湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Solo Musica
SM-395(1CD)
NX-B03
バッハ:コラール前奏曲集
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659
いと高きところの神にのみ栄光あれBWV 664b
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV 544
永遠の父なる神よ BWV 669
すべての世の慰めなるキリストよ BWV 670
聖霊なる神よ BWV 671
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
汝の御座の前に、われ進み出で BWV 668
橋野沙綾(Org)

録音:2020年12月26-30日Saint-Germain Church in Geneva(スイス)
コンサートピアニスト、オルガニスト、チェンバロ奏者として、多様なレパートリーを持つ橋野沙綾がバッハのオル ガン作品を演奏した1枚。「さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集」からのコラール前奏曲をはじめとし た名作が選ばれています。この録音はドイツのオルガン製作者ルーカス・フィッシャーが製作した18ストップを持つオ ルガンを使用、柔らかい音色が特徴です。橋野沙綾は札幌出身、東京藝術大学で学びジュネーヴ音楽院で 更なる研鑽を積んだ鍵盤奏者。現在ジュネーヴのサン=ジェルマン教会のオルガニストを務める他、スイス・ロマン ドO、ジュネーヴ室内Oなど名だたるオーケストラと共演、またトランペット奏者の神代修とアルバ ム「gentle stream」を発表するなど、幅広い活動を行っています。

Willowhayne Records
WHR-073(2CD)
NX-C08
バッハ&シーボーン:トッカータとファ
ンタジア

【DISC 1】
バッハ:トッカータ 嬰ヘ短調 BWV 910
ピーター・シーボーン(1960-):トッカータ 第1番
 ファンタジア・ラクリマ(涙のファンタジア)
バッハ:トッカータ ハ短調 BWV 911
シーボーン:トッカータ 第2番
 ファンタジア・トラジカ(悲劇的なファンタジア)
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912
シーボーン:トッカータ 第3番
 ファンタジア・テネブローサ(闇のファンタジア)
バッハ:トッカータ ニ短調 BWV 913
C.P.E.バッハ:ファンタジア 変ホ長調 H. 348
シーボーン:トッカータ 第4番
 ファンタジア・メディタティヴァ(瞑想的なファンタジア)
バッハ:トッカータ ホ短調 BWV 914
シーボーン:トッカータ 第5番
 ファンタジア・マリンコニア(憂鬱なファンタジア)
バッハ:トッカータ ト短調 BWV 915
シーボーン:トッカータ 第6番
 サラバンド風のアリアと変奏
バッハ:トッカータ ト長調 BWV 916
コンスタンチン・リフシッツ(P)

録音:2021年10月21日-24日スタインウェイ・レコーディング、フルベック、リンカンシャー (UK)
ウクライナ第2の都市ハリキウ(ハリコフ)に生まれたリフシッツ。バッハは当初から重要なレパートリーの一つで、1994年に録音したゴルトベルク 変奏曲は大きなセンセーションを巻き起こしました。これまでにフーガの技法や音楽の捧げもの、ピアノ協奏曲全集などをOrfeoに録音してき たリフシッツの最新作は、2022年5月の東京公演でもとりあげるバッハのトッカータに、イギリスの作曲家ピーター・シーボーンの作品を組み合 わせたもの。リフシッツはこのプログラムで、千変万化する音のテクスチャーとテンポによってピアノ演奏における技巧の魅力と心の深くに訴える 力の両方を伝えることを狙ったそうです。 1曲だけ収録されたC.P.E.バッハのファンタジアもリフシッツの本領が遺憾なく発揮され、大胆かつダイナミックな楽想の変化を聞かせます。

ATMA
ACD2-2843(1CD)
寓話
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調(ルシアン・ガルバン編ピアノ独奏版/フィリップ・チウ校訂)
バーバラ・アシギナーク(1966-):多彩なる虫たち(2021)[フィリップ・チウ委嘱作品]
ラヴェル:マ・メール・ロワ(ジャック・シャルロ編ピアノ独奏版/フィリップ・チウ校訂)
フィリップ・チウ(P)

録音:2021年22‐24日/ケベック、ドメーヌ・フォルジェ、コンサートホール
カナダのピアニスト、フィリップ・チウによるアルバム。ラヴェル作品のピアノ編曲が2曲と、カナダの先住民アニシナアベの作曲家バーバラ・アシギナークの作品 を収録。『マ・メール・ロワ』は1910年出版のジャック・シャルロ編曲版、弦楽四重奏曲は1921年出版のルシアン・ガルバン編曲版をもとに演奏しています。 またアシギナークの音楽は先住民の歴史の伝統を表現するもの。 (Ki)

OEHMS
OC-480(1CD)
NX-B03

NYCX-10323(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ブルックナー:夕べの魔力 WAB57(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
フィリップ・マインツ(1969-):コラール前奏曲第46番「Morgenglanz der Ewigkeit」
- 独奏オルガンのための(2022)- ブルックナー・フェンスター
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 WAB104(1878/80年 第2稿)
-トーマス・シュメークナーにとるオルガン編
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)

録音:2022年4月18日-22日
※国内仕様盤には国際ブルックナー協会会員、石原勇太郎氏の日本語解説が付属します。
2024年のブルックナー生誕200周年に向けて進められているオルガン版ブルックナー交響曲全集の第5弾です。このシリーズは指揮者のクリスティアン・ティーレ マンが後援しています。 第4番「ロマンティック」を編曲したのは、1964年生まれのトーマス・シュメークナー。彼はウィーン国立音楽大学でオルガンを学び、各地で教鞭をとりながら、聖 アン教会のオルガニストを務めており、ここではオーケストラでの演奏回数も多い1878/80年(第2稿)に基づいています。人気曲だけに仕上がりが期待されま す。 このシリーズでは「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称して、ブルックナーの 音楽にインスピレーションを得た新作も並録しています。ここではVol.0にも登場したドイ ツの作曲家フィリップ・マインツによる「Morgenglanz der Ewigkeit 永遠の朝焼け」 を収録。冒頭のチェレスタを思わせる音色に導かれ、ブルックナーの断片がところどころに 現れる夢幻的な作品で、最後には美しく荘厳なコラールが奏され曲を閉じます。 冒頭におかれた「夕べの魔力」はブルックナーの合唱曲で、演奏者であるハンスイェルク・ アルブレヒトによる編曲。こちらも人の声を見事にオルガンに移し替えられています。 毎回異なるオルガンが使われているのもこのシリーズの魅力の一つ。今回使われた ウィーン・コンツェルトハウスのオルガンは、5段鍵盤と116のストップを備えるヨーロッパ最 大級のコンサート・オルガンです。教会とはまた違ったクリアな響きが特徴です。
OEHMS
OC-498(2CD)
NX-B07
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番-第6番 BWV 1007-1012 ダーヴィト・シュトロンベルク(Vc&チェロ・ピッコロ)

録音:2019年9月2-3日、2020年1月20-21日、 2021年1月23日
ハンブルク音楽演劇大学で学んだ後、ストックホルム音楽院で更なる研鑽を積んだチェリスト、ダーヴィト・ シュトロンベルクが弾くバッハの無伴奏チェロ組曲。 この演奏で彼は、バロック・チェロとチェロ・ピッコロを用い、ガット弦特有の発音と音色を生かした表現に挑戦 しています。全体的にゆったりめのテンポをとりながら、前奏曲での足取りは軽やかで、緩やかな楽章では細 かいニュアンスを丁寧に表現。時に即興的なフレージングが聞かれるのは、古楽と現代音楽の双方に魅了さ れているというシュトロンベルクならではの持ち味でしょう。 (Ki)
OEHMS
OC-495(1CD)
NX-B03
ショパン名曲集
練習曲 ホ長調 「別れの曲」 Op. 10-3
練習曲 嬰ハ短調 Op. 10-4
練習曲 ハ短調 「革命」 Op. 10-12
練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66
スケルツォ第2番変ロ短調 Op. 31
夜想曲 嬰ハ短調 遺作
夜想曲第8番変ニ長調 Op. 27-2
夜想曲第13番ハ短調 Op. 48-1
ポロネーズ 第6番変イ長調「英雄」 Op. 53
ワルツ第7番嬰ハ短調 Op. 64-2
ワルツ第10番ロ短調 Op. 69-2
サチコ・フルハタ=ケルスティング(P)

録音:2022年1月27-28日
横浜に生まれドイツを拠点に国際的な活躍を繰り広げているピアニスト、サチコ・フルハタ(古畑祥子)=ケル スティング。ベルリン、ハンブルク、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドンなどでの演奏会は大きな成功を収め ており、日本でも定期的に演奏しています。OEHMSへの3枚目のアルバムは、彼女が愛するショパンの作 品集。Soulful and Spiritual World of Musicと副題にあるように、心を深く揺さぶるような作品を集 め、その内面的な世界をダイナミックに表現しています。

Da Vinci Classics
C-00555(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(エミリオ・ゲッツィ編曲/2台ギター版) タスカン・ギター・デュオ〔ガブリエレ・ラニーニ&キアーラ・フェスタ)

録音:2021年5月、IRR(リヴァラ、イタリア)
ミラノ音楽院でジャコモ・マンゾーニに作曲を学び、2004年から2010年までパルマ音楽院の院長も務めたイタリアの作曲家、エッセイスト、音楽学者、パブリシストであるエミリオ・ゲッツィ(1955−)が「2台のギター」のために生まれ変わらせた大バッハの不朽の名作「ゴルトベルク変奏曲」!
2本のギターで大バッハの深淵なる世界を奏でるタスカン・ギター・デュオは、ガブリエレ・ラニーニとキアーラ・フェスタがイタリア、ルッカのルイジ・ボッケリーニ音楽院在学中の2014年に結成。
ギター・デュオにとっての最も重要なコンクールの1つであるリヒテンシュタインの「LIGITA国際コンクール」など様々な国際コンクールで優勝、入賞を果たしているギター界のニュースターです。
タスカン・ギター・デュオは2019年にこの2台ギター版「ゴルトベルク変奏曲」に出会って以来、各地でのコンサートで弾き続けており完成度は抜群。

MSR
MS-1732(1CD)
ピアノ・デュオのためのフランス音楽
サン・サーンス:ベートーヴェンの主題に基づく変奏曲Op.35
 死の舞踊Op.40(作曲者編2台ピアノ版)
ドビュッシー:牧神午後への前奏曲(作曲者編2 台ピアノ版)
プーランク:2台ピアノのための協奏曲 ニ短調(作曲者編 2台ピアノ版)
ラヴェル:マ・メール・ロワ
バロン&ナヴァロ・ピアノ・デュオ【マイケル・バロン(P)、プリシラ・ナヴァロ(P)】

録音:2021年8月20-22日 米国 フロリダ州 フォートマイヤーズ
近代フランスの 2台ピアノのための作品を集めた CD。いずれもオリジナルか作曲者自身に よる編曲というのが重要。ドビュッシー自身による 2台ピアノの「牧神午後への前奏曲 」は有名 だが、これはドビュッシーの様々なピアノ曲と並ぶ傑作でしょう。 バロン&ナヴァロ・ピアノ・デュオは 2013年結成の米国のピアノ・デュオ。マイケル・バロンは米 国のベテラン・ピアニスト。プリシラ・ナヴァロはペルーのワヌコの生まれ。バロンの教え子だとい う。2台がよく調和しているのはもちろん、とりわけ生命力のある躍動感に優れており、これは特 にサン=サーンスの2曲で生きています。
MSR
MS-1744(1CD)
「魂の光景2」〜アフリカ(系)の女性作曲家のピアノ曲集
エレノア・アルベルガ(b.1949):ジャマイカの調べ
エマホイ・ツェゲ=マリアム・ゲブルー(b.1923):母の愛
ンケイル・オコイエ(b.1972):アフリカのスケッチ(2曲)
ベティ・ジャクソン・キング(1928-94):季節のスケッチ
ジュリア・ペリー(1924-79):前奏曲
ジョイス・ソロモン・ムーアマン(b.1946):南カロリーナの夏の午後
タニア・レオン(b.1945):儀式
クリスタル・グラント・フォークスタッド(b.1983):私の歩いた川(3曲)
エロリン・ウォレン(b.1958):私はいつもは言わないだろう
メアリー・ルー・ウィリアムズ(1910-81):ナイトライフ(nitelife)
ジュディス・ベイティ(b.1944):問いと答え
シャーリー・トムソン(b.1958):疑わしい(2曲)
マリア・トンプソン・コーリー(b.1966):いたずらな一見〜幼稚園のクラスの物語(4曲)
マリア・トンプソン・コーリー:明快な夢
 この上なく幸福な無知
マリア・トンプソン・コーリー:頑固な無知
フローレンス・プライス(1887-1953):黒人幻想曲
マリア・トンプソン・コーリー(P)

録音:2021年6月17日 米国 ペンシルベニア州 ランカスター
アフリカ人もしくはアフリカ系の女性作曲家のピアノ作品を集めた興味深いCD。地域や時代 も様々で作風もそれぞれではあるものの、いずれの曲も個性的なものばかりで、面白く聞ける。 マリア・トンプソン・コーリーはジャマイカ生まれ、カナダ育ちのピアニスト。彼女は十数年前に Albany から同様のCD を出しており(TROY-857 メーカー品切れ)、これはその第2集となります。

Challenge Classics
CC-72921(1CD)
フォーレ:ピアノ作品集
夜想曲第1番変ホ短調 Op.33-1
舟歌第3番変ト長調 Op.42
主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73
夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74
即興曲第5番嬰へ短調 Op.102
9つの前奏曲 Op.103
舟歌第12番変ホ長調 Op.106bis
夜想曲第13盤 ロ短調 Op.119
3つの無言歌 Op.17〜第3番変イ長調
ハンネス・ミンナール(P)

録音:2016年1月26-28日/オランダ、スキーダム、ウェストヴェスト90

※既発売の【CC-72731】(SACD Hybrid+DVD)は廃盤となります。
瑞々しい夜想曲や舟歌、多様な書法が駆使された「9つの前奏曲」、傑作の誉れ高い「主題と変奏」などを収録。1984年オランダ生まれの俊英ピアニスト、ハ ンネス・ミンナールが奏でるフォーレ作品集です。繊細で流れるような和声進行が特徴的なフォーレの音楽の魅力を余すことなく伝えてくれます。 (Ki)

Passacaille
PAS-1114(2CD)
バッハ:イギリス組曲 BWV806-811 ロレンツォ・ギエルミ(Cemb)
使用楽器:2014年、ヒュッケスヴァーゲン、Detmar Hungelbert製作(1710年頃、ベルリン、Michael Mietke製に基づく)

録音:2021年6月21-23日イタリア、カヴォナ、サン・ミケーレ教会
2021年に発売された素晴らしい『6つのパルティータ』(PAS-1105 / KKC-6365)も記憶に新しいギエルミ、次なるバッハの注目盤『イギリス組曲』が登 場。オルガニスト、チェンバリスト、指揮者として古楽界を牽引する名匠でありバッハ作品の優れた解釈者でもあるロレンツォ・ギエルミによる、眼の醒めるような 名演です。
『イギリス組曲』というタイトルは必ずしもバッハの意図したものではなく、例えば末息子ヨハン・クリスティアン・バッハの所有していた筆写譜に「イギリスのあ る人のために作曲」と書かれている、というようなことが由来となっています。比較的平易な『フランス組曲』と比べると技術的な難易度が上がり、前奏曲と様々 な舞曲からなる伝統的な組曲から、優雅さと高貴さを保ったまま充実した作曲技法が展開されていきます。演奏者にとって腕の見せ所も多い、聴き応えある作品 です。 (Ki)

CLAVES
50-3051(1CD)
女性作曲家の「作品1」
アリシア・テルジアン(1934-):クレオール風舞曲 Op.1
ヒルデ・コッヘル-クライン(1894-1975):小鬼〜9つの小品 Op.1*
セシル・シャミナード(1857-1944):練習曲 変イ長調 Op.1*
マチルド・ベレンドセン・ナタン(1857-1926):ピアノのための練習曲 Op.1*
ルイーズ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):3つの小品 Op.1
クララ・シューマン:4つのポロネーズ Op.1
マリア・パルツェフスカ=マッキーヴィッツ:3つの小品 Op.1-3
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):5つのピアノ小品 Op.1
カトリン・シュミドリン(P)

録音:2021年11月トーンスタジオ・ヴァルデンブルク(スイス)
*=世界初録音
19世紀から現代にいたるまで6カ国8人の女性作曲家、しかもピアノのために書かれた「作品1」を集めた世界初録音を含むユニークな企画。クララ・シュー マンこそ代表格ですが、才能に恵まれるもジェンダーの差別により真っ当な評価を受けてこなかった女性作曲家。それぞれの作曲家が満を持して「作品1」として の産物は、他のどの作品よりも聴いてほしい、演奏されてほしい、評価してほしいという、作曲家としての意気込みを感じるものです。この演奏を聴けば、芸術的 価値を持った素晴らしいものであることがわかります。
チェロのアンナ・フォルトヴァとのデュオでリリースした「「女性の声」〜チェロとピアノのための作品集」(50-3029)も好評を博しているカトリン・シュミドリ ンが全身全霊で演奏しております。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38600(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ダニエル・アウナー(Vn)、
ダクマー・グリュクサム(音楽史家)

録音:2019年2月25日&7月12日&8月29日
オーストリアのヴァイオリニスト、ダニエル・アウナーによるバッハの"聖典"、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全曲。これまでにも多数の録音がある中、今なぜこの録音が生まれたのか。その答えは2020年にウィーンで出版された「Aus der Seele muss man spielen ...(あなたは魂で弾かなくてはならない...)」にあります。チェコ出身で、1987年以降はウィーンで活動する音楽学者ダクマー・グリュクサム(スコルダトゥーラの歴史についての論文で博士号を取得)の研究に基づいて出版されたこの本では、バロック時代の感情理論とその解釈に関して述べています。それらの研究成果を基に奏でられる最初の録音がこの演奏となります。最新の研究成果から生まれる新解釈のバッハをお楽しみください。
ダクマー・グリュクサムによる作品解説を中心とした80ページ超のブックレット(英語、独語)付き。

NIFC
NIFCCD-647648(2CD)
小林愛実〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:CD1〜1. 夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/2. 練習曲第23番イ短調 Op.25-11「木枯らし」/3. スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/4-7. 4つのマズルカ Op.30/8-31. 24の前奏曲 Op.28/CD2〜1. 幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61/2. バラード第2番ヘ長調 Op.38/3-4. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22/5-7. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
小林愛実(P)、
アンドレイ・ボレイコ(指)*、
ワルシャワPO*

録音(ライヴ):CD11-3:2021年10月7日(第一次予選)/CD1 4-31:10月16日(第三次予選)/CD21-4:10月12日(第ニ次予選)/CD2 5-7:10月20日(決勝)/ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:スタインウェイ D, 611479
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。
今回、コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)より、ハイレベルな演奏が次々に披露された今大会の中でも特に聴衆に深い感銘を与え、第4位入賞という快挙を成し遂げた小林愛実の演奏が緊急リリース!
優勝者のブルース・リウ、第2位の反田恭平、アレクサンダー・ガジェヴ、第3位のマルティン・ガルシア・ガルシア、JJ・ジュン・リ・ブイ、エヴァ・ゲヴォルギアン、ハオ・ラオの「17歳トリオ」や、前回大会、前々回大会のファイナリストであるゲオルギス・オソーキンスやシモン・ネーリング、ニコライ・ホジャイノフなど、世界各国から優れたピアニストたちが見事なショパンを聴かせてくれた第18回大会の中で、一際存在感を放った小林愛実。
前回大会(第17回/2015年)のファイナリストでもあった小林愛実は、この数年間での飛躍的な成熟を第一次予選から本選の全てで披露し、ワルシャワの聴衆、動画配信を通じて世界中の視聴者を魅了してくれました。
ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホールで披露された小林愛実の第18回ショパン国際コンクールでの「ショパンの世界」が今、ここに蘇ります!
NIFC
NIFCCD-645646(2CD)
マルティン・ガルシア・ガルシア〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:CD1〜1. 練習曲第16番イ短調 Op.25-4/2. 練習曲第4番嬰ハ短調 Op.10-4/3. 夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/4. バラード第1番ト短調 Op.23/5. ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1/6. バラード第3番変イ長調 Op.47/7. 即興曲第3番変ト長調 Op.51/8. スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/9. ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」/10. 前奏曲第17番変イ長調 Op.28-17/11. 前奏曲第19番変ホ長調 Op.28-19/12. 前奏曲第23番ヘ長調 Op.28-23/CD2 〜 1-4. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/5-7. 3つのマズルカ Op.50/8. 前奏曲嬰ハ短調Op.45/9. ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3/10-12. ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21*
マルティン・ガルシア・ガルシア(P)、
アンドレイ・ボレイコ(指)*、
ワルシャワPO*

録音(ライヴ):CD11-4:2021年10月6日(第一次予選)/CD1 5-9:10月11日(第二次予選)/CD110-12&CD2 1-9:10月15日(第三次予選)/CD210-12:10月19日(決勝)/ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:ファツィオリ
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から、第3位入賞と「コンチェルト賞」に輝いたスペインのマルティン・ガルシア・ガルシアが登場!
個性的な様々なタレントが集結した第18回ショパン・コンクールの中でも、ひときわ強い異彩を放ち、審査員の中で賛否ありながらも圧倒的な魅力で決勝まで勝ち進み、見事上位入賞を果たしたガルシア・ガルシア。厳格なショパン像が求められるとされてきたショパン・コンクールにおいても、自由奔放な解釈、歌うような表現と文字通り歌いながら弾く楽しそうなショパンで全世界のオンライン視聴者の間でも話題を席巻し、審査が進むにつれ審査員の評価も上昇。ファイナルでは選択されることの少ないヘ短調の協奏曲(第2番)を選び、「最優秀コンチェルト演奏賞」の栄誉に輝きました。
1996年スペインのヒホンに生まれ、スペインとニューヨークの音楽院で研鑽を積んだマルティン・ガルシア・ガルシア。2021年8月クリーヴランド国際ピアノ・コンクールで優勝し、2か月後のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞して国際的にも一躍有名に。2022年5月末〜6月にかけて待望の初来日公演も予定しています。
NIFC
NIFCCD-643644(2CD)
反田恭平〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:CD1〜1. 夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/2. 練習曲第1番ハ長調 Op.10-1/3. 練習曲第22番ロ短調 Op.25-10/4. スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/5. ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3/6. ロンド・ア・ラ・マズル ヘ長調 Op.5/7. バラード第2番ヘ長調 Op.38/8-9. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22/3つのマズルカ Op.56/CD2〜1-4. ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/5. ラルゴ 変ホ長調 Op.posth 「神よ、ポーランドをお守りください」/6. ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」/7-9. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
反田恭平(P)、
アンドレイ・ボレイコ(指)*、ワルシャワPO*

録音(ライヴ):CD11-4:2021年10月4日(第一次予選)/CD1 5-9:10月9日(第二次予選)/CD110-12&CD2 1-6:10月14日(第三次予選)/CD27-9:10月18日(決勝)/ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:スタインウェイ D, 611479
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から、アレクサンダー・ガジェヴと同率の第2位を受賞し、1970年の内田光子の受賞に並ぶ歴代日本人最高位に登り詰めた反田恭平のライヴ録音もついにリリース決定!
今回のライヴ盤も、第一次予選からファイナルまでコンクール全体を俯瞰する充実の2枚組。繊細なヴィルトゥオーゾ性を実現した第一次予選のノクターンやエチュード。印象的な速いテンポで魅せた第二次予選のワルツや「華麗なる」様式を輝かせたロンド・ア・ラ・マズル(マズルカ風ロンド)。第三次予選は『葬送ソナタ』と『英雄ポロネーズ』はもちろん、めったに聴くことのない遺作の『ラルゴ(神よ、ポーランドをお守りください)』にも注目です。多彩なリサイタルやオーケストラとの共演の他、自身のオーケストラや会社の設立、若手音楽家のための音楽サロン運営など、極めて精力的な活動を繰り広げる反田恭平がワルシャワで築いた雄姿に刮目あれ!

Danacord
DACOCD-936937
(2CD)
エミール・ハートマン:スカンディナヴィアの民謡
エミール・ハートマン(1836-1898):スカンディナヴィアの民謡 Op.30(Pのための)
[Disc 1]〜山々の間に、アマーの踊り、「こんばんは,私のマーリ!」(アンティフォン)、スプリングダンス、アウネーテ、ポルスカ、ナイチンゲール、ハリング、エドモンとベネディクト、判事の踊り、ノルウェー農民の踊り、初恋、踊りながら、賛歌、ポルスカ、朝早く、夏の日、城の庭の踊り、今晩、「すべて天空のもとに」、炉端で、「こよなく楽しい夏」、ノルウェー民俗舞曲、リール

[Disc 2]〜セーテルに寄せて、シェランの農民の踊り、フィヨルドで、踊りと歌、ポルスカ、使い走りの少年、妖精の丘、ポルスカ、スヴェン・ヴォンヴェズ、ハリングと歌、ダーラナ娘と踊ろう、ハリングとヨルスレルの踊り、小さなカーリン、そして娘は踊りに加わる、夢の中で、踊り、結婚の祝いで、ポルスカ、ローセリル、水舎小屋で、デンマーク農民の踊り、行進曲と民謡、田舎の祝い、水の精のポルスカとメヌエット
カトリーネ・ペネロプ(P、Steinway & Sons Model D)

録音:2021年9月〜11月、コペンハーゲン
デンマーク後期ロマンティシズムの作曲家エミール・ハートマン(1836-1898)は、『仲のいい家族 -父と子の作曲家 第1集』(DACOCD 508)に収録された「ヘルゲランの戦士たち」序曲、交響詩「ヘーコン・ヤール」「チェロ協奏曲」といった管弦楽の作品や「ピアノ協奏曲」(DACOCD 581)で主に知られています。現代デンマークを代表するピアニストのひとり、カトリーネ・ペネロプ Catherine Penderup は、エミール・ハートマンがソロ・ピアノのために書いた未出版の曲も含む全作品を2組のアルバムで紹介するプロジェクトをスタートさせました。2013年にリリースした最初のアルバム(DACOCD 744745)では「オリジナル」の作品を演奏、「Diapason」をはじめとする各国のメディアから好意的な評価を受けました。

この第2集では、ハートマンが「ピアノのために自由に編曲」した「スカンディナヴィアの民謡」(Op.30)の全50曲が演奏されています。シェランのアマー島の「アマーの踊り」などのデンマーク民謡。L.M.リンデマンが編纂した『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』に収録され、グリーグたちが作曲素材に使った民俗舞曲の「ハリング」「スプリングダンス(スプリンガル)(跳躍舞曲)」。スウェーデンの舞曲「ポルスカ」。スヴェンセンが「2つのスウェーデン民謡」の素材にした「すべて天空のもとに」や、アルヴェーンの編曲で親しまれている「ダーラナ娘と踊ろう」(ダーラナ娘の踊り)とオット・オールソンが男声合唱のために編曲した「判事の踊り」。ハートマンは、こうした曲の素朴なメロディとハーモニーを活かしながら「ピアノ音楽」としての構成感のある美しい作品に作り上げました。

KAIROS
0015088KAI(1CD)
ドニ・デュフール(1953-):雪崩 Op.82(1995) フランソワ・ミシェル・リニョル(P)

録音:2021年3月、4月、7月(オーストリア、ウィーン)
ピエール・シェフェール直系の後継者、ドニ・デュフール(1953-)の記念碑的なピアノ作品「雪崩」の録音が登場!この作品は、それぞれ曲の長さと雰囲気の異なる19の楽章からなり、聴き手を雪の形態の無限のバリエーションと、イヌイットの雪に関する豊富な語彙を横断する旅にいざないます。デュフールはアナログ・シンセサイザーの演奏家として、特に80年代にTM+アンサンブルで活動したおかげで、聴覚を通して見る能力を身につけたといいます。それは音の現象における既成概念への依存から距離を置くことにもつながりました。演奏はセヴラックやデュプレをはじめ、フランスの近現代ものを得意とするピアニスト、フランソワ・ミシェル・リニョルです。

AUSTRIAN GRAMMOPHONE
AG-0024(1CD)
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第14番イ短調 D.784
リスト:オーベルマンの谷 (「巡礼の年」第1年 S.160より)、
 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ(「伝説」 S.175より)
ダニエル・ヴィラニ(P)

録音:2018年11月、フェニックス・スタジオ(ハンガリー、ブダペスト)
母方の祖父に有名なテノール、アルパド・キシェジを持つハンガリーのピアニスト、ダニエル・ヴィラニ。独学で勉強した後、故郷のブダペスト、ワイマール、そしてテルアビブの音楽大学で学び、現在はソリスト、室内楽奏者として幅広く活躍しています。この録音は、2018年に行ったツアーのプログラムを記録したもので、他のアーティストによる演奏に影響を受けた曲目で構成されています

Indesens
INDE-156(2CD)
イシ&アイユー〜20世紀ソロ・ハープのためのオリジナル作品集
■CD1『ICI』
フォーレ:即興曲 Op.86
トゥルニエ:演奏会用練習曲 「朝に」
ルニエ:交響的小品
イベール:スケルツェット
フォーレ:塔の中の王妃 Op.110
ルーセル:即興曲 Op.21
トゥルニエ:森の中の泉へ
ジャン・クラ:2つの即興曲
タイユフェール:ハープ・ソナタ
ピエリック・ウーディ:ハープ・ソナタ
プティジラール:メリックの夢
■CD2『AILLEURS』
エネスコ:演奏会用アレグロ
ポッセ:ハープのためのワルツ
プロコフィエフ:前奏曲 Op.12-7
ヒナステラ:優雅な乙女の踊り、ハープのためのソナティネ
グリエール:即興曲
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
マレスコッティ:ハープのためのムーヴマン
ロータ:ハープのためのサラバンド、ハープのためのトッカータ
ロドリーゴ:ハープのための即興曲
ハチャトゥリアン:オリエンタル・ダンス、ハープのためのトッカータ
ブリテン:ハープのための組曲 Op.83
ネイサン・カリアー:Dirge
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)

録音:2017年&2020年、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール
ベルリン・フィル首席ハープ、マリー=ピエール・ラングラメ新録音!
☆長年トランスクリプション作品に専念してきたラングラメが、「20世紀ソロ・ハープのためのオリジナル作品」を集成した2枚組!
1993年からベルリン・フィルの首席ハープ奏者として活躍するフランスの名ハーピスト、マリー=ピエール・ラングラメの新録音。これまでIndesens(アンデサンス)では吉野直子やエマニュエル・パユ、マルティン・レーアなどベルリン・フィルの仲間たちとの共演、そしてトランスクリプション作品を中心にレコーディングしてきたラングラメですが、ニュー・アルバム「イシ&アイユー(Ici & Ailleurs/こことよそ)」では、20世紀のハープのためのオリジナル作品で2枚組のソロ・アルバムを完成させました。
『ICI(Here/ここ)』と題した1枚目は祖国フランスの作曲家たち、『AILLEURS(Elsewhere/よそ)』と題した2枚目では、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、ロシアなど他国の様々な作曲家の作品を年代順に並べ、有名なレパートリーの柱となる作品と、あまり知られていない作品(中にはほとんど演奏されていないものも)が交互に配置されています。エネスコの「演奏会用アレグロ」やロドリーゴの「即興曲」など、このアルバム制作の過程でラングラメが再発見した宝石のような小品も含め、ソロ・ハープのためのオリジナル作品を改めて俯瞰する素敵なアルバムとなることでしょう。

Chandos
CHAN-20241(1CD)
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.7
4つのマズルカ Op.17/マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5/ボレロ ハ長調 Op.19/4つのマズルカより Op.68-1、Op.68-2、Op.68-3/ロンド ハ短調 Op.16/4つのマズルカ Op.30/タランテラ 変イ長調 Op.43/3つのマズルカ Op.63/英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53/マズルカ ヘ短調 Op.68-4
ルイ・ロルティ(P、ファツィオリ)

録音:2021年10月13日-15日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。2010年にスタートした第1巻(CHAN10588)から10年以上かけて丁寧に紡いできた「ロルティ・プレイズ・ショパン」の第7巻。今作では、ポーランド文化の影響が強いマズルカや人気曲である「英雄ポロネーズ」の他、スペインの影響を受けたボレロや、当時パリで流行していたイタリア・ナポリの舞曲から影響を受けたタランテラを収録。若きショパンの作品から亡くなる数年前の作品まで幅広く収録されており、ショパンの様々な側面を感じることが出来ます。
フランス系カナダ人のピアニスト、ルイ・ロルティは幅広いレパートリーを持っていますが、特にショパン弾きとして定評があり、1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ています。英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されました。また、1984年第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールでは4位入賞を果たしています。

Da Vinci Classics
C-00578(1CD)
チレア:ピアノ作品集 Vol.1
マズルカ(1880)/前奏曲(1886)/ワルツ Op.36/夜想曲 Op.22/マズルカ Op.14/露のしずく/村にて Op.34/スケルツァンド(1883)/夕べ(1887)/お世辞 Op.11/私が愛しているのはあなた Op.10/3つの小品(1888)/即興曲(1885)/3つの小品 Op.29/3つの小品 Op.28/組曲 Op.42/冗談 Op.15/紡ぎ車の歌 Op.4/アルバムの一葉(1930)/舞曲第2番 Op.26
サンドラ・コンテ(P/スタインウェイ&サンズ1950)

録音:2015年-2021年、プリヴァーテ・スタジオ(サン・ジョルジョ・ス・レニャーノ、イタリア)
19世紀後半から20世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家であり、フランスオペラの影響を受けつつもヴェリズモオペラを代表する人物としてその名を知られたフランチェスコ・チレア。チレアのオペラ作曲家としての偉大な名声とは別の姿である「器楽曲の作曲家」としての魅力、神髄を明らかにするピアノ作品集がスタート!
知られざる秀作が散りばめられているチレアのピアノ作品において、カーネギーホールへのデビューも果たしているイタリアの女流ピアニスト、サンドラ・コンテは、20世紀前半のイタリア音楽界の大きな原動力となった活力と強さが確実に息づいているその世界を蘇らせるために、丁寧に楽譜を読み込んだ演奏を奏でています。
オペラ作曲家チレアの器楽曲の作曲家としての全貌を明らかにする意義深いプロジェクトと言えるでしょう。
Da Vinci Classics
C-00579(1CD)
ショパン:ピリオド楽器によるマズルカ全集 Vol.2
4つのマズルカ Op.41/マズルカ第50番イ短調/マズルカ第51番イ短調/3つのマズルカ Op.50/3つのマズルカ Op.56/3つのマズルカ Op.59/3つのマズルカ Op.63/マズルカ変ロ長調 WN.7/マズルカ ト長調 WN.8/マズルカ イ長調 WN.14/マズルカ ハ長調 WN.24/マズルカ ヘ長調 WN.25/マズルカ ト長調 WN.26/マズルカ変ロ長調 WN.41/マズルカ変イ長調 WN.45/マズルカ ハ長調 WN.48/マズルカ イ短調 WN.60/マズルカ ト短調 WN.64/マズルカ ヘ短調 WN.65
タチアナ・ラリオノヴァ(ピリオド・ピアノ/プレイエル1853年製)

録音:2021年12月、ヴァレーゼ・リーグレ(イタリア)
ヴィクトル・メルジャーノフの門下生で現在はイタリアで活躍する女流ピアニスト、タチアナ・ラリオノヴァによるフレデリック・ショパンのマズルカに捧げられた全集の第2巻であり完結巻。
第1巻に引き続き今回の第2巻でも、マズルカ演奏の歴史的伝統に敬意を払い、1853年のプレイエル、そしてPWM Editionから出版されているヤン・エキエル校訂のナショナル・エディションを用いてショパンが意図した作品の響き、姿の再現を試みています。
Da Vinci Classics
C-00576(1CD)
モデルニスモ・イタリアーノ〜20世紀のギター作品集
マリピエロ:前奏曲
ゲディーニ:演奏会用練習曲
ロゼッタ:ソナチナ
バルビエリ:7つの前奏曲「ラ・セッラ」
ヴィオッツィ(1912−1984):幻想曲、ソナタ
アルフォンソ・バスキエラ(G)

録音:2021年7月、プレガンツィオール(イタリア)
イタリアのギタリスト、アルフォンソ・バスキエラの新しいプロジェクトは、あまり知られていないイタリアのギター・レパートリーである、いわゆる「モダニズム」の流れに焦点をあてたものです。マリピエロ、ヴィオッツィ、ゲディーニなど、20世紀のイタリア音楽に新しい風を吹き込もうとした作曲家たちの音楽が当盤を彩ってくれています。

Anaklasis
ANA-019(2CD)
アンジェイ・クシャノフスキ(1951-1990):レリーフI(アコーディオンのための)
レリーフII(アコーディオンのための)
レリーフIII(オルガンのための)
レリーフIV(ソプラノと鐘のための)
レリーフV(Vcのための)
レリーフVI(アンプリファイド・バス・アコーディオンのための)
レリーフVII(アコーディオンとパーカッションのための)
レリーフVIII(テープとアコーディオンのための)
レリーフIX「スコティッシュ」(弦楽四重奏とテープのための)
マチェイ・フランツキエヴィチ(アコーディオン)、
アルカディウシュ・ビアリツ(Org)
ルトスワフスキQ、他

録音:2020年12月(ワルシャワ)
同じくポーランド南東部のスタロヴァ・ヴォラでデビューしたエウゲニウシュ・クナピク、アレクサンドル・ラソンとともに「51年世代」あるいは「スタロヴァ・ヴォラ世代」と呼ばれ、ポーランドの現代音楽界において特別な存在の一人である作曲家、アンジェイ・クシャノフスキ。アコーディオンに魅せられたクシャノフスキは、カトヴィツェで作曲と並行してアコーディオンも学び、その奏者としても活躍しました。作曲においても、不当に冷遇されることもあるアコーディオンを主役に据え、その真の価値を引き出す作品を多く生み出しているほか、ペンデレツキの委嘱により作曲された「交響曲第2番」やクラクフのアルトゥール・マラフスキ作曲コンクールで第1位を受賞した「弦楽四重奏曲第1番」など、管弦楽や室内楽、声楽など多岐にわたる分野で重要な作品を残しています。この2枚組のアルバムに収録される「レリーフ」は、様々な楽器や声、アンサンブルのために書かれたそれぞれが独立した作品群で、ここでもクシャノフスキの音楽人生の中心であったアコーディオンが多く登場しています。また、オルガンのために書かれた「レリーフIII」は、1985年にポーランドのカミエン・ポモルスキで開催された作曲コンクールで第1位を獲得しました。

Skani
SKANI-124(1CD)
ラトビア・ピアノ音楽の風景
ヤーニス・メディンシュ(1890-1966):ライニスの詩『ようこそ太陽よ』への3つの序章(1960)早い旅、花の祝い、遅い日没
イマンツ・ゼムザリス(b.1951):ブラウマニスの年(1988)
ダッツェ・アペラーネ(b.1953):水の模様(2018)
エーリクス・エシェンヴァルズ(b.1977):凍った地平線(2013)
ヤーニス・ザンドベルグス(b.1973):気まぐれな水彩(2017)
パウルス・ダムビス(b.1936):風の鐘(2016)
マーリーテ・ドムブロフスカ(b.1977):ピアノとエレクトロニクスのための印象(2018)
グンデガ・シュミテ(b.1977):ハンガリーのピアノ景色(2013)
セルガ・メンツェ(b.1953):サルバドール・ダリの印象(2011)
アンドリス・ジェニーティス(b.1978):黄金(2010)
アニトラ・トゥムシェヴィカ(b.1971):ディアナの歌. スペインのレース(2011)
アンドリス・ヴェツムニエクス(b.1964):カルメンのような(2011)
ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):夏の夕べのための音楽(2009)、ラトビア舞曲(2012)
ディアーナ・ザンドベルガ(P)

録音:2011年、RSU(リガ・ストラディンシュ大学)大ホール(リガ)、2018年-2021年、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミー大ホール(リガ、ラトビア)
スペインの「La Vanguardia」紙から「指に炎をもつピアニスト」と評されたラトビアのディアーナ・ザンドベルガ(b.1977)のソロ・アルバム。彼女は、イタリア、エルバのヨーロッパ音楽アカデミーでラザール・ベルマン、バルセロナのマーシャル音楽院でアリシア・デ・ラローチャに学び、ヤーセプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーで修士号と博士号を取得しました。
このアルバムでは、13人のラトビアの作曲家による14のピアノ作品が演奏されます。ヤーニス・メディンシュがラトビアの詩人ライニス(ヤーニス・ピレクシャーンス)の『ようこそ太陽よ』からインスピレーションを得たロマンティックな 「3つの序章」 に始まり、ペーテリス・ヴァスクスの2つの小品で終わるプログラム。マーリーテ・ドムブロフスカが「手の届かないものへの苦く悲しい憧れ」をロマンティックで美しい語り口で描いた 「ピアノとエレクトロニクスのための印象」 のような新しい手法による作品も含まれています。

Guild
GM2CD-7828(2CD)
フローレンス・プライス:ピアノ作品集
ティックリン・トゥーズ/ケインブレイクでの踊り/5つの前奏曲/とある新婚夫婦へ/洗濯女のある一日/スイカズラ(南の空)/虹のワルツ/ヒルサイド/夢のボート/ランド・オーコットンにて/舟歌/わが家にて/ゴブリンと蚊/彼女の髪に咲く桜(デビュタント・ワルツ)/ピアノ・ソナタ ホ短調/プラシッド湖/ジグ・ジョグ/夕暮れ時のスイカズラ/無言歌(懇願)/ワーラウェイ・ワルツ/静かな湖で/無言歌 イ長調/ダーク・プール/コケット/夢/バイユー・ダンス/アンダンテ/メモリー・ミスト/キャビン・ケイパーズ/夏の夕べに
カーステン・ジョンソン(P)

録音:2021年12月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
世界初録音34曲を含む、近年注目の女性作曲家フローレンス・プライス(1887-1953)のピアノ作品集2枚組!1887年、アメリカ・アーカンソー州生まれのプライスは、チャドウィックとコンヴァースに師事した、アメリカ初とされる黒人女性の作曲家。近年は交響曲や協奏曲の録音も進んでおり、復権著しい作曲家のひとりです。ピアニストとしても活躍したプライスは、作曲面でもピアノ・レパートリーのメインストリームに多大な貢献をしました。演奏者のカーステン・ジョンソンは、カバレフスキーのピアノ作品集(Nimbus)が高く評価されているほか、これまでにエイミー・ビーチ、アーサー・フット、ベンジャミン・カー、ジェームス・ヒューイットらのピアノ作品全集を含む22枚のアルバムをリリースしたアメリカ・ピアノ音楽のエキスパートです。

Etcetra
KTC-1754(1CD)
エルフェリヒ:2台ピアノのための作品集
イェルン・エルフェリヒ(b.1965):クララ、バイク、ダンス、スノーフレーク、DELFIA MUSICA、スィート・フレーズ、オリジン・アンノウン、FRAGMENTED HAPPINESS、81EMOTIONAL COMBINATIONS、帰郷
イェルン・エルフェリヒ(P)、
イヴァン・パヴロフ(P)
イェルン・エルフェリヒは、オランダのデルフトの作曲家兼音楽家です。最初は打楽器奏者としてロッテルダム音楽院で学び、卒業後ジャズ=ロックバンド、「ザ・エルフェリヒ・フォー」を結成し、全ての曲を作曲していました。2010年頃に彼は2台ピアノだとポリリズムが効果的に聞こえることに気づき、ブルガリアのピアニスト、イヴァン・パヴロフとデュオを結成し、このアルバムを収録しました。彼は極力無駄を省き織り交ぜられたリズムの中でシンプルな音型を繰り返すことで本質に迫ろうとします。このアルバムには彼の40年以上のキャリアで培われた経験が詰め込まれています。

DIVINE ART
DDA-21238(2CD)
NX-C04
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番-第6番BWV 1007-1012 マリーナ・タラソヴァ(Vc)

録音:2021年7月6、7日、8月17、26日、9月13、16日
全てのチェロ奏者にとって聖典的な存在とされるヨハン・ゼバスティアン・バッハの『無伴奏チェロ組曲』。今回、この至高の作品を手掛けたのは名チェリ スト、マリーナ・タラソヴァです。プラハ、フィレンツェ、パリの国際コンクールで優勝、ヴェテラン奏者として高く評価されるタワソヴァは17世紀から20世紀 まで幅広いレパートリーを持っていますが、バッハの無伴奏チェロ組曲の録音は初めてのこと。ここでの彼女の演奏は、バッハの音楽に活力と深い精神 性を吹き込んでいます。

sonorite
SNRT-2202(1CD)
税込定価
Paysage ペイザージュ
プーランク:間奏曲 FP118
プーランク(内藤晃編):愛の小径
フォーレ:言葉のないロマンス Op.17-3
ショパン:ワルツ Op.64-2
セヴラック:「セルダーニャ」より
第2曲「祭?ピュイセルダの思い出?」
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
モンポウ:「風景」より 第2曲「湖」
フォーレ:舟歌 第6番op.70
 ノクターン 第6番Op.63
モンポウ:橋
セヴラック:「休暇の日々から」第1集より 第7曲「ロマンティックなワルツ」
内藤晃(P)

録音:2021年9月7-9日 小樽マリンホール
ソノリテ・レーベルを主宰するピアニスト内藤晃のセルフ・プロデュースによるアル バム第一弾。小樽マリンホールのスタインウェイで奏でる、フォーレ、セヴラック、 モンポウらの詩的な余韻を湛えた佳曲たち。内藤がディレクターをつとめた神谷 悠生の録音セッションの残り時間で“棚ぼた”的に生まれたこのアルバムは、気 負いのない楽器との戯れが心地よい空気を醸し出しています。 アルバムアートワークは、本間ちひろ(詩画家)が内藤の演奏にインスパイア されて描き下ろしたもので、日の出前の地球影を描いたもの。

Gramola
GRAM-99272(1CD)
炎のチェロ
伝承曲:A Celtic Cello Set ケルトのチェロ(ショーン・グリッソン編)
伝承曲:Prince Charles’ Last View of Scotland
ジミ・ヘンドリックス:Little Wing(マーク・サマー編)
スルハン・ツィンツァーゼ:Tschonguri チョングリ
ヴァスクス:Gr?mata ?ellam:II Pianissimo
ジョヴァンニ・ソッリマ:ファンダンゴ
ジュゼッペ・ダッラーバコ:Capriccio quarto
スヴァンテ・ヘンリソン:Xanthous
エルンスト・レイセグル:Dancing for D
ドビュッシー:シランクス(マッツ・リドストレム編)
レイセグル:Tell Me Everything
シュテファン・ブラウン/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 子守歌/サラバンド
ジョン・ゾーン/エリック・フリードランダー: キーウ 3
ソッリマ:Alone
●ボーナス・トラック
ルードヴィヒ・グルーバー:Mei Muatterl war a Weanerin(ペーター・ハドラー編)
ペーター・ハドラー(Vc)

録音:2020年10月12-14日
ザルツブルク・モーツァルテウム大学を卒業、ウィーンを拠点に活動するチェリスト、ペーター・ハドラー。この「Cello on Fire 炎のチェロ」と題されたアル バムでは、チェロならではの豊かな音色と表現で情熱や自由を歌い上げています。選ばれた曲は民謡、クラシック、ジャズ、クロスオーヴァーとあらゆる ジャンルにわたっており、時には名人芸を伴うこれらの作品は、どれも作曲家がチェロという楽器に寄せる熱い思いが表現されています。

La Dolce Volta
LDV-105(1CD)
Once upon a Time
リスト:オーベルマンの谷(巡礼の年 第1年:スイス S.160)
風景 S.139/3(超絶技巧練習曲より)
マゼッパ S.139/4(超絶技巧練習曲より)
回想 S.139/9(超絶技巧練習曲より)
雪あらし S.139/12(超絶技巧練習曲より)
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ミシェル・ダルベルト(P/ベヒシュタイン)

録音:2021年12月6-9日、パリ、ルイ・ヴィトン財団オーディトリウム
※日本語帯・解説付
フランスの巨匠ミシェル・ダルベルトが、リストを録音しました。抜群の語り口でつむがれる「オーベルマンの谷」に始まり、超絶技巧練習曲から特にダルベルト が愛奏している4作そして”神への憧れと悪魔的な緊迫のあいだを揺れ動く”とダルベルトが語る、ロ短調ソナタという充実のプログラム。ソナタでの壮大なスケー ルは、今のダルベルトにしかなしえない表現といえるでしょう。録音に際して使用した楽器は、かねてより愛奏しているベヒシュタイン。音の緩やかな減衰、低音域 の透明感、そしてよく響くサウンドをその美点として挙げていますが、楽器の性能がこのうえなく発揮された録音にも注目です。 (Ki)

Profil
PH-22027(10CD)
ランドフスカ名演集
■Disc1
(1)スカルラッティ:ソナタ ニ長調K.443(L.418)
(2)同:ソナタ ニ短調K.32(L.423)
(3)ラモー:王太子妃
(4)シャンボニエール:サラバンド ニ短調
(5)クープラン:神秘的なバリケード
(6)同:女道化師
(7)パーセル:グラウンド ハ短調
(8)作者不詳:ナイチンゲール
(9)ヘンデル:調子のよい鍛冶屋
(10)モーツァルト:トルコ行進曲
(11)同:メヌエット ニ長調K.355
(12)同:ロンド ニ長調K.485
(13)バッハ:ヴィヴァルディによる協奏曲ニ長調BWV972
(14)同:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調BWV1016
(15)同:前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV998
■Disc2
バッハ
(1)ゴルトベルク変奏曲BWV988
(2)パルティータ第2番ハ短調BWV826
(3)カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992
■Disc3
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
(1)第1番ハ長調BWV846
(2)第2番ハ短調BWV847
(3)第3番嬰ハ長調BWV848
(4)第4番嬰ハ短調BWV849
(5)第5番ニ長調BWV850
(6)第6番ニ短調BWV851
(7)第7番変ホ長調BWV852
(8)第8番嬰ニ短調BWV853
(9)第9番ホ長調BWV854
(10)第10番ホ短調BWV855
(11)第11番ヘ長調BWV856
(12)第12番ヘ短調BWV857
■Disc4
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(つづき)
(1)第13番嬰ヘ長調BWV858
(2)第14番嬰ヘ短調BWV859
(3)第15番ト長調BWV860
(4)第16番ト短調BWV861
(5)第17番変イ長調BWV862
(6)第18番嬰ト短調BWV863
(7)第19番イ長調BWV864
(8)第20番イ短調BWV865
(9)第21番変ロ長調BWV866
(10)第22番変ロ短調BWV867
(11)第23番ロ長調BWV868
(12)第24番ロ短調BWV869
■Disc5
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻
(1)第1番ハ長調BWV870
(2)第2番ハ短調BWV871
(3)第3番嬰ハ長調BWV872
(4)第4番嬰ハ短調BWV873
(5)第5番ニ長調BWV874
(6)第6番ニ短調BWV875
(7)第7番変ホ長調BWV876
(8)第8番嬰ニ短調BWV877
(9)第9番ホ長調BWV878
■Disc6 
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(つづき)
(1)第10番ホ短調BWV879
(2)第11番ヘ長調BWV880
(3)第12番ヘ短調BWV881
(4)第13番嬰ヘ長調BWV882
(5)第14番嬰ヘ短調BWV883
(6)第15番ト長調BWV884
(7)第16番ト短調BWV885
(8)第17番変イ長調BWV886
■Disc7 
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(つづき)
(1)第18番嬰ト短調BWV887
(2)第19番イ長調BWV888
(3)第20番イ短調BWV889
(4)第21番変ロ長調BWV890
(5)第22番変ロ短調BWV891
(6)第23番ロ長調BWV892
(7)第24番ロ短調BWV893
■Disc8 
(1)チェンバロ協奏曲ニ長調Hob.][:11
(2)ヘンデル:オルガン協奏曲第6番変ロ長調HWV294(チェンバロ版)
(3)バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
(4)同:トッカータ ニ長調BWV912
(5)同:フランス組曲第6番ホ長調BWV817
■Disc9
スカルラッティ:ソナタ集
(1)ト長調K.124(L.232)/(2)ト短調K.8(L.488)/(3)ニ長調K.430(L.463)/
(4)ヘ短調K.519(L.475)/(5)ハ長調K.159(L.104)/(6)ヘ長調K.107(L.474)/
(7)ホ長調K.380(L.23)/(8)嬰ハ短調K.247(L.256)/(9)嬰ヘ短調K.447(L.294)/
(10)ホ長調K.20(L.375)/(11)ト長調K.328(L.27)/(12)ニ長調K.397(L.208)/
(13)ニ短調K.32(L.423)/(14)ニ短調K.141(L.422)/(15)ヘ短調K.481(L.187)/
(16)ニ長調K.492(L.14)/(17)ト短調K.234(L.49)/(18)ヘ長調K.6(L.479)/
(19)変ホ長調K.193(L.142)/(20)ト短調K.450(L.338)
■Disc10
モーツァルト
(1)ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
(2)ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
(3)ロンド イ短調K.511
(4)田園舞曲K.606(ランドフスカ編)
(5)幻想曲ニ短調K.397
ヴァンダ・ランドフスカ(Cemb;Disc1-9、ピアノ;Disc10)


■Disc1
ユーディ・メニューイン(Vn)(14)
録音:946年5、7月(1)-(13)(15)、
1944年12月28日(14)/ニューヨーク

■Disc2
録音:1933年11月パリ

■Disc3
録音:(1)1949年3月31日ニューヨーク
(2)1949年5月7日ニューヨーク
(3)1949年6月12日ニューヨーク
(4)1949年5月21日/6月6日ニューヨーク
(5)1949年5月7日ニューヨーク
(6)1949年6月11日ニューヨーク
(7)1949年5月15日/6月6日ニューヨーク
(8)1949年3月26日ニューヨーク
(9)1950年5月28日レークヴィル
(10)1950年6月10日レークヴィル
(11)1950年6月27日レークヴィル
(12)1950年6月10/24日レークヴィル

■Disc4
録音:(1)1950年5月28日レークヴィル
(2)1950年6月4日レークヴィル
(3)1950年6月27日レークヴィル
(4)1950年5月27日レークヴィル
(5)1950年12月10日レークヴィル
(6)1950年12月11日レークヴィル
(7)1950年5月25日レークヴィル
(8)1950年2月2日/12月11日レークヴィル
(9)1950年11月20日レークヴィル
(10)1950年11月18/20日レークヴィル
(11)1950年12月11日レークヴィル
(12)1951年2月6,7,14日レークヴィル

■Disc5
録音:(1)第1951年8月7日レークヴィル
(2)1951年7月21日レークヴィル
(3)1951年7月21日レークヴィル
(4)1951年8月6日レークヴィル
(5)1951年9月23日レークヴィル
(6)1951年10月7日レークヴィル
(7)1951年10月8日レークヴィル
(8)1951年9月8/21日レークヴィル
(9)1952年3月レークヴィル

■Disc6 
録音:(1)第1952年1月レークヴィル
(2)1952年2月レークヴィル
(3)第1952年1月レークヴィル
(4)1952年3月レークヴィル
(5)1952年3月レークヴィル
(6)1952年1月レークヴィル
(7)1952年2月レークヴィル
(8)1952年12月17日/1953年9月29日レークヴィル

■Disc7 
録音:(1)1953年5月29日/10月19日レークヴィル
(2)1953年2月6/7日レークヴィル
(3)1953年9月16日レークヴィル
(4)1953年8月25日/1954年1月19日レークヴィル
(5)1954年1月28日レークヴィル
(6)1953年1月29日/1954年3月31日レークヴィル
(7)1953年1月30/1954年3月23日レークヴィル

■Disc8 
ウジェーヌ・ビゴー(指)O(1)(2)(3)
録音:1937年(1)(2)、
1938年12月(3)、
1936年9月(4)、12月(5)/パリ

■Disc9
録音:1934年9月10-12日(1)-(12)(17)-(20)、1939年(13)-(16)/パリ

■Disc10
録音:1945年12月2日ニューヨーク(1)、
1956年5月レークヴィル(2)(3)(4)、
1937年3月25日パリ(5)
も霊感あふれる壮絶な演奏を見せています。そのなかから彼女の魅力を最良に表したものを10枚にまとめました。
ランドフスカの芸風はロマンティックで、今日の古楽解釈からは批判される向きもありますが、そうした衒学的な価値観を超えた説得力と生命力に満ちていて心 を掴まれます。ファリャやプーランクが彼女のために協奏曲を作ったのも頷けます。
このBoxには1933年録音のゴルトベルク変奏曲、渡米後の平均律クラヴイーア曲集全48曲が抜かりなく収録されているのが見逃せません。そのほかスカル ラッティのソナタ20篇やハイドン、ヘンデル、バッハのニ短調の協奏曲も大歓迎、いずれも粒ぞろいの名演です。
さらに嬉しいのは、最終巻でピアノを披露していること。ピアニストとしてもショパンの曾孫弟子にあたる名手で、得意のモーツァルトを表情豊かに聴かせてくれ ます。 (Ki)

GENUIN
GEN-22777(1CD)
バッハ:リュートのための組曲第2番ハ短調BWV997
ポンセ::24 の前奏曲(1928/29)
アンネ・ハーシュ(G)

録音:2021年7月13-16日、ライプツィヒ・ベタニエン教会
バッハとメキシコの作曲家ポンスという意外な組み合わせ。アンネ・ハーシュはワイマールを拠 点に活動するギタリスト。近年、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。ここではバッハのリュー トのための組曲の精密な多声書法を艶やかな音色で弾きこなしています。対するポンスの 24の前 奏曲はバッハを意識していると思える多声書法とタルレガらスペインの作曲家と通底するラテン 的な明晰さ、楽天性が一体となった音楽。ここでもハーシュは美しい音色で見事な演奏を披露し ています。なおブックレットには武満徹への惜しみない彼女の讃辞が掲載されおり、今後、武満の ギター作品の録音が大いに期待されます。
GENUIN
GEN-22789(1CD)
シューベルト:楽興の時 D.780Op.94
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ナデジダ・ピサレヴァ(P)

録音:2021年2月4-6日ベルリン、オルベルク教会
ピサレヴァは1987年モスクワ生まれの若手ピアニスト。モスクワ中央音楽院でタマーラ・コロス、 チャイコフスキー音楽院でセルゲイ・ドレンスキに師事した後、ベルリンでマリア・ジョアン・ピリス 女史ほかに学んだ。既にヨーロッパの多くのコンペティションで上位入賞を果たし、ヨーロッパ、 日本など多くの国々でリサイタルを開催しています。端正なタッチと品格のある音楽作りに定評があ り、今後の益々の活躍が期待されるホープ。

H.M.F
HMX-290403(2CD)
ベートーヴェン:有名ソナタ集
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 「悲愴」
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 「月光」
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 「テレーゼ」
バガテル「エリーゼのために」
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ポール・ルイス(P)

録音:2005-2018年
ール・ルイスのベートーヴェン。ソナタ、ピアノ協奏曲の全曲録音はいつ聴いても、その清冽きわまりないタッチと、一切の過剰さのない抜群の語り口と切り口 で真のベートーヴェンの息遣いを感じさせる名演です。このたびソナタの全曲録音から、有名ソナタおよび、バガテル集から「エリーゼのために」を抜粋して2枚組 で発売いたします。あらためてポール・ルイスが魅せるくもりのないベートーヴェン像をご堪能ください! (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-101(1CD)
完全限定盤
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
内田光子(P)

ライヴ録音:2009年9月30日シャンゼリゼ劇場(パリ)
※日本語帯・解説付
スペクトラム・サウンドがラジオ・フランスと正規ライセンス契約でCD化している注目シリーズ。音源はFrance Musique(Radio Franceが所有および運 営する公共ラジオ・チャンネル)が録音した正規初出音源です。
当アルバムには世界的ピアニスト内田光子が2009年9月パリで行ったライヴからベートーヴェンの後期三大ソナタを収録。内田は2005年5月にセッション収 録しており当盤は誉れ高き名盤として知られます。気品に満ちた内田の演奏は2009年のパリ・ライヴでも際立ち、異次元の美しさを放った名演。3曲通して聴き 手を別世界へと連れていくような独特の世界に誘います。内田光子の驚異的な集中力で描くベートーヴェンの世界をご堪能ください。 (Ki)
Spectrum Sound
CDSMBA-103(1CD)
完全限定盤
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
クン =ウー・パイク(P)

ライヴ録音:2006年12月19日シャンゼリゼ劇場(パリ)
※日本語帯・解説付
スペクトラム・サウンドがラジオ・フランスと正規ライセンス契約でCD化している注目シリーズ。音源はFrance Musique(Radio Franceが所有および運 営する公共ラジオ・チャンネル)が録音した正規初出音源です。
当アルバムには世界的ピアニスト、クン=ウー・パイクが2006年12月パリで行ったライヴからベートーヴェンの後期三大ソナタを収録。日本でもファンの多い パイクはパリに拠点をおき、ヨーロッパを中心に活躍しています。パイクはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を同時期に録音(2005年から2007年。ピアノ・ ソナタ第30-32番は2007年5月&6月収録)し、DECCAからリリースしております。パイクらしい温かさとともに個性的な演奏が当ライヴでも際立っており、 独特の世界に引き込まれます。完全限定盤。

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0022(1CD)
バラード 〜ピアノ独奏曲集
D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380
 ニ短調 K.9/ニ短調 K.141
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545
ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜月の光
 前奏曲集第1集 〜アナカプリの丘
J.S.バッハ(シロティ編):前奏曲 ロ短調
ショパン:練習曲 Op.25〜第5番ホ短調/12番 ハ短調
 バラード第1番ト短調 Op.23
ブリュノ・ドルプレール:Eclats 第2番
ブラームス:間奏曲 イ長調 Op.118-2
キム・バルビエ(P)

録音:2021年
パリのコンセルヴァトワールで学びベルリンに住むフランスのピアニストで、ベルリン・フィルのメンバーとコラボした室内楽活動にも力を入れているキム・バル ビエによる、解放された国際性を感じさせる独奏曲集。幅広い時代から選ばれたプログラムは彼女の音楽家としての経験が組ませたもので、しっかりとした構築感 というよりは、移ろいながら進んでゆくような楽曲が多く、全体が一つの物語のように響いてきます。このアルバムのタイトル「バラード」には、その本来の意味で あるフランスで生まれ中世ドイツで流行した吟遊詩人トルバドゥールのイメージが組み込まれています。 (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0041(1CD)
バルトーク:2つのエレジー Op.8b (SZ.41)
 ハンガリー農民の歌による8つの即興曲
ヴォーン=ウィリアムズ:6つの小品による「チャーターハウス組曲」
ベンジャミン・ユスポフ(1962-):潜在意識化の迷宮
 メタファー/憂鬱/クロスロード第2番
マリヤ・ボコル(P)

録音:2021年
スイス人ピアニストのマリヤ・ボコルによるアルバムです。1962年タジキスタン生まれの作曲家ベンジャミン・ユスポフの音楽を、バルトークとヴォーン=ウィリ アムズの演奏機会の少ない作品とともに紹介。ユスポフの音楽は西洋と東洋、そしてユダヤ系民族の音楽的伝統に基づく独特なものです。 (Ki)

Paraty
PTY-1521280(2CD)
リリアン・ゴルディ・プレイズ・バッハ
パルティータ第1番変ロ長調BWV825
前奏曲とフーガ変ロ長調BWV890(平均律第2巻より)
前奏曲とフーガ変ロ短調BWV891(平均律第2巻より)
イギリス組曲第3番ト短調BWV808
イギリス組曲第5番ホ短調BWV810
前奏曲とフーガ嬰ハ短調BWV873(平均律第2巻より)
前奏曲とフーガ ニ長調BWV874(平均律第2巻より)
パルティータ第4番ニ長調BWV828
リリアン・ゴルディ(Cemb)ジャーマン・モデルによるフィリップ・ユモー製作(1999)

録音:2020年11月/ハーレム・メノナイト教会(オランダ)
1992年アメリカ生まれのリリアン・ゴルディは「チェンバロのアルゲリッチ」と称される情熱的な若手奏者。ピエール・アンタイに見いだされ、パリに渡ってスキッ プ・センペに師事しました。現在最も注目されるチェンバロ奏者のひとりとなっています。
彼女は13歳の誕生日に両親からバッハの「平均律クラヴィーア曲集」の楽譜を贈られ、その録音としてピエール・アンタイがハーレム・メノナイト教会で録音し たディスクをたまたま見つけ、それらが彼女の人生を決めたとしています。そして2020年のコロナ禍自粛期間に彼女にとっての巨匠中の巨匠バッハに没頭して向 き合うことで、未曾有の危機のなか自身の最も深く基礎となっている部分を感じたと述べています。
いわば幼時の夢の本質で、今日まで続く彼女の芸術的理想に従いこのアルバムを制作したとしています。曲は自身の好きなものだけを選び、家族(両親や現在 の家族)に捧げられました。
彼女の運命を決めたアンタイのアルバムと同じハーレム・メノナイト教会で、コロナ禍のもと録音されたこのアルバム、聴き手に彼女の愛とエネルギーの魔力を与 えます。 (Ki)

Da Vinci Classics
C-00568(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 BWV.846-893(全曲) ピエトロ・ソラチ(P/スタインウェイ)

録音:2020年、グリファ&フィリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
11歳の時にベッリーニ歌劇場Oとの共演でデビューを果たし、1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールでは参加したイタリア人の最高位となるなど、イタリア内外で目覚ましい活躍を展開してるピアニスト、ピエトロ・ソラチ。
鮮烈なストラヴィンスキー(Da Vinci/C00372)が印象的だったソラチが進めているバッハのピアノ作品全曲録音の第6巻として登場するのは大作「平均律クラヴィーア曲集」の全曲!
べーレンライター社の後援を受けて録音が行われたこの「平均律クラヴィーア曲集」は前作同様クリティカル・エディションの楽譜が用いられており、その解釈や研究結果もポイントと言えるでしょう。
日本の風景がジャケット写真に採用れている当シリーズ。今作は「富士山」です。
Da Vinci Classics
C-00571(1CD)
アバウトケージ Vol.7〜ソクラテス&チープ・イミテーション
サティ:ソクラテス〔ソクラート〕(ジョン・ケージ編曲による2台ピアノ版)
ケージ:チープ・イミテーション
フランチェスカ・ジェモ(P)、
マリア・イザベラ・デ・カルリ(P)*

録音:2021年6月-9月、グリファ&フィリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
20世紀アメリカの巨星ジョン・ケージが遺した偉大なる足跡をたどる「アバウトケージ」プロジェクトの第7弾は、サティとケージとの結びつきを表現したプログラム。
1918年に劇音楽として作曲された後、ケージの手によって2台ピアノ版へと編曲されたサティの「ソクラテス」。サティの音楽語法とケージの作曲技法が密接に結びついたヴァージョンと言えるでしょう。
対してケージの「チープ・イミテーション」はサティの「ソクラテス」と「易経」を題材としたサティへのオマージュ的作品。ケージのピアノ作品の代表作の1つです。

Glossa
GCD-923533(1CD)
バッハ:ギリス組曲第3番
パルティータ第3番イ短調 BWV.827
イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
パルティータ第5番ト長調 BWV.829
イグナシオ・プレーゴ(ハープシコード)

録音:2021年12月6日-8日、アルバレス・ホール(スペイン)
ホセチュ・オブレゴンやリナ・トゥール・ボネと並んで、Glossaに録音する新世代のスペイン古楽専門家の一人、イグナシオ・プレーゴの新たなソロ録音が登場! 2012年ウェストフィールド国際ハープシコード・コンクールで優勝し、エル・モンド紙によって「クラシック・シーンでもっとも多彩で突出したスペインのミュージシャン」と評されるスペインの若きハープシコード奏者、イグナシオ・プレーゴ。ハリー・ビケット、モニカ・ハジェット、鈴木雅明、ジョルディ・サバールら古楽界の巨匠たちと共演し、ヨーロッパはもちろん、日本や中国、南北アメリカを含む世界中で演奏しています。Glossaでは、ホセチュ・オブレゴン&ラ・リティラータの「ファルコニエーリ」(GCD923101)で共演した後、「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(GCD923510)でGlossaソロ・デビュー。レコード芸術特選盤に選ばれた「エイヴィソン:合奏協奏曲集」(GCD923526)に続くGlossaレコーディングは、再びバッハに回帰。CantusやVersoレーベルでもバッハを録音してきたプレーゴは、「6つのパルティータ」から第3番と第5番、「イギリス組曲」から第3番をセレクトしブルース・ケネディ2021年製(ブランシェ・モデルのレプリカ)のハープシコードで演奏。「ゴルトベルク変奏曲」でも魅せてくれた優れた構成力と緻密な演奏で、刺激的なバッハをお贈りします。

Goodies
78CDR-3871(1CDR)
バッハ(ターティス編):シャコンヌ(ヴィオラ版) ライオネル・ターティス(Va)

米 COLUMBIA 67071D/72D(英 COLUMBIA L-1644/5と同一録音)
1925年11月25日録音
(電機録音以前)の復刻音源
ライオネル・ターティス(1876-1975)はイギリス北部のウェストハートルプール生 まれ。ライプツィヒ音楽院とロンドン王立音楽院でヴァイオリンを学ぶ。王立音楽 院在学中に弦楽四重奏でヴィオラを弾いたことがきっかけでヴィオラに転向、その 後ソリストや室内楽で活躍した。20世紀初頭までヴィオラは独奏楽器ではなかった が、ターティスらの登場で、ヴィオラの独奏曲が多く作られるようになった。ター ティスは1975年にロンドンで死去。ターティスを記念して1980年にライオネル・タ ーティス国際ヴィオラ・コンクールが設立された。この「シャコンヌ」はヴァイオ リンの原曲を5度低く移調しています。機械式録音の最末期の録音。(グッディーズ)

Ars Produktion
ARS-38608(1CD)
間奏
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D 784
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
イヨルゴス・カラギアニス(P)

録音:2021年12月2日-3日(ハノーヴァー)
イヨルゴス・カラギアニスは、ギリシャのグレベナに生まれ、11歳の時に最初のレッスンを受けました。その後、イオニア音楽大学コルフ校、トロッシンゲン州立音楽大学、ハノーファー音楽演劇大学でピアノや室内楽を学びました。彼は様々なコンクールで受賞しており、ソリストまたは室内楽奏者として、ギリシャだけでなく、ドイツ、イタリア、ポルトガル、タイなど様々な都市で演奏しています。
Ars Produktion
ARS-38611(1CD)
カバレフスキー:前奏曲集
カバレフスキー:3つの前奏曲(1924)EX-OPUS 19
3つの前奏曲 Op.1/24の前奏曲 Op.38 
ラファエル・エプステイン(P)

録音:2021年4月
ラファエル・エプステインによるカバレフスキ―の前奏曲集。彼はパリ国立高等音楽院に学び、その後1998年にピアニストのジェイ・ゴットリーブに出会い師事しました。そして2000年にパリで開催されたバッハ国際ピアノコンクールで1位、2009年にパリで開催されたミウォシュ・マギン国際コンクールで3位になりました。彼は、ソリストのほか室内楽奏者、教育者としても活躍しています。
Ars Produktion
ARS-38336(1SACD)
インセパラブル
ギエドリウス・クプレヴィチウス(b.1944):Ramu tusciuose griuvesiuose
ガーシュウィン:サマータイム
レハール:私は自分自身が分からない-私の唇は熱いキスをする(喜歌劇「ジュリエッタ」より)
イエヴァ・デュダイテ(b.1990):マリー
ドヴォルザーク:月に寄せる歌(歌劇「ルサルカ」より)
アンダルシア民謡:エル・ビート
ユルギス・クビリュス(b.1998):ピアノ・ソナタ
プッチーニ:あなたの愛の呼ぶ声に(歌劇「ラ・ボエーム」より)
リチャード・ロジャース(デュダイテ・デュエット編):マイ・ファニー・ヴァレンタイン(ミュージカル「青春一座」より)
ピアソラ:リベルタンゴ*
アーヴィング・バーリン(1888-1989)(デュダイテ・デュエット編):アイ・ラヴ・ア・ピアノ
アンドリュー・ロイド・ウェバー:ピエ・イエズ(「レクイエム」より)# 
デュダイテ・デュエット〔マリヤ・デュダイテ(ソプラノ、P*)、イエヴァ・デュダイテ(P、ソプラノ#)〕

録音:2021年9月
リトアニアのソプラノとピアノによるデュダイテ・デュエットのアルバムです。10年以上に渡って演奏してきた作品で構成されたプログラムとなっており、民謡、喜歌劇、歌劇、ミュージカルやスタンダード・ナンバーそして現代作品まで幅広いレパートリーが収録されています。特に、イエヴァ・デュダイテに献呈されたリトアニアの作曲家ユルギス・クビリュスのピアノ・ソナタや、イエヴァ・デュダイテ自身の作品は注目です。

Stradivarius
STR-37200(1CD)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27
(第1番ト短調、第2番イ短調、第3番ニ短調、第4 番ホ短調、第5番ト長調、ホ長調)
アンカ・ヴァシーレ・カラマン(Vn)

録音:2021年6月30日サン・トゥアリオ・マドンナ・デラ・ヌーヴェ・イセオ
好評だったパガニーニの24のカプリス(STR37193)そしてバッハの無伴奏ヴァイオリン のためのソナタとパルティータ(STR37196)に続くカラマンの無伴奏ヴァイオリンのための アルバム第3弾。カラマンはルーマニア出身でブカレスト国立音楽大学を卒業後、ロー マ・サンタ・チェチーリア国立アカデミアでドメニコ・ノルディオに師事した後、イヴリー・ギ トリスに師事を仰いでいます。2010年に 3つの国際コンクールに入賞しヨーロッパ、アメリ カそして日本でもコンサートを行っています。パガニーニ以後の無伴奏ヴァイオリン作品 の金字塔イザイのソナタはバッハの伝統を踏まえつつロマン派ヴァイオリンの最終到達 点を示す超絶技巧の難曲。カラマンはこの曲の複雑に絡み合う多声書法や半音階を 情熱的に弾き切っています。STRADIVARIUS の鮮烈で美しい音質も聴きどころ。
Stradivarius
STR-37209(1CD)
「ジャーニー」 〜ギター・デュオで聴く東欧のピアノ曲
バルトーク:「ルーマニアのクリスマスの歌」第1 集、第2集
リオール・ナヴォク(b.1971):「サリジーム」
ヤナーチェク:草陰の小径」第1 集(全10曲)
ノーヴァ・ギター・デュオ【ネリー・フォン・アルヴェン(6弦Gtr) 、ルイツ・マントヴァーニ(8弦Gtr)】
バルトークの隠れた名ピアノ曲「ルーマニアのクリスマスの歌」、ヤナーチェクのピアノの代表 作「草陰の小径」を2つのギターのための編曲で聴く。どちらも本来のピアノで聴くよりも民族音 楽色と野性感がより濃厚になり、こちらが原曲なのではと思えるほど。リオール・ナヴォクの「サリ ジーム」はまるで武満のギター曲かと見紛うほど武満を意識した曲(因みにナヴォクは東欧風の 名前だがテル・アヴィヴ出身)。武満に心酔しているとしか思えない和声、沈黙の間の感覚など が美しい。なおノーヴァ・ギター・デュオは相方に珍しい 8弦ギターを使ったユニット。その為ア ンサンブルに重厚な深味が出ています。録音も美しく、ギター・ファンは必聴!

Dynamic
CDS-7946(1CD)
NX-B03
アラン・ホヴァネス:ピアノ作品集 第2集
オセチアの旋律による幻想曲 Op. 85No. 6
ヘルメスの星 Op. 247…世界初録音
小町 Op. 240
ソナタ「Journey to Arcturus アークトゥルスへの旅」 Op. 354
ギリシャ・ラプソディ 第1番Op. 63…世界初録音
アレッサンドラ・ポンピーリ(P)

録音:2020年2月24-25日
アルメニア系アメリカの作曲家アラン・ホヴァネス。20世紀アメリカを代表する作曲家の一人であり、ヨーロッパの前衛芸術を避け、アルメニアやイン ド、東洋の音楽要素を採り入れた作品を数多く残しました。 このピアノ作品集第2集には、詩人・神秘家であるフランシスコ・ベーコンに捧げられた「ヘルメスの星」を始め、ギリシャ系アメリカ人ピアニストに捧げら れた、コーカサス地方オセチン(オセチア)の民謡をモティーフにした舞曲「オセチアの旋律による幻想曲」、複雑な音型でありながら魅惑的な旋律に 満たされたピアノ・ソナタ「アークトゥルス(夜空に輝く星「うしかい座α」)への旅」、彼が好んだ日本の題材を用いた「小町」、アルバムの最後に置かれ た「ギリシャ・ラプソディ」など、民謡などのさまざまな素材を練り上げ、新しいものへと昇華させたホヴァネスならではの作品が収録されています。第1 集(CDS-7701)に引き続き、ホヴァネス作品の良き理解者として知られるピアニスト、アレッサンドラ・ポンピーリは、世界初録音を含む彼の神秘的 な音楽をじっくりと聴かせます。

Goodies
78CDR-3871(1CDR)
バッハ(ターティス編):シャコンヌ(ヴィオラ版) ライオネル・ターティス(Va)

米 COLUMBIA 67071D/72D(英 COLUMBIA L-1644/5と同一録音)
1925年11月25日録音
ライオネル・ターティス(1876-1975)はイギリス北部のウェストハートルプール生 まれ。ライプツィヒ音楽院とロンドン王立音楽院でヴァイオリンを学ぶ。王立音楽 院在学中に弦楽四重奏でヴィオラを弾いたことがきっかけでヴィオラに転向、その 後ソリストや室内楽で活躍した。20世紀初頭までヴィオラは独奏楽器ではなかった が、ターティスらの登場で、ヴィオラの独奏曲が多く作られるようになった。ター ティスは1975年にロンドンで死去。ターティスを記念して1980年にライオネル・タ ーティス国際ヴィオラ・コンクールが設立された。この「シャコンヌ」はヴァイオ リンの原曲を5度低く移調しています。機械式録音の最末期の録音。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

Pentatone
PTC-5186985(1CD)
『撥弦楽器のバッハ』
バッハ:チェロ組曲第5番BWV1011よりT.「前奏曲」
 チェロ組曲第1番BWV1007
 チェロ組曲第6番BWV1012よりX.「ガヴォットT&U」
 チェロ組曲第2番BWV1008
アロン・サリエル(1986-):マンドリン・パルティータ*
アロン・サリエル(クレモネーゼ・マンドリン、アーチリュート、バロックギター、リュート・アティオルバート、ナポリ・マンドリン*)

録音:2020年8月/ステファンスティフト教会(ハノーファー)
イスラエル生まれの名手アロン・サリエルがバッハのチェロ組曲をクレモネーゼ・マンドリン、アーチリュート、バロックギター、リュート・アティオルバートで演奏 し、最 後にサリエルの 自 作でバッハから着 想を得た「マンドリン・パルティータ」【 T .「 前 奏曲 」、U .「アルマンド」、V .「クーラント」、W .「サラバンド」、X .「メヌエッ トT&U」、Y.「ジーグ」】で締めくくるアルバム『撥弦楽器のバッハ』をリリースしました! サリエルはバッハのチェロ組曲第1番と第2番を主軸に、撥弦楽器で多様な音色を披露。それぞれの楽器が持つ色彩感、音色の違いを各作品にふさわしい楽器 を選択し演奏しております。 (Ki)

WAON RECORDS
WAONCD-380(2CD)
HQCD
バッハ:平均律クラヴィーア 第1巻(全24曲) 大塚直哉(Org/ポジティフオルガン)
彩の国さいたま芸術劇場所有、2000年ガルニエ製、C-d3, 4stops

録音:2019年7月3-6日、さいたま芸術劇場 音楽ホール
音楽の「旧約聖書」ともいわれるバッハの平均律クラヴィーア曲集。2022年は、平均律クラヴィーア曲集第1巻完成からちょうど300年にあたります。こ れを記念して、大塚直哉がポジティフオルガンで演奏した、第1巻全曲が登場します。大塚直哉は、演奏はもちろん、トークや企画性豊かなコンサート、さらには指揮 活動と、堅実かつ多彩な活動できわめて高い評価を得ております。ここでも、ポジティフオルガンという楽器の魅力を存分に活かしつつ、その知性と人柄までもが にじみでた、あたたかみのある演奏を聴くことができます。バッハによる厳密な対位法の世界をやわらかに解きほぐして展開、聴き手に極上の愉悦の時間をあたえ てくれます。ブックレットには、藤原一弘氏による、調律と調性の歴史をふまえながら、曲集の歴史的意義などについて述べた詳細かつ読みやすい解説もついてお り、耳でよし、読 んで もさらに よし、の 内 容 とな って い ま す。な お 、欧 文タイトル 表 記 は 、バッハ の 出 版 譜 の 表 記 ど お り、「 D a s W o h l t e m p e r i r t e C l a v i e r I 」として おります。 (Ki)
■ライナーノートより
平均律クラヴィーア Das Wohltemperirte Clavier-この不思議な曲集名に出会ったのは、子供の頃のピアノのレッスンや発表会と関係したどこかのタイミ ングだったと思う。どこか惹きつけられる、しかしこのあまり意味のよくわからないタイトルを持ったこの曲集は、付き合っていけばいくほど、勉強していけばいく ほど、バッハの「謎かけ」があちこちに仕掛けられた不思議な曲集であることを思い知らされます。 「うまく調整・調律された」とか、「ちょうどよい温度・気分の」などの意味を併せ持つwohltemperirteという語がClavierにかかると、「うまく調整・調律 された鍵盤楽器」という意味にもなれば、文脈によっては「適温の鍵盤」という意味にもなろう。練習前にはまず調律から、というチェンバロやクラヴィコード奏 者の日常を思うと、またドイツの寒い冬、教会のオルガンの凍るような鍵盤の冷たさを思うと、なんだかいつでも調律がうまい具合になされていて、手のかじかま ない、ちょうどいい温度の鍵盤楽器なんて・・バッハやバッハの周りの人たちの(そして、もちろん現代のわれわれも)夢見る「理想の状況」がうかがえて楽しい。 この心地よい楽器で、24の調、すなわち「あらゆる調」(・・音楽理論上の話ではなく、オクターヴが12に分かれる通常の鍵盤の場合、長調と短調が12ずつの 24の調は実質的に「すべて」の調を意味する)の音楽を楽しむ、というなんと大胆な仕掛けの作品であろうか。 今回は、この作品の想定する「クラヴィーア」としてまず第1に考えられるチェンバロではなくて、(やはり候補の楽器のひとつではある)小型のポジティフ・オ ルガンで演奏することにした。大オルガンとはまた違った、チェンバロやクラヴィコードなどといった有弦鍵盤楽器と共通する機動力・柔軟性を持ちながら、かつ、 空気を送って「息をする」楽器、つまり声楽との共通点もあるという特性を持つポジティフ・オルガンで弾いてみると、対位法のテクスチャーの浮かび上がり方が 独特で、ほかの鍵盤楽器とは違ったものが聞こえてくる。 この曲集には、鍵盤の修行のために苦労する、という側面もあるが、もうひとつの、心地よい、うまく按配された鍵盤楽器によって、思いもかけない遠いところに まで連れていってもらう、という耳の楽しみもある。それを味わっていただけたらこの上ない喜びです。 【大塚直哉】

ATMA
ACD2-2812(1CD)
ファンタジアズ〜C.P.E.バッハ、モーツァルト
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
メリザンド・マクナブネイ:C.P.E.バッハに基づくインプロヴィゼーション第1番 〜音階と転調のエチュード(ニ長調からハ短調へ)
C.P.E.バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調 Wq.119/7
メリザンド・マクナブネイ:C.P.E.バッハに基づくインプロヴィゼーション第2番 〜自由なファンタジーと転調(ハ短調から嬰ヘ短調へ)
C.P.E.バッハ:幻想曲 嬰へ短調 Wq.67
モーツァルト:ヘ長調からホ短調へ転調する前奏曲 K番号なし(マクナブネイ編、嬰ハ長調からハ短調へ)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
モーツァルト:4つの前奏曲 K.284aより 第1番、第2番(ハ長調から変ホ長調へ)
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):3つの前奏曲あるいはカプリース Op.45より 第1番変ホ長調
モーツァルト:4つの前奏曲 K.284aより 第3番、第4番(変ホ長調からハ長調へ)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396(マクシミリアン・シュタードラー補完版)
メリザンド・マクナブネイ(フォルテピアノ)
使用楽器:18世紀末アントン・ワルター作に基づいて、2019年にロドニー・レジェが製作
ピッチ:A=430Hz、不等分平均律

録音:2021年10月25-27日/ケベック、聖アウグスティン教会
C.P.E.バッハやモーツァルトのように、18世紀の作曲家は演奏家でもあり、聴衆のために鍵盤楽器で即興演奏を行う能力を持っていました。たとえば遠い調関 係にある2曲を続けて演奏するときは、次なる調へ転調していくブリッジとしての即興演奏を曲間に挿入し、聴衆の耳を慣らします。これは自由な即興というより もむしろ和声的・対位法的な創意工夫の場であり、目的の調へ大胆にして破綻なく進んでいくという高度な作曲技術の発露です(20世紀に入ってもリパッティな どがリサイタルでこの手の伝統的な即興をしていました)。これは「ファンタジア」「幻想曲」というジャンルそのものに共通する感覚で、鍵盤作品がこのジャンルの 発展の中心になっていることもそれを裏付けます。
このディスクは「幻想曲」を「即興」でつないで、様々な調を巡っていくという凝ったプログラム。どっちへ進むか分からない、危うい転調の響きをはらんだピリ ピリするような緊張感にしびれます。ほとんど聴く機会の無いモーツァルトのK番号なしの「転調する前奏曲」やK284aの「4つの前奏曲」は、ロバート・レヴィ ンの研究によると即興演奏ができない妹のナンネルにも即興の〈ふり〉ができるように書かれたもの。作品本来の使い方がなされたとても面白いアルバムと言え るでしょう。ぜひ最初から最後まで、うつりゆく響きを一続きにお楽しみください。 (Ki)

NIFC
NIFCCD-641642(2CD)
エヴァ・ゲヴォルギアン〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
CD1
1. 夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1
2. 練習曲第23番イ短調 Op.25-11「木枯らし」
3. 練習曲第16番イ短調 Op.25-4
4. スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
5. バラード第3番変イ長調 Op.47
6. ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1
7. ワルツ第3番イ短調 Op.34-2
8. ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3
9. ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
10. 幻想曲ヘ短調 Op.49
CD2
4. 4つのマズルカ Op.17
5-8. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
9-11. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
エヴァ・ゲヴォルギアン(P)、
アンドレイ・ボレイコ(指)ワルシャワPO*

録音(ライヴ):CD11-4:2021年10月6日(第一次予選)
CD1 5-9:10月11日(第二次予選)
CD110&CD2 1-8:10月15日(第三次予選)
CD29-11:10月19日(決勝)
ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:スタインウェイ D, 611479
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)の第3弾は、ロシア/アルメニアの天才少女と噂され、堂々たるパフォーマンスでファイナルまで勝ち進んだエヴァ・ゲヴォルギアン(ゲヴォルギヤン)が登場!
各地から多彩なタレントが集まった2021年のショパン・コンクールですが、決勝に残ったJJ・ジュン・リ・ブイ、エヴァ・ゲヴォルギアン、ハオ・ラオの「17歳トリオ」も、コンクールの盛況に大きく貢献した要素の1つとなっています。中でもエヴァ・ゲヴォルギアンは円熟さえ感じさせる重厚な表現と鋭い感性、ファースト・ステージからファイナルまで安定したテクニックで多くの聴衆を虜にし、会場と世界中のリスナーを湧かせました。2004年生まれ、これまでに、クライバーン・ジュニア・コンクール第2位、クリーブランド・ジュニア・コンクール第1位、デュッセルドルフのシューマン・コンクール第1位、スイスのヤング・ショパン・コンクール(Jeune Chopin)第1位など、40以上の国際コンクールで受賞し、2019年ICMA(国際クラシック音楽賞)のディスカヴァリー賞受賞、エフゲニー・キーシンによってルール・ピアノ・フェスティヴァル2020のスカラーシップに選ばれたエヴァ・ゲヴォルギアンの前途洋々たる才覚にご注目ください!

Champs Hill Records
CHRCD-158(1CD)
オスティナータ〜無伴奏ヴァイオリン作品集
ビーバー:パッサカリア ト短調 「守護天使」
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BB124Sz.117
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
バツェヴィチ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ短調 Op.27-4
シャルロット・サリュースト=ブリドゥー(Vn)

録音:2020年8月25日-27日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
ヴァイオリン奏者シャルロット・サリュースト=ブリドゥーのデビュー・アルバムは、無伴奏ヴァイオリン作品集です。フランスで生まれた彼女は、モンペリエで学び、その後ロンドンの王立音楽大学でアリーナ・イブラギモヴァに師事し修士号を獲得しました。また、アナ・チュマチェンコ、ザハール・ブロンといった名教師たちのマスタークラスにも参加しています。2021年にはパリを拠点にしている「コンフルエンス四重奏団(Quatuor Confluence)」のリーダーを務め、トロンハイム国際室内楽コンクールで1位を獲得しています。

Chandos
CHAN-20254(1CD)
グリーグ:抒情小曲集 Vol.1
鐘の音 Op.54-6/秘密 Op.57-4
アルバムの綴り Op.12-7
ワルツ Op.12-2/農民の歌 Op.65-2
ゲーゼ Op.57-2/森の静けさ Op.71-4
春に寄す Op.43-6/故郷にて Op.43-3
小川 Op.62-4/妖精の踊り Op.12-4
メランコリー Op.65-3
小妖精 Op.71-3/カノン Op.38-8
夏の夕べ Op.71-2
アルバムのページ Op.47-2
メランコリー Op.47-5
過ぎ去った日々 Op.57-1
メロディー Op.38-3/スケルツォ Op.54-5
ノルウェーの旋律 Op.12-6
羊飼いの少年 Op.54-1
トロールハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
愛の歌 Op.43-5/ノクターン Op.54-4
憂鬱なワルツ Op.68-6
ハリング Op.71-5
ピーター・ドノホー(P/スタインウェイ)

録音:2021年10月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー!ピアノ・ソロの作品集としては『メンデルスゾーン: 無言歌集 Vol.1』(CHAN20252)に続く、グリーグの「抒情小曲集」の録音がスタート!10代の頃からグリーグの音楽に親しみ、グリーグの印象的な旋律を作る天賦の才能や、和声のユニークさ、感情のナイーブなどに魅了されていたというドノホー。前作のメンデルスゾーン同様、グリーグのピアノ作品を演奏、録音することは自身の音楽性の原点に立ち返ることであり、大きな喜びであったと語っています。第1集には全10巻66曲からなる「抒情小曲集」の中から、自由にセレクトされた27曲が収録されています。
若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるピーター・ドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。ブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には作品解説とは別に、グリーグについてのドノホー自身の考えや思い出が掲載されています。
「すべての偉大な作曲家の作品に当てはまるように、グリーグの作品には分析を拒む独特の、識別できない核心がある」(ピーター・ドノホー)

CAvi music
85-53494(1CD)
プロコフィエフ、A&N・チェレプニン:ピアノ作品集
プロコフィエフ:風刺(サルカズム) Op.17
アレクサンドル・チェレプニン:ピアノのための8つの小品 Op.88、12の前奏曲 Op.85より〔第1曲 アダージョ、第9曲 アレグロ〕、4つのノスタルジックな前奏曲 Op. 23
プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22
ニコライ・チェレプニン:プーシキンの「漁師と魚の物語」への6つの音楽的イラストレーション Op. 4
アレクサンダー・ガジェヴ(P)

録音:2021年2月、ヴァイマール(ドイツ)
イタリア/スロベニアの新星、アレクサンダー・ガジェヴは、2015年に浜松国際ピアノ・コンクールで優勝&聴衆賞受賞を果たしており日本での根強いファンも多い他、2018年モンテカルロのワールド・ピアノ・マスターズと2021年シドニー国際ピアノ・コンクールでも優勝。そして、かつてないほどの大きな盛り上がりを見せた2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールでは、堂々の第2位+「最優秀ソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)」を獲得し大ブレイク中のピアニスト。
BBCラジオ3の新世代アーティスト2019-2022にも選ばれているガジェヴが、英BBCラジオ3とドイチュラントラジオ・クルトゥーア(ドイツ公共放送の文化プログラム)の共同プロデュースによってレコーディングした最新アルバムが、ドイツのC'Avi-musicより登場!
プロコフィエフのピアノ小品集「風刺」と「束の間の幻影」に、プロコフィエフの師でもあるニコライ・チェレプニン(1873-1945)とその息子アレクサンドル・チェレプニンのピアノ小品集をカップリングするという極めて意欲的なプログラムに挑戦。A.チェレプニンはロシアで生まれ学び、ジョージア経由でパリへ亡命し(ラヴェルやフランス6人組とも交流)、日本や中国を含むアジアを旅し(日本での教育者としての功績もあり、夫人は中国人)、戦後はアメリカへ渡り国際的に活動しました。彼の作品からは初期から後期までの3つのサイクル(1つは抜粋)が選ばれており、プロコフィエフの影響から、東洋文化、フランスの色彩、グレゴリオ聖歌、ジョージアの民族音楽など、様々な要素が取り入れられ、自身の音楽的表現に変換されています。プロコフィエフの日記に「オーケストラについてはリムスキー=コルサコフよりもチェレプニンから学んだ」と書かれ、サンクトペテルブルク音楽院で指揮の教師やロシア・バレエ団(バレエ・リュス)の指揮者としても活躍したN.チェレプニンの作品からは、プーシキンの童話「漁師と魚の物語」(「金のさかな」のタイトルや、グリム童話版「漁師とおかみさん」としても知られるおとぎ話)に基づく音楽物語を選び、欲張りな漁師の妻がエスカレートして最後は元の木阿弥になってしまうという象徴的な作品でアルバムの最後を締めています。残酷で皮肉に満ちた「風刺」と、幻想的で神秘的な「束の間の幻影」とあわせ、アレクサンダー・ガジェヴの才気煥発なピアニズム、ショパンとは違った奥深い内面を感じさせてくれるアルバムとなることでしょう

Eudora
EUDSACD-2202
(1SACD)
うねり
バッハ:リュート組曲 ハ短調 BWV 997(ギター版)
クルターグ(b.1926):「ギター学校のための小品」 (1976)よりHullamzas - Ondulation、Parlando
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007(ギター版)
クルターグ(b.1926):「ギター学校のための小品」よりカンタービレ、無題
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004(ギター版)
ペドロ・マテオ・ゴンザレス(G)

録音:2020年11月11日-13日、聖フランシスコ講堂(スペイン、アビラ)
スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース。
バッハ作曲の無伴奏作品をギターの演奏によって、13世紀に建てられたスペイン、アビラにある修道院の素晴らしい音響を利用して収録されました。バッハ作品の合間には、世界初録音となるクルターグの小品が奏でられ、プログラムのアクセントになっています。ペドロ・マテオ・ゴンザレスのギターの響きは温かく、切々と歌われるバッハの音色に心奪われることでしょう。
1983年にスペインのアビラに生まれたギター奏者のペドロ・マテオ・ゴンザレスは、トマス・ルイス・デ・ビクトリア音楽院で学び始め、マドリッド王立音楽院、ケルン音楽舞踊学校、シューマン大学、モーツァルテウム大学などで研鑽を積みました。2009年ボストン・ギター・フェスティヴァル、ジュネス・ミュージカル・コンクール、マイアミ国際コンクールなど数々の受賞歴があります。彼はオーケストラのソリストとして、または室内楽奏者としても活躍しており、これまでにカスティーリャ・イ・レオンSO、バレアレス諸島SOなどと共演しています。また、ベルリンのフィルハーモニーやボストンのジョーダン・ホールといったヨーロッパやアメリカの主要なホールで演奏会を行っています。
※フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

Etcetra
KTC-1766(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) カレル・ステイラーツ(Vc)
カレル・ステイラーツは、ブリュッセル王立音楽院でカルロ・シュミッツに師事し、その後ケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事しました。また、ヨーロッパ・ユースOのメンバーとなり、クラウディオ・アバド、レナード・バーンスタイン、アンタル・ドラティといった錚々たる指揮者たちと共演する機会を得ました。1990年にはテヌート・コンクール(ベルギー)で優勝しています。長年アントワープSOやベートーヴェン・アカデミーの首席チェロ奏者を務めており、2008年からはブリュッセルPOの首席チェロ奏者を務めています。2006年にはトリオ・フェニックスを設立し、国内外のフェスティヴァルに参加しています。オーケストラや室内楽での豊富な経験を活かしてチェロ奏者のバイブルであるバッハの「無伴奏チェロ組曲」に挑みます。
Etcetra
KTC-1773(1CD)
ベルギーの超絶技巧による無伴奏チェロ作品集
ディルク・ブロッセ:チェロとテープのためのアフリカン・ループ
ローラント・コリン:無伴奏チェロ曲
アンドレ・ラポルト:C-isme
ルシアン・ポスマン:カラー・アンド・サイレンス
ルディ・タス:Solendo
ピート・スウェルツ:ラ・フォリア
リュック・ファン・ホーフェ:In modo perpetuo
イザイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.28
ヘルヴィヒ・コリン(Vc)
ベルギーの現代作曲家たちとイザイの無伴奏チェロ作品を集めた意欲的なこのアルバムは、ベルギー王立フランドル科学芸術アカデミーの創立250年を記念して企画されました。イザイの無伴奏曲と言えばヴァイオリン・ソナタが有名ですが、チェロ・ソナタも作曲しています。演奏するには難解な作品なためあまり耳にする機会はありませんが、このアルバムを制作するにあたりヘルヴィヒ・コリン自身がぜひにと収録されました。チェロという楽器を題材にイザイから続くベルギー音楽の今を感じられる一枚となっています。

オクタヴィア
OVCT-00199(1SACD)
税込定価
2022年5月25日発売
母に捧げる子守唄〜左手のためのピアノ小品集
モーツァルト(宮下秀樹編):アヴェ・ヴェルム・コルプスK.6 18
樹原涼子:ふたり/想い出の小箱
塚本一実:母に捧げる子守唄
内藤正彦:哀歌
梶谷修:祈り
山田耕筰(梶谷修編):赤とんぼ
有馬礼子:素描組曲 〜左手のための子どもに聴かせたいピアノ曲〜T.序曲 U.版画のスケッチ V.白の空間 W.黒の空間 X.流れ Y.終曲
光永浩一郎:ちきゅうといっしょに
近藤浩平:海辺の雪 〜震災と津波の犠牲者への追悼〜
光永浩一郎:かもめの水兵さんによるオマージュ
館野泉(P)

録音:2016年&2017年8月 エストニア、エイヴェレマナー
 「母に捧げる子守唄」と聞くと、多くの方々が一瞬、不思議そうな表情を浮かべられるが、母 親に唄って聴かせる子守唄があってもいいのだと、すぐに納得の表情に納まっていく。 お母さん方は、何処かに嬉しい気持もあるのでしょう。――舘野 泉(ライナーノーツより)

MELO CLASSIC
MC-1059(2CD)
フリーダ・クヴァスト=ホダップ/ドイツでの放送録音1948年
(1)スクリャービン:前奏曲集Op.1118曲
レーガー:私の日記Op.82〜アンダンティーノ・エスプレッシーヴォ
(2)フォルトナー::ソナティーナ
(3)バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より[前奏曲とフーガ第1番ハ長調BWV846/前奏曲とフーガ第2番ハ短調BWV847/前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調BWV848/前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調BWV849/前奏曲とフーガ第5番ニ長調BWV850/前奏曲とフーガ第6番ニ短調BWV851/前奏曲とフーガ第7番変ホ長調BWV852/前奏曲とフーガ第8番変ホ短調BWV853]
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻[前奏曲とフーガ第6番ニ短調BWV875/前奏曲とフーガ第17番変イ長調BWV.886]
(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
(5)レーガー:ピアノ協奏曲ヘ短調Op.114
フリーダ・クヴァスト=ホダップ(P)

(1)録音:1948年3月19日西ベルリン放送スタジオ(モノラル)
(2)録音:1948年5月4日西ドイツフランクフルト放送スタジオ(モノラル)
(3)録音:1948年4月26日西ドイツシュトゥットガルト放送スタジオ(モノラル)
(4)録音:1948年10月10日西ベルリン放送スタジオ(モノラル)
(5エヴァルト・リンデマン(指)RIASSO
録音:1948年3月7日西ベルリンライヴ(モノラル)
20世紀前半に活躍したドイツのピアニスト、フリーダ・クヴァスト=ホダップ(1880-1949)の晩年の貴重な録音が世に出た。クヴァスト=ホダップ(クヴァストは夫の姓)は南西ドイツのバルゲン(当時はドイツ帝国内のバーデン大公国の領地)の生まれ。天才少女だったホダップは十代のうちにピアニストとして成功を収め、1910、20年代には絶大な人気を誇った。しかし1930年代には活動を大幅に縮小し、商業録音もおそらくまったく残していない(Pロールが少しあった)。また彼女は1941年にナチ党員になっており、これは当然彼女の戦後復帰の障害となった。なんとか1948年に活動を再開したものの、ほどなくして病に倒れ、翌年亡くなってしまった。こうした事情からクヴァスト=ホダップはこれまでほぼ文献上の存在だった。今回MELOCLASSICが世に出した短い戦後復帰活動での録音は、クヴァスト=ホダップがいかに偉大なピアニストであったを伝えてくれます。ことにバッハの平均律クラヴィーア曲集は少しも時代がかっていない知的で清明な演奏で、とても19世紀生まれのピアニストの演奏とは信じられない。
MELO CLASSIC
MC-1061(2CD)
ジュリアス・カッチェン/ピアノ・リサイタル1946-1965年
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960
(3)ガーシュウィン:3つの前奏曲
(4)バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよト長調
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545〜アレグロ
ショパン:ポロネーズ変イ長調Op.53「英雄」
(5)バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
シューマン:交響的練習曲集Op.13
ショパン:バラード変イ長調Op.47
(6)メンデルスゾーン:ロンド・カプリチョーソホ長調Op.14
前奏曲とフーガ第1番ホ短調Op.35-1
ジュリアス・カッチェン(P)

(1)録音:1964年5月27日西ドイツシュトゥットガルト放送スタジオ(モノラル)
(2)録音:1960年8月6日フランスプラドライヴ(モノラル)
(3)録音:1951年10月28日西ドイツハンブルク放送スタジオ(モノラル)
(4)録音:1946年11月20日フランスパリ放送スタジオ(モノラル)
(5)録音:1965年9月25日西ドイツルートヴィヒブルクライヴ(モノラル)
(6)録音:1951年10月28日西ドイツハンブルク放送スタジオ(モノラル)
米国のピアニスト、ジュリアス・カッチェン(1926-1969)のドイツとフランス、パリでの録音集。ジュリアス・カッチェンは第二次世界大戦後間もなく欧州に渡って大活躍した米国人音楽家の代表的存在。DECCAに多くの録音を残してはいるものの、42歳で亡くなってしまったため録音に残されなかった曲も多い。このCDには、ベートーヴェンの第12番と第30番のピアノ・ソナタ2曲、シューベルトのピアノ・ソナタ第21番、バッハのパルティータ第2番といった商業録音で聞けなかったカッチェンが含まれています。もちろん演奏はカッチェンならではの引き締まった集中力の高いもの。商業録音のあるものでも例えばシューマンの交響的練習曲集のようにより強い気迫が感じられるものもあり、この早世したピアニストの偉大な芸術に心を震わせることができます。
MELO CLASSIC
MC-1062(1CD)
ユリアン・フォン・カーロイ/ドイツでのピアノ・リサイタル1954-1956年
(1)リスト:メフィスト・ワルツ第1番
サン=サーンス:ワルツ形式による練習曲
(2)ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49
リスト:超絶技巧練習曲第5番変ロ長調「鬼火」
リスト:3つの演奏会用練習曲第2番ヘ短調「軽やかさ」
(3)ドビュッシー:葉ずえを渡る鐘の音/喜びの島
(4)リスト:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
ドホナーニ:狂詩曲ハ長調Op.11-3
ユリアン・フォン・カーロイ(P)

(1)録音:1954年2月2日西ドイツシュトゥットガルト放送スタジオ(モノラル)
(2)録音:1954年4月27日西ドイツフランクフルト放送スタジオ(モノラル)
(3)録音:1955年4月26日西ドイツフランクフルト放送スタジオ(モノラル)
(4)録音:1956年4月13日西ドイツブレーメン放送スタジオ(モノラル)
ユリアン・フォン・カーロイ(ハンガリー名ギュラ・カーロイ1914-1993)は、ハンガリー生まれでドイツで活躍したピアニスト。ハンガリー王国北部のロションツ(現在のスロヴァキアのルチェネツ)の生まれ。若くして国内で大きな注目を浴びた後、ミュンヘンで名教師ヨーゼフ・ペンバウアーに学ぶ。既に演奏活動を活発にしてからパリのエコール・ノルマルでアルフレード・コルトーにも学んでいます。1932年、第2回ショパン国際コンクールで第9位入賞。この時第5位だった同郷のラヨシュ(ルイス)・ケントナーの勧めでブダペスト音楽院でエルンスト・フォン・ドホナーニに直々に学ぶ。こうして1933年にパリでリサイタル・デビューして以降は引っ張りだこの人気ピアニストになった。1950年代からはドイツと米国で活動。1972年にヴュルツブルク音楽大学の教師になり、1980年代以降はこの職に専念するようになります。師匠ヨーゼフ・ペンバウアーが(直系ではないが)リスト弾きだったことから、カーロイもリストを得意としていた。つまり、非常に高度な技巧で曖昧さなく明解で生命力に溢れた演奏が持ち味で、それはドビュッシーでも変わりない。カーロイはDGに録音も残しているもののCDになったものは少なく、それらも今は廃盤。ここで聞ける録音は貴重です。
MELO CLASSIC
MC-1064(2CD)
レフ・オボーリン/ドイツとフランスでの演奏会1951-1966年
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番変ホ長調Op.81a
ムソルグスキー:展覧会の絵
ドビュッシー:前奏曲集から[月の光がふりそそぐテラス/西風の見たもの/とだえたセレナード/沈める寺/ヴィーニョの門/花火]
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87から[第4番ホ短調/第7番イ長調/第15番変ニ長調]
ショパン:夜想曲変ニ長調Op.27-2
ボロディン:スケルツォ変イ長調
ショパン:マズルカロ短調Op.33-4
ハチャトゥリアン:トッカータ変ホ短調
(2)バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
ショパン:バラードOp.60
ラフマニノフ:前奏曲集Op.32から[ト長調Op.32-5/嬰ト短調Op.32-12]
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34から[第1番ハ長調/第10番嬰ハ短調/第22番ト短調/第24番ニ短調]
(3)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
レフ・オボーリン(P)

(1)録音:1966年12月21日東ドイツベルリンライヴ(モノラル)
(2)録音:1962年6月4日フランスパリ放送スタジオ(モノラル)
(3)フランツ・コンヴィチュニー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
録音:1951年11月27日東ドイツライプツィヒライヴ(モノラル)
20世紀のソ連の偉大なピアニスト、レフ・オボーリン(1907-1974)のライプツィヒ、パリ、ベルリンでの演奏を収録。今日では伴奏ピアニスト、教育者としての功績の方が広く知られるオボーリンだが、彼は1927年第1回ショパン国際ピアノ・コンクールの優勝ピアニスト、ソリストとしての実力は極めて高い。この2CDではなんといっても巨匠フランツ・コンヴィチュニーの伴奏で演奏したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が強烈。冒頭から最後まで一貫してヴォルテージが高く、多少のミスなどものともせず熱い音楽で突き進む。東ベルリンでのリサイタルのライヴ録音は残念ながら音質が今一つだが、ベートーヴェン、ムソルグスキー(しかも「展覧会の絵」)、ドビュッシー、ショスタコーヴィチなどと得意曲が並び壮観。さらにバッハのパルティータ第2番も充実。レフ・オボーリンという一時代を築いたピアニストを知るにはうってつけの1枚。
MELO CLASSIC
MC-1065(2CD)
ステファン・アスケナーゼ/東ドイツでの演奏会1967-1968年
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311/ロンドイ短調K.511/メヌエットニ長調K.355/
小さなジーグト長調K.574/ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
ショパン:夜想曲ロ長調Op.9-3/スケルツォ変ロ短調Op.31/マズルカ変ロ短調Op.24-4/
マズルカヘ短調Op.63-2/マズルカ嬰ハ短調Op.63-3/ワルツイ短調Op.34-2/
ワルツヘ長調Op.34-3/タランテラ変イ長調Op.43
メンデルスゾーン:スケルツォOp.16-2
モーツァルト:6つのレントラー変ロ長調K.606〜第1番と第5番(P小品に編)
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
ステファン・アスケナーゼ(P)

録音:(1)1967年2月2日東ドイツベルリン放送スタジオ(モノラル)
(2)ヘルベルト・ケーゲル(指)ライプツィヒRSO
録音:1968年2月6日東ドイツライプツィヒ放送スタジオ(ステレオ)
テファン・アスケナーゼ(1896-1985)は当時オーストリア=ハンガリー帝国領だったレンベルク(当時はポーランドの文化圏に属した。現在のウクライナ西部のリヴィウ)生まれのピアニスト。ウィーン国立音楽大学でリストの愛弟子、エミール・フォン・ザウアーに学ぶ。ユダヤ系だったため第二次世界大戦では身を潜めざるをえなかったが、1950年代にはショパン弾きとして一世を風靡した。meloclassicからは既に2種CDが発売され(MC-1004,MC-1051[2CD])、すっかり忘れ去られていたこの名ピアニストの素晴らしさを再発見させてくれた。今回の2CDの目玉は1968年のライプツィヒでの演奏会のライヴ録音、巨匠ヘルベルト・ケーゲルの指揮で協奏曲2曲、しかも良好なステレオ録音(客席からの雑音は多いが)。モーツァルトのK.453も、馴染みの薄いメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番も、どちらも品格の高い絶品。これを聞けばアスケナーゼが20世紀の偉大なピアニストの一人だったと誰もが認めることでしょう。
MELO CLASSIC
MC-1066(1CD)
エディト・ファルナディ/ピアノ・リサイタル1966-1968年

(1)リスト:メフィスト・ワルツ第1番
(2)リスト:グノー「ファウスト」からのワルツ
(3)ショパン:ポロネーズ嬰ト短調/幻想即興曲嬰ハ短調Op.66/夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2/ワルツ変イ長調Op.69-1/ワルツ嬰ハ短調Op.64-2/ワルツ変イ長調Op.34-1/スケルツォ変ロ短調Op.31
(4)ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調Op.2
エディト・ファルナディ(P)

録音:(1)1968年5月5日西ドイツフランクフルト放送スタジオ(モノラル)
(2)1968年5月7日西ドイツシュトゥットガルト放送スタジオ(モノラル)
(3)1968年3月6日オランダヒルフェルスム放送スタジオ(モノラル)
(4)1966年12月21日オランダヒルフェルスム放送スタジオ(モノラル)
2016年にmeloclassicが発売したリスト集(MC-1039)が大きな話題になったエディト・ファルナディ(1921-1973)が再び。エディト・ファルナディはハンガリーのブダペストの生まれ。僅か7歳でリスト音楽院に入学してベラ・バルトークに師事。1945年にウィーンに移住してから国際的な名声を獲得。1950年代の米国のWestminster社への一連の録音は極めて高い評価を得た。しかしどうしたわけかその後は録音から遠ざかってしまった。冒頭のリストのメフィスト・ワルツを聞いただけでもファルナディの高い技術を惜しみなく情熱に注ぐ音楽に痺れてしまうでしょう。リストがグノーの「ファウスト」のワルツを編曲した1曲も、単なるオペラの名曲の編曲を超えた情熱の渦巻く世界に飲み込まれてしまう。さらに嬉しいことにショパンが7曲。ファルナディの弾くショパンは初めてではないだろうか。普通のショパンとはかなり異なった熱い激しいショパン。ショパン・マニアならこの7曲のためにこの1枚を買っても損はないでしょう。ブラームスもエネルギーが途轍もない。
MELO CLASSIC
MC-1067(1CD)
ヤン・スメテルリン/ピアノ・リサイタル1951-1958年

(1)リスト:ピアノ・ソナタロ短調
(2)シューマン:謝肉祭Op.9
(3)ドビュッシー:金色の魚/喜びの島
グラナドス:窓辺の語らい
ヤン・スメテルリン(P)

録音:(1)1958年3月5日スイスローザンヌ放送スタジオ(モノラル)
(2)録音:1951年10月24日オランダヒルフェルスム放送スタジオ(モノラル)
(3)録音:1951年4月20日オランダヒルフェルスム放送スタジオ(モノラル)
ヤン・スメテルリン(1892-1967)の1950年代の放送録音集。ヤン・スメテルリンはオーストリア=ハンガリー帝国のビーリッツ(現ポーランドのビェルスコ)の生まれ。本名はハンス・シュメッターリング。一家はテルノピル(現在のウクライナのテルノーピリ)から移住してきたユダヤ人。生地でピアノを学んだ後、ウィーンに出てかのレオポルト・ゴドフスキに学ぶ。第一次世界戦が終わってから1920年代に急速に名声を高めていった。1925年に結婚する際に名前をヤン・スメテルリンと改める。1934年に英国の市民権を得る。第二次世界大戦の勃発後は米国での活動が多くなる一方、第二次世界大戦後はオーストラリアやニュージーランドまで楽旅に出ています。ロンドンにて亡くなります。スメテルリンは経歴からも演奏そのものからも、ゴドフスキの流儀の継承者であり、楽譜から詩情を羽ばたかせる名手だった。スメテルリンの録音は数年前にショパンがまとまってCDで発売されたが、スメテルリンの真価はむしろこのCDでの自在で豪快なリストのピアノ・ソナタに良く表れているでしょう。
MELO CLASSIC
MC-1068(1CD)
ジーナ・バッカウアー/サル・プレイエルでのリサイタル1963年
ハイドン:ピアノ・ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34(ランドン版第53番)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53
ラヴェル:夜のガスパール
バルトーク:組曲Op.14Sz62
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35第1巻
ラモー:メヌエット
ムソルグスキー:「展覧会の絵」〜キエフの大門
モンポー:庭園の若い娘たち

ジーナ・バッカウアー(P)

録音:1963年11月6日フランスパリライヴ(モノラル)
ジーナ・バッカウアーが1963年11月6日、パリのサル・プレイエルで行ったリサイタルのライヴ録音。ジーナ・バッカウアーはアテネの生まれのユダヤ系ギリシャ人。ジーナは本名のルイーザの愛称。彼女の祖父は、バイエルン王家からギリシャ王国初代国王としてアテネに移ったオソン1世(=オットー)の随行者の一人で、さらに遡るとオーストリアの出だという。アテネ音楽院でメキメキと実力を付けた彼女を、かのアルフレード・コルトーが認めてパリのエコール・ノルマルに招いた。バッカウアーは1929年にパリでデビュー、大成功を収めた。なお彼女がラフマニノフにも学んだという話があるが、これは定かではないという。1930年代以降、バッカウアーは人気ピアニストとして国際的に活躍。Meloclassicの他の多くのCDのピアニストとは異なり、バッカウアーはかなり多くの録音を残しており、とりわけ1950年代の米国のMercury録音は良く知られています。このCDではちょうど50歳のバッカウアーの極めて充実した演奏が楽しめる。バッカウアーのピアノには独特の華があり、ピアノの貴婦人とか女王といった趣がある。ムソルグスキーの「展覧会の絵」のキエフの大門を豪快に弾いた(観客の熱狂的な喝采も収録されている)と思えば、ラヴェルの「夜のガスパール」での緻密な音楽、モンポーの「庭園の若い娘たち」での繊細で柔らかい愉悦まで、芸の幅の広いピアニストだった。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-428(1CD)
「比類なきリスト」
ベートーヴェン(リスト編):ゲラルトの詩による6つの歌Op.48 より(S467)
第1曲「神の力と摂理」/第3曲「バスの歌」
リスト:悲しみのゴンドラS200,No.1(第2版)
スケルツォとマーチS177/暗い雲S199
ピアノ・ソナタ ロ短調S178/不運!S208
ドニゼッティのルチアとパリジーナの2 つのモティーフによる演奏会用ワルツS214-3
マイケル・ケイコフ(P)

録音:2021年9月3日/10月22日ニューヨーク、スキルマン・ミュージック
※日本語オビ・解説付き
マイケル・ケイコフはロシア、サンクト・ペテルブルク出身で現在はアメリカで活動している 若手ピアニスト。6歳で既に公開の場でコンサートを行い、後にジュリアード音楽院でジェロ ーム・ローウェンタールに学びました。全米、ヨーロッパ、アジアで精力的な演奏活動を行っ ており、レパートリーはバッハから現代曲までと幅広いものの、とりわけリストに強い思い入れ があり、このディスクではリストの代表作ロ短調ソナタを中核に小品とベートーヴェンの歌曲 の編曲作品を収録しています。ロマン派のヴィルトゥオーゾ系コンポーザー・ピアニストをこよ なく愛するというケイコフは久々に登場する19 世紀型・主情主観表出タイプのピアニストとい えるでしょう。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-431(1CD)
「エニグマ」〜アルマンド・アルフォンソ(b.1931):ピアノ作品全集
トリプル・ゲーム研究(2016)
アローロの主題による変奏曲(1989)
アルバムの綴り1&2(2021)
ピアノ組曲(1956)
ピアニストの友人への前奏曲集(1996-1997)
ハビエル・ネグリン(P)

録音:2021年11月29日-12月1日 スタジオ・オドラデク、ザ・スフィアース
※日本語オビ・解説付き
作曲者アルマンド・アルフォンソは現在パリ在住のスペインの作曲家。母国とフランス、イ タリアで学んだ後、バレエのオーケストラ指揮者としてキャリアを開始、後にコンサート指揮者 としてアンドラーシュ・シフ、ウラディーミル・スピヴァコフ、クリスティアン・カツァリスらと共演し た。その傍ら、作曲家としても管弦楽曲や協奏曲、歌曲など多くの作品を生み出した。この アルバムは彼のこれまでのピアノ作品を集成したもの。いわゆる現代音楽ではなく、ロマン派 から近代までの様式を踏まえた親しみ易い作風。アルフォンソにとっては同じスペインの先 輩作曲家フェデリコ・モンポウにも通じるリリシズムと素朴さを湛えた愛すべき作品集。

HCR
HCR-26(1CD)(1CD)
「不可能の時間」〜21世紀の無伴奏ヴァイオリン作品集
クララ・イアノッタ:ジャム瓶の中のスズメバチの死体
ダリオ・ブッチーノ:「歳月人を待たず」第16番
レベッカ・ソーンダース:痛み
リザ・リム:スー・ソン・スター・マップ
エヴァン・ジョンソン:木の上の雲
キャシー・ミリケン:クリー
アーロン・キャシディ:記憶の杖
デヤナ・セクリッチ(Vn)

録音:2021年7月1-2日ブリュッセル
NMC が配給するイギリス、ウェスト・ヨークシャー州にあるハダーズ・フィールド大学音楽学部 の自主制作レーベル。この大学の作曲科学生または関りの深い作曲家の作品を世に出す目的 で設立された。若い才能の発掘の場であり、まことに羨ましい限り。大学の援助を受けて制作さ れているせいか、収益を考えず(?)思う存分、やりたい放題やっている、という作品が多い。 このアルバムでは全てヴァイオリン独奏のための作品が収められているが、ひとつとしてまとも な作品がない。イアノッタの「スズメバチの死体」は電子音のスクラッチ・ノイズにヴァイオリンの 特殊奏法が絡む。このアルバムで最も著名な作曲家ソーンダースの「痛み」も徹頭徹尾ノイズ、 ノイズまたノイズの嵐。全作品そんな調子です。イギリスはビートルズやパンク・ロックを生み出 した精神的土壌があるせいか、ドイツ、フランスの現代音楽界とは全く違った潮流があるようだ。 大友良英、ジョン・ゾーンも顔負けの反骨精神丸出しのノイズ系現代音楽。ストリート・グラフィテ ィのようなノイズ系ミュージックが聴きたい、という人にお薦め。

Kaleidos
KAL-63222(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
アベッグ変奏曲 Op.1(1829/30)
交響的練習曲 Op.13(1837)
アラベスク(1839)
サンドラ・ウルバ(P)

録音:2013年7月(ウルリッヒシュハルベン)
1987年にリトアニアのヴィリニュスに生まれたピアノ奏者サンドラ・ウルバのデビュー・アルバムは、シューマンの作品集です。サンドラ・ウルバは、デトモルト音楽大学で、アナトール・ウゴルスキとアルフレッド・パールに師事しました。その後ケルン音楽舞踏大学でパーヴェル・ギリロフに師事しています。彼女は若い頃からコンクールで受賞しており、12歳でツヴィッカウのシューマン・コンクールで優勝しています。ソリストや室内楽奏者として人気があり、ケルン・フィルやボーフム響と共演したり、ライプツィヒのシューマンハウス、ハンブルクのモーツァルトホールなど各地で演奏しています。軽妙で透明感のあるシューマンの美しさは、今後の活躍に期待せずにはいられません。
Kaleidos
KAL-63162(1CD)
デュオ・ラ・リュワー〜ピアノ4手連弾のための作品集
ピアソラ(山本京子編):ミケランジェロ'70、リベルタンゴ
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番嬰ヘ短調、ハンガリー舞曲第6番 変ニ長調
フォーレ:組曲「ドリー」より子守歌、ドリーの庭
ラヴェル(ジェゼフ・ジュマン編):亡き王女のためのパヴァーヌ
 ハイドンの名によるメヌエット
ガーシュウィン:3つの前奏曲(グレゴリー・ストーン編)、
ラプソディー・イン・ブルー(ヘンリー・レヴァイン編)
デュオ・ラ・リュワー〔正木千尋(プリモ・ピアノ)、長井玲子(セカンド・ピアノ)〕

録音:2010年3月-10月(ギュータースロー)
才気煥発な才能を世に問う若手アーティストの録音を中心とする「エディション・ポートレイト」からのリリース。
日本人ピアニスト、正木千尋と長井玲子の二人によって結成された「デュオ・ラ・リュワー」のデビュー・アルバムです。ピアソラ、ブラームス、ラヴェル、ガーシュウィンの連弾作品及び連弾編曲版を集めたこのアルバムは、非常に遊び心のある演奏で、かつ細部に至るまで二人の演奏プロセスが一致していることでより説得力の増したものになっています。

KAIROS
0015103KAI(1CD)
ガブリエル・エルコレカ(1969-):ピアノ作品集
Nubes(1994)/Nubes II(1995)/4つのバラード(2017-21)/Jaia(2000)/Dos Zortzikos(2000)/Kaila Kantuz(2004)/Mundaka(2009)
ランナー:Pester-Walzer Op.93
ヨハン・シュランメル:Musikalisches Farbenspiel
カール・ミヒャエル・ツィーラー(ヨーゼフ・シュランメル編):Rendez-Vous
アルフォンソ・ゴメス(P)

録音:2021年9月、ヴォルフガング・ホフマン・ザール(ドイツ、フライブルク)
アノ作品集。イギリス・ロンドンではマイケル・フィニッシーに作曲を学んでいるエルコレカの音楽は、現代音楽演奏のエキスパートであるアルフォンソ・ゴメスによって次のように評されています。「ガブリエル・エルコレカのピアノ作品が現代のレパートリーの中で重要な位置を占めている理由はいくつかある。その響きの持つ詩情、暴力性、技術的な複雑さ、色彩への大胆な取り組み。さらには確立した職人技や、フォークロア、中欧の音楽の伝統、アヴァンギャルドとの深く、曖昧な関係性。私の考えでは、異なる美的次元の間を素早く移動するこの能力は、まさに彼の創作の最も顕著な側面の一つです。」
KAIROS
0013292KAI(2CD)
リストの考察
リスト:5つのハンガリー民謡より第5曲
チェルハ:スロヴァキアの思い出第20番
リスト:5つのピアノ小品より第2曲「レント・アッサイ」
クルターグ:...waiting for Susan...
リスト:調のないバガテル
リゲティ:妨げられた打鍵
ペソン:Speech of Clouds
リスト:ハンガリーの歴史的肖像より第7曲「ミハーイ・モショニ」
リーム:ピアノのための小品第6番
リスト:詩的で宗教的な調べより第7曲「葬送」
リーム:ピアノのための小品第7番
リスト:巡礼の年 第2年:イタリアより第2曲「物思いに沈む人」
ウストヴォーリスカヤ:ピアノ・ソナタ第6番
リスト:巡礼の年 第1年:スイスより第2曲「ワレンシュタット湖畔で」
ベリオ:水のクラヴィア
リスト:子守歌
ベリオ:芽
フェルドマン:ネイチャー・ピース第4番
リスト:夜想曲「夢の中に」
リゲティ:En suspens
ミュライユ:別離の鐘, 微笑み
リスト:クリスマス・ツリーより第9曲「晩鐘」
アダムズ:中国の門
リスト:われらの主イエス・キリストの変容の祝日に
シュトックハウゼン:自然の持続時間より第5曲
リスト:諦め
シャリーノ:ポルヴェーリ・ラテラーリ
リスト:クリスマス・ツリーより第2曲 「おお, 聖なる夜!」
フェルドマン:ピアノ小品 1964
マリノ・フォルメンティ(P)

録音:2012年2月20日-26日(ベルリン)
クラングフォルム・ウィーンの元メンバーとしても知られるミラノ生まれのピアニスト・指揮者、マリノ・フォルメンティ。ウィーンを拠点に活動しており、ウィーン音楽週間やザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭への出演や、フランツ・ウェルザー=メストやリッカルド・ムーティといった著名な指揮者との共演など特筆すべき経歴を持ち、現在欧米で最も多忙な音楽家の一人とされています。今回の2枚組のアルバムでは、あらゆる現代音楽の源がリストのピアノ曲にあるという考察を基に、リストのピアノ作品と現代作曲家の作品を交互に並べ、その共通する要素に光を当てています。

Forgotten Records
fr-1807(1CDR)
オラツィオ・フルゴーニ〜シューベルト
さすらい人l幻想曲 ハ長調
4つの即興曲集 Op.90D.899#
オラツィオ・フルゴーニ(P)

録音:1949年10月17日、19日#、
※音源:Vox VL 6690PL 6690

ALBANY
TROY-1883(1CD)
ジョージ・ロックバーグ(1918-2005):カプリース変奏曲〜無伴奏ヴァイオリンのための レオ・マリリエ(Vn)

録音:2021年8月1日フランス、フランボアン教会
アメリカの新ロマン主義の作曲家ジョージ・ロックバーグの無伴奏ヴァイオリンのため の作品。ロックバーグは1960年代にそれまでのセリエリズムによる作曲から一転して調 性に基づくロマン的な作風に転向したことで知られます。この作品は明らかにパガニーニ の 24のカプリースを意識して書かれた超絶技巧を要する作品で全 51曲からなる大 作。調性の曲あり、無調の曲あり、特殊奏法の曲ありと様式は様々。ベートーヴェンの 第 7交響曲の終楽章やマーラーの第 5交響曲のスケルツォの素材で書かれた曲もあ りヴァラエティに富んだ内容。 フランスのヴァイオリン奏者レオ・マリリエ(b.1995)はベートーヴェンのヴァイオリン協奏 曲の手稿譜に基づいた録音(CASCAVELLE レーベル、VEL1529)で話題になった。
ALBANY
TROY-1890(1CD)
「ペルーのお宿」〜アンデス先住民の旋律、リズム、伝統にインスパイアされた音楽集
(1)クロティルデ・アリアス(1901-1959):ウイラコチャ
(2)パブロ・チャベス・アギラ(1898-1950):インカの前奏曲
(3)テオドロ・バルカセル(1900-1942):ラメロス族の踊り
(4)ロドルフォ・ホルツマン:田園前奏曲
(5)ロドルフォ・ホルツマン:ジリッシュ・ジャンカ
(6)アンドレス・サス(1900-1967):ソナチネ・ファンタジア
(7)エンリケ・イトゥリアーガ(1918-2019):プレゴンと踊り
(8)セルソ・ガリード=レッカ(b.1926):ソリロキオ
(9)ホルヘ・ビリャビセンシオ・グロスマン(b.1973):アンタラ
(10)ガブリエラ・レナ・フランク(b.1972):チャンビの夢
オルランド・セラ(Pf,(8)以外)
(1)(8)(9)(10)カルメン・ロドリゲス=ペラルタ(Fl)

録音:2021年8月
ペルーのクラシック、現代音楽の歴史を辿る珍しいアルバム。ペルーの作曲家たちも西洋音 楽と自分たちが本来持っている伝統をどう融合するか、どう折り合いを付けるかということに悩 み、試行錯誤したと思われ、そういった思考と創作の歴史をこの一枚で辿れます。初期の音楽は 五音階中心で中国かアイルランド民謡を思わせる平易な旋律に新しい和声をつける試みがな され、次第にペルー人作曲家としてのアイデンティティが確立、やがて1970 年代生まれの作曲 家たち(グロスマン、フランク)はヨーロッパの前衛的な様式と自分たちの伝統を融合する方向に 向かう。ペルー音楽の現在を知る上で興味深いディスク。
ALBANY
TROY-1892(1CD)
「ピアノによる祈り」〜賛美歌・聖歌集
イギリス賛美歌メドレー/アメリカの賛美歌より/ ウェールズ地方の聖歌/黒人霊歌メドレー/バッハ:オルガン・ソナタ第4 番BWV528より/ アイルランド民謡より/スウェーデン民謡より/ 他全17曲
ホセ・ルイス・ヘルナンデス(P)

録音:2021年8月ボストン・WGBHフレーザー・ホール
アメリカ、ヨーロッパの賛美歌、聖歌、民間伝承歌をピアノ・ソロ用に編曲して聴く一枚。バッ ハから黒人霊歌までヴァラエティに富んだ内容。キリスト教音楽に慣れ親しんでいる人にお薦 め。なかにラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲の中の有名な旋律(第 18変奏)が現 れることから、この旋律に宗教的な歌詞が付けられて広く歌われていることがわかる。

ヴァリエテ
VA-09005(1CD)
税込定価
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
浅田 真弥子(P)

録音:2021年12月16日金沢市アートホール
■浅田 真弥子(P) Mayako ASADA, piano
母の手ほどきにより3才からピアノを始め、7 才より武蔵野音楽大学客員教授、クラウス・ カウフマン氏に師事。10才より桐朋学園大学教授、竹内啓子氏に師事。桐朋女子高等 学校音楽科に在学中、中部ショパン学生ピアノコンクール優勝。中日新聞社賞受賞。竹 内啓子氏の薦めにより桐朋学園大学音楽学部演奏学科在学中、フランスに留学。パリ のエコール・ノルマル音楽院にて、ピアノ及び室内楽の高等演奏課程卒業。更に同音 楽院最高課程修了、高等演奏家資格を取得。パリにて、コンクール“FLAME”入賞。同 コンクール審査員長、セルジオ・ペルティカローリ氏に招かれ、奨学生としてモーツァル テウム音楽院夏期講習(ザルツブルク)受講。盛岡青少年国際ピアノコンクール第1 位。 スペインのマリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位。イタリアのマルサラ国際ピアノ コンクール第3位、及びセニガリア国際ピアノコンクール入賞。パリのユーハム国際コン クール室内楽部門第1位等、国内外のコンクールに多数入賞。さらにアルトゥール・ルー ビンシュタインの弟子であるユージン・インジック氏のもとで研鑽を重ね、インジック氏か ら驚嘆すべき演奏家であると高く評価されます。 これまでに、故・井上直幸、ヤンシン・アン、ピエール・レアック、ジュヌヴィエーヴ・マル ティニ(室内楽)、故・レオニード・ブルンベルグ、故・ヴェラ・ゴルノスタエヴァの各氏に師 事。2018年に最初のアルバム「リスト/ソナタロ短調」(品番:SHZ-IO2)、翌2019 年に「ド ビュッシー/前奏曲集第1巻・第2巻(品番:SHZ-IO3)」をリリース。

Grand Piano
GP-900X(6CD)
NX-F01
ロマン派から近代まで、フランス・ピアノ曲のポプリ
【CD1】
ルイ・テオドール・グヴィ(1819-1898): 4手のためのピアノ・ソナタ集
1-4. 4手ピアノのためのソナタ ニ短調 Op. 36(1861)
5-8. 4手ピアノのためのソナタ ハ短調 Op. 49(1869)
9-11. 4手ピアノのためのソナタ ヘ長調 Op. 51(1870)
【CD2】
サン=サーンス:ピアノ作品全集 第5集
2つのバガテル(1858)*
答え(1866)*
マイアベーアの「北極星」の五重唱による幻想曲(1858)*
マイアベーアの「預言者」のワルツ(1857)*
ワーグナーの「ローエングリン」による幻想曲(1859)*
ベートーヴェンの「アテネの廃墟」の回教僧の合唱(1869)
グノーの「ガリア」によるパラフレーズ(1871)*
ビゼーの「真珠採り」によるスケルツォ(1886)*
マスネのオペラからの演奏会用パラフレーズ「タイスの死」(1895)
リストの「ベートーヴェン・カンタータ」による即興(1870)*
. アフリカ幻想曲 Op. 89(P独奏版)(1891)
【CD3】
知られざるドビュッシー 稀少ピアノ作品
忘れられた前奏曲*
1. 放蕩息子(1884/1907-1908改訂)(P版)
2. ロドリーグとシメーヌ(1890-1893)(P版)
3. 前奏曲 第1巻-第8番「亜麻色の髪の乙女」(第1稿、変ロ長調,190
4. トリスタンの物語の序曲(1907/2011年完成版)(P版)
5. 前奏曲 第2巻-第5番ヒース(第1稿,1912)
6. 象たちのトーマイ(1913/2006年完成版)(新版)
7. 小さなワルツ(1915頃/2006年完成版)*
8. 華やかな宴 第1場 - 仮面(commencement 開始部)
(1915/2006年完成版)*
9. 聖セバスチャンの殉教 - 第3幕:偽りの神々の評議会: 受難*
10. 沈黙の宮殿 - 1幕物の中国のバレエ(8つの場面)(ナレーション付き版
(1914,2005/2014年完成版)*
劇音楽「リア王」(1904-1908,2004/2018年完成版)
11. 前奏曲*
12. (他の)ファンファーレ*
13. 眠るリア王*
14. コーデリアの死*
15. 歌劇「鐘楼の悪魔」(ナレーション付き版)(1902-1903/2018編)*
16. アッシャー家の夜(1915-1917/2010編)
ニコラス・ホルヴァートによるカデンツァ*
【CD4】
サティ:ピアノ作品全集 第4集
題名のない小品 別名「愛撫」(1897)
ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)(1897頃)
ジャック・イン・ザ・ボックス(びっくり箱)(1899)…サラベール版による世界初録音
スケッチとクロッキーの手帖 - 前奏曲(1900)…サラベール版による世界初録音
世俗的で豪華な唱句(1900)
夢見る魚(1901)
アンゴラの雄牛(P版)(1901)
金の粉(1901-1902)
優しく(1901-1902)*/幻影(1902)*
ピカデリー - 行進曲(1904)
エンパイア劇場のプリマドンナ*
エンパイア劇場のプリマドンナ (1904)…サラベール版による世界初録音
バッハ:コラール「今すべての森、静かなり」 BWV 392(E. サティによるピアノ編)*
愛を呼び覚まして - アンダルシアの歌
別名「ガンバレス」(1905-1906)…サラベール版による世界初録音
(練習曲)(弦楽四重奏のために)(1905-1906頃)*
フーガ - ワルツ(1906)*/パッサカリア(1906)
【CD5】
ダンディ:ピアノ・ソナタ/「旅の画集」より
ピアノ・ソナタ ホ長調 Op. 63(1907)
旅の画集 Op. 33(1889) より
 I. ?(序章)/III. 牧場/IV. 緑の湖
 V. 弔いの鐘/XI. ボイロン修道院
 XII. 雨/XIII. 夢
【CD6】
バンジャマン・ゴダール(1849-1895): ピアノ作品集 第2集
夢のすまい Op. 140/夜想曲 第1番Op. 68
夜想曲 第2番Op. 90/夜想曲 第3番Op. 139
夜想曲 第4番Op. 150/3つの小品 Op. 16
幻想曲 Op. 143/再生 Op. 82
詩的な断章 Op. 13
【CD1】…GP676
エミール・ナウモフ(P)
チェン・ヤウ(P)
録音:2013年12月16-20日

【CD2】…GP626
*…世界初録音
ジェフリー・バールソン(P…Steinway, Model D)
録音:2017年1月19・23・25日、2月15日

【CD3】…GP822
*…世界初録音
ニコラス・ホルヴァート(P…Steinway, Model C)
録音:2019年7月7-9日

【CD4】…GP823
*…世界初録音
ニコラス・ホルヴァート(P…エラール:モデル90703、1905年製)
録音:2019年3月1-2日

【CD5】…GP756
ジャン=ピエール・アルマンゴー(P)…Steinway, Model D)
録音:2018年9月-2019年1月

【CD6】…GP684
世界初録音
エリアンヌ・レイエ(P…Steinway, Model D)
録音:2014年4月27日、5月22日
まずはサン=サーンス、サティ、ドビュッシーの曲目に注目。世界初録音曲がずらっと並んでいます。録音にあたっ て演奏者や研究者が徹底的な楽譜の捜索や校訂を行い、「過去のCD企画を超えるものを!」とこだわり抜い た成果です。ちなみにサティでは最新の研究によって多くの過ちが修正された2016年出版のサラベール版を使 用しています。さらに知名度の低い作曲家のセレクションもユニーク。ベルリオーズがその無名を嘆いたグヴィの初 期ロマン派風の連弾ソナタ、ジョスランの子守歌のイメージしかないゴダールを見る目が変わる堂々の3楽章幻想 曲、ひたすらに深遠で巨大なダンディのソナタなど、フランスピアノ音楽史の路傍の銘花をじっくりと堪能できる BOXセットです。 ――吉池拓男(監修)

Grand Piano
GP-908(1CD)
NX-B03
パルムグレン(1878-1951):ピアノ作品全集 第5集
エキゾチックな行進曲 Op. 46(1915もしくはそれ以前)*
後奏曲(1921もしくはそれ以前)*
光と影 OP. 51(1717-19頃)*
3つのピアノ小品 Op. 57(1916)
即興曲とスケルツォ Op. 10(1901)*
6つのピアノ小品 Op. 67a(1919-20頃)*
ソナチネ ヘ長調 Op. 93(1934-35)
組曲「春」 Op. 47(1915頃)
ヨウニ・ソメロ(P … Steinway & Sons、Model D)

録音:2021年6月8-9日
ブゾーニに師事し、圧倒的なテクニックを身につけ、その後、北欧を代表するピアニストになったセリム・パルムグレン。作曲家としても、20世紀ピアノ音楽界 に大きな足跡を残しました。この第5集に収録された作品は、ほとんどが世界初録音です。 冒頭の「エキゾチックな行進曲」は、東洋風の雰囲気を持つ小さな曲。「後奏曲」は1951年のパルムグレンの葬儀で演奏されました。「光と影」はパルムグ レンの愛国心が示された曲集であり、第2曲「フィンランドのバラード」ではカレリア民謡を主題とした変奏曲に仕上がっています。「3つのピアノ小品」は第2曲 「粉雪」の繊細な美しさが愛されていますが、他の曲はこれまでに録音されたことがありません。「即興曲とスケルツォ」はアカデミックな作風を持つスケルツォと ロマンテイックな即興曲。初期のパルムグレンの集大成ともいえる作品です。「6つのピアノ小品」は彼がアメリカにわたる直前にデンマークで出版された曲 集。素朴なワルツや舟歌など、様々な小品で構成されています。1935年の「ソナチネ」は5年前に妻を亡くし、作曲から遠ざかっていたパルムグレンが久し ぶりに書き上げた作品。ノスタルジックな風情を持つ第2楽章が印象的です。 アルバムの最後に置かれた組曲「春」は耳にする機会の多いOp. 27ではなく1915年頃に作曲されたOp. 47で、第1曲「夕べの歌」や第6曲「フィンランド 風カプリツィエット」を舘野泉が演奏しているものの、なかなか全曲を聴く機会はありません。 ヨウニ・ソメロは現代フィンランドで最も活躍するピアニストの一人。ジョルジュ・シフラとマイケル・ポンティに師事、技巧的な作品を中心とする幅広いレパート リーを持ち、様々なレーベルで100枚を超えるレコーディングを行っています。
Grand Piano
GP-866(1CD)
NX-B03
セミョーン・バルモーチン(1877-1939):ピアノ作品集 第3集
.バラード 変ロ短調 Op. 10(1986出版)
6つの小品 Op. 5(1907出版)
10の小品 Op. 6(1907出版)
クリストファー・ウィリアムズ(P…Steinway, Model D)

録音:2021年10月23-24日
世界初録音
1877年、サンクトペテルブルクに生まれたセミョーン・バルモーチン(バルモーティン)。長い間その存在は忘れられていましたが、2019年にGRAND PIANOレーベルからまとまった作品がリリースされたことで注目を集めました。バルモーチンはバラキレフとリムスキー=コルサコフに師事、1923年から 1925年までペトログラード音楽院 (サンクトペテルブルク音楽院の旧称) で音楽理論を教えましたが、ソビエト連邦の1930年代の大粛清に巻き 込まれてしまい、どのように生涯を閉じたのかはわかっていません。彼の作品のほとんどはピアノのためのものであり、リストのような超絶技巧を駆使する とともに洗練された作風による聴きごたえのあるものばかりです。このアルバムに収録された3つの作品はすべて世界初録音。ショパンよりもリストの同 名曲を思わせる「バラード」、同じ年に出版された2つの小品集、これらは民俗的な要素を備えたものです。このアルバムも、これまでと同じくバルモー チン作品の復興に尽力するクリストファー・ウィリアムズによる演奏です。

CD ACCORD
ACD-290(1CD)
NX-C03
アンナ・グレツカ plays ヘンリク・ミコワイ・グレツキ
4つの前奏曲 Op. 1(1955)
子守歌 Op. 9(1956)
鳥の巣から Op. 9a(1956)
行進曲/種々の小品 Op. 52
間奏曲(1990)/楽興の時(1994)
アンナに(2008)/マズルカ Op. 41(1980)
ピアノ・ソナタ第1番Op. 6(1956、1984、1990)
アンナ・グレツカ(P)

録音:2019年10月26-29日、2020年9月15-17日
「悲歌のシンフォニー」で知られるポーランドの作曲家ヘンリク・グレツキのピアノ作品集を、娘のアンナ・グレツカが弾いたアルバム。グレツキはリプニクの 音楽学校に入学するとピアノ漬けの日々を過ごし、1955年にボレスワフ・シャベルスキに作曲を学び始めて最初に書いたのがこのアルバムの冒頭に 置かれた「4つの前奏曲」でした。1956年に書かれたソナタはバルトークを思わせる緻密な構造を持ち、後に妻となるヤドヴィカ・ルラニスカに捧げられ ています。他には、近い時期に書かれた「鳥の巣から」や「種々の小品集」と、後の1980年代、90年代に作曲・改訂された小品などを収録。「アンナ に」は、ポーランドの国民的女優アンナ・ディムナの慈善団体のチャリティオークション用に晩年のグレツキが書いたものです。前衛的な作品から民謡風 の耳なじみの良い作品まで、これらを演奏しているのはグレツキの娘アンナ・グレツカ。4歳からピアノを始め、シマノフスキ音楽院卒業後、国際 的な活躍をするピアニストです。

Orchid Classics
ORC-100191(1CD)
NX-B03
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲集
2台のピアノのための組曲第1番「幻想的絵画」 Op. 5
2台のピアノのための組曲第2番Op. 17
マリアナ・シリニアン(P)
ドミニク・ヴィジャン(P)

録音:2021年2月19、20、22日
アルメニア生まれのピアニスト、マリアンナ・シリニアンとポーランド出身のピアニスト、ドミニク・ヴィジャンのデュオ・アル バム。二人はシリニアンが教授を務めるコペンハーゲンの王立デンマーク音楽大学で2018年から共演を開始、す でに高い評価を受けています。このアルバムではラフマニノフの「2台のピアノのための組曲」を演奏。「幻想的絵画」 と題された1893年の組曲第1番は、ラフマニノフには珍しく4つの楽章それぞれに詩が添えられた描写的な曲。組 曲第2番は、ピアノ協奏曲第2番と並行して作曲された技巧的で華やかな作品。聴き手を魅了する美しい旋律 を持っています。

Orchid Classics
ORC-100196(1CD)
NX-B03
エレクトリック・ヴィオラのための作品集
スティーヴ・ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント*
トマス・タリス:汝のほかにわれ望みなし(スペム・イン・アリウム)*
ジョン・アシュトン・トーマス(1961-2021):第4の旋律による変奏曲
エル・ケンドール(1993-):Bloom 開花
テリー・ライリー(1935-):Dorian Reeds ドリアン・リーズ*

*=ニック・ペンドルバリーによるエレクトリック・ヴィオラ編
ニック・ペンドルバリー(エレクトリック・ヴィオラ)

録音:2017-2021年
イギリスで活躍するスミス・カルテットの創設メンバーとして、30年以上にわたって現代音楽の最前線に立ち、マイ ケル・ナイマン:やガブリエル・プロコフィエフをはじめとした世界の著名な作曲家たちに作品を委嘱、コラボレーションを 行ってきたニック・ペンドルバリーによるエレクトリック・ヴィオラのための作品集。アルバム・タイトルの「Multiple=複 合、多数の意」のとおり、彼が多数のパートを持つ様々な作品を選び、ループやマルチトラックを使って音の層を作 るなどの全く新しい方法で表現しています。 アルバムには、スティーヴ・ライヒの魅惑的な「エレクトリック・カウンターポイント」やテリー・ライリーの催眠的な「ドリア ン・リーズ」、合唱からジャズまで多才なジョン・アシュトン・トマスの「第4の旋律による変奏曲」、若手作曲家エル・ ケンドールの「Bloom」などの現代作品が収録されています。また圧巻はルネサンス期の名作、タリスの40声のモ テット「汝のほかにわれ望みなし(スペム・イン・アリウム)」を歌詞の無いエレクトリック・ヴィオラで奏でていること。対 位法の壮麗な織物が一層鮮やかに迫ってきます。

Gramola
GRAM-99264(1CD)
Made in Vienna
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob. XVI:46
シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲 Op. 19
ハイドン:ピアノ・ソナタ イ短調 Hob. XVI:34
リスト:ウィーンの夜会 S.427- 第6番
ボグダン・ラケティチ(アコーディオン)

録音:2021年7月19-21日
古くから民謡やストリートミュージシャンの楽器として知られるアコーディオン。その起源は諸説ありますが、1829年にウィーンのマリアヒルファー通り43番地のア パートでシリル・デミアン(Cyrillus Damian)が発明、特許を取得した「アコーディオン」を最初と見なす説があります。「アコーディオン」はデミアンによる命名 で、「和音」を意味する語 accord に由来します。 アコーディオン奏者ボグダン・ラケティチはこのアルバムでウィーンに縁のある作曲家の作品を演奏。ウィーンを起源に持つとされる楽器と音楽との出会いが楽し める1枚となっています。ハイドンのピアノ・ソナタとシェーンベルクのピアノ小品が独自の解釈でアコーディオン曲に生まれ変わっています。またリストの「音楽の 夜会」はシューベルトのワルツ・カプリスを原曲とする曲集。中でも第6番は華やかな曲想を持つ演奏機会の多い作品です。ウィーンを拠点に活動するベル ギーの現代作曲家ディルク・ダーゼの「Figuren/Induktionen」は、アコーディオンから思いもよらぬ多彩な音を引き出しています。

APK RECORD
APK-001(1CD)
税込定価
アラベスク
ドビュッシー:アラベスク 第1番
  前奏曲集 第1巻
 ベルガマスク組曲 - III.月の光
グラズノフ:牧歌 Op.103
ブルグミュラー:18の練習曲 Op. 109- No. 14 ゴンドラの船頭歌
山内敦子(P)

録音:2021年3月5日,3月11日碧南市芸術文化ホール エメラルドホール 愛知
フランスで学び名古屋を中心に活動するピアニスト山内敦子による ファースト・ソロアルバム。近年リサイタルにて取り組み好評を博している ドビュッシーを中心に、音で描かれた風景とも言える作品16曲を収 録。クラシックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、エレクトロニ クス、映像、演劇、映画など多方面とのコラボレーションを積極的に 行っている山内の表現力と世界観、ベーゼンドルファーの多彩な音色 を見事に捉えたアルバムです。また、ブックレットは映像作家の前田 真二郎氏がこのアルバムのために撮り下ろした作品で構成されています。
■山内敦子 Atsuko Yamauchi(piano)
愛知県立明和高等学校音楽科卒業後渡仏し、パリ・エコールノルマル音楽院修了。帰国後、愛知県立芸術大学音楽学部卒業。名古屋音楽大学大学院修士課程修了。第4回ノーヴィ国際音楽コンクール第1位。第5回チェコ音楽コンクール第1位。毎年のソロリサイタルの他、室内楽コンサート、エレクトロニクスや映像作家、ダンサー、俳優との共演など幅広い演奏活動を行っています。

Sono Luminus
DSL-92252(1CD)
NX-B05
ブリテン/コロンビ/サーリアホ/ショウ:無伴奏チェロのための作品集
ジュゼッペ・コロンビ(1635-1694):チャコーナ
カイヤ・サーリアホ(1952-):ドリーミング・シャコンヌ(G. コロンビのチャコーナによる)(2010)
キャロライン・ショウ(1982-):主よ、御身が手に(2009)
サーリアホ:7羽の蝶々(2000)
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番Op. 72(1964)
トーマス・コチェフ(1988-):カデンツァ(With or without Haydn)(2020)
ハンナ・コリンズ(Vc)

録音:2020年10月1-4日
このアルバムのタイトル「Resonance linces 共鳴線」は物理学用語から採られたものですが、ここでは時代を超 えた作品同士の、また演奏家と作曲家との「共鳴」で生まれた作品群を指しています。サーリアホのドリーミング・ シャコンヌはコロンビのチャコーナによるもの、ショウの曲はタリスのモテットに基づく作品。サーリアホの7羽の蝶々は同 郷のチェリスト、アンッシ・カルットゥネンとのコラボレーションから生まれ、ブリテンの無伴奏組曲はロストロポーヴィチに 触発されて書かれました。コチェフの曲はハイドンのト長調のチェロ協奏曲用のカデンツァとして書かれましたが、この ように独立した作品として演奏することも意図されています。

SONARE
SONARE-1056(1CD)
税込定価
梯剛之/シューベルティアーデ2021
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
即興曲集 Op.142D.935
梯剛之(P)

ライヴ録音:2021年9月25日東京文化会館小ホール
しております。当アルバムはコロナ禍2021年9月に行われたリサイタル「シューベルティアーデ2021」です。 晩年のシューベルトが生きたウィーンで学んだ梯。最晩年の傑作ピアノ・ソナタ第21番ではその土地で感じてきた梯ならではの深みと、この作曲家への敬愛 を感じさせる名演を披露。
即興曲集 Op.142D.935も同じく晩年の傑作。一音一音紡がれるピアノの音色には魂が込められており、味わい深い梯の演奏に驚かされます。コロナ禍の 今届けたい、梯の思いが込められたシューベルトの演奏です。
「梯の奏でるシューベルトを聴いていると、すべての物事にスピードを求められる昨今の傾向とは一線を画し、作曲家の生きた時代の時の流れを連想させる。ゆっ たりと思索の時間を巡らせ、納得のいくまで作曲家との対話を重ねているかのようです。梯の音楽の言葉には、シューベルトに通じるような音の呼吸やリズム 感が息づいているように感じる。(道下京子)」〜ライナーノーツより

Hanssler
HC-22002(1CD)
ハンス・ヘラーのピアノ独奏曲&声楽曲
(1)ピアノ・ソナタOp.3(1926/27ベルリン)
(2)「小さな日常」Op.8より4曲(1930ベルリン)
(3)2つのスケルツォ Op.4(1926ベルリン)
(4)「眠れ、眠れ」(1938パリ)
(5)小さな組曲(1951ニューヨーク)
(6)盲目の人(1938パリ)
(7)ディヴェルティメント(1959ベルリン)
ヤーシャ・ネムツォフ(P)
(2)(4)(6)テヒラ・ニニ・ゴルトスタイン(S)

録音:(1)(3)(5)(7)2020年7月27日、(2)(4)(6)2021年3月22日/カンマームジークストゥーディオSWR(シュトゥットガルト)
ドイツの作曲家ハンス・ヘラー(1898-1969)ピアノ独奏曲と声楽曲を収めたアルバム。ヘラーの活躍当時には妻イングリット・ヘラーが演奏してきたものの、 現在では演奏機会もほとんどなく、ドイツでもその名を知る人も少ない状態です。
ヘラーの独創的な作品は非常に魅力的なもの。知られざる作曲家に焦点を当て世界初録音を進めているヤーシャ・ネムツォフの情熱でヘラーの作品が蘇りました。 (Ki)

Passacaille
PAS-1118(2CD)
前奏曲・間奏曲・後奏曲〜ショパン、ドビュッシー、リゲティ、クルターク:ピアノ作品集
[CD1]
リゲティ:練習曲集 第2巻 第8曲「金属」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第1曲「霧」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第1番ハ長調「最愛の人を待ち焦がれる」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第11曲「交代する三度」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第2番イ短調「苦しい瞑想、遠くには荒れ果てた海」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第10曲「カノープ」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第3番ト長調「小川の歌」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第10曲「沈める寺」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第4番ホ短調「墓の上で」
クルターク:ヤーテーコック(遊び) 第5集「前奏曲」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第5曲「アナカプリの丘」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第5番ニ長調「歌の響く木」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第8曲「オンディーヌ」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第6番ロ短調「郷愁」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第2曲「帆」
リゲティ:練習曲集 第2巻 第11曲「不安定なままに」〜クルタークのために
ショパン:24の前奏曲 Op.28第7番イ長調「楽しい思い出は香水のように記憶の中を漂う」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第4曲「夕べの大気に漂う音と香り」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第8番嬰へ短調「雪、風、吹き荒れる嵐。しかし私の悲しい心はもっとひどい嵐」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第7曲「西風の見たもの」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第9番ホ長調「預言者の声」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第4曲「妖精たちはあでやかな踊り子」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第10番嬰ハ短調「落下傘」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第8曲「亜麻色の髪の乙女」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第11番ロ短調「乙女の願い」
クルターク:ヤーテーコック(遊び) 第5集「亜麻色の髪の激怒した乙女」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第12曲「花火」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第12番嬰ト短調「夜の騎行」
[CD2]
ショパン:24の前奏曲 Op.28第13番嬰ヘ長調「見知らぬ土地の星降る夜、遠く愛しい人を思いながら」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第7曲「月の光が降り注ぐテラス」
リゲティ:練習曲集 第2巻 第9曲「眩暈」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第14番変ホ短調「海の嵐」
クルターク:ヤーテーコック(遊び) 第9集「枯葉」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第2曲「枯葉」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第15番変ニ長調「しかし死はその陰に」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第3曲「ヴィーノの門」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第16番変ロ短調「奈落へ向かって」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第9曲「遮られたセレナード」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第17番変イ長調「彼女は私に、愛してると言った」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第5曲「ヒース」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第18番へ短調「暗示」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第11曲「パックの踊り」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第19番変ホ長調「翼よ、あなたのもとへ。私の最愛の人」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第3曲「野を渡る数」
リゲティ:練習曲集 第1巻 第5曲「虹」
クルターク:ヤーテーコック(遊び) 第5集「コラール」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第20番ハ短調「葬送」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第6曲「奇人ラヴィーヌ将軍」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第21番変ロ長調「ひとり懺悔の場へ」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第1曲「デルフィの舞姫」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第22番ト短調「反乱」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第12曲「ミンストレル」
リゲティ:練習曲集 第2巻 第10曲「魔法使いの弟子」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第23番ヘ長調「ナーイアス(妖精)の戯れ」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 第9曲「ピックウィック卿を讃えて」
ショパン:24の前奏曲 Op.28第24番ニ短調「血、欲望、死」
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第6曲「雪の上の足跡」
リゲティ:練習曲集 第1巻 第2曲「開放弦」
※ショパンの楽曲につけられた標題はアルフレッド・コルトーによるもの
ヤン・ミヒールス(P)
[使用楽器]ショパン、ドビュッシー:Erard 1894 / クルターク、リゲティ:Steinway 1876

録音:2022年2月ベルギー、メルデルト・スタジオ
ョパンの24の前奏曲には、そのスペシャリストというべき巨匠ピアニストのアルフレッド・コルトーによる、各曲の印象をもとにした標題めいたものが残され ています。1991年ブリュッセル・エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝の経歴を持つベルギーの敏腕ピアニスト、ヤン・ミヒールスはそこからさらにイマジネー ションを膨らませ、音楽的にも密接な関係を持つドビュッシーの前奏曲を組み合わせ、さらにリゲティとクルタークを織り交ぜた、凝りに凝ったプログラムを作り上 げました。誌的なイメージの連関が紡ぐ無二の世界をお楽しみください。ショパンとドビュッシーを1894年のエラール・ピアノ、クルタークとリゲティを1876年 のスタインウェイ・ピアノで奏でており、楽器の音色の違いにも注目。19世紀パリのサロンで行われた、未来の音楽を内包した音楽会といった趣です。

La Dolce Volta
LDV-110(1CD)
Revolutions〜革命
ドビュッシー:水の反映(「映像」第1集から)
ミュライユ(b.1947):水の中の小石(2018)
 恋するうぐいす(2019)/メモリアル(2020)
 再湧出、あるいはフォンテーヌ・ド・ヴォクリューズのソルグ川(2021)
 人間嫌い〜リストとモリエールによる(2021)
 印象、日の出(2021)
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻
フランソワ=フレデリック・ギィ(P)

2021年10月21-25日、シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス・ド・ソワソン

日本語帯・解説付
フランスの名手ギィによる新譜は、ドビュッシーとミュライユ。ベートーヴェン演奏での活躍が多いギィですが、ミュライユの最初のピアノ協奏曲2作の初演をい くつか手がけており、さらにここに収録されている「メモリアル」と「再湧出」を初演しているなど、ミュライユのスペシャリストでもあります。そしてミュライユはド ビュッシーに多大な影響を受けており、さらに、ベートーヴェン、ミュライユ、ドビュッシーらはすべて音楽書法に革命をもたらしたという点で共通しています。
ドビュッシー作品では、刻一刻とうつろう色彩がもらさずとらえられており、見事。夢のような美しさでありながら、どこかに冷静なまなざしも感じる不思議な演 奏です。
ミュライユの「メモリアル」はミュライユがホロコースト博物館を訪れた後に書いたもので、冷徹な和音群が強烈な作品。「再湧出」はリストのエステ荘の噴水を モデルとした、「流動性」に焦点をあてた作品、ということですが、リストのエステ荘の世界とはだいぶ異なります。全体をとおして、ギィの超絶技巧が織りなす「流 動性」が実に美しい演奏となっています。
ギィは2022年7月1日(金)Music Tomorrow 2022公演(N響/オペラシティ)で、ミュライユの”ピアノとオーケストラのための幻想即興曲「嵐の目」” を日本初演する予定となっております。注目です!

BRAVO RECORDS
BRAVO-10006(1CD)
税込定価
ザ・ライブ U / 田尻洋一
ベートーヴェン(田尻洋一編):交響曲第3番「英雄」
序曲「コリオラン」*
「エグモント」序曲*
田尻洋一(P)

ライブ録音:(1)2011年9月11日伊丹アイフォニックホール
2012年5月19日いたみホール *
桐朋学園大学卒業後、イディル・ビレット女史の唯一の弟子として研鑽を積んだ田尻洋一。1996年から、作曲家ごとの全曲演奏というユニークなスタイルで活動を開始、2000年以降は、管弦楽曲を自身で編曲したソロを次々とプログラムに取り入れ、通常のピアノ演奏会の枠を大きく超えた新たなジャンルを確立しています。
今回リリースするベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」と「コリオラン」「エグモント」序曲は、2011年から12年にかけて開かれた田尻洋一ベートーヴェン交響曲連続演奏会におけるライブ録音で、第3番は初出、序曲は2020年にOTTAVARECORDSからリリースされたもの(OTTAVA-10004/廃盤)と同一音源です。今回のリイシューに向けて、レコーディング・エンジニアとして名高い藤田厚生氏が入念にリマスタリング、初リリースのときに入っていた不要な会場ノイズなどを出来る限り取り除きました。
田尻洋一は、ライナーノートの中で、第3番の演奏について次のように語っています。『(前略)この作品は、フィナーレに向かって高揚するエネルギーが途絶えることなく上昇していきますが、このトランス状態のような感覚も、狂信的なものではなく、ある種、健康的で道徳的な世界の中にあります。言い換えると、凄まじく高揚する音楽の中に、健全な心が内在しています。これこそが、ベートーヴェン芸術の底力だと実感しています』。
BRAVO RECORDS
BRAVO-10007(1CD)
税込定価
初回特典あり
リリコ・カンタービレ
1. エストレリータ(マヌエル・ポンセ/ヤッシャ・ハイフェッツ)
2. シャコンヌ ト短調(トマソ・ヴィターリ/レオポルド・シャルリエ)
3. 母が教えてくれた歌(アントニン・ドヴォルザーク/フリッツ・クライスラー)
4. G線上のアリア (ヨハン・セバスチャン・バッハ/アウグスト・ヴィルヘルミ)
5. タンゴ ニ長調 (イサーク・アルベニス/フリッツ・クライスラー)
6. 金髪のジェニー (スティーヴン・フォスター/ヤッシャ・ハイフェッツ)
7. 詩曲 (エルネスト・ショーソン)
8. ユーモレスク (アントニン・ドヴォルザーク/ヤッシャ・ハイフェッツ)
9. 思い出 (フランティシェク・ドルドラ)
10. 春の歌 (フェリックス・メンデルスゾーン/フリードリヒ・ヘルマン)
11. ロマンス(映画「馬あぶ」より)(ドミートリイ・ショスタコーヴィッチ/コンスタンティン・フォルトゥナトフ)
12. ツィガーヌ (モーリス・ラヴェル)
13. ロンドンデリーの歌 (アイルランド民謡/フリッツ・クライスラー)
木凜々子(Vn)
木凜々子(Vn)、三又瑛子(P)

録音:2022年1月17, 18, 19日/J:COM浦安音楽ホール
若手ナンバーワンの実力を誇る木凜々子が、最良の伴奏者を得て新アルバムをレコーディングしました。
「シャコンヌ」(ヴィターリ)、「詩曲」(ショーソン)、「ツィガーヌ」(ラヴェル)といった演奏時間10分をこえる大曲から、親しみやすい小品にいたるまで、バラエティ豊かな選曲で、木凜々子の魅力を堪能できます。
演奏楽器はストラディヴァリウス“LordBorwick”(1702)。豊かに響く中・低音と、輝く高音の伸び……、木凜々子が抜群のテクニックと豊かな歌心で、この歴史的名器の魅力を最大限に引き出しています。

レコーディング・エンジニアは、音の名匠・深田晃。あくまでもナチュラルな音響空間の表現と、演奏家の魂に肉迫するような音作りは、録音芸術の粋を堪能させてくれます。
フルカラー・24ページの豪華解説書は、この企画のために新たに撮り下ろした写真を満載、また、木凜々子自身による楽曲解説なども掲載されています。
●初回出荷分のみの特典として木凜々子のサイン色紙【CDサイズ】付!サインは木凜々子のみで色紙はOPP袋で加工し外付けで封入いたします。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9867(1CD)
税込定価
2022年5月11日発売
個性的作品群 /ヴィルトゥオーゾの系譜
ラフマニノフ:エレジー 作品3-1
 楽興の時 作品16
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
リスト:巡礼の年第2年 補遺「ヴェネツィアとナポリ」
土屋栄子(P)

録音:2021年11月27日 王子ホール ライヴ
世界中がコロナ禍に沈み、日本国内でもコンサートを中止せざるをえない状況となった2021 年。そのよう な中で一時的に流行が鎮まり、奇跡の開催となった土屋栄子渾身のピアノ・リサイタル ライヴ。

ヴァカンス・ミュジカル
VM-0003(1CD)
税込定価
バッハ&ヴァイス:リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集
バッハ:プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調BWV998
バッハ(山中哲人編):とくと見つめよ、わが魂よ〜「ヨハネ受難曲」よりBWV245
バッハ(Jacques Erdos 編):ソナティナ〜カンタータ「神の時こそいと良き時」よりBWV106
バッハ:組曲イ短調(原調ホ短調)BWV996
ヴァイス(山中哲人編):ファンタジーハ短調
バッハ:プレリュードハ短調 BWV999
バッハ:パルティータハ短調BWV997
ヴァイス(山中哲人編):ロジー伯爵のトンボー(墓)
ヴァイス(山中哲人編):カプリッチョイ長調(原調ニ長調)
ヴァイス(山中哲人編)パッサカリアニ長調
杉浦菜々子(P)

録音:2021年12月26日、27日 静岡バッハハウス(P/ベーゼンドルファー)
ピアノで奏でるリュート音楽の調べ。音楽の父バッハとリュート音楽の大家ヴァイス の芸術的真価に新たな光を当てる画期的な一枚。 「バッハやヴァイスのリュート作品を鍵盤において表現することは、バッハがそうした ように鍵盤によって、リュートとリュート音楽を讃えることにほかならない。」(ライナー ノーツより)
◆杉浦菜々子(P)
5歳からピアノを始める。共立女子大学文芸学部日本文学コース卒業。武蔵野音楽大学大学院博士前期過程修了。修 了後、同大学にて伴奏研修員を務める。これまでに、山田彰一氏、崎川晶子氏、土屋美寧子氏、和波 孝禧氏らに師事。 ソロリサイタルの他、室内楽も多く演奏しています。2018 年5月、チェコフィルハーモニーゾリステン来日10 周年コンサート に出演し、共演。 現在は、日本人作品への取り組みをライフワークにしており、日本人作曲家の作品の録音、新作初演、出版等に携わっ ています。 2016年よりピティナ公開録音コンサートで「日本人作品の夕べ」シリーズとし、数多くの音源のない作品を演奏、その音源 がピティナピアノ曲事典に登録されています。 2018年11月にCD「山田耕筰ピアノ作品集」をリリース。「レコード芸術」誌にて【特選盤】に選出された。 日本クラシック音楽コンクール審査員、ピティナピアノステップアドヴァイザー、ピティナピアノコンペティション審査員。日 仏現代音楽協会正会員。日本音楽表現学会会員。ピティナ正会員。
ヴァカンス・ミュジカル
VM-0001(1CDR)
税込定価
休暇の日々 〜フランスバロックからセヴラック・タイユフェールまで
L.クープラン:プレリュードハ長調
F.クープラン:神秘のバリケード
セヴラック:ロマンティックなワルツ〜「休暇の日々から」第1 集より 第7曲
バッハ:ガヴォット変ホ長調 BWV 815a〜フランス組曲第4番異稿集より
セヴラック:公園でのロンド 〜「休暇の日々から」第1 集より第5曲
ラモー:ロンド形式のミュゼット
ラモー:ファンファリネット
F.クープラン:ねんね、あるいはゆりかごの愛し子
バルバトル:ラ・マルシェルブ
バルバトル:ラ・モリッソウ
セヴラック:シューマンへの祈り〜「休暇の日々から」第1 集より
セヴラック:お祖母様が撫でてくれる〜「休暇の日々から」第1 集より第1曲
タイユフェール:アンプロンプチュ
タイユフェール:ロマンス
タイユフェール:あまり速くなく
タイユフェール:ワルツ・レント
セヴラック:小さなお隣さんたちが訪ねてくる 〜「休暇の日々から」第1集より第2曲
セヴラック:教会のスイス人に扮装したトト〜「休暇の日々から」第1 集より第3曲
セヴラック:ミミは侯爵夫人の扮装をする〜「休暇の日々から」第1 集より第4曲
セヴラック:古いオルゴールが聞こえるとき〜「休暇の日々から」第1 集より第5曲
クープラン:ブロンクロシュ氏の墓(トンボー)
杉浦菜々子(P)

録音:2021年8月28-29日ピアノサロンムー(P:スタインベルクベルリン)
「プロデューサー後記」より (山中哲人)
本アルバムは、鍵盤楽器のために作曲された2 つの時代の「フランスもの」を纏めたものです。バロックとロマン派、それぞれ の様式感、和声感は異なりますが、――あたかも同じ時代の音楽であるかのように、あるいは、いつの時代の音楽ともわから ぬように、ピアノのために響かせること――がコンセプトです。クラヴサンのために書かれたフランスバロックの作品群を敢えて ピアノで演奏し、それをドビュッシーやラヴェルといった王道レパートリーではなく、セヴラックやタイユフェールといった庶民的 で味わい深い作品と組み合わせたことにも特別な意図があります。(中略)本アルバムのコンセプト、選曲、解釈はすべて杉浦 菜々子との綿密な打ち合わせのもとに練り上げられていますが、音色の透明感、表現の優雅さ、時に激しく起伏する喜怒哀 楽、といった彼女のピアノ演奏の魅力が詰まったアルバムに仕上がったと自負しています。本アルバムが、皆様の休暇のひと ときの友となりますように。

IBS CLASSICAL
IBS-12022(1CD)
NX-C01
ロメオとジュリエット〜¥58プロコフィエフ: ピアノ作品集
4つの小品 Op. 4
バレエ音楽『ロメオとジュリエット』より
 民衆の踊り/噴水の前のロメオ*
 情景/喧噪*/復讐 -決闘*
 少女ジュリエット/仮面
 メヌエット/騎士たちの踊り
 僧ローレンス/マドリガル*
 タイボルトはロメオを見つける*
 マーキュシオ
 百合の花を手にした娘たちの踊り
 5組の踊り*/ロメオとジュリエットの別れ

*…ユリウス・アザルによるピアノ編曲
思考 Op. 62
ユリウス・アザル(P)

録音:2021年5月24-26日
ドイツ出身の若手ピアニスト、ユリアス・アザルが弾くプロコフィエフ。 アルバムの中心を成すのは、バレエ「ロミオとジュリエット」からの音楽で、通常のピアノ組曲だけではなく、彼自身が管弦楽版からピアノ用に編曲した曲も含む 全16曲が演奏されており、管弦楽版の各楽器のモティーフが効果的に用いられたアレンジからは、アザルの編曲の才能が存分に感じられます。他にはプロコ フィエフ初期の「4つの小品」と中期の「思考」が選ばれており、アザルが心酔するプロコフィエフの多面的な魅力が味わえる1枚になっています。

METIER
MSV-28625(1CD)
NX-B07
エドワード・カウイー(1943-):24の前奏曲 - ピアノのために フィリップ・ミード(P)

録音:2007年11月26、28日
1943年、イギリスのバーミンガムで生まれたエドワード・カウイー。ポーランドでルトスワフスキに学び、ティペットに指導を受け、大学で物理や絵画も学んだと いう自然を愛する"ポスト印象派"の作曲家です。プロムスから委嘱された「リヴァイアサン」や「鳥たちのポートレート」をはじめとする作品は批評家や聴衆から 絶賛されています。この「24の前奏曲」は、バッハやショパンの伝統を継承する12音すべてが形成する長調と短調を用いて書かれたものであると同時に、さ まざまな地域から受けた印象を元に書かれた小さな曲が、古代の「四大元素」を表す4つのグループに分類されるという興味深い内容を持っています。もとも とはハートフォードシャー大学のレーベルUH Recordingsに録音されたものですが、今回Metierレーベルの「カウイー・コレクション」の一環に加えられました。 ロンドン音楽院とロイヤル・アカデミーで名誉博士号を授与され、ハートフォードシャー大学の客員教授を務めたフィリップ・ミードの演奏です。

TOCCATA
TOCC-0621(1CD)
NX-B03
ユーリ・シャポーリン(1887-1966):ピアノ作品全集
無言歌(1900)
ピアノ・ソナタ第1番変ロ短調 Op. 5(1924)
ピアノ組曲から2つの小品(1925頃-27)
2つの小品(1919頃)
バラード Op. 28(1934頃-59)
マテロット(1922)
フーガ 嬰ヘ短調(1914)
オリエンタル・ダンス(1905頃?)
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op. 7(1926)*
キリル・コズロフスキ(P)

録音:2021年6月21-25日
*以外=世界初録音
ウクライナ、フルーヒウ生まれの作曲家ユーリ・シャポーリンのピアノ作品集。作風は保守的で、ボロディンやムソ ルグスキーの伝統をルーツとし、スクリャービンなどの後期ロマン派とショスタコーヴィチやプロコフィエフからの影響 を感じさせるとともに、民俗音楽の旋律も作品に組み込んでいます。このアルバムでは2曲のソナタを中心に、 様々な表情を持つ小品を収録。一連のストーリーを感じさせる大規模なソナタと、ほとんど気まぐれともいえそ うな雰囲気を持つ小品が見事なコントラストを描いています。演奏はフィンランド/ベラルーシのピアニスト、キリ ル・ゴズロフスキ。ショスタコーヴィチ作品の研究でシベリウス・アカデミーの博士号を取得した俊才です。

Quartz
QTZ-2139(1CD)
エニグマ〜カプースチン、スパンズウィック、ミッチェル、ショパン
カプースチン(1937-2020):ピアノ・ソナタ第1番作品39「ソナタ・ファンタジー」
メラニー・スパンズウィック(1969-):「エニグマ(謎)」〜根岸由起のために〜(2019)(世界初録音)
ロバート・ミッチェル(1971-):「われらの心は無限を踊る(プヤの開花とともに)」(2020)(世界初録音)
ショパン:子守歌 変ニ長調 作品57、ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35「葬送」
ビル・エヴァンズ(1929-1980):ピース・ピース
根岸由起(P)

録音:2019年12月14日-15日&2021年6月13日、聖ポール男子校・ワッセンホール(ロンドン)

日本語解説&日本語曲目表記オビ付き
東京生まれ、桐朋学園大学、アムステルダム音楽院、英国王立音楽大学を卒業し、現在はイギリス在住、ヨーロッパでリサイタル、音楽祭、コンクール審査員やマスタークラスなど幅広く活躍するピアニスト、根岸由起のニュー・アルバムが、イギリスのQuartzレーベルからリリース!
クラシック・ピアノの王道であるショパン(子守歌と葬送ソナタ)に、クラシックとジャズの融合を果たしたニコライ・カプースチンのピアノ・ソナタ第1番をカップリングするという意欲的な組み合わせに、現代イギリスのジャズ・ピアニスト、ロバート・ミッチェルが書いた新作「われらの心は無限を踊る(プヤの開花とともに)」、そしてイギリスの女流ピアニストおよび文筆家、教師、作曲家として活動するメラニー・スパンズウィックが根岸由起のために書いた「エニグマ」を挟み込んだハイセンスなプログラム! 最後はアンコールのように、ジャズ・ピアノの詩人ビル・エヴァンズ(ビル・エヴァンス)のクラシカルなピアノ作品で締めくくる素敵な構成にも惹かれます。
2020年6月から1ヶ月間、知らざれる女流作曲家の演奏クリップを毎日ソーシャル・メディアで取り上げた「女性作曲家小品シリーズ」が、英「ピアニスト」誌で内田光子、アンジェラ・ヒューイットのリサイタルに並んでTOP5に選ばれるなど、コロナ禍においても独自の目覚ましい活動を続ける根岸由起によるこだわりのニュー・アルバムにご注目ください!

Danacord
DACOCD-900(1CD)
ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番&第3番
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
スケルツォ 変ホ短調 Op.4
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
オレグ・マルシェフ(P)

録音:2021年7月、ミラノ文化研究所(イタリア)
旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバム録音し続けてきたピアノの巨人。2014年に同時リリースされたメンデルスゾーン(DACOCD734-736)とショパン(DACOCD701-702)以来、約8年ぶりとなったレコーディング復帰作、ラヴェル(DACOCD903)に続いてブラームスもラッシュ・リリース!
リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあるマルシェフ。
ブラームス・アルバムは、2005年にリリースされた初期作品集(DACOCD643/ピアノ・ソナタ第1番、シューマンの主題による変奏曲、4つのバラード)以来となり、今作でも作品2、4、5の初期ピアノ作品をセレクション。18歳から20歳の若きブラームスが作曲し、シューマンの生涯の友情と支援を獲得したこれらの作品を、マルシェフの精良なるピアニズムで贈ります。

APR
APRCD-7314(3CD)
エドウィン・フィッシャー〜ブラームス、シューベルト&シューマン・スタジオ録音全集1934〜1950
■CD1
(1)ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
(2)ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
(1)ブラームス:間奏曲変ロ短調 Op.117-2
(2)ブラームス:バラード ト短調 Op.118-3
(3)ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
(4)ブラームス:ラプソディ第2番ト短調 Op.79-2
(5)シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
(6)シューベルト:6つの楽興の時 D.780
■CD3
(1)シューベルト:4つの即興曲 D.899
(2)シューベルト:4つの即興曲 D.935
(3)シューベルト:幻想曲「さすらい人」
エドウィン・フィッシャー(P)

■CD1
(1)ヴィットリオ・ブレロ(Vn)、ルドルフ・ネル(Va)、テオ・シュルガーズ(Vc)
録音:1939年9月9日
(2)録音:1949年5月30日

■CD2
(1)録音:1947年2月21日
(2)録音:1947年2月21日
(3)録音:1947年2月21日
(4)録音:1947年2月21日
(5)録音:1949年5月30日-31日
(6)録音:1950年5月18日

■CD3
(1)録音:1938年3月8日-9日
(2)録音:1938年3月8日
(3)録音:1934年5月22日&24日
スイス出身で主にドイツを活躍の場とし、ピアニストとしてはもちろんのこと、パウル・バドゥラ=スコダやダニエル・バレンボイム、アルフレート・ブレンデルなどを指導した名教師としても高名な20世紀の巨匠エドウィン・フィッシャー(1886-1960)。
良質な復刻でピアノ・ファンから信頼を寄せられている「APRCD-」から登場する今回の3枚組のセットには、エドウィン・フィッシャーの「最もよく知られた録音」と、「最も希少な録音」の両方を収めています。
創業者ブライアン・クランプの復刻で発売されていた「戦前のシューベルト録音集(CD3)」は、エドウィン・フィッシャーの最も有名な録音であり、今回のセットに加えるにあたりアンドルー・ハリファックスがリマスタリングを施し、音質を向上させてくれました。
対して第二次世界大戦開戦直後の1939年9月9日にエドウィン・フィッシャー室内Oのメンバーたちとの共演によってドイツで録音されたブラームスの「四重奏曲第1番」は極めて珍しい録音であり、1947年のブラームス録音、フィッシャー自身が「ピアノの魂の象徴」と評した唯一のシューマン録音である「幻想曲」も非常に貴重な録音です。

Etcetra
KTC-1772(1CD)
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリンのための3つのソナタ Op.3
イヴァン・ハンドシキン(1747-1804):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 Op.3-1/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 変ホ長調 Op.3-2/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ニ長調 Op.3-3
アレクサンドラ・クフィアトコフスカ(ヒストリカル・ヴァイオリン)
イヴァン・ハンドシキン(1747-1804)は、ウクライナのコサック出身のヴァイオリン奏者兼作曲家でした。幼い頃は伝統楽器であるクドークやバラライカとともにヴァイオリンを弾いていました。その後彼の才能を評価したイタリアの音楽家たちの薫陶を受け、みるみるその才能を開花させていきました。そして宮廷楽団の楽長を務めたほか芸術アカデミーの教師も務めました。その作風はロシアの伝統音楽に基づいています。
アレクサンドラ・クフィアトコフスカは、オランダを拠点にしているポーランドのヴァイオリニストです。彼女はハーグ王立音楽院にてバロック・ヴァイオリンを学びました。ハーグ王立音楽院の学生と18世紀オーケストラの合同演奏会の時には、ソリストに選ばれました。またモダン・ヴァイオリンの奏者としてはブラームス国際コンクールのソロ・ヴァイオリン部門においてセミ・ファイナリストに選ばれました。

Etcetra
KTC-1761(1CD)
ブルグミュラー:練習曲集
やさしく段階的な25の練習曲 Op.100
性格的な18の練習曲 Op.109
ヴェールレ・ペーテルス(P)
ツェルニーやクラーマー、そしてポッツォリなどピアノ初心者が用いる練習曲はたくさんありますが、ブルグミュラーの作品ほど優れた練習曲はなかなかありません。作品100及び作品109を練習することでピアノの技術をほぼすべてカバー出来るものであり、さらに音楽的にも優れたものです。
ヴェールレ・ペーテルスはルーヴェンのルカ芸術学校でヤン・フェルミューレンに師事しました。この師弟の二人はEt'ceteraレーベルからシューベルトの4手連弾のための作品集を7作リリースするなど、ピアノ・デュオとしても活動しています。

Etcetra
KTC-1760(1CD)
ウィスパーズ・オヴ・テイルズ
ファリャ(M.グランジャニー編):歌劇「はかなき人生」よりスペイン舞曲第1番
マルセル・トゥルニエ:映像,組曲第4番
グリンカ、バラキレフ(モレッティ編):ザ・ラーク
バンジャマン・アタイール:暗闇よりU
アルベルト・ツァーベル:グノーの「ファウスト」をモチーフとしたファンタジー
フリッツ・セリス:メルヒテムのアウグスト・デ・ブックへの賛歌
アンリエット・ルニエ:幻想的バラード
アルフォンス・アッセルマン:鬼火
フェリックス・ゴドフロワ:シルフの踊り
マルティネ・ヴァウテルス(Hp)
ハープ奏者のマルティネ・ヴァウテルスは、ベルギーに生まれ5歳の時からハープを勉強し始めました。彼女はアントワープ王立音楽院などで学び、ミュンヘンPOのオーケストラ・アカデミーにも参加しました。彼女は国際コンクールで多数受賞しており、マルティーヌ・ジェリオ国際ハープコンクールでは第1位を獲得しています。

Hyperion
CDA-68383(1CD)
レイナルド・アーン(1874-1947):詩曲&ワルツ集
「当惑したナイチンゲール」(Pのための53の詩曲集)&ワルツ集第1巻からのセレクション 〜 「当惑したナイチンゲール」より 第1曲、第2曲、第20曲、第8曲、第7曲、第21曲、第29曲、第16曲、第50曲/「ワルツ集第1巻」より 第1曲、第3曲、第4曲、第6曲、第9曲、第10曲/「当惑したナイチンゲール」より 第9曲、第41曲、第32曲、第53曲、第19曲、第5曲、第52曲、第38曲、第48曲、第22曲
パヴェル・コレスニコフ(P/ヤマハCFX)

録音:2021年1月7日-9日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高峰の賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選出され、ピアノ王国ハイペリオンが絶大の信頼と期待を寄せる次世代のトップ・ピアニスト候補の一人です。
日本では2013年のデュメイ&関西フィルの公演においてエレーヌ・メルシエの代役を務め、2018年1月には日本初リサイタルも成功。2019年6月にもヤマハホールとサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに出演し、日本でのファンを増やしてきました。
バッハやショパン、ベートーヴェンなどの名曲録音でも、英タイムズ紙「Records of the Year 2020」、レコード芸術誌「特選盤」、ICMAノミネートなど着実な評価を積み重ねてきたコレスニコフが、最新録音ではレイナルド・アーンという新たな境地に到達。ピアノ独奏のために書かれた53の詩曲集「当惑したナイチンゲール(Le rossignol eperdu)」と、全10曲からなる「ワルツ集第1巻」からの素敵なセレクション。非常に繊細で魅力的な、世紀末のパリのサロンを精巧に再現した音楽です。アーンの洗練された音世界を、英国のオンライン音楽誌"Bachtrack"から「ピアノの詩人」と称されたパヴェル・コレスニコフがニュアンス豊かにお届けします。

Hyperion
CDA-68391(2CD)
ボルコム:ラグ全集
ユービーズ・ラッキー・デイ/祝婚歌/タビー・キャット・ウォーク/ノックアウト 「ア・ラグ」/ラグ=タンゴ/ザ・ガーデン・オヴ・エデン/カリフォルニア・ポーキュパイン・ラグ/ザ・ガーデニア/ザ・ブルックリン・ドッジ/コンテントメント/3つのゴースト・ラグ/ラギン・ルディ/ルイス・ショービンのための碑銘/シービスケット・ラグ/エステラ 「ラグ・ラティーノ」/フィールズ・オヴ・フラワーズ/インシネレイトラグ/ナイト・ヒューバート/ロスト・レディ・ラグ/グラッド・ラグ/ラスト・ラグ/ブラス・ナックルズ(ウィリアム・オルブライトとの共作)
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2021年1月24日-25日&3月27日ー28日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionの2022年6月新譜レコード・オヴ・ザ・マンスとなる新録音は、なんとウィリアム・ボルコムが書いたラグタイム(P・ラグ、クラシック・ラグ)を網羅したファン垂涎の濃厚アルバム!
1938年シアトル出身のウィリアム・ボルコムは、ラグタイムを中心に、ジャズの語法に基づく多くの作品を生み出し、ピューリッツァー賞、グラミー賞、アメリカ国民芸術勲章、デトロイト音楽賞、ミュージカル・アメリカの2007コンポーザー・オヴ・ザ・イヤーなど華々しい受賞歴を誇る作曲家。「タビー・キャット・ウォーク」の気楽な優雅さから、「ユービーズ・ラッキー・デイ」の陽気さ、「ブラス・ナックルズ」のワイルドな悪ふざけまで、ボルコムが生涯をかけて積み上げた魅惑のラグタイムをアムランの超絶技巧が華麗に彩ります。アムランのジャズ・インスパイア作品と言えば、カプースチン(CDA-67433)や、「イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ」(CDA-67656)などの超大ヒット盤があるだけに、この「ボルコムのピアノ・ラグ」にも大きな期待がかかります!

Kaleidos
KAL-63502(1CD)
新しい道
ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
ラフマニノフ:楽興の時第3番ロ短調 Op.16-3、
 楽興の時第4番 ホ短調 Op.16-4、
 楽興の時第5番変ニ長調 Op.16-5
ガーシュウィン(ファジル・ファイ編):サマータイム変奏曲
デニス・チョク(b.1994):ロスコの印象 Op.23
バッハ(ジロティ編):前奏曲 ロ短調 BWV855A
アレクセイ・プディノフ(P)

録音:2020年7月(フランクフルト)
才気煥発な才能を世に問う若手アーティストの録音を中心とする「エディション・ポートレイト」からのリリース。ピアニストのアレクセイ・プディノフは、ドイツ、イギリスそしてロシアの音楽学校で教育を受け、6つの音楽学位を取得するという多国籍な音楽家です。「室内楽なしでは生きていけない」と発言するほど室内楽にも力を入れており、イギリスのマンチェスターで室内楽フェスティヴァルを設立しました。そんな多様性あふれる彼のソロ・デビュー・アルバムとなった今作では、時代も国も異なる作曲家の作品が選曲されており、様々なルーツを持つアレクセイ・プディノフでしか出来ない演奏がたっぷりと詰まっています。
Kaleidos
KAL-63412(1CD)
ウルマン&アレンスキー
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌(1944)
アントン・アレンスキー:3つのメロデクラメーション Op.68(1903)
デュオ・ピアノヴォルテ〔ベルント=クリスティアン・シュルツェ(P)、ヘルムート・ティーレ(朗読)〕

録音:2017年9月(オスナブリュック)
デュオ・ピアノヴォルテによってユニークなアルバムが登場します。このデュオはドイツのキール生まれのピアニスト、ベルント=クリスティアン・シュルツェとウィーンの俳優ヘルムート・ティーレからなり、今日では滅多にお目にかかれないメロドラマの演奏に専念してきました。このアルバムではアウシュビッツで殺害された悲劇の作曲家ヴィクトル・ウルマンと、リムスキー=コルサコフに師事しスクリャービンを教え子に持つロシアの作曲家兼音楽指導者でもあったアントン・アレンスキーの作品を取り上げています。どちらの作品もヘルムート・ティーレの迫真の朗読、ピアノは現代音楽のアプローチに通ずる部分が見られ、興味深い作品となっています。アレンスキーの作品は、世界初録音となります。
Kaleidos
KAL-63552(1CD)
シュプーレンズーヘ(痕跡の探索)
ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.36
ソフィー・ヴェステンホルツ(1759-1838):ソナタ ハ短調
エセル・スマイス(1858-1944):ソナタ 嬰ハ短調
キーラ・シュテッケヴェー(P)

録音:2020年4月、ライプツィヒ
後期ロマン派の影響を受けていたクロアチアの作曲家ドーラ・ペヤチェヴィチ、歌手や音楽教師としても活躍しベルリンやライプツィヒなどで評価を得たドイツの作曲家ソフィー・ヴェステンホルツ、そしてフェミニストとしても活躍し19世紀後半の女性作曲家のパイオニアのひとりであるイギリスのエセル・スマイス。3人の全く異なる女性作曲家が書き、長い間忘れ去られていた魅力的なピアノ・ソナタを再発見。
18世紀から20世紀の女性作曲家の作品に注力してきたドイツのピアニスト、キーラ・シュテッケヴェーは、世界初録音となるヴェステンホルツのソナタ、そしてペヤチェヴィチとスマイスのソナタのために、クロアチア、イギリス、ドイツの様々なアーカイヴからオリジナルの資料を集め、原曲の再現に努めています。

NoMadMusic
NMM-096((1CD)
アコーディオン版チャイコフスキーノ「四季」
チャイコフスキー(エロディ・スラール&ユーリー・シシキン編):組曲「四季」Op.37a
エロディ・スラール(アコーディオン)

録音:2021年4月/ナンテール音楽館講堂
チャイコフスキーの組曲「四季」は、彼のピアノ曲のなかでもっとも親しまれていますが、何とアコーディオンで挑戦したディスクが登場します。
チャイコフスキーは生来オーケストラ的な感覚を持ち、息の長いメロディ・ラインや様々な楽器の音色を内包しているとされます。またチャイコフスキーはペテル ブルグ音楽院在学中に副科でオルガンを選択するほどオルガン・マニアで、何故この楽器のために作品を残さなかったのか不思議でした。
それゆえオルガン的効果を発揮するアコーディオンはまさにうってつけ。6月「舟歌」や10月「秋の歌」のメロディや和音を、ピアノのように減衰せず指定の長 さまで伸ばすのに目から鱗の衝撃度。さらに11月「トロイカ」や12月「クリスマス」のメルヘン性も高まります。3月「ひばりの歌」の囀りや9月「狩り」のファン ファーレもリアルになり、オリジナルよりも楽しめるとさえ感じます。ロシアのアコーディオン奏者ユーリー・シシキン編曲のものを、当アルバムの奏者スラールが手 を加えています。
エロディ・スラールは1986年生まれ。5歳からアコーディオンを学び、現在フランスでの第一人者となっています。ロトのレ・シエクルのメンバーでもあります。 ロシア製のグーセフ・モデル「ジュピター」のボタン式アコーディオンを用いて表現豊かな世界を作り上げています。 (Ki)

CLAVES
50-3048(1CD)
「伝説」
(1)フォーレ:塔の中の王妃 Op.110
(2)グランジャニー:コロラド・トレイル Op.28
(3)ルニエ:妖精たちの踊り
(4)ポッセ:「ヴェニスの謝肉祭」による変奏曲
(5)ルニエ:伝説
(6)アルヴァーズ:マンドリン Op.84
(7)ムチェデロフ:パガニーニの主題による変奏曲
(8)リスト(ルニエ編):夜鳴きうぐいす〜アリャビエフ作曲のロシアの旋律による S.250/1
(9)ロッシーニ(ボクサ編):「そっと静かに」によるロンド〜『セビリアの理髪師』より
ヨエル・フォン・レルバー(Hp)

録音:2021年5月&9月オーバーシェーネヴァイデ福音教会、ベルリン(ドイツ)
グザヴィエ・ドゥ・メストレ、エマニュエル・セイソン、アナイス・ゴドゥマールなど、ハープのスターを世に送り出してきたスイスclavesレーベル。当アルバムで紹 介するヨエル・フォン・レルバーは現在ベルリンを拠点に活躍する新星!ハープの魅力が詰まった珠玉の9曲を収録しました。
6歳のときベルン音楽院でハープの手ほどきを受けたレルバーは、バーゼル音楽大学およびチューリッヒ音楽大学でサラ・オブライエンに師事し、2014年9月 にチューリッヒ音楽大学を首席で卒業しています。これまでスイス青少年音楽コンクール第1位および特別賞(2008年)、フランツ・ヨーゼフ・ラインル基金国際 ハープコンクール第1位(2011年)、メキシコ国際ハープコンクール第2位(2017年)など華やかなコンクール歴を誇り、現在ベルリン・コンツェルトハウス管 弦楽団、チューリンゲンSOなど、ドイツやスイスのオーケストラのソリストを務めるほか、ソロ、室内楽奏者として積極的な演奏活動を展開しております。
近代ハープの発展にはエラール社の創始者セバスチャン・エラール(1752-1831)が大きく貢献しています。エラールは1811年にペダル・ハープの原形と なるダブルアクション・ハープを発表しました。この楽器は7つのペダルと高度なメカニズムにより弦の長さを変えそれぞれの音を半音上げることが可能となり、 あらゆる調で演奏できるようになりました。のちにワーグナー、マーラー、ドビュッシーなどがハープをオーケストラの楽器として定着させています。アルバム・タイ トル「伝説」を作曲したフランスのハーピスト、作曲家アンリエット・ルニエもハープの可能性を広げた音楽家で、その卓越した演奏と自作・編曲 により、20世紀初頭のハープ音楽に大きな影響を与えました。
レルバーはハープの美観を最大限に引き出した好演を聴かせますがムチェデロフ作曲の「パガニーニの主題による変奏曲」やロッシーニ(ボクサ編)の「そっと 静かに」によるロンドなどの技巧曲も情感豊かに演奏しております。今後の活躍も大期待のハープの新星にご注目ください! (Ki)

MIRARE
MIR-532(1CD)
ボヴァリー夫人の音楽
ファニー・メンデルスゾーン:1年〜5月「春の歌」
ポリーヌ・ヴィアルド:セレナード
ショパン:3つのノクターンOp.9
ファニー・メンデルスゾーン:1年〜9月「川辺で」
ドリーブ(ドホナーニ編):コッペリアのワルツ
ルイーズ・ファランク:ロシアの歌変奏曲
ファニー・メンデルスゾーン:1年〜6月「セレナード」
リスト:「ルチア」の回想
クララ・シューマン:ローベルト・シューマンの主題による変奏曲
ファニー・メンデルスゾーン:1年〜3月「アジタート」
 夜曲ト短調/メロディ
ダヴィッド・カドゥシュ(P)

録音:2021年7月12-16日/ポワチエ公会堂)
フローベールの名作「ボヴァリー夫人」は1856年に発表、翌年出版され大ベストセラーとなりました。妄想癖のある田舎娘エマが、医師シャルルに見初められ 結婚したものの退屈な夫と生活から不倫を繰り返し、加えて夫に無断で借金も重ね、最後は自ら命を絶つまでがリアリスティックなタッチで描かれます。
文学と音楽の関係に関心の深いダヴィッド・カドゥシュは、エマ・ボヴァリーと音楽についてこのアルバムを編みました。とはいえ、ボヴァリー夫人を描いたミヨー のピアノ曲はあえて避け、また作品中に具体的な音楽があまり登場しないため、彼女が短い生涯で聴いたかもしれないであろう曲を妄想しています。
中心はファニー・メンデルスゾーンの「1年」と題された組曲の抜萃。物語の季節と合わせ、エマ・ボヴァリーの心情を綴ります。また作者フローベールと親しかっ たポリーヌ・ヴィアルドの珍しいピアノ曲を選んでいるのも興味津々です。
また作品中エマが夫とルーアンのオペラハウスで観るドニゼッティの「ランメルモールのルチア」はリストのパラフレーズで披露。最後は狂乱するルチアとエマの 運命を重ねます。またクララ・シューマンが夫ローベルトの主題で書いた変奏曲もエマと浮気相手レオンとの交情を暗示させます。フランス文学に興味のある方々 にオススメです。
MIRARE
MIR-598(1CD)
ヴィリアンクール・プレイズ・フランク
交響詩「ジン」
前奏曲,コラールとフーガ
交響的変奏曲
前奏曲、アリアとフィナーレ
タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)
クリスティーナ・ポスカ(指)フランダースSO

録音:2021年4月26-29日/ブルージュ・コンセルトヘボウ
1990年生まれのフランス期待の名手ヴィリアンクールが、2022年アニヴァーサリー・イヤーのフランクに挑戦しました。ピアノ独奏曲の代表作「前奏曲、コラー ルとフーガ」「前奏曲、アリアとフィナーレ」に加え、ふたつの協奏作品も収めたフランクのピアノ音楽を満喫できるアルバム。
大器晩成と言われるフランク円熟期の作ばかり。いずれも外面的効果は薄いものの、フランクならではの難技巧にあふれ、またオルガン的な壮麗さにも満ちてい ます。さらに和声や循環主題などワーグナーの影響も感じさせます。
ヴィリアンクールは5年前にリストのワーグナー編曲を全曲録音したことが糧になっていることが技術、解釈に反映されているのか説得力満点なのに驚かされま す。もちろんフランス的な洒脱さもあり、理想的なフランク像を作り上げています。
交響詩「ジン」と交響的変奏曲は、エストニア出身の女性指揮者クロイスティーナ・ポスカ指揮フランダースSOと共演。ポスカは1978年生まれ、オペラ指 揮で注目されました。「ジン」はヴィクトル・ユーゴーの作品に基づき、また交響的変奏曲も物語性を感じさせるため、彼女のドラマ作りの巧さが光ります。

ALPHA
ALPHA-829(1CD)
アルベニス:イベリア ネルソン・ゲルナー(P)

録音:2021年7月 フラジェ、ブリュッセル、ベルギー
1969年アルゼンチン生まれ、何度かの来日で日本でも人気のネルソン・ゲルナー。彼がスペイン語話者として強い共感を受けるという「イベ リア」が登場。ドビュッシーやメシアンも絶賛した20世紀ピアノ史に残る名曲を、高い技術はもちろん、その奏でる音の美しさで世界中から支 持を集めている彼ならではの、繊細なタッチとダイナミックな表現で聴くことができます。「ラバピエス」での高度でピアニスックティックなフレージン グとポリフォニックで複雑なリズムの箇所での目の覚めるようなテクニック、夜の神秘を思わせる「ヘレス」での祈りなどが大きな聴きどころです。
※こちらのCDの収録時間は82分41秒と長時間になっているため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。予めご了承ください。

RICERCAR
RIC-441(5CD)
NX-E07
フランク:オルガンおよびハルモニウムのための作品全集
【DISC 1】
中期以前のオルガン作品(1846-1866年)
1. 変ホ調の小品 CFF 49
2. 奉献唱 ヘ短調 CFF 55
3. 奉献唱 変ホ長調 CFF 36b
4. 聖体奉挙 CFF 93
5. グラン・クール ニ長調 CFF 59
6. アンダンティーノ ニ長調 CFF 60
7. 行進曲風に ニ短調 CFF 61
8. アレグレット ニ長調 CFF 62
9. グラン・クール ニ長調 CFF 63
10. 奉献唱 イ長調 CFF 33
11. レントのように ヘ短調 CFF 66
12. アレグレット ハ短調 CFF 67
13. アンダンティーノ ハ長調 CFF 68
14. アレグレット ニ短調 CFF 69
15. アレグレット ニ長調 CFF 70
16. グラン・クール 変ホ長調 CFF 73
17. モデラート 変ホ長調 CFF 74
18. アンダンティーノ 変ホ長調 CFF 75
19. アレグレット 変ホ長調 CFF 76
20. アーメン 変ホ長調 CFF 79
21. 小栄唱(グローリア・パトリ) 変ホ長調 CFF 77
22. 「めでたし、海の星」による前奏曲 ニ短調 (I) CFF 81
23. 「めでたし、海の星」による前奏曲 ニ短調 (II) CFF 82
24. 「めでたし、海の星」による前奏曲 ニ短調 (III) CFF 83
25. アーメン ニ長調 CFF 64
26. レント ニ短調 CFF 85
27. 奉献唱 ロ短調 CFF 95
28. 奉献唱 嬰ヘ短調 CFF 96a
【DISC 2】
中期以前のオルガン作品(続き)
1. グラン・クール(クリスマス・ミサのキリエ) ハ短調 CFF 87
2. モデラート ハ短調 CFF 88
3. モデラート ハ短調 CFF 89
4. グラン・クール ハ短調 CFF 90
5. グラン・クール ハ短調 CFF 56
6. 「真夜中のミサ」のための奉献唱 ニ短調 CF 57
7. 奉献唱 ト短調 CFF 92
8. 退場曲 ニ長調 CFF 94
9. アンダンティーノ 変イ長調 CFF 86
10. アレグロ・モデラート 変ニ短調 CFF 97
11. 小奉献唱 CFF 38
12. 未出版の小奉献唱 CFF 39
13. アンダンティーノ CFF 54b
14. 大オルガンのための小品 CFF 51
ハルモニウムのための作品(1858-1865年)
15-19. 5つの小品 CFF 32
15. 奉献唱
16. 小奉献唱
17. 第1ヴェルセ ヘ短調
18. 第2ヴェルセ ヘ長調
19. 聖体拝領
20. 奉献唱 イ長調 CFF 33
21. 行進曲風に CFF 35
22. 奉献唱 CFF 38a
23. ブルターニュのノエルによる奉献唱 CFF 34
【DISC 3】
大オルガンのための6作品 (1860-1864)
1. 幻想曲 Op.16CFF 53〜シャルル=アレクシ・ショーヴェに捧ぐ
2. 交響的大曲 Op. 17CFF 98〜シャルル=ヴァランタン・アルカンに捧ぐ
3. 前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18CFF30b
〜カミーユ・サン=サーンスに捧ぐ
4. パストラール Op.19CFF 99〜アリスティード・カヴァイエ=コルに捧ぐ
5. 祈りOp. 20CFF 100〜フランソワ・ブノワに捧ぐ
6. 終曲 Op. 21CFF 101〜ルイ・ジェームズ・アルフレッド・ルフェビュール=ウェリに捧ぐ
7. 前奏曲、フーガと変奏曲 CFF 30a 〜ハルモニウムとピアノのための
【DISC 4】
大オルガンのための3作品 (1878)
1. 幻想曲 CFF 102
2. カンタービレ CFF 103
3. 英雄的小品 CFF 104
1875-80年に書かれたハルモニウムのための作品
4. 小奉献唱 CFF 38
5. 入場曲 CFF 37
6. 無題のハルモニウム作品 CFF 39
3つのコラール(1890)
7. コラール第1番CFF 105〜ウジェーヌ・ジグーに捧ぐ
8. コラール第2番CFF 106〜オーギュスト・デュランに捧ぐ
9. コラール第3番CFF 107〜オーギュスタ・オルメスに捧ぐ
『オルガニスト 第1巻』 〜歿後刊行されたハルモニウム小品集
10-17. ハ長調とハ短調による7つの小品 CFF 40
【DISC 5】
『オルガニスト 第1巻』 〜歿後刊行されたハルモニウム作品集(続き)
1-8. 変ニ長調と嬰ハ短調による7つの小品 CFF 41
9-16. 二長調と二短調による7つの小品 CFF 42「クリスマスのために」
17-24. 変ホ長調と変ホ短調による7つの小品 CFF 43
25-32. ホ短調とホ長調による7つの小品 CFF 44
33-40. ヘ長調とヘ短調による7つの小品 CFF 45
41-49. 嬰ヘ短調と変ト長調による7つの小品 CFF 46
50-57. ト長調とト短調による7つの小品 CFF 47
58-64. 変イ長調と嬰ト短調による7つの小品 CFF 48
ヨーリス・ヴェルダン(Org)

【DISC 1】
【使用楽器】
アリスティド・カヴァイエ=コル1855年建造
録音:2011年5月、サントメール大聖堂(フランス北部ノール=パ=ド=カレ地方)
【DISC 2】
【使用楽器】
オルガン:
アリスティド・カヴァイエ=コル1855年建造 [1-14]
ハルモニウム:
ドーバン社1862年製作[15-19]
ドーバン社1860年頃製作[20]
アレクサンドル社1865年頃製作[21-22]
ヴィクトール・ミュステール社1891年製作 [23]
録音:2011年5月、サントメール大聖堂(フランス北部ノール=パ=ド=カレ
地方) [1-14]/1999年9月、イェズス会哲学研究所、ヘーフェルレー(ベル
ギー中部)[15-23]
【DISC 3】
【使用楽器】
オルガン:
アリスティド・カヴァイエ=コル1863年建造 [1-5]
アリスティド・カヴァイエ=コル1898年建造 [6]
ハルモニウム:
アレクサンドル社1865年頃製作[7]
ピアノ:
エラール社1850年製作[7]
録音:1998年9月、サンタ・マリア・デル・コロ教会、サン・セバスティアン(スペ
イン北東部バスク地方)[1-5]、サンタ・マリア教会、アスコイティア(スペイン北
東部バスク地方)[6]/1990年2月、フレースハイス博物館、アントウェルペン
[7]
【DISC 4】
【使用楽器】
オルガン:
アリスティド・カヴァイエ=コル1888-90年建造 [1-3,7]
アリスティド・カヴァイエ=コル1898年建造 [8-9]
ハルモニウム:
ドーバン社1860年頃製作 [4]
ドーバン社1862年製作 [5]
カスリエル社1890年頃製作 [6]
アレクサンドル社1865年頃製作 [10-17]
録音:1998年9月、サントゥアン 大修道院、ルーアン(フランス北部ノルマンディ地方)、サンタ・マリ
ア教会、アスコイティア(スペイン北東部バスク地方)[8-9]/1999年9月、イェズス会哲学研究
所、ヘーフェルレー(ベルギー中部)[10-17]
【DISC 5】
【使用楽器】
大型ハルモニウム:
ドーバン社1875年頃製 [1-16,25-32,50-64]
ハルモニウム:
ミュステール社1891年製 [17-24,33-49]
録音:1999年9月、イェズス会哲学研究所、ヘーフェルレー(ベルギー中部)
ヨーリス・ヴェルダン(カヴァイエ=コル・オルガン、ハルモニウム)
ジョス・ファン・インマゼール(エラール・ピアノ)…DISC 3、Track 7
2022年に生誕200周年を迎えたベルギー出身の大作曲家、セザール・フランク。1871年に発足したフランス国民音楽協会の中心人物 の一人として、サン=サーンスやフォーレらと共に「アルス・ガリカ(フランスならではの芸術)」を指針として掲げて活躍、数多くの後進を育てたこ とで知られていますが、その芸術性は彼自身が名手として知られたオルガンのための音楽でも十全に活かされています。ドイツとの国境にも近 いベルギー東部のリエージュで生まれ育ち、フランス音楽の流行とドイツ音楽の伝統の双方に接したオルガニストとして彼が綴った数々の作 品には、作曲家自身とも交流のあった名建造家カヴァイエ=コルによる、19世紀ならではのフランス交響型オルガンの銘器が最適。演奏中 の音量変化操作も可能で多彩な音色変化の妙を描き分けられ、オーケストラにも比し得る豊饒な響きを実現した歴史的銘器の数々と向 き合いながら、フランス近代作品の演奏を得意とするベルギーの名手ヴェルダンは未出版の小品を含めたフランクのオルガン作品全てを録 音。さらに19世紀にはピアノ同様に広く用いられていたハルモニウム(室内向けの足踏みオルガンの一種)のための作品も、曲集としては未完 で終わった晩年の『オルガニスト』まで録音、古楽指揮者として名高いジョス・ファン・インマゼールが弾くフォルテピアノとの共演音源も含め、フ ランクがオルガンとハルモニウムを主役に据えて書いた全ての音楽を精妙な解釈で録音し尽くしています。2枚組アルバム3巻に分かれて発 売されたこれらの音源が、作曲家記念年に5枚組BOXで再登場。安定感とダイナミズムを兼ね備えたオルガン作品群もさることながら、19 世紀製のオリジナル楽器だけを用いて綴られた繊細なハルモニウム作品群の解釈もまた、知らずにいるには惜しい名演の連続となっていま す。ライナーノートには初出時の解説文全てを再掲、オルガンは全て写真も掲載されており、フランクの母国ベルギーのレーベルらしい仕上が りも嬉しいところです。

RAMEE
RAM-2101(1CD)
ダルシマーとオルガンで弾くバッハ
バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ト長調 BWV 1019
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV 1023
サラバンド ハ長調 〜無伴奏チェロ組曲第3番 BWV 1009より
プレリュード ハ長調〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV 1006より(原曲:ホ長調)
ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ イ長調 BWV 1015
プレリュード ニ長調〜無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV 1007より(原曲:ト長調)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV 1021
※全てダルシマーと教会オルガンによる演奏
ラ・ジョイア・アルモニカ
マルギット・ユーベルラッカー(テナー・ダルシマー/アルフレート・ピヒルマイアー1997年製)

ユルゲン・バンホルツァー(オルガン/ゲラルト・ヴェール1990年建造、バート・ベルカ聖母教会のH.N.トレープス1742年頃建造楽器による)

録音:2021年2月8-11日バート・ホンブルク救世主教会(ドイツ中部ヘッセン州)
響箱の上に張り巡らされた弦を撥で叩いて音を出す楽器ダルシマー。ハンガリーやペルシャの伝統音楽での使用例が有名ですが、この種の 楽器はバロック期の宮廷音楽でも使われ、ドイツ語圏でのフォルテピアノ誕生にも影響を与えたことが知られています。現代の名手マルギッ ト・ユーベルラッカーは異能の古楽器集団ラルペッジャータの常駐メンバーとして活躍する傍ら、古楽器鍵盤奏者ユルゲン・バンホルツァーと組 んでラ・ジョイア・アルモニカ名義でもRameeから多数の録音をリリース。今回は満を持してのバッハ・アルバムです。表題に掲げられた名は、 常人離れした腕前でドレスデン宮廷から厚遇されていたダルシマー奏者パンタレオン・ヘーベンシュトライト(1668-1750)。自らの名にちなん でパンタレオンと名付けた独特のダルシマーを開発、演奏の巧みさでは彼の雇用主だった芸術愛好家ザクセン選帝侯=ポーランド王のみな らず、クーナウやテレマンやマッテゾンら大物作曲家たち、オルガン建造家G.ジルバーマンなど音楽関係者からも大いに注目されていました。 ヘーベンシュトライト自身ヴァイオリン奏者としても一流だったことから、本盤ではバッハ自家薬籠中の楽器である教会のオルガンとダルシマー の二重奏で弦楽向け作品を演奏。緩徐楽章の旋律を歌うかそけき弱音からアレグロの煌びやかなパッセージまで、フォルテピアノや、どこか ハープにも通じるダルシマーの美音は、バッハが知っていたモデルの教会オルガンと意外な相性で響き合い、分散和音などを通じて作品その ものの思わぬ側面を浮かび上がらせます。Rameeレーベルならではの、古楽器それぞれの響きを的確に捉えた自然なエンジニアリングも好 感度大。

Omnia Artists Productions
RMSL-08(1CD)
ハイドンとドビュッシー
ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番ハ長調 Hob XVI:50
 ピアノ・ソナタ第32番ロ短調 Hob XVI:32
ドビュッシー:ラモーを讃えて〜映像第1集より
 ベルガマスク組曲
オルハン・メメッド(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年8月2&3日/ロード・スタジオ(ローマ)
アメリカ生まれで現在はローマを拠点に活躍するチェンバリスト、ピアニストのオルハン・メメッド。これまでにバッハ、スカルラッティなどをリリースしてき ましたが、今回はハイドンとドビュッシーを取り上げました。
メメッドの魅力といえば楽曲ごとに味わい深いアーティキュレーションで弾きわけること。ハイドンのソナタでは第50番 ハ長調と第32番ロ短調の2篇を香り 高い美演を聴かせます。一方ドビュッシーでは「ラモーを讃えて」とベルガマスク組曲を録音。ハイドン歿後100年を記念して書いたドビュッシーの「ハイドンを讃 えて」ではなくあえて「ラモーを讃えて」を選曲。メメッドは「このゆったりとした舞曲を通じ夢のような内省の世界へと誘ってくれる」と語っています。そして最後 にはベルガマスク組曲を演奏。名曲「月の光」ではコロナ禍に自問自答するメメッドの心の叫びと聴き手に美しい音楽を届けたいという思いが強く込められており ます。 (Ki)

King International
KKC-089(1CD)
税込定価
HARUNA HIRAO PIANO COSMOS in 2021
(1)平尾貴四男:ピアノのためのソナチネ(1951)
(2)ラザール・レヴィ:子守唄
(3)モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
(4)同:ロンド ニ長調 K.485
(5)同:ロンド イ短調 K.511
(6)ハイドン:ピアノ・ソナタ ヘ短調(小ディヴェルティメント、変奏曲)Hob. XVIIの6
(7)サティ:ジムノペディ第1番
(8)同:3つのグノッシエンヌ
(9)プーランク:アルバムの綴り
(10)プーランク:即興曲第13番/第14番/第15番「エディット・ピアフを讃えて」
平尾はるな(P)ベーゼンドルファー・インペリアル使用

録音:2021年6月24日/東京文化会館小ホール(セッション)(3)(4)(5)
2021年5月30日/東京文化会館小ホール(ライブ)(1)(2)(6)-(10)
2022年に80歳を迎え、円熟の至芸を聴かせてくれる平尾はるな。日本の最新ピアノ曲を熱心にとりあげ紹介につとめていました。7歳より安川加壽子女史のもとでレヴィ流のピアノ奏法を伝授され、パリ音楽院でジョゼフ・ベンヴェヌッティに薫陶を受けただけに、今日貴重となった薫り高い純フランスの奏法を聴かせてくれます。
ここでは父・平尾貴四男晩年の秘曲「ソナチネ」と恩師レヴィの作曲という、ともに縁の深い楽曲から始まり、自在なモーツァルト、平和への祈りを込めたハイドン、そしてサティ、プーランクまで、いずれも明快で透明な作品ばかりでパワーを与えてくれるかのよう。
2021年ベーゼンドルファー公認アーティストになった平尾はるなが愛する銘器、「ベーゼンドルファー・インペリアル」で奏でるフランス・ピアニズムの伝統をご堪能ください。 (Ki)

Hortus
HORTUS-208(1CD)
「遍歴」
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調 BWV992
15のシンフォニア BWV787-801
アダージョ ト長調 BWV968
幻想曲とフーガ ニ短調 BWV906
前奏曲、フーガとアレグロ BWV998
ディミトリ・マリニャン(P/クリス・マーネ製作の平行弦ピアノ)

録音:2021年/フランス
俊英ディミトリ・マリニャンがオール・バッハ・プログラムに挑戦しました!1998年ルーマニア出身の両親のもとパリで生まれたマリニャンはパリ・エコール・ノ ルマル音楽院でリュドミラ・ベルリンスカヤに師事。テルエル・ピアノ・コンクール第1位(2011年)、クロード・ボネトン国際ピアノ・コンクール第1位(2014年) などの受賞歴を誇り、2021年に開かれたモントリオール国際音楽コンクールでは第3位受賞及び聴衆賞、バッハ賞を受賞している若手実力派です。
当アルバムでは「最愛の兄の旅立ちに寄せて」から、未完のフーガまで、ワイマール時代の宮廷室内楽奏者としての若きバッハの作品からライプツィヒ時代のカン トールの職に就いた時期の作品まで聴き手をバッハ鍵盤作品の“巡礼の旅”に誘います。
ピアノはベルギーのピアノ製作者クリス・マーネの平行弦ピアノを使用。このピアノは2013年ダニエル・バレンボイムの依頼により製作された楽器で、その特徴 は一般的なグランドピアノのように弦が交差して張られておらず、チェンバロやフォルテピアノのようにすべての弦が平行に張られています。これにより音量はもち ろんのこと、細かなニュアンスの表現、そして弾き心地の良さを兼ね備えております。このグランドピアノは2015年にバレンボイムによる演奏でお披露目され、以 後ピエール=ローラン・エマールやエマニュエル・アックスなど世界的なピアニストにも認められた楽器として注目され、マルティン・ヘルムヒェンがフランク・ペー ター・ツィンマーマンと録音したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音でも使用されております。

MIRARE
MIR-596(1CD)
リスト:超絶技巧練習曲 S.139 ガブリエル・スターン(P)

録音:2021年5月14-17日、スイス
ヴィルサラーゼも「その比類なき芸術的献身が、彼にしか表現しえない世界を実現させている」と手放しで絶賛する逸材ピアニスト、ガブリエル・スターン。 1992年生まれ、スイスの音楽院でセドリック・ペシャのもとで学んだのち、ヴィルサラーゼのもとでさらなる研鑽を積みました。さらに、カサール、ルイサダ、リフ シッツ、ジャック・ルヴィエらにも薫陶を受けています。「リストの再来」を思わせるそのテクニックと、知的で見通しのよい音楽づくりは世界から高い評価を受けて います。
リストはその超絶技巧練習曲によって、ピアノのヴィルトゥオジティを、過去のものとは比べられないくらい、そして現代でも超えられないものへと一気に高めま した。これらの曲に取り組むのは、まず技術がないと歯が立ちませんが、さらにリストが盛り込んだ詩情や風景、文学的背景への理解が奏者には求められます。つ まりは超難曲。
とにかく第1曲の前奏曲のひとつめの音から、スターンがとてつもないピアニストであることがはっきりとわかります。壮大な宇宙が広がります。リストの再来を 思わせるよう。テクニックには充分余裕があり、さらに音楽も素晴らしい!ガブリエル・スターン、おそるべき注目ピアニストです! (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10434(1CD)
バッハ再考 〜無伴奏ヴァイオリンによるゴルトベルク
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
(ホルヘ・ヒメネス編、ヴァイオリン独奏版)
ホルヘ・ヒメネス(Vn;1680年フランチェスコ・ルッジェーリ製)

録音:2019年11月24‐26日/バルセロナ、ビラノバ・イ・ラ・ヘルトル、エドゥアルド・トルドラ公会堂
1996年にグレン・グールドの弾く「ゴルトベルク」を聴いて以来、その音楽が心をとらえて離さないというホルヘ・ヒメネス。ヴァイオリニストとして6曲の無 伴奏作品などに対峙するうちに、このバロック時代の最も複雑な鍵盤作品のひとつを無伴奏ヴァイオリンのために編曲することを決意。「ヴェルサイユ宮殿の家具 をすべて小さな部屋に収めようとするようなもの。ベストなものを選び、小さな部屋に大きな部屋の雰囲気を残すようにしなければならない」と語るヒメネス。曲 を熟知し、楽器の可能性をすべて出し切って実現された、大きな夢。実に挑戦的な1枚に仕上がりました。 (Ki)

BIS
BISSA-2416(1SACD)
ヴァイオリンまたはヴィオラのための無伴奏作品
(1)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117
(2)リゲティ:無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1991-94)
(3)ヴェレシュ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1935)
(4)エトヴェシュ:「属七の和音への冒険」〜無伴奏ヴァイオリンのための(2019)【世界初録音】
ヌリット・スターク((1)(3)(4)ヴァイオリン:ピエトロ・グァルネリ(1710年)&弓:アルバート・ニュルンベルガー、
(2)ヴィオラ:アルフレッド・ライヒト& 弓:プロスパ ー・コーラ )

録音:2019年1月23-25日、2021年10月12&13日アンドレーアス教会、ヴァンゼー(ベルリン)
ハンガリーの4人の作曲家バルトーク、リゲティ、ヴェレシュ、エトヴェシュによるヴァイオリンまたはヴィオラのための独奏作品をヌリット・ スタークが録音しました。バルトークはヴェレシュの師であり、ヴェレスはリゲティの師でした。またリゲティはエトヴェシュの直接の師ではありませんが、リゲティの 助言によりエトヴェシュがブダペストのリスト音楽院に入学することができました。西洋音楽の伝統と東欧を中心とした民族音楽が融合した彼らの音楽は有機的な つながりを持ちながらも独自のスタイルを築いていております。
イスラエル生まれのスタークはジュリアード音楽院でロバート・マンに師事。さらにケルン音楽大学でアルバン・ベルク四重奏団にも師事したのち、いくつものコ ンクールで優秀な成績を収めています。Clavesレーベルよりブロッホ(50-1705)、ブゾーニ&エネスコ(50-2811【廃盤】)、シューマン(50-1502)など をリリース。またBISレーベルからはクルターグの「カフカ断章」(BIS SA-2175)をリリースしています。 (Ki)

RAVO RECORDS
BRAVO-10004(1CD)
税込定価
ザ・ライブ I / 田尻洋一
ベートーヴェン(田尻洋一編):交響曲第2番ニ長調 Op.36
 交響曲第7番イ長調 Op.92*
田尻洋一(P)

ライブ録音:2012年5月19日いたみホール
2012年2月26日伊丹アイフォニックホール *
桐朋学園大学卒業後、イディル・ビレット女史の唯一の弟子として研鑽を積んだ田尻洋一。1996年から、作曲家ごとの全曲演奏というユニークなスタイルで 活動を開始、2000年以降は、管弦楽曲を自身で編曲したソロを次々とプログラムに取り入れ、通常のピアノ演奏会の枠を大きく超えた新たなジャンルを確立し ています。
今回リリースするベートーヴェンの交響曲第2番と第7番は、2012年に開かれた田尻洋一ベートーヴェン交響曲連続演奏会におけるライブ録音で、第2番 は初出、第7番は2020年にOTTAVA RECORDSからリリースされたもの(OTTAVA-10004/廃盤)と同一音源です。今回のリイシューに向けて、レコー ディング・エンジニアとして名高い藤田厚生氏が入念にリマスタリング、初リリースのときに入っていた不要な会場ノイズなどを出来る限り取り除きました。
田尻洋一は、ライナーノートの中で、第7番の演奏について次のように語っています。『(前略)そのような魂の鼓動をベートーヴェンが表現すると、まるで地 球が地響きをたてて踊り狂うような、強力なエネルギーを感じさせる音楽になります。とてつもない熱量を放出する作品で、演奏していても、どんどんエネルギー が 湧 き 出 し て く る 感 覚 が あ り ま す( 後 略 )』。
2000年からプログラムに取り入れた管弦楽曲のオリジナル・ソロ編曲のジャンルでは、2012年にベートーヴェンの全交響曲、19年にはブラームスの全交 響曲、ほかに、「未完成」「新世界」「悲愴」「プラハ」などの交響曲をはじめ、ベートーヴェンの「皇帝」をはじめ、モーツァルト、シューマン、ブラームス、ショ パン、グリーグ、サン=サーンスなどのピアノ協奏曲のソロ編曲版を演奏しています。
ソロをはじめ、室内楽アンサンブル、オーケストラなどへの客演も数多く、日本各地での演奏会は2000回を超える数となり、2010年はアメリカ、2011 年からは毎年2回のペースで欧州リサイタル公演を継続しており、2014年には日本スイス国交樹立150年記念リサイタルに招聘されています。
国際的な活動が認められ、スタインウェイ・ハンブルク本社からスタインウェイ・アーティストの称号を与えられました。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00198(1SACD)
税込定価
2022年4月20日発売
小野寺拓真〜始動!
メトネル:4つのおとぎ話 作品26より No.3 ヘ短調
 2つのおとぎ話 作品20より No.1変ロ短調/No.2 ロ短調「鐘」
 6つのおとぎ話 作品51より No.6ト長調
ストラヴィンスキー:4つの練習曲 作品7
組曲「火の鳥」 (G.アゴスティによるピアノ独奏版)
 1.カスチェイ王の魔の踊り 2.子守歌 3.終曲
グリンカ:ひばり (バラキレフによるピアノ編曲版)
バラキレフ:イスラメイ(東洋風幻想曲)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番変ロ短調 作品36
小野寺拓真(P)

録音:2021年11月24-26日高崎芸術劇場
若き才能から溢れるピアニズム、とても10代とは信じがたい唯一無二の音楽を持つ逸材、これは天性と いうものなのかもしれない…。弱冠16歳の新鋭ピアニスト小野寺拓真の飽くなき挑戦がついに始動! デビューCDとなる当盤では、ともにロシアの地で同時代を生きた4人の作曲家に焦点を当てたプログラム を収録。純粋に音楽と向き合い、身体全体で魅せる彼の音楽は、聴く者を惹きつけ、既に国内外から 多くの称賛を得ています。新たなるステージへ、次への期待を抱かせる新星に大注目です。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00195(1SACD)
税込定価
2022年4月20日発売
レ・ダンス・フランセーズ 〜フランスピアノ作品集
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 牧神の午後への前奏曲[編曲:レオナール・ボルヴィック]
デュカス:牧神のはかなき嘆き
ラヴェル:クープランの墓
 亡き王女のためのパヴァーヌ
サティ:ジムノペディ 第1番
 グノシエンヌ 第1番/ワルツ=バレエ 作品62
プーランク:フランス組曲 第5曲 シャンパーニュのブランル
望月優芽子(P)

録音:2021年9月27-29日 静岡・浜松市天竜壬生ホール
フランス在住のピアニスト望月優芽子によるトリトン・レーベル第1弾は、自身が好きなバレエ= 舞踏をテーマに、フランスを代表する作曲家のピアノ曲を集めました。 恩師ブルーノ・リグットが「聴いてる人に様々な景色、色彩、そして古き良き日の想い出の香りへ いざなうかのよう」と語る望月の演奏には、長年のフランス生活で培われた軽妙なエスプリと美し い気品があふれています。水彩画のような色彩豊かな音楽をお楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
TACD-00158(1CD)
税込定価
2022年4月20日発売
松本和将/ライヴシリーズ9
ラヴェル:水の戯れ
 夜のガスパール
 亡き王女のためのパヴァーヌ
フランク:プレリュード,コラールとフーガ
ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル
松本 和将(P)

録音:2019年11月24日東京文化会館小ホール・ライブ
第9弾はフランス物。ドイツ物の印象の強い松本であるがラヴェル:夜のガスパール、フランクなど に並々ならぬこだわりがあるようで、卓越した構造把握とイメージ作りで独自の世界観を築いて います。

Goodies
78CDR-3867(1CDR)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576
クラウディオ・アラウ(P)

加 VICTOR 18279/81
1941年2月20-27日ニューヨーク、VICTOR Studios - Studio No.2録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ出身のピアニスト。1911年チリ政府 の援助でドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で大作曲家でピアニストのフ ランツ・リストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1911) に師事した。1914年ベルリン・デビュー。1925年母校シュテルン音楽院の教授に就 任した。1935年からベルリンでバッハとモーツァルトのクラヴィーア曲全曲演奏会 を開いた。1941年にカーネギー・ホールにデビュー。本拠をアメリカに移し、 VICTORに録音を始めた。これはその最初期のもの。その後アメリカCOLUMBIA(1940- 1950)、英EMI(1950年代)、オランダPHILIPS CLASSICS(1960年代-1980年代)に多く の録音を残した。Track(5)で終結部が音の途中で切れているのは原盤通り。演奏時 間が規定より長かったため録音エンジニアが最終音の途中でリードアウトを作成し たため。(グッディーズ)

Grand Piano
GP-772(1CD)
NX-B03
ポンセ:ピアノ作品全集 第3集
1. モシェレスの練習曲(1906)
12の演奏会用練習曲より
2. 第1番悲劇的な前奏曲
3. 第3番頂上に向かって
4. 第6番春の心(1899)
5. 第7番青春
6. 第8番勇敢な前奏曲
7. 第10番ハラベ
8. 第12番微笑み
20のやさしい小品(1939)
9. No. 1. Cancion de los tamales タマーレスの歌
10. No. 2. Danza yaqui ヤキの踊り
11. No. 3. Los xtoles チトーレス(マヤの歌)
12. No. 4. Danza de la Lluvia 雨の踊り
13. No. 5. Cancion de la Lluvia 雨の歌
14. No. 6. Danza de los tecuanes ジャガー・ダンス
15. No. 7. Cancion campesina 農民の歌
16. No. 8. Cielito lindo シエリト・リンド
17. No. 9. Las mananitas ラス・ マニャニータス
18. No. 10. Yo no se que decir 言葉にならない
19. No. 11. La pasadita ラ・パサディタ
20. No. 12. La sandunga ラ・サンドゥンガ
21. No. 13. Ven, !Oh, Luna! 月よ、出でよ!
22. No. 14. Homenaje a Villanueva ビジャヌエバを讃えて
23. No. 15. Arrullo popular 子守歌
24. No. 16. La posada ポサーダ
25. No. 17. La revolucion 革命
26. No. 18. La cucaracha ラ・クカラーチャ
27. No. 19. Primavera 春
28. No. 20. La patria 祖国
29. 夕べの歌(1909) - ピアノのために…世界初録音
30. 5月(1903)
31. マズルカ第19番嬰ハ短調(1917頃)
32. マズルカ第23(20)番イ短調(1917頃)
33. ベルサグリエリ(1903)
アルバロ・センドージャ
(P…ベーゼンドルファー、コンサート・グランド 280VC)
録音:2021年10月1-3日
Musikene Auditorium, San Sebastian(スペイン)
メキシコ近代を代表する作曲家マヌエル・ポンセ。彼の作風は後期ロマン派風の作曲様式と新古典主義の中間に位置しています。日本では、ハイフェッツ が編曲した歌曲「エストレリータ(小さな星)」や、いくつかのギター曲が良く知られていて、どちらかといえば「ギターの作曲家」として位置づけられていますが、 実は彼自身が優れたピアニストであり、その作品にもピアノ曲がかなりの割合を占めています。全8巻が予定されるポンセのピアノ作品全集、この第3集に は、ピアニストとして自身の技巧を誇示するための「演奏会用練習曲」など超絶技巧を駆使した若い頃の作品、メキシコの民謡や踊りなど伝統的な旋律を 独創的なピアニズムで翻案した壮年期の作品、そして「夕べの歌」や「5月」「マズルカ」などロマンティシズム溢れる個性的な作品が収録されており、これらに はポンセの3つの側面が表れていると言えるでしょう。まばゆいばかりの「ペルサグリエリ」も聴きものです。
Grand Piano
GP-907(1CD)
NX-B3
セリム・パルムグレン(1878-1951):ピアノ作品全集 第4集
春の小川のざわめき SP343(1921もしくはそれ以前)
愛のワルツ SP325(1920もしくはそれ以前)
3つの夜想的情景 Op. 72(1921)*
3つの幻想曲 Op. 82(1924)
三部作 Op. 81(1923)
新しいピアノ・スケッチ Op. 87(1927-28)
小さなロマンス SP219(1936もしくはそれ以前)
祝祭 SP118(1936もしくはそれ以前)
深刻な出来事(1936もしくはそれ以前)
憧れのワルツとその他のピアノ小品 Op. 49(1915もしくはそれ以前)
春の歌 Op. 76No. 1(1921-22)
練習曲 変イ長調 Op. 76No. 2(1921-22)
子守歌 Op. 76No. 3(1921-22)
練習曲 イ短調 Op. 76No. 4(1921-22)
矛盾 Op. 76No. 5(1921-22)
風車 Op. 76No. 6(1921-22)
ヨウニ・ソメロ(P…Steinway & Sons, Model D)

録音:2021年6月7-8日
*以外=世界初録音
ブゾーニに師事し、圧倒的なテクニックを身につけたセリム・パルムグレンは、その後、北欧を代表する作曲家・ピアニストになりました。20世紀ピアノ音楽界 に大きな足跡を残したパルムグレンですが、その作品の演奏機会は比較的少なく、このピアノ作品全集第4集に収録されている多くの作品も「3つの夜想 的情景」以外はすべて世界初録音です。印象派とロマン派の要素を併せ持つ「3部作」や、1921年から26年まで滞在したアメリカでの充実した生活から 生まれた、ジャズの影響を受けた「3つの幻想曲」、そして彼の作品の特徴ともいえるスカンジナビア民謡を取り入れた美しい旋律も随所で聴かれます。 ヨウニ・ソメロは現代フィンランドで最も活躍するピアニストの一人。ジョルジュ・シフラとマイケル・ポンティに師事、技巧的な作品を中心とする幅広いレパート リーを持ち、様々なレーベルで100枚を超えるレコーディングを行っています。
Grand Piano
GP-899X(6CD)
NX-F01
ピアニスト=コンポーザーの黄金時代
【CD1】
アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889): ピアノ作品集
子守歌 Op.45
小さなロマンス…世界初録音
10の小品 Op.13-2練習曲「ラ・ゴンドラ」
2つの夜想曲 Op.6-1「幸福の痛み」
12の性格的練習曲 Op.2-6嬰へ短調「もしも私が鳥だったら」
12の性格的練習曲 Op.2-3ロ短調「私の願いを聞いてください」
12の性格的練習曲 Op.2-4変ロ長調「愛の残り」
メランコリックなワルツ Op.36
2つの小さなワルツ Op.28
J・シュトラウス1世:ワルツ(A.ヘンゼルトによるピアノ編)
ダルゴムイシスキー:6つのロシアのロマンス - 第6番ニ短調(A.ヘンゼルト編)…世界初録音
12のサロン風練習曲 Op.5-3イ短調「魔女の踊り」
12のサロン風練習曲 Op.5-9イ長調
12の性格的練習曲 Op.2-2変ニ長調
「私のことを少しでも想ってください、私はいつも貴方のことを想っています!」
12のサロン風練習曲 Op.5-6変イ長調「嵐の後の感謝の歌」
回想と友情 Op.4-1「狂詩曲」
ウェーバー:舞踏への勧誘(A.ヘンゼルトによるピアノ編)…世界初録音
【CD2】
イグナーツ・フリードマン:オリジナル・ピアノ作品集
エドゥアルド・ゲルトナーのモティーフによる
6つのウィーン風舞曲(1916)
4つの小品 Op. 27(1908)
Strophes 詩 Op. 71(1917)
Stimmungen 気分 Op. 79(1918)
4つの前奏曲 Op. 61(1915)
【CD3】
ヨーゼフ・ホフマン(1876-1957):ピアノ作品集
性格的描写集 Op. 40(1908)
左手のための練習曲 ハ長調 Op. 32
2つのマズルカ Op. 16- 第1番イ短調
ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op. 21
マズルカ ロ短調(1886)
マズルカ ニ短調(1886)
主題と変奏、フーガ Op. 14(1892)
【CD4】
アルフレッド・コルトー(1877-1962):ピアノのための編曲集
フォーレ:組曲「ドリー」Op. 56
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
ブラームス:5つのリート Op49-4「子守歌」
.バッハ:ピアノ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056第2楽章 ラルゴ
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65第3楽章 ラルゴ
シューベルト:野ばら D257
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
全てアルフレッド・コルトーによるピアノ独奏編曲版
【CD5】
セリム・パルムグレン(1878-1951):ピアノ作品全集より第2集
演奏会用練習曲 ハ長調 SP142(1906)…世界初録音
ピアノのための2つのコントラスト(1899)
西フィンランド風ワルツ SP326…世界初録音
春霞 SP136(1940年もしくはそれ以前) …世界初録音
3つのピアノ小品 Op. 32(1912年もしくはそれ以前) …世界初録音
3つの前奏曲 Op. 84(1927-28)
24の前奏曲 Op.17(1907)
【CD6】
ニコライ・メトネル:ピアノ・ソナタ全集より第1集
ソナチネ ト短調
ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op. 5
忘れられた調べ 第1集 Op. 38- 第1曲 回想ソナタ
【CD1】
GP661セルジオ・ガッロ(P)
録音:2014年8月5-8日

【CD2】…GP711
ヨーゼフ・バノヴェツ(P)
録音:2012年1月16-20日

【CD3】…GP675
アルテム・ヤスシンスキイー(P)
録音:2014年3月1-3日

【CD4】…GP641
ユエ・ヘ (P)
録音:2012年10月27-28日

【CD5】…GP868
ヨウニ・ソメロ(P)
録音:2020年2月4-5日

【CD6】…GP617
ポール・スチュワート(P)
録音:2011年12月20-23日
19世紀から20世紀前半にかけて“ピアニスト=作曲家の黄金時代”と言われます。ピアニストは個性を際 立たせ、磨き上げた「名人芸」を競い合ったのです。「名人芸」といっても技巧的な華麗さだけではなく、語り 口の妙、祖国へのこだわりなど、様々な“芸”で聴衆の心を掴みに行きました。そのための大切なツールが得 意なピアノ奏法を活かした自作&自編曲でした。異様に広がる特異な手で弾くための可憐な難曲を書い たヘンゼルト、蕩けるように甘い和声で飾られた優雅な小品を量産したフリードマン(op.27-1は好例)、ピ アノの美を知り尽くした繊細な書法が光るホフマン(特にop.40)、フランクのヴァイオリン・ソナタのピアノ・ソロ 用編曲に代表されるコルトーの編曲魔術、冷涼なフィンランドの情緒を暖かな視線で300曲以上のピアノ 作品で描いたパルムグレンなど、このBOXはそんな音楽のショーケースです。 ――吉池拓男(監修)

MClassics
MYCL-00021(2SACD)
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) 戸田弥生(Vn)

録音:2021年5月7-8、26-27日、6月15-16日神奈川県、相模湖交流センター ラックスマンホール「DXD352.8kHz録音」
1993年エリーザベト王妃国際コンクール優勝以来、日本を代表するヴァイオ リニストとして活躍する戸田弥生が、20年ぶりに「バッハ:無伴奏ヴァイオ リン・ソナタ&パルティータ」を再録音しました。圧倒的な高い集中力と情熱溢 れる演奏で聴く者を魅了する戸田弥生の真骨頂が、このバッハ演奏です。戸 田が奏でる名器「グァルネリ・デル・ジェス」(1728年製)は、バッハがこの曲 を作曲した頃のもの。その楽器を使い、戸田は甘く美しい繊細な音色から血 が出るかのようなほとばしるエナジーまで表現していきます。ヴァイオリンと戸田が 一体化し、再現させるバッハの完全なる創造美。偉大なる作品に正面から向 かい、敬虔に全身全霊で奏でる戸田弥生のバッハをお聴き下さい。

FUGA LIBERA
FUG-777(5CD)
NX-E07
ストラヴィンスキー:ピアノ独奏のための作品と編曲
【DISC 1】
1. バレエ『狐』 より I. 行進曲 (1916) *
2-9. 5本の指で (1921)
10-13. 4つの練習曲 Op. 7(1908)
14-16. 『ペトルーシュカ』からの3楽章 (1921)
17. タンゴ (1940)
18. 『猫の子守唄』 より IV. 「猫ちゃん、猫ちゃん」 (1915-16/1940) *
19-27. 組曲『兵士の物語』 (1918)
 19. I. 兵士の行進曲 *
 20. II. 兵士のヴァイオリン
 21. III. パストラール (ヴォーカル・スコア より) *
 22. IV. 王の行進曲
 23. V. 小さなコンサート *
 24. VI. 3つの舞曲(タンゴ/ワルツ/ラグタイム) *
 25. VII. 悪魔の踊り *
 26. VIII. コラール *
 27. IX. 悪魔の勝利の行進曲 *
【DISC 2】
1-3. 交響詩『ナイチンゲールの歌』 (1916-17/1927)
4-22. バレエ『火の鳥』 (1910)
【DISC 3】
1-12. バレエ『プルチネッラ』 (1919-20) より、12の楽章 (1920)
 1. I. 序曲 *
 2. II. スケルツィーノ
 3. III. Allegro *
 4. IV. Andantino *
 5. V. Allegro *
 6. VI. Allegro assai *
 7. VII. Allegro alla breve *
 8. VIII. タランテッラ Allegro moderato, mezzo-forte e staccato *
 9. IX. トッカータ Allegro *
 10. X. ガヴォットと2つの変奏曲
 11. XI. デュエット Vivo
 12. XII. フィナーレ Allegro assai *
13. ジャズ・アンサンブルのための前奏曲 (1937) *
14. タランテッラ (1898) *
15. スケルツォ (1902)
16-17. 3つのやさしい小品 (1914-15) より
 16. II. ワルツ
 17. III. ポルカ
18. ドイツ人の行進曲の思い出 (1915)
19. 歌劇「マヴラ」 より 序曲 (1922) *
20. サーカス・ポルカ (1942)
21. 子供のためのワルツ (1917)
22. 11楽器のためのラグタイム (1917-18)
23. ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」プロローグの合唱 (1918)
24. 管楽器のためのシンフォニーからの断章 (1920)
25. ピアノ・ラグ・ミュージック (1918-19)
26-29. イ調のセレナーデ (1925)
【DISC 4】
1-3. ピアノ・ソナタ (1924)
4-5. ソナタのための2つのスケッチ (1966)
6-9. ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 (1903-04)
10-19. バレエ『ミューズを率いるアポロ』 (1927-28)
【DISC 5】
1-3. バレエ『カルタ遊び』 (1936) *
4-13. バレエ『妖精の口づけ』 (1928) *
編曲は全て作曲者による
ヴィクトル・ポポフ・アカデミー・オブ・コーラル・アート・モスクワ
アレクセイ・ズーエフ (P)

録音:2020年9月-2021年8月
*…世界初録音
1982年サンクトペテルブルク生まれ、アレクセイ・リュビモフ門下の俊英アレクセイ・ズーエフによる、ストラヴィンスキーのピアノ独奏作品全集。16歳のストラヴィ ンスキーが未完で残した「タランテッラ」をズーエフが補完して収録しているほか、『兵士の物語』組曲ではピアノ編曲時に省かれた「パストラール」を全曲版の ヴォーカル(語り手)スコアから収録するなど、多くの世界初録音を実現しています。4手のために書かれた『3つのやさしい小品』には特に言及がありませんが、 一人で演奏可能な(第1曲行進曲を除く)2曲をソロで収録した模様です。1999年プロコフィエフ国際コンクール第2位(1位なし)などの入賞歴を誇るズーエ フの目の覚めるようなテクニックと、祖国の大作曲家への思いを見事に昇華したダイナミックな演奏も大きな聴きどころです。

BRIDGE
BCD-9567(1CD)
ウェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1830):6つのギター・ソナタOp.31
第1 番ハ長調、第2 番イ短調、第3 番ト長調 、第4 番ホ短調、第5 番ニ長調、第6 番ロ短調
デイヴィッド・スタロビン(G)

録音:2019年10月ニューヨーク
トマス・マティーカはチェコの作曲家、ギタリスト。プラハで学んだ後、20 代前半にウィーンに 移住、ベートーヴェンの元スポンサーであったキンスキー伯爵の協力を得てギタリスト、作曲家 として活動した。ギター曲のみならず多くの室内楽、宗教楽曲を作曲したが今日、演奏される 作品は多くない。この作品集は彼の代表作でギタリストの間ではよく知られている名作。古典 派から前期ロマン派の様式で書かれた端正な音楽。

QUERSTAND
VKJK-2102(1CD)
「精神の時」
ヘンツェ:ルーシー・エスコット変奏曲
エネスコ:ピアノ・ソナタ第1 番嬰ヘ短調 Op.24-1
ブゾーニ:前奏曲第1 番ハ長調 Op.37/BV181-1
リスト(ブゾーニ編):マイヤベーア「預言者」のコラール「私たちに、解放の波に」に基づく幻想曲とフーガ
ハンネス・ポーリット(P)

録音:2021 年1 月4-6 日 ドイツ ライプツィヒ
ドイツの中堅ピアニスト、作曲家、ハンネス・ポーリットによる意欲的な CD。ハンネス・ ポーリットは1976 年、ハイデルベルクの生まれのポーランド系ドイツ人。6 歳からピアノを 習い、また 14 歳の時に書いた最初の作品が賞を獲るほど作曲にも打ち込んでいます。演 奏活動の他、近年は教師、指導者としても活躍しています。 ヘンツェのルーシー・エスコット変奏曲は、19世紀のプリマドンナで米国人として初めて 欧州で高い名声を築いた歌手、ルーシー・エスコット(1829―1895 )をイメージして書か れた曲。彼女の得意としたベッリーニの「夢遊病の女」の音楽が引用されています。リストの 幻想曲とフーガは、マイヤベーアの「預言者」(1849年初演)の中で再洗礼派が歌う不気 味なコラール「私たちに、解放の波に Ad nos, ad salutarem undam」(つまり純粋な宗教 的コラールではない)を基に書いたオルガン曲をブゾーニが独奏ピアノ用に編曲したも の。30分かかる大作ながら元がオルガン曲のためにあまり知られていないのだが、しか しブゾーニの編曲も素晴らしく、リスト・マニアが大喜びする難曲です。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-201(1CD)
モルデカイ・シェホリ/埋もれた名曲を弾く 第1集
エドゥアール・ウォルフ(1816-1880): ショパンを讃えて 夢想=夜想曲 嬰ヘ長調 Op.169
一粒の涙 シギスモント・タールベルクの墓の上で Op.300
ドルドラ:愛の夢想 ハ長調/思い出 ニ長調
A.ルビンシテイン:練習曲 変ニ長調 Op.1 「オンディーヌ」/「カーメンヌイ島」 Op.10―第22 番嬰ヘ長調
グリンカ:舟歌 ト長調
グラズノフ:練習曲(ハ長調 Op.31-1/ホ短調 Op.31-2/ホ長調 Op.31-3 「夜」)
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2021年5月 米国 ネバダ州 ラスベガス
モルデカイ・シェホリの新しいシリーズ 埋もれた名曲、その第1 集。エドゥアール・ウォルフ (1816-1880)はポーランド生まれでパリで活躍したユダヤ人ピアニスト、作曲家。ウィーンで 学び、20 歳を前にパリに移住、半世紀近くパリで活躍して名声を得た。非常にロマンティシ ズム豊かな作風で、なぜ埋もれてしまったのか不思議なほど。フランティシェク・ドルドラ (1868-1944)はチェコ、モラヴィア地方の出身。ウィーンで学び、小品で人気を博した。「思 い出」は彼の最大のヒット曲で、今でも時々演奏される名曲。さらにルビンシテイン、グリン カ、グラズノフの珍しい小品も加わった充実した内容。こうした曲を弾かせるとシェホリは圧倒 的で、芸術的水準の高さとはもちろん、埋もれた作品への深い愛情が強く感じられます。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-203(1CD)
モルデカイ・シェホリ/埋もれた名曲を弾く 第2集
リムスキー=コルサコフ:即興前奏曲 変イ長調 Op.38-1 /マズルカ 嬰ヘ短調Op.38-2/ワルツ 嬰ハ長調 Op.15-1
ヴィエニャフスキ:クヤヴィアク〜第2 マズルカ イ短調/オベルタス〜マズルカ ト長調
ミーシャ・レヴィツキ:ワルツ イ長調 Op.2/魅惑の妖精 ホ長調/ジプシー風ワルツ ホ短調 Op.7
ヨーゼフ・ホフマン:アメリカ風ポロネーズ ハ長調/夜想曲=哀歌 嬰ヘ短調/万華鏡 ニ長調 Op.40-4
シューラ・チェルカスキー:悲愴前奏曲 嬰ヘ短調
A.ルビンシテイン:アクロスティヒョン(折句) Op.114〜第 4 番ハ短調,第 3 番変イ長調/練習曲 ハ長調 Op.23-2
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2021年10月 米国 ネバダ州 ラスベガス
モルデカイ・シェホリの新しいシリーズ 埋もれた名曲、その第 2 集。リムスキー=コルサコ フやヴィエニャフスキ(のピアノ用編)、ルビンシテインの珍しい小品に加え、ヨーゼフ・ホフ マン、シューラ・チェルカスキー、ミーシャ・レヴィツキといずれも東欧から米国に移住した名ピ アニストの作品も収録されています。特にレヴィツキのピアノ小品はどれも素晴らしく美しい。も ちろんシェホリはここでも万全、いずれの曲でも溜め息を吐かせるような魅力を放っています。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-200(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ集 第2集
ソナタ ニ長調K.96/ソナタ イ短調K.109/ソナタ イ長調K.101/ソナタ ニ短調K.34/ ソナタ ホ短調K.147/ソナタ ト長調K.146/ソナタ ヘ短調K.19/ソナタ ハ短調K.139/ ソナタ ト短調K.347/ソナタ イ短調K.148/ソナタ ハ短調K.115/ソナタ ホ長調K.135/ ソナタ ハ短調K.126/ソナタ ト長調K.455/ソナタ ト短調K.30/ソナタ ニ長調K.430
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2021年1月 米国 ネバダ州 ラスベガス
2015 年発売の CEMBCD-103 以来久々となるモルデカイ・シェホリのドメニコ・スカルラッティ 集、これが第 2 集になります。シェホリらしいピアノの美しさを素直に引き出したスカルラッティで、過 度な演出をすることなしに音楽の持ち味を生かしているのでとても聞きやすい。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-202(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ集 第3集
ソナタ ニ短調K.77/ソナタ ト長調K.14/ソナタ ヘ短調K.466/ソナタ ト長調K.104/ソナタ ニ短調K.510/ソナタ ハ長調K.485/ソナタ ハ短調K.362/ソナタ ト長調K.55/ソナタ イ短調K.61/ソナタ ニ短調K.1/ソナタ ハ長調K.132/ソナタ ニ短調K.141/ソナタ ヘ長調K.367/ソナタ イ短調K.110/ソナタ ヘ短調K.519/ソナタ ホ長調K.20/ソナタ ハ長調 K.423
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2021年7月 米国 ネバダ州 ラスベガス
第2 集の半年後に録音されたモルデカイ・シェホリのドメニコ・スカルラッティ集第3 集。ここで は17 曲中9 曲に短調曲を選んでいます。シェホリのスカルラッティはあまり神経質に気を張り詰め ることなく、親密な空間に温かみを広げるような演奏なのが好ましい。スカルラッティのソナタだけ 十数曲を聞くとなるとこうした落ち着きのある演奏の方が楽しめるでしょう。

ONDINE
ODE-1361(1CD)
NX-B04
ペトリス・ヴァスクス(1946-):ピアノ作品集
カッコウの声、春のエレジー(2021)…世界初録音
サイクル(1976) …世界初録音
四季
レイニス・ザリンシュ(P)

録音:2021年3月7-9日、9月28-29日
ラトヴィアの作曲家、ペトリス・ヴァスクスのピアノ作品集。アルバムに収録されている『四季』は彼の作品の中でも比較的演奏機会が多いもので、静 かな雪の情景から、早春の息吹、情熱的な夏、静かな秋まで、移り変わるラトヴィアの風景への愛が感じられる美しい作品です。ピアニスト、レイニ ス・ザリンシュは他に世界初録音となる2作品を併せ、このアルバムを作り上げました。 なかでも「カッコウの声、初春」は新型コロナ感染症のパンデミック中にヴァスクスがザリンシュのために書き下ろした作品であり、ちょうど作曲中に COVID-19に感染したヴァスクスの病いの苦しみと治癒への祈りが込められています。ザリンシュは曲が完成した後、ヴァスクスの自宅を訪れ、作曲 家自身のピアノを聴いたという思い出を心から大切にしているということです。もう一つの「サイクル」は1976年の作品。ヴァスクスの幼馴染のピアニス ト、ターリヴァルディス・デクニスによって初演されたこの曲は、民謡を採り入れた穏やかな曲調ではなく、緊張感のある音のぶつかり合いが特徴的な、 がっしりとした筋肉質な曲調です。演奏者のレイニス・ザリンシュは10歳で協奏曲を弾いてデビューを飾ったのち、ヨーロッパと北米を中心に活躍するラ トヴィア出身のピアニスト。故郷の作品を積極的に紹介し、これまでにもラトヴィア音楽のアルバムを発表しています。

ORFEO
C-210051(1CD)
NX-B08
近現代の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 31 No. 2
フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 13
エドゥアルト・エルトマン(1896-1958):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 12
バイバ・スクリデ(Vn)

録音:2020年11月4-7日ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会(ドイツ)
ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの最新アルバムは、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとバルティータ」の伝統を継承す る4人の作曲家の作品集。退廃音楽の作曲家として一時はその存在が忘れられてしまったシュルホフが1927年に作曲した、チェコ民謡とジャズの 要素を取り入れたソナタを冒頭に置き、1924年に書かれたレーガーの影響が強いメロディアスなヒンデミットのソナタが続きます。3曲目はやはりレー ガーに触発されたヤルナッハのソナタが置かれていますが、こちらは精緻な筆致を特徴とする技巧的な作品です。最後は知られざる作曲家エルトマン のソナタ。ラトヴィアのバルト・ドイツ系の家に生まれ、1914年にベルリンに移住。ハインツ・ティーセンの元で作曲を学んだ彼は、1920-21年にこの 古典的なソナタの形式を用いた作品を作曲しています。収録曲の4作品の中では最も古い作品ではありますが、謎めいた6つの音符で幕を開ける 初期モダニズムのスタイルは独自の作風を表すものです。 スクリデは各作品の特徴を生かしながら、緊張感にあふれた素晴らしい演奏を聴かせます。

MELISM
MLSCD-035(1CD)
ギリシアのピアノ作品集
ヤニス・パパイオアヌ(1910-1989):ピアノのための24の前奏曲集 AKI 51(1938-1939)
ヤニス・コンスタンティニディス(1903-1984):ギリシアの島々の8つの舞曲(1954)
ディミトリ・レヴィディス(1886-1951):ギリシア風ロマンティック・ソナタ 第1番Op.16(単一楽章)
シプリアン・カツァリス(P)

録音:2020年7月&8月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
※使用楽器:ベヒシュタイン D-282 コンサート・グランド No.212034
超絶技巧の化身、鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスの最新アルバムが、近年のカツァリスの自主レーベル「Piano 21」でのアルバムでもレコーディング・プロデューサーを務めていたギリシアのピアニスト、ニコラオス・サマルタノスが設立したフランスのレーベル「Melism」から登場! 2022年4月の来日公演に合わせた来日記念盤として緊急リリースが決定しました!
今回もニコラオス・サマルタノスがプロデュースする注目の新アルバムは、キプロス系であるカツァリスのルーツにも深い関係のあるギリシア(ギリシャ)の音楽です。1821年の独立以降に登場したギリシア音楽に特化したという興味深いシリーズで、これまであまり演奏されていなかった作品やギリシア国外では知られていない優れた作品を発見・再発見し世界へ紹介してゆきます。
シリーズ第1弾では、3人のギリシアの作曲家の作品を収録。20世紀を生き抜き、かなり珍しい編成のために書かれた作品も多く発表し、非常に多様なスタイルで作曲してきたヤニス・パパイオアヌ(1910-1989)。印象派音楽の要素とギリシアの民族的遺産(特に古代のリズムやモード)を組み合わせることに取り組んできたヤニス・コンスタンティニディス(1903-1984)。このアルバムにも収録された「ギリシア風ロマンティック・ソナタ 第1番」でミュンヘンのフランツ・リスト作曲賞を受賞したディミトリ・レヴィディス(1886-1951)。
過去には20世紀ギリシア最大の音楽家ミキス・テオドラキスの作品も度々取り上げてきたカツァリスが、更に奥深いギリシア・ピアノ作品の真髄に迫ります。乞うご期待!

Chandos
CHAN-20233(1CD)
モーツァルト:ピアノ独奏作品集 Vol.1
モーツァルト:幻想曲 KV475(1785)/アダージョ KV356(1791)/幻想曲 KV396(1782)/メヌエット KV355(?late 1780s)/幻想曲 KV397(1782/1786-87)/ロンド KV485(1786)/ピアノ・ソナタ KV333(1783)
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2021年8月6日-8日、ポットン・ホール(サフォーク)
同世代の中でもその独創性が注目されているイタリアの若きピアニスト、フェデリコ・コッリによるモーツァルトのピアノ独奏作品集の企画がスタートしました。コッリは、彼の説得力のある、型にはまらない解釈と音の明瞭さで世界的に急速に認められています。2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位、2012年にはリーズ国際ピアノコンクールでゴールド・メダルを獲得し、一躍注目されるピアニストとなりました。

このアルバムでは、6歳の頃から学んできたモーツァルトを徹底的に研究し臨んでいます。モーツァルトの詳細な伝記はもちろんのこと、彼の手紙、政治的背景、またモーツァルトは何を考えどう生きていたのか、フェデリコ・コッリの考察によって生み出された演奏です。第1集となるこのアルバムは、小品を多く取り上げていますが、コッリの演奏の説得力は並々ならぬものがあり、今後の録音も期待せずにはいられません。

NIFC
NIFCCD-639640(2CD)
アレクサンダー・ガジェヴ〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7#/練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8#/練習曲第22番ロ短調 Op.25-10#/バラード第4番ヘ短調 Op.52#/前奏曲嬰ハ短調 Op.45+/舟歌嬰ヘ長調 Op.60+/ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44+/ワルツ第5番変イ長調 Op.42+/バラード第2番ヘ長調 Op.38+/幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61+/3つのマズルカ Op.56+/ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」+/ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21*
アレクサンダー・ガジェヴ(P)、
アンドレイ・ボレイコ(指)
ワルシャワPO*

録音(ライヴ):2021年10月6日(第一次予選)#、10月11日(第二次予選)+、10月15日(第三次予選)+、10月19日(決勝)*、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)/※使用ピアノ:シゲル・カワイ
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。新型コロナの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せたコンクールのライヴ録音シリーズ最新巻が、コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルより登場!
第1位のブルース・リウ(PNIFCCD638/NIFCCD638)に続いてリリースされるのは、反田恭平と並んで第2位に輝き、「最優秀ソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)」も受賞したイタリア/スロベニアのアレクサンダー・ガジェヴ!
ガジェヴは2015年に浜松国際ピアノ・コンクールで優勝&聴衆賞受賞を果たしており日本での根強いファンも多い他、2018年モンテカルロのワールド・ピアノ・マスターズで優勝、更にショパン・コンクールの数ヵ月前にオンラインで行われたシドニー国際ピアノ・コンクールでも見事優勝しています。ショパン・コンクールでは確かなテクニックやショパンの解釈と同時に、多彩な音色と瑞々しい個性を放ち、「葬送ソナタ」や「ポロネーズ第5番」などエモーショナルな表現で聴衆を魅了。反面、ファイナルでは選択されることの少ない「第2番」の協奏曲を選び、内省的で深いショパンの演奏を魅せてくれました。

Ars Produktion
ARS-38606(1CD)
ファンタジア・チレーナ〜
サンティアゴ・ハイツ(1819-1879):ラス・アルパス・チレナス 〜 二人の悪魔の変奏曲によるファンタジア
フェデリコ・グズマン(1827-1885):スーベニア 〜 ノクターン Op.44
ヴィルヘルム・ダイヒェルト(1828-1871):チリの音楽アルバムより〔第1番:エル・チローテ, バルカローレ Op.8、第4番:ラ・グラシオサ, ヴァルス・ブリランテ Op.11、第6番:ラ・チレーナ, カンシオン・ポプラル Op.13、第3番:チリの民族的主題による協奏的幻想曲 Op.10〕
ウーゴ・ジャノス・カンポス(P)

録音:2020年8月(ウィーン)
チリのピアニストによるチリの作品集。チリの民族音楽の保護と継承に力を注いだ作曲家、サンティアゴ・ハイツ、パリでも活動し「チリのショパン」とも呼ばれるフェデリコ・グズマン、そしてドイツの作曲家ながら少年時代の1830年代に訪れたチリに魅了され、チリの民族音楽などを取り入れた作品を残したヴィルヘルム・ダイヒェルト。それぞれの作曲家によってヨーロッパの音楽スタイルとチリの伝統的な要素が融合した独自の魅力的な音楽が完成されています。
ウーゴ・ジャノス・カンポスは1994年にチリ・ランカグアで生まれ、7歳でピアノを始めました。首都サンティアゴのマヨール大学音楽院でヴィクトリア・フォウストに師事した後、ベートーヴェンの音楽に対する情熱と、ヨーロッパの音楽文化に浸りたいという強い思いからウィーンへ渡って学んでいます。母国のクラウディオ・アラウ国際ピアノコンクールをはじめデリア・スタインバーグ国際ピアノコンクール(マドリード、スペイン)、ベヒシュタイン・ブルックナー・ピアノコンクール(リンツ、オーストリア)など既に数々の国際コンクールで入賞しているほか、ベルギーの「ムジカ・ムンディ」国際室内楽フェスティバルに出演して広く注目を集めており、クラウディオ・アラウ以来となるチリの巨匠への階段を着実に登っています。

CALLIOPE
CAL-2299(1CD)
エクスタシー・バロック
D.スカルラッティ:ソナタ ト短調 K.35、
 ソナタ イ短調 K.109、ソナタ ヘ長調 K.6
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ:ザイード
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.213、ソナタ イ短調 K.175
ロワイエ:Le Vertigo、愛想のいい人
スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.144
ロワイエ:Les Tendres sentiments、La Marche aux sacrifices、
 スキタイ人の行進
アレクサンドラ・レスキュール(P)

録音:2021年8月16日&18日
アレクサンドラ・レスキュールは、フランスを拠点にしてヨーロッパで活躍するピアニストです。これまでにプロヴァンスO、トゥールーズOなどと共演しています。また、フランスのサント・ヴィクトワールで開かれる音楽祭の共同創設者であり、芸術監督としても活動しています。このアルバムでは18世紀の巨匠たちの作品を、溌溂と演奏しています。
CALLIOPE
CAL-2198(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ジョナタン・ベニシュ(P)

録音:2020年1月18日(フランス)
ジョナタン・ベニシュは14歳の時にパリ国立音楽院に入学しました。その後ロストロポーヴィチに見出されモスクワのチャイコフスキー音楽院に招待されました。さらにドイツのハンブルク音楽院でも研鑽を積みました。多数の演奏者たちによって録音される「ゴルトベルク変奏曲」ですが、フランスとロシア、さらにはドイツといった違った文化のピアノをルーツに持つベニシュの演奏は、他の演奏家には真似できない魅力のあるものになっています。

RUBICON
RCD-1059(1CD)
NEO〜スクリャービン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、グバイドゥーリナ
スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番 ロ短調 Op.61
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
オーダ・ヴォルテシュヴィーク(P)
ノルウェー出身のピアニスト、オーダ・ヴォルテシュヴィークによるロシアの「ネオ・クラシック」をテーマにしたピアノ作品集!ちょうど1900年に作曲されたスクリャービンの「幻想曲」をはじめ、収録作品はすべて20世紀に作曲されたものですが、そこにはチャイコフスキー、ボロディン、リムスキー=コルサコフといった19世紀のロマン派音楽の遺産が受け継がれています。不確実で激動する世界においては、そうした少し前の時代の音楽の持つ安心感が、とりわけ大切にされるのでしょう。プロコフィエフの第2ソナタは、ロシア革命や第1次世界大戦が迫る中書かれ、ショスタコーヴィチの第2ソナタは、第2次世界大戦のさなかに書かれた傑作です。

オーダ・ヴォルテシュヴィークの演奏や音楽性は、著名な指揮者マリオス・パパドプーロスによって「素晴らしい感受性と美しい音色を持つピアニスト(中略)オーケストラの質感を鮮やかに表現するタッチ、激しく難しいピアノ曲に容易に取り組むテクニックを持っている」、ピアニストのガブリエレ・バルドッチによって「素晴らしい楽器コントロールと天性の音楽感覚を持つ音楽家」と称賛されています。
RUBICON
RCD-1076(1CD)
孤独〜無伴奏ヴァイオリン作品集
ビーバー:パッサカリア ト短調
パガニーニ
:カプリス第10番、第24番
クライスラー
:レチタチーヴォとスケルツォ=カプリス
ジョユン・シル:マイ・ディア・ベッシー
ロクサンナ・パヌフニク:ホラ・ベッサラビア
ローラ・スノーデン:霧の向こう
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番
ジョユン・シル(Vn)
韓国出身のイギリスのヴァイオリニスト、ジョユン・シルが2020年以降のパンデミックを受け作り上げた、鮮烈な無伴奏アルバム!パンデミックによるロックダウンで「孤独」を認識し、自身とそのレパートリーを見つめ直したというジョユン・シル。ヴァイオリンを手に誰もいない道を歩いてレコーディングに向かうのは、生々しい感情と孤独、そして自分の楽器を持って仕事に向かうという親しみの両方が混ざり合ったものであったといいます。演奏もはるかに鮮烈なものとなりました。『孤独 Solitude』と題された本作は、ひとりのアーティストが聴衆や音楽仲間を奪われたショックを克服し、ソロ・ヴァイオリンのための音楽に慰めを見出すまでを収めた音楽のタイムカプセルなのです。

Quartz
QTZ-2141(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
24の前奏曲Op.28-1
前奏曲第25番 嬰ハ短調 Op.45
前奏曲第26番変イ長調 B.86 Op.Posth.
マズルカ第10番変ロ長調 Op.17-1
マズルカ第11番 ホ短調 Op.17-2
マズルカ第12番変イ長調 Op.17-3
マズルカ第13番 イ短調 Op.17-4
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.Posth.,No.66
子守歌 変ニ長調 Op.57
マルセロ・ブラトケ(P)

録音:2020年2月、ポットンホール
ブラジル生まれのピアニスト、マルセロ・ブラトケは、14歳の時にピアノの勉強を始めました。彼は重度の視覚障害を持っていたため、スコアを読むことが出来ず、聴覚記憶力に基づいた独自の音楽学習方法を開発しました。最初のピアノのレッスンから十か月後にはサンパウロSOにデビューし、サンパウロ批評家協会から表彰されました。またニューヨークのジュリアード音楽院で学び、イタリアのトラダーテ国際音楽コンクールでの最優秀賞、カルロス・ゴメス賞などを受賞しています。コンサート活動では、カーネギーホール、ザルツブルク音楽祭、クイーンエリザベスホール、サントリーホールなどの世界の主要なホールで演奏しています。
ブラトケは音楽による社会貢献活動にも注力しており、2008年にブラジル社会の貧困地域の若いミュージシャンによって形成されたオーケストラであるカメラータ・ブラジルを設立し、ブラジル、アルゼンチン、日本、イギリス、セルビアなどで数百回にもおよぶコンサートを行っています。

Prima Facie
PFCD-167168(2CD)
ケネス・ハミルトン・プレイズ・リスト Vol.1
リスト:「詩的で宗教的な調べ」より「葬送曲」、「詩的で宗教的な調べ」より「孤独な中の神の祝福」、死のチャルダーシュ、「詩的で宗教的な調べ」より「死者の追憶」、暗い雲、ピアノ・ソナタ ロ短調、バラード第2番ロ短調、夢に、別れ(ロシア民謡)、尼僧院の僧房、ペテーフィの追悼に、「詩的で宗教的な調べ」より「アヴェ・マリア」/シューベルト(リスト編):即興曲 変ト長調
リスト:前奏曲「泣き、悲しみ、悩み、おののき」、悲しみのゴンドラ、ロマンス、忘れられたロマンス、ローレライ、主イエス・キリストの変容の祝祭/ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
ケネス・ハミルトン(P)

録音:2020年1月25日-26日、8月22-23日、2021年1月30日-31日、5月15日-16日、カーディフ大学音楽学校
世界的ピアノ奏者ケネス・ハミルトンによるリスト作品集第1弾は、愛、死と変容、記憶と郷愁をテーマにした作品を集めています。ハミルトンがこれらの作品を録音するにあたり、スコアを集中的に研究したことは言うまでもありませんが、これまでの多くの録音でも無視されてきたような細かな指示も重く受け止め、あたかもリストの生徒のように、楽譜に印刷された指示を忠実に守り表現しています。

Etcetra
KTC-1762(1CD)
バッハ:ピアノ作品集
小前奏曲集より〔ハ長調 BWV.933、ハ短調 BWV.934、ニ長調 BWV.935、ニ長調 BWV.936、ホ長調 BWV.937、ホ短調BWV.938、ハ長調 BWV.924、ニ短調 BWV.926、ヘ長調 BWV.927、ト短調 BWV.930、ヘ長調BWV.928、ニ長調 BWV.925、ハ長調 BWV.939、ニ短調BWV.940、、ホ短調 BWV.941、イ短調 BWV.942、ハ長調 BWV.943、ハ短調BWV.999、ト短調 BWV.929〕/アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳より〔メヌエット ヘ長調 BWV Anh.113、メヌエット ト長調 BWV Anh.114、メヌエット ト短調 BWV Anh.115、メヌエット ト長調 BWV Anh.116、メヌエット 変ロ長調 BWV Anh.118、ポロネーズ ト短調 BWV Anh.119、ホ短調 BWV.512、メヌエット イ短調 BWV Anh.120、メヌエット ハ短調 BWV Anh.121、マーチ ニ長調 BWV Anh.122、ポロネーズ ト短調 BWV Anh.123、マーチ ト長調 BWV Anh.124、ポロネーズ ト短調 BWV Anh.125、アリア「私はしばしばパイプによいタバコを詰めて」BWV.515、ベーム氏のメヌエット ト長調、ミュゼット ニ長調 BWV Anh.126、変ホ長調 127、ニ長調 BWV. Anh.128、ポロネーズ ト長調 BWV Anh.130、平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲ハ長調 BWV.846-1、ヘ長調 BWV Anh.131、メヌエット ニ短調 BWV Anh.132〕/2声のインヴェンションより〔第1番ハ長調 BWV.772、第2番ハ短調 BWV.773、第3番ニ長調 BWV.774、第4番ニ短調 BWV.775、第6番ホ長調 BWV.777、第8番ヘ長調 BWV.779、第9番ヘ短調 BWV.780、第13番イ短調 BWV.784、第14番変ロ長調 BWV.785〕/ミュゼット ニ長調 BWV Anh.126
ヤン・フェルミューレン(P)
ヴィーラント・クイケンやパウル・ドンブレヒトなど世界的古楽奏者らと共演してきたベルギーの古楽系鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。12枚組におよぶ「シューベルトのピアノ独奏作品集」(KTC1336)や、ヴェールレ・ペーテルスとともに7枚組の「シューベルトの4手連弾作品全集」(KTC1511)などを完成させたフェルミューレンが、良いピアニストになるための道を歩む上で欠かせない存在というバッハの作品を録音。「小前奏曲集」と「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」から数曲を取り上げ、メロディー、ハーモニー、リズムを論理的で首尾一貫した物語に融合させるバッハの創意工夫に満ちた世界を描いています。
Etcetra
KTC-1756(1CD)
シューマン:8つのノヴェレッテ Op.21
子供の情景 Op.15
マルコ・マントヴァーニ(P)
シューマンが1838年の同じ月に作曲した2つのピアノ作品を収録。ノヴェレッテ第5番には元々子供の情景に使うことを想定して書かれたフレーズが一部含まれているなど、両作品は密接な関わりを持っています。1992年イタリア・マントヴァ生まれのピアニスト、マルコ・マントヴァーニは、地元マントヴァとフィレンツェで学び、ソリストやエグモント室内楽団の創設メンバーとして活躍。最も愛する作曲家と語るシューマンのアルバムでデビューします。

TRPTK
TTK-0073(1SACD)
ヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812):ピアノ作品集 (エクリプス Vol. 1)
ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.25、アンダンテと変奏曲 ト長調 WoO47、ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.38、12のワルツより第6番
マティアス・スペイ(1997-):間奏曲 I、間奏曲 II、間奏曲III
マティアス・スペイ(P/スタインウェイ)

録音:2021年2月
ダーフィト・クイケンやラルフ・ファン・ラートらに師事し「音楽史の中の隠れた宝物に脚光を浴びさせたい」と語る若きピアニスト、マティアス・スペイ(1997-)による、不当に忘れられた作曲家のシリーズ「エクリプス」。第1弾はベートーヴェンと同時代に活躍し、ライバルでもあったヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812)に捧げられています。彼はヴェルフルを「ベートーヴェンと同時代の作曲家の中で最も過小評価されている作曲家の一人」「彼の音楽語法は、古典主義の素地に根ざしていながら、明らかに初期ロマン主義を示し、シューベルトの音楽、時にはメンデルスゾーンやシューマンをも彷彿とさせる」と紹介しています。冒頭を飾るのはカラフルなハ短調のソナタで、数分にわたって続くフーガが聴きどころ。アンダンテと変奏曲は、ヴェルフルの音楽的なイマジネーションが豊かであることの証しです。ロ短調のソナタには説得力があり、最後はハ短調のワルツがアルバムを美しく締めくくります。

Centaur
CRC-3821(2CDR)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 ジェームズ・リッチマン(ハープシコード)

録音:2016年(アメリカ)
1995年からダラス・バッハ協会の芸術監督を務める、鍵盤楽器奏者、指揮者のジェームズ・リッチマンが奏でるバッハの名作。
リッチマンは、これまでに、ブルージュ・ハープシコード・コンクール入賞、パリ・ハープシコード・コンペティションと第1回国際フォルテピアノ・コンペティション(パリ)では銅メダルを受賞。レナード・バーンスタイン以来、ハーバード、ジュリアード、カーティス音楽院を卒業した最初の音楽家としても知られ、マックス・ルドルフ、ヘルベルト・ブロムシュテットに指揮を、ロジーナ・レヴィーン、ミェチスワフ・ホルショフスキにピアノを、アルバート・フラー、ケネス・ギルバートにハープシコードを師事。今日のバロック音楽、オペラをリードする指揮者の1人としても活躍しています。
※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。

Centaur
CRC-3912(1CDR)
スクリャービン:マズルカ&ピアノ・ソナタ集
9つのマズルカ Op.25/ピアノ・ソナタ第5番 嬰ヘ長調 Op.53/ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」/ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」
ズミトリー・ウラシウク(P)

録音:2019年10月28日-30日、マーチソン・パフォーミング・アーツ・センター(アメリカ)
ベラルーシ出身の若手注目ピアニスト、ズミトリー・ウラシウクは、2007年スヴェティスラフ・スタンチッチ国際ピアノ・コンクール第1位受賞など、多くの国際コンクールで大賞に輝く逸材。圧倒的な技術と、細部までこだわった抒情的なピアノを併せ持っており、その斬新な解釈で近年評価をより高めています。
※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
Centaur
CRC-3914(1CDR)
メタモルフォーシズ
シドニー・ボキレン:Hidden
マイケル・ヴィンセント・ウォラー:Obsessive Imagery
ホセ・グリア=カルデナス:生まれた水曜日
クリストファー・アドラー:Diomedea
グリア=カルデナス:Mobile Active Simulated Humanoids
ジョン・フォーシー:変貌した詩
ターシャ・スミス・ゴディネス(Hp)

録音:2020年9月9日、スタジオ・トリップ、2021年2月1日、スタジオ・ウエスト(アメリカ)
ターシャ・スミス・ゴディネスは、16歳の頃からソリストとして演奏しており、20年以上の経験があります。ハープをイザベル・ペラン、スーザン・アレンらに師事しました。ゴディネスはオルケスタ・デ・バジャ・カルフォルニアとグロスモントSOで首席ハープ奏者を務めています。ソリストとしては、ハープのレパートリーを増やすことに力を入れており、現代作曲家の作品を積極的に取り上げています。
※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
Centaur
CRC-3908(1CDR)
ビトウィーン・ザ・ノーツ
スティーブン・ダンクナー:ダンス組曲
ヴィンセント・パーシケッティ:ピアノ・ソナタ第9番 Op.58
ウィリス・ドロニー:ビトウィーン・ザ・ノーツ
ビリー・ストレイホーン:ワルツ
ボブ・ジェイムズ:ダンシング・オン・ザ・ウォーター
アントニオ・カルロス・ジョビン:オーリャ、マリア
ベニー・カーター:ホエン・ライツ・アー・ロウ
ビリー・ジョエル:アンド・ソウ・イット・ゴーズ
ウィリス・ドロニー(P)

録音:2021年3月1日-3日、ファースト・ユナイテッド・メソディスト教会(アメリカ)
ウィリス・ドロニーは、40年以上に渡って演奏活動を行ってきたピアニストです。そのレパートリーは非常に広く、クラシックやジャズのクロスオーヴァーなアーティストとしてアメリカで高い評価を得ています。カーネギーホールでのソロリサイタルをはじめとして、全米を中心にヨーロッパや南米でもクラシックやジャズのコンサートを開いています。このアルバムでもジャンルに拘らず、彼のウィットに富んだピアノを活かして演奏しています。
※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
Centaur
CRC-3636(1CD)
ディトゥアーズ
グラナドス:演奏会用アレグロ Op.46
カール・ヴァンケ:5つのバガテル
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番 Op.22
ジャヤ・スプラナ:小さな歌
武満徹:雨の樹 素描 U
カプースチン:変奏曲 Op.41
ウェイン・オーキン :デトワーズ
マーティン・クスマ(P)

録音:2017年1月9日-12日、パフォーミング・アーツ・センター・リサイタル・ホール(アメリカ)
インドネシアのジャカルタ生まれのマーティン・クスマは、ディキンソン・ピアノコンクール、ペトロフ大学ピアノコンクール、テキサス州立アリア・協奏曲コンクールで最優秀賞を受賞しています。Centaurレーベルからリリースされるこのデビュー・アルバムでは、多彩な作曲家の作品を収録しており、その卓越した音楽性を存分に披露しています。

Urania Records
WS-121384(2CD)
シャブリエ&ドビュッシー:ピアノ作品集
シャブリエ:ハバネラ、
 気まぐれなブーレ、楽しい行進曲
 絵画的な10の小品、バラビル、
 アルバムの綴り、朝の歌、
 即興曲、田園のロンド、カプリース、
 バレエの調べ
ドビュッシー:前奏曲集第1巻、前奏曲集第2巻
マルセル・メイエ(P)

録音:1955年-1957年
※MONO-STEREO/ADD
マルグリット・ロン、アルフレッド・コルトーから教えを受けたフレンチ・ピアニズムの継承者であり、20世紀前半のフランスを代表する女流ピアニスト、マルセル・メイエ。
「フランス6人組」と親交を深め、その作品の初演を手懸けてきたメイエ。本盤に収録されているシャブリエとドビュッシーもメイエの持ち味を存分に堪能できる名演です。

Hyperion
CDA-68365(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番&楽興の時
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28/前奏曲ニ短調 Op.posth/破片(Oskolki)/東洋のスケッチ/ヌンク・ディミッティス(「晩祷」より/作曲者自身の編曲による独奏ピアノ版)/楽興の時 Op.16
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2020年12月2日-4日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
スコットランド出身、1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝を果たし、ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)を代表するピアニストの一人として活躍する、スティーヴン・オズボーン。
レコード芸術特選盤を獲得し、グラモフォン賞ノミネート、BBCミュージック・マガジン賞器楽部門賞受賞を果たしたプロコフィエフの戦争ソナタ集(PCDA-68298/CDA-68298)以来、約2年ぶりとなるソロ・アルバムはラフマニノフ!
ゲーテの「ファウスト」を題材としたピアノ・ソナタ第1番とラフマニノフの華麗な技巧や表現力が昇華された6つの「楽興の時」をメインに、ラフマニノフ自身が編曲した「晩祷」からの1曲や、ロシアを離れる前のラフマニノフが1917年に書いた3つの作品から、「東洋のスケッチ」と「Oskolki」(英語で「Fragments」のタイトルから誤解されやすいが、断片的な作品ではなく、ロシア語の「Oskolki」は例えば壊れた鏡の破片などを意味する言葉)を加えた興味深いプログラミング。
オズボーンのラフマニノフといえば、2018年にリリースされた「音の絵」(CDA-68188)ではグラモフォン誌で「ラフマニノフ・ファンには見逃せない(Rachmaninov fans won’t want to miss this)」と絶賛され「Editor's Choice」を獲得、ライムライト・マガジン「Recordings of the Year2018」にもノミネートし、2014年リリースの「メトネル&ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集」(PCDA-67936/CDA-67936)はグラモフォン誌「Editor's Choice」&BBCミュージック・マガジン「Instrumental Choice」に選定。2009年にリリースされた「24の前奏曲」(CDA-67700)でもグラモフォン賞にノミネートするなど毎回安定した高評価を維持しており、オズボーンの素晴しき集中力と繊細な表現力が活かされる「ピアノ・ソナタ第1番&楽興の時」にも期待が高まります。

ANALEKTA
AN-29186(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 Vol.6
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664/ドイツ舞曲とエコセーズ D.643/ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 「レリーク」D.840〔パウル・バドゥラ=スコダ版(ヘンレ版)とマルティーノ・ティリモ版(ウィーン原典版)を参考にマテュー・ゴーデが補筆〕
マテュー・ゴーデ(P/スタインウェイ)

録音:2021年11月29日-12月1日、ロール=ジョビン・ホール(カナダ)
2019年の5月にシューベルトのピアノ・ソナタ全曲演奏という偉大なリサイタル・シリーズを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。リサイタルに続いてスタートした、シューベルトの全ピアノ・ソナタと主要ピアノ作品をレコーディングするという大型プロジェクト(全12巻予定)の第6巻は、「第15番」に焦点を当てています。未完となった作品でその詳細が謎に包まれているこの曲は、「レリーク(Reliquie)」と名付けられています。このアルバムでは、パウル・バドゥラ=スコダ版(ヘンレ版)とマルティーノ・ティリモ版(ウィーン原典版)を参考にマテュー・ゴーデが補筆ものを収録しています。
本プロジェクトにおけるゴーデの演奏は、トロントのWholeNote誌によって「私たちの世界にはこのようなシューベルトがもっと必要だ」「彼はシューベルトの新しいディスクを作るたびに、さらに高みへと昇っていく」などと高く評価されています。

Da Vinci Classics
C-00550(1CD)
ピアノ小品、アルバムのページと様々なピアノ作品集
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
シニガーリャ:練習曲第2番ニ長調(世界初録音)、
 即興曲(世界初録音)、
 4月の花(世界初録音)、
 エア・ド・バレ(世界初録音)、
 アルバムのページ Op.7、
 2つのピアノ小品 Op.24
エドアルド・トゥルビル(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年7月、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロムナーゴ、イタリア)
エドアルド・トゥルビルは、2021年に名門ジュリアード音楽院のヨヘヴェド・カプリンスキーのクラスを卒業し、「レオーネ・シニガーリャ 〜 ブラームスのイタリアにおける使徒の再発見」という博士論文を発表して高い評価を受けたイタリアのピアニスト。
今回のレコーディングは、まさに自身が研究してきたブラームスとシニガーリャの関係性を自らの演奏で発表するという学術的にも意義深いプロジェクト。
今回のCDには世界初録音となる作品が含まれており、ウィーンで出会ったブラームスと親交を結び、その影響を受けたとされるシニガーリャの再評価の機運が高まる切っ掛けとなることでしょう。
Da Vinci Classics
C-00542(1CD)
舞踏への勧誘〜ダンスのリズムにインスパイアされた19世紀&20世紀のピアノ音楽
ゴドフスキー:アルベニスの「スペイン」Op.165より タンゴ
パデレフスキ:有名なメヌエット
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番 Op.72「ドゥムカ」
コミタス:アルメニア舞曲第6番「カルロ・ショロール」
ショパン:ワルツ第3番イ短調 Op.34-2「華麗なる円舞曲」
モハメド・S. バシャ(1972-):ナイルの踊り
ワイル:タンゴ=バラード
カリム・アル=ザンド(1970-):タランテラ
ジュゼッペ・ルピス(1968-):フォックストロット第5番
モンポウ:歌と踊り第6番
ナザレー:オデオン
オットー・シュールホフ(1889-1958):ピッチカート・ポルカ第2番 Op.9
パブスト:チャイコフスキーの「眠れる森の美女」による演奏会用パラフレーズ
カロジェロ・ディ・リベルト(P/スタインウェイ)

録音:2021年5月、アウラ・マグナ・コンセルヴァトリオ(リーヴァ・デル・ガルダ、イタリア)
すべての時代、すべての文化、すべての社会階層に存在する哲学であり、ライフスタイルでもある「ダンス」。
動物の求愛ダンスに代表されるように人間だけのものではない幅広い意味での「ダンス」をテーマとして、この「ダンス」からインスパイアされた19世紀〜現代の12曲のピアノ小品を集めたピアノ・アルバム!
「ダンス」をテーマとしたプログラムを弾いたカロジェロ・ディ・リベルトは、アメリカ、テキサス州のコーパス・クリスティで開催されたショパン・インターナショナル・ピアノ・コンペティションで大賞を受賞した実績を持つイタリアのピアニスト。
ロッテルダム音楽院やテキサス・クリスチャン大学で学んだ後、現在は母国イタリアのフランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ音楽院のピアノ科教授を務めています。

TRPTK
TTK-0011(1CD)
レッド・ヴェルヴェット
田中カレン:ザ・ソング・オヴ・ソングズ(ソロモンの雅歌)(Vcとエレクトロニクスのための)
セザール・ルトガー:ダンスール・ド・コルド
ガスパール・カサド:無伴奏チェロ組曲
オスバルド・ゴリホフ:オマラモール(無伴奏チェロのための)
ルイ・アンドリーセン:ラ・ヴォーチェ(チェリストのための)
カーヴェ・ヴァレス:レッド・ヴェルヴェット(無伴奏チェロのための)
アリサ・アプレレヴァ:サイレンティウム(3本のチェロとメゾ・ソプラノのための)
マヤ・フリードマン(Vc)

録音:2017年3月、オランダ
ロシア・モスクワ出身の多才なチェロ奏者マヤ・フリードマン(1989-)による、音楽と詩をテーマにした1枚!生命がその不在に、音が沈黙に誕生の起源をもつように、最大限の情熱と絶望が静寂の中に枯れ落ちていく。最愛の夫に捧げられたこのアルバムには、そんな思いが込められています。カサドの「無伴奏チェロ組曲」の見事な演奏を中心に、詩からインスピレーションを受けた曲や、音楽と詩の鼓動を融合させた曲が、彼女の非凡な世界を形作っています。演奏空間の雰囲気まで感じられるクリアな録音も特筆されます。ブックレットには各曲のインスピレーションの元となったの詩の原語と英訳が掲載されています。
チェロを弾き始めた幼少期から神童と呼ばれていたというマヤ・フリードマンは、その後ユーリ・バシュメット財団に引き抜かれ、様々なTV・ラジオ番組にも出演し活躍している多才なアーティストです。名教師として知られるドミトリー・フェルシュトマン(リザ・フェルシュトマンの父)に師事。彼女は2019年に音楽家垂涎のオランダ・クラシック・タレント・アワードを獲得しており、プロコフィエフの歌劇「火の天使」をピアニストのアルテム・ベログロフとともにチェロとピアノのために編曲したアルバム(TTK-0009)は、アメリカのStereophile誌で「ここ20年で聴いた最高の室内楽アルバム」と絶賛されました。

Da Vinci Classics
C-00548(1CD)
ソロ・コンチェルタンテ〜20世紀イタリアの無伴奏クラリネット作品集
ジャチント・シェルシ(1905-1988):イクソール
ヴァレンティノ・ブッキ(1916-1976):カルテ・フィオレンティーネ第2番
ブルーノ・ベッティネッリ(1913-2004):演奏会用練習曲
フラヴィオ・テスティ(1923-2014):ユビルスT Op.30
べリオ:セクエンツァIXa、歌
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):クレア、クレアU(世界初録音)
ダヴィデ・アンザーギ(1936-):メロディ
ピエトロ・ドメニコ・マグリ(クラリネット、バス・クラリネット)

録音:2021年11月、ジェームズ・スタジオ(カラヴァッジョ、イタリア)
代イタリアの巨星べリオを筆頭にドナトーニやシェルシなど20世紀を生きた同国の大作曲家たちが書いたクラリネットのための無伴奏作品集。
ピエトロ・ドメニコ・マグリはミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院などで学び、パリのIRCAMなどでも活躍したイタリアのクラリネット奏者。
特に20世紀後半の無伴奏作品を得意としており、ストラヴィンスキーやシュトックハウゼン、ブーレーズ、デニゾフ、ペンデレツキ、アーノルド、カーターの作品を自身の重要なレパートリーと位置付けています。

フォンテック
FOCD-20131(1CD)
税込定価
2022年4月6日発売
バレエレッスンCD〜MUSIC FOR BALLET CLASS VOL.1
Close to you/Sonate op. 22-II/Au revoir/Un ami americain/So nice/Decarisimo /Metro Parisien Le chemin d'amour/Comme ca!/Iris/You must believe in Spring/Tango swing/Pace, pace, mio Dio!"La forza del destino" /Malaga/Le cheval Violin concerto op. 64/If I ain't got you/Melodie "Orfeo ed Euridice" /Take5+1/Tea for two/As praias deserta /Menuet in B/Si/Que rest'il de nos amours/Prelude op.28 no.4/Tango/Mazurka/ Romeo et Juliette/Improvisation/Improvisation/Tico tico no fuba/Sheherazade et Sissonnes/Bonjour Maurice "La valse noble et sentimemtale" /Vieux Chateau/Rose Adage SleepingBeauty/Liebeslied Siegfried Variation Swan Lake/Siegfried Variation Swan Lake/Improvisation in G/Improvisation in D♭
秦 絢子(P)
現在東京バレエ団などでバレエピアニストとして活躍する、秦絢子のピアノ演奏を収録した一枚。 わかりやすいカウントとリズム、クオリティの高い音質でバレエレッスンだけではなく、音楽を楽しめ る作品です。幅広いジャンルで、バレエ曲はもちろん、クラシック、ジャズ、ボサノヴァ、即興演奏と オリジナル曲を多数含む一枚で、世界中を旅することができます。 フォンテック)

Dynamic
CDS-7924(2CD)
NX-C09
ハルモニウム VS オルガン
【CD1】…ハルモニウム(Debain、1892年製)
サン=サーンス:3つの小品 Op. 1
ルイ・ヴィエルヌ:24の自由な形式の作品 Op. 31 第1巻(1913年 ハルモニウム版)
4. 第1曲 前奏曲
5. 第2曲 行列
6. 第3曲 嘆き
7. 第4曲 墓碑銘
8. 第5曲 前奏曲
9. 第6曲 カノン
10. 第7曲 瞑想曲
11. 第8曲 憂鬱な牧歌
12. 第9曲 マドリガル
13. 第10曲 夢
14. 第11曲 ディヴェルティスマン
15. 第12曲 カンツォーナ
【CD2】…オルガン(ヴィンツェンツォ・マスキオーニ 1910年製/ルガーノ大聖堂)
ヴィエルヌ:24の自由な形式の作品 Op. 31 第2巻(1914年 オルガン版)
1. 第13曲 伝説
2. 第14曲スケルツェット
3. 第15曲 アラベスク
4. 第16曲 コラール
5. 第17曲 リート
6. 第18曲 葬送行進曲
7. 第19曲 子守歌
8. 第20曲 パストラーレ
9. 第21曲 カリヨン
10. 第22曲 エレジー
11. 第23曲 祝婚歌
12. 第24曲 後奏曲
ジュリオ・メルカティ(ハルモニウム&オルガン)

録音:2016年1月&2018年11月
17歳のサン=サーンスが初めて出版した「3つの小品」。魅力的な旋律と創造性にあふれた見事な作品です。 またヴィエルヌの2巻に分かれた「24の自由な形式の作品」は彼の作品中、最も成功した人気作の一つ。古風 な形式を持っており、彼に関係する人や場所を想起させるさまざまな雰囲気を持つ小品が集められています。 このアルバムでは、サン=サーンスをハルモニウム、ヴィエルヌをハルモニウムとオルガンで弾きわけるという試みを行 い、各々の楽器の音色を存分に味わえるように工夫が凝らされています。ヴィエルヌの作品はもともとハルモニウム のために書かれていますが、オルガンで演奏することにより、重厚で荘厳な雰囲気が楽しめます。ここで演奏して いるのは、オルガンとチェンバロのソリストとして世界的に活躍しているジュリオ・メルカーティ。ニューヨークのセント・ パトリック大聖堂をはじめとして世界20か国以上のコンサートホールで演奏するほか、スイス・イタリア語放送管 弦楽団などの鍵盤奏者としても活躍、アラン・ロンバール、ウラディミール・アシュケナージ、ユベール・スダーンやハ ワード・グリフィス他、名指揮者とも数多く共演しています。
Dynamic
CDS-7947(1CD)
NX-B03
ストラヴィンスキー:舞曲、トランスクリプションと編曲集
1. 前奏曲(P編)…世界初録音
2. J.S. スミス:アメリカ合衆国国歌 「星条旗」(I. ストラヴィンスキーによるピアノ編)
3. ストラヴィンスキー:ドイツ人の行進曲の思い出
4. ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」 - プロローグ(I. ストラヴィンスキーによるピアノ編)
5. バレエ音楽「火の鳥」組曲
- 第3曲 王女たちのロンド(F. ヴィルムスによるピアノ編)
6. J. クレナー:サマー・ムーン(I. ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」組曲による)
7. ドビュッシーの墓 - 第7曲 管楽器のための交響曲からの断章
8. ラグタイム(I. ストラヴィンスキーによるピアノ独奏版)
9. タンゴ
10. 3つのやさしい小品 - 第3曲 ポルカ(I. ストラヴィンスキーによるピアノ独奏版)
11. 子供たちのワルツ
12. 4つの練習曲 Op. 7 - 第3番ホ短調
13. バレエ音楽「妖精の口づけ」 - パ・ド・ドゥ(アントレー)(I. ストラヴィンスキーによるピアノ独奏版)
14. スケルツォ
15. バレエ音楽「プルチネッラ」組曲(I. ストラヴィンスキーによるピアノ独奏版) - III. Allegro
16. バレエ音楽「プルチネッラ」組曲(I. ストラヴィンスキーによるピアノ独奏版) - V. Scherzino
17. 弦楽四重奏曲のためのコンチェルティーノ(A. ルリエによるピアノ編)
バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」(P版)
28. バレエ音楽「オルフェウス」 - エール・ド・ダンス(L.I. スピンナーによるピアノ編)
29. バレエ音楽「春の祭典」 - 第2部 生贄の儀式 「生贄の踊り」(S. ラフリングによるピアノ編)
ルイージ・パロンビ (P)

録音:2021年2月12-14日2021年5月19日
ストラヴィンスキーはおよそ40年間にわたり、常に異なった作風でピアノ曲を書き続けており、最初期の「スケルツォ」(1902)ではロマンティックだった作 風が、少しずつ複雑なリズム・パターンを持ったものに変貌していきます。このアルバムにはストラヴィンスキー作品のピアノ編曲版を中心に収めており、 作曲者自身による編曲と他の作曲家による編曲を並べることで、あたかもストラヴィンスキー作品をめぐる彼らの会話を聞くような趣きになっています。 収録された作品はバレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」を中心に、ジャズ風な曲や、バロック風の曲、斬新なハーモニーを用いた子供むけの曲など多 岐にわたっています。 演奏しているパロンビはこれまでに「デューク・エリントン・ピアノ作品集」(CDS-7743)や「CINEMA」(CDS-7805)、バッハ作品のさまざまな編曲集 「FAKE BACH」(CDS-7891)など、ジャンルを超えたアルバムを発表、そのユニークなコンセプトが注目されています。

Evil Penguin Records
EPRC-0040(1CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集
第1番ロ短調 BWV1002
第2番ニ短調 BWV1004
第3番ホ長調 BWV1006
リナス・ロス(Vn;ストラディヴァリウス「Dancla」、1703年)

録音:2021年9月22-25日、12月20-21日/オクセンハウゼン、ライブラリー・ホール
先に発売された無伴奏ソナタ3曲(EPRC-0039)を補完する、無伴奏パルティータ3曲が発売されます。リナス・ロスは12歳でソナタ第1番のフーガを、 15歳で『シャコンヌ』を弾き、17歳で全6曲を演奏しました。それ以来、バッハの無伴奏は彼にとって常に音楽家として成長し続けるための重要な存在となって います。
バッハ自身がタイトルにイタリア語で『Sei Solo』と綴ったこの無伴奏作品には、「6つのソロ曲」であると同時に「あなたは一人である」という意が込められて います。音楽上の、あるいは楽典的なものを超えたあらゆる要素が一人の演奏家に求められるこの作品に、リナス・ロスが正面から向かい合い録音に踏み切った のはコロナ禍の自粛期間と無関係ではありません。偉大な先人の解釈や原典、作曲当時の湾曲弓などの研究で培った経験を活かし、現代の弓と楽器に応用するこ とによって、手垢のついていない透き通った光の筋のような演奏を展開。長大なシャコンヌを含む第2番やホ長調の華やかな音響による第3番から、音楽そのも の本来の美しさを見事に引き出しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902684(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) ブリュノ・フィリップ(Vc)

録音:2020年7月、2021年8月/ラ・クーロワ、アントレーグ=シュール=ラ=ソルグ(フランス)
フランスの注目チェロ奏者、ブリュノ・フィリップ。30歳目前という、まだ若手に属する存在ですが、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲録音に取り組みました。 あらためて譜面の選択からやりなおし作品とじっくり向き合い、第1番ト長調は「誕生」、第2番ニ短調「経験」、第3番ハ長調「生命」、第4番変ホ長調「精 神的なもの」、第5番ハ短調「死」、第6番ニ長調「復活」とそれぞれの作品の根源的なテーマをさだめ、録音する順番も熟慮の上決定していったそうです。トー マス・ダンフォードやジャン・ロンドーが所属するアンサンブル・ユピテルに通奏低音奏者としてガット弦を演奏して参加するうちに、ガット弦の魅力を深く知り、 このたびの録音ではガット弦で演奏しております。らくらくとしたテクニックで、自由にはばたくような音楽を聴かせるブリュノ・フィリップの、ひとつの究極の 到達点となっております。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72870(1CD)
ラダメス・ニャターリ(1906-1988):ピアノ作品集
連続する運動/ピンギーニャにバラの花を/ブラジル狂詩曲/昼下がりの詩*/ずる賢いショーロ/うぬぼれ/前奏曲『蝉』『風景』『柔らか』*/ピアノ・ソナタ第2番*/ショーロ練習曲*/ブラジルのリズムによる練習曲*/トアーダ『スミレフウキンチョウ』
ルイス・ハベーロ(P)

録音:2021年3月15-17日/メヘレン、MotorMusic
*世界初録音
ラダメス・ニャターリ(ハダメス・ジナタリとも)はブラジルの作曲家。クラシック、民族音楽、ポピュラーを融合した独自の作風でマニアックな人気があります。 どれもアヴァンギャルドな響きのカッコいい楽曲で、珍しいピアノ曲を聴きたい方にはぜひおすすめ。しっかりとしたクラシックの下地にボサノバ、サンバ、ショーロ といったブラジルの強烈なキャラクターを付加。濃厚に歌う曲から、打鍵まばゆい技巧的作品まで、とことんユニークな作品群です。
ルイス・ハベーロはブラジルのピアニストで、祖国の音楽とクラシックをどちらも学んだ、作曲家と同じ感覚の持ち主。モスクワのチャイコフスキー音楽院、オラン ダのロッテルダム音楽院で学び現在はオランダ在住。クラシカルなレパートリーを弾きこなしつつも、やはりとうぜんラダメス・ニャターリの音楽に深い共感を持っ ており、世界初演や録音に力を注ぎ、過去にはヴァイオリンとピアノの作品集(CC-72805)もリリースしています。 (Ki)

Hortus
HORTUS-203(1CD)
バルトーク:ピアノ曲集
シク地方の3つの民謡 BB 45b
2つのルーマニア舞曲 Op.8a
2つのエレジー Op.8b
アレグロ・バルバロ BB 63
ルーマニア民族舞曲 BB 68
組曲 Op.14 BB 70
ブルガリアン・リズムによる6つの舞曲〜ミクロコスモス第6巻 BB 105より
ハンガリー農民の歌による即興曲 Op.20 BB 83
マッテオ・フォッシ(P)

ン録音:2021年/ファツィオリ・コンサートホール、サチレ、ポルデノーネ(イタリア)
仏Hortusレーベルから積極的なリリースが続いているピアニスト、マッテオ・フォッシ。作曲家ごとに焦点を当てたアルバムを発表しておりますが今回はバルトー クに挑みました。
近代民族音楽学の開拓者であるバルトークは中央ヨーロッパの民族を精力的に研究しました。それは自身の好きな音楽を研究するだけでなく、作曲家として独 自の音楽的語法を養い、生命力に富んだ作品を生み出すためでした。ここに収録したピアノ独奏曲はその成果が表れた意欲作。農民の歌の編曲作品(シク地方の3 つの民謡、ルーマニア民族舞曲、ハンガリー農民の歌による即興曲)や、和声、リズム、旋律、そして音楽の構造までバルトークの作風に民族音楽がより深く浸透し た「アレグロ・バルバロ」、「2つのエレジー」、そしてブルガリアの複雑なリズムが魅力の「ミクロコスモス第6巻」の最後の6曲を収録しております。バルトークの 音楽ならではの人間らしくしユニークに富んだ作品が並びます。
フォッシは1978年フィレンツェ生まれ。幼少期からフィエーゾレ音楽院でピアノと室内楽を学び、フェラーラ音楽院を最優秀の成績で卒業。その後、ミラノ・トリ オ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、マウリツィオ・ポリーニのマスタークラスを受講するなどして研鑽を積みました。現在ではイタリアの最も重要な演奏家の 一人として活躍しております。

MDG
MDG-61322202(1CD)
ヨーゼフ・マティアス・ハウアー(1883-1959):初期ピアノ作品集
ノモスOp.1(1912)
7つの小品Op.3(1913)
5つの小品Op.15(1919)
Nachklangstudien (レゾナンス)Op.16(1919)
音楽-映画Op.51(Pのための性格的小品集)(1927)
シュテッフェン・シュライエルマッハー(P)
使用楽器:1901年製のスタインウェイ「Manfred Burki」
20世紀前半に活躍したオーストリア出身の作曲家ヨーゼフ・マティアス・ハウアー。十二音技法と呼ばれる新しい作曲技法を発展させるきっかけを作った人物 です。彼は、独学で音楽を学び、音楽教師をしながら作曲を続け、「44のトローペの理論」を展開し、シェーンベルクとは異なる独自の12音技法を開拓。このアル バムに収録されている「ノモス」(1919年)は、世界最初の12音音楽と言われてます。 演奏は、すでにハウアーの作品を録音し、現代音楽を得意としてるシュライエルマッヒャー。計算された独特の12音技法を、彼は見事な強弱和音を使い分けて、鮮 烈な音を響かせていきます。またアルバムには、ハウアーがペンネームで書いたそれぞれにタイトルが付けられた21の性格的小品からなる「音楽-映画」Op.51 が収録されています。シュライエルマッヒャーは、このような知られざる作品にも焦点を当てて、ハウアーの音楽に再び命を吹き込んでいます。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-100(1CD)
ユーゲントシュティル
マーラー(ベリュ編):交響曲第5番嬰ハ短調より アダージェット
マーラー(ベリュ編):交響曲第3番ニ短調より 第2楽章 テンポ・ディ・メヌエット
マーラー(ベリュ編):交響曲第6番イ短調より第3楽章 アンダンテ・モデラート
シェーンベルク(ベリュ編):「浄夜」にもとづくパラフレーズ
ベ アトリス・ ベリュ(P)

録音:2021年7月24-26日、スタジオ4(ベルギー)
ユーゲントシュティル。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを席巻した芸術の様式で、曲線や植物文様を多様した装飾性にもとんだ建築や絵画、彫刻 などが知られていますが、ここに収録されているマーラーやシェーンベルク(特に初期)の作品も、ちょうどユーゲントシュティルの時期に生まれています。ここで は、この時代の音楽を愛してやまないピアニスト、ベアトリス・ベリュが、込み入ったハーモニーと、人間の様々な感情までもが生々しく盛り込まれた作品を、自身で ピアノ独奏用に編曲して演奏しています。マーラーでの繊細な編曲は説得力充分。「浄夜」でも、その世界の雰囲気はそのままに、そこにベリュの思いものって、実 に濃密な世界となっています。ピアノの倍音豊かな響きをあまさずとらえた録音も秀逸です!聴く前からディスクの世界を予感させる、ユーゲントシュティルをほう ふつとさせる美しいジャケットまで、すべてに行き届いた1枚です。
ベアトリス・ベリュ・・・1985年スイスのヴァレー州生まれ。文字通り野山を駆け回る幼少時代を経て、8歳よりピアノをはじめる。16歳でエステル・イェリン に師事、その後ネイガウスの弟子であったガリーナ・イワンゾワ、さらにW.ケンプの弟子であったジョン・オコナーに師事。これまでに協奏曲のソリストとして、そ してソロ・リサイタルで世界的なホールで演奏を行っています。リスト作品のCD2枚ほか、CDリリース多数。 (Ki)

ARTHAUS
10-9454BD(Bluray)
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ.ニ長調 K.448 (375a)
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想S.418
マルタ・アルゲリッチ(P)
ゾフィー・パチーニ(P)

収録:2020年12月31日、2021年1月1日、ウィーン・コンツェルトハウス
画面:16:9、1080i
音声:PCMステレオ
リージョン:All、45分
人気、実力ともに世界のトップに君臨するマルタ・アルゲリッチが、後継者と目しているドイツの逸材ピアニスト、ゾフィー・パチーニと共演した映像がリリー スされます。アルゲリッチは、2021年に80歳を迎え長きにわたってクラシック音楽界を牽引してきました。また若手音楽家の育成にも力を注いでいます。今 回共演しているゾフィー・パチーニもその一人で、2010年ルガーノで開催された「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」でその才能を見いだされ、アルゲリッチ からの信頼も厚いピアニストです。 本映像は、コロナ禍においてコンサート活動が制限されるなか、ウィーン・コンツェルトハウスで行われたライヴ・ストリーミング・コンサートの模様を収録したもの。 アルゲリッチは、2019年ウィーンのコンツェルトハウスの名誉会員となり、1959年の初舞台から60 年間同劇場には何度も登場しています。ウィーン・コンツェ ルトハウスは、ウィーン国立歌劇場、ウィーン楽友協会に並ぶ、世界でも屈指のコンサートホール。ウィーンSOの本拠地で1913年に完成。当時の建築様 式ユーゲント・シュティールの代表的な建物の一つ。R・シュトラウスが落としに5管編成の「祝典前奏曲」作品61を書いて初演したことで有名です。 演目は、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448」とリスト編曲の「ドン・ジョヴァンニ」の回想S.418の2曲です。 モーツァルト作品中、完全な形で残された唯一の2台ピアノ用ソナタ。明るく伸びやかな曲想で、2人の奏者の軽妙な掛け合いを楽しむことができます。そして リストがモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」からいくつかのメロディーを抜き出して再構成したパラプレーズ「ドン・ジョヴァンニ」の回想。跳躍し連続 するオクターブ、めまぐるしく動き回る音階、圧倒的な音響など、難曲中の難曲ともいえる作品。さらに二台のピアノでの演奏は、華やかな演奏効果を上げ、圧 倒的な名人芸を披露します。お互いとても良い信頼関係にあることがうかがえる、息の合った演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

ARTHAUS
KKC-9739(Bluray)
税込定価
ドキュメンタリー「ジャニーヌ・ヤンセン:ストラディヴァリウスに魅せられて」
●ドキュメンタリー映像:
「ジャニーヌ・ヤンセン:ストラディヴァリウスに魅せられて〜12の伝説のヴァイオリン」

●コンサート映像:
ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲(#クライスラー34)
スーク:愛の歌 Op.7-1(#アラード)
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22〜第1番(#サン・ロレンツォ)
シューマン:幻想小曲集 Op.73(#キャプテン・サヴィル)
ヴュータン:3つの無言歌 Op.7〜第3曲:失望(#ヴュータン)
チャイコフスキー(アウアー編):歌劇『エフゲニ・オネーギン』からレンスキーのアリア(#シュムスキー)
シマノフスキ:神話 Op.30〜第1曲:アレトゥーサの泉(#イダ・ヘンデル)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(#ドゥ・シャポネ)
エルガー:ため息 Op.70(#タイレル)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19から第3楽章(#ミルシテイン)
チャイコフスキー:メロディ Op.42-3(#ティツィアーノ)
ホイベルガー(クライスラー編):真夜中の鐘(#クライスラー33)
クライスラー:シンコペーション(#クライスラー34)
クライスラー:愛の悲しみ(#クライスラー33)
ジェローム・カーン(パッパーノ編):『ロバータ』から『イエスタデイ』(#シュムスキー)
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)
アントニオ・パッパーノ(P)

ドキュメンタリー映像監督:ジェラルド・フォックス

録音:2020年12月ロンドン、カドガン・ホール
画面:16:9,1080i HD
音声:DD5.1
リージョン:All
言語:英
字幕:英独,日本語
本編)):81分、コンサート:51分
日本語帯・解説付
圧倒的存在感で世界的人気を誇るオランダのヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンの、あの話題のドキュメンタリー映像「ストラディヴァリウスに魅せられて 〜12の伝説のヴァイオリン」(Falling for Stradivari)がブルーレイで発売されます。(日本語字幕付) ロンドンの伝統ある弦楽器ディーラーJ. & A. Beareは、現存するとされている世界の偉大なストラディヴァリのカタログに載せるためのアルバムを制作し、ス トラドの楽器 12 挺それぞれに相応しい音楽を選曲し演奏してもらうために、ジャニーヌ・ヤンセンにこのプロジェクトへの参加を呼びかけました。もちろんジャニー ヌ・ヤンセンは、このまたとない機会を二つ返事で引き受け、イタリア賞受賞の名映像作家ジェラルド・フォックスと、今最も忙しい指揮者の一人アントニオ・パッ パーノをピアニストとして迎えこのプロジェクトに参加することを決めました。 世界的弦楽器ディーラーといえども、歴史的価値ある楽器を12 挺も集結させるのは相当な苦労が必要であり、またその時間も限られたものでした。またジャニー ヌ・ヤンセン自身もそれぞれの楽器を弾きこなし、それにあった音楽を選び、さらにはより良い音で収録するということも必要であり、参加したすべてのスタッフ が優れた技術と才能を発揮してこそ成り立つプロジェクトでした。途中ジャニーヌ・ヤンセンが新型コロナウィルスに感染し中断せざるを得なくなってしまいまし たが、回復後ヤンセンとパッパーノによる素晴らしい演奏は、ヤンセン自身の楽器シュムスキー・ストラドと共に見事完走しました。 ドキュメンタリー映像には、12 挺の素晴らしいストラドの魅力だけではなく、ジャニーヌ・ヤンセンの音楽家として姿や家族へのインタビュー、レコーディング 風景(2021年 DECCA より発売のCD)も収められています。さらに同時に収録されているロンドンのカドガン・ホールでのジャニーヌ・ヤンセンとアントニオ・パッ パーノの演奏もお楽しみいただけ、ドキュメンタリー映像でそれぞれの楽器の特徴や相違を理解したのちに演奏を聴くと、よりヴァイオリン演奏の歴史を感じる ことができるでしょう。 (Ki)

Profil
PH-22006(12CD)
スクリャービン生誕150周年記念Box
■Disc1
26のエチュード(Op.2の1/Op.8/Op.42/Op.49の1/Op.56の4/Op.63)
■Disc2 
(1)エチュード14種Op.8の1,2,4,5,7,8,10,11,12 ; Op.42の2,3,4,5(Op.42の5は2種)
(2)エチュード12種Op.2の1 ; Op.8の5,11 ; Op.42の3,4,5,6,8 ; Op.63
■Dics3
(1)マズルカOp.3の6,9 ; Op.25の3,7,8 ; Op.40の1,2
(2)10のマズルカOp.3
(3)9のマズルカOp.25
■Disc4
(1)2つの詩曲Op.32
(2)悲劇的詩曲Op.34
(3)悪魔的詩曲Op.36
(4)詩曲変ニ長調Op.41
(5)2つの詩曲Op.44
(6)おどけた詩曲Op.45の2
(7)翼のある詩曲Op.51の3
(8)詩曲ハ長調Op.52の1
(9)やつれた詩曲Op.52の3
(10)詩曲Op.59の1
(11)ポエム・ノクチュルヌOp.61
(12)仮面Op.63の1
(13)2つの詩曲Op.69
(14)2つの詩曲Op.71
(15)焔に向かってOp.72
(16)不思議な詩曲Op.63の2
(17)詩曲ハ長調Op.52の1
(18)焔に向かってOp.72
■Disc5
(1)マズルカ風即興曲Op.2の3
(2)即興曲変ロ短調Op.12の2
(3)即興曲嬰ヘ短調Op.14の2
(4)ポロネーズ変ロ短調Op.21
(5)幻想曲ロ短調Op.28
(6)ワルツ変イ長調Op.38
(7)ワルツ風にOp.47
(8)左手のためのノクターンOp.9の2【
(9)幻想曲ロ短調Op.28
■Disc6 
(1)ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6〜第4楽章「葬送」
(2)ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6
(3)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想」
(4)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想」〜第1楽章
(5)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想」
■Disc7
(1)ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23
(2)ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30
(3)ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53
(4)ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30
(5)ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53
■Disc8 
(1)ピアノ・ソナタ第6番Op.62
(2)ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」
(3)ピアノ・ソナタ第8番Op.66
(4)ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
(5)ピアノ・ソナタ第10番Op.70
(6)ピアノ・ソナタ第6番Op.62
(7)ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
■Disc9 
(1)左手のための前奏曲Op.9の1
(2)前奏曲Op.2の2
(3)24の前奏曲Op.11
(4)前奏曲Op.11の2,4,5,9,16,17,19,20,21,22,23,24
■Disc10
(1)前奏曲19種Op.13の1,6 ; Op.15の1 ; Op.16 ; Op.17の1,3,4,5,6 ; Op.22 ; Op.27
(2)前奏曲Op.13の2,3,4,5
(3)前奏曲Op.15の2,3,4,5
(4)前奏曲Op.11の2,3,5,24,9,10,11,12,17,18,15,16
■Disc11
(1)前奏曲27種Op.31 ; Op.33の1,2,3 ; Op.35の1,2 ; Op.37 ; Op.39の2,3,4 ; Op.45の3 ; Op.48の1,2 ; Op.49の2 ; Op.56の1 ; Op.67の1 ; Op.74
(2)マズルカOp.25の3,8
(3)エチュードOp.42の4,5
(4)翼のある詩曲Op.51の3
(5)仮面Op.63の1
(6)詩曲Op.71の2
(7)エチュードOp.8の1
(8)前奏曲6種Op.16の4 ; Op.11の14 ; Op.33の2 ; Op.31の3,4 ; Op.17の5
■Disc12
(1)演奏会用アレグロOp.18
(2)アルバムの綴りOp.45の1
(3)夢想Op.49の3
(4)たよりなさOp.51の1
(5)やつれた舞曲Op.51の4
(6)謎Op.52の2
(7)皮肉Op.56の2
(8)ニュアンスOp.56の3
(9)欲望Op.57の1
(10)暗い炎Op.73の2
(11)花飾りOP.73の1
(12)前奏曲Op.11の1,13,14 ; Op.22の1
(13)マズルカOp.40の5
(14)欲望Op.57の1
(15)エチュード嬰ニ短調Op.8の12
(16)詩曲Op.32の1
ウラジーミル・ソフロニ
■Disc1 55’24”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
■Disc2 55’26”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(1)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)(2)
(1)録音:1952年1月30日ライヴ
(2)録音:1952年1月14日ライヴ
■Dics3 78’15”
サムイル・フェインベルク(P)(1)
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(2)(3)
(1)(2)録音:1952年
(3)録音:1950年代
■Disc4 54’40”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(1)-(15)
ゲンリヒ・ネイガウス(P)(16)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)(17) (18)
(1)録音:1960年1月8日
(2)録音:1960年5月13日
(3)6録音:1960年1月8日
(4)録音:1960年
(5)録音:1946、53年
(6)録音:1960年
(7)録音:1960年2月2日
(8)録音:1960年2月2日
(9)録音:1960年2月2日
(10)録音:1960年2月2日
(11)(12)録音:1960年2月2日
(13)録音:1960年2月2日
(14)録音:1960年2月2日
(15)録音:1959年
(16)録音:1946年
(17)録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ
(18)録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ
■Disc5 48’48”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(1)-(7)
ゲンリヒ・ネイガウス(P)(8)(9)
(1)録音:1953年
(2)録音:1950年
(3)2録音:1948年
(4)1録音:1950年
(5)録音:1959年
(6)録音:1960年5月13日モスクワ・ライヴ
(7)(8)録音:1951年ライヴ
(9)録音:1950年
■Disc6 57’59”
エミール・ギレリス(P)(1)(2)
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(3)(4)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)(5)
(1)(2)録音:1952年1月5日モスクワ・ライヴ
■Disc7 55’09”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(1)(2)(3)
エミール・ギレリス(P)(4)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)(5)
(1)(2)録音:1952年1月30日レニングラード・ライヴ
(3)録音:1955年4月27日ライヴ
(4)録音:1957年3月2日モスクワ・ライヴ
(5)録音:1962年11月10日パレルモ・ライヴ
■Disc8 75’27”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(1)(3)(4)(5)(7)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)(2) (6)
(1)録音:1961年1月7日スクリャービン博物館ラ
イヴ
(2)録音:1964年7月13日ベルリン・コーミッシェ・オーパー・ライヴ
(3)録音:1958年6月8日モスクワ・ライヴ
(4)録音:1958年6月8日モスクワ・ライヴ
(5)録音:1960年2月2日モスクワ・ライヴ
(6)録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ
(7)録音:1954年
■Disc9 45’41”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
(3)録音:1951、1954、1960年
(4)録音:1960年1月8日モスクワ・ライヴ
■Disc10 51’13”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(1)
ゲンリヒ・ネイガウス(P)(2)
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(P)(3)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)(4)
(1)録音:1952、1960年
(2)録音:1960年
(3)録音:1960年
(4)録音:1955年6月20日モスクワ・ライヴ
■Disc11 49’39”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
(1)録音:1960年
■Disc12 33’08”
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)(1)-(11)
アレクサンドル・スクリャービン(P)(12)-(16)
2022年はロシアの生んだ奇才スクリャービンの生誕150周年にあたります。そこで彼の作品番号付ピアノ独奏曲をほぼ網羅したファン狂喜のBoxが驚 きの価格で登場します。
スクリャービンは自身がピアノの名手だったこともあり作品の大半がピアノ独奏曲ですが、独特なピアニズムによる難曲揃いなうえ、アヴァンギャルドの源泉と なった神秘主義的な作風から、演奏者を選ぶ音楽とされています。
ここではスクリャービンの娘婿にして「稀代のスクリャービン弾き」と称されたウラジーミル・ソフロニツキーの貴重な音源を中心に、リヒテル、ネイガウス、ギレ リス、フェインベルク、ゴリデンヴェイゼルといった伝説的な名手たちが、誰にも真似のできないスクリャービン像を作り上げています。
ソフロニツキーの柔らかく移ろいやすい詩情、リヒテルやギレリスの曖昧さのない力強さ、ネイガウスやフェインベルク独特な語り口など、同曲異演も含まれなが ら全然違った印象を与えてくれて驚きの連続です。
最後にボーナスとしてスクリャービン自身がピアノロールに残した演奏も収められています。これがまた誰とも異なる軽みと揮発性に満ちていて聴きもの。
これだけの音源を集めるのはほとんど不可能。お買い逃しなく! (Ki)

SOMM
SOMMCD-0648(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第5集
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K 533+K 494
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K 281
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K 333
ピーター・ドノホー(P)

録音:2018年3月5-6日
イギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーによる全6巻からなるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集。この第5集には 異なる年代に書かれた3つのソナタが収録されています。第3番 変ロ長調 K281は1775年、18歳の作 品。装飾音が多用され、軽快な雰囲気を持ち、終楽章ではドノホー自身がカデンツァを付け加えています。 第13番変ロ長調 K333は1783年の作品。かつてはパリで作曲されたとされていましたが、最新の研究で はリンツで完成されたと考えられています。モーツァルトが尊敬していたヨハン・クリスティアン・バッハ作品の影 響が感じられる精緻で美しい作品です。第15番 ヘ長調 K533は1787年の作品。まず単独の作品として 第1楽章と第2楽章が出来上がりましたが、ここに2年前に書かれたアレグロ K494を付け加え、1曲のピア ノ・ソナタとして出版したものです。当時としては大胆な和声進行が用いられており、モーツァルトの創造性が 遺憾なく発揮された名作に仕上がっています。

ICA CLASSICS
ICAC-5165(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第19番ト短調 Op. 49-1
ピアノ・ソナタ 第15番ニ長調 「田園」 Op. 28*
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op. 109#
ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op. 111*
アニー・フィッシャー(P)

録音:1971年2月24日、1977年10月19日*、1987年11月11日# (ステレオ)
BBCスタジオ、メイダ・ヴェール、ロンドン
リマスター:ポール・ベイリー(BBCに残るオリジナル・テープより新リマスタリング)
ハンガリー出身の名手アニー・フィッシャーが、1970年代から80年代にかけてBBCにスタジオ録音した ベートーヴェンが、世界中から信頼を得ているポール・ベイリーによるリマスタリングで再発売。明瞭なステ レオで、新たなリマスタリングにより音の一つ一つがさらに粒立ち、そのタッチをダイレクトに感じることができ ます。オットー・クレンペラーやスヴャトスラフ・リヒテルらを魅了した彼女の解釈を存分に楽しめる一枚。

STEINWAY&SONS
STNS-30176(2CD)
NX-D01
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 アンドルー・ランジェル(P)
Steinway モデルD #586518

録音:2021年4月
バッハとベートーヴェン作品における優れた解釈で知られるアンドルー・ランジェル。彼は30年ほど前に バッハの「ゴルトベルク変奏曲」、トッカータ嬰ヘ短調、「音楽の捧げもの」からの2曲のリチェルカーレの演 奏でSTEINWAY & SONSレーベルでのデビュー作を皮切りに、いくつかのレーベルをまたぎながら数多くの バッハ作品の録音を続けており、その鮮烈さ、美しさ、独創性が高く評価されています。 今回の『平均律クラヴィーア曲集第2巻』は、2007年にBridge Recordsレーベルからリリースされた第1巻 の続編となるものであり、前作からほぼ14年を経たランジェルの演奏は、ますます煌びやかで自由奔放となっ ており"聴き続けるたびに、これまで気づかなかった美しさとポリフォニーの神秘が見えてくる"と海外の音楽サイ トでも絶賛されています。

DIVINE ART
DDA-25228(1CD)
NX-B07
バッハ/アイヴズ/シューマン:ピアノ作品集
バッハ:『ゴルトベルク変奏曲』 BWV 988-アリア
アイヴズ:ピアノ・ソナタ 第2番「コンコード」 - 第3楽章「オルコッツ」
シューマン:クライスレリアーナ Op. 16
ジェニー・Q・チャイ(P)

録音:2020年12月18日
ニューヨーカー誌で「まばゆいばかりの才能と深い音楽性がマッチしたピアニスト」と評されたピアニスト、ジェニー・ Q・チャイ。近現代作品の優れた解釈で知られ、珍しい作品も積極的に紹介、また、新しいインタラクティブな楽 譜ソフトウェアの開発に取り組んでいます。また上海を拠点に音楽と音楽家の国際交流を目的とした「Face Art Institute」を設立・運営し、ニューヨークの現代音楽団体「Ear to Mind」の理事も務め、上海とカリフォルニア 大学バークレー校の教員を兼任するという多忙な毎日を送っています。 このアルバムは、彼女が親しみを込めて「音楽のグランパ(おじいちゃん)」と呼ぶ英国のピアニスト、シーモア・リプキ ン(1927-2015)へのトリビュート。12歳から19歳までリプキンに指導を受けた彼女は、その時に学んだシューマ ン作品に格別の思い入れをもっており、なかでもクライスレリアーナは「決して古びることなく、自分の中に生きてい る」というほどに愛着を抱いているといいます。この「SONGS OF LOVE=愛の歌」と題されたアルバムでは、クラ イスレリアーナにバッハとアイヴズ作品を加え、恩師リプキンへの思いを音で綴っています。
DIVINE ART
DDA-25230(1CD)
NX-B07
バッハ/プロコフィエフ/ベートーヴェン:ピアノ作品集
バッハ:前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 878
プロコフィエフ:束の間の幻影 Op. 22
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 Op. 7
スティーヴン・ベヴィル(P)

録音:2006年8月22日、2019年9月5日、2003年6月26日
英国生まれのピアニスト・作曲家スティーヴン・ベヴィル。11歳からロンドンのジュニア・ロイヤル・アカデミーで学び、 ペーター・ケイティンの個人指導を受けながら、英国王立北音楽院とカールスルーエ音楽大学大学院で研鑽を 積み優秀な成績で卒業。ソリストとして英国とドイツでリサイタルを行い高く評価されるとともに、多くの国際フェス ティバルに出演。古典派から20世紀のレパートリーに精通しているだけでなく、作曲家としても活躍しています。 このアルバムでベヴィルは、一見繋がりがなさそうな3つの時代の音楽を「Visions and Ventures=展望と冒 険」というタイトルで関連付けました。常に音楽的なビジョンを持ち、宗教的な信仰に導かれていたバッハ、革 命的なアイデアを持ち、ロマン派へと繋いだベートーヴェン、急進的なモダニズムの要素と遊び心を採り入れたプロ コフィエフ。ベヴィルは3人の作品から共通要素を見出し、高度なテクニックで弾ききっています。

Orchid Classics
ORC100193(1CD)
NX-B03
BALLADES バラード
ショパン:バラード第1番ト短調 Op. 23
バラード第2番ヘ長調 Op. 38
バラード第3番変イ長調 Op. 47
バラード第4番ヘ短調 Op. 52
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op. 58
チョ・ジェヒョク(P)

録音:2019年10月21-23日
韓国出身のピアニスト、チョ・ジェヒョクが弾くショパン。ピアニストそしてオルガニストとして活躍する彼は、作品の持つニュアンスと情熱をあますことなく表 現するとともに、華麗な技巧も存分に披露し、独自のショパン像を構築しています。 ショパンが開拓した性格的な作品であるバラードでは、情熱的なエピソードで構成された第1番、劇的なコントラストを持つ第2番、流麗で優しい表 情に満たされた第3番、長大な叙事詩とも言える第4番と、各曲の性格を丹念に描き分け素晴らしい演奏を繰り広げます。またショパン作品の中で も孤高の光を放つ「ピアノ・ソナタ第3番」でも瑞々しい魅力にあふれた演奏を聴かせます。 チョ・ジェヒョクはソウル近郊の春川市生まれ。5歳からピアノをはじめましたが、当時のソウルではピアノを学ぶ男の子はとても珍しい存在だったといいま す。国内のコンクールを多数制覇し、アメリカに留学。マンハッタン音楽院プレカレッジを経て、ジュリアード音楽院で学士、修士号を取り、マンハッタン 音楽院で博士号を取得、1993年にプロピアノ・ニューヨーク・リサイタル・シリーズ・オーディションで優勝、カーネギーホールにデビューしました。同時に オルガンも学び、ニューヨークとニュージャージー地域のいくつかの教会で20年以上にわたりオルガニストと音楽監督を務めました。現在は韓国に居を 構え、ラジオ番組やコンサートでの解説を積極的に行い、人々にクラシック音楽の魅力を伝えています。

Solo Musica
SM-383(1CD)
NX-B03
スラヴの心
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 「幻想ソナタ」 Op. 19
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op. 42
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 イ短調 Op. 82
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ピアノのための水彩画 Op. 37- No. 6 リズミック・ムーヴメント
アンナ・ペトロヴァ(P)

録音:2018年7月18-21日
ブルガリア生まれのピアニスト、アンナ・ペトロヴァ。マンハッタン音楽院で博士号をとり、オラシオ・グティエレスやアン ドレ=ミシェル・シュープに師事。現在ケンタッキー州のルイヴィル大学でピアノを教えながら、ソリスト及び室内楽 奏者として演奏しています。また、難民支援活動では国連から表彰を受け、アメリカのテレビ番組で現代アメリカ を代表する「クリエイティヴな女性」の一人として紹介されるなど、注目されています。 このアルバムではラフマニノフ、プロコフィエフ、スクリャービンに母国ブルガリアのヴラディゲロフの作品を演奏、作品 に込められた「スラヴの心」を伝えようとしています。ペトロヴァによれば、心という単語はギリシャ語を語源とし、ドイ ツ語の「Herz」に代表されるように”振動する”という意味を持ちます。この演奏ではそんな彼女の心の震えが伝 わります。

IBS CLASSICAL
IBS-262021(1CD)
イベリア舞曲
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
リャプノフ:12の超絶技巧練習曲 Op. 11 - 第10番レズギンカ
アレクサンドル(アレクシ)・マチャヴァリアニ(1913-1995):バザレティ湖
マチャヴァリアニ:ダンス
アルベニス:スペイン組曲 Op. 47
フアン・カルロス・フェルナンデス=ニエト(P)

録音:2021年5月9-12日
このアルバムにはイベリア半島からコーカサス(カフカス)地方に伝わる民謡、地域性を感じさせる色彩感豊か な作品が収録されています。バラキレフの「イスラメイ」は彼がコーカサス地方に旅行した際に着想された作 品。この地の民謡を超絶技巧を交えながらスリリングに展開していきます。"バラキレフのスタイルで"の副題を 持つリャプノフの「レズギンカ」ではやはり超絶技巧を駆使しながら、コーカサス地方の速いテンポの旋律が歌 われていきます。次の2曲はジョージア出身の作曲家マチャヴァリアニの作品。「バザレティ湖」は、素晴らしい 景観を誇るジョージア州東部にある湖の名前で、冒頭部の雄大かつ抒情的な旋律が印象的。中間部は うってかわって激しさを増します。短いダンスは活発なリズムによる楽しい小品。最後に置かれたアルベニスの 「スペイン組曲」は躍動感あるリズムと、ギターを思わせる音色が多用された名作。これらお国情緒豊かな作 品をスペインのピアニスト、フアン・カルロス・フェルナンデス=ニエトが情熱的に演奏しています。
IBS CLASSICAL
IBS-222021(1CD)
スペインのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト
1. Adios al Alcazar アルカサルとの別れ
2. Fantasia Espanola スペイン幻想曲
3. Elegie エレジー
4. Impromptu 即興曲
5. Mazurka sentimental 感傷的なマズルカ
6. Fantasia de Carmen カルメン幻想曲
7. Cuento triste 悲しい物語
8. Andaluza アンダルーサ
9. Floresta 森
10. Les Guepes スズメバチ
11. Meditacion 瞑想曲
12. Bluette ブルエット
13. Cuento alegre 喜びの声
14. La Maja coqueta 魅力的なマハ
ラファエル・ムニョス=トレロ(Vn)
フリオ・モゲル(P)

録音:2020年1月12-15日
セビリア出身のヴァイオリニスト・作曲家フェルナンド・パラティンの作品集。曾祖父はスペイン語による最初の音楽辞書を編纂、祖父も父も音楽家と いう家系に生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮したパラティンは、12歳の時にパリ国立音楽院に留学しサラサーテの師、ジャン・アラールにヴァイオ リンを学びました。以降、ヴァイオリンの名手として名を馳せるとともに、スペインのポー市に居を構え、30年以上も指揮者、教育者として活躍、この地 で音楽的キャリアを築きあげました。作曲家としてのパラティンは管弦楽曲をはじめ、ピアノ独奏曲まで89曲を遺しており、これらは伝統にとらわれるこ となく、自身の音楽の表現を貫くために自由な形式を採用しており、その多くは彼が好んだアンダルシア地方の民謡が基になっています。このアルバム には彼が最も愛したヴァイオリンのための作品を収録。シューマンを思わせる抒情的な「フロレスタ」、ピゼーの「カルメン」の名旋律を用いた「カルメン幻 想曲」などのオリジナルの作品をはじめ、スペインで広く親しまれているテーマが、ヴァイオリンの超絶技巧を織り交ぜながら次々と展開していきます。目 の眩むような技巧と芸術性が融合した美しい作品の数々をラファエル・ムニョス=トレロの演奏でお楽しみください。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1018(2CD)
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番、二つのラプソディ、他
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 作品5
主題と変奏(弦楽六重奏曲 第1 番作品18 第2 楽章による)
2つのラプソディ 作品79
4つのバラード 作品10
4つのピアノ曲 作品119
イリーナ・メジューエワ(P)
(P / 1925 年製のニューヨーク・スタインウェイ CD135)

録音:2021年4月21日〜23日(CD-2)&2021年12月2日〜3日(CD-1)
新川文化ホール(富山県魚津市)
メジューエワ8年ぶりとなるブラームス作品集。初期の大作「ピアノ・ソナタ第3 番」のほか、中期の傑作「二つのラプソディ(作品 79)」、最後のピアノ作品「四つ のピアノ曲(作品 119)」などを収録。圧倒的なエネルギーと豊かな情感を伴って ブラームスのロマンを高らかに歌い上げた奇跡的な名演です。1925 年製ヴィン テージ・スタインウェイ(CD135)の多彩な音色と、壮絶なff から霊妙繊細なpp ま で重層的なダイナミクスを明確に捉えた録音も魅力。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-420(1CD)
クロッシング・ライン」〜ニック・ショルテン、ハープ・リサイタル
ニック・ショルテン(b.1988):覚醒(2020)、心配しないで(2020)、小さな総括(2017)
マルセル・グランジャニー(1891-1975):ラプソディOp.10(1921)、パストラル(1971)
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):お供え物(1913)、ソナチネ Op.30(1924)、ジャズ・バン
ド(1926)、ため息(1913)
カルロス・サルセード(1885-1961):夜の歌(1927)、悲嘆(1927) 、シンティレーション(1936)
ニック・ショルテン(Hrp)

録音:2020年7月9-16,27-30日オランダ、ステッペン・ウルフ(荒野の狼)・スタジオ
ニック・ショルテンはオランダ出身のハーピスト、作曲家。ユトレヒト音楽院でエリカ・ワーデ ンブルクに師事、しばらくロイヤル・コンセルトヘボウOのハープ奏者を勤めていた が、2011 年以降はジャズなどクラシック以外のアルバム制作に参加するようになり作曲家とし て実験的な音楽の制作にも携わっています。このアルバムには自作を含む、普段あまり聴く機 会の少ない作曲家のハープ作品が集められています。グランジャニー、トゥルニエは 19 世紀 後半のフランスの作曲家で曲はいずれもドビュッシーの影響を感じさせる繊細で美しい音 楽。サルセードはフランス出身だが後にアメリカに移住しハープ奏者、作曲家として活躍、ラ ヴェルの序奏とアレグロを得意としてこの曲の普及に尽力した。この人の作品はドビュッシー とラヴェルの影響にラテンの要素を加えたセンスのよい音楽。ニック・ショルテン自身の作品 はサティを思わせ、かつて一世を風靡したウィンダム・ヒル・レーベルに通じる透明な音楽で ある。録音も大変優秀でハープの美しい音色が充分に堪能できます。

オクタヴィア
OVCT-00196(1SACD)
2022年3月23日発売
スクリャービン・リサイタルT
2つの詩曲 作品32
ワルツ 変イ長調 作品38
ピアノ・ソナタ 第4番嬰ヘ長調 作品30
ピアノ・ソナタ 第5番作品53
ピアノ・ソナタ 第6番作品62
ピアノ・ソナタ 第7番「白ミサ」 作品64
ピアノ・ソナタ 第9番「黒ミサ」 作品68
尾城 杏奈(P)

録音:2021年10月25-27日 高崎芸術劇場
大友直人が贈る高崎芸術劇場T-Shotシリーズ「尾城杏奈 IN CONCERT」が好評を博した ことも記憶に新しい、ピアニスト尾城杏奈による最新アルバムが早くも登場です。 収録曲には「彼の音楽の世界に魅せられ虜になっています」と語る、スクリャービンの作品をチョイ ス。生誕150年メモリアルイヤーにふさわしい、作品に秘めた神秘的な魔力と煌めき、尾城杏 奈の卓越したテクニックと音楽性を、どうぞお楽しみください。

BIS
BISSA-2630(1SACD)
国境なきピアノ曲
バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
ミトロプーロス:パッサカリア、間奏曲とフーガ(1924)
サイグン:ピアノ・ソナタOp.76
エネスコ:ピアノ・ソナタ第3番ニ長調Op.24の3
ジャン・チャクムル(P)
シゲル・カワイSK-EXコンサート・グランド使用

録音:2021年5月17-20日/テスマー・トーンスタジオ(ハノーファー)
2018 年浜松国際ピアノ・コンクール優勝者ジャン・チャクムル。1997 年トルコ生まれの彼にぴったりなレパートリーによる意欲的アルバムの登場です。
いずれも興味深い曲で、バルトークの「ピアノ・ソナタ」のような名作や、リパッティの名録音で知られるエネスコの「ピアノ・ソナタ第3番」をチャクムル最 新の若さはじける演奏で聴けるのは大歓迎と申せましょう。
注目なのが大指揮者ミトロプーロスのピアノ曲「パッサカリア、間奏曲とフーガ」。ミトロプーロスはピアノの名手としてプロコフィエフやクシェネクの協奏曲を 弾き振りで録音したほか、ブゾーニ門下の作曲家としても先鋭的感覚の作品を残しています。「パッサカリア、間奏曲とフーガ」はベルリン国立歌劇場でエーリヒ・ クライバーの助手を務めていた時期の作で、複雑な技法に驚かされます。
さらに嬉しいのがチェクムル同郷の偉大な先達アフメド・アドナン・サイグン(1907-91)のピアノ・ソナタ。サイグンはトルコ最大の作曲家で、バルトークの ように自国の民俗音楽を研究して作品に採り入れました。「ピアノ・ソナタ」は4楽章23分の大作で、死の数日前に完成した最後の作品。民俗音楽を見事に昇 華させていますが、さすがチャクムルはそれを肌で理解し、最高の説得力豊かな世界を語っています。
4曲いずれも難技巧とエネルギーが要求され、構成力が試される多楽章形式ながら、チャクムルは余裕の指さばきで、全く新しい生命力を作品に吹き込んで います。

ANTARCTICA
ANTAR-027(1CD)
狼の時 〜現代ピアノ作品集
ジョージ・バリント:古い曲(2014)
チャールズ・ハルカ:ミニアチュール(2007)
ヴァンサン・ポーレ:雲の上(2009)
ステファーヌ・ヴァンデ・ギンステ:夜を聴く(2015)
ロベルト・ナスヴェルト:凍てついたブルース(2002)
マックス・E・ケラー:始まるとき(2018)
マーク・マーダー:4つのインヴェンション(2017)
カリオペ・ツパキ:おちあう場所(2020)
バート・ヴァン・ケルコフ:誰もが違法ではない(2017)
クルト・シュヴァーエン:沈黙(1940)
 憂鬱なノクターン(1992)
ティナ・レイナート(P)

録音:2020年8月29-31日
あまり顧みられない現代のピアノ曲を集めたアルバム。ピアニストのティナ・レイナートが数年前から曲を集めてきた企画で、彼女に捧げられた新作も収録してい ます。無調、音列、トータルセリエル、スペクトル、特殊奏法といった20世紀のイディオムが、今日においてどのように使われ定着しているのか、21世紀における「現 代音楽」とは何なのか、という疑問に答えるべく組み立てられたアルバムです。
アルバムタイトルの「The Hour of the Wolf」には、オオカミが子を生み、幽霊や悪魔が最も力を発揮し、人間にとっても眠れぬ苦悩にや悪夢に襲われたり、 時には命を落とす「夜明け」の意がこめられています。20世紀の音楽を夜とすれば、どのような朝が来るのか、というイメージが感じられます。 (Ki)

Passacaille
PAS-1113(1CD)
ビウエラのビートで
アタウアルパ・ユパンキ:Huajra
作者不詳:La siete de Abril
フアン・デ・ディオス・フィリベルト(1885-1964):Caminito
エルネスト・タリアフェッリ(1889-1973):Passione
アベル・フレウリ(1903-1958):Ausencia
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555から1560):Diferencias sobre Guardame las vacas
作者不詳:Zamba da Vargas
ルイス・アルベルト・フェルナンデス(1987-):El pollo Ricardo
アタウアルパ・ユパンキ:Paisano errante
アベル・フレウリ:Trinos y alas
ルイス・デ・ナルバエス:Cancion del Emperador
アベル・フレウリ:Estiole pampeano
アニバル・トロイロ(1914-1975):Maria
ビセンテ・グレコ(1886-1924):Ojos negros
アベル・フレウリ:Tonada
エルネスト・ポンツィオ(1885-1934):Don Juan
アルベルト・カステヤノス(1892-1959):Ausencia
アタウアルパ・ユパンキ:Lloran las ramas del viento
ルイス・デ・ミラン(1500頃):Pavana
ホアキン・マウリシオ・モラ(1905-1979):Margarita Gauthier
オスバルド・フレセド(1897-1984):Via mia
ダウランド:Melancholy Galliard
アレホ・デ・ロス・レイエス(G)

録音:2017年6月29日-7月2日
アレホ・デ・ロス・レイエスはアルゼンチンのギター奏者。タンゴ好きの祖父や、クラシックギター奏者で教師であった両親のもとアルゼンチンの民族音楽に親し み育ちました。クラシックやタンゴのみならず古楽器についても本格的に学び、ヨーロッパで演奏活動を展開しています。
このアルバムは、長い時間軸の中で構成されたギタープログラム。「アーティキュレーション、リズム、ルバートといった概念が、古楽とアルゼンチンタンゴにおい て同様に重要であることに気付いたことは、私にとって驚きでした」と語るアレホ・デ・ロス・レイエスの特質が感じられる1枚となっています。 (Ki)

IDIS
IDIS-6745(1CD)
マスター・オブ・ギター Vol.4 スペイン録音集1926-1963
コスト:アレグロ・モデラート
リョベート:商人の娘
ソル:練習曲 Op.35-22
メンデルスゾーン:無言歌 Op.62-1
グラナドス:スペイン舞曲第5番
ゴメス:アンジェリータ
ネヴィン:ロザリオ
アルベニス:タンゴ
タレガ:眠り
伝承曲:Aires Regionales
マラツ:スペインのセレナード
伝承曲:Clavelitos
アルカス/タレガ:グラン・ホタ
伝承曲:El Albacin
ソル:ソナタより メヌエット Op.25
タレガ:アデリタ、マズルカ
伝承曲:Romance de Amor
ゴメス:カンシオン・トリステ
伝承曲:Farruca
タレガ:アルハンブラの思い出
カノ:タレガを讃えて
ヴィラ=ロボス:ショーロス第1番
カノ:アラブの踊り
ミゲル・リョベ ート、マリア・ルイサ・アニード 、ギレルモ・ゴメス、サインス・デ・ラ・マー サ、アンゲル・イグレシアス、ビセンテ・ゴメス、マヌエル・ディアス・カノ (以上ギター)

録音:1926-1963年
IDISのMaster of Guitarシリーズ第4弾。スペイン流派の名奏者たちによる伝説的録音集。他では聴けない貴重な記録が詰まっています。 (Ki)


Naive
V-7583[NA](1CD)
1908〜ヴァレンティーナ・リシッツァ
(1)ラヴェル:夜のガスパール
(2)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28
ヴ ァレンティーナ・リシッツァ(P)

録音:2017年6月28-29日/シャウビューネ・リンデンフェルス(ライプツィヒ)
ウクライナ、キエフ出身のヴァレンティーナ・リシッツァがnaive レーベル登場!彼女はDeccaレーベルからチャイコフスキーのピアノ曲全集やラフマニノフの協 奏作品全集をはじめ、ヴィルトゥオーゾ作品を数多くリリースしてきましたが、naiveでも同じ路線でラフマニノフとラヴェルの超難曲に挑戦。
どちらも極端に難しい技巧が要求されますが、ともに1908年の作で暗く怪奇的な要素を持っています。「夜のガスパール」がアロイジウス・ベルトランの詩に よることは有名ですが、ラフマニノフ作品もゲーテの「ファウスト」に基づくとされます。ラフマニノフ作品のなかでも特に難しく、演奏時間35分に及ぶ交響曲のよ うな世界のため、ポピュラーなピアノ・ソナタ第2番に比べ演奏頻度は非常に少ないものです。
そうした作品だからこそ、「ラフマニノフの女王」の異名を持つリシッツァの演奏で聴きたいもの。悪魔的な超絶技巧とエネルギーで両曲とも楽々と再現、驚くべ きボルテージのさを示します。 (Ki)

Naive
V-7700[NA](1CD)
リシッツァ・プレイズ・ショパン
(1)スケルツォ第1番ロ短調Op.20
(2)スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
(3)スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
(4)スケルツォ第4番ホ長調Op.54
(5)幻想ポロネーズ変ロ長調Op.61
(6)アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズOp.22
(7)幻想即興曲Op.66
ヴ ァレンティーナ・リシッツァ(P)

録音:2021年12月9-10日/モスフィルム・スタジオ(モスクワ)
ァレンティーナ・リシッツァはDeccaレーベルよりショパンの24のエチュードをリリースしていましたが、今回naive レーベルで4曲のスケルツォをメインと するショパン・アルバムに挑戦しました。
切れ味抜群なスケルツォをはじめ、「幻想ポロネーズ」と「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ」という大作、さらに人気の「幻想即興曲」まで収め た嬉しい内容となっています。
リシッツァのショパンは力強く骨太。病弱でセンチメンタルなショパン像とは異なる世界が新鮮です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902204(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタVol.3
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.1
ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28
ピアノ・ソナタ第5番ハ長調(1953年改訂版)Op.135
つかの間の幻影Op.22(全20曲)
アレクサンドル・メルニコフ(P)

録音:2021年2月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
メルニコフのプロコフィエフのソナタ集、レコード芸術誌特選に輝いた第1、2集(HMC902202;国内仕様盤KKC-5694、HMM-902203;国内仕 様盤KKC-6211)に続く第3弾の登場です。
今回はプロコフィエフ「作品1」であるソナタ第1番と完成された最後の作品のソナタ第5番改訂版という、まさに出発点と到着点が収められているのに注目。
プロコフィエフのピアノ・ソナタといえばメルニコフの師匠スヴャトスラフ・リヒテルが作曲者からの信任厚く十八番としていましたが、この3篇だけは何故か 演奏したことがなく、当然録音も残っていません。いわば「リヒテルが弾かなかったソナタ集」。彼ならばどう弾いたかはメルニコフが一番分かっているはずで、 もちろんモノマネではなく片鱗を味わえるのが興味津々です。
ピアノ・ソナタ第1番は学生時代16歳の作で、スクリャービンの影響が感じられます。第5番はもともと「作品38」として1923年にパリで作曲され、 交響曲第2番や歌劇「炎の天使」と同時期の過激な内容でしたが、最晩年の1953年に大改訂を施し、新たな「作品135」が附番されました。
「つかの間の幻影」はリヒテルも数篇を愛奏した小品集。全曲版なのが嬉しい限りで、プロコフィエフの移ろいゆく気分をメルニコフが絶妙に表わしています。 (Ki)

Grand Piano
GP-855(1CD)
NX-B03
20世紀のフォックストロット集 第4集
サン=サーンス:ローラ Op. 116 - タンゴ (1900)
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ(1904)- アメリカ風間奏曲(H. ウールディーヌによるピアノ編)
サティ:ラグタイム・パラード(1917)(H. ウールディーヌによるピアノ編)
ミヨー:やわらかいキャラメル Op. 68(1917)(P版)
アンリ・クリケ=プレイエル(1894-1963): 2つのブルース(1922)(P版)…世界初録音
 No. 1. Come along 一緒に来て/No. 2. Far away 遠くへ
アンドレ・メサジェ(1853-1929):歌劇「仮面の恋人」(1923)- 第1幕 タンゴ・シャンテ 「バレンタインは彼女の心をなくした」(タンゴとしてのピアノ編)…世界初録音
ダニエル・エリクール(1903-1998):ラグの形式による小品(1924)…世界初録音
マヌエル・ロザンタール(1904-2003):8つのバガテル(1924) - 第6番ラグ
ピエルネ:ミュージック・ホールの印象 Op. 47(1927)- 少女たち(フランスのブルース)(P編)…世界初録音
レイナルド・アーン(1874-1947):音楽喜劇「愛すべき時間」(1926)- 第3幕 チャールストン(P編)…世界初録音
アーン:歌劇「ルヴュ」(1926)- 恋人たち、タンゴ=ハバネラ(P編)…世界初録音
デジレ・エミール・アンゲルブレシュト(1880-1965): 歌劇「鐘楼の悪魔」(1926)- 小さな黒人、フォックストロット(P編)…世界初録音
ラヴェル:歌劇「子供と魔法」(1920-25)- 「5時のフォックストロット」(H. ジル=マルシェックスによるとしてのピアノ編)
ジャン・ ヴィエネル(1896-1985):ハーレム(1929)
ヴィエネル:喜歌劇「白い街」 (1926)- ホワイト・ヴィレッジ・ワンステップ(P版)…世界初録音
ピエール=オクターヴ・フェルー(1900-1936): 13の舞曲(1929) - バッカス神の巫女、ブルース
メル・ボニ(1858-1937):5つの小品 Op. 119(1928) - 第3曲 ボストン・ワルツ、またはワルツ・レント
ジャック・ブノワ=メシャン(1901-1983): エクアトゥール(1923-27) - 第5曲 ラグ=夜想曲(P版)…世界初録音
オーリック: 『自由を我等に』(1931) - 2つの小品(P編)
 マジック・パーク - フォックストロット/タンゴ=ノクターン
ピエール・ヴェローヌ(1889-1962):ビアリッツの女王(1934)
 - ビアリッツ=フォックス、フォックストロット(P編)…世界初録音
イベール:マルタの家(1938)- ブルレスケ=フォックス(P編)…世界初録音
デュティユー: カドランのカフェ(1947) - フォックス(P編)…世界初録音
【ベルギー】
ユベール・ムートン(1872-1954):ジャンボの2ステップ(1911)(P編)…世界初録音
ジャン・レンセン(1883-1943):シベリア、フォックス=トロット(P編)…世界初録音
アウグスト・ルイス・バーイエンス(1895-1966): ジャズ幻想曲(1926)…世界初録音
クレメンス・ドゥーセ(1895-1950):モンパルナス(1931)…世界初録音
ドゥーセ:ウィーンの風(1931)…世界初録音
エマヌエル・ドゥルレ(1893-1977):悲劇的なタンゴ
ゴットリープ・ヴァリッシュ(P…STEINWAY MODEL D)

録音:2021年2月25-27日
「フォックストロット」とはアメリカで生まれたダンス音楽の一種で、ラグタイムから派生したと言われています。これらの 音楽は2つの世界大戦の狭間である1920年代から1930年代のいわゆる「狂騒の20年代」のアメリカで、ジャ ズや、同じ系統であるシミー(音楽にあわせて肩を揺らすダンス)やチャールストンなどとともに大流行、ゲルマン的 なワグネリズムから自由になろうとするヨーロッパの作曲家たちにも定着し、レコードや映画のヒットの波に乗って瞬 く間に広まっていきました。さまざまなフォックストロットを追求するピアニスト、ゴットリープ・ヴァリッシュは、これまでに 3枚の「フォックストロットと周辺の音楽」のアルバムを発表していますが、この第4集では聴き手を当時のパリとブ リュッセルへといざないます。サン=サーンスやサティ、ミヨーらおなじみの作曲家をはじめ、あまり耳にすることのない ベルギーの作曲家の知られざる作品をたっぷりお楽しみいただけます。
Grand Piano
GP-891(1CD)
NX-B03
ジェルメーヌ・タイユフェール: ピアノ作品集 第1集
1. 和声の練習(Chant Donne par Florent Schmittフローラン・シュミットの歌による)…世界初録音
2. 即興曲 ホ長調
3. ロマンス イ長調
4. あまり速くなく
5. パストラール ニ長調
6. ピアノのためのファンダンゴ
7. ドビュッシーを讃えて
8. 非常に速く
 小さい序曲と古風なエア集(通奏低音のトランスクリプションと実際の演奏)…世界初録音
9. リュリ:バレエ音楽『ヴィーナスの誕生』 - 第2部 Grand Dieu des Enfers 冥界の偉大な神
10. リュリ: 歌劇「プルソニャック氏」 - Repends, charmante nuit... 悔い改めよ、まどわしの夜よ
11. リュリ:バレエ音楽『愛の勝利』 - Air pour la jeunesse 若者のためのエール
12. フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737): Son confusa pastorella 混乱した羊飼い
13. ペルゴレージ: 歌劇「サルスティア」
- 第3幕 Per queste amare lagrime この苦い涙のために
14. ペルゴレージ:歌劇「サルスティア」 - 第1幕 Soleva il traditore 裏切者はかつて
15. ペルゴレージ:歌劇「サルスティア」 - 第2幕 Il nocchier nella tempesta 嵐の中の操舵手
16. レオナルド・レーオ(1694-1744):歌劇「デメトリオ」
  - 第2幕 So che per gioco 楽しむために知っていること
17. レーオ:歌劇「デメトリオ」 - 第1幕 Vorrei dai lacci
18. ガエターノ・ラティッラ(1711-1788):La pena che m’affanna
19. ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1753): pero si ch’Amor
20. モンテヴェルディ: 歌劇「ウリッセの帰還」 SV 325
- 第1幕 Duri, e penosi 残酷で苦しいもの
21. ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665):歌劇「アドーネの鎖」 - 第4幕 Lieti in grembo
22. ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):Plainte d’Erminia エルミニアの嘆き
23. シェル・ランベール(1610-1696):1-4声のアリア集- リトルネッロ 「Il n’est point d’amour sans peine なやみがなければ恋はない」
24. アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):歌劇「コモド・アントニーノ」 - Son lo scherzo
25. アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇「コモド・アントニーノ」- Cara e dolce rimembranza いとしくて甘い思い出
26. フラヴィオ・ランチアーニ(1661-1706): Gran pena amar lontane 遥かな愛への大きな苦しみ
27. アンドレ・カルディナル・デトゥーシュ(1672-1749): バレエ音楽『四大元素』
- プロローグ 混沌「Songez a faire usage」
28. デトゥーシュ:バレエ音楽『四大元素』 - 水 「甘い愛」
29. ルイ=ニコラ・クレランボー: フランス語カンタータ集 第3巻 『アポロン』- Ce n'est point pour servir
30. ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737): 独唱カンタータ集 第3巻 『コンスタンスの勝利』- Ne cedons point a l'inconstance
31. ジャン=ジョゼフ・ムーレ(1682-1738): バレエ音楽『感覚の勝利』 - 第4幕 Illustre et cher epoux
32. フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1726-1795): オペラ・ブッファ「サンチョ・パンサ」
- Il fallait le voir au village
 タイユフェール:33. アテネの城壁の下で(P版)…世界初録音
34. シシリエンヌ
35. パストラール 変イ長調
36. パストラール ハ長調
 フランスの花々
37. 第1曲 プロヴァンスのジャスミン
38. 第2曲 ギュイエンヌのひなげし
39. 第3曲 アンジュのばら
40. 第4曲 ラングドックの向日葵
41. 第5曲 ルションのカモミール
42. 第6曲 プロヴァンス高地のラヴェンダー
43. 第7曲 ベアルンの昼顔
44. 第8曲 ピカルディの矢車菊
45. インカのパストラール…世界初録音
46. アマゾンのパストラール…世界初録音
47. 子守歌 変ホ長調…世界初録音
 ルイ15世の様式による組曲…世界初録音
48. 第1曲 アレグロ
49. 第2曲 アンダンテ
50. 第3曲 活き活きと
51. 第4曲 レント
52. 第5曲 アレグロ
53. 葬送行進曲…世界初録音
 アルザスのパビリオンにて
54. Moderato
55. Allegro
ニコラス・ホルヴァート(P)
(P…STEINWAY MODEL D)

録音:2021年10月12日-11月5日
フランスの作曲家グループ「六人組」唯一の女性メンバーとして活躍したジェルメーヌ・タイユフェール。新古典主 義の様式とエスプリに富んだスタイリッシュな作品を数多く遺し、プーランクやミヨーに匹敵する才能と称えられまし た。しかし彼女の音楽はあまり演奏される機会がなく、忘れられてしまった作品がようやく近年再発見されつつあり ます。 ニコラス・ホルヴァートによるこのアルバムは、3集からなるタイユフェールのピアノ曲全集の第1集となるもので、作 曲家の孫娘が「タイユフェール自身がこれらの作品を演奏しているかのようだ」と評しています。 アルバムには学生時代に書かれた魅惑的な「ロマンス」や「和声の練習」、イタリアとフランス18世紀の作曲家た ちの作品を徹底的に研究した証しともいえる「小さい序曲と古風なエア集」など若い頃の作品から、1937年のパ リ国際博覧会のために書かれたきらびやかな曲調を持つ「アルザスのパビリオン」まで、世界初録音を含む多彩な 作品が収録されており、タイユフェールの魅力的な作品を堪能することができます。
Grand Piano
GP-896X(8CD)
NX-F01


NYCX-10295(8CD)
国内盤仕様
税込定価
ロシア・アヴァンギャルドの時代〜未来派と伝統派
【CD1】… GP766
アレクセイ・スタンチンスキー(1888-1914): ピアノ作品集
1. ピアノ・ソナタ 変ホ短調(1906)
2-4. 無言歌(1904)
5. マズルカ 変ニ長調(Allegro)(1905)…世界初録音
6. ユモレスク(1906)…世界初録音
7. 涙(1906)…世界初録音
8. 前奏曲 嬰ハ短調(Lento)(1907)
9. 前奏曲 ハ短調(Andante)(1907)
10. 夜想曲 嬰ハ短調(1907)
11. 前奏曲 変イ長調/ヘ短調(Lento Espressivo)(1907)
12. 練習曲 ヘ短調/変イ長調(Animato Assai)(1907)…世界初録音
13. 前奏曲 ニ長調(Con Moto)(1907)
14. 前奏曲 変ホ短調(Adagio)(1907)
15. 練習曲 ト短調(Allegro Patetico)(1907)
16. リディア旋法による前奏曲(Andante)(1907)
17. マズルカ 嬰ト短調(Allegretto)(1907)…世界初録音
18. カノン ロ短調(1908)
19. 前奏曲 ホ長調「ミクソリディア旋法」(Non Troppo Vivo)(1908)
20. 練習曲 ロ長調(Lento Ma Non Troppo)(1909)…世界初録音
21. 前奏曲 変ロ短調(Presto)(1909)
22. 前奏曲 ロ短調(Animato)(1909)
前奏曲とフーガ(ト短調)(1909)
23. 前奏曲
24. フーガ(2声)
【CD2&3】…GP743
ニコライ・アンドレイェヴィチ・ロスラヴェッツ(1881-1944): ピアノ作品全集
【CD2】
1. ピアノ・ソナタ 第1番(1914)
2-4. 3つのコンポジション(1914)
5. 前奏曲(1915)
6-7. 2つのコンポジション(1915)
8-9. 2つの詩曲(1920)
10. ピアノ・ソナタ 第2番(1916)
【CD3】
1-3. 3つのエチュード(1914)
4-8. 5つの前奏曲(1919-22)
9. 子守歌(1919)…世界初録音
10. 舞曲(1919)…世界初録音
11. ワルツ(1919/1988)…世界初録音
12. 前奏曲(M.ロバノヴァによる復元版)
(1919/1921/1988)…世界初録音
4つのコンポジション(1921)より
13. 前奏曲
14. 詩曲
15. ピアノ・ソナタ 第5番(1923)
【CD4】…GP618
ニコライ・メトネル:ピアノ・ソナタ集
ソナタ 三部作 Op. 11(1904-1908)
1. 第1番:変イ長調
2. 第2番:ニ短調「ソナタ・エレジー」
3. 第3番:ハ長調
ピアノ・ソナタ ハ短調「おとぎ話」Op. 25 No. 1(1910-1911)
4. 第1楽章:Allegro abbandonamente
5. 第2楽章:Andantino con moto
6. 第3楽章:Allegro con spirito
ピアノ・ソナタ ト長調「牧歌」Op. 56(1935-1937)
7. 第1楽章:パストラーレ Allegretto cantabile
8. 第2楽章:Allegro moderato e cantabile
(sempre al rigore di tempo)
【CD5】…GP737
アルトゥール・ルリエ(1892-1966):ピアノ作品全集 第1集
5つの前奏曲断章 Op. 1(1908-1910)
1. 前奏曲 No.1:Lento
2. 前奏曲 No.2:Calme, pas vite
3. 前奏曲 No.3:Tendre, pensif
4. 前奏曲 No.4:Affabile
5. 前奏曲 No.5:Modere
2つの版画 Op.2(1910)
6. 牧神の夕暮れ
7. 香り、色と音の答え
マズルカ Op.7(1911-1912)
8. No.1. Lent, languide
9. No.2. Essor
4つの詩 Op.10(1912-1913)
10. 憂鬱
11. カプリース
12. 自画像
13. 皮肉
14-16. 大気のかたち(パブロ・ピカソ)(1915)
マスク(仮面)(1913)
17. 雲
18. 隠匿
19. 脆弱
20. 深い謎、穏やかに
21. 奇妙
22. とても遅く、静かに(葬送行進曲)
23. 失神
24. アップマン、たばこを吸う描写(1917)
25-28. ヘ長調の小組曲(1926)…世界初録音
29. 対話…世界初録音
【CD6】…GP750
アルトゥール・ルリエ(1892-1966):ピアノ作品全集 第2集
2つの詩曲 Op. 8(1912)
1. No. 1. Essor
2. No. 2. Ivresse
3. グルックによるメヌエット(1914)
シンセシズ Op. 6(1914)
4. No. 1. Lent
5. No. 2. Moderement anime
6. No. 3. Vite (aigu)
7. No. 4. Assez vite, mais toujours mesure
8. No. 5. Mesure
昼間の日課(1915)
9. 学習
10. 散歩
11. 影
12. 魔法
13. いたずら
子供部屋のピアノ
(ロシアの子供時代の8つの情景)(1917)
14. 陶器の羊飼いと羊の群れ
15. 小さなトレパーク
16. 良い少年
17. いたずらな少年
18. ブギーマン
19. 子守歌
20. 太陽とシャワー
21. 童謡:猫はフェンスに登った
22. ピアノ・ソナチネ 第3番(1917)
23. トッカータ(1924)
24. ワルツ(1926)
25. ジーグ(1927)
26. 行進曲(1926)
27. 夜想曲(1928)
28. 間奏曲(1928)
29. 子ヤギの子守歌(1936)
30. フェニックス・パーク・ノクターン(1938)
【CD7,8】…GP703
アレクサンドル・モソロフ(1900-1973): ピアノ作品全集
【CD7】
1. ピアノ・ソナタ 第1番ハ短調 Op. 3(1924)
2-3. 2つの夜想曲 Op. 15(1925-1926)
4-6. 3つの小品 Op. 23a(1927)
7-8. 2つの舞曲 Op. 23b(1927)
9-11. ピアノ・ソナタ 第2番ロ短調 Op. 4「古い手帳から」(1923-1924)
【CD8】
1. ピアノ・ソナタ 第4番Op. 11(1925)
2-4. トルクメニスタンの夜 - ピアノのための幻想曲(1929)
5-8. ピアノ・ソナタ 第5番 ニ短調 Op. 12
【CD1】… GP766
オルガ・ソロヴィエヴァ(P)
録音:2017、2018年

【CD2&3】…GP743
オリガ・アンドリュシチェンコ(P)
録音:2016年3月-5月モスクワ、CMSスタジオ(ロシア)

【CD4】…GP618
ポール・スチュワート(P)
録音:2015年3月、10月カナダ ケベック州、モントリオール、 サル・クロード・シャンパーニュ

【CD5】…GP737
ジョルジオ・コウクル(P)
録音:2016年1月、3月

【CD6】…GP750
ジョルジオ・コウクル(P)
録音:2016年1月、3月

【CD7,8】…GP703
オルガ・アンドリュシチェンコ(P)
録音:2015年2月19-22日ロシア モスクワ、CMSスタジオ

*国内仕様盤にはロシア/ソヴィエトにおける20世紀初頭の芸術音楽の研究家、山本明尚氏による日本語解説が付属します。
20世紀初頭、世界中の芸術家は斬新な表現を求めて“実験”を繰り返していました。ロシアで盛り上がったのは アヴァンギャルド(前衛)。「モダニズムの聖書」と讃えられたピアノ・ソナタを書いたモソロフ、ソ連革命政府に一時は 重用された未来主義の旗手ルリエ、独自の音体系による無調世界を目指したロスラヴェッツらが代表格でしょ う。一方で前衛に背を向け、古き良き伝統を大事にしながら創作を続けた作曲家達も同時期にいました。メト ネルもその一人、まさにいぶし銀のロシア音楽が聴けます。伝統的なロシア音楽で始まったスタンチンスキ―は26 歳で不慮の死を遂げなかったらどんな世界へと進んだのでしょう。その萌芽をここからぜひ聴き取ってみてください。 ――吉池拓男(監修)

MUSIS
MUSIS-03(1CD)
税込定価
『DREAMING 〜夢みる〜
ヘンデル:チャールズ・クレイ氏の音楽時計のための7つの小品
 1. ソナタ ハ長調 HWV 598
 2. ジーグ ハ長調 HWV 599
 3. 「天使の長行」のためのヴォランタリー ハ長調 HWV 600
 4. エアー ハ長調 HWV 601
 5. メヌエット イ短調 HWV 602
 6. メヌエット イ短調 HWV 603
 7. エアー イ短調 HWV 604
8-12. ジョン・ケージ:トイピアノのための組曲
ハイドン:音楽時計
 13. ハ長調 Hob.XIX:10
 14. ハ長調 Hob.XIX:19
 15. ハ長調 Hob.XIX:20
 16. ハ長調 Hob.XIX:11
17. アントニオ・マルティン・イ・コル(1650-1734):快活なエアー
川口成彦(トイピアノ)
使用楽器…ミシェルソンヌ (30鍵)…1-7、 10、11、13-17
ミシェルソンヌ (20鍵)…8、9、17
ジェイマール (30鍵)…12

録音:2020年3-18日 日本
 歴史的鍵盤楽器との様々な出会いを重ねていく中で、トイピアノの銘器であるフランスのミシェルソンヌ(Michelsonne)の美しい音色に興味を持ち、20鍵 と30鍵のミシェルソンヌを手に入れました。ミシェルソンヌは1939年から1970年にかけて楽器を製造したトイピアノ専門のメーカーで、当時は彼らの広告の 中でも「ベルトーンピアノ(鐘の音を持つピアノ)」と称されました。 この美しい音色と、数少ない鍵盤で私は何をしたいか…と色々考え、主に18世紀に栄えた「音楽時計」のための音楽をトイピアノで弾いてみたい!と思い つきました。ヘンデルやハイドン、W. F. バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどが音楽時計のために作品を書いています。「音楽時計」というのは決まった時間 に音楽を自動で奏でる機械仕掛けのオルガンで、偉大な作曲家たちが音楽時計のために特別に作った作品で時間を知ることが出来るなんて、当時の人た ちはなんと優雅なのだろうか!と感じます。今回使用したトイピアノの鍵盤の数で演奏可能だったのはヘンデルとハイドンの作品でした。ヘンデルの作品は当時 のロンドンの時計の名工であるチャールズ・クレイの音楽時計のために作られた7つの小品です。そしてハイドンは30曲以上残された音楽時計のための作品の 中から4曲を選びました。  今回やはりトイピアノのためのオリジナル作品も演奏してみたかったので、その代表作であるジョン・ケージの『トイピアノのための組曲』を収録しました。第1楽 章と第2楽章を20鍵のミシェルソンヌ、第3楽章と第4楽章を30鍵のミシェルソンヌ、そして第5楽章にアメリカ製のジェイマール(Jaymar)を使用しました。フ ランスのミシェルソンヌとアメリカのジェイマールの音色の大きな違いは面白く、トイピアノもなかなか奥深いなと演奏者として感じました。そして鍵盤の数が違う2 台のミシェルソンヌの音色も雰囲気が異なります。 ケージのこの作品はトイピアノでは不可能なほどの強弱の指示が沢山書かれています。その実現困難な指示をケージはあえて書いたわけですが、どうにか実 現してみたくて強弱が比較的付けやすかったミシェルソンヌを5曲中4曲で使用してみました。しかしながら「ベルトーン」の楽器たちの美音よりも、鍵盤のカタカ タというノイズが味のあるアメリカ製の楽器の方がこの組曲との相性は良いのかもしれないと思う部分もあります。けれど全楽章アメリカ製の楽器で行われた録 音は既に出回っているので、今回はミシェルソンヌの音色で奏でられるケージをお楽しみ頂けたらと思います(※5楽章はジェイマールです)。 CDの最後に収録したのはスペインのバロック時代の作曲家マルティン・イ・コルの『快活なエアー』です。この曲では2台のミシェルソンヌを同時に演奏してみま した。約20分の短いCDの小さな小さなエピローグです。 (川口成彦)

Poohs Hoop
PCD-2010(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 塚谷水無子(メロディカ)
使用楽器:Melodicas from the world / Hohner メロディカ、Suzuki メロディオン、Yamaha ピアニカほか

録音:2020年6月12日-10月2日(多重録音)/Pooh's Hoop 八ヶ岳スタジオ(山梨県)
日本語帯・解説付
前回のトイピアノでのゴルトベルク変奏曲【赤盤/2018年録音(PCD-1812)】と同様に、今回はメロディカでバッハのゴルトベルク変奏曲全曲を収録。 2020 年から現在に至るまで世界中がコロナ禍で活動停止してしまいました。ミュージシャンらの音楽やコンサート活動も瀕死の状況に。こんな月日を音楽家は いったいどう過ごせばいいのだろう?どう過ごせというのか?であれば発想を切り替え引き籠ってじっくり時間をかけ何かを創造しよう、、、そこからスタートした のがこの鍵盤ハーモニカ、ケンハモのゴルトベルク変奏曲です。
塚谷は2020年初夏から八ヶ岳山麓のスタジオに延べ5ヶ月間籠り、ゴルトベルク変奏曲という大曲を76台のケンハモに置き換えるために解体し再構築すると いう作業をコツコツと進め、多重録音にて制作。そしてついに完成しました。エディット&マスタリングは生形三郎が手掛けています。 ※鍵盤ハーモニカ(鍵ハモ・ケンハモ):Hohner 他欧米→メロディカ、SUZUKI→メロディオン、YAMAHA 他→ピアニカ、と商品名は様々です。

Linn
CKD-682(1CD)
NX-B09
モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス:変奏曲集
モーツァルト:パイジエッロの歌劇「哲学者気取り」の「主に幸あれ」による6つの変奏曲 ヘ長調 K. 398
ベートーヴェン:ウラニツキーのバレエ『森の娘』からロシア舞曲による12の変奏曲 イ長調 WoO 71
ブラームス:シューマンの主題による16の変奏曲 嬰ヘ短調 Op. 9
モーツァルト:サルティの歌劇「2人が争えば3人目が得をする」のミンゴーネのアリア「子羊のように」による8つの変奏曲 イ長調 K. 460
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
シモン・トルプチェスキ(P)

録音:2021年2月8-9日 オルベルク教会、ベルリン
1979年マケドニア生まれのピアニスト、トルプチェフスキのLINN第3弾は待望のソロ・アルバム。彼が得意とする変奏曲を集めた内容となっ ています。力強さを兼ね揃えた高いテクニック、深く情熱的なアプローチと多彩な表情を聴かせる豊かな表現力、こういったトルプチェフスキの 魅力がいかんなく発揮されるのが、ここに収録されたような変奏曲という形式といえるでしょう。モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスという異 なった作品の特性を描き分けながら、様々な感情や景色を次々に広げてゆく様はまさに圧巻。彼本来のピアニズムを十二分に堪能すること の出来るアルバムです。

Da Vinci Classics
C-00540(1CD)
ロメオとジュリエット〜シェイクスピアの悲劇にインスパイアされたピアノ作品
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」Op.75からの10の小品
チャイコフスキー(カール・ビアル編):幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ダニラ・トマゼッティ(P/スタインウェイ)

録音:2021年5月-6月、クラシカ・ヴィヴァ(ドルノ、イタリア)
シェイクスピアの悲劇「ロメオとジュリエット」を題材とした音楽の中でも最も有名な2つの作品、プロコフィエフとチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」のピアノ独奏版をカップリングしたユニークな視点によるプロジェクト!
1937年に作曲(編)され作曲者自身によって初演が行われたプロコフィエフの「10の小品」。その後に続くチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」のピアノ独奏版は、作曲者と同世代の作曲家カール・ビアル(1833-1892)の編曲によるもの。ドイツ、ベルリンの出版社であるボーテ・ウント・ボック社の委嘱により編曲が行われ、1870年の第2稿から編曲が行われています。
ダニラ・トマゼッティは、モンカリエリのヨーロッパ音楽コンクール、コラートのコルコルソ・エウテルペなどイタリア内外のピアノ、室内楽のコンクールでの優勝、入賞経験を持つ女流ピアニスト。
バロックからコンテンポラリーの幅広いレパートリーを持ち、中でもロマン派時代と20世紀ロシアのレパートリーを得意としているだけに、今回の「ロメオとジュリエット」プログラムへの意欲は並々ならぬものがあります。
Da Vinci Classics
C-00539(1CD)
4人のアメリカ人〜新大陸のピアノ作品
ゴットシャルク:2つのバラード「オシアン」
エイミー・ビーチ:「4つのスケッチ」より 第3番
マクダウェル:森のスケッチ Op.51、「海の小品」Op.55より 第1番、第2番、第3番、第5番
ビーチ:性格的小品集「エスキモス」Op.64
ガーシュウィン:ソングブック、ピアノのためのプレリュード、ラプソディ・イン・ブルー
リッカルド・カルーゾ(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年8月31日-9月1日&2日、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
新大陸アメリカで19世紀に生まれた4人の音楽家のピアノ作品を集めた「新大陸のピアノ作品集」。
19世紀末のアメリカを代表するロマン主義の作曲家マクダウェル、アメリカで最初に成功したとされる女流作曲家ビーチ、中南米各国を巡り様々な民族音楽を題材とした作品を遺したゴットシャルク、そして20世紀前半のアメリカを代表する巨星ガーシュウィンという経歴もスタイルも大きく異なる4人の作曲家たちを取り上げることにより、当時の「新大陸」における音楽の多様性を巧みに表現した充実の内容です。
リッカルド・カルーゾはイタリア、アヴェッリーノのドメニコ・チマローザ音楽院で研鑽を積んだピアニスト。サンマリノ共和国のレナータ・テバルディ財団やメッシーナのフィラルモニカ・ラウダーノとも共同プロジェクトを開催するなど幅広い活躍を見せています。

Danacord
DACOCD-903(1CD)
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.1
グロテスクなセレナード
古風なメヌエット/パレード
逝ける王女のためのパヴァーヌ
水の戯れ/メヌエット 嬰ハ短調/鏡
フーガ ヘ長調
オレグ・マルシェフ(P)
旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバム録音し続けてきたピアノの巨人。2014年に同時リリースされたメンデルスゾーン(DACOCD 734-736)とショパン(DACOCD 701-702)以来、8年ぶりとなる待望のレコーディングがついに登場!
リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあるマルシェフが次に選んだのはラヴェルの独奏ピアノ作品全集。
第1巻は、ラヴェルの最高傑作とも言われるピアノ曲集「鏡」を中心に、初期の「グロテスクなセレナーデ」や「古風なメヌエット」から、「水の戯れ」、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」などの名曲を選択。ラヴェルは5度に渡ってローマ賞(第一等)に落選し当時の楽壇で波紋を呼んだというエピソードも有名ですが、このアルバムには、ラヴェルがローマ賞のために書いたフーガのうちの1つを初めてピアノで録音したという貴重な録音も収録されています。
ラヴェルのピアノ協奏曲と左手のためのピアノ協奏曲はすでにフランク&ドビュッシーとのカップリングでレコーディングしており(DACOCD 672)、その繊細で雄弁な詩情は証明済みとなるマルシェフが弾く至高のラヴェルにご期待ください!
Danacord
DACOCD-910(1CD)
ベートーヴェン、ショパン、ブラームス
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ヨン・ダムゴー(P)
ェスターのイーストマン音楽学校、王立デンマーク音楽アカデミーでゲオルク・ヴァシャヘーリ、その後、ロンドンでイローナ・カボス、イタリアでヴィルヘルム・ケンプに学びました。コペンハーゲンとオーフスの王立アカデミーで教え、東京の武蔵野音楽大学とメルボルンのオーストラリア国立音楽大学の客員教授を務めています。北米、ロシア、バルト三国、イタリア、フランス、ベルギー、日本、オーストラリアでコンサートを行い、ラヴェルやシューベルトなど数多くのCD録音をリリースしてきました。ベートーヴェンが1820年から1822年の間に作曲した3曲のソナタのひとつ、カンタービレの主題に始まる「モデラート 」、第2楽章「スケルツォ」、「アダージョとフーガ」の終楽章の「ピアノ・ソナタ 変イ長調」。ショパンがエミリー・ド・ペルトゥイス伯爵夫人に献呈した「ソナタ第3番」は、彼のピアノ曲のうち、技術的にも音楽的にももっともむずかしいと言われる作品。28歳のブラームスが、さまざまな楽想をつぎこみ、「変奏曲」の技巧を駆使して作曲した、クララ・シューマンのための「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」。『ヘンデル変奏曲』を新しい視点から語ったブックレットのノーツもダムゴー自身が手がけています。

Paladino Music
PMR-01083(3CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲&オルガン・コラール集
無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012(全曲)、
9つのオルガン・コラール(BWV 625、731、620、726、618、610、609、727、668a)
ヴァレンティン・エルベン(Vc/ジョバンニ・フランチェスコ・チェロニアート 1725年頃)、ゼバスティアン・エルベン(Org)

録音:2020年6月&7月、聖マリア礼拝堂&ブルックナー・オルガン、聖フローリアン修道院(オーストリア)
1970年の結成当初から解散となった2008年まで、38年間にわたってアルバン・ベルクSQのチェロ奏者を務めたヴァレンティン・エルベン(1945-)のソロ録音が登場!曲はチェリストにとっての聖典、バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲で、録音は2020年、エルベンが75歳の時にブルックナーゆかりのザンクト・フローリアン修道院で行われました。6つの組曲の間(前後)には息子のゼバスティアン・エルベンが弾くオルガン・コラールが収録されており、各組曲をつなぐ架け橋のような効果をもたらしています。室内楽奏者として輝かしい人生を歩んだエルベンの、ソリストとしての記録。力強くも謙虚で、若々しさすら感じさせる演奏にご期待ください。

Centaur
CRC-3792(1CD)
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.6
交響曲第7番イ長調 Op.92(ポール・キム編)
交響曲第8番ヘ長調 Op.93(ポール・キム編
ポール・キム(P)

録音:2018年1月(ニューヨーク)
リストによる偉大なトランスクリプションがあるにも関わらず、第9番を除く8曲を自らの編曲で挑んだ“ピアノ独奏版”ベートーヴェン交響曲全集の最終巻。
ポール・キムはアメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学んだ韓国系アメリカ人ピアニスト。オーケストラ・スコアの批評的研究、ピアノ・トランスクリプションの執筆、演奏の準備、録音セッション、そして録音された音楽の編集に至るまで、音楽学者、創造的なアーティスト、ヴィルトゥオーゾ・パフォーマー、そして編集者としての能力の絶対的な限界が要求されたといいます。今回収録されている第7番と第8番はキムにとって技術的な難しさに加え、肉体的、精神的に最も困難な課題であったと語る渾身の作品です。
Centaur
CRC-3836(1CD)
ターニング・イン・タイム
エリオット・カーター:4つの讃美
ベリオ:セクエンツァ[
ペンデレツキ:無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ
グラジナ・バツェヴィチ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
ユン・イサン:大王の主題
デブラ・ケイ(b.1956):ターニング・イン・タイム
キンガ・アウグスティン(Vn)

録音:2017年7月、2018年8月&2019年7月(ニューヨーク)
ジュリアード音楽院で学び、ニューヨークを拠点として既に国際的なキャリアを確立しているポーランド系アメリカ人ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティン。特に膨大な協奏曲のレパートリーを持って活躍する彼女ですが、今作は20世紀以降の無伴奏ソロ・アルバム。ペンデレツキの「カプリッチョ」と、アメリカの作曲家デブラ・ケイが彼女のために書いた「ターニング・イン・タイム」は世界初録音となります。
Centaur
CRC-3886(1CD)
キアーヴィ・ストラーネ〜独特な調性のベートーヴェンのピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ソナタ第14番嬰「月光」
ピアノ・ソナタ第24番「テレーゼ」
チャールズ・フォアマン(P)

録音:2020年8月13日-15日、(カナダ)
シカゴ出身のピアニスト、チャールズ・フォアマンが奏でるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。フォアマンは、1972年にブラームスのピアノ協奏曲第2番で、デイヴィッド・ギルバート指揮によるシカゴ市民オーケストラとの共演でオーケストラ・デビュー。以来、カナダ、アメリカを中心に多くのコンクールで賞を受賞し、オーストリア、ベルギー、ドイツ、オランダなどで750回以上のソロ、室内楽のリサイタルを行って来ました。2009年3月には、カナダ初となる、ショパンの独奏ピアノ全作品を演奏したリサイタル・シリーズを達成しています。
Centaur
CRC-3885(1CD)
デイヴィッド・ローブ:ギター作品集
デイヴィッド・ローブ:暗闇の中の練習曲/水車小屋/3つの秋の景色/音楽を知るために/トワイライト・ミュージック
ポール・スミス(G)

録音:2016年-2017年(アメリカ)
日本の伝統楽器や、西洋の古楽器に造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブによるギターのための作品集。「3つの秋の景色」では、京都近郊の寺院や田園風景を、「トワイライト・ミュージック」では、夏の旅行で東京から京都へ新幹線で移動中、窓から眺めたトワイライト(夕暮れ)にインスピレーションを得て書かれており、ギタリスト、指揮者、作曲家としてマルチに活躍するポール・スミスが、ローブが描いた和のテイスト溢れるフレーズをギターで見事に表現しています。
Centaur
CRC-3883(1CD)
チェレプニン、チャンブレー、ベートーヴェン、ヴァイン:バガテル集
アレクサンドル・チェレプニン:10のバガテル Op.5
ロバート・チャンブレー:5つのバガテル
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
カール・ヴァイン:5つのバガテル
シルヴァン・ネグルティウ(P)

録音:2020年8月(アメリカ)
ルーマニア出身のピア二スト、シルヴァン・ネグルティウは、ヨーロッパ、アメリカ、香港、日本などでソロと室内楽の演奏を行い、これまでにイタリア、ブルガリア、アイルランドなどで開催された国際コンクールで多くの賞を受賞しています。彼の主流なピアノ作品に新作を組み合わせた革新的なプログラミングは、高く評価されており、本アルバムでは、バガテルの音楽的可能性を美しく探求した好企画になっています。
Centaur
CRC-3882(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120 メイ・ファン(P)

録音:2020年8月(アメリカ)
想像力豊かなプログラミングと説得力のあるパフォーマンスで、多くの批評家や聴衆から賞賛されたピアニスト、メイ・ファンが奏でるベートヴェン。本アルバムで取り上げているベートーヴェン然り、ショパンなどの作曲家の傑作を深く理解した彼女の演奏は、「活気に満ちた」、「カラフルな」、「刺激的な」とも称されています。
Centaur
CRC-3840(1CD)
クララ・シューマン:ピアノ作品集
3つのロマンス Op.11/4つのつかの間の小品 Op.15/3つのロマンス Op.21/即興曲 ホ長調/前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調/スケルツォ第2番ハ短調 Op.14/即興曲「ウィーンの思い出」Op.9/ロマンティックなワルツ Op.4/シューマンの主題による変奏曲 Op.20
ジョンファ・リ(P)

録音:2019年8月19日-21日、クローニック・ホール(アメリカ)
韓国出身のジョンファ・リによるクララ・シューマン生誕200年を記念するアルバム。彼女はこれまでにアメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアでコンサートを行ってきました。韓国で数多くのコンクールを受賞し、イーストマン音楽学校からは「パフォーマー賞」を受賞しています。ニューヨーク・コンサート・レヴューでは「彼女は鋭い知性、信念…そして情熱のピアニストです」と評されています。
Centaur
CRC-3828(1CD)
ベートーヴェン生誕250周年記念
幻想曲ト短調(またはロ短調) Op.77/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2019年12月17日&26日(ニュージャージー州、アメリカ)
国際的ソリスト、室内楽奏者、レコーディング・アーティストとして活躍するソフィア・アグラノヴィチは、フェリックス・ブルーメンフェルトの弟子であり、ロシア・ピアノ界の名教師としてその名を馳せたアレクサンドル・エデルマンに師事したウクライナ生まれのピア二スト。ブルーメンフェルト、ネイガウスというロシアン・ピアニズムの流れを汲み、10歳の時に参加したウクライナ・ヤング・アーティスト・コンペティションでは見事優勝しています。本アルバムは、ベートーヴェン生誕250周年を迎えた2020年にリリースされた好企画です。
Centaur
CRC-3849(1CD)
ショパン、リスト:ピアノ作品集
ショパン:ワルツ イ短調 B.150 Op.Posth
 ワルツ 変ニ長調 Op.64-1、
 ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2、
 ワルツ 変イ長調 Op.64-3、
 ワルツ 変イ長調 Op.42、
 子守歌 変ニ長調 Op.57
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
クォン・ジナ(P)

録音:2019年7月13日-19日、マーチソン・パフォーミング・アーツ・センター(アメリカ)
韓国出身のピアノ奏者クォン・ジナによるショパンとリスト作品集。彼女は5歳でピアノを始めて現在はタラント大学で教鞭を執っています。これまでに数々の音楽コンクールで入賞しており、2020年アメリカで行われたロマン派音楽の国際コンクールで最優秀賞を受賞しています。今作がソロ・デビュー作となります。
Centaur
CRC-3895(1CD)
セレーネ・バッハ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002より サラバンド、ドゥーブル
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より サラバンド
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003より アンダンテ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006より ガヴォット・アン・ロンドー、メヌエットII、ジグ
ダヴィド・セイシャス(Vn)

録音:2020年(ポルトガル)/※収録時間:約24分
ポルトガルの若手ヴァイオリニスト、ダヴィド・セイシャスの初となるソロ・アルバム。バッハの偉大なる無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータから、セイシャス選りすぐりの楽章を抜粋して収録。
ダヴィド・セイシャスは1999年生まれ。カステロ・ブランコ工科大学応用芸術学部を卒業し、ソリストとして活躍するほか、2017年からはポルトガルPOのメンバーとして、また主に現代作品を演奏するグループ「Quartz Quintet」のヴァイオリニストとして活動の幅を広げています。
Centaur
CRC-3871(1CD)
シューベルト:1817年のソナタ集
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575
チョ・スッキョン(P)

録音:1995年4月(アメリカ)
1816年に実家を出ることを決意したシューベルトは、友人フランツ・フォン・ショーバーの家に身を寄せることになります。翌1817年、20歳となったシューベルトはこの1年間に6曲ものピアノ・ソナタを作曲しました。生活環境が大きく変化した中で生まれた作品を、「繊細で想像力に富んだ」(ニューヨーク・コンサート・レビュー)演奏と評される韓国出身のピアニスト、チョ・スッキョンの演奏で楽しめます。
Centaur
CRC-3852(1CD)
メトネル:ピアノ独奏作品集 Vol.1
8つの情景画 Op.1
6つのおとぎ話 Op.51
忘れられた調べ 第2集 Op.39
フランク・ホアン(P)

録音:2016年112月17日-18日(オハイオ)
ピアノ・ソナタを14曲残すなど、ピアノがかかわる作品を多数残したロシアの作曲家ニコライ・メトネルのピアノ独奏作品集第1巻。ピアノのフランク・ホアンはマイアミ大学でピアノの准教授を務め、南北アメリカ、アジア、ヨーロッパの主要なホールでリサイタルを行っています。ニューヨーク・コンサート・レヴューで「思慮深く、熟練したパフォーマー」と評された通り、飾ることなく作曲家の意図を素直に伝えるような演奏で今後の続編も期待されます。
Centaur
CRC-3880(1CD)
ファンタジア
バッハ:パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
イザイ:ソナタ第4番ホ短調 Op.27-4
ローレンス・ゴラン:独奏ヴァイオリンのためのファンタジア
ローレンス・ゴラン(Vn)

録音:1995年4月(アメリカ)
ローレンス・ゴランは、49年間もの間シカゴSOに在籍し、35年間首席第2ヴァイオリン奏者を務めたジョセフ・ゴランを父に持つシカゴ生まれのヴァイオリニスト。バッハのソナタとパルティータの演奏に関する論文も発表している彼が弾くバッハとイザイの無伴奏作品に、自作の小品が華を添えます。指揮者としても精力的に活動しており、2021年4月にはドイツのバイエルンPOの首席客演指揮者に就任しました。
Centaur
CRC-3877(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
蝶々 Op.2/謝肉祭 Op.9
アラベスク Op.18
デイヴィッド・ヒュンス・キム(フォルテピアノ)

録音:2019年5月(ワシントン)
アメリカ新世代のピアニストとして期待を集めるデイヴィッド・ヒュンス・キム。ニューヨーク州北部で韓国系移民の家庭に生まれたデイヴィッドは幼い頃から数学、哲学、化学に興味を持ち、大学でも化学を研究していましたが、ベートーヴェンのピアノ・ソナタとの出会いが彼を音楽の道へと導きました。デビュー・アルバムとなったモーツァルトとベートーヴェンのピアノ・ソナタ集(CRC-3571)でもフォルテピアノを弾きましたが、今回の録音ではそれとは別の、ウィーン製の6オクターヴ半のフォルテピアノを使用しています。
Centaur
CRC-3876(1CD)
光と影
スクリャービン:詩曲 嬰ヘ長調 Op.32-1
ラヴェル:「鏡」より第3曲 海原の小舟、「鏡」より第4曲 道化師の朝の歌
シマノフスキ:前奏曲 ハ短調 Op.1-7
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52、
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
エルジュビエタ・ビリツカ(P)

録音:2010年7月(ユタ)
ポーランドの若手ピアニスト、エルジュビエタ・ビリツカのデビュー・アルバムとなる選りすぐりの小品集。繊細で美しいピアニズム。2016年から2018年にかけて、スイスのジュネーヴ高等音楽院でネルソン・ゲルナーに師事。既に数多くの国際コンクールで入賞しており、今後の一層の活躍が期待されます。
Centaur
CRC-3872(1CD)
フアン・カルデロン:ギター作品集
ソプラノとギターのための6つの歌
5つのギター小品第1番
5つのギター小品第2番
フアン・カルデロン(G)、
ステファニー・ランプレア(S)

録音:2020年1月(ニューヨーク)
エクアドル出身でコロンビアに育ち、90年代後半の政治情勢から逃れる形でアメリカへ移住し、現在はニューヨークに暮らす作曲家・ギタリスト、フアン・カルデロンの自作自演集。植民地時代から20世紀までのコロンビアの詩を集めた3巻からなるアンソロジーの中のオクタビオ・ガンボアの詩「El Paisaje」からテキストを引用したソプラノとギターのための6つの歌と、5つのギター小品2作品を収録。
Centaur
CRC-38963900(5CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
【CD 1】 ソナタ第4番イ短調 D.537,Op.164/ソナタ第9番ロ長調 D.575,Op.147/ソナタ第13番イ長調 D.664,Op.120
【CD 2】 ソナタ第7番変ホ長調 D.568,Op.122/ソナタ第17番ニ長調 D.850,Op.53
【CD 3】 ソナタ第14番イ短調 D.784,Op.143/ソナタ第20番イ長調 D.959
【CD 4】 ソナタ第16番イ短調 D.845,Op.42/ソナタ第18番ト長調 D.894,Op.78
【CD 5】 ソナタ第19番ハ短調 D.958/ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ラリッサ・デードワ(P)

録音:2018年12月-2020年11月、メリーランド大学(アメリカ)
モスクワ音楽院でイグムノフの高弟レフ・オボーリンと、ゲンリヒ・ネイガウスの弟子であり、元モスクワ音楽院教授の名教師エフゲニー・マリー二ンにピアノを学んだ名女流奏者、ラリッサ・デードワ。ソロ、室内楽奏者として30年以上にわたり世界各国の著名なオーケストラと共演を重ね、現在はアメリカのメリーランド大学の教授として後進の育成にも力を注いでいます。
「ロシアン・ピアニズムの継承者によるフランス印象派の音楽」として話題を呼んだ「ドビュッシー:ピアノ独奏作品全集(CRC- 3094/95/96/97)」、ラヴェルのピアノ独奏作品全集(CRC-3581)に続く、Centaur第3弾は、シューベルトのソナタ集。ロシアン・ピアノスクールの流れを汲むピアニズムと、持ち味である色彩感に富んだ美しい音色、卓越した表現力が生むシューベルトの世界に注目です。
Centaur
CRC-3891(1CD)
ファイアーブレイク〜セイン、D. スカルラッティ、クック、ベートーヴェン、ハリソン:ピアノ作品集
ジェームズ・ポール・セイン:ファイアーブレイク
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.146, L.349、ソナタ ヘ短調 K.466, L.118
クリストファー・クック:ドリームスケープ、メトロポリス
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57 「熱情」
トーマス・ハリソン:童謡変奏曲、光の夜
メアリー・ヘルマン(P)

録音:2020年(アメリカ)
ソリスト、室内楽奏者として活躍するメアリー・ヘルマンは、メナヘム・プレスラー、イアン・ホブソン、ミシェル・ブロック、ノエル・エンゲブレトソンに師事。
現在、ノースカロライナ州にあるチョーワン大学音楽学部の学部長として後進の指導にも力を注いでいます。
本アルバムでは、ベートーヴェンのソナタから、ポール・セインによってヘルマンのために作曲された、ジャズの要素を取り入れた「ファイアーブレイク」、電子音楽を取り入れられたクリストファー・クックの作品まで、幅広いジャンルに挑んでいます。

Urania Records
LDV-14085(1CD)
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集
ブラジル風バッハ第4番W.264
ショーロス第5番「ブラジルの魂」W.207
ニューヨーク・スカイライン・メロディ W.407/トリストローザ W.034
苦悩のワルツ W.316
ブラジルの密林への郷愁 W.226
イベリカラベ W.078
ブラジルの詩 W.374
カマルゴ・グアルニエリ
ミリアム・マリア・ディ・パスクアーレ・バウマン(P)

録音年月日不詳(デジタル録音/DDD)
ブラジルと言えばサッカー、コーヒー、カーニバル、アマゾン、オオハシ、オウムなど様々なものが連想されますが、その魅力はそれだけではありません。
それはまだまだヨーロッパを含む世界各地でほとんど知られていない音楽の世界であると言えるでしょう。
このアルバムは、19世紀半ばから20世紀半ばにかけて活躍したブラジルの作曲家の再発見と普及を目的としたピアノ・プロジェクトの一部です。
ブラジルの音楽遺産の特性を強調し、その知名度を高めるために選ばれた最初の作曲家は、同国の偉大なる音楽家エイトル・ヴィラ=ロボス!
近年、作品の録音、紹介がさらに活発になり、評価が高まるヴィラ=ロボスのピアノ音楽の世界を、イタリア音楽、ルネサンス時代からバロック時代の音楽を得意とするイタリアの女流鍵盤奏者ミリアム・バウマンが描きます。

Chandos
CHAN-20251(1CD)
スラヴィック・ルーツ〜ヴラディゲロフ:ピアノ作品集
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア民謡によるの変奏曲 Op.3
ドブリンカ・タバコヴァ(b.1980):Modetudes
ヴラディゲロフ:即興曲 Op.9
マリーナ・スタネヴァ(P)

録音:2021年7月19日-20日、ポットン・ホール(サフォーク)
ブルガリアのピアノ奏者マリーナ・スタネヴァは、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校を卒業し、フィリップ・ジェンキンス、パメラ・リディアードそしてアリスデール・ホガースに師事しました。2018年にサム・ハッチングス・ピアノ賞を受賞、2019年にブリテン=ピアーズ・ヤング・アーティストに選ばれ、2020年にはヤング・スタインウェイ・アーティストの称号を授与されるなど、将来を嘱望されています。彼女の演奏は、豊かで温かみのあるフォルテと透明感のあるピアニッシモを併せ持った優れたものです。このデビュー・アルバムでは、彼女自身のルーツであるブルガリアを代表する作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフの作品を中心に収録しています。
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)はブルガリアの作曲家兼ピアニストでした。多作で知られておりオペラや管弦楽、協奏曲など多くのジャンルで作品を残しており、特にピアノ作品は多く残しています。また教育者としても知られており、ブルガリアの音楽界に多大な影響を残しています。

Albion Records
ALBCD-046(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ロンドン交響曲 〜 ピアノ連弾編曲集
ヴォーン・ウィリアムズ(アーチボルド・ジェイコブ編):ロンドン交響曲(1920 version)(P連弾版)
エリザベス・マコンキー:前奏曲、フーガとフィナーレ
ジェラルド・フィンジ(チャールズ・マシューズ編):エクローグ(Pとオルガン版)
リン・アーノルド(P)、
チャールズ・マシューズ(P、オルガン)

録音:2021年1月7日-9日、ウエスト・ロード・コンサートホール(ケンブリッジ、イギリス)、2021年3月21日、ラグビー・スクール
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。このアルバムではヴォーン・ウィリアムズと縁のある作曲家の作品と、彼自身の作品のピアノ連弾版、またはピアノとオルガン版という大変珍しい編曲版が収録されています。これら3曲は世界初録音となります。
「ロンドン交響曲」は、ヴォーン・ウィリアムズにとって2作目の交響曲にあたります。1913年に初稿が完成し、1936年の最終稿になるまでに幾度となく改訂されましたが、今回のピアノ連弾版は1920年改訂版を使用しています。アーチボルド・ジェイコブの編曲(1924年出版)により珍しいピアノ連弾版に生まれ変わった「ロンドン交響曲」は、通常のオーケストラ版で聞いていると、気づかないような音も発見でき、改めてこの名曲の素晴らしさに気づかされ、驚かされます。
リン・アーノルドは、ケンブリッジ大学を卒業後、英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、数々のコンクールで高い評価を受けました。彼女は、イギリス音楽に重心を置いて取り組んでおり、現在では王立バーミンガム音楽院で室内楽を教えています。
チャールズ・マシューズは、英国王立音楽カレッジで学び、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジのオルガン奨学生になりました。1999年にはブダペストで行われてたフランツ・リスト記念コンクールで最優秀賞を獲得しています。彼は若いアーティストと幅広く交友し、王立バーミンガム音楽院で伴奏ピアニストを務める他、オルガンを教えています。

Ars Produktion
ARS-38331(1SACD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ ニ長調 D 850
ピアノ・ソナタ ハ短調 D 958
エレーナ・マルゴリーナ(P/スタインウェイ)

録音:2021年1月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
サンクトペテルブルク音楽院とデトモルト音楽院でピアノを学んだエレーナ・マルゴリーナは、1995年にドルトムントで行われた第5回国際シューベルト・ピアノ・コンクールで第1位に輝くなどシューベルトのスペシャリストとして広く知られており、ARS Produktionからもシューベルト・アルバムを数多くリリースしています。教育者としても名高くデルモント音楽大学で教鞭を執っており、彼女の学生の多くがコンクールで受賞しています。また曲目によってピアノを弾き分ける彼女は、このアルバムではスタインウェイを使用しています。

ALPHA
ALPHA-857(1CD)

NYCX-10298(1CD)
国内盤版仕様
シューマン:8つのノヴェレッテ Op. 21
クララ・シューマン:音楽の夜会 より. No.2 /No.5 /No.1
シューマン:暁の歌 Op. 133
マルティン・ヘルムヒェン(フォルテピアノ/ベヒシュタイン1860年製、クリス・マーネ・コレクション)

録音:2021年 ゼンテザール、ブレーメン、ドイツ
※ 国内仕様盤 日本語解説…内藤 晃
「子供の情景」「クライスレリアーナ」に続き1838年に生み出された「8つのノヴェレッテ(短編小説の意)」は、第8番を除けば概ね小品ながら も、全体で大きな幻想的物語を紡ぐような、シューマン絶頂期の傑作。「暁の歌」は彼が精神的錯乱を起こす数カ月前に作曲さ れ、自身の手によって出版された最後の作品であり、夜明けに心の中を巡る様々な感情を音楽で表現したものと言われます。これらロベル トの作品に、クララ・シューマンがロベルトと恋愛関係になったとされる1835年に作曲した「音楽の夜会」から3曲を収録。ヘルムヒェンは彼ら が活躍した時代に近い19世紀のベヒシュタインを用い、インスピレーション溢れる多彩な表現で、これらの作品本来の響きを堪能させるととも に、その音楽的充実度の高さに改めて気付かせる、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

DACAPO
MAR-8.226205(1CD)
NX-B06
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ピアノ作品集 第2集
3つのロンド Op. 1(1840-1814)…世界初録音
ソナチネ.ハ長調 Op. 55 No. 1(1823)
ソナチネ.ト長調 Op. 55 No. 2(1823)
ソナチネ.ハ長調 Op. 55 No. 3(1823)
ソナチネ.ヘ長調 Op. 55 No. 4(1823)
ソナチネ.ニ長調 Op. 55 No. 5(1823)
ソナチネ.ハ長調 Op. 55 No. 6(1823)
幻想曲 ト短調 Op. 93(1828)
マリー=ルイーズ・ボーデンドルフ(P)

録音:2021年8月2-5日
ドイツ出身、初期ロマン派の作曲家フリードリヒ・クーラウ。幼いころ不慮の事故で片目を失明するもデンマークに 移住後、ピアニスト・作曲家として大成。デンマークにおいてベートーヴェンを擁護したことでも知られています。数 多くのピアノ曲とフルート曲を作曲し、なかでも一連のソナチネはピアノ学習者のための適度な指の訓練と、音楽 性の育成に大いに役立っています。 このアルバムで、マリー=ルイーズ・ボーデンドルフは世界初録音となる「3つのロンド」を皮切りに、1823年に作曲 された6つのソナチネを中心としたクーラウの最も魅力的で個性的な音楽を紹介。どれも規模は小さいながらも優 雅な旋律を持つ美しい作品です。また、最後に置かれた「幻想曲」は晩年の作品で、彼の弟子でスウェーデンの イェーテボリに住んでいたドイツ人ピアニスト、カール・シュヴァルツを通じて知り合ったベティ・マグヌソン夫人に捧げら れた作品。スウェーデンの良く知られた歌が用いられた華麗な幻想曲です。 演奏しているマリー・ルイーズ・ボーデンドルフは5歳でピアノをはじめ、2002年から2007年までハノーファー音楽 大学で学んだピアニスト。確実なテクニックと豊かな音楽性が持ち味です。現在はコペンハーゲンの王立デンマー ク音楽院でピアノと室内楽を教えています。

Paraty
PTY-12211115(1CD)
バッハ:フーガの技法BWV1080 ケネス・ワイス(Cemb)
1782年タスカン。リスボン国立博物館所蔵

録音:2021年5月16-17日ベレン文化センター(ポルトガル)
1963年ニューヨーク生まれのチェンバロ奏者ケネス・ワイスはレオンハルトに学んだ後、クレザール・フロリサンでクリスティの助手を務めました。演奏活動の かたわらジュリアードやパリ音楽院で教鞭もとっています。
バッハ作品に特別な熱意を燃やすワイスは、これまでもイタリア協奏曲、ゴルトベルク変奏曲、平均律クラヴィア曲集などをリリースし、来日公演でも評判となりま した。今回はバッハが人生の終わりにとりくんだ難物「フーガの技法」に挑戦。
ワイスはこれまでこの作品を勉強したことがなかったものの、コロナ禍で演奏活動が中断され、在宅時間が増えたことを利用してじっくり学んだとのこと。ちょう ど2019年にポルトガルのリスボン国立博物館から復元されたタスカンのチェンバロの披露演奏を依頼されていたので、それを用いての録音となりました。
もともと楽器の指定がない作品ながら、ワイスの演奏はチェンバロ曲としての魅力と表現力に満ち、78分間圧倒され続けます。
バッハの死とともに解決しないまま唐突に終ることを現在の危機に重ね、各声部が複雑に絡み合うフーガながら、特定の音を強調できないチェンバロで表現す るためアーティキュレーション、タッチ、テンポ、リズムの変化で表した「壮大な制約」など、コロナ禍の歴史の証言となりました。 (Ki)
Paraty
PTY-14211110(1CD)
.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ファニー・ビセンス(アコーディオン )

録音:2020年12月/セプム(フランス)
1987年南仏ペルピニャン生まれのアコーディオン奏者ファニー・ビセンス。バロックから現代音楽まで意欲的な活動を見せ、古楽声楽アンサンブルのレ・クリ・ ド・パリと共演したり、フランス初の微分音アコーディオンを奏するなど目が離せません。
そのビセンスが今回アコーディオンで「ゴルトベルク変奏曲」に挑戦。アコーディオン演奏による同曲は他にも録音がありますが、ビセンスの凄いところはアコー ディオン向きに編曲をせず、オリジナルの楽譜で演奏していること。もともと2段鍵盤と両手の交差といったチェンバロの機能を活用した作品ですが、ピアニストと しても活動する彼女は、その知識と技術で、まるで両手のような見事な仕上がりを見せています。
弦を叩く(ひっかく)ピアノやチェンバロと、空気で音を出すアコーディオンは自ずと機能と効果が違ってきますが、ビセンスはあえてチェンバロのような音を出 す工夫をしていて興味津々です。 (Ki)

KLARTHE
KLA-144(1CD)
バッハ(ゴドフスキー編):無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第3番BWV1009
無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011
ディミトリー・パパドプーロス(P/ステファン・ポレロ製(102鍵))

録音:2021年7月15-17日ポレロ・スタジオ(ヴィルティエリー)
ショパンの練習曲の超絶技巧の編曲などでも知られるゴドフスキーが編曲した.バッハの無伴奏チェロ組曲第2、3、5番のピアノ独奏版をディミトリー・パパ ドプーロスが録音しました!
シリアとギリシャの血を引くパパドプーロスは、1985年アメリカのプリンストン生まれ。7歳のときにフランス、ストラスブールに移り住み同地でピアノを学び始 め、その後ドイツなどで研鑽を積みました。サン・ノム・ラ・ブルテッシュ国際ピアノコンクール第1位、ヴィレーヌ国際コンクール第1位などの入賞歴を誇ります。 演奏活動の傍ら2014年よりジュネーヴ音楽院で後進の育成にも力を入れております。
ゴドフスキーが編曲したバッハの3つの組曲はいかにも彼らしい超重量級の重音の連続。またはスタッカートも多用した楽章もあるなど各組曲の対比も実に面白 い編曲です。難曲ゆえ、この3曲を揃えた録音が少ないだけにパパドプーロスの卓越した技術で聴ける当録音は大歓迎といえましょう!なお、使用楽器は102鍵 をもつステファン・ポレロ製のピアノです。この楽器は倍音のスケール、とりわけ低音の鳴りが通常の88鍵ピアノとは異なります。ゴドフスキーのすごみが一層伝 わってきます! (Ki)
KLARTHE
KLA-119(1CD)
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ジャン=バティスト・フォンルプト(P/YAMAHA CFX)

ライヴ録音:2019年3月29日/デュラン劇場、シャンベリー(フランス)
ワレリー・ゲルギエフ(指)マリインスキー歌劇場O、ポール・ダニエル(指)ボルドー・アキテーヌ国立Oなどと共演するフランスのピアニスト、ジャ ン=バティスト・フォンルプト。パリ国立高等音楽院でブルーノ・リグットに、ハンスアイスラー音楽大学でミヒャエル・エンドレスに、ロンドンの王立音楽院でジョル ジュ・プルーデルマッハーに、モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼにそれぞれ師事。現在母国フランスを拠点に演奏活動を展開しております。
シューマンがリストに献呈した「幻想曲」とその返礼としてリストがシューマンに献呈した「ピアノ・ソナタ」。2人の偉大な作曲家へ思いを馳せながら美しいタッ チで見事な演奏を聴かせます。仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。 (Ki)
KLARTHE
KLA-084(1CD)
「狂乱の時代!〜クレイジー・パリ!」
ジェイムズ・プライス・ジョンソン(1894-1955):チャールストン(クックによる2台ピアノ編)
サティ:あなたが欲しい(シュワルツによる2台ピアノ編)
アンヘル・グレゴリオ・ビジョルド(1861-1919)街角(シュワルツによる2台ピアノ編)
ガーシュウィン:私の彼氏(シュワルツによる2台ピアノ編)
プーランク:シテール島への船出 FP 150
 カプリース FP 155
バックス:聖アンソニーを誘った悪魔
 ハルダンゲル
カルロス・ガルデル(1890-1935):想いの届く日(シュワルツによる2台ピアノ編)
プーランク:愛の小径 FP 106(シュワルツによる2台ピアノ編)
ガーシュウィン:フレンチ・ドール - ドゥ・イット・アゲイン(シュワルツによる2台ピアノ編)
タイユフェール:2つのワルツ
ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)
フランソワ・シャプラン(P)、
マルセラ・ロッジェーリ(P)

録音:2019年4月/聖ルーテル教会(パリ)
ブエノスアイレスで行われた2台のピアノのためのコンサートがきっかけで親交を深めていったフランソワ・シャプランとマルセラ・ロッジェーリ。この名手2人 がアルバム「狂乱の時代!〜クレイジー・パリ!」をリリースしました!
フランソワ・シャプランはパリ音楽院でジャン=クロード・ペヌティエなどの名ピアニストに師事。これまでショパン、ドビュッシー、スクリャービンのディスクをリ リースし、来日公演でもおなじみの個性派ピアニスト。一方、マルセラ・ロッジェーリはアルゼンチン生まれのピアニスト。クラリネット奏者フローラン・エオとのピア ソラ・アルバム(KLA-015)でも情熱的な演奏を聴かせてくれました。ルーツと個性の違う二人だからこそ生まれる音楽の化学反応はまさに聴きもの。プーラン ク、サティ、ガーシュウィンなど煌びやかに演奏しており、聴いているだけで楽しくなる1枚です。最後に収録されたラヴェルのラ・ヴァルスを聴けば彼らの音楽か らみなぎるエネルギーを感じられるでしょう! (Ki)

EVIDENCE
EVCD-084(1CD)
母のソングブック〜リスト編による歌曲集
シューベルト(リスト編):糸を紡ぐグレートヒェン/セレナード/魔王/アヴェ・マリア/水に寄せて歌う/若い尼僧/ます
シューマン(リスト編):献呈
リスト:ペトラルカのソネット第47番/ペトラルカのソネット第104番/ペトラルカのソネット第123番
ショパン(リスト編):春/指環/バッカナール/家路
エレーナ・ロザノヴァ(P)

録音:2020年6月15-18日/ポレロ・スタジオ(ヴィルティエリー)
エレーナ・ロザノヴァは1969年オデッサ生まれ。モスクワ音楽院でナセトキンとモギレフスキーに学び、ハルモニア・ムンディやコンティヌオ・レーベルからロシ ア作品によるアルバムをリリースしています。
最新アルバムはリストがピアノ用に編曲したシューベルト、シューマン、ショパンの歌曲とリストのペトラルカのソネット集。これらの歌曲は声楽家だったロザノヴァ の母が愛唱していたもので、子守歌がわりだった思い出の曲ばかり。ロザノヴァは自身の楽器ピアノでこれらの歌をたっぷり歌いこんでいます。 (Ki)

BELVEDERE
BELVED-08076
(DVD+CD)
NX-C05
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 ラグナ・シルマー(P)

録音:2020年11月1日(ライヴ)
収録時間:78分(CD&DVD)
PCMステレオ2.0(DVD)
字幕:なし
画角:16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」。32小節から成るアリアを最初と最後に配置し、その間にアリアの32音の低 音主題に基づく30の変奏が展開されるこの作品を、ピアニスト、ラグナ・シルマーがパンデミック下の2020年11 月1日に、少人数の聴衆のために演奏したライヴ録音。シルマーが13歳の時に「ショパンのエチュード全曲に挑 戦したい」と言い出した時、ピアノの師が「大作に取り組みたいならこちらにしなさい」と勧めてくれたのがゴルトベル ク変奏曲でした。以来、彼女にとってこの作品は人生の一部となり、20歳の時に挑戦したライプツィヒ国際ヨハ ン・セバスティアン・バッハ・コンクールでもこの曲を演奏するなど、人生のに節目ごとに立ち返る大切な作品となっ ています。 2020年、全世界でコロナ・ウィルスが大流行し、ドイツでもロックダウンが何か月も続きました。夏には一時的にコ ンサートが再開されたものの、人数は制限されており、彼女の演奏会入場が許されたのはわずか30人ほどでし た。彼女はその「30」という数字にゴルトベルクの30の変奏と通じるものを感じ、一つ一つの変奏を聴衆一人一 人に捧げるつもりで演奏し、多い時は一日に5回も全曲演奏したといいます。そして2020年 10月になると再度 ロックダウンの危機が迫ったため、彼女は11月1日にほんの一握りの聴衆のために「ゴルトベル ク変奏曲」を演 奏。それが2020/21シーズン最後の演奏会となりました。この映像には「音楽や芸術は、私たち人間にとって大 切な支柱である」という彼女の思いが込められています。
●ラグナ・シルマー
ドイツのヒルデスハイム生まれ。1991年からハノーファー音楽演劇大学でカール=ハインツ・ケマーリンクに師事。1993年からパリでベルナール・リンガイセンに 師事。1995年にディプロマを取得し1999年にソリストの資格を取得。2001年から2011年の間マンハイム音楽大学でピアノ教授を務めた。ライプツィヒ国 際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクール(1992年と1998年)でバッハ賞を2回受賞し、2000年にもバッハのゴルドベルク変奏曲の録音をリリース。ハイ ドンのピアノ作品の録音でエコー・クラシック賞を受賞したほか、2012年にハレのヘンデル賞、2019年にはドツヴィッカウのシューマン賞を受賞。

GENUIN
GEN-22767(1CD)
「類似」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3 番嬰ヘ短調Op. 23
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番ロ短調Op.58
スクリャービン:夜想曲 嬰ヘ短調Op.5-1、夜想曲 イ長調Op.5-2
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調Op.27-1、夜想曲 変ニ長調Op.27-2
スクリャービン:幻想曲 ロ短調Op.28
ショパン:幻想曲 ヘ短調Op.49
カタリン・セルバン(P)

録音:2021年4月14-16日 ドイツ ベルリン
ショパンとスクリャービンの作品を対に配置した面白い試みのCD。 セルバンはルーマニア出身のピアニスト。ブカレスト音楽院で学んだ後、ドイツに移り、ベルリ ンを拠点に活躍しています。また2007 年からリューベック音楽大学、2018 年からベルリンのハン ス・アイスラー音楽学校で指導に当たってもいます。これは彼の2 枚目のCD。スクリャービンはロ シア臭のない透明感に優れた演奏。ショパンは崩しのあまりない端正な美しさが映えています。

BRIDGE
BCD-9550(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D850
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
アン=マリー・マクダーモット(P)

録音:2021 年4 月20-25 日 米国 ニューヨーク州 トロイ
アン=マリー・マクダーモットがついにシューベルトに取り組んだ。BRIDGE の看板ア ーティスト、アン=マリー・マクダーモット、現在モーツァルトのピアノ協奏曲集を進めてい るが、新録音はシューベルトのピアノ・ソナタ、しかも長大な第17 番と第21 番の2 曲。マ クダーモットは、シューベルト28 歳の第17 番では若々し瑞々しさを保ちつつ後期のシュ ーベルトらしい深さを広げ、さらに 31 歳で亡くなる年の第 21 番には言いようのない孤独 と悲しみが若々しさとも同居するという見事な表現を成し遂げています。これは近年出色の シューベルトのピアノ・ソナタ演奏でしょう。

BRIDGE
BCD-9554(1CD)
ジョージ・ウォーカー(1922-2018):ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1 番(1953/1991)
ピアノ・ソナタ第2 番(1956)
ピアノ・ソナタ第3 番(1975/1996)
ピアノ・ソナタ第4 番(1984)
ピアノ・ソナタ第5 番(2003)
スティーヴン・ベック(P)

録音:2021年2月4,14日 米国 ニューヨーク州 マウント・ヴァーノン
ピューリッツァー音楽賞を受賞した米国の作曲家、ジョージ・ウォーカー(1922-2018)のピア ノ・ソナタ全集。ウォーカー作品のCD は多いが、ピアノ・ソナタ5 曲を1 枚に収録したCD はこ れが初めてかもしれない。1953 年(1991 年改訂)の第1 番から2003 年の第5 番まで、作風は いくらか異なれど、ウォーカーのセンスの良い響きが楽しめる。 スティーヴン・ベックはニューヨークを拠点とするピアニスト。米国の現代の作曲家の作品を得 意としています。

Goodies
78CDR-3861(1CDR)
税込定価
シューマン:幻想曲ハ長調 作品17 エトヴィン・フィッシャー(P)

英 HMV DB6959/61
1949年5月30-31日ロンドン録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれ。主にドイツで活躍した ピアニストで指揮者、教育者でもあった。ベルリンでリストの最後の弟子だった マルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMIのアーティストとな り、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲(78CDR-1142/46)の世界初録 音を行った。1942年にスイスに戻った。フィッシャーはこのシリーズで多数出て います。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3862(1CDR)
税込定価
モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
リリー・クラウス(P)

英 PARLOPHONE R 20438/41
1939年2月28日&4月19日ロンドン録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブ ダペト音楽院に入り、ベラ・バルトークとゾルタン・コダーイ(1882 -1967)に師事した。1922年ウィーンに赴きウィーン音楽アカデミーでアルトゥー ル・シュナーベル(1882-1951)とエドゥアルト・シュトイアマン(1892-1964)につ いてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァルトやベートーヴェンの演奏家 として名声をあげ、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルグ(1909-1993)と共演 して世界各国で評判をとった。第2次世界大戦後はイギリス国籍を取得し、その 後アメリカで活躍した。(グッディーズ)

EVIDENCE
EVCD-085(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(1931年改訂版)
前奏曲ニ長調Op.23の4
前奏曲ロ短調Op.32の10
楽興の時Op.16(全6曲)
ヴォカリーズOp.34の14(アラン・リチャードソン編)
ジャン=ポール・ガスパリアン(P)

録音:2021年2月シンガー=ポリニャック財団(パリ)
1995年生まれのフランスのピアニスト、ジャン=ポール・ガスパリアンの第3弾はラフマニノフ作品集。パリ音楽院でベロフ、デゼール、チッコリーニ、ダルベル トに師事した彼はフランス・ピアニズムの継承者。第1弾でもラフマニノフの難曲「音の絵」Op.39をとりあげましたが、今回はピアノ・ソナタ第2番をメインに技 巧派ぶりを示しつつも、詩的で高貴な世界が魅力です。
ソナタは改訂版を使用。最後に収められた「ヴォカリーズ」は、ギレリスも愛奏したアラン・リチャードソン編曲版で、ロマンティックに謳いあげています。 (Ki)

KLARTHE
KLA-058(1CD)
「道案内」
ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-2016):「荒れ果てた教会のための連祷」
シェルシ(1905-1988):トランペットのための4つの小品
ヘンツェ(1926-2012):トランペット・ソナチネ
武満徹:「径」?ルトスワフスキの追憶に―
イヴァン・フェデーレ(1953-):ハイ
マティアス・ピンチャー(1971-):シャイニング・フォース
クレマン・ソーニエ(Tp)

録音:2017年/パリ
アンサンブル・アンテルコンタンポランやパリ金管五重奏団のメンバーをつとめるトランペット奏者、クレマン・ソーニエが20&21世紀のトランペット独奏の ための作品を録音。現代の偉大な作曲家たちのさまざまなスタイルや作風を見事に表現しています。なかでも注目は武満徹の「径(みち)」。この作品は1994 年9月21日、「ワルシャワの秋」でおこなわれたルトスワフスキの追悼演奏会のために書かれ、名手ホーカン・ハーデンベルガーが初演を務めました。現在トラ ンペットの重要な作品として演奏されております。ソーニエが無伴奏トランペットの世界を「道案内」してくれます。
ソーニエは1979年ラ・ロシェル生まれ。6歳からトランペットを始めクリスティアン・メシャン、ピエール・ジレ、ジェラール・ブーランジェ、ピエール・ティボーら 名演奏家に師事。パリ国立高等音楽学校ではトランペットのプルミエ・プリを獲得しています。

Hanssler
HC-19044(1CD)
ブラームス:6つの小品 Op.118
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
バラード集 Op.10
オリヴィエ・ロベルティ(P)

録音:2019年7月5-7日/ヴィラ・ルヴィニー(ルクセンブルク)
ベルギー出身名手オリヴィエ・ロベルティがブラームスのピアノ作品を録音しました。ロベルティはブリュッセル王立アカデミー、ジュネーヴ音楽院を首席で卒業 後、イタリアでカルロ・ゼッキに、ピーボディ音楽院(ボルティモア)でレオン・フライシャーに師事。またルース・ナイから薫陶を受けました。
ソリストとしてスイス・ロマンドO、イギリス室内Oなどと共演。また優れた室内楽奏者としても知られローラ・ボベスコ、堀米ゆず子、ダヴィド・グ リマル、ナターリャ・グートマンなど名だたる演奏家と共演を重ねています。2004年から2012年までスイス国際音楽アカデミー(IMAS)の芸術監督を務めた 功労者で後進の育成にも力を注いでいます。ここに聴くロベルティのブラームスはウィットに富んだ温かい音色が魅力。初期から後期までブラームスのピアノ作品 の傑作をご堪能いただけます。長いキャリアに対して録音は極めて少ないロベルティだけにこのリリースはファン待望といえましょう。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32859(1CD)
「ウィーンの夜会」
シューベルト:即興曲Op.142 D.935
リスト:『ウィーンの夜会』(シューベルトの「ワルツ・カプリス」)S.427 R.252より
 第6番(7'20)/第7番(6'09)
リスト:即興ワルツ S.213 R.36(6'53)
グリュンフェルト:『ウィーンの夜会』(ヨハン・シュトラウスのワルツ主題による演奏会用パラフレーズ) Op.56(5'47)
ガーボル・ファルカシュ(P/スタインウェイ)

録音:2021年3月26-29日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
東京音楽大学の教授をつとめたことですっかり日本でもおなじみのピアニストとなったガーボル・ファルカシュ。現在は母国ハンガリーに拠点を戻し、積極的 な演奏活動の傍ら母校リスト音楽院にて後進の育成にも力を注いでおります。
ファルカシュはリスト音楽院卒業後、修士課程、更に博士課程を故ゾールタン・コチシュ、タマーシュ・ヴァーシャーリをはじめとする演奏家の指導の元に修了。 数々の国際コンクールの受賞歴を誇りますが、なかでも2009年ワイマールで開催された第6回国際リスト・コンクールにて第1位、併せて聴衆賞、ハイドン・ ソナタ・ベストパーフォーマンス賞を受賞したことで世界から注目されるようになりました。
アルバム「ウィーンの夜会」ではシューベルト-リスト-グリュンフェルトの作品で構成。リストの『ウィーンの夜会』は敬愛するシューベルトが作曲したワルツのテー マをもとにリストが作曲した煌びやかな作品。シューベルトの『高雅なワルツ集』D 969、『34の感傷的なワルツ』D 779そして『16のドイツ舞曲と2つのエコセー ズ』D 783から選んだメロディに“夜会”の華やかさを加えた名作です。
また即興ワルツはリストの『小さなお気に入りのワルツ』を改作し1850年に発表した作品。リスト弾きの愛奏曲として有名ですが、ファルカシュの軽やかで 煌めくタッチで聴く演奏は格別です。
そして最後に収録したのはヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、アルフレート・グリュンフェルトのヨハン・シュトラウスのワルツ主題による演奏会 用パラフレーズ『ウィーンの夜会』です。オペレッタ『こうもり』の第2幕終盤のワルツを主要モチーフに『芸術家の生活』、『酒、女、唄』、『カリオストロ・ワルツ』 のモチーフも現れるなど、凝った作りは親しかったヨハン・シュトラウスへの敬愛も感じます。ファルカシュの情感あふれる演奏でお楽しみください! (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00194
(1SACD)
税込定価
2022年2月23日発売
シューベルト:即興曲集 D 899 作品90
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 D 960
守重 結加 (P)

録音:2021年11月17-18日東京・稲城iプラザ
守重結加は、桐朋学園大学音楽学部を卒業後、ベルリン芸術大学修士課程ソリスト科 および室内楽科を修了、現在は日本を拠点とし国内外のアーティストから厚い信頼を得 ている注目の若手ピアニストです。 守重にとって初となるソロ・アルバムでは、「心の支えであり、困難を共に乗り越えてきた 大切な存在」と語るシューベルトの音楽を心向くままに紡いでいます。名曲として知られ る即興曲集D899に加え、彼の創作の頂点を示す傑作ピアノ・ソナタ第21番。どこまでも 温かく、優しく、そっと寄り添い奏でたシューベルト。守重結加の音楽を心ゆくまでお楽し みください。(オクタヴィア)

OEHMS
OC-479(1CD)
NX-B03
ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol.3
ブルックナー:交響的前奏曲 WAB 297(1871-76)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
ヨハンナ・ドーデラー(1969-):PINUS ピヌス - ブルックナー・フェンスター(管弦楽版からのオルガン編 DWV 139/2021)
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103 (1888/89年稿)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)
使用楽器:ミュンヘン、聖ペーター教会のメイン・オルガン及びクワイア・オルガン(共にクライス社製)

録音 2021年11月22-26日
2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第4弾です。このシリーズは指揮者クリス ティアン・ティーレマンの後援のもとに毎年2〜3巻をリリース、2024年に完結予定です。 1873年8月31日、ブルックナーはこの交響曲第3番と旧作の第2交響曲の楽譜を持ってバイロイトのワーグナー宅を訪れました。ワーグナーは第2番には 興味を抱かなかったものの、第3番には感銘を受け、一度は帰らせたブルックナーを呼び戻し、2人はコジマ夫人を交えでビールを飲みながら歓談、その翌 朝、ブルックナーはワーグナーがどちらの交響曲を受け入れてくれたのか忘れてしまい、ワーグナーに改めて尋ねたと記録が残っています。ただし、この初稿に あたる第3番の総譜にはワーグナー作品からの引用が多くあったので、ワーグナーが気に入ったとも推測されています。後にブルックナーは少しずつ引用を削 除し、このアルバムで用いられている第3稿(1888/1889)では引用はほぼ姿を消しています。そこには、ワーグナーの力を借りなくても受け入れられる交響 曲を書けるというブルックナーの自負が感じられます。 ハンスイェルク・アルブレヒトはこの作品に「オルガン奏者を原点とする作曲家ブルックナー」を見出し、その交響的世界をオルガンならではの響きで描いてい ます。 冒頭に収録されている「交響的前奏曲」は、第二次世界大戦直後にブルックナーの弟子ルドルフ・クリザノフスキの遺品から発見された作品で、当初はグ スタフ・マーラーが書いたものとみなされていましたが、今ではブルックナー作と考えられています。 毎回注目されるこのプロジェクトのための新作は、ブレゲンツ生まれのヨハンナ・ドーデラーの「PINUS」。もともとはオーケストラのための作品ですが、今回ア ルブレヒトの協力のもと、オルガン版に改訂。巧みなコラージュを用い、ブルックナーの旋律が埋め込まれた興味深い作品です。

ARCANA
A-529(2CD)
NX-D07

NYCX-10290(2CD)
日本語解説付国内盤
税込定価
バッハ:リュートのための作品全集
リュート組曲 ト短調 BWV 995
前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV 998
前奏曲 ハ短調 BWV 999
1リュート組曲 嬰へ短調(原調:ホ短調) BWV 996
リュート組曲(パルティータ) ヘ長調(原調:ホ長調) BWV 1006a
リュート組曲(パルティータ) ハ短調 BWV 997
フーガ ト短調 BWV 1000
エヴァンジェリーナ・マスカルディ(Lute)
使用楽器:13コース・バロック・リュート、ニュージャージーのセザール・マテウス1999年、2010年製作
14コース・バロック・リュート、ニュージャージーのセザール・マテウス 2020年製作

録音:2020年2月29日-2021年5月29日アカデミア・モンティス・レガリス、モンドヴィ、クーネオ、イタリア
2021年9月15日 オルテ司教館、ヴィテルボ、イタリア
ブエノスアイレスに生まれ、エスペリオンXXI、アンサンブル415、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、ゼフィーロなど錚々たる有名古楽器アンサンブ ルで通奏低音奏者としての信頼を得ており、ソリストとしてもカスタルディ作品集(A368)、サン=リュック作品集(MEW1786)、スペイン黄 金時代の音楽(A481/NYCX-10169)などで高い評価を得ているマスカルディが、ついにバッハの全リュート作品を録音しました。バッハの リュート作品といえば運指上調性上問題が多いことで知られており、一部はリュートに近い音のチェンバロ(ラウテンヴェルク)のために書かれた という説もあります。ここでも過去のタブラチュア譜を元に変則調弦を活用しているとみられ、中でもニ短調を基調とするバロック・リュートの調 弦とは相いれないBWV996と1006aでは通例通りの移調を行っています。これらにより音楽の表現もより伸びやかとなり、マスカルディならで はの細やかかつ大胆な表情付けも相まって音の綾も引き立ち、作品の美しさを堪能することができます。ピッチは明記ありませんがA=415を 採用。会場のアコースティックを程よく拾った録音も美しいものです。原盤ブックレットには、当録音のプロデューサーで、バッハから近現代に至 るギター音楽の録音や楽譜校訂が多数あるフレデリク・ジガンテがバッハのリュート作品の成立に関する考察を寄稿しており、国内仕様盤に はそれらを邦訳して掲載します。

DIVINE ART
DDA-25227(1CD)
NX-B07
リストとアイアランドのピアノ・ソナタ
スタンフォード:24の前奏曲 Op. 163〜 第24番ロ短調/第5番 ニ長調
コールリッジ=テイラー(1772-1834):Three-Fours Op. 71- ワルツ第2番 Andante
レベッカ・クラーク:行列
アイアランド(1879-1962):ピアノ・ソナタ
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
トム・ヒックス(P)

録音:2021年3月8、11日、2021年4月12、14日
ガーンジー生まれのピアニスト、トム・ヒックスのDIVINE ARTへのデビュー盤。 数多くのコンクールでの入賞歴を持ち、現在はイェール大学とノースウェスタン大学で教鞭を執るヒックス。2019年に「ジョン・アイアランド公益信託」の サポートでアイアランドとチャイコフスキーを組み合わせたアルバムをリリースし、イギリスを中心とする音楽誌上で絶賛されました。 今作では、得意とするアイアランドのソナタとリストのソナタを中心に置き、スタンフォード、クラーク、サミュエル・コールリッジ=テイラーの魅惑的な小品を 配置。大胆な表現力によるヒックスの演奏をお楽しみください。

Poohs Hoop
PCD-2110(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 塚谷水無子(P/ベーゼンドルファー Bosendorfer model225)

録音:2021年10月20-22日立川Chabohibaホール
“ケンバニスト”塚谷水無子。ゴルトベルク変奏曲の演奏と研究をライフワークとし、これまでにリリースした録音は4種類。モーツァルト、メンデルスゾーン、リス トも弾いたといわれる聖バフォ教会のミューラー製作の大オルガンを演奏したアルバム【黒盤/2012年録音(PCD-1204)】はオルガンのアルバムとしては異 例のヒットをとばし、翌年には草苅徹夫製作のポジティフオルガンで演奏したアルバム【白盤/2013年(PCD-1305)】をリリース。その後ブゾーニ編曲版によ るピアノ演奏【橙盤/2017年録音(PCD-1712)】で新たな扉を開き、このアルバムも高く評価されました。ここで終わらないのが“ケンバニスト”塚谷水無子! なんと60台ものトイピアノを用いて演奏したアルバム【赤盤/2018年録音(PCD-1812)】を発表しました。まるでオルガンのレジストレーションを変えるかの ように何台ものトイピアノを弾き分けた当演奏は各誌で話題となりました。
黒盤のリリースから10年。尋常ではないこだわり「形」にしてきた塚谷の注目の新録音はピアノによる「原典版」【青盤/2021年録音(PCD-2110)】!今 回はすべてリピート無しで演奏しており、その演奏はまるでこれまでの歩みを綴るエピローグのよう。これまでの歩みとともに塚谷が一音一音、愛情と魂をこめて 奏でており、この10年間の取り組みと積重ねの集大成と言える当録音は彼女しか表現することのできない実に奥深いものです。
使用楽器は橙盤と同じく立川のChabohibaホールのベーゼンドルファーです。この楽器は92の鍵盤を有し、低音の深さ、高音の美しさが魅力です。「18世 紀の鍵盤奏法と様式と演奏マナーを守り演奏いたしました」と語る塚谷。その奥ゆかしい演奏をご堪能ください。なお、録音エンジニアはOMFレーベル小坂浩徳 が手掛けております。 (Ki)

Danacord
DACOCD-907(1CD)
J. P. E. ハートマン(1805-1900):ピアノ作品集第3集
ピアノ・ソナタ ト短調 HartW 94
ピアノ・ソナタ ト長調 HartW 103
ピアノの小品 イ長調 「春に」 HW 34
ピアノ・ソナタ ヘ長調 HartW 98
初期とそれより新しい時期のピアノの小品 Op.74/HartW 120
トマス・トロンイェム(P)
デンマークの作曲家J. P. E. ハートマンは、デンマーク文化の黄金時代といわれる19世紀の前期、ニルス・W・ゲーゼの世代の作曲家たちに大きな影響を与え、音楽史に大きな足跡を残しました。彼のピアノ作品をデンマークのピアニスト、トマス・トロンイェム(b.1954)が体系的に録音するシリーズの第3集では、「ソナタ」を中心とする5曲が演奏されます。
「ピアノ・ソナタ ト短調」 は、2つのアレグロの楽章の間に〈無言歌〉と〈過ぎし日の思い出〉と題した楽章を置く、4楽章の作品。「アレグロ・ノン・トロッポ」の楽章に〈ロマンス〉〈ロンド=スケルツォ〉がつづく3楽章で書かれた 「ピアノ・ソナタ ト長調」。イ長調の小品 「春に」 の「デンマーク・ロマンティシズム」。「ピアノ・ソナタ ヘ長調」 も、第3楽章が「おとぎ話のような」の〈間奏曲〉の4楽章で書かれています。 「初期とそれより新しい時期のピアノの小品」 は、「アレグロ・モデラート 、コン・パッショーネ ト短調」「アレグロ・エネルジーコ、ノン・ヴィヴァーチェ ト長調」「アンダンテ・ソステヌート 変ロ長調」「アレグレット・モデラート 二短調」「アレグロ・モデラート・エ・カンタービレ 変ホ長調」の5曲から構成されています。

Da Vinci Classics
C-00528(1CD)
シューマン:管弦楽なしの協奏曲 Op.14(1836年原典版)
謝肉祭 Op.9
ルカ・バッレリーニ(P)

録音:2013年11月&2015年5月、タウ・レコ―ディング・スタジオ(アチレアーレ、イタリア)
ボローニャ出身の実力派ピアニスト、ルカ・バッレリーニが奏でるシューマン・プログラムには、「ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調」ではなくその原典版となる「管弦楽なしの協奏曲 Op.14」を収録!
1835年から36年にかけて作曲された「ソナタ第3番」の原典版である「管弦楽なしの協奏曲」は2つのスケルツォ楽章を持つ5楽章構成。楽譜が出版された際は出版社の意向によってこの2つのスケルツォ楽章が省かれて3楽章構成となっており、このバッレリーニによる演奏は楽譜が出版される前、そして「ソナタ第3番」に改定される前の最初期の全容を知ることの出来る貴重な録音であると言えるでしょう。
1965年生まれのイタリアのピアニスト、ルカ・バッレリーニは故郷ボローニャのジョバン二・バッティスタ・マルティーニで学んだ後、ジュネーヴ音楽院でブゾーニ、カゼッラの流れを汲むマリア・ティーポに師事。
1987年の第16回セニガッリア国際ピアノ・コンクール第1位、1991年のジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ・コンクール第2位、1994年のゲザ・アンダ国際ピアノ・コンクール第3位といった実績を持つピアニストです。
また師匠譲りの解釈でカゼッラのピアノ作品の演奏を得意としてします。
Da Vinci Classics
C-00535(1CD)
リスト:後期ピアノ作品集
5つのハンガリー民謡 S.245/十字架の道行 S.504a/灰色の雲 S.199/悲しみのゴンドラ第1番S.200-1/悲しみのゴンドラ第2番 S.200-2/不運 S.208/夢の中に S.207/葬送前奏曲と葬送行進曲 S.206
ジャンカルロ・シモナッチ(P/スタインウェイ)

録音:2021年2月1日、ロッキ寺院(ローマ、イタリア)
傑作「十字架の道行」を含む後期の作品のみを集めたリストのピアノ作品集。
1872年から最晩年の1885年に作曲された作品を作曲年代順に配置しており、1870年代以降のリストの作風の変化や円熟度を知ることのできるプログラムに仕上がっています。
リストの円熟の作品を奏でるのは、イタリアのベテラン・コンポーザー=ピアニスト、ジャンカルロ・シモナッチ。
サンタ・チェチーリア音楽院で作曲をアルド・クレメンティに、ザルツブルクのモーツァルテウムでピアノをカルロ・ゼッキに学び、ピアニストとしてはピツェッティのピアノ作品全集を完成させるなど高い評価を受けています。
Da Vinci Classics
C-00532(1CD)
カルロ・アルバネージ(1893-1909):ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ変イ長調
ピアノ・ソナタ ニ短調
ピアノ・ソナタ ホ長調
ダニエレ・アドルネット(P/ファツィオリF278)

録音:2020年12月、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)
イタリアのナポリで生まれ、1882年には活躍の場をロンドンへと移し、1893年にはロンドンの王立アカデミーのピアノ科教授に任命され、他界するまでその職を全うしたコンポーザー=ピアニスト、カルロ・アルバネージの全曲世界初録音となるピアノ・ソナタ集!
その教え子にはスウェーデン王女のマーガレット・オヴ・コノートや、その姉妹であるパトリシア・オヴ・コノート、ロシアの侯爵夫人マリア・アレクサンドロヴナなども名を連ねており、アルバネージの当時の立場の重要度を物語っています。
1900年代初頭に出版された「運指のためのエクササイズ(Exercises for Fingering)」でも有名なアルバネージのソナタを弾くのはローマ出身のピアニスト、ダニエレ・アドルネット。現在はフロジノーネのリチーニオ・レフィーチェ音楽院のピアノ科で教鞭を執っています。
Da Vinci Classics
C-00534(1CD)
忘却の彼方に〜ロベール・カサドシュ(1899-1972):ピアノ作品集
6つの子供の曲 Op.48(世界初録音)/8つの練習曲 Op.28/3つの子守歌 Op.8(世界初録音)/即興曲 Op.67-4(世界初録音)/子守歌 Op.67より 第3番、第2番、第5番(世界初録音)/組曲 Op.52(世界初録音)
マウロ・チェッキン(P/スタインウェイ)

録音:2021年8月、マルチェラ・ポッベ・サーラ(ヴィチェンツァ、イタリア)
パリの音楽一家に生まれ、20世紀のフランスを代表する名ピアニストとしてその名を馳せたロベール・カサドシュ。
パリ音楽院を首席で卒業した卓越した腕前の持ち主だったカサドシュはソリストとしてはもちろんのこと、ラヴェルやフランチェスカッティとの共演での優れた演奏もよく知られています。
今回、ダ・ヴィンチ・クラシックスとイタリアのピアニスト、マウロ・チェッキンが送り出すカサドシュのアルバムは、「ピアニスト」としてではなく「作曲家」としてのカサドシュの功績にスポットライトをあてた好企画!
「8つの練習曲 Op.28」以外は今回が全て世界初録音となるだけに、「作曲家カサドシュ」の魅力を知ることの出来る絶好の機会となることでしょう。
マウロ・チェッキンは1989年生まれのイタリア人ピアニスト。イタリアのヴィチェンツァ音楽院で学んだ後にロシアへと渡りモスクワ音楽院で6年間研鑽を積んだ後、2014年にルヴィム・オストロフスキー教授の指導のもと、最優秀の成績で同校を卒業しています。
Da Vinci Classics
C-00531(1CD)
エウレカ!〜ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第10番Op.4/124「エウレカ!」
ピアノ・ソナタ第4番Op.53
ピアノ・ソナタ第8番Op.99
アンドレア・カルカノ(P/スタインウェイ)

録音:2021年7月31日、グリファ&フィーリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
レニングラード音楽院でショスタコーヴィチとウストヴォリスカヤに作曲を学び、その生涯で11曲のピアノ・ソナタや9曲のシンフォニーなど膨大な作品を遺した旧ソ連の作曲家ボリス・ティシチェンコ。
ピアノの名手でもあったティシチェンコの11曲のピアノ・ソナタはいずれも個性的な作品であり、今回イタリアのピアニスト、アンドレア・カルカノは第4番、第8番、そして第10番の3曲をレコーディングのプログラムとして選曲しました。
1972年に作曲され特定の人物にではなくお気に入りの都市であったプラハに捧げられた「第4番」、新古典主義を基礎とした作風によって作曲され師であるショスタコーヴィチの音楽からの引用と思われる旋律が登場する「第8番」、そして「見つけた!」、「分かった!」などの意味を持つ「エウレカ(ユリイカ)」を副題とする「第10番」は1997年に作曲されましたが、40年前に作曲された「組曲第1番 Op.4」を再構築したものとされており、作曲者の確立したスタイル、創意工夫と堅実さが表れた秀作です。
ティシチェンコのピアノ・ソナタを弾くアンドレア・カルカノはイタリアの名匠ブルーノ・カニーノ門下の実力派ピアニスト。
ニューヨークのカーネギー・ホール、クリーヴランドのセヴェランス・ホールなどでの演奏を重ね、2019年にはロシア・デビューを果たすなど活躍の場を広げています。
またイタリアのレーベルを中心に録音を行い、2019年からはミラノの名門ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で教鞭を執っています。
Da Vinci Classics
C-00536(1CD)
ヒストリカル・ピアノが奏でるブラームス 〜 ブラームス:ピアノ作品集
●エラール1871年製
スケルツォ変ホ短調 Op.4
サラバンド イ長調 WoO.5-1
ガヴォット イ短調 WoO.3-1
ガヴォット イ長調 WoO.3-2
●プレイエル1875年製
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調 Op.24
●スタインウェイ&サンズ1879年製
4つのピアノ小品 Op.119
アリス・バッカリーニ(ヒストリカル・ピアノ)

録音:2021年2月、バルトーク・スタジオ(ベルナレッジョ、イタリア)
ドイツ音楽における三大Bの1人であり19世紀の巨匠、ブラームスが遺したピアノ作品を作曲者存命当時に製作された3台のヒストリカル・ピアノで奏でた意義深いプロジェクトが実現!
イタリアのジェノヴァ、キアヴァリのピアノ工房バルレッタ・ピアノフォルティのマルコ・バルレッタが今回のレコーディングのための揃えたピアノは、いずれもブラームスの絶頂期に製作された1871年製のエラール、1875年製のプレイエル、そして1879年製のスタインウェイの3台。
1850年代、60年代、そして晩年の90年代の作品をブラームス存命当時の銘器で奏でることにより、作風の変遷と発展、そして当時の響きの再現を実現しています。
3台の銘器でブラームスを奏でるのはミラノ出身の才女アリス・バッカリーニ。
2011年11月には第9回ソシエタ・ウマニタリア国際コンクールで第1位を受賞し、同年の12月31日にはスカラ座バレエ・アカデミーのニューイヤーズ・イヴのガラ・コンサートに招聘されました。
近年ではピリオド楽器の演奏に精力的に取り組んでおり、2021年にはピアノと木管楽器によるアンサンブル、ルミ・クィンテットを結成。活発な活動を展開しています。
Da Vinci Classics
C-00505(1CD)
生きていることを意識する音楽 第2集〜モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフ
モーツァルト:幻想曲第3番ニ短調 K.397/385G
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2、
 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
ラフマニノフ:幻想的小品集より「エレジー」 変ホ短調 Op.3-1
アンドレイ・ガヴリーロフ(P/スタインウェイ)

録音:2020年&2021年、チェコ放送スタジオ1(プラハ、チェコ)
1974年に弱冠18歳でチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、ザルツブルク音楽祭での大成功を収めるものの、その後に待ち受けていたKGBからの迫害。そして一転、当時の共産党書記長ゴルバチョフが認めたことにより、亡命することなく国外に滞在する許可を与えられた旧ソ連における最初の芸術家となるなど、激動の人生を歩んできたガヴリーロフ。
強靭な打鍵、繊細なタッチによる劇的なデュナーミク。時にはピアノが壊れるのではないかと心配になるほどの凄まじいパワー。極端なまでの大胆さと繊細さが同居するその演奏は常に賛否両論を巻き起こしますが、90年代初頭までの全世界での大成功の後に待ち受けていた苦悩の日々、演奏活動休止を乗り越えて見事に復活を遂げ、ガヴリーロフがたどり着いた"現在"がここにあります。「生きていることを意識する音楽」と題されたこのシリーズ第2弾では、リストの最高傑作のひとつである、ロ短調のピアノ・ソナタを中心として収録されました。キャリアを重ね、より深化されたガブリーロフのピアノをご堪能ください。

Hyperion
CDA-68370(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ(第18番) ト長調 D894
ピアノ・ソナタ ホ短調 D769a(断片/旧D994)
ピアノ・ソナタ(第13番) イ長調 D664
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2020年4月20日-22日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストです。
2021年にシューマン(PCDA68363/CDA68363)、ショパン(OCDA68351/CDA68351)と、ロマン派の傑作アルバムを続けてリリースしクラシック・チャートを賑わしてきたスティーヴン・ハフが2022年にリリースする新録音は、前作のピアノ・ソナタ集(CDA67027)以来20数年ぶりとなったシューベルト・アルバム。ウィーン古典派からロマン派の幕開けを担った大作曲家フランツ・シューベルトの生誕225周年を祝うピアノ・ソナタ集は、
「ザ・グレート」や最後の弦楽四重奏曲などのランドマークを辿り、同じように広大な領域を探索する後期のト長調ソナタ D894(第18番)、小規模で優雅なイ長調ソナタ D664(第13番)、そして短い断片だけが残されたD769aのソナタによって、ユニークで素晴しいリサイタルが完成します。
天性のシューベルティアンであるスティーヴン・ハフが、シューベルトの儚き音楽性に鋭敏に反応して創り上げる至高のピアノ・ソナタ集にご期待ください!

CAvi music
85-53233(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV.870-893 ルカ・グリエルミ(フォルテピアノ/ケアスティン・シュバルツ複製ゴットフリート・ジルバーマン1749年モデル)

録音:2017年5月、モンテ・カルメロ聖母教会(イタリア)
1977年トリノ生まれの指揮者、作曲家、そして鍵盤楽器奏者と多才な音楽家であるルカ・グリエルミによるバッハの「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」です。グリエルミはハープシコードをトン・コープマンやパトリツィア・マリサルディに師事し、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレでのオルガンなど、アンサンブルのメンバーとしても活躍しています。また、ジョルディ・サヴァールとの関係も深く20年に渡り共演を繰り返しています。「第1巻」(8553232)のレコーディング時には、バルセロナ音楽博物館に所蔵されているクリスティアン・ツェル製作のオリジナル・ハープシコード(1737年ハンブルク)を使用していましたが、今回はニュルンベルクのドイツ国立博物館に所蔵されている1749年ゴットフリート・ジルバーマン製作のフォルテピアノをケアスティン・シュバルツが複製した楽器が使用されました。バッハも使用したジルバーマンのフォルテピアノの音色でお楽しみください。

Phil.harmonie
PHIL-06006(1CD)
【初紹介旧譜】
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ピ・シェン・チェン(P)

録音:2001年9月、テルデック・スタジオ(ベルリン)
台湾生まれのピアニスト、ピ・シェン・チェンは10歳の頃にケルン音楽大学に入学しました。その後、タチアナ・ニコラーエワ、ゲザ・アンダ、ヴィルヘルム・ケンプ、クラウディオ・アラウといった錚々たるピアニストたちの下で研鑽を積みました。21歳の時にARDミュンヘン国際音楽コンクールで第1位に輝き、国際的な活躍に繋がっていきました。ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン響などと共演をし、また現代音楽の分野でも活躍しジョン・ケージ、ピエール・ブーレーズなどとのコラボレーションも行いました。2004年以降はフライブルク音楽大学で教鞭をとっています。

PASSAVANT MUSIC
PAS-119083(1CD)

PPAS-119083(1CD)
日本語解説国内盤
税込定価
ヴィルトゥオーゾ〜リスト/ブゾーニ/ヒナステラ
リスト:ダンテを読んで - ソナタ風幻想曲 S.161/7、ラ・カンパネラ - パガニーニによる大練習曲 第3番S.141-3
ブゾーニ:エレジー第1番転機のあとに、エレジー第4番 トゥーランドットの居間 (間奏曲)
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番Op.22
バッハ=ブゾーニ:コラール前奏曲 「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」 BWV.639
深見まどか(P)

録音:2018年6月23日、パッサヴァン・アコースティック・スタジオ(フランス)
底知れぬ広がりを見せる音楽性、それを鮮やかに伝えるピアニズムが凝縮!
京都出身、フランスを中心にヨーロッパで高い評価を得る期待の若手ピアニスト、深見まどかのセカンド・アルバム。
ヴィルトゥオーゾ・ピアニストであったリストやブゾーニの作品、さらに超絶技巧と複雑なリズムを特徴とするヒナステラのピアノ・ソナタを収録し、彼女の幅広い音楽性とそれを実現する高度な技巧が見事に昇華されたプログラムです。
PASSAVANT MUSIC
PAS-118090(1CD)

国内仕様盤)
PPAS-118090(1CD)
日本語解説国内盤
税込定価
ドビュッシー:12の練習曲
ラヴェル:鏡
深見まどか(P)

録音:2018年4月2日-3日、パッサヴァン・アコースティック・スタジオ(フランス)
独創的で成熟した哲学を持ってドビュッシーとラヴェルに挑み続ける!
フランスを中心にヨーロッパで高い評価を得、マリア・ジョアン・ピリスからもその実力を賞賛された期待の若手ピアニスト、深見まどかのファースト・アルバム。
京都で生まれ育ち、幼い頃から分野を問わずフランスの芸術作品に慣れ親しみ関心を抱き、中学時代に京都フランス音楽アカデミーで受講、東京芸術大学在学中にフランスのジャン・フランセ国際音楽コンクールに入賞、その後単身パリへ留学するなど、フランス音楽に特別な思い入れを持つ深見まどか。非常に独創的で、成熟した哲学を持ってドビュッシーとラヴェルに挑み続け、フランスと日本文化の調和を表明した名アルバムです。

Avie
AV-2495(1CD)
イン・トランジット〜ハープ作品集
トリスタン・コエーリョ(b.1983):イン・トランジット
ロス・エドワーズ(b.1943):ザ・ハープ・アンド・ザ・ムーン
ローラ・ザール(b.1960):リヴァー・ライト・ルンバ
サリー・グリーナウェイ(b.1984):Liena
リビー・ラーセン(b.1950):主題と逸脱
エレナ・カッツ=チェルニン(b.1957)(グレンジャー編):ブルー・サイレンス
ケイト・ムーア(b.1979):スピン・バード
オーガスタ・リード・トマス(b.1964)(グレンジャー編):オイリュトミー・エチュード「スティル・ライフ」
コエーリョ:ザ・オールド・スクール
サリー・ウィトウェル(b.1974):アンディミニッシュド
ナンシー・グスタフソン(1920-1996):素晴らしい日
デボラ・ヘンソン=コナント(b.1953):ナイチンゲール
エミリー・グレンジャー(Hp)

録音:2020年11月15日&2021年8月、ドルビー・サウンド(シドニー)
アメリカとオーストラリアのハープ奏者エミリー・グレンジャーは、ミズーリ州カンザスシティで生まれました。11歳からハープを始め、インディアナ大学のジェイコブズ音楽院で音楽学士号を取得し、有名な教育者であるスーザン・マクドナルドに師事しました。彼女はシカゴSOやシドニーSO、タスマニアSOなどで客演首席奏者として演奏をしています。このアルバムではアメリカとオーストラリアの作曲を取り上げており、今作でソロ・デビューとなります。

GWK
GWK-153(1CD)
ヴィアマリン〜20世紀のギター作品集
セルゲイ・ルドネフ(b.1955):古い菩提樹
フランシス・クレンジャンス(b.1951):最後の日の夜明けに
アレクサンドル・タンスマン:パッサカリア
ヌッチオ・ダンジェロ(b.1955):2つのリディア調の歌
ヴィラ=ロボス:前奏曲第3番、練習曲第12番
コンスタンティン・ヴァシリエフ(b.1970):ヴィアマリン〜ローラン・ディアンスへのオマージュ
ロマン・ヴィアゾフスキー(G)
ウクライナ・ドネツク生まれのギタリスト、ロマン・ヴィアゾフスキーが弾く20世紀のギター作品集。ドイツでは佐々木忠にも学んでいます。10代の頃から数多くのコンクールで入賞し、1999年には第42回東京国際ギターコンクールでも第1位を獲得しています。順風満帆なギタリスト人生を送っていましたが、2011年に左手の局所性ジストニアを発症。様々な治療を受けるも完治せず、一度はギターと決別することも考えましたが、熱心な研究の末に新しい演奏技術を開発。再び演奏家として歩む道を切り開きました。今作は彼にとって10年ぶりのアルバムとなります。

DUX
DUX-1784(1CD)
エルスネル、クルピンスキ&レッセル:ピアノ作品集
フランティシェク・レッセル(1780-1838):新しいポロネーズ ニ長調
カロル・クルピンスキ(1785-1857):ポロネーズ イ短調、変奏曲ハ長調
レッセル:変奏曲イ短調 Op.15-1、変奏曲イ短調 Op.15-2
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ソナタ第2番ニ長調
クルピンスキ:フーガとコーダ
エルスネル:ポロネーズ ヘ短調、マズルカ風ロンド ト短調
クルピンスキ:ポプリまたは変奏
トマシュ・ルパ(P)

録音:2019年10月1日-2日&2020年10月31日、ショパン音楽大学コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
ポーランド、ポドカルパチエ出身のピアニスト、トマシュ・ルパが、19世紀初頭に活躍したいずれもワルシャワにゆかりのある3人のポーランド人作曲家 〜 エルスネル、レッセル、クルピンスキ 〜 の作品を収録した非常に充実したアルバムです。
このプログラムは変奏曲、ソナタ、ロンド、フーガといった当時の音楽の典型的な形式が用いられたすべての曲に含まれる民族的特徴によって結ばれており、それが古典派の形式と結びついて、独特の音色と感情を持つ音楽を作り出しています。
天才ショパンの影に隠れてはいるが、計り知れない才能が生み出した歴史的、そして何よりも芸術的な価値のある作品の数々をお楽しみ下さい。
DUX
DUX-1750(1CD)
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
即興曲変ホ長調 D.899-2,Op.90-2
カタジナ・クリング(P)

録音:2021年2月16日-17日、ヨーロピアン・センター・パフォーマンス・ホール(オトレンブシ、ポーランド)
ポーランド人ピアニスト、カタジナ・クリングが録音したシューベルトは最晩年の大作「ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調」がメインであり、哲学的、音楽的な考察を深め、演奏者と聴き手の双方を刺激してくれるものです。
カタジナ・クリングはポーランドのウッチ出身の女流ピアニスト。故郷のグラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院で研鑽を積んだ後、ルドルフ・ブッフビンダーなどから指導を受け、ポーランドのモーツァルト・コンクール、国際キェイストゥット・バツェヴィチ室内楽コンクールで入賞した実績を持っています。
DUX
DUX-1790(1CD)
ギエディミン・ロドキエヴィチ(1834-1891):ピアノの詩
ワルツ第2番変ニ長調 Op.24/夜想曲変イ長調/マズルカ ヘ短調 Op.28-1/ラ・メランコリー ヘ短調 Op.10/夜のハーモニー変ホ長調 Op.11/即興曲 Op.16/夢 ヘ短調 Op.13/ギャロップ ヘ長調/ギャロップ変ホ長調/中国の踊り Op.20-1/マズルカ変ロ短調/マズルカ ト短調/マズルカ ハ短調/マズルカ変ロ長調/マズルカ ヘ短調/ポルカ=マズルカ変ニ長調/ポルカ=マズルカ ヘ長調/劇的なディヴェルティスマン/ワルツ第3番変イ長調 Op.33
ヴォジミエシュ・レビエツキ(P)

録音:2021年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・コンサート・ホール(ラドム、ポーランド)
ショパンと同世代のポーランドのコンポーザー=ピアニストであり、リトアニアのヴィリニュスの宮廷やベラルーシのフロドナ州などを活躍の場としたギエディミン・ロドキエヴィチのピアノ作品を集めたレアなプログラム。
「マズルカ」などポーランドの民族音楽の形式や作曲技法をベースとしながらも、自らが活躍したロシア方面の音楽を作品に組み込むなど、独自のスタイルを築いた作曲家です。
ロドキエヴィチのピアノ作品を弾くヴォジミエシュ・レビエツキはポーランド系ベラルーシ人のピアニスト。ベラルーシ国立音楽アカデミーのフロドナ校で教鞭を執り、2012年にはベラルーシ文化省から表彰を受けるなど幅広く活躍しています。
DUX
DUX-1754(1CD)
ショパン・リサイタル
夜想曲第20番嬰ハ短調 Op.Posth「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」/夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/マズルカ第26番嬰ハ短調 Op.41-1/マズルカ第27番ホ短調 Op.41-2/マズルカ第28番ロ長調 Op.41-3/マズルカ第29番変イ長調 Op.41-4/夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/バラード第3番変イ長調 Op.47/ワルツ イ短調 Op.Posth/ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
マレク・ミゼラ(P)

録音:2021年3月、グラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院(ウッチ、ポーランド)
ワルシャワのショパン音楽大学でカジミェシュ・ギェルジョト教授に学んだ後、欧州各地や中東、中国、カナダ、アンゴラ、キューバなどを巡り、リサイタルを重ねてきたポーランドのピアニスト、マレク・ミゼラ。
現在、キェルツェのヤン・コチャノフスキ大学の教授を務めているマレク・ミゼラのショパン・プログラムのコンセプトは「ショパネスク」。ショパンの作品を包括的かつ横断的に捉えることのできるレパートリーでプログラムが形成されています。

nosag records
NOSAGCD-238(1CD)
スカルラッティ:ソナタ集(アコーディオン版)
ソナタ ニ長調 K.33/ソナタ ニ長調 K.491/ソナタ ハ長調 K.132/ソナタ ヘ長調 K.107/ソナタ ト短調 K.450/ソナタ ト短調 K.8/ソナタ ニ長調 K.397/ソナタ ニ長調 K.430/ソナタ 二短調 K.141/ソナタ ホ長調 K.162/ソナタ ホ短調 K.325/ソナタ ハ長調 K.159/ソナタ 変ロ長調 K.202/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ハ長調 K.461
シェル・ビュグデーン(アコーディオン)
ドメニコ・スカルラッティは、1685年、ナポリに生まれ、父アレッサンドロから音楽の手ほどきを受けました。当時の著名な作曲家たちに学び、1701年、ナポリの王宮礼拝堂の作曲家、オルガニストに任命され、1719年、ポルトガルの王女に音楽を教えるためリスボンに渡り、その後の人生の大半、ポルトガルとスペインの王室に仕えました。
バッハとヘンデルと同じ年に生まれ、バロックの作曲家に分類されるものの、独創性と革新性にみちた彼の音楽は、古典時代の様式の発展に大きな影響を与えたといわれます。1738年出版の『30の練習曲』をはじめとする555曲のソナタが代表作とされ、チェンバロ奏者だけでなく現代のピアニストや作曲家からも賞賛されてきました。
スウェーデンのアコーディオン奏者、シェル・ビュグデーン(b.1960)は、その中から15曲を選び、原典版を基にみずから編曲。ロシア式クロマティック・アコーディオン「バヤン」で演奏しています。

CALLIOPE
CAL-2194(1CD)
ドゥムカ〜ボロディン、グリンカ、チャイコフスキーほか:ピアノ作品集
グリンカ:マズルカの思い出、
 夜想曲 変ホ長調、夜想曲「別れ」
レオカディヤ・カシュペロヴァ(1872-1940):2つの薔薇
ボロディン:「小組曲」よりマズルカ、修道院にて、間奏曲
チャイコフスキー:ロマンス へ短調 Op.5
 ドゥムカ-ロシアの農村風景 Op.59
エラ・アダイェフスカヤ(1846-1926):サラバンド、ガヴォット
ハチャトゥリアン:トッカータ 変ホ短調
タチアナ・ニコラーエワ(1924-1993):子どものためのアルバム Op.19
ヤスミナ・クーラグリッチ(P)

録音:2021年9月、ステファン・パウレロ・スタジオ(フランス)
優れた感性とスラヴ的情熱を融合させた、創造性豊かな演奏が賞賛されているセルビア・ベオグラード出身のピアニスト、ヤスミナ・クーラグリッチのロシアン・アルバム。スラヴ人作曲家たちが好んで使用し、彼らの音楽を豊かなものにしたドゥムカ(ドゥーマという単語の短縮形であり、もともとはウクライナの叙事詩を意味する言葉。しばしば思索的でメランコリックな性格を持つ)をテーマに、グリンカやチャイコフスキー、ボロディン、ハチャトゥリアンらの選りすぐりのピアノ作品を集め、聴き手を本物のロシアへと誘います。アントン・ルビンシテインに師事し、民族音楽研究家としても活躍したエラ・アダイェフスカヤ(1846-1926)や、優れたピアニストでありストラヴィンスキーを教えたことでも知られるレオカディヤ・カシュペロヴァ(1872-1940)、そしてロシア・ピアノ音楽界の巨匠であるタチアナ・ニコラーエワ(1924-1993)といった女性音楽家たちによる珍しい作品が収録されているのも大きなポイントです。
「(これらの作品は)あるものは激しく叙情的で、あるものは濃密で生命力にあふれ、またあるものは茶目っ気を感じさせ、喜びはいつでも存在し得るのだということを教えてくれます。このプログラムで、私の出身地であるスラヴが生んだ最も美しいもの、すなわち深い感情、無限の甘さ、そして生きる強さと勇気を提供できると感じています。」(ヤスミナ・クーラグリッチ)

Stradivarius
STR-37201(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ作品全集Vol.1
10の格言集Op.13
8 つの前奏曲Op.2
3 つの幻想的舞曲Op.5
若き日の作品(1918-20)全9曲
24 の前奏曲Op.34
エウジェニオ・カトーネ(P)

録音:2020年12月スプラッシュ・レコーディング・スタジオ、ナポリ
自身がショパン・コンクールに出場するほど卓越したピアニストだったショスタコーヴィ チは多くのピアノ作品を残したが、その全貌に迫る好企画の第 1 弾。このディスクでは 普段ほとんど演奏、録音される機会のない初期作品が収められており、大変興味深 い。10 の格言集は作曲者21 歳の作品で当時としてはかなり前衛的、実験的で西側前 衛派の動向をかなり意識して書かれています。3 つの幻想的舞曲は若干16 歳、音楽院の 学生時代の作品でショパンの影響の中に僅かに後年のショスタコーヴィチらしい機知と 諧謔性が感じられる佳品。さらに 12〜16 歳頃の習作「若き日の作品」ではショパン、シ ューベルトらの影響が感じられる愛らしい曲集。この全集Vol.1 ではOp.34 以外は録音:が極端に見つけづらくコンサートでもまず取り上げられる機会がない作品ばかりが収め られているため、資料的にも非常に価値が高い。この機会に入手しておくのが賢明。ピ アノ演奏のエウジェニオ・カトーネは 1986 年イタリア生まれの若き俊英。ヨーロッパの国 際コンクールで数々の優勝、上位入賞を果たし、ソロ、室内楽の分野で活躍しています。

Goodies
78CDR-3857(1CDR)
税込定価
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調作品58
マズルカ第5番変ロ長調作品 7-1
幻想即興曲嬰ハ短調作品66
エチュードヘ短調作品25-2 -
エチュード変ト長調作品10-5「黒鍵」
ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2
アレクサンダー・ブライロフスキー(P)

米 RCA VICTOR 1650/3, set DM548(auto)(英HMV DB3700/2と同一録音) (ソナタ第3番)1938年録音
独 POLYDOR 95324(マズルカ&幻想即興曲)1929年録音
仏 POLYDOR 95140 ( エチュード&ワルツ)1928年録音
アレクサンダー・ブライロフスキー(1896-1976)はウクライナのキエフ生まれ。 1911年にキエフ音楽院をゴールドメダルを得て卒業し、1914年までウィーンで テオドール・レシェティツキに師事してさらに研鑽を積んだ。そ の後チューリッヒでフェルッチョ・ブゾーニに、最後にフランシ ス・プランテ(1839-1934)についた。1926年にはフランスの市民権を得た。ブ ライロフスキーはショパンの全160曲のピアノ作品を6回のコンサートで演奏す る史上初の快挙をうちたて、その一部ではショパンの所有したピアノを演奏し た。ブライラフスキーはこのシリーズで1928年録音のショパン:ピアノ協奏曲 第1番(78CDR-3542)が出ています。一味違うヨーロッパ時代のブライロフスキー の演奏に是非耳を傾けて頂きたい。(グッディーズ)

Hanssler
HC-21047(1CD)
バッハとバリオス
バリオス:マズルカ・アパシオナータ
バッハ:組曲 ホ短調 BWV 996
バリオス:大聖堂
バッハ:シャコンヌ BWV 1004/5
バリオス:前奏曲 イ短調
バリオス:ワルツ Op.8-3
バッハ:組曲 ト短調 BWV 995
ホセ・フェルナンデス・バルデシオ(G)

録音:2020年9月/ドイツ
国際的ギタリストとして活躍するホセ・フェルナンデス・バルデシオ。様々な視点からアルバムを作成しておりますが、当アルバムではバッハとバリオスを組み合 わせました。
アグスティン・ピオ・バリオス(バリオス=マンゴレ)(1885-1944)はパラグアイ生まれのコンポーザー・ギタリストで詩人としても活躍。アルゼンチン、ブラ ジル、ボリビアに囲まれた内陸国パラグアイから生まれた演奏家はやがて南米を代表する音楽家の一人として活躍。ブラジルには 15 年ほど住み、その間ヴィラ= ロボスに自作を演奏し驚嘆させたというエピソードもあります。その音楽は哀愁に満ち、なんともいえない南米らしさが魅力。切ないメロディに思わずうるっときて しまいそうです。一方、バッハはリュート組曲2篇とシャコンヌを収録しております。
時代も文化圏も異なる2人の作曲家。一見すると共通点のないもように思えますが、全く異なる世界を持つ2人の作品を交互に演奏することで、不思議と融和 しひとつの大きな作品のように拡大していきます。バルデシオの優れた演奏でお楽しみください! (Ki)
Hanssler
HC-21046(1CD)
ベートーヴェンとラッヘンマン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ラッケマン:「ゆりかごの音楽」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ラッケマン:「マルシュ・ファタール」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番Op.111
モーリッツ・ヴィンケルマン(P)

録音:2021年9月4-7日ライツターデル(ノイマルクト)
2015年ベートーヴェン国際ピアノコンクール入賞の実力派モーリッツ・ヴィンケルマンがベートーヴェンの後期三大ソナタとドイツの現代作曲家ヘルムート・ラッ ヘンマン(1935-)の作品を組みあわせたアルバムをリリース!
「ベートーヴェンとラッヘンマンを交互に配置することで緊張と親密さが生まれます」と語るヴィンケルマン。後期三大ソナタの間にラッヘンマンの2作が置かれ ることで、まるで新たな文脈が出現したようにも聴こえます。
ヴィンケルマンは祖父ゲアハルト・ウィリヘルムよりピアノの手ほどきを受け、マンハイム音楽大学でミカエル・ハウバーに師事。またピーボディ音楽院(ボルティ モア)ではレオン・フライシャーに師事し2010年にはカーネギーホールでデビューしています。現在、演奏活動の傍らシュトゥットガルト音楽演劇大学にて後進の 指導にも当たっています。 (Ki)
Hanssler
HC-21038(1CD)
ヴィオラ・ヴィルトゥオーサ
バッハ(コダーイ編):半音階的幻想曲とフーガ BWV 903(ヴィオラ版)
レーガー:3つの無伴奏ヴィオラ組曲 Op.131d
ビーバー:ロザリオのソナタより「パッサカリア」(ヴィオラ版)
カサド:無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番Op.27-4(ヴィオラ版)
ファイト・ヘルテンシュタイン(Va)

録音:2021年7月5-7日インマヌエル教会(ヴッパータール)
1985年生まれの俊英ヴィオリスト、ファイト・ヘルテンシュタインがヴィオラの新たな魅力を示唆した無伴奏アルバム「ヴィオラ・ヴィルトゥオーサ」をリリース!
ヘルテンシュタインはジュネーヴ音楽院において今井信子に師事し、2009年第1回東京国際ヴィオラ・コンクールにて第3位並びに聴衆賞を受賞している実力 派。ヴェルビエ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、そしてヴィオラスペースにも参加しております。ここ数年は今井信子のアシスタントとして小樽・ヴィオラマス タークラスに参加しており、日本でもおなじみの演奏家となっております。2011年から2017年までバーゼルSOの首席ヴィオラ奏者を務め、2015年10 月よりドイツ・デトモルト音楽大学の教授として後進の育成に尽力を注いでいます。ヘンスラー・レーベルからショスタコーヴィチのソナタ(HC-20011)をリリー スしております。
アルバム「ヴィオラ・ヴィルトゥオーサ」はレーガーを主軸に、それ以外はアレンジ作品で構成。コダーイ編のバッハの半音階的幻想曲とフーガ、ヘルテンシュタイ ン編曲によるビーバーのパッサカリア、カサドの無伴奏チェロ組曲、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番をヴィオラ版でお届けします(ビーバーとイザイは原 曲から5度下げて演奏しております)。
「私たちヴィオリストにとって、ヴァイオリンとチェロ双方の音色の要素を持つヴィオラは表現の幅が実に広いと思っております。このCDではトランスクリプショ ンを多く収録していますが、それは作曲家の精神に忠実である限り、よい音楽はさまざまな方法(楽器)でも演奏できると確信しているからです。イザイは私の大 好きな作曲家でコンサートでも頻繁に取り上げてきました。また、カサドは私の弟子のマルティン・モリアルティがある日カサドのスコアを持ってレッスンに現れた のですが、そのレッスンでこの組曲を弾いてみたら、実に美しい響きで表現できたのですぐに気に入りました(マルティンに感謝しています!)。素晴らしい作品の 数々をヴィオラの音色にお楽しみください!」(ファイト・ヘルテンシュタイン) (Ki)

Challenge Classics
CC-72892(1CD)

KKC-6500(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価
グラーフ・ピアノのレプリカによるシューベルト
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
3つのピアノ曲 D.946ト
伊藤綾子(フォルテピアノ)
[使用楽器:2000年クリストファー・クラーク製。1826年コンラート・グラーフ製造番号995番のレプリカ]

録音:2019年10月28-30日ベルギー、シントトロイデン、アカデミーザール
名だたる作曲家がその響きに魅了され、当時最高のフォルテピアノ製作者と謳われたウィーンの名工、コンラート・グラーフ(1782-1851)の手による1826年製フォルテピアノのレプリカを使用したシューベルトの作品集。非常に良い状態で残っているオリジナルの楽器と、フランス政府から人間国宝の称号を与えられているクリストファー・クラーク(1947-)による精巧なレプリカは、ともにアントワープのフレースハウス楽器博物館に保管されています。フォルテピアノ奏者の伊藤綾子はアントワープ王立音楽院学生時にこれらの楽器を弾く機会を得、その素晴らしさに「いつかCD録音したい」と夢を膨らませました。
そして実現した念願のCD録音はChallenge Classicsレーベルへのデビュー盤でもあります。楽器の持つ繊細さと力強さを余すことなく引き出した演奏がウィーンで生きた作曲家シューベルトの音楽とみごとに呼応、かつてないほど新しい光に満ちた世界が広がります。楽器は4本のペダル(サステインペダル、ウナコルダ、モデラート、ファゴット)を備えており、特にモデラート・ペダルは夢見るような柔らかな音色を生み、ここぞというところで素晴らしい効果を発揮します。
「中音域は人間の声を反映し、低音は地獄からの響きを思い起こさせ、高音は天国から降り注いでくるようです。モデラート・ペダルは、柔らかく、夢を見るような音色を響かせ、私たちを別世界へと導きます。」「シューベルトのピアノ作品は、ウィーンのフォルテピアノと強い関連性があることを示しています。その楽器で、シューベルトの歌うようなメロディーと大胆な転調を自然に表現できるのです。その響きはテンポを決定し、独特の音色を描き、明確なアーティキュレーションを要求し、鋭敏で表現力のあるスフォルツァンドを生み出すのです。」(伊藤綾子)

King International
KKC-086(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価
『nostalgia』〜クライスラー:ヴァイオリン小品集
(1)プニャーニのスタイルによるテンポ・ディ・メヌエット
(2)オペレッタ「オペラ座舞踏会」から『真夜中の鐘』(ホイベルガー)
(3)ロマンス(シューマン)
(4)我が母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)
(5)ウィーン風小行進曲
(6)ウィーン奇想曲 Op.2
(7)中国の太鼓 Op.3
(8)愛の喜び
(9)愛の悲しみ
(10)美しきロスマリン
(11)ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
(12)ラ・ヒターナ(ジプシーの女)
(13)タルティーニのスタイルによるコレッリの主題による変奏曲
(14)クープランのスタイルによるルイ13世の歌とパヴァーヌ
(15)プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ
(16) 歌 劇「オルフェオとエウリディー チェ」から『メロディ』( グ ルック )
(17)「ハフナー・セレナード」ニ長調 K.250より『ロンド』(モーツァルト)
(18)スラヴ舞曲 ホ短調 Op.46-2(ドヴォルザーク)
(19)タンゴOp.165-2 (アルベニス)
鷲見恵理子(Vn)、
エミィ・トドロキ・シュワルツ(P)
ヴァイオリン:Andrea Guarnerius(1686年製作)
弓:Dominique Peccatte
ピアノ:Steinway D-274 Hamburg #587445(2009年製造)[A’=443Hz]

録音:2021年8月30&31日キング関口台スタジオ(第1スタジオ)
情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子が全身全霊で挑んだオール・クライスラー・プログラム。「コロナ禍の前は、演奏活動で常にめまぐるしい状況でしたが、今は 一変。時の流れが緩やかになったような気がします。そんな時、以前に住んでいたミラノや、度々訪れる機会があったウィーンの街での、ゆったりした時間を思い出 して、ノスタルジックな気分に陥りました」と語る鷲見恵理子。この時代だからこそ聴き手に届けたいと思ったのがクライスラーでした。郷愁(ノスタルジア)ととも に未来への希望のメッセージを託し珠玉の19曲を奏でます。
収録曲はおなじみの「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」をはじめ、クライスラーが編曲したモーツァルト、ドヴォルザーク、シューマン、グルックなど の名曲も収録。20世紀の名ヴァイオリニストの演奏を彷彿とさせる鷲見の温かく豊かな音色とエミィ・トドロキ・シュワルツの気品に満ちたピアノでお届けする演 奏。どこか懐かしくも聴き手の心にあかりを灯す究極のクライスラー・アルバムが完成しました。 (Ki)

KLARTHE
KLA-007(1CD)
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番p.72
無伴奏チェロ組曲第2番Op.80
無伴奏チェロ組曲第3番Op.87
ギヨーム・マルティニェ(Vc)

録音:2014年5月&6月サン=ピエール教会、パンピニー(スイス)
プソフォスSQのチェロ奏者としても活躍する名手ギヨーム・マルティニェがブリテンの3つの無伴奏チェロ組曲を録音しました。「私はいつもブリテン の音楽に魅了されています!子供のころにブリテンのオペラに出会いそれ以来虜になっています。3つの無伴奏チェロ組曲をはじめて弾こうと思ったのは私の師マ ルク・ドゥロビンスキーからの助言がきっかけです。彼の師であるロストロポーヴィチはこの作品をブリテンから献呈されており私はその作品が持つ精神性と豊か な詩情に魅了されています。」と語るマルティニェ。孫弟子マルティニェが確かな技術と師から受け継いだ魂で驚くべき演奏を展開します。 (Ki)
KLARTHE
KLA-114(1CD)
「さびしい泉のほとり」
R・シュトラウス:「ばらの騎士」によるコンサート用ワルツ Op.59 TrV227(オットー・ジンガー編)
5つのピアノ小品 Op.3
4つの歌曲 Op.27より第4曲「明日の朝」(マックス・レーガー編)
「最後の花びら」からの8つの歌曲 Op.10より第2曲「何もなく」(レーガー編)
情緒のある風景 Op.9
アンダンテ ヘ長調 遺作(クリストフ・シュトルツェネッガー編)
クリストフ・シュトルツェネッガ ー(P)

録音:2020年9月1-3日ラ・ショー・ド・フォン(スイス)
高名なホルン奏者として知られるクリストフ・シュトルツェネッガー。演奏家としてはピアニストとしても活躍する二刀流。その腕前は確かなもので驚かされます。 さらに作曲家としても活躍するマルチな才能の持ち主です。そんなシュトルツェネッガーのピアニストとしての最新盤はR・シュトラウスのオリジナルとアレ ンジ作品です。
R・シュトラウスといえば交響詩「英雄の生涯」、楽劇「サロメ」など、大規模なオーケストラのイメージがありますが、初期には美しいピアノ作品を作曲。 当アルバムには「5つのピアノ小品」「情緒のある風景」を収録しております。また編曲ものも注目。ジンガー編の「ばらの騎士」によるコンサート用ワルツ、レーガー 編の歌曲から2曲、そしてシュトルツェネッガー編のホルンの作品をピアノ独奏版でお届けます。クリスタルな音が魅力のシュトルツェネッガーがリヒャルト・シュト ラウスの煌びやかな旋律を奏でます。
KLARTHE
KLA-054(1CD)
「崇高なる牧歌」
(1)シューマン:間奏曲 Op.4
(2)クララ・シューマン:3つのロマンス Op.21(ブラームスに献呈)
(3)シューマン(クララ・シューマン編):リーダークライス Op.39
(4)シューマン:交響的練習曲のための5つの変奏曲 遺作
(5)クリストフ・シュトルツェネッガー:アナクロン IV Op.17(コリーナ・ビルの詩による)
クリストフ・シュトルツェネッガー(P/Steinway D 395870)、
(5)クレメンス・ティルカン(S)

ン録音:2017年6月12-14日/フランス
「崇高なる牧歌」と題されたこのアルバムはロベルト&クララ・シューマンのピアノ作品集で演奏のクリストフ・シュトルツェネッガーが二人の偉大な作曲家に 捧げる思いでアルバムを作成しました。収録作品はロベルトの間奏曲 Op. 4と交響的練習曲 Op.13から除かれた5つの変奏曲 遺作、クララの3つのロマンス Op.21、クララがピアノに編曲したロベルトのリーダークライスOp.39から6曲、そしてシュトルツェネッガーが作曲したソプラノとピアノのための6つの「アナク ロンIV」Op.17です。
演奏のクリストフ・シュトルツェネッガーはホルン奏者としても有名で作曲家としてもその名が知られるマルチな才能の持ち主。ホルン奏者としてはジュネーヴ・ ブラスのメンバーとしても活躍し、Clavesレーベルからスイスの現代作曲家作品集「スイスの顔」(50-3025)をリリースされたばかりです。 (Ki)



Grand Piano
GP-897X(10CD)
NX-H10

NYCX-10282(10CD)
日本語訳付国内盤
税込定価
Grand Pianoレーベル10周年記念企画第一弾〜女性作曲家の3世紀
【CD1&2】… GP872
アンヌ=ルイーズ・ボイヴァン・ダドンクール・ブリヨン・ド・ジュイ(1774-1824): ピアノ・ソナタ集
【CD1】
1-2. ソナット(ソナタ)イ短調
ピアノのためのソナタ・コレクション第3集
3-4. ソナタ 第1番ハ短調
5-6. ソナタ 第2番変ロ長調
7-8. ソナタ 第3番ハ長調
9-10. ソナタ 第4番ト短調
11-12. ソナタ 第5番変ホ長調
【CD2】
ピアノのためのソナタ・コレクション第3集(続き)
1-2. ソナタ 第6番ニ短調
3-5. ソナタ 第7番変ロ長調
6-7. ソナタ 第8番イ短調
8-9. ソナタ 第9番ヘ短調
10-11. ソナタ 第10番ト短調
12-13. ソナタ 第11番ニ短調
14-15. ソナタ 第12番ハ短調
【CD3&4】…GP885
エレーヌ=アントワネット=マリー=ド・ヌルヴォ・ド・モンジュルー(1764-1836): ピアノ・ソナタ集
【CD3】
3つのピアノ・ソナタ Op.1(1795年出版)
1-2. ソナタ 第1番ヘ長調…世界初録音
3-4. ソナタ 第2番変ホ長調…世界初録音
5-6. ソナタ 第3番ヘ短調
3つのピアノ・ソナタ Op.2(1800年頃出版)
7-8. ソナタ 第1番ト短調
9-11. ソナタ 第2番ハ長調
【CD4】
1-3. ソナタ 第3番イ短調
3つのピアノ・ソナタ Op.5(1811年出版)
4-7. ソナタ 第1番ニ長調…世界初録音
8-10. ソナタ 第2番へ短調
11-13. ソナタ 第3番嬰ヘ短調
【CD5】…GP685
マリア・シマノフスカ (1789-1831):ピアノ作品集
1-18. 18の舞曲
19-42. 24のマズルカ
43-48. 6つのメヌエット
49. ジョゼフ・ポニャトフスキ大公お気に入りの民謡によるポロネーズ
50. ポーランド舞曲
51. コティリオンまたは比喩的なワルツ
【CD6】…GP902
アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)(1847-1907): ピアノ作品集
1. 組曲 Op. 20 - 第1曲 前奏曲
2. 3つの小品 Op. 15 - 第1曲 セレナード ヘ長調
3. 演奏会用練習曲集 Op. 57 - 第1番アレグレット
4. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第1曲 結婚行進曲
5. 6つの牧歌 Op. 24 - 第1曲 アレグレット・レッジェーロ
6-8. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30より
第9曲 Siklebakken
第10曲 Kivlemoyerne
第11曲 Fanitullen
9. 6つの牧歌 Op. 24 - 第5曲 アレグレット・トランクィッロ
10. 6つの幻想的小品 「子供たちの絵画」 Op. 66 - 第1曲 Ride, ride Ranke
11. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第3曲 山の歌
12. 3つのハンガリーの練習曲 Op. 38 - 第2番 間奏曲
13. 10の幻想的小品 Op. 39 - 第1曲 思い出
14. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第8曲 婚礼の調べ
15. 4つのスケッチ Op. 19 - 第1番アレグレット・レッジェーロ
16. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第1曲 ハリング
17. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第4曲 さようなら
18. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第6曲 春の踊り
19. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第5曲 春の踊り
20. 組曲 Op. 20 - 第2曲 夜想曲
21. フルドレスラート…世界初録音
22. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第9曲 ロマンス
23. 青い山にて Op. 44 - 第2曲 I Trollhallen
24. 6つの演奏会用練習曲 Op. 11 - 第4番変ロ長調
【CD7】…GP660
テレーサ・カレーニョ(1853-1917):ピアノ作品集
1. 故郷の思い出 Op. 10
2. カプリース・エチュード第1番Op. 4
3. 祈り Op. 12
4. 夢想・即興 Op. 3
5. 葬送行進曲 Op. 11
6. カプリース・エチュード第2番Op. 6
7. 悲歌第2番- 別れ Op. 18
8. 悲歌第6番- 墓前での嘆き Op. 22
9. 一粒の涙 Op. 5
10. ゴットシャルク・ワルツ Op. 1
【CD8】…GP708
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940): ピアノ作品全集
1-8. ソナタ・アパッショナータ Op.6(1933)
3つのピアノ小品 Op.9より(1935)
9.第1番:前奏曲
10.第2番:蟹のカノン
11. グロテスクなパッサカリア(1935)
12-16. ピアノのための5つのコンポジション(1931-32)
17-20. 4月の前奏曲 Op.13(1937)
21-26. サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲 Op.16(1838)
27. ピアノのための舞曲 Op.23 - 第1番(1940 未出版・・・ジョルジオ・コウクルによる復元版)
2つの花束(1935)…世界初録音
28. スミレの小さな花束
29. 秋の葉
30. 小さな歌(1936)
31. オスティナート・フォックス(1937)…世界初録音
32. 祝祭ファンファーレ(1940)…世界初録音
【CD9】…GP879
タニャ・エカナヤカ(1977-):惑星と人類 -ピアノ・リフレクションズ(2018-20)
1. 海王星 - アシャニンカ・キンドルド
2. 火星と南極大陸
3. 天王星 - ナンバルワー・サステイニング
4. 金星 - サーミ・トレイスド
5. 土星 - ゴンド・インスパイアード
6. 地球 - 生命
7. 木星 - クリー・キャスト
8. 火星 - ハザベ・タッチド
【CD10】…GP844
PIONEERS 先駆者たち 女性作曲家たちのピアノ曲集
1. ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):花の一生 Op.19 - No.5 ばら(1904-1905)
2. セシル・シャミナード(1857-1944):ワルツ・カプリース Op.33(1885頃出版)
3. アンナ・ボン(1739頃-1769以降):ソナタ 変ロ長調 Op.2 No.2(1757出版)
4. クララ・シューマン:3つのロマンス Op.21-No.1 - イ短調(1853-55)
5. アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)(1847-1907):
3つの小品 Op.15 - No.3 フモレスケ ト短調(1882出版)
6. エイミー・ビーチ(1867-1944):夕べのツグミ Op.92 No.1(1921)
7. ビーチ:スコットランドの伝説 Op.54 No.1(1903)
8. エンマ・コダーイ(1863-1958):ウィーンのワルツ(1925頃)
9-11. リリー・ブーランジェ:ピアノのための3つの小品(1914)
12. シキーニャ・ゴンザーガ(1847-1935):ワルツ「カナネア」(P編)(1900頃)
13. ゴンザーガ:ヴィンテムの水(1897頃出版)
14. バッケル=グロンダール(グレンダール): 3つのピアノ小品 Op.35 No.2 - アルバムの綴り(1894出版)
15. テクラ・バダジェフスカ(1834-1861):マズルカ「甘い夢」(1863出版)
16. フローレンス・ベアトリス・プライス(1887-1953): ピアノ・ソナタ ホ短調 - II. Andante(1932出版)
17-19. タチアナ・ニコラーエワ(1924-1993):子供のためのアルバム Op.19より(1958)
20. ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940): 4月の前奏曲 Op.13 No.2 -Andante(1937)
21. 三宅榛名(1942-):北緯43度のタンゴ(2019 ピアノ版)
【CD1&2】… GP872
世界初録音
ニコラス・ホルヴァート(P)
録音:2020年10月12-23日

【CD3&4】…GP885
ニコラス・ホルヴァート(P)
録音:2021年1月11-18日、2021年2月22-28日

【CD5】…GP685
アレクサンダー・コストリツァ(P)
録音:2014年6月7-8日

【CD6】…GP902
サラ・アイメー・スミセス(P)
録音:2020年11月20日、2021年4月9日、2021年9月15日

【CD7】…GP660
7を除き世界初録音
アレクサンドラ・エーラー(P)
録音:2013年4月13-15日

【CD8】…GP708
ジョルジオ・コウクル(P)
録音:2016年1月5日

【CD9】…GP879
世界初録音
タニャ・エカナヤカ(P)
録音:2020年12月7-9日

【CD10】…GP844
石本裕子(P)
録音:2019年7月15-16日
20世紀中盤までクラシックの作曲界は圧倒的な男性社会でした。女性は作曲に向いていないとされ、発 表の機会を与えられない、文化人のサークルから排斥される、家庭に入ることを強要される、まずは容姿で 判断される、が当たり前だったのです。しかし、歴史上、作曲をした女性は6000人以上いたと言われていま す。彼女たちは彼女たちなりの闘いでその音楽人生を切り開いて行きました。音楽も嗜む良家の奥様であ り続けたブリヨン・ド・ジュイ、侯爵夫人という恵まれた環境と夫をフランス革命で失うもその後を楽才を武器 に生き抜いたモンジェロール、ピアノの腕と抜群の容姿でゲーテをも魅了したシマノフスカヤ、チェコ近代音楽 の情熱的な推進者として注目されながら25歳で病没したカプラーロヴァー、ポップスや民謡の要素を取り入 れて現代の調性音楽を書き続けるスリランカのエカナカヤなど20人の女性作曲家の生きざまがここに刻まれ ています。 --吉池 拓男
*国内仕様盤には「知られざる音楽を広める会」を主宰し、 『女性作曲家列伝』の共著のある谷戸基岩氏よる日本語解説が付属します。
Grand Piano
GP-884(1CD)
NX-B03
アルフォンス・シュツェルビンスキ(1858-1895): ピアノ作品全集 第2集
ポロネーズ 変ロ長調 Op. 13
ロンドー ヘ長調 Op. 1
3つの無言歌 Op. 8
主題と変奏 ト短調(G. コウクルによる補筆完成版)
無言歌 ホ短調
カプリッチョ ニ短調(G. コウクルによる補筆完成版)
言歌 変イ長調 Op. 16
アンダンテと変奏 ヘ長調(G. コウクルによる補筆完成版)
無言歌 嬰ハ短調 Op. 31
フーガ ハ長調(G. コウクルによる補筆完成版)
ジョルジオ・コウクル(P…Steinway, Model D)

録音:2021年10月24日
世界初録音
ポーランド後期ロマン派の作曲家アルフォンス・シュツェルビンスキ。幼い頃から音楽の才能を発揮、ベルリン でエドゥヴァルト・グレルとヴォルデマール・バルギールに作曲を学んだ後、ポーランドに戻り上流家庭の音楽教 師として人気を得ました。しかし、その生活は演奏家及び作曲家としての向上心を満たすことはできず、クラ クフ音楽院の教職に応募するも却下され、やがて経済面でも苦境に追い込まれたシュツェルビンスキは、現 世での成功を諦めて宗教に救いを求めます。頼りにした神父との面談に向かった彼は、宿の暖房装置の故 障が原因で大量の煙を吸い込んで健康を害し、修道院に入ることなく、親族の家にで36歳の人生を閉じ ました。その作品の多くは作曲者自身によって破棄されたり、第1次大戦中に逸失したと見られていますが、 作曲家の姪マリア・シュツェルビンスカの尽力により約65作が確認されています。この第2集にはコウクルによ る補筆完成版も含め、12曲が紹介されています。精緻な対位法によるフーガ、メンデルスゾーン風の「無言 歌」や、ショパンを思わせるポロネーズなど、美しく愛らしい旋律を持つさまざまな作品をお楽しみください。
rand Piano
GP-902(1CD)
NX-B03
アガーテ・バッケル・グロンダール(グレンダール)(1847-1907): ピアノ作品集
1. 組曲 Op. 20 - 第1曲 前奏曲(1887)
2. 3つの小品 Op. 15 - 第1曲 セレナード ヘ長調(1882)
3. 演奏会用練習曲集 Op. 57 - 第1番アレグレット(1903)
4. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第1曲 結婚行進曲(1891)
5. 6つの牧歌 Op. 24 - 第1曲 アレグレット・レッジェーロ(1888)
6-8. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30より(1891)
 第9曲 Siklebakken
 第10曲 Kivlemoyerneシヴレ谷の娘たち
 第11曲 Fanitullen
9. 6つの牧歌 Op. 24 - 第5曲 アレグレット・トランクィッロ(1888)
10. 6つの幻想的小品 「子供たちの絵画」 Op. 66 - 第1曲 Ride, ride Ranke(1905)
11. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第3曲 山の歌(1894)
12. 3つのハンガリーの練習曲 Op. 38 - 第2番 間奏曲(1896)
13. 10の幻想的小品 Op. 39 - 第1曲 思い出(1896)
14. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第8曲 婚礼の調べ(1894)
15. 4つのスケッチ Op. 19 - 第1番アレグレット・レッジェーロ(1886)
16. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第1曲 ハリング(1894)
17. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第4曲 さようなら(1894)
18. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第6曲 春の踊り(1894)
19. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第5曲 春の踊り(1891)
20. 組曲 Op. 20 - 第2曲 夜想曲(1887)
21. フルドレスラート(1887)…世界初録音
22. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第9曲 ロマンス(1902)
23. 青い山にて Op. 44 - 第2曲 I Trollhallen((1894)
24. 6つの演奏会用練習曲 Op. 11 - 第4番変ロ長調(1881)
サラ・アイメー・スミセス(P)

録音:2020年11月20日、2021年4月9日、2021年9月15日
ノルウェーのピアニスト・作曲家アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)。オスロで学んだ後、フィレンツェでハンス・フォン・ビューロー、ワイマールで フランツ・リストに師事。優れたピアニストとして活躍を始めました。アイルランドを代表する文学者バーナード・ショーも彼女の演奏を称賛するなど、ロン ドンとパリを中心に世界的な名声を博しましたが、聴力を失ったことで演奏活動から引退。以降は優れた教師として数多くの生徒を指導しました。 作曲家としての彼女は、声楽曲とピアノ曲を中心に400曲ほどを遺しており、親友であったエドヴァルド・グリーグと共に、ノルウェー音楽史の黄金時 代の形成に大きな貢献を果たしています。 美しい「セレナード」をはじめとする初期の作品にはショパンやシューマンなどのヨーロッパのロマン派の影響が感じられますが、晩年の作品には印象派 のスタイルが採り入れられており、「青い山にて」はノルウェー作曲家による最初の印象派の作品とみなされています。 彼女の息子フリチョフ・バッカー-グロンダール(1885-1959)もピアニスト・作曲家であり、コンサートでは母の作品を積極的に演奏、宣伝に尽力しま した。 演奏者のサラ・アイメー・スミセスはオスロ出身のピアニスト。ノルウェー音楽アカデミーと王立音楽院で学び、オスロ大学で音楽学の学士号を取得。 米国とカナダで開催するレクチャーリサイタルは、その魅力的な演奏と絶妙なストリーテリングの組み合わせが高く評価されています。

フォンテック
FOCD-20129(2CD)
税込定価
2022年2月9日発売
上野優子/リサイタル with Y AMAHA
ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60
リャードフ:3 つの小品 Op.11
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2 番嬰ト短調「幻想」Op.19
 詩曲「焔に向かって」Op.72
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第5 番ハ長調 Op.38
 思考 Op.62
 ピアノ・ソナタ 第7番変ロ長調「戦争ソナタ」Op.83
ラヴェル:鏡〜「悲しい鳥たち」
 亡き王女のためのパヴァーヌ
上野優子(P)

録音:2021年3月10日 ヤマハホール ライヴ
「プロコフィエフ・ソナタ全曲シリーズ〜プロコフィエフにはどのピアノがお似合い?〜」と銘打ち、 プロコフィエフのピアノ・ソナタを中心に、全6 社の楽器を駆使するコンサートのライヴ録音シリーズ。 今作は2021 年3 月に行われた第3 回の模様で、ピックアップされた楽器はヤマハのCFX です。 上野さんの演奏は、なにより作曲家の真影に踏み込んで比類がない。作曲家や作品が有する原語を十二 分に把握し、深々とした共感を携えて対峙する。 真嶋雄大 ライナーノーツより

decurio
DEC-003(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
組曲第1番ト長調 BWV.1007/組曲第3番ハ長調 BWV.1009/組曲第5番ハ短調 BWV.1011/組曲第2番ニ短調 BWV.1008/組曲第4番変ホ長調 BWV.1010/組曲第6番ニ長調 BWV.1012
ユリス・タイヒマニス(Vc、ピッコロ・チェロ)

録音:2018年10月5日-7日、2019年1月10日-11日&3月3日、アンサンブルハウス・フライブルク(ドイツ)
※使用楽器:チェロ:作者不詳(18世紀)、ピッコロ・チェロ(第6番):作者不詳(1750年頃南ドイツ)
イギリスのグラモフォン誌に「くすぶるような官能的なオブリガートを提供する」と評されるドイツのチェリスト、ユリス・タイヒマニスが、いぶし銀の演奏で聴かせるバッハの聖典「無伴奏チェロ組曲」! ユリス・タイヒマニスはラトビアの音楽一家の下、1966年にフライブルクに生まれ、フライブルクでアティス・タイヒマニス、クリストフ・ヘンケルに、カールスルーエでマルティン・オステルターク、ハインリヒ・シフ、フランコ・ロッシ(イタリアSQ)のマスタークラスで学んだ後、アムステルダムのアンナー・ビルスマの下でも研鑽を積みました。ヒストリカル・パフォーマンスから現代の作品まで幅広い領域で活躍し、ドイツ各地の音楽祭に出演。ユンゲ・ドイチェ・フィルやバーデン=ヴュルテンベルク青年バロック・オーケストラなどで指導し、フライブルクの「BACH PUR」音楽祭の芸術監督を務めています。
師アンナー・ビルスマへの思い出へと捧げられた、ユリス・タイヒマニスのバッハ・レコーディング。400Hzのピッチとガット弦を備えた2つの歴史的楽器の選択によって生み出される、鮮やかな色彩感とユニークな解釈を、生々しいまでのリアルな優秀録音でお贈りします。

APR
APRCD-6038(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール
マルグリット・ロン Vol.1〜フォーレ&ダンディ

■CD1〜フォーレ&ダンディ
(1)フォーレ:バラード嬰ヘ長調 Op.19(オーケストラ伴奏版)
(2)フォーレ:舟歌第6番変ホ長調 Op.70
(3)フォーレ:即興曲第2番ヘ短調 Op.31
(4)フォーレ:即興曲第5番嬰ヘ短調 Op.102
(5)フォーレ:夜想曲第4番変ホ長調 Op.36
(6)フォーレ:夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
(7)フォーレ:舟歌第2番ト長調 Op.41
(8)フォーレ:舟歌第6番変ホ長調 Op.70
(9)フォーレ:即興曲第2番ヘ短調 Op.31
(10)フォーレ:ゆりかご Op.23-1
(11)ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲
■CD2〜フォーレ
(1)フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
(2)フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番ト短調 Op.45
(3)フォーレ:バラード嬰ヘ長調 Op.19(オーケストラ伴奏版)
全て、マルグリット・ロン (P)

CD1
(1)フィリップ・ゴーベール(指)パリ音楽院O
録音:1930年4月1日
(2)録音:1937年5月19日
(3)録音:1933年3月6日
(4)録音:1933年7月13日
(5)録音:1937年5月19日
(6)録音:1936年7月21日&23日
(7)録音:1957年3月15日
(8)録音:1957年3月15日
(9)録音:1957年3月15日
(10)ニノン・ヴァラン(S)
録音:1933年6月12日
(11)ポール・パレー(指)コンセール・コロンヌO
録音:1934年5月24日-25日
CD2
(1)パスキエ・トリオ〔ジャン・パスキエ(Vn)、ピエール・パスキエ(Va)、エティエンヌ・パスキエ(Vc)〕
録音:1956年2月13日
(2)ジャック・ティボー(Vn)、モーリス・ヴュー(Va)、ピエール・フルニエ(Vc)
録音:1940年5月10日
(3)アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O
録音:1950年10月30日
フレンチ・ピアノ・スクールの代表的存在の1人であり、フランスにおける女流ピアニストの代表格である名女流奏者マルグリット・ロン(1874-1966)の復刻が、「APR」レーベルの「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズからいよいよスタート! 全2巻に分けて復刻されるマルグリット・ロンの演奏は、彼女が遺したフレンチ・レパートリーの全てとショパンが予定されており、今回リリースとなる第1巻にはフォーレとダンディが収録されました!
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルといった当代屈指の音楽家たちと個人的に親交を深め、ラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」や「クープランの墓」を初演し、フォーレからは「即興曲第4番」を献呈されるなど、フレンチ・レパートリーの発展と充実に大きな役割を担ったマルグリット・ロン。 ピアニストとしての世界的な活躍だけでなく「ガブリエル・フォーレ協会」や「ロン=ティボー国際コンクール」を創設し、ドビュッシー、ラヴェル、そしてフォーレに関する著書を執筆。教育者としてもフランソワ、アントルモン、フェヴリエなどの世界的名手たちを育成するなど、様々な足跡を遺したことも有名です。 マルグリット・ロンの録音の復刻第1巻「フォーレ&ダンディ」のリマスタリングを担当したのは、これまでに膨大な数の復刻を手懸けてきた名エンジニア、マーク・オーバート=ソーン。音質面の向上にも大注目のリリースです!

MUSICAPHON
M-56962(1CD)
【初紹介旧譜】
フランツ・クサーヴァー・モーツァルト:ピアノ作品集 Vol.3
ピアノ・ソナタ ト長調 Op.10/行進曲 ト長調 FXWM VII:9/ドイツ舞曲 ニ短調 FXWM VII:23/ドイツ舞曲 ト長調 FXWM VII:24/レントラー ヘ長調 FXWM VII:19/ロシアの歌とクラコヴィアクによる幻想曲 イ長調 FXWM VII:30/アンダンティーノ イ長調 FXM VII:41
スザンネ・フォン・ラウン(フォルテピアノ/1812年製ヨーゼフ・ブロッドマン)

録音:2014年4月(ドイツ、ハンブルク)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの末子(第4子)として生まれ、生前より「W.A.Mozart Sohn/fils」と名乗っていたというフランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(1791-1844)のピアノ作品集。ミヒャエル・ハイドンの弟子ジギスムント・ノイコムや理論家としても著名であったヨハン・ゲオルク・フォーグラー、さらにベートーヴェンの師のひとりとして有名なヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガーやアントニオ・サリエリに作曲を師事し、ピアノは父モーツァルトの愛弟子でもあった大ピアニスト、ヨハン・ネポムク・フンメルについて学んでいます。1807年に書かれたピアノ・ソナタ Op.10では、父によってさらに発展したソナタ形式を扱わず、マンハイム楽派の手法に回帰しているのが興味深い点です。(Op.10以外の収録曲は全て世界初録音とのことです。)
MUSICAPHON
M-56960(1CD)
【初紹介旧譜】
19世紀&20世紀のハープ作品集(トゥルニエ、グランジャニー、フォーレ、アッセルマンほか)
マルセル・トゥルニエ:映像 組曲第4番より「魔法の鳥かご」、前奏曲と舞曲「妖精」
フランツ・ポエニッツ:ヴィリーの死の舞踏 Op. 24a
マルセル・グランジャニー:魅惑と魔法の森で
フォーレ:塔の中の王妃 Op. 110
アッセルマン;鬼火 Op.48、グノーム Op.49
ヘスース・グリーディ:La del Alba seria
ミリアム・シュレーダー(Hp)

録音:2013年9月(ドイツ、ボン)
フランスの名手カトリーヌ・ミシェルに師事したドイツのハーピスト、ミリアム・シュレーダーは、このアルバムのために幻想的で夢のような作品を集めました。ロマン派と近代のハープ音楽が、いかに神秘的で、時にエキセントリックで、多様なスタイルの中に居場所を見つけ、今日に至っているかを、バラエティに富んだ魅力的なラインナップで紹介しています。

BMC
BMCCD-185(1CD)
【初紹介旧譜】
リスト:後期ピアノ作品集
悲しみのゴンドラ第1番/忘れられたロマンス/忘れられたワルツ第1番/忘れられたワルツ第4番/暗い雲/チャルダーシュ第1番/頑固なチャルダーシュ/凶星!不運/死のチャルダーシュ/無調のバガテル/悲しみのゴンドラ第2番/ハンガリー狂詩曲第16番/ハンガリー狂詩曲第17番/ハンガリー狂詩曲第18番/ハンガリー狂詩曲第19番/夢の中に
アドリエンネ・クラウス(P)

録音:2010年10月25日-29日
ハンガリーのピアニスト、アドリエンネ・クラウスはブダペストのリスト音楽院を卒業しました。また、ゲオルク・ショルティに認められチューリッヒ・トーンハレOのヨーロッパツアーに参加したことにより活躍の場を国際的に拡げていきました。その後も、ミヒャエル・ギーレン、ユーリ・バシュメット、ミクローシュ・ペレーニらと共演するなど、各地で高い評価を受けています。今作では1880年からリストが亡くなる1886年までの最晩年に書かれた作品を取り上げています。

Nimbus Alliance
NI-6424(3CRD)
ベートーヴェン:変奏曲&ロンド集
【Disc1】 リギーニの主題による24の変奏曲ニ長調 WoO.65/パイジエッロの「水車屋の娘」の「田舎の愛ほど美しいものはない」による9つの変奏曲イ長調 WoO.69/「ネル・コル・ピウ」の主題による6つの変奏曲ト長調 WoO.70/ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲イ長調 WoO.71/サリエリの歌劇「ファルスタッフ」の「まさにその通り」による10の変奏曲変ロ長調 WoO.73
【Disc2】「ヴィガーノ風のメヌエット」による12の変奏曲ハ長調 WoO.68/ジュスマイアーの歌劇「ゾレイマンU世、または3人のサルタン妃」の三重唱「ふざけと戯れ」の主題による(6つ)8つの変奏曲ヘ長調 WoO.76/創作主題による6つの易しい変奏曲ト長調 WoO.77/イギリス国歌「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲ハ長調 WoO.78/創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
【Disc3】創作主題による6つの変奏曲ヘ長調 Op.34/ロンド ハ長調 Op.51-1/ロンド ト長調 Op.51-2/「トルコ行進曲」による6つの変奏曲ニ長調 Op.76/「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調 Op.35
ウラディミール・フェルツマン(P)

録音:2019年1月&8月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。これまでにソナタ集(NI2561、NI2575、NI6120)、ディアベッリ変奏曲(NI6257)、バガテル集(NI6399)と取り組んで来たフェルツマンが新たに挑むベートーヴェンのアルバムは、変奏曲&ロンド集。
バロックから20世紀の音楽まで幅広いレパートリーを持ち、これまでに多くの聴衆を魅了して来たフェルツマンが、その円熟の域に達した深みある音色と、力強くも時には繊細なタッチでベートーヴェンが残した豊かな音楽を描きます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Nimbus
NI-8108(1CDR)
シューベルト:ピアノ4手連弾のための作品集
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D.940
ソナタ 「大二重奏曲」 ハ長調 D.812
サイモン・キャラハン(P)、
エイドリアン・ファーマー(P)

録音:2021年2月24日(幻想曲)、2021年3月12日(ソナタ)(イギリス)
数々の知られざるピアノ作品を発掘してきたピアニスト、サイモン・キャラハンと、Nimbusの代表兼アーティスティック・ディレクターを務めるエイドリアン・ファーマーによるシューベルトのピアノ4手連弾アルバムが登場。
本アルバムでは、シューベルトが亡くなった1828年に書かれた晩年の傑作、「幻想曲」に、シューベルトがエステルハージ伯爵家の音楽家庭教師としてハンガリーのゼレチェに滞在していた1824年に作曲された、約45分にもおよぶ長大な大作ソナタをカップリング。オーケストラを思わせる大作を、息の合ったタッチで見事に描いています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DUX
DUX-1688(1CD)
タンスマン:ピアノ作品集
24の間奏曲
ピアノ・ソナタ第5番「ベーラ・バルトークへの追憶に」
ハンナ・ホレクサ(P/スタインウェイ&サンズ)

音:2020年8月8日-12日、グラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院コンサート・ホール(ウッジ、ポーランド)
近年、注目の高まりと共に再評価が進むアレクサンドル・タンスマンのピアノ作品集。
第二次世界大戦が勃発した困難な年に作曲に着手し翌年完成した「24の間奏曲」は全4巻で構成される大作。
また「バルトークの追憶に」というサブタイトルが付けられたピアノ・ソナタ第5番は、このハンガリーの巨匠の没後10周年を祝うために1955年に作曲され、もちろんバルトークに捧げられた作品です。
タンスマンの音楽を奏でるハンナ・ホレクサは、2016年にポズナンで開催された第15回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールのオフィシャル・ピアニストを任され、現在はグラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院の室内楽クラスの責任者を務めているポーランドの女流ピアニストです。
DUX
DUX-1749(1CD)
トラウゴット・ベルントのヒストリカル・ピアノによる19世紀初期の4手連弾作品集
リース:ポロネーズ Op.41、ポロネーズ第2番 Op.93、ポロネーズ第3番Op.138、ポロネーズ第4番 Op.140
オギンスキ(1765-1833):「ピアノのためのポロネーズ集」より ポロネーズ第11番ニ短調、ポロネーズ第6番ハ短調、ポロネーズ第8番ヘ短調、ポロネーズ第4番変ロ長調(4手連弾編曲:マレク・トポロフスキ)
ドゥシーク(デュセック):ピアノ4手連弾のためのグランド・ソナタ ハ長調 Op.48
マレク・トロポフスキ&イルミナ・オボンスカ・ピアノ・デュオ(使用楽器:ヨハン・カール・トラウゴット・ベルント1845-1847製作

録音:2021年1月3日-5日、シレジア鍵盤楽器保護センター(ポーランド)
1991年にポーランドの古楽アンサンブル、コンチェルト・ポロッカを創設し、1985年にクラクフで開催された第1回ワンダ・ランドフスカ国際ハープシコード・コンクールで第1位を獲得した実績を持ち、ポーランドにおける古楽復興の重要人物の1人と数えられている名匠マレク・トロポフスキが、自身の弟子である女流鍵盤奏者イルミナ・オボンスカとのデュオで繰り広げる19世紀初期に作曲された「ピアノ4手連弾」ための作品集!
トロポフスキが愛弟子との4手連弾のために選んだのは、ベートーヴェンの愛弟子リースのポロネーズ、ショパン以前のポーランドにおける鍵盤シーンの重要人物オギンスキのポロネーズ、そしてトロポフスキが得意とする18世紀後期〜19世紀初期のスキャンダル王ドゥシーク(デュセック)の作品から「グランド・ソナタ」。
トロポフスキは今回の19世紀初期のピアノ4手連弾集のために特別な楽器も用意。
ポーランドのヴロツワフで活動し、20世紀初頭までに3,000を超える楽器を製作したと伝わるポーランドの名工、ヨハン・カール・トラウゴット・ベルントが1845年から1847年にかけて製作し、2018年にライプツィヒのマティアス・アーレンスによって修復が施された歴史的にも貴重な銘器を奏でています。
19世紀前半に作曲された音楽(ポロネーズがメインというところにもこだわりが!)を、19世紀中期の楽器の味わい深き音色で堪能できる充実の内容です。

Urania Records
LDV-14083(1CD)

PLDV-14083(1CD)
日本語訳解説付国内盤
税込定価
チック・コリア(1941-2021):ピアノ作品集
子供の歌(1983)
ピアノ・ファンタジー(1978)
ピアノ・ミュージック(1976-1985)
ロベルト・フランカ(P/スタインウェイ&サンズ D-274)

録音:2021年5月、グリファ&サンズ・スタジオ・レコーディング(ミラノ、イタリア)
2021年2月9日に急逝したジャズ界のレジェンド、チック・コリア(アルマンド・アンソニー・コリア)。
チック・コリアの訃報に接した際、偶然にも20曲で構成される「子供の歌」に取組み、その勉強を終えようとしていたイタリアのピアニスト、ロベルト・フランカはこのジャズ界の偉大な巨匠へのトリビュートとして、クラシックの作曲家としての一面を収めたアルバムを創ることを決心します。
ロベルト・フランカは1970年代中期から80年代中期の約10年の間に作曲された3つの作品を通じて、その存在がジャズやインプロと深く結びつきすぎているが故に、これまで注目される機会が少なかった「クラシック音楽の作曲家としてのチック・コリア」の再評価の機運を高めてくれる重要なピアノ作品集を完成させました。
チック・コリアの「クラシック」と言えば、グルダ、アーノンクールとのモーツァルトのレコーディングが真っ先に思い浮かびますが、「作曲家チック・コリア」にスポットライトをあてた録音や企画は決して多くないだけに、この偉大なミュージシャンへのトリビュート・アルバムとして注目を集めることでしょう!
今回の作品がデビューアルバムとなるロベルト・フランカはクロアチア系イタリア人のピアニスト。イモラ国際ピアノ・アカデミーではピアノをボリス・ペトルシャンスキーに、作曲をマルコ・ディ・バリに師事。ガヴリーロフ、ロルティ、コチシュといった世界的ピアニストたちの指導を受けながらキャリアを積み上げている実力派です。
Urania Records
LDV14082(1CD)
ブラームス:ピアノ作品集
4つのバラード Op.10
シューマンの主題による変奏曲 Anh.III-6/2つのサラバンド WoO.5
3つの間奏曲 Op.117
4つのピアノ小品 Op.119
アレッサンドロ・メルカンド(P/YAMAHA CFIII)

録音:2021年10月28日-30日、アトリエ・ラッザリーノ&カヴィリア(アックイ・テルメ、イタリア)
トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院からパリのエコール・ノルマル音楽院へと渡り、アルド・チッコリーニやドミニク・メルレの下でも学び、2009年にはモーツァルテウム音楽大学国際サマーアカデミーへ招聘された実績を持つイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・メルカンドがブラームスに捧げるプログラム。
メルカンドはブラームスの魂に深く根ざしている憂鬱な優しさとロマンティシズムを表現するために、1850年代と90年代の2つの時期に作曲された5作品を年代順に配置。
ブラームスの作風の変遷と成熟度と共に、その人生を思慮深い演奏で表現しています。

Chandos
CHAN-20191(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.10
ピアノ・ソナタ第45番イ長調 Hob.XVI:30
ピアノ・ソナタ第28番ニ長調 Hob.XIV:5
ピアノ・ソナタ第4番 ト長調 Hob.XVI:G1
ピアノ・ソナタ第60番ハ長調 Hob.XVI:50
ピアノ・ソナタ第3番ヘ長調 Hob.XVI:9
アリエッタと12の変奏 変ホ長調 Hob.XVII:3
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年6月15日-17日、ポットン・ホール(サフォーク)
ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
シリーズ第10弾では、初期、中期、後期のピアノ・ソナタに加えて、「アリエッタと12の変奏」が選ばれています。非常に初期の作品である3番、4番と、それらとは印象が対照的な中期の作品である28番と45番、そして後期に作られ比較的規模が大きく、ハイドンが作曲したピアノ・ソナタの中でも芸術性の高い作品のひとつである60番が収録されています。ジャン=エフラム・バヴゼが持ち前の知的な解釈で洗練されたハイドンの世界を描き出します。

Etcetra
KTC-1723(1CD)
バッハのピアノ、ジルバーマン1749
バッハ:パルティータ第5番ト長調 BWV.829
デュエット第1番ホ短調 BWV.802
フーガの技法より コントラプンクトゥス8 BWV.1080/8
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
トビー・セルメウス(フォルテピアノ)

録音:2020年8月5日-6日、アンデルレヒト音楽アカデミー・コンサート・ホール(ベルギー)
※使用楽器:カースティン・シュヴァルツ2013年製フォルテピアノ(ジルバーマン1749年製モデルのレプリカ)
バッハの鍵盤作品といえば、オルガンかハープシコードのために書かれた作品が大半ですが、後年のバッハは当時開発されたばかりのピアノ(フォルテピアノ)も演奏していました。このアルバムは、プロイセン王フリードリヒ2世の前で即興演奏した際に使用したなど、バッハとの縁も深いゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)が製作した1749年製のフォルテピアノ(カースティン・シュヴァルツによるコピー)でバッハの1730年代〜1740年代の作品を演奏しています。
ニュルンベルク国立美術館に遺されている1749年製ジルバーマン・ピアノは、ポツダムの新宮殿に遺されるフリードリヒ2世が所有していた楽器(こちらは日付や署名が残されていない)とほぼ同一のもので、ドイツの楽器製作者&研究家カースティン・シュヴァルツがこれらの楽器を元に、ジルバーマン1749のレプリカを製作。ニュルンベルクの楽器はクルミ、ポツダムの楽器はオーク(楢)が使われており、シュヴァルツはオークを自らのレプリカの素材に選びました。
彼女のウェブサイトには、楽器の詳細や画像、膨大な研究成果等も掲載しています。
ジルバーマン・モデルのフォルテピアノでバッハの音楽を見事に再現するトビー・セルメウスは、ベルギーのブリュッセル在住、しばしば彼自身が所有するプレイエル(1854)とエラール(1899)を使用してソリストや室内楽奏者として活動し、ハープシコードや歴史的なピアノのレパートリーを演奏、研究、探求しているピアノ&ハープシコード奏者。バッハが晩年に弾いたであろうジルバーマン・ピアノの響きを、ヒストリカル・ピアノのスペシャリストによる充実のパフォーマンスでどうぞ。

STEINWAY&SONS
STNS-30128(1CD)
NX-B07
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D960
デイヴィッド・デヴォー(P)
※Steinway モデルD #586518

録音:2021年10月11-12日
1953年、マサチューセッツ州コンコード生まれのピアニスト、デイヴィッド・デヴォー。 ボストンを中心にコンサー ト活動を行い、高く評価されている彼が弾くシューベルト最晩年の2曲のソナタです。 「高峰のようにそびえ立つこの2曲のソナタの楽譜には、人間が経験するあらゆる感情が刻まれており、特に 緩徐楽章がその核心となっています。音楽家や聴衆が慰めや希望を求め、絶望を克服しようとする時に、こ のソナタに何度も立ち返るのは自然なことです」と語るデヴォー。一音、一音かみしめるように味わい深い演 奏を行い、聞き手を魅了します。
STEINWAY&SONS
STNS-30188(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:最後の3つのソナタ
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op. 109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op. 110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op. 111
ジェラルド・ティソニエール(P)

録音:2021年9月7-9日
1961年プエルトリコ生まれのピアニスト、ジェラルド・ティソニエールが弾くベートーヴェンの3つのソナタ。 ティソニエールはクリーブランド音楽院でアルトゥル・シュナーベルとアルフレッド・コルトーの弟子であったヴィト ヤ・ヴロンスキーに学びました。ワシントン・ナショナル・ギャラリーのリサイタルでのデビュー・リサイタル以来、国 際的に評価されるとともに、20世紀作曲家の作品を積極的に紹介、エキサイティングなコンサートで定評が あります。 ここではベートーヴェンのスコアを忠実に演奏しながら、抒情的な解釈を施すことで、この孤高の作品に対峙 しています。

SOMM
SOMMCD-0647(1CD)
NX-B04
アフリカのピアニズム
アヨ・バンコール(1935-1976):エグン変奏曲 ト長調
ジョセフ・ハンソン・クワベナ・ンケティア(1921-2019): アフリカのピアニズム- 12の教育用小品より
クリスティアン・オニェジ(1967-):ウフィエ(イグボ・ダンス)
フレッド・オノブウェロスオケ(1960-):5つの万華鏡 - ピアノのために…世界初録音
ディヴィッド・アール(1951-):南アメリカの子供時代からの情景より
ナビル・ベナブデルジャリル(1972-):夜想曲第4番…世界初録音
 夜想曲第5番…世界初録音
 夜想曲第6番…世界初録音
 春を待つ…世界初録音
アキン・エウバ(1935-2020):3つのヨルバの無言歌
レベッカ・オモルディア(P)
アブデルカデル・サードウン(パーカッション)

録音:2021年8月30日-9月1日
メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)
7人のアフリカの作曲家による素晴らしい音楽のコレクション。アメリカにおける「アフリカ系アメリカ人歴史月間」である2月にリリースされるこのアルバム は、ピアニスト、レベッカ・オモルディアのデビュー・アルバムでもあります。ヨーロッパの「ト長調」の音階にナイジェリアの音楽言語を巧みに融合したバン コールの「エグン変奏曲」をはじめ、アフリカでの子供時代の思い出を綴ったアールの「Princess Rainbow」、アフリカのパーカッション音楽のリズミカル なアクセントに影響を受けたンケティアの「アフリカのピアニズム」、先住民の歌を用いて素晴らしい効果をもたらしたエウバの「3つのヨルバの無言歌」、 その作品がデ・ニーロの映画でも使われたことのあるオノブウェロスオケの「5つの万華鏡」など、興味深い作品が並びます。パーカッションを交えた曲も 聴きどころ。 レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。ロンドンにおけるアフリカ音 楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。


アールアンフィニ
MECO-1070(1CD)
税込定価
D&F(八木大輔&秋川風雅)/ザ・ヴィルトゥオーゾ
1. ショパン:練習曲 嬰ト短調 作品25-6
2. リスト:ドン・ジョヴァンニの回想 S.418
3. サン=サーンス(リスト編):死の舞踏 S.555
4. ショパン:練習曲 嬰ハ短調 作品10-4
5. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23 番ヘ短調作品57「熱情」
6. ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ 変ホ長調(連弾)
八木大輔(P)1,2,3,6
秋川風雅(P)4,5,6

録音:2021年4月20日、7月13日 & 14日、8月17日
慶應義塾高等学校在学中のピアニスト(2022年1月現在)、八木大輔と秋川風雅のジョイント企画CDです。数々の国際コンクールを 怒涛の勢いで制覇しつつある二人の若き才能の「今」を刻印したデビュー・アルバムは、ショパン・エチュード、ベートーヴェン・ソナタ、リストと王 道のレパートリーでその真価を世に問います。二人の連弾によるラフマニノフのイタリアン・ポルカ他聴きどころ満載のアルバムをお楽しみ下さ い。

Myrios Classics
MYR-029(1CD)
モーツァルト:4手のための作品集
4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.521
4手のためのピアノ・ソナタ へ長調 K.497 
キリル・ゲルシュタイン、フェレンツ・ラードシュ(P)

録音:2018年6月、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ゲルシュタインと、伝説のピアノ教師にしてピアニスト、フェレンツ・ラードシュによるモーツァルトの4手のための作品集!ラードシュは、コチシュ、シフ、ラーンキ らを育てた伝説のピアノ教師にしてピアニスト。そのラードシュの演奏をゲルシュタインが初めて聴いたのは、2004年、イッサーリスとの共演によるコンサートでの こと。その後ゲルシュタインはブダペストに定期的に通い、ラードシュと様々な音楽をともに演奏したりするようになります。ゲルシュタインが「人生でもっとも影響 を受けた人物」、伝説のピアノ教師にしてピアニスト、ラードシュの貴重な記録の登場です。 (Ki)
Myrios Classics
AVE-301(1CD)
Rimembranza〜記憶
モーツァルト:「ああ、お母さん、きいて」による変奏曲(キラキラ星変奏曲)K.265(300e)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K310
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 Op.143(D 784)
シューベルト:即興曲 op.90-2,3(D 899-2,3)
リスト:セレナード S.560(シューベルト:白鳥の歌より)
モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイスより愛のテーマ
ゾフィー・パチーニ(P)

録音:2019年6月7-9日、ドイツ放送室内楽ザール(ケルン)
ゾフィー・パチーニは、ドイツ人の母とイタリア人の父の間に生まれたピアニスト。10歳の時にザルツブルクのモーツァルテウムに設立されたばかりの「才能ある 学生」を2年間受け入れるシステムでカールハインツ・ケンマーリングに師事。その後、パヴェル・ギリロフのもとで学んだのち、バシキロフやフー・ツォンの薫陶 を受けました。2010年、ルガーノで開催された「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」でその才能を見いだされ、アルゲリッチからの信頼もあついピアニストです。 今回は「Rimembranza」(記憶、あるいは思い出)と題し、音楽が扱う希望や痛み、悲しい別れなどを扱った作品を集めました。定評あるモーツァルトのほか、ア ンコール作品的にモリコーネまでを盛り込んだ、リサイタルのようなプログラムでもあります。パチーニの豊かなピアニズムを満喫できます。 (Ki)

H.M.F
HMM-902442(1CD)
ベート-ヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27の2「月光」
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」
ニコライ・ルガンスキ ー(P)

録音:2021年7月/リストーリ劇場(ヴェローナ)
ベートーヴェン・イヤーだった2020 年に、ルガンスキーはハルモニア・ムンディ・レーベルからベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ集(第28、30、32番) をリリースし、レコード芸術誌で特選に輝くなど高い評価を受けました(KKC6300/HMM902441)。それに続く第2弾は「月光」「熱情」「テンペスト」とい う人気作3篇を集めた好企画。誰もが聴きたいと思われるはず。
ルガンスキーの「月光」と「熱情」は、2005年録音の音源がワーナーからリリースされていますが、こちらは2021年7月の最新録音で、16年を経ての 円熟ぶりが実感できます。さらに「テンペスト」は初めてでとても期待できます。
ルガンスキーの演奏はあくまで楷書的で正確ですが、ロシア・ピアニズムならではの技巧と豊かな音が独特。ベートーヴェンでイメージされる重厚とか熱烈な 世界ではなく、透明で端正な音楽を楽しめます。「月光」で左手にアクセントを付けメロディのように浮き出すのも興味深く、「テンペスト」のフィナーレも絶美です。 (Ki)

KLARTHE
KLA-121 (1CD)
「角柱」〜バッハ:作品集
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903(1717)
平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番前奏曲とフーガ ハ長調 BWV846(1722)
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825(1726)
平均律クラヴィーア曲集第1巻第9番前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 854(1722)
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971(1735)
平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番前奏曲とフーガ ホ短調 BWV853(1722)
幻想曲とフーガ イ短調 BWV944(1708)
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV855A(1722)(ジロティ編/1912)
エレーヌ・ティスマン(P)

録音:2019年/ティトン教会(パリ)
故郷パリを拠点に、世界各地の主要なコンサート会場で演奏を行っているエレーヌ・ティスマンがオール・バッハ・プログラムのアルバムをリリース。ティスマン はパリ国立音楽院でピエール=ローラン・エマールに、ウィーンでオレグ・マイセンベルクに、ワイマールのリスト音楽院ではグリゴリー・グルズマンにそれぞれ師事。 2010年に開催された第16回ショパン国際ピアノコンクールのファイナリストをはじめ、主要な国際コンクールで入賞しています。
「バッハの音楽は、完璧さと自発性、創造と再現、充実感、自由さ、そして巧みな幾何学模様のよう」と語るティスマン。美しいタッチで奏でるバッハは気品に満 ちたもの。「角柱(プリズム)」と題されたこのアルバムで無限に広がるバッハの音楽の神髄に迫ります。
KLARTHE
KLA-022(1CD)
「アンティークから魔物まで」〜ラヴェル:ピアノ曲集
古風なメヌエット/夜のガスパール
ハイドンの名によるメヌエット
高雅で感傷的なワルツ
亡き王女のためのパヴァーヌ/ラ・ヴァルス
エレーヌ・ティスマン(P)

録音:2015年8月13-15日/ブリッツ・スタジオ(ベルリン)
現代のフランスを代表するピアニスト、エレーヌ・ティスマンがオオール・ラヴェル・プログラムの録音をリリース。パリ国立音楽院でピエール=ローラン・エマー ルに、ウィーンでオレグ・マイセンベルクに、ワイマールのリスト音楽院ではグリゴリー・グルズマンにそれぞれ師事。2010年に開催された第16回ショパン国際ピ アノコンクールのファイナリストをはじめ、主要な国際コンクールで入賞している実力派です。
ラヴェルの音楽に魅了されているティスマン。怪物や魔物が宿ったような超絶技巧を要するラヴェルを作品ですが、ティスマンの圧倒的な技術をすれば音楽の本 質に迫れる演奏を聴くことができます。この煌びやかな世界を高水準の演奏でお楽しみください!
KLARTHE
KLA-089(1CD)
「影響」〜バッハ、ショパン他
バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV826
 平均律クラヴィーア曲集第2巻第12番前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV881
バッハ(ブゾーニ編):「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
C.P.E.バッハ:オルガン・ソナタ イ長調 Wq.65/32より第2楽章「アンダンテ・コン・テネレッツァ」
ローレンス・オルデク(P)

セッション録音:2018年4月23-25日/パリ
ランスのピアニスト、ローレンス・オルダクがバッハとバッハから影響を与えられた作曲家の作品を収録しました。パリ音楽院にてジャック・ルヴィエら高名なピ アニストに師事。なかでもミケランジェリの弟子、ルシエンヌ・マリーノとの出会いは、音楽に対する姿勢とピアノ演奏に多大な影響を与えました。1993年および 1995年にブゾーニ国際コンクールのファイナリストになっている実力派です。フランスのピアニストらしく粒立ちがよく透き通るような演奏が魅力です (Ki)

MIRARE
MIR-610(1CD)
GEISTER DUO
シューマン:東洋の絵 op.66
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 op.23
ドヴォルザーク:ボヘミアの森より op.68
ガイスター・デュオ
ダヴィド・サルモン&マニュエル・ヴィエイヤール(P)
使用楽器:ヤマハ

録音:2021年5月21-24日
2021年のミュンヘン国際コンクールで優勝した、世界が認めるピアノ・デュオ、ガイスター・デュオのデビューCD。デュオの名前はシューマンの最後のピアノ曲 「精霊の主題による変奏曲」の原題Geistervariationから名前をとったとのこと。彼らの初CDとなる本盤では、彼らに所縁の深い作曲家シューマン、ブラーム ス、そしてドヴォルザーク作品を収録。
シューマンは4手のために初期にひとつと、そのあと4つの作品を残していますが、奏者たちが取り上げるのはこの「東洋の絵」がほとんど。11世紀のアラブの 詩にインスパイアされて書かれたとされており、シューマンらしいはずむリズムもあざやかな名曲です。ブラームスの「シューマンの主題による変奏曲」は、シューマ ンの「精霊の主題による変奏曲」から主題をとったもの。ブラームスの4手の作品の中では演奏機会が少ないものですが、10の変奏からなる作品で、最終楽曲は シューマンへの葬送行進曲となっています。ドヴォルザークの作品は第5曲の「森の静けさ」がドヴォルザーク自身による他の編成で取り出して演奏されることも 多い名曲。ガイスター・デュオの完ぺきなアンサンブルにより、シンクロしたリズム、驚異的なバランスと豊かな響きが実現されています。 =ガイスター・デュオ(ダヴィド・サルモン&マニュエル・ヴィエヤール)= 2019年国際シューベルトコンクール二重奏部門第2位、2021年ミュンヘン国際コンクールピアノ・デュオ部門第1位。二人ともパリ出身、パリの地方音楽院で 学ぶ。南仏で開催されるアカデミーに向かう電車の中で、ピアニストや作曲家の好みが非常にぴたりと合い、意気投合、ピアノ・デュオを結成することになった。そ れぞれハンス・アイスラー音楽院(ヴェイヤール)とパリ国立高等音楽院(サルモン)でピアノ演奏の技量を磨く。デュオとして、パリ国立高等音楽院室内楽修士課 程でクレール・デゼールのもとで研鑽を積む。2020年のナントでのラ・フォル・ジュルネ音楽祭で、ベートーヴェンの4手作品全曲を演奏するなど、音楽祭・演 奏会等出演多数。 (Ki)

APARTE
AP-272 (1CD)
バッハと新ウィーン楽派
バッハ:トッカータ ホ短調BWV914
シェーンベルク:3つのピアノ曲Op.11
バッハ:トッカータ嬰ヘ短調BWV910
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
バッハ:トッカータ ニ短調BWV913
ウェーベルン:変奏曲Op.27
ホルテンス・カルティエ=ブレッソン(P)

録音:2021年2月/サル・コロンヌ(パリ)
ホルテンス・カルティエ=ブレッソンはフランスを本拠に活躍する女流で、いとこは高名な写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン。彼女は長年パリ音楽院で教鞭 をとるかたわら精力的に演奏活動も行なっています。
今回はバッハのトッカータ3篇にシェーンベルク、ベルク、ウェーベルンら新ウィーン楽派大作曲家の初期ピアノ曲をはさみ、一種異様な組合せを示しています。 しかし新ウィーン楽派の音楽はモチーフの展開、線的な書法、感情を極力排するなどロマン派、古典派と通り越しバッハの世界に近いことを証明しています。
カルティエ=ブレッソンはシェーベルクやウェーベルンでも無機的にならず、微妙なニュアンスあふれる演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

東武レコーディングズ
TBRCD-0080(10CD)
【再プレス】
税込定価
ブルックナー:4手ピアノによる交響曲全集
交響曲第0番(アウグスト・ストラダル編)
交響曲第1番(フェルディナント・レーヴェ編)
交響曲第2番(ヨーゼフ・シャルク編)
交響曲第3番(マーラー編)
交響曲第4番(フェルディナント・レーヴェ編)
交響曲第5番(オットー・ジンガー2世編)
交響曲第6番(ヨーゼフ・シャルク編)
交響曲第7番(ヨーゼフ、フランツ・シャルク編)
交響曲第8番(ヨーゼフ・シャルク編)
交響曲第9番(ヨーゼフ・シャルク、フェルディナント・レーヴェ編)
ディノ・セクイ(P)、ゲルハルト・ホッファー(P)

録音:2008〜2019 年9 月4 日リンツ旧大聖堂・ライヴ
2019 年末に発売になりベストセラーとなった「4手ピアノによるブルックナー:交響曲全 集」。限定版完売になっておりましたが、待望の再プレスされることになりました! ※ブルックナーの交響曲全集を連弾で!しかもその編曲者たるやレーヴェ、マーラ ー、シャルク兄弟、ジンガーら錚々たる顔触れ。ブルックナーの門弟や紅衛兵ともい える擁護者が心を込めて編曲したもの。お遊びでちょろちょろとやったものとは一線を 画します。初期の交響曲が実に面白いのが特徴です。初期からかなり凝った作品を ブルックナーが作り続けていたことが分かります。虚心坦懐に誠実な演奏を展開する のはディノ・セクイ(1984 年ヴェネディク生まれ)とゲルハルト・ホッファー(1969 ウェル ス生まれ)のデュオ。ブルックナーの誕生日である 9 月 4 日にブルックナーがオルガ ンを弾いていたゆかりの地であるリンツ最大のバロック建築旧大聖堂で 10 年以上に 渡ってコツコツと演奏し続けた情熱がここに結実!美麗ボックス入り、超特価(完全限 定品)で登場です。

299 MUSIC
NIKU-9041(1CD)
税込定価
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ3〜ハイドン:中期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第34 番ニ長調Hob.XVI/33(ca. 1771/73)
ピアノ・ソナタ第32 番ト短調Hob.XVI/44 (ca. 1768/70)
ピアノ・ソナタ第33 番ハ短調Hob.XVI/20(1771)
ピアノ・ソナタ第54 番ト長調Hob.XVI/40 (ca. 1782/84)
長尾洋史(P)

録音:2021 年4 月1-2 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
精巧に創り上げられたハイドン「ピアノ・ソナタ」の諸相を、端然かつ摯実な演奏で 映し出す。消えゆくさままで壮麗に整えられた響きは清々しいまでに潔く、作品それ ぞれが持つ本質的造形美を伝えます。丹念さが巧緻を極めた建造物は、瑞々しい余韻 をもってあるべき姿を取り戻す。
299 MUSIC
NIKU-9042(1CD)
税込定価
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ4
アルベニス:「イベリア」12 の新しい印象」
第1 巻(1905) 〜第4 巻(1908)
長尾洋史(P)

録音:2019 年8 月16-17 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
アルベニス最晩年の大作「イベリア」の情緒と風情を、洒脱かつ精密な演奏で物語 る。知性と感性が交錯する洗練された表現と、喜びに満ちた心意が紡ぐ時の流れは、 瞬く様々な景象に更なる生彩を吹き込み、我々の心に郷愁の先にある普遍的な憧憬 と昂揚を憶えさせる。

Etcetra
KTC-1723(1CD)
バッハのピアノ、ジルバーマン1749
バッハ:パルティータ第5番ト長調 BWV.829
デュエット第1番ホ短調 BWV.802
フーガの技法〜コントラプンクトゥス8 BWV.1080/8
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
トビー・セルメウス(フォルテピアノ)
バッハの鍵盤作品といえば、オルガンかハープシコードのために書かれた作品が大半ですが、後年のバッハは当時開発されたばかりのピアノ(フォルテピアノ)も演奏していました。このアルバムは、プロイセン王フリードリヒ2世の前で即興演奏した際に使用したなど、バッハとの縁も深いゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)が製作した1749年製のフォルテピアノ(復元等の詳細は現時点では情報なし)でバッハの1730年代〜1740年代の作品を演奏しています。
トビー・セルメウスはベルギーのブリュッセル在住で、しばしば彼自身の楽器であるプレイエル(1854)とエラール(1899)を使用してソリストや室内楽奏者として活動し、ハープシコードや歴史的なピアノのレパートリーを演奏、研究、探求しているピアノ&ハープシコード奏者。バッハが晩年に弾いたであろうジルバーマン・ピアノの響きを、スペシャリストのパフォーマンスでどうぞ。

Paladino Music
PMR-0073(1CD)
【初紹介旧譜】
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 エーリヒ・トラクスラー(Cemb)

録音:2013年12月3日-4日
エーリヒ・トラクスラーは主に1600年から1800年頃の作品をレパートリーとしているチェンバロ奏者兼オルガン奏者です。リンツやウィーンで研鑽を積み、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでも学びました。2003年にはイタリアのゴルトラインで行われた国際コンクールで第1位を受賞しています。室内楽の奏者としても活動しており様々なアンサンブルと共に、ヨーロッパの主要都市をはじめとして、アジア、アフリカと世界中でコンサートを行ってきました。現在はウィーン国立音楽大学にて教鞭をとっています。

Hyperion
CDA-68355(1CD)
スクリャービン:マズルカ集
10のマズルカ Op.3
9つのマズルカ Op.25
2つのマズルカ Op.40
マズルカ ヘ長調 WoO 16
マズルカ ロ短調 WoO15
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2020年10月27日-29日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1987年ロシア生まれの新鋭ピアニスト、アンドレイ・ググニンのHyperionレコーディング第3弾!
ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、その年の5月と9月に二度の来日公演を成功させました。
そして今回アンドレイ・ググニン、母国ロシアの作曲家スクリャービンのマズルカ集が登場です。マズルカはポーランドの民族舞踊ですが、それを芸術の域まで発展させたのは言わずと知れたショパンでした。幼少期からショパンの音楽が大好きだったスクリャービンは、その影響もありロシアの作曲家の中でも多数のマズルカを作曲したことでも知られています。他にもバラキレフ、グリンカ、チャイコフスキー、ボロディンといったロシアの作曲家がマズルカを作曲しており、それらのいわゆるロシアのマズルカの影響も受けていると思われます。そのように母国の音楽にも根付いている作品をググニンが、持ち前の硬派なピアニズムで奏でます。
レコード芸術「特選盤」やBBCミュージック・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれたショスタコーヴィチ・アルバム(PCDA68267)でロシア音楽に対する高い評価を得たググニンの腕が冴えわたる、スクリャービンのマズルカ集にご期待ください!

TOCCATA
TOCC-0637(1CD)
NX-B03
ヘイノ・エッレル(1887-1970):ピアノ作品全集 第8集
モデラート・アッサイ ト長調(1940頃?)
モデラート へ長調(1913)
モデラート ソステヌート ロ短調(1919/1960)
モデラート カンタンド ニ長調(1950頃)
モデラート アッサイ 変ロ短調(1915)
舞曲 ト長調(1916)/舞曲 ト短調(1916)
ラルゴ ホ短調(1919/1944)
常動曲 ニ長調(1933)
14の小品より(1943)
 第3曲 Motisklus (‘Contemplation’)
 第8曲 Vivo
 第9曲 Larghetto
 第12曲 Allegro ma non troppo
 第14曲 Tempo di Marcia
ワルツ 変イ長調(1916)
練習曲 変ホ短調(1913)
練習曲 変ホ短調(1913)
子守歌 変イ長調(1913)
幻想曲 変ロ短調(1912)
エストニアの結婚行進曲 ニ長調 (1940頃)
ミュージック・ボックス ト長調(1912)
アレグロ・スケルツァンド ニ長調(1938)
Danse du Faune 牧神の踊り(1917)
夕べの歌 変ト長調(1921)*
スピリトーゾ 変ニ長調(1921)
ステン・ラスマン(P)

録音:2014年8月31、31日、2015年3月16、17日、2018年3月24、25日、6月18日
*以外=世界初録音
エストニアの作曲家ヘイノ・エッレル。サンクトペテルブルク音楽院でヴァイオリンを学び、いくつかのオーケストラで 演奏。管弦楽曲を40曲ほど作曲し、優れた教育者としてトゥビンやペルトをはじめ数多くの弟子を育て「エスト ニア近代音楽の父」と呼ばれています。また、エッレルのピアノ曲は合計206曲が確認されており、これはエストニ アのクラシック音楽の中でも最大級の作品群です。しかしそのほとんどは演奏されることがなく忘れられており、こ の第8集も「夕べの歌」を除いて世界初録音。アルバムには1912年から1960年の半世紀にわたって書かれた 小品が収録されており、どれもグリーグを思わせる抒情的な雰囲気を湛えています。シリーズを通じてエッレル作 品の普及に力を注ぐピアニスト、ステン・ラスマンが共感溢れる演奏を聴かせます。

STEINWAY&SONS
STNS-30200(1CD)
NX-B07
デイヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソン(1963-):悪魔のリラ
夜想曲 第1番 Op. 166 「ショパンへのオマージュ」
夜想曲 第2番 Op. 197 「オカルトより」
夜想曲 第3番 Op. 230 No. 1
夜想曲 第4番 Op. 230 No. 2
夜想曲 第5番 ロ長調 Op. 299
夜想曲 第6番 Op. 328
夜想曲 第7番 Op. 405 「悪魔のリラ」
ベル=ファンファーレ Op. 369
バルカローレ・エレジー Op. 160
カリグラフィック・ポエム Op. 224
ロウェル・リーバーマン(P)
使用楽器:Steinway Model D #533611

録音 2021年6月6-7日
世界初録音
自らも作曲家として活躍するピアニスト、ロウェル・リーバーマンが挑む英国現代作曲家、デイヴィッド・ハックブリッ ジ・ジョンソンの作品集。ハックブリッジ・ジョンソンは11歳で作曲を始め、これまでに交響曲、管弦楽曲、室内 楽曲、夥しい数の声楽曲、合唱曲を発表。2001年にはイギリスの「新音楽推進協会」の作曲家に選ばれま した。 このアルバムに収録された夜想曲第7番「悪魔のリラ」は、リーバーマンがSTEINWAYレーベルに録音したアル バム「Personal Demons」(STNS-30172)からインスパイアされた作品です。

DIVINE ART
DDA-25220(1CD)
NX-B07
スコット・ジョプリン(1867-1917)と彼の協力者たち
1.ジョプリン/ショーヴァン:ヘリオトロープ・ブーケ-A Slow Drag Two Step (1907)
2. ラム:センセーション(ジョプリン編 1908)
3. ジョプリン:ユージニア(1906)
4. ジョプリン:ストップタイム・ラグ(1910)
5. ジョプリン:マグネティック・ラグ(1914)
6. ジョプリン/ヘイデン:サンフラワー・スロー・ドラッグ-A Rag Time Two Step (1901)
7. ジョプリン/ヘイデン:サムシング・ドゥイング-A Ragtime Two Step (1903)
8. ジョプリン/ヘイデン:フェリシティ・ラグ-A Rag Time Two Step (1911)
9. ジョプリン/ヘイデン:キスメット・ラグ(1913)
10. ジョプリン/マーシャル:スワイプシー -ケーク・ウォーク(1900)
11. ジョプリン/マーシャル:Lily Queen リリー・クィーン -A Rag Time Two Step (1907)
12. ジョプリン:ビンクス・ワルツ(1905)
13. ジョプリン:ベセーナ-A Concert Waltz (1905)
14. ジョプリン:楽しいひととき -Ragtime Waltz (1909)
15. ジョプリン:e アントワネット -March and Two-Step (1906)
16. ジョプリン:慰め -A Mexican Serenade (1909)
17. ジョプリン:リフレクション・ラグ-Syncopated Musings (1917)
マリリン・ノンケン(P)

録音:2021年4月21-22日
アフリカ系アメリカ人作曲家スコット・ジョプリン。早くから音楽的才能を顕すも、家庭が貧しかったため、ピアノはほぼ独学で習得。10代からミシシッピー川流 域のサロン「メイプル・リーフ」でダンス音楽を演奏、その後セントルイスからシカゴ、ミズーリ州のセダリアなどで演奏を重ねました。決して優秀なピアニストでは なかったものの、ヴァイオリニスト兼コルネット奏者であり、仲間8人と結成した「テキサス・メドレー・カルテット」のリードシンガーとして活躍、その経験はその後の 彼の活動に大きな影響を与えます。27歳の時にジョージ・R・スミス大学に入学、ヨーロッパのクラシック音楽とアフリカ系アメリカ人のリズムを結びつける音楽 を追求し『ラグ・タイム』というジャンルを創り上げました。残念ながら、彼の作品は生前に人気を得ることはありませんでしたが、1973年の映画『スティング』で ラグ「ジ・エンターテイナー」が効果的に使われ一躍人気を獲得。現在では"ラグタイム王"と呼ばれるほどの人気作曲家です。また、彼はこのアルバムに名前 が挙げられた4人の作曲家たちとしばしば共同作業を行ったことでも知られており、ここでも何曲かの珍しい作品をマリリン・ノンケンの演奏でお楽しみいただけ ます。

BIS
BISSA-2345(1SACD)
サティ:ピアノ独奏曲全曲録音第5集「エソテリック・サティ」
4つの前奏曲よりエジナール(アインハルト)の前奏曲(1893)
冷たい小品(1897)
新しい冷たい小品(1907)
4つの前奏曲よりナザレ人の第1の前奏曲(1893)
ユスピュ(3幕のキリスト教的バレエのための)(1892)
ゴシックの舞曲(1893)
[多分貧しい人々のために] (1893)
3つのハーモニー(1895)
祈り(1894)
「パンテ」のライトモティーフ(1892)
若い令嬢のためにノルマンディの騎士によって催された祝宴(1892)
4つのオジーヴ(1886?)
バラ十字教団の最初の思想(1891)
小川典子(P/1890年製エラール)

録音:2018年8月/東京音楽大学、Jスタジオ
BISレーベルを代表する世界的ピアニスト小川典子。2015年の歿後90年を記念して始動したサティのピアノ独奏曲全曲録音。 各誌で絶賛された第1弾(KKC-5644 / BIS SA-2215)、第2弾(KKC-5719 / BIS SA-2225)、第3弾「ヴェクサシオン」(KKC-6217 / BIS SA-2325)、第4弾「ルラーシュ-シネマ」(KKC-6374 / BIS SA-2335)に続く第5弾「エソテリック・サティ」の登場です!
19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したサティ。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術家が集うモンマルトルで作曲活動を 行いました。1905年には作曲法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上がるにつれ、ジャン・コクトーやピカソといっ た著名な芸術家たちから注目され親交を深めていきました。やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の 奔放な表現を追求していきました。
第5集では初期および秘儀的作品を収録。楽譜に小節線のない「バラ十字教団の最初の思想」、あまり録音のない「ユスピュ」など、サティのオリジナリティ に溢れた世界が広がります。
2018年8月にかけて行われた当録音は現在特任教授を務める東京音楽大学のスタジオにおけるセッション。使用楽器は1890年製エラールピアノで、サティ がピアノ曲の多くを作曲した同時代の楽器で演奏しております。当時の響きを追求した小川典子渾身の録音です。 (Ki)

Profil
PH-21184(10CD)
クラシック・ギターの芸術〜ヴットケ
■Disc1
お気に入り
(1) グラナドス:アンダルーサOp.37の5
(2)アルベニス:アストゥリアスOp.47の1
(3)ソル:モーツァルト変奏曲Op.9
(4)同:グランド・ソロOp.14
(5)ウルリヒ・ヴェトリヒ:ソナタ
(6)ペルナンブーコ:鐘の響き
(7)プホール:悲しみの前奏曲
(8)アルベニス:サンブラ・グラナディーナ
(9)同:朱色の塔
■Disc2 
コラボレーション
(1) モーツァルト:トルコ行進曲
(2)ピアソラ:オブリビオン(忘却)
(3)同:エスクアロ(鮫)
(4)同:バチンの少年
(5)同:アディオス・ノニーノ
(6)同:タンゴ
(7)グラナドス:スペイン舞曲〜オリエンタルとサラバンダ
(8)ハイドン:弦楽四重奏曲第8番〜アダージョとプレスト
(9)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(1-3)
(10)ボッケリーニ:メヌエットとアレグレット
(11)ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲〜カナリオ
(12)ダウランド:暗闇に私は住みたい
(13)ファリャ:粉屋の踊り
■Disc3
対比
(1) モーツァルト:ソナチネ(ディヴェルティメント変ロ長調K.Anh229)
(2)ソル:モーツァルト変奏曲Op.9
(3)カルッリ:ソナチネOp.52
(4)ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲
(5)グラナドス:アンダルーサOp.37の5
(6)アルベニスアルベニス:アストゥリアスOp.47の1
■Disc4

ダウランド:歌、サクソフォンとギター編
(1)透明な涙よ
(2)彼女は私の過ちを許すだろうか
(3)ダウランド氏の真夜中
(4)もう一度帰っておいで、やさしい恋人よ
(5)あふれよわが涙
(6)ヨッヘン・フォイヒト:ダウランド・シャドウズ
(7)私は見た、あの人が泣いているのを
(8)ご婦人方をつかむこつ
(9)来たれ、深き眠りよ
(10)おお、今こそ別れねばならぬ
(11)暗闇に私は住みたい
(12)憂鬱なガイヤルド
(13)もう泣かないで、悲しみの泉よ
■Disc5

(1)カルロ・ドメニコーニ:コユンババ
(2)トゥリーナ:ギター・ソナタOp.61
(3)ウルリヒ・ヴェトリヒ:ソナタ
(4)ジュリアーニ:ロッシニアーナ第1番Op.119
■Disc6 
新タンゴ
ピアソラ
(1)アディオス・ノニーノ
(2)オブリビオン(忘却)
(3)ブエノスアイレスの夏
(4)コルドバへのオマージュ
(5)ギターとバンドネオンのための協奏曲 「リエージュに捧ぐ」
(6)タンゴ・センセーション〜愛する、恐怖
(7)バチンの少年
■Disc7
ロマンス
(1)パガニーニ:ロマンス
(2)ハイドン:ギター協奏曲ニ長調
(3)ボッケリーニ:ギター五重奏曲第7番ホ短調
■Disc8
ファンダンゴ
(1)ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番ニ長調「ファンダンゴ」
(2)グラナドス:スペイン舞曲(全6曲)
(3)ファリャ:粉屋の踊り
(4)グラナドス:アンダルーサOp.37の5
■Disc9
美しきイタリア
(1)ヴィヴァルディ:ギター協奏曲ニ長調
(2)カルッリ:ギター協奏曲イ長調
(3)カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番ニ長調Op.99
■Disc10
献呈
(1)ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲
(2)ピアソラ:ギターとバンドネオンのための協奏曲 「リエージュに捧ぐ」
(3)ブローウェル:悲歌的協奏曲
フリーデマン・ヴットケ(G)


■Disc1 62’20”
録音:1995年6月、2004年10月
■Disc2 71’16”
ゼバスチアン・シュミット(Vn)(1)-(3)、
ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)、
ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(Cb)、
ティーモ・ハンドシュ(指)南西ドイツ・プフォルツハイム室内O(4)-(6)、
ミンゲット四重奏団(7)(13)、
イーゴリ・ジューコフ(指)新モスクワ室内O(8)、
ベルンハルト・シュミット(Vc)(9)、ダヴィド・ブラッチーニ四重奏団(10)、
セバスチャン・テヴィンケル(指)南西ドイツドイツ・プフォルツハイム室内O(11)、
サラ・マリア・スン(S)、ヨッヘン・フォイヒト(Sax)、ヴェルナー・マツケ(バロック・チェロ)(12)、
フェリックス・マツラ(カスタネット)(13)
■Disc3 56’36”
■Disc4 50’28”
サラ・マリア・スン(S)、
ヨッヘン・フォイヒト(Sax)、
ヴェルナー・マツケ(バロック・チェロ)
録音:2013年
■Disc5 58’46”
ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)、
ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(Cb)、
ティーモ・ハンドシュ(指)南西ドイツ・プフォルツハイム室内O
録音:2018年6月
■Disc7 48’10”
イーゴリ・ジューコフ(指)新モスクワ室内O
■Disc8 55’37”
ミンゲット四重奏団、
フェリックス・マツラ(カスタネット)
■Disc9 55’53”
イーゴリ・ジューコフ(指)新モスクワ室内O(1)(2)、
ニコラ・パスケ(指)ペーチ・フィル(3)
■Disc10 64’05”
セバスチャン・テヴィンケル(1)、
ティーモ・ハンドシュ(2)(指)南西ドイツドイツ・プフォルツハイム室内O、
イーゴリ・ジューコフ(指)新モスクワ室内O(3)
ドイツのベテラン・ギタリスト、フリーデマン・ヴットケは2004年以来Haenssler/Profilレーベルの専属音楽家として多くのディスクをリリース、いずれも高 い評価を受けました。今回そこから10枚を厳選してBox化、衝撃の価格でのご提供となります。
ヴットケはシュトゥットガルト高等音楽学校でギターを学んだ後、ジョン・ウィリアムズ、マヌエル・バルエコ、ペペ・ロメロ、デヴィッド・ラッセル、エドゥアルド・ フェルナンデスらのマスタークラスに参加して研鑽を積みました。有名音楽家たちと強い人脈を持ち、ロドリーゴとも親しく、いろいろ助言を受けるだけでなく、ヴッ トケの演奏する「ある貴紳のための幻想曲」を激賞されたといわれます。またロシアの名ピアニストで指揮者のイーゴリ・ジューコフからも教えを受け、数多く共演 もしています。
古典レパートリーでの妥協のない演奏に加え、常に新しいアイディアを追求してやまない点も興味津々。ダウランドなどの古楽からハイドン、モーツァルトなどギ ターと無縁な作曲家たちの編曲、ピアソラのタンゴまで、ヴットケの幅広い芸風を堪能できます。 (Ki)

H.M.F
HMM-902696(2CD)
平均律クラヴィーア曲集第1巻 and beyond
■CD1
1-2. バッハ:プレリュードとフーガ ハ長調 HWB 846
3. ベートーヴェン:バガテル ハ短調 WoO 52
4-5. バッハ:プレリュードとフーガ 嬰ハ長調 BWV 848
6. ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 op. 50 no. 3 (Moderato)
7-8. バッハ:プレリュードとフーガ ニ長調 BWV 850
9. ラフマニノフ:前奏曲 ニ短調 op. 23 no.3
10-11. バッハ:プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV 852
12. フォーレ:前奏曲 変ホ短調 op. 103 no. 6
13-14. プレリュードとフーガ ホ長調 BWV 854
15. ラヴェル:フーガ(Allegro moderato) ホ短調(クープランの墓より)
16-17. バッハ:プレリュードとフーガ ヘ長調 BWV 856
18. モーツァルト(ブゾーニ編):2台ピアノ版:自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K608*
■CD2
1-2. バッハ:プレリュードとフーガ 嬰ヘ長調 BWV 858
3. ブラームス:カプリッチョ(Un poco agitato) 嬰へ短調 op. 76 no. 1
4-5. バッハ:プレリュードとフーガ ト長調 BWV 860
6. ショスタコーヴィチ:プレリュード ト短調 op. 34 no. 22
7-8. バッハ:プレリュードとフーガ 変イ長調 BWV 862
9. ブゾーニ:プレリュード(Andantino) 嬰ト短調 op. 37 no. 12 (BV 181/12)
10-11. バッハ:プレリュードとフーガ イ長調 BWV 864
12. リゲティ:ムジカ・リチェルカータ I on A (Sostenuto)
13-14. バッハ:プレリュードとフーガ 変ロ長調 BWV 866
15. レーガー:2つのパートのカノン 変ロ短調 op.19(すべての短調と長調による111のカノン WoO III/4, 第1巻より)
16-17. バッハ:プレリュードとフーガ ロ長調 BWV 868
18. シェーンベルク:6つのピアノ小品 op.19
19. バッハ:プレリュード ハ長調 BWV 846
ジュリアン・リベール(P/クリス・マーネ製)
アダ ム・ラル ー ム(P)*
クリス・マーネ製の並行弦グランドピアノを使用

録音:2021年7月、サル・フラジェ(ベルギー)
ベルギーの奇才、ジュリアン・リベールによるバッハの登場!バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻の長調の楽曲と、それぞれの楽曲に呼応するようにリベール 自身がセレクトした、のちの時代の作曲家たちによる短調の楽曲を並べ、バッハと様々な作曲家たちによる対話のようなプログラムとなっています。モーツァルトの 自動ピアノのための幻想曲はブゾーニによる2台ピアノ版で、ラルームが共演しているのも注目です。ピアノは、バレンボイムが使用していることでも知られている、 クリス・マーネ製による並行弦グランドピアノを使用。新しいバッハ像が浮彫となってきます! (Ki)

LAWO Classics
LWC-1227(1CD)
即興曲〜若きシグネ・ルンの作品集
シグネ・ルン(1868-1950):アルバムのページ「マルカートとレガートのメロディ」 Op.8(1886 手稿譜)/華やかなワルツ(1891)/聖スンニヴァ行進曲(1888)/4つのピアノの小品 Op.9(1888)/結婚行進曲 Op.12(1896 手稿譜)/ピアノの為のノルウェーの小ピース Op.15(1893)/即興曲、主題と変奏 Op.18(1897)/ピアノの為の6つの抒情小曲集 Op.25/ロンド Op.20(1898)/スーヴェニール Op.29-1(1901)/5つの抒情的小品 Op.34(1906)
ルネ・アルヴェル(P)

録音:2019年11月12日-14日、ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
ノルウェーのピアニスト、ルネ・アルヴェル(b.1957)と LAWO Classicsのプロジェクト、女性作曲家シグネ・ルン(1868-1950)の全ピアノ曲を3枚のアルバムで紹介するシリーズ。『詩的な練習曲』(LWC1196)につづく第2集には、シグネ・ルンが、彼女のもっとも成熟した作品とされる「5つの抒情的小品」に向かって音楽的に成長していく若い時代、19世紀の終わりの作品が演奏されます。

Sterling
CDA-185518562(2CDR)
わたしの大好きなラヴェル〜ラヴェル:ピアノ作品集
水の戯れ/ソナチネ/鏡/高雅で感傷的なワルツ〜とてもゆっくりと, 表情を強めにして(第2曲)/中庸の速さで(第3曲)/とても生き生きと(第4曲)/ほとんどレントで,心の奥で感じて(第5曲)/ボロディン風に/シャブリエ風に
クープランの墓〜前奏曲(第1曲)/フーガ(第2曲)/リゴドン(第3曲)
ブレンダ・ルーカス・オグドン(P/Fazioli F-278)

録音:2020年11月3日-5日、アルフトン・ニュー・モールティングズ(アルフトン、サフォーク州、イングランド)
イングランド、マンチェスターのメトロポリタン自治区のテームサイド生まれのピアニスト、ブレンダ・ルーカス・オグドン(b.1935)は、王立ノーザン音楽大学を1957年に卒業。同時期に学生だったジョン・オグドンと1960年に結婚し、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニックと共演してソリストとしてデビュー。1960年代初期、ウィグモアホールのリサイタルで弾き、1962年のチャイコフスキー・コンクールで第1位をアシュケナージと分け合ったジョンと組んだデュオでエディンバラをはじめとする主要な音楽祭に出演しました。1989年にジョンが亡くなり、1993年、彼の業績を追悼する「ジョン・オグドン基金」を設立しました。
ブレンダ・ルーカスは、現在、ソリストなどの活動をつづけ、その合間にピアノを教えています。Sterling Records のリリースする『わたしの大好きなラヴェル』は、ロンドンのホームレスの為のチャリティ基金「Shelter(シェルター)」のキャンペーンのために作られたアルバムです。「水の戯れ」 「ソナチネ」、「高雅で感傷的なワルツ」 と 「クープランの墓」 の抜粋という、彼女の「音楽」を率直に反映するプログラムが組まれました。「あなたの新しいラヴェルのCDは、わたしの大好きなレパートリーもあって、とても楽しく聴きました」(王立音楽大学ピアノ科教授ジュリアン・ジェイコブソン)。2020年11月、サフォーク州の録音スタジオ「アルフトン・ニュー・モールティングズ」で「Fazioli F-278」ピアノを弾いてセッション録音されました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Sterling
CDX-50012(4CDR)
グレート・クラシカル・ピアノ・エクスペリエンシズ
■Disc1:CDA16642-『地中海の音楽』
スカルラッティ:ソナタ ト長調、ソナタ ホ長調、ソナタ イ短調、ソナタ 二短調 「トッカータ」
ドビュッシー:2つのアラベスク
ラヴェル:水の戯れ
ボリス・パパンドプロ(1906-1991):イグラ(幻想的スケルツォ)(1932)
ファリャ:火祭りの踊り(「恋は魔術師」 から)
アルベニス:スペインの歌 Op.232-前奏曲、東洋風、椰子の木陰、コルドバ、セギディーリャ(カスティーリャ)
■Disc2:CDA16802-『ロマンティックなシルエット』
シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1、
 幻想小曲集 Op.12-夕べに、飛翔、なぜ?、気まぐれ
リスト:夜想曲第3番「愛の夢」、
 ハンガリー・ラプソディ第6番 変ホ長調 S.244
レーガー:シルエット Op.53
シェック:2つのピアノの小品 Op.29-慰め、トッカータ
■Disc3:CDA16952-『マリア・シールグレーン、リサイタル』
グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
オネゲル:7つの小品 H.25
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66、
 夜想曲 ヘ長調 Op.15 nO1、
 練習曲 ハ短調 Op.10 nO12 「革命」
フルメリ(1908-1987):シャコンヌ ハ長調 Op.8
リスト:演奏会練習曲 変ニ長調 「ため息」、葬送(「詩的で宗教的な調べ」から)
■Disc4:CDA18422-『北欧の巨匠作曲家たち』
グリーグ:バラード ト短調 Op.24
シベリウス:6つの即興曲 Op.5
ステンハンマル:3つの幻想曲 Op.11
ニールセン:主題と変奏 FS81(Op.40)
マリア・シールグレーン(P)

■Disc1
録音:2008年2月20日-22日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)
■Disc2
録音:2012年3月、4月、スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)

■Disc3
録音:1990年10月31日-11月2日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)

■Disc4
録音:2019年9月29日、10月26日-27日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)
マリア・シールグレーンは、スイスで生まれ、7歳の時にスウェーデンに移り住みました。ヨーテボリ音楽大学で学び、1979年、ウィーン国立音楽大学のディプロマを取得。ソロと室内楽のピアニスト、音楽教師として活動。南米コロンビアのブカラマンガで行われた第11回国際ピアノ・フェスティヴァルにスウェーデン代表として参加しました。彼女は、近年、彼女の重要なレパートリーの録音を行い、「温かく、正気にあふれた演奏」(「Opus」)と評された『地中海の音楽』(CDA16642)以下、4枚のアルバムを作りました。『Great Classical Piano Experiences(クラシカル・ピアノの名作を弾く経験)』は、その4枚のアルバムのセット化です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります

KAIROS
0015106KAI(3CD)

P-0015106KAI(3CD)
国内盤仕様
税込定価
フェルドマン(1926-1987):後期ピアノ作品集
バニタ・マーカスのために(1985)/マリの宮殿(1986)/トライアディック・メモリーズ(1981)
アルフォンソ・ゴメス(P)

録音:2021年5月、ヴォルフガング・ホフマン・ザール(ドイツ、フライブルク)
瞑想的な音色と無数の反復、美しい静けさの中で繰り広げられるフェルドマン(1926-1987)の後期ピアノ作品集。高弟バニタ・マーカスに捧げられた「バニタ・マーカスのために For Bunita Marcus」、フェルドマン最後のピアノ作品「マリの宮殿 Palais de Mari」、そして80分超の大作「トライアディック・メモリーズ Triadic Memories」と、静謐さと長大さが特徴の1980年代に書かれた3作品(合計約3時間)をCD3枚に収録しています。演奏はさまざまな現代作曲家の作品を数多く初演し、国内外で11の賞を受賞している現代音楽のエキスパート、アルフォンソ・ゴメス。耳を傾けているうちに我を忘れてしまいそうな、優しく美しいフェルドマンの音楽に浸ることができる上質なアルバムです。

CAvi music
85-53214(1CD)
イン・サーチ・オヴ 〜4手または2台のピアノの為の作品集
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-1 ロ長調
ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO 1-2 ニ短調
ハンガリー舞曲 WoO 1-11 ニ短調
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-2 ホ短調
ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO 1-4 ヘ短調
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-5 変ロ短調
ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO1-6 嬰ニ長調、
ハンガリー舞曲 WoO 1-1 ト短調
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-7 ハ長調
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」 Op.71a(ニコラス・エコノム編曲による2台ピアノ版)
オウスハン・バルジ:4手ピアノの為の「螺旋」(世界初録音
ギュルル・エンサリ(P)、
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2021年3月-4月、シュトゥットガルト南西ドイツ放送局放送スタジオ(ドイツ)
トルコに生まれたギュルル・エンサリと、ルーマニアに生まれたヘルベルト・シュフによる夫婦ピアノ・デュオ。二人の生まれた国やルーツに違いはありますが、お互いの子供時代の思い出に共通点を見出すことが出来ました。その共通点が今回のアルバムのプログラム構成のきっかけとなりました。ハンガリーの隣国ルーマニアで育ったシュフは、直接ハンガリーとのつながりはないものの、幼少期より身近に感じていたといい、自宅で流れていたのもハンガリーの音楽でした。一方イスタンブールで育ったエンサリは、西洋音楽の影響を幼い頃から受けており、自宅ではブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーなどの音楽に囲まれて育ちました。そのような二人の思い出を、コロナ禍にじっくりと練られて録音された今作。最後にエンサリのルーツであるトルコの作曲家オウスハン・バルジから二人に捧げられた作品を含めて、夫婦デュオならではの息の合った演奏を聞かせてくれています。

MUSICAPHON
M-56966(1CD)
ピアノ革命〜ショパン&ゴットシャルク:ピアノ作品集
ショパン:夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1、
 夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2、
 夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1、
 バラード第3番変イ長調 Op.47
ゴットシャルク:サバンナ Op.3、
 バナナの木 Op.5、バンジョー Op.15、
 プエルト・リコの思い出 Op.31、
 クリオーリョのバラード(キューバ舞曲)Op.37、
 ハバナの思い出 Op.39
ジミン・オウ=ハヴェニート(P)

録音:2013年9月〜10月、クララ・ヴィーク・オーディトリウム(ドイツ、ザントハウゼン)
ショパンとゴットシャルク、ひとりはフランスで、もうひとりはブラジルで、ともに若くして異国の地でこの世を去った2人のピアノの詩人によるピアノ作品集。ルイス・モロー・ゴットシャルク(ゴッチョーク)は1829年にアメリカ合衆国ニューオーリンズで生まれた作曲家、ピアニスト。中南米やカリブ海の民族音楽の影響を受けた特殊なピアノ音楽を作曲し、作品と演奏の両方で大人気を博しました。ショパンはパリを訪れたゴットシャルクの演奏を聴いて「きっとピアノの王になるだろう」と称賛しています。ショパンとゴットシャルクを組み合わせたアルバムは珍しく、美しく洗練されたゴットシャルクが聴けるという点でも貴重な1枚です。

「ショパンの伝記とゴットシャルクの日記を読むと、2人の音楽を聴いたことがあるだけでは想像もつかないような真のつながりがあることに驚かされます。2人の生涯は対照的であると同時に平行線に満ちています。こうした理由から、私はこの作曲家たちをひとつのプログラムにまとめたのです。」(ジミン・オウ=ハヴェニート)

MUSICAPHON
M-56964(1CD)
フランスの組曲集
プーランク:フランス組曲よりブルゴーニュのブランル、パヴァーヌ、シャンパーニュのブランル
ラモー:クラヴサン曲集 第1巻(第1組曲)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ミヨー:ピアノの為の組曲 Op.8
ヴォルフガング・デベルライン(P/スタインウェイ)

録音:2014年10月〜11月(ドイツ、ホーフ)
ザルツブルク・モーツァルテウム大学でアルフォンス・コンタルスキーに師事したピアニスト、ヴォルフガング・デベルラインによるフランスの組曲ばかりを集めた1枚。舞曲や性格的な音楽を連続して演奏するように並べた「組曲」は、主としてバロック時代に起源を持つ楽曲形式ですが、その後、組曲の形式を何度も取り上げ、さらに発展させたり、修正したりして自らのために再定義したフランスの作曲家のリストは広範囲に及んでいます。デベルラインはMusicaphonレーベルより2002年にテレージエンシュタット強制収容所で書かれたピアノ作品集(M56850)、2005年にカール・アマデウス・ハルトマンのピアノ作品全集(M56856)をリリースしており、どちらも高い評価を受けています。
MUSICAPHON
M-56963(1CD)
スペインに纏わるギター作品集
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004よりシャコンヌ
ソル:幻想曲第7番Op.30
ファリャ:ドビュッシー墓碑銘の為の賛歌
ロドリーゴ:祈りと踊り(ファリャへのオマージュ)
トリスタン・ミュライユ:Tellur
シュテファン・コイム(G)

録音:2013年7月(オーストリア、ザルツブルク)
バロック時代から現代に至るまでの、スペイン音楽の伝統を独創的にアレンジした作品を集めたギター・アルバム。バッハの傑作で有名な舞曲「シャコンヌ」は中南米由来のスペインの舞曲を起源としており、ソル、ファリャ、ロドリーゴには、それぞれの作風にスペインの重要な民俗学的要素が含まれています。またフランスの作曲家トリスタン・ミュライユは、スペインのフラメンコ音楽の演奏技術を「Tellur」に取り入れることで、自身のサウンド・アイディアをギターで具現化しています。

La Dolce Volta
LDV-89(1CD)
シャンソン・ボエーム
(1)ユベール・ジロー:巴里の空の下
(2)ブラームス:ワルツ「愛の歌」Op.52の6
(3)チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51の6
(4)ドヴォルザーク:母の教えたまいし歌
(5)フランク・ブリッジ:セレナード
(6)ハンス・ジット:アルブムブラッターOp.39(全6曲)
(7)サティ:あなたが好き
(8)プーランク:愛の小径
(9)マスネ:スペインの夜
(10)カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」〜かわいい羊飼い/向こうの谷間に
(11)ナディア・ブーランジェ:ルクス・エテルナ
(12)フィリップ・グラス:ミシマ(弦楽四重奏曲第3番より)
(13)ピアソラ:オブリビオン(忘却)
(14)ヤン・ティルセン:テンペルホーフ
(15)ブリュノ・クレ:凧
(16)アズナヴ ー ル:ラ・ボ エ ーム
アドリアン・ラ・マルカ(Va)
ダナエ・デルケン(P)

録音:2021年5月5-7日/アンドレアス教会(ベルリン=ヴァンゼー)
1989年生まれのフランス・ヴィオラ界の期待の星ラ・マルカと1991年ドイツ生まれのダナエ・デルケンによる新時代のヴィオラ・アルバム。
ラ・マルカのla dolce voltaレーベルのディスクはイギリス作品のイメージがありますが、今回は母国フランスの、それもシャンソンや民謡などメロディをたっ ぷり歌う作品が中心に集められています。
冒頭いきなりエディット・ピアフやジュリエット・グレコでおなじみのシャンソン「巴里の空の下」が歌われますが、明らかにヴァイオリンではないシックな秋色の 音色にしびれます。サティの「あなたが好き」もプーランクの「愛の小径」もオシャレの極み。フランス作品ではありませんが、チャイコフスキーの「感傷的なワルツ」 やドヴォルザークの「母の教えたまいし歌」も泣けます。
ヴィオラの魅力と表現力を最大に生かしながら親しみやすい作品ばかり集めた、まさに21世紀的ヴィオラ・ワールドです。 (Ki)
La Dolce Volta
LDV-86(1CD)
バブル〜ダナ・チョカルリエと友人たち
(1)プーランク:3人の貴婦人(「パリの風物」より)【フィリップ・カトリーヌ(歌)】
(2)リュシアン・ブラガ:踊りたい【ジュリー・ドパルデュー(語り)】
(3)コンスタンティネスク:トッカータ「ジョク・ドブロジェン」
(4)アルチュニアン:即興曲【アストリグ・シラノシアン(Vc)】
(5)ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
(6)ピアソラ:フラカナーパ【パスカル・コンテ(アコーディオン)】
(7)スタネスク:シャンソン【ジュリー・ドパルデュー(語り)】
(8)サティ:あなたが好き
(9)ワイル:あなたを愛していないわ【ジュリー・ドパルデュー(語り)】
(10)シューベルト:軍隊行進曲ニ長調【アンヌ・ケフェレック(P・デュオ)】
(11)アイヴァジアン:アルメニア舞曲【アストリグ・シラノシアン(Vc)】
(12)パスカル・コンテ(フレッド・ハリンガー編):スパークリング・ガール【パスカル・コンテ(アコーディオン)】
(13)モーツァルト:ロンド ニ長調K.485
(14)プーランク:モンパルナス【フィリップ・カトリーヌ(歌)】
(15)コミタス:私は踊れない【アストリグ・シラノシアン(Vc)】
(16)カナダ伝承曲:ハングマンのリール【ジル・アパップ(Vn)】
(17)フィリップ・グラス:モダン・ラヴ・ワルツ
(18)ジャン=ピエール・アルマネ:これがアメリカだ
(19)ジルベール・ベコー(シリル・レーン編):ワルシャワのピアニスト【イザベル・ジョルジュ(歌)】
(20)ショパン:華麗なワルツOp.34の3
(21)リュシアン・ブラガ:3 つの顔【ジュリー・ドパルデュー(語り)】
ダナ・チョカルリエ(P)
Fazioli使用

録音:2020年2、6、9月/バニュー音楽・舞踊館
1968年ルーマニア生まれのピアニスト、ダナ・チョカルリエ。la dolce voltaレーベルからシューマンのピアノ独奏曲全集(13枚組)をリリースして注目され ました。陽気でオープンな人柄の彼女は交友も多く、このアルバムではその友人たちが彼女のもとを訪れ、さらりと小品を楽しむさまが収録されています。
とにかく豪華な面々。奇才フィリップ・カトリーヌ、名優ジェラール・ドパルデューの愛娘ジュリー、チェロのシラノシアン、アコーディオンのパスカル・コンテらと さまざまな地域のさまざまなジャンルの曲を楽しみ、人気ピアニスト、アンヌ・ケフェレックとシューベルトの名曲「軍隊行進曲」を連弾します。
演奏はいずれも超一級。余興のようでありながらさずが一流芸術家たちの天才芸を味わえます。 (Ki)
La Dolce Volta
LDV-90(1CD)
リャプノフ:12の超絶技巧練習曲 フロリアン・ノアック(ピア ノ)

録音:2020年6月2-5日/ドイツ放送室内楽ザール(ケルン)
1990年生まれのベルギーのピアニスト、フロリアン・ノアックは超絶技巧作品に積極的で2018年の初来日以来日本でもファンを増やしています。ノアックは リャプノフのピアノ曲に特別な興味と愛着を感じていて、これまでもArs Productionレーベルから2枚のアルバムをリリースしていました。
今回はla dolce voltaレーベルからリャプノフの最高傑作にして最重要作品「12の超絶技巧練習曲」のリリースとなります。リストの同名作で使わなかった 12のシャープ系調性を用い、リストの華麗さにバラキレフのボルテージのさを加味した難易度の異常な高さで恐れられています。
ノアックは14歳の時にこの作品を知り、これほど緻密に書かれた傑作が不当に無視されていることに驚きと怒りを感じたと記しています。これまで数枚のディ スクはありますが、リャプノフの音楽を知り尽くしたノアックの理解の深さで圧倒されます。 ノアック自身による解説(日本語訳)付です。

APARTE
AP-283(2CD)
スカルラッティ:ソナタ集
Disc1
クリティカル・エディションより
(1)ト長調K.13/(2)ト長調K.523/(3)ト短調K.8/(4)ト短調K.450/(5)ト長調K.259/
(6)ニ長調K.29/(7)ニ長調K.96/(8)ロ短調K.173/(9)ロ短調K.377/(10)ヘ短調K.69/
(11)ヘ短調K.387/(12)ト短調K.31/(13)ニ短調K.434/(14)ニ短調K.444/(15)ヘ長調K.446/(16)ヘ長調K.525
Disc2
ハンス・フォン・ビューロー編纂版
(1)組曲ト長調【前奏曲(A・スカルラッティ作)/トッカータK.13/サラバ
ンドK.8/ブルレスカK.450/メヌエットK.259/ジグK.523】
(2)組曲ヘ短調【ソナタK.31/フーガ(A・スカルラッティ作)/クーラントK.69/カプリッチョK.446/シチリアーノK.446/スケルツォK.525】
(3)組曲ニ長調【ソナタK.29/クーラントK.434/カプリッチョK.444/ブーレK.377/ガヴォットK.173/ジグK.96】
ジュリオ・ビッダウ(P)

録音:2020年6月、11月/サル・コロンヌ
evidenceレーベルからレスピーギ自身の4手編曲による「ローマの噴水」や「ローマの松」をリリースして注目されたジュリオ・ビッダウ。1985年イタリアの サルディニア島出身で、パリのエコール・ノルマルでルイサダに師事、その後もチッコリーニから個人レッスンを受けました。
学 究 的 な 一 面 も 持 つビッダウは 、スカル ラッティのソナタを 題 材 に 興 味 深 い 試 み をしています。2 枚 組 の 最 初 の 1 枚目には エミリア・ファディーニの 校 訂によるク リティカル・エディションから選んだ16曲を極めて厳格に再現。とはいっても堅苦しいものではなく、イタリア的な歌ごころとリズムが心地よい名演となっています。
一方2枚目はハンス・フォン・ビューローが19世紀に編纂したロマン派的解釈による同じ曲を対比。ビューローは聴きやすく調性をあわせて組曲に仕立ててい ますが、編纂というよりも明らかな編曲で、リストやワーグナーの美学が反映されたような内容となっています。ビッダウは解釈や奏法をがらりと変え、濃厚な感情 を聴かせます。ロマン派と現代の古楽解釈の違いを耳で学べます。 (Ki)

KLARTHE
KLA-133(1CD)
「Accorgueon」
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番 ニ短調 Op.65-6
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
バッハ:パッサカリア ハ短調 BWV582
パッヘルベル:シャコンヌ ヘ短調 P 42
ボエルマン:ゴシック組曲 Op.25
エスケシュ:「復活のいけにえに」による5つのヴェルセット
メラニー・ブレガン(アコーディオン)

録音:2021年2月8-10日、2021年7月10&11日/フランス
アコーディオン奏者メラニー・ブレガンがオルガンの名作をなんとアコーディオンで演奏したアルバム「Accorgueon」をリリース!収録作はメンデルスゾーンの オルガン・ソナタ第6番、バッハのパッサカリア、フランクの前奏曲、フーガを変奏曲など魅力的な作品ばかりを選曲しました。
ふいごと鍵盤の操作によって演奏するという原理の点ではアコーディオンとパイプオルガンは近い楽器であるものの、手鍵盤とペダルで演奏されるオルガン作品 をアコーディオンで弾くのは超絶技巧を要します。名手ブレガンがこの楽器の無限の可能性を引き出した充実のアルバムを完成させました! (Ki)
KLARTHE
KLA-036(1CD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 エリック・ラクルー(Vn)

録音:2016年3月22-25日/デュルタル城(フランス)
フランスの実力派エリック・ラクルーがイザイの無伴奏全曲を録音しました!ラクルーはレジス・パスキエなどフランス本流のヴァイオリニストに師事。その後イー ゴリ・オイストラフら著名なヴァイオリニストからも薫陶を受けました。 2003年よりパリ国立歌劇場Oのコンサートマスターをつとめ、小澤征爾、ゲルギエフ、ブーレーズなどの世界的な指揮者のもと歌劇を中心に幅広いレ パートリーを演奏。またプソフォスSQの第1ヴァイオリン奏者もつとめ室内楽にも力を入れてきました。
6曲から成るイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを強く意識して書かれているものの、各曲が名ヴァイオリ ニストやイザイの高弟に捧げられており、それぞれ強い個性を示した作品で、近年名手の必須レパートリーに数えられます。ラクルーは野太く力強い演奏が魅力。技 術的にも安定感抜群でイザイの世界に没入できます。 (Ki)
KLARTHE
KLA-125(1CD)
「ヴァイオリン一挺で旅をする」
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
ティエリー・ド・メイ(1956-):パッサカリアと変奏曲
ハチャトゥリャン:無伴奏ヴァイオリンのソナタ・モノローグ
アニエス・ピーカ(Vn)

録音:2021年4月15-17&27-29日/ステファン・ポレロ・スタジオ
コロナ禍で音楽活動が制限された2020年。ヴァイオリニスト、アニエス・ピーカはヴァイオリンと向き合う日々が続きました。その生活の中で無伴奏録音に挑戦 することを決意。録音は2021年4月に行われ、バッハ、ティエリー・ド・メイ、ハチャトゥリャンの作品を収録しました。
ティエリー・ド・メイの「パッサカリアと変奏曲」は舞台音楽のために書かれた作品(ティエリーは振付家ミシェル・アンヌ・ド・メイの弟)。バロックの組曲のよ うに構成されとてもリズミカルな作品で、バルトークやバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタにも似た響きが特徴です。
コロナ禍になってから弾き始めたというハチャトゥリヤンの「ソナタ・モノローグ」はピーカがコロナ禍で感じていたことを音楽的に具現化しているように思え、 取り上げたとのこと。晩年のこの作品は演奏会ではほとんど弾かれることはありませんが、詩的な美しさを讃える当作の多くの人に聴いてもらいたいという思いが 詰まっております。アニエス・ピーカがヴァイオリン一挺で音楽の旅路に誘います。 (Ki)

Hortus
HORTUS-197(1CD)
ジョン・フィールド:夜想曲集
第12番ト長調 H58/第10番ホ短調 H46
第16番ヘ長調 H60/第1番変ホ長調 H24
第4番イ長調 H36/第2番ハ短調 H25
第9番ホ長調 H30/第11番変ホ長調 H56
第3番変イ長調 H26/第5番変ロ長調 H37
第13番ニ短調 H59/第6番ヘ長調 H40
第15番ハ長調 H61/第8番イ長調 H14
第16番ヘ長調 H62/遺作 変ロ長調
フローラン・アルブレヒト(フォルテピアノ/カルロ・デ・メッリオ1826年製)

録音:2020年/フランス
アイルランドの作曲家ジョン・フィールドの夜想曲集。夜想曲というジャンルを確立させ、ショパンをはじめ多くの作曲家に影響を与えた人物として知られます。 なんとも美しい旋律はフィールドならでは。当録音では1826年、カルロ・デ・メッリオ製作のフォルテピアノで演奏。フローラン・アルブレヒトが丁寧に紡ぐ美し い演奏をご堪能いただけます。 (Ki)
Hortus
HORTUS-198(1CD)
「リトネル」
ファビアン・トゥシャール:彼女の歩く姿の美しいさま/暗闇の中のシェヘラザー ド/スカルラッティアーナ/とても柔らかく、とても穏やかに/メメント・モリ/ Quarantiemes rugissants/ひそやかな喜びを、ひそやかなほほ笑みを/悲しみの 歌/ジャック・イン・ア・ボックス/ゴースト・ブルース/喜びの声あり/リトラル/ イン・アワーズ・オブ・ブリス/キースのために/ワン・シェイド・ザ・モア/前奏 曲第1番*/前奏曲第2番*/ポップ・ソング第1番/ポップ・ソング第2番/ポップ・ ソング第3番/おおバラよ/前奏曲第3番「夜想曲」/前奏曲第4番「エピローグ」*
ファビアン・トゥシャール(P、電子ピアノ)、
サラ=ジャンヌ・ソーヴグラン(朗読)
フィリップ・アタ(P)*

録音:2020年/フランス
ソロピアノからエレクトロニクス、朗読からエレクトロ・アコースティック・ソングまで「少しずつ広がっていく音の世界」「ある世界から別の世界へ」をテーマに聴 き手にその世界へと誘うアルバム"Littoral "。リトネルは沿岸帯を意味します。ファビアン・トゥシャールのピアノ即興演奏から徐々に神秘的な音で彩られ、やがて 音空間全体を支配していきます。その雄大さで無限に広がる音世界に朗読が加わります。

AD VITAM
AV-210915(1CD)
電圧
ハチャトゥリヤン(シフラ編):剣の舞
リャプノフ:レズギンカ(超絶技巧練習曲第10番)
チャイコフスキー(プレトニョフ編):くるみ割り人形〜アンダンテ・マエストーソ
ラフマニノフ(グリャズノフ編):イタリアのポルカ
サン=サーンス(リスト&ホロヴィッツ編):死の舞踏
ジャン・マティティア:ロシア・ワルツ
サン=サーンス:マスネの「タイス」による演奏会用パラフレーズ
ヴェチェイ(シフラ編):悲しきワルツ
リスト:メフィスト・ワルツ
コミタス(アンドリャシヤン編):春
トリスタン・プァッフ(P)

録音:2021年3月4-6日/:ステファン・ポレロ・スタジオ(フランス、ヴィルティエリー)
1985年生まれのフランスのピアニスト、トリスタン・プァッフはミシェル・ベロフ門下ですが、非常にマニアックな演目に積極的な個性派。Aparteレーベルか ら数枚のディスクをリリースしていて、2015年の「アンコール」と題された1枚ではユニークな選曲が注目されました。
今回のアルバムもユニークさは同様ですが、いずれも極端な難曲でプァッフのギラギラした超絶技巧を味わえます。注目なのがサン=サーンスのマスネの「タイ ス」による演奏会用パラフレーズ。有名な「タイスの瞑想曲」も現れたっぷり歌われますが、全体にサン=サーンスならではの華麗なピアニズムでボルテージの高い 世界が作られます。

MIRARE
MIR-570(1CD)
親密な言葉
シューマン:3つの幻想的小曲Op.111
クララ・シューマン:3つのロマンスOp.21
ブラームス:アルブムブラット(遺作)
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
シューマン:暁の歌Op.133の5
シューマン(クララ・シューマン編):献呈
ブラームス:間奏曲変ホ短調Op.118の6
プラメナ・マンゴーヴァ(P)

録音:2020年11月28、29日、12月11、12日/フラジェ・スタジオ4(ブリュッセル)
2008年以来フォルジュルネ音楽祭等の来日公演でおなじみのプラメナ・マンゴーヴァ。1980年生まれのブルガリアのピアニストで、ブラームスに定評があり ます。このアルバムはシューマン夫妻とブラームスの関係を紐解く内容で、クララがブラームスに捧げた「3つのロマンス」とブラームスがクララに捧げた「6つの 小品Op.118」の最後の間奏曲、ブラームスがシューマンに意見を求めて送った最後の作品であるピアノ・ソナタ第3番など聴き応え満点。
シューマンがクララとの結婚式の前日に捧げた歌曲「献呈」を、リストではなくクララのピアノ用編曲で弾いているのもこだわりを感じさせます。

Paraty
PARATY-101109(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664
4つの即興曲Op.142
フェレンツ・ヴィジ(P)

録音:2020年5月6、7日/サル・コロンヌ
1974年ルーマニアのトランシルヴァニア出身のフェレンツ・ヴィジはパリ音楽院でジェラール・フレミーに、エコール・ノルマルでジャック・ルヴィエらに学んだ 実力派。2000年の浜松国際コンクールで4位入賞しています。
18歳になるまでシューベルトのピアノ曲を弾いたことも聴いたこともなかったとのことですが、今や中心レパートリーとなり、ここでも説得力あふれる演奏を展 開しています。

FIRST HAND RECORDS
FHR-131(1CD)
未来は女性にあり 第1集「自然の中で」
アンナ・ボン(1739/40-after 1767):鍵盤楽器の為のソナタ ロ短調 Op.2-5(1757)
ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):4つの歌曲 Op.8(1846)より第1曲、第3曲
テレサ・カレーニョ(1853-1917):瞑想的練習曲『海で見る夢』(1868)
レオカディヤ・カシュペロヴァ(1872-1940):自然の中で(1910)〜第3曲 小麦のささやき
ファニー・チャールズ・ディロン(1881-1947):夜明けの鳥たち Op.20-2(1917)
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):4月の前奏曲 Op.13(1937)より 第1曲、第3曲
アギ・ヤンボール(1909-1997):ピアノ・ソナタ『アウシュビッツの犠牲者たちへ』(1949)
イヴ・ベグラリアン(1958-):炉端(2001) *
ディアドラ・グリビン(1967-):視えない(2017)
メアリー・ワトキンス(1939-):夏の日々(2020)
サラ・ケイヒル(P、声*)

録音:2021年8月15-28日/カリフォルニア、ベルヴェディア、聖シュテファン教会
17世紀から現代までの女性作曲家に光を当てたシリーズ「THE FUTURE is FEMALE」の第1弾。全3巻予定で、世界各国の女性作曲家による70曲以上 の作品を紹介、初録音も多数含まれる注目シリーズです。
サラ・ケイヒルは現代音楽を積極的に紹介する稀有なアメリカのピアニスト。ニューヨーク・タイムズ紙やキーボード・マガジン誌でその功績が紹介され、2018 年にはアメリカ作曲家フォーラムの「Champion of New Music」に選ばれた気鋭の音楽家です。
FIRST HAND RECORDS
FHR-127(1CD)
Arc 弧・第1集
グラナドス:ゴイェスカス Op.11(1911)
ヤナーチェク:霧の中で(1912)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番『黒ミサ』 Op.68(1913)
オリオン・ワイス(P)

録音:2014年5月/ニューヨーク、パフォーミングアーツセンター
ブリリアント・ピアニスト」(ニューヨーク・タイムズ紙)、「力強い技術と並外れた洞察力」(ワシントン・ポスト紙)と評されるアメリカのピアニスト、オリオン・ ワイスによる3巻からなる〈Arc(弧)〉シリーズの第1作。第1次世界大戦直前の作品を収録しています。
ワイスはこのプロジェクトについて、全体が弧を描き、第1巻は絶望へと下る坂、第2巻が地の底、第3巻が再生と未来を描くものとしています。このアルバムの 最後に置かれた『黒ミサ』が異形の和声と旋律による音楽が加速度的に終末に向かっていく曲想を持っていることからも、そのイメージが読み取れます。


Hanssler
HC-18043(12CD)
メンデルスゾーン:ピアノ独奏曲全集
■CD1(68’41)
アレグロ ハ長調 MWV U 1(1820)
ピアノの為の小品 ト短調 MWV U 2(1820)
アンダンテ イ長調 MWV U 3(1820)
アレグロ・モルト 変ロ短調 MWV U 4(1820)
ピアノの為の小品 ト長調MWV U 5(断片)(1820)
アンダンテ ヘ長調 MWV U 6(1820)
ピアノの為の小品 ロ短調 MWV U 7(1820)
ピアノ・ソナタ ホ短調 MWV U 8(1820)
ラルゴ ニ短調MWV U 9(1820)
ピアノの為の小品 ヘ短調 MWV U 10(1820)
レチタティーヴォ ニ短調MWV U 11(1820)
ピアノの為の小品 ホ短調 / ト長調 MWV U 12(1820)
ラルゴ - アレグロ ハ短調MWV U 13(1820)
アンダンテ ハ長調 MWV U 14(断片)(1820)
アダージョ ニ長調 MWV U 15(1820)
プレスト ハ短調 MWV U 16(断片)(1820)
プレスト ハ短調 MWV U 17(1820)
ピアノの為の小品 ホ短調 MWV U 18(1820)
ピアノ・ソナタ ホ短調 MWV U 19(1820)
アンダンテ ロ短調 MWV U 20(断片)(1820)
ピアノ・ソナタ ヘ長調 MWV U 21(断片)(1820)
■CD2(66’00)
ピアノの為の小品 イ短調 MWV U 22(1820)
ピアノ・ソナタ ヘ短調 MWV U 23(1820)
練習曲 ヘ長調 MWV U 24(断片)(1820)
ピアノの為の小品 ハ長調 MWV U 25(断片)(1820)
練習曲 ニ短調 MWV U 26(1820)
練習曲 イ短調 MWV U 27(1820)
アレグロ イ短調 MWV U 28(1821)
練習曲 ハ長調 MWV U 29(1821)
ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.105 MWV U 30(1821)
ラルゴ ハ短調 ? アレグロ・ディ・モルト ハ長調 MWV U 31(1821)
フーガ ニ短調 MWV U 32(1821)
フーガ イ短調 MWV U 33(断片)(1821)
ソナチネ ホ長調 MWV U 35(1821)
■CD3(67’34)
フーガ ニ短調 MWV U 36(1822)
フーガ 変ロ短調 MWV U 37(1822)
ピアノの為の小品 ト長調 MWV U 38(1822)
ワルツ ニ長調 MWV U 39(1822)
アンダンテ ホ長調 MWV U 40(1822)
ファンタジア ハ短調 / ニ短調 MWV U 41(1823)
ピアノ・ソナタ 変ロ短調 MWV U 42(1823)
カプリッチョ 変ホ短調 MWV U 43(1824)
7つの性格的小品より第2番ロ短調 Op.7-2 MWV U 44(1824)
■CD4(66’36)
プレスティッシモ ヘ短調MWV U 45(1824)
フーガ ト短調MWV U 46(1824)
アレグロ・モデラート 変ホ長調 MWV U 47(断片)(1825)
アレグロ・コン・モート イ短調 MWV U 48(断片)(1825)
アレグロ・ヴィヴァーチェ ヘ短調 MWV U 49(断片)(1825)
カプリッチョ(スケルツォ)嬰ヘ短調Op.5 MWV U 50(断片)(1825)
フーガ 嬰ハ短調 MWV U 51(1826)
ヴィヴァーチェ ハ短調MWV U 52(1826)
アンダンテ ニ長調 MWV U 53(1826)
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 Op.6 MWV U 54(1826)
■CD5(70’48)
7つの性格的小品より第4番イ長調 Op.7-4 MWV U 55(1826)
7つの性格的小品より第1番ホ短調 Op.7-1 MWV U 56(1826)
フーガ 変ホ長調 MWV U 57(1826)
無窮動 ハ長調 Op.119 MWV U 58(1826)
7つの性格的小品より第3番ニ長調 Op.7-3 MWV U 59(1827)
7つの性格的小品より第5番イ長調 Op.7-5 MWV U 60(1827)
7つの性格的小品より第6番ホ短調 Op.7-6 MWV U 61(1827)
7つの性格的小品より第7番ホ長調 Op.7-7 MWV U 62(1827)
ピアノの為の始曲と終曲 イ長調 MWV U 63(1827)
ピアノ・ソナタ 第3番変ロ長調 Op.106 MWV U 64(1827)
前奏曲 ホ短調MWV U 157(1841)
前奏曲 ホ短調MWV U 65(1827)
■CD6(65’52)
前奏曲(練習曲)ホ短調Op.35-1[a] MWV U 116(1836)
フーガ ホ短調 Op.35-1[b] MWV U 66(1827)
ロンド・カプリチオーソ(練習曲)ホ長調 Op.14 MWV U 67(1828)
無言歌 変ホ長調 MWV U 68(1828)
スケルツォ ロ短調 MWV U 69(1829)
幻想曲または奇想曲より第1番イ長調 Op.16-1 MWV U 70(1829)
幻想曲または奇想曲(スケルツォ)より第2番 ホ短調 Op.16-2 MWV U 71(1829)
幻想曲または奇想曲より第3番ホ長調 Op.16-3 MWV U 72(1829)
無言歌集 第1巻より第4番イ長調「信頼」Op.19[b]-4 MWV U 73(1829)
「夏の名残のばら」による幻想曲 ホ長調 Op.15 MWV U 74(1830)
アンダンテ・コン・モート イ長調 MWV U 75(1830)
アンダンテ イ長調 MWV U 76(1830)
無言歌集 第2巻より第2番変ロ短調「安らぎもなく」Op.30-2 MWV U 77(1830)
無言歌集 第1巻より第6番ト短調「ヴェネツィアの舟歌 第1」 Op.19[b]-6 MWV U 78(1830)
フーガ ホ短調 MWV U 79(断片)(1830)
無言歌集 第1巻より第2番イ短調「後悔」 Op.19[b]-2 MWV U 80(1830)
アンダンテ・マエストーソ ヘ長調 MWV U 81(1830)
無言歌 変ホ長調 MWV U 82(断片)(1830)
無言歌集 第1巻より第1番ホ長調 「甘い思い出」Op.19[b]-1 MWV U 86(1831)
■CD7(70’40)
アンダンテ ロ長調 / アレグロ・ディ・モルト ロ短調(華麗なるロンド)MWV U 87(1831)
コン・モート イ長調 MWV U 88(1831)
無言歌集 第1巻より第3番イ長調 「狩人の歌」Op.19[b]-3 MWV U 89(1832)
無言歌集 第1巻より第5番嬰ヘ短調「眠れるままに」Op.19[b]-5 MWV U 90(1832)
前奏曲 ロ短調 Op.35-3[a] MWV U 131(1837)
フーガ ロ短調 Op.35-3[b] MWV U 91(1837)
幻想曲 嬰ヘ短調「スコットランド風ソナタ」Op.28 MWV U 92(1833)
アンダンテ・カンタービレ 変ロ長調(音楽のスケッチ第1番)MWV U 93(1833)
プレスト・アジタート ト短調(音楽のスケッチ第2番)MWV U 94(1833)
カプリース / カプリッチョ 変ロ短調 Op.33-3 MWV U 95(1833)
小フーガ ロ短調 MWV U 96(1833)
無言歌集 第2巻より第5番ニ長調「小川」Op.30-5 MWV U 97(1833)
無言歌集 第2巻より第4番ロ短調「道に迷った人」Op.30-4 MWV U 98(1834)
カプリース / カプリッチョ イ短調 Op.33-1 MWV U 99(1834)
■CD8(68’30)
練習曲第2番ヘ長調 Op.104-2 MWV U 100(1834)
無言歌集 第7巻より第2番イ短調「別れ」Op.85-2 MWV U 101(1834)
無言歌集 第6巻より第3番変ロ長調「巡礼の歌」Op.67-3 MWV U 102(1820)
無言歌集 第2巻より第1番変ホ長調「瞑想」Op.30-1 MWV U 103(1834)
無言歌集 第2巻より第3番ホ長調「慰め」Op.30-3 MWV U 104(1834)
前奏曲 ニ長調 Op.35-2[a] MWV U 129(1836)
フーガ ニ長調 Op.35-2[b] MWV U 105(1834)
前奏曲 ヘ短調 Op.35-5[a] MWV U 126(1836)
フーガ ヘ短調 Op.35-5[b] MWV U 106(1834)
無言歌集 第3巻より第3番ホ長調「詩人の竪琴」Op.38-3 MWV U 107(1835)
前奏曲 変イ長調 Op.35-4[a] MWV U 122(1836)
フーガ 変イ長調 Op.35-4[b] MWV U 108(1834)
無言歌集 第4巻より第2番変ホ長調「浮雲」Op.53-2 MWV U 109(1835)
無言歌集 第2巻より第6番嬰ヘ短調「ヴェネツィアの舟歌 第2」 Op.30-6 MWV U 110(1835)
無言歌集 第7巻より第3番変ホ長調「狂乱」Op.85-3 MWV U 111(1835)
カプリース / カプリッチョ ホ長調 Op.33-2 MWV U 112(1835)
スケルツォ・ア・カプリッチョ 嬰ヘ短調MWV U 113(1835)
無言歌集 第4巻より第4番ヘ長調「心の悲しさ」Op.53-4 MWV U 114(1835)
無言歌集 第3巻より第2番ハ短調「失われた幸福」Op.38-2 MWV U 115(1836)
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P/ベーゼンドルファー )

録音:2018年3月-2021年4月/デュルメン・ゴットシュリング・スタジオ
鬼才ピアニスト、アナ=マリヤ・マルコヴィナ。師のバドゥラ=スコダも絶賛していた名手です。録音では独ヘンスラー・レーベルよりC.P.E.バッハ(98-003)、 ブルックナー(HC-17054)、アントン・ウルシュプルフ(HC-16015)のピアノ独奏曲全集などをリリース。作曲家へ焦点を当てた充実の内容のアルバムで非 常に高い評価を得ております。その名手が次に挑んだのは2022年に歿後175年を迎えるメンデルスゾーンです!
メンデルスゾーンは数多くのピアノ曲を残しており、当全集では11歳のときに作曲したアレグロ ハ長調 MWV U 1から、亡くなる7か月前、ピアノ曲としては 最後の作品「幸せな再会」イ長調 MWV U 197まで、基本的には作曲年月日の順番で収録しております。付属のブックレット(独英)には曲ごとに作曲の経緯や 作品の特徴なども記載されており、各言語約50ページ分、計100ページほどの資料的価値の高い内容となっております。
さらに注目が断片、草稿、異稿を網羅していること。異稿としては無言歌集の初稿、第2稿などを収録。さらに有名な「厳格な変奏曲」ニ短調Op.54 MWV U 156は草稿も録音しています。この草稿では5つの破棄された変奏と第16、17変奏の異稿を聴くことができ、現稿と比較すると第17変奏は明らかに短くなり、 主題もより充実したものに仕上がっているのがよくわかります。この他興味の尽きない内容の12枚組。マルコヴィナが愛奏するベーゼンドルファーで聴く、メンデ ルスゾーン・イヤーふさわしい真の決定盤が登場します!

EDITION ABSEITS
EDA-47(1CD)
クロスロード 〜20世紀の無伴奏チェロ作品集
シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992):無伴奏チェロ・ソナタ(1967)
ウルスラ・マムロック(1923-2016):無伴奏チェロの為の幻想変奏曲(1982)
マルセル・ミハロヴィチ(1898-1985):無伴奏チェロ・ソナタ Op.60(1949)
アフメト・アドナン・サイグン(1907-1991):パルティータ『シラーの追憶に』 Op.31(1955)
ヒナステラ:プネーニャ第2番『パウル・ザッハーへのオマージュ』 Op.45(1976)
アデ ル・ビッター(Vc)

録音:2020年/ベルリン、エミール・ベルリナー・スタジオ
ひとつの地で生活を続けることの出来なかった作曲家が選ばれており、人生と文化が交わるイメージから「クロスロード」と題さ れています。故郷を離れることを余儀なくされた音楽家たちが自らの心に準じた音楽語法を確立することは、新しい何かをまといつつ故郷に戻るということとも言 えるでしょう。チェロの表現力をたっぷりと生かして奏でられる、各作曲家の心の声をお聴きください。

ONDINE
ODE-1399(1CD)
NX-B04

NYCX-10275(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ペーテル・ヤブロンスキー・プレイズ・グラジナ・バツェヴィチ
演奏会用クラコヴィアク(1949)
10の演奏会用練習曲(1956-57)
練習曲第1番:Allegro non troppo
2つの音符による2つの練習曲(1955)
ピアノ・ソナタ第1番(1949)
ピアノ・ソナタ第2番(1953)
ペーテル・ヤブロンスキー(P)

録音:2021年6月
音楽家の父の下、幼い頃からピアノとヴァイオリンの指導を受けたグラジナ・バツェヴィチ。1928年にワルシャワ音楽院に入学、1932年に卒業した後、パリに 留学。エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェに作曲を師事しました。ポーランド放送Oのコンサートマスターを務めるなど、ヴァイオリン演奏に も優れていた彼女は多くのヴァイオリンのための作品や4つの交響曲、ピアノ曲などを遺しましたが、ごく最近まで、彼女の作品はポーランド以外ではほとんど知ら れていませんでした。しかしクリスティアン・ツィメルマンを始めとしたポーランドの演奏家たちが相次いで取り上げたことでその独創的な作風に注目が集まり、近 年は演奏される機会も増えています。 このアルバムでヤブロンスキーが披露するのは、ピアノ・ソナタ第1番と第2番、まばゆいばかりの技巧が堪能できる「10の演奏会用練習曲」と「2つの練習曲」そ してポーランド民謡の素材を効果的に用いた「演奏会用クラコヴィアク」の5作品です。なかでも1949年の「ピアノ・ソナタ第1番」はヤブロンスキーが PWM(ポーランド音楽出版社)で出版するために編集した版を使用するなど、力の入った曲集となっています。
※ 国内仕様盤に付属する日本語解説書には、BBCやイギリス芸術・人文科学リサーチカウンシル(AHRC)で「忘却された女性作曲家たち」プロジェクトに 取り組んでいるアナスタシア・ベリーナの原盤解説を邦訳して掲載。

Grand Piano
GP-895(1CD)
NX-B03
コミタス(1869-1935):歌曲集(V. サルキシャンによるピアノ編)
1. Chinar es, ke?anal mi(1905-06)
2. Kuzhn a?a(1907-10)
3. Akh, Maral djan(1899)
4. Antuni(1905-06)
5. Shogher djan(1906-07)
6. Kak'avi erg(1908)
7. Kanche, k?unk(1908-11)
8. Es saren kugayi(1908-11)
9. Erkink'n ampel ?(1905-06)
10. Dsirani dsa?(1905-06)
11. Garun a(1902-06)
12. Hov arek'(1905-06)
13. K'ele, k'ele(1908-11)
14. Hoi, Nazan(1908-11)
15. Dsedse?nak(1898)
16. Le, le yaman(1908-11)
17. K?unk(1911)
18. Mani asem(1905)
19. Dsaghik asem(1905)
20. Matnik'? matovs ch?r(1901)
21. Al dzin naln inch kane(1905)
22. Alagyaz (Sarn ampel a)
(1910-11)
23. Khnki dsa?(1908-11)
24. Chem k?na khagha(1907-08)
25. Maron a kayne(1905)
26. Oror(1905)
27. Ampel a kamar-kamar(1911)
28. Lorik(1899)
29. Habrban(1905-06)
30. Alagyaz(bardzr sarin) (1908-11)
31. Garun(1907)
32. K'eler, tsoler(1902-06)
33. Zulo(1899)
34. Zinch u zinch(1908-11)
35. Al aylukhs(1908-11)
全てヴィリー・サルキシャンによるピアノ編
ユリア・アイラペティアン(P…Steinway, Model D. 274)

録音:2019年3月12日、2021年5月15日
世界初録音
アルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者として知られるコミタス(本名:Soghomon Gevorgi Soghomonian)は、アルメニア近代音楽の擁護者として知られています。 幼い頃に両親を失い、孤児となった彼はアルメニアの宗教的中心地であるエチミアジンに送られ、神学校で教育を 受けます。その後司祭となった彼は、ベルリンに行き西洋音楽を学び、自国で失われかけていた多数の民族音楽を 収集。1904年に初の「クルド民謡集」を出版するなど、その普及に努めました。しかし、悪名高き「アルメニア人ジェ ノサイド(大虐殺)」の騒動に巻き込まれ、1915年4月に収容所送りとなり、ここで精神的ダメージを受け、失意のま ま晩年を過ごし、1935年に苦しみの末この世を去りました。彼の悲劇的な生涯は大量虐殺の殉教者として、アル メニア国家における重要なシンボルになっています。 このアルバムには、アルメニアの風景を思わせるシンプルな旋律や詩的なスケッチ、悲惨な情景を描いた曲など、さま ざまなコミタスの歌曲をヴィリー・サルキシャンがピアノのためにアレンジした35の曲を収録。アルメニア音楽の持つ独特 のイントネーションを見事に伝えています。
Grand Piano
GP-865(1CD)
NX-B03
セミョーン・バルモーティン(1877-1939):ピアノ作品集 第2集
1-3. ピアノ・ソナタ 変ト長調 Op. 4
3つの無言歌 Op. 2
4. I. Moderato - Allegro moderato
5. II. Adagio sostenuto
6. III. Scherzo-Finale
幼年時代の情景 Op. 9
7. No. 1. La priere du matin 第1曲 朝の祈り
8. No. 2. La maman 第2曲 お母さん
9. No. 3. La grand-mere 第3曲 おばあちゃん
10. No. 4. Le beau mois de mai 第4曲 5月の美しい月
11. No. 5. Chanson des enfants mendiants 第5曲 物乞いの子供の歌
12. No. 6. Jeu aux tapes 第6曲 鬼ごっこ
13. No. 7. Enchantement d’une nouvelle poupee 第7曲 新しい人形の喜び
14. No. 8. Jeu aux chevaux 第8曲 競馬
15. No. 9. Marche solennelle 第9曲 厳粛な行進
16. No. 10. Polka 第10曲 ポルカ
17. No. 11. Valse melancolique 第11曲 憂鬱なワルツ
08. No. 12. Mazurka 第12曲 マズルカ
19. No. 13. La plainte 第13曲 哀歌
20. No. 14. Promenade en bateau au clair de la lune 第14曲 月明かりの船旅
21. No. 15. L’inquietude 第15曲 不安
22. No. 16. Jeu a la corde 第16曲 スキップ
23. No. 17. Les reves 第17曲 夢
24. No. 18. Jeu au colin-maillard 第18曲 目隠し遊び
25. No. 19. Les caprices 第19曲 気まぐれ
26. No. 20. Chant d’automne 第20曲 秋の歌
27. No. 21. Aupres du tombeau 第21曲 墓地で
28. No. 22. Au bois 第22曲 森の中で
クリストファー・ウィリアムズ(P…Steinway, Model D)

録音:2021年4月24-25日
モンマス(UK)
世界初録音
1877年サンクトペテルブルクに生まれたセミョーン・バルモーティン。長い間その存在は忘れられていましたが、2019年にGRAND PIANOレーベルからまとまっ た作品がリリースされたことで、高い注目を集めました。バルモーチンはバラキレフとリムスキー=コルサコフに師事、1923年から1925年までペトログラード音楽 院 (サンクトペテルブルク音楽院の旧称) で音楽理論を教えましたが、ソビエト連邦の1930年代の大粛清に巻き込まれてしまい、どのように生涯を閉じたの かはわかっていません。彼の作品のほとんどはピアノのためのものであり、第1集で紹介された「20の前奏曲」など洗練された作風によるものが多く、ここに収録さ れた作品も、ロマンティックなピアノ・ソナタ、短いながらも印象的な「無言歌」、純真な子供の目に映った様々な風景を描いた「幼年時代の情景」と魅力的な 味わいを持っています。バルモーティン作品の復興に尽力するクリストファー・ウィリアムズによる演奏です。

Orchid Classics
ORC-100192(1CD)
NX-B03
シューベルト:即興曲と楽興の時
4つの即興曲 D.899 Op.90
楽興の時 D.780 Op. 94
エドナ・ステルン(P…ベーゼンドルファー)

録音:2021年
バッハからロマン派までの作品をピリオド楽器とモダン楽器を使い分けて録音し、高い評価を得て来た エドナ・ステルン。今回はシューベルトに向き合うために真摯さを第一に尊重した結果、デジタルによる 録音・編集技術を離れて、アナログ・テープへの録音を採用。一つ一つの曲をノン・ストップで演奏 し、編集や音の加工は一切しないというアプローチを採りました。 「CDを出すたびに、今度はモダン?それともピリオド?と質問されるけれど、どの楽器にも必要な表現 能力は備わっています。」と語るステルンがシューベルトに選んだのはベーゼンドルファー。その柔和であた たかな響きは、これらの楽曲にふさわしいと同時に、演奏家ステルンの円熟の境地、心からの歌を伝 えるようです。

STEINWAY&SONS
STNS-30112 (1CD)
NX-B07
シューマン&ナモラーゼ:ピアノ作品集
シューマン:暁の歌 Op. 133
 アラベスク ハ長調 Op. 18
ニコラス・ナモラーゼ(1992-):アラベスク
シューマン:フモレスケ 変ロ長調 Op. 20
ナモラーゼ:エチュード I. Major Scales
 エチュード II. Mostly Triads
 エチュード III. Moving Mirrors
ニコラス・ナモラーゼ(P)

録音:2019年3月1-3日
カナダで3年に1回開催される「ホーネンス国際ピアノコンクール」。この2018年度コンクールで優勝し注目を集め たニコラス・ナモラーゼ。作曲家としても知られる彼は、このSTEINWAYレーベルでのデビュー盤で、シューマン作 品と自作を披露。2人のアラベスクを中心に据えたプログラムで自身の才能をアピールしています。とりわけ、コン クールでも演奏した自作の「エチュード」での鮮やかな技巧と音楽性が聴きどころ。

フォンテック
FOCD-20127(1CD)
税込定価
2021年12月29日発売
タルカス&ラプソディ・イン・ブルー
エマーソン・レイク&パーマー(榎本玲奈 編):タルカス
 限りなき宇宙の果てに
 アー・ユー・レディ・エディ?
吉松隆:遊びをせんとや(NHK 大河ドラマ『平清盛』より)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
フリードリヒ・グルダ:プレリュードとフーガ
榎本玲奈(P)

録音:2021 年6月28-29 日 かながわアートホール
ピアニストの枠を超え、ボーダレスな活動を続ける榎本玲奈。クラシックを軸にさまざまな音楽のルーツ を持つ彼女が本作で採りあげるのは、1970年代を代表するロックトリオ、エマーソン・レイク & パーマ ー(ELP)による大作「タルカス」、そして20世紀アメリカを代表する作曲家 ガーシュウィンによる「ラ プソディ・イン・ブルー」を軸とした意欲的なプログラムです。「タルカス」収録の同名アルバムB面から の2曲を含めたELP楽曲は全て榎本本人の編曲。NHK大河ドラマ『平清盛』で「タルカス」をフィーチャ ーした作曲家 吉松隆による「遊びをせんとや」、「タルカス」日本盤のボーナストラックとして収録され たグルダ「プレリュードとフーガ」など、榎本の類まれなセンスと独自性がひときわ光る1枚の登場です。 (フォンテク)

Pentatone
PTC-5186898(1CD)
ホロヴィッツへのオマージュ
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380(L.23)より「アンダンテ・コモド」
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.135(L.224)より「アレグロ」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番ハ長調 K.330(300h)
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.32-5
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1(「3つの小品」より第1曲)
スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調 Op.8-12(「12の練習曲」より第12曲)
シューベルト:即興曲第3番変ロ長調 D935-3 Op.142-3
リスト:ウィーンの夜会第6番S.427-6(シューベルトによるヴァルス・カプリース)
リスト:ペトラルカのソネット第104番S.161-5(巡礼の年第2年「イタリア」より)
ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4
ショパン:マズルカ第7番ヘ短調 Op.7-3
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
シューマン:トロイメライ(「子供の情景」Op.15より)
モシュコフスキ:火花 Op.36-6 (「性格的小品」より)
ラフマニノフ:W.R.のポルカ
マキシム・バーナード(P)

録音:2017年1月9-12日/ドメーヌ・フォルジェ、コンサートホール(ケベック州)
カナダの俊英ピアニスト、マキシム・バーナードがPENTATONEレーベルより堂々のデビューを飾ります。バーナードの演奏を聴いたメナヘム・プレスラーが「あ なたの未来を信じています!」と絶賛したほどの逸材で10代のころからカナダを中心に演奏活動を展開してきました。その演奏の魅力と言えば色彩感。コルトー、 ホロヴィッツ、ラフマニノフ、フリードマンなど偉大なピアニストの演奏からインスピレーションを得ているとのことで、卓越した技術と表現力豊かな演奏で聴き手を 魅了します。
偉大なピアニストの中でもホロヴィッツはバーナードがピアニストとしての人生の支えであり、その道で生きていくことを決めた重要な演奏家。ホロヴィッツの伝 説の「ホロヴィッツ・イン・モスクワ」(1986年にホロヴィッツが約60年ぶりに祖国ロシアへ帰国した際のモスクワにおける演奏会)を再現した演奏がこのアル バム『ホロヴィッツへのオマージュ』です。 ★「あの演奏会は魅力に溢れ、優雅さ華麗さが見事に融合したホロヴィッツの絶対的な存在を決定づけた瞬間」と語るバーナード。綿密に編まれたあのプログラム に新たな風を吹き込み、新しい角度から提示します。 (Ki)

BIJIN CLASSICAL
BJN-1016(2CD)
シューベルト:ピアノ作品集2
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D845
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D664
ピアノ・ソナタ第1番ト長調 D894
12 のグラーツのワルツ D924
アダージョ ホ長調 D612
グラーツのギャロップ D925
イリーナ・メジューエワ(P)
(P / 1922 年製のニューヨーク・スタインウェイ)

録音:2021年9月29日〜10月1日、新川文化ホール(富山県魚津市)
リーナ・メジューエワによるシューベルト新シリーズ第 2 集は、傑作ソナタ 三曲に舞曲と小品を組み合わせたプログラム。1922 年製のNYスタインウェイ の名器を自在に操り、多彩な音色とタッチ、自在なイントネーション、音楽的な ダイナミクスで作品の魅力を十全に引き出します。

ANALEKTA
AN-28931(1CD)
モーツァルト:フォルテピアノの為の作品集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K331「トルコ行進曲付き」
幻想曲第3番ニ短調 K397
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K333
ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K545
リュック・ボーセジュール(フォルテピアノ)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。今作ではモーツァルトのお気に入りの楽器であったフォルテピアノ(使用楽器は2019年製アントン・ヴァルター・モデルのレプリカ)を用いて、モーツァルトが天才であったことを証明するような代表的なピアノ・ソナタと幻想曲を収録しました。これらの名曲たちが、ボーセジュールのリズミカルな演奏によって、鮮やかに生き生きと蘇ります。
ANALEKTA
AN-29197(1CD)
ウィーン 1840〜ロマンティックなウィーンの音楽
エミリア・ジュリアーニ=グリエルミ(1813-1850):6つの前奏曲 Op.46より第1番、6つの前奏曲 Op.46より第3番
ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1859):吟遊詩人の調べ Op.15
シューベルト(ヨハン・カスパール・メルツ編);セレナーデ
ジュリオ・レゴンディ(1822-1872):夜想曲「夢想」Op.19
ヨハン・カスパール・メルツ:ハンガリー幻想曲第1番 Op.6
パスカル・ヴァロワ(G)

録音:2021年8月10日-12日
ロマン派の時代に見られたギターへの熱狂を、現代に復活させることに専念するギタリスト、パスカル・ヴァロワによるAnalekta2枚目のアルバム。今作にはドイツ・ロマン派に影響を受けたり関係する作曲家の作品を収録。中には近年注目され評価が高まってきている女性作曲家エミリア・ジュリアーニ=グリエルミ(マウロ・ジュリアーニの娘)の作品も含まれています。それらの作品を現代に再現するため演奏には、1830年製ヨハン・ゲオルグ・シュタウファー・モデルのレプリカを使用しています。
ANALEKTA
AN-28914(1CD)
前奏曲集〜無伴奏チェロ作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より前奏曲
アイラット・イシュムラトフ:無伴奏チェロの為の前奏曲 ト長調 Op.69
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008より前奏曲
ガブリエル・ダルムー:Sarasaraahat
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009より前奏曲
カーメン・ブレイデン:プレイ・タイム
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010より前奏曲
ニコール・リジー:廃墟への祈り
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011より前奏曲
クリス・デルクセン:ランド・バッハ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012より前奏曲
ロイ・ジョンストーン:ナンバー・シックス・ポスト・バッハ
ジュリア・マクレイン(Vc)
2014年からカナダ・ナショナル・アーツ・センターO(the National Arts Centre Orchestra)のアシスタント・プリンシパル・チェロ奏者を務めるジュリア・マクレインのデビュー・アルバム。バッハの無伴奏チェロ組曲(第1番〜第6番の前奏曲)でクラシック音楽のルーツを探るとともに、以前から力を注いできた6人のカナダの現代作曲家たちによる様々なスタイルの無伴奏チェロ作品を収録することによって、チェロの持つ新たな可能性を表現しています。
ANALEKTA
AN-28754(1CD)
エル〜女性作曲家たちの作品集
エレーナ・カッツ=チェルニン:エリザ・アリア
ダラル:Eos
レイチェル・ポートマン:フライト
ジョスリン・プーク:妻
レベッカ・デール:冬
カティア・マックディッシ=ウォーレン:記憶
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、知恵の徳よ
エレーナ・カッツ=チェルニン:リ・インヴェンション第1番
レーラ・アウエルバッハ:後奏曲
レベッカ・デール:「マテルナ・レクイエム」 〜リベラ・メ
キャロライン・ショー:「Plan & Elevation」より第4曲「The Orangery」
イソベル・ウォーラー=ブリッジ:アライズ
ジョスリン・プーク:イントロスペクション
ジュリー・テリオー:トランスミューテーション
アナ・ソコロヴィッチ:舞曲第3番
アンジェル・デュボー(Vn&指揮)、
ラ・ピエタ

録音:2019年5月
クラシック、現代音楽、映画やゲームの音楽など、さまざまなジャンルの作品を弦楽アンサンブルのためにアレンジした数多くのレコーディングで高い評価を得てきたアンジェル・デュボーと、彼女が創設した女性奏者のみの弦楽オーケストラ「ラ・ピエタ」。創設25周年を記念したこのアルバムは、女性作曲家特集です。
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン以外は現代女性作曲家でプログラミングされた今作。取り上げられた作曲家の中には、例えばオーストラリアで最も重要な現代作曲家の一人で、ロシアやドイツなどの多種多様な音楽を取り入れているエレナ・カッツ=チェルニンや、ロサンゼルスでポップ・ソングやエレクトニック・ダンスを作曲しているダラル、映画『エマ(Emma)』でアカデミー賞を獲得した映画作曲家レイチェル・ポートマンなど非常に多彩!これまでにもジャンルを超えた活動をしてきたアンジェル・デュボー&ラ・ピエタにふさわしい記念盤となっています。

RUBICON
RCD-1074(1CD)
カプリス集
トム・コールト:4つのエチュード
パガニーニ:カプリス第9番
バツェヴィチ:カプリス第2番
フレイヤ・ウェイリー=コーエン:カフェイン
パガニーニ:カプリス第24番
オリヴァー・リース:ゴート・ヘッド
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス Op.6
パヌフニク:ホラ・ベッサラビア
ローレンス・オズボーン:レンダリング・エラー
マーク・オコーナー:カプリス第1番
パガニーニの「カプリス第24番」による変奏曲(アンドラ・パターソン、ローラ・リード、エミリー・ハワード、サリー・ビーミッシュ、スチュアート・マクレー、エイドリアン・サットン、アレクサンドラ・ハーウッド、ピアーズ・ヘラウェル、ジェームズ・ジョスリン、ロビン・ヘイ、エロイーズ・ヴェルネル、ショーナ・エイトケン)
パガニーニ:カプリス第13番
エロリン・ウォーレン:アイリのために
ショーナ・エイトケン:グラスゴー・リール・セット
フェネラ・ハンフリーズ(Vn)
BBCミュージック・マガジン賞2018受賞の注目すべきヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズがロックダウン中に作り上げた無伴奏カプリス・アルバム!
本作にはパガニーニの「24のカプリス」から現代の作曲家まで、様々なカプリスが集められており、中には12名の作曲家が参加した、パガニーニの有名なカプリス第24番のテーマに基づく変奏曲も収録されています。ブックレット(英語、ドイツ語
国内仕様盤は日本語訳付き)には各作曲家の曲目解説に加え、ハンフリーズによるパガニーニ、クライスラー、バツェヴィチについてのコメントも掲載。彼女らしいユニークなプログラミングと、個性的で大胆、かつ刺激的な演奏にご期待ください!

Etcetra
KTC-1744(1CD)
星への飛行
スクリャービン:4つの小品 Op.51、練習曲嬰ハ短調 Op.2-1、練習曲嬰ハ短調 Op.42-5、幻想曲ロ短調 Op.28、ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30
ボリス・パステルナーク(1890-1960):2つの前奏曲
メトネル:おとぎ話 Op.26-1、おとぎ話 Op.8-1、おとぎ話 Op.20-1、おとぎ話 Op.26-3、おとぎ話 Op.14-2
スクリャービン:詩曲「焔に向かって」 Op.72
アナスタシア・サフォノワ(P)
12歳の時にモスクワ・ジュニア・シンフォニー・オーケストラとのメンデルスゾーンの協奏曲のソリストとしてキャリアをスタートし、グネーシン音楽アカデミーとオランダのハーグ王立音楽院を卒業。現在はオランダを中心に各地で活躍を見せるロシア出身のピアニスト、アナスタシア・サフォノワが、母国の大作曲家、スクリャービンが2022年に迎える生誕150年を祝して録音したソロ・アルバム。少年期にスクリャービンにピアノを学んでおり、のちにノーベル文学賞を受賞したロシアの詩人、ボリス・パステルナークの作品が収録されている点にも注目です。

Da Vinci Classics
C-00506(1CD)
コンテンポラリーなウクレレ
ファブリツィオ・ナスターリ:ディエス・レインボー
アルベルト・バルベリス:変奏曲風序曲
ダヴィデ・タマーロ:メッセンジャー
シドニー・ドーメル:グリーン
アンドレア・ベッジョ:オブスキュレ・パルティクレス
マシュー・キリアム:デパートメント
サマンサ・ムイル:ブリンター
フィリップ・エリス・フォスター:コスモスT
ズルフィーア・トゥルスノヴァ:インテンション・セクター3012
ブランドン・ロッレ:アフターワード
フレデリック・ラウスキ:ミラン・ミスリメンバード
トイヴォ・トゥレフ:シンクロニスティック・アフターヌーン
コアン・ガルベス:チェアーレス・ウォーク
オリヴァー・ドゥボン:レアリティーズ・エッジ
ジョヴァンニ・アルビーニ(ウクレレ)

録音:2021年8月-9月、パヴィア(イタリア)
ポルトガルからハワイに持ち込まれた楽器を起源として誕生したとされる「ウクレレ」。
幅広い層に親しまれ、特にハワイの音楽で大活躍するこの「ウクレレ」のために書かれた「現代作品」を集めるというユニークかつレアな企画が実現しました!
現代の14人の作曲家たちがウクレレのために作曲した14曲の作品はいずれもウクレレの特色を活かしながらも、コンテンポラリーのスタイルやテクニカルな要素を組み合わせた興味深い作品ばかり。
従来の雰囲気を残しつつも、ウクレレのイメージがガラリと変わる「コンテンポラリーなウクレレ」は、なかなかの掘り出し物と言えるでしょう!
Da Vinci Classics
C-00507(1CD)
リスト:イタリアへの巡礼
巡礼の年第2年「イタリア」S.161より ペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、ペトラルカのソネット第123番、ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
タッソーの葬送的凱旋 S.517
ハンス・フォン・ビューローの「ダンテのソネット」S.479
アレッサンドロ・リッカルディ(P/YAMAHA CFX)

録音:2021年7月、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
「イタリアの詩」にまつわるリストのピアノ作品を集めたコンセプト・プログラムを打ち出したのは、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場でのピアノ・フェスティヴァルやブルガリアのキュステンディルのスクリャービン&ラフマニノフ・ピアノ・フェスティヴァルで目覚ましい活躍を見せたイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・リッカルディ。
イタリアの音楽大学でマルコ・バラルディ、モニカ・チェッキ、クリスティアーノ・ブラートに師事した後、ショパンの音楽の演奏法を学ぶためポーランド、カトヴィツェのシマノフスキ音楽アカデミーへ留学。名教師アンジェイ・ヤシンスキ、ヴォイチェフ・シヴィタワの指導を受けています。
またイタリアやアメリカでのコンクールの受賞歴も積み上げており、さらなる飛躍が楽しみなピアニストです。
Da Vinci Classics
C-00508(1CD)
ルカ・モスカルディ(1976-):ピアノ作品集 Vol.1〜前奏曲とソナタ集
9つの前奏曲 Op.1
ピアノ・ソナタ第1番Op.4
4つの前奏曲 Op.10
ピアノ・ソナタ第2番Op.33
タニア・カルディッロ(P/スタインウェイ)

録音:2021年7月、ラギアラ・スタジオ(モディカ、イタリア)
イタリアのアンコナ出身でペーザロのロッシーニ音楽でピアノを学んだイタリアの音楽家ルカ・モスカルディ(1976-)のピアノ作品集がスタート!
作曲はほぼ独学で身に着けたというモスカルディ。そのスタイルは古典派から現代、20世紀音楽や映画音楽などを採り入れるなど、多様で折衷的な言語でありながら常に調性を意識しているのが大きな特徴とされています。
「前奏曲とソナタ」を収録した第1巻を弾くのはカターニャ生まれの女流ピアニスト、タニア・カルディッロ。カゼッラの弟子だった祖母マリア・テレサ・バルデスキに手ほどきを受け、アルベルト・マリア・ジャンベッロやセルゲイ・ドレンスキーに師事し、今後の活躍が期待されている若手です。
Da Vinci Classics
C-00519(1CD)
ナポレオン・コスト(1805-1883):ギター作品全集 Vol.3〜ギタリストの為の黄金の本 ギタリストの為の黄金の本 Op.52
ばらのワルツ
ロベール・ド・ヴィゼーに基づく6つの小品
カルロ・フィエレンス(G)

録音:2020年12月、マクウェイヴ・スタジオ(ブレッシャ、イタリア)
国際的なギタリストだった父グイッレルモに指導を受け、名匠リカルド・イズナオラから絶賛された腕前の持ち主であるイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。
ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺したフランスのギターの巨匠、ナポレオン・コストの全作品を網羅するという壮大なプロジェクトの第3巻のメインは「ギタリストの為の黄金の本」!
ド・ヴィゼーやモーツァルト、ヘンデル、グルック、ベートーヴェン、ドニゼッティなどの作曲家たちの音楽のコストによるギター編曲を中心として構成された演奏時間約55分の大作です。
今回の第3巻でフィエレンスは、ルネ・ラコート1855年製とオルリー1850年製のギターを弾き分けています。
Da Vinci Classics
C-00520(1CD)
マルコ・ソッリーニ:24のピアノ作品 Op.1〜27 マルコ・ソッリーニ(P/スタインウェイ)

録音:2018年2月8日-10日、バルトーク・スタジオ(ベルナレッジョ、イタリア)
ソリストとしてはシャンドス(Chandos)にロッシーニのピアノ独奏作品全集を録音した実績を持ち、室内楽奏者としても同郷のモーツァルト弾き、サルヴァトーレ・バルバターノとのデュオ・ソッリーニ・バルバターノで活発に活動しているイタリアのピアニスト、マルコ・ソッリーニが自作自演集を発表!
ピアニストとしてバッハ、モーツァルト、ショパン、シューマン、リスト、ブラームス、ラフマニノフなどの偉大な作曲家に触れてきたソッリーニの経験と閃きから生まれた24の小品は、これらの作曲家たち、そしてイタリアのプッチーニ、レオンカヴァッロ、マスカーニ、ロッシーニなどからの影響を感じさせる佳作です。
Da Vinci Classics
C-00518(3CD)
スクリャービン:1台4手連弾と2台ピアノによる「交響曲全集」
交響曲第1番ホ長調 Op.26(アレクサンドル・ヴィンクレル編曲/1台ピアノ4手連弾版)
交響的楽章「夢」Op.24(アレクサンドル・ヴィンクレル編曲/1台ピアノ4手連弾版)
交響曲第4番Op.54「法悦の詩」(レオン・コニュス編曲/2台ピアノ4手連弾版)
交響曲第2番ハ短調 Op.29「悪魔的な詩」(ワシーリー・カラファーティ編曲/1台ピアノ4手連弾版)
2台のピアノの為の幻想曲ハ長調
交響曲第3番ハ長調 Op.43「神聖な詩」(レオン・コニュス編曲/1台ピアノ4手連弾版)
交響曲第5番Op.60「プロメテウス」(レオニード・サバネーエフ編曲/2台ピアノ4手連弾版)
ヴィットリア・カラッチョロ&ヌンツィオ・デッロ・イアコヴォ(P連弾/YAMAHA CFX)

録音:2016年7月、コンヴェント・ディ・ヴィッラ・サン・フェルモ(ロニーゴ、ヴィチェンツァ、イタリア)
ニーチェの哲学、超人思想、神智学に傾倒し、自らの作風もロマン派からの影響から神秘主義へと変遷を遂げたロシアにおける神秘主義音楽の筆頭格であるスクリャービン。
スクリャービンがその生涯で遺した5曲の「交響曲」を原曲のオーケストラではなく、「1台ピアノ4点連弾と2台ピアノ連弾」に編曲されたバージョン、しかも全曲を収録したおそらく世界初となる壮大なスケールのプロジェクトが実現しました!
「第1番」と「夢」の2曲はアレクサンドル・ヴィンクレルの編曲。テオドール・レシェティツキに師事したコンポーザー=ピアニストであり、特にプロコフィエフの師匠としてその名を知られています。
「法悦の詩」と「神聖な詩」は有名なレオン・コニュス(1871-1944)の編曲を採用。アレンスキーの門弟でモスクワ音楽院ではラフマニノフ、そしてスクリャービンとは学友であり、ロシアン・ピアノ・スクールの伝統を西欧やアメリカに伝えた人物でもあります。
「悪魔的な詩」を編曲したワシーリー・カラファーティ(1869-1942)はリムスキー=コルサコフの弟子で、ロシアにおける最も重要な音楽学者として現代までその名が伝わっています。
そして「プロメテウス」の編曲者レオニード・サバネーエフ(1881-1968)は、タネーエフとリムスキー=コルサコフの門下生。生前のスクリャービンとも親交があり、その作品、作風の重要な理解者であったと共に、自身の音楽にもスクリャービンからの影響を受けたことも知られています。
この壮大なプロジェクトに取り組んだのは、アルド・チッコリーニやファウスト・ザドラに学んだヴィットリア・カラッチョロと、サンタ・チェチーリ音楽院で学んだ後、ウィーンではパウル・バドゥラ=スコダの下で研鑽を積み、イタリア国内外のコンクールで実績を重ねてきたヌンツィオ・デッロ・イアコヴォの2人。
イタリアの実力派ピアニストたちが、YAMAHA CFXのピアノを舞台としてスクリャービンの世界を壮大なスケールで繰り広げます。ご期待下さい!
Da Vinci Classics
C-00521(1CD)
ショパン:バラード、スケルツォ&ピアノ・ソナタ第2番
バラード第3番変イ長調 Op.47
バラード第4番ヘ短調 Op.52
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
パオロ・リナルディ(P)

録音:ヴィラ=ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
バッハの「ポリフォニー」の偉大な存在感とその神髄を追求したプログラム「ポリフォニーの芸術」(CC00359)など意欲的なプログラムを発表し続けているイタリアの知性派ピアニスト、パオロ・リナルディのショパン・アルバムは、「ピアノ・ソナタ第2番」にバラードとスケルツォを関連付けたプログラム。
リナルディはイタリアからロンドンへと渡り、スタインウェイ・アーティスト、ロンドンのトリニティ・カレッジのフェローとして活躍中。2019年のノースロンドン国際音楽祭におけるエリート・ピアノ・コンクールで優勝するなど実績を積み上げている俊英です。

Piano21
P-21064N
(2CD+DVD)
サン=サーンス:ピアノ独奏作品集
■CD1
動物の謝肉祭 (トランスクリプション:ルシアン・ガルバン、シプリアン・カツァリス)
ヴィクトル・ユゴーへの賛歌 Op.69(トランスクリプション:サン=サーンス)
「サムソンとダリラ」第3幕 -「バッカナール」(トランスクリプション:サン=サーンス)
交響曲 第3番「オルガン付き」(トランスクリプション:パーシー・ゲチュス、シプリアン・カツァリス)
■CD2
ピアノ協奏曲第2番(トランスクリプション:ビゼー、シプリアン・カツァリス)
アフリカ Op.89(P独奏版:サン=サーンス)
アレグロ・アッパショナート Op.70, R200(P独奏版:サン=サーンス)
ヴァルス・カナリオト Op.88, R.43
ヴァルス・ノンシャラント Op.110, R.48
死の舞踏 (トランスクリプション:リスト、シプリアン・カツァリス)
ギーズ公の暗殺 (トランスクリプション:レオン・ロク)
(すべてピアノ・ソロによる演奏)
シプリアン・カツァリス(P)

録音:2020年4月〜8月&2021年1月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
※レコーディング・プロデューサー:ニコラオス・サマルタノス
※DVDフォーマット:NTSC
※使用楽器:ベヒシュタイン D-282 コンサート・グランド -212034
超絶技巧の化身、鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスの自主レーベル「Piano21」より、サン=サーンス没後100周年を記念したかつてないトランスクリプション・アルバムが登場!サン=サーンス作曲の試験曲『アレグロ・アパッショナート』を演奏してパリ音楽院に入学し、サン=サーンス作品の伝説的な録音を残したモニク・ド・ラ・ブリュショルリ教授に学ぶなど、若いころからサン=サーンスに魅せられ、常にこの偉大な作曲家のためだけの録音をしたいと考えていたカツァリスにとって、2021年のサン=サーンス没後100周年アニヴァーサリーは絶好の機会となりました。本作には、これまでほとんど聴く機会のなかったアメリカの音楽理論家パーシー・ゲチュス(1853-1943)による『交響曲第3番「オルガン付き」』のピアノ・ソロ版をはじめ、サン=サーンスと深い付き合いのあったビゼーによる『ピアノ協奏曲第2番』や、デュラン出版社の編曲家でラヴェルの友人としても知られるルシアン・ガルバン(1877-1959)による『動物の謝肉祭』(全曲)、そして優れたピアニストでもあった作曲者自身の手による『バッカナール』『アフリカ』『ヴィクトル・ユゴーへの讃歌』のピアノ・ソロ版など、カツァリスならではのレア・トランスクリプションがふんだんに収録されています。
さらに本作の大きな目玉となるのが、サン=サーンスが1908年に作曲した最初期の映画音楽『ギーズ公の暗殺』です。73歳にして映画という新たな芸術への挑戦を決意したサン=サーンスは、世界で初めて映画の為のオリジナル音楽を書いたクラシック音楽の作曲家としても、歴史に名を残すことになりました。映画史的にも重要なこの作品は、サン=サーンスの印象的な音楽と映画のシーンが見事にシンクロして大成功を収めたといい、公開から7年後の1915年、サン=サーンスは「印税によって、私の音楽が映画館から消えていないことが分かる」と書き残しています。ドビュッシーやラヴェルの作品の編曲で有名なレオン・ロク(1839-1923)によるピアノ・ソロ版は、当時上映中に良く演奏されていたバージョンで、それだけでも貴重ですが、さらに本作にはカツァリスが演奏するピアノ版を映画『ギーズ公の暗殺』の実際の映像に合わせて収録したDVDが付属しています。収録映像はPiano 21レーベルが希少な映画コレクションを有するロブスター・フィルムズに連絡を取り手に入れた完全版で、映画の全編が含まれており、今回の企画のために高解像度デジタル復刻が行われています。各作品とその編曲についての解説に加え、映画に関する詳細な解説、豊富な画像資料を収録したブックレット(英・仏・独/国内仕様盤は日本語訳付き)も必見です。

Ars Produktion
ARS-38593(4CD)
リスト:ピアノ作品集
巡礼の年 第1年 スイス
孤独の中の神の祝福
巡礼の年 第2年 イタリア
巡礼の年 ヴェネツィアとナポリ
慰め/バラード第2番
巡礼の年 第3年/イゾルデの愛の死
アキレス・デレ=ヴィーネ(P)

録音:2011年6月5日、2019年2月3日&8日、2020年1月20日-22日、2021年1月11日-13日、2021年2月9日
1946年にイタリア人の両親からアルゼンチンで生まれたピアノ奏者アキレス・デレ=ヴィーネ。彼はクラウディオ・アラウに17歳の時に師事し、さらにジョルジュ・シフラからも薫陶を受けたことで知られています。シフラから教育の才もあると言及されたように、後進の指導にも力を入れており、優れた教育者としても活躍しました。
リストを得意としているアキレス・デレ=ヴィーネが、巡礼の年をメイン・プログラムとして、未だ衰えぬその高い演奏技術を活かして聴衆を魅了します。
Ars Produktion
ARS-38326(1SACD)
リフレクションズ
バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV830
ラヴェル:鏡
ケージ:ある風景の中で
ロマン・ロスバウム(P)

録音:2021年4月
このアルバムのタイトル「リフレクションズ(Reflections)」は、音楽を聴くことで私たちに起きる様々な「反射」を表しています。バッハは聴くものに内面の反省を促し、深く考えさせ感情を呼び起こします。ラヴェルは流れる水、風に揺れる木などの自然の出来事を思い起こさせ、ビジョンを反映します。聴くものにこういった違ったタイプのを「反射」を呼び起こす作曲家の作品を集めたアルバムとなっています。
スイス生まれでルクセンブルクとフランスでピアノを学んだロマン・ロスバウム。アレクサンダー・ミュレンバッハやペーター・エフラーなどにピアノを師事し、1998年から2008年までルクセンブルク音楽院で教鞭を執った経歴を持つピアニストです。

H.M.F
HMM-902365(1CD)
ブラームス:後期ピアノ作品集
幻想曲集 op.116/3つの間奏曲 op.117
6つの小品 op.118/4つの小品 op.119
ポール・ルイス(P)

録音:2018年1月、2019年1月、テルデックス・スタジオ・ベルリン(ドイツ)
名手、ポール・ルイスによる柔らかさと熱さに満ちたブラームス最晩年の作品集の登場。ポール・ルイスは「HBBプロジェクト」として、ハイドン・ブラームス・ベー トーヴェンのピアノ作品を取り上げたプログラムを展開しておりました。ベートーヴェンはすでにソナタの全曲録音が完成しており、ハイドンのソナタ集は2集ま でリリースされています[第1集/KKC-5917およびHMM-902371、第2集/KKC-6425およびHMM-902372]が、ここでブラームスの登場です。 盟友ハーディングとのピアノ協奏曲(バラードop.10も収録)[KKC-5622/ HMC-902191]につづく、2枚目のブラームスとなる本盤では、ブラームス最晩 年の作品を収録。オーケストラをそのままピアノに移したような雄大なソナタなどとはまた違った、凝縮された世界の作品がならびます。それでもやはり何か絶 対に得られないものを切望しているようなop.119の終曲をはじめ、「ピアノ」というフレームには収まりきらない、ブラームスの何か強い思いのようなものが感 じられるものばかり。ポール・ルイスはそんなブラームスの一切をすべてを包みこんだような音色で、これらの作品を節度を保ちつつ怒涛のように演奏しています。 柔らかさと熱さに満ちた、ポールにしかなしえないブラームスとなっています。 (Ki)

Alba
ABCD-507(1CD)
もっと別のフィンランドのヴァイオリン作品集
アイネス・チェチュリン(1859-1942):プスタ・フィルム(Puszta Film)(1928)、アラ・ツィンガレスカ(ジプシー風に)(Alla Zingaresca)(1890)、ガヴォット(Gavotte)(1906)、子守歌(Berceuse)(1888)
イーダ・モーベリ(1859-1947):行進曲(Marcia)(1936)
ミンナ・フォン・クノルリング(1846-1918)(arr. X):夜想曲(NocturneJ)
ベツィ・ホルムベルグ(1860-1900):アンダンテ(Andante)
ラウラ・ネーツェル(1839-1927):ロマンス(Romance) Op.40(1896)、ゴンドラ漕ぎ(La Gondoliera) Op.60(1896)、スラヴの歌(Chanson Slave) Op.53(1891)
インゲボリ・フォン・ブロンサルト(1840-1913):ロマンス イ長調(Romanze)(1870)、幻想曲 変ホ長調(Fantasie) Op.21(1891)
ミルカ・マルミ(Vn)
ティーナ・カラコルピ(P)

録音:2021年4月6日?10日 Fiskarin Lukaali(フィスカルス、フィンランド)
フィンランドの音楽家ふたり、ヴァイオリニストのミルカ・マルミ Mirka Malmi(1977?)とピアニストのティーナ・カラコルピ Tiina Karakorpi(1978?)は、 「未知の世界に跳びこむ」をモットーに女性作曲家の音楽を演奏することに長年にわたり取り組んできました。「ジェンダー」の規範にしばられていた時代、女性の 音楽家たちは何を考え、どう感じて音楽を作ったのか。「どんな風に演奏すればいいかという予備知識もなけれけば、ガイドラインになる、頼れる伝統もない。とに かく跳びこむだけ」。その意気ごみで、ふたりは、2018年から2020年にかけて、「女性とヴァイオリン」と題した8回のコンサートシリーズを行いました。『もっ と別のフィンランドのヴァイオリン作品集』と題したアルバムでは、ふたりがコンサートで取り上げた作品から、当時は知られていたものの「歴史が忘れてしまった」 6人の作品が演奏されます。
アイネス・チェチュリン Agnes Tschetschulin(1859?1942)は、シベリウス・アカデミーとベルリン芸術大学で学び、当時、フィンランド音楽史上もっと も優れたヴァイオリニストのひとりとして知られていました。「プスタ・フィルム」と「アラ・ツィンガレスカ」は、19世紀に人気のあった「ハンガリー・スタイル」 の音楽です。ロココの踊り「ガヴォット」とヴァイオリンの歌う「子守歌」。イーダ・モーベリ Ida Moberg(1859?1947)は、サンクトペテルブルクとドレスデン で学び、ヘルシンキで作曲家、指揮者、人智学者として活動しました。彼女が教材として作った「行進曲」は、究極の目標に向かって歩む求道者の旅ともみなされ る作品です。ミンナ・フォン・クノルリング Minna von Knorring(1846?1918)は、ヘルシンキに住み、たゆたう気分のメランコリックな性格の歌曲を書きま した。憂の表情のうかがえる「夜想曲」には、彼女が若いころに踊った思い出が織りこまれているといわれます。
ベツィ・ホルムベルグ Betzy Holmberg(1860?1900)は、デュッセルドルフで生まれデンマークとドイツで人生の大半を過ごしたフィンランド系ノルウェー の作曲家です。ライプツィヒ音楽院で学び、管弦楽と室内楽の音楽を主に手がけました。「アンダンテ」は、幻想的、神秘的なゴシック・スタイルの「疾風怒濤」の 作品です。ラウラ・ネーツェル Laura Netzel(N. Lago)(ペンネーム、N. ラーゴ)(1839?1927)は、フィンランドに生まれ、ストックホルムとパリで音楽を 学びました。指揮者、ピアニスト、コンサートオーガナイザーとして名を残している音楽家です。悲痛な恋の思い出を語る「ロマンス」、ヴェネツィアの船頭の姿を描 いた「ゴンドラ漕ぎ」、素朴で陽気な「スラヴの歌」。インゲボリ・フォン・ブロンサルト Ingeborg von Bronsart(1840?1913)は、サンクトペテルブルクの フィンランドの家系に生まれ、ドイツでピアニストと作曲家としてのキャリアを築きました。「メロディの美しい主題と、もつれたバックビートのハーモニー」の「ロマ ンス」。「幻想曲」は、世紀末の濃厚なロマンティシズムを漂わせる、「美を愛でる」音楽です。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-335(1CD)
ベートーヴェン:4手ピアノ作品全集
ワルトシュタイン伯爵の主題による8 つの変奏曲 ハ長調 WoO67
4 手ピアノの為のソナタ ニ長調 Op.6
ピアノと管楽の為の五重奏曲変 ホ長調 Op.16(4 手ピアノ編)
ゲーテの「君を思う」に基づく6 つの変奏曲 ニ長調 WoO74
3 つの行進曲 Op.45
大フーガ 変ロ長調 Op.134
アルトゥール・ピサロ(P)
リナルド・ゾック(P)

録音:2020年9月10-13日 イタリア アブルッツォ州 モンテシルヴァーノ
※日本語オビ・解説付き
ベートーヴェンの 4 手ピアノつまりピアノ連弾の為の作品集は 5 曲が知られてお り、いずれもそれぞれに良い曲だが、有名曲がなく今一つ顧みられることがない。録 音もあまり多くないところに、ポルトガルの名ピアニスト、アルトゥール・ピサロがイタリア のピアニスト、リナルド・ゾックと組んだCD が登場。ピサロは1990 年のリーズ国際ピア ノ・コンクールで優勝した名手で、今や世界中で人気のピアニスト。一方のゾックは連 弾に積極的に取り組んでいます。二人は既にドヴォルザークの連弾作品集のCD を出し ており(ODRCD-323)、ここでも素晴らしいコンビを見せてくれます。この CD にはベート ーヴェンの 4 手ピアノ作品はこの CD ではそこにさらにピアノと管楽の為の五重奏 曲変 ホ長調 Op.16 の 4 手ピアノ用の編曲(ベートーヴェン自身による編曲ではなさ そうだが)を加えて、ベートーヴェンの隠れた名曲の魅力を味わうことができます。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-395(1CD)
「夢と物語」
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
スクリャービン:ワルツ 変イ長調 Op.38
ミケーレ・カンパネッラ(P)

録音:2018年6月 イタリア ウンブリア州 チッタ・デッラ・ピエーヴェ
※日本語オビ・解説付き
現代イタリアを代表するリスト弾き(巡礼の年 ODRCD391 が発売中)、ミケーレ・カ ンパネッラがムソルグスキーの「展覧会の絵」とスクリャービンのピアノ・ソナタ第 3 番と ワルツ 変イ長調を録音。カンパネッラといえばリストの難曲を持ち前の高度な技術で 捌きつつ、そこに腕前のひけらかしを一切せず、あくまで作品本来の詩情を大切にす る音楽を繰り広げるピアニスト。その姿勢は「展覧会の絵」でもまったく同じ。カンパネ ッラの弾く「展覧会の絵」からは繊細で孤独で感受性の強いムソルグスキーの人柄が 強く伝わって来る。と同時に、20 世紀来私たちがいかに「展覧会の絵」のピアノ・オリ ジナルですらラヴェルのオーケストラ編曲の強い影響下にあったか思い知らされるだ ろう。スクリャービンの 2 曲では、ロマン派の衣鉢を継いだ外面と近代的な内面をバラ ンスよく仕立てています。

OTAKEN
TKC-108(1CD)
「ジョスランの子守歌」〜ヴァイオリン小品集
ニン:エステーヴェの主題による舞曲の調べ
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番(クライスラー編
フランク:アンダンティーノ・クゥイトーゾ
キロガ:ロンダージャ
ドビュッシー:巷に雨の降るごとく
クライスラー:道化師のセレナーデ
トゥリーナ:古典的な変奏曲
クーベリック:メロディ
キロガ:ハバネラ
ドヴォルザーク:インディアン・ラメント
R.シュトラウス:「薔薇の騎士」からワルツ
ゴダール:ジョスランの子守歌
サラサーテ:ペテネラス
バルデス:ジプシーのセレナーデ
辻井淳(Vn) 、藤井由美(P)

録音:2020 年8 月、滋賀県高島市ガリバーホール
今回取り上げたプログラム、前出の CD もすべて小品と呼ばれるものです。これ らは交響曲やソナタなどの大規模作品とは一線を画していて、内容としては身近な 生活に根ざしたものとなっている場合が多いのです。規模が大きくなるにつれ、そ の内容は抽象的なもの、普遍的なものとなり、理解しようと身構えれば甚だ困難な ものとなっていきます。「運命」や「ジュピター」など作曲家本人の発案ではなくイメ ージ等から名付けられた名作も多々ありますが、「ジュピター」などに至っては解釈 がギリシャ神話になぞらえるところまで行きつくものもあるようで、一般人の理解を超 えてしまっているケースもあるようです。果たしてそこまで難解かどうかは別にして、 聴きたいと切望している人は多いのも事実です。案外、当の作曲家本人は音を上 下に遊ばせるがごとく、楽しみを以て単純に考えているのかもしれません。このあた りも想像して日常の会話のごとき小品を気楽に味わうのも一聴一幸ではないでしょ うか。(辻井淳 ライナーノートより)
※レコード芸術2021 年12 月号準推薦。

ALBANY
TROY-1877(1CD)
「ウィズイン・ザ・ウィズイン」〜ジェレミー・ミュラー、打楽器リサイタル
アレクサンドル・ランスクイ:「材/内側の内側」
ハビエール・アルバレス:「テマスカル」〜マラカスと電子音の為の
クリスティン・マグヌス:「ピッチvs コンピュータ」〜ヴィブラフォンとエレクトロニクスの為の
ヘルベルト・ブリュン:「茎と木と滴と雲」
マシュー・ブートナー:「場所の輝き」〜打楽器とサウンドスケープの為の
ジェレミー・ミュラー(Perc,Vib,Elec)
ジェレミー・ミュラーは打楽器奏者であると共に自ら作曲もし、マルチ・メディア・アーティストと しても活動しています。このアルバムには打楽器ソロまたは打楽器とライヴ・エレクトロニクスのため の作品が収められており、極めて実験主義的な色彩が濃い。アコースティックな打楽器とライヴ・ エレクトロニクスで行うサウンド・インスタレーションないしミュージック・コンクレートといった趣でし っかり聴き込むもよし、アンビエントとして気楽に楽しむのにも恰好の一枚。

BRIDGE
BCD-9551(1CD)
ジョージ・クラム・エディションVol.20
「メタモルフォーゼス」第1 集(2015-2017) 〜アンプリファイド・ピアノの為の絵画に触発された10 のファンタジー *
「メタモルフォーゼス」第2 集(2018-2020) 〜アンプリファイド・ピアノの為の絵画に触
発された10 のファンタジー
マーカントニオ・バローン(アンプリファイド・ピアノ)

録音:(1)2019 年10 月(2)2021年6 月
※*=BCD9535 で既出
齢92 歳にして全く創作力の衰えを見せないクラムの最新作。プリペアド、アンプリファイ ドされ内部奏法も頻発するピアノは彼の代表作「マクロコスモス」を思わせる。第1 集、第 2 集ともに近現代の画家の絵画にインスピレーションを受けたそれぞれ10 曲、計20 曲 の小品から構成されています。インスピレーションを受けた絵にはクレー、ゴッホ、シャガー ル、ゴーギャン、ダリ、ピカソ、カンディンスキー、ワイエスらの作品が含まれています。しか しこれらの名画もクラムの手にかかると、どれも他ならぬクラム・ワールドに変身してしま う。曲によってピアニストは打楽器を叩いたり、トイ・ピアノを弾いたりさらには歌ったり喚 いたり、といつものクラム節が炸裂。 ※メタモルフォーゼス第1集はBCD9535 で発売済。

Stradivarius
STR-37203(1CD)
シューマン:クライスレリアーナOp.16
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番ロ短調Op.58
マリアンジェラ・ヴァカテッロ(P)

録音:2020 年11 月イタリア、サチーレ、ファツィオリ・ホール
マリアンジェラ・ヴァカテッロは現在 30 歳代のイタリアのピアニスト。音楽一家に生まれた彼女 は4 才でピアノを始め、成人後はミラノ音楽院、ロンドン王立音楽院で学んだ。その後ヴァン・クラ イバーン・コンクール、ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、エリザベス女王国際音楽コンクールに上 位入賞を果たし、現在ヨーロッパを中心に活動しています。このアルバムには彼女が得意とするシ ューマンとショパンの作品が収められており、その華麗な音楽作りには既に大器の風格が感じら れます。イタリアのファツィオリ・ピアノを存分に鳴らした濃厚なロマンティシズムを STRADIVARIUS の鮮やかな録音が見事にとらえた秀演。
Stradivarius
STR-37206(1CD)
「魂と踊り」〜エメヌエーレ・トルクァーティ・リサイタル
ラヴェル:「亡き王女の為のパヴァーヌ」
カスティリオーニ(1932-1996):「最初はダンス」
クープラン:クラヴサン作品集〜オルドゥル
ジョージ・ベンジャミン(b.1960):ピアノ・フィギュアース〜10 の短い小品
クープラン:神秘的なバリケード
ショパン:子守歌Op.57
フランチェスコ・フィリデイ(b.1973):子守歌
ブゾーニ:エレジー第7 番/子守歌
クープラン:さまよう影
フォーレ:夜想曲第13 番
ジェラルド・ペッソン(b.1958):憂鬱な3 つの小さなエチュード
ラヴェル:「優雅で感傷的なワルツ」
エマヌエーレ・トルクァーティ(P)

録音:2021 年1 月8-9日
バロックからロマン派、近代、現代のピアノ作品を収めている(クープランの作品はもともとクラヴ サン曲である)。現代音楽の作曲家ジョージ・ベンジャミンはオリヴィエ・メシアンの弟子で武満徹 にも高く評価されたことで知られます。古今の広い世代、時代の作品が取り上げられており、一見と りとめないように思われるが、共通点はいずれの作品もフランス的な色彩感、リリシズムを湛えて いることである(ベンジャミンはイギリス人だが、彼の作品の音感にはフランス的なものが濃厚であ る)。ピアノのエメヌエーレ・トルクァーティはメシアン夫人であったイヴォンヌ・ロリオに師事しヨーロ ッパ、北米を中心に活動しています。現代音楽の初演も多く、リーム、サーリアホ、リンドベルイ、フィ リップ・グラスらから絶大な信頼を寄せられています。

NEOS
NEOS-32102(1CD)
シューマン:クライスレリアーナOp.16
リスト:パガニーニによる大練習曲
ブラームス:16 のワルツOp.39〜4 手連弾の為の*
オルガ・チェローヴァ(P)
フィリップ・アントルモン(P)*

録音:2021 年4 月7 日フランス
オルガ・チェローヴァはウクライナ出身の若手ピアニスト。かつてギレリスやオイスト ラフを輩出したストルヤルスキ音楽院で学んだ後、ハノーヴァー大学とザルツブルク・ モーツァルテウム音楽院でさらに研鑽を積んだ。確かなテクニックと若々しい音楽性 で将来が期待されています。ブラームスの連弾の為の16のワルツで彼女のお相手を するのは歴史上の数々のマエストロとも共演してきた名匠フィリップ・アントルモン。御 年87歳とはとても思えないしっかりとしたテクニックとチェローヴァにも負けない若々し い感性を持ち続けていることに驚嘆。若手チェローヴァに優しくレッスンをしているか のような暖かい音楽作りがチャーミングなブラームスのワルツです。

Grand Piano
GP-874V(DVD)
NX-C01

GP-875BD(Bluray)
NX-C01
『サティの夜』
1. グノシエンヌ第1番(1890?-93)
メデューサの罠 - 7つの小さなダンス(1897)より
2. 第1番カドリーユ
3. 第2番ワルツ
4. 第4番マズルカ
5. 第7番カドリーユ
6. 冷たい小品 ? 歪んだ踊り第1番「よく見ながら」(1897)
7. 幻想曲=ワルツ(1885?)
自動記述法(1913)
8. 第2曲「ランプについて」
9. 第3曲「ヘルメットについて」
10. グノシエンヌ第2番(1890?-93)
11. 星たちの息子「第1幕へのもうひとつの音楽」(1891)
スポーツと気晴らし(1914)
12. 第1番「食欲をそそらないコラール」
13. 第2番「ブランコ」
14. 第5番「花嫁の目覚め」
15. 最初のメヌエット(1920)
16. 冷たい小品 ? 歪んだ踊り 第2番「進む」(1897)
17. 心地よいハーモニー(1913)…世界初録音
18. グノシエンヌ第4番(1890?-93)
19. オジーヴ第4番(1888?)
20. ジムノペディ第3番(1888?)
21. ハンガリーの歌(1889)
子供の曲集 第2巻 絵に描いたような子供らしさ(1913)
22. 第1曲「1日への小さな前奏曲」
23. 第2曲「子守歌」
24. 第3曲「大きな階段の行進曲」
25-27. 官僚的なソナチネ(1917)
28. グノシエンヌ第5番(1889)
29. 「至高存在」のライトモティーフ(1891)
30. 四重奏曲第2番(1886?)
31. 最後から2番目の思想 第2曲「朝の歌」(1915)
32. グノシエンヌ第3番(1890-95?)
33. ジムノペディ第1番(1888)
ニコラス・ホルヴァート(P)

収録:2018年10月6日 
ブーレーズ・ホール フィラルモニー・ド・パリ(ライヴ)
映像監督:ティエリ・ヴィルヌーヴ

収録時間:90分
音声:PCMステレオ2.0(DVD・Blu-ray)
字幕:日本語・英語・ドイツ語・韓国語
画角:16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
Blu-ray・・・片面単層ディスク 1080i High Definition
2018年10月6日、パリのフィラルモニー・ド・パリのブーレーズ・ホールで開催された"Nuit Branche「白夜」"と題されたコンサートが開催されました。名ピア ニスト、ニコラス・ホルヴァートがサティのピアノ独奏曲全曲を8時間にわたり、ノンストップで演奏するというこのコンサート、全曲を聴いた人も含め、延べ 14,000人の聴衆が参加、演奏終了後にはホルヴァートを讃えて1時間にわたるスタンディング・オベーションがあったという盛況ぶり。このコンサートの模様は リアルタイムでテレビ放映されました。 本ディスクは、ティエリ・ヴィルヌーヴ監督によるこのコンサートのハイライト映像。モノクロームのホルヴァートの演奏映像をベースに、謎めいた様々なイメージ映 像を挿入することでサティの音楽と相まって不思議な効果を上げています。またサティが自身の楽譜に書き込んだテキストが画面に表示されるという映像作 品ならではの興味深い演出がなされています。(このテキストには日本語字幕が付けられています。)。
Grand Piano
GP-881(1CD)
NX-B03
アドルフ・バルジャンスキー(1851-1900):ピアノ作品全集 第2集
ピアノ・ソナタ 第2番嬰ト短調 Op. 11(1897年出版)
モデラート(1899-1900頃)
ピアノ・ソナタ第3番ホ短調 Op. 12(1900年出版)
ユリア・セヴェルス(P)

録音:2021年3月10-11日
世界初録音
1851年、ウクライナのオデッサで裕福なロシア系ユダヤ人の家庭に生まれたアドルフ・バルジャンスキー。ウィーンとパリとライプツィヒで音楽教育を受け、 ライネッケやサロモン・ヤーダスゾーンにピアノを師事しました。 遺された作品は多くないものの、古典的な形式を踏襲したピアノ曲はどれも個性豊かで魅力的です。第2集には2つのソナタを中心に収録。さざめく ような旋律で始まる第2番は、第3楽章の素朴で落ち着いた雰囲気が印象的。終楽章はシューマンを思わせる多彩な楽想がちりばめられています。 荘厳なコラールで始まる第3番も、すぐに流麗なパッセージが出現、溢れる抒情の中に、時折現代的な和声が感じられる第1楽章、スケルツォを思わ せる快活な第2楽章を経てしっとりとした第3楽章、移ろい行く楽想が魅力的な終楽章と聞きどころの多い作品です。「モデラート」は初期のスクリャー ビンを思わせるゆったりとした曲。 演奏は、ベルリン芸術大学やモスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、オーロラ四重奏団とオーロラ・デュオを創設したユリア・セヴェルス。シチェドリンの 作品を作曲家臨席のもと世界初演を行うなど精力的に活動するピアニストです。
Grand Piano
GP-894(1CD)
NX-B03
マカール・エクマリアン(1856-1905):ピアノ作品集
夜想曲(1892年出版)
無言歌(1888)
10のアルメニア民謡(1889)
3つのアルメニア民謡スケッチ(1891)
聖体儀礼(1891-92)(ミカエル・アイラペティアンによるピアノ編)(抜粋)
 NO 1. Horurd horin
anhasanrskihbn
 NO 19. Surb, Surb
 NO 23a. Amen, Hayr erknavor
 NO 23b. Hoki Astuco
 NO 9. Marmin Terunakan
 NO 27. Hayr mer
 NO 28. Ev end hogvo qu
 NO 29?30a. Miayn surb
 NO 31a. Ter vohormya
 NO 30c. Amen Hayr Surb
 NO 31c. Ter vohormya
 NO 32. Orhnyal e Astuac
ミカエル・アイラペティアン(P)

録音:2021年5月15日
世界初録音
19世紀から20世紀にかけて、アルメニア音楽の発展に重要な役割を果たしたマカール・エクマリアン。彼はリムスキー=コルサコフに作曲を師事したの ち、トビリシで教師として後進の指導にあたり数多くの生徒を育てました。ヨーロッパの伝統的な様式にアルメニア民謡を採り入れた作品は高く評価さ れ、なかでも1892年に完成された彼の最高傑作とされる合唱とピアノ(またはオルガン)の為の「パタラグ(聖体儀礼)」は現在でもアルメニアの教会 で演奏されています。このアルバムではアルメニアを代表するピアニスト、ミカエル・アイラペティアンが「パタラグ」を自らピアノ独奏用に編曲、12曲を選び 演奏しました。神秘的な雰囲気が漂う静かな祈りの音楽です。他には1892年に出版された美しい夜想曲や、エクマリアンが愛したアルメニア民謡の アレンジを収録。どことなくエキゾチックな旋律が耳を捉えます。

ALPHA
ALPHA-855(1CD)
ロシアのピアノ作品集
チャイコフスキー:夜想曲 へ長調 〜2つの小品 Op. 10 より
 10月 秋の歌 〜四季 Op. 37a より
 11月 トロイカ 〜四季 Op. 37a より
 幻想的スケルツォ 〜18の小品 Op. 72 より
 瞑想曲 〜18の小品 Op. 72 より
プロコフィエフ:4つの練習曲 Op. 2
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 Op. 22
ティアンス・アン(安天旭)(P)

録音:2021年8月 星海音楽庁(シンハイ・コンサート・ホール)、広州、中国
藤田真央の第2位入賞で日本中が沸いた2019年のチャイコフスキー国際コンクール。このファイナルでスタッフの手違いにより、想定と違う 曲順でオーケストラの演奏が始まるというハプニングに遭いながらも、素晴らしい反射神経でこれに応え、第4位と特別賞を受賞した当時19 歳の中国のピアニストが、ティアンス・アンでした。審査員のデニス・マツーエフが「人並外れた成熟」と絶賛、2021年にはコロナ禍の中、ロシ アと中国の19の都市でヴァレリー・ゲルギエフとの共演を含む公演を行うなど、世界中で活躍しています。ALPHAレーベルから発売となるデ ビュー・アルバムは、そんなゆかりの深いロシアの作品を集めたもの。チャイコフスキーで聴かせる儚いタッチの絶妙さと歌心、プロコフィエフでの 若々しさ漲る激しい打鍵、ラフマニノフでの余裕あるヴィルトゥオジティと瑞々しい表現。現在の彼の高度なテクニックとピアニズムを十二分に 味わうことのできる、素晴らしいアルバムとなっています。

ES-DUR
ES-2085(1CD)
NX-B09
20世紀のハープ作品集
アンドレ・カプレ:ハープの為のディヴェルティスマン(1924)
ヒンデミット:ハープの為のソナタ(1939)
ブリテン:ハープの為の組曲 Op. 83(1969)
ハインツ・ホリガー(1939-):前奏曲,アリオーソとパッサカリア(1987)
アナエル・トゥレ(Hp)

録音:2021年4月4-6日
2015年、イスラエルで開催された第19回国際ハープ・コンクールで優勝を飾り、2018年からNDRエルプPOの首席ハープ奏者を務 めるフランス出身のアナエル・トゥレ。 このデビュー・アルバムでは20世紀の作品を紹介、「ハープはサロンで用いられる楽器」という概念を覆すことに成功しています。ブックレットにおいて「20世紀 は音楽にとって、とりわけハープにとってとても興味深い時代です」と語るトゥレは、カプレ、ヒンデミット、ブリテンとホリガーの4作品を選び、それぞれの作品が ハープにとって、いかに革新的な技術と特別な音色をもたらしたかを実際の音で表現しています。とりわけホリガーの作品は重要であり、これがなければアルバ ムの録音も成し得なかったとも。どこまでもハープの可能性を追求するトゥレの見事な演奏をお楽しみください。 【アナエル・トゥレ】 フランス、オルレアン出身。ギレーヌ・プティ=ヴォルタ、ニコラ・テュリエ、アンドレアス・ミルトナー、グザヴィエ・ドゥ・メストレに師事、幼い頃から国際的なコンクー ルに入賞するなど才能を発揮しました。現在はNDRエルプPOの首席ハープ奏者を務めるとともに、ハンブルク音楽演劇大学でグザ ヴィエ・ドゥ・メストレの助手として後進の指導にあたっています。

DIVINE ART
DDA-21235(2CD)
NX-C04
サン=サーンス:ピアノ作品集/パラフレーズとトランスクリプション 第1集
【CD1】 歌劇、バレエ
1. バレエ『ジャヴォット』 - ブーレ
2. バレエ『ジャヴォット』 - 情景とワルツ・レント
3. バレエ『ジャヴォット』 - パ・ド・ドゥ
4. バレエ『ジャヴォット』 - アレグレット - アレグロ・ノン・トロッポ・プレスト
5. グルックの歌劇「アルチェステ」のアリアによるカプリース
6. 歌劇「アスカニオ」 - 物乞いの情景
7. 歌劇「アスカニオ」 - 愛のダンス
8. マイアベーアの歌劇「預言者」のワルツ
9. 歌劇「ヘンリー8世」 - 四重唱
10. パラディールの 「マンドリナータ」によるパラフレーズ
11. 歌劇「プロゼルピーヌ」 - 第2幕の前奏曲
12. 歌劇「プロゼルピーヌ」 - パヴァーヌ
13. マイアベーアの「タイスの死」
14. ビゼーの歌劇「真珠採り」のスケルツォ
【CD2】 その他の作品集
1. アルジェリア組曲 Op. 60 - フランス軍隊行進曲
2. アルジェリア組曲 Op. 60 - 夕べの幻想
3. ローラ Op. 116- タンゴ
4. エレジー Op. 160
5. オーヴェルニュ狂詩曲 Op. 73
6. 祝婚曲 Op. 9
7. 舟歌:リスボンの一夜 Op. 63
8. イタリアの思い出- 舟歌
9. パラディールの「イスレナ」によるパラフレーズ
10. ロシア国歌による幻想曲
11. アフリカ Op. 89
アントニー・グレイ(P)

録音:2021年8月、2015年8月、12月
19世紀から20世紀のフランスで活躍した作曲家サン=サーンス。160作を超える番号付きの作品の他、数多くの作品番号を持たない曲を遺しましたが、 現在演奏されるのは「交響曲第3番」や「ピアノ協奏曲第5番」、「死の舞踏」、組曲『動物の謝肉祭』など、ほんの一部に過ぎません。 優れたピアニストだったサン=サーンスは、ピアノ曲も数多く作曲していますが、そのほとんどは"サロン風の軽い作品"とみなされており、練習曲などの技巧的 な作品以外はあまり演奏されることがなく、今回リリースされる2つのアルバムに収録されたアレンジ作品は全くと言ってよいほど耳にすることがありません。 しかし、2歳からピアノを学び3歳で作曲を始めたというサン=サーンスのピアノ編曲はどれも技