湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



フォンテック
FOCD-9821(1CD)
2019年10月9日発売
黒岩航紀〜展覧会の絵
ムルグスキー=ホロヴィッツ:展覧会の絵
ラフマ二ノフ:前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12
 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
チャイコフスキー(プレトニョフ編): 演奏会用組曲「くるみ割り人形」
チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59
リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32
黒岩航紀(P)

録音:2019 年6 月26-28 日 浦安音楽ホール
2017年発売の「sailing day」で、輝かしいCDデビューを飾ったピアニスト黒岩航紀。その 演奏は、「作曲家の意思を追求し、若々しい完成が融合するストイックで清廉な音楽」「敏感・ 繊細な指さばきから生まれる高度な美感」と絶賛されました。 満を持しての第二弾は得意のロシア作品---ホロヴィッツ編「展覧会の絵」を中心とする超弩級 の内容です。 重厚かつ洗練された構築による演奏は、若き才能の限りない未来からの到来です。 黒岩航紀は、8 月下旬におこなわれたKIPA 国際ピアノコンクール(韓国)で第1 位に輝きました。 (フォンテック)

H.M.F
HMM-902203(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ曲集Vol.2
ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29「古い手帳から」
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103
アレクサンドル・メルニコフ(P)

録音:2018年8月、2019年1月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
今回はプロコフィエフのピアノ曲を代表する傑作ソナタ第7番が収められているのに注目。作曲した1939-44年は第2次世界大戦中に疎開先で書 かれましたが、メルニコフの祖父母の作曲家ニコライ・チェンベルジとザーラ・レーヴィナも誕生に立ち会っていました。さらにプロコフィエフの指名で 1943年1月に世界初演を行なったのはメルニコフの師匠スヴャトスラフ・リヒテル。当時27歳のリヒテルは4日間でこの難曲をマスターし、初演は大 成功でした。メルニコフにとって因縁浅からぬ作品と申せましょう。
4番もリヒテルが愛奏したうえ、第9番はリヒテルに献呈され、彼が世界初演した作品。メルニコフの解釈はまさにリヒテル直伝で、近年多い傾向と は一線を画しています。7番は切れ味鋭い技巧とエネルギーにあふれる演奏が多い中、メルニコフは落ち着いたテンポによる内省的な解釈で、全く新しい 作品を聴くような印象の快演です。 (Ki)

MDG
MDG-90621376(1SACD)
バッハ:オルガン作品集〜新たな視座
●アルプ・シュニットガー・オルガン
(1)カンタータ29番BWV29「神よ、われら汝に感謝す」よりシンフォニア
(2)4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065(原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲)
●ル・ピカール・オルガン
(3)無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004よりシャコンヌ
●アルプ・シュニットガー・オルガン
(4)トッカータ ニ長調 BWV912
●ル・ピカール・オルガン
(5)フーガの技法 BWV1080〜コントラプンクトゥス I/コントラプンクトゥスV/コントラプンクトクスIX
(6)イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
●アルプ・シュニットガー・オルガン
(7)カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV80
(1)レオ・ファン・ドゥセラール(Org)
(2)4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065(原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲)
エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)
(3)レオ・ファン・ドゥセラール(Org)
(4)レオ・ファン・ドゥセラール(Org)
(5)エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)
(6)エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)
(7)レオ・ファン・ドゥセラール&エルヴィン・ヴィエルジンハ(Org)

録音:オランダ、フローニンゲン、マルティニ教会
ランダの古都フローニンゲンにあるマルティン教会の名器を使用したバッハのオルガン作品集。演奏は、マルティン教会のオルガニスト、エルヴィン・ ヴィエルジンハとレオ・ファン・ドゥセラールが務めています。この教会には、二つの名器があり、一つはバロック時代のオルガン製作者の巨匠アルプ・シュニッ トガーのオルガン(1691/92制作)。「偉大な女王」とも呼ばれ、世界中のオルガニストが憧れる楽器です。もうひとつはフランス・バロック様式の小型 の据え置き型のポジティフ・オルガン、ル・ピカール・オルガン(1742年製)です。 このアルバムでは、2つのオルガンの特徴にあうよう選曲し、弾き分けています。アルプ・シュニットガーのオルガンの最大の魅力は、32フィート・プリ ンシパルの響き。野太く鳴り響くオルガンの音色、ゴシック様式の大聖堂の音を見事にとらえた録音です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1608(1CDR)
エレン・ギルベア/ドビュッシー&ラヴェル
ドビュッシー:映像第1集〜水の反映/版画
ラヴェル:鏡
エレン・ギルベア(P)

録音:1954年頃
※音源: Vox PL 8760
Forgotten Records
fr-1616(1CDR)
フリーダ・ヴァレンツィ
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
フリーダ・ヴァレンツィ(P)

録音:1951年7月17日
※音源: Plymouth P -12-28他


ARCANA
A-469(2CD)
NX-D07
NYCX-10100(2CD)
国内盤仕様
税込定価

ブルネッロ〜バッハ:小型チェロによる無伴奏ソナタとパルティータ
バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ BWV1001-1006
マリオ・ブルネッロ (4弦小型チェロ)
※使用楽器:クレモナのジローラモ・アマティ1600〜1610年頃製作モデルによる4弦小型チェロ ブレーシアのフィリッポ・ファセル2017年製作の再現複製楽器
弓:ヴァルテル・バルビエーロ製作の18世紀初頭モデルによる再現複製弓/ヴィットリオ・ガヴィオーリ製作の1680年型モデルによる再現複製弓
弦:ピラストロ・オリーヴ・ガット(羊腸弦/G・D・A線)/ヤーガー(金属弦/E線)
台座:ヴォクスリオン・ハーモニック・プラットフォーム
調律:a’=415Hz

録音:2018年10月1〜3・20〜22日、パルコ・ボラスコ荘祝宴ホール、カステルフランコ・ヴェネト、イタリア
解説:アレッサンドロ・バリッコ、ペーター・ヴォルニー、マリオ・ブルネッロ
【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
巨匠アントニオ・ヤニグロ門下に学び、チャイコフスキー国際コンクールで優勝して現代チェロ奏者としてキャリアを歩みはじめたイタリアの名手 マリオ・ブルネッロ。近年は歴史的奏法や古楽器への見識を深め、ヴェニス・バロック・オーケストラ(ジュリアーノ・カルミニョーラ主宰)やモーツァ ルト・オーケストラ(クラウディオ・アバド主宰)などで古楽器演奏家としても存在感を高めてきました。バッハの『無伴奏チェロ組曲』も2010年 に録音、しかし彼は「もうひとつのバッハ無伴奏」であるヴァイオリンのための6曲の存在が、ずっと気になっていたのです。 ブルネッロはバッハ研究者たちの近年の研究を受け、18世紀にも存在していたテノール・ヴァイオリン(通常のヴァイオリン同様4弦で、1オク ターヴ下の調弦)に相当すると考えられるアマティ・モデルの小型チェロを用い、かのヴァイオリン作品の至宝と対峙しました。結果「今までバッ ハを半分しか理解していなかった」と感じ、全曲録音するまでにのめり込んだとのこと。この演奏効果に『海の上のピアニスト』の原作者アレッサ ンドロ・バリッコが驚き、解説にコメントを寄せているほどです。楽器や弓、弦のほか、演奏台にもこだわりを見せた録音でブルネッロが迫る音響 世界――『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』の作品理解に大きな一石を投じる録音です。

Solo Musica
SM-312(1CD)
NX-B03
クララ&ロベルト・シューマン:ピアノ作品集
クララ・シューマン:ピアノ・ソナタ ト短調
シューマン:蝶々 Op.2
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.11
シューマン:ピアノ・ソナタ 第2番ト短調 Op.22
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)

録音:2019年1月16-18日
ドイツのピアニスト、ヘーエンリーダーが弾くシューマン夫妻のピアノ作品集。今回の録音にあたり、彼女が用いたの は、およそ1855年に製作されたエラールのフォルテ・ピアノの復元モデルで、ショパンが所有していた楽器とほぼ同じ モデルであり、典型的なフランスの優雅さを備えています。シューマン夫妻やショパンたちが耳にしていた音と親密な 雰囲気を現代に再現するために、演奏会場もその趣旨にふさわしいプライヴェート・サロンを探したという彼女、す みずみまで考え抜かれた詩的な演奏を披露しています。
Solo Musica
SM-327(1CD)
NX-B03
Tea for Two Cellos/二人でチェロを・・・「お茶の音楽」
ファビアン・ミュラー(1964-):「お茶の音楽」
1.Rougui hongcha 肉桂紅茶
2.Zheng dongding oolong 正凍頂烏龍茶
3.Lao man e gushu
4.Oriental Beauty 東方美人
5.Bi luo chun 三峽碧螺春
6.Buddha's Hand Alishan 阿里山佛手烏龍茶
7.Mao er duo gushu pu er
8.Zhengcong muzha tie guanyin
9.Mengku yesheng hong cha
10.Bai mao hou 白毛猴
チェン・ピチン[簡碧青](Vc)
ファビアン・ミュラー(Vc)

録音:2019年3月
「お茶の香りと特徴を音楽に移し変えることはなんと素晴らしい挑戦なのだろう」と作曲家ファビアン・ミュラーは語り ます。西洋で「コーヒーの音楽」と言えばカフェでの沈黙を忌避するためのもの。コーヒーそのものを語る音楽というも のはあまり存在しておらず、ミュラーは「お茶そのものの味わい」を音楽にしてみたいと考え、中国茶でそれを実行し たのだそうです。生まれた10曲は、基本的に中国のお茶からインスピレーションを得たもので、それぞれのお茶の詳 しい説明は、チューリッヒの市街にある喫茶店の店主チュウ・メイリンから指導を受けたといいます。出来上がった音 楽は確かに香り豊かなお茶の雰囲気を湛えたものばかり。チェロのふくよかな響きとともに美味しいお茶のイメージが 香り立ちます。

CPO
CPO-777539(2SACD)
NX-E07
レーガー:オルガン作品集 第6集
【SACD1】
序奏,パッサカリアとフーガ ホ短調 Op.127
52のやさしいコラール前奏曲 Op.67より
13のコラール前奏曲 Op.79bより
12の小品 Op.80より
【SACD2】
前奏曲 ハ短調 WoO VIII/6
フーガ ハ短調 WoO IV/8
30の小コラール前奏曲 Op.135aより第1番-第15番
前奏曲とフーガ ニ短調 WoO IV/10
30の小コラール前奏曲 Op.135aより第16番-第30番
後奏曲 ニ短調 WoO IV/12
ゲルハルト・ヴァインベルガー(Org)
SACD1…シュタインマイヤー=オルガン、キリスト教会、マンハイム(1911年製)
SACD2…ビットナー=オルガン、聖ヴァルブルガ教会、バイルングリース(1913年製)

録音:2018年1月4-6日…SACD1
2018年10月13-16日…SACD2
レーガーのオルガン作品全集の第6集となるこのアルバムも、これまでと同じく高音質サラウンド盤でのリリースとな ります。レーガー自身、優れたオルガニストであったためか、作品には複雑な対位法が用いられ、演奏には高い 技巧が要求されます。バッハを思わせるシンプルで宗教的な曲もありますが、ほとんどの曲は一度聞いたくらいで はメロディすらわからないほど難解で入り組んだ声部を持ち、紡ぎ出される響きは重厚かつ壮麗です。このアルバ ムではシンプルな作品「30の小コラール前奏曲」や「52のやさしいコラール前奏曲」と、レーガーの代表作の一つ 「序奏、パッサカリアとフーガ」などの長大な作品をバランスよく配置。バッハ演奏家としても知られるヴァインベル ガーは、レーガーが活躍していた時代の歴史的オルガンを駆使、作品の姿を伝えています。


Paladino Music
PMR-0100(1CD)
PPMR-0100(1CD)
国内盤仕様
税込定価

ドビュッシー:前奏曲集全2巻 ウラディーミル・アシュケナージ(P)

録音:2017年10月29日、Tonzauber Studio(ウィーン、オーストリア)(第1巻)、1971年11月20日、ニューヨーク市立大学ハンター校(ニューヨーク、アメリカ)(第2巻)
ドビュッシーのアニヴァーサリー・イヤーのために新たに録音された2017年の「前奏曲集第1巻」、そして未発表のままとなっていた秘蔵音源である1971年のライヴ録音「前奏曲第2巻」。
ピアニストとしてのアシュケナージといえばショパンやラフマニノフ、シューベルト、シューマンなどのイメージが強く、ドビュッシーは意外なプログラムというイメージがありますが、流石はアシュケナージ。
46年という長い歳月を経て遂に完成した「前奏曲」の全集は、アシュケナージのピアニストとしての懐の深さを証明する重要なプログラムと言えるでしょう。

KAIROS
0015062KAI(1CD)
コルッチーノ:フルートのための「Interni」(2017/18) ロベルト・ファブリツィアーニ(Fl)

録音:2018年3月12日−14日、フィレンツェ
フルート界の鬼才、ロベルト・ファブリツィアーニがその圧巻の技巧と音楽性で繰り出すオズヴァルド・コルッチーノ(1963−)の世界。
イタリアの作曲家であると同時に詩人でもあるコルッチーノは1979年に作曲活動を開始し、さらには1986年から2003年まで詩人として活発な活動を繰り広げてきた言わば文化人。
2017年から18年にかけて作曲された「Interni」は、C管、バス、アルト、コントラバスのそれぞれのフルートが活躍する6曲からなる曲集です。

イプシロン・インターナショナル
YIL-005 (1CD)
税込定価
吉川隆弘/モーツァルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ第8 番イ短調 KV 310 (300d)
Iロンド ニ長調 KV 485 (6'48")
ロンド イ短調 KV 511 (10'12")
ピアノ・ソナタ第15 番へ長調 KV 533/494
吉川隆弘(P)

録音:2015-2016 年Studio Pianoforte、ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042
ドビュッシー(YIL-002)、シューマン(YIL-003)、リスト(YIL-004)の各作品集がレコード 芸術特選になるなど、高評価が続くイプシロン・インターナショナル・レーベルでの吉川隆 弘第5弾! ※・・・そうした周到なプログラム構成と響き合うように、ここに聞こえてくるどの曲のどの一瞬 も、演奏家の緻密で厳格な意図を丁寧に映していないところはない。つまり、一瞬として、 モーツァルトは寝そべったり、鼻歌を歌ったり、あくびをしたりはしていない。それどころか、 全力で生きています。なんというひたむきさだろう、と聴き手は思わずにはいられない。そし て、彼が人生の瞬間をいかにていねいに生きていた人かということが、吉川隆弘の演奏を 通じた作品の息づかいから、丹念に伝わってくる。それは徹頭徹尾、人間的なものだ。 そのように私はこのアルバムを聴いた。吉川隆弘の弾くモーツァルトを。音楽を聴くこと は、弾き手の導きにそって、作曲家の内面に進行した感情の体験を生き直すことでもある。 モーツァルトはここで、ピアニストの丹念な仕事を通じて、やはりどこか正当に苛立っているのではないか。それが彼という、そ して他ならぬ私たちの生々しい、生のありようだからだ。 (青澤隆明 ライナーノーツより抜粋)

DUX
DUX-0066(3CD)
ラファウ・ブレハッチ〜2005年第15回ショパン国際ピアノコンクール・ライヴ
〇第1次&第2次予選
ショパン:「24の前奏曲」Op.28より 第7番イ長調、第8番嬰ヘ短調、第9番ホ長調、第10番嬰ハ短調、第11番ロ長調、第12番嬰ト短調/夜想曲ロ長調Op.62-1/練習曲変イ長調 Op.10-10/3つのワルツ Op.64/舟歌嬰ヘ長調 Op.60/ポロネーズ変イ長調 Op.53「英雄」/3つのマズルカ Op.56/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
〇本選
ショパン:ピアノ協奏曲第1番*
〇入賞者記念コンサート
ショパン:3つのマズルカ Op.56/ポロネーズ変イ長調 Op.53「英雄」/「3つのワルツ」Op.64より 嬰ハ短調Op.64-2、変ニ長調 Op.64-1「小犬」/マズルカ変ロ長調 Op.17-1
ドビュッシー:月の光
ラファウ・ブレハッチ(P)、
アントニ・ヴィト(指)ワルシャワPO*

録音(ライヴ):2005年10月2日−24日、ワルシャワ
2005年の第15回ショパン国際ピアノコンクールにおいてクリスティアン・ツィメルマン以来、6大会&30年ぶりのポーランド人優勝者という栄冠に輝き、さらにはマズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞の副賞3賞全て(+ソナタ賞)を獲得し、文字通り「完全制覇」を成し遂げたラファウ・ブレハッチ。
ポーランド最大級のインディペンデント・レーベル「DUX(ドゥクス)」のライヴ・レコーディングには、第1次、第2次予選、本選、そして入賞者記念演奏会でのブレハッチのショパンの名演を収録!
「完全制覇」、しかも「2位無し」という圧倒的な成績で優勝を勝ち取ったブレハッチの偉大な功績を収めたピアノ・ファン必聴のセットです!
DUX
DUX-1558(1CD)
マジカル・ショパン
ショパン:マズルカ ト長調 Op.50-1/マズルカ変イ長調 Op.50-2/マズルカ嬰ハ短調 Op.50-3/バラード ト短調 Op.23/夜想曲変ニ長調 Op.27-2/夜想曲嬰ヘ短調 Op.48-2/スケルツォ変ロ短調 Op.31/ワルツ変ホ長調 Op.18/ワルツ ヘ長調 Op.34-3/ワルツ イ短調 Op.posth/ポロネーズ変イ長調 Op.53
ラファウ・モクシツキー(P)

録音:2018年−2019年、ポーランド
2017年にマルタ共和国で開催されたヴァレッタ国際ピアノ・コンクール優勝、ワルシャワで開催されたシマノフスキ・イン・メモリアム・ピアノ・コンクール入賞など、多くの入賞歴を持つポーランド期待の若手ピアニスト、ラファウ・モクシツキーが繰り出すマジカルなショパン・プログラム!
ワルシャワのフレデリク・ショパン音楽大学の卒業後、オーストリアのウィーン音楽大学で研鑽を積むなど、エリートコースを歩むモクシツキーのショパンは、表情豊かなリズム、詩情的な表現力、絶妙な間合いが魅力的な演奏です。
DUX
DUX-1579(1CD)
カルウォヴィチ:ピアノ作品全集
5月の歌/ワルツ ト長調
アンダンテ ヘ長調/第1形式によるロンド第2形式によるロンド/第3形式によるロンド
フーガ変ロ長調/前奏曲と二重フーガ Op.5
ソナチナ ニ短調/ソナタ変ロ長調
ピオトル・バナシク(P)

録音:2019年2月22日、24日&3月17日、カトヴィツェ(ポーランド)
「若きポーランド」のメンバーの1人でり、ポーランドにおけるネオ・ロマンティシズムの旗手として大きな期待を一身に背負いながらも、1909年、タトラ山脈でのスキー中に雪崩に遭遇し志半ばでこの世を去った悲劇の名匠ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876−1909)。
ここでは、交響詩をはじめとして優れた管弦楽作品で近年評価が一気に高まったカルウォヴィチが遺したピアノ独奏作品の全てを網羅。シマノフスキを上回るとも称された才能が生み出したピアノ作品は、優れた抒情性、旋律美を兼ね備えた秀作揃いです。
カルウォヴィチのピアノ作品を弾くのは、ピオトル・バナシク。2012年にワルシャワで行われたナショナル・ショパン・ピアノ・コンクールで第1位に輝くなど、様々なコンクールでの入賞歴を持つ実力派です。

fra bernardo
FB-1904783(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 Vol.1
組曲第1番ト長調 BWV.1007/組曲第2番ニ短調 BWV.1008/組曲第3番ハ長調 BWV.1009
フランチェスコ・ガッリジョーニ(Vc)

録音:2018年10月8日−10日、サンテウフェーミア教会(ニゴリネ、イタリア)
パドヴァのC.ポッリーニ音楽院で学んだあとバロック・チェロやヴィオラ・ダ・ガンバも専門的に学び、ヴェニス・バロック・オーケストラの創設メンバーとしてジュリアーノ・カルミニョーラらと多くの演奏・録音に参加してきたバロック・チェリスト、フランチェスコ・ガッリジョーニの弾くバッハ無伴奏チェロ組曲。
組曲第1番〜第3番を収録した第1集では、17世紀末の製作者不詳の楽器(クレモナ産)を使用し、悠々としたバッハを聴かせてくれます。

Nimbus
NI-2584(2CDR)

ラプソディー・インブルーの誕生
【Disc 1】
ニック・ラ・ロッカ:ライヴリー・ステーブル・ブルース/アベル・ベア:ママ・ラヴズ・パパ/フランク・シルバー/セオドア・トマス:イエス, ウィー・ハブ・ノー・バナナ/ソウ・ディス・イズ・ヴェニス/ジョン・シェーンベルガー:ウィスパーリング/フィリップ・ブラハム:ライムハウス・ブルース/ベンソン・ローズ:リンガー・アホワイル/ジェローム・カーン:ラガディ・アン/ゼズ・コンフリー:キトゥン・オン・ザ・キーズ**、スリー・リトル・オディティーズ**、ニッケル・イン・ザ・スロット**/アーヴィング・バーリン・メドレー:オレンジ・ブロッサムズ・イン・カリフォルニア、プリティ・ガール・イズ・ライク・ア・メロディ、アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド/エルガー:威風堂々/ファーディ・グローフェ/ピーター・デローズ:ロシアン・ローズ/フレデリック・ナイト・ローガン:ペイル・ムーン/エドワード・マクダウェル:トゥ・ア・ワイルド・ローズ/ルドルフ・フリムル:シャンソネット/ヴィクター・ハーバート:スイート・オヴ・セレナーデ
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー*
【Disc 2】
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム変奏曲、弦楽四重奏のための子守唄、ヴァイオリンとピアノのためのショート・ストーリー、ピアノのための3つの前奏曲、ストライク・アップ・ザ・バンド序曲、ピアノのための2つのワルツ ハ長調、ピアノのためリアルト・リップルス
モーリス・ペレス(指)、
ニュー・パレ・ロワイヤル・オーケストラ、
イヴァン・デイヴィス(P)*、
ディック・ハイマン(P)**、
メンデルスゾーンSQ、
チャールズ・キャッスルマン(Vn)、
ランダル・ホジキンソン(P)

※Music Masters からの移行再発売
CD1は、ガーシュウィンの名作「ラプソディー・イン・ブルー」が初演された、1924年のエオリアン・ホール・コンサートでのプログラムを再現!
CD2には、1920年代および30年代のジャズ時代のスタイルを捉え、ヴァイオリンとピアノ、弦楽四重奏のためのガーシュウィンの唯一の既知の作品だけでなく、あまり知られていないピアノ作品を収録。3つのオーケストラ作品には、ガーシュウィンの「ストライク・アップ・ザ・バンド序曲」のペレスによる劇場オーケストレーション、「アイ・ガット・リズム変奏曲」がオリジナルオーケストレーションで初演された貴重な音源が含まれています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Profil
PH-19054(4CD)
クララ・シューマン ピアノ独奏曲全集
(1)スケルツォ第2番Op.14
(2)ロベルト・シューマンの主題による変奏曲Op.20
(3)音楽の夜会Op.6
(4)ベッリーニの「海賊」のカヴァティーナによる演奏会用変奏曲Op.8
(1)3つのロマンスOp.11
(2)ピアノ・ソナタ ト短調
(3)ロマンツェ イ短調
(4)4つの性格的小品Op.5
(1)4つの束の間の小品Op.15
(2)即興曲「ウィーンの思い出」Op.9
(3)スケルツォ第1番Op.10
(4)3つのロマンツェOp.21
(5)3つの前奏曲とフーガOp.16
(1)4つのポロネーズOp.1
(2)ワルツ形式によるカプリスOp.2(全9曲)
(3)ロマンスと変奏Op.3
(4)ロマンティックなワルツOp.4
(5)ロマンツェ ロ短調
スザンネ・グリュツマン(P)

録音:1995年2月、10月/ベルリン放送スタジオ10
2019年はクララ・シューマンの生誕200周年にあたります。2007年にProfilレーベルよりリリースされていた彼女のピアノ曲全集のBoxをプ ライス・ダウンして再発売。録音は1995年ですが、ベルリン放送との共同制作で丁寧な音作りとなっています。 何よりクララ・シューマンのピアノ曲を網羅しているのが魅力。演奏のグリュツマンは1964年ライプツィヒ生まれ。旧東独の巨匠ピアニスト、ディーター・ ツェヒリンに師事し、後に夫人となっています。正統派ドイツ・ピアニズムを存分に味わえます。 (Ki)

BIS
BISSA-2465(1SACD)
アルカン:短調による12の練習曲 Op.39(1857)より
第4曲〜第7曲「交響曲」
第8曲〜第10曲「協奏曲」
ポール・ウェー(P;Steinway D No. 582243)

録音:2017年8月、2018年5月/ホール・ワン、キングス・プレイス(ロンドン)
シンガポール人とマレーシア人の両親のもとオーストラリアに生まれ、現在ロンドンを拠点に活躍するポール・ウェーはなんと ロンドン大手の法律事務所の現役弁護士の顔をもつ異色のピアニスト!ザ・リーガル500では第一級弁護士としてランク付けされる敏腕弁護士です。そ んなキャリアをもつウェーですが現役ピアニストとしても確かな評価を集めております。
4 歳でピアノをはじめたウェーは 12 歳の時にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでデビュー・コンサートを開くなど神童として注目を集めました。 その後、ニューヨークのマンハッタン音楽学校にてニーナ・スヴェトラノワに師事し研鑽を積むも、ピアニストだけではなく弁護士も目指し、ロンドンの名 門オックスフォード大学法学部で法律を学び、現在のキャリアを築いております。
19世紀に活躍したヴィルトゥオーソ・ピアニスト、作曲家のアルカンはリストに劣らぬテクニックの持ち主として知られた音楽家。しかし内気な性格が 人嫌いに転じていき、20歳で主だったコンサート活動から身をひきました。アルカンが生涯残した作品のほぼすべてがピアノ曲で作風は独創的かつ異端 児的。超絶技巧の作品が主立ちます。短調による12の練習曲 Op.39はアルカンの大規模な代表作で全12曲から構成されております。ここに収録され た第4曲〜第7曲「交響曲」と第8曲〜第10曲「協奏曲」はそれぞれ大編成のオーケストラを思わせるピアノ独奏のための作品で、最高難度の作品 としても知られます。ウェーの卓越した技術と語り口でこの難曲をものともせず演奏しております! (Ki)
BIS
BISSA-2436(1SACD)
ハチャトゥリアン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ(1961)
2つの小品(1926)
子供のアルバム第1巻(1947)
詩曲(1927)
ソナチネ ハ長調(1959)
トッカータ(1932)
イヤード・スギャエル(P;Steinway D)

録音:2018年12月/チータム音楽学校内ストーラー・ホール(マンチェスター)
1993年、ヨルダン・ハシミテ王国の首都アンマンに生まれ、現在欧米で活躍する俊英ピアニスト、イヤード・スギャエルがハ チャトゥリアンのピアノ作品を収録しました。
バレエ音楽『ガイーヌ』の「剣の舞」など、民族音楽が明確に継承された名作を数多く残したハチャトゥリアンですがピアノ作品でもアルメニア、グル ジア、トルコ、アゼルバイジャンなどの民族音楽と西洋音楽とを融合させた情感豊かで強いリズムが印象的な作品を残しております。ここに収録されたトッカータでは打楽器的な手法と東洋的な旋律が用いられるなど、華やかな演奏効果でハチャトゥリアンのピアノ作品の中では最 も演奏される作品として知られます。 (Ki)


APARTE
AP-220(2CD)
ショパン:ノクターン集
夜想曲 ホ短調 op.72(遺作)
夜想曲 嬰ハ短調(遺作)
夜想曲第1番変ロ短調 op.9-1
夜想曲第2番変ホ長調 op.9-2
夜想曲第3番ロ長調 op.9-3
夜想曲第4番ヘ長調 op.15-1
夜想曲第5番嬰ヘ長調 op.15-2
夜想曲第6番ト短調 op.15-3
夜想曲第7番嬰ハ短調 op.27-1
夜想曲第8番変ニ長調 op.27-2
夜想曲第9番ロ長調 op.32-1
夜想曲第10番変イ長調 op.32-2
夜想曲 ハ短調(遺作)
夜想曲第11番ト短調 op.37-1
夜想曲第12番ト長調 op.37-2
夜想曲第13番ハ短調 op.48-1
夜想曲第14番嬰ヘ短調 op.48-2
夜想曲第15番ヘ短調 op.55-1
夜想曲第16番変ホ長調 op.55-2
夜想曲第17番ロ長調 op.62-1
夜想曲第18番ホ長調 op.62-2
ブルーノ・リグット(P)

録音:2019年2月25-28日、サル・コロンヌ(パリ)
巨匠ブルーノ・リグット、久々の新録音の登場。リグットはイタリア人の父とフランス人の母の間にパリで生まれ、サンソン・フランソワの唯一の弟子だっ たことでも知られています。1965年にロン=ティボー国際コンクールに入賞、1966年にはチャイコフスキー国際コンクールでも入賞し、以降国際的に 活躍しています。教育者としても高名で、弟子にはリーズ・ドゥ・ラ・サールら、国際的に活躍しているピアニストを輩出しています。 今回リグットが録音したのは、ショパンのノクターン。1970年代にも何曲か録音しておりますが、このたび全集としてあらためて録音、作曲年代順に収め ています。師フランソワからも「素晴らしい音色と即興的なセンス、そしてロマンチックな詩の心をたくさんもっている」と絶賛されたリグットらしく、非常 にロマンチックな演奏。そして左手の低音がなんともふくよかに響くのが印象に残ります。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-20414DVD(DVD)

KKC-9481(DVD)
国内盤仕様
税込定価
ギドン・クレーメル〜自分の声を見つけること(2019年ポール・スマチヌィ監督作品)
+失われた時代への前奏曲集〜ヴァインベルク(クレーメル編):24の前奏曲Op.100
ギドン・クレーメル(Vn)

収録:2017年11月モスクワのゴーゴリ・センターに於けるコンサート・ライヴ
リージョンオール
NTSC 16:9
音声:DD5.1, DTS5.1 / PCM STEREO
字幕:日本語,独英仏韓
57’ 21”(ドキュメンタリー)、50’ 43”(コンサート)
日本語字幕付き。ギドン・クレーメル初のドキュメンタリー映像は、世界を股に掛ける活動を追いながら、70年に及ぶ彼の人生遍歴と旧ソ連の歴史的環境 を考察します。クレーメルがドイツ語で自身についてや考えを述べることを中心に、彼がいろいろな人々と交流したり、演奏する様が収められています。ロケは 世界各地に及び、故郷ラトビアのリガ、修行したモスクワ、長女の住むパリ、そして1997年に読売日本SOとヴァインベルクの協奏曲を披露する東京の 場面まで現れます。
アルヴォ・ペルトと散歩しながら未来の音楽家たちへの不安と期待についてロシア語で語り合う場面では、老境を迎えた巨匠たちの心境が垣間見られて心 打たれます。また娘たちとの気のおけない会話では優しい父の顔を覗かせます。 しかし作品の中心テーマは、現在クレーメルが熱中している作曲家ヴァインベルクが軸となっています。37年ぶりに戻ったモスクワで、ユロフスキー指揮の ロシア国立SOとヴァイオリン協奏曲上演を実現させる様を描いており、ロシア語を話すユロフスキーの姿や、終演後楽屋を訪れたヴァインベルク未亡 人と感動の初対面も逃さず収録しています。
それに先立ち、ゴーゴリ・センターでのリサイタルで24の前奏曲全曲を披露しますが、ヴァインベルクと同時期の旧ソ連リトアニアの写真家アンタナス・ス トクスの写真を同時に投影することで、英雄や宣伝でない市井の人々が当時何を考え、どのような精神状態のもと暮らしていたのかを視覚と聴覚から問題提 起します。終演後のシンポジウムでは、共鳴した経験者たちの熱い討論が展開されますが、クレーメルには依然ソ連体制への恐怖心がトラウマとなっているの がわかり、深く考えさせられます。そして何故今、ヴァインベルクの音楽にこだわるのかも納得できます。 興味深いのが東京のシーン。コンサートの合間に訪れた寺院での穏やかな表情をはじめ、かつてのカミソリのように鋭い感覚が円熟の境地に至ったことを 物語ります。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-5206(1CD)
レモ・ヴィンチグエッラ:4手ピアノ作品全集 イレーネ・ボッシ(P)
ダニエラ・スカレッティ(P)
1956年生まれのイタリアの作曲家ヴィンチグエッラはジャズやポップスの香りをまとったピアノ曲で知られています。教育用の親しみやすい作品も書い ており、「20世紀のバイエル」と呼ばれることも。ここに収録された4手作品も子供たちにクラシックに興味を持ってもらうための音楽となっています。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28357(1CD)
税込定価
20198年9月30日発売
コスタンティーノ・カテーナ/シューマン:ピアノ作品集 1
ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
コスタンティーノ・カテーナ(P)

録音:2012年11月/イタリア
 イタリアの俊英ピアニスト、コスタンティーノ・カテーナは、これま でリスト作品を中心としたカメラータのアルバムでその実力を示して来 ましたが、シューマンのピアノ五重奏や四重奏、ピアノ協奏曲などでも ロマンティックで歌心溢れた演奏が注目されていました。そして2019 年、数年に渡り収録を続けてきたシューマンのピアノ作品を、ついにシ リーズとしてリリースを開始。旧来のシューマン演奏のイメージを刷新 するカテーナのピアノをお聴きください。(カメラータ)

2L
2L-156SACD(1SACD)
メトネル:ピアノ作品集
4つの小品Op.4
3つの話Op.17
4つのおとぎ話Op.35
3つのおとぎ話Op.42
3つの労働の賛歌) Op.49
バラはもうしおれ Op.36 no.3
グンナル・サーマ(P)
[Piano: Bechstein Concert D282]

録音:2018年10月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
「1970年代のある日、耳慣れないピアノ音楽がラジオから聞こえてきた。独特な、何かを呼び起こすような、時として催眠術にでもかけるような音楽。 同時に、そこには豊富な対位法とはっきりした構造があった。手短に言うと、心と頭の両方のための音楽だ。ニコライ・メトネルの〈回想ソナタ〉、ピアニ ストは他ならぬエミール・ギレリスだった。この作品を弾ければ!……」(グンナル・サーマ)。ノルウェーのピアニスト、グンナル・サーマは、2000年、 最初のメトネル作品集(Lindberg Lyd PIANO-002)をリリース。当時、世界初録音の作品を2曲含む5つの作品を弾いていました。メトネルの第2作は、 2018年、前作と同じオスロのソフィエンベルグ教会でのセッション録音です。「ノームの嘆き」の副題をもつ〈楽興の時〉など、帝政ロシアの時代の「4 つの小品」。シューマンの「ノヴェレッテ」を思わせる曲名がつけられた「3つの話」。「おとぎ話」の曲名で書かれ個人的経験や人の内面の対立を語ると 言われる作品からは、1916年と1924年の2つの曲集。「ソ連」となった祖国を離れた後、1926年から1928年にかけて、プロテスタントの労働倫 理の表現とみなされる曲名で作曲した「3つの労働の賛歌」。アルバムの最後に歌曲集「プーシキンの6つの詩」の一曲をピアノ・ソロ曲に編曲した初録 音の作品が演奏されます。グンナル・サーマは、オスロのリヴ・グラーセルとローベット・リフリング、王立ノザーン音楽大学のリシャルト・バクスト、イ ジー・フリンカに学び、1975年にオスロでデビューしました。ノルウェー国立音楽大学で伴奏ピアニストを務め、ソリストとしても活動。一般的なレパー トリーに加え、メトネルの他、アルカン、ブゾーニ、シチェドリンといった比較的珍しい作曲家の作品を広く手がけています。このアルバムの録音には、メ トネルの気に入りの楽器といわれ彼がロンドンのアパートメントに置いていた Bechstein の新しいモデル D282 のピアノが使われました。 (Ki)

299 MUSIC
NIKU-9022(1CD)
税込定価
「セレンディピティ」〜ピアノ連弾作品集
クルターク・ジェルジュ(1926- ): 『ヤーテーコック 第8 集』(2001)より「花、人のように」(4 手連弾)
アレクサンドル・ローゼンブラット(1956- ):2つのロシア民謡によるコンチェルティーノ(1997)(4 手連弾)
マクダウェル(1860-1908):3 つの詩曲op.20 (1884/85)(4 手連弾)
ジョン・コリリアーノ(1938- ):ガゼボ舞曲集(1972)(4 手連弾)
バッハ(クルターク編):われらまさにキリストを讃うべし(1976)(2 台ピアノ)*
深き苦しみの淵よりわれ汝に呼ばわる(1985)(4 手連弾)
「神の時こそ、いと良き時」よりソナティーナ(1985)(4 手連弾)
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):カプリッチョ(4 手連弾)(1968).
クルターク・ジェルジュ(1926- ):『ヤーテーコック 第 8 集』より「花、人のように
…」〔もうひとつの〕(4 手連弾)

(*印:当録音では1台4手で演奏)
佐藤祐介(P)、大森ひろみ(P)

録音:2019年3月29 - 31日 相模湖交流センター
若くしてアメリカでデビューを果たし、帰国後も多彩な活躍をみせる大森ひろみ。多 種多様なコンセプトで演奏活動を展開し、人気を博す佐藤祐介。そんな二人の偶然の 出会いから始まった異色のピアノ・デュオによるファースト・アルバム。互いを尊重し合う からこそ生まれる躍動的な表現と絶妙なバランス感覚が、ピアノ連弾の名曲群に新たな 煌めきを与えます。

ATMA
ACD2-2766(1CD)
音と香りと
タイユフェール:即興曲 ホ長調
フォーレ:夜想曲第4番変ホ長調
プーランク:間奏曲 変イ長調 FP 118
シャブリエ:ハバネラ
ドビュッシー:映像第2集より 第3曲『金色の魚』
 前奏曲集第1巻より 第4曲『夕べの大気に漂う音と香り』
 前奏曲集第1巻より 第1曲『デルフィの舞姫』
 ベルガマスク組曲より 第3曲『月の光』
ラヴェル:水の戯れ/ソナチネ
ジャニ ー ナ・フィオ ー コウスカ(P)

録音:2019年2月
40年以上にわたり演奏家経験を積むカナダのピアニスト、フィオーコウスカによるフランス・アルバムです。彼女はパリでルフェビュールに師事したこ ともある人物で、フランス作品に対する自然な感性が見事。薫り高く幻想的な演奏です。 (Ki)

Grand Piano
GP-815(1CD)
NX-B03
カール・ツェルニー:30の技巧的練習曲(30番練習曲) Op.849 (1858) ニコラス・ホルヴァート(P)

録音:2018年7月28日
ベートーヴェンの弟子にしてリストの師、1000を超える作品を残したといわれるツェルニーは、日本では古 くからピアノ練習曲の作曲家として有名ですが、海外では近年その作品の再評価が進んでいます。この 作品も有名な練習曲集ではありますが、モナコ出身で近現代作品にも造詣の深いホルヴァートが、20 世紀前半のハンブルク・スタインウェイを用いて製作したこのアルバムでは、単調な練習曲としてではなく、 その音楽的な側面を十二分に感じ取ることが出来ます。
Grand Piano
GP-816(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ブルグミュラー:易しく段階的な25の練習曲 Op.100
性格的な18の練習曲 Op.109
カール・ペテルソン(P)

録音:2018年10月7日
日本ではピアノの練習曲で知られるブルグミュラーは、アダンのバレエ『ジゼル』に追加された「村娘のパ・ ド・ドゥ」などの作品も残したドイツの作曲家。ピアノの学習者に広く親しまれるその練習曲は単に技巧的 な練習に留まらず、愛らしい曲調や和声、想像を膨らませるタイトルなどで人気です。スウェーデン出身の ピアニスト ペテルソンが、モダン・ピアノの最高峰ともいわれるファツィオリを用いたこのアルバムは、模範演 奏の枠を超え、作品自体の面白さを豪華な響きで楽しみ、実感することが出来ます。

Onyx
ONYX-4191(1CD)
ロシアからの物語
プロコフィエフ:年老いた祖母の物語 Op.31
ムソルグスキー:禿山の一夜
リムスキー=コルサコフ
:シェエラザード
シモン・トルプチェスキ(P)
シモン・トルプチェスキは、1979年に旧ユーゴスラビアのマケドニアで生まれ、マケドニアから世界へと羽ばたいて活動するピアニスト。欧米の主要なオーケストラに加え、日本、中国、韓国、香港、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランドのオーケストラと共演するなど、まさにワールドワイドに活躍。日本でも度々公演を行っており、2019年7月にはNHKSOとの共演で東京、大阪、愛媛、鳥取の各都市を回り、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」で圧巻の演奏を披露して大成功を収めました。
Onyxレーベルからはワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプールPOとの共演で、チャイコフスキー(ONYX-4135)、プロコフィエフ(ONYX-4140)をリリースしていたトルプチェスキが、ついにOnyxでもソロ・レコーディングを行いました。注目のプログラムは、「ロシアからの物語(Tales from Russia)」をタイトルにした、民話や伝承に基づくロシアのピアノ作品集。プロコフィエフの珍しいピアノ独奏曲「年老いた祖母の物語」から始まり、ムソルグスキーの「禿山の一夜」、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」といった有名管弦楽作品からの珍しいピアノ独奏版を収録。ピアノ愛好家注目の、雄弁でピアニスティックなニュー・アルバムです。

CALLIOPE
CAL-1856(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869 シャンタル・スティリアニ(P/スタインウェイ)

録音:2017年1月、2018年1月、パリ(フランス)
イヴォンヌ・ルフェビュールにピアノを学び、フランス音楽、そして現在ではバッハ演奏のスペシャリストとして名声を確立したフランスの名女流ピアニスト、シャンタル・スティリアニ。1975年にクロード・ドビュッシー国際コンクールで第1位を受賞し、フランス音楽に情熱を注いだ後、大バッハの作品の演奏に開眼!カリオペには既に「インヴェンションとシンフォニア」を録音しており、今回の「平均律クラヴィーア曲集第1巻」は、その続編的な位置づけとなります。BWV.846〜857ではスタインウェイのモデルDを、続くBWV.858〜869では同社のモデルBを弾き分けるなど、そのこだわりはかなりのもの。軽やかなプレリュード(BWV.846)で幕を明けるスティリアニの「平均律」。約105分のバッハの旅をじっくりとご堪能下さい。

CALLIOPE
CAL-1962(1CD)
光と地中海
ドビュッシー:スティリア風タランテラ、
 アナカプリの丘
ショパン:舟歌
コンスタンティニディス:ギリシャの島々の踊り(8つの舞曲)
アルベニス:アルメリア、トゥリアーナ
ショパン:タランテラ
リスト:タランテラ
ヘルミン・フォルレ(P)

録音:2018年7月16日−18日、ルセ(フランス)
パリ音楽院でフランスの名教師ジャック・ルヴィエとマリー=フランソワーズ・ビュケに師事し、
2002年のオルレアン20世紀音楽国際コンクールで特別賞を受賞するなど華々しい経歴を持つピアニスト、ヘルミン・フォルレのコンセプト・アルバム「光(ルミエーレ)と地中海(メディテラネ)」。
ヴェネツィアやナポリ、シチリア島、ギリシャなど「地中海」に面する街や島々、そしてそこに降り注ぐ「光」を感じさせてくれる美しいプログラムです。

Ars Produktion
ARS-38269S(1SACD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
エチュード=ポエム ト短調 Op.9(世界初録音)*
ノエ・乾(Vn)、
マリオ・ヘリング(P)*

録音:2018年11月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
イザイの系譜に連なる演奏技術の手ほどきをベルギーで受けたこと、また「7月16日」という同じ誕生日であることから、イザイと自身との運命的な繋がりを感じ続けてきたノエ・乾が、イザイ生誕160周年となった2018年に満を持して大作「6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」をレコーディング!
今回の録音に臨むにあたりノエ・乾は、ベルギー女王エリザベート(1858−1931)がヴァイオリン教師だったイザイに1929年のクリスマス・プレゼントとして贈ったいうイザイの個人所蔵品だった特別かつ大変貴重な『弓(ウジェーヌ・二コラ・サルトリ製作)』を使用。
しかもフランスの工場で再発見されたリールの型に基づいて製作されたE線「イザイ」を用いるなど、ノエ・乾の今回のイザイの録音へかける情熱は凄まじいものがあります。
プログラムの掉尾を飾る「エチュード=ポエム ト短調」は、1900年から1901年にかけて作曲された4曲の中の1曲で唯一未出版となっていた非常に珍しい作品であり、今回、楽譜が所蔵されているブリュッセル王立図書館の協力により「世界初」の録音が実現しました。
フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継ぐヴァイオリニストであると同時に、この伝統に新風を吹き込むノエ・乾。圧巻のイザイにご期待下さい!

eaSonus
EAS-29342(4CD)
シューベルト:初期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調D.157
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566(第1、2楽章のみ)
ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調D.279 +アレグレット ハ長調D.346
ピアノ・ソナタ第3番ホ長調D.459(5楽章版)
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調D.557
ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調D.575
ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調D.625 + アダージョ変ニ長調D.505
ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664
さすらい人幻想曲D.760
エリーザベト・レオンスカヤ (P)

録音:2017年/ブレーメン・ゼンデザール
エリーザベト・レオンスカヤは1945年11月23日生まれの73歳。最新録音のシューベルトをメインにした超豪華装丁アルバムがリリースとなります。 ★今回は2017年録音によるシューベルトの初期ソナタ集。断片しか現存しない第8番と10番を除く1番から13番までが収められ、前作EAS 29300の後期ソナタ集とあわせると全集完結となりました。レオンスカヤは昨2018年の東京・春・音楽祭で、この大半を演奏、聴衆を魅了しました。 通して聴くと4時間を要しますが、いつまででも聴いていたくなる絶品です。興味深いのは、第2、11番の欠落楽章ではないかとされる小品を挿入して 完成させていること。さらに第3番も「3つのピアノ曲」を加えた5楽章構成にしていて興味津々。ボルテージの高い「さすらい人幻想曲」が収められて いるのも嬉しい限り。
レオンスカヤは、同業者に不寛容だったリヒテルがほぼ唯一手放しで絶賛したピアニストですが、70代半ばとなり円熟の極地にあります。語り口の巧さ と優しい人柄のにじみ出る表現はまさに神業と申せましょう。レオンスカヤ最高の状態のシューベルトのソナタが残されたことは、まさに人類の遺産。
さらなる魅力は、LPサイズ48ページの解説書。内容はドイツ語と英語で、スペインの音楽学者でシューベルトのピアノ曲の権威ミゲル・アンヘルが最 新の研究に基づく詳細な各曲の解説が超貴重。シューベルトに興味を持つ方々なら興奮する一大研究書となっています。 (Ki)

CALLIOPE
CAL-1963(1CD)
日本のメロディー
多忠亮:宵待草/成田為三:浜辺の歌/杉山長谷夫:出船/山田耕筰:この道/日本古謡:さくらさくら/山田耕筰:赤とんぼ/滝廉太郎:荒城の月/梁田貞:城ヶ島の雨/岡野貞一:故郷/弘田竜太郎:浜千鳥/中田喜直:夏の思い出/弘田竜太郎:叱られて/中山晋平:砂山/小山作之助:夏は来ぬ
■ボーナス・トラック
ショパン:チェロ・ソナタ Op.65
アンドレ・ナヴァラ(Vc)、
アニー・ダルコ(P)

録音:1979年11月、パリ(フランス)
20世紀のチェロ界を代表するフランスの巨匠、アンドレ・ナヴァラ(1911−1988)が、マルグリット・ロンの高弟アニー・ダルコとのデュオで奏でた「日本の名旋律集」がカリオペ(Calliope)から復活!
旧カリオペの創設者で芸術監督だったジャック・ル・カルヴェのプロデュースによって録音されたこの「日本のメロディー」は、初出時に10,000枚以上の売上を記録するなど、大ブームを巻き起こした同レーベルを代表する名盤の1つであり、今回のリマスター盤の登場は再び大きな話題を呼ぶことでしょう!

Indesens
INDE-121(1CD)
ポエム〜ユーフォニアムとピアノのための独奏作品集
ガブリエル・フィリポ:ポエム
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
フォーレ:蝶々
サン=サーンス:白鳥
ビゼー(リュク・フェルトメン編):カルメン・ファンタジー
リリアン・ムラン(ユーフォニアム)
ヴィクトル・メトラル(P)

録音:2018年2月、ドゥエ音楽院アンリ・デュティユー講堂(フランス)
1996年フランス出身の天才ユーフォニアム奏者、リリアン・ムランのデビュー盤。15歳にしてパリ音楽院に入学し、トゥール国際コンクールや済州国際コンクールなどの国際コンクールにおいて数々の賞を受賞している若手ユーフォニアム奏者のホープです。魅力的なフランスのレパートリーを通して、ベッソンのユーフォニアムならではの暖かくまろやかな音色と、カルメン・ファンタジーでは圧巻の妙技を奏でます。次代を担うに相応しい若き天才の華麗な演奏にご注目下さい。

Hanssler
HC-19007(1CD)
ロシアン・インプレッションズ〜チャイコフスキー・ピアノ曲集
(1)城の廃墟Op.2の1
(2)無言歌Op.2の3
(3)ロマンスOp.5
(4)サロン風ポルカOp.9の2
(5)夕べの夢想Op.19の1
(6)ノクターンOp.19の4
(7)主題と変奏Op.19の6
(8)即興曲Op.21の3
(9)無言歌Op.40の6
(10)感傷的なワルツOp.51の6
(11)ドゥムカOp.59
(12)優しい非難Op.72の3
(13)少しショパン風にOp.72の15
クラウディア・シェレンベルガー(P)

録音:2019年3月26-27日インマヌエル教会(ヴッパータール)
チャイコフスキーはかなりのピアノ曲を残していますが、交響曲や協奏曲に比べ人気があるとはいえません。しかしいずれもチャイコフスキーならではの メロディと雰囲気に満ち、華々しい効果を発揮します。
このアルバムにはチャイコフスキー最初期のものから最晩年まで、プライベートな交友から生まれたピアノ曲を集めています。ことに生涯ただ一度惚れた 女性のデジレ・アルトーへの狂おしい思いを音楽化した「ロマンスOp.5」が聴きもの。またヴァイオリン曲としても人気の高い「感傷的なワルツ」のオ リジナル・ピアノ版が収録されているのも嬉しい限り。「短調のチャイコフスキー」の魅力を堪能できます。クラウディア・シェレンベルガーはハノーファー芸術大学でカンマーリングに師事した後、ウィーンとフランクフルトで研鑽を積みました。歌心にあふれ る演奏が魅力です。

MIRARE
MIR-428(1CD)
REVOLUTION
デュシーク(デュセック)(1760-1812):フランス王妃の受難
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」
ショパン:練習曲 ハ短調 op.10-12「革命」
 スケルツォ第1番 op.20
リスト:「葬送」(『詩的で宗教的な調べ』より)
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ「1905年10月1日の街角で」
ドビュッシー:燃える炭火に照らされた夕べ、「花火」(前奏曲第2集より)
ジェフスキ(b.1938):ウィンスボロ綿工場のブルース(ノース・アメリカン・バラード第4曲)
ダヴィッド・カドゥシュ(P)

録音:2018年12月、ベルギー
(革命)と題し、歴史的な革命や劇的な動きに衝撃を受けた作曲家が書いた作品を集めた1枚。古くはフランス革命を描いた作品から、 ミニマルやトーン・クラスターの技法も用いられたジェフスキの作品までを収めています。歴史という大きな流れの中でまた、それぞれの作曲家たちは音符のひと つひとつにまた様々な感情や記憶が刻み込んでいることに感じ入ります。さらに、社会的な歴史だけでなく音楽の歴史の流れも感じ取ることができ、様々な視点 から楽しめる1 枚です。 (Ki)
MIRARE
MIR-422(1CD)
D.スカルラッティ:ソナタ集 VOL.6
ニ長調 K.119、ト短調 K.179、ト短調 K.234、ハ長調 K.501、ハ長調 K.502、ヘ短調 K.69、ト短調 K.43、ハ長調 K.384、ハ長調 K.487、ハ長調 K.170、ヘ長調 K.6、変ロ長調 K.550、ニ短調 K.18、変ロ長調 K.544、変ロ長調 K.273、ニ長調 K.161、ト長調 K.477
ピエール・アンタイ(Cemb)

録音:2018年6月、オランダ
鬼才アンタイによるドメニコ・スカルラッティのソナタ集、第6弾の登場。チェンバロ1台のはずなのに、まるでオーケストラによるオペラの序曲を聴いている かのような迫力。アンタイという現代の鬼才を通して、18世紀のヴィルトゥオーゾ・スカルラッティの演奏を追体験しているような感覚になる1枚です。 (Ki)

SONARE
SONARE-1045(1CD)
税込定価
W.ダヴィッド&梯剛之 / アンコール!
(1)クライスラー:ウィーン奇想曲
(2)グルック(クライスラー編):『オルフェオとエウリディーチェ』より「メロディ」
(3)クライスラー:ウィーン小行進曲
(4)ドヴォルザーク:ユモレスク
クライスラー
(5)愛の喜び
(6)愛の悲しみ
(7)美しきロスマリン
(8)マスネ:タイスの瞑想曲
(9)プロコフィエフ(ハイフェッツ編):『3つのオレンジへの恋』より「行進曲」
(10)チャイコフスキー:『懐かしい土地の思い出』より「メロディ」
(11)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第7番
ドヴォルザーク(クライスラー編):
(12)スラヴ舞曲第2番ホ短調
(13)スラヴ舞曲第1番ト短調
(14)パガニーニ:カンタービレ
(15)サラサーテ:アンダルシアのロマンス
クライスラー
(16)中国の太鼓
(17)シンコペーション
ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn)、
梯剛之(P)

ライヴ録音:2013年12月18日、2015年2月21日、2015年12月12日、2016年12月13日、2017年12月7日、
2018年12月8日/JTアートホール アフィニス(東京)
奇跡のデュオ、ヴォルフガング・ダヴィッドと梯剛之が2013年から2018年にJTホールで行ってきたリサイタル・シリーズ。各回ベートーヴェンのヴァ イオリン・ソナタに加えてフランク、モーツァルト、シューベルト、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタを主軸に構成された演奏会は、二人のカラーを示 したこの上なく美しい響きと味わい深い表現で高い評価を得てきました。当アルバムはこれらの演奏会でアンコールとして演奏された小品集で全曲初出音 源です!阿吽の呼吸から生まれる演奏に心打たれます。
「ライヴ感たっぷり、両名の音像や位置がはっきり聴いてとれる素晴らしい録音からは、ヴァイオリニストのボウイングまで想像できます。これは実際に ありそうで、ほとんどなかった、正真正銘の「アンコール」アルバムです。(渡辺和彦 ライナーノーツより)

Stradivarius
STR-37129(1CD)
グロンドーナ・プレイズ・ソル
フェルナンド・ソル(1778-1839):大ソナタ第12 番Op.25
モーツァルトの「魔笛」から選んだ6 つのアリアOp.19
メヌエット Op.11-4
アンダンティーノ Op.2-3
メヌエット Op.11-12/マズルカ Op.32-4
メヌエット Op.11-5
導入とモーツァルトの主題による変奏曲 Op.9
メヌエット Op.5-3/メヌエット Op.24-1
メヌエット Op.3/シチリリアーナ Op.2-6
ステファノ・グロンドーナ(ギター,1839年ルネ・ラコト製作のギター使用)

録音:2014-2015 年 イタリア,ヴィチェンツァ
日本でもおなじみのイタリアの名ギター奏者、ステファノ・グロンドーナがフェルナンド・ ソル(1778-1839)の作品を録音、しかもソルの没年に製作されたルネ・ラコト製作のギタ ーを使用しているのだから目が離せない。ソルはカタルーニャのバルセロナ生まれで後 にパリで活躍。ピアノなどと同様、ギターも 19 世紀半ばの楽器は現代のそれとは音色が かなり異なっており、本来の味わいを引き出すためには時代楽器が不可欠です。 ステファノ・グロンドーナは1958 年、ジェノヴァ生まれのギター奏者。詩情豊かな歌い口 が実に素晴らしい。
Stradivarius
STR-37126(1CD)
「ムタツィオーニ」〜無伴奏サクソフォン作品集
シャリーノ:ベルグソンの時計/遥か遠くの微風に/感謝の歌
テレマン:ファンタジア第2 番/第9 番/第11 番
ナポリターノ:3 つの小品
ドビュッシー:シランクス
アルベルト・ナポリターノ(Sax)

録音:2018年5月25,27日 イタリア,フォッジャ
タリアを代表するクラシカル・サキソフォン奏者、アルベルト・ナポリターノの無伴奏演奏。 サクソフォンというとフランスのイメージが強いが、南イタリアのフォッジャ生まれのナポリターノ の演奏はカラリと明るく美しい。自作と、彼に捧げられたサルヴァトーレ・シャリーノの作品を収 録。またテレマンのファンタジアが素敵だ。
Stradivarius
STR-37127(1CD)
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):ギター作品集
カスティーリャ組曲(1920)(全3 曲)
ソナティナ(1923)
性格的小品集(1931)〜プレアンブロ/オリベラス/メロディア/ロス・マジョス/アルバーダ/パノラマ
ソナタ=ファンタジア(1953)
ブルガレーサ(1928)
ピエトロ・ロカット(G)

録音:2017年9月30日,2018 年9 月29 ,30日 イタリア,トリノ
20 世紀スペインの偉大な作曲家、フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982)のギターの名 作を収録。 ピエトロ・ロカットは 1990 年、イタリア、トリノ生まれのギター奏者。様々なコンクールを受賞し、 イタリアの若い世代のギター奏者でも特に注目されています。
Stradivarius
STR-37140(1CD)
D.スカルラッティと18世紀スペイン・チェンバロ曲集
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K213
ソレル:ソナタ第84 番ニ長調
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K1
M.P.デ・アルベニス(1755-1831):ソナタ ニ長調
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K201
 ソナタ ホ短調 K98/ソナタ イ
長調 K208
デ・アルベロ(1722-1756):ソナタ第12 番 ニ長調
F.M.ロペス(1742-1821):ミヌエ・アファンダンガドによる変奏曲 ニ短調
D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K184
 ソナタ ハ短調 K115
アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(Cemb)

録音:2018 年 6 月29 日-7 月1 日 ミラノ
ドメニコ・スカルラッティ他、18 世紀のスペインで活躍した作曲家のチェンバロ曲集。スカル ラッティ、ソレルに加え、マテオ・ペレス・デ・アルベニス(1755-1831)、セバスティアン・デ・ア ルベロ(1722-1756)、フェリックス・マキシモ・ロペス(1742-1821)の作品が珍しい。 アマヤ・フェルナンデス・ポスエロは、マドリッドで学んだ後、ミラノでラウラ・アルヴィーニに学ん だチェンバロ奏者。柔らかく上品な音色の中にも南欧の血が感じられる演奏です。
Stradivarius
STR-57919(1CD)
「風の翼に乗って」
ロ・ムシオ:G.A.N.D.A.L.F.の名に基づくリチェルカーレ
グルック:精霊の踊り
ロ・ムシオ:リチェルカーレ「ピエンツァの大聖堂」
 半音階的リチェルカーレ「オルヴィエートの大聖堂」
テレマン:ソナタ ヘ長調
ハッケット:アイスクリーム・ワルツ
ロ・ムシオ:ヴォカリーズ第1 番
 ヴォカリーズ第2 番
ハッケット:思いは家路に向かう
 ガラドリエルの思い出
ラヴェル:眠りの森の美女のパヴァーヌ
ロ・ムシオ:ヴォカリーズ第3 番
 ヴォカリーズ第5 番
キング・クリムゾン:ムーンチャイルド
ロ・ムシオ:記念碑で/上品な愛
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ〜第6 番,第7 番,第8 番
ハッケット:第2 の機会/巫女の手
 無毛の心/厳しい試練の後
ジョン・ハケット(Fl)
マルコ・ロ・ムシオ(オルガン,ピアノ,チェンバロ)

録音:2018 年9 月9、10 日,11 月 3 日,12月2 日 ローマ
「風の翼に乗って」と題された CD。基本的にフルート独奏に鍵盤楽器伴奏の演奏だが、鍵 盤楽器独奏もある。バロック音楽から現代音楽、擬バロック曲、そしてキング・クリムゾンの名曲 まで多種多様。ジョン・ハケットは英国のフルート奏者。彼は英国の有名ロックバンド、ジェネシ スの元メンバー(G)、スティーヴ・ハケットの弟で、ジョンもクラシックとポップスと両方で活 躍しています。近年はイタリア人オルガン奏者、マルコ・ロ・ムシオとのコンビで、こうした時代や 分野を問わない演奏活動をしています。

TOCCATA
TOCC-0405(1CD)
NX-B03
レスピーギ:ピアノ作品全集 第1集
ソナタ ヘ短調 p016(1897-1898)
前奏曲 変ロ短調 p043(1903)
前奏曲 ニ短調 p043a(1903)
ドリア調のトッカータ ニ調 p105b(1916)*
アンダンテ ヘ長調 p006(1896)
アンダンテ ホ長調 p006a(1896:G.ガットによる完全補筆版)*
アンダンテ ニ長調 p007(1896)
グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲 p131(1921)
ジョヴァンナ・ガット(P)

録音:2017年3月24日
*=世界初録音
華やかなオーケストラの響きを存分に活かした「ローマ三部作」などで知られるレスピーギ。しかし、彼が書いたピアノ曲 は、ほんの一部の作品を除きほとんど知られていません。この新企画「レスピーギ:ピアノ作品全集」はイタリアの女性ピア ニスト、ジョヴァンナ・ガットの演奏により、作曲家の新たな側面を探る興味深いシリーズです。 第1集に収録されているのは、「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」など比較的演奏機会の多い作品から、世界初録 音となる「ドリア調のトッカータ」まで全8作品。様々な箇所にレスピーギが愛した古風な旋法が散りばめられた多彩な 作品が並びます。
TOCCATA
TOCC-0020(1CD)
NX-B03
カール・ツェルニー(1791-1857):ピアノ作品集 第1集
スイス・アルプスのこだま 第2巻−第1番
「お気に入りのスイスの旋律による主題と華麗な変奏」Op.428(1838年出版)
スイス国歌の主題による華麗な即興曲 Op.429(1838年出版)
ロッシーニの歌劇「泥棒かささぎ」の主題による感傷的な即興曲 Op.523(1839年出版)
優雅で華麗なロンド Op.136-1(1827年出版)
ベートーヴェンの旋律による幻想曲 Op.752(1844年出版)
ツァオ・ジンシュウ(P)

録音:2018年8月8.9.10日
※全て世界初録音
かつては「練習曲の作曲家」として知られたツェルニー。しかし21世紀になってから、900作に及ぶ膨大な作品の研究 が進み、ようやく19世紀初頭の重要な作曲家としての位置付けがなされるようになりました。ベートーヴェンの弟子、友 人であり、リストの師でもあったツェルニーの作品は、古典派からロマン派への過渡期の様式を示す先進的な作風に 拠っています。なかでもレパートリーの中核を占めるピアノ曲は、彼自身がサロンなどで演奏するために書かれたものが多 く、当時流行の旋律を取り入れながら、華麗な変奏が施された技巧的な作品ばかりです。アルバム収録曲は全て世 界初録音です。
TOCCATA
TOCC-0311(1CD)
NX-B03
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1812-1865):作品全集 第6集
無伴奏ヴァイオリンのための重音奏法の6つの練習曲(1864)
ピアノのための3つの舞曲なしのワルツ(1838頃)【第1番:イ長調*/第2番:変イ長調*/第3番:変ニ長調】
クララ・シューマン夫人のためのロマンス(1842)*
夜想曲 変イ長調 遺作(1864)*
2つのゲーテの詩による歌曲*
シェルバン・ルプー(Vn)
イヴォンヌ・レドマン(S)
イアン・ホブソン(P)

録音:2014年4月17-20日,29日、2017年7月8日、2017年9月27日
*=世界初録音
ロマン派時代に活躍した作曲家エルンスト。かのヨーゼフ・ヨアヒムが「私が聴いたなかでの最高のヴァイオリン奏者」と評 するほど、テクニック、音楽性に優れたヴァイオリニストでもありました。このアルバムは、全7集が予定される作品全集の 第6集にあたり、「夏の名残りのばら」の旋律を主題にした“練習曲第6番”で知られる「重音奏法のための6つの練習 曲」や、シューベルトの「魔王」による奇想曲など、彼のヴァイオリン作品の中でも最も演奏が困難とされる作品が収録さ れています。また今作にはピアノ曲と歌曲も収録。これらはエルンストの友人であったショパンやリストの影響が感じられる 美しい作品です。
TOCCATA
TOCC-0448(1CD)
NX-B03
リヴィア・テオドレスク=ショケニア(1959-):ピアノ作品集
Endeavour Bells:ソロ・ピアノのための幻想曲(2008)
ノクタニアーナ:ショパンの夜想曲による2台ピアノのための幻想曲(2013)*
奏ピアノのためのソナチネ(1985)*
ソナチネ・ブッファ:ピアノ・デュオのための「チャーリー・チャップリンへのオマー
ジュ」*
カリプソ:ソロ・ピアノのための幻想曲(2013)*
ピアノ協奏曲 第2番「Lebenskraft」(2台ピアノ編)*
タマラ・スモリャール(P)
リヴィア・テオドレスク=ショケニア(P)

録音:2010年12月7日、2013年5月16-23日
*=世界初録音
ルーマニアの女性作曲家リヴィア・テオドレスク=ショケニア。地元の音楽院でピアノを学び、1998年から1999年には ルーマニア政府から奨学金を得て、イギリスに留学。その後はブカレストに戻り、国立音楽大学の教授としてルーマニア の音楽教育に力を注いています。作品はピアノ曲が多く、このアルバムに収録されている「ノクタニアーナ」はショパンの夜 想曲第8番がそのままの形で素材として用いられているように、ショパン作品への偏愛の強さが知られています。このアル バムには他にもユニークな曲が収録されており、なかでも「チャーリー・チャップリンへのオマージュ」はユーモアのセンスに溢 れた作品です。また彼女は2015年に来日、「ノクタニアーナ」の日本初演を行うなど、優れたピアニストとしても活動し ており、このアルバムでも素晴らしい腕前を披露しています。

Gramola
GRAM-99192(1CD)
リスト:ソナタ/パガニーニ大練習曲 他
2つの演奏会用練習曲 S145
ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
パガニーニ大練習曲 S141
マルティン・イヴァノフ(P)

録音:2018年10月15-16日
1990年ブルガリア生まれのピアニスト、マルティン・イヴァノフ。4歳でピアノを始めた彼は、すぐに才能を発揮し、ピアニ ストとして着々と成長し続けています。これまでにショパン(Gram99146)、シューマン(Gram99177)の2枚のアル バムをリリースし、瑞々しい才能が高く評価されましたが、今回のアルバムではリストのソナタと練習曲に挑戦。ショパン とシューマンでは美しい音色で作品の抒情性を際立たせていましたが、今作では華麗なテクニックを存分に駆使し、 単一楽章のソナタから起伏のあるストーリーを引き出しました。“ラ・カンパネラ”を含む「パガニーニ大練習曲」と「2つ の練習曲」でも難曲を見事に弾きこなしています。
Gramola
GRAM-99186(1CD)
1825年〜ヒストリカル・ハープによる“ウィーンのこだま”
エライアス・パリシュ・アルヴァーズ(1808-1849):マンドリンを模した大練習曲「マンドリン」Op.84
シュポア(1784-1869):幻想曲 ハ短調 Op.35
アルヴァーズ:イタリアの詩による描写 Op.97…世界初録音
ロッシーニ:ハープのためのソナタ
アルヴァーズ:セレナード Op.83(オリジナル版)
プレイエル(1757-1831):ロンド Ben613…世界初録音
ラハナー(1803-1890):ハープのための3つの無言歌
ベートーヴェン:スイスの旋律による変奏曲 WoO64…ハープ演奏による世界初録音
ニコラ=シャルル・ボクサ(1789-1856):「セヴィリアの理髪師」の三重唱「静かに、静かに」による変奏曲
エリザベ-ト・プランク(Hp)

録音:2018年12月12-14日
オーストリアの若きハープ奏者エリザベート・プランク。ウィーン国立音楽大学でハープを学び、来日経験もある俊英で す。彼女のアルバムのタイトルである「1825」とは、楽器会社エラールが新しいハープ(No.3804)を製造した記念す べき年。それまでは様々な工夫を重ねながら、作品が求める半音階や転調に対応してきたハープですが、1811年 にエラールが更なる改良を加え、現代のペダル・ハープの原型となる「ダブルアクション・ハープ」を発表。このアルバムで は前述の1825年に製造された“当時の最新型”である楽器で、その時代の作品を演奏するという意欲的な試みが 行われています。イギリス生まれ、ウィーンで名声を誇ったアルヴァーズの作品を中心に、世界初録音の曲も交えた 様々な19世紀のハープ音楽を美しい音色でお楽しみいただけます。
Gramola
GRAM-99169(1CD)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105(マティアス・ギーゼンによるオルガン版) マティアス・ギーゼン(Org)

録音:2018年10月14-17日ザンクト・フローリアン修道院「ブルックナー・オルガン」
ザンクト・フローリアン修道院のオルガンは1770年から1774年にスロヴェニア出身のフランツ・クサーヴァー・クリスマン (Franz Xaver Krismann)によって作られました。当初は74の音栓(ストップ)と5230のパイプを持っていまし たが、幾度かの拡張により103の音栓と7386のパイプを追加。現在オーストリア最大級のオルガンのひとつとなってい ます。1873年にはブルックナーの提案で楽器の再建が行われ、その際には足鍵盤をブルックナーの足に合わせて 作ったとも言われています。 1931/32年のシーズンにも改造が行われ、その時から「ブルックナー・オルガン」と呼ばれるようになりました。1996 年、ブルックナーの没後100周年にも再調整が行われ、日々、美しい音色を奏でています。 このアルバムには、1999年から2003年までザンクト・フローリアンのオルガニストを務めたマティアス・ギーゼン自身が 編曲したブルックナーの交響曲第5番(オルガン版)を収録。オーケストラの響きがオルガンへと、余すことなく移し替え られた見事な演奏による楽器の響きをご堪能ください。
Gramola
GRAM-99031(1CD)
シューベルト:さすらい人幻想曲、他
幻想曲 ハ長調「さすらい人」Op.15 D760…スタインウェイ
ピアノ・ソナタ 第15番ハ長調「レリーク」 D840…ベーゼンドルファー・インペリアル〜バドゥラ=スコダ校訂による全4楽章版〜*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

録音:2009年6月9-11日 Studio Paul Badura-Skoda, Vienna,Austria、1968年6月15-17日 Mozartsaal, Vienna Konzerthauss,Austria*
2009年に録音された「さすらい人」と1968年に録音された「ピアノ・ソナタ第15番」の組み合わせ。豪放な技巧が 炸裂する「さすらい人」でのたたみかけるような迫力は、80歳という年齢を全く感じさせることがありません。未完に終 わった「ソナタ第15番」は、バドゥラ=スコダ自身が補筆した第3楽章と第4楽章を演奏。シューベルトの様式を丹念 に研究した上での「完成版」が聴きどころです。
Gramola
GRAM-99104(1CD)
シューベルト/ヨハン・シュトラウス2世:作品集
パウル・バドゥラ=スコダ(1927-):ワルツのひとつづき(F.シューベルトによる)
シューベルト:38のワルツ、レントラーとエコセーズ Op.18, D145-ワルツ第6番
ドイツ舞曲とエコセーズ 嬰ハ短調 D643
.36のオリジナル舞曲(最初のワルツ)Op.9, D365-
ワルツ第32番-第36番-ドイツ舞曲 変ト長調 D722
36のオリジナル舞曲(最初のワルツ)Op.9, D365-ワルツ第29番-第31番
12の高雅なワルツ Op.77, D969
12のグラーツのワルツ Op.91, D924-ワルツ第1番 ホ長調
J・シュトラウス:ワルツ集(シュールホフ編)
こうもりポルカ/ピチカート・ポルカ/音楽時計のポルカ
シューベルト:38のワルツ、レントラーとエコセーズ Op.18, D145-
ワルツ第7番-ワルツ第8番
パウル・バドゥラ=スコダ(P…ベーゼンドルファー・インペリアル)

録音:2015年4月ベーゼンドルファー、ヴィーナー・ノイシュタット
シューベルトのワルツ、レントラーを中心に、ヨハン・シュトラウス作品を近代作曲家シュールホフがピアノ用に編曲した 楽しいポルカを交え、次々と聴かせるバドゥラ=スコダ。どの曲も親密な雰囲気の中で演奏されており、バドゥラ=スコ ダの楽しそうな様子が伝わります。ブックレットの解説もバドゥラ=スコダ自身が執筆(ドイツ語、英語、フランス語の み)、作品への愛着が伝わる1枚です。
Gramola
GRAM-98900(1CD)
モーツァルト:ピアノ作品集
1-3.2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K448
4.4手のためのアンダンテと5つの変奏 ト長調 K501
5.幻想曲 ハ短調 K396
6.幻想曲 ニ短調 K397
7.2台のピアノのためのラルゲットとアレグロ 変ホ長調 K.deest
(バドゥラ=スコダによる補筆完成版)
8.幻想曲 ハ短調 K475
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)…1-4.7.8
イェルク・デムス(フォルテピアノ)…1-7
歴史的楽器(アントン・ヴァルター製)使用

録音:2010年1月24-26日 イルンベルガー財団、ザルツブルク
バドゥラ=スコダとイェルク・デムスの共演によるモーツァルトの「2台ピアノのための作品集」。2007年に録音したシュー ベルト(GRAM-99175)でも素晴らしいデュオを披露していますが、こちらのモーツァルトでもアントン・ヴァルター製の歴 史的楽器を2台揃えての見事な演奏を聴かせます。速めのテンポによるK448のソナタでは、時に気持ちが先走るの か、アンサンブルが先へ先へと行ってしまうのも微笑ましさ満点です。
Gramola
GRAM-98990(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタと作品集
幻想曲 ハ短調 K475*
ピアノ・ソナタ 第14番ハ短調 K457
幻想曲 ニ短調 K397
アダージョ ロ短調 K540
ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調 K576
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)
(アントン・ヴァルター 1790年頃製)

録音:2010年1月26日 ザルツブルク、2013年2月7.9.13日 モーツァルトハウス、ウィーン
モーツァルト中期の名作で極めて劇的な曲想で知られる「ピアノ・ソナタハ短調」と組み合わせて演奏されることの多い「幻想曲ハ短調」をメインに、こちらも充実した作風による「ピアノ・ソナタ ニ長調」を併せた聴きごたえのある1枚。緊張感漲る作品を繋ぐのも「幻想曲 ニ短調」と「アダージョ ロ短調」という重めのプログラム。モーツァルト作品の中でも珍しいロ短調という調性によるアダージョは、作曲された意図はわからないものの晩年のモーツァルトの不安な心情が反映されているといわれています。
Gramola
GRAM-98991(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタと作品集
フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲) K265
ロンド ニ長調 K485
ピアノ・ソナタ 第15番ヘ長調 K533+K494
ロンド イ短調 K511
ピアノ・ソナタ 第11番イ長調 K331-第3楽章「トルコ行進曲」*
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)
使用楽器:アントン・ヴァルター 1790年頃製 、ゲオルク・ハスカ 1815年頃製*

録音:2013年2月8.10.12日 モーツァルトハウス、ウィーン、1976年 カジノ、バウムガルテン、ウィーン*
モーツァルトの変奏曲とソナタ、ロンドを収録した1枚。通称「きらきら星」変奏曲、「ロンド ニ長調」での軽やかな響 き、円熟期のソナタヘ長調の次から次へと現れる美しい旋律、父の死を予感させる悲痛な「ロンド イ短調」と、様々 なモーツァルトの表情を楽しむことができます。トラック7の「トルコ行進曲」は1976年収録。一音一音を鮮明に響か せる独特な演奏が興味深いところです。このピアノには仕掛けがあり、中間部では打楽器の音も聞こえてきます。
Gramola
GRAM-98989(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番/第10番/第11番 他
1-3.ピアノ・ソナタ 第16番ハ長調 K545
4-6.ピアノ・ソナタ 第10番ハ長調 K330
7-9.ピアノ・ソナタ 第11番イ長調「トルコ行進曲付き」K331
10.バター付きパン ハ長調 K Anh.C.27.09(A.284n)
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

録音:2013年2月7.9.13日 モーツァルトハウス、ウィーン
使用楽器: アントン・ヴァルター 1790年頃製
2013年録音、モーツァルト時代のピアノを用いた味わい深い響きが楽しめる1枚。とりわけ、イ長調ソナタ K331「ト ルコ行進曲付き」での、変奏曲形式をとる第1楽章の変幻自在な演奏が見事です。豊かな低音部、煌めく高音部 の音色の違いも聴きどころ。
Gramola
GRAM-99147(1CD)
リスト:ピアノ・ソナタ(2種の演奏)
ソナタ ロ短調 S178
ソナタ ロ短調 S178*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
使用楽器:スタインウェイDモデル、ベーゼンドルファー275*

録音:1965年3月29日 カーネギーホール ライヴ、1971年10月 モーツァルト=ザール、コンツェルトハウス、ウィーン*
楽器にこだわるバドゥラ=スコダの面目躍如と言った1枚。超絶技巧を駆使することで知られるリストのソナタを、楽器 を替えて演奏することでどのような表現が可能になるかを示す「聴き比べ」ができます。もちろん研究熱心なバドゥラ= スコダならではの、6年間における解釈の違いも聴きどころ。
Gramola
GRAM-98743(10CD)
NX-F09
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
【CD1】
1-4.ピアノ・ソナタ 第1番ヘ短調 Op.2-1
5-8.ピアノ・ソナタ 第2番イ長調 Op.2-2
9-12.ピアノ・ソナタ 第3番ハ長調 Op.2-3
【CD2】
1-3.ピアノ・ソナタ 第5番ハ短調 Op.10-1
4-6.ピアノ・ソナタ 第6番ヘ長調 Op.10-2
7-10.ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3
【CD3】
1-4.ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 Op.7
5-7.ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調「悲愴」Op.13
8-10.ピアノ・ソナタ 第9番ホ長調 Op.14-1
11-13.ピアノ・ソナタ 第10番ト長調 Op.14-2
【CD4】
1-4.ピアノ・ソナタ 第11番変ロ長調 Op.22
5-8.ピアノ・ソナタ 第12番変イ長調 Op.26
9-12.ピアノ・ソナタ 第13番変ホ長調 Op.27-1
13-15.ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2
【CD5】
1-3.ピアノ・ソナタ 第16番ト長調 Op.31-1
4-6.ピアノ・ソナタ 第17番ニ短調 「テンペスト」Op.31-2
7-10.ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op.31-3
【CD6】
1-4.ピアノ・ソナタ 第15番ニ長調「田園」Op.28
5-6.ピアノ・ソナタ 第19番ト短調 Op.49-1
7-8.ピアノ・ソナタ 第20番ト長調 Op.49-2
9-11.ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
12-13.ピアノ・ソナタ 第22番ヘ長調 Op.54
【CD7】
1-3.ピアノ・ソナタ 第23番ヘ短調「熱情」Op.57
4-5.ピアノ・ソナタ 第24番嬰ヘ長調「テレーゼ」Op.78
6-8.ピアノ・ソナタ 第25番ト長調 Op.79
9-11.ピアノ・ソナタ 第26番変ホ長調「告別」Op.81a
【CD8】
1-2.ピアノ・ソナタ 第27番ホ短調 Op.90
3-6.ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 Op.101
7-10.ピアノ・ソナタ 第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
【CD9】
1-3.ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調
4-7.ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Op.110
8-9.ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
【CD10】…ボーナス・ディスク
1-4.ピアノ・ソナタ 第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
5-8.ピアノ・ソナタ 第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

【CD1】
録音:1969年8月
【CD2】
録音:1969年11月…1-6/1970年4月…7-10
【CD3】
録音:1969年9月…1-7/1969年8.11月…8-13
【CD4】
録音:1969年9月…1-4/1969年10月…5-15
【CD5】
録音:1969年7月
【CD6】
録音:1969年11月…1-8.12-13/1970年2月…9-11
【CD7】
録音:1970年2月…1-3/1969年9月…4-5/1970年4月…6-11
【CD8】
録音:1970年2月…1-2/1969年4月…3-6/1970年1月…7-10
【CD9】
録音:1970年3月
【CD10】
録音:1976年6月26日 Filharmonia Narodowa,Warsowライヴ…1-4(ベーゼンドルファー使用)
1980年7月 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン…5-8(1824年コンラート・グ
ラーフ製)
ベートーヴェンを得意とするバドゥラ=スコダは、何度もソナタ全集を録音していますが、こちらは1969年から1970年 にかけてベーゼンドルファー・インペリアルで録音した壮年期を代表する全集。研究者、校訂者でもあるバドゥラ=スコ ダは、よく知られた作品でも、独特の解釈を披露。多くの示唆に富んだ演奏を聴かせます。CD1-9までのエグゼクティ ヴ・プロデューサーを務めたのは、バドゥラ=スコダと並ぶ「ウィーン三羽烏」フリードリヒ・グルダの息子でピアニストのリコ・ グルダであることにも注目。 ボーナス・トラックとして添えられているのは、「ハンマークラヴィーア」ソナタの聴き比べ。ベーゼンドルファーとコンラート・ グラーフ(ピリオド楽器)の音色の違いに耳を傾けてください。

Tactus
TC-841880(3CD)
ジョヴァンニ・リナルディ:ピアノ作品集
20の陰影 Op.68/9月/アルバムのページ
「子供の笑顔」への序曲集/「子供の笑顔」
ダリオ・ボヌッチェッリ(P)

録音:2017年7月、ジェノヴァ(イタリア)
19世紀イタリアの作曲家ジョヴァンニ・リナルディ(1840−1895)のピアノ作品集。ピアノ・ソナタや変奏曲といった重厚なコンサート・ピースではなく、自然や風景、日常や些細な感情等をテーマにした可憐で楽しい小品ばかり(恐らくすべて世界初録音)が3枚のCDに収められています。
数々の国際コンクールにおいて受賞歴を誇るイタリア出身の若手ピアニスト、ダリオ・ボヌッチェッリが繊細なタッチで描きます。
Tactus
TC-841601(1CD)
ジョヴァンニ・マリア・ペレッツァ:12のオルガン・ソナタ ブルーノ・ベルガミーニ(Org)

録音:2017年10月、ティエネ・サン・ガエターノ教会(トリノ、イタリア)
1847年トリノに生まれ、フランスを経て、アルゼンチンのブエノスアイレスで活動(ブエノスアイレスで没)、サンサーンス、ヴェルディ、プッチーニらとも親交を結んだという作曲家、ジョヴァンニ・マリア・ペレッツァの勇壮軽妙なオルガン・ソナタ集。トリノのティエネ・サン・ガエターノ教会のオルガン(Carlo Vegezzi Bossi, 1890)を使用

Etcetra
KTC-1658(1CD)
ベートーヴェン1802
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第14番 「月光」
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35 「エロイカ変奏曲」
七條恵子(フォルテピアノ)

録音:2016年8月29日−31日、ハールレム(オランダ)
七條恵子は東京藝術大学大学院、アムステルダム音楽院、ベルギー王立ゲント音楽院で学び、ブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門では最高位とともにミンコフ賞を受賞、ドイツ、トロッシンゲンの国際古楽コンクール「A.Tre」で第1位受賞したフォルテピアニスト。現在もオランダ在住で、ヨーロッパ各地と日本で活発に活動し、日本とオランダの古楽界を担う注目のフォルテピアニスト、七條恵子のセルフ・プロデュース・アルバムが、オランダの名門レーベルEt'ceteraから登場。
アルバム『ベートーヴェン1802』では、「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれるなど、ベートーヴェンにとってプライヴェートでも作曲面でも非常に特別な年となった『1802年』をテーマに、1802年に作曲あるいは出版された2つの傑作ピアノ・ソナタ「月光」と「テンペスト」、そして「エロイカ変奏曲」を収録。そして、使用楽器も大きなポイント。ドイツの偉大なピアノ製作者であったヨハン・アンドレアス・シュタインの息子マテウス・アンドレアス・シュタインと娘ナネッテ・シュタイン(ナネッテ・シュトライヒャー)の兄妹による署名「フレール・エ・スール・シュタイン(シュタイン 兄と妹/Frere et Soeur Stein)」の入った1802年製の貴重なフォルテピアノを使用するという「1802年」にとことんこだわった構成です。
兄妹共にベートーヴェンの友人でもあり、ベートーヴェンは彼らの製作したフォルテピアノを所有していました。シュタイン兄妹は1802年に決裂し、その後は別々の道を歩み、マテウスは「Andre Stein」の署名でシュタイン家として、ナネッテは夫のヨハン・アンドレアス・シュトライヒャーと共に「Nannette Streicher nee Stein」の署名でシュトライヒャー家として、それぞれ1世紀以上にわたりピアノの進化と発展の歴史に重要な役割を果たしています。

Discovery
DMV-120(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001-1006(全曲) タマーシュ・フェイェシュ(Vn)

録音:2014年11月4日−7日、2015年10月28日−31日、ロスリン礼拝堂(スコットランド)
タマーシュ・フェイェシュはハンガリーの音楽一家の下に生まれ、10歳で国立ヴァイオリン・コンクール第2位を受賞。ブダペストのフランツ・リスト音楽アカデミー、ロンドンのギルドホール音楽院で学び、フィルハーモニア管のメンバーを務めたあと、現在はロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOのアシスタント・リーダー、スコットランド王立音楽院の非常勤講師を務めています。
バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを「ヴァイオリン演奏の本質を見出した傑作」と評するタマーシュ・フェイェシュが、研ぎ澄まされた音色と真摯な演奏で贈ります。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台としても有名となった歴史あるチャペル、ロスリン礼拝堂での録音です。

Quartz
QTZ-2134(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
アラベスク ハ長調 Op.18
幻想曲ハ長調 Op.17/蝶々 Op.2
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
ジョセフ・トング(P)

録音:2018年4月18日−20日、ブレーメン(ドイツ)
1996年にジョン・リル賞を受賞し、翌年の1997年にはウィグモア・ホールへのデビューを果たしたイギリスのピアニスト、ジョセフ・トング。日本人ピアニスト長谷川和香とのデュオや、シベリウスの独奏ピアノ作品集などで定評を得てきたQuartz録音最新盤は、優しくロマンティックな魅力溢れるシューマンのピアノ作品集。

Caro Mitis
CM-0062010(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
イーゴリ・チェトゥーエフ(P)

録音:2010年9月28日−30日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ーゴリ・チェトゥーエフは、1980年、ウクライナのセバストポリ生まれ。14歳で若い音楽家のためのクライネフ国際コンクールで最優秀賞を受賞。その後、ハノーファー音楽大学で名教師ウラディーミル・クライネフに師事し、1998年には18歳で第9回ルービンシュタイン国際ピアノコンクール優勝を飾るなど華麗な経歴を持つピアニスト。
ロシアン・ピアノ・スクールの伝統を受け継ぐ、チェトゥーエフは国際的な評価も高く、ハイペリオン(Hyperion)でもクロエ・ハンスリップとのデュオでメトネル(CDA67963)をレコーディングしています。
Caro Mitis
CM-0052010(1SACD)
師と弟子
タネーエフ:前奏曲ヘ長調、
 主題と変装 ハ短調
アレクサンドロフ:ピアノ・ソナタ第4番ハ長調、
 5つの小品 Op.110、洞察力 Op.111
ヴィクトル・ブーニン(P)

録音:2010年9月25日−26日、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアン・ピアノ・スクールの流派の1つ、サムイル・フェインベルクの高弟でありその伝統を受け継ぐ御年83歳の大ベテラン、ヴィクトル・ブーニン(1936−)。ブーニンの選んだ「師と弟子」をテーマとしたロシアン・プログラムは、タネ―エフとアレクサンドロフという濃厚な組み合わせ。
ちなみにブーニンの父である作曲家のウラディーミル・ブーニンはアレクサンドロフの弟子であり、その存在、作品はブーニンにとっても特別なもの。様々な「師と弟子」の関係性が表現された、ロシアの知られざる名匠ならではの興味深いプログラムです。
Caro Mitis
CM-0052004(1SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.1〜J.C.バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ選集
ソナタ ト長調 Op.5-3/ソナタ変ロ長調 Op.5-1
ソナタ変ホ長調 Op.5-4/ソナタ ト長調 Op.17-4
ソナタ ハ短調 Op.17-2/ソナタ イ長調 Op.17-5
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2004年5月、RTRスタジオ5(モスクワ)
モーツァルトと親交を温め、ロンドンのバッハ、ヘンデルの後継者と称されたバッハの末子、ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735−1782)の才気にあふれた鍵盤ソナタの数々を、ロシアの古楽系鍵盤奏者オルガ・マルティノワが好演!
当時のロンドンを中心として圧倒的な人気を誇ったJ.C.バッハの華麗なるソナタの数々が、ロシア古楽界の実力派と、1985年にパリのフォン・ナーゲル工房が製作したN&F・ブランシェのレプリカ・モデルの楽器によって煌びやかに響きます。

Nimbus Alliance
NI-6386(2CDR)
ショパン:マズルカ集
4つのマズルカ Op.6/5つのマズルカ Op.7/4つのマズルカ Op.17/4つのマズルカ Op.24/4つのマズルカ Op.30/4つのマズルカ Op.33/4つのマズルカ Op.41/3つのマズルカ Op.50/3つのマズルカ Op.56/3つのマズルカ Op.59/3つのマズルカ Op.63/マズルカ イ短調 「エミール・ガイヤール」 KK.IIb-5/マズルカ イ短調 「ノートル・タン」 KK.IIb-4/4つのマズルカ Op.67/4つのマズルカ Op.68
ウラディミール・フェルツマン(P)

録音:2018年2月4日ー6日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
「夜想曲全集(NI 6126)」、「バラード集(NI 6128)」、「ワルツ&即興曲集(NI 6184)」と優れたアルバムが続いたNimbus Allianceでのショパン新録音は、マズルカ集。作品番号の付いた全49曲に「ノートル・タン」、「エミール・ガイヤール」を加えた51曲を、舞曲の軽やかさと気高き重厚さを兼ね備えたフェルツマンの魅力で贈ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2401(1CD)
...ノーバディ・ムーヴ...〜ニュー・ギャラリー・コンサート・シリーズのための委嘱&初演作品集
ランドール・ウールフ(b.1959):...ノーバディ・ムーヴ...(ピアノ独奏のための)
ジョナサン・ベイリー・ホランド(b.1974):調和の親交
デイヴィッド・ラコフスキ(b.1958):前奏曲第18番「マインド・ザ・ギャップ」、
 前奏曲第51番「Wayo」、前奏曲第48番「チーター」
カーティス・K.ヒューズ:組曲第1番(ピアノ独奏のためのVestibulationsより)、アヴォイダンス・タクティクス第1番(ピアノとエレクトロニクスのための)
リー・ハイラ(1952−2014)(サラ・ボブ編):ソロ・カデンツァ集(マイ・ライフ・オン・ザ・プレインズより)
リウ・シャウポン(b.1979):ネヴァー・ハズ・ビーン・イェット(ヴォーカライジング・ピアニストのための)
サラ・ボブ(P)

録音:2014年〜2019年
サラ・ボブは多くの現代の作曲家の音楽を世界に紹介してきたピアニスト。サラ・ボブが20年前にボストンを拠点に設立したニュー・ギャラリー・コンサート・シリーズのために委嘱された6人の作曲家のコレクション。ランドール・ウールフの「...nobody move...」を除く全曲が世界初録音。

APR
APRCD-6029(2CD)
ウィリアム・マードック〜コロンビア・ソロ電気録音全集1925−1931
【CD1】
(1)メンデルスゾーン:無言歌第18番変イ長調 Op.38-6「デュエット」
(2)メンデルスゾーン:無言歌第30番イ長調 Op.62-6「春の歌」
(3)ショパン:練習曲第13番変イ長調 Op.25-1「エオリアン・ハープ」
(4)ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」
(5)ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
(6)ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
(7)シューマン:ロマンス嬰ハ長調 Op.28-2
(8)リスト:愛の夢第3番変イ長調 S.541-3
(9)パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S.141-3
(10)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12
(11)シューベルト(リスト編):きけ、きけ、ひばり S.558-9
(12)シューベルト/タウジヒ編)):軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733-1,Op.51-1
(13)ブラームス:ワルツ変イ長調 Op.39-15
(14)パデレフスキ:メヌエット ト長調 Op.14-1
(15)グリーグ:ノルウェーの花嫁の行列 Op.19-2
(16)シベリウス:悲しいワルツ Op.44-1
(17)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(18)ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23-5
(19)ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(20)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
【CD2】
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
(3)バッハ(ブゾーニ編):目覚めよと呼ぶ声あり BWV.645
(4)ドビュッシー:アナカプリの丘
(5)ドビュッシー:ヒースの茂る荒れ地
(6)ドビュッシー:吟遊詩人
(7)アルベニス:エル・プエルト
(8)ファリャ:クバーナ
(09)ファリャ:アンダルシア
●デイリー・エクスプレス・ナショナル・ピアノ・プレイング・コンペティション課題曲集
(10)アダム・カース:小さなスケルツォ
(11)リチャード・ウォルシュー:太陽と陰
(12)トーマス・ダンヒル:しずくの妖精
(13)アーネスト・マーカム・リー:伝説
(14)オーランド・モーガン:美しい粉
(15)アレック・ローリー:ランブリング・セイラー
(16)フェリックス・スウィンステッド:セレナータ
(17)ジョージ・ダイソン:プリムローズ・マウント
(18)ボーウェン:夢 Op.86
(19)アイアランド:ロンド
【CD1】
(1)録音:1927年4月14日
(2)録音:1927年4月14日
(3)録音:1926年2月9日
(4)録音:1926年2月9日
(5)録音:1926年4月13日
(6)録音:1927年4月20日
(7)録音:1927年4月19日
(8)録音:1927年4月14日
(9)録音:1930年5月5日
(10)録音:1927年4月14日
(11)録音:1926年2月9日
(12)録音:1927年4月14日
(13)録音:1927年4月14日
(14)録音:1927年4月14日
(15)録音:1931年10月8日
(16)録音:1931年9月30日
(17)録音:1926年4月13日
(18)録音:1931年5月5日
(19)録音:1927年4月20日
(20)録音:1931年5月5日

【CD2】
(1)録音:1926年10月12日
(2)録音:1927年19日−20日
(3)録音:1925年11月23日
(4)録音:1925年11月23日
(5)録音:1925年11月23日
(6)録音:1927年4月20日
(7)録音:1925年11月23日
(8)録音:1925年11月23日
(09)録音:1925年11月23日
(10)録音:1928年6月12日
(11)録音:1928年6月11日
(12)録音:1928年6月12日
(13)録音:1928年6月11日
(14)録音:1928年6月11日
(15)録音:1928年6月29日頃
(16)録音:1928年6月11日
(17)録音:1928年6月12日
(18)録音:1928年6月11日−12日
(19)録音:1928年6月12日

※リマスタリング:アンドルー・ハリファックス
1920年台のUKコロンビア社を代表するレコーディング・アーティストの1人だったものの、現在ではその名前、演奏ともに知る人ぞ知る存在であるオーストラリアのピアニスト、ウィリアム・マードック(1888−1942)。
この知られざるオーストラリア人ピアニストが、電気録音の最初期の時代にコロンビア社に遺したソロ録音の全曲を、同レーベルでお馴染みのエンジニア、アンドルー・ハリファックスがリマスタリングを施し、貴重なピアノ録音を続々と発掘しているイギリスのAPRが復刻!
主にソロ、室内楽で活躍し、エルガーのヴァイオリン・ソナタやピアノ五重奏曲の初演にも参加したマードックですが、1925年にはハミルトン・ハーティ&ハレOとのコンビでベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番」を録音するなど、幅広いレパートリーを誇ったピアニストでもあります。
また、マードックの遺産の一部である1928年の「デイリー・エクスプレス・ナショナル・ピアノ・プレイング・コンペティション」課題曲集(全10曲)非常に貴重であると同時に、ピアノ・マニア必聴のレア・レパートリーです!

COO-RECORDS
COO-019(1CD)
税込定価
バッハ:フルート独奏による無伴奏チェロ組曲(パウル・マイゼン編)
組曲第1番ト長調BWV1007
組曲第2番ニ短調BWV1008
組曲第4番変ホ長調BWV1010
新谷要一(Fl)

録音:2008 年4 月4 日、日本大学カ
ザルスホール
COO-RECORDS
COO-025(1CD)
税込定価
オルガン・デュオ〜2台のオルガンのための作品と連弾作品
ヴィアダーナ:マントヴァーナ
ガブリエリ:ソソラソファミによるカンツォン
グッサゴ:レオーナのソナタ
ソレール:コンチェルト ト長調
モーツァルト:自動オルガンのためのアダージョとアレグロKV594*
ベートーヴェン:音楽時計のためのアダージョ ヘ長調WoO33/1
J.C.バッハ:クインテット ニ長調Op.11-6
ヘンデル:オルガン協奏曲 変ロ長調Op.4-6
ヘッセ:ファンタジーOp.87* ※

*印は連弾による演奏、他は2台のオルガンによる演奏
岩崎真実子(Org)
菅哲也(Org)

録音:2009 年 3 月、聖グレゴリオの家,東久留米
オルガンT(1986 年製)ユルゲン・アーレント
オルガンU(1996 年製ポジティフ・オルガン)ユルゲン・アーレント
たった1大で、さまざまな音色を奏でられる「楽器の王」オルガン。それが2台、あるいは演奏者が2人いる時、音楽的可能性はどれほど広がることでしょう?
COO-RECORDS
028(1CD)
税込定価
バッハ:オルガン小曲集(オルゲルビュヒライン)」BWV.599〜644 森武靖子(Org)

録音:2010 年8 月SDA 立川キリスト教会,草苅オルガン
人力ふいごを用いた全曲録音。
COO-RECORDS
COO-035(1CD)
税込定価
This is guitarist
(1)エグベルト・ジスモンチ:パリャーソ
(2)ラルフ・タウナー:リラクタント・ブリッジ
(3)バーデン・パウエル:テンポフェリーズ〜宇宙飛行士のサンバ
アントニオ・カルロス・ジョビン:ジェット機のサンバ
(4)セロニアス・モンク:ブルー・モンク
(5)ヴィラ=ロボス:プレリュードNo.3
(6)ミルトン・ナシメント:トラベシア
(7)バーデン・パウエル:シャンゴーの歌
(8)林光:2つのギターのためのエチュード
(9)エルメート・パスコアール:ベベー
(10)中村八大:上を向いてあるこう
(11)バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番〜プレリュード
(12)ヴィクター・ヤング:星影のステラ
(13)エグベルト・ジスモンチ:水とワイン
 ウンベルト・テイシェイラ:アーサ・ブランカ
助川太郎(G)
(4)(8)(9)(12)尾尻雅弘(G)

録音:2013 年3 月13 日、5 月17 日、三鷹芸術文化センター 風のホール
ジャズ、バッハ、ブラジル音楽・・・ジャンルを超えたギターの魅力 。

Cybele
3D-001901(1SACD)
2台のオルガンと打楽器の為の編曲集 第2集
ホルスト:『惑星』 Op.32
デュカス:『魔法使いの弟子』
ヨルグ・エンデブロック(歴史的ヴァルカーオルガン)
スザンネ・レーン(クライスオルガン)
コンラード・グラーフ(打楽器)
ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」を用いた、2台オルガンとパーカッションによる編曲シリーズ第2弾。 教会に鳴り響く大音響を余すことなく捉えた充実のディスクです(SACD層に通常の録音とバイノーラル録音の2種類が収められています。CD層は通常録音の み に な り ま す )。
第1弾(3D-001701)では『展覧会の絵』他を収録していましたが、今作はホルストの名作『惑星』を収録。大管弦楽のために書かれた豊饒な響きをその ままにアレンジし、高音質で収録するというシリーズの目的が表れている選曲と言えます。 (Ki)

R-RESONANCE
RRSC-20010(2SACD)
2019年最新リマスタリング
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ BWV1001-1006
[Disc 1]
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
[Disc 2]
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ライナー・キュッヒル(Vn)

録音:2003年4月/ショッテン修道院(ウィーン)
イナー・キュッヒルが名器ストラディバリウス「シャコンヌ」で演奏したバッハの『無伴奏』。長らく再リリースが待たれていましたが、 いよいよSACDハイブリッド盤で蘇ります。
2016年、長い間務めたウィーン・フィルのコンサートマスターを定年退職したキュッヒルは、ソロ活動や教育活動など、幅広い分野で活躍を続けています。 とりわけ、NHKSOのゲスト・コンサートマスターとしての活動は、ウィーン・フィル時代の勇姿を見る思いで、私たちを大いに楽しませてくれています。 本作品は、キュッヒルが52歳という壮年期にウィーンのショッテン修道院においてセッション録音されたもので、バッハへの熱い思いが込められた演奏が展開さ れます。
2017年、タワーレコードとアールレゾナンスの提携企画によるアナログレコード(300セット限定)を制作した際にキング関口台スタジオで作成したアナロ グマスターを使用し、2019年最新マスタリングを経てDSD化しました。従来CDの豊かで骨太な中低域と輝く高音域に加え、より柔らかくしなやかな音色が 再現され、キュッヒルによるバッハ演奏の本質を見事に描き出します。 (Ki)

R-RESONANCE
RRSC-20009(1SACD)
2019年最新リマスタリング
『日本の歌』
1 浜辺の歌 (成田為三)
2 椰子の実 (大中寅二)
3 初恋 (越谷達之助)
4 早春賦 (中田 章)
5 芭蕉布 (普久原恒男)
6 荒城の月 (滝 廉太郎)
7 宵待草 (多 忠亮)
8 故郷 (岡野貞一)
9 浜千鳥 (弘田龍太郎)
10 ペチカ (山田耕筰)
11 叱られて (弘田龍太郎)
12 中国地方の子守歌 (山田耕筰)
13 かなりや (成田為三)
14 さくら貝の歌 (八洲秀章)
15 からたちの花 (山田耕筰)
16 赤とんぼ (山田耕筰)
※全ての編):小野崎孝輔
ライナー・キュッヒル(Vn)
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(Hp)

録音:2003年4月/ショッテン修道院(ウィーン)
私たちの心にのこる美しい日本の旋律、ライナー・キュッヒルとグザヴィエ・ドゥ・メストレが深い情感と共に歌いあげます。
録音当時、ウィーン・フィルの第一コンサートマスターを務めていたキュッヒルは、デュオの相手にピアニストではなく、同じくウィーン・フィルの首席ハープ奏 者、メストレを指名しました。キュッヒルは日本の歌の録音に際し、「日本の歌に内在する繊細で瑞々しく、豊かな抒情性を描き出すためには、ピアノよりハープ による伴奏の方がよい」と明確な方向性を示してくれました。 編曲は深い抒情をたたえた作品を数多く世に送り出した巨匠・小野崎孝輔。キュッヒルとメストレは共に、小野崎の編曲に大きな信頼と強い共感をもって録音 に臨みました。 録音エンジニアは、ウィーン・ムジーク・フェラインSQやキュッヒルの諸作などで定評のあるミヒャエル・コルンホイッスル。今回も、ウィーン・ショッ テン修道院内部の豊かな残響の中に、限りなく美しい日本の旋律が浮かび上がります。
今回、新たにデジタル音源をキング関口台スタジオでアナログ化、その音源ソースをもとに入念なマスタリングを経てDSDデータを作成しました。これにより、 キュッヒルのヴァイオリンが、より艶やかな響きを聞かせるとともに、メストレのハープも細かい粒立ちが明瞭になりました。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38238(1SACD)
無伴奏「マンドリン」ソナタ&パルティータ Vol. 1
バッハ(フロリアン・クラウス・ルンプ編):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001(マンドリンの為の版)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002(マンドリンの為の版)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV 1003(マンドリンの為の版)
フロリアン・クラウス・ルンプ(マンドリン)

録音:2017年7?24-28?、Ergin Music、ハンブルク、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38240(1SACD)
ドビュッシー:映像第1集
前奏曲集第2巻
ドビュッシー(カプレ編、ヴァンサン・ラルデル改訂・補完):「聖セバスチャンの殉教」からの交響的断章*
ヴァンサン・ラルデル(P)

録音:2017年7月25-27日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
*=この版による世界初録音。
Ars Produktion
ARS-38241(1SACD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 シュテファン・タララ(Vn)

録音:2017年8月7-10日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38244(1SACD)
サン・サーンス:ピアノ・デュオの為の作品集 Vol.3
ホタ・アラゴネサ(管弦楽の為の)Op.64(2台のピアノの為の編曲版)
ピアノ四手連弾の為の小二重奏曲 ト長調 Op.11
ハルモニウムとピアノの為の2つの二重奏曲 Op.8 から
カヴァティーナ(No.2)(2台のピアノの為の編曲版)
タランテッラ イ短調(フルート、ピアノと管弦楽の為の)Op.6(2台のピアノの為の編曲版)
アルバムの綴り 変ロ長調(ピアノ四手連弾の為の)Op.81
勝利に向かって(吹奏楽の為の)Op.152(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
祝婚曲 ヘ長調(オルガンの為の)Op.9(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
ナイル川の岸辺(吹奏楽の為の軍隊行進曲)Op.125(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
死の舞踏(管弦楽の為の交響詩)Op.40(2台のピアノの為の編曲版)
トランペット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノの為の七重奏曲 変ホ長調 Op.65(ピアノ四手連弾の為の編曲版)
ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(P)

録音:2017年7月10-14日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38245(1SACD)
バッハ・トゥ・ザ・フュチャー
バッハ(ブゾーニ編):われは御身に呼びかける、主イエス・キリストよ [Ich ruf' zu dir, Herr Jesu Christ] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 639/ピアノの為の版)
目覚めよ、とわれらを呼ぶ声あり [Wachet auf, ruft uns die Stimme] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 645/ピアノの為の版)
いざ来たれ、異教徒の救い主よ [Nun komm' der Heiden Heiland] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 639/ピアノの為の版)
イエス・キリスト、われらの救い主 [Jesus Christus] (オルガンの為のコラール前奏曲 BWV 665/ピアノの為の版)
バッハ:フランス組曲第2番ハ短調 BWV 813(クラヴィーアの為の)
バッハ(ジロティ編):シチリアーノ(フルートとチェンバロの為のソナタ BWV 1031 から/ピアノの為の版)
前奏曲 ロ短調(W・F・バッハの為のクラヴィーア小曲集 から、BWV 855a/ピアノの為の版)
アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003 から/ピアノの為の版)
エア(管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV 1068 から/ピアノの為の版)
バッハ(サン=サーンス編):ブーレ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV 1002 から/ピアノの為の版)
ラルゴ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV 1005 から/ピアノの為の版)
ザビーネ・ヴェーヤー(P)

録音:2017年3月20-21日、8月28-29日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38246(1SACD)
ドビュッシー:前奏曲集第1巻
映像 第2集
子供の領分/夢想L.68
マリオ・ヘリング(P)

録音:2017年11月13-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ


Hanssler
HC-18053(9CD)
エフゲニー・コロリオフ〜ヘンスラー&プロフィール録音集成
■CD1
ハイドン:変奏曲へ短調Hob.XVII-6
 ソナタト長調Hob.XVI/11
 ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23
 ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50
 ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
■CD2
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282
 幻想曲ハ短調K.475
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
 ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲つき」
■CD3
ハイドン:ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35
 ソナタ第44番ト短調Hob.XVI-44
 ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34
 ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48
 :ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
 ソナタ変ホ長調Hob.deestより第2楽章アンダンテ
■CD4
ヘンデル:クラヴィーア組曲第4番ニ短調HWV437
 クラヴィーア組曲第3番ニ短調HWV428
 クラヴィーア組曲第7番ト短調HWV432
 クラヴィーア組曲第8番ト長調HWV441
■CD5
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281
 ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
 ピアノ・ソナタ第18番ヘ長調K.533、ロンドK.494
 ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545
■CD6
バッハ:インヴェンションとシンフォニアBWV772-BWV801
■CD7
バッハ:クラヴィーア練習曲集第2部
半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903
フランス風序曲(パルティータ)ロ短調BWV831
イタリア風協奏曲ヘ長調BWV971
4つのデュエットBWV802-BWV805
幻想曲とフーガハ短調BWV906
■CD8&CD9
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
エフゲニー・コロリオフ(P;Steinway)

■CD1(76’35”)
録音:2004年SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD2(72’26”)
録音:2005年&2006年SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD3(79’15”)
録音:2009年2月SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD4(78’19”)
録音:2007年1月SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD5(76’11”)
録音:2003年SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

■CD6(54’10”)
録音:1999年HRゼンデザール(フランクフルト)

■CD7(77’50”)
録音:1999年HRゼンデザール(フランクフルト)

■CD8&CD9(85’14”)
録音:1999年HRゼンデザール(フランクフルト)
名手エフゲニー・コロリオフが1999年から2009年にかけてヘンスラー&プロフィール・レーベルに録音したバッハ、ハイドン、モーツァルト、ヘンデ ルがセットになって登場します。
コロリオフは1949年モスクワに生まれ、ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事した世界的ピアニスト。1977年のクララ・ハスキル国際ピアノ・ コンクール優勝で一躍有名となり、以後、欧米を中心に各国で演奏会を行っています。
バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るコロリオフですが最も得意とするのはバロックから古典派の作品で、ここに収録されているバッハ、ハイ ドン、モーツァルト、ヘンデルはコロリオフの最重要レパートリーです。「ピアノの哲学者」といった趣で、折り目正しさのなかに温もりが感じられるコロリ オフの演奏を十分に堪能することができます。いずれも評価の高いディスク、ピアノ・ファンならずとも必聴の録音集です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00168(1CD)
税込定価
2019年9月18日発売
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集U
ピアノ・ソナタ 第3番嬰へ短調 作品23
ピアノ・ソナタ 第4番嬰ヘ長調 作品30
ピアノ・ソナタ 第6番作品62
ピアノ・ソナタ 第8番作品66
ピアノ・ソナタ 第10番作品70
詩曲 嬰ヘ長調 作品32-1
24の前奏曲Op.11〜第2曲イ短調/第5曲ニ調
中野慶理(P)

録音:2019 年5月12-14 日兵庫県三田市・郷の音ホール
東京藝術大学附属高校卒業後、ワルシャワ音楽院、そしてジュリアード音楽院に学んだ 中野慶理は、留学のポーランド時代からスクリャービン探求をスタート。帰国後2回のソナ タ全曲演奏で大阪文化祭賞本賞ほか多くの賞に輝き、今日スクリャービン演奏の第一人 者と言われています。このアルバムは絶賛を浴びた18年発売の第1弾に続くシリーズ第2 弾で、これにより遂にソナタ全10曲が完成しました。色彩や官能、光と闇といったこの作 曲家の多重構造を、多彩な音のタペストリーで弾きあげ、令和時代を象徴するような画 期的な全集完成となりました。(オクタヴィア)

フォンテック
FOCD-9822(1CD)
税込定価
2019年9月4日発売
フェルナンド・ソル:ギター作品集
魔笛の主題による変奏曲 op.9
練習曲 op.35 /ソナタ op.15(b)
村人の幻想曲 op.52 /実直さ
藤元高輝(19世紀ギター)
使用楽器:ルイス・パノルモ(1833 年製)

録音:2019 年2 月27-28 日 みどりアートパーク
ギターという楽器に根ざしつつも、ギタリストという枠に収まることなく、ヨーロッパと日本を拠点に 独自の活動を重ねる若き天才・藤元高輝。2016年に作曲家没後20年を記念してその全ギター作品を収 録した「武満 徹 ギター作品集」(FOCD9738/9)は「新たな武満ギター作品演奏のスタンダード」 として、多くの話題をさらいました。本作で藤元は、ギターの歴史に大きな光をもたらした作曲家、フェ ルナンド・ソル(1778-1839)の作品を取りあげます。 「ギターのベートーヴェン」とも称される、クラシックギタリストにとって避けて通れないソルの作品 ですが、楽曲を丹念に研究し、ソルが生きた同時代に制作されたギターを使用し、爪を使用せずに弾いて いたというソルの奏法に倣うなど、当時に近づきながらも、そこには確実に「藤元高輝」という稀有な才 能がはっきりと顕われます。コンサートのプログラムのひとつとして欠かせない「魔笛の主題による変奏 曲」から、極めてシンプルながらも名曲揃いの全24曲の練習曲まで、その演奏に片時も耳を離すことは できません。 秀逸なアートワーク、藤元本人による解説も大きな魅力。驚愕の1枚の誕生です! (フォンテック)

Audite
AU-23445(2CD)
バッハ(レーガー編):ブランデンブルク協奏曲集
Disc 1
(1)ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
(2)ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
(3)ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
(4)パッサカリア ハ短調BWV582
Disc 2
(5)トッカータとフーガ ニ短調BWV565
(6)ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
(7)ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
(8)ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
(9)前奏曲とフーガ変ホ長調BWV552「聖アン」
ピアノ・デュオ・タカハシ/レーマン【高橋礼恵、ビョルン・レーマン】

録音:2019年1月2-5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)、
2016年3月1-3/マリーエンミュンスター修道院(ブランデンブルク協奏曲第5番のみ)
日本人の高橋礼恵とドイツ人ビョルン・レーマン夫妻による実力派ピアノ・デュオのアルバム第4弾。前作CDに収録したレーガー編曲の「ブランデン ブルク協奏曲第5番」が、あまりに素晴らしい演奏ゆえ、ぜひ全曲をという声が世界中から起き、この録音が実現しました。
マックス・レーガーは旺盛な創作をこなすかたわら編曲も数多く行なっていますが、なかでも精神的先祖バッハ作品には特別な思いがあったらしく、さ まざまな形態を試みています。名作ブランデンブルク協奏曲は全6篇を1904-5年にピアノ4手用へ編曲しましたが、作品にとって、これ以上考えられ ないほど理想的な組合せながら、これまでほとんど演奏、録音されてきませんでした。
それは、レーガー自身がピアノの名手だったにもかかわらず、リストやラフマニノフのような合理的な編曲ではなく、バッハの錯綜する声部をあますこと なく4つの手に振り分け、それらが複数の旋律を同時に奏するため、プリモの左手がとてつもなく難しいのと、手の交差が多すぎて1台のピアノでは困難 を極めるなど、「机上の空論」とされていたからでした。しかしピアノ・デュオ・タカハシ/レーマンはこれを指定のテンポで完璧に再現し、レーガーの編 曲がすさまじく効果的であることを実証しました。 バッハのブランデンブルク協奏曲は、6曲の楽器編成がそれぞれ異なり、その特性や音色を駆使していることも魅力ですが、レーガーはそれをすべてピ アノの色に塗り替え、メロディ自体の魅力や作曲法の巧みさを倍増させ「目から鱗」の連続。数字付低音などのレアリゼーションも興味津々。まさにレーガー の耳を通したバッハの世界となっています。
さらにフィル・アップとして、レーガーによるバッハの人気オルガン曲3篇のピアノ4手用編曲も収められています。有名な「トッカータとフーガ」の壮麗さ、 「パッサカリア」のボルテージの高さ、「聖アン」の感動など、連弾ならではのオーディオ的音世界を満喫できます。いずれもアウディーテならではの高音 質録音。「ブランデンブルク協奏曲第5番」のみスタインウェイですが、他はヤマハの銘器の音色をたっぷり楽しめます。
高橋礼恵とビョルン・レーマンは、ともにベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒに師事。レーマンは現在同校教授を務め、高橋とふたりで日本でも マスタークラスをしばしば行うなど、お馴染みとなっています。このふたりの凄いところは、4手連弾のために書かれた作品はどんなに込み入っていても1 台4手で弾ききってしまうこと。2台で分ければ容易になっても、その形態で書かれたことの意味を追求しています。深い楽譜の読み、精巧なアンサンブル、 冴えた技巧によるピアノ・デュオ界きってのスター。 (Ki)


MELO CLASSIC
MC-1045(1CD)
フランソワ/サル・プレイエルでのリサイタル1965年
シューマン:交響的練習曲Op.13
ショパン:マズルカ変ニ長調Op.33-3
 マズルカヘ短調Op.63-2
 バラード変イ長調Op.47
リスト:ピアノ・ソナタロ短調HS178
 「ドン・ジョヴァンニ」の回想HS418
ショパン:練習曲変ト長調Op.25
サンソン・フランソワ(P)

録音:1965年1月19日フランス,パリ・ライヴ
酒と煙草と音楽を愛した強烈な個性の名ピアニスト、サンソン・フランソワ(1924-1970)が、1965年1月19日にパリのサル・プレイエルで行ったリサイタルのライヴ録音。目玉はリストの力作、ピアノ・ソナタ。フランソワは意外なことにリストの録音そのものが多くなく、彼の弾くピアノ・ソナタはこれが初かもしれない。フランソワらしくリストの型破りな音楽がさらに自在に操られ、実に魅力的。一方シューマンの交響的練習曲では、シューマンの幻想的ロマンティシズムとフランソワの自由な感性がピタリとあった素晴らしい演奏。その他の小品もフランソワならではの魅力が詰まっています。
MELO CLASSIC
MC-1042(2CD)
ヴィルヘルム・ケンプ/フランスでのリサイタル1959-1967
(1)ヘンデル(ケンプ編):シャコンヌト長調HWV435
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op31-3
(3)ブラームス:6つの小品Op.118
(4)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズOp.22
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
(6)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
(7)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
(8)シューマン:謝肉祭Op.9
ヴィルヘルム・ケンプ(P)

録音:(1)-(4)1959年7月10日フランス,ディヴォンヌ=レ=バン・ライヴ、
(5)1967年9月13日フランス,ブザンソン・ライヴ
(6)(7)1959年7月16日フランス,プラド・ライヴ
(8)1967年9月13日フランス,ブザンソン・ライヴ
ヴィルヘルム・ケンプ(1895―1991)の概ね60代のフランスでのライヴ録音。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ2曲に、シューマンの幻想曲と謝肉祭、ブラームスのヘンデル変奏曲などなど、充実した内容だ。曲の核へと突っ込んでいくようなケンプの演奏は、ライヴ録音の方がずっと本領を発揮しているように思われます。
MELO CLASSIC
MC-1043(2CD)
エディト・ピヒト=アクセンフェルト/ドイツ放送局録音1952-1956年
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ嬰ハ短調HobXVI:36
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
 ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
(3)ブラームス:8つのピアノ小品Op.76
(4)ショパン:夜想曲OP.27-2
 夜想曲OP.62-1
 4つのマズルカOp.68,
 ポロネーズ変ホ短調Op.26-2
シューマン:フモレスケ変ロ長調Op.20
(5)ショパン:12の練習曲Op.10
エディト・ピヒト=アクセンフェルト(P)

録音:(1)1956年4月24日、
(2)1952年6月19日、
(3)1954年10月18日、
(4)1953年8月3日、以上,西ドイツ,フランクフルト放送用スタジオ録音
(5)1953年5月28日西ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
エディト・ピヒト=アクセンフェルト(1914-2001)は、日本ではバッハのチェンバロ奏者として知られているだろうが、彼女はピアノ奏者としても素晴らしく卓越した名手だった。このCD2枚には、1950年代のドイツでの彼女の放送録音からハイドン、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、ブラームスを収録しています。ことにベートーヴェンのソナタ第3番は、20世紀半ばの演奏とは信じられないくらい新鮮な演奏で、第22番ともども、重厚なベートーヴェンが蔓延る時代に何十年も時代を先取りしたような演奏に感嘆させられます。また彼女は1937年のショパン・コンクールで6位入賞しているが、ショパンの録音はごく僅か。まだ壮年期の練習曲の演奏はたいへん貴重なだけでなく、バッハ弾きピヒト=アクセンフェルトとは異なった情熱的ピアニストの顔が垣間見られます。
MELO CLASSIC
MC-1044(2CD)
レーヌ・ジャノリ/フランスでのリサイタル1962-66年
(1)バッハ:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
シューベルト:即興曲変イ長調D899
リスト:ハンガリー狂詩曲第9番HS244/9
(2)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
(3)バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌニ短調BWV1004
シューベルト:ピアノ・ソナタイ長調D664
ブラームス:ラプソディト短調Op.79-2
ショパン:24の前奏曲Op.28
D.スカルラッティ:ソナタハ長調K159
レーヌ・ジャノリ(P)

録音:(1)1962年12月19日フランス,パリ放送用スタジオ録音、
(2)1962年7月24日フランス,ディエップ・ライヴ
(3)1966年2月28日フランス,パリ・ライヴ
フランスのピアニスト、レーヌ・ジャノリ(1915-1979)は今でも根強い人気を誇るピアニスト。パリに生まれパリで亡くなった生粋のパリジェンヌである彼女は、アルフレード・コルトーの高弟としても知れており、知性と情熱と詩情をバランスよく兼ね備えたピアニストだ。彼女はモーツァルトやシューマンのピアノ作品の網羅的録音を残した一方で、他の作曲家の録音は多くはない。したがってこの2CDに収録されたバッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスはいずれも貴重なものだ。そしてことにショパンの24の前奏曲は、パリの洗練を持ちつつ動的な情熱が垣間見える、ジャノリの本領が発揮された演奏だ。
MELO CLASSIC
MC-1046(1CD)
ジョルジュ・シフラ/ブザンソンでのリサイタル1961年
ベートーヴェン:英国国歌による7つの変奏曲ハ長調WoO78
シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11、トッカータハ長調Op.7
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49、
 ポロネーズ変イ長調Op.53
リスト:超絶技巧練習曲第5番変ロ長調「鬼火」、
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長
調
ジョルジュ・シフラ(P)

録音:1961年9月16日フランス,ブザンソン・ライヴ
カリスマ的人気を誇ったハンガリー出身のピアニスト、ジョルジュ・シフラ(1921―1994)。このCDは1961年9月16日にブザンソンで行われたリサイタルのライヴ録音。シフラといえば超絶技巧なのだが、ここではまず冒頭のベートーヴェンの変奏曲のキリリと引き締まった演奏が素晴らしい。シフラを腕達者なピアニストとしてしか認識していない人は驚嘆することでしょう。そして演出の巧いショパン、そして無比無双のリスト2曲。ライヴに燃えるシフラの凄さがここに詰まっています。
MELO CLASSIC
MC-1047(1CD)
コンラート・ハンゼン/ベートーヴェンのピアノ・ソナタを弾く
(1)ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(2)ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
(3)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
(4)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
コンラート・ハンゼン(P)

録音:(1)1952年11月26日西ドイツ,フランクフルト放送用スタジオ録音
(2)(4)1956年9月22日西ドイツ、シュトゥットガルト,ウンターテュルクハイム
(3)1963年7月19日西ドイツ,フランクフルト放送用スタジオ録音
エドウィン・フィッシャーの高弟で師と同様ベートーヴェンで高い評価を得たドイツのピアニスト、コンラート・ハンゼン(1906-2002)は、21世紀まで長命したにもかかわらず、後半生は長らく教職に専念していたため録音が極めて少なく、ことにベートーヴェンのピアノ・ソナタが僅かしか残されていなかった。今回、ドイツの放送録音から4つの録音(おそらくずべて初出)がCD1枚となったのは実にありがたい。いずれもドイツの伝統を誠実に受け継いだ無骨で味わい深いベートーヴェン。昔気質のベートーヴェンが好きなら絶対に逃せないCDだ。
MELO CLASSIC
MC-1048(1CD)
ローズル・シュミット/ドイツでの放送録音集1940-1951年
(1)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
(2)シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
(3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調「トルコ行進曲付き」K.331
ローズル・シュミット(P)

録音:(1)1950年11月4日西ドイツ,ミュンヘン放送用スタジオ録音
(2)1951年1月21日西ドイツ,ミュンヘン放送用スタジオ録音
(3)1940年10月5日ドイツ,シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
MC-1013に続くローズル・シュミットの録音集。ローズル・シュミット(1911-1978)はミュンヘン生まれのピアニスト(ローズルはロジーナの愛称)。歴史的激戦として知られる1938年のウジェーヌ・イザイ・コンクールのピアノ部門で第9位入賞(第1位はエミール・ギレリス、第7位にアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、第10位にモニク・ド・ラ・ブリュショルリ)。政治的にもクリーンだったシュミットは戦後ドイツの大ピアニストになっておかしくなかったのだが、彼女は若い才能を育てることの方に強い関心を持ち、1948年から亡くなる前年までミュンヘン音楽院で指導に当たった。そのため残された録音はとても少ない。このCDには、1950年頃のシューマンのピアノ・ソナタ2曲と、1940年のモーツァルトのピアノ・ソナタ2曲が収録されています。20世紀半ばのドイツにありながら、情緒に流されず構成をキチッと捉えた背筋の伸びた演奏をしているところに、後年の名教師の姿が浮かぶような演奏です。

Solo Musica
SM-310(2CD)
NX-C07
ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏ヴィオラのためのソナタ 全曲
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第1番Op.107(1971)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第2番Op.123(1978)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第3番Op.135(1982)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第4番Op.136(1983)
ヴャチェスラフ・ディナーシュタイン(Va)

録音:2015年9月…ソナタ 第1番
2017年3月…ソナタ 第2番
2016年4月…ソナタ 第3番
2017年3月…ソナタ 第4番
ミェチェスワフ・ヴァインベルクの100周年記念スペシャル・エディション。 ヴァインベルクの晩年に書かれた4曲の無伴奏ヴィオラ・ソナタは、あまりにも独特な世界を持つためか、これまでほとんど 演奏されることがありませんでした。しかしいくつかの演奏がリリースされ、また指揮者トーマス・ザンデルリンクが「この作品 こそがヴァインベルクの最高傑作」と評するなど、近年になってようやく人気を取り戻してきました。このヴャチェスラフ・ディ ナーシュタインによる深い洞察と卓越した解釈による演奏は、かのギドン・クレーメルを感動させたほどの名演であり、ヴィ オラの温かい音色に彩られたヴァインベルクの音楽を存分に楽しむことができます。ブックレットにはヴァインベルクの権威 であるデイヴィッド・ファニングによる解説と、今井信子ら識者によるエッセイ、貴重な歴史的写真(未発表もの含む)、 演奏者自身の解説(英語、ドイツ語)が掲載されています。

DACAPO
MAR-8.226077(1CD)
NX-B06
ニールス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):平均律ピアノ

1.プレリュードとフーガ ハ長調 Book VII
2.プレリュードとフーガ ハ短調 Bk I
3.プレリュードとフーガ 嬰ハ長調 Bk.VIII
4.プレリュードとフーガ 嬰ハ短調 Bk.II
5.プレリュードとフーガ ニ長調 Bk.VIII
6.プレリュードとフーガ ニ短調 Bk.VIII
7.プレリュードとフーガ 変ホ長調 Bk.II
8.プレリュードとフーガ 変ホ短調 Bk.IV
9.プレリュードとフーガ ホ長調 Bk.VIII
10.プレリュードとフーガ ホ短調 Bk.V/IV
11.プレリュードとフーガ ヘ長調 Bk.IV
12.プレリュードとフーガ ヘ短調 Bk.VIII
13.プレリュードとフーガ 嬰へ長調 Bk.XIII/VIII
14.プレリュードとフーガ 嬰へ短調 Bk.VII
15.プレリュードとフーガ ト長調 Bk.V
16.プレリュードとフーガ ト短調 Bk.IV
17.プレリュードとフーガ 嬰ト長調 Bk.IV/XIII
18.プレリュードとフーガ 嬰ト短調 Bk.IV
19.プレリュードとフーガ イ長調 Bk.VII
20.プレリュードとフーガ イ短調 Bk.VIII
21.プレリュードとフーガ 変ロ長調
Bk.V/IV
22.プレリュードとフーガ 変ロ短調 Bk.IV
23.プレリュードとフーガ ロ長調 Bk.V
24.プレリュードとフーガ ロ短調 Bk.II
ペア・サロ(P)

録音:2019年5月19-21日
デンマーク現代音楽の象徴的存在として知られたニールス・ヴィゴ・ベンソン。1940年代より活動をはじめ、独特のスタ イルを開拓、ユニークな作品を発表しています。この「平均律ピアノ」はバッハの「平均律ピアノ曲集」から着想を得 たもので、奔放かつ幻想的な音楽語法が用いられた曲集です。演奏しているペア・サロは1962年デンマーク生まれの ピアニスト。数多くの作曲家たちの委嘱作品を演奏するなど、現代の作品を得意にしており、このアルバムでも巧みなテ クニックを駆使し、ベンソンが表現を試みた「未知の音世界」を描き出しています。

CARPE DIEM
CD-16315(1CD)
NX-B09
バッハ&カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター作品集
バッハ:リュート組曲 ハ短調 BWV997(ギター編)
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):エスカラマン Op.177
カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔的奇想曲 「パガニーニへのオマージュ」 Op.85
エリーゼ・ノイマン(G)

録音:2017年9月17-19日
ドイツの若手女性ギタリスト、エリーゼ・ノイマンが演奏するバッハとカステルヌオーヴォ=テデスコの作品集。2人の作 品に明らかな関係性を見出すのは難しいのですが、大きく括ればどちらも「組曲」であるということでしょうか?しかし作品 の中で展開される世界は全く異なり、伝統に則ったバッハの組曲と、自由に曲を集めたカステルヌオーヴォ=テデスコの 「エスカラマン」はおよそ200年の様式の変化を如実に物語っています。ノイマンが演奏しているのは、1969年にダニエ ル・フリーデリヒが制作した楽器で、温かみのあるソウルフルな音色が魅力的です。

SOMM
SOMMCD-0130(1CD)
NX-B04
アルメニア、マケドニア、スペイン、バルカン半島、ペルシャのギター作品集
トローバ(1891-1982):性格的小品
ロドリーゴ(1901-1999):スペインの野辺を通って
グダノヴィチ(1955-):6つのバルカンの小品(抜粋)-第5番:Siroko/第6番:Sitni vez
伝承曲:Dareneh-Jaan - Aziz Joon (L. アフシャールによるギター編)
コラニアン(1960-):ノウバル・ノウバル
タディチ(1948-):Walk Dance
ウルリク・ノイマン(1918-1994):ラヴ・ワルツ
ボドロヴァ(1954-):ジプシー・バラード
コルデロ(1946-):2つのアフロアンティ
ラウロ(1917-1986):エル・ネグリート
ヴィラ=ロボス:演奏会用ワルツ第2番 Op.8
ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ
ビジョルド(1861-1919):エル・チョクロ
サビオ(1902-1977):セロエス
サビオ:バトゥカーダ(アフリカン・ダンス)
エレフテリア・コトツィア(G)

録音:2012年10月22日、2013年2月25-26日
ギリシャ出身の女性ギタリスト、エレフテリア・コトツィア。ジュリアン・ブリーム、アレクサンドル・ラゴヤ、ティモシー・ウォー カーらに学び、第6回ミラノ国際ギター・コンクールで最優秀賞を受賞、他にも数々の栄誉ある賞を獲得、ヨーロッパ からアメリカのコンサート・ホールでリサイタルを開催しています。彼女は多くの現代作曲家に「ギリシャのテイストを感じ させる」作品を依頼する他、エストニアの音楽にも深い共感を示しています。このアルバムでは“東欧のジプシーたち” にインスパイアされた作品を演奏、「ラ・クンパルシータ」「エル・チョクロ」などの良く知られた曲から、強烈なリズムに支 配されたブラジル、ベネズエラの作品など、魅惑的な旋律に彩られた数々の情熱的な小品を楽しめます。
SOMM
SOMMCD-035(1CD)
NX-B04
プーランク:ピアノ作品集
ナゼールの夜会 FP84
ナポリ FP40
メランコリー FP105
3つのノヴェレッテ
即興曲集
チャールズ・オーウェン(P)

録音:2003年9月6-7日
イギリス、ケンブリッジ出身のピアニスト、チャールズ・オーウェン。王立音楽院ではイリーナ・ザリツカヤに師事し、後にイ ギリスを代表するピアニスト、イモージェン・クーパーのもとで研鑽を重ね、深い音楽性を養ったと語っています。このアル バムは2001年にリリースされた「ショパン/ラフマニノフ:チェロ・ソナタ」に続く1枚。ここでは20世紀初頭のパリで活躍し たプーランクの作品を演奏しています。プーランクが即興で友人たちを表現したという「ナゼールの夜会」や、洒落た15 の小曲で構成された「即興曲」などプーランク作品の中でも、ユニークな表情を持つ曲が選ばれた粋なアルバムです。
SOMM
SOMMCD-098(1CD)
NX-B04
4手ピアノ作品集
ラフマニノフ:交響的舞(2台ピアノ版)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(4手ピアノ版)
マルコム・ウィルソン(P)
フィリップ・マーティン(P)

録音:2009年3月30-31日
ラフマニノフ最後の作品となった「交響的舞曲」は、1940年に作曲された際、まず2台ピアノ版が書かれて、ホロヴィッ ツとラフマニノフの共演で初演されました。その後、オーケストラ版が作成され、これはその翌年にオーマンディ指揮フィラ デルフィアOによって初演され大好評を博しています。かたや、ストラヴィンスキーの「春の祭典」は1913年に 初演され、当時大きな物議をかもした作品。その先鋭性は21世紀の今でも、全く衰えることがありません。この連弾 版は1912年に完成され、ストラヴィンスキーとドビュッシーが演奏したというもの。オーケストラで演奏するよりも小回り が利くため、作曲者が指定した速度表示に近づけることができるという利点もあります。どちらもオーケストラで演奏と は異なる緻密な響きをご堪能いただけます。
SOMM
SOMMCD-039(1CD)
NX-B04
ウェスレーと同時代の人々
チャールズ・ウェスレー(1757-1834):オルガン協奏曲 ト短調 Op.2-1
ヴォランタリー イ短調
サミュエル・ウェスレー(1766-1837):12のヴォランタリー Op.6より
スクラップ
メンデルスゾーン博士のためのフーガ ロ短調
ウィリアム・ラッセル(1777-1813):12のヴォランタリー(1812)-第4番 イ短調
トーマス・アッドウッド(1765-1838):葬送歌 ニ短調
サミュエル・セバスティアン・ウェスレー(1810-1876):室内オルガンのための3つの小品 第1巻より第3番コラール・ソングとフーガ
フレデリック・アーサー・ゴア・オシレー(1825-1889):前奏曲とフーガ ト短調
20-21.サミュエル・セバスティアン・ウェスレー:室内オルガンのための3つの小品 第2巻より第2番、第1番
ジェニファー・ベイト(Org)

録音:1998年2月5日
サミュエル・ウェスレーはモーツァルトと同時代に活躍したイングランドのオルガニスト・作曲家。父は賛美歌の作曲家で あり、兄チャールズも作曲家という音楽一家に生まれたウェスレーは幼い頃から音楽の才能を発揮、オルガンとヴァイ オリンを自在に弾きこなしたといわれています。このアルバムには、前述の兄チャールズの作品をはじめ、サミュエルと同 時代に活躍したイングランドの作曲家たちによるオルガン曲を収録、彼の息子サミュエル・セバスチャン・ウェスレーの作 品も併せ、この時期のイングランドのオルガン音楽の潮流を探る興味深い1枚に仕上がっています。

ARCO DIVA
UP-0018(1CD)
NX-A14
マルティン・カシーク・ライヴ・フロム・プラハ
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番変ロ短調 Op.36(1931年改訂版)
10の前奏曲 Op.23-1 嬰ヘ短調
10の前奏曲 Op.23-2 変ロ長調
マルティン・カシーク(P)

録音:1999年4月7日 ライヴ
1976年チェコ生まれのピアニスト、マルティン・カシークのリサイタル・アルバム。4歳からピアノを始め、ヤナーチェク音楽院と プラハ音楽・舞台芸術アカデミーで研鑽を積み、ラザール・ベルマン、パウル・バドゥラ=スコダらにも指導を受けました。 1998年「プラハの春国際コンクール」で優勝したほか、国内外のコンクールに多数入賞、チェコを代表するソリストとして 世界的に活躍しています。2004には小林研一郎が指揮するチェコPOの日本ツアーに同行、 ショパンやドヴォルザークの協奏曲を演奏しました。このアルバムは「プラハの春国際コンクール」優勝直後に録音された1 枚で、シューマンとラフマニノフ作品を詩情豊かに演奏、溢れる才能を存分に発揮しています。
ARCO DIVA
UP-0025(1CD)
NX-A14
ヨゼフ・スーク(1874-1935):ピアノ作品集
組曲「春」Op.22a
夏の印象 Op.22b
村のセレナード
2つのピアノ小品
6つのピアノ小品 Op.7-1 愛の歌
カプリチェット ト長調
アルバムの綴り
バガテル
スペインの冗談
エピソード Op.13-3 クリスマスの日について
スコヴァ=ドヴォラコーヴァ(1875-1905):Pepca na konicku ペプカは馬に乗る
子守歌
ユモレスク
ヨゼフ・スーク(息子)(1901-1951):スケルツィーノ
Sneni 夢/メヌエット
アンダンテ
トマーシュ・ヴィーシェク(P)

録音:1999年9月1-2.29日
作曲家ヨゼフ・スークはプラハ音楽院でドヴォルザークに師事、卒業後、師の娘であるオティーリエと結婚。作曲家としてだ けでなく、演奏家としてはボヘミア四重奏団の第2ヴァイオリンを務め、教師としてはプラハ音楽院でマルティヌーらを指導 するなど、広く活動しました。また、同名の孫は世界的なヴァイオリニストとなるなど、チェコ音楽の伝統を伝える重要な人 物の一人です。彼の作品は後期ロマン派の影響を受けながらも、民族的要素の強いものが多く、このアルバムに収録さ れた曲の中にも「村のセレナード」など民謡由来の旋律が聞き取れることでしょう。またこのアルバムには、彼の妻となったオ ティーリエの作品と、同名の息子ヨゼフの作品も収録。伝統の継承を目の当たりにできます。
ARCO DIVA
UP-0194(1CD)
NX-A14
ヨハンナ・ハニコーヴァ/ピアノ・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第3番ハ長調 Op.2-3
スメタナ:チェコ舞曲 第3集-騎兵
コンソレーション(夢)
演奏会用練習曲「海辺にて-思い出」
ナーチェク:ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
スコーマル(1969-):Kejkli? 大道芸人
ヨハンナ・ハニコーヴァ(P)

録音:2018年10月7.21日、11月20日
2012年、スメタナ国際ピアノ・コンクールで第2位と「スメタナ賞」を獲得したチェコの若きピアニスト、ハニコーヴァ。優れた 音楽性に注目が集まっています。このアルバムではベートーヴェンのソナタを中心に、得意とするスメタナの小品から、ヤ ナーチェクのピアノ・ソナタ、ラフマニノフの変奏曲、チェコの現代作曲家スコーマルの作品と、幅広いレパートリーを披露し ています。

ALPHA
ALPHA-488(1CD)
NX-A11
バッハ:トッカータ集
トッカータBWV910-916
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV910
トッカータ ト短調 BWV915
トッカータ ニ長調 BWV912
トッカータ ホ短調 BWV914
トッカータ ハ短調 BWV911
トッカータ ニ短調 BWV913
トッカータ ト長調 BWV916
ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)

録音:2005年1月3-8日
フラジェー・スタジオ、ブリュッセル
旧品番:ZZT050501
パリで学んだ後、アムステルダムでアスペレンに師事したランヌー。Zig Zag Territoiresからラモー、バッハのフランス組 曲・イギリス組曲、クープランとリリースした後のトッカータ集が、ALPHAレーベルから特価で再発売となりました。高い 評価を受けているバッハだけに、ここでの演奏も生き生きとしていながら奥深い、落ちついたテンポに必然性を感じられ る聴き応えのあるものです。
ALPHA
ALPHA-489(1CD)
NX-A11
バッハ:オルガン作品集
1.「われ汝に別れを告げん」 BWV736
2.コラール「われ汝に別れを告げん」*
3.コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV579
4.コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」*
5.「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」 BWV655
6.前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
7.コラール「装いせよ、わが魂よ」**
8.「装いせよ、わが魂よ」 BWV654
9.前奏曲 イ短調 BWV569
【DISC 2】
1-3.トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV525
4.「おお、穢れなき神の子羊」 BWV618
5.コラール「おお、穢れなき神の子羊」**
6.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV717
7.コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」**
8.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV715
9.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV711
10.前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549 - 前奏曲
11.「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV695
12.コラール「キリストは死の縄目につながれたり」**
13.コラール「われらの救い主なるイエス・キリスト」
14.「われらの救い主なるイエス・キリスト」 BWV688
15.前奏曲とフーガ 変ホ長調 「聖アン」 BWV552 - フーガ
フランシス・ジャコブ((Org)
キャロリーヌ・マガリャアエス(Ms)=**
フィリップ・フレーリガー(T)=*

録音:2000年6月19-23日セソルサイム教会、アルザス、フランス
元品番:ZZT001001 Zig Zag Territoires
1972年生まれのオルガニスト、フランシス・ジャコブによるバッハのオルガン名曲集。コラール前奏曲についてはその原 曲を独唱付きで収めているのが特徴で、メゾ・ソプラノあるいはテノールとの共演によるコラールがたいへん美しいものと なっています。ドイツ型の歴史的オルガンにも詳しい巨匠ベルナール・オーベルタンによる1995年建造のオルガンの音 色もたいへん華麗。Zig Zag Territoiresレーベル2000年発売の名盤が、2枚組で廉価盤1枚価格という特価で 復活です。
ALPHA
ALPHA-569(10CD)
NX-E03
アーリー・ピアノ〜フォルテピアノ・歴史的ピアノによる21世紀の精選名盤集〜
【DISC 1】
「ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ〜18世紀、ベルリン楽派の作曲家たち〜」
(1)ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):トリオ ハ長調 Wendt 87
(2)C.P.E.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq. 71, H. 502(ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ編)
(3)C.P.E.バッハ:シンフォニア イ短調 Wq. 156, H. 582 *(ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ編)
(4)不詳:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調(アマーリエ蔵書585、伝L.C. ヘッセ作)
(5)C.P.E.バッハ:2つのヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ハ短調「快活の人、憂鬱の人」 Wq. 161/1, H. 579(ヴィオラ・ダ・ガンバとフォルテピアノ編)
【DISC 2】
「ハイドン: 鍵盤のためのソナタ3編, アダージョと変奏曲」
(1)ソナタ ヘ長調 Hob. XVI:23
(2)ソナタ 変ホ長調 Hob. XVI:28
(3)ソナタ ハ長調 Hob. XVI:48
(4)アダージョ ヘ長調 Hob. XVII:9
(5)アンダンテと変奏 ヘ短調 Hob. XVII:6
※各ソナタの後に、演奏者による即興演奏付き
【DISC 3】
「ベートーヴェン: 最後のソナタ」
(1)ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
(2)ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Op.110
(3)ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
【DISC 4】
「ベートーヴェン: 変奏と幻想」
(1)創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
(2)ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op. 49, No. 1
(3)幻想曲 ト短調 Op. 77
(4)ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op. 49, No. 2
(5)15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 「エロイカ変奏曲」 Op. 35
【DISC 5】
「フランス初期ロマン派の歌曲王 -ベランジェ傑作集」
ピエール=ジャン・ド・ベランジェ(1780-1857):1. なにもかも小さい(老人政治) 2. 錬金術師
3.婚礼の夜 4.着古した服 5.悪魔の死 6.教皇はイスラム教徒
7. もはやリゼットではなく 8. 醜さと美しさ 9. わたしの埋葬
10. 老上等兵 11. 底辺の人々 12. 年寄り浮浪者
13. 1階から6階まで 14. すてきな婆さま 15. 我らの地球
【DISC 6】
シュベルト: 『冬の旅』 D.911 (全24曲)

【DISC 7】
「プレイエル・ピアノによるショパン1」
1.ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op. 26, No. 1
2.3つのエコセーズ Op. 72 No. 3
3.ワルツ第14番ホ短調
4.タランテッラ 変イ長調 Op. 43
5.レントラーとトリオ 変イ長調 Op. posth.
6.ワルツ第4番ヘ長調 「華麗なる円舞曲」 Op. 34 No. 3
7.ポロネーズ第2番変ホ短調 Op. 26, No. 2
8.コントルダンス 変ト長調 - B 17
9.ワルツ第6番変ニ長調 「子犬のワルツ」 Op. 64, No. 1
10.ワルツ第7番嬰ハ短調 Op. 64, No. 2
11.カンタービレ 変ロ長調
12.ボレロ Op. 19
13.ワルツ第3番イ短調「華麗なる円舞曲」 Op. 34 No. 2
14.4つのマズルカ Op. 6
【DISC 8&9】
シューマン:室内楽曲
(1)ピアノ三重奏曲 (全4曲) (2)幻想小曲集 Op. 88
(3)ペダル・ピアノのための練習曲集 Op. 56(クラリネット、チェロとピアノ編)
【DISC 10】
「マゼッパ」 〜1846年製プレイエル・ピアノで奏でるリスト名作集〜
1.詩的で宗教的な調べ S173/R14 - 第7曲 葬送
2.超絶技巧練習曲集 S139/R2b (抜粋)
3.ショパン - 6つのポーランドの歌 S480/R145 (抜粋)
4.巡礼の年 第2年 イタリア S161/R10b (抜粋)
5.愛の夢 S541/R211 (抜粋)
6.即興演奏
【DISC 1】 (ALPHA202)
アルノー・ド・パスクアル(フォルテピアノ)
ジルバーマン1749年製作モデルによる、ケルスティン・シュヴァルツ再現製作楽器
*クリストフォリ1722年製作モデルと1726年製作モデルによる、ケルスティン・シュヴァルツ再現製作楽器
リュシル・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ライプツィヒのヨアヒム・ティールケ18世紀製作の7弦モデルによる、フランソワ・ボダール2006年製作の再現楽器
【DISC 2】(ALPHA196)
ボビー・ミッチェル(フォルテピアノ)
使用楽器: シュタイン・モデル 18世紀末製オリジナル(修復: クリス・マーネ)
【DISC 3】 (ZZT110103)
アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)
使用楽器: アントン・グラーフ1828年製作によるオリジナル古楽器
【DISC 4】 (ALPHA201)
オルガ・パシチェンコ(フォルテピアノ)
ウィーンのフリッツ1818年頃製作モデルによる、クリストファー・クラーク再現製作楽器(製作番号11)
【DISC 5】 (ALPHA131)
アルノー・マルゾラティ(Br)
イヴ・レヒシュタイナー(ハルモニウム=足踏式室内オルガン)
フレディ・エシェルベルジェ(P)
使用楽器: プレイエル1845年製アップライト
【DISC 6】 (ZZT101102)
トーマス・バウアー(Br)
ヨス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)
ウィーンのヴァルター(1752〜1826)工房製作モデルによるクリストファー・クラーク1988年製作再現古楽器
【DISC 7】 (ALPHA040)
アルテュール・スホーンデルヴルト (P)
パリのプレイエル1836年製作によるオリジナル古楽器
【DISC 8&9】 (ALPHA158)
ゴルダン・ニコリッチ (Vn)
クリストフ・コワン (Vc)
ポール・メイエ (Cl)
エリック・ル・サージュ (P)
ニューヨークのスタインウェイ1875年製作によるオリジナル古楽器
【DISC 10】 (ALPHA119)
パトリック・シャイダー(P)
パリのプレイエル1846年製作によるオリジナル古楽器

録音:2002-2014年
ALPHAとZig-Zag Territoiresからリリースされた膨大なカタログから、現代ピアノとは違う、作曲家たちが知っていた18〜19世紀当時のフォルテピアノ・歴史 的ピアノで録音された重要盤を集めた10枚組BOX。使用楽器は個々それぞれに全く違う楽器と言っても過言ではないほどですが、演奏者はどのアルバムでも 演奏作品に最適な楽器を厳選、どのアルバムでも作曲家自身が聴き知っていた音のイメージに肉薄してみせています。演奏者もインマゼール、リュビモフ、ル・ サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコなど、楽器ごとに最適な歴史的奏法でずばぬけた解釈を体現してきた新旧世代の一流ぞろい。シューベルト作品に寄 り添うヴァルター・モデルの響きからチェンバロ風のジルバーマン・モデルによるC.P.E.バッハ、曲中の隠れた面白さに次々と気づかされるハイドン演奏、楽器のス ペックすれすれに攻めるスリルがたまらないプレイエルでのリストまで、このBOXひとつで歴史的ピアノの多彩さと深さが概観できる、よく練られた決定盤的内容に なっています。

Sono Luminus
DSL-92228(1CD)
NX-B05
ブルース・レヴィングストン〜ピアノ・リサイタル
ノーラン・ガッサー(1984-):アメリカ国民
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):3つの幻影-第2曲 サマーランド
ショパン:マズルカ 第2番嬰ハ短調 Op.6-2
 マズルカ 第15番ハ長調 Op.24-2
 マズルカ 第13番イ短調 Op.17-4
デイヴィッド・T・リトル(1978-):Accumulation of Purpose
オーギュスタ・グロス(1944-):3つの小品 「ロケーションズ・イン・タイム」
プライス・ウォールデン(1991-):神聖な空間
伝承曲:アメイジング・グレイス(P.ウォールデンによるピアノ編)
ブルース・レヴィングストン(P)

録音:2018年5月14-16日
アメリカで活躍するピアニスト、ブルース・レヴィングストンのコンセプト・アルバム。現代作品を得意とする彼は、アルバムを 制作する際、かならず「古典的な作品」と「現代作品」をバランスよく配置し、聴き手の注意を喚起します。このアルバム は、彼の生まれ故郷であるミシシッピの「シヴィル・ライツ・ミュージアム(公民権博物館)」からコンサートの招待を受け た際、この地の複雑な歴史について思いを馳せたことがきっかけとなり生まれたもの。多くの芸術家を輩出する一方、人 種差別、貧困、格差などの問題も抱え、戦いの爪痕もいたるところに残っているという地域で育った彼は、人々がお互 いを認め合うことが必要だと考えアルバム・タイトルを「シチズン=市民性」とし、民族意識の高い作曲家たちの作品を 選びました。多彩な曲が一堂に会し、作曲家とレヴィングストンそれぞれの想いが伝わります。
Sono Luminus
DSL-92229(1CD)
NX-B05
サイウン・ソルステインスドッティル〜チェロ・リサイタル
ラグナル・パールソン(1977-):Afterquake
スリドゥル・ヨンスドッティル(1967-):48 Images of the Moon
ハルドール・スマウラソン:O
.ハフリジ・ハルグリームソン(1941-):ソリティア Op.1
サイウン・ソルステインスドッティル(Vc)

録音:2018年3月12-16日
アイスランド系アメリカ人のチェリスト、サイウン・ソルステインスドッティルのリサイタル・アルバム。アイスランド以外の国でほ とんどの日々を過ごしてきたにもかかわらず、自身の言語体系はアイスランド語であり、倍音や音のテクスチュアにも敏感 に反応するのも、静寂を大切にし、無駄のない表現を好むのも、アイスランドの文化の特徴であると語るソルステインス ドッティル。このアルバムでは、探求心溢れる彼女自身が選んだ“ユニークな表現や考え方を共有できる作曲家”の作 品を演奏。未知の世界に果敢に挑戦する、若きチェリストの姿が鮮やかに描き出されています。
Sono Luminus
DSL-92231(1CD)
NX-B05
ルパート・ボイド〜ギター・リサイタル
アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):フェリシダージ(R.ディアンスによるギター編)
白い道(P.ベッリナーティによるギター編)
ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
バッハ:リュート組曲 ホ長調 BWV1006a(ギター編)
グレアム・クーネ(1956-):A Closed World of Fine Feelings and Grand Design
レオ・ブローウェル(1939-):シンプルな練習曲
ピアソラ:天使のミロンガ(B.ベニテスによるギター編)
ピアソラ:天使の死(B.ベニテスによるギター編)
ジョン・レノン/ポール・マッカートニー:ジュリア(R.ボイドによるギター編)
ルパート・ボイド(G)

録音:2018年5月7-10日
ソリスト、室内楽奏者として活躍するルパート・ボイドのカジュアルなギター・アルバム。ソルとブローウェルを除き、ここに収 録されている作品のほとんどは他の楽器のために書かれたものですが、ボイドはギターの持つ可能性を極限まで引き出 し、これらの曲がまるでもともとギターのために書かれたかのように軽やかに弾き切っています。ジョビンの哀愁漂う2曲の 歌は歌詞がなくとも存分に雰囲気が伝わりますし、ピアソラのタンゴでもバンドネオンとは全く違う魅力が漂います。もとも とギターのためのソルとブローウェル作品は、まさに超絶技巧の嵐。最後の「ジュリア」での穏やかな歌い口も聴きどころで す。

IBS CLASSICAL
IBS-132018(1CD)
HOMMAGE DEBUSSY
ドビュッシー:喜びの島
 子供の領分-ゴリウォグのケークウォーク
 前奏曲集 第1集-第10曲 沈める聖堂
 牧神の午後への前奏曲(作曲家自身によるピアノ編曲版)
 前奏曲集 第2集-第3曲 ビーノ門
 ベルガマスク組曲-第3曲 月の光
 版画-第2曲 グラナダの夕べ
アルベニス:イベリア 第3巻-第1曲 エル・アルバイシン
 スペイン組曲 Op.47-第1曲 グラナダ(セレナータ)
モンポウ:歌と踊り 第6番
グラナドス:11.スペイン舞曲集 Op.37-第5番アンダルシア舞曲
 ゴイェスカス 第1部-第4曲 嘆き、またはマハと夜啼鶯
ファリャ:歌劇「はかない人生」-スペイン舞曲(ピアノ版)
 ドビュッシー墓碑銘のための賛歌(ピアノ版)
西澤安澄(P)

録音:2018年1月14-17日
スペインを拠点に活躍するピアニスト、西澤安澄。このアルバムにはスペインの都市グラナダを軸に、この土地に憧れていたドビュッシーの音楽 と、彼を取り巻くスペインの作曲家たちの作品が収録されています。「ドビュッシーをパリで弾くと、何か文明特有のよそよそしさを体感するけれ ど、グラナダでは、どこか動物的、官能的な音楽の魔力を引き出せる気分になります」と語る西澤。このアルバムではドビュッシー特有の靄のか かった響きの中に、少しだけ挑発的な香りを漂わせる魅力的な演奏を披露しています。


Avanti Classic
AVA-10572(7CD)
NX-H08
アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ 2018ハンブルク・ライヴ

【DISC 1】
1.ドビュッシー(ラヴェル編曲2台ピアノ版):祭り(『夜想曲』より)
2-4.ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調
5.ドビュッシー(作曲者編曲2台ピアノ版):牧神の午後への前奏曲
6-8.ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ ニ短調

9.ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)
10-13.ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ

【DISC 2】
1-4.プロコフィエフ(寺嶋陸也 編曲2台ピアノ版):交響曲第1番 ニ長調 「古典」 Op.25
5.プロコフィエフ:ヘブライの主題による序曲 ハ短調 Op.34
プロコフィエフ(プレトニョフ編曲2台ピアノ版):バレエ音楽『シンデレラ』より組曲
6.I 序章 7.II 喧嘩 8.III 冬 9.IV 春 10.V シンデレラのワルツ
11.VI ガヴォット 12.VII ギャロップ 13.VIII ゆるやかなワルツ 14.IX 終章
15-18.プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56

【DISC 3】
1-4.ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35
5-8.ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67
9-11.コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7

【DISC 4】
1-4.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調 Op.49(フルート、チェロ、ピアノへの編曲版)
5-7.ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56

【DISC 5】
1-3.シューマン:幻想小曲集 Op.73
4-23.シューマン:詩人の恋 Op.48 (1840年初稿20曲版)

【DISC 6】
1-3.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
4-7.ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19

【DISC 7】
1-30.サン・サーンス:動物の謝肉祭
31-34.レクオーナ:4つのキューバ舞曲
35-37.レクオーナ:3つのアフロ=キューバ舞曲
38.アルベニス(バリーナ編):タンゴ
39.アンヘル・ビジョルド(レア・ペトラ編):エル・チョクロ
40.エドゥアルド・ロビーラ(クロエ・ファイファー編):エバリスト・カリエゴに捧ぐ
41.ピアソラ:勝利
42.ピアソラ:アディオス・ノニーノ
43.モーツァルト(クロエ・ファイファー編):アイネ・クライネ・ナハトムジーク
【DISC 1】
1.マルタ・アルゲリッチ(P1)
アントン・ゲルツェンベルク(P2)
2-4.ゲザ・ホッス=レゴツキ(Vn)
エフゲニ・ボジャノフ(P)
5.スティーヴン・コヴァセヴィチ(P1)
マルタ・アルゲリッチ(P2)
6-8.ミッシャ・マイスキー(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
9.マルタ・アルゲリッチ(P1)
ニコラ・アンゲリッシュ(P2)
10-13.アレクサンドラ・コヌノヴァ(Vn)
エドガー・モロー(Vc)
【DISC 2】
1-4.プエフゲニ・ボジャノフ(P1)
酒井茜(P2)
5.マルタ・アルゲリッチ(P)
パブロ・バラガン(Cl)
諏訪内晶子(Vn1)
アレクサンドラ・コヌノヴァ(Vn2)
リダ・チェン(Va)
エドガー・モロー(Vc)
6-10 アレクサンドル・モギレフスキー(P1)
酒井茜(P2)
11.-13.エフゲニ・ボジャノフ(P1)
カスパラス・ウィンスカス(P2)
15-18.テディ・パパヴラミ(Vn1)
諏訪内晶子(Vn2)
【DISC 3】
1-4.マルタ・アルゲリッチ(P)
セルゲイ・ナカリャコフ(Tp)
ハンブルクSO
5-8.ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
9-11.ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
【DISC 4】
1-4.スザンネ・バーナー(Fl)
ガブリエレ・ジェミニアーニ(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
5-7.テディ・パパヴラミ(Vn)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
イオン・マリン(指)
ハンブルクSO
【DISC 5】
1-3.ミッシャ・マイスキー(Vc)
マルタ・アルゲリッチ(P)
4-23.トーマス・ハンプソン(Br)
マルタ・アルゲリッチ(P)
【DISC 6】
1-3.Op.100
諏訪内晶子(Vn)
ニコラ・アンゲリッシュ(P)
4-7.趙 静 チョウ・チン(Vc)
リーリャ・ジルベルシュテイン(P)
【DISC 7】
1-30.アニー・デュトワ(語り)
趙 静 チョウ・チン(Vc)
リーリャ・ジルベルシュテイン(P1)
マルタ・アルゲリッチ(P2)
イオン・マリン(指)ハンブルクSO
31-39.マウリシオ・バリーナ(P)
40-43.
グットマン・タンゴ・カルテット
マイケル・グットマン(Vn)
リサンドレ・ドノソ(バンドネオン)
アリエル・エバースタイン(Cb)
クロエ・ファイファー(P)
趙 静 チョウ・チン(Vc)

ライヴ録音:ドイツ、ハンブルク
2018年6月25日-7月1日、ライスハレ
2018年7月2日、シュミット劇場(DISC 7、Track31-39)
2018年の夏にドイツのハンブルクで行われた、アルゲリッチと豪華な仲間たちによるライヴを集めた7枚組のアルバム。マイス キー、ハンプソン、コヴァセヴィチ、ジルベルシュテイン、パパヴラミといった大御所から、ボジャノフ、ホッス=レゴツキ、コヌノヴァ、ワイ ラースタインなど世界中が注目する若手まで登場。毎回のことながら、アルゲリッチの一声で集まるアーティストの層の厚さ、豪華 さには驚かされます。日本からは諏訪内晶子と酒井茜が参加。大物たちの競演をじっくりと堪能する6枚と、アルゲリッチの娘ア ニーの語りで楽しむ「動物の謝肉祭」と情熱的な南米音楽を味わう7枚目という、聴き応えたっぷりのBOXです。白黒ながら写 真も満載の約100ページに及ぶ欧文ブックレット入り。
Avanti Classic
AVA-10592(1CD)
シューベルト、ブラームス、R・シュトラウス作品集
R・シュトラウス(レーガー編):「明日!」 Op.27-4
ブラームス(レーガー編):ポコ・アレグレット (交響曲第3番の0 第3楽章)
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 D960
ブラームス(レーガー編):アンダンテ・ソステヌート(交響曲第1番の第2楽章)
エフゲニ・ボジャノフ(P/Shigeru Kawai SK-EX)

録音:2017年11月21-23日 キャンパス44、クレーフェルト、ドイツ
ブルガリアに生まれ、2008年リヒテル国際ピアノ・コンクール優勝、2010年エリザベート王妃国際ピアノコンクール第2位、同年ショパン国際 ピアノコンクール第4位入賞という輝かしい経歴を持ち、アルゲリッチをはじめとした世界中のアーティストからの称賛を受けているボジャノフ。来 日経験も豊富で日本にも多くのファンを持つ彼が、「Shigeru Kawai」の音色に合わせて選曲したというドイツ・ロマン派の作品集です。振 幅の大きい緩急の中にも穏やかな諦観を湛えた表現が惹きつけるシューベルトの最後のソナタを中心に、レーガーが編曲したブラームスとリ ヒャルト・シュトラウスの名曲を併せ、しっとりと聴かせています。 日本語解説はオリジナルのブックレットにも掲載されておりますが、国内盤にはさらに追加解説を添付予定。


TOCCATA
TOCC-0540(1CD)
NX-B03
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ピアノ作品集 第3集
「フェア・ダンサー」のための音楽集 第1巻(1924年出版)
舞曲の形式による3つのジュネーヴのスケッチ(1915-1920頃)
「フェア・ダンサー」のための音楽集 第2巻(1924年出版)*
3つのダンス・エントランス(1924年出版)
6つの多彩な舞曲(1937)*
舞曲のための3つの喜ばしいロンド(1933)*
4手のためのフランス風舞曲 Op.68(1899頃)*
クサヴィエ・パレス(P)
パトリシア・ジーフェルト(P)*

録音:2018年4月2-5日
世界初録音
スイスの作曲家ダルクローズのピアノ曲集第3集。ダルクローズは音楽学習の方法論の一つであるリトミックを発 展させた功績で知られています。彼の作品のほとんどは、ヨハン・シュトラウスを思わせるサロン風の舞曲ですが、 至るところにジャズとラグタイムを思わせるスイングするリズムが取り入れられており、作品によってはプーランクを先 取りしたかのような先進性を備えていたりと、多彩な作風が楽しめます。「4手のためのフランス風舞曲」は軽やか なリズムに乗って優雅な旋律が歌われる曲。シャブリエ風の色彩豊かな世界が展開します。
TOCCATA
TOCC-0531(1CD)
NX-B03
ハンス・ヴィンターベルク(1901-1991):ピアノ作品集 第1集
ソナタ 第2番(1941)
4つの間奏曲(1929)
「テレージエンシュタット」組曲(1945)*
ピアノのための組曲(1955)
「十二音による新印象派」の7つの小品(1973)
ブリギッテ・ヘルビッヒ(ピアノ…ファツィオーリ F278)

録音:2018年9月3.4日
世界初録音(*以外)
プラハ出身の作曲家ヴィンターベルクは、同世代の多くのユダヤ系作曲家たちと同じくナチス政権の迫害を受け、一時 はテレージエンシュタットで拘禁されましたが、幸運にも生き延びることができ、ほぼ90年という長寿を全うした人です。 第二次世界大戦後にはドイツ市民としてミュンヘンに定住、ラジオで放送されるなど人気を博しました。彼のピアノ曲全 集の第1集となるこのアルバムには、学生時代からから戦争中を経て晩年に至るまでの様々な作品を収録。なかでも 1973年に書かれた.「十二音による新印象派」の7つの小品は彼の作風の集大成とも言える自由な旋律と美しいピア ノの音色がふんだんに用いられた魅力的な作品です。
TOCCATA
TOCC-0525(1CD)
NX-B03
ハッリ・アーマス(1957-):オルガン作品集
ホルンとオルガンのための4つのバガテル(2004)
コラールとフゲッタ(1980)
Hymnus interruptus 中断された讃歌(2013)
オルガンのためのソナタ(2015)
ペトリ・コムライネン(Hrn)
ヤン・レへトラ(Org)
St Paul's Church, Helsinki
organ of Turku Cathedra

録音:2006年6月12-13日、2018年5月22日
世界初録音
ハッリ・アーマスはラハティSOの首席ファゴット奏者として長らく活躍、フィンランドで最も高く評価されているオーケ ストラ・プレイヤーの一人です。そして彼は4曲の交響曲、8曲の協奏曲、数多くの吹奏楽曲を含む作品を発表する作 曲家としても知られています。このアルバムの多くのオルガン曲はフィンランドを代表する名オルガニスト、ヤン・レヘトラの ために書かれており、彼らはラハティSOのコンサートで何回か共演し、親交を結んでいます。初期の作品「コラー ルとフゲッタ」からは、青年時代に心酔したリゲティやショスタコーヴィチの影響が感じられますが、次第に独自のスタイルを 確立、最近の作品は、十二音や民謡の素材が用いられた興味深い作風によって書かれています。

DIVINE ART
DDA-25193(1CD)
NX-B07
オルガン作品集
ジョセフ・ジョンゲン:英雄的ソナタ Op.94
ジョナサン・ダヴ(1959-):ダンシング・パイプ
リスト:コラール“アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム”による幻想曲とフーガ S259/R380
アレクサンダー・フィンチ(Org)

録音2018年7月23-24.27日
「Transformations=変容」と題されたオルガン作品集。荘厳でありながら内省的な主題が変貌していくジョンゲンの 「英雄的ソナタ」、現代イギリスで最も注目を集めるジョナサン・ダヴの軽やかで繊細なな旋律が楽しい「ダンシング・パイ プ」、マイアベーアの歌劇から素材を採り、超絶技巧を駆使したパッセージで飾ったリストの大作「コラール“アド・ノス、ア ド・サルタレム・ウンダム”による幻想曲とフーガ」、この3つの作品は、作曲された時代こそ違うものの、どの曲にも“変奏” が含まれており、一つの旋律が様々な形に変わっていく様子を楽しむことができます。2017年に修復されたばかりのチェ ルトナム・カレッジ教会のノーマン・ビアード・オルガンの素晴らしい音色も聴きどころです。
DIVINE ART
DDA-25195(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集 第11集
ウルム大聖堂の鐘からのカリヨン Op.1280
伝説 第1番Op.1265
Tiento de falsas Op.1261
Preghiera pastorale 祈りの牧歌 Op.1256
伝説 第2番Op.1266
Praeludium in festo S. Thomae apostoli Op.1253
伝説 第3番Op.1267
Praeambulum festivum Op.1260
伝説 第4番Op.1268
オルガン交響曲第3番「ポルタルス」Op.1251
エリック・シモンズ(Org)

録音:2017年12月/2018年4月
優れたオルガニストであり、ハーバード大学のメモリアル教会の作曲家として活躍する1982年生まれのカーソン・クーマ ン。彼は既に1200曲以上の作品を発表していますが、その創作の泉は枯れることはありません。第11作となるこのア ルバムでもオルガンのための交響曲から、宗教的な作品、前奏曲や「伝説」と題された小品など、さまざまなスタイルに 拠る曲を聴くことができます。今作でも、演奏を担当するのはクーマンの良き理解者であるエリック・シモンズ。10歳でオ ルガン演奏を始めた彼は、楽器の性能を知り尽くしており、クーマン作品最大の表現者として認められています。

METIER
MSV-28586(1CD)
NX-B07
ギターのためのコンテンポラリー・ミュージック
トリスタン・ミュライユ(1947-):テルル(1977)
ジョージ・ホロウェイ(1983-):ギター・ソナタ(2009-2011)
クリストファー・フォックス(1955-):チリ(1991)
ホロウェイ:ギター・ソナタ 第2番(2011-2014)
ホラチウ・ラドゥレスク(1943-2008):Subconscious Wave Op.58(1984)
サム・ケイヴ(1987-):Refracted Meditation III(2018)
サム・ケイヴ(G)

録音:2018年11月26日
ギターのために書かれた近代の作品集。楽器の性能と可能性が極限まで追求された各々の作品は、演奏が困難であ るだけでなく、1台のギターから驚くほど多彩な響きを紡ぎ出すことが要求されています。打楽器としても奏でられるミュラ イルの「テルル」、弦を強くはじくことで生まれる響き(プリペアド・ピアノを思わせる)が楽しいホロウェイのソナタ、意外な ほどに古典的なフォックスの「チリ」、エレクトロニクスを融合させたラドゥレスク作品、最後はケイヴ自身の印象的な作品 でアルバムが締めくくられます。

OEHMS
OC-1713(1CD)
NX-B03
リスト:ピアノ作品集
愛の夢 第3番変イ長調 S.541
パガニーニ大練習曲 S.141
コンソレーション 第3番変ニ長調 S.172
巡礼の年 第2番「イタリア」S167/7 ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲
献呈 変イ長調 S.566
スペイン風狂詩曲 S.254
カン・シンハエ(P)

録音:2019年3月
韓国出身、ドイツで活躍する若手ピアニスト、カン・シンハエのリスト作品集。3歳からピアノを始め、リューベック音楽ア カデミーに入学し首席で卒業、2001年からはハノーファー音楽演劇大学で研鑽を積んだ彼女。5歳で初めてコンサー トに出演、9歳でオーケストラと初共演するなど神童ぶりを発揮してきました。またヨーロッパからアジアまで幅広く演奏 活動を行い、各地の音楽祭にも出演しています。 ピアノだけではなく、新体操の全国チャンピオンという意外な一面も持っているという彼女、このリストでは天賦の才能と 身体能力を存分に活かした、目の覚めるような演奏を披露しています。

ALPHA
ALPHA-546(1CD)
LAN DSC APES
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9
モンポウ:風景
スカルラッティ(タウジヒ編):ソナタ ホ長調 K.20 カプリッチョ
シューベルト:ソナタ 第13番イ長調 D.664
スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96
アルベニス:イベリア 第1巻
スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.322
アンドリュー・タイソン(P)

録音:2019年3月 テルデックス・スタジオ(ベルリン)
カーティス音楽院でクロード・フランクに、ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドに師事したタイソン。その個性的な解釈で知られますが、 聴く者にふと何かを気づかせるような演奏に惹かれ、日本をはじめ世界中にファンを増やしています。Zig Zag Territoroisからのショパン (ZZT347)、ALPHAからのラヴェルとスクリャービン(ALPHA277)に続く3枚目のアルバムが登場。上野の東京国立博物館で絵画を観て いた時、突然、モンポウの静寂を改めて理解した…という経験が発展し、スペイン、そして風景をテーマとした今回のアルバムの構想が出来た ということです。収録作品の多くは、2018年秋の来日リサイタルでも披露されたもの。 スペイン(カタルーニャ)の作曲家であるモンポウ、アルベニスをはじめ、後半生をマドリードで送り当地で多くのソナタを残したスカルラッティを収 録。二十代前半のシューベルトが上オーストリアを旅行中に作曲した、田園地帯の風景を思わせる美しいソナタ第13番を軸に、そのほかの 作品がシンメトリーに配された、タイソンらしく考えられた構成となっています。

若林工房
WAKA-4215(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
ロンド・カプリッチオーソ Op.14
3つの幻想曲、またはカプリス Op.16
無言歌〜ホ長調Op.19-1「甘い思い出」 /イ長調Op.19-3「狩りの歌」 /ト短調Op.19-6「ヴェネツィアの舟歌」 /変ホ長調Op.30-1 /ト短調Op.53-3 /ト長調Op.62-1「五月のそよ風」 /ホ短調Op.62-3「葬送行進曲」 /イ短調Op.62-5「ヴェネツィアの舟歌」 /イ長調Op.62-6「春の歌」 /ハ長調Op.67-4「紡ぎ歌」 /ト短調Op.102-4
厳格な変奏曲Op.54
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ /1925年製のニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2019 年4 月11〜13日、日、新川文化ホール(富山県魚津市)
快進撃を続けるメジューエワの 2109 年録音、得意とするメンデルスゾー ンの作品集の登場です。11 曲の「無言歌」を中心に「ロンド・カプリッチオー ソ」や「厳格な変奏曲」などの傑作を配したプログラム。古典的形式感とロマ ンチックな抒情性が見事に調和した演奏解釈によってメンデルスゾーン音 楽の真の魅力を伝えることに成功しています。「ピアノ黄金時代」を彷彿さ せる1925 年製のニューヨーク・スタインウェイの輝かしいサウンドも魅力。聴 き応えじゅうぶんの一枚です。

POLYMNIE
POL-128142(2CD)
ジョン・ウィリアムズ・名作のピアノ演奏
「ジョーズ」/「スーパーマン」/「ドラキュラ」/「レイダース 失われたアーク」/ 「バチカンの嵐」/「E.T.」/「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」/ ロサンゼルス・オリンピック〜オリンピック・ファンファーレとテーマ/ 「イーストウィックの魔女たち」/ザ・オリンピック・スピリット/ 「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」/「フック」/「遥かなる大地へ」/ 「シンドラーのリスト」/「ジュラシック・パーク」/「サブリナ」/ 「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」/「ハリー・ポッターと賢者の石」/ ソルトレークシティ・オリンピック〜コール・オブ・ザ・チャンピオンズ/ 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」/「ハリー・ポッターと秘密の部屋」/ 「ターミナル」/「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」/ 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」 からの音楽
アンゲラン=フリードリシュ・リュール(P)

録音:2018年7月 ビュシェール
アンゲラン=フリードリシュ・リュールはベートーヴェンなど王道クラシックでも高い評価を受けつつ、映画音楽の巨匠ジョ ン・ウィリアムズに傾倒し、これまで 2 台ピアノによる「スターウォーズ」(POL 151686)、2 台ピアノによる「ジュラシック・パー ク」(POL 108115)、2 台ピアノによる「ハリー・ポッター」シリーズ(POL 105109)、そしてついには自分一人で多重録音を用 いて2 台ピアノによる「未知との遭遇」と「E.T.」(POL 117127)まで録音。今回は映画22 作品+オリンピック音楽2 曲を、 ピアノ1 台でCD2 枚32 トラック、2 時間15 分たっぷり収録。ウィリアムズの豪華な音楽がピアノ1 台で演奏されるとずいぶ ん趣が異なるが、そこにリュールのウィリアムズの音楽への愛がたっぷり感じ取れます。
POLYMNIE
POL-127141(2CD)
ドミニク・プレシェ(b.1954):即興演奏集〜グールド、ラヴェル、リムスキー=コルサコフetc に捧ぐ
(1)来なさい、創造主よ
(2)話しながら(グルックに捧げる)
(3)聖母マリアへの讃歌
(4)3 楽章のシンフォニア(グレン・グールドに捧げる)
(5)交響的詩(ティエリー・ペリカンの主題による)
(6)牛と灰色のロバの間に
(7)天の女王
(8)楽園へ(グレゴリオ聖歌に基づく)
(9)神のみ子は今宵しも
(10)ディプティク(リムスキー=コルサコフに捧げる)
(11)ヴォカリーズ(ラフマニノフに捧げる)
(12)ボレロ(オルガンとピアノのための,ラヴェルに捧げる)
(13)コラール=プレリュード(ピアノのための,バッハ、ドビュッシーに捧げる)
ドミニク・プレシェ(オルガン、(12)(13)ピアノ)

録音:2018 年9 月23 日 ドーヴィル
フランスの作曲家、オルガン奏者・ピアノ奏者、ドミニク・プレシェ(Dominique Preschez, 1954―)のオルガン即興演奏集(一部ピアノ)。それぞれの曲には「―に捧げる」と献呈者 の名前が添えられています。 フランス北西部、ノルマンディー地方のリゾート町、ドーヴィルの、聖オーギュスタン教会の オルガンを使用。

LYRINX
LYR-305(1CD)
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第26番「告別」
7つのバガテル Op.33
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
アングマル・ラザル(P)

録音:2012 年4 月23-27 日 マルセイユ
シューベルト集(LYR 2302)に続くアングマル・ラザルの第2弾はベートーヴェン集。 アングマル・ラザルは1993年、パリ郊外のサン=クルの生まれ。まだ20代半ばの若いピ アニストなのだが、青年の爽やかさなどに見向きもしないじっくりとした旨み重視の演 奏。ここでは特にソナタ第32番が見事な演奏で、この曲を20代でこれだけ弾けるピアニ ストはそうはいないでしょう。バガテルもとても充実した演奏。
LYRINX
LYR-306(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ガブリエル・スターン(P)

録音:2018 年9 月25-28 日 マルセイユ
フランスの若いピアニスト、ガブリエル・スターンのおそらく初のソロCD。バッハの大人気 作、ゴルベルク変奏曲を演奏しています。ガブリエル・スターンは1992年、パリの生まれ。イスラ エル系だという。まだ国際的な活動を始めて数年というところだが、このCDに聞ける演奏の 成熟振りには驚かされます。各曲をしっかり聞かせつつ、全体の設計にも抜かりなく、若さで突 っ走るようなところがない。とても20代半ばの演奏とは思えない余裕と風格のある演奏だが、 それはジャケット写真のスターンの風貌とぴったり一致しているように思われます。この先が楽 しみなピアニストだ。

GALLO
GALLO-1559(1CD)
ボヴェ:ロマンモティエのステンドグラス(13 曲)
ドン・キショット(12 曲)
ヴィヴィアーヌ・ロリオ(Org)
ギー・ボヴェ(Org)

録音:2017 年6 月26-28 日 スイス ロマンモティエ
4 手オルガンによる「火の鳥」と「展覧会の絵」が話題になったヴィヴィアーヌ・ロリオとギー・ ボヴェによる4 手オルガン演奏、新譜はボヴェのオリジナル作品。「ロマンモティエのステンド グラス」は、ロマンモティエの大修道院教会に据えられたカシミア・レモン製作のステンドグラ スに発想を得た作品。「ドン・キショット」は、もちろん、セルバンテスの「ドン・キホーテ」に寄っ ています。 そのロマンモティエの大修道院教会のオルガンを使用。

NEOS
NEOS-11802(1SACD)
フィリップ・マヌリ(b.1952):「時間、取り扱い説明」(2014)〜2 台のピアノとライヴ・エレクトロニクスのための グラウシュマッハー・ピアノ・デュオ
SWRエクスペリメンタル・スタジオ(ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2016年2月、58:16
2019年、好評のうちに終了した東京オペラシティの同時代音楽企画コンポージアムのテーマ作 曲家として来日したフィリップ・マヌリの代表的室内楽の世界初録音。「時間、取り扱い説明(Le temps, mode d’emploi)」は調律の異なる2 台のピアノとライヴ・エレクトロニクスによる音響変調が ガムランにも通じる極彩色の空間作り出す。マヌリはセリー音楽の影響からキャリアを始めたが、 やがて電子音楽に興味を持ち、ライヴ・エレクトロニクスとアコースティック楽器とのコラボレーショ ン作品で世界的に評価されるに至った作曲家。めくるめく音の洪水に酔いしれよう。
NEOS
NEOS-11913(1CD)
マルクス・シンプ(b.1964):「沈黙への憧れ」(2018)〜33 のピアノのための小品集 マルクス・シンプ(P)

録音:2018年6、12月
※世界初録音
マルクス・シンプ(Markus Schimpp)はキャバレーのピアノ弾き、歌手という異色の経歴を持つ ドイツの作曲家。アカデミックな作曲技法を学びつつ、キャバレーやショウ・ビジネスの世界で腕 を磨き、2000 年より本格的な作曲活動に入った。この作品集は33 曲全て1〜3 分ほどの小品で 構成されています。いずれも現代音楽というよりヒーリング・ミュージックといった趣の作品。サティ、 モンポウ、ブライアン・イーノ、ハロルド・バッドあるいはドビュッシー、ラヴェルを思わせる繊細な 響きと沈黙と測り合うような静けさが特徴。ヒーリング、アンビエント、メディテーション系の音楽が 好きな人にお薦め。

GENUIN
GEN-19555(1CD) 
「火 Fire」
ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1
 夜想曲 ハ短調 Op.48-1
 スケルツォ 変ロ短調 Op.31
リスト:パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調 「ラ・カンパネッラ」
 メフィスト・ワルツ第1 番S.514
巡礼の年第2 年「イタリア」―ダンテを読んで
シェン・シュジュ(P)

録音:2018 年11 月18 日 ハノーファー
国のピアニスト、 シェン・シュジュ(沈?哲)のデビューCD。シェン・シュジュは1994 年、中 国、湖南省湘潭市の生まれ。6 歳からピアノを始め、奨学金を得て英国に留学、さらにハノー ファーで研鑽を積んだ。「火 Fire」と題されたこの CD には、ショパンとリストの名曲ばかりが収 録されており、題名の通り熱気を孕んだ演奏が素晴らしい。20 代半ばのピアニストのデビュー CD としてはとても成功しているでしょう。
GENUIN
GEN-19659(1CD)
ラフマニノフ+テオドラキス、ピアソラ:2台ピアノ作品集
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
テオドラキス:パサカーユ
ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
ピアソラ:リベルタンゴ
タチアーナ・ツェンツィパー(P)
アルカディ・ツェンツィパー(P)

録音:2017年9月28-30日 ザルツヴェーデル
タチアーナとアルカディのツェンツィパー夫妻による 2 台ピアノ演奏。アルカディ・ツェンツィ パーは 1958 年、レニングラードの生まれ。冷戦終結後ドイツを中心に活動するようになります。ピ アノ教師としても高名で、ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学の教授を務 めています。タチアーナ・ツェンツィパーも同郷で、1990 年にドイツに移り、1991 年にミュンヘンの ARD 音楽コンクールで受賞をしています。

ALBANY
TROY-1762(1CD)
ナンシー・ヒル・エルトン・プレイズ・ショパン&ドビュッシー
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番
ドビュッシー:前奏曲集第1 集より(アナカプリの丘、雪の上の足跡、西風の見たもの、亜麻色の髪の乙女)
前奏曲集第 2 集より(霧、ヴィーノの門、月の光が降り注ぐテラス、花火、喜びの島、月の光)
ナンシー・ヒル・エルトン(P)

録音:2019 年 1 月
ナンシー・ヒル・エルトンはテキサス大学でジョン・ペリー、サウス・カロライナ大学でジョン・ケネ ス・アダムスに師事した。現在はアメリカ南部を中心に活動しているピアニスト。得意とするショパ ンのソナタとドビュッシーを収録。
ALBANY
TROY-1765(1CD)
「マナティ」〜バーナード・ホッファー(b.1934):ピアノ作品集
(1)7 つの前奏曲(1975)
(2)9 つの新しい前奏曲(2016)
(3)2 台のピアノのためのイヴェントと回遊(2014)
(4)ネイキッド(2010)
ランドール・ホッジキンソン(P)
(3)レスリー・アンパー(P)

録音:2018 年9 月
バーナード・ホッファーはスイス出身で 1941 年にアメリカに移住、イーストマン音楽院で学ん だ後、現在はニューヨークを中心に活動しています。あらゆるジャンルの音楽を作曲し中には邦楽 器と弦楽のためのバレエ「サダコ」(広島で被爆した子供、佐々木禎子さんのお話)という作品も ある。このディスクはピアノ作品集成でポピュラーっぽいものから鍵盤をひっぱたくクラスター風 のもの、メシアン風の和声の曲まで様々な曲が収められています。アルバム・タイトルのマナティと はあの海洋生物のことで9 つの新しい前奏曲集のなかの一曲。

MERIDIAN
CDE-84653(1CD)
ヒュー・モーガン(b.1975):オルガン作品集
対話/祈りと踊り/前奏曲/讃歌前奏曲集(6 曲)/子守歌/生きている石/アリア/ファンファーレ/パルティータ・ボレアリス
デイヴィッド・パイプ(Org)

録音:2018 年4 月9-11 日 英国ブリドリントン,
英国の作曲家、ヒュー・モーガンのオルガン作品集。ヒュー・モーガンは 1975 年、ウェールズの ニューポートの生まれ。やや晦渋だがロマンティックな味わいのある作風です。 デイヴィッド・パイプは英国のオルガン奏者。ブリドリントン修道院のオルガンを使用。

Pentatone
PTC-5186742(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)

録音:2018年2月(セッション)、2018年2月14日(ライヴ)* ラ・ショー=ド=フォン内音楽ホール(スイス)
1983年スイス生まれの俊英フランチェスコ・ピエモンテージ、PENTATONEレーベルのデビュー盤はシューベルトの最高傑作ピアノ・ソナタ第19番〜第 21番です。2007年のエリーザベト王妃国際音楽コンクール第3位をはじめ華々しいコンクール歴を誇るピエモンテージはClaves,naive,Orfeoなど様々なレー ベルからCDをリリースしている注目のピアニスト。繊細で透き通るような美しい演奏が魅力です。当録音では雄大で華麗なシューベルトを聴かせてくれます。

Etcetra
KTC-1649(1CD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(ピアノ版) ヤン・ミヒールス(P)

録音:2004年11月、オランダ
2018年1月に大野和士(指)&東京都SOとメシアンの大作「トゥーランガリラ交響曲」を披露したベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒールスが弾くハイドン。ハイドン自身の監修によってピアノ版にトランスクリプションされた「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」の2004年録音が、Et'ceteraレーベルより復刻。

Diapason
DIAP-117(1CD)
ハイドン:鍵盤楽器のための6つのソナタ集

(1)ピアノ・ソナタ第41番変ロ長調 Hob.XVI-41(第55番)
(2)ピアノ・ソナタ第27番ト長調 Hob.XVI-27
(3)ピアノ・ソナタ第48番ハ長調 Hob.XVI-48(第58番)
(4)ピアノ・ソナタ第24番ニ長調 Hob.XVI-24(第39番)
(5)ピアノ・ソナタ第50番ハ長調 Hob.XVI-50(第60番)
(6)ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52(第62番)
(1)マーシャ・ハジマーコス(クラヴィコード)
録音:1993年
(2)ピエール・ガロン(クラヴサン)
録音:2017年
(3キャロル・セラシ(P)
録音:2009年
(4)ピアノ・ソナタ第24番ニ長調 Hob.XVI-24(第39番)
イド・バル=シャイ(P)
録音:2006年
(5)ピアノ・ソナタ第50番ハ長調 Hob.XVI-50(第60番)
レオン・マッコーリー(P)
録音:2016年
(6)ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52(第62番)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

※リマスタリング:Circa(フランス)
『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』シリーズは、往年の名演奏家、またフランスを中心とする現役の演奏家たちの数ある名演の中から、フランスのクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が推薦する必聴録音を集めたシリーズです。フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによって音質が向上した名演の数々をお楽しみ下さい。
シリーズの第117集は、ディアパゾン誌が選んだハイドンの「鍵盤楽器のためのソナタ集」。古くは1960年のリヒテルから、最近では2016年のマッコーリーの録音までを集めており、楽器もピアノ、クラヴサン(Cemb)のみで統一せず、マーシャ・ハジマーコスのクラヴィコードの演奏を加えるなど、今回もプログラムは多彩。ディアパゾン誌ならではのハイドン・アルバムです。

Chandos
CHAN-20119(1CD)
イベリアとフランシア
ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝の歌(「鏡」より)
ファリャ
:ドビュッシーの墓のための讃歌
ドビュッシー:グラナダの夕べ(「版画」より)、
 ヴィーノの門(前奏曲集第2巻より)、
 とだえたセレナード(前奏曲集第1巻より)
アルベニス:エル・アルバイシン(「イベリア」第3巻より)、
 エボカシオン、港、セビーリャの聖体祭(「イベリア」第1巻より)
モンポウ:歌と踊り 第1番
ドビュッシー
:喜びの島
アルベニス:入江のざわめき(「旅の思い出」より)
モンポウ:歌と踊り 第6番
イモジェン・クーパー(P)

録音:2019年3月25日−28日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。シューベルトを中心に、古典派&ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を獲得して来たイモジェン・クーパーの新たな境地は、「イベリアとフランシア」と題する、近代スペインとフランスのピアノ作品集!
アルベニスからドビュッシー、ラヴェル、そしてファリャを経てモンポウへと至る極彩色のプログラム。歴史的、言語的、文化的にも深い繋がりを持つカタルーニャ(アルベニスとモンポウの故郷)とフランス南部のバスク地方(ラヴェルの生地)、そしてドビュッシーを敬愛したファリャの音楽、ドビュッシーによるスペイン的な作品を結ぶという、イモジェン・クーパーならではの緻密で濃密なリサイタルです。

Danacord
DACOCD-839(1CD)
2018年フーズム城音楽祭〜稀少ピアノ作品集
(1)ドビュッシー:バラード
(2)ガブリエル・デュポン:ピアノ曲集 「砂丘の家」 より第1曲 晴れた朝の砂丘で、第10曲 うねり
(3)ヴィエルヌ:12の前奏曲 Op.36より第7曲 苦悩の日の喚起、第12曲 孤独…
(4)パンチョ・ヴラディゲロフ:12の印象 Op.9より 第8曲 情熱
シャルル・ヴァランタン・アルカン:コオロギ Op.60bis(夜想曲第4番)
(5)レイナルド・アーン:思い惑うナイチンゲール より第31曲 カイークに乗り、第51曲 夕暮れ時のいとまごい
ヴァレーリー・アルズマノフ(b.1944):ピアノのための27の小品 Op.74 より
より良き未来に寄す、忘れられ打ち捨てられ、マーラーに献呈、試験の前に
レオニード・デシャトニコフ(b.1955):「ブコヴィナの歌」 から
(6)ジャン・ルイ・ニコデ:愛の人生Op.22 より 第6曲 悔恨、第8曲 記憶
(7)ロベルト・フックス:ソナタ第1番変ト長調 Op.19 より 第4楽章 アレグロ・モルト−クワジ・プレスト
(8)アレンスキー:24の性格的小品 Op.36 より 第12曲 間奏曲
(9)ラフマニノフ/アントニオ・ポンパ=バルディ(b.1974):ヴォカリーズ Op.34 no.14
ロベルト・ピアーナ(b.1971):S・メルカダンテの『バラ』による即興
ガブリエル・グロヴレーズ:7つのピアノ曲 「ファンシー」 より 第1曲 セレナード
ピアソラ/ロベルト・ピアーナ(b.1971)/アントニオ・ポンパ=バルディ:リベルタンゴ
(1)ファビアン・ミュラー(P)

(2)セヴェリン・フォン・エッカルトシュタイン(P)

(3)ムーザ・ルバツキーテ(P)

(4広瀬悦子(P)

(5)ルーカス・ゲニューシャス(P)

(6サイモン・キャラハン(P)

(7)イングリート・マルソナー(P)

(8)ジーナ・クローケ(P)

(9)アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

2018年8月、フーズム城(フーズム、ドイツ)
かつてのデンマーク領、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステン)の港町フーズムで1987年に創設され、毎年8月に開催される「フーズム城音楽祭」(稀少ピアノ音楽祭)の第32回フェスティヴァルのライヴ録音。
2018年のこのフェスティヴァルにもさまざまな国から幅広い年齢のピアニストが参加しました。ドイツのファビアン・ミュラー、セヴェリン・フォン・エッカルトシュタインとジーナ・クローケ、日本の広瀬悦子、リトアニアのムーザ・ルバツキーテとリトアニア−ロシアのルーカス・ゲニューシャス、イギリスのサイモン・キャラハン、オーストリアのイングリート・マルソナー、そして、「ハイライト」のひとり、イタリアのアントニオ・ポンパ=バルディ。Centaur レーベルにグリーグのピアノ作品を録音したポンパ=バルディは、ピアニストのロベルト・ピアーナが彼のために書いた作品をはじめ4曲の演奏が収録されてます。

Caro Mitis
CM-0102006(1SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.4〜ハープシコードによるショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン、シューマン等々
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87より イ長調、イ短調、変ロ短調、ニ長調
ハチャトゥリアン:「子供のアルバム」より 3つの小品
シューベルト:楽興の時第4番Op.94-4
メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-4
クラーマー
:4つの小品
シューマン:「子供のためのアルバム」Op.68より、フーガ ニ短調 Op.126
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2006年10月、RTRスタジオ5(モスクワ)
モスクワ音楽院でピアノとハープシコードの両方を学んだ女流鍵盤奏者、オルガ・マルティノワの「ハープシコードの宝石」シリーズ第4巻は、一見、ハープシコード(Cemb)とは縁が無いと思われるショスタコーヴィチやハチャトゥリアンの作品を集めたプログラム。
ショスタコーヴィチやハチャトゥリアン、シューマン、クラーマーなどのピアノ作品をハープシコードで聴いてみると・・・意外にもその親和性に驚くこと請け合い!モダン、ピリオドの双方に精通したマルティノワならではの見事な企画、演奏です。
Caro Mitis
CM-0072006(1SACD)
シューマン:ピアノ作品集
花の曲変ニ長調 Op.19
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
クライスレリアーナ Op.16
アラベスク Op.18
ユーリ・マルティノフ(P)

録音:2006年10月、RTRスタジオ5(モスクワ)
鬼才リュビモフの門下生であり、モダン、ピリオドの両方に精通するロシアの異才ユーリ・マルティノフが、10年以上前にモダン楽器でカロ・ミティス(Caro Mitis)・レーベルに録音を行ったシューマンのピアノ作品集。
モダン・ピアノで奏でる詩情豊かで鮮やかなシューマンでも、確実に現在のマルティノフに通ずる独自の世界を展開しています。
Caro Mitis
CM-0032007-2(2SACD)
ハープシコードの宝石 Vol.5
バッハ:イギリス組曲
ハスパール・ル・ルー:ジーグ イ長調
オルガ・マルティノワ(ハープシコード)

録音:2007年−2008年、RTRスタジオ5(モスクワ)
モスクワ音楽院でピアノとハープシコードの両方を学んだ女流鍵盤奏者、オルガ・マルティノワの「ハープシコードの宝石」シリーズ第5巻。現在となっては全く不思議ではないものの、ロシアの古楽界の鍵盤楽器奏者が奏でるバッハ、しかも「イギリス組曲」の全曲というプログラミングに興味津々。使用楽器は、パリのフォン・ナーゲル・ワークショップが2005年に製作した、N.&F.ブランシェ1730年製のレプリカモデル。

Cobra Records
COBRA-0070(1CD)
チェコのピアノ作品集
ヨゼフ・スーク(1874−1935):愛の歌 Op.7-1
ヤロスラフ・クヴァピル(1892−1958):スルー・ザ・ヴァリー・オヴ・グリーフ・アンド・ソロー(世界初録音)
マルティヌー:庭への窓
ミロスラフ・カベラーチ(1908−1979):短いピアノ小品集(世界初録音)
ヤナーチェク:霧の中で
クセニア・クズメンコ(P)

録音:2018年7月16日−19日、オランダ
クセニア・クズメンコはベラルーシの首都ミンスク出身、ベラルーシの国立音楽アカデミーとハーグ王立音楽院で研鑽を積み、1999年からは自身もハーグ王立音楽院で教えています。
ヴァイオリンのリサ・ヤコブス、チェロのルツィエ・シュチェパーノヴァーらと共演したアルバムで一定の評価を得てきたクセニア・クズメンコのソロ・アルバム。スーク、マルティヌー、ヤナーチェクらチェコを代表する作曲家のピアノ作品と、クヴァピル、カベラーチらの知られざる作品を組み合わせたチェコ・プログラム。

Etcetra
KTC-1507(1CD)
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.7
序曲ヘ長調 D.675
フランスの歌による8つの変奏曲ホ短調 D.624
4つのレントラー D.814
行進曲ト長調「子供の行進曲」 D.928
幻想曲ト長調 D.1/幻想曲ハ短調 D.9
幻想曲ハ短調 D.48/序曲ト短調 D.668
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)

※使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)
ヴィーラント・クイケンやパウル・ドンブレヒトなど世界的古楽奏者らと共演してきたベルギーの古楽系鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組で完成させたシューベルトのピアノ独奏作品集(KTC 1336)は、当時いくつかの国際的な音楽誌でシューベルトの理想的な解釈と紹介され、同年のフランドル地域での「ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー」にも選ばれるなど、シューベルト演奏の権威として高い名声を得ています。
そんなフェルミューレンが、「独奏」の次にスタートした「4手連弾」によるシューベルト・プロジェクト、ついに最終巻となる第7巻が登場。1825年〜1830年頃にトレンドリンによって制作されたフォルテピアノを使用し、弟子でもあるヴェールレ・ペーテルスと共にタッチ、タイミング、感情、解釈が理想的に統一された最高峰の連弾を締めくくります。

Prima Facie
PFCD-103(1CD)
ノース・イースト・ハウンティングス〜グレアム:ピアノ作品集
ソナタ/ペルセポネー/イリス/ヘカテー/ジェームズへの80のノート/ピアノのための小品/ノース・イースト・ハウンティングス/ソナチナ
アレクサンドル・シラム(P)
イギリスのダラム出身のジャネット・グレアム(1948−)は、1978年にBBCヤング・コンポーザーズ・フォーラムの一員に選ばれた後、ミュージック・セラピーのセラピストに転身。2013年6月に作曲家として本格的にカムバックしたという経歴の持ち主。
神話の女神を題材とした80年台の作品、2017年に完成したピアノ・ソナタなど、そのキャリアのハイライトとなる作品集です。
ピアニストは、ポーランド人の両親のものイギリスで生まれた現代音楽のスペシャリスト、アレクサンドル・シラム。数々の新作初演を手掛けてきたイギリスの実力派です。

Skani
SKANI-073(CD+Bluray)
マニフィチェロ〜無伴奏チェロ作品集
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):ソロ・チェロのための『書』
ガスパール・カサド(1897−1966):無伴奏チェロ組曲
カザルス:鳥の歌(Blu-rayのみ収録)
グンタ・アーベレ(Vc)

※使用楽器:Bela Szepessy, London(1885)
録音:2017年10月、リガ改革教会(リガ、ラトビア)
ラトビアのチェリスト、グンタ・アーベレのデビュー・アルバム。
20世紀初頭、パブロ・カザルスが改めて日の光をあてたJ・S・バッハの 「無伴奏チェロ組曲」 からインスピレーションを受けたとされる3つの作品を演奏しています。チェリストのスタンダード・レパートリーとして定着したコダーイの 「ソナタ」 。チェリストでもあったガスパール・カサドの 「組曲」(〈前奏曲 − 幻想曲〉〈サルダナ〉〈間奏曲と終曲の踊り〉)。ヴァスクスがラトビア国立音楽院で学んでいた時に作曲した 「ソロ・チェロのための『書』」。
アーベレは、リガの音楽一家に生まれ、バーゼル音楽アカデミーでイヴァン・モニゲッティとソル・ガベッタに学びました。ソリスト、室内楽奏者として活動、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭をはじめとするフェスティヴァルに参加、ギドン・クレーメル、セルジオ・アッツォリーニ、ソフィア・グバイドゥーリナ、ヴァスクスたちと仕事をしてきました。バーゼルの室内O「カメラータ・バジレア」を創設、芸術監督を務めています。
※Blu-rayにはCDと同内容の演奏動画に加えて、パブロ・カザルスの「鳥の歌」の演奏動画を収録。

Onyx
ONYX-4195(1CD)
リスト:ピアノ作品集〜天国と地獄の間
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
2つの伝説 S.175
巡礼の年第2年「イタリア」 S.161より ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
執拗なチャルダーシュ
ヨーゼフ・モーグ(P)
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。
個性的かつ意欲的なレパートリーで根強い人気と評判を積み重ねてきたモーグのONYXリリースもついに第8弾。待望の新たなリスト・アルバムは、「天国から地獄へ」をテーマに、神から天国、天国から悪魔へと幅広い感情を横断するプログラム。
2007年にClavesレーベルよりリリースされたリストのピアノ協奏曲集では、英グラモフォン誌によりブレンデルやツィマーマンの名録音と比肩する録音として高く評価されるなど、有望なリスト弾きとしても定評のあるヨーゼフ・モーグ。その明晰な音楽性と鋭い技巧で弾く、神々しき「ピアノ・ソナタ ロ短調」にご期待ください!

Pavane
ADW-7589(1CD)
ロシアン・シーズンズ
ルビンシテイン:ロマンス Op.44-1、
 祈り Op.44-3、メロディ Op.3-1、
 舟歌 Op.93-5
グリンカ:ノクターン ヘ短調「別れ」、
 ひばり(バラキレフ編)
チャイコフスキー
:四季 Op.37a
ロベルテ・マムー(P)
ィールドの夜想曲全集、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集、チマローザのピアノ・ソナタ集など、多くの優れた録音を世に送り出し、ディアパゾン誌では「音の詩人」と称された知る人ぞ知る名女流、ロベルテ・マムー。
幼少期をアフリカのチュニジアで過ごし、その後、ベルギーへと活躍の場を移したフランスの名ピアニストが選んだ次なるステージは、スラヴの魂が息づく「ロシア」のピアノ作品の数々。
ルビンシテイン、グリンカの小品を経て、チャイコフスキーの「四季」でロシアの季節が奏でられてゆきます。
Pavane
ADW-7587(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタの第1楽章嬰ヘ短調 D.571
3つの小品 D.946
6つの楽興の時 D.780,Op.94
パトリシア・モンテーロ(P)

録音:2016年、ブリュッセル
故郷であるメキシコのUNAMの音楽学部で学んだ後、フランス、ベルギーへと渡り、名匠エドゥアルド・デル・プエヨの下でピアノを学んだベテラン女流ピアニスト、パトリシア・モンテーロ。
ベルギー、モンス音楽院のピアノ科の責任者、ブリュッセル王立音楽院の教授を歴任するなど、ベルギーの名教師としてキャリアを積んできた名女流が奏でるシューベルトは、詩情豊か、そしてベテランならではの深みを感じさせる好演奏です。


Treasures
TRE-204(1CDR)
ドミニク・メルレ/シューマン&ブラームス:ピアノ曲集
シューマン:アラベスクOp.18*
 暁の歌Op.133*
ブラームス:ラプソディ第1番Op.79-1
 ラプソディ第2番Op.79-2
 ピアノ・ソナタ第3番Op.5
ドミニク・メルレ(P)

録音:1968年*、1967年
※音源:仏Accord ACC-150.006*、仏Cycnus 9.043A
◎収録時間:68:21
“クリスタルな精巧さの中に息づく密やかなポエジー!”
■音源について
LP3枚分のシューマン:ピアノ曲集は、シャルル・クロとフランス・アカデミーディスク大賞の2冠を受賞。同じく仏CYCNUSに録音したブラームスと共に、メルレの芸風を知る上で欠かせぬ遺産。

★ドミニク・メルレは、1938年フランス・ボルドー出身。パリ・シュベリュールド音楽院で学び、1957年、ジュネーブ国際コンクールではアルゲリッチと共に優勝(2位はポリーニ)しました。演奏・録音活動よりも、ルイサダを始めとする多くの逸材を育てた教育者としての実績のほうが有名かもしれませんが、ここで紹介するブラームスとシューマンはいくら称賛しても足りないほどの名演奏です。
 ブラームスは、知性的な構築美とカラッとしたタッチの色彩美が渾然一体となった独自の世界観を確立。特にピアノ・ソナタは、ドイツ風のくすんだ音色志向では感じにくいリアルな立体感の表出が見事で、第1楽章の高音域へ上り詰める際の眩いほどの精彩は比類なし。第2楽章も、ぬめりを取り去ったフレージングに漂う沈思のニュアンスが絶品で、中間部では、強弱変化以上の多様なニュアンスの移ろいに心奪われます。
 終楽章では、陰鬱に沈み込まないの志向は音色だけではなく、歌のセンスにも投影されていることを実感。単に心を込めて歌うのではなく、目線は遥か遠い未来に向けられ、その明るい未来の祝福するかのように堂々とに響きわたるのです。
 シューマンは、LP3枚分の録音からセレクト。アラベスクでの、ニュアンスのコントラストを明確に打ち出しながら淡い色彩美を大切に守り、そこはかとないロマンを漂わせるという巧妙な感情制御ぶりに、フランス・ピアニズムの真価を見る思いです。【湧々堂】


SWR music
SWR-19081CD(7CD)
NX-F03
フリードリヒ・グルダ/シュトゥットガルト・ソロ・リサイタル 1966-1979年

【CD1】
ベートーヴェン:.ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
7-9.ピアノ・ソナタ 第26番「告別」
ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
【CD2】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」(続き)
ベートーヴェン:エリーゼのために WoO59
ベートーヴェン:6つのエコセーズ 変ホ長調 WoO83
バッハ:ブーレ-イギリス組曲 第2番イ短調 BWV807より
シューベルト:即興曲 変イ長調 D899-4
クープラン:「とげとげしい女」
-クラヴサンのための組曲 第4巻 第26組曲より
グルダ(1930-2000):前奏曲とフーガ
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第13番変ロ長調 K333(K315c)*
.ピアノ・ソナタ 第14番ハ短調 K457*
【CD3】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Op.110
ヘンデル:チェンバロのための組曲 ホ短調 HWV429*
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1*
【CD4】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調「テンペスト」Op.31-2
ベートーヴェン:「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35*
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D845 Op.42*
【CD5】
ドビュッシー:12の前奏曲 第2巻
グルダ:前奏曲とフーガ
モーツァルト:ロンド ニ長調 K485
グルダ:シャッフル
【CD6】
バッハ:前奏曲とフーガ 第5番ニ長調 BWV874
前奏曲とフーガ 第24番ロ短調 BWV893
前奏曲とフーガ 第23番ロ長調 BWV892
前奏曲とフーガ 第8番ホ短調 BWV852
前奏曲とフーガ 第17番変イ長調 BWV886
前奏曲とフーガ 第20番イ短調 BWV889
半音階幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397(385g)
ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調 K576
【CD7】
Perspektive 第1番
インナー・サークル(即興演奏)
フリードリヒ・グルダ(P)

【CD1】
録音:1966年11月4日

【CD2】
録音:1966年11月4日
1967年11月3日*
【CD3】
1967年11月3日
1968年11月7日*

【CD4】
1968年11月7日
1969年10月23日のリサイタル*

【CD5】
1969年10月23日
【CD6】
1979年6月21日のリサイタル

【CD7】
フリードリヒ・グルダ(クラヴィコード・リコーダー・クルムホルン・ヴォーカル)
ウルスラ・アンダース(ドラム・他パーカッション・リコーダー・ヴォーカル)
ギュンター・ラプル(Cb)
録音:1979年10月31日 ウィーン・コンツェルトハウス、大ホール
SWR放送所蔵のオリジナル・テープからのデジタル・リマスタリング
イェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダとともに“ウィーン三羽烏”として名を挙げたフリードリヒ・グルダ(1930- 2000)。ウィーン古典派の作品を得意とするとともに、ジャズや即興などジャンルを超えた演奏で知られる鬼才ピアニス トです。このBOXに収録されているのは1969年から1979年にかけて開催されたシュトゥットガルトでのコンサートのライ ヴで、全て初出音源です。モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトでの「ウィーンの伝統」を受け継ぐ端正な表現の中 に、ちょうど傾倒しはじめたジャズを思わせる自由闊達さが感じられるユニークな演奏が並びます。1979年6月21日の リサイタルは、残念ながら第二部の音源が不明となっているため、このBOXではそれを埋めるために同年10月31日、 ウィーン・コンツェルトハウスでの「インナーサークル」を収録しました。彼と数多く共演したウルスラ・アンダースとギュンター・ ラプルとのスリリングな掛け合いが極上の世界を創り上げています。

BIS
BISSA-2390(1SACD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調 Op.28
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
フレディ・ケンプ(P;スタインウェイD)

録音:2018年4月/ゼンデザール(ブレーメン)
フレディ・ケンプは1998年にチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門第3位受賞後注目され、BISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はその豊かな 才能に惚れ込み、シューマン、ベートーヴェン、ショパン、チャイコスフキー、プロコフィエフ、ラフマニノフといった主要レパートリーを収録してきました。プロ コフィエフのソナタでも圧倒的な技術に裏付けされた快演を聴かせてくれます。 (Ki)

OMF
KCD-2069(1CD)
税込定価
R.S.デ・ラ・マーサ:ロンデーニャ
F.ガスイ:ファリャの主題による幻想曲
J.アルカス:ムーア人の織物による幻想曲(ハバナのプント)
タレガ:アルハンブラの想い出
A.ルイス・ピポー:歌と踊り第1番

踊り
スペイン民謡(R.S.デ・ラ・マーサ編):エル・ビート
J.マラッツ:スペイン・セレナーデ
アルベニス:マジョルカ
レイェンダ(プレリュード)
アストゥリアス
ソナチネF.M.トローバ
林祥太郎(G)
使用楽器:アルカンヘル・フェルナンデス 1972

録音:2018年7月9日-11日富士見市民文化会館(キラリふじみ)
スペインの民族的要素を含んだ作品を中心に、トレモ ロの名曲「アルハンブラの想い出」やデビューアルバ ムに続き邦人初録音となるF. ガスイ「ファリャの主題 による幻想曲」などのギターの魅力を散りばめた意欲 作。

Albion Records
ALBCD-015(1CD)
朝の息子たち〜ヴォーン・ウィリアムズ&ガーニー:ピアノ作品集
ガーニー:ピアノのための5つの前奏曲、
 「ロッキンガム」によるコラール前奏曲
ヴォーン・ウィリアムズ:山の中の湖、
 オーランド・ギボンズの歌曲第13番による賛歌的前奏曲、
 舞踏のためのマスク「ヨブ」(ヴァレイ・ラスカー編/ピアノ版)
イアン・バーンサイド(P)

録音:2012年1月、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
1919年に王立音楽大学でヴォーン・ウィリアムズに師事したアイヴァー・ガーニー(1890−1937)のピアノ作品とのカップリングによる師弟コンビ・プログラム。ガーニーは1919年から22年にかけて40曲を超える声楽曲を書いており、「5つの前奏曲」もこの充実期に作曲された作品です。 歌曲伴奏のスペシャリストとして名高いイアン・バーンサイドがソリストとして奏でる近代イギリスのピアノ作品は、その演奏にも要注目です。
※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

ICSM Records
ICSM-011(1CD)
アメリカン・ドリームズ〜ガーシュウィン:ピアノ作品集
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
サムワン・トゥー・ウォッチ・オーヴァー・ミー
ザ・マン・アイ・ラヴ/アイ・ガット・リズム
3つの前奏曲/サマータイム
フー・ケアーズ?
マイ・ワン・アンド・オンリー/天国への階段
エンブレイサブル・ユー
サムバディ・ラヴズ・ミー
ザット・サートゥン・フィーリング
ギター弾きの恋/ス・ワンダフル
パリのアメリカ人

■ボーナス・トラック(ガーシュウィン・ソングブックからのピアノと管弦楽のためのアレンジ) 〜 ドゥー・ドゥー・ドゥー/レディー・ビー・グッド*
魅惑のリズム*/アイ・ガット・リズム*
ヴィヴ・マクリーン(P)、
サイモン・リー(指)ロイヤルPO*

録音:2016年1月6日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(オックスフォード)/2007年5月30日、ロンドン(ボーナス・トラック)
バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールで第1位を受賞しているイギリスのピアニスト、ヴィヴ・マクリーンが弾くガーシュウィン。超絶技巧が際立つラプソディ・イン・ブルーを始め、ジャズやポピュラーのスタンダードとしても広く親しまれているガーシュウィンのナンバーを軽やかなタッチで披露。ボーナス・トラックでは、ハーシー・ケイがピアノと管弦楽版に編曲したガーシュウィン・ソングブックからの音楽も収録。 イギリスの名エンジニア、トニー・フォークナーによる優秀録音にも注目。

LAWO Classics
LWC-1174(1CD)
バッハ:ピアノ作品集
バッハ:フランス風序曲(パルティータ) BWV.831、
変奏をともなうサラバンド ハ長調 BWV.990、
イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)

録音:2019年1月14日−16日、ヤール教会(バールム、ノルウェー)
フィンマルク県の地域音楽家とフリーランスのアーティストとして活動するノルウェーのピアニスト、ニルス・アンデシュ・モッテンセンのドビュッシー、グリーグ、バルトークを弾いた『戸外にて」(LWC1032)とプラームスの作品集「陰鬱な真夜中に」(LWC1084)につづく LAWO Classics ソロ・アルバム第3作。
■フランス音楽と出会ったバッハが、フランスの和声、リズム、装飾、形式を採り入れて作曲した 「フランス風序曲」。「イギリス人のために」書かれた「前奏曲」と「フランス舞曲」による6曲の 「イギリス組曲」 の第6番。

Hyperion
CDA-68267(1CD)
PCDA-68267(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ショスタコーヴィチ:前奏曲&ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番Op.12
24の前奏曲 Op.34
ピアノ・ソナタ第2番Op.61
夜想曲(バレエ音楽「明るい小川」Op.39 より)
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2018年9月3日−5日、殉教者聖サイラス教会
1987年ロシア生まれのピアニスト、アンドレイ・ググニンがピアノ王国Hyperionに初登場! ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年5月には渋谷と広島で公演を行い、9月には名古屋でも来日公演を予定。名門レーベルHyperionが大推薦する注目の若手ピアニストです。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院で磨いた強靭なタッチと揺るぎない音楽性で、2つのピアノ・ソナタと24の前奏曲による壮観なオール・ショスタコーヴィチ・プログラムを披露します。
Hyperion
CDA-68273
PCDA-68273(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ショパン:即興曲、ワルツ、マズルカ集
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/ワルツ 変イ長調 Op.69-1 「別れ」/ワルツ 変ニ長調 Op.70-3/ワルツ 変イ長調 KK.IVa-13/ソステヌート 変ホ長調 「ワルツ」 KK.IVb-10/即興曲第1番変イ長調 Op.29/マズルカ ハ短調 Op.30-1/マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4/マズルカ イ短調 Op.7-2a(Op.7-2の初期稿)/マズルカ ホ長調 Op.6-3/マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-4/即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36/マズルカ ロ長調 Op.56-1/マズルカ ロ長調 Op.63-1/マズルカ ヘ短調 Op.63-2/マズルカ 変イ長調 Op.41-3/幻想曲 ヘ短調 Op.49/即興曲第3番 変ト長調 Op.51
パヴェル・コレスニコフ(P)

録音:2018年7月12日−14日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高峰の賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本では2013年のデュメイ&関西フィルの公演においてエレーヌ・メルシエの代役を務め、2018年1月には日本初リサイタルも成功。2019年6月にもヤマハホールとサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに出演し、日本でのファンを増やし続けています。
仏ディアパゾン・ドール受賞、英グラモフォン賞ノミネートなど国際的に高い評価を得た「マズルカ集(CDA 68137)」に続くショパン・アルバム第2弾。「幻想即興曲」を含む4つの即興曲と珠玉のワルツ、マズルカを組み合わせて知的に構成されたリサイタル・プログラムを、ヤマハコンサートグランドCFXの輝かしい音色でお贈りします。

オクタヴィア
OVCT-00169(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
シューマン:ピアノ曲集Vol.2
 子供の情景 Op.15
 アラベスクハ長調 Op.18
 花の曲 作品19
 フモレスケ変ロ長調 Op.20
リスト:春の夜S.568 R256
梅村知世(P)

録音:2019年3月11-13日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
東京藝大を首席で卒業、同大学院を修了。ベルリン音楽大学にて研鑽を積む。2016年 のシューマン国際ピアノ・コンクールで最高位(第2位)を射止めた梅村知世の、2枚目の シューマン作品集。この作曲家の多感な時代のレパートリーを、梅村は細やかな感情の 襞(ひだ)に豊かな音彩を乗せ、ふくよかで陰影にみちたシューマネスクな世界をつくり上 げています。 知的にして個性美も光るというバランス感覚も魅力で、聴きなれた曲が新しい表情で浮 かび上がってきます。現在、べルリン在住。
オクタヴィア
OVCT-00167(1CD)
税込定価
2019年8月21日発売
ピアノは歌う 〜もしも詩(うた)がなかったら
シューマン:クルミの木 (「ミルテの花」より第3曲) [編曲:クララ・シューマン]
君は花のよう (「ミルテの花」より第24曲) [編曲:ゴドフスキー]
献呈 (「ミルテの花」より第1曲) [編曲:リスト]
春の夜 (「リーダークライス」第2集より) [編曲:リスト]
ブラームス:野の静寂 [編曲:レーガー]
「甲斐なきセレナーデ」によるパラフレーズ [編曲:シュット]
子守歌 [編曲:コルトー]
シューベルト:野に咲くバラ [編曲:コルトー]
どこへ? (「美しき水車屋の娘」より) [編曲:ラフマニノフ]
君は憩い [編曲:リスト]
メンデルスゾーン: 歌の翼に [編曲:リスト]
リスト: 愛せよ 愛するかぎり (愛の夢第3番) [編曲:リスト]
グリーグ: 君を愛す [編曲:グリーグ]
R.シュトラウス
セレナーデ [編曲:ギーゼキング]
冬の捧げもの [編曲:ギーゼキング]
あした [編曲:レーガー]
ヴォルフ: 「アナクレオンの墓」による牧歌 [編曲:ラインホルト]
山田 筰: ピアノのための「からたちの花」
加藤昌則: もしも歌がなかったら [編曲:加藤昌則]
田恵子(P)

録音:2019年4月15日-17日 浦安音楽ホール
田恵子は桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、同大の研究科を修了。2009年第 14回日本モーツァルト音楽コンクールで奨励賞、2010年にはチェコ音楽コンクールで第2 位を受賞しています。また現在は、二期会オペラ研修所や日本声楽家協会でピアニスト として活躍中。このデビューアルバムでは、歌曲のピアノ版を、ひとつひとつ愛でるように 奏でています。これまでの声楽家たちとの経験が豊かな稔りとなり、芳醇なピアノとなっ て結実しているのです。イメージの広がりを持っていただけるよう、日本語詞を付けまし た。バリトン歌手、宮本益光氏による新訳です。

WEITBLICK
SSS-0232(1CD)
フィルクスニー/ベルン・リサイタル1976
モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9 つの変奏曲K.573
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番ロ短調Op.58
ヤナーチェク:「草陰の小道にて」第2集
ドヴォルザーク:主題と変奏Op.36
スメタナ:チェコ舞曲より「熊」
ルドルフ・フィルクスニー(P)

録音:1976 年3 月16 日ベルン、放送スタジオ(ステレオ・ライヴ)
音色が格別キレイなピアニスト、フィルクスニー。まるで粒のそろった真珠玉が 転がるような玲瓏にして高貴なピアノ。香しい花のような音楽づくり、それがフィルク シュニーです。活動期間も長く、どの時代にも魅力がありますが、1976 年というま だまだ壮年の輝きを持つ時期のライヴ。いいお客さんに恵まれて尻上がりに調子 が出ていきます。モーツァルトのデュポール変奏曲は初出レパートリー。モーツァ ルトの最も上品な表現者と言えましょう。ショパンはフィルクスニー得意のレパー トリーですが、当盤の演奏が最もよく、音質も最高です。この曲で巨匠はドラマをか なり叩き込んでおります。あの吉田秀和先生もショパンよりずっと好き!と公言する ほどのヤナーチェクのピアノ音楽。これぞフィルクスニーの独壇場です。楽想の 豊かさには心底感動です。そしてドヴォルザークの『主題と変奏』は、米CANDIDE レーベルにスタジオ録音がありましたが激レアで入手困難。シンフォニーとは一味 違う世界が展開する名曲。やはり練達の大作曲家です。アンコールとして弾かれ た、スメタナの『熊』は副題通りのユーモアを伴った快演。さすがはフィルクシュニ ー、お客さんと遊ぶ余裕に満ちた演奏です。

Solo Musica
SM-311(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第20番ト長調 Op.49-2
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」Op.27-2
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」Op.57
フィリップ・アントルモン(P)

録音日 2017年11月27-29日
フランスのランスで生まれ、8歳から名手マルグリット・ロンに師事、才能を遺憾なく発揮したフィリップ・アントルモン (1934-)。今年85歳になる名手が新たに取り組んだのはベートーヴェンのソナタ集でした。およそ70年に渡るキャリア から生まれた名演が数多くあるアントルモンですが、今回の選曲は1957年にPATHEレーベルに録音したLPアルバム をなぞったものであり(月光、熱情、ト長調)、今回60年の長い年月を経て熟成された彼の音楽性をじっくり堪能す ることができます。決して技巧に走らず、味わい深い表現に終始した、まさに「枯淡の境地」たる名演です。

Dynamic-CD
CDS-7842(1CD)
NX-B03
シューマン:ピアノ作品集
6つの間奏曲集 Op.4
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11
トゥリア・メランドリ(フォルテピアノ)
ヨーゼフ・ジーモン製 1830年ウィーン…フィレンツェのフォルテピアノ工房による復元楽器

録音:2018年9月11-12日
1832年に作曲された「間奏曲」Op.4で、以前ジャン・パウルの文学に触発され作曲した「蝶々」Op.2と同じ手 法を取ることを試みたシューマン。「蝶々」では夢想家のヴァルトと情熱家のヴルトという対照的な2人の兄弟の 性格を音で表現しようしましたが、今作では更にそれを発展させ、刻々と移り変わる気分や、数多くの引用を用 いたシューマンの夢見がちな性格が良く表れた作品が完成しました。そして、2人の対照的な性格を音楽で表す という考え方はシューマンを強く魅了し、架空の団体「ダヴィッド同盟」に登場する「フロレスタン」と「オイゼビウス」 が生まれました。明るく積極的なフロレスタン、冷静で内省的なオイゼビウスと異なる性格を持つ2人ですが、どち らもシューマン自身の内面を表しているとされています。同じ年に着想されたピアノ・ソナタOp.11の初版には「フ ロレスタンとオイゼビウスによるピアノ・ソナタ、クララに捧ぐ」と記されており、この頃のシューマンのあらゆる趣向が盛 り込まれた意欲的な作品として愛奏されています。この録音ではシューマンが活躍していた時代のピアノを用い、 19世紀初頭の雰囲気を伝えます。

PARNASSUS
PACD-96064(1CD)
リヒテル・ディスカヴァリーズ Vol.2
ドビュッシー:ピアノと管弦楽の為の幻想曲*
ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽の為のムーヴメンツ+
 ピアノと管弦楽の為のカプチッチョ#
ラフマニノフ:サロン小品集 Op.10 から 舟歌 ト短調(No.3)**
スクリャービン:4つの小品 Op.56 〜皮肉++
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
パリO*
ダニエル・バレンボイム(指)*
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(+/#)
ピエール・ブーレーズ(指(+/#))

録音:1983年6月18日**、同25日*、1985年6月29日(+/#)、トゥール(Tours)、フランス(*/+/#/**)
1993年6月8日、ローマ、イタリア++
Parnassus レーベルによれば、*#はリヒテルが一度しか演奏したことのない作品で初出録音、**++はリヒテルの演奏として初出の録音、+はリヒテルの演奏として発売される2つめの録音とのことです。

PARNASSUS
PDVD-1208(1DVD)
イネーサ・シンケヴィチ・イン・ハバナ
D.スカルラッティ:ソナタ イ短調 K.54/ソナタ イ長調 K.533
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.5
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 から オンディーヌ
 前奏曲集第1巻 から 西風の見たもの
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 Op.82
ショパン:マズルカ 変イ長調 Op.50-2
スクリャービン:8つの練習曲 Op.42 から 嬰ハ短調(No.5)
イネーサ・シンケヴィチ(P)

収録:2014年6月13日、イグナシオ・セルバンテス・ホール、ハバナ、キューバ
仕様:NTSC Region: 0
イネーサ・シンケヴィチはウクライナ出身のピアニスト。2008年、第12回アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第6位。2019年現在アメリカ合衆国ニューヨーク在住。

Indesens
INDE-104(1CD)
ピアノ・モダーン・リサイタル Vol.2
エイミー・ビーチ(1867-1944):前奏曲とフーガ(1917)
ユーリー・シャーモ(1947-2015):ピアノ・ソナタ第3番(1969)+
シマノフスキ:前奏曲とフーガ(1909)
(1934-1998):即興曲とフーガ(1965)
ミシェル・メルレ(1939-):パッサカリアとフーガ(1986)+
タネーエフ:前奏曲とフーガ Op.29(1910)
オルランド・バス(1994-):前奏曲とフーガ(2016)*+
ディミトリ・ミトロプーロス(1896-1960):パッサカリア,間奏曲とフーガ(1924)*
オルランド・バス(P)

録音:2016年10月3、4日(*以外)、2017年1月8日*、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス
20・21世紀の「ピアノの為の前奏曲とフーガ」を軸としたプログラム。ユーリー・シャーモはウクライナの、ミシェル・メルレはフランスの作曲家。ディミトリ・ミトロプーロスはギリシャ出身の指揮者・作曲家。オルランド・バスはフランスのピアノおよびチェンバロ奏者・作曲家。

Poohs Hoop
PCD-1812(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 塚谷水無子(トイピアノ/使用楽器: KAWAI製トイピアノほか)

録音:2018年12月15-17日/山梨県小淵沢、フィリア美術館
期待の新録音は、昭和の象徴的なおもちゃ楽器でもあり幼児音楽教育の扉でもあったトイピアノで「ゴルトベルク変奏曲」に挑戦します!!多くの職人 やメーカーや創り出してきた音色はさまざま、それらを組合わせて丁寧に仕上げていくプロセスはまさにオルガンのレジストレーションと同じ!音痴だった りメカ音がうるさかったり、、、小さな楽器たちに愛おしさを感ぜずにはいられないワンダーランドの音楽世界です。クラシック音楽ファシリテーターであり 自らもトイピアノ奏者である飯田有抄との化学反応コラボ。録音は今回もオーディオ誌でお馴染みの生形三郎が手掛けています。
なお、トラック33「Digital Aria Non da Capo」は、今回取り上げたおもちゃとしての幼児音楽教育としてのトイピアノというアナログの楽器が、すで にデジタル技術を使ったミニ・キーボードへ置き換えられており、その役目を終えようとしていること、消えつつあること、、、つまり昭和のあの時代へは立 ち戻ることはないことへの寂寞で複雑な思いを込めて作られています。

CPO
CPO-555127(1SACD)
NX-C01
シナゴーグのオルガン作品集〜19世紀、20世紀作曲家たちによる「ユダヤの主題」を用いた作品集
フーゴ・シュヴァンツァー(1829-1886)
シューラ・リポヴスキー(生没年不詳)
ダヴィッド・ノヴァコフスキ(1841-1921)
エルンスト・アウグスト・バイヤー(1868-1943頃)
ジークフリート・ヴュルツブルガー(1877-1942)
ヨーゼフ・ズルツァー(生没年不詳)
マックス・ヴォルフ(1885-1954)
アルノ・ナーデル(1878-1943)
ハインリヒ・シャリト(1886-1976)他、
オルガン伴奏によるユダヤの歌
シュテファン・ルーターマン(ヴェルデン大聖堂、聖マリア&チェチリア、ロマンティック・ヴェスト・ギャラリー・オルガン…1916年ハノーヴァー、フルトヴェングラー&ハマー製)
カントル:アサフ・レヴィティン(Bs)

録音:2016年8月16-18日ヴェルデン大聖堂
“シナゴーグ”とはユダヤ教の会堂を指し、元々は聖書の朗読と解説を行う集会所でした。いくつかの礼拝所にはオルガ ンが備えられており、1494年に記された“ボヘミアの祈りの本”にみられるように、典礼の際の伴奏に用いられていました が、これらのオルガンが独奏楽器として活躍することはあまりなかったようです。19世紀後半になってようやく何人かの作 曲家が、祈りの精神と結びついたシナゴーグ独自のオルガン独奏曲を作曲し、オルガン曲のレパートリーに新たな潮流を もたらしました。このアルバムではそれらの作品の中からいくつかを選択し、年代別に並べることで、19世紀から20世紀 にかけてのシナゴーグ・オルガン音楽の変遷を辿ります。独唱を担当するのはオペラ歌手でもある教会カントルのアサフ・ レヴィティン。ユダヤの伝統を継承する歌い手として活躍する司祭です。

DIVINE ART
DDA-25190(2CD)
NX-B07
ダイアナ・ボイル/バッハを弾く
フランス風序曲 BWV831
フランス組曲 第1番ニ短調 BWV812
シンフォニア 第5番変ホ長調 BWV791
シンフォニア 第11番ト短調 BWV797
シンフォニア 第4番ニ短調 BWV790
シンフォニア 第13番イ短調 BWV799
シンフォニア 第8番ヘ長調 BWV794
シンフォニア 第7番ホ短調 BWV793
シンフォニア 第6番ホ長調 BWV792
シンフォニア 第12番イ長調 BWV798
シンフォニア 第9番ヘ短調 BWV795
ダイアナ・ボイル(P)

録音:2017年6月20-28日ポットン・ホール、サフォーク、UK
ロンドン出身のピアニスト、ダイアナ・ボイル。ニューヨークで名手アルトゥール・バルサムに師事し、薫陶を受けました。1979 年にロンドンでデビューを飾り、1989年にはベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」をリリース、そのユニークな解釈が高く評価 されました。以降は「ゴルトベルク変奏曲」や「フーガの技法」などバッハ作品を主としてリリース。一つの録音を完成するまで の準備期間に長い時間をかけるため、CDの数は多くないものの、その独特な感性に裏打ちされた演奏は多くの人の注目 を集めています。今回のアルバムは、フランス風序曲と、フランス組曲第1番、シンフォニア集という熟考の末の選曲によるも ので、機械的に音を鳴らすのではなく、全ての音に命を込めることを目指したという渾身の演奏を楽しむことができます。

METIER
MSV-28585(1CD)
NX-B07
近代ピアノ作品集
スカルソープ(1929-2014):マウンテンズ
ヒスコックス(1963-):トッカータ
マスランカ(1943-2017):ピアノの歌
ドン・バンクス(1923-1980):ペッツォ・ドラマティコ
クーネ(1956-):トワイライト・レイン
ロックバーグ(1918-2005):カーニバル・ミュージック
バーニー・チャイルズ(1926-):Heaven to Clear When Day Did Close
ジョン・マッケイブ(P)

録音:1985年
イギリスのピアニスト兼作曲家、ジョン・マッケイヴ(1939-2015)。ピアニストとしてはハイドン演奏のスペシャリストであるとと もに、同時代の作品にも精通しており、数多くの作品を紹介、録音してきました。このアルバムは1985年に録音された オーストラリアとアメリカの現代音楽を集めた1枚で、これを録音するためにマッケイヴはわざわざシドニーのEMIスタジオに出 向いたのですが、出来上がったものは何故かリリースされることがありませんでした。このマスターは、スタジオが閉鎖された際 に紛失したと思われていましたが、2018年に奇跡的にカセットコピーが発見され、これをリマスタリング。今回CDとして蘇り ました。マッケイヴ自身が選んだ様々なスタイルによる作品は、どれもユニークで聴きごたえのあるものばかりです。

Cybele
CYBELEKIG-012S
(4SACD)
ヴォルフガング・リームとオルガン
[Disc1〜3]
リーム:オルガン作品全集(演奏:マルティン・シュメーディング)
リームによるオルガン即興(1970)
[Disc4](ドイツ語の会話)
ミリャム・ヴィーズマンとヴォルフガング・リームの対話(2018)
ミリャム・ヴィーズマンとマルティン・シュメーディングの対話(2018)
マルティン・シュメーディング(Org)
高音質レーベルCYBELE RECORDSからリームのオルガン作品全集が登場。SACDハイブリッドで、SACD層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が楽 しめます。
ヴォルフガング・リームは1952年生まれのドイツの作曲家で、現在なお第一線で活躍し続けている大御所。CD3枚分ものオルガン作品を書いており、すべ てを収録したディスクは今までにありませんでした。今回の全集のうち、3分の2の作品は初録音だということです。 (Ki)


STEINWAY&SONS
STNS-30098(2CD)
NX-D01
超絶技巧練習曲集
リスト:超絶技巧練習曲 S.139
リャプノフ:超絶技巧練習曲 Op.11の思い出に」
コンスタン ティン・シチェルバコフ(ピアノ/NY Steinway Model D)

録音:2018年1月20-23日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
ロシアの技巧派ピアニスト、シチェ ルバコフがリャプノフの傑作「超絶技巧練習曲」を再録音。1992年 に 録音された前作(Marco Polo/8.223491-廃盤-)も、持ち前の技術と 感性でこの難曲を颯爽と聴か せた名盤として知られますが、今回はさらに奥行きが加わり、成熟 した音楽性で作品の魅力をじっくりと 聴かせてくれます。さらにここにはリストによる本家「超絶技巧練 習曲」も併せて収録。 リャプノフの作品はリストの追悼として書かれ、リストが使わなか った12の音階が使用されていることでも知 られており、2作品が一緒に収録されることによって、いわば「24 の超絶技巧練習曲」として完結する作り となっています。リストでの彫りの深い表情にも注目で、2つの作 品に有機的な流れを作り、対比させなが ら終曲のリストの追悼曲へと繋げていく技量は圧巻です。
STEINWAY&SONS
STNS-30108(2CD)
NX-D01
レイナルド・アーン(1874-1947):ピアノのための詩 「当惑したナイチンゲール」 (全曲) ユーニー・ハン(ピアノ/NY Steinway Model D)

録音:2018年8月スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
ベネゼエラに生まれてフランスに学 び、そのまま帰化したアーン。マスネに師事し、指揮者としても活 躍した 彼は、作曲家としても早熟な才能を発揮しますが、その作品は12歳 の頃に書いたという歌曲「私の詩に 翼があったなら」を除き、今日演奏機会にあまり恵まれているとは 言えません。そんな彼が残したピアノ曲 「当惑したナイチンゲール」は、4つの組曲からなる全53曲で構成 された小品集。どの曲も特徴的な性格 を持ちながら、小説家プルーストとの親交でも知られる彼らしく、 内省的な美しさに満ちています。この大 作に臨むのは韓国出身のユーニー・ハン。Steinwayで3枚目のアル バムとなる今回は、1枚目でも取り 上げていたアーンを色彩豊かに聴かせます。
STEINWAY&SONS
STNS-30074(2CD)
NX-D01
アルト ゥル・シュナーベル(1882-1951):ピアノ独奏作品全集
3つの幻想的小品 (1898)
3つの小品 Op.15 (1906)
舞踏組曲 (1920-21)/ソナタ (1923)
7楽章の小品 (1936-37)
7つのピアノ小品 (1947)
ヨーゼフ・シュトラウス(シュナーベル編):古きウィーンからの4 つのワルツ
ジェニー・ リン(P/NY Steinway Model D)

録音:2017-2018 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
初のソナタ全集を完成させベートー ヴェン弾きとして名を馳せたシュナーベル。3曲の交響曲を残すな ど、作曲家としても精力的に活動してい た彼が残した、ピアノ独奏のための作品を全て納めたアルバム。ブ ラームスの時代までのドイツ・オーストリア作品がピアニストとし ての彼のレ パートリーでしたが、その作風は多分に現代的であり、複雑なリズ ムを持つものや多調・無調といったものも少なくありません。彼自 身のピアノ 表現と同様、精神性に負うところの大きな曲想ですが、同時に抒情 的でもあり、またチャーミングな一面も持ち合わせています。ヨー ゼフ・シュ トラウスのワルツのエッセンスを1〜2分という極端に短い曲に濃縮 したアンコール・ピース、「古いウィーンからの4つのワルツ」も 聴きものです。 Steinwayから既に7枚ほどのアルバムをリリースし、レーベルと強 い信頼関係を築いているジェニー・リンは、台湾で生まれたのち若 くして世界 に学び、現在はアメリカで活躍するピアニスト。近現代作品を得意 とする彼女が、持ち前の音楽性と安定の技量で大ピアニストが思い 描いた 世界を再現しています。

Nimbus Alliance
NI-6384(2CDR)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.5
ピアノ・ソナタ第9番ロ短調 D.575
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845
断章 嬰ヘ短調 D.571
ウラディミ ール・フェルツマン(P)

録音:2013年6月(断章)、2015年3月(その他の作品)、ワイアストン ・レイズ(イギリス)
旧ソ連での活動禁止と事実上の追放 、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト 、ウラディミール・フェルツマン。 全集完結まであとわずかとなったシューベルトのピアノ・ソナタ集 第5巻。繊細なタッチから雄弁な表現力を生み出すフェルツマンの 儚くも美しいシューベルトです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤とな ります。

Centaur
CRC-3657(1CD)
F.J.ナデルマン:7つの進歩的なソナティナ Op.92
ソナティナ第1番変ホ長調/ソナティナ第2番ハ短調/ソナテ ィナ第3番変ロ長調/ソナティナ第4番ト短調/ソナティナ第5番ヘ 長調/ソナティナ第6番ニ短調/ソナティナ第7番ハ長調
ルシア・ヴ ィッセ(Hp)

録音:2017年、オランダ
ルシア・ヴィッセは、オランダ出身 、コンサートや結婚式、レセプション、ディナー・パーティー等様 々なシーンで活動しているハーピスト。 フランス王室礼拝堂のハープ奏者、パリ音楽院の初代ハープ教授、 国王付きの首席ハープ奏者などを歴任したフランソワ・ジョゼフ・ ナーデルマン(1781−1835)の「7つのソナティナ」は、現在でもハ ープの重要なレパートリーとなっている作品。
Centaur
CRC-3632(1CD)
ヴィンセント・パーシケッティ:ピアノ作品集
ソナチネ第1番Op.38、ソナチネ第2番Op.45
ソナチネ第3番 Op.47、ソナチネ第4番Op.63
ソナチネ第5番 Op.64、ソナチネ第6番Op.65
小さなピアノの本 Op.60、
セレナード第7番Op.55、
セレナード第2番 Op.2、詩集第1巻 Op.4、
詩集第2巻 Op.5、詩集第3巻 Op.14、
パレードOp.57、
アルバムのための変奏曲 Op.32
マイロン・ シルバースタイン(P)

録音:2015年8月10日−12日、パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニ ューヨーク、アメリカ)
1951年に作曲された吹奏楽の名曲「 ディヴェルティメント」など多くの作品を残した、20世紀アメリカ の作曲家、ヴィンセント・パーシケッティのピアノ作品集。
Centaur
CRC-3610(3CD)
ジャック・ シャルパンティエ:カルナティック旋法による72の練習曲 (72のエチュード・カルナティック) ジューシー ・カルーソー(P)
使用ピアノ:YAMAHA C6

録音:2016年11月26日、フランス
シャルパンティエはシャルパンティ エでも、フランス・バロックの巨匠マルカントワーヌではなく、現 代フランスの巨匠ジャック・シャルパンティエ(1933−)の代表的大 作である「カルナティック旋法による72の練習曲」の全曲録音!
師であるメシアンの音楽的哲学や美学を自らの作風に取り入れたシ ャルパンティエ。1953年から54年にかけて滞在したインドで受けた 影響も大きく、まさにこの作品もインドのカルナータカの旋法を用 いた作品です。
Centaur
CRC-3642(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825−830 ショシャナ ・テルナー(P)

録音:2012年9月4日−6日
※使用楽器:ファツィオリ
カナダの女流ピアニストが、イタリ アの銘器ファツィオリで奏でたバッハの「6つのパルティータ」。 ショシャナ・テルナーは、16歳でカナダのナショナル・アーツ・セ ンターOとの共演を果たしコンチェルト・デビュー。その他にも、 ケベックSOやボストン・クラシカル・オーケストラ、ナショナル・ アカデミー・オーケストラと共演を重ねる実力者です。
Centaur
CRC-3650(1CD)
アメリカン ・ロマンティック〜オールドバーグ:ピアノ作品集
アーン・オールドバーグ:伝説 Op.26、
カンツォネッタ Op30-2、3つの小品 Op.27、
アラベスク、即興曲 Op.32、
主題と変奏 O.25
ジェニファ ー・ムニィツ(P)

録音:2017年5月16日−17日、グルーシン音楽ホール、コロラド大 学ボルダー校(アメリカ)
アメリカ出身のピアニスト、作曲家 として活躍したアーン・オールドバーグのピアノ作品集。ジェニフ ァー・ムニィツは、11歳でのコンチェルト・デビュー後、カーネギ ー・ワイル・リサイタルホールでのニューヨークソロデビューを飾 り、その後多くの賞を受賞しています。2013年からインディアナ大 学サウスベンド校の音楽助教授に就任しています。

Chandos
CHAN-20143(1CD)
ア・ライフ・イン・ミュージック〜ヴィンテージ・トミー・ライリー


1.サラサーテ(トミー・ライリー編):ツィゴイネルワイゼン*#
2.スカルラッティ(ジェームズ・ムーディ編):ソナタト短調L.338,K.450##
3.バッハ(トミー・ライリー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006よりジグ##
4.ラフマニノフ:セレナーデ##
5.デイヴィッド・ライリー/ロバート・ファーノン:エイジ・オヴ・イノセンス##
6.マデリーン・ドリング:イタリアン・ダンス##
7.モシュコフスキ:スペイン舞曲第2番ト短調##
8.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ヴォイス・フロム・ザ・パスト##
9.アラン・ラングフォード:ファイアブランド##
10.ピーター・デローズ(トミー・ライリー、フランク・スティル編):ディープ・パープル*#
11.スメタナ(トミー・ライリー編):「売られた花嫁」より道化師の踊り*#
12.モーツァルト(トミー・ライリー編):「フィガロの結婚」序曲*#
13.ニューウェル・チェイス:ミッドナイト・イン・メイフェア#/ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ラファエル・エルナンデス・マリン(トミー・ライリー編):エル・クンバンチェロ#
15.ヤコブ・ゲーゼ(トミー・ライリー編):ジェラシー#
16.サム・M.ルイス/ジョー・ヤング/ハリー・アクスト(ノーマン・ウォーレン編):ダイナ#
17.ジャック・ベントリー/レジナルド・オーウェン(ジョージ・マーティン編):ボップ!ゴーズ・ザ・ウィーズル#
18.ドナルド・フィリップス:ファイアフライ*#
19.コール・ポーター(トミー・ライリー編曲/ノーマン・ウォーレン・オーケストレーション):ビギン・ザ・ビギン*#
20.ボビー・ヤング:ジン・ジンジャー*#
21トミー・ライリー/ボビー・ヤング:ノー・リミット#
22.ジェームズ・ムーディ:ブルガリアン・ウェディング・ダンス#
23.グリゴラシュ・ディニク/ヤッシャ・ハイフェッツ:ホラ・スタッカート*#
24.ジミー・リーチ(トミー・ライリー、ジェームズ・ムーディ編):18世紀ロック*#
25.伝承曲(ジェームズ・ムーディ編):アイリッシュ・メドレー*#
26.レクオーナ(トミー・ライリー編):そよ風と私*#
27.ジャン・ヴィエネル:グリスビーのブルース*#
28.トミー・ライリー/モーリス・アーノルド:ザ・レッド・フレイム*#
29.ショパン:ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」*##
30.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ゴールデン・ガール*##
トミー・ライリー(ハーモニカ)

1.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔録音:1953年11月21日、NRK放送(オスロ)〕
2.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
3.録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
4.〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
5.ノルウェー・オペラSQ、トール・フルティン(P)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
6.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
7.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
8.ノルウェー・オペラSQ、ロベルト・ノーマン(G)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
9.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
10.フランク・スティル(P)〔デモ録音:1945年、ロンドン〕
11.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年3月6日〕
12.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年10月20日〕
13ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
15.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1951年、アビー・ロード〕
16.リズム・アカンパニメント〔録音:1952年4月7日、アビー・ロード〕
17リズム・アカンパニメント〔録音:1952年、アビー・ロード〕
18.ヴィレム・タウスキー(指)、ノーザン・ヴァラエティ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ジ・アル・リード・ショウ":1953年2月19日〕
19.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔NRK放送:1953年11月21日、オスロ〕
20.NDR:1957年、ハンブルク〕
21ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
22.ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
ヨハン・オイアン(P)〔NRK放送:1962年4月、オスロ〕
24-27..エドワード・ルバック四重奏団〔BBC:1965年、ロンドン〕
28.ジェームズ・ムーディ(P)〔BBC:1969年、ロンドン〕
29.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1977年9月28日、NRK(オスロ)〕
30.ジェームズ・ムーディ(P)〔録音:1988年8月9日、NRK(オスロ)〕

*=未発売音源、#=モノラル録音、##=ステレオ録音
カナダ出身、イギリスで活動した伝 説的ハーモニカ奏者、トミー・ライリー(1919−2000)の様々な録音 を集成したコレクション・アルバムが登場! トミー・ライリーは1919年カナダ生まれ、8歳でヴァイオリンを、 11歳でハーモニカを学び、1935年からロンドンで、1937年からはヨ ーロッパでハーモニカ奏者として活動。ライプツィヒ音楽院でヴァ イオリンを学んでいる間にゲシュタポに捕らえられ、1939年〜1945 年まで強制収容所へ送られ、そこでヤッシャ・ハイフェッツの演奏 に基づいてハーモニカの技巧を磨く。戦後はロンドンに戻り、コン サート・ソリスト、リサイタリスト、BBCラジオやテレビのパフォ ーマー、スタジオ・ミュージシャン&作曲家として多彩に活動。 1992年には大英帝国勲章(MBE)を受賞した最初のハーモニカ奏者と なりました。 このコレクション・アルバムでは、クラシックの名曲のアレンジか ら、ジャズ、ポップスのナンバー、ライト・ミュージック、民謡な ど、様々なレパートリー全30曲を集成。今回初CD化となる、未発売 放送音源も多数収録しています。
Chandos
CHAN-20142(1CD)
ハイド ン:交響曲集(カール・ダーヴィト・シュテークマン編曲独奏 ピアノ版)
交響曲第92番「オックスフォード」
交響曲第75番ニ長調 Hob.I:75
交響曲第44番ホ短調 Hob.I:44 「哀悼」
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2019年2月28日ー3月2日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
※全曲世界初録音
セルビア系アメリカ人でパリ音楽院 を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニ スト、イヴァン・イリッチ。フランスの伝説的名手フランソワ=ル ネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの 録音によって国際的に評価され、シャンドス(Chandos)では アントワーヌ・ライシャという知られざる作品を2巻にわたって取 り上げその異才ぶりを発揮してきました。 現在シャンドスが最重要ピアニストの一人として推しだすイヴァン ・イリッチ、注目のChandos第3弾は、なんとハイドンの交響曲集。 18世紀にテノール歌手、オルガン奏者、指揮者、作編曲家として活 動したドイツの音楽家カール・ダーヴィト・シュテークマン(1751 −1826)がトランスクリプションを施したピアノ独奏版全曲世界初 録音。マインツ劇場でドン・ジョヴァンニのドイツ語版初演を歌っ た他、モーツァルト、サリエリ、グルックらの歌劇を指揮&プロデ ュースするなど、主にオペラ・劇場の分野で活躍したシュテークマ ンは、鍵盤楽器の特性を引き出して華麗で劇的な表現を生み出す術 を心得ており、ハイドンの25曲の交響曲、モーツァルトの弦楽五重 奏曲やベートーヴェンの弦楽三重奏曲を鍵盤楽器用に編曲していま す。

Coviello
COV-91910(1CD)
ラヴェル:ピアノ作品全集
水の戯れ/亡き王女のためのパヴァーヌ
鏡/夜のガスパール/ラ・ヴァルス
ソナチネ/プレリュード
ハイドンの名によるメヌエット
クープランの墓/シャブリエ風に
ボロディン風に/古風なメヌエット
メヌエット(1904)/高雅で感傷的なワルツ
アルフォンソ・ゴメス(P;スタインウェイD)

録音:2016年6月28-30日、2018年7月28-29日/フライブルク、アンサンブルハウス
アルフォンソ・ゴメスは現代作品を得意とし多く取り上げているスペインのピアニストです。明晰な読みとメカニックな巧さを武器に、現代的な研ぎ澄まされた 音色感覚でカッチリと奏でられるラヴェル。とは言え瑞々しさを失うことなく、かと言って甘くなりすぎず、という見事なバランスでいきいきと全曲に対峙。ラヴェ ルが自らの音楽の精粋を封じ込めるべく開発したピアノ書法を丁寧に解きほぐし、その音楽の素晴らしさを明らかにしてくれます。スタインウェイの響きも美しく 録音も上質で、大変高い完成度のアルバムになっています。 (Ki)

LIMEN Classic
CDVD123-C123
(2CD +1DVD)
限定盤
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 チハト・アスキン(Vn)

録音:2018年リメン・スタジオ
チハト・アスキンは1968 年イスタンブール生まれのイスラム教徒で、幼いころから作曲もこなしているヴァイオリニストです。バッハの無伴奏はヴァイオリン の歴史におけるマイルストーンである、と語るチハト・アスキン。モダン・ヴァイオリンを用い、全曲をじっくりと練り上げ真摯に演奏しています。 限定生産、シリアルナンバー付き。演奏を収めたDVD付きです。 (Ki)

Spectrum Sound

CDSMBA-049(4CD)
「グレイト・アーティスト」〜コンスタンティン・シルヴェストリ、スヴャトスラフ・リヒテル
■CD 1 
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリWoO.57
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
ショパン:スケルツォ第1番
 スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
 舟歌 Op.60
 エチュード第10番変イ長調 Op.10-10
 エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4
■CD 2&CD 3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
 ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2
 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
ショパン:エチュード第12番「革命」 Op.10-12
 前奏曲第15番「雨だれ」
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』*
■CD 4
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 KV.459*
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ボレロ(冒頭3小節が欠けております)
■CD 1 
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1977年3月3日サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)

■CD 2&CD 3
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)*
フランス国立放送O*
録音:1980年11月7日サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)
1959年2月12日シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)*

■CD 4
クララ・ハスキル(P)*、
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)、
フランス国立放送O
録音:1959年2月12日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)
スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"ベルアーム"。当セットは 円熟期のリヒテルが1977年と1980年にパリで行ったリサイタルとシルヴェストリが1959年にフランス国立管を振ったライヴ音源を収録。いずれのライヴも エネルギッシュでその迫力に圧倒されます。今回お買い得な4枚組となって再登場です!(日本語解説はつきません) (Ki)
※このレーベルは、初発売後すぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

ACOUSTIC REVIVE
KKC-6062(2CD)
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 佐藤俊介(バロックVn)

録音:2017年5月1-4日、31日、6月2日/オランダ、ハールレム・ドープスゲ ジンデ教会
モダン、バロック両方の楽器を弾きこなし世界で活躍するヴァイオリニスト、佐藤俊介。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務め、2018年には オランダ・バッハ教会の第6代音楽監督に就任するなど古楽の本場オランダでも抜群の評価を得ている彼がついに、満を持してバッハの無伴奏全曲をリリー ス。ガット弦とバロック弓を用いて複雑なフーガや長大なシャコンヌをいとも自然に響かせてしまう高い技量に驚かされますが、その演奏は勢いに流されるこ とのないたいへん巧妙なもの。克明に声部を弾き分け、陰影に富んだニュアンスを纏わせ、間を大事に取りながらも時に輝かしい装飾を繰り出す、それでいて 表現過多にならない絶妙な佇まいでもって、バッハの音楽の真髄をじっくりと語り聴かせます。
非常に「ヴァイオリンらしく」書かれていながら、ヴァイオリンを完全に超越しているこの6曲に、ただただ圧倒されます――バッハの音楽には、私たちの心 を動かす「何か」があります。その「何か」こそ、言葉を超えたところにあるものです(解説書中、佐藤俊介氏のインタビューより)
高音質で定評のあるACOUSTIC REVIVEレーベルからの発売です。オランダのハールレム教会で24bit/96khzで録音されました。エンジニアは同レーベ ルの他の作品も手掛けているトーンマイスターの濱瀬祥。ハールレム教会の極上の音響空間に漂うバロック・ヴァイオリンの繊細かつ鮮烈な響きを克明に収 録した、バッハ無伴奏録音至上最高峰の仕上がりとなっています。録音にはACOUSTIC REVIVE製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケー ブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現しています。 (Ki)
ACOUSTIC REVIVE
KKC-6061(1CD)
(UHQ-CD)
税込定価
ブラームス:ピアノ小品集
8つのピアノ小品 Op.76
2つの歌曲からのピアノ独奏用編曲(昔の恋 Op.72-1 / 野にひとり Op.86-2)
6つのピアノ小品 Op.118
4つのピアノ小品 Op.119
福原彰美(P)
使用ピアノ;ベヒシュタイン

録音:2017年5月23-24日/神奈川県立相模湖交流センター
レーベル第三弾はチェロの女王クリスティーヌ・ワレフスカとの共演で一躍、世界的に注目を集めているピアニスト福原彰美のブラームス ピアノ小品集。こちらは相模 湖交流センターホールにて鈴木智雄氏のDSD11.2Mhz録音で行われ、ピアノはベヒシュタインが使用されました。ベヒシュタインの艶やかな響きと福原彰美のダイナミッ ク且つ繊細な奏法がDSD11.2Mhzにて鮮やかに蘇ります。
ブラームス晩年のピアノ作品が持つ重さ、暗さ、そして歌の美しさが見事に伝わってくる名演・名録音です!歌曲の編曲版がまたとても美しく印象的。 (Ki)

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-017(3CD)
バッハ:6つのパルティータ(全曲)
[CD1]第1番 変ロ長調 BWV 825、第2番 ハ短調 BWV 826、第3番 イ短調 BWV 827(終曲のジーグは2つのヴァージョンを収録)
[CD2]第4番 ニ長調 BWV 828、第5番 ト長調 BWV 829
[CD3]第6番 ホ短調 BWV 830(テンポ・ディ・ガヴォッタとジーグはそれぞれ2つのヴァージョンを収録)
ロ バ ート・レヴィン(P)

録音:2017年7月21-26日
レヴィンは、モーツァルト作品の校訂(協奏交響曲の復元、レクイエムの校訂、鍵盤作品では演奏解釈を含む校訂報告を執筆)を行う学者でもあり、ホグウッ ドとのモーツァルト:ピアノ協奏曲全集、ガーディナーとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集などでフォルテ・ピアノを演奏している名手でもあります。
学者としても名高いレヴィンだけに、気になるのが装飾音。パルティータ第2番ハ短調冒頭のシンフォニアも、装飾というよりも即興演奏のよう。また、楽曲によっ ては異版ヴァージョンを収録するなど、レヴィンならではの視点も光るパルティータ全曲の登場です。ブックレットには、レヴィンがパルティータについて語るイン タビューが掲載されています(英・仏語のみ。日本語訳はありません)。もちろん全体を通して素晴らしい演奏であることは言うまでもありません。 (Ki)
LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-016(2CD)
ショパン&リスト作品集
ショパン:24の前奏曲
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
 夜の賛歌(詩的で宗教的な調べ第2稿より)、
 葬送曲(詩的で宗教的な調べS.173)
  コンソレーション S.172(全6曲)
 水の上で歌う(シューベルト歌曲の編曲)
ヤ=フェイ・チャン(P)

録音:2016年
これまでにもECMなどでもリリースのあるアメリカで活躍するピアニスト、ヤ=フェイ・チャンによるショパンとリスト。ブレンデルも激賞しているとおり、ヴィ ルトゥオーゾ性とあふれる音楽性、そして熱い歌に一度聴いたらとりこになる魅惑のピアニストです。 (Ki)

Grand Piano
GP-756(1CD)
NX-B03
ダンディ:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.63 (1907)
旅の画集 Op.33 (1889) 〜[24. I.?(序章) 25. III.牧場 26. IV.緑の湖 27. V.弔いの鐘 28. XI.ボイロン修道院 29. XII.雨 30. XIII.夢]
ジャン=ピエール・アルマンゴー(P/Steinway, Model D)

録音:2018年9月-2019年1月
セザール・フランク門下生としてパリ音楽院に学び、スコラ・カントルムの創立に関わるなど近代フランス音 楽史に決して小さくない足跡を残したダンディですが、その作品が今日演奏される機会は多いとは言えま せん。50代の円熟期にあった彼が書いたピアノ・ソナタは、演奏時間40分を超す知る人ぞ知る大作で、 変奏曲形式の第1楽章、トリオとコーダを持つスケルツォ・スタイルの第2楽章、ソナタ形式の第3楽章と 構造も意欲的なものとなっています。「旅の画集」は様々な印象を綴った多彩な小品集ですが、全13 曲からここでは約半数の7曲、作者の心象風景を思わせる憂愁の影さす曲が特に選ばれています。 1943年生まれのフランスのピアニスト・アルマンゴーは、近代作品に対する深い造詣と高い学識で知ら れる大御所。ここでも母国が誇る大作曲家の真価を知らしめるべく、その音楽の奥深さを雄弁に展開し ています。
Grand Piano
GP-812(1CD)
NX-B03
レバノンのピアノ作品 2
アニス・フレイハーン:ピアノ・ソナタ第4番 (1951)*
ホウタフ・フーリー:ピアノ・ソナタ第4番 「シャーム」 (2016)*
ボグホス・ゲラリアン:ピアノ・ソナタ (1964)*
ワリード・ハウラニ:レバノン狂詩曲 (1995)
アニス・フレイハーン:白鍵によるエアとフーガ (1943)
タチアナ・プリマク=フーリー (P/Steinway)

録音:2017年5月15-17日
*=世界初録音
「レバノンのピアノ作品集」(GP715)に続く第2弾。イスラム色の強い中東では珍しく多民族・他宗教国 家であるレバノンは、その国情と立ち位置から長年諍いの絶えない厳しい歴史の中にありましたが、そこ では西洋と中東アジアの様々な文化が影響し合い、独自の文化を育んで来たこともまた事実です。ここ で生まれたピアノ作品の数々は、スリリングなまでに技巧的で示唆に富み、ほかでは聴けない個性的なも のばかり。また前衛に走りすぎないのも大きな魅力です。ピアニストは今回も、ウクライナ出身で現在はレ バノンに住むプリマク=フーリー。フレイハーンのソナタは前作の第9番に続き第4番を収録しており、これは 第1、2楽章、間奏曲と第3楽章という構成で、様々な風景が目の前に次々と現れるような作品。また こちらも前作に続いて登場で、ピアニストの夫でもあるフーリーのソナタ第4番には、「大シリア」とも訳され る大きなイスラム社会を表す「シャーム」という副題が付いています。これは(時に極端な)理想イスラム社 会の象徴としても用いる言葉ですが、子供の頃からレバノン内戦の辛い時代を生きてきたフーリーは、こ の第2楽章「荒廃」に深い祈りの思いを込めており、これを攻撃的な性格の2つの楽章「湿地帯」「シャー ム」で挟む構造となっています。

Paladino Music
PMR-102(1CD)
NX-B07
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 遺作D960
4つの即興曲 Op.142 〜第2番変イ長調/第3番変ロ長調
シュテファン・シュトロイスニヒ(P)

録音:2017年9月26.27日
1985年生まれのシュテファン・シュトロイスニヒ。ウィーン音楽芸術大学でオレグ・マイセンベルクに師事、更に ロンドンの英国王立大学でイアン・ジョーンズの薫陶を受けたピアニストです。様々な国でコンサートを開催、 とりわけ南米ツアー中のブエノスアイレスでは批評家から大絶賛されています。彼はコンサートでしばしば、 シューベルトの最後のソナタである第21番を演奏しており、すでに音楽生活の一部になっていると語っていま す。もちろん初アルバムにはこの曲を入れることを決めましたが、同時に収録する曲については熟考を重ね、 最も雰囲気があう曲として選定したのが2曲の即興曲でした。名ピアニスト、ラドゥ・ルプーの演奏からも影響 を受けたという彼、ここでは練りに練られた彼ならではのシューベルトを披露しています。

TUDOR
TUD-7509(1CD)
デュシーク:ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.70 「パリへの帰還」
ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.77 「祈り」
アンヌ・ド・ダデルセン(P)

録音:1973年チューリヒ音楽院
ヨハン・ラディスラウス・デュセックことヤン・ラディスラフ・デュシーク(1760-1812)のピアノ・ソナタを 2 曲収録。デュセックは 18 世紀末から 19 世紀初頭にかけてピアニストとして全ヨーロッパで活躍。 「パリへの帰還」は、その名の通り 1807 年にフランス革命後のパリに戻った際に書かれたもの。当時 としては最もピアノの表現力を引き出した最先端の作品です。「祈り」は 1811 年の作。デュセックが ロマン派の音楽を先駆けた人物であることを良く示した作品です。 アンヌ・ド・ダデルセンはスイスを代表するピアニストの一人。明確でくっきりした演奏でデュセックの 魅力を引き出しています。

Stradivarius
STR-37121(1CD)
ブリス・ポゼ(b.1965):作品集
「涙の理論:泥」(2008-2015)〜クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノのための
「エウリディーチェ」(1998-2015)〜フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための 「ウン=ルーエ II」(2016)〜クラヴサンのための
アンサンブル・アルテルナンスブリス・ポゼ(Cemb)

録音:2018年5月
ブリス・ポゼはフランスの作曲家、チェンバロ奏者。作曲をジェラール・グリゼイ、フランコ・ド ナトーニ、デュティーユ、ブライアン・ファーニホウ、ミカエル・ジャレルなど作風の大きく異なる 作曲家に師事した。彼の音楽は寡黙でウェーベルン、フェルドマンの作品の系譜に連なる静 寂の美しさを感じさせるもの。クラヴサンのための「Un-Ruhe II」は自らの朗読と演奏による「弾 き語り」作品で、ここでは21 世紀版サティとでも言うべきシュールな詩情が感じられます。

MSR
MS-1720(1CD)
バッハ・イン・トランスクリプション
バッハ:トッカータBWV564(ブゾーニ編)
「かくも神は世を愛したまえり」BWV68(I.フリードマン編)
「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」BWV127(H.バウアー編)
アダージョBWV564(ブゾーニ編)
前奏曲とフーガBWV543(リスト編)
前奏曲BWV855a(A.シロティ編)
アダージョBWV1003(L.ゴドフフキ編)
「われ汝に呼ばわる」BWV639(ブゾーニ編)
「羊は安らかに草を食み」BWV208(P.グレインジャー編)
ジーン・アレクシス・スミス(P)

録音:2017-2018 年、
バッハの様々な作品をピアノに編曲したものを集めた。リスト、ブゾーニなど有名な編 曲作品からゴドフスキ、グレインジャーによる珍しいものまで含む、貴重なディスク。ブゾー ニ、ゴドフスキ、グレインジャー版はヴィルトゥオーゾだけあってピアノの技巧を生かした聴き ごたえある編曲。ピアノのジーン・アレクシス・スミスはカリフォルニアを中心に活動する中堅 女流ピアニスト。


SOMM
SOMMCD-0198(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ 第7番ハ長調 K309
ピアノ・ソナタ 第9番ニ長調 K311
ピアノ・ソナタ 第8番イ短調 K310
ロンド イ短調 K511
ピーター・ドノホー(P)

録音:2019年3月3.4日
1953年生まれのピーター・ドノホー。イヴォンヌ・ロリオに師事し、1982年のチャイコフスキー国際コンクールに1位なしの 2位に入賞、世界的に注目を集めました。一時期バーミンガム市SOの打楽器奏者として在籍していたという異 色の経歴を持つ彼は、サイモン・ラトルとは数多く共演をするなど、イギリス屈指のピアニストとして活躍しています。幅広 いレパートリーを持つことで知られますが、2018年から取り組んでいるモーツァルトのピアノ・ソナタ集の録音は、彼の円熟 した音楽性と、味わい深い音色が楽しめるもので、第1集がリリースされた際にも「確実に次のアルバムが聴きたくなる演 奏」と評価されました。この第2集ではモーツルトがパリに旅行した1777年から1778年に書かれた作品を収録。母の死 の直後に書かれたイ短調に呼応するかのように、その10年後に書かれたロンド イ短調(父の死を経験する)が置かれた 印象的な選曲です。
SOMM
SOMMCD-0196(1CD)
NX-B04
COLOUR AND LIGHT
オルウィン(1905-1985):12の前奏曲集
ピーター・ディキンソン(1934-):パラフレーズ II…スタジオ世界初録音
ディーリアス:夜想曲(R.スレルフォール編)
 歌劇「赤毛のマルゴー」より前奏曲と二重唱(M.ラヴェル編)
エリザベス・ラッチェンス(1906-1983):The Ring of Bone 骨の環
アンソニー・ハーシェル・ヒル(1939-2016):リタニー…世界初録音
 トッカータ…世界初録音
ネイサン・ウィリアムソン(P)

録音:2018年5月30.31日
「アメリカの偉大なソナタ集」(SOMMCD0163)に続く、イギリスのピアニスト、ウィリアムソンのSOMM RECORDINGS への2枚目のアルバムは、20世紀イギリスのピアノ作品集。収録された作品はディーリアスからディキンソンまで極めて多 彩な性格を持つもの。冒頭のオルウィンの「12の前奏曲」から、調性のある古典的な作品と、モダンで前衛的な作品が 入り混じるユニークな雰囲気を持っています。ディーリアスの「赤毛のマルゴー」は1902年に書かれたものの、1983年ま で演奏されることのなかった1幕の歌劇。ラヴェルのピアノへの編曲は、繊細なハーモニーと色彩感を重視した近代的で 美しい仕上がりです。そのほか、珍しい作品が選ばれており、ウィリアムソンの確かな審美眼を感じさせるアルバムです。

OMF
KCD-2073(1CD)
バッハ:トッカータ集
ニ短調 作品913|Toccata d-moll, BWV 913
ニ長調 作品912|Toccata D-dur, BWV 912
嬰ヘ短調 作品910|Toccata ?s-moll, BWV 910
ホ短調 作品914|Toccata e-moll, BWV 914
ト短調 作品915|Toccata g-moll, BWV 915
ハ短調 作品911|Toccata c-moll, BWV 911
ト長調 作品916|Toccata G-Dur, BWV 916
西山まりえ(Cemb)
使用楽器:タスカン・モデル(1997年ブルース・ケネディ制作)
基準ピッチ:A= 415Hz

録音:2018年12月19日-21日神奈川県立相模湖交流センター
チェンバロとヒストリカル・ハープ、2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサート、音楽祭や録音に参加。ルネ・ヤーコプス、ボブ・ヤング、「チーフタンズ」 のパディ・モローニ、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、コリーナ・マルティ、山下洋輔、波多野睦美、アンサンブル「アントネッロ」など、幅広いジャンルに渡る音楽家との共演は常に多くの 反響を呼んでいます。また音楽番組、教養情報番組などTV出演も多い。 国内外レーベルへの録音も多く、「バッハ インヴェンション&シンフォニア」「バッハ イタリア協奏曲&フランス風序曲」「スカルラッティ 伴盤の魔術師」以上はすべて「レコード芸術」誌特選盤。「バッ ハ イギリス組曲」「バッハ ゴルトベルク変奏曲」「バロック・ハープとの出会い」は、同誌準特選盤ほか、朝日新聞、毎日新聞などで採り上げられた。スペイン「エンキリアディス」レーベルより 欧州で発売されたCD「ファンタシーアの奏法〜イベリア半島の伴盤音楽」は「リトゥモ」誌(スペイン)の最優秀推薦盤に選ばれます。中世音楽のスペシャリストとしての評価も高く、ゴシック・ハー プとオルガネットを奏するCD「トリスタンの哀歌」は「レコード芸術」誌準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤に選ばれた他、「BURRN!」「フォーブス」「ミ セス」「サライ」「暮らしの手帖」などの一般誌でも紹介され、古楽を多くの聴衆に広めています。2018年にリリースされた最新アルバム「C. B. バルバトル:クラヴサン曲集 第1巻」は、朝日新聞推薦 盤、『レコード芸術』誌特選盤に選ばれた他、様々な雑誌で採り上げられ話題となっています。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールム に留学。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位(第23回同コンクール審査員)および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。古楽ワークショップ「信州アーリーミュージック村」芸術監督。『レ コード芸術』誌「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」に選出されます。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師として後進の指導にあたっています。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1002(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番《ワルトシュタイン》
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO57
ピアノ・ソナタ 第23 番 ヘ短調 作品57 《熱情》
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ/1925年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音:2019 年4 月12 日〜13 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
注目のレーベル「BIJIN CLASSICAL(ビジン・クラシカル)」第二弾は、メジュ ーエワによるベートーヴェンの名作ソナタ集。「熱情」と 「ワルトシュタイン」はメジューエワにとってそれぞれ三度目の録音ですが、旧 盤に比べて音楽の流れが一層自然になり、全体のス ケール感が増大しているのが特徴的。1925 年製ニューヨーク・スタインウェイ の名器(CD135)のもつパワーを縦横無尽に駆使して、 圧倒的な演奏を繰り広げています。併録の「アンダンテ・ファヴォリ」も作品の魅 力を再認識させるチャーミングな演奏。ワンポイント 録音によるナチュラルな音響をお楽しみください。

NIFC
NIFCCD-061(1CD)
パデレフスキ:独創主題による変奏曲とフーガ 変ホ短調 Op.23
レオポルド・ゴドフスキー(1870−138):ヨハン・シュトラウスの主題による交響的変容 第1番「芸術家の生涯」
パデレフスキ
:夜想曲 変ロ長調 Op.16-4
ネルソン・ゲルナー(P)
※使用楽器:スタインウェイ, D 595375

録音:2018年4月16日ー18日、コンサート・ホール、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)
1990年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは1位に輝いた南米アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナー。ショパン弾きとしても名高く、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の「ザ・リアル・ショパン・シリーズ」にはソロや協奏的作品(ブリュッヘンとの共演)、歌曲伴奏で参加。その他、「パデレフスキ&マルトゥッチのピアノ協奏曲集(NIFCCD 044)」や「ノヴァコフスキ&クログルスキの室内楽作品集(NIFCCD 105)」などの録音でポーランド音楽への造詣の深さを魅せ、2018年にはポーランド文化省より文化勲章「Gloria Artis Gold Medal」を授与されています。
ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人イグナツィ・ヤン・パデレフスキ。ショパンを始めとする様々な作曲家の作品のトランスクリプションや華麗なパラフレーズを数多く生み出したヴィルトゥオーゾ、レオポルド・ゴドフスキー。ロマンティックなピアノの伝統を代表し、ショパンの音楽遺産の痕跡を残す二人のコンポーザー=ピアニストの音楽を、ゲルナーの優雅で知的なピアノが贈ります。

Signum Classics
SIGCD-596(8CD)
ウィドール:オルガン作品全集
オルガン交響曲第1番ハ短調 Op.13-1/オルガン交響曲第2番ニ長調 Op.13-2/オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3/オルガン交響曲第4番ヘ短調 Op.13-4/オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1/オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42-2/オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42-3/オルガン交響曲第8番ロ長調 Op.42-4/オルガン交響曲第9番 Op.70 「ゴシック」/オルガン交響曲第10番 Op.73 「ローマ風」/ラテン組曲 Op.86/3つの新しい小品 Op.87/バッハの思い出/アメリカ行進曲/四月物語 第6曲:結婚行進曲
ジョセフ・ノーラン(Org)

録音:2011年5月18日−24日(オルガン交響曲第1番〜第9番)、2013年4月29日−5月1日(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、2014年5月25日−27日(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)
セント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤル(ロンドン)のオルガニストやセント・ジョージ大聖堂(西オーストラリア、パース)のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲したイギリス系オーストラリアの名オルガニスト&合唱指揮者、ジョセフ・ノーラン博士が築いた金字塔。フランス・オルガン界の大家シャルル=マリー・ウィドール(1834−1937)のオルガン作品全集がBOXセットになってリリース! 全5巻(CD6枚)に及んだ「オルガン交響曲全集」に、CD2枚分の独奏オルガン作品集をセットにした8枚組。英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン、英ミュージック・ウェブ・インターナショナル、豪ライムライト誌、豪オーストラリアン紙等主要メディアで圧倒的な評価を獲得してきた記念碑的録音です。
かつてサン=サーンスやフォーレ、デュボワがオルガニストを務めた由緒あるパリのマドレーヌ寺院に設置された銘器、1846年に19世紀の名工アリスティッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンを中心に、リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)を使用しています。

Albion Records
ALBCD-019(1CD)
カム・バック・トゥ・ミー〜名作映画からのピアノ・アレンジメント集
バリー(ロング編):「ある日どこかで」より メイン・テーマ
ロータ:「ロミオとジュリエット」より 愛のテーマ
スタイナー(デューロ編):「風と共に去りぬ」より タラのテーマ
ホーナー:「タイタニック」より 愛のテーマ
バリー:「愛と哀しみの果て」より 愛のテーマ
ジョーンズ(ロング編):「ラスト・オブ・モヒカン」より メイン・テーマ
譚盾:「グリーン・デスティニー」より 永遠の誓い
ジマー:「グラディエーター」より オナー・ヒム/ナウ・ウィー・ア・フリー
坂本龍一:戦場のメリークリスマス
ホーナー:「ブレイブハート」より
ショア:「ロード・オブ・ザ・リング」より
ジョン・ウィリアムズ:「E.T. ジ・エクストラ・テレストリアル」より メイン・テーマ
ジャール:「アラビアのロレンス」より メイン・テーマ
ヴァンゲリス:「炎のランナー」より メインテーマ
モリコーネ(ハリス編):「ミッション」より ガブリエルのオーボエ
モリコーネ:「夕陽のギャングたち」より メイン・タイトル
モリコーネ:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より オープニング・ラルゴ
モリコーネ:「ウエスタン」より
チャールズ・ウィリアムズ:「ホワイル・アイ・ライヴ」より オルウェンの夢
アディンセル:「危険な月光」より ワルソー・コンチェルト
ジェーン・チー(P)

録音:2014年6月2日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」としては珍しい、ヴォーン・ウィリアムズの作品以外の音楽によるプログラムは、名作映画の名旋律のピアノ・アレンジメント集!
「タイタニック」や「戦場のメリークリスマス」、「ミッション」などの美メロとして有名な名旋律をピアノ・アレンジメントで存分に味わえるピアノ・ファン、サウンドトラック・ファン要チェックのプログラムです。ジェーン・チーはマレーシア出身の女流奏者。2009年にロンドンのサウスバンク・センターへのデビューを飾り、現在はイギリスを活動の中心とするピアニストです。
Albion Records
ALBCD-021(2CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:オルガン作品&編曲集
前奏曲「コモンウェルス」/「すずめばち」序曲/ウェールズ民謡による2つのオルガン前奏曲/ヴィオラと小管弦楽のための2つの楽章/アン女王のためのウェディング・チューン/ナンシーのためのウェディング・カノン/アベリストウィス幻想曲/「海の交響曲」より ラルゴ・ソステヌート/前奏曲とフーガ ハ短調/ウェールズ民謡による3つのオルガン前奏曲/トマス・タリスの主題による幻想曲/フィディリのための挽歌/BGC上のパッサカリア/グリーンスリーヴズによる幻想曲/ランド・オヴ・アワー・バース/サラバンド風に/「ロンドン交響曲」より 緩徐楽章/アンティフォン
デイヴィッド・ブリッグス(Org)

録音:2014年10月8日&13日、セイクレッド・ハート教会(ウィンブルドン)
ヴォーン・ウィリアムズのオルガン作品全集には、2曲の未出版作品、3曲の世界初録音、そして他のジャンルからの編曲作品を収録!
オルガンは、作曲者の存命当時の1912年に建造されたウィンブルドンのセイクレッド・ハート教会に設置されているウォーカー・オルガンです。

Centaur
CRC-3639(1CD)
ラグタイム・イン・ワシントン
ジョプリン:ベシーナ
ロッジ:レッド・ペッパー・ラグ
ジョプリン:イージー・ウィナーズ
ガーシュウィン&ドナルドソン:リアルト・リップルズ
ジョプリン:パーム・リーフ・ラグ
トーマス・ベンジャミン:古い新ウィーン楽派のラグ
オルブライト:スリープウォーカーズ・シャッフル、スコット・ジョプリンの勝利
ウィリアム・ボルコム:インシネレイター・ラグ、ブルックリン・ドッジ、ラスト・ラグ、フィールズ・オブ・フラワーズ
ジョン・ムスト:リコレクションズ、イン・ストライド
モートン:グランパズ・スペルズ
ズーク:オールド・トム・キャット・オン・ザ・キーズ
ジョプリン:ソラース
マイケル・アドコック(P)

録音:2017年5月28日、カルバリー統一メソジスト教会(メリーランド、アメリカ)
マイケル・アドコックは、1998年のリリ・ブーランジェ・メモリアル・アウォード受賞、ワシントン国際コンクール、ショパン・コンクール・イン・シカゴ&ニューヨークなどでの入賞歴を持つレオン・フライシャー門下のピアニスト。「ラグタイム王」で有名なスコット・ジョプリンの往年のラグから近代作品まで多数収録。
Centaur
CRC-3631(1CD)
ナスティー・ウーマン
フローレンス・プライス:ファンタジー・ネグレ
クララ・ゴットシャルク=ピーターソン:スタッカート・ポルカ
メアリー・ハウ:子守歌
ハリエット・ウェア:ホワイト・モス
ヴァージニア・ローパー:イン・ヴェネツィア
ジュリア・ニーバーゴール:フージャー・ラグ
メイ・アウフデルハイド:ダスティー, ア・ラグ
ジーナ・ブランスコンブ:リスのパーティー
フランシス・マリオン・ラルストン:3つの小さなワルツ
エセル・ハイアー:パヴィリオン・ノクターン、
 ドラゴン・フライズ Op.10
エイミー・ビーチ:夕べのツグミ Op.92, No.1、
 夜明けのツグミ Op.92, No.2
ダナ・スウィース:アフタヌーン・オブ・ア・ブラック・ファウン
ウルリク・コール:パープル・シャドウズ
 アバヴ・ザ・クラウズ、
 メトロポリタンズ
マナ=ズッカ:プレリュード、エチュード・オマージュ
ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)

録音:2017年6月19日−26日、ステム・コンサート・ホール(インディアナ、アメリカ)
ジョアナンナ・ゴールドスタインは、インディアナ大学サウスイースト校の音楽教授。20世紀初頭から1940年代初頭にかけて作曲された女性作曲家たちの重要作品集。
Centaur
CRC-3590(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調S.244
ディアナ・ヤヴォルスカ(P)

録音:1997年、スタジオ・レコーディング(クラクフ、ポーランド)
1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカが弾く、シューマン、ベートーヴェン、リストの名曲集。
Centaur
CRC-3571(1CD)
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310、
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1、
 ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
デイヴィッド・ヒュンス・キム(フォルテピアノ)

録音:2014年11月15日ー16日、チズム・ホール(ワシントン、アメリカ)
古楽器奏者、研究者で知られるマルコム・ビルソンから「この国のミュージカルライフに重要な貢献をすることは間違いない。」と称賛された、ピアニスト&フォルテピアニスト、デイヴィッド・ヒュンス・キムのデビュー盤。

Tactus
TC-862723(1CD)
ボッシ:オルガン作品全集 Vol.14〜様々な作曲家の作品の編曲集(オルガン版編曲:マルコ・エンリコ・ボッシ)
ガルッピ:アダージョとアレグロ
ハイドン:春の合唱
ショパン:葬送行進曲
マルティーニ:シチリアーナ
シューベルト:楽興の時第2番、
 楽興の時第4番
作曲者不詳:アリア・ポポラーレ・デル・パーセ・ディ・アス
クーナウ:アレグロ・マエストーソ
グルック:メロディ
リスト:アヴェ・マリア
デッラ・チャイア:ソナタ第1番
アンドレア・マシナンティ(Org)

録音:2017年10月、フォッジャ(イタリア)
タクトゥス(Tactus)の現在のライフワークでもあるマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)のオルガン作品全曲録音プロジェクトも第14集に到達!今回の第14集には、ボッシの手によるオルガン独奏のための編曲作品を収録。
中でも、1899年にカルロ・ヴェゲッツィ=ボッシによって製作されたピリオド・オルガンによるショパンの「葬送行進曲」は、一味違った雰囲気を醸し出しており、アレンジ作品ファン要チェックの演奏です。

Chandos
CHAN-20087(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.8
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 Hob.XVI-11
ピアノ・ソナタ第51番変ホ長調 Hob.XVI-38
アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調
ピアノ・ソナタ第6番ハ長調 Hob.XVI-10
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Hob.XVII-D1
「神よ、皇帝フランツを守り給え」による変奏曲 ト長調
ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調 Hob.XVI-49
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2018年12月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立したジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
シリーズ第8弾では、ウィーンの聖シュテファン大聖堂の少年合唱団を離れ、ハープシコード教師としての道を歩み始めた若きハイドンが、彼の生徒のために書いたであろう短く軽易な初期の3つのソナタ(第5番〜第7番)と、それからおよそ20年後に書かれた2つの大きなソナタ(第51番、第59番)を収録。このどちらも変ホ長調で書かれた後期の2作品は、演奏者の高い能力が要求され、ハイドンの優れた技術と創意工夫が発揮された作品です。

Danacord
DACOCD-832(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第3集
■Disc 1
(1)モーツァルト:幻想曲ハ短調K.396/385f
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、
(3)ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
(4)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
(5)ショスタコーヴィチ:ポルカ(バレエ 「黄金時代」 から)

■Disc 2
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.5
(3)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.3
(4)バラード第3番 変イ長調 Op.47
(5)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ヴィクト・シューラー(P)
■Disc 1
(1)録音:1955年 HMV KBLP 13, mtx 138-2N
(2)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 182-2-C、
(3)録音:1952年HMV KALP 2, mtx 2XCS 21-4N、
(4)録音:1952年 HMV KALP 2, mtx 2XCS 22-6N
(5)録音:1953年HMV 7RK2, mtx 7XCS10-2N
■Disc 2
(1)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 181-A-2
(2)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 48-1N、
(3)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 42-2N、
(4)録音:1953年HMV 7EBK 1002, mtx 7TCS 134-2N、
(5)録音:1954年TONO EP 43025, mtx 4025-1
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。リスト、サン=サーンス、グリーグの協奏曲を中心にした第1集(DACOCD491-492)、チャイコフスキーの協奏曲、シューマンの「謝肉祭」、ブラームスの「3つの間奏曲」、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」、シューベルトの三重奏曲などの第2集(DACDCD781-782)に続く第3集。彼の名声を海外にも広げた HMV(Denmark)録音のベートーヴェンのソナタや TONO レーベルのショパンなどが、初めてCD化されます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Danacord
DACOCD-840(1CD)
フィニ・ヘンリケス:ピアノの小品
子供の詩 Op.30(1908)
メロディ・アルバム Op.50(1919)
小さな水彩画 Op.21(1900)
トマス・トロンイェム(P)

録音:2018年5月、聖マルクス教会(デンマーク)
デンマークのフィニ・ヘンリケスは、ニルス・W・ゲーゼの勧めもあってベルリンに赴き、ヨーゼフ・ヨアヒムにヴァイオリンを、ヴォルデマール・バルギールに作曲を学びました。管弦楽曲、バレエ、室内楽曲などを作曲。世紀の変わり目の時代、チャーミングで人好きのする音楽が人々から歓迎されました。へンリケスは、子供の生活からインスピレーションを得た、シューマンの「子供の情景」に似たピアノの小品も作曲、3巻の曲集として出版しました。トマス・トロンイェム(1954−)は、クーラウのピアノ作品集(Rondo)を録音したデンマークのピアニスト。3つの曲集から52曲を選んだ、初録音のコレクションです。

NIFC
NIFCCD-113(1CD)
モニューシュコ:ピアノ作品&トランスクリプション集
スタニスワフ・モニューシュコ(1819−1872):マズルカ 変ホ長調(歌劇 「ハルカ」より/モニューシュコ編)、
 ポロネーズ ニ長調(歌劇 「ハルカ」より)
ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800−1865):モニューシュコの歌劇「ハルカ」による幻想曲 Op.51
モニューシュコ:ヴィラネッラ 変ロ長調、
 ポルカ 「春」 ヘ長調、
 夜想曲 変イ長調、
 ヴィラネッラ 変ニ長調、
 トライフル イ長調、
 トライフル 変ロ長調、
 トライフル ハ長調、
 トライフル ト長調、
 マズルカ ニ長調、
 スピナー(ニコライ・フォン・ヴィルム編)、
 アルエット Op.2(オイゲン・デ・ヴェスト編)、
 ポロネーズ 変ホ長調、
 ポルカ 「ダニエル」 イ長調、
 ワルツ 変ホ短調、
 ザシアのドゥムカ(歌劇 「いかだ乗り」より/ウワディスワフ・クログルスキ編)、
 コサック(ヴィルヘルム・クリューガー編曲/コサックによるトランスクリプション・ファンタジー Op.123)、
 ドゥムカ ニ短調 「眠らない、食べない」(ミハウ・マリアン・ビェルナツキ編)、
 ドゥムカ(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキによるパラフレーズ)、
 花(ベルンハルト・ヴォルフ編)、
 君よ知るや南の国(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキ編)、
 夜の歌 Op.64(マウリツィ・ディートリヒ編)、
 マズルカ イ短調(歌劇 「幽霊屋敷」より/モニューシュコ編)
シプリアン・カツァリス(P)
※使用ピアノ:ベヒシュタイン D 282

録音:2019年3月11日−14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
NIFCの副所長であり「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」の芸術監督を務めるスタニスワフ・レシュチンスキがカツァリスの演奏に惚れ込み、2019年5月5日のスタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年記念コンサートを依頼し、偶然にも同じ誕生日(5月5日)であったカツァリスが快諾、そのコンサートに先駆けて録音されたのがこのアルバムです。
「ポーランド・オペラの父」と呼ばれたモニューシュコは、多くのオペラ、オペレッタ、ミサ曲、歌曲を書いていますが、ピアノ作品は限られており、ここではモニューシュコのわずかなピアノ小品と、作曲者自身が編曲した2つの名オペラ(「ハルカ」、「幽霊屋敷」)からのマズルカ、そして様々な作曲家が残した、オペラ、歌曲からのピアノ・トランスクリプションを収録。モニューシュコの素晴らしいこれらの作品(特にコサック、ドゥムカ、夜想曲)は、「もし世界中のアンコールで演奏されれば、国際的にヒットし、この偉大なポーランドの天才の名を広める助けになる」とカツァリスが称賛しています。

フォンテック
FOCD-9815(1CD)
税込定価
2019年7月3日発売
イタリアの思い出に寄せる2つの小品
カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔の奇想曲
スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ
セルジオ・アサド:エリの肖像、カリオカ幻想曲
西森久恭:イタリアの思い出に寄せる2 つの小品
シモーネ・イアンナレッリ:「イタリアン・コーヒー(12 の小品)」より V 一緒に最後のコーヒーを
ウィリアム・ウォルトン:5つのバガテル
猪居謙(G)

録音:2018 年5 月22-24 日 相模湖交流センター
10代より単身ドイツへ留学、世界的ギタリストへの登竜門であるコブレンツ国際ギターコンク ールでのJ.ロドリーゴ作品最優秀演奏賞をはじめ、多くの国内外でのコンクールでの上位入賞・ 優勝を果たし、帰国後は関西を拠点に精力的な活動を続けるギタリスト・猪居謙。彼の「いまま で」と「これから」が詰まったニューアルバムの登場です。 冒頭のカステルヌオーヴォ=テデスコ「悪魔の奇想曲」から掉尾を飾るウォルトン「5つのバガ テル」までいずれ劣らぬ難曲揃い、しかし猪居謙の手にかかればそれを全く意識させない珠玉の 名曲と変わります。天賦の才能、そしてヨーロッパ・日本でのたゆまぬ研鑚により、猪居は他の ギタリストの誰とも重ならない素晴らしい音楽を手に入れました。 同世代の若き才能・西森久恭による表題曲、そしてイタリア出身のギタリスト=コンポーザー・ イアンナレッリによる1曲など、猪居が本作のテーマのひとつに挙げた「イタリア」へのこだわり を感じさせる楽曲も大きな魅力の1枚で(フォンテック)

TYXart
TXA-18112(1CD)
ノットゥルノ 〜光と影の音楽
クラム:『マクロコスモス』より
ドビュッシー:前奏曲集より
スクリャービン
:前奏曲集より
ショパン:前奏曲、ノクターン
バーバー、フィールド:ノクターン等 、全30トラック
マティアス・ファイト(P)

録音:2018年2月
夜景に舞う光と影のようなピアノ小品集。マティアス・ファイトは張り詰めた静けさとドラマチックな色彩を交互に展開し、あまり知られていない作品から有名 な作品に至るまで広い視野を持ちながら弾き綴ってゆきます。数人の作曲家を交互に散りばめたプログラムになっており、アメリカの作曲家ジョージ・クラムによ る刺激的な音楽が随時差し込まれスパイスのように機能しています。

Paraty
PARATY-219218(1CD)
クララ・シューマン:音楽の夜会Op.6(全6曲)
シューマン:子供の情景Op.15
 森の情景Op.82
クララ・シューマン:作品番号のないロマンス
マリー・ヴェル ムラン(P)

録音:2018年12月11-14日/ボン・スクール・プロテスタント教会(パリ)
ドビュッシー、メシアンと続きヴェルムランがローベルトとクララ・シューマン夫妻に捧げたアルバム。クララ14歳の時の作「音楽の夜会」はリストをも感心 させ、レパートリーにしたという曲。同じく「ロマンス」はローベルトに捧げられています。ラーザリ・ベルマンとロジェ・ムラロに学んだヴェルムラン。ベテラン の余裕で説得力満点です。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32829(1CD)
ショパン:バラード集&即興曲集
バラード第1番ト短調 Op.23
バラード第2番ヘ長調 Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47
バラード第4番ヘ短調 Op.52
即興曲第1番変イ長調 Op.29
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36
即興曲第3番変ト長調 Op.51
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ガーボル・ファルカシュ(P)

録音:2018年11月4-8日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
2017年5月より東京音楽大学の教授をつとめるガーボル・ファルカシュ。シューマン・アルバム(KKC 5776 / HCD 32798)に続く期待の新録音はショ パンのバラード&即興曲集です。ファルカシュはリスト音楽院卒業後、修士課程、更に博士課程を故ゾールタン・コチシュ、タマーシュ・ヴァーシャーリをはじ めとする演奏家の指導の元に修了。数々の国際コンクール歴を誇り、なかでも2009年ワイマールで開催された第6回国際リスト・コンクールにて第1位、併 せて聴衆賞、ハイドン・ソナタ・ベストパーフォーマンス賞を受賞し、世界的に注目されるようになりました。また、2011年より母校であるリスト音楽院の教 授もつとめました。ソロ活動はもちろんのこと、室内楽にも積極的に取り組み、クリストフ・バラーティとのサラサーテ、ヴィエニャフスキなどをおさめたアルバム (HCD 32760)もリリースしております。
ショパンのバラードと即興曲はファルカシュが最も得意とする作品。高度なテクニックに裏付けされた明晰で確かなピアニズムで美しいショパンを歌い上げ ます。現在、日本とハンガリーで活躍の場を広げている期待のピアニスト、ファルカシュに今後も注目です! (Ki)

BIS
BISSA-2421(1SACD)
バッハ:オルガン作品集 Vol.3
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531(7’30”)
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537(8’48”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV717(3’32”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV711(3’08”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV715(2’08”)
コラール・パルティータ「ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか」BWV770(12’11”)
トッカータ ハ長調 BWV566a(10’24”)
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546(10’58”)
コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV709(3’10”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV726(1’14”)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(14’36”)
鈴木雅明(Org;ゴットフリート・ジルバーマン1714年製)

録音:2018年5月/聖マリア大聖堂(フライブルク)
1990年にバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を創設して以来、音楽監督として、またバッハ演奏の第一人者として名声を博した鈴木雅明。BCJ とともにバッハの教会カンタータ、世俗カンタータ全集は、まさに世界に誇る偉業として高く評価されております。オルガニスト鈴木雅明としても 多くの録音を残しており、BISレーベルからリリースが続いているバッハのオルガン作品集は特に注目されております。
「ハ」の調性の作品と「ト長調」のコラール前奏曲を中心に「長調」と「短調」が交互に収録された当アルバムはオルガンの重厚感とともに美しい旋 律が印象的な作品で構成。極めて高度な技術と表現力が要求される名曲パッサカリアとフーガも収録されており、鈴木雅明にしか表現することのでき ない圧倒的な演奏を披露しております。
バッハと同時代を生きたゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)が製作した聖マリア大聖堂の大オルガンは、壮麗な装いとともに今もなお華や かな響きを聴くことができる銘器。鈴木雅明の卓越した演奏でジルバーマン・オルガンの輝かしい音色を堪能することができます。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT091-C091(2CD)
限定盤
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(全曲) エンリコ・バイアーノ(チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード)
第1、4、9、12、18、19、24番…フォルテピアノ
第2、3、5、7、8、10、13、15、16、17、20、21、22番…フォルテピアノ
第6、11、14、23番…クラヴィコード
(ボーナス)第1番…チェンバロ 第18番…クラヴィコード
録音:2017年
1960年ナポリ生まれ、Symphoniaレーベルへの録音などで古楽好きなら知っているイタリアの名鍵盤奏者バイアーノがLIMENレーベルに登場!曲はバッハ の平均律1巻、しかもチェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコードを使い分けての録音です。絶妙のリズムの崩しがまばゆい色彩変化を生み、各楽器の音色の 違いも鮮烈。これは聴き逃せません。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT039-C039(1CD)
限定盤
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
ルートヴィヒ・シュンケ:アンダンテ ヘ短調 『郷愁』
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164 D537
ルイジ・フェルナンド・カサモラータ:3つのロマンス
リスト:バッハのカンタータ『泣き、歎き、憂い、怯え』の主題による変奏曲
グレゴリオ・ナルディ(P)

録音:2014年
ルートヴィヒ・シュンケ(ドイツ、1810-1834)とルイジ・フェルナンド・カサモラータ(イタリア、1807-1881)、2人のあまり取り上げられない作曲家の 作品を収録。どちらもロマン派の魅力的な音楽で、他の収録曲との統一感も取れた面白いプログラムとなっています。ベートーヴェンのソナタは軽やかで明るい 演奏。リストは技巧をものともせず堂々と奏でています。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Paraty
PARATY-519240(1CD)
アリレザ・マシャエキ(b.1940):シェエラザード(1992) レイラ・ラメザン(P)
ケイヴァン・シェミラーニ(パーカッション(ザルブ、サントゥール)&即興)
ジャムシド・シェミラー ニ( 語り)
1940年生まれのアリレザ・マシャエキが作曲した「シェエラザード」は、イランのソロ・ピアノ音楽レパートリーで重要な作品となっています。マシャエキは エレクトロ音楽なども手がける幅広い作風の作曲家で、交響曲も9曲あるほか、これまでに600ほどの作品をかぞえます。ここではイラン音楽の国宝的存在、ジャ ムシド・シェミラーニによる語り、その息子にしてチェロ奏者ジャン=ギアン・ケラスとのトラキア・プロジェクトでもおなじみのケイヴァン・シェミラーニによる ザルブとサントゥールの即興、そしてピアノにより、イランの薫りが濃厚に感じられる実に興味深い1枚となっています。レイラ・ラメザンが手がけている「イラ ンのピアノ音楽100年」のシリーズの一環です。 (Ki)

MIRARE
MIR-352(1CD)
第37回ラ・ロック・ダンテロン・ピアノフェスティバル公式CD
(1)クープラン:恋のナイチンゲール
(2)シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集〜第2曲
(3)シューベルト:ディヴェルティメントD.823〜変奏1
(4)同:ハンガリーのメロディD.817
(5)チャイコフスキー:秋の歌
(6)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番〜ラルゴ・アパッショナート
(7)メンデルスゾーン:5月のそよ風
(8)デュポン:墓碑銘
(9)ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4
(10)モンポウ:庭の乙女たち
(11)グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール
(12)ショパン:前奏曲嬰ヘ長調Op.28の13
(13)フォーレ:即興曲嬰ハ短調Op.84の5
(14)シャブリエ:アルバムの1ページ
(15)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ〜第2曲
(16)リスト:ペトラルカのソネット第47番
(17)スクリャービン:練習曲変ロ長調Op.8の8
(18)フランク:前奏曲,コラールとフーガ〜前奏曲
(19)ショパン:前奏曲ロ短調Op.28の6
(20)チャイコフスキー:田舎でOp.40の7
(21)ラヴェル:クープランの墓〜フォルラーヌ
(1)イド・バル=シャイ(P)
(2アダム・ラルーム(P)
(3)クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセ(P)
(4)シャニ・ディルカ(P)
(5)ジョナス・ヴィトー(P)
(6)レミ・ジュニエ(P)
(7)マタン・ポラト(P)
(8)マリー=カトリーヌ・ジロー(P)
(9)イド・バル=シャイ(P)
(10)ルイス・フェルナンド・ペレス(P)
(11)シャニ・ディルカ(P)と鳥笛
(12)フィリップ・ジュジアーノ(P)
(13)ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
(14)アンヌ・ケフェレック(P)
(15)ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
(16)ニコラ・アンゲリッシュ(P)
(17)アンドレイ・コロベイニコフ(P)
(18)マリー=アンジュ・グッチ(P)
(19)ユリアンナ・アヴデーエワ(P)
(20)ボリス・ベレゾフスキー(P)
(21)ナターリヤ・ミルシテイン(P)
フランスで行なわれるラ・ロック・ダンテロン・ピアノフェスティバルの公式CD。大半がフォルジュルネ音楽祭でおなじみの顔ぶれですがライヴ録音ではなく、 既存盤のコンピレーションです。


CONTINUO Classics
CC-777-814(1CD)
105歳の現役ピアニスト
ラヴェル:「悲しげな鳥たち」〜組曲『鏡』より
ドビュッシー:悲歌
 「燃える炭火に照らされた夕べ」
 夜想曲
 アラベスク第1番ホ長調
フォーレ:夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63
サティ:3つのグノシエンヌ
 3つのジムノペディ
 夜想曲第1番
 梨の形をした3つの小品より【@.開始のひとつのやり方/A.その延長/B.小品 I/C.小品 II/E.おまけにもうひとつ】
コレット・マズ(P)、
ヂェンヂェン・スー(P)*

録音:2019年/パリ
コレット・マズは1914年6月16日パリ生まれの女性ピアニスト。1935年から1940年までエコール・ノルマルでアルフレッド・コルトーにピアノを師事。 2019年6月現在、なんと105歳の現役ピアニストとして活躍し、母国フランスではテレビ番組をはじめ新聞でも大きく掲載され話題となっております。
1914年(大正3年)といえば伊福部昭(1914-2006)と同い年。また当アルバムに収録しているラヴェル、ドビュッシー、フォーレ、サティはマズが生を受 けた1914年には存命であったというから驚きです。さらに1876年ル・アーブル生まれのコレットの夫、エミール・マズ(コロンヌOの第2ヴァイオリ ン奏者)は生前サティと親交がありサティとの逸話もあったとのこと。コレットは夫をはじめ、師のコルトーなど音楽史に残る様々な音楽家から多くを吸収し、 2019年の現在も「世にも尊き至芸」ともいえる奇跡の演奏を聴かせてくれます。
ドビュッシーでは2001年に発見され話題となった最晩年1917年の小品「燃える炭火に照らされた夕べ」も収録。子供時代からドビュッシーの作品に親し んできたマズが満を持して録音した1曲です。また、ラヴェルの「悲しげな鳥たち」やフォーレの夜想曲第6番では玉を転がすような美しいタッチと、コルトー を思わせる独創的かつ感受性とイメージに富んだアプローチで演奏。そしてサティでは色合いや響きを探求し、空気感や雰囲気抜群の演奏を聴かせ、「梨の形 をした3つの小品」(短い7曲からなり当録音では5曲を収録)では愛弟子ヂェンヂェン・スーと息の合った4手連弾演奏を披露しております。
全体としてゆっくりとしたテンポで一音一音丁寧に紡ぎだすマズの演奏。当録音はコルトーの演奏法を実践する最後の愛弟子として現在に伝える非常に貴 重な記録といえます。 (Ki)

EDITION RZ
RZ-1030(1CD)
ヤーコプ・ウルマン(b.1958):「ソロV」(2013/2014) 〜ピアノのための ルーカス・リックリ(P)
(推敲:ルーカス・リックリ&ゾラ・マルティ 2016/18)

録音:2018年5月18日カルトホイザー教
会,バーゼル、60:10
Edition RZより定期的に作品集をリリースしているヤーコプ・ウルマンの最新アルバム。彼はケ ージ、ノーノから強い影響を受け、作品は徹頭徹尾、ピアニッシモを貫く特異な作風を持つ作 曲家として知られます。この作品はピアノのための、と注釈があるものの音響上かなりのエフェクト がかけられており純粋な演奏会用のピアノ曲ではない。薄い墨が和紙に染みわたってゆくよう なリヴァーブ、意味深な効果音など、一種のアンビエント、メディテーション・ミュージックとして楽 しめる。ブライアン・イーノ、ハロルド・バッド、モートン・フェルドマンが好きな人にお薦め。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-191(2CD)
モルデカイ・シェホリ、リストを弾く 第3集
リスト:超絶技巧練習曲集(初稿11 曲+華麗な即興曲,決定稿全12 曲)
練習曲第1 番ハ長調 Op.1-1/超絶技巧練習曲第1 番ハ長調 「前奏曲」/ 練習曲第2 番イ短調 Op.1-2/超絶技巧練習曲第2 番イ短調/ 練習曲第3 番ヘ長調 Op.1-3/超絶技巧練習曲第3 番ヘ長調 「風景」/ 練習曲第4 番ニ短調 Op.1-4/超絶技巧練習曲第4 番ニ短調 「マゼッパ」/ 練習曲第5 番変ロ長調 Op.1-5/超絶技巧練習曲第5 番変ロ長調 「鬼火」/ 練習曲第6 番ト短調 Op.1-6/超絶技巧練習曲第6 番ト短調 「幻影」
ロッシーニとスポンティーニの主題による華麗な即興曲 ホ長調 Op.3
超絶技巧練習曲第7 番変ホ長調 「エロイカ」/
練習曲第8 番ハ短調 Op.1-8/超絶技巧練習曲第8 番ハ短調 「荒々しい狩り」/ 練習曲第9 番変イ長調 Op.1-9/超絶技巧練習曲第9 番変イ長調 「回想」/ 練習曲第10 番ヘ短調 Op.1-10/超絶技巧練習曲第10 番ヘ短調/
練習曲第7 番変ホ長調 Op.1-7/超絶技巧練習曲第11 番変ニ長調 「夕べの調べ」 /練習曲第12 番変ロ短調 Op.1-12/超絶技巧練習曲第12 番変ロ短調 「雪かき」
モルデカイ・シェホリ(P)
録音:2018年夏 ネヴァダ州ラスベガス
第1 集(CEMBCD 116)、第2 集(CEMBCD 162)に続くモルデカイ・シェホリの久々のリスト集。リストの代表作、超絶技巧 練習曲集を収録しているのだが、なぜか2CD。この練習曲集をリストは2 度改訂し、つまり3 つの稿が存在する。シェホリは 初稿と第 3 稿である決定稿の二つを取り上げ、さらに各曲を対応するよう続けて演奏しています。こうすることで初稿から決定 稿へと26 年の間にどのような変貌を遂げたのか一目瞭然になっています。 なお初稿の第 11 番はリストが改訂の際に外しており、初稿の第 7 番を手直しして決定稿の第 11 番に回しています。決定稿 の第 7 番「エロイカ」は序奏部分だけロッシーニとスポンティーニの主題による華麗な即興曲に基づいており、ここでもそれ を収録。したがって初稿の収録は第11 番を欠いた11 曲です。 企画も面白いが、もちろんシェホリの演奏もしっかりしたもの、派手に弾き鳴らすタイプではなく、じっくりと曲の味を引き出し ているのが素晴らしい。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-192(1CD)
モルデカイ・シェホリ、リストを弾く 第4集
パガニーニによる大練習曲(全6 曲)
3つの演奏会用練習曲(リナ・シュマルハウゼンのために書いたカデンツァ 1885 年 付き)】
2つの演奏会用練習曲
怒りをこめて
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2018年夏 ネヴァダ州ラスベガス
第3 集(CEMBCD 191)と平行して録音されたリストの第4 集は練習曲集。パガニーニによる大練習曲、3 つの演奏会用 練習曲、2 つの演奏会用練習曲、そして「怒りをこめて」と、リストらしい難曲が並んでいます。ここでもシェホリはじっくりと曲に 取り組んで味わい深い演奏を繰り広げています。有名なラ・カンパネッラにしてもこれ見よがしなところは皆無で、哀愁すら漂う しみじみした音楽に仕立てています。リスト弾きとしてのシェホリの見識が伺える1 枚だ。

DORON
DRC-5054(1CD)
フォルテピアノによるモーツァルト
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
幻想曲 ハ短調 K.475
グルックの「私たち愚かな民が思うには」による10の変奏曲 ト長調 K.455
アダージョ ロ短調 K.540
メヌエット ニ長調 K.355
幻想曲の断章 ハ短調 K.Anh.32
アンダンテ ヘ長調 K.616
ベルンハルト・ビレター(フォルテピアノ)

録音:2017 年6 月11,12 日 チューリヒ
モーツァルトのピアノ名曲をフォルテピアノで弾いています。ベルンハルト・ビレターは長 年チューリヒ音楽院でオルガン、フォルテピアノ、クラヴィコード、演奏慣習を教えて来た 人物。楽器は、アントン・ワルターが1785年頃に製作したウィーン式フォルテピアノのコピ ー(カール=ハインツ・フグ製作)を使用。

NEOS
NEOS-11902(1CD)
ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(b.1939):特殊オルガンのための作品集
(1)中全音律オルガンのための4 つの小品
(2)24 音律オルガンのための6 つの小品
(3)「Nov-Org」〜オルガン・プロジェクトORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ2のための
3 つの絵
(4)「Nov-Org」〜オルガン・プロジェクトORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ3のための
6 つの絵
(5)「Nov-Org」〜ビール・パリッシュ教会のオルガンのための4 つの絵
ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(Org)

録音:2004-2009年
フリシュクネヒトはスイス出身の作曲家、オルガニスト。ベルリンでボリス・ブラッハー、ヨゼフ・ ルーファー、エルンスト・ペッピングに学んだ後、パリでメシアンに師事した。彼は音律に関心 があり、このディスクには平均律以外の様々な調律によるオルガン作品が収録されています。特 殊な調律・微分音音楽はヴィシネグラツキ、ハーバ、ハーリー・パーチ、テリー・ライリー(日本で は冷水ひとみ、藤枝守など)と多くの先例があるが、制作、調律に手間がかかる本物のパイプ・ オルガンによる作品集は極めて珍しい。分厚い音が持続するオルガンによる微分音は壮絶な 迫力があり聴きごたえ充分。通常の感覚は奪われ、聴き手は荒れ狂う海に漂う小舟に乗った 気分。船酔い必至(笑)!
NEOS
NEOS-11906(1CD)
「走る詩人を捕まえるために」〜ハープシコードのための新しい作品集
(1)マルガレータ・フェレク=ペトリッチ(b.1982):「イスタラトゥ」(2016)
(2)ラファエル・ナシフ(b.1984):「空のフォーム」(2017)
(3)クリスティアン・ディエンドルファー(b.1957):「PSI」(2005)
(4)クリスティアン・ディエンドルファー:「PSI ソング」(2010)
(5)シルヴィー・ラクロワ(b.1959):「クーラント」(2013)
(6)ペーター・ヤコーバー(b.1977):「浸透」(2017)〜ハープシコードとテープのための
(7)タマラ・フリーベル(b.1975):「自分の生まれ変わりと踊る」(2017)〜ハープシコードと
ピンポン球のための
(8)マヌエラ・ケーラー(b.1980):「グラナット」(2017)
(9)ハンネス・デューフェック(b.1984):「逮捕の映像」(2014/2017)
マヤ・ミヤトヴィッチ(Cemb)

録音:2017-2018年
マヤ・ミヤトヴィッチはウィーンを拠点に活動するハープシコード奏者でフルーティストとして も活動しています。現代音楽に精通し新作の委嘱初演を数多く行っています。収録されているのは 若手から中堅世代の作曲家の作品。それぞれの視点からハープシコードの可能性を探る佳 作ぞろいだが、中でも弾くと内部に付けてあるピンポン・ボールが跳ねて音を出すフリーベル の「自分の生まれ変わりと踊る」、ヤコーバー作曲ハープシコードとテープのための「浸透」の パンクロックと見紛うアナーキーな作品が聴きもの。

ALBANY
TROY-1759(1CD)
「コネクションズ」〜オリヴィエ・メシアンと彼の弟子たちの音楽
メシアン:「苦悩の鐘と別れの涙」〜前奏曲集より
トリスタン・ミュライユ(b.1947):「別れの鐘と微笑み」〜オリヴィエ・メシアンの追憶に
ブーレーズ(1925-2016):「12 のノタシオン」
メシアン:鳥たちの小スケッチ
ミシェル・メルレ(b.1939):「ジュード・クアレ」
 「パッサカリアとフーガ」*
メシアン:「喜びの精霊のまなざし」〜幼子イエスに注がれる20 のまなざしより
マシュー・オデル(P)

録音:2017年10月〜2018年5月、オクタヴェン・オーディオ、ニューヨーク州マウント・ヴァーノン
*=世界初録音
アルバム・タイトル通りメシアンと彼の 3 人の高弟のピアノ曲を収め、メシアンが彼らに 与えた三者三様の影響と受容の形を探る。ミュライユはスペクトル楽派の創始者で師匠メ シアンに捧げた追悼曲、ブーレーズは言わずと知れた巨匠で、ここに収められた「ノタシ オン」は比較的若い頃のセリーで書かれた作品。メルレは日本ではあまり知られていない が、ここの3 人の中で最もメシアンの影響を感じさせる。マシュー・オデルはアメリカのピア ニスト。メシアンからジョン・アダムズまでの様々な現代音楽をレパートリーとしているユニ ークなピアニスト。また歌曲の伴奏でも定評がありシャーリー=カークやメトロポリタン歌劇 場のメンバーとの共演でも知られています。

CAvi
4260085-534036(1CD)
ムソルグスキー:展覧会の絵
ガーシュウィン:3つの前奏曲
アール・ワイルド:ガーシュウィンの歌曲による7つの超絶技巧練習曲集より(第3曲 The Man I Love/第4曲 Embraceable You/第7曲 Fascinatin' Rhythm)
アール・ワイルド:ラフマニノフの歌曲からのピアノ編曲(夜の静けさ Op.4-3/夢 Op.38-5/小さな島 Op.14-2/春の水 Op.14-11/此処は素晴らしい場所 Op.21-7)
ベンジャミン・モーザー(P)

録音:2018年1月/ダーレム、イエス・キリスト教会
1981年にミュンヘンの音楽一家に生まれたベンジャミン・モーザーは、2003年アルトゥール・シュナーベル・コンクール第1位、2007年チャイコフスキー 国際コンクール5位入賞および聴衆賞など華々しい経歴を持つ若き名手。ベートーヴェンとシューベルトの最後のソナタを収録したアルバム(4260085533190) に続く2枚目のアルバムが登場。大曲『展覧会の絵』やアール・ワイルドが編曲した歌曲などを収録しており興味深い内容となっています。ラフマニノフの歌曲 の編曲版はめっぽう美しい逸品。
CAvi
4260085-531455(1CD)
バッハ:ゴルドベルク変奏曲 BWV 988 ステパン・シモニアン(P)

録音:2017年5月/NDRロルフ・リーバーマン・スタジオ
1981年生まれでモスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、非常に優れたバッハ弾きとして名を知られているステパン・シモニアン。バッハの最高傑作のひとつ、 ゴルトベルクの録音が登場です。清楚でくっきりとした響きをベースとした正攻法の演奏ながら、モダン・ピアノならではの力強いタッチや生き生きとしたアクセ ントが利いており、安心して楽しみつつ、変奏曲それぞれの新たな魅力も発見できる快演となっています。 (Ki)


Profil
PH-19030(4CD)
アシュケナージ/初期録音集
■Disc1
1955年第5回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン
(1)バラード第2番ヘ長調Op.38
(2)マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4
(3)マズルカ第29番変イ長調Op.41の4
(4)ノクターン第3番ロ長調Op.9の3
(5)エチェード嬰ト短調Op.25の6
(6)エチュードハ長調Op.10の1
(7)前奏曲嬰ハ短調Op.45
(8)ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
(9)エチュードヘ長調Op.10の8
(10)エチュードヘ長調Op.25の3
(11)スケルツォ第4番ホ長調Op.54
(12)舟歌Op.60
■Disc2
ショパン
(1)12の練習曲Op.10
(2)12の練習曲Op.25
■Disc3 71’53”
(1)リスト:メフィスト・ワルツ第1番
(2)鬼火〜超絶技巧練習曲集より
(3)ショパン:マズルカ第35番ハ短調Op.56の3
(4)同:マズルカ第36番イ短調Op.59の1
(5)同:華麗なワルツ第2番変イ長調Op.34の1
(6)同:ワルツ第6番変ニ長調Op.69の1「小犬」
(7)同:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(8)ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲Op.42
■Disc4 60’50”
(1)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(3)同:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ヴラディーミル・アシュケナ ージ(P)


■Disc1
録音:1955年/ワルシャワ(ライヴ)(1)-(11)、61年(12)/モスクワ

■Disc2
録音:1959年、60年クワ

■Disc3
録音:1957年(1)-(6)(8)/ベルリン、1961年(7)/モスクワ

■Disc4
録音:1957年(1)、1959年(2)(3)/ベルリン

全てモノラル
ヴラディーミル・アシュケナージといえば現役最高のピアニストのひとりですが、今から60年ほど前に彗星のように現れた際は世界のピアノ界に衝 撃がはしりました。まだ高校生だった1955 年に第 5 回ショパン国際ピアノ・コンクールに出場、第 2 位という結果に審査員のミケランジェリが立腹し てその任を辞したことがニュースとなりました。
まず何より鮮やかなテクニックと若々しい覇気に驚かされます。ショパン・コンクールの実況録音は「英雄ポロネーズ」などこれまでも聴くことがで きましたが、ディスク1枚分もあるのは壮観。Op25の6の三度のエチュードは、あまりに早く完璧に弾いたため聴衆や審査員を凍りつかせたと語り 草になっていたものを、ここでついに実体験できます。 このほか20歳頃にベルリンで行なったライヴで強烈なリストとプロコフィエフ、さらには端正なベートーヴェンに聴き惚れてしまいます。若きアシュ ケナージは不思議に輝く強音と透明な弱音、旧ソ連派ながらガンガン弾く超絶系ではなく詩的で自然な演奏が新鮮。ピアノ好きなら心から興奮させら れる演奏です。

OEHMS
OC-1707(1CD)
NX-B03
19世紀初頭、ウィーンで作曲されたピアノ曲集
クララ・シューマン:スケルツォ Op.10
 3つのロマンス Op.11
シューベルト:ハンガリーの旋律 ロ短調 D817
即興曲 変ロ長調 Op.142-3
ディアベリの主題による変奏曲[7.主題/8.第26変奏:モシェレス/9.第16変奏:フンメル/10.第18変奏:カルクブレンナー/11.第28変奏:フランツ・クサヴァー・モーツァルト/12.第24変奏:リスト/13.第38変奏:シューベルト/14.第44変奏:ウムラウフ(1781-1842)]
ベートーヴェン:ポロネーズ ハ長調 Op.89
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
エレナ・ガポネンコ(P…ベヒシュタインD282 )

録音:2018年10月22-24日 イエス=キリスト教会 ベルリン
ピアノ、チェロの2つの楽器を弾きこなすエレナ・ガポレンコ。ロシア生まれの彼女の目を通して描かれる1815年から 1840年頃のウィーンの音楽集は、ウィーンという都市が音楽の首都であり、世界中の音楽家の憧れの街であることを 教えてくれます。アルバムはクララ・シューマンの夢見るようなスケルツォとロマンスで始まり、ウィーンを象徴するシューベル トの作品から、出版業者ディアベリがとりまとめた「当時、ウィーンで活躍していた音楽家たち」の作品を経て、ベートー ヴェンの珍しいポロネーズをはさみ、最後はシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」で幕を閉じるというストーリー性豊か な選曲になっています。

CONTINUO Classics
CC-777-813(1CD)
「夜想曲」
(1)シューマン:夕べに〜幻想小曲集 Op.12より
(2)フォーレ:夜想曲第6番
(3)ドビュッシー:月の光
(4)シューマン:夜に〜幻想小曲集 Op.12より
(5)ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
(6)リスト:愛の夢第3番
(7)ドビュッシー:月の光が注ぐテラス〜前奏曲集第2巻より
(8)ドビュッシー:グラナダの夕べ〜版画より
(9)ブゾーニ:できごと(夜曲)〜悲歌集より
(10)ブゾーニ:夜のワルツ〜悲歌集より
(11)メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):スケルツォ〜真夏の夜の夢より
ラファエル・エプステイン(P;Fazioli)

録音:2018年11月6日/ムードン
フランスの名手ラファエル・エプステインが「夜」にまつわるピアノ作品を録音しました。「夜」といえばショパンやフォーレなどの夜想曲をイメージしますが、 この他にも様々な作曲家が名作を残しました。バッハのシャコンヌのピアノ編曲者としても知られるブゾーニが作曲した悲歌集(全7曲)の第5曲「夜のワルツ」、 第6曲「できごと(夜曲)」も夜にまつわる作品で、ブゾーニらしいテクニックと豊かな旋律が魅力です。また、ラフマニノフ編曲のメンデルスゾーンの真夏の夜 の夢よりスケルツォも注目で、ラフマニノフの香りを呈したメンデルスゾーンともいえる名編曲です。
ラファエル・エプステインはパリ・コンセルヴァトワール及びパンテオン・ソルボンヌ大学でピアノを学び、その後ジェイ・ゴットリーブから薫陶を得ました。 2000年バッハ・コンクール・イン・パリにて優勝、2009年ミロシュ・マギン国際コンクールで第3位などのコンクール受賞歴を誇ります。エプステイン は室内楽の分野のスペシャリストとしても活躍し、2016年にはフルートの杉山ゆうこ、ヴァイオリンのルッジェロ・カプラニコとともに「トリオ・スリーズを結成。 「古代のメダル」(CC777 726)と題したアルバムでも高い評価を得ております。 (Ki)

arcantus
ARC-17008(1CD)
「Joy of Bach」
バッハ:「来たれ聖霊、主なる神」によるファンタジア BWV651
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
小フーガ ト短調 BWV578
前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645
トリオ ト長調 BWV1027a
協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:A.ヴィヴァルディ RV565)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV622
中田恵子(Org/マルク・ガルニエ1984年製作)

録音:2016年9月/サン・ジャン教会、ベルフォール(フランス)
2013年のアンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールの覇者、中田恵子がオール・バッハ・プログラムのデビュー盤「Joy of Bach」をリリースしま す。東京藝術大学大学院音楽研究科の修士論文では、バッハのトッカータ ハ長調 BWV564をめぐる演奏解釈を論じるなど、演奏だけでなくバッハ作 品の造形も深い中田。バッハへの敬愛を感じる充実の演奏を聴かせ、一音一音丁寧に紡ぎだされる音色で聴き手を魅了します。収録作品はトッカータとフー ガ ニ短調 BWV565、小フーガ ト短調 BWV578、「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645など誰もが耳にしたことのある名曲から前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532、同ト長調 BWV550など、技巧的にして華やかな作品も収録しております。オルガンはフランス、ベルフォールにあるサン・ジャン教会に据え 付けられたマルク・ガルニエ1984年製作を使用。澄みきった音色が教会に響き渡ります。また、当録音ではBISレーベルの数多くの名録音でも知られる ハンス・キプファーが担当していることも注目です。中田恵子の師、鈴木雅明氏も推薦する注目の録音が登場です! (Ki)
『オルガニスト中田恵子、何と溌剌とした息吹であろうか!バッハの躍動、ガルニエ・オルガンの輝かしさ、そして彼女の弾けるような、ひたむきな演奏が、この比類ないCDを作り上げています。』(鈴木雅明)

la musica
LMU-016(1CD)
ラヴェル:作品集
(1)高雅にして感傷的なワルツ
(2)ピアノ三重奏曲
(3)クープランの墓
(4)ツィガーヌ
(1)ドニ・パスカル(P)
(2)ドニ・パスカル(P)、オーレリアン・パスカル(Vc)、スヴェトリン・ルセフ(Vn)
(3)デイヴィッド・ライヴリー(P)
(4)ツデイヴィッド・ライヴリー(P)、スヴェトリン・ルセフ(Vn)

録音:2015-2017年
サル・ガヴォーにて初演されたラヴェル作品を集めた1枚。スヴェトリン・ルセフはプーレやカントロフに師事、2008年からはカントロフの後任としてパリ国 立高等音楽院で後進の指導にあたっている名手です。ピアノのデイヴィッド・ライヴリーは、APARTEレーベルでもおなじみのアメリカ生まれのフランス人ピアニ ストで、カーターやコープランドといった20世紀のアメリカ作品のほか、幅広いレパートリーの実力派です。1994年生まれの注目のフランスのチェリスト、オー レリアン・パスカルら、豪華演奏者陣による演奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

arcantus
ARC-19012(1CD)
「世界は(あなた)私たちのもの」
(1)アンナ・クライン(1980-):「Rest These Hands」(2009/2014チェロ版)
(2)シベリウス:主題と変奏〜チェロのための(1887)
(3)藤倉大(1977-):「Eternal Escape」〜チェロのための(2001/2006)
(4)ラウタヴァーラ(1928-2016):無伴奏ソナタ(1969)
(5)ヨハン・ウレーン(1972-):「The Dark Triad Psychological Tango Traits」(2017)
カティ・ライチネン(Vc)

録音:2018年3月、10月/ギレスタ教会(スウェーデン)
フィンランド出身のチェロ奏者カティ・ライチネンが5人の作曲家の無伴奏チェロ作品を録音しました。1980年生まれのイギリスの女性作曲家アンナ・クラ インは現在最も注目されている現代作曲家で、リッカルド・ムーティがシカゴSOとの演奏会で彼女の作品を取り上げるなど、近年ますます評価を上げてい ます。ここに収録した「Rest These Hands」は2009年にヴァイオリンのために作曲された作品を2014年にチェロ版として発表された無伴奏作品。エキゾ チックな旋律と重音の持続音が何ともいえないインパクトがあります。この他、シベリウスの主題と変奏、世界的に活躍する日本人作曲家、藤倉大の「Eternal Escape」、ラウタヴァーラの無伴奏ソナタ、そしてカティ・ライチネンに捧げられたヨハン・ウレーンの「The Dark Triad Psychological Tango Traits」が 収録されております。それぞれの作曲家の個性を示した注目の無伴奏チェロ作品集です! (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00166(1CD)
2019年6月19日発売
中桐望/ショパン:ピアノ作品集
ロンド ハ短調 作品1
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
変ホ長調 作品22
夜想曲第20番嬰ハ短調 (遺作)
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
ピアノ協奏曲第2番へ短調 第2楽章より ラルゲット
バラード第3番変イ長調 作品47
スケルツォ 第2番変ロ長調 作品31
ワルツ第6番変ニ長調 作品64-1 「子犬のワルツ」
ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64-2
ワルツ第8番変イ長調 作品64-3
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
中桐望 (P)

録音:2019年2月5日-7日神奈川県立相模湖交流センター
中桐望は東京藝大を首席で卒業、日本音楽コンクールで第2位、マリア・カナルス国際音 楽コンクール(バルセロナ)や浜松国際ピアノコンクールでも第2位(歴代日本人最高位) を受賞するなど、内外のコンクールで活躍。ポーランドに留学し、名ピアニストのエヴァ・ ポブウォツカに師事し研鑽を積んでいます。ショパンの初期から後期までの幅広いプログ ラムを、歌うようにピアノを弾くことで作品の特質を、みずみずしくすくい上げています。デ ビュー・アルバム「ショパン&ラフマニノフ」で称賛を集めた中桐望の、輝かしき第2作で す。(オクタヴィア)

APR
APRCD-6030(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール〜ジャン・ドワイアン
■CD1
(1)ショパン:モーツァルトの歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」 の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調 Op.2
(2)ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
 (3)バラード第2番ヘ長調 Op.38
 (4)バラード第3番変イ長調 Op.47
 (5)バラード第4番ヘ短調 Op.52
 (6)ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1 「小犬」
 (7)ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
(8)リスト:3つの演奏会用練習曲 S.144
 (9)2つの演奏会用練習曲 S.145
■CD2
(1)シャブリエ(シュヴィヤール編):スペイン(ピアノ独奏版)
(2)シャブリエ:気まぐれなブーレ
(3)サン=サーンス:ウェディングケーキ Op.76
(4)フォーレ:バラード第2番ト長調 Op.41
 (5)夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
(6)ドビュッシー:映像第1集 L105
 (7)映像第2集 L120より 第3曲「金色の魚」
(8)ラヴェル:夜のガスパール
ジャン・ドワイアン(P)

■CD1
(1)ジャン・クレットリー(指)、
オーケストラ不明/録音:1936年1月
(2)録音:1941年2月27日
(3)〔録音:1941年2月28日
(4)録音:1941年2月28日
(5)録音:1941年2月27日
(6)録音:1941年2月28日
(7)録音:1941年2月28日
(8)録音:1943年3月3日
(9)録音:1935年6月−7月頃
■CD2
(1)録音:1930年頃
(2録音:1935年前半
(3)カントレル五重奏団/録音:1935年8月
(4)録音:1935年前半
(5)録音:1937年2月23日
(6)録音:1943年3月15日
(7)録音:1935年前半
(8)録音:1937年5月19日

録音:1930年−1943年
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」。第1集「マリウス=フランソワ・ガイヤール&カルメン・ギルベール」(APR 6025)、第2集「ヴィクトル・スタウ&ラザール・レヴィ」(APR 6028)に続くシリーズ第3集。
パリ出身のジャン・ドワイアン(1907−1982)は、パリ音楽院でルイ・ディエメ、マルグリット・ロンらに学び、自身もパリ音楽院のピアノ教師として1941年〜1977年まで(パリ音楽院史上2番目に長くピアノ教師として貢献)、多くのピアニストを育て、フレンチ・ピアノ・スクールの礎を築いてきたピアニストです。
フランス音楽に加え、ショパンも重要なレパートリーとしていたジャン・ドワイアンの初期録音から、CD1はショパンとリスト、CD2はシャブリエ、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどのフランス音楽を収録。定評あるAPRの復刻で、ジャン・ドワイアンの寛大な詩情を伴う華麗な技巧が明らかになります。

Guild
GMCD-7816(1CD)
フランク:オルガン作品集
3つのコラール/パストラーレ
Op.19/交響的大曲 Op.17
デイヴィッド・M.パトリック(Org)

録音:2017年8月3日&10月27日、2018年4月6日、2019年1月4日
ウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、ロマン派と現代のフランス音楽を特に専門とするイギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M.パトリック(b.1947)。
最新プロジェクトは、聖オルバン大聖堂の壮麗なハリソン&ハリソン・オルガンを弾いた、セザール・フランクの偉大なオルガン作品集。
Guild
GMCD-7804(1CD)
デュリュフレ:オルガン作品集
ヴィエルヌ:3つの即興曲
デュリュフレ:顕現節の入祭唱への前奏曲 Op.13、
 前奏曲, アダージョと「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 Op.4、
 スケルツォ Op.2、
 ソワッソン大聖堂の時報の鐘の主題によるフーガ Op.1、
 アランの名による前奏曲とフーガ Op.7、
 組曲 Op.5
デイヴィッド・M.パトリック(Org)

録音:1996年3月19日、5月1日、7月29日、8月21日
ウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、ロマン派と現代のフランス音楽を特に専門とするイギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M.パトリック(b.1947)。
1996年にコヴェントリー大聖堂のオルガンを弾いたデュリュフレのオルガン作品集がGuildから復刻! BBCミュージック・マガジンでは1997年の「Critic's Choice of the Year(年間批評家賞)」に選ばれ、2006年5月のBBCプログラム「Building a Library」では3つの推薦録音(three highly recommended recordings)の最終リストに残った、パトリックの代表的名録音です。

DIVINE ART
DDA-25183(1CD)
NX-B07
ガーシュウィン作品による2台ピアノ編曲集
「ポーギーとベス」-情景
ディヴァーションズ
「前奏曲」組曲
「パリのアメリカ人」再訪
"By Strauss"&"I Got Rhythm"
Piano a Deux(ピアノ・デュオ)【リンダ・アン・ストゥッドリー&ロバート・ストゥッドリー】

録音:2018年8月1.2.7日
Piano a Deuxという名前のストゥッドリー夫妻によるピアノ・デュオ。彼らはポップスからクラシック作品までの幅広いレパート リーを持ち、クルーズ船上で演奏することで乗客たちを大いに楽しませています。デビュー・アルバムではフランス・ロマン派か ら近代までのオリジナル作品を演奏していましたが、実は彼らは名アレンジャーでもあり、ほとんどの曲は自分たちで2台ピアノに編曲、ひねりを効かせたタイトルを付けることで、オリジナル作品に楽しい味付けを施しています。このガーシュウィン・アル バムもそんな1枚。良く知られた旋律が自由自在に繋ぎ合わされ、新たな表情を次々と見せています。

DIVINE ART
DDA-25185(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集 第10集
使徒フィリポの前奏曲 Op.1243(2017)
使徒アンデレの前奏曲 Op.1242(2017)
ヨゼフ讃歌による行列、間奏曲と典礼 Op.1241(2017)
オルガンのためのインヴェンション 第1巻 Op.1238(2017)
組曲 ヘ長調 Op.1246(2017)
アンドレアス・ヴィルシャーの讃歌によるパストラーレ Op.1228(2017)
アンドレアス・ヴィルシャーのモテットによるヴォタンタリー Op.1233(2017)
2つの主題による後奏曲 Op.1245(2017)
曲 ト長調 Op.1247(2017)
ソナチネ第4番Op.1234(2017)
エリック・シモンズ(Org)

録音:2017年10月
既に1200曲以上の作品を発表している1982年生まれの作曲家カーソン・クーマン。彼の創作の泉は枯れることはありま せん。この第10集目となるアルバムに収録されているのは、全て2017年に作曲された作品。宗教的な曲だけでなく、古 典的な組曲も含まれており、技巧的かつ贅を尽くしたオルガンの響きを存分に楽しむことができます。「オルガンのためのイン ヴェンション」は意外なほどシンプルな旋律が却って魅力的。シリーズを通して演奏するエリック・シモンズはクーマンの最大の 理解者であり、第11集の発売も既に予定されています。

TOCCATA
TOCC-0511(1CD)
NX-B03
カロル・ラートハウス(1895-1954):ピアノ作品集 第1集
5つのピアノ小品 Op.9(1924)
ピアノ・ソナタ 第2番Op.8(1924/1927改訂)
3つのマズルカ Op.24(1928)
バレエ曲「最後のピエロ」より2つの小品(1626/1927改訂)
映画音楽「殺人者ディミトリ・カラマーゾフ」より3つの抜粋(1931)
ダニエル・ヌコウスキ(P)

録音:2018年12月10-12日
カジノ・バウムガルテン、ウィーン
※世界初録音
オーストリア・ハンガリー帝国の東に位置するタルノーポルに生まれたラートハウス。フランツ・シュレーカーの弟子として音楽を 学び、ベルリン高等音楽学校で作曲と音楽理論の教師となります。初期に発表した一連の交響曲や室内楽が高い評価 を受け、映画音楽の作曲家としても活躍を始めましたが、ユダヤ系の他の作曲家たちと同じく、ナチス政権によって「退廃 音楽作曲家」のレッテルを貼られ、オーストリアから脱出、パリ、ロンドンを経て最終的にニューヨークに移住。ただ、彼はこの 地で作曲科の教師として人望を得たため、その後も作曲家として幸せな生涯を送りました。このアルバムには初期に書か れたピアノ曲を中心に収録。オーストリアを拠点に華々しく活動していた頃の意欲作と、彼の名声を高めた映画音楽を ポーランド出身のピアニスト、ヌコウスキの演奏で楽しめます。

Nimbus
NI-7729(1CDR)
ベスト・オヴ・マーティン・ジョーンズ〜ディスカヴァー・エンリケ・グラナドス
グラナドス:演奏会用アレグロ Op.46
オリエンタル、カンシオン、変奏、間奏と終曲
エリセンダ/詩的な情景より 第1曲「子守歌」
祈りの書より 第2曲「冬」/風景 Op.35
詩的な情景第2集/練習曲
ロマンティックな情景より 第2曲〜第6曲
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:1995年、1999年、2000年、2001年、コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ)
知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。全6巻に及んだエンリケ・グラナドスのピアノ作品全集(NI-1734)から魅力的なエッセンスを抽出したベスト盤。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Profil
PH-19027(2CD)
ハイドン:変奏曲と小品
カプリッチョ ト長調Hob.]Z:1
20の変奏曲イ長調Hob.]Z:2
12の変奏曲変ホ長調Hob.]Z:3
幻想曲ハ長調Hob.]Z:4
6つの変奏曲ハ長調Hob.]Z:5
変奏曲ヘ短調Hob.]Z:6
5つの変奏曲ニ長調Hob.]Z:7
アダージョ ト長調Hob.]X:22/U
変奏曲ハ短調「ロクスラーヌ」Hob.T:63
アレグレット ト長調Hob.]Z:10
アダージョ ヘ長調Hob.]Z:9
ドイツ国歌による変奏曲Hob.V:77/U
12のドイツ舞曲Hob.\:12
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)

録音:2016年11月29 / 30日/ザールラント放送
ハイドンのピアノ・ソナタ全集(PH12037)に続くデルジャヴィナのハイドン第2弾は変奏曲を中心とした小品集。楷書的ながら独自の解釈がユニークで話題 となった前作にひきつづき、今回も驚くほど新鮮なハイドン像が出現します。タイトルだけみると同じようですが、「カプリッチョ」はドイツ民謡「8人のへぼ仕立屋」を、 「12の変奏曲」は弦楽四重奏曲第20番のメヌエットを主題にしており、「変奏曲ヘ短調」はハイドンらしからぬ悲痛な感情にあふれています。また、弦楽四重 奏曲第77番「皇帝」の第2楽章による変奏曲はオーストリア(現ドイツ)国歌を主題としていて、ピアノ版でも格調高く美しさの極みです。
エカテリーナ・デルジャヴィナは1967年生まれ、グネシン音楽学校でウラジーミル・トロップに師事、1993~2006まで母校、2003年からはモスクワ音楽 院で教えています。フォルジュルネ音楽祭に出演して日本でも注目される逸材です。 (Ki)
Profil
PH-18092(1CD)
モーツァルト:「女ほど素晴らしいものはない」による8つの変奏曲K.613
 「ああ、お母さん聞いて(きらきら星)」による12の変奏曲K.265
 ロンド イ短調K.511
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想
モーツァルト(ビゼー編):ドン・ジョヴァンニのセレナード
ショパン:「お手をどうぞ」による変奏曲Op.2
ルイザ・ボラク(P)
ホリア・アンドレースク(指)
ルーマニア国立放送O

録音:2010年10月/ブカレスト放送(ライヴ)
前作「エネスコを讃えて」で、その高度なピアニズムとマニアックな選曲が話題となったルイザ・ボラク。1968年ルーマニア生まれのベテランで、今回はモー ツァルトに挑戦。名作オリジナル作品3篇に加え、難曲として知られるリストの「ドン・ジョヴァンニ」の回想と、ショパンが「ドン・ジョヴァンニ」の「奥様、 お手をどうぞ」を主題にしたピアノとオーケストラのための変奏曲も収録という贅沢盤。 ボラクならではのマニアックなのが、ビゼーがピアノ用に編曲した「ドン・ジョヴァンニのセレナード」。ビゼーは若い頃生活のために各種の編曲を行ないましたが、 なんと「ドン・ジョヴァンニ」全曲をピアノ独奏用(歌なし)にしています。ビゼーはリストを驚かすほどのピアノの腕前を持っていたため、この編曲も極めてピ アニスティックに仕上げられています。アルバムタイトルは「愛のモーツァルト」ですが、「モーツァルトを讃えて」であること間違いなしと申せましょう。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226150(1CD)
NX-B06
フィニ・ヘンリクス(1867-1940):ピアノ小品集
格言 Op.6-私は愛する
絵画帳(1899)
メロディによるプロフィール Op.38(1911)
クリスティーナ・ビェルケ(P)

録音:2018年6月24-26日
フィニ・ヘンリクス(ヘンレゲスとも)は、19世紀から20世紀初頭のデンマーク音楽界を牽引した一人。彼の作品 は、どれも美しい旋律を持ち、親しみやすいサロン風の雰囲気を備えています。このアルバムに収録された「絵画帳」 は子供向けの作品で、比較的平易な技巧のみで演奏できるように書かれていますが、1曲1曲に丹念な表情付け がなされており、聴いているだけでも楽しい曲集です。「メロディによるプロフィール」と「エロティック」は少し高度な作 品。タイトルも感情の移ろいを表すものが多く、ニュアンスのある演奏が求められます。ピアニスト、ビェルケはヘンリク ス作品のエキスパートです。

Gramola
GRAM-99187(1CD)
NX-B06
3人の作曲家による小品集
モーツァルト:「女ほど素敵なものはない」の主題による8つの変奏曲 K613
プロコフィエフ:サルカスム(風刺) Op.17
ベートーヴェン:ディアベリのワルツによる33の変奏曲 Op.120
ハンナ・バッハマン(P)

録音:2018年8月1-3日
録音時25歳。オーストリア出身のピアニスト、ハンナ・バッハマンが弾く「ユーモラス」なピアノ曲集。冒頭のモーツァルトの 作品は、当時流行していた歌芝居「馬鹿な庭師」の中の最も有名なアリア「女ほど素敵なものはない」を主題にした8 曲からなる変奏曲。このころのモーツァルトは生活に困窮していましたが、作品からはそんなそぶりは全く感じられず、全 編、彼らしい天真爛漫さが溢れています。プロコフィエフの「風刺」は2分ほどの小品5曲で構成された組曲。強調された リズム、いびつな和声進行など、刺激的な音の連続が魅力的。ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」は、「変奏曲を書く ように」と送られてきたディアベリのワルツ主題を、ベートーヴェン自身が「靴屋の継ぎ皮」とけなしたとか。とはいえ、いろい ろと世話になっていたこともあり、自分ですべての変奏曲を作ろうと思い立ったベートーヴェン、その主題をもとに見事な 大作を創り上げたというもの。すでにジョークの域を超えた名作です。バッハマンは48トラックすべての曲の性格を描き分 け、実に多彩な演奏を聴かせます。
Gramola
GRAM-99191(1CD)
NX-B06
無伴奏ヴァイオリンのための作品集
クライスラー(1875-1962):レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース Op.6
ハンドシキン(1747-1804):無伴奏ヴィオリンのためのソナタ 第1番ト短調
Op.3-1
パガニーニ:カプリッチョ 第14番 変ホ長調 Op.1-14
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番変ホ長調 Op.3-2
パガニーニ:カプリッチョ 第24番イ短調 Op.1-24
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番ニ長調 Op.3-2
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番イ短調「ジャック・ティボーへ」Op.27-2
エレーナ・デニーソヴァ(Vn)

録音:1996年12月、2017年10月
ロシアのヴァイオリニスト、デニーソヴァが演奏する無伴奏ヴァイオリンのための作品集。「ロシアのパガニーニ」と呼ばれる 18世紀ロシアの作曲家でヴァイオリニストとしても活躍したハンドシキンの「3つの無伴奏ソナタ」を中心に、パガニーニ、 クライスラー、イザイの作品を配置、集中力の高い演奏を聴かせます。イタリア作品から薫陶を受けたといわれるハンド シキンの作品は、重音奏法などを徹底的に駆使した技巧的なもの。西欧風、ロシア風の雰囲気を兼ね備えた抒情性 豊かな旋律が魅力的です。アルバムタイトルの「Obsession 妄執」はイザイのソナタ 第2番の第1楽章から採られたも ので、イザイが語ったバッハへの「妄執」・・・「血と汗を流しながら、巨人に押しつぶされそうな思い」は、現代女性アー ティスト、ヴェロニカ・ニコルスカヤが描く“モハメド・アリ”を用いた印象的なアルバムジャケットにも反映されています。

OUR RECORDINGS
MAR-6.220672
(1SACD)
NX-B06
アクセル・ボロプ=ヨアンセン(1924-2012):ギター作品集
"floating islands" Op.169:5a (2002)〜Swebend ? Intro
Tristrophoni Op.163:1 (2000)
praeambula Op.72 (1974-1976)
"floating islands" Op.169:0 (2000) 〜 Poco Slentando
morceaux Op.73 (1974-75)
"floating islands" Op.169:2 (2000)〜Ligesom lidt tovende
"fur gitarre" Op.86 (1978-79)
"floating islands" Op.169:5b (2000)〜Swebend
フレゼリク・モンク・ラーセン(G)

録音:2018年6月4、5日、11月26,27日フレデンスボー城教会、デンマーク
リコーダー奏者ミカラ・ペトリとも縁の深いデンマークの作曲家、ボロプ=ヨアンセンによるギター作品集。ほぼ独学で作曲を学び、 「詩的」と表現されるボロプ=ヨアンセンの作風ですが、ここに収められた数々のギター作品も、ぽつぽつと言葉少なく語るような 音で広い空間を感じさせるものが多くなっています。中心となるのは19世紀イングランドの女流詩人エリザベス・バレット・ブラウニ ングの詩句にもとづく、彼の代表的なギター作品"floating islands"。ハーモニクス(倍音だけを鳴らす奏法)のみによるこの連 作の間に、ほかの作品を挟んでいくという独自の構成となっています。ギタリストのラーセンは1974年生まれのデンマーク出身。 王立オーフス音楽院で後進の指導にもあたる彼が、近年再評価の機運が高まる故国の作曲家の遺産を、深い共感を持って 表現しています。

Resonus
RES-10239(2CD)
NX-C08
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 スティーヴン・デヴァイン(Cemb)
ヨハン・クリストフ・フライシャー製1段鍵盤(1710頃、ハンブルク)による
コリン・ブース製2段鍵盤復元モデル(2000)

録音:2018年5月4-7日聖メアリー教会、バーゾール ノースヨークシャー
2002年にロイヤル・アルバートホールでデビューを飾ったスティーヴン・デヴァイン。2007年にはエイジ・オヴ・インライトメ ントOで初指揮を行い、以降、イギリスの主要コンサートホールで指揮者、奏者として活躍し、スイスではモー ツァルト祝祭オーケストラを指揮するなど幅広く活動しています。このアルバムは彼の鍵盤楽器奏者としての本領が発 揮されたものであり、作品のすみずみまで目が行き届いた精緻な演奏を披露しています。 使用しているのは1710年頃に制作されたクリストフ・フライシャーの復元モデル。楽器研究家としても知られるデヴァイ ンならではのチョイスが光ります。
Resonus
RES-10242(1CD)
NX-B05
フォルテピアノによるハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタ集
ベートーヴェン:ソナタ ニ短調「テンペスト」Op.31-2
ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K533/494
ヴァレヴァイン・ヴィテン(フォルテピアノ)
ヴァルター&ゼーネ(1805)によるジェラルド・トゥインマン復元モデル(2003)

録音:2017年5月25-28日イエス=キリスト教会、ベルリン ダーレム
オランダ出身、現在はベルリンを拠点に活躍する鍵盤楽器奏者ヴィテンのresonusデビューアルバム。18世紀終わり から19世紀の初頭に書かれたハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタを、作品が書かれた当時のピアノの復元楽 器で演奏。「表現力を得るために新しい方法を模索している」というヴィテンの持ち味を最大に生かしたプログラムです。 楽器の繊細な音色もお楽しみいただけます。
Resonus
RES-10144(1CD)
NX-B05
ジョン・マッケイヴ(1939-2015):オルガン作品集
Dies Resurrectionis 復活(1963)
シンフォニア Op.6(1961)…世界初録音
前奏曲(1964)…世界初録音
ヨハニスのパルティータ Op.30(1964)…世界初録音
夜想曲(1964)…世界初録音
Le Poisson Magique 魔法の魚 パウル・クレーによる瞑想曲(1964/2004)…世界初録音
キャロル-前奏曲(2008)…世界初録音
エスペランツァ(2010)…世界初録音
トム・ウィンペニー(Org)
ハリソン&ハリソン・オルガン-アルバン大聖堂

録音:2014年8月20-21日アルバン大聖堂、ハーフォードシャー
イギリスの作曲家ジョン・マッケイブの生誕80年を記念したアルバム。初期の作品から晩年の作品まで幅広い選曲がな されており、多くの曲は世界初録音となります。アルバムのタイトルとなった「魔法の魚」はパウル・クレーの絵画にインス パイアされた作品。一種のパッサカリア(変奏曲)形式で書かれており、精巧な装飾が施された主題がさまざまな色合い を変えていくまさに絵画的な1曲です。演奏は現在イギリスを代表するオルガニストの一人、トム・ウィンペニー。作品の 魅力を存分に引き出しています。

Grand Piano
GP-794(1CD)
NX-B03
イヴァ・ミカショフ(1941-1993)のために書かれたピアノのためのタンゴ集
チェスター・ビスカーディ (b. 1948):INCITATION TO DESIRE (1984)
スコット・ペンダー (b. 1959):TANGO: MS. JACKSON DANCES FOR THE PEOPLE (1986)
セルバン・ニチフォア (b. 1954):TANGO FOR YVAR (1983)*
シュテファン・ヴォルペ (1902-1972):TANGO (1927)
フレデリック・ジェフスキ (b. 1938):STEPTANGLE (1985)
ブライアン・フェネリー (1937-2015):TANGOBLIQUE (1984, rev. 2004)
コリウン・アハロニアン (1940-2017):?Y AHORA? (1984)
ウィリアム・シメル (b. 1946):FROMAGE DANGEREUX (1984)
マイケル・ナイマン (b. 1944):A NEAT SLICE OF TANGO (1984)
ジャクソン・ヒル (b. 1941):TANGO NO TANGO (1985)
ジェフリー・マンフォード (b. 1955):TANGO-VARIATIONS (1984, rev. 2001)
トム・ジョンソン (b. 1939):TANGO (1984)
ダグラス・フィンチ (b. 1957):TANGO (1986)*
ミルトン・バビット (1916-2011):IT TAKES TWELVE TO TANGO (1984)
ロバート・バークマン (b. 1955):THORN-TORN LIPS (1984)
ニルス・ヴィーゲラン (b. 1950):TANGO A DEUX (1983)
マルロス・ノブレ (b. 1939):TANGO, OP. 61 (1984)
ピアソラ (1921-1992):LIBERTANGO (1973) (ハンナ・シバイエヴァ編)*
ハンナ・シバイエヴァ(P/Steinway, model D)

録音:2018年8月15日、2018年10月10日
ロバーサイド・スタジオ、ケルン、ドイツ
*=世界初録音
同時代のアメリカ音楽の普及に大きく貢献したピアニスト、イヴァ・ミカショフ。彼は世界中の127人もの作曲家にタンゴを委嘱 し、1983年から1991年の間に様々な種類の作品を受け取りました。ここにはそのうち、ミルトン・バビットによる12音のアプロー チ、トム・ジョンソンによるミニマル、マイケル・ナイマンによる極めて個性的な小品など17曲を収録。加えてピアソラの有名曲のア レンジも収めており、一口にタンゴと言っても実に多彩な音楽を楽しむことが出来ます。ピアニストのハンナ・シバイエヴァは神童と して頭角を現して以降、ハーグ音楽院などを経て、現在世界中で演奏活動を展開している逸材。このアルバム最後に収めら れた「リベルタンゴ」の編曲も行っています。
Grand Piano
GP-798(1CD)
NX-B03
ニコハヨス・ティグラニアン(1856-1951):アルメニア民族舞踊、ムガーム編曲集
アルメニア民族舞踊 ARMYANSKIYE NARODNIYE TANTSI (‘ARMENIAN FOLK DANCES’) (1935)
ミカエル・アイラペティアン(P/Steinway, Model D)

録音:2018年6月14日、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール、ロシア世界初録音
アルメニアの盲目の作曲家、ニコハヨス・ティグラニアンのピアノ作品集。故国アルメニアの民族舞踊を取材した小品集と、隣国アゼルバイジャ ン伝統の即興性を重視した大衆音楽ムガームをピアノ用に編曲した作品を集めています。元になった伝統音楽はイスラムの影響も聴かれ、 シンプルな印象ながら、実際は豊かなハーモニーと個性的なメロディに溢れています。これらをもとにしたピアノ曲も、独特の哀愁とリズムが反映 された実に面白い仕上がり。ピアニストのミカエル・アイラペティアンは1984年アルメニアの首都エレバン生まれ。作曲家としても活動しており、 アルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるスペシャリストです。
Grand Piano
GP-809(1CD)
NX-B03
ミカエル・アイラペティアン(1984-):A WHOLE IN 12- ピアノのための小品集 (2018) ミカエル・アイラペティアン(P/Steinway, model D)

録音:2018年7月4日チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール、ロシア
※世界初録音
1984年アルメニアの首都エレバンに生まれたアイラペティアンは、ピアニストとしての活動のほか作曲家、プロデューサーとしても活躍しており、 故国アルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるスペシャリストです。どんな音楽家も心象的に大きな体験が訪れた時、音楽が生 まれてくる、と語るアイラペティアン。これまでの自らの人生で大きなポイントとなった12の出来事を音楽で綴ったのがこの作品です。純ピアノ作 品としてのポストモダンともいえる、たいへん美しく聴きやすい音楽となっています。
Grand Piano
GP-810(1CD)
NX-B03
バラキレフ:ピアノ作品全集 Vol.4
スケルツォ 第1番ロ短調 (1856)
ノヴェレッテ イ長調 (1906)
荒野…10の歌曲より第2曲(1896/ソロ・ピアノ版 1898)
スケルツォ 第2番変ロ短調 (1900)
ファンダンゴ練習曲 (1856) 世界初録音
グリンカの主題によるスペインのセレナーデ (1902)
グリンカ:「ホタ・アラゴネーサ」によるカプリス・ブリラント (ピアノ編曲 1900)
ベルリオーズ:オラトリオ『キリストの幼児』より第2部「エジプトへの逃避」序曲 (ピアノ編曲 1864)
スケルツォ 第3番嬰ヘ長調 (1901)
スペインのメロディ (1902)
タネーエフ:ヴァルス・カプリス 第1番変イ長調 (ピアノ編曲 1900)
タネーエフ:ヴァルス・カプリス 第2番変ニ長調 (ピアノ編曲 1900)
ニコラス・ウォーカー (P)
スタインウェイ Model D

録音:2017年12月11-13日
セイント・シラス・ザ・マーティ教会・ロンドン
バラキレフのピアノ作品全集第4弾は、19歳の頃に書かれショパンやリストの影響が色濃いスケルツォ第 1番、60代の円熟期の作品で彼のピアノ曲の中でも人気のあるものの一つスケルツォ第2番など、3つの スケルツォを中心に編曲作品も収めたもの。師グリンカの影響でスペイン音楽に興味を持っていた彼が、 若き日に作ったファンダンゴ練習曲は世界初録音となっています。第1弾からこのシリーズを録音している ニコラス・ウォーカーは、英国王立音楽院とモスクワ音楽院で学び、ベートーヴェン演奏で高い評価を得て いるほか、2010年の没後100年イベントを英国で開催するなど、バラキレフのスペシャリストとして知られ ています。
Grand Piano
GP-792(1CD)
NX-B03
ポルトガルのピアノ作品集
ヴァスケス=ディアス:「暖炉:想い出と愛情で作られた」
ロペス=グラサ:「祖国の旅」 ポルトガル伝統のメロディによるピアノのための19の小品
フアナ・ガマ(P)
スタインウェイ Model B

録音:2018年7月23-26日
ここに収められた2人の作曲家は、ポルトガルという国のアイデンティティを作品に反映させているという点 で共通していますが、その表現方法はそれぞれの時代を反映して大きく異なっています。ロペス=グラサは 伝統音楽を詩的な形で積極的に取り込み、独裁政治に対抗する祖国への愛を育む作品を作ってきま した。対してヴァスケス=ディアスは自身の思いや感覚を通して伝統文化を解釈し、幼いころの風景やそ の変転への思いなどを作品に昇華させています。ピアニストのガマもポルトガルの出身で、クラシックのみな らず、映画音楽からダンスまで幅広く活躍しています。
Grand Piano
GP-803(1CD)
NX-B03
シャンドール・バラッシャ(1935-):ピアノ作品全集 Vol.1
「五人兄弟」 OT TESTVER (‘FIVE BROTHERS’), OP. 5 (1960, revised 1994) (08:29)
「ツィンバロンを守る地からの手紙(ピアノ版)」 LEVELEK A REZERVATUMBOL CIMBALOMRA
(‘LETTERS FROM THE RESERVATION FOR CIMBALOM’), OP. 87 (2004)
(VERSION FOR PIANO) (12:10)
「2つのピアノ小品」 2 ZONGORADARAB (‘2 PIANO PIECES’), OP. 137 (2014) (06:39)
「古いタンスから」 第1巻 14のやさしい小品
LADAFIA (‘FROM AN OLD CHEST’),VOLUME 1, OP. 113 (2009)
ONNY? ZONGORADARAB (‘14 EASY PIANO PIECES’) (14:43)
「古いタンスから」 第2巻 14のやさしい小品
LADAFIA (‘FROM AN OLD CHEST’), VOLUME 2, OP. 120 (2010)
ONNY? ZONGORADARAB (‘14 EASY PIANO PIECES’) (20:38)
「ソナタ第1番」 SZONATINA NO. 1 (‘SONATINA NO. 1’), OP. 23, NO. 5
(1961, revised 1996) (09:17)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P)
スタインウェイ Model D

録音:2017年3月-2018年5月
ハンガリーで人気の作曲家シャンドール・バラッシャの音楽哲学は、「美しく、面白く、魅力的であって、時 の始まりからあたかもそこにあったかのような自然さで、誰もがそれを楽しく聴くことが出来る」というもの。バ ラッシャが持つ個性的で優しい風合いと音色、抒情的な作風は、ここに収録された子供のために書かれ た作品、ツィンバロンのために書かれた作品、さらにはバロック時代の手法を参考にしたスピード感のある ソナタで楽しむことが出来ます。ピアニストのイシュトヴァーン・カッシャイは1982年にブタペスト音楽院を卒 業後、ルフェビュールの元でも研鑽を積んだピアニスト。
Grand Piano
GP-808(1CD)
NX-B03
バール・ハスラム(1885-1954):上層世界のメロディ(1926)
1. KRIVU LI (’DRAW CLOSE TO ME’) 05:10
2. KI CHILATTZTA NAFSHI (’YOU SAVED MY SOUL’) 03:34
3. HAMOL AL MASECHA (’HAVE PITY ON YOUR DEEDS’) 04:21
4. NIGUN (’MELODY’) 04:07
BNEI HEICHALA (’THE SONS OF KING’S PALACE’) 08:26
7. CHASAL SEDER PESACH (’PASSOVER MEAL’) 02:00
8. KEL MISTATER (’THE CREATOR HIDES IN SECRECY’) 03:45
9. MARCH 03:17
10.IA’ALE TACHANUNEINU (’ACCEPT OUR PRAYERS’) 04:25
11. HINEY KE HOMER (’LIKE MATTER IN HIS HANDS’) 03:49
12. MISOD CHACHAMIM (’THE ASSEMBLY OF SAGES’) 04:39
13. MIZMOR LE DAVID (’DAVID’S SONG’) 03:32
14. LEAGID BABOKER (’TO PROCLAIM IN THE MORNING ABOUT YOUR MERCY’) 02:55
15. KADISH (’CONSECRATION’) 03:47
16. TZADIK (’SAINT’) 03:17
17. IADID NEFESH (’BELOVED OF THE SOUL’) 07:12
※」ミカエル・アイラペティアン編曲
ミカエル・アイラペティアン(P)
スタインウェイ Model D

録音:2018年7月2日モスクワ音楽院大ホール
カバラとは、ユダヤ教の伝統にもとづいた一種の神秘主義思想。バール・アスラムの名で知られ、20世紀 の最も偉大なカバリストと言われるイェフダ・レイブ・ハレヴィ・アシュラグが、ロンドンに住んでいた1926年か ら28年までの間に、ここに収められた「上層世界のメロディ」は作曲されました。上層世界とは創造主の いる場所で、ここから上層の力・統治の力が人間世界に降りてくるとされています。これらの多くのメロディ はカバラのテキストの一部に作曲されており、その神秘的な世界への祈りとして捧げられました。1984年 アルメニアの首都エレバンに生まれたアイラペティアンは、ピアニストとしての活動のほか作曲家、プロデュー サーとしても活躍する才人。このアルバムでは美しい編曲も聴かせてくれます。

STEINWAY&SONS
STNS-30096(1CD)
NX-B07
Evocation
メシアン:『鳥のカタログ』より第6番「モリヒバリ」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 Op.19 「幻想ソナタ」
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番Op.68 「黒ミサ」
スクリャービン:詩曲「焔に向かって」 Op.72
メシアン:『鳥のカタログ』より第5番「モリフクロウ」
クララ・ミン(P)
スタインウェイ Model D #597590 (New York)

録音:2017年2月-2018年10月スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
韓国出身でベルリンとニューヨークを中心に活躍するSteinwayオフィシャル・ピアニスト、クララ・ミンの Steinwayレーベルからは2枚目のアルバム。今回は、前作(STNS30045)にも収録したスクリャービン から、メシアン、モーツァルトと時代を広げ、「夜」をテーマにしたコンセプチュアルな内容となっています。夜 の様々な側面、夜が創作に与えた影響を見据え、得意とする神秘的な表現で作品を掘り下げていま す。


Altus
ALT-407(1CD)
Dreaming
ドビュッシー:夢想
チャイコフスキー:四季より 6月「舟歌」
パデレフスキ:メロディー 変ト長調op.16-2
プーランク:メランコリー
モーツァルト:ロンド イ短調 KV511
シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調op.28-2
シベリウス:もみの木
ブラームス:間奏曲 イ長調op.118-2
ショパン:ノクターン ホ長調op.62-2
山本貴志(P)

録音:2018年12月20-21日/飯山市文化交流館なちゅら
2005年ショパン国際ピアノコンクール第4位を始め華々しい経歴を持ち、現在ポーランドを拠点に活躍を続けるピアニスト山本貴志による2018 年新録音!「夢」をテーマに9人の作曲家を取り上げ弾き紡いだアルバムとなっています。 ★初期の作品ながら調性をぼかし水彩画のような滲みを表現したドビュッシーの「夢想」、憂鬱さを超えて人生の悲喜交々を物語るプーランクの「メラ ンコリー」、自然そのものにすべてを投影させたシベリウスの「もみの木」、晩年の澄み切った諦念が静かに広がっていくブラームスの間奏曲。どの曲も 夢幻的な美しさを持ちながらそれぞれ個性にあふれ、一貫したテーマの中で様々な音楽表現が味わえます。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0206(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):ピアノ作品集 第1集
ピアノ・ソナタ 第2番変ホ長調(1853)
ピアノ・ソナタ 第3番ニ短調(1854)
6つの前奏曲 Op.2(1864年出版)
イェンス・バルニーク(P)

録音:2018年10月5-7日
ゼンデザール SWR、カイザースラウテルン、ドイツ
※世界初録音
ユダヤ人医師を父としてヘッセンに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモ シェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び作曲家、ピアニストとして活 躍を始めました。1897年には王立ベルリン芸術アカデミーの会員となり、1901年には作曲家アカデミー高等学院の 院長に任命されるほどの名声を得ましたが、彼の死後、一時その作品はほとんど忘れられてしまいました。近年、人気 が復活しはじめ、いくつかの作品が蘇演されています。このアルバムに収録されたピアノ曲も世界初録音。10代の作品 である2曲のピアノ・ソナタはシューマンとブラームスを思わせる内省的な美しさを誇り、そのほぼ10年後の前奏曲はショ パンの影響を感じさせます。2曲のソナタはピアニスト、バルニーク自身がゲルンスハイムの手書き原稿から修復した版を 用いて演奏しています。 (Ki)
TOCCATA
TOCC-0489(1CD)
NX-B03
カール・レーヴェ:ピアノ作品集 第2集
ソナタより音詩「春」Op.47(1824)
聖書の情景 Op.96(1844)
.華麗なる大ソナタ 変ホ長調 Op.41(1819)
夕べの幻想曲 Op.11(1817)…世界初録音
リンダ・ニコルソン(P…1839年頃エラール)

録音:2017年4月4-6日
クラウス・フォン・ビルマスク・ザール WDR ケルン
シューベルトと同時期に生まれ、数多くの歌曲を残したレーヴェ。とりわけ劇的な内容を持つ「バラード」を得意とてしてお り、その作品をヴォルフが模範としていたことでも知られています。作品は歌曲だけに留まることなく、オペラや器楽曲も 数多く残しています。中でもピアノ曲には名作が多く、本来ピアニストであったレーヴェの本領発揮と言えるジャンルで す。この第2集はレーヴェ没後150年の記念アルバムであり、各楽章にタイトルが付された「春」と宗教的な性格を持つ 「聖書の情景」の他、技巧的な「大ソナタ」、世界初録音となる「夕べの幻想曲」の4曲が収録されています。リンダ・ニ コルソンはバロック期の作品を得意とするピアニスト。ここでは1839年頃に製造されたエラールから典雅な音を引き出し ています。 (Ki)
TOCCATA
TOCC-0518(1CD)
NX-B03
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):オルガン作品集
イントラーダ Op.64(1971)…世界初録音
5つの短い小品 Op.83(1980)…世界初録音
パストラーレ(1959)
トッカータ「グラディウス・ドミニ」Op.55(1968/1869改訂)…世界初録音
オルガンのためのコラール(1956)…世界初録音
前奏曲 Op.60(1969)…世界初録音
三重奏曲(カノン・オスティナート)(1968)…世界初録音
レチタティーヴォ、即興と行列聖歌 Op.92(1985)…世界初録音
リチェルカーレ Op.40(1965)…世界初録音
トム・ウィンペニー(Org)

録音:2018年8月8-9日Priory Church of St Mary, Bridlington, East Riding of Yorkshire, UK
ロンドンで生まれ、王立音楽大学でアーネスト・ブロック(エルネスト・ブロッホ)に師事し作曲家となったフリッカー。第二 次世界大戦後に母校の作曲家の教授に就任、室内楽や交響曲など数多くの作品を発表し、高い評価を受けます。 1964年にカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の客員教授となり後進の指導に力を尽くし、この地で生涯を終えまし た。彼の作品は力強くエネルギーに満ちており、同時代のイギリスの作曲家たちのように民謡や抒情的な作風を用いる ことはなく、どちらかというとシェーンベルク:やバルトークの作品に近い様式を持ったものです。とはいえ、決して調性を完全 に放棄することはなく、終始特有のスタイルを保っています。このアルバムではイギリスを代表するオルガニスト、ウィンペ ニーが見事な演奏を聴かせます。
TOCCATA
TOCC-0532(1CD)
NX-B03
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ピアノ作品集 第2集
カスケーズ(1910頃)
20のカプリースとリズミック・スタディ 第1集(1920頃出版)
エスキース-コードの練習のための(1930頃)
20のカプリースとリズミック・スタディ 第2集(1920頃出版)
パオロ・ムナン(P)

録音:2018年4月12-13日
スタジオ・アンセルメ、スイス・ロマンド放送、ジュネーヴ

世界初録音
第1集(TOCC-473)に続くジャック=ダルクローズのピアノ作品集。第2集には彼の名声を高めた「20のカプリースとリズ ミック・スタディ」全曲を中心に、作品が収録されています。ジャック=ダルクローズはもともとブルックナーやローベルト・フッ クスに師事した人ですが、パリでフォーレやドリーブとも親交を結び、パリ風の洒脱な作風を身に着け、サロン風のピアノ 曲やカンタータなど幅広い作品を残しました。幼児を中心とした音楽学習の方法論の一つ「リトミック=動きを通じて音 楽の諸概念を教える」の概念に基づいた練習曲は、ピアニストにとっての技術的課題の習得を目的にしながらも、流麗 で美しい旋律をもっています。

ALPHA
ALPHA-451(1CD)

NYCX-10053(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 セリーヌ・フリッシュ(Cemb)
使用楽器:クリスティアン・ファーター1738年製作モデル(ニュルンベルク・
ドイツ民族博物館所蔵)に基づくミラノのアンドレア・レステッリ
1998年製作の再現楽器
録音:2018年6月22日〜7月2日、
ALYSスタジオ、マンテイエール(南仏プロヴァンス地方レ・オートザルプ県)
【国内盤】
解説日本語訳・補筆:白沢達生
バロックの作曲家たちが生きた時代の楽器と奏法を見つめ直し、21世紀初頭からAlphaレーベルでの鮮烈なバッハ解釈で世 界を瞠目させてきたカフェ・ツィマーマン。その共同主宰者セリーヌ・フリッシュは、圧倒的なみずみずしさと丁寧な解釈が注目さ れた『ゴールトベルク変奏曲』の音源(現行盤ALPHA303)以来、稀代のバッハ解釈者として注目を集め続けてきました。『平 均律クラヴィーア曲集』はそんな彼女が満を持して近年重点的に取り組んできたレパートリー。好評を博した第1巻 (ALPHA221/日本語解説付再発売NYCX-20005)に続く第2巻が登場します。バッハ自身が生きた時代のモデルによる チェンバロで、構えず自然な佇まいのまま1音1音いつくしむように多声の綾を織り上げてゆく解釈のみごとさは、末永く聴き深め るに足る味わい。Alphaレーベル発足初期から数多くの名録音を生み出してきた敏腕技師アリーヌ・ブロンディオも、その泰然 自若の解釈が映える自然な響きを大切にした仕事をしています。生のままのバッハに迫れるAlphaならではの充実の新録音で す。
ALPHA
NYCX-20005(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 セリーヌ・フリッシュ(Cemb)
使用楽器:ジルバーマンのモデルに基づく
アントニー・サイディとフレデリク・バル1995年製作の再現楽器
録音:2014年10月19〜25日
サン=レミ教会、フラン=ワレ(ベルギー中部ナミュール州)
解説日本語訳・補筆:白沢達生
【輸入品番:ALPHA221】
…輸入盤も価格改定がございます。
※マーキュリー社取扱い旧国内盤ALPHA221の改訂値下げ再発売。
徹底的に作品に忠実でありながら鮮烈にみずみずしいバッハ解釈で知られた古楽器集団カフェ・ツィマーマンで、バロック・ヴァイ オリンのパブロ・バレッティとともに共同主宰者をつとめてきたセリーヌ・フリッシュ。ソロ録音で彼女の名を不動のものにした『ゴール トベルク変奏曲』から14年の時をへて、2015年にリリースされた『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』は、並居る過去の競合盤 の存在にもかかわらず『ディアパゾン』『クラシカ』などフランス批評誌から相次いで最高のレビュー賞を授けられました。まさに「満 を持して」の登場だったこの名盤も、「第2巻」リリースにあわせてお求めやすい価格で再登場。国内仕様では「第2巻」同様、ラ イプツィヒ・バッハ協会の中心人物で21世紀バッハ研究を牽引する学者のひとりペーター・ヴォルニーによる解説の日本語訳が 添付されます。

GENUIN
GEN-19643(1CD)
ドイツ国際ピアノ賞2018 年受賞者/ソ・ヒョンミン
ベートーヴェン:6 つのバガテル Op.126
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス
 月の光
シューマン:アラベスク Op.18
 子どもの情景 Op.15
ソ・ヒョンミン(P) (ハンス・H.スー)

録音2018 年9 月14 日 ヴィースバーデン(ライヴ)
既に極めて優秀な若手ピアニストとして注目を浴びているソ・ヒョンミン(???) の初 CD。ソ・ヒョンミンは 1990 年、韓国のソウル生まれ。生地で学んだ後、ニューヨ ークのマネス音楽院に留学。その後世界各地の様々なコンクールで受賞。日本で は2013 年の第5 回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で第2 位を受賞、話題に なっていた。2016 年の韓国のイサン・ユン国際コンクールで第1 位。そして2018 年 のドイツ国際ピアノ賞を受賞、その御褒美としての演奏会のライヴ録音の CD であ る。なお彼は国際的に活動する際は Hans H. Suh と名乗っており、この CD でもそ の名義。 演奏はたいへん素晴らしい。例えばリストのピアノ・ソナタ、物々しく派手に弾くので はなく、淡々としているようで、僅かな揺らしや溜め、和音のコントロール、抑制と解 放が実に見事に作られており、たいへん聞き応えがある。米国で長く修行した成果 である知的で合理的な演奏技術と音楽性に、ドイツを中心とした欧州で活躍するよ うになって見に付けた風格が加わっています。彼は間違いなく偉大なピアニストになる でしょう。その初期の結実をここに聞ける。
GENUIN
GEN-19624(1CD)
「恋のサヨナキドリ」
ダカン:ツバメ
パリシュ=アルヴァーズ:導入とベッリーニのノルマによる変奏曲 Op.36
F.クープラン:フランスのフォリア、またはドミノ(全12 曲)
リスト:愛の夢第3 番S.541
ラモー:鳥のさえずり
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
ダカン:カッコウ
リスト:サヨナキドリ S. 250-1
F.クープラン:恋のサヨナキドリ
ポッセ:ヴェネツィアの謝肉祭による変奏曲
リスト:慰め第3 番ニ長調 S.172
アニェス・クレマン(Hp)

録音:2018 年10 月10-13 日 ドイツ,ジンスハイム
ハープのオリジナル曲に加え、クラヴサン曲、ピアノ曲などをハープで演奏しています。 アニェス・クレマンは 1990 年、フランス中部のオーヴェルニュ地方の生まれのハープ奏者。2016 年にミュンヘンでのARD 音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)で第1 位を獲得。腕前は非常に高く、ハープの華麗な音色が鍵盤楽器曲の技術を軽々と弾いていることに驚かされます。
GENUIN
GEN-19653(1CD)
「前奏曲」
プロコフィエフ:前奏曲 Op.12-7
バッハ:前奏曲 ロ短調 BWV855a
ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-12
ラヴェル:「クープランの墓」〜前奏曲
ブルーメンフェルト:前奏曲 Op.17-14
レスピーギ:グレゴリオ聖歌による3 つの前奏曲 第2番
タニェーエフ:前奏曲 Op.103-3
ショパン:前奏曲 Op.28-8
マルティヌー:ラルゴの形式による前奏曲
アレンスキー:前奏曲 Op.63-1
フェインベルグ:前奏曲 Op.15-3
ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス
メシアン:風のなかの反映
スクリャービン:前奏曲 Op.11-2
カリム・シェハタ(P)

録音:2018年10月8,9,11日 ライプツィヒ
題名の通り、前奏曲ばかりを集めた面白い CD。バッハ、ショパン、ドビュッシー、ラフマニノ フ、ラヴェルのような有名な曲から、ウクライナ出身のフェリックス・ブルメンフェリト(ブルーメンフ ェルト 1863-1931)、アントン・アレンスキー(1861-1906)、サムイル・フェインベルグ(1890-1962)などの作品も収録。 カリム・シェハタはクェート生まれのドイツのピアニスト。両親はエジプト人とドイツ人で、5 歳の 時にドイツに移る。弟のナビル・シェハタはベルリン・POの首席コントラ バス奏者で、共演したCD(GEN-17448)が発売され、また2018 年には兄弟で来日して話題と なった。
GENUIN
GEN-19656(1CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
ベン=ハイム:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.44
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz117
リフ・ミグダル(Vn)

録音:2018年10月4-7日 ケルン
ドイツのヴァイオリニスト、リフ・ミグダルの無伴奏ヴァイオリン曲集。有名なバッハとバルトーク の作品に加え、イスラエルの作曲家、パウル・ベン=ハイム(1897-1984)を含めているのが珍 しい。 リフ・ミグダルはドイツ西部のヘルネの生まれ。ドイツを中心に国際的に活躍しており、2016 年 10 月にはベルリン・POの演奏会にヴィヴァルディの「四季」とピアソラ の「ブエノスアイレスの四季」(いわゆる「八季」)のヴァイオリン独奏者として初出演しています。 難曲として知られるバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタでは、技術的に軽々と弾きこなすだ けでなく、死の前年のバルトークの最後の輝きというべき静かな熱気もはらんだものになってい る。一方バッハではバロック弓を用いて演奏、聞いた誰もが近い将来の全曲録音を期待せず にはいられないような素敵な演奏になっています。

カメラータ
CMCD-99086(1CD)
税込定価
2019年5月31日発売
モートン・フェルドマン:バニータ・マーカスのために(1985) 高橋アキ(P)

録音:2007年10月/ベルリン
 フェルドマン=高橋アキの「音=沈黙」はわたしたちのイマジナリー の連鎖をどこまでも広げてゆく、いわば奥深い宇宙力を秘めています。 ――喜多尾道冬(ブックレットより) 「モーティ(フェルドマン)ならあなたの演奏がベストと言うに違いな いと確信しています」――フェルドマンに師事した作曲家バニータ・ マーカスの、高橋アキ宛のメッセージ(ブックレットより) 聴く者に人生観、世界観までも一変させるほどの感銘を与え、初演 時には、作曲家自身の心をも深く動かした、高橋アキによるフェルドマ ン晩年の宇宙的大作「バニータ・マーカスのために」。長くその存在が 知られていた高橋によるセッション録音が、ついにリリース! ブック レットには、喜多尾道冬、ジェイムズ・プリチェットによる解説、高橋 が初演時のエピソードを綴ったエッセイも収録。(カメラータ)

CAvi
260085-534432(1CD)
「バガテル」
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ&ベートーヴェン:11のバガテル Op.119
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2017年12月/バイエルン放送スタジオ2
リゲティとベートーヴェンを組み合わせたバガテル・アルバムです。リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」は11曲からなりますが、そのうち6曲は作曲家本 人の手によって木管五重奏のために編作され「6つのバガテル」というタイトルが付けられているので、もともとバガテルの性格を持った曲集と見ても良いでしょう。 このCDは独特な手法がとられ、同じ11曲入りのベートーヴェンのOp.119とセットにして、1曲ずつリゲティ、ベートーヴェン、リゲティ、ベートーヴェン… と交互に収録しています。ひとつの音高や限られた響きを使って様々なリズムを探求し、だんだんと語法を豊かにしていくリゲティと、これまた最低限の素材でさ まざまなミニアチュールを描いてみせるベートーヴェン。この組み合わせの妙がなかなか刺激的で面白く、両曲集の新たな魅力に気付かされます。シュフはこの 手法を実際のコンサートでも試しており、手ごたえを感じた上でのCD化となったようです。そして最後にベートーヴェン後期の書法がシンプルな形で結晶化さ れた名品Op.126が続き、幕を閉じるプログラムとなっています。 (Ki)

MIRARE
MIR-456(1CD)
モーツァルト&ハイドン:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト
:ピアノ・ソナタ 第12番ヘ長調 K332
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 第36番Hob.XVI:21(1773)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 K282(1774)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第44番ヘ長調 Hob.XVI:29(1776)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 第51番 Hob.XVI:38(1780)
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ/18世紀後半、ドイツ製)

録音:2017年7月
ジェローム・アンタイといえば、世界的なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、アンタイ3兄弟すなわちピエール(Cemb)、マルク(リコーダー)とでトリオ・ アンタイとしても活躍していますが、彼はまた鍵盤音楽、とりわけピアノ初期(フォルテピアノの時期)の作品にも強い興味を示してきました。ここで彼の鍵盤奏 者としてのソロCDの登場です。ここに収録された5つのソナタは、1773-1783年の間に作曲されたもの。1774年、ハイドンは彼の最初の独奏鍵盤楽器のた めのソナタ集を出版。モーツァルトがこのジャンルに初めて取り組んだのもこの年でした。これらの作品の作曲家を越えたスタイルの変遷は、鍵盤楽器がチェンバ ロからフォルテピアノに移行する時期だったことが顕著にわかるものとなっています。ここではジェローム・アンタイが18世紀効果版に作られたドイツのフォルテ ピアノを用いて録音。抜群の左手はさすがガンバ奏者として古楽アンサンブルを長年支えていることをあらためて感じさせるとともに、表情豊かで歌うような音色 を堪能できる1枚となっています。 (Ki)

Hyperion
CDA-68244

国内盤仕様
PCDA-6824(1CD)
税込定価
バッハ:トッカータ集
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910/トッカータ ハ短調 BWV.911/トッカータ ニ長調 BWV.912/トッカータ ニ短調 BWV.913/トッカータ ホ短調 BWV.914/トッカータ ト短調 BWV.915/トッカータ ト長調 BWV.916
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2018年6月20日−23日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
Hyperion(ハイペリオン)からは、第1弾「C.P.E.バッハ(CDA-67995)」がグラモフォン賞2014で古楽器部門賞を受賞し華々しいデビューを飾り、メジャー・レーベルからもハープシコードで弾くミニマル・ミュージックやバッハ・アルバムをリリースし話題を呼びました。Hyperion復帰作となった2018年来日記念盤「パッシング・メジャーズ(PCDA-68249)」はレコード芸術「特選盤」や、英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」に選ばれています。 Hyperionからついに登場するバッハ・レコーディング第1弾は、若きバッハが恐らく自身のまばゆいテクニックを証明するために書いたと考えられている鍵盤楽器のための7つのトッカータ。Hyperionにおける「ピアノによるバッハ録音」がアンジェラ・ヒューイットであるならば、「ハープシコードによるバッハ録音」はマハン・エスファハニであると位置付けられた重要プロジェクトにご期待ください。

若林工房
WKLC-7026(1CD)
京都リサイタル2018
メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチオーソOp.14
リスト:ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲
ショパン:24 の前奏曲Op.28
ショパン:マズルカ ハ長調 Op. 33 -3
リスト:愛の夢 第3 番
メンデルスゾーン:無言歌 ト短調 Op.102 -4
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ/1925 年製のニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2018 年 11 月 9 日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音:
メジューエワによる恒例の京都リサイタル。2018 年はロマン派の作曲家 三人を取り上げました。興趣に富むメンデルスゾーン。圧倒的に輝かしいエ ネルギー感で聴衆を完全にノックアウトしたリスト(「ダンテを読んで」)。ショ パンの傑作「24 のプレリュード」では作曲家の内面に深く踏み込んだ解釈 が聴きもの。ヴィンテージ・スタインウェイの華麗なサウンドも相俟って魅力 的な一枚に仕上がっています。

BIS
BIS-2337(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.38『初期作品集』
(1)ソナタ(組曲) ト長調 Wq/H.deest.【@.アルマンド/Aポロネーズ BWV Anh.125/B.メヌエット】
(2)『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』より3つの小品【マーチ ニ長調 BWV Anh.122/ポロネーズ ト短調 BWV Anh.123/マーチ ト長調 BWV Anh.124】
(3)メヌエット 変ホ長調Wq/H.deest.
(4)組曲 変ホ長調【アレグロ Wq/H.deest./マーチ Wq/H.deest./メヌエット Wq.116-1/i】
(5)楽章 ト長調【前奏曲 Wq/H.desunt./ポロネーズT Wq.deest./ポロネーズUWq/H.desunt./エアT Wq/H.desunt./エアU Wq/H.desunt./メヌエット Wq/H.desunt.】
(6)組曲 ホ短調 Wq.65-4(H 6)
(7)カンタービレ ホ短調(組曲 ホ短調 Wq.65-4初稿版より)
(8)メヌエット ハ長調 Wq.111
(9)マーチ 変ホ長調 BWV Anh.127
(10)メヌエットと21の変奏曲 Wq.118-7(H 14)(ロカテッリによる)
ミクローシュ・シュパーニ(ハープシコード)

録音:2017年7月、8月/キリスト教会、ザンクト・イングベルト(ドイツ)
録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらです。このシリー ズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの 目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいています。 私たちはオリジナルの資料をもとに"正統性"である楽器を選択して演奏しています。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。これら 膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈で演奏されております。 (Ki)

APARTE
AP-173(1CD)
ブラームス:ピアノ曲集
6つの小品 op.118
4つの小品 op.119
2つのラプソディ op.79
3つの間奏曲 op.117
フランソワ・シャプラン(P)
フランスの名手フランソワ・シャプランによるブラームス。ドビュッシー演奏にも定評のあるシャプランですが、ここでブラームスの晩年の作品を中心にしたア ルバムの登場。穏やかな哀愁に満ちた旋律が心に残る作品を、シャプランが稀有な詩性をもって演奏しています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186734
(1SACD)
メンデルスゾーン:『無言歌集』より
『無言歌集』第1巻Op.19より
第1番「甘い思い出」ホ長調/第2番「後悔」イ短調/第3番「狩人の歌」イ長調/第5番「眠れぬままに」嬰ヘ短調
『無言歌集』第2巻Op.30より
第2番「安らぎもなく」ロ短調/第6番「ヴェネツィアの舟歌2」嬰ヘ短調
『無言歌集』第3巻Op.38より
第2番「失われた幸福」ハ短調/第6番「デュエット」変イ長調
『無言歌集』第5巻Op.62より
第3番「葬送のマーチ」ホ短調
『無言歌集』第6巻Op.67より
第2番「失われた幻影」嬰ヘ短調/第4番「紡ぎ歌」ハ長調
『無言歌集』第8巻Op.102より
第3番「タランテラ」ハ長調
グリーグ:『抒情小曲集』より
『抒情小曲集』第1集Op.12より
第1番「アリエッタ」/第2番「ワルツ」/第4番「妖精の踊り」
『抒情小曲集』第2集Op.38より
第4番「ハリング」/第6番「悲歌」
『抒情小曲集』第3集Op.43より
第1番「蝶々」/第4番「小鳥」/第6番「春に寄す」
『抒情小曲集』第4集Op.47より
第7番「悲歌」
『抒情小曲集』第5集Op.54より
第3番「小人のマーチ」/第4番「ノットゥルノ」/第5番「スケルツォ」
『抒情小曲集』第7集Op.62より
第4番「小川」
『抒情小曲集』第8集Op.65より
第6番「トロルハウゲンの婚礼の日」
デニス・コジュヒン(P)

録音:2018 年11 月/ MCO スタジオ5(ヒルフェルスム)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えた鬼才デニス・コジュヒンがメンデルスゾーンの無言歌集とグリーグの抒情小曲集 から名作を選りすぐって録音しました。コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディオ・メーネルに師 事し研鑽を積みました。2010 年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌2011 年2 月に初 来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。以後たびたび来日し、 2017 年9 月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHK SOと共演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第4 番(1941 年版)の雄大な演奏は大きな話題を集 めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最も人気のある実力 派ピアニストのひとりです。PENTATONE からリリースしているチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラームスのピアノ作品集(PTC 5186568 / KKC 5892)、ラヴェルとガーシュウィンのピアノ協奏曲(PTC 5186620 / KKC 5893)のディスクは国内外で高い評価を集めております。
メンデルスゾーンの代表作『無言歌集』は全8 巻48 曲の小品からなり、この曲集によって“無言歌” というジャンルを確立されました。「甘い思い出」「狩 人の歌」「紡ぎ歌」など単曲で演奏されることも多い作品も含みます。一方、グリーグの『抒情小曲集』は全10 集66 曲におよび、「春に寄す」「ワルツ」「小 人のマーチ」「トロルハウゲンの婚礼の日」など、グリーグの豊かな抒情性が遺憾なく発揮されたピアノ曲です。コジュヒンは卓越した技術とともに感受性 に満ちた歌心を持って心温まるアルバムを完成させました。豊かな表現力を示した注目のリリースといえましょう!なお、録音はPENTATONE レーベルが 誇る技術チーム「ポリヒムニア・インターナショナル」が手掛けました。コジュヒンが弾くブラームスのピアノ作品集は2018 年度第56 回レコード・アカ デミー賞【特別部門 録音】賞を受賞しており、当録音も期待のできる高音質録音であることも注目です。 (Ki)

fra bernardo
FB-1803913(1CD)
フォー・ハンズ・オン・モーツァルト
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.381
アンダンテと変奏 K.501
ソナタ ハ長調 K.521
ソナタ 変ロ長調 K.358
フーガ K.401(断片)
パトリック・アイルトン(ハープシコード)、
ヴォルフガング・グリュクサム(ハープシコード)

録音:2001年9月、フレ教会(ブルゴーニュ、フランス)
ハーグ王立音楽院でトン・コープマンに師事し、現在はハープシコード奏者、オルガン奏者、指揮者として活躍するイギリスの音楽家パトリック・アイルトン。アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でトン・コープマンに師事したオーストリアのハープシコード奏者、ヴォルフガング・グリュクサム。ホロヴィッツの「ジャズ・ハープシコード協奏曲」を含む、ジャズ・スタイルのハープシコード作品集という秀逸なアルバム(GLO 5272)を録音したアイルトン、fra bernardoレーベルにバッハやフローベルガーの優れた録音を残しているグリュクサムという2人の才能が交わる「4手ハープシコード」のためのアルバム。
姉ナンネルとの連弾用に書かれたと考えられているモーツァルトの「4手のためのピアノ・ソナタ」は、もともと「フォルテピアノもしくはハープシコード(Cemb)のため」に書かれており、ここではハープシコードによる新鮮な響きでモーツァルトの「4手のためのソナタ」を堪能できます。

Quartz
QTZ-2133(1CD)
ライヴムーヴメント〜アントン・ドレスラー作品集
アウラヴ/アトランティス/組曲
ハッピー・コード
トゥー・イズ・ベター・ザン・ワン
コンテンポ
ウォーキング・オン・ザ・ワイアー
プレアー/ウィル・ビー・ファイン
アントン・ドレスラー(Cl、ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2017年6月、ボローニャ(イタリア)
1974年モスクワ生まれのクラリネット奏者、アントン・ドレスラーはイタリアのカレイド・アンサンブルの創設メンバーであり、クラシックではジュリアン・ラクリン、ロマン・ミンツ、ミッシャ・マイスキー、イングリット・フリッター等世界的なアーティスト達と共演、またクレツマー、ジャズ、クロスオーヴァー音楽など多ジャンルで活躍しています。
「ライヴムーヴメント」は、クラリネットのアコースティック・サウンドとエレクトロニクスを組み合わせたユニークなコンサート・プログラム。ちなみに、ジャケットやブックレット内のイラストは、ドレスラーの妻でもあるピアニスト、イングリット・フリッターが描いた作品とのことです。

Champs Hill Records
CHRCD-149(1CD)
前奏曲全集 Vol.3〜ブーランジェ、フォーレ&メシアン
リリ・ブーランジェ:前奏曲変ニ長調
フォーレ:前奏曲集 Op.103
メシアン:前奏曲集
アレクサンドラ・ダリエスク(P)

録音:2018年7月24日−26日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
リパッティを輩出した東欧ルーマニアで生まれ、イギリスではアンドラーシュ・シフ、イモジェン・クーパーに師事し、その将来を嘱望される女流ピアニスト、アレクサンドラ・ダリエスク。
ショパン&デュティユー、ショスタコーヴィチ&シマノフスキと続いてきたダリエスクのプロジェクト「前奏曲全集三部作」の最終巻のテーマは「フランス、パリ」!
1910年から30年にかけての20年間に作曲されたリリ・ブーランジェ、フォーレ、そしてメシアンの「前奏曲」を通じて、20世紀初頭のフランス、パリにおけるピアノ作品の書法の変遷を描きます。

Avie
AV-2406(1CD)
無伴奏チェロのための作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
マイケル・ブラウン(b.1987):組曲
コダーイ:無伴奏チェロ組曲 Op.8
マシュー・ゾルカンド(Vc)

録音:2017年12月12日−14日、アメリカ芸術文学アカデミー(ニューヨーク)
マシュー・ゾルカンドは、アメリカ、ソルトレイクシティ出身、ワシントン国際コンクール1等賞を始め、北京国際チェロ・コンクール、イサン・ユン国際コンクールなどで入賞歴を誇るアメリカのチェリスト。リサイタリスト、ソリスト、室内楽奏者としてアメリカ内外で活躍し、ハーレム・ストリング・カルテットのメンバーとしては、偉大なジャズ・ミュージシャンであるチック・コリア、ゲイリー・バートン、スタンリー・クラークらとも共演しています。マシュー・ゾルカンドのソロ・デビュー・レコーディングは、チェロの「聖典」、バッハの無伴奏チェロ組曲(第6番)と、20世紀を代表する無伴奏チェロ作品であるコダーイのソナタ、そしてゾルカンドの友人でもあるコンポーザー=ピアニスト、マイケル・ブラウンの組曲からなる無伴奏チェロ作品集で、独奏チェロの広大な表現力を示します。

Chandos
CHAN-20086(1CD)
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.4
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 Op.147, D.575
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164, D.537
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op.120, D.664
バリー・ダグラス(P)

録音:2018年11月1日−2日、アイルランド
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
全6巻に及ぶブラームスのピアノ独奏作品全集を完成させ、その円熟の表現が全世界で賞賛を浴びているダグラスが次に歩みを進めているシューベルトのピアノ作品集。第4巻は、シューベルトの短い生涯の中で中期の1817年〜1819年に作曲された3つのピアノ・ソナタを収録。ロ長調など実験的な調整が用いられながらも、シューベルトの豊かな旋律や詩的な才能が輝く作品を、バリー・ダグラスの高い構成力と濃密な情念で表現します。
使用ピアノは前3巻に引き続き、バリー・ダグラスがアーティスト・イン・レジデンスを務めるCITコーク音楽学校(アイルランド)のスタインウェイ・モデルD(541 687)コンサート・グランド・ピアノです。

Audite
AU-97765(1CD)
シューベルト:後期ピアノ作品集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第20 番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第4 番イ短調 D.537
アレグレット ハ短調 D.915
アンドレア・ルケシーニ(P;Steinway D)

録音:2018年11月10-13日/ライプニッツ・ザール(ハノーファー)
あらゆるピアノ作品の中でも孤高の存在ともいえるシューベルトの後期ピアノ作品。1828 年に作曲されたピアノ・ソナタ第20 番は雄大で華麗なシュー ベルトの最高傑作で、特徴的な第1 主題からシューベルトの世界に誘われます。一方、1817 年作曲のピアノ・ソナタ第4 番の第2 楽章の旋律はピアノ・ ソナタ第20 番で最終楽章に用いられており、この2 作品には大きな結びつきがあります。ルケシーニが丁寧に紡ぎだす極上の演奏をお楽しみいただけま す。また、audite レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目です。
ルケシーニはマリア・ティーポの弟子で、10 代でミラノ・スカラ座ディーノ・チアーニ国際コンクールに優勝し世界的な注目を集め、以来シノーポリ、アバド、 シャイー、ルイージなどの指揮者の指名のもと、数々のオーケストラと共演してきました。幅広いレパートリーを持ち、当ディスクに収録されている作曲家 ルチアーノ・ベリオとも交流が深かったピアニストです。近年はソロ活動の一方、室内楽作品への取り組みも積極的で、ヴァイオリニスト渡辺玲子やチェ リスト、マリオ・ブルネロなど名だたる演奏者との共演を誇り、audite レーベルからはクレモナSQとの共演でサン=サーンスのピアノ五重奏曲 (KKC 5940 / AU 97728)をリリースしております。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-304651CD(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第2 番変ロ短調Op.35
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
4 つのマズルカ Op.24【ト短調/ ハ長調/ 変イ長調/ 変ロ短調】
バラード第1 番ト短調Op.23
ノクターン第8番変ニ長調Op.27-2
ノクターン第13 番ハ短調Op.48-1
ノクターン 嬰ハ短調 遺作
ポロネーズ第6番「英雄ポロネーズ」
チェン・シュエホン(P)

録音:2018年8月、サン・マルスラン・ネヴァシュ教会、フランス(ライヴ)
チフランス=中国アカデミーとAccentus Music の共同プロジェクトによる録音シリーズ。当アカデミーは、シュ・シャオメイが主催す る音楽アカデミーで有能な若手を発掘する目的で設立されました。今回リリースする3 人の若手ピアニストは、2019 年5 月25 日に パリのシャンゼリゼ劇場で行われる仏中文化交流公演で演奏することが決まっています。
チェン・シュエホンは1999 年中国の甘粛省で生まれます。北京中央音楽院の若手トレーニング・プログラムに選ばれウェイ・ダンウェン、チャン・シーニン、ドー・ タイハンに師事した。北京ショパン国際ピアノコンクール、アスタナ- メレイ国際音楽コンクール、若いピアニストのためのウラディミール・ホロヴィッル記念国 際ピアノコンクールなどで優勝または入賞を果たす。中国国内だけでなく、ヨーロッパやアメリカ各地でも演奏会を開催するなど世界的な評価が高まっています。 現在は北京で研鑽を積んでおり、今後の活躍が期待されます。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-304652CD(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
アベッグ変奏曲 Op.1
フモレスケ Op.20
ピアノ・ソナタ第1 番嬰ヘ短調 Op.11
チャン・チェン(P)

録音:2018年8月、サン・マルスラン・ネヴァシュ教会、フランス(ライヴ)
チャン・チェンは、中国出身。深.音楽院で2007 年から2011 年まで学び、その後テキサス・クリスチャン大学音楽学部でタマス・ウンガー氏に、ベルリン 芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒ氏に師事。またメナヘム・プレスラー、レオン・フライシャー、パウル・バドゥラ=スコダ、ドミトリー・バシキーロフ、エリソ・ ヴィルサラーゼらにも薫陶をうける。2011 年クララ・ハスキル国際コンクールで聴衆賞を受賞、2016 年にはロベルト・シューマン賞を受賞し、シューマンは彼 にとって特別な作曲家となった。ヨーロッパでの活躍も目覚ましく、ルール・ピアノ・フェスティヴァル、ノアン・ショパン・フェスティヴァル、ヴェルヴィエ音楽祭、 ベルリン国際音楽祭、モントルー・ヴヴェイ9 月音楽祭など数々の音楽祭に招待されています。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-304653CD(1CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第6 番Op.62
ピアノ・ソナタ第1 番Op.6
ピアノ・ソナタ第8 番Op.66
ピアノ・ソナタ第5 番Op.53
チェン・ユンジエ(P)

録音:2019年3月、パリャシャウス・ドヴァラス、リトアニア
(ライヴ)
チェン・ユンジエは、1980 年中国浙江省嘉興市生まれ。上海音楽院で学び、その後ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院、クリーヴランド音楽研究所を はじめアメリカで研鑽を積む。ヨウ・ダチュン、ダン・シュウ、フィリップ・ケイウォン、ヨヘイヴェド・カプリンスキー、マッティ・ラエカッリオ、アントニオ・ポ ンパ=バルディらに師事。12 歳の時に中国国内のピアノコンクールで優勝。その後1994 年には中国国際コンクールでも優勝し、以来パロマ・オシェア・サン タンデール国際ピアノコンクール、クリーヴランド国際ピアノコンクール、ロン=ティボー国際コンクール、イサン・ユンコンクールなど国内外のコンクールで優 秀な成績を収めています。2011 年には北京中央音楽院の教授に史上最年少で就任した。 (Ki)

REFERENCE
RR-145SACD
(1SACD)
オーケストラのオルガン
チャイコフスキー:戴冠式行進曲(ジョージ・ジョン・ベネット編)
バーバー:弦楽のためのアダージョ(ウィリアム・レムセン・ストリックランド編)
グノー:あやつり人形の葬送行進曲(ウィリアム・トーマス・ベスト編)
ホルスト:シャコンヌ〜吹奏楽のための組曲 Op.28より(ヘンリー・ジョージ・レイ編)
シベリウス:フィンランディア(ヘンリー・ジョージ・レイ編)
ジェズニーチェク:前奏曲と半音階的フーガ(作曲者自身による編)【世界初録音】
サン=サーンス:ロマンス〜管弦楽組曲 ニ長調 Op.49より(アルベール・ルノー編)
ワーグナー:森のささやき〜楽劇「ジークフリート」より(ジェームス・ホチキス・ロジャース編)
メンデルスゾーン:スケルツォ〜「真夏の夜の夢」より(サミュエル・プラウズ・ウォーレン編)
ヤルネフェルト:前奏曲(ゴードン・バウチ・ネヴィン編)
ヴェルディ:凱旋行進曲〜歌劇「アイーダ」より(ハリー・ロウ・シェリー編)
ヤン・クライビル(Org)

録音:2016 年6 月26-28 日/カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール(カンザスシティ)
アメリカの老舗高音質レーベル「リファレンス・レコーディングス」からオーケストラでの演奏で親しまれている名曲をオルガン 独奏で演奏した興味深いアルバムが登場。19 世紀から20 世紀初頭にかけ、オルガンの名手がこぞってオーケストラ作品をオルガン独奏用に編曲しました。 ここに収録された楽曲はオリジナル作品のもつ個性を尊重し、かつ編曲者のカラーを「楽器の王様」と呼ばれるパイプオルガンを通して表現した名編曲集 ともいえます。堂々たるオルガンの存在感とマッチしたチャイコフスキーの戴冠式行進曲やメンデルスゾーンのスケルツォ、繊細でこの上なく美しい響きが 魅力のバーバーの弦楽のためのアダージョやワーグナーの森のささやき、32 フィート管から出されるオルガンの重低音の響きを生かしたフィンランディア など、色彩感豊かな選曲も光ります。なお、ヴェルディの凱旋行進曲はハリー・ロウ・シェリー編曲版を収録していますが、同時期に録音したエドウィン・ ヘンリー・ルメア編曲版をリファレンス・レコーディングスのホームページ(www.ReferenceRecordings.com)からストリーミングまたはダウンロード で購入できるとのこと。編曲者の違いも楽しめます。79 のストップ、5548 ものパイプをもつヘルツベルク・ホールの大オルガンを知り尽くしたヤン・ク ライビルが卓越した技術とともにカラフルなオルガンの音色を披露しております。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00160(1SACD)
2019年5月22日発売
ショパン:24の前奏曲Op.28
前奏曲 嬰ハ短調Op.45
プレスト・コン・レジェレッツァ 変イ長調 (遺作)
江崎昌子(P)

録音:2019年2月27-28日、3月1日、4月8-9日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
当盤発売をむかえる2019年は、江崎昌子のデビュー20周年であり、日本とポーランドの 国交樹立100周年という記念すべき年となります。長年ショパンをレパートリーの中心に 据えて活動を続けてきた彼女は、世界的にもショパン弾きとして知られています。 ショパンの生涯に深い思いを馳せ、楽曲の研究を重ねてきたからこそ可能となった演奏 がここに収められています。真摯な姿勢で、過多に飾ることなく純粋に気高い精神で奏で られた名演をご堪能ください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00162(1SACD)
2019年5月22日発売
ザレンプスキ:ピアノ曲集
5つの即興曲 「薔薇と棘」Op.13
ポーランド組曲Op.16
グランド・ポロネーズOp. 6
タランテラOp.25/子守歌Op.22
江崎昌子 (P)

録音:2019年4月8-9日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
ポーランドの知られざる天才作曲家ユリウシュ・ザレンプスキは、ショパンが確立させた 音楽スタイルと美しさを受け継ぎながら、ポーランド人の誇り溢れる素晴らしいピアノ作品 を生み出しました。名ピアニストであったことの伺えるヴィルトゥオーゾ的な部分と、新た な音楽語法の独創性は抜きん出た才能を感じさせます。 ポーランド音楽を知り尽くしたピアニスト・江崎昌子による演奏で、このザレンプスキの名 曲から溢れる「ポーランドの心」をお届けします。

Albion Records
ALBCD-011(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番ホ短調(2台ピアノ版/編曲:マイケル・マリナー、改定:アラン・ローランズ)
アイアランド:忘れられた儀式への前奏曲(作曲者の編曲による1台4手連弾版)、
 交響的狂詩曲「マイダン」(作曲者の編曲による1台4手連弾版)
ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽「すずめばち」序曲(1台4手連弾版/編曲:コンスタント・ランバート)
アラン・ローランズ(P)、
エイドリアン・シムズ(P)

録音:2009年11月18日−20日、ウッドハウス・コンサート・ホール(イギリス)
最初の妻であるアデリーンや作曲仲間のバターワース、ホルスト、 さらにはブリス、フォンジ、ハウエルズ、指揮者ではバルビローリ、 ボールト、サージェントなど、数多くのアドバイザーたちに囲まれて いたヴォーン・ウィリアムズ。 正式な初演の前に内輪で行われた新作の発表会ではその大半がピアノ 編曲、または2台ピアノ編曲版で演奏され、特に1940年〜50年台には 「交響曲第6番」の編曲者であるマイケル・マリナー(1895−1973) がその大役を担ったとされています。 また、ヴォーン・ウィリアムズの「交響曲第6番」のスケッチ、作曲 者本人による補筆が加えられた2台ピアノ編曲版の楽譜は大英図書館 に保管されています。 ヴォーン・ウィリアムズと縁の深い音楽家や仲間が最初に聴いたであ ろう「交響曲第6番」の姿が英国の実力派ピアニストたちの演奏で蘇 ります。
Albion Records
ALBCD-031(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:2台ピアノのための音楽
交響曲第5番ニ長調(2台ピアノ版/編曲:マイケル・マリナー、改定:ヴォーン・ウィリアムズ、校訂:アンソニー・ゴールドストーン)
ランニング・セット(2台ピアノ版/編曲:ヴァリー・ラスカー&ヘレン・ビッダー)
タリスの主題による幻想曲(2台ピアノ版/モーリス・ジェイコブソン)
ゴールドストーン&クレモウ〔アンソニー・ゴールドストーン(P))、キャロライン・クレモウ(P)〕

録音:2016年、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(イギリス)
1943年にロイヤル・アルバート・ホールで初演が行われ、シベリウ スに献呈された「交響曲第5番」の2台ピアノ版は、王立音楽大学でヴ ォーン・ウィリアムズに作曲を師事したマイケル・マリナー(1895− 1973)の編曲。 この「2台ピアノ版」の「交響曲第5番」は、そのマニュスクリプトに ヴォーン・ウィリアムズによる修正や注釈が付けられるなど作曲者自 らが全体を監修。師弟の共同作業によって完成した作曲者お墨付きの ヴァージョンです! 名作「タリスの主題による幻想曲」の2台ピアノ版は、スタンフォー ドとホルストに作曲を学んだ20世紀イギリスのコンポーザー=ピアニ スト、モーリス・ジェイコブソン(1896−1976)のアレンジです。

Delphian
DCD-34212(1CD)
ジョン・キッチン・プレイズ・ブリティッシュ・ライト・ミュージック
サリヴァン:「ペンザンスの海賊」序曲、「ミカド」より 燃え上がる輝きを持つ太陽は
トムソン:オン・ザ・スクエア、パルク・デ・パリ、バスビー・バークレーへのサリュート
サリヴァン:「ペンザンスの海賊」より Oh! is there not one maiden breast?、「古城の衛士」序曲
トムソン:吟遊詩人の式典、ワーリー・グラニー、バラのブーケ、テュリッヒからインベリー
サリヴァン(ベアストウ編):「嵐」より 第3幕への前奏曲
ジョン・キッチン(Org)

録音:2018年1月16日−17日、アッシャー・ホール(エジンバラ)
エジンバラ市のオルガニストやオールド・セント・ポール教会の音楽監督、エジンバラ大学のダイレクターなどを歴任してきた名オルガニスト、ジョン・キッチンのデルフィアン(Delphian)での18タイトル目となるレコーディング。
少年時代の英雄的存在であるアーサー・サリヴァン(1842−1900)と、アバディーンを主な活躍の場としたマイケル・トムソン(1949−2016)の作品をカップリングしたプログラムでは、オルガンでイギリスのライト・ミュージックの黄金時代を再現!
エジンバラ、アッシャー・ホールのオルガンで「シネマ・オルガン・スタイル」の醍醐味を響かせています。

Skani
SKANI-071(1CD)
クライスレリアーナ、オクタゴン
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
ジェニーティス:「オクタゴン:エピソードとソナタ」
レイニス・ザリンシュ(P)

録音:2018年8月27日−29日 ラトビア放送第1スタジオ(リガ、ラトビア)
シューマンの「クライスレリアーナ」と、ラトビアのアンドリス・ジェニーティス(1978−)が、ラトビア放送第3のアーティスト・イン・レジデンス、レイニス・ザリンシュのために作曲した「オクタゴン:エピソードとソナタ」の初録音の組み合わせ。
ジェニーティスは、ボストンSOとライプツィヒ・ゲヴァントハウスOが共同委嘱、アンドリス・ネルソンスの指揮で初演された近作の「Mara」で国際的に知られるようになりました。「オクタゴン:エピソードとソナタ」は「さまざまな体験、わたしの祖国の色とエネルギー、そして暑い7月にギリシャを旅してまわった際の経験といったことから得た対照的な印象」をピアノ曲集にまとめた作品です。

Talanton
TAL-90008(1CD)
タンゴ・フラメンコ
マヒモ・バルビエリ:デ・ブエルタ・イ・メディア
ファリャ:スペイン舞曲第1番
ハイメ・B.ルドルフ:タンゴ・フラメンコ
ピアソラ:タンゴ組曲より 第2番アンダンテ、第3番アレグロ
グラナドス:東洋風舞曲
ルドルフ:Valery
ドミンゴ・サンタ・クルス:市民連合
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
レアンドロ・リバ(G)、
ハイメ・B.ルドルフ(G)

録音:2018年7月、ドイツ
アルゼンチン出身、現在はドイツ在住で、ヨーロッパとラテン・アメリカのクラシック・ギター作品だけでなく、南米の民族音楽、アルゼンチンのタンゴなどもレパートリーとするギタリスト、レアンドロ・リバ。
幼少期からスペインとドイツに住み、フラメンコ・ギターを伴うセファルディの歌やバロック音楽、バロック・ギター、その他のジャンルの音楽(自身の作品も)を結合させているハイメ・B.ルドルフ。二つの異なるギター(クラシック・ギターとフラメンコ・ギター)、異なる文化的背景を持つ二人のギタリストによるデュオで、アルゼンチンのタンゴとスペインのフランメンコの素敵な出会いと創造的な対話を表現。

BRIDGE
BCD-9514(1CD)
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
クライスレリアーナ Op.16
子供の情景 Op.15
マーク・ポンザス(P)

録音:: 2017 年12 月4,5 日 ニューヨークシティ、DDD、71'08
専ら現代音楽を得意とするピアニスト、マーク・ポンザスが、ドイツ・ロマン派ど真ん中のシュー マンのピアノ曲を演奏。さぞやトンガッたシューマンなんだろうと思いきや、たしかに明晰な響き の新鮮さ溢れる演奏なのだが、しかも情感は意外なほどたっぷり篭っていて、テンポの回しも巧 い。ダークホース的シューマンと言ったら失礼かもしれないが、2 日で CD1 枚を仕上げてしまっ たポンザス、実はシューマン大好きなんだろうと思わされます。
BRIDGE
BCD-9516(1CD)
ステファン・ウォルペ(1902-1972)の音楽Vol.8〜2台ピアノの為の作品集」
行進曲と変奏曲
バレエ組曲「ミディアンから来た男」(全18 曲)
基本音列に基づく2 つの練習曲
クアトロ・マーニ 【スティーヴン・ベック(P) 、スーサン・グレイス(P)】

録音:: 2016 年8 月,2017 年2 月 コロラド・スプリング
※BRIDGE の進めるステファン・ウォルペ(ドイツ生まれのなのでシュテファン・ヴォルペとも 1902-1972)の作品集の第8 巻。2 台ピアノの為の作品集。 半分弱を占めるのはバレエ組曲「ミディアンから来た男」。ウィンスロップ・ブッシュネル・パルマー (1899-1982)原案の物語はご存知旧約聖書のモーセもの。元々ダリウス・ミヨーに作曲の依頼を していたものが、断られたためウォルペに話が回ったという。他の曲も含め、ウォルペ独特の鉛 色の情熱が面白い。

AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0010(1CD)
NX-B03
ロレンツォ・マテラッツォ〜スカルラッティとバッハを弾く
スカルラッティ:鍵盤の為のソナタ集
 ソナタ ニ短調 K.1
 ソナタ ロ短調 K.27
 ソナタ イ短調 K.54
 ソナタ ロ短調 K.87
 ソナタ ト長調 K.105
 ソナタ イ長調 K.208
 ソナタ ホ長調 K.380
バッハ:フランス組曲 第5番 ト
長調 BWV816
ロレンツォ・マテラッツォ(P…YAMAHA S400)
イタリアのピアニスト、音楽学者ロレンツォ・マテラッツォはシエナのキジアーナ音楽院でマウリツィオ・ポリーニに教えを受 け、ロンドンの王立音楽院でギャリック・オールソンのマスター・クラスを受けるなど錚々たるピアニストの薫陶を受けた名 手です。作曲家としても活躍しており、映画の為の音楽を作曲、ジャズとクラシックの要素を融合した作風は多くの 聴き手の賞賛を得ています。また数多くのワークショップを開催し、後進の指導にもあたっています。 このアルバムは、彼が尊敬するスカルラッティとバッハの作品をモダン・ピアノ(YAMAHA)で演奏、新鮮な響きをもたら すとともに、作品の持つ可能性を追求することに成功しました。
AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0012(1CD)
NX-B03
アルト・フルートの為の作品集
バッハ:1.無伴奏チェロ組曲 第2番ニ短調 BWV1008-第1曲 前奏曲
 無伴奏フルートの為のパルティータ イ短調 BWV1013
 無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ 第2番 イ短調 BWV1003-第4曲 アレグロ
 無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ 第1番 ト短調 BWV1001-第6曲 プレスト
C.P.E.バッハ:無伴奏フルートの為のソナタ イ短調 Wq.132
※全てレザ・ナジファールによるアルト・フルート編
レザ・ナジファール(アルト・フルート)

録音:2018年4月
テヘランにルーツに持つフルート奏者、作曲家レザ・ナジファール。母国でフルートと作曲を学び、その後、オランダと ウィーンに留学、研鑽を積みました。若いころからオーレル・ニコレやジェームズ・ゴールウェイらの薫陶を受け、ウィーン 劇場オーケストラで3年間活躍するなど、幅広い活動を行った彼はバロックから現代まで幅広いレパートリーを持って います。作曲家としては、独奏作品だけでなく、室内楽作品や管弦楽作品までと幅広いジャンルの作品を書くだけで なく、このアルバムに収録された編曲もののような、様々な曲をふさわしい形にアレンジする才能も高く評価されていま す。幾度となく耳にしているはずのバッハの名作も、楽器が変わることで新鮮な響きが生まれます。

POLYMNIE
POL-124138(1CD)
ナタリー・ロシニョール:ピアノ作品集
ロシニョール:即興曲 Op.1-1/即興曲 Op.1-2/楽興の時 Op.2-1/楽興の時 Op.2-2/対比 Op.3-1/対比 Op.3-2/ 前奏曲 Op.4-1/前奏曲 Op.4-2/前奏曲 Op.4-3/ 前奏曲 Op.4-4/水の戯れ Op.5/ 幻想曲 Op.6-1/幻想曲 Op.6-2
リュール: バラード第7 番LEV152
 グリンカの主題による変奏曲 LWV147
アンゲラン・リュール(P)

録音:2015 年 1 月,2018年 1 月 フランス,ビュシェール
ナタリー・ロシニョール Nathalie Rossignol はフランスの片田舎に 暮らす女性で、趣味で自作のピアノ曲を弾いているのだが、彼女にはそれを譜面に書く技術 がなかった。ピアニストであり作曲家でもあるアンゲラン・リュールは、彼女が「頭の中に書い た」曲の演奏を聞いて驚嘆感激し、彼女の演奏を聞いては譜面に起こす作業に取り組ん だ。その成果がこの CD に収録されています。いずれの曲も後期ロマン派風の作品で、非常に 美しく親しみやすい。まずは虚心に、先入観なしに彼女の音楽を聞いてみるとよいでしょう。ア マチュア作曲家の音楽という予断は、1 曲目から木っ端微塵に打ち砕かされ、リュール同様、 ロシニョールの音楽に魅せられてしまうでしょう。 リュールの自作 2 曲も収録。彼は正式にはアンゲラン=フリードリシュ・リュール=ドルゴルキ イという名前で、1975 年、パリ生まれ。ピアノによるジョン・ウィリアムズ映画音楽シリーズでお 馴染み。
POLYMNIE
POL-126140(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第14番 「月光」
ピアノ・ソナタ第23番 「熱情」
ロンド ト長調 Op.129 「失われた小銭への怒り」
アンゲラン=フリード
リシュ・リュール=ドルゴルキイ(P)

録音: 2017 年 12 月 フランス,トロワ
ベートーヴェンの人気ピアノ・ソナタ上位3 曲と、奇妙な題名(ただし第三者による)で知られ るロンドを収録。 アンゲラン=フリードリシュ・リュール=ドルゴルキイ(別の CD ではアンゲラン・リュールと短縮 表記されている)は 1975 年、パリ生まれの作曲家、指揮者、ピアニスト。活動の中心は作曲の ようだが、ピアニストとしての腕前も相当のもので、三大ソナタの演奏も実に堂に入っています。 ヤマハのCFIIIS ピアノを使用。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-368(1CD)
C.P.E:バッハ:ピアノ作品集
ロンド ホ短調 Wq 66 「私のジルバーマン・クラフィエーレとの別れ」
幻想曲 ハ長調 Wq 59/6
ロンド イ短調 Wq 56/5
幻想曲 イ長調 Wq 58/7
ロンド ニ短調 Wq 61/4
幻想曲 ヘ長調 Wq 59/5
ロンド ハ短調 Wq 59/4
幻想曲 ヘ短調 Wq 67
ロンド イ長調 Wq 58/1
幻想曲 ハ長調 Wq 61/6
ロンド ホ長調 Wq 57/1
スペインのフォリアに基づく変奏曲 ニ短調 Wq 118/9
ヴィットーリオ・フォルテ(P)

録音:2018 年 5 月 9-10日イタリア,ペスカーラ
Lyrinx に録音を行っていたピアニスト、ヴィットーリオ・フォルテが ODRADEK に C. P.E.バッハを録音。ヴィットーリオ・フォルテは、1977 年、イタリア最南部のカラブリア州 ロッサーノの生まれ。本人が書いているところによると、17 歳の時に町に一人のピアノ教 師、アルゼンチン出身のホセ・レポーレに学んだ後、1998 年にスイスのジュネーヴに移 り、さらにローザンヌ音楽院でクリスティアン・ファヴルに学んだ。彼の演奏は、上質な深 みの感じられる落ち着いた演奏にイタリア人らしい情熱の迸りが結びついたもので、た いへんな優れものです。スタインウェイD を使用。

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0247(3CD)
ヴァン・クライバーン〜第1回チャイコフスキー国際コンクール 全録音
[CD 1] 第1次予選
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV 867
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 (K.300h)
ショパン:練習曲 Op.25 から イ短調(No.11)
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139 から ニ短調「マゼッパ」(No.4)
スクリャービン:12の練習曲 Op.8 から ホ長調(No.5)
チャイコフスキー:6つの小品 Op.19 から 創作主題と変奏曲 ヘ長調(No.6)
[CD 2] 第2次予選
タネーエフ:前奏曲とフーガ 嬰ト短調 Op.29
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ(大ソナタ)ト長調 Op.37 から 第1楽章
バーバー:ピアノ・ソナタ 変ホ短調 Op.26 から 第4楽章
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244
[CD 3] 決選
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23*
カバレフスキー:ロンド
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番+
ヴァン・クライバーン(P)
モスクワ・フィイルハーモニーO*
キリル・コンドラシン(指)*

録音:1960年4月2、7、11日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(モノラル)
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0236(1CD)
チェンバロ奏者ギュンター・ラミン〜モスクワ音楽院ライヴ
バッハ:パルティータ第4番ニ長調 BWV 828
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調 BWV 1028*
ヘンデル:チェンバロ組曲集第2巻 から シャコンヌ ト長調 HWV 435
 チェンバロ組曲集第1巻 組曲第3番ニ短調 HWV 428
ベルンハルト・ギュンター(ヴィオラ・ダ・ガンバ*)
ギュンター・ラミン(Cemb)

録音:1954年6月19日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0233(2CD)
ドビュッシーの「前奏曲」−原曲と脱構築
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻)
ドビュッシー:前奏曲集 から 抜粋*
ドビュッシー(アンドレ・カプレ編): 「聖セバスチャンの殉教」から 抜粋*
アレクセイ・リュビモフ(P)
ヴラディーミル・タラソフ(打楽器*)

録音:2010-2013年、ライヴ、モスクワ および ブルノ(チェコ)
*は演奏者による「脱構築」的演奏。
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0241(1CD)
マリア・ユーディナ〜シューマンを弾く
クライスレリアーナ
幻想小曲集 Op.12 から 夕べに(No.1)
森の情景から 予言の鳥(No.7)
幻想曲 Op.17
マリア・ユーディナ(P)

録音:1951年6月10日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0242(2CD)
マリア・ユーディナ〜モーツァルトを弾く
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284 (K.205b)#
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 (K.300d)
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 (K.300i)
幻想曲 ニ短調 K.397 (K.385g)
幻想曲 ハ短調 K.475
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526*
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488+
マリア・ユーディナ(P)
マリーナ・コゾルーポヴァ(Vn)*
ソヴィエト国立SO+
アレクサンドル・ガウク(指)+

録音:1951年10月6日(無印/#)、1951年10月13日*、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール(無印/#/*)
1947年7月9日、スタジオ、モスクワ+モノラル、ADD

*#初出音源。


MIRARE
MIR-426(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第13番変ロ長調 KV 333
ソナタ第12番ヘ長調 KV 332
ソナタ第11番イ長調 KV 331「トルコ行進曲つき」
アンヌ・ケフェレック(P)
軽やかかつカラフルな純フランス風ピアニズムの担い手として貴重な存在のケフェレック。待望の新譜はモーツァルトのソナタ集です。モーツァルトとい えばMIRAREレーベルからは2001年録音の作品集(MIR 9931)がありますが、それから20年弱を経ての録音となります。彼女の清冽なタッチはま さにモーツァルトにぴったり。ここでは名曲3曲を録音しております。「トルコ行進曲つき」冒頭の変奏曲の美しさはまさに絶品。何も構えることなくすべ てが自然に流れており、まさに巨匠のなせる芸術といえましょう。モーツァルトの魅力を純に味わうことができます。 (Ki)

Alba
ABCD-437(1CD)
ラウタヴァーラ:ピアノ・ソナタ第2番「火の説法(1970)
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
リンドベリ:ピアノ・ジュビリー(2000)− 第6番 第3番 
ショパン:バラード第2番へ長調 Op.38
サーリアホ:バラード(2005)
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
ホイットール:草の葉(2005-09)− 第6曲〈夜の浜辺で〉- 第7曲〈もの静かな辛抱づよいクモ〉
ショパン:バラード第4番へ短調 Op.52
エーリク・T・タヴァッシェルナ(P)
[Piano: Steinway D] 

録音:2017年12月 シベリウス・ホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーの名誉教授、エーリク・T・タヴァッシェルナは、1951年、ヘルシンキ生まれ。タパニ・ヴァルスタとモスクワの ヘンリエッタ・ミルヴィスに学び、ウィーン音楽大学でディーター・ヴェーバー、ニューヨーク大学でユージン・リスト、ジュリアード音楽院でサーシャ・ゴロド ニツキに師事。シベリウス・アカデミーで1982年からピアノと室内楽を教え、ショパンを弾いてコッコネンに認められたヤンネ・メルタネン、トランスクリプショ ンと現代音楽に関心を寄せるリスト=マッティ・マリン、ヘンリ・シーグフリードソン、カトリーナ・コルテたちを育てました。コンサートではハイドン、シューベ ルト、エングルンドたちのソナタを演奏、スウェーデンの BIS レーベルにシベリウスのピアノ作品の全曲を録音したことでも知られます。 『バラードとその他の物語』は、タヴァッシェルナが久しぶりに録音したアルバムです。2017年に行ったリサイタルのコンセプトに沿ったプログラムが組まれ、ショ パンのバラード4曲がフィンランドのピアノ作品とともに演奏されます。ラウタヴァーラの「コラール風コードのテクスチュアとローリング・アルペッジョ」に特徴 づけられるピアノ・ソナタ「火の説法」。ロンドンのロイヤル・フェスティヴァルホールがピエール・ブーレーズへの誕生日プレゼントとして委嘱した第1曲と、5つ の短い曲を「調和する全体」にまとめたマグヌス・リンドベリの「ピアノ・ジュビリー」から2曲。カイヤ・サーリアホが「メロディのある曲を書きたかった」と いう、エマヌエル・アックスのための小品「バラード」。マシュー・ホイットールがウォルト・ホイットマンの詩に基づきリスト=マッティ・マリンのために作曲し た12の前奏曲「草の葉」の2曲。 (Ki)

BIS
BIS-2435(1CD)
エレキギターによるグルジェフ
サイイドと踊り/嵐の月日が過ぎ去ったように/ブハラのデルヴィシュ/祈り/サイイドと踊り/ガファルとゼイナブが夢遊病状態で歩いた時/サイイドと踊り/チベット・ダンス/モルト・レント・エ・リベラメンテ/フラグメント第4/キリストの復活/瞑想/聖書を読みて
ギュンター・ヘルビッヒ(エレキギター)

録音:2017年3月、2018年4月/音楽制作会社ハタイタニ(ウェリントン、ニュージーランド)
アルメニア生まれの神秘主義思想家にして稀代の奇人ゲオルギー・グルジェフ(1866頃-1949)。多才な彼の遺産のひとつに作曲があります。実際は一本指 で弾いたものを友人の作曲家トーマス・ド・ハルトマンが曲に仕立ていますが、膨大な数が残され一部でカルト的な人気を誇っています。彼が放浪のさなか中央 アジアやアフガニスタン、チベットで接した民俗音楽の要素を採り入れた個性的作品ばかりで、時代を先んじた感性に驚かされます。キース・ジャレットをはじめ 音源はいくつかありますが、前代未聞な演奏が登場。ニュージーランドのギタリスト、ギュンター・ヘルビッヒが自ら編曲したグルジェフのピアノ曲13篇をなん とエレキギターで演奏。それもグレッチの銘器ホワイトファルコンの美しい音色で響きます。
ヘルビッヒはドイツ出身で、10代の頃にスピリチュアルに興味を持ちグルジェフの著作に強い影響を受けて以来、彼にとって大事な存在だったとのこと。エレ キギターだとより幻想的な音世界が広がり、情感を込めるのが容易なうえ、ピアノではできない微分音を出せるため、民俗音楽独特なメリスマを絶妙に表現して います。ワールドミュージック・ファンにもオススメ。
BIS
BISSA-2429(1SACD)
ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』Hob.XX/1C
アンダンテと変奏曲 ヘ短調Hob.XVII/6 Op.83
ニコラ・スタヴィ(P;Steinway D-274)

録音:2006年1月/サン=マルセル寺院(パリ)
世界初録音のフォーレのピアノ作品集(BIS SA 2389)や難曲揃いで知られる旧ソ連の作曲家ティシチェンコのピアノ作品集(BIS SA 2189)でも注目を集めるニコラ・スタヴィ。当録音はかつて Mandalaレーベルからリリースされていたハイドンのアルバムで、この度 BISレーベルによりリ マスタリングし同レーベルから SACD ハイブリッド盤で再発売します。ハイドンの代表作『十字架上のキリストの最後の 7 つの言葉』は 1785 年に管弦楽作品 のために作曲されましたが、その後 1787 年には四旬節にスペインのカディスで演奏するために弦楽四重奏版を、さらに 1794 年に歌詞をつけたオラトリオ版を 編曲しております。当録音ではハイドンが監修したクラヴィーア用の編曲版をピアノで演奏しております。
演奏のニコラ・スタヴィはドミニク・メルレに学んだ後、アルフレート・ブレンデル、ジェラール・フレミー、クリスチャン・イヴァルディらの薫陶も受けました。 ユンディ・リが優勝した 2000 年のショパン・コンクールで特別賞、翌 2001 年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは第 2 位を受賞した実力派です。

SWR music
SWR-19077C(1CD)
NX-B02
ショパン:ポロネーズ集
 第3番イ長調 Op.40-1 「軍隊」
 第1番嬰ハ短調 Op.26-1
 第2番変ホ短調 Op.26-2
 第4番ハ短調 Op.40-2
 第8番ニ短調 Op.71-1
 第9番変ロ長調 Op.71-2
 第5番嬰ヘ短調 Op.44
 アンダンテ・スピナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
シマノフスキ:練習曲 変ロ短調 アンダンテ Op.4-3*
ザレプスキ:グランド・ポロネーズ Op.6*
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(P)

録音:1960年2月13日 ヴィラ・ベルク室内楽スタジオ、シュトゥットガル
1966年6月30日 南ドイツ放送センデザール、カールスルーエ(ライヴ)*(すべてモノラル)
コルトーに師事し、1949年の第4回ショパン・コンクールでベラ・ダヴィドヴィチと共に優勝したチェルニー=ステファンスカ。ショパンのスペシャリスト として求められたこともあり、世界中でショパンを演奏した彼女ですが、実際は幅広いレパートリーを持っており、特に故国ポーランドの作曲家 を取り上げることには積極的でした。ここには得意としたショパン作品からポロネーズを収めており、ダイナミックな弾きぶりと繊細なフレージングを 併せ持つ名人芸を楽しむことが出来ます。またボーナストラックとしてライヴ音源より、彼女の大切にしたポーランドの作曲家からシマノフスキと ザレプスキを収録し、ショパンともども、その祖国への強い愛と作品との相性をよく理解できる企画となっています。SWRのオリジナル・テープか ら丁寧なリマスターを施されており、聴きやすさはもちろん、楽器の響きが前面に出る好ましい音で、彼女の至芸を楽しむことが出来ます。

COL LEGNO
COL-20442(1CD)
NX-B09
バッハの無伴奏パルティータによる作品集
バッハ:無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-第1曲 アルマンド
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-第2曲 ドゥーブル
エーファ・ライター(1976-):アルマンド・ミュルティプリエ-バッハの無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-アルマンドによる
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第3曲 クーラント
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第4曲 ドゥーブル
シモーネ・モヴィオ(1978-):インカント VII-.S.バッハの無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 クーラントによる
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第5曲 サラバンド
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第6曲 ドゥーブル
アンドレアス・リンデンバウム(1963-):アン・トゥールナン-バッハ:無伴奏パルティータ第1番 ロ短調
BWV1002-第5曲 サラバンドによる
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第7曲 テンポ・ディ・ブーレ
 無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第8曲 ドゥーブル
ベルンハルト・ガンダー(1969-):ブーレー・ブーレー-バッハ:無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-
アネッテ・ビク(Vn)

録音:2018年1月、7月
第7曲 テンポ・ディ・ブーレによる 作曲家ベアト・フラーが結成した現代音楽専門の室内オーケストラ「Klangforum Wien-クラングフォルム・ヴィーン」 で活躍するヴァイオリニスト、アネッテ・ビク。彼女は現代作品だけでなく古典派やバロック期の音楽にも造詣が深く、ど の時代の作品も自在に弾きこなします。彼女の特徴を生かした初アルバム「Double Bach」は、バッハの無伴奏パル ティータ第1番に、各々現代作曲家がインスパイアされた作品を追加。タイトル通り「2倍のバッハ」が楽しめる趣向に なっています。バッハ作品が現代に与える影響も味わえる魅力的な1枚です。

ONDINE
ODE-1318(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K280
ピアノ・ソナタ 第3番変ロ長調 K281
ピアノ・ソナタ 第8番イ短調 K310
ピアノ・ソナタ 第13番変ロ長調 K333
ラルス・フォークト(P)

録音:2016年5月2-3日、2019年1月18日、2019年1月19日
ベートーヴェンのピアノ協奏曲ツィクルスが大好評のうちに終了した名手フォークトが次に取り組むのはモーツァルトのピア ノ・ソナタ集です。このアルバムではバロック期の影響が強い1775年頃に作曲された2作品と、1778年モーツァルトの 母の死の年に書かれた2作品が収録されています。 第2番はハイドンの影響が強いとされていますが、第2楽章のアダージョは晩年の作品を思わせる抒情性をもっていま す。第3番も同じく第2楽章のしっとりとした雰囲気が見事です。珍しく短調で書かれた第8番、技巧的な作風による第 13番もモーツァルトらしい旋律美に溢れた作品です。フォークトの演奏はモダン・ピアノの響きをたっぷりと生かしたもの で、モーツァルトのソナタに、まるでロマン派時代の作品のように詩情豊かな表情を与えています。、精緻なデュナーミク、 ゆったりめのテンポによる濃厚な歌いまわしは、昨今のピリオド的解釈とはまた違う新しさを感じさせます。

GEN RECORD
NYCC-13010(1CD)
税込定価
戸室玄〜フランシス・プーランク
プーランク:3つのノヴェレッテ
15の即興曲/ナポリ
戸室玄(P)

録音:2018年8月21日、8月22日、11月22日セント・マークス 教会、シティー・オブ・ウェストミンスター、ロンドン
1989年生まれの戸室玄。幼少期より海外で生活した体験を反映させた洒脱な演奏を聴かせるピアニストです。このアルバム は彼が最も愛するというプーランクの作品集。「3つのノヴェレッテ」で始まり、アルバムの中心に置かれているのは1932年に作曲 された「15の即興曲」。練習曲風でもありながら、プーランクの心情が丁寧に描かれたユニークな曲集になっています。なかでも 彼が心酔した歌姫のために書かれた第15番の「エディット・ピアフを讃えて」 はプーランクの洒脱さをよく示す作品と言えるでしょ う。作曲年代の幅広い3曲で構成された「ナポリ」も美しい曲。イタリアとフランスの良いところが融合した興味深い作品です。

OEHMS
OC-1712(1CD)
NX-B03
イェフダ・インバール〜ピアノ・リサイタル
シューベルト:ピアノ・ソナタ 断章 嬰ヘ短調 D571
シューベルト:ピアノ・ソナタ ハ長調「レリーク」D840(未完)
フィニッシー(1946-):シューベルト D840の補筆版…世界初録音
イェルク・ヴィトマン(1973-):IDYLL UND ABGRUND 牧歌と深淵
イェフダ・インバール(P)

録音:2018年10月24-27日イェス=キリスト教会 ベルリン
1987年、イスラエルのハイファで生まれたピアニスト、イェフダ・インバール。エルサレム音楽大学で学士号を取得し、 2014年からロンドンに拠点を移し、研鑽を積んでいます。このアルバムではシューベルトにまつわる様々な音楽を演奏。 最初の2作品はいずれもシューベルト自身の「未完の作品」であり、その中でも2つの楽章のみが残された「レリーク」は未 完とは言え、30分近くの大作であり、晩年のシューベルトらしい、揺れ動く調性と自由な展開を持つ作品です。イギリスの 現代作曲家フィニッシーはこの曲に補筆を加えましたが、彼は曲の味わいを生かしながらも独特の曲調へと変化させてい ます。人気作曲家ヴィトマンによる最後のソナタD960からのメロディを自由に展開するというユニークな作品は、彼による 3作目の「シューベルトへのオマージュ」となります。

SOMM
SOMMCD-0193(1CD)
NX-B04
アーノルド・バックスとハリエット・コーエン
バックス(1883-1953):ピアノ・ソナタ 変ホ長調
 夜に(パッサカリア)
 4つの小品…世界初録音
ハリエット・コーエン(1895-1967):ヴォルガの日没
 放浪者
 ウィルナの古い教会
 タタール人
バックス:伝説
マーク・ベッビントン(P)

録音:2017年9月26&27日
近代イギリスの作曲家アーノルド・バックス。7曲の交響曲や、晦渋なピアノ曲で知られますが、何より彼の名を広めたの は、12歳年下の名ピアニスト、ハリエット・コーエンとの秘められた恋。道ならぬ恋に走った彼は、コーエンのために数多く の作品を書き、それに応える形でコーエンもいくつかの曲を作曲。このアルバムでは2人の親密な音楽による対話を聴く ことができます。バックスの「ソナタ変ホ長調」は後に交響曲第1番として完成する曲。オーケストラ版の豊穣な響きを思 わせる華麗な作品です。他には、妖艶な雰囲気を漂わせる「夜に」、様々な表情を持つ曲が並べられた「4つの小 品」、代表作の一つ「伝説」が収録されています。併せて、コーエンの作品ではムソルグスキーを思わせる「ロシアの印 象」が収録されており、ここでは彼女の技巧の高さをうかがい知ることができます。2人の芸術家の秘めたる思いが込めら れた1枚です。

ARCO DIVA
UP-0206(1CD)
NX-B03
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調
Hob.deest
フランク:前奏曲、コラールとフーガ M.21
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
 マズルカ 第18番ハ短調 Op.30-1
 マズルカ 第19番ロ短調 Op.30-2
 マズルカ 第20番変ニ長調 Op.30-3
 マズルカ 第21番嬰ハ短調 Op.30-4
 スケルツォ 第3番嬰ハ短調 Op.39
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.39-第5番変ホ短調
アダム・スコウマル:ジョングルール
マレク・コザーク(P)

録音:2018年3月
チェコ出身の若手ピアニスト、マレク・コザークはプラハ芸術アカデミーでイヴァン・クラスキー教授の指導を受け、2018年 に開催されたブレーメン国際ピアノ・コンクールで優勝しました。それ以前にも、2016年のプラハ春季コンペティションで2 位を獲得、この時には現代作曲家アダム・スコウマルの演奏でその才能が注目されました。このアルバムでは、オーソドッ クスなレパートリーを披露していますが、ハイドンの後にフランクを持ってくるなどユニークな選曲が魅力です。スコーマルの 作品も最後に収録されています。

Naxos Japan
NYCC-27308(1CD)
税込定価
フランスのロマンス
ドビュッシー:夢
ドビュッシー:レントより遅く
フォーレ:8つの小品 Op.84より 第5番即興曲/第8番 ノクターン
 3つの無言歌 Op.17 第1番変イ長調/第2番 イ短調/第3番変イ長調
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 ラ・ヴァルス(福間洸太朗編)
サティ:ジムノペディ 第1番
 ジュ・トゥ・ヴ(福間洸太朗編)
プーランク:即興曲 第15番『エディット・ピアフを讃えて』
 3つのノヴェレッテ
ワイセンベルク:シャルル・トレネによる6つの歌の編曲[街角/あなたは馬を忘れた/パリの四月/ブン!/去り行く君/メニルモンタン]
ルノワール:聞かせてよ、愛の言葉を(福間洸太朗編)
福間洸太朗(P)

使用ピアノ・・・ベヒシュタイン(C・Bechstein D-280)
ブックレットには福間洸太朗自身による楽曲解説を収録
このアルバムは、単に自分の好きなフランス音楽の小品を集めたわけではありません。私のピアノ人生にとって欠かせない出来事 とリンクした作品がちりばめられており、そのすべてをここで語ることができないのが惜しまれるほどです。-ブックレット序文より
入念に考えられたアルバム・コンセプトに沿って選ばれた一連の曲は、心地よい流れに乗り聴き手の心を満たします。 文字通り夢心地の雰囲気溢れる「夢」、ためらいがちに始まりながら少しずつ親しさを増していく「レントより遅く」、そして柔和で流麗なフォーレを経て、ラヴェルの 「亡き王女のためのパヴァーヌ」で一息ついたあと、最初のクライマックスともいえる「ラ・ヴァルス」の音の奔流!小粋なサティ、プーランクからアルバムの白眉ともいえ るワイセンベルクの「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」、最後は名曲「聞かせてよ、愛の言葉を」で余韻を残してそっと消えていく・・・。音楽性、技術の粋が 結実した珠玉の演奏をじっくりとお聞きください。 各曲を彩るベヒシュタインの深みのある音色も聴きどころ。録音の素晴らしさも相俟って、聴き手を“福間洸太朗の内なる世界”へといざなってくれます。

GRAND SLAM
GS-2200(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 グレン・グールド(P)

録音:1955年6月10日、14-16
日/コロンビア30番街通りスタジオ(ニューヨーク)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
グールドのデビュー盤であるバッハのゴルトベルク変奏曲については、もはや説明不用かと思います。その演奏が、恐ろしいほど生々しい音質で蘇ります。 これはもはや、歴史的事件と言っても過言ではありません。 また、解説書には「日本におけるグールド受容史」を掲載しています。グールドは今では最も有名なピアニストのひとりですが、信じがたいことに、日 本ではデビュー以来、10年以上もほとんど認知されない時期がありました。そのあたりの経緯を詳述しており、他では読めない文献です。(平林直哉)

FIRST HAND RECORDS
FHR-49(1CD)
バックス:ラプソディック・バラード
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ダッラピッコラ:シャコンヌ、間奏曲とアダージョ
カサド:無伴奏チェロ組曲
ロハン・デ・サラム(Vc)

録音:2015年4月28-29日/イギリス、ウォーザン・アビー、モンクスウッド・スタジオ
24bit / 96kHz によるハイレゾ録音&マスタリングで見事な音質。ロハン・デ・サラムは特に現代音楽の分野において、過去 50 年間で最も重要な位置にい るチェリストの一人です。11 歳でカサドに学び 16 歳でカザルスに出逢った彼は、アンサンブルとソロの両方で精力的に演奏活動を展開。ベリオ、ブリテン、ケー ジ、グラス、ヒンデミット、カーゲル、クセナキス等々、錚々たる顔ぶれの現代作曲家の作品の初演に携わり、また現代音楽界きっての超絶カルテット「アルディッ ティ四重奏団」のチェロ奏者としても長年活動しました。
バックスの作品はサラムが英国初演をした楽曲で、独創的でドラマティックな佳品。サラムはリゲティの無伴奏ソナタも公式初演しています。ダッラピッコラの 作品はカサドのために書かれたもので、力強い音楽ながら色彩感とユーモアが絶妙。最後はカサドの無伴奏が収録されており、サラムにしか語りえない内容の 1 枚となっています。 (Ki)
FIRST HAND RECORDS
FHR-83(1CD)
Risonanze 〜ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
カルロス・マルティネス・ギル(1959-):夏の組曲(世界初録音)
アーベル(1723-1787):3つの無伴奏小品集
レベッカ・ロー(1970-):旅(世界初録音)
ヨハネス・シェンク(1660-1712):ソナタ第5番 ニ短調(世界初録音)
イブラヒム・アジズ(ヴィオラ・ダ・ガンバ;1712年英国製)

録音:2018年5月29・31日/ロンドン、プラムステッド、昇天協会
24bit / 96kHz によるハイレゾ録音&マスタリングで見事な音質。マレーシアのクアラルンプールに生まれたイブラヒム・アジズはガンバを奏でながら世界中 を旅しています。ロンドンやケーテンで名をあげ、カークビー、エスファハニらとコラボレーションをするなどして活動の幅を広げており、また数々のヴィオール・ アンサンブルに所属しています。
現在ロンドンを拠点としているアジズのデビュー盤となるのが本作。1712 年英国製の楽器を用いて演奏しています。バッハの無伴奏チェロ組曲は自らガンバ 用に編曲したもので、彼の名刺代わりの 1 曲と言えましょう。また現代の作曲家が彼のために書いたガンバ作品も収録しており、過去にとらわれない興味深い内 容となっています。ガンバの独特の古風な響きと共鳴感を味わいながら、新しい創作意欲に満ちた世界をお楽しみください。 (Ki)

Hanssler
HC-18090(1CD)
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」 変ロ長調 BWV992
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639(ブゾーニ編)
「羊は安らかに草を食み」BWV208(ペトリ編)
「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147(ヘス編)
4つのデュエット BWV802-805
「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるフゲッタ BWV677
「われらの救い主イエス・キリスト」 BWV689
「キリエ、聖霊なる神よ」BWV674
「3声のリチェルカーレ」「6声のリチェルカーレ」〜『音楽の捧げもの』BWV1079より
アン=ヘレナ・シュリューター(P/Steinway D)

録音:2018年9月10-12日/モーツァルテウム音楽スタジオ(ザルツブルク)
バッハの作品に敬愛を持ちバッハ作品の研究家としても名高い女流ピアニスト、アン=ヘレナ・シュリューター。平均律クラヴィーア曲集第1巻(HC-16027)でも高尚なバッハを聴かせてくれました。期待の続編では半音階的幻想曲とフーガ、カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」を主軸にブゾーニ編 曲の「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」、ヘス編曲の「主よ、人の望みの喜びよ」、ペトリ編曲の「羊は安らかに草を食み」なども収録。モダンピアノ ならではの解釈が光るピアノのタッチ、ペダルの使い方が絶妙です。
シュリューターは、ピアノ教師の母とピアニストのカール=ハインツ・シュリューターを父に持ち、3歳から両親にピアノを学び、4歳の時に初めてステージで 演奏しました。その後もウゴルスキ、グレムザーといった名教師らに学び、さまざまな影響を受けつつ自らの音楽を磨いたピアニストで、数々のコンクールに入賞、 バッハの『フーガの技法』についての博士論文も書いています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2783(1CD)
リスト:超絶技巧練習曲 S.139
2つの演奏会用練習曲 S.145
シェン・ツァイ(P)
中国生まれで上海音楽院に学び、その後カナダに移住、トロント王立音楽院やニューイングランド音楽院で研鑚を重ねたピアニスト、シェン・ツァイによる ATMAレーベル・デビュー盤です。リストの『超絶技巧練習曲』という、王道にして自信ありの選曲。北米でソロ・リサイタルを行い、カナダで高い評価を受け ているピアニストの腕前を知るのに格好の1枚と言えます。
ATMA
ACD2-2767(1CD)
The Pipes are Calling 〜バグパイプが呼んでいる
ベルリオーズ:葬送と勝利の大交響曲 Op.15より「レチタティーヴォと祈り」
ギルマン:交響的小品 Op.88b
ヘンデル:歌劇『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」
ハラルド・ゲンツマー:トロンボーンとオルガンのためのソナタ
ベルンハルト・エドゥアルト・ミュラー:「祈り」アダージョ・レリジョーソ Op.65b
マルコム・フォーサイス:独白、碑文とアレグロ
R.シュトラウス:万霊節 Op.10-10
レハール:オペレッタ『微笑みの国』より「君こそ我が心のすべて」
アーサー・プライアー:エア・ヴァリエ
伝承曲:ダニー・ボーイ
ジェー ムズ・ボックス(Tb)
ジャン=ウィリー・クンツ(Org)

録音:2018年11月/モントリオール、メゾン・サンフォニク
モントリオールSOの首席トロンボーン奏者ジェームズ・ボックスと首席オルガン奏者ジャン=ウィリー・クンツによるデュオ・アルバム。同楽団本拠地の メゾン・サンフォニクにある巨大オルガンを使った贅沢な音響の1枚です。トロンボーンとオルガンの歴史は古く、ともに教会音楽の世界で神の言葉を語る楽器 として使われてきたもの。その神聖かつ敬虔な音色による格別の美しさは現代の楽器でも何ら損なわれることなく、心に染み入るデュエットが繰り広げられていま す。力強い音圧でありながら空気をたっぷり含んだ響きで、壮大で豊かな音楽が優しさを持って降り注いできます。最後のダニー・ボーイは奏者ふたりがアレン ジしたもので、美しい音が光のようにキラキラと輝く感動的なトラックとなっています。アルバムタイトルの「The Pipes are Calling」はダニー・ボーイの歌詞 の中の一節。

EVIDENCE
EVCD-059(1CD)
ショパン:バラード(全4曲)
ノクターン ハ短調 op.48-1
ワルツ ホ短調 遺作
華麗なるワルツ ヘ長調 op.34-3
ノクターン 変ニ長調 op.27-2
英雄ポロネーズ 変イ長調 op.53
幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
ジャン=ポール・ガスパリアン(P)

録音:2018年11月
ジャン=ポール・ガスパリアンは1995年パリ生まれ。アルメニアとセルビアの血を引き、パリ音楽院ではジャック・ルヴィエやミシェル・ベロフに師事、さら にクレール・デゼールやチッコリーニ、ダルベルトの薫陶を受けた期待の若手。ロシアの難曲(EVCD 048)を集めたデビュー盤につづく待望のリリースはショパン。 清潔感のあるタッチと無駄のないテクニックで、ショパンの詩情の世界を豊かに響かせています。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT077-C077
(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 第1集
ピアノ・ソナタ ニ長調 K311
幻想曲 ハ短調 K475
ピアノ・ソナタ ハ短調 K457
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 K282
アンドレア・パドヴァ(P)

録音:2016年/リメン・スタジオ
チッコリーニにピアノを、ドナトーニに作曲を学んだアンドレア・パドヴァ。古楽奏法を研究し現代音楽も取り上げ、ブーレーズやバーンスタインとも関わりまし た。知る人ぞ知るイタリアの名手が取り組むモーツァルトのソナタ全集録音第1弾。ペダルを抑えて軽やかなタッチで奏でつつも、グランドピアノならではの幅の あるダイナミクスで聴かせます。ハ短調ソナタのフォルテとピアノの対比はなかなかに劇的。 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。
LIMEN Classic
CPLT100-C100
(1CD)
イタリアの旅 〜ハープ作品集
ソフィア・コッリ=デュセック:ソナタ ハ短調 Op.2-3
D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208
パラディージ:トッカータ イ長調
ダニエラ・テッラノーヴァ:ウッド・メタル・ストリングス(世界初録音)
カセッラ:ハープ・ソナタ Op.68
シャリーノ:トラキスにさらば
カミッロ・トンニ:ハープのための幻想曲(世界初録音)
イヴァン・フェデーレ:フランス組曲第5番(世界初録音)
エマヌエラ・バッティジェッリ(Hp)

録音:2016年/リメン・スタジオ
1980年イタリア生まれのハープ奏者エマヌエラ・バッティジェッリによるイタリア・アルバムです。彼女はソロ、室内楽、協奏曲と幅広く活動を展開しており、 バレンボイム、ラトル、キリル・ペトレンコ指揮のベルリン・フィルと共演するなど大いに活躍中の名手です。古典から現代までバランス良く収録された当アルバ ムで彼女の腕前をご堪能ください。特にカセッラのソナタはとてもきれいな響きの名品です。ちなみにソフィア・コッリ=デュセックはピアノ作曲家で有名なドゥセッ ク(ドゥシーク)の妻で、ハープ奏者でもありました。 ★限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

CPO
CPO-555169(2CD)
NX-D01
ツェルニー(1791-1857):前奏曲の技巧 Op.300(全曲) コーリャ・レッシング(P)

録音:2016年12月22-23日、2017年2月20-21日、12月13-14日、2018年3月1日
ベートーヴェンと同時代の作曲家ツェルニー。ピアノ学習者ならば彼の練習曲を手掛けた人も多いはず。最近は管弦 楽作品や協奏曲に注目が集まり、19世紀の偉大な作曲家として脚光を浴びていますが、このアルバムは「練習曲 作曲家」としてのツェルニーを再認識させてくれます。「前奏曲の技法」と題されたこの曲集にはありとあらゆるピアノ技 法が盛り込まれた120曲が含まれており、音階練習、分散和音、重音、旋律の歌わせ方など、様々な技巧を習得 することが可能です。番号を追う毎に難易度が増し、譜面を見るだけでも演奏の困難さが伝わるという曲集、もちろ ん聴きごたえもたっぷり。コーリャ・レッシングの鮮やかな技巧が光ります。

MIRARE
MIR-430(1CD)
第38回ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァル公式CD
1. バッハ:イタリア協奏曲 BWV 971よりアンダンテ
2. F.クープラン:子供の時代〜幼年期(クラヴサン曲集第2巻第7組曲
3. バッハ:イギリス組曲第2番イ短調よりアルマンド
4. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番op.27-2「月光」より第1楽章
5. シューベルト:フランスのモティーフによるディヴェルティメント D823 ホ短調より変奏4
6. シューベルト:16の舞曲と2つのエコセーズ D783より第5番
7. アブデル・ラーマン・エル=バシャ:思春期
8. シューベルト:ワルツ第2番op.18 D145
9. シューマン:森の情景op.82より寂しい花
10. シューマン:ダヴィッド同盟舞曲より第14曲やさしく歌いなが
11. フランク:プレリュード、コラールとフーガ FWV21よりプレリュード
12. フォーレ:舟歌 第13番ハ長調 op.116
13. フランク:ゆるやかな舞曲
14. モンポウ:歌と踊り第1曲
15. リャプノフ:超絶技巧練習曲 op.11より子守歌
16. ワーグナー(リスト編):ローエングリンよりエルザの夢
17. チャイコフスキー:四季より3月ひばりの歌
18. ラフマニノフ:前奏曲op.23-10 変ト長調
19. スクリャービン:練習曲 op.42-4
20. ヤナーチェク:霧の中でよりアンダンテ
21. スクリャービン:ソナタ第4番op.30よりアンダンテ
22. デュポン:砂丘の家より星の光
1. クレール・マリ=ル・ゲ
2. Fイド・バル=シャイ
3. ユリアンナ・アヴデーエワ
4. レミ・ジュニエ
5. クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセ
6. シャニ・ディリュカ
7. エル=バシャ
8. シャニ・ディリュカ
9. クレール・デゼール
10. アダム・ラルーム
11. マリー=アンジュ・グッチ
12. ジャン=クロード・ペヌティエ
13. アンヌ・ケフェレック
14. モルイス・フェルナンド・ペレス
15. 広瀬悦子
16. タンギ・ド・ヴィリアンクール
17. チジョナス・ヴィトー
18. ボリス・ベレゾフスキー
19. アンドレイ・コロベイニコフ
20. ヤダヴィッド・カドゥシュ
21. マタン・ポラト
22. デマリー=カトリーヌ・ジロー
毎年夏にラ・ロック・ダンテロンで行われているピアノの祭典の公式CD。豪華な顔ぶれ、ヴァラエティ豊かな選曲で楽しめます。 (Ki)


Danacord
DACOCD-336(4CDR)
アレクサンダー・ブライロフスキー 〜ベルリン録音(1928年−1934年)
■Disc 1
ショパン:作品集
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 *
(2)ピアノ・ソナタ 第2番変ロ短調 Op.35
(3)舟歌 嬰へ短調 Op.60 
(4)バラード第1番ト短調 Op.23
■Disc 2
ショパン:作品集
(1)マズルカ 変ロ長調 Op.7 no.1
(2)夜想曲 変ホ長調 Op.9 no.2
(3)前奏曲 ロ短調 Op.28 no.6&前奏曲 ト長調 Op.28 no.3
(4)前奏曲 変ニ長調 Op.28 no.15 「雨だれ」
(5)ワルツ 変イ長調 Op.34 no.1 「華麗なるワルツ」
(6)ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 no.2
(7)ワルツ 変イ長調 Op.69 no.1 「告別」
(8)ワルツ ホ短調 Op. posth.
(9)即興曲第1番変イ長調 Op.29
(10)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
(11)練習曲 ホ長調 Op.10 no.3 「別れの曲」
(12)練習曲 嬰ハ短調 Op.10 no.4
(13)練習曲 変ト長調 Op.10 no.5 「黒鍵」
(14)練習曲 変イ長調 Op.25 no.1 「牧童」 
(15)練習曲 へ短調 Op.25 no.2
(16)練習曲 へ長調 Op.25 no.3
(17)練習曲 変ト長調 Op.25 no.9 「蝶々」
(18)練習曲 イ短調 Op.25 no.11 「木枯らし」
(19練習曲 ハ短調 Op.25 no.12
(120)ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 「英雄」
■Disc 3
リスト:作品集
(1)ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(1849)*
(2)ハンガリー・ラプソディ第2番嬰ハ短調
(3)ハンガリー・ラプソディ第6番変ニ長調
(4)ハンガリー・ラプソディ第12番嬰ハ短調
(5)即興ワルツ(1842/52)
(6)小人の踊り(演奏会用練習曲第2番)
(7)愛の夢 第3番変イ長調
■Disc 4
(1)ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」 序曲
(2)ワーグナー(リスト編): 糸紡ぎの歌(「さまよえるオランダ人」から)
(3)シューベルト(リスト編):朝の音楽
(4)シューベルト(レシェティツキ編):楽興の時 へ短調 Op.94(D.780)no.3
(5)シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲 Op.51(D.733)
(6)スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ ホ短調 K,9(L.413)
カプリッチョ ホ短調 K.20(L.375)
(7)メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67 no.4 「紡ぎ歌」
 幻想曲(カプリース)第2番ホ短調 Op.16 no.2 「スケルツォ」
(8)シューマン:夢のもつれ Op.12 no.7
(8)シューマン:間奏曲 Op.26 no.4(「幻想的情景」から)
(9)ウェーバー:ロンド(無窮動)(ピアノ・ソナタ第1番Op.24 から)
(10)ドビュッシー:人形のセレナード(「子供の領分」から)
(10)ドビュッシー:トッカータ(「ピアノのために」から)
(11)スクリャービン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.11 no.10
 練習曲 嬰二短調 Op.8 no.12
ファリャ:火祭りの踊り(「恋は魔術師」から)
アレクサンダー・ブライロフスキー(P)
ユリウス・プリュヴァー(指)BPO*

■Disc 1
録音:(1):1928年
(2)録音:1932年
(3)録音:1934年
(4)バ録音:1929年

■Disc 2
(1)録音:1929年
(2)録音:1928年
(3)録音:1931年
(4)録音:1934年
(5)録音:1928年
(6)録音:1928年
(7)録音:1932年
(8)録音:1931年
(9)録音:1931年
(10)録音:1929年
(11)録音:1929年
(12)録音:1934年
(13)録音:1928年
(14)録音:1932年
(15)録音:1928年
(16)録音:1934年
(17)録音:1932年
(18)録音:1929年
(19)録音:1931年
(20)録音:1932年

■Disc 3
(1)録音:1928年
(2)録音:1931年
(3)録音:1929年
(4)録音:1934年
(5)録音:1931年
(6)録音:1931年
(7)録音:1928年

■Disc 4
(1)録音:1931年 
(2)録音:1928年
(3)録音:1931年
(4)録音:1931年
(5)録音:1931年
(6)録音:1928年
(7)録音:1931年
(8)録音:1931年
(8)録音:1934年
(9)録音:1928年
(10)録音:1934年
(10)録音:1931年
(11)録音:1928年

オリジナル録音:1928年−1934年、ベルリン[Mono]
※デジタル・トランスファー:2019年
ブライロフスキーが1928年から1934年にかけてベルリンで録音した Polydor レーベルの音源。ゴナ・スゴーとニルス・ビアウア・ヴァムベアのコレクションに保存されたオリジナルの78回転レコードを、2019年、クラウス・ビューリトが新たにデジタルリマスター。「オリジナルの録音がこのCD4枚のセットより良い音で聴けたことはない」と、Danacord のイェスパー・ブール氏が自信をもつ音質に仕上げられました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ORFEO
C-982191(1CD+DVD)
NX-B07
リスト:『巡礼の年』 第2年「イタリア」S.161/R.10b、
『2つの伝説』S.175 R.17 より 「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」

■付属DVD
「巡礼の年 第2年 イタリア」 フランチェスコ・ピエモンテージとの旅
ロベルタ・ペドリーニ監督
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)

録音:2017年12月16-19日
■付属DVD…NTSC Region Free
スイス出身、2007年のエリーザベト王妃国際音楽コンクール第3位を皮切りに、様々なコンクールや賞などで経験を重ねてきたピエモンテージ。 2018年に発売となった「スイス」に続く『巡礼の年』の第2弾が登場。この『巡礼の年』は師であるブレンデルも得意としたレパートリーであり、ピエ モンテージの思い入れもひとしおのものがあります。宗教的・精神的深淵を見つめるような曲想から軽やかなカンツォネッタ、そしてラストには超絶 技巧の大曲が用意されたこの多彩な曲集を、安定したテクニックと深い洞察で見事に描き切っています。 前作同様DVDが付属しており、イタリアの美しい風景をピエモンテージと巡るほか、この録音に関する彼の思いなどを聴くことが出来ます。映像 監督は、ピエモンテージと同じスイスの出身で現在はイタリアで活躍するロベルタ・ペドリーニ。2011年にはドキュメンタリー「W Verdi, Giuseppe!」で高く評価されたほか、アルゲリッチ、マイスキー、コープマンなどの音楽家ともコラボレーションを展開している人物です。

Nimbus
NI-5975(1CDR)
レントヘン:ピアノ作品集 Vol.4
即興曲/バラード第1番ニ短調 Op.6
バラード第2番ト短調 Op.22
バラード第3番ホ短調
ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調(1928)
憂鬱なセレナード
J.P.E.ハルトマンの主題による変奏曲とフーガ Op.38
マーク・アンダーソン(P)

録音:2018年6月7日−8日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家を代表する音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。ドイツの後期ロマン派の流れを汲む、オランダ・ロマンティシズムの象徴的存在、レントヘンのピアノ作品を、独墺系レパートリー、またハンス・フォン・ビューローなどのレア・レパートリーの演奏に定評のあるマーク・アンダーソンが弾くシリーズの第4巻。1873年、17歳のレントヘンが書いたバラード第1番から、1928年に書かれたソナタ 嬰ハ短調まで、広い年代の作品を収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 Nimbus Alliance
NI-5950(2CDR)
バッハ Vol.3
バッハ:パルティータ ロ短調(フランス風序曲) BWV.831/前奏曲とフーガ第9番ホ長調 BWV.854/前奏曲とフーガ第19番イ長調 BWV.864/前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.850/前奏曲とフーガ第11番ヘ長調 BWV.856/シンフォニア第3番ニ長調 BWV.789/シンフォニア第11番ト短調 BWV.797/パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807/前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV.851/前奏曲とフーガ第21変ロ長調 BWV.866/2声のインヴェンション第1番ハ長調 BWV.772/前奏曲とフーガ第23番ロ長調 BWV.868/前奏曲とフーガ第18番嬰ト短調 BWV.863/2声のインヴェンション第13番イ短調 BWV.784/前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調 BWV.849/前奏曲とフーガ第20番イ短調 BWV.865/フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815
リチャード・レスター(Cemb)


録音:2018年2月&8月、バックファストリー(イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
名匠ジョージ・マルコムに師事し、スカルラッティのソナタ全曲録音、フレスコバルディの鍵盤作品集などを続々と世に送り出したイギリスの古楽系鍵盤奏者リチャード・レスター。2023年の完成を目指す壮大なプロジェクトとしてスタートしたバッハの鍵盤作品集。使用楽器は第1集、第2集に引き続き、ハンブルクの名工ヨハン・クリストフ・フライシャーが1710年に製作した楽器をモデルとして、2011年にコリン・ブースが製作したダブル・マニュアル・ハープシコード。

Diapason
DIAP-058(1CD)
限定盤
スクリャービン:ピアノ作品集&法悦の詩
(1)前奏曲ハ長調 Op.11-1
 前奏曲イ短調 Op.11-2
 前奏曲嬰ヘ短調 Op.11-8
 前奏曲嬰ハ短調 Op.11-10
 前奏曲嬰ト短調 Op.11-12
(2)前奏曲嬰ホ短調 Op.11-14
(3)前奏曲変ロ短調 Op.11-16
 前奏曲変イ長調 Op.11-17
 前奏曲変ホ長調 Op.11-19
 前奏曲ハ短調 Op.11-20
(4)前奏曲ヘ長調 Op.11-23
 前奏曲ニ短調 Op.11-24
(5)ピアノソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
(6)ピアノソナタ第5番Op.53
(7)詩曲「焔に向かって」Op.72
(8)ピアノソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
(9)交響曲第4番「法悦の詩」
(1)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1951年
(2)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1954年
(3)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1951年
(4)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1960年
(5)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1958年
(6)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1955年
(7)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1959年
(8)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1958年
(9)ニコライ・ゴロワーノフ(指)モスクワRSO
録音:1952年
20世紀を代表するロシア・ピアニズムの巨匠の1人、ヴラディーミル・ソフロニツキー(1901−1961)が遺したその代名詞でもあるスクリャービンの録音の中から「前奏曲集(12曲)」や「ピアノ・ソナタ」をディアパゾンが復刻!「Circe社」のリマスタリングにもご注目下さい。 カップリングは「法悦の詩」。ゴロワーノフ&モスクワ放送響の壮絶な1952年録音です。
※Diapason レーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。
Diapason
DIAPIC-001(1CD)
限定盤
バッハ:イタリア協奏曲&パルティータ集
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825/パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/パルティータ第5番ト長調 BWV.829/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830/イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
グレン・グールド(P)
ディアパゾン誌によるグレン・グールドのポートレート・アルバムは、オール・バッハ・プログラム。「イタリア協奏曲」は1959年に録音された1回目、第1楽章&第3楽章が快速テンポの名演が収録されています。
リマスタリングは同レーベルでお馴染みのフランスのマスタリング・スタジオ「Circe社」が担当しています。
録音:1957年&1959年
※当タイトルはレーベルの在庫数が僅少のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また未入荷に伴う取り扱い中止(廃盤)の可能性もございます。予めご了承下さい。

Danacord
DACOCD-837(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120 ゴスタウ・ピークト(P)
B

録音:2018年9月、Anexet ved Lundsgaard Gods(ロンスゴー・エステート)(ケアテミネ、デンマーク)
※使用楽器:Steinway & Sons Model D
ゴスタウ・ピークト Gustav Piekut は、1995年、デンマーク生まれ。6歳からピアノを学び、12歳の時、南ユランSOと共演してオーケストラ・デビュー。2年後、最初のコンサート・シリーズをデンマーク各地で行い、デンマーク国立SOをはじめとするヨーロッパ各地のオーケストラとの共演をスタートさせました。オーフスでマーティン・リュスホルム・イェプセンに2013年まで師事。ドイツの奨学金を得て、ベルリン芸術大学のクラウス・ヘルヴィヒ教授の下で学んでいます。デンマークの国際コンペティション「スタインウェイ・フェスティヴァル」で3度優勝(2008年、2010年、2012年)、2017年の「オーフス国際ピアノ・コンペティション」で第2位、聴衆賞、カール・ニルセン賞、EMCY 賞を合わせて受賞しました。『ディアベッリ変奏曲』は、ピークトのデビュー・アルバムです。「ワルツ」主題を「変容」させる作曲技法で創られた「かつて書かれた最高のピアノ作品」(アルフレッド・ブレンデル)に「23歳の今」を率直に投影。デンマークのフューン島、ケアテミネの由緒ある「ロンスゴー・エステート」のホール「Anexet」で行ったセッションの録音です。

Prima Facie
PFCD-084(1CD)
ショパンへのプレリュード
ショパン:前奏曲嬰ハ短調 Op.45/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」/前奏曲第13番嬰ヘ長調 Op.28-13/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/前奏曲第7番イ長調 Op.28-7/舟歌嬰ヘ長調 Op.60/前奏曲第14番変ホ短調 Op.28-14/前奏曲第17番変イ長調 Op.28-17/ショパン(ブゾーニ編):ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」/ショパン(リスト編):私のいとしい人
ケネス・ハミルトン(P)

録音:2017年8月26日−27日、カーディフ大学(ウェールズ、イギリス)
ロナルド・スティーヴンソンの弟子であり、その作品のスペシャリストとして知られるイギリスのピアニスト、ケネス・ハミルトンが取り上げた王道レパートリーは「ショパン」!
著書「After the Golden Age: Romantic Pianism and Modern Performance」を執筆、出版するなど、ショパンからパデレフスキの「黄金時代」のピアノ作品の研究、解釈にも定評のあるハミルトン。ショパンのオリジナル作品での解釈だけでなく、プログラムを彩るブゾーニ編曲の「英雄ポロネーズ」、リストの編曲によるノスタルジックな「私のいとしい人」の収録もポイントです。
Prima Facie
PFCD-081(1CD)
メシアン:主の降誕 リチャード・タナー(Org)

録音:2009年9月27日−29日
メシアンが27歳の時に作曲したオルガン作品「主の降誕」は、9曲で構成され演奏時間が60分を超える大作。
ブラックバーンのセント・メアリー大聖堂のオルガンを奏でるリチャード・タナーは、セントポール大聖堂のコリスターとして音楽キャリアをスタートさせた後、ブラックバーン大聖堂の音楽監督などを歴任するなど英国各地で活躍しています。

APR
APRCD-7311(3CD)
エリー・ナイ〜ブランズウィック&エレクトローラ・ソロ78回転録音全集
■CD1〜エレクトローラ・レコーディングス1934−1938
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調
(2)モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
(4)R.シュトラウス:ブルレスケ調
■CD2〜エレクトローラ・レコーディングス1936−1938
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
(2)ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13より 第2楽章
(4)ベートーヴェン:パイジエルロの歌劇「水車小屋の娘」の二重唱「心の喜びは失せ」による6つの変奏曲ト長調 WoO.70
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
■CD3〜エレクトローラ・レコーディングス1934−1938&ブランズウィック1922−1924
(1)シューベルト:即興曲ヘ短調 D.935-4
(2)シューベルト:楽興の時第4番嬰ハ短調 D.780-4
(3)シューマン:子供の情景 Op.15
(4)ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
(5)ブラームス:ロマンツェ ヘ長調 Op.118-5
(6)ブラームス:ラプソディ変ホ長調 Op.119-4
(7)ブラームス:間奏曲変イ長調 Op.76-3
(8)ブラームス:ワルツ第15番変イ長調 Op.39-15
(9)ベートーヴェン(ダルベール編):エコセーズ変ホ長調 WoO.83
(10)シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3
(11)メンデルスゾーン:無言歌第34番ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」
(12)ショパン:練習曲第3番ホ長調 Op.10-3「別れの曲」
(13)ショパン:夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
(14)リスト:ハンガリー狂詩曲第8番S.244-8
(15)シューベルト(リスト編):きけ、きけ、ひばり S.558-9
(16)シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会第7番イ長調 S.427-7
(17)ブラームス:ハンガリー舞曲第2番ニ短調 WoO.1
(18)テレサ・カレーニョ:小さなワルツ
(19)ドビュッシー:花火
エリー・ナイ(P)、
ヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン(指)ベルリン国立歌劇場O、
フリッツ・ツァウン(指)ベルリン市立O


■CD1
(1)ヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン(指)、(オーケストラ名不詳)
録音:1935年10月1日&11月21日
(2)録音:1938年2月16日
(3)フリッツ・ツァウン(指)ベルリン市立O
録音:1937年11月23日−24日
(4)ヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン(指)、ベルリン国立歌劇場O
録音:1934年5月29日

■CD2
(1)録音:1938年6月7日
(2)録音:1938年2月16日
(3)録音:1936年10月28日
(4)録音:1937年6月23日
(5)録音:1936年5月6日&1937年6月23日

■CD3
(1)録音:1934年2月26日
(2)録音:1934年2月26日
(3)録音:1937年3月12日
(4)録音:1934年2月26日
(5)録音:1937年9月20日
(6)録音:1934年2月26日
(7)録音:1937年9月20日
(8)録音:1937年9月20日
(9)録音:1922年11月
(10)録音:1922年11月
(11)録音:1922年11月
(12)録音:1923年3月21日
(13)録音:1922年2月
(14)録音:1923年3月21日
(15)録音:1922年2月
(16)録音:1922年2月
(17)録音:1922年1月
(18)録音:1924年10月22日
(19)録音:1924年10月22日

※マスタリング・エンジニア:アンドルー・ハリファックス

※ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第4番Op.7」の終結部における音の劣化は、原盤に起因するものとのことです。予めご了承下さい。
20世紀有数のベートーヴェン弾きとしてその名を歴史に刻み、戦前に録音された「ソナタ第32番 Op.111」は同曲屈指の名演の1つとも称されているドイツの女流ピアニスト、エリー・ナイ(1882−1968)が、ドイツのエレクトローラとアメリカのブランズウィックの両レーベルに行ったソロ録音の全てと3つの協奏曲録音をAPRが復刻!
「総統のピアニスト」と呼ばれるなど第二次世界大戦中にナチスに関わった経歴により、戦後の活躍の場が限られてしまい本格的な名誉の回復までに長い時間を要したエリー・ナイ。
ここに収録されている1922年から第二次世界大戦開戦前までの録音は、エリー・ナイがベートーヴェンをはじめとする独墺系レパートリーの優れた解釈者であったことを証明する貴重な記録の数々です。
また、以前、Biddulphレーベルから発売されていたCD1の一部とCD2の演奏におけるピッチのエラーに修正が施されていることも朗報と言えるでしょう。


SONARE
SONARE-1043(1CD)
税込定価
梯剛之/ショパン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送行進曲付き」
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
梯剛之(P)

ライヴ録音:(1)2017年10月27日、(2)2018年9月9日/東京文化会館(小ホール)
近年ますます充実した演奏を披露している梯剛之。その梯が最も大切にしている作曲家の一人であるショパンのピアノ・ソナタ第2番と第3番がリリー スされます!2000年に開催されたショパン国際コンクールではワルシャワ市長賞を受賞するなどショパンの演奏には定評があり、SONAREレーベルよ りバラード全曲をおさめたディスク(SONARE 1023)ではレコード芸術特選盤ほかで高い評価を得ました。また、24の前奏曲、ノクターン第20番、 軍隊ポロネーズをおさめたディスク(SONARE 1027)でも高い知性と卓越した技術が評価されております。ともに大曲であるピアノ・ソナタ第2番と第3番。梯の類まれな表現力と気品に満ちた演奏で聴かせます。ことに繊細な弱音は涙を誘うほど流麗な音 色で聴き手の心に響く演奏です。今の梯を知れる大注目盤の登場です。なお、それぞれ同日に演奏されたバルトミエジュ・コミネによる弦楽四重奏版のショ パンのピアノ協奏曲第1番と第2番(SONARE 1042)も好評発売中です。
楽譜を読み解き、共感し、なお想像力を働かせる…。それが、今の梯には可能なのだ。」(野平多美〜ライナーノーツより)

Relief
CR-210315(1CD)
アニヤ・クロイツァー〜ソロ・アルバム
ピエール=オクターヴ・フェルー:フルートのための3つの小品
クーラウ:ディヴェルティスマン第1番ト長調 Op.68
テレマン:幻想曲第6番ニ短調 TWV40:7
シュターミッツ:8つのカプリースより第2番 ニ長調
クーラウ:ディヴェルティスマン第6番嬰ハ短調 Op.68
ジークフリート・カルク=エーレルト:カプリース 第30番Op.107
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
クーラウ:グランド・ソロ第1番ヘ長調 Op.57
アニヤ・クロイツァー(Fl)
2017年クーラウ国際フルートコンクールで第1位に輝いたスイスのフルーティスト、アニヤ・クロイツァーによるソロ・アルバムです。彼女はロンドンの王立 音楽院でウィリアム・ベネットに学びました。このCDは上記のコンクールで演奏した曲に基づいたプログラミングとなっています。

Cybele
CYBELE-061807S
(2SACD)
ジグモンド・サットマリー:オルガン作品集
Cadenza con ostinati / B-A-C-H 」Hommage a…「 / Dies irae - Tage des Zorns / Feuertaufe / Bremer Dom-Musik / Strophen / Sonido Iberico / Sense of Rhythm / Moving Colours / Mors et vita
マルティン・シュメーディング(Org)
アニコ・サットマリー(Vn)
オラフ・ツショッペ(打楽器)
ヴォルフガング・コゲルト(Org)
ジグモンド・サットマリー(Org)
ジグモンド・サットマリーは1939年生まれのハンガリーの作曲家・オルガニストです。コダーイの孫弟子にあたり、バルトークやリゲティの系譜も感じる作風。 クラスメートにペーテル・エトヴェシュもいたそうです。 (Ki)

CPO
CPO-555287(3CD)
NX-D03
オッフェンバック:ピアノ曲全集
【CD1】
1-10.劇的デカメロン
11-16.ベンガルのばら
17.最後の記憶
18.歌劇「ホフマン物語」-第2幕:舟歌(ピアノ編)
【CD2】
1.ワルツ「夕刊」
2.学生ポルカ
3.レントラー「雪玉」
4.ワルツ「黄金の流れ」
5.ギャロップ「馬車の御者」
6.ワツル組曲「ジャクリーヌ」
7.貧者のポルカ
8.大ワルツ「ナヴァラの女王の物語」
9.ポルカ「ロンドンの思い出」
10.ヘルミニェン・ワルツ
11.ポルカ=マズルカ「マドレーヌ」
12.祭りのポルカ・ダンス
13.美しいアメリカ人たち
14.ブルレスク・ポルカ
15.ワルツ「谷間の城にて:1845年8月9日作曲」
16.地獄のギャロップ
【CD3】
1.ミュゼット、17世紀のバレ風エア Op.24(ピアノ編)
2.アマゾーン
3.アラベスク
4.ベルテの歌
5.ブリュンヌとブロンド
6.冬の花
7.3つの麗しき小品
8.MM・ドゥナナン・ペペとフィルの航海(ピアノ編)
9.喜歌劇「月世界旅行」序曲(ピアノ編)
10.喜歌劇「コスコレット」序曲(E.シュトラウス編)
11.歌劇「ホフマン物語」-森の小鳥は憧れを歌う(M.ソッリーニ編)
マルコ・ソッリーニ(P)

【CD1】…777079
録音:2003年8月2.3日
Teatro Speromentale of Ancona

【CD2】…777161
録音:2005年3月29.30日
Teatro Speromentale of Ancona

【CD3】…777371
録音:2007年2月26.27日
teatro「Filippo Marchetti」of Camerino
オッフェンバック生誕200年を記念し、過去にリリースされた3枚のピアノ作品をBOX化。 軽妙なオペレッタ作曲家として知られるオッフェンバックの知られざるピアノ曲をすべて収録。シュトラウス・ファミリーを思わせる明快で美しい数々のワルツやポルカの中に、 時折耳にしたことのある旋律が顔を出します。例えば「地獄のギャロップ」はおなじみの「天国と地獄」のカンカン部分。これはピアニスト、ソッリーニ自身のアレンジによるも ので、オッフェンバックの楽しいメロディに見事な超絶技巧を施し、華麗なコンサート・ピースに仕上げています。他にも作曲家自身のアレンジやエドゥアルド・シュトラウス のアレンジによるオペレッタからの小品など多彩なプログラム。オッフェンバックの豊かな旋律美を味わうとともに、19世紀のパリの雰囲気を存分に楽しむ興味深い作品集 です。

DACAPO
MAR-8.226588(1CD)
NX-B06
無伴奏ヴィオラのための作品集
ポール・ルーザス(1949-):秋のコレクション(2014)
アナス・コッペル(1947-):For Viola(2015)
ニルス・ロシング=スコウ(1954):#ViolaSounds(2015)
カルステン・フンダル(1966-):Varidrome(2016)
セアン・ニルス・アイクベア(1973-):Recitare(2015)
ベント・セアンセン(1958-):サラバンド(2015)
ラファエル・アルティーノ(Va)

録音:2017年6月19-20日、2018年3月4日
全て世界初録音
オーケストラの楽器の中でも特別な存在であるヴィオラ。地味でありながらも、その深い音色に魅了されている作曲家 は多く、数多くの印象的な作品が生まれています。現在オーデンセSOの首席ヴィオラ奏者を務めるラファエル・ アルティーノはヴィオラの音色と可能性を追求するために、デンマークで活躍する現代作曲家たちに「無伴奏ヴィオラの ための作品」の作曲を依頼しました。音作りの道具としてヴィオラを用いる人、とことん歌わせる人など、作曲家によって 楽器の扱いの違いにご注目ください。

Orlando Records
OR-0034(1CD)
2700★★NX-B09
ビローネ/オディン/クセナキス:パーカッション作品集
クセナキス:ルボン
ピエルルイジ・ビローネ(1960-):マニ・マッタ
トーケ・ブロルソン・オディン(1982-):マスキーネ
チェン・インシュエ(パーカッション)

録音:2017年3月27日,5月28日
台湾出身のパーカッション奏者、チェン・インシュエ。彼女はこのアルバムの演奏について「私のパフォーマンスやプロジェ クトは、あらゆるスタイルの音楽を通じて全ての年齢層の人々を原点に立ち返らせることです」と語ります。ここでは3人 の現代作曲家ビローネ、クセナキス、オディンの作品を演奏、原始的な力とスピード感を持ちつつも、それぞれ性格の 違う作品によって形作られるアルバムは、全てを通して聴くことで得も言われぬ高揚感を得ることができます。

FUGA LIBERA
FUG-610(2CD)
NX-D07
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、他
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
コンスタン:「ペレアスの印象」
ドビュッシー:白と黒で
イング・スピネット&ヤン・ミヒールス(P/クリス・マーネ社製平行弦ピアノ)
「ペレアスの印象」
メリザンド:ロール・ビノン (S)
ペレアス:イヴ・サーレンス (T)
ゴロー:ピエール=イヴ・プリュヴォ (Br)
アルケル:テイル・ファフェイツ (Bs)
ジュヌヴィエーヴ:アンジェリク・ノルデュ (Ms)
イニョルド:カミーユ・バウアー (Ms)

録音:2018年4月6-10日ブリュッセル王立音楽院
歴史的ピアノで数々の実績をあげてきたベルギーの名手二人が弾く、『ペレアスとメリザンド』新体験。第一線の古楽器系製作家が手がけた歴史再現型ピアノによる演奏です。  サティ作品集の指揮者としても知られた作曲家マリユス・コンスタン[1925-2004]が、大胆なカットを施しつつも作品の魅力を削がないようピアノ伴奏版の楽譜を整え、作曲当時のドビュッシーがサロンで親しい友人たちと演奏したであろう縮小版を強く想起させる音作りになっています。  前後には、ドビュッシー自身の編曲による『牧神の午後への前奏曲』と『白と黒で』という2台ピアノのための作品を収録。  ダニエル・バレンボイムの提唱で作られた平行弦ピアノの製作者は、ピアノ修復と古楽器コレクションで専門家たちから絶大な信望を集めるベルギーのクリス・マーネ。歴史的ピアノでのドビュッシー・アルバムもあるヤン・ミヒールスが経験豊かなデュオ・パートナーと織り上げた、時代感あふれるフランス近代サウンドをどうぞ。

MSR
MS-1645(1CD)
ロマン派のマニラのピアノ音楽
【文学からの霊感】
モリーナ:カミア,マメル,マリクマタ
【フィリピンの踊り】
パテルノ:サンパギータ(ジャスミン)
ナクピル:カピスの思い出
ペレス:なぜ泣いているのか?
ブエンカミーノ:ハラナ
デ・サアグン・エルナンデス:愛撫
ブエンカミーノ:微笑
マサグエル:美しいフィリピン女
【ロマンス】
ブエンカミーノ:ダンダミン
サンチャゴ:夜想曲 変ホ短調
アデラルド:夜想曲 嬰ハ短調
【ワルツ】
マサグエル:ヴィオレタ(スミレ)
アドナイ:ラ・ユリタ
ブエンカミーノ:感謝
ヴァルデス・イ・ピカ:ワルツ
ブエンカミーノ:カユマングイ
アドナイ:ラ・マリエタ
サンチャゴ:東洋で
【市民の誇り】
ナクピル:パイマカス(告別)
ナクピル:パシグ=パンタヤニン
サンチャゴ:純粋
サリー・ピンカス(P)

録音:2018年4月23-24日
19 世紀末から 20 世紀半ばのフィリピンのピアノ小曲を集めた面白い企画の CD。 フィリピンは大雑把に言って 16 世紀から 19 世紀はスペインが、20 世紀前半は米国 が支配しており、上流階級のサロンではエキゾティックな西洋音楽が人気を博してい た。ここに収録されている小曲は、近年の研究によって再発見されたものです。 サリー・ピンカスはイスラエル生まれのピアニスト。米国を拠点に活動しています。
MSR
MS-1686(1CD)
アーカンソー州出身の作曲家のピアノ作品集
ジョン・ヒリアード(1947-):「2 つの前奏曲、3 つのフーガそして1 つの後奏曲」(2010-13)
フロレンス・プライス(1887-1953):ピアノ・ソナタ第1番ホ短調
コンロン・ナンカロウ(1912-1997 ):タンゴ?(1983)
スティーヴン・ブライアント(1972-):赤線(1999)
コール・バーガー(P)

録音:2018年1月25-26日 オハイオ州オーバリン
米国中南部に位置するアーカンソー州生まれの作曲家のピアノ作品を集めています。ジョ ン・ヒリアード(1947-)、フロレンス・プライス(1887-1953)、コンロン・ナンカロウ(1912-1997)、 スティーヴン・ブライアント(1972-)の作品を収録。ナンカロウは有名だが、青年時代に故郷 を離れています。ジョン・ヒリアードはアーカンソー州ホットスプリングに生まれ育ち、同地で育っ たビル・クリントンと幼馴染だという。フロレンス・プライスは米国のアフリカ系女性として初めて 評価を得た作曲家で、近年注目が集まっています。 コール・バーガーももちろんアーカンソー州のピアニスト。フォートスミスの生まれ。米国人に とって州はほぼ国であり、祖国愛溢れるCD です。

Alba
ABCD-440(1CD)
『21世紀のオルガン音楽』
ヴェリ・クヤラ(1976-):サイクロン(2006)
マイヤ・ヒュンニネン(1977-):三つの世界(2010-11)(オルガンとライヴ・エレクトロニクスのための)
ミンナ・レイノネン(1977-):Par Preference(好みで)(2009)
オッリ・ヴィルタペルコ(1973-):ドーキンズ(Dawkins)(2008)
アンティ・アウヴィネン(1974-):Single Excelsis(2012)
スザンネ・クヤラ(Org)
『ポルトハン・オルガンで弾くバッハ』(ABCD424)をリリースしたベルリン生まれのスザンネ・クヤラ(1976-)の Alba レーベル第2作。フィンランドの 作曲家が、楽器の音量、リズム振動、空気の質感といったオルガンの特性を活かしスザンネ・クヤラのために作った5曲が演奏されます。ヴェリ・クヤラは、シ ベリウス・アカデミーでコンサート・アコーディオンと作曲を学びました。ソロ、室内楽、エレクトロ=アコースティックの音楽を作曲、プレーヤーとしても活動 しています。マイヤ・ヒュンニネンは、コンサート・ミュージック、電子楽器デザインなどの分野で作曲家、サウンドアーティストとして活動。カリフォルニア大学バー クリー校の博士課程で学んでいます。〈無窮動〉〈沈んだ大聖堂〉〈螺旋階段〉の「三つの世界」。ミンナ・レイノネは、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー の DocMus 博士課程の学生です。フィンランドの環境と民話、日常的な物や音といった、音楽以外の出会いからインスピレーションを得て作曲することが多い といい、「Par Preference」は「交互に起こる強いコントラスト」を基に作られました。オッリ・ヴィルタペルコは、エディンバラ大学で作曲、バロック・チェロ とアーリーミュージックの演奏を学び、シベリウス・アカデミーで作曲と音楽理論を修めました。イギリスの生物学者の名を曲名とする「ドーキンズ」は、「柔ら かく荘厳な音が大空間でどう響くか」をコンセプトに作曲された〈反復子〉〈ポリモーフィズムの方へ〉〈不滅のコイル〉の3楽章の作品。アンティ・アウヴィネ ンは、音色とリズムに特別な関心をもち、モダニストの作曲語法を強い緊張感やドラマの感覚と融合させた、室内アンサンブルのための音楽を中心に作曲してい ます。 (Ki)

Stradivarius
STR-37117(1CD)
「ソルティージオス」〜ギター二重奏
ファリャ:「恋は魔術師」から(序奏と情景,恐怖の踊り,漁夫の物語,真夜中:魔法,火祭りの踊り)
モンポウ:歌と踊り第6 番
 「内なる印象」〜悲しい鳥
 歌と踊り第2 番
 歌と踊り第5 番
ヴィラ=ロボス:シランディーニャ(全12 曲)
ノヴァ・ギター・デュオ【ネリー・フォン・アルフェン(G)、ルイス・マントヴァーニ(G)】

録音:2018 年4 月5-7 日 ドイツ,シュタインハーゲン
ギター二重奏によるスペイン、南米音楽。ノヴァ・ギター・デュオは、ネリー・フォン・アルフェ ンが 6 弦ギターを、そしてルイス・マントヴァーニが 8 弦のいわゆるブラームス・ギター(ブラー ムスの創作主題による変奏曲 ニ長調 Op. 21 を演奏できるよう低音を拡大したチェロ風のギ ター)を用いており、通常のギター二重奏よりも表現の幅が広いのが特徴。フォン・アルフェン はドイツ人、マントヴァーニはブラジル人で、二人はロンドンの王立音楽院で学んでいる時に 出会った。技術も音楽性も極めて高度で楽しめる。

GENUIN
GEN-19650(1CD)
ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50
ヘイグ:ハイドン氏の編曲したロンドのカンツォネッタ
 幻想曲〜皇帝讃歌に基づく
ラトローブ:ソナタ第1 番イ長調〜第2 楽章
ヘイグ:ソナタ第2 番変ロ長調
ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
レベッカ・マウラー(フォルテピアノ)

録音2018 年3 月7-10日 ザルツブルク
ハイドンの鍵盤作品をフォルテピアノで弾くのはもう珍しいことではないが、この CD は一捻りが入っています。ハイドンの傑作として知られるハ長調 Hob.XVI:50 と 変ホ長調 Hob.XVI:52 を最初と最後に置き、間にはトマス・ヘイグ(1769-1808?) とクリスチャン・イグナティアス・ラトローブ(1758-1836)という英国のあまり知られて いない作曲家の作品が挟まれています。実は、ヘイグのカンツォネッタは題名の通り ハイドンの曲に基づいており、幻想曲は現在ドイツ国家に用いられているハイドン の皇帝讃歌(したがって弦楽四重奏曲「皇帝」の第 2 楽章も)の旋律が用いられて います。ラトローブのソナタはハイドンに捧げられたもの。これらはいずれも世界初録 音と思われます。ハイドンの傑作 2 曲ほど充実した作品とは言い難いが、ハイドンが 英国楽壇に大きな影響を与えたことが伺われる佳作だ。 レベッカ・マウラーはドイツのチェンバロ、フォルテピアノ奏者。ロジャー・ノリントン がハイドンの12 の交響曲を録音した時には彼女が参加していたという。こうした演 奏を聞くと、ハイドンはフォルテピアノが一番相性がよいと思わされます。
GENUIN
GEN-19554(1CD)
「ダンス」
タイチェヴィッチ(1900-84):バルカンの舞曲集(1927)
リスト:「ヴェネツィアとナポリ」 S.159〜タランテラ
ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
シューマン:ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
ミリヤナ・ライイッチ(P)

録音:2018 年7 月28−30 日 ドレスデン
セルビア出身の情熱系ピアニスト、ミリヤナ・ライイッチの本格的なデビューCD。ミリヤナ・ライ イッチはベオグラード生まれで、2008 年からドレスデンを拠点を活動しています。その演奏は意志 の強さを感じさせる冴えたもので、ことにこの CD に収められたような舞曲ではどれも熱い躍動 が生きています。有名なファリャの火祭りの踊りにしてもラヴェルの高雅で感傷的なワルツにして も、音楽がそこに留まらず発散して聞き手を刺激する力の強い演奏で、そしてそれは同郷のマ ルコ・タイチェヴィッチ(1900-1984)のバルカンの舞曲集でことに顕著だ。情熱的女性ピアニスト がお好きな方はぜひ名前を覚えてほしい。
GENUIN
GEN-19637(1CD)
「夜に向かって・・・」
ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
リスト:愛の夢第3 番変イ長調 S.541-3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14 番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
ショパン:夜想曲 変ニ長調 Op.27-2,夜想曲 嬰ハ短調
ドビュッシー:月の光
ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.62-1
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3 番ヘ短調 Op.5
ジェニファー・リム(P)

録音:2018 年2 月20-21日 ライプツィヒ
韓国出身の中堅のピアニスト、ジェニファー・リムの名曲集的 CD。リムは米国のカーティス音 楽院でピーター・ゼルキンに学んだ後、ジュリアード音楽学校のベラ・ダヴィドヴィッチのマスタ ークラスも修了し、2000 年にヨーロッパでのデビューを果たしています。現在はカナダを拠点にし て国際的に活躍しています。リムの演奏は、叙情的な美しさを基本としながら、ふとした時に情熱 がパッと燃え上がるところが素晴らしい。 なおGENUIN からはモーツァルトのピアノ・ソナタ集のCD が発売されている(GEN-15371)他、 伴奏のCD もいくつか出ています。
GENUIN
GEN-19649(1CD)
ピアノ連弾によるシューベルト
シューベルト(フランツ編):弦楽四重奏曲第 14 番ニ短調 D810 「死と乙女」
シューベルト(ガヒ編):ピアノ三重奏曲 変ホ長調D897 「ノットゥルノ」
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940
デュオ・ロンターノ【バベッテ・ヒエールホルツァー(P) 、ユルゲン・アッペル(P)】

録音:2018年5月21-23日メンデルスゾーン・ザール,ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
シューベルトの有名な弦楽四重奏曲「死と乙女」などをピアノ連弾で演奏しています。「死と乙 女」はロベルト・フランツ(1815-1892)の編曲、「ノットゥルノ」はヨーゼフ・フォン・ガヒ(1793-1864)の編曲で、どちらも非常に良く出来たもので、シューベルトの連弾曲として楽しめるだけの ものだ。これに連弾オリジナルの幻想曲も含め、いずれも良い演奏。デュオ・ロンターノは 2004 年結成。連弾というよりも4 手ピアノという方がしっくり来る一体感がある。

299 MUSIC
NIKU-9020(1CD)
税込定価
シューベルト:4 つの即興曲 Op.90 D899
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番
有吉亮治(P)

録音:2018 年9 月19-21 日長野市芸術館「リサイタルホール」
ヨーロッパで研鑽を積み、現在はリサイタルや著名な演奏家との共演など、多彩 な活躍をみせる有吉亮治のファースト・アルバム。繊細なタッチが紡ぎ出す彩り豊 かな響きと、的確な表現力が導く時の移ろいは、シューベルトとショパンの詩的世 界と感情の起伏をいっそう際立たせ、作品の持つ記憶や風景を呼び覚ます。

Prima Facie
PFCD-095(1CD)
珪藻植物〜ヘスケス:2台ピアノ、4手連弾、独奏ピアノのための作品集
「テアトルム」からの3つの小品(2台ピアノ版)
暗い夜(2台ピアノ版)/アンリのために
もし・・・(4手連弾版
彼方の地の子守歌/珪藻植物
グリーン・デュオ〔アントワーヌ・フランソワーズ(P)、ロビン・グリーン(P)〕

録音:2015年5月&9月
ここ日本では「マスク」や「ダンスリーズ」など吹奏楽作品の作曲家としても知られるイギリス、リヴァプール出身のケネス・ヘスケス(1968−)の2台ピアノ、4手連弾、独奏ピアノのために作曲、編曲された作品集。
ストラヴィンスキーの「妖精の口づけ」をベースとして作曲された「彼方の地への子守歌」は、2018年に急逝したオリヴァー・ナッセンの追悼のためにプログラムに加えられました。

Lyrita
SRCD.2373(5CDR)
アラン・リチャードソン:ピアノ作品集
ソナティナ/ラフマニノフの「ヴォカリーズ」/エレジー Op.22-2/ヴィヴァルディの「2本のヴァイオリンのための協奏曲」より ラルゴ/4つのロマンティックな練習曲 Op.25/ソナタ Op.26/ソナティナ ヘ長調 Op.27/2つの短い即興曲 Op.28/2つの小品 Op.29/2つの夜想曲 Op.30/性格的スケッチ Op.31/2つのカントリーの風景 Op.34/3つの小品 Op.35「シューラ・チェルカスキーのために」/狂詩曲 Op.37/ピアノ・ソナタ第2番ニ長調 Op.39/万華鏡(10のトーン・スケッチ) Op.52/3つのピアノ小品「non graded」/タイトルなし 変ホ長調 アレグロ・マ・ノン・トロッポ/楽興の時 嬰ト短調/The Dreaming Spires. Rondel/田園のスケッチ/牧草地/パヴァーヌ/バガテル/ハイドンの主題によるスケッチ/ボッケリーニのメヌエット/パガニーニのソナタ/タイトルなし ホ長調 コン・ポーコ・モート − アレグロ・ヴィーヴォ/ロンド/旅人/コン・モート − リトミコ・エ・グラツィオーソ/ジャック・イン・ザ・グリーン/タイトルなし 「旅人」の旋律によるセッティング/クロリンダ(中級)/5つの短い小品/3つのグレード・ピース/組曲ニ長調 Op.38/2つのグレード6の小品/3つの教育的小品/3つのグレード・ピース/3つの小品(上級)/3つの後期教育的小品/ヘンデルの「水上の音楽」からの組曲*/ピアノ・デュエットのための童謡による即興曲*/2台ピアノのためのワルツ*/2台ピアノのためのパスピエ*/2台ピアノのためのデビュタント*/2台ピアノのためのプレスト*/2台ピアノのための祖母のワルツ*/2台ピアノのためのリストの主題によるカプリース*/2台ピアノのためのヘザー・ヒル*/2台ピアノのためのソナタ*
マーティン・ジョーンズ(P)
エイドリアン・ファーマー(P)*

録音:2017年4月&9月、2018年1月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
アラン・リチャードソン(1904−1978)は、スコットランド出身、BBCのピアニストとして働いたあとロンドンでピアノと作曲を学び、ハンガリーの名ヴァイオリニスト、フレッシュ・カーロイの伴奏者を務め、後年はロンドンの王立音楽アカデミーでピアノ科教授を務めたピアニスト&作曲家。知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズが、アラン・リチャードソンのピアノ作品を演奏会用作品、作品番号なしの作品、教育的作品、ピアノ連弾&2台ピアノのための作品など網羅的に録音した5枚組BOX。連弾&2台ピアノ作品では、Nimbusの代表兼アーティスティック・ディレクターも務めるエイドリアン・ファーマーが共演。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Lyrita
SRCD.381(1CDR)
アラン・リチャードソン:ピアノ作品選集
バガテル/クロリンダ(中級)/ボッケリーニのメヌエット/2台ピアノのためのヘザー・ヒル*/ロンド/ラフマニノフの「ヴォカリーズ」/マリオネット Op.29-2/夜想曲 Op.30-2/ソナタ Op.26より 第2楽章/ランニング・ブルック/3つの小品 Op.35「シューラ・チェルカスキーのために」/ソナティナ ヘ長調 Op.27/バレリーナ/ピアノ・ソナタ第2番ニ長調 Op.39より 第2楽章/万華鏡(10のトーン・スケッチ) Op.52より〔第1番、第2番、第4番、第5番、第8番、第9番、第10番〕
マーティン・ジョーンズ(P)、
エイドリアン・ファーマー(P)*

録音:2017年4月&9月、2018年1月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
アラン・リチャードソンのピアノ作品の魅力を気軽に楽しんでもらえるよう、前掲の5枚組BOX(SRCD.2373)から厳選されたセレクション・ピース。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Hyperion
CDA-68269(1CD)
ジャン・ルイ・ニコデ:ピアノ作品集
6つの小品 「ロベルト・シューマンの思い出」 Op.6
創作主題による変奏曲とフーガ Op.18
愛の人生 Op.22
サイモン・キャラハン(P)

録音:2018年6月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
数々の知られざるピアノ作品を発掘し、ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍するイギリスの名ピアニスト、サイモン・キャラハン。ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでHyperionデビューを果たしたキャラハンが、今度はソロ・アルバムをリリース。ジャン・ルイ・ニコデは、19世紀後半のドイツ(当時のプロイセン王国)でピアニスト、指揮者、作曲家として活動。オーケストラとオルガン&合唱のために書かれた交響的オペラ「海」や交響的唱歌「グローリア!」などの大作も残しており、ピアノ作品としてはショパンの「演奏会用アレグロ」の編曲なども行っています。
Hyperion
CDA-68220(1CD)

PCDA-68220(1CD)
国内盤仕様
税込定価

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第21番 「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2018年1月8日−11日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
「バッハ・オデッセイ」と題された壮大なコンサート・シリーズが世界的な注目を浴びる鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。ヒューイットがファツィオリ・ピアノで弾く「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」は、「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並ぶ大型録音プロジェクトの1つであり、前作「テンペスト」(PCDA 68199)もレコード芸術「特選盤」となるなど全世界で絶大な評価を築いています。最新巻は、難聴に苦しむ時期のベートーヴェンが生み出した中期の傑作のうちの1つ、フェルディナント・フォン・ヴァルトシュタインに献呈された「第21番 「ワルトシュタイン」」をはじめとするOp.53、Op.54の2曲、そしてOp.2-1、Op.14-2の初期からの2曲を収録。イタリアの銘器ファツィオリの高貴で洗練された音色が紡ぐ至高のワルトシュタイン。もちろん、毎度おなじみヒューイット自身が執筆した充実のブックレットもポイントです。

Eudora
EUDSACD-1901(1SACD)
ベートーヴェン:後期三大ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
6つのバガテル Op.126
ジュゼップ・コロン(P/スタインウェイ)

録音:2016年7月4日−7日、アウディトリオ・デ・サラゴサ(スペイン)
ヨーロッパ、特にスペインでは高い知名度を誇りながらもこれまで録音の入手が容易でなかったこともあり、ここ日本では知る人ぞ知るピアニストとされてきたジュゼップ・コロン。
いよいよ円熟期を迎えたジュゼップ・コロンが母国のユードラ・レコーズから発表する3枚目のレコーディングは、ベートーヴェンの「後期三大ソナタ集」という壮大なプログラム。
楽聖の最後のピアノ作品である6つのバガテルを2曲ずつそれぞれのソナタの前に配置し「前奏曲」的な意味合いを持たせるなど、コロンの独創的で卓越したヴィジョンが、斬新なベートーヴェンの解釈を披露しています。
Eudora
EUDSACD-1703(1SACD)
コンフルエンス〜バッハ&ショパン
バッハ:前奏曲第1番ハ長調 BWV.846
ショパン:練習曲ハ長調 Op.10-1
バッハ:前奏曲第15番ト長調 BWV.860
ショパン:練習曲変ト長調 Op.10-5
バッハ:前奏曲第10番ホ短調 BWV.855
ショパン:練習曲変ホ短調 Op.10-6
バッハ
:前奏曲第15番ト長調 BWV.884
ショパン:練習曲ヘ短調 Op.10-9
バッハ:前奏曲第3番嬰ハ長調 BWV.848
ショパン:練習曲嬰ハ短調 Op.10-4
バッハ:前奏曲第9番ホ長調 BWV.854
ショパン:夜想曲 Op.9-3
バッハ:前奏曲第14番嬰ヘ短調 BWV.883
ショパン:夜想曲 Op.48-2
バッハ:前奏曲第20番イ短調 BWV.889
ショパン:練習曲イ短調 Op.10-2
バッハ
:前奏曲第5番ニ長調 BWV.850
ショパン:練習曲ヘ長調 Op.10-8
バッハ:前奏曲第6番ニ短調 BWV.851
ショパン:練習曲ヘ短調 Op.25-2
バッハ:前奏曲第21番変ロ長調 BWV.866
ショパン:練習曲変ホ長調 Op.10-11
バッハ:前奏曲第8番変ホ短調 BWV.853
ショパン:夜想曲 Op.48-1
バッハ
:前奏曲第2番ハ短調 BWV.847
ショパン
:練習曲ハ短調 Op.25-12
ジュゼップ・コロン(P/スタインウェイ)

録音:2016年3月25日−27日、アウディトリオ・デ・サラゴサ(スペイン)
スペイン・ピアノ界の知られざる巨匠ジュゼップ・コロンのユードラ・レコーズでのセカンド・アルバムが、このバッハとショパンの「コンフルエンス」。
最初のピアノ教師だったチェコ生まれのヴォイチェフ・ジヴヌィからバッハの作品を教わって以来、その音楽を敬愛し続けたショパン。
ジュゼップ・コロンは、バッハの「前奏曲」とショパンの「練習曲」(または「夜想曲」)を繋ぐことにより、バッハの音楽がショパンに与えた影響やその共通点をピアノを通じて解説してくれています。
Eudora
EUDSACD-1803(1SACD)
チャッコーナ〜ギターによるバッハ
バッハ:パルティータ第3番BWV.1006より プレリュード
ソナタ第1番BWV.1001
ソナタ第2番 BWV.1003
パルティータ第2番BWV.1004より シャコンヌ
シンフォニア BWV.156
ビン・フー(G)

録音:2016年6月27日−29日、アウディトリオ・サン・フランシスコ(スペイン)
コソボのギタリスト、ペトリット・チェクが弾いたバッハのギター独奏版「無伴奏チェロ組曲」(EUD-SACD-1602)に続くユードラ・レコーズ(Eudora Records)の「ギター版バッハ第2弾」が登場します!
「シャコンヌ」をテーマとしたバッハのギター版無伴奏作品集を奏でるのは、生まれ故郷の中国、天津市からヨーロッパへと旅立ち、エストニアでヘイキ・マトリク、オーストリアでマルコ・タマヨにギターを学んだ若手実力派ビン・フー。2016年にデイヴィッド・ラッセル・バッハ賞を受賞するなど、ギターによるバッハ演奏の解釈、研究のエリートとして大きな期待を寄せられています。
スコルダトゥーラ(変則調弦)や、BWV.1006のプレリュードで幕を開け、シャコンヌを経てシンフォニアでフィナーレを迎えるプログラム構成など、ギターでのバッハ演奏へのこだわりが随所で光る秀演です。
Eudora
EUDSACD-1801(1SACD)
静寂〜ラテン・アメリカのギター作品集
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番、ショティッシュ・ショーロ
ラウロ:カローラ、ラ・ネグラ、 ナタリア
バリオス:ワルツ Op.8-3、
 ワルツ Op.8-4、
 郷愁のショーロ、大聖堂
ブローウェル:組曲第2番、
 2つのキューバの民謡主題
モレル:ソナチナ
ファリーニャス:哀歌、エル・シレンシオ
リカルド・ガレン(G)

録音:2015年10月5日−7日、アウディトリオ・サン・フランシスコ(スペイン)
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学とミュンヘン音楽・演劇大学でギターと古楽を学び、エリオット・フィスク、クリストフ・エクルフーバーなどの世界的名手たちに師事した現在のスペイン・ギター界の筆頭格の1人、リカルド・ガレン。
前作「ソル:ギター作品集」(EUD-SACD-1401)に続くユードラ・レコーズでのセカンド・アルバムとなる「ラテン・アメリカ作品集では、ピアソラの「ブエノスアイレスの冬」やバリオスの「大聖堂」、モレルの「ソナチナ」など20世紀の重要なレパートリーを網羅。
使用楽器は、2003年にパコ・サンティアゴ・マリンによって製作された19世紀スペインの名工、アントニオ・デ・トーレスのFE17(1864年製)のレプリカです。
Eudora
EUDSACD-1604(1SACD)
アンクラージュマン〜19世紀のギター二重奏曲集
ソル:幻想曲 Op.54
メルツ:3つの挽歌
デ・フォッサ:グランド・デュオ第9番
モレッティ:演奏会用大二重奏曲
ソル:アンクラージュマン Op.34
メルツ:舟歌
アンクラージュマン・ギター・デュオ〔エルミニア・ナバロ(ロマンティック・ギター)、パブロ・リオハ(ロマンティック・ギター)〕

録音:2015年7月9日−11日、アウディトリオ・サン・フランシスコ(スペイン)
スペインのマドリード音楽院で研鑽を積んだ2人のギタリストが2005年に結成したアンサンブル、アンクラージュマン・ギター・デュオのデビュー・アルバム。
近年ではロマンティック・ギターによる後期古典派から初期ロマン派にかけての作品の演奏に取り組んでおり、ギター・デュオのレパートリーの拡大に情熱を注いでいます。
今回の録音での使用楽器は、アンヘル・ベニト・アグアドが2009年に製作したコフ・ゴゲット1850年頃製のロマンティック・ギターのレプリカ。ユードラ・レコーズの優秀録音と楽器のコラボレーションによる、作曲当時の響きの再現にもご注目下さい。

Diapason
DIAP-031(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
ルドルフ・ゼルキン(P)

録音:1947年&1957年
20世紀におけるベートーヴェン演奏の世界的大家として高名なルドルフ・ゼルキンの「ディアベッリ」と「熱情」のカップリング。
30代の時の「熱情」(1947年録音)、40代の時の「ディアベッリ」(1957年録音)は共にモノラル期のベートーヴェンを代表する名演奏として親しまれ続けており、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングにも期待がかかります。
Diapason
DIAP-015(1CD)
ギオマール・ノヴァエス〜ショパン:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
子守歌変ニ長調 Op.57
幻想曲ヘ短調 Op.49
ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「小犬」
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36
夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
マズルカ第23番ニ長調 Op.33-2
マズルカ第26番嬰ハ短調 Op.41-1
マズルカ第25番ロ短調 Op.33-4
マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4
マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2
マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2
マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
ギオマール・ノヴァエス(P)

録音:1954年&1956年
ディアパゾン誌が選んだピアノ・ソナタ第2番を含む「ショパンのピアノ作品集」は、南米、ブラジル出身の名ピアニスト、ギオマール・ノヴァエスの1954年&1956年録音。
パリ音楽院の卒業試験では、試験官として列席したドビュッシーやフォーレらからアンコールを求められたというエピソードを持つノヴァエス。独特の感性から生まれたフレージング、個性豊かな作品解釈によるこのショパンは、ノヴァエスの代名詞の1つとして知られてきた演奏です。

Orchid Classics
ORC-100096(1CD)
NX-B03
無伴奏チェロのための作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007
ブレット・ディーン(1961-):Eleven Oblique Strategies 11のオブリーク・ストラテジーズ*
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ ロ短調
スヴァンテ・ヘンリソン(1963-):ブラック・ラン(北アメリカ組曲より)
アンドレイ・イオニーツァ(Vc)

録音:2018年12月10-12日
*=世界初録音
1994年ブカレストに生まれ、5歳からピアノ、8歳でチェロを学び頭角を現したというチェリスト、アンドレイ・イオニー ツァ。2012年からはベルリン芸術大学でイェンス=ペーター・マインツに師事。2015年に開催された「チャイコフスキー 国際コンクール」で優勝、タイムズ紙に「10年に一人の逸材、最もエキサイティングなチェリストの一人」と称され、世 界中で注目を浴びています。このアルバムでは無伴奏チェロのための様々な作品を演奏。なかでも、ブライアン・イーノ の楽曲にインスパイアされたというオーストラリアの作曲家ブレット・ディーンの作品は世界初録音となります。他には無 伴奏チェロ曲を語る上で外せないバッハの組曲第1番、コダーイの先進的なチェロ・ソナタ、超絶技巧派のチェリ ストであり、またヘヴィ・メタル界ではベーシストとして知られるヘンリソンの印象的な「ブラック・ラン」、これらが並ぶ興味 深い1枚です。

La Dolce Volta
LDV-302(1CD)
イゾワール〜美しいコラールの世界
バッハ:主なる神よ、汝をわれらは頌めまつらん(テ・デウム) BWV 725
いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 731
キリストは死の縄目につながれたり BWV 695
尊き御神の統べしらすままにまつろい BWV 690
いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ BWV 734
天にましますわれらの父よ BWV 737
われ汝に別れを告げん BWV 736
アダムの堕落によりてことごとく腐れたり BWV 705
イエスよ、わが喜び BWV 713
われら皆一なる神を信ず BWV 765
主イエス・キリスト、神のひとり子 BWV Anh 55
深き淵より、われ汝に呼ばわる BWV 686
アンドレ・イゾワール(Org/聖トーマス・ダカン教会)
アンサンブル・ヴォーカル・メタモルフォーゼ
アンサンブル・ヴォーカル・チェリ&テッラ

録音:2000年
イゾワールのオルガンと声が織りなす美しいコラールの世界を堪能できます。1曲目のBWV725はドイツ語「テ・デウム」。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-60(1CD)
カウエル&プロコフィエフ〜「シンデレラ」
プロコフィエフ
-「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95
-「シンデレラ」からの10の小品 Op.97
-「シンデレラ」からの6つの小品 Op.10
第1景
1. ガヴォット Op.95
2. 争い Op.102
3. ヘンリー・カウエル - エオリアン・ハープ
4. 春の精 Op.97
5. 夏の精 Op.97
6. キリギリスとトンボ Op.97
7. 秋の精 Op.97
8. 冬の精 Op.97
9. 舞踏会へ行くシンデレラ Op.102
第2景
10. ヘンリー・カウエル - マノノーンの潮流
11. パスピエ Op.97
12. ブーレ Op.97
13. シンデレラと王子のワルツ Op.102
14. パ・デュ・シャール(ショールの踊り)Op.102
15. シンデレラと王子のアダージョ Op.97
16. シンデレラのヴァリアシオン Op.102
17. ヘンリー・カウエル - バンシー
第3景
18. 間奏曲 Op.95
19. 東洋 Op.97
20. 奇想曲 Op.97
21. ゆるやかなワルツ Op.95
22. 愛をこめて(アモローソ)Op.102
23. ヘンリー・カウエル - 妖精の鐘
ウィレム・ラチュウミア(P)
ヘンリー・カウエルのピアノ作品と、プロコフィエフの「シンデレラ」の組み合わせという興味深いプログラムのディスクの登場。カウエル(1897-1965、 アメリカ)の音楽は、トーン・クラスターや複雑なリズムなどで知られていますが、ここでは「シンデレラ」の物語の一場面に寄り添うように配置されています。 たとえばトラック3の「エオリアン・ハープ」は “仙女のお婆さん(=物乞い)” の登場、トラック17の「バンシー」真夜中の12時を告げる鐘の音、そ して終曲として収録されている「妖精の鐘」はシンデレラの物語のエピローグ・・・。ラチュウミアの独創的なアイデアによるこの1枚は、シンデレラの 物語をより豊かに浮かび上がらせるとともに、カウエルの音世界へも私達の耳を開いてくれるものとなっています。 =ラチュウミアの言葉=カウエルのピアノ音楽とプロコフィエフの「シンデレラ」の相性が抜群であることが分かりました。言うなれば、互いが互いの鏡像 であるような関係を築くのです。いずれの作品も、シンプルなテーマ、そして私がこよなく愛するテーマの一つ、つまり “おとぎ話” に関係しています。そ してその音世界は、子供の想像世界と大人の想像世界のはざまで奏でられ演じられるのです。それが、私がカウエルとプロコフィエフの作品を組み合わせ た理由です。二人の作品は呼応するだけでなく、互いの魅力を際立たせもします。もっとも、今回のプログラムは吟味に吟味を重ねた結果です。
■ラチュミア(プロフィール)
1974年、フランスのリヨン生まれ。フランス国立リヨン高等音楽院のエリック・ハイドシェックおよびジェリー・ムティエのクラスで学び、同院にて審査 員満場一致・賞賛付の1等賞を獲得。同院の修士課程に進み、ムティエのもとで更なる研鑽を積んだ。クロード・エルフェにも師事したほか、メシアン 夫人イヴォンヌ・ロリオ、ピエール=ロラン・エマールのマスタークラスを受講。音楽学の学士号も取得しています。2004年、ヒューレット・パッカード財団「明 日の音楽家」賞を受賞。第12回モンサルバーチェ国際現代音楽コンクール(スペイン・ジローナ)に入賞。2006年、オルレアン国際20世紀ピアノ音 楽コンクールで第1位「ブランシュ・セルヴァ特別賞」に輝き、同時に5つの賞も授与された。これまでにLA DOLCE VOLTAレーベルよりEXTASE MAXIMA(極限の恍惚)(LDV-16)、ファリャ:三角帽子ほか(LDV-27)をリリース。

Challenge Classics
CC-72784(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) ルシア・スワルツ(Vc)

録音:2017-2018年/オランダ
無伴奏チェロ組曲」は6曲すべてが異なる調性で書かれています。ハ長調、ト長調といったチェロで弾きやすい調性もあれば、変ホ長調のように技 術的に難しい調性も登場します。そのため第5番は変則調弦が取り入れられ、第6番では5弦のヴィオロンチェロ・ピッコロが使用されました。バッハ がそこまでしたのは、調性ごとの性格を描き分け、喜び、悲しみ、華麗さ、素朴さ、陽気さ、憂鬱…といったあらゆる人間の感情を表現しようと試みたか らと考えられます。
ルシア・スワルツはアンナ・ビルスマに師事したチェリスト。過去にヴィヴァルディやボッケリーニを収録した3枚組アルバムを発表しています(CC-72516)。35年のキャリアを持ち、モダン・チェロとピリオド・チェロ、両方を弾きこなしてきた彼女の満を持してのバッハ録音。第1番から第4番はバロッ ク・チェロ、第5番ではバス・ド・ヴィオロン、第6番ではヴィオロンチェロ・ピッコロを使用して演奏しています。 (Ki)


Challenge Classics
CC-72804(1CD)
マリー・フランソワ〜デビュー
クレメンティ:ソナタ 嬰へ短調 Op.25-5
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲 Op.2
カプースチン:変奏曲 Op.41
マリー・フランソワ(P)

録音:2018年2月7-9日/ベルギー
ベルギーの若きピアニスト、マリー・フランソワのCHALLENGE CLASSICSデビュー盤です。かっちりとした古典のクレメンティに始まり、王道のピ アニズムを聴かせるショパン、アバンギャルドなスピード感のプロコフィエフ、独特な熱気を持ったヒナステラ、ジャズとクラシックが一体となったカプース チン、と個性的な選曲で古典派から近現代まで揃えたプログラムになっています。明るく軽やかな若々しい響きでありながら、じっくりと弾き込んだのであ ろう完成度の高い演奏。テクニックと感性のバランスが良く、それぞれの曲の魅力を大いに伝えてくれます。 (Ki)

Simax
PSC-1361(1CD)
パリ・リサイタル〜 2つのギターのための音楽
ピエール・プティ(1922-2000):トッカータ
ロドリーゴ:トナディーリ(1959)
ジョリヴェ:2つのギターのためのセレナー(1956)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:前奏曲とフーガ第4番 ホ長調 Op.199 no.4(1962),ソナタ・カノニカ Op.196(1961)
ピエール・プティ(1922-2000):タランテラ
スタイン=エーリク・オールセン(G)
エギル・ハウグラン(G)

[楽器 Jose Ramirez(1967/1970)]
録音:2017年11月16日-18日、2018年3月1日-3日 ランドース教会(ベルゲン、ノルウェー)
制作:サイモン・キルン
録音:アルネ・アクセルベルグ
1950年代から1960年代のパリ、ギタリストで作曲家のイダ・プレスティとアレクサンドル・ラゴヤのギター・デュオは、フランスのギター音楽の中 心的存在だったといわれます。彼らのコラボレーションは、エネルギーと興趣にあふれ、音楽コミュニティでも注目され、多くの新作が彼らのために作ら れました。 ノルウェーのスタイン=エーリク・オールセン(1953-)とエギル・ハウグラン(1959-)の『パリ・リサイタル』では、プレスティとラゴヤに献呈されたOp.が6曲演奏されます。ナディア・ブーランジェに学んだピエール・プティの「トッカータ」と「タランテラ」。劇の幕間に演奏する短い音楽劇が起源と されるスペインの「トナディーリャ」を曲名にとったロドリーゴの3楽章の作品。〈Preludio e Canzona(前奏曲とカンツォーナ)〉〈Allegro trepidante (揺れるアレグロ)〉〈Andante malinconi-co(メランコリー・アンダンテ)〉〈Con Allegria(喜びとともに)〉の4曲からなるジョリヴェの「2つのギター のためのセレナード」。カステルヌオーヴォ=テデスコは「平均律ギター曲集(Les Gui-tares bien temperees)」(2つのギターのための24の前奏曲 とフーガ)の第4番とリリカルでちょっとユーモラスな「ソナタ・カノニカ」。「傑作という他ない。紛れもなく、これまでにギター・デュオのために書かれ た最良の作品」(オールセン)。ラゴヤにも学んだオールセンは、2009年にプレスティの『2つのギターのための作品全集』(PSC1289)を、ラゴヤの 門下だったフランスのオリヴィエ・シャサンとのデュオで録音。その際、プレスティとラゴヤのレパートリーに興味を持ったことから、このアルバムが生ま れました。共演のハウグランは、ギター製作のエクスパートとして知られ、ベルゲンのグリーグ・アカデミーで准教授としてギターの演奏と製作を教えて います。 制作のサイモン・キルンは、ロンドンのアビー・ロード・スタジオでプロデューサー、編集者として経験を積みました。アルネ・アクセルベルグが録音を担当。 オールセンとハウグランのギターの語らいを、みずみずしい音にとらえています。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4266(1CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」
「草陰の小道を通って」第1集
「草陰の小道を通って」第2集
霧の中で
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)
思い出
ヤン・バルトシュ(P)

録音:2019年2月2日/マルティヌー・ホール
ブレンデルも激賞するチェコの若手ピアニスト、ヤン・バルトシュがヤナーチェクに挑みました。バルトシュは 14 歳のときにビエロフラーヴェクの指揮 で輝かしいコンサート・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇ります。スプラフォン・レーベルからリリースしたモーツァルトのピ アノ協奏曲集(SU 4234)、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集(SU 4252)では厳つい見た目からは想像もできない !? ほどのきめ細かく丁寧な音楽づ くりで高い評価を得ました。
ヤナーチェクのピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905 年 10 月 1 日、街頭にて」は、チェコ人のための大学創設を請願したデモに参加して殺された労働者 を悼む作品で、タイトルの 10 月 1 日はその日付です。「草陰の小道を通って」は、夭逝した最愛の娘オルガに手向けられた哀悼音楽。両作とも哀愁、怒 りそして死者への祈りが交叉し、それらの感情を表現するかのように拍子や速度の頻繁な変更が目立ち、またポリリズムも多用されています。

TYXart
TXA-12011(1CD)
ブラームス:ピアノ作品集
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
8つのピアノ小品 Op.76
6つのピアノ小品 Op.118
カルメン・ピアッツィーニ(P)

録音:1991年6月/ライトシュターデル(ノイマルクト)
故ミヒャエル・ギーレンのお気に入りピアニストとしても知られるカルメン・ピアッツィーニによるブラームスのピアノ作品集。名教師スカラムッツァの愛 弟子でもあるアルゼンチン生まれの名手ピアッツィーニは全体的に厭味がなく明快なタッチが爽やか。抒情性に満ちたブラームスを聴かせてくれます。日 本語解説付。 (Ki)

H.M.F
KKC-4172(1CD)
国内盤仕様
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
 「涙」
スクリャービン:24の前奏曲 op.11より第11番 ロ長調、第12番嬰ト短調、第24番ニ短調
 3つの小品 op.2より第1番練習曲 嬰ハ短調
ラフマニノフ:10の前奏曲 op.23より第4番ニ長調、第5番 ト短調、第6番変ホ長調
 「ヴォカリーズ」(コチシュ編)
弓張美季(P)

録音:2016年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
弓張美季、ハルモニアムンディ第3弾の登場。ムソルグスキー、スクリャービン、ラフマニノフの作品を収録しています。「展覧会の絵」は弓張が3年ほ どサンクトペテルブルクで過ごした時に特にのめり込んでいた作品。ひとつひとつの楽曲を慈しむように演奏しており、それでいて確かな技術に裏打ちされ た演奏に、ひときわ胸を打たれます。スクリャービン、ラフマニノフの作品も、抒情豊かな世界と弓張の歌に溢れています。ライナーノートも弓張自身による もので、それぞれの作曲家への愛が感じられる内容となっています。 ※国内仕様盤のみのご案内となります。

Passacaille
PAS-1051(1CD)
1930年頃のスペイン・ギター作品集
フリアン・バウティスタ:前奏曲と舞曲
ローザ・ガーシア・アスコット:エスパニョーラ
グスタボ・ピッタルーガ:マテオ・アルベニスへのオマージュ
サルバドール・バカリッセ:パヴァーナ“Lia”
ロドルフォ・アルフテル:ジガ
アントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオス:ソナタ
フェルナンド・レマーチャ:前奏曲*
モンポウ:小舟(レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ編、ギター版)*
イアニス・エフスタソプーロス(G)

録音:2017年12月/ベルギー
*世界初録音
20世紀スペインのギター作品集。スペイン文学の重要な潮流である「27年世代」ともリンクする、新しい世代の音楽が並んでいます。ギタリストで はない作曲家の作品も含め、楽器の特徴を活かした魅力あるものばかり。美しいメロディが疾走感あるリズムで奏でられ、耳に心地よい刺激をもたらします。
イアニス・エフスタソプーロスはギリシャ生まれ。幼少の頃からスペインのギター音楽に惹かれ、クラシックと伝統音楽を学びます。15歳のときオーケ ストラと共演しギター協奏曲を演奏したという早熟の演奏家です。音色の多彩さ、表現の大胆さが見事な、研ぎ澄まされた感性を持つ実力派。

LIMEN Classic
CPLT101-C101(1CD)
限定盤
4手によるフォルテピアノ作品集 第1集「変奏曲集」
シューベルト:フランスの歌による8つの変奏曲 D624
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲 D813
モシェレス:ウェーバーの『プレチオーザ』による「協奏的大二重奏曲」作品87b
メンデルスゾーン:アンダンテと変奏曲 Op.83a
マリア・テア・ルッソ&ミケーレ・ボッラ(フォルテピアノ)
4手作品を古楽器ピアノで聴くシリーズ、第1集となる今作は変奏曲を集めたアルバムです。フォルテピアノの素朴な音色が愛おしく響き、親密なアン サンブルが耳を楽しませます。モシェレスの「協奏的大二重奏曲」は聴き応えある大曲。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

BUZZ
ZZ-76130(1CD)
ミニマルBACH デュオ・インパルス[バーバラ&セバスティアン・バルトマン(P)]

録音:2018年8月12-15日
チャレンジ・クラシックス系のレーベル「BUZZ」より、クラシック・ファン注目のアルバムが登場。バッハの平均律クラヴィーア曲集第 1 巻のプレリュー ド全曲を、イマジネーション豊かにリコンポーズし 2 台ピアノで奏でています。曲はセバスティアン・バルトマンが作ったもので、とにかく秀逸。それぞれ 各プレリュードの印象的な音型を切り取って繰り返し、ミニマル・ミュージック化しているのですが、リズム、コード、強弱なども変化に富み聴き手を飽 きさせません。あのメロディをこうしたか、このメロディでこう来るか、と原曲を知っているとさらに面白さ倍増。2 台ピアノならではの自由自在さも大き な武器で、ループするメロディが美しいせせらぎのように掛け合いながら奏でられるサウンドがとても気持ち良いです。1 曲ごとにしっかりとした性格付け がなされ、バッハの原曲が持つ豊かな曲想、24 の色彩が見事に活かされているのも特徴です。曲順はハ短調に始まり、原曲通り長調・短調と交互に進 んで半音ずつ上がっていき、最後にハ長調が現れます。衝撃的な 16 分音符に戦慄するハ短調で始まり、すべてが浄化され穏やかに協和音が広がっていく ハ長調で終わることによって、全体が一つの物語のように構成されます。 デュオ・インパルスはクラシック界で活躍するキャリアの長いピアノ・デュオ。ヨーロッパ各地の音楽祭に参加し、国際的なコンクールの受賞歴もある腕 利きの 2 人組です。4 手ピアノのスペシャリストによる目の醒めるような演奏をご堪能ください。


BIJIN CLASSICAL
BJN-1001(1CD)
ショパン:4つのスケルツォ、他
スケルツォ第1 番 ロ短調Op. 20
ノクターン第2 番 変ホ長調Op. 9-2
スケルツォ第2 番 変ロ短調Op. 31
スケルツォ第3 番 嬰ハ短調Op. 39
プレリュード 嬰ハ短調Op. 45
スケルツォ第4 番 ホ長調Op. 54
子守歌 変ニ長調Op. 57
タランテラ 変イ長調Op. 43
イリーナ・メジューエワ(P/1925 年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音:2018 年9 月29〜10 月1 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
このレーベルの記念すべき第1弾は、イ リーナ・メジューエワによる「ショパン:4つのスケルツォ集」。メジューエワにとって1 6年ぶりの再録音となりますが、今回は、1925 年に製造されたニューヨーク・スタイ ンウェイの名器 (CD135)を使用しているのがポイント。 圧倒的なダイナミクスとニュアンスに富んだ繊細さの両方を兼ね備えた楽器を駆 使して、ショパン作品の真髄に迫ります。

NIFC
NIFCCD-634(1CD)
トマシュ・リッテル 〜 第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール・ライヴ
クルピンスキ:ポロネーズ ニ短調
ショパン:ポロネーズ第14番嬰ト短調 Op.posth
 練習曲第17番ホ短調 Op.25-5
 バラード第4番ヘ短調 Op.52
 ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1
 ポロネーズ第2番変ホ短調 Op.26-2
 4つのマズルカ Op.33
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
トマシュ・リッテル((P)

※使用楽器:フレデリク・ブッフホルツc.1825-26(2017)(1-2)/プレイエル1842(3-6)/エラール1837(7-14)

録音:2018年9月9日&10日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
2018年9月に記念すべき第1回が開催されピアノ・ファン、古楽ファンなどの間で話題となったショパン国際ピリオド楽器コンクール。同コンクールを運営するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)から、待望のライヴ・レコーディング・シリーズが登場。
第1弾は、見事優勝を飾ったポーランドの新星トマシュ・リッテル! トマシュ・リッテルは1995年ポーランドのルブリン生まれ。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院では、ピアノをミハイル・ヴォスクレセンスキーに、チェンバロをマリア・ウスペンスカヤに、そしてピリオド・ピアノをアレクセイ・リュビモフに学び、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ヤング・ピアニスト・コンクール(ポーランド)をはじめ、サン・セバスチャン(スペイン)、エンスヘーデ(オランダ)、プラハ音楽院(チェコ)など多くの国際コンクールで第1位を受賞しています。
リッテルは今回のコンクールで3種のピリオド・ピアノを演奏。最初の2曲で弾いている「フレデリク・ブッフホルツ」は、ワルシャワ時代のショパンが愛用したと言われているポーランドのメーカーで、数々の歴史的ピアノの複製で知られる現代の名工ポール・マクナルティの手によって復元されたレプリカです。

MELODIYA
MEL-1002562(1CD)
NX-B10
ロシア後期ロマン派の2台ピアノ作品
メトネル:2台ピアノのための2つの小品 Op.58
ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲 第2番 Op.17
グラズノフ
:2台のピアノのための幻想曲 ヘ短調 Op.104
リュドミラ・ベルリンスカヤ、
アルトゥール・アンセル (P)

録音:2018年
ベルリンスカヤとアンセルの夫婦デュオによる、2台ピアノのためのオリジナル作品を録音していく企画の第2弾。前作はアンセルの生まれたフラン スのベル・エポックに挑んだ彼ら、ここではベルリンスカヤの故郷ロシアの名作を集めています。メトネルの2曲は、彼が後半生を過ごしたイギリス で第二次世界大戦中に作曲されたもの。結局帰ることは出来なかった故国に思いを馳せつつ書かれていますが、からっとした美しさと楽しいリ ズムが印象的な作品です。最も知られたラフマニノフの組曲は、弾き手の技量が試される早いパッセージが続きますが、彼らしい旋律美とピア ニスティックな魅力に溢れており、唯一「ロマンス」はゆったりとした美しい響きに身を任せられる楽章となっています。グラズノフ晩年の「幻想曲」 もロシア・ロマンティシズムに溢れたもの。二人による息の合った演奏はこれらの作品のロマンティックな魅力を大いに引き出しており、また丁々 発止のやりとりも素晴らしい出来栄えです。

MELODIYA
MEL-1002570(1CD)
NX-B06
ニコライ・ルガンスキー 1990年3月13日モスクワ・ライヴ〜バッハ作品集
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
パルティータ ホ短調 BWV830
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:1990年3月13日 モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール ステレオ・ライヴ
※初出音源
1990年3月、まもなく18歳を迎えるルガンスキーによるライヴ録音が登場。1988年の第8回ライプツィヒ・バッハ・コンクールで銀賞を受賞し、 この1990年にはラフマニノフ・コンクールで2位、1994年のチャイコフスキー・コンクールで2位(最高位)を勝ち取る彼ですが、そのピアニスト人 生最初期のライヴの一つが、メロディアのアーカイヴから初発売となります。ニコラーエワに長く師事し、彼女を継ぐ者の一人と認められたルガン スキーらしい、たいへん鮮烈なバッハ。「半音階的幻想曲とフーガ」冒頭から力強く大きなインパクトで聴かせ、続く「イタリア協奏曲」での迷い のないタッチもこの上ない心地よさ。現在まで精力的な活躍を続けるルガンスキーですが、これは若きヴィルトゥオーゾとしての一つの頂点を記 録した素晴らしいアルバムです。拍手入り。
MELODIYA
MEL-1002586(1CD)
NX-B06
ウラディーミル・アシュケナージ〜亡命直前のリサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 「テンペスト」
 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
 バラード第2番ヘ長調 Op.38
 バラード第3番変イ長調 Op.47
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第9番とだえたセレナード
ウラディーミル・アシュケナージ(P)

録音:1963年6月9日 モスクワ音楽院大ホール ステレオ・ライヴ
一部初リリース
まもなく26歳を迎える頃のアシュケナージによる、ソヴィエト国内での貴重なライヴ。1955年のショパン・コンクールで2位、1962年のチャイコフ スキー・コンクールでオグドンと1位を分かち合うという成績をあげ、ピアニストとしてソヴィエト国内で大きな成功を収めていると思われていたア シュケナージですが、1963年にイギリスへ突然の亡命を果たし、世界中を驚かせました。このアルバムには、その前にソヴィエト国内で行われ た最後のリサイタルを収録しています。祖国ソヴィエトからの離脱は当時大きな危険と背中合わせでしたが、既にそれを心に決めて臨んだ公 演全体に漲る緊張感と、圧倒的なパフォーマンスが大きな魅力といえます。特に、後年西側でそのエキスパートとされるショパンでは鬼気迫る 表現を聴かせ、それはよく聴き親しんだ美しい語り口の「アシュケナージのショパン」とは一線を画す凄まじさとなっています。既に一部では評判 となっていた演奏ですが、今回本家MELODIYAから初めてのリリースにあたり丁寧なリマスターが施され、ピアノの音も低音から高音までムラ なく響き、細やかなタッチも拾った音となっています。拍手入り。 なお、この公演ではほかに ・ショパン:バラード第4番 ・ドビュッシー:喜びの島 ・同:月の光 の演奏が過去に他のレーベルから商品化さ れていましたが、残念ながらMELODIYAのアーカイヴには残されていませんでした。また「テンペスト」は先の盤に収録されておらず、今回が初 リリースになると思われます。


ALPHA
ALPHA-414(1CD)
フォーレ:13の夜想曲
第1番変ホ短調 Op.33-1
第2番ロ長調 Op.33-2
第3番変イ長調 Op.33-3
第4番変ホ長調 Op.36
第5番変ロ長調 Op.37
第6番変ニ長調 Op.63
第7番嬰ハ短調 Op.74
第8番変ニ長調 Op.84-8
第9番ロ短調 Op.97
第10番ホ短調 Op.99
第11番嬰ヘ短調 Op.104-1
第12番ホ短調 Op.107
第13番ロ短調 Op.119
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2018年1月29-31日
ブラウヴェ・ザール-デ・シンゲル、
アントヴェルペン(アントワープ)、ベルギー
第1番は30歳頃、第13番は亡くなる3年前と45年以上に及ぶフォーレの創作期のほとんど全てに渡って書かれた13の夜想 曲。フォーレ特有の流麗かつ内省的な作風の中に、ロマン派から印象派、近代音楽へと変遷する音楽語法が垣間見える記 念碑的作品として知られています。作品は明確な調性感を持つ第1番から第5番、調性が揺らぎ始め、ユニークな和声感を 伴う第6番、第7番(第8番は出版社が付けたタイトル)、孤独で厳しい音に満ちた第9番、第10番を経て、切り詰められた 音で構成され、晩年の澄み切った境地が反映された第11番から第13番へと続いていきます。ル・サージュは1曲1曲に惜しみ ない愛情を注ぎ、磨き抜かれた音で、まるで万華鏡を覗いたかのような美しい響きを紡いでいきます。

SWR music
SWR-19413C(1CD)
NX-B02
ホルヘ・ボレット/ピアノ・リサイタル
メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガより 第1番ホ短調 Op.35-1
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
リスト:ベッリーニ「ノルマ」の回想 R133 / S3941
ゴドフスキー:左手のための悲歌 ロ短調
モシュコフスキ:女道化師
ゴドフスキー:サロン(イングリッシュ・ワルツ)
ホルヘ・ボレット(P)

録音:1988年5月14日 シュヴェツィンゲン城 ロココ劇場 ステレオ・ライヴ
※CD93.725の再発売
遅咲きのヴィルトゥオーゾ、ボレットが亡くなる2年前のライヴ録音。スペシャリストとして名を馳せたリストや直に指導を受けたゴドフスキーを含 む、彼が得意とした作曲家を中心としたプログラムとなっていますが、冒頭のメンデルスゾーンは珍しいレパートリー。当時73歳にして衰えを見 せることのない、持ち味の目の覚めるようなテクニックと、美しいカンタービレを堪能することが出来ます。

ONDINE
ODE-1294(1CD)
NX-B04
無伴奏チェロのための作品集
エサ=ペッカ・サロネン(1958-):YTA III(1986)
 knock,breathe,shine(2010)
 Sarabande per un coyote コヨーテのためのサラバンド(2010)
ジュゼッペ・コロンビ(1635-1694):シャコンヌ
カイヤ・サーリアホ(1952-)夢みるシャコンヌ
(2010)
 花びら(1988)
 7つの蝶々(2000)
ウィルヘルミナ・スミス(Vc)

録音:2015年12月20-21日、2017年6月12-13日
現代フィンランドを代表する作曲家サーリアホと、名指揮者で作曲家でもあるエサ=ペッカ・サロネン。2人の無伴奏チェ ロ作品を集めた1枚。それぞれの作曲家には明確な作風があり、各々がユニークな音の領域を追求しています。新たな チェロの響きを模索するサロネン、繊細さの中にテクニックを極限まで追求するサーリアホ、この両者の作品を洞察力と 共感たっぷりに演奏するのは、2000年9月にロサンゼルスPOの首席客演奏者としてサロネン から招待を受け、以降彼から深い信頼を寄せられているウィルヘルミナ・スミス。知的な解釈が高く評価されているソリス トです。

OEHMS
OC-1703(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲)
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
6つのバガテル Op.126
フローリアン・グレムザー(P)

録音:2018年8月13-15日バイエルンムジークスタジオ、ミュンヘン
1990年生まれの若手ピアニスト、フローリアン・グレムザー。父ベルント・グレムザーはラフマニノフを得意とする名手であ り、母も優れた音楽教師という音楽家一家に生まれ、3歳の時に母親からピアノの手ほどきを受け、7歳でコンサート・ デビューを飾るというサラブレットです。2007年からはヴュルツブルクで研鑽を積み、同年、ヴュルツブルク・フィルハーモ ニーOと共演したガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が絶賛されたことで、ジャズへの興味が芽生えたとい い、現在ではソリストとしてだけでなく、室内楽、歌曲の伴奏、ビッグバンドなど多方面で活躍しています。 2017年のデビュー・アルバムは彼が傾倒しているというシューマンでしたが、今作はベートーヴェンの作品に取り組み、素 晴らしい成果を上げています。「エロイカ変奏曲」とソナタの終楽章での、たたみかけるような主題の展開、バガテルでの 小粋な表現、これらには彼の多彩な表現力が遺憾なく発揮されており、聴き手の耳をひきつける強い魅力を持ってい ます。
OEHMS
OC-1886(1CD)
NX-B03
クリストファー・パーク〜シューマンを弾く
アラベスク Op.18
オーケストラなしの協奏曲(ピアノ・ソナタ 第3番) Op.14 ヘ短調
花の曲 Op.19
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
スケルツォ(オーケストラなしの協奏曲:割愛された楽章)
クリストファー・パーク(P)

録音:2018年6月28-30日
韓国とドイツの血を引くピアニスト、クリストファー・パーク。バンベルクで生まれ、ザールランド音楽大学に最年少(12歳) で入学、研鑽を積みながら、数多くの音楽祭に出演し国際的な注目を集めます。ソロ活動だけでなく、室内楽、歌曲 の伴奏にも熱心に取り組み、とりわけスミ・ジョーと共演盤(ドイツ・リート)は、その巧みな伴奏がが絶賛されました。この アルバムではシューマンの4つの作品を演奏しており、豊かな音楽性を楽しむことができます。「オーケストラなしの協奏 曲」は後に「ピアノ・ソナタ第3番」として改訂された作品。当初5楽章で構想されたものの、2曲のスケルツォを割愛して 出版されましたが、その後1曲を付け加え、ピアノ・ソナタ第3番となりました。このアルバムでは、割愛されたスケルツォ (シューマンの死後出版)も最後に付け加えられています。

NoMadMusic
NMM-059(1CD)
バルバラのために
Ma plus belle histoire d'amour
Les rapaces / L'aigle noir
Pour Barbara (avant la nuit)
Nantes
Gottingen
Pour Barbara (vers l'aube)
Une petite cantate
Dis ! quand reviendras-tu ?
Pour Barbara (en son jardin)
Quel joli temps
ギョーム・シャシー(P)

録音:2018年11月
幼いころからバルバラに魅了されてきてピアニスト、ギョーム・シャシーによる、バルバラへのオマージュ。バルバラの歌に基づく即興などが収められています。 (Ki)

BIS
BISSA-2285(1SACD)
バッハ:リュート組曲集
組曲 ト短調 BWV995
組曲(パルティータ) ハ短調 BWV997
組曲(パルティータ) ホ長調 BWV1006a
組曲 ホ短調 BWV996
フランツ・ハラース(G/ジュリアン・ダマン製作)

録音:2017年12月、2018年2月/ミュンヘン音楽・演劇大学、大ホール(ミュンヘン)
BISレーベルでもおなじみギターの名手フランツ・ハラースがバッハのリュート作品に挑みました。今回の注目は原調による演 奏であること。クラシック・ギターによる演奏では世界初録音とのことです。ハラースの卓越した技術で紡ぎだされるバッハのリュート作品をご堪能ください。
組曲ト短調BWV995は無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011の編曲した作品。ギターで奏でることにより哀愁に満ちた旋律がより引き立ちます。組 曲 ハ短調 BWV997は真摯な美しい曲想をもつ作品。オクターヴを駆け上がるパッセージが印象的です。組曲 ホ長調 BWV1006aはあの有名な無伴奏 ヴァイオリン・ソナタ第3番全曲のリュート編曲版。そして組曲ホ短調 BWV996はバッハのリュート曲の中では最初期の作品で流麗な旋律が特徴です。 (Ki)

Diapason
DIAP-015(10CD)
ラフマニノフ:ピアノ独奏曲、歌曲、室内楽作品集 〜 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集
【CD1】
●10の前奏曲 Op.23
(1)前奏曲嬰ヘ短調 Op.23-1
(2)前奏曲変ロ長調 Op.23-2
(3)前奏曲ニ短調 Op.23-3
(4)前奏曲ニ長調 Op.23-4
(5)前奏曲ト短調 Op.23-5
(6)前奏曲変ホ長調 Op.23-6
(7)前奏曲ハ短調 Op.23-7
(8)前奏曲変イ長調 Op.23-8
(9)前奏曲変ホ短調 Op.23-9
(10)前奏曲変ト長調 Op.23-10
(11)前奏曲変ト長調 Op.23-10
(12)前奏曲ト短調 Op.23-5
(13)前奏曲ト短調 Op.23-5
(14)前奏曲ト短調 Op.23-5
(15)前奏曲ト短調 Op.23-5
●楽興の時 Op.16
(16)楽興の時第1番変ロ短調 Op.16-1
(17)楽興の時第1番変ホ短調 Op.16-2
(18)楽興の時第3番ロ短調 Op.16-3
(19)楽興の時第4番ホ短調 Op.16-4
(20)楽興の時第5番変ニ長調 Op.16-5
(21)楽興の時第6番ハ長調 Op.16-6
【CD2】
●13の前奏曲 Op.32
(1)前奏曲ハ長調 Op.32-1
(2)前奏曲変ロ短調 Op.32-2
(3)前奏曲ホ長調 Op.32-3
(4)前奏曲ホ短調 Op.32-4
(5)前奏曲ト長調 Op.32-5
(6)前奏曲ヘ短調 Op.32-6
(7)前奏曲ヘ長調 Op.32-7
(8)前奏曲イ短調 Op.32-8
(9)前奏曲イ長調 Op.32-9
(10)前奏曲ロ短調 Op.32-10
(11)前奏曲ロ長調 Op.32-11
(12)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(13)前奏曲変ニ長調 Op.32-13
(4)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(15)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(16)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(17)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(18)前奏曲ホ長調 Op.32-3
前奏曲ヘ短調 Op.32-6
前奏曲ヘ長調 Op.32-7
(19)コレルリの主題による変奏曲 Op.42
【CD3】
(1)練習曲集「音の絵」Op.33
(2)練習曲「音の絵」第6番変ホ短調
練習曲「音の絵」第7番変ホ長調
(3)練習曲「音の絵」第5番変ホ短調
練習曲「音の絵」第8番嬰ハ短調
(4)練習曲「音の絵」第2番ハ長調
練習曲「音の絵」第7番ト短調
(5)前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(6)前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(7)前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(8)メロディ ホ長調 Op.3-3
セレナード変ロ短調 Op.3-5
舟歌ト短調 Op.10-3
ユモレスク ト長調 Op.10-5
オリエンタル・スケッチ
リラの花 Op.21-5
ひなぎく Op.38-3
(9)リラの花 Op.21-5
(10)道化師嬰ヘ短調 Op.3-4
ひなぎく Op.38-3
【CD4】
(1)練習曲集「音の絵」Op.39
(2)練習曲「音の絵」第1番
練習曲「音の絵」第4番
(3)練習曲「音の絵」第6番
(4)練習曲「音の絵」第6番
(5)ショパンの主題による変奏曲 Op.22
【CD5】
(1)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36
(2)ビゼー(ラフマニノフ編):「アルルの女」第1組曲より メヌエット
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び
(3)クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
(4)バッハ(ラフマニノフ編):前奏曲 BWV.1003
(5)メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):「真夏の夜の夢」より スケルツォ
(6)リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行
(7)リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行
バッハ(ラフマニノフ編):パルティータ BWV.1003
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び、愛の悲しみ
ムソルグスキー(ラフマニノフ編):ゴパック
シューベルト(ラフマニノフ編):どこへ
ベーア(ラフマニノフ編):V.R.のポルカ
ビゼー(ラフマニノフ編):「アルルの女」第1組曲より メヌエット
【CD6】
(1)2台のピアノのための組曲第2番Op.17
(2)チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
(3)2台のピアノのための組曲第1番Op.5「幻想的絵画」
【CD7】
(1)ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9
(2)ハイフェッツ編)):ひなぎく Op.38-3
ハイフェッツ編)):東洋の踊り Op.2-2
ハイフェッツ編)):練習曲「音の絵」Op.39-9
(3)ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」Op.posth.
(4)弦楽四重奏曲第2番ト短調
【CD8】
(1)恋人よ、行かないで Op.4-1
ミューズ Op.34-1
嵐 Op.34-3
君は覚えている?あの夕べを
(2)ミュッセからの断片 Op.21-6
何とすばらしい所 Op.21-7
(3)夜は悲しい Op.26-12
ねずみ取りの男 Op.38-4
乙女よ、もう歌わないでおくれ Op.4-4
ここはすばらしい場所 Op.21-7
(4)わが子よ、お前は花のように美しい Op.8-2
夢 Op.8-5/リラの花 Op.21-5
(5)きのう会った時 Op.26-13
彼女は真昼のように美しい Op.14-9
私は彼女のところへ行った Op.14-4
何という苦しさ Op.21-12
すべては過ぎ去り Op.26-15
(6)私はあなたを待っている Op.14-1
彼女たちは答えた Op.21-4
(7)キリストは蘇った Op.26-6
ここはすばらしい場所 Op.21-7
春の洪水 Op.14-11
(8)乙女よ、もう歌わないでおくれ Op.4-4
運命 Op.21-1
(9)その日を私は覚えている Op.34-10
何という幸せ Op.34-12
(10)私は悲しみのために恋をした Op.8-4
(11)ひとりでここに休ませて下さい Op.26-9
(12)小さな島 Op.14-2
きのう会った時 Op.26-13
【CD9】
(1)3つのロシアの歌 Op.41
(2)夢 Op.38-5
女たちは答えた Op.21-4
祈り Op.8-6
(3)あなたは皆に愛される Op.14-6
(4)ああ、私の畑よ Op.4-5
(5)ヴォカリーズ Op.34-14
(6)リラの花 Op.21-5
森の静けさに Op.4-3
(7)子供たちに Op.26-7
●ピアニスト、ラフマニノフ
(1)ラフマニノフ:早く、早く、お化粧を落として Op.41-3
(2)ベートーヴェン:自作の主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
(3)グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.45
【CD10】
シューマン:謝肉祭 Op.9
グルック(ズガンバーティ編):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より メロディ
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47、夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、ワルツ嬰ハ短調、ワルツ変イ長調、ワルツホ短調
J・シュトラウス(タウジヒ編):人はただ一度生きる
メンデルスゾーン:つむぎ歌
バッハ:パルティータ BWV828
パデレフスキ:メヌエット
ショパン(リスト編):乙女の願い、家路
シューベルト(リスト編):セレナード
シューマン(タウジヒ編):密輸入者
ボロディン:スケルツォ イ短調
チャイコフスキー:トロイカ
【CD1】
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(3)モーラ・リンパニー(P)
録音:1951年
(4)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(5)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1931年
(6)バイロン・ジャニス(P)
録音:1960年
(7)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(8)アイリーン・ジョイス(P)
録音:1938年
(9)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(10)エミール・ギレリス(P)
録音:1977年
(11)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1940年
(12)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1920年
(13)ヨゼフ・ホフマン(P)
録音:1923年
(14)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1940年
(15)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(16)ラザール・ベルマン(P)
録音:1976年
(17)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1940年
(18)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1968年
(19)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1943年
(20)エミール・ギレリス(P)
録音:1951年
(21)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:2000年
【CD2】
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(3)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1946年
(4)セルジオ・フィオレンティーノ(P)
録音:1963年
(5)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1956年
(6)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(7)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(8)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(9)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(10)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1940年
(11)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(12)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1943年
(13)アイリーン・ジョイス(P)
録音:1938年
1(4)ホルヘ・ボレット(P)
録音:1973年
(15)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1968年
(16)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1960年
(17)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1921年
(18)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1940年
(19)ウラディーミル・アシュケナージ
録音:1957年
【CD3】
(1)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:1992年
(2)ウラディーミル・オフチニコフ(P)
録音:1989年
(3)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(4)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1951年&1946年
(5)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1940年
(6)ヨーゼフ・ホフマン(P)
録音:1923年
(7)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1928年
(8)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1919年‐1942年
(9)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1948年
(10)エミール・ギレリス(P)
録音:1977年
【CD4】
(1)ネルソン・ゲルナー(P)
録音:1993年
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(3)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1925年
(4)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1946年
(5)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:2004年
【CD5】
(1)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:2012年
(2)ホルヘ・ボレット(P)
録音:1973年
(3)マリア・グリンベルク(P)
録音:1952年
(4)セルジオ・フィオレンティーノ(P)
録音:1962年
(5)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1939年
(6)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1930年
(7)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1922年−1942年
【CD6】
(1)エミール・ギレリス(P)、ヤコフ・ザーク(P)
録音:1946年
(2)ザラ・ネルソヴァ(Vc)、アルトゥール・バルサム(P)
録音:1956年
(3)リューボフ・ブルック(P)、マルク・タイマノフ(P)
録音:1959年
【CD7】
(1)ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)、レフ・オボーリン(P)
録音:1958年
(2)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、ブルックス・スミス(P)
録音:1946年
(3)ドミトリ・ツィガノフ(Vn)、セイゲイ・シリンスキー(Vc)、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(P)
録音:1947年
(4)ブダペストSQ
録音:1952年
【CD8】
(1)コンスタンティン・リソフスキー(T)、ピアニスト不詳
(2)ニーナ・ドルリアク(S)、スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(3)セルゲイ・レメシェフ(T)、ピアニスト不詳
(4)イリーナ・アルヒーポワ(Ms)、ジョン・ウストマン(P)
録音:1970年
(5)パヴェル・リシチアン(Br)、ピアニスト不詳
(6)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)、アレクサンドル・デデューヒン(P)
録音:1960年
(7)ニコライ・ゲッダ(T)、エリック・ヴェルバ(P)
録音:1961年
(8)ボリス・グミリャ(Bs)、ピアニスト不詳
(9)イワン・コズロフスキー(T)、ピアニスト不詳
(10)ナジェジダ・オブホワ(Ms)、ピアニスト不詳
(11)
ゲオルギー・ネレップ(T)、ピアニスト不詳
(12)ニーナ・コシェッツ(S)、セリアス・ドゥハティ(P)
録音:1939年−1940年
【CD9】
(1)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)、ソヴィエト国立SO、ユルロフ記念国立アカデミーcho
録音:1977年
(2)ザーラ・ドルハノワ(Ms)、ピアニスト不詳
(3)ボリス・クリストフ(Bs)、アレクサンドル・ラビンスキー(P)
録音:1958年
(4)クリスタ・ルートヴィヒ(C.A)、ジェフリー・パーソンズ(P)
録音:1965年
(5)アンナ・モッフォ(S)、レオポルド・ストコフスキー(指)、アメリカSO
録音:1964年
(6)ユッシ・ビョルリンク(T)、ニルス・グレヴィリウス(指)、ストックホルム演奏協会O
録音:1947年
(7)アイリーン・ファーレル(S)、ジョージ・トロヴィロ(P)
録音:1957年

●ピアニスト、ラフマニノフ
(1)ナジェージダ・プレヴィツカヤ(ヴォーカル)、セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1926年
(2)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1925年
(3)フリッツ・クライスラー(Vn)、セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1928年
【CD10】
セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1925年−1942年
芸術の国、フランスが世界に誇るクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」の自主レーベルより、ボックス・セット・シリーズの第15弾として、セルゲイ・ラフマニノフの作品集第2巻が登場します!今回は「ピアノ独奏曲」、「歌曲」、「室内楽曲」を収録! ■ディアパゾン誌のジャーナリスト、ベルトラン・ボワサール、ロラン・ミュラロ、アラン・ロンペッシュ、ジェローム・バスティアネッリ、ピオトル・カミンスキらの推薦、協力と同誌のディスクレビューの責任者を務めるガエタン・ノーローの監修によって完成したラフマニノフ・ボックスの第2弾。 ラフマニノフの自作自演、リヒテル、モイセイヴィチ、ソフロニツキー、ギレリスといったロシア勢などの1930年台から60年台にかけての演奏を中心として、現在も活躍中の名ピアニストたち、ルガンスキーとゲルナーの名演を特別に取り入れるなど、幅広いネットワークを持つディアパゾン誌ならではのこだわりが光る内容に仕上がっています。 リマスタリングは、ディアパゾン・レーベルのマスタリングを一貫して手がけているフランスのマスタリング・スタジオ、Les Studio de Circe社のイザベル・デイヴィが引き続き担当しており、音質の向上にも期待がかかります!

Tactus
TC-850005(1CD)
ピアノ4手連弾のためのプッチーニ・トランスクリプション集
ベルナルド・ヴォルフ:ラ・ボエーム
ジュゼッペ・フルガッタ:交響的奇想曲
エルネスト・ベクッチ編:蝶々夫人
ミケーレ・プッチーニ(マウロ・ファブリ補完):スケルツォ
グリエルモ・アンドレオッリ:メヌエット第1番、
メヌエット第2番
カルロ・カリニャーニ:「マノン・レスコー」の間奏曲
ベルナルド・ヴォルフ:トスカ
ファブリツィオ・ダッテリ(P)、
ナディア・レンシオーニ(P)

録音:2018年7月、イタリア
「ラ・ボエーム」、「蝶々夫人」、「トスカ」などジャコモ・プッチーニの名作から4手連弾のためにアレンジされたトランスクリプション集。
19世紀末から20世紀初頭に流行し、自宅や小さなサロン・コンサートでアマチュア演奏家を含む多くの音楽家に愛された名旋律を、様々な管弦楽作品からのトランスクリプション&アレンジの演奏で活動する夫婦ピアノ・デュオが贈ります。
Tactus
TC-930002(1CD)
20世紀〜21世紀の独奏クラリネットのための作品集
グイド・ロペス=カバリアン:クラリロキオ(B♭クラリネット)
アレッサンドロ・ラヴェーラ:ラ・スカトラ・デル・テンポ(バス・クラリネット)
アントニオ・フライオーリ:4つの小品(B♭クラリネット)
ウィリアム・O.スミス:瞑想曲(デミ・クラリネット)
アントニオ・フライオーリ:私の目(Esクラリネット)
ブルノ・ベッティネッリ:コンサート・スタジオ(B♭クラリネット/ライヴ)
ウィリアム・O.スミス:5つの小品(B♭クラリネット)
ジャチント・シェルシ:Ixor II(バス・クラリネット)
ジョヴァンニ・マッタリアーノ:ゼータ・ワールド(B♭クラリネット)
ホセ・ダニエル・チリリャーノ(Cl)

録音:2017年7月、イタリア
2014年にリリースした「クラリネットのための近現代作品集(TC 920002)」でも高い評価を獲得した現代クラリネット音楽のスペシャリスト、ホセ・ダニエル・チリリャーノによる無伴奏クラリネットのための近現代作品集第2弾。
Tactus
TC-961602(1CD)
プティニャーノ:オルガン作品集
明るいテーブル、
Desiderium animae、精神の対応、
ソプラノとオルガンのための3つの宗教作品*
ファエンツァ手稿(15世紀)の鍵盤タブラチュアより
ピエール・ダミアーノ・ペレッティ(Org)、
マリー=アントワネット・スタベンテイネル(S)*

録音:2017年11月&2018年4月
1960年イタリア生まれ、バーリ音楽院で作曲を教え、イタリア現代音楽協会の副会長などを務めた音楽家、ビアージョ・プティニャーノのオルガン作品集。イタリアのもっとも古い鍵盤音楽コレクション、ファエンツァ手稿からの抜粋も収録。

Onyx
ONYX-4194(1CD)
鏡〜ラヴェル、リスト、ウェーバー
ウェーバー:舞踏への勧誘
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、
 鏡
リスト:超絶技巧練習曲第5番変ロ長調 「鬼火」、
 エステ荘の噴水、ジュネーヴの鐘
スカルラッティ:ソナタ K.141、
 ソナタ K.119
メルヴィン・タン(P)
前作(ONYX 4156)では「師と弟子」をテーマに、ベートーヴェンからツェルニー、そしてリストへと受け継がれていったピアノ音楽の歴史をプログラムし更なる一面を見せてくれました。第2弾となる今作は「鏡(MIROIRS)」をテーマに、スカルラッティからウェーバー、リスト、ラヴェルまで、3世紀にわたる鍵盤音楽の革新とインスピレーションを辿ります。18世紀のフォルテピアノでも現代のコンサート・グランド・ピアノでも最大限のパフォーマンスを発揮してきたメルヴィン・タンならではとも言える、奥深いプログラムです。

Chandos
CHAN-20084(1CD)
エッセンス〜リサ・フレンド・プレイズ・フォーレ&ドビュッシー
ドビュッシー(カール・レンスキ編):牧神の午後への前奏曲
フォーレ(アラン・マリオン編):夢のあとに
フォーレ
:幻想曲 Op.79
ドビュッシー(ペテル・コルマン編):月の光
ドビュッシー(アーサー・ハートマン編):亜麻色の髪の乙女
フォーレ(ロバート・ストールマン編):ソナタ イ長調 Op.13
リサ・フレンド(Fl)、
ロハン・デ・シルヴァ(P)

録音:2018年9月26日ー28日、ポットン・ホール(サフォーク)
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドのChandos第2弾は、フォーレ&ドビュッシー。
「牧神の午後への前奏曲」、「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」など、様々な作編曲家がフルートとピアノのためにアレンジ&トランスクリプションを施してきたフォーレとドビュッシーの永遠の名曲を、リサ・フレンドの麗しき音色でお贈りします。

Etcetra
KTC-1634(2CD)
バッハ〜トランスクリプション
ジロティ編曲:アダージョ(ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調より)/リスト編曲:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542/ブゾーニ編曲:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番ニ長調より エール)、コラール「主なる神よ、いざ天のとびらを開きたまえ」 BWV.617、コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 BWV.645/ジロティ編曲:コラール「われらが救い主、イエス・キリスト」 BWV.665/J.Sバッハ編曲:アダージョ(協奏曲第3番 BWV.974より/原曲:アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲)/ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532/ジロティ編曲:アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調より)/エゴン・ペトリ編曲:羊は憩いて草を食み BWV.208/ブゾーニ編曲:コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV.659、シャコンヌ ニ短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004より)/ジロティ編曲:前奏曲ロ短調 BWV.855A/ブゾーニ編曲:コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」/ダルベール編曲:パッサカリア ハ短調 BWV.582/ヤンピーテル・ビーセマンス編曲:パッサカリア・ファンタジア Op.171/ジロティ編曲:オルガン前奏曲 ホ短調 BWV.555
ヤン・ルスト(P)
ヤン・ルストはヨーロッパ中でコンサート・ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として活動し、ベルギーのゾッテゲム音楽アカデミーなどでピアノを教えながら、自身はルーヴェン大学のLUCA芸術学校で博士研究を行っているピアニスト。研究内容は、「フランツ・リストやフェルッチョ・ブゾーニの伝統による、バッハのオルガン作品からの19世紀のピアノ・トランスクリプション」ということで、このアルバムはまさにその博士研究に基づいたレコーディング。ブゾーニ編曲のシャコンヌやG線上のアリアをはじめ、フランツ・リスト、オイゲン・ダルベール、アレクサンドル・ジロティ、エゴン・ペトリらによるバッハの名トランスクリプションを収録した充実の2枚組です。

Channel Classics
CCS-41619(1CD)
インサイト〜ビーバー、バッハ、エネスコ、イザイ&フィリッペンス
ビーバー:パッサカリア 第1部(ロザリオのソナタより)
フィリッペンス:間奏曲1
バッハ:アルマンド&クーラント(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
エネスコ:サラバンド
バッハ
:サラバンド&ジーグ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
フィリッペンス:間奏曲2
エネスコ:ルーマニアの様式による歌
フィリッペンス:間奏曲3
イザイ:バラード(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ長調より)
バーバー:パッサカリア 第2部(ロザリオのソナタより)
ロザンヌ・フィリッペンス(Vn)
ロザンヌ・フィリッペンスは、オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞に輝いたオランダの華麗なる才女。2015年には歴史あるエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞。現在は、ジャニーヌ・ヤンセンが15年に渡り愛用してきた銘器、1727年製のストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」をエリーゼ・マティルデド財団から貸与されるなど、オランダでもっとも注目を浴びる若手奏者の一人として活躍しています。
ストラディヴァリウス「Barrere」を使用した最初のソロ・アルバムとなるのは、ビーバー、バッハ、イザイ、エネスコなど様々な時代の無伴奏ヴァイオリンのための偉大な名作を、自作の間奏曲(インテルメッツォ)で繋ぐという意欲的なプログラム。ヨーロッパ中をコンサートで回りながら、観客にもフィードバックを求めながら共に作り上げていったというもので、敢えて「シャコンヌ」を外したバッハでエネスコを挟んでいたり、ビーバーのパッサカリアを2つに分けるなど、選曲や曲順にもこだわり抜いた無伴奏アルバムです。

BIS
BISSA-2364
(1SACD)
ニコス・スカルコッタス(1904-1949):ピアノ作品集
ギリシャ組曲(1924)【世界初録音】
組曲(1924)【世界初録音】
ソナティーナ〜ピアノのための(1927)
15の小変奏曲〜ピアノのための(1927)
曲第2番(1940)
組曲第3番(1941)
組曲第4番(1941)
舞踏組曲「グノームス」(1939?)【世界初録音】
ロレンダ・ラモウ(P)

録音:2017年10月&11月/ライトシュターデル(ノイマルクト)
ギリシャ出身の作曲家ニコス・スカルコッタスのピアノ作品集。スカルコッタスは1904年エヴィア島ハルキス生まれ。2歳の 時にアテネに家族とともに移り住み、5歳でヴァイオリンを習い始めます。その後、10歳のときにアテネ音楽院に入学し、10年間同学院にて研鑽を積み ます。1921年にベルリンに留学し、ヴァイオリンを学ぶもヴァイオリニストとしての将来を断念し作曲に専念。その後、作曲家としての道に進むも生活上 の問題から精神的に不安定な状態が続き、1933年5月にアテネに戻りました。1949年、45歳の若さで同地で死去しました。
「ベルリンからアテネへ」と題された当アルバムにはベルリンとアテネで作曲されたピアノ作品を収録。ベルリン時代の代表作であるソナティーナや15 の小変奏曲、アテネ時代の晩年の傑作組曲などスカルコッタスを語るうえで欠かさない作品が収められました。また、世界初録音となったギリシャ組曲な ども収録しているのも嬉しい限りです。演奏はスカルコッタスのピアノのためのバレエ音楽(BIS 1564)をリリースしているロレンダ・ラモウです。87分 長時間収録。 (Ki)

コウベレックス
KRS-5249(1CD)
土師さおり〜「謝肉祭」.他
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
シューマン:謝肉祭 Op.9
ブルクミュラー:25 の練習曲
土師さおり(P)

録音:2018 年12 月4- 5 日大和高田市さざんかホール(小)(奈良県)
「19 世紀の名ピアノ教師ブルクミュラーが、易しいエチュードをたくさん書いたのは、 それを入口としてクラシックの深く豊かな世界へ人々を誘うため ── このCD は、そ んな彼の思いを具現化した理想的なカップリングの一枚だと思う。」 北村智恵(音楽 教育家) ※国内外で精力的に演奏活動を繰り広げている土師さおりの 2 枚目となるアルバム は、得意とするフランスものの代表作ドビュッシーではじまる。「ベルガマスク組曲」は 土師らしい軽妙なニュアンスが心地よく、「月の光」の語り口は清楚でいて絶品。シュ ーマンの人気曲「謝肉祭」はカーニヴァルのざわめきや情景を快活に若々しく表現。 また、子供のための練習曲として知られる「ブルクミュラー25 の練習曲」は、全曲通し て聴くと、同じロマン派の世界観を持った魅力ある作品集となって輝きだす。

EUROARTS
20-56559(5DVD)
ブレンデル・プレイズ・シューベルト
幻想曲ハ短調 D.760『さすらい人』
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840『レリーク』
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894『幻想』
4つの即興曲 D.899
4つの即興曲 D.935
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
楽興の時 D.780
3つの小品 D.946
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
アルフレート・ブレンデル(P)

収録:1976年6月、1977年6月、12月、ブレーメン、ホルフンクシュトゥディオ
映像監督:ピーター・ハム
DSD
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏西
リージョン:All、564分
2008年12月の公演をもってピアニストとして引退した巨匠ピアニスト、アルフレート・ブレンデル。「シューベルト弾きブレンデル」によるシューベル トの後期ピアノ・ソナタ集の映像が再発売されます。 1970年代初頭にシューベルトのピアノ作品全集を録音して以降、シューベルト演奏に関する権威として高く評価されました。この映像は、1976年と 1977年にブレーメンの放送局で収録されたもの。40代半ばのブレンデルの充実した演奏とともに、各ディスクにはブレンデル自身によるイントロダクショ ンが収録されており、ブレンデルのシューベルト観をたっぷりと堪能できます。 (20.56558の旧セットは廃盤となります)

PREISER
PRCD-91407(1CD)
ティモシー・ホーダー:ピアノ作品集
Quintessence A〜E
Episode 1〜5
Revelation 1〜5
Paragraph 1〜5
Manifestation 1〜5
フレデリック・ブルーム(P)
作曲家・画家として活躍しているティモシー・ホーダーのピアノ作品集。洗練された映画音楽のコラージュのように響くニューエイジ的音楽です。 (Ki)

WAON RECORDS
WAONCD-350
(HQCD)
めぐりあう時〜吉田愛/アレックス・ガイ
〜アンドレア・ゼーニ・オルガン 日本福音ルーテル大分教会〜

バッハ: 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545
 「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV 659
 「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV 645
 「最愛のイエス、我らここに集いて」 BWV 731
 トリオ「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ」 BWV 655
パッヘルベル:「神のみわざは善きかな」による9つの変奏曲
ヨハン・クリスティアン・バッハ :ソナタ イ長調 Op.18 Nr.5
ヴィヴァルディ/バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV 972
ドメニコ・ヅィポリ (1688-1726): カンツォーナ ト短調
 奉献唱/聖体奉挙 ハ長調
 聖体拝領後
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
吉田愛、アレックス・ガイ(Org)

録音:2018年1月20,21日/宗教法人日本福音ルーテル大分教会
本格派オルガン奏者、吉田愛とアレックス・ガイの待望の新譜。「めぐりあう時」と題し、バッハを中心に、同時代のドイツとイタリアからの、プロ テスタントとカトリック両音楽家をめぐりあわせた選曲です。吉田とガイの演奏は、18世紀の祈りの音楽と現代の私たちを感動的に巡り合わせてくれます。 2018年4月18日、日本福音ルーテル大分教会の礼拝堂に手鍵盤2弾、足鍵盤付き10ストップのパイプオルガンが完成しました。制作者はイタリ ア北部ドロミテ渓谷にあるドロミテ・ゼーニ工房。整音に評価の高い同工房が日本の教会に納めた最初のオルガン。ドロミテの前に住み、オルガニストと して活躍する吉田愛と、アレックス・ガイがそのオルガンの様々な音色を魅力的に引き出した演奏です。独自の電流伝送マイクペアをオルガンを整音した 位置にセッティング、DSDでリアル&ダイナミックに収録しています。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-69(1CD)
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー
バッハ:「6声のリチェルカーレ」 BWV1079/2(「音楽の捧げもの」より)
小フーガ ト短調 BWV578
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
「主なる神よ、われを憐れみたまえ」 BWV721
幻想曲 ト短調 BWV542/1
フーガ ト短調 BWV542/2
「汝のうちに喜びあり」BWV617
「わが心の切なる願い」 BWV727
幻想曲 ト長調 BWV572
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
オリヴィエ・ラトリー(Org/1868年製カヴァイエ=コル)

録音:2019年1月6-8日/ノートルダム大聖堂(パリ)
ラトリーは23歳の若さでパリ・ノートルダム大聖堂に据え付けられた大オルガンの正オルガニストに就任し、以後コンサート・オルガ ニストとして活躍する世界屈指の卓越した演奏家です。レパートリーはバロックから現代まで網羅し、さらに即興演奏も得意とする圧倒的な存在として知 られます。
原点回帰ともいえるバッハの録音。ラトリーは1990年代にBNLレーベルにバッハの主要オルガン作品を録音し、その後2003年録音でDGレーベ ルよりオルガン・トランスクリプションとしてシャコンヌなどのバッハの作品を取り上げておりますが、オール・バッハ・プログラムでの録音は実に四半世 紀ぶりで満を持しての録音といえます。
トッカータとフーガやパッサカリアとフーガで巧みなレジストレーションでカヴァイエ=コル製作の大オルガンを演奏。まるで万華鏡のように変化するパ イプオルガンの音色に驚かされます。また、通称「大フーガ」で知られる幻想曲とフーガ ト短調 BWV542では、ラトリーは演奏する際にリストのピアノ 編曲などを参考にし、幻想曲ではラトリー自身による解釈で多くの和音を追加しております。残響7秒という当大聖堂の響きを考慮し、まさに幻想的な世 界を描きます。圧倒的な技術とラトリーでしか表現することのできない唯一無二のバッハ作品をご堪能ください。なお、ブックレットにはラトリーによる当 アルバムのコンセプト、楽曲解説、およびカヴァイエ=コルのオルガンについての日本語訳付です。 (Ki)

Resonus
RES-10234(1CD)
NX-B05
バッハ:コラール・パルティータ集
ああ罪人なるわれ、何をなすべきか BWV770
キリストよ、汝真昼の光 BWV766
おお、汝正しくして善なる神よ BWV767
喜び迎えん、慈しみ深きイエス BWV768
スティーヴン・ファー(オルガン=ベルナール・オーベルタン 2015年製)

録音:2018年6月14-15日
バッハの「コラール・パルティータ」はコラールを主題とする変奏曲。全部で6曲が残されていますが、その中の2曲は偽 作とされており、真作と考えられるのはBWV766-769の4曲です。しかしこのアルバムでスティーヴン・ファーは敢え て、偽作とされるBWV770「ああ罪人なるわれ、何をなすべきか」を演奏。たとえバッハ作品でなくとも、素晴らしい作 品であることを証明しています。演奏で使用されたのは、2015年に製作され、イーストサセックス州フェアワープの私 邸に据えられたオルガン。小型ながらも三段鍵盤を持つ充実した楽器で、このアルバムが初の録音となります。

SOMM
SOMMCD-0191(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第1集
ピアノ・ソナタ 第6番ニ長調 K284
幻想曲 第3番ニ短調 K397
ピアノ・ソナタ 第17番変ロ長調 K570*
ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K280
ピーター・ドノホー(P・・・ベヒシュタイン D282)

録音:バーミンガム王立音楽院
2018年2月2-3日、2018年7月9日
イギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーによる全6巻からなるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集の第1集。ここでは2曲の初 期のソナタと、モーツァルト研究家アルフレート・アインシュタインが「晩年の傑作であり、モーツァルトのソナタの理想的な 形」と呼んだ第17番(ヴァイオリンのオブリガードが付けられた版も有名)を演奏。途中にニ短調の幻想曲を挟むという 構成になっています。ドノホーは真摯に曲を演奏、モーツァルトのメロディの美しさを存分に感じさせてくれます。

STEINWAY&SONS
STNS-30093(1CD)
NX-B07
ムソルグスキー:展覧会の絵
フレッド・ハーシュ(1955-):チャイコフスキーの主題による変奏曲
ナターシャ・パレムスキ(P)

録音/使用楽器:
2017年8月23日 オリヴァー・ホール、モンタナ
/スタインウェイ モデルD "Vera" (ハンブルク)…ムソルグスキー
2016年6月13日 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
/スタインウェイ モデルD #597590 (ニューヨーク)…ハーシュ
ロシア出身で現在アメリカを中心に活躍するピアニスト、ナターシャ・パレムスキによる「展覧会の絵」が登場。冒頭の「プロムナー ド」から濃淡の大きな表現であり、「古城」や「死者への呼びかけ」などでの細やかな表情や、「ビドロ」、「サムエル・ゴールデンベ ルク」、「バーバ・ヤーガ」の豪快さ、「キエフの大きな門」の繊細な入り、それら全てを裏打ちする目の覚めるようなテクニックにどん どん引き込まれてしまいます。ロシアものを得意としている彼女ならではのたいへんダイナミックな演奏で、ピアノの機能性をフルに 生かしている点でも注目です。アメリカの有名ジャズ・ピアニスト、フレッド・ハーシュによる変奏曲は、チャイコフスキーの交響曲第 4番第2楽章冒頭のテーマを元にしたもの。ジャズのイディオムをふんだんに盛り込み起伏に富んだ作品で、パレムスキの表現力 を楽しむのにうってつけといえます。ハンブルクとニューヨーク、2種の”Model D"を弾き分けているというのも、STEINWAYレーベ ルならではのこだわり。

MIRARE
MIR-434(1CD)
TEMPERAMENTS〜C.P.E.バッハとモーツァルト作品集
C.P.E.バッハ:アンダンテ・コン・テネレッツァ(Andante con tenerezza) Wq.65/32 (H.135)
 ソルフェッジオSolfeggio ハ短調 H.220
 スペインのラ・フォリアにもとづく12の変奏曲 H.263
 ピアノ協奏曲 ニ短調 Wq.23
 わがジルバーマン・ピアノへの別れ Wq.66(H.272)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 KV310/300d
 幻想曲 ニ短調 K.397/385g *
C.P.E.バッハ:アンダンテ・コン・テネレッツァ Wq.65/32 (H.135)*
シャニ・ディリュカ(P/*は1790年アントン・ヴァルターのピアノフォルテ(コピー)を使用)
パリ室内O
ベン・グラスバーグ(指)

録音:2018年7月、8月
グレース王妃に見出されたピアニスト、シャニ・ディリュカの新譜は、C.P.E.バッハとモーツァルトとの、音楽的あるいは精神的に親子のような関係をさぐるプ ログラム。「彼は父であり、われわれは子供だ」とはモーツァルトがC.P.E.バッハを表現した言葉ですが、モーツァルトが愛したヴァルターのフォルテピアノ(コピー) でC.P.E.バッハとモーツァルトの作品を演奏し、その関係性に光を当てるという試みも収録されています。感情(気分)というものが、当時の芸術作品のひとつ の重要な要素であったことも感じさせる演奏で、ふたりの作曲家の作品を、またあらたな視点で楽しむことができます。 シャニ・ディリュカはスリランカ出身の両親のもとモナコで生まれ育ち、グレース王妃に見出されて英才教育を受けたピアニスト。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で もたびたび来日し、その力強いタッチと豊かな語り口の音楽で聴衆を魅了しています。協奏曲で共演の指揮者ベン・グラスバーグはケンブリッジ大学を卒業後、 英国ロイヤル・アカデミーでシャーン・エドワーズに指揮を学び、2017年9月、第55回ブザンソン指揮者コンクールで優勝したほか、聴衆賞、オーケストラ 賞も受賞した、注目度急上昇の若手です。 (Ki)

APARTE
KKC-4171(1CD)
フランク:ピアノ曲集
プレリュード,コラールとフーガ ロ短調 M21
プレリュード,アリアとフィナーレ ホ長調 M23
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 M7
プレリュード.アンダンティーノ〜プレリュード,フーガと変奏曲M30より(バウアー/ダルベルト編)
ミシェル・ダルベルト(P)
ノーブス・クァルテット【キム・ジョエン、キム・ヨンウク(Vn)、イ・スンウォン(Va)、ムン・ウンフィ(Vc)】

録音:2018年10月13,14日/リエージュ、フィルハーモニー・ホール
※日本語帯・解説付
巨匠ダルベルトの新譜は、ダルベルトの熱く力強く、それでいて心をわしづかみにするような良い意味での怜悧さも併せ持つ音色が冴えわたるフランク。前奏曲、 コラールとフーガ ロ短調では、ダルベルトのストイックな音楽の運びにただただ圧倒。プレリュード、アリアとフィナーレのフィナーレでは、ダルベルトのテクニッ クとストイックな音楽が炸裂しています。そして韓国の気鋭四重奏団、ノーブス・クァルテットとのピアノ五重奏曲では、ロマンの香りが濃密に漂うアンサンブル が展開されております。最後に収録されているプレリュードは、原曲はオルガンのための作品で、流れるような感傷的な主題が美しい曲。ダルベルトの抑制の効 いた演奏が、かえって曲のもつ様々な感情を浮き彫りにしているようです。ダルベルトのますます冴えわたる芸術にただただ圧倒される1枚です。*国内品番のみのご案内となります。 (Ki)


H.M.F
HMM-902453(4CD)
J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.2〜北へ
[CD1]リューベック
1. ブクステフーデ:「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BuxWV 210
2. バッハ:「主キリスト、神のひとり子よ」BWV Anh.55
3. バッハ:「輝く曙の明星のいと美わしきかな」BWV 739
4.パッヘルベル:フーガ ロ短調
5. バッハ:コラール「ああ主よ、哀れなる罪人われを」BWV 742
6. バッハ:フーガ ロ短調(コレッリの主題による)BWV 579
7. バッハ:コラール「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV 718
8. バッハ:フーガ ト長調 BWV 577
9. バッハ:パルティータ「おお神よ、汝義なる神よ」BWV 767
10. バッハ:プレリュードとフーガ ホ長調 BWV 566

[CD2]ハンブルク
1. バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912a
2. バッハ:「イエスよ、わが命の命」BWV 1107
3. パッヘルベル:コラール「憐れみたまえ 永遠なる神よ Kyrie Gott Vater
in Ewigkeit」
4. バッハ:「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 754
5. バッハ:「われ汝に別れを告げん」にもとづくファンタジア BWV 735a
6. バッハ:フーガ ト短調 BWV 578
7. バッハ:フーガ ハ短調(レグレンツィの主題による)BWV 574b
8. バッハ:フーガ ハ短調 BWV 575
9. ラインケン(1643?-1722):コラールファンタジー「バビロンの流れのほ
とりで 」
10. バッハ:プレリュード イ短調 BWV 569
11. バッハ:コラール「われらが神は堅き砦」BWV 720
12. バッハ:プレリュードとフーガ ニ長調 BWV 532a

[CD3] Erbarm dich mein われを憐れみたまえ
バッハ:コラール集
1. 「われら皆一なる神を信ず」 BWV 1098*
2. 「われら皆一なる神を信ず」 BWV 765
3. 「天にましますわれらの父よ」 BWV 737
4. 「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 1085*
5. 「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 1095*
6. 「汝、平和の君、主イエス・キリスト」BWV 1102*
7. 「おお主なる神よ、汝の聖なる御言葉は」BWV 1110*
8. 「われらキリストの徒」BWV 1090*
9. 「心より慕いまつるイエスよ、汝いかなる罪を犯し」BWV 1093*
10.「神はわが救い、助けにして慰め」BWV 1106*
11.「かくも喜びに満てるこの日」BWV 719
12.「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」BWV 1100*
13.「アダムの堕落によりてことごとく腐れたり」BWV 1101*
14.「キリストよ、汝真昼の光」BWV 1120*
15.「ああ、主なる神よ」BWV 714
16.「主なる神よ、われを憐れみたまえ」BWV 721
17.「イエス・キリストが夜に」BWV 1108*
18.「われは汝に依り頼む、主よ」BWV 712
19.パルティータ「キリストよ、汝真昼の光」BWV 766
*ノイマイスター・コラール集(1695-1705年頃成立)

[CD4]旅人
1-7. バッハ:ソナタ イ短調 BWV 965(ラインケンの『音楽の園』の第1ソナ
タ編)
8. パッヘルベル:トッカータ ハ長調
9. ブクステフーデ:フーガ ハ長調 BuxWV 174
10. バッハ:トッカータ ホ短調 BWV 914
11. バッハ:ソナタ BWV 966(ラインケンの『音楽の園』の第1ソナタ編)
12. バッハ:フーガ イ短調 BWV 959
13. バッハ:カンツォーナ ニ短調 BWV 588(フレスコバルディの『音楽の精
華』の主題によるフーガ)
14. バッハ:ファンタジー ト短調 BWV 917
15. バッハ:フーガ 変ロ長調 BWV 955a(エルゼーリウスのフーガに基づく)
16. バッハ:トッカータ ニ短調 BWV 913a
[CD1]
バンジャマン・アラール(Org/Freytag-Tricoteaux (2001) d’apres
Arp Schnitger, eglise Saint-Vaast de Bethune)

[CD2]
バンジャマン・アラール(Org/Freytag-Tricoteaux (2001) d’apres
Arp Schnitger, eglise Saint-Vaast de Bethune)

[CD3]
バンジャマン・アラール
【クラヴィオルガヌム(ブルーメンレーダー、2009-2010)/クラヴサン:フランソワ・チョッカ(Riccia, 2003)、グリマルディ・モデル(メッシーナ、1697年製)/オルガン:ケンティン・グルーメンレーダー(Haguenau, 2010)】
ジェルリンド・ゼーマン(ソプラノ/2,3,5-18)

[CD4]
バンジャマン・アラール
【クラヴィオルガヌム(ブルーメンレーダー、2009-2010)/クラヴサン:フランソワ・チョッカ(Riccia, 2003)、グリマルディ・モデル(メッシーナ、1697年製)/オルガン:ケンティン・グルーメンレーダー(Haguenau, 2010)】
注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S. バッハの鍵盤作品を全て録音するプロジェクトの第 2 弾!第1弾(KKC 5918/ HMM 902450) では1699年から1705年の間のバッハが10代で作曲したものを収録。「北へ」と題した当第2弾では、15歳で兄のもとを離れて北ドイツのリュー ネブルクに向かったバッハが、ゲオルク・ベームやラインケンのオルガン演奏および音楽に出会い、さらに20 歳の頃にはリューベックの地でブクステフー デに傾倒した時期の、バッハの作品および、バッハの先達たちの作品群がプログラムされています。ブクステフーデ、ラインケン、そしてパッヘルベルらの 音楽が、若きバッハの鍵盤作品創作のスタイルの基礎を為したことがよくわかる興味深いプログラミングとなっています。
アラールは2018年12月に来日しており、オルガン演奏でみせる華麗なテクニックと骨太なストイックさをあわせもつ若き巨匠的音楽、そしてチェンバ ロでも圧倒的な説得力で聴衆を魅了しました。ラ・プティット・バンドなどでも活躍しており既に古楽ファンを中心に知られていた本格派の鬼才アラールの、 体系的な録音プロジェクトということで世界から注目を集めています。
このボックスではクラヴィオルガヌムが用いられているのも聴きどころ。クラヴオルガヌムは18世紀中頃に作られていた、弦とパイプを同時に鳴らす、チェ ンバロとオルガンの機能を併せもった楽器です。バッハはクラヴィオルガヌムのために特定の作品を書いているわけではありませんが、アラールはいくつか の楽曲をクラヴィオルガヌムで演奏、チェンバロとオルガンの良さを一度に味わえるような、不思議な魅力の楽器の音色もたのしむことができます。 (Ki)

ROMEO RECORDS
RON-7328(1CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080
(未完のフーガ:ケヴィン・コーシン補筆)
クレイグ・シェパード(P)

録音: 2018 年2 月22,23 日 シアトル(ライヴ)
米国のベテラン・ピアニスト、クレイグ・シェパードのバッハ・シリーズの新刊は「フーガ の技法」。既発売は「インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801(RON7255)」「平均 律クラヴィーア曲集第1集(RON7258/59 )」「平均律クラヴィーア曲集第2集 (RON7269/70)」 今回もシアトルのミーニ劇場でのライヴ録音。速めのテンポでサラリと弾いているようで、 実は細部にまでこだわり抜いた演奏はたいへん充実したものです。なお未完のフー ガはケヴィン・コーシンの補筆による。

Music&Arts
M&ACD-1292(1CD)
カルロ・グランテ・プレイズ・シューベルト
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D817
楽興の時 D780(全6 曲)
アレグレット ハ短調 D915
3 つの小品 D946
行進曲 ホ長調 D606
カルロ・グランテ(P)

録音: 2013 年 12 月 ウィーン
MUSIC & ARTS の看板アーティスト、イタリアのピアニスト、カルロ・グランテの新譜 はシューベルト。技巧派ピアニストとして鳴らしたグランテだが、ここでのシューベル トはいずれも抑えたタッチで深々とした味わいを広げており、むしろ派手なシューベ ルトが苦手な人にこそ向いています。バドゥラ=スコダ夫妻から提供された 1923 年製 ベーゼンドルファー・インペリアルを用いています。
Music&Arts
M&ACD-1300(1CD)
ブゾーニ:ピアノ作品集
エレジー集 (転機のあとで/イタリアに!/ 私の魂は畏れつつ待ち望む/ トゥーランドットの部屋/夜/幻影/子守歌)
青春に(全4 曲)
カルロ・グランテ(P)

録音: 2013 年12 月 ウィーン'
イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテの弾くブゾーニのピアノ曲集。エレジー集 はブゾーニのピアノ曲の中でも人気が高いもの。中でも子守歌がよく知られています。青春に は1909 年出版。2 曲目のジーグ、ボレロと変奏が比較的知られているが、4 曲全部の録音:は少ない。 カルロ・グランデはイタリア生まれのピアニスト。彼はブゾーニ復興に極めて力を入れてお り、ここでもスペシャリストならではの高い見識が窺える演奏が聞ける。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-371(1CD)
シューベルト:楽興の時 D780,Op.94
 アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13 の変奏曲 イ短調 D576
 12のグラーツのワルツ D924,Op.91
シューマン:森の情景 Op.82
マリアン・マルツィ(P)

録音: 2018 年7 月22-24 日 イタリア ペスカーラ
ハンガリーのピアニスト、マリアン・マルツィの弾くシューベルトとシューマン。マリアン・ マルツィはブダペストのフランツ・リスト音楽院のピアノ部門の教授で、ハンガリーの中堅ピ アニストの中でも特に活躍している一人です。詩情豊かでみずみずしい演奏がすばら しい。 ※日本語オビ・解説付き

シャッツグレーバー
SHZ-IO3(1CD)
税込定価
ドビュッシー:前奏曲集第1巻、第2巻 浅田 真弥子(P)

録音:2018 年10 月30 日金沢市アートホール(ライヴ)
■浅田 真弥子(P)
Mayako ASADA, piano 母の手ほどきにより 3 才からピアノを始め、7 才より武蔵野音楽大学客員教授クラウス・カウフマン氏に師事。10 才より桐朋 学園大学教授 竹内啓子氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科に在学中、中部ショパン学生ピアノコンクール優勝。 中日新聞社賞受賞。竹内啓子氏の薦めにより桐朋学園大学音楽学部演奏学科在学中、フランスに留学。パリのエコール・ ノルマル音楽院にて、ピアノ及び室内楽の高等演奏課程卒業。更に同音楽院最高課程修了、高等演奏家資格を取得。パ リにて、コンクール“FLAME”入賞。同コンクール審査員長、セルジオ・ペルティカローリ氏に招かれ、奨学生としてモーツァ ルテウム音楽院夏期講習(ザルツブルク)受講。盛岡青少年国際ピアノコンクール第 1 位。スペインのマリア・カナルス国際 ピアノコンクール第3位。イタリアのマルサラ国際ピアノコンクール第3位、及びセニガリア国際ピアノコンクール入賞。パリの ユーハム国際コンクール室内楽部門第1位等、国内外のコンクールに多数入賞。さらにアルトゥール・ルービンシュタインの 弟子であるユージン・インジック氏のもとで研鑽を重ね、インジック氏から驚嘆すべき演奏家であると高く評価されます。これま でに、故・井上直幸、ヤンシン・アン、ピエール・レアック、ジュヌヴィエーヴ・マルティニ(室内楽)、故・レオニード・ブルンベ ルグ、故・ヴェラ・ゴルノスタエヴァの各氏に師事。

Hanssler
HC-19008(1CD)
「SAITENWECHSEL」ハープ独奏の為の作品集
バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.27「アレグロ」
ドビュッシー:『子供の領分』より「小さい羊飼い」
スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208「アンダンテ・エ・カンタービレ」
ドビュッシー:前奏曲第1巻より「亜麻色の髪の乙女」
リスト:「ジュネーヴの鐘」「夜想曲」
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380「アンダンテ・コンモード」
ラモー:組曲 ホ短調より「村娘」
 組曲 ハ短調「エジプトの女」
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より「月の光」
ヘレーネ・シュッツ(Hp)

録音:2018年6月7-9日/マリーエンミュンスター
弦を張り替えるという意味をもつ「SAITENWECHSEL」と題された当アルバムはデトモルト音楽大学にてゴドリーヴ・シュラマに師事し、現在ドイツを中心 に活躍する新進気鋭のハープ奏者ヘレーネ・シュッツが選曲したバッハ、スカルラッティ、ドビュッシー、リスト、ラモーの作品集で、もともと鍵盤の為の 作品をハープで演奏する好企画です。選曲もハープに合った珠玉の作品ばかりを集め、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」や「月の光」などハープの柔らかな 音色が相性のよさをあらわしております。それぞれの作品の新たな魅力に気づかされるアルバムです。 (Ki)

ALTO
ALC-1357(1CD)
ダヴィド・オイストラフ〜アンコール
ドビュッシー:月の光
ファリャ(コハンスキ編):ホタ(7つのスペイン民謡 から、ヴァイオリンとピアノの為の版)
イザイ:恍惚Op.21
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ ハ長調 Op.34
スーク(コチアン編):愛の歌 Op.7-1
コダーイ(フェイギン編):3つのハンガリー民俗舞曲
ヴィエニャフスキ:伝説 ト短調Op.17
ザジツキ(1834-1895):マズルカ ト長調 Op.26
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
シマノフスキ:アレトゥーザの泉
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):
ブルガリア組曲Op.21 から 歌(No.2)
プロコフィエフ:「三つのオレンジへの恋」から 行進曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ハチャトゥリアン:ヴァイオリンとピアノの為の舞曲 変ロ長調
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)

原盤:EMI(HMV)/Supraphon/Vanguard
ALTO
ALC-1378(1CD)
シベリウス:ピアノ作品選集
悲しいワルツ Op.44/カーネーション Op.85 -2/行進曲 Op.5-3
ロマンス Op.24-9/踊り歌 Op.34-2/騎士/即興曲 Op.5-5
ワルツ Op.34-1/マンドリナート/ガヴォット Op.94-6
ロマンス Op.24-2/小ワルツ Op.40-1/ユモレスク Op.40-3
子守歌 Op.40-5/ポロネーズ Op.40-10/鐘(カリヨン)Op.65
オルゴール Op.76-9/小ワルツ Op.97 -3/ロンドレット Op.40-7
漕ぎ手 Op.103-3/小行進曲 Op.99-8/抒情的ワルツ Op.96a
スケッチ Op.76-1/舞曲 Op.94-1/練習曲 Op.76-2
夜想曲 Op.24-8/ロマンス Op.101-1/フィンランディア Op.26-7
アンネッテ・セルヴァデイ(P)

録音:1992年、クライスト病院、ホースハム、イギリス
1993-1994年、セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス
原盤:Continuum, Olympia
前出:ALC-5001

『シベリウス・ピアノ音楽全集』(ALC-5001;廃盤)からの抜粋。
ALTO
ALC-4005(4CD)
チェコ・ピアノ音楽アンソロジー(ニュー・エディション)

ドヴォルザーク:主題と変奏 Op.36 B.65
 詩的音画 Op.85 B.161
フィビヒ(1850-1900):気分、印象、思い出 第1巻−第4巻Op.41, Op.44, Op.47, Op.57 から
第 358, 20, 24, 35, 67, 127, 139, 183, 21, 25, 19, 103, 81, 87, 94, 281, 282, 355,
368番
 絵画練習曲(全5曲)
ヤナーチェク:草陰の小道を通って 第1巻
 草陰の小道を通って 第2巻
 ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」
 霧の中で
[CD 4]
スメタナ:3つのサロン用ポルカ Op.7(1854)
 3つの詩的ポルカ Op.8(1854)
 夢(;全6曲;1875)
 チェコ舞曲集第2巻((;1879)
ラドスラフ・クヴァピル(P)

録音:1992-1994年 
原盤:Unicorn-Kanchana 
ライセンサー:AMAT 
前出:ALC-601, 6002

『チェコ・ピアノ音楽アンソロジー Vol.1』『同 Vol.2』(ALC-6001, 6002)から4枚のディスクを選んだ新セット。


MELODIYA
MEL-1002581(2CD)
NX-C07
ミハイル・プレトニョフ/モスクワ音楽院ライヴ1979
バッハ:組曲 イ短調 BWV818a
D.スカルラッティ.ソナタ集
 ヘ長調 K17/ソナタ ト短調 K8
 ソナタ ト長調 K259/ソナタ ニ長調 K96 (ラ・カッチャ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 夜想曲 第4番ヘ長調 Op.15-1
 ワルツ 第8番変イ長調 Op.64-3
 ワルツ 第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」
 夜想曲 第19番ホ短調 Op.72-1
ミハイル・プレトニョフ(P)

録音:1979年10月31日 モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
初CD化
Melodiyaレーベルのアーカイヴから1979年プレトニョフのライヴ音源が登場。一部はMelodiyaのライセンスを受けた eurodiscなどからアナログ・レコードとして発売されていましたが、今回リサイタルのプログラムが揃って収録され、CDとしては初 登場となりました。1957年生まれのプレトニョフは当時22歳。前年にチャイコフスキー・コンクールを制して世界的に注目されて いた時期のリサイタルで、Virgin Classicsと契約して国際的な録音デビューを迎える前の貴重な記録です。若々しいバッハに 始まるこのプログラムではいずれの作品でも個性的な解釈を聴くことができますが、特にショパンのソナタ3番には注目で、ディ テールの細やかな表現を有機的に紡ぎながら、全体を大きなスケールでまとめ上げるという素晴らしい演奏です。録音は分離は 狭いもののクリアなステレオで、ピアノの音は細やかに拾っており、最新のリマスタリングも功を奏して独特のニュアンスを楽しむこと が出来ます。拍手入り。
MELODIYA
MEL-1002572(2CD)
NX-C07
BIG MY SECRET〜ピアノ・リサイタル
ラモー:プレリュード(クラヴサン曲集第1集RCT1より)
ブル(1562/3年 - 1628):ガリアルダ
ラモー:ラ・リヴリ(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「目覚めよと呼ぶ声あり」 BWV645*
ラモー:ラガサント(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV659*
ラモー:内気-第1ロンド(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「我汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ」 BWV639*
ラモー:内気-第2ロンド(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」 BWV617*
ラモー:軽はずみなおしゃべり(コンセールによるクラヴサン曲集より)
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397/385g(バタゴフの即興による終結)
*=ブゾーニ編曲、バタゴフ補編曲

マイケル・ナイマン(1944-):1.フライ・ドライヴ(「キャリントン」)
 アトラクション・オブ・ザ・ペダリング・アンクル(「ピアノ・レッスン」)
 羊飼いにまかせとけ(「英国式庭園殺人事件」)
 ビッグ・マイ・シークレット(「ピアノ・レッスン」)
 ヒア・トゥ・ゼア(「ピアノ・レッスン」)
 あの時芽生えた気持ち(「ピアノ・レッスン」)
 ディープ・スリープ・プレイング(「ピアノ・レッスン」)
 シルバー・フィンガード・フリング(「ピアノ・レッスン」)
 ロスト・アンド・ファウンド(「ピアノ・レッスン」)
 シープ・アンド・タイズ(「数に溺れて」)
 楽しみを希う心(「ピアノ・レッスン」)
 時の流れ(「ZOO」)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K475
アンコール
バッハ(シロティ編):前奏曲 ロ短調 BWV855a
アントン・バタゴフ (P)

録音:2017年12月13、15日 モスクワ国際音楽堂(ライヴ)
個性派ピアニスト、バタゴフのライヴ・アルバム。前半ブゾーニ編曲版バッハのコラール前奏曲(トラック4、6、8、10)には、コラー ル旋律に基づく前奏を付与するなど独自の編曲も加え、ゆったりとしたテンポで作品の深淵を覗きこむような、バタゴフならでは の個性的な解釈。動きのあるラモーやブルとの好対比を聴かせます。そして後半はマイケル・ナイマンの映画音楽という、がらっと 変わった趣向。自身も映画音楽の作曲家として活躍するバタゴフらしく、独特なテンポ運びとメリハリのある進行で、純粋な音 楽としての作品の素晴らしさを引き出しています。両プログラムを繋ぐようなモーツァルトの、沈鬱にして美しい表情も聴きもので す。

Rondeau
ROP-6145(2CD)
NX-C07
バッハ:前奏曲とフーガ集(カール・シュトラウベ(1873-1950)による編曲)
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV534
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
前奏曲とフーガ ホ短調「楔形」 BWV548
ディーン・ビルメイヤー(1904年製 ザウアー・オルガン)

録音:2017年5月8-10日聖ミヒャエリス教会 ライプツィヒ
2017年8月7-9日市教会 バート・ザルツンゲン
1903年、聖トーマス教会のオルガニストに就任したカール・シュトラウベ。その後も活躍を続け1918年にはグスタフ・ シュレックの後任としてトーマスカントルの職に就きます(オルガニストの座はギュンター・ラミンが引き継ぎました)。 1920年には少年たちとともに初の国内外演奏旅行を行い、また、ライプツィヒ・バッハ・フェラインの合唱団とゲヴァント ハウス合唱団を合併し、これを1932年まで指導するなど、ドイツの合唱音楽の発展に寄与したこことで知られていま す。このアルバムに収録されているのは、彼が1913年に発表した「バッハ:前奏曲とフーガ編曲集」であり、ロマン 派の時代に制作されたオルガン(主にザウアー・オルガン)に適した指使いや強弱、フレージング、アーティキュレーショ ンが考えられた曲集です。原曲を超えた印象的な響きは、19世紀の人々が耳にしたバッハの音と言えるでしょう。

APR
APRCD-6028(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール
ヴィクトル・スタウ&ラザール・レヴィ 〜 コンプリート・スタジオ・レコーディングス


■ヴィクトル・スタウ
(1)ダカン:かっこう
メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-4
ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる大円舞曲」、
 ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
シューマン:幻想小曲集より 夕べに Op.12-1、飛翔 Op.12-2、気まぐれ Op.12-4
シューマン(リスト編):春の夜 S.568
モシュコフスキ:愛のワルツ Op.57-5
シンディング:春のささやき
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク、ミンストレル
ラヴェル:リゴードン
ルネ=バトン:カランテク付近の糸紡ぎ女たち
スタウ:木陰で

■ラザール・レヴィ
(2)モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475-17
シャブリエ:木陰で、牧歌
ドビュッシー:マスク
デュカス:牧神のはるかな嘆き
ルーセル:シシリエンヌ
ラザール・レヴィ:前奏曲第1番、
 前奏曲第2番、前奏曲第5番
(3)ラザール・レヴィ:ワルツ
クープラン:花開く百合、葦
シューベルト:即興曲変イ長調 Op.142-2
シューマン:夕べに、夢のもつれ
ショパン:マズルカ第2番嬰ハ短調 Op.6-2、
 マズルカ第31番変イ長調 Op.50-2
(4)クープラン:葦
ダカン:かっこう
ドビュッシー:沈める寺
(5)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330、
 ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
ヴィクトル・スタウ(P)、
ラザール・レヴィ(P)

(1)ODEON録音/1927年−1929年
(2)HMV France録音/1929年−1937年
(3)日本ビクター録音/1950年
(4)クラウン録音/1951年
(5)Ducretet Thomson録音/1952年
(6)Pathe録音/1955年
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」。 前作、「マリウス=フランソワ・ガイヤール&カルメン・ギルベール」(APR 6025)に続くシリーズ第2弾は、19世紀のパリ音楽院の名教師であり、古楽器協会の設立にも携わったルイ・ディエメ(1843−1919)の下で研鑽を積んだ2人のピアニスト、ラザール・レヴィ(1882−1964)とヴィクトル・スタウ(1872−1953)のスタジオ録音全集! イスラエル、テル・アヴィヴの「シエナのピアノ(Siena pianoforte)」で1951年に録音されたラザール・レヴィのクラウン盤(7インチレコード)からの復刻はもちろんのこと、ペルー出身のヴィクトル・スタウの録音は極めて珍しく、今回のシリーズ第2弾はフレンチ・ピアノ・スクールの全容を知る上でも、非常に貴重なリリースとなることでしょう。

Hyperion
CDA-68219(1CD)

PCDA-68219(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vo.3 〜 後期三大ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2018年2月5日−7日、パース・コンサート・ホール(スコットランド)
「月光」や「悲愴」などの名曲を収録し、レコード芸術で「特選盤」に選ばれた、第1巻(CDA 67662)、「ハンマークラヴィーア」を含む後期の3作品を収録した第2巻(CDA 68073)に続く、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。期待の第3巻は、円熟のベートーヴェンが書き上げた最後の3つのピアノ・ソナタ、第30番〜第32番の後期三大ソナタが登場。この後期三大ソナタは、2019年10月の来日公演予定曲目ともなっています。 スティーヴン・オズボーンの深く情熱的なピアノ、知的で洗練された解釈とスタインウェイの繊細な音色で贈る、楽聖の円熟ソナタにご期待ください。 解説執筆は、ベートーヴェンの「交響曲第10番」の補筆完成版でも有名なベートーヴェン研究

Skani
SKANI-044(1CD)
響と余韻〜ダッツェ・アペラネ:ピアノ作品集
サラバンド/3つの俳句〔かすみの中の鐘、女神の歌、静寂 − 白い雪〕
アレゲニーのメロディ/ツィンバロム
2つの夢/間違って入った
クークレの歌/夜想曲集/モザイク
赤い風船/バレエ「エディーテ」の音楽
ミュージカル「エディーテ」のロマンス
ディアーナ・ザンドベルガ(P)

録音:2015年7月、ラトビア
ダッツェ・アペラネは、1953年、カナダのウィニペグに住むラトビア系の家庭に生まれ、モントリオールのマギル大学でチャールズ・パーマー、ブルース