湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



TRPTK
TTK-0122(1SACD)
ルミネセンス
チャイコフスキー(プレトニョフ編):「くるみ割り人形」Op.72 第2幕より第14曲 「パ・ド・ドゥ」
リスト:ロマンス S.169
グリンカ(バラキレフ編):ペテルブルグへの別れ 第10曲 「ひばり」
ラフマニノフ:幻想的小品集 Op.3より 第2曲 前奏曲 「鐘」
ショパン:夜想曲 Op.9-2アンダンテ
シューベルト:4つの即興曲集 D.899第3番アンダンテ
:4つの小品 Op.4より第4曲 「悪魔的暗示」
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 L.75より第3曲 「月の光」
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 B.49
ファジル・サイ:ブラック・アース
リアム・ナセレディン(P)

録音:2023年10月25日-26日&2024年5月9日-10日(オランダ)
13歳の傑出したピアニスト、リアム・ナセレディンのデビュー・アルバム。リアム・ナセレディンはオランダ出身のピアニストで、6歳からピアノを始めティルブルフ(オランダ)の音楽アカデミーで研鑽を積み、ロイヤル・コンセルトヘボウ・コンクールやクリスティーナ王女コンクールで優勝、その才能を開花させました。ナセレディンは約2年前に突然心臓の手術を受けなければならなくなり、本人もかなりショックを受けたということですが、その入院生活で聴いたバレンボイムによるベートーヴェンの「悲愴ソナタ」に感銘を受け、自分もコンサート・ピアニストになりアルバムを作りたいと決心したそうです。その夢を叶えた若き才能が紡ぐ音楽をぜひお楽しみください。

Chopin University Press
UMFCCD-182(1CD)
トマシュ・ソチェク:歴史的様式によるオルガン即興曲
トマシュ・ソチェク:16世紀後半から17世紀初頭のヴェネツィア風トッカータ/歌え私の舌よ、栄光に満ちた/シャモトゥウィのヴァツワフのモテット 「私は良い羊飼いである」 のインタブレーション/キャロル 「Szcz??liwa kolebko」 の主題による変奏曲/17世紀前半のイタリア・マニエリスム様式によるトッカータ/半音階的リチェルカーレ/フランス風カンツォ-ナ/17世紀後半の南ドイツの様式によるトッカータ/チャッコーナ ニ長調/北ドイツの様式による前奏曲ト長調/詩篇第91篇 「He Who Dwells in the Shelter of the Most High」 の主題によるコラール前奏曲/前奏曲(自由なファンタジア)とアリア 「あなたが傍にいて下さるなら」*/協奏曲ヘ長調/「Jesus, Jesus, Come to Me」 の主題によるコラール・パルティータ/後期バロックの様式による前奏曲と二重フーガ ハ長調
トマシュ・ソチェク(Org)、
ヨアンナ・ソチェク(S)*

録音:2019年7月15日&17日(ポーランド)
本アルバムでは、様々な地域、とりわけイタリアと北・南ドイツで実践された典型的な形式を模倣したオルガンによる即興作品集を収録しています。
トマシュ・ソチェクは、シマノフスキ音楽アカデミーでオルガンを学び、「ルネサンスとバロック様式のオルガン音楽の即興形式。歴史的および認知的観点からみた18世紀までのオルガン即興演奏の実践」をテーマに芸術博士号を取得。多くの国際オルガン・コンクールで上位入賞を果たしています。また、ショパン音楽大学でオルガン演奏と即興演奏で後進の指導にも力を注いでいます。

Onyx
ONYX-4248(1CD)
ウィーン・ラプソディ〜モーツァルト/ベートーヴェン/シューベルト/ブラームス/ラジッチ:ピアノ作品集
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op27-2「月光」
シューベルト(ラジッチ編):岩の上の羊飼い D.965
ブラームス:2つの狂詩曲 Op.79
ラジッチ:イストリア狂詩曲 Op.18b
デヤン・ラジッチ(P)
バルカン半島、クロアチアが生んだ天才コンポーザー=ピアニスト、デヤン・ラジッチ(ラツィック)。ONYX-録音第4弾は、グシュタードで開催されたメニューイン・フェスティバルのライヴ録音!
デヤン・ラジッチは1990年からレコーディング活動を行ってきましたが、本作は初のライヴ録音となります。2022年8月にグシュタードで開催されたメニューイン・フェスティバルでの録音で、アルバム『ウィーン・ラプソディ』には、ウィーンにゆかりの深い作曲家たちの作品を集成し、18世紀から20世紀まで、狂詩曲的な要素と幻想曲的な要素を併せ持つ作品を取り上げています。また、ラジッチは、このアルバムでピアニストとしてだけでなく、アレンジャー、作曲家としての才能も発揮しており、祖国クロアチアからスロベニア、イタリアにまたがるイストリア(イストラ)半島の名前を冠した自作の狂詩曲も収録しています。

「この創造的なプロセスが再現不可能であるという事実から生まれるある種の芸術的自由は、同様に比類のないものです。 ピアノ・リサイタルは、どんなに大きな会場であっても、その親密さとユニークさゆえに、自発性、リスクテイク、創造性が発揮されるのです」。デヤン・ラジッチ

Polskie Radio
PRCD-2407(1CD)
初紹介旧譜
北京2022、ポーランドの日
ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.62-1/ロンド 変ホ長調 Op.16/マズルカ 嬰ヘ短調 Op.6-1/マズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2/マズルカ ホ長調 Op.6-3/マズルカ 変ホ短調 Op.6-4/マズルカ ハ長調 Op.6-5/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
チャン・チャオ(b.1964):皮黄(京劇)
クシシュトフ・クションジェク(P)

録音:2022年1月16日&2月3日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
オリンピックの開幕前に毎度開催されるイベント「ポーランドの日」。ポーランドのオリンピック協会とベートーヴェン協会の両会長の共同で主導され、ポーランドのスポーツと芸術のつながりを示す一大イベントです。このアルバムは2022年の北京冬季オリンピックの開幕前夜にワルシャワのオリンピック・センターで開催された「ポーランドの日」に向けて制作されたもの。2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでセミ・ファイナル進出と2つの特別賞受賞、また2018年の第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールでは第3位とマズルカ賞を受賞した実績を誇るポーランド・ピアノ界期待の逸材、クシシュトフ・クションジェクが、祖国のショパンと中国の人気作曲家チャン・チャオの作品を披露しています。
Polskie Radio
PRCD-2386(1CD)
初紹介旧譜
ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番 Op.5/ピアノ・ソナタ第2番Op.8/ピアノ・ソナタ第3番 Op.31
ピオトル・サワイチク(P)

録音:2021年、シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール(カトヴィツェ、ポーランド)
ユダヤ人の家庭に生まれたため1939年のナチスによるポーランド侵攻から逃れて旧ソ連へ亡命し、そこでショスタコーヴィチとも親交を深めたポーランドの作曲家、ミェチスワフ・ヴァインベルク。近年注目が高まっており、その作品が取り上げられることも多くなってきました。ヴァインベルクは6つのピアノ・ソナタを作曲しましたが、このアルバムには最初の3曲を収録。ポーランドのピアニストであるピオトル・サワイチクはユリウシュ・ザレンプスキのピアノ作品全集を初めてレコーディングするなど、ポーランドのピアノ作品の普及に大きく貢献しています。
Polskie Radio
PRCD-2332(1CD)
初紹介旧譜
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ〜レトロ・スペクティヴ
(1)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調*
(2)シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
(3)ショパン:ポロネーズ 変ホ短調 Op.26-2
(4)ショパン:ワルツ Op.42「大円舞曲」
(5)ショパン:ワルツ ホ短調 Op.posth.
(6)ショパン:4つのマズルカ Op.6/5つのマズルカ Op.7/夜想曲変ロ短調 Op.9-1/夜想曲ト短調 Op.15-3
(7)クルピンスキ:幻想曲「恐ろしい夢の瞬間」
(8)モニューシュコ(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキ編):紡ぎ歌
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(P)、
ポーランド国立RSO*、
ステファン・マルチク(指)*

(1)録音:1959?年(カトヴィツェ)
(2)録音:1951年3月15日(ワルシャワ)
(3)録音:1970年(ワルシャワ)
(4)録音:1955年(ワルシャワ)
(5)録音:1958年7月(ワルシャワ)
(6)録音:1955?年1月18日、ポーランド劇場(ワルシャワ)
(7)録音:1962年11月21日(ワルシャワ)
(8)録音:1951年4月24日(ワルシャワ)
ポーランドの公共放送局『ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)』の自主レーベル「Polskie Radio」が制作する、同局のアーカイヴに眠る貴重な録音をCD化する「FROM THE POLISH RADIO ARCHIVES」シリーズから、ポーランドの女性ピアニスト、バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(1930-2013)の秘蔵音源が登場!ワルシャワのショパン音楽大学を卒業した数ヶ月後に出場した第4回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位に入賞し(第1位はベラ・ダヴィドヴィチとハリーナ・チェルニー=ステファンスカ)国際的なキャリアを築いたヘッセ=ブコフスカ。ルービンシュタインにも師事した彼女が紡ぐ20世紀ポーランドのピアニズムを捉えた大変貴重なレコーディング集です。彼女が得意としたショパンを中心としたポーランドの作品のほか、1959年頃に録音されたラヴェルのピアノ協奏曲が収録されています。


Da Vinci Classics
C-00904(1CD)
カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(b.1954):ピアノ・ソナタ第8番 マッシミリアーノ・ダメリーニ(P)

録音:2023年2月16日(イタリア)
ミラノ音楽院からパリ音楽院へと研鑽を積み、オリヴィエ・メシアンに師事したカルロ・アレッサンドロ・ランディーニのピアノ・ソナタ第8番。ランディーニは多才な人物で、音楽だけではなく造形芸術、文学の世界でも活躍をしており、作曲の分野では2007年ワルシャワで行われたルトスワフスキ・コンクールで第1位を獲得しています。
ランディーニの代表的作品のひとつであるピアノ・ソナタ第5番は、総演奏時間が150分以上にも及び、ここに収録された第8番は、過去の偉大な傑作に触発された、幅広い構想の大規模な作品で、古楽の形式やジャンル(ガイヤルドのような舞曲やリチェルカーレのような対位法的な形式など)を再現しながらも、それを斬新な形で再解釈しています。本アルバムは、このソナタを初演した直後に亡くなったイタリアの偉大なピアニスト、マッシミリアーノ・ダメリーニの最後のコンサートを保存しているという点でも貴重な録音と言えるでしょう。
Da Vinci Classics
C-00905(1CD)
オマージュ〜ドビュッシー&ラモー:ピアノ作品集
ドビュッシー:ピアノのために
ラモー:組曲ト調 RCT6より 未開人、トリコテ
ドビュッシー:ラモーを讃えて(映像第1集より)
ラモー:組曲ト調 RCT6より エンハーモニック、エジプトの女
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ラモー:組曲ニ長調 RCT3より やさしい訴え、喜び、いたずら好き、サイクロプス
アレッサンドロ・デル・ゴッボ(P/スタインウェイD)

録音:2024年1月25日-27日(イタリア)
イタリア、ウディネのトマディーニ音楽院で研鑽を積んだイタリアの若手ピアニスト、アレッサンドロ・デル・ゴッポが弾く、2世紀を隔てた2人のフランス人作曲家、ラモーとドビュッシー。
本アルバムでは、ラモーの代表的な鍵盤楽器のための作品、ドビュッシーの「ピアノのために」から、有名な「月の光」を含む「ベルガマスク組曲」、そして、「映像第1集」の「ラモーを讃えて」まで、ドビュッシーの「新古典主義」の全パノラマを集成しています。

Da Vinci Classics
C-00898(1CD)
19世紀のギター作品集
ソル:練習曲 ロ短調 Op.35-22、練習曲 ホ短調 Op.6-11
ジュリアーニ:大序曲 Op.61、偉大なる英雄ソナタ Op.150
ディオニシオ・アグアド:RONDO BRILLANTE
カスパール・メルツ:ロマンツァ、エレジー、ハンガリー幻想曲
フリアン・アルカス:椿姫を主題にした幻想曲
タレガ:アルハンブラの思い出
リョベート:フェルナンド・ソルの主題による変奏曲
エミリアーノ・ヴェッリーノ(G)

録音:2023年
19世紀は、ギターがクラシックの伝統の主要な楽器の1つとしてようやく独自の地位を獲得した時代と見なすことができます。この世紀は、楽器の製作と演奏技術の両面で、偉大な技術的発見の世紀でした。このアルバムでは、オペラからハンガリー風、スペイン風、古典派様式の作品を取り上げ、ギターの可能性を拡げていった作曲家たちの作品を紹介していきます。


Avanti Classic
AVA-10702(7CD)
NX-M02
ランデヴー・ウィズ・マルタ・アルゲリッチ 第3集2021ハンブルク・ライヴ
■CD1
(1)ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」より「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO46
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ト長調 Op.30
(3)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調 Op.70-1「幽霊」
■CD2
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19
(2)メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調 Op.49
(3)ブラームス:ヴィオラ・ソナタ 第2番 変ホ長調 Op.120
■CD3
(1)シューベルト:即興曲 第2番変イ長調 D 935Op.142-2
即興曲 第3番変ロ長調 D935Op.142-3
ピアノ・ソナタ 第13番イ長調 D664 Op.120
(2)モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.521
■CD4
(1)パブロ・カザルス:鳥の歌
(2)ファリャ:スペイン民謡組曲
(3)フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調
■CD5
(1)ピアソラ(グバイドゥーリナ編):ル・グラン・タンゴ
(2)バーンスタイン:シンフォニック・ダンス (2台ピアノ版) 〜「ウエストサイド・ストーリー」より
(3)ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
■CD6
(1)ムソルグスキー::歌曲集『死の歌と踊り』
(2)バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz110
(3)アルノ・ババジャニアン:ピアノ三重奏曲 嬰へ短調
■CD7
(1)ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
(2)プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
(3)ショスタコーヴィチ:2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
(4)ヴァインベルク:フルートとピアノのための12の小品 Op.29
■CD1
(1)ミッシャ・マイスキー(Vc)
  マルタ・アルゲリッチ(P)
(2)ルノー・カピュソン(Vn)
  マルタ・アルゲリッチ(P)
(3)アリッサ・マルグリス(Vn)
  ナタリア・マルグリス(Vc)
  ユラ・マルグリス(P)
■CD2
(1)マルタ・アルゲリッチ(P)
  ハンブルクSO
  シルヴァン・カンブルラン(指)
(2)アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
  ミッシャ・マイスキー(Vc)
  マルタ・アルゲリッチ(P)
(3)ジェラール・コセ(Va)
  ニコラ・アンゲリッシュ(P)
■CD3
(1)マリア・ジョアン・ピリス(P)
(2)マリア・ジョアン・ピリス(P/第1パート)
  マルタ・アルゲリッチ(P/第2パート)
■CD4
(1)アリッサ・マルグリス(Vn)
  ナタリア・マルグリス(Vc)
  ユラ・マルグリス(P)
(2)テディ・パパヴラミ(Vn)
  岡田真季(P)
(3)諏訪内晶子(Vn1)
  テディ・パパヴラミ(Vn2)
  リダ・チェン(Va)
  アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)
  エフゲニ・ボジャノフ(P)
■CD5
(1)ギドン・クレーメル(Vn)
  ゲオルギス・オソーキンス(P)
(2)アントン・ゲルゼンベルク(P1)
  ダニエル・ゲルゼンベルク(P2)
(3)テディ・パパヴラミ(Vn)
  オイゲン・リフシッツ(Vc)
  アレクサンダー・グルニング(P)
■CD6
(1)ミヒャエル・フォッレ(Br)
  ダニエル・ゲルゼンベルク(P)
(2)ネルソン・ゲルナー(P1)
  マルタ・アルゲリッチ(P2)
  アレクセイ・ゲラシメス(打楽器)
  ルーカス・ベーム(打楽器)
(3)マイケル・グットマン(Vn)
  趙静(チョウ・チン)(Vc)
  エレーナ・リシチアン(P)
■CD7
(1)ミッシャ・マイスキー(Vc)
  マルタ・アルゲリッチ(P)
(2)スザンネ・バーナー(Fl)
  マルタ・アルゲリッチ(P)
(3)マルタ・アルゲリッチ(P1)
  リーリャ・ジルベルシュタイン(P2)
(4)スザンネ・バーナー(Fl)
  酒井茜(P)
ハンブルクSO主催のもと、2018年からライスハレで行われている「マルタ・アルゲリッチ音楽祭」。2020年の開催はコロナ禍により見送 られましたが(代わりにルノー・カピュソンとの無観客ライヴ配信を行い、共演の間にショパンの第3ソナタを披露したことが大きな話題となりまし た)、無事に開催された2021年のライヴBOXが2018年、2019年に続いて登場します。今回も大物アーティストたちが並ぶ豪華な出演者 となっていますが、中でも初めての共演となるムターとアルゲリッチにマイスキーを加えた3人による深みを湛えたメンデルスゾーン、こちらも初共 演であったピリス(ピレシュ)とアルゲリッチのデュエットによる音楽を慈しむようなモーツァルトなどが、大きな聴きどころと言えるでしょう。さらには 2022年に亡くなったアンゲリッシュ最後の公開演奏が、ここに収められたコセとの情感豊かなブラームスということにも注目です。ほかにもパパ ヴラミ、クニャーゼフ、クレーメル、ボジャノフ、ジルベルシュタイン、そして諏訪内晶子らのパフォーマンスを収録し、協奏曲はカンブルラン指揮の ハンブルクSOとの共演となっています。このBOXセットはアンゲリッシュとの想い出に捧げられました。

ALBANY
TROY-1965(3CD)
「バッハ・トゥ・ブラック(Bach to Black)Vol.3」〜バッハ:フランス組曲+アフリカ系アメリカ人のピアノ作品集
バッハ:フランス組曲第6 番ホ長調BWV817
アドルファス・ヘイルストーク(b.1941):「5 人の友」(1977)
バッハ:フランス様式による序曲BWV831
ジェームズ・リーIII(b.1975):「永遠の入り口への窓」(2018)
バッハ:フランス組曲第1番ニ短調BWV812
モンターュー・リング(1866-1956):「4つのムーアの絵」(1927)
バッハ:フランス組曲第2番ハ短調BWV813
ンケイル・オコエ(b.1972):「アフリカのスケッチ」(2003-2004)
バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV816
ベティ・ジャクソン・キング(1928-1994):「四季のスケッチ」(1973)
バッハ:フランス組曲第4番変ホ長調BWV815
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):「7つの痕跡」(1939)
バッハ:フランス組曲第3番ロ短調BWV814
マーガレット・ボンズ(1913-1972):スピリチュアル組曲(1962頃)
ロシェル・セネット(P)

録音:2023年6月イリノイ大学フォーリンジャー・グレート・ホール
バッハの鍵盤作品とアフリカ系の作曲家によるピアノ曲を組み合わせたユニークなアルバムの第3弾。第1集はイギリス組 曲(TROY-1869/71)、第2集はパルティータ(1910/12)。 今回はバッハのフランス組曲を中心に挟んで19、20〜21世紀のアフリカ系の作曲家のピアノ曲を収録しています。ピアノの ロシェル・セネットはサンフランシスコ音楽院、イリノイ大学で学んだ後、多くのコンクールで上位入賞、現在はイリノイ大学で 教鞭を執っています。彼女はバッハと彼女と同じ出自のアフリカ系の作曲家の作品を演奏することをライフワークとしてい る。彼女のテクニックと音楽性は驚異的であり、そのしなやかさと澄み切った音色は21世紀のバッハのあるべき姿と言っても 決して言い過ぎではない。一聴に値するディスクの登場です。
ALBANY
TROY-1972(1CD)
「SUR」〜アルゼンチンのピアノ音楽
リリアン・サバ(b.1961):飛行開始/3人のマリア
ホセ・レスタ(1880-1962):3つの舞曲
フアン・ホセ・ラモス(1930-1995):ミラフローレスのワルツ
マヌエル・ゴメス・カリージョ(1883-1968):フィエスタ・クリオージャ
ミゲル・フランセーセ(1913-1970):トリステ
リア・シマグリア(1906-1998):故郷の思い出
アルトゥーロ・ルツァッティ:ミロンガのアリア
レオナルド・ブルネッリ(1929-1964):ミロンガ
カルロス・アギーレ(b.1965):灰色のミロンガ
アドルフォ・シプリオタ(1879-1944):海岸のスケッチ
オスバルド・ゴリホフ(b.1960):レヴァンテ
アグスティン・モリアーゴ(P)

録音:2023年6月5日
20〜21世紀のアルゼンチンの作曲家によるピアノ作品を収録した珍しいアルバム。アルゼンチン といえばピアソラが有名だが、ここではいわゆるクラシック系の作曲家のピアノ曲が選ばれています。し かしクラシック系とはいえ、アルゼンチンの民族音楽の影響を受けた作品が多く、いずれもピアソラ に通じる音楽であることも事実。アルゼンチン音楽の父ヒナステラの作品がないのは残念だが、ジョ ージ・クラムの高弟オスバルド・ゴリホフの作品があるのは貴重。近現代のアルゼンチン音楽の歴史 をピアノでたどる素敵な一枚。BGM として最高。ラテンの雰囲気あふれるご機嫌なアルバム。
ALBANY
TROY-1973(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6 曲) エリック・カッツ(Vc)

録音:2022年5月3,5,7日メリーランド大学デケルボム・コンサート・ホール
エリック・カッツはスタイルを超えた多彩なコラボレーションを行い、共演者はヨーヨー・マからジャ ズの巨匠オーネット・コールマンまで多岐にわたるチェリスト。ソリスト、室内楽奏者として活動し、新 作の初演も数多く行っています。このアルバムではチェロの基本に立ち返り、バッハの無伴奏チェロ 組曲を繊細な音楽性をもって演奏しています。

SOMM
SOMMCD-0689(1CD)
NX-B07
戦争の詩 - シマノフスキ、ショパン、ナロジツカ、リャホヴィチ、ショスタコーヴィチ:ピアノ作品集
シマノフスキ:仮面劇 Op. 34
ショパン:2つのポロネーズ Op. 40[ 第1番イ短調/第2番ハ短調]
マリア・ナロジツカ(1988-):After あの後…世界初録音
アルテム・リャホヴィチ(1982-):ピアノのための24の後奏曲「戦争の手帳」…世界初録音[第2番 ヘ長調/第3番ト短調/第4番変ロ長調/第5番 ハ短調/第6番変ホ長調/第7番ヘ短調/第8番 変イ長調]
ショスタコーヴィチ:ソナタ第2番 ロ短調 Op.61
マリア・ナロジツカ(P)

録音:2023年11月24-25日
2023年の高松国際コンクールのファイナリストで、ウクライナのキーウ生まれのピアニスト、マリア・ナロジツカが戦禍に巻き込まれた自身の想いを込めたアルバ ム。シマノフスキ、ショパン、ショスタコーヴィチの作品に加え、同郷のピアニスト・作曲家アルテム・リャホヴィチが2022年5月に避難先で書いた「戦争の手帳」 の一部と、ナロジツカ自作の「After」も収録。「After」は子守歌を思わせる民謡調の創作主題に基づく作品で、「あの日以後、人生も世界も変わってし まって、もう元に戻れない」という感覚を表現しています。

ALPHA
ALPHA-1063(1CD)
儚い城 〜クラシカル・ギターによる20世紀のメロディ
ジミ・ヘンドリックス(1942-1970):Castles Made of Sand 砂のお城
レナード・バーンスタイン:Some Other Time サム・アザー・タイム 〜「オン・ザ・タウン」より
ガーシュウィン:Embraceable You エンブレイサブル・ユー〜「ガール・クレイジー」より
バーデン・パウエル(1937-2000):Valsa Sem Nome 名もなきワルツ
リチャード・ロジャース/ジョー・パス(1929-1994)の演奏による:.ジョーンズ嬢に会ったかい?
ヴィラ=ロボス:Mazurka-Choro マズルカ・ショーロ
セバスティアン・リナレス(1978-):即興曲
  バガテル1
  バガテル2
ジョン・ルイス(1920-2001)/チャーリー・バード(1925-1999)の演奏による:ジャンゴ
ルーファス・ウェインライト(1973-):ヴァイブレイト
エルネスト・アルフテル(1905-1989):ハバネラ
レナード・コーエン(1934-2016):ハレルヤ
セバスティアン・リナレス(G)

録音:2023年8月 モンカブリエ教会、フランス
ラジオ・フランスの音楽チャンネル「フランス・ミュジーク」の番組「Guitare, guitares」で演奏者兼プロデューサーを務めるフランスのギタリス ト、セバスティアン・リナレス。かつて「ゴルトベルク変奏曲」やサティ作品のギター編曲版をリリースして話題を呼んだ彼が、ALPHAに登場で す。その内容は通常のギター作品集の枠には収まらない、クラシックはもちろんロックからジャズ、オリジナルまで幅広く収録した彼らしいもの で、「このプログラムの各作品は、私が好きな時に避難できる儚い城のようなものです」と彼が語るように、個人的な思い入れがたいへん強い 選曲となっています。今回のプログラムを組むきっかけとなったジミ・ヘンドリックス「砂のお城」とヴィラ=ロボスを繋ぐ開放弦の響き、古代から伝 わるメロディのように奏でられるレナード・コーエンの「ハレルヤ」など、時代を超えた美しさが印象的なアルバム。明記は無いですが、編曲は全 て演奏者自身によるものと思われます。

IBS CLASSICAL
IBS-52024(3CD)
NX-C07
リスト:巡礼の年 全曲 ミリアム・ゴメス=モラン(P)

録音:2023年7月31日、8月1-2日、10月22日
「巡礼の年」はリストが20代から60代にわたって断続的に作曲した作品を集めたもの。20代に書かれた『第1年:スイス』には、煌びやかで技巧的な作品 が多く、『第2年:イタリア』には抒情性豊かな曲だけではなく、大曲「ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲」が含まれています。そして1883年に出版された『第 3年』には華麗な「エステ荘の噴水」が含まれますが、全体は総じて宗教的な雰囲気を持つリスト晩年の作風が色濃く表れています。 ミリアム・ゴメス=モランはチェンバロやフォルテピアノなどの歴史的鍵盤楽器と現代ピアノを弾きこなす演奏家。幼いころからリストの作品に魅了され、「弟子 たちの証言からたどるリストのピアノ演奏法」で博士号を取得。かつて彼女が演奏する「オーベルマンの谷」を聴いたリスト研究の大御所アラン・ウォーカーは 「今までに聴いたあらゆる演奏の中で最高。テクニックはもちろん、鍵盤に向かっているのが真のアーティストであることがわかった」と絶賛しました。この大部の 曲集を4日間で録音していることから、満を持して臨んだ録音であることがうかがわれます。

OMF
KCD-2077(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価
バロック・ハープの真髄
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ編/ジャック・アルカデルト原曲:ハープのための「どうぞ私の命を断って」(リチェルカーテ第2巻)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ
第2旋法のトッカータ第1番(リチェルカーテ第1巻)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:5声のスペイン風ガリアルダ第4番(リチェルカーテ第2巻)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ
5声のトッカータ第4番(リチェルカーテ第2巻)
ルロ・ジェズアルド:公爵のフランス風カンツォン
イッポリート・タルタリーノ:〈スザンナ〉のカンツォン
スカニオ・マイオーネ:トッカータ第1番(様々なカプリッチョ第2巻)
アスカニオ・マイオーネ
フランス風カンツォン第2番(様々なカプリッチョ第2巻)
アスカニオ・マイオーネ:トッカータ第4番(様々なカプリッチョ第1巻)
アスカニオ・マイオーネ編/ジャック・アルカデルト原曲:「どうぞ私の命を断って」(様々なカプリッチョ第1巻)
スカニオ・マイオーネ:トッカータ第2番(様々なカプリッチョ第2巻)
フランチェスコ・ランバルド:ガリアルダ
ジョヴァンニ・デ・マック:〈2人の姉妹〉と呼ばれるカンツォン
西山まりえ(Hp)

録音:2019年5月小海町音楽堂
バロック時代のハープは声楽、器楽、宗教、世俗のあらゆる音楽を彩り、人々を強く魅了した楽器であった。17世紀初期には3列弦(白 鍵、黒鍵、白鍵に相当)の楽器が考案され、ナポリの作曲家たちによるハープの黄金時代が到来する。王宮礼拝堂楽長マックの2人の高 弟、トラバーチとマイヨーネは『ハープのための』作品を残しており、マイヨーネ自身は卓越したハープ奏者でもあった。ここに収録された6人の 作曲家は全てナポリ出身あるいはナポリを縁とする者です。音楽史では触れられることは少ないが、彼らは新しい鍵盤音楽様式を先導 し、ハープの可能性を大きく開いた点で注目すべき存在です。鍵盤とハープ、この2つの楽器の間を自由に行き来する西山まりえもまた領 域を持たない演奏家です。その類まれな音空間の感覚、透徹されたピアニッシモ、銀糸のように繊細な歌いとダイナミックな息遣いにより 「バロック・ハープの真髄」が浮かび上がる。そこにはナポリの音楽家たちの精神が無限に広がっています。『バロック・ハープとの出会い』に続く西 山まりえ第2弾のバロック・ハープ・ソロアルバム。

Grand Piano
GP-0940(1CD)
NX-B06
ゲ・ガンリュ:ピアノ作品集 第2集
拡張ピアノ奏法のための12の練習曲
チャン・イミン(P…Steinway、Model D)

録音:2023年7月5-7日
1954年、上海生まれの作曲家ゲ・ガンリュ(葛甘孺)。文化大革命の後、上海音楽院でヴァイオリンを学び1983年コロンビア大学に留学。周文中の 弟子となり研鑽を積みました。「全ての音楽は音程、リズム、音色、ダイナミクスの4つの要素で構成されており、東洋と西洋の音楽はこれらの4つの点が全く 異なる」と述べる彼の音楽は、調性から離れながらもところどころに中国風の五音音階が効果的に用いられています。このアルバムには世界初録音となる 「拡張ピアノ奏法のための12の練習曲」を収録。ピアニストのチャン・イミンとの綿密な対話から生まれたこの作品は、曲ごとに異なるピアノ内部奏法が用い られており、例えば、第1曲はピアノ内部の金属弦の倍音を用い、第2曲ではピアノの最低音のA弦のみを使用し打楽器のような効果を生み出します。第3 曲は弦をつま弾くピッツィカート、第4曲は片手で弦を抑え片手で鍵盤を演奏、神秘的な音色が生まれます。他にも弦に紙をはさんだり、ゴムや磁石を置い たり、ゴム製のマレットで弦を擦ったりと、多彩かつユニークな響きが楽しめます。チャン・イミンは現在、星海音楽学院のピアノ科で教鞭を執る名手。中国の ピアノ曲の紹介に尽力しています。

TOCCATA
TOCC-0738(1CD)
NX-B06
フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907):ヴァイオリン作品集第1集〜無伴奏作品集
小品集 Op.19(1881年出版)
特別な練習曲 Op.24
アビゲイル・カー(Vn)

録音:2023年2月4-5日
全て世界初録音
ドイツのヴァイオリン&ヴィオラ奏者で作曲家フリードリヒ・ヘルマン。彼はメンデルスゾーンが設立したライプツィヒ音楽院で学び、1848年、わずか20歳で教 授に任命され、以降ほぼ60年間この職にありました。数多くの後進を育てながら作品を発表。その大部分は教育的なもので、ヴァイオリン奏法についての 著作も遺されています。このアルバムに収録された20曲からなる小品集も、学生たちの教育用として書かれたもので、それほど難度の高い技巧は要求され ていませんが、各々の曲にはタイトルが付けられており、演奏者のテクニックと表現力の向上を目指すための工夫が凝らされています。それに対し、作品24の 『特別な練習曲』から選ばれた4曲は技巧的な作品で、とりわけ弓の使い方については譜面に詳細な記述がされるなど、現代にも通じる普遍的な奏法が 追求されています。アビゲイル・カーはヒューストンのライス大学シェパード音楽学校でセルジウ・ルカに学んだ後、ジュリアード音楽院で更なる研鑽を積んだ ヴァイオリニスト。バランスの取れた精緻な演奏が高く評価されています。

MIRARE
MIR-722(1CD)
白い太陽
(1)グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」Op.40(オリジナル版)
(2)シベリウス:6つの即興曲Op.5
(3)ニールセン:「聖しこの夜」による夢想
(4):3つのピアノ小品Op.59
(5)グリーグ:バラード ト短調Op.24
(6)シベリウス:樹の組曲Op.75(全5曲)
ジャン=バティスト・ドゥルセ(P)

録音:2023年7月10-13日/ポワシー劇場
ャン=バティスト・ドゥルセは1992年生まれのフランスのピアニスト。今年2024年のフォルジュルネ音楽祭で来日、小津安二郎の初期サイレント映画に即興でピアノ演奏する興味深い試みで注目されました。
独特の語り口で「ピアノの詩人」と称されるドゥルセが今回北欧のピアノ曲に挑戦。グリーグの「ホルベアの時代から」は弦楽オーケストラの作品として有名です が、もとは1884年作のピアノ曲。シベリウスの「6つの即興曲」も最後の2曲を弦楽オーケストラ用に編曲して「抒情的なアンダンテ」と新たなタイトルにしました。
クリスマス・キャロル「聖しこの夜」に基づくニールセンの夢の世界、悲痛で真摯な情感に満ちたグリーグの大作までドゥルセの世界へ引き込まれます。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-701(1CD)
『ロシアのバレエ音楽〜ピアノ独奏編曲集』
チャイコフスキー(プレトニョフ編):バレエ「くるみ割り人形」〜行進曲/金平糖の精の踊り/タランテラ/間奏曲/トレパーク(ロシアの踊り)/中国の踊り/グラン・パ・ド・ドゥ
ストラヴィンスキー(アゴスティ編):バレエ「火の鳥」〜魔王カスチェイの凶悪な踊り/子守歌/フィナーレ
プロコフィエフ:バレエ「ロミオとジュリエット」からの10の小品Op.75
エレーナ・ロザノヴァ(P/スタインウェイ )
仏「CONTINUO Classics」の名盤エレーナ・ロザノヴァによる『ロシアのバレエ音楽編曲集』の再発売アルバム。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」、スト ラヴィンスキーの「火の鳥」、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」という3つのバレエ音楽をピアノ独奏で演奏しています。「くるみ割り人形」はミハイル・プレ トニョフによる編曲。「金平糖の踊り」や「中国の踊り」などでは原曲の室内楽的な要素がより強調されて洗練された響きを聴かせてくれる一方、ラストを飾るグラ ン・パ・ド・ドゥでは鍵盤を縦横無尽にめぐるアルペジオで美しく圧倒してくれます。イタリアの名手アゴスティ編曲による「火の鳥」は屈指の難曲。「火の鳥」とい えばストラヴィンスキー自身編曲による連弾版の難易度も知られておりますが、それを独奏で表現しようというのですから、その難易度も伺えようというものです。 「魔王カスチェイの凶悪な踊り」は最初から最後まで超絶技巧の連続。「子守歌」と「フィナーレ」では、透明感あふれるピアノの音色ならではの表現力に魅せられ ます。ロザノヴァの演奏は躍動感あふれるリズム感と力強い打鍵が印象的です。 ※CD再発売により旧品番(CC777-716)は廃盤となります。 (Ki)

Naive
V-8444[NA](1CD)
origins〜ババジャニアン、ガスパリアン、ハチャトゥリアン、コミタス作品集
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):プレリュード(1939)/バガルシャパト・ダンス(1943)/アンプロンプチュ(1944)/カプリッチョ(1952)/ポリフォニック・ソナタ(1946-47, 1957改訂)/ エレジー(1978)〜A.ハチャトゥリアンの思い出に捧げる(サヤト・ノヴァの歌「Qani Vur Jan Im」に基づく)
ジェラール・ガスパリアン(b.1960):バラード(1980)/ポエム(1989)
アラム・ハチャトゥリアン:トッカータ op.11(1932)/バレエ「スパルタクス」(1954, 1968改訂)から第34番スパルタクスとフリーギアのアダージョ(エミン・ハチャトゥリアン(1930-2000)によるピアノ編曲版)
コミタス(1869-1935):舞曲 (1906)(第1番〜第4番)
ジャン=ポール・ガスパリアン(P)

録音:2023年11月21-24日、フランス
アルメニアにルーツをもつジャン=ポール・ガスパリアンの、アルメニアに根ざした音楽を集めた1枚が登場。ガスパリアンの父はアルメニアのイェレバンに生ま れ、1974年にフランスに移りました。ガスパリアンは1995年にパリで生まれています。ガスパリアンは既にドビュッシー作品集(V 7958) でも高く評価されま したが、今回は熱烈なハチャトゥリアンのトッカータなど、その原始的なエネルギーを発揮。まるで水を得た魚のように、すべての作品を自由自在に、歌い上げてい ます。ガスパリアン自身の作品も2作収録。バラードは、アルメニアのサヤト=ノヴァの歌に基づく音楽で、繊細でミステリアスな雰囲気と、アラベスクのように美し くらせん状に続くパッセージが重なり合い、独自の魅力を放ちます。最後に収録されたコミタス作品での独特の透明感は華麗なピアニズムに満ちており、魅力的で す。
ガスパリアン〜1995年パリ生まれ。パリ国立高等音楽院でオリヴィエ・ガルドン、ジャック・ルヴィエ、ミシェル・ベロフ、ローラン・カバッソ、クレール・デゼール、 ミシェル・ダルベルトに師事。ヴィルサラーゼ、タチアナ・ゼリクマンの国際ピアノマスタークラスに参加、2014年ヴェルビエ・アカデミー入選、2010年ザルツブ ルク・アカデミー入賞。2018年、ヴァネッサ・ラターシュ教授のクラスで、英国王立音楽院(アーティスト・ディプロマ)を修了。スタインウェイ・アーティスト。

Pentatone
PTC-5187233(1CD)
ショパン・ボヤージュ
2つの夜想曲Op.62
ポロネーズ第7番「幻想ポロネーズ」 Op.61
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
3つのマズルカ Op.59
ユリアンナ・アヴデーエワ(P/スタインウェイ)

録音:2024年2月/ティペット・ライズ・アートセンター、フィッシュテール(モンタナ州)
2010年に開かれた第16回ショパン国際ピアノコンクールでの優勝から14年。ユリアンナ・アヴデーエワがオール・ショパン・プログラムのアルバムをリリー スします!
アヴデーエワはこれまでコンクールの実況録音や東日本大震災のチャリティCDとしてオール・ショパン・アルバムはリリースしていますが、セッションでのオー ル・ショパンはこれがはじめて。アヴデーエワの卓越した演奏で聴き手をショパンの音楽の旅へと誘います。
当アルバムでは大曲ピアノ・ソナタ第3番Op.58をメインに2つの夜想曲 Op.62、幻想ポロネーズ Op.61、舟歌 Op.60、3つのマズルカ Op.59と すべて後期作品で構成。自然に囲まれながら作曲されたこれらの名作をアヴデーエワはティペット・ライズ・アート・センターで収録しました。
モンタナ州の中央、約41?の広大な草原に広がるティペット・ライズ・アートセンターは、大自然の中に巨大な屋外彫刻作品が立ち並ぶ、自然とアートの融 合した空間。静寂の中、ベアトゥース山脈をバックに、アヴデーエワはショパンの音楽と対峙し、録音が進められました。使用楽器はかつてウラディーミル・ホロヴィッ ツが所有していたスタインウェイCD-18("CD "は "Concert Department "の略)です。また、この楽器は1956年、ユージン・イストミンがユージン・ オーマンディ(指)フィラデルフィアOと録音したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番で演奏した銘器としても知られます。アヴデーエワの決定盤名盤の登 場です!
朝日新聞夕刊For your Collection「推薦盤」、読売新聞夕刊REVIEW欄、毎日新聞夕刊「特薦盤」、レコード芸術誌「特選盤」(2023年4月号) などで絶賛されたPENTATONEレーベル第1弾『復活の力』(KKPT-2001 / PTC-5187073)も好評発売中です。 (Ki)

RUBICON
RCD-1197(1CD)
変奏曲集
ベートーヴェン:6つの変奏曲 Op.34
ブラームス:変奏曲 Op.18b
シャミナード:主題と変奏 Op.89
ショパン:華麗なる変奏曲 Op.12
デュティユー:ピアノ・ソナタより コラールと変奏 Op.1
シューマン:ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲 WoO.31
クララ・シューマン:シューマンの主題による変奏曲 Op.20
ヨアンナ・カツペレク(P)
ポーランド出身の女流ピアニスト、ヨアンナ・カツペレクは、英国王立音楽カレッジでノーマ・フィッシャーに、ワルシャワのショパン音楽大学では、エヴァ・ポブウォツカのもとで研鑽を積み、これまでに母国ポーランドのほか、イギリス、アイルランド、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ノルウェー、ウクライナ、カナダ、日本などの主要なコンサートホールで演奏してきました。デビュー・アルバムとなる本作では、魅力的な変奏曲の数々を取り上げています。
本アルバムに収められたいくつかの変奏曲には興味深いつながりがあります。ブラームスの初期の作品18bはクララ・シューマンに、クララの作品20は、後に夫となるロベルトに捧げられました。シューマンの初期の変奏曲WoO31は、ベートーヴェンの交響曲第7番からアレグレットを取り上げ、この有名な曲で特別な旅をします。ベートーヴェンの作品34は、「エロイカ」変奏曲 Op.35とともに、彼が作品番号を付けるほど特別だと考えた数多くの変奏曲の初期の作品で、作曲者の言葉を借りれば、「このような変奏曲を書くというのは、極めて新しい発明であり、このような変奏曲は、間違いなく、これまでになかったからである」。
この挑戦的でヴィルトゥオーゾ的なアルバムは、新たな才能を印象付ける素晴らしいデビュー作となるでしょう。

Hyperion
CDA-68448(1CD)
バッハ:前奏曲集、インヴェンションとシンフォニア
バッハ:7つの小前奏曲 BWV924-930*/前奏曲イ短調 BWV931/前奏曲ホ短調(断片) BWV932/前奏曲ハ長調 BWV924a/6つの小前奏曲 BWV933-938/5つの小前奏曲 BWV939-943*/前奏曲ハ短調(リュートのための) BWV999*/インヴェンションとシンフォニア BWV772-801(2声のインヴェンション BWV772-786*、3声のシンフォニア BWV787-801)/アプリカティオ ハ長調 BWV 994*/フーガ ハ長調 BWV953/イエスはわが喜び(断片) BWV753*
マハン・エスファハニ(ハープシコード、クラヴィコード*)

録音:2023年6月26日-28日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
今やHyperionの看板シリーズの一つとして毎度大きな話題を呼ぶ1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者、マハン・エスファハニが推し進めるバッハ・シリーズ。2023年10月リリースの前作「フランス組曲」に続き、今度は「インヴェンションとシンフォニア」を中心とした小品集をリリースします。通常一つの楽器で演奏される「インヴェンションとシンフォニア」でも“音楽を最大限に引き立てる楽器を選択するのが最善”という観点からハープシコードとクラヴィコードを弾き分けているほか、子細な研究から結論付けられた装飾やアーティキュレーションの選択など聴き逃がせないポイントが多く、今作もエスファハニらしい唯一無二のバッハ・アルバムに仕上がりました。これまでのバッハの録音でもレコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019にもノミネートされるなど例外なく絶大な評価を得ている現代屈指のバッハ弾きが、これらの作品が単なる「教材」の枠をはるかに超えた優れた魅力を持つ作品であることを確信を持って証明します。
エスファハニはハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートされるなど、Hyperionの主力アーティストの一人として大活躍。

Delphian
DCD-34330(2CD)
フィリップ・グラス:練習曲全集
フィリップ・グラス:練習曲第1番/練習曲第2番/練習曲第3番/練習曲第4番/練習曲第5番/練習曲第6番/練習曲第7番/練習曲第8番/練習曲第9番/練習曲第10番/練習曲第11番/練習曲第12番/練習曲第13番/練習曲第14番/練習曲第15番/練習曲第16番/練習曲第17番/練習曲第18番/練習曲第19番/練習曲第20番
モイレ・キャロル(P)

録音:2023年1月16日-18日(アイルランド)
アイルランドを代表するピアニスト、モイレ・キャロルによるフィリップ・グラスの「練習曲全集」。1990年代になるとグラスに対してソロ・パフォーマンスの作品の需要が高まっていきました。その中で生まれたのが「練習曲第1巻」(第1番〜第10番)でした。新しいレパートリーを持ち技術を開発するピアニストたちのために書かれた作品です。そして「第2巻」(第11番〜第20番)となるとより技術的にピアニストの限界を求めた非常に難解なものになっていきます。これらの作品をピアニストのモイレ・キャロルは作曲家であるグラスの速度記号、強弱記号に忠実に、かつピアニスト自身の個性も出しつつ完璧に演奏しています。
モイレ・キャロルは近年ヨーロッパやアメリカで活躍しており、ウィグモアホール、カーネギーホールなどでも演奏会を成功させ、2022年にはダブリンでの演奏会でフィリップ・グラスの「練習曲」を全曲演奏しています。

Da Vinci Classics
C-00879(1CD)
シュトックハウゼン:ティアクライス(黄道十二宮)
シュトックハウゼン(1928-2007):ティアクライス(黄道十二宮) 〜星座による12のメロディー(1975)(セルジオ・アルマローリ編曲/ヴィブラフォン、グロッケンシュピール、クロテイルとオルゴールのための)
セルジオ・アルマローリ(ヴィブラフォン、グロッケンシュピール、クロテイル)

録音:2024年2月12日、ミラノ(イタリア)
12星座に基づいて作曲されたシュトックハウゼンの傑作「ティアクライス(黄道十二宮)」。オルゴールのために書かれたこの神秘的な作品を、イタリアの作曲家、パーカッショニスト、ジャズマン、詩人、画家であるセルジオ・アルマローリがアレンジしたパーカッション版で収録。オルゴールで演奏される機械的なテンポにヴィブラフォン等の演奏をオーバーダビングし、「ティアクライス」の起源ともいえるシュトックハウゼンの「お腹の音楽(Musik im Bauch)」や室内オペラ「シリウス」のメロディーや即興演奏も間奏曲として組み込まれ、壮大な「ティアクライス」が組み立てられています。
Da Vinci Classics
C-00878(1CD)
Langage Secret〜現代ギター作品集
エルンスト・クルシェネク(1900-1991):組曲 Op.164
ウォルファンゴ・ダッラ・ヴェッキア(1923-1994):Variati amorosi momenti
ケヴィン・スヴィエルコシュ=レナート(b.1988):Invenzioni Formali
スヴィエルコシュ=レナート:Langage Secret〜ソナティネ
デュージャン・ボグダノヴィチ(b.1955):ソナタ第1番
アンジェロ・ジラルディーノ(b.1941): ? Santuario
エドアルド・ダドーネ(b.1992):Lubrico
ロレンツォ・ミケーリ・プッチ(G)

録音:2020年〜2021年、イタリア
イタリア、ルニジャーナ地方で生まれ育ったギタリスト、ロレンツォ・ミケーリ・プッチ。2012年に巨匠ルイジ・ビスカルディと出会い20世紀音楽と現代音楽の研究を深め、2017年にはアレッサンドリアのA.ヴィヴァルディ音楽院に入学し、ヴォルファンゴ・ダッラ・ヴェッキアとエルンスト・クルシェネクに関する論文で学士号を取得、アンジェロ・ジラルディーノの「Studies of Virtuosity and Transcendence」に関するプログラムで修士号を取得。このアルバムでは、これらの研究成果である、クルシェネク、ヴェッキア、ジラルディーノの作品を含む、現代のギター作品の魅力が詰め込まれています。
Da Vinci Classics
C-C00889(1CD)
ラヴェル:4手ピアノのための音楽
序奏とアレグロ(レオン・ロケ編)
スペイン狂詩曲(ラヴェル編)
「ダフニスとクロエ」組曲第2番(レオン・ロケ編)
ラ・ヴァルス(ルシアン・ガルバン編)
ボレロ(ラヴェル編)
ファッチーニ・ピアノ・デュオ

録音:2023年9月28日ー30日(イタリア)
2015年にピアニストであり作曲家でもあるエリア・ファッチーニとベッツァベア・ファッチーニによって結成された、イタリア系イギリス人の兄妹デュオ「ファッチーニ・ピアノ・デュオ」は、ルッカのルイジ・ボッケリーニ音楽院でリッカルド・ペルッツィに師事。これまでに、ベアトリーチェ・ラナ、アグリカ・ジェノヴァ、リューベン・ディミトロフ、シヴァン・シルヴァー、ジル・ガブールなど、最高レベルの音楽家によるマスタークラスにも参加し、専門性を高めてきました。2022年6月には、「Amur for New Talents」で上位に輝き、イタリア国内外の数々の国際コンクールでも入賞するなど、イタリアの新世代の音楽家で最も高く評価されている室内楽アンサンブルのひとつです。また、演奏活動も活発に行っており、コンサートでは彼らが作編曲した作品が頻繁に演奏され、聴衆から高い評価を得ています。
デビュー盤となる本アルバムでは、ピアノ連弾のためのラヴェルのオリジナル作品と、編曲作品をカップリング。 ハープ、フルート、クラリネットと弦楽四重奏のために書かれた「序奏とアレグロ」から、4手ピアノのための「スペイン狂詩曲」、ラヴェルの代表作のひとつである「ラ・ヴァルス」、「ダフニスとクロエ」、そして、「ボレロ」でアルバムは締めくくられます。兄妹デュオが織り成すラヴェルの世界にご注目ください。

Audite
AU-21461(5CD)
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.1
■CD1
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1(1793-1795)
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2(1794-1795)
リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲 ニ長調 WoO65(1790-1791)
ディッタースドルフのジングシュピール「赤ずきん」からのアリエッタ「昔々おじいさんが」による13の変奏曲 WoO66(1792)
スイスの歌による6つの変奏曲 WoO64(1790-1792)
■CD2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3(1794-1795)
ハイベルのバレエ「妨げられた結婚」の「ヴィガノのメヌエット」の主題による12の変奏曲 WoO68(1795)
パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」のアリア「田舎者の恋は何と美しく」による9つの変奏曲 イ長調 WoO69(1795)
パイジェルロの「水車屋の娘」の主題による6つの変奏曲 ト長調 WoO70(1795)
ウラニツキーのバレエ「森の娘」からロシア舞曲による12の変奏曲 WoO71(1796-1797)
グレトリーの歌劇「焼き尽くすわが心」の主題による8つの変奏曲 WoO72(1795)
ロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」 ト長調 Op.129(1794-1795)
■CD3
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7(1796-1797)
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1(1795-1797)
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2(1796-1797)
ロンド ハ長調 Op.51-1(1796-1797)
アレグレット ハ短調 WoO53(1796-1797)
■CD4
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3(1798)
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1(1797)
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2(1795-1796)
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」(1798)
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1(1798)
ロンド ト長調 Op.51-2(1798)
■CD5
サリエリの歌劇「ファルスタッフ」の二重唱「まさにその通り」の主題による10の変奏曲 WoO73(1799)
ヴィンターの歌劇「妨げられた奉納式」より四重唱「子供よ、静かにお休み」の主題による7つの変奏曲 WoO75(1799)
ジュースマイアーの歌劇「スレイマン2世、または3人のサルタン妃」による8つの変奏曲 WoO76(1799)
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2(1799)
アルフレッド・パール(P/ スタインウェイD )

録音:2021年3月〜2023年8月/ゼンデザール、ブレーメン
1992年から1996年にかけて録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲とディアベリ変奏曲(Oehms Classics)で非常に高い評価を得た名手アルフレッ ド・パール。あの名録音から20年の月日を経て、独auditeレーベルよりベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音のシリーズを開始しました!
第1弾は当時のピアノ音楽に革命を起こした1791年から1800年までのソナタ、変奏曲、小品を収録した5枚組ボックスで、13曲のソナタ(第1〜11・ 19・20番)、12曲の変奏曲(WoO64〜66、68〜73、75〜77)、アレグレット ハ短調 WoO53、2つのロンド Op.51、ロンド・ア・カプリッチョ「失くし た小銭への怒り」などが収録されています。ピアノ・ソナタは音楽学者ジョナサン・デル・マー校訂による楽譜を使用。ベートーヴェンの作品を演奏・研究してき たパールが、今最も充実した演奏を聴かせてくれます。
当シリーズでは、3つの創作期(Vol.1:1791〜1800年、Vol.2:1801〜1814年、Vol.3:1816〜1825年)に分けてリリース予定。ソナタ、変奏曲、 バガテル、その他主要な小品を中心で構成し、最後のボックス・セットにはボン時代の習作、舞曲やその他の小品、4手のための作品も収録予定です。 (Ki)


Biddulph
BIDD-85050(2CD)
NX-C07
ミッシャ・エルマン/RCAビクター録音集(1926-32)
■CD1
1. アレンスキー:セレナード ト長調 Op. 30No.2
2. キュイ:恋の手紙 Op.50No. 21
3. ルドルフ・フリムル(1879-1972):夕べに(クラーマー編)
4-7. ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調「五度」 Op.76NO.2
8. ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調「皇帝」 Op.76No.3- Poco adagio, cantabile
9. チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 ー アンダンテ・カンタービレ
10. キュイ:東洋風に Op.50No.9
11. ドヴォルザーク:ユモレスク Op.101No.7(ヴィルヘルミ編)
12. ドルドラ(1868-1964):思い出
13. ラフマニノフ:ヴォカリーズ(プレス編)
14. バッハ:G線上のアリア(ヴィルヘルミ編)
15. シューベルト:『白鳥の歌』 - セレナーデ(エルマン編)
16. シベリウス:悲しきワルツ(フランコ編)
17. ヴィエニャフスキ:カプリース 変ホ長調「サルタレッラ風」
18. シューマン:トロイメライ Op. 15No.7(ヒュルヴェック編)
19. シューベルト:アヴェ・マリア D839(ヴィルヘルミ編)
20. マスネ:歌劇「タイス」 瞑想曲
21. ミッシャ・エルマン(1891-1967):タンゴ
22. リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(フランコ編)


■CD2
1. ベートーヴェン:メヌエット第2番 ト長調 WoO10
2. ラフ:カヴァティーナ Op.85 No.3
3. ワーグナー:アルバムの綴り(ヴィルヘルミ編)
4. シューベルト:ドイツ舞曲集 D.783-第10番 感傷的なワルツ(フランコ編)
5. ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17
6. サン=サーンス:『動物の謝肉祭』 - 白鳥
7. ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 - ヴァルターの歌(賞金の歌)
8. チャイコフスキー:メロディ Op.42No. 3
9. チャイコフスキー:憂鬱なセレナード Op. 26
10. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
11. ドルドラ:イ調のセレナード
12. ドリゴ(1846-1930):バレエ音楽『百万長者の道化師』 - セレナード(アウアー編)
13. ハリー・ウォルド・ワーナー(1874-1945):セレナード Op.20No.2
14. ドルドラ:憧れ Op.228
15. ラヴェル:ハバネラ形式の小品
16. メンデルスゾーン:鳩のように飛べたなら
17. ショパン:夜想曲 ニ長調 Op. 27No.2
18. イザイ:子供の夢 Op.14
19. セザール・エスペホ(1892-1988):ジプシーの唄
ミッシャ・エルマン(Vn)

■CD1
ジョセフ・ボニーム(P)…1-3、19-22
エドワード・バックマン
 (Vn2)…4-9
ウィリアム・シューベルト(Va)…4-9
ホレス・ブリット(Vc)…4-9
ロザリオ・ブールドン指揮のオーケストラ…10
レイモンド・ボーマン(P)…11-17
マルセル・ファン・ゴール(P)…18
■CD2
ジョセフ・ボニーム(P)…1-3
キャロル・ホリスター(P)…4-8、10-15
ナサニエル・シルクレット(指)ビクターSO…9
マルセル・ファン・ゴール(P)…16-19

■CD1
1. 録音:1926年2月12日 初出:Victor1434 (matrix BE34462)
2. 録音:1926年2月24日 初出:Victor1160 (matrix BE34461)
3. 録音:1926年2月24日 初出:Victor1160 (matrix BE34464)
録音:1927年1月5日 初出:Victor6701/02(matrices CVE37403/06)
8. 録音:1927年1月5日 初出:Victor6634(matrix CVE19169)
9. 録音:1927年1月5日 初出:Victor6634(matrix CVE21497)
10. 録音:1928年6月6日 初出:Victor1354 (matrix BVE18963)
11. 録音:1928年6月1日 初出:Victor6836 (matrix CVE8799)
12. 録音:1928年6月11日 初出:Victor1354 (matrix BVE18966)
13. 録音:1928年6月11日 初出:Victor1364 (matrix BVE45081)
14. 録音:1928年6月22日 初出:Victor7103 (matrix CVE9871)
15. 録音:1928年6月22日 初出:Victor7461 (matrix CVE8798)
16. 録音:1928年6月22日 初出:Victor6836 (matrix CVE45079)
17. 録音:1928年6月22日 初出:Victor1364 (matrix BVE45080)
18. 録音:1929年2月12日 初出:Victor1482 (matrix BVE9952)
19. 録音:1929年5月21日 初出:Victor7392 (matrix CVE49498)
20. 録音:1929年5月21日 初出:Victor7392 (matrix CVE49498)
21. 録音:1929年5月21日 初出:Victor7195 (matrix CVE47868)
22. 録音:1929年6月3日 初出:Victor7392 (matrix CVE53533)
■CD2
1. 録音:1929年6月3日 初出:Victor1434(matrix BVE53534)
2. 録音:1929年6月24日 初出:Victor7461 (matrix CVE53557)
3. 録音:1929年6月24日 初出:Victor7195 (matrix CVE29887)
4. 録音:1930年5月26日 初出:Victor1482 (matrix BVE29888)
5. 録音:1930年5月26日 初出:Victor7649 (matrix CVE62244)
6. 録音:1930年6月2日 初出:Victor1592(matrix BVE62248)
7. 録音:1930年6月2日 初出:Victor7649(matrix CVE8810)
8. 録音:1930年6月2日 初出:HMV DA1143(matrix BVE62241)
9. 録音:1930年8月25日 初出:Victor7744 (matrices CVE62395/96)
10. 録音:1931年2月26日、4月29日 初出:Victor 7780(matrices CVE62242/43)
11. 録音:1931年4月29日 初出:Victor1538 (matrix BVE67433)
12. 録音:1931年2月26日 初出:Victor1538 (matrix BVE67434)
13. 録音:1931年6月8日 初出:Victor1567 (matrix BVE69696)
14. 録音:1931年6月8日 初出:Victor1567 (matrix BVE69697)
15.録音:1932年2月20日 初出:Victor1592 (matrix BRC71875)
16. 録音:1929年12月5日 初出:HMV DB1398 (matrix Cc18455)
17. 録音:1929年12月5日 初出:HMV DB1398 (matrix Cc18458)
18. 録音:1931年5月10日 初出:HMV DB1594 (matrix2B1130)
19. 録音:1931年5月10日 初出:HMV DB1594 (matrix2B1131)
エルマンの電気録音初期の米ビクター録音を集成。エルマン・トーンを堪能する2枚組41トラックの小品集。 Biddulphレーベルが力を入れているミッシャ・エルマンの復刻シリーズ、今回は1926年から1932年にかけての録音を集成しました。米ビクターが電気録音 を導入したのが1926年で、1929年にはRCAに吸収されてRCAビクターとなる、その過渡期にあたります。収録されているのは大半がSP盤の片面に収まる 5分未満の小品ばかり。こんにちでも定番名曲となっている名旋律の数々は、黄金の音色と言われたエルマン・トーンを満喫するにはうってつけのレパート リー。その中でドルドラやドリゴ、ラフの曲など、かつては定番ながら今では聞く機会が著しく減ってしまった小品たちが往時の流行を伝えてくれます。

ALPHA
ALPHA-1064(1CD)
NX-C04
ショパン、シマノフスキ:ピアノ作品集
シマノフスキ:変奏曲 変ロ短調 Op. 3
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op.10
ジョナタン・フルネル(P)

録音:2023年10月28日-11月1日ロマンド大衆劇場音楽ホール、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
2021年エリザベート王妃コンクールの覇者ジョナタン・フルネル、ブラームスとモーツァルトに続くALPHA第3弾は、長年弾き込んできた作品 を組み合わせたプログラム。なかでもショパンのピアノ・ソナタ第3番とシマノフスキのOp. 10は、2024年1月の日本公演でも披露して大きな 評判となりました。「私はショパンの第3ソナタが好きです。メロディだけですでに美しく、さらなる装飾を必要としないからです。それはモナ・リザ に化粧がいらないのと似ています。シマノフスキによる、より技巧的な作品も同様です。それらは急速に発展したスクリャービンを思わせます が、時にはウィーン風のスタイルに近づくこともあります。私はその内面を探求することが好きですが、ラフマニノフほどには技巧的でありません。 彼らの作品の素晴らしいところは、すべての要素が重要で、何かを表現していることです」と語るフルネル。作品の陰影を巧みに描きながら輝 かしいクライマックスへと自然に導く、彼の持つ技術と感性が最大限発揮されたアルバムです。

Gramola
GRAM-99299(1CD)
NX-C01
ヨハン・シャンツのフォルテピアノ - ハイドン、コジェルフ:ソナタと独唱カンタータ
コジェルフ(1747-1818):イタリア風アリエッテ Op.31(1790)より Sento amor/ Un serto di fiori/ Spira pur, ma spira lento
ハイドン:フォルテピアノのためのソナタ 変ホ長調 Hob. XVI:31(1776)
コジェルフ:マリア・テレジア・フォン・パラディスを讃えるカンタータ(1784)
ハイドン:フォルテピアノのためのソナタ 変ホ長調「ゲンツィンガー」 Hob. XVI:49(1790)
リチャード・フラー(フォルテピアノ)
カロリーネ・ピルツ(S)

録音:2023年11月1-3日
ウィーン、新王宮の古楽器博物館、大理石のホール
ウィーン古典派のピアノ音楽の隆盛と密接に結びついていたのが、フォルテピアノの音域、音量、音色などの機能拡大で、中でもヴァルター(ワルター)、シュト ライヒャー、シャンツの楽器が高く評価されていました。ここではヨハン・シャンツが1790年頃に制作したフォルテピアノのオリジナルを用いて、その楽器を高く評 価していたハイドンとコジェルフの作品を収録しています。この楽器は1939年に個人のコレクションからウィーンの美術史美術館に寄贈されたもので、2009 年にレストアされて演奏に用いることができるようになりました。リチャード・フラーはアメリカ生まれで、ウィーンに拠点を移して30年以上となるベテランの演奏 家にして研究者。作品の様式も楽器の機能も熟した彼の演奏で、往時の響きに思いをはせてください。コジェルフの2作品で美しい歌声を披露するのは ウィーン出身のカロリーネ・ピルツ。

Orchid Classics
ORC-100313(1CD)
NX-B06
クララ&シューマン、シマノフスキ、プロコフィエフ:ヴァイオリン作品集
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op. 131(フリッツ・クライスラー編)
シマノフスキ:神話 Op.30
シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ
プロコフィエフ:組曲『シンデレラ』より5つの小品
ナターリア・ロメイコ(Vn)
ディナラ・クリントン(P)

録音:2023年12月
ロシア出身のヴァイオリニスト、ナターリア・ロメイコのアルバム。このアルバムで彼女は、シューマン夫妻とシマノフスキ、 プロコフィエフの神話や魅惑をテーマにした作品を選び、各々を美しく歌い上げています。シューマンの「幻想曲」はも ともとヴァイオリンとオーケストラのための作品で、1853年に友人のヨアヒムの依頼を受け作曲、何度か演奏された ものの次第に忘れられてしまった曲。1937年にクライスラーがピアノとヴァイオリン用に編曲し、現在ではこの形で愛 奏されています。冒頭はイ短調ですが、主題が始まるとハ長調に転じ、自由な楽想が次々と展開する美しい作品 です。クララの3つのロマンスはロベルトの幻想曲と同じ年に書かれており、こちらも彼女ならではのインスピレーション に溢れています。 共演はウクライナ出身で200年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールの優勝者ディナラ・クリントン。これまでにリストの 「超絶技巧練習曲」などのテクニカルな作品で高く評価されているピアニストです。

King International
KKC-6872(2CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

フランス女性ピアニストたち
■CD1
(1)ショパン:子犬のワルツ 変ニ長調 Op.64-1,ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/ゴダール:マズルカ第4番/メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調 Op.16-2,ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14,無言歌 ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」/リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 イ短調,ハンガリー狂詩曲第13番イ短調

(2)ショパン:マズルカ イ短調 Op.17-4,夜想曲 嬰ハ短調,モーツァルト(偽作):田園変奏曲/アルベニス:グラナダ

(3)ショパン:マズルカ ハ長調 Op.56-2,マズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2,マズルカ ヘ短調 Op.7-3,マズルカ ヘ短調 Op.63-2,マズルカ イ短調,マズルカ 変イ長調 Op.7-4,マズルカ ニ長調 Op.33-2,マズルカ 変ニ長調 Op.30-3,マズルカ ヘ短調Op.68-4,マズルカ ロ長調 Op.41-3,マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3

■CD2
(1)デュフリ:クラヴサン曲集第3巻-第12番「ラ・ド・ヴァルマレット」/スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96,ソナタ ホ長調K.380,ソナタ イ長調 K.39/クープラン:キタイロンのカリヨン,花盛り、または優しいナネット,目覚まし時計,神秘的な障壁,ティク・トク・ショク、またはオリーブしぼり機,小さな風車
(2)バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ/リスト:メフィスト・ワルツ第1番,スペイン狂詩曲/シューマン:幻想小品集 Op.12-夕べに,なぜに
■CD1
(1)エメ=マリー・ロジェ=ミクロス(P)
録音:1905年頃

(2)マリー・パンテ(P)
録音:1934-36年

(3)ユーラ・ギュラー(P)
録音:1956年6月25-28日

■CD2
(1)マドレーヌ・ドゥ・ヴァルマレット(P)
(2)アニュエル・ブンダヴォエ(P)
録音:1954-57年
■エメ=マリー・ロジェ=ミクロス(1860-1950)は、トゥールーズ生まれ。19世紀の大ヴィルトゥオーゾで練習機器を開発したことでも知られるアンリ・エルツ (1803-1888)晩年の弟子。マスネは「トッカータ」を、ピエルネは「パストラーレ」を献呈、また、ミクロスはサン=サーンスに委嘱して「ピアノと管弦楽のため の描写的幻想曲「アフリカ」」を献呈されました。
■マリー・パンテ(1871-1955)はオデッサ生まれ。パリ音楽院で学び、パリとジェノヴァで活動しました。「彼女の死とともに、ロマンの太陽の最後の光の一筋が 消えた」と言われるほどロマンティックな演奏で人気がありました。とりわけショパンの名演で知られています。
■ユーラ・ギュラー(1895-1980)は、ロシア人の父、ルーマニア人の母を持ちマルセイユで生まれました。幼いころから神童として活躍、パリ音楽院を首席で卒業 した名手でありながらその美貌もすばらしく、映画女優にスカウトされたほど。エネスコ、フランチェスカッティ、シゲティらと共演し、アインシュタインのヴァイオ リンとも演奏したことがある彼女の録音物は決して多くなく、残されたひとつひとつがたいへん貴重で、熱烈な愛好家がいることで知られています。ここには大戦 後に復帰した直後のショパンのマズルカが収録されています。
■マドリーヌ・ドゥ・ヴァルマレット(1899-1999)は、19歳でパリ国立音楽院に入学、ブゾーニ、サン=サーンス、モシュコフスキの親しい誘因でもあったイシドー ル・フィリップ門下で学びます。ラザール・レヴィ、コルトー、サン=サーンスにもその才能を認められていました。兄弟がコンサート・マネジメント会社を経営してい ました。教育者としても知られています。
■アニュエル・ブンダヴォエ(1922-2015)は、幼いころからラザール・レヴィにその才能を認められ、1936年9月に彼の正式な門下に入るまで、無償でプライ ヴェート・レッスンを受けていました。ソプラノのコロラトゥーラとしての愛らしい歌声にも恵まれていましたがピアニストとしての道を選び、ブゾーニ編のシャコン ヌの録音(1954年)が認められ、モニク・アースに先んじてヴェルサイユ音楽院で教授職につきました。オルガン、ピアノ、作曲、歌と完璧な音楽家であり、心理学 も修めていました。イヴォンヌ・ルフェヴュールも彼女のヴィルトゥオーゾ性を賞賛していました。オクターヴがやっと、という手の小ささながら、完璧な脱力でそうしたことを感じさせない演奏です。 (Ki)

MELO CLASSIC
MC-1077(2CD)
ステファン・アスケナーゼ/ライヴ・コンサート・パフォーマンス
■CD1
ショパン:ポロネーズ変ロ長調Op.71-2、夜想曲ホ長調Op.62-2、舟歌 嬰へ長調Op.60、子守歌 変ニ長調Op.57、スケルツォ第2 番変ロ短調Op.31、マズルカ ホ短調Op.41-1、マズルカ変ロ長調Op.41-2、マズルカ変イ長調Op.41-3、エチュード第12 番「革命」、エチュード第10番、エチュード第9 番、エチュード第5番「黒鍵」、ワルツ変ニ長調Op.64-1、ワルツ嬰ハ短調Op.64-2、ワルツ変イ長調Op.64-3
■CD2
(1)ショパン:ワルツ変イ長調Op.42、
(2)バッハ:フランス組曲よりポロネーズとブーレー
(3)ドビュッシー:子供の領分より「人形のセレナード」、
(4)モーツァルト:レントラー変ロ長調
(5)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ステファン・アスケネーゼ(P)
ヴィリ・シュタイナー(指)NDRハノーファー放送O

録音:CD1&CD2(1)〜(4)1969年11月8日アムステルダム・コンセルトヘボウ AVRO(モノラル・ライヴ)
CD2(5)1972年1月14日ハノーバー、NDR 放送大ホール(ライヴ・ステレオ)
ステファン・アスケナーゼは1896年ポーランドに生まれ、1985 年にベルギーで没したユダヤ系ピアニスト。オーストリア・ハ ンガリー帝国のガリツィア(現ウクラナ領)レンベルクに生まれ、1913 年にウィーンに移住、フランツ・リストの高弟エミール・フォ ン・ザウアーに師事した。第一次大戦後にウィーンにてデビュー、また1920 年にはワルシャワ国立フィルハーモニーとシュー マン、ブラームス、ショパンの協奏曲で協演して大絶賛された。1927 年にベルギーに移住し長くブリュッセル音楽院で教鞭を 執った。アルタ・アルゲリッチ、内田光子もアシュケナーゼの門を叩いています。彼はショパン、スカルラッティ、バッハ、モーツァ ルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスの演奏に定評があり、このディスクでは CD1で最も得意とするショ パン、CD2でショパンの協奏曲のほか、ドビュッシー、モーツァルト、ドビュッシー、バッハが収められています。これまでアシュケ ナーゼのまとまったアルバムがなかったので大変貴重なセット。
MELO CLASSIC
MC-1079(2CD)
伝説のフランスのピアニスト、スイス・リサイタル
(1)フォーレ:即興曲第2番、第5番、夜想曲第6 番*
(2)スカルラッティ:ソナタ イ長調K39、ソナタ ホ長調K380*
(3)リスト:ハンガリー狂詩曲第10番
(4)シューマン:謝肉祭*
(5)ハイドン:ソナタ ヘ長調Hob XVI:23、
 幻想曲ハ長調Hob XVII:4
(6)ドビュッシー:「映像」第1集
(7)ミヨー:「秋」
(8)メシアン:「幼子イエスに注がれる20の眼差し」〜2 曲
(9)シューマン:「クライスレリアーナ」
(10)ラモー:鳥たちは思い出す
(11)ドビュッシー:半音階のための練習曲
(12)バルトーク:「ミクロコスモス」〜ブルガリアのリズムによる6 つの舞曲
マドレヌ・ド・ヴァルマレート(P) *
モニク・アース(P)

録音:(1)-(3)1957年1月7日ベルン放送スタジオ(スタジオ・モノラル)、
(4)1957年1月11日ジュネーヴ放送スタジオ2(スタジオ・モノラル)、
(5)1974年3月25日ベルン放送スタジオ(スタジオ・モノラル)、
(6)-(8)1960年10月14日バーゼル放送スタジオM3(ステレオ)、
(9)-(12)1970年12月2日ベルン放送スタジオ(スタジオ録音・ステレオ)
マドレヌ・ド・ヴァルマレート(1899-1999)はフランスのピアニスト。14 歳でパリ音楽院を首席で 卒業、サン・サーンスカからもその才能を称賛されるほどだった。第一次大戦後はフルトヴェン グラー、トスカニーニとも度々共演し国際的なキャリアを積んだ。1926 年にはマルセイユに居を 構え、私的なピアノ学校を設立、後進の指導にあたりながらソリストとして高齢になっても盛んに 活動した。モニク・アースはパリ音楽院でラザール・レヴィに師事、ルドルフ・ゼルキン、ロベー ル・カサドシュの許でも研鑽を積んだ。ドビュッシー以降の 20世紀音楽の演奏で名声を得た が、クープラン、ラモー、シューマン、ショパンの演奏も定評があった。このアルバムでは得意と する20世紀音楽、ドビュッシー、メシアン、バルトークのほか、ラモーも披露しています。

Indesens Calliope Records
IC-052(1CD)
ドビュッシー&シャミナード:ピアノ作品集
ドビュッシー:映像第1集/映像第2集
シャミナード:ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.21
 6つの演奏会用練習曲 Op.35より 5.即興曲
ルイ=ヴィクトル・バク(P)

録音:2023年18日ー20日、聖ジョージ教会(イギリス)
フランス生まれで、現在はロンドンを拠点に活動しているピアニスト、ルイ=ヴィクトル・バクのファースト・アルバムが母国フランスのIndesens Calliope Recordsから登場。
ヴィクトル・バクは、リヨン国立音楽院でクリステル・ソサックに、ベルリンでローラン・ブレに師事。2019年にロンドンに拠点を移し、英国王立音楽カレッジではエドナ・スターンに師事。ヨーロッパの数多くのホールでソリストとして演奏しており、2023年にマチュー・ヘルツォーク(指)&アパッショナートO、2022年にポール・ジェンキンス(指)&ナイトン室内Oとも共演しています。これまでに2021年のノース国際音楽コンクール第1位、ウィンザー国際ピアノ・コンクール第3位(第1位無し)、国際音楽コンクール・オーパス2021で第2位など、数々のコンクールで上位入賞を果たしています。また、ロイヤル・フィルハーモニー協会より名誉あるユリウス・イッサーリス奨学金を受賞しています。
ファースト・アルバムとなる本作では、現代性とロマン派の伝統を体現し、20世紀初頭のフランス音楽の認知に大きく貢献した偉大な作曲家、ドビュッシーとシャミナードの作品をカップリング。ヴィクトル・バクは、当時の音楽の豊かさと、現代のクラシックシーンへの影響を磨き上げられた音楽性で見事に浮き彫りにしていきます。

NIFC
NIFCCD-665(1CD)

XNIFCCD-665(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

マルティン・ヌーバウアー〜第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール・ライヴ
1. マリア・シマノフスカ:ポロネーズ ヘ短調
2. ショパン:ポロネーズ第9番変ロ長調 [WN 17]
3. モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
4-5. バッハ:前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV849
6. ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
7-9. ショパン:3つのマズルカ Op.50
10-13.ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
マルティン・ヌーバウアー(ピリオド・ピアノ)

※使用楽器:ブロードウッド1846年製(1-2)、ブッフホルツ1825年製の複製/2017年(3-5)、プレイエル1842年製(6,10-13)、エラール1838年製(7-9)

録音(ライヴ):2023年10月7日(1-6、第1ステージ)&10月11日(7-13、第2ステージ)、ワルシャワ・フィルハーモニー・チェンバー・ホール
ポーランドのフレデリク・ショパン研究所(NIFC/Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)が創設から現在まで取り組み続けている、ショパンの作品をショパンが生きた時代の楽器(オリジナル、復元)で演奏する「リアル・ショパン(The Real Chopin)」プロジェクト。当時の響きを現代に蘇らせるというこの画期的な取り組みをさらに活性化させるために、ショパン研究所はもちろんのこと、ポーランドの国家としての一大事業として立ち上げられた「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」。日本が世界に誇るフォルテピアノの名手、川口成彦の第2位入賞が大きな話題となった2018年の第1回大会から5年、2023年に開催された「第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」には予備予選を通過した35名のピアニストたちがワルシャワに集まり、約2週間もの期間中「ショパンの時代の響き」が奏でられ続けました。
その第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールにおいて全出場者の中で唯一、審査員全員から一度も「No」をつけられることなくファイナルへ進出したマルティン・ヌーバウアーのライヴ録音がNIFCから登場します!1997年オーストリア生まれ、14歳の頃からピリオド楽器を演奏しているというヌーバウアーは、2016年にブルージュ国際古楽コンクールで最高位(1位なしの2位)の川口成彦に次ぐ3位に入賞した実力者。ここに収録されている2023年の第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールでは4台のピリオド楽器を弾き分け、それぞれの楽器が持つ個性に柔軟に対応。惜しくも入賞は逃したものの、繊細でロマンティックな演奏が聴衆に大きな感動を与えひときわ注目を集めました。このライヴ盤には審査員全員が「Yes」の評価を下した第1&第2ステージの演奏をたっぷり収録。今後ますます目が離せなくなるであろうオーストリアの若き才能にご注目ください。

Danacord
DACOCD-981(1CD)
ルイ・グラス:ピアノ作品全集第2集
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 Op.6/スケッチ帳 Op.21/田舎の描画 Op.49/夏の思い出(白夜) Op.53-2/マズルカ Op.53-3/水彩画 Op.58/わたしたちの舞踏会
ヤコプ・アルスゴー・ベーア(P)
デンマーク後期ロマンティシズム期の作曲家ルイ・グラス(1864-1936)のソロ・ピアノ曲をヤコプ・アルスゴー・ベーア(b.1984)で録音するシリーズ。第1集(DACOC-D- 956)につづく第2集には初期の「ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調」、「スケッチ帳」「田舎の描画」「水彩画」などのコレクションと「夏の思い出(白夜)」といった単独曲が収録されています。グラスは、1877年に彼が開設したピアノ専門の音楽学校が良い評判を獲得していったこともあり、シューマンやメンデルスゾーンのスタイルに倣って書かれたピアノ曲も人気を集めたといわれます。ヤコプ・アルスゴー・ベーア(b.1984)は、オーフスのアカデミーでアネ・ウーランに学び、ソリストと室内楽奏者として活動しているデンマークのピアニストです。

Glossa
GCDC-80107(1CD)
バッハ(ホセ・ミゲル・モレーノ編):リュート作品集
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV.1004によるシャコンヌ=トンボー(リュート&声楽)*/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001(リュート編)/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004(リュート編)
ホセ・ミゲル・モレーノ(Lute)、
エマ・カークビー(S)*、
カルロス・メーナ(C.T)*

録音:1998年5月(スペイン)
世界有数の古楽系撥弦楽器の名手、音楽学者、楽器製作者、歴史的楽器のコレクター、そしてスペインの名門古楽レーベル”グロッサ(Glossa)”の共同創設者という様々な姿を持つホセ・ミゲル・モレーノによるバッハの作品集。無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番の、あの長大なシャコンヌが、バッハの最初の妻であるマリア・バルバラの死を悼むトンボー(追悼曲)だったのではないかというデュッセルドルフ大学のバッハ学者ヘルガ・テーネの研究に基づいて、原曲のリュート編曲を伴奏に、歌詞をつけて2人の歌手が歌うという冒険的な試みが行われました。

TRPTK
TTK-0126(1SACD)

STTK-0126(1SACD)
日本語解説付国内盤
税込定価

ジェフスキー:「不屈の民」による36の変奏曲(団結した民衆は決して敗れることはない!) ハンナ・シバイエヴァ(P)

録音(ライヴ):2023年11月2日、ルーテル教会(フローニンヘン、オランダ)
1960〜70年代にラテンアメリカ各地で起こったヌエバ・カンシオン(音楽を通した社会変革運動)の中で人民連合政府の歌として作曲され、今日でも世界中で歌われる「The People United Will Never Be Defeated!(団結した民衆は決して敗れることはない!)」を基にアメリカの作曲家フレデリック・ジェフスキーが変奏曲に仕立てた大作「「不屈の民」による36の変奏曲」。オーディオ・エンジニアのブレンドン・ハインストが開発した最新技術 Optimised Omnidirectional Array(OOA)を採用し、微細なディテールを余すことなく収録した高音質録音で知られるオランダのレーベル「Trptk」が、同曲の録音では過去に類を見ないSACDの高音質盤でリリース!この作品の録音史に新たな1ページを加えます!
ベラルーシ出身のピアニスト、ハンナ・シバイエヴァは、長きにわたって音楽とパフォーマンスを通じて世界とコミュニケーションを取り続けてきました。そんな彼女がこの作品を演奏する決断を下したことは自明のことであり、2020年のベラルーシ大統領選挙や2022年に開始され今日まで続くロシアによるウクライナ侵攻など、祖国を取り巻く情勢について彼女が感じていることをこのメッセージ性の強い音楽を通じて表現します。2020年の大統領選挙における抗議活動中、人々にとって象徴的となり、デモの中で多用された歌や音楽のいくつかを、最後の変奏のカデンツァに組み込んだ渾身の演奏は、すべてのリスナーの心に訴えかけることでしょう。2023年11月にオランダのフローニンヘンで行われた「サウンド・オヴ・ミュージック音楽祭」でのライヴ録音です。
「この録音は、独裁と不正、暴力と権力の濫用に対して立ち上がって抗議する、基本的権利のために闘う世界中のすべての人々に捧げます。」(ハンナ・シバイエヴァ)
TRPTK
TTK-0124(1SACD)
コルンゴルト:ピアノのための肖像画
歌劇 「ヘリアーネの奇跡」 Op.20第2幕より アリア「Ich ging zu ihm」*/ピアノ・ソナタ第2番Op.2/映画音楽 「ロビン・フッドの冒険」より 愛のシーン*/映画音楽 「シー・ホーク」*

*=ラモン・ファン・エンゲレンホーフェン編曲
ラモン・ファン・エンゲレンホーフェン(P)

録音:2023年10月11日-13日、アイントホーフェン(オランダ)
7年前頃にエーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1857-1957)の音楽を初めて知り、本当に嬉しかったというオランダの若きピアニスト、ラモン・ファン・エンゲレンホーフェンのソロ・デビュー・アルバム。コルンゴルトは一時期は主に映画音楽の作曲家として知られていましたが、その前からあらゆるジャンルで素晴らしい音楽を作曲しており、今では史上もっとも優れた作曲家の一人として認められています。
エンゲレンホーフェンはこのアルバムを制作するにあたって、ピアノ曲だけを取り上げるのではなく、作曲家としてのキャリアの全体像を紹介したいと思い、ピアノのためのオリジナル曲(P・ソナタ第2番)と、自らがピアノ版へと編曲したオペラや映画のドラマティックな音楽が収録されました。これにより、他の誰にも真似できないほどの「シリアス」な音楽と「ライト」な音楽のギャップを埋め、
エンゲレンホーフェンの「お気に入り」の作曲家の一人であるコルンゴルトのリアルな『肖像画』が浮かび上がってくることでしょう。
特に注目すべきは、約30分近くに及ぶ「シー・ホーク」の組曲で、「1. メイン・タイトルとイントロダクション」、「2. ボートでの最初の出会い」、「3. イングランドとパナマへ」、「4. 戦いと決闘」、「5. 再開とフィナーレ」の5楽章で構想され、物語の全体が表現されています。
6歳からピアノの音色とともに育ったラモン・ファン・エンゲレンホーフェンは、2019年にアムステルダム音楽院で優秀な成績で修士号を取得し、その卓越した技量と献身的な姿勢により、ユーリ・エゴロフ大賞(the Grand Prix Youri Egorov)など、様々な賞を受賞しています。また、演奏家だけでなく優れた編曲家としても活躍しており、ピアニストのポール・ルイスとの共演や若手作曲家とのコラボレーション、テレビ出演など多彩に活動しています。
TRPTK
TTK-0111(1SACD)
リスト:人生の旅〜ソング・トランスクリプションズ
リスト:シューベルトの12の歌曲 「冬の旅」 S.561/ロベルト・フランツの12の歌曲 S.489
アレクサンドラ・カプテイン(P)

録音:2023年8月15日-17日、ヒルフェルスム(オランダ)
ピアノの役割の変化、調性の発展、芸術・文学・宗教と音楽の結びつきなど多くの革新をもたらし、ロマン派とその後の世代の作曲家たちにも大きな影響を与えたフランツ・リスト。リストによるピアノ・トランスクリプションは膨大な種類と量の作品が残されましたが、中でも重要な位置を占める「歌曲からのトランスクリプション」の2つの傑作を収録したアルバム。歌曲の重要な要素である詩とテキストが欠落し「無言歌」となったピアノ版では、リストのピアニスティックでヴィルトゥオージックな洗練が際立ち、歌曲の新たな姿を魅せつけてくれます。
アレクサンドラ・カプテインは1999年生まれのオランダのコンサート・ピアニスト。オランダのフランツ・リスト協会の副会長も務めており、音楽理論、音楽学、演奏への関心を結びつける記事も執筆・出版。リストの作品を研究・分析した当アルバムでレコーディング・デビューを果たしています。

MDG
MDG-90323236
(1SACD)
ファンタジー〜ファゴット・ソロ
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調BWV1013(編曲:無伴奏ファゴットのためのパルティータ ニ短調)
C.P.E.バッハ:無伴奏フルートのためのソナタ イ短調 Wq.132(編曲:無伴奏ファゴットのためのソナタ ハ短調)
クーラウ:無伴奏フルートのための3つの幻想曲op.38[第1番:ニ長調/第2番:ト短調/第3番:ハ長調]
セレステ・マリー・ロイ(Fg)

録音:2023年9月29日、10月1日、マリエンミュンスター修道院コンサートホール
スイス・ロマンドOの首席ファゴット奏者を務めるセレステ・マリー・ロイによるソロ・アルバムが登場です。MDGレーベルはこれまでにファゴット・アン サンブルによるゴルトベルク変奏曲(MDG.90319146)やギュルツェニヒ・ファゴット五重奏団の録音などファゴットにフォーカスしたアルバムをリリースしてい ますが、今回はバッハ、C.P.E.バッハ、そしてフリードリヒ・クーラウの無伴奏フルートのための作品をファゴット用に編曲し演奏しています。セレステ・マリー・ ロイは、バロック・ファゴット奏者としても活躍しており、現代の楽器においてもその熟練した技術で軽やかに奏しています。 アルバムの最後に収録されているクーラウは、未出版の原稿がすべて火事で消失してしまったにも関わらず、200曲を超える作品を残した多作家でありました。 1825年にウィーンでベートーヴェンと出会い、ベートーヴェンは彼に敬意を表し「Kuhl, nicht lau(涼しくて、なまぬるくない)」WoO.191というユーモア溢 れるカノンを作曲したという逸話も残っています。ここに収録されている3つの幻想曲は、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の2つのアリアの変奏で始まり、フ ランチェスコ・ビアンキのカンツォネッタで終るという、当時流行したハーモニームジークのスタイルで書かれています (Ki)

IDIS
IDIS-6752(1CD)
マスター・オブ・ギターVol.6ソ連編
(1)アルベニス:アストゥーリアス / 前奏曲 ニ短調
ホセ・ビニャス:独創的幻想曲
ヴィラ=ロボス:練習曲第1番
アレクサンドル・イヴァノフ=クラムスコイ:A.ワルラモフの主題による変奏曲 / 夢 / タランテラ
(2)パガニーニ:アリエッタ ニ長調 / ペリゴルディーノ / マリーナのためのメヌエット イ長調 / メヌエット イ長調
アントワーヌ・ド・ロワイエ:前奏曲 Op.83-2
ソル:モーツァルトの主題による変奏曲 Op.9
(3)アンドレイ・シクラ:マズルカ / ロシア民謡による変奏曲
ウラディーミル・マルコフ・イヴァノヴィチ:ロシア民謡による変奏曲
ウラディーミル・ヴァヴィロフ:エレジア
(4)フランツ・ヴィルヘルム・アプト:セレナーデ
アントン・ルビンシテイン:夜
ニコライ・アファナシェヴィチ・リストフ:I remember the charming sound of the waltz
伝承曲:ロシア民謡「鳩が谷にとんでった」
(1)アレクサンドル・イヴァノフ=クラムスコイ(G)
 スタジオ録音:1961年

(2)アナトール・マルコフ(G)
 スタジオ録音:1950年代

(3)ウラディーミル・ヴァヴィロフ(G)
 スタジオ録音:1960〜1963年頃

(4)ピョートル・イヴァノヴィチ・イサコフ(G)
 スタジオ録音:1950年代
ロシアのギタリストによる50〜60年代の貴重な録音集です。古楽の大家としてルネサンス期の作品をとりあげたMelodiya録音が良く知られ、「カッチーニの アヴェ・マリア」の作者だったりもするヴァヴィロフほか、時代を感じる名手たちの演奏が聴けます。2024年デジタル・リマスター。 (Ki)

Poohs Hoop
PCD-2311(1CD)
ハイドン:「音楽時計のための作品集」
Flotenuhr1792(No.1-12)
 No.1C-Dur [Allegro moderato] Hob.XIX,17 (0:53)
 No.2C-Dur [Allegretto] Hob.XIX,10(0:56)
 No.3C-Dur Presto [Allegro moderato] Hob.XIX,18 (1:04)
 No.4C-Dur [Andante] Hob.XIX,19(1:11)
 No.5C-Dur [Menuett] Hob.XIX,20(1:03)
 No.6C-Dur [Menuett] “Der Wachtelschlag” Hob.XIX,8(1:46)
 No.7G-Dur [Allegretto] Hob.XIX,21(1:01)
 No.8C-Dur [Menuett] Hob.XIX,7(2:12)
 No.9C-Dur [Allegro moderato] Hob.XIX,22 (1:10)
 No.10C-Dur [Vivace] Hob.XIX,23(0:50)
 No.11C-Dur Menuett / Allegretto Hob.XIX,9 (0:49)
 No.12C-Dur Presto Hob.XIX,24(0:45)
Aus der Flotenuhr1772(No.13-18)
 No.13F-Dur [Allegretto] Hob.XIX,1(1:24)
 No.14F-Dur [Vivace] Hob.XIX,2(1:07)
 No.15F-Dur [Andantino] Hob.XIX,3(1:20)
 No.16C-Dur [Andante cantabile] “Der Dudelsack” Hob.XIX,4(1:04)
 No.17F-Dur [Menuett] Hob.XIX,5(0:54)
 No.18F-Dur [Vivace] “Der Kaffeeklatsch” Hob.XIX,6(0:53)
Flotenuhr1793(No.19-30)
 No.19C-Dur [Allegretto] Hob.XIX,11(1:19)
 No.20C-Dur Andante Hob.XIX,12(1:18)
 No.21C-Dur [Vivace] Hob.XIX,13(1:32)
 No.22C-Dur [Menuett] Hob.XIX,14(1:32)
 No.23C-Dur [Allegro ma non troppo] Hob.XIX,15 (1:22)
 No.24C-Dur Fuga / [Allegro] Hob.XIX,16 (1:48)
 No.25D-Dur Marche Hob.XIX,25(1:29)
 No.26E-Dur Andante ? Allegro Hob.XIX,26 (1:34)
 No.27G-Dur Allegretto Hob.XIX,27(1:44)
 No.28C-Dur Allegro Hob.XIX,28(2:00)
 No.29C-Dur [Menuett] Hob.XIX,29(2:50)
 No.30G-Dur Presto Hob.XIX,30(1:24)
Nur handschriftlich erhaltene Stucke (No.31 u.32
塚谷水無子(トイピアノ)

録音:2023年11月20〜22日/フィリア美術館(小淵沢)
使用楽器:世界各国のトイピアノたち
各誌で絶賛されたトイピアノ演奏による「ゴルトベルク変奏曲」(PCD-1812)のリリースから5年。ケンバニスト・塚谷水無子のトイピアノ第2弾は、ハイドンの「音 楽時計のための作品集」です!!
ゴルトベルクと同様、今回も世界各国のトイピアノを使用。ミシェルソンヌ、シェーンハット、ジェイマー、カワイなど、あらゆる奏法でトイピアノを駆使する塚谷水無 子の新境地です!
オールカラーのブックレットには、各曲に使用したトイピアノを「レジストレーション」として写真掲載。各楽器が持つ個性を最大限引き出しており、塚谷の抜群のセ ンスがあらわれたまさに唯一無二のアルバムが完成しました!
「パイプオルガン奏者の私が身をもって知ったことは、オルガンの奏法で「トイピアノ」という小さな楽器を存分に鳴らせる!ということでした。玩具楽器とあなど るなかれ。トイピアノを複数台つかって演奏することで生まれる多彩な響き!楽器の表情豊かさ!気がつけば虜(とりこ)になっていました。長年自分がオルガンで演 奏してきた曲をいつもの通り古典運指をつかってトイピアノで弾く。違和感ですか?ありません。オルガン曲はトイピアノと相性抜群だったのです。」(塚谷水無子)

Poohs Hoop
PCD-2311(1CD)
ハイドン:「音楽時計のための作品集」
Flotenuhr1792(No.1-12)
 No.1C-Dur [Allegro moderato] Hob.XIX,17 (0:53)
 No.2C-Dur [Allegretto] Hob.XIX,10(0:56)
 No.3C-Dur Presto [Allegro moderato] Hob.XIX,18 (1:04)
 No.4C-Dur [Andante] Hob.XIX,19(1:11)
 No.5C-Dur [Menuett] Hob.XIX,20(1:03)
 No.6C-Dur [Menuett] “Der Wachtelschlag” Hob.XIX,8(1:46)
 No.7G-Dur [Allegretto] Hob.XIX,21(1:01)
 No.8C-Dur [Menuett] Hob.XIX,7(2:12)
 No.9C-Dur [Allegro moderato] Hob.XIX,22 (1:10)
 No.10C-Dur [Vivace] Hob.XIX,23(0:50)
 No.11C-Dur Menuett / Allegretto Hob.XIX,9 (0:49)
 No.12C-Dur Presto Hob.XIX,24(0:45)
Aus der Flotenuhr1772(No.13-18)
 No.13F-Dur [Allegretto] Hob.XIX,1(1:24)
 No.14F-Dur [Vivace] Hob.XIX,2(1:07)
 No.15F-Dur [Andantino] Hob.XIX,3(1:20)
 No.16C-Dur [Andante cantabile] “Der Dudelsack” Hob.XIX,4(1:04)
 No.17F-Dur [Menuett] Hob.XIX,5(0:54)
 No.18F-Dur [Vivace] “Der Kaffeeklatsch” Hob.XIX,6(0:53)
Flotenuhr1793(No.19-30)
 No.19C-Dur [Allegretto] Hob.XIX,11(1:19)
 No.20C-Dur Andante Hob.XIX,12(1:18)
 No.21C-Dur [Vivace] Hob.XIX,13(1:32)
 No.22C-Dur [Menuett] Hob.XIX,14(1:32)
 No.23C-Dur [Allegro ma non troppo] Hob.XIX,15 (1:22)
 No.24C-Dur Fuga / [Allegro] Hob.XIX,16 (1:48)
 No.25D-Dur Marche Hob.XIX,25(1:29)
 No.26E-Dur Andante ? Allegro Hob.XIX,26 (1:34)
 No.27G-Dur Allegretto Hob.XIX,27(1:44)
 No.28C-Dur Allegro Hob.XIX,28(2:00)
 No.29C-Dur [Menuett] Hob.XIX,29(2:50)
 No.30G-Dur Presto Hob.XIX,30(1:24)
Nur handschriftlich erhaltene Stucke (No.31 u.32
塚谷水無子(トイピアノ)

録音:2023年11月20〜22日/フィリア美術館(小淵沢)
使用楽器:世界各国のトイピアノたち
各誌で絶賛されたトイピアノ演奏による「ゴルトベルク変奏曲」(PCD-1812)のリリースから5年。ケンバニスト・塚谷水無子のトイピアノ第2弾は、ハイドンの「音 楽時計のための作品集」です!!
ゴルトベルクと同様、今回も世界各国のトイピアノを使用。ミシェルソンヌ、シェーンハット、ジェイマー、カワイなど、あらゆる奏法でトイピアノを駆使する塚谷水無 子の新境地です!
オールカラーのブックレットには、各曲に使用したトイピアノを「レジストレーション」として写真掲載。各楽器が持つ個性を最大限引き出しており、塚谷の抜群のセ ンスがあらわれたまさに唯一無二のアルバムが完成しました!
「パイプオルガン奏者の私が身をもって知ったことは、オルガンの奏法で「トイピアノ」という小さな楽器を存分に鳴らせる!ということでした。玩具楽器とあなど るなかれ。トイピアノを複数台つかって演奏することで生まれる多彩な響き!楽器の表情豊かさ!気がつけば虜(とりこ)になっていました。長年自分がオルガンで演 奏してきた曲をいつもの通り古典運指をつかってトイピアノで弾く。違和感ですか?ありません。オルガン曲はトイピアノと相性抜群だったのです。」(塚谷水無子)


OEHMS
OC-499(13CD)
NX-K06
ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集
■CD1
ブルックナー:序曲 ト短調 WAB98(1862-63)(ルドルフ・インニヒによるオルガン編)
フィリップ・マインツ(1977-):キリエ XI- アントン・ブルックナーの交響曲 ニ短調へのフェンスター(2020)
ブルックナー:交響曲 ニ短調(無効交響曲、通称「第0番」) WAB100(1869)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
■CD2
ブルックナー:オーケストラのための3つの小品 WAB97(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
ブルックナー:行進曲 ニ短調 WAB96(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
オスカー・ヨッケル(1955-):アントン・ブルックナーの交響曲第1番へのフェンスター「Denn er hatte noch eine dringende Verabredung mit den drei Eichenund den zwei Bachenam Fus des goldenen Berges」(2021)
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調 WAB101(1865/66 リンツ稿)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
■CD3
ブルックナー:詩篇150篇 WAB38(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
デイヴィッド・マシューズ(1943-):ブルックナーの第2交響曲の緩徐楽章による瞑想 - アントン・ブルックナーの交響曲第2番へのフェンスター(2021)
. ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102/(1877 第2稿)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
■CD4
ブルックナー:交響的前奏曲 ハ短調 WAB297(1871-76)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
ヨハンナ・ドーデラー(1969-):PINUS- アントン・ブルックナーの交響曲第3番へのフェンスター(管弦楽版からのオルガン編 DWV139/2021)
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103(1888/89 第3稿)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
■CD5
ブルックナー:夕べの魔力 WAB57(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
マインツ:コラール前奏曲 第46番「Morgenglanz der Ewigkeit」 -アントン・ブルックナーの交響曲第4番へのフェンスター(2022)
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 WAB104(1878/80第2稿)(トーマス・シュメークナーによるオルガン編)
■CD6
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105(1878年)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
■CD7
ブルックナー:エクアーレ 第1番ハ短調 WAB 114(1847)(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
ハンスイェルク・アルブレヒト(1972-):アルプスの祝福、雷と雨のマシン
ブルックナー:エクアーレ 第2番ハ短調 WAB 149(1847)(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
アンドレア・ロレンツォ・スカルタッツィーニ(1971-):ブルックナー・ブルーメ- アントン・ブルックナーの交響曲第6番へのフェンスター(2022)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106(1879-1881)(エベルハルト・クロッツによるオルガン編)
■CD8
ブルックナー:前奏曲 ハ長調 WAB129「ペルク前奏曲」(1884)
マインツ:テ・デウム(2023) ブルックナー・フェンスター(2023) - 交響曲第7番による
交響曲第7番ホ長調 WAB107(1883)(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
■CD9
ブルックナー:ファンファーレ:見よ、大いなる司祭を WAB13(1885)(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
トーマス・ダニエル・シュレー(1957-):イン・ノミネ Op.94/4- アントン・ブルックナーの交響曲第8番へのフェンスター(2021/22)*
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108 第1楽章&第2楽章(1890第2稿)(エベルハルト・クロッツ によるオルガン編)
■CD10
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108 第3楽章&第4楽章(1890第2稿)(エベルハルト・クロッツによるオルガン編)(続き)
■CD11
ブルックナー:レクイエム - リベラ・メ WAB 22(1854)(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
マインツ:深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる- アントン・ブルックナーの交響曲第9番へのフェンスター(2021/23)
交響曲第9番ニ短調WAB109- 第1楽章&第2楽章
■CD13
ブルックナー/エルヴィン・ホルン:幻想曲 ハ長調
-1886年10月6日 ウィーン、シュテファン大聖堂におけるブルックナーの即興演奏の再構築
エンヨット・シュナイダー(1950-):アルファとオメガ- アントン・ブルックナーの交響曲 ヘ短調へのフェンスター
ブルックナー:交響曲 ヘ短調 WAB99(エベルハルト・クロッツによるオルガン編)
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)

■CD1
録音:2020年5月22-25日
リンツ(オーストリア)、ザンクト・フローリアン修道院 通称「ブルックナー・オルガン」
■CD2
録音:2021年3月1-4日リンツ(オーストリア)、ブルックナーハウス リーガー・オルガン
■CD3
録音:2021年8月5-9日ロンドン(UK)、ウェストミンスター大聖堂 ウィリス・オルガン
■CD4
録音:2021年11月22-26日ミュンヘン(ドイツ)、聖ペーター教会 メイン・オルガン及びクワイア・オルガン(共にクライス社製)
■CD5
録音:2022年4月18日-22日
ウィーン(オーストリア)、コンツェルトハウス リーガー・オルガン
■CD6
録音:2022年9月2日-6日ミュンヘン(ドイツ)、聖マルガレート教会 クライス・オルガン
■CD7
録音:2022年10月25-29日ルツェルン(スイス)、ホーフ教会
■CD8
録音:2023年6月21-25日ライプツィヒ(ドイツ)、ゲヴァントハウス、 シュッケ・オルガン
■CD9-CD10
録音:2023年7月12-16日ウィーン楽友協会大ホール(オーストリア) リーガー・オルガン
2023年9月21日*
聖ミヒャエル教会(ドイツ) リーガー・オルガン**
■CD11-CD12
録音:2023年11月12-16日
チューリヒ、フラウミュンスター教会(スイス)
■CD13
録音:2024年3月20-24日パリ(フランス)、サンテティエンヌ・デュ・モン教会


**を除き世界初録音
オルガニストでミュンヘン・バッハOの指揮者でもあるハンスイェルク・アルブレヒトの壮大なプロジェクトを集成。交響曲ヘ短調を含むCD13は当ボック スのみの収録となります。リンツのザンクト・フローリアン修道院の「ブルックナー・オルガン」をはじめ、チューリッヒ、ライプツィヒ、ウィーン、ロンドンなど作曲者所縁 の地のオルガンを用いることで、各地のオルガンの音色の特徴を楽しめるだけではなく、ブルックナー作品のオルガン的な響きも存分に堪能できます。番号順 に並べられたアルバムには、交響曲の他、第二次世界大戦直後にブルックナーの弟子の遺品から発見された「交響的前奏曲」や「詩篇150篇」、3本のト ロンボーンのための「エクアーレ」など興味深い作品のオルガン版も収録されています。更に、現役作曲家がぞれぞれの交響曲から受けたインスピレーションを もとに作曲した各曲への「フェンスター(窓)」を収録(第5番へのフェンスターは配信のみ)。伝統を現代につなぐ企画となっています。
OEHMS
OC-1733(1CD)
NX-B10
無伴奏チェロ作品集
テレマン:ファンタジア第5番イ長調 TWV40:18*
ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ Op.25No.3
テレマン:ファンタジア第7番変ホ長調 TWV 40:20*
マヌエル・リプシュタイン(2001-):4つの夢のイメージ(2016)
テレマン:ファンタジア第9番ロ短調 TWV40:22*
エリック・フェルトブシュ(1922-2007):無伴奏チェロのための組曲「モザイク」 Op.23
テレマン:ファンタジア第10番ニ長調TWV40:23*
ガスパール・カサド(1897-1966):無伴奏チェロのための組曲(1921)

*…マヌエル・ リプシュタインによるチェロ・ピッコロ編
マヌエル・リプシュタイン(Vc&チェロ・ピッコロ)

録音:2024年1月3-6日
2001年生まれのチェリスト、マヌエル・リプシュタインのデビュー・アルバム。リプシュタインはわずか10歳でケル ン音楽大学に入学、カタリーナ・デセルノに師事した後、2015年から2019年にはマリア・クリーゲルのもとで 研鑽を積みました。2019年からはクロンベルク・アカデミーで学ぶとともに、2020年からは作曲と指揮の指 導を受け、現在はケルンWDRSOやブレーメンのドイツ・カンマーフィルハーモニーと共演するなどヨー ロッパを中心に活動の幅を広げています。彼は作曲家としても才能を期待されており、「ルーツ」と題されたこ のアルバムでは、自身のお気に入りの作品であるヒンデミットやフェルドブッシュ、カサドといった近現代作品に 交えて自作を披露。曲間にはリプシュタインの編曲によるチェロ・ピッコロで演奏するテレマンのファンタジアを置 くという凝ったアルバム構成も魅力です。

Grand Piano
GP-946(1CD)
NX-B06
ハチャトゥリアン:ピアノ・トランスクリプション集
バレエ音楽『ガイーヌ』(1942)(抜粋)…世界初録音
 1. レズギンカ(若者たちの踊り)
 2. ウズンダーラ(ヌーネと娘たちの踊り)とガイーヌの踊り
 3. 乙女の踊り
 4. 子守歌
 5. アイシャの踊り
 6. ヌーネとカレンの踊り
 7. シャラーホ(男たちの踊り)
 8. タンバリンをもった娘たちの踊り)
 9. 剣の舞
バレエ音楽『スパルタクス』(1950-54)(抜粋)…世界初録音
 10. ニンフの踊り
 11. エジプトの少女の踊り
 12. ローマの遊女の踊り
 13. 若いトラキア人剣士の踊り
 14. 情景とクロタルムスの踊り
 15. エギナのヴァリアシオンと終幕のバッカナール
 16. スパルタクスとフリーギアのアダージョ
『仮面舞踏会』組曲(1941/44)
 17. I. ワルツ
 18. II. 夜想曲
 19. III. マズルカ
 20. IV. ロマンス
 21. V. ギャロップ

※A. ツェイトリンによるピアノ編(1962年出版)…1-2
V. サルグシャンによるピアノ編(2005年出版)…3-10、13、16
E. ハチャトゥリアンによるピアノ編(1975年出版)…11-12、14-15
ミカエル・アイラペティアン(P…Fazioli F278)

録音:2023年8月9日、9月25日
アルメニアの作曲家アラム・ハチャトゥリアン。モスクワで音楽を学び指揮者としても活躍しました。 映画音楽やバレエ音楽が高く評価されており、とりわけローマに対して反乱を起こした指導者を描いた『スパルタクス』とアルメニアへの愛国心を描き、激しい 「剣の舞」を含む『ガイーヌ(ガヤネーとも)』の2作は彼の代表作として広く愛されています。このアルバムでは、この2作からの聴きどころを3人の作曲家がピア ノのために編曲した版を演奏。元のオーケストラの荒々しくも色彩豊かな響きをピアノへそのまま移した見事な編曲が聴きどころ。アルバムには『仮面舞踏 会』組曲のピアノ版も加え、ハチャトゥリアン作品の魅力を存分に伝えています。アルメニア音楽を幅広く紹介するミカエル・アイラペティアンの巧みな演奏で す。

Sono Luminus
DSL-92275(1CD)
NX-B08
原稿は燃えない - リスト、ファニー・メンデルスゾーン、サイ、アサド 他:ピアノ作品集
ヴェロニカ・クラウサス(1963-):組曲「巨匠とマルガリータ」…世界初録音
リスト:シューベルトの12の歌 S558/R243 - 第8曲 糸を紡ぐグレートヒェン
マヤ・ミロ・ジョンソン:Manuscripts Don't Burn 原稿は燃えない…世界初録音
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):ノットゥルノ ト短調
リスト:シューベルトの12の歌 S558/R243- 第4曲 魔王、
 白鳥の歌 S560/R245- 第4曲 海
ファジル・サイ(1970-):ブラック・アース Op.8
マイク・ガーソン(1945-):オデーサのための詩篇…世界初録音
レフ・ズルビーン(1978-):ヴォイシズ - ピアノと歴史的な録音のための …世界初録音
クラリス・アサド(1978-):五大元素…世界初録音
 ヒーロー…世界初録音
インナ・ファリクス(P&朗読)

録音:2024年8月3-4日
タイトルの「Manuscripts Don’t Burn=原稿は燃えない」は、ロシアの劇作家ミハイル・ブルガーコフ (1891-1940)のカルト小説「巨匠とマルガリータ」に出てくる1節。ウォッカを飲む巨猫や吸血鬼のような劇場 支配人、そして悪魔が縦横無尽に暗躍するこの作品を子供時代に読み衝撃を受けたというオデーサ出身のピ アニスト、インナ・ファリクスは、この小説からインスパイアされる作品をクラウサスやジョンソン、ガーソンら現代の作 曲家たちに委嘱するとともに、「巨匠とマルガリータ」の主題でもあるファウストにまつわる様々な作品や、彼女の 故郷オデーサにまつわる作品を演奏。豊かな語り口によるナレーションや、トラック15-17ではテープに録音され ていた古の語りや歌などをまじえた聴き手の想像力を刺激するアルバムです。

H.M.FHMM-902510(1CD)
フォーレ:ピアノ曲集
即興 嬰ハ短調 (8つの小品 op.84-5)
夜想曲 第11番嬰ヘ短調 (2つの小品 op.104-1)
バルカローレ 第5番嬰ヘ長調 op.66
バルカローレ 第3番変ト長調 op.42
夜想曲 第5番変ロ長調 op.37
バルカローレ 第4番変イ長調 op.44
バルカローレ 第9番イ短調 op.101
バルカローレ 第10番イ短調(2つの小品 op.104-2)
夜想曲 第12番ホ短調 op.107
バルカローレ 第13番ハ長調 op.116
夜想曲 第13番ロ短調 op.119
バルカローレ 第12番変ホ長調 op.106bis
アリーヌ・ピブル(P/ガヴォー社製、パリ、1929年)

録音:2023年12月、フィルハーモニー・ド・パリ
フォーレ没後100年記念盤。アリーヌ・ピブルは2014年オルレアン国際ピアノコンクールで5つの賞を受賞したピアニスト。これまでに、フォーレとデュティユー の作品集でソロ・デビュー盤をリリース、サマズイユほかの作品集(PRI-033)など、センスの光るプログラムで高く評価されています。1929年製のガヴォー社 製ピアノの、ぬくもりと木の質感を感じさせる音色を存分に活かしながら、フォーレの幅広い年代に書かれた作品を奏でており、フォーレの作曲の変遷を感じるこ とができる1枚となっております。
ガヴォー社は、ジョセフ・ガヴォー(1824-1903)によって1847年から1971年まで営業していたピアノ・メーカー。エラール、プレイエルとならんでフラン スの三大ピアノ・メーカーのひとつとして知られていました。1907年にサル・ガヴォー(音楽ホール)が開かれたことにより、その名はさらに広く知られるところ となりました。マルグリット、ロン、シフラ、バックハウス、ケンプらも愛奏したピアノとしても知られています。このピアノはゴンザロ・ティントレル(ピカソ、プーラ ンク、ヴァレーズらの友人でもあった)が所有していたもので、ケンプ、チッコリーニ、プーランク、カサドシュ、ペルルミュテールらが演奏したこともある、というも のということです。 (Ki)

BIS
BISSA-2725(1SACD)
「ギターの声」〜フェデリコ・モレーノ・トローバ:ギター作品集
(1)ソナチネ(1923)
(2)ブルガレーサ(1928)
(3)ノクトゥルノ(1926)
(4)特性的小品集【前奏曲 / オリベラス / メロディア / ロス・マジョス / アルバーダ / パノラマ】(1931)
(5)カスティーリャ組曲(1920)
(6)前奏曲(1928以前)
(7)ブルレスク風セレナード(1928以前)
(8)マドローニョス(1954出版)
フランツ・ハラース(G)

録音:2023年1月20〜23日/聖母マリアの被昇天巡礼教会、イジング(バイエルン)
【ギター:Hermann Hauser I,1936, Model Miguel Llobet】
BISレーベルを代表する演奏家の一人、ギター奏者フランツ・ハラース。ハラースはスペインのバロック音楽、バッハ、武満、グバイ ドゥーリナ、タンゴ、ブラジル音楽など、数多くのディスクで高い評価を得ている現代最高峰のギタリストの一人。バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パル ティータ全6曲(BIS SA-2705)、リュート作品集(BIS SA-2285)の録音でも注目される中、フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982)を録音しました。
スペインの叙情的オペラ音楽「サルスエラ」の作曲家として成功したモレーノ・トローバは、アルベニスやグラナドスなどのスペイン国民楽派の継承者といえる存 在。彼の音楽に魅了された名ギタリスト、セゴビアが委嘱したことでギター作品を作曲するようになりました。スペイン音楽の伝統を守りながらもドビュッシーやスト ラヴィンスキーなどの作曲家にも刺激を受け、独自の世界を作り上げています。 (Ki)

SOMM
SOMMCD-0688(1CD)
NX-B07
アフリカのピアニズム 第2集
ジルマ・イフラシェヴァ(1967-):Elilta - Cry of Joy
サリム・ダダ(1975-):Miniatures Algeriennes アルジェリアの小品集*
ナビル・ベナブデルジャリル(1972-):I 前奏曲 I:Magic Morning*/前奏曲 II:Mirage et lumiere*/Romance sans paroles*/Frisson de la nuit
モカレ・コアペング(1963-):前奏曲 変ニ長調*
伝承曲:Senzeni Na?*(グラント・マクラクラン編)
フェラ・ソワンデ(1905-1987):ヨルバの神聖な民謡旋律による2つの前奏曲-第1番K’A Mura*
フローレンス・プライス(1887-1953):ファンタジー・ネグレ ホ短調
アキン・エウバ(1935-2020):アフリカのピアニズムによる練習曲集〜 第4番*/第1番/第2番
レベッカ・オモルディア(P)

録音:2024年1月12-13日
*…世界初録音
第1集(SOMMCD0647)が高く評価されたレベッカ・オモルディアによる「アフリカのピアニズム」シリーズ第2集の登場。このシリーズのタイトルになったエウバの アフリカのピアニズムによる練習曲他、モロッコのベナブデルジャリルのロマンティックな小品、アラブ・イスラム圏の音楽を伝えるサリム・ダダの小品集など多彩な 作品が収録されています。また今作にはアフリカ系アメリカ人の作曲家フローレンス・プライスの作品も収録、黒人霊歌「Don’t Let this Harvest Pass」 の物悲しい旋律を用いた技巧的な「ファンタジー・ネグレ」も耳に残ります。レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマ ニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。ロンドン、ウィグモアホールで開催されるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。

Bearton
CDB-041(1CD)
初紹介旧譜
ショパン:ピアノ協奏曲集(1台ピアノ版)
ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.21(1台ピアノ版)
ピアノ協奏曲ホ短調 Op.11(1台ピアノ版)
河合優子(P)

録音:2008年7月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
晩年のヤン・エキエルの高弟としてエキエル版(ナショナル・エディション)の普及に尽力してきた名ショパン弾き、河合優子が弾くピアノ独奏版によるショパンのピアノ協奏曲集。ショパン自らの編曲によるもので、このヴァージョンの初演者である河合優子の代表的なレコーディングの一つです。
ブックレットにはヤン・エキエルによる「ナショナル・エディション」についての解説文の日本語訳(訳:河合優子)も掲載。

Acte Prealable
AP-0568(1CD)
ケスラー:ピアノ作品集
ヨーゼフ・クリストフ・ケスラ
ー(1800-1872):3つのポロネーズ Op.9/6つのバガテル Op.27/ワルツ/Ludwika(Pのためのワルツ)/マズルカとワルツ/優雅なロンド Op.52/ピアノのための2つの夜想曲 Op.48
マグダレナ・ブジョゾフスカ(P)

録音:2023年9月24日
ヨーゼフ・クリストフ・ケスラー(1800-1872)はドイツのピアニストで作曲家、教育者でもありました。彼はポーランド音楽に非常に精通しており、ショパンやリストとも友人関係にありました。ウィーンでは特にポーランド人の間で彼の音楽は好評を得たと言います。演奏するマグダレナ・ブジョゾフスカはこれまでにもケスラーの作品集をリリースしています。
Acte Prealable
AP-057273(2CD)
ユゼフ・デシュチンスキ:ピアノ作品集(選集)
ユゼフ・デシュツィスキ
(1781-1844):6つのポロネーズ Op.1/6つの国民的ポロネーズ Op.2/4つのポロネーズ Op.6/変奏曲 イ長調 Op.21/4つのポロネーズ Op.24/ポロネーズ ニ長調 Op.29/2つのポロネーズ/ポロネーズ イ長調/ポロネーズ 変ホ長調/2つの行進曲/華麗なるワルツ 変イ長調
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)

録音:2021年-2022年
作曲家であったユゼフ・デシュチンスキ(1781-1844)は、指揮者としても活躍し、アマチュア・オーケストラの設立などにも尽力しました。彼はピアノ曲だけでなく管弦楽曲やピアノ協奏曲、吹奏楽のための作品も残しています。

NEOS
NEOS-12320(1CD)
シュトックハウゼン(1928-2007):マントラ(2人のピアニストのための)(1970)
01. Beginning00:14
02. Bar3?1001:11
03. Bar11?7004:53
04. Bar71?10802:50
05. Bar109?12002:14
06. Bar121?13100:57
07. Bar132?15002:17
08. Bar151?18806:09
09. Bar189?21101:51
10. Bar212?23701:58
11. Bar238?26101:27
12. Bar262?29804:27
13. Bar299?32301:32
14. Bar324?42102:14
15. Bar422?43403:54
16. Bar435?49103:50
17. Bar492?52906:42
18. Bar530?57703:33
19. Bar578?63703:54
20. Bar638?64000:35
21. Bar641?65502:01
22. Bar656?68604:03
23. Bar687?85405:09
24. Bar855?88002:37
25. Bar881?88300:34
26. Bar884?End00:48
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ、
SWRエクスペリメンタル・スタジオ、
ミヒャエル・アッカー(サウンド・ディレクション)

録音:2021年12月16日-17日、南西ドイツ放送スタジオ(フライブルク)
SWR(南西ドイツ放送)エクスペリメンタル・スタジオによる録音シリーズの第11巻。ドイツ現代音楽の巨匠カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007)による2台ピアノとエレクトロニクスのための大作「マントラ(MANTRA)」の、2021年新録音が登場。
「マントラ」は、1969年末にSWF(南西放送/後にSDRと統合してSWRに)の音楽部長でありドナウエッシンゲン音楽祭の芸術監督ハインリヒ・シュトローベルから、ドナウエッシンゲン音楽祭のために2台のピアノのための新曲を書くよう依頼されたもので、中断していた「2台のピアノのためのVISION」から「2人のピアニストのためのMANTRA」として完成、1970年10月18日のドナウエッシンゲン音楽祭で初演され、すぐに初録音も行われました。また、1970年の大阪万博への来日中に大枠の構想・作曲が行われ、京都や奈良の寺社仏閣等、日本からのインスピレーションも影響しているとされる作品ですが、日本初演は作曲から50年後(更に新型コロナによる1年延期を経て)の2021年にようやく行われました。2025年の大阪万博に向けても、再び注目を集めることとなるでしょう。
アンドレアス・グラウとゲッツ・シューマッハーからなる現代音楽のスペシャリスト「グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ」は、1993年にも「マントラ」をレコーディング(Wergo)している他、数々の公演で長年演奏してきた経験を持ち、同じく「マントラ」の公演で強いパートナーシップを築いてきたSWRエクスペリメンタル・スタジオのミヒャエル・アッカーによるサウンド・ディレクションによって、理想的な再録音が行われました。

GENUIN
GEN-24858(1CD)
ドビュッシー、ショスタコーヴィチ、マルタン:前奏曲集
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 より 第1、3、4、6、10、12曲
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34
マルタン:8つの前奏曲
エリザヴェタ・ドン(P)

録音:2020年7月14日-16日、フリードリヒ=エーベルト=ハレ(ハンブルク、ドイツ)
モスクワに生まれハンブルクを拠点に活動、これまでに17の国際コンクールに入賞し35の国でツアーを開催している多忙なピアニスト、エリザヴェタ・ドンがGenuinからデビュー。ドビュッシーとショスタコーヴィチの有名な2作品に、彼女が絶対的な傑作であると太鼓判を押すフランク・マルタンの1曲を加えたセンスが際立つ「前奏曲集」。最高の音楽体験が保証された38トラックの旅にリスナーを招待します。

DUX
DUX-2000(1CD)
ボルコフスキ:ピアノ作品集
マリアン・ボルコフスキ
(b.1934):3つの小品/7つの前奏曲/4つのマズルカ/2つのマズルカ/変奏曲/トッカータ/ソナタ/断章/ロマンティックな間奏曲
マレク・シュレゼル(P)

録音:2023年5月29日-31日
ポーランドの巨匠ボルコフスキは、作曲家としてだけでなくピアニスト、そして1968年からショパン音楽アカデミーの教授を務めるなど教育者としてもポーランドの楽壇に影響力を持つ人物です。弾くのはパリのエコール・ノルマル音楽院で研鑽を積んだマレク・シュレゼル。ワルシャワのナショナル・ショパン・コンクール第1位などの実績を持つ実力派で、カーネギー・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホールなどの世界の主要なコンサート・ホールでの演奏や、2005年にはベルギーでエリザベス女王財団によるオープニング・ガラ・コンサートでイギリス室内Oの伴奏でモーツァルトの協奏曲を演奏しました。

Ars Produktion
ARS-38652(1CD)
キーワーズ〜ピアノ・パルランド2
ペーター・アプリンガー
(b.1959):声とピアノ-ピナ・バウシュ(Pとテープのための)*
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」
クルターグ
(b.1926):Les Adieux (in Janac?eks Manier)、Eine Blume fu?r Nuria、Ungarischer Sprachkurs fu?r Ausla?nder(ヤテコーク より)(Pのための)
ダリヤ・マミノワ(b.1988):ムッシェルT(プリペアド・ピアノのための)*
ペーター・アプリンガー:声とピアノ-ベルント・アロイス・ツィンマーマン(Pとテープのための)*
クルターグ:... per Luciana ...、Tro?ste dich, Erika(ヤテコーク より)(Pのための)
リーム:対話 - ハインリヒ・クロッツ(Pのための)
クルターグ:Fenster zum Flur、?Message-esquisse“ chalheureusement a Pierre Boulez85(ヤテコーク より)(Pのための)/サティ:ゴシックの舞曲
フローレンス・ミレー(P)

録音:2021年4月1日、12月18日&2022年3月24日(ケルン)
*世界初録音
パリ国立高等音楽院で学び、1992年から2000年までアンサンブル・アンテルコンタンポランで演奏するなど現代音楽界の第一線で活躍するフランス系ドイツ人ピアニスト、フローレンス・ミレーが贈るコンセプト・アルバムの第2弾。「音楽で人々にどう語りかけるか」をテーマにした非常に個人的なセレクションで、音楽の解釈や作品への根本的な問いを追求。ペーター・アプリンガーやダリヤ・マミノワの世界初録音作品も交えて、前作に続き作品そのものが持つ“声”をピアノで表現します。

Nimbus
NI-6442(2CDR)
シューベルト:ピアノ作品集 Vol.7
4つの即興曲 D.899/4つの即興曲 D.935/アダージョとロンド D.505/506/楽興の時 D.780/変奏曲ヘ長調 D.156/変奏曲イ短調 D.576/幻想曲ハ長調 D.605a 「グラーツの幻想曲」
ウラディミール・フェルツマン(P)

録音:2021年10月、ワイアストン・レイズ(イギリス)
旧ソ連での活動禁止と事実上の追放、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
2015年からスタートしたシューベルトのピアノ作品集もついに第7巻。シューベルトは最晩年に信じられないほど多くの作品を生み出し、彼の創造性の頂点を描きました。この時期のシューベルトのもっとも優れた作品の中に、このアルバムに収録された2組の即興曲集と「楽興の時」があります。自分の内なる世界、天国のビジョンを明晰かつ確信を持って表現したシューベルトの偉大な芸術を、フェルツマンの深淵なるピアニズムで探り出します。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus
NI-8115(1CDR)
オスカル・フェルナンデス:ピアノ作品集
2つの小品 Op.1/夜想曲 Op.3/アラベスク Op.5/夕暮れへの前奏曲集/ソナティナ形式による3つの練習曲/郊外のワルツ Op.70/オリジナル主題によるブラジル組曲第1番/オリジナル主題によるブラジル組曲第2番/オリジナル主題によるブラジル組曲第3番/夢 Op.20/幻想的前奏曲/鏡
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:2023年2月、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
Nimbusレーベルからシリーズ化されている南米ピアノ音楽シリーズ。20世紀ブラジルの作曲家、オスカル・ロレンソ・フェルナンデス(1897-1948)のピアノ作品集。フェルナンデスの作品は、フランス印象派の影響を受けた初期、フォークロアやネイティブ・アメリカンのリズムとハーモニーを体系的に用いた中期、内省を強め、より普遍的に音楽言語を発展させていった後期の3つの時期に分けることが出来、ここでは1938年頃までに作曲されたロマンティックな作品と民俗的な音楽がセレクトされています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Da Vinci Classics
C-00872(2CD)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤの24のカプリチョス Op.195
チルチェーオへの3つの前奏曲 Op.194
クリスティアーノ・ポーリ・カペッリ(G)

録音:2023年1月-5月
20世紀の最も偉大なイタリアの作曲家の一人、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコは、彼の家族の起源がイベリア人であったこともあり、スペインから多くの影響を受け、ギター奏者のアンドレス・セゴビアと協力をしました。ここに収録されている「ゴヤの24のカプリチョス」はスペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤの作品から考案されたものです。「チルチェーオへの3つの前奏曲」は、カステルヌオーヴォ=テデスコの後期に作曲されたものであり、彼の成熟した音楽様式を存分に示した作品のひとつです。
Da Vinci Classics
C-00873(1CD)
リズミック・ジャーニー〜2台ピアノのための舞曲集
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ、天使のミロンガ、ソレダード
ラヴェル:ラ・ヴァルス
マヌエル・インファンテ(1883-1958):アンダルシア舞曲、スペインの音楽
ベルナルド・サントス(P)、
マルティン・アルメディア(P)

録音:2023年8月
2台ピアノによるピアソラ、ラヴェル、インファンテの作品のアレンジ集。このアルバムでは、アルゼンチン、フランス、スペインの音楽を2台のピアノでまるでダンサーが踊っているかのように表現しており、そのリズミカルな演奏をたっぷりとお楽しみいただけます。
Da Vinci Classics
C-00874(1CD)
ダンシング・テイルズ〜レクオーナ&ゴットシャルク:ピアノ作品集
レクオーナ:Piezas Caracteristicas、Danzas Afro-Cubanas
ルイス・モロー・ゴットシャルク:Bamboula, danse des negres, Op.2、La Savane, ballade creole, Op.3、Le Bananier, chanson negre, Op.5、Le Mancenillier, serenade, Op.11
リンダ・マルギエーリ(P)

録音:2023年1月
二人のカリブ海の音楽に影響を受けた作曲家による作品集。バハナ近郊グヮナバコアに生まれたキューバの作曲家エルネスト・レクオーナと、アメリカ生まれでカリブ海に家族のルーツを持つルイス・モロー・ゴットシャルクの作品。独特なリズムと雰囲気が漂うアルバムです。
Da Vinci Classics
C-00870(1CD)
バッハ:イタリア協奏曲
バッハ:イタリア協奏曲 BWV971*
フランス風序曲 BWV831**
4つのデュエット BWV802-805*
マッテオ・パスクアリーニ(ハープシコード)
使用楽器:*Harpsichord after Michael Mietke (1700) by William Horn1998/**Harpsichord after Michael Mietke (1700) by Urbano Petroselli 2016
A415hz Kellner Temperament

録音:2023年7月17日-18日(イタリア)
ボブ・ファン・アスペレンやピエール・アンタイ、ケース・ブッケといった古楽界の重鎮たちの指導を受けたイタリアの
古楽系鍵盤奏者マッテオ・パスクアリーニが弾く、大バッハの傑作。
本アルバムには、クラヴィーア練習曲集第2巻として作曲されたバロック協奏曲というイタリアのジャンルを想起させ、典型的な「独奏」と「トゥッティ」が交互に現れる 「イタリア協奏曲」 と、バロック時代を通じて演奏され、組曲にまとめられた洗練された宮廷舞曲を暗示した 「フランス風序曲」 。そして、クラヴィーア曲集第3巻から抜粋された「4つのデュエット」 というバッハの傑作に数えられる作品をカップリング。今回の録音ではイタリアの楽器製作者ウルバーノ・ペトロセッリとウィリアム・ホーン製作した、1700年頃にベルリンで造られたミヒャエル・ミートケの楽器のレプリカを使用しています。
Da Vinci Classics
C-00866(1CD)
クロッシング・ロード〜クララ・シューマン、ヘンゼルト、デーラー
クララ・ヴィーク=シューマン
:ベッリーニの歌劇「海賊」のカヴァティーナにもとづく演奏会用変奏曲 Op.8
アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889):12のサロン風練習曲 Op.5
テオドール・デーラー(1814-1856):グリンカの主題による夜想曲(3つのロシアのメロディ Op.60より)
ルクレツィア・リベラティ(P)
※使用楽器:ファツィオリ F2

録音:2023年7月、イタリア
数々のピアノ・コンクールで上位入賞を果たし、多くの奨学金を獲得してきた新星ピアニスト、ルクレツィア・リベラティのデビュー・アルバム。クララ・シューマン(クララ・ヴィーク)、アドルフ・フォン・ヘンゼルト、テオドール・デーラーといった3人の同世代のロマン派作曲家を特集した興味深い構成で、後にシューマン夫人となるクララ・ヴィークが10代後半で書いたベッリーニの変奏曲、ロシアの音楽家グリンカのアリアに基づくテオドール・デーラーの夜想曲、ドイツ出身でロシア帝国で長く活躍し、ルビンシテインの下でサンクトペテルブルク音楽院の副長を務める等ロシア・ピアノ楽派の礎を築いたアドルフ・フォン・ヘンゼルトの様々な技巧とロマンティックな精神が込められた練習曲集を収録。クララとデーラーの作品はヘンゼルトに献呈されており、いずれも優れたヴィルトゥオーゾ・ピアニストであった3人の相互的な繋がりも込められています。
Da Vinci Classics
C-00865(1CD)
20世紀の無伴奏ヴァイオリン作品集
ローザ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.40
ユーリ・ファリク:無伴奏ヴァイオリンのための作曲
ブロッホ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番
ブロッホ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第2番
バルカウスカス:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
ステファノ・ザンケッタ(Vn)

録音:2023年12月、イタリア
マリオ・ブルネロとマッシモ・ソメンツィと共にトリオを結成して活躍し、1980年からはヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院でヴァイオリン科の教授の任にあるステファノ・ザンケッタ。
これまで高評価を得てきた「イザイ&バルトーク」(C00594)や「ヴァインベルク」(C00670)などに続く無伴奏ヴァイオリン・アルバム最新巻では、アカデミー賞受賞映画音楽作家ミクロス・ローザとして知られているハンガリー出身のロージャ・ミクローシュのソナタ、ロシアのチェリスト、指揮者、作曲家として活躍したユーリ・ファリクの無伴奏小品、誇り高きユダヤ人音楽家としての想いが込められたエルネスト・ブロッホの2つの組曲、リトアニアの作曲家ヴィタウタス・バルカウスカスが書いたミニチュアのパルティータ集を収録し、近現代の独奏ヴァイオリン作品の興味深い例を提示します。
Da Vinci Classics
C-00885(1CD)
バッハ:トッカータ集 BWV910-916
バッハ:トッカータ ト短調 BWV915
トッカータ ハ短調 BWV911
トッカータ ホ短調 BWV914
トッカータ ト長調 BWV916
トッカータ ニ短調 BWV913
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV910
トッカータ ニ長調 BWV912
エンリコ・バイアーノ(ハープシコード)

録音:2023年5月10日-13日、聖公会教会(ナポリ、イタリア)
平均律クラヴィーア曲集の作曲300周年を記念して制作された、3種類、計5台のハープシコード、フォルテピアノ、クラヴィコードを駆使し同曲を全曲演奏するという衝撃作(OC00656/C00656)が話題をさらったイタリアの鍵盤楽器奏者、エンリコ・バイアーノが次なるバッハ・アルバムをリリース!若きバッハがおそらく自身のまばゆいテクニックを証明するために書いたと考えられ、得意としていた即興演奏の痕跡を作中に垣間見ることができる7つの「トッカータ集」を送り出します。17世紀ナポリの音楽家たち、エリザベス朝のヴァージナル楽派、そして大バッハを深く研究しており、現在の古楽界においても興味深い解釈者の一人とみなされているバイアーノがクリエイティヴに描く若きバッハの肖像にご期待ください。楽器は「平均律クラヴィーア曲集」でも弾いていたエティエンヌ・ブランシェ1733年製ハープシコードのレプリカを使用しています。

FONE
SACD-249(1SACD)
fone 創立40周年記念
(1)ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲ト短調 RV531より アレグロ
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001より アダージョ
(3)ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:アルビノーニ氏によるオルガンのための協奏曲 ヘ長調(アルビノーニの協奏曲Op.2-4による) より アレグロ
(4)ビーバー:ソナタ第1番ニ短調「受胎告知」
(5)ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」 より 序曲
(6)プッチーニ:歌劇「トスカ」より テ・デウム
(7)ハロルド・アーレン/テッド・ケーラー:When The Sun Comes Out
(8)ジュール・スタイン:Time after time
(9)ファブリツィオ・デ・アンドレ/イヴァノ・フォッサーティ:Ho visto Nina volare
(10)マイケル・ジャクソン/ビル・ボットレル:Black or White
(11)ルー・リード:Perfect Day
(12)コネ・セイドゥ:Jerusalem
(1)イ・ムジチ合奏団
(2)サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
(3)ステファノ・コンコルディア(Org)
(4)マルコ・フォルナチャーリ(Vn)、fone アンサンブル
(5)サンタ・チェチーリア国立アカデミーO、チョン・ミョンフン(指)
(6)サンタ・チェチーリア国立アカデミーcho、チョン・ミョンフン(指)
(7)スコット・ハミルトン(Sax)、パオロ・ビッロ(P)、アルド・ズニーノ(ダブル・ベース)、アルフレッド・クラーマー(ドラムス)
(8)ジュリアン・オリヴァー・マッツァリエッロ(P)、エンツォ・ピエトロパオーリ(ダブル・ベース)
(9)ペトラ・マゴーニ(ヴォイス)、フェルッチョ・スピネッティ(ダブル・ベース)
(10)ファウスト・メゾレッラ(G)
(11)ペトラ・マゴーニ(ヴォイス)、イラリア・ファンティン(アーチリュート)
(12)ライズ&ラディカント(ヴォイス&インストゥルメンツ)
2023年に創立40周年を迎えたイタリアの老舗高音質レーベル、foneがUHQCDでリリースしていたスペシャル・アルバムがSACD仕様でも登場!同レーベルが誇る豪華アーティストたちによるクラシック&ジャズの名録音集を最高峰の音質でお楽しみください。初回生産分完売後の再生産予定はございません。
※重要:当タイトルは完全数量限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。


Spectrum Sound
CDSMBA-162(1CD)
サンソン・フランソワ〜リサイタル・アット・ザ・サル・プレイエル(1968)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23
リスト:「泉のほとりで」〜巡礼の年 第1年『スイス』より第4曲 S.160-4
リスト:「アリャビエフの夜鳴きうぐいす」 S.250-1
リスト:「タランテッラ」〜巡礼の年 第2年への追加『ヴェネツィアとナポリ』より第3曲 S.162-3
ラヴェル:「亡き王女のためのパヴァーヌ」
ラヴェル:『鏡』(全5曲)
ラヴェル:「スカルボ」〜『夜のガスパール』より第3曲(アンコール)
サンソン・フランソワ(P)

ライヴ録音:1968年11月18日/サル・プレイエル(パリ)【モノラル】
サンソン・フランソワ(1924〜1970)は今年(2024年)、生誕100周年を迎えました。これを記念してスペクトラム・サウンドから正規初出音源をリリース。 フランス国立視聴覚研究所(INA)所有音源から1968年11月18日、サル・プレイエルにおけるリサイタルが日の目を見ます。当復刻はフランソワの孫クロー ディ・フランソワの全面協力のもと実現しました。
フランソワは1970年10月22日に心臓発作で46歳という若さで歿した名ピアニスト。亡くなる2年ほど前の当演奏ですが、表現の幅が広がり美しく磨きあがっ た演奏は、40代半ばとは思えないほど円熟しております。
収録作品はスクリャービン、リスト、ラヴェルで、いずれもフランソワが得意とした作曲家ですが、独特の語り口で弾くフランソワはセッションよりもライヴでより 一層発揮され、その香り高き演奏は当リサイタルでも聴くことができます。アンコールで演奏された「スカルボ」も圧巻の出来栄え。歿後50年が経った今もなお色 あせることのないフランソワの芸術。記念すべき生誕100年にふさわしいリリースといえましょう。 (Ki)

※このレーベルは、初発売後早期に廃盤となる可能性が高いです。お早めにご注文されることをおすすめいたします。

King International
KKC-120(1CD)
国内製作
税込定価
バッハ:フランス組曲(全6曲) フラン チェスコ・トリスターノ(P)

録音:2009-2010年ころ
ルクセンブルク生まれのピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ。作品の芯をとらえた音色と抜群のリズム感覚で、時代やジャンルを問わず、自ら作曲もするな ど変幻自在の活動を展開しています。2024年6月下旬から7月にかけて来日し、ヴァイグレ指揮読響、角野隼斗との共演による、デスナー:2台のピアノのため の協奏曲(日本初演)のほか、バッハのほか自作をプログラムしたリサイタルなど、注目の公演が予定されています。
トリスターノ自身のレーベル「intothefuture」第2弾は、フランス組曲。冒頭から鮮烈な音色と、一音一音にみなぎる研ぎ澄まされた集中に圧倒されます。そ れでいてリラックスした表情もあり、この音楽が今この瞬間に生まれているかのようなフレッシュさです。子供の頃からバッハに対して尋常ならぬ思い入れがあるト リスターノの、機敏なリズム、清冽の極みの音色が冴え渡った入魂の1枚です。 ※トリスターノのレーベル「intothefuture」からライセンスを受けた、日本限定発売CDです。 (Ki)

SCALA MUSIC
SMU-008(1CD)
波に沿い
ラヴェル:水の戯れ
 夜のガスパール
デュティユー:波のまにまに(6つのラジオ用ピアノ曲)
 ピアノ・ソナタ
ヴァンサン・ミュサ(P)ヤマハCFX

録音:2022年11月9-12日/ラ・スカラ・プロヴァンス劇場(アヴィニヨン)
ヴァンサン・ミュサはトゥールーズ生まれのピアニスト。ドニ・パスカル門下。彼のデビュー・アルバムは共通点の多いふたりのフランスの作曲家、ラヴェルとデュ ティユーの作品を集めています。デジタル的精密な難技巧、ジャズを思わせるリズム、常に夢見心地で、フランス精神に満ちた世界をミュサが真似できない洗練で 再現しています。 (Ki)
SCALA MUSIC
SMU-014(1CD)
最も示唆するもの
グラナドス:ゴイェスカス〜愛と死.
クラム:マクロコスモスI〜第3部第11曲「夢の影像(双子宮)」
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.39(全9曲)
オブーホフ:6つの心理学的な絵
ジョスカン・オタル(P)ヤマハCFX

録音:2023年4月24-29日/ラ・スカラ・プロヴァンス劇場(アヴィニヨン)
ジョスカン・オタルは1992年生まれ。ドニ・パスカル門下。ここに集められた作品のテーマは「絵画」。ゴヤを音楽化したグラナドス、荒涼とした風景が織りなすラフマニノフ、神秘的で心理的なオブーホフいずれも聴き応え満点。ことにオブーホフ作品は録音に恵まれないため大歓迎と申せましょう。 (Ki)
SCALA MUSIC
SMU-012(1CD)
月の光
ドビュッシー:月の光
ドコー:月の光〜第4曲「海」
ジョセフ・ジョンゲン:月の光Op.33の1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27の2
ドビュッシー:月の光が降り注ぐテラス.
エネスコ:組曲第3番Op.18〜夜の鐘
ファビアン・トゥシャール:天使の闇
ピエール=イヴ・オディク(P)

録音:2022年10月31日-11月3日/ラ・スカラ・プロヴァンス劇場(アヴィニヨン)
ピエール=イヴ・オディクは1988年生まれ。ドニ・パスカルとジャン=フランソワ・エッセール門下。デビュー・アルバムは、彼らしい詩的で謎めいた内容となっ ています。
「夜」がテーマで、ベートーヴェンやドビュッシーの定番のほか、ジョンゲンやエネスコの珍しいものや、作曲家ファビアン・トゥシャールに委嘱した「黒い天使」ま で、独特の雰囲気を作り出しています。 (Ki)
SCALA MUSIC
SMU-013(1CD)
カーニバル
プーランク:ナゼールの夜会
 2つのノヴェレッテ
 ファリャの主題によるノヴェレッテ
シューマン:ノヴェレッテOp.21の4,6
 ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
ヌール・アヤディ(P)

録音:2023年5月15-19日/ラ・スカラ・プロヴァンス劇場(アヴィニヨン)
ール・アヤディは1999年モロッコのカサブンカ出身の個性派ピアニスト。6歳からピアノを始め、17歳からパリ音楽院でクレール・デゼールに師事。同時に パリ政治学院で学ぶ才女。
アヤディの演奏はまずその激しさと「演奏する喜び」が目を引きます。カーニバルとパーティの狂乱がダンスに誘い、我を忘れるかのような興奮に導きます。 シューマンとプーランクという一見不思議な組合せながら、技巧の冴えにも注目させられます。 (Ki)

SOUPIR EDITIONS
S-255(2CD)
ショパン:ワルツ全集〜2種のピアノによる2 種の録音
(1)ワルツ 第1番「華麗なる大円舞曲」変ホ長調op.18/(2)ワルツ 第9番変イ長調op.69-1/ (3)ワルツ 第7 番 嬰ハ短調 op.64-2/(4)ワルツ 第12番 ヘ短調 op.70-2/ (5)ワルツ 第13番変ニ長調op.70-3/(6)ワルツ 第11番変ト長調op.70-1/ (7)ワルツ 第6番「子犬のワルツ」変ニ長調 op.64-1/(8)ワルツ 第3番イ短調 op.34-2 / (9)ワルツ 第4番ヘ長調 op.34-3/(10)ワルツ 第14番ホ短調(遺作)/ (11)ワルツ 第10 番 ロ短調 op.69-2/(12)ワルツ 第15番ホ長調 (遺作)/ (13)ワルツ 第8番変イ長調op.64-3/(14)ワルツ 第5番変イ長調 op.42/ (15)ワルツ 第18 番 変ホ長調(遺作)/(16)ワルツ 第19番 変ホ長調(遺作)/ (17)ワルツ 第16番変イ長調(遺作)/(18)ワルツ 第17番変イ長調(遺作)/ (19)ワルツ 第2番 変イ長調 op.34-1
イヴ・アンリ(P)

録音:CD1)2021年9月16日と30日、11月4日と18日 クロワシー・シュル・セーヌのシャトー・シャノリエ、(仕様楽器:プレイエル1837
CD2)2020年7月6〜7日ノアンのフレデリック・ショパン講堂(仕様楽器:ベヒシュタイン)
1959年フランス生まれ。10代でベルリン・フィルとも共演して数々の受賞歴にも輝き、1999 年よりパリ国立高等音楽院の 教授も務めるピアニスト、イヴ・アンリによる意欲的な最新アルバム。20 年以上にわたって歴史的ピアノと現代ピアノとでショパ ン作品に向き合ってきた彼が、ワルツ全集を 1837年製のプレイエル・ピアノ(CD1)と現代のベヒシュテイン・ピアノ(CD2)と でそれぞれ録音した2枚組。その演奏はダイナミクスやダンパーペダルの管理などによる相違点だけでなく、2 種のヴァージ ョンによる多くの共通点も表出。プレイエルの音色から当時を偲びつつ、現代ピアノに耳を傾けることでショパンがこの作品で 描きたかった世界がより明瞭になるはず。

MSR
MS-1473(1CD)
ベートーヴェン・オデッセイ第9集(完結編)
ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 op.101
ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
ジェイムズ・ブローン(P)

録音:2023年8月17〜19日、12月17日 英国サフォーク州のパッテン・ホール
第23番「熱情」などを収録した2013年リリースの第1弾から“冒険”をスタートさせた、ジェー ムズ・ブローンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の第9弾にして、第29番「ハンマーク ラヴィーア」を収めた完結編。1971年英国生まれのブローンは家族で移住したオーストラリア にて、12歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第25番を弾いてデビュー。ロンドンの王立音楽アカ デミーで研鑽を積み、現在はヨーロッパを拠点にアメリカやカナダから中国まで各地でリサイ タル活動を展開しています。
MSR
MS-1851(1CD)
シャルル=ヴァランタン・アルカンのピアノ音楽集第1集
アルカン:ピアノ独奏による交響曲〜短調による12の練習曲より(第4〜7曲)
12の性格的な小品
イゴール・ド・アマラル(P)

録音:2023年6月27〜29日 オクターヴン・オーディオ(スタジオ),ニューヨーク州マウントバーノン
マカオ生まれのピアニストで研究者でもあるイゴール・ド・アマラルが紐解くフランス・ロマン 派の知られざる作曲家シャルル=ヴァランタン・アルカンのピアノ音楽集・第1弾。ショパンと 同時代人で、彼の死後にその弟子たちを数多く引き受けたと言われているアルカンは、リスト やジョルジュ・サンド、ヴィクトル・ユーゴーなどとも親交があった才人。自らも優れた技巧を持 つピアニストだっただけに、その華麗なる作風に魅了されるはず。
MSR
MS-1758(1CD)
ダンスと夢〜世界のピアノ音楽集
アルベニス:組曲「イベリア」第1巻〜第2曲「港」
ショパン:マズルカ 第37番変イ長調 Op.59-2/マズルカ 第38番嬰ヘ短調 Op.59-3
スメタナ:ポルカ イ短調 Op.12-1/ポルカ ホ短調 Op.13-1
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 SZ.56
グリーグ:ノルウェーの農民舞曲 OP.72より 第2曲「ヨン・ヴェスタフェのスプリングダンス」 /第13曲「ホーヴァル・ギボエンがオーテルホルト橋で見た夢」
ムソルグスキー(1829-1881):「ホバック」〜「ソロチンスキー・フェア」より
ジョシュア・ウゾイグウェ(1946-2005):ナイジェリア舞曲 第1番
クワベナ・ンケティア(1921-2019):ヴォルタ幻想曲
ヒナステラ:ミロンガ/バレエ「エスタンシア」Op.8 より「小舞曲」
ミヨー:「ブラジルの郷愁」Op.67より 第1曲「ソロカーバ」/第2曲「ボタフォーゴ」
レクオーナ(1896-1963):アフロ=キューバン舞曲集より 第6曲「ラ・コンパルサ」/第3曲「イ・ラ・ネグラ・バイラバ(そして黒人女は踊っていた)」
ウィリアム・オルブライト(1994-1998):夢遊病者のシャッフル〜「ドリーム・ラグ」より
孫以強(スン・イチアン)(1980-):春の踊り
ハンレン・チャン(P)

録音:2021年
中国とアメリカで研鑽を積み、欧米からアジアまでの幅広い地域でソロ、室内楽、協奏曲と多方 面で活躍中のピアニスト、ハンレン・チャンのソロ・デビュー(恐らく)・アルバム。国も時代も異なる 13人の作曲家のダンスに根ざした音楽を集めた快作。名だたる作曲家の人気作から、ジョシュア・ ウゾイグウェ(ナイジェリア)やクワベナ・ンケティア(ガーナ)、エルネスト・レクオーナ(キューバ)、ウ ィリアム・オルブライト(アメリカ)、孫以強(中国)などの知られざる 20世紀作曲家によるエキゾチッ クなナンバーまで、全てが聴きどころ。

Forgotten Records
fr-2248(1CDR)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 Jeanne Chailley-Bert(クラヴサン)

録音:1958年
※音源:Decca 173.808

Orchid Classics
ORC-100312(1CD)
NX-B06
ラモー&スクリャービン:ピアノ曲集
ラモー:新しいクラヴサン曲集より
 組曲 イ短調 RCT5
 組曲 ト長調 RCT6
スクリャービン:ソナタ第6番Op. 42
 ソナタ第7番「白ミサ」 Op.64
ユホ・ポホヨネン(P)

録音:2023年8月31日、9月1、25-26日
「非の打ちどころのないテクニック」(ワシントン・ポスト紙)と称賛されるフィンランドのピアニスト、ユホ・ポホヨネンの ORCHIDレーベルへのデビュー・アルバム。ここで彼が選んだのは、優雅さを備えたバロック時代のラモーの作品と、 実験的かつ神秘的な雰囲気を備えるスクリャービンの後期作品。対照的ともいえる2人の作品を違和感なく併 せ、1枚のアルバムに収めるさまは見事としか言いようがありません。ラモーでは一音一音の粒立ちを際立たせ、スク リャービンでは巧みにペダルを操り、響きをコントロール、この音色の違いも聴きどころです。

H.M.F
HMM-902716(1CD)
シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティメント D818op.54
デシャトニコフ(b.1955):Trompe-l'?il(だまし絵)
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940op.103
パヴェル・コレスニコフ&サムソン・ツォイ(P/YAMAHA CFX使用)

録音:2023年11月、マーラー・ホール(イタリア)
衝撃的な親密さ”(ガーディアン)と称される、学生時代から公私ともにパートナーであるピアノ・デュオ、コレスニコフとツォイがハルモニアムンディから登場。 ふたりはこれまでにもオールドバラ音楽祭をはじめ出演多数、2024年にはカーネギーホール、ロッテルダムのデ・ドーレン、そしてベルリンのコンツェルトハウス でデビュー。コレスニコフはBBCプロムスにもたびたび登場、オーケストラと協奏曲の演奏も多数、2020/21のシーズン、ウィグモア・ホールのアーティスト・イン・ レジデンスを努めました。ツォイはLPOとベートーヴェンの協奏曲を演奏するなど、やはりソリストとしても活躍しています。
デシャトニコフ(1955-)はクレーメルが積極的に作品を紹介し、おなじみとなった作曲家。周辺の民謡や伝承音楽に興味を持ち、その可能性を現代音楽の世界 に生かしてバルトークの技法をさらに推し進めた作風を確立しようとしています。この「Trompe-l'?il(だまし絵)」は、シューベルトの幻想曲へのエコーとして作 曲されており、クールさと感情的な衝動が対位法のように複雑にからみあった作品です。シューベルト2作品の完成度は比類ないものがあります。今後の活躍にも 注目したいふたりです。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72994(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集
(1)ソナタ ホ長調 K.531
(2)ソナタ ホ短調 K.98
(3)ソナタ ト長調 K.427
(4)ソナタ ト短調 K.8「サラバンド」
(5)ソナタ ト短調 K.35
(6)ソナタ イ長調 K.39
(7)ソナタ イ長調 K.208/K.533
(8)ソナタ ニ短調 K.1
(9)ソナタ ニ短調 K.34
(10)ソナタ ニ短調 K.9
(11)ソナタ ニ長調 K.435
(12)ソナタ ホ長調 K.380
(13)ソナタ ニ短調 K.141
(14)ソナタ ロ短調 K.87
(15)ソナタ 嬰ヘ短調 K.142
(16)ソナタ ハ短調 K.22
(17)ソナタ ニ長調 K.33
(18)ソナタ ホ長調 K.162
※編曲:フィリップ・テュリオ
フィリップ・テュリオ(アコーディオン)

録音:2023年9月18〜21日/ロザリオ・チャペル、ビエヴェーヌ(ベルギー)
バッハのゴルトベルク変奏曲、クープラン&ラヴェルの作品集の録音が高く評価されているベルギー出身のアコーディオン奏者フィリップ・テュリオが、自身 のアレンジでスカルラッティのソナタを録音しました!スカルラッティは500を超える膨大なソナタを書きましたが、そのひとつひとつが異なった輝きを持ち、スペ インの民族色豊かな旋律が魅力の作品群です。
もともとチェンバロのために書かれたこれらの作品。チェンバロは撥弦楽器、アコーディオンは気鳴楽器と、同じ鍵盤楽器ながら全く異なる構造ですが、アコー ディオンの持続音を活かしたテュリオの演奏は、スカルラッティの作品に新たな息吹を与えています。 (Ki)

Altus
ALBT-544(3SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
リヒター1969年来日ライヴ集成/SACD3タイトルセット(全3枚)

【ALTSA-096】 153:43
バッハ:鍵盤作品集
[1]ゴルトベルク変奏曲 BWV988(ライヴ
[2]オルガン作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/ トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530/ 幻想曲とフーガ ト短調 BWV542 / 前奏曲
(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540/ パッサカリア ハ短調 BWV582/ [以下アンコール]諸々の技法による6つの
コラール(シュープラー・コラール集)より 第6曲「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV650 / パストラーレ ヘ長
調 BWV590より 第3楽章 アダージョ / 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532より フーガ

【ALTSA-417】
バッハ:マタイ受難曲 BWV244

【ALTSA-420】
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232(
カール・リヒター(【ALTSA-096】[1]チェンバロ [2]オルガン/【ALTSA-417】【ALTSA-420】指揮)

【ALTSA-096】 153:43
[1](ライヴ録音:1969年4月27日/東京、日生劇場
[2]ライヴ録音:1969年5月11日/東京、武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホール

【ALTSA-417】198:37
 ウルズラ・ブッケル(S)
 マルガ・へフゲン(A)
 エルンスト・ヘフリガー(T)
 キート・エンゲン(Bs)
 ペーター・ファン・デア・ビルト(Bs)
 ミュンヘン・バッハO&cho
ライヴ録音:1969年5月5日/東京文化会館

【ALTSA-420】124:02
 ウルズラ・ブッケル(S)
 マルガ・へフゲン(A)
 エルンスト・ヘフリガー(T)
 エルンスト=ゲロルト・シュラム(Bs)
 ミュンヘン・バッハcho
ライヴ録音:1969年5月9日/東京文化会館

全てステレオ
日本語帯・解説付
ALTUSから発売されている1969年リヒター来日公演のSACDシングルレイヤー盤3タイトルを、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収め た数量限定セットです。各ディスクはシングルレイヤーの特性を生かし1枚に長時間収録!強烈なまでに峻厳な畢生の名演をたっぷりと味わえます。 【ALTSA-096】 まばゆいほどの光輝を放射しながら時に重戦車のごとく強靭に弾き込まれるモダン・チェンバロでの『ゴルトベルク』、感興ゆたかで豪放にして立体的な積み上げ も素晴らしい音の大伽藍たる『トッカータとフーガ』『幻想曲とフーガ』『パッサカリア』など、バッハの伝道師リヒターの霊感ほとばしる一期一会空前絶後の大演 奏に打ちのめされること間違いなし! 【ALTSA-417】 リヒターと言えば58年スタジオ録音の『マタイ』が超名盤として君臨していますが、ライヴのリヒターもぜひ聴いて頂きたいです。重厚巨大な響きによる圧倒的存 在感、そして生演奏ならではの熱気に唸らされます。厳しく力強い音の運びでありながら、時としてロマンティックなうねりも厭わない、今や懐かしさすらある強烈 なバッハ演奏。迫真の音楽が心を抉る大名演です。冒頭合唱での深く重いバスの保続音と壮大無比な世界観から既にバッハの化身と化したリヒターの独壇場。「バ ラバを!」の減七和音は恐るべき凄まじさ。「本当に、この人は神の子であった」のくだりも鳥肌が止まらない、時代を超越した美しさの極致です。 【ALTSA-420】 バッハの最高傑作とも呼ばれる『ミサ曲 ロ短調』。誰もが知るリヒターの名盤と言えば61年のスタジオ録音盤ですが、このライヴも聴き逃してはなりません。峻厳 な威容からくる圧倒的存在感、そして生演奏ならではの熱気に唸らされます。厳しく力強い音の運びでありながら、時としてロマンティックなうねりも厭わない、今 や懐かしさすらある強烈なバッハ演奏。迫真の音楽が心を抉る大名演です。切れ味鋭い「キリエ」、観念的な恐怖が襲ってくる「クルチフィクスス」、突き抜ける輝 かしいラッパ、ゆったりと感動的な終曲フーガなどどこをとってもリヒターの熱い共感がぎっしりと詰まっています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00843(1SACD)
税込定価
2024年6月19日発売
歌う旅路
ヴィターリ:シャコンヌト短調
カッチーニ:アヴェ・マリア
パガニーニ:カンタービレニ長調作品17
サラサーテ:カルメン幻想曲作品25
アルベニス:タンゴ作品165-2[ゴドフスキー編]※ピアノソロ
ラヴェル:ツィガーヌ
フォーレ:夢のあとに作品7-1
ショパン:ノクターンハ短調作品48-1※ピアノソロ
ヴィエニャフスキ:グノーの「ファウスト」による華麗なる幻想曲作品20
周防亮介(Vn)、酒井有彩(P)

録音:2024年3月6-8日碧南市芸術文化ホール
近年目覚ましい活躍で注目を集める二人の音楽家の初共演と なるデュオ・アルバム。 イタリアからスペイン、フランス、ポーランドへと続く音楽 の旅路は、周防の凛とした艶やかな音色と、酒井の抜群のセ ンスとテクニックで、幻想的で歌心に満ちた世界へと誘いま す。 圧倒的表現力で奏でられる名曲の数々、それぞれの色彩やド ラマをお楽しみください。(オクタヴィア)

BIJIN CLASSICAL
BJN-1027(1CD)
ショパン:24の前奏曲集 作品28
プレリュード 嬰ハ短調 作品45
プレリュード 変イ長調 (遺作)
ロンド 変ホ長調 作品16
イリーナ・メジューエワ(P)
※1925年製NYスタインウェイ CD135

録音:2023年3月 &12月、新川文化ホール(富山県魚津市)
ジューエワによる新ショパン・シリーズの第 3弾は、プレリュード(全26曲)とロ ンド(作品 16)という組み合わせ。傑作として名高い「24 のプレリュード集」は過去に 三回録音していますが、今回のバージョンは決定版とも呼べるほどの解釈の深まりを 示していて聴き応え充分。同じく三度目の録音となる「ロンド」は、かのゲンリヒ・ネイガ ウスやホロヴィッツも手掛けた佳品。ショパン初期作品ならではの華やかさと軽やかさ の際立つ演奏が印象的です。ショパンの「詩情」を名器ヴィンテージ・スタインウェイ (1925年ニューヨーク製)の素晴らしい音色でお楽しみください。

Coviello
COV-92404(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284
エイミー・リン(P)

録音:2020年
エイミー・リンは台湾出身のピアニスト。5歳からピアノを始め10代で家族とアメリカに移住、ピーボディ音楽院に入学でレオン・フライシャーに10年間師事し、 その後ミュンヘン音楽大学でゲルハルト・オピッツに師事しました。ウィーンの伝統的なレパートリーを軸に演奏活動を展開、またストラスブール音楽院で後進の育 成にも力を注いでいます。
第2集はデモーニッシュなハ短調の第14番を流麗な第13番と溌溂とした第6番で挟んだ構成。第1集はCOV-92109です。 (Ki)
Coviello
COV-92405(2CD)
バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ BWV1001-1006
[CD1]
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
[CD2]
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
クリストフ・ティンペ(Vn)

録音:2019-2020年
クリストフ・ティンペはフライブルク生まれでラインハルト・ゲーベルに師事したヴァイオリニスト。アカデミア・モンティス・レガリス、モード・アンティコのコンサー トマスターを務めた後、コンチェルト・ケルン、イル・フォンダメント、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、カペラ・コロニエンシスなどと共演。1995年にローマで「ア カデミア・ペル・ムジカ」を創設し、知られざるイタリアのヴァイオリン音楽のレパートリーを探求しました。このアンサンブルは2013年に活動を終了しており、以 降の活動があまり知られていませんでしたが、なんとバッハの無伴奏全曲録音が登場。ゲーベル譲りの語り口にご注目ください。 (Ki)

FUGA LIBERA
FUG-829(1CD)
NX-C04
レクオーナ:ピアノ作品集
アラゴン
夜の前奏曲 〜性格的小品
マラゲーニャ 〜スペイン組曲『アンダルシア』
ロココ 〜3つのワルツ
青のワルツ 〜3つのワルツ
エル・エスコリアル宮殿の前で
ルクミ族の踊り 〜アフロ=キューバ舞曲集
私はいつもあなたを愛している
19世紀のキューバ舞曲集
ラ・コンパルサ
影のワルツ
ジプシーの歌 〜スペイン組曲『アンダルシア』
月の歌 〜子どもの日記
メリーゴーランドが回る
グリッサンドのマズルカ 〜性格的小品
3つの小品
サン・フランシスコ・エル・グランデ
ピエール・ソロ(P/Steinway D)

録音:2023年7月28日-8月1日サル・フィラルモニーク、リエージュ、ベルギー
キューバの作曲家エルネスト・レクオーナのピアノ曲集。ポピュラーの作曲家として名を馳せたレクオーナですが、近年になってそのピアノ作品に 注目が集まり、広く人気を得ています。キューバの陽気で情熱的な気質に根差した親しみやすいメロディと、聴けば踊らずはいられないような リズム。ベルギーのピアニスト、ピエール・ソロが持ち前のテクニックと豊かな感性で、その魅力を十二分に伝えます。

DIVINE ART
DDX-21243(2CD)
NX-C09
マット・ディブル(1980-2021):24の前奏曲とフーガ フレディ・ケンプ(P)

録音:2022年夏
6年の歳月を経て「24の前奏曲とフーガ」を完成させた直後に突然この世を去った作曲家マット・ディブル。クラシック、ジャズ、ポップスの要素が溶け合う彼の 作品は多くの人々に愛されていました。この作品はバッハやショスタコーヴィチの伝統を継承するものですが、ディブルはここにジャズのコードを採り入れる ことで新風を吹き込んでいます。各々のタイトルの最後に加えられた「3」の意味は不明ですが、旋律の多くは3度の音程が用いられており、またほとんどの フーガの最後の音程は次の前奏曲の最初の部分と一致するなどの規則性も認められます。 はからずもディブルの追悼盤となったこのアルバムの録音に取り組んだピアニスト、フレディ・ケンプはディブルと直接の面識はなかったものの、彼の作品の愛好 者の一人であり「マットが最も注意を払っていた価値観の一部が、私の価値観と一致しているように感じます」と語るケンプならではの見事な解釈で全曲を 聴かせます。

Grand Piano
GP-925(1CD)
NX-B06
カルロ・アルバネージ(1858-1926):ピアノ作品集 第2集
6つの無言歌(1889年出版)
ピアノ・ソナタ第6番ハ長調(1913年出版)
ピアノ組曲「古風な踊りのリズム」 Op. 60(1896年出版)
6つのアルバムの綴り Op.13(1876年出版)
ユリア・セヴェルス(P…Steinway Model D)

録音:2023年8月17-18日
※全て世界初録音
ナポリに生まれたカルロ・アルバネージ。作曲家の父ルイジから初期の音楽教育を受け、イタリアで最初のコンサートを成功させた後、20歳でパリにわたり作 曲家として活動を始めました。1882年にはトスティの推薦をうけロンドンに移住。コンサートを開きながら、作曲に従事。1893年に王立音楽院のピアノ科 教授に就任し、亡くなるまでの33年間同校で教鞭を執りました。自作を人前で演奏することがほとんどなかったとされるアルバネージですが、才能あふれるピ アニストであったことは巧みに書かれたその作品から窺うことができます。 彼が遺した作品の大部分はピアノ曲であり、中でも6曲(現存するのは5曲のみ)のソナタは彼の創作活動の神髄とも言えるものです。このアルバムにはメン デルスゾーンを思わせる抒情的な旋律を持つ「6つの無言歌」、アルバネージの最後のソナタで、彼自身が初演し、友人ミケーレ・エスポジストに捧げられた 「第6番」、グリーグの影響を感じさせる「古風な踊りのリズム」、性格的な小品で構成された「6つのアルバムの綴り」を収録。第1集に続き、ビゼーやラフマニ ノフを得意とするユリア・セヴェルスが奏でています。

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0095(1CD)
バッハ:ピアノ・ソナタ集 BWV963-970
ソナタ イ短調 BWV967
ソナタ イ短調 BWV965(ラインケンの『音楽の園』第1番からの編)
ソナタ ニ長調 BWV963
ソナタ ニ短調 BWV964(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003からの編)
アダージョ ト長調 BWV968(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005からの編)
アダージョ ト短調 BWV969
プレスト ニ短調 BWV970
ソナタ ハ長調 BWV966(ラインケンの『音楽の園』第3番からの編)
フランチェスコ・トロペア(P)

録音:2023年9月28-30日、10月1日/イタリア、アレッツォ
1994年イタリア生まれのピアニスト、フランチェスコ・トロペアによるバッハの鍵盤楽器のためのソナタ集。なかには偽作も含まれるとされるこれらの楽曲をモ ダン・ピアノ演奏で網羅しているだけでも大変珍しいアルバムですが、演奏面でも「ピアノによるバッハ」の新時代を思わせる、まばゆいほとばしりを感じさせます。
若きバッハの残したこれらのソナタはどれも実験精神にあふれ、単純な構造ながら時にいびつで、本能的な勢いがあり、独自の世界を貫く強さを持っている音 楽。ラインケンの『音楽の園』(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集)からの編曲でも積極的に音を加え鍵盤作品としての完成 度を高めることに力を入れており、先人から学びつつも自身の新たな世界を打ち立てんとする気概に満ちています。アルバム全体を通してイタリア風の華麗かつ即 興的な要素が盛り込まれており、後年の『イタリア協奏曲』BWV971へと続く流れが見えてくるのも興味深いポイント。無伴奏ヴァイオリン・ソナタからの編曲や カッコウの鳴き声を用いたフーガをもつBWV963は作品としての聴き応えもばっちり。
トロペアは音楽院で即興演奏も本格的に学んだピアニスト。バッハの譜面から即興的・装飾的パッセージを自然と引き出し、瑞々しく奏でています。またバッハの 愛したクラヴィコードを意識したという、繊細なタッチとペダリングによる音楽 (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0096(1CD)
アルメニアン・ミニアチュール
コミタス(1869-1935):7つの民族舞踊
ハチャトゥリアン:子どものアルバム 第1集
コミタス:子どものための小品集
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):6つの絵
コミタス:7つの歌
ツォヴィナール・スフリャン(P)

録音:2023年8月/スイス、ベルムント
アルメニア出身でスイスに住み活動しているピアニスト、ツォヴィナール・スフリャンによる祖国の作曲家のピアノ作品集。ヨーロッパで取りあげられる機会が少 ない、しかしクラシック音楽史における重要な作曲家であるコミタス、ハチャトゥリアン、ババジャニアンの3人に焦点をあてています。
コミタスは司祭、民族音楽学者、作曲家等の顔を持ち、アルメニア民族音楽の保護と研究に多大な貢献をした人物。
ハチャトゥリアンはショスタコーヴィチ、プロコフィエフと並ぶソビエト連邦の三大作曲家の一人とみなされています。西洋と東洋の音楽的伝統を融合させ、さら にアルメニアの音楽と混ぜあわせた作風が魅力。
ババジャニアンはヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしても知られる人物。アルメニアの民族音楽やハチャトゥリアン、ラフマニノフといった作曲家からインスピレー ションを得て、表現力ゆたかなピアノ曲を残しました。 (Ki)

DOREMI
DHR-823(2CD)
ラドゥ・ルプーLIVE 第7集
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
(2)シューマン:交響的練習曲 Op.13
(3)ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番へ短調 Op.5
(4)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV825
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15(18)番 へ長調 K.533/494
ラドゥ・ルプー(P)

(1)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)、BPO
 録音:1978年3月20日ザルツブルク
(2)録音:1991年7月1日ロンドン
(3)録音:1970年アムステルダム
(4)録音:1989年2月26日ニューヨーク
ルプーの貴重なライヴ音源集、第7弾です。カラヤンBPOとのベートーヴェン3番という驚きの音源はルプーがはじめてザルツブルク音楽祭に参加した時のもの。 その他リサイタルもドイツものでまとまり聴き応え充分。 (Ki)
DOREMI
DHR-8235(2CD)
クラウディオ・アラウ LIVE 第2集

(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調 Op.21

(2)ショパン:幻想曲 へ短調 Op.49
 夜想曲 変ロ長調 Op.62-1
 スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 バラード第2番ロ短調 S.171
ショパン:バラード第4番へ短調 Op.52
 スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
クラウディオ・アラウ(P)

(1)ミルティアデス・カリディス(指)、デンマークRSO
 録音:1967年9月コペンハーゲン
(2)録音:1972年9月6日ヘルシンキ
アラウの貴重ライヴ音源集。リストとショパンを並べた公演で、かたや協奏曲、かたや独奏曲というおもしろい内容。重みのある独特のピアニズムで音楽のうまみ をじっくりと引き出します。 (Ki)

Hortus
HORTUS-234(2CD)
メシアン:『聖体秘蹟の書』 (全18曲) ロイク・マリエ(Org/カヴァイエ=コル1869年製作の大オルガン)

録音:2023年/サント・トリニテ教会、パリ(フランス)
キリストへの信仰をあらわしたメシアン晩年のオルガン作品『聖体秘蹟の書』。聖餐を題材とし18曲が連なるように演奏されていきます。この作品を愛弟子ロイ ク・マリエ(1947-)が録音しました!
演奏楽器にも注目!名オルガンビルダー、アリスティド・カヴァイエ=コル(1811-1899)が1869年に製作したサント・トリニテ教会の大オルガンを演奏。メ シアンはこの楽器を「息子のような存在」と表現するほど最も近い存在の楽器で、1931年から最晩年1992年までこの楽器を愛奏してきました。メシアンから 受け継いだマリエの演奏、ご堪能ください。 (Ki)

Signum
SIGCD-910(1CD)
忘れられた舞曲集
バッハ:イギリス組曲 第2番イ短調 BWV807
バルトーク:舞踊組曲 Sz.77BB86b(バルトーク編)):ピアノ独奏版)
ファリャ:バレエ音楽 「三角帽子」 より モリネーロの踊り(ファリャ編)):ピアノ独奏版)
アルベニス:組曲 「スペイン」 Op.165より タンゴ(ゴドフスキ編)
ファリャ:火祭りの踊り(ファリャ編/ピアノ独奏版)
リスト:忘れられたワルツ第1番 S.215/1
ラヴェル:ラ・ヴァルス(ラヴェル/アレッシオ・バックス編)
バッハ:ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006より ガヴォット(ラフマニノフ編)
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番(ジョルジュ・シフラ編)
アレッシオ・バックス(P)

録音:2022年8月9日ー11日、サフロン・ホール(イギリス)
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴び、2023年にはエマニュエル・パユの来日ツアーでも共演し好評を博しています。
Signum Classicsからの9枚目となるソロ・アルバムでは、バッハ、ファリャ、リストといった作曲家をフィーチャーし3世紀にわたる舞曲作品を取り上げています。バックスの卓越した叙情性と洞察力、そして完璧なテクニックでこれら作品の魅力に迫ります。また、バックス自身による編曲作品も注目すべきポイントです。
Signum
SIGCD-906(1CD)
ベートーヴェン:最後のソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
メルヴィン・タン(P)

録音:2022年12月20日-22日、メニューイン・ホール(ユーディ・メニューイン・スクール、イギリス)
ノリントン&LMPとのベートーヴェンに代表される斬新な演奏を世に送り出し、フォルテピアノ、ピリオド奏法の第1人者としての地位を確立させたシンガポール出身の名匠、メルヴィン・タン。Signum Classicsには、クリストファー・ウォーレン=グリーン&イギリス室内Oとのベートーヴェンやモーツァルトの協奏曲録音がありましたが、ついにソロ・レコーディングも登場。
「後期三大ピアノ・ソナタ」としても特別視されるベートーヴェンの最後の3つのソナタ(第30番、第31番、第32番)で、メルヴィン・タンの芸術的特質の融合に欠かせない探求、洞察、想像力を存分に発揮させています。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタに取り組み、近づくことは「エベレストに登るような気分になることがある」と語るメルヴィン・タンが、「音楽の歴史の流れを変えたことを誰もが認める」最後の3つのソナタで披露する円熟のピアニズム。フォルテピアノの先駆的な演奏で国際的な名声を確立し、ピアノの初期および現代の形式に合わせて考案された音楽にも新たな光を当て続けているメルヴィン・タンの雄姿にご期待ください。

APR
APRCD-6044(2CD)
オルガ・サマロフ&フランク・ラ・フォルジュ 〜ソロ録音全集

■CD1
◎オルガ・サマロフ〜Victorアコースティック録音 1921-1924
(1)ベートーヴェン(ルビンシテイン編):トルコ行進曲
(2)ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
(3)ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
(4)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58 より 第4楽章
(5)メンデルスゾーン:春の歌 Op.62-6
(6)シューマン:飛翔 Op.12-2
(7)シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
(8)ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
(9)パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S141-3
(10)リスト:愛の夢第3番S541-3
(11)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
(12)ワーグナー(ハッチソン編):ワルキューレの騎行
(13)グリーグ:ノクターン Op.54-4
(14)モシュコフスキ:火花 Op.36-6
(15)ドビュッシー:月の光
(16)パウル・ユオン:Najaden im Quell

■CD2
◎オルガ・サマロフ〜Victor電気録音:1930
(1)バッハ(サマロフ編):フーガ ト短調 BWV578
ドビュッシー:沈める寺
(2)チャールズ・グリフス:白い孔雀
(3)レクオーナ:マラゲーニャ(スペイン組曲「アンダルシア」 より)

◎フランク・ラ・フォルジュ〜Victorアコースティック録音 1907-1913& 電気録音:1925
(4)マクダウェル:演奏会用練習曲 Op.36
(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第2楽章*
(6)ショパン:夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
(7)ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
(8)グリーグ:蝶々 Op.43-1
(9)グリーグ:ピアノ協奏曲〜第2楽章*
(10)リスト:愛の夢第3番S541-3
(11)リスト:ハンガリー幻想曲 S123(ヴィヴァーチェのみ)*†
(12)ゴットシャルク:風刺(カプリース) Op.59
(13)シャミナード:へつらう女 Op.50
(14)シャミナード:森の精 Op.60
(15)シャミナード:スカーフの踊りOp.37-3
(16)シャミナード:クレオールの踊り Op.94
(17)カリサ・ラヴァレー:蝶々(演奏会用練習曲)
 フランク・ラ・フォルジュ:ガヴォット
(18)フランク・ラ・フォルジュ:ウィーンの思い出
(19)フランク・ラ・フォルジュ:ロマンス/演奏会用ワルツ
オルガ・サマロフ(P)、
フランク・ラ・フォルジュ(P)、
ビクター・オーケストラ*、
ウォルター・ロジャーズ(指)†

録音:1907年-1930年


■CD1
(1)録音:1921年4月21日
(2)録音:1923年1月25日
(3)録音:1923年10月9日&1924年3月10日
(4)録音:1923年4月28日
(5)録音:1922年5月4日
(6)録音:1923年10月8日
(7)録音:1924年3月10日
(8)録音:1923年1月26日
(9)録音:1922年6月3日
(10)録音:1921年5月4日
(11)録音:1923年10月9日&1924年3月10日
(12)録音:1922年6月3日
(13)録音:1922年5月31日
(14)録音:1921年5月4日
(15)録音:1924年5月5日
(16)録音:1923年1月26日

■CD2
(1)録音:1930年6月19日
(2)録音:1930年10月24日
(3)録音:1930年6月19日
(4)録音:1907年11月19日(フィラデルフィア)
(5)録音:1912年10月2日(カムデン)
(6)録音:1911年5月24日(カムデン)
(7)録音:1913年9月24日(ニューヨーク)
(8)録音:1911年5月23日(カムデン)
(9)録音:1911年6月2日(カムデン)
(10)録音:1911年5月24日(カムデン)
(11)録音:1912年10月2日(カムデン)
(12)録音:1912年10月1日(カムデン)
(13)録音:1911年5月23日(カムデン)
(14)録音:1913年9月29日(ニューヨーク)
(15)録音:1912年9月27日(カムデン)
(16)録音:1912年10月1日(カムデン)
(17)録音:1908年1月6日
(18)録音:1911年5月23日(カムデン)
(19)録音:1925年5月2日
オルガ・サマロフ(1880-1948)とフランク・ラ・フォルジュ(フランク・ラ・フォージ、1879-1953)は共にアメリカに生まれヨーロッパへ渡ったピアニスト。オルガ・サマロフはハンス・フォン・ビューローに続いて史上2番目にベートーヴェンのソナタ全32曲を公の場で演奏したピアニストであり、アメリカへ帰国後はかのウィリアム・カペルやアレクシス・ワイセンベルクを教えました。そのサマロフより1歳上であるフランク・ラ・フォルジュはウィーンで伝説的なピアノ教師、テオドル・レシェティツキに学んだピアニスト。ソリストおよび伴奏者として大いに成功を収め、歌曲の作曲や民謡の編曲でも足跡を遺しました。この2枚組ディスクにはサマロフが遺したすべての録音とラ・フォルジュのソリストとしてのすべての録音が復刻されて収められており、およそ1世紀前に遺された貴重な録音をこれまで以上に優れた音質で楽しむことができます。

SOMM
SOMMCD-0687(1CD)
NX-B07
ピアノ・デュオによるベートーヴェン:交響曲全集 第5集
ベートーヴェン(クサヴァー・シャルヴェンカによる4手ピアノ編):交響曲第4番 変ロ長調 Op.60…世界初録音
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93…世界初録音
モーツァルト(フェルッチョ・ブゾーニによる2台ピアノ編):歌劇「魔笛」 序曲
テッサ・アイス(P)
ベン・スクーマン(P)

録音:2023年12月21-22日
フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの編曲によるベートーヴェンの交響曲全集第5集。当盤には画期的な大作第3番と意欲的な第5番の間に書かれ、均整 のとれた構成を特徴とする第4番、小規模ながらも和声やリズムに独創性が認められる第8番を中心に収録。ベートーヴェン作品の中でも比較的軽やかか つ重要な2曲をテッサ・アイスとベン・スクーマンが息のあったデュオで聴かせます。編曲をしたシャルヴェンカはポーランド系ドイツの作曲家。彼の兄ルートヴィヒ・ フィリップ・シャルヴェンカも作曲家として知られています。兄弟はベルリンでツェルニーの弟子であったテオドール・クラクにピアノを師事しており、この編曲にも ベートーヴェン直系の弟子(ツェルニーはベートーヴェンに直接師事していた)ならではの作品に対する敬愛が感じられる見事な仕上がりを見せています。最 後に置かれたのはブゾーニの編曲によるモーツァルトの「魔笛」序曲。シャルヴェンカよりも後に生まれたブゾーニですが、同じ年の1924年に亡くなったため2人 とも2024年が没後100年にあたります。 演奏しているのは南アフリカのケープタウン出身のピアニスト、テッサ・アイスと、同じく南アフリカ出身のペン・スクーマンによるピアノ・デュオ。2010年からロンドン を中心に各地で活躍しています。2015年からシャルヴェンカ編曲による交響曲全9曲の演奏を始め、2020年にはベートーヴェン生誕250周年記念として 全曲の録音を開始、残りは第九を残すのみとなりました。

BIS
BIS-2397(1CD)
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.41『鍵盤用編曲集第2集』
(1)シンフォニア ハ長調 Wq.174(H.649)
(2)アレグロ・マ・ノン・トロッポ 変ホ長調 Wq.116/52(H.326)
(3)ポロネーズ 変ホ長調 Wq.116/44(H.318)
(4)行進曲 ヘ長調 Wq.116/45(H.319)
(5)メヌエット ト長調 Wq.116/48(H.322)
(6)協奏曲 ニ長調 Wq.43/2(H.472)
(7)アレグロ ホ長調 Wq.116/37(H.311)
(8)メヌエット ヘ長調 Wq.116.32(H.306)
(9)協奏曲 変ホ長調 Wq.43/3(H.473)
(10)メヌエット ト長調 Wq.116/30(H.304)
(11)シンフォニア 変ホ長調 Wq.179(H.654)
ミクローシュ・シュパーニ(タンジェントピアノ)

録音:2022年8月10〜14日/十字架挙栄祭カトリック教会、キルルヴァイラー(ドイツ)
ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第41集。前作第40集に続き、C.P.E.バッハが別の楽器のために書いた作品を鍵盤用に編 曲したものを集めました。18世紀後半には、上流階級の人々が鍵盤楽器を演奏することが増え、それにより編曲作品も多く残しました。ここではシンフォニアのチェ ンバロ版も収録。シュパーニはオリジナルの資料をもとに、最も適した楽器を選択して演奏。当録音ではタンジェントピアノで演奏しております。C.P.E.バッハの膨 大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈で演奏されております。 (Ki)

Virtus Classics
VTS-25(1CD)
国内盤
バッハ:インヴェンションとシンフォニア 菊地裕介(P)
Steinway D, No.529200

録音:2023年9月13〜15日浜松市天竜壬生ホール
バッハの「インヴェンションとシンフォニア」。ピアノ学習者にとって必須ともいえるこの曲集ですが、「インベンション=英語で発明、創造」の言葉のとおり、弾き手にとっても、聴き手にとっても常に新しい発見のある曲集です。菊地裕介の演奏は、一つ一つの音が持つ意味とその存在を克明に捉えながら曲の構造を露わにしていき、ある種のドラマティックなバッハの偉大さも実感させるという素晴らしい仕上がりを見せています。
Virtus Classics
VTS-26(1CD)
国内盤
ヨハン・ブルクミュラー(1806-1874):やさしく段階的な25の練習曲集 作品100
性格的な18の練習曲集 作品109
菊地裕介(P)
Steinway D, No.529200

録音:2023年9月13〜15日浜松市天竜壬生ホール
いうまでもなく多くのピアノ学習経験者は、作品100の楽しくも愛らしい曲集に胸をときめかせた幼少時代を思い出す人も多いことでしょう。このアルバムでは同時に「18の性格的な練習曲集」も収められており、菊地裕介は1曲1曲の魅力を丹念に引き出すことで、ブルクミュラー作品の核心に迫っていきます。またライナーノートでは、少年時代、ブルクミュラーを学んでこなかった演奏者自身が現在、指導者となった立場から、これらの作品に対する思いと解説を丁寧に述べており、こちらも必読です。

フォンテック
FOCD-20138(1CD)
税込定価
2024年5月15日発売
上野優子 リサイタル with KAWAI
ラヴェル:鏡
プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」から10の小品 Op.97
 ピアノ・ソナタ 第6番イ長調「戦争ソナタ」Op.82
 ピアノ・ソナタ 第7番変ロ長調「戦争ソナタ」Op.83 より 第3楽章
上野優子(P)

録音:2023年4月19日 すみだトリフォニーホール 小ホール (ライヴ)
ピアニスト上野優子が2017年より開始したコンサート「プロコフィエフ・ソナタ全曲シリーズ〜プロコ フィエフにはどのピアノがお似合い?〜(全6回)」ライヴ録音の第3集。 サブタイトルにある通り、この演奏会は6種類の楽器(スタインウェイ、ファツィオリ、ヤマハ、ベヒシュ タイン、ベーゼンドルファー)を駆使して、プロコフィエフのソナタ全曲を演奏する試みです。 今回は「肉声のような表現ができる」カワイSK-EXによるラヴェル、プロコフィエフです。 (フォンテック)

オクタヴィア
OVCT-00209(1SACD)
税込定価
2024年5月22日発売
魂の踊り
バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV826
ヘンデル(ケンプ編):メヌエット ト短調
バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56
ラヴェル(サヤ・ハシノ編):「ダフニスとクロエ」〜ダフニスの優雅で軽やかな踊り/交響的断片/ダフニスとクロエの情景
 ラ・ヴァルス
ピアソラ(サヤ・ハシノ編):オブリヴィオン
サヤ・ハシノ(P)

録音:2024年2月29日東京・王子ホール・ライヴ
サヤ・ハシノはスイスのジュネーヴ音楽大学でピアノ修士ソリ スト専攻およびオルガン修士ソリスト専攻を首席で修了、現在 スイスを拠点に目覚ましい活動を展開するピアニスト・オルガ ニスト・クラヴシニスト。多様なジャンルで活躍し、世界の指 揮者や演奏家から厚い信頼を集めています。初となるピアノ・ ソロアルバムは、彼女の音楽の原点であるダンス音楽で構成。 オーケストレーションにこだわった自身の編曲など、幅広い表 現をお楽しみいただける選曲になっています。コンサート会場 のエネルギーに満ちた渾身のライブ盤です。(オクタヴィア)

APARTE
AP-352(2CD)
ピアノによる無伴奏チェロ組曲
バッハ(トマ・ジャリ編):無伴奏チェロ組曲
(1)第1番ト長調BWV1007
(2)第2番ニ短調BWV1008
(3)第3番ハ長調BWV1009
(4)第4番変ホ長調BWV1010
(5)第5番ハ短調BWV1011
(6)第6番ニ長調BWV1012
トマ・ジャリ(P)

録音:2023年8月29日-9月2日/アルカード劇場(ビュク)
フランスのピアニスト、トマ・ジャリがバッハの名作「無伴奏チェロ組曲」を自ら編曲して披露します。もともと単声作品なのをカノンや対位法を駆使して革新的 なものに再構築しています。音楽が立体的になり新しい発見の連続。
ヴェルサイユ音楽院所蔵の1953年製ガヴォー・コンサート・ピアノを用いているのも興味津々。深い音色をたっぷり味わえます。 (Ki)

la musica
LMU-033(1CD)
シューベルトVol.3
ピアノ・ソナタ第21番ハ短調D958
3つのピアノ曲D946*
ドニ・パスカル(P)

録音:2020年10月1日、2016年9月26日*/ボンスクール・ルテニア教会(パリ)
1961年生まれのフランスのベテラン・ピアニスト、ドニ・パスカルはピエール・サンカン、ジャック・ルヴィエ、レオン・フライシャー門下で、2010年からはリ ヨン音楽院、2011年からはパリ音楽院で教鞭をとっています。清潔かつエスプリあふれる演奏で、フランス・ピアニズムを堪能させてくれます。
パスカルが近年傾倒するシューベルト第2弾。最晩年の傑作2篇に深い音楽性込めた演奏を楽しめます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-106(1CD)
月との帰宅
クリスティアン・シッテンヘルム
(1)薄紫の子守歌
(2)ナイーヴなワルツ
(3)単にイエス
(4)どうでもよいワルツ
(5)月との帰宅/(6)デュオ
(7)屋根と空/(8)ひとり
(9)悪い電子が最高なのかも
(10)わが亡きあとに嵐来たれ
(11)ゼブラ・ピアノ/(12)ステラ
(13)アルゴットのワルツ
(14)直角位相
(15)野ウサギの印象
(16)無駄な詩/(17)空中浮遊
ペーテル・ヤブロンスキー(P)

録音:2020年6月4日、2022年1月13日/パラディウム・コンサート・ホール(マルメ)
ルーヴル美術館の支援で作った「ダ・ヴィンチの翼」をはじめ「マッチ売りの少女」「人魚姫」などのミュージカルで人気となったフランスの作曲家クリスティアン・ シッテンヘルム。作風は現代的でなく、ヒーリング系のポップな感覚あふれるピアノ曲でBGMとしても極上。
今回は何とペーテル・ヤブロンスキー登場。全曲が彼のために書き下ろされました。ヤブロンスキーの軽やかさと奥深い感受性を意識し、ロマン派とジャズを絶 妙なバランスで描いています。

Naive
V-8319[NA]
Eternity 永遠
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940(1台4手)
メシアン:「アーメンの幻影」より第4曲「願望のアーメン」(2台ピアノ)
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 変ホ長調(1台4手)
メシアン:「アーメンの幻影」より第5曲「天使たち、聖人たち、鳥たちの歌のアーメン」、第1曲「創造のアーメン」
ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調 op.134(ベートーヴェン自身による1台4手版)
ピアノ・デュオ・エンサリシュフ[ヘルベルト・シュフ、ギュルル・エンサリ](P)

録音:2022年12月20日、2023年2月20-21日、2023年6月24日、シュトゥットガルト
1979年ルーマニア生まれの優れたドイツ人ピアニスト、ヘルベルト・シュフが、妻でもあるギュルル・エンサリとの共演新譜で、naiveに戻ってきました。4手 と2台のピアノのための作品がミックスされた「Eternity(永遠)」と題した1枚です。シューベルトの晩年の傑作のひとつである幻想曲ヘ短調は、1854年にシュー マンが書いた主題にブラームスが作曲したシューマンの主題による変奏曲と対になっています。1943年に2台のピアノのために作曲されたメシアンの記念碑的 作品集「アーメンの幻影」からの3つの抜粋は、壮大で瞑想的な間奏曲として、またベートーヴェンの「大フーガ」への序奏としても機能しています。
ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、そしてメシアンという、誰もが認める4人の天才たちは、芸術的創造の限界を押し広げることで、時代の枠にとらわれ ない「永遠」を追い求めた自己表現を行うことによって、彼らが知りえなかったであろう世界(未来)との架け橋を作り、常に生きてきています。「聴く瞬間、体験 する瞬間、このアルバムに没頭する瞬間を、永遠の一部分として体験すること--これが、私たちが『Eternity』で目指していることなのだ。」(ヘルベルト・シュフ の言葉)

Myrios Classics
MYR-905(2CD)
172ページハードカバーブックレット
(サイズ:約28cmx28cm)
DXD録音
MUSIC IN TIME OF WAR ? DEBUSSY, KOMITAS 戦時下の音楽―ドビュッシー、コミタス
ドビュッシー:12の練習曲(全曲)
コミタス・ヴァルダペット(1869-1935):アルメニア舞曲集(全7曲)
ドビュッシー:ビリティスの歌(全3曲)*
6つの古代墓碑銘**
家なき子らのクリスマ#
 アルバムのページ(負傷者の服のための小品)(1915)
ドビュッシー:英雄の子守歌-ベルギー国王アルベール1世陛下とその兵士たちをたたえて(1914)
新たに発見された練習曲(1915)
エレジー(1915)
燃える炭火に照らされた夕べ(1917)
白と黒で(1915)##
コミタス:アルメニア歌曲集[Tsirani tsar、Chinar es、Garoun a、Le le Yaman、Qeler Tsoler、Antouni]+
キリル・ゲルシュタイン(P)
ルーザン・マンタシアン(S)*
カティア・スカナヴィ(P)**
ルーザン・マンタシアン(S)#
トーマス・アデス(P)##
ルーザン・マンタシアン(S)+

録音:2021年、ウィーン・コンツェルトハウス
キリル・ペトレンコ(指)ベルリン・フィルとのラフマニノフでも素晴らしい演奏を披露したピアニスト、キリル・ゲルシュタイン。『Music in Time of War』と 題した2枚組CDをリリースします。1915年に作曲されたドビュッシーの12の練習曲(全曲)および晩年の作品と、2台ピアノおよび連弾作品、さらにアルメニ アのコミタスの作品を収録しています。
コミタスは、民族音楽学の先駆者であり、アルメニア国民楽派の創始者でもあります。そのコミタスの音楽を深く敬愛したドビュッシーの音楽と並べています。コ ミタスはアルメニア人大虐殺、ドビュッシーは第一次世界大戦という、それぞれの壮絶な出来事に大きな影響を受けました。音楽が物語や時代を反映する力に魅了 されたゲルシュタインが生み出したプロジェクトです。
1915年に作曲されたドビュッシーの「12の練習曲」は、美しくも難曲ぞろいの作品ですが、ゲルシュタインはパンデミックの間、いつもこの作品を演奏してい たそう。カップリングを考えていたおり、20年以上前に知人から教えられたコミタスのアルメニア舞曲こそふさわしいと考え付いたそう。これはコミタスの最晩年 の作品で、この作品を書いた直後、アルメニアで大虐殺がおこり、心を痛めたコミタスは以降ずっと精神病院で過ごしました。ほか、戦争の資金集めのために作曲 された後期のピアノ曲、さらに、反戦の表明ともいえる「白と黒」や、ドビュッシーが手術を受けた翌週に書かれたエレジーや、戦時中の冬に暖房の燃料を供給して くれた石炭商に贈った「燃える炭火に照らされた夕べ」など、どれもひとつひとつ深いストーリーのある作品がプログラムされています。
ブックレットには、歴史家のアネット・ベッカーによる、戦時中のフランスでドビュッシーが果たした芸術家としての役割についての文章、そしてハチグ・ムーラディ アンによるアルメニアの歴史、そして音楽学者のアルトゥール・アヴァネソフによるコミタスについてのエッセイ、そしてゲルシュタインとハインツ・ホリガーによる対 談が掲載されております。(日本語訳はついておりません)。さらに、ソプラノのマンタシアンの曾祖父のいとこが、コミタスがベルリンで勉強する際にピアノを買い 与えるなどして経済的に支えていたことが後からわかるなど、思わぬ発見もあったそうです。
ドビュッシーの練習曲が収録されているだけでも聴く価値は大いにありますが、キリル・ゲルシュタインの、創造的かつ知的なまなざしに裏付けられた音楽センス と、プロジェクトを学術的な面からも実現させる洞察力の両方の結晶であるこのプロダクトは、時代、平和、戦争、そして音楽、様々なことへのメッセージが込めら れています。

Goodies
78CDR-3942(1CDR)
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調作品24 クラウディオ・アラウ(P)

加 VICTOR18524/6(米VICOTR18521/3と同一録音)
録音:1941年2月20日ニューヨーク、VICTORスタジオ2 録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ生まれ。5歳でリサイタルを開き、 8歳の時にチリ政府の奨学金を得てドイツに留学、ベルリンのシュテルン音楽院 でリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。 1914年ベルリンでデビュー、以降ヨーロッパで名声を確立。1927年にジュネー ブ国際音楽コンクールに第1位入賞。1935年からはベルリンでバッハとモーツァ ルトの全クラヴィーア曲の連続演奏会を開いた。またベートーヴェンやウェー バー、シューベルトのピアノ・ソナタの連続演奏会も開いた。1941年カーネギ ー・ホールにデビューし、翌年から本拠地をアメリカに移した。第二次大戦後 は南北アメリカ、東西ヨーロッパなど世界的に活躍し、レコード録音もRCA VICTOR,CBS COLUMBIA, EMI, PHILIPS に多く残した。この録音はアメリカ・デ ビュー時にニューヨークで行われたもの。(グッディーズ)

GENUIN
GEN-24875(2CD)
バッハ〜エコーズ・オヴ・エターニティ
バッハ:羊は憩いて草を食み BWV208
 「フルート・ソナタ第2番 変ホ長調 BWV1031」より「シチリアーノ」、
 主よ,人の望みの喜びよ BWV147、
 神よ,あなたに感謝を捧げます BWV 29、
 協奏曲 ニ短調 BWV974
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141プレスト、
 ソナタ ホ長調 K.380 アンダンテ・コーモド
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第2番前奏曲とフーガ ハ短調 BWV847、
 フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817
■ボーナスCD:「バッハ〜スルー・タイム・アンド・サウンド」 2023年7月23日のライヴ・コンサートより、ピアノと電子楽器(ハープシコード、オルガン、ヴィブラフォン)の演奏
グオダ・ゲドヴィライテ(P)

録音:2023年7月23日-24日
リトアニアのクララ・シューマンと呼ばれるピアニスト、グオダ・ゲドヴィライテによるバッハとドメニコ・スカルラッティの作品集。彼女は名古屋で開かれた万国博覧会にリトアニア代表として参加しました。ボーナスCDではピアノだけではなく、電子楽器(ハープシコードやオルガン、ヴィブラフォン)も弾くことで過去と現在の表現で演奏を繰り広げています。
GENUIN
GEN-24866(1CD)
朱践耳(シュ・センジ):ピアノ作品集
前奏曲 Op.4-1/前奏曲 Op.4-2/主題と変奏 Op.6/世俗的な世界への憧れ Op.11/5つの雲南民謡 Op.15/子守歌 Op.19-1/リトル・スケルツォ Op.19-2/組曲「イメージズ・オヴ・ザ・サウス」
謝亞雙子(シエ・ヤシュアンジ)(P)

録音:2022年10月16日-17日
2022年に生誕100周年を迎えた中国の作曲家、朱践耳のピアノ作品集。彼の作品を得意とする謝亞雙子によって演奏されたこのアルバムでは、朱践耳のキャリアの中で作られた様々な時代の作品が含まれています。西洋音楽と中国音楽を制作した作曲家の独自の世界を、完璧なピアノ演奏でお楽しみいただけます。
GENUIN
GEN-24860(1CD)
ブリリアンツ
シューマン:謝肉祭 Op.9
ヨハネス・オーバーマイヤー(b.1998):「A-S-C-H」の主題による変奏曲
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ショパン:練習曲 変ト長調 「黒鍵」 Op.10-5
レオポルド・ゴドフスキー:「ショパンのエチュードによる53の練習曲」より第7番、第12番
ショパン:練習曲 変ト長調 「蝶々」 Op.25-9
ゴドフスキー:「ショパンのエチュードによる53の練習曲」より第47番
ショパン:「3つの新しい練習曲」より第2番 変イ長調
ゴドフスキー:「ショパンのエチュードによる53の練習曲」より第45番
ヨハネス・オーバーマイヤー(P)

録音:2023年4月25日-27日、ウルベルク教会(ベルリン、ドイツ)
ARDミュンヘン国際音楽コンクールでカール・ベヒシュタイン特別賞に輝いたことを記念して収録されたこのアルバム。受賞者のヨハネス・オーバーマイヤーは幼少期から特別な才能を持ち多才な音楽家でした。5歳からピアノのレッスンを受け、8歳でサックス、3年後にトランペットを習い始めました。このアルバムのタイトルのように「輝かしい」ピアノの音色を持つオーバーマイヤーのデビュー・アルバムでは、シューマンの「謝肉祭」から始まり、自作の変奏曲、ショパンの練習曲に、難解なことで知られるゴドフスキーの「ショパンのエチュードによる53の練習曲」を取り上げています。

Lyrita
SRCD-433(1CDR)
ガヤの踊り〜2台ピアノのための音楽
マデリーン・ドリング(1923-1977):ガヤの踊り
 フランス風ワルツ/イタリアの踊り
 カリブの踊り
ドロシー・ハウエル(1898-1982):大切な思い出T&U*
パメラ・ハリソン(1915-1990):ダンス・リトル・レディ*
マデリーン・ドリング:2台のピアノのためのソナタ*
 スリー・フォー・トゥー*/タランテラ
 4つのデュエット*
ドロシー・ハウエル:マズルカ*
 波しぶき*
マデリーン・ドリング:「リリバーレロ」による3つの幻想的変奏曲
サイモン・キャラハン(P)、
竹ノ内博明(P)

録音:2023年8月29日-31日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
*世界初録音
晩年のヨンティー・ソロモンの生徒として出会い、パルナッシアス・ピアノ・デュオの名前でも活動するサイモン・キャラハンと竹ノ内博明。これまでにもパリー、メトネル、シャーウッド、スタンデイル・ベネットなどの知られざるピアノ・デュオ作品を発掘してきた2人が、今度は20世紀のイギリスに生きた3人の女性作曲家の珍しい作品を取り上げます。作曲家兼演奏家でもあったという共通点を持つ3人が書いた作品は当時既に時代遅れとなってしまっていた調性音楽でしたが、そのセンスとユーモア溢れる音楽の数々は決して見過ごされるべきではなく、今回多くの作品が初めて録音されたことは大いに歓迎すべきでしょう。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Lyrita
SRCD-414(1CDR)
マルコム・リプキン:ピアノ作品集
マルコム・リプキン
(1932-2017):夜想曲第1番/夜想曲第2番/夜想曲第3番/ピアノ・ソナタ第5番/夜想曲第4番/夜想曲第5番/ピアノ・ソナタ第6番「幻想ソナタ」/夜想曲第6番/夜想曲第7番/夜想曲第8番
ネイサン・ウィリアムソン(P)

録音:2021年10月13日-15日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
2017年にこの世を去ったイギリスの作曲家、マルコム・リプキンのピアノ作品集。静謐な夜想曲と幽玄なソナタを収録。テノールのジェイムズ・ギルクリストとの英国歌曲の録音プロジェクトでも知られるイギリス音楽に熱心なピアニスト、ネイサン・ウィリアムソンがリプキンの音楽の本質を深く探究します。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ALPHA
ALPHA-1042(1CD)
アルト・コスキネン:FUGA INDIANA インドのフーガ
アルト・コスキネン(1947-):プレリュード
サーランガによるファンタジア
インドのフーガ/自由のフーガ
TRIAMONIA
ヤマンによるファンタジア
厳格なフーガ
ヨーナス・アホネン(P)

録音:2022年6月 マーラー・ザール、トーブラッハ・エウレジオ文化センター、ドッビアーコ、イタリア
フィンランドの作曲家、ピアニストのアルト・コスキネンは、北インドの古典音楽をヨーロッパの伝統的な多声音楽に取り込んで発展させ、さら にはアフリカ系アメリカ人の即興性にも強い影響を受けるという独特な作品を発表し続けています。様々なラーガの要素によるファンタジアな どを収録したこの作品集はニューエイジ・ミュージックを思わせる聴きやすさと美しさで、楽想の激しい発展や技巧的なフレーズなども時折挿 入され、華やかな印象も与えています。コパチンスカヤとのデュオでもお馴染みで、現代音楽の初演なども多く手掛けているフィンランドのヨー ナス・アホネンが、作品に寄り添った透明感と神秘性のある演奏を聴かせています。

Incises
INC-006(1CD)
NX-C04
バッハ:室内楽編成による鍵盤楽曲・独奏曲集
1. プレリュードとフーガ ト短調 BWV885(『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』より)
2. 今ぞ来たれ、異教徒の救い主 BWV659(『ライプツィヒ・コラール集』より)
3. 我らの主キリスト、ヨルダンに来たり BWV 684(『鍵盤練習曲集 第3巻』より)
4. ファンタジアとフーガ イ短調 BWV904
5. シャコンヌ ニ短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より)
6. 我いずこに逃れ行かん BWV646(『シュープラー・コラール集』より)
7. 足鍵盤のための練習曲 ト短調 BWV598
8. 装いせよ、おお我が魂よ BWV759
9. 我らキリスト者、今ぞ喜びに溢れ BWV710
10. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV676(『鍵盤練習曲集 第3巻』より)
11. パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
ディソナンティ(古楽器使用)
セバスティアン・マルク(リコーダー)…1,3-6,8-10,11
アントワーヌ・トリュンチク(オーボエ…1,2,4,5,11、オーボエ・ダモーレ…6,8-10、オーボエ・ダ・カッチャ…3)
タミ・トロマン(Vn)…1-6,11
ハビエル・サフラ(Fg)…1-5,7-11
シモン・トリュンチク(Cb)…1-5,11
郭曉萍〔クオ・チャオピン〕 (Cemb)…1,3-5,8,10,11
アルメル・マルク(S)…6,8-10

録音:2023年8月ノートルダム・ド・ラ・メルシ教会、トレメル(フランス北西部ブルターニュ地方)
複数のメロディを同時進行させる多声書法に秀でていたバッハが、自身も巧みに弾いたチェンバロやオルガンのために書いた作品を中心に、 曲を組み上げている声部毎に異なる楽器を割り当てる室内楽編成に移し替え、各曲の構造的魅力をわかりやすく味わわせてくれるアルバ ム。演奏はカフェ・ツィマーマンやリチェルカール・コンソートなどの名盤群でも活躍してきた経験豊かなソリストたち。それぞれ複数の管楽器と ヴァイオリンが通奏低音上で合奏する編成で臨んでおり、原曲の中声部をソプラノ音域に移し、トリオ・ソナタや四重奏ソナタのように各パー トの音色対比を活かした解釈にしたり、バッハがオルガン独奏向けにアレンジしたルター派賛美歌(コラール)では元歌に該当するパートを歌 手に歌わせるなど、過度の原曲尊重に陥ることなく18世紀音楽の流儀をよく踏まえたアプローチになっているのが頼もしい限りです。各声部 の動きが明瞭になるのはもちろん、冒頭トラックのように鍵盤向けの原曲に潜んでいたオペラ序曲風の音作りを浮き彫りにするなど、原作で 前提になっていた楽器の制約を離れたからこそ可能になる解釈も続々。原曲ではヴァイオリン一つで何重ものポリフォニーを響かせる無伴奏 シャコンヌさえ、この編成に移して全く過剰ではない豊かな音楽として再現され、改めてバッハ世界の深さも実感できることでしょう。

C Major
76-7308(DVD)

76-7404(Bluray)
ユジャ・ワン/ウィーン・リサイタル
アルベニス:組曲『イベリア』第4巻〜第10曲:マラガ
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
カプースチン:ジャズ・スタイルによる24の前奏曲 Op.53〜前奏曲 第11番、第10番
アルベニス:組曲『イベリア』第3巻〜第9曲:ラバピエス
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩り』
リゲティ:ピアノ練習曲集〜第6番:ワルシャワの秋、第13番:悪魔の階段
グラス:練習曲 第6番
アルトゥーロ・マルケス:ダンソン第2番(レティシア・ゴメス=タグレ/ピアノ編曲版)
ブラームス:間奏曲 第3番嬰ハ短調 Op.117-3
グルック:精霊の踊り(歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕より(ズガンバーティ/ピアノ編曲版)
ユジャ・ワン(P)

収録:2022年4月、ウィーン、コンツェルトハウス
◆DVD
画面:NTSC16:9 
音声:PCMステレオ、DTS5.1
リージョン:All 
DVD9、84分

◆Bluray
画面:1080i16:9FullHD 
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1 
リージョン:All、BD50、84分
圧倒的な技巧、唯一無二の個性をもつピアニスト、ユジャ・ワン。第66回グラミー賞「最優秀クラシック器楽ソロ」部門を受賞するなど、その勢いは留まるとこ ろを知りません。 今回映像で発売されるのは、2022年にウィーンで行われたリサイタルの模様が収録されています。19世紀は、楽器の発達に伴って卓越した演奏技術をもつ演奏 家が現れたいわば「名手の時代」と言えるでしょう。今回ユジャ・ワンがリサイタルで取り上げた演目は、そうしたピアノ音楽の隆盛、そして変遷を窺うことのできる 多様なプログラムで聴かせます。 ベートーヴェンの初期と中期をつなぐ存在の「ピアノ・ソナタ第18番」。ブラームスの晩年の作品で神秘的な雰囲気をたたえる「間奏曲第3番」。スペイン生まれの 作曲家アルベニスが生んだピアノ作品の最高傑作「イベリア」。アンダルシアの情景を美しく描き出した作品で、難曲中の難曲として知られています。ユジャ・ワン は、マラガ地方の音楽をモチーフにした独自のメロディとリズムが特徴の「マラガ」とメシアンが絶賛したという「エバピエス」の2曲を演奏しています。多楽章のソ ナタとしては最後であり、ロマン主義の延長にあるモダニズムへと向かっていく様が見て取れる作品スクリャービンの「ピアノ・ソナタ第3番」。24の長短調による 前 奏曲 と いうピ アノ音 楽 で は 伝 統 的 な 連 作 が ジャズ・スタイルで 書 か れ た カプースチン の「ジャズ・スタイル に よる 24の 前 奏曲 」。リゲ ティ後 期 の 代 表 作 で あり、17年以上の歳月をかけて作曲した全18曲からなる「ピアノのための練習曲集」。ミニマルミュージックの大御所フィリップ・グラスの「練習曲」。そしてメキシコ人の 現代音楽作曲家であるアルトゥーロ・マルケスの代表曲で、北米や欧州では、オーケストラでよく演奏される人気楽曲「ダンソン第2番」のピアノ編曲版。といった モダニズムの作曲家たちの作品も多く取り上げられています。 時代と時代の接点にある作品を卓越したテクニックで聴かせ、伝統や常識にとらわれない衝撃的演奏は、聴き手に新しい発見と感動を与えます。 (Ki)

Aulicus Classics
ALC-0109(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ルカ・バレリーニ(P)

録音:2019年4月7日 イタリア シチリア州カターニア ヴェルガ・ルーム(テアトロ・スタビーレ)
ボローニャ生まれのピアニスト、ルカ・バレリーニによるゴルトベルク変奏曲。バレリーニは同市の G.B.マルティーニ音楽院でジノ・ブランディに師事。その後、ジュネーヴ音楽院でマリア・ティーポ に学んだ。第16回セニガッリア国際ピアノコンクール第1 位・最優秀室内楽特別賞などを受賞。イ タリア、スイス、フランス、ドイツでリサイタルを開き、国内外の有名オーケストラと共演しています。
Aulicus Classics
ALC-0111(1CD)
ポンセ:ギター作品集
前奏曲/バレット/クーラント/ 前奏曲 ホ短調/主題、変奏/ スペインのフォリアによる20の変奏曲とフーガ/わが人生を行く/ケルツィーノ・メヒカーノ/エストレリータ/しおれた心
フランシスコ・ギル(G)

録音:2022年12月29-31ドス・エストレーリャス・マイン,トゥラルプハワ,メキシコ
巨匠セゴビアの依頼により書き上げられた20 世紀最大のギター作品のひとつ「スペインのフォリ アによる20の変奏曲とフーガ」を中心とした、南米が生んだ後期ロマン派〜新古典主義の作曲 家、ポンセのギター作品集。メキシコ音楽院の教授で南北アメリカや欧州で活躍する、現代の“ポ ンセ弾き”としても定評のあるフランシスコ・ギルの演奏。
Aulicus Classics
ALC-0112(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.4
ロンド 変ロ長調 Kinsky-Halm Anh.6
ピアノ・ソナタ 変ホ長調「選帝候ソナタ第1番」 WoO47
ピアノ・ソナタ ヘ短調「選帝候ソナタ第2番」 WoO47
ピアノ・ソナタ ニ長調「選帝候ソナタ第3番」 WoO47
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(フォルテピアノ)

録音:2022年10月28-29日 ズマラーノ・オルガン・アカデミー コンサト・ホール(トレント,イタリア)
アノと室内楽を経て、現在はイタリアを拠点にフォルテピアノでの探究を続けているコンスタン ティーノ・マストロプリミアーノによる、2019 年(第1弾)、2021年(第2弾)&(第3弾)に続く、ベー トーヴェンのピアノ・ソナタ集の第4弾。今回はケルン大司教(選帝侯)に献呈させたことから、後世 この名で呼ばれるようになった3つの「選帝候ソナタ」を録音。
Aulicus Classics
ALC-0115(1CD)
ショパン&リスト:ピアノ作品集
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
 ノクターン 第8番Op.27-2
 ノクターン 第16番Op.55-2
 バラード 第1番ト短調 Op.23
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
オルガ・ズドレンコ(P)

録音:2005年5月 ディアパソン録音スタジオ,ローマ
2019年にリリーされた、フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(※モーツァルトの 息子)のピアノとオーケストラのための作品集で話題を呼んだ、アバド&ベルリン・フィルとの共演で も知られるイタリアの女性ピアニスト、オルガ・ズドレンコの最新アルバム。

Forgotten Records
fr-1923B(2CDR)
カークパトリック/バッハ:6つのパルティータ
第1番変ロ長調 BWV.825/第4番ニ長調 BWV.828/第5番ト長調 BWV.829/第2番ハ短調 BWV.826/第3番イ短調 BWV.827/第6番ホ短調 BWV.830
ラルフ・カークパトリック(Cemb)
※使用楽器:チッカリング&サンズ、1908年製

録音:1952年
※音源:Haydn Society HSL3056/8
Forgotten Records
fr-1926C(2CDR)
バクスト/ショパン:マズルカ全集 Vol.1
第1番-第37番
リシャルト・バクスト(P)

録音:1958年7月
※音源:Muza SXL1152/4
Forgotten Records
fr-1928(1CDR)
バクスト/ショパン:マズルカ全集 Vol.2
第38番-第59番
リシャルト・バクスト(P)

録音:1958年7月
※音源:Muza SXL1154/5

MClassics
MYCL-00051(1CD)
税込定価
ラフマニノフ:組曲第1番「幻想的絵画」 作品5
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):バレエ音楽「眠れる森の美女」組曲 作品66a<4手連弾>
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲 第2番 作品17
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 作品3ー2「鐘」<2台ピアノ版>
大嶺未来(P)
高橋多佳子(P)

録音:2023年10月20日 東京文化会館 小ホール(ライヴ・レコーディング)
ラフマニノフをライフワークにし、その演奏活動とCD共に高い評価を 受ける大嶺未来と、第12回ショパン国際ピアノ・コンクールにて第5 位となり日本を代表するピアニストの一人高橋多佳子によるラフマ ニノフ・デュオアルバムです。当盤は、2023年10月20日東京文 化会館にて行われたライヴ・レコーディングです。2台ピアノ作品の極 致といえるラフマニノフの2つの組曲。雄大でロマンティシズム溢れる ラフマニノフの世界を、圧巻の技術と精緻なアンサンブルで描ききり ます。美しい音色とヴィルトゥオジティを兼ね備える二人だからこそ到 達できる高みの音楽と妙技をお聴き下さい。連弾によるラフマニノフ 編のチャイコフスキー作曲「眠れる森の美女」組曲も必聴。ピアニズ ム満載のアルバムです。

Biddulph
BIDD-85047(2CD)
NX-C07
アウアーのレガシー
【CD1】
1-4. バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV1016
5. バッハ:管弦楽組曲第3番BWV1068よりエア(ウィルヘルミ編)
6. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006よりガヴォット (クライスラー編)
7. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001よりフーガ
8. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004よりシャコンヌ
9-11. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61


【CD2】
1-4. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.1-3HWV361
5-8. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.1-13HWV371
9-12. シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) 第3番ト短調 D408
13. シューベルト:アヴェ・マリア(ヴィルヘルミ編)
14. ブラームス:ハンガリー舞曲第7番 イ長調(ヨアヒム編)
15. フバイ:チャールダーシュの情景第4番「ヘイレ・カティ」 Op.32
16. フバイ:花の生命 第5曲 ゼフィール Op. 30-5
17. ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9-2(サラサーテ編)
18. ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調より第3楽章「ア・ラ・ツィンガラ」
19. ファリャ:スペイン舞曲(クライスラー編)
20. スタンフォード:妖精の踊り Op.89-3
21. エルガー:愛の挨拶
22. ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
イゾルデ・メンゲス(Vn)
【CD1】
1-4. ハロルド・サミュエル(P)
5&6. アイリーン・ビーティー(P)
9-11. サー・ランドン・ロナルド(指)、
ロイヤル・アルバート・ホールO
【CD2】
1-8,13-17,19-21. アイリーン・ビーティー(P)
9-12. アルトゥール・デ・グリーフ(P)
18. チャールトン・キース(P)
22. マルコム・サージェント(指)のオーケストラ

1-4. 録音:1928年6月11日&12月13日/初出盤:HMV C1632/33
5. 録音:1927年6月27日/HMV D1288
6. 録音:1929年6月26日/HMV B3465
7. 録音:1922年9月7日/HMV E269
8. 録音:1924年4月27日/HMV D875/76
9-11. 録音:1923年9月4,5,6,21日/HMV D767/71

【CD2】
1-4. 録音:1926年10月11日/HMV D1371
5-8. 録音:1921年12月16日&1922年1月11日/HMV E279/80
9-12. 録音:1927年12月13日/HMV D1398/99
13. 録音:1927年6月27日/HMV D1313
14. 録音:1930年1月10日/HMV B3465
15. 録音:1926年12月1日/HMV D1223
16. 録音:1930年1月10日/HMV B3749
17. 録音:1927年6月27日/HMV D12881
18. 録音:1916年9月1日/HMV D529
19. 録音:1927年10月31日/HMV E508
20. 録音:1928年6月12日/HMV C1623
21. 録音:1927年6月27日/HMV D1313
22. 録音:1928年3月21日/HMV C1622/23
名教師レオポルト・アウアーの弟子たちを紹介するシリーズにイゾルデ・メンゲスが登場。バッハのシャコンヌ、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲等の記念すべ き世界初録音を復刻!1893年に英国ブライトン近郊で音楽教室を営む家庭に生まれたメンゲスは、自然と楽器になじみ、初めて人前で演奏したのは3歳半の時だったと伝えられ ます。16歳の時にペテルブルクでアウアー門下に加わりました。アウアーは精鋭ぞろいの門下の中でも「最も才能に恵まれた生徒の一人」と語ったそうです。 1913年、ロンドンでコンチェルト・デビューした際はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とラロのスペイン交響曲を一つのコンサートで弾き、当時の批評は「目 覚ましい弓のテクニック、濁りの無い音、クリーンで歯切れ良いスタイル」と讃え、「卓越した技量を披露する時は子供のような喜びよう」を示し、「難しい箇所 をとんでもない速さで弾くので指揮者がテンポを落とすよう指示しなくてはならないほどだったが、華麗な演奏はそれ自体が見ものだった」と伝えています。この 成功を受け、ロンドンではウッドやワルターらの指揮で演奏、アムステルダムではメンゲルベルクが指揮するコンセルトヘボウ管とベートーヴェンとブラームスの協 奏曲を演奏しました。1916年にアメリカ・デビューを飾ると、第1次大戦が終わるまで北米に留まりましたが、1919年にイギリスに戻った後は長旅を避け、主 に英国内で活躍。プロムスにも繰り返し出演しました。室内楽にも精力的に取り組み、自らの名を冠した四重奏団でベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲 演奏を行い、またピアノ・トリオでも高く評価されました。英国王立音楽大学では38年の長きにわたり後進の指導に当たり、その功績を讃えてイゾルデ・メン ゲス賞が設けられています。 メンゲスはHMV(英コロンビア)を中心に録音を遺しました。当盤の中で特に注目すべきはバッハのシャコンヌ、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、ヴォーン・ ウィリアムズの揚げひばり。名曲中の名曲として今日では数え切れないほどの録音がひしめいていますが、ここに復刻された演奏が史上最初の録音とのこと。 メンゲスの演奏は全般的に停滞感のない明快なもので、特にベートーヴェンの第3楽章などは切れ味抜群ですが、バッハのエア(G線上のアリア)での落ち着 いたテンポと巧みなポルタメントを交えた表現など、情感にも不足しません。尚、シューベルトのアヴェ・マリアとヴィエニャフスキのア・ラ・ツィンガラでは原盤に存 在する大きめのノイズがあります(後者は鳩時計が鳴るような音も)。ブックレット(英語のみ)にはWayne Kileyの解説5ページに加え、写真4枚と肖像画1 枚、メンゲスが使っていた1714年製のヨーゼフ(ジュゼッペ)・ガルネリ・フィリウス・アンドレアの写真3点が掲載されています。

Sono Luminus
DSL-92272(1CD)
NX-B08
Solace 慰め
ヘンデル:組曲 ニ短調 HWV428(1720)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28(1908)
ラフマニノフ:6つのロマンス Op.4- No.3「夜の静けさに」(1893)(アール・ワイルド編)
ライダ・デニス・オーユズ(2000-):Bozlak (2023)
コルクマズ・ジャン・サーラム(P)

録音:2023年4月17-20日
2022年に開催されたアレクシス・グレゴリー・ヴァンドーム賞国際ピアノ・コンクールの優勝者、コルクマズ・ジャン・サー ラムのリサイタル・アルバム。1999年アンカラに生まれ、7歳から地元で音楽教育を受けたサーラムは、クリーヴランド音楽大学に留学、アントニ オ・ポンパ=バルディとセルゲイ・ババヤンに師事した後、ジュリアード音楽院で学士号を取得。アメリカ、ヨーロッパの 各地でリサイタルを行うとともに、多数の音楽祭に出演し好評を博しています。このアルバムではヘンデル、ラフマニノ フの作品と、トルコの現代作曲家オーユズの作品を演奏。「音楽の中に安らぎを見つける」というサーラムの想いが反 映された1枚です。

Da Vinci Classics
C-00853(1CD)
リヴィング・フルート
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジーより第1曲 イ長調、第10曲 嬰ヘ短調、第7曲 ニ長調、第3曲 ロ短調
ジョージ・ベンジャミン:フライト
キャサリン・フーヴァー:Kokopeli
ヴァレーズ:Densuty 2I.5
クリストバル・アルフテル:Debla
リッカルド・パルッチ:FRog flute
ゲイリー・ショッカー:Blip Blip Blip
ローウェル・リーバーマン:独り言
パルッチ:sCadenze
フィリッポ・ロガイ(Fl)

録音:2017年&2023年
イタリアのフルーティスト、フィリッポ・ロガイの今回のアルバムのコンセプトは、今日分業化されている音楽制作の統一性にあります。作曲家であり、フルーティストであるリッカルド・パルッチがアドバイザーとしても参加しています。また演奏者であるロガイもパルッチの作曲のプロセスを踏襲しながら演奏しています。この二人の相乗効果によって聴き手にも作曲家のイメージがより伝わる演奏となっています。
Da Vinci Classics
C-00854(1CD)
エクスタシー・オヴ・カラーズ
タンスマン:2本のギターのためのソナチネ
ショパン:マズルカ Op.33-1、マズルカ Op.33-2
メンデルスゾーン:無言歌集 第4巻 「浮雲」 Op.53-2、
 無言歌集 第5巻 「5月のそよ風」 Op.62-1
チャイコフスキー:2つの小品 Op.10
ショパン:マズルカ Op.33-3、
 マズルカ Op.33-4
スクリャービン:5つの前奏曲 Op.16
マルコ・デ・ビアジ:プロコフィエフへのオマージュ Op.7
マウリツィオ・バウディーノ(G)、
ダリオ・ヴァニーニ(G)
ギター・デュオのためのオリジナル&アレンジ作品集。タンスマンの「2本のギターのためのソナチネ」から始まり、ショパンの「マズルカ Op.33」やメンデルスゾーンのアレンジ物までバラエティに富んだ美しいメロディが並びます。ギター・デュオによる多彩な音色でご堪能ください。
Da Vinci Classics
C-00855(1CD)
忘却の彼方に〜ロベール・カサドシュ:ピアノ作品集 Vol.2
24の前奏曲 Op.5
トッカータ Op.40アレグロ
マウロ・チェッキン(P)

録音:2023年8月
作曲家としてのロベール・カサドシュに焦点を当てた企画の2枚目が登場です。今作ではバッハの「平均律クラヴィーア曲集」をモデルにしてショパンやドビュッシーが書いた同様の作品を彷彿とさせる「24の前奏曲 Op.5」が収録されています。
Da Vinci Classics
C-00858(1CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
草かげの小径にて 第1集/霧の中で
ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」
ジャンルイジ・ダニエーレ(P/スタインウェイD 274)

録音:2023年11月3日-5日(イタリア)
イタリアのカンポバッソ出身のピアニスト、ジャンルイジ・ダニエーレが弾くヤナーチェクの作品集。ダニエーレは、ペロシ音楽院、サンタ・チェチーリア音楽院で研鑽を積み、ソリスト、室内楽奏者、伴奏者としてイタリア国内外で活躍。これまでに、ロンドン国際音楽コンクール第3位、カルロス&ソフィア国際ピアノ・コンクール第2位、メディチ国際音楽コンクール第2位、セルジオ・カファロ国際コンクール「ドメニコ・スカルラッティ・ソナタ最優秀演奏賞」など、数多くのコンクールで入賞しています。
本アルバムでは、当初ハルモニウムのために構想され、夭逝した最愛の娘オルガに手向けられた哀悼音楽 「草かげの小径にて」。娘オルガの死や、数々のオペラがプラハの歌劇場から拒絶されるなど、ヤナーチェクが人生の難局に立たされていた時期の作品である 「霧の中で」。占領下の祖国で行われた残虐行為に対するすべての痛みを表現したソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」 という、ダニエーレがレパートリーとしている20世紀の作品から、チェコの作曲家ヤナーチェクによる3つの作品を取り上げています。
Da Vinci Classics
C-00862(2CD)
ヘンデル:ハープシコード作品全集 Vol.2
【CD1】シャコンヌ ヘ長調 HWV485/組曲ニ短調 HWV448/組曲ニ短調 HWV449/ソナチネ ニ短調 HWV581/アルマンド イ短調 HWV478/シャコンヌ ト短調 HWV486/パルティータ ハ短調 HWV444
【CD2】組曲ハ短調 HWV445/前奏曲とアレグロ イ短調 HWV576/エア ト長調 HWV467/トッカータ ト短調 HWV586/ソナチネ ト短調 HWV583/ソナチネ ト短調 HWV580/協奏曲ト長調 HWV487/エア 変ロ長調 HWV471/前奏曲 ヘ長調 HWV567/前奏曲ヘ短調 HWV568/前奏曲ト短調 HWV573/前奏曲ホ長調 HWV566/エア ト短調 HWV466/エア 変ロ長調 HWV470/Impertinence ト短調 HWV494/エア ヘ長調 HWV465(2つの変奏付き)/アレグロ ニ短調 HWV475/アルマンド変ロ長調 HWV479/クーラント ロ短調 HWV489/エア ハ短調 HWV458/ソナチネ イ短調HWV584/パルティータ イ長調 HWV454/アリア ハ短調 HWV459
フェルナンド・デ・ルカ(ハープシコード)

録音:2022年10月-12月(イタリア)
本アルバムは、フェルナンド・デ・ルカによるヘンデルのハープシコード作品全集の第2巻で、複数の楽章からなる作品(組曲 HWV448、449、445、パルティータHWV444、454など)と、短い小品が組み合わされています。ヘンデル演奏の第一人者である、フェルナンド・デ・ルカがこの録音プロジェクトを通して、ヘンデルの創造力とファンタジーの多様性、そしてニュアンスを示すとともに、これら作品が持つ類まれな芸術的価値を再発見しています。
Da Vinci Classics
C-00863(1CD)
リャプノフ:ピアノ作品集
:薄明かりの歌 Op.22/秋の歌 Op.26
ピアノ・ソナタ Op.27
ロシアの主題による変奏曲とフーガ Op.49
ジョージアの主題による変奏曲 Op.60
ルーカ・ファルデッリ(P)

録音:2023年、イタリア
セルゲイ・リャプノフ(1859-1924)の没後100周年を記念してリリースされるこのアルバムは、ピアノ音楽の分野におけるリャプノフの誰もが認める傑作のいくつかをさらに深く掘り下げる絶好の機会です。リャプノフはピアニストとしての系譜がフランツ・リストに直接由来しており(リストの弟子カール・クリントヴォルトにピアノを師事)、現代ロシア音楽のライバルであった2つの流派の巨匠(一方はチャイコフスキーと弟子のタネーエフ、もう一方は民族主義を目指したロシア5人組のバラキレフ)から作曲を学んだため、様々な要素を取り入れて独自のスタイルを構築することができました。
リスト・スクールで学んだピアノの妙技、西洋スタイルのロシアの巨匠から受け継いだ様式、ロシア5人組と彼自身のフィールドワークから得られたロシア民族遺産に関する知識などの要素が、ノスタルジックな「薄明かりの歌」と「秋の歌」、力強く高度な技巧が求められるピアノ・ソナタ、ロシアとジョージア(グルジア)の主題による変奏曲に現れています。
Da Vinci Classics
C-00860(1CD)
ゲラルデスキ:鍵盤楽器のための3つのソナタ
フィリッポ・マリア・ゲラルデスキ(1738-1808):ソナタ第1番ハ長調
ソナタ第2番変ロ長調/ソナタ第3番ホ長調
マヌエル・マランドリーニ(P)

録音:2023年、イタリア
フィリッポ・マリア・ゲラルデスキ(1738-1808)は、18世紀後半イタリアの音楽家の中でも第一級の人物でした。 彼は、当時もっとも偉大な音楽家および音楽学者の一人であった伝説的なフランシスコ会修道士、マルティーニ神父の指導の下で学ぶという特権に恵まれ、後にボローニャのアカデミア・フィラルモニカ(一部のエリート音楽家に与えられる栄誉)の会員となり、イタリア中部のいくつかの重要な音楽礼拝堂で音楽監督として働き、後にオーストリア=ハンガリー帝国の皇帝となるトスカーナ大公の宮廷で楽長を務めました。
このアルバムでは、ゲラルデスキが生前に出版し、オーストリア大公妃マリア・テレサに捧げた3つの鍵盤楽器ソナタを収録。これらの作品は、エトルリア王、ブルボン王ルイ1世の葬儀のために書いた有名なレクイエムとともに、ゲラルデスキのもっとも高く評価された作品の1つです。
マヌエル・マランドリーニは、バッハ国際音楽コンクールのコンサート部門第1位やウィーンのアマデウス作曲賞第3位など、数々の受賞歴を誇り、ピアニスト、作曲家、音楽理論の教授、そして音楽イベントの企画や管理にも豊富な経験を持つスペインの音楽家です。
Da Vinci Classics
C-00856(1CD)
W.F.バッハ:12のポロネーズ
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):12のポロネーズ F12
ボーナス・トラック〜W.F.バッハの作とされる4つの小品(マーティン・グレイソン編集)〔メヌエット ト長調、ブレ ロ短調、メヌエット ニ短調、アレグロ ト短調〕
ジャンカルロ・シモナッチ(P)

録音:2023年、イタリア
バッハの長男であり、彼が持つ才能を最大限に注ぎ込んで教育し、当時のもっとも熟練した鍵盤楽器奏者、即興演奏家、作曲家へと成長したヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。サティやモンポウ、ケージやフェルドマン、自作など、近現代の傑出したアルバムをリリースしてきたイタリアのベテラン・ピアニスト兼作曲家、ジャンカルロ・シモナッチが贈る、W.F.バッハのポロネーズ集。大バッハの「平均律クラヴィーア曲集」の構造と調整の順序を反映した「12のポロネーズ」は、ポーランドの威厳や壮麗さと高貴さを内包しており、非常に快活で自発的な長調の曲と、対照的に抒情的で洗練された短調の曲が交互に配置されています。ボーナス・トラックとして、伝W.F.バッハの小品も収録。(W.F.バッハは父親の作品を自作と偽ったり、逆にW.F.バッハの作品がバッハ作として紹介される等、真作不明の問題が残されています。)
Da Vinci Classics
C-00850(1CD)
ヴィルヘルム・ケンプ:ピアノ作品集
ラプソディック・プレリュード
組曲「イスキア」 Op.68/ピアノ・ソナタ Op.47
(ケンプ編):シチリアーノ(フルート・ソナタ 第2番BWV1031より)、
神よ,あなたに感謝を捧げます(教会カンタータのための前奏曲 BWV29)、
こころよき喜びの声にて(コラール前奏曲 BWV751)
ジョヴァンニ・アウレッタ(P)

録音:2023年8月
オルガニストとしてキャリアをスタートさせたヴィルヘルム・ケンプは、後に20世紀でもっとも称賛されるピアニストの一人となりました。そのケンプが作曲していたことはあまり知られていませんが、彼の最初の教師がケンプに作曲に専念することを勧めるほどの才能を持っていました。ピアニストのジョヴァンニ・アウレッタは、数年間に渡ってケンプの残された楽譜を研究しそこから見つけ出した名曲に光を当てました。
Da Vinci Classics
C-00839(2CD)
バッハ:幻想曲、カプリッチョ、序曲と組曲集
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903/幻想曲とフーガ イ短調 BWV904/幻想曲とフーガ(断片) ハ短調 BWV906/幻想曲 ト短調 BWV917/幻想曲 ハ短調 BWV918/幻想曲 イ短調 BWV922/幻想曲とフーガ イ短調 BWV944/カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 変ロ長調 BWV992/カプリッチョ ホ長調 BWV993/序曲 ヘ長調 BWV820/序曲 ト短調 BWV822/組曲 イ短調 BWV818/組曲 変ホ長調 BWV819/組曲 ヘ短調 BWV823/組曲 イ長調 BWV832
ピエトロ・ソラーチ(P/スタインウェイ)

録音:2021年、グリファ&フィリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
11歳の時にベッリーニ歌劇場Oとの共演でデビューを果たし、1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールでは参加したイタリア人の最高位となるなど、イタリア内外で目覚ましい活躍を展開してるピアニスト、ピエトロ・ソラーチ。鮮烈なストラヴィンスキー(Da Vinci/C00372)が印象的だったソラーチが進めているバッハのピアノ作品全曲録音の第9巻は、幻想曲、カプリッチョ、序曲、組曲集。作曲家、鍵盤楽器の即興演奏家としてのバッハの初期の作品についての興味深い洞察を提供します。
べーレンライター社の後援を受けて行われたこの録音でも、前作同様クリティカル・エディションの楽譜が用いられており、その解釈や研究結果もポイント。また、日本の風景がジャケット写真に採用されているのも当シリーズの特徴で、今作は観光地や映えスポットとしても人気が高い京都・伏見稲荷大社の千本鳥居です。
Da Vinci Classics
C-00841(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
前奏曲嬰ハ短調 Op.45
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
シャン・トゥ(P)

録音:2022年3月、モス・アーツ・センター(ブラックスバーグ、アメリカ)
台北生まれの台湾系アメリカ人ピアニスト、シャン・トゥの2枚目のアルバムとなるショパンの「24の前奏曲」。ジュリアード音楽院協奏曲コンクールの優勝者としてリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでニューヨーク・デビューを果たして以来世界中のコンサート会場に登場しています。ニューヨーク・タイムズ紙に「雄弁な感性」、ボストン・インテリジェンサー紙に「非の打ちどころのないテクニック」、そしてファンファーレ紙には「作曲家の間を行き来するカメレオンのような才能」と賞賛される類稀なピアニズムでショパンの世界を表現します。
Da Vinci Classics
C-00843(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.6
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
マウリツィオ・パチャリエッロ(ピリオド・ピアノ)

録音:2020年10月(カプラーニカ、イタリア)
現在のイタリアで有数のベートーヴェン弾きとして高い評価を受けており、1998年の第48回ARDミュンヘン国際音楽コンクールで入賞、2003年にはニューヨークのカーネギー・ホールへのデビューを果たした鍵盤楽器奏者マウリツィオ・パチャリエッロ。現在はピリオド・ピアノでの演奏に情熱を注ぎ、イタリアにおけるこの分野の権威的存在として知られるパチャリエッロが2017年の秋にスタートさせたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の第6巻が登場。
1840年頃のフランスのボワスロや1885年のベーゼンドルファー、18世紀後期のクラヴィコードなど、様々なピリオド・ピアノを弾いてきたパチャリエッロが、ピアノの“新約聖書”ともいわれるベートーヴェンのピアノ・ソナタの最初の三作品を披露します。
Da Vinci Classics
C-00845(1CD)
バッハ:鍵盤楽器のためのアポクリファル作品集 Vol.1
バッハ:組曲変ロ長調 BWV821/サラバンド ト短調 BWV839/アレグレット・スケルツァンド ニ短調 BWV844/フーガ イ短調 BWV897/2/バッハの名による前奏曲とフーガ変ロ長調 BWV898/トッカティーナ ニ短調 BWV899/1,900/2/幻想曲とフーガ ニ短調 BWV905/幻想曲とフゲッタ変ロ長調 BWV907/幻想曲とフゲッタ ニ長調 BWV908/協奏曲とフーガ ハ短調 BWV909/前奏曲ハ短調 BWV919/幻想曲ト短調 BWV920/アダージョとプレスト イ短調 BWV923A
セルジオ・ガスパレッラ(ハープシコード)

録音:2023年7月3日-6日(イタリア)
バッハ作によるかどうか不明な鍵盤楽曲が約50曲あり、その作者について大きな難問を投げかけています。長い間、バッハの作とされてきたものもあれば、最近の批評的な資料の検証によって証明されたものもあります。さらに複雑なのは、かつてバッハのレパートリーにしっかりと組み込まれていたにも関わらず、現在ではバッハの息子、生徒、同僚といった作曲家の遺産と結びついている作品です。このような楽曲の保管庫として注目すべきは、ベルリンのドイツ国立図書館に所蔵されている大バッハを信奉していたドイツの作曲家、オルガニストのヨハン・ペーター・ケルナーの手稿譜P804です。この資料には、有名なものを含む多くの鍵盤楽曲の初稿版が記録されています。本アルバムでは、イタリアのチェンバロ奏者、指揮者として活躍するセルジオ・ガスパレッラによる鮮やかな解釈で、そのいくつかを取り上げています。
Da Vinci Classics
C-00846(1CD)
マルコ・ジャンノー二:独奏ギター作品全集
カプリッチョ・トナーレ/12の練習曲
バッハによる組曲/前奏曲と舞曲
4つの舞曲/カデンツァ/Un petit rien
ファブリツィオ・プロイエッティ(G)

録音:2020年8月14日&2023年3月4日(イタリア)
本アルバムには、イタリアの作曲家、マルコ・ジャンノーニが15年以上(2006年〜2022年)に渡って作曲したギター独奏のための全作品が収められています。クラシック・ギタリストとしての経歴を持つジャンノーニが、様々なスタイルや作曲技法を注ぎ込んだ作品が持つ魅力を、サンタ・チェチーリア音楽院で研鑽を積んだイタリアの若きギタリスト、ファブリツィオ・プロイエッティの解釈でお楽しみください。
Da Vinci Classics
C-00848(1CD)
ナポレオン・コスト:ギター作品全集 Vol.5 〜想い出
ナポレオン・コスト:フランドルの想い出 Op.5
ヨハン・シュトラウスの16のお気に入りのワルツ Op.7
ギタリストの余暇 Op.51
お気に入りのワルツ Op.46
カルロ・フィエレンス(G)
※使用楽器:ルネ・ラコート1855年製

録音:2022年12月、パラッツォ・チゴラ・マルティノ二(イタリア)
国際的なギタリストだった父グイッレルモに指導を受け、名匠リカルド・イズナオラから絶賛された腕前の持ち主であるイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺した19世紀フランスのギターの巨匠、ナポレオン・コストの全作品を網羅するという壮大なプロジェクトの第5巻。
「Souvenirs(想い出)」と題されたこの巻に収録された作品は、3つの異なる作品集からシンプルなものを選んだもので、コストの作風と作曲の一貫性を浮き彫りにしています。このアルバムでも、フィエレンスはコストの芸術的なニーズに合わせて作られた特別な7弦ギターを使用。コストの作風は、ロマン派音楽を愛するすべての人々を魅了し、非常に高い技術的要求と深い表現力が融合し、リストからショパン、ベルリオーズからシューベルトまで、当時の最も有名な作曲家の特徴を示しています。

DUX
DUX-2053(2CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 アンジェイ・シロンザク(P)

録音:2023年8月、キェルツェ(ポーランド)
1985年ルブリン生まれのピアニスト、アンジェイ・シロンザクが弾くバッハの「フーガの技法」全曲。2017年からポーランド現代音楽協会のメンバーとなっているシロンザクは、古楽と現代音楽の両面に焦点を当てて活動しており、サルヴァトーレ・シャリーノ、ジョン・アダムズ、ジョン・ケージらの作品をポーランドで最初に演奏したピアニストの一人としても知られ、ウッチの現代音楽祭にも定期的に出演しています。バッハのゴルトベルク変奏曲からストラヴィンスキー、サティ、リリ・ブーランジェ、シメオン・テン・ホルト、ラートハウスと多彩なディスコグラフィーを誇り、現在はキェルツェのヤン・コハノフスキ大学で教授を務めるシロンザクが、スタインウェイで表情豊かに描く「フーガの技法」。ポーランド教育・科学省が助成するプロジェクトによるレコーディングです。

NIFC
NIFCCD-658659(2CD)
イ・ヒョク〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン
夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
練習曲第23番ホ短調 Op.25-11「木枯らし」
幻想曲ヘ短調 Op.49
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
ワルツ第5番変イ長調 Op.42
ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調 Op.35「葬送」
ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
ラ・チ・ダレム変奏曲(モーツァルト 「ドン・ジョヴァンニ」 の「お手をどうぞ」による変奏曲)変ロ長調 Op.2
4つのマズルカ Op.17
ピアノ・ソナタ第3番変ロ短調 Op.58
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21*
イ・ヒョク(P)、
アンドレイ・ボレイコ(指)*
ワルシャワPO*

録音(ライヴ):2021年10月2日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:シゲル・カワイ
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。そして今回、コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から久々のニューリリースとして、韓国勢として唯一のファイナリストとなった若き天才、イ・ヒョクが登場します!
イ・ヒョクは2000年韓国生まれの新星ピアニスト。2012年に12歳でモスクワの「青少年のためのショパン国際ピアノコンクール」を、2016年に16歳で第10回パデレフスキ国際ピアノコンクールをそれぞれ最年少で制すると、2018年の第10回浜松国際ピアノコンクールでは第3位を受賞するなど順調に歩みを続け、2021年の第18回ショパン・コンクールで見事ファイナリストとなりました。その後も2022年のロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのピアノ部門で亀井聖矢との同時優勝で大きな話題を呼ぶなど飛躍を続けており、今最大級の注目を集める若き才能の一人です。

Indesens Calliope Records
IC-012(1CD)
フォーレ&ラヴェル〜ジャズ・インプレッションズ
フォーレ:「レクイエム ニ短調」 より イントロイトゥスとキリエ, アニュス・デイ, リベラ・メ
 「3つの歌」 より 夢のあとに
 パヴァーヌ
ラヴェル:「ピアノ協奏曲ト短調」 より 第2楽章 アレグロ・アッサイ*
 ダフニスとクロエ/「ダフニスとクロエ」 より 宗教的な踊り
 逝ける王女のためのパヴァーヌ
 「マ・メール・ロワ」 より 妖精の園
 「スペイン狂詩曲」 より 夜への前奏曲
 前奏曲
エルヴェ・セラン(P)、
クロード・エジェア(フリューゲルホルン)*

録音:2023年9月13日-15日&10月8日、スタジオ・ド・ムードン(フランス)
フレンチ・ジャズ・ピアノの名手、エルヴェ・セランがクラシックの名曲をジャズのアプローチと即興で再構築する「ジャズ・インプレッションズ」シリーズ。ドビュッシーを取り上げ、見事ジャズ・マガジンの「Choc」を獲得した第1弾(INDE107)に続いて、今度はフォーレとラヴェルの作品を再構築したアルバムが完成。フォーレの「レクイエム」やラヴェルの「ダフニスとクロエ」、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」などといった20世紀のフランス音楽を象徴する名曲たちを料理します。パリ音楽院ではクラシック・ピアノも本格的に学んだセランのインスピレーションあふれる知的な演奏をお楽しみください。
Indesens Calliope Records
IC-047(1CD)
フォーレ:エッセンシャル・ピアノ・ワークス
バラード嬰ヘ長調 Op.19
8つの小品 Op.84より 第5曲 即興曲
パヴァーヌ Op.50
3つの無言歌 Op17より 第3曲 変イ長調
即興曲第2番ヘ短調 Op.31
夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74
前奏曲ト短調 Op.103-3
舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66
主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
ローラン・ヴァグシャル(P)

録音:2023年12月、スタジオ・ド・ムードン(フランス)
フランス音楽の名盤を次々と生み出し、メディアからも絶賛されているピアニスト、ローラン・ヴァグシャルによるフォーレ没後100周年記念アルバムがフランスのIndesens Calliope Recordsから登場。
ガブリエル・フォーレは、19世紀末のフランス楽派の復興における重要人物であり、その作曲スタイルは20世紀の多くの作曲家に影響を与えました。作品は、管弦楽曲から協奏曲、室内楽曲、歌曲など多岐にわたり、特にピアノのための作品はおよそ70曲という多作を残しています。フォーレのピアノ作品は未だ過小評価され、今日ほとんど演奏されていないものもあり、本アルバムでローラン・ヴァグシャルは、フォーレの偉大な遺産を讃え、傑作に加えて、トランスクリプションや未発表作品にもスポットを当てています。
フランス音楽の解釈に情熱を注ぎ、忘れられた作曲家の熱心な擁護者でもあるローラン・ヴァグシャルは、これまでにサン=サーンス、フォーレ、フランク、ショーソン、ドビュッシー、さらにはマニャール、デュカス、ピエルネ、カプレ、ゴーベール、フローラン・シュミット、ヴィエルヌ、モーリス・エマニュエル、ジャン・クラ、フランセなどの録音(室内楽やピアノ曲)を残しており、彼のディスコグラフィはDiapason, Classica, Gramophone, The Guardianといったメディアから絶賛されています。
「驚異的なカリスマを持つ異色のピアニスト」(ル・モンド)

Avie
AV-2678(1CD)
アイヴズ:セント・ゴードンズ(ブラック・マーチ)
ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード1840〜1860(コンコード・ソナタ)」
ドナルド・バーマン(P)

録音:2022年1月3日-4日、ニューヨーク
チャールズ・アイヴズ生誕150周年を祝う作品集が登場です。演奏するのはこれまでにも数多くのアイヴズ作品を録音してきたピアニストであり、アイヴズの研究者でもあるドナルド・バーマン。メインとなる「コンコード・ソナタ」は来るべき前衛の幕開けを告げるターニング・ポイントとなった重要な作品と言えます。アイヴズが信奉する”超絶主義(マサチューセッツ州コンコードの4人の哲人によって形成された、性善説に基づく宗教的・哲学的倫理)”を骨格に、複調、クラスター、拍子なしのリズム…などアヴァンギャルドな要素と、ベートーヴェンの運命交響曲の動機、ハンマークラヴィーア・ソナタの様式感とが細胞となって生み出された作品です。この重要な作品をドナルド・バーマンは、アイヴズが残した数多くのメモなどを参考にし、新たな版で録音しています。

NCPA Classics
N-817401671(1CD)
特殊価格
ルー・イーウェン〜愛の挨拶
ルー・イーウェン(リャン・ナン編):「愛の挨拶」の主題による変奏曲
江蘇省伝承曲(チャン・イー編):茉莉花
チェン・ガン(リャン・ナン編):タシュクルガンに太陽が輝く(陽光照耀着塔什庫爾干)
リウ・ティアンファ:誰もいない山で鳥がさえずる
ドヴォルザーク(リ・モンネン編):ユーモレスク Op.101-7
ガルデル(リャン・ナン編):首の差で
サラサーテ(リ・モンネン編):ツィゴイネルワイゼン Op.20
クライスラー(チャン・イー編):愛の悲しみ
ルー・イーウェン(二胡)、
国家大劇院SQ

録音:2023年4月13日-14日、中国国家大劇院レコーディング・スタジオ(北京、中国)
瞬く間に中国で最も人気のある二胡奏者の1人となったルー・イーウェンがNCPA Classicsのデビューシリーズに加わります!
ルー・イーウェンは、国家大劇院SQとの共演を選び、東洋の楽器である二胡と西洋の弦楽器のクァルテットをユニークに融合させ、独特かつ魅惑的なコラボレーションに仕上げました。
ジャズ風の要素が聴きとれる「茉莉花(ジャスミンの花)」のアレンジや、ルー・イーウェンが幼少の頃より親しみ続けてきた「タシュクルガンに太陽が輝く」などこだわり抜いたプログラムも魅力満載。
東洋と西洋の楽器、ジャンル、スタイルのボーダーを超越した演奏をお楽しみください。
NCPA Classics
N-817401651(1CD)
特殊価格
ウェイ・ルオ〜じっと見つめて
アルベニス:組曲「イベリア」第1巻 T.105
グラナドス:スペイン舞曲第2番ハ短調 Op.37-2「オリエンタル」
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
バルトーク:戸外にて Sz.81
アルベニス:グラナダ(セレナータ)Op.47-1
ドビュッシー:月の光
ウェイ・ルオ(P)

録音:2023年6月5日−7日、中国国家大劇院レコーディング・スタジオ(北京、中国)
「デビュー」シリーズはその名の通り、中国の若き才能を世界に向けて紹介する要注目のラインナップです。
フィラデルフィアの名門カーティス音楽院でユジャ・ワンやラン・ランの師としても有名なゲイリー・グラフマン、エリック・ルーやイ・テッキの師であるロバート・マクドナルドに師事し、2022年に学士号(Bachelors degree)を取得。
スタインウェイ・アーティストに名を連ね、2019年にはDecca Goldレーベルからアルバムをリリースするなど、中国の次世代の有望ピアニストとしてすでにその存在に注目が集まっているウェイ・ルオ。
2023年に中国国家大劇院で収録されたウェイ・ルオの最新録音では、西洋を代表する5人の音楽家が広大な東洋の世界を見つめる視線を表現。
これらの大作曲家たちの視線の先に写るのは、早朝の中国庭園での余韻、ムーア人の宮殿の散策、賑やかな港の通過、ムーン・リバー湾への旅、壮大なるコーカサス山脈など、東洋の美しき古の風景、異国の文化、さらには東洋の美学への憧れ。
ウェイ・ルオが5人の作曲家の作品を通して表現する東洋の静寂と喧騒のコントラストの美が、聴き手を神秘的な世界の中心へと導き、東洋の古の風景を目の前に広げてくれることでしょう。
NCPA Classics
N-817401391(1CD)
特殊価格
アン・ティアンス〜ピアノ・リサイタル in NCPA
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
チャイコフスキー(プレトニョフ編):組曲「くるみ割り人形」Op.71a
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番嬰へ長調 Op.53
プロコフィエフ
:ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
アン・ティアンス(P)

録音:2022年8月18日、中国国家大劇院音楽庁(北京、中国)
カーティス音楽院のマンチェ・リュウ教授の下でピアノを学び、日本の小林愛実とは同門となるアン・ティアンス(安天旭)。
2019年のチャイコフスキー国際ピアノコンクールのファイナルの舞台で起きた前代未聞のハプニング、本来弾くはずであったチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」ではなくラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」をオーケストラが演奏し始めてしまうという衝撃的な出来事を乗り越えて2022年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールに出場するなど順調にキャリアを積み上げてきました。
今回の中国国家大劇院でのライヴは、ヴァン・クライバーン・コンクール終了後の同年8月に凱旋記念的な意味合いも含めて開催されたリサイタル。
コンクールでも披露したグバイドゥーリナの「シャコンヌ」などアン・ティアンスが弾きこんできた作品による要注目のプログラムです。

Urania Records
LDV-14112(1CD)
クイーン〜ピアノ・トランスクリプション作品集
フレディ・マーキュリー:ドント・ストップ・ミー・ナウ
ボヘミアン・ラプソディ/愛という名の欲望
ラヴ・オブ・マイ・ライフ/地獄へ道づれ
リヴ・フォーエヴァー/ウィ・ウィル・ロック・ユー
愛にすべてを/アイ・ウォント・イット・オール
自由への旅立ち/リヴィング・オン・マイ・オウン
レディオ・ガ・ガ/ショウ・マスト・ゴー・オン
伝説のチャンピオン
ロベルト・フランカ(P)
「クラシック音楽の作曲家としてのチック・コリア」にスポットライトをあてた好企画でデビューを飾ったクロアチア系イタリア人ピアニスト、ロベルト・フランカのUrania第2弾は、イギリスの伝説的ロックバンド「クイーン」の名曲をピアノ独奏で奏でるという注目盤。
ロベルト・フランカは、ロッシーニ音楽学校で学び、2002年に満点、優等、特別賞を得て卒業後、イモラ国際ピアノ・アカデミーでピアノをヴァレンティーニ、ラッタリーノ、ペトルシャンスキーに、作曲をマルコ・ディ・バリに師事。ガヴリーロフ、ロルティ、コチシュといった世界的ピアニストたちの指導を受けながらキャリアを積み上げている実力派です。
Urania Records
LDV-14113(1CD)
イン・ベルガモ・ウィズ・ドニゼッティ、マイール、パドレ・ダヴィデ:ピアノ4手連弾作品集
ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):歌劇 「コリントのメディア」 (P4手連弾のためのシンフォニア)*、
 序奏とアンダンティーノ(P4手連弾のための)*、
 葬送行進曲
ドニゼッティ:ソナタニ長調(P4手連弾のための)、
 ワルツ ト長調(P4手連弾のための)
パドレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(1791-1863):アレグレット ニ長調(ハープシコードのための)*、
ディベルティメント・ブリランテ 変ホ長調(Pのための)*、ディベルティメント ヘ長調(Pのための)*、
4手のためのパストラーレ、
ディベルティメント(P4手連弾のための)*、
ディベルティメント・テンポ・ディ・ヴァルス(P4手連弾のための)*、
ディベルティメント・マルツィアーレ(P4手連弾のための)*、
タントゥム・エルゴ(ソプラノとピアノのための)*、
ユダヤの王ジョアス 「3声のためのレヴィ人の合唱団」(4手伴奏付き)*
ダヴィデ&ダニエーレ・トリヴェッラ(P)、
パドレ・ダヴィデ・アンサンブル、ラリア・マグリー二(S)

*世界初録音
本アルバムは、マイールとドニゼッティという2人のオペラ作曲家に、少年時代のドニゼッティと親交があり、修道生活に入った後も音楽活動を続け、特にオルガン奏者、作曲家として高く評価されたパドレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(ダヴィデ神父)の作品をカップリング。
独創的なスタイル、並外れたユニゾン、コミュニケーション能力の高い解釈で、音楽評論家を含む多くの聴衆を魅了し、アメリカ有数のデュオ・ピアノコンクール「Murray Dranoff」で優勝したダヴィデ&ダニエーレの双子デュオの演奏でお楽しみいただけます。

La Dolce Volta
LDV-121(1CD)
NX-C04
君のようになりたい 〜ピアノのためのトランスクリプション&パラフレーズ
バッハ:4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065(原曲:ヴィヴァルディ)*
メンデルスゾーン:最初のワルプルギスの夜 Op.60*
リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード Op.35
J・シュトラウス:さまざまなワルツによるパラフレーズ*
ティールマン・スザート(1510/15-1570):ダンスリー(舞曲集)*
プロコフィエフ:古典交響曲 *
ショスタコーヴィチ:ワルツ 第2番 Op.99a (ジャズ組曲 第2番より)
リチャード(1928-)&ロバート(1925-2012)・シャーマン:君のようになりたい (ディズニー映画『ジャングル・ブック』から)*

※編曲…フロリアン・ノアック
フロリアン・ノアック(P)

録音:2023年1月3-5日 アルソニック「メゾン・ド・レクート」、モンス、ベルギー
*…この編曲版による世界初録音
※日本語解説付
ベルギー出身で幼いころより天賦の才能を発揮してきたフロリアン・ノアック、La Dolce Voltaから4枚目のアルバム。編曲家として自身で演 奏するほかベレゾフスキーやカツァリスにも作品を提供、レア・レパートリーの開拓においても熱心な活動を続ける彼の編曲作品集です。長年 ロシア音楽を中心に編曲を行ってきたという彼が、師のクラウディオ・マルティネス・メーナーの影響でバロック音楽に目覚め、果敢に挑戦したと いうバッハの「4台のチェンバロのための協奏曲(原曲はヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲)」に始まり、リムスキー=コルサコフの 絢爛たる管弦楽をピアニスティックに凝縮した「シェヘラザード」、彼が大学に入った頃必修科目で歌ったというメンデルスゾーンのカンタータ、ヨ ハン・シュトラウスのあまり知られていないワルツを集めたパラフレーズ、プロコフィエフの「古典」、ショスタコーヴィチの有名な「ワルツ 第2番」と続 きます。最後に収められた『ジャングル・ブック』の主題歌は、この歌が大好きな妹に贈るための編曲を元に、曲が持つ複雑さやポリリズムなど の独特な要素をピアニスティックに表現するために膨らませたもの。ピアノが持つ可能性を駆使しながら曲が持つ魅力を最大限引き出し、さら に愛らしさを備えているノアックの編曲を存分に楽しむことの出来るアルバムです。
La Dolce Volta
LDV-1156(2CD)
NX-E02
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) 上野通明(Vc)

録音:2021年11月24-26日、2022年5月3-7日 ホンラート福音教会
※日本語解説付
※旧品番:KKC-6598
2021年ジュネーヴ国際コンクールの覇者、上野通明が26歳にして臨んだバッハの無伴奏全曲録音。4歳の頃にヨーヨー・マが弾く同作品 の映像を観てチェロを学ぶ決意をしたという彼だけに、国際デビュー盤となるこのアルバムではぜひバッハを録音したいと強く望んでいたそう。録 音場所についても、ドイツやオランダの教会を巡って音響を自ら確認し、ケルン郊外の教会を選んだというこだわりようです。その演奏は中庸 のテンポを取りながら歌心に溢れ、隅々の音まで実に表情豊か。若い感性が大きなプラス要素となった、瑞々しい演奏を聴かせています。5 弦のチェロ・ピッコロを想定して書かれたと言われる第6番についても、自身の愛器である4弦チェロ(製作者不詳のイタリア製)で演奏。非常 に困難な挑戦ですが「どんなに大きな挑戦でもそれが報われるほど魅力的な曲」と語っており、良く伸びる音が素晴らしい効果を上げています。

MIRARE
MIR-730(1CD)
モーツァルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソアンタ ハ長調 K309
ロンド ヘ長調 K494
ロンド ニ長調 K485
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K333
組曲 ハ長調 K399より「アルマンド」 ハ短調
ロンド イ短調 K511
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ/18世紀製、作者不詳、クリストファー・クラークによる修復)

録音:2020年2月10,11日
モーツァルトといえば、旅。旅の道中、必要にかられて生まれた作品もたくさんあります。たとえばここに収録されているピアノ・ソナタ ハ長調 K309は1777/78の冬に滞在したマンハイムの地で、当時13歳のローザ・カンナビヒのために書かれましたし、ソナタ 変ロ長調 K333は1781年に訪れたリンツの地で、 自身が演奏会で演奏するために書かれたと言われています。ジェローム・アンタイは、モーツァルトと同時代の18世紀につくられた楽器を用いて、珠玉のロンドや、 組曲ハ長調からの抜粋も同時収録しています。当時の音色に思いを馳せながら楽しみたい1枚です。
ジェローム・アンタイ(鍵盤)はアンタイ3兄弟のひとり。ヴィーラント・クイケンのもとでヴィオラ・ダ・ガンバを学なかで歴史的鍵盤楽器にも興味をもつ。シギ スヴァルト・クイケンやヤーコプス、マルゴワールらとガンバ、鍵盤の両方で共演。 (Ki)
MIRARE
MIR-618(1CD)
R.シュトラウス:ピアノ作品集
5つのピアノ小品 op.3
ピアノ・ソナタ op.5
情緒のある風景 op.9
ギョーム・ベロン(P)

録音:2023年4月17-20日
フランス内外で、ソロ、室内楽、そして現代音楽などでも定評のある活動をしているギョーム・ベロンによる、R・シュトラウスのピアノ作品集の登場。
ヴァイオリンとチェロのための2つのソナタで、シュトラウスのピアノ書法のオーケストラ的な次元、きらめく音色、伸びやかなフレーズの芸術性に衝撃を受けたと いうベロン。ピアノ作品はいずれも初期作品ですが、すでにR.シュトラウスの才能のすべてが詰まっているといいます。5つの小品のバッハを思わせる対位法の技 巧。また、第2曲の騎兵隊のリズムなどにすでに片鱗が見られる、R.シュトラウスにとって大切な英雄主義のテーマもが見られ、また、ラルゴでは歌曲のようなメロ ディのセンスも光っています。ソナタでは、運命論的な第1楽章、極めてオペラ的な緩徐楽章を経て勝利のフィナーレに至る壮大な叙事詩のようなドラマトゥルギー がみられること。R.シュトラウスへの愛と敬意に満ちた、ベロンの熱のこもった演奏が光ります。
ョーム・ベロンは、ブザンソン音楽院およびパリ国立高等音楽院でピアノとヴァイオリンの両方を学びました。エピナル国際ピアノコンク-ルで第1位、クララ・ ハスキルコンクールで現代作品の優秀演奏者に送られるモダン・タイムズ賞を受賞。ラ・ロック・ダンテロン音楽祭をはじめ様々な音楽祭に出演しています。室内 楽ではルノー・カプソンらと共演多数、またオーケストラと協奏曲も演奏多数。 (Ki)

Audite
AU-97827(1CD)
バッハ:トリオ・ソナタ全曲
トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV525(13'17)
トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV526(13'00)
トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527(14'14)
トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV528(11'38)
トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529(15'47)
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530(15'12)
マルティン・ノイ(オルガン/ユルゲン・アーレント製作(2007年))

録音:2021年10月15&16日、2022年5月31日&6月1日/聖オットー教会、ヘルツォーゲンアウラハ(バイエルン州)
オルガンの録音に定評のあるドイツのauditeレーベル。このジャンルにおいて数々の優秀録音で注目を集めてきました。当アルバムは現代屈指のバッハ弾きマ ルティン・ノイがバッハのトリオ・ソナタ全6曲をアーレント・オルガンで演奏した1枚。注目のリリースです!
ノイはバッハ国際コンクール入賞後、教会オルガニスト、ソリストとして活躍。非常に端正で卓越したアーティキュレーション、曲目に適したオルガン選定、そ して的確なレジストレーションで高く評価されています。
マリー=クレール・アランが「オルガン教師が才能ある弟子に習得させようとする難題の集大成」と表現したバッハの6つのトリオ・ソナタ。1727年から 1732年にかけて作曲されたこれらの作品は、バッハの長男ヴィルヘルム・フリーデマン(1710-1784)の演奏技術を完成させる目的で書かれたオルガンのた めのソナタ集で、現在もすべてのオルガニストの礎となっております。
右手・左手・足鍵盤の3つの独立したパートが魅惑的な対話を繰り広げながら、美しい旋律が巧みな対位法で組み合わされており、バッハの作曲技法・芸術の 頂点を示しています。この難曲を現代最高のオルガン・ビルダー、ユルゲン・アーレント製作の名器で演奏していることも注目。教会の響きとともにノイの心温まる 演奏でお楽しみください。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72987(1CD)
シメオン・テン・ホルト(1923-2012):カント・オスティナート ピアノデュオ・スホルテス&ヤンセンス【レスタリ・スホルテス、グウィリム・ヤンセンス】

ライヴ録音:2023年12月20日/オランダ要塞博物館内ベイ・アンドレアス、ナールデン(オランダ)
20世紀オランダを代表する作曲家の一人シメオン・テン・ホルト(1923-2012)の「カント・オスティナート」をピアノデュオ・スホルテス&ヤンセンスがライ ヴ録音しました!当作といえば向井山朋子とゲラルド・バウハウスの名盤によりミニマル音楽ファンならずとも知られる作品となりました。
「コンサートは観客が自由に出入りする、継続的なパフォーマンスであるべきだ」という考えから独自の作品を生み出したテン・ホルト。「カント・オスティナート」 は1976年に完成させた「Perpetuum(無窮動)」のち、1976年から79年にかけて同作を改訂・改名したもの。歌(カント)が反復(オスティナート)しなが ら途切れることなく演奏されるこの作品は、何度も繰り返される美しい旋律が次第に変化し、やがて大きな波となって展開。一期一会で生まれる独特で不思議な 音世界をお楽しみください!
レスタリ・スホルテス(1984-)とグウィリム・ヤンセンス(1985-)は10代の頃から共演を重ね、「ソリストの自由さとヴィルトゥオジティ、室内楽奏者の耳 とアンサンブル、そしてSOの音色のパレットとニュアンスのある繊細さを持つこと」を目標とし、演奏活動を展開。CHALLENGE CLASSICSレーベルから 「モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K.448/375a & シューベルト:4手ピアノのための幻想曲 ヘ短調 D.940」のアルバムをリリースしております。 (Ki)

Goodies
78CDR-3940(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 ヴィルヘルム・ケンプ(P)

独 POLYDOR66033/5
1926年ベルリン録音
ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)はドイツのピアニスト。これは電気録音 (1925-)の最初期に録音されたもの。おそらく米ブランズウィック社が開発した ライト・レイ方式電気録音と聴こえます。ケンプはモノLP、ステレオLPにベ ートーヴェンのソナタ全曲録音を残しています。ケンプは1936年(昭和11年)にド イツ文化使節団の一人として初来日、以降1979年までに合計10回日本を訪れて、 日本のクラシック音楽の発展に寄与した。1970年にはベートーヴェン生誕200年 記念で来日し、ピアノ・ソナタ全曲演奏会を開いた。(グッディーズ)

H.M.F
HMM-902472(2CD)
バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.9〜ケ-テン、1717-1723〜幸福なとき
[CD1]
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV811
協奏曲 ハ長調 BWV984(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲 ハ長調 op.1-4の編)
カンタータ「裏切り者なる愛よ」BWV203(チェンバロ(通奏低音)のみの伴奏による、バス独唱用カンタータ。歌詞作者不詳)
[CD2]
ブランデンブルク協奏曲 第5番ニ長調 BWV1050
イギリス組曲 第3番ト短調 BWV808
イギリス組曲 第5番ホ短調 BWV810
バンジャマン・アラール(チェンバロ/ヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(Hieronymus Albrecht Hass)、1740年製、ハンブルク)
[CD1]マルク・モイヨン(バス[BWV203])
[CD2]シーン・ユイブレヒツ(フラウト・トラヴェルソ)、アンヌ・ペッカ&パウル・モンテイロ(Vn)、
サマンサ・モンゴメリ(Va)、ロナン・ケルノア(バス・ヴィオール)

録音:2023年4,5月
新世代を代表するチェンバロ・オルガン奏者、バンジャマン・アラールによるバッハのシリーズ、第9巻の登場です。有名な「半音階的幻想曲とフーガ ニ短 調 BWV903」をはじめ、オケパートは総勢5名(Vn2、ヴィオラ1、通奏低音1、フルートで演奏された「ブランデンブルク協奏曲第5番」まで、 アラールの雄弁なチェンバロが華麗に響き渡る、怒涛の内容です。 ケーテン時代にバッハが仕えたレオポルト侯爵は、信仰の妨げになるとして音楽を制限したカルヴァン派だったため、この時期、教会カンタータは書かれず、ブ ランデンブルク協奏曲や、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータなど、世俗音楽が多数成立しています。
前作の第8巻では、クラヴィコードが 用いられていることでも話題になりました。「半音階的幻想曲とフーガ」について、アラールは、バッハの最初の妻マリア・バルバラの予期せぬ辛い死の余波 の中で作曲された可能性が高いと述べ、この苦悩に満ちた性格はクラヴィコードにも適していると考えたけれど、最終的にヒエロニムス・アルブレヒト・ハス (Hieronymus Albrecht Hass)作の素晴らしいチェンバロで演奏しています。結果、広い音域、そして様々なストップ(リュートストップなど)のおかげで、 さまざまな色を聴くことができ、また、アラールの、よい意味でのけれんみも感じさせる演奏が非常に映えています。イギリス組曲 BWV806-811からは3曲を収録(イギリス組曲第1番初稿、第2番、第4番は第3巻に収録)。イギリス組曲は1719-1725年に成立されたと考えられております。ラ・プティッ ト・バンドでも演奏していたアラールは、彼らとのブランデンブルク協奏曲第5番でも際立った演奏をして人々の印象にのこっていますが、ここでのアラールは、 歌と華やかさが炸裂しています。アラールがまさに乗りに乗っていることを感じさせる、超充実の第9巻です! (Ki)

ATMA
ACD2-2462(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ第5番ハ長調 Op.135(1952-53改訂稿)
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82(1939-1940)
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83(1942)
デイヴィット・ジャルベール(P)

録音:2022年3月15-17日/カナダ、キングストン
デイヴィット・ジャルベールによるプロコフィエフのピアノ・ソナタ全集録音シリーズ第2弾。第1〜4番を収録した第1集(ACD2-2461)に続き、第5〜7番 を収録しています。第5番はプロコフィエフが晩年に改定した方の版を演奏。平明無垢なすっきりとした響きが、戦争ソナタと呼ばれ激しいフィナーレをもつ第6・ 7番とコントラストを成しています。
デイヴィット・ジャルベールは1977年生まれのカナダのピアニスト。ジュリアード音楽院、グレン・グールド音楽院、モントリオール大学、ケベック音楽院で学び ました。幅広いレパートリーを持ち、温かみのあるエレガントなスタイルで聴衆を魅了。CBCが選ぶ「カナダのトップ・ピアニスト15人」のひとり。現在、オタワ大 学でピアノ科准教授を務めています。 (Ki)
ATMA
ACD2-2868(1CD)
ギターによる16の物語
1. コスト(1805-0883):マズルカ Op.33
2. コスト:練習曲 Op.38-7
3. 作者不詳(18世紀オーストリアの写本):パッサカリア
4. 作者不詳(18世紀オーストリアの写本):シャコンヌ
5. 作者不詳(17世紀の写本):タリアのエアとドゥーブル
6. 作者不詳(17世紀イタリアの写本)グラーヴェ
7. ユーリ・スミルノフ(1935-2021):ロマンス
8. スラヴコ・フミック(1912-1945):夜想曲
9. ディオニシオ・アグアド(1784-1849):コントルダンス Op.14-8
10. ディオニシオ・アグアド:アレグロ・モデラート Op.6-35
11. ディオニシオ・アグアド:コントルダンス Op.14-2
12. フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):ギター・ソナタ Op.6-1第3楽章 ロンド
13. フランシスコ・カジェーハ(1891-1950):子守唄
14. マティルド・テッタメンティ・デ・カランドラ(1909-1995):子守唄
15. カルッリ(1770-1841):アンダンテ Op.320-2
16. カルッリ:ロンド 第4番
17. ジュリアーニ:ル・ロマラン
18.ジュリアーニ:スコットランドの釣鐘草
19. ダミアン・マーティン・トーレス(1894-):子どもの物語
20. テレーザ・フェニンゲル・デ・ロガティス(1893-1979):森のささやき
21. ホセ・ドゥアルテ・コスタ(1921-2004):ポルトガルのセレナータ
22. ガイ・バージェロン(1964-):アドリブ・ラヴァーズ
23. ディーノ・ベルッティ(1893-1947):ジプシー風スケルツォ
24. ジョヴァンニ・バッティスタ・ジェルヴァシオ(1725-1785):アルマンドとロンド
25. フェルナンド フェランディエレ(1740?-1816?):和声の迷宮
26. フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン(fl.1750-1773):ソナタ第9番
27. アーネスト・シャンド(1868-1924):ギターのための独奏曲第6番『もの思い』
28. アーネスト・シャンド:アンダンテ・レリジオーソ Op.87
ダヴィッド・ジャック(G)

「使用楽器」
1-2. Heptacorde Rene Lacote/Coste, Paris, 1842
3-4. Guitare baroque Didier Nicolas l’Aine, Mirecourt, v.1780
5-6. Guitare baroque Dietrich Stork, Strasbourg, v.1780
7. Guitare Ivan Krasnoshchekov, Moscou, v. 1860
8. Guitare Grigory Grigoryevich Lyubimov, Tchernihiv, v.1940
9-11. Guitare Etienne Laprevotte, Paris, v.1840
12. Guitare Simon Beau, modele Molino, Paris, v.1830
13-14. Guitare Cherpitel Pecheur, Mirecourt, v.1850
15. Guitare Rene Lacote, Paris, v.1845
16. Lyre-guitare Pons fils, Mirecourt, v. 1810
17-18. Lyre-guitare Francois Roudhloff, Mirecourt, v.1820
19-20. Guitare Antoine Lacasse, Quebec,2017
21-22. Guitare Olivier Fanton d’Andon, France, 1993
23-24. Mandoline anonyme, Italie, v.1740
25-26. Guitare a six choeurs Jose Recio, Cadix, v.1830
27-28. Guitare Aubry-Marie, Mirecourt, v. 1840

録音:2022年10月18-20日/カナダ、ミラベル、サン・ブノワ教会
ギターによる15の物語(ACD2-2821)、ギターによる14の物語(ACD2-2806)に続くシリーズ第3弾。ギタリストのダヴィッド・ジャックが、自身のプラ イベート・コレクションから16本の歴史的ギターを取り上げ、楽器の特徴に合ったレパートリーを披露します。
19世紀には作曲家と楽器製作者が手を組み、様々なモデルのギターが生まれました。奏法も多彩化していき、楽器は進化を遂げます。その華やかな盛り上がり を感じることのできる、貴重な音にあふれたアルバムです。 (Ki)

FARAO
B-108125(1CD)
プレトニョフ/ベルリン・フィルハーモニーでのピアノ・リサイタル
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
アレクセイ・ショー(1970-)&ミハイル・プレトニョフ:ピアノ・ソナタ イ短調(2021)*
ショパン:ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1
 幻想曲 へ短調 Op.49
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
ミハイル・プレトニョフ(P)

録音:2023年4月5日/ベルリン・フィルハーモニー大ホール(ライヴ)
*=世界初CD化
2023年、プレトニョフはドイツではベルリンのフィルハーモニーとフランクフルトのアルテ・オーパーで 2回だけピアノ・リサイタルを行いました。そのベルリン でのリサイタルを収録した久しぶりのピアノ・ソロ・アルバムです。プレトニョフのピアニストとしての今が詰まった注目盤。
一時期は指揮一本で活動し、今も指揮者としての活躍が多いプレトニョフ。しかし型破りで刺激的、挑戦的な彼のピアノ演奏のイメージに強烈な印象を抱いてい る方も多いでしょう。作曲家でもあるプレトニョフの冷静な作品へのまなざしと、演奏家として音楽に深く没頭し斬りこんでいく動的な出力の非凡なバランスは、他では聴けない斬新な驚きを今もなお生んでいます。
ウクライナのキエフに生まれ現在アメリカで活動している作曲家、アレクセイ・ショーとの合作による2021年の『ピアノ・ソナタ』は初めてのCD化。メカニカ ルで軽やかな点描とゆったりした叙情歌がひとつになった、不思議な美しさを持つ音楽です。まるでプロコフィエフを透明にしてほのかに光をにじませたような幻 想性。急速楽章では華やかな技巧への挑戦もあり、ピアニストにとって弾き甲斐のある作品になっています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCX-00098
(1SACD+DVD)
初回限定DVD付き
税込定価
2024年4月24日発売
北村明日人IN CONCERT
【CD】
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545
ブラームス:4つの小品作品119
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
グリーグ:ホルベルク組曲 作品40
【DVD】 ※初回限定パッケージのみ
グリーグ:ホルベルク組曲 作品40よりT Preludium
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8「悲愴」より第2楽章
ブラームス:4つの小品作品119W 狂詩曲 変ホ長調
特典映像
北村明日人(P)

※初回完売後は新品番にてCD(Hybrid Disc)のみのパッケージで販売いたします
リサイタル・録音・映像によって才能溢れる若手演奏家を多角的に 紹介する、大友直人が贈る高崎芸術劇場の「T-Shotシリーズ」第十 二弾。第46回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリを はじめ、数々の受賞歴を誇る北村明日人。東京藝術大学やスイス・ チューリッヒ芸術大学で実力を磨き、本格派として評価の高いピア ニストの初ソロCD+DVD。 [発売元・(公財)高崎財団]

GALLO
GALLO-1690(1CD)
デ・アニマ(魂について)」〜ハープ作品集
ルニエ:伝説(1901)
ヒンデミット:ハープ・ソナタ(1939)
バッハ:アダージョBWV564
ブリテン:組曲Op.83(1969)
シューベルト:ハンガリー風のメロディD817
スメタナ:モルダウ(H.トルネチェク編)
サーリアホ:秋(1991)
アンヌ・バッサン(Hp)

録音:2022年12月
偉大なハーピストの作品集」(GALLO1413)に続くアンヌ・バッサンのGALLOへのア ルバム第2弾。バッハから現代音楽の作曲家サーリアホまで珍しいハープ独奏曲を収 録。アンリエット・ルニエは卓越したハーピストであり、多くのハープのため の作編曲作品を残した。伝説はフォーレやシャミナードを思わせる洒脱な作品。バッハ のアダージョBWV564はオルガン曲からの編曲。先ごろ亡くなったフィンランドの鬼才カ イヤ・サーリアホの「秋」は北国の短い秋と冬の訪れを感じさせる美しい小品。アンヌ・バ ッサンはスイス、ジュネーヴ出身でヨーロッパを中心に活躍しているハープ奏者。
GALLO
GALLO-1699(1CD)
シューマン:ピアノ曲集Vol.2
6つの間奏曲Op.4(1832)
クララ・ヴィークの主題による即興曲Op.5
朝の歌Op.133/森の情景Op.82
ボビー・ミッチェル(P)

録音:2022年8月27日サン・フランシスコ、オールド・ファースト教会
「ノヴェレッテ Op.21、フモレスケ Op.20」(GALLO1678)に続くボビー・ミッチェルのシューマン 第2弾。 シューマンの決して長いとはいえなかった生涯に書かれたピアノ作品から初期のものと後期のも のを収録。ピアノのボビー・ミッチェルはアメリカのピアニストで古典から現代音楽まで幅広いレパ ートリーを持つ中堅。このシューマンの作品集ではロマン派の音楽を弾く、というより、現代音楽を 弾くように各声部をクリスタルのようなタッチでクリアに弾き切っていて清冽にして鮮烈。

Salamandre
SALAM-006(1CD)
プロコフィエフ:「ピーターと狼」(オルガン版:ティエリー・メクラー編)*
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(オルガン版:ティエリー・メクラー編)
ティエリー・メクラー(Org)
ヴァンサン・フィギュリ(朗読) *

録音:1993年サン・エティエンヌ大聖堂,オーセール
(朗読部分)2023年3月14日
オルガンの多彩な音色を使って聴く、プロコフィエフの「ピーターと狼」そしてムソルグ スキーの「展覧会の絵」。オルガンの複雑なレジストレーションを駆使してオーケストラ以 上の豊かな色彩と迫力を作り出します。「ピーターと狼」にはフランス語の朗読が入りま す。それぞれの登場人物のテーマがどんな音色で描かれているかはお楽しみ。「展覧 会の絵」のオルガン版は荘厳というほかなく、冒頭のプロムナードそして最後の「キーウ の門」に至っては教会の大伽藍の残響も手伝って聴き手を圧倒します。ラヴェルの管弦 楽編曲版に継ぐ名編曲版です。ぜひお聴き下さい。

ALPHA
ALPHA-994(2CD)
NX-E05
バッハ:6つのパルティータ
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825
パルティータ 第3番イ短調 BWV827
パルティータ 第4番ニ長調 BWV828
パルティータ 第2番ハ短調 BWV826
パルティータ 第5番ト長調 BWV829
パルティータ 第6番ホ短調 BWV830
マルティン・ヘルムヒェン(タンジェント・ピアノ〔=タンゲンテンフリューゲル〕)
使用楽器…レーゲンスブルクのシュペート&シュマール工房1790年製オリジナル

録音:2022年9月5-8日、2023年1月3-6日
ドイツの最前線を代表するピアニストの一人マルティン・ヘルムヒェン。これまでも協奏曲の録音でフィリップ・ヘレヴェッヘ(メンデルスゾーン/ Pentatone)やアンドルー・パロット(ベートーヴェン/ALPHA)など古楽器畑出身の指揮者たちと共演していますが、今回バッハ作品の録 音に初めて臨むにあたって選んだ楽器は、タンジェント・ピアノ。18世紀中盤以降ドイツ西部を中心に普及した、打鍵時にタンジェント(タンゲ ンテ)と呼ばれる小片が弦を打つ構造の鍵盤楽器です。チェンバロと違い打鍵のニュアンスを音に反映できる点はバッハも好んだクラヴィコード に似ており、普及した時代こそバッハの活躍期より遅く分布地域もやや異なるものの「チェンバロでも現代ピアノでも辿り着き得ないバッハ作 品の一面に触れられる」と語るヘルムヒェン(詳細はライナーノートの本人コメント〔独・英・仏語〕を参照)。現代ピアノを通じての彼ならではの 誠実な解釈姿勢そのままに、バッハの想定していた音作りの真意に迫る機微豊かな演奏の魅力を、ヘルムヒェンの録音の多くを手掛けガー ディナーのバッハ教会カンタータ録音群(SDG)などでも実績のあるトーンマイスター、ゼバスティアン・シュタインの丁寧な仕事が隅々まで隈な く伝えます。

Capriccio
C-5519(1CD)
NX-B10
ドホナーニのピアノ〜エルンスト・フォン・ドホナーニ:ピアノ作品集
ドリーブ:バレエ音楽『コッペリア』 - ワルツ(E. ドホナーニ編)
「ハンガリーのクリスマスの歌」によるパストラーレ(1920)
古い様式による組曲 Op.24
ハンガリー民謡による変奏曲 Op.29
3つの小品 Op.23
J・シュトラウス:「ジプシー男爵」 - 宝のワルツ(E. ドホナーニ編)
ソフィア・ギュリバダモヴァ(P)
1910年製ベーゼンドルファー、クラッサムの湾曲鍵盤付き
ブダペスト音楽史博物館所蔵

録音:2022年7月19-21日ブダペスト音楽史博物館(ハンガリー)
優れたピアニストでもあった作曲家ドホナーニが書いた作品を、彼が所有していた歴史的ピアノで演奏した1枚。 ハンガリーの作曲家エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)は優れたピアニストであり、楽器の発明や改良にも強い関心を持っていました。彼はと りわけ半円を描くように湾曲した鍵盤を備えたピアノが気に入り、1909年から1910年頃にはこの楽器の推進者となりました。この方式の鍵盤は、高音、中 音、低音のどこを弾く時も体の中心からの距離がほとんど変わらないため、体を動かすことなく演奏できるのがポイントで、1820年代に開発されると、オース トリア、ロンドン、ドイツで競って実用化が行われた後、オーストラリアの音楽家・発明家のフレデリック・クラッサム(1869-1934)が1907年12月に特許を取 得しました。クラッサムは1908年末もしくは1909年初頭にベルリンで新楽器を発表するとともに、著名ピアニストやピアノメーカーに協力をもちかけ、ドホナー ニも有名なピアノ製造社「イバッハ」製の楽器を演奏、普及に尽力しました。その後、各地の音楽大学に納入される予定でしたが、実際に購入されることは ほとんどなかったようです。ドホナーニ自身はこの楽器を長らく愛用し、1910年10月の室内楽演奏会から、1913年4月に開催された演奏会に至るまで、 プログラムとレビューには「ルドルフ・イバッハ社のクラッツァム鍵盤付きのコンサートグランドピアノを使用」との注釈が載っていました。 このアルバムに収録された 作品は第一次世界大戦前に作曲されたもので、この独自のピアノを念頭に書かれたものと推測されます。ソフィア・ギュリバダモヴァが演奏するのは、1910 年製ベーゼンドルファー社製の楽器。同社はドホナーニのために2台のクラッサム鍵盤付き楽器を制作したとされており、1台は自宅用、もう1台はコンサート に用いていたと彼の2番目の妻エルザが語っています。自宅用の楽器は彼の死後、リスト音楽院の教授フェレンツ・ファルカシュの手を経て現在はブダペスト 音楽史博物館に所蔵されています。当録音に際してレストアが行われ、そのユニークな外観とは別に、あたたかみのある響きが作品に絶妙にマッチしていま す。

IBS CLASSICAL
IBS-32024(1CD)
NX-B10
歴史に埋もれた女性作曲家たちのピアノ曲集 第2集
1. ミリアム・ハイド(1913-2005):Wet Night on the Highway
2-4. マリアンネ・フォン・マルティネス(1744-1812):ソナタ イ長調
5. エリザベート・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1847-1892):5つのピアノ小品 ? 第2番Allegretto
6-8. マリオン・バウアー(1882-1955):ニュー・ハンプシャーの森から Op.12
9. ダナ・スウィース(1909-1987):アメリカ風夜想曲
10-12. ブーランジェ(1887-1979):ピアノのための3つの小品
13. シャミナード(1857-1944):6つの演奏会用練習曲 ー 第2番Automne 秋
14. マリー・ヴィーク(1832-1916):ピアノのための練習曲 ? 第3番Grazioso
15. ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):花の一生 Op.19? バラ
16-17. リュビカ・マリッチ(1909-2003):Pesma i Igra 歌と踊り
18. オティリエ・スコーヴァ(1878-1905):Ukolabavka
19-22. アガサ・バッケル・グロンダール(1847-1907):Norske Folkeviser og Folkedanse op.30&33(抜粋)
23. マティルデ・サルバドール(1918-2007):ソナチネ
24. エンマ・チャコン(1886-1972):Alborada アルボラーダ op.91
25-26. ヘンリエッテ・ボスマンス(1895-1952):2つの前奏曲 第3番、第5番
27. フローレンス・プライス(1887-1953):セピア色のスケッチ
28. メリ・ダヴィタシュヴィリ(1924-2014):Khorumi
29. ルイーズ・ファランク(1804-1875):Melodie メロディ
アントニオ・オヤルサバル(P)

録音:2023年2月12-15日
ロンドン在住のピアニスト、アントニオ・オヤルサバルが紹介する女性作曲家のピアノ曲集第2集。このアルバムでも異なる時代と地域に生きた18人の作品 が取り上げられています。ナディア・ブーランジェやドーラ・ペヤチェヴィチ、フローレンス・プライス、ルイーズ・ファランクなど近年注目を集めている人もいますが、 他の作曲家の名前を目にすることはほとんどありません(ちなみにトラック5のエリザベート・フォン・ヘルツォーゲンベルクはドイツの作曲家ハインリヒ・フォーン・ヘ ルツォーゲンベルクの妻、トラック18のオリティエ・スコーヴァはヨゼフ・スークの妻です)。 オヤルサバルは彼女たちが生きた時代を徹底的に調査し、実際に音にすることで彼女たちの存在を確かなものにしています。

Linn
CKD-712(1SACD)
NX-C07
スティーヴ・ライヒ(1936-):フォー・オルガンズ(4台のオルガン)
ピアノ・フェイズ (加藤訓子編曲2台のヴィブラフォン版)
ナゴヤ・マリンバ
マレット・クァルテット
加藤訓子(マリンバ、ヴィブラフォン、オルガン、マラカス - 多重録音)

録音:2022年5月25-26日、6月5-6日 かながわアートホール、2023年6月1-4日 ウィステリアホール(豊橋)
2011年にリリースされたLINNからのデビュー・アルバム「kuniko plays reich」から約13年。2018年には「Drumming」のリリースもあっ た加藤訓子による、ライヒ作品を集めた3枚目のアルバムが登場。今回は電子オルガンの演奏のほか、ヴィブラフォンによる「ピアノ・フェイズ」、 鍵盤打楽器のためのオリジナル作品などを多重録音で収録。LINN RECORDSのジャレッド・ホッブス監修の下、寒河江ゆうじによる録音 とミキシングに、CHANNEL CLASSICS創立者ジャレッド・サックスがマスタリングを行った高音質録音を生かす、SACDハイブリッド盤での発 売です。
2011年に英国のLINN Recordsから初リリースしたkuniko plays reich以来、「次のアルバムは何をやるの?」と訊かれてきた。世界中 から「次のライヒは?」と期待されるが、私はただ、音楽活動の中で、作品との出会いや縁というものを大事に自然の流れに身を任せ、その 時の興味に没頭してきただけで、最終的に自然の産物としての音楽が人から人へとこの世に残ってゆけばそれでいいと思っています。2022 年、めぐろパーシモンホールの開館20周年記念として日本でオールライヒプログラムを企画した際には、「ドラミング」の生のアンサンブルを中 心に「フォーオルガンズ」や「マレットとオルガンのための音楽」など、やってみたかった曲をかたっぱしから並べた。セッションの間、生身の演奏を 見ながら、自身でもっと納得の行くように取り組みたいと思ったものを密やかに勉強し、また一人でコツコツと録音を重ねて行った。それらが、 今回 kuniko plays reich II へ収録した4曲です。図らずもライヒの60年代から2000年代までを往年の名曲も含め、彼の作曲法の 推移を追いかけるようなラインアップとなった。  【加藤訓子】

Biddulph
BIDD-85046(1CD)
NX-B06
ルネ・ベネデッティ コロンビア録音集とパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴィエニャフスキ
1. モスクワの思い出 Op.6
サラサーテ
2. スペイン舞曲集 Op.21第2番「ハバネラ」
3. スペイン舞曲集 Op.21第1番「マラゲーニャ」
4. スペイン舞曲集 Op.23第2番「サパテアード」
クライスラー
5. ウィーン奇想曲 Op.2
6. 中国の太鼓 Op.3
ファリャ:スペイン民謡組曲(パウル・コハンスキ編)より
7. アストゥリアス地方の歌
8. ポロ
9. カンシオン
10. ホタ
ファリャ:歌劇「はかなき人生」より
11. スペイン舞曲(クライスラー編)
ミヨー:12. 『屋根の上の牡牛』によるシネマ・ファンタジー Op.58a (カデンツァ:オネゲル)
カレル・ゾウベク(1902-1959)
13. ヘレネのセレナード Op.9
14.2分間のジャズ
パガニーニ
15-17. ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op. 6
ルネ・ベネデッティ(Vn)

ジャン・ヴィエネル(P)・・・1-11
モーリス・フォーレ(P)・・・12
ジョセフ・ベンヴェヌーティ・・・13&14
ラムルーO・・・15-17
ウジェーヌ・ビゴー(指)・・・15-17

1. 録音:1928年
 初出:Columbia D15033(matrix WLX175/76)
2,3,5,6. 録音:1927年10月24日
 初出:Columbia D15008/09(matrices WLX 121/24)
4. 録音:1929年10月11日
 初出:Columbia LFX21(matrix WLX1144)
7-10,12. 録音:1928年6月13日
 初出:Columbia D15049(matrices WLX435/36)
11. 録音:1927年10月20日
 初出:Columbia D13037(matriX WL675)
13&14. 録音:1932年12月7日
 初出:Columbia D15074/75
 (matrices WLX4055/56)
15-17. 録音:1941年9月29日
 初出:Pathe45-48(matrices CPTX478/85)
復刻プロデューサー:Eric Wen
復刻エンジニア:Raymond Glaspole
デジタル・マスタリング:Rick Torres
20世紀前半のフランスを代表するヴィルトゥオーゾ、ルネ・ベネデッティの卓越したテクニックと明るい美音を堪能する復刻盤が登場。今では彼の名はクリス チャン・フェラスやジャン=ジャック・カントロフの師として言及される程度ですが、カントロフは師を「ハイフェッツのテクニックとティボーの魅力を兼ね備えた真に傑 出した存在。歴史を通じて最高の演奏家の一人」と讃えています。 イタリア系の家庭に1901年に生まれたベネデッティは、父がヴァイオリン教室の教師をしていたこともあって早くからヴァイオリンを演奏し、7歳にしてパリ音楽院 で学び、10歳の年ピエルネの指揮でパリ・デビューを飾るほどの天才児として注目を集めました。「フランス六人組」の作曲家達と親交を持ち彼らの作品を多 数演奏、シェーンベルクやストラヴィンスキーの作品もフランスに紹介しました。12.に収録されたミヨー:『屋根の上の牡牛』によるシネマ・ファンタジーは彼が 初演したものです。パガニーニの24のカプリースとバッハの無伴奏ソナタ&パルティータをフランス人として初めてコンサートで演奏し、自ら校訂した楽譜も出 版。1922年にはカーネギーホールにデビュー、その後もトスカニーニやシューリヒトらと共演、終戦翌年の1946年にはチェリビダッケの指揮でベルリン・フィルに デビュー。ピアノのジョセフ・ベンヴェヌーティ、チェロのアンドレ・ナヴァラと組んだB.B.N.トリオでも活動し、1942年から71年までパリ音楽院で教えました。しか し、その活躍と名声が主にフランス国内に留まったのは「(世界中で引っ張りだこになることを)単に彼が望まなかったからだ」と教え子のJ-J.カントロフは回想 しています。録音も少なく、復刻盤は貴重。ベネデッティは大きな手と細く繊細な指先を持ち、その左手のテクニックは圧巻だったと伝えられ、ここに収録され た小品集も、「快刀乱麻を断つ」のイメージが相応しいテクニックと明るい美音によるスタイリッシュな演奏を楽しむことができます。SP復刻盤の楽しみの一つ に、往時に人気を博しながら今は耳にする機会がほとんどない曲(その多くはSP片面に収まる長さで書かれた)の再発見がありますが、ゾウベクの2曲がまさ にそれ。特に「2分間のジャズ」は生演奏では大喝采を博したことが想像される爽快な作品です。最後に収められたパガニーニの協奏曲第1番はベネデッティ らしい演奏として知られてきたものですが、復刻を担当したプロデューサーによれば「第2次世界大戦中に制作されたためかシェラックの質が劣りノイズが多い が、ノイズを取り過ぎるとヴァイオリンの倍音も消えてしまうので、ほとんど手を加えていない」とのことです。

Grand Piano
GP-926(1CD)
NX-B06
20世紀のフォックストロット集 第6集 - 南ヨーロッパ
【イタリア】
1. フランコ・カサヴォラ(1891-1955):タンゴ・ヴィオラ・ダ・キャバレー・エピレッティコ(1925)
2. アルフレード・ガッターリ(1894-1972):2つのノヴェルティ・ピアノ・ソロ- 第2番ショパンのチャールストン・ドリーム(1928出版)
3. マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):2つのワルツ Op.221*- 第2番ヴィーナス・ワルツ、ボストン=ワルツ(1921)
4. ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967)もしくはヴィットーロ・デ・サバタ(1866-1933):プリンチペ、フォックス=トロット
5. プッチーニ:ピッコロ・タンゴ(1942年出版)
6. カゼッラ:カクテル・ダンス(1918)
7. カゼッラ:9つの小品 Op.24- 第8曲 タンゴ風に(1914)
8-10. エットーレ・デスデーリ:シンコペーションによる前奏曲、コラールとフーガ(1934)*
11-12. カステルヌオーヴォ=テデスコ:『メディア・ディフィコルタ』より
 11. No.3. タンゴ(1931)*
 12. No.4. フォックス=トロット(1931)*
13-14. エマ・ビアンキーニ(1890-1929):私の人形の踊り Op.8(1927出版)*
 13. 第2曲 躊躇い
 14. 第3曲 ワン=ステップ
15-16. ビアンキーニ:私の人形の踊り Op.9(1927出版)*
 15. 第4曲 タンゴ
 16. 第3曲 チャールストン
17. ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):「驚愕の演劇宣言」のフォックス=トロット(1921)
18. ドメニコ・サヴィーノ:アラベスク・イン・ブルー(1928)*
【キプロス】
19. アニス・フレイハーン(1900-1970):エーゲ海から - 第2曲 タンゴ(1950)
【ギリシャ】
20. スカルコッタス:ピアノ組曲 - 第3曲 シミー・テンポ(断章)(1924)
21. テオフラストス・サケラリディス(1883-1950):トゥ・プリーズ・ハー・ハズバンド- フォックストロット=シミー(1922)*
【マルタ】
22-23. チャールズ・カミレーリ(1931-2009):ピアノ練習曲集 第3巻「ピカソ・セット」(1964/1972改訂)
 22. 第1番フォックストロット
 23. 第5番ブルース
【スペイン】
24. ジュゼップ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):陽気なアメリカ人 - ラグ=タイム(P版)(1917)*
25. クリフトン・ワーズリー(1873-1925):ファイヴ・オクロック・ティー、フォックス・トロット(1917年出版)*
26. ワーズリー:トリステ・イリュージョン、ヴァルス・トリプル・ボストン(1916年出版)*
27. モンポウ:フォックトロット(1916)
28. モンポウ:タンゴ(1919)
29. モンポウ:バレエ - 第5曲 ブルースの時間(1949)
【ポルトガル】
30. アントニオ・トマス・デ・リマ(1887-1950):子供のアルバム 第3巻- 第4曲 オ・クコ・バイラリーノ、ワン=ステップ(1927年出版)*
31. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第2曲 道化、フォックス=トロット(1926年出版)*
32. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第3曲 さようなら、ワン=ステップ(1926年出版)*
33. ペドロ.F. リベイロ・ダルメイダ(1880-1965):アハイアル、ファドのモティーフによるワン=ステップ*
ゴットリープ・ヴァリッシュ(P)
スタインウェイ Model D (No.573.680)

録音:2022年9月14-16日
ミュンヘン、バイエルン放送
*…世界初録音
フォックストロットとはダンスのための音楽の1ジャンルで、もともとは19世紀末アメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーでアクションの激しい音楽 です。第一次世界大戦後の1920〜30年代、ヨーロッパでは人々の憧れであったアメリカ文化の象徴として流入してきたジャズやフォックストロットが大流 行。このアルバムでは地中海沿岸諸国の作曲家たちによるファッショナブルなフォックストロットを聞くことができます。 アルバムではプッチーニ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、カゼッラ、スカルコッタス、モンポウなどのよく知られる人たちの珍しい小品の他、現在では忘れられてし まった作曲家たちの世界初録音を含む作品を収録。彼らがジャズやダンス・ミュージックからどのように影響を受けたかを明らかにしています。 シリーズを通じて演奏を担当するゴットリープ・ヴァリッシュの華麗な演奏でお楽しみいただけます。

NCPA Classics
N-816501351S(2CD)
日本語解説付輸入盤
ハオ・ラオ 〜 ショパン・リサイタル
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
 3つの華麗なるワルツ Op.34
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
 4つのマズルカ Op.33
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
◎アンコール
ドビュッシー:夢想 L.68
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》
ハオ・ラオ(P)

録音:2022年2月24日、中国国家大劇院(デジタル、ライヴ)
2007年9月に完成した中国、北京の中心に位置する中国国家大劇院(NCPA/National Centre for the Performing Arts)の自主レーベル「NCPA Classics」の取り扱いを開始します。
「デビュー」シリーズはその名の通り、中国の若き才能を世界に向けて紹介する要注目のラインナップです。
2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて17歳という若さでファイナリストとなり、その天才的な音楽性とテクニック、そして自身の名前を世界へと響かせた中国の俊英ハオ・ラオ(饒?/ラオ・ハオ)。中国から参加した22名のコンテスタントの中で唯一のファイナリストとなり、その並外れた才能が一躍話題となったことは記憶に新しいことでしょう。
今回「NCPA Classics」レーベルからリリースされたハオ・ラオの演奏は、ショパン・コンクールの翌年、2022年2月24日に中国国家大劇院の音楽庁で開催された「ショパンの印象 〜 ハオ・ラオ・ピアノ・リサイタル」のライヴ・レコーディング。
数あるショパンの傑作の中からハオ・ラオが選んだ特にお気に入りの作品で構成されたプログラムからは、ショパン・コンクールでの見事な演奏の記憶が蘇るのと同時に、さらにスケールアップしたハオ・ラオのピアニズムが感銘を与えてくれています。

BIS
BISSA-2690(1SACD)
シューベルト+クルシェネク
クルシェネク:ピアノ・ソナタ第2番Op.59 IEK29
シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
シューベルト:アレグレット ハ短調 D.915
シューベルト(クルシェネク補完):ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」)
ジャン・チャクムル(P/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand))

録音:2022年9月12〜17日テスマー・トーンスタジオ(ハノーファー)
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のジャン・チャクムルが、2028年のシューベルト歿後200年に向け続々とリリー スしている一大プロジェクト「シューベルト+」。当シリーズはシューベルトの主要なピアノ独奏曲と彼の音楽に影響を受けた作曲家の作品を並べることで、その 作品に焦点を当てるだけでなく、それぞれの作品に新たな魅力を感じてもらいたいというチャクムルの思いから生まれた企画で、これまでに「シューベルト+シェー ンベルク」(KKC-6701/ BIS SA-2650)、「シューベルト+ブラームス」(KKC-6803 / BIS SA-2680)がリリースされ絶賛されています。
第3弾はエルンスト・クルシェネク(クレネク)です。ウィーン出身でドイツやアメリカで活躍したクルシェネクは、作曲家として70年以上のキャリアを持つ多作家。 時代によってさまざまなスタイルを取り入れたことでも知られますが、1920年代に作曲したピアノ・ソナタ第2番は、シューベルトを思わせる技巧ながら19 世紀のウィーンというよりも20世紀初頭のパリの香りがする音楽です。
シューベルトの未完のソナタ第15番は「レリーク」の名で知られ、未完にしてシューベルトの重要作とされています。当ソナタはシューベルトの生前には出版 されず、シューベルトの死後、1839年にローベルト・シューマンにより発見されました。
20世紀に入りクルシェネクだけでなく、バドゥラ=スコダ、プルーデルマッハーなどの名ピアニストも補完版を発表しています。クルシェネク版についてチャク ムルは「スコアに明記されていなければ、クルシェネクがどこから補筆しているのか聞き分けるのは難しいだろう」と語っています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5187206(ACD)
「映像」〜ドビュッシー:ピアノ作品集
舞曲(スティリー風タランテラ)L.69
2つのアラベスク/夜想曲 変ニ長調 L.82
ピアノのために/版画 L.100
映像 第1集/映像 第2集 L.111
喜びの島 L.106
サスキア・ジョルジーニ(P/Bosendorfer 280VC227)

録音:2023年12月2&3日/ライディング(オーストリア)
エグゼクティヴ・プロデューサー:カスパー・ファン・クーテン
名ヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドから「確かなテクニック、美しく心動かされる音色、ファンタジーにあふれるフレージングと純粋な音楽性」と絶賛 されるイタリアのピアニスト、サスキア・ジョルジーニ。
PENTATONEレーベルからのリリースが続いておりますが、当アルバムではドビュッシーの最も色彩豊かなピアノ曲を録音しました。「舞曲」や「2つのアラベス ク」といったカラフルな初期作品から「版画」や「映像」といった後期作品まで、ドビュッシーの世界をあらわした充実の内容。その演奏はまるで音楽の“絵”に生 命が宿ったかの如く美しく奏でられます。83分長時間収録。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0092(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
トッカータ Op.7
アラベスク Op.18
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
セルゲイ・タニン(P)

録音:2022年12月14-16日チューリッヒ、ZKOハウス
2018年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで第3位と聴衆賞、2020年バート・キッシンゲンでのクラヴィーア・オリンプで優勝と聴衆賞を獲得しているシベ リアの若きピアニスト、セルゲイ・タニン(1995-)によるシューマン・アルバム。技巧をものともしない自由闊達な指の動きがすばらしく、シューマンの複雑で多 層的な音を軽やかに解きほぐし、繊細な綾を活き活きと描ききっています。 (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0089(1CD)
しぼめる花 〜パンフルートとピアノのための作品集
ドニゼッティ:フルート・ソナタ
シューベルト:しぼめる花の主題による序奏と変奏曲 D802
シューベルト(リスト編):影法師 S.560-12
リスト:巡礼の年 第1年「スイス」より 夕立
グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より 聖霊の踊り
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第2番
ドビュッシー:『小組曲』より 小舟にて
ピアソラ(ミケーレ・マンガーニ編):忘却
リゲティ:ムジカ・リチェルカータより III. IX. VII.
ディニク(クルト・レーデル編):ホラ・スタッカート
モンティ:チャールダーシュ
伝承曲(ファビアン・ミュラー編):ルーマニア組曲 Giampara / Hora lenta / Sirba Olteneasca
ハンスペーター・オジエ(パンフルート)
マリーナ・ヴァシリエヴァ(P)

録音:2022年11月29日-12月1日イタリア、ドッビアーコ、マーラーザール
驚異のパンフルート奏者、ハンスペーター・オジエによるアルバム。楽器のイメージを覆す技巧的な内容に驚かされます。シューベルトの『しぼめる花』をメインとし重厚な変奏を聴かせつつ、「ホラ・スタッカート」「チャールダーシュ」からルーマニア音楽まで、何でも来いとばかりに演奏。

ATMA
ACD2-2844(1CD)
旅 〜ドビュッシー&アリス・ピン・イ・ホ:ピアノ作品集
ドビュッシー:小組曲(ジャック・デュランによるピアノ独奏編曲版/フィリップ・チウ校訂)
映像 第1集
アリス・ピン・イ・ホ(1960-):香港懷情※フィリップ・チウ委嘱作品、世界初録音
ドビュッシー:版画
フィリップ・チウ(P)

録音:2023年8月26-28日/ケベック
アリス・ピン・イ・ホ(Alice Ping Yee Ho、1960年生まれ)は香港生まれ。トロント大学で作曲を学び、カナダで活動するピアニスト・作曲家です。師事し た作曲家はファーニホウほか。『香港懷情』は香港へのノスタルジーを描いた作品。異国情緒や風景をたくみに音楽化したドビュッシーと組み合わせることでまさ に旅のような音世界になっています、 (Ki)

GENUIN
GEN-24880(1CD)
チャイコフスキー:18の小品 Op.72 エフゲニア・ルビノヴァ(P)

録音:2021年5月6日-8日、ライトシュターデル(ノイマルクト、ドイツ)
1977年にウズベキスタンの首都タシケントに生まれ、モスクワでウラジーミル・クライネフやアレクセイ・リュビモフの下研鑽を積み2003年のリーズ国際ピアノ・コンクールで2位入賞を果たしたピアニスト、エフゲニア・ルビノヴァによるチャイコフスキー最晩年の作品「18の小品 Op.72」。死の半年前に作曲されその完成度と内容からまさに「チャイコフスキーの遺言」とも呼ぶにふさわしいこの作品にルビノヴァが新たな命を吹き込みます。

RUBICON
RCD-1123(1CD)
ベートーヴェン、モーツァルト、シェーンベルク&ウェーベルン
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 Op.35
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲 Op.19、
 5つのピアノ曲 Op.23
 2つのピアノ曲 Op.33a & b
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
カリム・サイード(P)
カリム・サイードは、ヨルダンの首都アンマン生まれ、5歳からピアノを始め、11歳でイギリスへ移住し王立音楽アカデミーで研鑽を積みました。ダニエル・バレンボイムに師事したサイードは、バレンボイムの招きにより2000年にヴァイマール・ベルデヴェーレ音楽学校でコンサートを行い、その成功がクリストファー・ヌーペン監督によるドキュメンタリー「カリムズ・ジャーニー」へと繋がりました。同ドキュメンタリーはBBCで放送され国際的な名声を高めました。2009年にはバレンボイムとの共演でBBCプロムス・デビューも果たし、その後もピエール・ブーレーズ・ザールのこけら落とし公演に参加するなどしています。
このアルバムでは、クラシック音楽の流れを変えた二人の作曲家の作品に焦点を当てています。モーツァルト以後、ピアノ音楽の流れを変えたのはベートーヴェンでした。特にここで収録されている「エロイカ変奏曲」は古典的な枠を出て新時代の到来を告げた作品と言ってよいでしょう。その後20世紀に入るとシェーンベルクがジャズやワルツの影響を受けながらも彼の弟子であるウェーベルンなどと共に、不協和音を響かせる新しい音楽へと発展させていきました。

Indesens Calliope Records
IC-046(1CD)
蝶々〜シューマン、マスネ、グリーグ:ピアノ作品集
シューマン:謝肉祭 Op.9
マスネ:ピアノのための2つの小品(白い蝶々、黒い蝶々)
シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
グリーグ:蝶々 Op.45
シューマン:蝶々 Op.2
ヴァルドゥイ・イェリツィアン(P)

録音:2023年8月28日ー30日、CRRサンモール・デ・フォッセ・オーディトリアム(フランス)
エレバンの音楽一家(両親はピアニスト)に生まれたイェリツィアンは、パリ国立高等音楽院でフランスの名ピアニスト、ブリジット・エンゲラーの下で研鑽を積み、2007年のアヴァン・セーヌ・コンクールで優勝。国際的なソリストとして、BBC響、イル・ド・フランス国立O、上海POなどと共演。卒業後、シテ・ド・ラ・ミュージックでハチャトゥリアンの協奏曲を演奏して以来、フランス、ナントのラ・フォル・ジュルネ、トゥールーズのジャコバン国際ピアノ音楽祭など、数多くの音楽祭に招待されており、2011年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでも来日しています。
本アルバムでは、シューマンがピアニストとしての活動を始めた直後の作品である 「蝶々(パピヨン)」 を中心に、マスネ、グリーグの蝶々をカップリング。それぞれの作風、ピアニズムを辿ります。

Signum Classics
SIGCD-907(1CD)
シメオン・テン・ホルト:カント・オスティナート(ハープ独奏版)
カント・オスティナート(セクション1〜106)
カント・オスティナート(シングル・セクション74〔テーマ1〕〜エンド)
アフォリズム第2番(イェルン・ファン・ヴェーン編)
グウィネス・ウェンティンク(Hp)

録音:2023年3月17日-18日、イギリス
様々なジャンルや役割を越えて国際的に活躍するハープ奏者グウィネス・ウェンティンクが、シメオン・テン・ホルトの傑作「カント・オスティナート」をハープ独奏のための新たな編曲でレコーディング! 現代オランダを代表する作曲家シメオン・テン・ホルト(1923-2012)による「カント・オスティナート」は、オランダ・ミニマルの金字塔として様々な編成やアレンジで録音・演奏されており、ハープ版のアルバムもありましたが、2011年に初めてピアノ版「カント・オスティナート」を聴いて感動したというグウィネス・ウェンティンクが、自ら新たなソロ・ハープ・アレンジを手がけ、彼女が当時感じた熱情と熱狂をはっきりと伝えています。
Signum Classics
SIGCD-798(2CD)
リスト:ピアノ作品集
ダンテを読んで - ソナタ風幻想曲(巡礼の年第2年 S.161より 第7曲)
孤独の中の神の祝福(詩的で宗教的な調べ S.173より 第3曲)
葬送曲(詩的で宗教的な調べ S.173より 第7曲)
暗い雲 S.199
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
エマニュエル・デスパックス(P/スタインウェイ モデルD)

録音:2023年7月31日-8月2日、サフロン・ホール(イギリス)
英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるピアニスト、エマニュエル・デスパックス。ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして極めて高い評価を築いているデスパックスのSignum第8弾では、ロマン派のもっとも重要なコンポーザー=ピアニスト、フランツ・リストの2枚組アルバムが登場! デスパックスの音楽的教育はフランツ・リストまで遡る指導者の系譜(リスト→マルティン・クラウゼ→クラウディオ・アラウ→ルース・ナイ)に根ざしており、作曲家の遺産と深いつながりを生み出してきました。偉大な「ピアノ・ソナタ ロ短調」から、神々しき「詩的で宗教的な調べ」からの音楽まで、リストが音楽史に刻んできた劇的で幻想的な世界を掘り下げています。
2023年の来日公演でも盛況を博したエマニュエル・デスパックスが紡ぐ、輝かしきリストの系譜にご期待ください。

NEOS
NEOS-12404(1CD)
エルンスト・ヘルムート・フランマー:初期ピアノ作品集
5つのピアノ小品「Momentaufnahmen」(P小品集第1番)(1980/81)
ピアノ小品集第2番(1985)
ピアノ小品集第3番「passacaglia brevis」(1987/88)
ピアノ小品集第4番「ut moriens viverent vixit moriturus」(1993/94)
Auszeit II(Pのためのハバネラ集)(1996)
カヤ・ハン(P)

録音:1997年7月、スタジオ3(バイエルン放送、ミュンヘン)
ドイツ・ハイルブロン出身の現代音楽作曲家、エルンスト・ヘルムート・フランマー(1949-)が1980〜1990年代に作曲してきた5つのピアノ小品集。フランマーは1969年から1972年まで数学と物理学を、1973年以降は音楽学、美術史、哲学を学び、ルイジ・ノーノとハンス・ウェルナー・ヘンツェに関する論文で博士号を取得しています。1976年以降はクラウス・フーバー、ブライアン・ファーニホウ、パウル=ハインツ・ディートリヒのもとで作曲を学び、ニューミュージックに関する記事を定期的に発表、書籍の企画も行っています。
国際的に活動したピアニスト、カヤ・ハン(ハン・カヤ/韓 伽?)は、韓国人の両親のもと日本で生まれ育ち、幼い頃から日本とヨーロッパの様々なピアノ・コンクールで受賞。桐朋学園大学とフライブルク音楽大学を卒業し、ヨーロッパ、東アジア、カナダで活躍。1999年からカールスルーエ音楽大学の教授も務めました。2021年に病気により63歳で死去。このアルバムは、1997年にバイエルン放送(BR)によってスタジオ録音されていたもので、「ピアノ小品集第3番 「パッサカリア・ブレヴィス」」を除く4作品は世界初録音。

Eudora
EUDSACD-2402
(1SACD)
新世界〜モンポウ、ベルク、ファリャ、バルトーク:ピアノ作品集
モンポウ:ショパンの主題による変奏曲
ベルク:ピアノ・ソナタ第1番
ファリャ
:ベティカ幻想曲
バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
ハビエル・ラソ(P)

録音:2022年7月25日ー27日、サラゴサ・オーディトリアム、モーツァルト・ホール(スペイン)
スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様による新たなアルバムは、スイスの名手が紡ぐ4人の作曲家たちによるピアノ作品集。1975年スイスのフリブール生まれのピアニスト、ハビエル・ラソは、スペインのサラマンカ音楽院とブダペストのフランツ・リスト音楽院でピアノと作曲、自発性や即興性を深め、スコアの深い理解の組み合わせからユニークな音楽体験を生み出すことのできるミュージシャンとして、数多くのソロ・リサイタルや室内アンサンブル、オーケストラとの共演を行ってきました。
シューベルト&シューマン・アルバムに続くEudora第2弾となる今作では、モンポウ、ベルク、ファリャ、バルトークという同時代を生き、音楽界に新たな世界を開拓した4人の作曲家たちの作品をカップリング。ラソは、歴史の潮流によって散り散りになった4つの人生から抽出された、一見無関係に見える4つの世界を旅しています。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

Chandos
CHAN-20293(1CD)
グラナドス&アルベニス:ピアノ作品集
アルベニス:組曲「イベリア」より 第1巻〔エボカシオン、エル・プエルト(港)、セビーリャの聖体祭〕&第2巻〔ロンデーニャ、アルメリーア、トゥリアーナ〕
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」より 第1巻〔愛の言葉、窓辺の語らい、燈し火のファンダンゴ、嘆き, またはマハと夜鳴きうぐいす〕
ピーター・ドノホー(P/スタインウェイ)

録音:2023年4月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。Chandosからはブゾーニ、メンデルスゾーン、グリーグら各国のロマン派ピアノ作品をレコーディングし人気を博して来たドノホーのシャンドス・ニュー・アルバムはスペインのアルベニスとグラナドス!
スペインを鮮やかに想起させるアルベニスの組曲 「イベリア」は3曲ずつ4巻に分かれており、本作では第1巻と第2巻を収録。スペイン南部のファンダンゴとホタの歌形式を組み合わせた「エボカシオン」で始まり、カディスの港町エル・プエルト・デ・サンタ・マリアにインスピレーションを得た「エル・プエルト(港)」、聖体祭の行列を描いた「セビーリャの聖体祭」、第2巻はアンダルシアの町が描かれた「ロンデーニャ」と「アルメリーア」、セビーリャのジプシー地区を思い起こさせる「トゥリアーナ」の3曲。多くの人がグラナドスの最高傑作と考えている「ゴイェスカス」は、ゴヤの絵画に対するグラナドスの賞賛を反映したピアノのための2巻からなる組曲で、本作では第1巻を収録。まさにヴィルトゥオージックな作品集であり、ピアニストに極めて高い要求を課すこれらの作品をピーター・ドノホーは軽快にこなし、特有の深い音楽的な解釈で素晴らしきスペイン芸術を提示します。
今作も、ポットン・ホールのスタインウェイ モデルDコンサート・グランド・ピアノで録音されています。

Nimbus
NI-8114(1CDR)
ハダメス・ジナタリ:ピアノ作品集
誘惑のショーロ/香水/いたずらっぽい前奏曲/前奏曲第2番「風景」/ワルツ集/練習曲集/トッカータ/Manhosamente/ピシンギーニャにバラを/Ponteio, roda e baile/Canhoto/Vaidosa No.2/ブラジルの魂/ブラジル狂詩曲/Vaidosa
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:2022年3月&2023年2月
ブラジルの作曲家であり音楽家、ハダメス・ジナタリによるピアノ作品集。ハダメス・ジナタリは、クラシック音楽とポピュラー音楽の垣根にとらわれることなく作品を残した作曲家で、このアルバムには彼の初期の作品が収録されています。それらはブラジルの民謡のメロディを使用したり、ポピュラー音楽の形式で書かれており、ハダメス・ジナタリの音楽の特徴を存分に楽しめるアルバムになっています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Ars Produktion
ARS-38650(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(ギター独奏版)
バッハ(ヴァルター・フェイブリ編):ゴルトベルク変奏曲 BWV988からの組曲〔1. アリア/2. 第1変奏/3. 第18変奏/4. 第19変奏/5. 第7変奏/6. 第25変奏/7. 第10変奏/8. 第9変奏/9. 第30変奏/10. アリア〕
11. 平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番前奏曲ホ短調 BWV853(原曲:変ホ短調)
12. フーガ イ短調 BWV1000(原曲:ト短調)
13. 平均律クラヴィーア曲集第1巻第13番前奏曲ヘ長調BWV858
14. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004より シャコンヌ
ヴァルター・フェイブリ(G)

録音:2022年1月12日-13日&2月17日、トーンスタジオ(ヴァルテンブルク、ドイツ)
ヴァルター・フェイブリは、アレッサンドリア(1972年)と「フェルナンド・ソル」(パレルモ/ローマ、1973年)の国際コンクールで1位を獲得し、ジュネーブの「国際音楽コンクール」(1975年)とパリのORTF(1979年)で入賞した名手。ギター、フルート、チェロ、声楽とのデュオやオーケストラ・コンサートのソリストとしてのオランダ・ツアー(コンセルトヘボウ・アムステルダムを含む)など、国際的に活躍。1976年から2018年までは、チューリヒとバーゼルの音楽院で教鞭を執り、近年はバッハの作品に集中的に取り組んでいます。
本アルバムでフェイブリは、可能な限りゴルトベルク変奏曲の原曲に忠実で、調和のとれた組み合わせになるよう努めており、組曲の楽章を彷彿とさせるような変奏曲を意図的に編曲。あたかも本来の意図通り鍵盤楽器で演奏されたかのように、ギターで自然に聴こえるゴルトベルク変奏曲を生み出しました。
Ars Produktion
ARS-38651(1CD)
キーワーズ〜ピアノ・パルランド1
ペーター・アプリンガー(b.1959):声とピアノ-ハンナ・シグラ(Pとテープのための)
バッハ:カプリッチョ 変ロ長調 BWV992「最愛の兄の旅立ちに寄せて」
モンポウ:対話
ジョルジュ・アペルギス(b.1945):会話](プリペアド・ピアノと話しのための)
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):2つの花束(Pのための)
クルターグ(b.1926):悪魔との静かな会話(ヤテコーク より)(Pのための)
ダリヤ・マミノワ(b.1988):ムッシェルU(プリペアド・ピアノのための)
ヤナーチェク:ないしょのスケッチ
ペーター・アプリンガー:声とピアノ-ギヨーム・アポリネール(Pとテープのための)
サティ:3つのグノシエンヌ
フローレンス・ミレー(P)

録音:2021年12月18日、2022年3月24日、4月9日、11月29日(ケルン)
パリ国立高等音楽院で学び、1992年から2000年までアンサンブル・アンテルコンタンポランで演奏するなど現代音楽界の第一線で活躍するフランス系ドイツ人ピアニスト、フローレンス・ミレーのコンセプト・アルバム。「音楽で人々にどう語りかけるか」をテーマにした非常に個人的なセレクションで、音楽の解釈や作品への根本的な問いを追求。作品そのものが持つ“声”をピアノで表現します。
Ars Produktion
ARS-38757(1SACD)
カレイドスコープ
ミロスラフ・スコリク(1938-2020)/映画「高き峠(ハイ・パス)」 より メロディ(2台ピアノ版)*#
サン=サーンス:6つの練習曲 より ワルツ形式の練習曲 Op.52-6*
D.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K27*
ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):3つのマズルカ より 第1番Op.3-1*
アルベニス:イベリア第2巻 より トリアーナ*
シューマン:幻想小曲集 より 第2曲, 第3曲, 第6曲#
ヴィクトル・コセンコ:3つのマズルカ より 第2番Op.3-2#
ユゼフ・ホフマン(1876-1957):性格的なスケッチ集 より カレイドスコープ Op.40-4*
ピアソラ(カティア&グヴァンツァ・ブニアティシヴィリ編):リベルタンゴ(2台ピアノ版)*#
ヴィクトル・コセンコ:詩的幻想曲 より 詩曲「欲望」 Op.11-1#
グリュンフェルト:ウィーンの夜会 〜ヨハン・シュトラウスU世のワルツによるパラフレーズ Op.56*
レフコ・レヴュツキー(1889-1977):前奏曲集 より 第1番Op.4-1, 第3番Op.4-3、前奏曲集 より 第2番Op.7-2, 第1番Op.7-1*
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14#
ミロスラフ・スコリク:ベートーヴェンの「エリーゼのために」によるジャズ・パラフレーズ(2台ピアノ版)*#
ロマン・フェディウルコ(P)*、
オレクサンドル・フェディウルコ(P)#

録音:2023年7月27日-30日、インマヌエル文化センター(ドイツ)
あらゆるコンクールで賞をかっさらい大きな注目を浴びるウクライナが生んだ超新星ピアニスト兄弟、フェディウルコ兄弟が登場!兄のロマンは2004年生まれ。6歳からコンクールに挑戦し、「ヨーロッパ青少年のための音楽コンクール(EMCY)」で1位、「若いピアニストのためのウラディミール・ホロヴィッツ記念国際ピアノコンクール」での2位入賞をはじめ数々のコンクールで上位入賞。直近では2023年の「若いピアニストのためのシューマン国際コンクール」で優勝しています。一方弟のオレクサンドルは2010年生まれ(!)。兄同様6歳の頃からコンクールに挑戦し始めると兄に負けず劣らずの活躍を見せており、2024年の「ベーラ・バルトーク国際ピアノ・コンクール」で優勝を勝ち取りました。
このアルバムには2人による連弾が3曲とそれぞれのソロ演奏が収録されており、とても録音当時18歳&13歳の演奏とは思えぬ成熟度に驚かされます。また「リベルタンゴ」や「「エリーゼのために」によるジャズ・パラフレーズ」の連弾で魅せる息ぴったりのノリノリな演奏には聴いている方も思わずワクワクしてしまいます
Ars Produktion
ARS-38362(1SACD)
リフレクションズ
シューベルト(ラフマニノフ編):どこへ?
イェルク・ヴィトマン(b.1973):やさしいソナチネ
シューベルト(ゴドフスキー編):ミニョンに
モーツァルト:「愚民の思うは」による10の変奏曲 KV455
リスト:鱒
シマノフスキ:マスク Op.34
マックス・フィリップ・クリューザー(P)

録音:2023年6月26日-28日、インマヌエル文化センター(ドイツ)
マックス・フィリップ・クリューザーは1994年ジーゲン(ドイツ)生まれのピアニスト。ピチカート・マガジン誌に「このピアニストが偉大なクリエイターであり、本物の音を指に宿していることは明らかです」と評されるなどその音作りには定評があり、ウィーン・フィルのコンサートマスター、アルベナ・ダナイローヴァとも共演しています。モーツァルトやリスト、シマノフスキの作品に加え、彼の紡ぐ音が存分に生かされた歌曲のアレンジなどを収録したこのデビュー・アルバムの登場によってその評価をますます高めてゆくことでしょう。
Ars Produktion
ARS-38653S(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ヘルマン・ベーン編曲/2台ピアノ版)(世界初録音) ユリウス・ツェマン(P)、大井駿(P)

録音:2023年7月1日、ベーゼンドルファー本社工場(ウィーナー・ノイシュタット、オーストリア)
輸入盤日本語解説付き!
2024年のブルックナー生誕200年を盛り上げるにふさわしい話題必至の1枚が登場!マーラーの交響曲やワーグナーの楽劇の2台ピアノ編曲でも知られるドイツの音楽家、ヘルマン・ベーンが手掛けた2台ピアノ版によるブルックナーの交響曲第7番をユリウス・ツェマン&大井駿が世界初録音!ヘルマン・ベーンはブルックナーに作曲を師事しており、このアレンジもブルックナー本人からの提言や承認を得て書かれたものと考えられています。ピアノが持つクリアでありながら力強く豊かなサウンドによって、この大規模で複雑な音楽がより鮮明になり幅広いリスナーにとって親しみやすくなっています。
大井駿はパリ、ミュンヘン、ザルツブルクなどでピアノや古楽、指揮を学び、演奏活動のほか文筆活動も行うなど多分野で活躍。テレビ朝日「題名のない音楽会」への出演でもお馴染みの人気音楽家です。ユリウス・ツェマンは1998年ウィーン生まれのピアニスト、オルガニスト、指揮者。大井駿とは2018年にザルツブルク・モーツァルテウム大学で出会い、これまでにも多くのシンフォニックな作品を2台ピアノで共に演奏し、馴染みのある作品を別の視点から再発見してきたといいます。レコーディングはブルックナー自身も作曲に愛用していたベーゼンドルファーのピアノで行われました。

ALPHA
ALPHA-1044(1CD)
ピアノのための舞曲集
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
ショスタコーヴィチ:人形の踊り
イェルク・ヴィトマン(1973-):サーカス・ダンス
ラヴェル:ラ・ヴァルス
アンナ・ヴィニツカヤ(P)

録音:2023年6月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
ロシア出身で2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのほか数々のコンクールを制し、2009年にCDデビュー、同年より母校でもあ るハンブルク音楽演劇大学で後進の指導にもあたっているヴィニツカヤ。2021年の「ショパン: バラードと即興曲」以来3年ぶりとなる今作の テーマは舞曲。ラヴェルの名作2曲では、持ち前のテクニックに支えられた繊細かつダイナミックな表現を存分に聴かせます。ショスタコーヴィチ の「人形の踊り」は彼が映画などのために書いた曲を再構成した子供のための易しいピアノ曲ながら、ヴィニツカヤはほんの10年ほど前に出 会ってぜひ録音したいと願っていたもので、愛らしい曲想を慈しむように聴かせます。カーネギーホールの依頼で2012年に書かれたヴィトマン の「サーカス・ダンス」は、芸術的あるいはピアニスティックな視点のみならず、彼自身の履歴書のような意味合いがある作品とされ、ヴィニツカ ヤは今回の録音の前にヴィトマンと語り合う機会を得たことで、作品理解が大きく深まったと語っています。その終曲はヴィトマン自身のオペラ 「バビロン」から引用された軍楽隊の賑やかな行進曲。

ALBANY
TROY-1951(1CD)
女性作曲家によるヴァイオリン作品集
イヴ・ハンガーフォード(1900-1965):古いメヌエット
イヴ・ハンガーフォード:ローマのヴァイオリン弾き
ミヌエッタ・ケスラー(1914-2002):ピーナッツ・バターとゼリーのワルツ
エディス・L・ウィン(1867-1933):「カロライナの丘」より(6曲)
ゲイル・リッジウェイ・ブラウン(1884-1955):つま先ダンス
アンナ・プリシラ・リッシャー(1873-1945):まるはな蜂
イヴ・ハンガーフォード:マリオネット
ハンナ・バーテル=グローニング:「カンザスの記憶」組曲
シャーロット・ルイーズ・ウッドブリッジ(1887-1980):ノーム達の踊り
ジョセフィーヌ・トロット(1874-1950):2つの調子のよいスケッチ
エセル・バーンズ(1874-1948):アリア
イルマ・ザイデル(1896-?):メヌエット
フローレンス・モーリー(1879-1968):もつれ足の狂気の追跡
エセル・ハラーデン・グローヴァー(1857-1916):黄昏に
エセル・ハラーデン・グローヴァー:ガヴォット
イルマ・ザイデル:美女のメヌエット
グレース・ホワイト(1896-):即興曲
 雪の上で
ジュリア・クランプキー(1870-1961):妖怪に捕まる
ゲイル・リッジウェイ・ブラウン(1884-1955):田舎風マズルカ
メアリー・オハラ(1885-1980):日没のダンス
モーリーン・ユエン(Vn)
エリック・ルプル(P)

録音:2022年6月
19世紀後半から20世紀初頭に生を受けた女性の作曲家たちのヴァイオリンとピアノのための作 品を収録。国籍はアメリカ、イギリス、オーストラリア、ロシアと様々。今でこそ女性の作曲家の活躍 は目覚ましいものがあるが19世紀〜20世紀前半における女性の社会的地位は今日では考えら れないほど低く、音楽はあくまで貴婦人の趣味、嗜み程度としか見做されていなかった。そんな中 でも果敢に作曲を続けた女性作曲家の作品が世に出ることは意味のあることです。作品は 19世 紀から20世紀初頭のものだけあって、彼女たちが生きた時代の様式から逸脱するものではない が、時にシューマン、スティーヴン・フォスター、またはロシア民謡を思わせる楽しい曲ばかり
ALBANY
TROY-1953(1CD)
ジェシカ・ジョンソン、現代ピアノ作品を弾く
(1)ミッシー・マッツォーリ:イザベル・エーベルハルトの夢
(2)レジーナ・ハリス・バイオッキ:アズレッタ
(3)サラ・カークランド・スナイダー:潮流
(4)エレーナ・ルーアー:109のインプロヴィゼーション
(5)ローレン・ブリアンナ・ウェア:イタリアの肖像
(6)セラ・ファン:サークル・?・スクェア
(7)セラ・ファン:滞留
(8)ローラ・シュウェディンガー:オン・ビーイング
ジェシカ・ジョンソン(P)
(7)(9)アンソニー・ディ・サンザ(Perc)
アメリカで活躍する様々な世代の作曲家のピアノ作品を収録。セラ・ファンは韓国出身で彼女の 「滞留」は打楽器を伴う、ややアジアの神秘的な儀式を思わせる佳作。他にハロルド・バッドやギャ ヴィン・ブライヤーズを思わせるややミニマル風の美しい、環境音楽的なマッツォーリの「イザベル・ エーベルハートの夢」、アンリ・ルソーの同名の絵画からインスパイアされ打楽器が入るシュウェディ ンガーの幻想的な「赤道上のジャングル」までバラエティ豊かで聴き手を飽きさせない。ピアニスト のジェシカ・ジョンソンは現代音楽のスペシャリストとして北米、南米、ヨーロッパで活躍する若手。
ALBANY
TROY-1954(1CD)
光へと昇る〜無伴奏ヴァイオリン作品集
ポリーナ・ナザイキンスカヤ(b.1987):希望〜無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・ファンタジア(2018)
コールリッジ=テイラー・パーキンソン(1932-2004):ブルース・フォーム(1989)
サルヴァドール・ブロトンス(b.1959):地の平和(2012)
ブルック・ジョイス(b.1973):ユニオン・プロテスト(2012)
ジェシー・モンゴメリー(b.1981):ラプソディ第2 番(2020)
アドルファス・ヘイルストーク(b.1941):驚くべきことに〜無伴奏ヴァイオリンのためのカプリス(2010)
ディロロム・サイダミノヴァ(b.1943):光へと昇る(2021)
イゴール・カルニン(Vn)

録音:2023年1月
世代も国籍も様々な作曲家の無伴奏ヴァイオリンのための作品を収録。いずれも前衛色は薄 く、ロマンティックであったり、民族風であったりジャズの影響があったりと聴きやすい内容。驚くべ きはヴァイオリニストのイゴール・カルニンで、その技巧、音楽性すべてが完璧で、これほどのヴァイ オリニストは世界でも数少ないと思われるほどのヴィルトゥオーゾです。彼はロシア出身で現在は アメリカを拠点に活動している中堅ヴァイオリニスト。今後の活躍が大いに期待されています。

Pentatone
PTC-5187034(1CD)
シューベルト:レントラー集
36の独創的舞曲Op.9D.365より
(1)第1番変イ長調、第2番変イ長調、第3番変イ長調
(2)第5番変イ長調、第12番変イ長調、第14番変ニ長調
(3)第21番ト長調、第22番嬰ト短調、第25番ホ長調、第26番ホ長調
(4)第29番ニ長調、第31番ハ長調、第34番ヘ長調、第36番ヘ長調
38のワルツ、レントラーとエコセーズOp.18D.145よりワルツ
(5)第1番ホ短調、第2番ロ短調、第3番イ短調
(6)第4番変イ長調、第5番嬰ハ短調
(7)第6番ロ短調、第8番変ホ短調、第9番嬰ヘ短調
(8)第10番ロ短調、第11番ロ長調、第12番ホ長調
38のワルツ、レントラーとエコセーズOp.18D.145よりレントラー
(9)第2番変ホ長調、第3番変イ長調
(10)第4番変ニ長調、第5番変ニ長調、第6番変ニ長調
(11)第7番変ニ長調、第8番変ロ短調、第9番変ニ長調
(12)第10番変ニ長調、第11番変ニ長調、第12番変ニ長調
(13)第13番イ長調、第14番ニ長調、第15番ト長調
(14)第16番ト長調、第17番ニ長調
18のドイツ舞曲と2つのエコセーズOp.33D.783よりドイツ舞曲
(15)第2番ニ長調、第3番変ロ長調、第8番変ホ長調
(16)第4番ト長調、第5番ロ短調、第11番ホ短調
(17)第12番ハ長調、第14番ヘ短調、第15番変イ長調
ギャロップと8つのエコセーズD.735より
(18)ギャロップ
(19)エコセーズ第1番ト長調、第5番変ホ長調、第6番変ホ長調、第7番変ホ長調、第8番変ホ長調
34の感傷的なワルツOp.50D.779より
(20)第1番ハ長調、第2番ハ長調、第3番ト長調、第4番ト長調
(21)第7番ト短調、第9番イ短調、第10番ト長調、第11番ト長調
(22)第12番ニ長調、第13番イ長調、第14番ニ長調、第15番ヘ長調
(23)第17番ハ長調、第18番変イ長調、第19番変イ長調
(24)第23番変ホ長調、第28番変ホ長調、第31番イ短調
17のレントラーD.366より
(25)第1番イ長調、第4番イ長調、第6番ハ長調
(26)第7番ト長調、第12番変ホ短調
4つのレントラーD.814より
(27)第4番ハ長調
ウィーンの淑女たちのレントラーと2つのエコセーズOp.67D.734よりレントラー
(28)第2番ニ長調、第3番ト長調、第8番ハ長調
(29)第6番イ長調、第5番ニ長調
(30)第11番ト長調、第13番ト長調
(31)第14番ロ短調、第15番ト長調
ウィーンの淑女たちのレントラーと2つのエコセーズOp.67D.734よりエコセーズ
(32)第1番イ短調、第2番イ長調
12の高雅なワルツOp.77D.969より
(33)第10番ヘ長調
12のグラーツのワルツOp.91D.924より
(34)第11番ホ短調
20のワルツOp.127D.146より
(35)第9番ハ長調
(36)第6番ニ長調
(37)第3番ホ短調
(38)第5番ヘ長調
(39)第10番ヘ長調
(40)第11番変ロ長調
(41)第12番ト短調、第14番ト長調
(42)第19番ヘ長調、第15番ト短調、第20番ニ長調
12のドイツ舞曲Op.171D.790より
(43)第3番ニ長調、第4番ニ長調、第5番ロ短調、第6番嬰ト短調
(44)第7番変イ長調、第8番変イ短調、第11番変イ長調
(45)第9番ロ長調、第10番ロ短調
ピエール=ロラン・エマール(P)
楽器:piano duo Op.353018

録音:2022年9月19〜22日
PENTATONEレーベルから積極的なリリースが続いているピエール=ロラン・エマールが、シューベルトの舞曲「レントラー」を録音しました。レントラーとはゆっ たりとした3/4拍子の民族舞踊で、18世紀末まで主に南ドイツ、スイスのドイツ語圏で愛好されました。シューベルトはレントラーの拍子を基に素朴で陽気な小品 を数多く作曲。シンプルながら豊かな和声が魅力で、まるで絵のように美しく、叙情的で、曲想に富んでいます。
コロナ禍にシューベルトの小品(舞曲)とクルタークの「遊び」を物語のようにつなげたプログラムを考えたエマールは、2023年の来日時に若者たちに向けた 特別演奏会として、東京藝術大学の奏楽堂にて同プログラムを演奏。ウェーベルンを想起させる唯一無二のプログラムはNHKのクラシック倶楽部でも放映されま した。
シューベルトのピアノ作品といえば後期ピアノ・ソナタ、即興曲集、さすらい人幻想曲が有名ですが、エマール独自の選曲で弾かれたこれらの小品がいかに美しく、 シューベルトらしさがあらわれていることを証明しております。レントラー曲集の新名盤誕生と申せましょう。 (Ki)

Forlane
FOR-16789(1CD)
ショパン:ピアノ作品全集Vol.5」〜パリ時代2(1833-35)
華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12/3つの夜想曲Op15(ヘ長調/嬰ヘ長調/ト短調)/マズルカ ハ長調 KK.IV b/3/ボレロ イ短調 Op.19/4 マズルカOp.24(ト短調/ハ長調/変イ長調/変ロ短調)/カンタービレ 変ロ長調/ラルゴ 変ホ長調/マズルカ 変イ長調 KK.IV b/4/プレスト・コン・レッジェレッツァ 変イ長調 KK IV b/7/ マズルカ ハ長調 Op.67-3/マズルカ ト長調 Op.67-1/ 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/ワルツ 変イ長調 Op.69-1/2つのポロネーズOp.26(嬰ハ短調/変ホ短調)
アブデル・ラーマン・エル・バシャ(P)

録音:1998年7月 スイス・ラ・ショー=ド=フォン
エリザベート王妃国際音楽コンクール1978年ピアノの第1 位、アブデル・ラーマン・エル・バ シャ(1958-)が2000 年前後に録音したショパンピアノ作品全集の第 5集にあたる CD。この全 集は大変好評を博したが既に廃盤。エル=バシャのショパンを聞きたい人にはこの1 枚だけで も嬉しいものでしょう。エル=バシャは極めて高い技巧を持つピアニストで、もちろんショパンでも 指回りの良さが大いに発揮されているが、一方で彼はいわゆるショパン的なロマンティシズムた っぷりの演奏をせず、透明感があってさらりと爽やかな、ずっと聞き続けていたくなるようなショ パンを奏でてくれます。

フォンテック
FOCD-9903(1CD)
税込定価
2024年4月10日発売
渡辺範彦トリビュート
フレスコバルディ:アリアと変奏「ラ・フレスコバルダ」
タンスマン:「ポーランド風組曲」より マズルカ/夢
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より 精霊の踊り
ポンセ:前奏曲 ホ長調
 「組曲イ短調」より 第3曲 サラバンド
 「ギター・ソナタ第3番」より 第2楽章「歌」
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/月の光
タレガ:二人の姉妹
ソル:練習曲 Op.6-12/練習曲 Op.29-13
アルベニス:「スペイン組曲」Op.47より カディス
グラナドス:「昔風のスペインの歌曲集」より 第8曲 ゴヤのマハ
岡野雅一(G)

録音:2023年12月13-15日 浦安音楽ホール
1969年にパリ国際ギターコンクールで日本人初優勝、20数年に渡る演奏活動において鮮烈な印象 を残した天才ギタリスト・渡辺範彦(1947-2004)。その薫陶を受けた愛弟子が、師の使用楽器 (河野ギター1982年 Specialモデル)を手に、師より受け継いだ限りなく優しく甘美な音楽を奏でます。 岡野雅一は1982年に第13回クラシカルギター・コンクールに優勝し、演奏活動を開始。以降、定 期的にソロ・リサイタルを行う一方、声楽、ヴァイオリン、フルートなどとの数多くのアンサンブル・ コンサートに出演。東京都公認ヘブン・アーティストとしての活動や、クルーズ船:飛鳥Uでの演奏な ど、屋内・外の多くのイベントでの活発な活動を展開しています。 本アルバムでは多岐に渡る岡野のレパートリーの中から、師である渡辺範彦の愛奏曲を含む全14曲 を収録。その歴史とともに師より弟子へと紡がれたクラシックギターの伝統の響きをご堪能ください。 (フォンテック)

DIVINE ART
DDC-25753(3SACD)
NX-F06
シューマン:幻想曲
クライスレリアーナ Op.16
幻想曲 ハ長調 Op.17
アラベスク Op.18
幻想小曲集 Op.12第1巻
幻想小曲集 Op.12第2巻
アラベスク Op.18
幻想小曲集 Op.12−第1番夕べに
夜曲 Op.23
3つの幻想小品集 Op.111
暁の歌 Op.133
ブルカルト・シュリースマン(P)
Steinway D-274

録音:2023年8月28日-9月2日テルデックス・スタジオ、ベルリン(ドイツ)
シューラ・チェルカスキーやブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したドイツの中堅ピアニスト、ブルカルト・シュリースマンが弾くシューマン作品集。タイトルに「幻想」 が付く作品を中心とした選曲で、シューマンの内なる世界を表現しました。

Pentatone
PTC-5187204(1CD)
「バッハの6つの陰影」
バッハ(リリャ編):組曲第1番「ケーテン」(無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007)
組曲第2番「マリア」(無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008)
組曲第3番「アンナ・マグダレーナ」(無伴奏チェロ組曲第3番 BWV1009)
組曲第4番「ライプツィヒ」(無伴奏チェロ組曲第4番 BWV1010)
組曲第5番「死」(無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011)
組曲第6番「永遠」(無伴奏チェロ組曲第6番 BWV1012)
マックス・リリャ(Vc)

録音:2023年11月3〜5日/サウンドトラック・スタジオ、マグヌスボリ(フィンランド)
フィンランドのヘヴィメタル・バンド「アポカリプティカ(Apocalyptica)」の創設メンバーの一人チェリスト、マックス・リリャがバッハの無伴奏チェロ組 曲を独自のアレンジで録音!
チェロという楽器の可能性を追求し、ロックやエレクトロニック・ミュージックのジャンルのパイオニアとして常に新たなプロジェクトに挑んできたリリャが、原点回 帰ともいえるクラシックの名曲を録音した当アルバム。リリャは各組曲にバッハに深く関わる人物、時代などのタイトルをつけ、バッハの生涯を巡る旅へと誘います。
当録音ではチェロを演奏後、リリャ自身によるアレンジでエフェクターを多用。耳慣れた名曲がリリャのアレンジで新たな世界を切り開き、独自の響きを作り出し ております。
「バッハのチェロ組曲は音楽史上最も神聖な作品のひとつであり幻想的な音楽でもある。私はオリジナルのチェロの楽譜と音響世界(ソニック・ワールド) を融合させたかった。それはバッハが宮廷に雇われていた小さな町ケーテンで最初の組曲を作曲した時から活気あふれるライプツィヒ時代まで、バッハの人生を6 つの組曲で表現しました。」(マックス・リリャ)

MIRARE
MIR-726(1CD)
フリアント〜デボラ・ネムタヌ&ポケットSO
ドヴォルザーク(ジローデ編):スラヴ舞曲ト短調Op.46の8「フリアント」
バルトーク(メルシオール編):ラプソディ第1番Sz87
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調Op.72の2「ドゥカム」
ポルムベスク(キューサク編):望郷のバラード
ドヴォルザーク(ジローデ編):スラヴ舞曲ハ短調Op.46の7「スコーチナ」
サラサーテ(メルシオール編):ツィゴイネルワイゼンOp.20
ブラームス(ジローデ編):ハンガリー舞曲第4番嬰ヘ短調
ブラームス(ジローデ編):ハンガリー舞曲第6番変ニ長調
ラヴェル(アンリ編):ツィガーヌ
デ ボラ・ネムタヌ(Vn)
ピエール・キューサク(アコーディオン)、
ニコラ・シモン(指)ポケットSO

録音:2023年11月1-3日/スタジオ・バベル(モントルイユ)
サラ・ネムタヌの妹で、ジェラール・プーレの愛弟子デボラ・ネムタムが東欧系音楽に挑戦。それも話題のポケットSOとの共演も注目です。
2023/4のフォルジュルネ音楽祭のテーマは「オリジン」ですが、ルーマニアに出自を持つネムタヌにとりこれらの音楽はまさに血の中に流れるもの。天満敦子 さんの演奏で知られるポルムベスクの「望郷のバラード」は編曲者キューサクのアコーディンのみの伴奏ですが、半端ない没入感。他の曲はいずれもロマ楽団のよ うな民俗色が特徴で、バルトークの「ラプソディ」やサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」は先祖返りしている感が驚きです。
ポケットSOは指揮者ニコラ・シモンが2013年に創設したアンサンブル。ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、バスクラ リネット、バリトン・サクソフォン各1にアコーディオン、ハープ、打楽器から成り、その表現力と生き生きとした演奏で注目されています。 (Ki)

Audite
AU-97814(1CD)
精神のきらめき
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲D813
バッハ(フィンセント・ネープ編):2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調BWV1062
レーガー:5つの絵画的小品Op.34
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第2番Op.17
ピアノ・デュオ・ネープ【ゾフィー・ネープ&フィンセント・ネープ】

録音:2023年2月8-10日/ゼンデザール(ブレーメン)
1998年と2000年生まれのドイツの兄妹によるピアノ・デュオの第2弾。ともにインスブルック音楽院でピアノ・デュオを学び、ヨーロッパの数々のコンクー ルに入賞している注目株です。
今回は連弾2作と2台ピアノ2作に挑戦。このうちバッハの「2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調」は演奏者フィンセント・ネープによる2台ピアノ編曲。名 作「2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043」をバッハ自身が2台チェンバロとオーケストラ用に編み直したものの二重編曲となりますが、さすがバッハの 音楽はびくともせず、オリジナルの2台ピアノ作品に聴こえます。デュオ・ネープの歯切れ良いタッチが爽快です。
レーガー作品をすっきりチャーミングに聴かせる技量も驚きですが、2台ピアノ作品の最高傑作のひとつ、ラフマニノフの組曲第2番も若さあふれる快演。分厚 い和音の強奏による第1曲は、audite社主ベッケンホーフの録音の良さを発揮した轟き渡るピアノの音にひたれます。要注目のピアノ・デュオと申せましょう。 (Ki)

Alba
ABCD-531(1CD)
ヨーク・ボウエン&レベッカ・クラーク
ヨーク・ボウエン
(1884-1961):ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調 Op.18(1905)
レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ(1919)
ハンナ・ホホティ(Va)
アンナ・クヴァヤ(P)[楽器 Piano:Pleyer,1874]
フィンランドのヴィオラ奏者ハンナ・ホホティとピアニストのアンナ・クヴァヤの初めてのデュオ・アルバム。レベッカ・クラーク とヨーク・ボウエンという同世代 のイギリスの作曲家が20世紀初期に書いたソナタを「オリジナル楽器」で演奏したい。その思いから生まれました。ボウエンの「ヴィオラ・ソナタ第1番 ハ短調」は、 彼が20歳の時の作品です。意外な展開や和声語法と独自の表現法による「アレグロ・モデラート」「ポコ・レント・エ・カンタービレ」「終曲。プレスト」の3楽章 で書かれています。ライオネル・ターディスとボウエンのデュオで初演されました。クラークの「ソナタ」は、アメリカに移住した彼女の隣人だったエリザベス・スプ レーグ・クーリッジの主宰する作曲コンペティションに応募して、ブロッホの作品とともに第1位に選ばれた作品です。1919年のバークシャー音楽際で初演され、 好評を得ました。彼女が強い影響を受けたドビュッシーとヴォーン・ウィリアムズを思わせる語法の「インぺトゥオーゾ」の第1楽章。「ヴィヴァーチェ」の第2楽章、 「アダージョ」とヴィオラの音域をいっぱいに使った「アレグロ」の第3楽章。クラークのソナタは、ヴィオラ奏者の愛好曲になり、ティモシー・リダウトもアルバム『ラ イオネル・ターティスに捧ぐ』(HMM90537)で演奏していました。 ハンナ・ホホティは、ロンドンの王立音楽アカデミーでガーフィールド・ジャクソンの教える修士課程を修了、2017年からヘルシンキ都市圏のタピオラ地区の室 内楽シーンで活動しています。アンナ・クヴァヤとのピリオド楽器による室内楽演奏や、エレクトロ=アコースティック音楽に深く関わってきました。このアルバムで は、ガット弦を張ったヴィオラで演奏しています。アンナ・クヴァヤ (1979?)は、ソリスト、室内楽とオーケストラのピアニスト、フォルテピアノ奏者として、古典 から現代まで幅広い時代の音楽をレパートリーに活躍しています。ソロアルバム『河に住む』(ABCD 386)、クラリネットとのデュオによる『ソワレシュテュッケ』 (ABCD513)といったアルバムが Alba Records からリリースされ、好評を受けてきました。このアルバムでは1874年製のプレイエル・ピアノを弾いてい ます。

MDG
MDG-92123116(1SACD)
バッハ:鍵盤作品選集
組曲 ヘ短調 BWV823
パルティータ 第3番イ短調 BWV827
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
パルティータ第6番ホ短調 BWV830
アダージョ イ短調(トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564からのタチヤナ・ヴォロビヨーヴァによる編)
タチヤナ・ヴォロビヨーヴァ(Cemb)
使用楽器:ルッカース 二段鍵盤モデル/ティトゥス・クライネン複製2004年、ブッサム

録音:2023年8月14日、10月12-13日、マリエンミュンスター修道院コンサートホール
ラトヴィア出身のチェンバロ奏者タチアナ・ヴォロビヨワによるバッハの鍵盤作品選集。ルッカースの二段鍵盤モデルのチェンバロでバッハの小宇宙のような音 楽を描いています。その選曲は、豊かな表現力、深みのある音楽性に焦点が当てられてます。バッハの卓越した「半音階的幻想曲とフーガ」ニ短調、高度な対位法 旋律、豊かな感性を必要とするパルティータ第3&6番、二段鍵盤チェンバロ用にヴォロビヨワ自身が編曲したオルガンのために書かれたアダージョ BWV564など、魅力的なプログラムで構成されています。 (Ki)


Naive
V-5451[NA]
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.26(全6曲) セルゲイ・ハチャトリャン(Vn)
使用楽器:グァルネリ・デル・ジェス1740年製ヴァイオリン『イザイ』

録音:2022年7月6-8日、12月14-16日、ブルックナーハウス、リンツ(オーストリア)
アルメニアの天才ヴァイオリニスト、セルゲイ・ハチャトリャンが、イザイの無伴奏ソナタ全曲を録音しました。楽器はイザイ自身が所有・愛奏していたグァルネリ「イ ザイ」。限られた者だけが演奏することを許されるこの銘器を用いての録音は世界初。イザイの魂の声が感じられるような、稀有の名演が誕生しました。
セルゲイ・ハチャトリャンは1985年生まれ。2000年のシベリウス国際コンクールで史上最年少の15歳で優勝、瞬く間に世界の注目を集め、さらに 2005年のエリザベート王妃コンクールで優勝。まさに天才ヴァイオリニストとして世界から絶賛されています。来日もしており、その素晴らしい音楽は深い感 動と共に人々の心に鮮明に記憶されています。ハチャトリャンは、2010年10月から2022年5月まで、日本音楽財団よりグァルネリ・デル・ジェス「イ ザイ」を貸与されておりました(この録音では、この「イザイ」を使用しています)。イザイが所有し、長年演奏活動に使用していたことか らこの名前が付けられた銘器で、楽器の中に貼られた小さなラベルには、赤いインクで「このデル・ジェスは私の生涯を通じて忠実なパートナーだった。イザイ 1928」とフランス語で書かれています。この楽器はイザイの国葬の際にはクッションに載せられ、棺の前を行進したことでも知られています(ブックレットには その葬儀の写真が掲載されております)。
1923年、すでに演奏ステージから引退していたイザイは、34 歳年下のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティ(1892〜1973)がリサイタルで弾いた バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータに深く感銘を受けて、バッハと同じ無伴奏の6曲からなるソナタ集の創作を思い立ちました。6 曲はそ れぞれ、創作のきっかけとなったシゲティを始めとする、親交のあった6人の優れた若いヴァイオリニストたちに献呈されています。
ハチャトリャンの音楽は、作曲者と対話しているような、ハチャトリャンはそこで演奏しているのに、どこか別世界にいるような、不思議な独特の浮遊感があり ます。押しつけがましいテクニックや誇張は皆無。それでいて地に足のついた、不思議な魅力があります。そうした魅力はここでも全開。この全集の根底にある、 シゲティが弾くバッハや、名ヴァイオリニストたちといったインスピレーションを意図的に強調しており、イザイの魂の声が聴こえるような、これまで耳にしたこと のないような陰影と華やかさに満ちています。 (Ki)

299 MUSIC
NIKU-9059(1CD)
税込定価
「ビリーフ」〜クラリネット小品集/伊藤 圭
ヴィドール:序奏とロンドop.72 (1898)
グロヴレーズ(1879-1944):ラメントとタランテラ(1923)
アルベール・ボーカン(1921-67):哀歌(1951)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(1907)
バルトーク:3つのチーク地方の民謡BB 45b Sz35a (1907)
レオー・ヴェイネル(1885-1960):ハンガリー舞曲op.40(1951)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタop.19〜第3楽章〈アンダンテ〉
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲op.43 - 第18変奏〈アンダンテ・カンタービレ〉
ピアソラ(1921-92):アヴェ・マリア「タンティ・アンニ・プリマ」(1984)
ミケーレ・マンガーニ(1966- ):アルバムの綴り(2007)
ゲイリー・ショッカー(1959- ):後悔と決心(1986)
ナイジェル・ヘス(1953- ):ラベンダーの咲く庭で(2004) - テーマ
伊藤圭(Cl)、榊原紀保子(P)

録音:2023年6月1日 三重県総合文化センター
NHK SO首席クラリネット奏者を務める伊藤 圭とソリストとしてだけではなくアンサンブ ル・ピアニストとしても多方面で活動の幅を広げている榊原紀保子の二人が、長年かけて培っ てきたアンサンブルで様々な時代の名曲に新たな息吹をもたらす。それぞれのテクニックは論 を俟たず、ただ心を合わせて作品の魅力を入念に映し出すその姿勢は、音楽に対する敬意と 信念を憶えさせる。
299 MUSIC
NIKU-9060(1CD)
税込定価
「緑の時」〜邦人クラリネット作品集/伊藤 圭
(1)内田祥子(1977- ):緑の時(2001)
(2)内田祥子(1977- ):エヴァーグリーン(2020)
(3)平吉毅州(1936-1998):サンバ・カンシオン(1992)
(4)吉川和夫(1954- ):変奏曲「キーウの鳥の歌」(2022)
(5)-(8)三浦真里(1960- ):クローバー・ファンタジー(1988)
(9)伊藤康英(1960- ):バラード〜「旅の終わりのバラード」による(2009)
(10)伊藤康英:クラリネット・ドルチェ(2013)
(11)内田祥子(編):ディア・モリコーネ(2019) [
(12)内田祥子(編):ロンドンデリーの歌(2009
伊藤圭(Cl)
(1)-(4)(9)(11)榊原紀保子(P)
(5)-(8)(10)(12)島田明日香(Cl)
(5)-(8)(12)高松真紀(Cl)
(10)(12)塚本啓理(Cl)
(5)-(8)(12)岡本昇大(バスCl)

録音:2023年5月30-31日 三重県総合文化センター
伊藤圭が日頃から共演を重ね、互いに信頼しあう仲間と共に奏でる新たなクラリネット名曲 集。比較的近年に創作された楽曲を中心に、委嘱曲やアンサンブルなど邦人作曲家の感性と バラエティーに富んだ作品群が、クラリネットの新たな魅力で彩る個性溢れる音楽の世界にい ざなう。

オクタヴィア
OVCX-00097
(2SACD+DVD)
初回限定仕様
税込定価
2024年3月20日発売
荒木奏美IN CONCERT
【CD】
ドヴィエンヌ:ソナタ第2番ニ短調作品71
シューマン:3つのロマンス作品94
クルターグ:遠くからウルスラへの手紙(無伴奏)
R. シュトラウス:8つの歌作品10より万霊節
ドラニシニコワ:ポエム
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜レンスキーのアリア(オーボエ編曲版)
パスクッリ:椿姫の楽しい思い出
【DVD】 ※初回限定パッケージのみ
シューマン:3つのロマンス作品94より I. Nicht schnell
パスクッリ:椿姫の楽しい思い出
荒木奏美(Ob)、秋元孝介(P)

録音:2023年10月24-27日高崎芸術劇場

※初回限定300枚特典DVD付き
※初回完売後は新品番にてCD(Hybrid Disc)のみのパッケージで販売いたします。
リサイタル・録音・映像によって才能溢れる若手演奏家を多 角的に紹介する、大友直人が贈る高崎芸術劇場の「T-Shotシ リーズ」第十一弾。日本のオーボエ界を力強く牽引している 若手のホープ。オーボエならではの魅力溢れる美しい音色で、 圧倒的な演奏を繰り広げる。名ピアニスト・秋元孝介とのア ンサンブルでお贈りする荒木奏美、初ソロCD+DVD。 [発売元・(公財)高崎財団]

フォンテック
FOCD-9900(3SACD)
税込定価
2024年3月6日発売
北村朋幹/巡礼の年 全3年
リスト:巡礼の年 第1年「スイス」S.160
グリーグ:抒情小曲集 より4曲
ドビュッシー:夜想曲
リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」S.161
ワーグナー/リスト:「夕星の歌」(歌劇「タンホイザー」より)S.444
ノーノ:.....苦悩に満ちながらも晴朗な波...
リスト:巡礼の年 第3年 S.163
北村朋幹(P)

録音:2023年1月4・5日、3月7-9日、8月28-30日 所沢市民文化センターミューズ キューブホール
唯一無二の内容で、リリースごとに大きな注目を集める北村朋幹のCD。第76回文化庁芸術祭賞を 受賞した「JOHN CAGE」(FOCD9850)に続くは、リスト最大のピアノ作品「巡礼の年」です。 約半世紀に及ぶ作曲・推敲を経て完成した、3巻からなるこの作品。さすらい人・巡礼者が自らの 場所を求めて彷徨する?ロマン主義の主たる概念を反映する第1年<スイス>、第2年<イタリア>。 僧籍に入り宗教的な心情を湛えながらも、黄昏へ向かう心身と音楽史を転換する新しい波の相剋?引 き裂かれた精神による傑作<第3年>。北村は詩的想念に満ちた感性を通し、周縁を彩る諸作ととも に深山幽谷へ進みます。 ポリーニが奏したいくつもの音素材と同時に演奏する「ノーノ .....苦悩に満ちながらも晴朗な波...」 も必聴です。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9899(1CD)
税込定価
2024年3月6日発
ブラームス:ピアノ作品集
4つのバラード 作品10
2つのラプソディ 作品79
3つの間奏曲 作品117
パガニーニの主題による変奏曲 作品35第1巻
パガニーニの主題による変奏曲 作品35第2巻
黒岩航紀(P)

録音:2023年4月18-20日 三鷹市芸術文化センター
多彩な名曲による「sailing day」(FOCD9746)でCDデビュー、ロシア音楽の王道「展覧会の絵」 (FOCD9821)に続く、若きヴィルトゥオーゾ黒岩航紀 第3弾。 黒岩は、昨年おこなわれた第17回チャイコフスキー国際コンクールに出場、過酷な状況下でセミフ ァイナリスト及び特別賞(ベストコンテスタント)に選ばれました。 最新CDは、近年傾倒するブラームスを収録。初期から晩年の作品までを網羅する、ピアノ音楽の精 髄にベーゼンドルファーを駆使してのアプローチです。 (フォンテック)

Goodies
78CDR-3935(1CDR)
ショパン:ワルツ集(第1-14番) アルフレッド・コルトー(P)(P:Steinway)

仏 DISQUE GRAMOPHONE DA4982/84(25cm盤), W1603/05(30cm盤)
1943年5月24日パリ録音
コルトー2回目のショパン:ワルツ集。第1回は1934年録音(78CDR-3072)。アルフ レッド・コルトー(1877-1962)は1892年パリ音楽院のルイ・ディエメール(1843- 1919)のクラスに入り、1896年一等賞て卒業した。1905年にヴァイオリンのジャッ ク・ティボー(1880-1953)、チェロのパブロ・カザルス(1876-1973)とピアノ・ トリオを結成した。1917年にパリ音楽院教授に任命され、1919年パリにエコー ル・ノルマル音楽学校を設立した。この録音はコルトー66歳の時にパリで行わ れた。1934年の第1回録音では、プレイエル社のピアノを弾いていたが、ここで はスタインウェイ社のピアノを弾いています。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3937(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調作品26「葬送」 レオニード・クロイツァー(P)

日COLUMBIA JW93/4
1937年6月頃、東京録音
レオニード・クロイツァー(1884-1953)はドイツと日本で活躍したロシア生まれ のピアニストで指揮者。両親はユダヤ系ドイツ人。サンクトペテルブルク音楽 院でアンナ・エシポワにピアノを、アレクサンドル・グラズノフに作曲を学ん だ。1906年ライプツィヒに移住、アルトゥール・ニキシュに指揮法を学んだ。 1922年から1933年までベルリン音楽大学教授。1931年初来日。1933年再来日。 近衛秀麿の要請で帰国せず、1937年から亡くなるまで東京音楽学校(現東京芸 術大学音楽学部)教授をつとめた。1942年ナチス・ドイツの欠席裁判によって ドイツ国籍を剥奪され無国籍となった。1953年10月28日リサイタル中に心筋梗 塞を起こし2日後に死去した。(グッディーズ)

FUGA LIBERA
FUG-826(1CD)
管弦楽のない協奏曲
シューマン:ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 Op.14
バッハ(1685?1750): イタリア協奏曲 BWV971
ラフマニノフ: 6つの楽興の時 Op.16
サーリ・ジャン・ゲヴレック(P)

録音:2023年8月24-27日 エリザベート王妃音楽院
1992年トルコ生まれの若きピアニスト、サーリ・ジャン・ゲヴレック。2011年にはロンドンのロイヤル・カレッ ジ・オヴ・ミュージックに入学、ドミトリー・アレクセーエフに師事してアーティスト・ディプロマを取得し、エリザ ベート王妃音楽院のアーティスト・イン・レジデンスを務めています。彼にとって初のフル・アルバムとなる今 作は、「管弦楽のない協奏曲」がテーマ。シューマンのソナタ第3番は、その規模の大きさからまさに「管 弦楽のない協奏曲」あるいは「グランド・ソナタ」と呼ばれたもの。続いて協奏曲の楽器の対照を鍵盤楽 器1台で表現したバッハの傑作、そしてラフマニノフの規模の大きな作品へと繋がるプログラム。ゲヴレック の深い作品解釈と多彩な表現力が、ばらばらの時代の作品たちを有機的に関連付けています。

ALPHA
ALPHA-1036(1CD)
リスト:3つのペトラルカのソネット S270
忘れられたワルツ 第2番S215
ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
3つの演奏会用練習曲 S144より 第2番「軽やかさ」
ハンガリー狂詩曲 第6番変ニ長調
ネルソン・ゲルナー(P)

録音:2023年5月 サル・フィラルモニーク、リエージュ、ベルギー
1969年アルゼンチン生まれ、日本でも多くのファンを持つネルソン・ゲルナーによるリスト。Cascavelleレーベルに残した2枚のアルバム以来 のまとまったリスト録音となります。高い演奏技術に裏打ちされた鮮やかな場面描写と色彩感、そして気品に溢れる表現が大きな魅力。堅 録音と なっています。

TOCCATA
TOCC-0721(1CD)
NX-B06
ヤーニス・チェピーティス(1908-1989):手稿譜によるピアノ小品集 第1集
1-5.5つの前奏曲
 1. 前奏曲 変ニ長調(1937)
 2. 前奏曲 ヘ短調(1949)
 3. 前奏曲 ヘ短調(1953)
 4. 前奏曲 嬰ハ短調(1951)
 5. 前奏曲 ハ長調(1975)
6-8.3つのカプリース
 6. カプリース 変イ長調(1939)
 7. カプリース第1番変ホ長調(1949)
 8. カプリース第2番ハ長調(1954)
9-10.2つの子守歌
 9. 子守歌 変イ長調(1943)
 10. 子守歌 ヘ長調(1953)
11-17.7つの小品集
 11. ラトヴィア舞曲 ト長調(1932)
 12. エレジー変イ長調(1930年代中頃)
 13. スケッチ 嬰へ短調(1940)
 14. エディ 嬰へ短調(1940)
 15. Rest in the Garden 庭での休息 ヘ長調(1951)
 16. In the Evening 夕べに 嬰へ短調(1953)
 17. 秋のスケッチ ロ短調(1974)
18-20. ソナチネ ロ長調(1948)
ノラ・ルーセ(P)

録音:2022年11月2日、30日、2023年10月2日、11月6日
全て世界初録音
ラトヴィアの作曲家ヤーニス・チェピーティス。ラトヴィア音楽院でヤーセプス・ヴィートルスから作曲を、ヤーニス・メ ディンシュから指揮を学びました。その後パリでピアノをカサドシュとギーゼキングに師事、ラトヴィアに戻ってからは放 送局で働きます。終戦後はラトヴィア国立音楽院の室内楽クラスの教授を務めました。 彼の作品は母国ラトヴィアでもほとんど知られておりませんが、実は驚くほど多作家であり、6つの交響曲をはじめ、 歌劇やバレエ、室内楽、カンタータや民謡編曲など数多くの作品を残しています。中でもピアノ曲は約100曲確 認されており、その多くは小品です。このアルバムに収録されているのは、ピアニスト、ノラ・ルーセがチェピーティスの 手稿譜を用いて演奏した様々な小品で、スクリャービンやラフマニノフの雰囲気を湛えながらも、ラトヴィア民謡の 香りも感じられる美しい作品を聴くことができます。

Quartz
QTZ-2160(1CD)
スクリャービン・アン・オデッセイ
スクリャービン:ワルツ ヘ短調 Op.3/10のマズルカ Op.3より第7番ホ短調、第4番ホ長調/12の練習曲 Op.8より第12番嬰ニ短調/24の前奏曲 Op.11 より 第5番ニ長調、第2番イ短調、第8番嬰ヘ短調、第9番ホ長調、第12番嬰ト短調、第13番変ト長調、第14番変ホ短調/4つの前奏曲 Op.22より第3番ロ長調/2つの前奏曲 Op.27/2つの詩曲 Op.32/3つの小品 Op.45/4つの前奏曲 Op.48/3つの小品 Op.52/2つの小品 Op.57/アルバムの綴り Op.58/詩曲-夜想曲 Op.61/2つの詩曲 Op.63/5つの前奏曲 Op.74
スラヴァ・ポプルーギン(P)
※使用楽器:Bechstein2.40m. Model D No:44160Berlin 1897
88keys A1- C5

録音:2017年8月1日ー11日、ステッペンウルフ・スタジオ(オランダ)
ロシア出身のピアニスト、教師、サウンドエンジニアと多岐にわたり活躍するスラヴァ・ポプルーギンによるスクリャービン・アルバムが登場。このプログラムでは、スクリャービンの異なる様式、時代における類似したアイデアの実現を通してつながった作品を取り上げています。
グネーシン音楽院で学んだポプルーギンは、1999年から2015年までモスクワ音楽院で教鞭を執り、2018年からはオランダのハーグ王立音楽院の教授の地位に就いています。ピアニストとして40年以上のキャリアを誇るポプルーギンは豊富なレパートリーを誇り、モスクワ音楽院の同僚でもあった名チェリスト、ナターリヤ・グートマン、ロシアが誇る名フォルテピアノ奏者、アレクセイ・リュビモフとも長きに渡り共演を重ねてきました。2006年からは本格的にサウンドエンジニアとしても活動を開始し、本アルバムでは、自身が所有するスタジオで1897年製のベヒシュタインのコンサートグランドを用いてレコーディングに臨んでいます。演奏家と、サウンドエンジニアというそれぞれの視点から拘りぬいたスクリャービンの世界にご注目ください。

RUBICON
RCD-1127(1CD)
プリズム
1. シェリル・フランシス=ホード:入場音楽
2. バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565*
3. キャロライン・ショウ:あなたの御手に
4. サティ:ジムノペディ第1番*
5. マイケル・スモール:プリズム
6. ベサン・モーガン=ウィリアムズ:ワン、トゥー、ベイカールー…
7. アイリー・ロバートソン:スカイダンス
8. シリル・スコト:イディル
9-11. サラ・フランシス・ジェンキンズ:Tincture of the skies
12. ジョージ・ウォーカー:Bleu
13. ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女*
14. サラ・リアンヌ・ルイス:Apart we are not Alone
15. サラ・リアンヌ・ルイス:Together Apart
16. ジェシー・モンゴメリー:ラプソディ第1番
17-20. キャメロン・バイルス・リデル:Contemplations
21. シューマン:トロイメライ
22. シェリル・フランシス=ホード:退場音楽
23. ピーター・マクスウェル・デイヴィス:A Last Postcard from Sanday

*=フェネラ・ハンフリーズ編曲ヴァイオリン版
フェネラ・ハンフリーズ(Vn)
BCミュージック・マガジン賞2018で「器楽部門賞」に輝いて世界一流のアーティストの一人として活躍し、2023年のBBCミュージック・マガジン賞でも「プレミア賞」を受賞しますます称賛を浴びるイギリスのヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズ。
Rubicon第3弾となる「プリズム」は、最初のロックダウンの先の見えない数か月間に構想されたもので、イギリスの若い作曲家たちが書いた新作から、キャロライン・ショウ、ジェシー・モンゴメリー、ジョージ・ウォーカーらによる象徴的な最近の作品まで、再び無伴奏ヴァイオリン作品に焦点を当て、ハンフリーズが新たに編曲したバッハやサティ、ドビュッシーの名曲も組み合わせた、探求的で独創的なアルバムです。現代音楽への造詣が深く、特に無伴奏ヴァイオリンのための作品で功績のあるフェネラ・ハンフリーズの、優雅で卓越したパフォーマンスとこだわりのプログラムをご堪能下さい。

Polskie Radio
PRCD-2228(1CD)
初紹介旧譜
ヴィトルト・マウツジニスキ〜伝説のヴァヴェル城リサイタル1959
ショパン:ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2/夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/バラード第2番ヘ長調 Op.38/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35/マズルカ第22番嬰ト短調 Op.33-1/マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4/マズルカ第47番イ短調 Op.68-2/マズルカ第45番イ短調 Op.67-4/マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2/マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/ワルツ第1番変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
ヴィトルト・マウツジニスキ(P)

録音(ライヴ):1959年2月16日、ヴァヴェル城(クラクフ)
ポーランドの公共放送局『ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)』の自主レーベル「Polskie Radio」が制作する、同局のアーカイヴに眠る貴重な録音をCD化する「FROM THE POLISH RADIO ARCHIVES」シリーズから、20世紀ポーランドの偉大なピアニスト、ヴィトルト・マウツジニスキ(マウツジンスキ、マルクジンスキー)のライヴ録音が登場!これは1959年2月16日にクラクフのヴァヴェル城にて、戦時避難から返還された国宝の展覧会のオープニングとして行われたコンサートで、ルトスワフスキ夫妻をはじめ各界の著名人が駆けつける中マウツジニスキは凄まじい熱量でまさに“伝説”的な圧巻の演奏を披露。ポーランドの歴史における重要なシーンに花を添えた唯一無二の記録が初めてCD化されました。

Indesens Calliope Records
IC-040(1CD)
ジャック・デュフリ:ピアノ作品集
ラ・ドゥ・ブロムブル/クーラント/ラ・ヴァンロ/ラ・ド・ドリュモン/ラ・フェリクス /ラ・ランツァ/鳩/ラ・ヴィクトワール/ラ・フォルクレ/ロンドー・アン・ド/ラ・ララール/ラ・ポトゥアン/ロンドー・アン・レ/ラ・トリボレ/アルマンド
アレクサンドラ・レスキュール(P)

録音:録音:2023年8月16日ー18日、エクサンプロヴァンス音楽院オーディトリアム・カンプラ(フランス)
18世紀フランスの作曲家、オルガニスト、クラヴサン奏者、教師として活躍したジャック・デュフリ。本アルバムでは、デュフリが残した全4巻からなるクラヴサン曲集からいくつかの作品を抜粋し、ピアノ版として初の録音に臨んでいます。
アレクサンドラ・レスキュールは、フランスを拠点にヨーロッパで活躍するピアニスト。ジャック・ルヴィエ、ジャン=マルク・ルイサダのもとで研鑽を積み、ニュイ・ピアニスティック国際コンクール入賞。これまでにプロヴァンスO、トゥールーズOなどと共演。フランスのサント・ヴィクトワールで開かれる音楽祭の共同創設者でもあり、芸術監督としても活動しています。本アルバムでは、18世紀の様式と音楽的進化を見事に表現、魅惑的な万華鏡のごとき世界を描いています。

Eudora
EUDSACD-2401(1SACD)
楽興の時
シューベルト(ヨゼフ・カスパル・メルツ編):6つのシューベルトの歌
イワン・パドヴェッツ(1800-1873):シューベルトの人気あるワルツによる変奏曲 Op.4
ポンセ::ロマンティックなソナタ 「シューベルトを讃えて」
ペトリト・チェク(G)

録音:2022年5月17日-18日、サンフランシスコ公会堂(スペイン)
スペインの高音質レーベルEudoraによるSACDとMQA-CDのハイブリッド仕様のシリーズから、ペトリト・チェクによるシューベルト・アルバムが登場!
アメリカのパークニング国際ギター・コンクールや、イタリアのピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールなどでの華々しい優勝歴を誇るコソボ出身のギタリスト、ペトリト・チェク(1985-)。Eudoraからの1stアルバム、バッハの”ギター独奏版”「無伴奏チェロ組曲」に続く2ndアルバムは、シューベルトの歌曲アレンジと、シューベルトへのオマージュ作品2曲をカップリング。多くの優れたギタリストを輩出している東欧、旧ユーゴスラビア諸国の出身者の中でも、一際注目を集める名手ペトリト・チェクによる新たな挑戦にご期待ください!

PASSAVANT MUSIC
PAS-123282(1CD)
間の礼讃
エリック・タンギー(1968-):オマッジオ-アンリ・ディティユーに(2010)*
フィリップ・ルルー(1959-):踊り・・・沈める(2011)
フィリップ・エルサン(1948-):オルレアンのカリヨン(2015)*
坂田直樹(1981-):Afterimages U(2013)*
武満徹:雨の樹 素描U ― オリヴィエ・メシアンの追憶に(1992)
フィリップ・エルサン:3つの日本のスケッチ(2009)*〔第1曲 須磨、第2曲 奈良、第3曲 大和〕
西村朗(1953-2023):星の鏡(1992)
池辺晋一郎(1943-):アセンション T(1974)、アセンション U(1974)
深見まどか(P)

録音:2022年9月20日&21日
*=世界初録音
京都出身、フランスを中心にヨーロッパで高い評価を得る期待の若手ピアニスト、深見まどかのサード・アルバム。
とりわけフランス近現代作品への評価が極めて高い深見まどかが、「間の礼讃」という秀逸なタイトルで、フィリップ・エルサン、エリック・タンギー、フィリップ・ルルー、そして武満徹、西村朗、池辺晋一郎、坂田直樹といったフランスと日本を代表する現代作曲家たちのピアノ作品を集成。メシアンに捧げられた武満の「雨の樹 素描U」や、蕪村が旅した地と俳句を表現したエルサンの「3つの日本のスケッチ」など、フランスと日本を繋ぐ作品の組み合わせも興味深いところ。沈黙の中に芸術を作り出す鋭い表現力ですべてを美しく調和させ、静けさの中にも自然と音楽を感じさせる深見まどかのピアニズムにご注目ください。

GENUIN
GEN-24872(1CD)
ファニー・ヘンゼル:一年〜音楽と文学の出会い
Hochgeehrter Herr und Freund!(フランツ・ハウアーへの手紙〔1843年11月24日〕より)/1月/2月/Felix(フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルティへの手紙〔1829年5月27日〕より)/3月/Italienische Reise(フェリックスとセシル・メンデルスゾーン=バルトルディへの手紙〔1829年9月23日〕&旅行記〔1840年1月1日〕より)/4月/5月/Vater(アブラハム・メンデルスゾーンからファニー・ヘンゼルへの手紙〔1828年11月14日〕&ファニー・ヘンゼルからカール・クリンゲマンへの手紙〔1820年7月16日&1829年3月22日〕より)/6月/7月/Liebste Schwester(レベッカ・ディリクレ、セシル・メンデルスゾーン=バルトルディ&メンデルスゾーン・ファミリーへの手紙〔1839年12月16日、1839年10月23日、1839年11月28日〕より)/8月/Venedig(メンデルスゾーン・ファミリーへの手紙〔1839年10月13日〕より)/9月/Hensel(フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディへの手紙〔1829年7月6日、1829年7月29日、1829年8月25日〕より)/10月/11月/Abschied aus Rom(旅行記&レベッカ・ディリクレへの手紙〔1840年4月5日〕より)/12月/後奏曲/6月(オリジナル・ヴァージョン)
ソフィア・ヴァイデマン(P)、
ティンカ・クレフナー(朗読)

録音:2023年9月、ドイツ
ピアニストのソフィア・ヴァイデマンと女優ティンカ・クレフナーが、ファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の音楽と文学の出会いを表現。ファニーの人生でもっとも充実した時期のひとつだったとされる1年間のイタリアへの旅の途中と帰国後に書いたピアノのための12の性格的小品「一年」に、ファニーが弟フェリックスやフェリックスの妻セシル、妹レベッカ、父アブラハムらに宛てた手紙や旅行記(日記)を組み合わせたユニークな企画で、その解釈を通じて、19世紀のもっとも重要な女性作曲家であり啓蒙思想家の一人であったファニー・ヘンゼルの生涯と作品を親密に垣間見ることができます。

GENUIN
GEN-24867(1CD)
透かし模様
リリ・ブーランジェ:「3つの小品」より「古い庭から」
シモン・ラクス:バラード「ショパンへのオマージュ」
ラヴェル:「鏡」M.43より「蛾」
ドビュッシー:版画
フランク:プレリュード,コラールとフーガ FWV21
アドリアーナ・フォン・フランケ(P)

録音:2023年7月17日-19日
世界的に評価の高いピアニスト、アドリアーナ・フォン・フランケの「Genuin」レーベル、デビュー・アルバムが登場です。繊細で詩的な表現に優れた彼女のデビュー・アルバムは、フランスで活動した作曲家の作品を中心にしたものとなりました。その明瞭で色彩感のあるピアノの音色で織り成す音楽で聴衆を魅了してくれます。
GENUIN
GEN-24852(1CD)
Per aspera ad astra
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より/左手ピアノのための)
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
アンドレイ・デニセンコ(P)

録音:2023年3月15日-17日
日本でもコンクールやリサイタルを行ったことのある、1992年ロシア生まれのピアニスト、アンドレイ・デニセンコはロシアとドイツのコンクールで受賞経験があり、高く評価されています。今回のアルバムでは、バッハ、シューマン、そしてブラームスの作品に取り組み、力強さと明晰さを兼ね備えた素晴らしい演奏を披露しています。

Hyperion
CDA-68424(1CD)
グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」 Op.40
抒情小曲集第7集 Op.62
ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード ト短調 Op.24
抒情小曲集第3集 Op.43
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2023年5月2日-4日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1987年モスクワ生まれのピアニスト、アンドレイ・ググニンがHyperionに4度目の登場!2年ぶりとなるレコーディングに選曲したのは「ホルベアの時代より」の原曲をはじめとするグリーグのピアノ作品集。これまでショスタコーヴィチ(PCDA-68267/CDA-68267)やスクリャービン(PCDA-68355/CDA-68355)といった母国ロシアの作品、あるいはゴドフスキーへのオマージュ・アルバム(PCDA-68310/CDA-68310)で高い評価を築いてきたググニンですが、今回は少しカラーの違うグリーグの情感あふれる作品集を研ぎ澄まされた感性で豊かに奏でます。
アンドレイ・ググニンは2013年にウィーンのベートーヴェン国際コンクールで第2位に輝くと、2014年のジーナ・バッカウアー国際コンクールと2016年シドニー国際コンクールでは優勝。そして2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、一気にスターへの階段を駆け上がりました。同年に2度の来日公演を成功させると2023年にも2度にわたって来日。12月の来日は残念ながら体調不良により中止となってしまいましたが、来る2024年5月〜6月には代替公演が予定されています。

APR
APRCD-6043(2CD)
ミッシャ・レヴィツキ〜HMV録音全集

■CD1
1. ショパン:前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1
2. ショパン:前奏曲第7番イ長調 Op.28-7
3. ショパン:前奏曲第23番ヘ長調 Op.28-23
4. ショパン:ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
5. ショパン:ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3
6. ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
7. ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
8. ショパン:夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
9. ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
10. ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
11. スカルラッティ:ソナタ イ長調 Kk.113
12. グルック(ブラームス編):ガヴォット
13 ベートーヴェン(ダルベール編):エコセーズ WoO.83
14. シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲 D.733-1
15. ルビンシテイン:練習曲ハ長調 Op.23-2「スタッカート・エチュード」
16. メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
17-20. シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
■CD2
1-4. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
5. バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543/S.462-1
6. リスト:「3つの演奏会用練習曲」より 第3番変ニ長調「ため息」
7. パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S.140-3
8. パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S.140-3
9. リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
10. リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12
11. リスト:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調 S.244-13
12. モシュコフスキ:女道化師 Op.52-4
13. ラフマニノフ:前奏曲第5番ト短調 Op.23-5
14. レヴィツキ:ワルツ イ長調 Op.2「愛のワルツ」
ミッシャ・レヴィツキ(P)、
LSO、ランドン・ロナルド(指)


■CD1
1. 〜3録音:1929年11月21日

4. 5. 録音:1928年11月19日

6. 録音:1928年11月22日

7. 録音:1929年11月21日

8. 録音:1928年11月19日

9. 録音:1929年10月31日

10. 録音:1933年3月16日

11. 録音:1928年11月22日

12. 13 録音:1927年12月15日

14. 録音:1928年11月22日

15. 録音:1927年12月16日

16. 録音:1933年3月16日

17-20. 録音:1933年3月10日

■CD2
1-4. LSO、ランドン・ロナルド(指)
録音:1929年11月11日&14日

5. 録音:1927年12月16日

6. 録音:1928年11月21日

7. 録音:1927年12月16日

8. 録音:1928年11月22日

9. 録音:1927年12月15日

10. 録音:1933年3月16日

11. 録音:1933年3月16日

12. 録音:1927年12月16日

13. 録音:1929年11月21日

14. 録音:1929年11月21日
※録音場所:1933年セッションと協奏曲以外:スタジオC、スモール・クイーンズ・ホール、ロンドン/1933年セッション:スタジオ3、アビーロード、ロンドン
協奏曲:キングスウェイ・ホール&クイーンズ・ホール、ロンドン
キエフ近郊で生まれたミッシャ・レヴィツキ(1898-1942)はミハウォフスキ、ストヨフスキ、ドホナーニの弟子であり、1920年代には瞬く間にピアノシーンにおける筆頭有望株としての地位を確立しました。
実際、その早すぎる死がなければ、レヴィツキは間違いなく20世紀を代表するピアニストの一人としてみなされていたことでしょう。
今回、復刻となるHMV録音は、レヴィツキの決して多いとは言えない録音遺産の中でも最も重要な地位を占めています。
ちなみにこのレヴィツキのHMV録音全集はかつて「APR7020」の品番で発売されていましたが廃盤となって久しく待望の復刻となります。
またAPRは今回の復刻に際して大部分のトラックのトランスファーを全面的にやり直し、各所のクリーンアップ、ピッチのエラーの修正を施しており、旧盤からの大規模なスケールアップが実現しています。

Cobra Records
COBRA-0092(1CD)
ラ・ギタロマニ
フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):大序曲 Op.17*、
 大ソナタ Op.51*
フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820):幻想曲 Op.5*
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):ソロ第3番 Op.76*
ウェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1830):大ソナタ第1番より第1楽章、
 ソナタ Op.23より第1楽章、
 大ソナタ第2番より第1楽章
イザール・エリアス(G)

録音:2023年9月4日-6日、ルーテル教会(ハールレム、オランダ)
※使用楽器:C. Guadagnini,1812/J. G. Stauffer, ca.1820/B. Enzensperger, ca.1834
これまで10枚以上のアルバムをリリースし、2011年にギタリストとして初めてオランダ音楽賞を受賞するなど現在のギター界で突出した実力と人気を誇る、1977年アムステルダム生まれのイザール・エリアス。
「ラ・ギタロマニー(ギター狂)」と題した今作はギターという楽器が浸透し始めもてはやされた19世紀初頭に現れ、サロンの聴衆にそれまで聴いたことのない全く新しいサウンドを提供しギターという楽器の地位向上に大きな役割を果たしたモリーノ、グラニャーニ、カルッリ、マティーカといったギターの名手たちが作曲した作品の創造的な精神を追求。イザール・エリアスは今回のレコーディングでこれらの作品の誕生と同時代の19世紀初頭に製作された3本のギターを弾き分けており、弦はすべてガット弦が用いられています。

Fineline
FL-72417(1CD)
哀れで、悲しい天使〜ショパン:ピアノ作品集
幻想曲ヘ短調 Op.49/バラード第4番ヘ短調 Op.52/ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」/3つのマズルカ Op.50/夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:1996年11月28日-30日、メノナイト教会(ハールレム、オランダ)
かつてChallenge Classicsレーベルよりリリースされていた、ニコライ・ルガンスキーが1996年に録音したショパン・アルバムがFinelineレーベルからリイシュー!録音当時24歳、チャイコフスキー国際コンクールで最高位(1位なしの2位)に輝いてから2年後というますます評価を高めていた頃の演奏で、20代半ばという若さながら既に完成された高い技巧とルガンスキーらしい端正で優雅な音楽作りを聴くことができます。夜想曲第8番を除き、ショパンがジョルジュ・サンドと過ごした時期である1841年〜47年に書かれた作品が選ばれています。

Aulos Media
AMC-2178(1CD)
韓国の若き音楽家たち2019Vol.2〜イ・テッキ&イ・ヒョク

(1)チャイコフスキー:「6つの小品」より 夜想曲 Op.19-4
チャイコフスキー:ロマンス Op.5
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83

(2)チャイコフスキー(プレトニョフ編):演奏会用組曲「くるみ割り人形」
スメタナ(アンリ・カン編):ブルタヴァ(モルダウ)
(1)イ・テッキ(P)
(2)イ・ヒョク(P)

録音:2019年3月-8月、KBS Studio16(韓国)
韓国の公共放送局である「KBS(韓国放送公社)」が企画した「韓国の若き音楽家たち」の2019年版に抜擢されたイ・テッキとイ・ヒョク。それぞれのソロ演奏をカップリングした当ディスクは、韓国のピアノ界が世界でも有数の才能の宝庫であることを改めて強く印象付けてくれることでしょう。
イ・テッキは1996年生まれ。2014年に開催されたイギリスのヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクールで最年少優勝を果たし、ヨーロッパ各地にその名を響かせた秀才。アメリカではジュリアード音楽院とカーティス音楽院で研鑽を積み、名教師ロバート・マクドナルドの指導の下で飛躍を遂げています。
韓国国内でも2018年6月に当初予定されていたソリストの突如のキャンセルにより、富川(プチョン)POの定期演奏会に緊急登壇。圧巻のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を披露し大喝采を浴びています。
イ・ヒョクは2000年生まれ。2021年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいてファイナリストに選出されており、その演奏は記憶に新しいところ。
2016年に16歳で第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール第1位、2018年の第10回浜松国際ピアノコンクールでは第3位を受賞し順調に歩みを続け、2022年のロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのピアノ部門では亀井聖矢との同時優勝に輝き大きな話題を呼びました。
ロシアのウクライナ侵攻後はモスクワ音楽院からフランス、パリのエコールノルマル音楽院へと研鑽の場を移し、さらなる飛躍を目指しています。

CANARY CLASSICS
CC-24(2CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5&6
■CD1
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
ピアノ・ソナタ第8番ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
■CD2
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533/494
オルリ・シャハム(P/Steinway D274)

録音:2019年〜2020年メカニクス・ホール、ウースター(マサチューセッツ州)
ギル・シャハムの妹でスタインウェイ・アーティストでもあるピアニスト、オルリ・シャハムによる新モーツァルト全集に基づくピアノ・ソナタ全曲録音。当アルバム は第5&6集の2枚組です。
オルリ・シャハムの魅力といえば色彩豊かなピアノの音色。兄ギルとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(CC-01)でもその才能を高く評価されており、当 全曲録音は注目すべきもの。第1集(CC-19)、第2&3集(CC-21)、第4集(CC-23)も好評を博しております。 ★第5&6集には第7番ハ長調 K.309、第8番ニ長調 K.311、第10番ハ長調 K.330、第14番ハ短調 K.457、第15番ヘ長調 K.533/494の5つの ソナタを収録。楽譜と対峙し豊かな音楽を奏でるシャハム。充実の演奏をお楽しみください。 (Ki)

King International
KKC-118(2CD)
税込定価
パガニーニ:24のカプリス 作品1 鷲見恵理子(Vn)

録音:2023年11月24&27日キング関口台スタジオ(第2スタジオ)
レコード芸術誌「特選盤」など各誌で絶賛された「『Nostalgia』?クライスラー:ヴァイオリン小品集」(KKC-086)のリリースから2年。情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子が遂にパガニーニの24のカプリス全曲を録音しました!!!
イタリアでも研鑽を積んだ鷲見にとって、パガニーニは最も大切な作曲家の一人。言わずと知れた無伴奏ヴァイオリンのための超絶技巧作品である24のカプリスは、才能豊かな限られたヴァイオリニストしか弾きこなせない、ヴァイオリン曲の頂ですが、この作品を鷲見はわずか2日間のセッションで録音しました!
まさに〈一本勝負!〉で挑んだ録音はライヴさながらの迫力と集中力。鷲見の演奏は、技巧はもちろんのこと、憂いのある音色で「聴かせる」カプリスを披露。一音一音、魂のこもった音は現代のヴァイオリストではなかなか聴くことのできない、哀愁に満ちた独特の魅力に溢れています。
「人には少なくからずとも〈天使と悪魔〉の二面性があり、だからこそパガニーニのカプリスのような傑作が誕生したと思います。そのことを実感しながらこれまで生涯かけて演奏してきました」と語る鷲見。「悪魔に魂を売った」とも言い伝えられるパガニーニですが、鷲見は色彩感豊かに歌い上げ、まさに唯一無二の情緒あふれる演奏を展開しており、今の鷲見にしか表現できない世界がひろがります!
ブックレットには世界的指揮者広上淳一氏のコメント、音楽評論家奥田佳道氏による序文「大人が紡ぐムジカ(音楽!)としてのカプリス」及び曲目解説を掲載。また写真はヒダキトモコ氏が当アルバムのために撮影した最新写真を使用。アルバムのイメージを反映した素晴らしい仕上がりとなっております。 (Ki)

ARCANA
A-559(1CD)
ミェチスワフ・ヴァインベルク:無伴奏チェロ・ソナタ(全4曲)
無伴奏チェロ・ソナタ 第1番Op.72(1960)
無伴奏チェロ・ソナタ 第2番Op.121(1977)
無伴奏チェロ・ソナタ 第3番Op.106(1971)
無伴奏チェロ・ソナタ 第4番Op.140bis (198
マリオ・ブルネロ(Vc/ブレシアのピエトロ・サント・マッジーニ1600年頃製作)

録音:2022年3月21-27日アンチルッジーネ、ヴァッラ、トレヴィーゾ、イタリア
収録時間:87分25秒
※長時間収録ディスクのため、一部のプレイヤーでは 正常に再生できない可能性がございます。ご注意ください。
近年はARCANAより、バッハを中心としたバロック作品を4弦チェロ・ピッコロで演奏するアルバムを精力的にリリースしてきたマリオ・ブルネロ。 今回は通常のチェロに立ち返り彼愛用の名器マッジーニを用いて、20世紀無伴奏チェロ作品の傑作の一つ、ヴァインベルクのソナタ全4曲を 録音しました。うち第2番は1965年に作曲され作品86として出版されましたが、ここでは1977年に大幅に改訂された版を収録。高い技 術と集中力で時に瞑想的、時に諧謔的、そして時に激昂するような曲想を奥深く、きめ細かく描き上げています。

DIVINE ART
DDX-21001(10CD)
NX-N06
ベートーヴェン:35のピアノ・ソナタ全集
【CD1】57分
1-2. ピアノ・ソナタ 変ホ長調「選帝候ソナタ第1番」 WoO47No.1
4-6. ピアノ・ソナタ ヘ短調「選帝候ソナタ第2番」 WoO47No.2
7-9. ピアノ・ソナタ ヘ長調「選帝候ソナタ第3番」 WoO47No.3
10. アンダンテ ヘ長調「アンダンテ・ファヴォリ」 WoO57
【CD2】71分
1-4. ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2No. 1
5-8. ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2No. 2
9-12. ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2No. 3
【CD3】82分
1-2. ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49No. 2
3-4. ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49No. 1
5-8. ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
9-11. ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10No. 1
12-14. ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10 No.2
【CD4】72分
1-4. ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10No. 3
5-7. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」 Op. 13
8-10. ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14No. 1
11-13. ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14 No.2
【CD5】78分
1-4. ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
5-8. ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
9-11. ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27 No.1
12-14. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」 Op.27No.2
【CD6】71分
1-4. ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」 Op.28
5-7. ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31No. 1
8-10. ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」 Op.31No.2
【CD7】83分
1-4. ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3
5-7. ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」 Op.53
8-9. ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
10-12. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」 Op.57
【CD8】74分
1-2. ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調「テレーゼ」 Op.78
3-5. ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
6-8. ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」 Op.81a
9-11. ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
12-14. ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
【CD9】68分
1-4. ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」
Op.106
5-7. ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
【CD10】44分
1-3. ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
4-5. ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
本間たまみ(P)

録音:2019-2023年
日系アメリカ人ピアニスト、本間たまみが弾くベートーヴェンの「選帝侯ソナタ」を含む35曲のソナタ全集が登場。 現在サンフランシスコに拠点を置き、ソリスト、室内楽奏者、教師として活躍する彼女は、これまでにも「弦楽四重 奏伴奏によるショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番」(SOMM Recordings SOMMCD061)やマッケイブ、ク ラークらの現代作品の録音を行い、これらは高く評価されています。 今回の録音にあたっては、ベートーヴェンの研究者として知られるイギリスの音楽学者バリー・クーパーが歴史的資 料を綿密に調査したうえで編集・校訂を行った新版(ABRSM=The Associated Board of the Royal Schools of Music 出版)を用いるとともに、クーパー氏と議論を交わしたうえで、35のソナタに取り組んでいま す。

Biddulph
BIDD-85045(1CD)
NX-B06
ヨーゼフ・シゲティ〜AFRS録音全集 - ベルク:ヴァイオリン協奏曲 他
1. シューベルト:ロンド - ピアノ・ソナタ 第17番ニ長調(フリードベルク編)
2. フランソワ・シューベルト(1808-1878):蜜蜂
3. ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ト短調(ヨアヒム編)
4. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番 ト短調(クライスラー編)
5. チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51No.6(グルーンス編)
6. ストラヴィンスキー:ロシア風舞曲 −ペトルーシュカ(ドゥシュキン編)
7. フバイ(1858-1937):ゼフィール Op.30No.5
8. ベルリオーズ:夢とカプリース Op.8
9. バルトーク:2つの肖像 第1番Op.5
10. コレッリ:ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」(レオナール編)
11. ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調 Op.40
12-15. ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)
ピアノ伴奏(演奏者不明)…1-7
フィルハーモニアO…8-9
コンスタント・ランバート(指)…8-9
WORSO…10
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)…10
サンフランシスコSO…11
レナード・バーンスタイン(指)…11
NBCSO…12-15
ディミトリ・ミトロプーロス(指)…12-15

録音:1-7:1943年/初出:AFRS C35&C44(Basic Musical Library)
8:1946年8月26日/初出:Columbia lX946(matrices CAX9678&9679)
9:1946年6月22日/初出:Columbia LX1531(matrices CaX9568&9569)
10:1941年1月26日 プライヴェート・レコーディング(ライヴ)
11:1945年7月1日/初出:AFRS22(Semi-Classical Replacement)(ライヴ)
12-15:録音:1945年12月30日/初出:AFRS85(NBC Symphony)(ライヴ)
名演の誉れ高いミトロプーロスとのベルクの協奏曲や、若きバーンスタインとの共演、更に第2次大戦中の貴重な録音を含むシゲティのAFRS音源を復刻。 1939年にアメリカに移住したシゲティは米コロンビアに多くの録音を行いましたが、第2次大戦中の1942年8月から44年11月の間はアメリカ音楽家連盟 (American Federation of Musicians)が市販用の録音のストライキを行ったため、シゲティにもコロンビア録音がありません。トラック1から7はこの空白 期間を埋める貴重な音源です。AFRS(Armed Forces Radio Service)は国外で暮らすアメリカ人向けに1940年代初めに米軍が開設した短波放送 局。同局の放送用の録音は上記のストライキの対象外となったため、ジャンルを問わず多くの音楽家・団体が参加しました。このディスクはシゲティがAFRS のために行った録音のすべてを収めています。 AFRS音源の中でミトロプーロスとのベルクはこれまでにもCDが出ており、ファンの間では名演として知られて来たもの。今では20世紀の傑作の一つに数えら れる同曲も1945年当時は知名度が低く、この曲を非常に高く評価していたシゲティとミトロプーロスは演奏会のプログラムに載せるためにオーケストラとその 理事会を説得するため共闘したと伝えられます。これは同曲がアメリカで初めて放送された時の演奏という点でも貴重な記録です。ベートーヴェンのロマンス の指揮は若きバーンスタイン(当時26歳)。シゲティとの共演という点でも、サンフランシスコ響との録音という点でも貴重なものです。 AFRS音源以外での注目は、まずバルトークの「2つの肖像 第1番」。シゲティはこの曲を渡米前に母国ハンガリーで行った最後の演奏会で作曲家臨席の 下で演奏しました。コレッリの「ラ・フォリア」はベルギー生まれのヴァイオリニスト、ユベール・レオナール(1819-1890)によるヴァイオリンとピアノ版をさらにオーケ ストレーションしたもの。バロック舞曲というよりも幽玄・荘重、時に悲劇的な趣もあり、ロマン派協奏曲のものを思わせるカデンツァも加えられて別の作品に生 まれ変わったかのようです。

DIVERSIONS
DDV-24172(1CD)
NX-B03
(リ)インヴェンション
バッハ(リー・チアフ編):(リ)インヴェンション第1番-第15番
デュオ・ヴェルシニナ・リー(P・デュオ)

録音:2023年2月
Northern College of Music(UK)
ルクセンブルクで活躍するピアニスト、リー・チアフ(別名チア=チア)とユリア・ヴェルシニナのデュオによるバッハの インヴェンション。タイトルに「(リ)」とあるようにリーはオリジナルを全くの新しい形に編曲。ポップス、ミニマリズム、ス ムーズジャズなどを融合させたクロスオーヴァーな作品に仕上がっています。

Dynamic
CDS-7996(1CD)
NX-B06
SOLO〜ハーモニカ on ハーモニカ
チック・コリア(1941-2021):チルドレンズ・ソングより
 1. 第16番&第17番
 2. 第19番
 3. 第1番&第4番
 4. 第6番
バッハ:ゴルトベルク変奏曲より
 5. アリア
 6. 第1変奏
 7. 第2変奏
 8. 第13変奏
 9. 第30変奏
エドゥ・ロボ(1943-):ポンテイロ
モリコーネ(1928-2020):ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(ウェスタン)
レスター・ヤング(1909-1959):Tickle Toe
グレン・ミラー(1904-1944):ムーンライト・セレナーデ
ヘンデル:歌劇「リナルド」 - 涙の流れるままに
マト・ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ
作者不詳:O Virgo splendens おお輝く聖処女 - モンセラートの朱い本より
チャーリー・パーカー(1920-1955):ドナ・リー
ジャンルカ・リッテラ(各種ハーモニカ/多重録音)

録音:2020年3月、5月
クラシックとジャズの分野で目覚ましい活動をするクロマチックハーモニカの世界的名手ジャンルカ・リッテラが、ルネサンス期の作品やバッハの「ゴルトベルク変 奏曲」の抜粋、ジャズ界のレジェンド、チック・コリアやチャーリー・パーカーの曲から、タンゴ「ラ・グンパルシータ」まで多彩な作品を演奏した1枚。彼がこの録音 に使用したのは、全てスズキブランドの「バスハーモニカ」「コードハーモニカ」「クロマチックハーモニカ・シリウス」「クロマチックハーモニカ・クロマティクス」で、これらの 楽器を駆使しながら、各パートを多重録音してユニークなアンサンブルを生み出しています。ハーモニカの多様性と楽しさをとことん追求した1枚です。


King International
KKC-8848(14CD)
日本語解説付国内盤
園田高弘ロマン派Box
■Disc1
ショパン:24の前奏曲Op.28
■Disc2
ショパン
(1) ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26の1
(2) ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26の2
(3) ノクターン第7番嬰ハ短調Op.27の1
(4) ノクターン第8番変ニ長調Op.27の2
(5)4つのマズルカOp.30
(6)4つのマズルカOp.33
(7) ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
■Disc3
ショパン
(1) 子守歌Op.57
(2) ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(3)3つのマズルカOp.59
(4) 舟歌Op.60
(5) 幻想ポロネーズOp.61
■Disc4
ショパン
(1) バラード第1番ト短調Op.23
(2) バラード第2番ヘ長調Op.38
(3) バラード第3番変イ長調Op.47
(4) バラード第4番ヘ短調Op.52
(5) 即興曲第1番変イ長調Op.29
(6) 即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
(7) 即興曲第3番変ト長調Op.51
(8) 幻想即興曲Op.66
■Disc5
シューマン
(1) クライスレリアーナOp.16
(2) 子供の情景Op.15
■Disc6
シューマン
(1) 謝肉祭Op.9
(2) フモレスクOp.20
(3) 花の曲Op.19
■Disc7
シューマン
(1) 幻想曲Op.17
(2) アラベスクOp.18
(3) 夜曲集Op.23
(4)3つの幻想的小品Op.111
■Disc8
シューマン
(1) ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
(2) 幻想小曲集Op.12
■Disc9
ブラームス
(1) ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
(2)2つの狂詩曲Op.79
(3)8つのピアノ小品Op.76
■Disc10
ブラームス
(1) ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
(2) 幻想曲集Op.116
(3) 間奏曲集Op.117
■Disc11
ブラームス
(1) パガニーニの主題による変奏曲Op.35
(2)6つのピアノ曲Op.118
(3)4つのピアノ曲Op.119
■Disc12
シューベルト
(1) ピアノ・ソナタ第16番イ短調D845
(2) 即興曲集Op.90
■Disc13
シューベルト
(1) ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664
(2) 即興曲集Op.142
■Disc14(ボーナス)
(1) シューマン:交響的練習曲Op.13
(2) ショパン:幻想ポロネーズOp.61
(3) リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
園田高弘(P)

録音:
■Disc1;1983年4月21,22日浜北市文化会館
■Disc2;1997年12月10-12日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc3;1989年4月11,12日桃源文化会館(白根)
■Disc4;1990年5月10,11日浜北文化センター市民会館、
■Disc5;1982年9月20,21日カトリック下井草教会
■Disc6;1992年10月28,29日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc7;1988年5月4,5日本郷バリオホール
■Disc8;2001年8月21-23日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ、
■Disc9;1993年4月14,15日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc10;1997年4月11-15日竜洋なぎの木会館いさだホール
■Disc11;2001年8月24-16日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc12;2003年8月23-25日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc13;2004年7月8-10日三重文化会館大ホール
■Disc14;1998年9月23日サントリーホール(ライヴ)
2024年に歿後20年となる園田高弘。日本ピアノ界の偉大な功労者であると同時にヴィルトゥオーゾ・ピアニストであった彼の貴重な遺産音源を、未亡人園田春子氏 監修でBox化。今回はロマン派の作曲家を集めたもので、聴き応え満点。
注目はシューマンの「クライスレリアーナ」と「子供の情景」の初CD化。1982年9月に相澤昭八郎プロデュースで録音され、アダムエース・レーベルからLPで 発売されましたが、以後マスターテープが所在不明となりCD化できずにいました。最近オリジナル・マスターを発見、今回最新リマスタリングで甦りました。下井 草の教会での録音ですが、9月の深夜に録音が行われたため、静かな箇所でかすかに虫の音が聞きとれるかもオーディオ的に興味津々です。
ショパン、シューマン、ブラームスの主要なピアノ曲を園田の巨匠芸で楽しめるのはまさに贅沢の極み。一点の曖昧さもない強靭なピアニズムと深い音楽性にひ たれます。ボーナス・ディスクとして1998年9月23日に70歳を記念して行われたサントリーホールのコンサート・ライヴが収められているのも貴重。円熟の至 芸を味わえます。
解説は基本園田自身の書き下ろし。ショパン論は読み応え満点でこだわりの深さを感じさせます。今回驚きの価格でご提供。各家庭に1セットは揃えたい偉大な 音楽遺産です。 (Ki)

DOREMI
DHR-822(2CD)
ラドゥ・ルプーLIVE 第4集
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
(3)コープランド:ピアノ・ソナタ
(4)バルトーク:組曲『戸外にて』 Sz.81
ブラームス:6つの小品 Op.118
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117より 第1・2番
ラドゥ・ルプー(P)

(1)アンタル・ドラティ(指)クリーヴランドO/録音:1977年4月7日クリーヴランド
(2)シモン・ゴールドベルク(Vn)/録音:1974年1月13日ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール
(3)録音:1972年1月18日モルティングス・コンサート・ホール(第25回オールドバラ音楽祭)
(4)録音:1974年2月16日ニューヨーク、ハンターカレッジ
DOREMIレーベルのラドゥ・ルプーの秘蔵ライヴ・シリーズ第4集。ドラティ、ゴールドベルクとのモーツァルトから、コープランドのソナタなんて珍しいものまで。 (Ki)


FONE
40SACD-239(40SACD)
完全数量限定生産
ハッピー・バースデー・マエストロ!〜サルヴァトーレ・アッカルド80歳記念
【DISC1:SACD061/1】
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
【DISC2:SACD061/2】
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
【DISC3:SACD224】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2*/ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3**/ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23***
【DISC4:SACD060】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」/ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
【DISC5:SACD143】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(第1楽章&第3楽章カデンツァ:フリッツ・クライスラー作)/ロマンス第2番ヘ長調 Op.50/ロマンス第1番ト長調 Op.40
【DISC6:SACD008】
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」/ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108/「F.A.E.ソナタ」より スケルツォ ハ短調
【DISC7:SACD218】
サラサーテ:ヴァイオリンとピアノのための作品集(スペイン舞曲集ほか)
マラゲーニャ Op.21-1/ハバネラ Op.21-2/アンダルシアのロマンス Op.22-1/ホタ・ナヴァーラ Op.22-2/プレイェーラ Op.23-1/サパテアード Op.23-2/スペイン舞曲 Op.26-1/スペイン舞曲 Op.26-2/アンダルシアのセレナード Op.28/アディオス・モンターニャス・ミアス Op.37/ホタ・アラゴネーサ Op.27/バスク奇想曲 Op.24/ナバーラ Op.33(2本のヴァイオリンのための)*【DISC8:SACD217】
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8/ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13/ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
【DISC9:SACD196】
ハイフェッツへのオマージュ
ガーシュウィン:「サマータイム」&「女は気まぐれ」、「必ずしもそうでない」、「ブルースのテンポで」、「ベス、お前は俺のもの」、「うちの人は逝ってしまった」(「ポーギーとベス」より)、3つの前奏曲/ロバート・ラッセル・ベネット:ヘクサポーダ、スロー・アンド・ロンリー/ロッシーニ(カステルヌオーヴォ=テデスコ編):フィガロ/グラズノフ:瞑想曲 Op.32/プロコフィエフ:行進曲/シューベルト:アヴェ・マリア/プーランク:プレスト 変ロ長調/ファリャ:かがり火のそばで/アルベニス:セビーリャ/ドビュッシー:美しい夕暮れ/プロコフィエフ:仮面/アルフテル:ジプシーの踊り/リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/メンデルスゾーン:歌の翼に
【DISC10:SACD003】
クライスラー讃〜クレモナのヴァイオリン第1集
・使用楽器:Carlo IX, di A. Amati (1566)
クライスラー:前奏曲とアレグロ/メヌエット/タンブーラン
・使用楽器:Hammerle, di N. Amati (1658)
クライスラー:ロンディーノ/メロディ/アレグレット
・使用楽器:Quarestani, di G. Guarneri (1689)
クライスラー:インドの歌/マズルカ
・使用楽器:G. Guarneri detto del Gesu (1734)
クライスラー:ジプシーの女/即興曲/愛の喜び
・使用楽器:Cremonese, di A. Stradivari (1715)
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌 Op.55-4(ジプシーの歌より)/ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇 「金鶏」より)/アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ Op.165-3/クライスラー:愛の悲しみ
【DISC11:SACD030】
クライスラー讃〜クレモナのヴァイオリン第2集
クライスラー:プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット/クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ/コレッリの主題による変奏曲
クライスラー:フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン/マルティーニの様式によるアンダンティーノ
シューマン(クライスラー編):ロマンス イ長調/フォスター(クライスラー編):故郷の人々
グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲/クライスラー:古いリフレイン/ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲ト短調 Op.46-1
アルベニス(クライスラー編):タンゴ Op.165-2/シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ Op.11/クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌 ト短調/ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風 Op.62-1(無言歌第5巻より)/アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
【DISC12:SACD2045】
クライスラー讃〜ストラディヴァリ 「イル・クレモネーゼ」
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌 Op.55-4(ジプシーの歌より)/ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇 「金鶏」より)/アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ Op.165-3/クライスラー:愛の悲しみ/アルベニス(クライスラー編):タンゴ Op.165-2/シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ Op.11/クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌 ト短調/ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風 Op.62-1(無言歌第5巻より)/アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
※【DISC12:SACD2045】の収録曲は、【DISC10: SACD003】と【DISC11:SACD030】の収録曲と同一の音源です。予めご了承下さい。
【DISC13:SACD234】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376/ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調 K.377/アレグロ変ロ長調 K.372/ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調 K.402/ヴァイオリン・ソナタ第39番ハ長調 K.404
【DISC14:SACD231】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378/ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調 K.302/ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304/ヴァイオリン・ソナタ第38番ハ長調 K.403
【DISC15:SACD233】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調 K.379/ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.380/ヴァイオリン・ソナタ第43番ヘ長調 K.547
【DISC16:SACD230】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454/ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301/ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306
【DISC17:SACD232】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調 K.481/ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303/「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲ト長調 K.359/「泉のほとりで」による6つの変奏曲ト短調 K.360
【DISC18:SACD237】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526/ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調 K.296/ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
【DISC19:SACD228】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174/弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
【DISC20:SACD091】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ短調 K.406/弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516
【DISC21:SACD222】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515/弦楽五重奏曲第6番変ホ長調 K.614
【DISC22:SACD229】
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581/ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407/オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370
【DISC23:SACD133】
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563/アダージョとフーガ ハ短調 K.546
【DISC24:SACD235】
モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調 K.423/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調 K.424
【DISC25:SACD056】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207/ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211/ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218/ロンド ハ長調 K.373
【DISC26:SACD088】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」/アダージョ ホ長調 K.261/ロンド変ロ長調 K.269
【DISC27:SACD090】
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364*/コンチェルトーネ ハ長調 K.190**
【DISC28:SACD032/1】
パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より 第1番〜第12番
【DISC29:SACD032/2】
パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より 第13番〜第24番
【DISC30:SACD019】
オブリビオン〜ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集 Vol.1
ピアソラ:オブリビオン(忘却)/エスクアロ(鮫)/ミロンガ・アン・レ(ニ調のミロンガ)/天使へのイントロダクション/レビラード/言葉のないミロンガ/フィナーレ/現実との3分間/弦楽のための組曲「追憶」
【DISC31:SACD020】
アディオス・ノニーノ〜ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集 Vol.2
ピアソラ:バルダリート/アディオス・ノニーノ*/天使のミロンガ/ジャンヌとポール/ブエノスアイレスの夏/昔むかし(アヴェ・マリア)/室内オーケストラのための3つの小品
【DISC32:SACD021】
ル・グラン・タンゴ〜ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集Vol.3
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ/セロス(嫉妬)/3つのタンゴ*/目を閉じて聞いて/タンゴ第1番/タンゴ第2番
【DISC33:SACD220/1】
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80/ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
【DISC34:SACD220/2】
プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35bis*/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115/2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56**
【DISC35:SACD160】
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887/弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703「四重奏断章」
【DISC36:SACD065】
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 「四季」
協奏曲ホ長調 「春」/協奏曲ト短調 「夏」/協奏曲ヘ長調 「秋」/協奏曲ヘ短調 「冬」/2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 F.1-100(RV.514)/ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調 F.4-2(RV.547)
【DISC37:SACD096】
バーンスタイン:ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード(プラトンの「饗宴」による)/ ペンデレツキ:ヴァイオリン協奏曲*
【DISC38:SACD219】
ドビュッシー&ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調、ベルガマスク組曲より「月の光」(アレクサンドル・ローレンス編)、前奏曲集より「ミンストレル」(作曲家自編)、前奏曲集より「亜麻色の髪の乙女」(アーサー・ハルトマン編)、忘れられた小唄より「巷に雨のふるごとく」(アーサー・ハルトマン編)/ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ、2つのヘブライの歌より「カディッシュ」(ルシアン・ガルバン編)、フォーレの名による子守歌、ハバネラ形式の小品、ツィガーヌ
【DISC39:SACD040】
クレモナで製作された1727年製のストラディヴァリ「ヴェスヴィオ」
タルティーニ:協奏曲イ長調 D.69/ロカテッリ:協奏曲ニ長調 Op.3-12/ピアソラ:ル・グラン・タンゴ/パガニーニ:ラ・カンパネラ、カンタービレ/ピアソラ:オブリビオン(忘却)
【DISC40:SACD221】
コンポーザー=ヴァイオリニストたち
ヴィターリ:シャコンヌ/ヴィエニャフスキ:伝説、ポロネーズ第2番ニ長調/タルティーニ:悪魔のトリル/サラサーテ:カルメン幻想曲/パガニーニ:カンタービレ ニ長調
全て、サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)





【DISC1:SACD061/1】
録音:2007年


【DISC2:SACD061/2】
録音:2007年


【DISC3:SACD224】
ステファニア・レダエッリ(Vn)*、マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)**、ラウラ・マンツィーニ(P)***
録音:2019年-2020年


【DISC4:SACD060】
ジョルジア・トマッシ(P)
録音:2004年


【DISC5:SACD143】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2005年


【DISC6:SACD008】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1997年


【DISC7:SACD218】
ラウラ・ゴーナ(Vn)*、ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:2019年


【DISC8:SACD217】
ステファニア・レダエッリ(Vn)
録音:2020年


【DISC9:SACD196】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1997年


【DISC10:SACD003】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1993年


【DISC11:SACD030】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1993年


【DISC12:SACD2045】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1993年


【DISC13:SACD234】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC14:SACD231】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC15:SACD233】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC16:SACD230】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC17:SACD232】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC18:SACD237】
ブルーノ・カニーノ(P)
録音:1988年


【DISC19:SACD228】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC20:SACD091】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC21:SACD222】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC22:SACD229】
テレサ・タニクリフ(Cl)、ロビン・グレアム(Hrn)、アウグスト・ロッピ(Ob)、、マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、シンシア・フェルプス(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1988年


【DISC23:SACD133】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)、フランコ・ぺトラッチ(Cb)
録音:1988年


【DISC24:SACD235】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)、フランコ・ぺトラッチ(Cb)
録音:1988年


【DISC25:SACD056】
プラハ室内O
録音:1990年


【DISC26:SACD088】
プラハ室内O
録音:1988年


【DISC27:SACD090】
プラハ室内O、マーガレット・ベイチャー(Vn)**、トビー・ホフマン(Va)*
録音:1988年


【DISC28:SACD032/1】
録音:2002年

【DISC29:SACD032/2】
録音:2002年


【DISC30:SACD019】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2001年


【DISC31:SACD020】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・マンツィーニ(P)*
録音:2001年


【DISC32:SACD021】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・マンツィーニ(P)*、アンナ・ローロ(Hp)*
録音:2001年


【DISC33:SACD220/1】
マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)
録音:2020年


【DISC34:SACD220/2】
ラウラ・ゴーナ(Vn)**、マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)*
録音:2020年


【DISC35:SACD160】
マーガレット・ベイチャー(Vn)、トビー・ホフマン(Va)、ロッコ・フィリッピーニ(Vc)
録音:1997年


【DISC36:SACD065】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・ゴーナ(Vn)、チェチーリア・ラディック(Vc)、ラウラ・マンツィーニ(Cemb)
録音:2009年


【DISC37:SACD096】
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn&指揮)、オーケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、クシシュトフ・ペンデレツキ(指)*、オーケストラ・ジョヴァニーレ・イタリアーナ*
録音:1987年-1998年


【DISC38:SACD219】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:2019年


【DISC39:SACD040】
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2005年


【DISC40:SACD221】
ラウラ・マンツィーニ(P)
録音:1995年
その驚異的なテクニックと優れたパガニーニ作品の演奏、「イ・ムジチ合奏団」でのコンサートマスターとしての活躍により、若くして「パガニーニの再来」と称されるなど、長きにわたりイタリアのヴァイオリン界に君臨し続ける巨匠であり長老的存在のサルヴァトーレ・アッカルド(b.1941)。このイタリアが世界に誇るヴァイオリンの巨匠の生誕80周年を記念すべく、イタリアのオーディオファイル・レーベル「Fone(フォネ)」の社主でありプロデューサー兼エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチがSACD40枚組のアニヴァーサリー・ボックスを2021年に製作。1980年代後半から2020年にかけてアッカルドとの二人三脚で録音してきた演奏を集めリリース当時大きな話題を呼んだこのセットはしばらく完売状態が続いていましたが、この度待望の再生産が決定しました!
アッカルドの代名詞であるパガニーニ「24のカプリス」やバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」、ブラームスの「ソナタ集」、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」などの名作はもちろんのこと、ピアソラ・シリーズや1988年に録音された一連の「モーツァルト」、ストラディヴァリなどの貴重な銘器を奏でた録音など、名演の数々を余すことなく収録。ジュリオ・チェーザレ・リッチはこのアニヴァーサリー・ボックスの製作にあたり新たに「シニョリッチ・テクノロジー」によるリマスタリングを施しており、音質面が大いに向上したことも注目を集めたポイントです。マエストロ・アッカルドの80歳を祝った超豪華ボックスが再び。なお、今回の完売後の再々生産は完全未定です。
※重要:当タイトルは完全数量限定生産のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

Signum Classics
SIGCD-787(1CD)
ドビュッシー&ラヴェル:ピアノ・デュオのための作品
ドビュッシー:月の光(デュティユー編曲2台ピアノ版)、
 小組曲(4手ピアノのための)、
 白と黒で(2台ピアノのための)、
 亜麻色の髪の乙女レオン・ロケ編曲4手ピアノ版)、
 レントより遅く(レオン・ロケ編曲4手ピアノ版)、
 牧神の午後への前奏曲(ラヴェル編曲4手ピアノ版)
ラヴェル:マ・メール・ロワ(4手ピアノのための)、
 ラ・ヴァルス(2台ピアノのための)
バックス&チョン・ピアノ・デュオ〔アレッシオ・バックス(P)、ルシル・チョン(P)〕

録音:2022年8月、サフロン・ホール(イギリス)
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴び、2023年にはエマニュエル・パユの来日ツアーでも共演し好評を博しています。
Signum Classicsから3枚目のリリースとなるバックスとルシル・チョン夫妻によるピアノ・デュオ・アルバムは、4手連弾と2台ピアノのためのドビュッシー&ラヴェル。ピアノ・デュオのためのオリジナルの作品とデュティユーやラヴェルによる編曲作品を組み合わせた魅惑のプログラムを、高貴で爽やかなピアノ・デュオが彩ります。

Ars Produktion
ARS-38648(1CD)
ファニー・ヘンゼル:ピアノ作品集
ソナタ断章 ホ長調(1822年作曲/未出版)
6つのメロディ Op.4&Op.5(1847年出版)より 第2曲、第3曲、第4曲、第5曲、第6曲
4つの歌 Op.8(遺作第1番/1850年出版)より 第4曲 「さすらいの歌」
12の性格的小品 「一年」(1841年作曲/未出版)より1月、2月、7月、12月、後奏曲
4つの歌 Op.6(1847年出版)
ソントラウト・シュパイデル(P)

録音:1985年4月20日-21日
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)のピアノ作品集。彼女はフェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られていますが、傑出した音楽家で、ピアニスト、指揮者、弟フェリックスの最も親しい友人であり理解者としても重要な人物だったと言えます。19世紀最も重要な女性作曲家であったファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの作品は、ソントラウト・シュパイデルの演奏によっていかに優れたものであったか感じることが出来るでしょう。

Melodiya x Obsession
SMELCD-1000551(1CD)
初回生産限定
ロストロポーヴィチ〜チェロのための小品とトランスクリプション集
1. ハンドシキン:ロシアの歌曲による変奏曲 Op.4-2
2. チャイコフスキー:奇想的小品 Op.62
3. グラズノフ:メロディ Op.20-1
4. グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
5. ラフマニノフ:東洋の踊り
6. ラフマニノフ:ヴォカリーズ
7. シャポーリン:ワルツ Op.25-2
8. フォーレ(カザルス編):夢のあとに Op.7-1
9. ドビュッシー(ペッカー編):吟遊詩人
10. ドビュッシー:月の光
11. ラヴェル:ヴォカリーズ「ハバネラ形式のエチュード」
12. グラナドス(ペッカー編):アンダルーサ
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、
レオニード・コーガン(Vn)、
アレクサンドル・デドゥーヒン(P)、
ヴラディミール・ヤンポリスキー(P)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・ユースO
ニコライ・アノーソフ(指)ソヴィエト国立SO

録音:1952年(1,3,8,12)、1949年(2,4)、1951年(5)、1957年(6, 7)、1956年(9-11)
20世紀、そして現在へと続くチェロの歴史、チェロのためのレパートリーの発展に多大な影響を与えたロストロポーヴィチ。
ロストロポーヴィチは「完璧なテクニックは、心から音楽を創ることほど重要ではない」と語ったことでも知られていますが、この言葉は、楽器の高度なヴィルトゥオージティと感情的な激しさを融合させた彼自身の演奏スタイルそのものを物語っています。
チェロの全ての音域において並外れた正確なイントネーションと豊かな音色を奏で、常に新しい色彩を生み続けたロストロポーヴィチのスタイル、そして前述の「言葉」がストレートに表現されているのがこの「小品とトランスクリプション集」。テクニックだけでなく卓越した表現力が求められる珠玉の小品の数々で、ロストロポーヴィチのチェロが美しき歌を聴かせてくれます。
※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。

Da Vinci Classics
C-00834(1CD)
パガニーニ:24のカプリス Op.1(ロベルト・パスクィーニ編曲/無伴奏フルート版) ロベルト・パスクィーニ(Fl)

録音:2023年4月7日-12日(モンテプルチアーノ、イタリア)
ヴァイオリン独奏曲の一つの到達点ともされる難曲、パガニーニの「24のカプリス」。これをフルート1本で吹いてしまうという規格外のフルート奏者がこれまでにも何名かいましたが、また一人、この一見無謀とも思える離れ業に挑んだ超人が現れました。
イタリアのフルート奏者、ロベルト・パスクィーニはペルージャのフランチェスコ・モルラッキ音楽院を卒業し、イタリアの主要なオーケストラや劇場で地位を確立。1995年から2000年にかけてはラツィオ州立Oの第1フルート奏者も務めました。2011年にはアレッツォ・ユース・オーケストラを設立するなど教育にも尽力しており、ペーザロのジョアキーノ・ロッシーニ音楽院で教授を務めています。膨大なレパートリーを持つパスクィーニがパガニーニの精神に基づいて自らアレンジした「24のカプリス」。超絶技巧と多彩な音楽性が冴えわたります。
Da Vinci Classics
C-00828(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.105
ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 Op.6
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 Op.106
マリノ・ナオン(P)

録音:2023年7月
メンデルスゾーンの3つのピアノ・ソナタはすべて、作曲家が20歳に達する前に書かれました。しかし、これらは非常に成熟した音楽の結晶であり、ソナタ形式の複雑さをマスターし、これら3つの美しい作品には彼自身の豊かな音楽的アイデアがたっぷりと注がれています。メンデルスゾーンは偉大な??ピアノの名手であり、非常に教養のある若者であり、同時代人でほとんど知られていなかった過去の音楽を知っていました。したがって、彼の音楽は、過去の伝統とロマン派時代のアイデアが見事に融合しています。これらのソナタのうち最も初期のものは、メンデルスゾーンがまだ10代に達していない頃にハイドンに触発されて書かれました。 第2番は非常に詩的で魅惑的なゆっくりとした楽章で、すでにベートーヴェンの影響を感じさせます。 第3番は、ベートーヴェンが他界した年に書かれたものでよりベートーヴェンの影響を受けており、3曲のピアノ・ソナタの中でも一番演奏される機会の多い作品です。
Da Vinci Classics
C-00829(1CD)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギターのための前奏曲と練習曲集 「アプンティ」 Op.210 エドアルド・ピエリ(G)

録音:2021年12月ー2023年6月(イタリア)
ユダヤ系イタリア人作曲家のマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコは、イタリアでの人種的迫害のため晩年をアメリカで過ごしました。彼自身はギタリストではなかったにもかかわらず、ギターのためのいくつかの傑作を残しており、その中のひとつが、音楽学者でギタリストのルッジェーロ・キエーザに促され、元々は教育的な目的で書かれた2巻のギター曲集「アプンティ」です。テデスコは、キエーザと作品の細部について何度も話し合い、提案を第1巻に盛り込み、共同で全曲を改訂。テデスコが亡くなる少し前に作曲した第2巻では、この改訂ができなかったため、楽器的には満足のいかない形で残され、第3巻と第4巻は残念ながら日の目を見ることはありませんでした。
本アルバムでは、トスカーナ州ルッカ県のヴィアレッジョで開催されているギター・フェスティヴァルを主宰するなど幅広く活躍するイタリア人ギタリスト、エドアルド・ピエリの演奏で作品の美しい遍歴をお楽しみいただけます。
Da Vinci Classics
C-00830(1CD)
エヴォケーション〜ブラームス:ピアノ作品集
ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰へ短調 Op.2
アルバムの綴りイ短調/2つのガヴォット WoO3
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
サラ・コスタ(P)

録音:2023年7月(イタリア)
イタリアの女流ピアニスト、サラ・コスタが弾く、ブラームスの若き日の傑作集。サラ・コスタはベルガモのドニゼッティ音楽院で学んだ後、ノーマ・フィッシャーやマーティン・ロスコー、アンジェイ・ヤシンスキ、セルゲイ・ドレンスキーなどの名匠たちにも師事。イタリアのキオッジャ国際ピアノ・フォーラム第1位、ロンドン・オープン・ピアノ・コンクール第3位などの実績を持ち、現在はソリスト、室内楽奏者として活躍する傍ら、母校であるドニゼッティ音楽院のピアノ科教授を務めています。
本アルバムでは、ブラームスが若き日に書いた西洋音楽の最も重要な伝統的形式の2つの主要作品と、最近まで知られていなかった短い作品をカップリングしています。
Da Vinci Classics
C-00831(1CD)
6弦の女性たち〜20世紀における女性ギター音楽の展望
アネッテ・クライズブリンク(b.1958):アンドレス・セゴビアに捧ぐ
フェルナンオ・ペイロ(1888-1978):主題と変奏曲、前奏曲第1番〜第4番、小組曲 Op.31(1954)
ベティ・ロー(b.1930):ショート・ソナタ
ベアトリーチェ・カンポドーニコ(b.1958):ヴァシリッサの伝説
エマ・バイゲラ(G)

録音:2023年8月(イタリア)
オランダのクラシック・ギタリスト、作曲家のアネッテ・クライズブリンクがセゴビア生誕100周年を記念し作曲した 「アンドレス・セゴビアに捧ぐ」 (フランスの作曲家コンクールで第1位を受賞)から、歌手、ピアニスト、指導者、音楽監督など多岐に活躍するイギリスの作曲家、ベティ・ローによるズヴォレ国際ギター週間(1977年)の委嘱作品 「ショート・ソナタ」 など、時代的、地理的、文化的に異なる特徴を持つ4人の女性作曲家たちによるギター作品を集成。
Da Vinci Classics
C-00833(1CD)
神話と記憶〜ブラームス、マリアーニ、ラヴェル:ピアノ作品集
ブラームス:16のワルツ Op.39
マリア・ガブリエッラ・マリアーニ:交響的小品(2022)、ネネ・ワルツ(2021)
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
マリア・ガブリエッラ・マリアーニ(P)

録音:2023年7月
イタリアのコンポーザー=ピアニスト、マリア・ガブリエッラ・マリアーニの2023年録音が登場。彼女はこれまでもプログラムの中に自作を組み込んだアルバムを発表してきましたが、今作でもそのこだわりは健在。今回はワルツをテーマに、歴史的な出来事を神話の領域に繋げる物語とする「交響的小品」、反対に彼女自身の個人的な起源を辿る「ネネ・ワルツ」という“記憶”にアプローチする2つの自作をブラームスとラヴェルのワルツ作品の間に配置しています。

Danacord
DACOCD-968(1CD)
J.P.E.ハートマン:ピアノ作品集 第5集
幻想曲 ト短調 Op.7/HartW65(1831)/6つの幻想的小品 Op.54/HartW100(1855)〔第1曲 変ホ長調、第2曲 ロ短調、第3曲〈敬虔な行進曲風の歌〉変イ長調、第4曲 ト長調、第5曲 イ短調、第6曲 変ホ長調〕/2つの性格的な小品 Op.25/HartW68(1839)〔第1曲 へ短調、第2曲 へ長調〕/大ワルツ 変ホ長調 HartW63(1826)/聖ヨハネの夕べのワルツ(夏至祭のワルツ) イ長調 HW43(1859)/ゆったりしたワルツ 変ホ長調 HW36(1847)/8つのカプリース Op.18/HartW 66(1835)〔第1曲 ハ短調、第2曲 変ニ長調、第3曲 イ長調、第4曲 変ロ短調、第5曲 ロ短調、第6曲 へ長調、第7曲 イ長調、第8曲 ニ短調〕
トマス・トロンイェム(P)
デンマーク・ロマンティシズムを代表する作曲家のひとり、J. P. E. ハートマン J. P. E. Hartmann のピアノ作品をトマス・トロンイェム Thomas Tronhjem(1954-)が体系的に録音するシリーズの第5集。1826年の「大ワルツ」、1831年の「幻想曲 ト短調」といった初期の作品。「序奏とワルツ」の2部に分かれた「聖ヨハネの夕べのワルツ(夏至祭のワルツ)」。1835年の「8つのカプリース」は、1836年と1837年にライプツィヒで4曲ずつ出版され、ハートマンが教わったフェリクス・メンデルスゾーンとハインリヒ・マルシュナーにそれぞれ献呈されました。これまでのアルバムと同じロマンティックでメロディアスな曲のプログラムです。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1026(1CD)
ショパン:バラード集&即興曲集
幻想即興曲 作品66
バラード 第1番ト短調 作品23
即興曲 第1番変イ長調 作品29
バラード 第2番ヘ長調 作品38
即興曲 第2番嬰ヘ長調 作品36
バラード 第3番変イ長調 作品47
即興曲 第3番変ト長調 作品51
バラード 第4番ヘ短調 作品52
イリーナ・メジューエワ(P)
(P/1925年製NYスタインウェイ CD135)

録音:2023年6月&9月、トッパンホールにおけるライヴ
メジューエワによる新ショパン・シリーズの第2 弾は「バラード集 & 即興曲集」。即 興曲(4 曲)とバラード(4曲)を交互に、ほぼ作曲順に並べることにより、ショパンの作 風の変遷を辿るようなプログラム構成となっています。いずれの作品もメジューエワは 過去に録音していますが、今回の録音では深みとスケール感を増した演奏解釈が聞 きもの。多彩な音色の変化と雄弁な語り口によって、ときに豪胆に、ときに繊細に、ショ パンの「詩情」を薫り高く表現します。名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925 年ニューヨーク製)の味わい深い音色をナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。

BRINRINRI
KYBR-2306(1CD)
税込定価
カザルスホール特別企画「山下和仁の世界」の記録【山下和仁アーカイブ】
(1)セヴィリアーナ(トゥリーナ) Sevillana, Op.29(Turina)
(2)序奏と主題と変奏 Op.20(ソル) Introduction et theme varie, Op.20(Sor)
(3)セレナーデ Op.37(ソル) Serenade, Op.37 (Sor)
(4)愛と死と〜ゴヤによる24のカプリチョス[第6曲](C=テデスコ)
El amor y la muerte〜24Caprichos de Goya, Op.195(Castelnuovo-Tedesco)
(5)神よお赦し下さい。それが母親だったとは[第8曲](C=テデスコ)
Dios la perdone:Y era su madre (C-Tedesco)
(6)何の病気で死ぬのだろうか [第17曲](C=テデスコ)?De que mal morira? (C-Tedesco)
(7)細く紡ぐ[第19曲](C=テデスコ)Hilan Delgado (C-Tedesco)
(8)キューバ風に〜5つのバガテル (ウォルトン) Alla Cubana ?Five Bagatelles (Walton)
(9)3つのテントス1(ヘンツェ) Drei Tentos: I. (Henze)
(10)3つのテントス2(ヘンツェ) Drei Tentos: II. (Henze)
(11)3つのテントス3(ヘンツェ) Drei Tentos: III. (Henze)
(12)ブーレ〜組曲ホ短調BWV996(バッハ / 山下和仁編)
Bourree ~ Suite in E minor (Bach / arr.Yamashita)
(13)アンダンテ〜無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番(バッハ / 山下和仁編)
Andante ~ Sonata No.2, BWV1003(Bach / arr.Yamashita)
(14)アレグロ〜無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番(バッハ / 山下和仁編)
Allegro ~ Sonata No.2, BWV1003(Bach / arr.Yamashita)
(15)鳥の歌(カタロニア民謡 / 山下和仁編)
The Song of Birds (Catalan Folk Song / arr.Yamashita)
山下和仁(G)

録音:1989年カザルスホール
※本CD には古いテープの劣化に起因するノイズやライブ収録に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。
暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第6弾。わずか六本の弦で、彼は六万光年の宇 宙を作る・・・1989年1月から12月までの1年間を通して開催されたカザルスホール特別企画「山下和仁の世 界」シリーズ全7公演の記録録音より、いままでの山下和仁CD未収録楽曲、世界初演「ゴヤによ る24のカプリチョス」、歴史的コンサートとなった「フェルナンド・ソルの限りない世界」、「2夜連続 バッハリサイタル」などから数々セレクト。なお、1月公演の第2部で演奏されたドヴォルジャーク 作曲山下和仁編曲の「新世界より」全楽章については、同じアーカイブシリーズで別途発売さ れています(brinrinri:KYBR-2302)。

Stradivarius
STR-37285(1CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集第2集
ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19
ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ短調Op.53
ピアノ・ソナタ第6番Op.62
ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」Op.64
ピアノ・ソナタ第8番Op.66
マリアンジェラ・ヴァカテッロ(P)

録音:2023年4月
STRADIVARIUSレーベルのスクリャービン:ピアノ・ソナタ全集第2弾(第1集は1、3、4、9、10 番、品番:STR-37266)。マリアンジェラ・ヴァカテッロは1982年生まれのイタリアのピアニスト。当 初、ピアニストだった父より手ほどきを受けた後、ヤマハの音楽コースを受講し、その後ミラノ音 楽院で学んだ。14歳でリストのピアノ協奏曲第1番で公開の演奏会にデビューし、その後、リス ト、スクリャービンと得意とするヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして世界中で活躍しています。

BIS
BISSA-2531(2SACD)
バッハ:「フーガの技法」BWV1080
Disc1
(1)1.コントラプンクトゥス1(4声)
(2)2.コントラプンクトゥス2(4声)
(3)3.コントラプンクトゥス3(4声)
(4)4.コントラプンクトゥス4(4声)
(5)5.コントラプンクトゥス5(4声)
(6)6.コントラプンクトゥス6(フランス様式による4声)
(7)7.コントラプンクトゥス7(拡大と縮小による4声)
(8)8.コントラプンクトゥス8(3声)
(9)9.コントラプンクトゥス9(12度の転回対位法による4声)
(10)10.コントラプンクトゥス10(10度の転回対位法による4声)
(11)11.コントラプンクトゥス11(4声)
(12)コントラプンクトゥス12「鏡のフーガ」(4声)(2台チェンバロで演奏)*
(1) 正置型
(2) 倒置型
13.コントラプンクトゥス13「鏡のフーガ」(3声)(2台チェンバロで演奏)*
(3) 正置型
(4) 倒置型
(5)16.8度のカノン(2声)
(6)17.10度のカノン(2声)
(7)18.12度のカノン(2声)
(8)15.拡大された逆行型によるカノン(2声)
19.3声の『鏡のフーガ』(2台チェンバロ用編)*
(9) 正置型
(10) 倒置型
(11)20.3つの主題によるフーガ(コントラプンクトゥス14)(断片)
(12)21.コラール「我ら苦難の極みにあるとき」BWV668a
「鏡のフーガ」

※(1)〜(4)鈴木雅明と鈴木優人が声部を分けて演奏
(9)鈴木雅明(チェンバロT)&鈴木優人(チェンバロU)
(10)鈴木優人(チェンバロT)&鈴木雅明(チェンバロU)
鈴木雅明(Cemb)
鈴木優人(Cemb)*

録音:2022年9月4〜9日神戸松蔭女子学院大学チャペル
鈴木雅明がついに「フーガの技法」を録音しました!バッハの晩年、1740年代に作曲に取り組んだといわれている「フーガ の技法」。バッハは単一の主題から対位法技法を用いてどれほど多様な作品が作り出せるかを探求。しかし1750年にバッハが亡くなったため、未完となった 作品です。この作品が謎多き理由は楽器指定がなく、作曲目的が不明確、作曲時期の真偽、未完のフーガの問題など。そのため作品の演奏順も演奏家の解釈 によって異なります。現在ではこの作品が鍵盤楽器のために作曲されたことは一般的に受け入れられており、鈴木雅明による演奏は注目せずにはいられません。 「鏡のフーガ」では鈴木優人との親子共演です!対位法技法の集成といえる「フーガの技法」をご堪能ください! ★演奏の素晴らしさはもちろんのこと、BISの技術陣による録音であることも注目。SACD層は5.0 Surround soundで収録されており、神戸松蔭女子学 院大学チャペルに響き渡る臨場感あふれる名演奏をお楽しみいただけます。 (Ki)
BIS
BISSA-2705(2SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV1001-1006(全6曲)
【ギター版(編曲:フランツ・ハラース)】
フランツ・ハラース(G)

録音:2022年6月15〜18日聖母マリアの被昇天巡礼教会、イジング(バイエルン)
ISレーベルを代表する演奏家の一人、ギター奏者フランツ・ハラース。ハラースはスペインのバロック音楽、バッハ、武満、グバ イドゥーリナ、タンゴ、ブラジル音楽など、数多くのディスクで高い評価を得ている現代最高峰のギタリストの一人です。バッハのリュート作品集(BIS SA-2285)が好評を博すなか、バッハの続編として無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲を録音しました!今回もハラース自身による編曲で、原調で演奏 しております。
ヴァイオリン作品の最高峰であるバッハの無伴奏6篇。ハラースはこれらの作品が持つポリフォニー、ダイナミクス、音の色彩などをギター一本で効果的に表現。 弓で演奏するヴァイオリンとは違い、撥弦楽器ギターでは、アルペジオの華麗さ、減衰音の美しさが際立っております。教会の残響も生かし奏でられたギターの余 韻もまた格別です。ハラースのギター演奏で聴くバッハ作品の新たな響きをご堪能ください。 (Ki)
BIS
BISSA-2621(2SACD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846〜869 鈴木優人(Cemb)

録音:2021年10月8〜11日トッパンホール(東京)
木優人がチェンバロで「平均律クラヴィーア曲集」第1巻を録音しました。鈴木優人は首席指揮者を務めるバッハ・コレギウム・ ジャパンとバッハのチェンバロ協奏曲を録音。第1、2、5、8番を収録した第1弾(KKC-6266 / BIS SA-2401)、第3、4、6、7番を収録した 第2弾(KKC-6552/ BIS SA-2481)はレコード芸術「特選盤」など各誌で高く評価されています。
「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の録音が行われたのは海外からの往来が厳しく制限されていたコロナ禍の2021年10月。そのため、当録音の企画を した名プロデューサーのマルティン・ザウアーの来日は叶いませんでした。しかし天才鈴木優人はリモートによるディレクションで録音ができないかを考案し、す ぐにザウアーに打診。この画期的な考えによりザウアーがベルリンの自室からトッパンホールでのレコーディングをディレクションすることが実現しました。日本側 は名エンジニア国崎裕が担当。鈴木優人、ザウアー両氏との綿密な打ち合わせのもと、マイクのセッティングから音作りまで、この時代でなければできなかった 新録音を完成させました。
全2巻からなる「平均律クラヴィーア曲集」。巻それぞれ12の半音階ごとに長調と短調、計24曲が収められた作品集です。同じものは二つとなく、あら ゆる対位法的な工夫が凝らされています。鈴木優人とザウアーはharmoniamundiからリリースしているアントワン・タメスティとのバッハ録音(KKC-6057 / HMM-902259)以来絶大なる信頼関係を築き、今回の録音はまさに阿吽の呼吸で進行。音楽の旧約聖書といわれる「平均律クラヴィーア曲集」の新た な名盤が誕生しました!
リリースはスウェーデンBISレーベルからの世界発売。父鈴木雅明は同曲集第1巻を1996年5月に神戸松蔭女子学院大学チャペルで録音、翌97年2月 にリリース(BIS-813/4)しており、親子二代、同一レーベルから同一作品をリリースということも注目です! (Ki)
BIS
BISSA-2661(1SACD)
バッハ:オルガン作品集 Vol.5
バッハ
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
1.前奏曲
2.フーガ
「オルガン小曲集」より
復活節のためのコラール
3.キリストは死の縄目につきたまえり BWV625
4.イエス・キリスト、われらの救い主は死に打ち勝ち BWV626
5.キリストは蘇りたまえり BWV627
6.聖なるキリストは蘇りたまえり BWV628
7.栄光の日が現われたり BWV629
8.神の子はこの日に勝利したもう BWV630
聖霊降臨節のためのコラール
9.来たれ、創り主にして聖霊なる神よ BWV631
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
10.前奏曲
11.フーガ
「オルガン小曲集」より
聖霊降臨節のためのコラール
12.主イエス・キリストよ、われらに眼を向けたまえ BWV632
13.最愛なるイエスよ、われらここにあり BWV633
14.最愛なるイエスよ、われらここにあり BWV634
カテキズムのコラール
15.これぞ聖なる十戒なり BWV635
16.天にましますわれらの父よ BWV636
17.アダムの罪により、ものみな滅びたり BWV637
18.われらに救い来たれり BWV638
種々のコラール
19.われ汝に呼びかけん、主イエス・キリストよ BWV639
20.われは汝に希望を抱けり、主よ BWV640
21.われら苦しみの極みにあるとき BWV641
22.ただ愛する神の力に委ねる者は BWV642
23.人はみな死ぬべき定めなり BWV643
24.ああ、いかにはかなく、いかに虚しき BWV644
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
25.前奏曲
26.フーガ
鈴木雅明(Org/クリストフ・トロイトマン(1737年製作))

録音:2022年8月12〜17日/聖ゲオルク教会、グラウホフ(ドイツ)
大好評の鈴木雅明のバッハのオルガン作品集。第5弾はオルガン小曲集の続編としてBWV625〜BWV644の20曲を主軸 に、前後と間に前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532、同 ハ長調 BWV545、同 ロ短調 BWV544の大曲3篇を収録。前作に続き、ドイツのオルガンビルダー、 クリストフ・トロイトマン(1674-1757)が製作した歴史的楽器を演奏しております!
ドイツ、ゴスラー近郊のグラウホフの聖ゲオルク教会に据え付けられたトロイトマン・オルガンはバッハ時代の現存する最も重要な楽器のひとつ。1734年か ら1737年にかけて製作、据え付けられ、以後、修復を重ねながらもオリジナルに忠実な状態で現在もその音色を聴くことができます。卓越した質の高さで知 られ、輝かしく透明な響きが最大の魅力。鈴木雅明はこの銘器の色彩豊かなパイプの音色を巧みに組み合わせ、見事な演奏を聴かせてくれます。
このアルバムに収録したオルガン小曲集は「復活節のためのコラール」、「聖霊降臨節のためのコラール」、「カテキズムのコラール」、そして「種々のコラール」 の20曲。教会暦に沿ったこれらの作品は各曲1、2ページの短い作品ながらそのどれもが美しく、聴き手の心に響く名作ばかり。種々のコラールでは「われ 汝に呼びかけん、主イエス・キリストよ」BWV639や「われら苦しみの極みにあるとき」BWV641など有名作品も収録されています。鈴木雅明の卓越した 演奏でご堪能ください!
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、BISの技術陣による録音であることも注目。SACD層は5.0 Surround soundで収録されており、臨場感あふれる 名演奏をお楽しみください。 (Ki)

APARTE
AP-339(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29
 交響曲第5番Op.100〜スケルツォ(ムンドヤンツ編)
ムンドヤンツ:夜想曲
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
ニキータ・ムンドヤンツ(P)

録音:2023年5月9-11日/サン・ピエール教会(パリ)
アルメニアのピアニスト、アレクサンドル・ムンドヤンツの愛息で1989年生まれのニキータがプロコフィエフのソナタに挑戦。彼は2007年のパデレフスキ国際 ピアノ・コンクールと2016年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクールともに優勝の実力者。作曲家としても2016年のプロコフィエフ国際作曲コンクールで優 勝した才人。
今回は4番と「戦争ソナタ」の第8番。どちらも高度な技巧を要求されますが、ムンドヤンツは切れ味良い指さばきを披露。興味深いのは交響曲第5番のスケル ツォ楽章をムンドヤンツ自身が2006年にピアノ用編曲したものも披露。ピアニスティックな魅力光る作品に返信しています。
さらに父に捧げた自作の「夜想曲」も収録。ショパンとプロコフィエフの影響に加え、アメリカのミニマルミュージックの要素も感じられる興味深い作品です。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2315(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 グレン・グールド(P)

録音:1955年6月10、14〜16日/コロンビア30番街通りスタジオ(ニューヨーク)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(録音セッション)
■制作者より  
歴史的名盤として名高い、グールドのデビュー盤であるバッハのゴルトベルク変奏曲。当シリーズでは2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用した GS-2200を2019年5月に発売、またたく間に完売してしまいました。今回は同じテープをStuderのA-820で音を採り、全工程をプロ用の機器にて5年ぶ りのリマスターを行いました。結果、旧GS-2200の音がアップライトのピアノとするならば、今回のGS-2315はコンサート用のグランドピアノのような違いがあ ります。この大きな差に、制作者自身も驚いています。また、解説書の「日本におけるグールド受容史」は、他に類例のない文献です。(平林 直哉)

Profil
PH-24006(1CD)
ヨーゼフ・ズーダー:ピアノ作品集
(1)ピアノ協奏曲
(2)伝統様式による4つの舞曲
(3)2つの叙情的小品
(4)アリエッタとブルレスク〜クラリネットとピアノ
(5)4つのピアノ曲1951
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)
エドゥアルト・ブルンナー(Cl)(4)、
広上淳一(指)バイエルンRSO(1)

録音:1988年5,6,9月
かつてMelismaレーベルからリリースされていた音源ですが、経営者が亡くなり長く入手できなかったものがProfilレーベルから復活しました。広上淳一最初 期の録音!
ヨーゼフ・ズーダー(1892-1980)はヒンデミットと同世代のドイツの作曲家。生涯の大半をミュンヘンで送り、弟子には指揮者のホルライザーもいます。20 世紀の作曲家ながら流行に左右されずメロディアスな作風を貫き通したとされます。自身ピアニストとしても活躍したため、いずれのピアノ曲も技巧的な面白さに 満ちています。 (Ki)

Evil Penguin Records
EPRC-0062(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) リヌス・ロート(Vn)

録音:2021年9月22日-25日&12月20日-21日、ライブラリー・ホール(オクセンハウゼン、ドイツ)
※使用楽器:ストラディヴァリウス‘Dancla’、1703年
ドイツのヴァイオリニスト、リヌス・ロート(リナス・ロス)によるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲が登場!2つに分けてリリースされていた録音(EPRC0039/EPRC0040)のセット化となります。
ザハール・ブロンやサルヴァトーレ・アッカルドに師事した1977年生まれのリヌス・ロートは、2006年にEMIからリリースしたデビュー・アルバムでECHOクラシック賞の最優秀新人賞を獲得し、2017年にはトーマス・ザンデルリンク指揮のLSOと共演したアルバムで再びECHOクラシック賞に選ばれるなど、同世代でも有数のヴァイオリニストとして活躍しています。主要作品からマイナーな作品まで幅広いレパートリーを持ち、特にミェチスワフ・ヴァインベルクの作品の普及に特別な貢献を果たしていることは国際的にもよく知られています。バッハの無伴奏ソナタ&パルティータは9歳の頃から共に歩んできたといい、2021年のロックダウンの期間を利用してヴァイオリニストにとっての金字塔ともいえるこの最重要作品のレコーディングに臨みました。ロートはこの奇跡的な音楽への強い関心を新たにする機会が、ロックダウン下において精神的な自由への逃避を可能にしてくれたと語っています。

PARNASSUS
PACL-95013(1CD)
ミニアチュール&ヴィネット(&モア)〜26のお気に入りのアンコール集
スメタナ:わが故郷より
グルック
(クライスラー編):精霊の踊り
ヴィエニャフスキ:マズルカ ニ長調 Op.19-2
ヴィヴァルディ:シチリアーノ
コダーイ(ミルシテイン編):港に雨が降るように
ショパン(ミルシテイン編):ノクターン 嬰ハ短調
リース:モート・ペルペトゥオ
ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 より ラルゲット
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第2番ニ短調
マスネ(マルシック編):タイスの瞑想曲
ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):ロシアの乙女の歌
パラディス(ドゥシュキン編):シチリアーノ
R.コルサコフ(ハルトマン編):熊蜂の飛行
ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
ヴィエニャフスキ:華麗なポロネーズ第1番ニ長調 Op.4
ファリャ(コハンスキ編):アストゥーリアス地方の歌、ホタ
ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
シューマン
(フルヴェック編):トロイメライ
バッハ(ヴィルヘルミ編):管弦楽組曲第3番ニ長調 より アリア
ノヴァーチェク:常動曲
チャイコフスキー:メロディ
ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ Op.16
ナタン・ミルシテイン(Vn)、
レオン・ポマーズ(P)

録音:1956年、1958年、1960年
20世紀最高のヴァイオリニストの一人と称されたナタン・ミルシテイン。本アルバムでは、1956年から60年にかけて録音された2つの有名なコレクションから26曲をリマスタリングし集成。美しく流れるようなレガート奏法、鮮やかなテクニックと表現力でヴァイオリンの貴公子とも呼ばたミルシテインの珠玉のアンコール・ピースをお楽しみいただけます。

Hyperion
CDA-68428(1CD)
ロシアン・ヴァリエーションズ
ジョン・フィールド:ロシア民謡による変奏曲
グラズノフ:主題と変奏
チャイコフスキー:同一主題による6つの小品 Op.21
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 Op.21
ピアーズ・レーン(P)

録音:2023年4月3日-5日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンによるロシアン・ヴァリエーションズ。グラズノフ、チャイコフスキー、ラフマニノフといったロシアの作曲家と、アイルランド生まれではありますが、サンクトペテルブルクに長年滞在し、ロシアに縁の深いジョン・フィールドの作品を取り上げています。
ピアーズ・レーンは世界40ヵ国以上で演奏会を行っており、その中にはウィグモア・ホールでのソロ・リサイタルやカーネギーホールといった主要なホールでの演奏会も含まれています。またハイペリオン・レーベルを中心に多くのCDを録音しており、希少なロマン派のピアノ協奏曲など収録しています。他にも様々な国際的なコンクールでの審査員として活躍しており、英国王立音楽アカデミーの名誉会員に任命されるなど、教育者としても功績を残しています。

ATMA
ACD2-2894(1CD)
メトネル:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第12番変ロ短調『ロマンティック』 Op.53-1
ピアノ・ソナタ第13番ヘ短調『嵐』 Op.53-2
ピアノ・ソナタ ト長調『牧歌ソナタ』 Op.56
バラはもうしおれ Op.36-3[ボリス・シャツケス編]
バンジャマン・ベルタン(P)

録音:2021年10月4・5日/ケベック、ドメーヌ・フォルジェ
ロシアの作曲家メトネルは14曲のピアノ・ソナタ(第1番〜第13番&『牧歌ソナタ』)を残しています。カナダのピアニスト、バンジャマン・ベルタンはそこか ら最後の3曲を選び、ATMA Classiqueへのデビュー・アルバムとしました。「最後の3つのソナタ」という切り口と、形式の独創性、雰囲気と性格の多様性、技 巧の熟達という点で、メトネルの音楽に強い影響を与えたであろうベートーヴェンの音楽を想起させずにはいられません。プーシキンの詩による歌曲「バラはもう しおれ」のピアノ版をカップリング。 (Ki)

Passacaille
PAS-9703(5CD)
ソラブジ(1892-1988):オプス・クラヴィチェンバリスティクム KSS50
[CD1]
I. Introito
II. Preludio-Corale (Nexus)
III. Fuga I quatuor vocibus
IV. Fantasia
V. Fuga II duplex
[CD2]
VI. Interludium primum (Thema cum XLIV variationibus)
VII. Cadenza I
[CD3]
VIII. Fuga tertia triplex:Dux primus / Dux alter / Dux tertius
[CD4]
IX. Interludium alterum:Toccata / Adagio / Passacaglia cum LXXXI variationibus
[CD5]
X. Cadenza II
XI. Fuga IV quadruplex:Dux primus / Dux alter / Dux tertius / Dux quartus
XII. Coda-Stretta
ダーン・ファンドヴァール(P)

録音:2023年3月/コンセルトヘボウ
長大難解なピアノ曲で知られるカイホスルー・シャプルジ・ソラブジ(1892-1988)。その作品群の極北ともいえる『オプス・クラヴィチェンバリスティクム』 は5時間かかる超大曲で、他に類を見ない複雑怪奇な大作です。1930年の完成時には史上最大の長さと難易度を誇る作品として認識され、現在なお、その後に 生まれた数々の前衛ピアノ作品たちの親玉たる存在感を強烈に放っています。音符に埋め尽くされた譜面から噴出する途轍もないパッセージ、強烈な音塊、81も の変奏を持つパッサカリアなどで聴き手を圧倒しつつ、同時にバッハの『フーガの技法』やブゾーニの『対位法的幻想曲』を思わせる対位法的高まりまで創生して いく恐るべき作品。最終盤の驚異的な激烈さたるや最早あいた口がふさがらない凄まじさです。
とうぜん生半可な気持ちで取りあげられる楽曲ではなく、全曲の新録音が出ただけでも大注目に値します。今回その偉業を成し遂げたダーン・ファンドゥールは 1968年フランドル生まれのピアニスト。20世紀以降の音楽のスペシャリストとしてアイヴズ、メシアン、シェーンベルクから現代の新曲まで何でも弾きこなす腕利 きで、ソラブジももちろんレパートリー内の作曲家。超絶技巧のみならず、美しく歌われる箇所もじつに印象的で、活き活きと音楽が奏でられる大秀演。怪物的作 品をじっくり楽しめる嬉しいディスクの登場です。 (Ki)

Hortus
HORTUS-233(1CD)
ファビアン・トゥシャール:ピアノのための12の練習曲
(1)練習曲第1番「Dans le vent venu」(2010)〜ドビュッシーに捧ぐ
(2)練習曲第2番「Dancing Lillies」(2018)〜ジョージ・クラムに捧ぐ
(3)練習曲第3番「Vers l'abime」(2022)〜ウラディミール・ホロヴィッツへ捧ぐ
(4)練習曲第4番「Tiger Fugue」(2012/22)〜アート・テイタムへ捧ぐ
(5)練習曲第5番「En suspens」(2012)〜ジェルジュ・リゲティに捧ぐ
(6)練習曲第6番「Ebauche de vertige」(2022)〜ヨハネス・ブラームスへ捧ぐ
(7)練習曲第7番「Licht」(2022)〜アレクサンドル・スクリャービンに捧ぐ
(8)練習曲第8番「Battaglia」(2022)〜セルゲイ・ラフマニノフに捧ぐ
(9)リンボ第1番
(10)練習曲第9番「In Hora Mortis」(2016)〜オリヴィエ・メシアンに捧ぐ
(11)練習曲第10番「Miroirs de feu」(2018/21)〜フランツ・リストに捧ぐ
(12)リンボ第2番
(13)練習曲第11番「Still, I rise…」(2022)〜オリヴィエ・グレフに捧ぐ
(14)練習曲第12番「Littoral [In Paradisum]」(2018/21)〜フレデリック・ショパンに捧ぐ
(1)(13)フローレ・マーリン(P)
(2)ダヴィッド・カドゥシュ(P)
(3)カミーユ・ベリン(P)
(4)(5)(10)フィリップ・アタ(P)
(6)(7)(8)(11)オルラン・バス(P)
(9)(12)ファビアン・トゥシャール(P)
(14)ギヨーム・シジエ(P)

ン録音:2023年4月/ムードン・スタジオ(パリ)
ピアノ:Steinway D
ピアニストで作曲家のファビアン・トゥシャールがピアノための12の練習曲を発表しました!1985年生まれのトゥシャールは、パリ国立高等音楽院で学び、ソル ボンヌ大学(パリ第4大学)で作曲、即興演奏など9つの賞を受賞した注目の音楽家。
「12の練習曲」といえばショパン、リスト、ドビュッシーがその代表格ですが、トゥシャールは偉大な作曲家が残してきた伝統的な形を守りながらも、独自の視点 で作曲。偉大な作曲家同様に演奏会用エチュードとして単曲で成立する芸術性の高さを持った作品に仕上げているだけでなく、各曲にタイトルが付けられており、 曲ごとにテーマを持っているのが特徴です。
また、作品毎に偉大な作曲家、演奏家に捧げているのも興味津々。アイヴス、パウエル、ケージなどのアメリカのピアノ音楽の系譜に属すクラムの代表作「マクロ コスモス」、トゥシャールが愛してやまないメシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」、作曲家でピアニストのグレフの叙情的な闇を思い起こさせる作品など、 トゥシャールは作品ごとに偉大な音楽家に対する尊敬心と愛情を音化しました。
演奏はダヴィッド・カドゥシュ、フィリップ・アタ、オルラン・バス、フローレ・マーリン、カミーユ・ベリン、ギヨーム・シジエという、これらの作品を演奏するにふ さわしい名手が奏でているのも嬉しい限り。新時代に生まれた「12の練習曲」、大注目です! (Ki)

Hanssler
HC-23066(1CD)
リスト:ピアノ曲集
 超絶技巧練習曲 S.139より第4番「マゼッパ」
 超絶技巧練習曲 S.139より第8番「荒野の狩」
 4つの忘れられたワルツ S.215
 ドン・ジョヴァンニの回想(モーツァルト) S.418
 演奏会用パラフレーズ「エルナーニ」(ヴェルディ) S.432
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
バラキレフ:イスラメイ〜東洋風幻想曲 Op.18
アンナ・ライレル(P/C. Bechstein Concert D282)

録音:2023年4月1〜3日/エアバー・ザール(ウィーン)
若手期待の星アンナ・ライレルがヘンスラー・レーベルから堂々デビュー。リヨン国際ピアノ・コンクール、ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノ・コンクールなど著 名な国際コンクールでの入賞歴を誇り、2015年にカーネギーホールのデビューも飾っております。
自由自在にコントロールされた抜群のテクニックと情感豊かな語り口が魅力のライレルが最も得意とするリスト。「ドン・ジョヴァンニの回想」は2023年11月 の来日公演でも披露し話題を集めました。ボーナストラックとしてバラキレフの「イスラメイ」を収録。デビュー盤にふさわしくライレルの名刺代わりとなる充実のア ルバムが完成しました。 (Ki)

SKARBO
DSK-1234(1CD)
「道のりを振り返る…」
(1)ヴァレリー・オーベルタン(1970-):ギター・ソナタ第2番
(2)オーベルタン:ギター・ソナタ第3番
(3)ラモー:一つ目の巨人
(4)ラモー:鳥のさえずり
(5)アルトゥーロ・ジェルヴァゾーニ(1962-):Fluctuations(振動)
(6)ジェルヴァゾーニ:Circundantes en eco(エコーに包まれて)〜ギターとエレクトロニクスのための
(7)リオネル・ボール(1976-)Como el deslumbramiento de las alas(翼のまばゆい輝きのように)
(8)パナヨティス・ココラス(1976-):Slide(スライド)〜ギターとエレクトロニクスのための
(9)ラファエレ・ビストン(1975-):Declive(曲線)
ミシェル・グリザー(ギター/ダニエル・フレドリッシュ(2007年製作))

録音:2023年10月23&24日/ルノディエール講堂(カルクフー)
フランスのギターの名手ミシェル・グリザーが自身に捧げられた作品を数多く含む意欲的なアルバム「道のりを振り返る…」をリリース。アレクサンドル・ラゴヤ のもと研鑽を積んだグリザーはベオグラードやターラントで行われた国際コンクールの受賞歴を誇る名手。レパートリーはバロックから現代までと幅広く、自身のワ イフワークとして現代作曲家にギターのための新作を依頼し、数多く世界初演に携わってきました。まさに長いキャリアの積み重ねを象徴する内容が当アルバムに 収録された作品です。ブックレットには各作曲家自身書き下ろしによる解説付です(仏英)。
ラファエレ・ビストンのDeclive(曲線)は瞑想的な小品。ギターの6本の弦のうち2本を4分の1トーン下げるスコルダトゥーラ(変則調弦)を基調とし、この 特殊な和音によって彩られた音程を通して、楽器の豊かな響きを際立たせる曲線の連続を描写しています。ギターの新たな魅力に包まれた注目アルバムです。 (Ki)


MClassics
MYCL-00043(1SACD)
税込定価
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第6番、第7番、第8番
ピアノ・ソナタ 第6番イ長調 作品82
ピアノ・ソナタ 第7番変ロ長調 作品83
ピアノ・ソナタ 第8番変ロ長調 作品84
アブデル=ラーマン・エル=バシャ(P)

録音:2023年5月9-11日 五反田文化センター(東京)
現代を代表する巨匠ピアニストの一人、アブデル=ラーマン・エル= バシャの最新アルバムです。ラ・フォル・ジュルネなどの公演も多く日 本でもファンの多いエル=バシャ。精巧な技術と洗練された音楽性 によってプロコフィエフ独特の世界が構築されます。エル=バシャの 深い音楽眼、明快な解釈、そして陰影に満ちた美しい音色と圧倒 的な技術。まさに円熟の至芸です。現代随一のピアニズムによるプ ロコフィエフをお聴き下さい。

IBS CLASSICAL
IBS-182023(1CD)
フンメル/シューベルト:ピアノ作品集
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1937):ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 Op. 106
シューベルト:ピアノ曲(即興曲) D 946〜 第1番変ホ短調/第2番変ホ長調/第3番 ハ長調
フンメル:6つのバガテル Op.107- 第3番瞑想((Una fantasia piccolo)
エロイ・オルサイス(フォルテピアノ)
1826/27年 グラーフ製(エドウィン・ブロインク・コレクション)

録音:2022年7月
1820年代後半、ヨーロッパの音楽は古典派からロマン派への移行期を迎えていました。ピアニストのエロイ・ オルサイスはこの時代に活躍したフンメルとシューベルトの作品を取り上げ、同時代に制作されたフォルテピア ノを用いて演奏。多くの作曲家たちが伝統的な形式から新たな表現を模索していた時代の雰囲気を伝えま す。 エロイ・オルサイスは1983年生まれのスペインの鍵盤奏者。ルネサンスから現代までの幅広いレパートリーを 持ち、ソリスト、室内楽奏者、通奏低音奏者として演奏活動を行っています。

ANALEKTA
AN-952(1CD)
NX-C04
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第10番ハ長調 D613/612(パウル・バドゥラ=スコダ版、マルティーノ・ティリモ版を参考にしたマチュー・ゴーデ補筆完成版)
12のドイツ舞曲 D790(1823)
4つの即興曲 D899(1827)
マチュー・ゴーデ(P)

録音:2023年6月19-21日パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール、ケベック
2019年に12回のリサイタルでシューベルトのソナタ全曲を弾き切ったマチュー・ゴーデ。その直後から開始されたソナタ全曲と主要ピアノ作品を網羅するプロジェクトの第9弾。ピアノ・ソナタ第10番の独自の補筆完成版を収録しています。

OEHMS
OC-485(2CD)
NX-C10
ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol.9
交響曲第9番ニ短調 WAB109
【CD1】
1.ブルックナー:レクイエム- リベラ・メ WAB 22 (ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
2. フィリップ・マインツ(1977-):コラール前奏曲第8番「Aus tiefer Not schrei ich zu dir 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる」(2021/23)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB109- ゲルト・シャラーによるフィナーレの再構築版(2019)
第1-第3楽章…エルヴィン・ホルンによるオルガン版
第4楽章…ゲルト・シャラーによるオルガン版
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)

録音:2023年11月12-16日チューリヒ フラウミュンスター教会(スイス)
2024年のブルックナー生誕200周年のための記念企画、指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められたオルガン版ブルックナー交響曲全集 も遂に第9番に到達。シリーズで毎回異なるオルガンを使用してきたアルブレヒト、今作ではブルックナーが1880年にスイスのチューリヒで演奏を行ったことに ちなみ、同市のフラウミュンスター教会のオルガンを演奏しています。 未完で終わったブルックナーの交響曲第9番は、彼が完成させた第3楽章で曲を閉じるか、ブルックナーが示唆したとされる「テ・デウム」を演奏する、もしくは 後世の人が補筆した第4楽章を演奏するなどの選択肢があります。アルブレヒトはが採択したのは、指揮者、オルガニストでブルックナーの交響曲全集の録 音も行った経験を持つゲルト・シャラー(1965-)による再構築版でした。シャラーは様々な異稿版を含む交響曲だけでなく、ミサ曲や詩編、そしてブルック ナーのオルガン作品の全てを録音しているという、いわばアルブレヒトの先達的存在。シャラー自身による全4楽章のオルガン編曲版も存在しますが、アルブ レヒトは第1楽章から第3楽章まではこれまでにも親しんできたエルヴィン・ホルンによるオルガン編曲版を演奏し、シャラーによる編曲版の使用は第4楽章の みとなっています。このシリーズでおなじみの「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称するブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作は、フィ リツプ・マインツの「コラール前奏曲第8番」を収録。深い闇の中でうねるような旋律の中に時折垣間見える印象的なコラール、そして曲が最高潮に達した 際、ミサ曲ニ短調(交響曲第9番の第3楽章に引用された)の旋律を暗示するかのような稲妻のように大きなクラスターが襲い掛かるという、このアルバムにふ さわしい作品です。

Resonus
RES-10334(1CD)
NX-B08
19世紀東ヨーロッパのギター音楽
ミハイル・ポルパイエンコ(1848-1902):ザポリージャの主題による幻想曲
ヨハン・デッカー=シェンク(1826-1899):Ukrainische Weise
ヨハン・ドゥベツ(1828-1891):ハンガリーのモティーフによる幻想曲
ニコライ・ペトロヴィチ・マカロフ(1810-1890):Fleurs du Nord 北方の花
ピエトロ・ペットレッティ(1795頃-1870頃):パシュコフのお気に入りのロマンスによる幻想曲
デッカー:(=シェンク:ファンタジー・ロマンティーク
ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1856):カプリッチョ Op.9(N. P. マカロフ編)
ニコラス・パヴリシェフ1802-1879):オーベールの歌劇「ガルベの王の婚約者」のモティーフによる大幻想曲 Op.25
ジェイムズ・エイカーズ(G)
9弦ギター…1890年頃ベルリン製 作者不詳
8弦ギター…2012年スコット・トランブレ製 ウィーンのスタウファー製の復元モデル
6弦ギター…1840年頃ウィーン製 作者不詳

録音:2022年8月29日、2023年1月16日
全て世界初録音
これまでに「兵士の帰還」(RES10165)やイヴァン・クリンゲルのギター作品集(RES10302)などの珍しいギター 作品の演奏で高く評価されているギタリスト、ジェイムズ・エイカーズのアルバム。今作では19世紀東欧のほとんど 知られていない作曲家の作品を演奏。当時流行していたオペラのアリアや民謡の旋律に基づく華麗な幻想曲の 数々を、作曲当時の楽器を用いて演奏することで100年以上も忘れられた作品が鮮やかに蘇ります。

Biddulph
BIDD-85043(1CD)
ミッシャ・エルマン RCAビクター録音集(1939-45)


1. メンデルスゾーン(1805-1847):5月のそよ風(クライスラー編)*
2. シューマン:トロイメライ Op. 15No.7(イェンセン編)
3. グリーグ:アルバムの綴りOp. 12No.7(ハルトマン編)
4. ドヴォルザーク:ユモレスク Op.101No.7(ヴィルヘルミ編)
5. マスネ:タイスの瞑想曲
6-9. フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番イ長調 Op.13
10. フォーレ:夢のあとに(エルマン編)
11-13. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
14. シベリウス:マズルカ Op.81 No.1
15. ディニーク(1889-1949):ホラ・スタッカート(ハイフェッツ編)*
16. ブロッホ:ニーグン - 「バール・シェム」組曲より*
17. アクロン(1886-1943):ヘブライの旋律 Op. 33
ミッシャ・エルマン(Vn)
レオポルト・ミットマン(P)
ウラディーミル・パドワ(P)*

1. 録音:1939年5月15日/初出:RCA Victor2064 (matrix BS37102)
2. 録音:1945年2月26日/初出:RCA Victor10-1271 (matrix D4RB114)
3. 録音:1945年2月26日/初出:RCA Victor10-1271 (matrix D4RB115)
4. 録音:1944年12月5日/初出:RCA Victor11-8950 (matrix D4RC532)
5.録音:1944年12月5日/初出:RCA Victor11-8950 (matrix D4RC531)
6-9. 録音:1941年5月8、14日
 初出:RCA Victor18251/53[M859] (matrices Cs63865/66&63896/99)
10. 録音:1942年2月18日/初出:RCA Victor 11-8329(matrix CS71927)
11-13. 録音:1942年2月18日
 初出:RCA Victor11-8329/30[M938] (matrices CS71928-29&71936)
14. 録音:1944年12月5日/初出:RCA Victor 11-9111(matrix D4RC534)
15. 録音:1939年5月15日/初出:RCA Victor 2064(matrix BS37101)
16. 録音:1939年5月15日/初出:RCA Victor 11-8575(matrices CS36899/900)
17. 録音:1944年12月5日…1/初出:RCA Victor 11-9111(matrix D4RC533)
Biddulphレーベルが力を入れているミッシャ・エルマンの復刻シリーズ、今回は1939年から45年の間にRCAビクターに行った全録音をCD1枚に収めまし た。フォーレとドビュッシーのソナタ、エルマンの人気を決定づけた小品のいずれにおいても、黄金の音色(Golden Tone)と称賛された美音と、堂々として品 格を感じさせる造形感覚、ポルタメントを活かした艶美な表現などが味わえます。ドビュッシーのソナタやディニーク(ハイフェッツ編)のホラ・スタッカートなど、再 録音されていない曲、復刻自体が希少な音源もあり、要注目です。 ジャケットは1940年生まれのアメリカの画家アルバート・フィッシャーによるもの。ブックレットにはWayne Kileyによる解説(英語)に加え、エルマンの写真2 枚、エルマンが使っていた1727年製ストラディヴァリウス「レカミエ ex-Recamier」のカラー写真が4ページにわたって掲載されています。 尚、アメリカ音楽家連盟(American Federation of Musicians)が1942年8月から44年11月まで市販用の録音のストライキを行ったため、エルマン にも当該期間中のレコード録音はありません。

BRINRINRI
KYBR-2305(1CD)
税込定価
燦爛〜伝説の幕開け 〜80年代前半の演奏記録より【山下和仁アーカイブ】
(1)大序曲(ジュリアーニ) Grande Ouverture, Op.61(Giuliani)
(2)アダージョ(アルビノーニ / 山下和仁編) Adagio (Albinoni / arr.Yamashita)
(3)独創的幻想曲(ヴィニアス) Fantasia Original (Vinas)
(4)ソナチネ 第1楽章(モレノ=トロバ)Sonatina I. Allegretto (Moreno Torroba)
(5)ソナチネ 第2楽章(モレノ=トロバ)Sonatina II. Andante (Moreno Torroba)
(6)ソナチネ 第3楽章(モレノ=トロバ)Sonatina III. Allegro (Moreno Torroba)
(7)カプリスNo.24(パガニーニ / 山下和仁編) Caprice No.24(Paganini / arr.Yamashita)
(8)ハンガリー狂詩曲(リスト / 山下和仁編) Hungarian Rhapsody No.2(Liszt / arr.Yamashita)
(9)魔笛の主題による変奏曲(ソル) Introduction and Variations on a Theme by Mozart, Op.9 (Sor)
(10)シャコンヌ(バッハ / 山下和仁編) Ciaccona?Partita No.2, BWV1004(Bach / arr.Yamashita)
(11)粉屋の踊り(デ・ファリャ / 山下和仁編) Danza del Molinero (de Falla / arr.Yamashita)
(12)ゴヤの絵(グラナドス / 山下和仁編) La Maja de Goya (Granados / arr.Yamashita)
(13)タランテラ(カステルヌォーヴォ=テデスコ) Tarantella (Castelnuovo-Tedesco)
山下和仁(G)

録音:1980年ほか
※本CD にはライブ演奏に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。
還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第5弾。16歳でデビューした山下和仁。すぐさま 世界のギター界を揺さぶり始める。高校や大学に在学しながらの全国縦断リサイタルツアーに始 まり、やがて欧米アジアにも招かれるようになった80年代、ようやく成人を迎えたマエストロは、世 界各地で賛否両論も巻き起こしながら熱狂的に迎えられ、超満員の大ホールで連日公演してい た時代の記録録音の中からセレクト。いままでの山下和仁CD未収録楽曲のほか、ライブ演奏なら ではの迫力あふれる演奏と一緒に時代の雰囲気も伝わる記録集。 ※本CDには古いアナログテープの劣化に起因するノイズやライブ録音に伴う会場ノイズ等があり ますが御了承ください。

Polskie Radio
PRCD-2389(1CD)
ブラームス&ショパン:ピアノ作品集
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116、
 4つの小品 Op.119
ショパン:4つのマズルカ Op.30
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ヤクブ・クシュリク(P)

録音(ライヴ):2021年11月10日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
日本人コンテスタントの上位入賞などかつてない盛り上がりを見せた2021年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて、小林愛実と同率の4位入賞、さらにマズルカ賞を受賞したポーランド期待の若きピアニスト、ヤクブ・クシュリクのソロ・デビュー・アルバムがポーランド放送の自主レーベル「Polskie Radio」からリリース! このアルバムにはショパン・コンクールのわずか3週間後に行われたコンサートでの演奏が収録されており、コンクールでも披露したOp.30のマズルカやピアノ・ソナタ第3番に加え、新たにブラームスのレパートリーを聴けるのが嬉しいところです。

Avie
AV-2623(1CD)
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.1
鏡 M.43/水の戯れ M.30
高雅で感傷的なワルツ M.61
ソナチネ M.40
逝ける王女のためのパヴァーヌ M.19
ヴァンサン・ラルドゥレ(P)

録音:2023年4月25日-27日、アルター・センデザール(ブレーメン、ドイツ)
「スタインウェイ・アーティスト」という輝かしい称号で知られるヴァンサン・ラルドゥレ(ヴァンサン・ラルデル)は、独『ノイエ・ムジークツァイトゥング』紙(Neue Musikzeitung)において「当代最高のピアニストの一人」と称賛されています。彼はドイツのリューベック音楽大学でブルーノ=レオナルド・ゲルバーに師事し、マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクールやAMAカラブリア国際音楽コンクールの他、数々のコンクールで受賞しました。スカルラッティからブーレーズまで幅広いレパートリーを持ち、特にラヴェルの研究に熱心で、ペルルAvie
AV-2623(1CD)ミュテールが作曲者自身とともに注釈を加えたラヴェルの楽譜の研究でも知られています。持ち前の色彩豊かな表現力は国際的に評価されており、来日公演でも好評を博しました。
本アルバムでラルドゥレは、ラヴェルの直系の弟子であるヴラド・ペルルミュテールが、ラヴェルと緊密に協力していた時代に注釈を付けていた原典版楽譜に基づき、ラヴェルのピアノ独奏作品集全4巻という注目の録音プロジェクトに臨んでいます。これらの楽譜には、テンポ、ペダリング、フレージング、音色などの解釈に関する貴重な洞察が示されており、ペルルミュテールの弟子であるカルロス・セブロに師事したラルドゥレが、まさにラヴェルの精神と解釈スタイルを現代に体現するという偉業の第一歩を踏み出します。

Etcetra
KTC-1768(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) アン・クノップ(Vn)
ラ・プティット・バンドの第1ヴァイオリンを務め(他に、イル・フォンダメント、エウローパ・ガランテ、バッハ・コンツェントゥスなどの著名なアンサンブルでも活動)、ハノーファーのピリオド・オーケストラ「コンチェルト・フォスカリ」のコンサートマスター、SQ「QUATUOR “a4”」の第1ヴァイオリンなどとしても活躍するベルギーの名女流、アン・クノップ。これまでに、Et’ceteraからは、自身が2020年に設立した「ル・パヴィヨン・ド・ミュジク(Le Pavillon de Musique)」との共演で、バロックから初期古典派の知られざる音楽を取り上げてきたクノップが満を持して臨むのは、ヴァイオリニストにとって永遠のバイブルのひとつでもあるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)!
アン・クノップは、メヘレン音楽院でフラン・ヴォスにヴァイオリンを、フロラン・ファン・デ・フォンデルに室内楽を師事。レメンス音楽院では川口 ヱリサにヴァイオリンを、ブリュッセル王立音楽院では古楽演奏のパイオニア的存在であるシギスヴァルト・クイケンのもとでバロック・ヴァイオリンを学びました。現在は、ソリストやオーケストラ奏者としての活動の他、2019年9月に取得した博士号(ゲント大学)のテーマでもあるロマン派のレパートリーの演奏実践について幅広い研究を行っています。また、アントワープとメヘレンの音楽院で後進の指導に力を注いでいます。

Forgotten Records
fr-2169(1CDR)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ズザナ・ルージチコヴァー(Cemb)

録音:1955年
※音源:Supraphon DV 5742他

NIFC
NIFCCD-148(1CD)
メランコリック&ヒロイック・ポロネーズ集
ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):メランコリックなポロネーズ ホ短調 Op.10
作者不詳:W ??obie le?y(17世紀中頃)、ポロネーズ 「Wezm? ja kontusz」
カツペル・ナポレオン・ヴィソツキ(1810-1850):ポロネーズ イ短調 「祖国への別れ」
タデウシュ・コシチュシュコ(1746-1817):コシチュシュコの別れのポロネーズ
ユゼフ・コズウォフスキ(1757-1831):歌劇 「ウェスタの処女」 の主題によるポロネーズ
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ポロネーズ ニ長調
マリア・シマノフスカ(1789-1831):ヴィアゼムスキー王女に献呈されたさまざまなジャンルの6つの舞曲より ポロネーズヘ短調
ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800-1865):悲愴的大ポロネーズ Op.11
カロル・クルピンスキ(1785-1857):ポロネーズ ト長調
マチェイ・ラジヴィウ(1749-1800):ポロネーズ ハ長調第1番
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリンのためのポロネーズ ニ長調(P・トランスクリプション版)
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909): 「W starym dworku」 エレジー風ポロネーズ Op.22-3
エドムント・マコマスキ(c.1850-20世紀前半):ポロネーズ・マルチアーレ
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ポロネーズ 変ロ長調
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ポロネーズ Op.13
シプリアン・カツァリス(P)

録音:2022年6月27日-30日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスがNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)からリリースするスペシャル・プログラム第4弾は、知られざる19世紀の作曲家たちが残したポロネーズを発掘する好企画。
ポロネーズは、マズルカと並ぶポーランド起源の民族舞踊またはそのための曲の形式(舞曲)で、最も多くのポロネーズが作曲されたのは18世紀後半から19世紀にかけてとされています。本アルバムでカツァリスは、知られざる作曲家、忘れられた作曲家を再発見し、抒情的、感傷的で悲しみと憂鬱に満ちた作品から、英雄的な作品まで、19世紀のポーランドの作曲家たちによる音楽的技巧を紹介しています。ポロネーズというジャンルが時代を経て進化してきたことをカツァリスが洗練されたタッチで見事に示しています。

EVIDENCE
EVCD-115(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) アンリ・ドマルケット(Vc/1725年製のストラディヴァリウス”le Vaslin”、弓/1820年製のペルソワ)

録音:2022年10月,12月、アルル、シャペル・ド・メジャン
フランスの名チェリスト、アンリ・ドマルケットがバッハを録音しました。ドマルケットはフランスを中心に活躍する名手で、LFJなどで来日も多い人気奏者。ミシェ ル・ルグランから協奏曲を献呈されるなど多彩な活動を経てきた今、バッハに取り組みました。すべてを知り経験した者が見ることのできる景色が広がるような 演奏。軽やかに舞う音色から、深き苦しみのそこから絞り出されるような音色、表情、必然性と説得力に満ちた演奏です。こだわりの録音により、楽器そのも のがそこにあるような実体感のあるサウンドも魅力です。
ドマルケットは1970年パリ生まれ。13歳でパリ国立高等音楽院に入学、モーリス・ジャンドロンとフィリップ・ミュレルに師事。フルニエ、トルトゥリエ、シュ タルケルの指導も受けた。デュメイ、ルセフ、ミゲル・ダ・シルヴァとSQを結成。1725年製のストラディヴァリウス”le Vaslin”、弓は1820年製のペルソワの弓を使用。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-134(1CD)
(b)romance
サン=サーンス:ロマンス Op.36
ルーカス・フォス:カプリッチョ(G.ピアティゴルスキー版)
コープランド:ポエム
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲 Op.7より 第2楽章 ロマンツェ
ドビュッシー:美しき夕暮れ(N.カネラキス編)
シベリウス:メランコリーOp.20
ヒナステラ:パンペアーナ 第2番 Op.21
マイケル・ステファン・ブラウン(1987-):前奏曲と舞曲 *
フォーレ:ロマンス Op.69
ニコラス・カネラキス(1984-):GFのロマンス *
マイケル・ステファン・ブラウン:35Chords for Nick *
ラフマニノフ:リート
ガーシュウィン:3つの前奏曲(N.カネラキス編 *)
ドン・エリス(1934-1978):Bulgarian Bulge(N.カネラキス編 *)
ニコラス・カネラキス(Vc)
マイケル・ステファン・ブラウン(P)

録音:2023年1月3-6日/ニューヨーク、マウントバーノン、オクタヴェン・オーディオ
*=世界初録音
15年以上デュオを組んでいる二人による、ロマンスを中心としたアルバム。めったに聴くことのできない珠玉の名曲や彼ら自身の作編曲による作品も収録。美 しいメロディのもの、技巧的なもの、気軽に楽しめるものまで幅広いプログラム。 (Ki)
FIRST HAND RECORDS
FHR-156(1CD)
Night Fancy
ダニエル・バチェラー(1572-1619):Monsieurs Almaine
ジョン・マクロード(1934-2022):ブリテンの『グロリアーナ』の主題による幻想曲(2012)
フィリップ・ロセター(1568-1623):プレリュード - アルマン - パヴァン - ガイヤルド
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):Paseo, Op.61(1970)
フィリップ・ロセター:ファンタジア
ブリテン:ダウランドによるノクターナル Op.70(1963)
マイケル・バテン(G)
バークシャー生まれのギタリスト、マイケル・バテンによるFirst Hand Recordsレーベル2枚目のアルバム。前作のダウランド作品集(FHR-84)に続きイギ リス音楽を収録。ブリテンを軸に古楽と20世紀を結びつけます。アルバムタイトルの「Night Fancy」は、ブリテンの『ノクターナル』のオリジナルタイトル。 (Ki)

ICA CLASSICS
ICAC-5178(1CD)
NX-B06
アニー・フィッシャー/シューマン&シューベルト
シューマン:ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調 Op. 11
シューベルト:4つの即興曲 D 935 Op. 142*
アニー・フィッシャー(P)

録音:1975年3月12日、同年3月20日* BBCスタジオ(ステレオ)
2024年に生誕110年となる、ハンガリー出身の名手アニー・フィッシャー(1914-1995)のBBCスタジオでの録音がCD初登場。シューマンと シューベルトは彼女が得意とした作曲家ですが、ここに収められた2作品の全曲録音は、他には後年のハンガリーでのライヴくらいという貴重 なもの。中でもシューマンのソナタ第1番は、同時代のピアニストには珍しいレパートリーと言えます。明瞭なステレオ録音であり、ヒストリカル・ レコーディングのマスタリングで世界中から篤い信頼を得ているポール・ベイリーの手により、音の立ち上がりから余韻まで大変クリアに仕上げら れており、今まさに目の前で弾かれているような質感を体験できます。フィッシャーの明快且つ繊細なタッチと真っ直ぐな表現、硬派と言われ るその迷いのない音楽を体験できる素晴らしいアルバムです。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-207(1CD)
モルデカイ・シェホリ/ザ・セレブレイテッド・ニューヨーク・コンサーツ 第14集
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
(2)モーツァルト:ロンド ニ長調 k.485
(3)リスト:モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の回想
(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57 「熱情」
(5)リスト:ファウスト交響曲〜グレートヒェン
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:(1)- (3)2001年6月2日ニューヨークシティ、 (4)(5)2002年5月2日ニューヨークシティ
ニューヨークを拠点に長年に渡って活躍している米国のピアニスト、モルデカイ・シェホリは、 自身のレーベルCembal d'amour から既に100 枚以上のCD を発売しています。今回はニューヨ ークでの演奏会のライヴ録音集の第14集。2001 年と2002年、リンカーン・センターのアリス・タ リー・ホールでの2回のリサイタルからのもの。シェホリはいつもながら丁寧に作品と向き合って いるが、ライヴとなるとCD 用の録音と違った高揚が随所で見られます。モーツァルトとベートーヴェ ンも素晴らしいが、リストの15分超えの2 曲、特に「ドン・ジョヴァンニ」の回想がシェホリの技術 力と音楽性の両立した魅力を余すことなく示して見事。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-208(1CD)
モルデカイ・シェホリ/アンコール集 第1集
作者不詳(シェホリ編):ロマンス ホ長調 (映画「禁じられた遊び」のロマンス)
ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
フォーレ(シェホリ編):夢の後に
グノー:アヴェ・マリア
ロザンタル:ショパンの「子犬のワルツ」に基づく練習曲
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
シュレーツァー:練習曲 変イ長調 Op.1-2
レヴィツキ:アラベスク・ヴァルソント イ短調 Op.6
ゴドフスキ:古きウィーン 変ト長調
タウジヒ:シューマンの「密輸人」
ゴドウスキ:サン=サーンスの「白鳥」
シンディング:春のささやき 変ニ長調 Op.32-3
グラナドス:マハと夜鶯
ルビンシテイン:調べ ヘ長調 Op.3-1
ブラームス:ハンガリー舞曲第2番ニ短調
モシュコフスキ:火花 変ロ長調 Op.36-6
ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」―舞曲第1 番イ短調
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2023年4,5月 米国 ネバダ州 ラスベガス
モルデカイ・シェホリはアンコール向きの小品を得意としてこれまでも多数の録音をしてきた が、ついにアンコール作品集にも着手。有名曲からよほどのピアノ・マニアでないと知らない秘 曲まで、シェホリの腕が冴えています。特に知られざる名曲、ドイツ系ポーランド人のパウル・デ・シ ュレーツァー(1841/1842-1898)の練習曲 変イ長調 Op.1-2は、聞けば誰でも美しい!と思うよ うな耳に心地よい素敵な曲。かつて偉大なピアニスト、ホルヘ・ボレットがアンコールに好んで弾 いたことでかろうじて知られているが、久々の新録音でしょう。ピアノ小品マニアならぜひ聞くべき1 枚だ。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-209(1CD)
モルデカイ・シェホリ〜ベートーヴェンを弾く 第6集
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28「田園」
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2023年6月 米国 ネバダ州 ラスベガス
モルデカイ・シェホリのベートーヴェンのピアノ作品集の第6 集。今回は1802年に出版された3曲を収録。シェホリは広大なレパートリーを誇り、しかも作品の特性を生かした誠実な演奏で高 く評価されています。ベートーヴェンでも彼の作品に丁寧に向き合う姿勢が生きています。たとえば月 光ソナタの第3楽章 プレスト・アジタート、しばしば猛烈な勢いで弾き飛ばされてしまうところを、 シェホリは9分以上かけてじっくり演奏しています。田園ソナタの平安が広がる世界も素晴らしい。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-210(1CD)
モルデカイ・シェホリ ザ・セレブレイテッド・ニューヨーク・コンサーツ 第15集
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第番ハ短調 Op.13「悲愴」
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
モルデカイ・シェホリ(P)


録音:2002年5月2日 リンカーン・センター・アリス・タリー・ホール,ニューヨークシティ
モルデカイ・シェホリのニューヨークでの演奏会のライヴ録音集の第 15集。すべて2002年5月2日、ニューヨークのリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでのリサイタルでのライヴ録 音。バッハ、ベートーヴェン、ショパン、プロコフィエフと並んでいます。シェホリはショパンの独奏版 のアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズとプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7 番をどち らもこの3か月後にCD 用に録音しており(ショパン集第2 集 CEMBCD-160,ロシア音楽を弾く CEMBCD- 143)、それらがより完成度の高い演奏なら、こちらは馴染みのニューヨークの観客を 前に興が乗った演奏です。ベートーヴェンの悲愴ソナタはかなり気合の入った熱演。

ALPHA
ALPHA-1024(1CD)
パサージュ・スクレ 〜フランスの4手ピアノ作品集
ビゼー:子供の遊び Op.22(1871)
ドビュッシー:小組曲 L65(1886-89)
フォーレ:ドリーOp.56(1894-97)
ラヴェル:マ・メール・ロワ M. 60(1908-10)
オーベール(1877-1968):イマージュの一葉 (1930)
リュドミラ・ベルリンスカヤ 、 アルトゥール・アンセル (4手ピアノ)

録音:2022年4月 サル・コロンヌ、パリ
ロシア出身のリュドミラ・ベルリンスカヤと、フランス出身のアルトゥール・アンセルの夫婦によるピアノ・デュオ。MELODIYAを中心に数々のアル バムをリリースしてきた彼らが初めてALPHAからリリースするのは、フランスの作曲家たちによる4手ピアノの作品集です。しかも、どの作品も有 名ながらこれまで彼らが録音してこなかった曲ばかりという嬉しい内容。フレーズ感、テンポ感、バランス、全てにおいて息の合ったアンサンブル はこのデュオならではのもので、ベル・エポックの薫り高いこれらの作品を色彩豊かに、楽しく美しく聴かせています。アルバム・タイトル 「Passage Secret」には音楽的なパッセージを引っかけていると思われますが、フランス語で「密航」というやや意味深なもの。

sonorite
SNRT-2401(1CD)
税込定価
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 「月光」Op.27-2
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
三原貴之(P)

録音:2022年4月3日?5日 山口県宇部市 渡辺翁記念会館
新鋭 三原貴之の1stレコーディングは、ベートーヴェンの傑作 ピアノ・ソナタ3曲。若きピアニストが等身大の共感をもって描 き出すベートーヴェンで、作品へのひたむきな眼差しが音楽の 熱量となってダイナミックに迫ります。2019年に急逝した恩師 杉谷昭子との思い出に捧げられており、全体を貫く敬虔さが 音楽に深みを与えています。
■三原貴之 (みはら たかゆき)
開成中学校・高等学校卒業 慶應義塾大学薬学部薬学科卒業 慶應義塾大学大学院薬学研究科博士課程在学。 2歳より母からピアノの手ほどきを受け、数々のコンクールで受賞する。その後、生涯の師となる杉谷昭子氏に師事。師の演奏するピア ノから奏でられる優しさに包まれながらも迫力のある音楽に魅了され、その指導のもと、美しい音を追求してゆきます。プリマ・ヴィスタ弦楽四 重奏団やポーランド・シレジアPOとも共演し、ピアノから多彩な音色を引き出すことに熱中するようになります。 2009年アジア国際音楽コンクール中学生部門第3位、2010年同コンクール中学生部門第1位を受賞し、西安音楽学院、ウィー ン国立音楽大学リストザールにて同コンクール受賞者演奏会に出演するなど、国内外で演奏の機会を得る。また、2010年第1回 ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan特級部門に入賞し、師の音楽観を継承すべく研鑽を積む。近年では、幼少より通っていたキ リスト教会や大学から依頼を受けソロコンサートを行ったり、同じ杉谷昭子門下のピアニストたちと共に演奏会を行ったり、開成ピアノ 愛好会による演奏会に出演したりと、多様な演奏活動を繰り広げています。 これまでに武蔵野音楽大学付属音楽教室にて小柳信道氏、桐朋学園大学音楽学部付属子供のための音楽教室にて山本恭仁 子氏を経て、故杉谷昭子氏に師事。


TRE-320(2CDR)
ヴァーシャリのショパンVol.2
夜想曲集(全20曲)
タマーシュ・ヴァーシャリ(P)

録音:1965年4月20-24日(Op.9、Op.15、Op.27、Op.32)、5月11-12日(ステレオ)
※音源:独DG 104-369、136-487
◎収録時間:50:08+51:15
“自然体の歌と呼吸の持久性を兼ね備えた理想のノクターン!”
■音源について
★2枚ともドイツのチューリップ・ラベル盤を採用。第1〜10番のLPは、8枚組のボックスの中の1枚。

★ハンガリー出身のピアニストは、タッチの隈取の克明さやリズム感の冴えが特徴的な場合が多いですが、ヴァーシャリのピアニズムはそれとは一線を画し、あくまでも「軽み」が持ち味。ショパンで言えば、スケルツォやエチュードなどではその軽さゆえ作品に肉薄しきれていない点は否めませんが、「ワルツ」「即興曲」「夜想曲」等は、ヴァーシャリの特質が全てがプラスに作用し、もっと正当に認知されて然るべきだと強く思います。
「夜想曲」はややもすると、もったいぶったり、神妙に構えたり、すすり泣いたりと、感傷的な側面ばかりに焦点を当てがちですが、素直で清らかな歌が蔑ろにされ過ぎていないでしょうか?
 「第3番」は、冒頭テーマの語りかけのテンポ・ルバートのセンスが抜群。肩の力が抜けきったなかで目の前の一人だけに囁くようなフレージングに魅了されます。コーダがこれまた奇跡的な美しさ!「第6番」「第9番」は、表情の硬軟の使い分けが明確で、ヴァーシャリにしては意外なほどのくっきりとしたコントラストの妙味で聴かせます。「第11番」は、レガートと呼吸の素晴らしい一体感!なよなよせずに音楽の芯を堅持し、高潔美が横溢。「第16番」は、3:13あたりから曲の最後にかけての弱音の漂わせ方とその香りにご注目を!「第20番」は、1:46から一気呵成に高揚する様から一瞬で静寂に戻す技の冴えに唖然!
 白眉中の白眉は「第17番」でしょう。冒頭2小節の序奏の色彩と休符の余韻にまず惹き込まれます。穏やかなテーマが途中で高音に跳ね上がる(0:19など)の心の通わせ方、1:36からの硬質タッチの見事な粒立ちも印象的ですが、3:46からのトリルに彩られたテーマの緻密で濃密なフレージングにはただただ絶句!ここであえてトリルを散りばめたショパンの意志が痛いほど伝わる演奏を他に知りません。そして、着地点をはぐらかすようなコーダのニュアンスの多彩さ!「ヴァーシャリのショパンは水っぽくて物足りない」などとぼやく御仁は、これをなんとも感じないのでしょうか?【2024年1月・湧々堂】

Naive
V-8122[NA](1CD)
LOVE MUSIC
1. ワックスマン:トリスタンとイゾルデ:愛の音楽(1946)
コルンゴルト
2. リュートを伴うマリエッタの歌(私に残された幸せは)〜「死の都」より(コルンゴルトによるヴァイオリンとピアノ版)
3. 「から騒ぎ」作品11〜ヴァイオリンとピアノのための4つの小品(コルンゴルトによるヴァイオリンとピアノ版)
4. クライスラー:ウィーン古典舞曲集〔1. 愛の喜び2. 愛の悲しみ3. 美しきロスマリン〕
5. R.シュトラウス(1864-1919):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
6. ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 WWV91より第5曲「夢」
ソン・ヨルム(P)
スヴェトリン・ルセフ(Vn/1720年製アマティ-ストラディヴァリウス)

録音:2022年4月、ハノーファー、ライプニッツ・ホール
韓国のピアニスト、ソン・ヨルム、ナイーブ・レーベル第2弾の登場。第1弾のモーツァルトのピアノ・ソナタ全集(V 8049)でも世界的に高く評価されました。 今回はLOVE MUSICと題し、スヴェトリン・ルセフを共演者に迎え、ワーグナーに始まりワーグナーに終わる、後期ロマン派作品を集めたこだわりの1枚です。恋 の喜びに満ちた、あるいは恋に落ちる瞬間の心が震え変容する瞬間を讃えるような作品がならび、ソン・ヨルムの情熱的な音楽と熱いエネルギー迸るテクニック、そ してルセフの高貴なヴァイオリンの音色が、作品を最高の形で再現しています。
ドイツ系ポーランド人のフランツ・ワックスマン(『レベッカ』、『サンセット大通り』、『陽のあたる場所』の音楽も手掛けた)は1946年、ハイフェッツの依頼で、ワー グナーの『トリスタンとイゾルデ』のパラフレーズを作曲しました。ディスクはこの作品から始まります。そして、1910年代にウィーンで神童として活躍したコルンゴ ルトの「マリエッタのアリア」や「からさわぎ」は、まさに映画的で美味しく酔わせるラブシーン。続いてクライスラーの名曲をはさみ、プログラムの核となるR.シュト ラウスのヴァイオリン・ソナタ。これを書いたシュトラウスは当時23歳で、シューマン、ブラームス、グリークの影響を大きく受けていましたが、すでにみられるR.シュ トラウスらしさ、そして結婚することとなるパウリーネともすでに恋人関係にあったことなどまでをも感じさせる、若き才能の充実を前面に打ち出した演奏が展開さ れています。ディスクの最後には、偉大なヴィルトゥオーゾ、レオポルド・アウアー編による、ヴェーゼンドンク歌曲集の「夢」のトランスクリプションが収録され、文字 通り夢のような幸福な瞬間に満ちた1枚が締めくくられます。 (Ki)

Altus
ALTB-539(4CD)
限定生産
リヒター/バッハ・鍵盤音楽傑作選〜来日ライヴ&ノートルダム大聖堂ライヴ

【ALT096】
ゴルトベルク変奏曲 BWV988

【ALT097】
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540
パッサカリア ハ短調BWV582 
[以下アンコール]
諸々の技法による6つのコラール(シュープラー・コラール)〜第6 曲「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」 BWV650
パストラーレ ヘ長調BWV590〜第3楽章アダージョ
前奏曲とフーガ ニ長調BWV532〜フーガ
 録音:1969年5月11日/東京、武蔵野音楽
【ALT422/3】
[Disc1]
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
[Disc2]
幻想曲 ト長調 BWV572
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲とフーガ ロ短調 より前奏曲 BWV544/1
カール・リヒター(ALT096…チェンバロ、ALT097・ALT422/3…オルガン)

【ALT096】
録音:1969年4月27日/東京、日生劇場(ライヴ)

【ALT097】
 録音:1969年5月11日/東京、武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホール(ライヴ)
 使用オルガン:独クライス社製 

【ALT422/3】
 録音:1979年5月28日/ノートルダム大聖堂(ライヴ)
ALTUSから発売されているリヒターのソロ・ライヴ3タイトル(全4枚)を、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。バッハの権化として強烈なイメージを聴衆に与えたリヒター、ライブでは白熱の表情を見せ会場を沸かせます。
【ALT096】【ALT097】
カール・リヒター69年初来日ライヴ。チェンバロでのゴルトベルクから緊張感にあふれ重厚壮大。現代のチェンバリストの数多くの演奏と比べると改めてそのユニークな力強さに感動させられます。正に偉大なドイツの偉大な演奏。オルガン曲集も有名曲が一堂に集まっており、ライヴならではの燃え上がる迫力がリヒター芸術のすごさを表しています。リヒター絶頂期の覇気に満ちた大演奏。
【ALT422/3】
INA(フランス国立視聴覚研究所)に保管されていた超お宝音源。巨匠リヒター晩年のノートルダム・ライヴです。曲はもちろんバッハの名作目白押し、楔のフーガありパッサカリアあり大フーガありの重厚プログラム。圧倒的な緊迫感と強靭な構築力を持ちながら、ロマンティックな盛り上がりすら感じられる豊穣な演奏。どこまでも続く確信に満ちた終結和音には心が震えます。聴衆の反応も熱狂的で、割れんばかりの拍手が鳴り響くアンコールは強烈です。 (Ki)

H.M.F
HMM-905376(2CD)
ライオネル・ターティスに捧ぐ〜ティモシー・リダウト
[CD1]
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):ヴィオラ・ソナタ第1番op.18
ライオネル・ターティス(1876-1975):Sunset(日没)
フランク・ブリッジ:Pensiero(沈思せる人)(2つの小品 H.53より第1番)
 アレグロ・アッパッショナート H.82
ブラームス:愛の歌 op.71-5*
シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 (3つのロマンスop.28より第2番)*
フォーレ:エレジーハ短調 op.24*
ウィリアム・ウォルステンホルム:アレグレット 変ホ長調(2つの小品 op.17より第2番)
クライスラー:愛の悲しみ イ短調**
 序奏とアレグロ(プニャーニの様式による)***

*=ライオネル・ターティス編曲
**=ティモシー・リダウト編曲
***=アラン・アルノルド編曲、ティモシー・リダウト改編
[CD2]
ウィリアム・ヘンリー・リード(1876-1942):ラプソディ
エリック・コーツ:ファースト・ミーティング(思い出)*
ヴォーン=ウィリアムズ:イギリス民謡にもとづく6つの練習曲
セシル・フォーサイス(1870-1941):ケルト風の歌(Chanson celtique)
ジョン・アイアランド(1879-1847):The Holy Boy**
メンデルスゾーン:無言歌 ホ長調(無言歌集第1巻 op.19bより第1番)**
ライオネル・ターティス:Hier au Soir(昨日の夕べ)
ウィリアム・ウォルステンホルム:The Question(問い)op.13-1**
ヨーク・ボーウェン:ベートーヴェンの「月光」ソナタへのオブリガート(原曲:ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2第1楽章)***
レベッカ・クラーク:ヴィオラ・ソナタ
*=ジョン・ウィルソン再構築版
**=ライオネル・ターティス編曲
***=ティモシー・リダウト編補完
ティモシー・リダウト(Va)
[CD1]フランク・デュプレ(P)
[CD2]ジェイムス・ベイリウ(P)

録音:2023年4月[CD1]、1月[CD2]、ロンドン
ライオネル・ターティス(1876-1975)は、現代ヴィオラ演奏の父とも賞される、ヴィオラ界の最重要人物。ヴィオラのための作品を数えきれないほど委嘱、 さらに名曲をヴィオラのために編曲。さらに、楽器の製造についても助言するなど、ヴィオラのレパートリーと魅力、さらに楽器自体の発展に大きく寄与しました。 このたび、若手ヴィオラ奏者として注目を集めるリダウトが、ターティス本人の作品や、ターティスの友人や師匠、生徒たちによるターティスゆかりの作品を集めて 演奏、2枚組のCDとしてリリースします。
ターティスはヴィオラの世界で大きく名を残していますが、そのキャリはピアノからのスタートでした。16歳でヴァイオリンを手に取り、19歳で弦楽四重奏に誘 われてそこでヴィオラを発見、たちまち魅了されました。最初は独学でヴィオラを学び、1902年にクライスラーの演奏を聴いて、その美しいヴィブラートに衝撃を 受けます。その奏法をヴィオラにも取り入れるよう試みました。
ボーウェンは、ホルン、ヴィオラ、そしてピアノを演奏した音楽家で、ターティストもしばしば共演していました。また作曲にも長け、後期ロマン的なスタイルで、ヴィ オラのために2つのソナタ、1つの協奏曲、4つのヴィオラのためのファンタジーなどを残しています。CD2に収録のベートーヴェンの「月光」ソナタ第1楽章の編 曲も興味深い仕上がりです。ターティスより少しだけ後に生まれたブリッジも、作曲家として名を残していますがヴィオラ奏者としても活躍していました。ブリッジ は、ブリテンの師匠でもあり、ブリテンにヴィオラの魅力を教えた人物でもあります。残念なことにヴィオラの作品はここに収録された「沈思せる人」と、「アレグロ・ アッパッショナート」のみ。(「沈思せる人」の対となる未完に終わった「アレグレット」はのちにパウル・ハインドマーシュによって補完されましたが、今回は収録さ れておりません)。ターティスが愛奏したブラームス、シューマン、ジョン・アイアランドらの作品、そしてフォーレのエレジーも収録。フォーレのエレジーは、ターティ ス版を使用。ターティスがアナログ盤で残した録音は、収録時間の関係でカットがありますが、リダウトはノーカットで演奏しています。盲目のオルガン奏者ウォルス テンホルムの作品は原曲はオルガン曲ですが、ターティスがたいそう気に入って編曲しました。ターティスはクライスラーの作品を10作ヴィオラ用に編曲しており、 その中から2作品を収録。エリック・コーツ、フォーサイス、そしてレベッカ・クラークはターティスの弟子。レベッカ・クラークにヴィオラを演奏するよう勧めたのは ターティスだったそうです。ヴォーン=ウィリアムズの作品は、ヴィオラの音域に合う6作を演奏しています。
ティモシー・リダウトは1995年生まれ、王立音楽院で学んだのち、2014年セシル・アロノヴィッツ国際コンクール優勝、2016年ライオネル・ターティス国際 ヴィオラコンクール優勝。ヴィオラ界の若手の中では最注目の演奏者で、オーケストラとも共演多数、2021年6月には王子ホールでトランジット・シリーズに登場、 「詩人の恋」をヴィオラとピアノで演奏し、聴衆に強い印象をのこしたことも記憶に新しい、注目奏者です。 (Ki)

BIS
BISSA-2680(1SACD)
シューベルト+ブラームス
(1)シューベルト:4つの即興曲 D.935Op.142(1827)
(2)ブラームス:4つの小品 Op.119(1893)
(3)シューベルト:3つのピアノ曲 D.946(1828)
ジャン・チャクムル(P/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand))

録音:(1)2022年3月21?26日、(2)(3)2022年9月12?17日/テスマー・トーンスタジオ(ハノーファー)
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のジャン・チャクムルがBISレーベルから「シューベルト+」という一大プロジェ クトを開始しております。当シリーズはシューベルトの主要なピアノ独奏曲と彼の音楽に影響を受けた作曲家の作品を並べることで、その作品に焦点を当てるだ けでなく、それぞれの作品に新たな魅力を感じてもらいたいというチャクムルの思いから企画が生まれました。
第2弾はシューベルトの4つの即興曲 D.935Op.142、3つのピアノ曲 D.946、そして、ブラームスの4つの小品 Op.119を組み合わせました。シュー ベルトの3つのピアノ曲はシューベルトが亡くなる半年前に書き上げた最晩年の作品。シューベルト死後長らく忘れされていた遺作ですが、ブラームスが評価し シューベルト歿後40年に出版されました。シューベルトとブラームスの作品には軽快さの中にも非常に深みがあり、その共通点もこのアルバムの選曲によってよ り鮮明に感じられます。2028年のシューベルト歿後200年に向け、積極的にリリースされるチャクムルの「シューベルト+」にご期待ください! (Ki)

MDG
MDG-94723066(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタVol.2/ ジン・ジユ(P)
ピアノ・ソナタ 第28番イ長調 Op.101 21‘31
ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」 変ロ長調 Op.106 48‘19
ジン・ジユ(P)
使用楽器:Steinway D -Manfred Burki“1901
チャイコフスキー国際、エリザベート王妃国際など、世界の名だたるコンクールで入賞を果たし、2010年からMDGレーベルの専属ピアニストとして録音してい るジン・ジユの新シリーズはベートーヴェンのピアノ・ソナタ録音。第1弾ではいきなり後期三大ソナタに挑戦(MDG-94722746)。そして続く第2弾も第28 番、第29番「ハンマークラヴィーア」と遡って録音しています。全ベートーヴェン作品においても最高傑作の一つとまでいわれる第29番「ハンマークラヴィーア」。 長大、そして雄大で起伏に富んだ作品。ジン・ジユは、ベートーヴェンのほとばしる激情を見事なまでに引き出した熱演を聴かせてくれています。 MDGレーベルが所有するピアノである1901年製スタインウェイD型を使用しての録音。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-107(1CD)
ギター・デュオによるスカルラッティ
(1)ソナタ イ長調K.24/(2)ソナタ ハ短調K.99/(3)ソナタ ト長調K.455/(4)ソナタ ロ短調K.87/(5)ソナタ ホ長調K.162/(6)ソナタ ニ短調K.32/(7)ソナタ ホ長調K.531/(8)ソナタ ヘ短調K.519/(9)ソナタ変ロ長調K.202/(10)ソナタ ヘ短調K.466/(11)ソナタ ト短調K.8/(12)ソナタ ヘ短調K.386
マッテオ・メーラ & ロレンツォ・ミケーリ(ギター ・デュオ )

録音:2022年10月/コロンバス州立大学レガシー・ホール(アメリカ)
スカルラッティの555曲あるソナタはチェンバロの重要レパートリーで、ピアノでも愛奏されます。バロック期のもっとも独創的な鍵盤音楽で、リズミカルで南欧 的な色彩にあふれています。それを「コロンブスの卵」的発想でギター曲に変身。
マッテオ・メーラとロレンツォ・ミケーリというイタリアのベテラン・ギター奏者が2002年に結成したデュオが12篇を2本のギター用に編曲して披露。スカルラッ ティ自身がスペインとイタリアでギターに精通していたといわれ、ソナタのインスピレーションの源泉にもなっていると考えられます。ギターに戻すことでさらに雄弁 さと魅力が増します。

Acte Prealable
AP-055253(2CD)
ガルバル:ピアノ作品集 Vol.2
万華鏡のような景色
アレクサンドラ・ガルバル(P)

録音:2022年5月、11月
ポーランドの作曲家、ピアニスト、チェンバリストであり教育者でもある多才な女性アレクサンドラ・ガルバルによる自作自演集の第2弾。彼女はカトヴィツェのシマノフスキ音楽アカデミーで作曲、(指)音楽理論を学び、その後ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミーで音楽理論をさらに学びました。現在は教育者として後進の指導にもあたっており、様々な面でその才能を発揮しています。

Danacord
DACOCD-905(1CD)
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.3
高雅で感傷的なワルツ
クープランの墓/シャブリエ風に
ボロディン風に/ラ・ヴァルス
前奏曲/フーガ 変ロ長調
オレグ・マルシェフ(P)
旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバム録音し続けてきたピアノの巨人。リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあります。
2014年に同時リリースされたメンデルスゾーン(DACOCD734-736)とショパン(DACOCD701-702)以来、8年ぶりとなるレコーディングとしてラヴェルのピアノ独奏作品集(DACOCD903)が2022年の春にリリースされ、続けてラヴェル第2巻(DACOCD904)も2023年冬にリリースされました。最終巻となる第3巻では、クープラン様式の舞踏組曲で古代王政時代のパリの時代に誘い、「高雅で感傷的なワルツ」ではシューベルトとヨハン・シュトラウスの対照的なワルツにオマージュを捧げています。
第1巻&第2巻続き、ラヴェルがローマ賞のために書いた「フーガ」の珍しい録音も収録し、マルシェフによる唯一無二のラヴェル録音集を完成させています。

GENUIN
GEN-24828(1CD)
夜が落ちるまで
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より第3曲「月の光」、
 「版画」より第2曲「グラナダの夕べ」
ショパン:子守歌 Op.57
バルトーク:「10のやさしいピアノ小品 Sz.39」より第5曲「セーケイ人たちとの夕べ」、
 「2つのルーマニア舞曲 Op.8a」より第1番
シェーンベルク:「4つの歌曲 op.2」より「期待」、「あなたの金の櫛を私におくれ」
シベリウス:「6つの歌 Op.50」より「静かな街」
スクリャービン:練習曲 Op.42-3
ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 Op.23-5、練習曲 嬰ハ短調 Op.3-2
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
ヴァイル:ユーカリ
エヴァ・バルタ(P)

録音:2023年4月3日-4日
ハンガリー系のピアニスト、エヴァ・バルタの夜をテーマにした詩的で親密なプログラムによるGenuinレーベルへのデビューアルバム。学生時代から歌曲にも興味を持った彼女は、ピアノのソリストとしてだけでなく歌曲にも非常に精通しており、このアルバムではシェーンベルクやシベリウスの歌曲を自ら編曲し収録しています。多才なピアニスト、エヴァ・バルタの魅力の詰まった一枚となっています。

Chopin University Press
UMFCCD-196(1CD)
マリアン・ボルコフスキ:ピアノ独奏曲全集
マリアン・ボルコフスキ(b.1934):トッカータ
7つの前奏曲/4つのマズルカ
フラグメンティ/ロマンティック間奏曲
ソナタ*/2つのマズルカ
3つの小品/変奏曲
マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ(P)

録音:2021年12月11日-12日&2022年9月24日-25日&10月23日&2023年7月1日(ワルシャワ、ポーランド)
*世界初録音
ピアニストで作曲家のマリアン・ボルコフスキは、1968年からショパン音楽アカデミーの教授を務めています。このアルバムは、ボルコフスキ教授の生誕90年、創作活動70年、教育活動55年という三大記念行事の一環として制作されました。
ポーランド南部のチェンストホヴァ生まれのピアニスト、マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキは、20世紀と21世紀のポーランドの作曲家によるピアノ音楽を専門としており、世界初演も数多くこなしています。
Chopin University Press
UMFCCD-190(1CD)
ヤン・エキエル:ピアノ作品全集
ヤン・エキエル(1913-2014):2つの前奏曲 Op.1/2つのマズルカ Op.2/子守歌 Op.3-1/ユーモレスク Op.3-2/トッカータ Op.4/マズルカ Op.5/ハイランド舞曲/色彩のメロディー/20のキャロル
アグニエシュカ・プシェミク=ブリワ(P)

録音:2021年9月、ショパン音楽大学コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
ヤン・エキエルはピアニスト、教育者、研究者として、ポーランドの芸術と文化に大きく貢献した人物です。1913年にポーランド南部のクラクフで生まれたエキエルは、1937年の第3回ショパン国際ピアノ・コンクールで入賞を果たし、傑出したコンサート・ピアニストとしてキャリアを築きました。その後ワルシャワ国立高等音楽学校、ショパン音楽アカデミーで教授を務め、優れた教育者としてもその手腕を発揮しました。また、ショパンの研究者として編集したショパン全集「ナショナル・エディション(エキエル版)」は、ショパン国際ピアノ・コンクールで公式に採用されています。
エキエルの作曲活動は主に1932年から1951年頃にかけての青年期に行われており、このアルバムには1932年から1949年にかけて作曲されたピアノ作品が収録されています。その作風はショパンやシマノフスキに影響を受けたロマン派的、抒情的な面を持ちながらも、独創的な作品を生み出しています。
ピアニストのアグニエシュカ・プシェミク=ブリワはショパン音楽アカデミーを優秀な成績で卒業し、ソリストおよび室内楽奏者としてポーランドの多くの都市でコンサートを開催しています。また、ヨーロッパ、アメリカ、中国、日本など世界各国でも演奏活動を行い、国内外の音楽祭にも多数ゲスト出演しています。2018年からはショパン音楽大学の教授に就任し、後進の指導にも当たっています。

BMC
BMCCD-305(1CD)
バッハ:鍵盤作品集
18の前奏曲 BWV924-930,933-942,999
インヴェンションとシンフォニア BWV772-801
ボルバーラ・ドボジ(ハープシコード)

録音:2022年9月、BMCスタジオ(ブダペスト)
チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストでもある名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールで入賞。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶も受けたハンガリーの名女流チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジ。
2019〜2020年にかけてリリースしたバッハの「平均律クラヴィーア曲集」(BMCCD275/BMCCD293)では味わい深い演奏で現在の東欧における古楽演奏の飛躍、充実ぶりを示し、特に第2巻はストリーミング・プラットフォームにおいてBMC Records史上最も成功したリリースの一つとなるなど国際的に大きな反響を呼びました。その「第2巻」からおよそ3年、待望のバッハ新録音として、2023年が作曲から300周年にあたる「インヴェンションとシンフォニア」をリリース。作品が持つ透明でありながら濃密な世界を、見事なテクニックと生き生きしたキャラクターを両立させながら正確かつ詩的に表現。極端さやマンネリズムに囚われることなく、類稀なセンスで彼女独自の方向性を構築してゆきます。

DUX
DUX-1708(1CD)
ショパン:晩年のピアノ作品集
舟歌 嬰へ長調 Op.60
幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
ノクターン ロ長調 Op.62-1
ノクターン ホ長調 Op.62-2
マズルカ ロ長調 Op.63-1
マズルカ へ短調 Op.63-2
マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
マズルカ イ短調 Op67-4
ワルツ 変ニ長調 Op.64-1
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
ワルツ 変イ長調 Op.64-3
マズルカ ト短調 Op.67-2
マズルカ へ短調 Op.68-4
ユリウス=ジョンウォン・キム(P)

録音:2023年6月5日-7日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター(ルスワヴィツェ、ポーランド)
韓国のピアニスト、ユリウス=ジョンウォン・キムはパリやウィーンでピアノを学び、1997年にはベーゼンドルファー国際コンクールで一位を獲得しました。デビュー・アルバムでスケルツォをはじめとするショパンの楽曲を発表してからは、ラフマニノフやシューベルトなど、他のロマン派の作曲家に焦点を当てることが多かったキムが、20年の時を経て再びショパンの音楽に取り組み、1846年、1847年、1849年に作曲された最晩年の作品を収録しています。
DUX
DUX-2017(2CD)
ラフマニノフ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
練習曲集「音の絵」 Op.39
アイハム・ハムール(P)

録音:2021年&2023年
2023年はラフマニノフの生誕150年を記念する特別な年として、世界中が盛り上がりました。このアルバムはそのラフマニノフ・イヤーを記念して制作され、ピアノ・ソナタと練習曲集「音の絵」が2枚のCDに収められています。
ピアニストのアイハム・ハムールは1985年にダマスカスで生まれ、ポーランド、クラクフの音楽アカデミーを優秀な成績で修了しました。数々の国際コンクールで受賞者として名を連ねると、ザルツブルクのモーツァルテウムやニューヨークのカーネギー・ホールなど世界各国で演奏活動を行い、国際的に活躍しています。
DUX
DUX-1983(1CD)
イリュージョンズ
ダレク・ヤヌス:4手のための練習曲
バルカン前奏曲第4番
バルカン前奏曲第1番
練習曲ニ短調 第1番/サイバー・ワルツ
バルカン前奏曲第3番
練習曲ニ短調 第2番
ジャズ・ワルツ
バルカン前奏曲第5番
イースター・ワルツ
バルカン前奏曲第2番
2台のピアノのための練習曲

【ボーナス・トラック】
‘The Last Farewell’ Prelude ? a tribute to Iga Anusz
アハ・ピアノ・デュオ〔アレクサンドラ・ハワト、アガタ・ホウディク〕

録音:2020年-2023年
ピアニストであり作曲家のダレク・ヤヌスはエンターテインメントやクラシックの舞台で優れた演奏家とのコラボレーションでジャズとクラシックを融合させた独自の世界観を生み出しています。このアルバムはクロアチアでの休暇のなかでの穏やかで安全なひとときや、特別な人々との出会いの回想がテーマとなっており、バルカンのリズムを取り入れた前奏曲やノスタルジックなワルツ、ジャズとクラシックを織り交ぜた4手のための小品など、バリエーション豊かな作品が収録されています。

Aulos Media
AMC-2194(1CD)
輸入盤

XAMC-2194(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

韓国の若き音楽家たち2020Vol.3〜イム・ユンチャン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
リスト:巡礼の年第2年 「イタリア」 S.161
イム・ユンチャン(P)

録音:2020年9月23日、9月25日&10月12日、KBS Studio16(韓国)
2022年に開催されたヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにおいて、18歳という若さで圧巻の史上最年少優勝を果たすと同時に聴衆賞、最優秀新曲演奏賞を受賞しその名を一挙に世界中へと響き渡らせたピアノ界のニュースター、イム・ユンチャン。
韓国芸術英才教育院に入学した翌年の2018年、クリーブランド国際ピアノコンクールで2位とショパン特別賞、クーパー国際コンクールでは最年少で3位と聴衆賞を獲得。
さらにはその翌年の2019年、15歳にしてイサン・ユン国際音楽コンクールで最年少第1位、ユネスコ音楽創意都市特別賞(聴衆賞)さらにはパク・ソンヨン英才特別賞の3つの賞に輝くなど、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの快挙の以前からその才能が高く評価されてきました。
まさに今を輝く韓国クラシック界の英雄の1人であるイム・ユンチャンのデビュー・アルバムとなったのが、2020年にKBS(韓国放送公社)によって収録されたこのベートーヴェンの「月光」とリストの「巡礼の年第2年「イタリア」」。
名作中の名作である楽聖の「月光」、難曲として有名な「ダンテを読んで」を含むリストの「巡礼の年第2年」の2作品をデビューアルバムのプログラムに選ぶという胆力も、すでにワールドクラスであったことを窺わせます。

Music & ArtCompany
MA-1013(1CD)
輸入盤

XMA-1013(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価

ポテンシャル
リスト:ベッリーニの 「ノルマ」 の回想 S.394
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116, BB123(作曲者編曲によるピアノ独奏版)
キム・ソンヒョン(P)

録音:2023年8月8日-9日、 JCCアーツ・センター(ソウル、韓国)
チョ・ソンジン、イム・ユンチャン、イ・ヒョク、イム・ドンヒョクといった名手たちに続く逸材として韓国で大きな期待が寄せられているキム・ソンヒョン(Song Hyeon Kim)。
満を持して発表するデビュー・アルバムのプログラムに選んだのは、リストの「ベッリーニの「ノルマ」回想」、そして作曲者自身の編曲によるピアノ独奏版のバルトーク「管弦楽のための協奏曲」という圧巻の2作品!
バルトークの死後となる1985年にその楽譜が発見され、リスト音楽院時代の愛弟子だったジェルジ・シャーンドルによって校訂が施され出版へと至ったピアノ独奏版の「管弦楽のための協奏曲」。
オーケストラの各楽器、各奏者が能動的にその技量、実力を存分に発揮しながらも、全体の統一性を損なわない新しい形の協奏曲として誕生させたバルトークの傑作のピアノ独奏版は、バルトーク独自の語法を保ちつつ、作品のディティールをより明確かつクリアに表現しており、原曲のオーケストラ版とは異なる発見をもたらしてくれています。
2時間を超えるベッリーニのオペラをピアノ独奏のための作品として生まれ変わらせ、16分余りの間、高度な技巧と美しく壮大な旋律で聴き手の心を魅了する「ノルマの回想」は、「ドン・ジョヴァンニの回想」と並ぶリストの最高傑作の1つ。
2つの大規模な作品、すなわちリスト編曲のベッリーニのオペラとバルトークの管弦楽曲がどのようにピアノ独奏で繰り広げられ新たな解釈を施されたのか、原曲との聴き比べも楽しみなポイントと言えるでしょう。
優れた音楽的表現力とテクニック、構成力を兼ね備えた2002年生まれのキム・ソンヒョンは、2023年のイサン・ユン国際音楽コンクールにおいて第2位/準優勝と併せて最も才能のある若い韓国人参加者に授与される「パク・ソンヨン英才特別賞」及び観客が直接投票で決める「ユネスコ音楽創造都市特別賞」(観客賞)の3つの賞を同時に受賞し、次世代ピアニストの登場を強烈にアピールしています。
またイサン・ユン国際コンクールに先立ち第12回新韓音楽賞では審査員満場一致で「ピアノ部門大賞」を受賞し選考委員から激賞されるなど、世界へと羽ばたくであろうニュースターの勢いは増すばかり。
韓国の俊英キム・ソンヒョンがピアノで繰り広げる「オケコン」と「ノルマ」。ご期待ください!

Spectrum Sound
CDSMBA-153(1CD)
リヒテル〜1985年8月6日ラ・ロック・ダンテロン初出ライヴ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第2番(旧11番)変ロ長調
ウェーベルン:変奏曲
ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第2番
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34〜第6番ロ短調/第12番嬰ト短調/第23番ヘ長調
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1985年8月6日/ラ・ロック・ダンテロン音楽祭フロラン城公園(ステレオ・ライヴ)
1981年から続くラ・ロック・ダンテロン音楽祭は、世界中の大ピアニストたちが参加するイベントで、リヒテルもたびたび登場しました。そのなかで1985年8 月6日にフロラン城公園で行われたコンサートのライヴ。INA(フランス国立視聴覚研究所)所蔵注目の初出音源によります。プロコフィエフのピアノ・ソナタ第6 番以外はリヒテルのディコグラフィ的に珍しく非常に貴重で、このような宝が日の目を見ることは大歓迎と申せましょう。
ヒンデミットのピアノ・ソナタ第2番とショスタコーヴィチの前奏曲からの3篇は1985年に数回披露していて、前者はDoremi盤のモスクワ・ライヴがリリース されていますが、今回はラジオ・フランス録音で期待が高まります。さりげなく弾かれたショスタコーヴィチが絶品。無限の深みを感じさせます。ウェーベルンの変 奏曲も少ない音ひとつひとつが色とニュアンスに満ちていて引き込まれ、さすがリヒテルと溜飲が下がることの連続です。
プロコフィエフのピアノ・ソナタ第6番は、リヒテルが1940年11月にモスクワで公開初演を担った記念すべき作品。放送初演はプロコフィエフ自身が行ってい ましたが、リヒテルのピアノを聴いたプロコフィエフたっての希望で行い大成功を収めました。十八番の曲でもあり、ここでは円熟の至芸を示し、深い音楽性で感動 させられます。 (Ki)
Spectrum Sound
CDSMBA-154(2CD)
ミケランジェリ-〜ライヴ・アット・サル・プレイエル1978
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
(3)ブラームス:4つのバラード集 Op.10
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)

ライヴ録音:1978年11月11日/サル・プレイエル、(ステレオ)
ペクトラム・サウンド好評のフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源を用いた復刻シリーズ。当アルバムはミケランジェリが1978年11月11日、パリの サル・プレイエルで行ったリサイタルを収めた正規初出音源!ミケランジェリが愛奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番と第11番、そしてブラームスの4つ のバラードです。
自身のレパートリーに徹底的なこだわりをもち、高みを目指し、完璧な演奏を披露してきたミケランジェリ。なかでもベートーヴェンの初期作品第3番と第11番 は幾度となく演奏会でとりあげてきた十八番ですが、毎回異なる閃きと色彩感は流石ミケランジェリと言えます。後半のブラームスもやはり得意のレパートリー。同 曲は1981年2月にDGに録音しておりますが、このライヴでは曲ごとに表情を変え、色彩感豊かに演奏。演奏後の聴衆の熱気も伝わる一夜のライヴ、ご堪能くだ さい!

CLAVES
50-3101(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
■CD1
ペトル・スカルカによる即興演奏
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009
ビーバー:パッサカリア〜「ロザリオのソナタ」(スカルカ編曲によるチェロ版)
■CD2
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012
ペトル・スカルカ(Vc)

バロック・チェロ:ダリボル・ブジルスキー製作(2018年 Op.224)
【ジュゼッペ・グァルネリ“フィリウス・アンドレア”(1700年頃)のコピー】
バロック弓:ファウスト・カンゲロージ製作【製作者不明(18世紀中頃)のコピー】

録音:2020年6月&8月/ヴァリ(チェコ)
カフェ・ツィンマーマンとのC.P.E.バッハ録音でも知られる古楽界のチェロ奏者、ペトル・スカルカ。コロナ禍に母国チェコで挑んだバッハの無伴奏チェロ 組曲全曲がリリースされます。
プラハに生まれのスカルカはピルゼン音楽院でチェロを学び、その才能はすぐに開花。国内でのコンクールで優秀な成績を収め、その後、古楽と歴史的な演奏法 に興味を持ち、次第に古楽へと傾倒しました。バーゼル・スコラ・カントルムでバロック・チェロと室内楽を学び、名チェリストにして名教師のクリストフ・コワンに 師事。古楽の学位を取得しています。現在、ソリストとして活躍するほか、母校で後進の育成にも力を注いでおります。
パンデミックで世界が一変した2020年。スカルカは演奏家として自問自答する中、バッハの録音を決意。長年の研究成果といえる当演奏。1分ほどのスカルカ の即興演奏にはじまり、組曲第1番の前奏曲が奏でられます。決して音楽が重くなり過ぎず、表情豊かな当演奏は新鮮な息吹を感じる名演。使用楽器と弓はとも にコピーながら現代の名巧が製作した古楽器でクリアな音が魅力です。また組曲第3番と第4番の間にはビーバーの「ロザリオのソナタ」からパッサカリアを演奏。 こちらも注目です。 (Ki)

アクースティカ
PPCA-625(2CD)
税込定価
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 橋望(P)

録音:2023年1月25-27日、相模湖交流センター
ピアノ:ベーゼンドルファー、モデル275、38:37+43:59
バッハ演奏をライフワークとする高橋望、ゴルトベルク変奏曲(2015年ライブ録音)、平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲、パルティータ・アルバム(第1,2,4番)」に続く第4弾としてゴルトベルク変奏曲を再録音しました。前回はライヴ録音ということで即興性にとんだ演奏が聴けましたが、今回は3日間の時間をかけ、万全の体制でこれまでの演奏経験を活かした集大成として完成度の高い演奏が展開されています。そこには自然体で柔軟な躍動感に満ちたもので、作曲家への畏敬の念に溢れ、その清々しい音色と軽やかな表現は、バッハ音楽に新鮮な躍動感を与えています。ライブ録音とはひと味違ったより完成度の高い演奏をお楽しみいただけます。
■橋望(ピアノ)
埼玉県秩父市出身。園田高弘賞ピアノコンクール、ジーノ・ガンドルフィ国際ピアノコンクール(パルマ)で入賞。ドレスデン国立音楽大学でペーター・レーゼルに師事し国家演奏家資格を得て、同大学院マイスタークラス修了。バッハのゴルトベルク変奏曲をライフワークとし、同曲のリサイタルを毎年行う。2015年の演奏がライヴ録音されCD(PPCA620)として発売された。それに続く第2弾「平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲」(YSL001)、第3弾「パルティータアルバム」(PPCA624)とともに、各音楽雑誌で絶賛された。NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-Eテレ「らららクラシック」などにも出演していた。

Goodies
78CDR-3930(1CDR)
シューマン:子供の情景 作品15 マリラ・ジョナス(P)

米 COLUMBIA72498/9C
1947年9月30日ニューヨーク録音
マリラ・ジョナス(1911-1959)はポーランドのワルシャワ生まれ。9歳の時ワル シャワでデビューし、大ピアニスト、パデレフスキの弟子になった。1922年に国 際ショパン賞、翌23年にはウィーンでベートーヴェン賞を受賞、1926年からヨ ーロッパ各地でリサイタルを開くようになった。しかし1939年にナチス・ドイツ のポーランド侵攻によって、強制収容所に収監されたが、数週間後に演奏を聴 いたことがあるドイツの高官の手助けを得て脱走、数カ月かけてベルリンのブ ラジル大使館まで約520キロメートルを徒歩で逃亡、リスボン経由でブラジルの リオ・デジャネイロへ亡命した。しかし同郷のアルトゥール・ルービンシュタ インが声をかけ、1946年2月25にニューヨークのカーネギー・ホールでアメリカ ・デビューして成功をおさめた。1946年にアメリカCOLUMBIAに録音を始めたが、 1959年に病気のため48歳で死去した。(グッディーズ)

ALBANY
TROY-1943(2CD)
フレデリック・ジェフスキー(1938-2021):ピアノ作品集
4つのピアノのための小品
「スクエア」(全4曲)
ピアノのための小品第4番(別演奏)
ノース・アメリカン・バラード(全6曲)
マシュー・ワイスマン(P)

録音:2022年1月14日、2023年4月7日
2021年に亡くなったアメリカの特異な作曲家フレデリック・ジェフスキーのピアノ作品集。 ジェフスキーは代表作「不屈の民」変奏曲で日本でも広く知られているが、ここでは普段あ まり聴く機会の少ないピアノ作品が収められています。ジェフスキーは思想的に反体制、左翼 に属し、政治的メッセージをはっきり示した作品を数多く残した(前述の「不屈の民」変奏曲 はチリの革命歌に基づく変奏曲である)。このアルバムに収められた「ノース・アメリカン・バ ラード」も古いプロテスト・ソングや労働歌が変奏のテーマになっており、ジャズ、ミニマル、 ロック、即興的な要素が折衷されています。作曲者自身優れたピアニストであったため、いず れも超絶技巧を駆使した聴きごたえのある難曲揃い。ピアニストのマシュー・ワイスマンはア メリカの若き俊英で、ジェフスキーの不屈の精神を見事に体現した演奏を聴かせてくれます。
ALBANY
TROY-1952(1CD)
「ヴィブラント」〜カイラ・シェロン・ジャオ/ピアノ・リサイタル
ラフマニノフ:音の絵Op.33〜第8番ト短調、第9 番嬰ハ短調
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19
ラフマニノフ:6つの楽興の時Op.16〜第4番プレスト
 24の前奏曲Op.11〜第11番ロ長調
シューマン:謝肉祭Op.9
カイラ・シェロン・ジャオ(P)

録音:2023年8月マサチューセッツ
カイラ・シェロン・ジャオは中華系の若手ピアニスト。このディスクがまとまった形での初めてのアル バムとなります。ニューヨーク・コンサート・レビューでは「生まれついてのピアニスト」、サン・ファン・デイ リー・スターでは「魔法の手を持った無限の力を持つピアニスト」と大絶賛されています。ラフマニノフ、 スクリャービンとヴィルトゥオーゾ系の情熱的なピアノ曲とシューマンの抒情的な小品集「謝肉祭」を 丁寧なタッチと凛とした音の佇まいで弾き切り、大変好感が持てる。今後の活躍が期待できる新星 の登場。

TRITON
TRIHORT-577(1CD)
「夜の音楽」
(1)ホフマイヤー(b.1957):2つの誕生日の歌 Op.139
(2)ヴァン・ヴァイク:夜の音楽(7曲)
(3)ヴァン・ヴァイク:愛と見捨てられについて
(4)ホフマイヤー:風の中の歌 Op.216(5曲)
(5)ホフマイヤー:「センゼニ・ナ(私たちは何をしたのか)」に基づく幻想曲
マリカ・ホフマイヤー(P)
(1)(3)(4)ミネット・デュ・トワ=ピアース(Ms)

録音:2022-2023年 フランス グラース
南アフリカの2人の作曲家、アーノルド・ヴァン・ヴァイクとヘンドリク・ホフマイヤー (1957-)の歌曲とピアノ曲のCD。南アフリカは、まずオランダ、次いで英国の植民地になった歴史 から、西洋音楽の伝統が深く、どちらの作曲家の作品も歌詞が南アフリカのアフリカーンス語という 他はほとんど完全に近代西洋音楽になっています。その中にあって、「センゼニ・ナ(私たちは何をし たのか)」は南アフリカの反アパルトヘイトの民謡。

シルフィード・レコーズ
D00EM-08313(1CD)
税込定価
「Taichi Fukazawa」
セルジオ・アサド:エリの肖像
フェルナンド・ソル:第2幻想曲Op.4
アレクサンデル・タンスマン:カヴァティーナ組曲
タレガ:アルハンブラの思い出
コンスタンティン・ヴァシリエフ(b.1970):三つの森の絵
ハロルド・アーレン(ローラン・ディアンス編)):虹の彼方に
深澤太一(G)

録音:2023年5月29-30神奈川アート・ホール
■深澤太一(Taichi Fukazawa)
1991年、静岡生まれ。静岡県立静岡東高等学校マンドリン部でクラシックギターと出会う。京都産業大学に入学後、竹 内茂夫教授の古楽ゼミを受講し楽典を学ぶ。これまでに柴田杏里、藤井敬吾、益田展行、松尾俊介の各氏に師事。ウィ ーン(オーストリア)、エッセン(ドイツ)の講習会に参加し、研鑽を積む。ローマン・ヴィアゾフスキ、ガブリエル・ビアンコ、リ カルド・ガレン、パブロ・ガリバイ、マルシン・ディラなど著名ギタリストのマスタークラスを受講。第41 回ギター音楽大賞第 一位、第24回名古屋ギターコンクール第三位(邦人最高位)、第10 回イーストエンド国際ギターコンクール第一位を受 賞。静岡高校、京都産業大学のギター部外部講師を務めながら、地域のための小さなコンサートを催すなど、アウトリー チの仕事に力を入れています。マンドリニストの間宮匠、ポピュラー作曲家兼ボーカリストの大濱健悟らと継続的にコンサー トを行い、クラシックギター奏者の新しい可能性を幅広く探求しています。

Cobra Records
COBRA-0091(1CD)
即興演奏
シューベルト:4つの即興曲 D 899Op.90
フーガ ニ短調 D24c
フーガ ハ長調 D24a
4つの即興曲 D935Op.142
スーアン・チャイ(フォルテピアノ/ミヒャエル・ローゼンベルガー製、ウィーン、1820年頃)

録音:2023年3月28日-30日
オランダに拠点を置き、モダン・ピアノとフォルテピアノ両方の名手であり、ソリストとして、また室内楽奏者として活躍するスーアン・チャイ。このアルバムではフォルテピアノを操り、作曲当初は難解とされた「即興曲」をフォルテピアノで演奏しています。彼女は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタで佐藤俊介と共演、またラ・フォル・ジュルネにも出演し、日本でもなじみ深いアーティストです。ヨーロッパの批評家からその演奏は、「感受性が豊かでコミュニケーション力が高く、温もりのある感情に満ちています。」と絶賛されています。
シューベルトの「即興曲」は決して癖がない作品ではありませんが、曲間に2つの「フーガ」を収録したことが良いアクセントとなって聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。

Hyperion
CDA-68308(1CD)
ニュー・ピアノ・ワークス〜アムラン:自作自演集
マルク=アンドレ・アムラン(b.1961):パガニーニの主題による変奏曲/チョコレートについてのわが感想/古風な組曲/舟歌/ベートーヴェンの主題によるディアベリ変奏曲/パヴァーヌ・ヴァリエ/シャコンヌ/「ローラ」による瞑想曲/「武装した人」によるトッカータ
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2023年1月13日&14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionデビュー30周年記念盤は、超大作、「短調による12の練習曲」の全曲録音に続く自作自演集の第2弾!
Hyperion Recordsの専属アーティストとして、これまでに独奏、オーケストラ、室内楽と幅広いジャンルのアルバムを70点以上レコーディングしてきたアムラン。Hyperionでのデビュー30周年記念となる本アルバムでは、不協和音を見事に取り入れた独自の解釈と、ラフマニノフ、アルカンなどを思い起こさせる「パガニーニの主題による変奏曲」から、往年のヒット曲「ローラ」(映画「ローラ殺人事件」より)による音楽、2017年の第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの委嘱による新作課題曲として作曲された「武装した人」によるトッカータ(ロム・アルメによるトッカータ)まで、今日、最も複雑な音楽的思考の持ち主の一人であるピアノの超人が、またひとつ人間の限界への扉を開きます。

Hunnia Records
HRCD-2309(1CD)
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 ダーヴィド・バール(P)

録音(ライヴ):2023年6月17日、ハンニア・レコーズ・スタジオ(ハンガリー)
同Hunnia Recordsから先般リリースされた「大演奏会用独奏曲」(HRCD-2231)にも一部含まれていたドビュッシーの前奏曲集第2巻を全曲演奏しています。
ダーヴィド・バールはリスト・フェレンツ音楽大学の博士課程を修了し、同大学で教鞭をとりつつピアニストとして活動。2010年の仙台国際音楽コンクールでの聴衆賞受賞をはじめ多くのコンクールで入賞しています。これまで日本を含むおよそ30ヶ国で演奏経験を重ねており、ハンガリー国内においてもブダペスト祝祭Oやハンガリー国立フィルといった主要なオーケストラと定期的に共演しています。
Hunnia Records
HRCD-1912(1CD)
悲しみと慰めの歌〜リスト:後期ピアノ小品集
リスト:メフィスト・ワルツ第3番(1883)/即興曲(1877)/聖ドロテア(1877)/眠られぬ夜, 問いと答え(1883)/メフィスト・ワルツ第4番(1885)/諦め(1877)/チャールダーシュ(1884)/チャールダーシュ・オプスティネ(1884)/忘れられたロマンス(1880)/忘れられたワルツ(1883-84)/暗い雲(1881)/ため息(1879)/無調のバガテル(1885)/プレーナルボンヌ夫人の回転木馬(1875-81?)/哀れならずや, ハンガリーの旋法で(1872)/子守歌(1880)/凶星!(1886)/夢のなかに(1885)/心を高めよ(1877)
ラースロー・ボルベーイ(P)

録音:2017年4月3日-4日(ハンガリー)
フランツ・リスト後期のピアノ小品が映し出す私たちの内面や独自の静寂をHunnia Recordsの誇る高音質でリアルに収録。作品同士が相互作用を引き起こすように綿密に練られたプログラム構成にもこだわりを感じます。リストと同じハンガリー生まれのピアニスト、ラースロー・ボルベーイはリスト・バルトーク国際ピアノコンクールで第2位に入賞した経歴も持つ、若くして成熟したピアニストです。

Danacord
DACOCD-973(2CD)
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.1
エミール・グリューステン(P)

録音:2023年4月3日-5日&7月24日-26日、王立デンマーク音楽アカデミー メイン・コンサートホール(コペンハーゲン)
グリーグの『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』(DACOC-D- 964)をベネディクテ・ダムゴーと共演したエミール・グリューステンのベートーヴェンがリリースされます。ベートーヴェンのピアノ音楽は、グリューステンが8歳か9歳の時に「エリーゼのために」に初挑戦して以来、「とても親しい友人」として「日常生活の楽しい時間」を分かち合ってきたというレパートリーです。
後期のソナタを録音するこのプロジェクトは、COVID-19 のパンデミックによって「日常生活が中断され、ありあまるほどの自由時間を手に入れたこと」がきっかけで始まりました。楽しい時間という以上にベートーヴェンと真剣に向き合うこと。イ長調、ホ長調、変イ長調の3曲は、グリューステンがレパートリーとしていた作品。「ハンマークラヴィーア・ソナタ」と呼ばれる「巨大で、見たところ演奏不能な」変ロ長調と「32曲の中でもっとも霊的で神秘的な」ハ短調は、彼が初めて挑戦する作品です。5曲すべて、新たなアプローチで解釈と演奏を練り、独自の「ベートーヴェン」を探っていきます。アカデミーで音楽理論を教える同僚のトマス・ソーラクが協力して、2020年、「ベートーヴェン再構築」のプロジェクトが始まりました。録音セッションは、プロジェクトのスタートから2年あまり経った2023年に行われました。アカデミーの1930年代後期に作られたコンサートホールで復活祭週間の4月に Op.101とOp.106、夏季休暇の期間に Op.109 から Op.111までの3曲が録音されました。グリーグのアルバムと同じ、コペンハーゲン在住の若いサウンドエンジニア、フェデリーコ・マッティオリが制作と録音エンジニアリングを担当。グリューステンがライナーノーツを執筆しました。古典から現代までさまざまな様式を俯瞰しつつ有機的な一貫性を重視して構築されたベートーヴェンです。

RUBICON
RCD-1112(1CD)
イン・ブルー
アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960):ビフォア・スリープ・アンド・ドリームズ
ジュリア・ペリー:プレリュード(1924-1979)
ガーシュウィン(198-1937):3つのプレリュード
アンドルー・アームストロング(b.1974):シー・フェル・フォー・ア・フライフィッシャー
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):スリー・ヴィジョンズ
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(作曲者編曲ソロ・ピアノ版
アンドルー・アームストロング(P)

録音:2022年8月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスの長年のデュオ・パートナーとして、グラモフォン賞やジュノー賞にノミネートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集を含む多くのアルバムで共演してきたアメリカの名ピアニスト、アンドルー・アームストロングのソロ・アルバムが、イギリスのRubiconからリリース!
2024年に作曲&初演100周年となる『ラプソディ・イン・ブルー』のソロ・ピアノ版を中心に、ガーシュウィンの名曲、エーネスとの共演盤(ONYX-4189)でグラミー賞を受賞したアーロン・ジェイ・カーニスやアフリカ系アメリカ人作曲家のジュリア・ペリーとウィリアム・グラント・スティル、そしてアンドルー・アームストロング自身の作品も含めた現代アメリカのピアノ音楽の魅力的なリサイタル・プログラムです。

Musikmuseum
MMCD-13034(1CD)
サイコグラム〜シューマン:ピアノ作品集
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
トッカータ ハ長調 Op.7
幻想小曲集 Op.12
アンネッテ・ザイラー(P)

録音:2017年8月28日ー31日
ソリストおよび伴奏者として国際的に活躍するピアニスト、アンネッテ・ザイラー。高い評価を得たメンデルスゾーンに続く録音は、シューマンのピアノ作品集。
本アルバムでは、チロル州立博物館が所蔵する、ウィーンの重要なピアノ製作者コンラート・グラーフによる保存状態の極めて良い壮麗な1835年頃製のフォルテピアノを使用。歴史的ピアノの色彩感溢れるサウンドが、これらの古典的なピアノ作品が持つ様々な側面を最大限に引き出しています。インスブルックのグランドピアノは、コンラート・グラーフが1838年にウィーンに客演したクララ・ヴィークに贈ったピアノの姉妹品です。
Musikmuseum
MMCD-13044(3CD)
未来音楽〜シューベルト:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第18番ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第19番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第20番変ロ長調 D960
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2019年5月6日-9日、インスブルック
キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど、様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきたドイツのピリオド鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。
このアルバムでは、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な歴史的楽器、コンラート・グラーフ(1835年頃ウィーン製/製造番号2003)を使用し、シューベルトが最後に作曲した3つのピアノ・ソナタ(第18番〜第20番)を演奏。非常に良いコンディションで保存されていたというグラーフのオリジナル・ピアノで、シューベルトが到達した「未来音楽(Zukunftsmusik)」を描きます。

Cobra Records
COBRA-0091(1CD)
即興演奏
シューベルト:4つの即興曲 D 899Op.90
フーガ ニ短調 D24c
フーガ ハ長調 D24a
4つの即興曲 D935Op.142
スーアン・チャイ(フォルテピアノ/ミヒャエル・ローゼンベルガー製、ウィーン、1820年頃)

録音:2023年3月28日-30日
オランダに拠点を置き、モダン・ピアノとフォルテピアノ両方の名手であり、ソリストとして、また室内楽奏者として活躍するスーアン・チャイ。このアルバムではフォルテピアノを操り、作曲当初は難解とされた「即興曲」をフォルテピアノで演奏しています。彼女は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタで佐藤俊介と共演、またラ・フォル・ジュルネにも出演し、日本でもなじみ深いアーティストです。ヨーロッパの批評家からその演奏は、「感受性が豊かでコミュニケーション力が高く、温もりのある感情に満ちています。」と絶賛されています。
シューベルトの「即興曲」は決して癖がない作品ではありませんが、曲間に2つの「フーガ」を収録したことが良いアクセントとなって聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。

Hyperion
CDA-68308(1CD)
ニュー・ピアノ・ワークス〜アムラン:自作自演集
マルク=アンドレ・アムラン(b.1961):パガニーニの主題による変奏曲/チョコレートについてのわが感想/古風な組曲/舟歌/ベートーヴェンの主題によるディアベリ変奏曲/パヴァーヌ・ヴァリエ/シャコンヌ/「ローラ」による瞑想曲/「武装した人」によるトッカータ
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2023年1月13日&14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionデビュー30周年記念盤は、超大作、「短調による12の練習曲」の全曲録音に続く自作自演集の第2弾!
Hyperion Recordsの専属アーティストとして、これまでに独奏、オーケストラ、室内楽と幅広いジャンルのアルバムを70点以上レコーディングしてきたアムラン。Hyperionでのデビュー30周年記念となる本アルバムでは、不協和音を見事に取り入れた独自の解釈と、ラフマニノフ、アルカンなどを思い起こさせる「パガニーニの主題による変奏曲」から、往年のヒット曲「ローラ」(映画「ローラ殺人事件」より)による音楽、2017年の第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの委嘱による新作課題曲として作曲された「武装した人」によるトッカータ(ロム・アルメによるトッカータ)まで、今日、最も複雑な音楽的思考の持ち主の一人であるピアノの超人が、またひとつ人間の限界への扉を開きます。

Hunnia Records
HRCD-2309(1CD)
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 ダーヴィド・バール(P)

録音(ライヴ):2023年6月17日、ハンニア・レコーズ・スタジオ(ハンガリー)
同Hunnia Recordsから先般リリースされた「大演奏会用独奏曲」(HRCD-2231)にも一部含まれていたドビュッシーの前奏曲集第2巻を全曲演奏しています。
ダーヴィド・バールはリスト・フェレンツ音楽大学の博士課程を修了し、同大学で教鞭をとりつつピアニストとして活動。2010年の仙台国際音楽コンクールでの聴衆賞受賞をはじめ多くのコンクールで入賞しています。これまで日本を含むおよそ30ヶ国で演奏経験を重ねており、ハンガリー国内においてもブダペスト祝祭Oやハンガリー国立フィルといった主要なオーケストラと定期的に共演しています。
Hunnia Records
HRCD-1912(1CD)
悲しみと慰めの歌〜リスト:後期ピアノ小品集
リスト:メフィスト・ワルツ第3番(1883)/即興曲(1877)/聖ドロテア(1877)/眠られぬ夜, 問いと答え(1883)/メフィスト・ワルツ第4番(1885)/諦め(1877)/チャールダーシュ(1884)/チャールダーシュ・オプスティネ(1884)/忘れられたロマンス(1880)/忘れられたワルツ(1883-84)/暗い雲(1881)/ため息(1879)/無調のバガテル(1885)/プレーナルボンヌ夫人の回転木馬(1875-81?)/哀れならずや, ハンガリーの旋法で(1872)/子守歌(1880)/凶星!(1886)/夢のなかに(1885)/心を高めよ(1877)
ラースロー・ボルベーイ(P)

録音:2017年4月3日-4日(ハンガリー)
フランツ・リスト後期のピアノ小品が映し出す私たちの内面や独自の静寂をHunnia Recordsの誇る高音質でリアルに収録。作品同士が相互作用を引き起こすように綿密に練られたプログラム構成にもこだわりを感じます。リストと同じハンガリー生まれのピアニスト、ラースロー・ボルベーイはリスト・バルトーク国際ピアノコンクールで第2位に入賞した経歴も持つ、若くして成熟したピアニストです。

Danacord
DACOCD-973(2CD)
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.1
エミール・グリューステン(P)

録音:2023年4月3日-5日&7月24日-26日、王立デンマーク音楽アカデミー メイン・コンサートホール(コペンハーゲン)
グリーグの『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』(DACOC-D- 964)をベネディクテ・ダムゴーと共演したエミール・グリューステンのベートーヴェンがリリースされます。ベートーヴェンのピアノ音楽は、グリューステンが8歳か9歳の時に「エリーゼのために」に初挑戦して以来、「とても親しい友人」として「日常生活の楽しい時間」を分かち合ってきたというレパートリーです。
後期のソナタを録音するこのプロジェクトは、COVID-19 のパンデミックによって「日常生活が中断され、ありあまるほどの自由時間を手に入れたこと」がきっかけで始まりました。楽しい時間という以上にベートーヴェンと真剣に向き合うこと。イ長調、ホ長調、変イ長調の3曲は、グリューステンがレパートリーとしていた作品。「ハンマークラヴィーア・ソナタ」と呼ばれる「巨大で、見たところ演奏不能な」変ロ長調と「32曲の中でもっとも霊的で神秘的な」ハ短調は、彼が初めて挑戦する作品です。5曲すべて、新たなアプローチで解釈と演奏を練り、独自の「ベートーヴェン」を探っていきます。アカデミーで音楽理論を教える同僚のトマス・ソーラクが協力して、2020年、「ベートーヴェン再構築」のプロジェクトが始まりました。録音セッションは、プロジェクトのスタートから2年あまり経った2023年に行われました。アカデミーの1930年代後期に作られたコンサートホールで復活祭週間の4月に Op.101とOp.106、夏季休暇の期間に Op.109 から Op.111までの3曲が録音されました。グリーグのアルバムと同じ、コペンハーゲン在住の若いサウンドエンジニア、フェデリーコ・マッティオリが制作と録音エンジニアリングを担当。グリューステンがライナーノーツを執筆しました。古典から現代までさまざまな様式を俯瞰しつつ有機的な一貫性を重視して構築されたベートーヴェンです。

RUBICON
RCD-1112(1CD)
イン・ブルー
アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960):ビフォア・スリープ・アンド・ドリームズ
ジュリア・ペリー:プレリュード(1924-1979)
ガーシュウィン(198-1937):3つのプレリュード
アンドルー・アームストロング(b.1974):シー・フェル・フォー・ア・フライフィッシャー
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):スリー・ヴィジョンズ
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(作曲者編曲ソロ・ピアノ版
アンドルー・アームストロング(P)

録音:2022年8月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスの長年のデュオ・パートナーとして、グラモフォン賞やジュノー賞にノミネートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集を含む多くのアルバムで共演してきたアメリカの名ピアニスト、アンドルー・アームストロングのソロ・アルバムが、イギリスのRubiconからリリース!
2024年に作曲&初演100周年となる『ラプソディ・イン・ブルー』のソロ・ピアノ版を中心に、ガーシュウィンの名曲、エーネスとの共演盤(ONYX-4189)でグラミー賞を受賞したアーロン・ジェイ・カーニスやアフリカ系アメリカ人作曲家のジュリア・ペリーとウィリアム・グラント・スティル、そしてアンドルー・アームストロング自身の作品も含めた現代アメリカのピアノ音楽の魅力的なリサイタル・プログラムです。

Musikmuseum
MMCD-13034(1CD)
サイコグラム〜シューマン:ピアノ作品集
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
トッカータ ハ長調 Op.7
幻想小曲集 Op.12
アンネッテ・ザイラー(P)

録音:2017年8月28日ー31日
ソリストおよび伴奏者として国際的に活躍するピアニスト、アンネッテ・ザイラー。高い評価を得たメンデルスゾーンに続く録音は、シューマンのピアノ作品集。
本アルバムでは、チロル州立博物館が所蔵する、ウィーンの重要なピアノ製作者コンラート・グラーフによる保存状態の極めて良い壮麗な1835年頃製のフォルテピアノを使用。歴史的ピアノの色彩感溢れるサウンドが、これらの古典的なピアノ作品が持つ様々な側面を最大限に引き出しています。インスブルックのグランドピアノは、コンラート・グラーフが1838年にウィーンに客演したクララ・ヴィークに贈ったピアノの姉妹品です。
Musikmuseum
MMCD-13044(3CD)
未来音楽〜シューベルト:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第18番ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第19番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第20番変ロ長調 D960
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2019年5月6日-9日、インスブルック
キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど、様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきたドイツのピリオド鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。
このアルバムでは、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な歴史的楽器、コンラート・グラーフ(1835年頃ウィーン製/製造番号2003)を使用し、シューベルトが最後に作曲した3つのピアノ・ソナタ(第18番〜第20番)を演奏。非常に良いコンディションで保存されていたというグラーフのオリジナル・ピアノで、シューベルトが到達した「未来音楽(Zukunftsmusik)」を描きます。

SOMM
SOMMCD-0680(1CD)
NX-B07
自然との繋がり - 自然界からインスパイアされたピアノ曲集
シンディング:春のささやき Op. 32No.3
リスト:巡礼の年第1年 - ワレンシュタットの湖で
チャイコフスキー:四季 Op.37a- ひばりの歌
バルトーク:ミクロコスモス - 蠅の物語より
ドビュッシー(1861-1918):版画 - 雨の庭
リスト:巡礼の年第1年 - 泉のほとりで
 巡礼の年第1年 ? 夕立
バルトーク:戸外にて - 夜の音楽
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 -月の光
サン=サーンス:白鳥(ゴドフスキー編)
グリーグ:抒情小曲集 Op.43- 蝶々
 抒情小曲集 Op.43- 小鳥
ラヴェル:鏡 - 悲しげな鳥たち
リスト:巡礼の年第3年 - エステ荘の噴水
ラヴェル:水の戯れ
ラフマニノフ:リラの花 Op.21 No.5
ひなぎく Op.38No.3
チャイコフスキー:四季 Op.37a - 秋の歌
ドビュッシー:子供の領分 - 雪は踊っている
 喜びの島
グリーグ:抒情小曲集 Op.43- 春に寄す
レオン・マッコーリー(P)

録音:2023年4月15-16日
自然界からインスピレーションを得た様々なピアノ独奏曲を集めた1枚。 アルバムでは、シンディングの「春のささやき」からグリーグの「春に寄す」まで、ロマン派、印象派の9人の作曲家による作品を聴くことができます。 レオン・マッコーリーは、1993年ウィーン国際ベートーヴェンピアノコンクールで優勝し、同年リーズ国際ピアノ・コンクールでも第2位を獲得。現在まで世界中 で演奏しており、多くの聴衆を魅了する英国出身のピアニストです。これまでに、シューマン、ハイドン、バーバー作品の録音などで評価されており、このアルバ ムでも表現力豊かな演奏を繰り広げています。

FUGA LIBERA
FUG-823(1CD)
時につれ
ラモー:ト調の組曲 〜新クラヴサン組曲集
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
バッハ:フランス組曲 第3番ロ短調 BWV814
コンスタンチン・エメリャノフ(P/ベヒシュタイン・グランド・ピアノ D282)

録音:2023年6月29日-7月1日
 カザルス・フォーラム、クロンベルク、ドイツ
2019年のチャイコフスキー国際コンクールで第3位に入賞したコンスタンチン・エメリャノフによるFUGA LIBERA第2弾アルバム。有名な「未 開人」を含むラモーの組曲とバッハ「フランス組曲」というバロック時代の2つの組曲で、ラフマニノフによるバロック作品が元になった変奏曲を挟 むというプログラムとなっています。高い技術力に裏打ちされた端正なタッチと個性あふれる音楽性で、聴く者を引き込んでやまない魅力的な アルバムです。

ARCANA
A-558(1CD)
ベートーヴェン:ロンド ハ長調 Op.51-1(1796-97)
ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3(1797-98)
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調 Op.13「悲愴」(1798-99)
ピアノ・ソナタ 第12番変イ長調 Op.26(1800-01)
ジャンルカ・カシオーリ(フォルテピアノ)
※使用楽器:ウィーンのヴァルター&ゾーン1805年頃製作モデルに基づくディヴィショフ(チェコ)のポール・マクナルティ2009年製作の再現楽器(音域FF-c4)

録音:2022年5月25-31日パチェット・トリネーゼ(イタリア北西部ピエモンテ地方トリノ県)
1990年代半ば巨匠ポリーニに才能を見出され、DGやDECCAなどでの録音で注目されてきたジャンルカ・カシオーリ。現代作曲家として古 典的な曲種のピアノ音楽も作曲する一方、演奏家としての幅広い関心は古楽器にも及び、来日公演や近年の録音ではヴァイオリンの庄 司紗矢香とモーツァルトのソナタ群を、かの天才作曲家が晩年に弾いていた楽器に近いモデルのフォルテピアノで演奏し話題を呼んでいま す。そこで用いられたウィーンのヴァルター工房1805年モデルに基づくフォルテピアノを再現したのは、アレクセイ・リュビモフやロナルド・ブラウティ ハムら古楽器演奏に長じたプレイヤーたちからの信頼も厚い名工ポール・マクナルティ。今回は同じ楽器を用い、モーツァルトの少し後に同じ ウィーンで活躍したベートーヴェン初期の傑作群に迫ります。収録曲はどれも、作曲家が1803年にパリのエラール社製の楽器を知る前の作 品ばかり。適切な楽器の選択もさることながら、現代楽器での豊かな演奏経験に裏打ちされた音楽性は、古楽器の響きの特徴を活かして 作品本来の姿へと迫る上でもブレのない濃やかな音色表現で耳を惹きます。ライナーノートに寄せられたカシオーリへのインタビュー(伊語、 英語、仏語)でも明敏な洞察が随所に見られ、その誠実な解釈姿勢がよく伝わってきます。
ARCANA
A-557(2CD)
NX-D09
バッハ:6つのパルティータ BWV825-830 ジュリア・ヌーティ(Cemb)
※使用楽器:パリのアンリ・エムシュ1751年製作モデルに基づくブレーメンのクリスティアン・クールマン2016年製作の再現楽器

録音:2021年11月4-7日、ゼンデザール、ブレーメン
Deutsche Harmonia MundiとARCANAにそれぞれ録音したフランス音楽アルバムが高い評価を博す一方、イタリア・バロックの通奏低 音奏法についての著書もある古楽鍵盤奏者ジュリア・ヌーティ。ロンドン王立音楽大学(RCM)で研鑽を重ね、ヴィクトリア&アルバート美術 館の協力演奏家として意欲的な活動を続けた後は故郷イタリアの最前線をゆくイル・ポモ・ドーロやモード・アンティクオ、ナタリー・シュトゥッツ マンの古楽器楽団オルフェオ55などでも実績をあげてきた実力派です。バッハ作品への深い理解はキアラ・ザニシと共にARCANAで録音し たヴァイオリンと鍵盤のためのソナタ集(A426)でも示されましたが、今回はライプツィヒ市の音楽監督となったバッハが自身の鍵盤技法の集 大成を試み自費出版を始めた『鍵盤練習曲集』の最初の結実である6つのパルティータを全曲録音。瑞々しいタッチで力むことなく、しかし 音楽の特質を隅々まで捉えた精緻な解釈で紡ぎ出される演奏は実に新鮮でありながら豊かな含蓄も感じさせ、バッハの世界に深く分け入 る喜びを改めて強く喚起してくれます。使用楽器はバッハと同時代を生きたパリの名工エムシュによる1751年製作楽器に基づく精巧な再 現。エムシュの師はテレマンの友人でもあったハノーファーの鍵盤製作家アントン・ファーター(1715年に工房を開いたパリでの仏語名はアント ワーヌ・ヴァテール)で、モデルとなった楽器はパリで作られながらファーター流の伝統に従っており、二段鍵盤を使うドイツ音楽の演奏に選ばれ ることも多い銘器(Hitasuraレーベルのフレデリク・ハースもバッハ録音で愛用しています)。古楽器録音に通じたARCANAならではの、くっき りとした音像と残響のバランスが心地よい自然なエンジニアリングも嬉しいところです。

Dynamic
CDS-7990(1CD)
NX-B06
ステファノ・ゴリネッリ(1818-1891):2つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第2番「大ソナタ」 Op.53
ソナタ第1番Op.30
ロレダーナ・ブリガンディ(P)

録音:2023年5月17日
ステファノ・ゴリネッリは、ボローニャ出身のピアニスト・作曲家。ボネデット・ドネッリにピアノ、ニコラ・ヴァッカイに作曲を 師事したのち、1840年にはロッシーニの勧めで、ボローニャ音楽学校の教授になり1870年までその職にありまし た。ピアニストとしても広く活躍しましたが、今日、その名前はほとんど忘れられてしまいました。 このアルバムには彼が残した5曲のソナタの中から2曲を収録。初期の作品である第1番は古典的な作品。第1 楽章の冒頭からはシューマンの影響も感じられます。第2番のソナタはリストのライヴァルと目されたジギスムント・ タールベルクに捧げられたもので、技巧的、かつショパンを思わせる抒情的な場面も用意された規模の大きな作 品。溢れだすかのような豊かな旋律美が魅力です。ロレダーナ・ブリガンディはサンタ・チェチーリア音楽院で学んだ ピアニスト。これまでにモシェレスやクーラウなど、古典派作品の録音で高く評価されています。

ONDINE
ODE-1446(2CD)
NX-C07
バッハ:6つのヴァイオリン・ソナタ
ソナタ ロ短調 BWV1014
ソナタ イ長調 BWV1015
ソナタ ホ長調 BWV1016
ソナタ ハ短調 BWV1017
ソナタ ヘ短調 BWV1018
ソナタ ト長調 BWV1019
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(バロック・ヴァイオリン)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ロジェリ1691年製作のオリジナル
トゥイヤ・ハッキラ(フォルテピアノ)
ゴットフリート・ジルバーマン1747年製作のモデルによる、アンドレア・レステッリ(ミラノ)によるレプリカ

録音:2022年4月
バッハの6つのヴァイオリン・ソナタは1720年前後に成立したとされていますが、晩年の1740年代にいたるまで改訂が続けられていたようです。1774年に彼 の息子 C.P.E.バッハが史上最初のバッハ伝の作者フォルケルに送った包みには、伝記的資料と共にこのソナタ集の楽譜の写しが含ま れており、同封された手紙には「作曲から50年を経た今でも立派に響くので、私は楽しんでいます」と書かれていました。このソナタはバッハによってチェンバロ が指定されていますが、ここでは晩年のバッハとC.P.E.バッハが共に愛したジルバーマンのフォルテピアノをモデルとした楽器を使い、彼らが弾き、聴いたかもし れない響きを奏でています。 ヴァイオリンのカーキネン=ピルクは、ルーシー・ファン・ダールらにバロック・ヴァイオリンを学び、ブリュッヘン、クイケン、モルテンセン、ヘレヴェッヘらのオーケストラで 演奏してきました。ハッキラはFinlandiaレーベルのモーツァルト:ピアノ・ソナタ集をはじめ、時代楽器による古典派からロマン派音楽の録音も多くあります。 ヴァイオリンの美しい音色と自然なフレージング、フォルテピアノによる柔らかく深い響き。この名曲に注目すべき録音が生まれました。

Grand Piano
GP-863(1CD)
NX-B03
ニッコロ・カスティリョーニ(1932-1996):ピアノ作品全集 第2集
5つのイノディ(1953)…世界初録音
3つの練習曲(1954)…世界初録音
動の開始(1958)
カンジャンティ(1959)
3つの小品(1978)
優しき慰め -6つの宗教的な歌(1984)
He(1990)
アルド・オルヴィエート(P…Fazioli F278)

録音:2023年2月10日、2023年2月12日、2023年2月13日、2023年2月14日
20世紀後半のイタリアで活躍した作曲家ニッコロ・カスティリョーニ のピアノ曲集、2022年に発売されてアメリカン・レコード・ガイド誌で高く評価された第1集 (GP862)の続編が登場。1950年代から1990年にかけて作曲された作品を収録しています。7つの音で構成された低音の旋律が持続する「オスティナー ト」や聖木曜日の祈りで歌われる讃美歌をモティーフとした「讃歌」でのスタイルから一転、その1年後に書かれた「3つの練習曲」ではデビュー当時の新古典 主義の作曲家というイメージを払拭する12音技法が用いられています。1958年の「運動の開始」はダルムシュタット夏季現代音楽講習会での名刺代わり となった作品。その翌年の「カンジャンティ(絶え間ない変化の意味)」も同じくダルムシュタットのための作品です。そのほぼ20年後の「3つの小品」では作風が すっかり変化し、晩年の特徴である「禁欲的ともいえるシンプルさ」が見て取れます。円熟期の代表作の一つ「優しき慰め」では時折抒情的な響きも現れ、 1990年の「He」では更に切り詰められた音楽となり、後半ではE音とF音の隣接したモティーフがなんと100回以上繰り返して演奏されて呪術的な効果を 生み出しています。演奏は第1集と 同じくイタリア出身のアルド・オルヴィエートが担当。
Grand Piano
GP-945(1CD)
NX-B06
アルメニアの秘密〜カラ=ムルザ、コルガノフ、メリキアン:ピアノ作品集
クリスタポル・カラ=ムルザ(1853-1902):アルメニア民謡によるポプリ Op. 11(1885)
カラ=ムルザ:葬送行進曲(1890)
ゲナーリ・コルガノフ(1858-1890):バヤティ(1887)
コルガノフ:アルメニア狂詩曲 Op.15(1892)
ロマノス・メリキアン(1883-1935):エメラルド(1918)(V. サルグシャンによるピアノ編2019)…世界初録音
メリキアン:ヒースローズ(1912)
(V.サルグシャンによるピアノ編2020)…世界初録音
 秋の歌(1912)(V.サルグシャンによるピアノ編 2020)…世界初録音
 赤髪の花嫁(1913)(V.サルグシャンによるピアノ編 2020)…世界初録音
ユリア・アイラペティアン(P…Fazioli F278、Steinway Model D)

録音:2023年5月19日、2023年8月8日
アルメニアの民謡、舞曲や歌に由来する知られざるピアノ作品を集めた1枚。 クリスタポル・カラ=ムルザは幼少期からピアノとフルート、音楽理論を学び、29歳の時に南コーカサス地方に移住。アルメニア人が多く居住する村を訪れ、 数百の民謡や舞曲を採集しました。その後合唱指揮者として活発なコンサート活動を行いながら、アルメニアに90を超える民謡合唱団を設立し、名歌手 たちを育て上げました。アルバムには彼の代表作の一つ「アルメニア民謡によるポプリ」と「葬送行進曲」を収録。ポプリの最後の曲には、現在アルメニア国歌 として知られる旋律が用いられています。 ゲナリー・コルガノフはジョージア出身のピアニスト、作曲家。ライプツィヒで学び、サンクトペテルブルク音楽院でピアニストとしての訓練を受けた後、1880年に ジョージアに戻り演奏活動を続けながら公務員の仕事をこなし、余暇に作曲を行いました。「バヤティ」と「アルメニア狂詩曲」はアルメニアの旋律を用いた、リ ムスキー=コルサコフの影響も感じさせる描写的な音楽です。 ロマノス・メリキアンはアルメニアの作曲家、音楽教師。イッポリトフ=イワノフに影響されティフィリスで民謡を収集。これらの旋律を用いた歌曲(ロマンス)で知 られています。『エメラルド』は彼の最も良く知られる歌曲集。このアルバムでは1930年生まれの作曲家ヴィリー・サルグシャンによるピアノ編曲版が演奏され ています。演奏は米国を拠点に活動するピアニスト、ユリア・アイラペティアン。忘れ去られていたアルメニアのピアノ音楽を発掘し、米国、中国、ヨーロッパ、ロ シア、アルメニアで初演を行っています。

Capriccio
C-5526(1CD)
NX-B10
フランツ・シュミット(1874-1939):ピアノ・アルバム
シャコンヌ 嬰ハ短調 - オルガンのために*
ロマンス - ピアノのために
トッカータ - 左手ピアノのために
4つの小さなコラール前奏曲 第3番- オルガンのために*
創作主題による変奏曲とフーガ- 歌劇「フレディグンディス」よりロイヤル・ファンファーレ*

*…カール・アンドレアス・コリーによるピアノ編
カール・アンドレアス・コリー(P)

録音:2022年8月8-9日、2023年2月13日
歌劇「ノートルダム」や交響曲が知られるオーストリアの作曲家フランツ・シュミット。フェルディナント・ヘルメスベル ガーからチェロを学んだ彼は優れたチェリストとしてウィーン宮廷歌劇場Oで演奏した他、ピアニストとしても 優れた才能を発揮していました。しかし、シュミットはピアノよりもオルガンに興味を抱き、この楽器のために何曲もの 作品を残しましたが、ピアノのための作品はそれほど残しておらず、両手ピアノのための曲は「ロマンス」1曲のみ。他 は「ピアノ五重奏曲」も含め、どれも戦争で右手を失ったパウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれたものでした。 ピアニスト、カール・アンドレアス・コリーはこのアルバムでオリジナルの「ロマンス」と「トッカータ」を演奏、併せて彼のオ ルガン作品の中から3曲をピアノ用に編曲、オルガンの持続音をピアノのサスティンペダルで代替するなどのさまざま な工夫を凝らし、作曲家に敬意を払いつつ演奏しています。

アールアンフィニ
MECO-1081(1CD)
税込定価
伊藤順一/レスポワール
ラヴィーナ:初めての告白 作品40
フォーレ:舟歌 第3番変ト長調 作品42
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 喜びの島/夢
ラヴェル:クープランの墓
 マ・メール・ロワ- 妖精の園
伊藤順一(P)

録音:2023年3月9日&10日
フランス三大音楽院であるパリ国立、リヨン国立、パリ・エコール・ノルマルで研鑽を積み、シャトゥ(フランス)、ステファノ・マリッツァ(イタリ ア)、マウロ・パオロ・モノポリ(イタリア)、ニース(フランス)の各国際コンクールでグランプリに輝いた伊藤順一、待望のセカンド・アルバム です。まさに生粋のフランス仕込みならではの洗練された解釈や透明感溢れる音色は、伊藤の真骨頂です。他の追随を許さない真のエス プリをご堪能下さい。

TOCCATA
TOCN-0031(1CD)
NX-B03
19世紀中期の家庭用のピアノ連弾作品集
モシェレス(1794-1870):美しき結合 序奏付きの華麗なロンド Op.76(1828頃)…世界初録音
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」- 前奏曲(編曲者不詳)…世界初録音
メンデルスゾーン:アンダンテと変奏 Op.83a(1841/44改訂)
ホースリー(1822-1876):3つの室内二重奏 Op.46(1857)…世界初録音
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリー(1785-1858):弦楽四重奏曲第3番ト長調 Op. 31(1824-27頃)(作曲家による4手編)
オーギュスタ・オルメス(1847-1903):プロローグ:交響詩(1883)(作曲家による4手編)…世界初録音
ステファニー・マッカラム(第1ピアノ)
エリン・ヘルヤード(第2ピアノ)
ピアノ…1853年製エラール

録音:2023年7月13、14日
今作では19世紀中頃に書かれたさまざまな作曲家の作品を紹介。ボエリーやオルメスによるオーケストラ曲や室内楽作品の連弾編曲をはじめ、編曲者不 詳の「ローエングリン」の前奏曲、技巧を凝らしたモシェレスの「華麗なロンド」など、編成の大きな曲を家庭で演奏するため、また生徒たちの音楽性と技術の 向上のために役立ったであろう連弾作品をたっぷりとお楽しみいただけます。録音に用いられたのは前作と同じ、1853年製のエラール・ピアノ。繊細な音色 でありながら、多彩な表現力を持つ楽器です。

Gramola
GRAM-99305(1CD)
シューベルト:即興曲集 D899
3つの小品 D946
アレグレット ハ短調 D915
イングリット・マルゾナー(P)

録音:2023年1月1-3日
オーストリアのピアニスト、イングリット・マルゾナーが弾くシューベルト。 音楽一家に生まれ4歳からピアノを始めたマルゾナーは、11歳でグラーツ国立音楽大学に入学し、エドヴィン・ フィッシャーの弟子、ゼバスティアン・ベンダに師事した後、パウル・バドゥラ・スコダやアルフレッド・ブレンデル、タチア ナ・ニコラーエワらから教えを受け、数多くのコンクールで優勝しています。バッハからウィーン古典派の作品を得 意としており、これまでにGramolaレーベルから6枚のアルバムを発売し、どれも高く評価されています。 このアルバムは2008年に発売された「ソナタ第13番、第16番」(Gram98808)に続くもので、端正な表現の中 に深みを増した解釈が感じられる魅力ある演奏です。
Gramola
GRAM-99303(1CD)
シュペートレーゼ
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K. 475
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ブラームス:3つの間奏曲Op.117
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
アンドレアス・エッゲルツベルガー(P)

録音:2022年12月12-16日
「シュペートレーゼ Spatlese」とは遅摘み、遅い収穫の意味。完熟ぶどうを用いたワインを指すことが多く、まろや かで熟成された味を楽しむことができるというもの。このタイトルに併せ、モーツァルト、ブラームス、ショパン。3人の作 曲家の円熟期の作品を集めた1枚です。円熟期とはいえ、モーツァルトの幻想曲とソナタは20代に書かれた曲で すが、すでに大家としての風格を備えており、ベートーヴェンを予感させる堂々たる曲です。ショパンのソナタは34歳 の時の作品。力強く壮大な規模を持つショパンの代表作のひとつです。ブラームスの3つの間奏曲は59歳の時の 作品。晩年のブラームスらしい滋味あふれる旋律を持ちながら、精妙な対位法が凝らされた名作です。オーストリ アとアメリカでカール・ハインツ・ケンマーリングとオレグ・マイセンベルクからピアノを学んだアンドレアス・エッゲルツベル ガーの共感溢れる演奏が魅力です。

H.M.F
HMM-902386(1CD)
ラルームのシューベルト
ピアノ・ソナタ第20番イ長調D959
楽興の時Op.94
アダム・ラルーム(P)

録音:2023年4月/ポワチエ劇場講堂
2020年3月の第1弾に続くアダム・ラルームのシューベルト第2弾の登場です。今回はピアノ・ソナタ第20番と楽興の時全曲。第1弾でピアノ・ソナタ第18 番と19番(HMM902660)、MIRAREレーベルで第21番を手掛けていて、後期4大ソナタすべてが揃いました。
ピアノ・ソナタ第20番は死の年の作で、演奏時間40分を超えます。シューベルトならではの優しいメロディと激しく攻撃的な面を兼ね備えますが、ラルームはシッ クで落ち着いた演奏を繰り広げます。有名なヘ短調作品を含む「楽興の時」も独特なオシャレ感に満ちていて魅力的。新しいシューベルト像を確立していく予感が 伺えます。
ラルームは1987年生まれ。パリ音楽院でミシェル・ベロフに師事し、2009年にクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。ヴァイオリンの梁美沙らとトリオ・ レ・ゼスプリを結成して室内楽にも力を入れています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902393(1CD)
ピアノによるワーグナー名場面集
「ラインの黄金」〜ヴァルハラへの神々の入場(ブラッサン&ルガンスキー編)
「ワルキューレ」〜魔の炎の音楽(ブラッサン編)
「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデとジークフリートの愛の二重唱(ルガンスキー編)
「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインの旅(ルガンスキー編)
「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲(ルガンスキー編)
「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデの告別の歌(ルガンスキー編)
「パルジファル」〜場面転換の音楽と終幕(モットル、ルガンスキー、コチシュ編)
「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死(リスト編)
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:2023年9月慈愛同信会(パドヴァ)
技術、音楽性ともに現在最高のピアニストのひとりニコライ・ルガンスキー。レコーディングに積極的でディスコグラフィも充実していますが、最新盤は驚きのワー グナー。とはいってもワーグナーのオリジナル・ピアノ曲ではなく、楽劇の名ナンバーをピアノで披露。
ワーグナー作品のピアノ編曲自体は各種存在しますが、複雑なスコアを10本の指に収めることや、ゆったりと流れる時間感覚など原曲の持ち味を保つのは難 しく、ルガンスキーは既存の編曲を拡大したり、自らの版を手掛けての挑戦。聴きものは彼編曲による「神々の黄昏」からの4つの場面。20年以上前から構 想しながら、レコーディングの数日前にようやく完成したというもの。単なるヴィルトゥオーゾ効果ではなく、善悪や富と愛についての哲学的深みを湛えた壮大な もので非常に感動的。ルガンスキー円熟の神業を見せてくれます。
ルガンスキーは大のワグネリアン、ことに「ローエングリン」以降の作には目がなく、アルバム実現が夢だったと語っています。実際ワーグナーの話をしだす と止まらず、CDブックレットでも熱いワーグナー愛を論じています。
ルガンスキーが「ワーグナーのピアノ編曲の真の傑作」と賞するリストの「イゾルデの愛の死」が最後に披露されますが、オペラ原作を深く理解しているだけ あり、数多い同曲録音中でも別格の説得力と凄みに圧倒されます。 (Ki)

Passacaille
PAS-1144(1CD)
ハイドン:後期ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第52番(第62番) 変ホ長調 Hob.XVI:52
ピアノ・ソナタ第50番(第60番) ハ長調 Hob.XVI:50
ピアノ・ソナタ第49番(第59番) 変ホ長調 Hob.XVI:49
変奏曲 へ短調 『小ディヴェルティメント』 Hob.XVII:6
幻想曲 ハ長調 Hob.XVII:4
ピアノ・ソナタ第44番(第32番) ト短調 Hob.XVI:44
マイケル・キーナー(フォル テピアノ)
1790年Johann Walter製に基づく、1991年Christopher Clarke製

録音:2017年5月2-5日/スイス
ハイドン後期のピアノ・ソナタは、チェンバロよりもピアノが一般的になっていく時代にあって、さらに18世紀末イギリスのフォルテピアノや名手テレーゼ・ジャ ンセン・バルトロッツィ(ハイドンがソナタ第50〜52番を献呈)との出会いにも感化され、より「ピアニスティック」な内容になっていきます。最後のピアノ・ソナ タである第52番はまっすぐベートーヴェンにつながる系譜の作品で、華麗な技巧も深遠な歌もつめこんだ大曲。半音階を駆使したロマンティックな転調も特徴的 です。フォルテピアノの演奏で聴くと、楽器の潜在能力をめいっぱいに使って書いているのがわかります。
マイケル・キーナーは1950年スイス生まれで、アムステルダムでレオンハルトに師事したベテラン・チェンバロ奏者。ソリストとして活躍する他、イル・ジャルディー ノ・アルモニコやイル・ガルデリーノなどとも共演しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902626(1CD)
グラナドス:ゴイェスカス(全6曲) ハビエル・ペリアネス(P)

録音:2023年5月サーラ・モーツァルト(サラゴサ。スペイン)
ファリャやモンポウなどスペイン系ピアノ音楽紹介に力を入れるペリアネスがグラナドスの「ゴイェスカス」に挑戦。
全6曲から成る組曲「ゴイェスカス」は1911年の作。アルベニスの「イベリア」とならびスペイン・ピアノ音楽の最高峰とされ、描写的かつ煽情的な音楽 を独特な民俗的イディオムと最高度の難技巧で表現されます。グラナドスは18世紀末の純スペイン的な時代と文化に愛着を持っていたとされます。「ゴイェスカ ス」はまさにその時代に生きたゴヤの絵画の世界、ラテン系ならではの情熱的な愛と、その甘美さのうちに漂う死の匂いを絶妙に描いています。
スペイン人ペリアネスはゴヤの世界を熟知し雰囲気の表現も自然ながら、ことさら悩ましさを強調することなくピュアで高貴な世界を描いています。後で作られ た「わら人形」もしっかり収録、生命力抜群でカラっとした快演を繰り広げます。 (Ki)

ARTHAUS
10-9461DVD(DVD)
アンドレア・バッケッティ ・イン・コンサート
バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914
 コラール:愛する御神にすべてを委ねる者は BWV691
 前奏曲ハ長調 BWV846a(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)
 メヌエット(アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻)
 フランス組曲 第5番ト長調 BWV816
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397,ロンド ニ長調 K.485
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
リスト:コンソレーション 第4番変ニ長調
L.J.ディーマー:ノクターン変ニ長調Op.15
シューマン:子供のためのアルバム Op.68-35「ミニヨン」
ドビュッシー:前奏曲第1集「夕べの大気に漂う音と香り」
マリピエロ:シエスタ(昼寝)
ショパン:ノクターン 変ロ短調Op.9-1
 エチュード 第2番ヘ短調Op.25-2
ロッシーニ:純血種のタランテラ
ハッセ:ソナタ ト長調
ヴィラ=ロボス:オ・ポリシネロ(道化人形)
ショパン:エチュード 第5番変ト長調Op.10-5「黒鍵」
アンドレア・バッケッティ (P)

収録:2015年、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場 (ライヴ)

画面:16:9NTSC
音声:PCMステレオ、107分
イタリア、ジェノヴァを代表するピアニスト、アンドレア・バッケッティが、2015年に地元ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場で行ったコンサートのライヴ映像 です。得意のバッハを中心に、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシーの名曲、そしてヴィラ=ロボス、ロッシーニの秘曲や、マリピ エロ、ハッセなどのあまり知られていない小品を散りばめた多彩なプログラムが展開されています。
アンドレア・バッケッティは、1977年、イタリア・ジェノバ生まれ。11歳という若さでクラウディオ・シモーネ指揮のイ・ソリスティ・ヴェネティと共演を果たし、 早くからピアニストとして頭角を現していました。録音はイタリア・ソニーを中心に数多く行っており、2014年ソニー・クラシカルよりバッハの「鍵盤作品全 曲録音チクルス」、「フランス組曲(全曲)」が、2016年5月にはその第3弾となるバッハの「ピアノ協奏曲全集」をリリース。また、バッハのインヴェンショ ンとシンフォニアのCD(DYNAMIC社)では、2011年4月のBBCミュージック・マガジンで“Discs of the Month(月間最優秀賞)”に選出。2021年に 録音したバッハ「平均律クラヴィーア曲集第2巻」(10-9452CD)は、高い評価をうけています。

SONARE
SONARE-1065(1CD)
税込定価
地球の旅、音楽の旅
エルガー:愛の挨拶
バッハ:G線上のアリア
ヴィヴァルディ:『四季』より「春」第1楽章、「夏」第1楽章、「秋」第3楽章、「冬」第2楽章
ピアソラ:リベルタンゴ
作者不詳:さくらさくら
リスト:愛の夢第3番
パッヘルベル:カノン
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ポンセ:エストレリータ
J・シュトラウス:美しく青きドナウ
ドヴォルザーク:家路
※全作品の編曲:林きらら
市山ゆう(Fl)、大塚野乃子(Vn)
フルートとヴァイオリン、メロディ楽器同志のデュオという珍しい組み合わせで、音楽で世界の国々をめぐります。イギリス、ドイツ、イタリア, アルゼンチン、日本、 ハンガリー、フランス、メキシコ、オーストリア、そしてチェコと、全部で10か国の音楽が登場します。
フルートもヴァイオリンも、オーケストラやアンサンブルでは高音部でメロディを担当することの多い楽器です。このアルバムでの二つの楽器のハーモニーは、ま るで二人の妖精が世界をめぐりながら楽しげにおしゃべりしているさまを聴くようです。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28390(1CD)
税込定価
2023年12月25日発売
ショパン、哀しみのジャル
ノクターン ハ短調 作品48-1
マズルカ イ短調 作品68-2
マズルカ ヘ長調 作品68-3
マズルカ 嬰へ短調 作品6-1
マズルカ イ短調 作品17-4
ポロネーズ 嬰ヘ短調 作品44
ポロネーズ 変イ長調 作品53「英雄」
ポロネーズ 変イ長調 作品61「幻想」
ノクターン 嬰ハ短調 遺作
遠藤郁子(P)

録音:2015年10月/東京(ライヴ録音)
 ワルシャワ・フィルの指揮者コルトに「日本人唯一のショピニスト」と 絶賛され、ルービンシュタイン、ペルルミュテルなど数々の巨匠から称賛 を集めたピアニスト遠藤郁子。  当アルバムでは2015年に東京オペラシティのリサイタルホールで、遠 藤郁子のデビュー50周年とポーランド共和国聖十字功労勲章の受勲を記 念して行われたリサイタルより、ショパン9作品の演奏を収録。  名ピアニストによる入魂の演奏を聴ける貴重な音源です。(カメラータ)

BRINRINRI
KYBR-2304(1CD)
税込定価
アルハンブラの想い出〜特選小品集 【山下和仁アーカイブ】
(1) アルハンブラの想い出(タレガ)
(2) ドビュッシー讃歌 (デ・ファリャ)
(3) 雨だれ(リンゼイ)
(4) くまんばち (プジョール)
(5) ノルテーニャ(クレスポ)
(6) ワルツアンダンティーノ (カーノ)
(7) ブルガレーサ(モレノ=トロバ)
(8) ミュゼット(バッハ / 山下和仁編)
(9) 子守むすめ(カステルヌオーヴォ=テデスコ)
(10)2つのメヌエット(ラモー/ 山下和仁編)
(11)月光(ソル)
(12) 愛のロマンス ~ 「禁じられた遊び」より (スペイン民謡)
(13) 精霊の踊り(グルック / 山下和仁編)
(14) 鳥の歌(カタロニア民謡 / 山下和仁編)
(15) コンポステラの歌(作者不詳 / 山下和仁編)
(16) 舟歌(コスト)
山下和仁(G)

録音:2002年ほか
還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第4弾。夜のしじま、木漏れ日の中、心に浮 かぶままギターを爪弾くマエストロ。山下和仁のギターといえば、ギター本来のレパートリー のほか「展覧会の絵」「新世界より」など大曲の自編やバッハ編曲で知られているが、同時に 長く人々の心に残り語り草となっているのが圧倒的な演奏によるギター小品群です。本ア ルバムには「愛のロマンス」「アルハンブラの想い出」「雨だれ」「舟歌」などギターのための 名曲のほか、CD初公開となる自編による「精霊の踊り」「ミュゼット」など、全16曲の小品の 数々が収録されています。 ※本CDにはライブ録音に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください

Stradivarius
STR-37243(1CD)
ジャン・フランチェスコ・マリピエロ:ピアノ作品全集 Vol.3
前奏曲(1901-02)/サラバンダ(1901-02)/6 つの小品(1905)/ アーゾロの詩(3曲)(1916)/午睡(1920)/ドビュッシーに(1920)/ 乗馬(3曲)(1921)/木を喰う虫(4曲)(1922)/リチェルカール・トッカンド(1959)
アルド・オルヴィエート(P)

録音:2021年6月7-10日 イタリア ヴェネト州 ヴェネツィア
第1集(STR-37133)、第2集(STR-37164)に続く、アルド・オリヴィエーロによるジャン・フラン チェスコ・マリピエロのピアノ作品集の第3集。マリピエロ没後50周年を記念する CDでもある。今回は20歳頃の作品から、1959年の作品まで、マリピエロのモダニズムの面が 強く出た作品が集められています。マリピエロは日本ではイタリアのバロック音楽を現代に蘇ら せた立役者として良く知られているだろうが、ここに収録された曲を聞くと印象がガラリと変わ るでしょう。アルド・オルヴィエートはヴェネツィア音楽院出身のベテランのピアニスト。マリピエ ロへの深い共感に満ちた見事な演奏を聞かせてくれます。
Stradivarius
STR-37211(1CD)
バッハ:ギター演奏による無伴奏チェロ組
曲集

(1)組曲第2番ニ短調 BWV1008
(2)組曲第4番変ホ長調 BWV1010
(3)組曲第1番ト長調 BWV1007
(1)アレッシア・マッティアッツィ(G)
(2)ロベルト・ザドラ(G)
(3)マルコ・エンマヌエーレ(G)

録音:2020年1月 イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ州 ボツツァーノ、
バッハの無伴奏チェロ組曲集から3曲をそれぞれ若いギター奏者が演奏したCD。3人はいずれ もボルツァーノ音楽院の出身者。アレッシア・マッティアッツィは1995年の生まれ。北イタリアを中心 に活動しています。ロベルト・ザドラは1998年、地元ボルツァーノの生まれ。ミュンヘンに留学してい たのでドイツ語圏でも活動しています。マルコ・エンマヌエーレは1996年、トレヴィーゾの生まれ。室 内楽での活動も目立つ。演奏は、しっとりと美しいマッティアッツィ、明るく伸びやかなザドラ、穏や かに深みのあるエンマヌエーレと三者三様、いずれも楽しめる。
Stradivarius
STR-37241(1CD)
リスボン=ミラノ」〜無伴奏アルトサクソフォン作品集
パリジーニ(b.1984):そして海のように叫ぶ叫ぶ叫ぶ(2023)
フランチェスコーニ(b.1956):跡(1988)
ボチマン(b.1950):エッセイ8(2001)
オリヴェイラ(b.1959):統合的な4(1987)
フランチェスコーニ(b.1956):夜想曲(1985-87)
シャリーノ(b.1947):ベルクソンの時計(1999)
マヌエル・テレス(アルトサクソフォン)

録音:2023年4月6、7日 ポルトガル シントラ
「リスボン=ミラノ」と題された20世紀後半以降の無伴奏アルトサクソフォンの作品集。サルヴァ トーレ・シャリーノ(1947-)の他、ヴィンチェンツォ・パリージ(1984-)、ルカ・フランチェスコーニ (1956-)、ジュアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-)、クリストファー・ボチマン(1950-)の作品が並ぶ。 マヌエル・テレスは2002年生まれのポルトガルのサクソフォン奏者。リスボンで学んだ後、ミラノの ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に進み、それがこの CD の題名に繋がっています。既に若き天才クラ シカル・サクソフォン奏者として広く活躍しています。
Stradivarius
STR-37279(1CD)
「アリオ・モード」〜バッハ:チェンバロ作品集
デュエット第3番ト長調 BWV804
平均律クラヴィーア曲集第2巻〜前奏曲とフーガ第7 番変ホ長調 BWV876
カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ第4 番嬰ハ短調 BWV849,前奏曲とフーガ第8番 変ホ短調 BWV853
デュエット第4番イ短調 BWV805
平均律クラヴィーア曲集第2巻〜前奏曲とフーガ第20 番イ短調 BWV889
デュエット第1番ホ短調 BWV802
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
デュエット第2番ヘ長調 BWV803
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(Cemb)

録音:2022年10月3―5日 イタリア ロンバルディア州 ミラノ
スペイン出身でイタリアで活動するチェンバロ奏者、アマヤ・フェルナンデス・ポズエロの stradivarius への2枚目のCD は、全バッハ作品集(1枚目の「D.スカルラッティと同時代の作曲家 (STR37197)」はレコード芸術特選盤)。4 つのデュエットに平均律クラヴィーア曲集から 4曲などを混ぜ込み、最後をイタリア協奏曲で〆る という意欲的なプログラム。解説(英伊西語)も本人が書いています。演奏は明るく柔らかさのある南欧 のバッハでありつつ、潤いと陰りのある情感にも長けていて、心に染み入る。1988 年、ミラノのフェル ディナンド・グランツィエーラ製作のフランドルスタイルのチェンバロも実に良い音を出しています。 簡易紙ケース収納。

MDG
MDG-61323002(1CD)
フランス6人組のピアノ作品集
サティ:風変わりな美女
オーリック:3つの間奏曲
ミヨー:3つのラグ・カプリス、マズルカ
オネゲル:サラバンド、7つの小品
プーランク:3つの小品 パストラール、ワルツ
タイユフェール:パストラール、ドビュッシーへのオマージュ、あまり速くなく
ルイ・デュレ(1888-1979):無言歌、3つの前奏曲、フランシス・プーランク
サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)
使用楽器:1901年製のスタインウェイ「Manfred Burki」

録音:2022年5月27-28日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス
20世紀前半のフランスで活躍した作曲家たちの集団「フランス6人組」。バレエ・リュスのために1916年にサティが作曲した「パラード」の前衛性に共感した 若き作曲家たちがサティを中心に『新青年』を結成。その中から詩人ジャン・コクトーが選んだ6人の作曲家(オーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、 タイユフェール)は、ドビュッシーの後継者として新たな音楽性を探求し、第一次世界大戦後のフランスにおいて音楽界を牽引する役割を担いました。しかし6人は 必ずしも音楽的に同質のグループとはいえませんでした。唯一の共通項といえば、反ワーグナー(オネゲルはのぞく)と印象派への反発という点であり、それはタイ ユフェールの『ドビュッシーへのオマージュ』というタイトルがすべてを物語っているといえるでしょう。 本盤では、サティのピアノ曲全集の録音にも取り組んでいる名手シュテッフェン・シュライエルマッヒャーが、絶妙のプログラミングで、6人組とその周辺の音楽を 描き出しています。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0075(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
[CD1]第1番ハ長調 BWV846〜第12番ヘ短調 BWV857
[CD2]第13番嬰ヘ長調 BWV858〜第24番ロ短調 BWV869
アレクサンドラ・ソストマン(P)

録音:2023年1・3月/ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト=ハレ
グランドピアノのソノリティを活かしたバッハ演奏。アレクサンドラ・ソストマンはバッハと他の作曲家を混ぜたプログラムを発表するなどし、グランドピアノの系 譜でバッハにとりくむ演奏家であり、『平均律』への挑戦は彼女の意気込みが強く感じられます。 (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0074(1CD)
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):鍵盤作品集
ソナタ第2番イ長調 BR A14
[イェルマイネ・シュプロッセ作:幻想曲 ヘ長調 『J.C.F.バッハの諸感覚』(2022)]
フーガ ヘ長調 BR A inc.5
ソナタ第3番ヘ長調 BR A18
ソナタ第1番ハ長調 BR A3
ソナチネ イ短調 BR A12/1
ソルフェッジョ ニ長調BR A108
ソナタ第1番ニ長調BR A13
ポロネーズ ト長調 BR A109
アングロワーズ ト長調 BR A67
「ああ、ママに言うわ」によるアレグレットと18の変奏 ト長調 BR A45(きらきら星変奏曲)
イェル マイネ・シュプロッセ(フォルテピアノ)
Fortepiano by J. Haselmann (ca.1805), Romeo Ciuffa Collection
Pitch:430hz, unequal temperament

録音:2022年7月/イタリア、ラツィオ、モンテコンパトリ、パラッツォ・アンニバルデスキ
バッハの息子の中で、あまり聴かれないヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795)。音楽の大都市から遠いビュッケブルクのカペルマイス ターを務めていたこともあまり表に出てこない要因と思われます。しかし鍵盤作品のレベルは高く、そのヴィルトゥオーゾぶりは当時有名だったといいます。彼の作 品に魅せられたピアニスト、イェルマイネ・シュプロッセによる厳選された鍵盤作品集。最後の「きらきら星変奏曲」がおもしろい! (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0082(1CD)
グリーグ:叙情小曲集
アリエッタ Op.12-1/ 子守唄 Op.38-1/ 小人の行進 Op.54-3/ 過ぎ去った日々 Op.57-1/ 小川 Op.62-4 / 孤独なさすらい人 Op.43-2/ 春に寄す Op.43-6 / ハリング Op.47-4/ あなたのそばに Op.68-3 / 蝶々 Op.43-1/ メロディ Op.47-3/ ガーデ Op.57-2/ アルバムの一葉 Op.47-2/ バラード調で Op.65-5/ 夏の夕べ Op.71-2/ 小鳥 Op.43-4 / 農民の歌 Op.65-2/ 夜想曲 Op.54-4/ ゆりかごの歌 Op.68-5/ 小妖精 Op.71-3/ 森の静けさ Op.71-4
ダニエル・ゴルトレル(P)

録音:2021年10月31日-11月2日、2022年6月20-22日/エルサレム音楽センター
グリーグによる詩的な日記のような『叙情小曲集』。これは1867年から1901年にかけて書かれた66の小品を、10冊の楽譜として出版したもの。イスラエ ル系アメリカ人ピアニスト、ダニエル・ゴルトレルが個人的に好きな21曲を選んで演奏したアルバムです。 (Ki)

APARTE
AP-313(1CD)
バッハ:フーガの技法 クリストフ・ルセ(Cemb/1750年以前ドイツ製、作者不明)
コルネール・ベルノレ(第2Cemb)

録音:2020年11月29日-12月2日、パリ
巨匠ルセが「フーガの技法」を録音しました!近年オペラの指揮から鍵盤奏者まで、その活動の広さとその高さがますます円熟を迎え、際立っているルセ。こ こでは大仰に構えることなく、一音一音に命を吹き込んでおり、すべての音が自然な息遣いのもとに豊かに響いております。バッハとこの作品が要求するあらゆ る技巧と奥義を手に入れたものだけが成しえる表現。「フーガの技法」の核心に迫る演奏です。 2台チェンバロの作品でルセと共に奏でているのはコルネール・ベルノレ(1989年生まれ)。13歳で自作品を指揮して指揮者デビュー。2015-18年はアニマ・ エテルナでインマゼールのアシスタントを務めました。2014年以来、ルセ率いるレ・タラン・リリクでルセのアシスタントおよびチェンバロ奏者を務めています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5187128(1CD)
『ダイアリーズ・シューマン』
子供の情景 Op.15
アラベスク Op.18
ダーヴィト同盟舞曲集
ティファニー・プーン(P)

録音:2022年8月18〜20日/ライツターデル、ノイマルクト(ドイツ)
Instagramフォロワー数10万人超え!今注目の新時代のピアニスト、ティファニー・プーンがPENTATONEレーベルからオール・シューマン・プログラムで 本格的世界デビュ