで奏でた「日本の名旋律集」がカリオペ(Calliope)から復活!
旧カリオペの創設者で芸術監督だったジャック・ル・カルヴェのプロデュースによって録音されたこの「日本のメロディー」は、初出時に10,000枚以上の売上を記録するなど、大ブームを巻き起こした同レーベルを代表する名盤の1つであり、今回のリマスター盤の登場は再び大きな話題を呼ぶことでしょう!

Indesens
INDE-121(1CD)
ポエム〜ユーフォニアムとピアノのための独奏作品集
ガブリエル・フィリポ:ポエム
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
フォーレ:蝶々
サン=サーンス:白鳥
ビゼー(リュク・フェルトメン編):カルメン・ファンタジー
リリアン・ムラン(ユーフォニアム)
ヴィクトル・メトラル(P)

録音:2018年2月、ドゥエ音楽院アンリ・デュティユー講堂(フランス)
1996年フランス出身の天才ユーフォニアム奏者、リリアン・ムランのデビュー盤。15歳にしてパリ音楽院に入学し、トゥール国際コンクールや済州国際コンクールなどの国際コンクールにおいて数々の賞を受賞している若手ユーフォニアム奏者のホープです。魅力的なフランスのレパートリーを通して、ベッソンのユーフォニアムならではの暖かくまろやかな音色と、カルメン・ファンタジーでは圧巻の妙技を奏でます。次代を担うに相応しい若き天才の華麗な演奏にご注目下さい。

Hanssler
HC-19007(1CD)
ロシアン・インプレッションズ〜チャイコフスキー・ピアノ曲集
(1)城の廃墟Op.2の1
(2)無言歌Op.2の3
(3)ロマンスOp.5
(4)サロン風ポルカOp.9の2
(5)夕べの夢想Op.19の1
(6)ノクターンOp.19の4
(7)主題と変奏Op.19の6
(8)即興曲Op.21の3
(9)無言歌Op.40の6
(10)感傷的なワルツOp.51の6
(11)ドゥムカOp.59
(12)優しい非難Op.72の3
(13)少しショパン風にOp.72の15
クラウディア・シェレンベルガー(P)

録音:2019年3月26-27日インマヌエル教会(ヴッパータール)
チャイコフスキーはかなりのピアノ曲を残していますが、交響曲や協奏曲に比べ人気があるとはいえません。しかしいずれもチャイコフスキーならではの メロディと雰囲気に満ち、華々しい効果を発揮します。
このアルバムにはチャイコフスキー最初期のものから最晩年まで、プライベートな交友から生まれたピアノ曲を集めています。ことに生涯ただ一度惚れた 女性のデジレ・アルトーへの狂おしい思いを音楽化した「ロマンスOp.5」が聴きもの。またヴァイオリン曲としても人気の高い「感傷的なワルツ」のオ リジナル・ピアノ版が収録されているのも嬉しい限り。「短調のチャイコフスキー」の魅力を堪能できます。クラウディア・シェレンベルガーはハノーファー芸術大学でカンマーリングに師事した後、ウィーンとフランクフルトで研鑽を積みました。歌心にあふれ る演奏が魅力です。

MIRARE
MIR-428(1CD)
REVOLUTION
デュシーク(デュセック)(1760-1812):フランス王妃の受難
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」
ショパン:練習曲 ハ短調 op.10-12「革命」
 スケルツォ第1番 op.20
リスト:「葬送」(『詩的で宗教的な調べ』より)
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ「1905年10月1日の街角で」
ドビュッシー:燃える炭火に照らされた夕べ、「花火」(前奏曲第2集より)
ジェフスキ(b.1938):ウィンスボロ綿工場のブルース(ノース・アメリカン・バラード第4曲)
ダヴィッド・カドゥシュ(P)

録音:2018年12月、ベルギー
(革命)と題し、歴史的な革命や劇的な動きに衝撃を受けた作曲家が書いた作品を集めた1枚。古くはフランス革命を描いた作品から、 ミニマルやトーン・クラスターの技法も用いられたジェフスキの作品までを収めています。歴史という大きな流れの中でまた、それぞれの作曲家たちは音符のひと つひとつにまた様々な感情や記憶が刻み込んでいることに感じ入ります。さらに、社会的な歴史だけでなく音楽の歴史の流れも感じ取ることができ、様々な視点 から楽しめる1 枚です。 (Ki)
MIRARE
MIR-422(1CD)
D.スカルラッティ:ソナタ集 VOL.6
ニ長調 K.119、ト短調 K.179、ト短調 K.234、ハ長調 K.501、ハ長調 K.502、ヘ短調 K.69、ト短調 K.43、ハ長調 K.384、ハ長調 K.487、ハ長調 K.170、ヘ長調 K.6、変ロ長調 K.550、ニ短調 K.18、変ロ長調 K.544、変ロ長調 K.273、ニ長調 K.161、ト長調 K.477
ピエール・アンタイ(Cemb)

録音:2018年6月、オランダ
鬼才アンタイによるドメニコ・スカルラッティのソナタ集、第6弾の登場。チェンバロ1台のはずなのに、まるでオーケストラによるオペラの序曲を聴いている かのような迫力。アンタイという現代の鬼才を通して、18世紀のヴィルトゥオーゾ・スカルラッティの演奏を追体験しているような感覚になる1枚です。 (Ki)

SONARE
SONARE-1045(1CD)
税込定価
W.ダヴィッド&梯剛之 / アンコール!
(1)クライスラー:ウィーン奇想曲
(2)グルック(クライスラー編):『オルフェオとエウリディーチェ』より「メロディ」
(3)クライスラー:ウィーン小行進曲
(4)ドヴォルザーク:ユモレスク
クライスラー
(5)愛の喜び
(6)愛の悲しみ
(7)美しきロスマリン
(8)マスネ:タイスの瞑想曲
(9)プロコフィエフ(ハイフェッツ編):『3つのオレンジへの恋』より「行進曲」
(10)チャイコフスキー:『懐かしい土地の思い出』より「メロディ」
(11)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第7番
ドヴォルザーク(クライスラー編):
(12)スラヴ舞曲第2番ホ短調
(13)スラヴ舞曲第1番ト短調
(14)パガニーニ:カンタービレ
(15)サラサーテ:アンダルシアのロマンス
クライスラー
(16)中国の太鼓
(17)シンコペーション
ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn)、
梯剛之(P)

ライヴ録音:2013年12月18日、2015年2月21日、2015年12月12日、2016年12月13日、2017年12月7日、
2018年12月8日/JTアートホール アフィニス(東京)
奇跡のデュオ、ヴォルフガング・ダヴィッドと梯剛之が2013年から2018年にJTホールで行ってきたリサイタル・シリーズ。各回ベートーヴェンのヴァ イオリン・ソナタに加えてフランク、モーツァルト、シューベルト、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタを主軸に構成された演奏会は、二人のカラーを示 したこの上なく美しい響きと味わい深い表現で高い評価を得てきました。当アルバムはこれらの演奏会でアンコールとして演奏された小品集で全曲初出音 源です!阿吽の呼吸から生まれる演奏に心打たれます。
「ライヴ感たっぷり、両名の音像や位置がはっきり聴いてとれる素晴らしい録音からは、ヴァイオリニストのボウイングまで想像できます。これは実際に ありそうで、ほとんどなかった、正真正銘の「アンコール」アルバムです。(渡辺和彦 ライナーノーツより)

Stradivarius
STR-37129(1CD)
グロンドーナ・プレイズ・ソル
フェルナンド・ソル(1778-1839):大ソナタ第12 番Op.25
モーツァルトの「魔笛」から選んだ6 つのアリアOp.19
メヌエット Op.11-4
アンダンティーノ Op.2-3
メヌエット Op.11-12/マズルカ Op.32-4
メヌエット Op.11-5
導入とモーツァルトの主題による変奏曲 Op.9
メヌエット Op.5-3/メヌエット Op.24-1
メヌエット Op.3/シチリリアーナ Op.2-6
ステファノ・グロンドーナ(ギター,1839年ルネ・ラコト製作のギター使用)

録音:2014-2015 年 イタリア,ヴィチェンツァ
日本でもおなじみのイタリアの名ギター奏者、ステファノ・グロンドーナがフェルナンド・ ソル(1778-1839)の作品を録音、しかもソルの没年に製作されたルネ・ラコト製作のギタ ーを使用しているのだから目が離せない。ソルはカタルーニャのバルセロナ生まれで後 にパリで活躍。ピアノなどと同様、ギターも 19 世紀半ばの楽器は現代のそれとは音色が かなり異なっており、本来の味わいを引き出すためには時代楽器が不可欠です。 ステファノ・グロンドーナは1958 年、ジェノヴァ生まれのギター奏者。詩情豊かな歌い口 が実に素晴らしい。
Stradivarius
STR-37126(1CD)
「ムタツィオーニ」〜無伴奏サクソフォン作品集
シャリーノ:ベルグソンの時計/遥か遠くの微風に/感謝の歌
テレマン:ファンタジア第2 番/第9 番/第11 番
ナポリターノ:3 つの小品
ドビュッシー:シランクス
アルベルト・ナポリターノ(Sax)

録音:2018年5月25,27日 イタリア,フォッジャ
タリアを代表するクラシカル・サキソフォン奏者、アルベルト・ナポリターノの無伴奏演奏。 サクソフォンというとフランスのイメージが強いが、南イタリアのフォッジャ生まれのナポリターノ の演奏はカラリと明るく美しい。自作と、彼に捧げられたサルヴァトーレ・シャリーノの作品を収 録。またテレマンのファンタジアが素敵だ。
Stradivarius
STR-37127(1CD)
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):ギター作品集
カスティーリャ組曲(1920)(全3 曲)
ソナティナ(1923)
性格的小品集(1931)〜プレアンブロ/オリベラス/メロディア/ロス・マジョス/アルバーダ/パノラマ
ソナタ=ファンタジア(1953)
ブルガレーサ(1928)
ピエトロ・ロカット(G)

録音:2017年9月30日,2018 年9 月29 ,30日 イタリア,トリノ
20 世紀スペインの偉大な作曲家、フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982)のギターの名 作を収録。 ピエトロ・ロカットは 1990 年、イタリア、トリノ生まれのギター奏者。様々なコンクールを受賞し、 イタリアの若い世代のギター奏者でも特に注目されています。
Stradivarius
STR-37140(1CD)
D.スカルラッティと18世紀スペイン・チェンバロ曲集
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K213
ソレル:ソナタ第84 番ニ長調
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K1
M.P.デ・アルベニス(1755-1831):ソナタ ニ長調
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K201
 ソナタ ホ短調 K98/ソナタ イ
長調 K208
デ・アルベロ(1722-1756):ソナタ第12 番 ニ長調
F.M.ロペス(1742-1821):ミヌエ・アファンダンガドによる変奏曲 ニ短調
D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K184
 ソナタ ハ短調 K115
アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(Cemb)

録音:2018 年 6 月29 日-7 月1 日 ミラノ
ドメニコ・スカルラッティ他、18 世紀のスペインで活躍した作曲家のチェンバロ曲集。スカル ラッティ、ソレルに加え、マテオ・ペレス・デ・アルベニス(1755-1831)、セバスティアン・デ・ア ルベロ(1722-1756)、フェリックス・マキシモ・ロペス(1742-1821)の作品が珍しい。 アマヤ・フェルナンデス・ポスエロは、マドリッドで学んだ後、ミラノでラウラ・アルヴィーニに学ん だチェンバロ奏者。柔らかく上品な音色の中にも南欧の血が感じられる演奏です。
Stradivarius
STR-57919(1CD)
「風の翼に乗って」
ロ・ムシオ:G.A.N.D.A.L.F.の名に基づくリチェルカーレ
グルック:精霊の踊り
ロ・ムシオ:リチェルカーレ「ピエンツァの大聖堂」
 半音階的リチェルカーレ「オルヴィエートの大聖堂」
テレマン:ソナタ ヘ長調
ハッケット:アイスクリーム・ワルツ
ロ・ムシオ:ヴォカリーズ第1 番
 ヴォカリーズ第2 番
ハッケット:思いは家路に向かう
 ガラドリエルの思い出
ラヴェル:眠りの森の美女のパヴァーヌ
ロ・ムシオ:ヴォカリーズ第3 番
 ヴォカリーズ第5 番
キング・クリムゾン:ムーンチャイルド
ロ・ムシオ:記念碑で/上品な愛
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ〜第6 番,第7 番,第8 番
ハッケット:第2 の機会/巫女の手
 無毛の心/厳しい試練の後
ジョン・ハケット(Fl)
マルコ・ロ・ムシオ(オルガン,ピアノ,チェンバロ)

録音:2018 年9 月9、10 日,11 月 3 日,12月2 日 ローマ
「風の翼に乗って」と題された CD。基本的にフルート独奏に鍵盤楽器伴奏の演奏だが、鍵 盤楽器独奏もある。バロック音楽から現代音楽、擬バロック曲、そしてキング・クリムゾンの名曲 まで多種多様。ジョン・ハケットは英国のフルート奏者。彼は英国の有名ロックバンド、ジェネシ スの元メンバー(G)、スティーヴ・ハケットの弟で、ジョンもクラシックとポップスと両方で活 躍しています。近年はイタリア人オルガン奏者、マルコ・ロ・ムシオとのコンビで、こうした時代や 分野を問わない演奏活動をしています。

TOCCATA
TOCC-0405(1CD)
NX-B03
レスピーギ:ピアノ作品全集 第1集
ソナタ ヘ短調 p016(1897-1898)
前奏曲 変ロ短調 p043(1903)
前奏曲 ニ短調 p043a(1903)
ドリア調のトッカータ ニ調 p105b(1916)*
アンダンテ ヘ長調 p006(1896)
アンダンテ ホ長調 p006a(1896:G.ガットによる完全補筆版)*
アンダンテ ニ長調 p007(1896)
グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲 p131(1921)
ジョヴァンナ・ガット(P)

録音:2017年3月24日
*=世界初録音
華やかなオーケストラの響きを存分に活かした「ローマ三部作」などで知られるレスピーギ。しかし、彼が書いたピアノ曲 は、ほんの一部の作品を除きほとんど知られていません。この新企画「レスピーギ:ピアノ作品全集」はイタリアの女性ピア ニスト、ジョヴァンナ・ガットの演奏により、作曲家の新たな側面を探る興味深いシリーズです。 第1集に収録されているのは、「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」など比較的演奏機会の多い作品から、世界初録 音となる「ドリア調のトッカータ」まで全8作品。様々な箇所にレスピーギが愛した古風な旋法が散りばめられた多彩な 作品が並びます。
TOCCATA
TOCC-0020(1CD)
NX-B03
カール・ツェルニー(1791-1857):ピアノ作品集 第1集
スイス・アルプスのこだま 第2巻−第1番
「お気に入りのスイスの旋律による主題と華麗な変奏」Op.428(1838年出版)
スイス国歌の主題による華麗な即興曲 Op.429(1838年出版)
ロッシーニの歌劇「泥棒かささぎ」の主題による感傷的な即興曲 Op.523(1839年出版)
優雅で華麗なロンド Op.136-1(1827年出版)
ベートーヴェンの旋律による幻想曲 Op.752(1844年出版)
ツァオ・ジンシュウ(P)

録音:2018年8月8.9.10日
※全て世界初録音
かつては「練習曲の作曲家」として知られたツェルニー。しかし21世紀になってから、900作に及ぶ膨大な作品の研究 が進み、ようやく19世紀初頭の重要な作曲家としての位置付けがなされるようになりました。ベートーヴェンの弟子、友 人であり、リストの師でもあったツェルニーの作品は、古典派からロマン派への過渡期の様式を示す先進的な作風に 拠っています。なかでもレパートリーの中核を占めるピアノ曲は、彼自身がサロンなどで演奏するために書かれたものが多 く、当時流行の旋律を取り入れながら、華麗な変奏が施された技巧的な作品ばかりです。アルバム収録曲は全て世 界初録音です。
TOCCATA
TOCC-0311(1CD)
NX-B03
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1812-1865):作品全集 第6集
無伴奏ヴァイオリンのための重音奏法の6つの練習曲(1864)
ピアノのための3つの舞曲なしのワルツ(1838頃)【第1番:イ長調*/第2番:変イ長調*/第3番:変ニ長調】
クララ・シューマン夫人のためのロマンス(1842)*
夜想曲 変イ長調 遺作(1864)*
2つのゲーテの詩による歌曲*
シェルバン・ルプー(Vn)
イヴォンヌ・レドマン(S)
イアン・ホブソン(P)

録音:2014年4月17-20日,29日、2017年7月8日、2017年9月27日
*=世界初録音
ロマン派時代に活躍した作曲家エルンスト。かのヨーゼフ・ヨアヒムが「私が聴いたなかでの最高のヴァイオリン奏者」と評 するほど、テクニック、音楽性に優れたヴァイオリニストでもありました。このアルバムは、全7集が予定される作品全集の 第6集にあたり、「夏の名残りのばら」の旋律を主題にした“練習曲第6番”で知られる「重音奏法のための6つの練習 曲」や、シューベルトの「魔王」による奇想曲など、彼のヴァイオリン作品の中でも最も演奏が困難とされる作品が収録さ れています。また今作にはピアノ曲と歌曲も収録。これらはエルンストの友人であったショパンやリストの影響が感じられる 美しい作品です。
TOCCATA
TOCC-0448(1CD)
NX-B03
リヴィア・テオドレスク=ショケニア(1959-):ピアノ作品集
Endeavour Bells:ソロ・ピアノのための幻想曲(2008)
ノクタニアーナ:ショパンの夜想曲による2台ピアノのための幻想曲(2013)*
奏ピアノのためのソナチネ(1985)*
ソナチネ・ブッファ:ピアノ・デュオのための「チャーリー・チャップリンへのオマー
ジュ」*
カリプソ:ソロ・ピアノのための幻想曲(2013)*
ピアノ協奏曲 第2番「Lebenskraft」(2台ピアノ編)*
タマラ・スモリャール(P)
リヴィア・テオドレスク=ショケニア(P)

録音:2010年12月7日、2013年5月16-23日
*=世界初録音
ルーマニアの女性作曲家リヴィア・テオドレスク=ショケニア。地元の音楽院でピアノを学び、1998年から1999年には ルーマニア政府から奨学金を得て、イギリスに留学。その後はブカレストに戻り、国立音楽大学の教授としてルーマニア の音楽教育に力を注いています。作品はピアノ曲が多く、このアルバムに収録されている「ノクタニアーナ」はショパンの夜 想曲第8番がそのままの形で素材として用いられているように、ショパン作品への偏愛の強さが知られています。このアル バムには他にもユニークな曲が収録されており、なかでも「チャーリー・チャップリンへのオマージュ」はユーモアのセンスに溢 れた作品です。また彼女は2015年に来日、「ノクタニアーナ」の日本初演を行うなど、優れたピアニストとしても活動し ており、このアルバムでも素晴らしい腕前を披露しています。

Gramola
GRAM-99192(1CD)
リスト:ソナタ/パガニーニ大練習曲 他
2つの演奏会用練習曲 S145
ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
パガニーニ大練習曲 S141
マルティン・イヴァノフ(P)

録音:2018年10月15-16日
1990年ブルガリア生まれのピアニスト、マルティン・イヴァノフ。4歳でピアノを始めた彼は、すぐに才能を発揮し、ピアニ ストとして着々と成長し続けています。これまでにショパン(Gram99146)、シューマン(Gram99177)の2枚のアル バムをリリースし、瑞々しい才能が高く評価されましたが、今回のアルバムではリストのソナタと練習曲に挑戦。ショパン とシューマンでは美しい音色で作品の抒情性を際立たせていましたが、今作では華麗なテクニックを存分に駆使し、 単一楽章のソナタから起伏のあるストーリーを引き出しました。“ラ・カンパネラ”を含む「パガニーニ大練習曲」と「2つ の練習曲」でも難曲を見事に弾きこなしています。
Gramola
GRAM-99186(1CD)
1825年〜ヒストリカル・ハープによる“ウィーンのこだま”
エライアス・パリシュ・アルヴァーズ(1808-1849):マンドリンを模した大練習曲「マンドリン」Op.84
シュポア(1784-1869):幻想曲 ハ短調 Op.35
アルヴァーズ:イタリアの詩による描写 Op.97…世界初録音
ロッシーニ:ハープのためのソナタ
アルヴァーズ:セレナード Op.83(オリジナル版)
プレイエル(1757-1831):ロンド Ben613…世界初録音
ラハナー(1803-1890):ハープのための3つの無言歌
ベートーヴェン:スイスの旋律による変奏曲 WoO64…ハープ演奏による世界初録音
ニコラ=シャルル・ボクサ(1789-1856):「セヴィリアの理髪師」の三重唱「静かに、静かに」による変奏曲
エリザベ-ト・プランク(Hp)

録音:2018年12月12-14日
オーストリアの若きハープ奏者エリザベート・プランク。ウィーン国立音楽大学でハープを学び、来日経験もある俊英で す。彼女のアルバムのタイトルである「1825」とは、楽器会社エラールが新しいハープ(No.3804)を製造した記念す べき年。それまでは様々な工夫を重ねながら、作品が求める半音階や転調に対応してきたハープですが、1811年 にエラールが更なる改良を加え、現代のペダル・ハープの原型となる「ダブルアクション・ハープ」を発表。このアルバムで は前述の1825年に製造された“当時の最新型”である楽器で、その時代の作品を演奏するという意欲的な試みが 行われています。イギリス生まれ、ウィーンで名声を誇ったアルヴァーズの作品を中心に、世界初録音の曲も交えた 様々な19世紀のハープ音楽を美しい音色でお楽しみいただけます。
Gramola
GRAM-99169(1CD)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105(マティアス・ギーゼンによるオルガン版) マティアス・ギーゼン(Org)

録音:2018年10月14-17日ザンクト・フローリアン修道院「ブルックナー・オルガン」
ザンクト・フローリアン修道院のオルガンは1770年から1774年にスロヴェニア出身のフランツ・クサーヴァー・クリスマン (Franz Xaver Krismann)によって作られました。当初は74の音栓(ストップ)と5230のパイプを持っていまし たが、幾度かの拡張により103の音栓と7386のパイプを追加。現在オーストリア最大級のオルガンのひとつとなってい ます。1873年にはブルックナーの提案で楽器の再建が行われ、その際には足鍵盤をブルックナーの足に合わせて 作ったとも言われています。 1931/32年のシーズンにも改造が行われ、その時から「ブルックナー・オルガン」と呼ばれるようになりました。1996 年、ブルックナーの没後100周年にも再調整が行われ、日々、美しい音色を奏でています。 このアルバムには、1999年から2003年までザンクト・フローリアンのオルガニストを務めたマティアス・ギーゼン自身が 編曲したブルックナーの交響曲第5番(オルガン版)を収録。オーケストラの響きがオルガンへと、余すことなく移し替え られた見事な演奏による楽器の響きをご堪能ください。
Gramola
GRAM-99031(1CD)
シューベルト:さすらい人幻想曲、他
幻想曲 ハ長調「さすらい人」Op.15 D760…スタインウェイ
ピアノ・ソナタ 第15番ハ長調「レリーク」 D840…ベーゼンドルファー・インペリアル〜バドゥラ=スコダ校訂による全4楽章版〜*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

録音:2009年6月9-11日 Studio Paul Badura-Skoda, Vienna,Austria、1968年6月15-17日 Mozartsaal, Vienna Konzerthauss,Austria*
2009年に録音された「さすらい人」と1968年に録音された「ピアノ・ソナタ第15番」の組み合わせ。豪放な技巧が 炸裂する「さすらい人」でのたたみかけるような迫力は、80歳という年齢を全く感じさせることがありません。未完に終 わった「ソナタ第15番」は、バドゥラ=スコダ自身が補筆した第3楽章と第4楽章を演奏。シューベルトの様式を丹念 に研究した上での「完成版」が聴きどころです。
Gramola
GRAM-99104(1CD)
シューベルト/ヨハン・シュトラウス2世:作品集
パウル・バドゥラ=スコダ(1927-):ワルツのひとつづき(F.シューベルトによる)
シューベルト:38のワルツ、レントラーとエコセーズ Op.18, D145-ワルツ第6番
ドイツ舞曲とエコセーズ 嬰ハ短調 D643
.36のオリジナル舞曲(最初のワルツ)Op.9, D365-
ワルツ第32番-第36番-ドイツ舞曲 変ト長調 D722
36のオリジナル舞曲(最初のワルツ)Op.9, D365-ワルツ第29番-第31番
12の高雅なワルツ Op.77, D969
12のグラーツのワルツ Op.91, D924-ワルツ第1番 ホ長調
J・シュトラウス:ワルツ集(シュールホフ編)
こうもりポルカ/ピチカート・ポルカ/音楽時計のポルカ
シューベルト:38のワルツ、レントラーとエコセーズ Op.18, D145-
ワルツ第7番-ワルツ第8番
パウル・バドゥラ=スコダ(P…ベーゼンドルファー・インペリアル)

録音:2015年4月ベーゼンドルファー、ヴィーナー・ノイシュタット
シューベルトのワルツ、レントラーを中心に、ヨハン・シュトラウス作品を近代作曲家シュールホフがピアノ用に編曲した 楽しいポルカを交え、次々と聴かせるバドゥラ=スコダ。どの曲も親密な雰囲気の中で演奏されており、バドゥラ=スコ ダの楽しそうな様子が伝わります。ブックレットの解説もバドゥラ=スコダ自身が執筆(ドイツ語、英語、フランス語の み)、作品への愛着が伝わる1枚です。
Gramola
GRAM-98900(1CD)
モーツァルト:ピアノ作品集
1-3.2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K448
4.4手のためのアンダンテと5つの変奏 ト長調 K501
5.幻想曲 ハ短調 K396
6.幻想曲 ニ短調 K397
7.2台のピアノのためのラルゲットとアレグロ 変ホ長調 K.deest
(バドゥラ=スコダによる補筆完成版)
8.幻想曲 ハ短調 K475
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)…1-4.7.8
イェルク・デムス(フォルテピアノ)…1-7
歴史的楽器(アントン・ヴァルター製)使用

録音:2010年1月24-26日 イルンベルガー財団、ザルツブルク
バドゥラ=スコダとイェルク・デムスの共演によるモーツァルトの「2台ピアノのための作品集」。2007年に録音したシュー ベルト(GRAM-99175)でも素晴らしいデュオを披露していますが、こちらのモーツァルトでもアントン・ヴァルター製の歴 史的楽器を2台揃えての見事な演奏を聴かせます。速めのテンポによるK448のソナタでは、時に気持ちが先走るの か、アンサンブルが先へ先へと行ってしまうのも微笑ましさ満点です。
Gramola
GRAM-98990(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタと作品集
幻想曲 ハ短調 K475*
ピアノ・ソナタ 第14番ハ短調 K457
幻想曲 ニ短調 K397
アダージョ ロ短調 K540
ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調 K576
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)
(アントン・ヴァルター 1790年頃製)

録音:2010年1月26日 ザルツブルク、2013年2月7.9.13日 モーツァルトハウス、ウィーン
モーツァルト中期の名作で極めて劇的な曲想で知られる「ピアノ・ソナタハ短調」と組み合わせて演奏されることの多い「幻想曲ハ短調」をメインに、こちらも充実した作風による「ピアノ・ソナタ ニ長調」を併せた聴きごたえのある1枚。緊張感漲る作品を繋ぐのも「幻想曲 ニ短調」と「アダージョ ロ短調」という重めのプログラム。モーツァルト作品の中でも珍しいロ短調という調性によるアダージョは、作曲された意図はわからないものの晩年のモーツァルトの不安な心情が反映されているといわれています。
Gramola
GRAM-98991(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタと作品集
フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲) K265
ロンド ニ長調 K485
ピアノ・ソナタ 第15番ヘ長調 K533+K494
ロンド イ短調 K511
ピアノ・ソナタ 第11番イ長調 K331-第3楽章「トルコ行進曲」*
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)
使用楽器:アントン・ヴァルター 1790年頃製 、ゲオルク・ハスカ 1815年頃製*

録音:2013年2月8.10.12日 モーツァルトハウス、ウィーン、1976年 カジノ、バウムガルテン、ウィーン*
モーツァルトの変奏曲とソナタ、ロンドを収録した1枚。通称「きらきら星」変奏曲、「ロンド ニ長調」での軽やかな響 き、円熟期のソナタヘ長調の次から次へと現れる美しい旋律、父の死を予感させる悲痛な「ロンド イ短調」と、様々 なモーツァルトの表情を楽しむことができます。トラック7の「トルコ行進曲」は1976年収録。一音一音を鮮明に響か せる独特な演奏が興味深いところです。このピアノには仕掛けがあり、中間部では打楽器の音も聞こえてきます。
Gramola
GRAM-98989(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番/第10番/第11番 他
1-3.ピアノ・ソナタ 第16番ハ長調 K545
4-6.ピアノ・ソナタ 第10番ハ長調 K330
7-9.ピアノ・ソナタ 第11番イ長調「トルコ行進曲付き」K331
10.バター付きパン ハ長調 K Anh.C.27.09(A.284n)
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

録音:2013年2月7.9.13日 モーツァルトハウス、ウィーン
使用楽器: アントン・ヴァルター 1790年頃製
2013年録音、モーツァルト時代のピアノを用いた味わい深い響きが楽しめる1枚。とりわけ、イ長調ソナタ K331「ト ルコ行進曲付き」での、変奏曲形式をとる第1楽章の変幻自在な演奏が見事です。豊かな低音部、煌めく高音部 の音色の違いも聴きどころ。
Gramola
GRAM-99147(1CD)
リスト:ピアノ・ソナタ(2種の演奏)
ソナタ ロ短調 S178
ソナタ ロ短調 S178*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
使用楽器:スタインウェイDモデル、ベーゼンドルファー275*

録音:1965年3月29日 カーネギーホール ライヴ、1971年10月 モーツァルト=ザール、コンツェルトハウス、ウィーン*
楽器にこだわるバドゥラ=スコダの面目躍如と言った1枚。超絶技巧を駆使することで知られるリストのソナタを、楽器 を替えて演奏することでどのような表現が可能になるかを示す「聴き比べ」ができます。もちろん研究熱心なバドゥラ= スコダならではの、6年間における解釈の違いも聴きどころ。
Gramola
GRAM-98743(10CD)
NX-F09
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
【CD1】
1-4.ピアノ・ソナタ 第1番ヘ短調 Op.2-1
5-8.ピアノ・ソナタ 第2番イ長調 Op.2-2
9-12.ピアノ・ソナタ 第3番ハ長調 Op.2-3
【CD2】
1-3.ピアノ・ソナタ 第5番ハ短調 Op.10-1
4-6.ピアノ・ソナタ 第6番ヘ長調 Op.10-2
7-10.ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3
【CD3】
1-4.ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 Op.7
5-7.ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調「悲愴」Op.13
8-10.ピアノ・ソナタ 第9番ホ長調 Op.14-1
11-13.ピアノ・ソナタ 第10番ト長調 Op.14-2
【CD4】
1-4.ピアノ・ソナタ 第11番変ロ長調 Op.22
5-8.ピアノ・ソナタ 第12番変イ長調 Op.26
9-12.ピアノ・ソナタ 第13番変ホ長調 Op.27-1
13-15.ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2
【CD5】
1-3.ピアノ・ソナタ 第16番ト長調 Op.31-1
4-6.ピアノ・ソナタ 第17番ニ短調 「テンペスト」Op.31-2
7-10.ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op.31-3
【CD6】
1-4.ピアノ・ソナタ 第15番ニ長調「田園」Op.28
5-6.ピアノ・ソナタ 第19番ト短調 Op.49-1
7-8.ピアノ・ソナタ 第20番ト長調 Op.49-2
9-11.ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
12-13.ピアノ・ソナタ 第22番ヘ長調 Op.54
【CD7】
1-3.ピアノ・ソナタ 第23番ヘ短調「熱情」Op.57
4-5.ピアノ・ソナタ 第24番嬰ヘ長調「テレーゼ」Op.78
6-8.ピアノ・ソナタ 第25番ト長調 Op.79
9-11.ピアノ・ソナタ 第26番変ホ長調「告別」Op.81a
【CD8】
1-2.ピアノ・ソナタ 第27番ホ短調 Op.90
3-6.ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 Op.101
7-10.ピアノ・ソナタ 第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
【CD9】
1-3.ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調
4-7.ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Op.110
8-9.ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
【CD10】…ボーナス・ディスク
1-4.ピアノ・ソナタ 第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
5-8.ピアノ・ソナタ 第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

【CD1】
録音:1969年8月
【CD2】
録音:1969年11月…1-6/1970年4月…7-10
【CD3】
録音:1969年9月…1-7/1969年8.11月…8-13
【CD4】
録音:1969年9月…1-4/1969年10月…5-15
【CD5】
録音:1969年7月
【CD6】
録音:1969年11月…1-8.12-13/1970年2月…9-11
【CD7】
録音:1970年2月…1-3/1969年9月…4-5/1970年4月…6-11
【CD8】
録音:1970年2月…1-2/1969年4月…3-6/1970年1月…7-10
【CD9】
録音:1970年3月
【CD10】
録音:1976年6月26日 Filharmonia Narodowa,Warsowライヴ…1-4(ベーゼンドルファー使用)
1980年7月 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン…5-8(1824年コンラート・グ
ラーフ製)
ベートーヴェンを得意とするバドゥラ=スコダは、何度もソナタ全集を録音していますが、こちらは1969年から1970年 にかけてベーゼンドルファー・インペリアルで録音した壮年期を代表する全集。研究者、校訂者でもあるバドゥラ=スコ ダは、よく知られた作品でも、独特の解釈を披露。多くの示唆に富んだ演奏を聴かせます。CD1-9までのエグゼクティ ヴ・プロデューサーを務めたのは、バドゥラ=スコダと並ぶ「ウィーン三羽烏」フリードリヒ・グルダの息子でピアニストのリコ・ グルダであることにも注目。 ボーナス・トラックとして添えられているのは、「ハンマークラヴィーア」ソナタの聴き比べ。ベーゼンドルファーとコンラート・ グラーフ(ピリオド楽器)の音色の違いに耳を傾けてください。

Tactus
TC-841880(3CD)
ジョヴァンニ・リナルディ:ピアノ作品集
20の陰影 Op.68/9月/アルバムのページ
「子供の笑顔」への序曲集/「子供の笑顔」
ダリオ・ボヌッチェッリ(P)

録音:2017年7月、ジェノヴァ(イタリア)
19世紀イタリアの作曲家ジョヴァンニ・リナルディ(1840−1895)のピアノ作品集。ピアノ・ソナタや変奏曲といった重厚なコンサート・ピースではなく、自然や風景、日常や些細な感情等をテーマにした可憐で楽しい小品ばかり(恐らくすべて世界初録音)が3枚のCDに収められています。
数々の国際コンクールにおいて受賞歴を誇るイタリア出身の若手ピアニスト、ダリオ・ボヌッチェッリが繊細なタッチで描きます。
Tactus
TC-841601(1CD)
ジョヴァンニ・マリア・ペレッツァ:12のオルガン・ソナタ ブルーノ・ベルガミーニ(Org)

録音:2017年10月、ティエネ・サン・ガエターノ教会(トリノ、イタリア)
1847年トリノに生まれ、フランスを経て、アルゼンチンのブエノスアイレスで活動(ブエノスアイレスで没)、サンサーンス、ヴェルディ、プッチーニらとも親交を結んだという作曲家、ジョヴァンニ・マリア・ペレッツァの勇壮軽妙なオルガン・ソナタ集。トリノのティエネ・サン・ガエターノ教会のオルガン(Carlo Vegezzi Bossi, 1890)を使用

Etcetra
KTC-1658(1CD)
ベートーヴェン1802
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第14番 「月光」
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35 「エロイカ変奏曲」
七條恵子(フォルテピアノ)

録音:2016年8月29日−31日、ハールレム(オランダ)
七條恵子は東京藝術大学大学院、アムステルダム音楽院、ベルギー王立ゲント音楽院で学び、ブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門では最高位とともにミンコフ賞を受賞、ドイツ、トロッシンゲンの国際古楽コンクール「A.Tre」で第1位受賞したフォルテピアニスト。現在もオランダ在住で、ヨーロッパ各地と日本で活発に活動し、日本とオランダの古楽界を担う注目のフォルテピアニスト、七條恵子のセルフ・プロデュース・アルバムが、オランダの名門レーベルEt'ceteraから登場。
アルバム『ベートーヴェン1802』では、「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれるなど、ベートーヴェンにとってプライヴェートでも作曲面でも非常に特別な年となった『1802年』をテーマに、1802年に作曲あるいは出版された2つの傑作ピアノ・ソナタ「月光」と「テンペスト」、そして「エロイカ変奏曲」を収録。そして、使用楽器も大きなポイント。ドイツの偉大なピアノ製作者であったヨハン・アンドレアス・シュタインの息子マテウス・アンドレアス・シュタインと娘ナネッテ・シュタイン(ナネッテ・シュトライヒャー)の兄妹による署名「フレール・エ・スール・シュタイン(シュタイン 兄と妹/Frere et Soeur Stein)」の入った1802年製の貴重なフォルテピアノを使用するという「1802年」にとことんこだわった構成です。
兄妹共にベートーヴェンの友人でもあり、ベートーヴェンは彼らの製作したフォルテピアノを所有していました。シュタイン兄妹は1802年に決裂し、その後は別々の道を歩み、マテウスは「Andre Stein」の署名でシュタイン家として、ナネッテは夫のヨハン・アンドレアス・シュトライヒャーと共に「Nannette Streicher nee Stein」の署名でシュトライヒャー家として、それぞれ1世紀以上にわたりピアノの進化と発展の歴史に重要な役割を果たしています。

Discovery
DMV-120(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001-1006(全曲) タマーシュ・フェイェシュ(Vn)

録音:2014年11月4日−7日、2015年10月28日−31日、ロスリン礼拝堂(スコットランド)
タマーシュ・フェイェシュはハンガリーの音楽一家の下に生まれ、10歳で国立ヴァイオリン・コンクール第2位を受賞。ブダペストのフランツ・リスト音楽アカデミー、ロンドンのギルドホール音楽院で学び、フィルハーモニア管のメンバーを務めたあと、現在はロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOのアシスタント・リーダー、スコットランド王立音楽院の非常勤講師を務めています。
バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを「ヴァイオリン演奏の本質を見出した傑作」と評するタマーシュ・フェイェシュが、研ぎ澄まされた音色と真摯な演奏で贈ります。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台としても有名となった歴史あるチャペル、ロスリン礼拝堂での録音です。

Quartz
QTZ-2134(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
アラベスク ハ長調 Op.18
幻想曲ハ長調 Op.17/蝶々 Op.2
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
ジョセフ・トング(P)

録音:2018年4月18日−20日、ブレーメン(ドイツ)
1996年にジョン・リル賞を受賞し、翌年の1997年にはウィグモア・ホールへのデビューを果たしたイギリスのピアニスト、ジョセフ・トング。日本人ピアニスト長谷川和香とのデュオや、シベリウスの独奏ピアノ作品集などで定評を得てきたQuartz録音最新盤は、優しくロマンティックな魅力溢れるシューマンのピアノ作品集。

Caro Mitis
CM-0062010(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
イーゴリ・チェトゥーエフ(P)

録音:2010年9月28日−30日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ーゴリ・チェトゥーエフは、1980年、ウクライナのセバストポリ生まれ。14歳で若い音楽家のためのクライネフ国際コンクールで最優秀賞を受賞。その後、ハノーファー音楽大学で名教師ウラディーミル・クライネフに師事し、1998年には18歳で第9回ルービンシュタイン国際ピアノコンクール優勝を飾るなど華麗な経歴を持つピアニスト。
ロシアン・ピアノ・スクールの伝統を受け継ぐ、チェトゥーエフは国際的な評価も高く、ハイペリオン(Hyperion)でもクロエ・ハンスリップとのデュオでメトネル(CDA67963)をレコーディングしています。
Caro Mitis
CM-0052010(1SACD)
師と弟子
タネーエフ:前奏曲ヘ長調、
 主題と変装 ハ短調
アレクサンドロフ:ピアノ・ソナタ第4番ハ長調、
 5つの小品 Op.110、洞察力 Op.111
ヴィクトル・ブーニン(P)

録音:2010年9月25日−26日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアン・ピアノ・スクールの流派の1つ、サムイル・フェインベルクの高弟でありその伝統を受け継ぐ御年83歳の大ベテラン、ヴィクトル・ブーニン(1936−)。ブーニンの選んだ「師と弟子」をテーマとしたロシアン・プログラムは、タネ―エフとアレクサンドロフという濃厚な組み合わせ。
ちなみにブーニンの父である作曲家のウラディーミル・ブーニンはアレクサンドロフの弟子であり、その存在、作品はブーニンにとっても特別なもの。様々な「師と弟子」の関係性が表現された、ロシアの知られざる名匠ならではの興味深いプログラムです。
Caro Mitis
CM-0052004(1SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.1〜J.C.バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ選集
ソナタ ト長調 Op.5-3/ソナタ変ロ長調 Op.5-1
ソナタ変ホ長調 Op.5-4/ソナタ ト長調 Op.17-4
ソナタ ハ短調 Op.17-2/ソナタ イ長調 Op.17-5
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2004年5月、RTRスタジオ5(モスクワ)
モーツァルトと親交を温め、ロンドンのバッハ、ヘンデルの後継者と称されたバッハの末子、ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735−1782)の才気にあふれた鍵盤ソナタの数々を、ロシアの古楽系鍵盤奏者オルガ・マルティノワが好演!
当時のロンドンを中心として圧倒的な人気を誇ったJ.C.バッハの華麗なるソナタの数々が、ロシア古楽界の実力派と、1985年にパリのフォン・ナーゲル工房が製作したN&F・ブランシェのレプリカ・モデルの楽器によって煌びやかに響きます。

Nimbus Alliance
NI-6386(2CDR)
ショパン:マズルカ集
4つのマズルカ Op.6/5つのマズルカ Op.7/4つのマズルカ Op.17/4つのマズルカ Op.24/4つのマズルカ Op.30/4つのマズルカ Op.33/4つのマズルカ Op.41/3つのマズルカ Op.50/3つのマズルカ Op.56/3つのマズルカ Op.59/3つのマズルカ Op.63/マズルカ イ短調 「エミール・ガイヤール」 KK.IIb-5/マズルカ イ短調 「ノートル・タン」 KK.IIb-4/4つのマズルカ Op.67/4つのマズルカ Op.68
ウラディミール・フェルツマン(P)

録音:2018年2月4日ー6日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
「夜想曲全集(NI 6126)」、「バラード集(NI 6128)」、「ワルツ&即興曲集(NI 6184)」と優れたアルバムが続いたNimbus Allianceでのショパン新録音は、マズルカ集。作品番号の付いた全49曲に「ノートル・タン」、「エミール・ガイヤール」を加えた51曲を、舞曲の軽やかさと気高き重厚さを兼ね備えたフェルツマンの魅力で贈ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2401(1CD)
...ノーバディ・ムーヴ...〜ニュー・ギャラリー・コンサート・シリーズのための委嘱&初演作品集
ランドール・ウールフ(b.1959):...ノーバディ・ムーヴ...(ピアノ独奏のための)
ジョナサン・ベイリー・ホランド(b.1974):調和の親交
デイヴィッド・ラコフスキ(b.1958):前奏曲第18番「マインド・ザ・ギャップ」、
 前奏曲第51番「Wayo」、前奏曲第48番「チーター」
カーティス・K.ヒューズ:組曲第1番(ピアノ独奏のためのVestibulationsより)、アヴォイダンス・タクティクス第1番(ピアノとエレクトロニクスのための)
リー・ハイラ(1952−2014)(サラ・ボブ編):ソロ・カデンツァ集(マイ・ライフ・オン・ザ・プレインズより)
リウ・シャウポン(b.1979):ネヴァー・ハズ・ビーン・イェット(ヴォーカライジング・ピアニストのための)
サラ・ボブ(P)

録音:2014年〜2019年
サラ・ボブは多くの現代の作曲家の音楽を世界に紹介してきたピアニスト。サラ・ボブが20年前にボストンを拠点に設立したニュー・ギャラリー・コンサート・シリーズのために委嘱された6人の作曲家のコレクション。ランドール・ウールフの「...nobody move...」を除く全曲が世界初録音。

APR
APRCD-6029(2CD)
ウィリアム・マードック〜コロンビア・ソロ電気録音全集1925−1931
【CD1】
(1)メンデルスゾーン:無言歌第18番変イ長調 Op.38-6「デュエット」
(2)メンデルスゾーン:無言歌第30番イ長調 Op.62-6「春の歌」
(3)ショパン:練習曲第13番変イ長調 Op.25-1「エオリアン・ハープ」
(4)ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」
(5)ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
(6)ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
(7)シューマン:ロマンス嬰ハ長調 Op.28-2
(8)リスト:愛の夢第3番変イ長調 S.541-3
(9)パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S.141-3
(10)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12
(11)シューベルト(リスト編):きけ、きけ、ひばり S.558-9
(12)シューベルト/タウジヒ編)):軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733-1,Op.51-1
(13)ブラームス:ワルツ変イ長調 Op.39-15
(14)パデレフスキ:メヌエット ト長調 Op.14-1
(15)グリーグ:ノルウェーの花嫁の行列 Op.19-2
(16)シベリウス:悲しいワルツ Op.44-1
(17)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(18)ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23-5
(19)ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(20)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
【CD2】
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
(3)バッハ(ブゾーニ編):目覚めよと呼ぶ声あり BWV.645
(4)ドビュッシー:アナカプリの丘
(5)ドビュッシー:ヒースの茂る荒れ地
(6)ドビュッシー:吟遊詩人
(7)アルベニス:エル・プエルト
(8)ファリャ:クバーナ
(09)ファリャ:アンダルシア
●デイリー・エクスプレス・ナショナル・ピアノ・プレイング・コンペティション課題曲集
(10)アダム・カース:小さなスケルツォ
(11)リチャード・ウォルシュー:太陽と陰
(12)トーマス・ダンヒル:しずくの妖精
(13)アーネスト・マーカム・リー:伝説
(14)オーランド・モーガン:美しい粉
(15)アレック・ローリー:ランブリング・セイラー
(16)フェリックス・スウィンステッド:セレナータ
(17)ジョージ・ダイソン:プリムローズ・マウント
(18)ボーウェン:夢 Op.86
(19)アイアランド:ロンド
【CD1】
(1)録音:1927年4月14日
(2)録音:1927年4月14日
(3)録音:1926年2月9日
(4)録音:1926年2月9日
(5)録音:1926年4月13日
(6)録音:1927年4月20日
(7)録音:1927年4月19日
(8)録音:1927年4月14日
(9)録音:1930年5月5日
(10)録音:1927年4月14日
(11)録音:1926年2月9日
(12)録音:1927年4月14日
(13)録音:1927年4月14日
(14)録音:1927年4月14日
(15)録音:1931年10月8日
(16)録音:1931年9月30日
(17)録音:1926年4月13日
(18)録音:1931年5月5日
(19)録音:1927年4月20日
(20)録音:1931年5月5日

【CD2】
(1)録音:1926年10月12日
(2)録音:1927年19日−20日
(3)録音:1925年11月23日
(4)録音:1925年11月23日
(5)録音:1925年11月23日
(6)録音:1927年4月20日
(7)録音:1925年11月23日
(8)録音:1925年11月23日
(09)録音:1925年11月23日
(10)録音:1928年6月12日
(11)録音:1928年6月11日
(12)録音:1928年6月12日
(13)録音:1928年6月11日
(14)録音:1928年6月11日
(15)録音:1928年6月29日頃
(16)録音:1928年6月11日
(17)録音:1928年6月12日
(18)録音:1928年6月11日−12日
(19)録音:1928年6月12日

※リマスタリング:アンドルー・ハリファックス
1920年台のUKコロンビア社を代表するレコーディング・アーティストの1人だったものの、現在ではその名前、演奏ともに知る人ぞ知る存在であるオーストラリアのピアニスト、ウィリアム・マードック(1888−1942)。
この知られざるオーストラリア人ピアニストが、電気録音の最初期の時代にコロンビア社に遺したソロ録音の全曲を、同レーベルでお馴染みのエンジニア、アンドルー・ハリファックスがリマスタリングを施し、貴重なピアノ録音を続々と発掘しているイギリスのAPRが復刻!
主にソロ、室内楽で活躍し、エルガーのヴァイオリン・ソナタやピアノ五重奏曲の初演にも参加したマードックですが、1925年にはハミルトン・ハーティ&ハレOとのコンビでベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番」を録音するなど、幅広いレパートリーを誇ったピアニストでもあります。
また、マードックの遺産の一部である1928年の「デイリー・エクスプレス・ナショナル・ピアノ・プレイング・コンペティション」課題曲集(全10曲)非常に貴重であると同時に、ピアノ・マニア必聴のレア・レパートリーです!

COO-RECORDS
COO-019(1CD)
税込定価
バッハ:フルート独奏による無伴奏チェロ組曲(パウル・マイゼン編)
組曲第1番ト長調BWV1007
組曲第2番ニ短調BWV1008
組曲第4番変ホ長調BWV1010
新谷要一(Fl)

録音:2008 年4 月4 日、日本大学カ
ザルスホール
COO-RECORDS
COO-025(1CD)
税込定価
オルガン・デュオ〜2台のオルガンのための作品と連弾作品
ヴィアダーナ:マントヴァーナ
ガブリエリ:ソソラソファミによるカンツォン
グッサゴ:レオーナのソナタ
ソレール:コンチェルト ト長調
モーツァルト:自動オルガンのためのアダージョとアレグロKV594*
ベートーヴェン:音楽時計のためのアダージョ ヘ長調WoO33/1
J.C.バッハ:クインテット ニ長調Op.11-6
ヘンデル:オルガン協奏曲 変ロ長調Op.4-6
ヘッセ:ファンタジーOp.87* ※

*印は連弾による演奏、他は2台のオルガンによる演奏
岩崎真実子(Org)
菅哲也(Org)

録音:2009 年 3 月、聖グレゴリオの家,東久留米
オルガンT(1986 年製)ユルゲン・アーレント
オルガンU(1996 年製ポジティフ・オルガン)ユルゲン・アーレント
たった1大で、さまざまな音色を奏でられる「楽器の王」オルガン。それが2台、あるいは演奏者が2人いる時、音楽的可能性はどれほど広がることでしょう?
COO-RECORDS
028(1CD)
税込定価
バッハ:オルガン小曲集(オルゲルビュヒライン)」BWV.599〜644 森武靖子(Org)

録音:2010 年8 月SDA 立川キリスト教会,草苅オルガン
人力ふいごを用いた全曲録音。
COO-RECORDS
COO-035(1CD)
税込定価
This is guitarist
(1)エグベルト・ジスモンチ:パリャーソ
(2)ラルフ・タウナー:リラクタント・ブリッジ
(3)バーデン・パウエル:テンポフェリーズ〜宇宙飛行士のサンバ
アントニオ・カルロス・ジョビン:ジェット機のサンバ
(4)セロニアス・モンク:ブルー・モンク
(5)ヴィラ=ロボス:プレリュードNo.3
(6)ミルトン・ナシメント:トラベシア
(7)バーデン・パウエル:シャンゴーの歌
(8)林光:2つのギターのためのエチュード
(9)エルメート・パスコアール:ベベー
(10)中村八大:上を向いてあるこう
(11)バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番〜プレリュード
(12)ヴィクター・ヤング:星影のステラ
(13)エグベルト・ジスモンチ:水とワイン
 ウンベルト・テイシェイラ:アーサ・ブランカ
助川太郎(G)
(4)(8)(9)(12)尾尻雅弘(G)

録音:2013 年3 月13 日、5 月17 日、三鷹芸術文化センター 風のホール
ジャズ、バッハ、ブラジル音楽・・・ジャンルを超えたギターの魅力 。

Cybele
3D-001901(1SACD)
2台のオルガンと打楽器の為の編曲集 第2集
ホルスト:『惑星』 Op.32
デュカス:『魔法使いの弟子』
ヨルグ・エンデブロック(歴史的ヴァルカーオルガン)
スザンネ・レーン(クライスオルガン)
コンラード・グラーフ(打楽器)
ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」を用いた、2台オルガンとパーカッションによる編曲シリーズ第2弾。 教会に鳴り響く大音響を余すことなく捉えた充実のディスクです(SACD層に通常の録音とバイノーラル録音の2種類が収められています。CD層は通常録音の み に な り ま す )。
第1弾(3D-001701)では『展覧会の絵』他を収録していましたが、今作はホルストの名作『惑星』を収録。大管弦楽のために書かれた豊饒な響きをその ままにアレンジし、高音質で収録するというシリーズの目的が表れている選曲と言えます。 (Ki)

R-RESONANCE
RRSC-20010(2SACD)
2019年最新リマスタリング
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ BWV1001-1006
[Disc 1]
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
[Disc 2]
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ライナー・キュッヒル(Vn)

録音:2003年4月/ショッテン修道院(ウィーン)
イナー・キュッヒルが名器ストラディバリウス「シャコンヌ」で演奏したバッハの『無伴奏』。長らく再リリースが待たれていましたが、 いよいよSACDハイブリッド盤で蘇ります。
2016年、長い間務めたウィーン・フィルのコンサートマスターを定年退職したキュッヒルは、ソロ活動や教育活動など、幅広い分野で活躍を続けています。 とりわけ、NHKSOのゲスト・コンサートマスターとしての活動は、ウィーン・フィル時代の勇姿を見る思いで、私たちを大いに楽しませてくれています。 本作品は、キュッヒルが52歳という壮年期にウィーンのショッテン修道院においてセッション録音されたもので、バッハへの熱い思いが込められた演奏が展開さ れます。
2017年、タワーレコードとアールレゾナンスの提携企画によるアナログレコード(300セット限定)を制作した際にキング関口台スタジオで作成したアナロ グマスターを使用し、2019年最新マスタリングを経てDSD化しました。従来CDの豊かで骨太な中低域と輝く高音域に加え、より柔らかくしなやかな音色が 再現され、キュッヒルによるバッハ演奏の本質を見事に描き出します。 (Ki)

R-RESONANCE
RRSC-20009(1SACD)
2019年最新リマスタリング
『日本の歌』
1 浜辺の歌 (成田為三)
2 椰子の実 (大中寅二)
3 初恋 (越谷達之助)
4 早春賦 (中田 章)
5 芭蕉布 (普久原恒男)
6 荒城の月 (滝 廉太郎)
7 宵待草 (多 忠亮)
8 故郷 (岡野貞一)
9 浜千鳥 (弘田龍太郎)
10 ペチカ (山田耕筰)
11 叱られて (弘田龍太郎)
12 中国地方の子守歌 (山田耕筰)
13 かなりや (成田為三)
14 さくら貝の歌 (八洲秀章)
15 からたちの花 (山田耕筰)
16 赤とんぼ (山田耕筰)
※全ての編):小野崎孝輔
ライナー・キュッヒル(Vn)
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(Hp)

録音:2003年4月/ショッテン修道院(ウィーン)
私たちの心にのこる美しい日本の旋律、ライナー・キュッヒルとグザヴィエ・ドゥ・メストレが深い情感と共に歌いあげます。
録音当時、ウィーン・フィルの第一コンサートマスターを務めていたキュッヒルは、デュオの相手にピアニストではなく、同じくウィーン・フィルの首席ハープ奏 者、メストレを指名しました。キュッヒルは日本の歌の録音に際し、「日本の歌に内在する繊細で瑞々しく、豊かな抒情性を描き出すためには、ピアノよりハープ による伴奏の方がよい」と明確な方向性を示してくれました。 編曲は深い抒情をたたえた作品を数多く世に送り出した巨匠・小野崎孝輔。キュッヒルとメストレは共に、小野崎の編曲に大きな信頼と強い共感をもって録音 に臨みました。 録音エンジニアは、ウィーン・ムジーク・フェラインSQやキュッヒルの諸作などで定評のあるミヒャエル・コルンホイッスル。今回も、ウィーン・ショッ テン修道院内部の豊かな残響の中に、限りなく美しい日本の旋律が浮かび上がります。
今回、新たにデジタル音源をキング関口台スタジオでアナログ化、その音源ソースをもとに入念なマスタリングを経てDSDデータを作成しました。これにより、 キュッヒルのヴァイオリンが、より艶やかな響きを聞かせるとともに、メストレのハープも細かい粒立ちが明瞭になりました。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38238(1SACD)
無伴奏「マンドリン」ソナタ&パルティータ Vol. 1
バッハ(フロリアン・クラウス・ルンプ編):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001(マンドリンの為の版)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002(マンドリンの為の版)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV 1003(マンドリンの為の版)
フロリアン・クラウス・ルンプ(マンドリン)

録音:2017年7?24-28?、Ergin Music、ハンブルク、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38240(1SACD)
ドビュッシー:映像第1集
前奏曲集第2巻
ドビュッシー(カプレ編、ヴァンサン・ラルデル改訂・補完):「聖セバスチャンの殉教」からの交響的断章*
ヴァンサン・ラルデル(P)

録音:2017年7月25-27日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
*=この版による世界初録音。
Ars Produktion
ARS-38241(1SACD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 シュテファン・タララ(Vn)

録音:2017年8月7-10日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38244(1SACD)
サン・サーンス:ピアノ・デュオの為の作品集 Vol.3
ホタ・アラゴネサ(管弦楽の為の)Op.64(2台のピアノの為の編曲版)
ピアノ四手連弾の為の小二重奏曲 ト長調 Op.11
ハルモニウムとピアノの為の2つの二重奏曲 Op.8 から
カヴァティーナ(No.2)(2台のピアノの為の編曲版)
タランテッラ イ短調(フルート、ピアノと管弦楽の為の)Op.6(2台のピアノの為の編曲版)
アルバムの綴り 変ロ長調(ピアノ四手連弾の為の)Op.81
勝利に向かって(吹奏楽の為の)Op.152(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
祝婚曲 ヘ長調(オルガンの為の)Op.9(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
ナイル川の岸辺(吹奏楽の為の軍隊行進曲)Op.125(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
死の舞踏(管弦楽の為の交響詩)Op.40(2台のピアノの為の編曲版)
トランペット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノの為の七重奏曲 変ホ長調 Op.65(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(P)

録音:2017年7月10-14日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38245(1SACD)
バッハ・トゥ・ザ・フュチャー
バッハ(ブゾーニ編):われは御身に呼びかける、主イエス・キリストよ [Ich ruf' zu dir, Herr Jesu Christ] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 639/ピアノの為の版)
目覚めよ、とわれらを呼ぶ声あり [Wachet auf, ruft uns die Stimme] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 645/ピアノの為の版)
いざ来たれ、異教徒の救い主よ [Nun komm' der Heiden Heiland] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 639/ピアノの為の版)
イエス・キリスト、われらの救い主 [Jesus Christus] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 665/ピアノの為の版)
バッハ:フランス組曲第2番ハ短調 BWV 813(クラヴィーアの為の)
バッハ(ジロティ編):シチリアーノ(フルートとチェンバロの為のソナタ BWV 1031 から/ピアノの為の版)
前奏曲 ロ短調(W・F・バッハの為のクラヴィーア小曲集 から、BWV 855a/ピアノの為の版)
アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003 から/ピアノの為の版)
エア(管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV 1068 から/ピアノの為の版)
バッハ(サン=サーンス編):ブーレ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV 1002 から/ピアノの為の版)
ラルゴ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV 1005 から/ピアノの為の版)
ザビーネ・ヴェーヤー(P)

録音:2017年3月20-21日、8月28-29日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38246(1SACD)
ドビュッシー:前奏曲集第1巻
映像 第2集
子供の領分/夢想L.68
マリオ・ヘリング(P)

録音:2017年11月13-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ


Hanssler
HC-18053(9CD)
エフゲニー・コロリオフ〜ヘンスラー&プロフィール録音集成
■CD1
ハイドン:変奏曲へ短調Hob.XVII-6
 ソナタト長調Hob.XVI/11
 ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23
 ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50
 ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
■CD2
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282
 幻想曲ハ短調K.475
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
 ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲つき」
■CD3
ハイドン:ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35
 ソナタ第44番ト短調Hob.XVI-44
 ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34
 ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48
 :ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
 ソナタ変ホ長調Hob.deestより第2楽章アンダンテ
■CD4
ヘンデル:クラヴィーア組曲第4番ニ短調HWV437
 クラヴィーア組曲第3番ニ短調HWV428
 クラヴィーア組曲第7番ト短調HWV432
 クラヴィーア組曲第8番ト長調HWV441
■CD5
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281
 ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
 ピアノ・ソナタ第18番ヘ長調K.533、ロンドK.494
 ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545
■CD6
バッハ:インヴェンションとシンフォニアBWV772-BWV801
■CD7
バッハ:クラヴィーア練習曲集第2部
半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903
フランス風序曲(パルティータ)ロ短調BWV831
イタリア風協奏曲ヘ長調BWV971
4つのデュエットBWV802-BWV805
幻想曲とフーガハ短調BWV906
■CD8&CD9
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
エフゲニー・コロリオフ(P;Steinway)

■CD1(76’35”)
録音:2004年SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD2(72’26”)
録音:2005年&2006年SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD3(79’15”)
録音:2009年2月SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD4(78’19”)
録音:2007年1月SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD5(76’11”)
録音:2003年SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD6(54’10”)
録音:1999年HRゼンデザール(フランクフルト)

■CD7(77’50”)
録音:1999年HRゼンデザール(フランクフルト)

■CD8&CD9(85’14”)
録音:1999年HRゼンデザール(フランクフルト)
名手エフゲニー・コロリオフが1999年から2009年にかけてヘンスラー&プロフィール・レーベルに録音したバッハ、ハイドン、モーツァルト、ヘンデ ルがセットになって登場します。
コロリオフは1949年モスクワに生まれ、ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事した世界的ピアニスト。1977年のクララ・ハスキル国際ピアノ・ コンクール優勝で一躍有名となり、以後、欧米を中心に各国で演奏会を行っています。
バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るコロリオフですが最も得意とするのはバロックから古典派の作品で、ここに収録されているバッハ、ハイ ドン、モーツァルト、ヘンデルはコロリオフの最重要レパートリーです。「ピアノの哲学者」といった趣で、折り目正しさのなかに温もりが感じられるコロリ オフの演奏を十分に堪能することができます。いずれも評価の高いディスク、ピアノ・ファンならずとも必聴の録音集です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00168(1CD)
税込定価
2019年9月18日発売
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集U
ピアノ・ソナタ 第3番嬰へ短調 作品23
ピアノ・ソナタ 第4番嬰ヘ長調 作品30
ピアノ・ソナタ 第6番作品62
ピアノ・ソナタ 第8番作品66
ピアノ・ソナタ 第10番作品70
詩曲 嬰ヘ長調 作品32-1
24の前奏曲Op.11〜第2曲イ短調/第5曲ニ調
中野慶理(P)

録音:2019 年5月12-14 日兵庫県三田市・郷の音ホール
東京藝術大学附属高校卒業後、ワルシャワ音楽院、そしてジュリアード音楽院に学んだ 中野慶理は、留学のポーランド時代からスクリャービン探求をスタート。帰国後2回のソナ タ全曲演奏で大阪文化祭賞本賞ほか多くの賞に輝き、今日スクリャービン演奏の第一人 者と言われています。このアルバムは絶賛を浴びた18年発売の第1弾に続くシリーズ第2 弾で、これにより遂にソナタ全10曲が完成しました。色彩や官能、光と闇といったこの作 曲家の多重構造を、多彩な音のタペストリーで弾きあげ、令和時代を象徴するような画 期的な全集完成となりました。(オクタヴィア)

フォンテック
FOCD-9822(1CD)
税込定価
2019年9月4日発売
フェルナンド・ソル:ギター作品集
魔笛の主題による変奏曲 op.9
練習曲 op.35 /ソナタ op.15(b)
村人の幻想曲 op.52 /実直さ
藤元高輝(19世紀ギター)
使用楽器:ルイス・パノルモ(1833 年製)

録音:2019 年2 月27-28 日 みどりアートパーク
ギターという楽器に根ざしつつも、ギタリストという枠に収まることなく、ヨーロッパと日本を拠点に 独自の活動を重ねる若き天才・藤元高輝。2016年に作曲家没後20年を記念してその全ギター作品を収 録した「武満 徹 ギター作品集」(FOCD9738/9)は「新たな武満ギター作品演奏のスタンダード」 として、多くの話題をさらいました。本作で藤元は、ギターの歴史に大きな光をもたらした作曲家、フェ ルナンド・ソル(1778-1839)の作品を取りあげます。 「ギターのベートーヴェン」とも称される、クラシックギタリストにとって避けて通れないソルの作品 ですが、楽曲を丹念に研究し、ソルが生きた同時代に制作されたギターを使用し、爪を使用せずに弾いて いたというソルの奏法に倣うなど、当時に近づきながらも、そこには確実に「藤元高輝」という稀有な才 能がはっきりと顕われます。コンサートのプログラムのひとつとして欠かせない「魔笛の主題による変奏 曲」から、極めてシンプルながらも名曲揃いの全24曲の練習曲まで、その演奏に片時も耳を離すことは できません。 秀逸なアートワーク、藤元本人による解説も大きな魅力。驚愕の1枚の誕生です! (フォンテック)

Audite
AU-23445(2CD)
バッハ(レーガー編):ブランデンブルク協奏曲集
Disc 1
(1)ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
(2)ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
(3)ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
(4)パッサカリア ハ短調BWV582
Disc 2
(5)トッカータとフーガ ニ短調BWV565
(6)ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
(7)ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
(8)ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
(9)前奏曲とフーガ変ホ長調BWV552「聖アン」
ピアノ・デュオ・タカハシ/レーマン【高橋礼恵、ビョルン・レーマン】

録音:2019年1月2-5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)、
2016年3月1-3/マリーエンミュンスター修道院(ブランデンブルク協奏曲第5番のみ)
日本人の高橋礼恵とドイツ人ビョルン・レーマン夫妻による実力派ピアノ・デュオのアルバム第4弾。前作CDに収録したレーガー編曲の「ブランデン ブルク協奏曲第5番」が、あまりに素晴らしい演奏ゆえ、ぜひ全曲をという声が世界中から起き、この録音が実現しました。
マックス・レーガーは旺盛な創作をこなすかたわら編曲も数多く行なっていますが、なかでも精神的先祖バッハ作品には特別な思いがあったらしく、さ まざまな形態を試みています。名作ブランデンブルク協奏曲は全6篇を1904-5年にピアノ4手用へ編曲しましたが、作品にとって、これ以上考えられ ないほど理想的な組合せながら、これまでほとんど演奏、録音されてきませんでした。
それは、レーガー自身がピアノの名手だったにもかかわらず、リストやラフマニノフのような合理的な編曲ではなく、バッハの錯綜する声部をあますこと なく4つの手に振り分け、それらが複数の旋律を同時に奏するため、プリモの左手がとてつもなく難しいのと、手の交差が多すぎて1台のピアノでは困難 を極めるなど、「机上の空論」とされていたからでした。しかしピアノ・デュオ・タカハシ/レーマンはこれを指定のテンポで完璧に再現し、レーガーの編 曲がすさまじく効果的であることを実証しました。 バッハのブランデンブルク協奏曲は、6曲の楽器編成がそれぞれ異なり、その特性や音色を駆使していることも魅力ですが、レーガーはそれをすべてピ アノの色に塗り替え、メロディ自体の魅力や作曲法の巧みさを倍増させ「目から鱗」の連続。数字付低音などのレアリゼーションも興味津々。まさにレーガー の耳を通したバッハの世界となっています。
さらにフィル・アップとして、レーガーによるバッハの人気オルガン曲3篇のピアノ4手用編曲も収められています。有名な「トッカータとフーガ」の壮麗さ、 「パッサカリア」のボルテージの高さ、「聖アン」の感動など、連弾ならではのオーディオ的音世界を満喫できます。いずれもアウディーテならではの高音 質録音。「ブランデンブルク協奏曲第5番」のみスタインウェイですが、他はヤマハの銘器の音色をたっぷり楽しめます。
高橋礼恵とビョルン・レーマンは、ともにベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒに師事。レーマンは現在同校教授を務め、高橋とふたりで日本でも マスタークラスをしばしば行うなど、お馴染みとなっています。このふたりの凄いところは、4手連弾のために書かれた作品はどんなに込み入っていても1 台4手で弾ききってしまうこと。2台で分ければ容易になっても、その形態で書かれたことの意味を追求しています。深い楽譜の読み、精巧なアンサンブル、 冴えた技巧によるピアノ・デュオ界きってのスター。 (Ki)


MELO CLASSIC
MC-1045(1CD)
フランソワ/サル・プレイエルでのリサイタル1965年
シューマン:交響的練習曲Op.13
ショパン:マズルカ変ニ長調Op.33-3
 マズルカヘ短調Op.63-2
 バラード変イ長調Op.47
リスト:ピアノ・ソナタロ短調HS178
 「ドン・ジョヴァンニ」の回想HS418
ショパン:練習曲変ト長調Op.25
サンソン・フランソワ(P)

録音:1965年1月19日フランス,パリ・ライヴ
酒と煙草と音楽を愛した強烈な個性の名ピアニスト、サンソン・フランソワ(1924-1970)が、1965年1月19日にパリのサル・プレイエルで行ったリサイタルのライヴ録音。目玉はリストの力作、ピアノ・ソナタ。フランソワは意外なことにリストの録音そのものが多くなく、彼の弾くピアノ・ソナタはこれが初かもしれない。フランソワらしくリストの型破りな音楽がさらに自在に操られ、実に魅力的。一方シューマンの交響的練習曲では、シューマンの幻想的ロマンティシズムとフランソワの自由な感性がピタリとあった素晴らしい演奏。その他の小品もフランソワならではの魅力が詰まっています。
MELO CLASSIC
MC-1042(2CD)
ヴィルヘルム・ケンプ/フランスでのリサイタル1959-1967
(1)ヘンデル(ケンプ編):シャコンヌト長調HWV435
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op31-3
(3)ブラームス:6つの小品Op.118
(4)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズOp.22
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
(6)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
(7)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
(8)シューマン:謝肉祭Op.9
ヴィルヘルム・ケンプ(P)

録音:(1)-(4)1959年7月10日フランス,ディヴォンヌ=レ=バン・ライヴ、
(5)1967年9月13日フランス,ブザンソン・ライヴ
(6)(7)1959年7月16日フランス,プラド・ライヴ
(8)1967年9月13日フランス,ブザンソン・ライヴ
ヴィルヘルム・ケンプ(1895―1991)の概ね60代のフランスでのライヴ録音。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ2曲に、シューマンの幻想曲と謝肉祭、ブラームスのヘンデル変奏曲などなど、充実した内容だ。曲の核へと突っ込んでいくようなケンプの演奏は、ライヴ録音の方がずっと本領を発揮しているように思われます。
MELO CLASSIC
MC-1043(2CD)
エディト・ピヒト=アクセンフェルト/ドイツ放送局録音1952-1956年
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ嬰ハ短調HobXVI:36
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
 ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
(3)ブラームス:8つのピアノ小品Op.76
(4)ショパン:夜想曲OP.27-2
 夜想曲OP.62-1
 4つのマズルカOp.68,
 ポロネーズ変ホ短調Op.26-2
シューマン:フモレスケ変ロ長調Op.20
(5)ショパン:12の練習曲Op.10
エディト・ピヒト=アクセンフェルト(P)

録音:(1)1956年4月24日、
(2)1952年6月19日、
(3)1954年10月18日、
(4)1953年8月3日、以上,西ドイツ,フランクフルト放送用スタジオ録音
(5)1953年5月28日西ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
エディト・ピヒト=アクセンフェルト(1914-2001)は、日本ではバッハのチェンバロ奏者として知られているだろうが、彼女はピアノ奏者としても素晴らしく卓越した名手だった。このCD2枚には、1950年代のドイツでの彼女の放送録音からハイドン、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、ブラームスを収録しています。ことにベートーヴェンのソナタ第3番は、20世紀半ばの演奏とは信じられないくらい新鮮な演奏で、第22番ともども、重厚なベートーヴェンが蔓延る時代に何十年も時代を先取りしたような演奏に感嘆させられます。また彼女は1937年のショパン・コンクールで6位入賞しているが、ショパンの録音はごく僅か。まだ壮年期の練習曲の演奏はたいへん貴重なだけでなく、バッハ弾きピヒト=アクセンフェルトとは異なった情熱的ピアニストの顔が垣間見られます。
MELO CLASSIC
MC-1044(2CD)
レーヌ・ジャノリ/フランスでのリサイタル1962-66年
(1)バッハ:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
シューベルト:即興曲変イ長調D899
リスト:ハンガリー狂詩曲第9番HS244/9
(2)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
(3)バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌニ短調BWV1004
シューベルト:ピアノ・ソナタイ長調D664
ブラームス:ラプソディト短調Op.79-2
ショパン:24の前奏曲Op.28
D.スカルラッティ:ソナタハ長調K159
レーヌ・ジャノリ(P)

録音:(1)1962年12月19日フランス,パリ放送用スタジオ録音、
(2)1962年7月24日フランス,ディエップ・ライヴ
(3)1966年2月28日フランス,パリ・ライヴ
フランスのピアニスト、レーヌ・ジャノリ(1915-1979)は今でも根強い人気を誇るピアニスト。パリに生まれパリで亡くなった生粋のパリジェンヌである彼女は、アルフレード・コルトーの高弟としても知れており、知性と情熱と詩情をバランスよく兼ね備えたピアニストだ。彼女はモーツァルトやシューマンのピアノ作品の網羅的録音を残した一方で、他の作曲家の録音は多くはない。したがってこの2CDに収録されたバッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスはいずれも貴重なものだ。そしてことにショパンの24の前奏曲は、パリの洗練を持ちつつ動的な情熱が垣間見える、ジャノリの本領が発揮された演奏だ。
MELO CLASSIC
MC-1046(1CD)
ジョルジュ・シフラ/ブザンソンでのリサイタル1961年
ベートーヴェン:英国国歌による7つの変奏曲ハ長調WoO78
シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11、トッカータハ長調Op.7
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49、
 ポロネーズ変イ長調Op.53
リスト:超絶技巧練習曲第5番変ロ長調「鬼火」、
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長
調
ジョルジュ・シフラ(P)

録音:1961年9月16日フランス,ブザンソン・ライヴ
カリスマ的人気を誇ったハンガリー出身のピアニスト、ジョルジュ・シフラ(1921―1994)。このCDは1961年9月16日にブザンソンで行われたリサイタルのライヴ録音。シフラといえば超絶技巧なのだが、ここではまず冒頭のベートーヴェンの変奏曲のキリリと引き締まった演奏が素晴らしい。シフラを腕達者なピアニストとしてしか認識していない人は驚嘆することでしょう。そして演出の巧いショパン、そして無比無双のリスト2曲。ライヴに燃えるシフラの凄さがここに詰まっています。
MELO CLASSIC
MC-1047(1CD)
コンラート・ハンゼン/ベートーヴェンのピアノ・ソナタを弾く
(1)ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(2)ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
(3)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
(4)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
コンラート・ハンゼン(P)

録音:(1)1952年11月26日西ドイツ,フランクフルト放送用スタジオ録音
(2)(4)1956年9月22日西ドイツ、シュトゥットガルト,ウンターテュルクハイム
(3)1963年7月19日西ドイツ,フランクフルト放送用スタジオ録音
エドウィン・フィッシャーの高弟で師と同様ベートーヴェンで高い評価を得たドイツのピアニスト、コンラート・ハンゼン(1906-2002)は、21世紀まで長命したにもかかわらず、後半生は長らく教職に専念していたため録音が極めて少なく、ことにベートーヴェンのピアノ・ソナタが僅かしか残されていなかった。今回、ドイツの放送録音から4つの録音(おそらくずべて初出)がCD1枚となったのは実にありがたい。いずれもドイツの伝統を誠実に受け継いだ無骨で味わい深いベートーヴェン。昔気質のベートーヴェンが好きなら絶対に逃せないCDだ。
MELO CLASSIC
MC-1048(1CD)
ローズル・シュミット/ドイツでの放送録音集1940-1951年
(1)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
(2)シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
(3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調「トルコ行進曲付き」K.331
ローズル・シュミット(P)

録音:(1)1950年11月4日西ドイツ,ミュンヘン放送用スタジオ録音
(2)1951年1月21日西ドイツ,ミュンヘン放送用スタジオ録音
(3)1940年10月5日ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
MC-1013に続くローズル・シュミットの録音集。ローズル・シュミット(1911-1978)はミュンヘン生まれのピアニスト(ローズルはロジーナの愛称)。歴史的激戦として知られる1938年のウジェーヌ・イザイ・コンクールのピアノ部門で第9位入賞(第1位はエミール・ギレリス、第7位にアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、第10位にモニク・ド・ラ・ブリュショルリ)。政治的にもクリーンだったシュミットは戦後ドイツの大ピアニストになっておかしくなかったのだが、彼女は若い才能を育てることの方に強い関心を持ち、1948年から亡くなる前年までミュンヘン音楽院で指導に当たった。そのため残された録音はとても少ない。このCDには、1950年頃のシューマンのピアノ・ソナタ2曲と、1940年のモーツァルトのピアノ・ソナタ2曲が収録されています。20世紀半ばのドイツにありながら、情緒に流されず構成をキチッと捉えた背筋の伸びた演奏をしているところに、後年の名教師の姿が浮かぶような演奏です。

Solo Musica
SM-310(2CD)
NX-C07
ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏ヴィオラのためのソナタ 全曲
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第1番Op.107(1971)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第2番Op.123(1978)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第3番Op.135(1982)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第4番Op.136(1983)
ヴャチェスラフ・ディナーシュタイン(Va)

録音:2015年9月…ソナタ 第1番
2017年3月…ソナタ 第2番
2016年4月…ソナタ 第3番
2017年3月…ソナタ 第4番
ミェチェスワフ・ヴァインベルクの100周年記念スペシャル・エディション。 ヴァインベルクの晩年に書かれた4曲の無伴奏ヴィオラ・ソナタは、あまりにも独特な世界を持つためか、これまでほとんど 演奏されることがありませんでした。しかしいくつかの演奏がリリースされ、また指揮者トーマス・ザンデルリンクが「この作品 こそがヴァインベルクの最高傑作」と評するなど、近年になってようやく人気を取り戻してきました。このヴャチェスラフ・ディ ナーシュタインによる深い洞察と卓越した解釈による演奏は、かのギドン・クレーメルを感動させたほどの名演であり、ヴィ オラの温かい音色に彩られたヴァインベルクの音楽を存分に楽しむことができます。ブックレットにはヴァインベルクの権威 であるデイヴィッド・ファニングによる解説と、今井信子ら識者によるエッセイ、貴重な歴史的写真(未発表もの含む)、 演奏者自身の解説(英語、ドイツ語)が掲載されています。

DACAPO
MAR-8.226077(1CD)
NX-B06
ニールス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):平均律ピアノ

1.プレリュードとフーガ ハ長調 Book VII
2.プレリュードとフーガ ハ短調 Bk I
3.プレリュードとフーガ 嬰ハ長調 Bk.VIII
4.プレリュードとフーガ 嬰ハ短調 Bk.II
5.プレリュードとフーガ ニ長調 Bk.VIII
6.プレリュードとフーガ ニ短調 Bk.VIII
7.プレリュードとフーガ 変ホ長調 Bk.II
8.プレリュードとフーガ 変ホ短調 Bk.IV
9.プレリュードとフーガ ホ長調 Bk.VIII
10.プレリュードとフーガ ホ短調 Bk.V/IV
11.プレリュードとフーガ ヘ長調 Bk.IV
12.プレリュードとフーガ ヘ短調 Bk.VIII
13.プレリュードとフーガ 嬰へ長調 Bk.XIII/VIII
14.プレリュードとフーガ 嬰へ短調 Bk.VII
15.プレリュードとフーガ ト長調 Bk.V
16.プレリュードとフーガ ト短調 Bk.IV
17.プレリュードとフーガ 嬰ト長調 Bk.IV/XIII
18.プレリュードとフーガ 嬰ト短調 Bk.IV
19.プレリュードとフーガ イ長調 Bk.VII
20.プレリュードとフーガ イ短調 Bk.VIII
21.プレリュードとフーガ 変ロ長調
Bk.V/IV
22.プレリュードとフーガ 変ロ短調 Bk.IV
23.プレリュードとフーガ ロ長調 Bk.V
24.プレリュードとフーガ ロ短調 Bk.II
ペア・サロ(P)

録音:2019年5月19-21日
デンマーク現代音楽の象徴的存在として知られたニールス・ヴィゴ・ベンソン。1940年代より活動をはじめ、独特のスタ イルを開拓、ユニークな作品を発表しています。この「平均律ピアノ」はバッハの「平均律ピアノ曲集」から着想を得 たもので、奔放かつ幻想的な音楽語法が用いられた曲集です。演奏しているペア・サロは1962年デンマーク生まれの ピアニスト。数多くの作曲家たちの委嘱作品を演奏するなど、現代の作品を得意にしており、このアルバムでも巧みなテ クニックを駆使し、ベンソンが表現を試みた「未知の音世界」を描き出しています。

CARPE DIEM
CD-16315(1CD)
NX-B09
バッハ&カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター作品集
バッハ:リュート組曲 ハ短調 BWV997(ギター編)
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):エスカラマン Op.177
カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔的奇想曲 「パガニーニへのオマージュ」 Op.85
エリーゼ・ノイマン(G)

録音:2017年9月17-19日
ドイツの若手女性ギタリスト、エリーゼ・ノイマンが演奏するバッハとカステルヌオーヴォ=テデスコの作品集。2人の作 品に明らかな関係性を見出すのは難しいのですが、大きく括ればどちらも「組曲」であるということでしょうか?しかし作品 の中で展開される世界は全く異なり、伝統に則ったバッハの組曲と、自由に曲を集めたカステルヌオーヴォ=テデスコの 「エスカラマン」はおよそ200年の様式の変化を如実に物語っています。ノイマンが演奏しているのは、1969年にダニエ ル・フリーデリヒが制作した楽器で、温かみのあるソウルフルな音色が魅力的です。

SOMM
SOMMCD-0130(1CD)
NX-B04
アルメニア、マケドニア、スペイン、バルカン半島、ペルシャのギター作品集
トローバ(1891-1982):性格的小品
ロドリーゴ(1901-1999):スペインの野辺を通って
グダノヴィチ(1955-):6つのバルカンの小品(抜粋)-第5番:Siroko/第6番:Sitni vez
伝承曲:Dareneh-Jaan - Aziz Joon (L. アフシャールによるギター編)
コラニアン(1960-):ノウバル・ノウバル
タディチ(1948-):Walk Dance
ウルリク・ノイマン(1918-1994):ラヴ・ワルツ
ボドロヴァ(1954-):ジプシー・バラード
コルデロ(1946-):2つのアフロアンティ
ラウロ(1917-1986):エル・ネグリート
ヴィラ=ロボス:演奏会用ワルツ第2番 Op.8
ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ
ビジョルド(1861-1919):エル・チョクロ
サビオ(1902-1977):セロエス
サビオ:バトゥカーダ(アフリカン・ダンス)
エレフテリア・コトツィア(G)

録音:2012年10月22日、2013年2月25-26日
ギリシャ出身の女性ギタリスト、エレフテリア・コトツィア。ジュリアン・ブリーム、アレクサンドル・ラゴヤ、ティモシー・ウォー カーらに学び、第6回ミラノ国際ギター・コンクールで最優秀賞を受賞、他にも数々の栄誉ある賞を獲得、ヨーロッパ からアメリカのコンサート・ホールでリサイタルを開催しています。彼女は多くの現代作曲家に「ギリシャのテイストを感じ させる」作品を依頼する他、エストニアの音楽にも深い共感を示しています。このアルバムでは“東欧のジプシーたち” にインスパイアされた作品を演奏、「ラ・クンパルシータ」「エル・チョクロ」などの良く知られた曲から、強烈なリズムに支 配されたブラジル、ベネズエラの作品など、魅惑的な旋律に彩られた数々の情熱的な小品を楽しめます。
SOMM
SOMMCD-035(1CD)
NX-B04
プーランク:ピアノ作品集
ナゼールの夜会 FP84
ナポリ FP40
メランコリー FP105
3つのノヴェレッテ
即興曲集
チャールズ・オーウェン(P)

録音:2003年9月6-7日
イギリス、ケンブリッジ出身のピアニスト、チャールズ・オーウェン。王立音楽院ではイリーナ・ザリツカヤに師事し、後にイ ギリスを代表するピアニスト、イモージェン・クーパーのもとで研鑽を重ね、深い音楽性を養ったと語っています。このアル バムは2001年にリリースされた「ショパン/ラフマニノフ:チェロ・ソナタ」に続く1枚。ここでは20世紀初頭のパリで活躍し たプーランクの作品を演奏しています。プーランクが即興で友人たちを表現したという「ナゼールの夜会」や、洒落た15 の小曲で構成された「即興曲」などプーランク作品の中でも、ユニークな表情を持つ曲が選ばれた粋なアルバムです。
SOMM
SOMMCD-098(1CD)
NX-B04
4手ピアノ作品集
ラフマニノフ:交響的舞(2台ピアノ版)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(4手ピアノ版)
マルコム・ウィルソン(P)
フィリップ・マーティン(P)

録音:2009年3月30-31日
ラフマニノフ最後の作品となった「交響的舞曲」は、1940年に作曲された際、まず2台ピアノ版が書かれて、ホロヴィッ ツとラフマニノフの共演で初演されました。その後、オーケストラ版が作成され、これはその翌年にオーマンディ指揮フィラ デルフィアOによって初演され大好評を博しています。かたや、ストラヴィンスキーの「春の祭典」は1913年に 初演され、当時大きな物議をかもした作品。その先鋭性は21世紀の今でも、全く衰えることがありません。この連弾 版は1912年に完成され、ストラヴィンスキーとドビュッシーが演奏したというもの。オーケストラで演奏するよりも小回り が利くため、作曲者が指定した速度表示に近づけることができるという利点もあります。どちらもオーケストラで演奏と は異なる緻密な響きをご堪能いただけます。
SOMM
SOMMCD-039(1CD)
NX-B04
ウェスレーと同時代の人々
チャールズ・ウェスレー(1757-1834):オルガン協奏曲 ト短調 Op.2-1
ヴォランタリー イ短調
サミュエル・ウェスレー(1766-1837):12のヴォランタリー Op.6より
スクラップ
メンデルスゾーン博士のためのフーガ ロ短調
ウィリアム・ラッセル(1777-1813):12のヴォランタリー(1812)-第4番 イ短調
トーマス・アッドウッド(1765-1838):葬送歌 ニ短調
サミュエル・セバスティアン・ウェスレー(1810-1876):室内オルガンのための3つの小品 第1巻より第3番コラール・ソングとフーガ
フレデリック・アーサー・ゴア・オシレー(1825-1889):前奏曲とフーガ ト短調
20-21.サミュエル・セバスティアン・ウェスレー:室内オルガンのための3つの小品 第2巻より第2番、第1番
ジェニファー・ベイト(Org)

録音:1998年2月5日
サミュエル・ウェスレーはモーツァルトと同時代に活躍したイングランドのオルガニスト・作曲家。父は賛美歌の作曲家で あり、兄チャールズも作曲家という音楽一家に生まれたウェスレーは幼い頃から音楽の才能を発揮、オルガンとヴァイ オリンを自在に弾きこなしたといわれています。このアルバムには、前述の兄チャールズの作品をはじめ、サミュエルと同 時代に活躍したイングランドの作曲家たちによるオルガン曲を収録、彼の息子サミュエル・セバスチャン・ウェスレーの作 品も併せ、この時期のイングランドのオルガン音楽の潮流を探る興味深い1枚に仕上がっています。

ARCO DIVA
UP-0018(1CD)
NX-A14
マルティン・カシーク・ライヴ・フロム・プラハ
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番変ロ短調 Op.36(1931年改訂版)
10の前奏曲 Op.23-1 嬰ヘ短調
10の前奏曲 Op.23-2 変ロ長調
マルティン・カシーク(P)

録音:1999年4月7日 ライヴ
1976年チェコ生まれのピアニスト、マルティン・カシークのリサイタル・アルバム。4歳からピアノを始め、ヤナーチェク音楽院と プラハ音楽・舞台芸術アカデミーで研鑽を積み、ラザール・ベルマン、パウル・バドゥラ=スコダらにも指導を受けました。 1998年「プラハの春国際コンクール」で優勝したほか、国内外のコンクールに多数入賞、チェコを代表するソリストとして 世界的に活躍しています。2004には小林研一郎が指揮するチェコPOの日本ツアーに同行、 ショパンやドヴォルザークの協奏曲を演奏しました。このアルバムは「プラハの春国際コンクール」優勝直後に録音された1 枚で、シューマンとラフマニノフ作品を詩情豊かに演奏、溢れる才能を存分に発揮しています。
ARCO DIVA
UP-0025(1CD)
NX-A14
ヨゼフ・スーク(1874-1935):ピアノ作品集
組曲「春」Op.22a
夏の印象 Op.22b
村のセレナード
2つのピアノ小品
6つのピアノ小品 Op.7-1 愛の歌
カプリチェット ト長調
アルバムの綴り
バガテル
スペインの冗談
エピソード Op.13-3 クリスマスの日について
スコヴァ=ドヴォラコーヴァ(1875-1905):Pepca na konicku ペプカは馬に乗る
子守歌
ユモレスク
ヨゼフ・スーク(息子)(1901-1951):スケルツィーノ
Sneni 夢/メヌエット
アンダンテ
トマーシュ・ヴィーシェク(P)

録音:1999年9月1-2.29日
作曲家ヨゼフ・スークはプラハ音楽院でドヴォルザークに師事、卒業後、師の娘であるオティーリエと結婚。作曲家としてだ けでなく、演奏家としてはボヘミア四重奏団の第2ヴァイオリンを務め、教師としてはプラハ音楽院でマルティヌーらを指導 するなど、広く活動しました。また、同名の孫は世界的なヴァイオリニストとなるなど、チェコ音楽の伝統を伝える重要な人 物の一人です。彼の作品は後期ロマン派の影響を受けながらも、民族的要素の強いものが多く、このアルバムに収録さ れた曲の中にも「村のセレナード」など民謡由来の旋律が聞き取れることでしょう。またこのアルバムには、彼の妻となったオ ティーリエの作品と、同名の息子ヨゼフの作品も収録。伝統の継承を目の当たりにできます。
ARCO DIVA
UP-0194(1CD)
NX-A14
ヨハンナ・ハニコーヴァ/ピアノ・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第3番ハ長調 Op.2-3
スメタナ:チェコ舞曲 第3集-騎兵
コンソレーション(夢)
演奏会用練習曲「海辺にて-思い出」
ナーチェク:ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
スコーマル(1969-):Kejkli? 大道芸人
ヨハンナ・ハニコーヴァ(P)

録音:2018年10月7.21日、11月20日
2012年、スメタナ国際ピアノ・コンクールで第2位と「スメタナ賞」を獲得したチェコの若きピアニスト、ハニコーヴァ。優れた 音楽性に注目が集まっています。このアルバムではベートーヴェンのソナタを中心に、得意とするスメタナの小品から、ヤ ナーチェクのピアノ・ソナタ、ラフマニノフの変奏曲、チェコの現代作曲家スコーマルの作品と、幅広いレパートリーを披露し ています。

ALPHA
ALPHA-488(1CD)
NX-A11
バッハ:トッカータ集
トッカータBWV910-916
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV910
トッカータ ト短調 BWV915
トッカータ ニ長調 BWV912
トッカータ ホ短調 BWV914
トッカータ ハ短調 BWV911
トッカータ ニ短調 BWV913
トッカータ ト長調 BWV916
ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)

録音:2005年1月3-8日
フラジェー・スタジオ、ブリュッセル
旧品番:ZZT050501
パリで学んだ後、アムステルダムでアスペレンに師事したランヌー。Zig Zag Territoiresからラモー、バッハのフランス組 曲・イギリス組曲、クープランとリリースした後のトッカータ集が、ALPHAレーベルから特価で再発売となりました。高い 評価を受けているバッハだけに、ここでの演奏も生き生きとしていながら奥深い、落ちついたテンポに必然性を感じられ る聴き応えのあるものです。
ALPHA
ALPHA-489(1CD)
NX-A11
バッハ:オルガン作品集
1.「われ汝に別れを告げん」 BWV736
2.コラール「われ汝に別れを告げん」*
3.コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV579
4.コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」*
5.「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」 BWV655
6.前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
7.コラール「装いせよ、わが魂よ」**
8.「装いせよ、わが魂よ」 BWV654
9.前奏曲 イ短調 BWV569
【DISC 2】
1-3.トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV525
4.「おお、穢れなき神の子羊」 BWV618
5.コラール「おお、穢れなき神の子羊」**
6.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV717
7.コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」**
8.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV715
9.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV711
10.前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549 - 前奏曲
11.「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV695
12.コラール「キリストは死の縄目につながれたり」**
13.コラール「われらの救い主なるイエス・キリスト」
14.「われらの救い主なるイエス・キリスト」 BWV688
15.前奏曲とフーガ 変ホ長調 「聖アン」 BWV552 - フーガ
フランシス・ジャコブ((Org)
キャロリーヌ・マガリャアエス(Ms)=**
フィリップ・フレーリガー(T)=*

録音:2000年6月19-23日セソルサイム教会、アルザス、フランス
元品番:ZZT001001 Zig Zag Territoires
1972年生まれのオルガニスト、フランシス・ジャコブによるバッハのオルガン名曲集。コラール前奏曲についてはその原 曲を独唱付きで収めているのが特徴で、メゾ・ソプラノあるいはテノールとの共演によるコラールがたいへん美しいものと なっています。ドイツ型の歴史的オルガンにも詳しい巨匠ベルナール・オーベルタンによる1995年建造のオルガンの音 色もたいへん華麗。Zig Zag Territoiresレーベル2000年発売の名盤が、2枚組で廉価盤1枚価格という特価で 復活です。
ALPHA
ALPHA-569(10CD)
NX-E03
アーリー・ピアノ〜フォルテピアノ・歴史的ピアノによる21世紀の精選名盤集〜
【DISC 1】
「ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ〜18世紀、ベルリン楽派の作曲家たち〜」
(1)ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):トリオ ハ長調 Wendt 87
(2)C.P.E.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq. 71, H. 502(ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ編)
(3)C.P.E.バッハ:シンフォニア イ短調 Wq. 156, H. 582 *(ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ編)
(4)不詳:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調(アマーリエ蔵書585、伝L.C. ヘッセ作)
(5)C.P.E.バッハ:2つのヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ハ短調「快活の人、憂鬱の人」 Wq. 161/1, H. 579(ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ編)
【DISC 2】
「ハイドン: 鍵盤のためのソナタ3編, アダージョと変奏曲」
(1)ソナタ ヘ長調 Hob. XVI:23
(2)ソナタ 変ホ長調 Hob. XVI:28
(3)ソナタ ハ長調 Hob. XVI:48
(4)アダージョ ヘ長調 Hob. XVII:9
(5)アンダンテと変奏 ヘ短調 Hob. XVII:6
※各ソナタの後に、演奏者による即興演奏付き
【DISC 3】
「ベートーヴェン: 最後のソナタ」
(1)ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
(2)ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Op.110
(3)ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
【DISC 4】
「ベートーヴェン: 変奏と幻想」
(1)創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
(2)ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op. 49, No. 1
(3)幻想曲 ト短調 Op. 77
(4)ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op. 49, No. 2
(5)15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 「エロイカ変奏曲」 Op. 35
【DISC 5】
「フランス初期ロマン派の歌曲王 -ベランジェ傑作集」
ピエール=ジャン・ド・ベランジェ(1780-1857):1. なにもかも小さい(老人政治) 2. 錬金術師
3.婚礼の夜 4.着古した服 5.悪魔の死 6.教皇はイスラム教徒
7. もはやリゼットではなく 8. 醜さと美しさ 9. わたしの埋葬
10. 老上等兵 11. 底辺の人々 12. 年寄り浮浪者
13. 1階から6階まで 14. すてきな婆さま 15. 我らの地球
【DISC 6】
シュベルト: 『冬の旅』 D.911 (全24曲)

【DISC 7】
「プレイエル・ピアノによるショパン1」
1.ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op. 26, No. 1
2.3つのエコセーズ Op. 72 No. 3
3.ワルツ第14番ホ短調
4.タランテッラ 変イ長調 Op. 43
5.レントラーとトリオ 変イ長調 Op. posth.
6.ワルツ第4番ヘ長調 「華麗なる円舞曲」 Op. 34 No. 3
7.ポロネーズ第2番変ホ短調 Op. 26, No. 2
8.コントルダンス 変ト長調 - B 17
9.ワルツ第6番変ニ長調 「子犬のワルツ」 Op. 64, No. 1
10.ワルツ第7番嬰ハ短調 Op. 64, No. 2
11.カンタービレ 変ロ長調
12.ボレロ Op. 19
13.ワルツ第3番イ短調「華麗なる円舞曲」 Op. 34 No. 2
14.4つのマズルカ Op. 6
【DISC 8&9】
シューマン:室内楽曲
(1)ピアノ三重奏曲 (全4曲) (2)幻想小曲集 Op. 88
(3)ペダル・ピアノのための練習曲集 Op. 56(クラリネット、チェロとピアノ編)
【DISC 10】
「マゼッパ」 〜1846年製プレイエル・ピアノで奏でるリスト名作集〜
1.詩的で宗教的な調べ S173/R14 - 第7曲 葬送
2.超絶技巧練習曲集 S139/R2b (抜粋)
3.ショパン - 6つのポーランドの歌 S480/R145 (抜粋)
4.巡礼の年 第2年 イタリア S161/R10b (抜粋)
5.愛の夢 S541/R211 (抜粋)
6.即興演奏
【DISC 1】 (ALPHA202)
アルノー・ド・パスクアル(フォルテピアノ)
ジルバーマン1749年製作モデルによる、ケルスティン・シュヴァルツ再現製作楽器
*クリストフォリ1722年製作モデルと1726年製作モデルによる、ケルスティン・シュヴァルツ再現製作楽器
リュシル・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ライプツィヒのヨアヒム・ティールケ18世紀製作の7弦モデルによる、フランソワ・ボダール2006年製作の再現楽器
【DISC 2】(ALPHA196)
ボビー・ミッチェル(フォルテピアノ)
使用楽器: シュタイン・モデル 18世紀末製オリジナル(修復: クリス・マーネ)
【DISC 3】 (ZZT110103)
アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)
使用楽器: アントン・グラーフ1828年製作によるオリジナル古楽器
【DISC 4】 (ALPHA201)
オルガ・パシチェンコ(フォルテピアノ)
ウィーンのフリッツ1818年頃製作モデルによる、クリストファー・クラーク再現製作楽器(製作番号11)
【DISC 5】 (ALPHA131)
アルノー・マルゾラティ(Br)
イヴ・レヒシュタイナー(ハルモニウム=足踏式室内オルガン)
フレディ・エシェルベルジェ(P)
使用楽器: プレイエル1845年製アップライト
【DISC 6】 (ZZT101102)
トーマス・バウアー(Br)
ヨス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)
ウィーンのヴァルター(1752〜1826)工房製作モデルによるクリストファー・クラーク1988年製作再現古楽器
【DISC 7】 (ALPHA040)
アルテュール・スホーンデルヴルト (P)
パリのプレイエル1836年製作によるオリジナル古楽器
【DISC 8&9】 (ALPHA158)
ゴルダン・ニコリッチ (Vn)
クリストフ・コワン (Vc)
ポール・メイエ (Cl)
エリック・ル・サージュ (P)
ニューヨークのスタインウェイ1875年製作によるオリジナル古楽器
【DISC 10】 (ALPHA119)
パトリック・シャイダー(P)
パリのプレイエル1846年製作によるオリジナル古楽器

録音:2002-2014年
ALPHAとZig-Zag Territoiresからリリースされた膨大なカタログから、現代ピアノとは違う、作曲家たちが知っていた18〜19世紀当時のフォルテピアノ・歴史 的ピアノで録音された重要盤を集めた10枚組BOX。使用楽器は個々それぞれに全く違う楽器と言っても過言ではないほどですが、演奏者はどのアルバムでも 演奏作品に最適な楽器を厳選、どのアルバムでも作曲家自身が聴き知っていた音のイメージに肉薄してみせています。演奏者もインマゼール、リュビモフ、ル・ サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコなど、楽器ごとに最適な歴史的奏法でずばぬけた解釈を体現してきた新旧世代の一流ぞろい。シューベルト作品に寄 り添うヴァルター・モデルの響きからチェンバロ風のジルバーマン・モデルによるC.P.E.バッハ、曲中の隠れた面白さに次々と気づかされるハイドン演奏、楽器のス ペックすれすれに攻めるスリルがたまらないプレイエルでのリストまで、このBOXひとつで歴史的ピアノの多彩さと深さが概観できる、よく練られた決定盤的内容に なっています。

Sono Luminus
DSL-92228(1CD)
NX-B05
ブルース・レヴィングストン〜ピアノ・リサイタル
ノーラン・ガッサー(1984-):アメリカ国民
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):3つの幻影-第2曲 サマーランド
ショパン:マズルカ 第2番嬰ハ短調 Op.6-2
 マズルカ 第15番ハ長調 Op.24-2
 マズルカ 第13番イ短調 Op.17-4
デイヴィッド・T・リトル(1978-):Accumulation of Purpose
オーギュスタ・グロス(1944-):3つの小品 「ロケーションズ・イン・タイム」
プライス・ウォールデン(1991-):神聖な空間
伝承曲:アメイジング・グレイス(P.ウォールデンによるピアノ編)
ブルース・レヴィングストン(P)

録音:2018年5月14-16日
アメリカで活躍するピアニスト、ブルース・レヴィングストンのコンセプト・アルバム。現代作品を得意とする彼は、アルバムを 制作する際、かならず「古典的な作品」と「現代作品」をバランスよく配置し、聴き手の注意を喚起します。このアルバム は、彼の生まれ故郷であるミシシッピの「シヴィル・ライツ・ミュージアム(公民権博物館)」からコンサートの招待を受け た際、この地の複雑な歴史について思いを馳せたことがきっかけとなり生まれたもの。多くの芸術家を輩出する一方、人 種差別、貧困、格差などの問題も抱え、戦いの爪痕もいたるところに残っているという地域で育った彼は、人々がお互 いを認め合うことが必要だと考えアルバム・タイトルを「シチズン=市民性」とし、民族意識の高い作曲家たちの作品を 選びました。多彩な曲が一堂に会し、作曲家とレヴィングストンそれぞれの想いが伝わります。
Sono Luminus
DSL-92229(1CD)
NX-B05
サイウン・ソルステインスドッティル〜チェロ・リサイタル
ラグナル・パールソン(1977-):Afterquake
スリドゥル・ヨンスドッティル(1967-):48 Images of the Moon
ハルドール・スマウラソン:O
.ハフリジ・ハルグリームソン(1941-):ソリティア Op.1
サイウン・ソルステインスドッティル(Vc)

録音:2018年3月12-16日
アイスランド系アメリカ人のチェリスト、サイウン・ソルステインスドッティルのリサイタル・アルバム。アイスランド以外の国でほ とんどの日々を過ごしてきたにもかかわらず、自身の言語体系はアイスランド語であり、倍音や音のテクスチュアにも敏感 に反応するのも、静寂を大切にし、無駄のない表現を好むのも、アイスランドの文化の特徴であると語るソルステインス ドッティル。このアルバムでは、探求心溢れる彼女自身が選んだ“ユニークな表現や考え方を共有できる作曲家”の作 品を演奏。未知の世界に果敢に挑戦する、若きチェリストの姿が鮮やかに描き出されています。
Sono Luminus
DSL-92231(1CD)
NX-B05
ルパート・ボイド〜ギター・リサイタル
アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):フェリシダージ(R.ディアンスによるギター編)
白い道(P.ベッリナーティによるギター編)
ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
バッハ:リュート組曲 ホ長調 BWV1006a(ギター編)
グレアム・クーネ(1956-):A Closed World of Fine Feelings and Grand Design
レオ・ブローウェル(1939-):シンプルな練習曲
ピアソラ:天使のミロンガ(B.ベニテスによるギター編)
ピアソラ:天使の死(B.ベニテスによるギター編)
ジョン・レノン/ポール・マッカートニー:ジュリア(R.ボイドによるギター編)
ルパート・ボイド(G)

録音:2018年5月7-10日
ソリスト、室内楽奏者として活躍するルパート・ボイドのカジュアルなギター・アルバム。ソルとブローウェルを除き、ここに収 録されている作品のほとんどは他の楽器のために書かれたものですが、ボイドはギターの持つ可能性を極限まで引き出 し、これらの曲がまるでもともとギターのために書かれたかのように軽やかに弾き切っています。ジョビンの哀愁漂う2曲の 歌は歌詞がなくとも存分に雰囲気が伝わりますし、ピアソラのタンゴでもバンドネオンとは全く違う魅力が漂います。もとも とギターのためのソルとブローウェル作品は、まさに超絶技巧の嵐。最後の「ジュリア」での穏やかな歌い口も聴きどころで す。

IBS CLASSICAL
IBS-132018(1CD)
HOMMAGE DEBUSSY
ドビュッシー:喜びの島
 子供の領分-ゴリウォグのケークウォーク
 前奏曲集 第1集-第10曲 沈める聖堂
 牧神の午後への前奏曲(作曲家自身によるピアノ編曲版)
 前奏曲集 第2集-第3曲 ビーノ門
 ベルガマスク組曲-第3曲 月の光
 版画-第2曲 グラナダの夕べ
アルベニス:イベリア 第3巻-第1曲 エル・アルバイシン
 スペイン組曲 Op.47-第1曲 グラナダ(セレナータ)
モンポウ:歌と踊り 第6番
グラナドス:11.スペイン舞曲集 Op.37-第5番アンダルシア舞曲
 ゴイェスカス 第1部-第4曲 嘆き、またはマハと夜啼鶯
ファリャ:歌劇「はかない人生」-スペイン舞曲(ピアノ版)
 ドビュッシー墓碑銘のための賛歌(ピアノ版)
西澤安澄(P)

録音:2018年1月14-17日
スペインを拠点に活躍するピアニスト、西澤安澄。このアルバムにはスペインの都市グラナダを軸に、この土地に憧れていたドビュッシーの音楽 と、彼を取り巻くスペインの作曲家たちの作品が収録されています。「ドビュッシーをパリで弾くと、何か文明特有のよそよそしさを体感するけれ ど、グラナダでは、どこか動物的、官能的な音楽の魔力を引き出せる気分になります」と語る西澤。このアルバムではドビュッシー特有の靄のか かった響きの中に、少しだけ挑発的な香りを漂わせる魅力的な演奏を披露しています。


Avanti Classic
AVA-10572(7CD)
NX-H08
アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ 2018ハンブルク・ライヴ

【DISC 1】
1.ドビュッシー(ラヴェル編曲2台ピアノ版):祭り(『夜想曲』より)
2-4.ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調
5.ドビュッシー(作曲者編曲2台ピアノ版):牧神の午後への前奏曲
6-8.ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ ニ短調

9.ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)
10-13.ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ

【DISC 2】
1-4.プロコフィエフ(寺嶋陸也 編曲2台ピアノ版):交響曲第1番 ニ長調 「古典」 Op.25
5.プロコフィエフ:ヘブライの主題による序曲 ハ短調 Op.34
プロコフィエフ(プレトニョフ編曲2台ピアノ版):バレエ音楽『シンデレラ』より組曲
6.I 序章 7.II 喧嘩 8.III 冬 9.IV 春 10.V シンデレラのワルツ
11.VI ガヴォット 12.VII ギャロップ 13.VIII ゆるやかなワルツ 14.IX 終章
15-18.プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56

【DISC 3】
1-4.ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35
5-8.ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67
9-11.コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7

【DISC 4】
1-4.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調 Op.49(フルート、チェロ、ピアノへの編曲版)
5-7.ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56

【DISC 5】
1-3.シューマン:幻想小曲集 Op.73
4-23.シューマン:詩人の恋 Op.48 (1840年初稿20曲版)

【DISC 6】
1-3.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
4-7.ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19

【DISC 7】
1-30.サン・サーンス:動物の謝肉祭
31-34.レクオーナ:4つのキューバ舞曲
35-37.レクオーナ:3つのアフロ=キューバ舞曲
38.アルベニス(バリーナ編):タンゴ
39.アンヘル・ビジョルド(レア・ペトラ編):エル・チョクロ
40.エドゥアルド・ロビーラ(クロエ・ファイファー編):エバリスト・カリエゴに捧ぐ
41.ピアソラ:勝利
42.ピアソラ:アディオス・ノニーノ
43.モーツァルト(クロエ・ファイファー編):アイネ・クライネ・ナハトムジーク
【DISC 1】
1.マルタ・アルゲリッチ(P1)
アントン・ゲルツェンベルク(P2)
2-4.ゲザ・ホッス=レゴツキ(Vn)
エフゲニ・ボジャノフ(P)
5.スティーヴン・コヴァセヴィチ(P1)
マルタ・アルゲリッチ(P2)
6-8.ミッシャ・マイスキー(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
9.マルタ・アルゲリッチ(P1)
ニコラ・アンゲリッシュ(P2)
10-13.アレクサンドラ・コヌノヴァ(Vn)
エドガー・モロー(Vc)
【DISC 2】
1-4.プエフゲニ・ボジャノフ(P1)
酒井茜(P2)
5.マルタ・アルゲリッチ(P)
パブロ・バラガン(Cl)
諏訪内晶子(Vn1)
アレクサンドラ・コヌノヴァ(Vn2)
リダ・チェン(Va)
エドガー・モロー(Vc)
6-10 アレクサンドル・モギレフスキー(P1)
酒井茜(P2)
11.-13.エフゲニ・ボジャノフ(P1)
カスパラス・ウィンスカス(P2)
15-18.テディ・パパヴラミ(Vn1)
諏訪内晶子(Vn2)
【DISC 3】
1-4.マルタ・アルゲリッチ(P)
セルゲイ・ナカリャコフ(Tp)
ハンブルクSO
5-8.ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
9-11.ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
【DISC 4】
1-4.スザンネ・バーナー(Fl)
ガブリエレ・ジェミニアーニ(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
5-7.テディ・パパヴラミ(Vn)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
イオン・マリン(指)
ハンブルクSO
【DISC 5】
1-3.ミッシャ・マイスキー(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
4-23.トーマス・ハンプソン(Br)
マルタ・アルゲリッチ(P)
【DISC 6】
1-3.Op.100
諏訪内晶子(Vn)
ニコラ・アンゲリッシュ(P)
4-7.趙 静 チョウ・チン(Vc)
リーリャ・ジルベルシュテイン(P)
【DISC 7】
1-30.アニー・デュトワ(語り)
趙 静 チョウ・チン(Vc)
リーリャ・ジルベルシュテイン(P1)
マルタ・アルゲリッチ(P2)
イオン・マリン(指)ハンブルクSO
31-39.マウリシオ・バリーナ(P)
40-43.
グットマン・タンゴ・カルテット
マイケル・グットマン(Vn)
リサンドレ・ドノソ(バンドネオン)
アリエル・エバースタイン(Cb)
クロエ・ファイファー(P)
趙 静 チョウ・チン(Vc)

ライヴ録音:ドイツ、ハンブルク
2018年6月25日-7月1日、ライスハレ
2018年7月2日、シュミット劇場(DISC 7、Track31-39)
2018年の夏にドイツのハンブルクで行われた、アルゲリッチと豪華な仲間たちによるライヴを集めた7枚組のアルバム。マイス キー、ハンプソン、コヴァセヴィチ、ジルベルシュテイン、パパヴラミといった大御所から、ボジャノフ、ホッス=レゴツキ、コヌノヴァ、ワイ ラースタインなど世界中が注目する若手まで登場。毎回のことながら、アルゲリッチの一声で集まるアーティストの層の厚さ、豪華 さには驚かされます。日本からは諏訪内晶子と酒井茜が参加。大物たちの競演をじっくりと堪能する6枚と、アルゲリッチの娘ア ニーの語りで楽しむ「動物の謝肉祭」と情熱的な南米音楽を味わう7枚目という、聴き応えたっぷりのBOXです。白黒ながら写 真も満載の約100ページに及ぶ欧文ブックレット入り。
Avanti Classic
AVA-10592(1CD)
シューベルト、ブラームス、R・シュトラウス作品集
R・シュトラウス(レーガー編):「明日!」 Op.27-4
ブラームス(レーガー編):ポコ・アレグレット (交響曲第3番の0 第3楽章)
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 D960
ブラームス(レーガー編):アンダンテ・ソステヌート(交響曲第1番の第2楽章)
エフゲニ・ボジャノフ(P/Shigeru Kawai SK-EX)

録音:2017年11月21-23日 キャンパス44、クレーフェルト、ドイツ
ブルガリアに生まれ、2008年リヒテル国際ピアノ・コンクール優勝、2010年エリザベート王妃国際ピアノコンクール第2位、同年ショパン国際 ピアノコンクール第4位入賞という輝かしい経歴を持ち、アルゲリッチをはじめとした世界中のアーティストからの称賛を受けているボジャノフ。来 日経験も豊富で日本にも多くのファンを持つ彼が、「Shigeru Kawai」の音色に合わせて選曲したというドイツ・ロマン派の作品集です。振 幅の大きい緩急の中にも穏やかな諦観を湛えた表現が惹きつけるシューベルトの最後のソナタを中心に、レーガーが編曲したブラームスとリ ヒャルト・シュトラウスの名曲を併せ、しっとりと聴かせています。 日本語解説はオリジナルのブックレットにも掲載されておりますが、国内盤にはさらに追加解説を添付予定。


TOCCATA
TOCC-0540(1CD)
NX-B03
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ピアノ作品集 第3集
「フェア・ダンサー」のための音楽集 第1巻(1924年出版)
舞曲の形式による3つのジュネーヴのスケッチ(1915-1920頃)
「フェア・ダンサー」のための音楽集 第2巻(1924年出版)*
3つのダンス・エントランス(1924年出版)
6つの多彩な舞曲(1937)*
舞曲のための3つの喜ばしいロンド(1933)*
4手のためのフランス風舞曲 Op.68(1899頃)*
クサヴィエ・パレス(P)
パトリシア・ジーフェルト(P)*

録音:2018年4月2-5日
世界初録音
スイスの作曲家ダルクローズのピアノ曲集第3集。ダルクローズは音楽学習の方法論の一つであるリトミックを発 展させた功績で知られています。彼の作品のほとんどは、ヨハン・シュトラウスを思わせるサロン風の舞曲ですが、 至るところにジャズとラグタイムを思わせるスイングするリズムが取り入れられており、作品によってはプーランクを先 取りしたかのような先進性を備えていたりと、多彩な作風が楽しめます。「4手のためのフランス風舞曲」は軽やか なリズムに乗って優雅な旋律が歌われる曲。シャブリエ風の色彩豊かな世界が展開します。
TOCCATA
TOCC-0531(1CD)
NX-B03
ハンス・ヴィンターベルク(1901-1991):ピアノ作品集 第1集
ソナタ 第2番(1941)
4つの間奏曲(1929)
「テレージエンシュタット」組曲(1945)*
ピアノのための組曲(1955)
「十二音による新印象派」の7つの小品(1973)
ブリギッテ・ヘルビッヒ(ピアノ…ファツィオーリ F278)

録音:2018年9月3.4日
世界初録音(*以外)
プラハ出身の作曲家ヴィンターベルクは、同世代の多くのユダヤ系作曲家たちと同じくナチス政権の迫害を受け、一時 はテレージエンシュタットで拘禁されましたが、幸運にも生き延びることができ、ほぼ90年という長寿を全うした人です。 第二次世界大戦後にはドイツ市民としてミュンヘンに定住、ラジオで放送されるなど人気を博しました。彼のピアノ曲全 集の第1集となるこのアルバムには、学生時代からから戦争中を経て晩年に至るまでの様々な作品を収録。なかでも 1973年に書かれた.「十二音による新印象派」の7つの小品は彼の作風の集大成とも言える自由な旋律と美しいピア ノの音色がふんだんに用いられた魅力的な作品です。
TOCCATA
TOCC-0525(1CD)
NX-B03
ハッリ・アーマス(1957-):オルガン作品集
ホルンとオルガンのための4つのバガテル(2004)
コラールとフゲッタ(1980)
Hymnus interruptus 中断された讃歌(2013)
オルガンのためのソナタ(2015)
ペトリ・コムライネン(Hrn)
ヤン・レへトラ(Org)
St Paul's Church, Helsinki
organ of Turku Cathedra

録音:2006年6月12-13日、2018年5月22日
世界初録音
ハッリ・アーマスはラハティSOの首席ファゴット奏者として長らく活躍、フィンランドで最も高く評価されているオーケ ストラ・プレイヤーの一人です。そして彼は4曲の交響曲、8曲の協奏曲、数多くの吹奏楽曲を含む作品を発表する作 曲家としても知られています。このアルバムの多くのオルガン曲はフィンランドを代表する名オルガニスト、ヤン・レヘトラの ために書かれており、彼らはラハティSOのコンサートで何回か共演し、親交を結んでいます。初期の作品「コラー ルとフゲッタ」からは、青年時代に心酔したリゲティやショスタコーヴィチの影響が感じられますが、次第に独自のスタイルを 確立、最近の作品は、十二音や民謡の素材が用いられた興味深い作風によって書かれています。

DIVINE ART
DDA-25193(1CD)
NX-B07
オルガン作品集
ジョセフ・ジョンゲン:英雄的ソナタ Op.94
ジョナサン・ダヴ(1959-):ダンシング・パイプ
リスト:コラール“アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム”による幻想曲とフーガ S259/R380
アレクサンダー・フィンチ(Org)

録音2018年7月23-24.27日
「Transformations=変容」と題されたオルガン作品集。荘厳でありながら内省的な主題が変貌していくジョンゲンの 「英雄的ソナタ」、現代イギリスで最も注目を集めるジョナサン・ダヴの軽やかで繊細なな旋律が楽しい「ダンシング・パイ プ」、マイアベーアの歌劇から素材を採り、超絶技巧を駆使したパッセージで飾ったリストの大作「コラール“アド・ノス、ア ド・サルタレム・ウンダム”による幻想曲とフーガ」、この3つの作品は、作曲された時代こそ違うものの、どの曲にも“変奏” が含まれており、一つの旋律が様々な形に変わっていく様子を楽しむことができます。2017年に修復されたばかりのチェ ルトナム・カレッジ教会のノーマン・ビアード・オルガンの素晴らしい音色も聴きどころです。
DIVINE ART
DDA-25195(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集 第11集
ウルム大聖堂の鐘からのカリヨン Op.1280
伝説 第1番Op.1265
Tiento de falsas Op.1261
Preghiera pastorale 祈りの牧歌 Op.1256
伝説 第2番Op.1266
Praeludium in festo S. Thomae apostoli Op.1253
伝説 第3番Op.1267
Praeambulum festivum Op.1260
伝説 第4番Op.1268
オルガン交響曲第3番「ポルタルス」Op.1251
エリック・シモンズ(Org)

録音:2017年12月/2018年4月
優れたオルガニストであり、ハーバード大学のメモリアル教会の作曲家として活躍する1982年生まれのカーソン・クーマ ン。彼は既に1200曲以上の作品を発表していますが、その創作の泉は枯れることはありません。第11作となるこのア ルバムでもオルガンのための交響曲から、宗教的な作品、前奏曲や「伝説」と題された小品など、さまざまなスタイルに 拠る曲を聴くことができます。今作でも、演奏を担当するのはクーマンの良き理解者であるエリック・シモンズ。10歳でオ ルガン演奏を始めた彼は、楽器の性能を知り尽くしており、クーマン作品最大の表現者として認められています。

METIER
MSV-28586(1CD)
NX-B07
ギターのためのコンテンポラリー・ミュージック
トリスタン・ミュライユ(1947-):テルル(1977)
ジョージ・ホロウェイ(1983-):ギター・ソナタ(2009-2011)
クリストファー・フォックス(1955-):チリ(1991)
ホロウェイ:ギター・ソナタ 第2番(2011-2014)
ホラチウ・ラドゥレスク(1943-2008):Subconscious Wave Op.58(1984)
サム・ケイヴ(1987-):Refracted Meditation III(2018)
サム・ケイヴ(G)

録音:2018年11月26日
ギターのために書かれた近代の作品集。楽器の性能と可能性が極限まで追求された各々の作品は、演奏が困難であ るだけでなく、1台のギターから驚くほど多彩な響きを紡ぎ出すことが要求されています。打楽器としても奏でられるミュラ イルの「テルル」、弦を強くはじくことで生まれる響き(プリペアド・ピアノを思わせる)が楽しいホロウェイのソナタ、意外な ほどに古典的なフォックスの「チリ」、エレクトロニクスを融合させたラドゥレスク作品、最後はケイヴ自身の印象的な作品 でアルバムが締めくくられます。

OEHMS
OC-1713(1CD)
NX-B03
リスト:ピアノ作品集
愛の夢 第3番変イ長調 S.541
パガニーニ大練習曲 S.141
コンソレーション 第3番変ニ長調 S.172
巡礼の年 第2番「イタリア」S167/7 ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲
献呈 変イ長調 S.566
スペイン風狂詩曲 S.254
カン・シンハエ(P)

録音:2019年3月
韓国出身、ドイツで活躍する若手ピアニスト、カン・シンハエのリスト作品集。3歳からピアノを始め、リューベック音楽ア カデミーに入学し首席で卒業、2001年からはハノーファー音楽演劇大学で研鑽を積んだ彼女。5歳で初めてコンサー トに出演、9歳でオーケストラと初共演するなど神童ぶりを発揮してきました。またヨーロッパからアジアまで幅広く演奏 活動を行い、各地の音楽祭にも出演しています。 ピアノだけではなく、新体操の全国チャンピオンという意外な一面も持っているという彼女、このリストでは天賦の才能と 身体能力を存分に活かした、目の覚めるような演奏を披露しています。

ALPHA
ALPHA-546(1CD)
LAN DSC APES
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9
モンポウ:風景
スカルラッティ(タウジヒ編):ソナタ ホ長調 K.20 カプリッチョ
シューベルト:ソナタ 第13番イ長調 D.664
スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96
アルベニス:イベリア 第1巻
スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.322
アンドリュー・タイソン(P)

録音:2019年3月 テルデックス・スタジオ(ベルリン)
カーティス音楽院でクロード・フランクに、ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドに師事したタイソン。その個性的な解釈で知られますが、 聴く者にふと何かを気づかせるような演奏に惹かれ、日本をはじめ世界中にファンを増やしています。Zig Zag Territoroisからのショパン (ZZT347)、ALPHAからのラヴェルとスクリャービン(ALPHA277)に続く3枚目のアルバムが登場。上野の東京国立博物館で絵画を観て いた時、突然、モンポウの静寂を改めて理解した…という経験が発展し、スペイン、そして風景をテーマとした今回のアルバムの構想が出来た ということです。収録作品の多くは、2018年秋の来日リサイタルでも披露されたもの。 スペイン(カタルーニャ)の作曲家であるモンポウ、アルベニスをはじめ、後半生をマドリードで送り当地で多くのソナタを残したスカルラッティを収 録。二十代前半のシューベルトが上オーストリアを旅行中に作曲した、田園地帯の風景を思わせる美しいソナタ第13番を軸に、そのほかの 作品がシンメトリーに配された、タイソンらしく考えられた構成となっています。

若林工房
WAKA-4215(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
ロンド・カプリッチオーソ Op.14
3つの幻想曲、またはカプリス Op.16
無言歌〜ホ長調Op.19-1「甘い思い出」 /イ長調Op.19-3「狩りの歌」 /ト短調Op.19-6「ヴェネツィアの舟歌」 /変ホ長調Op.30-1 /ト短調Op.53-3 /ト長調Op.62-1「五月のそよ風」 /ホ短調Op.62-3「葬送行進曲」 /イ短調Op.62-5「ヴェネツィアの舟歌」 /イ長調Op.62-6「春の歌」 /ハ長調Op.67-4「紡ぎ歌」 /ト短調Op.102-4
厳格な変奏曲Op.54
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ /1925年製のニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2019 年4 月11〜13日、日、新川文化ホール(富山県魚津市)
快進撃を続けるメジューエワの 2109 年録音、得意とするメンデルスゾー ンの作品集の登場です。11 曲の「無言歌」を中心に「ロンド・カプリッチオー ソ」や「厳格な変奏曲」などの傑作を配したプログラム。古典的形式感とロマ ンチックな抒情性が見事に調和した演奏解釈によってメンデルスゾーン音 楽の真の魅力を伝えることに成功しています。「ピアノ黄金時代」を彷彿さ せる1925 年製のニューヨーク・スタインウェイの輝かしいサウンドも魅力。聴 き応えじゅうぶんの一枚です。

POLYMNIE
POL-128142(2CD)
ジョン・ウィリアムズ・名作のピアノ演奏
「ジョーズ」/「スーパーマン」/「ドラキュラ」/「レイダース 失われたアーク」/ 「バチカンの嵐」/「E.T.」/「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」/ ロサンゼルス・オリンピック〜オリンピック・ファンファーレとテーマ/ 「イーストウィックの魔女たち」/ザ・オリンピック・スピリット/ 「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」/「フック」/「遥かなる大地へ」/ 「シンドラーのリスト」/「ジュラシック・パーク」/「サブリナ」/ 「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」/「ハリー・ポッターと賢者の石」/ ソルトレークシティ・オリンピック〜コール・オブ・ザ・チャンピオンズ/ 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」/「ハリー・ポッターと秘密の部屋」/ 「ターミナル」/「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」/ 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」 からの音楽
アンゲラン=フリードリシュ・リュール(P)

録音:2018年7月 ビュシェール
アンゲラン=フリードリシュ・リュールはベートーヴェンなど王道クラシックでも高い評価を受けつつ、映画音楽の巨匠ジョ ン・ウィリアムズに傾倒し、これまで 2 台ピアノによる「スターウォーズ」(POL 151686)、2 台ピアノによる「ジュラシック・パー ク」(POL 108115)、2 台ピアノによる「ハリー・ポッター」シリーズ(POL 105109)、そしてついには自分一人で多重録音を用 いて2 台ピアノによる「未知との遭遇」と「E.T.」(POL 117127)まで録音。今回は映画22 作品+オリンピック音楽2 曲を、 ピアノ1 台でCD2 枚32 トラック、2 時間15 分たっぷり収録。ウィリアムズの豪華な音楽がピアノ1 台で演奏されるとずいぶ ん趣が異なるが、そこにリュールのウィリアムズの音楽への愛がたっぷり感じ取れます。
POLYMNIE
POL-127141(2CD)
ドミニク・プレシェ(b.1954):即興演奏集〜グールド、ラヴェル、リムスキー=コルサコフetc に捧ぐ
(1)来なさい、創造主よ
(2)話しながら(グルックに捧げる)
(3)聖母マリアへの讃歌
(4)3 楽章のシンフォニア(グレン・グールドに捧げる)
(5)交響的詩(ティエリー・ペリカンの主題による)
(6)牛と灰色のロバの間に
(7)天の女王
(8)楽園へ(グレゴリオ聖歌に基づく)
(9)神のみ子は今宵しも
(10)ディプティク(リムスキー=コルサコフに捧げる)
(11)ヴォカリーズ(ラフマニノフに捧げる)
(12)ボレロ(オルガンとピアノのための,ラヴェルに捧げる)
(13)コラール=プレリュード(ピアノのための,バッハ、ドビュッシーに捧げる)
ドミニク・プレシェ(オルガン、(12)(13)ピアノ)

録音:2018 年9 月23 日 ドーヴィル
フランスの作曲家、オルガン奏者・ピアノ奏者、ドミニク・プレシェ(Dominique Preschez, 1954―)のオルガン即興演奏集(一部ピアノ)。それぞれの曲には「―に捧げる」と献呈者 の名前が添えられています。 フランス北西部、ノルマンディー地方のリゾート町、ドーヴィルの、聖オーギュスタン教会の オルガンを使用。

LYRINX
LYR-305(1CD)
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第26番「告別」
7つのバガテル Op.33
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
アングマル・ラザル(P)

録音:2012 年4 月23-27 日 マルセイユ
シューベルト集(LYR 2302)に続くアングマル・ラザルの第2弾はベートーヴェン集。 アングマル・ラザルは1993年、パリ郊外のサン=クルの生まれ。まだ20代半ばの若いピ アニストなのだが、青年の爽やかさなどに見向きもしないじっくりとした旨み重視の演 奏。ここでは特にソナタ第32番が見事な演奏で、この曲を20代でこれだけ弾けるピアニ ストはそうはいないでしょう。バガテルもとても充実した演奏。
LYRINX
LYR-306(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ガブリエル・スターン(P)

録音:2018 年9 月25-28 日 マルセイユ
フランスの若いピアニスト、ガブリエル・スターンのおそらく初のソロCD。バッハの大人気 作、ゴルベルク変奏曲を演奏しています。ガブリエル・スターンは1992年、パリの生まれ。イスラ エル系だという。まだ国際的な活動を始めて数年というところだが、このCDに聞ける演奏の 成熟振りには驚かされます。各曲をしっかり聞かせつつ、全体の設計にも抜かりなく、若さで突 っ走るようなところがない。とても20代半ばの演奏とは思えない余裕と風格のある演奏だが、 それはジャケット写真のスターンの風貌とぴったり一致しているように思われます。この先が楽 しみなピアニストだ。

GALLO
GALLO-1559(1CD)
ボヴェ:ロマンモティエのステンドグラス(13 曲)
ドン・キショット(12 曲)
ヴィヴィアーヌ・ロリオ(Org)
ギー・ボヴェ(Org)

録音:2017 年6 月26-28 日 スイス ロマンモティエ
4 手オルガンによる「火の鳥」と「展覧会の絵」が話題になったヴィヴィアーヌ・ロリオとギー・ ボヴェによる4 手オルガン演奏、新譜はボヴェのオリジナル作品。「ロマンモティエのステンド グラス」は、ロマンモティエの大修道院教会に据えられたカシミア・レモン製作のステンドグラ スに発想を得た作品。「ドン・キショット」は、もちろん、セルバンテスの「ドン・キホーテ」に寄っ ています。 そのロマンモティエの大修道院教会のオルガンを使用。

NEOS
NEOS-11802(1SACD)
フィリップ・マヌリ(b.1952):「時間、取り扱い説明」(2014)〜2 台のピアノとライヴ・エレクトロニクスのための グラウシュマッハー・ピアノ・デュオ
SWRエクスペリメンタル・スタジオ(ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2016年2月、58:16
2019年、好評のうちに終了した東京オペラシティの同時代音楽企画コンポージアムのテーマ作 曲家として来日したフィリップ・マヌリの代表的室内楽の世界初録音。「時間、取り扱い説明(Le temps, mode d’emploi)」は調律の異なる2 台のピアノとライヴ・エレクトロニクスによる音響変調が ガムランにも通じる極彩色の空間作り出す。マヌリはセリー音楽の影響からキャリアを始めたが、 やがて電子音楽に興味を持ち、ライヴ・エレクトロニクスとアコースティック楽器とのコラボレーショ ン作品で世界的に評価されるに至った作曲家。めくるめく音の洪水に酔いしれよう。
NEOS
NEOS-11913(1CD)
マルクス・シンプ(b.1964):「沈黙への憧れ」(2018)〜33 のピアノのための小品集 マルクス・シンプ(P)

録音:2018年6、12月
※世界初録音
マルクス・シンプ(Markus Schimpp)はキャバレーのピアノ弾き、歌手という異色の経歴を持つ ドイツの作曲家。アカデミックな作曲技法を学びつつ、キャバレーやショウ・ビジネスの世界で腕 を磨き、2000 年より本格的な作曲活動に入った。この作品集は33 曲全て1〜3 分ほどの小品で 構成されています。いずれも現代音楽というよりヒーリング・ミュージックといった趣の作品。サティ、 モンポウ、ブライアン・イーノ、ハロルド・バッドあるいはドビュッシー、ラヴェルを思わせる繊細な 響きと沈黙と測り合うような静けさが特徴。ヒーリング、アンビエント、メディテーション系の音楽が 好きな人にお薦め。

GENUIN
GEN-19555(1CD) 
「火 Fire」
ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1
 夜想曲 ハ短調 Op.48-1
 スケルツォ 変ロ短調 Op.31
リスト:パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調 「ラ・カンパネッラ」
 メフィスト・ワルツ第1 番S.514
巡礼の年第2 年「イタリア」―ダンテを読んで
シェン・シュジュ(P)

録音:2018 年11 月18 日 ハノーファー
国のピアニスト、 シェン・シュジュ(沈?哲)のデビューCD。シェン・シュジュは1994 年、中 国、湖南省湘潭市の生まれ。6 歳からピアノを始め、奨学金を得て英国に留学、さらにハノー ファーで研鑽を積んだ。「火 Fire」と題されたこの CD には、ショパンとリストの名曲ばかりが収 録されており、題名の通り熱気を孕んだ演奏が素晴らしい。20 代半ばのピアニストのデビュー CD としてはとても成功しているでしょう。
GENUIN
GEN-19659(1CD)
ラフマニノフ+テオドラキス、ピアソラ:2台ピアノ作品集
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
テオドラキス:パサカーユ
ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
ピアソラ:リベルタンゴ
タチアーナ・ツェンツィパー(P)
アルカディ・ツェンツィパー(P)

録音:2017年9月28-30日 ザルツヴェーデル
タチアーナとアルカディのツェンツィパー夫妻による 2 台ピアノ演奏。アルカディ・ツェンツィ パーは 1958 年、レニングラードの生まれ。冷戦終結後ドイツを中心に活動するようになります。ピ アノ教師としても高名で、ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学の教授を務 めています。タチアーナ・ツェンツィパーも同郷で、1990 年にドイツに移り、1991 年にミュンヘンの ARD 音楽コンクールで受賞をしています。

ALBANY
TROY-1762(1CD)
ナンシー・ヒル・エルトン・プレイズ・ショパン&ドビュッシー
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番
ドビュッシー:前奏曲集第1 集より(アナカプリの丘、雪の上の足跡、西風の見たもの、亜麻色の髪の乙女)
前奏曲集第 2 集より(霧、ヴィーノの門、月の光が降り注ぐテラス、花火、喜びの島、月の光)
ナンシー・ヒル・エルトン(P)

録音:2019 年 1 月
ナンシー・ヒル・エルトンはテキサス大学でジョン・ペリー、サウス・カロライナ大学でジョン・ケネ ス・アダムスに師事した。現在はアメリカ南部を中心に活動しているピアニスト。得意とするショパ ンのソナタとドビュッシーを収録。
ALBANY
TROY-1765(1CD)
「マナティ」〜バーナード・ホッファー(b.1934):ピアノ作品集
(1)7 つの前奏曲(1975)
(2)9 つの新しい前奏曲(2016)
(3)2 台のピアノのためのイヴェントと回遊(2014)
(4)ネイキッド(2010)
ランドール・ホッジキンソン(P)
(3)レスリー・アンパー(P)

録音:2018 年9 月
バーナード・ホッファーはスイス出身で 1941 年にアメリカに移住、イーストマン音楽院で学ん だ後、現在はニューヨークを中心に活動しています。あらゆるジャンルの音楽を作曲し中には邦楽 器と弦楽のためのバレエ「サダコ」(広島で被爆した子供、佐々木禎子さんのお話)という作品も ある。このディスクはピアノ作品集成でポピュラーっぽいものから鍵盤をひっぱたくクラスター風 のもの、メシアン風の和声の曲まで様々な曲が収められています。アルバム・タイトルのマナティと はあの海洋生物のことで9 つの新しい前奏曲集のなかの一曲。

MERIDIAN
CDE-84653(1CD)
ヒュー・モーガン(b.1975):オルガン作品集
対話/祈りと踊り/前奏曲/讃歌前奏曲集(6 曲)/子守歌/生きている石/アリア/ファンファーレ/パルティータ・ボレアリス
デイヴィッド・パイプ(Org)

録音:2018 年4 月9-11 日 英国ブリドリントン,
英国の作曲家、ヒュー・モーガンのオルガン作品集。ヒュー・モーガンは 1975 年、ウェールズの ニューポートの生まれ。やや晦渋だがロマンティックな味わいのある作風です。 デイヴィッド・パイプは英国のオルガン奏者。ブリドリントン修道院のオルガンを使用。

Pentatone
PTC-5186742(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)

録音:2018年2月(セッション)、2018年2月14日(ライヴ)* ラ・ショー=ド=フォン内音楽ホール(スイス)
1983年スイス生まれの俊英フランチェスコ・ピエモンテージ、PENTATONEレーベルのデビュー盤はシューベルトの最高傑作ピアノ・ソナタ第19番〜第 21番です。2007年のエリーザベト王妃国際音楽コンクール第3位をはじめ華々しいコンクール歴を誇るピエモンテージはClaves,naive,Orfeoなど様々なレー ベルからCDをリリースしている注目のピアニスト。繊細で透き通るような美しい演奏が魅力です。当録音では雄大で華麗なシューベルトを聴かせてくれます。

Etcetra
KTC-1649(1CD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(ピアノ版) ヤン・ミヒールス(P)

録音:2004年11月、オランダ
2018年1月に大野和士(指)&東京都SOとメシアンの大作「トゥーランガリラ交響曲」を披露したベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒールスが弾くハイドン。ハイドン自身の監修によってピアノ版にトランスクリプションされた「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」の2004年録音が、Et'ceteraレーベルより復刻。

Diapason
DIAP-117(1CD)
ハイドン:鍵盤楽器のための6つのソナタ集

(1)ピアノ・ソナタ第41番変ロ長調 Hob.XVI-41(第55番)
(2)ピアノ・ソナタ第27番ト長調 Hob.XVI-27
(3)ピアノ・ソナタ第48番ハ長調 Hob.XVI-48(第58番)
(4)ピアノ・ソナタ第24番ニ長調 Hob.XVI-24(第39番)
(5)ピアノ・ソナタ第50番ハ長調 Hob.XVI-50(第60番)
(6)ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52(第62番)
(1)マーシャ・ハジマーコス(クラヴィコード)
録音:1993年
(2)ピエール・ガロン(クラヴサン)
録音:2017年
(3キャロル・セラシ(P)
録音:2009年
(4)ピアノ・ソナタ第24番ニ長調 Hob.XVI-24(第39番)
イド・バル=シャイ(P)
録音:2006年
(5)ピアノ・ソナタ第50番ハ長調 Hob.XVI-50(第60番)
レオン・マッコーリー(P)
録音:2016年
(6)ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52(第62番)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

※リマスタリング:Circa(フランス)
『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』シリーズは、往年の名演奏家、またフランスを中心とする現役の演奏家たちの数ある名演の中から、フランスのクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が推薦する必聴録音を集めたシリーズです。フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによって音質が向上した名演の数々をお楽しみ下さい。
シリーズの第117集は、ディアパゾン誌が選んだハイドンの「鍵盤楽器のためのソナタ集」。古くは1960年のリヒテルから、最近では2016年のマッコーリーの録音までを集めており、楽器もピアノ、クラヴサン(Cemb)のみで統一せず、マーシャ・ハジマーコスのクラヴィコードの演奏を加えるなど、今回もプログラムは多彩。ディアパゾン誌ならではのハイドン・アルバムです。

Chandos
CHAN-20119(1CD)
イベリアとフランシア
ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝の歌(「鏡」より)
ファリャ
:ドビュッシーの墓のための讃歌
ドビュッシー:グラナダの夕べ(「版画」より)、
 ヴィーノの門(前奏曲集第2巻より)、
 とだえたセレナード(前奏曲集第1巻より)
アルベニス:エル・アルバイシン(「イベリア」第3巻より)、
 エボカシオン、港、セビーリャの聖体祭(「イベリア」第1巻より)
モンポウ:歌と踊り 第1番
ドビュッシー
:喜びの島
アルベニス:入江のざわめき(「旅の思い出」より)
モンポウ:歌と踊り 第6番
イモジェン・クーパー(P)

録音:2019年3月25日−28日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。シューベルトを中心に、古典派&ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を獲得して来たイモジェン・クーパーの新たな境地は、「イベリアとフランシア」と題する、近代スペインとフランスのピアノ作品集!
アルベニスからドビュッシー、ラヴェル、そしてファリャを経てモンポウへと至る極彩色のプログラム。歴史的、言語的、文化的にも深い繋がりを持つカタルーニャ(アルベニスとモンポウの故郷)とフランス南部のバスク地方(ラヴェルの生地)、そしてドビュッシーを敬愛したファリャの音楽、ドビュッシーによるスペイン的な作品を結ぶという、イモジェン・クーパーならではの緻密で濃密なリサイタルです。

Danacord
DACOCD-839(1CD)
2018年フーズム城音楽祭〜稀少ピアノ作品集
(1)ドビュッシー:バラード
(2)ガブリエル・デュポン:ピアノ曲集 「砂丘の家」 より第1曲 晴れた朝の砂丘で、第10曲 うねり
(3)ヴィエルヌ:12の前奏曲 Op.36より第7曲 苦悩の日の喚起、第12曲 孤独…
(4)パンチョ・ヴラディゲロフ:12の印象 Op.9より 第8曲 情熱
シャルル・ヴァランタン・アルカン:コオロギ Op.60bis(夜想曲第4番)
(5)レイナルド・アーン:思い惑うナイチンゲール より第31曲 カイークに乗り、第51曲 夕暮れ時のいとまごい
ヴァレーリー・アルズマノフ(b.1944):ピアノのための27の小品 Op.74 より
より良き未来に寄す、忘れられ打ち捨てられ、マーラーに献呈、試験の前に
レオニード・デシャトニコフ(b.1955):「ブコヴィナの歌」 から
(6)ジャン・ルイ・ニコデ:愛の人生Op.22 より 第6曲 悔恨、第8曲 記憶
(7)ロベルト・フックス:ソナタ第1番変ト長調 Op.19 より 第4楽章 アレグロ・モルト−クワジ・プレスト
(8)アレンスキー:24の性格的小品 Op.36 より 第12曲 間奏曲
(9)ラフマニノフ/アントニオ・ポンパ=バルディ(b.1974):ヴォカリーズ Op.34 no.14
ロベルト・ピアーナ(b.1971):S・メルカダンテの『バラ』による即興
ガブリエル・グロヴレーズ:7つのピアノ曲 「ファンシー」 より 第1曲 セレナード
ピアソラ/ロベルト・ピアーナ(b.1971)/アントニオ・ポンパ=バルディ:リベルタンゴ
(1)ファビアン・ミュラー(P)

(2)セヴェリン・フォン・エッカルトシュタイン(P)

(3)ムーザ・ルバツキーテ(P)

(4広瀬悦子(P)

(5)ルーカス・ゲニューシャス(P)

(6サイモン・キャラハン(P)

(7)イングリート・マルソナー(P)

(8)ジーナ・クローケ(P)

(9)アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

2018年8月、フーズム城(フーズム、ドイツ)
かつてのデンマーク領、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステン)の港町フーズムで1987年に創設され、毎年8月に開催される「フーズム城音楽祭」(稀少ピアノ音楽祭)の第32回フェスティヴァルのライヴ録音。
2018年のこのフェスティヴァルにもさまざまな国から幅広い年齢のピアニストが参加しました。ドイツのファビアン・ミュラー、セヴェリン・フォン・エッカルトシュタインとジーナ・クローケ、日本の広瀬悦子、リトアニアのムーザ・ルバツキーテとリトアニア−ロシアのルーカス・ゲニューシャス、イギリスのサイモン・キャラハン、オーストリアのイングリート・マルソナー、そして、「ハイライト」のひとり、イタリアのアントニオ・ポンパ=バルディ。Centaur レーベルにグリーグのピアノ作品を録音したポンパ=バルディは、ピアニストのロベルト・ピアーナが彼のために書いた作品をはじめ4曲の演奏が収録されてます。

Caro Mitis
CM-0102006(1SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.4〜ハープシコードによるショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン、シューマン等々
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87より イ長調、イ短調、変ロ短調、ニ長調
ハチャトゥリアン:「子供のアルバム」より 3つの小品
シューベルト:楽興の時第4番Op.94-4
メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-4
クラーマー
:4つの小品
シューマン:「子供のためのアルバム」Op.68より、フーガ ニ短調 Op.126
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2006年10月、RTRスタジオ5(モスクワ)
モスクワ音楽院でピアノとハープシコードの両方を学んだ女流鍵盤奏者、オルガ・マルティノワの「ハープシコードの宝石」シリーズ第4巻は、一見、ハープシコード(Cemb)とは縁が無いと思われるショスタコーヴィチやハチャトゥリアンの作品を集めたプログラム。
ショスタコーヴィチやハチャトゥリアン、シューマン、クラーマーなどのピアノ作品をハープシコードで聴いてみると・・・意外にもその親和性に驚くこと請け合い!モダン、ピリオドの双方に精通したマルティノワならではの見事な企画、演奏です。
Caro Mitis
CM-0072006(1SACD)
シューマン:ピアノ作品集
花の曲変ニ長調 Op.19
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
クライスレリアーナ Op.16
アラベスク Op.18
ユーリ・マルティノフ(P)

録音:2006年10月、RTRスタジオ5(モスクワ)
鬼才リュビモフの門下生であり、モダン、ピリオドの両方に精通するロシアの異才ユーリ・マルティノフが、10年以上前にモダン楽器でカロ・ミティス(Caro Mitis)・レーベルに録音を行ったシューマンのピアノ作品集。
モダン・ピアノで奏でる詩情豊かで鮮やかなシューマンでも、確実に現在のマルティノフに通ずる独自の世界を展開しています。
Caro Mitis
CM-0032007-2(2SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.5
バッハ:イギリス組曲
ハスパール・ル・ルー:ジーグ イ長調
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2007年−2008年、RTRスタジオ5(モスクワ)
モスクワ音楽院でピアノとハープシコードの両方を学んだ女流鍵盤奏者、オルガ・マルティノワの「ハープシコードの宝石」シリーズ第5巻。現在となっては全く不思議ではないものの、ロシアの古楽界の鍵盤楽器奏者が奏でるバッハ、しかも「イギリス組曲」の全曲というプログラミングに興味津々。使用楽器は、パリのフォン・ナーゲル・ワークショップが2005年に製作した、N.&F.ブランシェ1730年製のレプリカモデル。

Cobra Records
COBRA-0070(1CD)
チェコのピアノ作品集
ヨゼフ・スーク(1874−1935):愛の歌 Op.7-1
ヤロスラフ・クヴァピル(1892−1958):スルー・ザ・ヴァリー・オヴ・グリーフ・アンド・ソロー(世界初録音)
マルティヌー:庭への窓
ミロスラフ・カベラーチ(1908−1979):短いピアノ小品集(世界初録音)
ヤナーチェク:霧の中で
クセニア・クズメンコ(P)

録音:2018年7月16日−19日、オランダ
クセニア・クズメンコはベラルーシの首都ミンスク出身、ベラルーシの国立音楽アカデミーとハーグ王立音楽院で研鑽を積み、1999年からは自身もハーグ王立音楽院で教えています。
ヴァイオリンのリサ・ヤコブス、チェロのルツィエ・シュチェパーノヴァーらと共演したアルバムで一定の評価を得てきたクセニア・クズメンコのソロ・アルバム。スーク、マルティヌー、ヤナーチェクらチェコを代表する作曲家のピアノ作品と、クヴァピル、カベラーチらの知られざる作品を組み合わせたチェコ・プログラム。

Etcetra
KTC-1507(1CD)
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.7
序曲ヘ長調 D.675
フランスの歌による8つの変奏曲ホ短調 D.624
4つのレントラー D.814
行進曲ト長調「子供の行進曲」 D.928
幻想曲ト長調 D.1/幻想曲ハ短調 D.9
幻想曲ハ短調 D.48/序曲ト短調 D.668
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)

※使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)
ヴィーラント・クイケンやパウル・ドンブレヒトなど世界的古楽奏者らと共演してきたベルギーの古楽系鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組で完成させたシューベルトのピアノ独奏作品集(KTC 1336)は、当時いくつかの国際的な音楽誌でシューベルトの理想的な解釈と紹介され、同年のフランドル地域での「ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー」にも選ばれるなど、シューベルト演奏の権威として高い名声を得ています。
そんなフェルミューレンが、「独奏」の次にスタートした「4手連弾」によるシューベルト・プロジェクト、ついに最終巻となる第7巻が登場。1825年〜1830年頃にトレンドリンによって制作されたフォルテピアノを使用し、弟子でもあるヴェールレ・ペーテルスと共にタッチ、タイミング、感情、解釈が理想的に統一された最高峰の連弾を締めくくります。

Prima Facie
PFCD-103(1CD)
ノース・イースト・ハウンティングス〜グレアム:ピアノ作品集
ソナタ/ペルセポネー/イリス/ヘカテー/ジェームズへの80のノート/ピアノのための小品/ノース・イースト・ハウンティングス/ソナチナ
アレクサンドル・シラム(P)
イギリスのダラム出身のジャネット・グレアム(1948−)は、1978年にBBCヤング・コンポーザーズ・フォーラムの一員に選ばれた後、ミュージック・セラピーのセラピストに転身。2013年6月に作曲家として本格的にカムバックしたという経歴の持ち主。
神話の女神を題材とした80年台の作品、2017年に完成したピアノ・ソナタなど、そのキャリアのハイライトとなる作品集です。
ピアニストは、ポーランド人の両親のものイギリスで生まれた現代音楽のスペシャリスト、アレクサンドル・シラム。数々の新作初演を手掛けてきたイギリスの実力派です。

Skani
SKANI-073(CD+Bluray)
マニフィチェロ〜無伴奏チェロ作品集
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):ソロ・チェロのための『書』
ガスパール・カサド(1897−1966):無伴奏チェロ組曲
カザルス:鳥の歌(Blu-rayのみ収録)
グンタ・アーベレ(Vc)

※使用楽器:Bela Szepessy, London(1885)
録音:2017年10月、リガ改革教会(リガ、ラトビア)
ラトビアのチェリスト、グンタ・アーベレのデビュー・アルバム。
20世紀初頭、パブロ・カザルスが改めて日の光をあてたJ・S・バッハの 「無伴奏チェロ組曲」 からインスピレーションを受けたとされる3つの作品を演奏しています。チェリストのスタンダード・レパートリーとして定着したコダーイの 「ソナタ」 。チェリストでもあったガスパール・カサドの 「組曲」(〈前奏曲 − 幻想曲〉〈サルダナ〉〈間奏曲と終曲の踊り〉)。ヴァスクスがラトビア国立音楽院で学んでいた時に作曲した 「ソロ・チェロのための『書』」。
アーベレは、リガの音楽一家に生まれ、バーゼル音楽アカデミーでイヴァン・モニゲッティとソル・ガベッタに学びました。ソリスト、室内楽奏者として活動、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭をはじめとするフェスティヴァルに参加、ギドン・クレーメル、セルジオ・アッツォリーニ、ソフィア・グバイドゥーリナ、ヴァスクスたちと仕事をしてきました。バーゼルの室内O「カメラータ・バジレア」を創設、芸術監督を務めています。
※Blu-rayにはCDと同内容の演奏動画に加えて、パブロ・カザルスの「鳥の歌」の演奏動画を収録。

Onyx
ONYX-4195(1CD)
リスト:ピアノ作品集〜天国と地獄の間
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
2つの伝説 S.175
巡礼の年第2年「イタリア」 S.161より ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
執拗なチャルダーシュ
ヨーゼフ・モーグ(P)
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。
個性的かつ意欲的なレパートリーで根強い人気と評判を積み重ねてきたモーグのONYXリリースもついに第8弾。待望の新たなリスト・アルバムは、「天国から地獄へ」をテーマに、神から天国、天国から悪魔へと幅広い感情を横断するプログラム。
2007年にClavesレーベルよりリリースされたリストのピアノ協奏曲集では、英グラモフォン誌によりブレンデルやツィマーマンの名録音と比肩する録音として高く評価されるなど、有望なリスト弾きとしても定評のあるヨーゼフ・モーグ。その明晰な音楽性と鋭い技巧で弾く、神々しき「ピアノ・ソナタ ロ短調」にご期待ください!

Pavane
ADW-7589(1CD)
ロシアン・シーズンズ
ルビンシテイン:ロマンス Op.44-1、
 祈り Op.44-3、メロディ Op.3-1、
 舟歌 Op.93-5
グリンカ:ノクターン ヘ短調「別れ」、
 ひばり(バラキレフ編)
チャイコフスキー
:四季 Op.37a
ロベルテ・マムー(P)
ィールドの夜想曲全集、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集、チマローザのピアノ・ソナタ集など、多くの優れた録音を世に送り出し、ディアパゾン誌では「音の詩人」と称された知る人ぞ知る名女流、ロベルテ・マムー。
幼少期をアフリカのチュニジアで過ごし、その後、ベルギーへと活躍の場を移したフランスの名ピアニストが選んだ次なるステージは、スラヴの魂が息づく「ロシア」のピアノ作品の数々。
ルビンシテイン、グリンカの小品を経て、チャイコフスキーの「四季」でロシアの季節が奏でられてゆきます。
Pavane
ADW-7587(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタの第1楽章嬰ヘ短調 D.571
3つの小品 D.946
6つの楽興の時 D.780,Op.94
パトリシア・モンテーロ(P)

録音:2016年、ブリュッセル
故郷であるメキシコのUNAMの音楽学部で学んだ後、フランス、ベルギーへと渡り、名匠エドゥアルド・デル・プエヨの下でピアノを学んだベテラン女流ピアニスト、パトリシア・モンテーロ。
ベルギー、モンス音楽院のピアノ科の責任者、ブリュッセル王立音楽院の教授を歴任するなど、ベルギーの名教師としてキャリアを積んできた名女流が奏でるシューベルトは、詩情豊か、そしてベテランならではの深みを感じさせる好演奏です。


Treasures
TRE-204(1CDR)
ドミニク・メルレ/シューマン&ブラームス:ピアノ曲集
シューマン:アラベスクOp.18*
 暁の歌Op.133*
ブラームス:ラプソディ第1番Op.79-1
 ラプソディ第2番Op.79-2
 ピアノ・ソナタ第3番Op.5
ドミニク・メルレ(P)

録音:1968年*、1967年
※音源:仏Accord ACC-150.006*、仏Cycnus 9.043A
◎収録時間:68:21
“クリスタルな精巧さの中に息づく密やかなポエジー!”
■音源について
LP3枚分のシューマン:ピアノ曲集は、シャルル・クロとフランス・アカデミーディスク大賞の2冠を受賞。同じく仏CYCNUSに録音したブラームスと共に、メルレの芸風を知る上で欠かせぬ遺産。

★ドミニク・メルレは、1938年フランス・ボルドー出身。パリ・シュベリュールド音楽院で学び、1957年、ジュネーブ国際コンクールではアルゲリッチと共に優勝(2位はポリーニ)しました。演奏・録音活動よりも、ルイサダを始めとする多くの逸材を育てた教育者としての実績のほうが有名かもしれませんが、ここで紹介するブラームスとシューマンはいくら称賛しても足りないほどの名演奏です。
 ブラームスは、知性的な構築美とカラッとしたタッチの色彩美が渾然一体となった独自の世界観を確立。特にピアノ・ソナタは、ドイツ風のくすんだ音色志向では感じにくいリアルな立体感の表出が見事で、第1楽章の高音域へ上り詰める際の眩いほどの精彩は比類なし。第2楽章も、ぬめりを取り去ったフレージングに漂う沈思のニュアンスが絶品で、中間部では、強弱変化以上の多様なニュアンスの移ろいに心奪われます。
 終楽章では、陰鬱に沈み込まないの志向は音色だけではなく、歌のセンスにも投影されていることを実感。単に心を込めて歌うのではなく、目線は遥か遠い未来に向けられ、その明るい未来の祝福するかのように堂々とに響きわたるのです。
 シューマンは、LP3枚分の録音からセレクト。アラベスクでの、ニュアンスのコントラストを明確に打ち出しながら淡い色彩美を大切に守り、そこはかとないロマンを漂わせるという巧妙な感情制御ぶりに、フランス・ピアニズムの真価を見る思いです。【湧々堂】


SWR music
SWR-19081CD(7CD)
NX-F03
フリードリヒ・グルダ/シュトゥットガルト・ソロ・リサイタル 1966-1979年

【CD1】
ベートーヴェン:.ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
7-9.ピアノ・ソナタ 第26番「告別」
ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
【CD2】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」(続き)
ベートーヴェン:エリーゼのために WoO59
ベートーヴェン:6つのエコセーズ 変ホ長調 WoO83
バッハ:ブーレ-イギリス組曲 第2番イ短調 BWV807より
シューベルト:即興曲 変イ長調 D899-4
クープラン:「とげとげしい女」
-クラヴサンのための組曲 第4巻 第26組曲より
グルダ(1930-2000):前奏曲とフーガ
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第13番変ロ長調 K333(K315c)*
.ピアノ・ソナタ 第14番ハ短調 K457*
【CD3】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Op.110
ヘンデル:チェンバロのための組曲 ホ短調 HWV429*
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1*
【CD4】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調「テンペスト」Op.31-2
ベートーヴェン:「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35*
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D845 Op.42*
【CD5】
ドビュッシー:12の前奏曲 第2巻
グルダ:前奏曲とフーガ
モーツァルト:ロンド ニ長調 K485
グルダ:シャッフル
【CD6】
バッハ:前奏曲とフーガ 第5番ニ長調 BWV874
前奏曲とフーガ 第24番ロ短調 BWV893
前奏曲とフーガ 第23番ロ長調 BWV892
前奏曲とフーガ 第8番ホ短調 BWV852
前奏曲とフーガ 第17番変イ長調 BWV886
前奏曲とフーガ 第20番イ短調 BWV889
半音階幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397(385g)
ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調 K576
【CD7】
Perspektive 第1番
インナー・サークル(即興演奏)
フリードリヒ・グルダ(P)

【CD1】
録音:1966年11月4日

【CD2】
録音:1966年11月4日
1967年11月3日*
【CD3】
1967年11月3日
1968年11月7日*

【CD4】
1968年11月7日
1969年10月23日のリサイタル*

【CD5】
1969年10月23日
【CD6】
1979年6月21日のリサイタル

【CD7】
フリードリヒ・グルダ(クラヴィコード・リコーダー・クルムホルン・ヴォーカル)
ウルスラ・アンダース(ドラム・他パーカッション・リコーダー・ヴォーカル)
ギュンター・ラプル(Cb)
録音:1979年10月31日 ウィーン・コンツェルトハウス、大ホール
SWR放送所蔵のオリジナル・テープからのデジタル・リマスタリング
イェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダとともに“ウィーン三羽烏”として名を挙げたフリードリヒ・グルダ(1930- 2000)。ウィーン古典派の作品を得意とするとともに、ジャズや即興などジャンルを超えた演奏で知られる鬼才ピアニス トです。このBOXに収録されているのは1969年から1979年にかけて開催されたシュトゥットガルトでのコンサートのライ ヴで、全て初出音源です。モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトでの「ウィーンの伝統」を受け継ぐ端正な表現の中 に、ちょうど傾倒しはじめたジャズを思わせる自由闊達さが感じられるユニークな演奏が並びます。1979年6月21日の リサイタルは、残念ながら第二部の音源が不明となっているため、このBOXではそれを埋めるために同年10月31日、 ウィーン・コンツェルトハウスでの「インナーサークル」を収録しました。彼と数多く共演したウルスラ・アンダースとギュンター・ ラプルとのスリリングな掛け合いが極上の世界を創り上げています。

BIS
BISSA-2390(1SACD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調 Op.28
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
フレディ・ケンプ(P;スタインウェイD)

録音:2018年4月/ゼンデザール(ブレーメン)
フレディ・ケンプは1998年にチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門第3位受賞後注目され、BISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はその豊かな 才能に惚れ込み、シューマン、ベートーヴェン、ショパン、チャイコスフキー、プロコフィエフ、ラフマニノフといった主要レパートリーを収録してきました。プロ コフィエフのソナタでも圧倒的な技術に裏付けされた快演を聴かせてくれます。 (Ki)

OMF
KCD-2069(1CD)
税込定価
R.S.デ・ラ・マーサ:ロンデーニャ
F.ガスイ:ファリャの主題による幻想曲
J.アルカス:ムーア人の織物による幻想曲(ハバナのプント)
タレガ:アルハンブラの想い出
A.ルイス・ピポー:歌と踊り第1番

踊り
スペイン民謡(R.S.デ・ラ・マーサ編):エル・ビート
J.マラッツ:スペイン・セレナーデ
アルベニス:マジョルカ
レイェンダ(プレリュード)
アストゥリアス
ソナチネF.M.トローバ
林祥太郎(G)
使用楽器:アルカンヘル・フェルナンデス 1972

録音:2018年7月9日-11日富士見市民文化会館(キラリふじみ)
スペインの民族的要素を含んだ作品を中心に、トレモ ロの名曲「アルハンブラの想い出」やデビューアルバ ムに続き邦人初録音となるF. ガスイ「ファリャの主題 による幻想曲」などのギターの魅力を散りばめた意欲 作。

Albion Records
ALBCD-015(1CD)
朝の息子たち〜ヴォーン・ウィリアムズ&ガーニー:ピアノ作品集
ガーニー:ピアノのための5つの前奏曲、
 「ロッキンガム」によるコラール前奏曲
ヴォーン・ウィリアムズ:山の中の湖、
 オーランド・ギボンズの歌曲第13番による賛歌的前奏曲、
 舞踏のためのマスク「ヨブ」(ヴァレイ・ラスカー編/ピアノ版)
イアン・バーンサイド(P)

録音:2012年1月、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
1919年に王立音楽大学でヴォーン・ウィリアムズに師事したアイヴァー・ガーニー(1890−1937)のピアノ作品とのカップリングによる師弟コンビ・プログラム。ガーニーは1919年から22年にかけて40曲を超える声楽曲を書いており、「5つの前奏曲」もこの充実期に作曲された作品です。 歌曲伴奏のスペシャリストとして名高いイアン・バーンサイドがソリストとして奏でる近代イギリスのピアノ作品は、その演奏にも要注目です。
※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

ICSM Records
ICSM-011(1CD)
アメリカン・ドリームズ〜ガーシュウィン:ピアノ作品集
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
サムワン・トゥー・ウォッチ・オーヴァー・ミー
ザ・マン・アイ・ラヴ/アイ・ガット・リズム
3つの前奏曲/サマータイム
フー・ケアーズ?
マイ・ワン・アンド・オンリー/天国への階段
エンブレイサブル・ユー
サムバディ・ラヴズ・ミー
ザット・サートゥン・フィーリング
ギター弾きの恋/ス・ワンダフル
パリのアメリカ人

■ボーナス・トラック(ガーシュウィン・ソングブックからのピアノと管弦楽のためのアレンジ) 〜 ドゥー・ドゥー・ドゥー/レディー・ビー・グッド*
魅惑のリズム*/アイ・ガット・リズム*
ヴィヴ・マクリーン(P)、
サイモン・リー(指)ロイヤルPO*

録音:2016年1月6日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(オックスフォード)/2007年5月30日、ロンドン(ボーナス・トラック)
バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールで第1位を受賞しているイギリスのピアニスト、ヴィヴ・マクリーンが弾くガーシュウィン。超絶技巧が際立つラプソディ・イン・ブルーを始め、ジャズやポピュラーのスタンダードとしても広く親しまれているガーシュウィンのナンバーを軽やかなタッチで披露。ボーナス・トラックでは、ハーシー・ケイがピアノと管弦楽版に編曲したガーシュウィン・ソングブックからの音楽も収録。 イギリスの名エンジニア、トニー・フォークナーによる優秀録音にも注目。

LAWO Classics
LWC-1174(1CD)
バッハ:ピアノ作品集
バッハ:フランス風序曲(パルティータ) BWV.831、
変奏をともなうサラバンド ハ長調 BWV.990、
イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)

録音:2019年1月14日−16日、ヤール教会(バールム、ノルウェー)
フィンマルク県の地域音楽家とフリーランスのアーティストとして活動するノルウェーのピアニスト、ニルス・アンデシュ・モッテンセンのドビュッシー、グリーグ、バルトークを弾いた『戸外にて」(LWC1032)とプラームスの作品集「陰鬱な真夜中に」(LWC1084)につづく LAWO Classics ソロ・アルバム第3作。
■フランス音楽と出会ったバッハが、フランスの和声、リズム、装飾、形式を採り入れて作曲した 「フランス風序曲」。「イギリス人のために」書かれた「前奏曲」と「フランス舞曲」による6曲の 「イギリス組曲」 の第6番。

Hyperion
CDA-68267(1CD)
PCDA-68267(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ショスタコーヴィチ:前奏曲&ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番Op.12
24の前奏曲 Op.34
ピアノ・ソナタ第2番Op.61
夜想曲(バレエ音楽「明るい小川」Op.39 より)
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2018年9月3日−5日、殉教者聖サイラス教会
1987年ロシア生まれのピアニスト、アンドレイ・ググニンがピアノ王国Hyperionに初登場! ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年5月には渋谷と広島で公演を行い、9月には名古屋でも来日公演を予定。名門レーベルHyperionが大推薦する注目の若手ピアニストです。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院で磨いた強靭なタッチと揺るぎない音楽性で、2つのピアノ・ソナタと24の前奏曲による壮観なオール・ショスタコーヴィチ・プログラムを披露します。
Hyperion
CDA-68273
PCDA-68273(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ショパン:即興曲、ワルツ、マズルカ集
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/ワルツ 変イ長調 Op.69-1 「別れ」/ワルツ 変ニ長調 Op.70-3/ワルツ 変イ長調 KK.IVa-13/ソステヌート 変ホ長調 「ワルツ」 KK.IVb-10/即興曲第1番変イ長調 Op.29/マズルカ ハ短調 Op.30-1/マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4/マズルカ イ短調 Op.7-2a(Op.7-2の初期稿)/マズルカ ホ長調 Op.6-3/マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-4/即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36/マズルカ ロ長調 Op.56-1/マズルカ ロ長調 Op.63-1/マズルカ ヘ短調 Op.63-2/マズルカ 変イ長調 Op.41-3/幻想曲 ヘ短調 Op.49/即興曲第3番 変ト長調 Op.51
パヴェル・コレスニコフ(P)

録音:2018年7月12日−14日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高峰の賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本では2013年のデュメイ&関西フィルの公演においてエレーヌ・メルシエの代役を務め、2018年1月には日本初リサイタルも成功。2019年6月にもヤマハホールとサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに出演し、日本でのファンを増やし続けています。
仏ディアパゾン・ドール受賞、英グラモフォン賞ノミネートなど国際的に高い評価を得た「マズルカ集(CDA 68137)」に続くショパン・アルバム第2弾。「幻想即興曲」を含む4つの即興曲と珠玉のワルツ、マズルカを組み合わせて知的に構成されたリサイタル・プログラムを、ヤマハコンサートグランドCFXの輝かしい音色でお贈りします。

オクタヴィア
OVCT-00169(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
シューマン:ピアノ曲集Vol.2
 子供の情景 Op.15
 アラベスクハ長調 Op.18
 花の曲 作品19
 フモレスケ変ロ長調 Op.20
リスト:春の夜S.568 R256
梅村知世(P)

録音:2019年3月11-13日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
東京藝大を首席で卒業、同大学院を修了。ベルリン音楽大学にて研鑽を積む。2016年 のシューマン国際ピアノ・コンクールで最高位(第2位)を射止めた梅村知世の、2枚目の シューマン作品集。この作曲家の多感な時代のレパートリーを、梅村は細やかな感情の 襞(ひだ)に豊かな音彩を乗せ、ふくよかで陰影にみちたシューマネスクな世界をつくり上 げています。 知的にして個性美も光るというバランス感覚も魅力で、聴きなれた曲が新しい表情で浮 かび上がってきます。現在、べルリン在住。
オクタヴィア
OVCT-00167(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
ピアノは歌う 〜もしも詩(うた)がなかったら
シューマン:クルミの木 (「ミルテの花」より第3曲) [編曲:クララ・シューマン]
君は花のよう (「ミルテの花」より第24曲) [編曲:ゴドフスキー]
献呈 (「ミルテの花」より第1曲) [編曲:リスト]
春の夜 (「リーダークライス」第2集より) [編曲:リスト]
ブラームス:野の静寂 [編曲:レーガー]
「甲斐なきセレナーデ」によるパラフレーズ [編曲:シュット]
子守歌 [編曲:コルトー]
シューベルト:野に咲くバラ [編曲:コルトー]
どこへ? (「美しき水車屋の娘」より) [編曲:ラフマニノフ]
君は憩い [編曲:リスト]
メンデルスゾーン: 歌の翼に [編曲:リスト]
リスト: 愛せよ 愛するかぎり (愛の夢第3番) [編曲:リスト]
グリーグ: 君を愛す [編曲:グリーグ]
R.シュトラウス
セレナーデ [編曲:ギーゼキング]
冬の捧げもの [編曲:ギーゼキング]
あした [編曲:レーガー]
ヴォルフ: 「アナクレオンの墓」による牧歌 [編曲:ラインホルト]
山田 筰: ピアノのための「からたちの花」
加藤昌則: もしも歌がなかったら [編曲:加藤昌則]
田恵子(P)

録音:2019年4月15日-17日 浦安音楽ホール
田恵子は桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、同大の研究科を修了。2009年第 14回日本モーツァルト音楽コンクールで奨励賞、2010年にはチェコ音楽コンクールで第2 位を受賞しています。また現在は、二期会オペラ研修所や日本声楽家協会でピアニスト として活躍中。このデビューアルバムでは、歌曲のピアノ版を、ひとつひとつ愛でるように 奏でています。これまでの声楽家たちとの経験が豊かな稔りとなり、芳醇なピアノとなっ て結実しているのです。イメージの広がりを持っていただけるよう、日本語詞を付けまし た。バリトン歌手、宮本益光氏による新訳です。

WEITBLICK
SSS-0232(1CD)
フィルクスニー/ベルン・リサイタル1976
モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9 つの変奏曲K.573
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番ロ短調Op.58
ヤナーチェク:「草陰の小道にて」第2集
ドヴォルザーク:主題と変奏Op.36
スメタナ:チェコ舞曲より「熊」
ルドルフ・フィルクスニー(P)

録音:1976 年3 月16 日ベルン、放送スタジオ(ステレオ・ライヴ)
音色が格別キレイなピアニスト、フィルクスニー。まるで粒のそろった真珠玉が 転がるような玲瓏にして高貴なピアノ。香しい花のような音楽づくり、それがフィルク シュニーです。活動期間も長く、どの時代にも魅力がありますが、1976 年というま だまだ壮年の輝きを持つ時期のライヴ。いいお客さんに恵まれて尻上がりに調子 が出ていきます。モーツァルトのデュポール変奏曲は初出レパートリー。モーツァ ルトの最も上品な表現者と言えましょう。ショパンはフィルクスニー得意のレパー トリーですが、当盤の演奏が最もよく、音質も最高です。この曲で巨匠はドラマをか なり叩き込んでおります。あの吉田秀和先生もショパンよりずっと好き!と公言する ほどのヤナーチェクのピアノ音楽。これぞフィルクスニーの独壇場です。楽想の 豊かさには心底感動です。そしてドヴォルザークの『主題と変奏』は、米CANDIDE レーベルにスタジオ録音がありましたが激レアで入手困難。シンフォニーとは一味 違う世界が展開する名曲。やはり練達の大作曲家です。アンコールとして弾かれ た、スメタナの『熊』は副題通りのユーモアを伴った快演。さすがはフィルクシュニ ー、お客さんと遊ぶ余裕に満ちた演奏です。

Solo Musica
SM-311(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第20番ト長調 Op.49-2
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」Op.27-2
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」Op.57
フィリップ・アントルモン(P)

録音日 2017年11月27-29日
フランスのランスで生まれ、8歳から名手マルグリット・ロンに師事、才能を遺憾なく発揮したフィリップ・アントルモン (1934-)。今年85歳になる名手が新たに取り組んだのはベートーヴェンのソナタ集でした。およそ70年に渡るキャリア から生まれた名演が数多くあるアントルモンですが、今回の選曲は1957年にPATHEレーベルに録音したLPアルバム をなぞったものであり(月光、熱情、ト長調)、今回60年の長い年月を経て熟成された彼の音楽性をじっくり堪能す ることができます。決して技巧に走らず、味わい深い表現に終始した、まさに「枯淡の境地」たる名演です。

Dynamic-CD
CDS-7842(1CD)
NX-B03
シューマン:ピアノ作品集
6つの間奏曲集 Op.4
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11
トゥリア・メランドリ(フォルテピアノ)
ヨーゼフ・ジーモン製 1830年ウィーン…フィレンツェのフォルテピアノ工房による復元楽器

録音:2018年9月11-12日
1832年に作曲された「間奏曲」Op.4で、以前ジャン・パウルの文学に触発され作曲した「蝶々」Op.2と同じ手 法を取ることを試みたシューマン。「蝶々」では夢想家のヴァルトと情熱家のヴルトという対照的な2人の兄弟の 性格を音で表現しようしましたが、今作では更にそれを発展させ、刻々と移り変わる気分や、数多くの引用を用 いたシューマンの夢見がちな性格が良く表れた作品が完成しました。そして、2人の対照的な性格を音楽で表す という考え方はシューマンを強く魅了し、架空の団体「ダヴィッド同盟」に登場する「フロレスタン」と「オイゼビウス」 が生まれました。明るく積極的なフロレスタン、冷静で内省的なオイゼビウスと異なる性格を持つ2人ですが、どち らもシューマン自身の内面を表しているとされています。同じ年に着想されたピアノ・ソナタOp.11の初版には「フ ロレスタンとオイゼビウスによるピアノ・ソナタ、クララに捧ぐ」と記されており、この頃のシューマンのあらゆる趣向が盛 り込まれた意欲的な作品として愛奏されています。この録音ではシューマンが活躍していた時代のピアノを用い、 19世紀初頭の雰囲気を伝えます。

PARNASSUS
PACD-96064(1CD)
リヒテル・ディスカヴァリーズ Vol.2
ドビュッシー:ピアノと管弦楽の為の幻想曲*
ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽の為のムーヴメンツ+
 ピアノと管弦楽の為のカプチッチョ#
ラフマニノフ:サロン小品集 Op.10 から 舟歌 ト短調(No.3)**
スクリャービン:4つの小品 Op.56 〜皮肉++
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
パリO*
ダニエル・バレンボイム(指)*
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(+/#)
ピエール・ブーレーズ(指(+/#))

録音:1983年6月18日**、同25日*、1985年6月29日(+/#)、トゥール(Tours)、フランス(*/+/#/**)
1993年6月8日、ローマ、イタリア++
Parnassus レーベルによれば、*#はリヒテルが一度しか演奏したことのない作品で初出録音、**++はリヒテルの演奏として初出の録音、+はリヒテルの演奏として発売される2つめの録音とのことです。

PARNASSUS
PDVD-1208(1DVD)
イネーサ・シンケヴィチ・イン・ハバナ
D.スカルラッティ:ソナタ イ短調 K.54/ソナタ イ長調 K.533
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.5
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 から オンディーヌ
 前奏曲集第1巻 から 西風の見たもの
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 Op.82
ショパン:マズルカ 変イ長調 Op.50-2
スクリャービン:8つの練習曲 Op.42 から 嬰ハ短調(No.5)
イネーサ・シンケヴィチ(P)

収録:2014年6月13日、イグナシオ・セルバンテス・ホール、ハバナ、キューバ
仕様:NTSC Region: 0
イネーサ・シンケヴィチはウクライナ出身のピアニスト。2008年、第12回アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第6位。2019年現在アメリカ合衆国ニューヨーク在住。

Indesens
INDE-104(1CD)
ピアノ・モダーン・リサイタル Vol.2
エイミー・ビーチ(1867-1944):前奏曲とフーガ(1917)
ユーリー・シャーモ(1947-2015):ピアノ・ソナタ第3番(1969)+
シマノフスキ:前奏曲とフーガ(1909)
(1934-1998):即興曲とフーガ(1965)
ミシェル・メルレ(1939-):パッサカリアとフーガ(1986)+
タネーエフ:前奏曲とフーガ Op.29(1910)
オルランド・バス(1994-):前奏曲とフーガ(2016)*+
ディミトリ・ミトロプーロス(1896-1960):パッサカリア,間奏曲とフーガ(1924)*
オルランド・バス(P)

録音:2016年10月3、4日(*以外)、2017年1月8日*、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス
20・21世紀の「ピアノの為の前奏曲とフーガ」を軸としたプログラム。ユーリー・シャーモはウクライナの、ミシェル・メルレはフランスの作曲家。ディミトリ・ミトロプーロスはギリシャ出身の指揮者・作曲家。オルランド・バスはフランスのピアノおよびチェンバロ奏者・作曲家。

Poohs Hoop
PCD-1812(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 塚谷水無子(トイピアノ/使用楽器: KAWAI製トイピアノほか)

録音:2018年12月15-17日/山梨県小淵沢、フィリア美術館
期待の新録音は、昭和の象徴的なおもちゃ楽器でもあり幼児音楽教育の扉でもあったトイピアノで「ゴルトベルク変奏曲」に挑戦します!!多くの職人 やメーカーや創り出してきた音色はさまざま、それらを組合わせて丁寧に仕上げていくプロセスはまさにオルガンのレジストレーションと同じ!音痴だった りメカ音がうるさかったり、、、小さな楽器たちに愛おしさを感ぜずにはいられないワンダーランドの音楽世界です。クラシック音楽ファシリテーターであり 自らもトイピアノ奏者である飯田有抄との化学反応コラボ。録音は今回もオーディオ誌でお馴染みの生形三郎が手掛けています。
なお、トラック33「Digital Aria Non da Capo」は、今回取り上げたおもちゃとしての幼児音楽教育としてのトイピアノというアナログの楽器が、すで にデジタル技術を使ったミニ・キーボードへ置き換えられており、その役目を終えようとしていること、消えつつあること、、、つまり昭和のあの時代へは立 ち戻ることはないことへの寂寞で複雑な思いを込めて作られています。

CPO
CPO-555127(1SACD)
NX-C01
シナゴーグのオルガン作品集〜19世紀、20世紀作曲家たちによる「ユダヤの主題」を用いた作品集
フーゴ・シュヴァンツァー(1829-1886)
シューラ・リポヴスキー(生没年不詳)
ダヴィッド・ノヴァコフスキ(1841-1921)
エルンスト・アウグスト・バイヤー(1868-1943頃)
ジークフリート・ヴュルツブルガー(1877-1942)
ヨーゼフ・ズルツァー(生没年不詳)
マックス・ヴォルフ(1885-1954)
アルノ・ナーデル(1878-1943)
ハインリヒ・シャリト(1886-1976)他、
オルガン伴奏によるユダヤの歌
シュテファン・ルーターマン(ヴェルデン大聖堂、聖マリア&チェチリア、ロマンティック・ヴェスト・ギャラリー・オルガン…1916年ハノーヴァー、フルトヴェングラー&ハマー製)
カントル:アサフ・レヴィティン(Bs)

録音:2016年8月16-18日ヴェルデン大聖堂
“シナゴーグ”とはユダヤ教の会堂を指し、元々は聖書の朗読と解説を行う集会所でした。いくつかの礼拝所にはオルガ ンが備えられており、1494年に記された“ボヘミアの祈りの本”にみられるように、典礼の際の伴奏に用いられていました が、これらのオルガンが独奏楽器として活躍することはあまりなかったようです。19世紀後半になってようやく何人かの作 曲家が、祈りの精神と結びついたシナゴーグ独自のオルガン独奏曲を作曲し、オルガン曲のレパートリーに新たな潮流を もたらしました。このアルバムではそれらの作品の中からいくつかを選択し、年代別に並べることで、19世紀から20世紀 にかけてのシナゴーグ・オルガン音楽の変遷を辿ります。独唱を担当するのはオペラ歌手でもある教会カントルのアサフ・ レヴィティン。ユダヤの伝統を継承する歌い手として活躍する司祭です。

DIVINE ART
DDA-25190(2CD)
NX-B07
ダイアナ・ボイル/バッハを弾く
フランス風序曲 BWV831
フランス組曲 第1番ニ短調 BWV812
シンフォニア 第5番変ホ長調 BWV791
シンフォニア 第11番ト短調 BWV797
シンフォニア 第4番ニ短調 BWV790
シンフォニア 第13番イ短調 BWV799
シンフォニア 第8番ヘ長調 BWV794
シンフォニア 第7番ホ短調 BWV793
シンフォニア 第6番ホ長調 BWV792
シンフォニア 第12番イ長調 BWV798
シンフォニア 第9番ヘ短調 BWV795
ダイアナ・ボイル(P)

録音:2017年6月20-28日ポットン・ホール、サフォーク、UK
ロンドン出身のピアニスト、ダイアナ・ボイル。ニューヨークで名手アルトゥール・バルサムに師事し、薫陶を受けました。1979 年にロンドンでデビューを飾り、1989年にはベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」をリリース、そのユニークな解釈が高く評価 されました。以降は「ゴルトベルク変奏曲」や「フーガの技法」などバッハ作品を主としてリリース。一つの録音を完成するまで の準備期間に長い時間をかけるため、CDの数は多くないものの、その独特な感性に裏打ちされた演奏は多くの人の注目 を集めています。今回のアルバムは、フランス風序曲と、フランス組曲第1番、シンフォニア集という熟考の末の選曲によるも ので、機械的に音を鳴らすのではなく、全ての音に命を込めることを目指したという渾身の演奏を楽しむことができます。

METIER
MSV-28585(1CD)
NX-B07
近代ピアノ作品集
スカルソープ(1929-2014):マウンテンズ
ヒスコックス(1963-):トッカータ
マスランカ(1943-2017):ピアノの歌
ドン・バンクス(1923-1980):ペッツォ・ドラマティコ
クーネ(1956-):トワイライト・レイン
ロックバーグ(1918-2005):カーニバル・ミュージック
バーニー・チャイルズ(1926-):Heaven to Clear When Day Did Close
ジョン・マッケイブ(P)

録音:1985年
イギリスのピアニスト兼作曲家、ジョン・マッケイヴ(1939-2015)。ピアニストとしてはハイドン演奏のスペシャリストであるとと もに、同時代の作品にも精通しており、数多くの作品を紹介、録音してきました。このアルバムは1985年に録音された オーストラリアとアメリカの現代音楽を集めた1枚で、これを録音するためにマッケイヴはわざわざシドニーのEMIスタジオに出 向いたのですが、出来上がったものは何故かリリースされることがありませんでした。このマスターは、スタジオが閉鎖された際 に紛失したと思われていましたが、2018年に奇跡的にカセットコピーが発見され、これをリマスタリング。今回CDとして蘇り ました。マッケイヴ自身が選んだ様々なスタイルによる作品は、どれもユニークで聴きごたえのあるものばかりです。

Cybele
CYBELEKIG-012S
(4SACD)
ヴォルフガング・リームとオルガン
[Disc1〜3]
リーム:オルガン作品全集(演奏:マルティン・シュメーディング)
リームによるオルガン即興(1970)
[Disc4](ドイツ語の会話)
ミリャム・ヴィーズマンとヴォルフガング・リームの対話(2018)
ミリャム・ヴィーズマンとマルティン・シュメーディングの対話(2018)
マルティン・シュメーディング(Org)
高音質レーベルCYBELE RECORDSからリームのオルガン作品全集が登場。SACDハイブリッドで、SACD層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が楽 しめます。
ヴォルフガング・リームは1952年生まれのドイツの作曲家で、現在なお第一線で活躍し続けている大御所。CD3枚分ものオルガン作品を書いており、すべ てを収録したディスクは今までにありませんでした。今回の全集のうち、3分の2の作品は初録音だということです。 (Ki)


STEINWAY&SONS
STNS-30098(2CD)
NX-D01
超絶技巧練習曲集
リスト:超絶技巧練習曲 S.139
リャプノフ:超絶技巧練習曲 Op.11の思い出に」
コンスタン ティン・シチェルバコフ(ピアノ/NY Steinway Model D)

録音:2018年1月20-23日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
ロシアの技巧派ピアニスト、シチェ ルバコフがリャプノフの傑作「超絶技巧練習曲」を再録音。1992年 に 録音された前作(Marco Polo/8.223491-廃盤-)も、持ち前の技術と 感性でこの難曲を颯爽と聴か せた名盤として知られますが、今回はさらに奥行きが加わり、成熟 した音楽性で作品の魅力をじっくりと 聴かせてくれます。さらにここにはリストによる本家「超絶技巧練 習曲」も併せて収録。 リャプノフの作品はリストの追悼として書かれ、リストが使わなか った12の音階が使用されていることでも知 られており、2作品が一緒に収録されることによって、いわば「24 の超絶技巧練習曲」として完結する作り となっています。リストでの彫りの深い表情にも注目で、2つの作 品に有機的な流れを作り、対比させなが ら終曲のリストの追悼曲へと繋げていく技量は圧巻です。
STEINWAY&SONS
STNS-30108(2CD)
NX-D01
レイナルド・アーン(1874-1947):ピアノのための詩 「当惑したナイチンゲール」 (全曲) ユーニー・ハン(ピアノ/NY Steinway Model D)

録音:2018年8月スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
ベネゼエラに生まれてフランスに学 び、そのまま帰化したアーン。マスネに師事し、指揮者としても活 躍した 彼は、作曲家としても早熟な才能を発揮しますが、その作品は12歳 の頃に書いたという歌曲「私の詩に 翼があったなら」を除き、今日演奏機会にあまり恵まれているとは 言えません。そんな彼が残したピアノ曲 「当惑したナイチンゲール」は、4つの組曲からなる全53曲で構成 された小品集。どの曲も特徴的な性格 を持ちながら、小説家プルーストとの親交でも知られる彼らしく、 内省的な美しさに満ちています。この大 作に臨むのは韓国出身のユーニー・ハン。Steinwayで3枚目のアル バムとなる今回は、1枚目でも取り 上げていたアーンを色彩豊かに聴かせます。
STEINWAY&SONS
STNS-30074(2CD)
NX-D01
アルト ゥル・シュナーベル(1882-1951):ピアノ独奏作品全集
3つの幻想的小品 (1898)
3つの小品 Op.15 (1906)
舞踏組曲 (1920-21)/ソナタ (1923)
7楽章の小品 (1936-37)
7つのピアノ小品 (1947)
ヨーゼフ・シュトラウス(シュナーベル編):古きウィーンからの4 つのワルツ
ジェニー・ リン(P/NY Steinway Model D)

録音:2017-2018 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
初のソナタ全集を完成させベートー ヴェン弾きとして名を馳せたシュナーベル。3曲の交響曲を残すな ど、作曲家としても精力的に活動してい た彼が残した、ピアノ独奏のための作品を全て納めたアルバム。ブ ラームスの時代までのドイツ・オーストリア作品がピアニストとし ての彼のレ パートリーでしたが、その作風は多分に現代的であり、複雑なリズ ムを持つものや多調・無調といったものも少なくありません。彼自 身のピアノ 表現と同様、精神性に負うところの大きな曲想ですが、同時に抒情 的でもあり、またチャーミングな一面も持ち合わせています。ヨー ゼフ・シュ トラウスのワルツのエッセンスを1〜2分という極端に短い曲に濃縮 したアンコール・ピース、「古いウィーンからの4つのワルツ」も 聴きものです。 Steinwayから既に7枚ほどのアルバムをリリースし、レーベルと強 い信頼関係を築いているジェニー・リンは、台湾で生まれたのち若 くして世界 に学び、現在はアメリカで活躍するピアニスト。近現代作品を得意 とする彼女が、持ち前の音楽性と安定の技量で大ピアニストが思い 描いた 世界を再現しています。

Nimbus Alliance
NI-6384(2CDR)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.5
ピアノ・ソナタ第9番ロ短調 D.575
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845
断章 嬰ヘ短調 D.571
ウラディミ ール・フェルツマン(P)

録音:2013年6月(断章)、2015年3月(その他の作品)、ワイアストン ・レイズ(イギリス)
旧ソ連での活動禁止と事実上の追放 、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト 、ウラディミール・フェルツマン。 全集完結まであとわずかとなったシューベルトのピアノ・ソナタ集 第5巻。繊細なタッチから雄弁な表現力を生み出すフェルツマンの 儚くも美しいシューベルトです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤とな ります。

Centaur
CRC-3657(1CD)
F.J.ナデルマン:7つの進歩的なソナティナ Op.92
ソナティナ第1番変ホ長調/ソナティナ第2番ハ短調/ソナテ ィナ第3番変ロ長調/ソナティナ第4番ト短調/ソナティナ第5番ヘ 長調/ソナティナ第6番ニ短調/ソナティナ第7番ハ長調
ルシア・ヴ ィッセ(Hp)

録音:2017年、オランダ
ルシア・ヴィッセは、オランダ出身 、コンサートや結婚式、レセプション、ディナー・パーティー等様 々なシーンで活動しているハーピスト。 フランス王室礼拝堂のハープ奏者、パリ音楽院の初代ハープ教授、 国王付きの首席ハープ奏者などを歴任したフランソワ・ジョゼフ・ ナーデルマン(1781−1835)の「7つのソナティナ」は、現在でもハ ープの重要なレパートリーとなっている作品。
Centaur
CRC-3632(1CD)
ヴィンセント・パーシケッティ:ピアノ作品集
ソナチネ第1番Op.38、ソナチネ第2番Op.45
ソナチネ第3番 Op.47、ソナチネ第4番Op.63
ソナチネ第5番 Op.64、ソナチネ第6番Op.65
小さなピアノの本 Op.60、
セレナード第7番Op.55、
セレナード第2番 Op.2、詩集第1巻 Op.4、
詩集第2巻 Op.5、詩集第3巻 Op.14、
パレードOp.57、
アルバムのための変奏曲 Op.32
マイロン・ シルバースタイン(P)

録音:2015年8月10日−12日、パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニ ューヨーク、アメリカ)
1951年に作曲された吹奏楽の名曲「 ディヴェルティメント」など多くの作品を残した、20世紀アメリカ の作曲家、ヴィンセント・パーシケッティのピアノ作品集。
Centaur
CRC-3610(3CD)
ジャック・ シャルパンティエ:カルナティック旋法による72の練習曲 (72のエチュード・カルナティック) ジューシー ・カルーソー(P)
使用ピアノ:YAMAHA C6

録音:2016年11月26日、フランス
シャルパンティエはシャルパンティ エでも、フランス・バロックの巨匠マルカントワーヌではなく、現 代フランスの巨匠ジャック・シャルパンティエ(1933−)の代表的大 作である「カルナティック旋法による72の練習曲」の全曲録音!
師であるメシアンの音楽的哲学や美学を自らの作風に取り入れたシ ャルパンティエ。1953年から54年にかけて滞在したインドで受けた 影響も大きく、まさにこの作品もインドのカルナータカの旋法を用 いた作品です。
Centaur
CRC-3642(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825−830 ショシャナ ・テルナー(P)

録音:2012年9月4日−6日
※使用楽器:ファツィオリ
カナダの女流ピアニストが、イタリ アの銘器ファツィオリで奏でたバッハの「6つのパルティータ」。 ショシャナ・テルナーは、16歳でカナダのナショナル・アーツ・セ ンターOとの共演を果たしコンチェルト・デビュー。その他にも、 ケベックSOやボストン・クラシカル・オーケストラ、ナショナル・ アカデミー・オーケストラと共演を重ねる実力者です。
Centaur
CRC-3650(1CD)
アメリカン ・ロマンティック〜オールドバーグ:ピアノ作品集
アーン・オールドバーグ:伝説 Op.26、
カンツォネッタ Op30-2、3つの小品 Op.27、
アラベスク、即興曲 Op.32、
主題と変奏 O.25
ジェニファ ー・ムニィツ(P)

録音:2017年5月16日−17日、グルーシン音楽ホール、コロラド大 学ボルダー校(アメリカ)
アメリカ出身のピアニスト、作曲家 として活躍したアーン・オールドバーグのピアノ作品集。ジェニフ ァー・ムニィツは、11歳でのコンチェルト・デビュー後、カーネギ ー・ワイル・リサイタルホールでのニューヨークソロデビューを飾 り、その後多くの賞を受賞しています。2013年からインディアナ大 学サウスベンド校の音楽助教授に就任しています。

Chandos
CHAN-20143(1CD)
ア・ライフ・イン・ミュージック〜ヴィンテージ・トミー・ライリー


1.サラサーテ(トミー・ライリー編):ツィゴイネルワイゼン*#
2.スカルラッティ(ジェームズ・ムーディ編):ソナタト短調L.338,K.450##
3.バッハ(トミー・ライリー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006よりジグ##
4.ラフマニノフ:セレナーデ##
5.デイヴィッド・ライリー/ロバート・ファーノン:エイジ・オヴ・イノセンス##
6.マデリーン・ドリング:イタリアン・ダンス##
7.モシュコフスキ:スペイン舞曲第2番ト短調##
8.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ヴォイス・フロム・ザ・パスト##
9.アラン・ラングフォード:ファイアブランド##
10.ピーター・デローズ(トミー・ライリー、フランク・スティル編):ディープ・パープル*#
11.スメタナ(トミー・ライリー編):「売られた花嫁」より道化師の踊り*#
12.モーツァルト(トミー・ライリー編):「フィガロの結婚」序曲*#
13.ニューウェル・チェイス:ミッドナイト・イン・メイフェア#/ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ラファエル・エルナンデス・マリン(トミー・ライリー編):エル・クンバンチェロ#
15.ヤコブ・ゲーゼ(トミー・ライリー編):ジェラシー#
16.サム・M.ルイス/ジョー・ヤング/ハリー・アクスト(ノーマン・ウォーレン編):ダイナ#
17.ジャック・ベントリー/レジナルド・オーウェン(ジョージ・マーティン編):ボップ!ゴーズ・ザ・ウィーズル#
18.ドナルド・フィリップス:ファイアフライ*#
19.コール・ポーター(トミー・ライリー編曲/ノーマン・ウォーレン・オーケストレーション):ビギン・ザ・ビギン*#
20.ボビー・ヤング:ジン・ジンジャー*#
21トミー・ライリー/ボビー・ヤング:ノー・リミット#
22.ジェームズ・ムーディ:ブルガリアン・ウェディング・ダンス#
23.グリゴラシュ・ディニク/ヤッシャ・ハイフェッツ:ホラ・スタッカート*#
24.ジミー・リーチ(トミー・ライリー、ジェームズ・ムーディ編):18世紀ロック*#
25.伝承曲(ジェームズ・ムーディ編):アイリッシュ・メドレー*#
26.レクオーナ(トミー・ライリー編):そよ風と私*#
27.ジャン・ヴィエネル:グリスビーのブルース*#
28.トミー・ライリー/モーリス・アーノルド:ザ・レッド・フレイム*#
29.ショパン:ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」*##
30.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ゴールデン・ガール*##
トミー・ライリー(ハーモニカ)

1.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔録音:1953年11月21日、NRK放送(オスロ)〕
2.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
3.録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
4.〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
5.ノルウェー・オペラSQ、トール・フルティン(P)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
6.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
7.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
8.ノルウェー・オペラSQ、ロベルト・ノーマン(G)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
9.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
10.フランク・スティル(P)〔デモ録音:1945年、ロンドン〕
11.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年3月6日〕
12.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年10月20日〕
13ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
15.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1951年、アビー・ロード〕
16.リズム・アカンパニメント〔録音:1952年4月7日、アビー・ロード〕
17リズム・アカンパニメント〔録音:1952年、アビー・ロード〕
18.ヴィレム・タウスキー(指)、ノーザン・ヴァラエティ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ジ・アル・リード・ショウ":1953年2月19日〕
19.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔NRK放送:1953年11月21日、オスロ〕
20.NDR:1957年、ハンブルク〕
21ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
22.ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
ヨハン・オイアン(P)〔NRK放送:1962年4月、オスロ〕
24-27..エドワード・ルバック四重奏団〔BBC:1965年、ロンドン〕
28.ジェームズ・ムーディ(P)〔BBC:1969年、ロンドン〕
29.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1977年9月28日、NRK(オスロ)〕
30.ジェームズ・ムーディ(P)〔録音:1988年8月9日、NRK(オスロ)〕

*=未発売音源、#=モノラル録音、##=ステレオ録音
カナダ出身、イギリスで活動した伝 説的ハーモニカ奏者、トミー・ライリー(1919−2000)の様々な録音 を集成したコレクション・アルバムが登場! トミー・ライリーは1919年カナダ生まれ、8歳でヴァイオリンを、 11歳でハーモニカを学び、1935年からロンドンで、1937年からはヨ ーロッパでハーモニカ奏者として活動。ライプツィヒ音楽院でヴァ イオリンを学んでいる間にゲシュタポに捕らえられ、1939年〜1945 年まで強制収容所へ送られ、そこでヤッシャ・ハイフェッツの演奏 に基づいてハーモニカの技巧を磨く。戦後はロンドンに戻り、コン サート・ソリスト、リサイタリスト、BBCラジオやテレビのパフォ ーマー、スタジオ・ミュージシャン&作曲家として多彩に活動。 1992年には大英帝国勲章(MBE)を受賞した最初のハーモニカ奏者と なりました。 このコレクション・アルバムでは、クラシックの名曲のアレンジか ら、ジャズ、ポップスのナンバー、ライト・ミュージック、民謡な ど、様々なレパートリー全30曲を集成。今回初CD化となる、未発売 放送音源も多数収録しています。
Chandos
CHAN-20142(1CD)
ハイド ン:交響曲集(カール・ダーヴィト・シュテークマン編曲独奏 ピアノ版)
交響曲第92番「オックスフォード」
交響曲第75番ニ長調 Hob.I:75
交響曲第44番ホ短調 Hob.I:44 「哀悼」
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2019年2月28日ー3月2日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
※全曲世界初録音
セルビア系アメリカ人でパリ音楽院 を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニ スト、イヴァン・イリッチ。フランスの伝説的名手フランソワ=ル ネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの 録音によって国際的に評価され、シャンドス(Chandos)では アントワーヌ・ライシャという知られざる作品を2巻にわたって取 り上げその異才ぶりを発揮してきました。 現在シャンドスが最重要ピアニストの一人として推しだすイヴァン ・イリッチ、注目のChandos第3弾は、なんとハイドンの交響曲集。 18世紀にテノール歌手、オルガン奏者、指揮者、作編曲家として活 動したドイツの音楽家カール・ダーヴィト・シュテークマン(1751 −1826)がトランスクリプションを施したピアノ独奏版全曲世界初 録音。マインツ劇場でドン・ジョヴァンニのドイツ語版初演を歌っ た他、モーツァルト、サリエリ、グルックらの歌劇を指揮&プロデ ュースするなど、主にオペラ・劇場の分野で活躍したシュテークマ ンは、鍵盤楽器の特性を引き出して華麗で劇的な表現を生み出す術 を心得ており、ハイドンの25曲の交響曲、モーツァルトの弦楽五重 奏曲やベートーヴェンの弦楽三重奏曲を鍵盤楽器用に編曲していま す。

Coviello
COV-91910(1CD)
ラヴェル:ピアノ作品全集
水の戯れ/亡き王女のためのパヴァーヌ
鏡/夜のガスパール/ラ・ヴァルス
ソナチネ/プレリュード
ハイドンの名によるメヌエット
クープランの墓/シャブリエ風に
ボロディン風に/古風なメヌエット
メヌエット(1904)/高雅で感傷的なワルツ
アルフォンソ・ゴメス(P;スタインウェイD)

録音:2016年6月28-30日、2018年7月28-29日/フライブルク、アンサンブルハウス
アルフォンソ・ゴメスは現代作品を得意とし多く取り上げているスペインのピアニストです。明晰な読みとメカニックな巧さを武器に、現代的な研ぎ澄まされた 音色感覚でカッチリと奏でられるラヴェル。とは言え瑞々しさを失うことなく、かと言って甘くなりすぎず、という見事なバランスでいきいきと全曲に対峙。ラヴェ ルが自らの音楽の精粋を封じ込めるべく開発したピアノ書法を丁寧に解きほぐし、その音楽の素晴らしさを明らかにしてくれます。スタインウェイの響きも美しく 録音も上質で、大変高い完成度のアルバムになっています。 (Ki)

LIMEN Classic
CDVD123-C123
(2CD +1DVD)
限定盤
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 チハト・アスキン(Vn)

録音:2018年リメン・スタジオ
チハト・アスキンは1968 年イスタンブール生まれのイスラム教徒で、幼いころから作曲もこなしているヴァイオリニストです。バッハの無伴奏はヴァイオリン の歴史におけるマイルストーンである、と語るチハト・アスキン。モダン・ヴァイオリンを用い、全曲をじっくりと練り上げ真摯に演奏しています。 限定生産、シリアルナンバー付き。演奏を収めたDVD付きです。 (Ki)

Spectrum Sound

CDSMBA-049(4CD)
「グレイト・アーティスト」〜コンスタンティン・シルヴェストリ、スヴャトスラフ・リヒテル
■CD 1 
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリWoO.57
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
ショパン:スケルツォ第1番
 スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
 舟歌 Op.60
 エチュード第10番変イ長調 Op.10-10
 エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4
■CD 2&CD 3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
 ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2
 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
ショパン:エチュード第12番「革命」 Op.10-12
 前奏曲第15番「雨だれ」
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』*
■CD 4
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 KV.459*
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ボレロ(冒頭3小節が欠けております)
■CD 1 
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1977年3月3日サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)

■CD 2&CD 3
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)*
フランス国立放送O*
録音:1980年11月7日サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)
1959年2月12日シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)*

■CD 4
クララ・ハスキル(P)*、
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)、
フランス国立放送O
録音:1959年2月12日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)
スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"ベルアーム"。当セットは 円熟期のリヒテルが1977年と1980年にパリで行ったリサイタルとシルヴェストリが1959年にフランス国立管を振ったライヴ音源を収録。いずれのライヴも エネルギッシュでその迫力に圧倒されます。今回お買い得な4枚組となって再登場です!(日本語解説はつきません) (Ki)
※このレーベルは、初発売後すぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

ACOUSTIC REVIVE
KKC-6062(2CD)
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 佐藤俊介(バロックVn)

録音:2017年5月1-4日、31日、6月2日/オランダ、ハールレム・ドープスゲ ジンデ教会
モダン、バロック両方の楽器を弾きこなし世界で活躍するヴァイオリニスト、佐藤俊介。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務め、2018年には オランダ・バッハ教会の第6代音楽監督に就任するなど古楽の本場オランダでも抜群の評価を得ている彼がついに、満を持してバッハの無伴奏全曲をリリー ス。ガット弦とバロック弓を用いて複雑なフーガや長大なシャコンヌをいとも自然に響かせてしまう高い技量に驚かされますが、その演奏は勢いに流されるこ とのないたいへん巧妙なもの。克明に声部を弾き分け、陰影に富んだニュアンスを纏わせ、間を大事に取りながらも時に輝かしい装飾を繰り出す、それでいて 表現過多にならない絶妙な佇まいでもって、バッハの音楽の真髄をじっくりと語り聴かせます。
非常に「ヴァイオリンらしく」書かれていながら、ヴァイオリンを完全に超越しているこの6曲に、ただただ圧倒されます――バッハの音楽には、私たちの心 を動かす「何か」があります。その「何か」こそ、言葉を超えたところにあるものです(解説書中、佐藤俊介氏のインタビューより)
高音質で定評のあるACOUSTIC REVIVEレーベルからの発売です。オランダのハールレム教会で24bit/96khzで録音されました。エンジニアは同レーベ ルの他の作品も手掛けているトーンマイスターの濱瀬祥。ハールレム教会の極上の音響空間に漂うバロック・ヴァイオリンの繊細かつ鮮烈な響きを克明に収 録した、バッハ無伴奏録音至上最高峰の仕上がりとなっています。録音にはACOUSTIC REVIVE製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケー ブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現しています。 (Ki)
ACOUSTIC REVIVE
KKC-6061(1CD)
(UHQ-CD)
税込定価
ブラームス:ピアノ小品集
8つのピアノ小品 Op.76
2つの歌曲からのピアノ独奏用編曲(昔の恋 Op.72-1 / 野にひとり Op.86-2)
6つのピアノ小品 Op.118
4つのピアノ小品 Op.119
福原彰美(P)
使用ピアノ;ベヒシュタイン

録音:2017年5月23-24日/神奈川県立相模湖交流センター
レーベル第三弾はチェロの女王クリスティーヌ・ワレフスカとの共演で一躍、世界的に注目を集めているピアニスト福原彰美のブラームス ピアノ小品集。こちらは相模 湖交流センターホールにて鈴木智雄氏のDSD11.2Mhz録音で行われ、ピアノはベヒシュタインが使用されました。ベヒシュタインの艶やかな響きと福原彰美のダイナミッ ク且つ繊細な奏法がDSD11.2Mhzにて鮮やかに蘇ります。
ブラームス晩年のピアノ作品が持つ重さ、暗さ、そして歌の美しさが見事に伝わってくる名演・名録音です!歌曲の編曲版がまたとても美しく印象的。 (Ki)

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-017(3CD)
バッハ:6つのパルティータ(全曲)
[CD1]第1番 変ロ長調 BWV 825、第2番 ハ短調 BWV 826、第3番 イ短調 BWV 827(終曲のジーグは2つのヴァージョンを収録)
[CD2]第4番 ニ長調 BWV 828、第5番 ト長調 BWV 829
[CD3]第6番 ホ短調 BWV 830(テンポ・ディ・ガヴォッタとジーグはそれぞれ2つのヴァージョンを収録)
ロ バ ート・レヴィン(P)

録音:2017年7月21-26日
レヴィンは、モーツァルト作品の校訂(協奏交響曲の復元、レクイエムの校訂、鍵盤作品では演奏解釈を含む校訂報告を執筆)を行う学者でもあり、ホグウッ ドとのモーツァルト:ピアノ協奏曲全集、ガーディナーとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集などでフォルテ・ピアノを演奏している名手でもあります。
学者としても名高いレヴィンだけに、気になるのが装飾音。パルティータ第2番ハ短調冒頭のシンフォニアも、装飾というよりも即興演奏のよう。また、楽曲によっ ては異版ヴァージョンを収録するなど、レヴィンならではの視点も光るパルティータ全曲の登場です。ブックレットには、レヴィンがパルティータについて語るイン タビューが掲載されています(英・仏語のみ。日本語訳はありません)。もちろん全体を通して素晴らしい演奏であることは言うまでもありません。 (Ki)
LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-016(2CD)
ショパン&リスト作品集
ショパン:24の前奏曲
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
 夜の賛歌(詩的で宗教的な調べ第2稿より)、
 葬送曲(詩的で宗教的な調べS.173)
  コンソレーション S.172(全6曲)
 水の上で歌う(シューベルト歌曲の編曲)
ヤ=フェイ・チャン(P)

録音:2016年
これまでにもECMなどでもリリースのあるアメリカで活躍するピアニスト、ヤ=フェイ・チャンによるショパンとリスト。ブレンデルも激賞しているとおり、ヴィ ルトゥオーゾ性とあふれる音楽性、そして熱い歌に一度聴いたらとりこになる魅惑のピアニストです。 (Ki)

Grand Piano
GP-756(1CD)
NX-B03
ダンディ:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.63 (1907)
旅の画集 Op.33 (1889) 〜[24. I.?(序章) 25. III.牧場 26. IV.緑の湖 27. V.弔いの鐘 28. XI.ボイロン修道院 29. XII.雨 30. XIII.夢]
ジャン=ピエール・アルマンゴー(P/Steinway, Model D)

録音:2018年9月-2019年1月
セザール・フランク門下生としてパリ音楽院に学び、スコラ・カントルムの創立に関わるなど近代フランス音 楽史に決して小さくない足跡を残したダンディですが、その作品が今日演奏される機会は多いとは言えま せん。50代の円熟期にあった彼が書いたピアノ・ソナタは、演奏時間40分を超す知る人ぞ知る大作で、 変奏曲形式の第1楽章、トリオとコーダを持つスケルツォ・スタイルの第2楽章、ソナタ形式の第3楽章と 構造も意欲的なものとなっています。「旅の画集」は様々な印象を綴った多彩な小品集ですが、全13 曲からここでは約半数の7曲、作者の心象風景を思わせる憂愁の影さす曲が特に選ばれています。 1943年生まれのフランスのピアニスト・アルマンゴーは、近代作品に対する深い造詣と高い学識で知ら れる大御所。ここでも母国が誇る大作曲家の真価を知らしめるべく、その音楽の奥深さを雄弁に展開し ています。
Grand Piano
GP-812(1CD)
NX-B03
レバノンのピアノ作品 2
アニス・フレイハーン:ピアノ・ソナタ第4番 (1951)*
ホウタフ・フーリー:ピアノ・ソナタ第4番 「シャーム」 (2016)*
ボグホス・ゲラリアン:ピアノ・ソナタ (1964)*
ワリード・ハウラニ:レバノン狂詩曲 (1995)
アニス・フレイハーン:白鍵によるエアとフーガ (1943)
タチアナ・プリマク=フーリー (P/Steinway)

録音:2017年5月15-17日
*=世界初録音
「レバノンのピアノ作品集」(GP715)に続く第2弾。イスラム色の強い中東では珍しく多民族・他宗教国 家であるレバノンは、その国情と立ち位置から長年諍いの絶えない厳しい歴史の中にありましたが、そこ では西洋と中東アジアの様々な文化が影響し合い、独自の文化を育んで来たこともまた事実です。ここ で生まれたピアノ作品の数々は、スリリングなまでに技巧的で示唆に富み、ほかでは聴けない個性的なも のばかり。また前衛に走りすぎないのも大きな魅力です。ピアニストは今回も、ウクライナ出身で現在はレ バノンに住むプリマク=フーリー。フレイハーンのソナタは前作の第9番に続き第4番を収録しており、これは 第1、2楽章、間奏曲と第3楽章という構成で、様々な風景が目の前に次々と現れるような作品。また こちらも前作に続いて登場で、ピアニストの夫でもあるフーリーのソナタ第4番には、「大シリア」とも訳され る大きなイスラム社会を表す「シャーム」という副題が付いています。これは(時に極端な)理想イスラム社 会の象徴としても用いる言葉ですが、子供の頃からレバノン内戦の辛い時代を生きてきたフーリーは、こ の第2楽章「荒廃」に深い祈りの思いを込めており、これを攻撃的な性格の2つの楽章「湿地帯」「シャー ム」で挟む構造となっています。

Paladino Music
PMR-102(1CD)
NX-B07
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 遺作D960
4つの即興曲 Op.142 〜第2番変イ長調/第3番変ロ長調
シュテファン・シュトロイスニヒ(P)

録音:2017年9月26.27日
1985年生まれのシュテファン・シュトロイスニヒ。ウィーン音楽芸術大学でオレグ・マイセンベルクに師事、更に ロンドンの英国王立大学でイアン・ジョーンズの薫陶を受けたピアニストです。様々な国でコンサートを開催、 とりわけ南米ツアー中のブエノスアイレスでは批評家から大絶賛されています。彼はコンサートでしばしば、 シューベルトの最後のソナタである第21番を演奏しており、すでに音楽生活の一部になっていると語っていま す。もちろん初アルバムにはこの曲を入れることを決めましたが、同時に収録する曲については熟考を重ね、 最も雰囲気があう曲として選定したのが2曲の即興曲でした。名ピアニスト、ラドゥ・ルプーの演奏からも影響 を受けたという彼、ここでは練りに練られた彼ならではのシューベルトを披露しています。

TUDOR
TUD-7509(1CD)
デュシーク:ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.70 「パリへの帰還」
ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.77 「祈り」
アンヌ・ド・ダデルセン(P)

録音:1973年チューリヒ音楽院
ヨハン・ラディスラウス・デュセックことヤン・ラディスラフ・デュシーク(1760-1812)のピアノ・ソナタを 2 曲収録。デュセックは 18 世紀末から 19 世紀初頭にかけてピアニストとして全ヨーロッパで活躍。 「パリへの帰還」は、その名の通り 1807 年にフランス革命後のパリに戻った際に書かれたもの。当時 としては最もピアノの表現力を引き出した最先端の作品です。「祈り」は 1811 年の作。デュセックが ロマン派の音楽を先駆けた人物であることを良く示した作品です。 アンヌ・ド・ダデルセンはスイスを代表するピアニストの一人。明確でくっきりした演奏でデュセックの 魅力を引き出しています。

Stradivarius
STR-37121(1CD)
ブリス・ポゼ(b.1965):作品集
「涙の理論:泥」(2008-2015)〜クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノのための
「エウリディーチェ」(1998-2015)〜フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための 「ウン=ルーエ II」(2016)〜クラヴサンのための
アンサンブル・アルテルナンスブリス・ポゼ(Cemb)

録音:2018年5月
ブリス・ポゼはフランスの作曲家、チェンバロ奏者。作曲をジェラール・グリゼイ、フランコ・ド ナトーニ、デュティーユ、ブライアン・ファーニホウ、ミカエル・ジャレルなど作風の大きく異なる 作曲家に師事した。彼の音楽は寡黙でウェーベルン、フェルドマンの作品の系譜に連なる静 寂の美しさを感じさせるもの。クラヴサンのための「Un-Ruhe II」は自らの朗読と演奏による「弾 き語り」作品で、ここでは21 世紀版サティとでも言うべきシュールな詩情が感じられます。

MSR
MS-1720(1CD)
バッハ・イン・トランスクリプション
バッハ:トッカータBWV564(ブゾーニ編)
「かくも神は世を愛したまえり」BWV68(I.フリードマン編)
「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」BWV127(H.バウアー編)
アダージョBWV564(ブゾーニ編)
前奏曲とフーガBWV543(リスト編)
前奏曲BWV855a(A.シロティ編)
アダージョBWV1003(L.ゴドフフキ編)
「われ汝に呼ばわる」BWV639(ブゾーニ編)
「羊は安らかに草を食み」BWV208(P.グレインジャー編)
ジーン・アレクシス・スミス(P)

録音:2017-2018 年、
バッハの様々な作品をピアノに編曲したものを集めた。リスト、ブゾーニなど有名な編 曲作品からゴドフスキ、グレインジャーによる珍しいものまで含む、貴重なディスク。ブゾー ニ、ゴドフスキ、グレインジャー版はヴィルトゥオーゾだけあってピアノの技巧を生かした聴き ごたえある編曲。ピアノのジーン・アレクシス・スミスはカリフォルニアを中心に活動する中堅 女流ピアニスト。


SOMM
SOMMCD-0198(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ 第7番ハ長調 K309
ピアノ・ソナタ 第9番ニ長調 K311
ピアノ・ソナタ 第8番イ短調 K310
ロンド イ短調 K511
ピーター・ドノホー(P)

録音:2019年3月3.4日
1953年生まれのピーター・ドノホー。イヴォンヌ・ロリオに師事し、1982年のチャイコフスキー国際コンクールに1位なしの 2位に入賞、世界的に注目を集めました。一時期バーミンガム市SOの打楽器奏者として在籍していたという異 色の経歴を持つ彼は、サイモン・ラトルとは数多く共演をするなど、イギリス屈指のピアニストとして活躍しています。幅広 いレパートリーを持つことで知られますが、2018年から取り組んでいるモーツァルトのピアノ・ソナタ集の録音は、彼の円熟 した音楽性と、味わい深い音色が楽しめるもので、第1集がリリースされた際にも「確実に次のアルバムが聴きたくなる演 奏」と評価されました。この第2集ではモーツルトがパリに旅行した1777年から1778年に書かれた作品を収録。母の死 の直後に書かれたイ短調に呼応するかのように、その10年後に書かれたロンド イ短調(父の死を経験する)が置かれた 印象的な選曲です。
SOMM
SOMMCD-0196(1CD)
NX-B04
COLOUR AND LIGHT
オルウィン(1905-1985):12の前奏曲集
ピーター・ディキンソン(1934-):パラフレーズ II…スタジオ世界初録音
ディーリアス:夜想曲(R.スレルフォール編)
 歌劇「赤毛のマルゴー」より前奏曲と二重唱(M.ラヴェル編)
エリザベス・ラッチェンス(1906-1983):The Ring of Bone 骨の環
アンソニー・ハーシェル・ヒル(1939-2016):リタニー…世界初録音
 トッカータ…世界初録音
ネイサン・ウィリアムソン(P)

録音:2018年5月30.31日
「アメリカの偉大なソナタ集」(SOMMCD0163)に続く、イギリスのピアニスト、ウィリアムソンのSOMM RECORDINGS への2枚目のアルバムは、20世紀イギリスのピアノ作品集。収録された作品はディーリアスからディキンソンまで極めて多 彩な性格を持つもの。冒頭のオルウィンの「12の前奏曲」から、調性のある古典的な作品と、モダンで前衛的な作品が 入り混じるユニークな雰囲気を持っています。ディーリアスの「赤毛のマルゴー」は1902年に書かれたものの、1983年ま で演奏されることのなかった1幕の歌劇。ラヴェルのピアノへの編曲は、繊細なハーモニーと色彩感を重視した近代的で 美しい仕上がりです。そのほか、珍しい作品が選ばれており、ウィリアムソンの確かな審美眼を感じさせるアルバムです。

OMF
KCD-2073(1CD)
バッハ:トッカータ集
ニ短調 作品913|Toccata d-moll, BWV 913
ニ長調 作品912|Toccata D-dur, BWV 912
嬰ヘ短調 作品910|Toccata ?s-moll, BWV 910
ホ短調 作品914|Toccata e-moll, BWV 914
ト短調 作品915|Toccata g-moll, BWV 915
ハ短調 作品911|Toccata c-moll, BWV 911
ト長調 作品916|Toccata G-Dur, BWV 916
西山まりえ(Cemb)
使用楽器:タスカン・モデル(1997年ブルース・ケネディ制作)
基準ピッチ:A= 415Hz

録音:2018年12月19日-21日神奈川県立相模湖交流センター
チェンバロとヒストリカル・ハープ、2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサート、音楽祭や録音に参加。ルネ・ヤーコプス、ボブ・ヤング、「チーフタンズ」 のパディ・モローニ、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、コリーナ・マルティ、山下洋輔、波多野睦美、アンサンブル「アントネッロ」など、幅広いジャンルに渡る音楽家との共演は常に多くの 反響を呼んでいます。また音楽番組、教養情報番組などTV出演も多い。 国内外レーベルへの録音も多く、「バッハ インヴェンション&シンフォニア」「バッハ イタリア協奏曲&フランス風序曲」「スカルラッティ 伴盤の魔術師」以上はすべて「レコード芸術」誌特選盤。「バッ ハ イギリス組曲」「バッハ ゴルトベルク変奏曲」「バロック・ハープとの出会い」は、同誌準特選盤ほか、朝日新聞、毎日新聞などで採り上げられた。スペイン「エンキリアディス」レーベルより 欧州で発売されたCD「ファンタシーアの奏法〜イベリア半島の伴盤音楽」は「リトゥモ」誌(スペイン)の最優秀推薦盤に選ばれます。中世音楽のスペシャリストとしての評価も高く、ゴシック・ハー プとオルガネットを奏するCD「トリスタンの哀歌」は「レコード芸術」誌準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤に選ばれた他、「BURRN!」「フォーブス」「ミ セス」「サライ」「暮らしの手帖」などの一般誌でも紹介され、古楽を多くの聴衆に広めています。2018年にリリースされた最新アルバム「C. B. バルバトル:クラヴサン曲集 第1巻」は、朝日新聞推薦 盤、『レコード芸術』誌特選盤に選ばれた他、様々な雑誌で採り上げられ話題となっています。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールム に留学。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位(第23回同コンクール審査員)および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。古楽ワークショップ「信州アーリーミュージック村」芸術監督。『レ コード芸術』誌「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」に選出されます。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師として後進の指導にあたっています。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1002(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番《ワルトシュタイン》
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO57
ピアノ・ソナタ 第23 番 ヘ短調 作品57 《熱情》
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ/1925年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音:2019 年4 月12 日〜13 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
注目のレーベル「BIJIN CLASSICAL(ビジン・クラシカル)」第二弾は、メジュ ーエワによるベートーヴェンの名作ソナタ集。「熱情」と 「ワルトシュタイン」はメジューエワにとってそれぞれ三度目の録音ですが、旧 盤に比べて音楽の流れが一層自然になり、全体のス ケール感が増大しているのが特徴的。1925 年製ニューヨーク・スタインウェイ の名器(CD135)のもつパワーを縦横無尽に駆使して、 圧倒的な演奏を繰り広げています。併録の「アンダンテ・ファヴォリ」も作品の魅 力を再認識させるチャーミングな演奏。ワンポイント 録音によるナチュラルな音響をお楽しみください。

NIFC
NIFCCD-061(1CD)
パデレフスキ:独創主題による変奏曲とフーガ 変ホ短調 Op.23
レオポルド・ゴドフスキー(1870−138):ヨハン・シュトラウスの主題による交響的変容 第1番「芸術家の生涯」
パデレフスキ
:夜想曲 変ロ長調 Op.16-4
ネルソン・ゲルナー(P)
※使用楽器:スタインウェイ, D 595375

録音:2018年4月16日ー18日、コンサート・ホール、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)
1990年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは1位に輝いた南米アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナー。ショパン弾きとしても名高く、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の「ザ・リアル・ショパン・シリーズ」にはソロや協奏的作品(ブリュッヘンとの共演)、歌曲伴奏で参加。その他、「パデレフスキ&マルトゥッチのピアノ協奏曲集(NIFCCD 044)」や「ノヴァコフスキ&クログルスキの室内楽作品集(NIFCCD 105)」などの録音でポーランド音楽への造詣の深さを魅せ、2018年にはポーランド文化省より文化勲章「Gloria Artis Gold Medal」を授与されています。
ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人イグナツィ・ヤン・パデレフスキ。ショパンを始めとする様々な作曲家の作品のトランスクリプションや華麗なパラフレーズを数多く生み出したヴィルトゥオーゾ、レオポルド・ゴドフスキー。ロマンティックなピアノの伝統を代表し、ショパンの音楽遺産の痕跡を残す二人のコンポーザー=ピアニストの音楽を、ゲルナーの優雅で知的なピアノが贈ります。

Signum Classics
SIGCD-596(8CD)
ウィドール:オルガン作品全集
オルガン交響曲第1番ハ短調 Op.13-1/オルガン交響曲第2番ニ長調 Op.13-2/オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3/オルガン交響曲第4番ヘ短調 Op.13-4/オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1/オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42-2/オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42-3/オルガン交響曲第8番ロ長調 Op.42-4/オルガン交響曲第9番 Op.70 「ゴシック」/オルガン交響曲第10番 Op.73 「ローマ風」/ラテン組曲 Op.86/3つの新しい小品 Op.87/バッハの思い出/アメリカ行進曲/四月物語 第6曲:結婚行進曲
ジョセフ・ノーラン(Org)

録音:2011年5月18日−24日(オルガン交響曲第1番〜第9番)、2013年4月29日−5月1日(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、2014年5月25日−27日(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)
セント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤル(ロンドン)のオルガニストやセント・ジョージ大聖堂(西オーストラリア、パース)のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲したイギリス系オーストラリアの名オルガニスト&合唱指揮者、ジョセフ・ノーラン博士が築いた金字塔。フランス・オルガン界の大家シャルル=マリー・ウィドール(1834−1937)のオルガン作品全集がBOXセットになってリリース! 全5巻(CD6枚)に及んだ「オルガン交響曲全集」に、CD2枚分の独奏オルガン作品集をセットにした8枚組。英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン、英ミュージック・ウェブ・インターナショナル、豪ライムライト誌、豪オーストラリアン紙等主要メディアで圧倒的な評価を獲得してきた記念碑的録音です。
かつてサン=サーンスやフォーレ、デュボワがオルガニストを務めた由緒あるパリのマドレーヌ寺院に設置された銘器、1846年に19世紀の名工アリスティッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンを中心に、リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)を使用しています。

Albion Records
ALBCD-019(1CD)
カム・バック・トゥ・ミー〜名作映画からのピアノ・アレンジメント集
バリー(ロング編):「ある日どこかで」より メイン・テーマ
ロータ:「ロミオとジュリエット」より 愛のテーマ
スタイナー(デューロ編):「風と共に去りぬ」より タラのテーマ
ホーナー:「タイタニック」より 愛のテーマ
バリー:「愛と哀しみの果て」より 愛のテーマ
ジョーンズ(ロング編):「ラスト・オブ・モヒカン」より メイン・テーマ
譚盾:「グリーン・デスティニー」より 永遠の誓い
ジマー:「グラディエーター」より オナー・ヒム/ナウ・ウィー・ア・フリー
坂本龍一:戦場のメリークリスマス
ホーナー:「ブレイブハート」より
ショア:「ロード・オブ・ザ・リング」より
ジョン・ウィリアムズ:「E.T. ジ・エクストラ・テレストリアル」より メイン・テーマ
ジャール:「アラビアのロレンス」より メイン・テーマ
ヴァンゲリス:「炎のランナー」より メインテーマ
モリコーネ(ハリス編):「ミッション」より ガブリエルのオーボエ
モリコーネ:「夕陽のギャングたち」より メイン・タイトル
モリコーネ:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より オープニング・ラルゴ
モリコーネ:「ウエスタン」より
チャールズ・ウィリアムズ:「ホワイル・アイ・ライヴ」より オルウェンの夢
アディンセル:「危険な月光」より ワルソー・コンチェルト
ジェーン・チー(P)

録音:2014年6月2日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」としては珍しい、ヴォーン・ウィリアムズの作品以外の音楽によるプログラムは、名作映画の名旋律のピアノ・アレンジメント集!
「タイタニック」や「戦場のメリークリスマス」、「ミッション」などの美メロとして有名な名旋律をピアノ・アレンジメントで存分に味わえるピアノ・ファン、サウンドトラック・ファン要チェックのプログラムです。ジェーン・チーはマレーシア出身の女流奏者。2009年にロンドンのサウスバンク・センターへのデビューを飾り、現在はイギリスを活動の中心とするピアニストです。
Albion Records
ALBCD-021(2CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:オルガン作品&編曲集
前奏曲「コモンウェルス」/「すずめばち」序曲/ウェールズ民謡による2つのオルガン前奏曲/ヴィオラと小管弦楽のための2つの楽章/アン女王のためのウェディング・チューン/ナンシーのためのウェディング・カノン/アベリストウィス幻想曲/「海の交響曲」より ラルゴ・ソステヌート/前奏曲とフーガ ハ短調/ウェールズ民謡による3つのオルガン前奏曲/トマス・タリスの主題による幻想曲/フィディリのための挽歌/BGC上のパッサカリア/グリーンスリーヴズによる幻想曲/ランド・オヴ・アワー・バース/サラバンド風に/「ロンドン交響曲」より 緩徐楽章/アンティフォン
デイヴィッド・ブリッグス(Org)

録音:2014年10月8日&13日、セイクレッド・ハート教会(ウィンブルドン)
ヴォーン・ウィリアムズのオルガン作品全集には、2曲の未出版作品、3曲の世界初録音、そして他のジャンルからの編曲作品を収録!
オルガンは、作曲者の存命当時の1912年に建造されたウィンブルドンのセイクレッド・ハート教会に設置されているウォーカー・オルガンです。

Centaur
CRC-3639(1CD)
ラグタイム・イン・ワシントン
ジョプリン:ベシーナ
ロッジ:レッド・ペッパー・ラグ
ジョプリン:イージー・ウィナーズ
ガーシュウィン&ドナルドソン:リアルト・リップルズ
ジョプリン:パーム・リーフ・ラグ
トーマス・ベンジャミン:古い新ウィーン楽派のラグ
オルブライト:スリープウォーカーズ・シャッフル、スコット・ジョプリンの勝利
ウィリアム・ボルコム:インシネレイター・ラグ、ブルックリン・ドッジ、ラスト・ラグ、フィールズ・オブ・フラワーズ
ジョン・ムスト:リコレクションズ、イン・ストライド
モートン:グランパズ・スペルズ
ズーク:オールド・トム・キャット・オン・ザ・キーズ
ジョプリン:ソラース
マイケル・アドコック(P)

録音:2017年5月28日、カルバリー統一メソジスト教会(メリーランド、アメリカ)
マイケル・アドコックは、1998年のリリ・ブーランジェ・メモリアル・アウォード受賞、ワシントン国際コンクール、ショパン・コンクール・イン・シカゴ&ニューヨークなどでの入賞歴を持つレオン・フライシャー門下のピアニスト。「ラグタイム王」で有名なスコット・ジョプリンの往年のラグから近代作品まで多数収録。
Centaur
CRC-3631(1CD)
ナスティー・ウーマン
フローレンス・プライス:ファンタジー・ネグレ
クララ・ゴットシャルク=ピーターソン:スタッカート・ポルカ
メアリー・ハウ:子守歌
ハリエット・ウェア:ホワイト・モス
ヴァージニア・ローパー:イン・ヴェネツィア
ジュリア・ニーバーゴール:フージャー・ラグ
メイ・アウフデルハイド:ダスティー, ア・ラグ
ジーナ・ブランスコンブ:リスのパーティー
フランシス・マリオン・ラルストン:3つの小さなワルツ
エセル・ハイアー:パヴィリオン・ノクターン、
 ドラゴン・フライズ Op.10
エイミー・ビーチ:夕べのツグミ Op.92, No.1、
 夜明けのツグミ Op.92, No.2
ダナ・スウィース:アフタヌーン・オブ・ア・ブラック・ファウン
ウルリク・コール:パープル・シャドウズ
 アバヴ・ザ・クラウズ、
 メトロポリタンズ
マナ=ズッカ:プレリュード、エチュード・オマージュ
ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)

録音:2017年6月19日−26日、ステム・コンサート・ホール(インディアナ、アメリカ)
ジョアナンナ・ゴールドスタインは、インディアナ大学サウスイースト校の音楽教授。20世紀初頭から1940年代初頭にかけて作曲された女性作曲家たちの重要作品集。
Centaur
CRC-3590(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調S.244
ディアナ・ヤヴォルスカ(P)

録音:1997年、スタジオ・レコーディング(クラクフ、ポーランド)
1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカが弾く、シューマン、ベートーヴェン、リストの名曲集。
Centaur
CRC-3571(1CD)
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310、
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1、
 ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
デイヴィッド・ヒュンス・キム(フォルテピアノ)

録音:2014年11月15日ー16日、チズム・ホール(ワシントン、アメリカ)
古楽器奏者、研究者で知られるマルコム・ビルソンから「この国のミュージカルライフに重要な貢献をすることは間違いない。」と称賛された、ピアニスト&フォルテピアニスト、デイヴィッド・ヒュンス・キムのデビュー盤。

Tactus
TC-862723(1CD)
ボッシ:オルガン作品全集 Vol.14〜様々な作曲家の作品の編曲集(オルガン版編曲:マルコ・エンリコ・ボッシ)
ガルッピ:アダージョとアレグロ
ハイドン:春の合唱
ショパン:葬送行進曲
マルティーニ:シチリアーナ
シューベルト:楽興の時第2番、
 楽興の時第4番
作曲者不詳:アリア・ポポラーレ・デル・パーセ・ディ・アス
クーナウ:アレグロ・マエストーソ
グルック:メロディ
リスト:アヴェ・マリア
デッラ・チャイア:ソナタ第1番
アンドレア・マシナンティ(Org)

録音:2017年10月、フォッジャ(イタリア)
タクトゥス(Tactus)の現在のライフワークでもあるマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)のオルガン作品全曲録音プロジェクトも第14集に到達!今回の第14集には、ボッシの手によるオルガン独奏のための編曲作品を収録。
中でも、1899年にカルロ・ヴェゲッツィ=ボッシによって製作されたピリオド・オルガンによるショパンの「葬送行進曲」は、一味違った雰囲気を醸し出しており、アレンジ作品ファン要チェックの演奏です。

Chandos
CHAN-20087(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.8
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 Hob.XVI-11
ピアノ・ソナタ第51番変ホ長調 Hob.XVI-38
アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調
ピアノ・ソナタ第6番ハ長調 Hob.XVI-10
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Hob.XVII-D1
「神よ、皇帝フランツを守り給え」による変奏曲 ト長調
ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調 Hob.XVI-49
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2018年12月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立したジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
シリーズ第8弾では、ウィーンの聖シュテファン大聖堂の少年合唱団を離れ、ハープシコード教師としての道を歩み始めた若きハイドンが、彼の生徒のために書いたであろう短く軽易な初期の3つのソナタ(第5番〜第7番)と、それからおよそ20年後に書かれた2つの大きなソナタ(第51番、第59番)を収録。このどちらも変ホ長調で書かれた後期の2作品は、演奏者の高い能力が要求され、ハイドンの優れた技術と創意工夫が発揮された作品です。

Danacord
DACOCD-832(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第3集
■Disc 1
(1)モーツァルト:幻想曲ハ短調K.396/385f
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、
(3)ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
(4)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
(5)ショスタコーヴィチ:ポルカ(バレエ 「黄金時代」 から)

■Disc 2
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.5
(3)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.3
(4)バラード第3番 変イ長調 Op.47
(5)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ヴィクト・シューラー(P)
■Disc 1
(1)録音:1955年 HMV KBLP 13, mtx 138-2N
(2)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 182-2-C、
(3)録音:1952年HMV KALP 2, mtx 2XCS 21-4N、
(4)録音:1952年 HMV KALP 2, mtx 2XCS 22-6N
(5)録音:1953年HMV 7RK2, mtx 7XCS10-2N
■Disc 2
(1)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 181-A-2
(2)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 48-1N、
(3)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 42-2N、
(4)録音:1953年HMV 7EBK 1002, mtx 7TCS 134-2N、
(5)録音:1954年TONO EP 43025, mtx 4025-1
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。リスト、サン=サーンス、グリーグの協奏曲を中心にした第1集(DACOCD491-492)、チャイコフスキーの協奏曲、シューマンの「謝肉祭」、ブラームスの「3つの間奏曲」、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」、シューベルトの三重奏曲などの第2集(DACDCD781-782)に続く第3集。彼の名声を海外にも広げた HMV(Denmark)録音のベートーヴェンのソナタや TONO レーベルのショパンなどが、初めてCD化されます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Danacord
DACOCD-840(1CD)
フィニ・ヘンリケス:ピアノの小品
子供の詩 Op.30(1908)
メロディ・アルバム Op.50(1919)
小さな水彩画 Op.21(1900)
トマス・トロンイェム(P)

録音:2018年5月、聖マルクス教会(デンマーク)
デンマークのフィニ・ヘンリケスは、ニルス・W・ゲーゼの勧めもあってベルリンに赴き、ヨーゼフ・ヨアヒムにヴァイオリンを、ヴォルデマール・バルギールに作曲を学びました。管弦楽曲、バレエ、室内楽曲などを作曲。世紀の変わり目の時代、チャーミングで人好きのする音楽が人々から歓迎されました。へンリケスは、子供の生活からインスピレーションを得た、シューマンの「子供の情景」に似たピアノの小品も作曲、3巻の曲集として出版しました。トマス・トロンイェム(1954−)は、クーラウのピアノ作品集(Rondo)を録音したデンマークのピアニスト。3つの曲集から52曲を選んだ、初録音のコレクションです。

NIFC
NIFCCD-113(1CD)
モニューシュコ:ピアノ作品&トランスクリプション集
スタニスワフ・モニューシュコ(1819−1872):マズルカ 変ホ長調(歌劇 「ハルカ」より/モニューシュコ編)、
 ポロネーズ ニ長調(歌劇 「ハルカ」より)
ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800−1865):モニューシュコの歌劇「ハルカ」による幻想曲 Op.51
モニューシュコ:ヴィラネッラ 変ロ長調、
 ポルカ 「春」 ヘ長調、
 夜想曲 変イ長調、
 ヴィラネッラ 変ニ長調、
 トライフル イ長調、
 トライフル 変ロ長調、
 トライフル ハ長調、
 トライフル ト長調、
 マズルカ ニ長調、
 スピナー(ニコライ・フォン・ヴィルム編)、
 アルエット Op.2(オイゲン・デ・ヴェスト編)、
 ポロネーズ 変ホ長調、
 ポルカ 「ダニエル」 イ長調、
 ワルツ 変ホ短調、
 ザシアのドゥムカ(歌劇 「いかだ乗り」より/ウワディスワフ・クログルスキ編)、
 コサック(ヴィルヘルム・クリューガー編曲/コサックによるトランスクリプション・ファンタジー Op.123)、
 ドゥムカ ニ短調 「眠らない、食べない」(ミハウ・マリアン・ビェルナツキ編)、
 ドゥムカ(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキによるパラフレーズ)、
 花(ベルンハルト・ヴォルフ編)、
 君よ知るや南の国(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキ編)、
 夜の歌 Op.64(マウリツィ・ディートリヒ編)、
 マズルカ イ短調(歌劇 「幽霊屋敷」より/モニューシュコ編)
シプリアン・カツァリス(P)
※使用ピアノ:ベヒシュタイン D 282

録音:2019年3月11日−14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
NIFCの副所長であり「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」の芸術監督を務めるスタニスワフ・レシュチンスキがカツァリスの演奏に惚れ込み、2019年5月5日のスタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年記念コンサートを依頼し、偶然にも同じ誕生日(5月5日)であったカツァリスが快諾、そのコンサートに先駆けて録音されたのがこのアルバムです。
「ポーランド・オペラの父」と呼ばれたモニューシュコは、多くのオペラ、オペレッタ、ミサ曲、歌曲を書いていますが、ピアノ作品は限られており、ここではモニューシュコのわずかなピアノ小品と、作曲者自身が編曲した2つの名オペラ(「ハルカ」、「幽霊屋敷」)からのマズルカ、そして様々な作曲家が残した、オペラ、歌曲からのピアノ・トランスクリプションを収録。モニューシュコの素晴らしいこれらの作品(特にコサック、ドゥムカ、夜想曲)は、「もし世界中のアンコールで演奏されれば、国際的にヒットし、この偉大なポーランドの天才の名を広める助けになる」とカツァリスが称賛しています。

フォンテック
FOCD-9815(1CD)
税込定価
2019年7月3日発売
イタリアの思い出に寄せる2つの小品
カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔の奇想曲
スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ
セルジオ・アサド:エリの肖像、カリオカ幻想曲
西森久恭:イタリアの思い出に寄せる2 つの小品
シモーネ・イアンナレッリ:「イタリアン・コーヒー(12 の小品)」より V 一緒に最後のコーヒーを
ウィリアム・ウォルトン:5つのバガテル
猪居謙(G)

録音:2018 年5 月22-24 日 相模湖交流センター
10代より単身ドイツへ留学、世界的ギタリストへの登竜門であるコブレンツ国際ギターコンク ールでのJ.ロドリーゴ作品最優秀演奏賞をはじめ、多くの国内外でのコンクールでの上位入賞・ 優勝を果たし、帰国後は関西を拠点に精力的な活動を続けるギタリスト・猪居謙。彼の「いまま で」と「これから」が詰まったニューアルバムの登場です。 冒頭のカステルヌオーヴォ=テデスコ「悪魔の奇想曲」から掉尾を飾るウォルトン「5つのバガ テル」までいずれ劣らぬ難曲揃い、しかし猪居謙の手にかかればそれを全く意識させない珠玉の 名曲と変わります。天賦の才能、そしてヨーロッパ・日本でのたゆまぬ研鑚により、猪居は他の ギタリストの誰とも重ならない素晴らしい音楽を手に入れました。 同世代の若き才能・西森久恭による表題曲、そしてイタリア出身のギタリスト=コンポーザー・ イアンナレッリによる1曲など、猪居が本作のテーマのひとつに挙げた「イタリア」へのこだわり を感じさせる楽曲も大きな魅力の1枚で(フォンテック)

TYXart
TXA-18112(1CD)
ノットゥルノ 〜光と影の音楽
クラム:『マクロコスモス』より
ドビュッシー:前奏曲集より
スクリャービン
:前奏曲集より
ショパン:前奏曲、ノクターン
バーバー、フィールド:ノクターン等 、全30トラック
マティアス・ファイト(P)

録音:2018年2月
夜景に舞う光と影のようなピアノ小品集。マティアス・ファイトは張り詰めた静けさとドラマチックな色彩を交互に展開し、あまり知られていない作品から有名 な作品に至るまで広い視野を持ちながら弾き綴ってゆきます。数人の作曲家を交互に散りばめたプログラムになっており、アメリカの作曲家ジョージ・クラムによ る刺激的な音楽が随時差し込まれスパイスのように機能しています。

Paraty
PARATY-219218(1CD)
クララ・シューマン:音楽の夜会Op.6(全6曲)
シューマン:子供の情景Op.15
 森の情景Op.82
クララ・シューマン:作品番号のないロマンス
マリー・ヴェル ムラン(P)

録音:2018年12月11-14日/ボン・スクール・プロテスタント教会(パリ)
ドビュッシー、メシアンと続きヴェルムランがローベルトとクララ・シューマン夫妻に捧げたアルバム。クララ14歳の時の作「音楽の夜会」はリストをも感心 させ、レパートリーにしたという曲。同じく「ロマンス」はローベルトに捧げられています。ラーザリ・ベルマンとロジェ・ムラロに学んだヴェルムラン。ベテラン の余裕で説得力満点です。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32829(1CD)
ショパン:バラード集&即興曲集
バラード第1番ト短調 Op.23
バラード第2番ヘ長調 Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47
バラード第4番ヘ短調 Op.52
即興曲第1番変イ長調 Op.29
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36
即興曲第3番変ト長調 Op.51
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ガーボル・ファルカシュ(P)

録音:2018年11月4-8日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
2017年5月より東京音楽大学の教授をつとめるガーボル・ファルカシュ。シューマン・アルバム(KKC 5776 / HCD 32798)に続く期待の新録音はショ パンのバラード&即興曲集です。ファルカシュはリスト音楽院卒業後、修士課程、更に博士課程を故ゾールタン・コチシュ、タマーシュ・ヴァーシャーリをはじ めとする演奏家の指導の元に修了。数々の国際コンクール歴を誇り、なかでも2009年ワイマールで開催された第6回国際リスト・コンクールにて第1位、併 せて聴衆賞、ハイドン・ソナタ・ベストパーフォーマンス賞を受賞し、世界的に注目されるようになりました。また、2011年より母校であるリスト音楽院の教 授もつとめました。ソロ活動はもちろんのこと、室内楽にも積極的に取り組み、クリストフ・バラーティとのサラサーテ、ヴィエニャフスキなどをおさめたアルバム (HCD 32760)もリリースしております。
ショパンのバラードと即興曲はファルカシュが最も得意とする作品。高度なテクニックに裏付けされた明晰で確かなピアニズムで美しいショパンを歌い上げ ます。現在、日本とハンガリーで活躍の場を広げている期待のピアニスト、ファルカシュに今後も注目です! (Ki)

BIS
BISSA-2421(1SACD)
バッハ:オルガン作品集 Vol.3
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531(7’30”)
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537(8’48”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV717(3’32”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV711(3’08”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV715(2’08”)
コラール・パルティータ「ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか」BWV770(12’11”)
トッカータ ハ長調 BWV566a(10’24”)
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546(10’58”)
コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV709(3’10”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV726(1’14”)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(14’36”)
鈴木雅明(Org;ゴットフリート・ジルバーマン1714年製)

録音:2018年5月/聖マリア大聖堂(フライブルク)
1990年にバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を創設して以来、音楽監督として、またバッハ演奏の第一人者として名声を博した鈴木雅明。BCJ とともにバッハの教会カンタータ、世俗カンタータ全集は、まさに世界に誇る偉業として高く評価されております。オルガニスト鈴木雅明としても 多くの録音を残しており、BISレーベルからリリースが続いているバッハのオルガン作品集は特に注目されております。
「ハ」の調性の作品と「ト長調」のコラール前奏曲を中心に「長調」と「短調」が交互に収録された当アルバムはオルガンの重厚感とともに美しい旋 律が印象的な作品で構成。極めて高度な技術と表現力が要求される名曲パッサカリアとフーガも収録されており、鈴木雅明にしか表現することのでき ない圧倒的な演奏を披露しております。
バッハと同時代を生きたゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)が製作した聖マリア大聖堂の大オルガンは、壮麗な装いとともに今もなお華や かな響きを聴くことができる銘器。鈴木雅明の卓越した演奏でジルバーマン・オルガンの輝かしい音色を堪能することができます。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT091-C091(2CD)
限定盤
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(全曲) エンリコ・バイアーノ(チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード)
第1、4、9、12、18、19、24番…フォルテピアノ
第2、3、5、7、8、10、13、15、16、17、20、21、22番…フォルテピアノ
第6、11、14、23番…クラヴィコード
(ボーナス)第1番…チェンバロ 第18番…クラヴィコード
録音:2017年
1960年ナポリ生まれ、Symphoniaレーベルへの録音などで古楽好きなら知っているイタリアの名鍵盤奏者バイアーノがLIMENレーベルに登場!曲はバッハ の平均律1巻、しかもチェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコードを使い分けての録音です。絶妙のリズムの崩しがまばゆい色彩変化を生み、各楽器の音色の 違いも鮮烈。これは聴き逃せません。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT039-C039(1CD)
限定盤
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
ルートヴィヒ・シュンケ:アンダンテ ヘ短調 『郷愁』
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164 D537
ルイジ・フェルナンド・カサモラータ:3つのロマンス
リスト:バッハのカンタータ『泣き、歎き、憂い、怯え』の主題による変奏曲
グレゴリオ・ナルディ(P)

録音:2014年
ルートヴィヒ・シュンケ(ドイツ、1810-1834)とルイジ・フェルナンド・カサモラータ(イタリア、1807-1881)、2人のあまり取り上げられない作曲家の 作品を収録。どちらもロマン派の魅力的な音楽で、他の収録曲との統一感も取れた面白いプログラムとなっています。ベートーヴェンのソナタは軽やかで明るい 演奏。リストは技巧をものともせず堂々と奏でています。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Paraty
PARATY-519240(1CD)
アリレザ・マシャエキ(b.1940):シェエラザード(1992) レイラ・ラメザン(P)
ケイヴァン・シェミラーニ(パーカッション(ザルブ、サントゥール)&即興)
ジャムシド・シェミラー ニ( 語り)
1940年生まれのアリレザ・マシャエキが作曲した「シェエラザード」は、イランのソロ・ピアノ音楽レパートリーで重要な作品となっています。マシャエキは エレクトロ音楽なども手がける幅広い作風の作曲家で、交響曲も9曲あるほか、これまでに600ほどの作品をかぞえます。ここではイラン音楽の国宝的存在、ジャ ムシド・シェミラーニによる語り、その息子にしてチェロ奏者ジャン=ギアン・ケラスとのトラキア・プロジェクトでもおなじみのケイヴァン・シェミラーニによる ザルブとサントゥールの即興、そしてピアノにより、イランの薫りが濃厚に感じられる実に興味深い1枚となっています。レイラ・ラメザンが手がけている「イラ ンのピアノ音楽100年」のシリーズの一環です。 (Ki)

MIRARE
MIR-352(1CD)
第37回ラ・ロック・ダンテロン・ピアノフェスティバル公式CD
(1)クープラン:恋のナイチンゲール
(2)シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集〜第2曲
(3)シューベルト:ディヴェルティメントD.823〜変奏1
(4)同:ハンガリーのメロディD.817
(5)チャイコフスキー:秋の歌
(6)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番〜ラルゴ・アパッショナート
(7)メンデルスゾーン:5月のそよ風
(8)デュポン:墓碑銘
(9)ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4
(10)モンポウ:庭の乙女たち
(11)グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール
(12)ショパン:前奏曲嬰ヘ長調Op.28の13
(13)フォーレ:即興曲嬰ハ短調Op.84の5
(14)シャブリエ:アルバムの1ページ
(15)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ〜第2曲
(16)リスト:ペトラルカのソネット第47番
(17)スクリャービン:練習曲変ロ長調Op.8の8
(18)フランク:前奏曲,コラールとフーガ〜前奏曲
(19)ショパン:前奏曲ロ短調Op.28の6
(20)チャイコフスキー:田舎でOp.40の7
(21)ラヴェル:クープランの墓〜フォルラーヌ
(1)イド・バル=シャイ(P)
(2アダム・ラルーム(P)
(3)クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセ(P)
(4)シャニ・ディルカ(P)
(5)ジョナス・ヴィトー(P)
(6)レミ・ジュニエ(P)
(7)マタン・ポラト(P)
(8)マリー=カトリーヌ・ジロー(P)
(9)イド・バル=シャイ(P)
(10)ルイス・フェルナンド・ペレス(P)
(11)シャニ・ディルカ(P)と鳥笛
(12)フィリップ・ジュジアーノ(P)
(13)ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
(14)アンヌ・ケフェレック(P)
(15)ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
(16)ニコラ・アンゲリッシュ(P)
(17)アンドレイ・コロベイニコフ(P)
(18)マリー=アンジュ・グッチ(P)
(19)ユリアンナ・アヴデーエワ(P)
(20)ボリス・ベレゾフスキー(P)
(21)ナターリヤ・ミルシテイン(P)
フランスで行なわれるラ・ロック・ダンテロン・ピアノフェスティバルの公式CD。大半がフォルジュルネ音楽祭でおなじみの顔ぶれですがライヴ録音ではなく、 既存盤のコンピレーションです。


CONTINUO Classics
CC-777-814(1CD)
105歳の現役ピアニスト
ラヴェル:「悲しげな鳥たち」〜組曲『鏡』より
ドビュッシー:悲歌
 「燃える炭火に照らされた夕べ」
 夜想曲
 アラベスク第1番ホ長調
フォーレ:夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63
サティ:3つのグノシエンヌ
 3つのジムノペディ
 夜想曲第1番
 梨の形をした3つの小品より【@.開始のひとつのやり方/A.その延長/B.小品 I/C.小品 II/E.おまけにもうひとつ】
コレット・マズ(P)、
ヂェンヂェン・スー(P)*

録音:2019年/パリ
コレット・マズは1914年6月16日パリ生まれの女性ピアニスト。1935年から1940年までエコール・ノルマルでアルフレッド・コルトーにピアノを師事。 2019年6月現在、なんと105歳の現役ピアニストとして活躍し、母国フランスではテレビ番組をはじめ新聞でも大きく掲載され話題となっております。
1914年(大正3年)といえば伊福部昭(1914-2006)と同い年。また当アルバムに収録しているラヴェル、ドビュッシー、フォーレ、サティはマズが生を受 けた1914年には存命であったというから驚きです。さらに1876年ル・アーブル生まれのコレットの夫、エミール・マズ(コロンヌOの第2ヴァイオリ ン奏者)は生前サティと親交がありサティとの逸話もあったとのこと。コレットは夫をはじめ、師のコルトーなど音楽史に残る様々な音楽家から多くを吸収し、 2019年の現在も「世にも尊き至芸」ともいえる奇跡の演奏を聴かせてくれます。
ドビュッシーでは2001年に発見され話題となった最晩年1917年の小品「燃える炭火に照らされた夕べ」も収録。子供時代からドビュッシーの作品に親し んできたマズが満を持して録音した1曲です。また、ラヴェルの「悲しげな鳥たち」やフォーレの夜想曲第6番では玉を転がすような美しいタッチと、コルトー を思わせる独創的かつ感受性とイメージに富んだアプローチで演奏。そしてサティでは色合いや響きを探求し、空気感や雰囲気抜群の演奏を聴かせ、「梨の形 をした3つの小品」(短い7曲からなり当録音では5曲を収録)では愛弟子ヂェンヂェン・スーと息の合った4手連弾演奏を披露しております。
全体としてゆっくりとしたテンポで一音一音丁寧に紡ぎだすマズの演奏。当録音はコルトーの演奏法を実践する最後の愛弟子として現在に伝える非常に貴 重な記録といえます。 (Ki)

EDITION RZ
RZ-1030(1CD)
ヤーコプ・ウルマン(b.1958):「ソロV」(2013/2014) 〜ピアノのための ルーカス・リックリ(P)
(推敲:ルーカス・リックリ&ゾラ・マルティ 2016/18)

録音:2018年5月18日カルトホイザー教
会,バーゼル、60:10
Edition RZより定期的に作品集をリリースしているヤーコプ・ウルマンの最新アルバム。彼はケ ージ、ノーノから強い影響を受け、作品は徹頭徹尾、ピアニッシモを貫く特異な作風を持つ作 曲家として知られます。この作品はピアノのための、と注釈があるものの音響上かなりのエフェクト がかけられており純粋な演奏会用のピアノ曲ではない。薄い墨が和紙に染みわたってゆくよう なリヴァーブ、意味深な効果音など、一種のアンビエント、メディテーション・ミュージックとして楽 しめる。ブライアン・イーノ、ハロルド・バッド、モートン・フェルドマンが好きな人にお薦め。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-191(2CD)
モルデカイ・シェホリ、リストを弾く 第3集
リスト:超絶技巧練習曲集(初稿11 曲+華麗な即興曲,決定稿全12 曲)
練習曲第1 番ハ長調 Op.1-1/超絶技巧練習曲第1 番ハ長調 「前奏曲」/ 練習曲第2 番イ短調 Op.1-2/超絶技巧練習曲第2 番イ短調/ 練習曲第3 番ヘ長調 Op.1-3/超絶技巧練習曲第3 番ヘ長調 「風景」/ 練習曲第4 番ニ短調 Op.1-4/超絶技巧練習曲第4 番ニ短調 「マゼッパ」/ 練習曲第5 番変ロ長調 Op.1-5/超絶技巧練習曲第5 番変ロ長調 「鬼火」/ 練習曲第6 番ト短調 Op.1-6/超絶技巧練習曲第6 番ト短調 「幻影」
ロッシーニとスポンティーニの主題による華麗な即興曲 ホ長調 Op.3
超絶技巧練習曲第7 番変ホ長調 「エロイカ」/
練習曲第8 番ハ短調 Op.1-8/超絶技巧練習曲第8 番ハ短調 「荒々しい狩り」/ 練習曲第9 番変イ長調 Op.1-9/超絶技巧練習曲第9 番変イ長調 「回想」/ 練習曲第10 番ヘ短調 Op.1-10/超絶技巧練習曲第10 番ヘ短調/
練習曲第7 番変ホ長調 Op.1-7/超絶技巧練習曲第11 番変ニ長調 「夕べの調べ」 /練習曲第12 番変ロ短調 Op.1-12/超絶技巧練習曲第12 番変ロ短調 「雪かき」
モルデカイ・シェホリ(P)
録音:2018年夏 ネヴァダ州ラスベガス
第1 集(CEMBCD 116)、第2 集(CEMBCD 162)に続くモルデカイ・シェホリの久々のリスト集。リストの代表作、超絶技巧 練習曲集を収録しているのだが、なぜか2CD。この練習曲集をリストは2 度改訂し、つまり3 つの稿が存在する。シェホリは 初稿と第 3 稿である決定稿の二つを取り上げ、さらに各曲を対応するよう続けて演奏しています。こうすることで初稿から決定 稿へと26 年の間にどのような変貌を遂げたのか一目瞭然になっています。 なお初稿の第 11 番はリストが改訂の際に外しており、初稿の第 7 番を手直しして決定稿の第 11 番に回しています。決定稿 の第 7 番「エロイカ」は序奏部分だけロッシーニとスポンティーニの主題による華麗な即興曲に基づいており、ここでもそれ を収録。したがって初稿の収録は第11 番を欠いた11 曲です。 企画も面白いが、もちろんシェホリの演奏もしっかりしたもの、派手に弾き鳴らすタイプではなく、じっくりと曲の味を引き出し ているのが素晴らしい。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-192(1CD)
モルデカイ・シェホリ、リストを弾く 第4集
パガニーニによる大練習曲(全6 曲)
3つの演奏会用練習曲(リナ・シュマルハウゼンのために書いたカデンツァ 1885 年 付き)】
2つの演奏会用練習曲
怒りをこめて
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2018年夏 ネヴァダ州ラスベガス
第3 集(CEMBCD 191)と平行して録音されたリストの第4 集は練習曲集。パガニーニによる大練習曲、3 つの演奏会用 練習曲、2 つの演奏会用練習曲、そして「怒りをこめて」と、リストらしい難曲が並んでいます。ここでもシェホリはじっくりと曲に 取り組んで味わい深い演奏を繰り広げています。有名なラ・カンパネッラにしてもこれ見よがしなところは皆無で、哀愁すら漂う しみじみした音楽に仕立てています。リスト弾きとしてのシェホリの見識が伺える1 枚だ。

DORON
DRC-5054(1CD)
フォルテピアノによるモーツァルト
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
幻想曲 ハ短調 K.475
グルックの「私たち愚かな民が思うには」による10の変奏曲 ト長調 K.455
アダージョ ロ短調 K.540
メヌエット ニ長調 K.355
幻想曲の断章 ハ短調 K.Anh.32
アンダンテ ヘ長調 K.616
ベルンハルト・ビレター(フォルテピアノ)

録音:2017 年6 月11,12 日 チューリヒ
モーツァルトのピアノ名曲をフォルテピアノで弾いています。ベルンハルト・ビレターは長 年チューリヒ音楽院でオルガン、フォルテピアノ、クラヴィコード、演奏慣習を教えて来た 人物。楽器は、アントン・ワルターが1785年頃に製作したウィーン式フォルテピアノのコピ ー(カール=ハインツ・フグ製作)を使用。

NEOS
NEOS-11902(1CD)
ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(b.1939):特殊オルガンのための作品集
(1)中全音律オルガンのための4 つの小品
(2)24 音律オルガンのための6 つの小品
(3)「Nov-Org」〜オルガン・プロジェクトORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ2のための
3 つの絵
(4)「Nov-Org」〜オルガン・プロジェクトORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ3のための
6 つの絵
(5)「Nov-Org」〜ビール・パリッシュ教会のオルガンのための4 つの絵
ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(Org)

録音:2004-2009年
フリシュクネヒトはスイス出身の作曲家、オルガニスト。ベルリンでボリス・ブラッハー、ヨゼフ・ ルーファー、エルンスト・ペッピングに学んだ後、パリでメシアンに師事した。彼は音律に関心 があり、このディスクには平均律以外の様々な調律によるオルガン作品が収録されています。特 殊な調律・微分音音楽はヴィシネグラツキ、ハーバ、ハーリー・パーチ、テリー・ライリー(日本で は冷水ひとみ、藤枝守など)と多くの先例があるが、制作、調律に手間がかかる本物のパイプ・ オルガンによる作品集は極めて珍しい。分厚い音が持続するオルガンによる微分音は壮絶な 迫力があり聴きごたえ充分。通常の感覚は奪われ、聴き手は荒れ狂う海に漂う小舟に乗った 気分。船酔い必至(笑)!
NEOS
NEOS-11906(1CD)
「走る詩人を捕まえるために」〜ハープシコードのための新しい作品集
(1)マルガレータ・フェレク=ペトリッチ(b.1982):「イスタラトゥ」(2016)
(2)ラファエル・ナシフ(b.1984):「空のフォーム」(2017)
(3)クリスティアン・ディエンドルファー(b.1957):「PSI」(2005)
(4)クリスティアン・ディエンドルファー:「PSI ソング」(2010)
(5)シルヴィー・ラクロワ(b.1959):「クーラント」(2013)
(6)ペーター・ヤコーバー(b.1977):「浸透」(2017)〜ハープシコードとテープのための
(7)タマラ・フリーベル(b.1975):「自分の生まれ変わりと踊る」(2017)〜ハープシコードと
ピンポン球のための
(8)マヌエラ・ケーラー(b.1980):「グラナット」(2017)
(9)ハンネス・デューフェック(b.1984):「逮捕の映像」(2014/2017)
マヤ・ミヤトヴィッチ(Cemb)

録音:2017-2018年
マヤ・ミヤトヴィッチはウィーンを拠点に活動するハープシコード奏者でフルーティストとして も活動しています。現代音楽に精通し新作の委嘱初演を数多く行っています。収録されているのは 若手から中堅世代の作曲家の作品。それぞれの視点からハープシコードの可能性を探る佳 作ぞろいだが、中でも弾くと内部に付けてあるピンポン・ボールが跳ねて音を出すフリーベル の「自分の生まれ変わりと踊る」、ヤコーバー作曲ハープシコードとテープのための「浸透」の パンクロックと見紛うアナーキーな作品が聴きもの。

ALBANY
TROY-1759(1CD)
「コネクションズ」〜オリヴィエ・メシアンと彼の弟子たちの音楽
メシアン:「苦悩の鐘と別れの涙」〜前奏曲集より
トリスタン・ミュライユ(b.1947):「別れの鐘と微笑み」〜オリヴィエ・メシアンの追憶に
ブーレーズ(1925-2016):「12 のノタシオン」
メシアン:鳥たちの小スケッチ
ミシェル・メルレ(b.1939):「ジュード・クアレ」
 「パッサカリアとフーガ」*
メシアン:「喜びの精霊のまなざし」〜幼子イエスに注がれる20 のまなざしより
マシュー・オデル(P)

録音:2017年10月〜2018年5月、オクタヴェン・オーディオ、ニューヨーク州マウント・ヴァーノン
*=世界初録音
アルバム・タイトル通りメシアンと彼の 3 人の高弟のピアノ曲を収め、メシアンが彼らに 与えた三者三様の影響と受容の形を探る。ミュライユはスペクトル楽派の創始者で師匠メ シアンに捧げた追悼曲、ブーレーズは言わずと知れた巨匠で、ここに収められた「ノタシ オン」は比較的若い頃のセリーで書かれた作品。メルレは日本ではあまり知られていない が、ここの3 人の中で最もメシアンの影響を感じさせる。マシュー・オデルはアメリカのピア ニスト。メシアンからジョン・アダムズまでの様々な現代音楽をレパートリーとしているユニ ークなピアニスト。また歌曲の伴奏でも定評がありシャーリー=カークやメトロポリタン歌劇 場のメンバーとの共演でも知られています。

CAvi
4260085-534036(1CD)
ムソルグスキー:展覧会の絵
ガーシュウィン:3つの前奏曲
アール・ワイルド:ガーシュウィンの歌曲による7つの超絶技巧練習曲集より(第3曲 The Man I Love/第4曲 Embraceable You/第7曲 Fascinatin' Rhythm)
アール・ワイルド:ラフマニノフの歌曲からのピアノ編曲(夜の静けさ Op.4-3/夢 Op.38-5/小さな島 Op.14-2/春の水 Op.14-11/此処は素晴らしい場所 Op.21-7)
ベンジャミン・モーザー(P)

録音:2018年1月/ダーレム、イエス・キリスト教会
1981年にミュンヘンの音楽一家に生まれたベンジャミン・モーザーは、2003年アルトゥール・シュナーベル・コンクール第1位、2007年チャイコフスキー 国際コンクール5位入賞および聴衆賞など華々しい経歴を持つ若き名手。ベートーヴェンとシューベルトの最後のソナタを収録したアルバム(4260085533190) に続く2枚目のアルバムが登場。大曲『展覧会の絵』やアール・ワイルドが編曲した歌曲などを収録しており興味深い内容となっています。ラフマニノフの歌曲 の編曲版はめっぽう美しい逸品。
CAvi
4260085-531455(1CD)
バッハ:ゴルドベルク変奏曲 BWV 988 ステパン・シモニアン(P)

録音:2017年5月/NDRロルフ・リーバーマン・スタジオ
1981年生まれでモスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、非常に優れたバッハ弾きとして名を知られているステパン・シモニアン。バッハの最高傑作のひとつ、 ゴルトベルクの録音が登場です。清楚でくっきりとした響きをベースとした正攻法の演奏ながら、モダン・ピアノならではの力強いタッチや生き生きとしたアクセ ントが利いており、安心して楽しみつつ、変奏曲それぞれの新たな魅力も発見できる快演となっています。 (Ki)


Profil
PH-19030(4CD)
アシュケナージ/初期録音集
■Disc1
1955年第5回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン
(1)バラード第2番ヘ長調Op.38
(2)マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4
(3)マズルカ第29番変イ長調Op.41の4
(4)ノクターン第3番ロ長調Op.9の3
(5)エチェード嬰ト短調Op.25の6
(6)エチュードハ長調Op.10の1
(7)前奏曲嬰ハ短調Op.45
(8)ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
(9)エチュードヘ長調Op.10の8
(10)エチュードヘ長調Op.25の3
(11)スケルツォ第4番ホ長調Op.54
(12)舟歌Op.60
■Disc2
ショパン
(1)12の練習曲Op.10
(2)12の練習曲Op.25
■Disc3 71’53”
(1)リスト:メフィスト・ワルツ第1番
(2)鬼火〜超絶技巧練習曲集より
(3)ショパン:マズルカ第35番ハ短調Op.56の3
(4)同:マズルカ第36番イ短調Op.59の1
(5)同:華麗なワルツ第2番変イ長調Op.34の1
(6)同:ワルツ第6番変ニ長調Op.69の1「小犬」
(7)同:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(8)ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲Op.42
■Disc4 60’50”
(1)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(3)同:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ヴラディーミル・アシュケナ ージ(P)


■Disc1
録音:1955年/ワルシャワ(ライヴ)(1)-(11)、61年(12)/モスクワ

■Disc2
録音:1959年、60年クワ

■Disc3
録音:1957年(1)-(6)(8)/ベルリン、1961年(7)/モスクワ

■Disc4
録音:1957年(1)、1959年(2)(3)/ベルリン

全てモノラル
ヴラディーミル・アシュケナージといえば現役最高のピアニストのひとりですが、今から60年ほど前に彗星のように現れた際は世界のピアノ界に衝 撃がはしりました。まだ高校生だった1955 年に第 5 回ショパン国際ピアノ・コンクールに出場、第 2 位という結果に審査員のミケランジェリが立腹し てその任を辞したことがニュースとなりました。
まず何より鮮やかなテクニックと若々しい覇気に驚かされます。ショパン・コンクールの実況録音は「英雄ポロネーズ」などこれまでも聴くことがで きましたが、ディスク1枚分もあるのは壮観。Op25の6の三度のエチュードは、あまりに早く完璧に弾いたため聴衆や審査員を凍りつかせたと語り 草になっていたものを、ここでついに実体験できます。 このほか20歳頃にベルリンで行なったライヴで強烈なリストとプロコフィエフ、さらには端正なベートーヴェンに聴き惚れてしまいます。若きアシュ ケナージは不思議に輝く強音と透明な弱音、旧ソ連派ながらガンガン弾く超絶系ではなく詩的で自然な演奏が新鮮。ピアノ好きなら心から興奮させら れる演奏です。

OEHMS
OC-1707(1CD)
NX-B03
19世紀初頭、ウィーンで作曲されたピアノ曲集
クララ・シューマン:スケルツォ Op.10
 3つのロマンス Op.11
シューベルト:ハンガリーの旋律 ロ短調 D817
即興曲 変ロ長調 Op.142-3
ディアベリの主題による変奏曲[7.主題/8.第26変奏:モシェレス/9.第16変奏:フンメル/10.第18変奏:カルクブレンナー/11.第28変奏:フランツ・クサヴァー・モーツァルト/12.第24変奏:リスト/13.第38変奏:シューベルト/14.第44変奏:ウムラウフ(1781-1842)]
ベートーヴェン:ポロネーズ ハ長調 Op.89
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
エレナ・ガポネンコ(P…ベヒシュタインD282 )

録音:2018年10月22-24日 イエス=キリスト教会 ベルリン
ピアノ、チェロの2つの楽器を弾きこなすエレナ・ガポレンコ。ロシア生まれの彼女の目を通して描かれる1815年から 1840年頃のウィーンの音楽集は、ウィーンという都市が音楽の首都であり、世界中の音楽家の憧れの街であることを 教えてくれます。アルバムはクララ・シューマンの夢見るようなスケルツォとロマンスで始まり、ウィーンを象徴するシューベル トの作品から、出版業者ディアベリがとりまとめた「当時、ウィーンで活躍していた音楽家たち」の作品を経て、ベートー ヴェンの珍しいポロネーズをはさみ、最後はシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」で幕を閉じるというストーリー性豊か な選曲になっています。

CONTINUO Classics
CC-777-813(1CD)
「夜想曲」
(1)シューマン:夕べに〜幻想小曲集 Op.12より
(2)フォーレ:夜想曲第6番
(3)ドビュッシー:月の光
(4)シューマン:夜に〜幻想小曲集 Op.12より
(5)ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
(6)リスト:愛の夢第3番
(7)ドビュッシー:月の光が注ぐテラス〜前奏曲集第2巻より
(8)ドビュッシー:グラナダの夕べ〜版画より
(9)ブゾーニ:できごと(夜曲)〜悲歌集より
(10)ブゾーニ:夜のワルツ〜悲歌集より
(11)メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):スケルツォ〜真夏の夜の夢より
ラファエル・エプステイン(P;Fazioli)

録音:2018年11月6日/ムードン
フランスの名手ラファエル・エプステインが「夜」にまつわるピアノ作品を録音しました。「夜」といえばショパンやフォーレなどの夜想曲をイメージしますが、 この他にも様々な作曲家が名作を残しました。バッハのシャコンヌのピアノ編曲者としても知られるブゾーニが作曲した悲歌集(全7曲)の第5曲「夜のワルツ」、 第6曲「できごと(夜曲)」も夜にまつわる作品で、ブゾーニらしいテクニックと豊かな旋律が魅力です。また、ラフマニノフ編曲のメンデルスゾーンの真夏の夜 の夢よりスケルツォも注目で、ラフマニノフの香りを呈したメンデルスゾーンともいえる名編曲です。
ラファエル・エプステインはパリ・コンセルヴァトワール及びパンテオン・ソルボンヌ大学でピアノを学び、その後ジェイ・ゴットリーブから薫陶を得ました。 2000年バッハ・コンクール・イン・パリにて優勝、2009年ミロシュ・マギン国際コンクールで第3位などのコンクール受賞歴を誇ります。エプステイン は室内楽の分野のスペシャリストとしても活躍し、2016年にはフルートの杉山ゆうこ、ヴァイオリンのルッジェロ・カプラニコとともに「トリオ・スリーズを結成。 「古代のメダル」(CC777 726)と題したアルバムでも高い評価を得ております。 (Ki)

arcantus
ARC-17008(1CD)
「Joy of Bach」
バッハ:「来たれ聖霊、主なる神」によるファンタジア BWV651
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
小フーガ ト短調 BWV578
前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645
トリオ ト長調 BWV1027a
協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:A.ヴィヴァルディ RV565)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV622
中田恵子(Org/マルク・ガルニエ1984年製作)

録音:2016年9月/サン・ジャン教会、ベルフォール(フランス)
2013年のアンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールの覇者、中田恵子がオール・バッハ・プログラムのデビュー盤「Joy of Bach」をリリースしま す。東京藝術大学大学院音楽研究科の修士論文では、バッハのトッカータ ハ長調 BWV564をめぐる演奏解釈を論じるなど、演奏だけでなくバッハ作 品の造形も深い中田。バッハへの敬愛を感じる充実の演奏を聴かせ、一音一音丁寧に紡ぎだされる音色で聴き手を魅了します。収録作品はトッカータとフー ガ ニ短調 BWV565、小フーガ ト短調 BWV578、「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645など誰もが耳にしたことのある名曲から前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532、同ト長調 BWV550など、技巧的にして華やかな作品も収録しております。オルガンはフランス、ベルフォールにあるサン・ジャン教会に据え 付けられたマルク・ガルニエ1984年製作を使用。澄みきった音色が教会に響き渡ります。また、当録音ではBISレーベルの数多くの名録音でも知られる ハンス・キプファーが担当していることも注目です。中田恵子の師、鈴木雅明氏も推薦する注目の録音が登場です! (Ki)
『オルガニスト中田恵子、何と溌剌とした息吹であろうか!バッハの躍動、ガルニエ・オルガンの輝かしさ、そして彼女の弾けるような、ひたむきな演奏が、この比類ないCDを作り上げています。』(鈴木雅明)

la musica
LMU-016(1CD)
ラヴェル:作品集
(1)高雅にして感傷的なワルツ
(2)ピアノ三重奏曲
(3)クープランの墓
(4)ツィガーヌ
(1)ドニ・パスカル(P)
(2)ドニ・パスカル(P)、オーレリアン・パスカル(Vc)、スヴェトリン・ルセフ(Vn)
(3)デイヴィッド・ライヴリー(P)
(4)ツデイヴィッド・ライヴリー(P)、スヴェトリン・ルセフ(Vn)

録音:2015-2017年
サル・ガヴォーにて初演されたラヴェル作品を集めた1枚。スヴェトリン・ルセフはプーレやカントロフに師事、2008年からはカントロフの後任としてパリ国 立高等音楽院で後進の指導にあたっている名手です。ピアノのデイヴィッド・ライヴリーは、APARTEレーベルでもおなじみのアメリカ生まれのフランス人ピアニ ストで、カーターやコープランドといった20世紀のアメリカ作品のほか、幅広いレパートリーの実力派です。1994年生まれの注目のフランスのチェリスト、オー レリアン・パスカルら、豪華演奏者陣による演奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

arcantus
ARC-19012(1CD)
「世界は(あなた)私たちのもの」
(1)アンナ・クライン(1980-):「Rest These Hands」(2009/2014チェロ版)
(2)シベリウス:主題と変奏〜チェロのための(1887)
(3)藤倉大(1977-):「Eternal Escape」〜チェロのための(2001/2006)
(4)ラウタヴァーラ(1928-2016):無伴奏ソナタ(1969)
(5)ヨハン・ウレーン(1972-):「The Dark Triad Psychological Tango Traits」(2017)
カティ・ライチネン(Vc)

録音:2018年3月、10月/ギレスタ教会(スウェーデン)
フィンランド出身のチェロ奏者カティ・ライチネンが5人の作曲家の無伴奏チェロ作品を録音しました。1980年生まれのイギリスの女性作曲家アンナ・クラ インは現在最も注目されている現代作曲家で、リッカルド・ムーティがシカゴSOとの演奏会で彼女の作品を取り上げるなど、近年ますます評価を上げてい ます。ここに収録した「Rest These Hands」は2009年にヴァイオリンのために作曲された作品を2014年にチェロ版として発表された無伴奏作品。エキゾ チックな旋律と重音の持続音が何ともいえないインパクトがあります。この他、シベリウスの主題と変奏、世界的に活躍する日本人作曲家、藤倉大の「Eternal Escape」、ラウタヴァーラの無伴奏ソナタ、そしてカティ・ライチネンに捧げられたヨハン・ウレーンの「The Dark Triad Psychological Tango Traits」が 収録されております。それぞれの作曲家の個性を示した注目の無伴奏チェロ作品集です! (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00166(1CD)
2019年6月19日発売
中桐望/ショパン:ピアノ作品集
ロンド ハ短調 作品1
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
変ホ長調 作品22
夜想曲第20番嬰ハ短調 (遺作)
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
ピアノ協奏曲第2番へ短調 第2楽章より ラルゲット
バラード第3番変イ長調 作品47
スケルツォ 第2番変ロ長調 作品31
ワルツ第6番変ニ長調 作品64-1 「子犬のワルツ」
ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64-2
ワルツ第8番変イ長調 作品64-3
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
中桐望 (P)

録音:2019年2月5日-7日神奈川県立相模湖交流センター
中桐望は東京藝大を首席で卒業、日本音楽コンクールで第2位、マリア・カナルス国際音 楽コンクール(バルセロナ)や浜松国際ピアノコンクールでも第2位(歴代日本人最高位) を受賞するなど、内外のコンクールで活躍。ポーランドに留学し、名ピアニストのエヴァ・ ポブウォツカに師事し研鑽を積んでいます。ショパンの初期から後期までの幅広いプログ ラムを、歌うようにピアノを弾くことで作品の特質を、みずみずしくすくい上げています。デ ビュー・アルバム「ショパン&ラフマニノフ」で称賛を集めた中桐望の、輝かしき第2作で す。(オクタヴィア)

APR
APRCD-6030(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール〜ジャン・ドワイアン
■CD1
(1)ショパン:モーツァルトの歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」 の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調 Op.2
(2)ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
 (3)バラード第2番ヘ長調 Op.38
 (4)バラード第3番変イ長調 Op.47
 (5)バラード第4番ヘ短調 Op.52
 (6)ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1 「小犬」
 (7)ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
(8)リスト:3つの演奏会用練習曲 S.144
 (9)2つの演奏会用練習曲 S.145
■CD2
(1)シャブリエ(シュヴィヤール編):スペイン(ピアノ独奏版)
(2)シャブリエ:気まぐれなブーレ
(3)サン=サーンス:ウェディングケーキ Op.76
(4)フォーレ:バラード第2番ト長調 Op.41
 (5)夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
(6)ドビュッシー:映像第1集 L105
 (7)映像第2集 L120より 第3曲「金色の魚」
(8)ラヴェル:夜のガスパール
ジャン・ドワイアン(P)

■CD1
(1)ジャン・クレットリー(指)、
オーケストラ不明/録音:1936年1月
(2)録音:1941年2月27日
(3)〔録音:1941年2月28日
(4)録音:1941年2月28日
(5)録音:1941年2月27日
(6)録音:1941年2月28日
(7)録音:1941年2月28日
(8)録音:1943年3月3日
(9)録音:1935年6月−7月頃
■CD2
(1)録音:1930年頃
(2録音:1935年前半
(3)カントレル五重奏団/録音:1935年8月
(4)録音:1935年前半
(5)録音:1937年2月23日
(6)録音:1943年3月15日
(7)録音:1935年前半
(8)録音:1937年5月19日

録音:1930年−1943年
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」。第1集「マリウス=フランソワ・ガイヤール&カルメン・ギルベール」(APR 6025)、第2集「ヴィクトル・スタウ&ラザール・レヴィ」(APR 6028)に続くシリーズ第3集。
パリ出身のジャン・ドワイアン(1907−1982)は、パリ音楽院でルイ・ディエメ、マルグリット・ロンらに学び、自身もパリ音楽院のピアノ教師として1941年〜1977年まで(パリ音楽院史上2番目に長くピアノ教師として貢献)、多くのピアニストを育て、フレンチ・ピアノ・スクールの礎を築いてきたピアニストです。
フランス音楽に加え、ショパンも重要なレパートリーとしていたジャン・ドワイアンの初期録音から、CD1はショパンとリスト、CD2はシャブリエ、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどのフランス音楽を収録。定評あるAPRの復刻で、ジャン・ドワイアンの寛大な詩情を伴う華麗な技巧が明らかになります。

Guild
GMCD-7816(1CD)
フランク:オルガン作品集
3つのコラール/パストラーレ
Op.19/交響的大曲 Op.17
デイヴィッド・M.パトリック(Org)

録音:2017年8月3日&10月27日、2018年4月6日、2019年1月4日
ウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、ロマン派と現代のフランス音楽を特に専門とするイギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M.パトリック(b.1947)。
最新プロジェクトは、聖オルバン大聖堂の壮麗なハリソン&ハリソン・オルガンを弾いた、セザール・フランクの偉大なオルガン作品集。
Guild
GMCD-7804(1CD)
デュリュフレ:オルガン作品集
ヴィエルヌ:3つの即興曲
デュリュフレ:顕現節の入祭唱への前奏曲 Op.13、
 前奏曲, アダージョと「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 Op.4、
 スケルツォ Op.2、
 ソワッソン大聖堂の時報の鐘の主題によるフーガ Op.1、
 アランの名による前奏曲とフーガ Op.7、
 組曲 Op.5
デイヴィッド・M.パトリック(Org)

録音:1996年3月19日、5月1日、7月29日、8月21日
ウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、ロマン派と現代のフランス音楽を特に専門とするイギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M.パトリック(b.1947)。
1996年にコヴェントリー大聖堂のオルガンを弾いたデュリュフレのオルガン作品集がGuildから復刻! BBCミュージック・マガジンでは1997年の「Critic's Choice of the Year(年間批評家賞)」に選ばれ、2006年5月のBBCプログラム「Building a Library」では3つの推薦録音(three highly recommended recordings)の最終リストに残った、パトリックの代表的名録音です。

DIVINE ART
DDA-25183(1CD)
NX-B07
ガーシュウィン作品による2台ピアノ編曲集
「ポーギーとベス」-情景
ディヴァーションズ
「前奏曲」組曲
「パリのアメリカ人」再訪
"By Strauss"&"I Got Rhythm"
Piano a Deux(ピアノ・デュオ)【リンダ・アン・ストゥッドリー&ロバート・ストゥッドリー】

録音:2018年8月1.2.7日
Piano a Deuxという名前のストゥッドリー夫妻によるピアノ・デュオ。彼らはポップスからクラシック作品までの幅広いレパート リーを持ち、クルーズ船上で演奏することで乗客たちを大いに楽しませています。デビュー・アルバムではフランス・ロマン派か ら近代までのオリジナル作品を演奏していましたが、実は彼らは名アレンジャーでもあり、ほとんどの曲は自分たちで2台ピアノに編曲、ひねりを効かせたタイトルを付けることで、オリジナル作品に楽しい味付けを施しています。このガーシュウィン・アル バムもそんな1枚。良く知られた旋律が自由自在に繋ぎ合わされ、新たな表情を次々と見せています。

DIVINE ART
DDA-25185(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集 第10集
使徒フィリポの前奏曲 Op.1243(2017)
使徒アンデレの前奏曲 Op.1242(2017)
ヨゼフ讃歌による行列、間奏曲と典礼 Op.1241(2017)
オルガンのためのインヴェンション 第1巻 Op.1238(2017)
組曲 ヘ長調 Op.1246(2017)
アンドレアス・ヴィルシャーの讃歌によるパストラーレ Op.1228(2017)
アンドレアス・ヴィルシャーのモテットによるヴォタンタリー Op.1233(2017)
2つの主題による後奏曲 Op.1245(2017)
曲 ト長調 Op.1247(2017)
ソナチネ第4番Op.1234(2017)
エリック・シモンズ(Org)

録音:2017年10月
既に1200曲以上の作品を発表している1982年生まれの作曲家カーソン・クーマン。彼の創作の泉は枯れることはありま せん。この第10集目となるアルバムに収録されているのは、全て2017年に作曲された作品。宗教的な曲だけでなく、古 典的な組曲も含まれており、技巧的かつ贅を尽くしたオルガンの響きを存分に楽しむことができます。「オルガンのためのイン ヴェンション」は意外なほどシンプルな旋律が却って魅力的。シリーズを通して演奏するエリック・シモンズはクーマンの最大の 理解者であり、第11集の発売も既に予定されています。

TOCCATA
TOCC-0511(1CD)
NX-B03
カロル・ラートハウス(1895-1954):ピアノ作品集 第1集
5つのピアノ小品 Op.9(1924)
ピアノ・ソナタ 第2番Op.8(1924/1927改訂)
3つのマズルカ Op.24(1928)
バレエ曲「最後のピエロ」より2つの小品(1626/1927改訂)
映画音楽「殺人者ディミトリ・カラマーゾフ」より3つの抜粋(1931)
ダニエル・ヌコウスキ(P)

録音:2018年12月10-12日
カジノ・バウムガルテン、ウィーン
※世界初録音
オーストリア・ハンガリー帝国の東に位置するタルノーポルに生まれたラートハウス。フランツ・シュレーカーの弟子として音楽を 学び、ベルリン高等音楽学校で作曲と音楽理論の教師となります。初期に発表した一連の交響曲や室内楽が高い評価 を受け、映画音楽の作曲家としても活躍を始めましたが、ユダヤ系の他の作曲家たちと同じく、ナチス政権によって「退廃 音楽作曲家」のレッテルを貼られ、オーストリアから脱出、パリ、ロンドンを経て最終的にニューヨークに移住。ただ、彼はこの 地で作曲科の教師として人望を得たため、その後も作曲家として幸せな生涯を送りました。このアルバムには初期に書か れたピアノ曲を中心に収録。オーストリアを拠点に華々しく活動していた頃の意欲作と、彼の名声を高めた映画音楽を ポーランド出身のピアニスト、ヌコウスキの演奏で楽しめます。

Nimbus
NI-7729(1CDR)
ベスト・オヴ・マーティン・ジョーンズ〜ディスカヴァー・エンリケ・グラナドス
グラナドス:演奏会用アレグロ Op.46
オリエンタル、カンシオン、変奏、間奏と終曲
エリセンダ/詩的な情景より 第1曲「子守歌」
祈りの書より 第2曲「冬」/風景 Op.35
詩的な情景第2集/練習曲
ロマンティックな情景より 第2曲〜第6曲
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:1995年、1999年、2000年、2001年、コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ)
知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。全6巻に及んだエンリケ・グラナドスのピアノ作品全集(NI-1734)から魅力的なエッセンスを抽出したベスト盤。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Profil
PH-19027(2CD)
ハイドン:変奏曲と小品
カプリッチョ ト長調Hob.]Z:1
20の変奏曲イ長調Hob.]Z:2
12の変奏曲変ホ長調Hob.]Z:3
幻想曲ハ長調Hob.]Z:4
6つの変奏曲ハ長調Hob.]Z:5
変奏曲ヘ短調Hob.]Z:6
5つの変奏曲ニ長調Hob.]Z:7
アダージョ ト長調Hob.]X:22/U
変奏曲ハ短調「ロクスラーヌ」Hob.T:63
アレグレット ト長調Hob.]Z:10
アダージョ ヘ長調Hob.]Z:9
ドイツ国歌による変奏曲Hob.V:77/U
12のドイツ舞曲Hob.\:12
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)

録音:2016年11月29 / 30日/ザールラント放送
ハイドンのピアノ・ソナタ全集(PH12037)に続くデルジャヴィナのハイドン第2弾は変奏曲を中心とした小品集。楷書的ながら独自の解釈がユニークで話題 となった前作にひきつづき、今回も驚くほど新鮮なハイドン像が出現します。タイトルだけみると同じようですが、「カプリッチョ」はドイツ民謡「8人のへぼ仕立屋」を、 「12の変奏曲」は弦楽四重奏曲第20番のメヌエットを主題にしており、「変奏曲ヘ短調」はハイドンらしからぬ悲痛な感情にあふれています。また、弦楽四重 奏曲第77番「皇帝」の第2楽章による変奏曲はオーストリア(現ドイツ)国歌を主題としていて、ピアノ版でも格調高く美しさの極みです。
エカテリーナ・デルジャヴィナは1967年生まれ、グネシン音楽学校でウラジーミル・トロップに師事、1993~2006まで母校、2003年からはモスクワ音楽 院で教えています。フォルジュルネ音楽祭に出演して日本でも注目される逸材です。 (Ki)
Profil
PH-18092(1CD)
モーツァルト:「女ほど素晴らしいものはない」による8つの変奏曲K.613
 「ああ、お母さん聞いて(きらきら星)」による12の変奏曲K.265
 ロンド イ短調K.511
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想
モーツァルト(ビゼー編):ドン・ジョヴァンニのセレナード
ショパン:「お手をどうぞ」による変奏曲Op.2
ルイザ・ボラク(P)
ホリア・アンドレースク(指)
ルーマニア国立放送O

録音:2010年10月/ブカレスト放送(ライヴ)
前作「エネスコを讃えて」で、その高度なピアニズムとマニアックな選曲が話題となったルイザ・ボラク。1968年ルーマニア生まれのベテランで、今回はモー ツァルトに挑戦。名作オリジナル作品3篇に加え、難曲として知られるリストの「ドン・ジョヴァンニ」の回想と、ショパンが「ドン・ジョヴァンニ」の「奥様、 お手をどうぞ」を主題にしたピアノとオーケストラのための変奏曲も収録という贅沢盤。 ボラクならではのマニアックなのが、ビゼーがピアノ用に編曲した「ドン・ジョヴァンニのセレナード」。ビゼーは若い頃生活のために各種の編曲を行ないましたが、 なんと「ドン・ジョヴァンニ」全曲をピアノ独奏用(歌なし)にしています。ビゼーはリストを驚かすほどのピアノの腕前を持っていたため、この編曲も極めてピ アニスティックに仕上げられています。アルバムタイトルは「愛のモーツァルト」ですが、「モーツァルトを讃えて」であること間違いなしと申せましょう。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226150(1CD)
NX-B06
フィニ・ヘンリクス(1867-1940):ピアノ小品集
格言 Op.6-私は愛する
絵画帳(1899)
メロディによるプロフィール Op.38(1911)
クリスティーナ・ビェルケ(P)

録音:2018年6月24-26日
フィニ・ヘンリクス(ヘンレゲスとも)は、19世紀から20世紀初頭のデンマーク音楽界を牽引した一人。彼の作品 は、どれも美しい旋律を持ち、親しみやすいサロン風の雰囲気を備えています。このアルバムに収録された「絵画帳」 は子供向けの作品で、比較的平易な技巧のみで演奏できるように書かれていますが、1曲1曲に丹念な表情付け がなされており、聴いているだけでも楽しい曲集です。「メロディによるプロフィール」と「エロティック」は少し高度な作 品。タイトルも感情の移ろいを表すものが多く、ニュアンスのある演奏が求められます。ピアニスト、ビェルケはヘンリク ス作品のエキスパートです。

Gramola
GRAM-99187(1CD)
NX-B06
3人の作曲家による小品集
モーツァルト:「女ほど素敵なものはない」の主題による8つの変奏曲 K613
プロコフィエフ:サルカスム(風刺) Op.17
ベートーヴェン:ディアベリのワルツによる33の変奏曲 Op.120
ハンナ・バッハマン(P)

録音:2018年8月1-3日
録音時25歳。オーストリア出身のピアニスト、ハンナ・バッハマンが弾く「ユーモラス」なピアノ曲集。冒頭のモーツァルトの 作品は、当時流行していた歌芝居「馬鹿な庭師」の中の最も有名なアリア「女ほど素敵なものはない」を主題にした8 曲からなる変奏曲。このころのモーツァルトは生活に困窮していましたが、作品からはそんなそぶりは全く感じられず、全 編、彼らしい天真爛漫さが溢れています。プロコフィエフの「風刺」は2分ほどの小品5曲で構成された組曲。強調された リズム、いびつな和声進行など、刺激的な音の連続が魅力的。ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」は、「変奏曲を書く ように」と送られてきたディアベリのワルツ主題を、ベートーヴェン自身が「靴屋の継ぎ皮」とけなしたとか。とはいえ、いろい ろと世話になっていたこともあり、自分ですべての変奏曲を作ろうと思い立ったベートーヴェン、その主題をもとに見事な 大作を創り上げたというもの。すでにジョークの域を超えた名作です。バッハマンは48トラックすべての曲の性格を描き分 け、実に多彩な演奏を聴かせます。
Gramola
GRAM-99191(1CD)
NX-B06
無伴奏ヴァイオリンのための作品集
クライスラー(1875-1962):レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース Op.6
ハンドシキン(1747-1804):無伴奏ヴィオリンのためのソナタ 第1番ト短調
Op.3-1
パガニーニ:カプリッチョ 第14番 変ホ長調 Op.1-14
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番変ホ長調 Op.3-2
パガニーニ:カプリッチョ 第24番イ短調 Op.1-24
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番ニ長調 Op.3-2
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番イ短調「ジャック・ティボーへ」Op.27-2
エレーナ・デニーソヴァ(Vn)

録音:1996年12月、2017年10月
ロシアのヴァイオリニスト、デニーソヴァが演奏する無伴奏ヴァイオリンのための作品集。「ロシアのパガニーニ」と呼ばれる 18世紀ロシアの作曲家でヴァイオリニストとしても活躍したハンドシキンの「3つの無伴奏ソナタ」を中心に、パガニーニ、 クライスラー、イザイの作品を配置、集中力の高い演奏を聴かせます。イタリア作品から薫陶を受けたといわれるハンド シキンの作品は、重音奏法などを徹底的に駆使した技巧的なもの。西欧風、ロシア風の雰囲気を兼ね備えた抒情性 豊かな旋律が魅力的です。アルバムタイトルの「Obsession 妄執」はイザイのソナタ 第2番の第1楽章から採られたも ので、イザイが語ったバッハへの「妄執」・・・「血と汗を流しながら、巨人に押しつぶされそうな思い」は、現代女性アー ティスト、ヴェロニカ・ニコルスカヤが描く“モハメド・アリ”を用いた印象的なアルバムジャケットにも反映されています。

OUR RECORDINGS
MAR-6.220672
(1SACD)
NX-B06
アクセル・ボロプ=ヨアンセン(1924-2012):ギター作品集
"floating islands" Op.169:5a (2002)〜Swebend ? Intro
Tristrophoni Op.163:1 (2000)
praeambula Op.72 (1974-1976)
"floating islands" Op.169:0 (2000) 〜 Poco Slentando
morceaux Op.73 (1974-75)
"floating islands" Op.169:2 (2000)〜Ligesom lidt tovende
"fur gitarre" Op.86 (1978-79)
"floating islands" Op.169:5b (2000)〜Swebend
フレゼリク・モンク・ラーセン(G)

録音:2018年6月4、5日、11月26,27日フレデンスボー城教会、デンマーク
リコーダー奏者ミカラ・ペトリとも縁の深いデンマークの作曲家、ボロプ=ヨアンセンによるギター作品集。ほぼ独学で作曲を学び、 「詩的」と表現されるボロプ=ヨアンセンの作風ですが、ここに収められた数々のギター作品も、ぽつぽつと言葉少なく語るような 音で広い空間を感じさせるものが多くなっています。中心となるのは19世紀イングランドの女流詩人エリザベス・バレット・ブラウニ ングの詩句にもとづく、彼の代表的なギター作品"floating islands"。ハーモニクス(倍音だけを鳴らす奏法)のみによるこの連 作の間に、ほかの作品を挟んでいくという独自の構成となっています。ギタリストのラーセンは1974年生まれのデンマーク出身。 王立オーフス音楽院で後進の指導にもあたる彼が、近年再評価の機運が高まる故国の作曲家の遺産を、深い共感を持って 表現しています。

Resonus
RES-10239(2CD)
NX-C08
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 スティーヴン・デヴァイン(Cemb)
ヨハン・クリストフ・フライシャー製1段鍵盤(1710頃、ハンブルク)による
コリン・ブース製2段鍵盤復元モデル(2000)

録音:2018年5月4-7日聖メアリー教会、バーゾール ノースヨークシャー
2002年にロイヤル・アルバートホールでデビューを飾ったスティーヴン・デヴァイン。2007年にはエイジ・オヴ・インライトメ ントOで初指揮を行い、以降、イギリスの主要コンサートホールで指揮者、奏者として活躍し、スイスではモー ツァルト祝祭オーケストラを指揮するなど幅広く活動しています。このアルバムは彼の鍵盤楽器奏者としての本領が発 揮されたものであり、作品のすみずみまで目が行き届いた精緻な演奏を披露しています。 使用しているのは1710年頃に制作されたクリストフ・フライシャーの復元モデル。楽器研究家としても知られるデヴァイ ンならではのチョイスが光ります。
Resonus
RES-10242(1CD)
NX-B05
フォルテピアノによるハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタ集
ベートーヴェン:ソナタ ニ短調「テンペスト」Op.31-2
ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K533/494
ヴァレヴァイン・ヴィテン(フォルテピアノ)
ヴァルター&ゼーネ(1805)によるジェラルド・トゥインマン復元モデル(2003)

録音:2017年5月25-28日イエス=キリスト教会、ベルリン ダーレム
オランダ出身、現在はベルリンを拠点に活躍する鍵盤楽器奏者ヴィテンのresonusデビューアルバム。18世紀終わり から19世紀の初頭に書かれたハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタを、作品が書かれた当時のピアノの復元楽 器で演奏。「表現力を得るために新しい方法を模索している」というヴィテンの持ち味を最大に生かしたプログラムです。 楽器の繊細な音色もお楽しみいただけます。
Resonus
RES-10144(1CD)
NX-B05
ジョン・マッケイヴ(1939-2015):オルガン作品集
Dies Resurrectionis 復活(1963)
シンフォニア Op.6(1961)…世界初録音
前奏曲(1964)…世界初録音
ヨハニスのパルティータ Op.30(1964)…世界初録音
夜想曲(1964)…世界初録音
Le Poisson Magique 魔法の魚 パウル・クレーによる瞑想曲(1964/2004)…世界初録音
キャロル-前奏曲(2008)…世界初録音
エスペランツァ(2010)…世界初録音
トム・ウィンペニー(Org)
ハリソン&ハリソン・オルガン-アルバン大聖堂

録音:2014年8月20-21日アルバン大聖堂、ハーフォードシャー
イギリスの作曲家ジョン・マッケイブの生誕80年を記念したアルバム。初期の作品から晩年の作品まで幅広い選曲がな されており、多くの曲は世界初録音となります。アルバムのタイトルとなった「魔法の魚」はパウル・クレーの絵画にインス パイアされた作品。一種のパッサカリア(変奏曲)形式で書かれており、精巧な装飾が施された主題がさまざまな色合い を変えていくまさに絵画的な1曲です。演奏は現在イギリスを代表するオルガニストの一人、トム・ウィンペニー。作品の 魅力を存分に引き出しています。

Grand Piano
GP-794(1CD)
NX-B03
イヴァ・ミカショフ(1941-1993)のために書かれたピアノのためのタンゴ集
チェスター・ビスカーディ (b. 1948):INCITATION TO DESIRE (1984)
スコット・ペンダー (b. 1959):TANGO: MS. JACKSON DANCES FOR THE PEOPLE (1986)
セルバン・ニチフォア (b. 1954):TANGO FOR YVAR (1983)*
シュテファン・ヴォルペ (1902-1972):TANGO (1927)
フレデリック・ジェフスキ (b. 1938):STEPTANGLE (1985)
ブライアン・フェネリー (1937-2015):TANGOBLIQUE (1984, rev. 2004)
コリウン・アハロニアン (1940-2017):?Y AHORA? (1984)
ウィリアム・シメル (b. 1946):FROMAGE DANGEREUX (1984)
マイケル・ナイマン (b. 1944):A NEAT SLICE OF TANGO (1984)
ジャクソン・ヒル (b. 1941):TANGO NO TANGO (1985)
ジェフリー・マンフォード (b. 1955):TANGO-VARIATIONS (1984, rev. 2001)
トム・ジョンソン (b. 1939):TANGO (1984)
ダグラス・フィンチ (b. 1957):TANGO (1986)*
ミルトン・バビット (1916-2011):IT TAKES TWELVE TO TANGO (1984)
ロバート・バークマン (b. 1955):THORN-TORN LIPS (1984)
ニルス・ヴィーゲラン (b. 1950):TANGO A DEUX (1983)
マルロス・ノブレ (b. 1939):TANGO, OP. 61 (1984)
ピアソラ (1921-1992):LIBERTANGO (1973) (ハンナ・シバイエヴァ編)*
ハンナ・シバイエヴァ(P/Steinway, model D)

録音:2018年8月15日、2018年10月10日
ロバーサイド・スタジオ、ケルン、ドイツ
*=世界初録音
同時代のアメリカ音楽の普及に大きく貢献したピアニスト、イヴァ・ミカショフ。彼は世界中の127人もの作曲家にタンゴを委嘱 し、1983年から1991年の間に様々な種類の作品を受け取りました。ここにはそのうち、ミルトン・バビットによる12音のアプロー チ、トム・ジョンソンによるミニマル、マイケル・ナイマンによる極めて個性的な小品など17曲を収録。加えてピアソラの有名曲のア レンジも収めており、一口にタンゴと言っても実に多彩な音楽を楽しむことが出来ます。ピアニストのハンナ・シバイエヴァは神童と して頭角を現して以降、ハーグ音楽院などを経て、現在世界中で演奏活動を展開している逸材。このアルバム最後に収めら れた「リベルタンゴ」の編曲も行っています。
Grand Piano
GP-798(1CD)
NX-B03
ニコハヨス・ティグラニアン(1856-1951):アルメニア民族舞踊、ムガーム編曲集
アルメニア民族舞踊 ARMYANSKIYE NARODNIYE TANTSI (‘ARMENIAN FOLK DANCES’) (1935)
ミカエル・アイラペティアン(P/Steinway, Model D)

録音:2018年6月14日、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール、ロシア世界初録音
アルメニアの盲目の作曲家、ニコハヨス・ティグラニアンのピアノ作品集。故国アルメニアの民族舞踊を取材した小品集と、隣国アゼルバイジャ ン伝統の即興性を重視した大衆音楽ムガームをピアノ用に編曲した作品を集めています。元になった伝統音楽はイスラムの影響も聴かれ、 シンプルな印象ながら、実際は豊かなハーモニーと個性的なメロディに溢れています。これらをもとにしたピアノ曲も、独特の哀愁とリズムが反映 された実に面白い仕上がり。ピアニストのミカエル・アイラペティアンは1984年アルメニアの首都エレバン生まれ。作曲家としても活動しており、 アルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるスペシャリストです。
Grand Piano
GP-809(1CD)
NX-B03
ミカエル・アイラペティアン(1984-):A WHOLE IN 12- ピアノのための小品集 (2018) ミカエル・アイラペティアン(P/Steinway, model D)

録音:2018年7月4日チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール、ロシア
※世界初録音
1984年アルメニアの首都エレバンに生まれたアイラペティアンは、ピアニストとしての活動のほか作曲家、プロデューサーとしても活躍しており、 故国アルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるスペシャリストです。どんな音楽家も心象的に大きな体験が訪れた時、音楽が生 まれてくる、と語るアイラペティアン。これまでの自らの人生で大きなポイントとなった12の出来事を音楽で綴ったのがこの作品です。純ピアノ作 品としてのポストモダンともいえる、たいへん美しく聴きやすい音楽となっています。
Grand Piano
GP-810(1CD)
NX-B03
バラキレフ:ピアノ作品全集 Vol.4
スケルツォ 第1番ロ短調 (1856)
ノヴェレッテ イ長調 (1906)
荒野…10の歌曲より第2曲(1896/ソロ・ピアノ版 1898)
スケルツォ 第2番変ロ短調 (1900)
ファンダンゴ練習曲 (1856) 世界初録音
グリンカの主題によるスペインのセレナーデ (1902)
グリンカ:「ホタ・アラゴネーサ」によるカプリス・ブリラント (ピアノ編曲 1900)
ベルリオーズ:オラトリオ『キリストの幼児』より第2部「エジプトへの逃避」序曲 (ピアノ編曲 1864)
スケルツォ 第3番嬰ヘ長調 (1901)
スペインのメロディ (1902)
タネーエフ:ヴァルス・カプリス 第1番変イ長調 (ピアノ編曲 1900)
タネーエフ:ヴァルス・カプリス 第2番変ニ長調 (ピアノ編曲 1900)
ニコラス・ウォーカー (P)
スタインウェイ Model D

録音:2017年12月11-13日
セイント・シラス・ザ・マーティ教会・ロンドン
バラキレフのピアノ作品全集第4弾は、19歳の頃に書かれショパンやリストの影響が色濃いスケルツォ第 1番、60代の円熟期の作品で彼のピアノ曲の中でも人気のあるものの一つスケルツォ第2番など、3つの スケルツォを中心に編曲作品も収めたもの。師グリンカの影響でスペイン音楽に興味を持っていた彼が、 若き日に作ったファンダンゴ練習曲は世界初録音となっています。第1弾からこのシリーズを録音している ニコラス・ウォーカーは、英国王立音楽院とモスクワ音楽院で学び、ベートーヴェン演奏で高い評価を得て いるほか、2010年の没後100年イベントを英国で開催するなど、バラキレフのスペシャリストとして知られ ています。
Grand Piano
GP-792(1CD)
NX-B03
ポルトガルのピアノ作品集
ヴァスケス=ディアス:「暖炉:想い出と愛情で作られた」
ロペス=グラサ:「祖国の旅」 ポルトガル伝統のメロディによるピアノのための19の小品
フアナ・ガマ(P)
スタインウェイ Model B

録音:2018年7月23-26日
ここに収められた2人の作曲家は、ポルトガルという国のアイデンティティを作品に反映させているという点 で共通していますが、その表現方法はそれぞれの時代を反映して大きく異なっています。ロペス=グラサは 伝統音楽を詩的な形で積極的に取り込み、独裁政治に対抗する祖国への愛を育む作品を作ってきま した。対してヴァスケス=ディアスは自身の思いや感覚を通して伝統文化を解釈し、幼いころの風景やそ の変転への思いなどを作品に昇華させています。ピアニストのガマもポルトガルの出身で、クラシックのみな らず、映画音楽からダンスまで幅広く活躍しています。
Grand Piano
GP-803(1CD)
NX-B03
シャンドール・バラッシャ(1935-):ピアノ作品全集 Vol.1
「五人兄弟」 OT TESTVER (‘FIVE BROTHERS’), OP. 5 (1960, revised 1994) (08:29)
「ツィンバロンを守る地からの手紙(ピアノ版)」 LEVELEK A REZERVATUMBOL CIMBALOMRA
(‘LETTERS FROM THE RESERVATION FOR CIMBALOM’), OP. 87 (2004)
(VERSION FOR PIANO) (12:10)
「2つのピアノ小品」 2 ZONGORADARAB (‘2 PIANO PIECES’), OP. 137 (2014) (06:39)
「古いタンスから」 第1巻 14のやさしい小品
LADAFIA (‘FROM AN OLD CHEST’),VOLUME 1, OP. 113 (2009)
ONNY? ZONGORADARAB (‘14 EASY PIANO PIECES’) (14:43)
「古いタンスから」 第2巻 14のやさしい小品
LADAFIA (‘FROM AN OLD CHEST’), VOLUME 2, OP. 120 (2010)
ONNY? ZONGORADARAB (‘14 EASY PIANO PIECES’) (20:38)
「ソナタ第1番」 SZONATINA NO. 1 (‘SONATINA NO. 1’), OP. 23, NO. 5
(1961, revised 1996) (09:17)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P)
スタインウェイ Model D

録音:2017年3月-2018年5月
ハンガリーで人気の作曲家シャンドール・バラッシャの音楽哲学は、「美しく、面白く、魅力的であって、時 の始まりからあたかもそこにあったかのような自然さで、誰もがそれを楽しく聴くことが出来る」というもの。バ ラッシャが持つ個性的で優しい風合いと音色、抒情的な作風は、ここに収録された子供のために書かれ た作品、ツィンバロンのために書かれた作品、さらにはバロック時代の手法を参考にしたスピード感のある ソナタで楽しむことが出来ます。ピアニストのイシュトヴァーン・カッシャイは1982年にブタペスト音楽院を卒 業後、ルフェビュールの元でも研鑽を積んだピアニスト。
Grand Piano
GP-808(1CD)
NX-B03
バール・ハスラム(1885-1954):上層世界のメロディ(1926)
1. KRIVU LI (’DRAW CLOSE TO ME’) 05:10
2. KI CHILATTZTA NAFSHI (’YOU SAVED MY SOUL’) 03:34
3. HAMOL AL MASECHA (’HAVE PITY ON YOUR DEEDS’) 04:21
4. NIGUN (’MELODY’) 04:07
BNEI HEICHALA (’THE SONS OF KING’S PALACE’) 08:26
7. CHASAL SEDER PESACH (’PASSOVER MEAL’) 02:00
8. KEL MISTATER (’THE CREATOR HIDES IN SECRECY’) 03:45
9. MARCH 03:17
10.IA’ALE TACHANUNEINU (’ACCEPT OUR PRAYERS’) 04:25
11. HINEY KE HOMER (’LIKE MATTER IN HIS HANDS’) 03:49
12. MISOD CHACHAMIM (’THE ASSEMBLY OF SAGES’) 04:39
13. MIZMOR LE DAVID (’DAVID’S SONG’) 03:32
14. LEAGID BABOKER (’TO PROCLAIM IN THE MORNING ABOUT YOUR MERCY’) 02:55
15. KADISH (’CONSECRATION’) 03:47
16. TZADIK (’SAINT’) 03:17
17. IADID NEFESH (’BELOVED OF THE SOUL’) 07:12
※」ミカエル・アイラペティアン編曲
ミカエル・アイラペティアン(P)
スタインウェイ Model D

録音:2018年7月2日モスクワ音楽院大ホール
カバラとは、ユダヤ教の伝統にもとづいた一種の神秘主義思想。バール・アスラムの名で知られ、20世紀 の最も偉大なカバリストと言われるイェフダ・レイブ・ハレヴィ・アシュラグが、ロンドンに住んでいた1926年か ら28年までの間に、ここに収められた「上層世界のメロディ」は作曲されました。上層世界とは創造主の いる場所で、ここから上層の力・統治の力が人間世界に降りてくるとされています。これらの多くのメロディ はカバラのテキストの一部に作曲されており、その神秘的な世界への祈りとして捧げられました。1984年 アルメニアの首都エレバンに生まれたアイラペティアンは、ピアニストとしての活動のほか作曲家、プロデュー サーとしても活躍する才人。このアルバムでは美しい編曲も聴かせてくれます。

STEINWAY&SONS
STNS-30096(1CD)
NX-B07
Evocation
メシアン:『鳥のカタログ』より第6番「モリヒバリ」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 Op.19 「幻想ソナタ」
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番Op.68 「黒ミサ」
スクリャービン:詩曲「焔に向かって」 Op.72
メシアン:『鳥のカタログ』より第5番「モリフクロウ」
クララ・ミン(P)
スタインウェイ Model D #597590 (New York)

録音:2017年2月-2018年10月スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
韓国出身でベルリンとニューヨークを中心に活躍するSteinwayオフィシャル・ピアニスト、クララ・ミンの Steinwayレーベルからは2枚目のアルバム。今回は、前作(STNS30045)にも収録したスクリャービン から、メシアン、モーツァルトと時代を広げ、「夜」をテーマにしたコンセプチュアルな内容となっています。夜 の様々な側面、夜が創作に与えた影響を見据え、得意とする神秘的な表現で作品を掘り下げていま す。


Altus
ALT-407(1CD)
Dreaming
ドビュッシー:夢想
チャイコフスキー:四季より 6月「舟歌」
パデレフスキ:メロディー 変ト長調op.16-2
プーランク:メランコリー
モーツァルト:ロンド イ短調 KV511
シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調op.28-2
シベリウス:もみの木
ブラームス:間奏曲 イ長調op.118-2
ショパン:ノクターン ホ長調op.62-2
山本貴志(P)

録音:2018年12月20-21日/飯山市文化交流館なちゅら
2005年ショパン国際ピアノコンクール第4位を始め華々しい経歴を持ち、現在ポーランドを拠点に活躍を続けるピアニスト山本貴志による2018 年新録音!「夢」をテーマに9人の作曲家を取り上げ弾き紡いだアルバムとなっています。 ★初期の作品ながら調性をぼかし水彩画のような滲みを表現したドビュッシーの「夢想」、憂鬱さを超えて人生の悲喜交々を物語るプーランクの「メラ ンコリー」、自然そのものにすべてを投影させたシベリウスの「もみの木」、晩年の澄み切った諦念が静かに広がっていくブラームスの間奏曲。どの曲も 夢幻的な美しさを持ちながらそれぞれ個性にあふれ、一貫したテーマの中で様々な音楽表現が味わえます。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0206(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):ピアノ作品集 第1集
ピアノ・ソナタ 第2番変ホ長調(1853)
ピアノ・ソナタ 第3番ニ短調(1854)
6つの前奏曲 Op.2(1864年出版)
イェンス・バルニーク(P)

録音:2018年10月5-7日
ゼンデザール SWR、カイザースラウテルン、ドイツ
※世界初録音
ユダヤ人医師を父としてヘッセンに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモ シェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び作曲家、ピアニストとして活 躍を始めました。1897年には王立ベルリン芸術アカデミーの会員となり、1901年には作曲家アカデミー高等学院の 院長に任命されるほどの名声を得ましたが、彼の死後、一時その作品はほとんど忘れられてしまいました。近年、人気 が復活しはじめ、いくつかの作品が蘇演されています。このアルバムに収録されたピアノ曲も世界初録音。10代の作品 である2曲のピアノ・ソナタはシューマンとブラームスを思わせる内省的な美しさを誇り、そのほぼ10年後の前奏曲はショ パンの影響を感じさせます。2曲のソナタはピアニスト、バルニーク自身がゲルンスハイムの手書き原稿から修復した版を 用いて演奏しています。 (Ki)
TOCCATA
TOCC-0489(1CD)
NX-B03
カール・レーヴェ:ピアノ作品集 第2集
ソナタより音詩「春」Op.47(1824)
聖書の情景 Op.96(1844)
.華麗なる大ソナタ 変ホ長調 Op.41(1819)
夕べの幻想曲 Op.11(1817)…世界初録音
リンダ・ニコルソン(P…1839年頃エラール)

録音:2017年4月4-6日
クラウス・フォン・ビルマスク・ザール WDR ケルン
シューベルトと同時期に生まれ、数多くの歌曲を残したレーヴェ。とりわけ劇的な内容を持つ「バラード」を得意とてしてお り、その作品をヴォルフが模範としていたことでも知られています。作品は歌曲だけに留まることなく、オペラや器楽曲も 数多く残しています。中でもピアノ曲には名作が多く、本来ピアニストであったレーヴェの本領発揮と言えるジャンルで す。この第2集はレーヴェ没後150年の記念アルバムであり、各楽章にタイトルが付された「春」と宗教的な性格を持つ 「聖書の情景」の他、技巧的な「大ソナタ」、世界初録音となる「夕べの幻想曲」の4曲が収録されています。リンダ・ニ コルソンはバロック期の作品を得意とするピアニスト。ここでは1839年頃に製造されたエラールから典雅な音を引き出し ています。 (Ki)
TOCCATA
TOCC-0518(1CD)
NX-B03
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):オルガン作品集
イントラーダ Op.64(1971)…世界初録音
5つの短い小品 Op.83(1980)…世界初録音
パストラーレ(1959)
トッカータ「グラディウス・ドミニ」Op.55(1968/1869改訂)…世界初録音
オルガンのためのコラール(1956)…世界初録音
前奏曲 Op.60(1969)…世界初録音
三重奏曲(カノン・オスティナート)(1968)…世界初録音
レチタティーヴォ、即興と行列聖歌 Op.92(1985)…世界初録音
リチェルカーレ Op.40(1965)…世界初録音
トム・ウィンペニー(Org)

録音:2018年8月8-9日Priory Church of St Mary, Bridlington, East Riding of Yorkshire, UK
ロンドンで生まれ、王立音楽大学でアーネスト・ブロック(エルネスト・ブロッホ)に師事し作曲家となったフリッカー。第二 次世界大戦後に母校の作曲家の教授に就任、室内楽や交響曲など数多くの作品を発表し、高い評価を受けます。 1964年にカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の客員教授となり後進の指導に力を尽くし、この地で生涯を終えまし た。彼の作品は力強くエネルギーに満ちており、同時代のイギリスの作曲家たちのように民謡や抒情的な作風を用いる ことはなく、どちらかというとシェーンベルク:やバルトークの作品に近い様式を持ったものです。とはいえ、決して調性を完全 に放棄することはなく、終始特有のスタイルを保っています。このアルバムではイギリスを代表するオルガニスト、ウィンペ ニーが見事な演奏を聴かせます。
TOCCATA
TOCC-0532(1CD)
NX-B03
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ピアノ作品集 第2集
カスケーズ(1910頃)
20のカプリースとリズミック・スタディ 第1集(1920頃出版)
エスキース-コードの練習のための(1930頃)
20のカプリースとリズミック・スタディ 第2集(1920頃出版)
パオロ・ムナン(P)

録音:2018年4月12-13日
スタジオ・アンセルメ、スイス・ロマンド放送、ジュネーヴ

世界初録音
第1集(TOCC-473)に続くジャック=ダルクローズのピアノ作品集。第2集には彼の名声を高めた「20のカプリースとリズ ミック・スタディ」全曲を中心に、作品が収録されています。ジャック=ダルクローズはもともとブルックナーやローベルト・フッ クスに師事した人ですが、パリでフォーレやドリーブとも親交を結び、パリ風の洒脱な作風を身に着け、サロン風のピアノ 曲やカンタータなど幅広い作品を残しました。幼児を中心とした音楽学習の方法論の一つ「リトミック=動きを通じて音 楽の諸概念を教える」の概念に基づいた練習曲は、ピアニストにとっての技術的課題の習得を目的にしながらも、流麗 で美しい旋律をもっています。

ALPHA
ALPHA-451(1CD)

NYCX-10053(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 セリーヌ・フリッシュ(Cemb)
使用楽器:クリスティアン・ファーター1738年製作モデル(ニュルンベルク・
ドイツ民族博物館所蔵)に基づくミラノのアンドレア・レステッリ
1998年製作の再現楽器
録音:2018年6月22日〜7月2日、
ALYSスタジオ、マンテイエール(南仏プロヴァンス地方レ・オートザルプ県)
【国内盤】
解説日本語訳・補筆:白沢達生
バロックの作曲家たちが生きた時代の楽器と奏法を見つめ直し、21世紀初頭からAlphaレーベルでの鮮烈なバッハ解釈で世 界を瞠目させてきたカフェ・ツィマーマン。その共同主宰者セリーヌ・フリッシュは、圧倒的なみずみずしさと丁寧な解釈が注目さ れた『ゴールトベルク変奏曲』の音源(現行盤ALPHA303)以来、稀代のバッハ解釈者として注目を集め続けてきました。『平 均律クラヴィーア曲集』はそんな彼女が満を持して近年重点的に取り組んできたレパートリー。好評を博した第1巻 (ALPHA221/日本語解説付再発売NYCX-20005)に続く第2巻が登場します。バッハ自身が生きた時代のモデルによる チェンバロで、構えず自然な佇まいのまま1音1音いつくしむように多声の綾を織り上げてゆく解釈のみごとさは、末永く聴き深め るに足る味わい。Alphaレーベル発足初期から数多くの名録音を生み出してきた敏腕技師アリーヌ・ブロンディオも、その泰然 自若の解釈が映える自然な響きを大切にした仕事をしています。生のままのバッハに迫れるAlphaならではの充実の新録音で す。
ALPHA
NYCX-20005(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 セリーヌ・フリッシュ(Cemb)
使用楽器:ジルバーマンのモデルに基づく
アントニー・サイディとフレデリク・バル1995年製作の再現楽器
録音:2014年10月19〜25日
サン=レミ教会、フラン=ワレ(ベルギー中部ナミュール州)
解説日本語訳・補筆:白沢達生
【輸入品番:ALPHA221】
…輸入盤も価格改定がございます。
※マーキュリー社取扱い旧国内盤ALPHA221の改訂値下げ再発売。
徹底的に作品に忠実でありながら鮮烈にみずみずしいバッハ解釈で知られた古楽器集団カフェ・ツィマーマンで、バロック・ヴァイ オリンのパブロ・バレッティとともに共同主宰者をつとめてきたセリーヌ・フリッシュ。ソロ録音で彼女の名を不動のものにした『ゴール トベルク変奏曲』から14年の時をへて、2015年にリリースされた『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』は、並居る過去の競合盤 の存在にもかかわらず『ディアパゾン』『クラシカ』などフランス批評誌から相次いで最高のレビュー賞を授けられました。まさに「満 を持して」の登場だったこの名盤も、「第2巻」リリースにあわせてお求めやすい価格で再登場。国内仕様では「第2巻」同様、ラ イプツィヒ・バッハ協会の中心人物で21世紀バッハ研究を牽引する学者のひとりペーター・ヴォルニーによる解説の日本語訳が 添付されます。

GENUIN
GEN-19643(1CD)
ドイツ国際ピアノ賞2018 年受賞者/ソ・ヒョンミン
ベートーヴェン:6 つのバガテル Op.126
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス
 月の光
シューマン:アラベスク Op.18
 子どもの情景 Op.15
ソ・ヒョンミン(P) (ハンス・H.スー)

録音2018 年9 月14 日 ヴィースバーデン(ライヴ)
既に極めて優秀な若手ピアニストとして注目を浴びているソ・ヒョンミン(???) の初 CD。ソ・ヒョンミンは 1990 年、韓国のソウル生まれ。生地で学んだ後、ニューヨ ークのマネス音楽院に留学。その後世界各地の様々なコンクールで受賞。日本で は2013 年の第5 回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で第2 位を受賞、話題に なっていた。2016 年の韓国のイサン・ユン国際コンクールで第1 位。そして2018 年 のドイツ国際ピアノ賞を受賞、その御褒美としての演奏会のライヴ録音の CD であ る。なお彼は国際的に活動する際は Hans H. Suh と名乗っており、この CD でもそ の名義。 演奏はたいへん素晴らしい。例えばリストのピアノ・ソナタ、物々しく派手に弾くので はなく、淡々としているようで、僅かな揺らしや溜め、和音のコントロール、抑制と解 放が実に見事に作られており、たいへん聞き応えがある。米国で長く修行した成果 である知的で合理的な演奏技術と音楽性に、ドイツを中心とした欧州で活躍するよ うになって見に付けた風格が加わっています。彼は間違いなく偉大なピアニストになる でしょう。その初期の結実をここに聞ける。
GENUIN
GEN-19624(1CD)
「恋のサヨナキドリ」
ダカン:ツバメ
パリシュ=アルヴァーズ:導入とベッリーニのノルマによる変奏曲 Op.36
F.クープラン:フランスのフォリア、またはドミノ(全12 曲)
リスト:愛の夢第3 番S.541
ラモー:鳥のさえずり
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
ダカン:カッコウ
リスト:サヨナキドリ S. 250-1
F.クープラン:恋のサヨナキドリ
ポッセ:ヴェネツィアの謝肉祭による変奏曲
リスト:慰め第3 番ニ長調 S.172
アニェス・クレマン(Hp)

録音:2018 年10 月10-13 日 ドイツ,ジンスハイム
ハープのオリジナル曲に加え、クラヴサン曲、ピアノ曲などをハープで演奏しています。 アニェス・クレマンは 1990 年、フランス中部のオーヴェルニュ地方の生まれのハープ奏者。2016 年にミュンヘンでのARD 音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)で第1 位を獲得。腕前は非常に高く、ハープの華麗な音色が鍵盤楽器曲の技術を軽々と弾いていることに驚かされます。
GENUIN
GEN-19653(1CD)
「前奏曲」
プロコフィエフ:前奏曲 Op.12-7
バッハ:前奏曲 ロ短調 BWV855a
ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-12
ラヴェル:「クープランの墓」〜前奏曲
ブルーメンフェルト:前奏曲 Op.17-14
レスピーギ:グレゴリオ聖歌による3 つの前奏曲 第2番
タニェーエフ:前奏曲 Op.103-3
ショパン:前奏曲 Op.28-8
マルティヌー:ラルゴの形式による前奏曲
アレンスキー:前奏曲 Op.63-1
フェインベルグ:前奏曲 Op.15-3
ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス
メシアン:風のなかの反映
スクリャービン:前奏曲 Op.11-2
カリム・シェハタ(P)

録音:2018年10月8,9,11日 ライプツィヒ
題名の通り、前奏曲ばかりを集めた面白い CD。バッハ、ショパン、ドビュッシー、ラフマニノ フ、ラヴェルのような有名な曲から、ウクライナ出身のフェリックス・ブルメンフェリト(ブルーメンフ ェルト 1863-1931)、アントン・アレンスキー(1861-1906)、サムイル・フェインベルグ(1890-1962)などの作品も収録。 カリム・シェハタはクェート生まれのドイツのピアニスト。両親はエジプト人とドイツ人で、5 歳の 時にドイツに移る。弟のナビル・シェハタはベルリン・POの首席コントラ バス奏者で、共演したCD(GEN-17448)が発売され、また2018 年には兄弟で来日して話題と なった。
GENUIN
GEN-19656(1CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
ベン=ハイム:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.44
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz117
リフ・ミグダル(Vn)

録音:2018年10月4-7日 ケルン
ドイツのヴァイオリニスト、リフ・ミグダルの無伴奏ヴァイオリン曲集。有名なバッハとバルトーク の作品に加え、イスラエルの作曲家、パウル・ベン=ハイム(1897-1984)を含めているのが珍 しい。 リフ・ミグダルはドイツ西部のヘルネの生まれ。ドイツを中心に国際的に活躍しており、2016 年 10 月にはベルリン・POの演奏会にヴィヴァルディの「四季」とピアソラ の「ブエノスアイレスの四季」(いわゆる「八季」)のヴァイオリン独奏者として初出演しています。 難曲として知られるバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタでは、技術的に軽々と弾きこなすだ けでなく、死の前年のバルトークの最後の輝きというべき静かな熱気もはらんだものになってい る。一方バッハではバロック弓を用いて演奏、聞いた誰もが近い将来の全曲録音を期待せず にはいられないような素敵な演奏になっています。

カメラータ
CMCD-99086(1CD)
税込定価
2019年5月31日発売
モートン・フェルドマン:バニータ・マーカスのために(1985) 高橋アキ(P)

録音:2007年10月/ベルリン
 フェルドマン=高橋アキの「音=沈黙」はわたしたちのイマジナリー の連鎖をどこまでも広げてゆく、いわば奥深い宇宙力を秘めています。 ――喜多尾道冬(ブックレットより) 「モーティ(フェルドマン)ならあなたの演奏がベストと言うに違いな いと確信しています」――フェルドマンに師事した作曲家バニータ・ マーカスの、高橋アキ宛のメッセージ(ブックレットより) 聴く者に人生観、世界観までも一変させるほどの感銘を与え、初演 時には、作曲家自身の心をも深く動かした、高橋アキによるフェルドマ ン晩年の宇宙的大作「バニータ・マーカスのために」。長くその存在が 知られていた高橋によるセッション録音が、ついにリリース! ブック レットには、喜多尾道冬、ジェイムズ・プリチェットによる解説、高橋 が初演時のエピソードを綴ったエッセイも収録。(カメラータ)

CAvi
260085-534432(1CD)
「バガテル」
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ&ベートーヴェン:11のバガテル Op.119
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2017年12月/バイエルン放送スタジオ2
リゲティとベートーヴェンを組み合わせたバガテル・アルバムです。リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」は11曲からなりますが、そのうち6曲は作曲家本 人の手によって木管五重奏のために編作され「6つのバガテル」というタイトルが付けられているので、もともとバガテルの性格を持った曲集と見ても良いでしょう。 このCDは独特な手法がとられ、同じ11曲入りのベートーヴェンのOp.119とセットにして、1曲ずつリゲティ、ベートーヴェン、リゲティ、ベートーヴェン… と交互に収録しています。ひとつの音高や限られた響きを使って様々なリズムを探求し、だんだんと語法を豊かにしていくリゲティと、これまた最低限の素材でさ まざまなミニアチュールを描いてみせるベートーヴェン。この組み合わせの妙がなかなか刺激的で面白く、両曲集の新たな魅力に気付かされます。シュフはこの 手法を実際のコンサートでも試しており、手ごたえを感じた上でのCD化となったようです。そして最後にベートーヴェン後期の書法がシンプルな形で結晶化さ れた名品Op.126が続き、幕を閉じるプログラムとなっています。 (Ki)

MIRARE
MIR-456(1CD)
モーツァルト&ハイドン:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト
:ピアノ・ソナタ 第12番ヘ長調 K332
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 第36番Hob.XVI:21(1773)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 K282(1774)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第44番ヘ長調 Hob.XVI:29(1776)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 第51番 Hob.XVI:38(1780)
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ/18世紀後半、ドイツ製)

録音:2017年7月
ジェローム・アンタイといえば、世界的なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、アンタイ3兄弟すなわちピエール(Cemb)、マルク(リコーダー)とでトリオ・ アンタイとしても活躍していますが、彼はまた鍵盤音楽、とりわけピアノ初期(フォルテピアノの時期)の作品にも強い興味を示してきました。ここで彼の鍵盤奏 者としてのソロCDの登場です。ここに収録された5つのソナタは、1773-1783年の間に作曲されたもの。1774年、ハイドンは彼の最初の独奏鍵盤楽器のた めのソナタ集を出版。モーツァルトがこのジャンルに初めて取り組んだのもこの年でした。これらの作品の作曲家を越えたスタイルの変遷は、鍵盤楽器がチェンバ ロからフォルテピアノに移行する時期だったことが顕著にわかるものとなっています。ここではジェローム・アンタイが18世紀効果版に作られたドイツのフォルテ ピアノを用いて録音。抜群の左手はさすがガンバ奏者として古楽アンサンブルを長年支えていることをあらためて感じさせるとともに、表情豊かで歌うような音色 を堪能できる1枚となっています。 (Ki)

Hyperion
CDA-68244

国内盤仕様
PCDA-6824(1CD)
税込定価
バッハ:トッカータ集
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910/トッカータ ハ短調 BWV.911/トッカータ ニ長調 BWV.912/トッカータ ニ短調 BWV.913/トッカータ ホ短調 BWV.914/トッカータ ト短調 BWV.915/トッカータ ト長調 BWV.916
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2018年6月20日−23日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
Hyperion(ハイペリオン)からは、第1弾「C.P.E.バッハ(CDA-67995)」がグラモフォン賞2014で古楽器部門賞を受賞し華々しいデビューを飾り、メジャー・レーベルからもハープシコードで弾くミニマル・ミュージックやバッハ・アルバムをリリースし話題を呼びました。Hyperion復帰作となった2018年来日記念盤「パッシング・メジャーズ(PCDA-68249)」はレコード芸術「特選盤」や、英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」に選ばれています。 Hyperionからついに登場するバッハ・レコーディング第1弾は、若きバッハが恐らく自身のまばゆいテクニックを証明するために書いたと考えられている鍵盤楽器のための7つのトッカータ。Hyperionにおける「ピアノによるバッハ録音」がアンジェラ・ヒューイットであるならば、「ハープシコードによるバッハ録音」はマハン・エスファハニであると位置付けられた重要プロジェクトにご期待ください。

若林工房
WKLC-7026(1CD)
京都リサイタル2018
メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチオーソOp.14
リスト:ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲
ショパン:24 の前奏曲Op.28
ショパン:マズルカ ハ長調 Op. 33 -3
リスト:愛の夢 第3 番
メンデルスゾーン:無言歌 ト短調 Op.102 -4
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ/1925 年製のニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2018 年 11 月 9 日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音:
メジューエワによる恒例の京都リサイタル。2018 年はロマン派の作曲家 三人を取り上げました。興趣に富むメンデルスゾーン。圧倒的に輝かしいエ ネルギー感で聴衆を完全にノックアウトしたリスト(「ダンテを読んで」)。ショ パンの傑作「24 のプレリュード」では作曲家の内面に深く踏み込んだ解釈 が聴きもの。ヴィンテージ・スタインウェイの華麗なサウンドも相俟って魅力 的な一枚に仕上がっています。

BIS
BIS-2337(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.38『初期作品集』
(1)ソナタ(組曲) ト長調 Wq/H.deest.【@.アルマンド/Aポロネーズ BWV Anh.125/B.メヌエット】
(2)『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』より3つの小品【マーチ ニ長調 BWV Anh.122/ポロネーズ ト短調 BWV Anh.123/マーチ ト長調 BWV Anh.124】
(3)メヌエット 変ホ長調Wq/H.deest.
(4)組曲 変ホ長調【アレグロ Wq/H.deest./マーチ Wq/H.deest./メヌエット Wq.116-1/i】
(5)楽章 ト長調【前奏曲 Wq/H.desunt./ポロネーズT Wq.deest./ポロネーズUWq/H.desunt./エアT Wq/H.desunt./エアU Wq/H.desunt./メヌエット Wq/H.desunt.】
(6)組曲 ホ短調 Wq.65-4(H 6)
(7)カンタービレ ホ短調(組曲 ホ短調 Wq.65-4初稿版より)
(8)メヌエット ハ長調 Wq.111
(9)マーチ 変ホ長調 BWV Anh.127
(10)メヌエットと21の変奏曲 Wq.118-7(H 14)(ロカテッリによる)
ミクローシュ・シュパーニ(ハープシコード)

録音:2017年7月、8月/キリスト教会、ザンクト・イングベルト(ドイツ)
録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらです。このシリー ズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの 目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいています。 私たちはオリジナルの資料をもとに"正統性"である楽器を選択して演奏しています。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。これら 膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈で演奏されております。 (