湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



オクタヴィア
OVCT-00189(1SACD)
税込定価
2021年12月22日発売
ショパン・アイズ
ショパン:4つのバラード
3つのマズルカ 作品59
夜想曲 第8番変ニ長調 作品27-2
夜想曲 第18番ホ長調 作品62-2
舟歌 嬰へ長調 作品60
日置ひと美(P)

録音:2021年7月28-30日 静岡、浜松市天竜壬生ホール
日置ひと美は、ドイツ国立エッセン・フォルクヴァング芸術大学で河村尚子の弟子として 研鑽を積み、現在日本を拠点に活動の幅を広げる気鋭のピアニストです。 待望のデビュー・アルバムとなる当盤は、ショパンのピアニズムが光るバラード全曲と珠 玉の小品を集めた名曲集。日置は幼い頃から愛したショパンの音楽に改めて真摯に向 き合い、魂と情熱を込めて演奏した、唯一無二の音楽が収録されています。留学中に触 れた「かつてショパンの瞳がうつした情景」を思い浮かべて奏でられた演奏は、聴く者の 心に深く染み入ることでしょう。 さらなる飛翔を期待させる、繊細な音色が奏でる豊かな歌心を、どうぞお楽しみください。(オクタヴィア)

カメラータ
CDTV-0011(6DVD)
税込定価
ベートーヴェン生誕250周年記念
横山幸雄 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲連続演奏会

■DVD-1 ピアノ・ソナタ 第1〜5番、第19、20番
■DVD-2 ピアノ・ソナタ 第6〜12番
■DVD-3 ピアノ・ソナタ 第13〜18番
■DVD-4 ピアノ・ソナタ 第21〜28番
■DVD-5 ピアノ・ソナタ 第29〜32番
■DVD-6 横山幸雄 ロングインタビュー(インタビュアー:高坂はる香)
横山幸雄(P)

録音:2020年12月東京
 横山幸雄のデビュー30周年を記念して2021年にリリースされた 『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲連続演奏会』DVDの一般販 売をスタートいたします。  2020年12月5日と6日の2日間、横山幸雄が東京文化会館大ホールで演 奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲をすべて収録した映像 作品となります。  6枚目のDVDには、1時間半の特別ロングインタビューが収められて います。  圧倒的なボリュームと内容を誇る、世界的にも類例のない企画の映 像作品です。(カメラータ)
(発売元:横山幸雄後援会/販売元:株式会社カメラータ・トウキョ ウ)

FARAO
B-108113(5CD)
バッハ:オルガン作品全集 第2集
■CD1
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
コラール前奏曲BWV672-675, 677, 679, 681, 683, 685, 687, 689(クラヴィーア練習曲集第3部)
パルティータ『おお父全能なる神よ』 BWV758
トリオ ハ短調 BWV585
トリオ ト長調 BWV586
ペダル練習曲 ト短調 BWV598
パルティータ『神のひとり子なる主キリスト』 BWV Anh. 77
■CD2
前奏曲とフーガ ホ長調『聖アン』 BWV552
コラール前奏曲 BWV669-671, 676, 678, 680, 682, 684, 686, 688(クラヴィーア練習曲集第3部)
4つのデュエット BWV802-805(クラヴィーア練習曲集第3部)
■CD3
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531
ノイマイスター・コラール BWV719, 1090-1093
トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527
キルンベルガー・コラール BWV718, 695, 696, 720
幻想曲 ト長調 BWV571
オルガン小曲集 BWV625-630
オルガン協奏曲 ト長調 BWV592(原曲:ヨハン・エルンスト)
■CD4
ライプツィヒ・コラール BWV651, 652, 667
フーガ ヘ長調 BWV Anh. 42
ノイマイスター・コラール BWV 1094-1097
小さな和声の迷宮 BWV591
幻想曲 ロ短調 BWV563
オルガン小曲集 BWV631-633, 635-638
前奏曲 ト長調 BWV568
コラール前奏曲 BWV739, 764
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
■CD5
前奏曲とフーガ ト短調 BWV535
オルガン小曲集 BWV599-612
オルガン協奏曲 ハ長調 BWV595(原曲:ヨハン・エルンスト)
フーガ ハ長調 BWV Anh. 90
トリオ・ソナタ 第1番変ホ長調 BWV525
トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
ペーター・コフラ ー(Org)

録音:2019-2021年/ミュンヘン、聖ミヒャエル教会のリーガー・オルガン
2017年3月よりバッハのオルガン作品全曲録音を開始したペーター・コフラーによる全集シリーズ第2弾。全3集で発売される予定です。4段鍵盤と75個の ストップを持つモダン・オルガンをあえて使った壮麗な響きが特徴で、オルガン音楽の革新者でもあったバッハの作品を存分に鳴らしてくれます。
チェンバロ、オルガン奏者として活躍するペーター・コフラーは1979年ボルツァーノ生まれ。地元のモンテヴェルディ音楽院で学んだ後、ミュンヘンにわたりハ ラルド・フェラーとクリスティーネ・ショルンスハイムに師事しました。ドロテー・オーバーリンガーやドミトリー・シンコフスキーといった古楽の名手と共演し、また 2008年よりミュンヘン、聖ミヒャエル教会のオルガニストを務めています。この録音についてコフラーは「現代オルガンの性能や高度な録音技術ではなく“バッハ の音楽” こそがこのプロジェクトの中心である」と力強く語っており、並々ならぬ意気込みを感じさせます。
第1集の品番は「B-108110」。また完結編となる第3集は2023年発売予定です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-074(1CD)
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971
フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
シャコンヌ(スキップ・センペ編)〜ヴァイオリン・ルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004より
濱田あや(チェンバロ/ルッカース製、1632/ 1745年)

録音:2020年11月12-14日、ヌーシャテル・美術・歴史博物館(スイス)
※日本語帯・解説付
ニューヨーク在住のチェンバロ奏者、濱田あやが、「編曲」と「即興」という2つのジャンルに焦点をあてて選曲したアルバムをリリースします。クラヴィーア練習 曲集第2部に収められているイタリア協奏曲は、ソロとトゥッティが交互に現れるイタリア様式の協奏曲を独奏鍵盤作品に、そしてフランス風序曲は、フランス様式 の管弦楽組曲のスタイルを用いた書かれた作品。バッハ初期の作品であるトッカータは、即興的な自由な部分を含む作品。そして最後に収録されたのは、濱田が衝 撃を受けた、センペがヴァイオリン譜を見ながら即興で弾いた「シャコンヌ」(CD)を濱田が聞き取りで書き起こしたもの。どの作品も、濱田の歌にあふれているの はもちろん、軽やかなパッセージでの愛らしくも繊細な音色、そしてうたう部分での濃厚なレガートと、濱田の音楽に機敏に反応した楽器(ヌーシャテル所蔵のルッ カース)の素晴らしさにも感じ入る内容。最終トラックの「シャコンヌ」でも、楽器の豊かな響きと、濱田のふくよかな音楽、そして終盤のたたみかけてくるような表 現に圧倒されます。
兵庫県芦屋市出身。神戸女学院中高部、同大学音楽学部首席卒業。ジュリアード音楽院古楽演奏科修士課程を、第一期生及び特待生として、最優秀の成績で修 了。プロミュージカ・チェンバー・オーケストラの首席チェンバロ奏者、レザール・フロリサンのチェンバロ伴奏要員、及びサンテスプリ・フランス教会専属奏者。古 楽アンサンブル「クイーンズ・コンソート」のメンバー。 ロンドン音楽祭コンクール第一位、ヨゼフ・ホフマン・ピアノコンクール第二位、フランス・ロワイヨモン財団賞、 MSM協奏曲コンクール、アーティスト・インター ナショナル・オーディション等で受賞。またジュリアード音楽院にて、アイリーン・ダイアモンド:・フェローシップ、および ヒュワード記念奨学金を受賞する。 北米・古楽鍵盤楽器協会国際総会、NY市主催国際リサイタルシリーズ、カナダ・ケベック州政府主催リサイタルに招聘されたのをはじめ、日本、米国、カナダ、中 南米、欧州各地でリサイタルを開催。 ニューヨークにてケネス・ワイス、パリにてスキップ・センペの各氏に師事。また、ピエール・アンタイ、クリストフ・ルセ各氏の指導を受ける。 ニューヨーク・マンハッタン在住。 濱田自身による充実の解説にも注目です。 (Ki)

IDIS
VERMEER-40030(1CD)
スクリャービン:ピアノ作品集
即興曲 変ロ短調 Op.12-2
左手の為の夜想曲 変ニ長調 Op.9-2
練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
左手の為の前奏曲 嬰ハ短調 Op.9-1
幻想曲 ロ短調 Op.28
ピアノ・ソナタ第4番嬰へ長調 Op.30
練習曲 嬰ヘ長調 Op.42-4
2つの詩曲 Op.32/詩曲 変ニ長調 Op.41
ピアノ・ソナタ第5番Op.53
2つの詩曲 Op.63/詩曲『焔に向かって』
ジェルフィ・アジ(P)

録音:2019年8月30-31日、2020年1月18日/イタリア、モディカ
1976年イスタンブール生まれ、自国トルコでのコンサートや教育活動に力を注ぐピアニスト、ジェルフィ・アジ(Jerfi Aji)によるスクリャービン。バランスよく 組まれたプログラムからはスクリャービンへの深い理解とその音楽に費やしたであろう時間が感じ取れます。 (Ki)
IDIS
VERMEER-40031(1CD)
チェロ・カンタービレ
ブルッフ:コル・ニドライ
ドヴォルザーク:ロンド Op.94
 森の静けさ Op.68-5
 私を一人にして Op.82-1
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
ピアソラ:アヴェ・マリア/オブリビオン*
ポッパー:レクイエム Op.68
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34
サン=サーンス:白鳥
※編):エンリコ・ディンド(*のみホルヘ・ボッソ)
エンリコ・ディンド(Vcv、指)
イ・ソリスティ・ディ・パヴィア(弦楽合奏)
イ・ソリスティ・ディ・パヴィアは20年ほどの活動実績を持つイタリアのアンサンブル。リーダーはチェリストのエンリコ・ディンドが務めており、バロック以降の 幅広いレパートリーを持ち、伊デッカからもリリースのある団体です。このアルバムではチェロの魅力をたっぷりと伝える作品を選び、弦楽合奏での伴奏にアレンジ して披露。美しい歌にあふれた1枚となっています。 (Ki)

Altus
ALTSA-096(1SACD)
シングルレイヤー
カール・リヒター 来日ライヴ1969
バッハ:鍵盤作品集
(1)ゴルトベルク変奏曲 BWV988

(2)オルガン作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540
パッサカリア ハ短調 BWV582
[アンコール]
諸々の技法による6つのコラール(シュープラー・コラール集)より 第6曲「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV650
パストラーレ ヘ長調 BWV590 〜第3楽章 アダージョ
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532〜フーガ
カール・リヒター((1)Cemb、(2)Org)

ライヴ録音:(1)1969年4月27日東京、日生劇場
(2)1969年5月11日東京、武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホール
※2021年新リマスター、初SACD化
バッハの権化リヒター69年初来日時の公演から、チェンバロでの『ゴルトベルク変奏曲』とオルガンでのバッハ作品集、ふたつの独奏ライヴを収録。NHK収録 音源に新規でリマスターを施しSACD化。シングルレイヤーの特性を生かし1枚のディスクに長時間収録!強烈なまでに峻厳な畢生の名演をたっぷりと味わえます。
リマスターとSACD化により、空間が広がり、音がくっきりと浮かび上がり、残響も力強さを纏って生の響きにぐっと近づき、聴いてハラハラするほどの緊迫感 とドライヴ感に否が応でも圧倒されます。まばゆいほどの光輝を放射しながら時に重戦車のごとく強靭に弾き込まれるモダン・チェンバロでの『ゴルトベルク』、感 興ゆたかで豪放にして立体的な積み上げも素晴らしい音の大伽藍たる『トッカータとフーガ』『幻想曲とフーガ』『パッサカリア』など、バッハの伝道師リヒターの 霊感ほとばしる一期一会空前絶後の大演奏に打ちのめされること間違いなし! (Ki)

WAON RECORDS
WAONCD-500(1CD)
HQCD
MONOLOGO VIA CORDA/ 独絃哀歌
エングルンド(1916-1999):独奏ヴァイオリンの為の「遮られたアリオーゾ」
ハチャトゥリアン:独奏ヴァイオリンの為の「ソナタ=モノローグ」
ノルドグレン(1944-2008):ヴァイオリン独奏の為のソナタ 作品104
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
ヤンネ舘野(Vn)

録音:2020年11月11-13日、品川区立五反田文化センター 音楽ホール
フィンランドと日本を2つの故郷とするヴァイオリン奏者、ヤンネ舘野が無伴奏のアルバムをリリースします。同郷の作曲家であるノルドグレン、エングルンド、さ らにハチャトゥリャンの作品をモダン・ヴァイオリンで、そしてバッハのパルティータ第2番をバロック・ヴァイオリンで収録しています。
エングルンドは20世紀フィンランドを代表する作曲家の一人で、ここに収録されたのは彼の残した数少ないヴァイオリン独奏曲の一つ。緩急緩で構成された、内 省的な作品。ハチャトゥリャンの作品は、中世の吟遊詩人たちの音楽を思わせる静かで瞑想的な部分に始まり、超絶技巧の部分を経て、ふたたび静謐へと姿を消し ていきます。フィンランドのノルドグレンの作品は、カレリア地方に伝わる「泣き歌」に題材をとった、微分音を用いて悲しみの揺らぎが表現されたもの。静謐から 紡ぎ出される音楽は、人々の悲しみや嘆きを代弁しているようで深い共感をおぼえます。豊かな響きをあまさずとらえた録音にも注目です。そしてアルバムの掉尾 を飾るのは、バッハの無伴奏パルティータ第2番。ここで舘野はヴァイオリンをバロック・ヴァイオリンに持ち替えて演奏しておりますが、楽器や時代の違いを超え たバッハの普遍性にあらためて感じ入るとともに、昨今の世界の状況、そして我々におそいかかる様々な困難が、ヤンネ舘野の演奏によって昇華され、慰めや力が 与えられるよう。まさに渾身の1枚です。 (Ki)

Da Vinci Classics
C-00496(1CD)
ゴイェスカス〜ゴヤにインスパイアされた作品全集
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」
歌劇「ゴイェスカス」〜間奏曲(作曲者自身によるピアノ編)
わら人形/ハカラ/ゴイェスカス
セレナータ・ゴイェスカ/夢・即興曲
フランチェスコ・カラミエロ(P/スタインウェイ)

録音:2021年5月、ヴィラ・カラミエロ(エルコラーノ、イタリア)
18世紀後半〜19世紀前半のスペインで活躍した同国史上最大の画家の1人であるフランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)の絵画から影響を受けて作曲されたグラナドスのピアノ作品の全てを集めた、スペイン音楽ファン、西洋美術史関係者にとって要チェックのグラナドス・アルバムが登場!
代表作である「ゴイェスカス」はもちろんのこと、晩年の作品や最晩年の1916年に作曲者自身が編曲した歌劇「ゴイェスカス」の「間奏曲」のピアノ・アレンジなどを収録。グラナドスがゴヤから受けた影響の大きさを表現した魅力的なプログラムです。
「Maria Jose」の名が付けられているスタインウェイでグラナドスを弾くのは、ナポリ出身の名ピアニスト、フランチェスコ・カラミエロ。
タクトゥス(Tactus)・レーベルに録音した一連のジョヴァンニ・ズガンバーティの演奏は、このローマの作曲家の至芸を現代に伝える重要や役割を果たしました。
Da Vinci Classics
C-00493(1CD)
変奏風アリアとディヴェルティメント〜19世紀の無伴奏フルート作品集
ニルス・ペーター・イェンセン(1802-1846):主題と5つの変奏「この胸の高鳴りに」、
 主題と8つの変奏「忠実な死 」
チャールズ・ケラー(1784-1855):6つのディヴェルティメント Op.16
エレーナ・チェッコーニ(Fl)

録音:2021年8月2日、サント・ステファノ・ティチーノ(イタリア)
フリードリヒ・クーラウの弟子でコペンハーゲンを中心に活躍したデンマークのニルス・ペーター・イェンセンと、カール・ケラーとも呼ばれるドイツのチャールズ・ケラーが作曲した19世紀の無伴奏フルートの為の作品をカップリング。
デンマークのコペンハーゲンとドイツのデッサウの音楽家たちが作曲した無伴奏作品を奏でるのは、イタリアの女流フルーティスト、エレーナ・チェッコーニ。
1994年までシチリアSOの首席奏者を務め、現在はピアチェンツァのニコローニ音楽院でフルート科の教授として教鞭を執る傍らソリストとしても活躍しています。
Da Vinci Classics
C-00490(1CD)
前奏曲集〜ギターの為の現代作品集
アベル・カルレヴァーロ(1916-2001):5つのアメリカの前奏曲
アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):ギターの為の前奏曲「サンセット・ブールバール)(世界初録音)
レオ・ブローウェル(1939-):6つのエピグラム前奏曲、前奏曲「困難な愛」(世界初録音)
ファビオ・フリッジ(1951-):7つの前奏曲
クラウディオ・ジュリアーニ(G)

録音:2020年8月-2021年5月、サウンド・メーカーズ(ローマ、イタリア)
キューバが世界に誇るギター界の巨匠レオ・ブローウェルをはじめとする20世紀に生まれた音楽家たちによる現代のギター作品集を、ローマ出身のギタリスト、クラウディオ・ジュリアーニが1993年にグラナダのアントニオ・マリン・モンテロが製作したギターを用いて演奏。
ブローウェルの「前奏曲「困難な愛」」とジラルディーノの「サンセット・ブールバール」はクラウディオ・ジュリアーニのために書かれた作品であり、今回が世界初録音となります。
Da Vinci Classics
C-00501(1CD)
ブラジルの風景〜ブラジルの無伴奏ヴァイオリン作品集
フラウジーノ・ヴァレ
(1894-1954):性格的で協奏的な26の前奏曲
アンドレ・メマーリ(1977-):無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ(世界初録音)
マリアーマ・アルカンタラ(Vn)

録音:2021年5月-9月、コロラド大学ボルダー校(アメリカ)
20世紀から現代に至る南米ブラジルにおける「無伴奏ヴァイオリンの為の音楽」の歴史と魅力にスポットライトをあてた南米音楽ファン要注目のプログラム!
ブラジルの生花生産地帯であるバルバセーナで生まれたフラウジーノ・ロドリゲス・ヴァレは、コンポーザー=ヴァイオリニストであると同時に、弁護士でもあり、さらにはブラジルの民族音楽の研究にも大きく貢献した人物。
ミネイロ音楽院で音楽史の教授を務めていたヴァレの「26の前奏曲」は、先住民、アフリカやヨーロッパからの文化が融合したブラジルの風景を表現しており、ブラジルの自然、風景、民族的伝統、宗教的儀式からインスピレーションを得て作曲されました。
ジャンルのボーダーレスを自らの演奏で体現しているコンポザー=ピアニストで、新時代のブラジル楽壇の象徴的存在とも称される異才アンドレ・メマーリの「パルティータ」は今回が世界初録音です。
ブラジルの無伴奏作品を奏でるのは、ブラジルの音楽一家に生まれ、12歳でパライーバSOとの共演によりソリスト・デビューを果たしたマリアーマ・アルカンタラ。
現在は主に北米、特にアメリカで活躍しており、コロラド大学ボルダー校ではタカーチSQのハルミ・ローズのアシスタントを務めており、今後の飛躍が期待されています。
Da Vinci Classics
C-00504(1CD)
サルセード:無伴奏ハープの為の作品集
バラード Op.28/水の戯れ Op.29
古い様式の主題による変奏曲 Op.30
シンチレーション/組曲「8つの舞曲」
アレッサンドラ・ジヴェリ(Hp)

録音:2021年8月27日-28日、パラッツォ・シゴラ・マルティノーニ(チーゴレ、イタリア)
フランスのアルカション出身であると同時にスペイン系でもあり、フランス、パリで活躍した後、キャリアの後半にはアメリカへと渡るなど国際色豊かなルーツ、経歴を持つ20世紀を代表するコンポーザー=ハーピスト、カルロス・サルセード(1885-1961)。
パリ音楽院ではハープとピアノで一等賞を獲得するなど非常に優秀な成績を収め、アメリカ時代にはトスカニーニに招かれてメトロポリタン歌劇場の首席ハープ奏者を務めるなど、ハープ史上でも屈指のヴィルトゥオーゾとして活躍したまさに巨匠です。
サルセードとの縁も深いライオン&ヒーリー社のハープを愛用するアレッサンドラ・ジヴェリは、現在、パルマのアッティリオ・ベルトルッチ・ムジカーリでハープ科の教授を務める女流ハーピスト。
クラシック・ハープとケルティック・ハープの両方に精通し、ダ・ヴィンチ・クラシックやタクトゥスに精力的に録音を行うなど、ソリストとしても幅広く活躍しています。
Da Vinci Classics
C-00499(1CD)
他の誰がより降伏しているか?〜19世紀と20世紀の無伴奏ギター作品集
ジュリアーニ:ソナタ ハ長調 Op.15/カステルヌオーヴォ=テデスコ:他の誰がより降伏しているか?
ジュリアーニ:大序曲 Op.61
オアナ:ティエント
カステルヌオーヴォ=テデスコ:パッサカリア Op.180、
 タランテラ Op.87a
ルチアーノ・モナコ(G)

録音:2021年5月6日、オースティン・テキサス大学(アメリカ)
アメリカはテキサス州、オースティンのオースティン・テキサス大学で19世紀〜20世紀の無伴奏ギター・プログラムを披露したのは、イタリア、モリーゼ州の州都カンポバッソ出身のギタリスト、ルチアーノ・モナコ。
イタリアにおけるマウロ・ジュリアーニの存在の偉大さを改めて知らせてくれるプログラムを奏でるルチアーノ・モナコは、ボストンのニュー・イングランド音楽院でエリオット・フィスクとジェローム・ムフェにギターを学び、2017年にディプロマを修了するなど、アメリカで活躍の場を広げています。
Da Vinci Classics
C-00492(1CD)
サン=サーンス:ピアノ4手連弾の為の作品全集
小二重奏曲ト長調 Op.11
ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35
交響詩「死の舞踏」Op.40(エルネスト・ギロー編)
バラード Op.59/アルバムのページ Op.81
パ・ルドブレ Op.86/子守歌ホ長調 Op.105
連合国の行進曲 Op.155
白鳥(ジャッ・クデュラン編)
デュオ・ソッリーニ・バルバターノ〔マルコ・ソッリーニ&サルヴァトーレ・バルバターノ(P4手連弾)〕

録音:2021年8月12日-13日、聖マリア教会(ポンツァーノ・ディ・フェルモ、イタリア)
ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)がイタリアから、「ピアノ4手連弾の作品全集」でサン=サーンスの没後100周年を華やかに祝います!
デュオ・ソッリーニ・バルバターノは、シャンドス(Chandos)にロッシーニのピアノ独奏作品全集を録音した実績を持つマルコ・ソッリーニと、イタリアのモーツァルト弾きとして評価が高いサルヴァトーレ・バルバターノが2004年に結成したピアノ・デュオ。
ベートーヴェンやシューベルト、モーツァルト&コジェルフ、マスカーニ、ラフマニノフの4手連弾、編曲作品を様々なレーベルへ録音しており、その優れた演奏はロシアのメディアから「イタリアの黄金の20本の指」と称えられました。
ギロー編曲の「死の舞踏」を加えて作品番号順に作品が並べられており、アルバムの掉尾を飾るのはクデュラン編曲の「白鳥」。イタリア屈指のピアノ・デュオが、サン=サーンスのアニヴァーサリー・イヤーを彩ります。
Da Vinci Classics
C-00491(2CD)
パガニーニ:24+
24のカプリース Op.1/4つの新しい練習曲 〜 第1番ハ長調「ソステヌート」、第2番イ長調「モデラート」、第3番ハ長調「モデラート・アッサイ」、第4番ト長調「ソステヌート」
クセニア・ミラス(Vn/ヴィヨーム1833年製「シヴォリ」)
使用楽器:ジャン=バティスト・ヴィヨーム1833年製作

録音:2020年9月21日、パラッツォ・トゥルシ、パガニーニ・ルーム(ジェノヴァ、イタリア)
パガニーニが愛した歴史的銘器であるグァルネリ・デル・ジェス1743年製「イル・カノーネ(カノン砲)」と共に、イタリア、ジェノヴァのパラッツォ・トゥルシ(トゥルシ宮)で厳重に保管されているもう1台の銘器ジャン=バティスト・ヴィヨーム1833年製作のヴァイオリン「シヴォリ」。
ヴィヨームがパガニーニから「イル・カノーネ」の修理を依頼された際、この修理期間中に同時進行で「イル・カノーネ」のレプリカを製作、完成させ、パガニーニから後に弟子のカミッロ・シヴォリへと譲られたというエピソードを持つこの「シヴォリ」を用いてパガニーニの「24のカプリース」を録音するというスペシャル・プロジェクトが実現しました!
「イル・カノーネ」と共にジェノヴァ市によって管理されているこの「シヴォリ」を弾くヴァイオリニストに選ばれたのは、ロシア出身で現在はイタリアで活躍する才女クセニア・ミラス。
8歳でサンクトペテルブルク・フィルハーモニーSOとの共演でソリスト・デビューを果たした後、9歳でアテネの国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たし神童としてその名を知られることになります。
その後、オランダのマーストリヒト音楽院で名匠ボリス・ベルキンに師事し、2012年に同校を優秀な成績で卒業。
現在はソリストとしてヨーロッパ各国で活躍する傍ら、ウラディーミル・アシュケナージから招聘を受けて2010年からイモラ国際音楽院でロシアン・ヴァイオリン・スクールの伝統を生徒に継承するという大役を担っています。
また、クセニア・ミラスの演奏に感銘を受けたスウェーデンの作曲家ジョナサン・エストルンドが2018年1月に作曲した「パガニーニ・ファンタジア」を彼女に献呈するなど、その演奏への評価、注目度は確実に高まっています。
クセニア・ミラスは「シヴォリ」でのパガニーニの録音に臨むにあたり、「24のカプリース」だけでなくダニーロ・プレフーモ教授が最近発見した4つの習作である「4つの新しい練習曲」のカップリングを決断。
パガニーニ自身との縁が深い「シヴォリ」でのレコ―ディングの内容、完成度をさらに充実させています。
ロシアの才女がパガニーニ、ヴィヨーム、シヴォリが関わった歴史的銘器で奏でるパガニーニの世界。乞うご期待!

Tactus
TC-890090(2CD)
珍しい19世紀から20世紀のオルガン作品
【CD1】
ヴィンチェンツォ・フェローニ(1858-1934):Pezzo per organo:Corale-Fuga(1891)
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914):Benedizione nuziale Op.30
フランチェスコ・パオロ・ネリア(1874-1932):ノスタルジア Op.16
ジョバンニ・バティスタ・ポレーリ(1855-1923):ファンタジア ヘ長調(1900)
フランチェスコ・パオロ・ネリア:アヴェ・マリア‐祈り
アッリーゴ・カペレッティ(1877-1916):ファンタジア ホ短調、神への望み
ドメニコ・ベルランドー(1868-1922):スケルツォ、offertorio
【CD2】
ジェレミア・ピアッツァーノ(1841-1921):前奏曲
ピエトロ・マグリ(1873-1937):コラールと3つの変奏曲(1911)
フランコ・ヴィッタディーニ(1884-1948):「12のオリジナル作品」より「コラール」、dall'Organista Liturgico:Elevazione V
アレッサンドロ・デ・ボニス(1888-1965):Laetitia,Finale per organo
エットーレ・ポッツォーリ(1873-1957):前奏曲,アンダンテ・モルト・ソステヌート
ジョルダーノ・ノフェリーニ(1934-1977):Contemplazione,Andante Mistico(1967)
ジュゼッペ・チコニャーニ(1879-1921):Domine,Exaudi Vocem Meam Op.65
ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):前奏曲 ヘ長調(1890)
ルイジ・ボッタッツォ:アンダンテ・カンタービレ 変ロ長調 ILB34、
 アレグレット・パストラル(1900) Op.120-3
アンドレア・トスキ(Org)

録音:2020年4月
ボローニャのオルガニストであるアンドレア・トスキは、これまでにも19世紀から20世紀の音楽を中心としたアルバムをタクトゥス(Tactus)からリリースしてきました。今回のアルバムでは、普段まず耳にすることのない珍しい作品を中心とした企画となっています。現代音楽にも深い造詣があるトスキの演奏は、その深い洞察力からなる説得力のある演奏となっています。

OEHMS
OC-478(1CD)
NX-B03
ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol.2
交響曲第2番ハ短調 他

ブルックナー:詩篇150篇 WAB 38 - ソプラノ、合唱とオーケストラのために(1892) (エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
デイヴィッド・マシューズ(1943-):ブルックナーの第2交響曲の緩徐楽章による瞑想〜ブルックナー・フェンスター III -オルガンのために(2021)
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102/1877年版(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
ハンスイェルク・アルブレヒト(ウィリス-オルガン)

録音:2021年8月5-9日ウェストミンスター大聖堂、ロンドン(UK)
1868年からウィーン宮廷礼拝堂のオルガン奏者として活躍をはじめたブルックナー。パリに赴き演奏会を開いたところサン=サーンスやフランクに絶賛され 自信を得ました。そして1871年にはロンドンのオルガン・コンクールに参加し第1位を獲得します。彼は当時存在した巨大な建造物「水晶宮」で70,000 人の聴衆の前で即興演奏とバッハの小品、自作などを演奏したと伝えられています。その後、しばらくロンドンに滞在し、同年10月から交響曲第2番の作 曲に取り掛かりました。ロンドンで得た経験も採り入れられながら1年も経たずにウィーンで完成されたこの交響曲は、すぐさま彼の友人の指揮者オットー・ デッソフが初演を試みましたが、オーケストラの団員が「演奏不可能」と評したことからブルックナーは作品を改訂、翌1873年にようやくブルックナー自身の 指揮によって初演が行われます。その後、1877年に更なる改訂が行われており、今回のオルガン版はこの1877年の改訂稿が用いられています。 ブルックナー自身は大きなオルガンを演奏することを好んでいたようで、1871年に完成したばかりのロイヤル・アルバート・ホールの巨大なオルガン(ヘンリー・ ウィリス工房製造)にも魅了されました。このアルバムでハンスイェルク・アルブレヒトが使用したのは、ヘンリー・ウィリスの孫"ウィリスIII世"が製造したオルガン で、こちらも4段鍵盤と78ストップを備えた壮麗な楽器。ロンドンに縁ある交響曲第2番を演奏するには最もふさわしい楽器と言えるでしょう。 毎回注目されるこのプロジェクトの為の新作は、イギリスの作曲家デイヴィッド・マシューズの「ブルックナーの第2交響曲の緩徐楽章による瞑想」です。他 にはブルックナーの詩篇第150篇のオルガン版。こちらは交響曲と同じくエルヴィン・ホルンによる編曲版が収録されています。

MClassics
MYCL-00015(1SACD)
税込定価
リアル・ユーフォニアムW
ドス:パルス
ヴェルディ(松本望 編):歌劇「運命の力」によるグランド・ファンタジー
フォーレ:夢のあとに
ソレル(山田武彦 編):ファンダンゴ
伊藤康英:3つのロマンス
プライヤー:スコットランドの釣鐘草
加羽沢美濃:波の綾
ポンセ(加羽沢美濃 編):エストレリータ
天野正道:無窮動
藤原亜美(P)

録音:2021年4月24-25日神奈川県、相模湖交流センター ラックスマンホール
世界に誇る日本のトップ金管奏者、外囿祥一郎の久々となるピアノとのデュ オ・アルバムです。外囿がライフワークとしているユーフォニウムの新たなるレパー トリーと魅力を探求するシリーズ「リアル・ユーフォニアム」の続編となります。 (T〜Vは校正出版社よりリリース)今アルバムでも人気作曲家、加羽沢 美濃と天野正道が作品を提供。二人の美しいメロディとインスピレーションに よってユーフォニアムの魅力が存分にもたらされています。そして、外囿の圧倒 的な技術と音楽性!その音はより深みを増し、表情豊かに音楽を表現してゆ きます。揺るぎない技術を披露する「パルス」「スコットランドの釣鐘草」は聴き もの。ユーフォニアムの美しい音色を聴かす「ロマンス」など現在の充実した音楽 家、外囿祥一郎の姿が刻まれているかのようです。さらなる高みを目指す日 本のトップランナー、「世界のホカゾノ」の新たなる旅の始まりです。

sonorite
SNRT-2102(1CD)
税込定価
シューベルト・アルバム
シューベルト:ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D459
 3つの小品 D946
 アダージョ 変ニ長調 D505
シューベルト(R・シュトラウス編):クーペルヴィーザー・ワルツ
鶴澤奏(P)

録音:2021?年?6?月?23?日??25?日、コピスみよし
使用ピアノ:1982年製ハンブルク・スタインウェイD型
(タカギクラヴィア所蔵)
1994年生まれの鶴澤奏によるシューベルト・アルバム。謙虚で気負いのない自 然体のピアノが、シューベルトの佳曲の魅力を清々しく引き出しており、珍しい D459のソナタを含む選曲もたいへん素敵です。アルバム名のAn die Musik は、シューベルトの名歌曲のタイトルに、鶴澤の信条を重ね合わせたもの。凛とし て純度の高い音楽を奏でる、稀有な新進ピアニストのデビュー盤です。
■鶴澤奏(つるさわ かなで)
高校3年時にピティナ・ピアノコンペティション特級にて銅賞を受賞し、本格的に演 奏活動を始める。2016年に野島稔・よこすかピアノコンクールにて第1位を受賞 した際には審査委員長の野島稔氏から「自分の内にある音楽を極めて自然に 表出し(中略)作為のあとが見えない、けれん味のない音楽がそのまま楽曲の 満ち足りた表現として十分に聴き手に伝わる」と評された。 現在主に日本と北米を行き来しながら活発に演奏活動を行っています。2019年 にはカサルマッジョーレ音楽祭(イタリア)で弦楽器の公式伴奏者を務め、またカ ナダではバンクーバーSOの管楽器首席メンバーらと共演するなど、室内楽 奏者としての信頼も厚い。 菊地麗子、野島稔、清岡登志子、鈴木弘尚の各氏に師事し、東京音楽大学 ピアノ演奏家コースを首席で卒業。在学中ヤマハ音楽奨学金を受ける。2017 年よりバンクーバー音楽院に所属、Lee Kum-Sing氏のもと研鑽を積んでい る。

Virtus Classics
VTS-13(1CD)
税込定価
モダン・エチュード
ストラヴィンスキー:4つの練習曲 Op. 7
シマノフスキ:12の練習曲 Op. 33
ラフマニノフ:絵画的練習曲集 Op. 39
山田剛史(P)

録音:2021年2月16〜18日三重県総合文化センター
ピアノ:Steinway D,-527825
世界各地で芸術的想像力が花開いた1910年前後。この時期に書かれた3人の作曲家による「エチュード=練習曲」を収録した1枚。 冒頭に置かれたのは、1908年、若きストラヴィンスキーによる熱気と興奮が伝わる「4つの練習曲 Op. 7」。そして1916年にシマノフスキが自らの音楽 語法のショーケースとして書いた「12の練習曲 Op. 33」。最後に1916-17年に書かれたラフマニノフの磨きのかかったピアニズムが駆使された「絵画的 練習曲集 Op. 39」。 いずれの曲集も演奏家の指や技術の「練習」のために存在するのではなく、作曲家が、新しい音響、書法、発想を生み出すための「源泉」と捉える山 田剛史の演奏は、各々の曲集の特徴を際立たせながらも純粋に音を紡いでいくという真摯なもの。各々の作曲家たちの想いを秘めた技巧的で複雑 な総譜を、山田は丁寧に読み解き、充実した音楽へと練り上げていきます。山田の個性溢れるイマジネーション豊かな表現が聴き手の耳を魅了しま す。

La Dolce Volta
LDV-87(1CD)
メレディス・モンク(b.1942):Ellis Island(エリス島)
バーンスタイン(ジョン・マスト編):シンフォニック・ダンス(ウェストサイド物語より)〔プロローグ、サムホエア、マンボ、チャ=チャ、出会いの場面、クール、フーガ、ランブル、フィナーレ〕
フィリップ・グラス(b.1937):2台ピアノのための4つの楽章
ジョン・アダムズ(b.1947):ハレルヤ・ジャンクション
ヴァネッサ・ワーグナー 、
ウィレム・ラチュウミア(P)

録音:2020年7月
ふたりのフランスのピアニストが奏でる「アメリカ」。1973年レンヌ生まれ、クラシックのみならず電子音楽など多彩な活躍で魅せるヴァネッサ・ワーグナー、そ して1974年リヨン生まれ、ハイドシェックにも薫陶を受け、独自のプログラムを追求するラチュウミア。二人の最初の接点は、ラチュウミアのヴィラ=ロボスの録音 を聴いて衝撃を受けたワーグナーがラチュウミアにコンタクトをとり、ヴァレーズのアメリカを演奏するツアーで共演しないか、と誘ったことだといいます。それから コラボレーションを重ね、今回のアルバムの登場となりました。選曲は、昔のヨーロッパの人々がアメリカにわたるときに必ず通過したエリス島に始まり、ニューヨー ク(ウェストサイド物語)を冒険し、グラスのミニマル風音楽、そして奏者には極めて緻密なリズム感覚を要求しながらも、爆発的なエネルギーを秘めたジョン・アダ ムズと、アメリカ音楽の世界を堪能できるプログラムとなっています。 (Ki)

C Major
KKC-9709(Bluray)
税込定価

KKC-9710(DVD)
税込定価
デイヴィッド・ギャレット・アンリミテッド〜ライヴ・フロム・アレーナ・ディ・ヴェローナ
1.イントロダクション・アンリミテッド・ツアー(フランク・ファン・デル・ヘイデン)
2. ザ・フィフス(ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」)
3.彼こそが海賊(映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』テーマ)
4.スメルズ・ライク・ティーン・スピリット(ニルヴァーナ)
5.サンダーストラック(AC/DC)
6.G線上のアリア(バッハ)
7.アイ・オブ・ザ・タイガー(サバイバー)
8.ティコ・ティコ(アブレウ)
9.ロック・トッカータ(フランク・ファン・デル・ヘイデン/ディヴィッド・ギャレット)
10.ウォーク・ディス・ウェイ(エアロスミス)
11.迷信/スーパスティション(スティーヴィー・ワンダー)
12.スムーズ・クリミナル(マイケル・ジャクソン)
13.伝説/アストゥリアス(アルベニス)
14.子供の凱旋/チャイルズ・アンセム(トト)
15.ベートーヴェン「第9」
16.月の光(ドビュッシー)
17.美しき生命(コールドプレイ)
18.バック・イン・ブラック(AC/DC)
19.エイント・ノー・サンシャイン(ビル・ウィザース)
20.ビル・ウィザース(デヴィッド・ゲッタ)
21.ノーヴェンバー レイン( ガンズ・アンド・ローゼズ)
22.剣の舞(バレエ「ガイーヌ」より)(ハチャトゥリアン)
23.パープル・レイン(プリンス)
24.ボヘミアン・ラプソディー(クイーン)
25.ワン・ヴィジョン(クイーン)
26.伝説のチャンピオン/ウィーアーザ・チャンピオン(クイーン)
27.ウィー・ウィル・ロック・ユー(クイーン)
28.ヘイ・ジュード(ビートルズ)
29.拍手、クレジット
デイヴィッド・ギャレット(Vn、ショウ・コンセプト、クリエイティヴ・ディレクター)
フランク・ファン・デル・ヘイデン(音楽監督、ギター)
バンド・メンバー:フランク・ファン・デル・ヘイデン(G)
ジョン・ヘ イウッド( キーボード )
ジェフ・リプステイン(ドラム)
ジェフ・アラン(ベース)
ロジエ・ヴァン・ヴェークベルク(G)
映像監督:マルク・シュトルンプ


◆Bluray
画面:16:9,1080i,Full HD
音声:PCMステレオ、DTS HD-MA5.1
BD50
リージョン:A l l
字幕:英 、独/105分
輸入盤・日本語帯・解説付

◆DVD
画 面:16:9, N T S C
音声:PCMステレオ、DTS 5.1
DVD9
リージョン:A l l
字 幕:英 、独/105分
輸入盤・日本語帯・解説付
クラシックのヴァイオリンの神童としてデビュー、その後はクロスオーバーの世界に転身、パガニーニの生涯を描いた映画『愛と狂気のヴァイオリニスト』では 主演を務めるなど幅広い活躍をするディヴィッド・ギャレット。 この映像は、2018年にリリースされた自身初のベスト盤「アンリミテッド(Unlimited)」を引き下げて行ったツアーから、2019年9月にイタリアの野外劇 場アレーナ・ディ・ヴェローナで行われたライヴ映像を収めたもの。
演奏はもちろん、自らショウ・コンセプト、クリエイティヴ・ディレクターとして、ファンへの感謝の気持ちを込めた、必見のパフォーマンス映像です。コール ドプレイの「美しき生命」、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」、デヴィッド・ゲッタの「デンジャラス」、そして、映画 『パイレーツ・ オブ・カリビアン』 のテーマ曲などの人気ナンバーに加えて、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディー」「ワン・ヴィジョン」「ウィーアーザ・チャンピオン」 「ウィー・ウィル・ロック・ユー」、さらにはファンの間で高い人気を誇る「スムーズ・クリミナル」「ウォーク・ディス・ウェイ」「G 線上のアリア」「アストゥ リアス」、そして最後はビートルズの「ヘイ・ジュード」で締める見事な選曲で、ディヴィッド・ギャレットの魅力満載で聴衆を魅了しています。 (国内仕様のみのご案内となります。) (Ki)

H.M.F
HMM-902682(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(全曲) BWV 870-893 アンドレアス・シュタイアー(Cemb)
使用楽器:アンソニー・サイディ&フレデリック・バル制作、パリ、2004年/1734年ヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(ハンブルク製)のモデルによる

録音:2020年6-7月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
アンドレアス・シュタイアー。いまなお静かに丁寧な仕事を続け、奏でる楽器がチェンバロであろうとフォルテピアノであろうと、あるいはピアノであろうと、その 音楽からは「シュタイアー」の世界がたちのぼってくる鍵盤奏者にして音楽家。その知性と見識は音楽にとどまることなく深く広く、その語り口も、ひとつひとつの 言葉の裏には広く深い宇宙が感じられます。そんなシュタイアーが、平均律クラヴィーア曲集を録音しました。ピアニストにとっての旧約聖書であり、ハ長調に始ま り、ハ短調、変ニ(嬰ハ)長調、変ニ(嬰ハ)と半音ずつ上がりながら、すべての調があらわれる曲集の形式は、のちの作曲家たちにとっても非常に大きな影響を あたえました。このたびシュタイアーがとりあげたのは第 2巻。第 1巻はバッハがブランデンブルク協奏曲などを書いたのと同時期の 1722年に完成、そしてこ の第 2巻は 1742年頃に完成されました。第 2 巻を構成する作品は比較的長い期間にわたって作曲されたもので、そのスタイルは室内楽やオルガン作品、前古 典派を思わせるものなど、第 1 巻よりもより多彩なものとなっております。シュタイアーは、楽器の多彩な音色も味方につけあそびを見せつつ、大バッハがのこし たこの音楽の聖典にして大きな宇宙を、気負うことなく、ひとつひとつ奏でています。 (Ki)

DOREMI
DHR-8139(1CD)
セゴビアとその同時代人たち 第14集
スペイン・ギター Part 2:1928-1957

(1)グラナドス:スペイン舞曲第5番*
ナルバエス:皇帝の歌
 牛を見張れ
ラモー:『プラテー』よりメヌエット
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番BWV1012より ガヴォット1&2
(2)アルベニス:スペイン組曲より グラナダ Op.47
タレガ:アデリタ
(3)フォルテア:アンダルーサ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番BWV1009より クーラント
(4)マラツ:セレナータ・エスパニョーラ
グラナドス:スペイン舞曲第5番
バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV999/リュート組曲第1番BWV996より アルマンド
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番BWV1009より クーラント
(5) ショパン:夜想曲 Op.9-2
タレガ:夢
(6)タレガ:グラン・ホタ
ゴメス:グアヒーラス・クバーナス/嘆き
(7)
ソル:メヌエット Op.11-6
ボロディン:小組曲 第6楽章セレナータ
(8)グラナドス:スペイン舞曲第5番
イグレシアス:アラベスク
タレガ:グラン・ホタ
(9)ファリャ:『三角帽子』より 粉屋の踊り
マラヴィリャ:Aires Gallegas*
(1)アンドレス・セゴビア (G)
アンドレ・コステラネッツ&ヒズ・オーケストラ*
録音:1943年*、1957年

(2)Miguel Borrull, hijo (1900-1976) (G)
(録音:1928年

(3)Rosita Rodes (G)
録音:circa 1929-30年

(4)Francisco Alfonso (1908-1940)(G)
録音:1931年

(5)Lalyta Almiron (1914-1997) (G)
録音:1931年

(6)Vicente Gomez (1911-2001) (G)
録音:1940年

(7)Alfonso Sorrosal (1900-1946)(G)
録音:1941年

(8)Angel Iglesias (1917-1977)(G)
録音:1943年

(9)Luis Maravilla (1914-2000)(G)
録音:1952年、1950年頃*
セゴビアと同時代のスペインのギタリストが残した貴重な録音集です。レーベルによるといずれも初登場音源とアナウンスされております。

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0034(1CD)
境界を越えて
フレスコバルディ(レスピーギ編):パッサカリア
フレスコバルディ:カンツォーナ第1番
リゲティ:フレスコバルディへのオマージュ
フローベルガー:リチェルカーレ ニ短調 FbWV411 / カプリッチョ FbWV508
フレスコバルディ:カプリッチョ・パストラーレ
ゲオルク・ベーム:コラール「ああ、いかにはかなく空しき」
ペルト:アリヌーシュカの癒しに基づく変奏曲
バッハ:コラール 「来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV659
パッヘルベル:チャコーナ へ短調 T.206
マルチェッロ(バッハ編):オーボエ協奏曲 ニ短調より アダージョ
バッハ:キリストは死の縄目につながれたり BWV695
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ ニ短調 BWV1004
アレクサンドラ・ソストマン(P)

録音:2021年
巧みなプログラミングでバロックと現代を繋ぐピアノ・アルバム。鍵盤音楽の始まりと現代との鮮やかな交錯に耳を奪われます。生死を思う、はかない美しさに 満ちたサウンドが魅力的。
「バロックから現代へ、音楽から宗教へ、世俗から神へ。このアルバムの中で私は境界を越えることができます。だからこそ、バッハが最初の妻マリア・バルバラ・ バッハを偲んで書いた『シャコンヌ』のように、生と死、復活、悟り、そして追憶をテーマにしているのです」(アレクサンドラ・ソストマン)

Chandos
CHAN-20252(1CD)
メンデルスゾーン:無言歌集 Vol.1
ロンド・カプリチオーソ Op.14
3つの幻想曲、あるいはカプリス Op.16
無言歌集 第1巻 Op.19b〜第1番、第2番、第3番「狩の歌」、第4番
無言歌集 第8巻 Op.102〜第1番、第2番
無言歌集 第6巻 Op.67〜第5番、第2番
無言歌集 第5巻 Op.62より 第6番(春の歌)
無言歌集 第2巻 Op.30より 第3番
無言歌集 第4巻 Op.53〜第5番「民謡」
無言歌集 第5巻 Op.62〜第3番「葬送行進曲」
無言歌集 第2巻 Op.30〜第4番
無言歌集 第5巻 Op.62より 第4番、第5番「ヴェネツィアの舟歌」
無言歌集 第6巻 Op.67〜第4番(紡ぎ歌)
無言歌集 第4巻 Op.53〜第4番
無言歌集 第8巻 Op.102より 第6番
無言歌集 第5巻 Op.62〜第1番
無言歌集 第6巻 Op.67〜第1番
無言歌集 第3巻 Op.38より 第2番
無言歌集 第4巻 Op.53〜第2番
無言歌集 第6巻 Op.67〜第3番
無言歌集 第3巻 Op.38より 第6番「デュエット」
ピーター・ドノホー(P/スタインウェイ)

録音:2021年5月4日-6日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホーが「音楽家になることを意識し始めたとき、ほかのどの作曲家よりも大きな意味を持っていた」と語るメンデルスゾーンの録音をスタート!第1巻は有名な「春の歌」や「紡ぎ歌」を含む『無言歌集』からのセレクションに加え、若きメンデルスゾーンの並外れた才能を証明する「ロンド・カプリチオーソ」と「3つの幻想曲、あるいはカプリス」を併録しています。自身の音楽性に大きな影響を与えたというメンデルスゾーンの音楽を彼がどのように演奏するのか、その解釈にも注目です。
若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるピーター・ドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。ブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)ではドノホー自身のメンデルスゾーンの音楽に対する考えや想いも語られており、ドノホーの新たな一面を知ることができる1枚となっています。
「これらの作品を演奏することは常に喜びであり、そもそもなぜ私が音楽家になったのかということの核心に迫るものです」(ピーター・ドノホー)

Da Vinci Classics
C-00467(1CD)
ヨクヴェラ〜アフリカ大陸からの現代のピアノ作品集
ナイジェリア〜ジョシュア・ウゾイグウェ(1946-2005):トーキング・ドラムズ 〜 ウコム
ナイジェリア〜ゴドウィン・サドー(1965-):月光の踊り
南アフリカ 〜 ステファン・グローヴェ(1922-2014):ノニャナ 〜 式典の踊り手
エチオピア〜ジルマ・イフラシェヴァ(1967-):前奏曲第1番「フルートを持った羊飼い」
南アフリカ 〜 マイケル・ブレイク(1951-):フランス組曲
南アフリカ 〜 ステファン・グローヴェ:狩りの音楽
ナイジェリア 〜 ゴドウィン・サドー:3つの踊り
ガーナ 〜 アフリカのリズムによる練習曲第20番
シルヴィア・ベルフィオーレ(P)

録音:2020年5月、ジェーンスタジオ(カリアリ、イタリア)
20世紀後半以降に作曲されたアフリカ大陸の国々の作曲家たちによるピアノ作品を集めたこのプログラムは、新しい国々、新しい作曲家、そして新しいスタイルの音楽の一挙に知ることが出来るという非常に興味深い内容に仕上がっています。
ナイジェリア、エチオピア、南アフリカ、ガーナ出身の作曲家たちの多彩な顔ぶれは、アフリカにおけるクラシック音楽の「現在」を見せてくれており、この広大な大陸の作曲家たちが生み出した独自の様式、それぞれの国々の起源と結び付いた音楽に触れることの出来る貴重な機会となっています。
「アフリカ大陸」をテーマとした意欲満点のプログラムを打ち出したのは、ブラジルやエチオピア、コートジボワール、南アフリカ、タンザニア、トーゴなど世界各地で500回を超えるコンサートを開催してきたイタリアの女流ピアニスト、シルヴィア・ベルフィオーレ。
アフリカや南米を含む世界各地を訪れた経験が生んだ独創的なプロジェクトで、アフリカ・クラシックの今に接してみて下さい。
Da Vinci Classics
C-00468(1CD)
ドビュッシー:前奏曲集第1巻
牧神の午後への前奏曲(レオナルド・ボーヴィック編曲によるピアノ独奏版)
レオナルド・ズニカ(P)

録音:年月日不詳、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
新鮮かつ優雅な雰囲気を湛える「前奏曲集第1巻」と、レオナルド・ボーヴィックによってピアノ独奏版へと編曲された「牧神の午後への前奏曲」で構成されるドビュッシーのピアノ作品集。
ピアノのレオナルド・ズニカはマントヴァ出身。ヴェローナ音楽院、ウィーン国立音楽大学、モスクワ音楽院で研鑽を積み、レンゾ・ボニッツァートやレフ・ナウモフ、イリーナ・チュコフスカヤといった名匠たちに師事しています。
ソリストとしてはヴェローナ・アレーナOやイ・ヴィルトゥオージ・イタリアーノ、ウクライナ国立SOと共演を重ね、パオロ・ギドーニとアントニオ・モスタッチとはマントヴァ・トリオを結成して活発に活動を展開しています。
Da Vinci Classics
C-00471(1CD)
バルトーク:ピアノ作品集
ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(ミクロコスモスより)
ピアノ・ソナタ BB.88, Sz.80
バガテル集 Op.6, BB.50, Sz.38
アダモ・アンジェレッティ(P/ベヒシュタイン)

録音:2021年3月-4月、アウラ・ドムス・サン・ジュリアーノ(マチェラータ、イタリア)
「中国の不思議な役人」で物議を醸しつつも、東ヨーロッパの民族音楽の収集、研究において多大な功績を残すなど、様々なスタイルの作品を世に送り出したハンガリーの巨星べーラ・バルトーク。
学問分野としての民族音楽の開祖的な存在もあるバルトークが遺した数あるピアノ作品の中から、東欧ブルガリアのリズムを題材とした「6つの舞曲」、バルトーク唯一のピアノ・ソナタである「BB.88, Sz.80」、そして「バガテル集」の3作品をカップリング。
ベヒシュタインのピアノでバルトークを奏でるのは、イタリアのピアニスト、アダモ・アンジェレッティ。3つの作品を通じてバルトークの作風の変遷と作曲技法の発展の歴史を描いた好演奏です。
Da Vinci Classics
C-00474(1CD)
メシアン:主の降誕 フランチェスコ・ボッティ(Org)、
ドン・ジュゼッペ・フサーリ(ヴォーカル)

録音:2021年5月、聖トーマス&アンドリュー寺院(ブレッシャ、イタリア)
20世紀において最も精神性の強い作曲家の1人であり、神学者でもあったことから宗教と内省面の音楽との関連性が特徴とされることの多いメシアン。
初期作品に分類される「主の降誕」では、自身が提唱した「移調の限られた旋法」やインドの「非可逆的なリズム」、「鳥の歌」などが用いられ、後のメシアンの語法の発展の出発点になったとも言われています。
メシアンの大作と対峙するのは2000年ブレッシャ生まれの若きオルガニスト、フランチェスコ・ボッティ。2018年の北アイルランド国際オルガン・コンクールでファイナリスト、2019年のトリチェージモ=ウディネ・国際オルガン・コンクールで第2位入賞を果たすなど、着実に歩みを進めている期待の奏者です。
Da Vinci Classics
C-00478(1CD)
ノクトゥルヌ〜1948年から1988年のハープ組曲集
パール・チェルトック(1918-1981):組曲「四六時中」
デイヴィッド・ワトキンス(1939-):小組曲
ルドルフ・マロス(1917-1982):組曲
ブリテン:組曲 Op.83
マサイアス:サンタフェ組曲
アンナ・カステラーリ(Hp)

録音:2021年4月、スタジオ・モノリス(ブレッシャ、イタリア)
イタリア、チェゼーナのブルーノ・マデルナ音楽院を優秀な成績で卒業した女流ハーピスト、アンナ・カステラーリは自身のデビュー・レコーディングのテーマを「1948年から88年の40年間に作曲されたハープ組曲」に設定。
ブリテンやチェルトックの名作に加え、コヴェントガーデン王立歌劇場のハーピストだったワトキンスの組曲やコダーイの弟子だったマロス、イギリスのマサイアスの作品によってユニークかつ魅力的なプログラムを完成させました。使用楽器はライオン&ヒーリーのサルツェードです。

Paladino Music
PMR-0086(1CD)
ヨーゼフ・メルク(1795-1852):無伴奏チェロの為の20の練習曲 Op.11 マルティン・ルンメル(Vc)

録音:2008年、ヴァインベルク城(オーストリア、ケーファーマルクト)
20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの高弟であり、Paladinoのオーナーとしても大活躍しているオーストリアの名チェリスト、マルティン・ルンメル。教育者としても活動しつつ、チェロの為のエチュードを多数出版・録音しており、チェロ学習者のみならず、一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えています。
1795年にオーストリア・ウィーンで生まれたヨーゼフ・メルクは、ウィーン宮廷歌劇場の首席チェロ奏者やウィーン音楽院の教授を務め、ウィーンの聴衆や辛辣な評論家エドゥアルト・ハンスリックのお気に入りとして活躍したチェロのヴィルトゥオーゾ。シューベルトとは親友の関係にあり、1829年にウィーンを訪れたショパンからは「序奏と華麗なるポロネーズ」を献呈されています。1820年代の作曲と推定されている「無伴奏チェロの為の20の練習曲」は、1806年に出版されたジャン=ルイ・デュポールの「21の練習曲」(PMR0087)の論理の原則を継承した、すべてのチェリストの教育の基準となるべき作品。ルンメルはNaxosレーベルにメルクの「イタリアからの花 Fleurs d'Italie」を録音しており、そちらのアルバムも高い評価を受けています。
Paladino Music
PMR-0080(1CD)
ハープとピアノの為の歌劇編曲集(プラセディスより愛を込めて)
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
リヒャルト・アイレンベルク(1848-1927):ペテルブルクの橇の旅 Op.57
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」よりワルツ「舞踏会の妖精たち」(メリー・ウィドウ・ワルツ)
エミール・フォン・ザウアー(1862-1942):オルゴール
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」よりダゴンの乙女たちの踊り、バッカナール
ゴットシャルク:クリオーリョのバラード(キューバ舞曲) Op.37
デュオ・プラセディス(ハープ&ピアノ)

録音:2014年8月&2015年9月、フリューゲルザール(スイス、ビューラハ)
ハープとピアノの為の貴重なレパートリーを次々と録音している親子アンサンブル、デュオ・プラセディス。7枚目となる本アルバムでは、中産階級のサロンにおける室内楽という、忘れられた過去の伝統を復活させました。ロッシーニ、ニコライ、ウェーバーの序曲に始まり、アイレンベルクやレハールの懐かしい小品、そしてサン=サーンスにゴットシャルクと、ハープとピアノという珍しい編成で聴けるのが嬉しい作品ばかりが並びます。ニコライ・ルビンシテインにピアノを師事し、最晩年のリストにも学んだドイツの名ピアニスト、エミール・フォン・ザウアーの「オルゴール」のキラキラしたサウンドも素敵です。

Paladino Music
PMR-0085(2CD)
ポッパー:チェロ演奏の高等課程への練習曲 Op.73(全40曲) マルティン・ルンメル(Vc)

録音:2003年&2004年、テロス・スタジオ(ドイツ、ゾーリンゲン)
20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの高弟であり、Paladinoのオーナーとしても大活躍しているオーストリアの名チェリスト、マルティン・ルンメル。教育者としても活動しつつ、チェロの為のエチュードを多数出版・録音しており、チェロ学習者のみならず、一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えています。
史上最も優れたチェリストのひとりであったとされるダーヴィト・ポッパー(1943-1913)の「チェロ演奏の高等課程への練習曲」は、ロマン派のレパートリーの新たな要求や、当時の演奏技術の絶え間ない向上に対応した、最初のチェロの為のエチュード集であると同時に、新進のプロのオーケストラ・ミュージシャンが、ワーグナーの歌劇などで予想される困難に備えるために書かれた作品です。ルンメルは、グリュッツマッハーの「チェロの技術的練習」 Op.38のように何ページものエチュードにありとあらゆる演奏技術を詰め込むのではなく、1つのエチュードの中で1つか2つのテクニックに集中しているのが、この作品の美点であるとしています。(ルンメルの演奏によるポッパーの「10の中級程度の大練習曲」Op.76と「15の旋律・和音のやさしい練習曲」Op.76aは規格番号PMR0084で発売されています。)

APR
APRCD-5638(1CD)
ヴィルヘルム・ケンプ〜ポリドール録音集1927-1936
(1)バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
(2)バッハ:「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より
前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調 BWV.848
(3)前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.850
(4)前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.850
(5)バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971より 第1楽章
(6)バッハ(ケンプ編):鍵盤楽器の為の協奏曲第5番 BWV.1056〜ラルゴ
(7)バッハ(ケンプ編):コラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV.645
(8)バッハ(ケンプ編):フルートとチェンバロの為のソナタ変ホ長調 BWV.1031〜シチリアーノ
(9)バッハ(ケンプ編):カンタータ第29番「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」BWV.29より シンフォニア
(10)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
(11)シューベルト(リスト&ケンプ編):セレナード「きけきけ、ひばり」S.558-9
(12)シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3, 楽興の時第4番嬰ハ短調 D.780-4
(13)シューベルト:即興曲変ロ長調 D.935-3
(14)シューマン:幻想小曲集〜飛翔 Op.12-2
(15)シューマン:子供の情景〜トロイメライ Op.15-7
ヴィルヘルム・ケンプ(P)



(1)録音:1935年7月
(2)録音:1928年
(3)録音:1928年
(4)録音:1931年
(5)録音:1931年
(6)録音:1927年
(7)録音:1936年1月13日
(8)録音:1931年
(9)録音:1931年
(10)(録音:1935年7月
(11)録音:1935年6月26日
(12)録音:1935年6月26日
(13)録音:1935年6月26日
(14)録音:1935年6月26日
(15)録音:1936年7月27日
これまでベートーヴェンのピアノ・ソナタや協奏曲の復刻(APR6018, APR6019, APR7403)を進めてきた「APR」が第4弾として送り出すヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)の演奏は、電気録音の開始から第二次世界大戦の開戦前となる1927年から1936年にかけてポリドールに録音が行われたベートーヴェン以外の作品の数々!
独墺系のレパートリーの演奏を得意としていたケンプのキャリア、功績を表現している今回の復刻には、大バッハやシューベルト、シューマンのオリジナル作品はもちろんのこと、ケンプ自身による大バッハのアレンジ4曲、さらにはシューベルトの「きけきけ、ひばり」をリストが編曲したものをケンプ自身がヴィルトゥオーゾ的にアレンジした演奏などが含まれており、20世紀巨匠ピアニストとしての卓抜した実力だけでなく、作編曲家として一面も垣間見ることが出来ます。
ケンプのポリドール録音の復刻を担当したのは名エンジニア、マーク・オーバート=ソーン。定評ある音質の向上にも要注目です!

STEINWAY&SONS
STNS-30171(1CD)
NX-B07
リフレクションズ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52
ショパン:夜想曲第17番ロ長調 Op. 62- 1
シューマン:アベッグ変奏曲 Op. 1
ショパン:マズルカ第33番ロ長調 Op. 56- 1
 マズルカ第34番ハ長調 Op. 56- 2
 マズルカ第35番ハ短調 Op. 56- 3
アデス(1971-):3つのマズ12.
ショパン:バラード第1番 ト短調 Op. 23
エイヴリー・ガリアーノ(P)

録音:2020年9月-11月
2010年に開催された「第10回ショパン国際ピアノコンクール・イン・アメリカ」で第1位と協奏曲演奏最優秀賞を獲得し、2021年の「ショパン国際ピアノ・コ ンクール」に予選免除で出場、惜しくも入賞を逃したものの、多くの聴き手に強い印象を残したエイヴリー・ガリアーノ。彼女はカーティス音楽院でゲイリー・グ ラフマンと、ロバート・マクドナルド、ジョナサン・ビスに師事し研鑽を積みながら、コンサート活動も行う注目の若手ピアニストです。このアルバムには「この曲と 出会えたからピアニストになった」という曲を選んでいます。ガリアーノ自身の音楽の自画像とも言える1枚です。
STEINWAY&SONS
STNS-30187(1CD)
NX-B07
デイヴィッド・シェントン(1975-):ピアノ作品集
6つの音楽的悪ふざけ Op. 81
バラード Op. 80
ピアノ・ソナタ Op. 77
「サンタが町にやって来る」による変奏曲(ショパンの「エチュード」による)
ジョアン・ポーク(P)

録:2021年4月27日、2020年7月28日
ニューヨークを拠点に活動する英国出身の作曲家・ピアニスト、デイヴッド・シェントンの作品集。クラシックの枠に 留まらず、ジャズやポップスなど多くのジャンルに精通した音楽家として知られ、ハリウッドやブロードウェイ・ミュージ カルのアレンジャーとしても幅広く活躍しています。このアルバムには彼の作風と音楽の好みを端的に示す4つの 作品を収録。プーランク風の洗練された響きにジャズのリズムを融合された「6 Musical Oddities 6つの音楽 的悪ふざけ」、ショパン風の「バラード」と「ピアノ・ソナタ」など耳なじみの良い旋律を持つピアニスティックな作品が 並びます。圧巻は最後に置かれた「サンタが町にやって来る」の変奏曲。おなじみのショパンの練習曲が様々な 形で現れ曲を彩ります。時には英雄ポロネーズやソナタまでが顔を出す楽しく、かつ技巧的な小品です。演奏す るジョアン・ポークはマンハッタン音楽学校のピアノ学部で教鞭をとる名手。
STEINWAY&SONS
STNS-30195(1CD)
NX-B07
20世紀前半のピアノ音楽 第2集
ウェーベルン:ピアノの為の変奏曲 Op. 27(1936)
ベルク:ピアノ・ソナタ Op. 1(1808-09)
モンポウ:3つの変奏曲(1921)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 へ長調「黒ミサ」 Op. 68(1912-13)
プロコフィエフ:田園風ソナチネ Op. 59- 3(1934)
シベリウス:ソナチネ 嬰ヘ短調 Op. 67- 1(1912)
ラヴェル:ソナチネ(1905)
ビル・エヴァンス(1929-1980):ターン・アウト・ザ・スターズ(1966)
アンドルー・ランジェル(P)

録音:2021年6月
2018年にアイヴズのピアノ・ソナタ第2番(コンコード・ソナタ)を中心に収録した『20世紀前半のピアノ音楽 第1 集』(STNS-30100)をリリースし、好評を博したアンドルー・ランジェル。この第2集で彼は、ウェーベルン、ベルク といった新ウィーン楽派の作品をはじめ、スクリャービン、プロコフィエフの近代ロシア作品、他、シベリウス、モンポ ウ、ラヴェルまで多彩な作品を選び演奏。それぞれの曲が持つ特徴を際立たせるとともに、抒情的な側面も強 調したメリハリのある音楽を聴かせます。アルバムの締めくくりとして最後に置かれたビル・エヴァンスの「Turn Out the stars」は、ラヴェルの影響が感じられる洒落た小品です。

Dynamic
CDS-7906(1CD)
NX-B03
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D157(1815)
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op. posth. 120 D664(1819)
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 Op.53 D850(1825)
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(フォルテピアノ)
コンラート・グラーフ Nr.593(プライヴェート・コレクション)のアンドレア・レステッリによる復元楽器 2012

録音:2019年3月29-31日 RSI
"歌曲王"として知られるシューベルトですが、彼は若い頃からピアノ・ソナタも途切れることなく作曲していまし た。それらはどれも力作であり、ベートーヴェンの影響と歌謡性が融合した見事な作品ばかりです。18歳の時 に書かれた第1番は現在3楽章の作品ですが、本来恐らくは全4楽章あり、終楽章が紛失あるいは未完と 考えられています。明朗な楽想の中に時折挟まれる短調の旋律が印象的なシューベルトらしい歌心たっぷり の曲です。第13番イ長調は22歳のシューベルトによる小規模なソナタ。この曲も長調と短調の交代と、軽 やかな第3楽章の旋律が印象的です。第17番は1825年の作品。こちらは全曲40分ほどの長さを持つ大 規模なソナタで、技巧的かつパワフルな印象を与えます。重厚な第1楽章から第3楽章に比べると、予想外 に優雅で軽やかな終楽章を持つことでも知られます。演奏するマストロ・プリミアーノは歴史的な楽器を操り、 18世紀から19世紀の作品を得意とするピアニスト。これまでクレメンティやベートーヴェンの演奏で高く評価さ れています。

SOMM
SOMMCD-0643(1CD)
NX-B04
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 第4集
ソナタ第48番ハ長調 Hob.XVI:35
ソナタ(パルティータ) 第1番ト長調 Hob.XVI:8
ソナタ第35番変イ長調 Hob.XVI:43
ソナタ第49番嬰ハ短調 Hob.XVI:36
ソナタ第51番変ホ長調 Hob.XVI:38
ソナタ第30番ニ長調 Hob.XVI:19
レオン・マッコーリー(P)

録音:2020年12月18-19日メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)
1993年にウィーンのベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝し、同年リーズ国際ピアノコンクールで第2位を獲 得したイギリスのピアニスト、レオン・マッコーリーが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ集。これまでの第1集から第3集 は、どれも英国の音楽誌で高く評価されています。第4集では、ピアノ学習者が手掛けることの多い「第48番ハ長 調」と「第49番嬰ハ短調」を中心に1766年から1780年に作曲された6曲のソナタを演奏。第1番は平易に書か れた教育的要素を持った作品ですが、ディヴェルティメント風の楽しさも持ちあわせています。マッコーリーの演奏 は、ハイドン作品の楽魅力を存分に伝えています。
SOMM
SOMMCD-0644(1CD)
NX-B04
ロックダウン・ブルース
ピーター・ディキンスン(1934-):フリーダのブルース
マクダウェル:野ばらに寄す(森のスケッチ Op. 51- 1)
ディキンスン:青いばら
ランバート(1905-1951):悲しきブルース
ディキンスン:ロックダウン・ブルース
プーランク:夜想曲 ハ短調「Bal fantome 幻の舞踏会」 FP56
バーバー:カンツォネッタ(P.ディキンスン編)…世界初録音
バークリー:(1903-1989):アンダンテ(6つの前奏曲 Op. 23- 6)
ガーシュウィン:スリー・クォーター・ブルース(アイリッシュ・ワルツ)
プーランク:パストラーレ(ジャンヌの扇)
サティ:3つのグノシエンヌ
ガーシュウイン:誰がかまうものか
ユージン・グーセンス(1893-1962):死んでしまったお人形への哀歌(万華鏡 Op. 18より)
サティ:3つのジムノペディ
エドワード・ケネディ(デューク・エリントン)(1899-1974):12のメロディ(P.ディキンスン編)…世界初録音
ケージ:ある風景の中で
ピーター・ディキンスン(P)

録音:2021年4月16-17日ポットン・ホール、サフォーク(UK)
イギリスの作曲家・ピアニスト、ディキンスンの選曲によるピアノ小品集。新型コロナウイルス感染症の影響による ロックダウンで気分が沈みがちな人々の気持ちに寄り添うように企画されました。 サティやプーランクのメランコリックな作品をはじめ、ピアノを愛する人にはおなじみのマクダウェルの「野ばらに寄す」を 元にディキンソンが作曲した「青いばら」やグーセンスの「哀歌」などの憂いに満ちた曲が収録されています。とりわけ 注目したいのがデューク・エリントンの「12のメロディ」。ジャズとクラシックが融合した洗練された旋律が楽しめます。

sonorite
SNRT-2103(1CD)
税込定価
ラヴェル&ファリャ
ラヴェル:前奏曲/ソナチネ
 亡き王女の為のパヴァーヌ
 夜のガスパール
ファリャ:火祭りの踊り(「恋は魔術師」より)
 スペイン舞曲第1番(「はかなき人生」より)
神谷悠生[かみやゆうき](P)

録音:2021年9月、小樽マリンホール
※使用ピアノ:Steinway & Sons, Hamburg Model D-274
神谷悠生は1994年生まれの新鋭。その音楽は、感覚的な色彩美と立体感を 併せ持ち、あたかも音の粒子による工芸品のような趣で、聴き手の五感を刺激し ます。今回のデビューアルバムでも、持ち前の透明なタッチを駆使し、きわめて高 解像度の響きを描き出しており、ラヴェルとファリャの名曲が色鮮やかに躍動しま す。

MSR
MS-1791(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ペーター・トマシュ(P)

録音:2019年9月30-10月2日 英国 サフォーク
ペーター・トマシュはポーランド、ワルシャワ近郊のジラルドゥフ生まれのピアニスト(ポーラン ド名はピオートル・トマシュ・シュチェパニク)。少年時代から町のオルガン奏者を務め、後にピ アノを本格的に学ぶ。2010 年に上海に拠点を移し、ヨーロッパに加えオーストラリアまで広く活 動しています。トマシュはモダンピアノの響きを徹底的にコントロールし、ロマンティックな表現を 一層し、現代的な歯切れのよいバッハを生みだしています。各声部が極めて明瞭にに浮かび上 がりつつも、声部の絡み合いやバランス、さらには控えめな装飾にまで細かく注意を払うこと で、全体から知的な愉悦を浮かび上がらせています。これはゴルトベルク変奏曲マニアはもちろ ん、バッハ好き、さらにはピアノ好きと広く聞いてほしい演奏だ。

NIFC
NIFCCD-635636
(2CD)
ザ・ベスト・パフォーマンス・オヴ・マズルカ
【CD1】
(1)マズルカ ホ短調 Op.41-1、マズルカ 変イ長調 Op.41-3
(2)マズルカ ト長調 Op50-1、マズルカ 変イ長調 Op.50-2、マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
(3)マズルカ 嬰ヘ短調 Op6-1、マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
(4)マズルカ ハ短調 Op30-1、マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
(5)マズルカ ニ長調 Op.33-3、マズルカ イ短調 Op.17-4、マズルカ イ短調 Op.67-4、マズルカ ハ長調 Op.68-1
(6)マズルカ ハ短調 Op.56-3、マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ ヘ短調 Op.68-4
(7)マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1、マズルカ ニ長調 Op.33-3、マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
(8)マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ 変イ長調 Op.59-2、マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
(9)マズルカ ホ短調 Op.41-1、マズルカ 変イ長調 Op.41-3、マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-4
【CD2】
(1)マズルカ ト短調 Op.24-1、マズルカ ハ長調 Op.24-2、マズルカ 変ロ短調 Op.24-4
(2)マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ 変イ長調 Op.59-2、マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
(3)マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ 変イ長調 Op.59-2、マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
(4)マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1、マズルカ ニ長調 Op.33-3、マズルカ ハ長調 Op.33-2、マズルカ ロ短調 OP.33-4
(5)マズルカ ロ長調 Op.56-1、マズルカ ハ長調 Op.56-2、マズルカ ハ短調 Op.56-3
(6)マズルカ ロ長調 Op.56-1、マズルカ ハ長調 Op.56-2、マズルカ ハ短調 Op.56-3
(7)マズルカ ロ長調 Op.56-1、マズルカ ハ長調 Op.56-2、マズルカ ハ短調 Op.56-3
【CD1】
(1)ヘンリク・シュトンプカ(P)
録音:1948年
(2)ヘンリク・シュトンプカ(P
録音:1959年
(3)アレクサンダー・ウニンスキー(P
録音:1932年
(4)ヤコフ・ザーク(P)
録音:1949/1950年
(5)ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(P)
録音:1953年
(6)フー・ツォン(P)
録音:1955年
(7)イリーナ・ザリツカヤ(P)
録音:1960年
(8)マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1965年
(9)ギャリック・オールソン(P)
録音:1970年

【CD2】
(1)クリスティアン・ツィメルマン(P)
録音:1975年
(2)ダン・タイ・ソン(P)
録音:1980年
(3)エヴァ・ポブウォツカ(P)
録音:1980年
(4)マルク・ラフォレ(P)
録音:1985年
(5)ラファウ・ブレハッチ(P)
録音:2005年
(6)ダニール・トリフォノフ(P)
録音:2010年
(7)ケイト・リウ(P)
録音:2015年
1927年に第1回が開催され数々の名ピアニストを生んできたショパン国際ピアノ・コンクール。その長い歴史の中で「マズルカ賞(ポーランド放送局賞)」を受賞した15名のピアニストたちのマズルカ演奏(CD1トラック13〔チェルニー=ステファンスカ〕まではコンクール外のアーカイヴ音源、トラック14〔フー・ツォン〕以降はすべてショパン・コンクールのライヴ録音)だけを2枚組のCDに収めてた好企画が登場です。1932年のアレクサンダー・ウニンスキーから2015年のケイト・リウまでの半世紀以上に渡る演奏を網羅しておりますので、マズルカの演奏がどう変わってきたのかその変遷を辿るもよし、アルゲリッチやツィメルマン、そしてブレハッチなど偉大な名手たちの受賞当時の演奏を振り返るもよし、いろいろな楽しみ方の出来る充実の内容となっています。

Ars Produktion
ARS-38310(1SACD)
ロシアン・ムード〜ロシアのチェロ作品集
チャイコフスキー:奇想的小品 ロ短調 Op.62
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
カルル・ダヴィドフ
:日曜日の朝 Op.20-1
チャイコフスキー
:ロココ風の主題による変奏曲
 夜想曲 Op.19-4、
ポッパー:小ロシアの歌による幻想曲 Op.43
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ベンヤミン・クルイトフ(Vc)、
コンラート・ファン・アルフェン(指)
北西ドイツPO

録音:2020年2月(ドイツ)
1999年ドイツ出身の若き名手、ベンヤミン・クルイトフのデビュー・アルバム。ヴァイオリン奏者の両親のもとで育ったクルイトフは、4歳でヴァイオリンを、5歳からはチェロを学び始め、12歳の時にオーケストラをバックにソロを奏でています。
その時の経験をきっかけに、チェリストとしてのキャリアを重ねる決心をしたクルイトフは、ケルン音楽大学でカタリーナ・デセルノとマリア・クリーゲルに、ベルリン芸術大学でイェンス・ペーター・マインツに師事。これまでに、レオポルド・ベラン国際コンクール(第1位および審査員特別賞)や、ルクセンブルクで開催された若いソリストの為のコンクール(第1位、サセム賞)など、数々のコンクールで上位に輝いています。本アルバムでは、「ロシアン・ムード」と題され、チャイコフスキー、ラフマニノフといったロシアを代表する作曲家や、チャイコフスキーから「チェロ界の帝王」とも称されたダヴィドフまで、技巧的な作品から、歌心に溢れた作品まで幅広く取り上げています。
Ars Produktion
ARS-38200(1SACD)
アパッショナート
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 「熱情」 Op.57
11のバガテル Op.119
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 「失われた小銭への怒り」 Op.129
ドンカ・アンガチェヴァ(P/ベーゼンドルファー 280VC)

録音:2015年7月(オーストリア、ライディング)
ブルガリア出身のピアニスト、ドンカ・アンガチェヴァは、10歳でプロヴディフPOとの共演でソリスト・デビュー。ウィーン国立音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、第8回サレルノ国際ピアノコンクール(イタリア)で第2位など、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしている実力派。「ピアノで旋風を巻き起こす、優れた技術力と驚異的な表現力を持つ繊細な音楽家」などと、オーストリアやスイスの批評家からも高く評価されています。ベーゼンドルファー・アーティストならではの美しい音色にも注目です。
Ars Produktion
ARS-38204(1SACD)
アウト・オヴ・ドアーズ
ラヴェル:鏡
バルトーク
:戸外で
メシアン:鳥のカタログより ヒメコウテンシ
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調「田園」
ファビアン・ミュラー(P)

録音:2015年11月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
1990年にボンで生まれ、ブラームス通りで育ったドイツのピアニスト、ファビアン・ミュラー。ケルン音楽大学ではピエール=ロラン・エマールとタマラ・ステファノヴィッチに師事し、2013年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールで入賞、現代ピアノ音楽の最高の解釈に対する特別賞などを受賞しています。ファースト・アルバムとなる本作では、さまざまな形で自然と結びついた作品や、屋外での情景にインスパイアされた作品からなるプログラムを作り上げました。

Anaklasis
ANA-016(1CD)
コンテンポラリー・カリヨン
エルジュビェタ・シコラ(b.1943):カリヨンの為の 「ランニング・ノース(Running North)」(2020)
アレクサンデル・ノヴァク(b.1979):カリヨンの為の 「3つのコーリング(Three Callings)」(2019)
ジグムント・クラウゼ(b.1938):カリヨンの為の 「起床(Reveille)」(2021)
パヴェウ・ミキエティン(b.1971):カリヨンの為の 「ストップ(STOP)」(2020)
アガタ・ズベル(b.1978):カリヨンの為の 「ブロンズの思い出(Memory of Bronze)」(2021
モニカ・カジミエルチャク(カリヨン)

録音:2021年4月、聖カタリナ教会&メイン・タウン・ホール(グダニスク)
何世紀にもわたってポーランドの音楽空間の要素であり続けながら、未だにエキゾチックな楽器であり、その可能性がほとんど認識されていない鐘(カリヨン)。ポーランドにおいてカリヨン文化の熱心な推進者として活動してきたモニカ・カジミエルチャクが、16世紀に遡る歴史あるカリヨンを用いて、ジグムント・クラウゼ、パヴェウ・ミキエティン、アレクサンデル・ノヴァク、アガタ・ズベル、エルジュビェタ・シコラら20世紀ポーランドを代表する作曲家たちがカリヨンのために近年作曲した音楽で、その奥深き楽器の更なる可能性を探求します。
モニカ・カジミエルチャクは、グダニスクの音楽アカデミーで音楽理論と合唱(指)教会音楽を専攻。オランダ・カリヨン・スクールも修了し、2000年からグダニスク市の歴史博物館が主催するコースでカリヨンを習い始め、2001年からグダニスクのカリヨンを演奏し、2018年には正式に市のカリヨン奏者に就任しています。アルメロ(2003年、第1位)、フェンロー(2004年、第2位)、ズヴォレ(2013年、第3位)などオランダで行われた国際カリヨン・コンクールで入賞し、ポーランド・カリヨン協会会長、グダニスク市民合唱団の団長などを務めています

Da Vinci Classics
C-00480(2CD)
バッハ:6つのパルティータ
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825/パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830/パルティータ第3番イ短調 BWV.827/パルティータ第4番ニ長調 BWV.828/パルティータ第5番ト長調 BWV.829
フランチェスカ・ランフランコ(ハープシコード)

録音:2020年10月、ピエーヴェ・サント・ステーファノ(ルッカ、イタリア)
イタリアのG・コラッツァが2012年に製作したパスカル・タスカン1750年頃製作のハープシコードのレプリカでバッハの「6つのパルティータ」を奏でるフランチェスカ・ランフランコは、ジュネーヴ高等音楽院でレオンハルトの弟子だった名手クリスティアーヌ・ジャコッテにハープシコードを学び一等賞を授与され、イタリア、シエナのキジアーナ音楽院ではボブ・ファン・アスペレンやケネス・ギルバートといった世界的名匠たちの指導を受けてきた1958年トリノ出身の名女流。
長い間、非常によく知られ、研究され、そして演奏されてきた「6つのパルティータ」の録音に62歳を迎えて取り組んだランフランコは、歴史的な慣習に最新の注意を払いながらも、自身のスタイルやタッチ、楽器の響きを巧みに組み合わせることにより、この作品の新たな発見や解釈を強調する独自の演奏を展開しています。
Da Vinci Classics
C-00487(1CD)
オフ=バランス
ケージ:未焦点の源
ヤナーチェク:霧の中で
シューマン:創作主題による変奏曲 WoO.24
クラム:3つの幻想曲
スクリャービン:詩曲「焔に向かって」Op.72
ケージ:地球は再び生まれる
R・シュトラウス(レーガー編):あした!
ダニエラ・ペッツォ(P/スタインウェイ)

録音:2021年5月、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)
イタリアの女流ピアニスト、ダニエラ・ペッツォは故郷であるイタリア、カラブリア州のピッツォでピアノを学び始め、名教師コンスタンティン・ボギーノにピアノを師事。
その後、バーゼル音楽大学への留学と同時に拠点をスイスに移し、2012年から2014年にかけては自ら主宰するコラド・ロレッロ室内音楽祭で芸術監督を務めるなど精力的な活動を展開しています。
この「オフ=バランス」は選曲がユニーク。ケージで幕が上がり、ヤナーチェク、シューマンと続いたと思いきやクラムが登場し、最後はレーガー編曲によるR・シュトラウスで締めくくります。
Da Vinci Classics
C-00488(1CD)
無伴奏ギターの為の「完璧」な音楽
ファリャ:ドビュッシーの墓への讃歌
ルーセル
:セゴビア Op.29
トゥリーナ:ファンダンギーリョ Op.36
イベール:アリエッテ
トゥリーナ:ソナタ Op.61
マリピエロ:前奏曲
トゥリーナ:ラファガ Op.53
プーランク:サラバンダ
トゥリーナ:タレガへのオマージュ Op.69
レスピーギ:変奏曲
トゥリーナ:セビリャーナ Op.29
アントニーノ・イエロ(G)

録音:2020年5月-2021年4月、フォイアーノ・デッラ・キアーナ(イタリア)
ミュージック・テクノロジーを学び、情報通信エンジニアの学士号を取得しているという異色の経歴を持つアントニーノ・イエロは、ギタリストとしての経歴も本格的。
チェゼーナのブルーノ・マデルナ音楽院でギターをジョルジオ・アルビアーニに学んだ後、ヨーロッパ各地のギター音楽祭で活躍。
自身にとってのセカンドアルバムとなる当盤では、ファリャやトゥリーナを中心に無伴奏ギターのために書かれた「完璧なクォリティ」を持つ作品でプログラムを組んでいます。

Signum Classics
SIGCD-679(2CD)
ヘンデル:8つのチェンバロ組曲
組曲第1番 イ長調 HWV426、組曲第2番ヘ長調 HWV427、組曲第3番 ニ短調 HWV428、組曲第4番ホ短調 HWV429、組曲第5番 ホ長調 HWV430、組曲第6番嬰ヘ短調 HWV431、組曲第7番 ト短調 HWV432、組曲第8番ヘ短調 HWV433、ヘンデル自身によるチェンバロ編曲集〔序曲(歌劇 「ムツィオ・シェーヴォラ」 HWV13より)、Pupille sdegnose, sareste pietose HWV482-4(歌劇 「ムツィオ・シェーヴォラ」 HWV13より)、Come, se ti vedro, cara, partir potro? HWV482-5(歌劇 「ムツィオ・シェーヴォラ」 HWV13より)、Sventurato, godi, o core abbandonato HWV482-2(歌劇 「フロリダンテ」 HWV14より)、序曲 HWV456-5 (歌劇 「リッカルド1世」 HWV23より)、Ombra cara de mia sposa HWV482-3 (歌劇 「ラダミスト」 HWV12より)〕、シャコンヌ ト長調 HWV435
ブリジット・カニンガム(Cemb)

録音:2019年11月、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
イギリスの女流チェンバリストであり歌劇指揮者、音楽学者のブリジット・カニンガム。これまでも「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」、「アイルランドのヘンデル」など、様々な角度でヘンデルと同時代の音楽を取り上げてきたスペシャリストによる「8つのチェンバロ組曲」は、一音一音までこだわりぬいた緻密な演奏になっています。

Paladino Music
PMR-0098(1CD)
プーランク:ピアノ作品集
2台ピアノの為のソナタ FP156、
シテール島への船出(2台ピアノの為のワルツ・ミュゼット)、
「仮面舞踏会」の終曲によるカプリッチョ(2台ピアノの為の)、
2台ピアノの為のエレジー FP175
4手の為のピアノ・ソナタ FP8、
15の即興曲
エヴァ=マリア・メイ(P)、
アレクサンダー・ヴィーナント(P)

録音:2016年、2018年
ドイツのコンサート・ピアニスト、エヴァ=マリア・メイがオーストリアの「パラディーノ(Paladino)」レーベルにフランス6人組の1人、プーランクの器楽&室内楽を録音しているシリーズの一枚。2台ピアノと4手の連弾がメインの今回のアルバムでエヴァ=マリア・メイとアレクサンダー・ヴィーナントは、プーランクのユーモラスな側面と真面目な側面をリスナーに気づかせてくれています。

Aulicus Classics
ALC-0017(1CD)
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38/バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52/夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1/夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2/夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3 セバスティアーノ・ブルスコ(P)

録音:2017年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
ミケランジェリの弟子であるエンニオ・パストリーノに師事し、ミケランジェリの系譜に連なるイタリアのピアニスト、セバスティアーノ・ブルスコが奏でるショパンの詩情、「4つのバラード」と「夜想曲集 Op.9」。
ブルスコの解釈は、奥深い楽曲研究と、洗練されたオーセンティシティとオリジナリティを特徴としています。ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、ショパンを重要なレパートリーとしていたミケランジェリのピアニズムの継承も興味深いポイントです。
Aulicus Classics
ALC-0016(1CD)
シューベルト:即興曲 D.899,Op.90
即興曲 D.935,Op.142
セバスティアーノ・ブルスコ(P)

録音:2017年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
ミケランジェリの孫弟子にあたるイタリアの実力派、セバスティアーノ・ブルスコが奏でるシューベルトの8曲の即興曲。
多彩な表現力と洗練された解釈を披露してくれているブルスコは、ロマンティシズムにあふれる幻想的な即興曲の世界を創り出してくれています。
ちなみにジャケットに用いられている絵画は、グスタフ・クリムトの1945年の作品「Schubert at the Piano」です。
Aulicus Classics
ALC-0010(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
セバスティアーノ・ブルスコ(P)

録音:2019年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
天才モーツァルトの2曲のピアノ・ソナタを弾くのは、イタリアのピアニスト、セバスティアーノ・ブルスコ。
ミケランジェリの弟子であるエンニオ・パストリーノに師事したミケランジェリの系譜に連なるピアニストであり、アルド・チッコリーニからも教えを受けるなど錚々たる巨匠たちから音楽を学び、共演を果たしてきました。
ブルスコはモーツァルトのピアノ・ソナタを室内楽として捉え、ソナタに感情的な深みと想像力の強さを持たせるという美学的なビジョンを貫いています。

GWK
CLCL-117(1CD)
トマシュ・サヴィエルハ・プレイズ・バッハ
バッハ:パルティータ第2番BWV 1004
組曲 BWV995/組曲 BWV997 (すべて演奏者自編、ギター独奏による演奏)
トマシュ・サヴィエルハ(G)

録音:2011年4月(イギリス、ウェストン)
東京国際ギターコンクールでの優勝経験を持つトマシュ・サヴィエルハによるギター版バッハ!サヴィエルハはトーマス・ミュラー=ペリングとモニカ・ロストに師事し、有名な東京国際ギターコンクールやパリのアントニー国際ギターコンクールで優勝、東京の文化会館で行われたソロリサイタルは「同世代のギターシーンで最も興味深い人物の一人であることは間違いない」(現代ギター)と称賛されています。すべて彼自身の手によるギター独奏編曲で、パルティータ第2番は楽譜の出版も行われています。
GWK
CLCL-119(1CD)
カフェ
ピアソラ:タンゴの歴史
カステルヌオーヴォ=テデスコ
:フルートとギターの為のソナチネ Op.205
レニャーニ:デュエット・コンチェルタンテ Op.23
エミリオ・プホール:ブエノスアイレス組曲
アリー・デュオ(フルートとギター)

録音:2011年10月(ドイツ、シュヴェールテ)
ハンガリー出身のフルート奏者アニタ・ファルカス(1983-)とペルー出身のギター奏者フアン・カルロス・アランシビアの両名からなるアリー・デュオによるアルゼンチン、イタリア、スペインの作曲家を集めたラテン系アルバム。デトモルト音楽大学でファルカスはヤーノシュ・バーリントに、アランシビアはトーマス・キルヒホフに師事しており、大学で出会った2人は2008年以降デュオとして活躍しています。
GWK
CLCL-118(1CD)
時の放浪者
ヴァイス:ソナタ第5番ト長調(演奏者自編)
コスト:ロッシーニの主題による序奏と変奏曲
トゥリーナ:ギター・ソナタ Op.61
セルジオ・アサド:水彩画
セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト(ローラン・ディアンス編)
コンスタンティン・ヴァシリエフ(1970-):時の放浪者
ロマン・ヴィアゾフスキー(G)

録音:2011年3月(ドイツ、オスナブリュック)
1999年の東京国際ギターコンクールをはじめ、ドイツやポーランドのコンクールでも第1位を獲得している1974年生まれのウクライナのギター奏者、ロマン・ヴィアゾフスキー。ドイツ国立ケルン音楽大学アーヘン校にて佐々木忠に師事。Dreyer Gaidoレーベルよりリリースされたデビューアルバム(CD21001)や、GWKレーベルよりリリースされたセカンド・アルバム(CLCL-102)も非常に高く評価されています。

Hyperion
CDA-68368(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.6
アルバムの綴り ホ短調 「無言歌」 Op.117/歌 イ短調 Op.19b-2(初期版, 1830)/カプリッチョ ホ長調 Op.118/常動曲 ハ長調 Op.119/前奏曲とフーガ ホ短調 WoO.13/音楽のスケッチ WoO.19/騎手の歌 ニ短調/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Op.106/無言歌集第7集 Op.85/無言歌集第8集 Op.102
ハワード・シェリー(P)

録音:2020年6月23日-24日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
膨大なレパートリーを誇り、ピアニスト、指揮者の両面で活躍するイギリスの名匠、ハワード・シェリーが2013年にスタートし、じっくりと進行してきたレコーディング・プロジェクト。あまり馴染みのない作品も含めたメンデルスゾーンのピアノ独奏作品を体系的に探求するシリーズの最終巻となる第6巻は、後期の作品と死後に出版された遺作などに焦点を当てたプログラム。まったく異なるスタイルと感性を持ち、様々な魅力を内包するメンデルスゾーンのピアノ作品の新たな魅力を、円熟のハワード・シェリーが明らかにします。
Hyperion
CDA-68381(2CD)
C.P.E.バッハ:ソナタ&ロンド集
CD1 〜 ソナタ イ短調 H247 Wq57/2/ロンド ホ長調 H265 Wq57/1/ファンタジア ハ長調 H291 Wq61/6/ソナタ ホ短調 H66 Wq62/12/わがジルバーマン・ピアノへの別れ H272 Wq66/アリオーソと9つの変奏 ハ長調 H259 Wq118/10/行進曲 ト長調 BWVAnh124/ソルフェッジョ ハ短調 H220 Wq117/2/CD2〜ロンド ハ短調 H283 Wq59/4/ソナタ ヘ短調 H173 Wq57/6/アリ・ルーパリヒ H95 Wq117/27/ソナタ ニ長調 H286 Wq61/2/ソナタ 変イ長調 H31 Wq49/2/ロンド 変ロ長調 H267 Wq58/5/ソナタ ホ短調 H281 Wq59/1/La complaisante H109 Wq117/28/ロンド ホ長調 H274 Wq58/3/クラヴィーアの為の自由な幻想曲 嬰ヘ短調 H300 Wq67/L’Herrmann H92 117/23/La Prinzette H91 Wq117/21
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2021年1月21日-25日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。待望の超絶技巧アルバムとして人気を博し、レコード芸術「特選盤」、グラモフォン賞ノミネートなどを果たした「リスト&タールベルク」(PCDA68320)以来、約1年数ヵ月ぶりのリリースとなる新録音! アメリカ在住のアムランがCOVID-19パンデミックの影響により渡英できず、コンサートとともにレコーディング計画も大きな変更を余儀なくされていましたが、Hyperionが交渉・紹介したアメリカの名プロデューサー&エンジニア、ジュディス・シャーマンとの出会いによって新たなレコーディングが実現。グラミー賞を10度受賞(そのうち5度は「Producer of the Year, Classical」)している名プロデューサーとの運命的な出会いによってお贈りするのは、バッハの息子たちのなかでももっともラディカルに成功したカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのソナタ&ロンド集。その明晰なリズムとタッチで、ハイドンやモーツァルトの古典派ソナタ集でも圧倒的な評価を確立してきたアムランが弾くC.P.E.バッハに乞うご期待!

Finetone
FTM-8057(1CD)
ソリチュード
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):松のロマンス
アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):フリア・フロリダ、前奏曲 ハ短調、すべての祈り、人形の夢、前奏曲 ト短調 Op.5-1、ワルツ Op.8-3、ワルツ Op.8-4
ソル(1778-1839):練習曲 ニ長調 Op.35-17/練習曲 ロ短調 Op.35-22、練習曲 ホ短調 Op.6-11、メヌエット ハ長調 Op.22、メヌエット ニ長調 Op.11-5、メヌエット イ長調 Op.11-6
グイド・サントルソラ(1904-1994):前奏曲(古風な組曲)
アベル・カルレバーロ(1916-2001):ビダリータの歌、ミロンガ・オリエンタル
マルク・ザイフゲ(G)

録音:2019年9月&2020年8月、ドイツ
地元カールスルーエとケルンの音楽アカデミーで学び、エリオット・フィスクに師事したドイツのギタリスト、マルク・ザイフゲ(b.1956)が、初期と後期ロマン派のギターの為のオリジナル作品からセレクション。センシティヴな前奏曲や瑞々しい練習曲とメランコリックなワルツやメヌエットが組み合わされた、魅惑のギター独奏プログラムとなっています。
ザイフゲはソリストとして、またエストニア室内Oやチェコのシュターミッツ四重奏団など様々な団体と演奏。プロフェッショナルなサウンド・エンジニア、レコーディング・プロデューサーとしても活動しており、このアルバムも録音、編集、マスタリングまですべて自身で行っています。


Treasures
TRE-253(1CD)
ペナリオのドビュッシー
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻)
レナード・ペナリオ(P)

録音:1965年3月15,16,26日(ステレオ)
※音源:日Victor SHP-2495-2496(2LP)
◎収録時間:71:48
“過度な緊張から開放したカラフルな前奏曲集!”
■音源について
ペナリオが遺した純クラッシック作品の中でも最も重要な録音の一つ。いわゆる白犬ラベルはどのレコードも微妙にノイズが混入しており、弱音部のニュアンスが削がれるのが難点でしたが、このビクター盤はもちろんその心配はなし。音にも量感があり、打鍵の色彩感と奥行きを十分に伝えてくれます。

★ペナリオが決してライト・クラシック専門のピアニストではないということを証明するのに、これ以上の録音は思いつきません!タッチの色彩の豊かさ、音楽の自然な流れの引き出し方が絶妙の極みで、ただ器用さに任せてレコードを量産していたのではないことは明らかです。
 ドビュッシーの作品は色彩が命とされますが、多くの演奏は色彩の幅はむしろ抑制的で、音楽の流れもガラス細工のような精巧さを目指すあまりどこか硬直し、推進性と大きな呼吸感が減退している気がしてなりません。
 第1巻の第1曲、冒頭の下降音型の温かみ、ハーモニーに細心の注意、音楽を萎縮させずに荘厳さとエレガンスを両立させるあたりに早速唸らされます。第2曲冒頭の32分音符の下降は喋り掛けるように一呼吸で過ぎ去って粋。喋るようなニュアンスは第11曲「パックの踊り」で更に開花。ここではペナリオのポップな色彩とリズムの軽みも最大に作用。続く「ミンストレル」や第2巻の第6曲もアカデミズムに拘泥していては現れようのないコミカルさ。単にリズムを柔軟に崩せばいいというものではないと気付かされます。
 第2巻の第5曲「ヒース」は、旋律美だけに焦点を当てず、りハーモニーから醸し出される色彩の揺らぎの表出が際立ちます。第9曲のストーリー性と壮大さ、第11曲の細かいパッセージにおける蝶や蛾の羽ばたきを思わせる視覚的な描写の的確さ、最後の「花火」等は、瞬発力が不可欠だと再認識。タッチの俊敏さだけではなく、硬軟や温度までも瞬時に対応させるそのテクニックは、真のヴィルトゥオーゾと言えましょう。
 40代の絶頂期にこの録音が行われたことにも感謝。色彩はポップでも、音楽への向き合い方は決して浮つかず、愛で埋め尽くしたドビュッシー。是非ご一聴を! 【2021年11月・湧々堂】

BIS
BISSA-2607
(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
アンドレアス・ヘフリガー(P/C. Bechstein grand piano D 282)

録音:2021年1月8-10日/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
1962年にベルリンで生まれ、テノール歌手の父エルンスト・ヘフリガーの母国スイスで育ったピアニスト、アンドレアス・ヘフリガーは、ベー トーヴェンのピアノ・ソナタと他の作曲家の作品を組み合わせた独創的なプログラム『パースペクティヴ』シリーズで注目されてきました。
当アルバムではベートーヴェンの作品31のソナタ3篇を録音。「作品31の3篇はベートーヴェンのピアノ・ソナタの中で非常に特別な位置を占める」と語るヘ フリガー。悲しみ、優しさなど人間の心理を探求することができるこの作品を全身全霊で演奏します。
ヘフリガーは1988年にニューヨーク・デビューを大成功させ、のちに欧米の主要オーケストラへの客演、ソロのリサイタル、またマティアス・ゲルネなど世界的 歌手とのリート伴奏などか多岐に渡る活動を展開。強靭なテクニックでスケールの大きな演奏をお楽しみいただけます。 (Ki)

King International
MIRSA-001(2SACD)
シングルレイヤー
日本独自企画
限定生産
税込定価
バッハ&レーガー:無伴奏ヴァイオリン作品集/庄司紗矢香
レーガー:前奏曲とフーガ ト短調 op.117-2
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001
レーガー:前奏曲とフーガ ロ短調 op.117-1
.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
レーガー:シャコンヌ ト短調 op.117-4
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
庄司紗矢香(Vn)

録音:2010年8月、イエスの子聖堂
※2021年SACDリマスタリング
庄司紗矢香のバッハ&レーガーの名盤が、シングルレイヤーSACDで登場。庄司の存在感と臨場感が、より一層増したものとなり、その気迫にあらためて圧倒さ れる内容です。
16歳のときパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで日本人初、史上最年少優勝を果たし、世界の注目を集めてきた若きヴァイオリニスト庄司紗矢香。数々 の録音とコンサートでその並はずれた才能を見せつけてきた天才少女が20代後半にさしかかり、より一層成熟したテクニックと表現力を携えてMIRAREレーベ ルに初登場したのが、このバッハ&レーガー〔MIRARE原盤/MIR-128 & KKC-5125〕。MIRAREのプロデューサーであるルネ・マルタンが手がける音楽祭 「ラ・フォル・ジュルネ」への参加をきっかけに、このアルバムが誕生しました。
収録曲はバッハとレーガーの無伴奏作品。バッハの無伴奏ヴァイオリンの為の6曲は数多くの録音が存在しますが、レーガーの作品と組み合わせ、ニ短調の 「シャコンヌ」を最後の山場に持ってくるという、極めて考え抜かれた構成となっています。レーガーの無伴奏作品はバッハを範として作曲されていますが、その中 にレーガー独自の幻想世界を作り込んでいく高い技巧を必要とされている作品です。庄司紗矢香は抜群のテクニックと安定感、明るい音色で力強くストレートな演 奏を披露しています。レーガーの「シャコンヌ」は、作品の本質を真摯に追い求めていき、バッハの無伴奏パルティータ第2番では、高い集中力と深い音楽性を発揮 した熱演となっております。 使用楽器は、上野製薬株式会社の上野隆三氏より貸与された1729年製のストラディヴァリウス。(ミッシャ・エルマンが所有・演奏)。

KLARTHE
KLA-130(1CD)
踊る女性たち
マリー・ジャエル:メランコリックなヴァルス〜第1、2、4、5番/かわいいヴァルス(全3曲)
ポリーヌ・ヴィアルド:マズルカ/ガヴォット
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール:ジグ第2番/サラバンド/リゴドン/リゴドン第2番
ソフィ・ラカーズ:タランテラ
タイユフェール:ラルゲット/ヴァルス・レント/シシリエンヌ
シャミナード:スウェーデンのマズルカ
 クレオール舞曲/バレエの歌
 秋のヴァルス
ファランク:華麗なヴァルスOp.48
メル・ボニ:神聖な舞曲Op.35の38 ブーレOp.62
 スペイン風大ヴァルス「ジプシー」Op.15
アクシア・マリネスク(P)
YAMAHA使用

録音:2021年4月/サル・ガヴォー
1987年ルーマニア生まれのアクシア・マリネスクはピアニストとして活動するかたわら、自己の主張をプレゼンテーションするTDEスピーカーとしての顔を持 つ才媛。
このアルバムはフランスの女性作曲家たちが舞曲形式で作ったピアノ曲を集めています。17世紀のエリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(作曲家ダカンの叔母) から1963年生まれのソフィ・ラカーズまで時代や作風も多彩。ロシアの文豪ツルゲーネフのパートナーで、サン=サーンスが歌劇「サムソンとデリラ」を捧げた 大歌手ポリーヌ・ヴィアルドのピアノ曲が収録されているのも注目。女性作曲家ファン必携のアルバムです。 (Ki)

イプシロン・インターナショナル
YIL-006(1CD)
税込定価
吉川隆弘、ショパンを弾く
@ノクターン第13 番 ハ短調 作品48-1 [5'47"]
Aバラード第3 番 変イ長調 作品47 [7'58"]
B幻想曲 へ短調 作品49 [13'32"]
C幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61 [13'18"]
Dワルツ第6 番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」[01'49"]
Eワルツ第7 番 嬰ハ短調 作品64-2 [03'32"]
Fワルツ第8 番 変イ長調 作品64-3 [03'17"]
Gバラード第1 番 ト短調 作品23 [09'22"]
Hマズルカ第30 番 ト長調 作品50-1 [02'31"]
Iマズルカ第31 番 変イ長調 作品50-2 [03'14"]
Jマズルカ第32 番 嬰ハ短調 作品50-3 [04'54"]
Kノクターン第14 番 嬰へ短調 作品48-2 [07'11"]
吉川隆弘(P)

録音:@DEH-K2021年3月3日、A2015年11月3日、B2015年3月
3日、CF2019年6月4日、G2021年3月4日、StudioPianoforte、東京
ピアノ:Steinway&sons C-227n.584042
ドビュッシー(YIL-002)、シューマン(YIL-003)、リスト(YIL-004)の各作品集がレコード芸術特選、ベートーヴェン(YIL-001)、モーツァルト(YIL-005)はレコード芸術準特選になるなど、全てのアルバムが高評価を得ているイプシロン・インターナ ショナル・レーベルでの吉川隆弘第6弾! ※このアルバムでは、1836 年、1841 年と1846 年の作品を取り上げた。1810 年に生まれ39 歳で没したポーランドの作曲家 は、26 歳ですでに独自の作風を確立しており、31 歳では円熟の極みにあり、36 歳にして晩年の境地に達した。 ノクターンに始まりノクターンに終わるこのアルバムの収録には、2015 年から2021 年まで、6 年の歳月を費やした。ショパン の初期から晩年にかけての作風を網羅しているとともに、私のピアニストとして、芸術家として、そして少し大袈裟ではあるが 一人の人間としての6 年間の変遷を記しているとも言える。(吉川隆弘 ライナーノーツより抜粋)

オクタヴィア
OVCT-00190(1SACD)
税込定価
2021年11月26日発売
プーランク:ピアノ作品集 Vol.1
常動曲 FP14
ワルツ(6人組のアルバムより) FP17
2つのノヴェレット FP47
組曲《ナポリ》 FP40
プレスト 変ロ長調 FP70
ユモレスク FP72
バディナージュ (軽い冗談) FP73
フランス組曲 −クロード・ジェルヴェーズ(16世紀)による− FP80a
村人たち −子どものための小品集− FP65
間奏曲 変イ長調 FP118
15の即興曲
鈴村 真貴子(P)

録音:2021年8月4-6日、碧南市芸術文化ホール「エメラルドホール」
フランスを代表する作曲家、フランシス・プーランクの研究で東京藝術大学の博士号を取得した ピアニスト鈴村真貴子が、知的な音楽アプローチとみずみずしい感性で描き出す、珠玉のプーラ ンク:ピアノ作品集。音楽への深い愛情と共感を持った鈴村のピアニズムが華麗に舞い、洒脱、 ユーモア、気品、甘い毒、哀しみ???万華鏡のようなエスプリ溢れるプーランクの世界を彩り豊かに 届けます。
オクタヴィア
OVCL-00771(1SACD)
税込定価
2021年11月26日発売
岡本侑也 IN CONCERT
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ 作品25-3
デュティユー:ザッハーの名による3つのストロフ
カザルス:鳥の歌
黛敏郎:無伴奏チェロのための「BUNRAKU」
クラム:無伴奏チェロ・ソナタ
岡本侑也(Vc)

録音:2021年2月19-22日高崎芸術劇場
※通常CDはOVCX-00089
高崎芸術劇場 芸術監督 大友直人氏が才能溢れる若手演奏家をリサイタル・録音・映像 によって多角的に紹介するT-Shotシリーズ。2021年6月に発売したCD & DVDのセットは その人気の高さから早々に完売。本商品はそのHybrid Discのみの仕様での再リリース となります。 圧倒的な輝きを放っているチェロ界の若きホープ岡本侑也が聴く者を感動の渦に巻き込 みます。チェロという楽器の可能性に挑戦したかのような演奏とその音色をぜひお楽しみ ください。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCT-00191(1CD)
税込定価
2021年11月26日発売
鈴木弘尚〜Etudes symphoniques
シューマン:交響的練習曲(遺作変奏曲つき)、
シューベルト(リスト編):水車屋と小川、
ラフマニノフ:「音の絵」〜Op.33-2/Op.33-7、
 前奏曲Op.32-12、
 幻想的小品集〜Op.3-1/3-2、
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集
鈴木弘尚(P)

録音:2005年2月1-2日 埼玉・和光市民文化センター・サンアゼリア大ホール
※ハーモニー*HCC-2020からの移行再発売
「鈴木弘尚は、僕がこの数年に聴いた中で、最も天分豊かな他に類を見ないアーティストである。彼の驚くべきテクニックは、その極めて個性的な音楽へのアプローチと見事に調和している。初めて彼を聴いたときに感じたあの鮮烈な喜びを、聴衆が同じように味わってくれることを願う。」 (ミシェル・ベロフ)
作品に対するきめ細やかなアナリーゼ。そして、知的で感性豊かな演奏。鈴木弘尚が描
く世界観は聴く者を惹きつける魅力に満ち溢れ、ピアニズムの極致を聴かせています。多くのファンから再発売を待たれていたデビュー・アルバムと2ndアルバム“RACHMANINOFF”との同時復刻です!(オクタヴィア)

自己を厳しく律して作品の核心に切り込む厳格なピアニズム!第5回浜松国際ピアノコンクールの模様を収録した番組で,、特に心に止まったのが、須藤梨菜とこの鈴木弘尚の演奏でした。鈴木弘尚は見るからにスラッとしたイケメンで、女性の人気をさらう雰囲気十分でしたが、彼の演奏はそんな安易な表面性と全く無縁で、一言で言ってかなりストイック。ただでさえコンクール独特のプレッシャーがあるにもかかわらず、さらに自己を厳しく律して、曲の確信に納得いくまで迫ろうと格闘している姿が強烈な印象を残しました。放映されたチャイコフスキーの第1協奏曲も、曲の華やかさとともに、しっとりとした詩情を切々と通わせ、パワーで圧倒しようなどというそぶりを微塵も見せず、ただ作品に打ち込む姿を見て、自己を追い詰めすぎずに、自分だけの音楽をこのまま育み続けてほしいと願わずにはいられませんでした。それから2年、遂に登場したのがこのデビュー盤。 鈴木がライナーの中で記しているように、自身のライフワークというシューマンの「交響的練習曲」は、最初の主題に全てを集約し尽くそうとする意思が濃厚。最初の和音がゆっくりと下降する際の恐ろしいまでの深み、極めて低速で繊細な呼吸を込め抜くフレージングに完全にそれが反映しているのを目の当たりにして、彼が彼であり続けれくれたことに安堵するとともに、その深い精神的な歌の世界に引きずり込まれてしまいました。第2練習曲では、主旋律を構成する各音が吟味し尽くされ、唐突な激高にも音が割れず、美しいフォルムを維持。この演奏では5つの遺作変奏曲を各曲の間に散りばめる形が取られていますが、その第5変奏の高音域のきらめきは、コンクール時でも感じられたクリスタルな美しさ!この高音域への彼の嗜好が作品の持ち味とぴったり合致した時の見事さを象徴する瞬間です。第11練習曲の深い沈思から終曲へなだれ込む自然さも見事!終曲に入った途端、乱暴なマーチ風にはしゃぐピアニストもいますが、こんなに美しく声部バランスが保たれた演奏を聴いた他に聴いた記憶がありません!またこの終曲では、今まで温存していたかのように低音部の深みと、威圧感の与えない独特の重量感も最大に発揮されているのも印象的です。和音の変幻を心底感じきった「水車屋と小川」の美しさも必聴!ラフマニノフの「エレジー」は、ゴルノスタエーヴァがこの曲を弾くのを聴いてレガートの本質を学んだそうですが、印刷された音符から最大限にイマジネーションを膨らませて、聴き手の心の深部に迫る真のレガートを紡ぎ出す能力は、この1曲だけでも明らか。ヒナステラ(特に「はぐれもののガウチョの踊り」)はパワー全開。しかし豪放で脂ぎったそれではなく、緻密な構築の跡が窺えて、手ごたえ充分です。  【2005年・湧々堂】
オクタヴィア
OVCT-00192(1CD)
税込定価
2021年11月26日発売
鈴木弘尚/ラフマニノフ
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲、
 前奏曲集〜Op.23-5、Op.32-5
 練習曲集「音の絵」〜Op.33-5、Op.39-2,4,6,9、
 リラの花
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌、
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ、愛の喜び
鈴木弘尚(P)

録音:2007年6月21-22日 埼玉・和光市民文化センター・サンアゼリア大ホール
※ハーモニー*HCC-2038 からの移行再発売
鮮烈なデビュー・アルバムのリリースから2年半、幼少からロシアの名教授ゴルノスタエ ヴァに師事し研鑽を積み、ロシアピアニズムを継承するピアニスト鈴木弘尚。 2007年リリースした2ndアルバム“RACHMANINOFF”は追い求め培ってきたピアニズムに ひとつの答えを出し「絶好のタイミングは今しかない」と記録されたラフマニノフの極致。 強靭なテクニックはもちろんのこと、豊かな音色と響き、並外れた創造力が一つになり描 かれた立体感は今尚聴衆を魅了して止みません。 デビュー・アルバム“Etudessymphoniques”も含め、ファン待望の2タイトル同時再発売で す!(オクタヴィア)


GENUIN
GEN-21761(4CD)
「デトモルトのアーカイヴの宝物」 〜デトモルト音楽大学の創立75周年記念アルバム
(1)ベートーヴェン:幻想曲 ホ長調 Op77
 ピアノ・ソナタ第24 番嬰ヘ長調Op.78 「テレーゼ」
 ピアノ・ソナタ第25 番ト長調Op.79
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26〜間奏曲 変ホ短調
シューベルト:行進曲 ホ長調 D606
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3〜第4楽章

(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4 番ト長調 Op.58

(3)ドリースラー(1921-98):ピアノ協奏曲 Op.27

(4)バッハ:オーボエ・ダモール協奏曲 イ長調 BWV1055R

(5)ブラームス:チェロ・ソナタ第2 番ヘ長調 Op.99

(6)ベルク:ヴァイオリン協奏曲

(7)バルトーク:2 つのピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110

(8)シェーンベルク:ピアノ曲 Op.33a、ピアノ曲 Op.33b

(9)レーガー:クラリネット五重奏曲
(1)ハンス・リヒター=ハーザー(P)
録音:1976年5月11日(ステレオ)

(2)ハンス・リヒター=ハーザー(P)、エーリヒ・ベルゲル(指)北西ドイツ・フィルハーモニー
録音:1973年12月11日(ステレオ)
(3)クラウス・シルデ(P)、マルティン・シュティファニ(指)北西ドイツ・フィル、ムジークアカデミー・デトモルト
録音:1971年2月19日、世界初演のライヴ録音(ステレオ)
(4)ヘルムート・ヴィンシャーマン(Ob)、ティボール・ヴァルガ室内O
録音1971年12月14日(ステレオ)
(5)アンドレ・ナヴァラ(Vc)、ヴェルナー・ゲヌイト(P)
録音:1972年1月14日(ステレオ)
(6)ティボール・ヴァルガ(Vn)、ギルバート・ヴァルガ(指)ティボール・ヴァルガ室内O
録音:1979年11月20日(ステレオ)
(7)ヴィルフリート・カッセバウム(P)、フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌル(P)、ヴァルデマール・デリング(打楽器)、マルティン・クリストフ・レーデル(打楽器)
録音:1981年11月10日(ステレオ)
(8)エドムンド・ラスヘラス(P)
録音:1966年初頭(拍手無し)(モノラル)
(9)ヨスト・ミヒャエルス(Cl)、エルンスト・マイヤー=シールニング(Vn)、カタリーナ・リンデンバウム(Vn)、ライナー・モーク(Va)、イレーネ・ギューデル(Vc)
録音:1973年12月14日(ステレオ)
ドイツのデトモルト音楽大学の創立75 周年を記念して、1966 年から1981 年までの様々なライヴ録音が集められています。 なかでもティボール・ヴァルガが弾くベルクのヴァイオリン協奏曲は貴重。ヴァルガはこの曲のウィーン初演やさらにオースト ラリア初演でも演奏するなど、この曲を世に広めたヴァイオリニストの一人でありながらこれまで録音が聞けず、これはファン にはたいへん嬉しいもの。当時58 歳で技術的には難も見られるものの、意気込みは見事。名ピアニスト、ハンス・リヒター= ハーザーは、まずアンコールも含めたリサイタルが素晴らしい。得意のベートーヴェンを前半に、メインはなんとムソルグルス キーの「展覧会の絵」。さらにヘルムート・ヴィンシャーマンのバッハや、アンドレ・ナヴァラのブラームスなど、興味深い音源 が多々。いずれも記録用の音源らしく、音の状態はまちまちで、「広がりに乏しいステレオ」と付記しているものは楽器の音 像はほぼモノラル。それでも嬉しい4CD です。
GENUIN
GEN-21766(1CD)
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第9 番ニ短調 Op.125(ティンパニ追加版) ピアノ・デュオ・チパク=クシュニル【オルハ・チパク(P)、オレクシー=クシュニル(P)】
フランシスコ・マヌエル・アンガス・ロドリゲス(ティンパニ)

録音:2021 年2 月26-28 日 ドイツ ロストック
ピアノ・デュオ・チパク=クシュニルのGENUIN への3 枚目のCD。ベートーヴェン の交響曲第 9 番「合唱付き」をリストが 2 台ピアノ用に編曲したもの。リストによるベ ートーヴェンの交響曲の編曲は有名で録音も多々ある。これらピアノ独奏用編曲に 先立ち、1851 年に第9 交響曲を2 台ピアノ用に編曲、これも人気がある。今回の新 録音では、このリストの2 台ピアノ用編曲の第9 交響曲に、ベートーヴェンの楽譜か らティンパニを抜き出してリスト編曲の 2 台ピアノに加えて演奏しています。これだけで ガラッと印象が変わるのが面白い。オルハ・チパクとオレクシー=クシュニルは共に ロストック音楽舞台大学とウクライナのリヴィウ国立音楽アカデミー(彼らの母校であ る)で指導に当たっています。フランシスコ・マヌエル・アンガス・ロドリゲス 1990 年、セ ビリア生まれの打楽器奏者。ベルリンを中心にドイツで活躍しています。
GENUIN
GEN-21756(1CD)
「バッハに触発されて」
ブゾーニ:シャコンヌ
リスト:B-A-C-H の主題に基づく幻想曲とフーガ S.529(P版)
プーランク:BACH の名前に基づくワルツ即興曲
ダミアン・ショル(b.1988):…は穏やかな大河である(2013)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 第2 番「ジャック・ティボー」
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第 2 番ニ短調 BWV1004〜シャコンヌ
ザミラ・シュピーゲル(P,Vn)

録音:2020年11月17-19日 ライプツィヒ,66'06
バッハとバッハに関連した作品を集めています。ブゾーニのシャコンヌ、リストの B-A-C-H の主題に基づく幻想曲とフーガ、プーランクの BACH の名前に基づくワル ツ即興曲、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第 2 番と有名曲ばかりの中、1988 年 生まれの作曲家ダミアン・ショルの作品が2013 年の作品が珍しい。 ザミラ・シュピーゲルはピアニストでありヴァイオリニストであり、どちらにおいても高く 評価されています。この CD でも、ブゾーニ、リスト、プーランクではピアノを、ショル、イ ザイ、バッハではヴァイオリンを弾いて、どちらも見事な腕前を聞かせてくれます。

H.M.F
HMM-902463(3CD)
バッハ:鍵盤のための作品全集 第5集〜「“トッカータ”〜ヴァイマール期(1708-1717)」

【CD1】
1. トッカータ ニ短調 BWV 565
2. 主なる神、われらの側にいまさずして BWV 1128(コラール前奏曲)
3. いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 731 (コラール前奏曲)
4. いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 730 (コラール前奏曲)
5. プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 545a(ヴァイマール時代の旧稿)
6. イエスよ、わが喜び BWV 713 (コラール前奏曲)
7. われらに救いを賜うキリストは BWV 747 (コラール前奏曲)
8. 心よりわれこがれ望む BWV 727 (コラール前奏曲)
9. いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 706 (コラール前奏曲)
10. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543 (プレリュードには現行のものより短い稿BWV 543/1aで演奏)
11. キリストは死の縄目につながれたり BWV 695
12. トリオ・ソナタ ニ短調 より初期稿BWV 528/2a (early version) 04’25
13. トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
【CD 2】
1. トッカータ ハ短調 BWV 911
2. プレリュードとフーガ イ長調 BWV 536a
3. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904
4. トッカータ 嬰へ短調 BWV 910
5. コラール・パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」 BWV 768
6. トッカータとフーガ ニ短調 BWV 538
【CD 3】
1. トッカータ ト長調 BWV 916
協奏曲 ト短調 BWV 985(テレマンの協奏曲(未出版)の編)
2. 第1楽章 アレグロ
3 第2楽章 アダージョ
4 第3楽章 アレグロ
5. いざ来ませ、異邦人の救い主BWV 699 (フゲッタ)
6. 高き天よりわれは来たりBWV 701 (フゲッタ)
7. 讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ BWV 697 (フゲッタ)
8. 幼子イエスはわが慰め BWV 702 (フゲッタ)
9. 神の子は来たりたまえり BWV 703 (フゲッタ)
10. 全能の神に讃美あれ BWV 704 (フゲッタ)
11. キリストを われらさやけく頌め讃うべし BWV 696 (フゲッタ)
12. 主キリスト、神の独り子 BWV 698 (フゲッタ)
協奏曲 変ロ長調 BWV 982〔J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲op.1第1番(G.Ph.テレマンの編集により、1718年フランクフルトで出版)の編曲〕
13. 第1楽章 アレグロ
14. 第2楽章 アダージョ
15. 第3楽章 アレグロ
協奏曲 ニ短調 BWV 987〔J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲op.1第4番の編曲〕
16. 第1楽章 アダージョ-プレスト-アダージョ-プレスト-グラーヴェ
17. 第2楽章 ウン・ポコ・アレグロ
18. 第3楽章 アダージョ
19. 第4楽章 ヴィヴァーチェ
20. 讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ BWV 722
21. 神を讃えまつれ、汝らキリストの徒よ、こぞりて BWV 732
22. 甘き喜びに包まれ BWV 729
23. 高き天よりわれは来たり BWV 738a (数字付低音による異稿、アルンシュタット時代)
24. プレリュードとフーガ イ短調 BWV 895
協奏曲 ハ短調 BWV 981(マルチェッロのヴァイオリン協奏曲op.1第2番の編)
25. 第1楽章 アダージョ
26. 第2楽章 ヴィヴァーチェ
27. 第3楽章 アダージョ
28. 第4楽章 プレスティッシモ
録音:2019年4月(CD1)、2019年9月(CD2)、2020年9月(CD3)

【CD1】
バンジャマン・アラール(Org)
使用楽器:ケンティン・ブルーメンレーダー/パリ、改革派教会(Temple du Foyer de l’Ame) (2009)


【CD 2】
バンジャマン・アラール
使用楽器:ペダル付チェンバロ(チェンバロ:カール・コンラッド・フライシャー制作(1720年、ハンブルク)のレプリカ、フィリップ・ユモー制作(1993
年、バルバスト)/ペダル:クエンティン・ブルメンローダー制作(2017年、アグノー))


【CD 3】
バンジャマン・アラール
使用楽器:クラヴィコード/クリスティアン・ゴットフリート・ゲラ(1773年、フィルハーモニー・ド・パリ、音楽博物館コレクション)モデル、エミール・ジョビン(1998年製)
注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、バッハの鍵盤作品を全て録音する一大プロジェクトの第5弾の登場!
オルガンやチェンバロによって、バッハの鍵盤作品をすべて録音していく(作曲年代順)というプロジェクト。今回は、バッハのヴァイマール時代(1708-1717) に作曲された作品を収録しています。ヴァイマールの地では、バッハは宮廷楽団の楽師および宮廷の礼拝堂のオルガニストを務めていたこともあり、オルガン作 品が多く書かれた時期でもあります。ヴィルトゥオーゾ的、即興的要素に満ちたトッカータの様式の作品が多く書かれ、あの有名な「トッカータ ニ短調 BWV 565」もこの時期に書かれています。今回の目玉の一つは、クラヴィコードが登場すること。たとえばBWV 895の前奏曲でのアラールの即興的で歌に満ちた 緻密な空気が、クラヴィコードの素朴であたたかみのある音色によって、却って際立つような不思議な印象です。壮大にして荘厳なオルガン、チャーミングで雄 弁なチェンバロ、そしてユニークな繊細さをもつクラヴィコードと、3つの楽器の特徴を見事にとらえて弾き分けているアラールの技量に感服です。なお、シリー ズの次には、平均律クラヴィーア曲集第1巻が予定されております。アラールのシリーズ、ますます充実、注目です!
アラールは1985年、フランスのルーアン生まれ。2004年に開かれた古楽演奏の登竜門であるブルージュ国際古楽コンクールに18歳で優勝したのち、ク イケンにその才能を評価されてラ・プティット・バンドのメンバーとして活躍。その後はソリストとして世界各地で演奏活動を展開しております。 (Ki)


アールアンフィニ
MECO-1068(1SACD)
税込定価
伊藤順一/プロフォンド
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調Op.60
 ノクターン 第17番ロ長調Op.62-1
 スケルツォ 第4番ホ長調Op.54
 マズルカ 第11番ホ短調Op.17-2
 ズルカ 第13番イ短調Op.17-4
 バラード 第2番ヘ長調Op.38
 マズルカ 第14番ト短調Op.24-1
 マズルカ 第15番ハ長調Op.24-2
ラヴェル:クープランの墓〜第5曲 メヌエット ト長調
ドビュッシー:アラベスク 第1番 ホ長調
 アラベスク 第2番ト長調
フォーレ:夜想曲 第4番変ホ長調Op.36
 夢のあとに ロ短調Op.7-1(アルトゥーロ・ルツァッティ編)
伊藤順一(P)

録音:2021年6月7日&8日
フランスの3大音楽学校であるパリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてフランス本流のピアニズム を極めた伊藤順一のデビューアルバムです。ショパン、ラヴェル、ドビュッシー、フォーレという今まで伊藤が長きにわたり磨き上げてきた作品に 発露されるそのフランス・エスプリ、究極のピアニシモ、千変万化する音のうつろいは聴く者を天上の世界へと誘います。
■デビューアルバムに寄せて
この度、デビューアルバム「プロフォンド」のリリースにあたり、ご尽力頂いた多くの方々に御礼申し上げます。 「プロフォンド」とはフランス語で、深みや奥行きのある、また心底からのという意味があります。奥行きのある立体的な音作りを常に考えなが ら、心底から好きなショパンとフランス作品を収録しました。 私自身、ショパンの作品には幼い頃から触れてきましたが、その作品を愛する気持ちや、作品を通して覚える感銘は年々増しています。と りわけ美しいメロディーや和声に感心することはもちろん、感情を荒げなくとも内に秘めた熱い想いを感じられるショパンの音楽に心を打たれま す。ショパンが過ごしたそれぞれの場所で作られた曲と共に、彼の心に常にあった祖国への深い愛情、各地で過ごした穏やかな日の思い出 などを感じ取って頂ければ幸いです。 アルバムの後半ではフランスを代表する3人の作曲家を取り上げましたが、フランス作品はどれも色彩が非常に豊かで、音から色や絵画、 景色を容易に連想させます。私は8年間にわたりフランスに留学していましたが、ラヴェル、ドビュッシーが暮らした家に足を運び、作曲家本人 が弾いていたピアノに触れたり、家の細かな装飾や周りの風景を感じたり、影響を受けた絵画や思想にも多数触れることが出来ました。この ような経験からフランス作品にも積極的に取り組んでいます。 世界の状況や考え方が大きく変わりつつある今、何百年と変わらず受け継がれてきた美しいピアノ曲で、少しでも安らぎを得て頂けたら嬉 しく思います。  最後になりますが、これまでご指導下さった先生方に心より感謝申し上げます。 【2021年 秋・伊藤順一】

CEDILLE
BOX-1004(5CD)
NX-D04
ジェニファー・コー〜Bach & Beyond
【CD1】…Bach & Beyond 1
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 Op. 27- 2*
カイヤ・サーリアホ(1952-):夜想曲**
ミッシー・マッツォーリ(1980-):Dissolve, O My Hear 溶けよ、わが心*
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004#
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BB 124*
【CD3】Bach & Beyond 2(続き)
サーリアホ:フリーゼス
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002*
【CD4】…Bach & Beyond 3
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV 1003
ベリオ:セクエンツァ VIII*
【CD5】Bach & Beyond 3(続き)
ジョン・ハービソン(1938-):独奏ヴァイオリンのために
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005*
ジェニファー・コー(Vn)


【CD1】
録音:2012年1月4-5日
2011年11月14日*
2011年11月16日**
2011年11月13、16日#
【CD2】
録音:2014年4月4-12日
2014年7月14-16日*
【CD3】
録音:2014年4月20-21日
2014年6月4-12日*
【CD4】
2017年9月16-17日
2017年9月17-18日*
【CD5】
2019年9月9-10日
2019年9月8-9日*
2011年に開始された、バッハから21世紀の作品までを均等に扱うことで音楽史を俯瞰するというジェニファー・コーの画期的なプロジェクト "Bach & Beyond"。今回、第1集から第3集までの全てをBOXに収録いたしました。 コーはバッハの無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ全6曲の間に、時には世界初録音を含む現代作曲家たちのさまざまな作品を挟み込 み、バッハ作品が与えた影響を追求していきます。全ては無伴奏作品であり、コーは恐ろしいまでの集中力を持って全ての曲に真摯に向き合い生命 を吹き込みます。

Aulicus Classics
ALC-0048(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
コスタンティーノ・マストロプリミアーノ(フォルテピアノ)

録音:年月日記載無し、テレシネサウンド・スタジオ(ローマ、イタリア)
クレメンティやフンメルのピアノ・ソナタの全曲録音、クラウスのピアノ作品全集を完成させ、チェリストのマルコ・テストリやヴァイオリンのステファノ・バルネスキとのデュオ、トリオで大活躍中のフォルテピアニスト、コンスタンティーノ・マストロプリミアーノによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音の第2巻!
イタリアのフォッジャ音楽院、キジアーナ音楽院でピアノと室内楽を学んだ後、フォルテピアノ(ピリオド・ピアノ)奏者に本格的に転向し、現在のイタリア古楽界を支える存在の1人となっています。
マストロプリミアーノはベートーヴェンのソナタの全曲に取り組むにあたり、作曲者が生きた時代の楽器やその響きと作品の関連付けを行い、様々な資料や筆写譜の比較研究を録音の反映させています。
使用楽器は第1巻に続きパレルモの楽器製作者ウーゴ・カシーリアが製作したアントン・ヴァルター1795年頃のフォルテピアノのレプリカ。マストロプリミアーノが目指している楽器の響きと作品との関連性に要注目です。

Quartz
QTZ-2143(1CD)
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
メトネル:ピアノ・ソナタ ト短調 Op.22
チャイコフスキー:グランド・ソナタ ト長調 Op.37
ニコライ・メドヴェージェフ(P)

録音:2020年12月15日-17日
1986年生まれのニコライ・メドヴェージェフはリムスキー=コルサコフ音楽大学などで学び、ヴラディーミル・トロップ、ニコライ・ペトロフらに師事しました。クラスノダールで行われたバラキレフ国際ピアノ・コンクールでは優勝を果たしています。今回がデビュー・アルバムとなりますが、その柔軟なタッチと透き通るような高音で聴く者の心をしっかりと掴んでしまうようなチャイコフスキーと、哀愁を帯びたラフマニノフが聴きものです。
Quartz
QTZ-2144(1CD)
バッハ:オルガン作品集
トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540、トッカータ ホ長調 BWV566、トッカータとフーガ ニ短調 BWV538、トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調 BWV564、トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
エレーナ・プリヴァロワ(Org)

録音:2021年1月-3月
エレーナ・プリヴァロワは、まずオレンブルク音楽大学でピアノと音楽学を学びました。その後2001年にモスクワ音楽院に入学し、オルガンと音楽学を学びました。2011年から2013年まではロシアを代表するオルガニスト、アレクセイ・シェフチェンコに師事しています。2010年からモスクワで行われているサマー・コンサート「Organ Evenings in Kuskovo」を創設し、芸術監督を務めています。

Diapason
DIAP-140(1CD)
スカルラッティ:24のソナタ集
(1)ソナタ ホ長調 K.380, L.23「行列」
(2)ソナタ イ長調 K.322, L.483
 ソナタ ハ長調 K.132, L.457
 ソナタ ロ短調 K.87, L.33
 ソナタ変ホ長調 K.193, L.142
(3)ソナタ ト長調 K.14, L.387
(4)ソナタ ニ長調 K.29, L.461
(5)ソナタ ニ短調 K.9, L.413「田園」
 ソナタ ニ長調 K.96, L.465
 ソナタ ヘ短調 K.519, L.475
 ソナタ ニ長調 K.492, L.14
 ソナタ イ長調 K.533, L.395
 ソナタ ト短調 K.30, L.499「猫のフーガ」
(6)ソナタ ハ短調 K.11, L.352
(7)ソナタ ヘ短調 K.481, L.187
(8)ソナタ ニ短調 K.141, L.422「トッカータ」
 ソナタ ロ短調 K.27, L.449
 ソナタ ト長調 K.2, L.388
 ソナタ ニ短調 K.32, L.423
 ソナタ ヘ短調 K.466, L.118
(9)ソナタ ト長調 K.125, L.487
 ソナタ ト短調 K.450, L.338
(10)ソナタ ハ長調 K.159, L.104「狩り」
(11)ソナタ イ長調 K.113, L.345
(1)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1951年
(2)クララ・ハスキル(P)
録音:1951年
(3)ロベール・カサドシュ(P)
録音:1952年
(4)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
録音:1952年
(5)マルセル・メイエ(P)
録音:1946年-1955年
(6)マイラ・ヘス(P)
録音:1957年
(7)ニーナ・ミルキーナ(P)
録音:1958年
(8)エミール・ギレリス(P)
録音:1957年&1960年
(9)ソナタ ト短調 K.450, L.338
ギオマール・ノヴァエス(P)
録音:1940年
(10)カルロ・ゼッキ(P)
録音:1937年
(11)シモン・バレル(P)
録音年月日不詳
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第140巻として登場するのは、11人の往年の名ピアニストたちの「ピアノ」による演奏を集めたD・スカルラッティのソナタ24曲!
ディアパゾン誌が数あるスカルラッティの録音の中から選んだのは、ホロヴィッツ、ハスキル、カサドシュ、ミケランジェリ、メイエ、ヘス、ミルキーナ、ギレリス、ノヴァエス、ゼッキ、バレルの11人。
十人十色ではなく、十一人十一色のスカルラッティを楽しむことの出来る贅沢なプログラムです。ディアパゾン・レーベルのリマスタリングによる音質改善にもご期待下さい。

Prima Facie
PFCD-162163(2CD)
ジョン・ジュベア:ピアノ独奏作品全集
ジョン・ジュベア(1927-2019):ピアノ・ソナタ第1番 Op.24(1957)
ピアノ・ソナタ第2番Op.71(1972)
ピアノ・ソナタ第3番 Op.157(2005/2010改訂)
エヴォケーションズ - ピアノの為の狂詩曲(1949)*
舞踏組曲 Op.21(1956)
歌劇「ジェーン・エア」の主題による抒情的幻想曲(2000)
ダンカン・ハニーボーン(P)

録音:2018年8月8日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)(P:ファツィオリ)
2021年3月27日、ホーリー・トリニティ教会(ヘレフォード、イギリス)(P:スタインウェイ)*
ジョン・ジュベアはケープタウンに生まれ、南アフリカ音楽大学卒業後の1944年に渡英。ロンドンの王立音楽アカデミーで学び数々の賞を受賞し、イギリス国籍を取得すると、積極的な作曲活動に加えハルやバーミンガムで教鞭を執り後進を育成するなど、2019年にその生涯を終えるまでイギリスで活躍した作曲家です。特に合唱作品がよく知られている彼ですが、交響曲や歌劇、室内楽など実に多彩な作品を遺しました。本アルバムにはジュベアの作品の中では比較的陰に隠れがちなピアノ独奏作品をすべて収録。3つのソナタや、自作の歌劇の主題を引用した作品など、巧みな作曲技法を生かした正統派な作品が並びます。演奏は近代イギリス音楽やアイルランド音楽のスペシャリストとして非常に高い評価を得ている1977年イギリス生まれのピアニスト、ダンカン・ハニーボーン。2005年に作曲されたピアノ・ソナタ第3番は彼に捧げられました。

Urania Records
LDV-14074(1CD)
バルトーク:ピアノ作品集
組曲「戸外にて」BB.89, Sz.81
4つの哀歌 BB.58, Op.9a
組曲 BB.70, Op.14
10の易しい小品 BB.51
14のバガテル BB.50, Op.6
フランチェスコ・パスクアロット(P/スタインウェイ)

録音:2020年10月2日-3日、ピアノ&フォルテ(ペルージャ、イタリア)
技術的な複雑さに加えて、民族音楽やリスト、ドビュッシー、クープランの装飾などの影響を強く受け、非常に多様な音楽表現を持ったバルトークのピアノ作品集。
その多彩な作風から「千の顔を持つ男」とも定義することが出来るバルトークの作品を弾くのは、イタリアのピアニスト、フランチェスコ・パスクアロット。
ミラノ音楽院で研鑽を積んだ後、スピルト・ジェンティル音楽祭を創設して芸術監督に就任。名匠ブルーノ・カニーノからも絶賛された有望株です。

MUSICAPHON
M-56988(2CD)
ワーグナー:楽劇 「ニーベルングの指環」(ヘルマン・ベーンによる2台ピアノ版、抜粋) コード・ガーベン、トマス・ホッペ(CD1のみ)
ユストゥス・ツァイエン(CD2のみ(P
シュタイングレーバー E-272)

録音:2012年4月&2020年9月(ドイツ、バイロイト)
マーラーの親しい友人であったヘルマン・ベーン(1859-1927)は、ブルックナーとラインベルガーに作曲を師事したドイツの音楽家。1883年頃にはオリジナルの作曲活動からほぼ手を引き、以降は他の作曲家の作品の編曲、特に交響的な作品の2台ピアノ用編曲で新境地を開拓しました。ベーンが1914年にスタートした 「ワーグナーの楽劇からの50の交響的楽章」 は史上最大級のトランスクリプション・プロジェクトであり、Musicaphonレーベルからは本作のほかにワーグナーの楽劇 「トリスタンとイゾルデ」 の2台ピアノ版(抜粋、M56986)や、マーラー自身によって称賛された交響曲第2番 「復活」 の2台ピアノ版(M56915)などが発売されています。
ワーグナーの作品では、和音を拡大し、弾くのが困難なほどに広い左手のフィンガリングを巧みに利用するなど、2人の奏者間でずれが生じるような編曲が意図的に行われており、マーラーの交響曲を伝統的な手法で編曲した際とは異なるアプローチが採用されているのが特徴です。家庭用ピアノ音楽の範疇を超えた難度の高い編曲版ですが、奏者はベーンの意図を理解し、ペダルを適切に、また十分に使用することで、ワーグナーのシンフォニックな音楽にふさわしい豊かなサウンドを生み出すことができるのです。録音はバイロイトで行われ、ワーグナー家ともかかわりの深い同地のピアノメーカー、シュタイングレーバー社のピアノ2台が用いられています。

ANALEKTA
AN2-9185(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557
4つの舞曲-ワルツ変イ長調 D.978、
ドイツ舞曲第1番ヘ長調 D.841-1、
ドイツ舞曲第2番ト長調 D.841-2、
ワルツ ト長調(アルバムブラット) D.844
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576
ピアノ・ソナタ第16番ニ長調 D.850
マテュー・ゴーデ(P/スタインウェイ)

録音:2021年6月16日-18日(カナダ、ケベック)
2019年の5月にシューベルトのピアノ・ソナタ全曲演奏という偉大なリサイタル・シリーズを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。リサイタルに続いてスタートした、シューベルトの全ピアノ・ソナタと主要ピアノ作品をレコーディングするという大型プロジェクト(全12巻予定)の第5巻は、「ウォームス(情熱)」がテーマ。シューベルトのソナタは短調の作品が多いですが、本アルバムはテーマの通り、情熱に溢れた2つの長調のソナタを組み合わせています。
本プロジェクトにおけるゴーデの演奏は、トロントのWholeNote誌によって「私たちの世界にはこのようなシューベルトがもっと必要だ」「彼はシューベルトの新しいディスクを作るたびに、さらに高みへと昇っていく」などと高く評価されています。

ANALEKTA
AN-29845(1CD)
寄港地キュラソー〜ヴィム・スタティウス・ミュラー:アンティル舞曲集
ヴィム・スタティウス・ミュラー(1930-2019):ヨハンのトゥンバ Op.2-1
ショーン・ココ-ワルツ Op.2-2
悲しみ-ワルツ Op.2-3
キュラソー-カリプソ Op.2-4
トゥンバ・オスティナート Op.2-9
ナ・カヤ-カリプソ Op.2-11
ピート・マール-ワルツ Op.2-13
トゥンバ・カリプソ Op.2-17
カリン-トゥンバ Op.2-19
ノスタルジア-ワルツ Op.2-22
ボ・テイ?-トゥンバ Op.4-1
アヴィラ・ビーチ-ワルツ Op.4-2
優雅に-マズルカ Op4-3
チュチュビ-ルンバ風に Op.4-5
モンマルトル-ワルツ Op.4-6
スカールーの夜-ダンス Op.4-8
トテキ-ワルツ Op.4-9
隠れんぼう-ワルツ Op4-12
クワイケ・ディア-ワルツ Op.4-14
ザジンカ-トゥンバ Op.4-22
別れ-ワルツ Op.4-25
昨日の雨-ワルツ Op.5-3
ルイーズ・べセット(P)

録音:2021年6月10日-11日(カナダ、ケベック)
「キュラソーのショパン」とも称された、作曲家、ピアニストのヴィム・スタティウス・ミュラーのピアノ作品集。ミュラーは、ジュリアード音楽院でピアノ・作曲・指揮などを学んだ後は、30年余りに渡って政府の諜報機関で働く傍ら、音楽家としてのも活動を続け、自身のリサイタルではアンコールに自作曲を取り上げてきました。本アルバムに収録されている「アンティル舞曲集」は、自作曲の中でも、彼が生まれ育ったキュラソー島など、アンティル諸島の民族舞曲のスタイルが色濃く取り入れられています。
演奏は、国際的ソリスト、室内楽奏者として活躍するピアニスト、ルイーズ・べセット。べセットは、メシアンなど現代音楽を得意としており、2015年には、CBCミューシックからカナダのトップ・ピアニスト25人の1人にも選ばれています。


Spectrum Sound
CDSMBA-088(8CD)
不滅のフレンチ・ピアニズム

■CD
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
ドビュッシー:オンディーヌ、
 交代する3度

■CD2
(1)ラモー:ミューズたちの対話、
 トリコテ
レヴィ:ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調
レヴィ:2つの子守唄
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
(3)バルトーク:2台のピアノと打楽器の為のソナタ Sz.110 BB.115
(4)イヴ・ナット:2つの前奏曲
(5)ブラームス:カプリッチョ Op.76-2

■CD3
(1)ブラームス:間奏曲 Op.117-1、
 ラプソディ第1番 Op.79
(2)ピエール・キャプドヴィエル:ピアノと管弦楽の為の協奏曲「DEL DISPETTO」
(3)リスト:ハンガリー幻想曲

■CD4
(1)バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056
(2)バッハ:シャコンヌ BWV1004/5
(3)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番ハ長調 Op.30-1 Hob. XVI:35
ショパン:ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
 ワルツ第13番変ニ長調 Op.70-3
 ワルツ第14番ホ短調 遺作
 英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53
■CD5
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(2)ドビュッシー:ラモー賛歌
 金色の魚
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60、
 マズルカ第3番 ホ長調 Op.6
(3)ラヴェル:ソナチネ

■CD6
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」

■CD7
(1)ショパン:24の前奏曲 Op.28
(2)ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ M.61
(3)フォーレ:夜想曲第7番、
 主題と変奏曲 Op.73

■CD8
(1)フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調 M.21
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 Op.78 D.894
(3)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 Op103
■CD1(56'30)正規初出音源
モニク・アース(P)
ライヴ録音:1973年2月10日メゾン・ド・ラジオ・フランス【ステレオ】
■CD2(72'00) 正規初出音源
(1)ラザール・レヴィ(P)
録音:1961年6月13日ORTFスタジオ31【モノラル】
(2)ラザール・レヴィ(P)
録音:1956年2月5日ORTFスタジオ31【モノラル】
(3)アニェル・ブンダヴォエ(P)、ジャニーヌ・ダコスタ(P)、ヴァンサン・ジェミニアーニ(打楽器)、フィリップ・サリエ(打楽器)、ピエール=ミシェル・ル・コント(指)
録音:1959年3月22日サール・エラール・スタジオ31【モノラル】
(4)ジャクリーヌ・エマール(P)
ライヴ録音:1972年6月8日サン・ナゼール教会(ベジエ)【モノクロ】
(5)アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)
ライヴ録音:1974年5月25日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ105【ステレオ】
■CD3(58'00)正規初出音源
(1)アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)
ライヴ録音:1974年5月25日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ105【ステレオ】
(2)アニェル・ブンダヴォエ(P)、マニュエル・ロザンタール(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1960年6月14日シャンゼリゼ劇場【ステレオ】
(3)レーヌ・ジャノーリ(P)、フアン・パブロ・イスキエルド(指)フランス放送PO
ライヴ録音:1977年3月22日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ
104【ステレオ】
■CD4(65'00)正規初出音源
(1)レーヌ・ジャノーリ(P)、フィリップ・ベンダー(指)プロヴァンス=アルプ・コート・ダジュール室内O
録音:1977年10月26日メゾン・ド・ラジオ・フランス【モノラル】
(2)レーヌ・ジャノーリ(P)
録音:1965年12月14日シャンゼリゼ劇場【モノラル】
(3)モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(P)
ライヴ録音:1962年3月30日シャンゼリゼ劇場【モノラル】
■CD5(66'17)正規初出音源
(1)エリック・ハイドシェック(P)、ポール・パレー(指)フランス国立O
ライヴ録音:1965年4月30日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ
104【モノラル】
(2)マルセル・メイエ(P)
録音:1957年12月28日RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
(3)アンリエット・フォール(P)
録音:1969年12月29日RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
■CD6(72'00)正規初出音源
(1)ジャクリーヌ・エマール(P)、ジャン=ジャック・ウェルナー(指)ニース・コート・ダジュール室内O
ライヴ録音:1973年1月27日ヨーロッパ宮(マントン)【ステレオ】
(2)エリック・ハイドシェック(P)
ライヴ録音:1980年5月6日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【ステレオ】
■CD7(72'00)正規初出音源
(1)レーヌ・ジャノーリ(P)
録音:1966年4月19日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【ステレオ】
(2)アンリエット・フォール(P)
録音:1962年11月22日RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
(3)アンリエット・フォール(P)
録音:1969年11月4日RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
■CD8(72'00)正規初出音源
(1)アンリエット・フォール(P)
録音:1969年10月10日RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
(2)録音:1968年10月26日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ105【ステレオ】
(3)モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(P)、ジャン=バティスト・マリ(指)フランス国立O
ライヴ録音:1965年4月7日メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【モノラル】
フランス国立視聴覚研究所(INA)およびラジオ・フランスからの正規ライセンスで実現!20世紀フランスを代表するフランスの名ピアニスト達の演奏を集めた 初出音源の8枚組。モニク・アース、ラザール・レヴィ、アニェル・ブンダヴォエ、モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ、アリーヌ・ヴァン・バレンツェン、ジャクリーヌ・ エマール、エリック・ハイドシェック、アンリエット・フォールという名ピアニストの演奏が揃っております。
中でも注目はハイドシェックのベートーヴェンの「皇帝」(1965年/モノラル)、「ハンマークラヴィーア」(1980年/ステレオ)。唯一無二の高貴な音楽には感 動せずにはいられません。
このほかも注目演奏ばかり。ブンダヴォエ唯一のステレオ録音であるピエール・キャプドヴィエルのピアノ協奏曲「尊敬」も実に感動的。また、ブリュショルリ、 1962年3月30日(モノラル)のシャンゼリゼ劇場でのリサイタルはINA Memoire Viveから2005年リリースした音源(1962年3月31日)とは別日の音源。 このこだわりこそスペクトラム・サウンドと言えます。そして、名手ラザール・レヴィの自作自演(1961年/モノラル)、同じくレヴィが弾くモーツァルトのピアノ・ ソナタ第8番など、ピアノ・ファン狂喜の充実の内容です。 (Ki)
※このレーベルの新譜は、早期に廃盤になる傾向がありますので、お早めにご用命ください。

若林工房
WAKA-4220(2CD)
バッハ:フランス組曲(全曲)BWV812-817 イリーナ・メジューエワ(P)
(P… 1922年製NYスタインウェイ))

録音:2021 年7 月31 日〜8 月2 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
バッハの鍵盤組曲の中でもとくにギャラントなスタイルで書かれ、その優 雅さと洗練で親しまれている「フランス組曲」。近年バッハにも力を入れて いるメジューエワによる初の全曲録音の登場です。各舞曲のキャラクター を明確に描き分けながら、多種多様で豊かな音世界を編み出していく手 腕は、もはや「匠の技」と呼ぶべき素晴らしさ。ピアノによるバッハ演奏史 の新たな 1 ページを開く会心作となりました。(使用楽器:1922 年製ニュ ーヨーク・スタインウェイ)

BIS
BISSA-2600
(1SACD)
ブラームス:バラード集 Op.10
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
左手の為の「シャコンヌ」(1879)
アレクサンドル・カントロフ(P/Steinway D)

録音:2021年3月6-9日ドミニカ教会、ゲブヴィレール(フランス)
2019年に開催された16回チャイコフスキー国際コンクールでフランス人としてはじめて優勝したアレクサンドル・カントロフ。本選 ではチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を演奏し、有名な第1番を上回る高度なテクニックを要する難曲をコンクールの場で見事に披露したことでも話題 となりました。現在フランスの英雄として全世界から注目される気鋭のピアニストですが、BISレーベルの社長バール氏はカントロフの才能にいち早く惚れ込み、 10代より録音を行ってきました。期待の新録音は2021年3月、フランス、ゲブヴィレールのドミニカ教会におけるセッションでオール・ブラームス・プログラ ムです!
前作(BIS SA-2380)ではブラームスのラプソディ第1番、ピアノ・ソナタ第2番を収録しましたが、今回はバラード集、ピアノ・ソナタ第3番、そして左 手の為の「シャコンヌ」を録音しました。ロマン派のなかにありながら純音楽の伝統を固執するブラームスのピアノ作品は特に若手ピアニストにとって難曲とい えます。しかし、カントロフは劇的な情感を見事に表現しております。
バラード集とピアノ・ソナタ第3番はブラームスが20歳から21歳にかけて書き上げた作品。初期の作品でありながら音楽的な深みと高度なテクニックを要 するこの作品をカントロフは圧倒的なスケールで演奏を展開しており、ブラームスが作曲した年齢と同年代にあたるカントロフが全身全霊で演奏しております。そ して、左手の為の「シャコンヌ」は研ぎ澄まされた感性と集中力の高さを感じる入魂の演奏。カントロフはドミニカ教会の残響も考慮し、17分半ほどの演奏 時間でたっぷりと歌い上げます。 (Ki)

NBB
NBB-37(1CD)
「ベース・オン・ファイア」
(1)ボチーニ:3つの小品
(2)ボチーニ(ボッテジーニ編):パイジェッロの「もはや私の心には感じない」の主題と変奏
(3)ボチーニ:バラータ第1番〜第3番
(4)ボチーニ:シュトラウスによる悪夢
(5)バッハ:組曲第1番ト長調BWV1007(原曲:チェロ用)
アルベルト・ボチーニ(Cb)

録音:2020 年2 月サラ・コンチェルティ・G.ヴェルディ,プラト
こちらもアルベルト・ボチーニによるアルバム。今回は無伴奏作品集で、自作やボッ テジーニ作品を独奏用にしたものに、最後はバッハの無伴奏チェロ組曲をコントラバス で弾いています。 「3つの小品」「バラータ」はほの暗くジャズの影響を感じさせます。ボッテジーニ作品は ボチーニによると「ボッテジーニの変奏曲による変奏曲」とのことで、ただの編曲ではな く特殊奏法が多用されたり単純ではありません。「シュトラウスによる悪夢」はタイトル通り 悪夢というかカオスな作品ですが、わずか8 分半の中にR.シュトラウス作品の断片が20 曲も織り込まれているので探してみるのもお楽しみ。バッハは真面目に演奏しています が、ピッチをA=415 に設定するという凝りようです。

ANIMAL MUSIC
ANI-096(1CD)
ヴァインベルク:子供の雑記帳(全23曲) アネタ・マイェロヴァー(P)

録音:2021年6月2日/ジシコヴァー・アトリウム(チェコ)
1979年生まれのスロヴァキアの若手アネタ・マイェロヴァーはヴァインベルク作品に情熱を燃やし、2016年にピアノ五重奏曲(ANI-075)をアニマル・ミュー ジックからリリースしていました。今回、ピアノ五重奏曲と同じヴァインベルク初期の力作「子供の音楽帳」に挑戦。
「子供の音楽帳」は1944-5年に書かれた全3巻23曲のピアノ小品集。第2次世界大戦末期の厳しい時代の産物で、子供のピアノ教材的な目的で作られては いますが、ピアノの名手だったヴァインベルクの作だけに要求が厳しく、実際はプロ用の作品といえます。 ★作曲当時、ヴァインベルクはポーランドの親戚縁者すべてをナチスに殺され、自身も生命の危険におびえていました。23曲のほとんどはテンポを表す表記のみ ですが、15曲は「陰鬱な行進」、第23は「葬送」と題され、彼の心情が表されています。
ポーランドの隣国スロヴァキアのマイェロヴァーはヴァインベルクの音楽の持つポーランド性とユダヤ性を肌で理解しているようで、説得力満点です。

DIVINE ART
DDA-25215(1CD)
NX-B07
アルフォンソ・ソルダーノによるピアノ編曲集
ラフマニノフ:歌曲のピアノ編曲集
わが子よ、お前は花のように美しい Op. 8- 2
私はすべてを奪われた Op. 26- 2
朝Op. 4- 2
夢 Op. 8- 5
お前は覚えているか、あの夕べを Op. Posth.
いや、お願いだ、行かないで Op. 4- 1
夕闇はせまり Op. Posth.
すいれん Op. 8- 1
私を信じるな、わが友よ Op. 14- 7
夜は悲しい Op. 26- 12
彼女たちは答えた Op. 21- 4
ここは素晴らしい場所 Op. 21- 7
夏の夜 Op. 14- 5
夜の静けさに Op. 4- 3
春の洪水 Op. 14- 11
ドビュッシー:歌劇「放蕩息子」? 前奏曲
 夜想曲
アルフォンソ・ソルダーノ(P)

録音:2021年3月23-24日
イタリアのピアニスト、アルフォンソ・ソルダーノがピアノ独奏用に編曲したラフマニノフの歌曲集。ピアニスティックな伴奏部だけでも演奏が難しい歌曲です が、ソルダーノはここに美しい歌の旋律も併せ、素晴らしい独奏曲として再構築しました。彼の超絶技巧も存分に楽しめます。アルバムにはドビュッシー の「夜想曲」と「放蕩息子」前奏曲も収録されており、印象派作品独特のうつろう響きも遺憾なくピアノへと移し替えられています。 【アルフォンソ・ソルダーノ】 南イタリアのプーリア出身。ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアでピアノ演奏のディプロマを取得、17歳の時にはラフマニノフのピアノとオーケストラ の為の全作品をバカウ・フィルハーモニック・オーケストラのバックで演奏、才能を存分に発揮ました。アルド・チッコリーニの最後の弟子の一人でもあり、 アレンジャーとしても活躍、現在はイタリア、フォッジャのウンベルト・ジョルダーノ音楽院でピアノ演奏の教授を務めています。DIVINE ARTレーベルから はラフマニノフ(DDA-25155)とカステルヌオーヴォ・テデスコ(DDA-25152)、ボルトキエヴィチ(DDA-25142)、この3枚のアルバムを発表していま す。

Sono Luminus
SLE-70023(1CD)
NX-B05
エレキギター・デュオによるラヴェルとバルトーク
ラヴェル:マ・メール・ロワ(2つのエレクトリック・ギター編)
バルトーク:44の二重奏曲 BB 104, Vol. 3 - 第28番悲しみ(2つのエレクトリック・ギター編)
44の二重奏曲 BB 104, Vol. 1(2つのエレクトリック・ギター編)(抜粋)【第19番 おとぎ話/第33番秋の歌/第22番蚊の踊り/第37番 前奏曲とカノン】
44の二重奏曲 BB 104, Vol. 4 - 第43番ピッツィカート(2つのエレクトリック・ギター編)
ハイ・ロー・デュオ(エレクトリック・ギター)
【メンバー】
ジャック・ペトルッツェッリ
キャメロン・グライダー
数多くのミュージシャンとコラボレーションしてきたギタリスト・作曲家キャメロン・グライダー。もともと地元のシンガーソン グライターと演奏していたグライダーは、クラシック音楽への興味が芽生えたのをきっかけに、音楽理論、ピアノ、指揮 を学び直し、現在は作曲とアレンジの両方面で活躍しています。またグラミー賞ノミネートの経験を持つギタリスト、 ジャック・ペトルッツェリとエレキギターのデュオ「ハイ・ロー・デュオ」を組み、ジャンルを問わない作品を演奏。このアルバ ムではラヴェルとバルトーク作品で斬新なアプローチによる演奏を聴かせます。


La Dolce Volta
LDV-93(1CD)
ルイサダ、シューベルトを弾く
シューベルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D840「レリーク」
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D960
ジャン= マルク・ルイサダ(P)

録音:2021年2月26日-3月1日、アルセナル大ホール、メス音楽都市
ルイサダがLA DOLCE VOLTAレーベルより登場。ルイサダの完ぺきなコントロールのタッチと深い歌に満ちた、超充実のシューベルトです。ルイサダがシューベ ルトに初めてふれたのは、5歳か7歳のとき、「未完成」交響曲を聴いて衝撃を受けたのをおぼえているそう。また、ピアーズとブリテンによる「美しき水車小屋の 娘」の演奏に感銘をうけ、また、その二人の前で演奏したこともあり、シューベルトはルイサダの中でずっと特別な存在だったといいます。ルイサダのピアニズムの 精緻で完璧であることは世界が認めるところですが、このシューベルトを聴いて、ルイサダがますます研ぎ澄まされたところに到達していることを感じます。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72867(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集(ギター二重奏の為の編曲版)
ソナタ第10番ト長調(原曲:ハ長調) K330
ソナタ第5番ハ長調(原曲:ト長調) K283
ソナタ第4番ト長調(原曲:変ホ長調) K282
ソナタ第11番ニ長調(原曲:イ長調) K331
デュオ・モラト・フェーゴ[ラウル・モラト、クリスティアン・フェーゴ]
使用楽器:9弦ロマンティック・ギター

録音:2020年10月5-8日
2014年に結成されたギター二重奏、デュオ・モラト・フェーゴによる、好評を博したシューベルトのディスク(CC-72791)に続くアルバム第2弾。モーツァ ルトのピアノ・ソナタをアレンジして演奏しています。これらの曲はギターの響きと相性がよく、モーツァルトの楽譜にある細かな音符の連なりや、当時のフォルテ ピアノがもたらしたであろう色彩と繊細な残響といった特徴が、その魅力を落とすことなく見事に響いてきます。 (Ki)

DB Productions
DBCD-201(1CD)
The Leygraf Archives, Vol. 2
ショパン:マズルカ第14番ト短調 Op. 24- 1
 マズルカ第15番ハ長調 Op. 24- 2
 マズルカ第16番変イ長調 Op. 24- 3
 マズルカ第17番変ロ短調 Op. 24- 4
 マズルカ第30番ト長調 Op. 50- 1
 マズルカ第31番変イ長調 Op. 50- 2
 マズルカ第32番嬰ハ短調 Op. 50- 3
 マズルカ第50番イ短調 Op. posth
シューマン:アラベスク ハ長調 Op. 18
 3つの幻想的小品 Op. 111
ブラームス:3つの間奏曲 Op. 117
ハンス・ライグラフ(P)

録音:1969年4月15日、1971年6月26日、1993年3月1日
スウェーデンの名ピアニスト、ハンス・ライグラフ(1920-2011)がスウェーデン放送に残したアーカイヴ録音 の第2集。スウェーデン出身のライグラフは、後半生におけるザルツブルクのモーツァルテウム大学での優れた 指導で知られるだけでなく、コンサート活動でも高い評価を受けていました。 ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどの古典派作品の演奏に定評があったライグラフです が、ここでは比較的珍しいレパートリーであるロマン派の作品を聴くことができます。ショパンのマズルカや シューマンの幻想的小品など、どれもが初CD化。ショパン作品での自由なルバートとペダリングの妙、シュー マンでの歌心、深く静かなブラームスと、情感豊かな演奏です。

Orchid Classics
ORC--100183(1CD)
NX-B03
ロシアのヴァイオリン曲集
デニソフ:3つの演奏会用小品 Op. 15 -ヴァイオリンとピアノの為の
ドビュッシー:歌劇「ロドリーグとシメーヌ」 (エディソン・デニソフによる管弦楽補筆版) - 前奏曲と二重唱 (フョードル・ルディンによるヴァイオリンとピアノ編)
デニソフ:ヴァイオリン・ソナタ
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 へ短調 Op. 80
デニソフ:ソナチネ ? ヴァイオリンとピアノの為の
ムソルグスキー:歌劇「ソロチンスクの定期市」- 第3幕 ゴパーク(ラフマニノフによるヴァイオリンとピアノ編)
フョードル・ルディン(Vn)
ボリス・クスネツォフ(P)

録音:2021年6月29,30日、7月1日、2021年8月30日
2019年、ウィーン国立歌劇場およびウィーンPOのコンサートマスターに就任したヴァイオ リニスト、フョードル・ルディンの最新作。「Heritage(遺産)」と題されたアルバムには、ルディンの祖父であり20 世紀半ばに活躍したエディソン・デニソフの作品を中心に、ショスタコーヴィチとプロコフィエフの作品が収録されて おり、モスクワに生まれてパリで育ったルディン自身のポートレートと言えるアルバムになっています。デニソフは社 会主義リアリズム路線に反抗し、前衛的な作品を書いたことで知られるとともに、西側の作品を研究しながら独 自の作風を模索し物議をかもした人。このアルバムに収録されたドビュッシーの未完の歌劇「ロドリーヌとシメー ヌ」からの前奏曲と二重唱も、デニソフ自身がオーケストレーションを施したものですが、ここでは更にルディン自 身がヴァイオリンとピアノ用に編曲、演奏しています。十二音技法で描かれたソナタも聴きものです。アンコールと してラフマニノフが編曲したムソルグスキーの「ゴパーク」が置かれています。

Solo Musica
SM-382(1CD)
NX-B03
パガニーニ:24のカプリース Op. 1 セルゲイ・マーロフ(Vn…1-23,25/エレクトリック・Vn…24)

録音:2018年
バッハの「無伴奏チェロ組曲」をヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラで演奏し、軽やかな音色と優れた解釈で聴き 手を魅了したセルゲイ・マーロフ。今作は、彼が常に敬意を抱いているというパガニーニの代表作「24のカプリー ス」全曲です。これまでもパガニーニにまつわる作品を録音してきたマーロフですが、今回は難曲で知られるカプ リース全曲を披露するだけでなく、エレクトリック・ヴァイオリンを用いての即興演奏も加えることで、彼ならではのパ ガニーニ像を構築しています。

SOOND
SND-21017(1CD)
NX-B09
メシアン:『幼子イエスに注ぐ20の眼差し』(1944)よりI. 父の眼差し/XVI. 預言者たち、羊飼いたちと博士たちの眼差し/XVII. 沈黙の眼差し/XIII. 降誕祭/XI. 聖母の初聖体
『鳥のカタログ』(1956-1958)より第3巻 VI. モリヒバリ/第7巻 XIII. ダイシャクシギ/第5巻 VIII. ヒメコウテンシ/第7巻 XI. ノスリ
カッサンドル・マルファン(P)

録音:2021年3月8-10日 アルソニック・ホール、モンス、ベルギー
ブリュッセル出身の若きピアニスト、カッサンドル・マルファンによるメシアン。ピアノの為の代表作である2つの大作から、独自の感性で抜粋、構成しています。

Grand Piano
GP-876(1CD)
NX-B03
アルフォンス・シュツェルビンスキ(1858-1895): ピアノ作品全集 第1集
4つの無言歌 Op. 3
2つの無言歌 Op. 5
4つの無言歌 Op. 12
4つの無言歌 Op. 14
無言歌 Op. 36/無言歌 ニ短調
アンダンテ・カンタービレ
3つのワルツ Op. 17/マズルカ
ジョルジオ・コウクル(P)…Steinway, Model D

録音:2021年4月11日
世界初録音
ポーランド後期ロマン派の知られざる作曲家アルフォンス・シュゼルビンスキ。上級裁判所長官を父としてゴスティ ンに生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮。7歳の時には初の作品を書きあげました。地元のギムナジウムを 卒業後ベルリンに留学するも、資金不足のため2年間で音楽の勉強を断念するところでしたが、1880年、王 立芸術アカデミーの入学試験に合格、奨学金を授与され1883年に無事卒業し、ポーランドに戻り、音楽教 師を務めた後、神の教えを広めるために神職についたものの、宗教的な諍いが元で命を落としています。 彼の作品の多くは第一次世界大戦中に失われたか、自身の判断によって焼却されてしまいましたが、作曲家 の姪であるマリア・シュツェルビンスカの尽力で、印刷された13曲を含む、ほぼ65作が現存しています。ここでコウ クルが取り上げたのは全て世界初録音作品。バッハ、ハイドン、モーツァルトなど古典派作品に倣った整った形 式と、メンデルスゾーン、ショパン、リストを彷彿させる洗練された旋律を持つ優雅な曲をお楽しみください。

Grand Piano
GP-885(2CD)
NX-C03
エレーヌ=アントワネット=マリー=ド・ヌルヴォ・ド・モンジュルー(1764-1836): ピアノ・ソナタ全集
【CD1】
3つのピアノ・ソナタ Op. 1(1795年出版)
ソナタ第1番ヘ長調…世界初録音
ソナタ第2番変ホ長調…世界初録音
ソナタ第3番ヘ短調
3つのピアノ・ソナタ Op. 2(1800年頃出版)…世界初録音
ソナタ第1番ト短調
ソナタ第2番ハ長調
【CD2】
ソナタ第3番イ短調
3つのピアノ・ソナタ Op. 5(1811年出版)
ソナタ第1番ニ長調
ソナタ第2番へ短調
ソナタ第3番嬰ヘ短調
ニコラス・ホルヴァート(P)…Steinway & Sons, Model D,- 248200

録音:2021年1月11-18日、2021年2月22-28日
リヨンで生まれた女性作曲家H-A-M.モンジュルー(ド・シャルネ伯爵夫人)。パリでクレメンティに師事した彼女 は20歳で結婚。その後、フランス革命に巻き込まれ夫とともに捕えられるも、彼女だけが釈放されました。公安 委員会の総裁の前でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の即興演奏を行い喝采を浴びたというエピソードも残っ ています。パリ・コンセルヴァトワールの初の女性教授を務めた他、114曲の練習曲を含む、700以上のページ からなる「ピアノ指導の為の完全教則本」を残しました。このアルバムには、彼女が残したピアノの為の9曲の ソナタを全て収録。速いテンポの楽章2つで構成するイタリア趣味のソナタもあれば、急緩急の3楽章、更には 交響曲を思わせる4楽章形式のソナタもあり、モンジュルーの豊かな感性をしのばせます。フランスの古典派から 初期ロマン派の鍵盤音楽の新たなレパートリーとなることでしょう。

STEINWAY&SONS
STNS-30189(2CD)
NX-B07
リスト:詩的で宗教的な調べ
【CD1】
1. I. Invocation 祈り
2. II. Ave Maria アヴェ・マリア
3. III. Benediction de Dieu dans la solitude 孤独の中の神の祝福
4. IV. Pensee des morts 亡き人たちの思い
【CD2】
1. V. Pater noster 主の祈り
2. VI. Hymne de l'Enfant a son reveil 眠りから覚めた子供への賛歌
3. VII. Funerailles 葬送曲
4. VIII. Miserere, d'apres Palestrina パレストリーナによるミゼレーレ
5. IX. Andante Lagrimoso 無題
6. X. Cantique d'amour 愛の賛歌
アダム・テンドラー(P)…CD1:1、4 CD2:1、4、5
ジェニー・リン(P)…CD1:2、3 CD2:2、3、6…STEINWAY Model D #616938(New York)

録音:2019年9月19日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク(USA)
アルフォンス・ド・ラマルティーヌの同名の詩集に20代のリストが着想を得たという「詩的で宗教的な調べ」。当初 は1834年に単独の作品として書かれたものの(これは後に第4曲「亡き人たちの思い」に改作)、リストは何度 も手を入れながら、新しい曲や合唱作品からの転用曲を加え、最終的には1953年に10曲からなる組曲とし て完成させました。このアルバムでは、2人のピアニスト、ジェニー・リンとアダム・テンドラーが演奏を分担、さまざま な表情を持つ曲を思い思いの解釈で弾きこなしています。
STEINWAY&SONS
STNS-30186(1CD)
NX-B07
魂の音
アルヴォ・ペルト(1935-):鏡の中の鏡(1978)(キム・ミンジョンによるピアノ編)
ブラームス:間奏曲 変ロ短調 Op. 117- 2(1892)
バッハ:鍵盤の為の協奏曲 へ短調 BWV 1056 - アリオーゾ(1739頃)(アルフレッド・コルトーによるピアノ編)
ウラジミール・コスマ(1940-):ラ・ブーム:Reality(1980)(キム・ミンジョンによるピアノ編)
シャルル・トレネ(1913-2001):Douce France 優しきフランス(1943) (キム・ミンジョンによるピアノ編)
リスト:巡礼の年第1年 スイス S160/R10- 第6番オーベルマンの谷(1842)
シューベルト:即興曲 Op. 90 D 899 - 第3番変ト長調(1827)
エルガー:愛の挨拶 Op. 12(1888)(P編)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K. 331 - 第3楽章「トルコ行進曲」(1783頃)
ハロルド・アーレン(1905-1986):「オズの魔法使い」 - 虹の彼方に(1939) (ルパート・オースティンによるピアノ編)
キム・ミンジョン(P)…STEINWAY Model D #610511(Hamburg)

録音:2021年4月-5月スタインウェイ・ショールーム、パリ(フランス)
音楽には、聴く人の感情を前向きにし不安を軽減する効果があるとされています。ピアニスト、キム・ミンジョンは このアルバムのために、自身が病を患った際の治療中に聴いた作品、または自身が演奏した作品を選びまし た。大病を克服した彼女ならではの味わい深く希望に満ちた演奏です。 「音楽の力とその刺激は、私が病と闘っていた時期を通して私を助けてくれました。音楽の持つ力を共有するこ とで、他の人も自身の病に対処しやすいと感じるかもしれません。」 (キム・ミンジョン)

Virtus Classics
VTS-12(1CD)
税込定価
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲
リスト:「イデー・フィクス」
ベルリオーズの旋律によるアンダンテ・アモローソ S.395
菊地裕介(P)
Yusuke Kikuchi, piano
【録音】
2021年5月20〜21日
三重県総合文化センター
ピアノ:Steinway D,-527890
ベルリオーズの代表作「幻想交響曲」。"ある芸術家の人生における逸話"というタイトルが付されたこの作品は、自身の失恋体験を音楽に乗せて告白 するというもの。各楽章にはタイトルがつけられており、彼の恋愛対象を示す旋律(イデー・フィクス idee fixe、固定観念、固定楽想)が至るところに姿 を変えて現れます。ベルリオーズの持てる全ての管弦楽法の極意がつぎ込まれたこの作品、オーケストラの多彩な響きが極限まで用いられています。 この作品をピアノ1台で演奏できるように編曲(トランスクリプション)を施したのが、ベルリオーズの友人、当時のパリでピアニストとして人気を誇っていたフラ ンツ・リストでした。「幻想交響曲」の初演を聴いたリストは、その規格外の大オーケストラでしか演奏できない「幻想交響曲」の衝撃を広く宣言するため に、超絶的なピアノ独奏版を作ってみずから演奏し、作品の普及に努めたのです。 リストの編曲は、オーケストラの多彩な響きが余すことなく生かされており、この譜面を見たシューマンは「ピアノの音符からオーケストラの全ての楽器をイ メージすることが出来る」と絶賛。ただし、演奏が困難であり、超絶技巧と音楽性を兼ね備えたピアニストでないと弾きこなすことは不可能な作品と言え るでしょう。 この菊地裕介の演奏は、ピアノが紡ぎ出す音のみで、幻想交響曲の持つ華やかさの中に潜む不気味さまでをも見事に表現しています。夢見るような 第1部、華麗な第2部、寂寥と孤独の第3部、恐怖みなぎる第4部、狂乱の第5部…一連の流れの中から浮かび上がる恋人の姿(イデー・フィクス) は、オーケストラで聴くときよりも、聴き手の耳に鮮明な印象を与えることでしょう。ベルリオーズとリスト、そして菊地が創り上げた興奮の1時間をお楽しみ ください。

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-025(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob. XVI:52
ハイドン:ピアノ・ソナタ第51番ニ長調 Hob. XVI:51
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ボリス・ベルマン(P/スタインウェイD)

録音:2021年1月12-15日/モース・リサイタル・ホール、スプレイグ・メモリアル・ホール、イェール大学(ニューヘイブン)
1948年ロシア生まれの名ピアニスト、ボリス・ベルマン。コロナ禍に録音したハイドンとシューベルトがリリースされます。モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに 師事。バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るベルマンは、シュニトケに作曲を師事し、リゲティ、シュトックハウゼン、ベリオなどの作品のロシア初演を行う など現代作品への造詣も深い演奏家です。
1979年からはアメリカに居を構えて演奏活動を行いながらインディアナ大学やイェール大学でピアノを教え、名教師として世界的な評価を受けています。ここ に聴くハイドンとシューベルトでは表情豊かなタッチ、深みある音色、そしてたっぷりとした歌心に溢れる演奏を披露。ベルマンが今この時代に問いかける祈りに満 ちたハイドンとシューベルトです。
LE PALAIS DES DEGUSTATEURSレーベルよりブラームスのヴィオラ・ソナタ集(PDD-023)、ブラームスのピアノ作品集(PDD-018)、ドビュッシー の前奏曲集(PDD-014)をリリースしております。 (Ki)
LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-024(1CD)
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン(P)

録音:2020年1月6-9日/ゴワイヨット(ヴォーヌ=ロマネ)
ベルギーのピアノの巨匠ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン。2020年最新録音はシューマンの幻想曲と大曲リストのピアノ・ソナタという組み合わせです!
1964年、エリザベート王妃国際音楽コンクールで当時史上最年少で3位入賞を果たしその後ヨーロッパを中心に演奏活動を展開。ソロだけでなく室内楽奏者 として国際的に評価されているヴァンデン・エインデンはLE PALAIS DES DEGUSTATEURSレーベルからジェラール・プーレとフランク&マニャールのヴァイ オリン・ソナタ集(PDD-002)、シューマンのヴァイオリン・ソナタ集(PDD-011)をリリースしております。
深い味わいと豊かな歌心で魅了するヴァンデン・エインデン。当アルバムではシューマンがリストに献呈した「幻想曲」とその返礼としてリストがシューマンに献呈 した「ピアノ・ソナタ」を録音しております。2人の偉大な作曲家へ思いを馳せながら見事な演奏を聴かせます。 (Ki)


Profil
PH-21041(5CD)
イヴォンヌ・ルフェビュール名演集
■Disc1
ベートーヴェン
(1)ディアベリの主題による変奏曲Op.120
(2)ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
(3)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
■Disc2
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調K.379
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」〜第1楽章
(3)同:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
(4)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
■Disc3
バッハ
(1)ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
(2)前奏曲とフーガイ短調BWV543(リスト編)
(3)われ汝に呼ばわる、イエス・キリストよBWV639(ブゾーニ編)
(4)幻想曲とフーガト短調BWV542(リスト編)
(5)主よ、人の望みの喜びよBWV147(ヘス編)
(6)平均律クラヴィア曲集第1巻〜第8番変ホ短調BWV853
■Disc4
(1)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタト長調
(2)デュカス:ラモーの主題による変奏曲、間奏曲とフーガ
(3)ドビュッシー:おもちゃ箱(全曲)
(4)ルーセル:3つの小品Op.49
(5)ショパン:マズルカ第13番イ短調Op.17の4
■Disc5
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
イヴォンヌ・ルフェビュール(P)


■Disc1
録音:1956年3月7-8日パリ(1)、
1955年1月12-13日(2)(3)

■Disc2
ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)(1)、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィル(4)
録音:1959年5月31日パリ(1)-(3)、
1954年5月15日ルガーノ(4)

■Disc3
フェルナン・ウーブラドゥ(指)
フェルナン・ウーブラドゥ室内O(1)
録音:1957年10月19日パリ(1)、
1955年9月12、14日パリ(2)-(6)

■Disc4
ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)(1)、
ピエール・ベルタン(語り)(3)
録音:1955年パリ(1)、
1935年11月8日パリ(2)、
1955年頃(3)、
1949年6月20日パリ(4)、
1949年(5)

■Disc5
ピエール・デルヴォー(指)
フランス国立放送O
録音:1955年4月4日パリ(1)、
1958年1月25日パリ(2)
イヴォンヌ・ルフェビュール(1900?-1986)はフランスの女性ピアニスト。日本ではフルトヴェングラー&ベルリン・フィルとモーツァルトのピアノ協奏曲第 20番の録音を残していることで知られています。
ルフェビュールは早くから教育に専念してリパッティ、フランソワ、イモージェン・クーパーらを育てました。演奏家としては明快でテンポも速い古き良き時代のフ ランス・ピアニズムの持ち主でした。 彼女は同時代の名ピアニストに比べ録音があまり多くなく、貴重な5枚組セットの登場と申せましょう。多くは1950年代の録音ですが、古いものは1935年 11月のデュカスの「ラモーの主題による変奏曲、間奏曲とフーガ」に注目。デュカスが亡くなった年というのも興味深い限りです。 (Ki)

Hortus
HORTUS-128(1CD)
「ボードレールからプルーストまで」
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob. XVI:52
(2)ハイドン:ピアノ・ソナタ第51番ニ長調 Hob. XVI:51
(3)シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1886)
(2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13(1875-1876)
(3)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調(1917)
ヴィルジ ニー・ロビヤール(Vn)
ブリュノ・ロビ ヤール(P)

録音:2015年/フランス
フランスの詩人、評論家シャルル・ボードレール(1821-1867)とフランスの小説家マルセル・プルースト(1871-1922)。二人の偉大な作家が芸術の中 でも最も魅力を感じていたクラシック音楽です。このアルバムでは作品はその二人が愛したヴァイオリン・ソナタ3篇を収録しました。
演奏はヴァイオリンのヴィルジニー・ロビヤール、ピアノのブリュノ・ロビヤール、兄妹デュオです。ヴィルジニー・ロビヤールは、1987年17歳でロン=ティボー 国際コンクール第5位、1990年インディアナポリス国際コンクール第4位入賞など輝かしいコンクール歴を誇る実力派。一方、兄のブリュノ・ロビヤールはパリ高 等音楽院にて室内楽を学び、卒業後リヨン高等音楽院の伴奏者として活躍。現在ドビュッシーSQ、ラヴェルSQ、ヴァイオリンのマリー=アニク・ ニコラなどと共演。室内楽奏者として幅広い活動を展開しております。 (Ki)

ATMA
ACD2-2461(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ全集 第1集
10の小品 Op.12〜第1番「行進曲」 へ短調
ピアノ・ソナタ第1番へ短調 Op.1
10の小品 Op.12〜第2番「ガヴォット」 ト短調
ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14
10の小品 Op.12〜第7番「前奏曲」 ハ長調
ピアノ・ソナタ第3番イ短調 Op.28
4つの小品 Op.4〜第4番「悪魔的暗示」
ピアノ・ソナタ第4番ハ短調 Op.29
デイヴィット・ジャルベール(P)
カナダの名手がプロコフィエフのピアノ・ソナタ全曲に取り組みます。全3集予定。第1集には、プロコフィエフが1918年に日本を経由してアメリカに渡る前の ロシア時代に作曲した4つのピアノ・ソナタを収録。また4つの小品が組み合わされています。
デイヴィット・ジャルベールは1977年生まれのカナダのピアニスト。ジュリアード音楽院、グレン・グールド音楽院、モントリオール大学、ケベック音楽院で学び ました。幅広いレパートリーを持ち、温かみのあるエレガントなスタイルで聴衆を魅了。CBCが選ぶ「カナダのトップ・ピアニスト15人」のひとり。現在、オタワ大 学でピアノ科准教授を務めています。 (Ki)

Naive
KKC-4297(2CD)
日本語帯・解説付
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ&パルティータ(全曲) ファビオ・ビオディィ(Vn)

録音:2020年6月
ビオンディがバッハを録音しました!1990年にエウローパ・ガランテを創立、伝説の「四季」、そして数々の歌劇や協奏曲、そしてソロと、これまで古楽ファ ンのみならず音楽ファンの話題の中心に存在しつづけてきたビオンディ。これまでバッハの無伴奏を録音することを遠ざけてきながらも、ずっとその時が来るの を待ち続けたと語ります。そして、60歳になり、皮肉にもコロナ禍のおかげでゆったりと思索の時間を持つことができ、ついに満を持して、無伴奏全曲録音が 実現しました。驚異的に豊かな歌、そしてゆったりと深い音楽。感動のバッハです。
日本語解説つき。フランス文学者の水林章氏による短編が寄せられています。水林氏は、フランス語で小説を発表、2019年にガリマール書店より発行され た『壊れた魂』(邦訳はみすず書房より発行)では、バッハのパルティータ第3番が特に重要な役割を果たしていて、フランスはもとより各国で高い評価を得ま した。ビオンディは自ら水林氏に、ブックレットに文章を寄せてほしいと依頼しています。ビオンディのコメントも水林氏によって翻訳されています。 (Ki)

Da Vinci Classics
C-00448(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ノヴェレッテ第8番嬰ヘ短調 Op.21-8
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.14
ルカ・デッレ・ドンネ(P/YAMAHA CFX)

録音:2020年10月-11月、コッレショーネ・ビッツィ・ピアノフォルティ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
ウディネ市トマディーニ音楽院のピアノ科教授を務めるルカ・デッレ・ドンネは、シューマンのピアノ音楽の旅の重要な位置を占める「謝肉祭」と「ソナタ第3番」をYAMAHA CFXのピアノでレコ―ディングしました。
このようなレパートリーに取り組むことは、主要なピアノ作曲家の1人であるシューマンの姿だけでなく、過去にこれらの作品に忘れ難い足跡を残した偉大な音楽家たちと向き合うことでもあります。
デッレ・ドンネは、演奏者に求められる難問の多くに、独特の方法で、しかも極めてエレガントに取り組み、解決しています。
Da Vinci Classics
C-00444(1CD)
ベートーヴェン:バガテル集
ポロネーズ ト長調 Op.89/7つのバガテル Op.33/2つのロンド Op.51/6つのバガテル Op.126/ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129
マリオス・パンテリアディス(P/スタインウェイ)

録音:2020年7月21日-22日、ディミトリ・ミトロプーロス・ホール(アテネ、ギリシャ)
ソナタに比べてより小さい作品であるものの、ベートーヴェンの作曲家人生において大きな意味を持つバガテルやロンドを集めたプログラム。
マリオス・パンテリアディスは2015年に開催されたドイツのハンス・フォン・ビューロー国際コンクールでファイナリストに選出され、ギリシャ国内の様々なコンクールで優勝や上位入賞を果たしているピアニスト。
ウィーンのムジークフェラインやシドニー・歌劇・ハウス、ローマのサンタ・チェチーリア・コンサート・ホールなどへソリストや室内楽奏者としてデビューを果たしている期待のピアニストです。

Da Vinci Classics
C-00449(1CD)
ナポレオン・コスト(1805-1883):ギター作品全集 Vol.2〜変奏曲と幻想曲
ヴァイグルの歌劇「スイス人の一家」の主題による変奏曲と終曲 Op.2/アルミードのバレエのモチーフによる幻想曲 Op.4/演奏会用幻想曲 Op.6/ドニゼッティの歌劇「ランメルモールのルチア」によるディヴェルティスマン Op.9/スペインの「ラ・カチューシャ」によるカプリス Op.13/ベッリーニの「ノルマ」のモチーフによる幻想曲 Op.16/ロマネスカ Op.19b/ベッリーニの歌劇「海賊」の主題による序奏と変奏 WoO.9
カルロ・フィエレンス(ギター/ルネ・ラコート1855年製)

録音:2020年12月、マクウェイヴ・スタジオ(ブレッシャ、イタリア)
ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺したフランスのギターの巨匠、ナポレオン・コストの作品の全てを網羅するシリーズの第2巻。
「変奏曲」と「幻想曲」をテーマとした第2巻を奏でるのは前作に引き続き、名匠リカルド・イズナオラからその実力を称賛されたイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。
ナポレオン・コストの代名詞でもある「7弦ギター」。名工ルネ・ラコートが1855年に製作した貴重な7弦ギターを手に、華麗なる「変奏曲と幻想曲」の世界を繰り広げます。
Da Vinci Classics
C-00452(1CD)
バッハ:オルゲルビュヒライン BWV.599-644 エンリコ・ヴィッカルディ(Org)

録音:2009年10月、バチカン市国行政庁教会(バチカン市国)
音楽史上最も有名なオルガン曲集の1つである大バッハの「オルゲルビュヒライン」。
ルネ・クレマンシックやディエゴ・ファソリス、ジュリアーノ・カルミニョーラといった古楽界の大物たちと共演を重ねているイタリアのオルガニスト、エンリコ・ヴィッカルディが、バチカン市国のために製作されたダニエレ・マリア・ジアーニ社製のオリジナル・オルガン(2007年製)を用いて、この作品を新鮮かつ魅力的に読み解いています。

Tactus
TC-960204(1CD)
ラファエレ・ベッラフロンテ(1961-):ギター作品集2021
ギターとバンドネオンの為の「Acrobatic stomp」(2020)、Flexis(2020)、ギターとマリンバの為の「Cristalli di sale」(2001/2020)、フィルム(2020)、ギターとマリンバの為の「シャーウッドの森」、Bole、ギターとマンドリンの為の「ランニング・アフター・ザ・ドリーム」(2008)、ヴァイオリンとギターの為の「組曲第1番」(1994/2016)
ダヴィデ・ディ・イエンノ(G)、
マリオ・ステファノ・ピエトロダルキ(バンドネオン)、
フィリッポ・ラッタンツィ(マリンバ)、
ティツィアーノ・パッラディーノ(マンドリン)、
ルカ・マルツィアーリ(Vn)
Tactusから過去にリリースされたギター作品集(TC960203)から2枚目のギター作品集。ラファエレ・ベッラフロンテの作品は特に室内楽や器楽曲に定評があります。

Orlando Records
OR-0044(1CD)
ヒンデミット&ブーレーズ:無伴奏ヴァイオリンの為の作品集
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ Op.31-1(1924)
オルランド・バス:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ(2015)
ヴォルフガング・リーム:無伴奏ヴァイオリンの為の「Uber die Linie VII」(2007)
マティアス・ピンチャー:無伴奏ヴァイオリンの為の「ヴェールについての考察」への習作第3番(2007)
無伴奏ヴァイオリンの為の「アンテーム」(1991)
ラシェル・コブリャコフ(Vn)

録音:2021年4月(フランス)
現代音楽をメインフィールドとし、ヴォルフガング・リームやマティアス・ピンチャーといった作曲家との密接な仕事、アンサンブル・モデルンやアンサンブル・アンテルコンタンポランへのゲスト参加など、コンテンポラリーの世界で幅広く活躍するヴァイオリニスト、ラシェル・コブリャコフの無伴奏作品集。2021年に多くの音楽家に課せられた芸術的な孤独を克服するためのプログラムとして、ヒンデミットやブーレーズの無伴奏作品に加え、オルランド・バスとマティアス・ピンチャーの2作品を演奏し、自身の多彩な音楽性を強調しています。彼女の現代音楽に関する豊かな知識に基づいた、第2次世界大戦以降のヴァイオリンの演奏技術の発展を示す理想的なセレクションといっても良いでしょう。

Onyx
ONYX-4228(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006(全曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ジェームズ・エーネス(Vn)
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
エーネスはCOVID-19によるロックダウンに見舞われた2020年の3月に、自らオンライン・コンサートの企画を立ち上げ、「Recitals from Home」と題してバッハとイザイの6つの無伴奏ヴァイオリン作品を順に公開していきました。
レコード芸術「特選盤」やグラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(PONYX4198/ONYX4198)に続き、ついにバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータもCDで登場!
エーネスのバッハ無伴奏と言えば、1999年〜2000年に録音された名盤(AN28772-3)が近年は入手困難となっていただけに、2度目となる「聖典」のレコーディングは待望のリリースとなります。
エーネスは長年にわたってこの傑作を演奏しており、解釈も年々変化しているとのこと。最初の録音から20年超が経ち、現在は絶頂期にあるといいます。繊細で思慮深く、息をのむような技術力と大きな感受性を兼ね備えた素晴しいバッハを、1715年製のストラディヴァリウス "ex-Marsick"でお贈りします。
3月の時点では自宅にレコーディングの機材もノウハウもまったくなかったというエーネスが、世界中のレコーディング関係者や友人の助けを借りながら機材を揃え、リビングルームをレコーディング・スタジオへと変えて、ノイズを避けるためにすべて早朝に録音したというこだわりのプロジェクトにご期待ください。

Paladino Music
PMR-0037(1CD)
ジェフスキー:「不屈の民」による36の変奏曲
バッハ:イタリア風アリアと変奏イ短調 BWV.989
クリストファー・ヒンターフーバー(P)

録音:2011年12月11-13日、リスト・ゼントラム(ライディング、オーストリア)
2021年に惜しまれつつこの世を去ったアメリカ楽壇の巨星フレデリック・ジェフスキー(1938-2021)の代表作である「「不屈の民」による36の変奏曲」に、オーストリアの名手ヒンターフーバーが対峙!
約60分という「不屈の民」の長大な演奏の後、プログラムを掉尾を飾るのは大バッハの「イタリア風アリアと変奏」。現在アメリカの巨人と、音楽史上にその名を刻む大作曲家の芸術が数世紀の時を超えてリンクします。

Urania Records
LDV-14078(1CD)
クララ・シューマン:初期ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ト短調/4つのポロネーズ Op.1/3つのロマンス Op.11/音楽の夜会 Op.6/ウィーンの夜会 Op.9
アンジェラ・ティリーノ(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年4月、グリファ・エ・フィリ・ピアノフォルティ(ミラノ、イタリア)
クララ・ヴィークの時代の「4つのポロネーズ Op.1」から、シューマンとの新婚時代、クララ・シューマンとなってから書かれた「ピアノ・ソナタ ト短調」までで構成されたその作曲活動の初期を代表する作品の数々。
ヴィルトゥオージティ的なピアニズム、ショパンの影響、ウィーンの伝統へのオマージュなど、クララ・シューマンの芸術性の成長を辿ることが出来るユニークなプログラムに仕上がっています。
クララ・シューマンの初期作品をYAMAHA CFXのピアノで奏でるのはイタリアの女流ピアニスト、アンジェラ・ティリーノ。
フィレンツェのルイジ・ケルビーニ音楽院で研鑽を積んだのち、ナディア・ティリーノとナダン・ピアノ・デュオを結成。ヘルツォーゲンベルクの4手連弾作品集でレコーディング・デビューを飾り、今回、満を持してのソロ・レコーディング・デビューとなる才媛です。

GALLO
GALLO-1653(1CD)
無伴奏フルート作品集
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調
バッハ:パルティータ イ短調
ドビュッシー:シランクス
オネゲル:シェーヴルの踊り
ミーク(1906-90):練習曲=即興曲
 ルエトの楽しみ
 フルートの喜び
ジャン=リュク・レイシェル(Fl)

録音:2021年4月5日 スイス ケールザッツ
バロック音楽から 20 世紀の音楽までの無伴奏フルート作品を収録。特に後半にペータ ー・ミーク(1906-1990)の作品を収録しているのが珍しい。ペーター・ミークはスイス、レンツ ブルクの生まれ、1930 年代にパリで学び、フランス近代音楽の作風を身に着けた。ルエトの 喜びは 1972 年にペーター=ルーカス・グラーフによって初演された。ルエトとはスイス北部 のアールガウ州の町シュロスルエトのこと。 ジャン=リュク・レイシェルはスイスのフルート奏者。ベルンとロンドンで学んだ後、様々なオ ーケストラでフルートを演奏しています。

BRIDGE
BCD-9570(1CD)
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
ピアノ・ソナタ第9 番ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第5 番ト長調 K.283
ロンド イ短調 K.511
ピアノ・ソナタ第8 番イ短調 K.310
七條恵子(フォルテピアノ)

録音:2020年8月31日-9月2日 オラ
ンダ
※日本語オビ・解説付き
フォルテピアノ奏者七條恵子のモーツァルトの独奏ピアノ作品集。七條恵子は 徳島県出身。桐朋学園大学ピアノ科を卒業後、東京芸術大学大学院さらにアムス テルダム音楽院でフォルテピアノを学ぶ。以来古楽の首都というべきアムステルダ ムを拠点に欧州で幅広く活躍しています。 待望の七條のモーツァルトは、フォルテピアノの長所を生かしてテンポを自由に大 胆に動かしたたいへんに柔軟で雄弁なもの。既にいくつもの CD で実力を証明済 みの七條恵子、やはりモーツァルトでも素晴らしかった。フォルテピアノ好きは必聴 です。

Music&Arts
M&ACD-1303(3CD)
ブラームス:独奏ピアノの為のソナタと変奏曲全集
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
主題と変奏曲 ニ短調 Op.18b
独自の主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-1
ハンガリーの歌による変奏曲 ニ長調 Op.21-2
パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35
シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op9
ピアノ・ソナタ第1 番ハ長調 Op.1
ピアノ・ソナタ第2 番嬰ヘ短調 Op.2
ピアノ・ソナタ第3 番ヘ短調 Op.5
カルロ・グランテ(P)

録音:2015 年3 月27-28 日(Op.24,Op.35)
2016 年1 月30-31 日(Op9,Op.18b)
2019 年2 月12-13 日(Op.1,Op.2,Op.5)
イタリアの名ピアニスト、カルロ・グランテによるブラームスの独奏ピアノの為のソナタと 変奏曲全集。カルロ・グランテは 1960 年、イタリア、アブルッツォ州ラクイラに生まれたピア ニスト。幅広いレパートリーを誇り、リストやブゾーニを得意とする技巧派の一面もありなが ら、ピアノ演奏によるD・スカルラッティのソナタ全集を完結するなど、たいへんに精力 的なピアニスト。グランデの弾くブラームスは、曖昧さのないクッキリとした知性的なもので、 しかも情感にも豊かで味わい深く、現代的なブラームスの優れた手本とも言い得るもの。特 に変奏曲はいずれも大変に立派なもの。

Stradivarius
STR-37196(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ(全曲)BWV.1001-1006 アンカ・ヴァシーレ・カラマン(Vn)
つい先日、パガニーニの 24 のカプリスをリリースしたばかりのアンカ・ヴァシーレ・カラマンの STRADIVARIUS セカンド・アルバムはヴァイオリニストの旧約聖書とも言うべきバッハの無伴奏 ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ。カラマンはルーマニア出身でブカレストのローマ・ サンタ・チェチーリア音楽院でドメニコ・ノルディオに師事した後、イヴリー・ギトリスに師事を仰 いでいます。2010 年に 3 つの国際コンクールに入賞しヨーロッパ、アメリカそして日本でもコンサ ートを行っています。バッハのポリフォニーを美しく弾き分けているだけでなく、作品内に秘められ たパッションが見事に表され聴きごたえ充分。バロック、室内楽の録音で特に本領を発揮する STRADIVARIUS の鮮烈で美しい音質も聴きどころ。

ALBANY
TROY-1865(1CD)
イングリット・アラウコ作品集
(1)2 台のピアノの為のソナタ(2014)
(2)ピアノ・ソナタ(2015)
(3)弦楽四重奏曲第3 番(2016)
(4)レソナンセズ(共鳴)(2017)
(1)チャールズ・アブラボビック(P)
マルカントニオ・バローン(P)
(2)(4)マルカントニオ・バローン(P)
(3)イン・クァルテット(弦楽四重奏)

録音:(1)(2)(4)2020年1月3-4日フィラデルフィア・テンプル大学、(3)2019年1月13日フィラデルフィア・キンメル・センター
イングリット・アラウコはアメリカの中堅世代の作曲家。ジョージ・クラム、ジョージ・ロックバー グに学び、作品はアトランタ響などで盛んに取り上げられています。多調、バルトーク風の民族的 リズムと不協和音、メシアンを思わせる「鳥の歌」の語法などを折衷しヴァラエティ豊かな世界を 作り上げています。
ALBANY
TROY-1875(1CD)
「ミュージカル・コネクションズ」
ジェームズ・リッチ(b.1954):バガテル、ノクターン、ソナタ
シェーンベルク:5 つの小品Op.23
ジェームズ・リッチ:ワルツ、無言歌、間奏曲、幻想的変奏曲、ブギ・ウギ
デイヴィッド・ホルツマン(P)

録音:2018年7月19日、2019年9月24日ニューヨーク
シェーンベルクが無調から12 音技法確立までの模索期に書いたOp.23(因みにOp.25 〜全面12 音技法で作曲される)の「5 つの小品」を中心に、その周りにジェームズ・リッチのピアノ 作品を配置したディスク。リッチはアメリカの 12 音技法の権威ミルトン・バビットに学んだ後、リ ゲティ、P.M.デイヴィス、ブソッティ、ベッツィ・ジョラスら多くの作曲家に師事した。リッチは基本 的に 12 音技法を好む作曲家のようであるが、曲によっては自由な無調、また時にスクリャービ ンやジャズの影響も感じられます。アメリカ東海岸流のシリアスな現代音楽。

Cypres
CYP-8611(1CD)
アルベニス、リスト:ピアノ作品集
アルベニス:スペイン組曲 第1集 Op. 47
リスト:3つの演奏会用練習曲 S.144/R.5
3つのペトラルカのソネット 〜巡礼の年 第2年 「イタリア」 S.161/R.10b より
 ソネット第47番:祝福あれ、あの日
 ソネット第104番:平和は見いだせず
 ソネット第123番:私はこの地上で天使の姿を
エロディ・ヴィニョン(P)

録音:2021年7月10-13日 フラジェ、スタジオ1、ブリュッセル、ベルギー
ブリュッセルを拠点に活躍するエロディ・ヴィニョン3枚目のアルバム。アルベニスとリストというのは、一見関係の薄い組み合わせに見えますが、 詩と旅への憧憬、そしてヴィニョンが愛してやまないドビュッシーとフランスで親交を持っていたという共通項があります。ヴィニョンは若々しい表 現と安定したテクニックで、フランスへの親和性を軸に2人の大作曲家の美観の交差に迫ります。


Treasures
TRE-240(1CDR)
ヘブラー/シューベルト:ピアノ曲集
16のドイツ舞曲D.783
楽興の時D.780
ピアノ・ソナタ第21番D.960*
イングリット・ヘブラー(P)

録音:1960年4月、1967年10月22-27日*(全てステレオ)
※音源:日Victor SFL-7992、蘭PHILIPS 839700LY*
◎収録時間:73:00
“「いかにも名演」とは一線を画すヘブラーが目指した無垢なシューベルト!”
■音源について
「ソナタ」以外はあえて日本のビクター盤を採用。日本フォノグラムへ移行する前のビクター盤の音の良さを実感いただけると思います。

★シューベルトの純真さと素朴さをこれほど素のままに届けてくれる演奏も珍しいでしょう。ヘブラーといえばまずはモーツァルト。一般的にはその甘くまろやかなニュアンスが特徴的と受け取られていますが、演奏を聞けば聞くほど、内面に強い芯を湛え、リズムの腰もやや低めに保持されており、それが独特の安定感と平和な空気感を生んでいることを感じます。シューベルトも同じ。歌を意図的に前面には出さず、共感の無理強いもせず、その素直な屈託のない表情にシューベルトの真の姿を見る方も多いことでしょう。
 「ドイツ舞曲」では、ゆったりとした3拍子のリズムを刻む際のタッチの絶妙な粘度にご注目!ヘブラーのあの笑顔を思わせる特有のおやかさは、シューベルトの他の録音でも垣間見られる魅力で、この1点だけでもヘブラーの魅力が「甘さ」だけではないのは明白です。
 「楽興の時」はどの曲も唐突に始まり唐突に終わる印象を与えますが、その構えなのなさがこれまた「ヘブラーのシューベルト」の魅力。第1曲は肩の力の抜け切ったまま滑り出し、それでいて強弱変化への対応は機敏!中間部では楽想の明暗の切り替えも絶妙。暗いニュアンスはより暗く炙り出そうとしがちですが、ヘブラーはコントラスト付けをあえて避け、旋律線の美しさを保持。第5曲は先述の粘度を持つリズムの魅力が一杯。終曲では、ヘブラーのシューベルトに対する思いの全てが凝縮。平板に受け取られ兼ねないことも厭わず、フレーズの息の長さを大切に育み続けることで導き出される音楽は、まさに素顔のシューベルトそのもの!
 作品のありのままの息吹を大切に育むスタンスは、シューベルトの生涯最後のピアノ・ソナタでも変わりません。第1楽章の主題は徹底的に物憂げに、低音トリルは慟哭のように…といったイメージは皆無で、清潔なフォルムの中でただただ美しい旋律が息づくだけ。そこからじんわりと立ち昇る余韻をぜひ感じてください。それだけでは聴き映えがしないとばかりに、意味ありげな表情を加えた瞬間にシューベルトが死んでしまうことをへブラーは直感的に理解していたのでしょう。その点、提示部最後のニュアンスは最大限にコントラストを施しているのが意外ですが、展開部冒頭の沈んだニュアンスとの対比に繋がっており、それが計算なのか偶然なのか分からないのがまた絶妙!5:56以降、上下の声部が付かず離れず意思を交わす様も聴きもの。第2楽章も「これがシューベルトだ」と唸らせる名演。暗闇に閉じ込めすぎない主題もさることながら、中間部3:31からの晴朗さは古今随一で、その無垢な佇まいに涙を禁じえません。とにかく、全身でシューベルトだけを感じたい方必聴!終楽章冒頭0:22からの硬軟入り混じったようなリズムの独特の弾力性も、ヘブラーの音楽を光らせる重要な要素。
 「死」と直結させた解釈が当たり前のように思われているこのソナタ。その路線での感動的な演奏はたくさんありますが、作品の力を信じ切り、邪念を捨てて演奏に臨むことがいかに凄いことであるか、そして「名演らしくない名演」が明らかに存在することをどうか忘れないでください。【2021年10月・湧々堂】

ATMA
ACD2-2823(1CD)
プレリュードとソリチュード
ペドロ・ロペス・ノゲイラ(1700-1770):前奏曲 ヘ長調
ユーハン・ヘルミク・ルーマン:エッセイ ヘ長調 BeRi306 Aspro、Amoroso/ハ短調 BeRi310 Grave
ニコラ・マッテイス(1670s-1737):幻想曲 ハ短調 Con discretion
マリー・ナドー=トランブレ:即興的前奏曲
テレマン:幻想曲第7番変ホ長調
ジョン・ウォルシュ(1666-1736)/トレッリ(1658-1709):前奏曲 ホ短調
テレマン:幻想曲第9番ロ短調
トマス・バルツァー(1631-1663):前奏曲 ト長調
パーセル:前奏曲
ビーバー:パッサカリア ト長調(ロザリオ・ソナタより)
マリー・ナドー=トランブレ(Vn)

録音:2021年5月
マルチアーティストとして活躍するマリー・ナドー=トランブレによるアルバム。バロック時代の無伴奏ヴァイオリン作品を集め、自ら作曲した作品も1曲収録。ブックレットには各曲にインスパイアされて書いた詩を掲載(仏/英)、ジャケットデザインは彼女の自画像です。

SONARE
SONARE-1054(1CD)
税込定価
フォーレ讃〜8つのピアノ小品〜日本フォーレ協会の8人の作曲家による
(1)川島余里:フォーレ ランダム
(2)大江千佳子:4月
(3)服部隆之:習作
(4)市川景之:夏のひざしに
(5)ローラン・テシュネ:ポストリュード(後奏曲)
(6)藤井一興:ル・モン・サン・ミシェル〜ピアノの為の
(7)野平多美:フォーレ讃…の様式による
(8)野平一郎:FAによる瞑想曲
(9)末吉保雄:序曲(組曲『竹取りのものがたり』より)(P連弾作品)
(1)(2)(3)(5)(9)東誠三(P)
(4)(6)(7)(8)(9)藤原亜美(P)

ライヴ録音:2021年6月21日/東京文化会館
日本フォーレ協会が創立30周年記念した演奏会「第32回 日本フォーレ協会演奏会 創立30周年記念演奏会II〜フォーレを讃えて〜」(演奏会は2020年の 予定でしたが、コロナ禍のため2021年6月21日、東京文化会館で行われました)から8人の新作委嘱(川島余里、大江千佳子、服部隆之、市川景之、ローラン・ テシュネ、藤井一興、野平多美、野平一郎)を収録。各作曲者の個性を発揮しながらもそのどれもがフォーレへの深い愛を感じる美しいピアノ小品です。また最後の トラックには本企画準備段階で急逝された末吉保雄の2016年作曲の連弾作品、序曲(組曲『竹取りのものがたり』より)を収録。こちらも同演奏会での録音です。 日本を代表するピアニストでフォーレ協会の会員である藤原亜美、東誠三による心温まる演奏でお聴きください。なお、「フォーレ讃 8つのピアノ小品 〜日本フォーレ協会の8人の作曲家による」の楽譜が音楽之友社から出版されております。
「1922年、「ルヴュ・ミュジカル」誌でフォーレ特集号が企画され、フォーレの弟子たち7人が作曲した「フォーレへのオマージュ」が刊行された。この前例に倣 い、日本フォーレ協会の「フォーレを讃えて、比較的平易で広く親しまれるようなピアノ小品を」という作曲委嘱に対して8人の会員作曲家が応じた。(野平一郎)」 (ライナーノーツより) (Ki)

Sono Luminus
DSL-92249(1CD)
NX-B05
白鍵と黒鍵の音
ハチャトゥリアン:バレエ音楽『仮面舞踏会』 - ワルツ
 バレエ音楽『スパルタクス』 - アダージョ(M.キャメロンによるピアノ編)
ピアノ・ソナチネ
 バレエ音楽『ガイーヌ』 - 子守歌(O.レヴァントによるピアノ編)
オスカー・レヴァント(1906-1972):ピアノ・ソナチネ…世界初録音
アール・ワイルド(1915-2010):ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲(抜粋)
ガーシュウィン:3つの前奏曲
ラプソディ・イン・ブルー(作曲家自身によるピアノ版)
ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』 - 剣の舞(O.レヴァントによるピアノ編)
ラフィ・ベサリアン(P)

録音:2020年9月14-19日
来日経験も多く、「ホロヴィッツらのロシアンピアニズムの正統を受け継ぐ存在」と『ショパン』誌で絶賛されたアルメニア出身のピアニスト、ラッフィ・ベサリ アンのアルバム。彼の母国を代表するハチャトゥリアンの作品と、彼が愛するアメリカの作曲家ガーシュウィンの作品を軸に、ハリウッド映画に出演したこ とでも知られるオスカー・レヴァントの「ソナチネ」(世界初録音)を配し、名ピアニスト、アール・ワイルドが編曲したガーシュウイン作品による超絶技巧 練習曲を添えた選曲は、現在のベザリアンの実力を余すことなく示すものとなっています。 【ラフィ・ベサリアン】 エレバンの「特別英才児の為のチャイコフスキー音楽学校」で学んだ後、コミタス音楽大学で博士号取得。その後、ローワン大学およびニューヨーク のマンハッタン音楽大学でバイロン・ジャニスに師事。学位を取得後、モスクワ国立音楽院に留学し、アレクセイ・ナセドキン、ヴィクトル・メルジァノフ、ナ ウム・シュタルクマンに師事し研鑽を積む。コンクール優勝歴も多く、ヨーゼフ・ホフマン国際コンクール、フリンナ・アーバーバック国際コンクール、 ニュー ヨーク・アーティスト国際コンクール、MTNAナショナルコンクールなどを制覇。ニュージャージー州のローワン大学音楽学部教授、ウイスコンシン州立大 学音楽学部教授を歴任し、現在ジョージア州立大学アトランタ校音楽学部で後進の指導にあたる。

Sono Luminus
DSL-92251
NX-B05
北欧のピアノ作品集
ラッセ・トゥーレセン(1949-):汚れなき光の祈り Op. 52- 1(2014)
アンナ・ソルヴァルドスドッティル(1977-):スケープ(2011)
ベント・セアンセン(1958-):12の夜想曲より(2000-2014)
カイヤ・サーリアホ(1952-):ピアノの為の前奏曲(2007)
ラミンタ・シェルクシュニューテ(1975-):ファンタジア(1997)
ペトリス・ヴァスクス(1946-):夏の夕暮れの音楽(2009)
トゥーレセン:上昇気流の祈り Op. 52- 2(2014)
イェヴァ・ヨコバヴィチューテ(P)

録音:2019年9月5-7日
北欧とバルト諸国の現代作曲家たちによる、北欧の自然風景、神話、伝説、民謡からインスパイアされた作品 を集めた1枚。シェルクシュニューテの「ファンタジア」を除き、どれも21世紀になってから書かれたものであり、時に は特殊奏法までもが用いられた多彩な作品を楽しむことができます。演奏はリトアニアのピアニスト、イェヴァ・ヨコ バヴィチューテ。五嶋みどりとの共演で日本でも知られる名手です。強靭なタッチから紡ぎ出されるきらめくような 美しい音色が魅力的な演奏です。

Capriccio
C-3010(1CD)
NX-A13
ロンドン・ナイツ
ティペット(1905-1998):ピアノ・ソナタ第1番(1936-37/42改訂)
ブリテン:休日の日記 Op. 5(1934)
ブリッジ:3つのスケッチ - ピアノの為の H.68
アイアランド(1879-1962):ロンドンの夜のバラード Op. Posth(1930)
バックス:ソナタ第1番嬰ヘ短調 GP127 (1910/17-20改訂 GP240)
フランツィスカ・リー(P…Steingraeber E-272)

録音:2020年9月22-24日
カールスルーエ音楽大学、ヴォルフガング・リーム・フォーラム(ドイツ)
若く才能ある演奏家のアルバムをリリースするCapriccioレーベルのシリーズ「Premiere Portraits」から、韓 国の若手ピアニスト、フランツィスカ・リーのアルバム第2弾の登場です。前作(C3006)ではフランス近代作品 で、その繊細な感性とテクニックを披露していた彼女ですが、今回のアルバムでは近現代のイギリス作品を採り 上げています。戦争の合間、つかのまの休日を楽しむブリテンの穏やかな「休日の日記」、第二次世界大戦開 戦前夜に作曲されたティペットの「ピアノ・ソナタ第1番」など、あまり耳にすることのない作品にも光をあてた選曲 が聴きどころです。 フランツィスカ・リーはソウルで音楽を学び、大学では学年最高位を獲得、2011年にドイツ学術交流の奨学金 を得てドイツに留学しカールスルーエ音楽大学を卒業。世界中でコンサート活動を行う傍ら、後進の指導にも 積極的に取り組む俊英です。

Da Vinci Classics
C-00484(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV.1001−1006
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
パオロ・ギドーニ(Vn/ジャチント・サンタ・ジュリアーナ製作)

録音:2012年5月、バシリカ・デイ・カンピ・ボネッリ(マリアーナ・マントヴァーナ、イタリア)
現在のイタリアのヴァイオリン界における重鎮であるパオロ・ギドーニ(1964−)が2012年5月に収録を行い配信のみで販売されていたバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集」の録音が、いよいよダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)から2枚組のディスクで登場します!
1964年イタリアの北部ロンバルディア州にある世界遺産の町マントヴァで生まれたパオロ・ギドーニは、フェルッチョ・サンジョルジにヴァイオリンを師事し、弱冠17歳という若さで由緒あるイタリア国立マントヴァ音楽院を首席で卒業したという経歴の持ち主。
シエナのキジアーナ音楽院でフランコ・グッリの下で研鑽を積み、スイスのシオンではイヴリー・ギトリスに、さらにはサルヴァトーレ・アッカルドやフランコ・クラウディオ・フェラーリといったヴァイオリン界の巨匠たちに学び、19歳でフィレンツェのヴィットリオ・グイ賞を受賞するなど、キャリアの初期からイタリアのヴァイオリン界を牽引してきたキーパーソンの1人です。
イタリアの巨匠がジャチント・サンタ・ジュリアーナ製作のヴァイオリンで大胆に、そして変幻自在に奏でるバッハの聖典「ソナタ&パルティータ」の全曲録音からは、この作品が備える奥深さ、そして新たな一面が見えてくることでしょう!

MarchVivo
MV-001(1CD)
モンポウ:『ひそやかな音楽』 第4集
ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌曲*
庭の乙女たち 〜『子供の情景』より
あなたの上には花ばかり 〜『夢のたたかい』 より*
フェデリコ・モンポウ(P)
モンセラート・アラベドラ(S)*

録音:1977年1月19日 フアン・マルク財団(ライヴ/モノラル)
スペインのフアン・マルク財団が立ち上げたレーベルの第1弾リリースとして、1977年に財団のホールで行われたモンポウの初出ライヴが登場。 『ひそやかな音楽』第4集の自演ライヴはこれが初めてとのことです。静寂を音楽で表現しようとするかのようなこれらの作品が、ライヴならでは の緊張感の中で紡がれています。併せて収録されている『ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌曲』は、モンポウと同じくカタルーニャの出身で、 指導者としても著名であったソプラノ歌手、モンセラート・アラベドラ(1946-91)による歌唱。音源は2021年にレストアとリマスターが施され、 モノラルながらたいへん質感の高い音になっています。
MarchVivo
MV-003(1CD)
ロベルト・ジェラール(1896-1970):バレエ『サン・フアン祭の夜(バルセロナの夜会)』 ピアノ版
第1幕/Los fuegos 火祭り
1. La multitud ? Procesion ? Danza de los enanos- Mele:la multitud baila con los enanos
2. Danza de las majorales
3. Los portadores de antorchas ? Danza del vencedor
4. Galanteria
5. Danza de los fallaires
第2幕/Eros エロス
6. Nocturno ? Danza de la seduccion ? Aparicion de Eros
7. Danza de los espiritus ? Las ninfas ? Los duendes
8. Los ancianos con los faroles ? Las parejas y los ancianos
第3幕/La boda 婚礼の宴
9. Fandanguillo de los recien casados
10. Sardana
11. Coda
ミゲル・バセルガ(P)

録音:2021年3月13-15日 フアン・マルク財団
スペインの作曲家ロベルト・ジェラールを中心に、ファリャのバレエ作品の成功や、ヨーロッパでのスペインとその舞曲の流行に触発されて構想さ れたバレエ作品『サン・フアン祭の夜』。バルセロナ近辺のサン・フアン祭や、カタルーニャの火祭りを題材とし、スペイン内戦の中ピアノの為の スケッチを完成、管弦楽のスコアもおよそ書き上げられたのが1938年でした。脚本を書いたベンチュラ・ガソルはこの時点で、国際的に認知 されやすいようにとタイトルを『バルセロナの夜会』に変更しています。ところが内戦後の混乱の中、この上演計画は頓挫し、実現することはあ りませんでした。後にこの作品は管弦楽用の組曲として世に出ますが、英国の作曲家マルコム・マクドナルドの監修による全曲版が出版され たのは1995年のことで、この管弦楽版の下地となったのが、今回初録音となるピアノ版でした。2021年6月、オリジナルのバレエ『サン・フア ン祭の夜』が80年の時を経て、マドリードのフアン・マルク財団で上演されたのを機に録音されたのがこちらのアルバム。上演でのピアノも担当 したルクセンブルク出身のミゲル・バセルガは、スペイン音楽のスペシャリストとして活躍しています。

ELOQUENTIA
EL-2159(1CD)
『ひそやかな音楽』 〜モンポウを中心に、静寂の音楽を集めて
モンポウ:『ひそやかな音楽』 第1曲 Angelico
ラヴェル:前奏曲
モンポウ:前奏曲 第5番
サティ:ジムノペディ 第1番
モンポウ:『風景』
デュティユー(1916-2013):前奏曲 第1番影と沈黙から
スクリャービン(1871-1915):前奏曲 Op. 16-4
モンポウ:『ひそやかな音楽』 第15曲Lento - plaintif
ショパン:前奏曲 Op. 28-4
武満徹:『遮られない休息』 第3曲 愛の歌
モンポウ:『ひそやかな音楽』 第22曲 Molto lento e tranquilo
サティ:グノシエンヌ 第5番
モンポウ:『内なる印象』〜秘めごと
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より 月の光
モンポウ:『ひそやかな音楽』 第24曲 Moderato
グラナドス:『スペイン舞曲』より 第2番オリエンタル
モンポウ:前奏曲 第7番星で出来た棕櫚の葉
ドビュッシー:『前奏曲集第2巻』〜花火
スクリャービン:前奏曲 Op. 11-15
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2018年2月
フランスのピアニスト、ギヨーム・コッポラによる、静寂を感じる音楽を集めた一枚。モンポウの『ひそやかな音楽』(Mu?sica Callada、直訳で 静寂の音楽)とフランス音楽を軸に、幅広く収められています。

Pentatone
PTC-5186296(1CD)
リスト:「詩的で宗教的な調べ」 サスキア・ジョルジーニ(P/Bosendorfer 280VC)

録音:2021年4月/ライディング(オーストリア)
イアン・ボストリッジとレスピーギの歌曲集(PTC-5186872)、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」(PTC-5186775)でも好演を聴かせたピアニスト、 サスキア・ジョルジーニがリストの「詩的で宗教的な調べ」でPENTATONEレーベルからのソロ・デビューを飾りました。 リストといえば「超絶技巧」という派手なイメージがありますが、一方で彼の音楽の多くは内省的で探求心に満ちています。それが最も現れているのが「詩的で 宗教的な調べ」です。このピアノ作品集はフランスの詩人ラマルティーヌの詩、そしてリストのローマ・カトリックへの信仰心から1848年から1849年にかけ作曲。 その後1853年に改訂されました。この10からなる作品は、人間の存在の深い意味を探求するものであり、魅惑的な美しさを持つ傑作です。数々のコンクールで 優勝し、そのテクニックに裏付けされた音の美しさ、そして豊かな歌心で評価されているサスキア・ジョルジーニが美しいリストの音楽の世界へと誘います。85分 長時間収録。
Pentatone
PTC-5186874(1CD)
「時の旅人の組曲」
バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914
ヘンデル:組曲 ホ長調 HWV430より第2楽章「アルマンド」
ラモー:組曲 イ短調 RCT5より第2楽章「クーラント」
クープラン:アタランテ
ラヴェル:『クープランの墓』より「リゴドン」
トーマス・アデス:ブランカ変奏曲(2015)
リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より「アンダンテ・ミズラート・エ・トランクイッロ」
リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より「ヴィヴァーチェ.エネルジコ」
バーバー:ピアノ・ソナタ 変ホ短調 Op.26より第4楽章「フーガ.アレグロ・コン・スピリト」
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
イノン・バルナタン(P)

録音:2020年8月/ベーカー・バウム・コンサート・ホール(ラ・ホーヤ)
欧米での評価を上げるイスラエル出身のピアニスト、イノン・バルナタン。2020年のベートーヴェン・イヤーに合わせてリリースしたピアノ協奏曲集の第1集【ピ アノ協奏曲第1番、第3番、第4番と三重協奏曲(KKC-6102 / PTC-5186817)】、第2集【ピアノ協奏曲第2番、第5番『皇帝』、ヴァイオリン協奏曲(ベー トーヴェンによるピアノ協奏曲版)、『合唱幻想曲』(KKC-6177 / PTC-5186824)】はいずれもレコード芸術特選盤のほか、各誌で絶賛されました。
PENTATONEの期待の第3弾は「時の旅人の組曲」と題したアルバムでは、バッハ、ヘンデル、ラモー、クープランなどのバロック作品からラヴェル、バー バー、トーマス・アデス、リゲティなど近現代まで、時空を超えた旅をコンセプトに組曲を“再構築”しています。そして、最後にはブラームスの「ヘンデルの主題に よる変奏曲とフーガ」を配置。この作品の主題はヘンデルのクラヴィーア組曲第2巻第1曲 HWV434の第3楽章「エア」からとられており、時代を超えた組曲が ここに完結します。
1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、マ リア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーに師事し研鑽を積みました。その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニックの初代アー ティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏するなどアメリカを中心 に活動の場を広げていきました。
バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、鍵盤楽 器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほぼ完璧な均衡を成 している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。 (Ki)

BRAVO RECORDS
BRAVO-10003(1CD)
税込定価
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 田尻洋一(P)

無観客ライブ録音:2020年7月28日/兵庫県立芸術センター
2020年、ピアノ独奏によるベートーヴェン:交響曲第7番をリリースして衝撃のCDデビューを飾った田尻洋一。演奏者自身の編曲の巧みさ、面白さに加え、ラ イブならではの壮絶な迫力に満ちた演奏を収めたCDは、各方面で高く評価されました。
今回リリースする作品は、前作とは対照的に、深く、静かに沈潜していく祈りの音楽。コロナ禍のために、ほぼ すべての演奏 会がキャンセルとなった田尻洋一が、 ひとりステージに立ち、バッハ作品との対話をつづけるという、まさに清冽な空気感あふれる作品となっています。
録音は2020年7月、兵庫県立文化センターにおいて、無観客ライブの形で行われました。即興性を重視したライブこそが音楽の真髄と語る田尻ですが、こ の姿勢は録音においても変わることがなく、何度も演奏した中で、よいテイクのみをつないで完成させるセッション録音とは無縁の、まさに一期一会の貴重な演 奏を記録したものとなっています。
悠然として揺るぐことのないテンポ設定、あえて装飾音をできるかぎり使わず、バッハが描く音の原風景に回帰していくような演奏は、予測困難な時代に生き る私たちへ向けての、深い癒しにみちた贈りものと言えます。
ライナーノートは、田尻自身が執筆しており、このCD作品への思いを込めた文章が掲載されています。以下はその抜粋です。 〜(前略)ただ、そのパッセージに宿る人間の細やかで奥深い感情のひだ、いわば、作曲家の喜怒哀楽のようなものを淡々と表現していくだけです。この作品か ら穏やかにこみあげてくる生きることへの喜び、人の愛情に触れたときの心からの微笑み、からだ全体を包み込んでくれる大自然への安堵感、甘酸っぱい思い出 と儚い想い、涙がこぼれそうな哀しみ、そして何よりも敬虔な祈り……、バッハの奥深い感情の流れを感じとる作業に終わりはありません。彼の曲に向き合うた びに生まれる新しい発見、それを音に表すことが、わたしにとって無常の喜びです。バッハの筆致を追いながら、彼のほとばしる感情の流れを現代のピアノでど のように表現するか。そのようなことを思いながらお聴きいただければと思います。 (Ki)

APR
APRCD-6036(2CD)
ハロルド・サミュエル〜ソロ録音全集
■CD1
(1)バッハ:半音階幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
(2)バッハ:「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より前奏曲第1番ハ長調 BWV.846、フーガ第1番ハ長調 BWV.846
(3)前奏曲第2番ハ短調 BWV.847、フーガ第2番ハ短調 BWV.847
(4)前奏曲第21番変ロ長調 BWV.866、フーガ第21番変ロ長調 BWV.866
(5)バッハ:「平均律クラヴィーア曲集第2巻」より前奏曲第15番ト長調 BWV.884、フーガ第15番ト長調 BWV.884
(6)バッハ:「イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807」よりプレリュード、アルマンド、クーラント
(7)サラバンド
(8)ブレーI&ブレーU
(9)ジーグ
(10)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
(11)バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
■CD2
(1)バッハ:幻想曲ハ短調 BWV.906
(2)C.P.E.バッハ:ソナタ ヘ短調 H.173, Wq.57/6より T. アレグロ・アッサイ
(3)C.P.E.バッハ:ソナタ ロ短調 H.245, Wq.55/3より Ub. カンタービレ
(4)ヨハン・クリスティアン・バッハ:ソナタ ホ長調 Op.5-5〜V. ロンド・プレスティッシモ
(5)クレメンティ:ピアノ・ソナタ変ホ長調 Op.12-4より T. アレグロ
(6)シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3, Op.94-3
(7)シューベルト:感傷的なワルツ第13番イ長調 D.779-13, Op.50-13
(8)シューベルト:ワルツ ヘ長調 D.365-33, Op.9-33
(9)グルック(ブラームス編):歌劇「オーリードのイフィジェニー(アウリスのイフィゲニア)」より ガヴォット(録音:1928年6月20日)
(10)ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
(11)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
(12)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
(13)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825(抜粋)〔前奏曲、アルマン
(4)メヌエット1&2、ジーグ
ハロルド・サミュエル(P)

■CD1
(1)録音:1923年10月10日
(2)録音:1926年9月30日
(3)録音:1926年9月30日
(4)録音:1923年10月10日
(5)録音:1927年6月28日
(6)録音:1926年11月10日
(7)録音:1926年12月8日
(8)録音:1923年10月10日
(9)録音:1927年6月28日
(10)録音:1926年1月20日&9月30日
(11)録音:1931年11月6日
■CD2
(1)録音:1923年10月10日
(2)録音:1932年1月1日
(3)録音:1932年1月1日
(4)録音:1932年1月1日
(5)録音:1932年1月1日
(6)録音:1928年6月20日
(7)録音:1928年6月20日
(8)録音:1928年6月20日
(9)録音:1928年6月20日
(10)録音:1928年12月13日
(11)イゾルデ・メンゲス(Vn)
 録音:1928年11月20日
(12)フランク・ブラック(指)、NBC響、ジョセフ・ストパック(Vn)、アーサー・ローラ(Fl)
 ライヴ録音:1935年12月11日
(13)録音:1925年11月6日
(14)録音:1926年9月30日(別テイク)
イギリスのピアニスト、ハロルド・サミュエル(1879-1937)は、19世紀末〜20世紀初期の同国においてバッハの鍵盤作品の演奏を専門とした最初のピアニストであり、HMVやコロンビアへのバッハの先駆的な録音の数々は世界的に高い評価受けました。
1919年にロンドンでオール・バッハ・プログラムを演奏したことによりバッハ弾きとしての名声を確立したサミュエル。
学術的で真摯なアプローチによるサミュエルのバッハの録音集は、数々のソロの名演に続く形でニューヨークでのライヴ録音である「ブランデンブルク協奏曲第5番」と、イゾルデ・メンゲスとのスタジオ録音であるホ長調の「ヴァイオリン・ソナタ」によって締めくくられています。
別テイクを含む2種類の「パルティータ第1番」などサミュエルのソロ録音の全てを集めたこの画期的なリリースには、クレメンティやコロンビアの教育プロジェクト「ヒストリー・オブ・ミュージック」のために録音されたバッハの息子2人の作品なども収録されています。
イギリスのバッハ弾きの先駆者的存在、ハロルド・サミュエルの遺産のリマスタリングを担当したのはAPRレーベルの復刻でお馴染みのセス・ウィナー。
2021年に行われたリマスタリングは最新の技術が駆使されており、この歴史的なドキュメントを最高のサウンドで提供してくれます。

Eudora
EUDSACD-2104
(1SACD/MQA-CD)
アド・イラム(彼女へ)
ラヴェル:前奏曲 M.65
ショパン:前奏曲 Op.28-3、前奏曲 Op.28-4、前奏曲 Op.28-8、前奏曲 Op.28-13、前奏曲 Op.28-14
リリ・ブーランジェ:前奏曲 変ニ長調
ショパン:子守歌 Op.57
アルベルト・ガルシア・デメストレス(b.1960):アンナの目覚め(世界初録音)、アンナの為の子守歌(世界初録音)
ナディア・ブーランジェ:新しい人生に向かって
ピアソラ:3つの前奏曲
スサーナ・ゴメス・バスケス:エラ(Ella)(世界初録音)
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番
スサーナ・ゴメス・バスケス(P)

録音:2020年10月26日ー27日、オーディトリオ・デ・サラゴサ モーツァルト・ホール(スペイン、サラゴサ)。
スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース第5弾。
2006年にスペイン国立音楽院でデビューして以来、現在の音楽シーンでもっとも期待されている若手ピアニストの一人として活躍する、スサーナ・ゴメス・バスケス。彼女のファースト・アルバムとなる「Ad Illam(彼女へ)」は、女性へと捧げられた、あるいは女性によって作曲されたまばゆい小品で構成。ロマンティックな女性、母親としての女性、教師としての女性、官能的な女性、解放された女性といった様々な側面も反映しながら、独特の色彩と響きを活かして素敵な音楽の旅へと導きます。1960年バルセロナ生まれの作曲家アルベルト・ガルシア・デメストレスの2曲と、バスケス自身の作品は世界初録音。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

Signum Classics
SIGCD-688(1CD)
映像(Images)
ラヴェル(エルヴィン・ヴィエルジンハ編):クープランの墓
パトリック・ガワーズ(1936-2014):An Occasional Trumpet Voluntary
ドビュッシー(アレクサンドル・ギルマン編):弦楽四重奏曲 ト短調 L.85〜第3楽章「Andantino, doucement expressif」
ケレンザ・ブリッグス(b.1991):暗闇の中の光
ナディア・ブーランジェ:3つの即興曲より 第3曲
オワイン・パーク(b.1993):映像
ブリテン(アナ・ラップウッド編):歌劇「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲
メシアン(アナ・ラップウッド編):ヴォカリーズ・エチュード
シェリル・フランシス=ホード(b.1980):テイキング・ユア・リーヴ
アナ・ラップウッド(Org)

録音:2021年1月
アナ・ラップウッドは、わずか21歳でケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジの音楽監督(Director of Music)に就任したオルガニスト&指揮者。オックスフォード大学在学中には、モードリン・カレッジの560年におよぶ歴史の中で、女性として初めてオルガン奨学金を授与されています。現在はオルガニストや合唱指揮者としてヨーロッパ中で活動し、またブロードキャスターとしてはBBCラジオ3、ラジオ4にレギュラー出演するほか、2020/21のBBCヤング・ミュージシャンや2021年のBBCプロムスの司会を担当しています。
ラップウッドのソロ・デビュー・アルバムとなる「映像(Images)」に関して、「オルガン奏者としての私のお気に入りの1つは、夜遅くに教会や大聖堂で練習するという絶妙な感覚です。ドアがロックされていて、ライトが消えていることが多く、時間の流れが異なっているようです。肌寒い夜の大聖堂で録音して、その魔法の一部を捉えようとしようとしました。」とアナ・ラップウッド語りました。彼女の編曲したブリテンとメシアンは世界初録音となります。

MELODIYA
MEL-1002564(1CD)
NX-C07
ガーシュウィン&アレキサンダー・ツファスマン
2台ピアノの為の作品集

1. ガーシュウィン:The Man I love from musical Lady, Be Good(グレゴリー・ストーンによる2台ピアノ用パラフレーズ)
アレクサンダー・ツファスマン(1906-1971): ジャズ組曲(イーゴリ・ツィガンコフ編)
2. Snowflakes
3. Lyric Waltz
4. Polka
5. Fast movements
ガーシュウィン:4つの歌曲(ポール・ポスナック編)
6. 第1曲:’S Wonderful / Funny Face,
- ミュージカル「ファニー・フェイス」より
7. 第2曲:But not for me
- ミュージカル「ガール・クレージー」より
8. 第3曲:Someone to watch over me,
- ミュージカル「オー・ケイ」より
9. 第4曲:It Ain’t Necessarily so, Sportin’ Life’s song
- 歌劇「ポーギーとベス」より
ツファスマン:4つの歌曲(アルトゥール・アンセル編)
10. 第1曲:Expectation
11. 第2曲:Jolly Night
12. 第3曲:Dancing fingers
13. 第4曲:Always with you
ガーシュウィン:3つの前奏曲(グレゴリー・ストーンによる2台ピアノ編)
14. 第1曲:Allegro ben ritmato e deciso
15. 第2曲:Andante con moto e poco rubato
16. 第3曲:Allegro ben ritmato e deciso
17. アイ・ガット・リズム変奏曲(アルトゥール・アンセル編)
18. ツファスマン:ガーシュウィンの「The Man I love」によるファンタジー(イーゴリ・ツィガンコフによる2台ピアノ編)
リュドミラ・ベルリンスカヤ&アルトゥール・アンセル(P)

録音:2021年4月23-25日
ベルリンスカヤとアンセルの夫婦デュオによる、2台ピアノの為のオリジナル作品を録音していくシリーズの最新盤は、ロシアとアメリカの2人のジャズ作曲家に 捧げられています。アルバムに収録されているのはガーシュウィンと、モスクワ音楽院でフェリックス・ブルーメンフェルトに師事し、後にAMA-ジャズオーケストラを 率いたことで知られるツファスマンの作品で、様々な作曲家によりどれも見事な2台ピアノ用のアレンジが施されています。ベルリンスカヤとアンセルは、ジャズと クラシックの融合であるユニークなスタイルを作り出すことに焦点を当て、アンサンブルの精度を保ちながら、絶妙なスイング感を加えるなどの試みが加えられて います。巧妙に組まれたプログラムにも、2人の思いが込められています。

NCA
NCA-9509700(1CD)
【初紹介旧譜】
第1回アウグスト・ゴットフリート・リッター国際オルガン・コンクール
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):交響的カンツォーネ第1番+
アントン・ハイラー(1923-1979):ダンス・トッカータ#
バッハ:トッカータ第12番,アダージョとフーガ ハ長調 BWV564*
アウグスト・ゴットフリート・リッター(1811-1885):ソナタ第3番 イ短調 Op.23*
マリーナ・ザゴルスキー(Org)*、
トルステン・ラウクス(Org)#、
カーステン・ヴィーブッシュ(Org)+

録音:1995年5月19日、テレマンコンサートホール、マクデブルク(ドイツ)
1995年5月16日から19日までドイツの都市マクデブルクで行われた、第1回アウグスト・ゴットフリート・リッター(ドイツ・ロマン派の作曲家兼オルガニストとして知られています)国際オルガン・コンクールの入賞者コンサート。第1位から第3位までの上位入賞者による質の高い演奏が収録されています。

PREISER
PRCD-91515(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ BWV1001-1006(全曲) マルティン・ヴァルヒ(Vn)

録音:2013年7月10日、10月3日/マルティン教会(ライヴ)
インスブルック生まれでシャーンドル・ヴェーグに学びメニューインやミルシテインのマスタークラスに参加。1988年からヨーロッパ室内Oの奏者として アーノンクールら様々な指揮者のもと演奏してきたヴァイオリニスト、マルティン・ヴァルヒによるバッハの無伴奏全曲ライヴ。やわらかなテヌート気味の音と大胆な までの緩急でたっぷり歌う演奏で、最近主流のものとは一線を画す、驚きのロマンティック・スタイル。終始べったりというわけでもなく、独特な脱力感も持ち合わ せています。教会の残響も相まって実に豊潤なバッハです。 (Ki)

Orchid Classics
ORC-100179(1CD)
NX-B03
イザイ:作品集
6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op. 27
悲しみの詩曲 ニ短調*
ジャック・リーベック(Vn)
ダニエル・グリムウッド(P)*

録音:2020年10月30-31日、11月2日ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン(UK)
前作、シェーンベルクとブラームスのヴァイオリン協奏曲(ORC100129)で自身のルーツを探りながら、素晴らし い演奏を披露したユダヤ系英国のヴァイオリニスト、ジャック・リーベック。ハレ管とのデビュー・コンサートから25年 を経て、現在世界的なヴァイオリニストとして活動。2022年からはオーストラリア室内楽フェスティヴァルの芸術 監督への就任予定や、教育関係へのアウトリーチなど後進への指導も活発に行っています。 このアルバムではイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタと「悲しみの詩曲」を演奏。まばゆいばかりの技巧 で、これらの難曲を弾きこなしています。
Orchid Classics
ORC-100178(1CD)
NX-B03
フェデリコ・モンポウ:ひそやかな音楽
第1集(1951)/第2集(1962)
第3集(1965)/第4集(1967)
リリト・グリゴリアン(P)

録音:2019年9月5-6日イエス・キリスト教会、ベルリン(ドイツ)
ORCHID CLASSICSへのデビュー・アルバムとなった前作「Variations Serieuses」(ORC100088)では、 タイトルとなったメンデルスゾーン作品を中心に、バッハからシマノフスキまでの様々な変奏曲に焦点をあて、 変幻自在な表現を聴かせたピアニスト、リリト・グリゴリアン。今作で彼女は、スペインの作曲家フェデリコ・モンポ ウの代表作の一つ「ひそやかな音楽」の全曲に挑戦します。曲集のタイトルは、スペインの神秘思想家「十字架 の聖ヨハネ」の詩の一節から採られた"Musica Callada=沈黙の音楽"であり、その名の通り、ほとんどの曲は 瞑想的でありながらも魅惑的な雰囲気を備えています。グリゴリアンは各々の曲の特徴を捉え、繊細な感性を もって演奏しています。 【リリト・グリゴリアン】 アルメニア、エレバン出身のピアニスト。7歳でピアノを始め、ロストック音楽・演劇大学を卒業後、ベルギーのエリ ザベート王妃音楽大学のアーティスト・イン・デジデンスを務めるなど活発な活動をしています。世界中のコン サートホールで演奏を重ね、室内楽にも積極的に参加。NAXOSから2018年にリリースされた「ヴィオラとピアノ の為の作品集」(8.573730)では日本の若手ヴィオラ奏者、戸川ひよりとともに古典派の曲を中心に素晴ら しい演奏を披露しています。現在は母校ロストック音楽・演劇大学で教鞭をとっています。

DOREMI
DHR-8155(1CD)
ジュリアン・ブリーム録音集 第3集
(1)第22回オールドバラ音楽祭ライヴ
ヴェンツェル・ヨゼフ・トーマス・コウハト:ソナタ イ長調
ソル:幻想曲 Op.7〜序奏
 グランド・ソナタ Op.25〜メヌエット ハ長調
ジュリアーニ:大序曲 Op.61
リチャード・ロドニー・ベネット:5つの即興曲(世界初演)
ブリテン:ノクターナル Op.70
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007より プレリュード(ジュリアン・ブリーム編)

(2)第1回オールドバラ秋の室内楽音楽祭ライヴ
ブリテン:2つのフォークソング*
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番『幻想』 ト長調 D.894〜メヌエットとトリオ(ジュリアン・ブリーム編)
ジュリアン・ブリーム(G)
[ピーター・ピアーズ(T)*

録音:(1)1969年6月11日ブリスバーグ教区教会、
(2)1977年9月27日-10月2日スネイプ・モルティングス
イギリス・ギター界の神様的存在ジュリアン・ブリームの貴重なライヴ音源を収録したシリーズの第3弾。全曲初CD化です。1964年にブリームが初演したブリ テン『ノクターナル』や、「オリエント急行殺人事件」などの映画音楽でも知られるイギリスの作曲家ベネットの新作、ブリーム自身が編曲した作品などを収録。
第1集(DHR-8060)、第2集(DHR-8151)も発売中。 (Ki)

Solo Musica
SM-373(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
シューマン:謝肉祭 Op. 9
ジャン=ニコラ・ディアトキン(P)

録音:2012年2月28-29日
ドイツ国内の高名な医師一家に生まれ、6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989 年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシ ス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。最初は歌手の伴奏者として活動をはじめ、1999年頃からはソ リストとしても活躍。作品の本質を伝えるピアニストとして高く評価されています。このアルバムは2012年の 録音で、確かな技巧に支えられた悠々たる「ワルトシュタイン」と、それぞれの小曲の個性を際立たせた「謝 肉祭」を楽しめます。

POLYMNIE
POL-133154(1CD)
シューベルト:即興曲Op.90
 即興曲Op.142
リュール=ドルゴルキー:軍隊行進
曲によるパラフレーズOp.51*
アンゲラン=フリードリッヒ・リュール=ドルゴルキー(P)
マヘリー・アンドリアナイヴォラヴェローナ(P)*

録音:2020年2月フランス、トロワ
POLYMNIE から数多くのディスクを出しているリュール=ドルゴルスキーの最新アル バム。彼は R.コルサコフのピアノ作品全集やジョン・ウィリアムズの映画音楽を自らピア ノ・ソロ用にアレンジしてアルバムを作るなどユニークな活動で知られるが、ここでは王道 シューベルトの名曲 2 種の「4 つの即興曲」の他、シューベルトの軍隊行進曲を自らリコ ンポーズしたパラフレーズを披露しています。ヤマハ CF III を使用し、端正で澄み切った 音色と若干硬質のタッチで清冽なシューベルトを聴かせる。最後に収められた連弾のた めの「軍隊行進曲によるパラフレーズ」はショパンやリストばりの超絶技巧を駆使した聴き ごたえ満点の逸品。リュール=ドルゴルスキーは作曲家でもあり交響曲を作曲し自ら指 揮までするマルチ・タレントです。

Danacord
DACOCD-848(1CD)
チェロの物語〜イーダ・リゲルス:ソロ・チェロの為の小品集
イーダ・リゲルス:月(滝廉太郎の「荒城の月」による変奏曲)/赤いカプリッチョ/ブロークン・ダヴ/黒いカプリッチョ/ロンリー・ワルツ/パルティータ/他に何も起きなかった/盗まれたタンゴ/サラバンド/黄色いカプリッチョ
イーダ・リゲルス(Vc)

録音:2020年6月2日−24日、ヘルスホルム教会(デンマーク)
「サイクリング・チェリスト」として知られ、リコーダー奏者、作曲家としても活動するデンマークの音楽家、イーダ・リゲルスのデビュー・アルバム!
彼女は、王立デンマーク音楽アカデミーでモーテン・ソイテンとヤコプ・クルベアに学び、2010年に卒業コンサートを行いました。バッハの足跡をたどりながらバッハの曲を演奏する2017年6月のドイツ・ツアー、コペンハーゲンからスケーエンまで2019年の「500km Cello」ツアー、二人乗りの自転車タンデムによる2020年の国内ツアーと、彼女のプロジェクトはすべてチェロを背負っての自転車旅行で行われます。2020年春のデンマーク放送の賞「Firey Soul of the Year」の受賞者。楽器も自分で作り、2021年夏に予定されるユラン半島ツアーで初めて弾くための2台目のチェロも製作中だと言います。『チェロの物語』は、「詩と自然の世界への旅」をコンセプトに自作のソロ曲を演奏しています。

Da Vinci Classics
C-00455(1CD)
ショパン:初期ピアノ作品集
ロンド ハ短調 Op.1
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4
前奏曲とロンド変ホ長調 Op.16
エロルドの「リュドヴィク」の主題による華麗な変奏曲 Op.12
ソフィア・アンドレオリ(P/ベーゼンドルファー280VC)

録音:2020年11月17日−18日、サクラ・ファミリア・ミーティング・ホール(パドヴァ、イタリア)
14歳からクラシック音楽の学び始め、2016年にはイタリア、パドヴァのチェーザレ・ポリーニ音楽院を最優秀で卒業したイタリアの才女、ソフィア・アンドレオリが奏でるショパンの初期ピアノ作品集。
2019年にはサチーレ音楽院でステファニア・レダエッリの下で学んだメンバーたちでトリオ・ゴルドーを結成するなど、ソリストとしてはもちろんのこと、室内楽奏者としても精力的に活躍している期待のピアニストです。
ソフィア・アンドレオリが若き日のショパンの作品を奏でるために選んだ楽器は、「ウィーン・コンサート(Vienna Concert)」の名を持つベーゼンドルファーのコンサートグランド280VC。
イタリアの才女、ピアノの詩人、ウィーンの至宝が創り上げたショパン・アルバムです。
Da Vinci Classics
C-00447(1CD)
ピアノ4手連弾の為の19世紀のイタリア音楽集
ロッシーニ:小さなファンファーレ
ドニゼッティ:ラルゲット、葬送行進曲
ポンキエッリ:ヴェルディの歌劇「椿姫」に基づく追想、シンフォニア
チレア:嬉しそうな愛
ゴリネッリ:ソナチナ Op.97
フマガッリ:ベッリーニの歌劇「清教徒」に基づくディヴェルティメント Op.92
カタラーニ:セレナータ、ワルツのテンポで、リコルディ・カンペストリ、エーロとレアンドロ
ガブリエッラ・モレッリ&ジャンカルロ・シモナッチ(P4手連弾)

録音:2020年1月6日−7日、ロッキ寺院(ローマ、イタリア)
ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で学んだ後、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではカルロ・ゼッキに師事したイタリアのベテラン・デュオが、「4手連弾」で繰り広げる19世紀イタリアにおける器楽作品の魅力の数々。
ロッシーニやヴェルディ、ドニゼッティ、ベッリーニといった大作曲家たちの活躍により「歌劇」が隆盛を誇り、イタリア楽壇の代名詞となっていた19世紀。
その歌劇隆盛の時代に誕生した器楽作品は、完全なオリジナル作品から、人気歌劇のモチーフを題材としたパラフレーズ的な作品までスタイルは様々。
ロッシーニやドニゼッティを含め、19世紀を生きたイタリアの音楽家たちが4手ピアノ連弾のために作曲、または編曲を行った珠玉の作品の数々を、イタリアの円熟デュオが活き活きと奏でます。
Da Vinci Classics
C-00459(1CD)
ショパン&リゲティ:エチュード集
ショパン:12の練習曲 Op.25
リゲティ:ピアノの為の練習曲第1巻
フェデリコ・プリーナ(P/スタインウェイ)

録音:2019年6月24日−26日、グリファ&フィーリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
ショパンの「24曲」のエチュードをまとめるのではなく、「Op.25」の12曲のエチュードとリゲティのエチュード第1巻を組み合わせるという独創的なプログラムを打ち出したのは、現在ルツェルンを拠点に活躍中のイタリア人ピアニスト、フェデリコ・プリーナ。
故郷であるサルディーニャ州のプロアーゲで音楽を学び始めた後、2011年にモデナのテアトロ・ストルチでデビューを果たし、2020年からはルツェルンへと活躍の場を移してコンスタンチン・リフシッツにピアノを師事している有望株です。
もちろんショパンも要注目ですが、やはり白眉はリゲティです!

Metronome
METCD-1096(2CD)
ヒストリカル・オルガンによるバッハのオルガン作品集Vol.3 〜 コラール集&カノン風変奏曲
バッハ:ライプツィヒ・コラール集 BWV.651-668/シュープラー・コラール集 BWV.645-650/「高き天よりわれは来たれり」によるカノン風変奏曲 BWV.769
ジェームズ・ジョンストン(Org/クリストフ・トロイトマン1737年製作)

録音:2017年9月28日−10月2日、聖ゲオルク・シュティフト教会(グラウホーフ、ドイツ)
長年、ポール・マクリーシュ率いるガブリエリ・コンソート&プレーヤーズのメンバーとして活躍し、アシュリー・ソロモンのフロリレジウムでも鍵盤楽器を担当したイギリスの名手、ジェームズ・ジョンストンが、16〜18世紀のヒストリカル・オルガンを弾いたバッハのオルガン作品集。第3巻では、ライプツィヒとシュープラーのコラール集とカノン風変奏曲を、1737年にドイツ、グラウホーフのシュティフト教会に建造されたクリストフ・トロイトマン・オルガンで演奏。現在でもオリジナルに近い状態で残っている、北ヨーロッパでもっとも重要な楽器の一つです。

Onyx
ONYX-4236(1CD)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35
シューマン:パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 Op.3、
 パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 Op.10
ヨーゼフ・モーグ(P)
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に『グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX4144)』が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。ONYXからのリリース第11弾となる本作では、1820年に出版されて以来、数多くの作曲家を魅了してきたパガニーニのカプリースに基づくブラームスとシューマンの作品をカップリング!シューマンの2つのエチュードは1830年の4月、フランクフルトでパガニーニの演奏を聴いたことがきっかけで生まれた、有名な「謝肉祭」と同時期の作品です。これらの初期作品から、エンデニヒの精神病院で24のカプリースのピアノ伴奏を作曲した晩年まで、シューマンはパガニーニに魅了され続けていました。同じくパガニーニに魅せられたブラームスは、偉大なヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、カール・タウジヒのために変奏曲を作曲しました。ブラームスは第24番のカプリースを「ピアノフォルテの為の研究」に仕立て上げ、出来上がった力作をクララ・シューマンは「魔女の変奏曲」と呼びました。タウジヒはこの曲を気に入り、ブラームスに「私はこの曲で悪魔のような時間を過ごしました......誰もがこの曲は演奏不可能だと思っています」と書き送っています。明晰な音楽性と圧倒的な技巧に定評のあるモーグならではの演奏でお楽しみください。

東武レコーディングズ
TBRCD-0123(5CD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲全集
〜シャルヴェンカによる四手ピアノ連弾編曲版
ピアノデュオ・アナスタシア&リウボフ(4手ピアノ)【アナスタシア・グロモグラソヴァ、リウボフ・グロモグラソヴァ】

録音:2021年8月フォンダチオーネ・パオロ・グラッシ(イタリア、マルティナ・フランカ)に於けるデジタル・スタジオ
2020年、世界初のピアノ連弾によるチャイコフスキー:交響曲全集でセンセーションを巻き起こしたピアノデュオ、アナスタ シア・リウボフ”の最新作。世界初の「ピアノ連弾によるベートーヴェン:交響曲全集」です。今回も「リモート・プロデュース、 レコーディングシステム」でイタリア、マルティナ・フランカでスタジオ録音を成し遂げました。企画自体はかなり以前から決ま っていたもののコロナ禍故に録音がままならず、この夏に一気に完了しました。曇りのないあらゆる角度から光を当てたよう な編曲で、ベートーヴェンのミニマリスト振りがはっきりします。そして緩余楽章の悲劇性や叙情性が強調されピアノ音楽とし ての楽しみもたっぷり。 編曲者フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)は、ポーランド出身、ドイツで学び名を馳せたピアニスト、作曲家、 編曲家。再評価も高まってきており、ピアノ音楽を愛好する方はご存じの超ロマンティックなピアノ協奏曲を 4 曲も書いてお ります。かのマーラーも一目を置く存在で自らソリストとして協奏曲第 1 番を演奏。ニューヨークでは作曲家のソロでピアノ協 奏曲第4 番の伴奏を務めているほどです。それ故にこの編曲達もどこかにロマンティックに傾斜した風情(敢えて言うならシ ョパンチックな)もあり、物思いにふける秋の夜長に相応しい音楽です。 録音はチャイコフスキー同様、名手コジモ・ガロッパが担当。ピアノはスタインウェイ。

BIS
BISSA-2552(1SACD)
バッハ:リュート作品集
(1)前奏曲 ニ短調 BWV999(原曲:ハ短調)
(2)フーガ ハ長調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005より第2楽章)
(3)ラルゴ ヘ長調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005より第3楽章)
(4)組曲 ハ長調(無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007)
(5)リュート組曲 ヘ長調 BWV1006a(原曲:ホ長調)
(6)ソナタ ト短調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001)
(7)シャコンヌ ニ短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より第5楽章)
※(2)-(7)編):ヤコブ・リンドベルイ
ヤコブ・リンドベルイ(Lute/Pitch a=392)

セッション録音:2020年9月6-10日/レンナ教会(スウェーデン)
使用楽器:シクトゥス・ラウヴォルフ製作(1590年頃、アウグスブルク)
BISレーベルを代表するリュート奏者ヤコブ・リンドベルイが約30年ぶりにオール・バッハ・プログラムに挑戦!1992年に録音した旧 盤(BIS-587/8)ではBWVが付番されているリュート曲を集めた2枚組で、偽作の疑いも多いバッハのリュート作品をリンドベルイの長年の研究と考察の一つ の結論としてリリースし、現在も同曲集の決定盤として評価されています。待望の新録音ではリンドベルイの編曲を中心に無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、無伴 奏チェロ組曲第1番そしてシャコンヌと充実の選曲となっております。
使用楽器はシクトゥス・ラウヴォルフが1590年頃に製作した非常に珍しいオリジナルの歴史的銘器で近年リンドベルイが愛奏しております。製作された当初、 この楽器は7コースまたは8コースのルネッサンス・リュートで13本または15本の弦が対になって張られていました(一番上の弦のみ単弦)。当器は1715年 にニュルンベルクのレオンハルト・マウジールにより新しいネックが付け替えられ、17世紀末から18世紀初頭のドイツのリュート音楽を演奏するために11コース のバロック・リュートへと改修されました。なお当楽器の響板は1418年から1560年頃のマツが使用されており、オリジナルの響板で演奏可能な状態のリュート としては最古のものです。その独特の音色は、バッハがワイマールとケーテンで過ごした時代(1703年から23年)の音楽と完璧に調和しており、その響きを21 世紀の現在も聴くことができるのはまさに奇跡と申せましょう。88分長時間収録。

Hanssler
HC-21049(2CD)
バッハ:「フーガの技法」 BWV1080(エスケシュ補完) エロイーズ・ベラ・コーン(P;YAMAHA CFX)

録音:2021年3月&4月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ロイーズ・ベラ・コーンが「フーガの技法」に挑戦しました!1991年パリ生まれのコーンは4歳よりヤマハ音楽教室にてピアノをはじめました。その後、パリ 国立高等音楽・舞踊学校にてミシェル・ベロフ、エリック・ル・サージュ、デニス・パスカル、ダヴィッド・フレイ、ピエール=ローラン・エマールに師事しております。 ドビュッシー没後100周年には前奏曲集第1集&第2集をリリース(HC-18085)しております。
自身はじめてのバッハ録音は名曲「フーガの技法」です。未完のフーガを補完したのは鬼才オルガニストにして作曲家としても確固たる地位を得ているコーンの 師ティエリー・エスケシュです。「エスケシュとバッハの音楽活動には驚くほどの共通点がある」と語るコーン。この謎に包まれた作品を現代の名手により完成させ ました。 (Ki)

Hanssler
HC-20069(1CD)
「パガニーニアーナ」
(1)パガニーニ:カプリース第24番イ短調 Op.1-24
(2)ヨゼフ・スラヴィーク:カプリース ニ長調【世界初録音】
(3)エルンスト:夏の名残のバラ(庭の千草)による変奏曲
(4)シュニトケ:ア・パガニーニ
(5)クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6
(6)パヴェル・シュポルツル:「我が家何処や」による変奏曲
(7)ミルシテイン:「パガニーニアーナ」
ボーナス・トラック
(8)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.6より第1楽章のカデンツァ(ヤン・クベリーク作曲)
パヴェル・シュポルツル(Vn)

録音:2020年8月26、28、30&31日、2020年9月18&19日/プラハ芸術アカデミー内スタジオ(プラハ)
ヴァイオリンを自由自在に操り、世界の聴衆を魅了するヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツル。ヘンスラー・レーベルからの新アルバムは超絶技巧のオンパレー ド!「パガニーニアーナ」と題された当アルバムでシュポルツルの無伴奏ヴァイオリンの世界に誘います。
シュポルツルはジュリアード音楽院でイツァーク・パールマン、ドロシー・ディレイに師事し、世界各国のコンクールでの受賞歴を誇る実力派。アシュケナージ指揮 のチェコ・フィルのシーズン開幕公演に出演し「100年に1人の逸材」と絶賛された名手としても知られています。派手な見た目とは裏腹に折り目正しい正統的 なスタイルと抒情性豊かな表現がシュポルツル最大の魅力。確固たるテクニックが無いと表現できないこれらの作品を情感たっぷりに演奏しております。
当録音ではヨゼフ・スラヴィーク(1806-1833)のカプリースを世界初録音しました。スラヴィークは「ボヘミアのパガニーニ」と称えられたヴァイオリンの名 手で、エルンスト以前のパガニーニの後継者であるとも称賛されていました。シュポルツルがスラヴィークの世界初録音したことも非常に意義深いです。
チェコの国歌のテーマ「我が家何処や」をもとにした変奏曲をシュポルツルが作曲。自国への愛を感じる作品です。アルバム・タイトルとなった「パガニーニアー ナ」は20世紀の名ヴァイオリニスト、ナタン・ミルシテイン(1903-1992)が作曲した変奏曲。現在ではヴァイオリニストの必須レパートリーとなっております。
ボーナス・トラックとしてラファエル・クーベリック(クベリーク)の父で高名なヴァイオリニスト、ヤン・クベリークが作曲したパガニーニのヴァイオリン協奏曲第 1番のカデンツァも収録しました!シュポルツル渾身のアルバムが完成です。
なお、使用楽器はもちろんあの青いヴァイオリンです。このヴァイオリンはチェコを代表するヴァイオリン製作者ヤン・シュピドレンが2005年に製作した楽器で、 シュポルツルはこの楽器に魅了され2006年に所有し以後、愛器として使用しております。

ATMA
ACD2-2838(1CD)
グリーグ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
「ペール・ギュント」組曲第1番
バラード ト短調 Op.24
民俗生活の情景 Op.19
シェン・ツァイ(P)

録音:2020年12月8・9日
中国生まれで上海音楽院に学び、その後カナダに移住、トロント王立音楽院やニューイングランド音楽院で研鑚を重ねたピアニスト、シェン・ツァイによるグリーグ 作品集です。22歳のときに書かれた唯一のピアノ・ソナタや、ノルウェーの旋律に彩られた「バラード」「民俗生活の情景」などを収録。「ペール・ギュント」はグリー グ本人とロシアのピアニスト、グリゴリー・ギンズブルグによるピアノ編曲版を併用しています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1116(1CD)
ヨハン・ヒュイス (1942-):チェンバロ作品集
これはパッサカリアではない
種々の形式による4つのエチュード
(トッカータ形式のエチュード / 自問形式の左手用エチュード /
舞曲形式のエチュード / 練習曲形式のエチュード)
ブレワイス氏のトンボー
チェンバロの為の3つの小品...
(ダダイスト/ 無題 / 遮られたカンティレーヌ)
月並みな風景
禁断音程上のファンタジア
グイ・ペンソン(Cemb)

録音:2021年
フランドルの作曲家・チェンバロ奏者のヨハン・ヒュイスは、ブルージュ古楽音楽祭のコンクールで約40年間会長を務め、コンクールのためにいくつかのチェン バロ作品を作曲しました。弟子でのひとりであるグイ・ペンソンがその音楽を録音。珍しい現代のチェンバロ作品集です。 (Ki)

Coviello
COV-92109(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
第7番 ハ長調 K.309
第15番ヘ長調 K.533
第18番ニ長調 K.576
エ イミー・リン(P)

録音:2021年
エイミー・リンは台湾出身のピアニスト。5歳からピアノを始め10代で家族とアメリカに移住、ピーボディ音楽院に入学でレオン・フライシャーに10年間師事し、 その後ミュンヘン音楽大学でゲルハルト・オピッツに師事しました。ウィーンの伝統的なレパートリーを軸に演奏活動を展開、またストラスブール音楽院で後進の育 成にも力を注いでいます。
モーツァルトのピアノ・ソナタにはその時々の音楽的特徴が表れています。K.309にはマンハイム楽派の管弦楽書法が、K.533とK.576にはバロック的な対 位法書法が取り入れられ、素朴な旋律に深みを与えています。 (Ki)
Coviello
COV-92111(1CD)
9/11:20
カレン・ウォルウィン:「リフレクションズ・オン・9/11」第3曲 苦悩、第6曲 埋葬
ヘンリー・カウエル:「3つのアイルランドの伝説」第1曲 マノノーンの潮流 / ファブリック / エオリアン・ハープ
ケヴィン・マローン:「突然の追悼」第1部、第2部
スコット・ジョプリン:慰め
デイヴィッド・デル・トレディチ:「ゴッサム・グローリー」第3曲 失われた塔
アダム・スウェイン(P)

録音:2021年
アフリカ系アメリカ人の作曲家カレン・ウォルウィン、ニューヨークの作曲家デイヴィッド・デル・トレディチ、そしてケヴィン・マローンなど、さまざまなアメリカ 現代作品を収録。アダム・スウェインにとって「"(speak to me)"」(COV91818)に続くCovielloレーベル2枚目のアルバムです。 (Ki)

Gramola
GRAM-98022(1CD)
ロシアのアルバム
タネーエフ(1856-1915):前奏曲とフーガ 嬰ト短調 Op. 29(1910)
ニコライ・チェレプニン(1873-1945):6つの前奏曲 Op. 17(1900)…世界初録音 
5つの小品 Op. 18(1901)…世界初録音
 ロシアの古い旋律「プリミティブ」による12の編曲(1910/1926改訂)…世界初録音
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op. 34(1933)
アンドレア・ヴィヴァネート(P)

録音:2021年3月25日(ライヴ)
※アルバムの別品番Aldila Records ARCD022
19世紀から20世紀ロシアで活躍した3人の作曲家によるピアノ作品集。一人目のタネーエフは、優れたピアニストであったにもかかわらず、このアルバムに収 録された「前奏曲とフーガ」をはじめとした何曲かのピアノ曲が残されたのみ。しかし、この憂鬱な雰囲気を持つ前奏曲と精緻な対位法を駆使したフーガはな んとも魅力的です。ニコライ・チェレプニンは、サンクトペテルブルク音楽院にてニコライ・リムスキー=コルサコフに師事。1909年から1914年にセルゲイ・ディア ギレフのロシア・バレエ団に指揮者として随行、フランス印象主義の影響を受けた作曲家です。古典的なフォルムによる小品が多く、どれも軽妙洒脱な味わ いを持っています。ショスタコーヴィチの「24の前奏曲」は1933年の作品。ショパンの前奏曲を参考にしながらも、ロシアのピアノ音楽を継承する作品として 高く評価されています。演奏者のアンドレア・ヴィヴァネートはイタリア、サルデーニャの出身。ムソルグスキーやシマノフスキの演奏で知られるピアニストです。

TOCCATA
TOCC-0609(1CD)
NX-B03
ハンス・ヴィンターベルク(1901-1991):ピアノ作品集 第2集
Toccata トッカータ(1926)
ピアノ・ソナタ第1番(1936)*
印象派のピアノ組曲(作曲年不詳)
ピアノの為の組曲(1956)
ボヘミアの思い出(作曲年不詳)
ブリギッテ・ヘルビッヒ(P…Steinway B, 1910)

録音:2020年9月3-5日
*以外=世界初録音
ユダヤ系チェコ人の作曲家ハンス・ヴィンターベルクの作品集。プラハ音楽院で微分音の作曲家として知られるア ロイス・ハーバに師事、作曲法を学びました。ブルノを中心に歌劇場やアンサンブルの作曲家として活躍していま したが、1945年にテレジエンシュタットに収容されてしまいます。しかし同年5月8日に収容所が解放されたこと で、彼は奇跡的に生き延び、戦後の1947年にドイツに移住。この間にもいくつかの作品を作曲しています。そ の後はバイエルン放送のエディターとして、またR・シュトラウス音楽院で教育者として働きながら、ドイツ音 楽界の発展に寄与しました。このアルバムには世界初録音の4曲を含む5作品を収録。ヤナーチェクやラヴェル、 シェーンベルクら20世紀の巨匠たちの伝統を受け継ぐエネルギー溢れる作品を楽しめます。第1集と同じくブリ ギッテ・ヘルビッヒの演奏で。

ALPHA
ALPHA-851(1CD)
ブラームス: ピアノ・ソナタ 第3番、
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
ジョナタン・フルネル(P)

録音:2021年5月 サル・ド・ミュジーク、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
務川慧悟と阪田知樹の入賞で、日本でも大きく沸いた2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門。ここで優勝したのみなら ず、マチルド王妃賞、聴衆賞も受賞したジョナタン・フルネルによるブラームスがALPHAから登場です。1993年にフランスのサールブールに生 まれた彼ですが、ブラームスへの憧れはこの数年どんどん大きくなってきており、特にこの2曲が持つピアノの音色の奥深さと壮大さを顕わにす る驚くべき手法への愛着は大きく、デビュー・アルバムの演目とすることは自然の成り行きだったとのこと。それは彼のダイナミックな演奏ぶりとも たいへんマッチしており、国民性や時代性を超えた現代の若い世代ならではの、グローバルで幅広い表現を聴かせてくれます。エリザベート・コ ンクール最終ラウンドで第1位を勝ち取ったのもブラームスのピアノ協奏曲第2番。ヘンデル変奏曲もこのコンクールでも披露しており、そのライ ヴも発売されております(QEC2021)が、ここに収録されているのはコンクール前に行われたセッション録音です。

NIFC
NIFCCD-632(1CD)
ショパン:バラード、夜想曲、ワルツ集
バラード第4番へ短調 Op.52/夜想曲 ホ短調 Op.72/夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1/夜想曲 ハ短調 Op.48-1/ワルツ 変ホ長調 Op.18/ワルツ イ短調 Op.34-2/ワルツ ロ短調 Op.69-2/ワルツ 変ニ長調 Op.64-1/練習曲 ホ長調 Op.10-3/マズルカ イ短調 Op.17-4
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(P)

録音:1953年、ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサート・ホール(ポーランド、ワルシャワ)
1922年、クラクフの音楽家一家に生まれたポーランドの著名なピアニスト、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922−2001)の1953年のショパン・リサイタルが登場!
1949年の第4回ショパン国際ピアノコンクールで第1位を獲し、パリではアルフレッド・コルトーに師事するなど、特にショパンのスペシャリストとして世界中で称賛されたチェルニー=ステファンスカ。本アルバムにはショパンの傑作バラード第4番や、奏者の音楽的才能が如実にあらわれるノクターンなど、彼女が生涯にわたって演奏し、その名を轟かせた作品が美しく印象的な解釈で収められています。録音からは半世紀以上が経過していますが、彼女の演奏は時代を超えて魅力的であり、音楽愛好家にとって素晴らしい体験となることは間違いありません。

Da Vinci Classics
C-00417(1CD)
ショパン:ワルツ全集
ワルツ第1番変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/3つの華麗なるワルツ Op.34/ワルツ第5番変イ長調 Op.42「大円舞曲」/3つのワルツ Op.64/2つのワルツ Op.69/3つのワルツ Op.70/ワルツ第16番変イ長調 KK.IVa-13/ワルツ第15番ホ長調 KK.IVa-12/ワルツ第14番ホ短調 KK.IVa-15/ワルツ第19番イ短調 KK.IVb-11/ワルツ第17番変ホ長調 KK.IVb-10/ワルツ第18番変ホ長調 KK.IVa-14
マルコ・ソッリーニ(P/スタインウェイ)

録音:2010年6月13日−12日、サン・マルコ教会(ポンツァーノ・ディ・フェルモ、イタリア)
シャンドス(Chandos)レーベルに4枚のロッシーニのピアノ作品集を録音し、その演奏と価値の高さがドイツ・ロッシーニ協会から絶賛されたイタリアの名ピアニスト、マルコ・ソッリーニ。レオンカヴァッロやプッチーニ、ジョルダーノ、マスカーニ、ベッリーニなどのイタリア音楽の紹介に取組み、ローマ国際ピアノ・コンクールなど様々なコンクールで審査員を務めるなど幅広く活躍する名手が取り組んだショパンのワルツ全集。様々なピアニストが奏でてきた名作中の名作で、ソッリーニが新鮮な解釈も聴かせてくれています。
Da Vinci Classics
C-00425(1CD)
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895−1968):平均律ギター曲集 Op.199 Vol.1
前奏曲とフーガ第1番〜第12番
モノ・ギター・デュオ〔ジュゼッペ・モリーノ(G)、アンナ・クリスティーナ・ノヴィツカ(G)〕

録音:2020年12月27日−29日、サン・セバスティアーノ教会(アルピーノ、イタリア)
20世紀のイタリアを代表する作曲家の1人であるマリオ・カステルヌォーヴォ=テデスコが書き上げた大作「平均律ギター曲集 Op.199(2台のギターの為の24の前奏曲とフーガ)」は、対位法の世界、そしてライプツィヒのカントール、ヨハン・セバスチャン・バッハの芸術への忠実なオマージュです。
ギター・デュオの編成のために書かれた記念碑的作品であるこの「平均律ギター曲集」に取組んだモノ・ギター・デュオは、イタリアとポーランドのギタリストたちによって2017年に結成。
技術的にも音楽的にも高度なレベルを要求される「平均律ギター曲集」において、その見事なコンビネーションでカステルヌォーヴォ=テデスコが思い描いた「バッハへのオマージュ」を表現してくれています。
Da Vinci Classics
C-00418(1CD)
忘却〜ギターの為のピアソラへのオマージュ
ピアソラ:悲しきゴルド
コシモ・カロヴァーニ(1991−):私が泣くのを見るために
ピアソラ:La Fortezza Dei Grandi Perche(大いなる理由の砦)
ジャコモ・スサーニ(1995−):プレリューディオ・ゼロ
ピアソラ:Sera que estoy llorando(泣いているのかもしれない)
エルヴィラ・ムラトーレ(1985−):湖の歌を待ちながら
ピアソラ:迷子の小鳥たち
エドアルド・ダドーネ(1992−):アレニーレ
ピアソラ:操り人形
マルコ・デ・ビアージ(1977):即興曲第12番
ピアソラ:ハシント・チクラーナ
マウロ・モンタルベッティ(1969−):ゆっくりと消えていく忘却の彼方へ
ピアソラ:誰かがタンゴに呼びかける
ニコラ・ヤッペッリ(1975−):アクセントと願い
ピアソラ:ロコへのバラード
マルコ・ラメッリ(1984−):6本の弦の夢
ピアソラ:6時の鐘が鳴る時
カルロ・ガランテ(1959−):オメナヘ〜アストラ・ピアソラのトンボー
ルイージ・アッタデモ(G)

録音:2021年2月23日&26日、スタジオエンメ(カレンツァーノ、イタリア)
スペインのリナーレスにあるアンドレス・セゴビア・アーカイヴでタンスマンやカサド、パイッサなどの知られざる未出版作品の発掘を行うなど、多くの実績を残しているナポリ出身のギタリスト、ルイージ・アッタデモ。
アストル・ピアソラに捧げるアニヴァーサリー・アルバムは、アッタデモ自身のギターアレンジによるピアソラの作品と、現役の作曲家たちのギター作品を交互に演奏するプログラム。
アッタデモのギターが、ピアソラのタンゴと、20〜21世紀の新しいタンゴのコントラストを巧みに描いています。
Da Vinci Classics
C-00416(1CD)
「セイキロスの墓碑銘」によるファンタジー 〜 ギター独奏の為の作品集
ロドリーゴ:トッカータ
ゲラルド・ドロスト(1955−):2つの歌 Op.172
シモーネ・イアンナレッリ(1970−):幻想曲ニ長調
バリオス:森に夢見る
ドロスト:万華鏡のようなワルツ
アサド:「セイキロスの墓碑銘」によるファンタジー
サノス・ミトサラス(G)

録音:2019年1月−12月
ダダリオ社(D'Addario)のアーティスト&アンバサダーを務めているギリシャのギタリスト、サノス・ミトサラス。
ギター独奏のため書かれた難曲の1つとして知られるロドリーゴの「トッカータ」やバリオスの名曲「森に夢見る」に加え、アルバムのタイトルにもなっているアサドの「「セイキロスの墓碑銘」によるファンタジー」などミトサラスに献呈された作品も収録されています。
Da Vinci Classics
C-00424(1CD)
ドビュッシー:前奏曲全集
前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻
慈善団体「負傷者の衣」の為の小品
クリストファー・ハウエル(P)

録音:2018年6月21日−2020年6月26日、グリファ&フィリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
ロンドン出身の熟練のピアニスト、クリストファー・ハウエル。14歳で自作曲の指揮とピアノ・リサイタルを経験した後、ロンドンの王立音楽アカデミーを経て、エジンバラ大学でケネス・レイトンとエルゼ・クロスに作曲を学んだ経歴の持ち主です。
スタンフォードやマッケンジーなど様々なイギリス音楽の録音を行ってきたハウエルのドビュッシー。色彩感に富んだ24曲の練習曲に続きアルバムの掉尾を飾るのは「慈善団体「負傷者の衣」の為の小品」。1915年に作曲されたワルツ風の知られざる秀作です。
Da Vinci Classics
C-00422(1CD)
ダヴィデ・フィッコ(1962−):ギターの為の無伴奏作品集
歌手/フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩による5つの断章/子守歌/3つの小さな夜想曲/夜の息吹/クロムオキサイド・ハート
エドアルド・ピエリ(G)

録音:2015年8月−2019年10月、ピネローロ(イタリア)
1991年生まれのイタリアのギタリスト、エドアルド・ピエリのデビュー・アルバムとなるダヴィデ・フィッコのギター作品集。
作曲家、ギタリスト、レコーディング・エンジニアなど、様々な場面で活躍を続けるフィッコの無伴奏ギター作品は、高度なテクニックを求められる難曲揃い。
トスカーナ州ルッカ県のヴィアレッジョで開催されているギター・フェスティヴァルを主宰するなど幅広く活躍するエドアルド・ピエリの高い能力が発揮されています。

CAvi music
85-53326(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」
ダニエル・ハイデ(P)

録音:2020年7月、エッタースブルク城(ヴァイマール、ドイツ)
ヴァイマール出身のピアニスト、ダニエル・ハイデは、アンドレ・シュエンとのコラボレーションを始め、彼の世代でもっとも人気のある歌曲伴奏者及び室内楽奏者の1人。故郷のフランツ・リスト音楽院でルートヴィヒ・ベッツェルに師事し、クリスタ・ルートヴィヒとディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウからの先駆的な提案を受けて以来、彼はヨーロッパとアジアでコンサートを行ってきました。
2020年のコロナ・パンデミックにより予想外の時間が生まれ、新たにベートーヴェンの広大なソナタに向き合うこととなったダニエル・ハイデのベートーヴェン第1巻。彼の最初の教師でもあった母(ピアニスト&歌手)から、ヴィルヘルム・ケンプ、エドウィン・フィッシャー、ヴィルヘルム・バックハウス、ヴァルター・ギーゼキングなど、ベートーヴェンの偉大な解釈者の名を教わり、自分で最初に購入したCDはギーゼキングが1965年に録音したベートーヴェンのOp.13、Op.14、Op.27のソナタ集でした。長い間お気に入りであった思い出のCDと同じプログラムで、記念すべきベートーヴェンのソナタ集をスタートします。
CAvi music
85-53084(1CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
霧の中で/草かげの小径にて 第1集
ないしょのスケッチ/思い出 JW VIII/32
オレーナ・クシュプラー(P)

録音:2020年3月、イエス・キリスト教会(ベルリン=ダーレム
歌手であるゾルヤーナ・クシュプラーとの双子デュオとしても活動する、ウクライナ生まれのドイツ人ピアニスト、オレーナ・クシュプラー。彼女が若いころから魅了されてきたという、ボヘミアの巨匠レオシュ・ヤナーチェクの音楽。超絶技巧の為の超絶技巧というものはヤナーチェクのアプローチにはなく、詩的で自伝的な、美しくも物悲しいピアノ小品の数々を深遠な表現で紡いでいます。
CAvi music
85-53391(3CD)
新しい道を求めて〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番〜第18番
CD1〜ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」/ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2/ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/CD2 〜 ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26 「葬送」/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」/CD3〜ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」/ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3 「狩り」
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2017年4月(CD1)、2016年4月(CD2)、2014年3月(CD3)、バート・クロツィンゲン(ドイツ)
※使用楽器:Johann Gottlieb Fichtl, Vienna, 1803(CD1)、Nanette Streicher, Vienna, 1816(CD2)、Michael Rosenberger, Vienna, 1810(CD3)
ピリオド楽器奏者として評価を高めてきたドイツの鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきました。
トビアス・コッホの特大リリースとなるベートーヴェン3枚組アルバムは、彼が長年続けてきたバート・クロツィンゲン城のコンサート・シリーズの枠組みで「ベートーヴェン 〜 新しい道を求めて(Beethoven - in search of new paths)」と題して行われたリサイタルからの録音です。ベートーヴェンが友人に対して「これまでの作品に不満がある」、「新しい道を歩むつもり」と明かしたと言われている時期、1797年から1802年にかけて書かれた11曲の革新的なピアノ・ソナタたち。作品とほぼ同時代に作られた3つのフォルテピアノ(ピリオド・ピアノ)を弾き分け、「悲愴」や「月光」、「テンペスト」などの革命的な傑作を含む個性的で多様なソナタを表情豊かに描いています。
CAvi music
85-53491(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830
CD1〜パルティータ第4番ニ長調 BWV.828/パルティータ第3番 イ短調 BWV.827/パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
CD2〜パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/パルティータ第5番 ト長調 BWV.829/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
シャガエグ・ノスラティ(P)

録音:2019年3月、センデザール・ブレーメン(ドイツ)
※使用楽器:スタインウェイ D- 597020
1989年ドイツのボーフム生まれのピアニスト、シャガエグ・ノスラティ(シャハイェフ・ノスラーティ)は、ライプツィヒの国際バッハ・コンクール2014で第2位を受賞し、2つのバッハ・アルバムをリリースするなど、若きバッハ弾きとして注目を浴びています。シャルル=ヴァランタン・アルカンの超絶技巧アルバム(8553104)でも新たな一面を魅せてくれたシャガエグ・ノスラティが贈る新しいバッハ・アルバムは、「鍵盤楽器の為の練習曲」という控えめなタイトルで出版されながらも、多様なスタイルが交錯する印象的な舞曲集「6つのパルティータ BWV.825-830」を録音。作品番号順に収録するのではなく、CDの最初に序曲的な性格の作品(第4番の序曲と第2番のシンフォニア)を配置し、長調と短調のバランスや最初と最後の曲の対比なども考慮して組み上げられた2枚組アルバム。
バッハを史上最高の作曲家と認め、「バッハの音楽を愛する理由は無数にある」と語るノスラティが、スタインウェイの煌びやかな音色で引き出すバッハの魅力をご堪能ください。

MUSICAPHON
M-36824(1CDR)
イギリスのギター音楽
リチャード・ロドニー・ベネット:即興曲
ウォルトン:5つのバガテル
ブリテン:ダウランドによるノクターナル Op.70
リチャード・ロドニー・ベネット:ソナタ
マクシミリアン・マンゴルト(G)

録音:1997年2月5日−8日
R.R.ベネット、ウォルトン、ブリテンというイギリスの作曲家達によるギター作品を集約。演奏は、現代のドイツで最も注目されるギタリストの一人に数えられる、マクシミリアン・マンゴルト。マンゴルトは、アルヴァロ・ピエッリやトーマス・ミュラー・ペリング、セゴビア直伝の奏法を継承するオスカー・ギリアに師事。これまでに20枚を超えるアルバムをリリースし、その優れた演奏は参考録音としても高い評価を得ています。ドイツのクラシック専門誌4誌からも大きく取り上げられ、その注目度の高さがうかがえます。暖かく柔軟な音色と、ダイナミックでありながら繊細さを合わせ持った演奏に注目です。
※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Hyperion
CDA-68351(2CD)
ショパン:夜想曲全集
夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1/夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2/夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3/夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1/夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2/夜想曲第6番ト短調 Op.15-3/夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1/夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2/夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1/夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2/夜想曲第11番ト短調 Op.37-1/夜想曲第12番ト長調 Op.37-2/夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/遺作&偽作 〜 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 嬰ハ短調 「夜想曲」 KKIVa/16/夜想曲ホ短調 Op.72-1/夜想曲ハ短調 KKIVb/8(おそらくシャーロット・ド・ロスチャイルド作)/ラルゲット 嬰ハ短調 「忘れられた夜想曲」 KKAnh.Ia/6(作者不詳)/夜想曲第2番変ホ長調 Op9-2b(ショパンによる追加装飾)
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2020年7月18日−23日、クイーン・エリザベス・ホール(ロンドン)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストです。
2011年にリリースされ、英グラモフォン賞にノミネートされた「ワルツ全集」(CDA67849)以来となる、スティーヴン・ハフのショパン・アルバム。その華麗な特徴を「これまでに書かれた最高の歌劇・アリアのいくつか」とハフが表現するショパンの夜想曲集が登場! 19世紀前半ロマン主義の開花を反映する詩的で抒情的なセットを、ハフの歌うような素敵なアプローチで収録しています。

Aulicus Classics
ALC-0026(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(フォルテピアノ)

録音年月日不詳
クレメンティやフンメルのピアノ・ソナタの全曲録音を完成させ、チェリストのマルコ・テストリやヴァイオリンのステファノ・バルネスキとのデュオなどで目覚ましい活躍を見せているイタリアのピアニスト、コンスタンティーノ・マストロプリミアーノがベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲録音に着手!
イタリアのフォッジャ音楽院、キジアーナ音楽院でピアノと室内楽を学んだ後、フォルテピアノ(ピリオド・ピアノ)奏者に本格的に転向し、高い評価を受けているマストロプリミアーノがベートーヴェンの全集第1巻に選んだのは、初版譜に「2つのやさしいソナタ」と記された「Op.49」の2曲、第1番から第4番までの計6作品。
このマストロプリミアーノのプロジェクトでは、ベートーヴェンのソナタのサイクル全体を想起させるだけでなく、作曲者が生きた時代の楽器、響きと作品の関連付けを行い、様々な資料や筆写譜の比較、研究などを行っています。
その結果、ピアノのレパートリーの中で最も重要で最も演奏されているソナタに新たな視点を加えることに成功しました。第1巻の使用楽器はイタリア、パレルモの楽器製作者ウーゴ・カシーリアが製作したアントン・ヴァルター1795年頃のフォルテピアノのレプリカです。
Aulicus Classics
ALC-0018(1CD)
ショパン:練習曲全集
12の練習曲 Op.10/12の練習曲 op.25
3つの新しい練習曲 KK.IIb-3
オラツィオ・マイオーネ(P/ファツィオリ)

録音:2011年3月、アウディトリウム・サン・ドメニコ(フォリーニョ、イタリア)
未完に終わったプッチーニの「トゥーランドット」の補筆完成者として知られるフランコ・アルファーノ(1875−1954)のピアノ作品集という価値ある演奏を世に送り出したイタリアの名手、オラツィオ・マイオーネが奏でるショパンの「27の練習曲」。
マルグリット・ロンとアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリの弟子だった実母のアンナ・マリア・パンネッラからピアノを学び、2人の巨匠の孫弟子にあたるマイオーネ。
第3回プレトリア国際ピアノ・コンクール第1位など、様々なコンクールでの入賞実績を持つマイオーネが、ヤン・エキエル版の楽譜を用いてダイナミクス、ペダル、フィンガリング、スピード、音楽的方向性など、ショパンが思い描いた「エチュード」の姿の再現を目指しています。

NovAntiqua Records
NA-56(1CD)
無伴奏クラリネットの為の20世紀音楽
オズヴァルド・ラセルダ(1927−2011):メロディア
ストラヴィンスキー:無伴奏クラリネットの為の3つの小品
メシアン:鳥たちの深淵
ケージ:クラリネットの為のソナタ
クラウディオ・サントロ(1919−1989):アメリカのファンタジー
アーノルド:ファンタジー
べリオ:セクエンツァIX
ロナルド・ミランダ(1948−):ルディカT
べリオ:リート(歌)
ガーシュウィン(ルチアーノ編):サマータイム
ルカ・ルチアーノ(Cl)

録音:2020年、ナポリ(イタリア)
イギリスのリーズ音楽大学でクラシック、ジャズ、コンテンポラリーを学び、その全てのジャンルで優秀な成績を収めたイタリアのコンポーザー=クラリネッティスト、ルカ・ルチアーノ。前作の自作自演集「フラグメンツ」(NA28)に続くセカンド・アルバムは、20世紀にクラリネットのために作曲された「無伴奏作品集」!ストラヴィンスキーやメシアン、アーノルド、ケージ、べリオの重要作に、ブラジルの作曲家であるラセルダとサントロ、ミランダの3作品をカップリング。
アンコールとしてルチアーノ自身の編曲によるガーシュウィンの「サマータイム」を収録しています。

Grand Piano
GP-854(1CD)
NX-B03
20世紀のフォックストロット集 第3集〜中央&東ヨーロッパ編
【クロアチア】
1. ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):ヴェルティージュ、ヴァルス=ボストン(1906)…世界初録音
2.イーヴォ・ティヤルドヴィチ(1895-1976):マイン・シミー、ジャズ・バンド・シミー(1922) …世界初録音
3. ティヤルドヴィチ:フォックストロット 「ルル・ラ・ランギッド」(1921) …世界初録音
【セルビア】
4. ミホヴィル・ロガル(1902-1998):タンゴ - 子守歌(1933頃)
【ブルガリア】
5. パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):フォックストロット(1925) …世界初録音
【ルーマニア】
6. ミハイル・ジョラ(1891-1971):組曲「マダムのためのおもちゃ箱」 Op. 7- 第3曲 マダムのためのフォックストロット(1924)
【ハンガリー】
7. ティボール・ハルシャーニ(1898-1954):ヴォカリーズ・エチュード 「ブルース」(P版)(1931)
8. ハルシャーニ:13の舞曲 - フォックス=トロット(1929)
9. ユージン・ザドール(1906-1984):ジャズによるバガテル第1番Andantino…世界初録音
10. ザドール:ジャズによるバガテル第2番Vivace…世界初録音
【スロヴァキア】
11. アレクサンドル・モイゼス(1906-1984):ディヴェルティメント Op. 11- 第4楽章 タンゴ-ブルース (P版)(1930/1931)
【ポーランド】
12. ミッシャ・スポリアンスキー(1898-1985):ジミー・シミー(1921) …世界初録音
13. スポリアンスキー:モルフィウム、ヴァルス・ボストン(P版)(1920) …世界初録音
14. スポリアンスキー:ハーレム・ブルース(1943以前) …世界初録音
15. アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):交響曲第3番「協奏交響曲」- 第2楽章 テンポ・アメリカーノ(P版)(1931) …世界初録音
16. シモン・ラクス(1901-1983):ブルース(1945以前)
【ロシア】
17. エフゲニー・ムラヴィンスキー(1903-1988):フォックス=トロット(1929)
18. アレクサンドル・レヴィン(1886-1960):ヴァルス・ボストン Op. 15(1926) …世界初録音
19. ショスタコーヴィチ:劇音楽「南京虫」 Op. 19- フォックストロット(P版)(1929)
20. ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「黄金時代」 Op. 22- 第1幕 第2場 フォックストロット…フォックストロット…フォックストロット(1929-30)(ヴィクトル・エキモフスキによるピアノ版)…世界初録音
21. ユリアン・クレイン(1913-1996):タンゴ(1930) …世界初録音
22. レオニード・ポロヴィンキン(1894-1949):フォックス・トロット 「スキ」(1925)(アーサー・ウィルナーによる改訂)
23. ポロヴィンキン:3つの南アメリカ舞曲 - 第2番タンゴ(1939) …世界初録音
【ウクライナ】
24. グリエール(1875-1956):バレエ音楽「赤いけしの花」 Op. 70- 第3幕 チャールストン(P版)(1933) …世界初録音
25. クリメンティ・コルフマリョフ(1899-1958):アメリカン(1928) …世界初録音
26. ディミトリ・ティオムキン(1894-1979):クレオール風ブルースピアノのためのオリジナル・バージョン)(1927)…世界初録音
27. アレクサンダー・ツファスマン(1906-1971):フォックストロット 「アイ・ウォント・トゥ・ダンス」(1957) …世界初録音
28. ツファスマン:叙情的なルンバ(1950年代頃) …世界初録音
ゴットリープ・ヴァリッシュ(P…Steinway, Model D)

録音:2020年2月25-27日
「フォックストロット」とはアメリカで生まれたダンス音楽の一種で、ラグタイムから派生したと言われています。これらの音楽は2つの世界大戦の狭間である 1920年代から1930年代のいわゆる「狂騒の20年代」のアメリカで、ジャズや、同じ系統であるシミー(ジャズにあわせて肩を揺らすダンス)やチャールストン (両膝をつけたまま、足を交互に跳ね上げるダンス)などとともに大流行、そしてこの流行は瞬く間にヨーロッパ一帯にも及びました。さまざまなフォックストロット を追求するピアニスト、ゴットリープ・ヴァリッシュは、第1集ではオーストリアとチェコの作品、第2集ではドイツで生まれた作品を採り上げましたが、この第3集で は中央、東ヨーロッパからロシアまで9か国に及ぶ作曲家のフォックストロットを収録。中には大指揮者エフゲニー・ムラヴィンスキーの「フォックス=トロット」など の珍しい曲も含まれています。世界初録音作品も多数収録。28の魅惑的な作品が並びます。
Grand Piano
GP-850(1CD)
NX-B03
フローラン・シュミット(1870-1958):ピアノ作品集
薄暮 Op. 56(1898-1911)*
操り人形 Op. 36(1907)
9つの小品 Op. 27(1895-1903)
リトルネッロ Op. 2, No. 2bis(1925)
3つの前奏曲 Op. 3 - 第1番(1890-95)
雪のバラード Op. 6(1896)
ビリヤナ・ウルバン(P…Steinway, Model D)

録音:2021年1月19日
*以外=世界初録音
ドイツ系フランス人の作曲家フローラン・シュミット。フランクのヴァイオリン・ソナタに傾倒し、パリ音楽院でマスネとフォーレに学んだ彼は、すぐれたピアニストでも ありましたが、生涯に残したピアノ曲は決して多くありません。しかし独創的な作風によるその音楽は多くの人々に愛されています。 このアルバムにはフローラン・シュミットの3つの組曲と3曲の小品を収録、調和のとれた豊かな響きと憂愁に満ちた音楽を聴くことができます。中でも1895年 から1903年にかけて書かれた「9つの小品」は彼がイタリアからスイス、ドイツを経てギリシャやトルコを旅行した際の思い出が反映された曲集で、彼が通った 街や村で耳にした民謡も織り込まれています。1907年の「操り人形」はコメディア・デラルテに登場するキャラクターを描いた曲集。作曲年代がはっきりとはわ からない「薄暮」も詩的なインスピレーションに支えられた作品です。 演奏しているビリヤナ・ウルバンはチェコを起源とする音楽一家に生まれたザグレブのピアニスト。1985年からパリに住み様々な活動を行っています。 GRAND PIANOレーベルからは3巻からなるボヘミアの作曲家ヴォジーシェク作品のアルバムをリリース。また、NAXOSレーベルには彼女の祖父、ヤン・ウー バンの作品も録音しています(配信のみ)。
Grand Piano
GP-858(1CD)
NX-B03
ロシア王朝のピアノ音楽
コンスタンティン・ニコライエヴィチ・リャードフ(1820-1871):タランテッラ(1844頃)
 軍隊風ポルカ(1852)
 ポルカ-マズルカ 「ラ・シルフィード」(1850年代頃)
 葬送行進曲(1852)
 ガリバルディ=カドリーユ(1869頃)
 ロシア・ポルカ(1852頃)
 カドリーユ 「ロシアの結婚式」(1852)
エフゲニー・イヴァノヴィチ・ポマザンスキー(1883-1948):子守歌(1940年代頃)
 カッコウ(1940年代頃)
 秋の歌(1940年代頃)
コンスタンティン・アファナシエヴィチ・アンティポフ(1858-1936):2つの前奏曲 Op. 8
 「Chizhyk-pyzhyk」の主題による変奏曲(1892)
 夜想曲 変イ長調 Op. 12(1892出版)
アレクサンドル・ニコライエヴィチ・リャードフ(1808-1871):
新築祝い(1839頃)
イヴァン・アレクサンドロヴィチ・ポマザンスキー(1848-1918):ポルカ(1880年代頃)
リャードフ:2つの小品 Op. 24 - 第1曲 前奏曲 ホ長調(1890)
 ノヴェレッテ Op. 20(1882-89頃)
 2つの前奏曲Op. 42 No. 2 ロ長調(1898)*
 湿地にて(スケッチ) Op. 23(1890)*
 夜明け(スケッチ断片)(1889)*
 アバウト・オールデン・タイム ニ長調 Op. 21(1889)*
ドミートリー・コロステリョフ(P)
オルガ・ソロヴィエヴァ(P)

録音::2020年1月21日、2021年1月25日
*以外=世界初録音
このアルバムには、ロシアに連綿と連なる音楽家の家系に生まれた作曲家たちの作品が収録されています。 最初に登場するコンスタンティン・リャードフは登場人物の中心となるアナトーリ・リャードフの父。帝政ロシア時代の指揮者、作曲家、ヴァイオリニストとして活 躍しました。そしてアレクサンドル・リャードフはコンスタンティンの兄。やはりバレエ指揮者、作曲家として名を成した人物です。またコンスタンティン・アンティポフ はアナトーリのいとこであり、サンクトペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに作曲を学んだ人。才能ある作曲家でしたが1890年代後半には作曲活 動をやめてしまったようです。イヴァン・ポマザンスキーは、アナトーリの姉ヴァレンティーナの夫。アナトーリはしばしばイヴァンに音楽に関するアドヴァイスを求めて いました。イヴァンはサンクトペテルブルク音楽院でハープを学び、マリインスキー劇場合唱団の指揮者としても活躍。このアルバムに収録された「ポルカ」はア ナトーリに捧げられています。エフゲニー・ポマザンスキーはイヴァンの息子。伯父であるアナトーリとバラキレフに学び、1940年にはプスコフに音楽学校を設立 し後進の指導にあたるとともに、第二次世界大戦後のロシア音楽の復興にも携わりました。残念なことに作品はほとんど残されていませんが、このアルバムに は、現存する子供向けの3曲が収録されています。

MSR
MS-1679(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.61(1943)
フランク・ブリッジ:ピアノ・ソナタH.160*
サリー・ピンカス(P)

録音:2020年6月2日、2021年1月12日*、ボストン
ショスタコーヴィチのピアノ・ソナタ第2 番は交響曲第7 番と8 番の間の時期に作曲され作 曲者自身により初演されたが、評判は芳しいものではなかった。そのせいか以後作曲家はこ の分野に深く踏み込むことはなく、これが最後のピアノ・ソナタになったが、その内省的な内 容は実に奥深い。ロ短調という調性もリストやショパン(第 3 番)のソナタひいてはバッハのミサ 曲を思わせて意味深であるが、実際は無調の部分が多く、その黙示録的で厭世的な内容は 輝かしい勝利で終わる交響曲第 7 番の作曲直後の作品とは思えない。この機会に再聴すべ き傑作です。ブリッジはブリテンの師匠としても知られます。イギリス田園楽派に近い作風を示 す曲もあるが、第一次大戦後はモダニズムの影響を大きく受け、無調、多調など同時代の前 衛の様式で多くの作品を書いています。このピアノ・ソナタも自由な無調と激しい表現主義的な スタイルを採っています。なかなか聴ける機会のない作品だけに、このチャンスにぜひ。

MSR
MS-1776(1CD)
「魔法使いショパン」〜ショパン作品集
バラード ヘ短調 Op.52/マズルカ イ短調 Op.17-4/マズルカ イ短調 Op.7-2/マズルカ イ短調 Op.68-2/練習曲 変イ長調 Op.25-1/マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1/マズルカ ト短調 Op.67-2/マズルカ 嬰ヘ短調 Op.6-1/前奏曲 嬰ハ短調 Op.28-10/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3/マズルカ ニ長調 Op.33-2/夜想曲 変ホ長調 Op.9-2/マズルカ ハ長調 Op.67-3/マズルカ イ短調 Op.67-4/マズルカ ハ長調 Op.24-2/前奏曲 ヘ短調 Op.28-18/練習曲 ヘ短調 Op.25-2/マズルカ ヘ短調 Op.68-4/マズルカ 変ロ短調 Op.24-4/マズルカ 変ロ長調 Op.7-1/マズルカ ロ短調 Op.33-4/前奏曲 ホ短調 Op.28-4/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/前奏曲 イ長調 Op.28-7/幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
イリーナ・フェオクティストワ(P)

録音:2010-2011年
ロシアのサンクトペテルブルク生まれで米国で活躍するピアニスト、イリーナ・フェオクティス トワのMSR への2 枚目のCD(ただし録音は1 枚目「メトネル&スクリャービン(MS1326)」と同 時期と思われる)。マズルカを中心としたショパンの作品集。フェオクティストワはシカゴ・リリッ ク・歌劇の練習ピアニスト、歌唱コーチ、さらには指揮者助手として働いており、コンサートピ アニストのような華やかさよりも、やはり何か物語を感じさせる語るショパンになっているのが面 白い。

RAMEE
RAM-2005(1CD)
『バッハ・フォー・トゥー』 〜ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンによるバッハ
いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 711 ***
いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 676 *
ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤楽器の為のソナタ ト長調 BWV 1027 ***
われいずこに逃れ行かん BWV 694 ***
いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 662 *
オルガン独奏の為のトリオ・ソナタ 第5番 ハ長調 BWV 529【 Allegro **/Latgo **/ Allegro *】
いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 663 ***
天にいますわれらの父よ BWV 682 ***
オルガン独奏の為のトリオ・ソナタ 第4番 ホ短調 BWV 528【 Adagio-?Vivace ***/ Andante */Un poco allegro *】
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639 ***
ロミーナ・リシュカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

*=トレブル、**=テノール、***=バス
マルニクス・デ・カット(Org)

録音:2019年5月 聖カテリーナ教会、ケッテニス、ベルギー
ハトホル・コンソートを率いてルネサンスやバロックに止まらず、近年は現代、クロスオーバーにまで進出して目覚ましい活躍を見せるヴィオラ・ ダ・ガンバの新世代の旗手ロミーナ・リシュカ。カウンターテナーそして指揮者としても活躍し、自ら主宰するプルート・アンサンブルのほかジェズ アルド・コンソートなどの活動を通じ、やはり古楽から現代までをレパートリーとするベルギーのオルガン奏者マルニクス・デ・カット。この共演盤 の企画は、二人がガンバとポジティフ・オルガンで演奏したバッハのソナタBWV 1027終楽章が、デ・カットが学生の頃練習したオルガン独奏 の為のトリオ(BWV 1027a)の1声部をガンバに置き換えたものであったことから派生して生まれました。そのバッハ自身の編曲例に倣い、 オルガンの為のコラールとトリオ・ソナタから1つの声部をガンバに置き換えて演奏することで、これらの多声的な面白さをさらに引き出そうとい う試みは、見事な効果を上げています。ガンバもバスのほか高音と中音の楽器が作品によって使い分けられ、担当する声部に変化を持たせ ることで、より多彩な魅力を引き出しました。

SUPRAPHON
SU-4299(4CD)
ドヴォルザーク:ピアノ独奏作品全集
■CD 1
影絵Op.8 B.98(1875-1879)
2つのメヌエット Op.28 B.58(1876)
ドゥムカ Op.35 B.64(1876-1878)
「忘れな草のポルカ」B.1(1854/1865?)
「徒歩のポルカ」(1859)【世界初録音】
ポルカ ホ長調 B.3(1860)
主題と変奏 Op.36 B.65(1876-1878?)
スコットランド舞曲集 Op.41 B.74(1877)
2つのフリアント Op.42 B.85(1878)
■CD 2
ワルツ Op.54 B.101(1879-1880)
4つの牧歌 Op.56 B.103(1880)
モデラート イ長調 B.116(1881)
アルバムのページ B.109(1880)
6つのピアノ小品 Op.52 B.110
■CD 3
6つのマズルカ Op.56 B.111(1880)
(16)即興曲 ニ短調 B.129(1883)
ドゥムカ Op.12/1 B.136(1884)
フリアント Op.12/2 B.137(1884)
ユモレスク 嬰ヘ長調 B.138(1884)
2つの小品 Op.posth B.188(1894)
疑問 B.128bis(1882)
アルバム・リーフ 変ホ長調 B.158(1888)
2つの小さな真珠 B.156(1887)
組曲 イ長調 Op.98 B.184(1894)
■CD 4
8つのユモレスク Op.101 B.187(1894)
詩的な音画 Op.85 B.161(1889)
イヴォ・カハーネク(P)

録音:2021年3月〜6月/プラハ芸術アカデミー(プラハ)
2021年はドヴォルザークの生誕180年です。この記念すべきイヤーにスプラフォン・レーベルから未出版の世界初録音を含むピアノ独奏作品全集の 新録音がリリースされます!ドヴォルザークのピアノ独奏曲は、牧歌的で非常に温かみのある音楽が最大の魅力。優しいメロディは聴き手に安らぎを与えてくれま す。
16歳からプラハのオルガン学校で学んでいたドヴォルザーク。18歳で同学校を卒業しますが卒業前にオルガンのための前奏曲とフーガの他に、ピアノ小品「徒 歩のポルカ」(ラテン語のタイトル「Per pedes(徒歩で)」が付けられている)も作曲していました。この小品は「忘れな草のポルカ」で知られるモチーフを用い て書かれた小品。ドヴォルザークはオルガン学校の同級生アロイス・ストルツに捧げています。この作品はその後ストルツの娘ルージェナが出版社に発売を持ち掛 けたもの実現できず、その後日の目をみませんでした。その自筆譜が見つかったのは1998年。作曲された1859年3月15日から160年以上たった2021年、 名手カハーネクにより奏でられます。
演奏はチェコを代表するピアニスト、イヴォ・カハーネクがその大役をつとめました。カハーネクは1979年生まれ。2004年プラハの春国際コンクール・ピアノ 部門を優勝し、チェコ内外で活躍。サイモン・ラトルが2014年11月のベルリンPOのコンサートにてソリストに指名するなど、ヨーロッパ を中心に活躍しています。
録音も積極的でスプラフォン・レーベルからはヤナーチェク(SU-3945)、ショパン(SU-4030)、ヴィクトル・カラビス(SU-4259)などのピアノ独奏作品 をリリース。また、ヴァイオリンのヤン・フィシェル、チェロのトマーシュ・ヤムニークと結成したドヴォルザーク・トリオとしてドヴォルザークのピアノ三重奏曲第4番 「ドゥムキー」などを収録したアルバム(SU-4144)もリリースしております。そして、ドヴォルザークのピアノ協奏曲&マルティヌーのピアノ協奏曲第4番「呪文」 を収めた最新アルバム(SU-4236)は英BBC・ミュージック・マガジン誌の「BBC Music Magazine Award 2020〜協奏曲部門」を受賞しており“ドヴォ ルザーク弾き”として認められたピアニストと言えます。その、カハーネクが満を持して完成させたピアノ独奏作品全集は聴き逃せません! (Ki)

Altus
ALT-494(1CD)
2021年デジタル・リマスター
グレン・グールド 若き日の記録第5集
バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988
グレン・グー ルド(P)

録音:1958年7月23日/バンクーバー音楽祭でのライヴ(モノラル)
グールドはステージ上でも聴衆のためでなく、あくまでも自分のために弾いています。自身の内で瞬間に湧き上がってきた音楽をこのディスクを通じて我々は聴くこ とができるわけだ。ここにはインテンポを維持して完成させた55年のスタジオ録音では聴くことのできない、内面の音楽が残されている―
Altusの最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なライヴ録音。知られざるゴールドベルクの名演、58年バンクーバー音楽祭でのライヴが望みうる最 高の音質で登場!
スタジオの録音技術を駆使して緻密に作り上げた55年の『ゴールドベルク変奏曲』で一躍音楽界にその名をとどろかせたグールド。多忙な演奏活動に明け暮れ るうちコンサートというものを疑問視し、精神的不調の波にもまれ、50年代から既に演奏会のキャンセルが多くなっていきます。そんななか興が乗って充実したラ イヴ演奏を繰り広げることもあって、この58年バンクーバー・ライヴがまさにそれ。ライヴの一回性の中でイマジネーションが自由に飛翔した素晴らしい『ゴール ドベルク変奏曲』です。大胆な緩急を持ち、各変奏の繰り返しの有無にも独自性がある演奏で、55年のスタジオ録音を完成された設計図としつつもそこにこだわ らない自在さがあり、大きな違いがあります。また59年のザルツブルク・ライヴでは81年スタジオ盤へと繋がっていくテンポ感が現れてきますが、このバンクー バー・ライヴは緩急のせめぎ合いがまだまだ白熱しています。ブックレットには各録音を比べながら詳細に検証された演奏論が掲載され、圧倒的な読み応えとなっ ています。
ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加 えたいアルバムです。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0021(1CD)
セルゲイ・タニン デビュー・アルバム
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
シューベルト(リスト編):「12の歌曲」より 挨拶を贈ろう S.558-1/「12の歌曲」より
糸を紡ぐグレートヒェンS.558-8/「白鳥の歌」より 住処 S.560-3/「12の歌曲」より
セレナード S.558-9/「白鳥の歌」より 影法師 S.560-12/「白鳥の歌」より 鳩の便り
S.560-13
プロコフィエフ:10の小品 Op.10
セルゲイ・タニン(P)

録音:2021年
1995年シベリア生まれで5歳からピアノを始め、11歳で早くもチャイコフスキー音楽院の大ホールでモスクワSOと共演、2018年にゲザ・アンダ国際 ピアノコンクールで第3位と聴衆賞を獲得した若きピアニスト、セルゲイ・タニンのデビュー・アルバムです。ブラームスのソナタ、リスト編曲のシューベルト、プロコ フィエフの小品という選曲からは、彼が高い技術と深い歌謡性の両立を武器にしていることがうかがえます。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72859(2SACD)
.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988

■ボーナスディスク
ダーン・マンネケ(1938-):バッハを思う 〜何と儚く、何と空しく A.D.2020
バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV988より)
ハンネス・ミンナール(P)

録音:2020年8月3-6日/アムステルダム、デ・ヴァルシェ教会
チャレンジ・クラシックス・レーベルの看板ピアニストとしてリリースを続ける名手ミンナールが名作『ゴルトベルク』を録音しました。透明度の高い響きとすっき りしたフレージングに加え、素朴にしてじっくりとした歌心。現代におけるひとつの回答のようなアプローチが展開されています。遅いテンポで奏でる第25変奏で も豊かな旋律性の持続があり、全体を貫く雰囲気が美しく統一されています。
ボーナスディスクに収録されたオランダの作曲家マンネケの『バッハを思う』は、ミンナールの『ゴルトベルク』の演奏会のために書かれた作品で、コンサートで は第15変奏と第16変奏の間に演奏されました。単独で演奏することもでき、また最後にバッハのアリアをつけても良い、とされている幻想的な小品です。

Evil Penguin Records
EPRC-0039(1CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集
第1番ト短調 BWV1001
第2番イ短調 BWV1003
第3番ハ長調 BWV1005
リナス・ロス(Vn;ストラディヴァリウス「Dancla」、1703年)

録音:2020年9月22-25日、12月20-21日/オクセンハウゼン、ライブラリー・ホール
リナス・ロスは12歳でソナタ第1番のフーガを、15歳で『シャコンヌ』を弾き、17歳で全6曲を演奏しました。それ以来、バッハの無伴奏は彼にとって常に音 楽家として成長し続けるための重要な存在となっています。このたび無伴奏ソナタ3曲をリリース。
バッハ自身がタイトルにイタリア語で『Sei Solo』と綴ったこの無伴奏作品には、「6つのソロ曲」であると同時に「あなたは一人である」という意が込められて います。音楽上の、あるいは楽典的なものを超えたあらゆる要素が一人の演奏家に求められるこの作品に、リナス・ロスが正面から向かい合い録音に踏み切った のはコロナ禍の自粛期間と無関係ではありません。先人の偉大な解釈、原典や当時の弓の研究といった経験値が表現に深みを与えた演奏が展開されています。

カメラータ
CMCD-25047(1CD)
税込定価
2021年8月25日発売
ショパン:マズルカ集/遠山慶子
4つのマズルカOp.6
5つのマズルカOp.7より[第3曲 ヘ短調/ 第4曲 変イ長調/第5曲 ハ長調]
4つのマズルカOp.17より[第3曲 変イ長調/ 第4曲 イ短調]
3つのマズルカOp.63より第2曲 ヘ短調
4つのマズルカOp.67より[第2曲 ト短調/ 第4曲 イ短調]
4つのマズルカOp.68より第4曲 ヘ短調
遠山慶子(P)

録音:2019年8月群馬(ライヴ録音)
 「聞こえてくるのはショパンが見いだした美であり、遠山慶子が見 いだした美です。(中略)遠山慶子のマズルカを聴いていて、初めて 『純粋』という美に触れる思いがした。」 梅津時比古(ブックレットより)
 2021年3月、ピアニスト遠山慶子が87年の生涯を閉じました。1952年 コルトーに認められ、パリ留学を経て開花した才能は、聴衆はもちろん、 音楽家たちをも魅了し、深く愛され続けてきました。草津夏期国際音 楽アカデミー&フェスティヴァルには、第1回より指導者、演奏家とし て参加し、数多くの音楽家を導き、名演を遺してきました。最後の参加 となった2019年8月の草津ライヴ録音をここにお届けいたします。(カメラータ)


APR
APRCD-7313(3CD)
シリル・スミス〜ソロ録音全集
■CD1
◎HMV録音(アビー・ロード・スタジオ、ロンドン)
(1)バラキレフ:東洋的幻想曲「イスラメイ」
(2)ゲルトナー/フリードマン:ウィーン舞曲第2番
(3)ビンシテイン:練習曲第2番ハ長調「スタッカート・-エチュード」Op.23-2
◎デッカ録音(シェニル・ギャラリー、ロンドン)
(4)ブリス:ポロネーズ第2番
◎コロンビア録音(アビー・ロード・スタジオ、ロンドン)
(5)シューベルト:即興曲変ト長調 D.899-3
(6)シューベルト:即興曲変ロ長調 D.935-3
(7)ショパン:舟歌嬰へ長調 Op.60
(8)ショパン:夜想曲嬰へ長調 Op.15-2
(9)ショパン:ワルツ変ニ長調 Op.64-1
(10)ショパン:ワルツ変ト長調 Op.70-1
(11)ショパン:スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
(12)シューマン:ロマンス嬰へ長調 Op.28-2
(13)アルベニス:セギディーリャ Op.232-5
(14)アルベニス/ゴドフスキー:タンゴ Op.165-2
(15)・アルベニス:トゥリアーナ
■CD2
◎コロンビア録音(アビー・ロード・スタジオ、ロンドン)
(1)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
(2)パガニーニ/リスト:ラ・カンパネラ S.141/3
(3)バッハ/サン=サーンス:ブーレ
(4)バッハ/ルンメル:慈しみもてわれらを死なせ給へ
(5)ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23-5
(6)ラフマニノフ:前奏曲ト長調 Op.32-5
(7)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
■CD3
◎コロンビア録音(アビー・ロード・スタジオ、ロンドン)
(1)ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲 Op.25
(2)ドホナーニ:奇想曲ヘ短調 Op.28-6
(3)ドリーヴ/ドホナーニ:ナイラ・ワルツ
(4)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
■CD1
(1録音:1935年1月29日
(2録音:1935年1月27日
(3録音:1935年1月27日
(4音:1935年9月12日
(5録音:1950年5月22日
(6録音:1950年9月24日−25日
(7録音:1950年5月22日
(8録音:1951年11月19日
(9録音:1951年11月19日
(10録音:1951年11月19日
(11録音:1946年8月22日
(12録音:1950年5月25日
(13録音:1952年6月4日
(14録音:1951年11月19日
(15録音:1944年7月13日

■CD2
(1録音:1948年10月1日
マルコム・サージェント(指)フィルハーモニアO
(2録音:1944年7月13日
(3録音:1950年5月22日
(4録音:1950年5月22日
(5録音:1946年8月16日
(6録音:1946年8月16日
(7録音:1947年6月12日−14日&16日
マルコム・サージェント(指)リヴァプールPO

■CD3
(1録音:1944年2月8日
マルコム・サージェント(指)リヴァプールPO
(2録音:1929年1月
(3録音:1944年5月19日
(4録音:1946年1月22日−23日、ダドリー・タウン・ホール
ジョージ・ウェルドン(指)バーミンガム市SO
1956年に演奏旅行先である旧ソ連のハリコフで脳卒中に倒れ、左手の麻痺が残るというピアニストにとって絶望的な状況に追い込まれたものの、以前よりピアノ・デュオを組んでいた妻であるフィリス・セリックとの「3手」ピアノ・デュオとして復活を果たした20世紀のイギリスを代表する不屈の名匠シリル・スミス(1909−1974)。
フィリス・セリックと4手、3手のピアノ・デュオを組む前は、ラフマニノフを自らの芸術の中心に据え、一連の名曲の優れた演奏を次々と録音するなど、当時のイギリスにおいて突出したヴィルトゥオーゾとしてその名を馳せていました。
今回APRから復刻となるシリル・スミスの録音は、妻のフィリス・セリックとの有名なデュオの録音を除く「ソリスト」としての録音の全てを収録した3CDのセット!
初出時にベストセラーとなったラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」&「第3番」、「パガニーニの主題による変奏曲」、ドホナーニの「童謡の主題による変奏曲」などの協奏曲、協奏的録音の復活も大いに歓迎されることでしょう!
また、1929年に録音されたドホナーニの「奇想曲」はシリル・スミスにとって初めてのレコ―ディング。デイリー・エクスプレス・ピアノ・コンクールで優勝した際の副賞として録音機会が提供されて実現したもので、同年にリリースされたホロヴィッツの演奏に匹敵するクォリティと絶賛された録音です。
脳卒中に倒れる前のシリル・スミスが「ソリスト」として遺した録音を初めて全てまとめるという快挙をAPRが達成してくれました!

GWK
GWK-152(1CD)
管弦楽のない協奏曲
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op.29より第1楽章(P独奏版)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV.333
スクリャービン:演奏会用アレグロ 変ロ短調 Op.18
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
シューマン:管弦楽のない協奏曲 ヘ短調 Op.14(P・ソナタ第3番)
エレーナ・コレスニチェンコ(P/ベヒシュタイン D282)

録音:2020年9月15日−18日(ベルリン)
エレーナ・コレスニチェンコは1981年、ウクライナに生まれたピアニスト。9歳にしてニューヨークの国連本部前やバチカンのローマ教皇の邸宅で演奏するなど、早くから溢れんばかりの才能を開花させます。18歳でドイツに渡りハノーファー音楽院でウラディーミル・クライネフに師事してその腕にさらに磨きをかけ、現在はドイツを中心に幅広く活躍しています。
本アルバムでは、ピアノは一つの小さなオーケストラであるという考え方の下、サン=サーンス自身が編曲したピアノ協奏曲第3番第1楽章のピアノ独奏版や、第3楽章にまるで協奏曲のような長大なカデンツァが置かれているモーツァルトのピアノ・ソナタ第13番、出版時は「管弦楽のない協奏曲」というタイトルがつけられていたシューマンのピアノ・ソナタ第3番などで、ピアノの持つオーケストラ性とその無限の可能性を強調しています。
GWK
GWK-148(1CD)
大聖堂
カルロ・ドメニコーニ(b.1947):コユンババ
アグスティン・バリオス(1885−1944):大聖堂
フェルナンド・ソル(1778−1839):「魔笛」からの6つのアリア Op.19
タレガ:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲
バッハ
:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
レオ・ブローウェル(b.1939):11月のある日
ローラン・ディアンス(1955−2016):リブラ・ソナチネ
フアン・カルロス・ナバロ(G)

録音:2020年5月5日−8日(シュヴェルテ、ドイツ)
フアン・カルロス・ナバロはペルー出身、ドイツのギタリスト。リマ国立音楽院で名教師オスカル・サモラに師事し、リマのヴィヴァーチェ・ギター・コンペティションで第2位を、アレキパでの国際ギター・コンペティションで第1位を獲得。渡独後はデトモルト音楽大学でアマデウス・ギター・デュオの2人に学び、その後も数々のコンクールで入賞しています。このアルバムではクラシカルギターにおける最重要レパートリーの一つであるアグスティン・バリオスの“大聖堂”をはじめ、「ギターのベートーヴェン」とも呼ばれるフェルナンド・ソルなどの王道レパートリーから、バッハの無伴奏ソナタの編曲版に至るまで高いレベルで弾きこなしており、これからギターを聴き始める人にもギターファンにも広くおすすめできる1枚になっています。

Da Vinci Classics
C-00423(1CD)
トイ・ピアノ、舞台に立つ〜トイ・ピアノのための作品集
ダイアナ・ブロム:日本の編み物〜トイ・ピアノと3本の編み針のための
成本理香:ラインズ
ガストン・ポッレ・アンサルディ:クアジ・リチュアーレ 〜 トイ・ピアノとトイ・パーカッションのための
マルコ・ペドラッツィ:チク=タク=トイ
マッツ・オー・ハンソン:時間の海
J.M.ブロック:前奏曲「BACHAGE」
ポール・スミス:コンステレイションズ 〜 トイ・ピアノ、トイ・シロフォンとリストベルのための
メルセデス・サバラ:おもちゃの踊り
ファビオ・ルッピ:ディヴァージョンズ
アリシア・S.レジェス:ディレトーレ・ディ・ラッタ 〜 トイ・ピアノとブリキのロボット・ドラマーのための
ジャン・パオロ・ルッピ:トイ・トイ・トイ!
アントニオ・ジャコメッティ:チョリーニョ・サンバド・パラ・オ・シュローダー 〜 トイ・ピアノとトイ・パーカッションのための
アントニエッタ・ロッフレード(トイ・ピアノ)

録音:2021年2月27日−28日、HDスタジオ(レッコ、イタリア)
本来は子供用の楽器、または子供のための玩具として作られた「特別」な楽器であり、現在も音楽的な可能性が追及され続けている「トイ・ピアノ」をソロ楽器としてステージ上に送り出したユニークな企画が登場!
予てからトイ・ピアノの可能性の追求と研究に取り組んできたイタリアの女流ピアニスト兼音楽学者のアントニエッタ・ロッフレードは、この楽器のために2018年以降に作曲された新作13作品を今回のレコーディングのために選曲。
1872年創業という非常に長い歴史を持つアメリカのトイ・ピアノ・メーカー「シェーンハット(Schoenhut)社」の2台のトイ・ピアノ(37鍵のコンサートグランド、25鍵のトラディショナル・スピネット)を使い分け、さらには「編み針」や「トイ・パーカッション」、極めつけ「ブリキのドラマー・ロボット」までを採り入れるという徹底ぶり。
現代の作曲家たちがその想像力を最大限に発揮して書き上げた「トイ・ピアノ」のための意欲作の数々。その摩訶不思議な音世界は「トイ・ピアノ」のソロ楽器としての可能性を感じさせてくれます。
Da Vinci Classics
C-00437(1CD)
堂々とした夢を見て〜ピアノ4手連弾のためのロシア音楽集
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):組曲「眠りの森の美女」Op.66a
ラフマニノフ:6つの小品 Op.11
ボルトキエヴィチ:ロシアの旋律と踊り Op.31
モデネーゼ・ジェズアート・デュオ〔エリア・モデネーゼ&エリザベッタ・ジェズアート(P4手連弾/スタインウェイ)〕

録音:2021年2月、ヴェデラゴ・ディジタル・サウンド(トレヴィーゾ、イタリア)
イタリアのピアノ・デュオ、モデネーゼ・ジェズアート・デュオはピアノ4手連弾というスタイルを通じて3つの発見を聴き手にもたらしてくれます。
1つ目はピアノ・デュオ芸術の傑作であるラフマニノフの「6つの小品」の絶対的な美しさ、2つ目は「眠りの森の美女」で際立つラフマニノフの天才的なアレンジ、そして3つ目はボルトキエヴィチの秀作が備える華麗で魅惑的なリズムと旋律美。
パドヴァのチェーザレ・ポリーニ国立音楽院で学んだモデネーゼ・ジェズアート・デュオが、これまでとは異なる角度から3人の大作曲家たちの至芸を観察することで、収録3作品で「夢のような」解釈を提供することに成功しています。
Da Vinci Classics
C-00436(1CD)
モーツァルト:ピアノのための変奏曲集
グラーフのオランダ語歌曲「われは勝てり」による8つの変奏曲ト長調 K.24/アレグレットの主題による6つの変奏曲ヘ長調 K.54/K.547b/ドゼードの「リゾンは森で眠っていた」による9つの変奏曲ハ長調 K.264/「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲ハ長調 K.265(キラキラ星変奏曲)/グルックの「メッカの巡礼」の「愚かな民が思うには」による10の変奏曲ト長調 K.455
アレッサンドロ・コスタンティーノ・ビアンキ(P/スタインウェイ)

録音:2019年12月、エクス・インフェルメリア(イタリア)
1993年にイタリア、ラツィオ州の都市ラティーナで生まれた俊英ピアニスト、アレッサンドロ・コスタンティーノ・ビアンキが「ソナタ」や「幻想曲」ではなく「変奏曲」のみに着目したモーツァルト・アルバム!
ルガーノのスイス・イタリア音楽院で研鑽を積んだのち、2018年からは奇才アレッサンドロ・デリャヴァンに師事し、そのピアニズムに磨きをかけ続けているビアンキ。
天才作曲家であると同時に天才鍵盤楽器奏者でもあったモーツァルトが、「変奏曲」で表現しようとした自由闊達な即興性の魅力をビアンキの両手が巧みに伝えてくれる好演奏です。

Chandos
CHAN-20225(1CD)
ギターを讃えて
ロドリーゴ:祈りと踊り(マヌエル・デ・ファリャを讃えて)、ギターを讃えて
ミゲル・リョベート・ソレス:ソルの主題による変奏曲 Op.15
カステルヌーヴォ=テデスコ:悪魔的奇想曲 Op.85(パガニーニを讃えて)
ピアソラ:5つの小品
クシシュトフ・メイシンゲル(G)

録音:2021年5月5日、8日&24日、ポーランド放送ヴィトルト・?ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ポーランド、ワルシャワ)
1984年生まれのクシシュトフ・メイシンゲルは、アニエロ・デシデリオやクリストファー・パークニングといった音楽界の権威から多大な影響を受け、芸術的な成長を遂げてきたポーランドのカリスマ的クラシック・ギタリスト。ペペ・ロメロと比較されるほどの才能を発揮し、東京からロサンゼルス、ブエノスアイレスまで(ホールではウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホール、パリのシャトレ座など)世界各地で演奏を行っています。
Chandosでのデビュー・アルバムとなる本作では、オマージュ作品を中心とした多彩なプログラムが用意されており、彼の卓越した技術と天性の音楽家としての資質が存分に発揮されています。(「5つの小品」はピアソラが遺した唯一のギター独奏用オリジナル作品です。)ギターはイグナシオ・フレタのコピーにノブロックの弦を張ったものを使用しています。
Chandos
CHAN-0826(2CD)
バッハ:イギリス組曲(全曲)
組曲第1番イ長調 BWV806/組曲第2番イ短調 BWV807/組曲第3番ト短調 BWV808/組曲第4番ヘ長調 BWV809/組曲第5番ホ短調 BWV810/組曲第6番ニ短調 BWV811
ソフィー・イェーツ(ハープシコード)

録音:2021年4月7日−9日、ウィルトシャー音楽センター(イギリス)
イギリスではルース・ダイソンとロバート・ウーリーに、オランダではボブ・ファン・アスペレンに師事し、ボストン古楽音楽祭での国際コンクール優勝を果たし国際的なキャリアをスタートさせたシャンドスが誇る古楽系鍵盤奏者ソフィー・イェーツ。イギリスとフランスの音楽との親和性で高く評価される他、英国に現存する演奏可能なヴァージナルのほとんどを演奏したことがあるなど、オリジナル楽器、アンティーク楽器のスペシャリストとしても知られています。
「ヴィヴァルディとマルチェッロ兄弟からの編曲集」(CHAN-0796)以来となる、ソフィー・イェーツのバッハ・アルバムは、バッハの初期の傑作の1つ「イギリス組曲」の全曲録音。フランス、ウンターリンデン美術館に所蔵されたヨハネス・ルッカース1624年製ハープシコードのレプリカである、アンドルー・ガーリック製作のダブル・マニュアル・フレミッシュ・ハープシコードの煌びやかな音色を活かし、豊かな舞曲を生き生きと描いています。

Piano21
P-21062N(2CD)
バッハ:ピアノ作品集〜未発表1994&2000録音集
■CD1 「ア・ニュー・バッハ・リサイタル」
バッハ
:幻想曲とフーガ ハ短調 BWV906/トッカータ ニ長調 BWV912/前奏曲 イ短調 BWV922 「幻想曲」/イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV989/組曲 ホ長調 BWV1006a(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006からのバッハ自身による編曲/ピアノによる演奏)/アルビノーニの主題によるフーガ〔フーガ ハ長調 BWV946、フーガ イ長調 BWV950、フーガ ロ短調 BWV951〕■CD2 「バッハ、ジ・アレンジャー」
バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲 ニ短調 BWV974(アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲 ニ短調 S.Z799より)/鍵盤楽器のための協奏曲 ハ短調 BWV981(ベネデット・マルチェッロのヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.1-2, S.C788より)/鍵盤楽器のための協奏曲 ロ短調 BWV979(ジュゼッペ・トレッリのヴァイオリン協奏曲 ニ短調より)/鍵盤楽器のための協奏曲 変ロ長調 BWV982(ザクセン=ヴァイマール公子のヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.1-1より)/鍵盤楽器のための協奏曲 ト短調 BWV983(原曲のソース不明)/ヨハン・アダム・ラインケン(1643−1722):「音楽の園」より パルティータ第3番ハ長調 第1部「ソナタ」 第1楽章 レント(アダージョ) (2本のヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための/ピアノによる演奏)
バッハ
:鍵盤楽器のためのソナタ ハ長調 BWV966(ラインケンの「音楽の園」からのソナタ第11番(第3番)とアルマンドより)/オルガン協奏曲 イ短調 BWV593(アントニオ・ヴィヴァルディの2本のヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV522(「調和の霊感」Op.3の第8番)より/サムイル・フェインベルクによる独奏ピアノのための編)
シプリアン・カツァリス(P)

録音:2000年6月、トーンスタジオ・テイエ・ファン・ギースト(ドイツ)(BWV1006a, 982, 983 & 593)/1994年6月、フリードリヒ=エーベルト・ホール(ドイツ)(その他の作品)/使用楽器:スタインウェイD
超絶技巧の化身、鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスの自主レーベル「Piano21」より、待望のバッハ・ニュー・アルバムが登場! これまでのアルバムには未収録だった1994年と2000年のドイツ・レコーディングから厳選したバッハ作品という衝撃の未発表音源集です。CD1は「ア・ニュー・バッハ・リサイタル」と題し、華麗なバッハ・リサイタルを再現。CD2は「バッハ、ジ・アレンジャー(編曲者バッハ)」として、マルチェッロ兄弟やヴィヴァルディ、トレッリ、ラインケン、ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンスト2世らの作品からバッハが鍵盤楽器のための作品へとアレンジした楽曲を集め、バッハの編曲者としての遥かな才能にフィーチャーした魅惑のプログラムを創り上げています。カツァリス・ファン垂涎、大注目のバッハ未発表音源集にご期待ください!

Perfect Noise
PN-1601(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 アレクサンドル・プリャエフ(ハープシコード)

録音:2014年10月&11月(ドイツ、レムシャイト)
ロシアのハープシコード奏者、アレクサンドル・プリャエフによるゴルトベルク変奏曲。楽器は1710年製のミヒャエル・ミートケに基づくフォルカー・プラッテ製のハープシコードを使用しています。プリャエフはモスクワ音楽院でピアノをウラディーミル・ナタンソンに師事。渡欧後はグスタフ・レオンハルトやヨス・ファン・インマゼールにレッスンを受け、スヴェーリンク音楽院でハープシコードとフォルテピアノを専攻。その後はドイツに在住し、ケルン音楽大学で教鞭をとりながら、国際的な活動を続けています。ペーター・シュライアー、アイヴァー・ボルトン、ダニエル・ロイスらの指揮のもと演奏し、また鈴木秀美、ドロテー・オベルリンガー、アントン・シュテックらとも共演を重ねています。

Quartz
QTZ-2140(2CD)
ショパン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.4
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2018年&2019年
999年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノ・コンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノ・コンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝など、輝かしい経歴を持つロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリンによるショパンのピアノ・ソナタ全集。
ロマン派のピアノ・レパートリーの礎といっても過言ではない第2番&第3番と、比較的聴く機会の少ない第1番、3つのソナタをCD2枚に収録しています。ショパンの大規模なピアノ作品に対し、形式的な技術の欠如を批判する人もいれば、その変則的な作曲方法を革新性や創意工夫として評価する人もいますが、ショパン特有の流麗なメロディ、独特のピアニスティックな美しさ、詩的な声で満ちているという点については、異論の余地はないでしょう。

RUBICON
RCD-1070(1CD)
ラフマニノフ:24の前奏曲(全曲) ファニー・アズーロ(P)
フランス出身のヤマハ・アーティスト、ファニー・アズーロが、フランス人女性ピアニストとしては初となる『ラフマニノフ:24の前奏曲』の全曲録音でRubiconデビュー!
イタリアの名門、イモラ国際アカデミーでボリス・ペトルシャンスキーの教えを受け、彼からの強い影響で20世紀のロシアのレパートリーに情熱を注いでいるというアズーロ。詩情豊かで新鮮味にも事欠かない彼女の演奏は「若い世代のピアニストの中で、華やかで探究心のある個性を主張している」(Pianiste誌)等と称賛されており、本作での表現にも期待が高まります。
「ラフマニノフの前奏曲全曲を録音するのは、無限の音のパレットで音符を描くようなものです!」(ファニー・アズーロ)

Skani
SKANI-122(1CD)
もうひとつの「さすらい人幻想曲」
イマンツ・ゼムザリス(b.1951):朝早く(1975)
夜おそく(1999)/シェイクスピアのソネットの主題による前奏曲とフーガ(2006)/ライニスの詩のモチーフ(2018)〔アラベスク/ソナンテ
月/路面電車〕/白夜(2006)/小春日和の5つの前奏曲(2004)〔ナナカマド/夏/ギョリュウモドキ/かもめ/月光〕/ピアノ・ソナタ第2番(2004)/春の季節から(2019)/もうひとつの「さすらい人幻想曲」(2019)
ディアーナ・ザンドベルガ(P)

録音:2020年−2021年、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミー大ホール(リガ、ラトビア)
ラトビアの作曲家イマンツ・ゼムザリス(b.1951)は、2021年、70歳の誕生日を迎えます。「繊細なリリシズム、白熱するドラマ、陰鬱な悲劇」といった色彩のうちに「真実」の意味を探求するとされる彼の音楽は、広く聴き手に届く可能性を秘めていながら、ほとんど知られていないと言われます。彼のピアノ作品の多くは、手稿譜しかなく、このアルバムの曲もすべて初めて録音されます。ピアニストのディアーナ・ザンドベルガは、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーの修士課程を修了後、エルバのヨーロッパ音楽アカデミーでラザール・ベルマン、バルセロナのグラナドス・マーシャル・アカデミーでアリシア・デ・ラローチャに学びました。

Avie
AV-2476(1CD)
リスト:巡礼の年 第1年 「スイス」 S.160、
詩的で宗教的な調べ 第3曲 「孤独の中の神の祝福」
チャールズ・オーウェン(P)

録音:2020年10月、メニューイン・ホール(イギリス、コブハム)
ロンドンのユーディ・メニューイン・スクールで音楽を学び、王立音楽カレッジでイリーナ・ザリツカヤとイモジェン・クーパーに師事。1995年にスコットランド国際ピアノ・コンクールでシルバー・メダルを獲得し、国際的に活躍するイギリスのピアニスト、チャールズ・オーウェン。すでにバッハ、ブラームス、フォーレ、ラフマニノフなどの作品をAvieレーベルに録音し、高い評価を得ているオーウェンが新たに挑んだのは、フランツ・リストの「巡礼の年」 第1年!オーウェンは10代の頃この作品をアルフレッド・ブレンデルの演奏で聴き、その素晴らしさに心を揺さぶられたといいます。
「リストが1830年代の旅で出会ったアルプスの景色、畏敬の念を抱かせる山、野原、湖、谷、これらすべてが、彼の「巡礼の年」に絶妙な音楽で表現されています。 2020年の春、最初のロックダウンの間、私はこの音楽が持つ自然を喚起する力、美と解放の感覚に特に惹かれました。予想外の自宅待機を背景に、旅のイメージは私の中で特別な意味を持ちました。不安な日々を過ごす中、リストの「巡礼の年」は崇高な「孤独の中の神の祝福」とともに、大切な友となったのです。」(チャールズ・オーウェン)

Indesens
INDE-031(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
舟歌嬰へ長調 Op.60
子守歌変ニ長調 Op.57
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
フローランス・ドラージュ(P/スタインウェイ No.91814)

録音:2010年9月
巨匠アルフレッド・コルトーの最後の弟子であるフランスの女流ピアニスト、フローランス・ドラージュのショパン・アルバムは、師であるコルトーが弾いていたスタインウェイを奏でたもの。
師から受け継いだピアニズム、そして同じく師から遺贈された1896年製作のスタインウェイ(シリアル・ナンバー91814)が、確固たる個性を感じさせるショパンを聴かせてくれます。

Centaur
CRC-3830(1CD)
ヒューマニティ・イズ・アン・オーシャン‐フルート・サウンドスケープ 〜 バッハ、モディアーノ、ドビュッシー:フルート作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
ヤエル・アーチャー=モディアーノ:ヒューマニティ・イズ・アン・オーシャン
ドビュッシー
:シランクス
モディアーノ:マスカレード・フォー・ザ・ダンシング・スピリッツ Op.6、
 ディスタンシス・アンド・サウンズ、バード
ヤエル・アーチャー=モディアーノ(Fl)

録音:2019年9月5日−2020年2月5日(デンマーク)
ニューヨークを拠点に活動しているマルチ・ジャンル・フルート奏者、作曲家、教育者のヤエル・アーチャー=モディアーノが奏でる無伴奏フルート作品集。
モディアーノは9歳からフルートを始め、ウリ・テプリッツに師事。エルサレム音楽アカデミーでは、ツヴィ・アヴニの下で電子音楽の作曲を学んでいます。当アルバムでは、バッハ、ドビュッシーの名曲に加え、クラシック、ジャズ、電子音楽など、多様な分野のアーティストとのコラボレーションの中で培った手法を用いて彼女が手掛けた作品をカップリング。
Centaur
CRC-3820(1CD)
フォーレ:舟歌第1番〜 第13番 ナムジ・キム(P)

録音:2019年3月20日−22日(アメリカ)
北米、ヨーロッパ、ロシア、韓国など各国で精力的に演奏活動を行っているナムジ・キムが奏でるフォーレの舟歌。ナムジ・キムは、パリ音楽院を一等賞(P、室内楽、和声)で卒業。ソリストとして、ジェフリー・サイモン指揮の下、フォートワースSOと共演し、国際ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ・コンクールなどでは入賞しています。

EM Records
EMRCD-07071(2CD)
深き淵より
クリストファー・エドムンズ(1899−1990):ピアノ・ソナタ ロ短調(1938)*
エドガー・ベイントン(1880−1956):変奏曲とフーガ ロ短調 Op.1(1898)*
セシル・アームストロング・ギブス(1889−1960):エセックス狂詩曲(1921)*、バラッド 変ニ長調(1940)*
リチャード・パンチェフ(b.1959):ノクトゥルヌスX(2015)*
パリー(1848−1918):シュールブリード・チューンズ(1914)
エドガー・ベイントン:柳(1927)*、
 ザ・メイキング・オヴ・ザ・ナイチンゲール(1921)*
フランク・ブリッジ:ピアノ・ソナタ(1921−1924)
ブリテン:夜の小品(ノットゥルノ)(1963)
リチャード・パンチェフ:ピアノ・ソナタ(2017)*
ダンカン・ハニーボーン(P)

録音:2020年8月20日−21日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
*世界初録音
近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」より、20世紀から現代にかけて作曲された世界初録音を多数含む、ピアノのための作品集が登場。
1977年イギリス生まれのダンカン・ハニーボーンは近代イギリス音楽やアイルランド音楽のスペシャリストとして非常に高い評価を得ており、このアルバムは正に彼の真骨頂といったところ。ブリッジやブリテンといったイギリスを代表する作曲家の作品から、リチャード・パンチェフのような現在国際的な活躍を見せている現役の作曲家まで、色とりどりのイギリス音楽を質の高い演奏で楽しめるアルバムとなっています。

Biddulph
BIDD-85009(2CD)
NX-B10
フェリックス・サモンド〜米コロムビア録音集(1926-30)




【CD1】
1. バッハ:アリオーソ-協奏曲 ヘ短調 BWV1056より
2. ベートーヴェン:モーツァルトの「恋を知る殿方には」による7つの変奏曲
3-6. ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op. 69
7. シューマン:トロイメライ Op. 15- 7
8. シューマン:夕べの歌 Op.85- 12(ポッパー編)
9. ショパン:ラルゴ-チェロ・ソナタ ト短調 Op. 65より
10. グリーグ:春に寄す Op. 43- 6
11-13. グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op. 36

【CD2】
1. ペルゴレージ:ニーナが床に臥して三日になる
2. サンマルティーニ:アレグロ-チェロ・ソナタ ト長調より
3. ゴダール:子守歌-歌劇「ジョスラン」より
4. ビゼー:アダージェット-『アルルの女』より
5. サン=サーンス:白鳥
6. フォーレ:子守歌 Op. 16
7. フォーレ:夢のあとに Op. 7- 1(カザルス編)
8. ドビュッシー:メヌエット-「小組曲」より
9. ピエルネ:セレナード Op. 7
10. ピアネッリ:ヴィラネル - ソナタ ト長調より
11. ゴルターマン:アンダンテ
12. ポッパー:ガヴォット ニ長調 Op. 23- 2
13. グラナドス:間奏曲-『ゴイェスカス』より
14. グラズノフ:スペイン風セレナード Op. 20- 2
15. ラフマニノフ:夜の静けさに Op. 4- 3
16. マクダウエル:野ばらに寄す Op. 51- 1
17. ブリッジ:メロディ
18. 伝承曲:ロンドンデリーの歌(オコナー・モリス編)
19. ブルッフ:コル・ニドライ Op. 47
フェリックス・サモンド(Vc)
シメオン・ルムシンスキー(P)…CD1:2-13、CD2:3-12、14-19
ハリー・カウフマン(P)…CD1:1、CD2:1,2,13

【CD1】
1. 録音:1930年5月12日/初出:Columbia 50269-D/
matrix:W98690-1
2. 録音:1928年6月4日/Columbia 2113/14-M/ W146386/89
3-6. 録音:1928年6月4日/Columbia 2113/14-M/W146386/89
7.録音:1926年12月13日/Columbia 2045-D/W143183-2
8. 録音:1929年5月21日/Columbia 1975-D/W148610-3
9. 録音:1928年6月5日/Columbia 169-M/W146391-3
10. 録音:1927年5月25日/Columbia 67363-D/W98401-6
11-13. 録音:1927年1月13&17日/Columbia 67360/63-D/W98345/51
【CD2】
1. 録音:1930年5月12日/Columbia 2249-D/W150395-3
2. 録音:1929年6月20日/Columbia 2095-D/W148601-3
3. 録音:1927年4月29日/Columbia 2050-M/W144066-1
4. 録音:1927年4月29日/Columbia 2054-M/W143184-7
5. 録音:1926年3月15日/Columbia 7107-M/W98242-3
6. 録音:1928年6月5日/Columbia 169-M/W146390-3
7. 録音:1926年12月13日/Columbia 2045-M/W143182-2
8. 録音:1929年5月21日/Columbia 1975-D/W148609-3
9. 録音:1927年4月29日/Columbia 2054-M/W144032-6
10. 録音:1926年2月15日/Columbia 7117-M/W98241-2
11. 録音:1930年5月12日/Columbia 2249-D/W150394-1
12. 録音:1928年6月15日/Columbia 50156-D/W98553-2
13. 録音:1930年5月12日/Columbia 50269-D/W98692-3
14.録音:1926年4月19日/Columbia 7117-M/W98234-4
15. 録音:1929年6月20日/Columbia 2095-D/W148602-2
16. 録音:1927年4月29日/Columbia 2050-M/W98660-1
17. 録音:1929年5月20日/Columbia 50156-D/W98552-3
18. 録音:1926年2月15日/Columbia 7107-M/W98240-1
19. 録音:1928年6月5&14日/Columbia 50073-D/W98550/51
1888年11月、バリトン歌手の父とピアニストの母の下にロンドンに生まれたフェリックス・サモンドは、作曲家・ヴィオラ奏者フランク・ブリッジの薫陶 を受けました。1909年のロンドン・デビュー・リサイタルは好評で、ヘンリー・ウッドはサモンドを繰り返しプロムスに招き、エルガーはチェロ協奏曲初 演のソリストに指名するなど、英国を代表するチェロ奏者の一人として活躍。 1922年にアメリカに拠点を移して演奏活動を続ける一方、名教師としても高く評価され、レナード・ローズ、バーナード・グリーンハウスといった20 世紀アメリカを代表するチェロ奏者たちや、ベルリン・フィルとコンセルトヘボウOの首席チェロ奏者を歴任したティボール・デ・マヒュラ等がサ モンド門下から世に出ました。 このCDは1926年から30年の間に米コロムビアにサモンドが行った電気録音のうち、ピアノとのデュオ録音を集成したもので、LP・CDを通じて初の 復刻。美音と気品あるスタイルで「英国紳士を絵に描いたような」と評されたサモンドの演奏を伝えます。ブルッフのコル・ニドライには、初出時にSP 盤2面に収めるために行ったカットがあります。

Linn
CKD-642(1CD)
NX-B09
デュセック:4手連弾作品全集
大序曲 ハ長調 Op. 32/C. 144
フーガ ニ長調 Op. 64-1/C. 227
ソナタ ハ長調 Op. 67-1/C.230
フーガ ト短調 Op. 64-2/C. 228
ソナタ ヘ長調 Op. 67-2/C. 231
フーガ ヘ長調 Op. 64-3/C. 229
ソナタ 変ロ長調 Op. 67-3/C. 232
4手連弾によるデュオ「大ソナタ」ハ長調 Op.48/C. 186
デュオ・プレイエル【アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ、リチャード・エガー(フォルテピアノ)】
使用楽器:パリのプレイエル1848年製作、オリジナル
ピッチ:A=441Hz

録音:2019年2月1-3日、レイセルト礼拝堂、エーフデ、オランダ
モーツァルトより4年遅く生まれ、若くして頭角をあらわし、パリとロンドンを席巻したほかハンブルクでも大活躍したジャン・ラディスラフ・デュセック (またはヤン・ヴァーツラフ・ドゥシーク)。祖国チェコがオーストリア支配下にあった18世紀、凄腕ピアニストかつ稀代の作曲家として名声を博し ました。モーツァルト同様少し年上のクレメンティや、10歳年下のベートーヴェンらとともに、ピアノという楽器が日進月歩で進化を遂げてゆく 時代にその音楽語法の開拓に大いに貢献した才覚は、21世紀に入って現代楽器・古楽器を問わず数多くの奏者たちが注目、急速に再 評価が進んでいます。それでもまだ比較的演奏機会も録音も多いとは言えない、4手連弾のために書かれた充実作を網羅したのがこのアル バム。何より素晴しいのは、19世紀前半の響きを今に伝える1848年製オリジナルのプレイエル・ピアノが使われていることでしょう。ロシア出 身の俊才ネポムニャシチャヤの天分をいかんなく引き出す名手リチャード・エガーとの積年のデュオは、現代ピアノと大きく違う当時の楽器なら ではの響きをそこかしこで活かし、木材の振動を生々しく感じさせるピアニシモから迫力あるフォルテまで、歴史的楽器特有の多彩な音色表 現を存分に味あわせてくれます。古典派のソナタ語法を完璧に身につけた上、古風な多声書法にも抜群の適正を示したデュセックの底力が 至るところで実感できる好企画。作曲家の生涯と作品を端的かつ丁寧に紹介する演奏者エガーのブックレット解説文も頼りになります。

DIVINE ART
DDA-21373(3CD)
NX-D07
At the Heart of the Piano
【CD1】
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ BWV 1004 -シャコンヌ(ブゾーニ編)
シューマン:交響的練習曲 Op. 13(遺作の変奏曲5曲を含む)
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op. 17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S. 178
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op. 23
 練習曲 嬰ハ短調 Op. 2- 1(Andante)
 練習曲 嬰ニ短調 Op. 8- 12(Patetico
 前奏曲 ハ長調 Op. 11- 1(Vivace)
 前奏曲 嬰ハ短調 Op. 11- 10(Andante)
 前奏曲 ホ長調 Op. 11-9(Andantino)
 前奏曲 ト長調 Op. 11-3(Vivo)
 前奏曲 変ト長調 Op. 11-13(Lento)
 前奏曲 変ホ短調 Op. 11- 14(Presto)
 前奏曲 変ト長調 Op. 16- 3(Andante Cantabile)
 前奏曲 変ホ短調 Op. 16- 4(Lento)
 前奏曲 ト短調 Op. 27- 1(Patetico)
 前奏曲 ロ長調 Op. 27- 2(Andante)
 前奏曲 ハ長調 Op. 27- 3(Andante)
 前奏曲 イ短調 Op. 51- 2(Lugubre)
 前奏曲 ト長調 Op. 51- 4(Danse languide)
 2つの舞曲 Op. 73
 5つの前奏曲 Op. 74
ベルク:ピアノ・ソナタ Op. 1
ブルカルト・シュリースマン(P)

録音:1994年7月20日、1990年7月10-11日、2000年3月19-20日、1999年9月16-18日
ドイツ出身のピアニスト、ブルカルト・シュリースマン。フランクフルト音楽・舞台芸術大学で修士号を取得したのち、シューラ・チェルカスキーとブルーノ・レオナル ド・ゲルバーのマスター・クラスに参加、1984年頃からピアニストとして活動をはじめました。プロのスキューバダイバーでもあり、水中で聴こえる音についての研 究を行うことで知られています。彼はまた、21歳の時に全オルガン作品を暗譜演奏したほどバッハを尊敬しているといい、2012年に録音されたバッハ・ア ルバム(DIVINE ART DDC25751)も思慮深く真摯な演奏が評価されています。そんな彼のこの3枚組アルバムには、今回は初出となるブゾーニ編のバッ ハ:シャコンヌ、ベルクのピアノ・ソナタと、1990年代から2000年にかけてBayer Recordsからリリースされた「スクリャービン・アルバム」などの名演をリマスター したものを収録。完璧主義者として知られるシュリースマンならではの表現をじっくりと楽しめます。

ELOQUENTIA
EL-2158(1CD)
『スペインの夢』〜ピアノ連弾によるスペインにまつわる作品集
ファリャ(ギュスターヴ・サマズイユ編):2つのスペイン舞曲 〜 歌劇「はかなき人生」より
ラヴェル:スペイン狂詩曲(作曲者による4手ピアノ版)
メル・ボニ(メラニー・ボニス)(1858-1937):ハバネラ 〜 4手ピアノの為の小品 Op. 130-5
  ジプシーたち Op. 15-2
ダンディ:セギディーリャ、セビリアのポプラ並木 〜 7つの郷土の歌 Op. 73-3
モシュコフスキ:新スペイン舞曲 Op. 65
フォーレ:スペインの踊り〜組曲『ドリー』 Op. 56-6
シャブリエ(メサジェ編):狂詩曲「スペイン」
エルヴェ・ビヨー、ギヨーム・コッポラ(P連弾/Steinway model D)

録音:2020年11月 オーディトリアム・デュティユー、パリ
ビゼーの「カルメン」の成功以来、パリの人々を魅了し続けたスペイン。このアルバムはこの時代にパリで生まれた(あるいは編曲された)ピアノ 連弾の為の作品を集めています。本場スペインのファリャによる作品を、パリで活躍したサマズイユが編曲した「スペイン舞曲」に始まり、ラ ヴェル「スペイン狂詩曲」の作曲者自身による4手版、近年注目を集めているフランスの女性作曲家メル・ボニの作品などに続き、最後には シャブリエの「スペイン」をメサジェが編曲した版を収録。ビヨーとコッポラは10年もの間ピアノ・デュオを組んでおり、2016年にはブラームスと シューベルトのアルバム(EL1652)をリリースしています。ここでも息の合った演奏で、スペインの抒情性とリズムを引き立てています。

ALPHA
ALPHA-756(2CD)
NX-C05
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全6曲 BWV 1001-1006 テディ・パパヴラミ(Vn)

録音:2020年10月 アルスナル、メス、フランス
バルカン半島のアルバニアからフランスへ若くして拠点を移し、パガニーニ『カプリース』の全曲ライヴ録音を無修正でリリース(AECD0985)す るほどの圧倒的な技術を持ちながら、硬派なキャリア形成を続けてきた俊才テディ・パパヴラミ。同じアルバニア出身の世界的作家イスマイ ル・カダレの専属翻訳家も務めるほど文才も高く、多岐にわたる視野をそなえた新時代の名手で、2016年には自伝の邦訳も出版されまし た(『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』山内由紀子訳、藤原書店)。バッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』はaeonレーベル で2004年に制作された旧録音(AECD0535)もありますが、今回の新録音では徹底的にヴィブラートを抑え、音の造形を改めて考え抜い たピリオド・アプローチ寄りの解釈。しかも理念的な堅苦しさに傾くことがまったくない、驚くほど丹精で自然な演奏は何度も聴き深めたくなる 充実度です。文芸批評や音楽評論でも活躍するジャーナリストのジャック・ドリヨンが解説を寄せている点も、文人音楽家の録音らしい一面 といえるかもしれません。Alphaレーベルならではの筋の通ったバッハ盤がまた一つ増えました。

Grand Piano
GP-864X(6CD)
NX-F01
バラキレフ:独奏ピアノのための作品全集
【CD1】
1-4. ピアノ・ソナタ 変ロ短調(1905)
5-7. ピアノ・ソナタ第1番変ロ短調 Op. 5(1856)
8-12. ピアノ・ソナタ 変ロ短調「大ソナタ」 Op. 3(1855)
【CD2】
1. ワルツ第1番ト長調(素晴らしいワルツ)(1900)
2. 夜想曲第1番変ロ短調(1898年改訂版)
3. ワルツ第2番ヘ短調(メランコリックなワルツ)(1900)
4. ワルツ第3番ニ長調(ワルツ-即興曲)(1901)
5. 夜想曲第2番ロ短調(1901)
6. ワルツ第4番変ロ長調(演奏会用ワルツ)(1902)
7. 夜想曲第3番ニ短調(1902)
8. ワルツ第5番変ニ長調(1903)
9. 夜想曲 嬰ト短調(1856年、第1番の初稿)…世界初録音
10. 幻想的小品 変ニ長調(1903)
11. ワルツ第6番嬰ヘ短調(1903)
12. 漁夫の歌(1903)
13. ワルツ第7番嬰ト短調(1906)
【CD3】
1. マズルカ第1番変イ長調(1859-60)
2. マズルカ第2番嬰ハ短調(1859-60)
3-5. ソナチネ ト長調 「スケッチ」(1909)
6. 子守歌 変ニ長調(1901)
7. マズルカ第3番ロ短調(1884-85)
8. マズルカ第4番変ト長調(1884-85)
9. ドゥムカ 変ホ長調(1900)
10. マズルカ第5番ニ長調(1884年版) (N.ウォーカーによる補筆完成版)…世界初録音
11. 夢想 ヘ長調
12. ユモレスク ニ長調
13. マズルカ第6番変イ長調
14. 小品 嬰ヘ短調(1851年第2稿) (N. ウォーカーによる補筆完成版)…世界初録音
15. マズルカ第7番変ホ短調(1906)
16. カプリッチョ ニ長調(1902)
【CD4】
1. スケルツォ第1番ロ短調(1856)
2. ノヴェレッテ イ長調(1906)
3. 10の歌(1896) - 第2曲 荒野(1898年 ピアノ独奏版)
4. スケルツォ第2番変ロ短調(1900)
5. ファンダンゴ練習曲(1856)…世界初録音
6. グリンカの主題によるスペインのセレナード(1902)
7. グリンカの序曲「ホタ・アラゴネーザ」による華麗なカプリース(1900)(P版)
8. ベルリオーズの「エジプトへの逃避」序曲(1864)
9. スケルツォ第3番嬰ヘ長調(1901)
10. スペインの旋律(1902)
11.ワルツ・カプリース第1番変イ長調(タネーエフ)(1900)
12.ワルツ・カプリース第2番変ニ長調(タネーエフ)(1900)
【CD5】
1. バラキレフ:歌劇「皇帝にささげた命」の回想(1899)
2. グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」 - チェルノモールの行進(M.A. バラキレフによるピアノ編)(1860頃)…世界初録音
3. ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op. 11 - 第2楽章 ロマンス(ラルゲット)(M.A. バラキレフによるピアノ編)(1905)
4. バラキレフ:即興曲(ショパンの前奏曲による)(1907)
5. ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調 Op. 31(M.A. バラキレフによるカデンツァ)(1894)…世界初録音
6. リスト:華麗なマズルカ S221/R43(1850)
7. リスト:華麗なマズルカ S221/R43 (M.A. バラキレフによるカデンツァ)(1898)…世界初録音
8. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー」 Op. 59 No. 2 ? 第3楽章 Allegretto(M.A. バラキレフによるピアノ編)(1862)
9. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op. 130 - 第5楽章 カヴァティーナ(M.A. バラキレフによるピアノ編)(1859)
10. バラキレフ:舟歌 イ短調(1901)
11. バラキレフ:タランテッラ(1901)
12. バラキレフ:華麗なポロネーズ(1853-54)…世界初録音
【CD6】
1. 糸を紡ぐ女(1906)
2. 庭園にて 変ニ長調(1884)
3. グリンカ:カマリンスカヤ(1848) (M.A. バラキレフによるピアノ編)(1902)
4. 交響詩「タマーラ」
(N. ウォーカーによるピアノ編)(2019)…世界初録音
5. ポルカ 嬰ヘ短調(1859)
6. 蚊の死によせるエレジー (N. ウォーカーによる補筆完成版)(2019)…世界初録音
7. 魔女の踊り (N. ウォーカーによる補筆完成版)(2019)…世界初録音
8. グリンカ:心が痛むと言わないで(1834)(1903年 M.A. バラキレフによるピアノ編)
9. チロルの歌(1902)
10. ザポルスキ:夢想(M.A. バラキレフによるピアノ編)(1890)
11. トッカータ 嬰ハ短調(1902)
12. グリンカ:ペテルブルグへの別れ(1810) - 第10曲 ひばり(M.A. バラキレフによるピアノ編)(1864)
13. 東洋風幻想曲「イスラメイ」(1869)
ニコラス・ウォーカー(P)

【CD1】
録音:2012年6月10-13日
【CD2】
録音:2012年8月20-23日
【CD3】
録音:2014年1月9-10日
【CD4】
録音:2017年12月11-14日
【CD5】
録音:2018年6月11-14日
【CD6】
録音:2019年11月25-28日
ロシア五人組の一人、バラキレフ。ロシア音楽普及活動の先鋒として、またまとめ役として多彩な活動をしたにも 拘わらず、彼自身は自己批判が強く自作について懐疑的であったようで、一時期は音楽界から退き、サンクト ペテルブルク・ワルシャワ鉄道の事務員として働くなど、紆余曲折、挫折の日々を送っていたことも知られていま す。そのためか、残された作品はあまり多くありませんが、代表作「イスラメイ」をはじめとするピアノ曲はどれもショ パン、シューマン、リストの伝統を受け継ぐ華麗な技巧を誇る親しみやすいものばかりです。このBOXには、オリジ ナル作品をはじめ、先人の作品のアレンジなど、バラキレフの多彩な作品を全て収録しました。 このシリーズを通して録音したニコラス・ウォーカーは、英国王立音楽院とモスクワ音楽院で学び、ベートーヴェン 演奏で高い評価を得ているほか、2010年の"バラキレフ没後100年イベント"を英国で開催するなど、バラキレ フのスペシャリストとして知られています。
Grand Piano
GP-869(1CD)
NX-B03
セリム・パルムグレン(1878-1951):ピアノ作品全集 第3集
3つのピアノ小品 Op. 4(1893-1900頃)
抒情的間奏曲 Op. 8(1899-1900)…世界初録音
舟歌 Op. 14
ダンス・ステップ SP301(1936頃)…世界初録音
荒野の歌 SP285(1927)…世界初録音
ガヴォットとミュゼット SP69(1898)…世界初録音
組曲『春』 7つのピアノ小品 Op. 27(1906-1908頃)
太陽と雲 Op. 102(1942)
ヨウニ・ソメロ(P…Steinway & Sons, Model
D)
録音:2020年6月9-10日
35. 左手のための間奏曲 SP111(1904もしくは以前) 20世紀前半に活躍した、フィンランドの作曲家パルムグレンのピアノ作品全集シリーズ。少年時代から才能を発揮、たびたびフィンランドを訪れていたフェルッ チョ・ブゾーニの演奏を聴き、大きな感銘を受けた彼は、1895年にヘルシンキ音楽院に入学、研鑽を積みました。その後はベルリンに留学するとともに、ワイ マールで憧れのブゾーニのレッスンを受け、演奏家と作曲家への足掛かりをつかみ、やがてピアニスト、作曲家として活躍します。この第3集には3つの小品集 を中心に、ほぼ50年間にわたって作曲されたさまざまな世界初録音を含む作品が収録されています。10代から20代前半に書かれた瑞々しい「抒情的間 奏曲」、館野泉が愛奏したことで知られる印象派の影響が強く感じられるパルムグレン中期の代表作の一つ「春」、1月から12月までの北欧の移り行く季 節が表現された晩年の名作「太陽と雲」。どれもスカンジナビアの民謡を根幹にしながらも、半音階的和声が効果的に用いられた美しい作品です。 ヨウニ・ソメロは現代フィンランドで最も活躍するピアニストの一人。幅広いレパートリーを持ち、世界中の多くの国で3100回以上のコンサートを行っていま す。
Grand Piano
GP-790(1CD)
NX-B03
デュティユー:ピアノ・ソナタ/バレエ音楽『狼』/3つの前奏曲
ピアノ・ソナタ(1944-48)
バレエ音楽『LE LOUP 狼』(1953)(P版)…世界初録音
3つの前奏曲
ジャン=ピエール・アルマンゴー(P…Steinway)

録音:2021年1月10日、2020年10月18日、2020年8月30日
フランスの作曲家アンリ・デュティユー。生涯、独自の音を探求し続け、何者からも影響されない新しい音響を生み出しました。 このアルバムには1948年から1988年までの40年間に及ぶ、デュティユーのスタイルの発展を示す作品が収録されています。1948年のピアノ・ソナタはデュ ティユーのピアノ曲の中でも最も規模が大きく、演奏機会の多い作品です。彼はここで伝統的なソナタ形式を踏襲するも、以降は、敢えてその形式に背を 向けることを試みていきます。1953年の『狼』のピアノ版は世界初録音。ローラン・プティのダンス・カンパニーの委嘱により作曲され、パリで初演された"狼と 美女の悲恋"を描いたバレエ音楽ですが、こちらは色彩豊かな響きを持つオーケストラへと拡張される前のオリジナル版です。「3つの前奏曲」はデュティユー が"音色の一種の研究"と呼んだ短いながらも緊張感に満ちた作品で、第1番はアルトゥール・ルービンシュタイン、第2番はクロード・エルフェ、第3番はユージ ン・イストミンと、それぞれデュティユーの同時代のピアニストに捧げられています。 ジャン=ピエール・アルマンゴー(1943-)はフランスのピアニスト。サティやデュティユーをはじめ、ロシアの作曲家、エディソン・デニソフの研究や画家ジャン・デュ ビュッフェの評伝などを出版、音楽学者としても高く評価されています。

TOCCATA
TOCC-0274(1CD)
NX-B03
アドルフ・イェンゼン(1837-1879):ピアノ作品集 第2集
回想(練習曲)(1880年出版)
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op. 25(1864年出版)
前奏曲とロマンス Op. 19(1864年出版)
謝肉祭の18の情景 Op. 56:第2巻(1876年出版)
エールリング・ラグナル・エリクセン(P)

録音:2019年9月9-10日、2020年9月25-26日
世界初録音
ドイツの作曲家アドルフ・イェンゼンは、フランツ・リストに注目された才能あるピアニスト。同時に音楽教師としてロシアからドイツで活躍、作曲家としては シューマンの後継者と目されるなど、多彩な活動をしたことで知られます。100曲を超える歌曲と、サロン風の甘い雰囲気を持つ何曲かのピアノ曲が有名で すが、このシリーズでは甘いだけではない、イェンゼンの様々なピアノ曲を楽しむことができます。この第2集に収録されている「ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調」もシュー マンを思わせる本格的な作品であり、イェンゼンが単なるサロン音楽の作曲家ではないことを物語っています。多彩な曲調を持ち、華麗な技巧が駆使され た「謝肉祭の情景」第2巻も聴きごたえのある作品です。 演奏するエールリング・ラグナル・エリクセンは最近までスタヴァンゲル大学の舞台芸術学部、ピアノ科の教授を務めており、TOCCATA CLASSICSからは3 枚のアルバムをリリースした他、NAXOSレーベルからはグリーグ、シンディング歌曲集の伴奏を務め、2000年にはグリーグ賞を受賞した北欧音楽のオーソリ ティです。

Sono Luminus
DSL-92247(1CD)
NX-B05
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番- 第3番(ヴィオラ編) ザカリー・カレッティン(Va)

録音:2020年4月29日-5月1日
アメリカのヴァイオリン&ヴィオラ奏者ザカリー・カレッティンによるバッハ:無伴奏チェロ組曲。彼はこの曲に四半世紀かけて取り組む間に、バッハ時代の 楽器・演奏習慣の研究が進んだ事で、自筆譜から見えてくる作品像と自分自身の作品理解の両方に大きな変化を経験したと言います。その思いが 「Metamorphosis 変容」というタイトルに込めらており、また、バッハの研究を長年共にして師と仰ぐ存在であった親友の死や、親族の相次ぐ逝去、そ して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行がもたらした変化などへの思いも込められています。カレッティンにとってそうした変化を可能 にするものが自由であり、ここでの演奏も歴史的奏法を踏まえつつ、大胆な装飾など自由度の高いもの。使用楽器は18世紀のオリジナルで、テナー・ ガンバ用の弓にガットの芯線に金属を巻いた弦を用いています。演奏されているピッチは半音ほど低いものとなっておりますが、ブックレットにはチューニング あるいは移調に関する記載がないため詳細は不明。しかしそれによって、味わい深い音色が紡ぎ出されています。
Sono Luminus
DSL-92245
NX-B05
夜明けへの前奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 - V. シャコンヌ(J. ブラームスによるピアノ編)
リーム(1952-):6つの前奏曲〜No. 1:Sehr bewegt/ No. 2:Langsam und ausdrucksvoll
バッハ:前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV 998
バッハ:目覚めよと呼ぶ声あり BWV 645(F. ブゾーニによるピアノ編)
ブラームス:11のコラール前奏曲 Op. 122 - 第10番わが心の切なる願い(F.ブソーニによるピアノ編)
ブラームス:主題と変奏 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番 第2楽章のピアノ版)
ブルース・レヴィングストン(P)

録音:2020年9月3-8日
アメリカを拠点とするピアニスト、ブルース・レヴィングストンのバッハとブラームス、リーム作品を織り交ぜた新アルバム。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)のパンデミック状況下、レヴィングストンは以前にも増してバッハの作品に魅せられているといい、バッハの音楽が時代を超えてブラームスと リームにインスピレーションを与えたことを、彼らの作品を並べることで確認するかのようです。ここでのレヴィングストンは、晩年のブラームスが書いた哀愁を 帯びたコラール前奏曲「わが心の切なる願い」での諦観や、リームの前奏曲での激しさと穏やかさの対比の妙を感じさせるとともに、バッハの「前奏曲、 フーガとアレグロ」や「目覚めよ、と呼ぶ声あり」などの明るい作品を演奏することで、人々の再生と新しい夜明けを予感させることに成功しています。


Spectrum Sound
CDSMBA-086(2CD)
フランソワ/ブザンソン音楽祭1969他
■CD 1〜第22回ブザンソン国際音楽祭’69
バルトーク:2つの悲歌 Op.8b Sz.41
フォーレ:夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
ラヴェル:夜のガスパール
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より「前奏曲」
 『ベルガマスク組曲』より「メヌエット」
 『ベルガマスク組曲』より「月の光」
ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
ドビュッシー:12の練習曲より第8曲「装飾音のための」*
■CD 2
ドビュッシー:12の練習曲より第10曲「対比的な響きのための」
 12の練習曲より第12曲「和音のための」
●サル・プレイエル・リサイタル’65
シューマン:交響的練習曲 Op.13*
ショパン:マズルカ第20番変ニ長調 Op.30-3*
 マズルカ第40番ヘ短調 Op.63-2*
 バラード第3番変イ長調 Op.47*
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 HS178*
ショパン:練習曲第9番変ト長調 Op.25-9(アンコール)*
 ワルツ第7番嬰ハ短調* Op.64-2 (アンコール)【初出音源】*
サンソン・フランソワ(P)

■CD 1(74'40)
ライヴ録音:1969年9月13日ブザンソン市民劇場(ステレオ)【初出音源】
録音:1962年4月3日RTFスタジオ、パリ(モノラル)【初出音源】*
■CD 2(76'25)
録音:1962年4月3日RTFスタジオ、パリ(モノラル)【初出音源】
ライヴ録音:1965年1月19日サル・プレイエル、パリ(モノラル)*

音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
フランス国立視聴覚研究所(INA)所有の貴重音源の復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。今回も世界初ディスク化を含む注目音源登場!サンソン・ フランソワ(1924-1970)の第22回ブザンソン国際音楽祭におけるリサイタル(1969年/ステレオ)に加えて、パリにおける放送用(1962年/ モノラル)、そしてサル・プレイエルにおけるリサイタル(1965年/モノラル)を収録!
フランソワは1970年10月22日に心臓発作で46歳という若さで歿した名ピアニスト。ここに収録されたブザンソン音楽祭のライヴ録音は亡くなる前年の非 常に貴重な音源でついに日の目を見ます。フランソワの十八番で組まれたプログラムは豪華の一言。演奏曲はいずれも正規録音が存在しますが、「バルトーク:2 つの悲歌」のステレオ音源はこれがはじめて。フランソワ独特の語り口はライヴでより一層発揮され、その香り高き演奏を聴けるのはファンならずとも注目といえま しょう。
1965年1月19日、サル・プレイエルにおけるリサイタルはmelo classicレーベルからリリースされていますが、そのディスクに収録されている「リスト:『ドン・ ジョヴァンニ』の回想」 は当日の演奏会をラジオで生放送した際にリサイタルの休憩時間に流れた別音源で、INAのオリジナル・マスターには収録されておりませ ん。さらにこのディスクに収録されていない当日アンコールで演奏された「ショパン:ワルツ第7番」を収録!!フランソワの愛奏曲ながらその独特の語り口はまさ に唯一無二。ここに正規初出の音源が含まれるのも非常にうれしいところです。丁寧なマスタリングで定評のあるスペクトラム・サウンドがINAの正規音源から復 刻した当アルバムは2020年に歿後50年を迎えたフランソワの至芸を堪能できる充実の内容です。なお、当復刻はフランソワの孫クローディ・フランソワの全面 協力のもと実現しました。平林直哉氏による日本語解説付。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-087(2CD)
フランソワ/ショパン・リサイタル1963、他
■CD 1
●ショパン・リサイタル・イン・ウジェーヌ・ドラクロワ美術館’63
ショパン:タランテラ 変イ長調 Op.43
 夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
 ワルツ第13番変ニ長調 Op.70-3
 ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
 ピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲付き」
 ワルツ第1番変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」
●ボルドー音楽祭’64より
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番*
ドビュッシー:前奏曲集第2巻より第12曲「花火」#
 前奏曲集第1巻より第1曲「デルフィの舞姫」#
 :前奏曲集第1巻より第5曲「アナカプリの丘」#
 前奏曲集第1巻より第8曲「亜麻色の髪の乙女」#
■CD 2
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より第10曲「沈める寺」
 前奏曲集第1巻より第11曲「パックの踊り」
 前奏曲集第1巻より第12曲「ミンストレル」
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
 ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21#
サンソン・フランソワ(P)

■CD 1
ライヴ録音:1963年3月21日ウジェーヌ・ドラクロワ美術館、パリ(モノラル)【初出音源】
ボルドー・フィルハーモニックO*、
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)*
ライヴ録音:1961年5月14日ボルドー(モノラル)【初出音源】*
録音:1962年4月3日RTFスタジオ、パリ(モノラル)【初出音源】#
■CD 2
録音:1962年4月3日RTFスタジオ、パリ(モノラル)【初出音源】

フランス国立フィルハーモニックO、*
ロベルト・ベンツィ(指)*
ライヴ録音:1962年11月11日サル・プレイエル(パリ)(モノラル)【初出音源】*

フランス国立フィルハーモニックO#、
セルジュ・ボド(指)#
ライヴ録音:1963年10月12日ブールジュ(シェール県)(モノラル)【初出音源】#

音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
フランス国立視聴覚研究所(INA)所有の貴重音源の復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。サンソン・フランソワ(1924-1970)のすべて正規初 出音源を収めた2枚組の登場!パリのウジェーヌ・ドラクロワ美術館でのショパン・リサイタル(1963年/モノラル)、ボルドー音楽祭からプロコフィエフのピアノ 協奏曲第5番(1965年/モノラル)、ショパンのピアノ協奏曲第1番(1962年/モノラル)、ショパンのピアノ協奏曲第2番(1963年/モノラル)そして放送 用(1962年/モノラル)からドビュッシーの前奏曲集から7曲を収録。
同発のCDSMBA-086(2CD)と同様、すべてディスコグラフィにある作品ながらすべて正規初出の音源です!ショパンのリサイタルではドラクロワ美術館内の アトリエで開かれた演奏会を収録したもの。ここでもフランソワならではの雄弁な演奏に注目。中でも葬送ソナタは多くの録音が残されていますが、鬼気迫る当演 奏は聴き逃せません。プロコフィエフの協奏曲では力強く特有のアクセントにもフランソワらしい味がある演奏を披露。そして、ショパンの2つの協奏曲では詩情あ ふれる演奏を展開し、聴衆の熱気が伝わってきます。
放送用に収録されたドビュッシーでも一期一会から生み出される演奏が光ります。変ト長調で書かれた「亜麻色の髪の乙女」では冒頭モチーフに戻る7小節目 最後の「ド♭」の音を「ド?」で弾くなど、その一音に色を添えて演奏。モノラルながらその色彩豊かな演奏は光り輝いております。丁寧なマスタリングで定評のあ るスペクトラム・サウンドがINAの正規音源から復刻した当アルバムは2020年に歿後50年を迎えたフランソワの至芸を堪能できる充実の内容です。なお、当復 刻はフランソワの孫クローディ・フランソワの全面協力のもと実現しました。平林直哉氏による日本語解説付。 (Ki)

H.M.F
HMM-902666(1CD)
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 op.5(1853)
7つの幻想曲 op.116(1892)
アダム・ラルーム(P)

録音:2020年12月、サル・ガヴォー(パリ)
1987年生まれのフランスのピアニスト、アダム・ラルームのソロ第2弾がハルモニアムンディから登場。第1弾はシューベルト(HMM 902660)でしたが、今 回はブラームス。ソナタの第3番はブラームス20歳の頃の作品ということもあり、力強いテクニックが要求される作品ですが、ラルームは冒頭から実に繊細。色濃 く感じられるベートーヴェンの気配など、ラルームならではの視点からの演奏となっております。最晩年の作品、7つの幻想曲では繊細かつふくよかにうたうラルー ムの音楽が炸裂。作品の背景を深く読み込みつつも、ラルームの直感に満ちたタッチで演奏しています。ラルームは10歳でピアノをはじめ、2009年クララ・ハス キル国際ピアノ・コンクールなどで優勝しています。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などで来日もしており、その繊細かつ誠実な表現に聴衆は心を打たれました。ラルー ムのさらなる深化にも期待の高まるブラームスです。 (Ki)

H.M.F
HMM-902372(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 VOL.2
第20番ハ短調 XVI:20、
第52番変ホ長調 XVI:52、
第34番ホ短調 XVI:34、
第51番ニ長調 XVI:51
ポール・ルイス(P)

録音:2019年1月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
名手ポール・ルイスのハイドン、第2弾の登場。まずなんといってもその清冽な音色!ますます磨きがかかり、ハッとさせられます。そして作曲家の残した音符と真摯に向き合い、一切の妥協のない表現もさらなる深化を遂げており、ポール・ルイスがますます高みにのぼっていることを感じる内容。ハイドンのピアノ・ソナタが、こんなにも豊かな音楽だったとは、と目からうろこが落ちるようです。ピアノ学習者の多くが演奏する変ホ長調も、らくらくとしながらも、活きのよい完璧な演奏。ニ長調のソナタでは、もはやピアノという枠を超えた、シンフォニーのような響き。シューベルトとベートーヴェンのソナタを全曲録音、演奏会でもツィクルスで取り上げ、完全に手中に収めているポール・ルイスだからこその演奏が実現しています。ポール・ルイスの比類なきハイドン、はやくも続編が楽しみです。 (Ki)

 MDG
MDG-90422326
(1SACD)
Bach 21
バッハ:幻想曲とフーガ BWV 906 ハ短調
パルティータ 第2番BWV 826 ハ短調
フランス組曲 第6番BWV 817 ホ長調
イギリス組曲 第6番BWV811  ニ短調
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)
使用楽器:1901年製スタインウェイ「マンフレート・ビュルキ」
幼少期にはバレリーナを目指しロシアの有名なワガノワ・バレエ・アカデミーにも学んだことのあるドイツ人ピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナ。そんな彼女 が今回選曲したのは、バッハの舞曲形式の作品。優雅で洗練された古典舞曲を、1901年製のスタインウェイ“Manfred Burki” で演奏します。ブルーミナは、美 しく快活なステップを実際に踏んでいるような、動きのある演奏を披露しています。 (Ki)


Profil
PH-21031(6CD)
ジャック・ティボー名演集


■Disc1
(1) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(2) ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(3) フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番ト短調Op.45
■Disc2
(1) ショーソン:ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のためのコンセールOp.21
(2) 同:詩曲Op.25
(3) サン=サーンス:ハバネラ
■Disc3
(1) ドビュッシー(ハルトマン編):ミンストレル
(2) 同(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
(3) 同(ショワネル編):ゴリウォーグのケークウォーク
(4) フォーレ:子守歌Op.16
(5) サン=サーンス:ノアの洪水Op.45〜前奏曲
(6) マルシック:スケルツァンド
(7) シマノフスキ:アレトゥーサの泉
(8) ドゥシュキン(伝パラディス):シチリアーノ
(9) アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャOp.165の3
(10) 同(クライスラー編):タンゴOp.165の2
(11) デプラーヌ:イントラーダ
(12) ファリャ(コハンスキ編):ホタ【
(13) 同(クライスラー編):「はかなき人生」〜スペイン舞曲第1番
(14) ラヴェル(シャトリーヌ編):ハバネラ形式による小品
(15) クライスラー:ルクレールの様式によるタンブーラン
(16) グラナドス(クライスラー編):アンダルーサ
(17) 同(ティボー編):ロンデーリャ・アラゴネーサ
(18) 同(ティボー編):悲しき舞曲
■Disc4
モーツァルト
(1) ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
(2) ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
(3) セレナード第7番K.250「ハフナー」〜ロンド(クライスラー編)
■Disc5
ベートーヴェン
(1) ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
(2)ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
■Disc6
(1) シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D898
(2) シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63
ジャック・ティボー(Vn)
■Disc1
(1)アルフレッド・コルトー(P)/録音:1929年5月28日パリ
(2)アルフレッド・コルトー(P)/録音:1929年6月7日パリ
(3)マルグリット・ロン(P)、モーリス・ヴィユー(Va)、ピエール・フルニエ(Vc)/録音:1940年5月10日パリ
■Disc2
(1)アルフレッド・コルトー(P)、ルイ・イスナール、ヴラディーミル・ヴルフマン(Vn)、 ジョルジュ・プランパン(Va)、モーリス・アイゼンベルク(Vc)/録音:1931年7月1-2日パリ
(2)ウジェーヌ・ビゴー(指)コンセール・ラムルーO/録音:1947年11月パリ
(3)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1933年7月2日ロンドン
■Disc3
(1)アルフレッド・コルトー(P)/録音:1929年6月7日ロンドン
(2)ハロルド・クラクストン(P)/1927年2月14日ロンドン
(3)ハロルド・クラクストン(P)/録音:1925年11月25日ヘイズ
(4)アルフレッド・コルトー(P)/録音:1931年7月1-2日パリ
(5)ジョルジュ・ド・ロスネ(P)/録音:1929年5月29日パリ
(6)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1933年7月1日ロンドン
(7)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1933年7月1日ロンドン
(8)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1930年4月23日ミドルセックス
(9)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1933年7月1日ロンドン
(10)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1933年7月1日ロンドン
(11)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1933年7月2日ロンドン
(12)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1930年4月23日ミドルセックス
(13)ジョルジュ・ド・ロスネ(P)/録音:1929年5月29日パリ
(14)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1944年5月28日パリ
(15)ハロルド・クラクストン(P)/録音:1925年11月25日ヘイズ
(16)ハロルド・クラクストン(P)/録音:1927年10月21日ロンドン
(17)ハロルド・クラクストン(P)/録音:1927年10月21日ロンドン
(18)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1930年4月23日ミドルセックス
■Disc4
(1)シャルル・ミュンシュ(指)パリ音楽院O/録音:1941年6月1日パリ
(2)ポール・パレー(指)ラムルーO/録音:1947年パリ
(3)タッソー・ヤノプロ(P)/録音:1936年3月21日パリ
■Disc5
(1)アルフレッド・コルトー(P)/録音:1929年5月27-28日パリ
(2)アルフレッド・コルトー(P)、パブロ・カザルス(Vc)/録音:1928年11月19日、12月3日ロンドン
■Disc6
(1)アルフレッド・コルトー(P)、パブロ・カザルス(Vc)/録音:1926年7月5-6日ロンドン
(2)アルフレッド・コルトー(P)、パブロ・カザルス(Vc)/録音:1928年11月5、18日、12月3日ロンドン
飛行機事故で急逝してから70年近く経ちますが、ジャック・ティボーの人気は根強いと申せましょう。ことに日本では元祖盤鬼・西条卓夫氏が熱烈に惚れ込ん で紹介したこともあり、神格化された感もあります。Profil社がティボーの名盤からCD6枚のBoxを発売します。
コルトーとのフランクやドビュッシー、ベートーヴェンの「クロイツェル」やショーソンのコンセール、カザルスも加えた「大公トリオ」などはEMIの名盤中の名盤で すが、このBoxに収められた多くの音源が現在入手困難なため大歓迎。 ★古き良きフランスのヴァイオリン芸術をお買い得価格で存分に堪能できます。 (Ki)

KLARTHE
KLA-115(1CD)
「バッハと鏡」
(1)バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV846
(2)クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):前奏曲とフーガ ニ短調
(3)バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第3番 前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV 848
(4)モーツァルト:前奏曲とフーガ K.404a(BWV883)
(5)バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第6番 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV875
(6)シューマン:前奏曲とフーガ第1番Op.16
(7)バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第8番 前奏曲とフーガ 変ホ短調 BWV853
(8)レーガー:前奏曲とフーガ第2番Op.99
(9)バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第12番 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV857
(10)ティエリー・エスケシュ(1965-):前奏曲とフーガ
(11)バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第24番 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV893
マリー=アンドレ・ジョエルジェ(アコーディオン)

録音:(1)-(9)(11)2020年12月17-20日ストラスブール
(10)2019年3月ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)【世界初演】
アコーディオン奏者マリー=アンドレ・ジョエルジェが「バッハと鏡」と題したアルバムをリリース。バッハの平均律クラヴィーア曲とバロックから現代(バルバトル、モーツァルト、シューマン、レーガー、エスケシュ)の前奏曲とフーガを交互に演奏。この構成によりバッハの作品と鏡のような効果を生み出します。ジョエルジェはまるでアコーディオンに書かれた作品のように実にカラフルな音色で演奏します。

Audite
AU-97776(1CD)
「舞踏会」〜ハープ独奏のための舞曲集
ファルカシュ:17世紀のハンガリー舞曲
ドビュッシー(ラスキーヌ編):ロマンティックなワルツ
ベルリオーズ(クリスト編):「舞踏会」〜幻想交響曲 Op.14aより第2楽章
バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV825
ファリャ(グランジャニー編):スペイン舞曲 第1番
ショパン:ワルツ第10番ロ短調 Op.69-2
 ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1
 ショパン:ワルツ第19番イ短調 遺作(KK. IVb-11)
ピアソラ(ラヤン=フォレロ編):「天使のミロンガ」
 「天使の死」
 「天使の復活」
サラ・クリスト(Hp)

録音:2020年9月22-24日/ヴィンヤード教会(ピルニッツ、ドイツ)
「舞曲」は古今東西、あらゆる作曲家が作品に取り入れてきました。ここにハープ・ファン狂喜のアルバムが登場。バッハ、ベルリオーズ、ショパン、ドビュッ シー、ファリャ、ファルカシュ、ピアソラと時代を超えた「舞曲」にまつわる作品を名手サラ・クリストが収録しました!
演奏のサラ・クリストは、13歳でベルリンSOとの共演でデビューした逸材で、ベルリン・フィルの元首席ヴィオラ奏者ヴォルフラム・クリストを父にもちま す。21歳でベルリン・フィル、ウィーン・フィルと共演し、その後ウィーン国立歌劇場管の当時最年少の楽員として入団。現在はソリストとして活動し、ドイツ内外 の主要なオーケストラとの共演、またルツェルンなどの著名な音楽祭に参加し、積極的な演奏活動を展開しております。
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000)の「17世紀のハンガリー舞曲」は母国ハンガリーの民族音楽を取り入れた親しみやすい作品。ドビュッシーのロマン ティックなワルツはリリー・ラスキーヌが、ファリャのスペイン舞曲 第1番はマルセル・グランジャニーがそれぞれ編曲。20世紀を代表する名ハープ奏者ならでは の編曲です。アルバム・タイトルにもなっている「舞踏会」はベルリオーズの幻想交響曲の第2楽章をクリスト自身がハープ独奏に編曲したもの。あの優美な旋律を 1台のハープで流麗に奏でます。バッハ、ショパンも絶品。そして、今年(2021年)に生誕100年を迎えたピアソラの「天使のミロンガ」、「天使の死」、「天使の 復活」(マリア・ルイサ・ラヤン=フォレロ編)も収録しております! (Ki)

Hanssler
HC-17041 (1CD)
シューマン:ピアノ曲全集Vol.15〜初期作品の第2版
クララ・ヴィークの主題による即興曲Op.5(1850年改訂版)
変奏形式による練習曲(交響的練習曲)Op.13(1852年版)
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.14(1853年版)
フローリアン・ウーリヒ(P)

録音:2020年9月14-16日/メニューイン・ホール(イギリス)
フローリアン・ウーリヒによるシューマンのピアノ曲全集第15巻の登場です。当初これで完結との情報がありましたが、まだ続くそうで興味がつきません。
今回は初期作品を晩年改訂した「第2版」集。シューマンが後年に行った改訂は賛否両論で、改悪とすら言われていますが、両版ともに捨てがたいひらめきが見 てとれます。そのどちらをも完全に聴くことができるのは大歓迎で、資料としても貴重と申せましょう。
破格の難曲として知られるピアノ・ソナタ第3番はじめ、ウーリヒは余裕のテクニックで制覇。シューマンの世界にたっぷりひたることができます。 (Ki)

BRIDGE
BCD-9556(1CD)
ウィリアム・ブランド(b.1947):ピアノ・ソナタ第17番イ短調(2007)
ピアノ・ソナタ第18番ト短調(2010)
ケヴィン・ゴーマン(P)

録音:2020年12月17-18日ニューヨーク、トロイ・セーヴィング・バンク・ミュージック・ホール
ブランドはウェスト・ヴァージニア州出身。作曲をクルシェネク、R.R.ベネットらに師事した。これまでに24曲のピアノ・ソナタを書いており、その数もさることながら、タイトルの後に調性を併記しているのは現代の作曲家としては珍しい。しかし実際は調性だけでなく、クラスターや無調的な部分もあり、その作風はバッハのスタイルが聴こえたかと思えば、次の瞬間にはジャズ、ロックのビートが鳴り出し、さらにはブゾーニ、ラフマニノフ、ソラブジばりの19世紀型ヴィルトゥオーゾ・ピアノから現代音楽の要素までが渾然一体。つまりは「なんでもあり」のカオス状態。一種のポリスタイリズムとも言え、シュニトケがお好きな方はひょっとしたら気に入るかもしれません。

ALBANY
TROY-1869(1CD)
バッハ・トゥ・ブラック〜バッハ:イギリス組曲(全曲)+アフリカ系アメリカ人のピアノ作品集
CD1)
バッハ:イギリス組曲第5番ホ短調BWV810
サミュエル・コーリッジ=テイラー(1875-1912):4つの性格的ワルツOp.22
バッハ:イギリス組曲第3番ト短調BWV808
ジェフリー・マンフォード(b.1955):ボリスのための4つの舞曲
CD2)
バッハ:イギリス組曲第6番ニ短調BWV811
R.ナサニエル・デット(1882-1943):底辺で
バッハ:イギリス組曲第2番イ短調BWV807
H.レスリー・アダムズ(b.1932):コントラスツ
CD3)
バッハ:イギリス組曲第1番イ長調BWV806
サミュエル・コーリッジ=テイラー:アフリカ組曲Op.35
バッハ:イギリス組曲第4番へ長調BWV809
フレデリック・ティリス(1930-2020):ピアノのための3つの楽章
ロシェル・セネット(P) 
アフリカ系作曲家のピアノ曲とバッハのイギリス組曲の第1 番から第4 番までを交互 に配置しつつアフリカ系作曲家の作風の変遷を辿るセット。言うまでもなくクラシック、現 代音楽は白系人種だけのものではない。ジャズ、ロックなどポップス系以外のアフリカ系 作曲家は決して多くはないものの19 世紀から存在した。ここに収められた中では古くは サミュエル・コーリッジ=テイラーから最近では 1955 年生まれのフレデリック・ティリスま で。彼らが最初は西洋音楽の模倣から始まり、次第に自己の真のアイデンティティに目 覚め、個性を獲得するまでの過程がコンパクトに辿れる内容となっている。驚愕すべき はロシェル・セネットというアフリカ系女性ピアニスト。繊細で美しいタッチと見事にコント ロールされたペダリングによるクリスタルのようなピアノの響きはこの上もなく美しい。

ALBANY
TROY-1862(1CD)
「シンギング・スタイル」〜バロックから現在までのカンタービレ・エクスプレッション
(1)カート・カチョッポ:8月の薔薇
(2)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ〜第2曲「かなり遅く」
(3)カート・カチョッポ:クロエ
(4)チャールズ・カチョッポ:アパリシオン
(5)ドビュッシー:小さな黒人
(6)ドビュッシー:負傷者の衣のために
(7)ショパン:バラード第3番変イ長調
(8)プーランク:3つの永遠の楽章〜第2曲「トレ・モデレ」
(9)(10)ドビュッシー:2つのロマンス(「魂の蒸発」「鐘」)
(11)カート・カチョッポ:武装と危険性
(12)バッハ:前奏曲第1番ハ長調BWV846
(13)ラヴェル:「マ・メール・ロワ」〜第4曲「美女と野獣の対話
ブルース・レト(P)
(9)(10)ローレン・アンジェリーニ (S)
(13)スコット・コーエン(P)

録音:年月日不記載
アメリカの作曲家カート・カチョッポと近代フランスの様々なピアノ組曲からの抜粋をメインにしたアルバム。ピアノのブルース・レト(Bruce Leto)はアメリカの若手。ニューヨークを中心に演奏活動を続けています。

ALBANY
TROY-1863(1CD)
「クエスト」〜女性作曲家によるハープ作品集
ニルファー・ヌルバハシュ(b.1992):クエスト(2013)#
セシル・シャミナード(1857-1944):オーバード(1911)*
エイミー・ビーチ(1867-1944):朝のツグミ(1921)*
メル・ボニ(1858-1937):5つの小品(1894-1927)*
ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):メロディ(1846)*
クララ・ヴィーク・シューマン:ロマンツェ(1853)*
リリー・ブーランジェ(1893-1918):古い庭から(1914)*
伝承曲:「来たれ全ての公正で優しい女性たちよ」*
カティ・アゴーチ(b.1975):すべての恋人は戦士(2006)
サリー・ビーミッシュ(b.1956):パヴァン(2016)
フレイヤ・ウェリー=コーエン(b.1989):スカイ(2017)
ジョアンナ・セレック(b.1959):波しぶき(2008)

(*印)エリザベス・レミー・ジョンソン編曲
(#印)エリザベス・レミー・ジョンソン&N.ヌルバハシュ共同編曲
エリザベス・レミー・ジョンソン(Hrp)

録音:2020年12月16-17日ジョージア州ケネソウ
※古今の女性作曲家によるハープ独奏曲を集めた一枚。ハープ奏者のエリザベス・レミー・ジョンソンは演奏活動とともに社会における女性の権利向上、性差別反対、ジェンダー・フリーを主張する運動にも積極的に関わっており、このアルバムもそうした思想を反映して企画されています。因みに19世紀から20世紀初頭にかけての作曲家の作品はピアノ曲をハープのために編曲したもの。いずれの作品もハープの優美な音色が生かされて耳に心地よい。エリザベス・レミー・ジョンソンは現代の女性作曲家に作品を委嘱し初演する演奏家団体メリアン・アンサンブルを自ら設立しています。

GALLO
GALLO-1643(1CD)
「スタインウェイ・ピアノで聴くラモー、ドビュッシー」
(1)ドビュッシー:ベルガマスク組曲
(2)ラモー:新クラヴサン組曲集イ短調(アルマンド/クーラント/サラバンド/3つの手/小さなファンファーレと勝利/ガヴォットと6つのドゥーブル)
ナターシャ・メルコニアン(P、スタインウェイ)

録音:(1)2018年12月、(2)2019年4月、ジュネーヴ高等音楽院スタジオ
※ナターシャ・メルコニアンはフランス出身の若手ピアニスト。アンヌ・ケフェレックほかに師事。2015-16年にフランスの「若き才能」に選ばれパリでリサイタルを行った。このディスクは彼女のデビュー・アルバムでフランスの古今を代表する作曲家の作品が選ばれた。彼女はスタインウェイを使いラモーのクラヴサン曲を現代のピアノ曲としてモダンに弾き切っているのは見事。
GALLO
GALLO-1649(1CD)
「ダンス・トッカータ・ダンス」〜ベルン、フランス教会のオルガン
バッハ:トッカータ、アダージョ、フーガ ハ長調BWV564
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):「クリスマスのためのサンフォニー」
レオン・ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲よりハ長調のメヌエット
テオドール・デュボワ(1837-1924):トッカータ ト長調
ヨハン・シュペート(1694-1720頃):第1トッカータ
バルトーク:ミクロコスモスより6つの小品
アントン・ハイラー(1923-1979):「ダンス=トッカータ」1970
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ヨハン・シュペート:トッカータ・デチマ
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):トッカータ ロ短調
ルイ・J.A.ルフェーブル=ウェリー(1817-1869):演奏会用ボレロOp.166
ミシェル=リシャール・ドラランド:舞踊組曲 ニ長調〜グラン・エア、リゴードン、タンブーラン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV565
アンネレース・フリガー(Org)

録音:2020年10-11月スイス・ベルン州フランス教会
バロックからロマン派、20世紀まで様々な作曲家のオルガン曲を収録。バルトークにオリジナルのオルガン曲はないため、ここではピアノ曲をアレンジして弾いています。バッハの格調高いトッカータに始まり、ドラランドの神秘的な光彩が美しいクリスマスのためのサンフォニーと続く。バルトークのミクロコスモスからの6つの小品とルーマニア民族舞曲ではオルガンの音色の選択に工夫が凝らされ可愛らしいオルガン曲に仕上がっています。最後は再びバッハの有名なトッカータとフーガで壮麗に締めくくられます。オルガンを弾くアネロス・フリガーはスイス、ベルン出身。

CASCAVELLE
VEL-1628(1CD)
チェロの祈り/クリストフ・パンティヨン
(1)ブロッホ:祈り
(2)オリヴィエ・グレフ(1950-2000):その空に〜チェロとピアノのための聖歌
(3)アルベルト・ヘムシ(1898-1975):アルメニアの様式による瞑想曲
(4)アレクサンドレ・ギルマン(1837-1911):祈り
(5)サン=サーンス:祈りOp.158〜チェロとオルガン伴奏のための
(6)ダヴィド・シャイユ(b.1971):ソロ〜無伴奏チェロのための
(7)フェルナン・アルファン(1872-1917):アンダンテ・レリジョーソ〜ヘブライの主題による
(8)ゾーイ・マートリュー(b.1968):バビロニアの祈り〜弓なし無伴奏チェロのための
(9)オトマール・シェック(1886-1957):夕べの祈り
(10)メンデルスゾーン:アダージョOp.58
(11)バッハ:サラバンド〜無伴奏チェロ組曲BWV1011より
(12)ピーター・スカルソープ(1929-2014):哀歌〜無伴奏チェロのための
(13)ジョン・タヴナー:哀歌〜無伴奏チェロのための
(14)メシアン(1908-92):イエスの永遠性への賛歌〜世の終わりのための四重奏曲
クリストフ・パンティヨン(Vc)
(1)-(4)(9)(14)ミカエル・パンティヨン(P)、
(5)(7)ヴォルフガング・ザウゼング(Org)

録音:2020年8月24日、31日ウィーン音楽院
※祈り、瞑想にまつわるチェロのための小品、中品を収録。普段あまり聴くことのできない作品ばかりを収録しているので大変貴重。なお上記作品で特に記載のないものはチェロとピアノのために書かれています。近現代の作品を中心にどれも神秘的で美しい旋律に溢れた作品ばかり。ブロッホのユダヤ的な祈りの音楽からスカルソープのオーストラリアの雄大な大地を思わせる大らかな「哀歌」、かつてビートルズにも曲を提供したタヴナーの「哀歌」を経てメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」の中の一曲まで聴き手を一瞬たりとも飽きさせない。チェロのクリスティオ・パンティオンはバレンティン・エルベンとミッシャ・マイスキーに師事。低音から高音までつやのある美音が特徴の優れたチェリストです。

Stradivarius
STR-37182(1CD)
コントラバスのためのイタリアの新しい音楽
ルチアーノ・ベリオ:セクンツァXIVb(2004) (ステファーノ・スコダニッビオ編)
ジャチント・シェルシ(1905-88):深い目覚め(1972)
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):レム(1983)
サルヴァトーレ・シャリーノ(b.1947):白の探検I (1986)
ステファーノ・スコダニッビオ:アンド・ロール(2007)
ダリオ・カルデローネ(Cb)

録音:2020年7月9日アムステルダム・スタジオZ [44:47]
※20〜21世紀に書かれたイタリアの作曲家によるコントラバス独奏のための作品を集めた一枚。ありとあらゆる楽器のための独奏曲を書いたベリオのセクエンツァ・シリーズのひとつXIVbはもともとチェロのための曲をコントラバス用に編曲したもの。特殊奏法を含むあらゆる楽器の機能を駆使した作品でフリー・ジャズをも思わせるグルーヴィな作品。ひとつの音を徹底して聴き込む作風で知られるシェルシの「深い目覚め」では低弦から導き出される倍音が美しい。ハーモニクスと特殊奏法だけで書かれたシャリーノの「白の探検」では何も知らされなければコントラバスとはわからないくらい(何かの金管楽器に聴こえる)特殊で新奇な響きに溢れています。コントラバスのダリオ・カルデローネはソロ、アンサンブルを中心に現代音楽に特化した演奏活動を続けている若手。多くの新作を作曲家に委嘱し初演しています。最後に収められたカルデローネの師匠スコダニッビオの「アンド・ロール」はジミ・ヘンドリックスの「紫のけむり」を思わせる痛快なロックン・ロール調のアンコール・ピース。
Stradivarius
STR-37193(1CD)
パガニーニ:24のカプリース アンカ・ヴァシーレ・カラマン(Vn)

(P)(C)2021 
アンカ・ヴァシーレ・カラマンはルーマニア出身。ブカレストのジョルジュ・エネスコ高等音楽院、国立ブカレスト大学で学んだ後、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院でドメニコ・ノルディオに師事した。2010年に3つの国際コンクールに入賞しヨーロッパ、アメリカそして日本でもコンサートを行っています。Brilliant classicsほかより録音も多数行っています。このディスクではイタリア仕込みのヴィルトゥオジティでパガニーニの難曲24のカプリースを華麗に弾き切っています。STRADIVARIUSの鮮烈で美しい音質も聴きどころ。

GENUIN
GEN-21750(1CD)
「コントラスツ」〜ドレスデン・ソロ
ハンス・ベルナー(1927-2006):50の格言的な練習曲 Op.34〜対比(コントラスツ)
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ イ短調
ハンス・ベルナー:50の格言的な練習曲 Op.34〜アレグロ・アパッショナート,フォックストロット,ワルツ,ポルカとマズルカ
ライナー・リシュカ(b.1942):独奏ヴァイオリンのための3つの小品
シュテファン・フレンケル(1902-1979):独奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.1
マンフレート・ヴァイス(b.1935):独奏ヴァイオリンのための幻想曲
ライナー・リシュカ:独奏ヴァイオリンのための軽薄曲
ハンス・ベルナー:50の格言的な練習曲 Op.34〜マエストーソ,ジプシーの旋律
アンネッテ・ウンガー(Vn)

録音:2020年6月18-20日 ドレスデン
GENUINではすっかりお馴染みのヴァイオリニスト、アンネッテ・ウンガーの無伴奏ヴァイオリン曲集。ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)を除いていずれも20世紀生まれの作曲家ばかり。アンネッテ・ウンガーは1992年からドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学の教授を務めています。技術的に高度でかつ音色が美しく、おそらくは初めて聞くであろうこれらの作品を魅力的に弾き捌いています。

POLYMNIE
POL-132153(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
ベルトラン・ブライヤール(Vc)

録音:2020年7月10-12日 フランス マルボワ
ベルトラン・ブライヤールによるバッハの無伴奏チェロ組曲の第1番から第3番。ベルトラン・ブライヤールはバーゼル音楽アカデミーで学んだ後、1997年に奨学金を得て米国に留学、その後欧米で広く活躍しています。2005年からイル・ド・フランス国立Oの第2独奏チェロ奏者を務めています。
ここでのバッハはたいへんに優しく温かみのある優れもの。多くのチェロ奏者がチェロを朗々と歌わせて雄弁なバッハにしてしまいがちなところを、ブライヤールは節度を持ってじっくりと弾いてバッハならではの敬虔な思いを広げています。北フランスの小村、マルボワの小さな教会での録音がそれに輪をかけています。
POLYMNIE
POL-131152(1CD)
ハンガリーの舞曲
ヴェイネル:バグパイプの調べ
コダーイ:バレエ音楽、マロシュセーク舞曲
ヴェイネル:3つのハンガリー民俗舞曲
ファルカシュ:17世紀の古いハンガリーの舞曲、古い歌、古い踊り
コダーイ(ケネセイ編):ガランタ舞曲、小ワルツ
エマニュエル・モリア(P)

録音:2020年7月3、4日 フランス ヴィルティエリ
1900年前後に生まれたハンガリーの作曲家、ゾルターン・コダーイ(1882-1967)、レオー・ヴェイネル(1885-1960)、フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000)のピアノのためのハンガリー舞曲を集めています。作風はそれぞれだが、いずれもハンガリーの土臭く生命力の強い音楽を楽しい音楽に仕立てています。
エマニュエル・モリアはフランスのピアニスト。母はポーランド系。適度にハンガリー情緒を醸しつつ、それをことさら強調せず上品な味に仕上げています。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-198(1CD)
モルデカイ・シェホリ ベートーヴェンを弾く 第4集
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2020年夏 ラスベガス
快進撃を続ける米国のピアニスト、モルデカイ・シェホリの新録音は、ベートーヴェンの第4集、しかも大傑作ハンマークラヴィーア・ソナタを含む後期ソナタ2曲。モルデカイ・シェホリは1946年、イスラエル、テルアヴィヴの生まれ。米国に留学しジュリアード音楽大学を修了、その後は米国を拠点に活躍しています。自らCembal d'amourレーベルを立ち上げ、自身の演奏をCD50枚ほど発売しています。リストの難曲でも易々と引きこなすシェホリが、ハンマークラヴィーア・ソナタを遅めにじっくり弾いているのは彼の達観でしょう。極めて個性的なイ長調のソナタも味わい深い。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-199(1CD)
シェホリのお手本から学ぼう(ラーニング・バイ・エクザンプル) 第5集
パーセル:幻想曲 ハ長調
ディアベリ
:バガテル ト長調
ボッケリーニ:ミニュエット イ長調
L.モーツァル:ブーレ ホ短調
フンメル:ロンド 変ホ長調 Op.11

デュセック:アンダンテ・グラツィオーソ ト短調、カンツォネッタ ト短調
ベートーヴェン:レントラー ニ長調 WoO.15-1、バガテル ト長調 Op.126-5、6つのエコセーズ 変ホ長調 WoO.83/
ポッパー:ガヴォット ニ長調
シューベルト:楽興の時第3番 D780-3,Op.94-3
ブラームス:ワルツ 変イ長調 Op.39-15/ドヴォルザーク:ユモレスク ト長調 Op.101-7
テオドール・クラク:サヨナキドリ(夜鶯)変ロ長調Op.81-8
エルンスト・クラク:魔女の踊り
チャイコフスキー:マズルカ ニ短調 Op.39-10
エルメンライヒ:紡ぎ歌 ヘ長調
シューマン:「子供のためのアルバム」Op.68〜小さな曲 ハ長調 Op.68-5,刈入れの歌 ハ長調 Op.68-18,哀れな孤児 イ短調 Op.68-6/
「森の情景」Op.82〜寂しい花 変ロ長調 Op.82-3,懐かしい風景 変ロ長調 Op.82-5,別れ 変ロ長調 Op.82-9
グリーグ:小鳥 ニ短調 Op.43-4、調べ ハ長調 Op.38-3、夜警の歌 ホ長調 Op.12-3、「ペール・ギュント」〜朝の気分 Op.46-1
アルベニス:タンゴ ニ長調 Op.165
カバレフスキー:30の子供の小品 Op.27〜おどけ ヘ長調Op.27-10,ワルツのように ト長調Op.27-1,吹雪 ト短調Op.27-23,練習曲 イ短調Op.27-3,練習曲 ヘ長調Op.27-24
ジョップリン:メイプル・リーフ・ラグ
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2020年12月 ラスベガス
イスラエル生まれの米国のピアニスト、モルデカイ・シェホリによる優しいピアノ小品集、「お手本から学ぼう Learning by Example」の第5集。今回も素敵な小品ばかり35曲を集めています。ピアノ学習者が参考にするだけでなく、BGM的に流し聞いても楽しいし、これだけ素敵な選曲の優れた演奏なので、もちろんじっくり聞いて味わうのも良いでしょう。先立つ4集も含め、シェホリの魅力が味わえます。

オクタヴィア
OVCT-00186(1SACD)
税込定価
2021年7月21日発売
時のはざま〜左手のためのピアノ珠玉集
樹原涼子: 季節の三部作
木島由美子: 桃花水
セリム・パルムグレン: Intermezzo
村田昌己: 時のはざま
八木幸三: 泡盛オン・ザ・ロック
光永浩一郎:かもめの水兵さんによるオマージュ
月足さおり: 風の彩
 雫〜しずく〜
パブロ・エスカンデ:松尾芭蕉による3つの俳句
梶谷修: 風に…波に…鳥に…
光永浩一郎: 海の沈黙
舘野泉(P)

録音:2020年8月4-5日エストニア・エイヴェレマナー
すべてがこのピアニストに献呈された、日本人作曲家 による作品集。その個性あふれる曲の数々は、舘野の生みだす豊かな音彩によって、し みいるように魅惑的な響きを奏でています。音と音の間を紡ぎ深いたたずまいに誘う、ま さに「時のはざま」の世界。生きとし生けるすべての方々に、1度は耳にしていただきたい アルバム。 エストニアの首都タリンから80キロに位置するエイヴェレ、その歴史的建物エイヴェレ・マ ナーハウスのベーゼンドルファーを使用しての収録。(オクタヴィア)

Goodies
78CDR-3844(1CDR)
シューベルト:楽興の時 Op.94 D.780 アドリアン・エッシュバッハー(P)

独 SIEMENS SPEZIAL(POLYDOR) 67752/4 1941年-43年 ベルリン録音
(盤のキズのよるノイズと音飛び(トラック-2)があります)
アドリアン・エッシュバッハー(1912-2002)はスイス生まれ。作曲家だった父親 に音楽の手ほどきを受けた後、チューリッヒ音楽院に入った。その後ベルリンで アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)にも指導を受け、1934年にヨーロッパ 及び南米への演奏旅行でピアノ奏者としての名声を確立した。これはエッシュ バッハーの最初期の録音。第2次世界大戦中のもの。1967年にLPに再録音して いた。(グッディーズ)

カメラータ
CMCD-25046(1CD)
税込定価
2021年7月31日発売
ゲオルク・ヴァシャヘーリ/バルトーク・リサイタル
ピアノ・ソナタ Sz.80,BB88(1926)
組曲「戸外にて」Sz.81,BB89(1926)
15のハンガリー農民歌 Sz.71,BB79(1914−18)
民謡の旋律による3つのロンド Sz.84,BB92(1916−1927)
アレグロ・バルバロ Sz.49,BB63(1911)
ゲオルク・ヴァシャヘーリ(P)

録音:1978年6、7月神奈川
ゲオルク・ヴァシャヘーリ、秋山邦晴、高橋アキ によるライナーノーツをブックレットに収録
 ハンガリー生まれの名ピアニスト、ヴァシャヘーリが1978年に日本で 収録し、自主制作LPとして1986年にリリースされた幻の名盤が、つい に初CD化!  12歳でバルトークに師事、ヨーロッパを中心に活躍する中、W. ケン プの推薦で日本でも指導にあたったヴァシャヘーリによる、師直伝の バルトーク作品集です。  ブックレットにはヴァシャヘーリ自身が記したバルトークの思い出 秋山邦晴による解説も収録。彼の弟子の1人で録音時にも尽力した高橋 アキが記した文章や当時の写真も貴重な記録となっています。  『レコード芸術』誌で「じつに味のある、そして説得力のある演奏 (中略)これほどヒューマンなバルトークを聴かせるピアニストは、そ うざらにはいない」と武田明倫氏に絶賛された名演奏をお楽しみくだ さい。(カメラータ)
カメラータ
CMCD-99087(1CD)
税込定価
2021年6月30日発売
高橋アキ プレイズ ケージ×フェルドマン via サティ
J.ケージ: スウィンギング(1989)
 チープ・イミテーション(1969)
  果てしないタンゴ(1984)
J.ケージ[M.フェルドマン編]:チープ・イミテーション[トリオ版](1980)
伝J.ケージ作:エリック・サティのための小石の全面、そして(公案としてジム・テニーに密かに贈られた)(1978)
高橋アキ(P)
マーガレット・ランカスター(Flピッコロ)
デイヴィッド・シヴリー(グロッケンシュピール)

録音:2016年7月ニューヨーク
(原盤=モード・レコード)
 「フェルドマン、高橋、サティ、ケージについては《チープ・イミ テーション》の編曲が皆を結びつけた。この編曲はこの上ない繊細さ を持ち合わせ、互いに深い愛情を抱きあうアーティストたち全員による 親密なパーティなのである」――ジェイムズ・プリチェット (ブックレットより)  サティを敬愛しその影響を受け、相互に触発しあった2人の作曲家と 高橋アキ。フェルドマンより編曲作品の献呈を受けた高橋のピアノに よる、世界初録音を含む貴重なケージ作品集です。ブックレットには、 プリチェットによる解説、高橋が1980年のケージ、フェルドマンとの 日々を綴ったエッセイも収録。(カメラータ)

フォンテック
FOCD-9850(1SACD)
税込定価
2021年8月4日発売
JOHN CAGE/北村朋幹
ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード
グリーグ:鐘の音(抒情小曲集 第5集より)Op.54-6
北村朋幹(P)

録音:2021 年 2 月 2-4 日 所沢市民文化センター ミューズ キューブホール
3楽章からなる《4’33”》(1952) で、「聴かれるべき沈黙」を提起したジョン・ケージ(1912-92)。 これに先立ち、1938年にはダンス音楽のためにプリペアド・ピアノを考案します。 この“楽器”のために1946-48年に作曲した《ソナタとインターリュード》は、ケージの音楽のな かで最も力動感に溢れ、また極めて繊細な音響空間を構築した傑作です。 北村朋幹の演奏とプリパレーションは、 1956年製造のスタインウェイを「色彩楽器」へ変身させ、 連続する5度の響きによる「鐘」は、作曲家の夢を密やかに呼び覚まします。 ケージはピアノ学習時期にグリーグに熱中し、その作品演奏のみに一生を捧げることを夢見ていたの です。 鍵盤作品CD史上、特筆すべき作品の登場!! (FONTEC)

オクタヴィア
OVCT-00184(1SACD)
税込定価
2021年8月25日発売
舘野泉/エイヴェレの星たち
ウルマス・シサスク:エイヴェレの星たちOp.142
舘野泉(P)

録音:2015年3月13-15日 エストニア・エイヴェレマナー
作曲家ウルマス・シサスクは1960年生まれ。現在世界的にも注目を集めている、エストニ アの作曲家です。この曲集は、2012年から14年にかけて作曲された組曲で、かねてから 親交を結ぶ舘野泉に献呈されています。シサスクは幼少時代から天体観測に興味を示 し、そこから独自の音階を創出、ミニマル的書法による幻想的な作風を生み出していま す。舘野のピアノは、北の空の絵模様が、幾重にも変化していくような夢幻的な世界へ 誘ってくれます。エイヴェレはエストニアの首都タリンから80キロに位置する土地で、ここ の歴史的施設のベーゼンドルファーを使用しての収録です。

Centaur
CRC-3805(1CD)
ショパン生誕210周年記念
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35 「葬送」/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 「英雄」
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2019年7月5日(ニュージャージー州、アメリカ)
国際的ソリスト、室内楽奏者、レコーディング・アーティストとして活躍するソフィア・アグラノヴィチは、フェリックス・ブルーメンフェルトの弟子であり、ロシア・ピアノ界の名教師としてその名を馳せたアレクサンドル・エデルマンに師事したウクライナ生まれのピア二スト。ブルーメンフェルト、ネイガウスというロシアン・ピアニズムの流れを汲み、10歳の時に参加したウクライナ・ヤング・アーティスト・コンペティションでは見事優勝しています。本アルバムは、ショパン生誕210周年を迎えた2020年にリリースされた好企画です。

Centaur
CRC-3812(1CD)
フンメル:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第4番ハ長調 Op.38
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 Op.106
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

録音:2019年(クリーヴランド)
1974年イタリア・ジェノヴァ出身のピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディによるフンメルのピアノ・ソナタ・シリーズ。ポンパ=バルディはアルド・チッコリーニのアシスタントを務め、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デムスなどに師事し研鑽を積むと、1998年ロン=ティボー国際コンクール第3位、1999年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダルなど輝かしい実績に彩られたピアニスト人生を歩みます。現在は拠点をアメリカに移し、積極的な演奏活動や録音の傍らオーバリン音楽院やクリーヴランド音楽大学で後進の育成にも力を入れており、著名なコンクールの審査員も務めています。
Centaur
CRC-3818(1CD)
ゲイリー・ショッカー:ピアノ作品集
ミスト/11-12-13/シンプル・プレイヤー/ポイント・オヴ・デパーチャー/スノー・ミュージック/リキッド・ミラーT/子守歌/ライジング/ガリオーソ/サラバンド/リブラ・マインド/ノー・クラウズ/オン・ワン・ハンド/サルトリー/ルッキング・アップ/サークリング/30周年/スター・ライト/ナイト・ウォーキング/ウォーターズ・エッジ/ゴーイング・ホーム/ワンス・モア・アラウンド・ザ・ダンス・フロアー
ゲイリー・ショッカー(P)

録音:2019年(ニューヨーク)
アメリカ出身の著名なフルート奏者・作曲家・ピアニスト、ゲイリー・ショッカーの自作自演アルバム。特にフルートのための作品でよく知られるショッカーですが、ここではピアノのための小品を自ら弾いています。1998年以降に作曲された作品が収録されており、一番新しいものはなんとこの録音を行う数日前に書かれたものだそうです。それぞれの曲のタイトルは曲の完成後に自ら録音したものを聴いて名付けているといいます。
Centaur
CRC-3781(2CD)
ロマン派からモダニズムへのチェコ・ピアノ・サイクルの流れ
ヤナーチェク:草陰の小径(1900-1911)、
 ソナタ第1番 X.1905、霧の中(1912)
スメタナ:チェコ舞曲 JB T:114(1879)
ドヴォルザーク:ユモレスク第7番 Op.101
スーク:人生と夢 Op.30(1909)
マルティヌー:8つの前奏曲 H.181(1930)
シュルホフ:5つのジャズの練習曲(1926)
フローレンス・アン(P)

録音:2016年-2018年(アメリカ)
ロマン派から第一次世界大戦までに活躍したチェコの作曲家のピアノ作品集。これらの作曲家の作品は、交響曲や管弦楽曲、室内楽曲などは取り上げられるものの、意外にもピアノ作品は、あまり演奏されてきませんでした。しかし、ピアノ曲もボヘミアの世界観に溢れた作品や、チェコ独特の民俗的な作品も多くあり、このアルバムではそのよう作品が多数収録されています。
Centaur
CRC-3791(1CD)
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.5
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68 「田園」 (ポール・キム編)
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」
ポール・キム(P)

録音:2016年(ニューヨーク)
“ピアノ独奏版”ベートーヴェン交響曲全集第5巻!アメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学び、ソリストとして活躍中の韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キムのベートーヴェン・チクルス第5弾は「田園」。敢えてリスト版を使わず自らの編曲で挑んでいるところに強いこだわりを感じます。カップリングとして「田園ソナタ」も収録。
Centaur
CRC-3795(1CD)
ア・ニューヨーカー:インプレッションズ
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
メイ・アウフデルハイド(1888-1972):2つのピアノ・ソロ・ラグタイム
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 Op.68 「黒ミサ」
ラヴェル
:クープランの墓
レクオーナ(1896-1963):3つのピアノ独奏曲
ジョアン・チャン(P)

録音:2018年(アメリカ)
ニューヨークを拠点に世界5大陸で活躍するピアニスト、ジョアン・チャンが贈る1枚。ドビュッシーやラヴェル、スクリャービンの名曲と共に演奏されるのは、20世紀のアメリカ&キューバの作曲家による作品。ラグタイムやスペイン、黒人女性、キューバの舞曲を題材としたプログラミングは、ニューヨークの多民族社会を反映しているかのよう。ジョアン・チャンはこれをダイナミックさと繊細さを兼ね備えたピアニズムでまとめ上げています。

Ars Produktion
ARS-38315(1SACD)
ウィーンの変奏曲集
ベートーヴェン:パイジェッロの歌劇 「水車屋の娘」 の二重唱 「わが心もはやうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO.70
ハイドン:アンダンテと変奏曲 へ短調 Hob.XVII:6
チェルニー:ロードの主題による変奏曲 「思い出」 Op.33
フンメル:グルックの歌劇 「アルミード」 の主題による変奏曲 ヘ長調 Op.57
シューベルト
:即興曲 変ロ長調 D.935-3
モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
ロベルテ・マムー(P)
チュニジア出身のフランスの女性ピアニスト、ロベルテ・マムーによる、18世紀ウィーンの音楽的つながりをテーマにした変奏曲集!音楽家にとって魅力的な中心地であり、音楽創造の出会いの場となっていた18世紀〜19世紀初頭のウィーンでは、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、フンメル、チェルニー、シューベルトらが師弟や友人の関係を築き、お互いに影響を与え合っていました。彼らが書いた膨大な数の変奏曲に魅了されたマムーは、フンメルの変奏曲を中心として『ウィーンの変奏曲』による宇宙を作り上げました。「小品から他の作品に移るのはいつだって難しいのですが、このプログラムはあなたを喜ばせ、魅了することでしょう...そして、それぞれの作曲家の異なる側面を発見することでしょう。」(ロベルテ・マムー)
Ars Produktion
ARS-38311(1SACD)
ア・ニュー・パス
ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26 「葬送」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第5番ハ長調 Op.135
ガビス・ライヒェルト(P)
1994年スイス生まれの若きピアニスト、ガビス・ライヒェルトのデビュー・アルバムは、「A New Path(新しい道)」のタイトルで、ハイドン、ベートーヴェン、プロコフィエフがそれぞれ実験的な試みを行い、革新的な道を切り開いてきた時期のピアノ・ソナタを組み合わせたプログラム。
ライヒェルトはスイス国内外の様々なコンクールで受賞し、2019年に行われた仙台国際音楽コンクールではスイス人ピアニストとして始めて招待され、その後日本でのコンサートツアーも行われています。
今回のアルバムは、ヴッパータールのインマヌエル教会で録音され、ベーゼンドルファーのピアノが選ばれています。

Delphian
DCD-34266(1CD)
マリンバのためのアメリカ音楽
マイケル・バーリット(b.1962):プレリュード1
イヴァン・トレヴィーノ(b.1983):イミグラント・ソング(移民の歌)*
バーリット:ジ・オファーリング
トレヴィーノ:ストライヴ・トゥ・ビー・ハッピー*
バーリット:カリタス 〜 2.Solemn、カリタス〜3.Majestic
トレヴィーノ:アンセム(ソング・ブック Vol.1より)*
エマニュエル・セジョルネ(b.1961):ナンシー
トレヴィーノ:フィーリング・ベター*、
 メメント*
エリック・イウェイゼン(b.1954):ノーザン・ライ
カラム・ヒューガン(マリンバ)

録音:2020年11月17日−19日、ブロートン聖マリア教区教会(エジンバラ)
*=世界初録音
国際的に活躍するマリンバ奏者&パーカッション奏者のカラム・ヒューガンは、キャリアの早い段階からマリンバへの真の情熱を示し、18歳の若さでBBCソロ・ブロードキャストで優勝、国際的な様々なコンクールでファイナリストになり、優れた音楽性と揺るぎない個性によって、世界中の聴衆と批評家を魅了しています。
急成長するパーカッションの現代レパートリーの中で、北米の作曲家=演奏家による作品は特別な位置を占めています。クラシックの教育を受けながら、ロックやジャズ、西洋音楽の影響を受けてきた彼らは、スコットランド出身のマリンバ奏者であるカラム・ヒューガンという素晴らしい表現者を見つけ、このファースト・ソロ・アルバムの製作が実現しました。マイケル・バーリットの薄く開放的なテクスチュアから、イヴァン・トレヴィーノの寛大で温かみのあるサウンドまで、マリンバのあらゆる表現の可能性を紹介しています。イヴァン・トレヴィーノの5作品は世界初録音。

CAvi
8553034(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番〜 第8番
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)

録音:2020年5月、センデザール・ブレーメン(ドイツ)
2003年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝の栄誉に輝いたドイツのデュッセルドルフ出身の実力派ピアニスト、セヴェリン・フォン・エッカードシュタインのプロコフィエフ!エッカードシュタインはそのほかにもアルトゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール、ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールなど、難関として知られるコンクールで次々と入賞を果たしています。
「プロコフィエフのピアノ作品は、その見事なまとまりと生命力の中に、人間の感情が聴き手に忍び寄るさまざまな驚きの瞬間が緻密に織り込まれており、それによって印象的な真摯さと深い内なる感情が明らかにされています。それはポスト・ロマン派的な感情のエピソードによって構成されたのとは全く異なる、荒涼とした暴力的な絶望の瞬間です。」
(セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン)
CAvi
85-53036(1CD)
リゲティ:ピアノのための練習曲 第1巻〜第3巻(全18曲)
第1巻〔無秩序、開放弦、妨げられた打鍵、ファンファーレ、虹、ワルシャワの秋〕/第2巻〔悲しい鳩、金属、眩暈、魔法使いの弟子、不安定なままに、組み合わせ模様、悪魔の階段、無限の円柱〕/第3巻〔白の上の白、イリーナのために、息切れ、カノン〕
キャシー・クリエ(P)

録音:2020年10月&12月(ルクセンブルク)
2015/2016シーズンのECHO(ヨーロッパ・コンサート・ホール協会)ライジングスターに選出されたルクセンブルク出身のキャシー・クリエは、ラモー、シューベルト、ラヴェル、ベルクの作品や、ドイツの現代作曲家ヴォルフガング・リームが彼女のために作曲した作品など、古典と現代を組み合わせたプログラムで高い評価を得ている気鋭のピアニスト。C'Aviレーベルからの最新盤は、ジェルジュ・リゲティが17年以上の歳月をかけて作曲した、全18曲からなる 「ピアノのための練習曲」。20世紀で最も重要なピアノ・エチュードといっても過言ではない、リゲティの驚異的なまでに豊かなインスピレーションによって生み出された傑作です。

DUX
DUX-1767(1CD)
20世紀ロシアのアコーディオン・ソナタ集
ゾロタリョフ:ソナタ第3番
レプニコフ:ソナタ
ナガイエフ:ソナタ Op.14
クラウディウシュ・バラン(アコーディオン)

録音:2005年&2013年、ワルシャワ(ポーランド)
シチェドリンとフレンニコフから作曲を学び、近代のロシアにおけるバヤンのための作品の最も有名な作曲家の1人に数えられているヴラディスラフ・ゾロタリョフ(19421−1975)を筆頭とする20世紀に作曲されたアコーディオンのための3作品を収録。
これらの20世紀のロシア作品を弾くのは、ワルシャワPOとソリストとして共演した初のアコーディオン奏者でもあるクラウディウシュ・バラン。これまでに50作品以上の新曲初演を担当し、ポーランドにおけるアコーディオンの普及、発展に寄与し続ける名手です。
DUX
DUX-1687(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
バラード ヘ短調 Op.52/即興曲変イ長調 Op.29/即興曲嬰へ長調 Op.36/即興曲変ト長調 Op.51/24の前奏曲 Op.28
トマ・プラット(P)

録音:2020年8月5日−8日、オトレンブシ(ポーランド)
パリ地方音楽院でジャン=マリー・コテに、エコールノルマル音楽院ではアリシア・デ・ラローチャの弟子であるエリック・ヴィドンヌにピアノを学んだフランスのピアニスト、トマ・プラット。
6歳でピアノを始め、その直後にショパンの音楽と出会い、すっかり魅了されてしまったというプラット。
コンサート・ピアニストやピアノ教師として生計を立てていないピアノ奏者たちが参加するワルシャワのインターナショナル・フレデリク・ショパン・コンペティション・フォー・アマチュア・ピアニスツの第4回大会(2018年)で見事優勝を果たし、今回のCD録音が実現しました。
ショパンの音楽への愛情があふれた美しい演奏です。
DUX
DUX-17391740(2CD)
バッハ:フランス組曲 BWV.812−817 リリアンナ・スタヴァルツ(ハープシコード)

録音:2020年1月24日−25日、ウッチ(ポーランド)
スカルラッティのヴァイオリン&ハープシコード編曲版「ソナタ集」(DUX-1668)での躍動感に満ちた演奏が記憶に新しいポーランドの古楽系女流鍵盤奏者、リリアンナ・スタヴァルツが今回はソロでバッハの「フランス組曲」全曲を録音!
ユゲット・ドレフュス、ヴワディスワフ・クウォシエヴィチといった世界的名手たちに学んだスタヴァルツが繰り出すバッハは、現在の東欧、特にポーランドにおける古楽の充実ぶりが頷ける好演奏。
楽器はエジンバラ博物館に所蔵されているパスカル・タスカンのハープシコードのレプリカ・モデル(クシシュトフ・クリスのアトリエ所蔵)を使用しています。
DUX
DUX-1680(1CD)
シマノフスキ:ピアノ作品集
20のマズルカ Op.50/4つのポーランド舞曲
2つのマズルカ Op.62
ポーランド歌曲集(シマノフスキ編曲によるピアノ独奏版)
マレク・シュレツェル(P)

録音:2020年6月24日−26日、オトレンブシ(ポーランド)
ポーランドにおける「国民楽派」を代表する存在だったカロル・シマノフスキ(1882−1937)が、ポーランド南部のタトラ地方の民族音楽に傾倒し、同地のザコパネに別荘を得た創作の第3期に作曲されたピアノ作品を収録。
創作第3期、タトラ地方の民族音楽からの影響としても真っ先に名前が挙がるマズルカ(22曲)、そして1926年に作曲された「4つのポーランド舞曲」に加えて、シマノフスキ自身がピアノ独奏用に編曲した「ポーランド歌曲集」でプログラムが構成されています。
時には激しさを感じる独特のリズムやフレーズが特徴的なシマノフスキのマズルカを弾くのは、1981年クラクフ出身で、パリのエコールノルマル音楽院で研鑽を積んだマレク・シュレツェル。ワルシャワのナショナル・ショパン・コンクール第1位などの実績を持つ実力派です。
DUX
DUX-1710(1CD)
ケーラー:オルガン作品集
前奏曲とフーガ ヘ長調/グラウンの「イエスの死」への序奏/ヘンデルの「メサイア」の「ハレルヤ」による幻想曲/輝きのいかに美しきかな/我、神より去らじ(T)/我、神より去らじ(U)/ヘンデルの「メサイア」の主題による幻想曲/変奏曲/前奏曲ホ短調とフーガ ホ長調/葬送のための前奏曲/ハイドンの「天地創造」による幻想曲/祝祭の前奏曲ニ長調
マレク・トポロフスキ(Org)

録音:2020年9月22日−24日、ヤボル(ポーランド)
デュセック(ドゥシーク)のピアノ作品集(DUX-1578)で鮮烈な演奏を披露してくれたポーランドを代表する鍵盤奏者の1人、マレク・トポロフスキがオルガンで奏でるエルンスト・ケーラー(1799−1847)の作品の数々。
ポーランド南西部、ヤボルの平和の福音教会のオルガンを奏でたトポロフスキ。1799年にポーランドのビエラバで生まれたエルンスト・ケーラー(1799−1847)は、19世紀前半におけるヴロツワフ・オルガン・スクールの重要人物とされている音楽家です。

Chandos
CHAN-20235(1CD)
失われた時〜フォーレ、リスト、ラヴェル、レスピーギ
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 ソナチネ 嬰ヘ短調 M.40
リスト:エステ荘の噴水 S.163-4
ラヴェル:水の戯れ ホ長調 M.30
リスト:ハンガリー狂詩曲第13番 イ短調 S.244-13
フォーレ:主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73
リスト:ドニゼッティの 「ランメルモールのルチア」 の回想 S.397
レスピーギ
:夜想曲 変ト長調 P.44-3
イモジェン・クーパー(P)

録音:2021年2月19日−22日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
プルーストの偉大な小説のタイトルを借りたイモジェン・クーパーの最新アルバムは、彼女が若かりし頃にパリで学んだ曲や、ウィーンでアルフレッド・ブレンデルとともに学んだ曲の再発見がテーマの、非常にパーソナルな1枚!
クーパーは1961年から1967年までの間、ラヴェルをよく知るジャック・フェヴリエや、アルフレッド・コルトーを知るイヴォンヌ・ルフェビュールらに師事していますが、本アルバムに収録されているラヴェルやリストの名曲を、コンサートで披露したことはなかったといいます。古い楽譜に書かれている先生からのメッセージや、耳と指の記憶(1968年5月以前のパリは演奏習慣を含め過去と深く結びついていました)、そして彼女がその後新たに獲得した沢山のレパートリー(特にドイツ系のもの)や演奏活動が、これらの作品の演奏解釈にどういった影響を与えているのか、大変興味深い1枚です。

Hyperion
CDA-68373(1CD)
イギリスの無伴奏チェロ作品集
ブリテン:テーマ「ザッハー」、無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
伝承曲(イッサーリス編):チェロ組曲で使われたテーマ集〔悲しげな歌「小さなリンゴの木の下で」*、秋*、ストリート・ソング「灰色の鷲」*、コンタキオン「休息を与える」〕
ウォルトン:王子のための主題、
 パッサカリア
ジョン・ガードナー(1917−2011):コラント・ピッツィカート
フランク・メリック(1886−1981):18世紀の様式による組曲
トマス・アデス(b.1971):ソラ(Sola)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
ミシュカ・ラシュディ・モーメン(P)*

録音:2020年8月16日−18日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス。前作では編曲物を含むジョン・タヴナーの作品集という意欲的なアルバム(PCDA-68246/CDA-68246)で、2021年のBBCミュージック・マガジン賞(Premiere Award)やグラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれたイッサーリスですが、次なるアルバムでも近現代のプログラムをフォーカス!
ブリテンの「無伴奏チェロ組曲第3番」とフランク・メリックの「18世紀の様式による組曲」を中心に、ウォルトン、アデス、ジョン・ガードナーなど有名無名を問わないイギリスの無伴奏チェロ作品を集成。また、ブリテンの無伴奏チェロ組曲第3番に使われた伝承曲の主題をアレンジして収録するなど、イッサーリスならではのこだわりもポイント。歌心に溢れ、インスピレーション豊かなスティーヴン・イッサーリスのチェロが濃厚に響く、至高の無伴奏プログラムにご期待ください!

BIS
BISSA-2570
(1SACD)
ハープのための作品集
アントン・エドヴァルド・プラテ(1796-1875):(1)グラン・コンセールト短調〜ハープと管弦楽のための
(2)スウェーデン民謡による主題と変奏曲〜ハープのための
(3)ロマンティック幻想曲「ノルウェーの思い出:山と谷から」〜ハープのための
デルフィーヌ・コンスタンタン=レズニク(ハープ/Lyon and Healy, Style 23)
(1)ノルショーピングSO
ダニエラ・ムスカ(指)

録音:2020年8月20-24日/ルイ・ド・イェール・コンサートホール(ノルショーピング、スウェーデン)
ハープ・ファン必聴!ボヘミア生まれのアントン・エドヴァルド(アントワーヌ・エドゥアール)・プラテ(1796-1875)は、ハープ奏者 と作曲家として、彼が生き、活動した19世紀には名の知れた存在だったと言われます。しかし、死後、彼の作品も音楽家としての名声も忘れられ、ノルショーピン グSOの首席ハープ奏者に就任したデルフィーヌ・コンスタンタン=レズニクが、ハープのための新しいレパートリーを探るうちに彼の作品に出会ったことから、 プラテの名と音楽がふたたび日の目を見ることになりました。
プラテは、1796年ボヘミアの旅回りの人形芝居の一家に生まれました。成人すると彼も公演に加わり、「ダビデの竪琴」と呼ばれる小型のハープを演奏して 幕間に観客を楽しませたといいます。その後、紆余曲折を経て、彼はスウェーデンに渡り、ハープ奏者としての名を高めました。ノルウェーとフィンランドにツアー、 1840年代にはヨーロッパを広く回り、ベルリン、ウィーン、プラハでも演奏しています。活動の範囲は広かったものの、ノルショーピングを中心とする地域でもっ ぱら活動し、裕福な地主の娘たちを教え、ノルショーピングSOの前身、ノルショーピング管弦楽協会の指揮者も務めたこともあります。1875年5月23日、 ノルショーピング西のレードベリの村で生涯を閉じました。彼の死は、ヘルシンキ、ヨーロッパの都市、遠くシカゴでも報じられたといわれます。
コンスタンタン=レズニクのこのアルバムでは、プラテの3つの作品が演奏されます。ハープと管弦楽のための「グラン・コンセール(Grand Concert)」は、 雄大な「アレグロ・コン・スピリト」、誠実な心を伝える「アンダンテ・アリオーゾ」の〈ロマンツァ〉、民俗音楽からインスピレーションを得た「ポラッカ・ア・ラ・スヴェ デーズ(スウェーデン風ポラッカ)」の〈ロンド〉の3楽章の作品です。このアルバムの演奏には、スウェーデン音楽アカデミーが2018年に出版した『スウェーデ ン音楽遺産(Levande Musikarv)』の版が使われています。「スウェーデン民謡による主題と変奏曲」は、『ラ・フォリア』を替え歌にして歌われることの多かっ た童謡「Katten och killingen(猫と子猫)」を主題にした「サラバンド」と7つの変奏の作品。「ノルウェーの思い出:山と谷から(Souvenir de Norvege:Fra Fjell og Dale)」は、「En liten Gut ifra Tistedal’n(ティステダーレンの少年)」「A kjore vatten og kjore ved(川を越え、森を進み)」「I fjol gjett je gjeita(去年、山で山羊の番をしていると)」「Stusle Sundagskvelden(もの悲しい日曜の夕べ)」の4曲を素材にした「ロマンティック幻想曲」 です。 (Ki)

MIRARE
MIR-440(1CD)
民謡から生まれたピアノ曲
デシャトニコフ:ブコヴィナの歌(24の前奏曲)
バルトーク:15のハンガリー農民歌Sz.71
チャイコフスキー:ドゥムカOp.59
ルーカス・ゲニューシャス(P)
第16回ショパン・コンクール第2位を受賞したルーカス・ゲニューシャスのミラーレ・レーベル第2弾。今回はロシア・東欧の民謡から生まれたピアノ曲を集め た興味深いアルバムです。
メインは「24の前奏曲」の副題を持つデシャトニコフの「ブコヴィナの歌」。デシャトニコフ(1955-)はクレーメルが積極的に作品を紹介し、おなじみとなった 作曲家。周辺の民謡や伝承音楽に興味を持ち、その可能性を現代音楽の世界に生かしてバルトークの技法をさらに推し進めた作風を確立しようとしています。
「ブコヴィナの歌」はウクライナとルーマニアをまたぐ地域の民謡に基づく24の小品。アメリカン・バレエ・シアターが2017年にバレエ化して話題となりました。 ゲニューシャスも2018年10月に東京で本邦初演したほか世界各地で愛奏し、彼のトレードマークとなっている感があります。今回満を持しての全曲録音となり ます。
バルトーク流のエネルギーに満ちた世界ですが、ジャズやポピュラー音楽の要素も感じられる新しさがオシャレ。
カップリングにはバルトークが100年前に同手法で作った「15のハンガリー農民歌」、チャイコフスキーがスラヴの伝承音楽「ドゥムカ」の形式で作った技巧的 作品まで、ゲニューシャスの若々しい魅力を満喫できます。 (Ki)

MELODIYA
MEL-1002641(9CD)
NX-J01
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ全集
【CD1】
1-4. ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2 Op. 1
5-8. ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2 Op. 2
9-12. ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2 Op. 3
【CD2】
1-4. ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op. 7
5-7. ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op. 10 No. 1
8-10. ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op. 10 No. 2
【CD3】
1-4. ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op. 10 No. 3
5-7. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」 Op. 13
8-10. ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op. 14 No. 1
11-13. ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op. 14 No. 2
【CD4】
1-4. ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op. 22
5-8. ピアノ・ソナタ第12番変イ長調「葬送」 Op. 26
9-12. ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27 No. 1
13-15. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」 Op. 27 No. 2
【CD5】
1-4. ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」 Op. 28
5-7. ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op. 31 No. 1
8-10. ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」 Op. 31 No. 2
【CD6】
1-4. ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op. 31 No. 3
5-6. ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op. 49 No. 1
7-8. ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op. 49 No. 2
9-11. ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」 Op. 53
12-13. ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op. 54
【CD7】
1-3. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」 Op. 57
4-5. ピアノ・ソナタ第24番嬰へ長調「テレーゼ」 Op. 78
6-8. ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op. 79
9-11. ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」 Op. 81a
12-13. ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op. 90
【CD8】
1-4. ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op. 101
5-8. ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」 Op. 106
【CD9】
1-3. ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op. 109
4-6. ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op. 110
7-8. ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op. 111
タチアーナ・ニコラーエワ(P)

録音(ライヴ) モスクワ音楽院大ホール
1984年1月10日…CD1:1-12、CD2:1-4
1984年1月11日…CD2:5-10、CD3:1-7
1984年1月18日…CD3:8-13、CD4:1-8
1984年1月25日…CD4:9-15、CD5:1-7
1984年1月22日…CD5:8-10、CD6:1-13
1984年3月4日…CD7:1-11
1984年3月7日…CD7:12-13、CD8:1-8
1984年4月11日…CD9:1-8
1984年、モスクワ音楽院大ホールで行われたこのニコラーエワのライヴ録音は、当時なぜか発表されることなく、 2004年、突然Scribendumレーベルから発売され話題となったものです。 バッハとショスタコーヴィチの権威として知られたタチアーナ・ニコラーエワ(1924-1993)でしたが、1963/64 年のシーズンに初めてソナタの全曲演奏会を開催してからは、ベートーヴェンも彼女のキャリアの中で重要な位置 を占めるようになりました。この時の演奏会はピアニスト・批評家のグリゴリー・コーガンにも絶賛されたほど素晴らし いものでしたが、ニコラーエワは更にベートーヴェンの作品を追求し、20年後に再びソナタの全曲演奏を試みたの です。彼女は1984年の1月から4月までに8回の演奏会を行い、第1番から第32番をほぼ番号順に演奏、これ は彼女自身のキャリアの集大成となっただけではなく、この時代のソビエト音楽界、舞台芸術全体においても最 大の成果の一つとなりました。その貴重な記録を改めてお届けいたします。

MELODIYA
MEL-1002658(2CD)
NX-C01
アントン・バタゴフ・プレイズ・シューベルト
【CD1】
即興曲 変ト長調 Op. 90 NO. 3 D. 899
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D. 960- 第1楽章
ピアノ小品(即興曲)第1番変ホ短調 D. 946
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D. 960- 第2楽章
【CD2】
17のレントラー D.366
ピアノ小品(即興曲)第2番変ホ長調 D. 946
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D. 960- 第3楽章
楽興の時 変イ長調 Op. 94 No. 6(D. 780)
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D. 960- 第4楽章
君はわが憩い D. 776
アントン・バタゴフ(P)

録音:2019年5月
1965年生まれの作曲家・ピアニスト、アンドン・バタゴフ。デビューCDとなったメシアンの「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」全曲を160分という超低速で 演奏(通常は120分程度)、その後もアメリカの実験音楽をロシアで演奏するなど、常に話題を蒔いているピアニストです。1997年にコンサート・ピア ニストをやめ、12年間スタジオ録音のみを発表していましたが、2009年にコンサートを再開、近年はバッハの演奏を熱心に行うとともにロック・カンター タ「THE ONE THUS GONE」などの自作も発表し、ジャンルを超えた活動で注目されています。 バタゴフによるMelodiyaレーベルへの6番目のクラシックアルバムは、2019年5月に録音されたシューベルトの作品集。メインとなるのは最後のピアノ・ ソナタ第21番ですが、バタゴフは楽章をばらばらにし、他の後期の作品を組み合わせることで、まるで小説を読むかのような一つのストーリーを創り上 げることに成功しました。もちろん、バタゴフの持ち味でもあるじっくりと作品に向き合うやり方はここでも健在であり、通常、40〜50分で演奏されるソ ナタだけでも60分越えというスローテンポです。2時間20分の旅をバタゴフとご一緒に。
MELODIYA
MEL-1002655(1CD)
NX-B07
コンスタンチン・エメリヤノフ・プレイズ・チャイコフスキー
四季 Op. 37a
悲しい歌 Op. 72 No. 14
性格的舞曲 Op. 72 No. 4
夜想曲 Op. 19 No. 4
交響曲第6番より第3楽章(S.フェインベルクによるピアノ編)
コンスタンチン・エメリヤノフ(P)

録音:2020年8月6-24日モスクワ音楽院 大ホール
2019年に開催された"第16回チャイコフスキー国際コンクール"ピアノ部門で3位を獲得したピアニスト、コンスタ ンチン・エメリヤノフ。このアルバムには彼がコンクールで演奏したチャイコフスキーの第6交響曲からの「Allegro molto vivace」が含まれています。ピアノ独奏用に編曲したのは、ソビエト連邦の名手サムイル・フェインベルク であり、超絶技巧が駆使された華やかな作品はエメリャノフが最も得意とする曲の一つになっています。メインとな るのは、12の性格的小品で構成された『四季』で、ここではエメリヤノフが持つ幅広い表現力が存分に発揮され ています。
MELODIYA
MEL-1002665(1CD)
NX-B07
ラフマニノフ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op. 28
コレルリの主題による変奏曲 Op. 42
ダニール・サヤモフ(P)

録音:2020年
1983年生まれのピアニスト、ダニール・サヤモフのMelodiyaにおけるデビュー・アルバム。 タンボフで開催された「セルゲイ・ラフマニノフ記念国際青少年コンクール」での優勝を機に、モスクワ音楽院に入 学、2000年から2005年までソビエトの名ピアニスト、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ(1929-2015)に師事しました。 2011年には修士号を取得、2014年からはゴルノスタエヴァの助手としてモスクワ音楽院で教職に就き、彼女の 死後もその職を続けています。 このアルバムで、彼はラフマニノフの2つの作品を演奏。ゲーテの『ファウスト』にインスパイアされて書かれた「ピアノ・ ソナタ第1番」は1907年の作品。長大であり演奏が困難なためか、有名な第2番に比べ演奏機会が多くありま せんが、ラフマニノフらしい厚みのある和音と美しい旋律が特徴的な大作です。かたや1931年の「コレルリの主 題による変奏曲」は、ロシア革命を逃れ渡米したラフマニノフが1曲だけ書いたピアノ曲。"フォリア"の旋律にありと あらゆる趣向を凝らした変奏が施された技巧的な曲です。ラフマニノフに格別な情熱を注ぐというサヤモフの見事 な演奏でお聴きください。

SOMM
SOMMCD-0639(1CD)
NX-B04
Nightlight 常夜灯
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K. 397
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調「幻想ソナタ」
リスト:コンソレーション 第1番 ホ長調 S.172
 コンソレーション 第2番ホ長調 S.172
シューベルト:ソナタ第19番ハ短調 D.958
トムキンズ(1572-1656):この混乱した時代のための寂しいパヴァーヌ
.ビル・エヴァンス(1929-1980):Peace Piece
シューマン:暁の歌 Op. 133
コーデリア・ウィリアムズ(P)

録音:2020年12月11-12日
これまで、SOMMレーベルで3枚のアルバムをリリースしたピアニスト、コーデリア・ウィリアムズ。今回のアルバムは、孤独と不安の中で眠れぬ夜を過ごす人に 寄り添う音楽をコンセプトに生まれました。ルネサンス期のトムキンスが作曲したメランコリックな「この混乱した時代のための寂しいパヴァーヌ」からビル・エヴァン スの「Peace Piece」までの多彩な曲を集めたものです。夢と悪夢の入り混じるモーツァルトの「幻想曲」、夜の海の凪と嵐を表現するという2つの楽章で構 成されたスクリャービンのソナタ第2番が続き、リストのコンソレーションで一息入れたあとには、漆黒の夜の闇の中を彷徨うようなスリリングな楽想を持つシュー ベルトのソナタ第19番が置かれています。そしてトムキンスとエヴァンスが続き、最後は朝の気配を感じさせるシューマンの暁の歌」で幕を閉じるという考え抜 かれた選曲には、夜の矛盾、混乱、恐怖と優しさ、そして光への憧れが端的に表現されており、「暗闇の中で孤独を感じる」多くの人に捧げられています。

Gramola
GRAM-99242(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op. 10 No. 2
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」 Op. 28
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op. 109
ワルキリア・イサギーレ(P)

録音:2020年12月11日、2021年1月13、18日
ベネズエラ出身、ウィーンで学んだピアニスト、ワルキリア・イサギーレのデビュー・アルバム。 彼女が選んだのはベートーヴェンのピアノ・ソナタ。初期、中期、後期の作品から1曲ずつ演奏することで、ベートー ヴェンの作風の変遷を辿るとともに、イサギーレにおけるベートーヴェンへのオマージュにもなっています。第6番は、 ウィーンのピアニスト、パウル・バドゥラ=スコダが「ベートーヴェンの作品中、最も楽しい曲の一つ」と呼んだ活気溢れ るソナタ。伝統的な4楽章ではなく緩徐楽章を欠いた3楽章形式で書かれた革新的なソナタでもあります。第15 番は「田園」と呼ばれる中期の代表作の一つ。第6番と同じニ長調でありながら、作曲技法は巧みになっており、 和声面でも新しい試みが見られます。第30番は1820年の作品。第1楽章には、いくつもの素材が用いられるも 統一が取られており、また終楽章が変奏曲形式であるなど、これまでのベートーヴェンのピアノ・ソナタに見られな かった新機軸が指摘される傑作。イサギーレは各々のソナタの特長をまとめあげ、美しいタッチで聴かせます。
Gramola
GRAM-99234(2CD)
NX-B08
ブルックナーを巡る道
【CD1】 コンサート
1. ブルックナーの軌道(アントン・ブルックナー/ルディ・ヴィルファー)
2. ヘルナルスの小さなカフェで(ヘルマン・レオポルディ)
3. そして今は(ジルベール・ベコー)
4. 愛の悲しみ(フリッツ・クライスラー)
5. 子守歌(ヨハネス・ブラームス)
【CD2】 アルバムのできるまで
1. そして今は(別テイク 1)
2. ミッツィとフェリックス(ルディ・ヴィルファー)
3. ヘルナルスの小さなカフェで(ヘルマン・レオポルディ)
4. ブルースの即興演奏(ルディ・ヴィルファー)
5. そして今は(別テイク 2、covidヴァージョン)
6. ブルックナーの軌道(別テイク 1)
7. ブルックナーの軌道(別テイク 2)
8. You Must Believe in Spring(ミシェル・ルグラン)「B.E.のレクイエム」
9. モニの庭(ルディ・ヴィルファー)
10. 愛の悲しみ(フリッツ・クライスラー)
ルディ・ヴィルファー(P)

録音:2020年8月16日(ライヴ)
ザンクト・フローリアン修道院、オーバーエスターライヒ州(オーストリア)…CD1
2020年8月14-15日ザンクト・フローリアン修道院、オーバーエスターライヒ州(オーストリア)…CD2:1-5
2020年7月11-12日アウグスティン教会/ザンクト・マルガレーテン・イム・ルンガウ、ザルツブルク(オーストリア)…CD2:6-10
オーストリアで長く活動を続ける1936年生まれの重鎮ジャズ・ピアニスト、ルディ・ヴィルファー。彼は2020年に開 催されたブルックナー所縁の地、ザンクト・フローリアン修道院でのコンサートでの演奏の前に、ブルックナーを巡る旅 に出ました。そこで探し当てたブルックナーの音楽を含む様々な事象はヴィルファーに多くのインスピレーションを与 え、溢れるかのように即興的な音楽が生まれたのです。これらは一つとして同じものはなく、どれも時代を超えた新し いものばかりです。 この2枚組には、ブルックナーへのオマージュだけではなく、「What Now My Love」などのジャズのスタンダードやク ライスラー、ブラームスなどウィーンを象徴する作品も含まれており、ヴィルファーがどのようにブルックナーの音楽と自 身の内面を結び付けていくかを知ることができる興味深いものとなっています。

Orchid Classics
ORC-100176(1CD)
NX-B03
コセンコ/スクリャービン:ピアノ作品集
ヴィクトル・ステパノヴィチ・コセンコ(1896-1938): 11の練習曲 Op.8
スクリャービン:4つの前奏曲 Op. 22
 ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op. 30
イーゴリ・フリシン(P)

録音:2019年12月、2020年2月
ウクライナ出身のピアニスト、イゴール・フリシン。地元で基礎を学び、1996年にモスクワ音楽院の特別音楽学校に入学、アルカディ・セビドフに師事し研鑽 を積みました。1999年からライプツィヒに留学し、2005年にはフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学の最年少卒業生として学位を習得 し、ウラディーミル・アシュケナージの薫陶を受けた他、いくつかの国際コンクールに入賞、優れたピアニストとして活躍しています。 このアルバムでは、フリシンの同胞であり、彼が現在関心を抱いているヴィクトル・コセンコの作品を中心に、コセンコに強い影響を与えたアレクサンドル・スク リャービンの初期の名作「前奏曲」と神秘的な和声が用いられた「ソナタ第4番」を併せて演奏することで、ショパンからジャズへと連なる2人の作曲家の共通 点を探っていきます。コセンコはサンクトベテルブルクに生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮、ワルシャワ音楽院とサンクトベテルブルク音楽院でピアノを学 びました。教育者としても功績を残しましたが、生活には恵まれず、41歳の若さで世を去っています。彼の代表作の一つ「11の練習曲」は調性感を保ちな がらも、スクリャービン風の和声と、ジャズからの影響が感じられる多彩な表情を持つ作品。どこか懐かしくメランコリックな旋律が魅力的です。

RAMEE
RAM-1912(2CD)
NX-D07
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 クリスチャーノ・オウツ(Cemb)
※使用楽器:ハンブルクのクリスティアン・ツェル1728年製作モデルに基づくマティアス・クラーマー製作の再現楽器

録音:2019年9月30日-10月5日グラットフェルデン聖ヨセフ教会、スイス
ブラジル出身でヨーロッパを中心に活躍するクリスチャーノ・オウツは、RAMEEレーベルからリリースのヘンデルのチェンバロ組曲集 (RAM1004)で音楽之友社の「2011年度レコード・アカデミー賞 特別部門 録音」も受賞している新時代の名手。満を持してバッハの傑 作を全曲録音するにあたり、作曲者が思い描いた響きの真相に迫るべく、この大家が生きた時代にハンブルクで製作された有名なチェンバロ を忠実に再現した楽器を選びました。16フィートの低音弦列を備えたこの北ドイツ型のチェンバロは、まさにハンブルクを中心に発展しバッハ も手本としてきた北ドイツ・オルガン楽派の足鍵盤使いを彷彿させる豊かな響きが特徴的。バッハ自身がオルガニストとして鍵盤演奏を門弟 たちに教えていたことを思えば、オウツがここで披露している豊穣かつ迫力満点の演奏にはある種確かな説得力も感じられるのではないで しょうか。18世紀当時の音を生々しく想起させてくれる充実の解釈を、RAMEEならではの空間的な魅力まで収めた自然派録音でじっくり お楽しみいただけます。

ALPHA
ALPHA-755(2CD)
NX-C05
バッハ:フーガの技法 BWV 1080 フィリッポ・ゴリーニ(P)

録音:2020年9月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
1995年イタリアに生まれ、アルフレート・ブレンデルに師事し、2015年ボン・ベートーヴェン国際コンクールで第1位と聴衆賞を獲得したフィリッ ポ・ゴリーニ。ALPHAレーベルから『ディアベリ変奏曲』(ALPHA296)で大胆なCDデビューを飾り、続く『ハンマークラヴィーア』(ALPHA591) と共に、ディアパソン誌、BBC、ル・モンドなどで高い評価を得ました。そして2020年のボルレッティ=ブイトーニ財団アワードを受賞したことによ り、その援助のもとバッハの『フーガの技法』を様々な分野から多角的に探究するプロジェクトを始動。その一環として、この難曲が3枚目のア ルバムとして選曲されました。大バッハが自身の作曲技法の粋を集めた一連の作品に師ブレンデル譲りの端正なピアニズムで向き合い、じっく りと、時に程よい躍動感も加えて声部の綾を紡いでいます。最後の3声のフーガは未完のままでの収録ですが、その完結までに思いを馳せる ための長い無音を付すという演出。そしてブックレットには、T.S.エリオットの『4つの四重奏』にインスパイアされたという、14のコントラプンクトゥ スに呼応した自作詩、さらにカノンに対応していると思われる自作の4つの英語俳句も掲載しているという多才ぶりで、自ら主宰するプロジェク トの大きな一歩を踏み出しています。

Paradizo
PA-0014(1CD)
NX-A11
『2台のチェンバロによるバッハ作品集』
オルガン独奏のための前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545
ラルゴ ハ長調 〜無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番BWV 1005 より
アダージョ ニ短調 〜チェンバロ独奏のための協奏曲 BWV 974 (A.マルチェッロのオーボエ協奏曲による)より
鍵盤独奏のためのアダージョ ト長調 BWV 968
オルガン独奏のための前奏曲とフーガ ト長調 BWV 541
ラルゲット ニ長調 〜チェンバロ独奏のための協奏曲 BWV 972 (ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲Op.3-9による)より
オルガン独奏のための協奏曲 ト長調 BWV 592a(ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンストのヴァイオリン協奏曲による)
前奏曲 変ホ長調 〜無伴奏チェロ組曲 第4番 BWV 1010 より
前奏曲 ハ長調 〜鍵盤独奏のためのソナタ BWV 966 (ラインケンのトリオ・ソナタによる)より
オルガン独奏のための前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
アレグロ ハ長調 〜オルガン独奏のための協奏曲 ハ長調 BWV 595 (ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンストのヴァイオリン協奏曲による)より
アダージョ イ短調 〜鍵盤独奏のためのソナタ BWV 965 (ラインケンのトリオ・ソナタによる)より
オルガン独奏のための協奏曲 イ短調 BWV 593 (ヴィヴァルディの合奏協奏曲Op.3-8による)
前奏曲 イ長調 〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番BWV 1006 より

※編曲…スキップ・センペ、オリヴィエ・フォルタン
スキップ・センペ(Cemb)
使用楽器:18世紀フランスのモデルに基づくブルース・ケネディ製作の再現楽器
オリヴィエ・フォルタン(Cemb)
使用楽器:ベルリンのミートケ18世紀製作モデルに基づくブルース・ケネディ製作の再現楽器

録音:1998年(初出:Astree)
自身も卓越した鍵盤奏者だったバッハは、チェンバロに向かって数多くの門弟たちを育ててきました。その当時を彷彿させるような、2台のチェ ンバロによるバッハ作品の編曲集。足鍵盤まで必要とする声部の多いオルガン作品からの編曲をはじめ、ヴァイオリンやチェロのための無伴奏 作品からの編曲版も盛り込んでいる点は、センペが深く敬愛する師レオンハルトも彷彿させます。Astreeレーベルの稀少盤が、Alpha初期 盤などで神がかり的なエンジニアリングを続けてきた天才技師ユーグ・デショーのリマスタリングで蘇りました。

TOCCATA
TOCCATA NEXT
TOCN-0007(1CD)
NX-B03
フランスのピアノ連弾作品集
ショーソン(1855-1899):4手のためのソナチネ(1879)…世界初録音
ソナチネ第1番 ト長調(1878)
ソナチネ第2番ニ短調(1879)
ロパルツ(1864-1955):小品(1903)…世界初録音
マスネ:4手ピアノのための小品 第1組曲 Op. 11(1867)…世界初録音
アルカン(1813-1888):Saltarelle サルタレッロ Op. 47(1856)
シャミナード(1857-1944):ロマンティックな小品 Op. 55(1890)より
ゴダール(1849-1895):2つの小品 Op. 137(1893)…世界初録音
ステファニー・マッカラム(P)
エリン・ヘルヤード(P)
使用ピアノ・・・1853年製エラール

録音:2021年1月20,21日フェニックス・セントラル・パーク、シドニー(オーストラリア)
オーケストラ曲や歌劇の旋律を家庭で演奏するために、また教師が弟子の音楽性と技術の向上のために、古典派の時代から「ピアノ連弾」はさまざまな場 面で重用されてきました。このアルバムには、19世紀後半から20世紀にかけて作曲されたフランスの世界初録音を含む連弾作品を収録。シャミナードやマ スネのサロン風の華やかな雰囲気を持つ作品をはじめ、ショーソンが20代に書いた初期の未出版作品、ゴダールの晩年の作品、ロパルツが愛娘のために書 いた「 Pour Gaud ゴーのために」を含む小品のような家族的なほのぼのとした作品、アルカンの技巧的な作品など多彩な連弾曲を楽しめます。 録音に用いられたのは1853年製のエラール・ピアノ。繊細でありながら、多彩な表現力を持つ楽器から、マッカラムとヘルヤードの2人は豊かな響きを紡ぎ出 しています。

MIRARE
MIR-576(1CD)
ラフマニノフ・ピアノ曲集
楽興の時Op.16(全6曲)
前奏曲嬰ハ短調Op.3の2「鐘」
前奏曲ニ長調Op.23の4
前奏曲ト短調Op.23の5
前奏曲変ホ長調Op.23の6
前奏曲変ロ長調Op.23の2
ルイス・フェルナンド・ペレス(P)スタインウェイD使用

録音:2019年12月26-30日/マドリード
スペインの人気ピアニスト、ルイス・フェルナンド・ペレスのミラーレ・レーベル第7弾はラフマニノフ。ペレスといえばアルベニスやグラナドス、モンポウなど母国 スペイン作品のイメージが強く、切れ味の良く弾むリズム、湿り気のない音色、大らかな音楽性が魅力でした。
しかし意外にもペレス最愛の作曲家はラフマニノフで、記念すべき7枚目のディスクは彼の作品集にしたいと思っていたとのこと。ここでは初期の重く内省的な 「楽興の時Op.16」の全6曲をはじめ、ペレスが10歳の時初めて習ったラフマニノフ作品である「鐘」など5つの前奏曲を披露。
技巧派で大きな手に恵まれたペレスは楽々とラフマニノフを征服していますが、もともとスペインは情念と哀調でロシアと似た気質もあり、フラメンコのように情 熱的なラフマニノフとなっていて聴き応え満点です。 (Ki)

DOREMI
DHR-8151(2CD)
ジュリアン・ブリーム録音集 第2集 1956-1965


(1)ジョスカン・デ・プレ:Et in terra pax
(2)アントニー・ホルボーン:パヴァン
(3)ダウランド:3つの宗教的歌曲(If that a sinner's sighs / In this trembling shadow cast /
Thou mighty God, that rightest every wrong)
(4)ダウランド:3つのリュート独奏曲
(5)ダウランド:「流れよ、わが涙」 第1・2・4・7番
(6)エザイアス・ロイスナー:組曲 ト短調
(7)ロベール・ド・ヴィゼー:組曲 ニ短調
ブリテン:ノクターナル Op.70
(8)伝承曲(ホアキン・ニン編):Granadina
伝承曲(フェルナンド・オブラドルス編):Con amores la mi madre
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番カンティーナ
グラナドス:「トナディーリャス」より(El majo discreto / La maja dolorosa / El majo timido /
El tra la la y el punteado)
(9)ハイドン:弦楽四重奏曲 Op.2-2
(10)ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
(11)レノックス・バークリー:5つの歌曲 Op.65 *
(12)スティーヴン・ドッジソン:パルティータ第1番
ジュリアン・ブリーム(リュート、ギター)

(1)ジュリアン・ブリーム(Lute)
録音:1958年6月/第11回オールドバラ音楽祭
(2)ジュリアン・ブリーム(Lute)
録音:1957年8月/BBCスタジオ・リサイタル
(3)ジュリアン・ブリーム(Lute)
ピーター・ピアーズ(T)
録音:1963年6月26日/第16回オールドバラ音楽祭
(4)ジュリアン・ブリーム(Lute)
録音:1963年/第16回オールドバラ音楽祭
(5)ジュリアン・ブリーム(Lute)&ヒズ・コンソート・オブ・ヴォイス
録音:1963年6月28日/第16回オールドバラ音楽祭
(6)ジュリアン・ブリーム(G)
カルメン・プリエット(S)
録音:1964年6月17日/第17回オールドバラ音楽祭
(7)ジュリアン・ブリーム(G)
録音:1964年10月/BBCスタジオ・リサイタル
(8)録音:1956年1月26日/ロンドン
(9)ジュリアン・ブリーム(G)、カルミレッリ四重奏団
録音:1963年6月22日/第16回オールドバラ音楽祭
(10)アレグザンダー・ギブソン(指)、スコットランド室内O
録音:1964年8月19日/第18回エジンバラ音楽祭
(11)世界初演
ピーター・ピアーズ(T)、ジュリアン・ブリーム(G)
録音:1965年6月22日/第18回オールドバラ音楽祭
(12)ジュリアン・ブリーム(G)
録音:1965年6月22日/第18回オールドバラ音楽祭
イギリス・ギター界の巨匠ジュリアン・ブリームの録音集。オールドバラ音楽祭での演奏を中心に、自身が初演を行ったブリテン『ノクターナル』や得意のダウラ ンドなどを収録。リュートとギター両方の演奏が味わえます。ピーター・ピアーズと共に披露したバークリー:の『5つの歌曲』はこの録音が初演時のものです。 (Ki)

MIRARE
MIR-600(1CD)
ヴラディゲロフ:作品集
(1)10の印象Op.9【慕情/抱擁/ワルツ・カプリス/愛撫/優雅/告白/笑い/情熱/驚き/諦め(エレジー)】
(2)ブルガリア組曲Op.21【行進曲風に/歌/チェーンダンス/ラチェニッツァ】
(3)前奏曲Op.15
広瀬悦子(P)
※ベヒシュタイン使用

録音:2021年4月5-7日/サンマルセル教会(パリ)
リリースするディスクがすべて絶賛されている広瀬悦子の最新盤は、何とヴラディゲロフ作品集。最近作品リリースが目につく存在でもあり、広瀬悦子の演奏で 聴くことができるのは大歓迎と申せましょう。
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)はブルガリアの民俗音楽をバルトーク的な手法で見事な芸術音楽に仕上げた同国を代表する作曲家。日本でもお馴 染みのレオニード・クロイツァーにベルリンでピアノを師事し、弟子に名ピアニストのアレクシス・ワイセンベルクがいることからも、ピアノ曲が特に優れているとさ れます。
ここでは数多い彼のピアノ曲から特に魅力的な3作品全15曲が選ばれています。10の印象のなかの3篇とブルガリア組曲はオーケストラ版でも親しまれてい ますが、ここではオリジナルのピアノ版で楽しめます。ピアノの方がヴラディゲロフの思いを雄弁に語っていることが感じられます。
ブルガリア独特のリズムと独特な東方的感覚に加え、ピアノの名手の作ゆえ技術的にも非常に難しい作品ばかりですが、広瀬悦子のピアニズムにぴったり。広瀬 は数年来ヴラディゲロフ作品に惹かれ、この企画も彼女の強い希望で実現させた渾身の一枚。コロナ自粛期間中にじっくり取り組んだ成果が説得力あふれる演奏 に結実しているのも聴きもの。広瀬本人による日本語解説も読み応え満点です。 (Ki)
MIRARE
MIR-512(1CD)
リスト:ピアノ曲集
(1)メフィスト・ワルツ第1番
(2)愛の夢
(3)イゾルデの愛の死(ワーグナー原曲)
(4)詩的で宗教的な調べ〜愛の賛歌
(5)詩的で宗教的な調べ〜葬送1849年10月
(6)巡礼の年第1年「スイス」〜泉のほとりで
(7)コンソレーション(全3曲)
魂の喜び〜リスト作品集
クレール=マリ・ル・ゲ(P)
※ベーゼンドルファー使用
フォルジュルネ音楽祭の常連として日本でもお馴染みのクレール=マリ・ル・ゲ。彼女お得意のリストは、2011年に生誕200年を記念してピアノ・ソナタをメ インとした第1弾が高い評価を受けました。今回10年を経て第2弾の登場で、「愛」と「死」をテーマに凝った選曲を見せています。
リストの作品中でも人気の高い「愛の夢」や「コンソレーション」をシックに聴かせてくれるのも彼女ならではですが、ワーグナーの「イゾルデの愛の死」の編曲 では濃密かつうねる情感をたっぷり表現。もちろん「メフィスト・ワルツ第1番」などでは技巧の冴えを披露しています。 (Ki)

SONARE
SONARE-1052(1CD)
税込定価
ショパン:ノクターン第1番変ロ短調 Op.9-1
 ノクターン第2番変ホ長調 Op.9-2
 ノクターン第13番ハ短調 Op.48-1
 ノクターン第8番変ニ長調 Op.27-2
 即興曲第1番〜第4番「幻想即興曲」
シューマン:クラスレリアーナ Op.16
梯剛之(P)

ライヴ録音:2017年10月、2018年9月、2019年9月/東京文化会館小ホール
梯といえば2000年に開催されたショパン国際コンクールでワルシャワ市長賞を受賞するなどショパンの演奏には定評があり、自身のライフワークとして継続的 にリサイタルで披露。丁寧かつ着実にショパンの主要作品のライヴ収録を進めています。
SONAREレーベルからリリースされたバラード全曲をおさめたディスク(SONARE-1023)ではレコード芸術特選盤ほかで高い評価を得ました。また、24の 前奏曲、ノクターン第20番、軍隊ポロネーズ(SONARE 1027)、弦楽四重奏版のピアノ協奏曲第1&2番(SONARE-1042)、ピアノ・ソナタ第2番&第3 番(SONARE-1043)でも高い知性と卓越した技術が評価されております。
当アルバムには2017年10月、2018年9月、2019年9月のリサイタルからノクターンと即興曲を収録。涙を誘うほど繊細で流麗な音色は聴き手の心に響 きます。
シューマンのクライスレリアーナも聴き逃せません。この作品はショパンに献呈されており最高のカップリングといえます。この大曲を実に情熱的にドラマティック に表現しており、現在の梯の充実ぶりを知れる好演です。
「梯は、呼吸をするようにピアノを弾く。作曲家と梯のシンクロ感が、これほどまでに演奏の奥行きを広げているのだと思う。それがこのCDの聴きどころでもあ る。(野平多美)」(ライナーノーツより)


Treasures
TRE-260(1CDR)
フー・ツォン〜若き日のショパンVol.1
バラード(全4曲)/子守歌Op.57
夜想曲Op.15-2/ピアノ・ソナタ第3番*
フー・ツォン(P)

録音:1959年、1959年2月*(全てモノラル)
※音源:英WRC TP-48、英MFP MFP-2026*
◎収録時間:73:49
“歌に必ず詩情が寄り添うフー・ツォン独自のピアニズム!”
■音源について
フー・ツォンのショパンは1977年録音の「夜想全集」が最も有名ですが、その名演は決してにわかに実現したものではないことは、それ以前の録音を聞けば明白で、この1959年の録音も例外ではありません。

★バラードもソナタも作品の構成感を意識した演奏が多い中、フー・ツォンはあくまでも作品に宿る精神を丹念に抽出することに専心し続けます。
 バラード第1番冒頭部の含蓄力は数多の名演の中でもよ突出しており、4:40からの高揚でも、フレーズの根本を見つめつつ、単なる開放感への邁進ではない憂い感じさせます。曲の終盤はもっとヴォルテージ全開の演奏もありますが、特にコーダで顕著なように、音同士の間合いに言葉にならない声が充満しているのです。第3番、4:12からの絶妙で集中力に満ちたルバートから気品が溢れる様は、フー・ツォンの人間そのものを映すかのよう。コーダでは盤石の技巧で華やかな空気を広げますが、技術力も明るさも決して表面化せず、得も言われぬ聴後感。痛快さとは無縁のこのニュアンスをご堪能下さい。第4番は全4曲の中でも白眉!序奏の8分音符の音価が均等ではなく、フー・ツォンのイマジネーションが並外れていることを象徴。したがって、第1主題の変奏も単調さとは無縁。2:32以降の深いニュアンスは比類なく、展開部に至っては、これ以上表出不可能なほどの深遠さに息を呑むばかり。8:38からの緊密な音の連動力と育み方が天才の閃きに満ち溢れているのです。
 「子守歌」は、単純な旋律が大きな変化を見せないにもかかわらずニュアンスの豊穣さを感じさせ、なおかつ作品全体の密やかなニュアンスも保持するという奇跡の技!シンプルな低音部の静かな発言力にもご注目を。
 作品の構成を重層的築くのではなく、歌を貫くことで結果的に作品のフォルムを形成させるフー・ツォンの特質が最も発揮されているのが、ピアノ・ソナタ第3番。これも同曲屈指の名演であることは疑いようもありません。
 第1楽章第2主題は、幸せそのものの表現ではなく幸福への憧れであり、その儚さまでも予見するかのようなニュアンスが他の誰に可能でしょうか?2:15から数秒間の美しさや、2:58からのペダルを抑制したタッチの可憐さも例えようのない素晴らしさ!第2楽章はフー・ツォンの技巧力の凄さを痛感。トリオ以降の畳み掛けは、フー・ツォンには珍しい現象と言えますが、それが表面的に終止することがないのは言うまでもなく、テクニックとニュアンス完全に合体しているので、手応えも格別です。第3楽章(ラルゴ)のでは、音の空間に隙間風が通ることなく歌が充満。弱音に頼らずにむしろ音の輪郭を明確にしながら濃厚なロマンを敷き詰める確信的なアプローチを知った後では、他の演奏が感覚美に終止しているように思えてしまいます。
終楽章では更にタッチを深くし、リズムの重心も低く保って、リリカルな作品でこそ真価を発揮すると思われがちなフー・ツォンの重量級の妙技を披露。特に3:46からのテーマの再現で見せる濃密なうねりは意外さとも相まって強烈な印象を残し、盤石な安定感を誇るコーダまで緊張の糸が途切れません。
 決して録音は多いとは言えないフー・ツォンの命は、2020年12月に新型コロナウィルスが奪ってしまいましたが、繊細さと豊かさを兼ね備えたその稀有なピアニズムがメジャーレーベルのビジネスに餌食にならなかったのは、芸術家としては幸福だったかもしれません。【2021年7月・湧々堂】


Profil
KKC-5720(12CD)
税込定価
<没後20年記念BOX> 
リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン

■CD 1
(1)ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2の3*
(2)ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10の3**
(3)ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」*
<ボーナス・トラック>
(4)ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
■CD 2
(1)ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14の1**
(2)ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14の2*
<ボーナス・トラック>
(3)ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14の1
(4)ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14の2
1947年6月5日モスクワ(ライヴ)(1)(2)、1963年7月6日パリ(スタジオ)(3)(4)
■CD 3
(1)ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22*
(2)ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26「葬送」*
<ボーナス・トラック>
(3)ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
■CD 4
(1)ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」*
(2)ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31の3*
<ボーナス・トラック>
(3)ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」
■CD 5
(1)ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49の1
(2)ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49の2
(3)ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54*
(4)ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」*
■CD 6
(1)ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90*
(2)ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101*
<ボーナス・トラック>
(3)ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
■CD 7
(1)ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109**
(2)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110**
(3)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111**
■CD 8
(1)ディアベリ変奏曲Op.120**
(2)エロイカ変奏曲Op.35 *
1951年1月29日モスクワ(ライヴ)
■CD 9
(1)創作主題による6つの変奏曲Op.34**
(2)「トルコ行進曲」の主題による6つの変奏曲Op.76**
(3)2つのロンドOp.51*
(4)バガテル集【Op.33の3,5;Op.119の2,7,9;Op.Op.126の1,4,6】*
■CD 10
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15*
(2)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37**
(3)ロンド変ロ長調〜ピアノと管弦楽の為の WoO6**
■CD 11
(1)チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5の1
(2)チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5の2
(3)チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69**
■CD 12
(1)チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102の1**
(2)チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102の2
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
クルト・ザンデルリンク(指)モスクワRSO【CD10-(1)】
ヘルマン・アーベントロート(指)ソヴィエト国立SO【CD10-(2)】
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO【CD10-(3)】
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)【CD11〜12】

■CD 1
録音:1960年5月31日(1)、6月7日(2)レニングラード(ライヴ)、
1947年6月5日モスクワ(ライヴ)(3)、1959年6月4日モスクワ(スタジオ)(4)
■CD 2
録音:1947年6月5日モスクワ(ライヴ)(1)(2)、1963年7月6日パリ(スタジオ)(3)(4)
■CD 3
録音:1951年1月8日モスクワ(ライヴ)(1)、1947年6月5日モスクワ(ライヴ)(2)、
1963年7月6日パリ(スタジオ)(3)
■CD 4
録音:1951年1月8日モスクワ(ライヴ)(1)、1960年4月1日モスクワ(ライヴ)(2)、
1961年8月5日ロンドン(スタジオ)(3)
■CD 5
録音:1963年7月6日パリ(スタジオ)(1)(2)、
1960年5月31日レニングラード(ライヴ)(3)(4)
■CD 6
録音:1951年1月29日モスクワ(ライヴ)(1)、1963年7月24日キエフ(ライヴ)(2)、
1960年11月29-30日ニューヨーク(スタジオ)(3)
■CD 7
録音:1963年11月28日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
■CD 8
録音:1951年1月29日モスクワ(ライヴ)
■CD 9
録音:1950年6月23日モスクワ(ライヴ)(1)(2)、1951年1月29日モスクワ(ライヴ)(3)、
1958年11月16日キエフ(ライヴ)(4)
■CD 10
録音:1952年3月22日モスクワ(ライヴ)(1)、1954年10月25日モスクワ(ライヴ)(2)、
1962年5月8日モスクワ(ライヴ)(3)
■CD 11
録音:1963年3月(1)、1962年6月(2)ウィーン(スタジオ)、
1950年3月1日モスクワ(ライヴ)(3)
■CD 12
録音:1950年3月1日モスクワ(ライヴ)(1)、1963年3月ウィーン(スタジオ)(2)

リマスタリング&サウンド・デザイン:2016年、ホルガー・ジードラー (THS-Studio)
特製カートンボックス
[Pofil] PH.16030
(解説:オリジナル・ライナーノーツの和訳、
全曲目解説、演奏者紹介を含む32ページ)
2017年6月に発売され、レコード芸術誌でも特選となったProfilのリヒテルのベートーヴェン、限定生産ゆえ長く入手困難でしたが、皆さまの強いご要望から 再プレスをすることになりました。
スヴャトスラフ・リヒテル(1915.3.20-1997.8.1)が壮年時代(33歳〜49歳)、ロシア、ドイツにのこしたライヴ音源がまとまって発掘され、ドイツのプロフィー ル・レーベルから12枚組のCD BOXで発売されました。このなかにはEMIの「テンペスト」、RCAの「熱情」、PHILIPSの「チェロ・ソナタ」など、有名なス タジオ録音も含まれていますが、なんと4割が完全な初出、3割が本邦初出となる音源!!これはファンならずとも見逃せません。
やはりリヒテルといえばベートーヴェンを聴きたいもの。今回はベートーヴェン作品に限定し、ピアノ・ソナタを18篇のほか、ロストロポーヴィチとのチェロ・ソ ナタ全曲、協奏作品を3篇という大盤振舞い。それもリヒテルがまだ西側で知られる以前の壮年期のライヴ演奏が多く、言葉を失うすさまじさ。
3篇の協奏作品も指揮者が豪華。ピアノ協奏曲第1番はザンデルリンク指揮モスクワRSOというこれまで存在の知られなかった音源。3番はアーベントロー ト指揮ソヴィエト国立SO、珍品のロンドはコンドラシン指揮モスクワ・フィルと、それだけでも聴いてみたくなる魅力的な共演。
大半は入手困難なうえ、復刻新音源を用いているため大歓迎。復刻音源の音質も評価の高いホルガー・ジードラー(THSスタジオ)のマスタリングで文句なし。 さらには充実した日本語解説書つきで、永久保存盤の価値を高めました。極め付きはCD12枚組としては驚きの価格。あらたなリヒテルの名盤誕生!ピアノ音楽の 財宝です。 (Ki)

Profil
KKC-5732(10CD)
税込定価
<没後20年記念BOX>
リヒテル・プレイズ・シューベルト

■CD 1
(1)ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566(3楽章版)*
(2)ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664*
<ボーナス・トラック>
(3)ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566(2楽章版)*
■CD 2
(1)さすらい人幻想曲D.760 Op.15*
<ボーナス・トラック>
(2)ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664
■CD 3
(1)ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784*
(2)ピアノ・ソナタ第15番ハ長調D.840「レリーク」*
1957年4月8日(1)、1961年11月13日(2)/モスクワ(ライヴ)
■CD 4
(1)ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845
<ボーナス・トラック>
(2)ピアノ・ソナタ第15番ハ長調D.840「レリーク」
■CD 5
(1)ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850
<ボーナス・トラック>
(2)さすらい人幻想曲D.760 Op.15
■CD 6
(1)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958*
(2)ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960**
■CD 7
(1)ピアノ・第21番変ロ長調D.960**【グレン・グールドが実聴したライヴ】
■CD 8
(1)即興曲第2番変ホ長調D.899 Op.90の2*
(2)即興曲第3番変ト長調D.899 Op.90の3*
(3)即興曲第3番変イ長調D.899 Op.90の4**
(4)即興曲第2番変イ長調D.935 Op.142の2*
(5)3つの小品D.946(遺作)*
<ボーナス・トラック>
(6)即興曲第3番D.899 Op.90の3(ト長調版)*
(7)3つの小品〜第1番変ホ短調D.946の1(オリジナル短縮版)*
1957年2月19日/モスクワ(ライヴ)(1)(2)、1959年6月12日/キエフ(ライヴ)(3)(6)、1961年10月19-20日/パリ(スタジオ)(4)、
■CD 9
(1)楽興の時D.780 Op.94【第1番ハ長調/第3番ヘ短調/第6番変イ長調】*
(2)アレグレットハ短調D.915*
(3)12のワルツD.145 Op.18*
(4)2つのエコセーズD.734 Op.67*
(5)レントラー組曲(リヒテル編)〜ドイツ舞曲(レントラー集)D.366 (遺作)より【第1番−第3番−第5番−第4番−第5番−第4番−第1番】*
<ボーナス・トラック>
(6)アレグレットハ短調D.915
(7)レントラー組曲(リヒテル編)〜ドイツ舞曲(レントラー集)D.366 (遺作)より【第1番−第3番−第5番−第4番−第5番−第4番−第1番】*
(8)楽興の時第3番ヘ短調D.780 Op.94の3
■CD 10
(1)創作主題による8つの変奏曲D.813 Op.35【ブリテン(第2ピアノ)】
(2)6つの歌曲集(ロシア語歌唱)[くちづけを贈ろうD.741/ミニヨンの歌「ただ憧れを知る者だけが」D.877の4/郵便馬車(「冬の旅」より)/
からす(「冬の旅」より)/別れ(「白鳥の歌」より)/鳩の便り(「白鳥の歌」より)]**【ニーナ・ドルリアク(S)】
(3)魔王D.328 Op.1【リスト編曲S.558の4】*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ブリテン(第2ピアノ)【CD10-(1)】
ニーナ・ドルリアク(S)【CD10-(2)】
■CD 1
録音:1962年11月29日/モスクワ(ライヴ)(1)、1957年6月27日/キエフ(ライヴ)(2)、1958年2月5日/モスクワ(ライヴ)(3)
■CD 2
録音:1962年11月29日/モスクワ(ライヴ)(1)、1963年2、4月/パリ(スタジオ)(2)
■CD 3
録音:1957年4月8日(1)、1961年11月13日(2)/モスクワ(ライヴ)
■CD 4
録音:1957年3月2日/モスクワ(ライヴ)(1)、1961年10月19-20日/パリ(スタジオ)(2)
■CD 5
録音:1956年8月11日/モスクワ(ライヴ)(1)、1963年2、4月/パリ(スタジオ)(2)
■CD 6
録音:1958年2月5日(1)、1961年11月13日(2)/モスクワ(ライヴ)
■CD 7
録音:
1957年5月9日/モスクワ(ライヴ)
■CD 8
録音:1957年2月19日/モスクワ(ライヴ)(1)(2)、1959年6月12日/キエフ(ライヴ)(3)(6)、1961年10月19-20日/パリ(スタジオ)(4)、
1963年/場所不明(ライヴ)(5)、1961年11月13日/モスクワ(ライヴ)(7)
■CD 9
録音:1957年2月19日モスクワ(ライヴ)(1)(3)(4)(5)、1961年11月13日モスクワ(ライヴ)(2)、1961年10月19-20日パリ(スタジオ)(6)(7)(8)
■CD 10
録音:1964年6月20日/オールドバラ(ライヴ)(1)、1953-5年モスクワ(ライヴ)(2)、1949年12月8日モスクワ(ライヴ)(3)

リマスタリング&サウンド・デザイン:2016年、ホルガー・ジードラー (THS-Studio)
特製カートンボックス
[Pofil] PH.16030
(解説:オリジナル・ライナーノーツの和訳、
全曲目解説、演奏者紹介を含む32ページ)
2017年6月に発売され、レコード芸術誌でも特選となったProfilのリヒテルのシューベルト、限定生産ゆえ長く入手困難でしたが、皆さまの強いご要望から再 プレスをすることになりました。
スヴャトスラフ・リヒテル(1915.3.20-1997.8.1)、壮年時代(35歳〜49歳)にモスクワ、キエフでのこしたシューベルトのライヴ音源がまとまって発掘され 10枚組のCD BOXで発売されました。Profilがドイツの放送局に眠るリヒテルの音源を調査したもので、当時ソ連の放送局から提供されたマスターテープを中心 に制作された今回のBOX、なんと6割が完全な初出、2割が本邦初出となる音源!大半がリヒテルの膨大なディスコグラフィーにない初出ものです。
リヒテルの真骨頂といえばシューベルト。「さすらい人幻想曲」はリヒテルが自らを「放浪者」と宣言、高く評価していた作品。1963年EMIへの有名な録音のほか、 前年のモスクワ・ライヴも収録。こちらは初出!絶美の演奏で言葉を失います。
ピアノ・ソナタは8作品を収録。同曲異演が4つあるため12もの演奏を堪能することができます。ことに第21番変ロ長調の1957年5月9日モスクワ・ライ ヴは、かのグレン・グールドが列席し「リヒテルの催眠術でトランス状態へ連れて行かれた」と評した伝説の演奏。国内初発売となるこのCDで、グールドが受けた ショックを追体験できます!
リヒテルのシューベルト解釈を探求するうえで貴重な版違いの演奏を3曲集めています。即興曲第3番D.899は原曲通りの変ト長調版と、半音上げたト長調版。「3 つの小品」第1番は現行版と、シューベルトがのちに削除した別エピソードを含む完全版。ピアノ・ソナタ第6番は3楽章版と2楽章版です。いずれも後者の版 は今日弾く人がいないため超お宝音源です。
さらに魅力は、リヒテル夫人でソ連を代表するソプラノ、ニーナ・ドルリアクを独唱にリヒテルが伴奏を務めた音源が収められていること。「冬の旅」「白鳥の歌」 からの名作をリヒテルのピアノで堪能できます。(お断り:ロシア語歌唱のため歌詞対訳は添付しておりません)
最後の超お宝音源は、10枚組セットの最後に入っている「魔王」。リスト編の超難曲。35歳のリヒテルが唯一のこした音源を初復刻・収録!思わず身震いする ほどの凄み。魔力を感じさせます。
大半は入手困難なうえ、復刻新音源を用いているため大歓迎。復刻音源の音質も評価の高いホルガー・ジードラー(THSスタジオ)のマスタリングで文句なし。 さらには充実した日本語解説書つきで、永久保存盤の価値を高めました。国内盤CD10枚組として驚きの価格。あらたなリヒテルの名盤誕生!ピアノ音楽の財宝です。 (Ki)

NAR Classical
NAR-136182(3CD)
ロッシーニ:「老年のいたずら」第7集「草葺き小屋のアルバム」、
 「老年のいたずら」第8集「館のアルバム」
コジェルフ:ソナタ ヘ長調 Op.35-1*、
アジオーリ:カプリッチョ ト短調*
フンメル:ロンド変ホ長調 Op.11*、
 ピアノ・ソナタ変ホ長調 Op.13*
ディノ・チアーニ(P)

録音:1968年7月1−4日&9月13日−16日、1966年7月14日*
現在はクロアチアのリエカでかつてはイタリアのフューメにて生を受け、晩年のアルフレッド・コルトーから不世出の天才と絶大な評価を受けその将来が大きく期待されたものの、不慮の事故により32歳という若さで他界してしまったイタリアの伝説的ピアニスト、ディノ・チアーニ(1941−1974)。
他界する数年前に録音されたロッシーニの「老年のいたずら」がディノ・チアーニ協会の協力を得て復活しました。リッカルド・ムーティも称賛したチアーニの遺産の1つです。
※注:当タイトルはディスク3のトラック1の4分32秒付近で製造に起因する音飛びが発生いたします。
現時点でレーベル側での修正の予定がないこと、また収録内容の重要度を鑑み、注意喚起のシールを添付して当タイトルの発売を行うことといたします。
当該箇所の音飛びを理由とする返品はお受けいたしかねます。予めご了承のほどよろしくお願いいたします。
NAR Classical
NAR-10619(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ジェフリー・スワン(P)

録音:1995年11月26日−28日、ミラノ(イタリア)
エルザべート王妃国際コンクールでのゴールド・メダルの受賞、ディノ・チアーニ国際ピアノ・コンクール第1位という実績を持ち、1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝候補の1人と目されながらもまさかの予選落ちに終わり、聴衆が暴動を起こし、さらにその名を世界へと知らしめたアメリカのピアニスト、ジェフリー・スワン。
持ち味でもある幅広いダイナミックレンジと多彩な響きは、このアゴラ(Agora)レーベル音源のベートーヴェンの名作ソナタ集でも見事に発揮されています。

Orlando Records
OR-0041(1CD)
アラン、ファシャール、ファーニホウ:オルガン作品集
ジャン・アラン:3つの舞曲(1939)
アントワーヌ・ファシャール:「… comme un premier miroir concentrique…」(2018)
ブライアン・ファーニホウ:7つの星(1970
サミュエル・コザンデ(Org)

音:2018年5月&10月、ベルン芸術大学(スイス)
ベルン芸術大学でダニエル・グラウスとルトガー・ローマンに師事したオルガニスト、サミュエル・コザンデによる近現代のオルガン作品集。著名なオルガニスト=コンポーザー、ジャン・アランが喪に服すまでの道のりをあらゆる側面から描いた「3つの舞曲」(同年妹のマリー=オディール・アランを山岳事故で亡くしています)、古代の文法学者たちによる談話に触発された想像上の議論に基づくファシャールの「…comme un premier miroir concentrique…」、アルブレヒト・デューラーの木版画にインスピレーションを受けたファーニホウの重要作「7つの星」を収録。

Centaur
CRC-37553756(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ
バッハ:ソナタ第1番ト短調BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
トマス・コーティク(Vn)

録音:2019年(アメリカ)
アルゼンチン生まれのヴァイオリニスト、トマス・コーティクは、ニュー・ワールドSOのコンサートマスターを務め、ティルソン・トーマスを筆頭に、ゲルギエフ、アバド、クライツベルク、オールソップ、ドゥネーヴやスパーノといった名立たる指揮者たちと共演を重ねてきた名手。Centaur Records からリリースされている、シューベルトのアルバムは、Music Web Internationalの「レコーディング・オヴ・ザ・イヤー」にノミネートされ、モーツァルトのソナタ集では、150万回を超えるSpotifyのストリーミング再生回数を達成しています。現在はアメリカのポートランド州立大学のヴァイオリン科准教授として、また世界中で定期的にマスタークラスを開催するなど、教育者としても活躍しています。
Centaur
CRC-37513752(2CD)
シューマン:4手ピアノの為の作品集
シューマン:東洋の絵(6つの即興曲) Op.66/小さな子供と大きな子供の為の12の連弾曲集 Op.85/舞踏会の情景 Op.109/子供の舞踏会 Op.130
マルタ・フィッシャー(P)、
ビル・ルーテス(P)

録音:2010年&2011年(アメリカ)
ウィスコンシン大学マディソン校でピアノ科の教授、国際的な室内楽奏者、伴奏者として活動するマルタ・フィッシャー、夫で同校のピアノ科名誉教授を務めるビル・ルーテスによる夫婦デュオが、息の合った演奏で奏でるシューマンの4手ピアノの為の作品集。

Avie
AV-2466(1CD)
ザ・ソロ・アルバム
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):コンチェルト・ロトンド、アローン
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
クリストフ・クロワゼ(1993-):スプリング・プロムナード
ペーテル・ペイツィク(1968-):ストーンヘンジ
コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
トーマス・ブリッチ(1972-):見せびらかすのが好きな人もいる(Some like to show it off)
クリストフ・クロワゼ(Vc)

録音:2020年6月、改革派教会(スイス、ニーダーレンツ)
クリストフ・クロワゼは1993年生まれ、17歳でニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たし、国際的に活動するスイスの注目チェリスト。オーストリアのブラームス国際コンクールやドイツのベルリン国際音楽コンクールを含む、アメリカ、中国、イタリア、スイスなど数々のコンクールで第1位を受賞しており、2017年にはスイス・アンバサダーズ・アウォード(スイス大使賞)も受賞しています。
クロワゼは、2020年のロックダウンの機会を利用して、さまざまなソロ作品に集中的に取り組み、また作曲にも手を染めました。このアルバムの中心となるのは、コダーイの壮大なソナタで、約2世紀前に書かれた大バッハの組曲に次ぐ、チェロ独奏の為の大作です。低いほうの2つの弦を半音下げて調律するスコラダトゥーラの技法が用いられているほか、パーカッシブなピチカートや重音奏法、駒に限りなく近い位置で演奏するスル・ポンティチェロなど、さまざまな技巧が要求される難曲ですが、クロワゼは見事にこなしています。
コダーイのソナタを縁取るように、同胞である2人の作品が演奏されます。リゲティの2楽章からなるソナタは、バルトークからインスピレーションを得た作品。チェリスト、作曲家、ポップミュージック・プロデューサーであるペーテル・ペイツィクの「ストーンヘンジ」は、エレクトリック・ギターを思わせるユニークな作品です。クロワゼが無伴奏チェロのために初めて作曲した「スプリング・プロムナード」には、ブギウギ、レゲエ、スウィング、テクノなどの要素が盛り込まれています。
Avie
AV-2475(1CD)
静寂に向かって
ショパン:ポロネーズ ハ短調 Op.40-2、
 マズルカ ハ長調 Op.68-1、
 マズルカ ト短調 Op.67-2、
 マズルカ イ短調「エミール・ガイヤール」、
 ワルツ ロ短調 Op.69-2、
 ワルツ 変イ長調 Op.42、
 ポロネーズ 変イ長調「英雄」 Op.53、
 マズルカ ヘ短調 Op.68-4
ウィリアム・ボルコム:12の新しいエチュード(全曲)
ラン・ダンク(P)

録音:2016年3月(アメリカ、ニューヨーク)
ヴァン・クライバーン国際コンクールのファイナリストであり、ニューヨークのヤング・コンサート・アーティスト・オーディションの優勝者でもあるラン・ダンクのソロ・デビュー・アルバムが登場!フレデリック・ショパンとウィリアム・ボルコム、一見すると奇妙に思える組み合わせですが、どちらもダンクに大きな影響を与えた音楽家であり、両者の作品を並べて聴くと、鍵盤への親和性や、音や構造に対する感覚が共通していることがわかります。
ボルコムの「12の新しいエチュード」は、1988年のピューリッツァー賞受賞作で、さまざまな音楽的イディオムの間を軽やかに行き来する、ボルコムの作曲家としての特徴がよく表れた作品です。対してショパンの作品からはエチュードではなくポロネーズ、マズルカ、そしてワルツを選曲。そのスタイルは英雄的なものから、暗く陰鬱なもの、心にしみるものまで実に多彩です。

Delphian
DCD-34257(2CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(アコーディオン版) サムエーレ・テラーリ(アコーディオン)

録音:2020年8月25日−27日、クイーンズ・ホール(エジンバラ)
エジンバラを本拠とする初の本格的クラシック・レーベル、Delphian(デルフィアン)が、ショーン・シベ、ピーター・ムーア、ドーリックSQ、ティモシー・リダウトなどの素晴らしき才能を発掘してきたイギリスのアーティスト・マネジメント「YCAT(Young Classical Artists Trust)」と提携。今後3年間で9人のアルバムを予定しているDelphianとYCATとのコラボレーション・シリーズ。
シリーズ第4弾は、イタリアのスポレート出身、2019年のYCAT国際オーディションで入賞し、YCATアーティストとして国際的に活躍するアコーディオンの鬼才、サムエーレ・テラーリが登場! それ以前にも2018年Arassate-Hiria国際アコーディオン・コンクール(スペイン)や2013年‘Citta di Castelfidardo’国際コンクール(イタリア)などで第1位を獲得してきたサムエーレ・テラーリ。レパートリーはアコーディオンの為のオリジナル作品(グバイドゥーリナ、ドナトーニ、マントヴァーニ、ベリオ等)から、バッハ、ムソルグスキー、リゲティ、シューベルトなどの作品のトランスクリプションまで多岐にわたります。これまでコンサートで何度もバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を取り上げてきたテラーリが、ようやくレコーディングのヴァージョンで完成させることができると取り組んだこのアルバム。万華鏡のように常に新鮮なこの作品を構想するには、テラーリの楽器が欠かせません。アコーディオンの蛇腹は、ゆっくりとした変奏ではダイナミックなコントラストを強調し、きらびやかで速い変奏では、流れるような純粋なヴィルトゥオージティが力を発揮。バッハの不朽の名作がここでは新たな光を放ち、鍵盤の器用さと弦楽器のような表現力が、テラーリの解釈の繊細さと完璧なコントロールによって高められています。

Aeolus
AE-11291(2SACD)
バッハ:フーガの技法 BWV.1080
SACD1 〜 コントラプンクトゥス1/コントラプンクトゥス2/コントラプンクトゥス3/コントラプンクトゥス4/コントラプンクトゥス5/コントラプンクトゥス6(4声) 「フランス様式で」/コントラプンクトゥス7(4声) 「拡大と縮小で」/コントラプンクトゥス8(3声)/コントラプンクトゥス9(4声) 「12度で」/コントラプンクトゥス10(4声) 「10度で」/コントラプンクトゥス11(4声)/SACD2 〜 コントラプンクトゥス12.1(4声)/コントラプンクトゥス12.2(4声)/コントラプンクトゥス13.1(3声)/コントラプンクトゥス13.2(3声)/オクターヴのカノン/5度の転回対位法による12度のカノン/3度の転回対位法による10度のカノン/反行拡大カノン/3つの主題によるフーガ/コラール「われ汝の御座の前に進みいで」 BWV.668a/4つの主題によるフーガ(ザムエル・クンマーによる「3つの主題によるフーガの」補筆完成版)
ザムエル・クンマー(Org)

録音:2020年10月26日−29日、聖ヴェンツェル教会(ドイツ)
多くの優れたオルガン作品でも定評の高いドイツの高音質レーベル、Aeolus(エオルス)より、SACD2枚組で贈るバッハの「フーガの技法」オルガン版が登場! バッハが晩年に生み出した対位法芸術の最高傑作であり、鍵盤音楽(主にハープシコードやオルガン)の為の最後の大作である「フーガの技法」BWV.1080。このアルバムでは、作品が生み出されたのと同時期の1746年に、ナウムブルク(ドイツ)の聖ヴェンツェル教会に、高名なオルガン・ビルダー、ツァハリアス・ヒルデブラントによって製作されたオルガンを使用。バッハ自身もこのオルガンの受け入れに立ち会ったという、バッハが理想とするヒルデブラント・オルガンの多彩なサウンドと、Aeolusが誇る優秀録音によって、「フーガの技法」の新たな一面をお届けします。最後には、未完に終わった「3つの主題によるフーガ」を補筆完成させたバージョンも収録。このヒストリカル・オルガンで見事なフーガを編み出しているザムエル・クンマーは、1968年シュトゥットガルト生まれ、1996年にマーストリヒトのヨーロッパ・オルガン・コンクールで第1位を受賞したオルガニスト。2005年からはドレスデン聖母教会のオルガニストとなり、多くのヨーロッパ諸国、ロシア、アメリカ、中央アフリカ、そして日本でリサイタルを行っています。 多数の楽譜資料、オルガンや教会のカラー写真を含む80ページ超におよぶブックレット(英語、独語)には、最新の研究を反映した詳細な曲目解説やオルガンの歴史や修復についての情報が掲載されています。

Etcetra
KTC-1713(1CD)
夢のあと 〜ヴァイオリンとピアノの為の作品集
フォーレ:夢のあと
ヴィエニャフスキ:カプリッチョ・ワルツOp.7
エルガー:愛の挨拶 Op.12
ブラームス:スケルツォ WO2
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
パガニーニ:カンタービレ MS 109
ラヴェル:フォーレの名による子守歌
シモネッティ:マドリガル
パガニーニ
:カンタービレとワルツ Op.19
ファリャ(クライスラー編):歌劇「はかなき人生」よりスペイン舞曲
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
トセリ:嘆きのセレナーデ
パラディス:シチリアーノ
サラサーテ:マラゲーニャ Op.21-14
ショスタコーヴィチ:組曲「馬あぶ」よりロマンス
カルロス・ダマス(Vn)、
アンナ・トマシク(P)
1973年生まれ、ポルトガルを代表するヴァイオリニストの一人、カルロス・ダマスは、パリ音楽院でジャクリーン・ルフェーヴルとイヴリー・ギトリスの下で学び、英グラモフォン誌と英ストラッド誌からは、「フリッツ・クライスラーの作品の最高の解釈者の一人」と評価されました。今回のアルバムでも、クライスラーの編曲したファリャのスペイン舞曲を取り上げています。また、その他の収録曲も、ロマンティックな作品を中心にしており、まさにカルロス・ダマスの魅力をたっぷりと堪能出来る内容となっています。

Channel Classics
CCS-43621(1CD)
シェイピング・ショパン〜ショパン:ワルツ、マズルカ、夜想曲集
ワルツ第1番変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」、夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1、夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2、3つのワルツ Op.34〔ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1、ワルツ第3番イ短調 Op.34-2、ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3〕、ワルツ第5番変イ長調 Op.42、3つのマズルカ Op.50〔マズルカ第30番ト長調 Op.50-1、マズルカ第31番変イ長調 Op.50-2、マズルカ第32番嬰ハ短調 Op.50-3〕、3つのワルツ Op.64〔ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1 「小犬」、ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2、ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3〕、幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
アンナ・フェドロヴァ(P)
アンナ・フェドロヴァは、ズヴェーデンやアルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト。2013年に行われた「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」のライヴ映像はYouTubeで3,200万回以上という規格外の再生数を誇り(クラシックの協奏曲動画再生数では世界第1位)、一躍その名を世界に轟かせました。2019年7月に行われた来日公演も好評を博しています。
フェドロヴァのChannel Classics第6弾、3枚目のソロ・アルバムとなるのは、ついにオール・ショパン・プログラムが登場! ショパンの音楽は幼い頃からフェドロヴァの人生の重要な位置を占めており、当時キエフで教師をしていた両親とともにショパンの様々な作品に取り組んで来ました。2020年のCOVID-19パンデミックによりコンサートや聴衆から引き離されていたフェドロヴァは改めてショパンの音楽を通して彼らに親しみを感じ、レコーディングの機会を得たときにすぐにショパンの音楽について考え、様々なワルツ、ノクターン、マズルカを選択し、様々な感情、気分、色彩を内包する「幻想即興曲」を追加しました。ショパンが創り出した魅惑的な雰囲気と独創的な夢の世界を、フェドロヴァの繊細なパフォーマンスで描きます。
「ショパンの小品を演奏していると、まるで生きている絵画の中に飛び込んだような気分になり、そのユニークなストーリー、色、キャラクターを、音楽によって芸術的に形作っていくことができます。」(アンナ・フェドロヴァ)

KLARTHE
KLA-124(1CD)
シスターズ〜ブーランジェ姉妹のピアノ曲
リリ・ブーランジェ:前奏曲変ニ長調(1911)
 前奏曲ロ調(1911)
 主題と変奏曲(1914)
 3つの小品【古い庭/明るい庭/行列】
ナディア・ブーランジェ:2台のピアノの為の小品(1910)
 3つの小品(1914)
 音楽院コンクール用小品(1914)
 新生活に向けて(1915)
ボーナストラック:歌曲「私の魂」(1906)
ジョアン・ファルジョ(P)
カリーヌ・デエ(Ms)(ボーナストラック)

録音:2020年11月30日、12月1日/バル・ブロメ(パリ)
近年女性作曲家の研究や演奏が盛んですが、天賦の才と音楽界への貢献の点でナディア&リリ・ブーランジェ姉妹ほど偉大な存在は稀と申せましょう。姉ナディ アは名教師として多数の20世紀作曲家たちからピアソラやクインシー・ジョーンズまでを育てました。妹リリは女性で初めてパリ音楽院作曲科のローマ大賞を受 賞するほどの天才でしたが25歳で夭折、20世紀音楽の大損失となりました。
ナディアは妹の才能を前にして、作曲を止めてしまったとされ、またリリも凄い作品ばかりながら短命だったこともあり、ピアノ曲は両者あわせても少ししか残さ れていません。それらを徹底的にまとめた好企画の登場。
リリの作品で「古い庭」「明るい庭」「行列」の3篇は楽譜も出版され知られていますが、未発表の前奏曲と変奏曲が貴重。いずれもリリの情念に満ちた個性的 な作風を明瞭に示しているのに驚かされます。ナディア作品はフランス6人組を思わす洒脱さが魅力。ボーナストラックとして、今年(2021年)に初めて日の目を 見たナディアの歌曲「私の魂」が世界初録音で収録。カリーヌ・デエが1曲だけ参加しているのも超豪華。
ジョアン・ファルジョは1975年生まれのフランスの作曲家。ピアニストとしてコンサートやCDも多く、パリのジャズ・クラブのディレクターも務める才人。ナディ アの2台作品では一人二重奏の多重録音を行うなど才気煥発ぶりを発揮しています。ファルジョのプロデューサー嗅覚はクラシック音楽の狭い範疇を超えるブーラ ンジェ姉妹の真価を誰よりも理解し、理想的に表現しています。

NoMadMusic
NMM-092(1CD)
メタモルフォシス
フィリップ・グラス:メタモルフォシスT
ラヴェル:鏡〜鐘の谷
カミーユ・ペパン:ナンバー1
ラヴェル:鏡〜蛾
 鏡〜悲しい鳥たち
グラス:メタモルフォシスW
 鏡〜洋上の小舟
グラス:メタモルフォシスU
 メタモルフォシスV
ラヴェル:鏡〜道化師の朝の歌
グラス:メタモルフォシスX
セリア・オヌト・ベンサイド(P)
YAMAHA使用

録音:2020年5月/イル・ド・フランス国立O会館
1992年生まれのフランスの美人ピアニスト、セリア・オヌト・ベンサイドの最新盤。今回はラヴェルの「鏡」全5曲とその精神的子孫であるフィリップ・グラスの 「メタモルフォシス」5曲をちりばめ、1990年生まれの女性作曲家カミーユ・ペパン作品と3つの異なる時代の3名の不可思議な絆を示してくれます。
ベンサイドはパリ音楽院でヌーブルジェほかに師事。高度な技巧に加え華があるうえ、独特な美学によるコンセプトが興味深く、今後目が離せません。 (Ki)

The Lost Recordings
(Fondamenta)
TLR-2103039(1CD)
未発表ベートーヴェン・リサイタル1959
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」 変ホ長調 Op.81a、
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110、
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 ヘ短調 Op.57
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1959年3月12日、ベルリン音楽大学(ドイツ)〔モノラル〕
フランスのレーベル "Fondamenta" が貴重音源を高音質に復刻するシリーズ「The Lost Recordings」が、レーベル名も「The Lost Recordings」へと変えて始動。今回は20世紀を代表するピアニスト、クラウディオ・アラウの未発表リサイタル音源です。しかもアラウが得意としたベートーヴェン。ベルリン放送のアーカイヴにて発見された貴重な音源を、「The Lost Recordings」自慢の「Phoenix Mastering」(※)によって鮮やかに蘇らせました。
1903年チリに生まれたアラウは、ベルリンへ留学後マルティン・クラウゼに師事。1927年にはジュネーヴ国際ピアノ・コンクールにて第1位を獲得。ベートーヴェン、シューベルトなどを得意とした、20世紀を代表するピアニストのひとりです。
1959年3月12日にベルリンの音楽大学にて行われた演奏会で、アラウはこの時、56歳。まさにキャリアの頂点を迎えていた時期のリサイタルで、その演奏は最初から最後まで緊迫感あふれるものとなっています。特に「告別」での表現力の高さは素晴らしく、その完璧に習得されたフレージングと重厚な音は、アラウ・ファン、ベートーヴェン・ファンならずとも必聴の1枚です。また1962年からスタートするベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音する直前の演奏という点も注目です。
※「Phoenix Mastering(フェニックス・マスタリング)」とは、フランスのオーディオ・メーカー "Devialet(ドゥヴィアレ)"のテクノロジーを駆使して開発した、アナログ録音の正確な復刻を可能にする独自の復元プロセスです。

NovAntiqua Records
NA-28(1CD)
フラグメンツ〜ルチアーノ:クラリネットの為の室内楽作品集
ストラヴィンスキーの「3つの小品」による即興的変奏曲/2つのオマージュ的小品/2つの現代的練習曲/幻想曲/断章/蚊/3つのディヴェルティメント/4つのディヴェルティメント
ルカ・ルチアーノ(Cl)

録音:2007年−2015年
イギリスのリーズ音楽大学においてクラシック、コンテンポラリー、ジャズの各ジャンルで高い学術的地位を授与されたイタリアのコンポーザー=クラリネッティスト、ルカ・ルチアーノの自作自演集。
英国クラリネット&サクソフォン協会からは「現代クラリネットの顔としての地位を確立した」と称されるなど絶賛されている実力者です。
NovAntiqua Records
NA-25(2CD)
バッハ:リュート独奏の為の作品全集
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/前奏曲ハ短調 BWV.999/組曲ト短調 BWV.995/前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調 BWV.998/組曲ハ短調 BWV.997/組曲ホ短調 BWV.996/組曲ホ長調 BWV.1006a
アルベルト・クルニョーラ(Lute)

録音:2016年6月18日−23日、サン・ピエトロ・エ・ミケーレ教会(ピサ、イタリア)
イタリアのリュート界の世界的巨匠、アルベルト・クルニョーラによる、「リュート組曲」を含むバッハのリュート独奏作品の全曲録音!
パオロ・ケリーチやエドゥアルド・エグエスといった巨匠たちの薫陶を受け、1996年から2010年まで中世&ルネサンス音楽の演奏を目的とするフロリレジオ・アンサンブルのメンバーとしても活躍したクルニョーラ。
このバッハのリュート独奏作品全集はクルニョーラ自身の演奏活動の集大成として、同時に新たな音楽探求の第1歩として録音された同氏にとって記念碑的録音となった名演です。
プロデューサーとエンジニアは旧シンフォニア・レーベルのロベルト・メオとシグリット・リーの2人が担当。イタリア古楽界の伝説的レーベルの流れを汲む味わい深きバッハ・アルバムです。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1015(1CD)
メジューエワ/シューベルト作品集-1
即興曲集 作品90 D899
舞曲集(ドイツ舞曲とワルツ集)
ピアノ・ソナタ(第4 番)イ短調 D537
イリーナ・メジューエワ(P)
(P/ 1922 年製のニューヨーク・スタインウェイ)
録音:2020 年11 月26 日〜28 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
メジューエワの新たな シューベルト・シリーズがスタートします。第1集は、約十年ぶりの再録音となる 「即興曲集(作品 90)」と、初録音のイ短調ソナタ(D537)に舞曲集を組み合わ せたプログラム。舞曲集は、ロシアの大先輩、マリヤ・グリンベルクによる選曲を 基本に演奏者が新たに編み出したセレクション。作曲家の孤独な心に寄り添う ような優しさと、狂おしいまでの魂の叫びが共存する演奏は、シューベルト音楽 のもつ独特の魔力・魅力を余すところなく伝えます。1922 年製のニューヨー ク・スタインウェイの生み出す豊穣な響きも聴きどころのひとつです。


RHINE CLASSICS
RH-017(6CD)
ピエトロ・スカルピーニ・エディションVol.4〜新発見テープから
(CD1,CD2)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(BWV 846-869)
(CD3-CD5)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(BWV 870-893)
(CD5 続き、CD6)
バッハ:フーガの技法BWV 1080
ピエトロ・スカルピーニ(P)

録音:(第1 巻)1961 年1 月、ローマRAI スタジオ(オリジナルは紛失、スカルピーニ所
有のコピーからの復刻)
(第2 巻)1975-76 年頃、ローマ、自宅スタジオ
(フーガの技法)1976 年2 月23 日、サンモリッツ、自宅スタジオ ADD モノラル・ステレオ409' 02''
フルトヴェングラーとの共演で知られるイタリアの名ピアニスト、ピエトロ・スカルピーニ (1911-1997)のエディション第4弾。 今回はバッハ。なんと平均律クラヴィーア曲集とフーガの技法。これを6CD に収めています。 バッハの「平均律クラヴィーア曲集」の録音は第1 巻と第2 巻でほぼ15 年の間隔がある。 第1 巻は1961 年1 月にローマのRAI スタジオで録音され(オリジナルは紛失、スカルピ ーニ所有のコピーからの復刻)、第2 巻は1975-76 年頃にローマのホームスタジオで収録 された。どちらの録音も音質は非常に良く、第2 巻にわずかなノイズがある程度とのこと。 「フーガの技法」は、1976 年2 月23 日にスカルピーニのサンモリッツのホームスタジオで 録音されています。

MSR
MS-1763(1CD)
(シューマン・プロジェクトVol.1)
クララ・シューマン:ピアノ・ソナタ ト短調
シューマン:交響的練習曲 Op.13
インナ・ファリクス(P)

録音:2020 年9 月 ロサンジェルス
インナ・ファリクスによるザ・シューマン・プロジェクトの第 1 弾。ロベルトだけでなくクララの作 品も含めて網羅的に録音して、この音楽史に名高い夫婦の音楽を見直そうというもの。クララの ピアノ・ソナタ ト短調は1841 年、結婚直後の作品。 インナ・ファリクスはウクライナ生まれの米国のピアニスト。丁寧でしっとりした美しさが映える演 奏です。MSR Classics からはこれが3 枚目のCD。最初のCD では、「ドクトル・ジバゴ」の作 者として名高い作家ボリス・パステルナークのピアノ・ソナタと前奏曲(MS1333)を収録して話題 となった。
MSR
MS-1774(1CD)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲
第1 番ト短調
第2 番イ短調
第3 番ニ短調「バラード」
第4 番ホ短調
第5 番ト長調
第6 番ホ長調
フー・クージャ[何可嘉](Vn)

録音:2018年1月4-6日,3月31日,4月8日 米国 オハイオ州 シンシナティ
中国の若手ヴァイオリニスト、フー・クージャ 何可嘉のデビューCD、いきなり難曲イザイの無 伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲。フー・クージャは中国、四川省の出身。世界遺産、都江堰の傍 で育ったという。中国で学んだ後、シンシナティ大学音楽院に留学、めきめきと頭角を現す。高 度な技巧で難易度の高い音楽を丁寧に打ち込むような演奏が好ましい。

QUERSTAND
VKJK-2103
(1CD+BOOK)
中央ドイツのオルガン音楽
(1)J.B.バッハ:チャコーナ ト長調
(2-3)バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549
(4)バッハ:コラール「高みにおられる神にだけ栄光があるように」 BWV715
(5)バッハ:コラール「最愛のイエスよ、私たちはここにいる」 BWV730
(6)バッハ:コラール「来なさい、創造主である神よ、神聖な聖霊よ」 BWV667
(7)バッハ:幻想曲 ト長調 BWV572
(8-11)ヘンデル:フルートとオルガンの為のソナタ ホ短調
(12)シューブラー:トリオ ニ長調
(13)ハイドン:アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9
(14)ケルナー:前奏曲 ハ長調
(15)ベートーヴェン:アレグレット ハ長調
(16)メンデルスゾーン:コラール ニ長調
(17)メンデルスゾーン:変奏曲を伴った主題 ニ長調
(18-20)ヴィヴァルディ:オルガン協奏曲 ロ短調
トーマス・エンネンバッハ(Org)
(8-11)ラルフ・ミーケ(Fl)
(18-20)アンサンブル・アルコ・ルンゴ

録音:2015 年8 月2-3 日,2019 年10 月8-9 日ドレスデン
ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749 大バッハとは曾祖父が同じ、はとこ)から メンデルスゾーンまでドイツを中心とした作曲家のオルガン曲を集めています。アイゼ ナハ生まれのバッハ、ハレ生まれのヘンデルはもちろん、直接の関係はないハイドン やヴィヴァルディの作品も収録されています。 ハレ近郊の村、ランゲンボーゲンの聖マグダレーネ教会に据えられている、1735 年、 ゲオルク・テオドール・クロス製作のオルガンを使用。21 世紀になって復元されたこ のオルガンは、バロック時代の小教会のオルガンの特徴を見事に伝えており、現代 のホールオルガンや近代の大教会のオルガンとはまったくことなった、ピリオドの味 わいが素晴らしい。 トーマス・エンネンバッハは 1963 年、ドイツ、ルドルフシュタット生まれのオルガン奏 者。1999 年からハレ=ナウムブルク管区のカントールを務め、後に教会音楽監督に 昇進しています。 縦長冊子タイプの装丁で、オルガンの写真も豊富。

Passacaille
PAS-1108(2CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 マイケル・キーナー(Cemb)
使用楽器:William Dowd(1978), after Blanchet (1730)

録音:2017年6月26-30日/スイス、Moulin En Clarens
マイケル・キーナーは1950年生まれのスイスのチェンバロ奏者。ジュネーヴ音楽院でピアノとチェンバロを学んだのちアムステルダムでグスタフ・レオンハルト に師事。ブルージュ国際チェンバロコンクールで優勝。クリストフ・コワン、クイケン兄弟、寺神戸亮、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、イル・ガルデリーノなどと 共演しています。2019年録音の『平均律』(PAS-1078)でも存在感ある力演を聴かせてくれたベテランがこのたび『ゴルトベルク』を録音。名曲中の名曲に 正面から向き合ったみごとな演奏です。1730年にN.ブランシェが製作した楽器をモデルに、1978年にパリのウィリアム・ダウドが製作したチェンバロを使用。 力強い低音が魅力のチェンバロで、表現豊かなゴルトベルクが展開されます。 (Ki)


Musica Viva
MV-127(2CD)
+
1Bonus DVD-PAL

国境を越えたモーツァルト
モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
幻想曲ハ短調 K.475/幻想曲ニ短調 K.397
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576
モルガン・イカルディ(指&P)、
モーツァルト・アクロス・バウンダリーズ・オーケストラ

録音:2020年10月−11月、APMスタジオ(サルッツォ、イタリア)
Facebookでは20万人以上という驚異的な数字のフォロワーを持つイタリアの神童にして14歳の天才指揮者、モルガン・イカルディのデビュー・アルバムとなるモーツァルト作品集「国境を越えたモーツァルト」が登場!
家族の仕事で引っ越していたアメリカ、ロサンゼルスから8歳の時にイタリアへと帰国したイカルディは、数多くの名手を育てた名教師アンナ・マリア・チゴリにピアノを師事。
瞬く間にピアニストとしての成長を遂げたイカルディは12歳でオヴィデュー・バランが指揮するルーマニアのバカウSOのソリストとして共演しモーツァルトの「ロンド K.386」を弾いた際、その演奏の中で指揮者の担う役割に心を打たれ「指揮者」の道を目指すことを決心します。
ウンブリア州で25年以上に渡り指揮法を指導してきたファブリツィオ・ドルシに師事したイカルディは2019年にモーツァルトの「ディヴェルティメント ヘ長調 K.138」で指揮者デビューを果たします(ちなみにイカルディは当時12歳。モーツァルトが「K.138」を作曲した時よりも4歳も年下でした)。
現在はミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院のオーケストラ指揮科でレナート・リヴォルタに指揮法を師事するのと同時、指揮者としての成長のためにヴァイオリン、フルートも学ぶなどその音楽にかける熱意には驚かされます。
すでに指揮者としてのオーラを纏い、カリスマ性を発揮しているイカルディは今回の「交響曲第29番」のレコーディングのために編成されたオーケストラを完全に掌握。驚くべき完成度の演奏を披露してくれています。
彗星のごとくクラシック界に現れ、圧倒的な存在感を放つ天才コンダクター=ピアニスト、モルガン・イカルディの堂々たるデビューアルバムにどうぞご期待下さい!話題必至!

Hyperion
CDA-68363(1CD)
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
クライスレリアーナ Op.16
幻想曲 ハ長調 Op.17
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2020年4月24日−26日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストです。
前作では、自作のピアノ・ソナタ第4番とショパン、リスト、バッハ、グノーなどの作品を組み合わせたコンセプト・アルバム「はかなき人生」(PCDA-68260/CDA-68260)でレコード芸術特選盤、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」などに選ばれたハフですが、注目の新アルバムでは、ロベルト・シューマンの音楽に真正面から対峙!
20代後半のシューマンの複雑な私生活の変遷(クララ・ヴィークとの婚約と彼女の父親からの猛反対)が反映され、クララへの愛情や文芸的インスピレーションが色濃く表れた作品番号16〜18の3つのピアノ曲、「クライスレリアーナ」、「アラベスク」、「幻想曲」。ロマン派ピアノ文学を最高の状態で表現したこれらの傑作を、作品の内面に鋭く生きる表現力、そして2つの小説を出版するなど文学的才能も持ち合わせたスティーヴン・ハフの優れた芸術性でお贈りします。
Hyperion
CDA-68376(1CD)
ノーザン・ライツ〜ニーダロス大聖堂のオルガン
モンス・レイドヴィン・タクレ(b.1942):イエス!
イアン・ファリントン(b.1977):アメイジング・グレイス
テオドール・デュボワ(1837-1924):フィーアト・ルクス
クリスティアン・プレストホルム(b.1972):海から昇る黄金の太陽を見る Op.32-1、太陽は東へ昇っている Op.11-13
パーシー・フレッチャー(1879-1932):夢の泉、フェスティヴァル・トッカータ
アンデシュ・S. ボリエソン(b.1975):トッカータ 「Herren, var Gud, ar en konung」
ハンス=アンドレ・シュタム(b.1958):トッカータ・ジョコーサ
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):トッカータ ロ短調
ブラームス:前奏曲とフーガ ト短調 WoO.10
ピエトロ・ヨン(1886-1943):第2演奏会用練習曲 「フライング・フィート」
スヴェッレ・エフテストル(b.1952):結婚行進曲
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:2020年8月6日−8日、ニーダロス大聖堂(トロンハイム、ノルウェー)
「オルガン・ファイアーワークス」や「オルガン・ドリームス」、「バッハ:オルガン作品全集」、「ブクステフーデ:オルガン作品全集」など、数多の名録音でハイペリオンのオルガン作品の歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリストファー・へリック。
スペイン、ボブレー修道院のオルガンを弾いた「パワー・オヴ・ライフ」(CDA-68129)以来、約6年ぶりとなる新録音では、ノルウェーのもっとも壮麗な教会建築とも呼ばれ
るトロンハイムのニーダロス大聖堂に1930年に建造され、2012〜14年に修復されたシュタインマイヤー・オルガンを選択。オーロラ(Northern Lights)の降り注ぐ極北の大聖堂に壮麗に響き渡るオルガンの音色で、スカンジナビア(北欧)の現代の作曲家たちの作品と、ブラームス、デュボワ、ヨン、ジグーなどのロマン派作品を見事に組み合わせたリサイタル・プログラムを創出しています。

FONE
SACD-025(1SACD)
モーツァルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310/300d、
ピアノ組曲 序奏とフーガ K.399/385i、
小さなジーグ K.574、
ピアノ・ソナタ第11番(トルコ行進曲付き) イ長調 K.331/300i、
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576、
ロンド イ短調 K.511
チャールズ・ローゼン(P)

録音:2001年10月28日-30日
1927年ニューヨークに生まれ、アメリカのピアニスト、音楽学者であったチャールズ・ローゼン。ピアニストである傍らフランス文学の博士号も取得しており、アメリカの大学でフランス語を教えていたという変わった経歴も持ちます。ジュリアード音楽院は中退するものの、ショパンとリストの高弟であったモーリツ・ローゼンタールにピアノを師事しました。現代音楽への造詣も深く、著書に『シェーンベルク』があり、エリオット・カーターとも交流を持っていました。独特な強いタッチで一音一音疎かにすることがないように歩むように紡ぎだされる、チャールズ・ローゼンのモーツァルトは、ニンフェの庭園に響き渡り、このアルバムでしか得ることの出来ない音響効果を出しています。尚、こちらのアルバムは1983年に設立され35年以上の歴史を持つイタリアのオーディオファイル・レーベル「Fone」より再生産されたものです。

NEOS
NEOS-32101(1CD)
バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV988 アルベルト=ヤン・ローロフス(Cemb)
使用楽器:ヤン・カルスビーク制作1992年製

録音:2020年8月10-11日フランス・ノルマンディ・バレーヌ教会
チェンバロのルーロフスはオランダ出身。オルガンとチェンバロをグスタフ・レオンハ ルト、トン・コープマンほかに師事、17〜18 世紀の鍵盤音楽を専門としています。チェンバ ロの音色の選択が豊か。活き活きとしたリズム、旋律の朗々とした歌い方など、バロック 音楽の伝統を踏まえつつもバッハの鍵盤音楽に内在する即興性要素を生かした自由 な演奏が魅力の一枚。
NEOS
NEOS-32001(1CD)
アコーディオンで聴くフランク:ハーモニウム作品集
7 つの小品ハ長調、ハ短調(1890)
7 つの小品変イ長調、嬰ハ短調(1890)
7 つの小品ニ長調、ニ短調
クリスマス・イヴのために(1890)
7 つの小品変イ長調、嬰ト短調(1890)
7 つの小品ホ短調、ホ長調(1890)
ドリス・ベルチンガー(アコーディオン)

録音:2019年12月27-29日スイス・ヴァレー州シュタルデン
まずハーモニウムとはいわゆる足踏み式の小型のリード・オルガンのことでパイプ・オルガン が非常に高価な上、大型で場所も取るため、その代用楽器として 19 世紀に開発された。オル ガンと同じようにストップを備えたハーモニウムも作られ、19 世紀〜20 世紀前半までに活躍した 何人かの作曲家はこの楽器の為のオリジナル作品を作曲しています。しかし次第に新たに作ら れる楽器は減ってゆき現在残されているハーモニウムは決して多くない。優れたオルガニストで もあったフランクはこの楽器のためにかなりの数の作品を残しており、まとまった量の作品を聴 ける本盤は貴重。しかもここではアコーディオンで演奏しており、そのひなびた音色はハーモニ ウム以上に独特の素朴な味わいがある。因みにフランクが書いた対位法的書法や分厚いコラ ールを制約の多いアコーディオンで弾くことは至難の業であり、奏者ドリス・ベルチンガーの妙 技も大いに聴きどころ。スイスの音楽家でチューリヒ音楽大学、トロシンゲン(ドイツ)音楽大学で 学んだ。現代音楽の演奏にも力を入れており、多くの作曲家から作品を献呈されています。

Stradivarius
STR-37164(1CD)
マリピエロ(1882-1973):ピアノ作品全集Vol.2
3 つの古風な舞曲(1910)
秋の前奏曲集(1914)
アルメニア(1917)/反響(1918)
カ・ティエポロのミヌエット集(1932)
明日の為の5 つの練習曲(1959)
3 つの小品(1901-02)
アルド・オルヴィエート(P)

録音:2020年7月6-9日
アルド・オリヴィエーロによるジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973)のピアノ作 品集の第2 集。第1 集はSTR-37133。マリピエロは、1 歳下のアルフレード・カゼッラと 共に、歌劇が絶対主流だったイタリア音楽史に転換をもたらした作曲家。またモンテ ヴェルディとヴィヴァルディの校訂をしたことからイタリアのバロック音楽を現代に蘇らせ た立役者でもある。このCD に収録されているピアノ作品も、擬バロック的なものからフラ ンス近代音楽の影響が色濃いものまで、20 世紀のイタリアの音楽に近代的洗練をもた らそうとするマリピエロの特徴がよく見て取れます。

Centaur
CRC-3772(1CD)
ラフマニノフ&ストラヴィンスキー
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5、
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調(1931年版)
ストラヴィンスキー(グイド・アゴスティ編):「火の鳥」 組曲 〔凶悪な踊り、子守歌、終曲〕
カリーネ・ポゴシアン(P)

録音:2015年6月(アメリカ)
“生まれるのがあと数十年早ければ、このアルメニア=アメリカのピアニストは(ソ連とアメリカの)冷戦を融かすことができたでしょう。”と評されるほどの熱い演奏が支持されているアルメニア出身・ニューヨーク在住のピアニスト、カリーネ・ポゴシアンによるロシアの2人の巨匠の作品集。「ロシアのピアノ音楽は常に私の心の中で重要な存在であり、中でもここに録音された2人の作曲家は特別です。」と語る彼女の、この録音にかける強い意気込みが、大きな熱量となって演奏にも現れています。
Centaur
CRC-3754(1CD)
ゴドフスキー:左手の為のピアノ作品集
左手の為の組曲
コンサート・アルバム(左手の為の)−瞑想曲、即興曲、カプリッチオ・パテティーコ、インテルメッツォ・?メランコニコ、エレジー、死の練習曲
左手の為の6つの舞踏詩
ニコラス・ロス(P/ヤマハCFX)

録音:2018年12月27日−29日(アメリカ)
アメリカとヨーロッパを中心に、ソリスト、室内楽奏者として活躍するピアニスト、ニコラス・ロスが弾く、20世紀の偉大なピアニスト、作曲家、ゴドフスキーの左手の為の作品集。ニコラス・ロスは、ジョン・ペリー、ジョン・ビンガム、ベンノ・ピアヴァイエル、マティス・ヴェルショールの各氏に師事、これまでにロンドンのセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、セント・ジョンズ、スミス・スクエアなどの著名な会場でリサイタルを開催。現在は、オハイオ州にあるオッターベイン大学でピアノ及び、音楽理論の教授として後進の指導にも力を注いでいます。
Centaur
CRC-3745(1CD)
ダンス〜バッハ/モーツァルト/ラヴェル:ピアノ作品集
バッハ(ブゾーニ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 - 第5曲 シャコンヌ
バッハ:イギリス組曲第3番 BWV.808
モーツァルト
:デュポールの主題による9つの変奏曲
バッハ
:パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830
ラヴェル:亡き王女の為のパヴァーヌ
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調
スティーヴン・ベウス(P)

録音:2017年−2018年(アメリカ)
アメリカのピアニスト、スティーヴン・べウスは、5歳でピアノを始め、9歳の時にオーケストラ・デビューを果たした俊英。これまでに、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ヴァンドーム賞国際ピアノ・コンクールで第1位、アメリカ・ピアニスト協会からマクス. I . アレン・クラシカル・フェローシップを受賞しています。
Centaur
CRC-3758(1CD)
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第5番「運命」(P独奏版)*、
交響曲第7番(P独奏版)
フレデリック・チウ(P)

録音:2008年*、2018年(アメリカ)
リストが残したトランスクリプション作品の傑作の一つ、ベートーヴェンの交響曲全集。その中から第5番と第7番を収録した1枚。フレデリック・チウは1964年ニューヨーク生まれのピアニスト。1993年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでは、彼が最終ラウンドへの進出を逃したことが話題となり、メディアでも大きく取り上げられました。チウはむやみにテンポを揺らすことをせず、まるでオーケストラが演奏しているかのような堂々としたアプローチでこの傑作に正面から立ち向かっています。
Centaur
CRC-3763(1CD)
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.1
ヴィドール:オルガン交響曲第1番 ハ短調 Op.13-1
ラテン組曲 Op.86
ジョビー・ベル(Org)

録音:2017年6月&10月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第1弾。今作はヒューストン第一長老教会のエオリアン・スキナー1949年製オルガンで録音された最初のオルガン交響曲と、ウィルミントン第一長老教会のE.M.スキナー1928年製オルガンで録音されたラテン組曲を収録。ヴィドール自身がヴィルトゥオーゾ・オルガニストだったこともあり、その演奏には高い技術が要求されます。
Centaur
CRC-3764(1CD)
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.2
ヴィドール:オルガン交響曲第2番 ニ長調 Op.13-2
オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3
ジョビー・ベル(Org)

録音:2017年6月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第2弾。今作はウィルミントン第一長老教会のE.M.スキナー1928年製オルガンで録音された、オルガン交響曲第2番と第3番という初期の2作品を収録。
Centaur
CRC-3765(1CD)
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.3
ヴィドール:オルガン交響曲第4番 ヘ短調 Op.13-4
オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42-3
ジョビー・ベル(Org)

録音:2018年5月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第3弾。今作はプロヴィデンス・ユナイテッド・メソジスト教会のエオリアン・スキナー1971/2013年製オルガンで録音された、28歳のヴィドールが書いたオルガン交響曲第4番と、ドラマティックな曲調の第7番を収録。
Centaur
CRC-3766(1CD)
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.4
ヴィドール:オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42-1
バッハの思い出
ジョビー・ベル(Org)

録音:2017年6月、2018年5月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第4弾。今作はヒューストン第一長老教会のエオリアン・スキナー1949年製オルガンで録音された、終楽章が英国などの王室の結婚式で演奏されることで有名なオルガン交響曲第5番と、プロヴィデンス・ユナイテッド・メソジスト教会のエオリアン・スキナー1971/2013年製オルガンで録音された、バッハのフレーズを引用して書かれたバッハの思い出を収録。
Centaur
CRC-3767(1CD)
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.5
ヴィドール:オルガン交響曲第6番 ト短調 Op.42-2
ローマ風交響曲 ニ長調 Op.73
ジョビー・ベル(Org)

録音:2015年6月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第5弾。今作はシュリーブポートのセント・マークス大聖堂のエオリアン・スキナー1955年製オルガンで録音された、1878年のパリ万博でヴィドール自らが初演したオルガン交響曲第6番と、実質最後のオルガン交響曲となる第10番にあたる、ローマ風交響曲を収録。
Centaur
CRC-3734(1CD)
3/4拍子で!
J・シュトラウス(ゴドフスキ編):「酒・女・歌」による交響的変容
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
J・シュトラウス(ツェルニー編):「魅惑のワルツ」による変奏曲 Op.249
シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会(ワルツ・カプリス)第6番 S.427/6
J・シュトラウス(タウジヒ編):新しいウィーンの夜会(ワルツ・カプリス)より「蛾」 Op.157-1
J・シュトラウス(レーガー編):「美しく青きドナウ」による即興曲 WoO III/11
J・シュトラウス(エドウィン・ヒューズ編):ワルツ「ウィーン気質」による演奏会用パラフレーズ
J・シュトラウス(ローゼンタール編:ウィーンの謝肉祭
ムエン・ウェイ(P)

録音:2017年9月&2018年1月(アメリカ)
“3/4拍子で!”と題し、ヨハン・シュトラウス親子をはじめとした3/4拍子の作品を様々な作曲家がそれぞれのスタイルでピアノ独奏用にアレンジメントした小品を並べたアルバム。中国出身のムエン・ウェイは中国音楽院で音楽学士号を、クリーヴランド音楽院で音楽修士号を取得し、ダニエル・シャピロに師事しました。アントン・ルビンシテイン国際音楽コンクール、シアトル国際コンクールなど多くのコンクールでその音楽性が認められています。
Centaur
CRC-3730(1CD)
エレジー・イン・ヴァイオレット〜宮川 美貴子:ピアノ作品集
Tender Regret/Breeze In Limbo/ A Day of Wine And Grape/Doll's Minuet/ Please Stay/Friendship Waltz/Jewel Rose/Unveil My Love/ Memory In A Cage/Un Cocon/ Nurturing Dream/Longing for New York/On Your Anniversary/Elegy In Violet/Floral Dedication
宮川 美貴子(P)

録音:2018年12月、南大沢文化会館(日本)
ニューヨークを拠点にピアニスト、作曲家、TV/映画プロデューサーとして、日本では、ニュー・ウェイヴ・バンドS-KENのアレンジャー兼キーボード奏者を務めていた宮川 美貴子のピアノ・ソロ・アルバム。日々の出来事や、彼女のその時の心情、草花などからインスピレーションを得て書かれたという作品は、どれもどこか切なく、心に深く語りかけるようなバラード調のアルバムになっています。
Centaur
CRC-3732(1CD)
ノーザン・ライツ〜フィンランドのピアノ小品集
セリム・パルムグレン:フィンランドのリズム Op.31
イルマリ・ハンニカイネン:秋の想い Op.20-1
メリカント:ゆるやかなワルツ Op.33
マデトヤ:宵の明星 Op.21-1
イルマリ・ハンニカイネン:ワルツ Op.17-1
パルムグレン:前奏曲 Op.1-1
シベリウス:練習曲 Op.76-2
イルマリ・ハンニカイネン:夜想曲 Op.11b-2
セリム・パルムグレン:子守歌
イルマリ・ハンニカイネン:子守歌 Op.4-2
メリカント:スケルツォ Op.6-4
パルムグレン:幻影 Op.1-2
シベリウス:ロマンティックな情景 Op.101-5
マデトヤ:前奏曲 Op.31-2
エルッキ・メラルティン:6つのピアノ小品 「細片 II」 Op.9
シベリウス:金魚草 Op.85-4
パルムグレン:ある夏の夜に
メリカント:フィンランド民謡集(遺作)
シベリウス:悲歌的に Op.76-10
イルマリ・ハンニカイネン:夕べの平安 Op.11b-1
メリカント:夏の夜のワルツ
ゲイル・オルシェウスキ(P)

録音:2018年8月(アメリカ)
19世紀後半〜20世紀前半のフィンランドを彩った作曲家たちによる様々な小品集。当時のフィンランドではシベリウスに匹敵するほどの人気を誇っていたメロディ・メーカー、オスカル・メリカントや、「北欧のショパン」とも呼ばれるセリム・パルムグレン、シベリウス指揮者として有名なタウノ・ハンニカイネンの兄、イルマリ・ハンニカイネンなどによるフィンランドの民謡などを題材とした作品が集成されており、フィンランドの佳き時代に想いを馳せることができます。女流ピアニストのゲイル・オルシェウスキは、この録音に1877年ブリュートナー製のグランドピアノを採用しており、その柔らかく芳醇な音色が音楽によくマッチしています。

NovAntiqua Records
NA-32(1CD)
リスト:ピアノ作品集
バラード第2番ロ短調 S.171
2つの伝説 S.175/4つの小品 S.192
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ミケーレ・カンパネッラ(P/スタインウェイ1892年製)

録音:2017年3月31日−4月3日、チッタ・デッラ・ピエーヴェ(イタリア)
イタリアにおける有数のリスト弾き、ミケーレ・カンパネッラが「ロ短調」ソナタを含むリストのピアノ作品集をヴィンテージのスタインウェイで録音した注目盤!
リスト演奏のイタリアのスペシャリストであるカンパネッラは、1976年、1977年と1998年にブダペストの「フランツ・リスト協会」からディスク大賞を、2002年にはアメリカ・リスト協会からメダルを授与されるなど、名実ともにイタリアを代表するリスト弾きとして活躍している名匠です。
カンパネッラが弾いたスタインウェイは1892年にハンブルクで生産されたシリアルナンバー70768の楽器。
生産された1892年にストックホルムで販売されたものの、その数年後に所在が不明となり、1990年代になってローマで発見され、慎重な修復を得て1997年に演奏可能な状態に復元されたというエピソードを持つ楽器です。
イタリアのリスト弾きとヴィンテージのスタインウェイ。その組み合わせの相性が楽しみなディスクです。
NovAntiqua Records
NA-51(1CD)
プリンセスのために
バッハ:組曲第2番ニ短調 BWV.1008
組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
組曲第1番ト長調 BWV.1007
アルベルト・クルニョーラ(Lute)

録音:2020年7月27日−29日、ミネルヴァ寺院(モンテフォスコリ、イタリア)
イタリアのヴァレーゼ出身で同国を代表する古楽界の巨匠の1人、アルベルト・クルニョーラが13コースのバロック・リュートで奏でる深淵なるバッハの無伴奏の世界。
パオロ・ケリーチやエドゥアルド・エグエスといった巨匠たちの薫陶を受け、1700年代の作曲家たちが生み出した膨大なレパートリーの研究に情熱を注いでいます。
また、クルニョーラは1996年から2010年まで中世、ルネサンス音楽の演奏を目的とするフロリレジオ・アンサンブルのメンバーとしても活躍し、イタリア内外で数々の実績を残しています。
このクルニョーラのバッハ・アルバムのプロデューサーは、シンフォニア・レーベルでその名を馳せたシグリット・リー。クォリティの高さはお墨付きです。
NovAntiqua Records
NA-43(2CD)
音楽と体制 Vol.4〜ナチス時代の退廃音楽
アドルフ・ブッシュ:組曲 Op.16a
ラファエル:無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.7
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.31-4
バルトーク
:弦楽四重奏曲第6番Sz.114より メスト
クライン:前奏曲
ヴァーンドル:ソナチネ(世界初録音)
ステーファノ・ザノビーニ(Va)

録音:2019年9月、ピエヴェッキア(イタリア)
ナチス政権下では、政治権力が人種的、政治的な理由で特定の文化を否定、禁止しようとし、多くの芸術、音楽が「退廃」の烙印を押されました。
この「音楽と体制」は、困難な時代において禁じられ、失われた音楽の真価を伝えるシリーズです。
第4巻の「無伴奏ヴィオラ作品集」を弾くのは、フィレンツェのヴェルディ歌劇場を本拠とするオーケストラ、トスカーナOの首席を務めるステーファノ・ザノビーニ。
デトモルト音楽大学で今井信子に、ニュルンベルク音楽大学でハンス・コールハーゼに師事したイタリアの実力者です。

Phil.harmonie
PHIL-06041(2CD)
サティ:3つのジムノペディ
3つのジムノペディ、神秘的なページ、ハーモニーズ、ばら十字団のファンファーレ、4つのオジーヴ、冷たい小品、3つのゆがんだ踊り
ウルリッヒ・グンペルト(P)

録音:1991年、ベルリン(ドイツ)
1945年ドイツのイェーナ出身のジャズ・ミュージシャン、ウルリッヒ・グンペルトがエリック・サティを弾いたピアノ作品集。PHIL06025に続く同企画の第2巻は、サティのもっとも有名な作品の1つ「3つのジムノペディ」を含む初期作品を2枚のCDに収録。
サティの初期作品の本質をつかむのは、並大抵なことではありませんが、ウルリッヒ・グンペルトはその卓越した知識と経験で、核心迫る演奏を展開。全体的に極端に遅いテンポを取り、非常に内省的で瞑想的な、一味違ったサティの姿を見せてくれます。
ウルリッヒ・グンペルトは1967年以来クラウス・レンツの様々なバンドに参加し、1971年ジャズ・ロック・バンド「SOK」や1973年フリー・ジャズ・バンド「Synopsis」を共同設立し、ヨーロッパのフリー・ジャズ界の巨匠の一人として活動するピアニスト、オルガニスト、作曲家です。

Ars Produktion
ARS-38591(1CD)
ロシアン・ソウル
アレクサンドル・ラザレヴィチ・ロクシーン(1920-1987):変奏曲(1953)、
 子供の為の小品(世界初録音)、
 前奏曲,主題と変奏(1982)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
エレナ・クシュネロワ(P)

録音:1995年-2014年
ロシアの作曲家、アレクサンドル・ラザレヴィチ・ロクシーンはミヤスコフスキーに師事し、11の交響曲や弦楽四重奏、映画音楽、そして歌曲に至るまで作品を残していますが、ソビエト連邦時代はほとんど演奏されることがなく、作曲家の死後作品が取り上げるられることが多くなってきました。ロシア生まれのピアニスト、エレナ・クシュネロワは学生時代よりロクシーンの作品に影響を受けており、作品によっては作曲家本人から献呈されており、初演も務めています。それだけにこれらの作品に対しても、並々ならぬ思いを持っていることが伝わってくるような演奏です。
Ars Produktion
ARS-38589(1CD)
2台ピアノの為の3つの組曲
ユハオ・グオ(b1992):2台ピアノの為の組曲 Op.30(2020)
アレンスキー
:組曲第1番Op.15(1888)
ラフマニノフ:組曲第2番 Op.17(1901)
アンケ・パン(P)、ユハオ・グオ(P)

録音:2020年11月、エッセン(ドイツ)
今回収録された3曲は、偶然にもそれぞれの作曲家が、27歳の時に作曲したものです。共通して言えるのは、それぞれが19世紀後半、20世紀初頭、そして21世紀に作られた時代背景の違いはあるものの、3曲ともにバロックの形式を踏襲しながらもオリジナリティを持った作品に仕上がっているという点です。特に自作自演となるユハオ・グオの生命力あふれる楽曲では一部ベートーヴェンの第九の引用があったりと随所に工夫が見え非常に興味深い作品となっており注目です。演奏も数々の受賞歴のある二人なだけに、確かなものがありピアノ好きなら必聴の1枚です。

Da Vinci Classics
C-00439(1CD)
グリーグ:1台ピアノ4手連弾の為の作品全集 Vol.1
結婚行進曲 Op.19-2
2つの交響的作品 Op.14
幻想曲「秋に」Op.11
ペール・ギュント第1組曲 Op.46
2つの悲しき旋律 Op.34
4つのノルウェー舞曲 Op.35
ワルツ・カプリース Op.37
アンドレア・ミクッチ&フランチェスコ・ディ・マルコ(P4手連弾/YAMAHA CFX)

録音:2020年12月、ヴィラ・ボッシ=コレツィオーネ・ビッツィ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
19世紀ノルウェーの巨匠エドヴァルド・グリーグ(1843−1907)。このノルウェーの作曲家が遺した「1台ピアノ4手連弾」の作品のカタログには、彼自身が書き直したり、手直しを施したり、編曲を行ったりした作品が数多く掲載されています。
それらの作品は、時にはオーケストラ作品になったり、室内楽アンサンブルの為の作品になったり、あるいは独奏楽器の為の作品になったりしており、どのバージョンが「正式な」、または「決定的な」作品なのか、常に明確ではありません。
イタリアの実力派ピアノ・デュオであるアンドレア・ミクッチとフランチェスコ・ディ・マルコは、このグリーグの「謎」の答えを見つけるためではなく、グリーグの作曲のプロセスの素晴らしさを連弾の視点から追求して広めるために「1台4手連弾」の為の作品の全曲録音に取り組むことを決断しました。
グリーグの作風や作曲技法、そしてその歴史を知る上で非常に重要となる「1台ピアノ4手連弾」の魅力を伝えるユニークかつ興味深いプロジェクトがスタートします!

RUBICON
RCD-1069(1CD)
トランスフォーメーション〜バッハ、イザイ、アウエルバッハほか:無伴奏ヴァイオリン作品集
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
レーガー
:前奏曲とフーガ ニ短調 Op.117-6
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 Op.27-2
エルンスト=ローター・フォン・クノール(1896-1973):無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ(1946)
レーラ・アウエルバッハ(1973-):par.ti.ta(2007)
レア・ビリンガー(Vn)
ピアニストのエスター・ビリンガーとともに姉妹デュオ(デュオ・ビリンガー)としても華々しい活躍を見せるドイツ期待のヴァイオリニスト、レア・ビリンガーが、Rubicon(ルビコン)より初のソロ・アルバムをリリース!バッハの偉大なパルティータ第3番、ドイツのアカデミックな作曲家フォン・クノールの知られざるパルティータ、そしてロシア出身の人気作曲家アウエルバッハのpar.ti.taと、アルバムは3つのパルティータを軸に構成されています。レーガーとイザイの無伴奏ヴァイオリン作品を含め、高い技術と音楽性が要求されるシリアスなプログラムです。
14歳の時にベルリンのフィルハーモニーでのソロ・デビューを飾り、国際的なキャリアをスタートしたヴァイオリニストのレア・ビリンガーは、ザルツブルク音楽祭やMDRムジークゾマー(MDR音楽の夏)、ダヴォス国際音楽祭など世界各地の国際音楽祭で活躍。2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞しています。

Biddulph
BIDD-85005(1CD)
プリムローズ/バロック&アンコール小品集
1. バッハ(ジョージ・テンプルトン・ストロング編):われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639(matrix BS 038123)
2-5. ヘンデル:ソナタ イ長調 HWV 361(CS 038243/4)
6-7. ボッケリーニ:ソナタ イ長調(matrix CS 038120/1, 初出:RCA Victor 17513)
8. C.P.E.バッハ(プリムローズ編):ソルフェージェット (matrix BS 038122, 初出:RCA Victor 10-1098)
9. ラモー(クライスラー編):タンブーラン (matrix BS 038122, 初出:RCA Victor 10-1098)
10. タルティーニ(レスリー・ブリッジウォーター編):プレスト (matrix BS 038249)
11. シューベルト(アウグスト・ウィルヘルミ編):アヴェ・マリア (matrix CS 038125, 初出:RCA Victor 15733)
12. シューマン(ウィリー・ブルメスター編):なぜ? (matrix BS 038248)
13. パガニーニ(アール・ワイルド編):カプリース第13番 (matrix BS 038126)
14. パガニーニ(プリムローズ編):カプリース第24番 (matrix CS 038245, 初出:RCA Victor 15733)
15. ドヴォルザーク(クライスラー編):わが母の教えたまいし歌 (matrix CS 067557, 初出:RCA Victor 11-8730)
16. ドヴォルザーク(クライスラー編):交響曲第9番「新世界より」 - 第2楽章(matrix CS 067572, 初出:RCA Victor 11-8730)
17. ドビュッシー(アーサー・ハートマン編):亜麻色の髪の乙女 (matrix BS 067559)
18. クライスラー:プニャーニの様式によるプレリュードとアレグロ (matrix CS 067570, 初出:RCA Victor 11-9614)
19. クライスラー:クープランのスタイルによる才たけた貴婦人 (matrix BS 067560)
20. クライスラー:ボッケリーニの様式によるアレグレット (matrix BS 038247, 初出:RCA Victor 10-1098)
21. クライスラー:ディッタースドルフの様式によるスケルツォ (matrix BS 038250)
22. クライスラー:オーカッサンとニコレット 「中世のカンツォネッタ」(matrix BS 067558)
23. クライスラー:愛の喜び(matrix BS 038123)
24. クライスラー:シンコペーション(matrix BS 067571)
25. ホイベルガー(クライスラー編):喜歌劇「歌劇舞踏会」Op. 40 - 真夜中の鐘(matrix BS 067569)
26. スコット:熟したさくらんぼ(matrix BS 067561)
27. ディーリアス:劇付随音楽『ハッサン』 - セレナード(matrix BS 038246)
ウィリアム・プリムローズ(Va)
ヨーゼフ・カーン(P)…・1-12,14,20,21,23,27
フランツ・ルップ(P)…・15-19,22,24-26
アール・ワイルド(P)…13

録音:1939年7・4日 1,6-9,11,13,14,23
1939年7・0日 2-5,10,12,20,21,27
1941年8・2日 15,19,22,26
1941年8・4日 16-18,24,25
※1-5,10,12,13,17,19,21-27…初発売
英国スコットランド生まれのウィリアム・プリムローズ(1904-82)は20世紀を代表するヴィオラ演奏家の一人。イギリスで活動 した後、1937年に渡米してトスカニーニ率いるNBCSOで演奏。NBC響メンバーで結成したプリムローズ四重奏団や、ハ イフェッツ及びピアティゴルスキーとのトリオでも活躍しましたが、1940年代後半から聴覚障害に悩まされ、徐々に演奏の現場か ら教育活動へと比重を移しました。このディスクには、彼の全盛期というべき1939年と1941年にRCAに行った録音が復刻され ており、驚くことに全23曲中14曲が初発売。収録されたものの、第2次世界大戦の影響で陽の目を見ずにいたものです。小品 の数々を通じてプリムローズの高度な技巧に支えられた解釈を堪能できます。 プリムローズはクライスラーの演奏に共感し、彼の弦楽四重奏曲の録音にも参加しました。このアルバムでもクライスラーの作品や 編曲作品を数多く演奏しており、その多くにクライスラーの信頼篤いピアニストのフランツ・ルップを起用している点にも注目です。

TOCCATA
TOCC-0605(1CD)
NX-B03
レスピーギ:ピアノ作品全集 第2集
ソナチネ イ短調 P004b(1896)
3声のフーガ・レアーレ ハ長調 P023a(1898)…世界初録音
プレスト ヘ長調 P004d(1896)…世界初録音
アレグロ・ダ・コンチェルト ロ短調 P010(1896)
組曲第1番ト長調 P022(1898)
スケルツォ 変ロ長調 P004c(1886)…世界初録音
プレリュード・コン・フォーコ 変ロ短調 P023 (1898)
ピアノの為の6つの小品 P044(1903-5)
ジョヴァンナ・ガットー(P)

録音:2021年2月27日
「ローマ三部作」など華やかなオーケストラ作品で人気が高いレスピーギ。あまり演奏 されることのないピアノ曲にも魅力ある作品が数多く存在します。このTOCCATA CLASSICSのシリーズでは、独奏曲だけではなく、4手連弾、2台ピアノの為の曲か ら、オーケストラ作品のトランスクリプションまでの全てのピアノ作品を紹介いたします。 第2集にはレスピーギ10代から20代の作品を中心に収録。世界初録音となる「スケ ルツォ」は7歳の時に書かれたものです。シューマン、ショパン、ブラームスなどのロマン派 作品からの影響を感じさせるソナチネややプレリュードの初々しい筆致も見事ですが、 「組曲第1番」や「フーガ・レアーレ」からはレスピーギが若い頃からイタリア初期バロック 様式に関心を寄せていたことが窺えます。 「ピアノの為の6つの小品」の第1曲「優しいワルツ」はレスピーギのピアノ曲の中でも 比較的知名度の高いものですが、ジョヴァンナ・ガットは特徴あるリズムを重視したユ ニークな演奏を披露しています。
TOCCATA
TOCC-0611(1CD)
NX-B03
ヘイノ・エッレル(1887-1970):ピアノ作品全集 第7集
モデラート イ短調(1912)
アレグレット - ポコ・モデラート 嬰ヘ短調(1913)
アレグレット 嬰ヘ短調(1913)
アンダンティーノ ロ短調(1913)
行進曲のテンポで 嬰ヘ短調(1939)
5つの前奏曲(1932-34)*
アンダンテ・ソステヌート ト長調(1910頃)
間奏曲 ト短調(1943)
アレグロ・アニマート ヘ短調(1960頃)
ロマンス 変ロ長調(1950-60)
アレグロ・アニマート 嬰ニ短調(1939)
悲歌の舞曲(1921)
12のバガテル(1961)
ステン・ラスマン(P)

録音:2015年3月16,17日
※*以外=世界初録音
エストニアの作曲家ヘイノ・エッレルのピアノ作品集。サンクトペテルブルク音楽院でヴァイオリンを学び、いくつかのオーケストラでヴァイオリン奏者として 活躍したエッレルですが、ピアノ曲の分野でも素晴らしい作品を200曲以上も残しています。これらは近代エストニアにおけるピアノ曲の重要な部分を 占めますが、残念なことにあまり演奏される機会がありません。この第7集には1912年から1961年まで、およそ半世紀にわたって書かれた作品を収 録。「5つの前奏曲」以外は全て世界初録音であり、なかでも1961年の「12のバガテル」はロシア語のタイトルを付して出版された重要な作品。民 謡の旋律を大胆に用いたこの小品集は、子供たちの教育用としてソ連全体に配布されました。第12曲の「カプリース」は1940年に作曲された管弦 楽組曲の中の一楽章が転用されています。 シリーズを通じて、エストニアを代表するピアニスト、ステン・ラスマンが見事な演奏を聴かせます。
TOCCATA
TOCN-0015(1CD)
NX-B03
コロンビア万歳!〜ピアノ作品集
マウリシオ・アリアス=エスゲーラ(1984-):トッカータ・バッハコフスキー(2013)
ハイメ・レオン(1921-2015):前奏曲集「メイド・イン・U.S.A」(1979)
ブラス・エミリオ・アテオルトゥア(1943-2020):前奏曲、変奏とプレスト・アルチナンテ
アリアス=エスゲーラ:Arizona Mirage アリゾナの蜃気楼(2015)
イアン・フレデリック(1987-):Suite Catrina カトリナ組曲(2015)
グスタボ・パッラ(1963-):Pavec Lingus(1998)
ヘルマン・ダリオ・ペレス(1968-):アンセストロ (Bambuco バンブーコ)(1988)*
マウリシオ・アリアス=エスゲーラ(P)

録音:2019年6月12-15日
※*以外=世界初録音
コロンビアを拠点に活躍する若きピアニスト・作曲家マウリシオ・アリアス=エスゲーラによる現代コロンビアのピアノ作品集。自作も含めた6人の作曲家の作品を紹介しています。ジャズ風の味わいを持つペレスの「アンセストロ」、80年代のロックの影響が強いバッラの2作品、アメリカ音楽への愛情が込められたレオンの前奏曲、技巧的でリズミカルなイアン・フレデリックの「カトリナ組曲」など多彩な作品を楽しめます。エスゲーラ自身の「トッカータ」はバッハとチャイコフスキーの名前を引用した曲。激しいトレモロで幕を開ける印象的な作品です。

MIRARE
MIR-548(1CD)
ナターリヤ・ミルシテイン
(1)バルトーク:野外にて(全5曲)
(2)リスト:忘れられたワルツ第1番
(3)プロコフィエフ:つかの間の幻影Op.22(全20曲)
(4)リスト:忘れられたワルツ第2番
(5)アルズマノフ:ピアニスティックな世界第12巻Op.100
〜大気中/競争/ヴァルセット/見えない寺院
(6)同:ピアニスティックな世界第13巻Op.107
〜こんにちは! /柔軟な/消えるコラール
(7)同:ユーモアの境でOp.237〜行進曲
(8)同:7つの民謡調Op.201〜あるロシアの歌の思い出
(9)リスト:忘れられたワルツ第3番
(10)ショパン:3つのマズルカOp.63
(11)リスト:忘れられたワルツ第4番
ナターリヤ・ミルシテイン(P)
Yamaha CFX使用

録音:2020年7月20-24日/ザーンダム音楽ホール(オランダ)
1995年リヨン生まれのピアニスト、ナターリヤ・ミルシテイン。ヴァイオリニストの姉マリヤとのデュオで意欲的なディスクをリリースして注目されています。今 回は小品集ですが、若さに似合わぬ世界観とこだわりを示します。
ショパン、リスト、プロコフィエフ、バルトークらはいずれも異郷の地で活動しましたが、1944年生まれのワレリー・アルズマノフも1974年以来フランス在住、 ナターリヤ・ミルシテインの両親もロシアからフランスに移住者で共通する思いがあります。加えて曲も作曲者思い出の音楽素材が多用され心の叫びをミルシテイ ンが代弁するかのようです。メインはプロコフィエフの「つかの間の幻影」。全曲演奏も貴重ですが、原題のロシア語の「つかの間」が翻訳不可能なニュアンスを持っていて、同じ感覚の作品 を集めたとのこと。ブックレット解説も自ら執筆するナターリヤ・ミルシテインならではの文学的解釈が興味津々です。
ワレリー・アルズマノフはスターリンの暗黒時代に「人民の敵」とされた両親の流刑先コミ自治共和国で生まれ、レニングラード音楽院でサルマノフ(ムラヴィン スキーが熱心に紹介した作曲家)に師事。フランス人と結婚したことで1974年にフランスへ移りメシアンに師事しました。ロシアの民俗音楽やメシアン譲りのイン ド的な要素を盛り込んだ作風で、ここに収めたピアノ曲は近年教材として用いられています。 (Ki)
MIRARE
MIR-520(1CD)
シューマン:ピアノ曲集
交響的練習曲Op.13(1837年版)
交響的練習曲〜遺作の5つの変奏
ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲
天使の主題による変奏曲
クレール・デゼール(P)

録音:2020年8月17-19日/フラジェ・スタジオ4(ブリュッセル)
フォルジュルネ音楽祭でもお馴染みのフランスのピアニスト、クレール・デゼール。フランス的でオシャレなピアニズムが魅力ですが、数多いディスクの中で意外 にもシューマン作品の演奏が絶賛され、今回待望の新録音登場となります。 創作期もさまざまな4作品が収められていますが、いずれも変奏形式なのと、練習曲的な要素を兼ね備えている点で共通しています。最晩年のシューマンが幻覚 のなかで天使から聴かされた主題に基づいたとされるいわくつきの作品まで、重さや深刻さを感じさせない的確な技巧と清潔な演奏で一気に聴かせてくれます。 (Ki)

Hanssler
HC-20086 (1CD)
ブゾーニ:ピアノ曲集
「ローマ」BV 289(1921)〜3つのアルバムの綴りより
ソネチネ第3番「子どものために」BV 268(1915)
ソナチネ第5番「大ヨハン・セバスチャン氏に」(小ソナチネ)BV 280(1918)
ソナチネ第4番「キリスト生誕1917年の日に」BV 274(1917)
ソネチネ第6番「カルメン・ファンタジー」BV 274(1920)
「チューリッヒ」BV 289(1917)〜3つのアルバムの綴りより
ソナチネ第1番BV 257(1910)
「ベルリン」BV 289(1921)〜3つのアルバムの綴りより
クリスマスの夜 BV 251
ソナチネ・クアジ・ソナタ(断片)(1914)*
ヴィクトル・ニコアラ(1984-):クアジ・ソナチネ(2019)*
ヴィクトル・ニコアラ(P)

録音:2019年2月&3月/マイスターザール(ベルリン)
*=世界初録音
バッハのシャコンヌのピアノ編曲版で有名なブゾーニ。彼が作曲したソネチネ全6曲をヴィクトル・ニコアラが録音しました!「ソネチネ」と言っても、決して“容易 な小さいソナタ”ではなく、ブゾーニらしく技巧を散りばめた非常に意欲的な作品で、ブゾーニは1910年から20年の間に副題のついたものを含め6つの作品 を書きあげており、円熟期の傑作に数えられます。ブゾーニに魅せられたヴィクトル・ニコアラは1984年、ルーマニアのブカレヒト生まれでロンドンの王立音楽院 で学んだピアニスト。現在はベルリンを拠点にソリスト、室内楽奏者、作曲家として幅広く活躍しており、この度ブゾーニ作曲のソナチネ・クアジ・ソナタ(断片)と ともに自作クアジ・ソナチネを世界初録音しました! (Ki)

Willowhayne Records
WHR-066(1CD)
『エンゲルブルク・エクスペリエンス』〜エンゲルブルク修道院のオルガン
ロッシーニ:歌劇「ウイリアム・テル」序曲
バッハ:「羊は安らかに草を食み」 (カンタータ BWV 208 より)
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第8番Op. 46 No. 8
ビゼー:『子供の遊び』 より
スーザ:ワシントン・ポスト
バッハ:バディネリ (管弦楽組曲 第2番BWV 1067 より)
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ジェナロ・コディーナ:「サカテカス」 メキシカン・マーチ
ポンセ:間奏曲 第1番
ゼキーニャ・ジ・アブレウ:ティコ・ティコ
ポンセ:ガヴォット
スーザ:星条旗よ永遠なれ
アルフォード:「ボギー大佐」と「サントロペの憲兵」
ヘンデル:『王宮の花火の音楽』 より
ホセ・パブロ・モンカーヨ:ウアパンゴ
ゴットシャルク:トーナメント・ギャロップ
※全てマルクス・キューニスによる編曲
マルクス・キューニス(Org)

録音:2019年10月7-9日 エンゲルブルク修道院、スイス
スイスはエンゲルブルクの修道院にある、4段鍵盤137ストップ、9000ものパイプを持つゴル・オルガンを用いて、管弦楽の名曲からラテン・ナンバーまでを縦横無尽に弾いたアルバム。

QUEEN ELISABETH COMPETITION
QEC-2021(4CD)
NX-E07
『エリザベート王妃国際音楽コンクール ピアノ部門2021』
【CD 1】
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op. 83
(2) ブルーノ・マントヴァーニ:妖精の庭から
(3) ピエール・ジョドロフスキ:夜想曲
【CD 2】
(1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op. 30
(2) シューマン:ピアノ・ソナタ第3番へ短調(管弦楽のない協奏曲)Op. 14
(3)ショスタコーヴィチ:プレリュードとフーガ 変ニ長調 Op. 87-15
【CD 3】
(1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
(2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
(3)ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル
【CD 4】
(1) リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
(2) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op. 24
(3)ショパン:夜想曲第17番ロ長調 Op. 62-1
(4) ドビュッシー:レントより遅く
【CD 1】
(1)ジョナタン・フルネル(P)
(2) セルゲイ・レドキン(P)
(3) ジョナタン・フルネル(P)
【CD 2】
(1)セルゲイ・レドキン(P)
(2) ドミトリ・シン(P)
(3) 務川慧悟(P)
【CD 3】
(1)ヴィタリ・スタリコフ(P)
(2)務川慧悟(P)
(3)務川慧悟(P)
【CD 4】
(1) 阪田知樹(P)
(2) ジョナタン・フルネル(P)
(3)ジョナタン・フルネル(P)
(4)セルゲイ・レドキン(P)
ヒュー・ウルフ(指)ベルギー国立O
フランク・ブラレイ(指)ワロニー王立室内O

<エリザベート王妃国際音楽コンクールにおけるライヴ録音>
2021年5月10,12-15日 ブリュッセル、フラジェ、スタジオ4、2021年5月27日、29日 ブリュッセル、パレ・デ・ボザール
5月29日(日本時間30日)に閉幕したばかりのエリザベート王妃国際音楽コンクールから、熱演を収めたライヴ盤が早くも登場! エリザベート王妃国際音楽コンクールは、チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールと共に「世界三大コンクール」と呼ばれる屈指の名門 コンクール。前身のウジェーヌ・イザイ・コンクール時代を含めれば、ピアノ部門の優勝者には、エミール・ギレリス(1938)、レオン・フライシャー (1952)、ウラディーミル・アシュケナージ(1956)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、フランク・ブラレイ(1991)、アンナ・ヴィニツカヤ (2007)、デニス・コジューヒン(2010)、ボリス・ギルトブルク(2013)など、錚々たる顔ぶれが並びます。 2021年のピアノ部門は、当初予定の2020年から(新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響で)1年延期されて開催。パンデミック 後に開催される最初のメジャー・コンクールとして大きな注目を集めました。日本でも、ともに愛知県出身の務川慧悟と阪田知樹が入賞した ことから新聞・テレビで紹介されたので、ご覧になった方も多いと思います。 このアルバムにはセミ・ファイナルとファイナルから、入賞した6人のピアニストによる選りすぐりの演奏が収録されています。難関で知られるコン クールだけに、今年の入賞者6名は、すでにプロとしてのキャリアを築いている実力者が揃い、非常にハイ・レベルな演奏が繰り広げられまし た。 無観客で行われたので、演奏終了を待ちきれずに拍手が沸き起こるといった場面はありませんが、それだけに集中して聴けて余韻まで味わえ るのは2021年ならでは。どの演奏も高水準ですが、フルネルとレドキンは流石にどの曲も立派。そして第3位となった務川慧悟が弾くモーツァ ルト最後のピアノ協奏曲、第27番の味わい深さが印象的で、ラモーで聴かれるセンスもさすがです。フランツ・リスト国際ピアノ・コンクールの優 勝者、阪田知樹(第4位)の鬼気迫るロ短調ソナタも大きな聴きもの。 CD1の6はセミ・ファイナルの、5はファイナルのための新作課題曲です。

SOMM
SOMMCD-0637(1CD)
NX-B04
ピアノ・デュオによるベートーヴェン:交響曲全集 第1集
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(シャルヴェンカによるピアノ連弾編…世界初録音)
シューマン:カノン形式の6つの練習曲(ペダル・フリューゲルのための練習曲) Op. 56(ドビュッシーによる2台ピアノ編)
テッサ・アイス(P)
ベン・スクーマン(P)

録音:2020年8月24-25日
SOMM RECORDINGSレーベルの新企画は、全6巻が予定されているフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの編曲によるベートーヴェンの交響曲全 集。第1巻には、交響曲第3番「英雄」をメインに、あまり耳にすることのないシューマンの「カノン形式の6つの練習曲」が収録されています。編曲をし たシャルヴェンカはポーランド系ドイツの作曲家。彼の兄ルートヴィヒ・フィリップ・シャルヴェンカも作曲家として知られています。兄弟はベルリンでツェル ニーの弟子であったテオドール・クラクにピアノを師事しており、この編曲にもベートーヴェン直系の弟子(ツェルニーはベートーヴェンに直接師事してい た)ならではの作品に対する敬愛が感じられる見事な編曲に仕上がっています。もう一つのシューマン作品は、ドビュッシーによる編曲で、原曲のペダ ルピアノ(ペダルフリューゲル=足鍵盤付きピアノ)のために書かれた、対位法をくまなく駆使した作品が、ドビュッシーによって過不足なく2台ピアノのため の作品に移し替えられています。 演奏しているのは南アフリカのケープタウン出身のピアニスト、テッサ・アイスと、同じく南アフリカ出身のペン・スクーマンによるピアノ・デュオ。2020年の ベートーヴェン生誕250周年記念として、シャルヴェンカ編曲による交響曲全9曲の録音を行うとともに、ロンドンを中心に各地でコンサートを行い好 評を得ています。
SOMM
SOMMCD-0635(1CD)
NX-B04
マンハッタンからモンマルトルヘ - ピアノ・デュオによるガーシュウィンとバーンスタイン
レナード・バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」 - シンフォニック・ダンス(J. マストによる2台ピアノ編
1998)
ガーシュウィン:第2ラプソディ(J. ジェイコブソンによる4手ピアノ編 2014)…世界初録音
 パリのアメリカ人(J. ジェイコブソンによる4手ピアノ編 2016)…世界初録音
 ラプソディ・イン・ブルー(H. レヴァインによる4手ピアノ編 1943)
ジュリアン・ジェイコブソン(P)
マリコ・ブラウン(P)

録音:2020年8月26-28日メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)
ジュリアン・ジェイコブソンとマリコ・ブラウン。2021年は2人のピアニストがデュオを結成してから10周年にあたります。 この記念アルバムに収録されているのはアメリカを代表する作曲家、バーンスタインとガーシュウィンの名作集。バーンスタインの「シンフォニック・ダンス」 は、ニューヨーク出身のピアニスト&作曲家ジョン・マストが1998年に2台ピアノ用に編曲したヴァージョンで演奏。時に超絶技巧を要求しつつエネル ギッシュなオーケストラの響きを余すことなく伝え、華麗な演奏効果を生んでいます。かたや、ガーシュウインの「第2ラプソディ」と「パリのアメリカ人」は ジェイコブソン自身による4手ピアノへのアレンジで、これが世界初録音となります。"狂乱の時代"と呼ばれる1920年代のパリの活気が描かれた名作 「パリのアメリカ人」と、ニューヨークの通りを彷徨う人物を描いた「第2ラプソディ」、どちらもピアノ・デュオを知り尽くしたジェイコブソンならではの新鮮かつ 親密なアレンジが施されています。そして「ラプソディ・イン・ブルー」は往年のジャズ・トランペッター、ヘンリー・レヴァインが1925年にアレンジし、ガーシュ ウイン自身も演奏したというヴァージョン。ここでも2人は作品の持ち味を最大に活かした見事な演奏を披露しています。
SOMM
SOMMCD-0634(1CD)
NX-B04
ドゥシェク/ショパン:ピアノ作品集
ヤン・ラディスラフ・ドゥシェク(1760-1812):ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op. 35 No. 1
 ピアノ・ソナタ第12番ト長調 Op. 35 No. 2
 ピアノ・ソナタ第13番ハ短調 Op. 35 No. 3
ショパン:夜想曲 嬰ヘ長調 Op. 15 No. 2
 バラード第1番ト短調 Op. 23
マイケル・ドゥセク(P…Steinway モデルD)

録音:2020年7月17-18日メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)
英国を拠点に活躍するピアニスト、マイケル・ドゥセク。彼の名前はヴァイオリニスト、五嶋龍との共演で日本でも おなじみですが、実は苗字からもわかる通り、ボヘミア出身でイギリス・ピアノ楽派の基礎を築いたとされるヤン・ラ ディスラフ・ドゥシェクの子孫でもあります。ロマン派ピアノ音楽の先駆者とみなされるドゥシェクの作品は、シューマ ンやショパンにも影響を与えたとされており、このアルバムでは、ドゥシェクが1797年に作曲した3曲のソナタに、 ショパンの夜想曲とバラード第1番を組み合わせることで、ドゥシェクの革新性とロマン派との共通性を探るととも に、ドゥセクからの偉大な祖先へのオマージュとなっています。

CD ACCORD
ACD-274(1CD)
NX-C01
ロマン・マチエイェフスキ(1910-1998):2台ピアノによる編曲作品集 第2集
バッハ:協奏曲 イ短調 BWV 593(原曲:A.ヴィヴァルディ 協奏曲 イ短調 RV 522)
クライスラー:愛の悲しみ
ヘンデル:協奏曲 ヘ長調Op. 4 No. 4
ナサニエル・デット(1882-1943):子羊たちの声を聞け
グラナドス:アンダルーサ
パデレフスキ:メロディ 変ト長調 Op. 16 No. 2
黒人霊歌:深い河
リスト:愛の夢 第3番
黒人霊歌:時には母のない子のように
黒人霊歌:I Want to Be Ready
カタジナ・ライス(P)
ピョートル・ケピンスキ(P)

録音:2017年5月20-21日
ポーランドの作曲家マチエイェフスキ。ベルリンで初期の教育を受け、ポーランドではシマノフスキ、パリではブーランジェに学びまし た。1934年から住んでいたパリではミヨー、ストラヴィンスキー、プーランク、オネゲルらと親交を持ち、アルトゥール・ルービンシュタ インとも交友関係がありました。宗教的な作品や管弦楽曲など、多数の作品を発表しましたが、これらの「2台ピアノのための 編曲作品」は恐らくスウェーデンに滞在していた1940年代に書かれたと推測されます。ここではパロックの名作と、後期ロマン 派の作品、そして彼が愛した黒人霊歌の数々が、マチエイェフスキの感性のフィルターを通して再構築されています。 第1集と同じく、カタジナ・ライスとピョートル・ケピンスキのピアノ・デュオが忘れられた響きを現代に蘇らせています。
CD ACCORD
ACD-275(1CD)
NX-C01
ロマン・マチエイェフスキ(1910-1998):2台ピアノによる編曲作品集 第3集
バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
チャイコフスキー:無言歌 Op. 2 No. 3
 ユーモレスク Op. 10 No. 2
パデレフスキ:エレジー 変ロ短調 Op. 4
 夜想曲 変ロ長調 Op. 16 No. 4
クライスラー:美しきロスマリン
エヴェルト・タウベ(1890-1976):ポプリ
アルベニス:ナバーラ
フランク:交響的大曲 Op. 17
カタジナ・ライス(P)
ピョートル・ケピンスキ(P)

録音:2019年12月22-23日
ポーランドの作曲家マチエイェフスキの「2台ピアノのための編曲集」第3集。マチエイェフスキはドイツで生まれ、ベルリンのシュテ ルン音楽院で学び、ポズナン音楽院を経てワルシャワ音楽院でカジミェシュ・シコルスキに師事、初期の作品はカロル・シマノフ スキに評価されました。ナディア・ブーランジェに師事するために1934年にパリに留学しましたが、その後は亡くなる直前までポー ランドに戻ることはなく、イギリスやスウェーデンでピアニスト、作曲家として活躍しました。そんなマチエイェフスキの生涯の物語は ポーランド国内で2回も映像化されるなど、近年その人気が高まりを見せています。とりわけ完成までに10年以上の年月を要 した「死者のためのミサ曲」(1959)は1960年に初演されて高い評価を受けました。彼の「2台ピアノのための編曲」はライフ ワークの一つで、自身のコンサートで演奏されただけではなく、ユニークなピアノのレパートリーとして多くのピアニストたちにも愛奏 されました。近年、作品の人気が再燃の兆しを見せています。第3集にはバッハやチャイコフスキーらの作品に加え、フランクの 難曲「交響的大曲」の編曲も含まれています。


Altus
ALT-486(1CD)
グレン・グールド 若き日の記録 第3集
「ベートーヴェン:奏鳴曲と変奏曲」

(1)ピアノ・ソナタ第19番ト短調 作品49-1
(2)ピアノ・ソナタ第28番イ長調 作品101
(3)ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 作品7より 第2楽章
(4)創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 作品34
(5)創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調『エロイカ変奏曲』作品35
グレン・グールド(P)

録音:(1)(5)1952年10月5日、(2)(3)1952年10月12日、(4)1952年9月28日/CBC
ALTUS 最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重な CBC 録音。才気ほとばしる類まれな感性、CBS 専属契約前に残した名演奏が望みうる最高の音 質で登場!
シリーズ第3集はベートーヴェンのソナタと変奏曲です。ソニーに録音のないソナタ28番が実に貴重。放送ライヴならではの勢いにあふれ終楽章展開部フーガ の怒涛の凄まじさはとにかく圧倒的。若々しく白熱する面白さが強く出た無二の演奏です。『エロイカ変奏曲』も後半に進むにつれどんどんエネルギーが充溢して いく力演。ベートーヴェンにとって重要なファクターであるフーガや変奏の技法はグールドにとっても大きな武器となる表現要素であり、さらにバッハとは異なる魅 力を引き出している所も見逃せないポイント。シュナーベルやバックハウスといった当時のベートーヴェン弾きと比較するなどしてグールドの演奏を考察した解説書 も読みごたえがあります。
ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加 えたいアルバムです。
※なるべく本来の響きを削ぐことのないようリマスターしているため、マスターに起因するノイズがございます。ご了承ください。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-95(1CD)
「インスピレーションズ」〜リストの作品
バッハの名による幻想曲とフーガ(ジャン・ギュー編)
愛の夢第3番(オリヴィエ・ラトリー編)
バッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、おののき」による変奏曲(マルセル・デュプレ編)
「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」(カミーユ・サン=サーンス編)
コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
オリヴィエ・ラトリー(Org/リーガー・オルガン)

録音:2020年12月27-29日/フィルハーモニー・ド・パリグランド・サル「ピエール・ブーレーズ」
世界的に活躍するフランスの天才オルガニスト、オリヴィエ・ラトリーがリストの作品を録音しました!当アルバムではサン=サーンス、ギュー、デュプレそしてラト リーが編曲した作品が収録されております。
「バッハの名による前奏曲とフーガ」はリストの代表作で、1855年の初稿とヴァイマールでの演奏用に大幅に改訂された1870年の改訂稿が存在します。また リストは同曲をピアノ版にも編曲しております。この作品をオルガニスト、ジャン・ギュー(1930-2019)が編み直したのが「バッハの名による幻想曲とフーガ」 【モデラート+アンダンテ+フーガ+マエストーソ】で、初稿、改訂稿、ピアノ版の 3つのバージョンを融合させ、音を加えることせず、リストの豊かな響きを作り上 げました。天才オルガニスト、ギューがまるでオーケストラを思わせるオルガンの特性を最大限生かした形で編曲したこの版は、言わずもがなの超絶技巧作品。この 他、デュプレ編のバッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、おののき」による変奏曲、サン=サーンス編の「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」、オリヴィエ・ ラトリー自ら編曲した愛の夢第3番と、リストの作品にフランスの香りが加わった編曲でお楽しみいただけます。また、最後にはマイアベーアの歌劇「預言者」の主 題によるコラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」(「私達へ、魂の救いを求める人々へ」)による幻想曲とフーガを収録。リストらしい技巧と色彩感あふ れる旋律を用いたこの作品には新ロマン主義と呼ばれた独特の和声が散りばめられており、演奏時間30分の大曲です。(日本語解説・帯は付きません。)
演奏のラトリーは23歳の若さでパリ・ノートルダム大聖堂に据え付けられた大オルガンの正オルガニストに就任し、以後コンサート・オルガニストとして活躍す る世界屈指の卓越した演奏家です。レパートリーはバロックから現代まで網羅し、さらに即興演奏も得意とする圧倒的な存在として知られます。2019年4月、世 界に衝撃を与えたノートルダム大聖堂の火災。同年1月に収録された「バッハ・トゥ・ザ・フューチー」(LDV-69)は災害前の聖堂内でのオルガンの響きを収め た貴重な録音となり、現在も大ベストセラーとして注目されております。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38320(1SACD)
トマシュ・サヴィエルハ・プレイズ・タンスマン
タンスマン:マズルカ(1925)、ポーランド風組曲(1962)、
ショパンを讃えて(1953)、
パッサカイユ形式の小品(1953)、
スクリャービンの主題による変奏曲(1971)、
カヴァティーナ組曲(1951)、華麗なる舞曲(1951)
トマシュ・サヴィエルハ(G)

録音:2020年9月28日-30日、ヴッパータール(ドイツ)
20世紀のポーランドを代表する作曲家の一人、アレクサンデル・タンスマンのギター作品集。タンスマン自身は作曲家としてだけでなく、指揮者やピアニストとしても活躍しました。また今回収録されている曲は、そのほとんどがいわずと知れたクラシック・ギターの巨匠セゴビアより委嘱されたものです。東京国際ギターコンクールにて優勝経験を持つトマシュ・サヴィエルハ(トーマス・ツァヴィエルハ)がタンスマンの世界をたっぷりと聴かせてくれます。
Ars Produktion
ARS-38316(1SACD)
バラード
カゼッラ:ハープ・ソナタ Op.68
D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.135*
バッハ
:トッカータ ハ短調 BWV911*
ドビュッシー
:バラード L.70*
アルベルト・ツァベル(1834-1910):グノーの歌劇「ファウスト」の主題による幻想曲 *(ホイル編曲ハープ版)
エミリー・ホイル(Hp)

録音:2020年8月、ヴッパータール(ドイツ)
BC放送によって「息をのむようなスキル」と称賛されるハープ奏者エミリー・ホイル。ソロ・アルバムとしては今作が最初の一枚となります。彼女は現在ケルンWDRSOの首席奏者であり、ベルリン・フィルやロイヤル・コンセルトヘボウ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管などにも定期的に出演を果たすなどヨーロッパ各地で活躍中です。今回はカゼッラとツァベルのオリジナル曲の合間に鍵盤楽器の曲を織り交ぜて、美しい世界観のもつソロ・アルバムを完成させました。英国ハープ協会も「大胆で、きらきらと輝いています。 強くお勧めします。」とお墨付きです。

KAIROS
0015094KAI(1CD)
ベルンハルト・ラング:ピアノ作品集
ベルンハルト・ラング(1957-?):モナドロジーV 「ハサンの最後の7つの言葉」(2008-2009)
3つの間奏曲(2015-2016)
ヴォルフラム・エットル(P)

録音:2020年6月&7月、スタジオ・ムジークファブリーク(ドイツ、ケルン)
フリージャズや即興演奏、ヒップホップやDJカルチャーに至るまで、さまざまな音楽スタイルやジャンルを参照し、決して枠にはまることのない作曲活動を行っているオーストリア出身の作曲家ベルンハルト・ラング(1957-?)。最新のポートレートアルバムである本作の目玉は、ヨーゼフ・ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」をリライトした「ハサンの最後の7つの言葉」で、ラングらしい18世紀から21世紀への感動的なリンクを生み出しています。演奏はスティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、マイケル・ナイマン::、デイヴィッド・ラングらのミニマル・ミュージックを得意とするドイツのピアニスト、ヴォルフラム・エットル。彼はスコラ・カントルム・バシリエンシスでチェンバロ、フォルテピアノ、通奏低音などの古楽を学んでおり、ラング同様、古いものと新しいものとの交流や、歴史的な題材を革新的に扱うことに関心を抱いています。

Orlando Records
OR-0045(1CD)
無伴奏バスクラリネットのための作品集
フース・ヤンセン(1951-):...van horen zingen...(2020)*
ロッタ・ヴェンナコスキ(1970-):Limn(2002)
エンノ・ポッペ(1969-):Holz(1999/2015)
尹伊桑(1917-1995):モノローグ(1983)
トン・デ・レーウ(1926-1996):山(1977)
フィー・シャウテン(バスCl、バセットホルン*)

録音:2020年8月(オランダ、アムステルダム)
『モノローグ 2020』と名付けられた本アルバムのアイデアは、2020年のCovid-19パンデミックの中で生まれました。バスクラリネットをこよなく愛するオランダのクラリネット奏者、フィー・シャウテンは、この特別な楽器のレパートリーの中から選んだ2つの古典(尹伊桑の「モノローグ」、トン・デ・レーウの「山」)と、エンノ・ポッペ、フース・ヤンセン、ロッタ・ヴェンナコスキらの比較的新しい作品を組み合わせ、貴重なバスクラリネット独奏のためのアルバムを作り上げました。バスクラリネットの温かみのある音色が、聴き手を自己の内面に向かう旅へと誘います。

Da Vinci Classics
C-00401(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
マウリツィオ・パチャリエッロ(ピリオド・ピアノ/1810年製ブロードマンのレプリカ)

録音:2018年12月、サン・テレンツィアーノ教会(カプラニカ、イタリア)
現在のイタリア有数のベートーヴェン弾きとして評価を受けており、1998年の第48回ARDミュンヘン国際音楽コンクール入賞、2003年にはニューヨークのカーネギー・ホールへのデビューという実績を持つ鍵盤楽器奏者マウリツィオ・パチャリエッロ。
現在はピリオド・ピアノでの演奏に情熱を注ぎ、イタリアにおけるこの分野の権威的存在として知られるパチャリエッロが、2017年の秋にスタートさせたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の第3巻には「ワルトシュタイン」から「熱情」までの3作品を収録。
1840年頃のフランスのボワスロや1885年のベーゼンドルファー、18世紀後期のクラヴィコードなど、様々なピリオド・ピアノを弾いてきたパチャリエッロがベートーヴェンのソナタのために準備した楽器は、ウーゴ・カシーリャが製作した1810年製のブロードマンのレプリカ。
ベートーヴェンの時代のサウンドを忠実に再現するため、細部にまでこだわった全集の最新巻です。

Da Vinci Classics
C-00438(1CD)
芸術と自然〜リスト:ピアノ作品集
エステ荘の噴水 S.163-4
小鳥に説教するアシジの聖フランチェスコ S.175-1
祈り S.173-1/葬送曲 S.173-7
オーベルマンの谷 S.160-6
イングリッド・カルボーネ(P)

録音:2021年3月、クラシカ・ヴィヴァ(イタリア)
フィレンツェでラザール・ベルマンに、ローマではエドゥアルド・オガンドの指導を受けたイタリアの女流ピアニスト、イングリッド・カルボーネ。
ベヒシュタイン・アーティストでもある才女は、ニューヨークのイブラ財団が主催する「イブラ・グランド・プライズ」を2015年から2017年まで3年連続受賞し、前作の「シューベルト」(C00253)もイタリア内外で高評価を受けています。
2020年には母校であるイタリアのコセンツァ音楽院の創設50周年式典に招聘され、その演奏を披露するなど活躍の場を広げるカルボーネが選んだ次なるプログラムはリスト。
リストは師の1人、ベルマンの代名詞でもあるだけに、イタリアの若き才女の解釈に注目が集まります。

Da Vinci Classics
C-00433(1CD)
ブラームス:ピアノ4手連弾による交響曲全集 Vol.1
交響曲第1番ハ短調 Op.68(作曲者編曲によるピアノ4手連弾版)/大学祝典序曲 Op.80(作曲者編曲によるピアノ4手連弾版)
マッシミリアーノ・バッジョ(P)、
コッラード・グレコ(P)

録音:2021年1月、グリファ&フィーリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
自らの交響曲や管弦楽曲、ピアノ協奏曲、室内楽曲などの数多くの作品を「1台ピアノ4手連弾」に編曲したヨハネス・ブラームス(1833−1897)。
このブラームスが遺した「1台ピアノ4手連弾」のための編曲作品に着目したイタリアのピアノ・デュオが、「1台ピアノ4手連弾版」による「交響曲全集」のレコ―ディングをスタート!
イタリアのピアニスト、コッラード・グレコとマッシミリアーノ・バッジョが全集録音の第1弾に選んだのは「交響曲第1番」と「大学祝典序曲」の2作品。
「1台ピアノ4手連弾」だからこそ明瞭に聞こえてくる声部を際立たせ、この2作品を完全に理解するために不可欠なニュアンスやディテールを表現することに成功しています。
マッシミリアーノ・バッジョは、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を最優秀で卒業した後にセルジオ・フィオレンティーノに師事。クリスチーナ・フロシーニとピアノ・デュオを結成し、イタリアにおいてシューベルトの4手連弾作品の全曲を演奏した演奏家となった後、2006年から母校で教鞭を執り、2016年からは副学長を務めている重鎮ピアニストの1人です。マスタークラスのため、ここ日本にも度々来日しています。
バッジョとデュオを組むコッラード・グレコはミラノでアルベルト・モッツァーティとブルーノ・カニーノにピアノを学び、ジョヴァンニ・ソッリマやマッシモ・クァルタ、タチアナ・ヴァシリエヴァといった著名なソリストたちと共演を重ねている実力派。

Aulicus Classics
ALC-0039(1CD)
アルファーノ:ピアノ作品集
4つの小品 Op.2/4つの小品 Op.11
5つの抒情的な小品 Op.14
4つの抒情的な小品 Op.16
3つの抒情的な小品 Op.24
ワルツ「愛よ、愛よ」/小さなマズルカ
オラツィオ・マイオーネ(P)

録音:2019年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
イタリア、ナポリ近郊のポジッリポで生を受け、ライプツィヒ音楽院へ留学した際はザロモン・ヤーダースゾーンに作曲を師事したフランコ・アルファーノ(1875−1954)。
その最大にしてもっとも有名な功績は未完に終わったプッチーニの「トゥーランドット」を補筆完成したことであり、残念ながらあまり知られているとは言えないアルファーノの「作曲家」としての功績に焦点をあてた意義深いプログラム!
ライプツィヒで研鑽を積んだものの、そのピアノ作品にはパリ滞在中に吸収したフランスの音楽家たちの作風、ドビュッシーやラヴェル、サティ、フォーレからの影響が見られます。
未出版の「小さなマズルカ」の発掘、録音を実現したオラツィオ・マイオーネはナポリ出身。ナポリ音楽院の教授を務めながら、アルファーノの音楽の発掘、普及に情熱を注いでいるピアニストです。
Aulicus Classics
ALC-0042(1CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ変ホ長調「1905年10月1日街頭にて」
組曲「草かげの小径にて」第1集/霧の中で
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)
ガリア・コラロワ(P)

録音:2020年1月、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)
モラヴィアの民族音楽とロマン主義、そして前衛音楽を繋ぐ存在でもあったレオシュ・ヤナーチェク(1854−1928)。
ブルノのチェコ語大学への支持を訴えるデモの鎮圧により命を落とした労働者フランティシェーク・パヴリークへの追悼作品として書かれた唯一の「ピアノ・ソナタ」を含むピアノ作品集は、その人生を凝縮したハイライト的な内容に仕上がっています。
ガリア・コラロワはブルガリア出身の女流ピアニスト。数々のコンクールでの受賞歴を持ち、難関として有名なARDミュンヘン国際コンクールに伴奏ピアニストとして招聘されるなど、その実力は高く評価されています。
Aulicus Classics
ALC-0040(1CD)
フォーレ、ラヴェル、ファリャ&プロコフィエフ:ピアノ作品集
フォーレ:パヴァーヌ Op.50
ラヴェル:組曲「鏡」/ファリャ:火祭りの踊り
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83
マルシダ・コニ(P)

録音:2020年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
アルバニア通信社が発行する「Albanian Excellence」の中で、世界で最も活躍するアルバニア人100人の中の1人と紹介されている女流ピアニスト、マルシダ・コニ。
コルトーとミケランジェリの孫弟子にあたるマルシダ・コニが組んだリサイタル・プログラムは、描写的な共通点を持ちながらも異なる作風の4人の大作曲家たちの4作品で構成されています。
煌びやかな高音域と独自のフレージングが印象的な好演奏です。

Centaur
CRC-3724(1CD)
ザ・バッハ・レガシー
バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第3番ホ短調 H.33(W.49/3)
W.F.バッハ
:ポロネーズ ホ短調 WFB-A34(F.12/8)
J.C.F.バッハ:ソナタ ヘ長調 L-A1(Wf XI/1)
アラ・ポラッカ ヘ長調 L-A50(Wf XII/6)
バッハ:アダージョ ト長調 BWV.968(原曲:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 第1楽章)
シャルロット・マッタ・メルシュ(ハープシコード)

録音:2018年6月(イリノイ、アメリカ)
大バッハことヨハン・セバスティアン・バッハに加え、その長男のヴィルヘルム・フリーデマン、次男のカール・フィリップ・エマヌエル、そしてアンナ・マグダレーナとの第9子にあたるヨハン・クリストフ・フリードリヒによるハープシコードのための作品集。大バッハのイタリア協奏曲、アダージョの2曲の間に、他の3人の作品が並べられています。大バッハだけではないバッハ一族の魅力が楽しめます。2018年の“父の日”に録音されました。
Centaur
CRC-3721(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 シャルロット・マッタ・メルシュ(ハープシコード)

録音:2018年6月(イリノイ、アメリカ)
正式な表題を「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」という、鍵盤音楽の金字塔「ゴルトベルク変奏曲」。メルシュは1707年ニコラ・デュモン制作の作品をモデルにジョン・フィリップスによって2009年に制作されたチェンバロを採用し、数多くの演奏家たちが挑んできたこの傑作に、彼女自身の答えを導き出しています。
パリやブルージュなどの国際コンクールで賞を獲得してきたシャルロット・マッタ・メルシュは4歳から母親にピアノを習い始め、イェール大学在学中にハープシコードに魅了され、その才能を開花。アーリーミュージック・アメリカ誌では「比類なきチェンバリスト」と称され、世界各地でソリストや室内楽奏者としてのみならず、ダンサーとの共演なども積極的に行い多忙な日々を送っていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で現在はその活動を制限されています。
そのような状況の中彼女はバッハをはじめ、彼女の真骨頂である17世紀のフランス音楽などを、大学院研究科長などを務めるイリノイ大学の美しいコンサート・サロンで収録した動画をYouTubeで公開しており、以下のURLより聴くことができます。
https://www.youtube.com/channel/UCKjKJKSv3tTypbPFwm0jh6g/
Centaur
CRC-3735(1CD)
パガニーニの足跡
エルンスト:無伴奏ヴァイオリンのための重音奏法の6つの練習曲、
シューベルトの「魔王」による大奇想曲 Op.26
パガニーニ
:「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op.38 MS 44
モーツァルト
:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 KV.423(エドソン・シャイド編曲独奏ヴァイオリン版)
エドソン・シャイド(ピリオド・ヴァイオリン)

録音:2018年9月(ニューヨーク)
を公開しなかった彼の作品を苦心の末に再現し、その演奏を聴いたパガニーニ本人を驚愕させたという逸話が残るモラヴィア地方出身のヴァイオリニスト・作曲家、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865)の作品を中心とした1枚。パガニーニの影響は作品にも現れており、「魔王」による大奇想曲など、超絶技巧が要求されますが、パガニーニの作品も得意とするブラジル出身のヴァイオリニスト、エドソン・シャイドが高度な技術で弾きこなしています。
Centaur
CRC-3695(1CD)
シューベルト:ピアノ作品集
シューベルト:即興曲集 D.899 Op.90
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2017年12月27日−29日、ロシア国立モスクワ合唱団アカデミー・スタジオ(ロシア)
1999年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノ・コンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノ・コンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝など、輝かしい経歴を持つロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリン。シューベルトのピアノ作品の中でも最も人気の高い晩年の傑作を、多くの聴衆を魅了してきた素晴らしいテクニックと音楽性で奏でます。
Centaur
CRC-3680(1CD)
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.12
ヴュータン:組曲 ロ短調 Op.43より
クライスラー
:シチリアーノとリゴードン
バッハ
:ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017よりラルゴ
ポール・ホファート:コンテンポラリー・ヴァイオリンのための協奏曲より第2楽章「タイム」
ウィリアム・ルッソ:イギリス協奏曲 Op.43より第3楽章「レスター・スクウェア」
ペルゴレージ(ロンゴ編):3声のソナタ第12番ホ長調
フォーレ:子守歌 Op.16
ラヴェル
:フォーレの名による子守歌
ハイドン
:弦楽四重奏曲第32番ハ長調 「鳥」 Op.33-3 Hob.III:39より第2、4楽章
ホファート:コンテンポラリー・ヴァイオリンのための協奏曲より第3楽章「ブルース・アンド・ジャズ」
ルーマニア伝承曲:ホラ・ルイ・ティモスカ
ストラヴィンスキー
:組曲「兵士の物語」より3つの舞曲
ショスタコーヴィチ(グリックマン編):3つの幻想的舞曲 Op.5
サラサーテ:序奏とタランテラより「タランテラ」
ハンガリー伝承曲:ブロークン・ヴァイオリン
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35より第3楽章
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2より第2楽章
スティーヴン・スターリク(Vn)、他
24歳の若さでロイヤル・フィルのコンサート・マスターに就任し、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響の同ポジションを歴任した「キング・オヴ・コンサートマスター」、スティーヴン・スターリク。スターリクの貴重な録音を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第12作目。1959年から1987年までにスタジオやライヴで録音された様々な小品を収めた、スターリクのヴァイオリニスト人生のハイライトを見るかのような壮大なアルバム。時代やジャンルを超越したスターリクの懐の深さと類稀な演奏技術、センスは見物です。
Chandos
CHAN-20237(1CD)
ブゾーニ:ピアノ作品集
トッカータ BV287/悲歌集 BV249、BV252〔転機のあとに、イタリア風、わが魂は汝に望みを託す(コラール前奏曲)、トゥーランドットの居間(間奏曲)、夜のワルツ、できごと(夜曲)、子守歌〕
ソナチネ第6番−ビゼーの「カルメン」に基づく室内幻想曲 BV284
トッカータ BV29(バッハの「トッカータ、アダージョとフーガ」 BWV564のトランスクリプション)
ピーター・ドノホー(P)

録音:2021年2月13日−15日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホーが、自身の成長にも大きな影響を与えたというフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)の作品をレコーディング!
過去にはプロムスのコンサートでブゾーニのピアノ協奏曲を演奏したこともあるドノホーですが、イタリアのピアノ音楽との出会いは1981年、音楽学者ジョン・C・G・ウォーターハウス(1939-1998)から依頼された20世紀イタリア音楽を中心とするリサイタル・プログラムの作成と、いくつかの非常に価値ある作品の紹介であったといいます。ドノホーはそれまでそれらの作品のことをほとんど知らなかったため、その出会いを「私が成長する上で非常に重要な瞬間だった」と回想しています。今回ドノホーが選んだプログラムには、ブゾーニの超絶技巧の頂点ともいえる3つの作品が含まれており、最後はバッハのトランスクリプション(彼曰く「最も難しく、同時に最もやりがいがある作品」)で締めくくられます。
若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるピーター・ドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。ブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には作品解説以外にドノホー自身によるノートも掲載されており、その中ではブゾーニの音楽に対する考えや想い(「彼の天性のピアニストとしての能力は、おそらくリストに匹敵するものであり、彼の音楽学的知識は無限であった」「20世紀の音楽史におけるブゾーニの貢献は計り知れないものがある」「数十年に渡ってブゾーニの作品に触れてきたことで、とても豊かな気持ちになっている」)が語られています。

Indesens
INDE-041(4CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集
前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻/映像第1集/映像第2集/子供の領分/ピアノのために/版画/ベルガマスク組曲/6つの古代の墓碑銘*/2つのアラベスク/レントよりおそく/かわいい黒人の子供/喜びの島/練習曲集第2巻/練習曲集第2巻
テオドール・パラスキヴェスコ(P)、
ジャック・ルヴィエ(P)*

録音:1977年&1980年
フランスの老舗カリオペ(Calliope)レーベルの創始者であり名プロデューサー、ジャック・ル・カルヴェのプロデュース作品で、名コンビを組んだジョルジュ・キッセルホフがエンジニアを担当したドビュッシーのピアノのための主要作品集。
ルーマニアのブカレストで生まれフランスで活躍するテオドール・パラスキヴェスコは、名教師ナディア・ブーランジェとイヴォンヌ・ルフェビュールに師事し1971年にドビュッシー賞を受賞したまさに知る人ぞ知るドビュッシーのスペシャリストです。
パラスキヴェスコが奏でるソロ作品での静謐で神秘的な響きはもちろんのこと、ジャック・ルヴィエとのデュオによる「6つの古代の墓碑銘」の収録も大きなポイントです。

CALLIOPE
CAL-1522(1CD)
ピアノによるワーグナーの「パルジファル」と「トリスタンとイゾルデ」
リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
ワーグナー(カウリン編):舞台神聖祝典劇「パルジファル」より 第1幕への前奏曲、第3幕への前奏曲、
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 第1幕への前奏曲
ワーグナー(リスト編):楽劇「トリスタンとイゾルデ」より イゾルデの愛の死 S.447
クリストフ・ヴォーティエ(P/スタインウェイ)

録音:2013年11月4日、12月6日&2014年4月4日、スタジオ・クラウディア・サウンド
超絶技巧の代名詞的存在であり、20世紀を代表するヴィルトゥオーゾ、ジョルジュ・シフラの最後の弟子であり、師から独り立ちした後の15年もの歳月を自己の研鑽に費やし、自らのスタイルを確立したフランスのピアニスト、クリストフ・ヴォーティエ。
1937年パリ生まれの作曲家ジャック・カウリンのアレンジによる「ピアノ版ワーグナー」に、リストの作品とリスト編曲のワーグナー作品を加えたのは、師であるシフラへのオマージュ的な要素が色濃く現れているといっても過言ではないでしょう。
「技巧を技巧と感じさせない」スタイルを目指してきたフランスの名手が、その両手でワーグナーとリストの世界を描きます。
CALLIOPE
CAL-1528(2CD)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
夢想、涙ひとすじ、涙ひとすじ
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第6番Op.62、
2つの詩曲 Op.63、
ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」、
3つの練習曲 Op.65、
ピアノ・ソナタ第8番Op.66、
2つの前奏曲 Op.67、
ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」、
2つの詩曲 Op.69、
ピアノ・ソナタ第10番Op.70 
2つの詩曲 Op.71、
詩曲「焔に向かって」Op.72 
2つの舞曲 Op.73/5つの前奏曲 Op.74
ミハイル・ルディ(P)

録音:1980年&1981年
アブデル・ラーマン・エル=バシャや海老彰子といった世界的ピアニストたちが参加した1975年のロン・ティボー国際コンクールのピアノ部門で見事に第1位に輝き、亡命先のフランスで確固たる地位を築いたウズベキスタン出身の名ピアニスト、ミハイル・ルディ。
コンクールの優勝後に収録されたこの録音は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」とスクリャービンの作品番号62番以降の後期作品を組み合わせたロシアン・プログラム。
「カリオペ(Calliope)」の創設者にして名プロデューサー、ジャック・ル・カルヴェと名エンジニア、ジョルジュ・キッセルホフの共同作業にリマスタリングを施しています。
CALLIOPE
CAL-1211(1CD)
バッハ:2声のインヴェンションと3声のシンフォニア
インヴェンション第1番ハ長調 BWV.772/シンフォニア第2番ハ短調 BWV.788/シンフォニア第3番ニ長調 BWV.789/シンフォニア第4番ニ短調 BWV.790/シンフォニア第5番変ホ長調 BWV.791/インヴェンション第6番ホ長調 BWV.777/インヴェンション第7番ホ短調 BWV.778/インヴェンション第8番ヘ長調 BWV.779/シンフォニア第9番ヘ短調 BWV.795/インヴェンション第10番ト長調 BWV.781/シンフォニア第11番ト短調 BWV.797/シンフォニア第12番イ長調 BWV.798/1インヴェンション第13番イ短調 BWV.784/インヴェンション第14番変ロ長調 BWV.785/インヴェンション第15番ロ短調 BWV.786/シンフォニア第14番変ロ長調 BWV.800/1シンフォニア第13番イ短調 BWV.799/インヴェンション第12番イ長調 BWV.783/インヴェンション第11番ト短調 BWV.782/シンフォニア第10番ト長調 BWV.796/インヴェンション第9番ヘ短調 BWV.780/シンフォニア第8番ヘ長調 BWV.794/シンフォニア第7番ホ短調 BWV.793/シンフォニア第6番ホ長調 BWV.792/インヴェンション第5番変ホ長調 BWV.776/インヴェンション第4番ニ短調 BWV.775/インヴェンション第3番ニ長調 BWV.774/インヴェンション第2番ハ短調 BWV.773/シンフォニア第1番ハ長調 BWV.787/シンフォニア第15番ロ短調 BWV.801
シャンタル・スティリアーニ(P/プレイエル1910年製No.150884)

録音:年月日不詳
バッハの傑作中の傑作「2声のインヴェンションと3声のシンフォニア」を「シンフォニア第14番変ロ長調」を山の頂点とする形で、ハ長調からロ短調へと至るピラミッド型の曲順に並び替えるなど、非常にユニークな解釈でこの名作2作品を学習用教材の縛りから解放したシャンタル・スティリアーニの代表作。
1910年製作のヴィンテージのプレイエルの響きとスティリアーニの繊細なタッチのブレンド感も味わい深いものがあります。

Eudora
EUDSACD-2101
(1SACD)
モンポウ:ひそやかな音楽
フェデリコ・モンポウ(1893−1987):ピアノ曲集 「ひそやかな音楽」
魂の歌*
ジュゼップ・コロン(P)、
セシリア・ラビージャ・ベルガンサ(S)*

録音:2019年4月16日ー17日、オーディトリオ・デ・サラゴサ モーツァルト・ホール(スペイン、サラゴサ)。
Eudora Records(ユードラ・レコーズ)は、スペインのレコーディング・エンジニア、ゴンサロ・ノケ(Gonzalo Noque)が主宰するスペイン、マドリッドの新興レーベル。DSD256(11.289MHz)での収録、パッケージ版はSACD Hybrid Multichannelフォーマットでのリリースをポリシーとしており、新たな世界有数の高音質レーベルの誕生は世界各地のオーディオファンやクラシックファンから注目を集めています。
スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース第4弾。
スペイン・ピアノ界の知る人ぞ知る巨匠ジュゼップ・コロン、ユードラ・レコーズ5枚目のアルバムは、近代スペイン国民楽派の重要作曲家、フェデリコ・モンポウ(1893−1987)の音楽をリリース。どちらも、スペインのカタルーニャ地方出身という共通点も持つモンポウとコロン。シンプルで短い作品ながら、独特の瞑想的な和声が魅力で、モンポウの最高傑作の1つとも呼ばれるピアノ曲集、 「ひそやかな音楽(Musica Callada)」(全28曲)を、繊細なタッチと雄弁な表現力で彩ります。「Musica Callada」というタイトルはスペインの思想家「十字架の聖ヨハネ」の詩から取られており、同じ「十字架の聖ヨハネ」の詩にモンポウが音楽を付けた声楽作品「魂の歌(Cantar del Alma)」で、このアルバムを締めくくっています。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

Aulicus Classics
ALC-0019(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
セバスティアーノ・ブルスコ(P/ピッチ=432Hz)
シャイーやヒコックス、イタリアの数々とのオーケストラと共演を重ね、ヴァディム・ブロドスキーのデュオ・パートナーとしても活躍するイタリアのピアニスト、セバスティアーノ・ブルスコのモーツァルトのピアノ・ソナタ集。
このモーツァルト・アルバムで最も注目すべきポイントは使用ピアノの調律。一般的な440Hz〜442Hzではなく、ブルスコが採用したのはモダンピアノでの「432Hz」!
ショパンの時代のピッチが430Hz前後ではあるものの、モダン・ピアノを432Hzに調律して録音に臨む姿勢は学術的、音楽史的観点からも興味深い取り組みであると言えるでしょう。
Aulicus Classics
ALC-0014(1CD)
ノヴェチェント〜1900年代
ハウグ:アルバ/モッソ:ピエモンテ州の3つの歌
グァルニエリ:エチュード第2番
ガンギ:エチュード第13番
ジラルディーノ:エチュード第49番「リグーリアの風景」
ベッティネッリ:エチュード第1番〜第3番、第6番
ポンセ:組曲イ短調
ファビオ・ファサーノ(G)

録音:年月日不詳
イタリア各地で開催するなど、近代作品の演奏、解釈に定評があるローマ出身のギタリスト。
1900年代、すなわち20世紀をテーマとしたプログラムはファサーノが最も得意とするところ。様々な文化を背景として異なるスタイルを持つ近代のギター作品を奏でます。
Aulicus Classics
ALC-0020(1CD)
アルバニアの芸術〜アルバニアのピアノ作品集
シモン・ジョニ:春の詩
コズマ・ララ:ソナタ第1番
ラマダン・ソコリ:バラード第4番
トニン・ハラピ:ソナチナ
レクサンドル・ガシ:前奏曲第2番、前奏曲第4番
ハイグ・ザカリアン:主題と変奏
レク・クルティ:言葉のないロマンス
ティッシュ・ダイヤ:5つの小品
シュペティム・クシュタ:悲劇は道を誤った
エンドリ・シーナ:おそらく
マルシダ・コーニ(P)

録音:2018年10月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
バルカン半島の南西部に位置するアルバニア共和国の作曲家たちのピアノ作品のみを集めた辺境音楽愛好家にとって見逃せない魅惑的なプログラム!
音楽的にも歴史的にも非常に興味深いアルバニアにおける、ユニークで特別な作品の数々を集めたこの「アルバニアの芸術」には、レク・クルティ(1884−1948)をはじめとするアルバニアでの初の本格的なピアノ作品や、旧ソビエト連邦で研鑽を積み、アルバニアの音楽大学を作った重要な作曲家たちの作品が収録されています。
アルバニアの民族音楽的な要素を幅広く取り入れた作品や作風は、完全な共産主義の中で独裁政権の崩壊と内戦を経て成熟を見せたことも大きな特徴です。


Hanssler
HC-21100(60CD)
C.P.E.バッハ・エディション〜シンフォニア、協奏曲、ソナタ、室内楽曲(完全版)

【CD 1-26】鍵盤独奏作品全集

【CD 1】[プロイセン・ソナタ Wq.48、他] ソナタ ヘ長調 Wq.48-1(H.24)/ソナタ 変ロ長調 Wq.48-2(H.25)/ソナ タ ホ長調 Wq.48-3(H.26)/ソナタ ハ短調 Wq.48-4(H.27)/ソナタ ハ長 調 Wq.48-5(H.28)/ソナタ イ長調 Wq.48-6(H.29)/メヌエット ハ長調 Wq.111(H.1.5)/協奏曲 ハ長調 Wq.112-1(H.190)/ファンタジア ニ長 調 Wq.112-2(H.144)/メヌエット Wq.112.3(H.165)

【CD 2】[ヴュルテンベルク・ソナタ Wq.49、他] ソナタ イ短調 Wq.49-1(H.30)/ソナタ 変イ長調 Wq.49-2(H.31)/ソナタ ホ短調 Wq.49-3(H.33)/ソナタ 変ロ長調 Wq.49-4(H.32)/ソナタ 変ホ 長調 Wq.49-5(H.34)/ソナタ ロ短調 Wq.49-6(H.36)/ソルフェッジョ ト 長調 Wq.112-4(H.145)/アラ・ポラッカ イ短調 Wq.112-5(H.170)/ソナ タ 二短調 Wq.112-7(H.179)
【CD 3】[6つのソナタ Wq.50、他] ソナタ ヘ長調 Wq.50-1(H.136)/ソナタ ト長調 Wq.50-2(H.137)/ソ ナタ イ短調 Wq.50-3/ソナタ 二短調 Wq.50-4(H.139)/ソナタ 変ロ 長調 Wq.50-5(H.126)/ソナタ ハ短調 Wq.50-6(H.140)/Sing-Ode Das PrivileguimWq.112-6(H.693)/ファンタジア 変ロ長調 Wq.112-8 (H.146)/メヌエット Wq.112-9(H.167)/ソルフェッジョ ハ長調 Wq.112-10(H.147)/アラ・ポラッカ ト短調 Wq.112-11(H.168)/Sing- Ode Die Landschaft Wq.112-12(H.694)/シンフォニア ト長調 Wq.112-13 (H.191)

【CD 4】[6つのソナタ 続編 Wq.51、他] ソナタ ハ長調 Wq.51-1(H.150)/ソナタ 変ロ長調 Wq.51-2(H.151)/ソ ナタ ハ短調 Wq.51-3(H.127)/ソナタ 二短調 Wq.51-4(H.128)/ソナ タ ヘ長調 Wq.51-5(H.141)/ソナタ ト短調 Wq.51-6(H.62)/Sing-Ode Belinde Wq.112-14/ファンタジア ヘ長調 Wq.112-15(H.148)/メヌエッ ト Wq.112-16(H.169)/アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.112-17(H.170)/ソル フェッジョ ト長調 Wq.112-18(H.149)/フーガ ト短調 Wq.112-19(H.101- 5)/アレグロ ト長調 Wq.113-1(H.193)/アリオーソ ハ長調 Wq.113-2 (H.194)/ファンタジア ニ短調 Wq.113-3(H.195)/メヌエット Wq.113-4 (H.196)/アラ・ポラッカ イ短調 Wq.113-5(H.197)/アレグレット ニ長 調 Wq.113.-6(H.198)/アラ・ポラッカ ロ短調 Wq.113-7(H.199)/アレ グレット イ長調 Wq.113-8(H.200)/アンダンテ・エ・ソステヌート ト短調 Wq.113-9(H.201)/プレスト 変ロ長調 Wq.113-10(H.202)/アレグロ 二 短調 Wq.113-11(H.203)

【CD 5】[6つのソナタ 第2続編 Wq.52、他] ソナタ 変ホ長調 Wq.52-1(H.50)/ソナタ 二短調 Wq.52-2(H.142)/ソナ タ ト短調 Wq.52-3(H.158)/ソナタ 嬰ヘ短調 Wq.52-4(H.37)/ソナタ ホ 長調 Wq.52-5(H.161)/ソナタ ホ短調 Wq.52-6(H.129)/アレグロ・モル ト ニ長調 Wq.114-1(H.228)/アンダンティーノとグラツィオーソ 変ロ長 調 Wq.114-2(H.229) /プレスト ハ短調 Wq.114-3(H.230)/メヌエット ト長調 Wq.114-4(H.231)/アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.114-5(H.232)/ア ラ・ポラッカ 変ホ長調 Wq.114-6(H.233) /ファンタジア ニ短調 Wq.114-7 (H.234)/アレグロ ホ長調 Wq.114-8(H.235)/アレグレット イ長調 Wq.114-9(H.236)/アンダンテ ハ長調 Wq.114-10(H.237)/ポコ・アレ グロ ホ短調 Wq.114-11(H.238)
【CD 6】[6つのやさしいクラヴィーア・ソナタ Wq.53、他] ソナタ ハ長調 Wq.53-1(H.162/ソナタ 変ロ長調/ Wq.53-2(H.180)/ ソナタ イ短調 Wq.53-3(H.181)/ソナタ ロ短調 Wq.53-4(H.182)/ソナ タ ハ長調 Wq.53-5(H.163)/ソナタ ヘ長調 Wq.53-6(H.183)/メヌエッ ト 変ホ長調 Wq.116-1(H.171)/ポロネーズ 変ホ長調 Wq.116-2(H.172) /2 つのメヌエット Wq.116-3(H.214)/アラ・ポラッカ ハ長調 Wq.116-4 (H.215)/ Wq.116-5(H.216)/アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.116-6(H.217) /2 つのメヌエット Wq.116-7(H.218)/アラ・ポラッカ ト長調 Wq.116-8 (H.219)/アンダンティーノ 二短調 Wq.116-18(H.108)/アレグレット ヘ長調 Wq.116-19(H.301)/アレグロ ニ長調 Wq.116-20(H.302)/アレ グロ ハ長調 Wq.116-21(H.153)/ポロネーズ ト短調 Wq.116-22(H.154)
【CD 7】[婦人たちのための6つのクラヴサン・ソナタ Wq.54、他] ソナタ ヘ長調 Wq.54-1(H.204)/ソナタ ハ長調 Wq.54-2(H.205)/ソ ナタ 二短調 Wq.54-3(H.184)/ソナタ 変ロ長調 Wq.54-4(H.206)/ソ ナタ ニ長調 Wq.54-5(H.185)/ソナタ イ長調 Wq.54-6(H.207)/アン ダンティーノ ハ長調 Wq.116-23(H.249)/アンダンテ ヘ長調 Wq.116- 24(H.250)/アレグロ ニ長調 Wq.116-25(H.251)/アレグロ ト長調 Wq.116-26(H.252)/アンダンテ ト短調 Wq.116-27(H.253)/アレグロ ニ長調 Wq.116-28(H.254)/クラヴィーア小品 イ長調 Wq.117-1(H.241) /ソルフェッジョ ハ短調 Wq.117-2(H.220)/ソルフェッジョ 変ホ長 調 Wq.117-3(H.221)/ソルフェッジョ イ長調 Wq.117-4(H.222)/ファ ンタジア ト長調 Wq.117-11(H.223)/ファンタジア 二短調 Wq.117-12 (H.224)/ファンタジア ト短調 Wq.117-13(H.225)/ファンタジア ニ長 調 Wq.117-14(H.160)/ポロネーズ ト長調 Wq.117-17(H.79)/ラ・ポッ ト、メヌエット Wq.117-18(H.80)/ロンド Wq.117-19(H.89)/ラ・ベル キス Wq.117-20(H.90)/ラ・プリンゼッタ Wq.117-21(H.91)/ポロネー ズ Wq.117-22(H.122)/ヘルマン Wq.117-23(H.92)/ラ・ブッフホルツ Wq.117-24(H.93)/ラ・Wq.117-25(H.94)
【CD 8】[専門家と愛好者のための6つのクラヴィーア・ソナタ第1集 Wq.55、他] ソナタ ハ長調 Wq.55-1(H.244)/ソナタ ヘ長調 Wq.55-2(H.130)/ソナ タ ロ短調 Wq.55-3(H.245)/ソナタ イ長調 Wq.55-4(H.186)/ソナタ ヘ 長調 Wq.55-5(H.243)/ソナタ ト長調 Wq.55-6(H.187)/ラ・ボーマー・ マーキー Wq.117-26(H.81)/L'Aly Rupalich Wq.117-27(H.95)/ラ・コ ンプライザンテ Wq.117-28(H.109)
【CD 9】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタ第2集 Wq.56、他] ロンド第 1 番ハ長調 Wq.56-1(H.260)/ソナタ第 1 番ト長調 Wq.56-2 (H.246)/ロンド第 2 番ニ長調 Wq.56-3(H.261)/ソナタ第 2 番 ヘ長調 Wq.56-4(H.269)/ロンド第 3 番イ短調 Wq.56-5(H.262)/ソナタ第 3 番イ長調 Wq.56-6(H.270)/ギリシアの司令官と歴史家Wq.117-29(H.123) /心地好い恋やつれ Wq.117-30(H.110)/L'lrresolu? Wq.117-31 (H.111)/La Journaliere Wq.117-32(H.112)/ラ・カプリース Wq.117- 33(H.113)/ラ・フィリピーネ、アリオーソ Wq.117-34(H.96)/ラ・ガブ リエル Wq.117-35(H.35)/ラ・ルイーズ Wq.117-36(H.114)/ラ・ガー ゼ Wq.117-37(H.82)/ラ・フレデリク Wq.117-38(H.124)/ラ・カロリー ネ Wq.117-39(H.98)/ラ・ソフィ、アリア Wq.117.40(H.125)/アリエッ タによる 8 つの変奏曲 イ長調 (H.351)/カンツォネッタと 6 つの変奏曲 Wq.118-8(H.275)
【CD 10】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタ第3集 Wq.57、他] ロンド第 1 番ホ長調 Wq.57-1(H.265)/ソナタ第 1 番イ短調 Wq.57-2 (H.247)/ロンド第 2 番ト長調 Wq.57-3(H.271)/ソナタ第 2 番 二短調 Wq.57-4(H.208)/ロンド第 3 番ヘ長調 Wq.57-5(H.266)/ソナタ第 3 番ヘ短調 Wq.57-6(H.173)/24 の変奏曲 Wq.118-1(H.69)/アリエッタと 22の変奏曲 Wq.118-2(H.155)
【CD 11】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタと自由 な幻想曲第4集 Wq.58、他] ロンド第 1 番イ長調 Wq.58-1(H.276)/ソナタ第 1 番ト長調 Wq.58-2 (H.273)/ロンド第 2 番ホ長調 Wq.58-3(H.274)/ソナタ第 2 番ホ短調 Wq.58-4(H.188)/ロンド第 3 番変ホ長調 Wq.58-5(H.267)/ファンタジ ア第1番変ホ長調 Wq.58-6(H.277)/ファンタジア第2番 イ長調 Wq.58-7 (H.278)/メヌエットによる 5 つの変奏曲 Wq.118-3(H.44)/アリオー ソと 7 つの変奏曲 Wq.118-4(H.54)/ロマンスによる変奏曲 Wq.118-6 (H.226)/メヌエットと21の変奏曲 Wq.118-7(H.14)
【CD 12】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタと自由 な幻想曲第5集 Wq.59、他] ソナタ ホ短調 Wq.59-1(H.281)/ロンド第 1 番ト長調 Wq.59-2(H.268) /ソナタ第2番 変ロ長調 Wq.59-3(H.282)/ロンド第2番ハ短調 Wq.59-4 (H.283)/ファンタジア第 1 番ヘ長調 Wq.59-5(H.279)/ファンタジア 第 2 番ハ長調 Wq.59-6(H.284)/アレグレットと 6 つの変奏曲 W.118-5 (H.65)/ラ・フォリアによる 12 の変奏曲 Wq.118-9(H.263)/アリオーソ による変奏曲 Wq.118-10(H.259)
【CD 13】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタと自由 な幻想曲第6集 Wq.61、他] ロンド第1番変ホ長調 Wq.61-1(H.268)/ソナタ第1番ニ長調 Wq.61-2 (H.286)/ファンタジア第 1 番変ホ長調 Wq.61-3(H.289)/ロンド第 2 番ニ短調 Wq.61-4(H.290)/ソナタ第 2 番ホ短調 Wq.61-5(H.287) /ファンタジア第 2 番ハ長調 Wq.61-6(H.291)/ソナタ ハ短調 Wq.60 (H.209)/ロンド ホ短調 Wq.66(H.272)/ファンタジア 嬰ヘ短調 Wq.67 (H.300)/ソナタ ニ短調 Wq.69(H.53)/アリオーソと5の変奏曲 H.535
【CD 14】[クラヴィーア協奏曲(鍵盤独奏編曲版)、他] クラヴィーア協奏曲 ヘ長調 Wq.42(H.242)/クラヴィーア協奏曲 ヘ長調 Wq.43-1(H.471)/クラヴィーア協奏曲 ニ長調 Wq.43-2(H.472)/クラ ヴィーア協奏曲 変ホ長調 Wq.43-3(H.473)/ポロネーズ ト長調 H.340/ アレグレット ニ長調 H.257/アレグロ ニ長調 H.255/ファンタジア 変ホ 長調 H.348
【CD 15】[クラヴィーア協奏曲、シンフォニア(鍵盤独奏編曲版)] クラヴィーア協奏曲 ハ短調 Wq.43-4(H.474)/クラヴィーア協奏曲 ト長 調 Wq.43-5(H.475)/クラヴィーア協奏曲 ハ長調 Wq.43-6/シンフォニ ア ト長調 Wq.122-1(H.45)/シンフォニア ヘ長調 Wq.122-2(H.104)/ シンフォニア ホ短調 Wq.122-3(H.115)
【CD 16】[ソナタ、行進曲、ポロネーズ Wq.62より] ソナタ 変ロ長調 Wq.62-1(H.2)/ソナタ ト長調 Wq.62-2(H.20)/ソナタ ニ長調 Wq.62-3(H.22)/ソナタ ニ短調 Wq.62-4(H.38)/ソナタ ホ長調 Wq.62-5(H.39)/ソナタ ヘ短調 Wq.62-6(H.40)/ソナタ ハ長調 Wq.62-7 (H.41)/行進曲 ニ長調 H1/1(BWV Anh.122)/ポロネーズ ト短調 H1/2 (BWV Anh.123)/行進曲 ト長調 H1/3(BWV Anh.124)/ポロネーズ ト 短調 H1/4(BWV Anh.125)
【CD 17】[ソナタ、組曲 Wq.62より] ソナタ ヘ長調 Wq.62-8(H.55)/ソナタ ヘ長調 Wq.62-9(H.58)/ソナタ ハ長調 Wq.62-10(H.59)/ソナタ ト長調 Wq.62-11(H.63)/組曲 Wq.62- 12(H.66)/ソナタ ニ長調 Wq.62-13(H.67)/ソナタ ト長調 Wq.62-14 (H.77)/ソナタ ニ短調 Wq.62-15(H.105)/ソナタ 変ロ長調 Wq.62-16 (H.116)
【CD 18】[ソナタ、組曲 Wq.62より] ソナタ ホ長調 Wq.62-17(H.117)/ソナタ ト短調 Wq.62-18(H.118)/ソ ナタ ト長調 Wq.62-19(H.119)/ソナタ ハ長調 Wq.62-20(H.120)/ソナ タ イ短調 Wq.62-21(H.131)/ソナタ ロ短調 Wq.62-22(H.132)/ソナタ ト短調 Wq.62-23(H.210)/ソナタ ヘ長調 Wq.62-24(H.240)/アレグロ ヘ長調 H.256/メヌエット ヘ長調 H.258/エルネスティーヌ Wq.199-16 (H.685-5)
【CD 19】[6つのソナタ〜正しいクラヴィーア奏法の試み、 新たに加えたソ ナティナ Wq.63、他] ソナタ ハ長調 Wq.63-1(H.70)/ソナタ ニ短調 Wq.63-2(H.71)/ソナタ イ長調 Wq63-3(H.72)/ソナタ ロ短調 Wq.63-4(H.73)/ソナタ 変ホ長 調 Wq.63-5(H.74)/ソナタ ヘ短調 Wq.63-6(H.75)/ソナティナ第 1 番ト長調 Wq.63-7(H.292)/ソナティナ第 2 番ホ長調 Wq.63-8(H.293)/ ソナティナ第 3 番ニ長調 Wq.63-9(H.294)/ソナティナ第 4 番変ロ長調 Wq.63-10(H.295)/ソナティナ第 5 番Wq.63-11(H.296)/ソナティナ第 6番Wq.63-12(H.297)/シンフォニア ヘ長調 Wq.122-5(H.227)(鍵盤独 奏編曲版)
【CD 20】[6つのソナティナ Wq.64、ソナタ集 Wq.65より] ソナティナ ヘ長調 Wq.64-1(H.7)/ソナティナ ト長調 Wq.64-2(H.8)/ソ ナティナ イ短調 Wq.64-3(H.9)/ソナティナ ホ短調 Wq.64-4(H.10)/ソ ナティナ ニ長調 Wq.64-5(H.11)/ソナティナ ハ短調 Wq.64-6(H.12)/ ソナタ ヘ長調 Wq.65-1(H.3)/ソナタ イ短調 Wq.65-2(H.4)/ソナタ ニ 短調 Wq.65-3(H.5)
【CD 21】[ソナタ集、組曲 Wq.65より ] 組曲 ホ短調 Wq.65-4(H.6)/ソナタ ホ短調 Wq.65-5(H.13)/ソナタ ト 長調 Wq.65-6(H.15)/ソナタ 変ホ長調 Wq.65-7(H.16)/ソナタ ハ長 調 Wq.65-8(H.17)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-9(H.18)/ソナタ イ長調 Wq.65-10(H.19)/ソナタ ト短調 Wq.65-11(H.21)
【CD 22】[ソナタ集 Wq.65より] ソナタ ト長調 Wq.65-12(H.23)/ソナタ ロ短調 Wq.65-13(H.32-5)/ソ ナタ ニ長調 Wq.65-14(H.42)/ソナタ ト長調 Wq.65-15(H.43)/ソナタ ハ長調 Wq.65-16(H.46)/ソナタ ト短調 Wq.65-17(H.47)/ソナタ ヘ長 調 Wq.65-18(H.48)
【CD 23】[ソナタ集 Wq.65より] ソナタ ヘ長調 Wq.65-19(H.49)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-20(H.51)/ソナ タ ヘ長調 Wq.65-21(H.52)/ソナタ ト長調 Wq.65-22(H.56)/ソナタ ニ 短調 Wq.65-23(H.57)/ソナタ ニ短調 Wq.65-24(H.60)/ソナタ イ短調 Wq.65-25(H.61)/ソナタ ト長調 Wq.65-26(H.64)/ソナタ ト短調 Wq.65- 27(H.68)
【CD 24】[ソナタ集 Wq.65より] ソナタ 変ホ長調 Wq.65-28(H.78)/ソナタ ホ長調 Wq.65-29(H.83)/ソ ナタ ホ短調 Wq.65-30(H.106)/ソナタ ハ短調 Wq.65-31(H.121)/ソナ タ イ長調 Wq.65-32(H.135)/ソナタ イ短調 Wq.65-33(H.143)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-34(H.152)/ソナタ ハ長調 Wq.65-35(H.156)
【CD 25】[ソナタ集 Wq.65より] ソナタ ハ長調 Wq.65-36(H.157)/ソナタ イ長調 Wq.65-37(H.174)/ソ ナタ Wq.65-38(H.175)/ソナタ ホ短調 Wq.65-39(H.176)/ソナタ ニ長 調 Wq.65-40(H.177)/ソナタ ハ長調 Wq.65-41(H.178)/ソナタ 変ホ長 調 Wq.65-42(H.189)
【CD 26】[ソナタ集 Wq.65より] ソナタ イ長調 Wq.65-43(H.192)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-44(H.211)/ ソナタ 変ロ長調 Wq.65-45(H.212)/ソナタ ホ長調 Wq.65-46(H.213)/ ソナタ ハ長調 Wq.65-47(H.248)/ソナタ ト長調 Wq.65-48(H.280)/ソナ タ ハ短調 Wq.65-49(H.298)/ソナタ ト長調 Wq.65-50(H.299)
【CD 27】[ピアノ協奏曲集] 協奏曲 ニ短調Wq.23(1748)/協奏曲 ハ長調Wq.112-1〜ピアノ独奏のた めの(1765)/協奏曲 ハ短調Wq.31(1753) ハ長調Wq.112-1〜ピアノ独奏のた
めの(1765)/協奏曲 ハ短調Wq.31(1753)
【CD 28】[ピアノ協奏曲集] 協奏曲 ニ短調 Wq.22(第 1 楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)/協奏 曲 ト長調 Wq.43-5/2 台の鍵盤楽器のための協奏曲 Wq.46-2 ヘ長調(第 2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
【CD 29】[ピアノ協奏曲集] 協奏曲 ニ短調Wq.17/協奏曲 ハ短調Wq.43-4/協奏曲 ホ長調Wq.14
【CD 30】[ピアノ協奏曲集] 協奏曲 イ短調 Wq.26(第 1、第 2 楽章のカデンツァ;C.P.E. バッハ)/協奏 曲 ト長調 Wq.44(第2楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)/協奏曲 ハ 長調 Wq.20(第2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
【CD 31】[クラヴィーア・ソナタ集(P三重奏版)] クラヴィーア・ソナタ第 3 番ハ長調 Wq.90-3/6 つのソナタより第 1 番変 ロ長調 Wq.89-1/クラヴィーア・ソナタ第3番 ヘ長調 Wq.91-3/6つのソ ナタより第5番ホ短調 Wq.89-5/6つのソナタより第6番ニ長調 Wq.89-6 /クラヴィーア・ソナタ第4番ハ長調 Wq.91-4 (以上、フォルテピアノ、ヴァイオリン、チェロによる三重奏版)
【CD 32】[チェンバロ協奏曲集] 協奏曲 ニ長調 Wq.45/協奏曲 ト長調 Wq.3/協奏曲 ト長調 Wq.44/協 奏曲ト短調 Wq.32
【CD 33】[チェンバロ協奏曲集] 協奏曲 ヘ長調 Wq.38/協奏曲 ロ短調 Wq.30/協奏曲 ハ短調 Wq.37
【CD 34】[チェンバロ協奏曲集&シンフォニア集] チェンバロ協奏曲ハ長調 Wq.20/シンフォニア ト長調 Wq.173/シンフォ ニア 変ホ長調Wq.179
【CD 35】[シンフォニア集] 6つのシンフォニア「ハンブルク交響曲」Wq182【第1番 ト長調/第2番変 ロ長調/第3番ハ長調/第4番 イ長調/第5番ロ短調/第6番ホ長調】
【CD 36】[シンフォニア集] シンフォニア ホ短調 Wq.178/シンフォニア ヘ長調 Wq.175/シンフォニ ア ハ長調 Wq.174/シンフォニア ト長調 Wq.180
【CD 37】[シンフォニア集] 4つの管楽器のシンフォニア Wq.183【第1番ニ長調/第2番変ホ長調/ 第3番 ヘ長調/第4番ト長調】
【CD 38】[チェロ協奏曲集] チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170/チェロ協奏曲 変ロ長調 Wq.171/チェロ 協奏曲 イ長調 Wq.172
【CD 39】[オーボエ協奏曲集] オーボエ協奏曲 変ロ長調 Wq.164/オーボエ協奏曲 変ホ長調 Wq.165 /オーボエ・ソナタ イ短調 Wq.132
【CD 40】[フルート協奏曲集] フルート協奏曲 イ短調 Wq.166/フルート協奏曲 変ロ長調 Wq.167/無 伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
【CD 41】[フルート協奏曲集] フルート協奏曲 イ長調 Wq.168/フルート協奏曲 ト長調 Wq.169/フ ルート協奏曲 ニ短調 Wq.22
【CD 42】[フルート・ソナタ集、他] フルート・ソナタ ハ長調 Wq.73/オーボエ・ソナタ ト短調 Wq.135/フ ルート・ソナタ ホ長調 Wq.83/2 本のクラリネットのための二重奏曲 ハ 長調 Wq.142/6つの小ソナタ Wq.92【第1番 変ホ長調/第2番変ホ長 調/第3番変ホ長調/第4番 変ロ長調/第5番変ホ長調/第6番変ロ 長調】
【CD 43】[フルート・ソナタ集] 7 つのフルート・ソナタ【ト長調 Wq.123/ホ短調 Wq.124/変ロ長調 Wq.125/ニ長調 Wq.126/ト長調 Wq.127 /イ短調 Wq.128 /ニ長調 Wq.129】/フルート・ソナタ 変ロ長調 Wq.130/フルート・ソナタ ニ長 調 Wq.131
【CD 44】[フルート・ソナタ、他] フルート・ソナタ ト長調 Wq.133/フルート・ソナタ ト長調 Wq.134/チェ ンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ホ長調 Wq.84/チェン バロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ト長調 Wq.85/チェンバ ロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ト長調 Wq.86/チェンバロ・ オブリガートとフルートのためのソナタ ハ長調 Wq.87
【CD 45】[ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集] ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ハ長調Wq.136/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソ ナタ ニ長調Wq.137/トリオ・ソナタ ト短調Wq.88
【CD 46】[ハンブルクの教会のために書かれた作品集] 『今、すべての神に感謝する』 H805(復活祭のための音楽) 『主よ、我らを教えたまえ』 H.817(聖霊降臨の祝日のための音楽)
【CD 47】[ハンブルクの教会のために書かれた作品集] 『見よ、私はあなたの言いつけを熱望する』 H.812(ミカエル祭のための音 楽) 『栄光は神の高みに』 H.811(クリスマスのための音楽)
【CD 48】[祝祭カンタータ集] 『ハンブルクの祝祭カンタータ集』 合唱曲「我をあなたの御心に導きたまえ」/羊飼いヤコブ・シェファーのた めのカンタータ/合唱曲「我が救い主、我が信念」/羊飼いクリストフ・フ リードリッヒのためのカンタータ/合唱曲「アーメン!讃美と賞賛と堅信」
【CD 49】[マニフィカト] マニフィカト ニ長調 Wq.215
【CD 50】[オルガン作品集] オルガン・ソナタ イ短調 Wq.70-4/オルガン・ソナタ 変ロ長調 Wq.70-2
【CD 51】[室内楽曲集] フルートとヴァイオリンのための二重奏曲 ホ短調 Wq.140/トリオ・ソナタ イ長調 Wq.146
2 つのリコーダーとチェンバロと弦楽のための協奏曲 Wq.108/チェンバ ロ、リコーダー、ヴァイオリンとチェロによる四重奏曲 Wq.93/バス・リコー ダーとヴィオラと通奏低音のための三重奏曲 Wq.159
【CD 52】[ヴァイオリン・ソナタ集] チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 Wq.71/ヴァイオリン・ ソナタ ニ短調 Wq.72/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Wq.73/シンフォニア ニ長調 Wq.74/ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Wq.76/ヴァイオリン・ソナ タ ト短調 H.542
【CD 53】[オルガン作品集] オルガン・ソナタニ長調 Wq.70-5/フーガ ニ短調 Wq.119-2/オルガン・ ソナタ ヘ長調 Wq.70-3/フーガ ヘ長調 Wq.119-3/オルガン・ソナタ ト 短調 Wq.70-6/フーガ ト短調 Wq.119-5
【CD 54】[オルガン作品集]
フーガ イ長調 Wq.119-4/フーガ 変ホ長調 Wq.119-6/フーガ ニ短調H.372/アダージョ ニ短調 Wq.n.v.66/前奏曲 ニ長調 Wq.70-7/『われ汝
に呼ばわる、主イエス・キリストよ』 BWV Anh.73(J.S. バッハ作曲)/『深き苦しみの淵より』 BWV745(J.S. バッハ作曲)/5 つのコラール H.336/幻想曲とフーガ ハ短調 Wq.119-7
【CD 55】[カンタータ、歌曲] カンタータ「われはわが身分に満ち足れり」Wq/HWV deest〜バス、弦楽 合奏と通奏低音のための
【CD 56】[歌曲] Herrn Professor Gellerts Geistliche Oden und Lieder/Weihnachtslied Auf, schicke dich recht feierlich/Passionslied Erforsche mich, erfahr mein Herz/Osterlied Jesus lebt, mit ihm auch ich/Lied am Geburtstage Dir dank ich heute fur mein Leben/Preis des Schopfers Wenn ich, o Schopfer,deine Macht/Bitten Gott, deine Gute reicht so weit/Der 100. Psalm Ihr Volker, jauchzt mit hohem Schall/Das Gebet Dein Heil, o Christ, nicht zu verscherzen/Morgengesang Mein erst´ Gefuhl sei Preis und Dank!/ider den Ubermut Was ist mein Stand/In Krankheit Ich hab in guten Stunden/Der 88. Psalm ( ピア ノ・ソロ)/Vom Tode Meine Lebenszeit verstreicht/Abendlied (ピア ノ・ソロ)/Das naturliche Verderben des Menschen Wer/bin ich von Natur, wenn ich mein Inneres prufe?
【CD 57】[四重奏曲&トリオ・ソナタ] フォルテピアノ、フルートとヴィオラのための四重奏曲第 3 番ト長調 Wq.95=H.539/フォルテピアノ、フルートとヴィオラのための四重奏曲 第2番ニ長調 Wq.94=H.538/トリオ・ソナタ ヘ長調 Wq.163=H.588
【CD 58】[トリオ・ソナタ] トリオ・ソナタ ト長調 Wq.144/トリオ・ソナタ イ短調 Wq.148/トリオ・ ソナタ ハ長調 Wq.149/トリオ・ソナタ ニ短調 Wq.145/トリオ・ソナタ ト長調 Wq.150
【CD 59】[ピアノ協奏曲] 協奏曲 ニ長調 Wq.11(第 1&2 楽章のカデンツァ;C.P.E. バッハ)/協奏曲 ホ短調 Wq.24(第2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
【CD 60】[ピアノ協奏曲] 協奏曲 イ短調 Wq.1(第 1&2 楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)/協 奏曲 ホ短調 Wq.15*
【CD 1-26】録音:アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P;ベーゼンドルファー) 録音:【CD 1】録音:2013 年 9 月 2-5 日
【CD 2】録音:2013 年 3 月 11-15 日
【CD 3】録音:2013 年 5月20-25日(Wq.50)& 2013 年 3月11-15日(Wq.112,6/8-13)/ 【CD 4】録音:2013 年 5月20-25日(Wq.51)、2013 年 6月19、30日(Wq.112,14- 17、Wq.112,19)、2013年3月11-15日(Wq.112-18 、Wq 113,1-11)
【CD 5】録音:2013年5月20-25日(Wq.52、Wq.114)、2013年7月2&3日(Wq.114,1-11)
【CD 6】録音:2013年3月11-15日(Wq.53)、2013年9月2-5日(Wq.116,6,7,18 &21)、2013年7月2&3日(Wq.116, 1-5,8,19,20,2)
【CD 7】録音:2013年3月 11-15日(Wq.54)、2013年9月2-5日(Wq.116,26-28、Wq 117-1,2,4,22& 23)、2013年7月2&3日(Wq.116,23-25、Wq.117-3,11-21,24&25)
【CD 8】録音:2012年3月27-31日(Wq.55,1-3)、2012年12月27-31日(Wq.55,4-6)、 2013年8月24日~9月3日(Wq.117,26-28)
【CD 9】録音:2012年7月27-31日 (Wq.56)/2013 年 8 月24 日 ~9 月3 日(Wq.117-34,35,37-39)、2013 年 9 月2-5日(Wq.117,29-33,36,40)
【CD 10】録音:2012 年 7月27-31日(Wq.57)、 2013 年 6 月 29 & 30 日(Wq.118-1 & 2)
【CD 11】録音:2012 年 7 月 27-31 日 (Wq.58,1-7)、2013 年 5月20-25日(Wq.118,3 & 4)、2013 年 6月29 & 30 日(Wq.118,6 & 7)
【CD 12】録音:2012 年 7月27-31日(Wq.59)、2013 年 5月 20-25 日(Wq.118-5,9 & 10)
【CD 13】録音:2012 年 12 月 27-31 日(Wq.61)、 2013 年 5 月 20-25 日(Wq.60、Wq.69)、2012 年 7 月 27-31 日(H.535)、 2013年6月29&30日(Wq.67)
【CD 14】録音:2013年9月2-5日(Wq 43,1-3、 H.255, 257, 340)、2013年9月28日(H.242&H.348)
【CD 15】録音:2013年9 月2-5日(Wq 43,4-6、Wq.122,2 & 3)、2013 年 8月24日-9月3日(Wq.43- 5,Wq.122-1)
【CD 16】録音:2012年12月27-31日(Wq.62)、2013年9月2-5日 (H1/1-4)
【CD 17】録音:2012 年 12 月27-31 日
【CD 18】録音:2012 年 12 月27-31 日(Wq.62,17-24)、2013 年 8月24日-9月3日(H.256 & H.258)/2013 年 9月2-5日(Wq.199-16)
【CD 19】録音:2013 年 11-15日(Wq.63,1-6)、2013 年 6月29,30日(Wq.63,7-12)、2013 年 8月24日-9月3日(Wq.122-5)
【CD 20】録音:2013年9月2-5日(Wq.64,1,3-5)、2013年8月24日-9月3日(Wq.64,4- 6)、2013 年 5 月 20-25 日(Wq.65,1-3)
【CD 21】録音:2013 年 5 月 20-25 日 (Wq.65,4-7)、2013年8月24日-9月3日(Wq.65,9-11)、2013年9月2-5日 (Wq.65-8)
【CD 22】録音:2013 年 5月20-25日(Wq.65,12-14,16 & 18)、2013 年 9月2-5日(Wq.65-15)、2013 年 6月29 & 30日(Wq.65-17)
【CD 23】録音:2013年5月20-25日(Wq.65,22-27)、2013年9月2-5日(Wq.65,19-21)
【CD 24】録音:2013年3月11-15日(Wq.65,28-32)、2013年9月2-5日(Wq.65-34)/ 2013 年 8月24日-9月3日(Wq.65-33 & 35)
【CD 25】録音:2013 年 8月24日 -9月3日
【CD 26】録音:2013年5月20-25日(Wq.65-43,45,46&50)、2013年 6月29,30日(Wq.65-44,47&48)、2013年9月2-5日(Wq.65-49) 以上、全てケルン、アウラ・マーニャ大学におけるセッション録音
【CD 27】ミヒャエル・リシェ(P) ライプツィヒ室内O、モッテン・シュルト=イェンセン(指) 録音:2010 年 6 月16 日(Wq.112-1)、2010 年 10 月21 日(Wq.23)、2010 年10月22日(Wq.31)/MDRライプツィヒ
【CD 28】ミヒャエル・リシェ(P&指揮)、ライプツィヒ室内O ライナー・マリア・クラース(P;Wq.46-2) 録音:2013 年6月/MDRライプツィヒ
【CD 29】ミヒャエル・リシェ(P) ライプツィヒ室内O、モッテン・シュルト=イェンセン(指) 録音:2012年7月9-10日(Wq.17&Wq.14)、2012年4月28日(Wq.43-4) /MDRスタジオ(シュトットガルト)
【CD 30】 ミヒャエル・リシェ(P&指揮)、ライプツィヒ室内O 録音:2015 年 3月7日(Wq.26)、2015 年 3月6日(Wq.44)、2015 年 6月2 日(Wq.20)/MDRスタジオ(シュトットガルト)
【CD 31】 トリオ1790(ハラルド・ヘーレン(フォルテピアノ) マティアス・フィッシャー(Vn)(ピリオド楽器使用)
【CD 32】ルトガー・レミー(チェンバロ&指揮)、レザミ・ド・フィリッペ
【CD 33】[ルトガー・レミー(チェンバロ&指揮)、レザミ・ド・フィリッペ
【CD 34】フローリアン・ビルザク(Cemb) カメラータ・ザルツブルク、サー・ロジャー・ノリントン(指) 録音:2004年12月20日/ダルムシュタット、市教会(ライヴ)
【CD 35】シュトゥットガルト室内O、ヴォルフラム・クリスト(指) 録音:2013年2月5-7日/シュトゥットガルト、リーダーハレ
【CD 36】ルトガー・レミー(チェンバロ&指揮)、レザミ・ド・フィリッペ
【CD 37】ザルツブルク室内PO、ユンK.・リー(指)
【CD 38】ユリアン・ステッケル(Vc)、シュトゥットガルト室内O、スザン ネ・フォン・グートツァイト((指)ヴァイオリン) 録音:2015年5月19-21日/ゲッピンゲン市立劇場
【CD 39】ヨージェフ・キシュ(Ob)、フェレンツ・エルケル室内O
【CD 40】パトリック・ガロワ(フル ート) トロント・カメラータ、ケヴィン・マロン(指)
【CD 41】フィアッテイ ・ コン ・ タスト
【CD 43】 ドロテア・ゼール(フラウト=トラヴェルソ) クリストフ・ハンマー(ハンマーフリューゲル) 録音:2015年2月9-12日/チロル
【CD 44】 ドロテア・ゼール(フラウト=トラヴェルソ) クリストフ・ハンマー(ハンマーフリューゲル) 録音:2015年2月9-12日/チロル
【CD 45】[ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集] ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ハ長調Wq.136/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソ ナタ ニ長調Wq.137/トリオ・ソナタ ト短調Wq.88 ドミトリー・コウゾフ(Vc) ピーター・ロウル(チェンバロ;Wq.136&Wq.137)(P:Wq.88)
【CD 46】 レザミ・ド・フィリッペ、ヒムリシェ・カントライ、ルトガー・レミー(指)
【CD 47】 レザミ・ド・フィリッペ、ヒムリシェ・カントライ、ルトガー・レミー(指)
【CD 48】 レザミ・ド・フィリッペ、ヒムリシェ・カントライ、ルトガー・レミー(指)
【CD 49】 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・ カントライ、ヘルムート・リリング(指)、アーリーン・オジェー(S)、 ヘレン・ワッツ(A)、クルト・エクヴィリス(T)、ヴォルフガング・ シェーネ(Bs) 録音:1976年9月/シュトゥットガルト
【CD 50】フリードマン・ヨハネス・ヴィーラント(Org)
【CD 51】ステファノ・バリアーノ(リコーダー)、コレギウム・プロ・ムジカ
【CD 52】フェデリコ・グリエルモ(Vn) ロベルト・ロレジャン(Cemb)
【CD 53】ルカ・スカンダーリ(Org) 録音:2013年11月/聖マリア・アスンタ教区教会
【CD 54】ルカ・スカンダーリ(Org) 録音:2013年11月/聖マリア・アスンタ教区教会
【CD 55】ベンヤミン・アップル(Br)、ベルリン・バロック・ゾリステン、ライ ンハルト・ゲーベル(指) 録音:2019年12月9-13日/イエス・キリスト教会(ベルリン) Herrn Professor Gellerts Geistliche Oden und Lieder Trost der Erlosung ( ピアノ・ソロ ) /Am neuen Jahr Er ruft der Sonn und schafft den Mond/Buslied An dir allein, an dir hab ich gesundigt /Morgengesang (P・ソロ) /Der Weg des Frommen Wer Gottes Wege geht/Trost eines schwermutigen Christen Du klagst, o Christ /Der Schutz der Kirche Wenn Christus seine Kirche schutzt/Das Gluck eines guten Gewissens Besitz ich nur…/Vom Worte Gottes Gott ist mein Hort!/Die Liebe des Nachsten So jemand spricht:Ich liebe Gott!/Die Liebe der Feinde Nie will ich dem zu schaden suchen /Geduld (P・ソロ) /Die Ehre Gottes aus der Natur Die Himmel ruhmen…/Abendlied Fur alle Gute sei gepriesen/Prufung am Abend Der Tag ist wieder hin ドロテー・ミールズ(S)、ルドガー・レイミー(P)
【CD 56】ドロテー・ミールズ(S)、ルドガー・レイミー(P)
【CD 57】 リンデ・ブルンマイア =トゥッツ(Fl)、イリア・コロル(Va)、 ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ) 録音:2013年12月/クレムスエック城、楽器美術館(オーストリア)
レ ザ ミ・ド・フィリッ ペ
【CD 58】 レ ザ ミ・ド・フィリッ ペ
【CD 59】ミヒャエル・リシェ(P&指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン 録音:2019年10月1-5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
【CD 60】ミヒャエル・リシェ(P&指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン 録音:2017 年 6月20&21日、2017 年 7月11&12日*/イエス・キリスト 教会(ベルリン)
大ベストセラーのバッハ大全集(HC-15041)でも有名な独ヘンスラー・レーベル。カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ の作品も長きに渡り録音してきました。当ボックスは2018年にリリースされた主要作品集54枚組(HC-16000)に新たに6枚追加された60枚組の 「C.P.E.バッハ・エディション〜シンフォニア、協奏曲、ソナタ、室内楽曲(完全版)」です!
エマヌエルは父ヨハン・セバスティアン・バッハとその最初の妻マリア・バルバラとの間に生まれて成人した2 番目の息子。バッハ一族のうち最も有名 で多作の音楽家であるとともに、ベルリンとハンブルクで極めて有力な地位を占め、クラヴィーア奏者および理論家として尊敬され、北ドイツ「多感様式」 の代表者と言われております。エマヌエルの代表作品は鍵盤独奏曲で長い経歴のなかでも中心を占め、エマヌエルの独特のスタイルである突然の遠隔転調、 筆記体を思わせる流動的な表現からの意外な離脱、感情のこもった話し言葉の抑揚に似た旋律の形、厳密な強弱法の指示など、随所に現れるこれらの鍵 盤独奏作品は似て非なる個性を示しております。
当セットの主な録音としてはC.P.E. バッハの生誕300 周年を記念してリリースされたアナ=マリヤ・マルコヴィナによる鍵盤独奏作品を全曲収録。マル コヴィナはこの録音のために10 年間もの間、C.P.E. バッハの作品を研究しこの偉業を達成しました。世界初録音の作品も数多く含まれており、内容・ 演奏ともに充実したピアノによる演奏として話題となりました。新装丁の当ボックスには世界初録音となったカンタータ「われはわが身分に満ち足れり」や ミヒャエル・リシェ、ベルリン・バロック・ゾリステンによるピアノ協奏曲4篇が加わり、一層充実した内容をお楽しみいただけます! (Ki)

MIRARE
MIR-574(1CD)
女性視線
ルイーズ・ファランク:「ノルマ」のカヴァティーナによる変奏曲Op.14の1
エレーヌ・ド・モンジュルー:ソナタ ヘ短調Op.5〜フィナーレ
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア:チェンバロ・ソナタ ト短調Op.2の1
エイミー・ビーチ:舞う木の葉Op.102の2/スコットランドの伝説Op.54の1
アガーテ・バッケル=グロンダール:小品Op.19の2
クララ・シューマン:ロマンスOp.21の1
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:さすらいの歌Op.8の4
エセル・スマイス:自作主題(とてつもなく陰気な)による変奏曲
メル・ボニ:伝説の女たち〜メリザンド
ジャンヌ・バルビヨン:プロヴァンス(1.海辺。夕暮れ 2.太陽祭)
リリー・ブーランジェ:古い庭園
ヘンリエッテ・ボスマンス:6つの前奏曲
ジュルメーヌ・タイユフェール:即興曲
セシル・シャミナード:トッカータOp.39
マリア・エステル・パルク:ソナタOp.4の1〜メヌエット
エミーリエ・ツムシュテーク:ポロネーズ第3番
クララ・ゴットシャルク=ピーターソン:スタッカート・ポルカ
マリー=カトリーヌ・ジロー(P)

録音:2020年12月21-23日/エコール・ノルマル・サル・コルトー
フォルジュルネ音楽祭でもおなじみのマリー・カトリーヌ・ジロー。ケフェレックとならび現代のフランス・ピアノ界を背負って立つベテラン女性ピアニストです。 繊細で薫り高い演奏が特徴で、フレンチ・ピアニズムの極意を味わせくれます。
彼女は珍しいレパートリーの録音にも熱心で、それも極上の演奏で披露してくれるのもこともあいまって貴重な宝となっています。今回は女性作曲家のピアノ曲 を集めたアルバムで興味をそそられますが、選曲は凝っていてさすがジロー。作曲家をあえて初期ロマン派から後期ロマン派にしぼり、国は南北ヨーロッパからアメ リカに及びます。
シューマン(妻)、メンデルスゾーン(姉)、ゴットシャルク(妹)のような有名作曲家の親族から、ビーチ、スマイス、シャミナード、タイユフェールら作曲家として も評価されている人々、パリ音楽院ピアノ科最初の女性教授となったエレーヌ・ド・モンジュルーまで多彩な音楽を楽しむことができます。
マリー・カトリーヌ・ジローは1984年以来女性作曲家の作品を積極的に披露してきましたが、今回の17人の作はその中から厳選したもの。ジローによれば、 女性が作曲家として生きるのに最も難しかった時代の産物とのことです。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-117(1CD)
無伴奏ヴァイオリン作品集
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz117(1944)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
ハンスハインツ・シュネーベルガー(1926-2019):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ(1942) ※世界初録音
ドミトリー・スミルノフ(Vn)

録音:2021年2月8日〜10日/イタリア、トスカーナ
ソリストとしてマリインスキー劇場OやモスクワPOなどと共演し活躍するヴァイオリニスト、ドミトリー・スミルノフによるFirst Hand Recordsデビュー・アルバム。全編無伴奏で構成され、バロックの巨匠バッハ、20世紀の大家バルトークに加え、2019年に亡くなったスイスのヴァイオ リニスト、ハンスハインツ・シュネーベルガーの新発見作品を世界初収録しています。
シュネーベルガーは1926年ベルン生まれ。北ドイツ放送響のコンマスを務め、フランク・マルタンやバルトーク(1番)のヴァイオリン協奏曲を初演した人物で もあります。ここに収録された無伴奏ソナタはバルトークのソナタより2年前に書かれたもので、当時16歳の若書きですが、既にヴァイオリニストならではの演奏 効果の高いヴィルトゥオジティが満載で充実した作品になっているのが驚きです。
バルトークとシュネーベルガーは2018-19年Philipp Bonhoeffer製のモダン・ヴァイオリンと弓を、バッハでは1795年Johann Schonfelder製のヴァ イオリン(弓は2018年製、18世紀初頭のコピー)を使用して演奏しています。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72811(1CD)
再発見 〜バガテルと小品集
ゲルハルト・ハム(1835-1904):6つのリート形式のピアノ小品『発見』 Op.18より 第1〜3番、バガテル集 Op.12より 第3番カプリッチョ
カレル・ハム(1876-1937):『子供のためのスケッチ』より Een Regendag
ゲルハルト・ハム:バガテル集 Op.12より 第2番スケルツォ、6つのリート形式のピアノ小品『発見』 Op.18より 第4番
カレル・ハム:ロマンス
ゲルハルト・ハム:バガテル集 Op.12より 第1・4番
ゲルハルト・ハム:6つのリート形式のピアノ小品『発見』 Op.18より 第5〜6番
カレル・ハム:『子供のためのスケッチ』より Angelus /Jong Leren!
ゲルハルト・ハム:バガテル集 Op.12より 第5番
カレル・ハム:『子供のためのスケッチ』より 't Schemeruurtje
ゲルハルト・ハム:ピアノのための性格的小品 Op.15より Etude
カミエル・ブームスマ(P)

録音:2021年3月23・24日/ベルギー、モーターミュージック・スタジオ
シューマンの音世界を彷彿とさせる後期ロマン派の知られざる名品を世界初録音。ドイツ系オランダ人作曲家ゲルハルト・ハムによる、詩的で内省的でロマン ティックな小品集です。息子のカレル・ハムの楽曲も収録しています。
ピアニストのブームスマがこの作曲家を知ったのは自身のリサイタルの後に子孫カール・ハム氏から直接楽譜をもらったときで、持ち帰って弾いてみるとその繊 細な美しさに大層驚いたそう。そのときの感動がそのまま伝わってくるような、丁寧で美しい演奏が収められています。 (Ki)

東武レコーディングズ
TBRCD-0110(2CD)
税込定価
ブルックナー:交響曲第4番(1874 年第一稿) (ウィリアム・キャラガンによる2台ピアノ編曲版)
交響曲第8番(ヨゼフ・シャルクによる4 手ピアノ版/ウィリアム・キャラガンによる2台ピアノ編曲版)*
ウィリアム・キャラガン&クロフォード・ホヴィ(P)

録音:(1)2011年4月13日ハートフォード・カレッジ・チャペル、ロンドン
2009年4月18日オックスフォード大学、ロンドン*
またも怪作が登場。今度はブルックナー研究の第一人者(交響曲第9番のフィ ナーレの校訂などでも有名)である、ウィリアム・キャラガン博士(1937〜)が 2 台 ピアノのために編曲した交響曲集。しかも自らピアノを弾いているという注目盤の 登場です。もう一台のピアノを担当するのはキャラガンの盟友でもあるクロフォー ド・ホヴィ(1942〜)。スコットランド生まれのブルックナー学者で、ブルックナーの 伝記の最新版を現しております。https://www.oxfordlieder.co.uk/artist/12 第 4 番は嬉しいことに 1874 年の第一稿です。一般的に知られる“第 2 稿”とは 違う曲と言っても過言ではない程で、近年は評価も高まりファンも増えておりま す。ブルックナーの幽玄さはピアノ版という骨格の状態でも良く理解できます。 第8 番はヨゼフ・シャルクによるピアノ連弾版をさらにキャラガンが2 台ピアノ版に 編曲したと言う凝ったものです。ヨゼフ・シャルクは中間の二楽章を入れ替えてい たそうで、これに従って演奏されておりますことをご了承ください。即ち、第二楽 章がアダージョ、第三楽章がスケルツォとなります。 どういう訳か第8 番の録音が残念なことに落ちる(*オリジナル録音に起因する) ためにあくまでボーナス盤という扱いで1 枚価格の特価でご提供します。

Pentatone
PTC-5186870(1CD)
「巡礼」
(1)ファリャ:粉屋の踊り〜『三角帽子』より
(2)ホセ:悲しみのパヴァーヌ〜ギター・ソナタより第3楽章
(3)モンポウ:歌と踊り第10番(モンポウ自身によるギター編)
(4)サティ:ジムノペディ第1番
(5)サティ:グノシエンヌ第1番
(6)サティ:グノシエンヌ第3番
(7)モンポウ:歌と踊り第6番
(8)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
(9)ファリャ:クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌
(10)モンポウ:コンポステラ組曲
(11)プーランク:サラバンド
ショーン・シベ(G/マイケル・ジー2020年製作)

ン録音:2020年8月&11月/クライトン・カレッジ教会、ミドロシアン(スコットランド)
幅広いレパートリーを誇る天才ギタリスト、ショーン・シベがPENTATONEレーベル初登場。「巡礼」と題されたアルバムをリリースいたします!イギリス人と日 本人の両親のもと、1992年に生まれたシベはスコットランド王立音楽院で学び、その後イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事。その後の活躍は目覚ましく2017 年のロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞で「ヤング・アーティスト賞」を受賞しています。
新型コロナウィルス感染拡大により、生活が一変してしまった2020年。シベもまた様々な思いを持ちながら自問自答の日々が続きました。その状況下で“今” だからこそ聴衆に届けたいと思いから当アルバムを制作することを決意。その内容はファリャ、ホセ、モンポウ、サティ、ラヴェル、プーランクというスペインとフラ ンスの作品を組み合わせており、シベにとって“孤独”の時間に深い慰めを与えてくれた作品で構成しております。
ここに収録したスペイン人作曲家といえば、情熱的かつもの悲しさを兼ね備えた魅惑的な作品を数多く残しておりますが、シベはこのパンデミックという厳しい時 代においても、悲しいノスタルジアではなく、未来への希望や喜びを表現したいという思いで演奏しました。卓越した技術と感性豊かな演奏は聴き手に安らぎを与 えてくれます。 (Ki)


BIS
BIS-2613(9CD)
アルベニス:ピアノ作品全集
■CD 1(77'23)(BIS-929)
イベリア第1集
12の性格的小品集Op.92
マジョルカ島(舟歌)Op.202
■CD 2(74'40)(BIS-1043)
イベリア第2集
白鍵上の長調による7つの練習曲Op.65
ラ・ベガ(1897年2月版)
アマリア(サロン風マズルカ) Op.95
リコルダッティ(サロン風マズルカ) Op.96
スペイン(思い出) 
■CD 3(63'08)(BIS-1143)
イベリア第3集
グラナダのサンブラ(東洋舞曲)
小さな手のための非常に易しいパヴァーヌOp.83
スペイン(6つのアルバム)Op.165
舟歌Op.23
キューバ狂詩曲Op.66(P独奏版)
アングスチア(無言歌)
■CD 4(71'03)(BIS-1243)
イベリア第4集 Torres 105
6つの小ワルツ T.47
ピアノ・ソナタ第3番T.69
古風な組曲第1番T.62
アラブのセレナード T.60
■CD 5(70'05)(BIS-1443)
スペイン組曲 T.61
ピアノ・ソナタ第4番T.75
古風な組曲第2番T.66
ソルチーコ T.84
パバーナ・カプリッチョ T.48
■CD 6(75'43)(BIS-1743)
スペイン狂詩曲(作曲者自身のオリジナル・オーケストラ版)【世界初録音】*
ナバーラ(ピラール・バヨーナ補筆完成版)【世界初録音】
ピアノ・ソナタ第5番
古典組曲第3番
アスレホス(グラナドス補筆完成版)
ピアノ協奏曲第1番「幻想協奏曲」*
■CD 7(71'09)(BIS-1953)
スペインの歌Op.2322 T.101
6つのサロン風マズルカ T.68
演奏会用練習曲「願い」 T.53
ワルツ「秋」 T.96
軍隊行進曲 T.45
即興演奏T.115B(1903)
イヴォンヌの訪問! T.104
■CD 8(67'07)(BIS-1973)
スペイン組曲第2集 T.90
6つのスペイン舞曲 T.78
即興練習曲 T.50
四季 T.100
サロン風マズルカ T.81
思い出(マズルカ) T.80
即興曲 T.115C
秋(サロン風ワルツ)T.83
子守歌 T.114 bis
■CD 9(69'06)(BIS-2173)
旅の思い出 T.72
メヌエット第3番変イ長調 T.74
夢 T.99
スケルツォ T.57
タンゴ T.94B
マズルカ「比類なき歌姫」T.63
メヌエット T.73
メヌエット T.89A
即興曲 T.115A
ポルカ「バルビナ・バルベルデ」T.64
ミゲル・バセルガ(P/Steinway D)
リュー・ジア(指)テネリフェSO*

録音:CD 1:1998年2月ダンデリード・ギムナジウム(スウェーデン)
CD 2:1999年7月、
CD 3:2000年12月6-8日、
CD 4:2002年5月、CD 5:2004年4月、
CD 6:2007年12月、CD 7:2010年12月、
CD 8:2013年3月、CD 9:2015年4月サラゴサ会議宮(スペイン)
CD 6*:2009年7月サンタ・クルース・デ・テネリフェ(スペイン)
スペインのピアノ作品の演奏と研究をライフワークとしているルクセンブルク出身のミゲル・バセルガ。バセルガといえばファリャの没後50周 年を記念して1996年にピアノ作品全曲録音(BIS-773)したことで注目されました。その後、1998年から2015年にかけて録音したのがアルベニスのピアノ 曲全集。全9枚がついにお買い得なボックスで登場します!
ロマン後期を代表するスペイン民族音楽の作曲家、ピアニストのアルベニスの作風はスペインの民族音楽の色彩豊かな旋律と強い踊りのリズム を基礎にしたもので、スペイン的な情熱にあふれております。
じっくりと時間をかけ取り組んだこの全集では、どの作品でもスペインの陽光のごとくきらきらと輝くような美しい演奏を披露。超絶技巧を要する作品も多く、リ ズムの良さと独特の語り口が求められるアルベニスの作品を見事に演奏しております。バセルガでなければ表現できないアルベニスの世界がひろがります! ※当ボックスでは分売時全9冊のブックレットがそのまま入っている形で、ディスクとともにクラムシェル・ボックスに収められております。 (Ki)

ALBANY
TROY-1860(1CD)
ビールマイヤー:アンビエント・ワークス(環境作品集)
もう一つのパイロットの着陸誘導
後方散乱/暗室聖域
ラルゴ,モンテゴ/マニュメド
聖マルティヌスの夏/時間がない
ダグ・ビールマイヤー(コンピューター)
米国のコンピューター音楽家、ダグ・ビールマイヤーによるコンピューター環境音楽集。環境 音楽というもの自体が1970、80 年代の流行のようになってしまっているが、それを21 世紀的に 刷新したようなもの。40 年ほど前にそうした曲に夢中になった世代には受け入れやすく、知らな い世代には新鮮に聞こえるでしょう。いずれも2005 年以降の製作。

Anima Records
ANM-201201
(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869 ジェロ ーム・グランジョン(P)

録音:2018年
ANM-180200001(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV 870 -893
フランス名ピアニスト,ジェローム・グランジョンによるバッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻と第2巻が同時発売されます。 ジェローム・グランジョンは若くして国立パリ高等音楽院ピアノ科、室内楽科を一等で卒業し、チッタ・ディ・セニガリア国際ピアノコンクール入賞。文学と音楽を融 合させたコンサートを開催、教育者とし世界各地でワークショップを行うなど多岐に渡る活動を展開。パリ地方音楽院ピアノ科教授、リヨン国立高等音楽院ピアノ科 教授として後進の指導にあたっています。 今回録音したのは、クラシックの最高傑作のひとつとみなされ、音楽の旧約聖書ともよばれているバッハの『平均律クラヴィーア曲集』。グランジョンの繊細な タッチにより生み出される音世界は美しく、さらに立体的な構築性、見事な集中力は必聴です。 (Ki)

Anima Records
ANM-190501(1CD)
内なる声〜シューマン:ピアノ作品集
シューマン:クライスレリアーナOp.16、
 4つのフーガより 第3番Op.72-3
 3つのロマンスより 第2番Op.28 嬰ヘ長調
フモレスケ Op.20 変ロ長調
クララ・シューマン:クンデによる6つの歌より 第3曲 ひそやかな語らい Op. 23-3*
ジェローム・グランジョン(P)
マルゴー・ピゲ(S)*

録音:2018年5月2-4日、パリ
フランス名ピアニスト,ジェローム・グランジョンによるシューマンのピアノ作品集。シューマンの詩情とピアニズムが見事に融合した傑作「クライスレリアーナ」に 加え、妻クララ作曲の歌曲「クンデによる6つの歌」より 「第3曲 ひそやかな語らいも」マルゴー・ピゲの歌唱により収録。高度なテクニック、作品への深い洞察 力をもってシューマンの内なる声を引き出す珠玉の演奏と言えるでしょう。 (Ki)

BRAVO RECORDS
BRAVO-10002(1CD)
日本語帯・解説付
税込定価
「1122」〜ニコライ・カプースチン:4手のためのピアノ作品集
スリー・フォー・トゥー〜2台ピアノのための3部作 Op.145*
連弾のためのカプリッチョ Op.146 *
ディジー・ガレスピーの”マンテカ”によるパラフレーズ Op.129
2つの楽章からなる協奏曲(P連弾版) Op.30
シンフォニエッタ Op.49
piaNA=ピアーナ(西本夏生、佐久間あすか)

録音:2020年10月2日、12月4日/五反田文化センター 音楽ホール
*=世界初録音
ニコライ・カプースチン(1937-2020)は、ウクライナに生まれの作曲家でピアニスト。モスクワ音楽院在学中にラジオで聴いたアメリカのジャズ音楽に興味を 持ち、クラシック音楽を土台にしつつ、ジャズの要素を取り入れた独自のサウンドを追究し始めました。のちに多くのピアニストが彼の作品を演奏するようになり、 その名は一躍世界にとどろくようになりました。
カプースチンの作品をライブなどで取り上げてきたピアノ・デュオ piaNAは、カプースチンと親交を深める中で、作曲家本人から2つの作品を献呈されるという 栄誉に輝きました。惜しくも、カプースチンは昨年世を去りましたが、献呈作品の世界初録音を含む4手ピアノの作品集が、piaNAの演奏で、ついに完成しました。
西本夏生はスペインに留学し、当地で本格的にクラシック音楽を学びました。古典から現代まで、幅広いレパートリーを持ち、コンクールでの入賞経験も多く、近 年はスペインの作曲家、パスカル・ヒメノの作品集をリリースしています。一方の佐久間あすかも子供時代からヨーロッパや日本で数々のコンクールを踏破したあ と、一旦はジャズやポップスの道に進みましたが、それらの経験を活かし、再びクラシックの世界に戻ってきた俊英ピアニスト。まさに、カプースチンの演奏にはうっ てつけのデュオと言えます。 録音はコロナ禍の中、2020年の10月と12月に慎重な感染対策を施した上で行われ、音の名匠・深田晃氏による透明感あふれる素晴らしい音響に圧倒され ます。 (Ki)

VMS
VMS-199(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲集
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008、
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009、
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
フローリアン・ベルナー(Vc)

録音:2020年9月21日−29日、サン・ロレンツォ教会(カスタニェート・カルドゥッチ、イタリア)
ベルナーは1973年ウィーンの出身。ウィーン音楽大学で アンジェリカ・メイとアルバン・ベルクSQに師 事したのち、イタリアでは世界的名手、マリオ・ブルネロ にも学びました。 1993年にフーゴ・ヴォルフSQを結成すると、同 世代のSQの中でも最もエキサイティングな存在 として国際的名声を高め、現在も世界を股に掛け活躍して います。 個人としては2007年から2013年まで、クラウディオ・アバ ドとダニエル・ハーディング指揮のマーラー室内O に定期的に客演し、2007/08年にはニーダーエスタライヒ Oのゲスト・ソロ・チェリストを務めました。 ウィーン楽友協会のムジークフェラインザールで行われた 「モーツァルト・イヤー」にソリストとして出演したほか 、ブレゲンツ音楽祭へのゲスト出演、テレビ東京でベート ーヴェンのチェロ・ソナタのドキュメンタリーを制作する など、多方面で活動を行っています。 2016年からはムジークフェラインのアルバン・ベルク・ア ンサンブルの一員となり、ますますその名声を高めており 、アメリカの様々な大学の教壇にも立っています。
今回ベルナーが満を持して世に送り出すチェリストにと っての聖典ともいうべき不朽の名作、バッハの無伴奏チェ ロ組曲。ベルナーはニコロ・ガリアーノ1819年作の名器の 深い音色を存分に引き出し、大きなスケールで情感たっぷ りに歌い上げています。 数多の名盤ひしめくバッハの傑作に、一聴に値する新たな 定番の登場です。

Pro Piano
PPR-224540(2CD)
アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889):ピアノ作品集
12の演奏会用性格的練習曲 Op.2、
ゴンドラ Op.13-2(世界初録音)、
春の歌 Op.15(世界初録音)、
トッカティーナ Op.25、愛の詩 Op.3、
狂詩曲 Op.4-1(世界初録音)、
12のサロン風練習曲 Op.5、
2つの夜想曲 Op.6
エスター・ブディアルジョ(P)

録音:2003年3月9日-10日、ニューヨーク(アメリカ)
※使用楽器:Kawai EX 2316001
バイエルン王国に生まれたヘンゼルトは、作曲家兼ピアニストとして活動し、のちにサンクトペテルブルクに移住した際には、教育者としても活動していました。ショパンを得意としていたヘンゼルトは数々の練習曲を書いています。 インドネシアのピアニスト、エスター・ブディアルジョはThe Boston Globeで「彼女のタッチの繊細さと多様性、そして指の洗練された巧妙さと音楽精神に驚く」と評されま