湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



オクタヴィア
OVCL-00708(1CD)
税込定価
2020年3月18日発売
夢弦
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
梅林茂:夢二のテーマ
パラディス:シシリエンヌ
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりアリア
ピアソラ:タンゴの歴史
 タンティ・アンニ・プリマ
澤菜穂子(Vn)
松田弦(G)

録音:2019年10月23-25日 神奈川・もみじホール城山
澤菜穂子は1993年全日本学生コンクールで優勝後、英国王立音楽院やパリ・エコール・ノ ルマル音楽院に学び、欧州のコンクールでも入賞。海外でのコンサート歴も豊富な閨秀 ヴァイオリニストです。14年にデビュー・アルバム「パシオーネ」を発表し、これが待望の第 2弾。 今回はギターの名手・松田弦を迎え、2つの弦の綾なす魅力を伝えています。歌心の「ア ンダルシアのロマンス」、ギターとの対話が熱い「タンゴの歴史」、情感ゆらぐ「タンティ・ア ンニ・プリマ」まで、そのパッションと静謐の交差は、新たなる異郷の地への蠱惑(こわく)的 な誘いと言えるでしょう。(オクタヴィア)

Sono Luminus
DSL-92239(1CD)
NX-B05
バッハ:チェンバロ作品集
イタリア協奏曲 BWV971
フランス風序曲 BWV 831
半音階的幻想曲とフーガ BWV 903
前奏曲,アンダンテとフーガ BWV 894 & 1003
ジョリー・ヴィニクール(Cemb)
1738年 クリスティアン・ファーター製
トーマス&バーバラ・ヴォルフ 1995年復元モデル
シカゴで生まれ、パリで学び、1993年にワルシャワの国際チェンバロ・コンクールで1位を獲得、94年にプラハの春音楽祭 でデビューしたジョリー・ヴィニクールは、Sono Luminusより発売したラモー・チェンバロ作品全集などで過去2回、グラミー 賞にノミネートされた名奏者です。2019年には北米で最古の野外音楽祭であるラヴィニア音楽祭に初出演し、バッハの 「ゴルトベルク変奏曲」の演奏を披露しました。このアルバムでは、ドイツのジルバーマン・モデルをトム&バーバラ・ヴォルフ 夫妻が復元した楽器を用い、バッハの4つの名作を演奏しています。 最近では指揮者としての活動も増えているヴィニクール、ベルゲン・フィルや香港フィル、ロサンゼルス室内管などでの弾き 振りのほか、パーセルやモンテヴェルディのオペラなどを指揮しており、さらなる活躍が期待されています。
Sono Luminus
DSL-92236(1CD)
NX-B05
The Etudes Project エチュード・プロジェクトVol.1 アイスバーグ
マックス・グレイフ(1988-):アクリーション(2018)
メシアン:4つのリズムのエチュード第1番 火の島I (1949)
ヴィクター・バエズ(1985-):エチュード第1番「コロナ」(2018)
チン・ウンスク(1961-):エチュード第6番「種子」 (2000)
ユー・チュン・チェン(1987-):トゥ・ザ・コンヴァージョンズ (2018)
6.細川俊夫(1955-):練習曲第1番「2つの線」 (2011)
ウィル・ヒーリー(1990-):メランコリー・ロボットのための練習曲 第3番 トレイン (2018)
リゲティ:練習曲第1巻 第1番 デゾルドル (1985)
デレク・クーパー(1987-):練習曲第1番「アンリーシュド」 (2018)
ルース・クロフォード=シーガー(1901-1953):入り混じったアクセントによる練習曲 (1930)
ステファニー・アン・ボイド(1990-):ライラック (2018)
ドビュッシー:12の練習曲 第11番 組み合わされたアルペッジョのための
ドレイク・アンダーセン(1987-):ウォーク(2018)
スクリャービン:12の練習曲 Op.8 第2番 嬰ヘ短調
ハリー・スタフィラキス(1982-):練習曲 第1巻 オブスティナータ1「有刺鉄線」 (2018)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.33 第4番 ニ短調(モデラート)
ジョナサン・ルス(1985-):ナックルズ (2018)
フィリップ・グラス(1937-):練習曲第1集 練習曲第13番 (1994)
アレックス・ブルツォス(1985-):シュド・ザ・ワイド・ワールド・ロール・アウェイ (2018)
ショパン:12のエチュード Op.10 第4番 嬰ハ短調
ジェニー・リン(P)

録音:2019年4月15-17日
18世紀に生み出され、19世紀前半に一般的になった「エチュード(練習曲)」。 ニューヨーク・タイムズ紙などで絶賛されたピアニスト、ジェニー・リンが練習曲に焦点をあてた「ジ・エチュード・プロジェクト」を 立ち上げ、さまざまな作品を紹介しています。 第1弾となる本作は、ショパンやドビュッシー、ラフマニノフ、スクリャービン、メシアン、リゲティ、フィリップ・グラスに細川俊夫な どの良く知られた作曲家たちの「エチュード」に、現在ニューヨークで活躍する作曲家集団“アイスバーグ”のメンバー10名に よる作品を組み合わせた興味深い1枚。リンの持つ世界観が、繊細で緻密な演奏によってあますところなく表現されてい ます。

CPO
CPO-555326(2CD)
4620★★NX-D11
ラフマニノフ:ピアノ・デュオ作品全集
幻想的小品集 Op.3-2「前奏曲 嬰ハ短調」-2台ピアノのための
「ロシア狂詩曲」ホ短調 TN ii/23-2台ピアノのための
組曲 第1番「幻想的絵画」 Op.5-2台ピアノのための
交響詩「岩」Op.7-連弾のための
組曲 第2番Op.17-2台ピアノのための
ロマンス ト長調 TN ii/20-連弾のための
イタリア風ポルカ TN ii/21-連弾のための
6つの小品 Op.11-連弾のための
.ジプシーの主題による奇想曲 Op.12-連弾のための
交響的舞曲 Op.45-2台ピアノのための
ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ

録音:2018年7月9-12日,2019年4月1-4日
「ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ」結成25周年の記念アルバム。デュオ結成前、ハノーヴァー音楽大学の学生だった2人 は、当時の彼らの教師ウラディーミル・クライネフからピアノ・デュオ・コンペティションを受けるように勧められ、その時に「準備して おくように」と示されたのがラフマニノフの「組曲第2番」とシューベルトの「幻想曲」、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」 だったそうです。それ以来、2人にとってラフマニノフは大切なレパートリーとなり、ずっと全作品の録音企画を温め続け、今回の CDが実現しました。 ラフマニノフのピアノ・デュオ曲(2台ピアノ&連弾)は、ピアニスティックな技巧を存分に用いながら、まるでオーケストラを聴くかの ような重厚な響きも楽しめる充実した作品であり、とりわけ“幻想的絵画”の副題を持ち、チャイコフスキーに献呈された「組曲 第1番」、交響曲第1番の初演が失敗し、自信をなくしていた頃に書かれた「組曲第2番」の2作は、詩的な雰囲気をまとった 独自の作品とされています。あまり耳にする機会のない「イタリア風ポルカ」や「ロマンス」、ラフマニノフ最後の名作「交響的舞 曲」もオーケストラ版とは違う味わいを楽しめます。25年間デュオとして活動してきた2人の熱い思いが詰まったアルバムです。


ONDINE
ODE-1329(1CD)
NX-B04
スクリャービン:マズルカ集
10のマズルカ Op.3
9のマズルカ Op.25
2つのマズルカ Op.40
マズルカ ヘ長調(1889)
マズルカ ロ短調(1889)
マズルカ風即興曲 ハ長調 Op.2,No.3
ペーテル・ヤブロンスキー(P)

録音:2019年7月16-18日ファツィオーリ・コンサート・ホール,サチレ(ポルデノーネ),イタリア
1971年、南スウェーデン生まれのピアニスト、ペーテル・ヤブロンスキー。五大陸全てで演奏会を行なって おり、共演したオーケストラ、指揮者も数知れず。これまでにもプロコフィエフやチャイコフスキーなどロシアの レパートリーを中心に数多くのアルバムをリリース。そのどれもが高く評価されています。 彼のONDINEレーベルへの初アルバムは、スクリャービンのマズルカ集。ショパンの影響が垣間見える初期 のマズルカから、独自の神秘的な作風による後期のマズルカまで全ての曲が収録されています。作品の多 くは♭(フラット)や♯(シャープ)が数多く付された調性で書かれた柔らかい響きを持ち、スクリャービンの個 性と音の好みが見て取れるユニークな曲集を、ヤブロンスキーは豊かな表現力と多彩な音色を駆使し見 事に弾き切っています。「ピアノの貴公子」と呼ばれたヤブロンスキーの今をお聴きください。

APR
APRCD-6031(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール〜アリーヌ・ヴァン・バレンツェン/初期録音&ショパン、リスト、ヴィラ・ロボス録音集
【CD1】
(1)ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
(2)ファリャ:アンダルーサ
(3)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(第1巻)
(4)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(第2巻)
(5)ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
(6)ブラームス:カプリッチョ ロ短調 Op.76-2
(7)リスト:メフィスト・ワルツ第1番S.514
(8)ピエール・ヴェローヌ:トッカータ Op.74
(9)リスト:3つの演奏会用練習曲より 第3番変ニ長調「ため息」S.144-3
(10)リスト:水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ S.175-2
【CD2】
(11)ショパン:幻想曲ヘ短調 Op.49
(12)ショパン:夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
(13)ショパン:練習曲第5番変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
(14)練習曲第13番変イ長調 Op.25-1「エオリアンのハープ」
(15)ショパン:練習曲第23番イ短調 Op.25-11「木枯らし」
(16)ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」第1組曲、第2組曲
(17)ヴィラ=ロボス:ショーロ第5番「ブラジルの魂」
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)


【CD1】
(1)グラモフォンSO、ピエロ・コッポラ(指)
録音:1928年6月7日
(2)録音:1928年6月11日
(3)録音:1941年7月15日
(4)録音:1941年7月15日
(5)録音:1947年6月4日
(6)録音:1947年6月4日
(7)録音:1941年7月15日
(8)録音:1941年7月15日
(9)録音:1957年初期
(10)録音:1957年初期

【CD2】
(11)録音:1957年初期
(12)録音:1957年初期
(13)録音:1957年初期
(14)録音:1957年初期
(15)録音:1957年初期
(16)録音:1956年1月24日&2月14日
(17)録音:1958年5月15日

※マスタリング:ロバート・カウリン(大英図書館)
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」の第4弾は、アメリカ出身の名女流アリーヌ・ヴァン・バレンツェンの20年代と40年代、50年代の録音集!
アメリカで生まれた後、4歳でパリへ移住。その後、9歳で名門パリ音楽院に入学し、弱冠11歳で一等賞(プルミエ・プリ)で卒業(同じく第1位はユーラ・ギュラー、続く第2位はクララ・ハスキル)を果たし、神童ピアニストとしてその名を馳せたバレンツェン。
パリでマルグリット・ロン、エリ=ミリアム・ドラボルド(アルカンの弟子)に、ウィーンではテオドール・レシェティツキにピアノを学び、演奏活動はもちろんのこと、パリ音楽院教授としてあのシプリアン・カツァリスやジャン=フィリップ・コラールの師匠としても知られる20世紀フランス・ピアノ界の女傑です。
APRは「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズにバレンツェンを加えるために、名演の誉れが高いショパンやリスト、そしてブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」、そして得意としていた同世代の作曲家たち、ファリャやヴィラ=ロボス、ピエール・ヴェローヌの録音を復刻。バレンツェン自身に献呈されたヴィラ=ロボスの「赤ちゃんの一族」第2組曲も収録されています。

CALLIOPE
CAL-1744(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9、
 クライスレリアーナ Op.16
ビゼー(ホロヴィッツ編):カルメン変奏曲
モシュコフスキ:練習曲 Op.72-6
リスト(ホロヴィッツ編):ラコッツィ行進曲
ステファーヌ・ブレ(P)

録音:1999年−2008年
カルナバル(カーニヴァル/謝肉祭)」をテーマとした華やかなプログラムを組んだのは、バイロン・ジャニスの門弟であり、ウラディミール・ホロヴィッツのアシスタントを務めたこともあるパリ出身のコンポーザー=ピアニスト、ステファーヌ・ブレ。かのジュリーニもそのテクニックと音色を称賛したというエピソードの持ち主でもあります。
ピアニストとしてだけでなく作曲家としても活躍するブレ。ホロヴィッツによるビゼーとリストのアレンジ2作品を組み込んだプログラムでは、ブレのヴィルトゥオージティが遺憾なく発揮されています。

KAIROS
0015067KAI(1CD)
パトリック・オザード=ロウ:イン・オポジション
ピアノ・ソナタ第2番
ソナタ「イン・オポジション」*
アンドルー・ゾリンスキー(P)、
エリザベート・スマルト(Va)*

録音:2015年8月10日−11日、ロンドン(イギリス)&2017年11月18日−19日、ハールレム(オランダ)
イギリスの現代音楽を代表する2人の作曲家、ビル・ホプキンスとマイケル・フィニッシーから作曲を学び、1976年から本格的に作曲活動を開始したパトリック・オザード=ロウ(1958−)の「ピアノ・ソナタ」と「ヴィオラ・ソナタ」をカップリング。
高度なモダニズムの世界を展開する2つの器楽作品を奏でるのは、ピアノのアンドルー・ゾリンスキーとヴィオラのエリザベート・スマルト。
ヴィオラのための「ソナタ「イン・オポジション」」は、影響を受けたフランスの現代音楽作曲家、ジャン・バラケのピアノ・ソナタに近い作風を持つ秀作と評されています。

Avie
AV-2417(1CD)
レバー・ハープのための新しい音楽
ローレン・スコット:エレジー、フリー・ランング、
 ブルー・ムーン・ライジング、
 ファースト・フライト・オヴ・スプリング
ダウウェ・アイセンハ:フォー・マティア
モニカ・シュタドラー:アウェイ・フォー・ア・ホワイル
ローレン・スコット:ジプシー・ダンス
ジョン・ケージ:イン・ア・ランドスケイプ
ピーター・マクスウェル・デイヴィス:ストロムネスとの別れ
ローレン・スコット:ビヨンド・ザ・ホライゾン、セレスティアル・スパイラルズ
レノン&マッカートニー(ローラン・スコット編):アクロス・ザ・ユニバース
ローレン・スコット(レバー・ハープ)

録音:2019年8月6日−9日、スタジオ43(マンチェスター)
レバー・ハープ」とは、ペダルではなく弦についたレバーで音程(音階)を調節するハープで、ノンペダル・ハープや伝統的な楽器の仲間としてケルティック・ハープ、アイリッシュ・ハープなどとも呼ばれます。
オーストラリア出身、現在は英国で様々なオーケストラやアンサンブルとの共演、そしてテレビやラジオへの活発な出演など、ハープ・コミュニティの発展へ寄与し、5年間英国ハープ協会の会長も務めたハーピスト、ローレン・スコットのデビュー・ソロ・アルバム。
自身で書いた作品から、ジョン・ケージ、マクスウェル・デイヴィス、そしてレノン&マッカートニーのナンバーまで、レバー・ハープのための飽くなき情熱が結実したプログラム。ケルティック・ハープとしてのトラディショナルな表現からアンビエントのようなサウンドまで、またレバーを使用したベンドやパーカッシブなパフォーマンスなどレバー・ハープならではの特殊奏法にも注目。

Delphian
DCD-3423(1CD)
カナダのオルガン作品集
ヒーリー・ウィラン:序奏、パッサカリアとフーガ
ジェラルド・ベイルス:小組曲
ルス・ワトソン・ヘンダーソン:半音階的パルティータ
レイチェル・ローリン:オルガン交響曲第1番 Op.36
レイチェル・マホン(Org)

録音:2019年4月2日−4日、コヴェントリー大聖堂
2014年から2016年までロンドンのセント・ポール大聖堂でオルガン・スカラーとなり(セント・ポール大聖堂の1400年の歴史のなかで最初の女性オルガニスト)、チェスター大聖堂のアシスタント・オルガニストを経て、現在はコヴェントリー大聖堂の音楽アシスタント・ディレクター(Assistant Director of Music)を務める女流オルガニスト。
自身の故郷であるカナダのオルガン作品を、コヴェントリー大聖堂の壮麗なオルガンで弾いています。
Delphian
DCD-34221(1CD)
ベートーヴェン:4手連弾のためのピアノ作品集
ソナタ ニ長調 Op.6
ワルトシュタイン伯爵の主題による8つの変奏曲 WoO.67
3つの行進曲 Op.45
ゲーテの詩「君を思う」による6つの変奏曲 WoO.74
大フーガ Op.134
ピーター・ヒル&ベンジャミン・フリス(ピアノ4手連弾)

録音:2019年7月12日−13日、カーディフ大学音楽学校コンサート・ホール
デルフィアン(Delphian)でのバッハ・シリーズ(フランス組曲、平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻)の演奏、解釈がヨーロッパだけでなくここ日本でも称賛されたメシアン研究の世界的権威ピーター・ヒル。グールド・ピアノ・トリオのメンバーであり、「本物のベートーヴェン弾き」として評価が高く、2019年にも来日公演でも素晴らしいベートーヴェン・リサイタルを披露してくれた英国の実力派ベンジャミン・フリス。
デルフィアンが贈るベートーヴェンの生誕250周年記念リリースは、長年にわたりデュオ・パートナーとして活動してきたヒル&フリスのピアノ・デュオで、初期の作品から晩年の「大フーガ」まで、ベートーヴェンが4手ピアノのために書いた魅力ある作品を収録。デルフィアンでの前作「ロシア音楽集」(DCD-34191)でもまばゆい評価を獲得した充実のコンビネーションと冴え渡るリズム、重鎮の深い解釈が、ベートーヴェンでも更なる輝きを放つことでしょう。

Indesens
INDE-115(1CD)
ベッファ:白と黒
ヴェニスのマーラー/グランド・ホテル/ライプツィヒの憂鬱/桜の園/フランツ神父/白と黒/マスクの告白/悪魔の階段/私室の哲学/メビウス/氷の上の足跡/路上の芸術/古い祈り/さすらい人/自画像のスフマート/雨の中の孤独/カントールの散歩/理性の眠り/誠実なベランジェール
カロル・ベッファ(P)

録音:2017年2月22日、スタジオ・セクエンツァ(モントルイユ、フランス
ポーランド系フランス・スイス人のコンポーザー=ピアニストで、作曲や即興演奏、さらには数学や哲学、経済学などにも精通するマルチ・プレーヤー、カロル・ベッファの自作自演集。
トゥールーズ・キャピトル国立Oのレジデント・コンポーザーを務め、諏訪内晶子が「ヴァイオリン協奏曲」の初演を担当するなど、その名声、作品の知名度は日本でも確実に高まりを見せています。
この「白と黒」は、映画音楽とヒーリング、クラシックのクロスオーヴァー的な作風を持つ、静謐な世界が魅力のプログラムです。

MDG
MDG-90621406
(1SACD)
リスト:オルガン作品全集 Vol.1
バッハ(B-A-C-H)の名による前奏曲とフーガ(初稿1855)9
アヴェ・マリアI(1846/1856/1859-60)
バッハ/リスト:カンタータ「わが心に憂い多かりき」(BWV 21)による導入部とフーガ(1860)
 深き淵より、われ汝に呼ばわる(BWV 38)(1860/61?)
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタよりアダージョ(BWV1017) (1864?)
ニコライ/リスト:コラール「われらが神はかたき砦」による教会祝典序曲 (1852)
ラッソ/リスト:レジーナ・チェリ(1865)
ダンテ交響曲より、導入部、フーガ、マニフィカト(1860/1862)
 レジーナ・チェリ(1865) (マンデルシャイト製オルガン1655-57)
ズザナ・フェリェンチーコヴァー(Org)
使用楽器:アロイ・モーゼル(1834年製)、聖ニコラ大聖堂、フリブール、スイス
チェコ出身のオルガニスト、ズザナ・フェリェンチーコヴァーによるリストのオルガン作品全集の録音がスタート。リストは超絶技巧ピアニストでしたが、オ ルガンも得意としており、オルガンならではの大音量と幅広い音色を活かせる壮麗な音楽からひっそりと瞑想的な音楽までさまざまな作品を作曲・編曲して いました。 リストのオルガン曲は、その時代に有名だった曲を素材にした作品や、自作をオルガン用にアレンジしたものが多く、当時としても演奏効果の上がる傾向が強 いのが特徴。本盤の1曲目も「変ロ-イ-ハ-ロ/B-A-C-H」の連続した4音を使ったバッハの名の主題による作品です。1855 年、リストは当時ドイツで最大の ロマン派オルガンであった、メルゼブルク大聖堂のラーデガスト・オルガンの奉献式のために作曲した「バッハ(B-A-C-H)の名による前奏曲とフーガ」。「後に 1870年に「バッハの名による幻想曲とフーガ」ピアノ版として改訂されています。 ズザナ・フェリェンチーコヴァーの高度な技巧で迫力の作品群を全曲MDGの高音質録音で聴けるのは嬉しいかぎりです。
MDG
MDG-90621596
(1SACD)
オルガンによるビル・エヴァンス
マイ・ベルズ/ヴェリー・アーリー
グリーン・ドルフィン・ストリート
エミリー/クワイエット・ナウ
マイ・ロマンス/アンレス・イッツ・ユー
ピース・ピース/オンリー・チャイルド
Bマイナー・ワルツ
ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
ザ・トゥー・ロンリー・ピープル
マイ・フーリッシュ・ハート
ワルツ・フォー・デビー/エピローグ
ダーヴィト・ショルマイヤー(Org)
MD&Gからビル・エヴァンス衝撃のニュー・アルバム登場! と言っても未発表ライヴ等の発見ではなく、エヴァンスの名作をパイプ・ オルガンで奏するという破天荒な試み。1971年生まれのドイツのオルガニスト、ダーヴィト・ショルマイヤーが2014年以来専属を務めるブレーマーハー フェン大聖堂のベッケラート・オルガンでエヴァンスが作曲及び愛奏したゆかりのキラーチューン15曲を披露しています。
ショルマイヤーはギュンター・カウンツィンガーやオリヴィエ・ラトリに師事した正統派オルガニストであると同時にジャズ・ピアニストとしても活躍する 異才。ビル・エヴァンスといえば繊細で美しいピアノのタッチで名高いですが、それをオルガンの荘重なサウンドにしても違和感どころか驚くほどマッチし ています。彼のマイナー・コードが意外なほどオルガンと合い、思わず聴き惚れてしまいます。また大サックス奏者リー・コニッツとの伝説になっている共 演を意識して、なんとサックスの音までオルガンで再現。オーディオ効果も満点で、SACDの効果を最大限に発揮しています。
ジャズ・ファンにも超オススメ。ビル・エヴェンスの哀愁が好きな向きなら絶対気にいること間違いなしのアルバムです。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4280(1CD)
リストとスメタナ
リスト:超絶技巧練習曲より第12番「雪あらし」S.139-12
 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「イゾルデの愛の死」S.447/R.280(ワーグナー/リスト編)
 リゴレット・パラフレーズ(ヴェルディ/リスト編)
 『レクイエム』ニ短調より「ラクリモーサ」S.550-2(モーツァルト/リスト編)
スメタナ:スケッチ第2集より「なつかしい風景」Op.52-3
 海辺にてOp.17
 バガテルと即興曲Op.6
ミロスラフ・セケラ(P)

録音:2019年12月27&28日/プラハ芸術アカデミー内ボフスラフ・マルティヌーホール
ブラームス国際コンクール第1位(2002年)をはじめ様々な国際コンクールの受賞歴を誇るチェコのピアニスト、ミロスラフ・セケラ。幼いころにミロシュ・ フォアマン監督の大ヒット映画「アマデウス」にて少年時代のモーツァルト役に抜擢されたという異色の経歴を持ちます。現在「プラハの春音楽祭」公式ピアニ ストやプラハ大学ピアノ科専任講師を務める傍らソリストや室内楽奏者としてウィーンの楽友協会ホール、コンツェルトハウスなどをはじめ世界各国で演奏 活動を展開しております。日本では2017年にヨゼフ・シュパチェクとの共演でリサイタルを行い、好評を博しました。シュパチェクとはスプラフォン・レーベル よりヤナーチェク、スメタナ、プロコフィエフのアルバム(SU 4129)をリリースしております。
リストとスメタナを組み合わせた期待の新録音ではセケラの抜群のテクニックと豊かな表現力を堪能することができる注目アルバムです。 (Ki)

H.M.F
HMM-905324(1CD)
ピエール・アンリ(1927-2017):CARNET DE VENISE(ヴェニス記)〜モンテヴェルディの時代のヴェニスへのいざない スタジオ・SON/RE(2002年)
フランスの現代音楽作曲家、ミュジーク・コンクレートの第1人者、ピエール・アンリによる、モンテヴェルディ時代のヴェニスへのいざない。ここでは 「CARNET DE VENISE(ヴェニス記)〜モンテヴェルディの時代のヴェニスへのいざない」と題し、モンテヴェルディのマドリガーレ風な作品を導入に、 カモメの鳴き声やゆきかうゴンドラの櫂の音など、ヴェニスの町の様々な音を電子音で表現したトラックが続き、その後も古楽風のトラックと電子音のトラッ クが入り混じりながら作品は進みます。2003年、ナントで行われたラ・フォル・ジュルネ音楽祭の委嘱作品ということで、ジャケットにはフォル・ジュル ネ音楽祭のプロデューサーのレーベルMIRAREのロゴもあしらわれた共同制作盤となっております。 (Ki)

ORFEO
C-990202(2CD)
特価
NX-B08
リスト:作品集
3つの演奏会用練習曲 S.144
2つの演奏会用練習曲 S.145
怒りをこめて(仕上げの練習曲) S142/R4a
パガニーニ練習曲 S141/R3b
モーツァルト - 「ドン・ジョヴァンニ」の回想
12の超絶技巧練習曲 S139/R2b
アミール・カッツ(P)

録音:2018年12月27,28,30日 ジーメンス・ヴィラ,ベルリン、2019年2月19日 テルデック・スタジオ,ベルリン、2019年9月16日 テルデック・スタジオ,ベルリン
「リストの練習曲は、ピアノ音楽の歴史の一つの頂点であり、途方もない技術的困難を超えて、詩や文学、絵 画、民俗学にも影響を与えた偉大な作品だ」と語るピアニスト、アミール・カッツ。どんな作品でも独自の解釈を 加えることをモットーにしている彼は、リストがこの世を去る数年前に行ったマスタークラスで、練習曲を用いた際の 学生たちの証言を調査し、この途方もない練習曲が後世に与えた影響を探りながら、この曲に真っ向から挑 み、見事な演奏を聴かせます。

IBS CLASSICAL
IBS-102019(1CD)
ギンジュアン(1931-):ピアノ作品全集 第1集
ヨンド/ディグラフ
ディバガント/ベルブム(ゲノマ・イン・ムジカ)
テンポ・ブレーヴェ/さようならバロック
アルフォンソ・カルデロン・デ・カストロ(P)

録音:2019年4月23-25日
アントニオ・ガウディがモダンな建物に命を吹き込んだように、スペインの作曲家ギンジュアンは、現代音楽で失われてしまった音 楽語法や表現に、美学の要素を取り入れ、予測された作曲手法ではなく、音楽の要素がその都度必要とする響きを導き出 す作風で、新古典主義への道を切り開いています。ピアニスト、カルデロン・デ・カストロは1970年マラガ生まれ。コルトーやエド ウィン・フィッシャーの弟子であったステファニー・カンビエにピアノを習い、セヴィリャの音楽院やフライブルク、パリでも学び、シェーン ベルク、ヴェーベルン、ストラヴィンスキー、シュトックハウゼンなどを得意としています。2010年、カタロニア出身のギンジュアンと出 会い、音楽家同士のプロフェッショナルな関係とともに友情も育み、ギンジュアンの「ピアノ作品全集」録音に一緒に取り組むよ うになりました。明晰さと流動性を併せ持つギンジュアン作品に詩的なピアノで絶妙なニュアンスを演出しています。

NAXOS/映像作品
NAXOS-2.1106(DVD)
NX-C05

NBD-0105V(Bluray)
NX-C05
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV846-893 アンドラーシュ・シフ(P/スタインウェイ)

収録:2018年8月29日 ロイヤル・アルバート・ホール
総収録時間:142分
映像:16:9 NTSC All Region 片面2層…DVD、Blu-ray
HD…Blu-ray
音声:PCM Stereo & DTS 5.1…DVD
PCM Stereo & DTS-HD 5.1…Blu-ray
2018年のプロムスで行われたシフによるバッハ「平均律 第2巻」全曲ライヴが、2017年の「第1巻」に続き映像で登場します。80年代を中心にバッハの鍵盤作品を体系 的に録音し、モダン・ピアノのみならずフォルテピアノを用いたシューベルトの録音などでも高い評価を得ているシフ。バッハという作曲家とピアノという楽器を多角的に手中に収 めている彼なればこその、ペダルを基本的に使わずスタインウェイを豊かに響かせる、たいへん美しい演奏を聴くことが出来ます。練習曲集の色彩が強い第1巻から約20年を 経て出版された第2巻は、音楽的にも作曲技法的にも高度で先進的な作品となっており、先にリリースされた第1巻にも増してシフの深い作品理解がより生きた演奏内容 となっています。プロムスというお祭りの場でありながら、前年の公演の素晴らしさもあってか大きな期待と感動に包まれた会場の様子もまた、たいへん好感の持てるものです。

IBS CLASSICAL
IBS-142019(2CD)
NX-C01
レオ・ブローウェル(1939-):ギター・ソナタ全集
ソナタ 第1番
ソナタ 第2番「旅人のソナタ」
ソナタ 第3番「黒いデカメロン」
ソナタ 第4番「思想家のソナタ」
ソナタ 第5番「アルス・コンビナトリア」
ソナタ 第6番「謎」(リカルド・ガレン編)
リカルド・ガレン(G)

録音:2018年5月10-11日
キューバ出身のブローウェルは、現代ギター界で最も重要な作曲家の一人。伝統様式と最新トレンドを融合させるばかりで なく、民族的文化や政治情勢、社会現象、宗教、芸術とあらゆることを作品に盛り込んだ彼の作品はギタリストにとって大 切なレパートリーになっています。彼のソナタは、スペイン・ルネサンス期の弦楽器ビウエラや、17世紀フランスののクラヴサン 流儀、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、スクリャービン、ドビュッシー、アルベニスの響きや、ストラヴィンスキーやバルトーク、ミ ニマリズムからジャズの要素までが含まれており、ブローウェル独自のフィボナッチ数列やフラクタルを駆使した独特の作風で構 築されていますが、残念なことに録音はあまり多くありません。 今回この作品に挑戦するのはスペインのギタリスト、リカルド・ガレン。「テクニックだけではなく、作曲家のエートス(精神、主 張)を表現するのに苦労した」と語る彼の熱演をお楽しみください。
IBS CLASSICAL
IBS-122019(1CD)
エルバニア〜20世紀スペインのチェンバロのための音楽
トマス・マルコ:エルバニア(1977)
ロドリーゴ:リトルネッロ風前奏曲(1979)
ホアキン・オムス:前奏曲(1976)…世界初録音
トゥリーナ:2つの練習曲(1989)
 第1番 プレルーディウム
 第2番 ソナタ
ファン・マリア・トマス・サバテル:クラヴサンの旅人(1952)
アンヘル・オリヴィエ・ピナ:マヌエル・デ・ファリャの捧げもの(1995)…世界初録音
ホセ・M・サンチェス=ベルドゥ:パランプセストII I 〜 VII(1996)…世界初録音
シルビア・マルケス・チュリリャ(Cemb)

録音:2017年7月30-31日、10月13-14日
一度は廃れたと思われたチェンバロですが、20世紀になって次々と新しい作品が書かれています。カリスマ的な演奏 家、ワンダ・ランドフスカに触発されたファリャがチェンバロに目を向け、それに続くかのようにアントワネット・フィッシャーや エリーザベト・ホイナツカのために曲を書く作曲家たちが登場しました。スペインでは、1960年代に初のチェンバロの教 授となったヘノべーバ・ガルベスがその道を切り開き。この国の作曲家たちも、楽器が奏でる音色がもたらす古き良き 時代への想いに魅了され、楽器の限界にとらわれることなく自由な作品を発表しています。 このアルバムには、1952年から96年の間に作曲された2曲の世界初録音を含むスペインの作品が収録されてお り、どれも、スペインの歴史的な鍵盤楽器のスペシャリスト、シルビア・マルケス・チュリリャがプレイエル社のチェンバロな どを使って演奏した味わい深い音色を楽しめます。現代スペインの鋭敏な感性あふれる、チェンバロの新たな魅力が 感じられる1枚です。
IBS CLASSICAL
IBS-102015(3CD)
NX-C03
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ マリサ・ブラネス(P)

録音:2014年7月15-26日,2015年1月7-8日
1950年、バッハの没後200年にライプツィヒで開催された「第1回国際バッハ・コンクール」に審査員として招か れたショスタコーヴィチ。この時に優勝したタチアナ・ニコラーエワの演奏に感銘を受けるとともに、自身のピアノ演奏の 技術向上を目的として書き上げたのがこの「24の前奏曲とフーガ」です。全曲を演奏するためにはほぼ3時間を要す る大作であり、12音全ての調性が網羅されたバッハへのオマージュとも言える作品です。演奏しているのはスペインの 実力派ピアニスト、マリサ・ブラネス。一つ一つの音を丁寧に積み上げ、素晴らしい建造物を創り上げています。
IBS CLASSICAL
IBS-22016(1CD)
ロベルト・シエッラ(1953-):ボレロとモントゥノス
ボレロ(第1巻 2010-2014)…世界初録音
序奏、歌とデスカルガ(2003)…世界初録音
ントゥノス(2015)…世界初録音
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音:2015年9月4-7日
IBSレーベルの看板ピアニスト、フアン・カルロス・ガルバヨは、このアルバムの作曲家ロベルト・シエッラと長きに渡って 信頼関係を築いています。ガルバヨはシエッラのピアノ作品を「夢のような響きを持ち、現実と空想が魅惑的に融合 している」と語るほど、彼の音楽に心酔しており、このアルバムでもその特徴を生かした神秘的な音を丁寧に奏でてい ます。メランコリーと題された「ボレロ」の第1曲で奏される美しい響きは、聴き手を夢幻的な世界へと誘い、親密な夢 を見せるかのようです。トッカータのような華やかなタッチの中から仄かな旋律が立ち上る「序奏、歌とデスカルガ」、戯 れにピアノの鍵盤の上で指を躍らせているかのように即興的な「モントゥノス」と個性的な作品が収録されたアルバム です。
IBS CLASSICAL
IBS-12016(2CD)
NX-C01
忘れられたピアノ曲
フリアン・バウティスタ(1901-1961):Colores 色彩
グスターボ・ピッタルーガ:6つのスペイン舞曲による組曲
ホアン・ホセ・マンテコン(1895-1964):Circo サーカス
サルバドル・バカリッセ(1898-1963):24の前奏曲 Op.34
ホルヘ・ロバイナ(P)

録音:2015年8月10-12日
このアルバムに収録された作品は、現在ではほとんど演奏されることのないピアノ曲。しかしどの曲も作曲家の信念と作曲技 巧が存分に発揮された聴きどころの多いものばかりです。スペイン伝統の舞曲のリズムを効果的に取り入れたピッタルーガの 「組曲」。ショパンの様式を受け継ぐバカリッセの「24の前奏曲」、メシアンの多彩な響きに通じる大胆な筆致が魅力的なバ ウティスタの「色彩」をモティーフにした曲集、楽しいマンテコンの「サーカス」、どれもが興味深く、宝石のような美しさを有して います。カナリア諸島出身のホルヘ・ロバイナはウィーンで学んだピアニスト。これらの曲を申し分ないテクニックで演奏していま す。
IBS CLASSICAL
IBS-42012(1CD)
グラナダの舞曲
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555頃):デルフィンの6部の譜本より
 第2巻-ファンタジア IV
 第1巻-ファンタジア VIII
 第6巻 - 低音上の対位法
ポンセ(1882-1948):フォリアの主題による変奏曲とフーガ
デ・ラ・マーサ(1896-1981):サバテアード
 ペテネーラ
アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):グァダルキビルのソナタ
サーニャ・プロール(G)

録音:2012年7月10-12日
このアルバムは16世紀に活躍したナルバエスから、19世紀から20世紀の作曲家、ポンセ、デ・ラ・マーサやジラルディーノまで の400年以上に渡る「グラナダの舞曲」を集めた1枚。ギターに似た楽器「ビウエラ」の名手として知られるナルバエスの技巧 的な作品をはじめ、ポンセの大作「変奏曲とフーガ」、デ・ラ・マーサの活力溢れる2作品、哀愁たっぷりのジラルディーノの「ソ ナタ」とどの曲も異国情緒に満ちた美しい作品です。「優れたテクニック、気質、洗練、そして卓越した音楽性の持ち主」と評 されるスロベニア出身の女性ギタリスト、サーニャ・プロールの演奏で。

Onyx
ONYX-4217(2CD)
シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894 「幻想」
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
シャイ・ウォスネル(P)
1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネル(ウォスナー)は、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
これまでも、シューベルトのピアノ・ソナタ集(ONYX 4073)、シューベルトとマッツォーリの作品集(ONYX 4136)などのシューベルト・アルバムを録音し、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジンから素晴らしい「シューベルティアン」として評価されるなど、世界の偉大なシューベルト弾きの一人として評価を確立したシャイ・ウォスネルが弾くシューベルト晩年のピアノ・ソナタ集。

H.M.F
HMM-902327(2CD)
『新しい道』〜ベートーヴェン 作品集
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 op.31-3
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
創作主題による15の変奏とフーガ op.35「エロイカ変奏曲」
アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/マティアス・ミュラー、1810年頃、ウィーン製(エドウィン・ボインク・コレクション))

録音:2017年6月、2018年5月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ベートーヴェン・イヤーにハルモニアムンディがリリースするベートーヴェン作品集。次なる新譜は、フォルテピアノのシュタイアーの登場です。「新しい道」 と題し、中期の傑作3つのソナタと、変奏曲というプログラム。
Op.31の3つのソナタは1803年4月に出版されました。この時期、ベートーヴェンは友人に「自分はこれまでの仕事に満足していない。今から新し い道を歩む」と宣言していました。1802年の秋には「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いたベートーヴェン。自身の耳の病から逃れられないことを確 信しつつ、新たな人生を歩み出す決意を固めた時期でもあります。これら3つのソナタも、古典的なソナタ形式に、様々な異質な要素(第1楽章の冒頭 が主和音から始まらない、冒頭でいきなりリタルダンドがある、など)が盛り込まれており、聴き手は次の展開にワクワクせずにはおられない楽曲がそろっ ています。[CD2]の変奏曲は、出版社にあてた1802年10月18日付けの手紙で「私は今2つの変奏曲作品をもっています。両曲とも実に全く新しい 流儀で作曲したものです」と売り込んだ、まさにその2つの変奏曲。天才ベートーヴェンがさらなる高みに上がり、いよいよその創造性を発揮してきた時 期の作品を、シュタイアーが最良の形で演奏しています。
ピアノ・ソナタ第 16 番は独特のリズムで始まり、シンコペーションのリズムも多用されている作品で、機知に富んだ曲。シュタイアーは、ベートーヴェ ンがちりばめた各要素をくっきりと打ち出しており、こんなにも面白さに満ちた曲だったかと眼から鱗の連続となっております。第17番「テンペスト」第 1楽章冒頭のアルペジオのにじんだ効果はフォルテピアノならでは。第18番第1楽章でも、ペダルを使用した時の響きがにじむような効果はフォルテピア ノならではの魅力といえるでしょう。冒頭のリタルダンドも意外性と説得力十分。終楽章のロンドは快刀乱麻の切れ味、痛快極まりない演奏となっています。 まるでこれらのソナタが昨日書かれたかのような、新鮮さに満ちた演奏です。
ベートーヴェンは変奏曲の達人でありました。ひとつの主題の様々な属性を最大限に引き出しており、ベートーヴェンの楽想の豊かさと計りしれない構 成力は他の追随をゆるさないものがあります。ヘ長調の変奏曲は、シンプルな歌が魅力な作品ですが、シュタイアーの歌心あふれる演奏に、あらためてこ の作品の美しさに感じ入るばかりです。「エロイカ変奏曲」も超絶技巧作品ですが、シュタイアーの演奏は、これが難曲であることよりも、あくまでもベー トーヴェンが変奏の達人であったことを前面に打ち出しており、ファンタジーに満ちたスケールの大きな「エロイカ変奏曲」を聴かせてくれます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186751(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) アリサ・ワイラースタイン(Vc)

録音:2019年7月&9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
チェロ界の女王ワイラースタインがついにバッハ無伴奏全曲を録音しました!ダニエル・バレンボイムの秘蔵っ子として2012年にDECCAレーベルの デビュー盤をリリースした女流チェリスト、アリサ・ワイラースタイン。エルガーの情熱的な演奏で注目され、瞬く間に世界のひのき舞台に立ちました。そ の後、ビエロフラーヴェクとのドヴォルザーク、コダーイ等の無伴奏チェロ作品集、ラフマニノフとショパンのチェロ・ソナタ集など、リリースするたびに 大きな話題となり、そのすべての録音で高い評価を得てきました。また、PENTATONEレーベルに移籍後にリリースしたハイドンのチェロ協奏曲集(KKC 5949 / PTC 5186717)はレコード芸術特選盤をはじめ各誌で絶賛されました。
待ちに待ったバッハの無伴奏全曲録音ではワイラースタインらしい非常に豊かで伸びやかな歌い回しで魅了。さらに各声部を立体的に組み立てる演奏技 術の高さに改めて圧倒されます。全6曲を通じて聴くことによりワイラースタインが描くバッハの大宇宙に誘われます。当作品集の新たな決定盤登場と申 せましょう。 (Ki)

Hanssler
HC-19053(2CD)
バッハ:6つのパルティータBWV825-830 トレヴァー・ピノック(Cemb/エムシュ製に基づく1983年ディヴィッド・ウェイ製チェンバロ使用)

録音:1998年9月、1999年11月3-7日/ルートヴィヒスブルク、カールスルーエ
2000年に発売された独ヘンスラー・レーベルのバッハ大全集。このアルバムは当全集に収録されているピノックが演奏した6つのパルティータ全曲、 チェンバロによる演奏です。1946年、英国カンタベリー生まれのチェンバロ奏者のピノックは1973年に古楽器団体イングリッシュ・コンサートを結成し、 以後バロック音楽を中心に演奏活動を展開してきました。その後指揮者としても頭角をあらわし、ボストンSOをはじめとする世界有数のオーケスト ラを振ってきました。日本では紀尾井ホール室内Oとの共演などでも知られます。ここに収録された6つのパルティータはピノックが最も得意とす るレパートリー。ピノックならではの高貴な演奏を聴くことができます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-067(1CD)
CONTEMPORARY
クセナキス(1922-2001):Rebonds A、Rebonds B、Psappha(プサッファ)
マントヴァーニ(b.1974):Moi, jeu…
フィリップ・ユレル(b.1955):LoopsU、LoopsW
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):Movement 1、Movement 2
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):After SyrinxU〜マリンバ・ソロのための
アデライーデ・フェリエール(パーカッション)

録音:2018年10月、2019年5月
意欲的なプログラムによるパーカッションのアルバムの登場。奏者のアデライーデ・フェリエールは2017年、フランスのヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジー クで打楽器奏者として初めてInstrumental Solo Revelation(新人の器楽独奏者)を受賞した、今世界が注目する打楽器奏者。パリ国立高等音楽院を 卒業後、英国の王立音楽院で学んでいます。世界の名だたるコンクールで入賞を重ね、室内楽、ソロで活躍しています。2017年にはパリ・オペラ座のバ レエ公演でパーカッション奏者として舞台上で演奏するなど、音楽シーンにとどまらない活躍を見せています。ヤマハ・アーティスト。腹の底から湧きあが るエネルギーと迫力に圧倒されどおしの1枚です。 (Ki)

la musica
LMU-018(1CD)
シューベルト:ソナタ第20番イ長調 D.959
4つの即興曲 D.899 op.90
ドニ・パスカル(P)

録音:2016年9月
1961年生まれのフランスのベテラン・ピアニスト、ドニ・パスカル。シューベルトの第2弾の登場です(第1弾:LMU 008)。パスカルはピエール・ サンカン、ジャック・ルヴィエ、レオン・フライシャー門下で、2010年からはリヨン音楽院、2011年からはパリ音楽院で教鞭をとっています。清潔かつ エスプリあふれる演奏で、フランス・ピアニズムを堪能させてくれます。ここでもカラリとした音色のシューベルトが展開されています。 (Ki)


Hanssler
KKC-4208(1CD)
モーツァルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタハ長調 K.545
ロンドイ短調 K.511
ピアノ・ソナタヘ長調 K.332
メヌエット第1番ト長調 K.1
ピアノ・ソナタイ短調 K.310
モナ・飛鳥(P)

録音:2019年9月20-22日/ピディング
日本語帯・解説付
グロートリアン・シュタインヴェーク国際コンクール第1位、EPTA欧州ピアノ教育者連盟国際コンクール第1位など輝かしいコンクール歴を誇るピアニスト、 モナ・飛鳥。ドイツを拠点に演奏活動を行い、日本でも着実にキャリアを重ねている注目のピアニストの新録音はオール・モーツァルト・プログラムです。 これまでにカール=ハインツ・ケマリング、ベルント・グレムザーに師事したモナ・飛鳥の魅力といえばなんといっても高貴な演奏が魅力。このモーツァルトで は彼女の長所がはっきりと表れたこの上なく美しい演奏を聴くことができます。今回収録したモーツァルトの作品はリサイタルで多くとりあげてきたレパートリーな だけに満を持しての録音といえましょう。日本語解説付。※国内品番のみのご案内です。 (Ki)

BIJIN CLASSICAL
BJN-1003(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8 番ハ短調 Op.13 「悲愴」
ピアノ・ソナタ 第14 番嬰ハ短調 Op.27 の2 「月光」
ピアノ・ソナタ 第17 番ニ短調 Op.31 の2 「テンペスト」
ピアノ・ソナタ 第26 番変ホ長調 Op.81a 「告別」
イリーナ・メジューエワ(P)
(P;1925 年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音:2019 年9 月18 日〜20 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
注目のレーベル「BIJIN CLASSICAL(ビジン・クラシカル)」第三弾は、メジュ ーエワによるベートーヴェンの四大ソナタ集 ―― 「悲愴」、「月光」、「テンペスト」、「告別」という極めつけのプログラムです。それ ぞれ過去に何種類か録音のあるレパートリーですが、今回ヴィンテージ・スタイ ンウェイの名器(CD135)を使用したことで、旧録音とは比較にならないほどの 魅力を備えたアルバムに仕上がりました。千万変化のタッチが生み出す多彩 な音色。圧倒的なパワーと壮大なスケール感。ベートーヴェンの真髄を伝える 名演奏を、ナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。


MELODIYA
MEL-1002631(2CD)
NX-C09
初出音源/エフゲニー・キーシンのショパン・リサイタル
幻想曲 へ短調 Op.49
マズルカ ハ長調 Op.56-2
マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
マズルカ 変ニ長調 Op.30-3
マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
マズルカ ロ長調 Op.63-1
マズルカ 変ロ短調 Op.24-4
スケルツォ 第2番変ロ短調 Op.31
夜想曲 嬰ヘ短調 Op.48-2
夜想曲 ト長調 Op.37-2
夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1
夜想曲 変イ長調 Op.32-2
ポロネーズ 嬰へ短調 Op.44
マズルカ へ短調 Op.68-4
ソナタ 第3番ロ短調 Op.58-第4楽章
エフゲニー・キーシン(P)

録音:1985年12月23日 ライヴ
2歳でピアノを始め、10歳でモーツァルトの協奏曲第20番を演奏し公式デビュー、11歳で初リサイタルを 開催するなど、幼い頃から神童の名をほしいままにしてきたエフゲニー・キーシン。彼の名を一躍有名にし たのは、12歳の時にキタエンコが指揮するモスクワ・フィルハーモニーと共演したショパンのピアノ協奏曲の 演奏でした。 1985年、スヴャトスラフ・リヒテルから「モスクワの夜祭り」に招待されたキーシンは、美術館でリサイタルを 行いましたが、この録音はなぜかリリースされることはなく、そのままお蔵入りになってしまいました。今回、こ の貴重な録音を発売することで、14歳の彼による“珠玉のショパン”が人々の耳に届くことになります。キー シンにとって「出発点」ともいえるこれらのショパン作品には、瑞々しい感性と、現在の彼の演奏にも通ずる 「揺るぎない解釈」が宿っており、これを聴くと、改めて彼の才能に驚かされることでしょう。


MELODIYA
MEL-1002619(1CD)
NX-B07
ヴェラ・ゴルノスタエヴァ〜生誕90年に捧ぐ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調 Op.53
シューベルト:3つのピアノ小品 D 946*
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26#
アンドレイ・ググニン(P)
ヴァディム・ホロデンコ(P)*
ルーカス・ゲニューシャス(P)#

録音:2019年7月10日 ライヴ
このアルバムは、彼女の生誕90年を祝う1枚で、演奏しているゲニューシャス、ホロデンコ、ググニンの3人 は、ゴルノスタエヴァが「三銃士」もしくは「3人のボガトィーリ(ロシアの伝説的な英雄)」と呼んだほどのお気 に入りの弟子でした。ゴルノスタエヴァについて「芸術における絶対的な自由への道を教えてくれた」(ゲ ニューシャス)「音楽家の責任、理解、真の愛」(ホロデンコ)、「彼女は信じられないほど正直だった」 (ググニン)と3人がそれぞれの思いを抱いており、ここでは、彼女の優れた教えが脈々と受け継がれている ことを伺わせる表情豊かな演奏が披露されています。 ヴェラ・ゴルノスタエヴァはモスクワ出身のピアニスト。モスクワ音楽院付属の中央音楽学校でピアノを学 び、モスクワ音楽院に進学、ゲンリヒ・ネイガウスのもとで研鑽を積み、1955年に大学院を卒業した後 は、優れた教師としてグネーシン音楽大学とモスクワ音楽院で後進を指導、1966年にはソ連政府から 功労芸術家の称号を贈られるとともに、モスクワ音楽院の教授に昇格しました。

Capriccio
C-5361(1CD)
NX-B05
ブラウンフェルス(1882-1954):ピアノ作品集
2台ピアノのための「古いフランス民謡」による変奏曲 Op.46*
4手ピアノのための小品 Op.24*
ピアノのためのバガテル集 Op.5
タチアナ・ブローメ(P)
ホルガー・グロショップ(第2ピアノ)*

録音:2016年12月12-14日 ベルリン、エルベルク教会、2019年2月15-16日 イェス=キリスト教会
退廃音楽の復権に積極的に取り組むCapriccioレーベル。中でも力を入れているのが、第二次世界大戦中にユダヤ系 であるためにナチスから迫害されながら、その苦難を乗り越え、戦後のドイツ音楽の発展に尽力したヴァルター・ブラウンフェ ルスの作品です。これまでに6枚のアルバムがリリースされており、どれも後期ドイツ・ロマン派の流れを汲んだ音楽が好評を 博しています。今回取り上げられたピアノ・デュオのための作品集も、ブラウンフェルスの新たな魅力の発見に力を貸すことで しょう。もともとピアニストとして活動を開始した彼のピアノ曲は、技巧的であり、かつオーケストラの響きを思わせる重厚な味 わいを持っています。ブラウンフェルス作品を得意とするタチアーナ・ブローメと、ブゾーニ作品を得意とするグロショップの見事 な演奏です。


ALPHA
ALPHA-584(10CD)
NX-G03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ(全32曲) コンスタンチン・リフシッツ(P/スタインウェイ)
録音:2017年11月、2019年4月、7月
香港大学MUSE大ホール(ライヴ、拍手入り)
2020年のベートーヴェン・イヤーを記念し、リフシッツによるソナタが全て新録音での全集で登場します。リフシッツのベートーヴェンは近年の 日本ライヴも数枚リリースされ高い評価を得ていますが、その力強さとテクニックに裏打ちされた、考え抜かれた解釈はここでも健在。CD全 10枚に収められた、たいへん濃厚な12時間をじっくりとお楽しみいただけます。なお第5番のインテルメッツォとして作曲されたと考えられている 「アレグレット WoO 53」は、その第2楽章と第3楽章の間に配置されています。録音された香港大学MUSE大ホールは定員900人規模 の木の美しいホールで、世界的に評判となっているその響きを聴くことが出来るのも大きなポイントです。
ALPHA
ALPHA-570(7CD)
NX-D03
『アレクセイ・リュビモフの芸術』〜18世紀から現代までのピアノによる
【DISC 1】 キリストの最後の七つの言葉
(作曲者監修による編曲者不明のクラヴィーア版)
【DISC 2】
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
ラルゲットとアレグロ 変ホ長調 K.無し (ロバート・レヴィン補筆完成版)
アダージョとフーガ ハ短調 K.546 (フランツ・バイヤー版)ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493(イヴァン・プラッチェ編曲による2台クラヴィーア版)
【DISC 3】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰『月光』
ピアノ・ソナタ第21番『ワルトシュタイン』
ピアノ・ソナタ第17番 『テンペスト』
【DISC 4】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
【DISC 5】
シューベルト:即興曲 Op.90 D899、即興曲 Op.142 D935
【DISC 6】
ストラヴィンスキー:協奏曲 変ホ長調 『ダンバートン・オークス』(作曲者による2台ピアノ版)
サティ:ソクラテス (ジョン・ケージ編曲による2台ピアノ版)
ストラヴィンスキー:2台のピアノのための協奏曲
シネマ - 『本日休演』のための幕間音楽
(ダリウス・ミヨーによる4手ピアノ版/リュビモフによるプリペアド)
【DISC 7】
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番『マサチューセッツ州コンコード、1840年〜60年』
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 op.27
ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
アレクセイ・リュビモフ(P)
ユーリ・マルティノフ(P)…DISC 2
ヴャチェスラフ・ポプルーギン(P)…DISC 6
マリアンネ・ヘンケル(Fl)…DISC 7、TRACK 4

【DISC 1】 ZZT341
使用楽器:1794年シュペート&シュマール製タンジェント・ピアノによる
クリス・マーネ製復元楽器
録音:2013年6月17-20日 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 2】 ZZT306
使用楽器:1790年頃製作のフォルテピアノ、1785年頃製作のフォルテピアノ
録音:2011年9月19-22日 聖ピエトロ教会、ベルギー
【DISC 3】 ALPHA194
使用楽器:1802年エラール製による2011年クリス・マーネ製復元楽器
録音:2012年6月27-29日 シテ・ド・ラ・ミュジーク円形劇場、パリ
【DISC 4】 ZZT110103
使用楽器:1828年グラーフ製オリジナル エートヴィン・ビュンク修復
録音:2009年7月 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 5】 ZZT100102
使用楽器:1810年ミュラー製オリジナル、1830年シャンツ製オリジナル
エートヴィン・ビュンク修復
録音:2009年7月13-14日 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 6】 ALPHA230
使用楽器:1920年製プレイエル、1906年製ガヴォー、
1909年製ベヒシュタイン
録音:2015年6月16-18日 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 7】 ZZT362
録音(ライヴ):1997年クロイト、ドイツ (アイヴズ)
1999年モスクワ(ウェーベルン、ベルク)
1944年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でネイガウスとナウモフに師事したのち、西側の同時代音楽をソビエト国内に広めたことで当局の 批判を浴びたリュビモフ。古楽器、歴史的ピアノに打ち込んだのはその後で、現在では当時の楽器を使用した古典派からモダン楽器による 現代作品まで、幅広いレパートリーにおいて作品の本質に寄り添う求道的な演奏が高い評価を得ています。また2019年には突然の「引退 宣言」を行い、世界中のファンを驚かせました。 そんな彼が2010年前後からZig-Zag TerritoiresとAlpha Classicsで製作してきた、作品に応じた楽器を使用した特色あるアルバムを 集めたBOXセットが登場します。ピアノよりむしろチェンバロに近い音色を持つタンジェント・ピアノによるハイドンから、1909年のベヒシュタイン を使用したプリペアド・ピアノによる面白さ抜群のサティまでを収録。また7枚目には1990年代終わりのライヴが収録されており、使用楽器は 明記されていませんが、リュビモフならではの集中力による研ぎ澄まされた素晴らしい演奏を聴くことが出来ます。
ALPHA
ALPHA-443(11CD)
NX-E03
『ピアノの巨匠たち』〜バッハからショスタコーヴィチまで、ピアノの大作曲家たちの作品を集めて
【DISC 1】
バッハ(ブゾーニ編):「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659
「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645
バッハ:『平均律クラヴィーア曲集第1巻』より、各前奏曲とフーガ
第2番BWV847、第6番BWV851、第7番BWV852、第9番BWV854、第10番BWV855、第11番BWV856、第12番BWV857、第15番BWV860、第17番BWV862、第19番BWV864、第21番BWV866、第22番BWV867
ブラームス:おお愛する魂よ、汝を飾れ Op.122-5
【DISC 2】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第22番、第23番『熱情』、第24番『テレーゼ』、第25番、第28番
【DISC 3】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番、3つのピアノ小品
【DISC 4】
ショパン:24の前奏曲、ポロネーズ第5番、舟歌、子守歌
【DISC 5】
シューマン:子供の情景、謝肉祭、ベートーヴェンの主題による変奏曲、
アベッグ変奏曲、トッカータ
【DISC 6-7】
リスト:詩的で宗教的な調べ、ピアノ・ソナタ ロ短調
【DISC 8】
バッハ(ブラームス編):左手のためのシャコンヌ
ブラームス:8つのピアノ小品、2つの狂詩曲、7つの幻想曲
【DISC 9】
ドビュッシー:版画、映像第1集、喜びの島、練習曲集第2巻
【DISC 10】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、パガニーニの主題による狂詩曲
【DISC 11】 ALPHA203
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番、第2番、2台のピアノのためのコンチェルティーノ、2台のピアノのためのタランテラ
【DISC 1】 ZZT090104
エドナ・ステルン(P)
録音:2008年4月、セクエンツァ・スタジオ モントルイユ、フランス
【DISC 2】 ZZT304(DISC 3)
フランソワ=フレデリック・ギイ(P)
録音:2010年12月7、8日、2011年4月19、20日アルスナル小ホール、メス、フランス
【DISC 3】 ALPHA433(DISC 2)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(P)
録音:2017年2月、3月 ヴィラ・サン・フェルノ ロニーゴ、イタリア
【DISC 4】 ALPHA224
ネルソン・ゲルナー(P)
録音:2015年8月15日 ペンデレツキ音楽センター、ザクリチン、ポーランド
【DISC 5】 ALPHA169(DISC 1)
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2010年4月 ルール・ブリュ音楽ホール ラ・ショー=ド=フォン、スイス
【DISC 6-7】 ZZT110301
フランソワ=フレデリック・ギイ(P)
録音:2010年11月8-11日
ルール・ブリュ音楽ホール ラ・ショー=ド=フォン、スイス
【DISC 8】 ALPHA231
アンナ・ヴィニツカヤ(P)
録音:2015年9月7-10日 ライトシュターデル ノイマルクト
【DISC 9】 ALPHA404
ネルソン・ゲルナー(P)
録音:2013年4月13-16日 テルデックス・スタジオ、ベルリン
【DISC 10】 ALPHA275
アンナ・ヴィニツカヤ(P)
クシシュトフ・ウルバンスキ(指) 北ドイツ放送エルプフィル
録音:2016年5月10-16日
ロルフ・リーベルマン・スタジオ、ハンブルク
【DISC 11】 ALPHA203
アンナ・ヴィニツカヤ(P)、イヴァン・ルーディン(P/2台Pf)
クレメラータ・バルティカ、オメール・メイア・ウェルバー(指揮/第2番)
録音:2014年9月
カール・マリア・フォン・ウエバー音楽院 ドレスデン
Alpha Classics(一部はZig-Zag Territoires)レーベルで制作されたアルバムから、ピアノの大作曲家たちそれぞれが1枚に収録されたア ルバムを選んだ11枚組のBOX。バッハに始まりショスタコーヴィチに終わる11人の作曲家たちの代表作を、時代を追って聴くことの出来る趣 向になっています。 古楽や古楽器の印象が強いAlphaですが、ここではレーベルを代表するモダン・ピアノの名手たちのアルバムが揃えられており、いずれもベスト セラーばかりとなっています。どれを取っても素晴らしい演奏内容と企画性。ピアノ・ファン垂涎のセットと言えるでしょう。

ARCANA
A-117(1CD)
NX-A11
『ベートーヴェンとその時代』 〜ブレシアン・マンドリンとフォルテピアノによる

ベートーヴェン:アンダンテと変奏 ニ長調 WoO 44/b
 ソナチネ ハ長調 WoO 44/a
 ソナチネ ハ短調 WoO 43/a
 アダージョ・マ・ノン・トロッポ 変ホ長調 WoO 43/b
ボルトラッツィ:ソナタ ニ長調 Op.9*
フンメル:大ソナタ ハ長調 Op.37a*
ラファエレ・ラ・ラジョーネ (マンドリン)
4弦ブレシアン・マンドリン、18世紀後期クレモナ、カルロ・ベルゴンツィII世製による、
2018年ミラノ、ロレンツォ・リッピ製復元楽器
マルコ・クロセット (フォルテピアノ)
1792年アントン・ヴァルター製による、2004年ポール・マクナルティ製復元楽器
1819年コンラート・グラーフ製による、2010年ポール・マクナルティ製復元楽器*

録音:2019年6月7-9日 スタジオ・ロッソ パドゥア、イタリア
1796年、パトロンであったカール・アロイス・フォン・リヒノフスキーと共にプラハを訪れたベートーヴェンは、当地の上級貴族の娘ジョセフィーヌ・ク ラリー=アルトリンゲンと出会い、アマチュア音楽家として歌とマンドリンを嗜んだ彼女のために、マンドリンとピアノのための作品を何曲も書きまし た。このうち現在まで伝わるのは4曲。若き日の作であると共にアマチュアのために書かれたこともあって、いずれもベートーヴェンの強い個性は 影を潜めた親しみやすく愛らしい作品となっていますが、これもまた大作曲家の一面としてたいへん興味深く聴くことが出来るでしょう。併せて、 マンドリンの名手として当時ヨーロッパ各地で演奏活動を行ったイタリアのバルトロメオ・ボルトラッツィによる、華麗な技巧と北イタリアの抒情が 楽しめるソナタと、マンドリン協奏曲なども残したフンメルによる堂々たるソナタを収録しています。 ナポリのマンドリン奏者ラ・ラジョーネは既に数枚のアルバムをリリースしていますが、ARCANAレーベルでは今回が初めての製作となります。使 用しているマンドリンは、ボルトラッツィの生誕地に近いイタリア北部ブレシア地方の名を付けて呼ばれる(あるいはクレモネーゼとも)単弦4本が 張られたかなり小型の楽器。よく知られるナポリタン・マンドリンと同様のチューニングによるこの楽器を自在に操り、作品の面白さと、素朴なが ら艶やかな楽器の魅力を十二分に伝えています。フォルテピアノのクロセットは古楽器アンサンブル「ラ・ヴァゲッツァ」を主宰しており、アンサンブ ルやソロでの受賞歴を持つ注目の古楽系鍵盤奏者です。

RICERCAR
RIC-412(1CD)
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):無伴奏ヴァイオリンのための組曲集
組曲 第2番イ長調
組曲 第5番ニ短調
通奏低音を伴わないヴァイオリンのための組曲 イ長調
組曲 第1番イ短調
組曲 第4番ハ長調
組曲 第3番変ロ長調
プラメナ・ニキタソヴァ (Vn)
1730年頃ミッテンヴァルト、ゼバスティアン・クロッツ製
ピッチ:466Hz.

録音:2019年9月 聖マルティン教会、ミュルハイム
当時ドレスデンで活躍した多くのヴァイオリストの中でも重要とされ、ヨーロッパ各地の演奏旅行で名声を博したヴェストホフ。大バッハの一世 代上の彼が残したこれらの組曲(パルティータ)は、一挺のヴァイオリンのみによる多声的な技術がふんだんに盛り込まれている点で、バッハ以 前で最も注目すべき作例とされています。ここには主に1696年ドレスデンで出版された作品集から収めらていますが、1曲(9-13)はヴェルサ イユ宮殿における演奏でルイ14世に称賛された1683年にパリで出版されており、当時の彼の名声を伝えるものと言えるでしょう。演奏は、ド イツにおけるバロックから古典派にかけての作品を重点的にレパートリーとするヴァイオリニスト、ニキタソヴァ。名手の作らしく、技巧的であるば かりでなく流麗な美しさを湛えたこれらの作品を、しなやかに歌い上げています。

TOCCATA
TOCC-555(1CD)
NX-B03
ロナルド・スティーヴンソン(1928-2015):ピアノ作品集 第4集
パデレフスキの「マンルー」による組曲(1961)…世界初録音
無言歌(1988)…世界初録音
9の俳句(1971/2006改訂)…世界初録音
シャルパンティエの「ルイーズ」によるロマンス(1970頃)
ピアノによる歌の新しい装飾技法 第1集(1980-1988)
ピアノによる歌の新しい装飾技法 第2集(1980-1988)
ピアノによる歌の新しい装飾技法 第3集(1980-1988)…世界初録音
クリストファー・ギルド(P…STEINWAY)

録音:2019年2月17日、2019年2月24日
20世紀スコットランドの作曲家ロナルド・スティーヴンソン。「DSCHによるパッサカリア」などの難解、かつ演奏困難な作 品で知られています。彼はブゾーニやパデレフスキー、グレインジャーら超絶技巧を持つ先人ピアニストの後塵を配したと されていますが、実際に彼が最も影響を受けたのはアマチュアのテナー歌手であった彼の父であり、父と共に歌う数々の オペラ・アリアやスコットランド、アイルランドの民謡は幼いスティーヴンソンに大きな感銘を与え、作曲家として長じてか ら、歌劇や歌を元にした作品を書く原動力になったようです。このアルバムではパデレフスキーとシャルパンティエの旋律に よるパラフレーズと、芭蕉一派の俳句をもとにした「9の俳句」などの彼自身のオリジナル曲をバランスよく配し、スティーヴ ンソンの魅力に迫ります。
TOCCATA
TOCC-0527(1CD)
NX-B03
ヴィルヘルム・ゴルトナー(1839-1907):近代的な組曲集 第1集
近代的な組曲 第3番Op.40(1875)
近代的な組曲 第4番Op.41(1878出版)
近代的な組曲 第6番Op.49(1887出版)
ブラッドリー・ベックマン&キャロリン・トゥルー(P・デュエット)

録音:2017年12月11日
世界初録音
19世紀に活躍したピアニスト、作曲家ヴィルヘルム・ゴルトナー。彼はハンブルクのユダヤ人家庭に生まれましたが、若い 頃の足跡はほとんど知られていません。15歳でライプツィヒ音楽院に入学、多くの音楽家たちと親交を持ち、その後はパ リへ移住。彼の魅惑的な作品はとりわけサロンで人気を博し、出版社からの注文が引きも切らなかったと言われます。 なかでも1875年に書かれたピアノ・デュエットのための「近代的な組曲 第1番」は高い人気を博したため、ゴルトナーは 求めに応じ、その後12年間で6つの組曲を作曲、しかし、6曲全てが1904年に再販されてからは、急速に人気を失 い、すっかりレパートリーから抜け落ちてしまいました。今回の録音は、ゴルトナー作品の魅力を再発見する機会となるこ とでしょう。

TOCCATA
TOCC-0515(1CD)
NX-B03
エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002):オルガン作品全集
トッカータ(1965)
Intrada イントラーダ(1967)
Prelude-Interlude-Postlude 前奏曲-間奏曲-後奏曲(1969)
カンツォーナ(1971)
リチェルカータ(1977)
Introduzione e toccata 序奏とトッカータ(1985)…世界初録音
ヤン・レヘトラ(Org…トゥルク大聖堂)

録音:2018年5月21日トゥルク大聖堂、フィンランド
20世紀後半フィンランドの作曲家エルッキ・サルメンハーラ。シベリウス音楽院でヨーナス・コッコネンに作曲を学んだ後、 ウィーンへ赴きリゲティの元で研鑽を積み、リゲティ作品についての論文で博士号を取得、ヘルシンキ大学で教鞭を執る かたわら、フィンランド作曲家協会とフィンランドSO協会の会長を兼任、フィンランド音楽界に高い貢献を果たし た人です。このアルバムには、リゲティの影響が感じられる前衛的な作品から、オランダのミニマリスト、シメオン・テン・ホル ト風の作品まで、オルガンの多彩な響きを用いた世界初録音を含むさまざまな曲が収録されており、サルメンハーラの作 風の変遷を知ることができる興味深い1枚に仕上がっています。

Grand Piano
GP-822(1CD)
NX-B03
音楽学者ロバート・オーリッジの補筆、編曲によるドビュッシーの稀少ピアノ作品集
忘れられた前奏曲…世界初録音
1.放蕩息子(1884/1907-1908改訂)(P版)
2.ロドリーグとシメーヌ(1890-1893)(P版)
3.前奏曲 第1巻-第8番「亜麻色の髪の乙女」(第1稿、変ロ長調,1907)
4.トリスタンの物語の序曲(1907,2011年完成版)(P版)
5.前奏曲 第2巻-第5番ヒース(第1稿,1912)
6.象たちのトーマイ(1913,2006年完成版)(新版)
7.小さなワルツ(1915頃/2006年完成版)
8.華やかな宴 第1場-仮面(commencement 開始部)
(1915/2006年完成版)…世界初録音
9.聖セバスチャンの殉教-第3幕:偽りの神々の評議会:受難…世界初録音
10.沈黙の宮殿-1幕物の中国のバレエ(8つの場面)(ナレーション付き版)
(1914,2005/2014年完成版)…世界初録音
劇音楽「リア王」(1904-1908,2004/2018年完成版)
11.前奏曲…世界初録音
12.(他の)ファンファーレ…世界初録音
13.眠るリア王…世界初録音
14.コーデリアの死…世界初録音
15.歌劇「鐘楼の悪魔」(ナレーション付き版)(1902-1903/2018編)…世界初録音

16.アッシャー家の夜(1915-1917,2010編)
ニコラス・ホルヴァートによるカデンツァ…世界初録音
ニコラス・ホルヴァート(P…スタインウェイ モデルC:1926年製 No.248200)
ナレーター…フローリアン・アズレ

録音:2019年7月7-9日
英国の音楽学者ロバート・オーリッジ。20世紀初頭のフランス音楽研究家であり、とりわけ未発掘のドビュッシー作品の補 筆完成と、再構築で高く評価されています。彼による最新の研究成果の発表とも言えるこのアルバムには、「リア王」や「沈 黙の宮殿」など、ドビュッシーの劇音楽からのピアノ編曲作品や、本来、変ト長調の柔らかい響きで奏される「亜麻色の髪の 乙女」の第1稿の断片(変ロ長調!かつ、和声も現在のものより先鋭的に書かれている)など珍しい作品が収録されてい ます。いくつかの作品はすでにリリースされていますが、今回のアルバムは、オーリッジが新たに手を加えた作品や、演奏者ホル ヴァート自身がカデンツァを加えた「アッシャー家の夜」などが含まれた、ほぼ全編が世界初録音という1枚。ドビュッシーの知ら れざる作品を存分にご堪能いただけます。ブックレットではオーリッジ自身が解説を執筆(英語のみ)、アルバムの成立につい て熱く語っています。

Grand Piano
GP-823(1CD)
NX-B03
ホセ・アントニオ・ボッティローリ(1920-1990):ピアノ作品全集 第1集〜ワルツ集
1.ワルツ ト長調 B23(1971)
2.ワルツ ホ短調 B27「VERDADERO 真実」(1973)
3.ワルツ へ短調 B30「CHOPIN ショパン」(1974)
4.ワルツ・エトス 変ト長調 B34「MARIO マリオ」(1974)
5.ワルツ ニ長調 B43(1975)
6.ワルツ 変ニ長調 B46「INSPIRADO インスピレーション」(1976)
7.ワルツ ト短調 B61(1978)
8.ワルツ 変ニ長調 B63(1978)
9.ワルツ 変ニ長調 B64(1978)
10.ワルツ ヘ長調 B67(1978)
11.ワルツ 変イ長調 B72「TEST VALS テスト・ワルツ」(1979)
12.ワルツ 変ト長調 B86(1981)
13.ワルツ 変ホ長調 B93(1984)
14.ワルツ 変ホ長調 B94(1984)
15.ワルツ 変ホ長調 B101(1985)

10の極小ワルツ集(1975-1976)…部族の踊り、他、7つの極小ワルツを含む)
16.第1番ロ短調 B42 No.1(祖父ニコラス 部族の長 B114 No.1)
17.第2番変ト長調 (祖母オルランダ 彼の妻 B114 No.2)
18.第3番ニ長調(娘その1 パーティ・ガール B114 No.3)
19.第4番ト長調(娘その2 部族の秘書 B114 No.4)
20.第5番ニ短調(法に属する息子 指名手配中 B114 No.5)
21.第6番変ニ長調
22.第7番ホ長調
23.第8番嬰へ短調(孫娘その2 何が起きているの?先生 B114 No.7)
24.第9番ホ短調(孫娘その1 地震に気を付けて! B114 No.6)
25.第10番イ短調
26.PAPIROLA パピロラ ニ長調 B38(1974)
27.PIRUCHIN ピルチン ヘ長調 B65「葉っぱ」(1978)
28.PAJARO INVISIBLE 見えない鳥 変イ長調 B68「STRIPED CUCKOO 縞々のカッ
コウ」(1979)
29.PAYASOS 王冠 嬰ヘ長調 B89(1982)
30.アントン・アレンスキーの主題によるパラフレーズ B90(1982)
ファビオ・バネガス(P…スタインウェイ モデルD No.559445 )

録音:2018年5月16-19日,2019年8月-9月
世界初録音
アルゼンチンの作曲家ボッティローリは、生涯コルドバに住み、ピアニスト、指揮者として活躍する傍ら、ヴォーカル・グループ 「セクステット・ローレリー」のディレクターを務め、ラジオ、劇場でコンサートを開催、人気を博していました。 作曲家としては、アルゼンチンの民族音楽の影響を受けたリスト風の管弦楽作品を残していますが、70曲ほどのピアノ曲 は、どれもロマンティックなイディオムと即興性を重視した小品で、どれもが定められた形式の中で彼独自の表現手段が開拓 されています。 GRAND PIANOレーベルでは彼の全ピアノ曲の録音を敢行、第1集となるこのアルバムには「ワルツ」の形式による様々な 作品を収録しています。そのほとんどが3分程度でありながら、アルゼンチンの自然の風景や人々の生活、彼自身の経験な ど様々な情景が反映された聴きどころの多い作品に仕上がっています。なかでも「10の極小ワルツ」に含まれた、アルゼンチ ンの先住民、アレッシオ一家の人々を描いた7曲の「部族の踊り」B114のユニークさは他に類をみないもの。どれも20秒程 度で瞬時に耳を駆け抜けていきますが、強い印象を残す作品です。ボッティローリに教えを受けたピアニスト、バネガスの共感

STEINWAY&SONS
STNS-30133(1CD)
NX-B07
ルイーズ・ファランク(1804-1875):独奏ピアノのための練習曲と変奏曲集
ロシアの歌による変奏曲 Op.17
イタリア Op.14 No.1-ノルマによるカヴァティーナ
ユグノー教徒の思い出 Op.19
30の練習曲 Op.26(抜粋)
 第3番:イ短調 Allegro non troppo
 第5番:ホ短調 Vivace
 第9番:イ長調 Andante con moto
 第10番:嬰ヘ短調 Adagio
 第11番:ホ長調 Presto
 第12番:ホ長調 Fuga a due saggetti
 第14番:ロ長調 Vivace
 第15番:嬰ト短調 Andante affettuoso
 第17番:変ホ短調 Allegro agitato
 第18番:変ニ長調 Moderato e cantabile
 第21番:変イ長調 Adagio
 第22番:ヘ短調 Allegro molto
 第24番:変ホ長調 Tempo di Marcia
 第25番:ハ短調 Allegro energico
 第29番:ニ短調 Fuga:Andante
ジョアン・ポーク(P)

録音:2019年5月17-19日
19世紀フランスで活躍した作曲家ルイーズ・ファランク。彼女はパリ音楽院で女性として初めて教授職に就任し、 1861年と1869年に管絃楽曲に対してフランス学士院よりシャルティエ賞を授与されるなど、女性が職業音楽家と して活動するのが困難な時代において、目覚ましい成果を残した人として知られています。このアルバムには、教育 用として書かれた「30の練習曲」からの抜粋と、彼女が得意とした変奏曲が3曲収録されています。どれも技巧的で ありながら、情感に訴える部分も多く、聞きどころの多い作品として成立しています。シャミナードやガーシュウィン作 品のアルバムが高く評価されたアメリカのピアニスト、ジョアン・ポークが見事な演奏を披露しています。
STEINWAY&SONS
STNS-30126(1CD)
NX-B07
バッハの花束
バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989
イエス、わが喜び BWV753-W.Fバッハの音楽帖から
小前奏曲 ニ短調 BWV926-W.Fバッハの音楽帖から
メヌエット-W.Fバッハの音楽帖から:エゴン・ペトリによる自由なアレンジ
インヴェンション 第1番-第15番BWV772-786
羊はやすらかに草をはみ-カンタータ BWV208より(エゴン・ペトリ編)
汝の御座の前に、われ進み出で BWV668(エゴン・ペトリ編)
シンフォニア 第1番-第15番BWV787-801
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2018年12月20-21日
バッハ、ベートーヴェン作品の優れた解釈で知られるアンドリュー・ランジェルの新しいバッハ・アルバム。これは2018年にリリー スされた「ベートーヴェンの花束」(STNS30080)の続編となる1枚で、数多いバッハ作品の中から、ランジェルがとりわけお 気に入りの曲を集め、愛情たっぷりに演奏したものです。中でも最後に置かれたシンフォニア全曲が圧巻の仕上がり。まさに 「溶け合って響く」というタイトル通り、短い主題が効率よく展開されていく様子が、ランジェルの手によって次々と紐解かれて いきます。

OMF
KCD-2070(1CD)
税込定価
藤枝守:ルネサンスの植物文様
植物文様第8集:pattern B
Patterns of Plants, the 8th collection: pattern B (1997)
植物文様第16集:pattern A
Patterns of Plants, the 16th collection: pattern A (2007)
植物文様第26集「茶の文様」:pattern B 「矢部」
Patterns of Plants, the 26th collection TEA PATTERNS: pattern B Yabe (2017)
植物文様第6集:pattern C
Patterns of Plants, the 6th collection: pattern C (1996)
植物文様ソングブック第2番:「マリアはバラを愛する II」
Patterns of Plants, Songbook no.2: Maria rosas amant II (1999)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern A
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern A (2018)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern B
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern B (2018)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern C
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern C (2018)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern D
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern D (2018)
植物文様第28集「台湾茶曲集-II」:pattern C
Patterns of Plants, the 28th collection TAIWAN TEA COLLECTION II: pattern C (2018)
植物文様第28集「台湾茶曲集-II」:pattern D
Patterns of Plants, the 28th collection TAIWAN TEA COLLECTION II: pattern D (2018)
植物文様第20集「ベゴニア・イン・マイ・ライフ」:pattern B
Patterns of Plants, the 20th collection BEGONIA IN MY LIFE: pattern B (2009)
植物文様第20集「ベゴニア・イン・マイ・ライフ」:pattern D
Patterns of Plants, the 20th collection BEGONIA IN MY LIFE: pattern D (2009)
植物文様ソングブック第1番「蘭の名前」:「パフィオペディラムの奴隷」
Patterns of Plants, Songbook no.1 THE NAMES OF ORCHIDS: Servus Paphiopedilum (1998)
植物文様第22集「ハーンの向日葵」:pattern D
Patterns of Plants, the 22th collection HEARN’S SUN-FLOWER: pattern D (2011)
西山まりえ(ルネサンスハープ、イタリアンCemb)

録音:2018年7月18日-2018年7月20日神奈川県立相模湖交流センター
アルカイックな音色によって奏でられる「植物文様」のなかに秘められた植物の神秘の声……。その声の始原の運動を聞くには、私たちの耳を古代人の耳へと調律し直さなければならない。今福龍太(文化人類学者)

Goodies
78CDR-3789(1CDR)
税込定価
シューベルト:幻想曲ハ長調  作品15 D.760「さすらい人幻想曲」 エトヴィン・フィッシャー(P)

英 HMV DB2276/8
1934年5月22日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれ。主にドイツで活躍した ピアニスト、指揮者で教育者でもあった。ベルリンでリストの最後の弟子だった マルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMI のアーティストと なり、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲(78CDR-1142/6)の世界初 録音を行った。1942年にスイスに戻った。フィッシャーはこのシリーズで多数 出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

Acte Prealable
AP-0447(1CD)
アレクサンデル・タンスマン (1897-1986):作品集
幻想小曲集 [Pieces de fantaisie] *
3つのフーガ *
ママの為の弾きましょう [Nous jouons pour Maman] *
アン・トゥールナン T.S.F. [En tournant la T.S.F.] () +
4つの小フーガ [Quatre pieces fugees] #
5つの小品 +
エルジビェータ・ティシェツカ (P第1パート(*/#)、ピアノ第2パート+)
アグニェシュカ・ラスコ (P第1パート+、ピアノ第2パート#)
マウゴジャータ・ピェフナット (P第2パート*)

録音:2018年10月20-21日、
アレクサンデル・タンスマン国立初等音楽学校楽友協会「ピアノ・フォルテ」、ウッチ、ポーランド
Acte Prealable
AP-0424(1CD)
アントニ・コトンスキ (1817-1899):ピアノ作品集 Vol.2
ピアノの為の様々な国民的ポルカ Op.81
孤独 [L'Isolement] (Pの為の瞑想曲) Op.47
いつも一人で [Toujours seul] (Pの為の瞑想曲 第3番) Op.57
糸車 [Le Rouet] (Pの為の即興曲) Op.325
狩 [La Chasse] Op.237
クラコヴィエンヌによるピアノの為の華麗な変奏曲 Op.45
すみれ [Les Violettes] (華麗なカドリーユ) Op.30 *
ライオンの目覚め! [Le Reveil du lion!] (英雄的奇想曲) Op.115 *
スワヴォミル・ドブジャンスキ(P)
アグスティン・ムリアゴ(P)*

録音:2017年9月11日、カンザス州立大学オール・フェイズ・チャペル、マンハッタン、カンザス州、アメリカ合衆国*
2018年3月13-14日、ミェレツ地方文化センター、ミェレツ、ポーランド(無印)
アントニ・コントスキはクラクフの音楽一家に生まれたポーランドのピアニスト・作曲家。幼時よりピアノの才能を発揮し国内外で演奏。モスクワでジョン・フィールド (1782-1837) に作曲とピアノを、ウィーンでジーモン・ゼヒター (1788-1867) に作曲、ジギスモント・タールベルク (1812-1871) にピアノを師事。ヴィトゥオーゾ・ピアニストとして国際的に活躍し、晩年にはアメリカ合衆国西海岸や極東を含むツアーも敢行。彼はショーマンシップも備えており、現存する唯一のベートーヴェンの弟子を自称、また鍵盤の上に折り畳んだ毛布を乗せ手を隠して弾くという芸を披露することもありました。作品は400を超え、その多くは演奏に高度な技巧を要するピアノ曲です。
使用楽器は*がスタインウェイ、他はブリュトナー。*ではアグスティン・ムリアゴが上パートを弾いています。
Acte Prealable
AP-0428(1CD)
ユリウシュ・ヴェルトヘイム (1880-1928):ピアノ作品集
4つの前奏曲 Op.2
2つの前奏曲 Op.5
自作主題による変奏曲、ヴィルヘルム・バックハウスに Op.4
2つの即興曲 Op.6
ポーランド民謡による3つの旋律 Op.13
エルジビェータ・ティシェツカ (P)

録音:2018年4月5-6日、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド
ユリウシュ・ヴェルトヘイムはポーランドのワルシャワに生まれたユダヤ系の作曲家・ピアニスト・指揮者・教師・批評家。アルトゥール・ルービンシュタインに強く影響を与えたピアニストとされています。
Acte Prealable
AP-0429(1CD)
タデウシュ・シェリゴフスキ (1896-1963):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ (1940) *
ピアノ・ソナタ (1949) *
サラメアのギター *
ピアノの為の前奏曲
ピアノの為のメヌエット
メランコリー [Malincolia]
マズルカ
エルジビェータ・ティシェツカ (P)

録音:2015年7月29-30日、ウッチ・フィルハーモニー・チェンバー・ホール、ウッチ、ポーランド*
2018年4月6日、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド(無印)
Acte Prealable
AP-0434(1CD)
ヴィルトゥオーゾ
ジュリアーニ (1871-1829) :「おいらはキャベツ農家の子」による6つの変奏曲 Op.49
ハインリヒ・マルシュナー (1795-1861) :12のバガテル Op.4
ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィチ (1805-1881) :ミケーレ・カラッファの「おお、愛おしい思い出」による華麗な変奏曲 Op.28
ペリー・シャック (G)

録音:2016年、マリエンミュンスター修道院コンサートホール、マリエンミュンスター、ドイツ
Acte Prealable
AP-0436(1CD)
ヨアンナ・ブルズドヴィチ (1943-):イン・メモリアム
ロマンティック・バラード
ホモ・ファベル [Homo Faber]
十月のソナタ、1978年10月16日、教皇ヨハネ・パウロ2世選出の記念に
トマシュ・ヨチ (P)

録音:2018年3月29日、ミチェスワフ・カルウォヴィチ・フィルハーモニー・チェンバー・ホール、シュチェチン、ポーランド
Acte Prealable
AP-0438(1CD)
ルドミル・ルジツキ (1883-1953):ピアノ作品集 Vol.2
ラグーン Op.36
ピアノの為の9つのスケッチ Op.39
ピアノの為の幻想曲 Op.11
ピアノの為の5つの前奏曲 Op.2
ピアノの為の3つのポーランド舞曲 Op.37
時計の物語 Op.26
ピアノの為の2つの前奏曲と2つの夜想曲 Op.3
イタリア Op.50
ヴァレンティナ・セフェリノヴァ (P)

録音:2018年6月3、5日、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

fra bernardo
FB-1907498(1CD)
ミケランジェロ・ロッシ:トッカータ&コレンタ集
トッカータ第6番/コレンタ第6番/トッカータ第2番/コレンタ第2番/トッカータ第1番/コレンタ第1番/トッカータ第3番/コレンタ第3番/トッカータ第5番/コレンタ第5番/トッカータ第4番/コレンタ第4番/チャッコーナ第1番/チャッコーナ第2番/トッカータ第7番/コレンタ第7番/トッカータ第10番/コレンタ第10番/トッカータ第9番/コレンタ第9番/トッカータ第8番/コレンタ第8番/「ラ・ロマネスカ」によるパルティータ
ロレンツォ・フェデル(ハープシコード)

録音:2017年11月7日−9日、オーストリア
ロレンツォ・フェデルは、1980年イタリア生まれ、ヴィンチェンツァ音楽院でパトリツィア・マリサルディに、ハーグ王立音楽院でトン・コープマンに学んだチェンバリスト。バルトロメオ・ステファニーニ1694年製モデルのハープシコード(ヴィレム・クルスベルヘン1979)を弾いたミケランジェロ・ロッシのトッカータとコレンタ(クーラント)集。

DREYER-GAIDO
CD 21120(2CD)
メモリーズ・フロム・ホーム
スクリャービン:5つの前奏曲 Op.16
プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22(抜粋)
ヴァインベルク:2つのフーガ
グリゴリ・フリド:ハンガリー・アルバム
カンチェリ:ピアノのための小品集(抜粋)
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)

録音:2018年10月15日−17日、ベルリン・イエス・キリスト教会
ブラームス国際ピアノ・コンクール優勝などの実績を誇り、2012年からハンブルク国際室内楽祭の芸術監督を務め、2014年にはピアノ三重奏団「アンサンブル・ブルーミナ」としてエコー賞を受賞しているロシア系ドイツのピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナが、祖国への想いを寄せるロシアの性格的小品集。

CAvi
85-53350(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2015年4月&6月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
CAvi
85-53353(3CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2015年10月&11月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
ウゴルスカヤの追悼盤として、10年間に渡る充実のコラボレーションを築いてきたドイツのC'Avi-musicの録音の中から、ウゴルスカヤの代表的名盤となっていたバッハの「平均律クラヴィーア曲集」が新装再発売。元々リリースされていた5枚組の全曲盤(8553503)は廃盤となり、第1巻(2枚組)、第2巻(3枚組)の分売となります。
その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」として称賛されたウゴルスカヤの大いなる遺産。スタインウェイでたっぷりと歌うバッハの「聖典」にご注目ください。

RUBICON
RUBI-1046(1CD)
ラモー&シューマン
ラモー:新クラヴサン曲集より 組曲イ短調 RCT 5
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
マルチン・フレシャール(P)

録音:2018年2月16日&19日、サレ・コロンヌ(パリ)
マルチン・フレシャールは1985年ポーランドに生まれ、ベルギーのエリザベート女王音楽チャペルでマリア・ジョアン・ピリスに学び、現在もピリスの下でエリザベート女王音楽チャペルのアーティスト・イン・レジデンスとして活動。2015年の国際ジャン・フランセ音楽コンクール(パリ)第1位を始め、様々なコンクールで入賞し、スイスのメニューイン音楽祭、ワルシャワのラ・フォル・ジュルネ、その他ポーランドの多くの音楽祭で活躍してきました。
デビュー・レコーディングでは、ラモーの「クラヴサン組曲」とシューマンの「ダヴィッド同盟舞曲集」という時代を超えた名曲を独自に組み合わせ、才気あふれるピアノを披露します。
RUBICON
RUBI-1042(1CD)
ショパン:練習曲全集
12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
3つの新しい練習曲 Op.posth
ソニア・バッハ(P)

録音:2018年10月27日−28日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)
イギリス室内Oとの共演、弾き振りでのバッハ協奏曲集(RCD-1006)でデビューしたソニア・バッハは、イタリアでラザール・ベルマン、スペインでアリシア・デ・ラローチャにピアノを学び、現在はスタインウェイ・アーティストとして活躍中の女流ピアニスト。オイゲン・ダルベール国際音楽コンクールでの第1位&大賞受賞や、第12回ヴィオッティ=ヴァルセージア国際音楽コンクールでの特別賞受賞など順調にキャリアを重ねてきました。
話題を呼んだバッハに続くセカンド・アルバムでは、ショパンの練習曲全集という偉大な作品を録音。クラーマー、フンメル、カルクブレンナー、モシュレスなどの有名なエチュードを脇に置いて頂点に君臨するショパンの練習曲全集で、ソニア・バッハの更なる飛躍を呼び起こします。

Chandos
CHAN-20134(1CD)
D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2
ソナタ ト長調 K.144/ソナタ ト長調 K.427/ソナタ 嬰ヘ短調 K.25/ソナタ 嬰ヘ長調 K.318/ソナタ ト長調 K.431/ソナタ ハ短調 K.40/ソナタ ト短調 K.30 「猫のフーガ」/ソナタ ト短調 K.35/ソナタ ヘ短調 K.466/ソナタ ホ長調 K.531/ソナタ ト長調 K.63/ソナタ ニ短調 K.64/ソナタ イ長調 K.279/ソナタ ニ長調 K.118/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ハ長調 K.95
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2018年5月17日ー19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
フェデリコ・コッリは2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位に輝き、2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールではゴールド・メダルを獲得したイタリア出身の有望ピアニスト。世界の名だたるホールでコンサートを行い、2018/19シーズンでは、ニューヨーク・リンカーン・センター、ベルリン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウでリサイタル・デビュー、ウィグモア・ホール、ルツェルン音楽祭へ初登場を果たすなど、ますます活躍を拡げてきました。
Chandosの専属アーティストとして最初に録音したドメニコ・スカルラッティのソナタ集(CHAN 10988)では、そのきらびやかで情熱的な演奏に英インターナショナル・ピアノ誌や英ザ・タイムズ紙から五つ星の好レビューが付けられ、イギリスの有力オンライン・サイト「Presto Classical」では、「Presto Recordings of the Year 2018」(年間トップ10のうちの1つ)に選ばれています。
第1巻では、500曲を超えるスカルラッティのソナタの中から、チャプター1からチャプター4まで独自の視点でグループにまとめてプログラムを組み立てていました。第2巻では、K.63とK.64のような対照的な2つのソナタのセットを独自に2曲ずつまとめた8セット計16曲を収録。前作に引き続き、モダン・スタインウェイの高貴な音色を活かし、気品と潤いのあるスカルラッティを聴かせてくれます。

Aeolus
AE-11191
(1SACD+1CD)
ヴィエルヌ:オルガン交響曲全集 Vol.3
オルガン交響曲第5番イ短調 Op.47
オルガン交響曲第6番ロ短調 Op.59
〔Disc1(SACD Hybrid)〜SACD層:オルガン交響曲第5番&第6番、CD層:オルガン交響曲第5番
Disc 2(ノーマルCD)〜オルガン交響曲第6番〕
スティーヴン・タープ(Org)

録音:2010年9月(第5番)、2014年10月(第6番)、サン=シュルピス教会(パリ)
※ディスク1(SACDハイブリッド盤)は、SACD層に第5番&第6番の両方を、CD層には第5番のみ収録。ディスク2(ノーマルCD)に第6番を収録。
フランク、ウィドールの下でその才能を開花させ、ノートルダム大聖堂のオルガニストという栄誉ある地位にまで上り詰めたルイ・ヴィエルヌ(1870−1937)の"マルチチャンネル録音"によるオルガン交響曲全集第3巻。第3集では、32の国際ツアーと800以上の北米コンサートをこなしてきた、アメリカを代表するコンサート・オルガニスト、スティーヴン・タープが、パリ・サン=シュルピス教会のカヴァイエ=コル・オルガン(1862)を演奏しています。
Aeolus
AE-11181(1SACD)
フレデリック・ウィリアム・ホロウェイ:交響的オルガン作品集
序奏とアレグロ・コンチェルタンテ
カンティレーヌ ホ短調 Op.33
アンダンテ・カンタンド ホ短調 Op.40
カノン様式によるクーラント イ短調 Op.58/演奏会用トッカータ ニ短調 Op.33
二重奏曲 ヘ長調 Op.58
アレグレット・レッジェーロ ヘ長調 Op.7
アンダンテ・シンフォニコ 変ニ長調 Op.48
アレグレット・グラツィオーソ ヘ長調 Op.49
アンダンテとフィナーレ・フガート ト長調 Op.17
オルガン交響曲ハ短調 Op.47
マルクス・アイヒェンラウプ(Org)

録音:2019年9月16日−18日、聖バルトロメウス大聖堂(ガッケンバッハ、ドイツ)
イギリス後期ロマン派の忘れられた作曲家、フレデリック・ウィリアム・ホロウェイ(1873−1954)の世界初録音となるオルガン作品集。
演奏は、世界遺産にも登録されているドイツのシュパイアー大聖堂で2010年よりオルガニストを務め、Aeolusではロパルツのオルガン作品全集(AE-10391)の録音でも評価を高めたドイツの名手、マルクス・アイヒェンラウプです。

Indesens
INDE-104(1CD)
ピアノ・モダン・リサイタル Vol.2
ビーチ:前奏曲とフーガ
シャーモ:ピアノ・ソナタ第3番
シマノフスキ:前奏曲とフーガ
シュニトケ:即興曲とフーガ
メルレ:パッサカリアとフーガ
タネーエフ:前奏曲とフーガ Op.29
バス:前奏曲とフーガ
ミトロプーロス:パッサカリア、間奏曲とフーガ
オルランド・バス(P)

録音:2016年10月3日−4日&2017年1月8日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
知られざる近現代作品の発掘、紹介に取り組む「ピアノ・モダン・リサイタル」の第2巻は、バッハからショスタコーヴィチを経て現代まで続く「前奏曲とフーガ」のスタイルがテーマ。
最も注目を集めそうなのは、やはり名指揮者ディミトリ・ミトロプーロス(1896−1960)の「パッサカリア、間奏曲とフーガ」でしょう。1924年に作曲された「パッサカリア、間奏曲とフーガ」は、"作曲家ミトロプーロス"の魅力を伝えてくれる貴重な録音です。

Indesens
INDE-124(2CD)
イェフティッチ:ピアノ作品全集
永遠の幻想/舞踏組曲
ピアノ・ソナタアトモスフェール
5つのポートレート/夏のピアノ小品
3つの楽章/6つの前奏曲
トッカータ「セルビコン」
ドラガナ・テパリッチ(P)、
ヴラディーミル・ミロシェヴィチ(P)、
ヴラディーミル・グリゴリッチ(P)

録音:2019年7日−9日、マドレニアヌム歌劇場(ベオグラード、セルビア)
1947年、ベオグラード出身のイヴァン・イェフティッチは、ベオグラード音楽院で学んだ後、パリ音楽院でオリヴィエ・メシアンに、ウィーンではアルフレート・ウールに作曲を師事。
ここに収録されているピアノ作品の全曲だけでなく、これまでに室内楽やオーケストラなどのために120曲を超える作品を残し、1997年から99年にかけては南米ブラジルで教鞭を執るなど、世界を舞台に活躍する旧ユーゴスラビアの各国、そしてセルビアを代表する作曲家の1人です。

CALLIOPE
CAL-1850(1CD)
シャブリエ:ピアノ作品集
絵画的な10の小品/気まぐれなブーレ
即興曲/シパイの行進/バレエの歌
カプリース
アニー・ダルコ(P)

録音:1974年
※リマスタリング:シモン・ランスロット(2018年)
14歳の若さでパリ音楽院に入学し、20世紀前半のフランスを代表する女流ピアニストであり教育者、マルグリット・ロンに師事したマルセイユ出身の名女流ピアニスト、アニー・ダルコ(1920−1998)の「オールド・カリオペ音源」が復刻!
1938年にパリ音楽院を一等賞で卒業したものの、第二次世界大戦の開戦の影響を受け、困難なキャリアを歩むことになったアニー・ダルコ。
この「シャブリエ」は、1946年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第2位を受賞し、その名を世界に広げた後、1974年に旧カリオペ(Calliope)の創設者で芸術監督だったジャック・ル・カルヴェのプロデュースによって録音された演奏。
豊かな表情と色彩感、大胆なダイナミクスが印象的なアニー・ダルコのシャブリエがリマスタリングを施されて蘇ります。

Hyperion
CDA-68310(1CD)
ゴドフスキーへのオマージュ
ヨーゼフ・ホフマン(1876−1957):性格的なスケッチ集 Op.40〔1.幻影、2.むかしむかし、3.どこでもなく、4.万華鏡〕
フェリックス・ブルーメンフェルト(1863−1931):左手のための練習曲 Op.36
エミール・フォン・ザウアー(1862−1942):演奏会用練習曲第19番 「幻影」
エウジェニオ・ピラーニ(1852−1939):スケルツォ練習曲 Op.67
エイブラム・チェイシンズ(1903−1987):前奏曲第13番変ト長調 Op.12-1
イグナーツ・フリードマン(1882−1948):3つのピアノ小品 Op.33〔1.エチュード、2.マズルカ、3.ミュージック・ボックス〕
オシップ・ガブリロヴィッチ(1878−1936):左手のための練習曲 Op.12-2
ジョセフ・ホルブルック(1878−1958):ラプソディー練習曲集 Op.42より〔第4番「素敵なひと」 Op.42-4、第5番「漆黒の夜」 Op.42-5〕
コンスタンティン・フォン・シテルンベルク(1852−1924):演奏会用練習曲第5番ヘ長調 Op.115
テオドール・レシェティツキ(1830−1915):3つの小品 Op.48〔1.ユーモラスな前奏曲、2.おどけた間奏曲、3.英雄的なエチュード〕
テオドール・サーントー(1877−1934):東洋的練習曲第3番
モーリツ・モシュコフスキ(1854−1925):情熱的メロディー Op.81-6
リスト(ブゾーニ編):パガニーニによる大練習曲嬰ト短調 「ラ・カンパネラ」 S.141
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2019年5月20日−22日、殉教者聖サイラス教会/ピアノ:ベヒシュタインD282
1987年ロシア生まれの新鋭ピアニスト、アンドレイ・ググニンのHyperionレコーディング第2弾! ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、5月と9月に二度の来日公演を成功させました。その2019年9月の来日公演で披露され聴衆の度肝を抜いたのが、このゴドフスキー・オマージュ・プログラム。2020年に生誕150周年を迎える19世紀"ピアニズムの神"、超絶技巧派の天才、伝説の巨匠レオポルド・ゴドフスキーへと捧げられた華麗で技巧的なピアノ作品の数々を集めた、ピアノ・ファン必聴の濃密プログラムです。前作のショスタコーヴィチ・アルバム(PCDA 68267)でも、その硬派なピアニズムが高く評価され、レコード芸術特選盤やBBCミュージック・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれたアンドレイ・ググニンの遥かな才能にご注目ください!


Treasures
TRE-222(2CDR)
スメンジャンカ&スメテルリン〜ショパン名曲集
■レギーナ・スメンジャンカ
夜想曲ヘ短調Op.55-1
マズルカ第15番ハ長調Op.24-2
マズルカ第46番ハ長調Op.68-1
マズルカ第42番ト長調Op.67-1
幻想即興曲Op.66
即興曲第1番変イ長調Op.29
練習曲変ト長調Op.10-5 「黒鍵」
夜想曲第9番ロ長調op.32-1
夜想曲第2番変ホ長調op.9-2
夜想曲第10番変イ長調op.32-2
マズルカ.第3番ホ長調Op.6-3
練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」
■ヤン・スメテルリン
マズルカ第20番変ニ長調Op.30-3
ワルツ第3番イ短調Op.34-2
マズルカ第25番ロ短調Op.33-4
マズルカ第17番変ロ短調Op.24-4
マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1
ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
マズルカ第37番変イ長調Op.59-2
ワルツ第5番変イ長調Op.42-5
ワルツ第8番変イ長調Op.64-3
マズルカ第13番イ短調Op.17-4
マズルカ第42番ト長調Op.67-1
マズルカ第15番ハ長調Op.24-2
マズルカ第38番嬰ヘ短調Op.59-3
ワルツ第4番ヘ長調Op.34-3
レギーナ・スメンジャンカ(P)
ヤン・スメテルリン(P)

録音:全て1960年代初頭(?)。スメテルリンはステレオ。
※音源:蘭CNR FL-016-017
◎収録時間:92:28
“気品のスメンジャンカと、幸せオーラのスメテルリン!!”
■音源について
1960年代初頭に発売された2枚組LPの全てを収録。ただ、両者とも録音年がはっきりしません。スメテルリンはPHILIPSへの夜想曲全集の録音が比較的知られていますが、ステレオ録音となると皆無に近いので、これは貴重!スメンジャンカは、MUZAへの録音ではありません。

★レギーナ・スメンジャンカ(1924-2011)は、ショパン音楽アカデミーの教授を1996年まで務めたポーランドを代表するピアニストで、多くの門弟を世に送り出しています。誇張を排しつつも決して教科書的な演奏に傾くことなく、ショパンの比類なき芸術性を余すことなく後世に伝えた功績は計りしれず、ここに聴く演奏もその説得力は破格で、一つとして凡演なし。
 さっそく心を打つのが最初の夜想曲Op.55-1。前半の淡々とした進行の中で微妙なルバートが感情の微かな陰影を与えるセンス、中間部の決然としたタッチの威力、コーダの全てを浄化し尽くしたピュアな鎮静美と、全てがバランスよく配置された例は極めて稀。しかも予定調和感ゼロ!4つのマズルカはどれもリズムの弾力が筋金入りで、フレーズも歌うというより喋る風情。それでいて土臭さ色を全面に出さずに気品溢れる佇まいに転換させるところがスメンジャンカの凄さ。「黒鍵」は、これ以上の演奏を探すのは無茶というもの。タッチの硬軟、強弱が完全に呼吸とセットでフレーズを形成し、たおやかな雰囲気を湛えながらも音楽の根幹は緊張の糸がピンと張り詰めています。
 同じポーランド出身ながら、これと好対照なのがヤン・スメテルリン(1892-1967)。師のL・ゴドフスキーと通底するものが感じられ、晩年特有の達観とも相俟って、自身のイディオムと感性を惜しげもなくショパンに重ねます。と同時に、短調の曲でも根暗な表現に陥るのを避けているのが特徴的で、ワルツOp.34-2のような内省的な作品でも濃厚なアゴーギクを容赦なく注入。抑制したペダルが独特の悲哀を湛えますが、決して涙を想起させません。マズルカOp.33-4でも、前半の装飾音の音価を極限まで詰めたスウィング感が暗さを払拭。中間の2:19以降はスメテルリンの陽性の音楽性が見事に開花し、とことん甘美に歌い上げて幸福感が部屋一杯に広がります。表現自体が明るいうえに、それが曲想とマッチしていることを作品自体が喜んでいるように聞こえるのが、マズルカ第5番Op.7-1。マズルカの中で最も有名なこの曲は名演も数え切れませんが、これは絶対にトップ5にに入ります。華麗なる大円舞曲も同様。彼がいかに全身音楽漬けであったかを窺わせます。ただし、ミスタッチを数えながら聴くような方はご遠慮下さい。他にマズルカ第37番変イ長調Op.59-2など、特に長調作品は必聴! 【湧々堂】

Challenge Classics
CC-72841(1SACD)
ワルツさまざま
シューベルト:5つのワルツ(嬰ハ短調 D.365-27 / ロ長調 D.365-22 / 変イ長調 D.365-10 / 変イ長調 D.365-13 / 変イ長調 D.365-12)
シューベルト(リスト編):ワルツ・カプリス『ウィーンの夜会』 S.427-6
リスト:メフィスト・ワルツ第1番『村の居酒屋での踊り』 S.514
ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ 変ロ長調『ウィーンの子供たち』
アドルフ・シュルツ=エヴラー:ヨハン・シュトラウス2世『美しき青きドナウ』の主題によるアラベスク
リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より「ワルツのテンポで」
バルトーク:14のバガテルより「ワルツ」 Sz.38-14
ドビュッシー:ワルツ『レントより遅く』
ラヴェル:舞踏詩『ラ・ヴァルス』
ドラ・デリイスカ(P)

録音:2019年10月4-6日/オーストリア、L. Bosendorfer Klavierfabrik
シンプルで穏やかな3拍子のダンスであるワルツで統一しながら、複雑な様相を持ったプログラミングで聴かせる技ありの一枚。前半は普通のワルツ集 といった趣ですが、その流れは超絶技巧の秘曲、シュルツ=エヴラーの〈『美しき青きドナウ』の主題によるアラベスク〉に収斂され一つのクライマックス を築きます。演奏至難の水飛沫のアラベスクでもって遥か高みへと昇華させられるワルツ。そしてリゲティ、バルトーク、ドビュッシーがそれぞれに異質な 香りを持ち込み、最後はワルツの終焉を告げる退廃的な『ラ・ヴァルス』で締めくくるという構成が実にドラマティックです。 ドラ・デリイスカは1980年ブルガリア生まれ。イタリア、ウィーンで学びシュテファン・ヴラダーらに師事しました。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186841(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲より
(1)サン=サーンス編曲:第7番「ラズモフスキー第1番」Op.59の1〜第2楽章
(2)サン=サーンス編曲:第6番Op.18の6〜第2楽章
(3)バラキレフ編曲:第8番「ラズモフスキー第2番」Op.59の2〜第3楽章
(4)バラキレフ編曲:第13番Op.130〜第5楽章
(5)ムソルグスキー編曲:第16番Op.135〜第2楽章
(6)ムソルグスキー編曲:第16番Op.135〜第3楽章
(7)モーツァルト(ベートーヴェン編):クラリネット五重奏曲K.581〜第4楽章
児玉麻里(P)

録音:2019年10月/MCOスタジオ1、ヒルフェルムス(オランダ)
児玉麻里にとりベートーヴェンは特別に大切な作曲家で、これまでピアノ・ソナタとピアノ協奏曲全曲を録音し高い評価を受けました。その補巻ともい うべき当アルバムは仰天の内容。何とベートーヴェンの弦楽四重奏曲に挑戦しました。しかし決してキワモノでも珍奇な企画でもありません。編曲者がサ ン=サーンス、バラキレフ、ムソルグスキーといういずれもピアノ音楽の傑作を残しているひとかどの作曲家である点も注目です。
ベートーヴェンは32のピアノ・ソナタを残していますが、最後の32番も1822年の作で、その後の晩年の至高の世界はピアノと遠いものでした。ベー トーヴェンが生涯にわたり作り続けたのは弦楽四重奏曲で、最後の数曲は時代を踏み越えた新次元に達していると申せましょう。ベートーヴェン好きのピ アニストにとり、この世界を担える弦楽器奏者は羨望の存在でした。それが今回実現。編曲者は大物ながら、児玉麻里はあくまでベートーヴェン弾きの 側から見た世界を主にしています。
興味深いのは、3者が原曲をただピアノに置き換えるのではなく、それぞれのピアニズムを反映させつつ完全なピアノ曲にしていること。原曲を知らな ければ、オリジナルのピアノ曲として違和感なく受け入れられます。ことにサン=サーンスとバラキレフは難技巧の要求されるピアノ曲が多く、それらと同 様のレベルが要求されるものとなっています。
超お宝がムソルグスキー編曲による第16番。ムソルグスキーはもっぱら編曲される側の作曲家で、彼の編曲は極めて珍しいと申せましょう。ムソルグ スキーはベートーヴェンを崇拝しており、彼の激しく革新的な音楽の原点だったことを認識させてくれます。この編曲は楽譜が極めて入手困難なためムソ ルグスキー研究家の間でも伝説となっていました。それがついに音になりました。ベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲の異常な感覚がムソルグスキーの異 常な感覚とあいまって世にも稀な逸品となっています。
おまけとしてベートーヴェンがモーツァルトの名作「クラリネット五重奏曲」のフィナーレをピアノ独奏用に編曲したものも収められています。ベートーヴェ ン鍾愛の曲として知られていますが、その編曲も貴重な限り。ベートーヴェンらしいピアノ書法となっていて興味津々です。
児玉麻里はこれまでのベートーヴェン演奏で培った理解をさらに先へ進めた神業。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を弾くのはもちろん初めての経験なが ら、深みと説得力に満ちています。数々のベートーヴェンCDがリリースされる2020年にひときわ異色を放つ名盤が誕生です。 (Ki)

TYXart
TXA-19134(1CD)
フランツ・フンメル(1939-):33のヘルシャー変奏曲 クリストフ・プライス(P)
クリストフ・プライスは2001年生まれのピアニスト。1939年生まれの作曲家が書いた変奏曲を演奏しています。現代を生きる別々の世代による音楽。 (Ki)

NoMadMusic
NMMFF-001(1CD)
フィリップ・エルサン:Ephemeres(かげろう)〜ピアノ独奏のための24の細密画〜芭蕉の俳句に基づく
Steps〜ピアノ独奏のための三部作
ヴァレンティン・ブター ル(P)

録音:2015年6月
デュティユーにその才能を認められたピアニスト、ヴァレンティン・ブタールによるエルサン作品集。エルサンは以前に、蕪村の俳句に基づいてピアノ作 品を書くよう委嘱され(ティエリー・ラヴァッサール)、俳句に興味を持つようになり、芭蕉の俳句に基づいた24の作品を書き上げました。これらの作品 はアリス・アデールに捧げられています。クリスタルのような硬質な響きの作品群で、耳を澄ませて聞き入りたい1枚です。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-069(1CD)
わが心のリズム〜マリンバのための音楽集
ヴァルバノフ:Introduction/ Son nom est Land/ Tout est bruit, tout est battement, tout est rhtyme…/ Homme bleu/ Cajon de Peru/ Tombak/ Venez danser/ Tel est mon voyage
村松崇継:Land for Marimba Solo
マティアス・シュミット:Ghanaia for Marimba Solo and Percussion
伝承曲(ブルガリアの舞曲)(ヴァルバノフ編)Kopanitza/ Gornodikansko horo
デイヴ・サミュエルズ:Footpath for Solo Marimba
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001より(ヴァルバノフ編)
ジョン・サタス:One Study One Sammary
ジェルジ・ヴァルバノフ(マリンバ)
ソニア・メラー(語り)

録音:2018年、2019年
ヴァルバノフは、幼いころから音楽に親しみ、演奏会でパーカッションと出会い、7歳でブルガリアで最も重要なコンクールで優勝。2005年、ルクセ ンブルクでの国際打楽器コンクールで優勝、アンドレ・ジョリヴェ賞も受賞。2009年よりイル・ド・フランス国立Oの第1ソロ打楽器奏者を務め る奏者です。自身の作品のほか、ドラマや映画音楽などでも活躍する村松崇継の作品、さらにはナレーションも入った注目のプログラムかつこだわりの作 りとなっております。 (Ki)

King International
KKC-062(1CD)
3月中旬発売予定
「イリュージョンズ」
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
ショパン(バラキレフ編):ピアノ協奏曲第1番〜第2楽章「ロマンス」
リスト:リゴレット・パラフレーズ S.434/R.267
チャイコフスキー(サムイル・フェインベルク編):
交響曲第5番〜64より第3楽章「ワルツ」※世界初録音
チャイコフスキー(フェインベルク編):交響曲第6番『悲愴』〜第3楽章
ラフマニノフ(阪田知樹編):私は彼女のもとにいた 作品14-4 世界初録音
ラフマニノフ(阪田知樹編):ヴォカリーズ※世界初録音
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(カデンツァ:阪田知樹)
阪田知樹(P/スタインウェイ)

録音:(3)(6)(8)2019年9月4日、(1)(2)(7)2019年12月25日、(4)(5)2020年1月7日/キング関口台スタジオ(第1スタジオ)
2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール優勝後、世界から注目されている俊英ピアニスト阪田知樹は圧倒的なテクニックと豊かな表現力で聴衆 を虜にしています。その阪田が選りすぐり録音したこのアルバムのコンセプトは『「10本の指×ピアノ1台」で交響曲、協奏曲、歌曲、オペラなど様々な 編成の「幻影(Illusion)」を聴き手に投影する』です、
今回収録したどの作品も超絶技巧をともなう難曲揃い。冒頭、バラキレフの「イスラメイ」から驚かされます。コーカサスの民族舞曲をもとにしたエキゾティ シズムを華やかな技巧で表現した超難曲を阪田は実に雄弁な語り口と完全無欠な演奏を披露しております。そのバラキレフがピアノ独奏に編曲したショパ ンのピアノ協奏曲第1番第2楽章「ロマンス」。高度なテクニックが求められる当作品ですが阪田はうっとりするほど美しく奏でます。
ピアノ作品はもちろんのこと、オーケストラ作品、歌曲、オペラにも強い興味をもつ阪田。自身の強い希望で録音が実現したフェインベルク編曲のチャ イコフスキーの交響曲第5番第3楽章「ワルツ」(世界初録音!)と第6番『悲愴』第3楽章「スケルツォ」は机上の空論ともいえる超難曲。コンセプ トである「10本の指×ピアノ1台」をまさに体現したこの演奏を聴けば、阪田のテクニックはもちろんのこと豊かな音楽性に魅了されます。また2020年 に生誕180年を迎えたチャイコフスキー、そして生誕130年を迎えたフェインベルクの記念イヤーにふさわしい録音です!
コンポーザー・ピアニストとしても知られる阪田は10代半ばで編曲を手がけはじめ、これまでにフォーレ、ラフマニノフなどの歌曲を中心にピアノ独奏 用にアレンジしておりリサイタルでも好評を博してきました。阪田が編曲したラフマニノフの歌曲「私は彼女のもとにいた」と「ヴォカリーズ」では歌心に 満ちた演奏が印象的。もちろん世界初録音となります。
そして阪田の代名詞であるリスト。今回リゴレット・パラフレーズとハンガリー狂詩曲第2番を収録しました。自在に歌いながらも知性的に構築された 演奏は圧巻です。阪田知樹が自ら選曲した珠玉の8曲を聴けば現在の阪田知樹の充実ぶりを体感できます。録音は最高位のDSD 11.2MHzで行われて おり、臨場感あふれる録音です。ピアノ演奏の新たな可能性を探る大注目のアルバムです! (Ki)

「現代のヴィルトゥオーゾとして注目を浴びている阪田知樹。研ぎ澄まされた技巧から個性的な音楽を繰り出す彼のピアニズムは、たしかにヴィルトゥオーゾというに相応しい。ロマン派時代のヴィルトゥオーゾ作品を集めた本盤はそうした彼の資質と美質が十二分に現れ出た聴き応えある一枚だ。」(寺西基之〜ライナーノーツより)

APARTE
AP-234(1CD)
アンカンタシオン(呪文)
(1)ブルッフ:コル・ニドライOp.47
(2)ヴィターリ:シャコンヌ
(3)サン=サーンス:交響詩「死の舞踏」Op.40
(4)チャイコフスキー:ゆううつなセレナードOp.26
(5)ブロッホ:ニーグン
(6)ショーソン:詩曲Op.25
(7)梅林茂:「夢二」のテーマ
ヴィルジル・ブテリ=タフト(Vn)
ヤク・ファン・ステーン(指)ロイヤルPO

録音:2019年7月/ロンドン
ヴィルジル・ブテリ=タフトはフランスの若手ヴァイオリニスト。トゥールとパリの音楽院に学んだ後、ブダペスト、ロンドン、テルアヴィヴで研鑽を積 みました。こだわりのレパートリーで注目されています。最新盤はオーケストラ伴奏によりますが、いずれの曲もヴァイオリンが甘美なメロディを歌うので はなく、意味深でやや暗い曲調をミステリアスに奏で聴き手を独特な世界へ誘い入れます。
香港のウォン・カーウァイ監督の「花様年華」(2000)からの「夢二」のテーマが聴きもの。かつてロックバンドEXのリーダーとして活躍、その後数々 の映画音楽で知られる梅林茂の作で、ギドン・クレーメルも録音して話題になりました。 (Ki)
APARTE
AP-222(1CD)
ブラームス:幻想曲集Op.116
3つの間奏曲Op.117
6つの小品Op.118
ホルテンス・カルティエ=ブレッソン(P)

録音:2019年4月/リトル・トリベカ(パリ)
ホルテンス・カルティエ=ブレッソンはフランスを本拠に活躍する女流で、いとこは高名な写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン。彼女は長年パリ音楽 院で教鞭をとるかたわら精力的に演奏活動も行なっています。最新盤はブラームス最晩年の小品集3点。深い寂寥感に翳りながらも、どこかフランス的 な洒脱さも感じるベテランならではの説得力に満ちています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37136(1CD)
「木製の歌」
デイヴィッド・ラング(b.1957) :「スクラッピング・ソング」(1997/2001)〜木製打楽器によるヴァージョン
シルヴィア・ボルゼッリ(b.1978):「木製」(2015)〜マリンバとウッド・ブロック、ロングドラムのための
ヨハン・スヴェンソン(b.1983):「ワンマン・バンド」〜木製打楽器、バイブレーターとエア・インストゥルメントのための(2016)
リッカルド・ノヴァ(b.1960):「a」(妄想の文法) (2017)〜木製打楽器と電子音のための
シモーネ・ベネヴェンティ(Perc)

録音:2019 年8 月
マリンバを始めウッド・ブロックや様々な木製打楽器による作品集。無国籍風の民族音楽の ような曲が揃って不思議な世界が拡がる。スヴェンソンの「ワンマン・バンド」は文字通り一人 でバンドをやる、というコンセプトの曲でブーンという音や空気を使って音を出す楽器が使わ れて何とも不思議な作品。ノヴァの「妄想の文法」では電子音も加わりクセナキスとアフリカの 民族音楽が合体する。

BRIDGE
BCD-9529(1CD)
ドビュッシー:12の練習曲
子供の領分(全6 曲)
アレック・カリス(P)

録音:2019 年3 月23―26 日 ニューヨーク
アレック・カリスの弾くドビュッシーのピアノ作品集。アレック・カリスは米国の中堅ピアニスト。BRIDGE レーベルの記念すべき最初のアルバムがカリスによるショパン&シューマン&カーターでした (BCD9001)。レパートリーは広いが、特に近現代の音楽で高く評価されています。ここでのドビュッシーも 明快な切り口で、雰囲気に流されることなくドビュッシーの近代性をキッチリ音にしています。

GALLO
GALLO-1571(1CD)
フランスのオルガン音楽の黄金の世紀 第2 集
デュ・マージュ(1674-1751):オルガン曲集第 1 巻(全8 曲)
メシアン:キリストの昇天(オルガン版)
デュリュフレ:アランの名による前奏曲とフーガ
アレッサンドロ・ラ・チアチェーラ(Org)

録音:2018 年8 月
フランスのオルガン音楽の黄金の世紀の第2 集と題されているが、第1 集の存在は不明。 ピエール・デュ・マージュ(1674-1751)は、フランス北部のランの大聖堂でオルガニストを務 めた人物。オルガン曲集第 1 巻は 1708 年の刊。メシアンのキリストの昇天は管弦楽版を作 曲者自身がオルガン用に改めたもので、第3 楽章は別物。 アレッサンドロ・ラ・チアチェーラは1979 年生まれのイタリアのオルガン奏者。フランス、ピティ ヴィエのサン=サロモン教会のオルガンを使用。

POLYMNIE
POL-208145(1CD)
ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」の音楽 (2台ピアノによる演奏) アンゲラン=フリードリシュ・リュール(P)
マヘリー・アンドリアナイヴォラヴェローナ(P)

録音:2018年9月15日 ビュシェール(ライヴ録音)
アンゲラン=フリードリシュ・リュールによるピアノ演奏のジョン・ウィリアムズの映画 音楽、新刊は「インディ・ジョーンズ」の2台ピアノ演奏。映画4作の様々な場面やエン ドクレジット、さらにFOXのオープニング・ファンファーレまで含めて全17トラック、「イ ンディ・ジョーンズ」尽くし。毎度のことだが、リュールのウィリアムズの音楽への愛が たっぷり感じ取れます。そしてピアノ演奏で聞くウィリアムの音楽は思っている以上に 王道クラシックだということも良く分かる。第2ピアノは、「ハリー・ポッター」シリーズ (POL 105109)でも共演したマヘリー・アンドリアナイヴォラヴェローナ。リュールとは 2004年からたびたびデュオを組んでいます。

TRITON
TRI-331208(1CD)
ライヴによるシューマン、ショパン
シューマン(リスト編):献呈 S.556
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
 バラード 変イ長調 Op.47
 マズルカ イ短調 Op.17-4
 スケルツォ 変ロ短調 Op.31
ヴェロニク・ボンヌカズ(P)

録音:2016 年11 月10 日 サル・コルトー,パリ
フランスのピアニスト、ヴェロニク・ボンヌカズが 2016 年 11 月 10 日 パリのエコル・ノルマルのサル・コルトーでのリサイタルのライヴ録音。ボンヌカズは様々なレールから何枚かCD を出しているが、TRITON からは初めて。ヴェロニク・ボンヌカズはルドー音楽院を 14 歳で修了、さらにパリ音楽院、ジュリアード音楽学校で学ぶ。現は国際的に活躍している他、エコール・ノルマルで教職にも就いています。演奏はいれの作曲家においても非常に明晰で静かな知的な詩情が感じられます。
TRITON
TRIHORT-563(1CD)
「地中海の輝き」
アルシャンボー:第1 旋法による組曲
カベソン:甘い思い出
カザルス:カニグの聖マルタン,エステル
ルイ・クープラン:前奏曲第46 番
ラネ:聖体奉挙のためのレシ,デュオ,コルネのレシ,ロンドのグラン・ジュ 、ほか作者不詳、即興など全20 トラック
フレデリック・ミュニョス(Org)

録音:2017年10月 フランス,リムー
南仏を中心とした様々な作品をオルガンで演奏した Cも含まれています。カザルスは大チェリストのカザルス。 フレデリック・ミュニョスはフランスのオルガン奏者。南仏、ピレネー山脈の麓町リムーの聖マルタン教会のオルガンを使用。

FIRST HAND RECORDS
FHR-95(1CD)
ニコラーエワ最晩年の『フーガの技法』
バッハ:フーガの技法 BWV1080
タチアナ・ニコラーエワ(P)

録音:1993年4月26日/ヘルシンキ、シベリウス音楽院
ロシアを代表する偉大なピアニストであるタチアナ・ニコラーエワの最晩年の録音が、マスタリングに定評あるFIRST HAND RECORDSから発売さ れます。1993年11月13日にサンフランシスコでショスタコーヴィチの『前奏曲とフーガ』を演奏中に脳卒中を起こし9日後に亡くなったニコラーエワ。 このディスクに収められているのはその半年前、4月26日に行われたヘルシンキでのライヴ録音です。曲目は彼女が得意としたバッハの『フーガの技法』で、 これまでリリースされたことのない録音。たいへん貴重な初CD化です!
20代でバッハの『平均律』全曲を暗譜、ショスタコーヴィチの創作欲も刺激したニコラーエワ。1990年代に入ってもロンドンでバッハの『平均律』『フー ガの技法』、ショスタコーヴィチの『前奏曲とフーガ』を暗譜で完璧に演奏するなど長く活躍を続けていました。当盤の演奏では一部に暗譜が飛んでしまっ た箇所があるものの、フーガを種類別(単純フーガ、反行フーガ、2重・3重フーガ、鏡像フーガ)に分けて構成し、未完フーガの主題提示でオクター ヴを重ねるなどの手を加えた、紛れもないニコラーエワ流の『フーガの技法』を聴くことができます。途轍もなく大きなスケール、途方もなく深遠な音楽 世界に圧倒される至高の名演をぜひお聴きください。
FIRST HAND RECORDSレーベルからは、ニコラーエワの1989年ギリシャ・ライヴの音源も発売されています(FHR-46)。 (Ki)

H.M.F
HMM-902642(1CD)
フランク:ピアノ曲集
(1)前奏曲、コラールとフーガ
(2)前奏曲、アリアと終曲
(3)前奏曲、フーガと変奏曲(ハロルド・バウアー編)
(4)コラール第2番ロ短調(ニコライ・ルガンスキー編)
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:2019年7月/サル・ド・シャントネイル(スイス)
ルガンスキー最新盤は何とフランク作品集。意外な感があるかもしれませんが、彼はこれまでもレーピンやクニャーゼフ(チェロ版)とヴァイオリン・ソ ナタを録音・演奏し、その素晴しさが高く評価されてきました。また2015年の来日公演で披露した「前奏曲、フーガと変奏曲」の感動的な演奏が語り 草となっています。長年フランク作品集の録音を夢見ていたそうですが、今回ついに実現。
ルガンスキーといえば、正確無比な技巧と緻密に計算された設計で説得力満点の演奏を繰り広げてきました。その点でフランクはルガンスキーにうって つけ。全く外面的でないのに恐ろしく技術的に難しく、また一音たりとも忽せにできぬ理詰めな構成を、まるで科学を解きほぐすように再現しています。
嬉しいのが感動的なオルガン曲2篇のピアノ編曲が収められていること。「前奏曲、フーガと変奏曲」の静かに切々と紡ぐ哀切感、ルガンスキー自身の 編曲による「コラール第2番」の俊厳さは絶品。いつもの轟き渡るルガンスキーの輝かしいピアノの音色を抑え、オルガンのような音を出してはいるのが 注目です。この曲はフランク最後の作品で、それを最後に置いている点にもルガンスキーの深い理解とこだわりを感じます。 (Ki)


H.M.F
HMM-902660(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ ト長調 D.894
ソナタ ハ短調 D.958
アダム・ラルーム(P)

録音:2019年10月14-17日、パリ
フランスの俊英ラルームのソロディスクがハルモニアムンディから登場!シューベルトのト長調のソナタ(1816年10月)と、死の数週間前に書かれた 3つのソナタのうちの第1曲、ハ短調のソナタ(1828年9月)という珍しい組み合わせです。
ト長調のソナタはシューマンが「最も完全な作品」と賞賛した作品。第1楽章のMolto moderato e cantabileの冒頭から、画家が繊細な筆遣いで次々 と色を重ねながら静かに絵を完成させていくような、そして少しずつ霧が晴れていくような、繊細にして希望を感じる演奏。終楽章の、ともするとめまぐる しいだけになってしまう転調や回想も全てが必然であると感じる説得力抜群の演奏です。ハ短調のソナタはベートーヴェンを強く意識して書かれたもので すが、テクニックと感情の両面に完璧なコントロールが効いた演奏です。
ラルームは10歳でピアノを始め、トゥールーズ音楽院を経て、パリ国立高等音楽院でミシェル・ベロフのもとで研鑽を積みました。ハンブルクに移り、 コロリオフの薫陶も受けており、清潔感のあるタッチと静謐な音楽、完璧なコントロールが持ち味です。 (Ki)

Stradivarius
STR-37147(1CD)
無伴奏ヴァイオリンのためのオーストリアのバロック音楽
フィルスマイア(1663-1722):パルティータ第1 番イ長調
 パルティータ第5 番ト短調
 パルティータ第6 番イ長調
ビーバー(1644-1704): 前奏曲 ニ長調
 パッサカリア ト短調 「守護天使」
リリアーナ・ベルナルディ(Vn)

録音:2019 年16-18 日 イタリア,ヴィテルボ
ザルツブルクにおける師弟、ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)とヨハン・ヨーゼフ・フィルスマイア(1663-1722)の無伴奏ヴァイオリン曲集。フ ィルスマイアは残された作品が極めて少ないが、6 つのパルティータは大変優れた 作品で近年注目を浴びています。一つのパルティータには 1 分少々の楽章が多く連 なり、変化に富んでいます。第 5 番ではスコルダトゥーラ(変則調弦)を採用。ここに収 録された第1 番、第5 番、第6 番、いずれもなかなかに聞き応えがある。 リリアーナ・ベルナルディはイタリアのヴァイオリニスト。ローマ国立音楽院で学んだ 後、ドイツのヴュルツブルク音楽大学やザルツブルクのモーツァルテウムなどで学 んだ。

ALBANY
TROY-1790 (1CD)
響きの彼方へ
チャールズ・トムリンソン・グリフィス(1894-1920):ピアノ・ソナタ
ジョージ・ウォーカー(1922-2018):ピアノ・ソナタ第1 番
カーライスル・フロイド(b.1926):ピアノ・ソナタ
サミュエル・バーバー:ピアノ・ソナタ
ヘイディ・ルイーズ・ウィリアムズ(P)

録音:2017年
20 世紀アメリカの作曲家によるピアノ・ソナタ集。グリフィスはアメリカにおける印象主義音楽の先駆けといわれます。彼のソナタはスクリャービンを思わせる濃厚なロマンティシズムを湛えています。ジョージ・ウォーカーはアフリカ系アメリカ人で初めてピューリュッツァー賞をとった作曲家。彼のソナタは自由な無調で書かれています。アダージョで有名なバーバーのソナタも自由な無調による幻想的な佳曲。
ALBANY
TROY-1785(1CD)
バイロン・オキーフ:ピアノ作品集
即興的幻想曲、エチュード第3 番、
バラード第1 番、エチュード第1番、
夜想曲変ホ長調、間奏曲第1〜3 番、
オハイオ川パストラル
カテリーナ・ウレツコ(P)

録音:2017-2018年
バイロン・オキーフの生年は記載されていないが、ブックレットにある写真から 50〜60 歳代と思われます。このピアノ作品集は2009 年から2019 年までに作曲されたというが、曲のタイトルからも察せられる通り、どの曲もショパン、シューマンあるいはメンデルスゾーンを思わせる曲ばかり。19 世紀のサロン風の音楽をいまも書き続けている作曲家として一聴の価値あり。
ALBANY
TROY-1795(2CD)
グリゴール・ハチャトリアン(b.1986): ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ「アバレーヤの戦い」嬰へ短調Op.2
ピアノ・ソナタ「サッスンのダビデ」嬰ハ短調Op.1
グリゴール・ハチャトリアン(P)

録音:2019年
グリゴール・ハチャトリアンはアルメニア出身の若手作曲家、ピアニスト。幼い頃よりアルメニアの伝統楽器に親しみ、9 才でピアノを習い始めその才能を開花させた。15 才でアメリカに移民しインディアナ大学で学んだ。一曲およそ 40 分ほどの二つの大作ソナタはラフマニノフや祖国アルメニアの大作曲家アラム・ハチャトリアンの影響が大でロシア音楽の好きな人におすすめ。なおグリゴールと大作曲家アラム・ハチャトリアンとの血縁関係は不明(アルメニアでハチャトリアンは比較的一般的な姓名らしい。)

オクタヴィア
OVCT-00175(1CD)
2020年2月19日発売
田中カレン:こどものためのピアノ小品集「愛は風にのって」 仲道祐子(P)

2019年9月11-12日東京・稲城iプラザ
国内外で活躍する作曲家・田中カレンによるオリジナルピアノ曲集『愛は風にのって』が CDになりました。2013年に逝去した作曲の師である三善晃への愛情と思い出を綴る曲 集。ブックレットの曲目解説では、心温まるエピソードも綴られています。さらに、出版譜 には未収録の「子猫のすずちゃん」もボーナストラックとして加えています。 演奏は透明感のある美しい音色が魅力の仲道祐子。田中カレン自身の立会いのなか行 われたレコーディングでは、細部までディスカッションを重ね、楽曲に込められた思いを鮮 やかに描きあげています。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00170(1CD)
税込定価
2020年2月19日発売
加々見茉耶〜デビュー Lyrical…
チャイコフスキー
「四季」 ―12の性格的描写 作品37
1月 炉端にて/5月 白夜/6月 舟歌/10月 秋の歌
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第1番ニ短調 Op.28
カプースチン:変奏曲Op.41
加々見茉耶(P)

録音:2018年10月4日、2019年3月20日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
東京藝術大学を卒業後、 イタリアに渡り名門イモラ国際ピアノアカデミーで研鑽を積んだ ピアニスト加々見茉耶、待望のデビューアルバムがトリトン・レベールから登場します。従 来からロシアン・ピアニズムの洗礼を受けてきた加々見は、今回のデビューアルバムでも その得意のプログラムを披露。収録曲にはチャイコフスキーのピアノ曲の中で人気の高 い「四季」、近年世界中で急速に人気を高めているカプースチンの変奏曲に加え、ラフマ ニノフのピアノ・ソナタ第1番が中心を飾ります。(オクタヴィア)

H.M.F
HMM-902651(1CD)
バッハ×バルトーク
バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV816
バルトーク:野外にて
 パルティータ第2番ハ短調BWV826
バルトーク:組曲Op.14
ジュリアン・リベール(P)

録音:2019年6月25-27日/メディアポール(アルル)
ジュリアン・リベールは1987年ブリュッセル生まれのピアニスト。エリザベート王妃音楽院でマリア・ジョアン・ピレシュに師事し、その秘蔵っ子とし て多大な影響を受けました。2015年には来日し、新日本フィルと協奏曲を演奏しています。今回のアルバムは大バッハとバルトークの組曲形式作品を交 互に配置して比較観賞させてくれます。バッハとバルトークの鍵盤曲に共通しているのは、舞曲形式によりながらも、当時最先端の技法を採り入れたり、 錯綜の結果、音列や無調の域に達したり、さらに東欧やアフリカのリズムまで用いていることなどが、聴覚以上に散見できます。リベールの演奏は目から 鱗の説得力とスリルに満ちていて興奮させられます。 (Ki)

MIRARE
MIR-488(1CD)
ベートーヴェン:変奏曲集
創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
「森のおとめ」のロシア舞曲の主題による12の変奏曲 WoO 71
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調(エロイカ変奏曲) op.35
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
セリム・マザリ(P)

録音:2019年6月6-7日、サル・モリエール(リヨン)
また一人注目のピアニストが現れました!1992年生まれのセリム・マザリです。小さな頃からピアノに親しみ5歳でピアノの先生(エンゲラーの弟子であっ た)につき、パリ音楽院に進み、エンゲラーにも師事します。2008年パリ国立高等音楽院に入学、エンゲラーのクラスで学びを深めます。2012年にエ ンゲラーが亡くなってからはクレール・デゼールの下でさらなる研鑽を積みながら、修士取得。その後もペヌティエらのもとで学びながら、ロンドンのロイ ヤル・カレッジ・オブ・ミュージックへと進みます。ロンドンでネイガウスの弟子でもあったアヴォ・クユムジャンに師事、古典派作品に真摯に取り組みま す。コンクールで入賞を重ね、様々な賞を受賞している今注目度急上昇中のピアニストです。
マザリが取り上げたのは、ベートーヴェンの変奏曲集。ベートーヴェンは音楽的に様々な新しいことをやりとげましたが、変奏曲というジャンルでも新し いことをしました。当時変奏曲といえば有名なオペラのアリアや当時流行していた楽曲を主題にしたものが多かった中、「創作主題」つまり独自の主題を 提示し、それを変奏していく、というものを多く残しました。ここでも創作主題による変奏曲がおさめられておりますが、繊細さと力強さを兼ね備えた音 色が完璧な音響をつむぎだしていきます。難曲エロイカ変奏曲でのテクニックの鮮やかさは圧倒的です。

Profil
PH-18074(1CD)
リスト&ペルト
リスト:パレストリーナによるミゼレーレ〜「詩的で宗教的な調べ」より
 バラード第2番ロ短調
 2つの伝説
 孤独のなかの神の祝福〜「詩的で宗教的な調べ」より
 「ランメルモールのルチア」の回想
 スルタン・アブドゥル・メジド・ハンのための行進曲
アルヴォ・ペルト:アリーナのために
マルティナ・フィリャク(P)

録音:2019年1月30日-2月1日/インマヌエル教会(ヴッパータール)
マルティナ・フィリャクは1978年クロアチア出身の女性ピアニスト。2009年クリーヴランド国際、マリア・カナルス国際両コンクールで優勝し、 2014年には来日公演も行なっています。今回は得意のリスト作品。「光が多いところは影も深くなる」というゲーテの言葉がモットーに掲げられています。 リスト作品のなかでも宗教的なものを中心に選ばれ、最後にペルトの簡素にして絶美な「アリーナのために」で締めくくっています。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4275(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) サシャ・ヴェチュトモフ(Vc/ジョバンニ・バティスタ・グァダニーニ製作 )

録音:1984年8月27日-9月4日/ルドルフィヌム(チェコ)
20世紀チェコを代表するチェリスト、ヴェチュトモフが晩年に収録したバッハの無伴奏全曲録音がリリースされます。1930年プラハ生まれのサシャ(ア レクサンドル)・ヴェチュトモフはチェリストであった父イヴァンから音楽の手ほどきを受け、その後プラハ音楽院にてあのラディスラフ・ゼレンカにチェロ を師事。また、セミョーン・コゾルーポフやアンドレ・ナヴァラといった名匠からも薫陶を得ております。1951年から1956年までスーク・トリオに在籍 し、1955年に開かれたプラハの春国際音楽コンクールにてヨゼフ・フッフロ、ミハイル・ホミツェルと共に第1位を獲得しました。その後、1959年に 開かれたパブロ・カザルス・コンクールにて第2位を受賞(第1位はアンナー・ビルスマ)。演奏家として着実にキャリアを積む一方、母校プラハ音楽院 にて後進の育成にも積極的に取り組みました。1989年プラハにてその生涯を終えました。
当録音はキャリアの晩年にあたる1984年にプラハのルドルフィヌムで収録された貴重な記録。演奏家としての集大成ともいえるバッハの組曲全曲を収 録しておりました (Ki)

grazioso
GNY-705(1CD)
UHQCD
吉野直子/ハープ・リサイタル5〜その多彩な響きと音楽U
アッセルマン(1845-1912):泉
リスト(編曲:アンリエット・ルニエ):夜鳴きうぐいす〜アリャビエフ作曲のロシアの旋律による
ジョゼフ・ジョンゲン:ワルツ Op.73
ドビュッシー(編曲:リリー・ラスキーヌ):ロマンティックなワルツ
ジャック・ド・ラ・プレール(1888-1969):雨にぬれた庭
グランジャニー(1891-1975):「子供の時間」組曲 Op.2
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):妖精〜前奏曲と舞曲
ニーノ・ロータ:サラバンドとトッカータ
エカテリーナ・ヴァルター=キューネ(1870-1930):チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オーネーギン」の主題による幻想曲
リスト(編曲:ルニエ):ため息
吉野直子(Hp)

録音:2019年9月&10月/軽井沢
『自主レーベル “grazioso” からの5枚目のCDは、1枚目の続編のような内容で、ハープの魅力を存分に引き出す小・中規模の作品を集めました。 まさに「ハープ音楽の宝石箱」のようなアルバム。このアルバムを通して、ハープが持つ多彩な表現力と音のパレットをあらためて感じていただければ嬉し く思います。(吉野直子)』
今回の収録作品はアッセルマンの「泉」、ジョンゲンの「ワルツ」、ドビュッシー(ラスキーヌ編)の「ロマンティックなワルツ」、ラ・プレールの「雨 にぬれた庭」、グランジャニーの「子供の時間」組曲、トゥルニエの「妖精」、ロータの「サラバンドとトッカータ」、ヴァルター=キューネの「「エフゲニー・ オーネーギン」の主題による幻想曲」、そしてリスト(ルニエ編)の「ため息」「夜鳴きうぐいす」と実に多彩なプログラム!吉野直子でしか表現するこ とのできない世界が広がります。吉野直子が紡ぐ美しいハープの音色をご堪能ください。
「ハープ・リサイタル・その多彩な響きと音楽」(GNY 701)、「ハープ・リサイタル2・ソナタ、組曲と変奏曲」(GNY 702)、「ハープ・リサイタル3・バッ ハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(GNY 703)、「ハープ・リサイタル4・武満・細川・吉松・ケージ・サティ」(GNY 704)も好評発 売中。いずれもレコード芸術特選盤です。
本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。

MDG
MDG-90521316
(1SACD)
エミリオ・プジョル(1886-1980):練習曲集
1.秋の歌(旋律的練習曲) 3’55
2.トンボ 1’11
3.アグアドの練習曲第19番による変奏曲(Estudios LIV - LXX) 30’45
4.ノクターン(Estudio XXXII) 1‘17
5.ヴィヴァーチェ(Estudio XLI) 1‘26
6.セギディーリャ(Estudio LII) 2‘55
7.ソルツィーコ(Estudio XXXI) 2’27
8.ボレロ(Estudio XXXVII) 1‘21
9.アレグレット(Estudio XX) 2‘05
10.アンダンティーノ(Estudio XXIII) 1‘25
11.鳥の歌(Estudios LI & XLV)  3‘00
12.アレグレット・グラツィオーソ(Estudio XXXV) 2‘47
13.アララ(Estudio XXX) 0‘58
14.アレグロ(Estudio XIII) 1‘32
15.アレグロ(Estudio XIX) 1‘19
16.アンダンテ・クアジ・アダージョ(Estudio IX) 1‘58
17.練習曲第1番 0‘47
18.熊蜂 1‘41
19.上級者のための練習曲第7番(Estudio clasico) 3‘39
20.上級者のための練習曲第6番(Estudio romantico) 2‘09
フランク・ブンガルテン(G)
使用楽器:アントニオ・デ・トーレス1883年製モデル/ゲイリー・サウスウェル2018年製
ドイツを代表するギタリスト、フランク・ブンガルテンによるカタルーニャ出身の作曲家エミリオ・プジョルの練習曲集。プジョルは、スペインを代表す る作曲家でありギタリストのタレガの弟子。作曲家、演奏家、教育者として多才な才能をもち、さらにはルネサンス期の楽器ビウエラの研究家として楽譜 の編纂などを行っていました。この練習曲集は、プジョルの著した「ギターの奏法と原理」という教則本(全5巻)から抜粋されたもの。 なかでも、代表作「熊蜂」(Tr.18)。熊蜂が飛び回る様子をあらわしたトレモロは、師タレガの「アルハンブラの思い出」を思わせます。本盤で演奏するフランク・ ブンガルテンは、プジョルの奏法を改めて見直したことによって、新たな発見も多くあったといいます。特に「アグアドの練習曲第19番による変奏曲」は、 ギター愛好家にとって真の発見といえるでしょう。 (Ki)

AEVEA
AE-18080(1CD)
ムソルグスキー:ピアノ曲集
(1)展覧会の絵 (1874)
(2)クリミア南岸にて(全2曲)(1879)
(3)涙 (1880)
(4)子供の頃の思い出 (1857)
(5)乳母と私 (1865)
(6)村にて (1880頃)
(7)歌劇「ソロツィンスクの定期市」〜市場の場
(8)瞑想曲 (1880)
(9)歌劇「ソロツィンスクの定期市」〜ゴパーク
(10)旗手のポルカ (1852)
(11)夢想 (1865)
フランソワ・デュモン(P)
フランソワ・デュモンは1985年生まれのフランスの若手。ペライア、プレスラー、シュタイアーらに師事。2013年にオール・ショパン・プログラムで 来日公演を行い、その色彩的な音色と歌うような演奏が絶賛され、今年2020年3月の再来日も期待されています。 デュモンの最新盤はムソルグスキー作品集。「展覧会の絵」をメインに、彼の小品を集めていますが、ムソルグスキー13歳の処女作「旗手のポルカ」が入っ ていて貴重。後の作品からは想像できないような華麗な作品です。また、未完の歌劇「ソロツィンスクの定期市」からの2つの小品も興味津々。「ゴパーク」 は有名なラフマニノフの編曲ではなく、ムソルグスキーのオリジナルで武骨さが魅力です。 (Ki)
AEVEA
AE-18060(2CD)
フィリップ・グラス:エチュード集
エチュード集第1巻
エチュード集第2巻
ヤコポ・サルヴァトーリ(P)
ニマル・ミュージックの大御所フィリップ・グラスのエチュード集は、1990年代から2012年に書かれた、まさに私たちと同時代のピアノ音楽。エチュー ドという曲種らしく第2巻は指のテクニック向上に主眼が置かれ、第2巻はリズムと和声の練習となっていますが、グラスらしいポップでオシャレな感覚 にあふれた小品集に仕上がっています。グラス自身鍾愛の作で、来日時にも抜粋を自演しました。 ヤコポ・サルヴァトーリはベルリンを本拠に活動するピアニスト・コンポザー。作曲家らしい斬新な解釈でグラスの魅力を展開させています。 (Ki)


MARCO POLO
MAR-8.225372(1CD)
NX-B03
ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ曲集 第14集

ショパンのエチュードによる53の練習曲
1.第1番:ハ長調(原曲:Op.10-1 第1版)
2.第4番:イ短調「鬼火」(原曲:Op.10-2 第2版)
3.第5番:変ニ長調(原曲:Op.10-3 左手のための)
4.第6番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-4 左手のための)
5.第7番:変ト長調(原曲:Op.10-5 第1版)
6.第13番:変ホ短調(原曲:Op.10-6 左手のための)
7.第14番:ハ長調「トッカータ」(原曲:Op.10-7 第1版)
8.第16番:ヘ長調(原曲:Op.10-8 第1版)
9.第17番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-9 第1版)
10.第20番:変イ長調(原曲:Op.10-10 左手のための 第2版)
11.第21番:イ長調(原曲:Op.10-11 左手のための)
12.第22番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-12)
13.第25番:変イ長調(原曲:Op.25-1 第3版)
14.第27番:へ短調「ワルツ」(原曲:Op.25-2 第2版)
15.第29番:ヘ長調(原曲:Op.25-3 第1版)
16.第32番:へ短調「ポロネーズ」(原曲:Op.25-4 第2版)
17.第34番:嬰ハ短調「マズルカ」(原曲:Op.25-5 第2版)
18.第36番:嬰ト短調「三度の練習」(原曲:Op.25-6)
19.第38番:変ニ長調「六度の練習」(原曲:Op.25-8)
20.第39番:変ト長調(原曲:Op.25-9 第1版)
21.第41番:ロ短調(原曲:Op.25-10 左手のための)
22.第42番:イ短調(原曲:Op.25-11)
23.第43番:嬰ハ短調(原曲:Op.25-12 左手のための)
24.第44番:へ短調(原曲:新しい練習曲 第1番 左手のための)
25.第45番:ホ長調(原曲:新しい練習曲 第2番 第1版)
コンスタンティン・シェルバコフ(P)

録音:2019年1月28-30日
シェルバコフによる「ゴドフスキー:ピアノ作品集」のシリーズが始まったのが1996年。その時から、ファンの間でいつリリースされるのかと話題になっていた「ショパンのエ チュードによる練習曲」が遂に登場します。 音楽評論家のハロルド・ショーンバーグが「ピアノのために書かれた作品でこれ以上ありえないほど難しい」と評したこのゴドフスキーの曲集は、もともと演奏困難な ショパンの「練習曲=エチュード」にゴドフスキーが独自の編曲を加え、更に難しく仕立てたもの。主として左手の鍛錬を目的として書かれており、いくつかの作品は 左手のみで奏されますが、曲によっては、複数の練習曲を同時に演奏するという試みがなされているなど、まさに技巧の限りを尽くした作品が並びます。どの曲も複 雑な声部を持ち、幾多の旋律が絡み合い、曲によっては原曲の姿をとどめないほどに手が加えられるなど、演奏家だけでなく聴き手にとっても興味深い編曲がなさ れています。これまでに全曲録音をリリースしているのは、この曲集の知名度を高めたマルカンドレ・アムランをはじめ片手の指で数えられるピアニストのみ。2019年 には日本での全曲コンサート(ピアノはフランチェスコ・リベッタ)が行われ、日本中の「超絶技巧好き」が注目したのも記憶に新しい出来事でした。 NAXOSレーベルきってのヴィルトゥオーゾ、シェルバコフはこの曲集に果敢に挑み、鮮やかな技巧を駆使して全ての曲を完璧に制覇しています。

CALLIOPE
CAL-1967(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ピエール・レアク(P)

※録音:2013年2月11日、サル・アドヤール(パリ、フランス)
ピエール・レアク(レアック)は、一等賞を獲得したパリ音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュール、イヴォンヌ・ロリオ、ジェルメーヌ・ドヴェーズ、ジャン・ユボー、マルセル・ボフィスといった錚々たるピアニストたちに師事し、パウル・バドゥラ=スコダやシェベーク・ジェルジ、ゲザ・アンダの下でも研鑽を積んだ知る人ぞ知るフランスの巨匠ピアニスト。
オリヴィエ・メシアン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いた実績を持ち、フランス国立高等音楽院(CNSM)でイヴォンヌ・ロリオのアシスタントを務めるなど、当時の巨匠たちから演奏法や作品の解釈など様々な要素を授かったレアクが満を持して臨んだバッハの「ゴルトベルク変奏曲」。ベテランならではの堂々たる、そしてどこか新鮮な雰囲気を併せ持ったバッハです。
CALLIOPE
CAL-1854(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
練習曲第1番ハ長調 Op.10-1/ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1/バラード第3番変イ長調 Op.47/即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36/幻想曲ヘ短調 Op.49/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》/ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61《幻想》
フィリップ・ギヨン=エルベール(P/YAMAHA CFX)

録音:2016年11月14日−15日、スタジオ4'33(イヴリー=シュル=セーヌ、フランス)
パリ音楽院でミシェル・ベロフやジャン=クロード・ペヌティエ、マリア・ジョアン・ピリス、アルド・チッコリーニといった名匠たちにピアノを師事し、同じくフライブルク音楽大学でもピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与された輝かしい経歴を持つフランスのピアニスト、フィリップ・ギヨン=エルベール。
2つのポロネーズでの幻想性、ヒロイズムなど、ショパンのピアノ作品の華麗なる作風を「YAMAHA CFX」で奏でた好演です。

フォンテック
FOCD-20123(1CD)
税込定価
2020年2月5日発売
スカルラッティ/ドビュッシー/プロコフィエフwith Faziol
スカルラッティ:5つのソナタ
ドビュッシー:版画/エレジー
プロコフィエフ:風刺Op.17
 ピアノ・ソナタ 第3番イ短調「古い手帳から」 Op.28
 ピアノ・ソナタ 第4番ハ短調「古い手帳から」 Op.29
 束の間の幻影 Op.22より 第17曲「詩的に」
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番ハ長調 BWV846 より 前奏曲
上野優子(P)

録音:2018年12月13日 すみだトリフォニーホール 小ホール・ライヴ
ピアニスト上野優子が2017年に行った「プロコフィエフ・ピアノ・ソナタ全曲シリーズ〜プロコ フィエフにはどのピアノがお似合い?〜(全6回)」の第2回ライヴ録音。 このシリーズは、彼女が得意とするプロコフィエフのソナタ全9曲に取り組むことで、作曲者の人 生の足跡をたどり、また関連する作曲家の作品も採り上げてクラシック音楽の歴史にも触れてい くものです。 「プロコフィエフのソナタの成立は、現代のモダン・ピアノの完成とほぼ時を重なっています。 各メーカーの音色の違いによって作品にあわせ、同じホールでその違いをお客様と一緒に体感で きたら…」と上野は考え、スタインウェイ・ファツィオリ・ヤマハ・カワイ・ベヒシュタイン・ ベーゼンドルファーの順に使用します。 第2回となる本リサイタルではファツィオリを使用。楽器の個性を活かしながら、各曲本来の魅力 に迫る、稀有なライヴの模様です。 (フォンテック)

CPO
CPO-555272(1CD)
NX-B02
カバレフスキー:前奏曲全集
24の前奏曲 Op.38
6つの前奏曲とフーガ Op.61
3つの前奏曲 Op.1
4つの前奏曲 Op.5
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2017年2月17-19日、2018年2月15日
ソビエト連邦時代(1922-1991)の音楽界を支えた作曲家たちの中でもとりわけ高い貢献をしたとされるのがドミトリ・カ バレフスキーです。現在では「道化師のギャロップ」の作者として知られていますが、当時は“ソビエト連邦作曲家同盟”を モスクワに創設するのに尽力するなど、悪名高き“ジダーノフ批判”も受けることなく、政府公認の芸術家として、作曲界 で権勢をほしいままにしていました。彼は多くの教育的作品を残しており、この「24の前奏曲」も、ショパンとスクリャービン の流れを汲みつつ、全体にロシア民謡のエッセンスを加えた親しみやすい曲調で、ピアノ奏法を極めるための試みが随所 に施された教育的にも有益な作品として知られています。前奏曲とフーガはバッハの伝統を守りつつ、各々の曲に表 題が付けられた独自性のある作品。ミヒャエル・コルスティックの演奏で。

SOMM
SOMMCD-0605(1CD)
NX-B04
ヴィルトゥオーゾ・ピアノ・トランスクリプション集
バッハ:パルティータ 第3番 ホ長調BWV1006より【前奏曲/ガヴォット/フーガ】(ラフマニノフ編)
リスト:モーツァルトの「ドン・ファン」の回想
シューベルト(リスト編):糸をつむぐグレートヒェン
 ます/魔王
リスト:ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
J・シュトラウス:宝のワルツドホナーニ編)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(20秒間のフェイドアウトする拍手入り)
アレッサンドロ・タヴェルナ(P)

録音:2019年1月19日 ライヴ
放送や録音技術が開発される前の19世紀初頭から1920年頃までは、音楽を楽しむ手段としてはピアノを所有して練習 し、自宅のサロンで演奏するのが主流であり、ここから様々な音楽が広まって行きました。そのために、当時流行したオペラの 楽曲や、管弦楽曲、声楽曲などあらゆるジャンルの作品を、ラフマニノフやリストなど名だたる有名作曲家がピアノ版に編曲 を施しています。優れた作曲家の手にかかると、オリジナルの作品の良さが最大限に引き出されることが多く、現代の聴き手 にも楽曲の新たな魅力が発見できるかもしれません。このアルバムでは1983年、ヴェネツィア生まれのピアニスト、タヴェルナ が、バッハからガーシュウィンまでの幅広い年代の作曲家たちによる名曲のピアノ編曲版をとりあげています。タヴェルナはイモ ラ音楽院やサンタ・チェチーリア音楽院で学び、2005年のリーズ国際コンクールに入賞して注目され、イギリスの批評家に 「A.B.ミケランジェリの後継者」と称されているイタリアの名手です。

Orchid Classics
ORC-100107(5CD)
NX-F09
バッハ48〜バッハ:平均律クラヴィーア曲全集の旅

【CD1】1-24.平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲とフーガ 第1番-第12番BWV846-857
【CD2】1-24.平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲とフーガ 第13番-第24番BWV858-869
【CD3】1-16.平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第1番-第8番BWV870-877
【CD4】1-16.平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第9番-第16番BWV878-885
【CD5】1-16.平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第17番-第24番BWV886-893
17.平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲 ハ長調 BWV846
ジョルジュ・ルポウ (P)

録音:2017年8月21-26日
ピアニストにとってのバイブルであり、西洋音楽の金字塔「平均律クラヴィーア曲集」は、バッハ作品の中でも最 高傑作の一つであり、見事な対位法と想像力を駆使して作り上げられた24の調すべてによる前奏曲とフーガで構 成された大作です。 パリとシカゴを拠点に活動するフランス系アメリカ人のルポウは、10歳の時にパリでデビュー。自身のことを"ピアニスト 兼カルチュラル・アクティビスト”と呼び、クラシック以外のジャンルの演奏家とも積極的にコラボレーションを行っています が、今回のソロ・デビュー・アルバムでは、基本に立ち返り、バッハの出身地ドイツのワイマールの聖ヤコブ教会で全曲 録音に挑みました。バッハの魂を感じ取るため、録音の半年前に作曲家所縁の地、アイゼナハやライプツィヒを訪れ る気合の入れようでした。録音を終えたルポウは、「この作品にはいわゆる“人間の条件”の全てが入っていることがわ かりました。自分の愚かさにも理由があるのだということも。」とコメントしています。
Orchid Classics
ORC-100116(1CD)
NX-B03
ハワード・スケンプトン(1947-):ピアノ作品集
24のプレリュードとフーガ
3つのノクターン
リフレクションズ/映像
ウィリアム・ハワード(P)

録音:2019年8月22-24日
1960年代より実験音楽畑を歩んできたイギリス出身の作曲家スケンプトンの作品集。バッハにインスパイアされ、コンテンポ ラリー・スタイルで書かれた「24のプレリュードとフーガ」を中心に、さまざまな趣きを持つ小品集が並び、聴き手の耳をひと時 も離すことがありません。仄暗く内省的でありながら、ジャズのテイストも感じられる「3つのノクターン」、瞑想的な「リフレクショ ンズ」、また「映像」には、ドビュッシーの同名作と同じく、イギリス北部のタインサイドの民謡「キール・ロウ」のメロディが取り入 れられるなど、創意工夫が凝らされています。ウィリアム・ハワードは40か国以上で演奏を行い高く評価されているピアニス ト。室内楽も得意で数多いアルバムをリリースしている実力派です。


Danacord
DACOCD-861(6CDR)
イグナーツ・フリードマン録音全集(1923年−1941年)
■Disc1
D・スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレホ短調
モーツァルト:トルコ行進曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ウェーバー:舞踏への勧誘
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」*
■Disc2
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
グルック(ブラームス編):ガヴォット
フンメル(フリードマン編):ロンド・ファヴォリOp.11
メンデルスゾーン:「無言歌集」から(9曲)
■Disc3
ショパン:マズルカ(13曲)、ワルツイ短調Op.34no.2、夜想曲変ホ長調Op.55no.2、即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36、ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71no.2、ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
■Disc4
ショパン:バラード第3番変イ長調Op.47、マズルカ変ロ長調Op.7no.1、マズルカニ長調Op.33no.2、マズルカ嬰ハ短調Op.63no.3、ワルツ変ニ長調Op.64no.1、子守歌変ニ長調Op.57、前奏曲変ニ長調Op.28no.15「雨だれ」、ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35から前奏曲変ホ長調Op.28no.19、練習曲(5曲)、バラード第3番変イ長調Op.47、マズルカニ長調Op.33no.2、「フリードマンが語る」(2トラック)
■Disc5
パガニーニ(リスト,ブゾーニ編):ラ・カンパネラ
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
メンデルスゾーン:スケルツォホ短調Op.16no.2
ドヴォルザーク:ユモレスク
シューベルト(リスト編):聞け,ひばり
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16**
■Disc6
アントン・ルビンシテイン:ワルツとロマンス
モシュコフスキ:セレナードOp.15
パデレフスキ
:メヌエットOp.14no.1/ヨゼフ・スク:メヌエット
フランツ・ミットラー:小さなナナのオルゴール
作者不詳(フリードマン編):パリスの審判
フリードマン:オルゴールOp.33no.3、彼女は踊るOp.10no.5、
 侯爵ならびに侯爵夫人Op.22no.4
シューベルト(フリードマン編):古き街、ウィーン
フリードマン:ゲルトナーの主題によるウィーン舞曲(3曲)
ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.41no.1
イグナーツ・フリードマン(P)
ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)*、
フィリップ・ゴーベール(指)管弦楽団**

録音データ、オーケストラ名不詳
初期の LP アルバムを再リリースするシリーズ。Danacord がイグナーツ・フリードマンの全録音を初めて集成して1985年に復刻リリースしたコレクション(DACD141-146)は、当時、批評家の賞賛を集めました。ベートーヴェンの「月光」、ショパンのマズルカ、メンデルスゾーンの「無言歌」など、レコード録音の「古典」を収めたこのコレクションを新しい世代のリスナーに伝えるため、よりクリアな音にリマスタリング。6枚のCDを特別価格でリリースします。
ロマン派の揺籃期にポーランドのクラコフに生を受け、20世紀半ばまで生きたフリードマンは、「ショパンの詩情とリリシズム」を受け継いだといわれる非ドイツ語圏のコンポーザー=ピアニスト。ヨゼフ・ホフマンと並び称されるほどの、ヨーロッパでも指折りのショパン弾きであったと伝わるフリードマンの貴重な録音が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ARTALINNA
ATL-A002(1CD)
ロシアのバレエ音楽のエスプリ
プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」より 6つの小品、
 バレエ音楽「ロメオとジュリエット」からの10の小品より(6曲)
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
リムスキー=コルサコフ(ギヨン=エルベール編):交響組曲「シェエラザード」より 海とシンドバッドの船、若い王子と王女
フィリップ・ギヨン=エルベール(P)

録音:2012年1月23日−24日、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
パリ音楽院、フライブルク音楽大学でピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与され、ミシェル・ベロフやジャン=クロード・ペヌティエといったフランスの名匠たちからピアノを学んだ同国期待の実力者フィリップ・ギヨン=エルベールが繰り広げるロシアのバレエ音楽のエスプリ!
ピアノによるロシアン・バレエの定番であるプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」をメインとしながらも、ギヨン=エルベールはさらにプログラムを彩るため、作曲者が4手連弾用に編曲した「シェエラザード」の2曲をピアノ独奏版に再編曲し収録するなど、並々ならぬ情熱を注いだロシアン・プログラムです。
特にピアノ録音で評価の高い名エンジニア、ニコラオス・サマルタノスの優秀録音にも要注目です。

CAvi
85-53104(1CD)
アルカン:独奏ピアノのための協奏曲
アルカン:エスキス Op.63より 第1曲「幻影」、第2曲「スタッカティッシモ」、第48曲「夢の中で」/トッカーティーナ Op.75/エスキス Op.63より 第31曲「四重奏の出だし」、第43曲「ノットゥルニーノ − 恋に落ちて」/練習曲「野蛮に」/エスキス Op.63より 第26曲「小エール」、第11曲「ため息」、第12曲「小舟歌」/独奏ピアノのための協奏曲(短調による12の練習曲集 Op.39より 第8番〜第10番)
シャハイェフ・ノスラーティ(P)

録音:2018年11月、イエス・キリスト教会(ベルリン)
1989年ドイツのボーフム生まれのピアニスト、シャハイェフ・ノスラーティは、ライプツィヒの国際バッハ・コンクール2014で第2位を受賞し、2つのバッハ・アルバムをリリースするなど、若きバッハ弾きとして注目を浴びていました。そんなノスラーティが幼いころから魅了されていたという作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカンのアルバムが、C'Avi-musicから登場。 ショパンやリストに匹敵するヴィルトゥオーゾとして活躍し、歴史上で最も偉大なコンポーザー=ピアニストの1人として位置づけられているロマン派のフランス人音楽家アルカン。特にこのアルバムのメインとなる「独奏ピアノのための協奏曲」は「短調による12の練習曲集」の8曲目から10曲目までの3曲で構成されており、第1楽章だけで約30分、全曲でなんと約50分の演奏時間と超絶技巧を要する規格外のスケールを持った作品。題名のとおり、まるでオーケストラをバックにしたピアノ協奏曲のような、華麗で劇的でロマンティックな音楽を1台のピアノだけで表現するアルカンの代表作の1つです。 バッハの音楽の熱心な探求とは別に幼いころからアルカンの作曲様式も学び、マルク=アンドレ・アムランが弾いたアルカンの演奏にも大きなインスピレーションを得たというノスラーティが、豊かで複雑なアルカンの真髄に迫ります。
CAvi
85-53476(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル Vol.38 〜 ライヴ・レコーディングス2019
■CD1
(1)スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.492/ホ長調 K.380/ヘ短調 K.386/ソナタ ハ短調 K.56
(2)スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9/ニ短調 K.32/ ホ短調 K.394/ト長調 K.125・ヘ短調 K.466/ヘ長調 K.107
(3)・ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
(4)ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6、
 シューベルト
:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
(5)ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
■CD2
(1)バッハ:シンフォニア第9番ヘ短調 BWV.795、パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830
(2)バッハ:イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811
(3)バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
■CD3
(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
(2)リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141、
 ペトラルカのソネット S.58
(3)リスト:ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調 S.244/10
■CD1
(1)エリーザベト・ブラウス(P)
(2)ジュゼッペ・グァレーラ(P)
(3)ティファニー・プーン(P)
(4)アレグザンダー・ウルマン(P)
(5)ティル・ホフマン(P)


■CD2
(1)ニコラス・ナモラーゼ(P)
(2)ティル・ホフマン(P)
(3)ティファニー・プーン(P)


■CD3
(1)ローレン・チャン(P)
(2)ジュゼッペ・グァレーラ(P)
(3)アレグザンダー・ウルマン(P)

録音:2019年5月−6月
ドイツ、ルール地方各地で毎年行われているドイツ最大級の音楽祭の一つ、ルール・ピアノ・フェスティヴァル。アルゲリッチやラン・ラン、ツィメルマン、キーシン等超豪華ピアニストが世界中から集まる他、有望な若き逸材が多数参加することでも知られています。
C'Avi-musicがリリースしてきたライヴ録音シリーズ第38弾は、『フェスティヴァル・デビュー』をテーマに、2019年のルール・ピアノ・フェスティヴァルに初登場した若手ピアニスト達のライヴ録音を収録。ホーネンス国際ピアノ・コンクール2018で優勝したニコラス・ナモラーゼ(2020年6月に来日予定!)、BBCヤング・ミュージシャン・コンクール2018で優勝したローレン・チャン、フランツ・リスト国際ピアノ・コンクール2017(ユトレヒト)で優勝したアレグザンダー・ウルマン、モントリオール国際音楽コンクール2017で第2位入賞したジュゼッペ・グァレーラなど、様々な国際コンクールで優秀な成績を残してきた実力者達が集います。
CAvi
85-53107(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番&楽興の時
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
3つのピアノ曲 D.946
楽興の時 Op.94, D.780
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2018年8月(P・ソナタ第21番、楽興の時)&2019年1月(3つのピアノ曲)、バイエルン放送(ミュンヘン)
ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
ドイツのC'Avi-musicとは10年間に渡る充実のコラボレーションを築き、バイエルン放送との共同制作で数々の優れた録音を遺してきたウゴルスカヤの最期のソロ録音は、晩年の傑作ピアノ・ソナタ「第21番」や「楽興の時」を収録した2枚組シューベルト・アルバム。
その深い感受性や冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」として称賛されたウゴルスカヤの濃密なるシューベルトにご注目ください。
CAvi
85-53078(1CD)
バッハ&エンケ:無伴奏チェロ作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV.1010
トルステン・エンケ(b.1966):無伴奏チェロとテープのための 「クラックス(オン・シン・アイス)」(2018)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
エンケ:無伴奏チェロとテープのための 「クラウズ(アイス・ミラー)」(2018)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音:2018年8月、ブレーメン(ドイツ)/使用楽器:ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ1776
名ヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフの妹であり、共にドイツを代表する弦楽器奏者として世界的に活躍するチェリスト、ターニャ・テツラフ。
ターニャ・テツラフが取り組んだチェロのバイブル、バッハの無伴奏チェロ組曲のレコーディングは、第4番〜第6番の後半3曲に加え、それぞれの曲間にドイツのチェリスト、作曲家、指揮者として多彩に活動するトルステン・エンケ(b.1966)がターニャ・テツラフに捧げた作品「Cracks」と「Clouds」を配置。これはアイス・スケートからインスピレーションを得て、無伴奏チェロとテープのために書かれた作品で、バッハとはまったく異なるサウンドの世界を見せながら、バッハの作品も違った印象を受けるように3つの組曲が結び付けられています。

ARTALINNA
ATL-A007(1CD)
恍惚の詩〜フォーレ&スクリャービン:ピアノ作品集
フォーレ:舟歌第5番Op.66、舟歌第9番 Op.101、夜想曲第4番Op.36、夜想曲第7番Op.7、夜想曲第8番 Op.84-8、夜想曲第11番Op.104-1、夜想曲第13番 Op.119
スクリャービン:おどけた詩曲 Op.45-2、悪魔的詩曲 Op.36、ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」、けだるい詩曲 Op.52-3、2つの詩曲 Op.71、詩曲「焔に向かって」Op.42
ロマン・デシャルム(P/YAMAHA CF-X)

録音:2014年3月10日−13日、レスカール芸術文化センター(オート=ガロンヌ、フランス)
ロマン・デシャルムは、パリ音楽院では同国のピアノ界を代表する巨匠ジャック・ルヴィエに師事し、ピアノ演奏法、室内楽、ピアノ伴奏法、声楽伴奏法の4つのクラスで一等賞に選出されたという驚異的な才能の持ち主。ブーレーズもその才能に着目し、エベーヌ四重奏団、ベルリンPO五重奏団、ローラン・コルシアなどとも共演を重ねています。2006年のダブリン国際ピアノ・コンクールの優勝をはじめ、上海国際ピアノコンクール、浜松国際ピアノコンクールなどでの入賞など、コンクールでの実績も抜群のピアニストです。
フォーレの優美で優雅な旋律とスクリャービンの神秘性が織りなすどこか不思議な世界を、デシャルムの妙技でお楽しみください。
ARTALINNA
ATL-A003(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
即興曲ヘ短調 Op.Posth, D.935-4
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 Op.143
フィリップ・ギヨン=エルベール(P/シュタイングレーバーE-272)

録音:2013年6月12日−13日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
フィリップ・ギヨン=エルベールは、パリ音楽院、フライブルク音楽大学でピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与され、ミシェル・ベロフやジャン=クロード・ペヌティエといったフランスの名匠たちにピアノを師事したフランスのピアニスト。そのレパートリーは幅広く、プーランクなどのフランスものはもちろんのこと、ベルギーの天才ルクーやロシア音楽、ショパン、リストなどを見事に弾きこなしています。2013年6月に収録されたシューベルトでは、ドイツの銘器、シュタイングレーバーのモデルE-272を使用。ピアニスト、楽器、そして作品のトライアングルが、見事な演奏を創り出しています。
ARTALINNA
ATL-A004(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ作品集
夜の静けさの中に Op.4-3(シムクス編)
前奏曲ト長調 Op.32-5
ショパンの主題による変奏曲 Op.22
前奏曲ハ短調 Op.32-10
前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(原典版)
ヴェスタルド・シムクス(P)

録音:2014年2月4日−6日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
2009年のマリア・カナルス国際ピアノ・コンクールの覇者であり、コンポーザー=ピアニスト、即興演奏のスペシャリスト、ペトリス・ヴァスクスの門下生など、様々な顔を持つバルト三国の1つ、ラトビアの俊英ピアニスト、ヴェスタルド・シムクス(1984−)。
スクリャービンをはじめ、ロシア音楽を得意としているシムクスのラフマニノフは、原典版の「ピアノ・ソナタ第2番」や「ショパンの主題による変奏曲」など、その明瞭さ、力強さ、そしてリリカルな表情を巧みに描き分けた好プログラムです。
ARTALINNA
ATL-A005(1CD)
ミーティング・ヒナステラ〜ピアノ&アートワークス Vol.1
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番 Op.22、
 アルゼンチン舞曲 Op.2、
 クリオージョ舞踏組曲 Op.15
ファリニャス:アルタ・グラシア、素朴なソン
レイエス:遠き地の歌
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(P/スタインウェイ)

録音:2014年2月16日−23日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
ハバナのアレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ音楽院で学んだ後、ハバナの国際フレデリック・ショパン・ピアノ・コンクールで第1位を受賞。2004年には留学先のパリ音楽院でブリュートナー賞を授与されるなど、注目すべき経歴を持つカリブ海、キューバの名手ガブリエル・ウルヘル・レイエスのヒナステラ・プロジェクト。
「エスタンシア」などのオーケストラ作品が有名なヒナステラのピアノ作品の魅力を伝えるラテン音楽ファンならば聴き逃せないユニークな企画です。カップリングのカルロス・ファリーニャス(1934−2002)は、20世紀キューバの作曲家。1960年代のキューバのアヴァンギャルドを代表する人物であり、アメリカではコープランドに師事し、さらにはモスクワ音楽院でも学んだ異色の経歴の持ち主です。
ARTALINNA
ATL-A018(1CD)
スタンデイル・ベネット&シューマン:ピアノ作品集
スタンデイル・ベネット:ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.13
シューマン:交響的練習曲(初稿版)
竹ノ内博明(P/スタインウェイ)

録音:2016年8月21日−23日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
1997年の渡英後、ロンドンの王立音楽大学でヨンティ・ソロモンとアンドルー・ボールにピアノを師事し、作曲、フォルテピアノの研鑽も積み、現在はイギリスを拠点に大活躍中の日本人ピアニスト、竹ノ内博明。
アルタリンナ(Artalinna)・レーベルでのセカンド・アルバムは、イギリス・ロマン派のウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816−1875)と、ドイツ・ロマン派ロベルト・シューマン(1810−1856)を結び付けたプログラム。
「ソナタ Op.13」を献呈されたメンデルスゾーンからの招きによりドイツに渡りシューマンと親交を深めたW・S・ベネット。そしてそのベネットに「交響的練習曲」を献呈したシューマン。
19世紀の国を越えたロマン派の大作曲家たちの交流の歴史が、竹ノ内博明の秀演によって描かれます。
ARTALINNA
ATL-A006(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第37番ニ長調 Hob.XVI-37
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Hob.XVI-21
ピアノ・ソナタ第25番変ホ長調 Hob.XVI-25
ピアノ・ソナタ第39番ト長調 Hob.XVI-39
竹ノ内博明(P/スタインウェイ)

録音:2014年2月7日−9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
イギリス、ロンドンを拠点に大活躍中の日本人ピアニスト、竹ノ内博明のアルタリンナ(Artalinna)・レーベル第1弾は、古典派の巨匠ハイドンのソナタ4作品。
1770年代の前半に作曲されたとされる4曲のソナタ。「ニ長調 Hob.XVI-37」の第1楽章冒頭での快活なフレーズを丁寧かつ軽やかに奏でるなど、知的で落ち着いた大人のハイドン演奏を聴かせてくれています。
ARTALINNA
ATL-A021(1CD)
ストラヴィンスキー、ドビュッシー&レスピーギ:4手連弾のための作品集
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(作曲者編曲による4手連弾版)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ラヴェル編曲による4手連弾版
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」(作曲者編曲による4手連弾版)
マルコス・マドリガル(P/スタインウェイ)、
アレッサンドロ・ステッラ(P/スタインウェイ)

録音:2017年9月3日−6日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
生まれ故郷であるキューバの首都ハバナからルガーノやコモへと渡り、ウィリアム・グラント・ナボレやアンドレアス・シュタイアー、ドミトリー・バシキーロフなどの名手たちの薫陶を受けたカリブ海の名手マルコス・マドリガルと、
ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でラファラ・デスポージトに師事し、2008年からルガーノの「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」にゲスト・アーティストとして定期的に招かれているイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・ステッラのデュオによる華麗なる「4手連弾」の世界!
ストラヴィンスキー、ドビュッシー、レスピーギの大作の4手連弾版は、さすが作曲者自身(+ラヴェル)の編曲。明瞭に浮かび上がる各声部は大作曲家たちの編曲、そしてマドリガルとステッラの絶妙のコンボネーションが成せる技と言えるでしょう。4手連弾による、色彩と情感の祭典を存分にお楽しみください!
ARTALINNA
ATL-A012(1CD)
ミーティング・ヒナステラ〜ピアノ&アートワークス Vol.2
モンポウ:「歌と踊り」より 第1番、第2番、第5番、第6番、第8番、第10番
ヒナステラ:12のアメリカ前奏曲 Op.12
モンポウ:「歌と踊り」より 第3番、第4番、第7番、第9番、第11番、第12番
レイエス:「家族の小品」より 第2番、第3番
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(P/ブリュートナー&スタインウェイ)

録音:2014年8月25日−29日&9月1日−3日、ヴィロフレー・オーディトリアム(イヴリーヌ、フランス)、2016年8月16日−17日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(1976−)は、キューバのハバナ出身のピアニスト。ハバナのアレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ音楽院で学んだ後、ハバナの国際フレデリック・ショパン・ピアノ・コンクールで第1位を受賞。2004年には留学先のパリ音楽院でブリュートナー賞を授与されています。
「エスタンシア」や「パナービ」、「ハープ協奏曲」が有名なヒナステラの「ピアノ作品」にスポットライトをあてる好企画の第2巻では、スペインのモンポウの作品とカップリング。プログラムのラストには自作の小品を加えたレイエスの自信作です。
ARTALINNA
ATL-A009(1CD)
ショパン&リスト:ピアノ作品集
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52、
 「練習曲」Op.10より 第1番ハ長調、第5番変ト長調、第6番ホ長調、
 「練習曲」Op.25より 第7番嬰ロ短調、第10番ハ短調、第12番ハ短調
リスト:海を渡るパオラの聖フランシス S.175-2、
 バラード第2番ロ短調 S.171、
 メフィスト・ワルツ第1番 S.514
フィリップ・ギヨン=エルベール(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月1日−2日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
ミシェル・ベロフやデニス・パスカル、ジャン=クロード・ペヌティエにピアノを師事し、パリ音楽院、さらにフライブルク音楽大学では、ピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与されたフランスのピアニスト、フィリップ・ギヨン=エルベール。
ロマン派時代のヨーロッパにおける2人のヴィルトゥオーゾ・コンポーザー=ピアニスト、ショパンとリストの音楽の陰と陽のコントラストを巧みに描いています。
ARTALINNA
ATL-A014(1CD)
メトネル&ブラームス:ピアノ作品集
2つのおとぎ話 Op.20、2つのおとぎ話 Op.8、
悲劇的ソナタ Op.39-5、2つのおとぎ話 Op.48
ブラームス:8つの小品 Op.76
フロリアン・ノアック(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月10日−11日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
2018年5月の武蔵野市民文化会館でのリサイタルが大きな反響を呼んだベルギー、ブリュッセル出身の天才ピアニスト、フロリアン・ノアック(1990−)が奏でるメトネルとブラームス。
12歳でベルギーのエリザベート王妃音楽院のスペシャルコース(天才児養成コースとも)で学び、ブリジット・エンゲラーからも激賞された才能の持ち主です。
ケルン音楽大学でワシーリー・ロバノフに師事した影響もあり、ロシア音楽を自らの重要レパートリーとしているだけに、メトネルの「おとぎ話」と「悲劇的ソナタ」への期待は高まります。もちろん、ブラームスにも要注目です。
ARTALINNA
ATL-A010(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 Op.posth, D.960
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op.120, D.664
ラン・ジア(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月5日−6日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
ラン・シアは、1995年にソロ・デビューを果たし、2004年5月には上海音楽院の賀緑汀音楽庁(Heluting Concert Hall)を開催するなど、国内外で活躍する中国期待の女流ピアニストの1人。
15歳でアメリカのカーティス音楽院へ渡り、アメリカの名教師であり名ピアニスト、ゲイリー・グラフマンに師事。ニューヨークで行われたセロニアス・モンク生誕90年記念コンサートには、クラシックのピアニストとして唯一招聘されるなど、アメリカでも目覚ましい活躍を見せています。
ARTALINNA
ATL-A015(1CD)
リスト&バルトーク:ピアノ作品集
リスト:夢の中に ロ長調 S.207、
 ダンテを読んで、
 ハンガリー狂詩曲第6番 S.244/6
バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49, BB.63、
 ピアノ・ソナタ Sz.80, BB.88、
 子供のために Sz.42, BB 53より(17曲)
クルターグ:告別
ベネデク・ホルヴァート(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月8日−9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
1989年、ハンガリーの音楽一家に生まれたピアニスト、べネデク・ホルヴァートが繰り広げるお国物、リストとパルトークのカップリング・プログラム!
ブダペストのフランツ・リスト音楽院で研鑽を積んだ後、パロマ・オシェア・サンタンデール国際ピアノコンクール、イシドル・バイッチ・メモリアル・コンクール、ベラ・バルトーク・コンクールなどでの優勝、入賞を飾り、2015年のクララ・ハスキル国際ピアノ・今ウールではファイナリストとなった実力者です。
ARTALINNA
ATL-A020(1CD)
デュポン&ドビュッシー:ピアノ作品集
デュポン:砂丘にある家
ドビュッシー:映像第1集、映像第2集
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P/スタインウェイ)

録音:2017年8月28日−30日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
アルトゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール、ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールなどの世界的にも難関として知られるコンクールで次々と入賞を果たし、2003年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝の栄誉に輝いた1978年、ドイツのデュッセルドルフ出身の実力派ピアニスト、セヴェリン・フォン・エッカードシュタインのアルタリンナ(Artalinna)・レーベル第1弾!
フランスのレーベルへの録音に臨むにあたり、エッカードシュタインは近代フランスの2人の大作曲家、クロード・ドビュッシーとガブリエル・デュポンの2人の3つの曲集を選曲。
優れたコンポーザー=ピアニストでありながらも病によって36歳の若さでこの世を去った夭折の天才デュポン晩年の代表作でもあるピアノ曲集と、ドビュッシーの色彩感、神秘性のコントラストを、エッカードシュタインが巧みに表現した好演です。
ARTALINNA
ATL-A025(1CD)
スクリャービン:ピアノ作品集
前奏曲ロ長調 Op.2-2/幻想曲ロ短調 Op.28/ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ短調 Op.30/ワルツ変イ長調 Op.38/アルバムのページ変ホ長調 Op.45-1/アルバムのページ嬰ヘ長調/アルバムのページ Op.58/ポエム・ノクテュルヌ Op.61/ピアノ・ソナタ第6番 Op.62/5つの前奏曲 Op.74
ヴェスタルド・シムクス(P/スタインウェイ)

録音:2017年8月26日−27日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
ルト三国の1つ、ラトビアのユールマラ出身で、母国ラトビア、アメリカ、スペイン、ドイツでピアノを学び、ラトビアの国民的作曲家であるペトリス・ヴァスクスに作曲を師事するなど、コンポーザー=ピアニストとして、さらには即興演奏のスペシャリストとしても活躍する注目の俊英、ヴェスタルド・シムクス(1984−)。
このスクリャービンのピアノ作品集では、ロシア音楽の明快な形式の魅力、スクリャービン独自の和声語法とその近代性、神秘性がシムクスの両手によって描き出されており、その多才ぶりが存分に発揮されています。シムクスは2009年のマリア・カナルス国際ピアノ・コンクールで優勝するなど実績も十分です。
ARTALINNA
ATL-A017(1CD)
デュティユー&フォーレ:ピアノ作品集
フォーレ:バラード嬰ヘ長調 Op.19、
 主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
デュティユー:ピアノ・ソナタ
アリーヌ・ピブル(P)

録音:2016年8月18日−20日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
アリーヌ・ピブルは、2014年のオルレアン国際ピアノ・コンクールで入賞を果たし、バッハから現代音楽までの幅広いレパートリーを駆使してフランス内外のコンサート、音楽祭などで活躍する女流ピアニスト。
デュティユーやシチェドリン、デュフールなどの近現代作品を得意としていることもあり、今回収録されているデュティユーのピアノ・ソナタも優れた演奏を聴かせてくれています。
ARTALINNA
ATL-A016(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.2
 カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
 イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543
 イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
フランソワ・デュモン(P/スタインウェイ)

録音:2016年9月4日、ノイマルクト・イン・デア・オベルプファルツ(ドイツ)
アヴデーエワやトリフォノフ、ゲニューシャス、ヴンダーなど、若き才能たちが続々と羽ばたくなど近年稀に見る豊作の年となったショパン国際ピアノ・コンクールの2010年大会(第16回)で見事、第5位入賞を果たしたフランスの名手フランソワ・デュモン。
スタインウェイで奏でるバッハの鍵盤作品の数々では、丁寧なタッチから生まれる艶やかで芯のある音色と見事な構築力が、その和声と対位法の妙を聴かせてくれています。プログラムの掉尾を飾るのは「シャコンヌ」。激戦のショパン・コンクールでオン在韓を示したデュモンの快演です!
ARTALINNA
ATL-A011(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.1
イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
フランソワ・デュモン(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月3日−4日、ノイマルクト・イン・デア・オベルプファルツ(ドイツ)
サンソン・フランソワの弟子でフランスの名ピアニスト、名教師であるブルーノ・リグットにピアノを学んだフランソワ・デュモンのバッハ・アルバム第1集。
イギリス組曲、フランス組曲、パルティータを組み合わせたプログラムでも、ショパン・コンクールで披露してくれた色彩感と表情が豊かな音色と、優れた創造力は健在。「デュモン」と「バッハ」の組み合わせは要注目です。
ARTALINNA
ATL-A001(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
舟歌嬰ヘ長調 Op.60
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
子守歌変ニ長調 Op.57
フランソワ・デュモン(P/スタインウェイ)

録音:2010年8月20日−21日、ラ・ショー・ド・フォン(スイス)
ワルシャワでの第16回ショパン国際ピアノ・コンクールの直前、スイスのラ・ショー・ド・フォンのルール・ブルー音楽ホールで収録されたフランソワ・デュモンの「ショパン」。
「ピアノ・ソナタ第3番」をメインとしたプログラムは、約2ヶ月後のワルシャワでの大成功を予感させる充実の完成度に仕上がっています。フランスのエスプリとショパンとの素敵な出会いを感じさせてくれる演奏です。

Signum Classics
SIGCD-611(1CD)
イタリアン・インスピレーション
バッハ:協奏曲ニ短調 BWV.974(原曲:アレッサンドロ・マルチェッロ)
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
ダラピッコラ:アンナリベラの音楽帳
リスト:小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ S.175-1、
 ダンテを読んで ― ソナタ風幻想曲 S.161-7
アレッシオ・バックス(P)

録音:2018年12月18日−20日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴びたバックスの新録音は、故郷イタリアからインスピレーションを得たレパートリーを集めた作品集。ヴェネツィアの作曲家アレッサドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲からバッハがピアノ独奏曲へと編曲した作品を皮切りに、コレッリをテーマにしたラフマニノフの変奏曲、20世紀イタリアの作曲家ルイージ・ダラピッコラの作品、リストがローマで書いた「伝説」からの1曲とイタリア旅行の印象を音楽にした「巡礼の年第2年「イタリア」」からの1曲という多彩で素敵に洗練されたプログラムです。


Profil
PH-19052(11CD)
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ラフマニノフ&プロコフィエフ
■Disc 1 ラフマニノフ
(1)ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(改訂版)
(2)ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(改訂版)
■Disc 2 ラフマニノフ
(1)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
(2)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
■Disc 3 ラフマニノフ
(1)練習曲「音の絵」〜嬰ハ短調Op.33の9/ニ短調Op.33の5/変ホ短調Op.33の6/ハ短調Op.39の1/イ短調Op.39の2/嬰ヘ短調Op.39の3/ロ短調Op.39の4/ニ長調Op.39の9/ハ短調Op.39の7(2)メロディOp.3の3(原典版)
(3)クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び(4)ここは素晴しい場所Op.21の7/ミュッセからの断片Op.21の6
■Disc 4 ラフマニノフ
(1)前奏曲〜嬰ヘ短調Op.23の1/イ長調Op.32の9/ロ短調Op.32の10/嬰ト短調
Op.32の2/変イ長調Op.23の8/ハ長調Op.32の1/変ロ短調Op.32の2/ヘ長
調Op.32の7/変ロ長調Op.23の2/ニ長調Op.23の4/ト短調Op.23の5/ハ短調
Op.23の7/ヘ短調Op.32の6
(2)前奏曲〜嬰ヘ短調Op.23の1/変ロ短調Op.32の2/変ロ長調Op.23の2/ニ長
調Op.23の4/ト短調Op.23の5/ハ短調Op.23の7
■Disc 5 プロコフィエフ
(1)ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
(2)ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
(3)ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
■Disc 6 プロコフィエフ
(1)ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
(2)ロンド第2番ロ短調Op.52
(3)田園風ソナチネOp.59の3
(4)ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
1961年11月30日(1)、52年4月4日(2)、56年10月6日(4)/モスクワ(ライヴ)、
60年7月16日/キエフ(ライヴ)(3)
■Disc 7 プロコフィエフ
(1)ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
(2)ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
(3)ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
■Disc 8 プロコフィエフ
(1)ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103
(2)ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
■Disc 9 プロコフィエフ
(1)悪魔的暗示Op.4の4
(2)束の間の幻影Op.22〜1,3,4,5,6,8,9,14,15,18,20曲
バレエ音楽「シンデレラ」(作曲者編)〜
(3)争いOp.102の3/(4)ガヴォットOp.95の2/(5)冬の精Op.97の3/(6)東洋
風Op.97の6/(7)シンデレラと王子のワルツOp.102の1
(8)伝説Op.6の12
(9)舞曲Op.32の1
(10)ワルツOp.32の4
(11)風景Op.59の2
(12)思考〜アンダンテOp.62の3
(13)ワルツ(歌劇「戦争と平和」より)Op.96の1
(14)悪魔的暗示Op.4の4
■Disc 10 プロコフィエフ
(1)交響的協奏曲Op.125
(2)チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
■Disc 11
(1)プロコフィエフ:ユダヤ主題による序曲Op.34
(2)同:みにくいあひるの子Op.18(アンデルセン詩)
(3)同:太陽は部屋にいっぱいOp.27の1(アフマトワ詩)
(4)同:緑の小さな林Op.104の2
(5)同:丘のガマズミOp.104の3
(6)同:国家は発展するOp.66bの1
(7)同:山の彼方へOp.66bの3
(8)同:おまえの部屋にOp.73の3
(9)同:子守歌Op.76の7
(10)ミャスコフスキー:ピアノ・ソナタ第3番ハ短調Op.19
(11)同:チェロ・ソナタ第2番イ短調Op.81
(12)同:彼らは相思相愛だったOp.40の6(レールモントフ詩)
全て、スヴャトスラフ・リヒテル(P)

■Disc 1 52’ 35”
オレグ・アガルコフ(指)ソヴィエト国立SO(1)、
クルト・ザンデルリンク(指)モスクワRSO(2)
録音:1949年3月9日(1)、55年2月18日(2)/モスクワ(セッション)
■Disc 2 67’ 25”
クルト・ザンデルリンク(1)、ニコライ・アノーソフ(2)(指)ソヴィエト国立SO
録音:1959年2月6日(1)、48年5月19日(2)/モスクワ(ライヴ)
■Disc 3 50’ 49”
ニーナ・ドルリアク(S)(4)
1950年代初頭(1)、52年1月10日(2)、47年(3)、53年11月21日(4)/モスクワ(ライヴ)
■Disc 4 55’ 59”
録音:1959年2月1日/レニングラード(ライヴ)(1)、
60年3月3日(Op.32の6のみ)/キエフ(ライヴ)、
59年4月28日-5月2日/ワルシャワ(セッション)(2)
■Disc 5 58’ 14”
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・ユースO(1)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO(2)、
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO(3)
録音:1952年/モスクワ(1)、61年4月21日/モスクワ(ライヴ)(2)、58年6月4日/レニングラード(ライヴ)(3)
■Disc 6 53’ 00”
1961年11月30日(1)、52年4月4日(2)、56年10月6日(4)/モスクワ(ライヴ)、
60年7月16日/キエフ(ライヴ)(3)
■Disc 7 74’ 51”
録音:1958年6月29日(1)、61年4月17日(2)/モスクワ(ライヴ)、46年(ライヴ)(3)
■Disc 8 53’ 10”
録音:1951年12月24日/モスクワ(ライヴ)(1)、
61年7月28日-8月1日/ロンドン(セッション)(2)
■Disc 9 56’ 22” 
録音:1961年4月17日(1)(2)(4)(8)(9)(10)、51年12月16日(3)(6)、58年4月16日(5)(7)、
61年4月27日(14)/モスクワ(ライヴ)、60年10月23日/ニューヨーク(ライヴ)(11)、60年7月16日(12)、62年7月10日(13)/キエフ(ライヴ)
■Disc 10 60’ 45”
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、スヴャトスラフ・リヒテル(指)
モスクワ・ユースO(1)
録音:1952年2月16日(1)(世界初演)、51年12月16日(2)/モスクワ(ライヴ)
■Disc 11 76’ 18”
ボロディンQ【ロスチスラフ・ドゥビンスキー、ニーナ・バルシャイ(Vn))、ルドルフ・バルシャイ(Va)、ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)】、イワン・モズゴヴェンコ(Cl)(1)、ニーナ・ドルリアク(S)(2) - (9) 、(12) 、ムスチスラフ・ロストロ ポ ーヴィチ(Vc)(11)
録音:1951年12月16日(1)、56年(2)、53年11月21日(3)、51年12月16日(4)-(9)、53年12月3日(10)(11)、47年4月29日/モスクワ(ライヴ)
驚きの音源を発掘してファンを狂喜させているProfilレーベルのリヒテル・シリーズ、第5弾も目を疑いたくなるようなお宝が続出。今回はラフマニノ フとプロコフィエフに焦点が当てられていますが、どちらもリヒテルが得意とした作曲家で、残された録音はそれぞれの曲の決定盤となっています。今回新 たな決定盤となる凄すぎる記録が初めて日の目をみています。
ザンデルリンク&ソヴィエト国立SOと共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は1959年2月6日のモスクワ・ライヴ。同じ組み合わせのレ ニングラード・ライヴはCD化されていますが、こちらも非常に期待できます。また練習曲集「音の絵」抜粋9曲の1950年代初頭モスクワ・ライヴや、 前奏曲集から抜粋12曲の1959年2月1日キエフ・ライヴなどすべて初出。超絶的なテクニックはもちろん、ラフマニノフの孤高の悲しみを誰にも真似 できない深さで再現しています。ラフマニノフ編のクライスラー「愛の喜び」のリヒテル録音が残っていたのも驚きです。
リヒテルはプロコフィエフと親しく、「戦争ソナタ」で知られるピアノ・ソナタ第7番の世界初演を作曲者直々の頼みで行ないました。「戦争ソナタ」3 篇に加え、リヒテルに献呈されたソナタ第9番も入った大盤振舞い。世にも貴重な音源と申せましょう。加えて初期の攻撃的な「悪魔的暗示」がリヒテ ルの強靭な打鍵にぴったり。こういう爆演でこそプロコフィエフの魅力が光ります。反面音数の少ない「束の間の幻影」からの11の抜粋のさりげなさも 絶品です。
プロコフィエフでは、オーマンディとフィラデルフィア管がソ連公演を行った際にリヒテルと共演したピアノ協奏曲第5番が注目。リヒテルはモンサンジョ ンにその時の模様を語ってはいますが、録音が残っているとは思われませんでした。同じく、リヒテルが生涯で一度だけ指揮者を務めた、チェロと管弦楽 のための交響的協奏曲の世界初演の録音があったのも嬉しい限り。プロコフィエフ・ファンや研究者にとって宝となる歴史的記録と申せましょう。ロスト ロポーヴィチの独奏も神業。フィル・アップに両者の共演によるチェロ・ソナタが収められ、絶妙な妙技を繰り広げています。
チェロ・ソナタといえば、ロストロポーヴィチとリヒテルによるミャスコフスキーの第2番も超お宝。この両者の演奏を前に、どの録音もかすんでしまうほど。 リヒテル夫人の大ソプラノ歌手ドルリアクによるラフマニノフ、プロコフィエフ、ミャスコフスキーの歌曲も貴重。リヒテルの雄弁な伴奏が神がかり的素晴 しさです。
ほとんどが入手困難で、熱心なファンでも持っていないものばかり。さらに驚きの価格で、新たなリヒテルの名盤の登場となります。 (Ki)

Audite
AU-97766(1CD)
シューベルト:後期ピアノ作品集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960 遺作
3つのピアノ曲 D.946
アンドレア・ルケシーニ(P;Steinway D)

録音:2018年11月10-13日/ライプニッツ・ザール(ハノーファー)
シューベルトの後期ピアノ作品集第2弾がはやくも登場。シューベルト最晩年1828年に作曲されたピアノ・ソナタ第21番と3つのピアノ曲が収録さ れております。シューベルトの最後のピアノ・ソナタ第21番遺作は俗世界を超越したソナタ。一方、3つのピアノ曲は死の半年前、1828年5月の作品。 三部形式あるいはロンド形式をとり、テンポや拍子の変化によってコントラストを形成しております。ルケシーニが全身全霊をこめて演奏しております。演 奏の素晴らしさはもちろんのこと、auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目です。
ルケシーニはマリア・ティーポの弟子で、10代でミラノ・スカラ座ディーノ・チアーニ国際コンクールに優勝し世界的な注目を集め、以来シノーポリ、アバド、 シャイー、ルイージなどの指揮者の指名のもと、数々のオーケストラと共演してきました。
auditeレーベルよりスカルラッティとベリオ、シューベルトとヴィトマンを交互に収録したユニークなタイトル(AU 97704)、またシューベルトの後期 ピアノ作品(全3集でリリース予定)などを録音しております。 (Ki)

Hortus
HORTUS-177(1CD)
東風の見たもの
ドビュッシー:喜びの島
 前奏曲第1集
イベール:『物語』より【T.金の亀を使う女/U.小さな白いろば/].バルキス女王の行列】
尾高尚忠:『日本組曲』より【T.朝に/W.祭り】
鈴木隆太郎(P;Steinway & Sons)

録音:2018年5月18-20日/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
パリを拠点に活躍する新進気鋭のピアニスト鈴木隆太郎。デビューアルバム「スカルラッティ|ラヴェル|モーツァルト | リスト」(KKC 5891 / G50 001)でも評価を高めております。期待のセカンドアルバム「CE QU’ A VU LE VENT D’ EST(東風の見たもの)」ではドビュッシー、イベール:、尾高 尚忠をとりあげました。
1990年鎌倉生まれの鈴木隆太郎は2008年に栄光学園高等学校を卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院にて、ブルーノ・リグット、オルタンス・カル ティエ=ブレッソン、ミシェル・ダルベルト、ミシェル・ベロフ各氏に師事。その後、イタリアのフィレンツェでエリソ・ヴィルサラーゼのもと研鑽を積み、 現在パリを拠点に演奏活動を行っています。これまでに、2015年イル・ド・フランス国際ピアノ・コンクール第1位、カンピージョス国際ピアノ・コンクー ル第2位、エミール・ギレリス国際ピアノ・コンクール第2位、2017年ヴァルティドネ国際音楽コンクール第2位をはじめ、多数の国際コンクールで優 秀な成績を収めている今最も活躍が期待されるピアニストの一人です。
CDのタイトル"東風のみたもの"は鈴木隆太郎が日本から西洋にきたことを意味し、ドビュッシーの前奏曲からの"西風の見たもの"からもじった題 名です。
ドビュッシーの喜びの島は華やかなピアニズムと大胆な表現が魅力です。前奏曲集は全2巻からなり当録音では第1巻の12曲が収録しております。 世界各国の舞曲をモチーフとした異国情緒にあふれた小品集です。
イベール:の代表的ピアノ曲『物語』は10曲からなる小品集。中近東や西欧の国々を旅行し、各地で聞き知った昔話や印象をイベール:の語法で表現し た性格豊かな作品集です。
尾高尚忠の『日本組曲』はウィーン音楽院に提出するためのピアノ組曲として作曲された4曲からなる小品集。当録音では「朝に」「祭り」の2曲が収 録されております。
確かな技術から裏付けされた演奏はヨーロッパで研鑽を積む鈴木隆太郎の今を知れる会心の出来栄えで、鈴木隆太郎がこの三人の作曲家を通し描き出 した唯一無二の世界が広がります。 (Ki)


La Dolce Volta
LDV-78(2CD)
ダルベルト/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」
ソナタ第12番変イ長調 op.26「葬送」
ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2「月光」
ソナタ第23番ヘ短調 op.57「熱情」
ソナタ第32番ハ短調 op.111
ミシェル・ダルベルト(P/スタインウェイ D274)

録音:2019年2月6日(op.26&111)、6月5日(op.13, 27 & 57)、サル・モリエール、リヨン(ライヴ録音)
ダルベルトは様々な録音を残していますが、ベートーヴェンに関しては1980年代に、初期ソナタ(第1-7番)、交響曲第6番「田園」のリスト編曲、 そして約20年前に五重奏曲 op.16を録音したものがあるくらいでした。ここでソナタの中でも人気作品を集めた注目のリリースが登場します!ダルベル トは日本でのファンも多く、来日も重ねています。そのたびに、風格と知性、そして確固たる技術でもって圧巻の演奏を披露しており、まさに巨匠の域に 達しているといえるでしょう。そんなダルベルトによるベートーヴェン。[CD1]冒頭収録の「悲愴」ソナタの冒頭の和音から金縛りにあったような衝撃。 緩徐楽章の穏やかな美しさは絶品。何度も聴いたことのあるはずのベートーヴェンのこれらのソナタが、目の前で今、生まれているような鮮烈な演奏でた ちのぼってきます。新しい定盤としておすすめしたい2枚組です! (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNTMM-05(1CD)
バッハ:イギリス組曲第5番BWV810、
フランス組曲第5番BWV816、
イギリス組曲第2番BWV807、
フランス風序曲 BWV831、
半音階的幻想曲とフーガ BWV903
アンドレア・バケッティ(P)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2108(1CD)
ロッシーニ:ピアノ作品集 ジネルヴァ・コスタンティーニ・ネグリ(P)

Goodies
78CDR-3787(1CDR)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 アルトゥール・シュナーベル(P)

豪 HMV ED 274/6 (英 HMV DB 3778/80と同一録音)
1939年1月27日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音 アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はポーランドのリプニク(旧オースト リア領)に生まれた。1889年7歳でウィーン音楽院に入り、1891年から1897年に 名教授テオドール・レシェティツキ(1830-1915)に師事した。1901年にベルリン にデビュー、1933年までこの地を本拠にした。その間演奏活動の傍らベルリン 高等音楽院で教えた。その後1932年から34年にはロンドンに居を構え、世界初 のベートーヴェンピアノ・ソナタ全集やピアノ協奏曲全集をHMVに録音した。 その後ナチスの台頭でスイスに移り、1939年にアメリカに渡った。戦後はスイ スに戻って演奏会や録音に活躍した。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Hanssler
HC-19037(1CD)
ハンガリアン・メロディ
ブラームス:ハンガリー舞曲第14番(テオドール・キルヒナー編)
 ハンガリーの歌の主題による変奏曲 Op.21-2
 変奏曲 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18より第2楽章からの編)
 ジプシーの歌 Op.103(テオドール・キルヒナー編)
リスト:ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調 S.244
 ハンガリー狂詩曲第18番嬰ハ短調 S.244
 ハンガリー狂詩曲第19番ニ短調 S.244
シューベルト:ハンガリー風のメロディ D.817 ロ短調
ソフィア・ギュルバダモーヴァ(P)

録音:2017年4月18&19日/サンクトペテルブルグ
ロシアのピアニスト、ソフィア・ギュルバダモーヴァ。これまでドホナーニのピアノ作品を録音するなどハンガリーに魅せられたピアニストとして知られて おります。当アルバム「ハンガリアン・メロディ」ではブラームス、リスト、シューベルトがハンガリー民謡をもとに作曲された作品を収録しました。3人 の偉大な作曲家がそれぞれのカラーを示した珠玉のこれらの名曲をギュルバダモーヴァが情熱的に奏でます。 (Ki)
Hanssler
HC-19070(1CD)
ベートーヴェン:創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35
創作主題による32の変奏曲 WoO.80 ハ短調
創作主題による6つのやさしい変奏曲 WoO.77 ト長調
ピアノ・ソナタ 第32番Op.111 ハ短調
フロ ーリアン・ファイル マイア(P)

録音:2018年/ドイツ
1989年生まれの俊英ピアニスト、フローリアン・ファイルマイア。弟のクラリネット奏者ベンヤミンとの共演でも活躍する期待のピアニストです。満を 持しての新録音はベートーヴェン・イヤーに捧げるアルバムで変奏曲(Op.35、WoO.80、WoO.77)とピアノ・ソナタ第32番を収録しました。しなや かかつ、ふくよかな音色が魅力のファイルマイアが構築力と豊かな音楽性が求められるベートーヴェンの傑作に挑みます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2806(1CD)
ギターによる14の物語
1. Varsovie Mazurka ( Ernest Shand 1868-1924 )
2. Medidation ( Ernest Shand 1868-1924 )
3. Andante et Allegretto ( Angelina Panormo 1811-1900 )
4. Forgotten ? Impromptu ( Catharina Josepha Pratten 1821-1895 )
5. A Lament ( Catharina Josepha Pratten 1821-1895 )
6. Bolero ( Julian Arcas 1832-1882 )
7. Boleras ( Tire de 「 Trois airs caracteristiques espagnols 」, XIXe s. )
8. Tango ( Julian Arcas 1832-1882 )
9. Bolero ( David del Castillo 18?-1928 )
10. Andante op.17 no 1 ( Victor Magnien 1804-1885 )
11. Etude op.6 no 11 ( Fernando Sor 1778-1839 )
12. Plainte Moresque ( Jacques Bosch 1825-1895 )
13. Andante Sentimental ( Jose Vinas 1823-1888 )
14. Pavana ( Francisco Tarrega 1852-1909 )
15. Scot’s tune 1 ( Princes An’s lute book c.1690 )
16. Scot’s tune 2 ( Princes An’s lute book c.1690 )
17. Rondeau ( Francois LeCocq c.1679-c.1729 )
18. Canaries ( anonyme, Manuscrit Livre en tablature, melanges, chansons, motets, etc., XVIIes. )
19. Scot’s tune 3 ( Princes An’s lute book c.1690 )
20. Canarios ( Gaspar Sanz 1640-1710 )
21. Grave ( Santiago de Murcia 1673-1739 )
22. Andante ? Sonata ( Mathias Jose Maestro, Musica Notebook, Lima, 1786 )
23. Marcha de Napoles ( Manuscrit de Cadiz, 1773 )
24. Balli nazionali Op.24 Allegro - La Monferrina ? La Monaco ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
25. Tarantella op. 24, no 14 ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
26. Aria ( Anonyme, Ausseer Tabulatur manuscrit c.1780 )
27. Bourree ( Anonyme, Ausseer Tabulatur manuscrit c.1780 )
28. Gigue ( Anonyme, Ausseer Tabulatur manuscrit c.1780 )
29. Coming Through the Rye Op.125 ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
30. My Lodging is on the Cold Ground ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
31. Alla Mazurka ( Alexander Nemerovski 1859- )
32. Serenade ( Alexander Nemerovski 1859- )
33. Registro ( Antonio Lauro 1917-1986 )
34. Berceuse - Cancion de Cuna ( Leo Brouwer 1939- )
ダヴィッド・ジャック(G)
「使用楽器」
1.〜3. Guitare Louis Panormo, Londres, 1832/4.〜5. Guitare 「 Terz 」 Guiot, Londres, 1846
6.〜9. Guitare Antonio de Torres, Almeria, 1887/10. Guitare Rene Lacote, Paris, 1835
11. Guitare Aubry-Maire, Mirecourt, c.1830/12.〜14. Guitare Vicente Arias, Ciudad Real, 1886
15.〜18. Guitare Alexandre Voboam I, Paris, c.1665/19.〜21. Guitare Pracht, Lyon, 1776
22.〜23. Guitare six choeurs Joaquin Pages, Cadiz, 1820
24.〜25.Chitarra Battente Marcus Obbo, Naples, 1806, censee fabriquee pour Mauro Giuliani
26.〜28.Guitare theorbee Villaume et Giron, Troyes 1798
29.〜30. Lyre-Guitare Joseph-Laurent Mast fils, Mirecourt, c.1810
31.〜32. Guitare Anton Stauffer, Vienne, c.1840/33.〜34. Guitare Daniel Friederich, Paris, 1972
録音:2019年9月
過去400年に渡り様々な製作者によって作られた貴重なギターを14種類集め、それぞれの楽器で同時代の作品を演奏するという壮大な企画。ルイス・パノル モ、アントニオ・デ・トーレス、ダニエル・フレドリッシュなどの名工が作り上げた逸品を堪能できます。全34トラック収録、ブックレットに全部の楽器のカラー写真 が1ページ1台で大きく掲載されているのも嬉しいポイントです。 (Ki)

Capriccio
C-7337(10CD+DVD)
NX-E05
モダン・タイムズ・エディション〜20世紀作品集
【CD1】ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970)
1-5.アラゴアナ、カプリチョス・ブラジレイロス
6.1楽章のシンフォニー(1953年版第2稿)
7.フォトプトシス
8.静止と反転
【CD2】ルイジ・ダラピッコラ(1904-1975)
1-4.パルティータ
5-6.2つの小品
7.小さな夜の音楽
8-18.管弦楽のための変奏曲
19-23.3つの問いと2つの答え
【CD3】デュティユー(1916-2013)
1-5.メタボール
6-7.ジャン=カゾーの3つのソネットより第2番,第3番
8-11.交響曲第1番
【CD4】アルベルト・ヒナステラ(1916-1983)
1.クレオールの「ファウスト」のための序曲 Op.9
2-4.オランタイ Op.17
5-16.協奏的変奏曲 Op.23
17.組曲「ボマルツォ」 Op.34a
【CD5】カロル・シマノフスキ(1882-1937)
1.演奏会用序曲 Op.12
2-4.交響曲第4番「協奏交響曲」 Op.60
5-9.歌曲集「スウォピエフニェ」Op.46b
10-11.夜想曲とタランテッラ Op.28
【CD6】ジョージ・アンタイル(1900-1959)
1.ジャズ・シンフォニー(1925年版)
2-4.バレエ音楽「世界の中心」
5.ピアノ協奏曲 第1番
【CD7】ヴォーン・ウィリアムズ
1.序曲「毒のキス」
2.沼沢地方にて
3-6.田園組曲
7.サセックス民謡による幻想曲
8-10.「エリザベスの英国」より3つの肖像
【CD8】ドミートリー・カバレフスキー
1.悲愴序曲 Op.64
2.歌曲「学生時代」の主題による狂詩曲 Op.75
3-5.ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.48
6.交響詩曲「春」Op.65
7-10.組曲「コラ・ブルニョン」 Op.24
【CD9】エルンスト・クシェネク(1900-1991)
1.ポプリ Op.54
2-8.7つの管弦楽小品 Op.31
9.トリックス・アンド・トリフルズ Op.101…世界初録音
10-12.交響曲「パラス・アテネ」 Op.137
【CD10】パウル・ヒンデミット・・・初出音源
1.歌劇「今日のニュース」序曲
2-4.3つの歌曲 Op.9
5-11.フィルハーモニー協奏曲
12-14.歌劇「ヌシュ・ヌシ」より

【ボーナスDVD】
メイキング映像&インタビュー
全て、カール=ハインツ・シュテフェンス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

【CD1】
録音:2014年1月6-11日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD2】
アランツァ・エツェナーロ(S)…1
録音:2014年3月25-29日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD3】
パウル・アルミン・エーデルマン(Br)…6-7
録音:2015年2月9-14日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD4】
録音:2015年6月9-13日 Ludwigshafen, Philharmonie

【CD5】
マリソル・モンタルヴォ(S)…5-9
エヴァ・クピーク(P)…2-4
録音:2016年6月14-15日,23-25日 Philharmonie,Ludwigshafen

【CD6】
フランク・デュプレー(P)…1.5
アドリアン・ブレンドル(P)…1
ウラム・キム(P)…1
録音:2017年1月2-5日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD7】
マルティン・ルンメル(Vc)…7
録音:2017年1月9-10日,3月3-4日 Philharmonie,Ludwigshafen

【CD8】
マグダ・アマラ(P)…2
ユーリ・レヴィチ(Vn)…3-5
録音:2018年1月8-10日,15-16日 Philharmonie,Ludwigshafen

【CD9】
録音:2019年2月11-15日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD10】
録音:2019年 Philharmonie, Ludwigshafen
10人の作曲家の中には、自身の作品が理解されないことを悲観し、自死を遂げたベルント・アロイス・ツィマー マン、最近注目されている“退廃音楽”の作曲家クシェネクをはじめ、若い頃にファシスト政権に抑圧されたダ ラピッコラ、あまりにも斬新な作品を発表したため聴衆が離反したというアンタイルなど波乱の生涯を送った 人々が含まれるとともに、アルゼンチンの民族主義を追求し独自の作風を手にしたヒナステラなど、ロシアの粛 清の波を上手く避け、ソビエト連邦公認の芸術家として君臨したカバレフスキーや、一部の曲ばかりが愛好さ れるヴォーン=ウィリアムズの珍しい作品も聴くことができます。また【CD10】に置かれたヒンデミットの録音は、 今回が初出音源となるもので、10人目の作曲家としてBOXを締めくくるにふさわしいアルバムとなっています。 ボーナスDVDでは、指揮者シュテフェンスやソリストたちにより、企画の意図や演奏への意気込みなどが語られ ており、字幕はありませんが、この時代の作品に興味を持つ人にとっては、素晴らしい贈り物となることでしょ う。 2014年から6年間のを歳月をかけて完成したCapriccioの注目シリーズ「モダン・タイムズ・エディション」。アルバム毎に1人の作曲家の作品を取り上 げ、その多彩な作風を追求する企画であり、20世紀に活躍した作曲家たちの「何らかの事情でコンサートのレパートリーから消えてしまった」ものの、 21世紀の今日、少しずつ再評価され始めた作品を網羅しています。

DIVINE ART
DDA-25155(1CD)
NX-B07
ロシアのピアノ作品 第13集〜セルゲイ・ラフマニノフ
音の絵 第2番 Op.39-2
楽興の時 Op.16
ピアノ・ソナタ 第1番 Op.28
アルフォンソ・ソルダーノ(P)

録音:2019年7月1-4日
Divine Artレーベルの大好評シリーズ、ロシアのピアノ作品集。第13集は2回目となるラフマニノフの作品です。収録曲 は、後期ロマン派音楽の最高傑作のひとつであるピアノ・ソナタ第1番と「音の絵」「楽興の時」の組み合わせ。いずれも技巧 的な作品であり、イタリア人ピアニストのソルダーノが見事な演奏を聴かせてくれます。ソルダーノは、チッコリーニの愛弟子で、 2013年には「ベスト・イタリアン・アーティスト」のインターナショナル・ゴールドメダルを受賞。編曲や執筆活動でも知られてい ます。現在は、イタリア、フォッジャの音楽院や、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でピアノ演奏の教授を務めています。

DIVINE ART
DDA-25200(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集 第13集
Trilogy on B-A-C-H  B-A-C-Hによる三部作 Op.1240(2017)
Eternal City エターナル・シティ Op.1220(2017)
Three Voluntaries 3つのヴォランタリー Op.117(1999)
Introitus in D, イントロイトゥス ニ長調 Op.1274(2018)
Rhapsody in A, ラプソディ イ長調 Op.1248(2017)
Sonatina No.5 ソナティナ第5番Op.1276(2018)
Two Contrasts 2つのコントラスト Op.1282(2018)
Acclamation 歓呼 Op.1279(2018)
Radegund Variations ラーデグント変奏曲 Op.1227(2017)
エリック・シモンズ(Org)
1997/2006年 Mathis Orgelbau製
Sonnenorgel of Pfarrkirche St. Peter und Paul, Gorlitz,Germany

録音:2018年,2019年
膨大な作品数で知られるニューヨーク生まれの作曲家、カーソン・クーマンの第13集となるオルガン作品集。ハー ヴァード大学記念教会のコンポーザー・イン・レジデンスを務め、ライターや批評家としても活躍、マルチな才能を持つ ことで知られています。彼が最も得意とするオルガン作品は、典礼形式のものから世俗作品まで多様なスタイルが用 いられており、ここに収録されている作品は主に2017年から19年の間に作曲された新作ばかり。どれも使用楽器で あるドイツ・ゲルリッツの聖ペーター&パウエル教会の有名な“Sun Organ”(サン・オルガン)の最適な響きが生かせ るように仕上がっています。シリーズを通じて、クーマン作品を知り尽くすエリック・シモンズが演奏を担当。録音には前 作に続き「Hauptwerkシステム」が採用されており、オルガンの素晴らしい響きが最適のバランスでしっかりと収録さ れています。

TOCCATA
TOCC-521(1CD)
NX-B03
フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917):ピアノ作品集 第1集
ロマンティックなエピソード集 Op.65(1887年出版)
小さな額縁の音楽写真 Op.69(1887年出版)
若い人に Op.71(1887年出版)
ルイス・ピーパ(P)

録音:2002年3月30,31日、2018年11月21日、2018年11月24,25日
世界初録音
ピアニスト、作曲家として知られるポーランド系ドイツ人作曲家フィリップ・シャルヴェンカの作品集。彼の3歳違いの弟フランツ・ クサヴァーも優れた音楽家でした。フィリップは、ベルリンの新音楽アカデミーで弟とともに音楽を学び、1874年にはコンサートで 自作の序曲と交響曲を発表、当時ドイツの作曲家たちの最先端を行く存在として注目されましたが、華やかな作風を用いた 弟に比べ、作風が保守的であったためか、その作品は死後ほどなくして忘れられてしまいました。しかし、最近になって彼の作 品が見直され始め、演奏の機会も増えてきています。このアルバムで、ポルトガルのピアニスト、ルイス・ピーパが演奏するピアノ 曲は、どれも中期の作品。シューマンやブラームスを思わせる内省的な雰囲気を持ちながらも、突然変拍子が挿入されたり、 ユニークな和声進行があったりと印象派の響きに近づいているものがあり、とても魅力的です。

Grand Piano
GP-813(1CD)
NX-B03
20世紀のフォックストロット集 第1集〜オーストリアとチェコ

【オーストリア編】
クシェネク(1900-1991):歌劇「ジョニーは演奏する」Op.45(1927)から“ポプリ”(イエネ・タカーチュ編)…世界初録音
シミー/ブルース/タンゴ
4.クシェネク:喜歌劇「影を越えて」Op.17(1923)-フォックストロット(グスタフ・ブラッサー編)…世界初録音
5.ユリウス・ビツトナー(1874-1939):バッハの名によるシミー(1924)…世界初録音
6-8.ラルフ・ベナツキー(1884-1957):バレエ「5つの希望」(1928)より3つの小品…世界初録音
ファースト・スローフォックス/ボストン「ルール・ブルー」/タンゴ・マカーブル
9.フランツ・ミットラー(1893-1970):FOOLISH SPRING 狂乱の春(フォックストロット)(1934)…世界初録音
10-11.ヴィルヘルム・グロス(1894-1939):舞踏劇「酒場の赤ちゃん」Op.23(1925-1926)よりシミーとタンゴ(グスタフ・ブラッサー編)…世界初録音
12.レオポルド・クラウス=エルカ(1891-1964):「夕星の歌」よりタンホイザーのフォックストロット Op.33(1921頃)…世界初録音
13.ハンス・アイスラー(1898-1962):シミー=テンポ(1926)…世界初録音
14.フェリックス・ペティレク(1892-1951):アリゾナ=フォックストロット(1924)…世界初録音
15.ペティレク:イリュージョン、フォックストロット(1922)…世界初録音
【チェコ編】
16.ヤロスラフ・イェジェーク(1906-1942):ブガティ・ステップ(1931)
17.イェジェーク:ミュージック・ホールのこだま(フォックストロット)(1936)…世界初録音
18-21.アロイス・ハーバ(1893-1973):4つのダンス Op.39(1927)
シミー=ブルース/ブルース/ボストン/タンゴ
マルティヌー(1890-1959):
22.フォックストロット H.126Bis(1920)
23.ワン=ステップ H.127Bis(1921)…世界初録音
24.ブラック・ボトム H.165(1927)
25.カレル・ボレスラフ・イルジャーク(1891-1972):天国の王国よりスロー=フォックス(ブルース)(1929)…世界初録音
26.ヤロミール・ヴァインベルガー(1896-1967):劇音楽「マテイ・ポクティヴィ」よりシティ・シミー(1922)…世界初録音
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):「グロテスク」Op.37より2つの抜粋(1921/1925ピアノ編)…世界初録音
27.ヴァルス・ボストン
28.シミー=フォックス
ゴットリープ・ヴァリッシュ(P…Steinway D #544.063)

録音:2019年3月31日-4月2日
イェス=キリスト教会、ベルリン=ダーレム、ドイツ
2つの世界大戦の狭間である1920年代から1930年代のいわゆる「不安の時代」、若い人たちはダンスで人生を楽しむ方 法を見つけました。この頃、大流行していたのがジャズやタンゴのリズムであり、中でも全面的にジャズを用いたクシェネクの歌 劇「ジョニーは演奏する」は人々にもてはやされたものの、退廃音楽の先駆的作品として、ナチス党信奉者からは排除され るなど、問題視されたことでも知られています。今回のシリーズには、この時期に人々を魅了したジャズや、フォックストロット (ラグタイムに合わせて踊るダンス)、シミー(ジャズにあわせて肩を揺らすダンス)などを収録。第1作目は、前述の「ジョニーは 演奏する」から採られたメロディを元にしたダンス曲や、アイスラー、マルティヌーなど、オーストリアとチェコの作曲家たちの作品 を収録。名手ヴァリッシュの演奏による世界初録音も多数含まれる貴重な作品集です。
Grand Piano
GP-827(1CD)
NX-B03
ニーノ・ロータ(1911-1979):独奏ピアノのための作品全集 第1集
15の前奏曲(1964)
幻想曲 ト長調(1944-1945)
子どものための7つの難しい小品(1971)
エレノア・ホジキンソン(P…Steinway D)

録音:2017年10月25,26日
ニーノ・ロータといえば、「山猫」や「太陽がいっぱい」、「ゴッド・ファーザー」などの映画音楽が頭に浮かぶ人も多いことでしょ う。しかし彼自身は「私はクラシック音楽の作曲家であり、映画音楽は楽しみのために書いている」と語っていたといい、実際 にピアノ曲、その他の器楽曲、協奏曲、交響曲、室内楽曲、宗教音楽、バレエ音楽、オペラなど幅広い音楽を残していま す。これらの楽譜は彼の死後に発足した財団によって整理され、少しずつ演奏、出版されるようになり、ようやく彼が望んだ 「純クラシックの作曲家としてのロータ」の評価がされ始めるようになりました。 彼のピアノ曲全集シリーズの第1集となるこのアルバムには、さまざまな工夫が凝らされた1964年の「15の前奏曲」と彼の晩 年である1971年にバーリ音楽院の教育課程のために書かれた「子供のための7つの難しい小品」。そして、まさに映画音楽 を思わせる美しく起伏に富んだ「幻想曲」が収録されています。
Grand Piano
GP-805(1CD)
NX-B03
シャーンドル・バラッシャ(1935-):ピアノ作品全集 第3集
「KICSI A BORS 小さな胡椒はピリリと辛い」Op.106…ピアノのための6つのバガテル(2008)
独奏ハープのための「北からの贈り物」Op.139(P独奏版)(2015)
12の易しいピアノ小品 Op.123(2011)
ツィムバロンのための「ハイタの花」Op.38(1984)
ロンド Op.145(2018)
ピアノのための幻想曲 Op.97(2006)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P…Steinway D)

録音:2018年5月28日、2017年1月16日、2017年5月17日、2017年5月19日、2018年3月26日、2018年3月27日
世界初録音
ハンガリーで高い人気を誇る作曲家、シャーンドル・バラッシャのピアノ作品全集。第3集では、初見でも弾けそうな曲から、 並外れた技巧を要求する曲まで、バラッシャの豊かな想像力が開花した作品をお楽しみいただけます。“Kicsi a bors=小 さな胡椒はピリリと辛い”というしゃれたタイトルが付された「6つのバガテル」、ウィットの効いた「12の易しいピアノ小品」、ロン ドなどのピアノのために書かれた曲をはじめ、ハープのための「北からの贈り物」、ツィムバロンのための「ハイタの花」のピアノ編 曲版などの珍しい作品、そして彼の最高傑作である「幻想曲」などハンガリー特有のリズムと旋律を用いた作品が並んでいま す。演奏はこれまでの2作と同じく、ジョルジュ・シフラからも教えを受けた技巧的なピアニスト、イシュトヴァーン・カッシャイが担 当。作品の持つ味わいを見事に表現しています。
Grand Piano
GP-800(1CD)
NX-B03
スヴェイン・ハンズネス(1951-):ピアノ作品集
クラヴィナータ 第1番(2015)
クラヴィナータ 第2番(2015)
ピアノ・ソナタ 第1番(2008-2018)
クラヴィナータ 第5番(2016)
クラヴィナータ 第6番(2016)
クラヴィナータ 第3番(2016)
ダウントーンド・ビーツ(2013-2015)
クラヴィナータ 第7番(2017-2018)
クラヴィナータ 第6番(2017)
ラウラ・ミッコラ(P…Steinway D)

録音:2019年1月8-10日
世界初録音
スヴェイン・ハンズネスは現代ノルウェーで最も重要視されている作曲家の一人。彼が創り出す音楽はジャズ、ロック からファンクまで幅広いジャンルを根幹に持つ柔軟なスタイルを持っています。このアルバムの中心を成すのは「クラヴィ ナータ」と題された7つの曲。彼は2015年から2018年までに10曲の「クラヴィナータ」を作曲、どれも複雑に旋律が 絡み合う技巧的なトッカータを思わせる曲ですが、それぞれは独立した形式を持っており、曲同士に関連はありませ ん。小さな素材が発展していくものが多く、リズムが主導になる曲も含まれています。途中に置かれた「ソナタ」も多彩 な音が散りばめられた聴きごたえのある曲。「ダウントーンド・ビーツ」は弾むリズムが楽しい曲です。ヘルシンキのシベリ ウス・アカデミーで学び、1995年のエリーザベト王妃国際コンクールで第2位を受賞したフィンランドのピアニスト、ラウ ラ・ミッコラによる演奏で。
Grand Piano
GP-806(1CD)
NX-B03
ティボール・ハルシャーニ(1898-1954):ピアノ作品全集 第1集
5つの小さな前奏曲(1928)
LA SEMAINE 1週間(1924)
PASTORALES 田園曲(1934)
BABY-DANCING 踊る赤ちゃん(1930)
5つのバガテル(1929)
5つのリズミックな練習曲(1933)
ヴォカリーズ=エテュード「ブルー」(P版)(1929)
6つの短編(1927)
ジョルジオ・コウクル(P…Steinway D)

録音:2019年4月6日
世界初録音
ハンガリーで生まれフランスで活躍した作曲家ティボール・ハルシャーニ。彼はブダペストでコダーイに学び、ピアニスト、 指揮者として活躍。1923年からはパリに拠点を置き、マルティヌー、タンスマン、ミハロヴィチ、アレクサンドル・チェレプ ニンら各国からパリにやってきた作曲家たちと「エコール・ド・パリ」を結成。自身はハンガリーの民謡と北米、南米のリ ズムを融合させたユニークな作品を数多く作曲しました。このアルバムには彼の特徴を端的に示す曲集を収録。なか でも「踊る赤ちゃん」では、さまざまなダンスのリズムを用いた小品が並び、当時のヨーロッパの流行の一端を伺うことが できます。また「LA SEMAINE=1週間」と題された作品にも、風変わりな民謡や静寂の夜想曲など、ヴァラエティ 豊かな曲が含まれています。スペイン、東欧の作品を得意とする名手ジョルジオ・コウクルの演奏です。

Cypres
CYP-1681(1CD)
コミタス:弦楽四重奏による小品集
コミタス(セルゲイ・ザハロヴィチ・アシュラマツィアン編):Al aylughs 赤いショール
Yerkinkn ampel e 雲
Oh, Nazan おお、ナザン
Krunk 鶴
Shogher jan 親愛なるショグハル
Shushiki 少女の踊り
Khumar 民謡
Vagharshapat ヴァガルシャパトの踊り
Kele, kele 茎に沿って
Chinar es プラタナスのように細いあの子
Habrban 祭歌
Keler, tsoler 愛する人は輝いている
Garun a 春
Kagavik ちいさなウズラ
ウジェニー・アレシアン(1952-):アルメニア四重奏曲
アクタマルSQ

録音:2019年7月24-26日、ブルージュ・コンセルトヘボウ
幼い頃に両親を亡くし神学校で育てられ司祭となった後、ベルリンで音楽を学び、アルメニアの民族音楽復興の立役者となったコミタス(本 名:Soghomon Soghomonian)は、グレツキやシュニトケら「旧東側」の作曲家たちと同じく冷戦終結頃から注目されてきました。映画に もなったことで日本でもカルト的な注目を浴びた存在のひとりです。アルメニア民謡に取材した作品を多く作り、イスタンブールで大きな合唱団 を率いるなど、アルメニア音楽の擁護者として活動しました。しかし1915年4月24日、他の約270人ものアルメニア系知識人たちと共に追放 されてしまい、その作品の多くは破棄されるという目に遭います。その後生きて帰ったものの立ち直ることが出来ず、亡くなるまでの20年間はパ リの精神病院で暮らしました。残った僅かな資料から弦楽四重奏用に編曲された作品が、ここに収録された14曲。いずれもアルメニアの民謡 らしい素朴な美しさに溢れています。併せて収録されたアルメニア系フランス人アレシアンの四重奏曲は、より現代的に洗練された手法でアル メニア音楽の特性を伝えています。 ブリュッセル王立音楽院のアルメニアにルーツを持つ女性奏者たちにより、2016年に結成されたアクタマルSQ。トルコ最大の湖 ヴァン湖に浮かぶ、10世紀に建てられたアルメニア教会の遺跡のあるアクタマル島からその名を取り、東西文明の架け橋ともいえるアルメニア に根ざした活動で、多くの作曲家にも支持されています。

Cypres
CYP-4658(1CD)
デュティユー、ルドゥ:ピアノ作品
クロード・ルドゥ:Surgir (不意に湧き上がる)
1.I 2.II
デュティユー:3つの前奏曲(1988)
 ピアノ・ソナタ(1947)
エロディ・ヴィニョン(P)

録音:2019年11月1-3日 フラジェ第1スタジオ、ブリュッセル
第二次大戦直後に書かれたデュティユーのソナタは、第一次大戦直後に書かれたドビュッシーの「ピアノのために」との様式的な関連が指摘さ れています。『3つの前奏曲』は、アルトゥール・ルービンシュタインのために書かれた「影と沈黙から」、クロード・エルフェのために書かれた「同じ1 つの和音から」、ユージン・イストミンの勧めで1988年のウィリアム・カペル・コンクールのために書かれた「対比の戯れ」という3曲をまとめたもの で、ソナタから40年の歳月を経た作風の変化も楽しむことが出来ます。ベルギー生まれのルドゥによるSurgirは、内部奏法(弦を手で押さえ る)によるハーモニクスなども使われていますが、独特のリズムとダイナミクス、和声などで非常に聴かせる作品となっています。 ブリュッセルを中心に活躍するエロディ・ヴィニョンによる、2018年3月にリリースされ大きな評判となったドビュッシー(CYP1678)の続編。深い 作品理解がなせる表情豊かなタッチが、それぞれの曲をたいへん聴き応えのあるものにしています。

Solo Musica
SM-324(1CD)
NX-B03
主題と変奏-シューマン/ラフマニノフ/カプースチン:ピアノ作品集
シューマン:交響的練習曲Op.13
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲Op.42
カプースチン(1937-):変奏曲 Op.41
アンナ・カヴァレロヴァ(P)

録音:2019年5月 エルサレム・ミュージック・センター
モスクワ音楽院卒業後、イスラエルで学んだロシア出身の知性派ピアニスト、アンナ・カヴァレロヴァのデビュー盤。彼女が 数年かけて取り組んできたという、シューマンとラフマニノフの2つのシリアスでドラマティックな変奏曲に、楽しげなカプース チンの変奏曲をカップリングし見事なコントラストを演出しています。タイトルの通り、まるで交響曲を思わせるスケールの 大きいシューマンの「交響的練習曲」、ラフマニノフの最後のピアノ独奏曲である、コレルリの「ラ・フォリア」の主題を用い た劇的な変奏曲。そして近年人気が高いカプースチンのジャズとクラシックを融合したような作風による変奏曲。これら の「変奏曲」をカヴァレロヴァは、自分たちの人生の変遷と重ね合わせてみながら、大切に弾き込んでいます。

CEDILLE
CDR-7006(1CD)
NX-B04
レオ・サワビー(1895-1968):独奏ピアノとデュオのための作品選集
3つのサマー・ビーチ・スケッチ H109
ピアノ組曲-4手のための H371(2台ピアノで演奏)*
パッサカリア,インタールードとフーガ H207a
前奏曲 (2台ピアノのための) H212
漁師の歌 H161b
シンコナータ H176b
ゲイル・キルマン(P)
ジュリア・チェン(P)*

録音:1997年8月21-23日
世界初録音
レオ・サワビーは1895年、ミシガン州で生まれ、10歳より作曲を開始。シカゴの教会のオルガン奏者兼聖歌隊 指揮者として活動するとともに、1944年にカンタータ「太陽の聖歌」でピューリッツァー賞を受賞、20世紀アメリ カを代表する作曲家となり多数の作品を残しましたが、残念なことに晩年にはほとんど忘れられてしまいました。 サワビーは、亡くなる直前に本アルバムで演奏している弟子のゲイル・キルマンに未発表のピアノ・ソナタの楽譜を 贈りましたが、これに感動したキルマンが「レオ・サワビー財団」を立ち上げ、忘れられた師匠の音楽の保存と普 及に努めるようになりました。この世界初録音音源によるアルバムも、財団の活動の一環として実現。共演して いるチェンもサワビーの弟子でした。「サマー・ビーチ・スケッチ」や「漁師の歌」は、サワビーが師事し、敬愛していた パーシー・グレインジャーへのオマージュのような趣き。サワビーはその作品にいち早く真剣にジャズを取り入れ、昇 華させた作曲家でもあります。

Gramola
GRAM-99214(1CD)
モーツァルト:2台ピアノ、連弾、独奏作品集
2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K448
連弾のための5つの変奏曲 K501*
幻想曲 ハ短調(断章)(M.シュタッドラーによるピアノ版)**
幻想曲 ニ短調 K397#
2台ピアノのためのラルゲットとアレグロ 変ホ長調 K.Deest(P.バドゥラ=スコダによる補筆完成版)##
幻想曲 ハ短調 K475+
パウル・バドゥラ=スコダ(第1ピアノ)/イェルク・デームス(第2ピアノ)
イェルク・デームス&パウル・バドゥラ=スコダ*
イェルク・デームス(独奏)**,#
イェルク・デームス(第1ピアノ)/パウル・バドゥラ=スコダ(第2ピアノ)##
パウル・バドゥラ=スコダ(独奏)+
【楽器】
1790年頃アントン・ヴァルター製ハンマーフリューゲル…パウル・バドゥラ=スコダ使用
1795年頃アントン・ヴァルター製ハンマーフリューゲル…イェルク・デームス使用

録音:2010年1月24-26日
GRAM-98900の再発売盤
2019年9月25日にこの世を去った巨匠パウル・バドゥラ=スコダを偲んで、同じく“ウィーンの三羽烏”の一人と称された イェルク・デームスとのデュエットを収録したアルバムをジャケットを刷新して再発売。 1700年代終りに製作された楽器を駆使した味わい深い演奏は、他では聴くことのできない200年前のウィーンの優雅 な雰囲気を湛えています。

Gramola
GRAM-99144(1CD)
モーツァルトABC
幻想曲 ハ短調 K475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K457
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K332
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K311
フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)K265
岡田 佳子(P)

録音:2017年2月21-22日
幼い頃からピアノを始め、15歳の時にパリに留学、エコール・ノルマル音楽院でイヴォンヌ・ロリオとアンヌ・ケフェレックに師 事。デビュー当時「クララ・ハスキルの再来」と賞賛されるなど注目を浴びた日本のピアニスト、岡田佳子。数々のキャリア を重ね1991年にはカーネギーホールでリサイタルを開催し、国際的な活動を始めました。現在はベルギーを拠点に幅広 い演奏活動を行うだけでなく、ポーランドのワルシャワでは財団を作り、音楽の普及に努めています。このモーツァルト・アル バムは、彼女の持ち味である「歌心」が良く生かされており、幻想曲ハ短調とソナタハ短調での起伏に富んだ表情付けな ど、聴きどころの多い1枚となっています。
Gramola
GRAM-98893(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番, 第8番, 第32番
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調「悲愴」Op.13
ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10,No.3
ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
岡田 佳子(P)

録音:2011年5月24-26日
ベルギーで活躍する日本のピアニスト、岡田佳子によるベートーヴェンのソナタ集。瑞々しい第7番のソナタや「悲愴」など の初期の作品と、最後のソナタ「第32番」を併せた興味深い1枚。ここでの岡田の演奏は、有名な「悲愴」の第2楽章 において、決して感傷的になることなく重々しい音色で丁寧に音を作り、第32番の第2楽章でも曲調の変化に即した即 興的で遊び心を感じさせることに成功しています。
Gramola
GRAM-99139(1CD)
ベートーヴェン/シューベルト他ト:ピアノ作品集
J・シュトラウス:ウィーンのボンボン(A.J.ハリソンによるピアノ編)
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S244/R106
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第12番変イ長調 Op.26
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 Op.120 D664
J・シュトラウス:ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314(A.J.ハリソンによるピアノ編)
アンドリ・ヨエル・ハリソン(1995-):クライネ・フレーダーマウス(J.シュトラウス2世の「こうもり」による)
アンドリ・ヨエル・ハリソン(P)

録音:2016年11月3-5日
1995年ウィーン生まれのアンドリ・ジョエル・ハリソン。わずか1歳1か月でピアノの演奏に興味を持ったといい、やがて作曲 と指揮にも関心を抱き、現在、ウィーン国立音楽大学でヨハネス・ヴィルトナーから指揮法を学ぶなど研鑽に励んでいま す。2017年には大阪で開催された「第18回大阪国際音楽コンクール」のピアノ部門(大学生の部)で“エスポアール賞” を受賞するなど多彩な活躍を見せています。優れたアレンジャーでもあるハリソンは、このアルバムでもシューベルトやベー トーヴェンの作品とともに、自身が編曲したヨハン・シュトラウス2世の作品を併せ、その類い稀なる才能を示しています。 アルバムの最後には「こうもり」の名旋律を縦横無尽に用いた自作の「クライネ・フレーダーマウス(小さなこうもり)」を置くと いう洒落た演出も決まっています。
Gramola
GRAM-99016(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120
11のバガテル Op.119
エドゥアルド・トルビアネッリ(フォルテピアノ…コンラート・グラーフ 1827年製)

録音:2011年10月30日-11月1日
イタリア出身、バーゼルのスコラ・カントゥルムでフォルテ・ピアノを学び、フォルテピアノの演奏家として広く活躍するトルビア ネッリ。このアルバムではベートーヴェンの最高傑作の一つ「ディアベリ変奏曲」と、同時期の作品「6つのバガテル」を組み 合わせて演奏しています。晩年のベートーヴェンが自らの作曲技法の全てをつぎ込んだこの大作は、演奏家の技量と楽 器の性能を示すのにふさわしい作品。トルビアネッリは1827年製のコンラート・グラーフを用い、見事な演奏でベートー ヴェンが生きた時代の音を理想的に伝えています。

DB Productions
DBCD-185(1CD)
アマンダ&ユリアス・レントヘン夫妻のピアノ作品集
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894)
ユリウス・レントヘン(1855−1932)
1.アマンダ:前奏曲 第15番ハ長調 (1869)
2-11.アマンダ&ユリアス:「対話」 (1883)
12.伝承曲:ネッケンス・ポルカ (1871)
13.ユリウス:ネッケンス・ポルカ変奏曲 (1874)
14.アマンダ:前奏曲 第3番ニ長調 (1869)
15-23.ユリウス:Juilklapp! Op.12 (1875)
24.アマンダ:前奏曲 第1番ヘ長調 (1869)
25.アマンダ:前奏曲 第25番ヘ短調 (1869)
26.アマンダ:前奏曲 第11番ロ長調 (1869)
27.アマンダ:前奏曲 第24番ヘ短調 (1869)
28.アマンダ:前奏曲 第2番ト短調 (1869)
29.アマンダ:前奏曲 第23番変ニ長調 (1869)
30.アマンダ:前奏曲 第10番嬰ハ短調 (1869)
31.アマンダ:前奏曲 第21番変ホ長調 (1869)
32.ユリウス:ヴァイオリンとオルガンのためのアダージョ ニ長調
ベンクト・フォシュベリ (P、オルガン…32)
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン…32)
ハンナ・アベリ(歌…12)

録音:2017年?
アマンダ・レントヘン=マイエルとユリウス・レントヘンの夫婦によるピアノ作品集。お互いを認め 合うおしどり夫婦だったようで、共作も含まれています。
DB Productions
DBCD-190(1CD)
スクーグ/タッローディ:ピアノ作品集
アンドレア・タッローディ(1981-):ピアノのための12の小品
クリスタライト
ユルヴァ・スクーグ(1963-):5つの月の小品
ピアノ組曲/ 冬の詩*
ステイング・イン・トゥルー*
アン=ソフィ・クリングベリ(P)
マッツ・ヴィードルンド(P)*

録音:2018年4月18-20日
親しみやすい現代音楽として、スウェーデンで最も注目すべき二人を特集したCD。スウェーデン音楽の今を知る、格好の一枚です。
DB Productions
DBCD-189(1CD)
ピアノ・デュオ作品集
ユリウス・レントヘン(1855-1932):4手ピアノのためのワルツ
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):午後のポプリ
ヤーコブ・アードルフ・ヘッグ(1850-1928):主題と変奏 Op.30
アドルフ・イェンセン(1837-1879):婚礼の音楽 Op.45
レイナルド・アーン(1874-1947):アリアの形式による小品と牧歌
シャミナード(1857-1944):6つのロマンティックな小品 Op.55
シャブリエ(1841-1894):村のブルレスク
ベンクト・フォルシュベリ&デイヴィッド・ファン(4手ピアノ)
1900年前後のチャーミングな4手ピアノ作品を集めたアルバム。アーンとシャブリエ以外は世界初録音となっています。

FUGA LIBERA
FUG-760(1CD)


NYCX-10127(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『BACH - BUSONI』ブゾーニのバッハ、ブゾーニのピアノ作品 〜歴史的ピアノと現代ピアノで
バッハ(ブゾーニ編):ャコンヌ ニ短調
『12のコラール前奏曲』
来たれ、神なる創造主、聖なる霊 BWV 667
目を覚ましてあれ、と呼ぶ声が聴こえ BWV 645(140)
今ぞ来たれ、異邦人の救い主 BWV 659
来たりて集え、愛しき救世主に従う者たちよBWV 734a
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639
主なる神、今こそ天をお開きください BWV 617
アダムの堕落により、人みな悪に染まりて BWV 637
アダムの堕落により、人みな悪に染まりて BWV 705
あなたにこそ喜びを見出します BWV 615
イエス・キリスト、我らが救い BWV 665
ブゾーニ:対位法的ファンタジア(1910)
ヤン・ミヒールス(P)
使用楽器:ベヒシュタイン1860年製オリジナル(クリス・マーネ・コレクション)
クリス・マーネ2015年製作による並行弦ピアノ

録音:2019年6月9〜10日、マーネ音楽堂、ライセレーデ(ベルギー)
【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
現代ピアノを知らなかったバッハが書いた音楽は、18世紀に存在していたチェンバロやバロック楽器で弾いてこそ真の姿に近づける――20世 紀に「古楽器演奏」という新たなムーヴメントが広まってゆく過程で、バッハの思い描いた作品像を大きく歪めたロマン派的解釈の象徴のよう に扱われるようになり、古楽器愛好者たちからは忌避されさえしたのが、20世紀初頭に活躍したブゾーニによるバッハ作品の編曲版でした。 しかし実際はブゾーニとて、私たち21世紀人たちから見れば100年前の音楽家です。弦楽器は羊腸弦がまだ主流で、リストやブラームスが 生演奏するピアノを聴いていた世代の多くと時代をともにしたこのピアニスト=作曲家のバッハ観を、スタインウェイのピアノが極東の津々浦々 まで普及した現代の「普通のピアノ感覚」と並列の認識でよいものでしょうか? マーラーやストラヴィンスキーの作品までピリオド楽器で演奏されるようになってきた今こそ、19世紀末当時の楽器と奏法でブゾーニのバッハ 編曲のありようを問い直す意義は大きいと言えるでしょう。すでに歴史的ピアノでの録音も複数存在するドビュッシーやサティと同年代でもあ るブゾーニ自身の作品も含めて演奏するのは、古楽大国ベルギーの名手ヤン・ミヒールス。『ドビュッシーのトンボー』(FUG590)でも絶賛を 博した歴史的ピアノ奏者がくりだす丁寧な解釈が、作曲家自身と同世代のベヒシュタイン・ピアノでいや増しに輝きます。19世紀末のピアノ の製作理念を取り入れ、ダニエル・バレンボイムの絶賛も受けたクリス・マーネの並行弦ピアノも適切な存在感をあらわす、21世紀ならではの 新録音です。

FUGA LIBERA
FUG-761(1CD)
ダヴィド・シャイユ(1971-):伝説 ラウラ・ミッコラ(P)

録音:2019年3月6-8日 シティ・オブ・ミュージック・アンド・ダンス、ソワソン
1970年生まれのシャイユが、過去と未来の境界線をぼかし、想像力からも解放されるといった方法を探 しながら作曲したという11の小品集『伝説』。生まれた作品には独特の美しさと緊張感があり、聴く者の 心の動きを通して様々な景色が見えてくるようです。現代作曲家たちからも信頼が深いだけでなく、 aeonレーベルでのラフマニノフやブラームスなどクラシックな演目での名演も高く評価されているフランスの フィンランド人ピアニスト、ラウラ・ミッコラの注目企画です。

Willowhayne Records
WHR-058(1CD)
セント・アサフ大聖堂のオルガン
1-2.バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547
3.クレイグ・セラー・ラング(1891-1971):序奏とパッサカリア イ短調
4.アンドレ・フルーリー(1903-1995):ブルゴーニュ地方のノエルによる変奏曲
5.レオン・ボエルマン(1862-1897):アヴェ・マリア
6.ジョン・ホスキング(1976-):トッカータ 嬰ヘ短調
7.ギョーム・コネソン(1970-):ハープ独奏のためのトッカータ
8.レオン・ボエルマン:アヴェ・ヴェルム・コルプス
9.リリー・ブーランジェ(1893-1918):ピエ・イエズ
10.ジョン・ホスキング:イン・ザ・ホールズ・オブ・アワ・パトロネージュ
11.ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):交響的コラール「今憩え、すべての森よ」Op.87 No.3
12.マルセル・デュプレ(1886-1971):交響曲第2番 Op.26 より トッカータ
ジョン・ホスキング(Org)…1-6,8,9,11,12
オリヴィア・ハント(S)…5,8-11
ベサン・グリフィス(Hp)…5,7,9,10
ザンダー・クロフト(Vn)…5,11

録音:2018年11月21,22日
セント・アサフ大聖堂、ウェールズ
ウェールズのセント・アサフの大聖堂にある、200年近い歴史を持つオルガンを使用したアルバム。様々な形式の作 品を収めていますが、この大聖堂の副音楽監督と聖トリニティ教会の音楽監督を務めるオルガン奏者ホスキングの自 作も、祈りに満ちたたいへん美しいものです。
Willowhayne Records
WHR-060(1CD)
イーストボーン聖救世主教会のオルガン
スッペ:『軽騎兵』序曲 (レ・ドイチュ 編)
レジナルド・ゴス=カスタード(1877-1956):チェルシー・フェア
フランク:コラール第3番イ短調 FWV40
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 第2番 ハ短調 Op.65-2
ウイリアム・ハリス:オルガンのための3つの前奏曲
ヒーリー・ウィラン:オルガンのための6つのコラール
ジューン・ニクソン(1952-):パスティッチョ
ロバート・ジョーンズ(1945-):バースデー・スーツ
スーザ:星条旗よ永遠なれ(エリザベート&レイモン・シュノーによる4手オルガン編)*
アレクサンダー・イードン(Org)
ポール・コリンズ(Org)*

録音:2019年7月1,2日 聖救世主教会、イーストボーン、イーストサセックス、UK
1882年に作られた英国南東部沿岸の町イーストボーンのオルガンによるアルバム。ケンブリッジ・キングスカレッジ合 唱団に所属していたというオルガニスト、イードンの感性豊かな演奏で多彩なオルガン曲を楽しむことが出来ます。ラ ストには、録音された聖救世主教会の音楽監督コリンズとのデュオで華やかなスーザが収録されています。
Willowhayne Records
WHR-059(1CD)
聖メアリー・レッドクリフ教会のオルガン
ブラームス:悲劇的序曲(ジョナサン・ホープ編) *
ニール・コックス(1955-):Creation Dance *
サン=サーンス:交響曲第3番より アダージョ (エミール・ベルナール編)
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 (ルイ・ヴィエルヌ編)
セシリア・マクドウォール(1951-):Sacred and hallowed fire *
アルフレッド・ホリンズ(1865-1942):コンサート・ロンド
エルガー:南国にて(アラッシオ) Op.50 (ジョナサン・ホープ編) *
ジョナサン・ホープ(Org)

録音:2019年2月15-16日、19日聖メアリー・レッドクリフ教会 ブリストル、UK
*=世界初録音
英国の西側、その名もブリストル海峡と呼ばれる大きな湾の奥にある港湾都市ブリストル。この聖メアリー・レッドクリフ 教会にある名物オルガンによるアルバム。演奏するのはブリストルの北東に位置するグロスターの大聖堂で副音楽監 督を務めるジョナサン・ホープ。彼はこれまで各地の教会で音楽監督を歴任し、Willowhayneレーベルからもすでに 5枚のCDをリリースしており、いずれも大きな評価を得ています。今回のアルバムも多彩な内容で、自ら編曲を手掛 けた管弦楽作品など、世界初録音多数。ダイナミックな演奏で楽しませてくれます。

Salisbury Cathedral
SCA-001(1CD)
フランク:オルガン作品集
「英雄的小品」 『大オルガンのための3つの小品』 (1878年)より第3番
「前奏曲、フーガと変奏曲」 Op.18 『オルガンのための6つの小品』 (1862年頃)より第3番
「カンタービレ」 『大オルガンのための3つの小品』 (1878年)より第2番『大オルガンのための3つのコラール』
ジョン・チャレンジャー(Org/ソールズベリー大聖堂ファザー・ウィルス・オルガン)

録音:2018年1月30,31日、2月1日ソールズベリー大聖堂、UK
1876年に建造され、修理と復元を重ねながら現在も素晴らしい音色を聴かせる、ソールズベリー大聖堂のファザー・ ウィルス・オルガンを用いたアルバム。その奥行きのある音色は、フランクの作品を素晴らしい相性で聴かせます。フラン クが亡くなる年に書かれたコラールも収録。演奏はソールズベリー大聖堂の副音楽監督ジョン・チャレンジャーで、既に 同じ楽器でエルガーのアルバムをリリースしており(Regentレーベル)、大きな評判となっています。今回のアルバムは、 ソールズベリー大聖堂自主レーベルからの第一弾リリースです。

若林工房
WKLC-7027(2CD)
若林工房15周年記念コンサート〜イリーナ・メジューエワ
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
 ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.280
メンデルスゾーン:無言歌(6曲)
ホ長調Op.19-1/ト短調Op.19-6「ヴェネツィアの舟歌」/ト短調Op.53-3/ホ短調Op.62-3「葬送行進曲」/
イ長調Op.62-6「春の歌」/ト短調Op.102-4
ショパン:2つのノクターン Op.27
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
スクリャービン:左手のための2つの小品 Op.9
 2つの詩曲Op.32
 エチュード嬰ヘ長調Op.42-4 & ヘ短調Op.42-7
 焔に向かってOp.72
 欲望Op.57-1
 エチュード 嬰ニ短調Op.8-12
ショパン:ノクターン第2番変ホ長調Op.9-2
イリーナ・メジューエワ(P)
※1925年製ニューヨーク・ スタインウェイ、CD135

録音:2019年8月31日、富山県民会館ホールにおけるコンサート・ライヴ
若林工房15周年記念コンサート」のライヴ録音。古典作品(モーツァルト)に始まり、ロマン派(メンデルスゾーン、ショパン)を経て、ロシア音楽(スクリャービン)で終わるという魅力たっぷりのプログラム。アンコールまで含めた全曲を収録しています。メジューエワにとってその多くが初録音となるスクリャービンはとくに聴きもの。ロシア・ピアニズムの真髄を1925年製の名器スタインウェイの華麗なサウンドでお楽しみください。

NEOS
NEOS-11916(1CD)
「多くの色を持つ獣」〜ローランド・チャドウィック(b.1957):クラシック・ギターのための新しい音楽
「piの学習」(2016)
「ブリテンの主題による変奏曲」(2013)
パルティータ第2番(1997)
「多くの色を持つ獣」(1986.rev.2019)
パルティータ第1番(1981.rev.2018)
4つの略語(1984-86)
エグバース変奏曲(1997)
デトレフ・ボーク(G)

録音:2018/2019年
チャドウィックは13歳の誕生日にギターを貰ってすぐに作曲を始めた。ギタリストとして多くの場所で演奏する一方、ギターのための新作を数多く作曲しています。作風は調性に基づいた堅実なものだが、技巧的にはかなりの難度を持っています。アルバム・タイトルにもなっている「多くの色を持つ獣」はギターのボディを叩く奏法も入る情熱的な秀作。アルバム全体にいわゆるヨーロッパの前衛音楽臭はなく、クラシック・ギター・ファンは一聴の価値あり。

GENUIN
GEN-20686(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:24(ウィーン原典版 第39 番)
ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:46(ウィーン原典版 第31 番)
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50(ウィーン原典版 第60 番)
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52(ウィーン原典版 第62 番)
ブリギッテ・マイヤー(P)

録音:2018年6月4-6日 シチリア
ハイドン・マニアは逃してはいけない CD。スイスのピアニスト、ブリギッテ・マイヤー の演奏するハイドンのピアノ・ソナタ 4 曲。ブリギッテ・マイヤーは 1944 年、スイス、ベ ルン州のビールもしくはビエンヌに生まれたピアニスト。もうかなりのベテランで国際的 にも活躍しているピアニストなのだが、これまで録音は極めて少なく、知る人ぞ知る名 ピアニストの状態だった。そんな彼女がハイドンのピアノ・ソナタを録音、これが実に素 晴らしい。典型的なじんわり味が染み出るハイドン。穏やかに大仰なところは一切なく 丁寧に弾きつつ、細部まで神経を通わせ、音楽の端々まで感性が行き届いています。 またハイドンでは真面目なだけの演奏ではハイドンの人柄の良さ、ユーモアの感覚が 生きて来ないのだが、マイヤーのピアノからはそうしたハイドンの温かみがじんわりと 伝わってくる。CD の世界では目立つ存在ではなかったブリギッテ・マイヤーだが、70 代半ばになっての大ホームラン。 使用ピアノは明記されていないが、録音場所がイタリア、シチリア島のファツィオーリの コンサートホールで、おそらくその楽器を使用しているでしょう。
GENUIN
GEN-20556(1CD)
シューベルト&リスト:ピアノ作品集
シューベルト:4 つの即興曲 D899
シューベルト(リスト編):5つ歌曲編曲 (水の上で歌う/聞け、聞け、ひばりよ/糸を紡ぐグレートヒェン/セレナード/アヴェ・マリア)
リスト:慰め(全6 曲)
ヴァチェスラフ・アポステル=パンクラトフスキー(P)

録音:2018 年3 月30-31 日,2019 年2月11-12 日 ライプツィヒ
モスクワ出身のピアニスト、ヴァチェスラフ・アポステル=パンクラトフスキーのおそらく初CD。 モスクワのグネーシン音楽大学を修了後、2006年にライプツィヒのメンデルスゾーン音楽演劇 大学で、さらにワイマールのリスト音楽大学で学んだ。現在はドイツを拠点に活動をしています。 写真で見るだけでも繊細そうなアポステル=パンクラトフスキーだが、その演奏はたいへん感 受性豊かで憂いをたっぷり湛えています。しかしそれが重くならずさらりとした感触を残している 辺りが見事。今後ますます伸びていく逸材でしょう。

GENUIN
GEN-20685(1CD)
南アメリカの4 手ピアノ作品集
ゴッチョーク(アッペル編):マンチャの調べ Op.38
カレーニョ(アッペル編):ゴッチョーク・ワルツ Op.1
レクオーナ(スクラ編):マラゲーニャ
ラフィッテ(アッペル編):美しいキューバの娘
ガルデル(アッペル編):わが懐かしのブエノスアイレス
ガルデル(アッペル編):ヴォルヴェル
 ポル・ウナ・カベーサ(首の差で)
ピアソラ(ペトロフ編):忘却
ピアソラ(コラー編):リベルタンゴ
ナザレー(アッペル編):オデオン
 カリオカ
ヴィラ=ロボス:悲しみに満ちて
 壊れたオルゴール
ベラスケス(アッペル編):ベサメ・ムーチョ
アルベニス:パヴァナ=カプリチョ Op.12
デュオ・ロンターノ【バベッテ・ヒアホルツァー(P)、ユルゲン・アッペル(P)】

録音:2019年4月11-13日 フランクフルト・アム・マイン
題名通り、南アメリカの 4 手ピアノ作品を集めています。クラシカルな曲からベサメ・ムーチョの ような人気曲まで様々な作品が楽しめる。 デュオ・ロンターノは、結成は2004 年だが写真を見る限りバベッテ・ヒアホルツァーもユルゲン・ アッペルもベテランの様子。レパートリーは広い彼らだが、南米にしばしば楽旅に招かれ、そ れがこのCD に結びついているのでしょう。

MSR
MS-1721(1CD)
ブラームス・トランスクリプション
ブラームス(レーガー編):交響曲第1 番第2 楽章
ブラームス(キルヒナー編):ハンガリー舞曲第15 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第2 番第2 楽章
ブラームス(キルヒナー編):ハンガリー舞曲第17 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第3 番第2 楽章
ブラームス(キルヒナー編):ハンガリー舞曲第16 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第3 番第3 楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第7 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第4 番第2 楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第1 番
シューマン(ブラームス編):ピアノ五重奏曲第3 楽章
グルック(ブラームス編):ガヴォット
ウリエル・ツァコール(P)

録音:2019年アイオワ大学
レーガー編曲のブラームスの交響曲の楽章の一部とキルヒナー編のハンガリー舞曲を 中核にしたピアノ・アルバム。交響曲は緩徐楽章が中心に選ばれ、その間にハンガリー舞 曲が挟まれることで緩急のついたプログラミングがされています。交響曲はもちろんオーケス トラで聴くのが一番よいが、緩徐楽章をピアノ・ソロで聴くと、実にしっとりと落ち着いて雰囲 気があり、晩秋から冬にかけての曇った日にひとり静かに読書などする時のBGM にこれ以 上のものはない。おしまいのブラームス編曲によるシューマンとグルックはアンコール的な ご愛嬌。イージー・リスニング・ブラームスとしてお薦めの一枚。
MSR
MS-1740(1CD)
トランペットによる希望と霊感の歌
アメージング・クレイス/救世主の愛を感じる/ビー・スティル・マイ・ソウ
ル(シベリウス:フィンランディア)/私は神の子/なんて甘い音楽(ジョ
ン・ラター)/希望の歌/シェア・マイ・ヨーク/救世主、私の魂の召喚
者/シンプル・ソング(バーンスタイン)/ジャスト・ア・クローサー・ウォー
ク・ウィズ・ジィ/われらの救世主の愛/美しい救世主/天使(ワーグナ
ー)/アイム・トライング・トゥ・ビー・ライク・ジーザス
ジェイソン・バーグマン(Tp)
ジェアード・ピアース(P) 他ゲスト

録音:2019年8月
トランペットとピアノによる様々なキリストを讃える聖歌を収録。曲によってはヴァイオリン、チェロ、ユーフォニウムが入り彩りを添えます。アメージング・グレイスは有名な伝承曲、シンプル・ソングはバーンスタインの「ミサ曲」の中で司祭が歌う力強い歌。トランンペットのジェイソン・バーグマンはサン・ティアゴSOの準首席トランペット奏者で、それ以外にもソリストとして多くのSOと共演しています。

GEGA NEW
GD-412(1CD)
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ピアノ作品集
(1)ブルガリア民謡「いとしい祖国」に基づく変奏曲 Op.3
(2)3 つのピアノ小品 Op.15―前奏曲
(3)古典的とロマン的 Op.24(全7 曲)
(4)エピソード集 Op.36 から(3 曲)
(5)水彩画集 Op.37 から(2 曲)
(6)4 つのフレスコ画 Op.69
(7)3 つのバガテル Op.70
(8)クラシミル・ガテフのインタビュー
クラシミル・ガテフ(P)

録音:(1)1978 年、(2)1979 年、(3)1981 年、(4)1985 年、(5)1968 年、(6)(7)1984年 ライヴ録音、(8)2000 年
20 世紀のブルガリアを代表する作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)のピアノ曲 を、ブルガリアの名ピアニスト、クラシミル・ガテフが演奏し様々な録音を集めたもの。ヴラディ ゲロフは若い頃ベルリンで学び活動しており、それを下地に民俗的特色を取り入れた作風。 「いとしい祖国」に基づく変奏曲はヴラディゲロフが 17 歳の時の作品だが、とてもそうは思え ないほど充実しています。ちなみに「いとしい祖国」は1964 年以降ブルガリア国歌です。 クラシミル・ガテフ(1944-2008)はブルガリアのピアニスト。1963 年のロン=ティボー国際コ ンクールのピアノ部門で第 7 位、1964 年のエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部 門で第 12 位を受賞。その後国際的に活躍していた。後年、ソフィアのパンチョ・ヴラディゲ ロフ国立音楽院のピアノ教授になった。録音は極めて少なく、その意味でも貴重なCD だ。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-383(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 フィンセント・ファン・アムステルダム(アコーディオン)

録音:2019年2月25-29日
※日本語オビ・解説付き
アコーディオンによるバッハのゴルトベルク変奏曲。ゴルトベルク変奏曲はあらゆる楽器、編成で演奏される天下の傑作なので、アコーディオン演奏も既にCDが数種発売されているほど相性が良い。このCDは1986年生まれのオランダのアコーディオン奏者、フィンセント・ファン・アムステルダムによる演奏。アコーディオンによるバッハ演奏では色彩の加減が重要だが、ファン・アムステルダムは総じて渋めの色調で格調の高さを重視しており、素直な味わいの音楽に仕上がっています。アコーディオン演奏のゴルトベルク変奏曲は初めての人も、既に他の演奏を聞いたことのある人も、改めて作品の良さに浸ることができるCDだ。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-392(1CD)
オーケストラル・オルガン
ホルスト:「惑星」〜火星
サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜水族館,終曲
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
グリーディ:「集落」〜間奏曲
ムソルグスキー:「展覧会の絵」〜鶏の足の上に建つ小屋(バーバ・ヤガー),キエフの大門
バッハ:「私たちはあなたに感謝します、神よ」 BWV29〜序曲,「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 BWV645
ラヴェル:ボレロ
ダニエル・オヤルザバル(Org)
フアンフォ・グイレム(打楽器)
ホアン・カステロ(打楽器)

録音:2017年11月4-7日 スペイン,レオン・カテドラル
※日本語オビ・解説付き
これは面白いCDだ。オーケストラル・オルガンという題名の通り、オーケストラ曲をオルガンで演奏しているのだが、オルガンが苦手とする鋭い打音だけは打楽器に任せることで弱点が埋められ、音楽がグッと引き締まっています。オルガンはドイツのクライス・オルガン工房の2013年製の最新のもので、輝かしく荘重な音がこれでもかと広がる。曲はほとんどが有名作。一曲だけお国もののサルスエラ「集落」の間奏曲、これがまた楽しい。こういうCDは細かいこと抜きに響きにドップリ漬かるのが一番でしょう。
ダニエル・オヤルザバルはスペインのオルガン奏者。スペイン奇想曲とバッハのBWV29のほかはすべて彼による編曲。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-379(1CD)
2台ピアノによる変奏曲集
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲Op.23
ライネッケ:バッハのサラバンドによる変奏曲Op.24
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲Op.35
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
デュオ・ツユキ&ローゼンボーム【露木智恵(P)、ミヒャエル・ローゼンボーム(P)】

録音:2018年9月11-14日
※日本語オビ・解説付き
2台ピアノもしくは4手ピアノによる変奏曲集、しかもすべて大作曲家の主題に基づいている作品ばかりというのが面白い。
デュオ・ツユキ&ローゼンボームは2009年、ドイツのハノーファー音楽大学に在学していた露木智恵とミヒャエル・ローゼンボームによって結成。オリジナル曲はもちろん、編曲、初演作まで幅広く手掛け高い評価を得ています。このCDは結成10周年記念です。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-370(1CD)
2台のピアノのための作品集
デュフール(b.1943):ランボーに基づく閃光*
ラヴェル:導入とアレグロ
ラヴェル:耳で聞く風景(全2曲)
クープラン:クラヴサンのための小品(七月祭/陽気な町/アルマンド/ミュゼット・ド・ショワジ/ミュゼット・ド・タヴェルニ)
デュフール:秋の風
 シャルダンに基づく銅製の給水器
デュオ・パガネッリ・フィローザ【ダニエラ・フィローザ(P)、エリカ・パガネッリ(P)】
(1)シモーネ・ベネヴェンティ(Perc)*
(1)アダム・ワイズマン(Perc)*

録音:2018年9月2-8日
※日本語オビ・解説付き
スペインのチェリスト、アンドレア・カサルビオスの作品集。彼女はチェリストとして活躍しながら、作曲活動にも熱心です。ここに収録されている作品はいずれもここ5、6年の新作。チェロが活躍する作品が多いのは当然だが、ピアノ曲も彼女が演奏しています。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-384(1CD)
「Mit Humor」
シューマン:フモレスケ 変ロ長調 Op. 20
プロコフィエフ:4つの小品 Op.4
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50(ランドン版第60番)
バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz.80, BB 88
マチュ・コニェ(P)

録音:2019年2月12-14日
※日本語オビ・解説付き
ユーモアを持って Mit Humor と題された、マチュ・コニェの演奏するピアノ作品集。選曲がなかなか面白い。マチュ・コニェはあまり詳しい経歴を公表していないが、フランス、パリ近郊の生まれで現在はニューヨーク在住のピアニスト。フランスのピアニストということで華やかな演奏かと思いきや、とても繊細でしっとりと潤いのある演奏。シューマンの幻想味はたいへん素晴らしく、プロコフィエフでもトゲトゲしさがなく常に柔らかく美しい。バルトークではリズムに熱気を孕むも決して野蛮にならない。そして有名なハイドンのハ長調のソナタは控えめな中に豊かなニュアンスが広がる。しっとり系のピアノ演奏が好きならば逃せないCDだ。

Biddulph
LAB-8101(10CD)
20世紀の10人の偉大なヴァイオリニストたち

[CD 1]
ミッシャ・エルマン/ビクター・レコーディングズ 1917-19
トーメ (1850-1909):飾らぬ告白 *
リスランド :ヴァルス・カプリス *
ドルドラ:思い出 *
ベートーヴェン(エルマン編): トルコ行進曲
アルベニス(エルマン編): タンゴ
リムスキー=コルサコフ (フランコ編):太陽への賛歌
ショパン(ヴィルヘルミ編): 夜想曲 ニ長調 Op.27-2
フンメル:ワルツ イ長調
ドリゴ(アウアー編):セレナード (バレエ 「百万長者の道化師」 より)
チャイコフスキー(エルマン編): ただ憧れを知る者だけが
サラサーテ:バスク奇想曲 (エルマンの2度目の録音)
ブルッフ:コル・ニドライ
グリーグ(エルマン編):夜想曲 Op.54-4
メンデルスゾーン(エルマン編): 子守歌 Op.67-6
ルビンシテイン (エルマン編): 露は輝く Op.72-1
ゼンガー:スコットランドの田舎にて
チャイコフスキー:メロディー (エルマンの2度目の録音)
マスネ(マルシック編)): タイスの瞑想曲 (エルマンの2度目の録音)
バッハ(ヴィルヘルミ編): G線上のアリア (エルマンの2度目の録音)
ドヴォルザーク(エルマン編): ユモレスク (エルマンの4度目の録音)
ヴィエニャフスキ:グノーの 「ファウスト」 の庭の場面 (エルマンの2度目の録音)
シューマン (ヒュルヴェック 編):トロイメライ (エルマンの2度目の録音)
ドリーブ(エルマン編):パスピエ (歌劇 「王の楽しみ」 より)

[CD 2]
アルテュール・グリュミオー
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲+
コレッリ:ヴァオリン・ソナタ ニ短調 「ラ・フォリア」 Op.5-12 #

[CD 3]
ヤッシャ・ハイフェッツ・プレイズ・モーツァルト
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番イ長調 K.219 *
ソナタ 第10番変ロ長調 K.378 +
ソナタ 第15番変ロ長調 K.454 #

[CD 4]
フリッツ・クライスラー/愛奏小品集 1926-38
【1926、1928年録音】*
フリムル(クライスラー編): インディアンの愛の呼び声
ルメア(センジャー (1865-1935)編): 月光とばら (アンダンティーノ)
レハール:クライスラー・セレナード
チャイコフスキー(クライスラー編): ユモレスク
レハール(クライスラー編):フランシスキータのセレナード
フリムル(クライスラー編):娘たちの踊り
クライスラー:羊飼いのマドリガル
アルベニス(クライスラー編): マラゲーニャ
ドホナーニ(クライスラー編): ハンガリー牧歌
ドルドラ:思い出
マスネ (マルシック編): タイスの瞑想曲
フォスター (クライスラー編): 故郷の人々
ファリャ(クライスラー編): スペイン舞曲
アルベニス(クライスラー編):タンゴ
ヴィンターニッツ:操り人形の踊り
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
【1938年録音】+
バッハ(クライスラー編):ガヴォット (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 より)
ブラームス(ホックスタイン (1892-1918)編):ワルツ Op.39-15
ドヴォルザーク(クライスラー編): ユモレスク
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
クライスラー:ウィーン奇想曲/愛の喜び
愛の悲しみ/美しきロスマリン
アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌

[CD 5]
ユーディ・メニューイン・プレイズ・パガニーニ
(1)ヴァイオリン協奏曲 第1番*
24の奇想曲 Op.1 から
(2)第9曲 ホ長調
(3)第13曲 変ロ長調 (クライスラー編)によるピアノ伴奏版) +
(4)第20曲 ニ長調 (クライスラー編)によるピアノ伴奏版) +
(5)第23番変ホ長調
(6)第24番イ短調 (クライスラーとアウアー編)による変奏曲)
(7)ロッシーニの 「汝の星をちりばめた玉座に」 による序奏と変奏曲 #
(8)パイジェッロの 「うつろな心」 による序奏と変奏曲

[CD 6]
ナタン・ミルシテイン
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
(2)ショパン(ミルシテイン編): 夜想曲 嬰ハ短調
(3)リスト(ミルシテイン編): 慰め (コンソレーション)第3番
(4)ヴィエニャフスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4
(5)ヴィエニャフスキ:ロマンス (ヴァイオリン協奏曲 第2番ニ短調 より)
(6)シマノフスキ:タランテッラ
(7)スメタナ:わが故郷〜第2曲
(8)コダーイ (ミルシテイン編): 巷に雨が降るように Op.ll-3

[CD7]
ダヴィド・オイストラフ/ヴァイオリン・アンコール
ドビュッシー:月の光
ファリャ(コハンスキ編):ホタ (7つのスペイン民謡 から、版)
イザイ:恍惚Op.21
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ ハ長調 Op.34
スーク (コチアン編):愛の歌 Op.7-1 (版)
コダーイ (フェイギン編):3つのハンガリー民俗舞曲 (版)
ヴィエニャフスキ:伝説 ト短調Op.17
ザジツキ: マズルカ ト長調 Op.26
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
シマノフスキ:アレトゥーザの泉
ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲Op.21 から 歌 (No.2)
プロコフィエフ: 「三つのオレンジへの恋」 から 行進曲 (版)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14 (版)
ハチャトゥリアン:舞曲 変ロ長調

[CD 8]
ヘンリク・シェリング/イン・リサイタル−ヴァイオリン・アンコール
ヴィターリ (シャルリエ編):シャコンヌ ト短調
タルティーニ(クライスラー編): 悪魔のトリル
タルティーニ(フランチェスカッティ編):コレッリの主題による変奏曲
グルック(クライスラー編): 精霊の踊り
クライスラー:ウィーン奇想曲
ボッケリーニの様式によるアレグレット
美しきロスマリン
シューマン(ハイフェッツ編):予言の鳥
クライスラー:愛の悲しみ/愛の喜び
エルネスト・ハルフテル (ハイフェッツ編):ジプシーの踊り
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
クライスラー:中国の太鼓
ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテラ Op.16
[CD 9]
ヨゼフ・シゲティ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108 *
エルガー :セレナード/さようなら
ウォーロック :カプリオール組曲
リー (1871-1904):雪
シャブリエ:スケルツォ=ワルツ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ファリャ:スペイン舞曲
リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
スクリャービン:三度練習曲
プロコフィエフ:ガヴォット
ストラヴィンスキー:牧歌/ロシア舞曲
シマノフスキ:アレトゥーザの泉
フバイ:チャルダーシュの情景
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集 +
 ハンガリー民謡集 +

[CD 10]
マキシム・ヴェンゲーロフ/デビューCD
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D 934 *
チャイコフスキー:ワルツ=スケルツォ Op.34 *
エルンスト:「夏の名残のばら」 による演奏会用変奏曲
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 「バラード」
ラヴェル:ツィガーヌ*
ドビュッシー(ハイフェッツ編):牧神の午後への前奏曲 *
ワックスマン:ビゼーの 「カルメン」 の主題による幻想曲 *
[CD 1]
ミッシャ・エルマン (Vn)
フィリップ・ゴードン(P)*
ジョゼフ・ボニーム(P)
録音:1917-1919年 
前出:Biddulph, LAB 037 (廃盤)


[CD 2]
アルテュール・グリュミオー (Vn)
アムステルダム・コンセルトヘボウO(*/+)
ベルナルト・ハイティンク(指)*
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)+
リッカルド・カスタニョーネ (P)#
原盤:Philips 
初出:1960年*/1958年+/1957年#


[CD 3]
ヤッシャ・ハイフェッツ (Vn)
ジョン・バルビローリ(指)LPO*
エマニュエル・ベイ (P(+/#)

録音:1934年2月23日*/1936年2月3日+/1936年2月10日#
原盤, 初出:HMV, DB 2199/202 (matrices 2B 5801/8)*
Victor, 14526/7 [M-343] (matrices CS 99523/6)+
Victor, 14328/30 [M-343] (matrices CS 99559/64)#
前出:Biddulph, LAB 012 (廃盤)


[CD 4]
フリッツ・クライスラー (Vn)
カール・ラムソン(P)*
フランツ・ルップ(P)+
前出:Biddulph, LAB 1023


[CD 5]
(1録音, 原盤, 初出:1934年5月18-19日, HMV, DB 2279/83 (matrices 2PG1592/1600)
(2)録音, 原盤, 初出:1936年2月3日, Victor, 14228 (matrix 2LA 864)
(3)録音, 原盤, 初出:1936年1月21日, HMV, DA 1500 (matrix 0LA 841)
(4)録音, 原盤, 初出:1936年1月21日, HMV DA, 1500 (matrix 0LA 840)
(5)録音, 原盤, 初出:1936年2月3日, Victor, 78rpm discs (matrix 2LA 858)
(6)録音, 原盤, 初出:1931年11月26日, HMV DA 1281 (matrices 21, 318, 320)
(7)録音, 原盤, 初出:1938年3月21日, HMV, DB 3499 (matrices 2EA 6147/8)
(8)録音, 原盤, 初出:1945年7月15日, 未発売品 (matrices 2EA 10537/9)
ユーディ・メニューイン (Vn)
パリSO *
ピエール・モントゥー(指)*
マルセル・ガゼル(P)+
ファーガソン・ウェブスター (P)#
前出:Bidduiph, LAB 102 (廃盤)


[CD 6]
(1)録音, 原盤, 初出:1942年4月12日, Columbia, 11855/7 D (matrices XCO 32668/73)
(2)録音, 原盤, 初出:1935年12月30日, Columbia, 68480 D (matrix XCO 18463)
(3)録音, 原盤, 初出:1936年1月4日, Columbia, 68479 D (matrix XCO 18476)
(4)録音, 原盤, 初出:1936年2月21日, Columbia, 69032 D (matrix XCO 18706)
(5)録音, 原盤, 初出:1937年4月29日, Columbia, 69032 D ( matrix XCO 20898)
(6)録音, 原盤, 初出:1938年4月25日, Columbia, 69398 D (matrix XCO 22803)
(7)録音, 原盤, 初出:1936年1月4日, Columbia, 68480 D (matrix XCO 18478)
(8)録音, 原盤, 初出:1938年4月25日, Columbia, 17111 D (matrix XCO 22802)
ジョン・バルビローリ(指)NYO*
レオポルド・ミットマン(P)
前出:Biddulph, LAB 096 (廃盤)


[CD7]
ダヴィド・オイストラフ (Vn)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー (P)
原盤:EMI(HMV)/Supraphon/Vanguard
前出:Alto, ALC 1357


[CD 8]
ヘンリク・シェリング (Vn)
チャールズ・ライナー (P)
録音:1959-1962年 
原盤, 起こし盤:RCA, SB 2109 他 リマスター:2018年
前出:Biddulph, LAW 022


[CD 9]
ヨゼフ・シゲティ (Vn)
エゴン・ペトリ(P)*
ニキータ・マガロフ(P)
ベラ・バルトーク(P)+
録音:1937年*/1933-1937年(無印)/1930年+
前出:Biddulph, LAB 007 (廃盤) */LAB 008 (廃盤) (無印/+)


[CD 10]
マキシム・ヴェンゲーロフ (Vn)
イリーナ・ヴィノグラードヴァ (P)
録音:1989年7月3-4日、ロンドン、イギリス DDD
前出:Buddlph, LAW 001

Tactus
TC-841602(1CD)
パスクッリ:ジュゼッペ・ヴェルディの主題によるファンタジー
《椿姫》の楽しい想い出/《トロヴァトーレ》による幻想曲/《リゴレット》の想い出/《シチリア島の夕べの祈り》による大幻想曲/《仮面舞踏会》の主題による幻想曲第2番/アメリア 〜 《仮面舞踏会》の主題に基づく幻想曲
パオロ・グラツィア(Ob&イングリッシュ・ホルン)、
オルケストラ・センツァスピーネ、
マッテオ・パルメジャーニ(指)、
トマーゾ・ウサルディ(指)

録音:2019年6月、ヴォギエーラ(フェラーラ、イタリア)
※使用楽器:デュエット(YAMAHA)
インゴ・ゴリツキー、ハンスイェルク・シェレンベルガーの下で学び、第4回東京国際オーボエコンクールにて優勝。現在は、ボローニャ歌劇場Oの首席奏者として活躍するイタリア屈指のオーボイスト、パオロ・グラツィアが奏でるパスクッリの手によって彩られたヴェルディの名旋律集!浜松国際管楽器アカデミーの講師としての来日も多く、日本での活躍も多いグラツィアは、ピアノ伴奏版ではなくサルヴァトーレ・シナルディのアレンジによる弦楽オーケストラ伴奏版を採用。グラツィアの豊潤で優美なオーボエの音色と、イタリアの弦楽オーケストラのサウンドとのブレン

Onyx
ONYX-4217(2CD)
シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894 《幻想》
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
シャイ・ウォスネル(P)
1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネル(ウォスナー)は、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
これまでも、シューベルトのピアノ・ソナタ集(ONYX-4073)、シューベルトとマッツォーリの作品集(ONYX-4136)などのシューベルト・アルバムを録音し、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジンから素晴らしい「シューベルティアン」として評価されるなど、世界の偉大なシューベルト弾きの一人として評価を確立したシャイ・ウォスネルが弾くシューベルト晩年のピアノ・ソナタ集。
Onyx
ONYX-4202(1CD)
シューマン:クライスレリアーナ
幻想曲ハ長調/アラベスク
ソン・ヨルム(P)
韓国出身、現在はドイツ在住で国際的に活動するピアニスト、ソン・ヨルムは、2005年ショパン・コンクール入賞、2009年ヴァン・クライバーン・コンクール第2位(優勝は辻井伸行)、2011年チャイコフスキー・コンクール第2位(優勝はダニール・トリフォノフ)を始めとする華々しい経歴を誇り、その両手から生み出される優雅な解釈、きらびやかなタッチ、多彩で劇的なパフォーマンスが世界の注目を集めています。
最晩年のネヴィル・マリナーとの共演で話題を呼んだモーツァルト・アルバム(ONYX-4186)に続くONYX第2弾は、ソン・ヨルムのもう一つの「お気に入り」作曲家であるロベルト・シューマン。このレパートリーを完璧に理解したピアニストによる、傑作「クライスレリアーナ」は、世界中のファンが待ち望んでいた素晴らしいレコーディングとなることでしょう。
Onyx
ONYX-4219(1CD)
フランス6人組&サティ
6人組のアルバム〔オーリック:前奏曲/デュレ:無言歌/オネゲル:サラバンド/ミヨー:マズルカ/プーランク:ワルツ/タイユフェール:パストラーレ〕
オーリック:ワルツ、5つのバガテル
ルイ・デュレ:4手のための2つの小品
オネゲル:前奏曲(3つの対位法より)、
 夏の牧歌
ミヨー:スカラムーシュ
プーランク:カプリッチョ(仮面舞踏会より)
タイユフェール:野外遊戯、
 ヴァルス・レント、間奏曲(インテルメッツォ)
サティ:パラード
パスカル・ロジェ(P)、
アミ・ロジェ(P)
フランス・ピアノ界の牽引者であり、現在の"フレンチ・ピアニズム"を代表する名ピアニスト、パスカル・ロジェと愛妻アミ・ロジェによる夫婦デュオ。約5年ぶりのリリースとなるロジェ夫妻のデュオ・アルバム第5弾は、十八番のフランス音楽より、「フランス6人組(Les Six)」とエリック・サティの音楽をプログラム。「6人組」の共作によるピアノ小品集「6人組のアルバム(L'Album des Six)」を皮切りに、オーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェールのそれぞれの作品を収録し、オネゲル、オーリック、デュレらと共に「ヌーヴォー・ジュンヌ(新しい若者たち/Les nouveaux jeunes)」を結成していたエリック・サティの「パラード」でアルバムを締めくくります。繊細で薫り高きエスプリに満ちたパスカル・ロジェによるミヨーの傑作「スカラムーシュ」は、ピアノ・ファン、フランス音楽ファン必聴!

Chandos
CHAN-20147(1CD)
リリカル・クラリネット Vol.3
ドビュッシー:月の光
クライスラー:愛の悲しみ
ゴーベール:クラリネットとピアノのための幻想曲
伝マリア・テレジア・フォン・パラディス:シシリエンヌ
フォーレ:シシリエンヌ Op.78
クライスラー:美しきロスマリン
フォーレ:夢のあとに
メンデルスゾーン
:無言歌 Op.38-2
シューマン:トロイメライ Op.15-7
リスト:愛の夢第3番 S.541
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
サン=サーンス:白鳥
フランク:ヴァイオリン・ソナタ M.8
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2019年5月18日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
マイケル・コリンズの温かく美しいクラリネットの音色と深い感性が存分に発揮された叙情的プログラム「リリカル・クラリネット」。約4年ぶりにリリースされる第3弾は、ピアノ独奏曲やヴァイオリンとピアノのための作品からのアレンジものを中心にした珠玉の名曲コレクション。「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」、「トロイメライ」、「白鳥」、「愛の悲しみ」、「愛の夢第3番」といった、世代もジャンルも超えて広く長く愛される名曲を並べ、最後にロマン派ソナタの傑作「フランクのヴァイオリン・ソナタ」のクラリネット版で締めくくるという充実のアルバムです。クラリネットとピアノのためのオリジナル作品はゴーベールの「幻想曲」のみで、フランクのヴァイオリン・ソナタはマイケル・コリンズによる編曲、残りの作品はすべてマイケル・マクヘイルによる編曲です。


DUX
DUX-1627(1CD)
ショパン:バラード集
バラード第1番ト短調 Op.23*/バラード第2番ヘ長調 Op.38*/バラード第3番変イ長調 Op.47*/バラード第4番ヘ短調 Op.52*/幻想曲ヘ短調 Op.49/子守歌変ニ長調 Op.57/舟歌嬰ヘ長調 Op.60
ラファウ・A.ウシチェフスキ(P)

録音:バラード第1番〜第4番(ライヴ):2017年、フェリクス・ノヴォヴィエイスキ・ヴァルミア&マズールィ・フィルハーモニック・コンサート・ホール(オルシュティン、ポーランド)/その他の作品:2016年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
(*=ライヴ録音)
アンジェイ・ヤシンスキやラザール・ベルマンに学び、16歳で東京SOとの共演でインターナショナル・デビューを果たし、その後はヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリア、アジア、中東、南アフリカの多くの国々で演奏してきたポーランドのピアニスト、ラファウ・ウシチェフスキ。
ポーランドの都市オルシュティンで録音されたバラード第1番〜第4番の躍動的なライヴ録音と、名曲「子守歌」、「舟歌」のスタジオ録音をカップリング。
DUX
DUX-1618(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
4つの即興曲 Op.90, D.899
イリーナ・チュコフスカヤ(P)

録音:2018年8月、サンクトペテルブルク・フィルハーモニア・大ホール(ロシア)
イリーナ・チュコフスカヤは、旧ソ連のウズベキスタン生まれ、1980年にはショパン国際ピアノコンクールで入賞、1991年以降はアメリカでの名声も高め、国際的に活動してきた名ピアニスト。現在はロシアに戻り熱心なコンサート活動を継続しながら、モスクワ音楽院、グネシニフ・ロシア音楽アカデミー等で教育にも力を注いでおり、日本でも名古屋県立芸術大学の客員教授、武蔵野音楽大学の客員教授としても多くの後進を育てています。
ロマン派、シューベルトの見事な叙情的代表作品の1つであるピアノ・ソナタ第20番。叙情と音楽が調和したシューベルト独特の世界観を持つ「4つの即興曲」。チュコフスカヤの深い芸術性と説得力のある解釈で、シューベルトの壮大な叙情物語を作り上げてゆきます。
DUX
DUX-1578(1CD)
ドゥシーク:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.9-1
フランス王妃の受難 Op.23
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 Op.9-2
ピアノ・ソナタ第3番ニ長調 Op.-3
マレク・トポロフスキ(P/アントン・ヴァルター・モデル)

録音:2017年5月&2018年8月、カトヴィツェ(ポーランド)
ロマン派音楽の先駆け的な作風、C.P.E.バッハに師事したとも伝わる優れた作曲技法で多くの優れた作品を生み出し、ここ日本では「ソナチネ・アルバム」でその名をよく知られている18世紀ボヘミアの音楽家ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812)。
音楽家としての功績の傍ら、エカチェリーナ2世の暗殺疑惑をかけられたり、クルムフォルツの妻との駆け落ち(それを悲観したクルムフォルツはセーヌ川に投身自殺)、さらにはロンドンでの出版事業の立ち上げと失敗など、数多くのエピソードが遺されており、波乱万丈の人生を送ったことも有名です。
2004年と2016年にロバート・ブラウンによって製作された2台のアントン・ヴァルター・モデルのピアノ(ピリオド・ピアノ)を弾き分けるマレク・トポロフスキは、1991年にポーランドの古楽アンサンブル、コンチェルト・ポロッカを創設した古楽系奏者。
1985年にクラクフで開催された第1回ワンダ・ランドフスカ国際ハープシコード・コンクールで第1位を獲得した実績を持ち、ポーランドにおける古楽復興の重要人物の1人と数えられている名匠です。
DUX
DUX-1616(1CD)
ロゴフスキ:ピアノ作品集
性格的なオベレク/ジプシーの踊り/民謡のモチーフによるオベレク/前奏曲ニ短調/スケルツェット/シャボン玉/ソナタ ト短調/ソナチナ イ長調/東方の踊り ニ短調/6つの前奏曲/本気の言葉と冗談/東方の踊り ト短調(ピアノ二重奏のための)*
ウルスラ・スウィアクジンスカ(P)、
ドミニカ・シレジンイェル(P)*

録音:2018年7月25日−28日、ルブリン(ポーランド)
ポーランドの都市ルブリン出身で、ショパンの音楽から多大な影響を受け優れたピアノ作品を遺した19世紀末〜20世紀前半の作曲家、ルドミル・ミハウ・ロゴフスキ(188−1954)。
国外に作曲のヒントを求めず、ポーランドの民謡であるオベレクを採り入れるなど、国内の様々な要素や題材に基づき、「ショパン後」の作曲家として興味深い作品を遺しています。ポーランドのピアノ・ファンは要チェックです。
DUX
DUX-1557(1CD)
メシアン:オルガンのための9つの瞑想《主の降誕》 アルカディウシュ・ビアリッチ(Org)

録音:2018年11月23日−24日、クラクフ(ポーランド)
メシアンのオルガンのための大作「主の降臨」を奏でているのは、ポーランドのクラクフ出身のオルガニスト、アルカディウシュ・ビアリッチ。スイス国際オルガン・コンクールや、ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク・オルガン・コンクールなどでの入賞歴を持つポーランドの名手です。ポーランド、クラクフの神の慈悲教会(The Divine Mercy Bailica)に設置されているオルガンが使用されています。

IBS CLASSICAL
IBS-182019(1CD)
リチェルカータ
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34
シュトックハウゼン:クラヴィーア・シュトゥック IX
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ
マリオ・プリスエロス(P)

録音:2019年5月26−28日
20世紀、イタリアのジョヴァンニ・アメンドラが唱えた『全体主義』の思想は、人類に大きな恐怖をもたらしました。音楽 の世界においてもその影響はまぬがれず、全体主義政権に対抗し、最悪のケースでは命を奪われた作曲家も存在 しました。ここに作品が収録された3人の作曲家たちはそこまでの酷い経験はしていないものの、ソヴィエト一党独裁 政権やドイツのナチズムなどにより、それぞれの家族が少なからず影響を受けたことが彼らのプロフィールから見えてきま す。そんな視点でアルバムを制作したのは、スペインはマドリード出身のピアニスト、プリスエロス。彼は20世紀の全体 主義に影響を受けつつも、それぞれの美学に貫かれた作品を演奏、聴き手に音楽の素晴らしさを提示します。
IBS CLASSICAL
IBS-172019(1CD)
ロドリーゴ:ギター作品集
ヘネラリーフェのほとり
3つのスペイン風小品
ソナタ・ジョコーサ/祈りと踊り
小麦畑で/古風なティエント
ペドロ・ロハス=オガヤル(G)

録音:2018年11月9−11日
「アランフェス協奏曲」の美しく親しみやすいメロディで、クラシック音楽におけるギターの存在を世に知らしめ、楽器の 地位を確立させた20世紀スペインの作曲家ロドリーゴの作品集。3歳でジフテリアにより視力を失うも楽才を発揮、 バレンシアとマドリードの音楽院を経てパリへ渡り、ポール・デュカスに師事し音楽家の道を志しました。ロドリーゴ自身 はピアニストで、ギターは演奏しませんでしたが、「アランフェス協奏曲」で高い評価を受けたのを機に、色彩感豊かで どこか哀愁のあるギターの名曲を多数作曲しています。これらは一般的にはそれほど知られていませんが、クラシック・ ギタリストにとってはどれもが大切なレパートリー。ここで演奏しているのは、スペインのハエン県、トレス出身のロハス= オガヤルで、今作が2作目のソロCD。1作目は2015年に20世紀と21世紀のスペイン音楽集をリリースするなど、近 年のスペイン現代音楽の初演を多数手がけている演奏家です。
IBS CLASSICAL
IBS-152019(1CD)
Prelude〜ピアノ作品集
バッハ:平均律ピアノ曲集 第1集 第8番
前奏曲とフーガ 変ホ短調(嬰ニ短調) BWV853
フランク:前奏曲,ラールとフーガ
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻〜帆
第6番:雪の上の足跡/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/沈める寺
デュティユー:ピアノ・ソナタ Op.1- 第3楽章:コラールと変奏
バッハ:6つのシュープラーコラールより「目を覚ませと呼ぶ声聞こえ」BWV645(ブゾーニによるピアノ版)
アントニオ・ガレラ(P)

録音:2018年3月4-6日,2018年9月9-11日
バッハ、フランク、ドビュッシーからデュティユーまでの幅広い年代の作曲家たちの作品の中から、プレリュード(前奏曲) を厳選したアルバム。プレリュードはシンプルであるがゆえに、ピアニストの選曲のセンスや解釈から、本人の性格に至 るまでを映しだす鏡のようなジャンルといえるかもしれません。スペイン出身のガレラは、繊細な精神の宿る各々の曲 を、自身の中にもつ情熱と融合させ、詩情とパッションあふれる演奏で聴かせてくれます。ガレラはバレンシアのホアキ ン・ロドリーゴ音楽院やパリのエコール・ノルマルでピアノとフルートを学び、ヤマハ音楽財団ヨーロッパの賞などを受賞。 スペイン国内をはじめ、ヨーロッパやアメリカ、台湾などで演奏しています。静かな佇まいの中にも、確かなテクニックに 支えられたスペイン期待のピアニストです。
IBS CLASSICAL
IBS-252018(1CD)
America〜ピアノ作品集
ガーシュウイン:ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ独奏版)
 3つの前奏曲
クラウディオ・コンスタンティーニ:サマータイム変奏曲
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(C.コンスタンティーニによるピアノ独奏版)
 タンゴ・バレエ(クラウディオ・コンスタンティーニによるピアノ独奏版)
クラウディオ・コンスタンティーニ(P)

録音:2018年5月7-9日
19世紀から20世紀にかけて、広大なアメリカ大陸の北と南で活躍した2人の作曲家ガーシュウィンとピアソラ。ジャズ とアメリカ固有の旋律を融合させ独自の世界を切り開いたガーシュウィン、アフリカやスペインの影響も感じさせるタンゴ の形式を発展させたピアソラ。伝統的なクラシック音楽の形式には当てはまらない彼らの作品は、まさに革命的であ り、現在も高い人気を誇っています。このアルバムではドビュッシーの一連の作品で鮮やかな演奏を披露したピアニス ト、コンスタンティーニが2人の代表作「ラプソディ・イン・ブルー」や「ブエノスアイレスの四季」を取り上げるとともに、彼ら の作品からインスピレーションを受けた自作も交えながら、ユニークな演奏を繰り広げています。
IBS CLASSICAL
IBS-72014(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集 第1集
映像 第1集/夜想曲
ロマンティックなワルツ
レントより遅く
スティリー風タランテッラ
スケッチブックから
英雄の子守歌
喜びの島/映像 第2集
アルバムのページ(負傷者の服のための小品)
クラウディオ・コンスタンティーニ(P)

録音:2014年7月28-29日
ピアニスト、クラウディオ・コンスタンティーニが演奏するドビュッシー:ピアノ作品全集の第1集。このアルバムでは「映像」 の第1集と第2集を中心に、あまり耳にすることのない「アルバムのページ」などの珍しい曲を収録、ドビュッシーの25年 間に渡る創作活動の一端に触れることができます。バンドネオンの名手でもあるコンスタンティーニは音色に細心の注 意を払い、全ての曲を色彩豊かに弾き分けており、とりわけ「喜びの島」での超絶技巧の炸裂が見事です。

IBS CLASSICAL
IBS-242018(1CD)
D・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ集
ソナタ ニ長調 K.435/L.361/P.466
ソナタ ニ短調 K.9/L.413/P.65
ソナタ イ長調 K.208/L.238/P.315
ソナタ イ長調 K.209/L.428/P.209
ソナタ ニ短調 K.213/L.108/P.288
ソナタ ニ長調 K.96/L.465/P.210
ソナタ ト短調 K.8/L.488/P.64
ソナタ ハ長調 K.132/L.457/P.295
ソナタ ハ長調 K.133/L.282/P.218
ソナタ ホ短調 K.203/L.380/P.96
ソナタ ホ長調 K.380/L.23/P.483
ソナタ ト短調 K.97/P.5
ソナタ ト短調「フーガ」 K.30/L.499/P.86
ソナタ ヘ長調 K.44/L.432/P.116
アルベルト・ウロス(P)

録音:2017年9月2-4日
ドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタは、作品自体が普遍的な素晴らしさをもっているからか、バッハの鍵盤作品と 同じように、チェンバロだけではなく、ピアノによる多くの記念碑的な演奏が存在しています。ただし、それは演奏家が 正しい音楽語法やテイストや感受性を磨く訓練を怠らず、作品にふさわしい音と美学を獲得できていることが前提で す。ここで演奏しているスペイン出身のウロスも、作品に真摯に取り組み、新しいニュアンスや視点を持ち、巧みな演 奏で魅力的なスカルラッティの世界に誘ってくれます。2008年にニューヨークのカーネギーホール・デビューにより国際 的な名声を得て、ヨーロッパ、アジア、アメリカで演奏活動を行うウロス。近年、ドメニコ・スカルラッティへの愛が高まっ ているとのことで、作曲家にゆかりのあるナポリ、リスボンとマドリードの各地でトリビュート公演を行っています。

IBS CLASSICAL
IBS-92014(1CD)
スペインのピアノ曲集
マルティン・サンチェス・アルー(1823-1858):hez Allu (1823-1858):ベッリーニの歌劇「テンダのベアトリーチェ」の主題による劇的幻想曲・・・世界初録音
アルベニス:イベリア 第2巻-第2曲:アルメリア
 イベリア 第3巻-第1曲:エル・アルバイシン
グラナドス:ゴイェスカス 第2部 - 第5曲 愛と死(バラード)
モンポウ:魔法(魅惑)
ファリャ:ベティカ幻想曲
アルベルト・ウロス(P)
1851年から1921年までの間に書かれたスペイン・ロマン派に属するピアノ曲から印象的な6曲をピアニスト、アルベ ルト・ウロスが選んだアルバム。マルティン・サンチェス・アルーは、あまり名前は知られていないものの、サルスエラとピアノ 曲に素晴らしい作品を残した人。このアルバムに収録されているのは、19世紀前半に流行したオペラの旋律を元にし た幻想曲で、ベッリーニの「テンダのベアトリーチェ」の主要なメロディが、華麗な演奏会用小品に仕立てられています。 他の5曲はそれぞれが独自な語法を持っており、アルベニスの「イベリア」は南スペインのアンダルシアの民俗音楽を喚 起させ、グラナドスの「ゴイェスカス」はゴヤの絵からインスパイアされた色彩を備えています。モンポウの「魔法」は6つの 部分で構成された神秘的な雰囲気を持ち、名手アルトゥール・ルービンシュタインの委嘱作であるファリャの「ベティカ 幻想曲」は、フラメンコのリズムなどが用いられた技巧的な作品です。

IBS CLASSICAL
IBS-222018(2CD)
NX-C01
サクソフォン作品集
シェルシ(1905-1988):3つの小品
ナディア・ヴァッセナ(1970-):ミュート・マテリー
ジョルジョ・ネッティ(1963-):Ultimo a lato 最後に
シャリーノ(1947-):歓喜の歌(サクソフォン版)
ベルドデュ:ミラル
ベリオ:セクエンツァ IXb
ホセ・ルイス・トーラ(1966-):wq.132 a creux perdu
アベル・パウル(1984-):Quimera y fantasma キメラとファンタスマ
ジェイムズ・テニー(1934-2006):サクソニー
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):リチェルカーレ・ウナ・メロディア(サクソフォン版)
カミロ・アンドレス・メンデス・サン・フアン:Flexidra II - Burzstyn III
ヘルマン・アロンソ(1984-):エル・グラン・カブロン
ペドロ・パブロ・カマラ・トルドス(Sax)

録音:2017年7月3-5日、2018年4月19-20日
イタリア、スペイン、スイス、アメリカ、イギリス、コロンビア出身の現代作曲家たちによる「20世紀を象徴する」サクソフォ ン作品を紹介するアルバム。演奏者のトルドスは母国スペインとスイスで学び、バーゼルやベルン、ローザンヌなどで20 以上の国際コンクールに入賞。ソロ以外でも、ルツェルン音楽祭アカデミー・オーケストラ、フランクフルト放送響やマー ラー室内Oでも演奏経験があり、サイモン・ラトルやパブロ・エラス=カサドとも共演しています。サクソフォンの レパートリーの歴史や進化を研究しつくし、作品に最適の音色や音楽語法を導き出して演奏する奏者であり、このア ルバムでも、作品によっては多重録音を駆使し、ありきたりのスラップやかん高いだけの重音など内容に乏しいみせび らかしの奏法ではなく、あくまでもそれぞれの作曲家の意図するサクソフォン演奏にこだわった深みのある演奏を追求し ています。

IBS CLASSICAL
IBS-192018(1CD)
独奏ヴィオラのためのスペイン作品集
マリオ・カッロ(1979-):ルナ・デ・アバホ(2017)
カルロス・ペロン・カーノ(1976-):ヴィオラ・ソナタ(2017)
ホセ・サンチェス・ベルドデュ(1968-):クアシド(2001)
ミゲル・ブスタマンテ(1948-):カデンツァ風に Op.4b(2002)
ガブリエル・エルコレカ(1969-):月(1997)
ダビド・デル・プエルト(1964-):ブルースケープ(2007)
ヘスス・トレス(1965-):神秘的な小品(2006)
トゥリーナ(1952-):ヴィオラ・ジョーク(2017)
セバスティアン・マリネ(1957-):寓話-だちょう(1995)
サンティアゴ・ランチャレス(1952-):エスペーラ、ルス、エスペーラ(2012)
アナ・マリア・アロンソ(Va)

録音:2017年10月26-28日
スペインの今を生きる作曲家が1995年から2017年の間に作曲した作品を集めたヴィオラ・アルバム。演奏は、スペ イン現代曲を得意とし、作曲家と緊密なコラボを行いながら数多くの作品の初演を手掛けているアナ・マリア・アロン ソ。15歳でデビューし、1998年から2009年にかけてマドリードSOのメンバーとして、スペイン国内、アメリカや ヨーロッパ・ツアーでも活躍する彼女、アルバム・タイトル「アルト・ミスティック」にはアルトの深みのある声をもつヴィオラと いう楽器の神秘性や無限の可能性を広めたいという気持ちを表しています。アロンソの演奏は確かな技術の上に、 情熱と使命感に満ちており、繊細で詩的な音色はもちろん、ヴィオラがどんな挑戦的な曲にも対応できる柔軟性をも 備えた楽器であるかを教えてくれます。
IBS CLASSICAL
IBS-182018(1CD)
ディアス=ヘレス:メタルディオ 第1巻〜第3巻 グスタボ・ディアス=ヘレス(P)

録音:2018年4月1-3日
1970年、カナリア諸島生まれのディアス=ヘレスは、地元、サンタ・クルス音楽院を経てニューヨークのマンハッタン音 楽学校で学び、カーネギーホールやロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールなどで演奏経験のあるコンポーザー・ピ アニスト。自らの作品に数学のフラクタル(二次元分裂図形)や、数論、セル・オートマトン(数学で利用される計算モ デル)などを応用し、現代の音楽のトレンドと融合させるという独自の作風で知られています。コンピュータ利用により 生まれた電子音楽を伝統的な楽器に置き換える作業を行うことで、より新しい音の拡張を追求するのも彼の特徴 です。本作品は2013年から作曲が開始され、第4巻と5巻にもすでに着手しているという「メタルディオ」。このタイト ルは、“高次”、や“超”を意味するメタと、ラテン語の“遊ぶ”や“演奏する”の意味のlud?reに由来しており、各曲には 科学的なプロセス、神話、特別なアーティストへのオマージュなど様々な独自のキャラクターが与えられています。
IBS CLASSICAL
IBS-52016(1CD)
ギター作品集
グラナドス:詩的なワルツ集(J.クレルチによるギター編)
マヌエル・サウメル・ロブレド(1817-1870):ペパの瞳(J.オルテガによるギター編)
イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):招待(J.クレルチによるギター編)
 3つの衝撃(J.オルテガによるギター編)
レクオーナ(1896-1963):ラ・コンパルサと母へ捧げるグアヒーラ(J.クレルチによるギター編)
アグスティン・バリオス(1885-1944):ワルツ Op.8 No.3
 ワルツ Op.8 No.4
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季-ブエノスアイレスの冬(S.アサドによるギター編)
 アディオス・ノニーノ(C.ティラオによるギター編)
ロドリーゴ:その昔イタリカが音に聞こえ
グラナドス:感傷的なワルツ集
ホアキン・クレルチ(G)

録音:2013年10月1-5日
様々なギター曲を通して、キューバからスペイン、パラグアイ、アルゼンチンを巡る旅へと誘う楽しい1枚。もともとギター のために書かれた曲だけでなく、演奏者ホアキン・クレルチを含むギタリストたちの編曲によるピアノ曲やバンドネオンの 曲などがギター用にアレンジされた曲も並んでおり、多種多様な作品を楽しむことができます。トラック11のマヌエル・サ ウメルは“キューバ音楽の創始者”と讃えられる初期ロマン派の作曲家。キューバのリズムと旋律を集約した作品で人 気を博し、後の世代の作曲家にも大きな影響を与えた人です。
IBS CLASSICAL
IBS-52014(1CD)
ヴィラ=ロボス&ブローウェル:ギターのための練習曲集
ヴィラ=ロボス:12の練習曲
ブローウェル(1939-):シンプルな練習曲
 新しいシンプルな練習曲
ホアキン・クレルチ(G)
ホアキン・クレルチは1965年にハバナで生まれ、レオ・ブローウェル、コスタス・コツィオリスなど名教師に師事、グラナダ で開催された“アンドレス・セゴビア国際ギターコンクール”を始め、数多くのギターコンクールで優勝経験を持ち、アーノ ンクールにも絶賛されたギタリスト兼作曲家です。このアルバムではギターのための重要な練習曲に取り組み、目の覚 めるような技巧でこれらの難曲を演奏しています。ブックレットにはフィンガリングやポジションの写真も添えられており、 ギターを学ぶ人にとっても必聴の1枚です。
IBS CLASSICAL
IBS-32013(1CD)
スペインのピアノ作品集
アルベニス:組曲「アルハンブラ」-第1曲:「ラ・ベガ(草原)」
ドビュッシー:前奏曲集 第2集-第3曲「ヴィーノの門」
 リンダラハ(ピアノ独奏版)
ヘスス・トレス(1965-):パセオ・デ・ロス・トリステス
モンサルバーチェ(1912-2002):4つの対話-第1番「ヘネラリフェでの即興曲」
トゥリーナ(1882-1949):5つのジプシー舞曲 Op.55-第4番 ヘネラリフェ
トゥリーナ:影 Op.70-第2番ヴェラの塔(グラナダ)
 スペインの物語 第1集 Op.20-第5番 アルハンブラの道
バリオス(1882-1964):グラナダの夜明け
アルベニス:旅の思い出 Op.71-アランブラ宮殿にて
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):バラダ・デ・ロス・アラヤネス
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音:2013年9月2-5日
長い歴史を経て存在するアルハンブラは、通常、宮殿と呼ばれているものの、城塞の性質も備えた建造物であり、多 くの芸術家たちがアルハンブラに因んだ作品を創り上げています。このアルバムにはアルベニス、ドビュッシー、トゥリーナ を始めとしたロマン派から近代、7人の作曲家の「アルハンブラ」からインスパイアされたピアノ曲を収録。美しい写真と 図版が記載されたブックレットとともにお楽しみいただけます。
IBS CLASSICAL
IBS-62019(1CD)
近代ギター作品集
ウルリヒ・ウーラント・ヴァルネッケ:ピアソラへのオマージュ
モスカルディーニ(1959-):デスプンタンド・エル・ビチオ
サラシオ・サルガン(1916-)/パブロ・ウッチェッリ:グリリート(P.ウッチェッリによるギター編)
マルドナード:ドン・セレスティーノ
モスカルディーニ:スブルビオ
エンリケ・ヌニェス:タンゴ Op.7
アベル・フレウリ(1903-1958):ミロンゲオ・デル・アジェール
ピアソラ:アルフレイド・ゴビの肖像(P.ウッチェッリによるギター編)
ホルヘ・ジューズベリー(1967-):あざみの花
サウル・コセンティーノ(1935-):ラ・レコレタ(M.D.プホールによるギター編)
ピアソラ:悲しきゴルド(R.アウセルによるギター編)
コセンティーノ:タンゴ・バロッコ第3番(M.D.プホールによるギター編)
 ア・ラ・メモリア・デ・アストル(R.アウセルによるギター編)
ロベルト・アウセル(G)

録音:2018年4月18-21日
1954年アルゼンチン生まれのギタリスト、ロベルト・アウセル。7歳でギターを始め、名手ホセ・マルティネス・サラテに師事、 いくつかの国際コンクールで1位を獲得した後、国際的な活躍をしています。このアルバムでは、自身のルーツであるアルゼ ンチンの音楽、なかでもアストル・ピアソラの作品を中心に選曲し、喜びや悲しみなど“人間の感情“を音楽で伝えます。 20世紀の作品に深い洞察力を持つアウセルならではの巧みな演奏をお楽しみください。
IBS CLASSICAL
IBS-52019(1CD)
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ全集
ヴィオラ・ソナタ Op.11,No.5(1919)
ヴィオラ・ソナタ Op.25,No.1(1922)
ヴィオラ・ソナタ(1937)
ヘスス・ロドルフォ(Va)

録音:2018年11月4-6日
録音時(2018年)に30歳になったばかりのヴィオラ奏者ヘスス・ロドルフォ。大胆な解釈と素晴らしい技巧が高く評価され る期待の俊英です。2008年に「グスタフ・マーラー・ユーゲントO」に参加、実力ある若手奏者たちの中でも傑出 した才能を披露し、2010年には同オーケストラの首席ヴィオラ奏者に就任。以降、アバドやパッパーノ、メッツマッハーら 名指揮者と共演するなど、世界的に活躍しています。このアルバムは、彼が最も得意とするヒンデミットの無伴奏ヴィオラ・ ソナタ全曲を収録した1枚。自身も優れたヴィオラ奏者であったヒンデミットらしい超絶技巧が織り込まれた難曲をこともな げに演奏し、作品の魅力を伝えています。
IBS CLASSICAL
IBS-102016(1CD)
アルフレート・ブレンデルを讃えて
リストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」によるレクチャー
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調#
ソテーロ(1961-):アンコーラ・ウン・セグレート(アルフレート・ブレンデルを讃えて)*
アルフレート・ブレンデル(ナレーター,P)
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)*

録音:2016年4月13日 、1958年 ウィーン#、2015年12月21-22日*
名ピアニスト、アルフレート・ブレンデルが1958年に演奏したリストのロ短調ソナタを巡る音源を用いたユニークなコンセプ ト・アルバム。冒頭に置かれたのはロンドンで録音されたブレンデル自身によるロ短調ソナタへのレクチャー。そして1958年 に収録されたブレンデル自身のロ短調ソナタの若々しくキレのある演奏(Vox原盤)が続き、最後にはブレンデルと親交が あった作曲家ソテーロが書いた「アンコーラ・ウン・セグレート」が置かれています。これはロ短調ソナタを素材として使い、新 たな音風景を描き出した魅力的な作品で、現代のピアニスト、フアン・カルロス・ガルバヨが偉大な先人への思いを込めて 演奏しています。
IBS CLASSICAL
IBS-82017(1CD)
グラナドス:ゴイェスカス 他
ゴイェスカス 第1部
ゴイェスカス 第2部
愛と死
ホセ・メノール(P)

録音:2016年10月25-26日
グラナドスのピアノ作品の中でも、最も魅力的な曲集の一つがこの「ゴイェスカス」です。スペイン語で「ゴヤ風の音楽」とい うタイトル通り、グラナドスがこよなく愛したフランシスコ・デ・ゴヤの絵画からインスピレーションを受けており、1911年に、ま ず6曲からなるピアノ組曲が書かれ、その5年後にはオペラに改作されています。ホセ・メノールはグラナドス作品のスペシャ リストであり、協奏曲を含むピアノ作品のほぼ全曲と室内楽作品をレパートリーにしていますが、なかでも「ゴイェスカス」に は強い思いを抱いており、グラナドスの遺族と協力して作品を研究。解釈についての論文をスペインとイギリスで出版する だけでなく、世界中で「ゴイェスカス」を演奏するツアーを開催するなど作品の普及に力を注いでいます。
IBS CLASSICAL
IBS-72017(1CD)
グラナドス:ピアノ作品集
アンダンティーノ・エスプレッシーヴォ DLR IV:11
若き日の物語 Op.1
幼年時代の情景
やさしい形式による6つの表情的練習曲
スケッチ集
エミリオ・ゴンザレス・サンス(P)

録音:2016年3月24-25日
スペインの地方都市ソリア出身のピアニスト、エミリオ・ゴンザレス・サンスが演奏するグラナドスのピアノ作品集。サンスはグ ラナドスの数多いピアノ曲の中から「あまり知られていない小品集」をセレクト、まるで宝石のような多彩な美しさを持つ曲 を紹介しています。アルバムは豊かな旋律を持った「アンダンティーノ・エスプレッシーヴォ」に始まり、グラナドスの詩的な世 界が表出された「若き日の物語」(タイトルの「Recuerdos」とは思い出の意味を持ち、この曲集の第7曲目 “Recuerdos de la infancia”から採られています)、郷愁あふれる「幼年時代の情景」、小さな子供でも演奏できそ うな「やさしい形式による6つの表情的練習曲」と「スケッチ集」が収録されており、どれもサンスの共感に満ちた演奏で楽 しめます。
IBS CLASSICAL
IBS-62017(1CD)
ラテン・ギター・ソナタ集
セルジオ・アサド(1952-):ギター・ソナタ(1999)
ブローウェル(1939-):ギター・ソナタ 第3番「黒いデカメロン」(2012)
シエッラ(1953-):ギター・ソナタ(2010)
リウ・シャンイ(G)

録音:2017年1月26-28日
スペイン、ベニカシムで開催された「2016年フランシスコ・タレガ国際ギター・コンクール」で優勝した中国のギタリスト、リ ウ・シャンイ。NAXOSから優勝記念アルバム(8.573813)もリリースされていますが、このアルバムも同時期に録音された 若々しい才気漲る演奏です。2000年に福田進一が初演して一躍有名になったアサドのソナタ、アフリカ民話をもとにし たブローウェルの「黒いデカメロン」、プエルトリコの作曲家シエッラのキレの良いリズムが爽快なソナタの3曲を収録。華麗な 指捌きが魅力的です。
IBS CLASSICAL
IBS-42017(1CD)
ダンテにまつわる作品集
ラヴェル:鏡-第3曲 海原の小舟
リスト:巡礼の年 第1年 スイス S160/R10-第6曲 オーベルマンの谷
マリネ(1963-):アルガラビア
リスト:ソナタ風幻想曲 「ダンテを読んで」
ブスタマンテ(1948-):ディアボルス・イン・ムジカ
ドビュッシー:映像 第1集-第1曲 水の反映
リスト:詩的で宗教的な調べ S173/R14-第7曲 葬送行進曲
イザベル・ドムブリス(P)

録音:2016年7月25-26日
「人は何度か“光に向かう扉”と“闇に向かう扉”に出会い、どちらを選ぶか選択を迫られる」とは、ピアニスト、イザベル・ドム ブリスの言葉であり、このアルバムで彼女はそれらの扉の向こうにある世界を表現しようと試みています。選択した7つの曲 には光から闇までのあらゆる世界が表現されており、リストの「オーベルマンの谷」は答えのない質問に答えなくてはいけな い時の絶望を示した曲であり、「ダンテを読んで」はまさに魂の世界を旅するかのような劇的な曲。ラヴェルとドビュッシーの 曲は、若干の起伏こそあれ、平安に満ちた世界を示し、マリネの曲には自然の力が込められており、ブスタマンテの「ディア ボルス・イン・ムジカ」はまさに悪魔的な力を示す、というものです。
IBS CLASSICAL
IBS-112016(1CD)
アコーディオン作品集
アルベニス:スペイン組曲 Op.47-第6曲 アラゴン(ファンタジア)
トゥリーナ:前奏曲 Op.80
アルフテル(1905-1989):2つの舞曲-第1番ラ・パストーラ
ソレール(1729-1783):ソナタ 第49番ニ短調
 ソナタ 第25番ニ短調
 ソナタ 第84番ニ長調
デ・カベソン(1510-1566):「不運が私に打ちかかる」による第4旋法のティエント
エルコレカ(1969-):アントニオ・カベソンのティエントによる4つのディファレンシア-第2番、第4番
ピアソラ:5つのタンゴ・センセーション
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)
ガルナタSQ

録音:2016年9月1-2.26日
アコーディオンの繊細で色彩的な音色は、全て「ふいご」から空気を取り入れることで生み出されます。スペインのアコー ディオン奏者イニャキ・アルベルディはオーケストラ、ピアノ、オルガン、ハーモニウム、ハープシコード、そして最後にバンドネオ ンまでの様々な楽器のために書かれた曲をアコーディオンで演奏。原曲を模倣するのではなく、あくまでも「新たな命を空 気とともに吹き込む」ことを前提に奏でられた各々の曲は、まるでもともとアコーディオンのために書かれたかのような味わい です。


khaggavisana
KHAGGA-001(1CD)
税込定価
PRINCIPES (プランシップス)
C.P.E.バッハ:ソナタ Wq.49/1 イ短調
 ソナタ Wq.65/17 ト短調
ベートーヴェン:ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1
 ソナタ 第6番ヘ長調 Op.10-2
 ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3
尾関友徳(P)

録音:2019年2月6-7日大垣市スイトピアセンター
バロック期から古典派へ。時代の過渡期に活躍したC.P.E.バッハのギャラント様式による端正な作品と、その影響を強く受けながら、自身のスタイルの 確立を目指すベートーヴェンの初期の作品。尾関友徳は両者から共通項を見出しながらも、様式も楽器も大きく変化していく時代を見据え、その特 色を生かす中で豊かな表現を聴かせています。ロマン派の作品のように大きく歌うのではなく、あくまでも切れ味の鋭いタッチで作品を克明に描き出し ていくことで、ムダのない引き締まった音楽を生みました。録音から編集まで自身で監修したという「こだわりの音」にも注目です。
■尾関友徳/Tomonori OZEKI
1988年岐阜県可児出身。 菊里高等学校音楽科・東京音楽大学を卒業の後、2010年にフランスへと留学し、パリエコールノルマル・パリ地方音 楽院にて研鑽を積む。その後2013年よりベルギーのブリュッセル王立音楽院(CRB)修士課程へと進み、優秀賞付きで同課程を卒業する。 2015年からはブリュッセル王立音楽院(KCB)に籍を置いて古楽的なアプローチを学び、バロック・古典時代から息づく伝統の奏法をモダン演奏に 活かす研究を続けた。 現在は日本国内のみならず、海外でのソロリサイタルを毎年開催しており好評を博しています。また、仏語レッスン通訳としての活躍や、録音技師として 演奏会やコンクールの記録を担当する事を通して、クラシック音楽の普及と発展に貢献しています。 これまでに、在ベルギー日本大使館の大使公邸にて招待演奏をする他、マラガ国際音楽祭やニース国際音楽祭等、多くの国際音楽祭に参加しコ ンサートを行っています。室内楽においても、ベルギーラジオ局RTBF主催のMusiq 3音楽フェスティバルへの参加をはじめ、多数の演奏を引き受けてい る。 ピート・クイケン、ヨハン・シュミット、ビリー・エイディ、森本恵美子、寿明義和、各氏に師事。

Prelude Music
YSC-0002(1CD)
税込定価
2750★★
『メッセージ』
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 月の光/夢
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
サティ:ジムノペディ第1番
フォーレ:「ドリー」〜子守歌
フォーレ:シシリエンヌ
サン=サーンス:白鳥
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
バッハ:G線上のアリア
フリース:モーツァルトの子守歌
パラディス:シチリアーノ
シューベルト:アヴェ・マリア
シューマン:トロイメライ
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲〜シチリアーナ
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調[遺作]
関根悠乎:メッセージ〜バッハからのおくりもの〜
関根悠乎(Cl/ヴォーカル)
渡辺かや(Hp)

録音:2019年7月8-9日 五反田文化センター
ソロ・クラリネット奏者として各方面で活躍する、関根悠乎のセカンド・アルバム。阪神淡路大震災のある チャリティーコンサートで、その素晴らしさを実感して以来大切にしてきたハープとのアンサンブルという形 で、クラシックの名曲を収録しました。彼女が絶大な信頼をおいている渡辺かやとの息の合ったデュオで、 曲の美しさを十二分に引き立てる素晴らしい演奏を聴かせています。ラストには、関根悠乎自身がバッ ハの平均律クラヴィーア第1巻第1番プレリュードを元に作詞・作曲し、リサイタルではアンコールで必ず演 奏する「Message」を収録。
「誰もが一度は聴いたことのあるクラシックの名曲というのは、本当に美しく芸術的な曲だからこそ、名曲として語り継がれる曲です。そして、フ ルートとハープの二重奏曲はたくさんありますが、私はクラリネットとハープも同じように、あるいは全く違う魅力で、素晴らしく芸術的なアンサン ブルができることを知っています。見た目は地味ですが、柔らかい木の独特な温もりのあるクラリネットは、華やかな装いで元気にしてくれるとい うよりは、ゆっくり隣で寄り添って話を聞いてくれる、そんな存在なのだと思います。 収録している18曲のクラシック作品のうち、1曲でもあなたの心に届いて、一緒に生きていこうと、ささやいてくれる曲が見つかりますように。」 〜関根悠乎(ライナーノーツより)

OEHMS
OC-1715(1CD)
NX-B03
クリスティーナ・ビアンキ/ハープ・リサイタル
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.197/L.147/P.124(ハープ編)
 ソナタ ヘ短調 K.239/L.281/P.56(ハープ編)
タイユフェール(1892-1983):ハープ・ソナタ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.213/L.108/P.288(ハープ編)
 ソナタ ヘ長調 K.469/L.431/P.514(ハープ編)
C.P.E.バッハ:スペインのフォリアによる12の変奏曲 Wq.118/9, H.263(ハープ編)
スカルラッティ:ソナタ イ短調 K.149/L.93/P.241(ハープ編)
 ソナタ ホ長調 K.162/L.21/P.162ハープ編)
 ソナタ ホ短調 K.198/L.22/P.132(ハープ編)
バルティン(1931-2009):3つの前奏曲
スカルラッティ:ソナタ ト長調(ハープ編)
 スカルラッティ:ソナタ ト短調(ハープ編)
クリスティーナ・ビアンキ(Hp)

録音:2019年3月4-6日バイエルン放送 第2スタジオ,ドイツ
7歳でハープのレッスンを始めたクリスティーナ・ビアンキ。16歳でミラノ音楽学校を卒業、1989年から1995年まで「EU ユースO」の首席奏者を務めた後、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場Oの首席奏者を経て、2001年 から2008年にはバイエルンRSOの首席奏者を務めるなど着実にキャリアを重ね、現在では大学で教える傍 らソリストとして活躍しています。ビアンキは長年に渡りドメニコ・スカルラッティの作品を研究しており、このアルバムでは彼 の一連の作品をハープで演奏。本来は鍵盤のためのソナタ(ギターで演奏されることもしばしば)を違った視点で聴か せます。合間には、タイユフェール、C.P.E.バッハ、ロシアの近代作曲家バルティンの珍しい作品を挿入し、選曲にユニー クなアクセントを施しています。


ARCANA
A-203(9CD)
NX-E03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集〜ベートーヴェンの時代の楽器による


【DISC 1】
(1)第1番へ短調 OP.2-1
(2)第2番イ長調 Op.2-
(3)第3番ハ長調 OP.2-3
【DISC 2】
(1)第4番変ホ長調 OP.7
(2)第11番変ロ長調 OP.22
(3)第9番ホ長調 OP.14-1
【DISC 3】
(1)第5番ハ短調 OP.10-1
(2)第6番ヘ長調 OP.10-2
(3)第7番ニ長調 OP.10-3
(4)第10番ト長調 OP.14-2
【DISC 4】
(1)第8番ハ短調 「悲愴」 OP.13
(2)第12番変イ長調 OP.26
(3)第13番変ホ長調 OP.27-1
(4)第14番嬰ハ短調 「月光」
【DISC 5】
(1)第15番ニ長調「田園」 OP.28
(2)第16番ト長調 OP.31-1
(3)第17番ニ短調 「テンペスト」
【DISC 6】
(1)第18番変ホ長調 OP.31-3
(2).第24番嬰ヘ長調 OP.78
(3)第25番ト長調 OP.79
(4)第26番変ホ長調 「告別」
(5)第27番ホ短調 OP.90
【DISC 7】
(1).第21番ハ長調「ワルトシュタイン」OP.53
(2)第19番ト短調 OP.49-1
(3)第20番ト長調 OP.49-2
(4)第22番ヘ長調 OP.54
(5)第23番へ短調「熱情
【DISC 8】
(1)第29番「ハンマークラヴィーア」
(2)第28番イ長調 OP.101
【DISC 9】
(1)第30番ホ長調 OP.109
(2)第31番変イ長調 OP.110
(3)第32番ハ短調 OP.111
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)

【DISC 1】 使用楽器:ヨハン・シャンツ(1790年頃ウィーン)
(1)録音:1989年6月12-13日
(2)録音:1989年6月13-14日
(3)録音:1989年6月14-15日
【DISC 2】 使用楽器:ジョン・ブロードウッド(1796年頃ロンドン)
(1)録音:1989年6月10-11日
(2)録音:1989年6月11-12日
(3)録音:1988年12月22日
【DISC 3】 使用楽器:ヨハン・シャンツ(1790年頃ウィーン)
(1)録音:1988年12月18-19日
(2)録音:1988年12月19-20日
(3)(4)録音:1988年12月17日
【DISC 4】 使用楽器:アントン・ヴァルター(1790年頃ウィーン)
(1)録音:1988年6月9日
(2)録音:1988年6月6-7日
(3)録音:1988年6月7-8日
(4)録音:1988年6月8日
【DISC 5】 使用楽器:カスパル・シュミット(1830年頃プラハ)
(1)録音:1987年12月28-29日
(2)録音:1987年12月27-28日
(3)録音:1987年12月29-30日
【DISC 6】 使用楽器:ゲオルク・ハスカ(1815年頃ウィーン)
(1)録音:1985年8月12-13日
(2)録音:1980年9月21日
(3)録音:1985年8月11日
(4)録音:1985年8月11-12日
(5)録音:1980年9月23日
【DISC 7】 使用楽器:ジョン・ブロードウッド(1815年頃ロンドン)
(1)録音:1989年3月20-21日
(2)(3)録音:1985年8月14日
(4)録音:1985年8月14-15日
(5)録音:1989年3月21-22日
【DISC 8】 使用楽器:コンラート・グラーフ(1824年頃ウィーン)
(1)録音:1978年12月21-23日
(2)録音:1978年12月20日
【DISC 9】 使用楽器:コンラート・グラーフ(1824年頃ウィーン)
(1)録音:1978年12月19日
(2)録音:1980年1月27日
(3)録音:1980年1月28-29日

録音場所:バウムガルトナー・カジノ、ウィーン
2019年9月、惜しまれつつ亡くなったバドゥラ=スコダ自身が生前楽しみにしていたという復刻企画が、結果的には追悼盤としてリリースされま す。1978年から80年代いっぱいをかけてAstreeレーベルからリリースされたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。ベーゼンドルファーを使用した 1969-70年録音の全集と違い、この録音では7種類のベートーヴェンの時代のフォルテピアノを弾き分けているのが特徴。使用されたのはア ントン・ヴァルターのハンマークラヴィーアを除き、全てバドゥラ=スコダ自身のコレクション(当時)であり、復元楽器ではなくオリジナルであるという 点でもたいへん貴重です。録音に使用された19世紀末の歴史的建造物の響きを程よくひろい、オリジナル楽器ならではのアクション音と、倍 音を多く含む端正で小気味よい音色、エネルギッシュな表現をダイナミックに記録した録音が故長岡鉄男氏に激賞されたアルバムです。 ※ DISC 9、トラック4(ソナタ第32番第1楽章) 6分3秒の右チャンネルに、マスターテープに起因する極僅かな音の欠落がございますが、 レーベルとバドゥラ=スコダ氏のご遺族が確認の上、オリジナルのままでのリリースとなります。ご了承ください。

ALPHA
ALPHA-591(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第29番 「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
フィリッポ・ゴリーニ(P)

録音:2019年8月 ベートーヴェン・ハウス、ボン、ドイツ
イタリアに生まれアルフレート・ブレンデルに師事し、2015年ボン・ベートーヴェン国際コンクールで第1位と聴衆賞を獲得したフィリッポ・ゴリー ニ。その後発売されたファースト・アルバムでは大胆にも『ディアベリ変奏曲』を演目に選び(ALPHA296)、ディアパソン誌、BBC、ル・モンドで いずれも高い評価を得ました。満を持して発売となった第二弾は「ハンマークラヴィーア」とベートーヴェン最後のソナタ。現在20代前半のゴ リーニにとって、ベートーヴェンは人生の逆境に立ち向かう勇敢さを象徴するもので、深く心を揺すぶられる存在だといい、後半のピアノ・ソナタ にはそういった物語を特に感じるとのこと。その強い思いが、若さと力強さが漲る力演を生みました。

FUGA LIBERA
FUG-759(1CD)
ギリシャ、アルメニア、トルコ、ユーゴスラビア、ベルギー、スイス、日本のピアノ作品
コンスタンティニディス(コスタス・ギアニディス) (1903-1984/ギリシャ):8つのギリシャ舞曲
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):6つの素描
ウルヴィ・ジェマル・エルキン(1906-1972):『Duyu?lar(印象)』より 「嘘をつく子供(狼少年)」
モクラーニャッツ(1923-1984):6つの舞曲
ステファン・ガーランド(1969-):『遊戯』 「ユニゾン」 「ウェーヴス」 「トランス」
ブロッホ:捧げ物
フランク:ゆるやかな舞曲 へ短調
武満徹:リタニ(連祷)
イシュル・ベンギ(P)

録音:2019年7月、10月、マーネ音楽堂、ロイセルデ、ベルギー
イスタンブールに生まれベルギーで活躍するピアニスト、イシュル・ベンギによる、ドイツ・イタリア・フランスといったメインストリームをあえて外したピ アノ作品集。日本の武満で締めくくられるのも興味深いプログラムです。親密さと超絶技巧、優しさと暴力性、喜びと憤怒といった対照的な 曲想が並び、民族性豊かなものから前衛まで手法も様々。ベンギは個性あふれるそれぞれの作品に寄り添い、しなやかでダイナミックな表現 とテクニックで目の覚めるような演奏を聴かせ、素晴らしい聴き応えとなっています。トルコ出身という自らのルーツを探りながら、オスマン・トルコ が優勢だったバルカン半島をはじめ東西ヨーロッパからアジアまでの作品に向き合い、それぞれに秘められた物語を紐解いていきます。 今回のレコーディングには、歴史的ピアノの修復でも名高いベルギーのピアノ工房クリス・マーネと、東京国際フォーラムのデザインなどで知られ る世界的建築家ラファエル・ヴィニオリのコラボレーション・ピアノが初めて使用されています。これはクリス・マーネの平行弦ピアノとヴィニオリのデ ザインによる人間工学に基づいた鍵盤配置が組み合わされたもの。非常にユニークな見た目である以上に、たいへん美し響きを実現した楽 器です。

Altus
ALT-422(2CD)
カール・リヒター/ノートルダム大聖堂ライヴ1979〜バッハ:オルガン作品集
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
幻想曲 ト長調 BWV572
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲とフーガ ロ短調 より前奏曲 BWV544/1
カ ー ル・リヒタ ー(Org)

ライヴ録音:1979年5月28日/ノートルダム大聖堂(ステレオ)
※初CD化
※日本語帯・解説付
INA(フランス国立視聴覚研究所)に保管されていた超お宝音源をALTUSがリマスターして初CD化!巨匠リヒター晩年のノートルダム・ライヴです。曲は もちろんバッハの名作目白押し、楔のフーガありパッサカリアあり大フーガありの重厚プログラム。演奏も素晴らしく、これぞリヒター!と叫びたくなるような大演奏。 圧倒的な緊迫感と強靭な構築力を持ちながら、ロマンティックな盛り上がりすら感じられる豊穣な演奏。どこまでも続く確信に満ちた終結和音には心が震えます。 昨今こういった演奏をする人は見かけなくなりましたが、これは間違いなくバッハの音楽であると誰もが思うはず。聴衆の反応も熱狂的で、割れんばかりの拍手 が鳴り響くアンコールは強烈です。
「ノートルダム大聖堂の大オルガンは、13世紀に初めて設置。・・・20世紀に入ってからも、さらなる改修が重ねられ、109ストップと約8000本ものパイ プを擁する、世界を代表する壮麗な銘器に。・・・大聖堂着工から850周年となる2013年には、演奏台を一新し、パイプも清掃されて、本来のクリアな響き を取り戻した。しかし、そんな矢先、2019年4月15日に大聖堂で大規模な火災が発生。大オルガンも燃え落ちたと一時は伝わったが、事故から10日後になり、 奇跡的に無事であることが判明した。現在は解体して別の場所に運ばれ、メンテナンス作業が進められているという。」(寺西肇氏の解説より)

CLAVES
50-1912(2CD)
グレゴリオ・ザノン(1980-):ピアノ独奏曲集
ソナタB
「1月のある日」
「永遠の森で」
3つの練習曲「ゴルトベルク」
ハイぺリオン*
再編小品集 パート1*
再編小品集 パート2*
再編小品集 パート3*
アニマ*
セドリック・ペシャ(P)
グレゴリオ・ザノン(P)*

録音:2012年3月、2016年8月、2019年8月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
スイス期待の作曲家グレゴリオ・ザノンによるピアノ独奏曲集。ザノンは1980年ジュネーヴ生まれ。ロンドンの王立音楽院を2004年に卒業後、作曲 家としてのキャリアをスタート。Clavesレーベルからリリースされている室内楽作品集(50 2606)で注目され、以後ヨーロッパを中心に活躍しております。
このピアノ独奏曲集ではソナタB、「1月のある日」、「永遠の森で」、3つの練習曲「ゴルトベルク」をセドリック・ペシャが、ハイぺリオン、3つの再編小品集、 アニマをザノンによる自作自演で録音しております。
ペシャは1976年フランス人とスイス人の両親のもとに生まれ、ローザンヌ、ジュネーヴ、ベルリンの音楽大学にて研鑽を積みました。ピエール・ローラン・ エマール、ダニエル・バレンボイム、クリスティアン・ツァハリスなど世界的なピアニストに師事、またディートリヒ・フィッシャー=ディースカウに声楽の 伴奏をそしてアルバン・ベルク四重奏団に室内楽を学びました。2002年にはアメリカ、ソルト・レイク・シティーで開かれたジーナ・バッカウアー国際ピ アノコンクールにて第1 位を受賞し、その後ヨーロッパ、アメリカを中心にコンサート・ツアーで大成功をおさめました。Clavesレーベルからリリースさ れているデビュー盤のバッハでゴルトベルク変奏曲(50 2407)で注目され、以後ソリストとして第1線で活躍しております。2017年2月にはす みだトリフォニーホールにおけるピアノ・リサイタルにてゴルトベルク変奏曲を演奏。リピートなしで演奏しゴルトベルクの核心に迫りました。そんなペシャ がザノン作曲の3つの練習曲「ゴルトベルク」を録音しました。アリアのメロディがパッチワークのように現れる実に興味深い作品です。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT128-C128(1CD)
限定盤
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ジルダ・ブッタ(P)

録音:2018年/リメン・スタジオ
イタリア生まれのジルダ・ブッタはジャズ・ピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの2番目の奥さんで、映画『海の上のピアニスト』のサントラではモリコー ネの楽団と演奏していたピアニストです。 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Hyperion
CDA-68233(1CD)
フェインベルク:ピアノ・ソナタ第1番〜第6番
ピアノ・ソナタ第1番イ長調 Op.1
ピアノ・ソナタ第2番イ短調 Op.2
ピアノ・ソナタ第3番ト短調/嬰ト短調 Op.3(フェインベルクの手稿譜によるオリジナル・ヴァージョン)
ピアノ・ソナタ第4番変ホ短調 Op.6
ピアノ・ソナタ第5番ホ短調 Op.10
ピアノ・ソナタ第6番ロ短調 Op.13
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2018年12月13日−15日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ウクライナ生まれ、20世紀ロシア(ソ連)を代表するコンポーザー=ピアニストの一人であるサミュエル・フェインベルク(1890−1962)。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてはバッハやスクリャービンの演奏を得意とし(ソ連のコンサートで最初にバッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲を演奏したピアニスト)、モスクワ音楽院の教授としては数世代のピアニストに影響を与えています。そんなフェインベルクが書いた12のピアノ・ソナタのうち第1番から第6番までを、現代のヴィルトゥオーゾ、アムランが録音しました。まだまだ録音も演奏の機会も少ないフェインベルクですが、ピアノ・ソナタ第1番〜第3番は2018年の来日公演でも披露され、その幻想的な魅力が話題となっただけに、今回の録音は待望のリリースとなることでしょう。2020年最大級のピアノ・アルバムの1つとして期待が掛かるアムランのフェインベルク。ピアノ・ファン、ロシア音楽ファンは特に要注目です!

DUX
DUX-1619(1CD)
メンデルスゾーン、シューベルト&ショパン
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 D.959
メンデルスゾーン
:無言歌ホ短調 Op.102-1、
 前奏曲とフーガ第1番ホ短調 Op.35-1
ショパン:2つの夜想曲 Op.27、
 スケルツォ変ロ短調 Op.31
カール・ヴォルフ(P)

録音:2019年1月3日−6日、スイス
カール・ヴォルフは、1976年、ドイツのケルン出身のピアニスト。11歳の時にモーツァルトの「ピアノ協奏曲イ長調 K.414」のソリストを務めてデビューを果たし、ケルンで学んだ後、バーゼルではクリスティアン・ツィメルマンのソロイスト・クラスで学んだ経歴の持ち主。 イタリア、ボルツァーノの第52回フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクールでの入賞という実績を誇ります。

LAWO Classics
LWC-1179(1CD)
群れ〜ヴァイオリンと電子音楽のための作品集
カロラ・バウクホルト(b.1959):二重露光
ヤン・マッティン・スモルダール(b.1978):群れ, 泡, 煙霧
ヘンリク・ストリンドベリ(b.1954):第五弦
マーリン・ボング(b.1974):ワタリガラスが白くなると…
ナターシャ・バレット(b.1972):射手座 A*
カーリン・ヘルクヴィスト(Vn)

録音:2017年3月13日&2018年4月3日−4日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
スウェーデンのヴァイオリニスト、カーリン・ヘルクヴィストは、コンテンポラリー・ミュージックの分野で活動を行っています。「チカーダ」「オスロ・シンフォニエッタ」「アンサンブル neoN」「デュオ・ヘルクヴィスト/アマラル」といったノルウェーでのアンサンブル活動のほか、各国の主要な現代音楽のフェスティヴァルやアンサンブルに客演してきました。
LAWO Classics への最初のアルバム。「ヴァイオリンの音世界と電子音楽の出会い」をテーマに、ドイツのカロラ・バウクホルトがフィールド録音の「鳥の歌」を素材に使った 「二重露光」 と、エレクトロアコースティック音楽に関心を寄せるノルウェーとスウェーデンの作曲家の作品を演奏しています。

Ars Produktion
ARS-38288(1SACD)
グラナドス:ピアノ作品集
祈りの書/恋文(心のワルツ)/詩的な情景 第1集
詩的な情景 第2集/詩的なワルツ集
演奏会用アレグロ/スペイン舞曲第2番「オリエンタル」
ミリアム・バルボー=コーエン(P)

録音:2019年5月、ドイツ
ミリアム・バルボー=コーエンは、フランス出身、現在はドイツに定住しピアノを教えながら、プライベート・コンサートのソリストとしても活動しています。自閉症や学習障害の子ども達に音楽を教える特別な資格を持つというバルボー=コーエンが、情熱と優しさに満ちたグラナドスの音楽をベヒシュタインの繊細な音色で表現します。

Nimbus
NI-7730(1CDR)
ベスト・オヴ・マーティン・ジョーンズ〜ディスカヴァー・カロル・シマノフスキ
シマノフスキ:9つの前奏曲 Op.1よりU, W, X, Z
4つの練習曲 Op.4よりU, V
幻想曲ハ長調Op.14
ソナタ第2番イ長調 Op.21よりT
メトープ Op.29よりT
練習曲 Op.33よりT〜Y/仮面劇 Op.34よりV
マズルカ集 Op.50よりT〜W
4つのポーランド舞曲/ロマンティックなワルツ
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:1992年、1993年、コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ)
知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。全4巻に及んだカロル・シマノフスキのピアノ作品全集(NI 1750)から魅力的なエッセンスを抽出したベスト盤。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus Alliance
NI-6390(1CDR)
フランス・オルガン音楽の黄金時代Vol.7
ルイ・マルシャン:オルガン作品集より第1巻
ジャン=アダム・ギラン:マニフィカトのためのオルガン作品集より第2旋法による組曲
マルシャン:5e.Livre(ヴェルサイユ・マニュスクリプト)
ギラン:第1旋法による組曲
マルシャン:オルガン作品集第2巻より(ヴェルサイユ・マニュスクリプト)、
 オルガン作品集第3巻よりグランド・ダイアログ
デイヴィッド・ポンスフォード(Org)

録音:2019年5月7日−9日、サン=タントワーヌ修道院教会(フランス)
主にルイ14世の統治下からフランス革命まで、フランスにおけるオルガン音楽の黄金時代に作曲された秀作を発掘するシリーズ第7集は、生誕350周年を迎え、フランスで最も有名なオルガニストの一人、ルイ・マルシャン(1669−1732)とその弟子とされるジャン=アダム・ギラン(c.1680−c.1739)のオルガン作品集。使用楽器は、1992年に再建されたスイスの名工、シェラー社製のヒストリカル・オルガン。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Anaklasis
ANA-002(1CD)
BI−ピアノ・リサイタル
ショパン:ポロネーズ変ホ短調 Op.26-2
クラウゼ:石の音楽
ショパン
:マズルカ イ短調 Op.67-4
ケージ:水の音楽(ウォーター・ミュージック)
ショパン:バラード ヘ長調 Op.38
クラウゼ:手袋の音楽
ショパン:夜想曲変ホ長調 Op.55-2
ジグムント・クラウゼ(P)

録音:2015年、ウッチ・バツェヴィチ音楽院(ポーランド)
パリで名教師ナディア・ブーランジェに師事したポーランドのベテラン・コンポーザー=ピアニスト、ジグムント・クラウゼ(1938−)が繰り出す、ショパン、ケージ、そして自作の音楽が生み出す秩序と混沌の世界。ジグムント・クラウゼは、ブーレーズの招きによりパリのIRCAMのアーティスティック・コンサルタントや、1987年から1990年にかけては国際現代音楽協会(ISCM)の会長を務めた現代音楽界の大物。ケージや自作の演奏、解釈はもちろんのこと、ショパンの作品の演奏も、さすがはポーランドの音楽、ピアニストと唸らされる出来栄えです。

CD ACCORD
ACD-251(1CD)
NX-B05
クラシカル・ギタリスト
バッハ:リュート組曲ホ長調 BWV 1006a-前奏曲(フランク・クーンス編)
タレガ: マズルカ ハ長調「夢」
 前奏曲第5番ホ長調
ポンセ:ワルツ(マヌエル・ロペス・ラモス編)
 スケルツィーノ・メヒカーノ (マヌエル・ロペス・ラモス編)
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの冬 (セルジオ・アサド編)
 ブエノスアイレスの春(セルジオ・アサド編)
セルジオ・アサド(1952-):フェルナンド・ソルの練習曲による南米変奏曲…世界初録音
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829): ロッシニアーナ Op. 119 No 1
アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):深想,ワルツとトレモロ
シューベルト:楽興の時 第3番 ヘ短調 D780(マテウシュ・コヴァルスキ編)
マテウシュ・コヴァルスキ(G)

録音:2018年8月
マテウシュ・コヴァルスキは1995年、ポーランドのコシャリン生まれの若きギタリスト。7歳よりギターを始め、12年間コシャ リンの音楽院で学んだ後、ワルシャワ音楽院を優秀な成績で卒業。10代の頃から注目され、アントニー国際ギター・コ ンクール(フランス)やルスト国際ギター・コンクール(オーストリア)など数々のコンクールで優勝。東欧を含む欧州各地、イ ギリス、南アフリカなどで演奏を行い、ウィーン楽友協会のホールでも演奏しています。2019年6月にはワルシャワ音楽 院の卒業生を代表し、ワルシャワ・フィルハーモニーにてロドリーゴのアランフェス協奏曲を演奏しました。コヴァルスキの演 奏は、若いエネルギーに溢れつつ、純真でノーブルなサウンドを持ち、とりわけ美しいピアニッシモに定評があります。バッハ からタレガ、ポンセ、ピアソラ、バリオスからシューベルト、そしてマスタークラスで教えを受けたセルジオ・アサドの世界初録 音作品も収録。
CD ACCORD
ACD-260(1CD)
NX-B05
F.X.W.モーツァルト:作品集
ロンド ヘ長調 WV VII:1
ソナタ ト長調 Op.10
ロンド ヘ長調 Op. 4
4つの憂鬱なポロネーズ Op. 22
ロシアの主題による変奏曲 ト短調 Op. 20…世界初録音
カタジナ・ドロゴス(フォルテピアノ)
使用楽器:Peter Anton Mooser, 1800年頃 ウィーン

録音:2018年9月25-27日
モーツァルトの四男で末っ子のフランツ・クサヴァー・ヴォルフガングの鍵盤作品集。カダジナ・ドロゴスが弾くフォルテ ピアノによる演奏です。生後4か月で、父・ヴォルフガングが亡くなり、直接教育を受けることはありませんでした が、父にピアノを習ったフンメルや、サリエリに師事。特にサリエリは「父親にもひけをとらない才能」と、彼について 好意的な発言を残しています。偉大すぎる父親の影に隠れ、音楽史上、あまり注目されることのないフランツで すが、初期の「ロンドヘ長調」の頃より、父モーツァルトやハイドンの影響から脱却した独自の魅力的なスタイルが 見てとれます。16歳の頃の「ソナタト長調」は、第4楽章にかすかなベートーヴェンの影響が感じられる、当時流 行した舞曲などを取り入れた独自の路線による意欲作。最近オーストリア国立図書館で初稿譜のコピーが発 見され、世界初録音としてここに収録されているOp.20は、レームベルク在住時代からスラヴやロシアのメロデイ に惹かれたという彼らしい、ロシアの主題による変奏曲。Op.22は「憂鬱な」というタイトルとは裏腹に、父親の 影から解き放たれたような自由な姿が感じられる傑作です。

DB Productions
DBCD-160(1CD)
ノクターナル・シャドウズ
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
クリストフェル・エルグ(1969-):メタ・モルフォス I
モーリス・オアナ(1913-1992):ティエント
ベリオ:セクエンツァ XI
ベント・セアンセン(1958-):シャドウ・シチリアーノ
ブリテン:ダウランドによるノクターナル 「来たれ、深き眠りよ」によるリフレクション Op.70
クリストフェル・エルグ:メタ・モルフォス II
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 - 第5曲 シャコンヌ
9.エヌモン・ゴーティエ(1575-1651):メザンゴーのトンボー
モルテン・ファルク(G)

録音:2013年頃
DB Productions
DBCD-170(1CD)
歴史に見落とされたピアノ作品を集めて
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):4月の前奏曲 Op.13
エイミー・ビーチ (1867-1944):スコットランドの伝説 Op.54, No.1
ドレーン・カーウィスン(1922-2003):ソナチネ
ヴァルボリ・アウリン(1860-1928):アルバムの綴り Op.29
ヴァルボリ・アウリン:ワルツ・エレジアーク
ルース・ソフィア・アルメーン(1870-1945):ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.2
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ソナチネ第2番
タイユフェール(1892-1983):3つのパストラーレ
ルース・クロフォード=シーガー(1901-1953):前奏曲集 - 第6番アンダンテ・ミスティコ
ベンクト・フォシュベリ(P)

録音:2015年頃
DB Productions
DBCD-169(1CD)
アレクサンドル・ヴェトロフ(1812-1877):ロシアン・ギター作品集
1.カンツォーナ 2.ワルツ 
3.スケルツオ ニ短調 4.即興曲 ハ長調
5.即興曲 ト短調 6.スケルツオ ト短調
7.無言歌 8.悲歌 9.半音階的練習曲
10.Andante ma non tanto e con tristezza
11.練習曲 ロ短調 12.Moderato
13.ギター・ソナタ
モルテン・フォルク(8弦ギター)

録音:2015年頃
19世紀のロシアで一世を風靡した7弦ギターのための、アレクサンドル・ヴェトロフによる作品を集めたアルバム。世界 初録音。演奏は現代の8弦ギターで行われています。
DB Productions
DBCD-171(1CD)
グンナル・デ・フルメリ(1908-1987):ピアノ・ソナタ&ソナチネ
ピアノ・ソナタ Op.64
ピアノ・ソナタ Op.65
ソナチネ Op.43, No.1
ソナチネ Op.43, No.2
マッツ・ヴィードルンド(P)

録音:2015年頃

299 MUSIC
NIKU-9025(1CD)
税込定価
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 長尾洋史(P)

録音:2019 年8 月14-15 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ第1弾 。日本きっての実力派ピアニストが鍵盤音楽の金字塔「ゴルトベルク変奏曲」と真正面から向 かい合う。終始充分なまでにコントロールされた演奏に自我はなく、ただあるがままに音楽 の真価を伝えます。透徹で実直な至誠一貫した演奏こそ、音楽を音楽たらしめる長尾洋史の 矜持の表れです。
299 MUSIC
NIKU-9026(1CD)
税込定価
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻) 長尾洋史(P)

録音:2019 年8 月16-17 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ第2 弾 日本きっての実力派ピアニストが洗練された表現で満たすドビュッシー「前奏曲集」。磨き 抜かれたタッチは卓越した色彩の広がりを創り、素直な流れのなかにも各曲それぞれに輝 きを与えます。感性と知性が絶妙に綯交じる演奏こそ、音楽を音楽たらしめる長尾洋史の矜 持の表れです。

Passacaille
PAS-1027(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 チョー・ソンヨン(Cemb)

録音:2013年8月24〜27日
韓国生まれのチョー・ソンヨンはソウル芸術高校とヨンセイ大学で学び、その後デン・ハーグ王立音楽院でジャック・オッホに師事、最高得点で卒業しました。 現在はヨーロッパの他、韓国や日本でも音楽祭に出演するなどして活躍しています。すべての鍵盤楽器奏者にとって重要な作品である「ゴルトベルク変奏曲」を 収録した当盤は、彼女の演奏を知るに最適の1枚。滔々と流れる歌心、生き生きとしたリズム感、そして明らかな個性が刻印された装飾、様々な魅力が見えてく る演奏です。 (Ki)

PIERRE VERANY
PV-718051(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品全集第5集
「おもちゃ箱」〜人形の踊り,ロンド
燃える炭火に照らされた夕べ
ベルガマスク組曲
七の和音は笑う*
遊戯*/カンマ*
伊藤隆之(P)
フレデリック・ロンボワ(朗読)*

録音:2017年5月9-12日 フランス,ムードン
伊藤隆之のドビュッシーのピアノ作品全集の第 5 集。今回はドビュッシーの代表作の一つで あるベルガマスク組曲を中心に、ピアノによるバレエ作品を多く含んでいます。 伊藤隆之は1961 年、三重県四日市市の生まれ。東京芸術大学を修了するとパリに渡り、30 年 以上フランスを中心に活動しています。

WERGO
WER-7385(1CD)
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第3番(1927)
4手のための『皮肉』 Op.34(1920)
10のピアノ小品 Op.30(1919)
ピアノのための音楽 Op.35(1920)
ピアノのための11のインヴェンション Op.36(1921)
モ ニカ・グートマン(P)
エリカ・ル・ルー(P)(4手作品のみ)

録音:2019年2月25・26日、5月28日
ドイツ系ユダヤ人の両親を持つプラハ生まれの作曲家エルヴィン・シュルホフは第一次大戦後ダダイストとして様々なジャンルの音楽を書いた多作家。ナチスに 「退廃音楽」と烙印を押され、強制収容所で肺炎を患い命を落としました。調性の香りをまといながらもメカニカルでアヴァンギャルドな走句にあふれ、終始カッ コイイ響き。ロシア・アヴァンギャルドにも近いものを感じる作風です。 (Ki)

Naive
V-5450[NA](1CD)
リスト:ピアノ作品集
華麗なマズルカ S221(1850)
ポロネーズ第1番ハ短調(2つのポロネーズより)S.223/1(1851)
3つのノクターン S.541〔第1番「至高の愛」/第2番「私は死んだ」/第3番「おお、愛しうる限り愛せ」(愛の夢)〕
ポロネーズ第2番ホ長調 S.223/2(1851)
バラード 変ニ長調 S.170(1845-49)
子守歌 変ニ長調 S.170(1854: 1862年版)
バラード 第2番ロ短調 S.171(1853)
ギョーム・ヴァンサン(P)

録音:2018年3月19-22日
濃厚な語り口と強靭なテクニックが持ち味のギョーム・ヴァンサンが、リスト作品を録音しました!12歳でハンガリーを訪れた時にリストの管弦楽作品 の演奏を聴く機会があり、リストに開眼したというヴァンサン。シフラの演奏をとことん聴いてリスト作品を自身に沁み込ませていったといいます。ショパ ンが亡くなって直後の1850-60年代の作品を取り上げていますが、まさにショパンへのオマージュともいえるマズルカやポロネーズから、華やかな技巧 の中にショパンらしさが随所に盛り込まれた子守歌まで、ヴァンサン一流の濃密な表情で聴かせます。
ギョーム・ヴァンサン(Guillaume Vincent) 1991年生まれ。7歳でピアノを始める。その3年後には初リサイタルを開催。その才能は間もなくアンリ・ゴーティエとフランソワ=ルネ・デュシャブル の目にとまり、13歳でパリ国立高等音楽院に入学。音楽院では名教師ジャック・ルヴィエ、プリスカ・ブノワに師事。その後エッセール、ジュード、また 和声をイヴ・アンリに師事。2011年には演奏者ディプロマを取得。世界の名だたるコンクールで入賞を果たしており、また、ラ・フォル・ジュルネ音楽 祭など世界の音楽祭に招待され、また、オーケストラとの共演も多数(2012年7月にはミンコフスキ(指)アンサンブル金沢と来日)。ルノー・カプソ ンらと室内楽の分野でも共演を重ねています。 (Ki)


MELODIYA
MEL-1002590(10CD)
NX-M02
マリア・ユーディナ・アニヴァーサリー・エディション
【CD1】
1-17.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より
【CD2】
1-16.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻より
【CD3】
1-4.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻より
5.シューベルト(リスト編):前奏曲とフーガ
イ長調 BWV543(S.462/1)
6.リスト:バッハの主題による変奏曲 S.180
7.グラズノフ:前奏曲とフーガ ニ短調 Op.62
8.バッハ:前奏曲とフーガ 第18番嬰ト短調 BWV887
【CD4】
1-3.モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.284
4-7.モーツァルト:ソナタ イ長調 K.331
8.ベートーヴェン:変奏曲 イ長調WoO71
9.ベートーヴェン:32の変奏曲 ハ短調 WoO80
【CD5】
1-3.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第5番ハ短調 Op.10-1
4-7.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26
8-9.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
10-13.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101
【CD6】
1-4.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
5-6.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111
【CD7】
1-4.シューベルト:即興曲 D.899
5-8.シューベルト: 即興曲 D.935
9.シューベルト(リスト編):海辺にてS.560 No.4
【CD8】
1.ムソルグスキー:瞑想曲
2.ムソルグスキー:涙
3.ムソルグスキー:夢
4.ムソルグスキー:スケルツォ 嬰ハ短調
5-9.ミャスコフスキー:枯れ葉 Op.31より
10.シマノフスキ:変奏曲 変ロ短調 Op.3
11-19.シマノフスキ:9つの前奏曲 Op.1
20-22.ウェーベルン:変奏曲 Op.27
23.A・ヴォルコンスキー(1933-2008):Musica stricta. Fantasia ricercata, Op. 11
24.プロコフィエフ:そのもの自体 OP.45-1
【CD9】
1-3.ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
4-7.プロコフィエフ:フルート・ソナタ OP.94
8-10.プロコフィエフ:チェロ・ソナタ Op.119
11-13.カジミエシュ・セロツキ(1922-1981):トロンボーンとピアノのためのソナティナ(1954)
14.ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ(1942)
15.ルトスワフスキ:パガニーニ変奏曲(1941)
【CD10】
1-10.スクリャービン:前奏曲集Op.11(抜粋)
11-14.アンドレ・ジョリヴェ:「マナ」より4つの小品
15-17.ストラヴィンスキー:七重奏曲
18-20.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
全て、マリア・ユーディナ(P)

【CD1】
録音:1950年11月4日、12月4日 モスクワ音楽院 小ホール ライヴ録音

【CD2】
録音:1950年11月4日、12月4日 モスクワ音楽院 小ホール ライヴ録音

【CD3】
録音:1950年11月4日、12月4日 モスクワ音楽院 小ホール ライヴ録音…1-3、1948年…4.5/1950年…6/1951年…7/1956年…8

【CD4】
録音:1963年…1-6/1948年…7/1961年…8/1954年…9

【CD5】
録音:1950年…1-3/1958年…4-7,1-13/1961年…8,9

【CD6】
録音:1952年…1-4/1958年…5,6

【CD7】
録音:1964年

【CD8】
録音:1961年…20-23/1949年…1-3/1950年…4/1956年…10-19/1964年…24

【CD9】
ナタリア・シャホフスカヤ(Vc)…1-3
ナフム・サイデル(Fl)…4-7
レフ・エフグラフォフ(Vc)…8-10
グレゴリー・ヘルソンスキー(Tb)…11-13
マリア・ドロズドーヴァ(P)…14
ユーリ・ポニゾフキン(P)…15
録音:1961年…1-3/1963年…4-7/1966年8-10/1969年…11-13/1964年…15

【CD10】
リーヤ・メリク=ムラディアン(Vn)…15-17
イゴール・マルキン(Va)…15-17
アレクセイ・エシポフ(Vc)…15-17
ヴァレリー・ベズルチェンコ(Cl)…15-17
ヴィタリー・ブヤノフスキー(Hrn)…15-17
セルゲイ・クラサヴィン(Fg)…15-17
ナタン・ラフリン(指)/ウクライナ国立SO
録音:1952年…1-10/1964年…11-14/1962年…15-17、1954年4月4日
ロシアのピアニスト、マリア・ユーディナ(1899-1970)のアニヴァーサリーを記念したMelodiyaレーベルの貴重なアー カイヴ音源10枚組ボックス・セットの登場です。ペトログラード音楽院(ペテルブルク音楽院)の同級生で友人のショス タコーヴィチも一目置くピアニストであったユーディナは、反体制派であることを公言しながらも、スターリンが彼女の大 ファンであったため、彼を巡る数々の武勇伝も残されている伝説的な存在です。力強いタッチと高い精神性、宗教性 に貫かれたピアニズムでバッハやベートーヴェンの解釈で高い評価を得ており、この1948年から1969年の間の録音 のアンソロジーには、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」からの抜粋、ベートーヴェンの初期と晩年のソナタ、シューベル トの即興曲から、グラズノフの希少作品、プロコフィエフ、ルトスワフスキやストラヴィンスキーなど20世紀音楽までが網 羅されているだけではなく、ボーナス・トラックとして1950年のライブ録音によるバッハの「前奏曲とフーガ」や、1954年 にキエフのツアーで収録された「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番」などファン垂涎の音源も収録されています。
MELODIYA
MEL-1002596(5CD)
NX-G11
ショスタコーヴィチ・プレイズ・ショスタコーヴィチ
【CD1】
24の前奏曲とフーガOp.87より第1番、4番-6番、8番、12-14番、16番、20番
【CD2】
24の前奏曲とフーガOp.87-第22-24番
子供のノート(6つのピアノ小品) Op.69#
3つの幻想的な舞曲Op.5#
.バレエ音楽「黄金時代」Op.22〜ポルカ#
24の前奏曲Op.34より#[第8番、14番、15番、17-19番、24番]
ピアノ協奏曲 第1番ハ短調 Op.35
ピアノ協奏曲 第2番ヘ長調* Op.102
【CD3】
チェロ・ソナタニ短調Op.40
ヴァイオリン・ソナタト長調Op.134#
2台のピアノのための小協奏曲Op.94*
【CD4】
ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57*
【CD5】
歌曲集「ユダヤの民族詩から」〜ソプラノ、コントラルト、テノールとピアノのためのOp.79
交響曲第10番 ホ短調 Op.93(2台ピアノによる編曲版)*
【CD1】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(P)
録音:不明
【CD2】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(P)
イオシフ・ヴォロヴニク(Tp)
サムイル・サモスード(指)モスクワPO
アレクサンドル・ガウク(指)モスクワRSO*
録音:1947年 #、1957年11月27日、1956年*
【CD3】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(P)
ダニール・シャフラン(Vc)
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
マクシム・ショスタコーヴィチ(P)
録音:1946年、1958年*、1968年12月#
【CD4】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(P)
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ミロシュ・サードロ(Vc)
ベートーヴェンSQ【ドミートリー・ツィガノフ(Vn1)、ヴァシリー・シリンスキー(Vn2)、ヴァディム・ボリソフスキー(Va)、セルゲイ・シリンスキー(Vc)】*
録音:1947年、1955年*
【CD5】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(P)
ニーナ・ドルリャク(S)
ザラ・ドルハノヴァ(C.A)
アレクセイ・マスレニコフ(T)
ミチスワフ・ヴァインベルグ(P)*
録音:1956年/1954年*
Melodiyaレーベルより、20世紀最高のロシアの作曲家、ショスタコーヴィチの貴重な自作自演を収録したボックスの 登場です。ショスタコーヴィチ自身が、協奏曲や室内楽曲から声楽チクルスまでを、ダニール・シャフラン、ザラ・ドルハノ ヴァやアレクセイ・マスレニコフにベートーヴェンSQなど20世紀の最高峰の音楽家たちと録音。さらに注目 は、ダヴィッド・オイストラフとショスタコーヴィチが自宅で録音したヴァイオリン・ソナタや、名作曲家でもあるミチスワフ・ ヴァインベルグと演奏した「交響曲10番(2台ピアノのための編曲版)」がボーナスとして収録されています。ショスタコー ヴィチは、ペテルブルク音楽院でピアノを学んだ母親よりピアノの手ほどきを受け、自身もペテルブルク音楽院に進み (同級生には伝説のピアニスト、マリア・ユーディナや、ソフロニツキーがいました)1927年のショパン国際ピアノコンクー ルに出場。ディプロマを獲得し、1960年代半ばまではリサイタルも開催したほどピアニストとしても素晴らしい腕を持っ ていました。作曲家自身と20世紀の偉大な音楽家たちの演奏により、ソビエト時代の天才の音楽の真の姿を捉え ることができるでしょう。
MELODIYA
MEL-1002611(2CD)
NX-C09
1986年第8回チャイコフスキー・コンクール開幕公演
【CD1】
モーツァルト:アダージョ ホ長調K.261
サン=サーンス:ハバネラ Op.83
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34より(D.ツィガノフによるヴァイオリンとピアノ編)〜第2番イ短調/第6番ロ短調/第12番嬰ト短調/第13番嬰ヘ長調/第17番変イ長調/第18番ヘ短調 /第19番変ホ長調/第21番変ロ長調/第22番ト短調/第20番ハ短調
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 (J.ハイフェッツ編)
エルンスト:夏のなごりのバラ 練習曲第6番
バッジーニ: 妖精の踊り Op.25
【CD2】
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 OP.27 No.3(バラード)
ショーソン:詩曲 Op.25.
ラヴェル:ツィガーヌ M.76
ブラームス:調べのように〜5つの歌より Op. 105 No. 1 (J.ハイフェッツ編)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第6番イ長調 Op.82*
ラフマニノフ:音の絵 イ短調 Op.39 No.2*
音の絵 イ短調 Op.39 No.6*
スクリャービン:たよりなさ〜4つの小品より Op.51 No.1*
練習曲 嬰ハ短調〜8つの練習曲より Op.42 No.5*
【CD1】
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)
イリーナ・ヴィノグラドーヴァ(P)

【CD2】
ヴァディム・レーピン(Vn)…1-5
イリーナ・ヴィノグラドーヴァ(P)…2-5
エフゲニー・キーシン(P)*

録音:1986年6月11日 モスクワ音楽院大ホール
これは、1986年モスクワにおける、天才たちの饗宴の記録…。 今から30年以上前の1986年の6月に、人々の記憶に残る貴重な公演が行われました。第8回チャイコフスキー国 際コンクールの開幕を飾る公演として、まだ15歳にもなっていなかったキーシン、ヴェンゲーロフ、レーピンの3人が演奏 したのです。3人はすでに、ロシアの音楽界で頭角を現し活躍し始めていましたが、この時は恥ずかしそうにステージに 上がり、緊張の面持ちで演奏。子供らしい真摯で素直な演奏の中にも、大人顔負けの成熟度を見せつけ、未来の 巨匠を予感させました。聴衆はそれを「奇跡的」と大絶賛、コンクールの百戦錬磨の審査員たちをも魅了したので す。この音源は、コンクール終了後、Melodiyaが直ちにLPとして発売、長らく入手不可能なレア盤となっていました が、この度リマスターされてCD化されました。

La Dolce Volta
LDV-74(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ曲集
年老いた祖母の物語 op.31
4つの練習曲 op.2
束の間の幻影 op.22
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 op.82“戦争ソナタ”
フロ ーリアン・ノアック(P)

録音:2019年4月22-25日、ヴッパータール、インマヌエル教会(ドイツ)
輸入盤・日本語帯・解説付
1990年生まれのノアックによる、プロコフィエフ作品集。ひりひりするような「戦争ソナタ」など、ノアックの情熱が、プロコフィエフの音楽がはらむ “打楽器性” のなかで烈しく発散されています。
フローリアン・ノアックは1990年ブリュッセル生まれ。12歳でエリーザベト王妃音楽大学の天才児養成コースの受講生に選ばれ、井筒ゆかに師事。 その後、ケルン音楽大学ではソリア出身のピアニスト・作曲家のヴァシリー・ロバノフ、バーゼル音楽大学ではクラウディオ・マルティネス・メーナーのも とで学んでいます。早くからロマン派と後期ロマン派の知られざるレパートリーの紹介に情熱を傾け、彼の演奏会プログラムには、しばしば、リャプノフ。 アルカン、メトネル、ドホナーニといった作曲家たちの名が並んでいます。すぐれた編曲家でもあるノアックは、ベレゾフスキー、バシキーロフ、カツァリス をはじめとする演奏家たちに、編曲作品を提供しています。 (Ki)

STEINWAY&SONS
STNS-30124(1CD)
NX-B07
ザ・ファイヴ・ブラウンズのクリスマス
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より(J.シュムウェイ編)
1.小さな序曲
2.行進曲
3.金平糖の踊り
4.ロシアの踊り
5.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(H.バウアー編)
6.ヘンデル:メサイアより第1部:ひとりのみどり子が私達のために生まれる(C.ツェルニー編)
7.アダン(1803-1856):オー・ホーリー・ナイト(J.シュムウェイ編)
8.アンダーソン(1908-1975):そりすべり-休日の楽しみ(G.アンダーソン編)
9.伝承曲:静かに、静かに、静かに(M.ウィルバーグ&M。ブラウン編)
10.伝承曲:エサイの根より(M.ブラウン編)
11.レーガー:マリアの子守歌 Op.76-52
12.レーガー:クリスマスの夢(きよしこの夜) Op.17-59
13.ワルトトイフェル(1837-1915):スケーターズ・ワルツ(ファースト・ピアノ・クァルテット編)
14.ブゾーニ(1866-1924)劇音楽「トゥーランドット」から「グリーンスリーヴス」
15.ヘリー=ハッチンソン(1901-1947):キャロル交響曲より(K.オルソン編)
16.レオントヴィチ(1877-1921):キャロル・オブ・ザ・ベル(J.シュムウェイ編)
ザ・ファイヴ・ブラウンズ…1-4,8,13,14,15
ライアン・ブラウン…5
メロディ・ブラウン…6,9,10,14
デオンドラ・ブラウン…6,7
デザレ・ブラウン…6,7
グレゴリー・ブラウン…11,12

録音:2019年7月1-3日 Drew University(13のみ2016年7月27日)
2004年にデビューしたアメリカ出身の5人姉弟アンサンブル「ザ・ファイヴ・ブラウンズ」。兄弟姉妹全員がジュリ アード音楽院に進学、卒業後はジャンルを超えた自由自在な表現を目指しアンサンブルを結成、日本に来日 した際には5台のグランドピアノを舞台に並べた華麗な演奏が大きな話題となりました。この最新アルバムとなる クリスマス曲集は彼らがプロデュースするドレッシーなクリスマス・パーティの風景。様々なアレンジで演奏されるクリ スマス・ソングは、煌めく光と、粉雪が舞い降りる中、そりの鐘の音とともに聖なる夜を盛り上げ、聴き手を魅了し ます。
STEINWAY&SONS
STNS-30136(2CD)
NX-D01
バッハ:イギリス組曲 (全6曲) アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2019年4月
ベートーヴェンやバッハの演奏で定評のあるアメリカの名ピアニスト、アンドリュー・ランジェルの最新録音。前作「J.S. バッハ:ピアノ作品集」(STNS-30111)では、誰もが親しみやすいバッハの名曲を披露したランジェルですが、今作では 同じくバッハの“技巧的な大作”として知られる「イギリス組曲」全曲に取り組みました。「イギリス組曲」はバッハの様々な 組曲の中では最初期に書かれた曲集で、名前の由来はわかっていないものの、どの曲も巨大な前奏曲を伴う6つの舞 曲で構成された意欲作。多くの鍵盤奏者が取り組む名曲として知られています。ランジェルは的確なアーティキュレー ションを施しながらも、自由自在な即興性を加味し、ユニークで味わい深い演奏を聴かせます。
STEINWAY&SONS
STNS-30110(1CD)
NX-B07
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ 第50番ニ長調 Hob.XVI:37
ピアノ・ソナタ 第59番変ホ長調 Hob.XVI:49
ピアノ・ソナタ 第60番ハ長調 Hob.XVI:50
ピアノ・ソナタ 第48番ハ長調 Hob.XVI:35
ピアノ・ソナタ 第54番ト長調 Hob.XVI:40
ジョン・オコーナー(P)

録音:2019年6月3,4日
アイルランドのベテラン・ピアニスト、ジョン・オコーナーが弾くハイドンのソナタ集。 ハイドン作品は凝った対位法や形式、ユーモラスな旋律を持ち、ベートーヴェンやモーツァルトとはかなり違った味わいが あり、演奏するためにはセンスと遊び心が要求されます。オコーナーの演奏は洒脱であり、軽やかなもの。高く評価された 第1集(STNS-30058)に続き、ハイドン作品の持ち味を追求した素晴らしい演奏です。
STEINWAY&SONS
STNS-30106(1CD)
NX-B07
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ロンド ハ長調 Op.51-1
ピアノ・ソナタ 第6番ヘ長調 Op.10-2
ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op.31-3
ピアノ・ソナタ ヘ短調「熱情」Op.57
タク・ヨンア(P)

録音:2016-2019年
ジュリアード音楽院で学び、現在、ニューヨークの「クレーン国際ピアノ・フェスティヴァル」の芸術監督を務めるタ ク・ヨンア。彼女はSTEINWAYの認定アーティストであり、このベートーヴェンのソナタ集は2020年、ベートーヴェ ン生誕250周年を記念する1枚でもあります。牧歌的な雰囲気を持つ第6番と第18番、激しい「熱情」。幅広 い表現力を感じさせる絶妙な選曲が聴きどころです。
STEINWAY&SONS
STNS-30132(1CD)
NX-B07
CLASSICAL GERSHWIN
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
Embraceable You 愛しい人よ、私を抱きしめて
Our Love is Here to Stay わが恋はここに
.I Got Rhythm アイ・ゴット・リズム
They Can't Take That Away from Me 誰にも奪えぬこの想い
Walking the Dog イヌの散歩
Fascinating Rhythm 魅惑のリズム
S'Wonderful/Funny Face ス’ワンダフル/ファニー・フェイス
Second Rhapsody 第2ラプソディ

ENHANCED CD仕様・・・ラプソディ・イン・ブルーの演奏風景収録
ケイティ・メイハン(P…STEINWAY D)

録音:エミール・ベルリナー・スタジオ、ベルリン
独自の個性と詩的な解釈で知られるアメリカのピアニスト、ケイティ・メイハン。彼女の優雅で魅力的なステージは多くの 聴衆の注目を集めています。パスカル・ロジェに師事し、フランス印象派の音楽を得意としていますが、実は彼女、4歳 の時にラベック姉妹が演奏するガーシュウィンを聴き、その音楽のとりこになり、現在に至るまでガーシュウィンの音楽を演 奏することに喜びを感じているとも語ります。若い演奏家たちの指導にも熱心であり、様々な方法で素晴らしい音楽を 日々届けることに力を注いでいます。

AD VITAM
AV-190515(1CD)
アイレン・プリッチン/プロコフィエフ他
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.115(1947)
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BB 124(1944)
フランセ:主題と8つの変奏(世界初録音)(初演:1980)
オネゲル:無伴奏ヴァイオイン・ソナタ ニ短調 H143(1940)
アイレン・プリッチン(Vn)

録音:2018年9月18-21日
世界初録音を含む注目のアルバム!演奏するのは1987年生まれの注目の逸材アイレン・プリッチン。モンサンジョンに「一言では言い表せない特別な 才能と、卓越した音楽文化」の持ち主と激賞されています。バルトークの人生のすべてが凝縮されたと言っても過言ではない壮絶な内容の無伴奏ソナタ、 ほかにも第二次世界大戦開戦期に書かれたオネゲルの思いが凝縮されたソナタや、楽器がもつスケールを交響曲のようなスケールまでに拡大させたような プロコフィエフのソナタなど、ヴァイオリンが持つ可能性が最大に発揮された内容の1枚。プリッチンの知性と技巧にただただ圧倒される66分となって います。 フランセの作品は、ミハイル・ゴルトシュタイン(1917-1989)に献呈された作品。原曲のタイトルはTema con 8 variazioniとイタリア語によってお り、どこかパガニーニをも思わせるような超絶技巧も盛り込まれた、非常に華やかな作品となっています。
■アイレン・プリッチン【AYLEN PRITCHIN】
1987年サンクト・ペテルスブルク生まれ。モンサンジョンに「一言では言い表せない特別な才能と、卓越し た音楽文化」の持ち主と激賞されています。モスクワ音楽院卒業。ロン=ティボー国際コンクール(2014)優勝をはじめ、クライスラー・コンクール、ヴィ エニャフスキ・コンクールなどで入賞多数。協奏曲のソリストとしては、エメリャニチェフ、クルレンツィスらと共演をはたしており、室内楽ではゲニューシャ ス、メルニコフらとも共演を重ねています。

フォンテック
FOCD-9827(1CD)
税込定価

2019年12月21日発売
マッテオ・カルカッシ:25のエチュードOp.60 益田正洋(G)
使用楽器:ホセ・ラミレス三世 1959

録音:2019年7月1・2日 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ
映画「マチネの終わりに」が大きな話題となり、俄然注目を集めるクラシックギター。デビュ ーから一貫してギター界のトップを走り続ける“現代最高の古典ギター演奏家”益田正洋の新作 の登場です。 前作「Bach on Guitar 2」(FOCD9797)はレコード芸術誌で特選盤となったほか、読売 新聞「サウンズ BOX」をはじめ各メディアに紹介され、高い評価を受けました。本作で益田が とりあげるのは、ギターの歴史に大きな一歩を残したマッテオ・カルカッシ(1792-1853)の エチュード集です。 クラシックギター学習者にとってカルカッシはピアノでいうところのバイエル、ツェルニーの ような教本の作者として非常になじみ深い名前です。本作で演奏される「25 のエチュード」も ギターの技術の習得のために演奏される機会が非常に多い曲集ですが、益田の手にかかると、シ ンプルながらも高い音楽性と情趣を持った極上のコンサート・ピースへと変わります。 益田本人による各曲のワンポイント・アドバイス付。ギター学習者のみならず、クラシックギ ターの深淵な世界に足を踏み入れるための入門編として必聴の 1 枚です。(フォンテック)
フォンテック
FOCD-20121(1CD)
税込定価
2019年12月21日発売
Ich liebe Dich -君を愛す
バッハ(ブゾーニ編)シャコンヌ
ラモー:鳥のさえずり、やさしい訴え、一つ目巨人
プーランク:エディット・ピアフを讃えて
ショパン:別れの曲、ワルツop.69-2 ロ短調
リスト:愛の夢
シューベルト(リスト編):セレナーデ
ピアソラ:オブビリオン、リベルタンゴ
モーツァルト(ファジル・サイ編):トルコ行進曲
グリーグ:君を愛す
菅佐知子(P)

録音: 2019年9月12・13日 かながわアートホール
ドイツ・リューベック音楽大学卒業、その後ロストック音楽大学院を最高点で修了。ニューヨー クから現在は日本へと拠点を移し、精力的に活動を続けるピアニスト・菅佐知子(すがさちこ)。 自身 3 枚目にあたる 3 年ぶりの最新作は、「愛」をテーマにした 1 枚です。 菅の想いがたっぷりと詰まった美しい調べをお楽しみください。(フォンテック)
フォンテック
FOCD-20120(1CD)
税込定価
2019年12月21日発売
クレオール音楽の系譜〜キューバとニューオーリンズ
マヌエル・サウメル:テデスコ/ルイジアナ
ホセフィーナ/魂の嘆き/不平がましい女
恋の痛み/ぺパの瞳
イグナシオ・セルバンテス:友情/決意
行ってしまって、もう帰らない/失われた幻想
エルネスト・レクオーナ:アモローサ
 ハバネラ/アパシオナード
 中国人がやって来る
ルイ・モロー・ゴッチョーク:バナナの木(黒人の歌)
 アンダルシーアの想い出/ダンサ
 私といっしょに/ソリチュード/風刺
神代麻子(P)

録音: 2019年6月4〜6日 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ
神代麻子はマドリード音楽院で学び、首席で卒業、帰国後は度々キューバに渡り、フランク・フ ェルナンデス氏に師事、キューバ独自の音楽を学びました。今作はライフワークともいえる、カ リブ海において様々な人種の混交によって生まれたクレオール音楽の中から、特に 18 世紀、ハ イチに始まり、キューバからニューオリンズに渡った移民達がもたらした影響を背景に生まれた 音楽に焦点を当てました。どの曲もなかなか録音される事のない希少なものです。まさに多様な 文化の坩堝ともいえる音楽を、神代の磨き抜かれた演奏でお聴きください。(フォンテック)
フォンテック

EFCD-4241(1CD)
税込定価
2019年12月21日発売
BALLET ETUDESU
■BARRE

Bella Notte /楽しい時間 /愛を奏でて(海の上のピアニスト)/夜のボート(エリザベート)
トロイの娘たちの踊り(ファウスト)/無伴奏チェロ組曲第 3 番より ブーレ/黒いオルフェ
ワルツ・フォー・デビー/Etude I /SIAMSA <アイリッシュダンス> /Fit As A Fiddle(雨に唄えば)
ああ,そは彼の人か (椿姫)/ジェラシー/VALSE LENTE(シルヴィア)/
With a little bit of luck (マイ・フェア・レディ) /アヴェ・マリア/グロテスクなワルツ(ペトルーシュカ)
黒い瞳 /The Rose

■MILIEU
All I Ask Of You (オペラ座の怪人)/ガボット(ロミオとジュリエット)/I do I do I do(マンマミア!)
マズルカ op.67-3(レ・シルフィード)/舟歌(オネーギン)/ファウストより
Lovely London sky(メリーポピンズリターンズ) & Feed the birds(メリーポピンズ)
パキータより/Liza (フーケアーズ) (パリのアメリカ人)/SIAMSA <アイリッシュダンス>
スウィングしなけりゃ意味がない/パダン・パダン/男性ヴァリエーション(ヴィヴァンディエール)
ワルツ(仮面舞踏会)/ホールニューワールド (アラジン)/自信をもって(サウンド・オブ・ミュージック)
コーダ(海賊)/時の踊り [A.Ponchielli]/ペザントのヴァリエーション (ジゼル)
インプロヴィゼーション/天使の糧
稲葉智子(P)

録音: 2019年6月11・12日 かながわアートホール
新国立劇場バレエ団、新国立劇場バレエ研修所、スターダン サーズバレエ団 等でレッスンピアニストとして活躍する、 稲葉智子によるバレエ・レッスン用アルバム、待望の 6 作目 の登場です。 前作より新たに始動したバレエ・レッスンCDシリーズの第 2 弾!今作はちょっぴり大人なスパイスを加え、短調、クー ルに、シックに、激しめに、稲葉の選曲が光るクラシック、 ポップス、ミュージカルナンバー、映画音楽など全 40 曲(55 トラック)盛りだくさんの内容です。ポワントレッスン用も 3 曲収録されています。 バーレッスンは右・左 別トラックに収録しています。 レコーディングにはスタインウェイ D-274 のある響きの良 いコンサートホールを使用し、よりみずみずしい美音と躍動 感のある響きを収録するため 24bit/96kHz ハイビット、ハ イサンプリングで録音しました。(フォンテック)


Gramola
GRAM-20002(DVD)
NX-B08

NYDX-50037(DVD)
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:後期三大ピアノ・ソナタ集
6つのバガテル Op.126
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ 第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111

■付属映像(6'21")
ゲルハルト・カンツィアンによるバドゥラ=スコダへのインタビュー
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

録音:2017年10月15日ウィーン、ムジークフェラインザール
収録時間:81'22"
音声:ドルビー・デジタル2.0
字幕:なし
画面:16:9 NTSC
2019年10月、来日も間近という時期に、突如飛び込んできたスコダの訃報。 90歳という高齢もあり、健康状態も不安視されていたものの、本人は来日する意欲満々とのことで、日本でのコンサートの準備が着々と進んでいまし た。 残念ながら、来日公演は中止となってしまいましたが、 ここに2017年10月15日に収録されたベートーヴェンの後期三大ピアノ・ソナタ集の映像が遺されています。 ウィーン、ムジークフェラインザールで開催されたこのコンサートはパウル・バドゥラ=スコダ90歳の誕生日を記念して行われたもの。彼が愛してやまなかっ たベートーヴェンの最後の3つのピアノ・ソナタと、それに先立つ「6つのバガテル」は、現代のピアニストとは一味違う、ウィーンの伝統を継承する見事な解 釈と温かい音色に支えられています。会場を埋め尽くした聴衆はその味わい深い演奏に熱狂し、演奏後は嵐のような拍手と花束でスコダを祝福しまし た。 パウル・バドゥラ=スコダは1927年ウィーン生まれ。ウィーン音楽院に学び、1947年にオーストリア音楽コンクールに優勝。その後、エトヴィン・フィッ シャーの薫陶を受けピアニストとして活躍を始めます。作曲家フランク・マルタンの友人であり、フルトヴェングラーやカラヤン、ダヴィッド・オイストラフとの共 演でも知られています。音楽学者としても見識が高く、シューベルトのソナタの校訂やモーツァルトのピアノ協奏曲の校訂者としても業績をあげました。 日本語解説では、スコダを良く知る音楽評論家、真嶋雄大氏による楽曲解説、スコダの生前のエピソードなどを読むことができます。

B RECORDS
LBM-022(1CD)
マルシア・ジャンテ〜ピアノ・リサイタル
マルコ・ストロッパ(1959-):TANGATA MANU 鳥人(小品集「東方のばら」より
ラヴェル:鏡
アレックス・ナンテ(1992-):Invocations 祈り
ジョリヴェ(1905-1974):マナー
フィリップ・シェーラー(1957-):3つの前奏曲
マルシア・ジャンテ(P)

録音:2019年7月10日スタジオ・ステファン・ポレロ、ヴィルティエリ、フランス
1994年から開催されている「オルレアン国際ピアノ・コンクール」。2年ごとに開催され、近現代の作品のみで競うユニー クなコンクールです。以前は年齢制限も42歳と高く設定され(2020年度のコンクールは36歳に下げられている)、 既にキャリアを積んだピアニストが再挑戦できることでも知られています。2018年の第13回コンクールで優勝したのが、 1992年生まれの若きピアニスト、マルシア・ジャンテ。彼女は20世紀作品に格別な思い入れがあり、得意とするのはア ンリ・デュティユーとカロル・シマノフスキの作品。他の現代作品の紹介にも積極的に取り組んでいます。このファースト・ア ルバムでもラヴェル以降の作品が選ばれており、彼女の個性豊かな演奏を聴くことができます。

Danacord
DACOCD-847(1CD)
絵画〜「グリーグのピアノ」によるピアノ作品集
グリーグ:人々の暮らしの情景 Op.19(ピアノのためのユモレスク)〔山の調べ、婚礼の行列が通り過ぎる、謝肉祭から〕、抒情小曲集〔蝶々 Op.43 no.1、春に寄す Op.43 no.6、トロルの行進(小人の行進) Op.54 no.3、鐘の音 Op.54 no.6〕
ハーラル・セーヴェルー(1897−1992):抵抗のバラード Op.22 no.5
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888−1974):ピアノ組曲第1番「ヌールランの情景」Op.5〔婦人の肖像画、小さな石の神トナカイ、先祖の山に向かって〕
イェスパー・コク(1967−):心を映す鏡
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
グリーグ:牛寄せの歌 Op.17 no.22(「25のノルウェーの民謡と踊り」より)
ポール・アイデ(P)

録音:2018年10月31日−11月3日、エドヴァルド・グリーグ博物館「トロールハウゲン」(ベルゲン、ノルウェー)
ポール・アイデは、1970年、ノルウェーのベルゲンに生まれ、現在デンマークに住んで演奏活動を行っています。王立デンマーク音楽アカデミーとチャイコフスキー音楽院で学び、1997年にコペンハーゲンでデビューした後、ノルウェーでイジー・フリンカに師事しました。スカンディナヴィアを中心にリサイタルに出演、2010年、バッハ、ヌールハイム、コク、ラフマニノフを弾いたアルバム『Listen!』をリリースしました。新作の『絵画(Pictures)』は、エドヴァルド・グリーグ博物館「トロールハウゲン」にあるグリーグの1892年製スタインウェイ・ピアノを使って録音されたアルバムです。
「……〈春に寄す〉の最初の音は温かく、この音楽、そしてグリーグ自身が同じ部屋の中にいて、その巨匠と深いところで繋がったことを感じた」。アイデは、2018年1月、この部屋で行った初めてのリサイタルでこのピアノを弾いた時から、この楽器を弾いて録音することを望んでいたといいます。5人の作曲家の作品を弾いたプログラム。民謡をクラシカル音楽と彼自身の和声スタイルと結びつけ「現代音楽」への道筋を示したグリーグの小品、ベルゲンの作曲家セーヴェルーの「抵抗のバラード」、グリーグとは違ったスタイルで民謡へのアプローチを見せたモンラード・ヨハンセンの「ヌールランの情景」、デンマークのイェスパー・コクの「心を映す鏡」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」。「作曲家たちが互いに影響し合い、それぞれの固有のスタイルを発展させることにより、イノベーションを創出したこと」を示すプログラムです。

RUBICON
RUBI-1052(1CD)
ランドスケープ
メシアン:イソヒヨドリ(「鳥のカタログ」より第3番)
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日街頭にて」
サミール・オデー=タミミ(b.1970):影
ヴィラ=ロボス:野生の詩 W184, 310
バッハ(ブゾーニ編):コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリスト」 BWV.639
ユヴァル・ゾーン(P)
ユヴァル・ゾーンは1976年イスラエル生まれ、同世代でもっとも著名なイスラエルの指揮者&ピアニストとして活動。指揮者としては、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ロイヤル・オペラ・ハウスで働き、特にオペラと現代音楽の分野で活躍しています。ユヴァル・ゾーンのデビュー・アルバムは、メシアン、ヤナーチェク、ヴィラ=ロボス、バッハ、そして現代イスラエルの作曲家サミール・オデー=タミミ(b.1970)と、様々な歴史や文化を縦横無尽に駆け巡るピアノ作品集。東ヨーロッパの激しい動乱、南フランスのエキゾチックな鳥のさえずり、緊迫した中東、ブラジルの鮮やかなコントラスト、そして最終的には1732年のライプツィヒに至るという極めて独創的で魅力的なリサイタル・プログラムです。

CRD
CRD-3538(1CDR)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第14番ハ短調 K.457
ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ソナタ第8番イ短調 K.310
ヴァージニア・ブラック(P)

録音:2017年3月4日、ライオン・ボールルーム(レオミンスター、イギリス)
スカルラッティの音楽の解釈に定評のあるイギリスの女流チェンバロ奏者ヴァージニア・ブラック。ロンドンの王立音楽アカデミーでチェンバロ科の教授として後進の育成にもあたっている名手がモダン・ピアノ(ベヒシュタイン)で奏でるモ−ツァルト。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Indesens
INDE-119(1CD)
鏡の反対側〜カロル・ベッファ:即興によるピアノ作品集
Le Somnanbule/Vestiges d'un clocher/De l'autre cote du miroir/Voyage d'hiver/Une leson de musique/L'Horizon chimerique/Boheme noble et sentimentale/「Bach romantique」/Balafon/Victimae paschali/Villa d'Este/La Malediction de l'architecte/Cotton Club/Un dimanche a Combray/Selbstportrat/Tempus fugit…/「Sous de vastes portiques…」/Ceremonie de cristal
カロル・ベッファ(P)

録音:2017年2月(フランス)
フランスの文化省が開催、授与する「ヴィクトワール音楽賞」に2度輝くなど、フランスにおけるピアノ・インプロヴィゼーションのスペシャリストであり作曲家、カロル・ベッファのインプロ・アルバム。2006年から2009年にかけてトゥールーズ・キャピトル国立Oのコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど、作曲家としての実績も十分のカルロ・ベッファ(1973−)。ヴァイオリン協奏曲はルノー・カプソン、ピアノ協奏曲はボリス・ベレゾフスキーによって初演が行われています。
Indesens
INDE-091(1CD)
ティエリー・カンス〜レクリエーション
マレ:ル・バスク
モーツァルト:トルコ行進曲
伝承曲:グリーンスリーヴス
ガリアーノ:シャ・ピートゥル
ゴセック:タンバリン
ニン:ヴェイエールの歌
スメタナ:喜劇役者たちの踊り
オルフ:天秤棒に心をかけて
タルゴーン:ワルツ「ティアの歌」
ハッセ:タンバリン
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ピアソラ:メディタンゴ
ポルポラ:偉大なるジュピターよ
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
サティ:グノシエンヌ第1番
バッハ:メヌエットとバディネリ
コロンビエ:エマニュエル
リムスキー=コルサコフ(カエシス編):熊蜂の飛行
ティエリー・カンス(Tp)、
カロリーヌ・カサドシュ(S)、
ダニエル・フェルナンデス(ヴォーカル&ギター)、
ノルマンディーO、
ジャン・ドロワイエ(指)

録音:2014年9月2日−5日、ルネサンス・モンドヴィル劇場(フランス)
パリ音楽院でレジェンド、モーリス・アンドレにトランペットを学び、現在では師の後継者としての名声に違わぬ目覚ましい活躍を繰り広げているフランスの名トランペッター、ティエリー・カンス。
ティエリー・カンスがノルマンディーOをバックに奏でる「レクリエーション」は、「様々な時代」の「様々な名旋律」をトランペットで奏でるユニークなプログラム。師匠譲りのサウンド、歌心、そして高いセンスを感じさせるプログラミングは流石の一言。トランペット奏者&関係者に贈る魅力満点のアルバムです。

Indesens
INDE-097(1CD)
ピアノ・モダン・リサイタル Vol.1
ノヴァーク:音詩「パン」
チェスノコフ:2つの練習曲「雪」Op.17
パトリック・エメルレ(P)

録音:2016年9月29日−30日&10月2日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
近現代の知られざるピアノのレパートリーを発掘、紹介する「ピアノ・モダン・リサイタル」シリーズの第1巻。モラヴィアやスロヴァキアの民謡やドヴォルザーク、さらにはブラームスの影響を感じさせる作品を遺したヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870−1949)と、ロシア出身のウクライナ系フランスのコンポーザー=ピアニスト、ディミトリ・チェスノコフ(1982−)の作品をカップリング。自然へのオマージュのプログラムを弾くのはフランスのピアニスト、パトリック・エメルレ。スクリャービン国際ピアノコンクールの入賞歴を持つ期待の俊英です。

ABC Classics
ABC-4818202(3CD)
オール・ザ・ストップス〜ザ・デイヴィッド・ドゥラリー・コレクション
メンデルスゾーン:僧侶の戦争行進曲
フランク:カンタービレ
ジグー:トッカータ
ワーグナー
:巡礼の合唱
デュプレ:行列と連祷
フロール・ペーテルス:アリア
サン=サーンス:死の舞踏
スタンフォード:幻想曲とトッカータ
ドゥラリー:ナイジェル・バタリーの主題による即興曲
アルフレッド・ホリンズ:サンシャインの歌
モシュコフスキ:言葉のないロマンス
グレアム・ケーネ:ゴシック・トッカータ
エルガー:威風堂々第1番
バッハ:G線上のアリア
パーシー・ウィットロック:ソナタハ短調(抜粋)
リスト:コラール「私たちへ、魂の救いを願う人々へ」による幻想曲とフーガ
エルガー:エニグマ変奏曲より「ニムロッド」
ドゥラリー:ピーター・スカルソープの主題による即興曲
ホリンズ:トランペット・メヌエット
ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
サン=サーンス:前奏曲とフーガハ長調
ドゥラリー:即興曲
フランシス・ジャクソン:トッカータ、コラールとフーガ
ジョンゲン:4つの小品
レーガー:コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」による幻想曲
デイヴィッド・ドゥラリー(Org)

録音:1990年&1993年、シドニー・タウン・ホール/1995年、セント・ポール大聖堂(メルボルン)
1890年にウィリアム・ヒルによって建造された、世界で最大かつもっとも保存状態の良い19世紀のロマンティック・オルガン、シドニー・タウン・ホールのグランド・オルガンの輝かしき音色を残そうと、オーストラリアの名オルガニスト、デイヴィッド・ドゥラリーが100周年となる1990年からレコーディングしてきた2枚のアルバムと、1995年にメルボルンのセント・メアリー大聖堂に建造されたT.C.ルイス・オルガンを弾いたアルバムをセットにしたデイヴィッド・ドゥラリーの3枚組コレクション。

Signum Classics
SIGCD-594(2CD)
チャイコフスキー:独奏ピアノ作品集
2つの小品 Op.1/カプリッチョ 変ト長調
同一主題による6つの小品 Op.21
熱い告白 Op.Posth.
ピアノ・ソナタ第2番ト長調 Op.37
ユモレスク Op.10-2/ドゥムカ Op.59
ピーター・ドノホー(P)

録音:2018年10月15日−17日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、イギリス)
サイモン・ラトルがベルリン・フィルの音楽監督就任記念コンサートにソリストとして招聘し、バーミンガム市響時代にも数多くの共演を重ねるなど、ラトルから厚い信頼を寄せられているイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。
若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。
「24の前奏曲とフーガ Op.87」(SIGCD-396)、「ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番」(SIGCD-493)のショスタコーヴィチ2アルバムでスタートし、前作(SIGCD-566)ではムソルグスキーにラヴェルとメシアンの作品を組み合わせて幅広いレパートリーを示してくれたSignum Classicsでのレコーディング・プロジェクト。
第4弾は、オーケストラ作品に比べるとまだまだ演奏機会の少ないままとなっているチャイコフスキーの独奏ピアノのための作品集。サロン風の小品から大規模なOp.37のソナタ(大ソナタ)まで、チャイコフスキーのメロディー・メーカーとしての魅力が詰まった2枚組です。


H.M.F
HMX-2908880(14CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲+ピアノ協奏曲全曲+ディアベッリ変奏曲
[CD1]ソナタ第16番ト長調 op.31-1、第17番 「テンペスト」ニ短調 op.31-2、第18番変ホ長調 op.31-3
[CD2]ソナタ第8番「悲愴」ハ短調 op.13、ソナタ第11番 変ロ長調 op.22、ソナタ第28番イ長調 op.101
[CD3]ソナタ第9番ホ長調 op.14-1、ソナタ第10番 ト長調 op.14-2、ソナタ第24番嬰へ長調 op.78、
ソナタ第21番「ワルトシュタイン」ハ長調 op.53
[CD4]ソナタ第27番ホ短調 op.90、ソナタ第25番 ト長調 op.79、ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」変ロ長調
[CD5]ソナタ第1番ヘ短調 op.2-1、ソナタ第2番 イ長調 op.2-2、ソナタ第3番ハ長調 op.2-3
[CD6]ソナタ第4番変ホ長調 op.7、ソナタ第22番 ヘ長調 op.54、ソナタ第23番「熱情」ヘ短調 op.57
[CD7]ソナタ第12番「葬送」変イ長調 op.26、ソナタ第14番「月光」嬰ハ短調 op.27-2
[CD8]ソナタ第5番ハ短調 op.10-1、ソナタ第6番 ヘ長調 op.10-2、ソナタ第7番ニ長調 op.10-3
[CD9]ソナタ第15番「田園」ニ長調 op.28、ソナタ第19番 ト短調 op.49-1、ソナタ第20番ト長調 op.49-2、
ソナタ第26番「告別」変ホ長調 op.81a
[CD10]ソナタ第30番ホ長調 op.109、ソナタ第31番 変イ長調、ソナタ第32番ハ短調 op.111
[CD11]ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15、ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
[CD12]ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37、ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
[CD13]ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 o.73
[CD14]ディアベッリ変奏曲 op.120
ポール・ルイス(P)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)BBC響

録音:2005-2010年
ピアノ・ソナタは、その一切の無駄のない音楽運びと語り口、そしてテクニックが遺憾なく発揮された、21世紀の規範と呼んでも大げさではない内容で す。ピアノ協奏曲も、巨匠ビエロフラーヴェクが奏でる管弦楽との融合の見事さ、そして録音の素晴らしさにあらためて驚かされます。ディアベッリ変奏曲は、 先日の来日公演(2019年10月1日王子ホール)でも素晴らしい演奏を披露、聴衆を圧倒的な興奮に巻き込んだのも記憶にあたらしいところです。
ポール・ルイスの奏でる音楽には、これみよがしなところは一切ありません。音楽作品の本質を常にキャッチし、それをただひたすらに響かせています。 このボックスには、ポール・ルイスが築いてきたベートーヴェンとの対話の至福の時がつまっています。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-45(1CD)
20世紀の独奏チェロ作品集
(1)リチャード・ドレイクフォード(1936-2009):無伴奏チェロ組曲第2番(1957-1959)
(2)ヒルダ・パレデス(1957-):Zuhuy Kak(1997)
(3)ディヴィッド・マシューズ(1943-):朝の歌と踊り(1976, rev. 1979, 1998)
(4)ジェイムズ・ディロン(1950-):Eos(1998)
(5)ジョン・メイヤー(1929-2004):C Sannyasin(1990年代後半)
ロハン・デ・サラム(Vc)

(1)(3)(5)世界初録音
(2)世界初スタジオ録音
FHR-49に続く、ロハン・デ・サラムの現代無伴奏チェロ作品集です。このアルバムにはロハン・デ・サラムのために書かれ、彼が初演した作品を収録。 驚異の表現力と息を呑む技巧、研ぎ澄まされた感性が聴き手を未知の世界へ誘います。チェロという楽器が、我々の知っているチェロ以上のものとして迫 りくる鮮烈演奏!
2019年に80歳を迎えたロハン・デ・サラムは、特に現代音楽の分野において、過去50年間で最も重要な位置にいるチェリストの一人です。11歳 でカサドに学び16歳でカザルスに出逢った彼は、アンサンブルとソロの両方で精力的に演奏活動を展開。ベリオ、ブリテン、ケージ、グラス、ヒンデミッ ト、カーゲル、クセナキス等々、錚々たる顔ぶれの現代作曲家の作品の初演に携わり、また現代音楽界きっての超絶カルテット「アルディッティ四重奏団」 のチェロ奏者としても長年活動しました。
FIRST HAND RECORDS
FHR-70(2CD)
バッハ:フランス組曲
フランス組曲第1番ニ短調 BWV812
フランス組曲第2番ハ短調 BWV813
フランス組曲第3番ロ短調 BWV814
フランス組曲第4番ニ短調 BWV815
アダージョ ト長調 BWV968(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 BWV1005からの編)
フランス組曲第5番ト長調 BWV816
フランス組曲第6番ホ長調 BWV817
幻想曲 ト短調 BWV920
前奏曲(幻想曲) ハ短調 BWV921
幻想曲 イ短調 BWV922
ソナタ ニ短調 BWV964(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 BWV1003からの編)
アレクサンドラ・パパステファノウ(P)
ジェルジ・シェボックやアルフレート・ブレンデルにもレッスンを受けたことのあるギリシャ生まれのピアニスト、アレクサンドラ・パパステファノウによるバッ ハのフランス組曲集。無伴奏ヴァイオリンの編曲ものや、あまり録音のない幻想曲もカップリングされています。パパステファノウはバッハを得意としており、 平均律全曲のCD(FHR-65)も話題となりました。

Hanssler
HC-19039(1CD)
イッポリトフ=イワーノフ:ピアノ・デュオ編曲集
(1)組曲「コーカサスの風景」第1番Op.10
(2)アルメニア狂詩曲Op.48
(3)歌劇「ルース」序曲Op.34
(4)トルコ行進曲Op.55
(5)組曲「コーカサスの風景」第2番「イヴェリア」Op.42
マリヤ・イワーノワ&アレクサンドル・ザガリンスキー(ピアノ・デュオ)

録音:2017年7月18日/ボトロップ室内楽ザール、2018年2月10-11日/デュルメン・ゴットシュリング・スタジオ
イッポリトフ=イワーノフ(1859-1935)はグラズノフやアレンスキーと同世代のロシアの作曲家。「コーカサスの風景」中の「酋長の行進」が比較的有 名ですが、ボロディンをさらに妖しげにしたような東方的色彩とリズムが独特。ジョージアのチフリス(現トビリシ)に暮らした際、現地の民俗音楽を採 取していくつかの作品に反映させていますが、その代表作5篇を収録。いずれもワールド・ミュージックを先駆けたような鮮かな感覚に満ちています。
とはいってもすべてピアノ・デュオ(4手連弾)編曲であるのがユニーク。マリヤ・イワーノワとアレクサンドル・ザガリンスキーのデュオは、オリジナル 編曲にこだわりを示しているので、作曲者自身のピアノ・デュオ版と思われますが、明記されていません。しかしデュオとしての効果抜群で驚きの連続。「コー カサスの風景」第2番「イヴェリア」の第2曲「子守歌」はジョージアの伝承曲ですが、チャイコフスキーが名作「くるみ割り人形」の「アラビアの踊り」 の素材にも用いているので興味津々です。
マリヤ・イワーノワとアレクサンドル・ザガリンスキーはともにモスクワ、ベルリン、ザルツブルク、リューベックでドレンスキー、メルジャーノフ、トレンクナー、 ライグラフに師事した実力派。2004年よりデュオを結成し、演奏活動を繰り広げています。2018年にリリースしたキュイ作品集に続き、ロシアのピアノ・ デュオの珍品を高水準の演奏で披露する得難い団体です。 (Ki)

CPO
CPO-555294(1CD)
NX-B02
イスラエルの作曲家によるピアノ作品集
ヨアヒム・ストゥチェフスキー(1891-1982):パレスチナのスケッチ
ストゥチェフスキー:ピアノのための3つの小品
セルジゥ・ナトゥラ(1924-):ピアノのための変奏曲
ナトゥラ:ピアノのためのソナチネ
ツヴィ・アヴニ(1927-):カプリッチョ
アヴニ:In Spite of all that それにもかかわらず
アブニ:Dedication 献呈
エデン・パルトス(1907-1977):前奏曲
パルトス:メタモルフォーゼン
モルデカイ・セター(1916-1994):ピアノのための三部作 II
コーリャ・レッシング(P)

録音:2018年7月17-19日ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン
レーガーなどドイツ作品を中心としたレパートリーを持つ名ヴァイオリニスト、コーリャ・レッシング。 しかし最近の彼が熱中しているのは、ピアニストとして「知られざる作品」を演奏、普及することです。前作ではツェルニー の練習曲「前奏曲の技法」Op.300の全曲(555169)をリリースし、ツェルニーの新たな魅力を伝えましたが、今作は 更にめずらしい「イスラエルの作曲家」たちの作品を演奏、全く異なる世界を見せています。アルバムに収録された一連の 作曲家は、ほとんど名前も知られていませんが、彼らは誰もが芸術、政治、宗教について強い信念を持っており、これら が反映された作品はどれも聴きごたえのあるものばかりです。レッシングは作品に込められた様々な思いを丁寧に描き出 しています。

オクタヴィア
OVCT-00174(1CD)
税込定価
2019年12月18日発売
ショパン:ノクターン Vol. 1
第1番変ロ短調 作品9-1
第2番変ホ長調 作品9-2
第3番ロ長調 作品9-3
第4番ヘ長調 作品15-1
第5番嬰ヘ長調 作品15-2
第6番ト短調 作品15-3
第7番嬰ハ短調 作品27-1
第8番変ニ長調 作品27-2
第9番ロ長調 作品32-1
第10番変イ長調 作品32-2
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
宮谷理香(P)

録音:2019年6月3-5日東京、五反田文化センター
1995年、ショパン国際コンクール入賞で一躍脚光を浴びて以来、実力派ピアニストとして多 岐にわたる活動を展開する宮谷理香。 2008年よりほぼ毎年ソロ・アルバムを発表し、これまで3枚をリリースしている古今東西の珠 玉の小品を集めた人気シリーズ「音楽の玉手箱」を含めソロ・アルバムが10枚連続でレコー ド芸術特選盤に選ばれるなど、多くの支持を集め常に高い評価を得ています。 そんな宮谷が2019年満を持して送り出す最新アルバムは、ショパンの夜想曲(ノクターン)集。 宮谷のライフワークであり「ピアノの詩人」として広く知られる、ショパンを語る上で欠かすこと のできない詩的で抒情的な夜想曲集から、本CDには第1番から第10番までを順に収録。 宮谷はショパンの遺したメッセージをひとつひとつ大切に読み解き、温かくそして美しい音色 で綴ってゆきます。 また本CDの夜想曲集と同年代に完成された「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロ ネーズ」がアルバムの最後を飾り、宮谷が魅せる抒情性から冴えわたる技巧に至るまで、そ の多彩な音楽表現は聴く者を圧倒します。(オクタヴィア)

ALPHA
ALPHA-557(1CD)
ブラームス:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 Op.5
パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 第1巻 Op.35-1
パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 第2巻 Op.35-2
ネルソン・ゲルナー(P/STEINWAY)

録音:2019年3月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
若き日の作ながら既にブラームスとして完成していると言われるこれらの作品を、ゲルナーの持ち味である高度な技術に裏打ちされた知的なアプローチと奥行き のある表現でじっくりと聴かせます。 当初は歴史的ピアノの弾き手としてポーランド・ショパン協会のレーベルに登場、その経験を近年では専ら現代ピアノで活かし、度々の来日で日本でも人気を 博しているアルゼンチン出身ピアニスト、ゲルナー。尾高忠明指揮NHKSOとのライヴ録音「ブラームス:ピアノ協奏曲第2番」(ALPHA395)が大きな 話題となった彼ですが、ブラームスのソロ作品は今回がCDとして初めての登場となります。

MELODIYA
MEL-1002602(1CD)
NX-B07
バッハ&ドメニコ・スカルラッティ:作品集
バッハ:コラール「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659(ヴィルヘルム・ケンプ編)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ホ短調 K.98
バッハ:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」〜カンタータ「心と口と行いと生きざまもて」Op.147(ヴィルヘルム・ケンプ編)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ロ短調 K.377
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ロ短調 K.87
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ニ短調 K.32
バッハ:コラール「われ、汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639(ヴィルヘルム・ケンプ編)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ ニ短調 K.141
バッハ:コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645(ヴィルヘルム・ケンプ編)
バッハ:シチリアーノ〜フルート・ソナタBWV1031より(ヴィルヘルム・ケンプ編)
バッハ:前奏曲 ロ短調 BWV855(アレクサンドル・ジロティ編)
バッハ:シシリエンヌ〜オルガン協奏曲より(アレクサンドル・タロー編)
バッハ:羊は安らかに草をはみ〜カンタータ「楽しき狩こそ我が悦び」BWV208より(エゴン・ペトリ編)
ポリーナ・オセチンスカヤ(P)

録音:2019年2月 Cinelab studios
ロシアの女性ピアニスト、オセチンスカヤが2019年2月に録音した最新盤は、彼女が得意とするバッハとスカルラッ ティを交互にプログラミングしたアルバム。共に1685年生まれのバッハとスカルラッティは、各々が自国を代表するよう な音楽一家に育ち、チェンバロとオルガンの優れた奏者としても成功したという共通点がありますが、その音楽性はド イツとイタリアという国民性の違いと言えるほどに異なっています。しかしあらためて交互に聴くと、不思議な共通点も 見いだせるようです。オリジナルの作品に加え、ヴィルヘルム・ケンプ、アレクサンドル・ジロティ、アレクサンドル・タロー、 そしてエゴン・ペトリによるバッハのコラールのピアノ編曲版が組み合わされたこのアルバムは、作曲家や作品に関して 熟考を重ね、独創性の高いプログラミングを披露するオセチンスカヤならではの1枚です。
MELODIYA
MEL-1002565(1CD)
NX-C07
B” Like Britain ブリテンの「B」
バックス:ハルダンゲル〜2台のピアノのための(1927)
 毒を入れられた噴水(1928)
 幸せな平野-アイルランドの交響詩(1916)
ブリテン:2つの作品Op.23
ヨーク・ボーエン(1884-1961):2台のピアノのための主題と変奏曲 Op.139
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):2台のピアノのためのディヴェルティメント(1974)
リュドミラ・ベルリンスカヤ(P)
アルトゥール・アンセル(P)

録音:2018年9月24-25日、12月23-25日モスクワ音楽院大ホール
2011年以来、2台ピアノで数々の共演を果たしてきたベルリンスカヤとアンセルによる「2台ピアノのためのオリジナル 作品」シリーズ。3枚目となる最新作は、20世紀のイギリス音楽です。アルバム・タイトルの「B」は、ブリテン(英 国)を表すだけでなく、ここに収録されている全ての作曲家のイニシャルがBであることに由来しています。 近代イギリス音楽のルネッサンスを開いた一人とされ、ケルトの要素を取り入れたロマンティックで神秘的な作風を持 つバックス:や、近年再評価が進む“イギリスのラフマニノフ”と称されるボーエン、イギリスの作曲家の中では高い知名 度を誇り、自身も巧みな演奏家でもあったブリテン、そして映画音楽やジャズ演奏でも有名で3度オスカーにノミネー トされたベネットまで「2台ピアノにおけるイギリス音楽史」というユニークな切り口で厳選された作品を美しくドラマ ティックな演奏で楽しむ魅力的な1枚です。
MELODIYA
MEL-1002607(1CD)
NX-C05
レオニード・デシャトニコフ(1955-):ブコビナの歌-ピアノのための24の前奏曲
1.Steppe Wind A-Blowin’  ステップに風が吹いている
2.The Bridesmaid Started Crying 花嫁介添人が泣き出した
3.Ian, Where d’you Come From? ? Beyond the Danube
イアン、どこから来たのか?−ドナウの向こうから
4.Oh, Petrivochka, a Night so Short
おお、ペトリューシュカ、夜はなんと短いことか
5.The Wind Is Blowing, the Sun Is Warm 風が吹いている 太陽が暖かい
6.A Rocky Mountain ロッキー・マウンテン
7.Oh, I’ll Go to the Garden おお、私は庭に行くよ
8.Oh, My Sweet Vast Canada おお、私の愛する広大なカナダ
9.Oh, the Clock Chimed Midnight  おお、時計が12時の鐘を鳴らした
10.A Swallow Has Flown In  ツバメが飛んできた
11.Oh, a Cuckoo Cuckooed in the House on the Corner
角の家にカッコウの闖入者が
12.If Only Mother Had Known 母が知ってさえいれば
13.Green Willow, Green Willow 青柳、青柳
14.Poplars Grew from One Field to Another
次から次へと原野にポプラが生えた
15.I Sew Six Seeds of Maize 私は6つのとうもろこしの種を縫う
16.Red Arrowwood Has Blossomed White
赤いアローウッドが白い花を咲かせた
17.Oh, Whose Wedding Is This? あら、これは誰の結婚式?
18.Red Arrowwood, Green Leaves 赤いアローウッド、緑の葉っぱ
19.A Pike in the Sea 海の中のパイク(鱒)
20.They Say I’ve Lost My Looks 彼らは私の外見が衰えたという
21.Oh, Dear Sheep of Mine  おお、私の愛する羊
22.A Lady Had a Husband, She Loved Some Peter Though
その女性には夫がいた。でも彼女が愛したのはピーター
23.Oh, You, Wretched Singer, What Are you Looking For?
おお、哀れなよそ者よ、何を探しているのか?
24.A Pipe Made of Maplewood カエデ製のパイプ
アレクセイ・ボリボル(P)

録音:2019年3月 モスクワ音楽院大ホール
ロシアの現代作曲家デシャトニコフは1955年ウクライナ生まれ。現代ロシアで最も頻繁にその作品が演奏される作曲家の 一人で、ボリショイ劇場から委嘱された「ローゼンタールの子どもたち」で有名になり、ギドン・クレーメルとのコラボや、多数の 映画音楽でも成功しています。最も原典主義的な作曲家であるとされるデシャトニコフが、ここではショパンを模して“24の 前奏曲”という形で作品を作ったのが興味深いところ。タイトルの“ブコビナ”とは、北部がウクライナ、南部がルーマニアにまた がったカルパティア山脈の丘陵地帯の名前。現代的な作曲技法に西ウクライナの民族風味がスパイスとして加えられ、これ がほどよいアクセントになっています。ライナーノーツ(ロシア語、英語)は独特な感性をもつ現代ロシアの詩人、マリア・ステ パノワによるもので、デシャトニコフの音楽と絶妙なコラボを発揮しています。「ブゴビナの歌」はニューヨーク・タイムズ紙でも絶 賛された、2017年10月のアメリカン・バレエ・シアターの振付家アレクセイ・ラトマンスキーの新作バレエで、この曲を献呈さ れたゴリボルの生演奏で世界初演されました。日本では2018年にゲニューシャスがリサイタルで初演を行っています。

BMC
BMCCD-259(2CD)
ペーテル・ヴォルフ:ピアノのための24の小品「ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア(Wolf-temperiertes Klavier)」 ヨージェフ・バログ(P)

録音:2018年7月9日−12日、BMCコンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
「ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア(Wolf-temperiertes Klavier)」は、アイザック・スターンが録音した「クライスラー作品集」(SONY)のアレンジャー、ダブリン・ユーロヴィジョン・フェスティヴァル・オーケストラの指揮者としてもその名を知られてきたハンガリーの作曲家、ペーテル・ヴォルフがバッハの「平均律クラヴィーア曲集」をモデルとして作曲した"ポストモダン・スタイル"のピアノ曲集。
バッハの「平均律」とは異なりフーガが無く、自由に構成された前奏曲が印象的なヴォルフの作品の作風は、バロック時代よりもロマン派寄り。バッハと20世紀における前奏曲のスタイルを結び付けた興味深い作品です。
BMC
BMCCD-275(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869 ボルバーラ・ドボジ(ハープシコード)

録音:2018年6月、フェニックス・スタジオ(ディオスド、ハンガリー)
チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストであり名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶を受けたハンガリーの名チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジが奏でる味わい深いバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」。
1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールでの入賞歴を誇るボルバーラ・ドボジ。フランソワ=エティエンヌ・ブランシェ1世がパリで1733年に製作したハープシコードのレプリカ・モデル(エックハルト・メルツドルフ1997年製作)で、バッハの「平均律」の深き世界を丁寧に奏でてくれています。近年の東欧古楽界の充実ぶりがうかがえるバッハ・アルバムです!

ANALEKTA
AN-29181(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 Vol.1〜ザ・ファースト・ロマンティック
ピアノ・ソナタ第8番英ヘ短調 D.571(第2楽章 D.570、第3楽章 D.604、第4楽章 D.570により補完)
ピアノ・ソナタ第17番ト長調 Op.78, D.894
マテュー・ゴーデ(P)

録音:2019年6月、ケベック(カナダ)
2019年の5月に全12回に及ぶシューベルトのピアノ・ソナタ全集という偉大なリサイタルを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。今度は録音でもシューベルトの全ピアノ・ソナタと主要作品をレコーディングするという大型プロジェクト
がスタート。記念すべき第1巻は「ザ・ファースト・ロマンティック」のタイトルで、未完のソナタD.571と「幻想」の愛称でも知られるD.894のソナタを収録。この重要プロジェクトによって、マテュー・ゴーデが現代におけるシューベルトのもっとも優れた解釈者の一人であることを証明しています。
ANALEKTA
AN-28792(1CD)
フォーカス〜ギター・デュオのための新作集
ハリー・スタフィラキス:フォーカス
アンドルー・スタニランド:ショーロ「ヴィラ=ロボスのためのジョイフル・ラメント」
ホセ・エバンヘリスタ:レタソス
パトリック・ルー:影と光
アダム・チキリッティ(G)、
スティーヴ・コーワン(G)

録音:2019年9月、トロント(カナダ)
モントリオール出身、現在北米で絶大な賞賛を浴びているカナダ期待の新世代ギタリスト、アダム・チキリッティと、チキリッティのデビュー・アルバム(AN 28781)でも共演していたカナダのギタリスト、スティーヴ・コーワンのギター・デュオ。すべて世界初録音となる新作集で、多様な音楽的アプローチ、多彩なギター・テクニックが満載。

Hyperion
CDA-68298(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番、第7番&第8番 〜 戦争ソナタ集
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2019年2月13日−15日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
オズボーンの、記念すべきHyperionでの30枚目のレコーディングは、円熟期のプロコフィエフによって第二次世界大戦期に書かれた第6番〜第8番のピアノ・ソナタ。書かれた時期とその完成度の高さから「戦争ソナタ集」と呼ばれる傑作を、オズボーンの驚異的な集中力と並外れた感性で見事に表現しています。

Ars Produktion
ARS-38196(1SACD)
リスト:バッハの主題による幻想曲とフーガ S.529
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
バッハ(ブゾーニ編):コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV.639、
 コラール「来たれ、神にして創造主なる御霊よ」BWV.667、
 コラール「アダムの堕落によってみな朽ちぬ」BWV.637、
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
バッハ:「フーガの技法」より コントラプンクトゥス第14番
アウレリア・シムカス(P)

録音:2015年8月31日−9月2日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
997年、ラトビアの首都リガ出身の女流ピアニスト、アウレリ ア・シムカスの「B-A-C-H」をテーマとしたプログラム。 11歳でラトビア独立90周年を記念するコンサートに出演しセン セーショナルなデビューを飾ったシムカス。ラトビアのユルマラ で開催されている国際音楽祭「サマータイム」では、ショパンの作 品のマラソン・コンサートに、ダン・タイ・ソンやスタニスラフ・イ ゴリンスキー、ダヴィド・ガザロフらと共に出演するなど目覚まし い活躍を展開しているバルト三国の有望株です。
Ars Produktion
ARS-38297(1SACD)
マクナルティによる1790年製のワルターと1905年製のブリュートナー
W.F.バッハ:幻想曲イ短調 F.23*
C.P.E.バッハ:アリオーソと9つの変奏曲ハ長調 Wq.118/10*、
 幻想曲変ロ長調 Wq.61/3*
ベートーヴェン:10の変奏曲変ロ長調 WoO.73*
バッハ:組曲ヘ短調 BWV.823+、
 イタリア風アリアと変奏イ短調 BWV.989+
シェーンベルク:組曲 Op.25+
アーラシュ・ロクニ(P/ポール・マクナルティ製作アントン・ワルター1790年製モデルのレプリカ*&ブリュートナー1905年製+)

録音:2019年6月17日−20日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
当代屈指のピリオド・ピアノ製作の名工、ポール・マクナルティによる「1790年製のアントン・ワルター」のレプリカ・モデルと、1905年に製作されたオリジナルのブリュートナーのピアノを聴き比べることのできる贅沢なプログラム!
2人のバッハ(W.F&C.P.E)とベートーヴェンは「ワルターのレプリカ」、大バッハとシェーンベルク:は「ブリュートナー」で弾かれており、それぞれの作品の作風と歴史的楽器の音色のブレンド具合も絶妙です。
オーフス国際ピアノ・コンクール、第21回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)での入賞経歴を持つアーラシュ・ロクニはイランのテヘラン出身のピアニスト。
ドイツへと渡りライプツィヒとケルンでモダン・ピアノを学んだ後、フォルテピアノなど歴史的楽器の奏法をゲラルト・ハンビッツァー、ミヒャエル・ボルクシュテーデに師事するなど、モダンとピリオドのハイブリッドのプレイヤーとして活躍している注目株です。
Ars Produktion
ARS-38287(1SACD)
サウダージ
グラナドス:嘆き, またはマハと夜鳴きうぐいす、オリエンタル
ファリャ
:カンシオン(歌)
アルベニス:アストゥーリアス(伝説)
ヒナステラ:優雅な乙女の踊り
グアスタビーノ:ソナチナ
ヴィラ=ロボス:ショーロ第5番
フェルナンデス:モダ
グァルニエリ:ポンテイオ第49番
ナザレー:オデオン
レクオーナ:La32、コルドバ、ラ・コンパルサ
セルバンテス:さよならキューバよ
ソブラル(メルクジオ編):二人の愛
ノブレ:フレヴォ
ロマン・ロスバウム(P)

録音:2019年4月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
郷愁など様々なニュアンスを持つイベリア半島の単語「サウ ダージ(Saudades)」をテーマとし、スペイン語圏、ポルトガル語圏 の作曲家たちの作品を集めた情熱と哀愁が同居する民族色豊かな ラテン・ピアノ・プログラム! 情感豊かなラテン・プログラムを奏でているのは、スイス生まれで ルクセンブルクとフランスでピアノを学んだロマン・ロスバウム。 アレクサンダー・ミュレンバッハやペーター・エフラーなどにピア ノを師事し、1998年から2008年までルクセンブルク音楽院で教鞭 を執った経歴を持つピアニストです。

Fondamenta
FON-1901035
(CD+Bonus CD)
スカルラッティ:15のソナタ
ソナタ ニ長調 K.443/ソナタ ト長調 K.547/ソナタ 英ヘ短調 K.25/ソナタ ヘ短調 K.466/ソナタ イ短調 K.188/ソナタ ニ短調 K.32/ソナタ ヘ長調 K.518/ソナタ ト短調 K.30/ソナタ ト長調 K.125/ソナタ ハ短調 K.126/ソナタ イ長調 K.24/ソナタ ト短調 K.450/ソナタ ホ長調 K.531/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ハ長調 K.95
フレデリック・ドリア=ニコラ(P)

録音:2018年10月14日ー17日、フランス
フレデリック・ドリア=ニコラは、モスクワのグネーシン音楽大学でダニール・トリフォノフ、コンスタンチン・リフシッツ、アレクセイ・ヴォロディン、アレクサンダー・コブリンといった多くの有力ピアニストを育ててきた名教師、タチアナ・ゼリクマンに師事し、優れたソリスト&室内楽奏者として世界24ヶ国で演奏を行ってきたピアニスト。2008年には自身のレーベル「Fondamenta」を創設し、芸術監督として多くの新録音の製作、また貴重な録音の高音質復刻を手掛けてきました。
フレデリック・ドリア=ニコラのFondamentaでの6度目のレコーディングは、ドメニコ・スカルラッティのソナタ集。全部で500曲以上のソナタを書いたスカルラッティの膨大な宝石のなかから選びぬいた15曲を、スタインウェイDのきらびやかな音色でお贈りします。
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。

DUX
DUX-0834(1CD)
ショパン:練習曲集 Op.10&25 ルーカス・ゲニューシャス(P)

録音:2011年8月6日−8日、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(カトヴィツェ、ポーランド)
アヴデーエワ、ヴンダー、トリフォノフ、ボジャノフ、ホジャイノフなど多くのスターを生み出した第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年)において、インゴルフ・ヴンダーと第2位を分け合いポロネーズ賞を受賞、5年後のチャイコフスキー国際コンクールでも第2位という好成績を収めたルーカス・ゲニューシャスがポーランドのDUXに録音していたショパン。2011年にシマノフスキ音楽アカデミーで録音され、英MusicWeb Internationalで「This Chopin playing is top of the league」と絶賛された、Op.10とOp.25の練習曲集です。
DUX
DUX-1508(1CD)
ドリーミング〜女流作曲家たちの作品集
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノのための4つの歌曲 Op.8
クララ・シューマン:音楽の夜会 Op.6
ビーチ:夢 Op.15-3、
コロンバインの夢 Op.65
パク・ソナ(P)

録音:2017年8月21日−22日、ニューヨーク(アメリカ)
パク・ソナは、母国の韓国とアメリカで研鑽を積み、2016年にイタリアで開催されたアレクサンドル・スクリャービン国際ピアノ・コンクールでは審査員を務めるなど、世界各国で活躍している女流ピアニスト。
歴史上、高名な女流作曲家であるファニー・メンデルスゾーンとクララ・シューマンに、近代イギリスのエイミー・ビーチを加えた美しいプログラムです。
DUX
DUX-1523(1CD)
ヴァイオリンとピアノのためのポロネーズ集
ヴィエニャフスキ:演奏会用ポロネーズニ長調 Op.4、
 華麗なるポロネーズ イ長調 Op.21
リピンスキ:3つのポロネーズ Op.9
ショパン(リピンスキ編):ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26-1
ムイナルスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4-1
ズザンナ・ブジンスカ(Vn)、
シモン・オグリチェク(P)

録音:2018年10月20日−21日&25日−26日、オトレンブシ(ポーランド)
ワルシャワ室内歌劇場シンフォニエッタ、プウォツクSO、ゼノン・ブルゼフスキ・ワルシャワ弦楽オーケストラ、モスクワ室内O「ムジカ・ヴィヴァ」などとの共演を重ね、ポーランドなどヨーロッパ各地でのコンクールでの入賞実績を持つ若手女流ヴァイオリニスト、ズザンナ・ブジンスカが奏でるポロネーズの数々。
リピンスキ編曲のショパン、ヴィエニャフスキなどの「ポロネーズ」での解釈、フレージングはやはりポーランドの音楽家ならでは。存分にヴァイオリンでポーランドの舞曲、ポロネーズを楽しめるアルバムです。

Piano21
P21060-N(6CD)
限定盤
ベートーヴェン〜クロノロジカル・オデッセイ
【CD1】
ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲ハ短調 WoO.63(1782)
「選帝侯ソナタ」第1番変ホ長調 WoO.47-1(1782−1783)
ピアノまたはオルガンのための2つの前奏曲 Op.39(1789)
作曲者自身の編曲によるピアノ版:騎士バレエのための音楽 WoO.1(1791)
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1(1794)
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129「失くした小銭への怒り」(1795)
【CD2】
ベートーヴェンまたはディアベッリによる編曲(1815年):ピアノのためのグランド・ソナタ〔原曲:弦楽三重奏曲変ホ長調 Op.3〕(1796)
ルイ・ヴィンクラー(1820−1886)編曲:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2より 第3楽章 Rondo(Allegro)(1796)
ウラディーミル・ミハイロヴィチ・ブローク(1932−1996)編曲:ソナチナとアダージョ〔原曲:マンドリンとハープシコードのための〕(1796)
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1(1795−1798)
【CD3】
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2(1799)
フランツ・リスト(1811−1886)編曲:七重奏曲変ホ長調 Op.20より 第3楽章 Temo di Menuetto−Trio(1799)
カミーユ・サン=サーンス(1835−1921)編曲:弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6より 第2楽章 Adagio ma non troppo(1799−1800)
グスタフ・レスラー(1819−1883)編曲:弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4より 第1楽章 Allegro ma non tanto(1799−1800)
ルイ・ヴィンクラー編曲:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」(1800−1801)
ルイ・ヴィンクラー編曲:フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25より 第1楽章 Entrata(Allegro)(1801)
【CD4】
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」(1801)
ルイ・ヴィンクラー編曲:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2より 第2楽章 Adagio cantabile(1802)
7つのバガテル Op.33(1801−1802)
作曲者自身またはカスパール・カール・フォン・ベートーヴェン編曲:オーケストラのための12のコントルダンス WoO.14(1802)
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」(1802−1803)
【CD5】
カール・ツェルニー編曲(第2楽章)、編曲者不詳(第1、3楽章):ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」(1803)
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」(1804)
フランツ・クラク(1844−1913)編曲:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61より 第3楽章 Rondo. Allegro(カデンツァ:ベートーヴェンのOp.61a-3による)(1806)
【CD6】
創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80(1806−1807)
幻想曲ト短調 Op.77(1809)
伝ベートーヴェン編曲:軍楽のための行進曲第1番ヘ長調 WoO.18(初稿版)(1809)
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」(1809)
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111(1821−1822)
リヒャルト・ワーグナー(1813−1883)編曲:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」より 第3楽章 Adagio molto e cantabile−Andante moderatpo−Tempo primo(1823−1824)
モデスト・ムソルグスキー(1839−1881)編曲:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135より 第3楽章 Lento assai, cantante e tranquillo−Piu lento(1826)
アントン・ディアベリ(1781−1858)編曲:最後の楽想ハ長調 WoO.62(1826−1827)
カノン「私たちはみな迷うものだ」WoO.198(1826年12月3日)
シプリアン・カツァリス(P/ベヒシュタイン D-282 コンサート・グランド)

録音:2019年夏&2016年(Op.27-2)、サン=マルセル福音教会(パリ、フランス)
※レコーディング・プロデューサー:ニコラオス・サマルタノス
1980年代から90年代の初頭にかけてリスト編曲によるベートーヴェンの交響曲9曲全作品のピアノ独奏版を録音、発売し、世界中のクラシック・ファンに衝撃を与え、その度肝を抜いた超絶技巧の化身シプリアン・カツァリス。
伝説の「ひとりベト全」の完成から約30年、2020年のベートーヴェン生誕250周年のアニヴァーサリー・イヤーを盛大に祝うため、再びカツァリスがカツァリスでなければ成し遂げられなかった唯一無二、完全規格外のプロジェクトを世に送り出します!!
カツァリスはベートーヴェンの生誕250周年の記念リリースのために、「月光」や「熱情」を含む8曲のピアノ・ソナタなど、有名、無名を問わずベートーヴェン自身の「オリジナル作品」を選曲。
そしてさらにオリジナル作品に、作曲者自身や、ヴィンクラー、レスラー、ディアベッリ、リスト、サン=サーンス、ワーグナーなどの編曲による非常に珍しい「トランスクリプション(編曲作品)」の数々を組み合わせて時系列(1782年から1826年12月3日まで)でプログラムを構成し、「作曲家ベートーヴェンの生涯」を「ピアノ1台」で表現するという、前代未聞、驚嘆のプロジェクトを完成させました!
「春」や「クロイツェル」、「ヴァイオリン協奏曲(第3楽章)」、「交響曲第9番(第3楽章)」、「弦楽四重奏曲」をはじめとする数々の室内楽作品の「レア・トランスクリプション」、そしてピアノ・ソナタやバガテル、変奏曲などの「オリジナル作品」で、圧巻の超絶技巧、最大の魅力でもある研ぎ澄まされたクリスタルのような美音を存分に披露してくれるカツァリス。
生誕250周年記念のアニヴァーサリー・イヤーを大いに賑わせてくれる、カツァリス渾身のベートーヴェン・プロジェクト「クロノロジカル・オデッセイ」にご期待下さい!

若林工房
WAKA-4216(2CD)
イリーナ・メジューエワ/ドビュッシー・リサイタル(東京ライヴ2018)
前奏曲集 第1巻
映像 第1 集/映像 第2 集
喜びの島
前奏曲集 第2巻
組み合わされたアルペジオのための(「練習曲集」第2 巻〜第5 曲)
月の光(「ベルガマスク組曲」〜第3 曲)
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ:ニューヨーク・スタインウェイ 、1922 年製)

録音:2018 年12 月1 日、東京文化会館、小ホールにおけるコンサート・ライヴ
2018 年 12 月 1 日に東京文化会館・小ホールで行われたメジューエワによるド ビュッシー没後 100 年記念リサイタルのライヴ録音。「前奏曲集」(2 巻、24 曲)、 「映像」(2 集、6 曲)に「喜びの島」という聴き応え充分のプログラム。いずれも過去 に録音のあるレパートリーですが、近年のメジューエワの深化を示す素晴らしい演 奏内容になっています。アンコールのエチュード「組み合わされたアルペジオのた めの」は初録音。使用楽器は今回初登場となる1922 年製のニューヨーク・スタイン ウェイ。力強さと枯れた味わいの両方を持ち合わせた独特の音色が魅力で、詩情 あふれる夢幻の世界を紡ぎ出します。 (Ki)

H.M.F
HMM-902274(1CD)
COMPLICES=相棒=
ハイドン(ピアティゴルスキー編):ディヴェルティメント ニ長調 より‘アレグロ・ディ・モルト’
クライスラー:愛の悲しみ
ブラームス:ハンガリー舞曲第2番
ヴェチェイ:悲しきワルツ
ポッパー:セレナーデ op.54-2(スペイン舞曲集より)
ポッパー:妖精の踊り op.39
チャイコフスキー:感傷的なワルツ op.51-6
シチェドリン:アルベニス風に(ヴァルター・デスパリ編)
ショパン:ノクターン op.9-2
ポッパー:マズルカ op.11-3(3つの小品より)
B.A.ツィンマーマン:短い練習曲より第4番
クライスラー:愛の喜び
ファリャ:ナナ(7つのスペイン民謡より)
フォーレ:蝶々 op.77
サン=サーンス:白鳥
プーランク:愛の小径
コルトレーン:アラバマ
 バッハに基づく即興
デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェより第1曲
ハイドン:交響曲第13番よりアダージョ
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/ジョフレド・カッパ、1696年)
アレクサンドル・タロー(P(1-10; 12-16))
ラファエル・アンベール(テナー・サックス17)
ラ・ディアーヌ・フランセーズ
ステファニー・マリー・ドゥガン(指)(19)

録音:2018年9月5-10日、アルセナル・ド・メス、サル・ド・レスプラナード(フランス)
ケラスの冴えたチェロの音色と、タローの魔術的なピアノの音色。黄金コンビの演奏がハルモニアムンディから登場します!タイトルは” Complices”、 日本語にすると、“相棒”、あるいは “道連れ”。このタイトルには演奏者二人自身のことはもちろん、聴き手も、その時空を演奏者と共有する仲間である、 という意味が込められています。実演での共演機会も多いふたりが選んだプログラムは、有名曲から知られざる傑作までがそろった、いわばアンコール・ ピース集。演奏会の時、告知された本編プログラムの時はもちろん、それが終わった後のアンコールの時、少しリラックスした空気の中にもまた違った素 晴らしい自由や相互のやりとりが生まれると語るケラス。このアルバムにもそうした、よりのびやかで自由な雰囲気が素晴らしいかたちでとらえられていま す。トラック17では、人気サックス奏者ラファエル・アンベールが参加し、アルバムに華を添えています。ハイドンの交響曲第13番の第2楽章、独奏チェ ロが美しい旋律を歌う楽章でディスクが美しく閉じられます。編曲は二人によるものも含みます。ふたりのアンサンブルはこれまでにも増して特別な化学反 応を見せており、鮮烈にして円熟の極み。叙情的にして超絶技巧の名曲の数々を、ふたりの最高のデュオでお楽しみいただけます!

若林工房
WAKA-4216(2CD)
イリーナ・メジューエワ/ドビュッシー・リサイタル(東京ライヴ2018)
前奏曲集 第1巻
映像 第1 集/映像 第2 集
喜びの島
前奏曲集 第2巻
組み合わされたアルペジオのための(「練習曲集」第2 巻〜第5 曲)
月の光(「ベルガマスク組曲」〜第3 曲)
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ:ニューヨーク・スタインウェイ 、1922 年製)

録音:2018 年12 月1 日、東京文化会館、小ホールにおけるコンサート・ライヴ
2018 年 12 月 1 日に東京文化会館・小ホールで行われたメジューエワによるド ビュッシー没後 100 年記念リサイタルのライヴ録音。「前奏曲集」(2 巻、24 曲)、 「映像」(2 集、6 曲)に「喜びの島」という聴き応え充分のプログラム。いずれも過去 に録音のあるレパートリーですが、近年のメジューエワの深化を示す素晴らしい演 奏内容になっています。アンコールのエチュード「組み合わされたアルペジオのた めの」は初録音。使用楽器は今回初登場となる1922 年製のニューヨーク・スタイン ウェイ。力強さと枯れた味わいの両方を持ち合わせた独特の音色が魅力で、詩情 あふれる夢幻の世界を紡ぎ出します。 (Ki)

Hanssler
HC-19074(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第8番ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284
ジャン・ミュラー(P;Steinway D-573968)

録音:2016年8月/ルクセンブルク国立音楽学校
ルクセンブルク生まれのジャン・ミュラーによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音第2弾が登場しました。
ミュラーはヘンスラー・レーベルからリリースしたゴルトベルク変奏曲(HC 17059)では、高度な技術に裏付けされた圧倒的なテクニックを武器に変 幻自在に各変奏、音色の変化をつけて演奏し好評価を得ました。透き通るように美しいタッチで絶賛されるミュラーが満を持して臨んだモーツァルトのピ アノ・ソナタ集です。なお、ミュラーは2016年7月よりルクセンブルク室内Oの芸術監督もつとめております。 ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281、第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」、第12番 ヘ長調 K.332、16番変ロ長調 K.570(HC 18068)も好評発売中です。 (Ki)

OTTAVA RECORDS
OTTAVA-10002
(1SACD)
税込定価
リスト・パラフレーズ/近藤嘉宏
(1)歌劇「清教徒」の回想S.390/R.129(ベッリーニ/リスト編)
(2)歌劇「ランメルモールのルチア」の回想S.397/R.151(ガエターノ・ドニゼッティ/リスト編)
(3)歌劇「ノルマ」の回想S.394/R.133(ベッリーニ/リスト編)
(4)死の舞踏S.555/R.240(サン=サーンス/リスト、ホロヴィッツ編)
(5)ラ・カンパネラS.141/R.3b
(6)楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「イゾルデの愛の死」S.447/R.280 (ワーグナー/リスト編)
(7)舞台神聖祝典劇「パルジファル」より「聖杯への厳かな行進」S.450/R.283(ワーグナー/リスト編)
近藤嘉宏(P)

録音:2019年7月31日、8月1日、2日/浦安音楽ホール
ACDハイブリッド盤。超絶技巧と深い音楽性、その華麗なピアニズムで聴衆を惹きつけてきた近藤嘉宏が、いよいよフランツ・リストのオペラ・パラフレー ズをレコーディングしました。
大のオペラ好きで知られる近藤は、過去の演奏会でもリストのオペラ・パラフレーズを演奏してきましたが、今回のようにまとめてレコーディングするの は初めてとなります。 プログラムはいずれも大曲揃い。リストのピアノ音楽を愛する方々をはじめ、オペラ・ファンの方々にも十分ご満足いただける選曲となっています。
録音は2019年7月31日から8月2日にかけて、音響の良さで知られる浦安音楽ホールで行われました。エンジニアは数々の名録音を世に出し続け ている巨匠・深田晃が担当、近藤の華麗なテクニックに裏づけられた深い音楽性を余すところなく捉えています。 (Ki)

BIS
BIS-2370(1CD)
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.39『クラヴィーアのためのさまざまな小品』
クラヴィーアのためのさまざまな小品(Clavierstucke verschiedener Art ) Wq.112
【協奏曲 ハ長調 Wq.112/1(H190)/幻想曲 ニ長調 Wq.112/2(H144)/メヌエット I & II ニ長調 Wq.112/3(H165)/ソル
フェッジョ ト長調 Wq.112/4(H145)/アラポラッカ イ短調 Wq.112/5(H166)/ソナタ ニ短調 Wq.112/7(H179)/幻想
曲 変ロ長調 Wq.112/8(H146)/メヌエット I & II ニ長調 Wq.112/9(H167)/ソルフェッジョ ハ長調 Wq.112/10(H147)
/アラポラッカ ト短調 Wq.112/11(H168)/シンフォニア ト長調 Wq.112/13(H191)/幻想曲 へ長調 Wq.112/15
(H148)/メヌエット I & II イ長調 Wq.112/16(H169)/アラポラッカ ニ長調 Wq.112/17(H170)/ソルフェッジョ ト長
調 Wq.112/18(H149)/フーガ ト短調 Wq.112/19(H101.5)】
ミクローシュ・シュパーニ(Cemb)
[楽器 Double manual harpsichord built in 2007 by Michael Walker, Neckargemunt, Germany, after Johannes Daniel Dulcken, Antwerp 1745]

録音:2018年7月、8月/キリスト・ザ・キング教会(ロージャドンブ、ブダペスト、ハンガリー)
ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第39集。ベルリンのゲオルク・ルートヴィヒ・ウィンターが1765年に出版した『ク ラヴィーアのためのさまざまな小品』の声と鍵盤楽器のための3つの〈頌歌〉(Wq.112/6,12,14)をのぞく全曲の演奏です。この曲集には、演奏技術 と音楽的洗練のレベルの異なる顧客の求めに応えるため、C.P.E.バッハの作品の中でもっとも多様な曲が収められ、そのことが「さまざまな」のタイトル に示されています。それぞれ3楽章の〈協奏曲〉〈ソナタ〉〈シンフォニア〉、自由に演奏する〈幻想曲〉、知識の求められる〈フーガ〉の他、いろいろな 難易度と興趣の小品が13曲。シュパーニは、1765年の「第1刷」を使い、ヨハンネス・ダニエル・ドゥルケンが1745年に製作した二段鍵盤のチェ ンバロの「レプリカ」で演奏しています。

CLAVES
50-1908(1CD)
「ナンネル・モーツァルト」
(1)4手のピアノ・ソナタ ニ長調 K.381/123a(1773-4)
(2)前奏曲 ハ長調 K.284a(1777)
(3)ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303/293c(1778)
(4)ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309/284b(1777)
(5)ロンド ニ長調 K.382(1782)
ヘルガ・ヴァラーディ((1)(2)ハープシコード、(3) - (5)フォルテピアノ)、
(3)(5)プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)、
(5)イルディコー・サゴー(Vn)
(1)イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(ハープシコード)

録音:(1)(2)2018年7月2-5日/ゲマインドハウス教会、ビニンゲン(スイス)、
(3)-(5)2019年5月8-10日/カレル・ヴァルター・スタジオ、ヴァルデンブルク(スイス)
鍵盤奏者ヘルガ・ヴァラーディによる演奏でモーツァルトの実姉マリア・アンナにまつわる作品を収録したアルバム「ナンネル・モーツァルト」の登場です。 「ナンネル」とはマリア・アンナの愛称です。ハープシコードやフォルテピアノの才能に傑出したナンネル。弟であるヴォルフガングの陰に隠れるかたちとなっ てしまいましたが、ヴォルフガングは姉の才能を尊敬していたとされます。若き名手ヴァラーディが見事な演奏を披露しております。 共演のヴァイオリニスト、プラメナ・ニキタソヴァは古楽を中心とした活躍が目覚ましく、Clavesレーベルからリリースされている「モーツァルトとその 同時代人群像」(50 1819)でも卓越した技術を披露しております。 (Ki)

Orchid Classics
ORC-100108(1CD)
NX-B03
Four Elements Vol.2:Fire
チャイコフスキー:「四季」-12の性格的描写Op.37bから1月「炉端にて」
レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143
第3番/第5番/第7番/第10番(ユーモレスク)/第12番
リスト:交響詩 第5番「プロメテウス」(L.シュタルク編)
ドビュッシー:燃える炭火に照らされた夕べ
ドビュッシー:前奏曲 第2巻 第12番「花火」
スクリャービン:炎に向かって Op.72
ファリャ:恋は魔術師(ファリャによるピアノ版)(抜粋)〜きつね火の歌/火祭りの踊り
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(作曲者自身によるピアノ編曲版)(抜粋)
小菅 優(P)

録音:2019年4月9-12日
ピアニスト、小菅優が2007年から取り組むコンサート・シリーズ「Four Elements」(四元素/水・火・風・大地)。すでにCD化された第1作 「Water」(ORC10092/NYCX-10037)では、変幻自在に姿を変え、人々の感情に入り込む「水」の様々な姿を描き出し大好評を博した 彼女、第2作では「火」をテーマに、またもや多彩な作品に命を吹き込んでいます。「火」と言えば、真っ先に連想されるのが神話に登場するプ ロメテウスであり、神を無視して火を盗み人類に分け与えた存在とされています。小菅はリストの交響詩「プロメテウス」(L.シュタルクによるピア ノ編)を取り上げ、プロメテウスに対する神の怒りまでをも存分に表現しています。また、このアルバムには第一次世界大戦中に書かれた曲が 中心に収録されているのも聴きどころの一つ。この時代の人々が抱いた不安と感情を根底に置きながら、炎の持つ神性と悪魔性を描き分け、 大胆な感情表現で音による「火(戦)」を描き出します。 最後に置かれたストラヴィンスキーの「火の鳥」抜粋では、まさに大地と大空全てを舐めつくすかのような音による巨大な炎を感じることでしょう。
Orchid Classics
ORC-100109(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 第9集
ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op.31-3
ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
ジョナサン・ビス(P)

録音:2019年6月9-12日
1980年アメリカ生まれのジョナサン・ビス。祖母はサミュエル・バーバーからチェロ協奏曲を献呈された名チェリス ト、ラヤー・ガールブゾヴァ、父はヴィオラ奏者ポール・ビス、そして母は、彼が生まれる直前にマゼールの指揮で モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を演奏したという名手ミリアム・フリードという、錚々たる音楽一家の出身です。 6歳から本格的にピアノを学び、優秀な教師に恵まれ着々と成長を重ねピアニストとしての足掛かりをつかんだビ ス、彼が9年間に渡って録音を続けてきた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」が遂に完結しました。この第9集 では初期、中期、そして晩年の3つの時代の締めくくりとなる作品でまとめ、ベートーヴェンの創作活動の総括を 表現することに成功しています。第32番のソナタでの最後の静かな音がとりわけ強く印象に残ります。

Gramola
GRAM-98008(3CD)
NX-D03
ピ=シェン・チェン〜シューベルトを弾く
ピアノ・ソナタ 第7番変ホ長調 D568
ピアノ・ソナタ 第16番イ短調 D845
ピアノ・ソナタ 第17番ニ長調 D850
ピアノ・ソナタ 第18番ト長調 D894
ピアノ・ソナタ 第19番ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ 第20番イ長調 D959
ピ=シェン・チェン(P…スタインウェイ D1984)

録音:2016年6月/2017年10月
台湾で生まれ、ドイツを拠点に活動するピアニスト、ピ=シェン・チェン。彼女の音楽生活はおよそ半世紀に渡りますが、 レパートリーの主となるのはシュトックハウゼン、ブーレーズ、ケージなどの現代作品で、これらにおける彼女の解釈は後進 ピアニストたちの模範となっています。もちろん古典派、ロマン派の作品も得意としており、この3枚組のアルバムでは、彼 女が心から愛するシューベルトのソナタを披露。20歳の作品である「第7番」以外は晩年の作品で、ベートーヴェンやハ イドンの伝統を受け継ぐシューベルトのピアニズムを解き明かしながら、その内面世界を丁寧に描き出していきます。
Gramola
GGRAM-99198(1CD)
シューマン、シューベルト:ピアノ作品集
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
アンドレアス・エッゲルツベルガー(P)

録音:2019年6月18-20日
1980年リンツ生まれのエッゲルツベルガーは、幼い頃から神童の名を欲しいままにし、12歳で初のコンサートを開催、 15歳でリンツのブルックナー音楽院を卒業しました。しかし2012年、左手に不調を感じ、診察を受けた結果、中枢神 経の病である「ジストニア」と診断されました。5年に渡る療養の間、ピアノを再学習することで、自身の不随意な動きを 制御できるようになったエッゲルツベルガー。このGramolaへのデビュー・アルバムは、彼と同じ病に罹っていたという学説 のあるシューマンの作品と、彼がこよなく愛するシューベルトとをカップリング。「ジストニア」と名付けられたアルバムには音 楽を愛する喜びが詰まっています。
Gramola
GGRAM-98951(1SACD)
NX-B08
ヴァイオリン小品集
サン=サーンス:ハバネラ(アヴァネーズ) ホ長調 Op. 83(ヴァイオリンとピアノ編)
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調(遺作)(N. ミルシテインによるヴァイオリンとピアノ編)
イザイ:子供の夢 Op.14
フォーレ:月の光 Op. 46, No. 2(T.A. インベルガーによる声楽、ヴァイオリンとピアノ編 )
デームス(1928-2019):ヴェルレーヌの声 Op. 51
フランク(1822-1809):アンダンティーノ・キエトーソ 変ホ長調 Op. 6
デュパルク:悲しき歌(J. デームスによる声楽、ヴァイオリンとピアノ編)
デームス:ルクセンブルクの路地
ドビュッシー:前奏曲集 第1集 - 第8曲 亜麻色の髪の乙女(A. ハルトマンによるヴァイオリンとピアノ編)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(J. ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(J. ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編)
フォーレ:3つの歌 Op. 7 - 第1曲 夢のあとに(P. カザルスによるヴァイオリンとピアノ編)
シャミナード(1857-1944):スペイン風セレナーデ Op. 150(F. クライスラーによるヴァイオリンとピアノ編)
フォーレ:子守歌 Op. 16 (ヴァイオリンとピアノ編)
マスネ:歌劇「タイス」 - 第2幕 瞑想曲(M.P. マルシックによるヴァイオリンとピアノ編)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 - 第3曲 月の光
ラロ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 Op. 20- 第2楽章 アンダンティーノ(ヴァイオリンとピアノ編)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ショーソン(1855-1899):03:06 4つの歌 Op. 8 - 第4曲 私たちの思い出(T.A. イルンベルガーによるヴァイオリンとピアノ編)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
クリスティーネ・オルネツミュラー(S)
イェルク・デームス(P)

録音:2012年1月12.13日
1900年頃のヨーロッパにおける文化の中心は「fin-de-siecle=世紀末」のウィーンと、「Belle Epoque=良き時代」 のパリでした。パリのセーヌ川沿岸のサロンでは、毎夜、中産階級(ブルジョワジー)の人々が絵画と文学についての討 論を行いながら、美しい音楽に耳を傾けたのです。作曲家たちは耳当たりの良い小品を作り、時に応じて演奏家たち が状況に合わせて編曲を行うことで、その場の雰囲気にふさわしい作品へと練り上げていったのでした。このアルバムで は、それらの曲を演奏することで、当時のサロンを再現しています。思い入れたっぷりの旋律を奏でるヴァイオリンの調べ

Drama Musica
DRAMA-004(1CD)
19世紀の女性作曲家によるギター音楽
エミリア・ジュリアーニ=グリエルミ(1813-1850):6つの前奏曲 Op.46-第1番
ジュリアーニ=グリエルミ:ベッリニアーナ第3番 Op.6
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第2番
アテナイス・パウリアン(1821-1895):モーツァルトの主題による変奏曲
カタリーナ・プラッテン(1824-1895):葬送狂詩曲
ジュリアーニ=グリエルミ:「悲しみと涙のうちに生まれて」による変奏曲 Op.5
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第3番
パウリアン:「ラ・ビオンディーナ」による変奏曲
 マルブルック幻想曲
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第4番
プラッテン:エルフィン・レヴェルズ
パウリアン:「Margin d'un Rio」による変奏曲
ジュリアーニ=グリエルミ:6つの前奏曲 Op.46-第6番
プラッテン:ヴェニスの謝肉祭
ジェイムズ・エイカーズ(G)

録音:2018年4月5-7日
「DRAMA MUSICA」レーベルの新しいコレクション「DONNE(ドンネ)」は、魅惑の女性作曲家の世界をご案 内いたします。第1弾は19世紀の知られざる3人の女性作曲家、エミリア・ジュリアーニ、アテナイス・パウリアン、そし てカタリーナ・プラッテンの作品集です。歴史の中でもともと少数派のギター音楽において、彼女たちは女性であると いうだけで男性優位の世界で苦労を味わったたけではなく、歴史の中で顧みられず、ごくまれに「例外的な存在」と して参照されるのみでした。その作品もほとんど演奏されることはありませんでしたが、今回、スコットランドの王立音 楽院にて、ピリオド楽器の演奏技術を教える名手ジェイムズ・エイカーズが彼女たちの作品を取り上げ、素晴らしい 演奏で紹介しています。

GALLO
GALLO-1553(2CD)
リシャール・アンテルム・ジャンダンへのオマージュ
(1)バッハ: 高みにいる神だけが栄光であるように BWV711
 高みにいる神だけが栄光であるように BWV662
 高みにいる神だけが栄光であるように BWV663
 幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
(2)フランク:第1 コラール ホ長調
(3)メシアン:主の降誕
(4)ヴュアタ:聖霊降臨の主日のための3 つの小品Op.36-3
(5)シェ:6 つの合唱の形 Op.1
(6)バルブラン:4つの小品 Op.26
(7)バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
 トリオ・ソナタ第6 番ト長調 BWV530
(8)グリュネンワルド:オルガンのためのソナタ
(9)バッハ:小さな和声の迷宮 BWV591
(10)作者不詳:ユダヤ人の踊り
(11)パッヘルベル:フーガ ハ長調
(12)モンティレ:聖セシリア・ミサ
リシャール・アンテルム・ジャンダン(Org)
(12)リシャール・アンテルム・ジャンダン(指)
聖ジョセフ教会混声cho

録音:
(1)-(3)1972 年7 月27 日 ジュネーヴ
(4)1973 年4 月3 日 ジュネーヴ
(5)(6)1983 年9 月25 日 カルージュ
(7)1966 年8 月25 日 ジュネーヴ
(8)1966 年5 月7 日 ジュネーヴ
(9)1970 年10 月24 日 ジュネーヴ
(10)(11)1968 年6 月18 日 メイラン
(12)1979 年 ジュネーヴ
スイスのオルガニスト、リシャール・アンテルム・ジャンダンの録音集。ジュネーヴを拠点に活動し、またジュネーヴ音楽院の教授でもあって。

BRINRINRI
KYBR-1903(1CD)
税込定価
ソル:幻想曲集
幻想曲 Op.7 /幻想曲 Op.10
悲歌風幻想曲 Op.59/幻想曲 Op.30
幻想曲「別れ」Op.21/幻想曲 Op.4
山下和仁(G)

録音:1987年6月17日 (2019 年リマスター)
鮮烈な衝撃も新たに、1987 年録音の伝説的名盤が30 余年の時を経て蘇る! 1987 年6 月、現在も語り継がれる伝説的レコーディングによって音盤に刻まれた「ソ ル・幻想曲集」が、デジタル・リマスターを施されて待望の復活を遂げた。ソルが華 麗なテクニックの極みと作曲技法の粋を凝らした屈指の演奏会用作品「幻想曲」の 数々が、若き山下和仁の手により一際強い輝きを放ち、息吹が聴こえるほどに躍動 する様は、30 余年を経てなお、鮮烈な衝撃をもって迎えられるであろう。この歴史的 名盤にぜひ耳を傾けて頂きたい。(月刊「現代ギター」編集長 渡邊弘文) ※本CD は、1989 年に発売されたCD「ソル:ギター曲全集」より幻想曲一枚の2019 年リマスター盤です。

ALBANY
TROY-1767(1CD)
ジョゼフ・フェニモア(b.1940):4手作品集
(1)8 つのワルツ 第2 巻(1958-1975)
(2)8 つのワルツ 第1 巻(1958-1974)
(3)第1 ソナタ(1964)/(4)第2 ソナタ(1965)
(5)第1 ソナチネ(1965)/(6)第3 ソナチネ(1973)
(7)パサカーユ(1994)
(8)その令嬢は浮浪者ではない(2000)
ジョゼフ・フェニモア(P)
(1)(2)ゴードン・ヒッバード(P)
米国の作曲家、ピアニスト、ジョゼフ・フェニモア(1940―)の4 手ピアノ作品集。いずれも近代 的な美しさ溢れる極です。60 年来の友人というゴードン・ヒッバードと組んでの演奏。
ALBANY
TROY-1771(1CD)
ロバート・ムチンスキ(1929-2010):ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1 番Op.9
ピアノ・ソナタ第2 番Op.22
ピアノ・ソナタ第3 番Op.35
ザカリ・ロペス(P)

録音:2018年5月15-17日 米国ケンタッキー州ルイスヴィル
シカゴ生まれの作曲家、ロバート・ムチンスキ(1929-2010)のピアノ・ソナタ全集。晦渋な第1 ソ ナタから第 3 ソナタへと徐々に静かで落ち着いた作風に変貌しています。ザカリ・ロペスは米国の 中堅ピアニスト。
ALBANY
TROY-1774
(1CD+BluRay Disc)
アルベニス:パヴァナ・カプリコ Op.12
入江のざわめき Op.71-6
伝説
イベリア〜エヴォカシオン,ラヴァピエス,エル・アルバイシン,トゥリアーナ
ポーラ・バイテルマン(P)
ウォルター・クラーク(音楽学者)

録音:2016年1月 米国 ニューヨーク州サラトガ・スプリングズ
アルベニスのピアノ作品集。ポーラ・バイテルマンはチリのピアニスト。アルベニスのスペシャリ ストで、1993 年にはアルベニスのピアノ作品の年代表と主題目録という本も著しています。 Blu-Ray Disc が付いており、こちらにはバイテルマンらによるレクチャーが収録されています。仕様 が明記されていないが、日本のBRD プレイヤーで再生可能。字幕は付いていない。 ※Blu-Ray Disc 用のケースにCD とBlu-Ray Disc の2 枚が収納されています。
ALBANY
TROY-1781
(1CD)
「敬意と記憶」
ポール・タロク:パッサカリア
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9 番ニ長調 K.331
ドビュッシー:二つのアラベスク
ジェイムズ・アドラー:ノーマンへの悲歌
ヘンコ・エスパグ:思い出
ムソルグスキー:展覧会の絵
ジェイムズ・アドラー(P)

録音:2018 年4 月11 日,12月19-20日,2019年2月1日 ニューヨーク
米国のピアニスト、作曲家のジェイムズ・アドラー(1950-)のCD。 ポール・タロク(1929-2012)はニューヨークで生まれ亡くなった作曲家。音楽批評家としても高 名。ヘンコ・エスパグは南アフリカ出身、2007 年に米国に移住した若い作曲家。
ALBANY
TROY-1783(1CD)
「橋」〜ショパンからピアソラへ
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調/夜想曲 嬰ヘ短調Op.48-2/ワルツ 変ト長調 Op.70-1
ジョルジュ・マティアス(1826-1910):言葉の無いロマンス Op.18-4 /カプリス〜ワルツ
Op.38-1
アルベルト・ウィリアムズ(1862-1952):ワルツ Op.29-3/ノヴェレット Op.8/跡 Op.46-1
ヒナステラ:エスタンシア/12 のアメリカの前奏曲/ミロンガ
ピアソラ:ロコへのバラード/忘却/別れ/私は黒人
ローサ・アントネッリ(P)

録音:2019年4月ニューヨーク
ショパンからピアソラまでの様々な作品を収録。ドイツとポーランドの血を受け継いだフランス 人、ジョルジュ・マティアス(1826-1910)、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれでパリで学んだ アルベルト・ウィリアムズ(1862-1952)の作品が珍しい。 ローサ・アントネッリはアルゼンチンのピアニスト。南米のピアノ音楽に積極的に取り組んでおり、 ことにピアソラの作品のピアノ演奏で知られます。

MSR
MS-1470(1CD)
ベートーヴェン・オデッセイ第6集〜ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集Vol.6
ピアノ・ソナタ第4 番変ホ長調Op.7
ピアノ・ソナタ第12 番変イ長調Op.26
ピアノ・ソナタ第11 番変ロ長調Op.22
ジェームズ・ブローン(P)

録音:2018年12月16-18日
MSR で進行中のジェームズ・ブローン、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集録音シリーズ第 6 弾。ブローンは1971 年イギリス出身。ニュージーランドで教育を受け、以後オーストラリアを中心 に音楽活動を開始。メルボルン響とも度々共演した。このディスクでは質実剛健なベートーヴェ ンを聴かせる。
MSR
MS-1595(1CD)
「ダンス」〜世紀を越えて
バッハ:アルマンド
G.ムファット:ブーレ
モーツァルト:メヌエット ハ長調
シューベルト:ディアベリの主題による変奏
シューベルト:12 のグラーツ・ワルツ〜第1、2、3、4、7番
ショパン:マズルカイ短調
リスト:小さなお気に入りのワルツ
ドビュッシー:レントより遅く
ナザレー:ノベ・デ・ジュリョ
サティ:ジュ・トゥ・ヴー
グラナドス
:スペイン舞曲第5 番
レスピーギ:甘美なワルツ
ポンセ:それでも
ギーゼキング:チャールストンのテンポで
ショスタコーヴィチ:前奏曲第24 番
ヴィム・スタティウス・ミュラー(b.1930):アヴィラ・ビーチ・ワルツ
ウィリアム・ボルコム(b.1938):グレースフル・ゴースト・ラグ
オルドリッジ(b.1954):ワルツ第9、11、14、12 番
チョンウン・キム(b.1978):ディアベリの主題による変奏
ミン・クォン(P)

録音:2015年1月20-22
ミン・クァンは韓国系アメリカ人ピアニスト。すでにカーネギー・ホール、アヴェリー・フィッシャ ー・ホールでリサイタルを開き、大成功を収めています。このディスクにはもじ通り、世紀を越えた舞 曲が収められています。彼女のピアノは粒のそろった澄み切った音色が魅力で今後の活躍が大い に期待されます。
MSR
MS-1655(1CD)
「レゾナンス」
バッハ:パルティータ第4 番ニ長調BWV828
キャロライン・ショー(b.1982):グスターヴ・ル・グレイ(2012)
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
エイミー・ヤン(P)

録音:2017年12 月17-19日
エイミー・ヤンは韓国系アメリカ人のピアニストでソリスト、室内楽奏者としてマーラー・チェンバ ー・オーケストラ、ヒューストン響などと共演しています。ここではバッハ、シューマンの他、新ロマン 主義風の現代曲を取り上げており、彼女の幅広い芸風を堪能できます。

CD ACCORD
ACD-246(1CD)
NX-B05
ポーランド女性作曲家たちのサロンにて
マリア・シマノフスカ(1789-1831):18の舞曲 - 第4番ポロネーズ ヘ短調
 20の練習曲と前奏曲(抜粋)
【第1番:ヘ長調/第10番:変ホ短調/第16番:変ホ長調/第18番:ホ長調】
ヘレーナ・ウォプスカ(1887-1920):無言歌 Op.2
ナタリア・ヤノータ(1856-1932):マズルカ イ長調 Op.6-2
ワンダ・ランドフスカ(1879-1959):4つの小品 Op.2-4 En valsant ワル
 4つの小品 Op.2-2 Nuit d'automne 秋の夜
ヤドヴィガ・サルネツカ(1877-1913):4つの印象 Op.12-3
Con sentimento e dolore
 4つの印象 Op.12-4 Gentile
 練習曲 ヘ短調「Quasi un dolore」
ミシンスカ=ヴォイチェホフスカ(1858-1930):切ない夜のおとぎ話
ゾフィア・オッセンドフスカ(1887-1943):Moudjahid, danse deguerriers musulmans ムジャヒド、ムスリム戦士の踊り
ヘレーナ・クジジャノフスカ(1867-1937):ワルツ=バレエ
テクラ・バダジェフスカ(1834-1861):乙女の祈り
マグダレーナ・リサク(P)

録音:2018年10月
ヨーロッパの上流社会における「サロン」は、人々の出会いを促すだけではなく、新しい文化が生まれる場所でもありました。 とりわけ19世紀には、女性たちが運営するサロンが特別な役割を果たしていたことも知られています。例えばロシアではアレ クサンドル1世の皇后エリザヴェータ・アレクセーエヴナとアレクサンドル2世の皇后マリア・アレクサンドロヴナ。この2人の宮廷ピ アニストを務めたマリア・シマノフスカのサンクトペテルスブルグの華やかなサロンや、同じく技巧的なピアニストとして名を馳せた ナタリア・ヤノータのサロンでは、次々と新しい音楽や話題が生まれました。しかし、残念なことに現代では彼女たちの名前は ほとんど目にすることはありません。かろうじて1856年に発表されたバダジェフスカの「乙女の祈り」のみが、今でも世界中の ピアノ愛好者たちを虜にしています。このアルバムでは、このようなポーランドのサロンで活躍した女性たちの作品を楽しむこと ができます。

SOMM
SOMMCD-0603(1CD)
NX-B04
様々な変奏曲集
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20
シューマン:クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5 (1850年版)
ニコ・ミューリー:スモール・ヴァリエーションズ(2019)…世界初録音
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54
ヴィジェイ・アイヤー:ハルーシネーション・パーティ(2019)…世界初録音
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
ミシュカ・ラシュディ・モメン(P)

録音:2019年3月2日、3日 イギリス
1992年ロンドン生まれの新世代ピアニスト、モメンのSOMM RESORDINGSへのソロ・デビュー・アルバム。モメンはロンド ンのギルドホール音楽院の卒業生で、リチャード・グードやアンドラーシュ・シフに師事。アルバム・タイトル「VARIATIONS」 は“変わるもの、変わらないものへの問いかけである”と考えるモメンが選んだ曲は、シューマン夫妻の作品を中心に、二人 を巡るメンデルスゾーン、ブラームスなどロマン派の作品から、モメン自身が2人の現代作曲家に委嘱し、2019年に完成し た作品までと多彩なもの。その中の1曲を書いたニコ・ミューリーは2018年にメトロポリタン歌劇場でオペラ「マーニー」が初 演され、日本でもライブ・ビューイングで話題になった作曲家。もう一人の作曲家アイヤーは、ニューヨークで活躍するジャ ズ・ピアニスト。現代作品とロマン派作品の融合が興味深い1枚です。
SOMM
SOMMCD-0604(1CD)
NX-B04
フェルナンド・ソル(1778-1839):19世紀のギター音楽集
序奏と「マルボローは戦場に行った」の主題による変奏曲 Op.28
スペインのフォリアとミヌエット Op.15a
モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
ギター独奏のための幻想曲 Op.58
6つのバガテル Op.43[第3番/第5番]
悲しみの幻想曲 ホ長調[序奏/葬送行進曲]
カプリッチョ ホ長調「静けさ」
24の練習曲「進歩的なレッスン」Op.31-第23番 ホ長調「宗教的な祈りの楽章」
ジャンルイジ・ジリオ(G)

録音:2019年1月3-5日 ナポリ
イタリア出身のギタリスト、ジャンルイジ・ジリオのSOMM Recordingsでのデビュー盤は、19世紀に活躍したフェル ナンド・ソルのギター作品集。カタルーニャ出身のソルは、高い演奏技術による優れたギター曲を多数書くことで、当 時は居酒屋で演奏されるような地位の低い楽器であったギターを、コンサート会場で演奏される楽器への格上げ に貢献し「ギターのベートーヴェン」と呼ばれていました。初期の傑作「モーツァルトの“魔笛”の主題による変奏曲」 でギター音楽の新しい表現の境地を開拓し、晩年の「悲しみの幻想曲」では、当時現れ始めたロマン派への傾倒 など、ソルの様々な側面が楽しめます。ジリオは、ナポリの音楽院を最高の成績で卒業した後、チマローザ音楽院 で20世紀音楽を学び、さらに建築も学んだ異色の知性派ギタリスト。バロックからロマン派、現代音楽までをレ パートリーとしています。使用楽器は、パリの高名なギター製作者、Rene Lacoteの1834年製。ソル自身も同じ 製作者のギターを弾いていたといい、哀愁に満ちた雰囲気のある19世紀のギターの音色をお楽しみ頂けます。

STEINWAY&SONS
STNS-30111(1CD)
NX-B07
Bach 4 Kids〜子供のためのバッハ
フランス組曲 第6番ホ長調 BWV817-第5曲 ポロネーズ
.フランス組曲 第6番ホ長調 BWV817-第1曲 アルマンド
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869-前奏曲 第19番イ長調
3声のインヴェンション BWV787-801-シンフォニア 第13番イ短調
パルティータ 第3番イ短調 BWV827-第6曲 スケルツォ
パルティータ 第4番ニ長調 BWV 828-第4曲 アリア
前奏曲 ニ短調 BWV926
フランス組曲 第5番ト長調 BWV916-第2曲 クーラント
フランス組曲 第5番ト長調 BWV916-第5曲 ブーレ
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 前奏曲 第1番ハ長調
パルティータ 第2番ハ短調 BWV926-第5曲 ロンドー
2声のインヴェンション BWV772-786-インヴェンション 第8番ヘ長調
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971-第1楽章
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825-第5曲 メヌエット I
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 前奏曲 第21番変ロ長調
パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825-第6曲 ジーグ
3声のインヴェンション BWV787-801-シンフォニア 第4番ニ短調
フランス組曲 第5番ト長調 BWV816-第7曲 ジーグ
ゴルトベルク変奏曲 BWV988-アリア
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2018年12月20-21日
ベートーヴェンやバッハの演奏で定評のあるアメリカの名ピアニスト、アンドリュー・ランジェルがバッハの膨大な作品の 中から子供たちが興味を持ってくれそうな、かつ“ランジェル自身の中の子供心”(ジャケットの風変りな絵は、ピアノを始 める前の9歳のランジェルが描いたもの)を目覚めさせる曲を選んだ1枚。どれも短めな曲ばかりで、結果的に子供だけで なく、お父様、お母様、学生や教師、そしてもちろん音楽評論家も含めた全ての人に楽しんで頂けるアルバムになりまし た。
STEINWAY&SONS
STNS-30125(1CD)
NX-B07
ショパン:後期作品集
スケルツォ 第4番ホ長調 Op.54
マズルカ 第33番ロ長調 Op.56-1
マズルカ 第34番ハ長調 Op.56-2
マズルカ 第35番ハ短調 Op.56-3
ポロネーズ 第7番変イ長調「幻想」Op.61
子守歌 変ニ長調 Op.57
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
サンドロ・ルッソ(P)

録音:2019年2月11日,3月30日
ピアノの詩人、ショパンの後期作品集。39歳でこの世を去ったショパンにとって、後期といってもまだ30代を指しますが、 驚くほどに成熟した数々の作品を遺しています。画期的で革新的な作風は、後に続く世代のドビュッシー、ラヴェルやス クリャービンたちの指針となったのは間違いありません。演奏は、イタリアのエレガントなピアニズムで知られるサンドロ・ルッ ソ。幼い頃からピアノの才能を開花させ、ベッリーニ音楽院と、ロンドンの王立音楽大学で学びました。2000年にアメリ カに渡り、ベルゲンPO協奏曲コンクールで優勝してから、アムステルダム・コンセルトヘボウやコン ツェルトハウス・ベルリンなど世界の主要な舞台で演奏、注目を集めています。
STEINWAY&SONS
STNS-30114(1CD)
NX-B07
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75(1957)
10の小品 Op.12(1906-13)
スタニスラフ・フリステンコ(P)

録音:2015-2017年
ウクライナのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、フリテンコによるプロコフィエフの2つのピアノ曲集。「ロメオとジュリエット」は 華麗なオーケストラ作品である原曲をプロコフィエフ自身がピアノ独奏用に編曲したヴァージョンで、バレエの初演 1年前の1937年に初演されています。オーケストラ版の楽しさが余すことなくピアノに移し変えられており、独立 したピアノ曲としても親しまれています。もう1曲の「10の小品」Op.12はペテルブルク音楽院在学中の1906〜 1913年に作曲した小品集。1913年にプロコフィエフ自身が編纂したユニークな作品です。様々な形式の曲が 並べられており、実験的な要素も感じられます。冴えわたるフリステンコの超絶技巧が聴きどころです。
STEINWAY&SONS
STNS-30053(1CD)
NX-B07
スタインウェイ・ホールのクリスマス
レスラー:Baby, It's Cold Outside
トーメ:The Christmas Song
バーナード:Winter Wonderland
アダン:O Holy Night
メンデルスゾーン:Hark! The Herald Angels Sing
伝承曲:The First Noel
伝承曲:I Saw Three Ships
伝承曲:While Shepherds Watched

カークパトリック:Away in a Manger
ディヴィス:O Little Town of Bethlehem
ケント:I'll Be Home for Christmas
ヒュー・マーティン:Have Yourself a Merry Little Christmas
グルーバー:Silent Night
サイモン・ミリガン(P)
ニューヨークのスタインウェイ・ホールで録音されたクリスマス・アルバム。「きよしこの夜」や「ウィンター・ワンダーランド」をはじ めとした全ての曲はピアニスト、サイモン・マリガンによるジャズ風のアレンジが施されています。賑やかな夜ではなく、シック な夜を過ごしたい「大人のための」1枚です。

299 MUSIC
NIKU-9023(1CD)
税込定価
メシアン:ピアノ作品全集3 〜8 つの前奏曲、ニワムシクイ、シャロットの貴婦人
メシアン: 8つの前奏曲(1928/29)
ニワムシクイ(1970)
シャロットの貴婦人(1917)「初稿版(未補筆版)」※世界初録音
宮崎明香(P)

録音:2019 年6 月25-27 日三重県総合文化センター 大ホール
深い愛着、いつくしみを感じると自身が語るメシアン初の出版作品「8 つの前奏 曲」、「鳥のカタログ」に匹敵する大作「ニワムシクイ」。前後期作品を通して一貫した 独自の書法が生み出す響きは、荘厳な音楽空間を創り出し音の迷宮へと誘う。メシ アンが8 歳で作曲した未出版作「シャロットの貴婦人」の初稿版は世界初録音。 パリに学び、メシアンの音楽に心を奪われた実力派ピアニスト 宮崎明香の新たな 魅力が香り立つ。 ※第1 集「鳥のカタログ第1, 2, 3, 5 巻」(NIKU-9003)はレコード芸術準特選。第2 集「鳥のカタログ第4, 6, 7 巻」はレコード芸術特選!

ATMA
ACD2-2782(1CD)
アート&ラプソディ
バッハ:オルガン協奏曲ニ短調 BWV596
パーシー・ウィットロック:コラール幻想曲 変ニ長調
ラフマニノフ(アルシー・クリス編):交響的舞曲 Op.45より 第1楽章 Non-Allegro
アート・テイタム(アルシー・クリス編):ラプソディ・アフター・アート
アルシー・クリス:インプロヴィゼーション1
ヴィンセント・ユーマンス/アート・テイタム/アルシー・クリス:ふたりでお茶を
アルシー・クリス:インプロヴィゼーション2
ジャン・ギユー:トッカータ Op.9
ジャンヌ・ドゥメッシュー:練習曲第4番
ワーグナー(アルシー・クリス編):ワルキューレの騎行
アルシー・クリス(Org)
2017年のカナダ国際オルガンコンクールで最優秀賞及びバッハ賞を受賞したアルシー・クリスの演奏を収録したアルバムです。バッハから近現代、自 作までジャンル豊かな選曲。確かな技術を持ちながら優雅さを感じさせる、雰囲気のある演奏です。 (Ki)


ORFEO
C-984191(1CD)
NX-B09
#CelloUnlimited
コダーイ:無伴奏チェロのためのソナタ Op.8*
プロコフィエフ:無伴奏チェロのためのソナタ 嬰ハ短調 Op.134
ヒンデミット:無伴奏チェロのためのソナタ Op.25-3
ヘンツェ(1926-2012):セレナード(1949)
ダニエル・ミュラー=ショット(1976-):カデンツァ
ジョージ・クラム(1929-):無伴奏チェロのためのソナタ(1955)
カザルス(1876-1973):鳥の歌(無伴奏チェロのための)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)

録音:2017年9月25.26日*、2019年1月9.10日
18世紀初頭に作曲されたバッハの「無伴奏チェロ組曲」以降、独奏チェロのための目立った作品は、長い 間書かれることがありませんでした。しかし20世紀になると次々にこの分野での名作が次々と出現します。その 先鞭をつけたのは、演奏時間30分を超えるコダーイの「無伴奏チェロのためのソナタ」。この曲はミュラー=ショッ トに言わせるとまさに「エベレスト」であり厳しさの中に美しさを持つ孤高の作品です。その後もヒンデミットやプロコ フィエフ、ヘンツェ、カザルス、クラムによるユニークな「無伴奏チェロ作品」が多数生まれており、ミュラー=ショット は「長年にわたって私に影響を与えてきた独奏チェロ作品」であるこれらを紹介するとともに、自身の初の作品 「カデンツァ」も併せて披露、アルバム・タイトル「CelloUnlimited=チェロの限界を超える」通りの手に汗握るば かりの凄まじい演奏を聴かせます。

H.M.F
HMN-916115(1CD)
ハルモニア・ノヴァ 9〜サンドロ・ネビェリーゼ(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番op.36
 練習曲「音の絵」op.39-2 イ短調&op.39-6 イ短調
 ヴォカリーズ
プロコフィエフ:ロミオとジュリエット op.75より第2,6,7,10曲、
 ピアノ・ソナタ第4番 「古い手帳から」op.29
 練習曲 ホ短調 op.2-2
サンドロ・ネビェリーゼ(P)

録音:2018年10月、フランス
またとてつもない才能の持ち主が現れました。2001年ジョージア生まれのサンドロ・ネビェリーゼです。5歳でピアノを始め、9歳からはマカ・ヴィル サラーゼのもとで作曲も学んでいます。2016年、マツーエフが主宰するフランド・ピアノ・コンクールでグランプリを受賞しているほか、マリインスキー 国際ピアノコンクール入賞など、10代にして世界のピアノコンクールで輝かしい成績を収めています。作曲でも才能を発揮しており、ピアノソロ作品のほか、 弦楽四重奏曲、オーケストラを伴うピアノ協奏曲などもすでに完成させており、2016年にはピアノ協奏曲第1番 ニ短調(セルゲイ・プロコフィエフに捧ぐ) がジョージアのベスト・コンポジション賞を受賞したのを皮切りに、作曲でも毎年様々な賞を受賞しています。さらに文学への造詣も深く、シュールレア リスムの短編小説も自身書いているという驚異的な多才ぶり。トビリシ国立音楽院付属音楽学校を経て、2018年9月より同音楽大学に進学しています。 マツーエフ主宰の音楽祭で自作を演奏しているほか、音楽祭へも多数参加しています。
ラフマニノフは自身にとってとても近しく、作品への共感も自然にできると語っており、ここでも冒頭のソナタから、ほとばしるような情熱と説得力で一 気に聞き手を自分の世界へと引き込みます。プロコフィエフ作品でも圧巻のセンスを発揮しております。これからますます世界的に知られる存在となる でしょう。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72819(1CD)
「ヴィジョンズ」シリル・スコット:ピアノ曲集
子守唄/ポエム
ロータスランド Op.47-1
セキレイ Op.71-3/スフィンクス Op.63
間奏曲 Op.67-3/サマーランド Op.54
2つのピエロ小品 Op.35
コロンバイン Op.47-2
3つの小さなワルツ Op.58
ジャングルの朝の歌/大草原の上
ニ ーノ・グヴェタッゼ(P)

録音:2019年4月29・30日、5月1日
優優しく美しく、瞑想的な雰囲気に満ちたピアノ作品集です。シリル・スコットは20世紀初頭のイギリスで活躍した作曲家であり、同時代を生きたイギリ スの作曲家・指揮者のユージン・グーセンスは彼を「近代英国音楽の父」と評しています。ドビュッシーに近い作風で耳に心地よく、洒落たユーモアと気 の利いた書法がスパイスとなった秘曲ぞろい。知られざる名品に出会う喜びにあふれた1枚です。 ニーノ・グヴェタッゼはトビリシ生まれでアムステルダムを拠点に活躍するピアニスト。ショパンのアルバム(CC-72768)を2017年に発表しており、 今作がチャレンジ・クラシックス2 枚目のアルバムとなります。 (Ki)
Challenge Classics
CC-72810(1CD)
シューベルト&リスト
リスト:巡礼の年 第1年スイスより 「泉のほとりで」
シューベルト:即興曲 ハ短調 D.899-1
シューベルト:即興曲 変ト長調 D.899-3
シューベルト:「糸をつむぐグレートヒェン」D.118
リスト:巡礼の年 第1年スイスより 「オーベルマンの谷」
リスト:愛の夢 第3番
リスト:超絶技巧練習曲より 「雪あらし」
カミエ ル
カミエル・ブームスマ(P)

録音:2019年5月1・2日
詩的であり心の奥深くに沈みゆくような表現力の深さが求められるリストとシューベルトの作品に、若きピアニスト、ブームスマが挑みます。捉えどころ のない音楽の本質を目指して果敢にアプローチした好演が聴けます。彼はショパンとシューベルトを組み合わせたアルバム(CC-72756)も発表しており、 シューベルトに強い共感を持っているピアニストと言えます。 (Ki)

Grand Piano
GP-626(1CD)
NX-B03
サン=サーンス:ピアノ作品全集第5集
2つのバガテル(1858)…世界初録音
ANTWORT 答え…世界初録音
マイヤベーアの「北極星」の五重唱による幻想曲(1858)…世界初録音
マイヤベーアの「預言者」のワルツ(1857)…世界初録音
ワーグナーの「ローエングリン」による幻想曲(1859)…世界初録音
ベートーヴェンの「アテネの廃墟」の回教僧の合唱(1869)
グノーの「ガリア」によるパラフレーズ(1871)…世界初録音
ビゼーの「真珠採り」によるスケルツォ(1886)…世界初録音
マスネのオペラからの演奏会用パラフレーズ「タイスの死」(1895)
リストの「ベートーヴェン・カンタータ」による即興演奏(1870)…世界初録音
アフリカ幻想曲 Op.89(P独奏版)(1891)
ジェフリー・バールソン(P…スタインウェイ、ハンブルク、モデルD)

録音:2017年1月19,23,25日,2月15日
サン=サーンスのピアノ作品全集、第5集には8曲の世界初録音作品が含まれています。どの曲もピアニスト、ジェフ リー・バールソンがフランス国立図書館に収蔵されている未発表の原稿から発掘したもので、ほとんどの作品が他の作 曲家の作品を元にしており、それぞれ、溢れる楽想と豊かなアイデアに満ちたサン=サーンスらしい華やかな作品に仕上 がっています。すでにピアニストのレパートリーとして愛奏されている「アフリカ幻想曲」で存分に駆使された超絶技巧も聴 きどころ。 
Grand Piano
GP-811(1CD)
NX-B03
バラキレフ:ピアノ作品全集 第5集
1.グリンカの歌劇「皇帝にささげた命」の回想(1899)
2.グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」-チェルノモールの行進(バラキレフによるピアノ編)
(1860頃)…世界初録音
3.ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11-第2楽章「ロマンス」
(バラキレフによるピアノ独奏編)(1905)
4.即興曲(ショパンの前奏曲による)(1907)
5.ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31(バラキレフによるカデンツァ)(1894)…世界初録音
6.リスト:華麗なマズルカ S221/R43(1850)
7.リスト:華麗なマズルカ S221/R43(バラキレフによるコーダ)(1898)…世界初録音
8.ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー」-第3楽章 アレグレット(バラキレフ編)(1862)
9.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130-第5楽章 カヴァティーナ(バラキレフ編)(1859)
10.舟歌 イ短調(1901)
11.タランテッラ(1901)
12.華麗なポロネーズ(1853-1854)…世界初録音
ニコラス・ウォーカー(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2018年6月11-14日
バラキレフは尊敬する作曲家たちの作品をピアニスティックな独奏曲に編曲することで、彼らへの傾倒を表明していまし た。このアルバムに収録されている世界初録音を含むほとんどの曲は、ショパンやリスト、ベートーヴェンらの作品のトラン スクリプションであり、管弦楽作品や弦楽四重奏曲、歌劇からの曲をピアノに置き換えるだけではなく、時にはもともとあ る曲にコーダを付けたり、素材として新たな曲を書き起こしたりと、様々な手法が凝らされています。これらを聴くことで彼 がいかに先人たちをリスペクトしていたかが理解できるのではないでしょうか?また、最後に置かれた「華麗ナポロネーズ」 はバラキレフ16-17歳の作品。音楽に憧れる少年の熱き想いが結実しています。
Grand Piano
GP-823(1CD)
NX-B03
サティ:ピアノ作品全集 第4集
1897年から1906年の作品集
1.題名のない小品 別名「愛撫」(1897)
2.ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)(1897頃)
3-5.ジャック・イン・ザ・ボックス(びっくり箱)(1899)…サラベール版による世界初録音
第1曲:前奏曲/第2曲:間奏曲/第3曲:終曲
6.スケッチとクロッキーの手帖-前奏曲(1900)…サラベール版による世界初録音
7.世俗的で豪華な唱句(1900)
8.夢見る魚(1901)
9.アンゴラの雄牛(P版)(1901)
10.金の粉(1901-1902)
11.優しく(1901-1902)…世界初録音
12.幻影(1902)…世界初録音
13.ピカデリー-行進曲(1904)
14.エンパイア劇場のプリマドンナ-MARCHE CHANTEE DANS LA REVUE DEVIDONS LA BOBINE!(1904)…世界初録音
15.エンパイア劇場のプリマドンナ-INTERMEZZO AMERICAIN D’APRES LA CELEBRE CHANSON DE
BONNARD, BLES ET SATIE(1904)…サラベール版による世界初録音
16.バッハ:コラール「今すべての森、静かなり」 BWV 392 (E. サティによるピアノ編)…世界初録音
17.愛を呼び覚まして - アンダルシアの歌 別名「ガンバレス」(1905-1906)…サラベール版による世界初録音
18.(練習曲)(弦楽四重奏のために)(1905-1906頃)…世界初録音
19.フーガ-ワルツ(1906)…世界初録音
20.パッサカリア(1906)
ニコラス・ホルヴァート(P…エラール:モデル90703、1905年製)

録音:2019年3月1-2日
「音楽界の異端児」エリック・サティのピアノ曲集 第4集。フランスで100年以上もの歴史を持つ出版社サラベールの新 版を用いてサティのスペシャリスト、ニコラス・ホルヴァートが演奏しています。今作は1897年から1906年に作曲された 曲を収録。この頃はモンマルトルからパリの郊外アルクイユに引っ越し、毎日、歩いてパリの酒場までシャンソン歌手のピ アノ伴奏に通う傍ら、様々な芸術家たちとも交流を持ち、数々の歌曲が生まれるなど実りの多い時期でした。アルバム にはいくつかの世界初録音を含む、劇やパントマイムのための音楽が散りばめられています。また代表作「ジュ・トゥ・ヴー (あなたが欲しい)」も収録。サティの柔和な表情も楽しむことができます。
Grand Piano
GP-784(1CD)
NX-B03
フェルディナント・プフォール(1862-1949):ピアノ作品集
組曲「海辺の絵」Op.8(1892)
Originalthema 創作主題によるフリジアの踊りの情景
エレジー組曲-ピアノのための5つの小品 Op.11(1894)
エドヴァルト・グリーグの主題による北欧風狂詩曲「ハグバルト」(1882)
ヤミナ・ガール(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2016年11月24-26日
世界初録音
ドイツを代表する“音楽評論家”の一人、フェルディナント・プフォールのピアノ曲集。『ライプツィヒ王国時報』紙や『ライプ ツィヒ日報』紙に音楽評論を寄稿し、やがて『ハンブルク報知』紙の音楽評論を担当。彼の音楽批評は高く評価され、 当時の音楽愛好家たちから重用されました。 彼自身の作品は、後期ロマン派の手法を採りながらも、しばしば印象派の作品を思わせる大胆なハーモニーが用いら れており、ユニークな味わいを有しています。またグリーグの旋律を用いた北欧風狂詩曲「ハグバルト」を作曲するなど、 グリーグにはとりわけ強い憧れを抱いており、組曲「海の絵」にもグリーグ作品を思わせる神秘的な雰囲気が漂っていま す。
Grand Piano
GP-795(1CD)
NX-B03
チャイコフスキー:歌劇と歌曲のピアノ・トランスクリプション集
6つのロマンス Op.16より(P編)(1872-1873)
第1番:子守歌/第4番:おお、その歌を歌ってくれ/第5番:なぜそんなに
6つのロマンス Op.6-第5番:どうして(J.セヴェルスによるピアノ編)(1869)…世界初録音
6つのロマンス Op.28-第3番:なぜに(V.ラウプによるピアノ編)(1875)…世界初録音
ただひとことに(J.セヴェルスによるピアノ編)(1875)…世界初録音
6つのロマンス Op.73より(1893)
第6番:再び、前のように、ただひとり(J.セヴェルスによるピアノ編)…世界初録音
第1番:私はおまえと一緒に座っていた(A.ベルナルドによるピアノ編)…世界初録音
7つのロマンス Op.47-第6番:昼の輝きが道、夜の静けさが広がっても
(J.セヴェルスによるピアノ編)(1880)…世界初録音
6つのロマンス Op.63-第5番:もう部屋の灯は消えた
(A.ベルナルドによるピアノ編)(1886-1887)…世界初録音
シャルル・フォス(1815-1882):
チャイコフスキーの「鍛冶屋のヴァクーラ」による性格的幻想曲 Op.319(1878)…世界初録音
6つのロマンス Op.6-第3番:苦くも、また甘し(J.ナーゲルによるピアノ編)(1869)…世界初録音
6つのロマンス Op.38-第1番:ドン・ファンのセレナード(A.ベルナルドによるピアノ編)(1878)…世界初録音
6つのロマンス Op.27-第3番:私から離れないで(V.ラウプによるピアノ編)(1875)…世界初録音
6つのロマンス Op.73-第2番:夜(H.パチュルスキによるピアノ編)(1893)…世界初録音
16.6つのロマンス Op.6-第6番:ただ憧れを知るものだけが(J.セヴェルスによるピアノ編)…世界初録音
12のロマンス Op.60-第1番:昨日の夜(V.ラウプによるピアノ編)(1886)…世界初録音
6つのロマンス Op.63-第2番:私は窓を開けた(A.ベルナルドによるピアノ編)(1886-1887)…世界初録音
12のロマンス Op.60(1886)…世界初録音
第6番:狂おしい夜(A.ベルナルドによるピアノ編)
第11番:偉業(J.セヴェルスによるピアノ編)
カール・フリューリンク(1868-1937):「エウゲニ・オネーギン」による幻想曲(1912)…世界初録音
ユリア・セヴェルス(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2018年12月28-29日,2019年1月4日
チャイコフスキーは生涯100曲を越える“ロマンス”と呼ばれる抒情歌曲を作曲しました。これらは幸福から絶望まで、 様々な気分に彩られた「音による日記」であり、チャイコフスキーにとって大切な作品群でした。自身の歌を愛していた 彼と編集者たちはこれらをピアノ曲に編曲するように同時代の作曲家たちに依頼しましたが、どんな編曲でも全てチャイ コフスキー自身が監修、満足の行くように仕上げています。収録作品の中には2曲のチャイコフスキーの旋律を用いた幻 想曲も含まれており、いかに彼の旋律が多くの人の心を捉えたかを知ることができます。 演奏者のセヴェルスは、ベルリン芸術大学とモスクワ・チャイコフスキー音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキーとレフ・ナウ モフにピアノを師事。オーロラ・デュオ(カルテット)を設立し、ピアノ・アンサンブルの可能性を探っています。
Grand Piano
GP-818(1CD)
NX-B03
アフシン・ジャベリ(1973-):バラード集 第4番-第9番「英雄」
バラード 第4番「THE BLACK PIT ブラック・ピット」
バラード 第5番「ABODE OF PEACE 平和のすむところ」
バラード 第6番「EXILE TO OTTOMAN EMPIRE オスマン帝国からの追放」
バラード 第7番「THE MOST GREAT PRISON 最も偉大な刑務所」
バラード 第8番「THE ASCENSION 昇天」
バラード 第9番「CENTRE OF THE COVENANT 契約の中心」
アフシン・ジャベリ(P…スタインウェイ、モデルD)

録音:2018年8月6-9日
世界初録音
バーレーン王国で生まれ、カタールで育ったイランのピアニスト、作曲家アフシン・ジャベリ。 18歳になるまで専門的な音楽教育を受けていませんでしたが、カザフスタンで学び始めてから進歩を遂げ、多くのピアノ 曲を作曲しています。このアルバムは第1集(GP694)に収録されていた「3つのバラード」の続編であり、全9曲が「英 雄」というタイトルのもとにまとめられています。東洋風の旋律と西洋音楽由来のハーモニーを組み合わせたこの連作で は、19世紀半ばのイランでバハー・ウッラーが創始した「バハーイー教」のその成り立ちが紐解かれています。

DIVINE ART
DDA-21231(2CD)
NX-C04
D・スカルラッティ、ムツィオ・クレメンティ:鍵盤ソナタ集
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K. 105 ソナタ.ト短調 K. 426 ソナタ ニ短調K. 517
ソナタ ニ長調K, 490、ソナタ ヘ短調K. 69 ソナタ.ヘ長調K. 518 、
ソナタ.ホ長調K. 28 、ソナタ ホ長調K. 215、 ソナタ.ハ長調K. 133
ソナタ ト長調 K. 259、ソナタ.ト短調K. 43 、ソナタ.ハ長調 K. 460
ムツィオ・クレメンティ:ピアノ・ソナタ.ト短調 Op. 50 第3番「見捨てられたディドーネ」
 ピアノ・ソナタ.ヘ長調 Op. 33 第2番
 ピアノ・ソナタ.ニ長調 Op. 40 第3番
 モンフェリーナ Op. 49: 第3番、 第4番、 第12番
ジョン・マッケイブ(P)

録音:1981年
ハイドンのスペシャリストとして知られると同時に、バロック作品の解釈でも定評があった英国出身の名ピ アニスト、ジョン・マッケイブ(1939-2015)の演奏を集めたアルバム。バッハやヘンデルと同時代に多数の 鍵盤楽器のためのソナタを残したドメニコ・スカルラッティと、その100年後に活躍した「ソナチネ」でお馴染 みのムツィオ・クレメンティによるソナタ集です。1981年にロンドンで録音され、ハイペリオン・レーベルより 発売された2枚のLPをアナログ・ソースよりリマスターし、CD化したもの。収録されている作品はいずれ も、モダン・コンサート・グランド・ピアノの機能を生かした素晴らしい演奏です。
DIVINE ART
DDA-25196(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン:クリスマス・オルガン曲集
1. 「グリーンスリーヴス」による幻想曲
2. 「久しくまちにし」による幻想曲
3. ポーランドのキャロルの小さなパルティータ
4. バスクのクリスマスの変奏曲
5. 「もろびと声あげ」による小さな幻想曲
6. ヴィルヘルム・ヴァイズマンのモティーフによるキャロル・パラフレーズ
7. 「いざ歌え、いざ祝え」によるヴォランタリー
8. 「エサイの根より」による瞑想曲
9. ドイツのキャロルのラプソディー
10. 眠れ、聖なる幼子よ
11. 聖ヨセフのためのロンディーノ
12. 満ち足りた心
13. ソルビアのキャロルによるトリプティク
14. ドイツのキャロルによる3つのパストラーレ I.アダージョ・モルト
15. ドイツのキャロルによる3つのパストラーレ II.アレグレット・レッジェーロ
16. ドイツのキャロルによる3つのパストラーレ III.レント・トランクイッリッシモ
17. 「神の御子は今宵しも」による幻想曲
エリック・シモンズ(Org)
オルガン作品で有名なアメリカの作曲家、カーソン・クーマンによるクリスマスのオルガン曲集。クーマンはア メリカで有名な作曲家であり、ハーヴァード大学記念教会のコンポーザー・イン・レジデンス、ライター、批 評家などマルチな活躍を展開しています。よく知られた讃美歌やクリスマス曲のメロディに、幻想曲やパル ティータ、パストラーレとして、新たな息吹が与えられ、クリスマスの時期の喜びを表現しています。使用楽 器は、ドイツのゲルリッツの聖ペーター&パウル教会の有名な“Sun Organ (サン・オルガン)”で、この大 きなオルガンを用いて素晴らしい音響を実現しています。演奏は、名オルガニストのエリック・シモンズ。 Divine Artレーベルでシモンズが演奏したカーソン・クーマン作品の12枚目のアルバムとなります。

OEHMS
OC-1874(1CD)
ワーグナー:オルガンのためのトランスクリプション集
幻想的交響曲
 歌劇「妖精」-序曲(アクセル・ラングマンによるオルガン編)…世界初録音
 歌劇「ローエングリン」-前奏曲(エドウィン・ヘンリー・ルメアによるオルガン編)
 歌劇「恋愛禁制」-序曲(アクセル・ラングマンによるオルガン編)…世界初録音
 歌劇「リエンツィ」-前奏曲
 ジークフリート牧歌(エドウィン・ヘンリー・ルメアによるオルガン編)

■ボーナス・トラック
歌劇「タンホイザー」-「夕星の歌」(エドウィン・ヘンリー・ルメアによるオルガン編)
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org)

録音:2019年4月23-28日
オルガン奏者のハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン・トランスクリプションのシリーズ、新しいアルバムはワーグナー歌 劇の序曲をオルガン用に編曲したものを集めた1枚で、「妖精」と「恋愛禁制」の序曲は世界初録音となります。オルガ ニスト、ヘンリー・ルメア(1866-1934)はワーグナー作品を好んでオルガン用に編曲しており、いくつかの作品はオルガニ ストの大切なレパートリーになっています。かたやアクセル・ラングマンは現代のオルガニスト・アレンジャーで、アルブレヒト は彼が編曲したラフマニノフの「死の島」オルガン版を演奏、その華麗な編曲法は高く評価されています。今回アルブレ ヒトはミュンヘンのヘルツ・イエズ教会の「ヴェール=オルガン(2003年製)」を演奏、造形的にも美しいモダンな楽器から 鮮やかな響きを紡ぎ出しています。

クリップス〜ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
「エグモント」序曲
序曲「献堂式」
ブラームス:交響曲第1番*
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン音楽祭O

録音:1962年、1962年6月*(全てステレオ)
※音源:
◎収録時間:73:33
“!!”
■音源について
「ブラ1」は、VPOとの名演から4年後の再録音。ウィーン祝祭Oの実体はウィーンSO。国内LPの解説には「毎年6月に開かれるフェスティヴァルのためのオーケストラ」と記されています。エグモント序曲はLSOとの録音もありますが、「フィデリオ」「献堂式」は唯一の録音。






Diapason
DIAPCF-017(12CD)
シューマン:ピアノ作品集〜仏ディアパゾン誌のジャーナリストと世界的ピアニストたちの選曲による名録音集


■CD1
(1)アベッグ変奏曲 Op.1
(2)蝶々 Op.2
(3)蝶々 Op.2
(4)パガニーニの奇想曲による6つの練習曲第1集 Op.3
(5)6つの間奏曲 Op.4
(6)クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5

■CD2
(1)ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
(2)ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
(3)トッカータ ハ長調 Op.7
(4)トッカータ ハ長調 Op.7
(5)アレグロ ロ短調 Op.8

■CD3
(1)謝肉祭 Op.9
(2)謝肉祭 Op.9
(3)パガニーニの奇想曲による6つの練習曲第2集 Op.10

■CD4
(1)ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
(2)幻想小曲集 Op.12
(3)幻想小曲集 Op.12より 飛翔 Op.12-2
(4)幻想小曲集 Op.12より 夢のもつれ Op.12-7
(5)交響的練習曲 Op.13

■CD5
(1)交響的練習曲 Op.13
(2)交響的練習曲 Op.13より 第1変奏〜第5変奏
(3)ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.14
(4)ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲 Anh.F25

■CD6
(1)子供の情景 Op.15
(2)クライスレリアーナ Op.16
(3)幻想曲ハ長調 Op.17

■CD7
(1)子供の情景 Op.15
(2)クライスレリアーナ Op.16
(3)幻想曲ハ長調 Op.17

■CD8
(1)アラベスク ハ長調 Op.18
(2)花の曲変ニ長調 Op.19
(3)フモレスケ変ロ長調 Op.20
(4)ノヴェレッテ第1番ヘ長調 Op.21-1
(5)ノヴェレッテ第2番ニ長調 Op.21-2
(6)ノヴェレッテ第3番ニ長調 Op.21-3
(7)ノヴェレッテ第4番ニ長調 Op.21-4
(8)ノヴェレッテ第5番ニ長調 Op.21-5
(9)ノヴェレッテ第6番イ長調 Op.21-6
(10)ノヴェレッテ第7番ホ長調 Op.21-7
(11)ノヴェレッテ第8番嬰ヘ短調 Op.21-8

■CD9
(1)ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
(2)ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22より
 プレスト・パッショナート(原典版のフィナーレ)
(3)夜想曲集 Op.23
(4)ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
(5)ロマンス第1番変ロ短調 Op.28-1、
 ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2
(6)ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2、
 ロマンス第3番ロ長調 Op.28-3

■CD10
(1)4つのピアノ曲 Op.32
選定:表記無し
(2)カノン形式による6つの練習曲 Op.56
(3)ペダル・ピアノのためのスケッチ Op.58
(4)子供のためのアルバム Op.68より
 第13番〜第18番、
 第26番〜第42番

■CD11
(1)4つのフーガ Op.72
(2)行進曲第2番ト短調 Op.76-2
(3)森の情景 Op.82
(4)色とりどりの小品 Op.99より 3つの小品
(5)色とりどりの小品 Op.99より
 ノヴェレッテ、前奏曲、行進曲、
 夕べの音楽、スケルツォ、速い行進曲
(6)幻想小曲集 Op.111

■CD12
(1)森の情景 Op.82
(2)子供のためのソナタ ト長調 Op.118-1
(3)フゲッタ形式の7つのピアノ曲 Op.126
(4)アルバムの綴り Op.124より
 第11番〜第20番
(5)暁の歌 Op.133
(6)主題と変奏変ホ長調 Anh.F39「最後の楽想による宗教的変奏曲」
■CD1
(1)クララ・ハスキル(P)
録音:1954年/選定:ジェローム・バスティアネッリ
(2)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1935年/選定:ダナ・チョカルリエ
(3)ギオマール・ノヴァエス(P)
録音:1953年/頃/選定:ネルソン・フレイレ
(4)ニキタ・マガロフ(P)
録音:1960年/選定:ガエタン・ノーロー
(5)エドゥアルト・エルトマン(P)
録音:1951年/選定:ジャン=シャルル・オフレ
(6)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:ガエタン・ノーロー
■CD2
(1)ディノラ・ヴァルシ(P)
録音:1982年/選定:ポール・ド・ルイ
(2)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1937年/選定:ジョナサン・ビス
(3)ヨゼフ・レヴィーン(P)
録音:1935年/選定:スティーヴン・ハフ
(4)マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1960年/選定:表記無し
(5)サムイル・フェインベルク(P)
録音:1950年/選定:ジェド・ディストラー
■CD3
(1)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1953年/選定:エティエンヌ・モロー
(2)マイラ・ヘス(P)
録音:1938年/選定:エリック・ル・サージュ
(3)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:ガエタン・ノーロー
■CD4
(1)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1960年/選定:アダム・ラルーム
(2)マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1976年/選定:ロラン・ミュラロ
(3)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
録音:1935年/選定:表記無し
(4)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1932年/選定:表記無し
(5)ゲザ・アンダ(P)
録音:1953年/選定:表記無し
■CD5
(1)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1929年/選定:ネルソン・ゲルナー
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年/選定:ベルトラン・ボワサール
(3)ホルヘ・ボレット(P)
録音:1964年/選定:ガエタン・ノーロー
(4)ニコライ・ペトロフ(P)
録音:1988年/選定:表記無し
■CD6
(1)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1950年/選定:ジェローム・バスティアネッリ
(2)アニー・フィッシャー(P)
録音:1962年/選定:ロラン・ミュラロ
(3)アニー・フィッシャー(P)
録音:1960年/選定:ブリジット・フランソワ=サペー&アンドレ・テュブッフ
■CD7
(1)アルトゥール・シュナーベル(P)
録音:1947年/選定:アルフレート・ブレンデル
(2)アルフレッド・コルトー(P)
録音:1935年/選定:ベンジャミン・グローヴナー
(3)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
録音:1956年/選定:ブリジット・フランソワ=サペー&エティエンヌ・モロー
■CD8
(1)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1961年/選定:ジェド・ディストラー
(2)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1966年/選定:ガエタン・ノーロー
(3)サムイル・フェインベルク(P)
録音:1953年/選定:ベルトラン・ボワサール&アダム・ラルーム
(4)(5)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1967年
(6)イヴ・ナット(P)
録音:1950年
(7)ジャクリーヌ・ブランカール(P)
録音:1955年
(8)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1963年
(9)(10)イェルク・デームス(P)
録音:1973年
(11)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1960年/選定:ガエタン・ノーロー(Op.21全て)
■CD9
(1)ジャクリーヌ・ブランカール(P)
録音:1950年/選定:表記無し
(2)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1932年/選定:表記無し
(3)エミール・ギレリス(P)
録音:1966年/選定:表記無し
(4)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
録音:1957年/選定:ディディエ・ファン・モエレ
(5)ヴァルター・ギーゼキング(P)
録音:1951年/選定:表記無し
(6)イヴ・ナット(P)
録音:1952年/選定:表記無し
■CD10
(1)-(3)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:表記無し
(4)パウル・バドゥラ=スコダ(P)
録音:1977年/選定:表記無し
■CD11
(1)(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1956年/選定:表記無し
(3)(4)クララ・ハスキル(P)
録音:1954年/選定:ミシェル・ダルベルト
(5)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年/選定:ベルトラン・ボワサール
(6)マリア・グリンベルク(P)
録音:1970年/選定:ガエタン・ノーロー
■CD12
(1)サムイル・フェインベルク(P)
録音:1953年/選定:ダヴィッド・カドゥシュ
(2)(3)イェルク・デームス(P)
録音:1973年/選定:表記無し
(4)(5)ニキタ・マガロフ(P)
録音:1960年/選定:表記無し
(6)タチアナ・二コラーエワ(P)
録音:1983年/選定:表記無し
今回は、同誌のディスクレビューの責任者を務めるガエタン・ノーローや、同誌のジャーナリストであるベルトラン・ボワサール、ロラン・ミュラロ、ジェローム・バスティアネッリなどに加え、現在活躍中の世界的ピアニストたち、ダナ・チョカルリエ、ジョナサン・ビス、スティーヴン・ハフ、アダム・ラルーム、アルフレート・ブレンデル、ネルソン・ゲルナー、ベンジャミン・グローヴナー、ミシェル・ダルベルトなどが選定者に名を連ねており、世界的なジャーナリストたちとピアニストたちによって選りすぐられたシューマンの名録音の数々が凝縮された豪華かる充実のボックス・セットに仕上がっています。
往年の名録音の数々はもちろんのこと、ディアパゾン・レーベルのマスタリングの全てを担当しているフランスのマスタリング・スタジオ、Les Studio de Circe社のイザベル・デイヴィのリマスタリングによって向上した音質面も見逃せません。

Etcetra
KTC-1511(7CD)
シューベルト:4手連弾のための作品全集
デュオ イ短調 D.947 「人生の嵐」
ハンガリー風ディヴェルティスマン ト短調 D.818
3つの軍隊行進曲 D.733
ドイツ舞曲と2つのレントラー D.618
フランスのモティーフによるディヴェルティメント ホ短調 D.823
ロンド イ長調 D.951
序奏、創作主題と変奏 変ロ長調 D.603(968A)/幻想曲ヘ短調 D.940
ソナタ ハ長調 「グランド・デュオ」 D.812
6つのポロネーズ D.824
8つの変奏曲変イ長調 D.813
2つの性格的な行進曲 D.886
4つのポロネーズ D.599
3つの英雄的行進曲 D.602
6つの大行進曲とトリオ D.819
ロンド ニ長調 D.608
エロルドの歌劇「マリー」の主題による変奏曲ハ長調 D.908
大ソナタ変ロ長調 D.617
英雄的大行進曲 D.885
フーガ ホ短調 D.952
大葬送行進曲ハ短調 D.859
アレグロ・モデラートとアンダンテ D.968
序曲ヘ長調 D.675
フランスの歌による8つの変奏曲ホ短調 D.624
4つのレントラー D.814
行進曲ト長調「子供の行進曲」 D.928
幻想曲ト長調 D.1/幻想曲ハ短調 D.9
幻想曲ハ短調 D.48/序曲ト短調 D.668
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)
使用楽器:J.N.Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)

録音:2014年〜2019年
ヴィーラント・クイケンやパウル・ドンブレヒトなど世界的古楽奏者らと共演してきたベルギーの古楽系鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、2010年に全6巻CD12枚組で完成させたシューベルトのピアノ独奏作品集(KTC-1336/BOXのリリースは2014年)は、英インターナショナル・レコード・レヴュー、英アーリー・ミュージック・レヴュー、ベルギーのクレッシェンド誌などの各メディアで絶賛され、2010年のフランドル地域での「ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー」にも選ばれるなど、シューベルト演奏の権威として高い名声を得てきました。
そんなフェルミューレンが、「独奏」の次にスタートした「4手連弾」によるシューベルト・プロジェクトも全7巻が揃い、7枚組の豪華全集BOXとして登場。1825年〜1830年頃にJ.N.トレンドリンによって制作されたフォルテピアノを使用し、弟子でもあるピアニスト、ヴェールレ・ペーテルスと共にタッチ、タイミング、感情、解釈が理想的に統一された最高峰の連弾を披露。
シューベルトの独奏ピアノ作品集BOX(KTC-1336)に並び立つ、「フォルテピアノによるシューベルト演奏」の代表的録音となる「4手連弾作品集」がここに完成します。
Etcetra
KTC-1669(1CD)
ア・タッチ・オヴ・ベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 「ヴァルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第23番 「熱情」
カティア・フェークマンス=チェシュコフスキ(P)
ブリュッセル、パリ、ハーグで研鑽を積んだあと、ラザール・ベルマンの元でも5年間専門的に研究を重ねながら数々の国際コンクールで多くの一等賞を受賞してきたベルギーの名ピアニスト、カティア・フェークマンス(=チェシュコフスキ)が弾くベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。現在はコンサート・ピアニストとしてヨーロッパ全土の有名なコンサート・ホールで演奏する傍ら、ブリュッセル王立音楽院、マーストリヒト音楽院の教授としても長いキャリアを積み、ヨーロッパ中でのマスタークラス、国際コンクールの審査員などを務めてきたフェークマンスによる充実の「熱情」と「ヴァルトシュタイン」です。

Indesens
INDE-127(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ソレンヌ・パイダシ(Vn/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ1784年製)

録音:2018年8月11日−15日、ラ・マラドルリ・ドゥ・ボーヴェ(フランス)
2010年のロン=ティボー国際ヴァイオリン・コンクールで見事に優勝を果たし(同時に聴衆賞などの副賞を受賞。第2位は成田達輝)、一躍その名を世界へと響かせることとなったフランスの女流ヴァイオリニスト、ソレンヌ・パイダシ。
2018年9月からは、ベネルクスの名門オーケストラの1つ、ベルギー国立Oのコンサートマスターに就任し、「オーケストラ・プレーヤー」としてのキャリアを着実に積み重ねているパイダシが、「ソリスト」としての金字塔を打ち立てるべく、ヴァイオリン奏者のためのバイブル、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の全曲をレコーディング!
和声と対位法はもちろんのこと、不協和音、半音階進行、リズムのバランスの重要性の深い理解度も、バッハの無伴奏ソナタ&パルティータの演奏には非常に重要になると語るパイダシ。
宮廷や農民のためのさまざまな舞曲の集合体、そしてフーガによる素晴らしきアーキテクチュア。祈りや瞑想を表した楽章、激情的なまでの生きる喜びを表現した楽章など、不完全でありながらも、誠実で正直な人間の感情をパイダシのヴァイオリンがバッハの音楽を通じて表情豊かに奏でます。

LAWO Classics
LWC-1183(1CD)
ノルウェーのハープ音楽
ダーヴィド・ブラトリ(1972−):クレド・リローディング(Credo Reloading)(2007)(ハープのための)
マーク・アダリー(1960−):姿勢(Postures)(2000)(ハープのための)
ヴォルフガング・プラッゲ(1960−):ノクターン・ソナタ Op.79(1994/95)(ハープのための)
ビョルン・フォンゴー(1919−1980):ハープとテープのための協奏曲 Op.131 no.28(1976)(「楽器とテープのための41の協奏曲」 Op.131 から)
ユングヴェ・スレトホルム(1955−):ハープのための10のバガテル(2000)
スンニヴァ・ロードラン(Hp)

録音:2018年1月8日−9日、2月16日、3月9日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
瞑想の音楽から強烈な破壊力のある音楽まで、大きく性格の異なる音風景をノルウェーの5人の作曲家が「ハープ」の特性と潜在能力を活かして作曲した作品集。
ノルウェーのハープ奏者、スンニヴァ・ロードラン Sunniva Rodland(1977−)は、ノルウェー国立音楽大学で学びました。1990年代からノルウェーのオーケストラでエキストラとして演奏、現代音楽のアンサンブル「アンサンブル・エルンスト」「BIT20」やオスロ・シンフォニエッタの録音に参加してきました。2015年に博士号を取得。さまざまな作曲家とコラボレーションをつづけ、ソロ・ハープのための新作を16曲、初演しています。
ダーヴィド・ブラトリ David Bratlie の「クレド・リローディング」(信条再読みこみ)とマーク・アダリー Mark Adderley の「姿勢(Postures)」は、2007年に彼女がオスロの「ウルティマ現代音楽祭」で初演した作品。ヴォルフガング・プラッゲ Wolfgang Plagge の「ノクターン・ソナタ」、ビョルン・フォンゴー Bjorn Fongaard の「ハープとテープのための協奏曲」、ユングヴェ・スレトホルム Yngve Slettholm の「ハープのための10のバガテル(ミニチュア)」が合わせて収録されています。

CALLIOPE
CAL-1851(1CD)
モーツァルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533/494
ロンド イ短調 K.511
グルックの「メッカの巡礼」の「愚かな民が思うには」による10の変奏曲ト長調 K.455
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
アダージョ ロ短調 K.540
ジーグ ト長調 K.574
クリスティアン・シャモレル(P)

録音:2017年10月、ラ・ショー・ド・フォン音楽ホール(スイス)
クリスティアン・シャモレルは、ヴィオッティ国際音楽コンクール(ヴェルチェリ、イタリア)、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール(ウィーン、オーストリア)などでの入賞歴を持ち、同郷の女流ヴァイオリニスト、レイチェル・コリー・ダルバの室内楽における重要なパートナーとしても活躍するスイス、ローザンヌ出身の実力派ピアニスト。
スイスのオーケストラとの共演、歌曲と室内楽のための「モン・ミュージカル」音楽祭の主宰などその活動は幅広く、アンデサンス(Indesens)とカリオペ(Calliope)からリリースされた2枚のアルバムが、ICMA賞(国際クラシック音楽賞)の年間最優秀録音賞にノミネートされるなど、特にフランス語圏では絶大な評価を得ている期待のピアニストです。
丁寧なタッチから生まれるクリアな音色、巧みなダイナミクスのコントロールが光るモーツァルトは、数々の名演を生み出しているスイスのラ・ショー・ド・フォン音楽ホールでの録音です。
CALLIOPE
CAL-1853(2CD)
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻) シルヴィ・ニースフォール(P)

録音:2016年−2017年、コララッチ・ホール(ベオグラード、セルビア)
シルヴィ・ニースフォールは、パリ国立高等音楽院(CNSMP)ではオーケストレーションなどのクラスで一等賞を獲得し、パリ=ソルボンヌ大学では音楽学の博士号を取得するなど、現在はピアニスト、音楽学者として活躍する才女。
フランスを中心にドイツやイタリア、ハンガリー、フィンランド、ギリシャなどヨーロッパ各国にソリストとして招かれるなど、その実力は高い評価を受けています。このドビュッシーの傑作「24の前奏曲」では、残響の少な目の録音、演奏と作品の特徴とが上手く組み合わさっています。


Treasures
TRE-211(1CDR)
ギーゼキング/バッハ〜シューマン
バッハ:イギリス組曲第6番BWV.811
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番「田園」*
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6#
ワルター・ギーゼキング(P)

録音:1945年1月23放送録音(ドイツ・ザールブリュッケン)、1949年6月(ドイツ・ザールブリュッケン)*、1947年9月13日放送録音(ドイツ・フランクフルト)#
※音源:米B.W.S_IGI-380、英SAGA_XID-5148#
◎収録時間:73:21
“新即物主義の枠に収まらない閃きとロマン!”
■音源について
バッハとシューマンの2曲に関しては、ギーゼキングはスタジオ録音を遺していません。ベートーヴェンの「田園」の録音データは、レコード(IGI-380))には不詳と記されていますが、ジョン・ハントのディスコグラフィでは1949年6月と記されているので、それを採用しました。ちなみに、TAHRAやAndromedaのCDには1949年8月17日と記されていますが、両者は明らかに別録音です。比較試聴の結果、ここに収録しているのはAndromeda盤と同一と思われます。

イギリス組曲の何と素晴らしいこと!まず冒頭、清潔なタッチに心を奪われますが、その根底には感情の制御とバッハへの敬意が息づき、高い集中力で一気に芸術的な高みを確立。“ガヴォット”では、その集中力が、音楽に宿る律動を最大限に立ち上がらせて息を呑むばかりです。“サラバンド”は、精神的にも音色的にも一音ごとの結晶度が極めて高く、まさに宝石のよう。ペダルに頼らずにここまで幻想世界を現出できるのです!
 ベートーヴェンでは、ギーゼキング特有の歌のセンスを堪能。何度も申しますが、ギーゼキングに新即物主義者というレッテルを貼っては説明がつかない感動がここにもあります。後のシューベルトをもわせる息の長いフレーズを高潔に歌い上げる様に、心が洗われるよう。1楽章の最後の3音の優しい置き方は、感性不足のピアニストには現出不可能でしょう。ギーゼキングは、終楽章のコーダのように作品の技巧的な側面をあえて全面に立てることがありますが、それが大きな渦の中に吸い込まれていくようなぎりぎりの切迫感を生んでいるのです。記憶力だけでなく想像力も人並み外れていたことの証しです。
 シューマンもファンの間では知られた名演。この作品が持つ溢れんばかりのロマンを清潔なフィルター通して繰り広げつつ、各楽想の性格を妥協なく描き切る技は並ぶ者なし!第4曲で恐るべき激しさを放出しながら、続く第5曲ではこれ以上考えられないほど甘美で可憐な空気を振りまきますが、これなどは「明確なコントラスト」などという次元ではなく、振れ幅のあまりの大きさに、音楽を捉える視野の広さのみならず人間的な度量の大きさを見る思いです。第8曲、9曲、13曲などは、無窮動的な激しさを例によって徹底的に掘り下げますが、特に13曲は憑かれたような怒涛の渦を巻き起こしながら、外面的な技巧のひけらかしに陥らない点にご注目を。第12曲の本能的なリズムの弾力にも感服。最後の2曲はギーゼキングが持つ濃密なロマンが静かに立ち込めますが、そこには、この先のストーリーを予見させる意味ありげな何かを孕んでいるのです。
全て放送音源なので、音質も上々。【湧々堂】

オクタヴィア
TACD-00157(1CD)
税込定価
2019年11月20日発売
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番へ短調 作品5
シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17
松本 和将 (P)

録音:2018年11月14日 東京文化会館小ホール・ライブ
松本和将 ライブシリーズ第8弾、待望のリリースです。 ブラームスのこの重厚、壮大なソナタをどのように演奏するか「ドイツレクイエム」にヒント を得た。さて最終楽章のクライマックスへどう導けただろうか。 シューマンはファンタジーだ、彼の心の空想を表現したかった。   (ライナーノーツより)
オクタヴィア
OVCC-00151(1CD)
税込定価
2019年11月20日発売
ケルト・スピリッツ
ジョン・ダウランド:エセックス伯のガイヤルド
涙のパヴァーヌ
デンマーク王のガイヤルド
イギリス民謡:スカボロー・フェア(角田隆太編)
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌(角田隆太編)
わが宿は冷たい土の上(マウロ・ジュリアーニ編)
夏のなごりのバラ(角田隆太編)
スコットランド民謡:ライ麦畑を通って(マウロ・ジュリアーニ
編)
イングランド民謡:グリーン・スリーヴス(角田隆太編)
アリシア・スコット:アニー・ローリー(角田隆太編)
アイルランド民謡:白い岩の海辺(角田隆太編)
Spatter the Dew -Irish Slip Jig-(デイヴィッド・ラッセル編)
加藤昌則:ケルト・スピリッツ
スコットランド民謡:悲しみの水辺(角田隆太編)
広田智之(Ob)
大萩康司(G)

録音:2018年12月10-11日 神奈川県立相模湖交流センター
多岐に活躍の場を広げ、精力的な活動を展開するオーボイスト広田智之と、ギタリスト大萩康司 が意気投合。日本を代表する2人が何年もの構想を経て、ここに豪華デュオアルバムが実現しま した。 「ケルト・スピリッツ」と題し、ケルト音楽に焦点を充てた当アルバム。広田の卓越した技術と音楽 性から生まれる伸びやかで艶のあるオーボエの音色に、大萩の繊細さと情熱を併せ持つ心地よ いギターの音色が絡み溶け合い、極上な至福のひとときを聴き手に届けてくれます。(オクタヴィア)


TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
KKC-6113
(CD+BOOK)
税込定価
「白と黒で」
CD収録曲
“Sonic Tapestry”
part1: 10:13
part2: 12:57
part3: 09:17
part4: 15:48
向井山朋子(P)
フィリップ・メカニカス(写真)
向井山の夫で2005年に亡くなったフィリップ・メカニカス氏によるモノクロ写真集に「Sonic Tapestry」と題されたCDを付けた、LPサイズのブッ クCD。「Sonic Tapestry」はバッハ、ベートーヴェン、ドビュッシー、モンク、リゲティ、佐藤聡明や自作など、クラシックから現代音楽まで様々なピア ノ作品を並べ、エレクトロニクスを用いてコラージュしたもの。不思議な感覚を呼び覚まします。 (Ki)
TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0001(1CD)
Women Composers
アドリアーナ・ヘルツキー(1953-):フランツ・リストのための「ヘルフェンスター」
ヴァネッサ・ラン(1968-):インナー・ピース
ウストヴォリスカヤ(1919-2006):ピアノ・ソナタ第6 番
グバイドゥーリナ(1931-):ピアノ・ソナタ
メレディス・モンク(1942-):ダブル・フィエスタ
向井山朋子(P)

録音:1994年8月15・16・17日/NCRV Studio Hilversum
2015年に発表されたアルバム。ミニマル音楽の金字塔として知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウ ハウスが2台ピアノで演奏。美しく繰り返されるメロディーが次第に変化し、大きな波となって展開していきます。いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を 約束する名盤。80分近い大曲で一続きの楽曲のため聴き進めていくとどんどん深い階層へ降りていくような不思議な感覚にとらわれることでしょう。
TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0004(1CD)
シメオン・テン・ホルト(1923-2012):カント・オスティナート 向井山朋子、ゲラルド・バウハウス(P)

録音:2014 年12 月1・2 日/グランドシアター、グローニンゲン、オランダ
2015年に発表されたアルバム。ミニマル音楽の金字塔として知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウ ハウスが2台ピアノで演奏。美しく繰り返されるメロディーが次第に変化し、大きな波となって展開していきます。いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を 約束する名盤。80分近い大曲で一続きの楽曲のため聴き進めていくとどんどん深い階層へ降りていくような不思議な感覚にとらわれることでしょう。 (Ki)
TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0002(1CD)
Amsterdam × Tokyo
田中カレン(1961-):Techno Etudes
ミシェル・ファン・デル・アー(1970-):Just Before
テーク・ニューマン(1971-):Fluweel
野村誠(1968-):Away from Home With EggsMerzbow
権代敦彦(1965-):Black Mass
向井山朋子(P)

録音:2000年8月22・23日/Studio Graslands in Haarlem
アムステルダムと東京に縁のある作曲家の作品を集めたアルバムです。同内容のコンサートも2000年にオランダと東京で開催されました。建築家とコラボし た独特な空間で行われたコンサートはひとつのジャンルにとらわれない向井山の芸術観を反映したもので、CDからもその雰囲気が伝わってきます。 (Ki)

Hyperion
CDA-6811(1CD)
ブラームス:最後のピアノ小品集
7つの幻想曲集 Op.116
3つの間奏曲 Op.117
6つの小品 Op.118/4つの小品 Op.119
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2014年5月14日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル/Op.116)&2018年12月10日−14、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン/Op.117-119)
近年では作編曲の才能でも広く注目を浴び、多くの作品が出版・録音されているスティーヴン・ハフの新録音は、ヨハネス・ブラームスが最晩年に作曲し、生前最後に出版された4つの独奏ピアノのための作品集。いずれも2分〜5分程度の小品ばかりで、詩的で郷愁的な曲を中心にブラームスの成熟した音楽が凝縮されています。
これまでブラームスのアルバムでは、ピアノ・ソナタ(CDA 67237)からチェロ・ソナタ(CDA-67529)、ピアノ五重奏曲(CDA 67551)、ピアノ協奏曲(CDA-67961)など様々なジャンルで充実した演奏を聴かせてくれたハフが、その深淵なピアニズムでブラームスの哀愁に迫ります。

フォンテック
FOCD-9823(1CD)
税込定価
2019年11月6日発売
北村朋幹〜Bagatellen
バルトーク:14のバガテル Op.6 Sz 38 BB 50
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
北村朋幹(P)

録音:2019 年5 月29−31 日 相模湖交流センター
詩的想念に満ちた演奏、斬新なプログラムで光芒を提起し「哲学的叡智を具えた芸術家」と称されるピア
ニスト北村朋幹。 ブラームス、リスト、ベルクから欧州の興亡を読み解き絶賛を集めた「黄昏に」から、3年振りとなるCD第4弾の登場です。 北村は現在ベルリンに在住。ヨーロッパ・日本を中心に活動を続けていますが、さらにフランクフルト音楽・舞台芸術大学に於いてJesper Christensen氏のもと、歴史的奏法の研究に取り組んでいます。 新CDのタイトルはBagatellen。同名のバルトーク初期作品、ベートーヴェンの晩年作品、そして後期小品の先駆けであるブラームスを収録。
北村は以下のように記しています。 「五線上の音符は、ふと現れた音楽の感触を表す最上の、しかし1つの結果でしかないのかもしれない。 まだ音符にすらなっていない、音楽の最初の姿を聴いたのは、作曲家だけだ。 形式という厳しい整理にとらわれず自由に書かれた小品のもつ隙間、その連なりから、作曲家が聴いた音楽のはじまりを、想像する事はできないだろうか。 」
音楽への不変の情熱と根源的な問い ― 北村は演奏という瞬間を創造します。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9818(1CD)
税込定価
2019年11月6日発売
平井千絵〜Dream/愛奏曲集
モーツァルト:きらきら星変奏曲 ハ長調 KV265 1
 小さなジーグ ト長調 KV574
D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.481 L.187
バード:ウィリアム・ピーター卿のパヴァーヌとガイヤルド より ガイヤルド
C.P.E.バッハ:幻想曲 ヘ長調 Wq.59-5 H.279
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
ジョン・ケージ:夢
F.クープラン:クラヴサン曲集 第2 巻 第6 組曲 より 神秘的なバリケード 変ロ長調
セヴラック:休暇の日々から 第1 集 より 「ミミは侯爵夫人の扮装をする」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11 番イ長調 KV331 「トルコ行進曲付き」よりIII.Alla Turca
平井千絵(フォルテ・ピアノ)

録音:2013年6月3〜5日 杜のホールはしもと、2011年10月19〜21日 杜のホールはしもと、2019年4月26・27日 神奈川県立相模湖交流センター

※「きらきら星変奏曲」と「トルコ行進曲付き」はそれぞれFOCD9615、FOCD9551 の再収録になります。
フォルテ・ピアノ奏者、平井千絵のソロアルバム第5 弾は、様々な時代、様式を網羅した愛奏曲集です。 フォルテ・ピアノという楽器は、時代考証を踏まえると、否応なくレパートリーは限定されてきます。 もちろん平井もオーセンティックな活動を主軸にしながらも、そこに留まらず、楽器の新たな魅力の発 見にも積極的です。今作では時代的にぴったりとあったモーツァルトから、セヴラック、ジョン・ケー ジなど現代ピアノの領域まで収録し、まさに平井にしか生み出せない世界を紡ぎ出しています。独特な 音色と、自由な感性が生み出す新鮮なアルバムになりました。是非お楽しみください。 (フォンテック)

Ars Produktion
ARS-38133S(1SACD)
ザハール・ブロン・チェンバー〜インプレッションズ
シベリウス:弦楽のための即興曲第5番Op.5-5
サン=サーンス(A・ラカル編):ロンド・カプリチオーソ Op.28【ソリスト:弓新】
シベリウス:ロマンス ハ長調
ワックスマン:カルメン幻想曲 Op.25【ソリスト:服部百音】
ヴィエニャフスキ:マズルカ第2番イ短調「クヤヴィアク」【ソリスト:ザハール・ブロン】
クライスラー:シンコペーション(マルコ・クリスポ編)、ラ・ギターナ(マルコ・クリスポ編)、スペイン風セレナーデ(マルコ・クリスポ編)【ソリスト:ザハール・ブロン】
バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11
パニセロ:弦楽四重奏曲より「歌」(第3楽章より)
パガニーニ:無窮動 Op.11
弓新(Vn)、服部百音(Vn)、
ザハール・ブロン(Vn&指)、
ザハール・ブロン・チェンバー

録音:2012年6月、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
ヴァディム・レーピン、マキシム・ヴェンゲーロフや、樫本大進をはじめとする数多くの日本人ヴァイオリニストを世界的名手へと育て上げたウクライナ出身の伝説的名教師ザハール・ブロン。
名教師ザハール・ブロンがその弟子たちと共に創設し、2008年のサン・モリッツ音楽祭でデビューを果たしたチェンバー・オーケストラ、ザハール・ブロン・チェンバーによる、弦楽オーケストラのための選りすぐられた珠玉の小品集!
ザハール・ブロン自らがソロを披露しているヴィエニャフスキやクライスラーはもちろんのこと、服部百音が弾くワックスマンのカルメン幻想曲、弓新が弾くサン=サーンスのロンド・カプリチオーソも大注目の快演!!
ヴァイオリン界のレジェンド、ザハール・ブロンが愛弟子たちと共に創り上げた素晴らしいアルバムのです。

CLAVES
KKC-4195(5CD)
国内制作
小糸恵〜バッハ:オルガン作品傑作集
■Disc1
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV731
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536/536a
コラール前奏曲「ああ、そもそもわれらの命は」BWV743
前奏曲とフーガイ短調 BWV543
アダージョBWV1016(ヴァイオリン・ソナタ第3番より第1楽章)
トリオ BWV1027/1027a(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番より第1、4楽章編曲:小糸恵)
コラール・パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」BWV768
コラール前奏曲「装いせよ、おお、魂よ」BWV654(ライプツィヒ・コラール集より)
■Disc2
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
コラール前奏曲「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659-661(ライプツィヒ・コラール集より)
コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV655(ライプツィヒ・コラール集より)
幻想曲 ハ短調 BWV562
フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
コラール「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV645
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
カンタータ「神の時こそいと良き時」BWV106より第1曲「ソナティーナ」
コラール前奏曲「汝にこそ喜びあり」BWV615(オルガン小曲集より)
オルガン:ゴットフリート・ジルバーマン(1755
■Disc3
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
コラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639(オルガン小曲集より)
前奏曲 イ短調 BWV894(オルガン編曲:小糸恵)
フーガ ロ短調 BWV579【コレッリの主題による】
カンタータ第170番「満ち足れる安息、うれしき魂の悦びよ」よりアリア(編曲:ジャン=エデル・ベルティエ)
協奏曲 ニ短調 BWV974【原曲:A.マルチェッロのオーボエ協奏曲】(編曲:小糸恵)
前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540
コラール前奏曲「主なる神よ、われを憐みたまえ」BWV721
コラール前奏曲「われ汝に別れを告げん」BWV736
■Disc4
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV709
コラール前奏曲「われはいずこにか逃れゆくべき」BWV694
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549
コラール前奏曲「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」BWV1100(ノイマイスター・コラール集より)
コラール・パルティータ「おお神よ、汝義なる神よ」BWV767
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663
コラール前奏曲「主よ、われらを汝の御言葉のもとに留めたまえ」BWV1103(ノイマイスター・コラール集より)
アダージョ 変ホ長調(ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 BWV1017より第3楽章、編曲:小糸恵)
前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ短調 BWV537
幻想曲 ト長調 BWV571からアレグロ/シャコンヌ
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
■Disc5
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
コラール前奏曲「古き年は過ぎ去りぬ」BWV614(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV1092(ノイマイスター・コラール集より)
幻想曲とフーガ イ短調 BWV904
コラール前奏曲「キリスト、汝 神の小羊」BWV619(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「主キリスト、神のひとり子」BWV Anhang55
コラール前奏曲「われら悩みの極みにありて」BWV641(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV665(ライプツィヒ・コラール集より)
前奏曲とフゲッタ ト長調 BWV902
トリオ ハ短調 BWV21/1
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147/6
前奏曲(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001より第1楽章アダージョのオルガン編)
フーガ ニ短調 BWV539/2
コラール前奏曲「甘き喜びに包まれ」BWV751
コラール前奏曲「わが確き望みなるイエスは」BWV728
コラール前奏曲「いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ」BWV734
コラール前奏曲「おお神の子羊、罪なくして」BWV618(オルガン小曲集より)
コラール前奏曲「来ませ、聖霊、主なる神よ」BWV651(ライプツィヒ・コラール集より)
小糸恵(Org)

■Disc1
オルガン:アルプ・シュニットガー(1692年製作)
録音:2009年6月21-23日/聖マルティニ教会(フローニンゲン)
■Disc2
オルガン:ゴットフリート・ジルバーマン(1755年完成)
録音:2009年9月21-23日/ホーフ教会(ドレスデン)
■Disc3
オルガン:クリスティアン・ミュラー(1738年製作)
録音:2011年6月21-23日/聖バフォ教会(ハールレム)
■Disc4
オルガン:アルプ・シュニットガー(1692年製作)
録音:2013年6月17-19日/聖マルティニ教会(フローニンゲン)
■Disc5
オルガン:フランシスクス・フォルクラント(1737年製作)
録音:2014年9月23-25日/クルシス教会(エアフルト)
日本が世界に誇る世界的オルガニストの小糸恵がスイスClavesレーベルよりリリースしてきたバッハのオルガン作品傑作集。その全5枚が日本独 自企画としてセットとしてリリースされます。当録音は歴史的なオルガンを用いたことでも注目された名盤ですが、現在入手困難となっていただけにうれし いセット化といえましょう。
スイスをはじめとしたヨーロッパで非常に高い評価を得ている小糸恵の演奏は長年ヨーロッパで研鑽を積んできたレジストレーションのセンスの良さと、 徹底された楽曲解析が伺える絶品の演奏です。また小糸恵編曲によるバッハの作品を収録していることも注目。小糸恵が描きだすバッハの広大な宇宙が広 がります。寺西肇氏による曲目解説付。 (Ki)

DUX
DUX-1538(1CD)
マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ:ピアノのための練習曲
4つの超絶技巧練習曲「四季」
12の演奏会用練習曲
3つのアカデミックな練習曲(全曲世界初録音)
ラドスワフ・ソブチャク(P)

録音:2018年7月9日−10日、キエルツェ(ポーランド)
ウカシェフスキはウカシェフスキでも、合唱で有名なパヴェウ・ウカシェフスキではなく、コンポーザー=ピアニストとして活躍するマルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ(1972−)の世界初録音となるピアノのための練習曲集。ここに収録されている3つの練習曲集は、まさに現代のポーランドで誕生したピアノのための「超絶技巧練習曲」!難解な実験音楽ではなく、調性音楽の伝統に則ったスタイルで書かれており、ピアノファン、エチュードファンは要注目です。

Grand Piano
GP-817(1CD)
NX-B03
フィリップ・グラス(1937-):グラスワールド 第6集〜アメリカ
ピアノ協奏曲 第2番(AFTER LEWIS AND CLARK)…ポール・バーンズによるピアノ独奏編(2004)
「アポマトックス」より3つの小品(2007)…世界初録音
WICHITA VORTEX SUTRA(1988)
MUSIC IN CONTRARY MOTION(1969)
A SECRET SOLO 2(1978)…世界初録音
WICHITA VORTEX SUTRA(ナレーション付きヴァージョン)(1988)
テキスト:アレン・ギンズバーグ(1926-1997)
ニコラス・ホルヴァート(P)
フロリエント・アズレイ(ナレーター)

録音:2019年3月8-10日
アメリカ固有の文化と歴史を織り交ぜながら、独自の音楽様式を創り上げたフィリップ・グラス。このアルバムは彼の作品の 中でも最も抒情的で瞑想的な「ピアノ協奏曲第2番」のピアノ独奏版と、これまで録音されることのなかった神秘的な作品 「A Secret Solo 2」を中心に収録。シリーズを通じてグラス作品の世界を表現する名手ニコラス・ホルバートは、今作で も冴えた解釈で作品の本質を探求していきます。「WICHITA VORTEX SUTRA」では原曲とともに、グラスと親交が深 く、たびたびコラボレーションを重ねていた詩人アレン・ギンズバーグのテキストの朗読を添えたヴァージョンも含めるなど、プロ グラムも考え抜かれたものとなっています。
Grand Piano
GP-766(1CD)
NX-B03
アレクセイ・スタンチンスキー(1888-1914):ピアノ作品全集 第1集
ピアノ・ソナタ 変ホ短調(1906)
無言歌(1904)
マズルカ 変ニ長調(Allegro)(1905)…世界初録音
ユモレスク(1906)…世界初録音
涙(1906)…世界初録音
前奏曲 嬰ハ短調(Lento)(1907)
前奏曲 ハ短調(Andante)(1907)
夜想曲 嬰ハ短調(1907)
前奏曲 変イ長調/ヘ短調(Lento EspRES-sivo)(1907)
練習曲 ヘ短調/変イ長調(Animato Assai)(1907)…世界初録音
前奏曲 ニ長調(Con Moto)(1907)
前奏曲 変ホ短調(Adagio)(1907)
習曲 ト短調(Allegro Patetico)(1907)
リディア旋法の前奏曲(Andante)(1907)
マズルカ 嬰ト短調(Allegretto)(1907)…世界初録音
カノン ロ短調(1908)
前奏曲 ホ長調「ミクソリディア旋法」(Non Troppo Vivo)(1908)
練習曲 ロ長調(Lento Ma Non Troppo)(1909)…世界初録音
前奏曲 変ロ短調(PRES-to)(1909)
前奏曲 ロ短調(Animato)(1909)
リディア旋法の前奏曲(Andante)(1907)
マズルカ 嬰ト短調(Allegretto)(1907)…世界初録音
カノン ロ短調(1908)
前奏曲 ホ長調「ミクソリディア旋法」(Non Troppo Vivo)(1908)
練習曲 ロ長調(Lento Ma Non Troppo)(1909)…世界初録音
前奏曲 変ロ短調(PRES-to)(1909)
前奏曲 ロ短調(Animato)(1909)
前奏曲とフーガ(ト短調)(1909)
前奏曲/24.フーガ(2声)
オルガ・ソロヴィエヴァ(P…スタインウェイ)

録音:2018年4月16日、2017年7月17日、2018年7月18日
アレクセイ・スタンチンスキーはロシアの作曲家。モスクワ音楽院でタネーエフとジリャーエフに師事、傑出した才能が高く評 価されましたが、父親の死を境に体調を崩してしまい、作曲への意欲が衰えた結果、26歳の若さでこの世を去った時には 限られた少数のピアノ曲が遺されたのみでした。これらの作品は出版されることもなく作曲家の死後は忘れ去られていまし たが、彼の早すぎる死を惜しんだ級友たちの手により、1940年代から少しずつ出版され、ようやく周知されるようになったの です。ユニークな旋法を用いた旋律や、精緻な対位法、半音階的手法が用いられた素晴らしい作品ばかりであり、時に はプロコフィエフを思わせる風刺的な表現も感じられるなど聴きごたえのあるものとなっています。このアルバムにはモスクワ生 まれのピアニスト、ソロヴィエヴァの演奏で、スタンチンスキーが1910年までに作曲した全作品を収録。世界初録音を含む 貴重な1枚です。
Grand Piano
GP-829(2CD)
NX-C03
ヴァシリー・モクラーニャッツ(1923-1984):ピアノ作品全集
メヌエット(1944)
主題と8つの変奏曲(1947)
ロマンティックなソナタ(1947)
前奏曲、舞曲と行進曲(1950)
7つの練習曲(1951-1952)
6つの舞曲(1950-1957)
ソナチネ 第1番イ短調(1953)
ソナチネ 第2番ハ短調(1954)
組曲「断章集」(1955-1956)
組曲「INTIMATE VOICES 声のように」
組曲「こだま」(1973)
5つの前奏曲(1975)
前奏曲(1984)
ラティミール・マルティノヴィツ(P…Steinway D)

録音:2018年4月2日,7月2日,2019年2月11日
全て世界初録音
セルビアの作曲家ヴァシリー・モクラーニャッツ。父ジョーヴァンは、セルビア近代音楽の発展に寄与したことで知られるシュテ ファン・モクラーニャッツの甥であり、母エレナも優れたチェリストという音楽一家の生まれであるヴァシリーは、幼い頃から音楽 への興味を示し、まずベオグラード音楽アカデミーでピアノを学びます。しかし作曲に興味が移り、ピアノは断念。作曲家、 教育者としての道を進むことを決意します。その後は1948年から1956年まではセルビア音楽学校(大叔父の名シュテ ファンが記されている)で教え、その後はセルビア作曲家協会の会長を務めるなど、生涯セルビアの音楽教育に多大な貢 献を果たしています。しかし、60歳の時に突然自ら命を絶ち、未完成の作品も多く残されたため、彼の作品に関しての研 究はあまり進んでいません。ともあれ、この2枚組のアルバムでは、ピアノ作品の全てが収録されています。初期の作品はか なり技巧的ですが、晩年に近づくに従い、抒情的な旋律を用いた洗練さが際立つ音楽へと変化、その作風の違いも存分 に味わうことができます。ピアニスト、マルティノヴィツはモクリャーニャッツの良き理解者であり、現在はヴァシリー・モクラー ニャッツ財団を創設し、作品の普及に努めています。
Grand Piano
GP-804(1CD)
NX-B03
シャーンドル・バラッシャ(1935-):ピアノ作品全集 第2集
アーティスト・レーン-チェンバロのための楽章 Op.101(ピアノ版)(2007)
ALBUMLAPOK SAYAKANAK ZONGORARA
ピアノ組曲-サヤカに贈るアルバムのページ Op.140(2013)
.BAGATELLEK ES SZEKVENCIAK バガテルとセクエンツ
HAROM SZONATINA ZONGORARA A.B.C ピアノのための3つのソナチネ
A.B.C. Op.131(2009)
SZONATINA ZONGORARA ピアノのためのソナチネOp.136(2014)
HARFASZONATINA ハープのためのソナチネ Op.47(ピアノ版)(1993)
ツィムバロムのための4つの演奏会用小品 Op.98(ピアノ版)(2006)
SZONATINA NO. 2 ソナチネ 第2番Op.83(2006)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P…Steinway D)

録音:2017年1月16日、2017年4月1日、2017年4月2日、2017年4月5日、2017年5月17日、2017年5月18日、2018年5月30日
全て世界初録音
シャーンドル・バラッシャは、ハンガリーで高い人気を誇る作曲家。「音楽とは、美しく、面白く、魅力的であって、時の始まり からあたかもそこにあったかのような自然さで、誰もがそれを楽しく聴くことが出来る」という独自の理念に支えられた個性的 な作品は、聴き手の耳に強い印象を残します。第1集(GP803)に続くこのアルバムにもユニークな作品が目白押しで、中 でもピアノ組曲「サヤカに贈るアルバムのページ」は日本のコンサート・ピアニスト窪田さやかのために書かれたもの。ハンガ リーと日本の架け橋として活躍する彼女のために、バラッシャは独特の音階とハーモニーを持つ曲を創り上げ、各曲に日本 語のタイトルを付けています。演奏は第1集と同じく、ハンガリーの名手イシュトヴァーン・カッシャイが担当。確かな技巧に支 えられた見事な演奏を披露しています。

TOCCATA
TOCC-0496(1CD)
NX-B03
ロイ・アグニュー(1891-1944):ピアノ作品集
ラプソディ(1928)…世界初録音
トッカータ(1933)
ピアノのための2つの小品(1927)…世界初録音
3つの前奏曲(1927)…世界初録音
ダンス・インプレッション(1927)…世界初録音
Drifting Mists 漂う霧(1931)
ソナタ(1929)
練習曲(1924)…世界初録音
3つの詩(1927)…世界初録音
詩的なソナタ(1929/1935完成版)
3つの抒情(1927)…世界初録音
妖精の踊り:練習曲(1928)…世界初録音
メーデー(1927)…世界初録音
オーストラリアの森の小品集(1913)…世界初録音
ステファニー・マッカラム(P…Fazioli)

録音:2019年4月20,22日
20世紀初頭のオーストラリア出身の作曲家の中で、数少ない国際的な成功を収めた一人、ロイ・アグニューのピアノ曲 集。ドイツ・ロマン派から印象派、新古典派までありとあらゆる外部の影響を上手く取り込み、自身のスタイルに反映さ せた人です。作品はバラエティに富み、幅広い魅力を備え、かつロマンティックなスタイルを持っています。即興的なフレー ズが次々と現れるラプソディ、ラヴェルを思わせる変幻自在なトッカータなど、冒頭の2曲を聴いただけでも、アグニューの 多彩な作風とセンスの良さを知ることができます。また、抒情的な作品ではスクリャービンの神秘性も感じさせます。万 華鏡を覗くかのような楽しさが味わえる1枚です。
TOCCATA
TOCC-0544(1CD)
NX-B03
ニコラス・ルイズ・エスパデーロ(1832-1890):ピアノ作品集 第1集
.5つの大トランスクリプション集-第5番「椿姫」(1870頃-1880)
前奏曲(1889)
5つの大トランスクリプション集-第3番「仮面舞踏会」Op.46
Innocence-caprice 無垢なカプリース Op.23
5つの大トランスクリプション集-第1番「ポリウート」
5つの大トランスクリプション集-第2番「ファウスト」Op.51
Pureza y calma 清純と落ち着き(1889)
オシアン・ポルカ(1850以降)
Sur la tombe de Gottschalk ゴットシャルクの墓に Op.68(1870)
Valse id?ale 理想のワルツ Op.60(1874出版)
Souvenir d'autrefois 昔の思い出(夜想曲) Op.11(1850以降)
5つの大トランスクリプション集-第4番「イル・トロヴァトーレ」Op.44
ホセ・ラウル・ロペス(P)

録音:2018年12月18日、2018年12月19日、2018年12月20日、2019年5月28日
世界初録音(トラック9を除く)
キューバで芸術音楽の普及が始まったのは18世紀後半になってから。エステバン・サラス・イ・カストロ(1725-1803)の 典礼音楽が最初とされています。しかしそれ以前、コロンブスが南アメリカに到達した頃にはアボリジニたちの宗教的な 歌があったとされますが、先住民たちの減少とともに、これらの記録も失われてしまいました。その後も幾度か音楽が普 及する機会がありましたが、どれも定着することはなく、結局、18世紀後半まで「芸術音楽」の普及は待たれることと なったのです。ピアニスト、ホセ・ラウル・ロペスは忘れられた南米音楽の蘇演に積極的に取り組んでおり、以前リリースさ れたコメリャス作品集(TOCC-347)でも興味深い世界を見せていました。今回のエスパデーロ作品集でも、ショパンを 思わせるサロン風の音楽から、華麗なオペラのトランスクリプションまで、レヴェルの高い素晴らしい作品と演奏を披露し ています。

SOMM
SOMMCD-0602(1CD)
NX-B04
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ 第50番ニ長調 Hob.XVI:37
ピアノ・ソナタ 第54番ト長調 Hob.XVI:40
ピアノ・ソナタ 第19番ホ短調 Hob.XVI:47
ピアノ・ソナタ 第47番ロ短調 Hob.XVI:32
ピアノ・ソナタ 第58番ハ長調 Hob.XVI:48
ピアノ・ソナタ 第59番変ホ長調 Hob.XVI:49
レオン・マッコウリー(P)

録音:2018年11月17.18日
レオン・マッコウリーのハイドン・ピアノ集。第1集(SOMMCD0162)に続く今作第2集には、中期の作品 である第19番と、円熟期の5つのソナタが収録されており、ハイドンの多様性と先進性を存分に楽しむこ とができます。マッコウリーは作品を丹念に読み込み、ピアノ学習者にはおなじみの第50番のソナタでも、 要所要所に装飾を加えるなど、遊び心たっぷりの演奏を聴かせます。落ち着いた風情に終始する第54 番、情熱的な楽想を持つ第47番でのきらびやかな表現もさることながら、第58番、第59番でのベー トーヴェンを思わせる力強い作品も聴きものです。

ALTO
ALC-1403(1CD)
ジョプリン (1868-1917):珠玉のピアノ・ラグタイム
Original Rags / Fig Leaf Rag / Maple Leaf Rag / Eugenia / The Entertainer
Nonpareil / Elite Syncopations / Country Club / Sugar Cane / Bethena
The Ragtime Dance / Solace / Searchlight Rag / Euphonic Sounds / Gladiolus Rag
Magnetic Rag
ウィリアム・ボルコム (P)

録音:1988年 
原盤:Vanguard

露OLYMPIA
MKM-276(1CD)
ニコライ・ペトロフ・プレイズ・バッハ
バッハ:イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV 811 *
前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 552 +
カンタータ 第147番「心と口と行いと生活で」 BWV 147 より
主よ人の望みの喜びよ (コラール) +
ニコライ・ペトロフ (P)

録音:1989年*/1985年+ ADD
露OLYMPIA
MKM-277(1CD)
ニコライ・ペトロフ・プレイズ・シューベルト
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 D 960
幻想曲 ハ長調 「さすらい人」 D 760
ニコライ・ペトロフ (P)

録音:1971年9月19-20日、ビクター・スタジオ、東京、日本 AAD


Treasures
TRE-210(1CDR)
バッカウアー/展覧会の絵、ペトルーシュカ他
ムソルグスキー:展覧会の絵*
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番**
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲第2巻Op.35#
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3章##
ショパン(ブゾーニ編):ポロネーズ第6番「英雄」+
ジーナ・バッカウアー(P)

録音:1956年6月6-7日*、1963年2月26日**、1963年2月20日#、1963年2月26-27日##、1963年2月25日+(全てステレオ)
※音源:英EMI SXLP-30233*、米MERCURY SR-90349
◎収録時間:71:25
“強引さ皆無! ロマン溢れる風格美で聴き手を牽引する究極芸!”
■音源について
ギリシャが生んだ名ピアニスト、ジーナ・バッカウアー(1913-1976)の十八番集。彼女のピアニズムを端的に象徴する「英雄ポロネーズ」は、CD化されていないと思われます(2019年9月現在)。「展覧会の絵」も、かつて山野楽器がCD化したものがありましたが、その後CDを見たことがありません。ステレオ最初期の録音で、レコードは長らくモノラル・バージョンのみが流通していました。ホロヴィッツ同様、「サムエル・ゴールデンベルク…」後のプロムナードは割愛されています。

★真っ先に激賞したいのは「英雄ポロネーズ」!コルトー門下のバッカウアーのピアニズムは、アクロバット的な技巧が聴き手の耳を喜ばせることを十分に認識しつつもそれを目的化せず、感覚的な愉しさを音楽ニュアンスに完全転化。気がつくと元々そういう曲であるかのように聴き手を自然に納得させてしまう「閃きのパワー」に溢れています。この「英雄」はその魅力を知るのに不可欠であるばかりか、同曲トップクラスの超演です!ブゾーニ版で最も特徴的なのは中間部。左手のオクターブ連打を一切休止させることなく、急に歯止めが効かなくなったモーターのように進撃するシーン。ここで何が起こるか十分に知っているはずなのに、私は聴くたびに決まって背中に電流が走ります。彼女独自のヴィルトゥオジティを発揮させるために、このブゾーニ版の選択はいかに必然であったか、どなたもご納得いただけることでしょう。ちなみに、同版を用いた録音は、ブゾーニ自身のものやデジタル時代のものありますが、どれもバッカウアーとはランクが違いすぎます!
 他の作品も、各曲における屈指の名演揃いですが、もう1曲「ペトルーシュカ」だけは触れないわけにはいきません。作品に没入するというより、一歩引いて俯瞰しながらユーモアと悲哀をダイナミックな造形のうちに描き尽くします。“ロシアの踊り”のルバートのセンスは、19世紀ロマンティシズムの片鱗を垣間見せますが、古臭いどころか呼吸の深さと造形の大きさに圧倒されるばかりで、後半の打鍵も、殊更に強打鍵ではないにもかかわらずこの重量感。第3楽章は色彩の宝石箱!情報量が多すぎて窒息しそうなほどですが、とにかくこれほど全ての音に血肉を与え尽くした演奏は他にないでしょう。7:34からの、テンポ切り替えと同時にタッチも質感も完全に別物にすり替える凄技など、ただただ唖然。この演奏を聴くまで、あらゆる点でパーフェクトなポリーニ盤さえあれば十分と思っていましたが、浅はかでした!【湧々堂】

H.M.F
HMM-902293(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) エマニュエル・ベルトラン(Vc/カルロ・トノーニ、ヴェネツィア、18世紀前半。バロック弓使用)

録音:2018年2,3月、ノートル=ダム・ド・ボン・スクール教会
フランスのチェロ奏者、エマニュエル・ベルトラン。彼女にとって、バッハの無伴奏組曲を録音するのは長年の夢でしたが、このたび素晴らしい楽器と 出会い、夢が実現しました。ベルトランのあふれ出る音楽への喜びと感謝をすべて受け止めながらより豊かに響くカルロ・トノーニの音色は深く豊か。ガッ ト弦、そしてバロック弓を用いて、西洋音楽史上燦然と輝くバッハの無伴奏を高らかに歌い上げます。

arcantus
ARC-19 014(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) ミメ・ヤ マヒロ・ブリンクマン( バ ロックVc )

録音:2018年1月、6月、8月/レンナ教会(スウェーデン)
名手ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンがついにバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を録音しました!ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンは桐朋学園大学でモダン・ チェロを学んだ後、ハーグ王立音楽院でバロック・チェロとヴィオラ・ダ・ガンバを学びました。ラ・プティット・バンド、バッハ・コレギウム・ジャパン、ター フェルムジーク・バロック・オーケストラなどと共演し、ソリストとしても活躍する才能あふれる古楽奏者で、BISレーベルより「チェロ・ライジング」(BIS SA 2214)などをリリースしております。2018年に収録された期待のバッハの無伴奏全曲録音。組曲第1番、第2番の前奏曲ではたっぷりとしたフレージングと豊かな響きを追求した演奏を 展開。一方、第3番の前奏曲では快活なテンポで演奏しており、曲ごとに違った表情をみせます。スウェーデンのレンナ教会に響き渡る大注目の録音です。 当録音のプロデューサーとサウンド・エンジニアはBISレーベルの数多くの名録音でも知られるマリオン・シュヴェーベルが担当しております。

Alba
ABCD-444(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) マルコ・ユロネン(Vc) 
[楽器 バルトロメオ・クリストフォリのチェロ(1720年代)]

録音:2016年11月、2017年5月、カウスティネン教会
マルコ・ユロネン(1966-)は、シベリウス・アカデミーでエルッキ・ラウティオとヘイッキ・ラウタサロ、バーゼルでハインリヒ・シフに学び、ソリスト、 室内楽奏者、音楽祭の芸術監督、教師として国際的に活動してきました。ユロネンは、CD録音も積極的に行い、ラウタヴァーラ、コッコネン、ヴァスクス、 シチェドリン、C・P・E・バッハのチェロ協奏曲、シベリウスの弦楽四重奏曲などのアルバムをリリース。オスモ・ヴァンスカ指揮ラハティSOと共演 したシベリウスの「2つの荘重な旋律」(BIS-1485)やヤーコ・クーシストたちと共演したピアノ三重奏曲(BIS-1282, BIS-1292)は、BIS レーベルの『シ ベリウス全作品』に収められました。重要なレパートリーのひとつ、J・S・バッハの『6つの無伴奏チェロ組曲』のユロネンにとって初めての録音。彼は、 それぞれの組曲の「対話」の中での異なる性格を際立たせるため、第5番の「情熱の世界」から第6番の「喜びあふれる音調」まで、6つの組曲を番 号にとらわれない順序で演奏しています。 (Ki)

Alba
ABCD-445(1CD)
トイヴォ・クーラ(1883-1918):ピアノ作品全集
ピアノのための3つの小品 Op.3b【悲歌(1908)、結婚行進曲(1908)、小さなガヴォット(1906)】
ピアノのための2つの小品(歌曲の編) Op.37【流れを漂う舟(1907)、舟歌(1912)】
フィンランドの歌による変奏曲 ホ短調(c.1900)
インヴェンション(c.1905)
昔の秋の歌Op.24 no.3(1917)
ショッティーシュ(c.1904)
祝祭行進曲Op.13b(1910)
ピアノのための組曲 Op.26
【ピーリレイッキ(輪踊り)(1914)、羊飼いの想い(1914)、即興的な踊り(1914)、夜想曲(1914)、
平安(アダージョ(Adagio))(1914)、葬送行進曲(1915)、羊のポルスカ(1915)】
3つの童話の情景Op.19(1912)【童話の情景第1番、童話の情景第2番、童話の情景第3番】
ヤンネ・オクサネン(P)
ナショナル・ロマンティシズムの作曲家トイヴォ・クーラ(1883-1918)は、1907年のホ短調のヴァイオリン・ソナタと1908年のピアノ三重奏曲イ長 調で注目され、歌曲を中心とする声楽曲とピアノ曲で当時、オスカル・メリカントと同じように人気を集めました。フィンランド内戦中の1918年、白軍 の勝利を祝う会場での口論による発砲事件の傷が元で亡くなってからも、「短調」で書かれた「結婚行進曲」をはじめとする「哀愁と感傷の音楽」は、広 く愛され、演奏されています。将来を期待される若いピアニストのひとり、フィンランドのヤンネ・オクサネンは、クーラが作曲したピアノのための全作品 を弾いたこのディスクがデビュー・アルバムです。シベリウス・アカデミーのフェスティヴァル「Sibafest 2018」でクーラの作品を弾き、ラジオ放送など のメディアを通じて好評だったことから、今回の録音が実現しました。シベリウスの家があることでも知られるヤルヴェンパーのホールでセッション録音。 詳細なプログラム・ノート(英語・フィンランド語)もオクサネンが執筆しました。オクサネンは、9月19日、ヘルシンキのテンペリアウキオ教会で行わ れたアルバム・リリース・コンサートの後、2020年2月2日のヤルヴェンパーまで、30都市をまわる「クーラ:ピアノ作品−ツアー」を計画しています。 (Ki)
[プロフィール]
ヤンネ・オクサネン Janne Oksanen(1994-)。ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーとパリ音楽院でテッポ・コイヴィスト、レベッカ・アンゲル ヴォ、ドニ・パスカルに学び、リスト=マッティ・マリンの修士課程で研究。ヨルマ・パヌラのクラスで指揮を学び、作曲家として25曲を超す歌曲などを 作り、「フィンランディア」を2台ピアノ用に編曲。ポップミュージックとジャズも学び、ロックバンド「Aurora Lights」を創設、グループを解散するまで 歌手とギタリストを務めた。
Alba
ABCD-446(1SACD)
『隠れた宝物』
リカルド・ファルティン(1835-1918):創作主題による変奏曲(1861)
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.1(1912)
マルティン・ヴェゲリウス(1846-1906):3つの幻想的小品「ザクセン・スイスの一日の思い出」(1872)
シルッカ・ハルユンマー(1926-2018):結婚行進曲(1948),練習曲(1947)
エイナリ・マルヴィア(1915-1997):ピアノ・ソナタ 変ニ長調 Op.16(1945)
 オストロボスニア民謡による変奏曲Op.10(1935)
リスト=マッティ・マリン(P)
シベリウス・アカデミーの博士課程で「ピアノ・トランスクリプション」を研究、『ピアノ・トランスクリプションの芸術』の2枚(ABCD240,ABCD305)を録音したリスト=マッティ・マリン(1976-)のAlbaレーベルのアルバム第8作。フィンランドのロマンティックなピアノ音楽の「忘れられてしまっていた珠玉の作品」を7曲弾いています。ドイツに生まれ、パーシウスにつづいてフィンランド音楽に貢献したリカルド・フレデリク・ファルティン(1835-1918)のシューマンやメンデルスゾーンの影響を反映する「創作主題による変奏曲」。「初雪」「泉のほとりで」といった小品で知られるイルマリ・ハンニカイネン(1892-1955)が書いた2つの大曲のひとつ「ピアノ・ソナタハ短調」。ヘルシンキ音楽学校(現ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー)を設立、シベリウスも教わったマルティン・ヴェゲリウス(1846-1906)が、ドイツ、ザクセン州の国立公園「ザクセン・スイス(ゼジッシェ・シュヴァイツ)」をインスピレーションに作曲した〈ラルゴ−アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈アンダンテ・クワジ・アレグレット〉〈ポコ・アダージョ、マ・ルバート〉の「3つの幻想的小品」。イルマリ・ハンニカイネンの生徒だった女性作曲家シルッカ・ハルユンマー(1926-2018)の2つの小品。エイナリ・マルヴィア(1915-1997)は、彼が師事したエルッキ・メラルティンの影響を受けた音楽に印象主義と表現主義の要素を加えた、100を超す数の歌曲を作曲。「ピアノ・ソナタ変ニ長調」は、代表作とされる作品です。すべて初めての商用録音です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-058(1CD)
(1)バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
(2)ヴィドール(1844-1937):「シチリアーノ」〜『バッハの思い出』より第5曲
(3)ヴィドール:「トッカータ」〜交響曲第5番 ヘ短調 Op.42-1より第5楽章
(4)リスト:バッハの名による幻想曲とフーガ
(5)キム・テジュ(1980-):「Pahdo」【委嘱作品】
(6)リスト:コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
チョ・ジェ=ヒョク(Org;カヴァイエ・コル1849年製作の大オルガン)

録音:2018年8月27-30日/マドレーヌ寺院(パリ)
韓国を代表するピアニスト、チョ・ジェ=ヒョクがなんとパイプオルガン演奏の録音をリリースします!ジェ=ヒョクは中学生の頃には韓国で開かれたピ アノ・コンクールで優勝するなど若くしてその才能を開花させた逸材。その後ジュリアード音楽院で学士、修士号を、またマンハッタン音楽院で博士号を 取得しました。
ピアニストとしてのキャリアを着実に積むジェ=ヒョクはベートーヴェンのピアノ・ソナタ第 21 番「ワルトシュタイン」、シューマンのピアノ・ソナタ第 2 番などをおさめたアルバムをリリースしておりますが、期待の新譜ではオルガンを演奏し、多才な鍵盤奏者としての顔を見せたアルバムを完成させました。 バッハ、リスト、ヴィドールの名曲に委嘱作品であるキム・テジュ作曲の「Pahdo」も収録。マドレーヌ寺院に据え付けられたカヴァイエ・コル1849年 製作の大オルガンを使用した実に贅沢な内容のアルバムです。

Audite
AU-20043(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 「幻想」Op.78 D.894
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ジミン・オウ=ハヴェニート(ピアノ;ベーゼンドルファー)

録音:2018年11月27-29日/ライプニツ・ザール(ハノーファー・コングレス・セントラム)
韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニートがシューベルトとリストのソナタを録音しました。オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、 ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録 音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしております。円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は深みがありベーゼンドルファーを用 いてシューベルト、リストの大曲を説得力のある演奏しております。 (Ki)

TYXart
TXA-19135(1CD)
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
リスト:ペトラルカのソネット 第47番、104番、123番
シューマン:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11
リスト:ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』
ヤミナ・ゲール(P)

録音:2018年9月
ドイツのボン生まれの若きピアニストによる1 枚。バッハやイタリアから影響をうけたリストを軸に、イマジネーション豊かな世界が広がります。 (Ki)

Hanssler
HC-17039(1CD)
シューマン:ピアノ独奏曲全集Vol.13
(1)蝶々 ニ長調【世界初録音】
(2)アルバムの綴り Op.124よりU.「苦痛の予感」/[.「終わりのない苦痛」/]\.「幻想的小曲」
(3)4つのマーチ Op.76
(4)色とりどりの小品 Op.99より]W.「速いマーチ」/].「プレリュード」
(5)森の情景 Op.82
(6)3つの幻想的小曲 Op.111
フローリアン・ウーリヒ(P;Steinway D)

録音:2017年12月20-22日/メニューイン・ホール(イギリス)
ドイツ期待の若手ピアニスト、フローリアン・ウーリヒ。シューマン生誕200年の2010年に開始したピアノ独奏曲全曲録音は屈指の実力派ウーリヒ の録音ということだけでなく、世界初録音の作品を多く有した"真の全集"ということでも好評のシリーズです。 第13集には森の情景が収録されております。森の情景は9曲からなる後期の作品。自然を描写したこの作品集は全体的に暗い思い雰囲気で、標題と ともにやがて迫り来る破局を予感させます。この他世界初録音となった蝶々 ニ長調も収録しているのも嬉しいかぎり。フローリアン・ウーリヒの卓越した技術と表現力でこの名曲を奏でます。 (Ki)

Altus
ALT-415(2CD)
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジー TWV 40:2-13 (古楽器演奏&現代楽器演奏)
[CD1]
(1)古楽器による全曲演奏

(2)【ボーナストラック】クヴァンツ:メヌエットと変奏 ホ短調
[CD2]
(3)現代楽器による全曲演奏
(4)【ボーナストラック】クヴァンツ:アルマンド ホ短調
有田正広((1)(4)フラウト・トラヴェルソ、(2)(3)フルート)

録音:(1)(2)2019年4月27日〜30日、(3)(4)2019年5月3日〜5日/水戸奏楽堂
2019年に古希を迎え、今なおフルート界の第一線で活躍を続ける名手・有田正広氏が放つ大注目の最新録音。何とモダン楽器とピリオド楽器、それ ぞれでテレマンの無伴奏を全曲演奏!モダン楽器奏者として日本音楽コンクールの覇者となり、ピリオド楽器奏者として古楽演奏のパイオニアとなり、片方 にとらわれることなく自らの音楽を追求してきた有田氏ならではの名企画、世界初・前代未聞の1人の奏者による2種のテレマン。平成の終わりから令 和の始まりにかけて行われた、記念碑的なセッション録音です。
有田氏は1989年にトラヴェルソを用いて同曲の全曲録音を行っており、今回実に30年ぶりの再録音となります。当時はピリオド楽器で演奏してこそ 提示できる新しい世界がありましたが、30年を経た今ピリオド楽器演奏は世に浸透し、モダン楽器奏者もピリオド奏法を取り入れるまでになりました。 では、詰まるところ目指すべき演奏の本質とは何なのか?―そこで有田氏は2つの楽器を通して、同じテレマンの核心に迫る圧倒的な演奏を繰り出します。 非常に挑戦的で、音楽界に一石を投じる前人未到の試みとも言えるアルバムです。
2種の演奏を聴き比べると、基本的に同じ解釈で貫かれタイムもほぼ同一。木製と金属製という材質の違いや操作性からくる音色・残響、またピッチ などの差はあれど、表現しようとしている音楽は同じであり、モダンでもピリオドでも同じ音楽を伝えることが出来るのだと驚かされます。確かな技術はも ちろんのこと、有田氏の考える「テレマンかくあるべし」、「音楽かくあるべし」が力強く刻印された非常に稀有な演奏です。とは言え楽器の個性を消して いるのではなく、逆にそれぞれの楽器のソノリティを大いに生かし、細かい装飾やフレージングでは即興的な変化も持たせ、あくまで自然な演奏として聴 かせている点も注目です。
使用楽譜は有田正広氏校訂による音楽之友社版(2018年)。テレマン自身の出版譜も参照し研究を重ねて作られた版であり、校訂者本人の演奏ゆえ に豊かな説得力を持っています。

Chandos
CHAN-20121(1CD)
チャイコフスキー・プラス・ワン Vol.2
チャイコフスキー:大ソナタ ト長調 Op.37
 瞑想曲 ニ長調 Op.72-5(18の小品より)
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
バリー・ダグラス(P)

録音:2019年4月16日−17日、シダーズ・ホール(ウェルズ・カテドラル・スクール、イギリス)
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝き、世界的ピアニストの一人としてのキャリアを築いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
「チャイコフスキー・プラス・ワン」は、アイルランド生まれながら、ロシア文化に深い親近感を抱いていたというバリー・ダグラスが、チャイコフスキーの主要ピアノ作品と、他のロシア作品を組み合わせてプログラムしていくという興味深いプロジェクト。チャイコフスキーの「四季」とムソルグスキーの「展覧会の絵」を組み合わせた第1巻に引き続き、第2巻ではチャイコフスキーの「大ソナタ」とラフマニノフの「楽興の時」をカップリングし、ロシアの偉大な傑作へと経緯を表します。

Glossa
GCD-920114(12CD)
スペインのギター〜グロッサ・レコーディングス1991−2004
■CD1
騎士の歌〜ビウエラのための音楽 ―― ルイス・ベネーガス・デ・エネストローサ(c.1510−c.1557):牛を見張れによる5つの変奏曲、では話してくれぬのか、クラーロス伯爵による5つのディフェレンシアス、パバーナとその変奏/ミゲル・デ・フエンリャーナ(c.1500−ca.1579):「花咲く日々に生きるかぎり」のグローサ、音階的パッセージのファンタシア、何で洗いましょう、ムーア人はアンテケラから馬に乗って去っていく小麦色の肌の少女よキスしておくれ/ディエゴ・ピサドール(1509/10−a.1557):騎士に告げよ、マドナ・マラ・ヴォストラ、ラ・コルテシア、演奏容易なパバーナ/アントニオ・デ・カベソン(1510−1566):「婦人の望み」によるディフェレンシアス、「騎士の歌」によるディフェレンシアス/エンリケス・デ・バルデラーバノ(c.1500−a.1557):ソネット第27番、ソネット第27番、ソネット第8番、カンシオン第7番/ルイス・ミラン(ca.1500−1561):ファンタシア第8番、ファンタシア第12番、ファンタシア第1番、愛は誰が持っている?(ビリャンシーコ)、話して恋人よ(ビリャンシーコ)、ファンタシア第11番、パバーナ第4番、パバーナ第5番/シマンカスの写本:牛を見張れによる変奏曲
■CD2
皇帝の歌〜ビウエラのための音楽 ―― ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第22番/オルティス:ベルガマスカによるレセルカーダ第3番、新しいパッサメッツォによるレセルカーダ第2番/マイモン:ディフェレンシアス・デ・バカス/ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第21番/ムダーラ:クラロス伯爵のディファレンシアス/作曲者不詳:夜明け頃来てね/ナルバエス:クラロス伯爵のディフェレンシアス、何で洗いましょう/フエンリャーナ:きみは私を殺めた/ピサドール:夜は暗く/フエンリャーナ:「花咲く日々に生きるかぎり」のグローサ/オルティス:古いパッサメッツォによるレセルカーダ第5番、ロマネスカによるレセルカーダ第7番/パエス:ディフェレンシアス・デ・バカス/ナルバエス:皇帝の歌
■CD3
ルイス・ミランのファンタジア ―― ルイス・ミラン(1500頃-1561):ファンタジア第1、3、4、8、10−12、18、22、35番/パヴァナ第1−6番/テント/話して私の恋人よ/貴婦人よ, 私は汝がために燃え立ち/バルドビーナの溜め息
■CD4
スペインのギター音楽第1集 ―― ナルバエス:“私の牛の見張りをしておくれ”による4つのディフェレンシア、ムーアの王は散策していた、“私の牛の見張りをしておくれ”による3つのディフェレンシア、皇帝の歌/ロペス:ファンタジア/ミラン:パヴァナU/ムダラ:アレクサンドルのパヴァナ、ルドヴィーコの手法によってハープを模したファンタジア/ムルシア:ジーグ、クンベス/ゲラウ:マリオナス、カナリオス/サンス:スペインの歌によるパヴァナ、フォリア、ラントゥルルー、カナリオス/ソル:アンダンテ・マエストーゾ、アンダンテ・エクスプレッシーヴォ、モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲
■CD5
スペインのギター音楽第2集 ―― ソル:序奏と「マルブルクは戦争に行った」による変奏曲、アンダンティーノ ニ短調/メルツ:セレナード(シューベルト作曲、メルツ編)、無言歌/タレガ:アンダンテ・ソステヌート、涙、マズルカ ト長調、パキート、アデリータ、マリエータ/リョベート:カタルーニャ民謡集〔アメリアの遺言、聖母の御子、盗賊の歌、糸を紡ぐ娘〕/タレガ:哀歌、夢、われ祈らん、パヴァナ、別れ(シューベルト作曲、タレガ編)
■CD6
「清く澄んだ川」〜スペイン・ルネサンスの歌曲と器楽曲 ―― 作曲者不詳:私に何をお望みですか/エステバン・ダサ:フアン・パストラール、なぜお前はこうなった/バスケス−ピサドール:バラの茂みの泉にて/エステバン・ダサ:異国の地に/フレチャ−フエンリャーナ:かわいい妹テレサよ/モラレス−フエンリャーナ:ムーア人はアンテケラから馬に乗って去っていく/エステバン・ダリ:ブルネットの少女が叫んだ/作曲者不詳:クラロス伯爵のディフェレンシア/アロンソ・デ・ムダラ:恋人たちの嫉妬/ディエゴ・ピサドール:夜の闇が訪れ/アロンソ・デ・ムダラ:イサベルは腰ひもをなくした/モラレス−フエンリャーナ:ベネディクトゥス/ディエゴ・ピサドール:エンデチャス/ミゲル・デ・フエンリャーナ:エンデチャス/エンリケス・デ・バルデラーバノ:愛する人よ、あなたはどこから来たの/アロンソ・デ・ムダラ:ロマネスカ、彼らが私を呼べば、清く澄んだ川、幸せな男/バスケス−フエンリャーナ:私のために嘆いてください/ディエゴ・ピサドール:バプテスマのヨハネの祭日の朝に/ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア、ムーア王は散策していた/ディエゴ・ピサドール:騎士に告げよ
■CD7
「夜明けにおいで」〜スペイン・ルネサンスの世俗音楽 ―― ルイス・デ・ナルバエス、フアン・デル・エンシーナ、ディエゴ・オルティス、アロンソ・ムダーラ、作曲者不詳、他の作品
■CD8
ミゲル・デ・フエンリャーナ(c.1500−c.1579):ビウエラ曲集「オルフェニカ・リラ」(1554)
■CD9
「ドン・キホーテ」の音楽〜ロマンス、歌曲、器楽による小品集 ―― ルイス・ミラン:パヴァナY/作曲者不詳:夜明けにおいで/フアン・アラネス:チャコナ/ミラン:デュランダルテのロマンス/アロンソ・ムダーラ:ガリアルダ/ゲレーロ:草原の緑と花/作曲者不詳:紳士よ、私から何をお望みですか、ドン・ガイフェロスのロマンス/アントニオ・マルティン・イ・コル:カナリオス/作曲者不詳:お母さん, 私のお母さん、おお, 輝ける月、ヤカラス/ムダーラ:ファンタジアX/ミラン:バルドビーナのロマンス/マルティン・イ・コル:ビリャーノ/作曲者不詳:何とかわいい坊や/ムダーラ:ベアートゥス・イッレ/アントニオ・デ・リベラ:カルディーニャのロマンス/ディーゴ・オルティス:レセルカーダ第2番/ガブリエル:私のかわいい敵/作曲者不詳:マントヴァのマルキのロマンス/ディエゴ・デ・ナルバエス:クラロス伯のロマンス/オルティス:レセルカーダ・オクターヴァ/アラネス:チャコナ
■CD10
ガスパール・サンス:スペイン・ギターのための音楽指南 ―― ガスパール・サンス(c.1640−c.1710):カナリオス/マリオナス/サラバンダ/フランス王のマスケット銃兵のクラリオン/2つのラッパを持ったナポリの騎兵隊/ナポリのエスファチャタ/ラッパとトランペット/ポルトガルの雌猫/カンシオン/フランスの貝/馬上試合/バターリア(戦争の音楽)/別の音によるエスパニョレタ/ルヘーロ/パラデータ/松明/マリサパロス/道化役者/多数のディフェレンシア(変奏)を伴うニ調のパッサカリア/ビリャーノ/スペインの歌によるパルティダを伴う二調のパヴァナ/カナリオス/エスパニョレタス/カタルーニャの歩兵の女房/ラ・ガルソナ/ハカラス/スウェーデン女王の2つのトランペット/フォリア/ラントゥルル/カナリオス/チャコナ
■CD11
ベラスケスの時代の音楽〜17世紀スペインの歌曲と器楽作品集 ―― ガスパール・サンス/アントニオ・マルティン・イ・コル:フォリア/フアン・イダルゴ:eynandose estaba un olmo、雷神ゼウス/マルティン・イ・コル:カナリオス/ホセ・マリン:Ojos, pues me desdenais/バルトロメー・デ・セルマ・イ・サラベルデ:スサナ・パッセジャータ/イダルゴ:De las luces que en el mar、Cuydado, pastor/ガスパール・サンス:カナリオス/イダルゴ:Ay que si, ay que no/ルカス・ルイス・デ・リバリャス:エスパニョレタス/マリン:Ay que si, ay que no/フランシスコ・ゲラウ:マリオナス/セバスティアン・ドゥロン:Sosieguen, descansen/イダルゴ:Ay, que me rio de Amor/サンス:ラントゥルル
■CD12
女ってもんとギターの弦にゃ〜ギター伴奏による歌曲集 ―― マルティン・イ・ソレール(1754−1806):純な娘、移り気な女、堅気の女、報い/フェルディナンド・カルッリ(1770−1841):アンダンテ・アッフェトゥオーソ/マウロ・ジュリアーニ(1781−1829):「3つのアリエッタ」(遅れ/その日はいつ来るの/ほかの男の腕に)、アンダンティーノ・ソステヌート、「3つのアヴァティーナ」(あわて、うろたえて/愛の神よ、なぜ/あまりの苦しみ)/フェルナンド・ソル(1778−1839):宗教的祈りの楽章、4つのアリエッタ(涙/魂をなくして/哀れな心/私のうそつき!/若さも輝きも失い)/ヨハン・ガスパール・メルツ(1806−1856):無言歌/フェルナンド・ソル:「5つのセギディーリャ」(私の目があなたを死なせるというのなら/ムチャチャ、あんたの恥じらいはどこへいっちまったんだい?/私の不用心な目は/永遠の安息のセギディーリャ/女ってもんとギターの弦にゃ)
■CD1(GCD 920101/GCD C80101)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)

■CD2(GCD 920108/GCD C80108)

ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)

■CD3(GCD P30110)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)、エリジオ・キンテイロ(ルネサンス・ギター&ビウエラ)

■CD4(GCD 920103/GCD 920111)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、バロック・ギター&クラシカル=ロマンティック・ギター)

■CD5(GCD 920105/GCD 920111)
ホセ・ミゲル・モレーノ(クラシカル=ロマンティック・ギター、ポスト=ロマンティック・ギター)

■CD6(GCD 920205/GCD C80205)
ヌリア・リアル(S)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ&ルネサンス・ギター)

■CD7(GCD 920203/GCD C80203)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、指揮)、アンサンブル・ラ・ロマネスカ〔マルタ・アルマハーノ(S)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フアン・カルロス・デ・ムルダー(ビウエラ、ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

■CD8(GCD 90204/GCD C80204)
ヌリア・リアル(S)、カルロス・メナ(C.T)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ&指揮)、オルフェニカ・リラ〔グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アルバ・フレスノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、セルヒ・カサデムント(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ファン・カルロス・デ・ムルデル(ルネサンス・ギター)、フェルナンド・パス(リコーダー)、ダビド・マヨラル(打楽器)〕

■CD9(GCD 920207)
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、バロック・ギター&指揮)、オルフェニカ・リラ

■CD10(GCD 920206/GCD C80206)
ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター&指揮)、オルフェニカ・リラ〔エジリオ・クインテイロ(トレブル・ギター)、ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ&バロック・ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

■CD11(GCD 920201/GCD C80201)
ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター&指揮)、アンサンブル・ラ・ロマネスカ〔マルタ・アルマハーノ(S)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ)、ヌリア・リョピス(ダブル・ハープ)、トニー・ミラーン(Cemb)〕

■CD12(GCD 920202/GCD C80202)
マルタ・アルマハーノ(S)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ロマンティック・ギター)
世界有数の古楽系撥弦楽器の名手、音楽学者、楽器製作者、歴史的楽器のコレクター、そしてスペインの名門古楽レーベル"グロッサ(Glossa)"の共同創設者という様々な姿を持つホセ・ミゲル・モレーノがGlossaに残した多数の録音のうち、1991年〜2004年までに録音されたスペイン音楽を集めた豪華12枚組BOXが登場!
ビウエラ、バロック・ギター、クラシカル=ロマンティック・ギター、ポスト=ロマンティック・ギター(ロマン派以降に製作されたギター)を弾き分けたモレーノのソロ録音から、ヌリア・リアル、マルタ・アルマハーノが歌うギター歌曲、モレーノが率いるアンサンブル「ラ・ロマネスカ」や「オルフェニカ・リラ」との録音まで、ギターの聖地スペインが歩んだ四百有余年の歴史を様々な形で伝える貴重な音楽遺産です。
ブックレットには新たに書き下ろされたエッセイ(英語、仏語、独語、西語)と原語歌詞を掲載。PDFデータにて、全オリジナル・ブックレット・データも収録。ギター関係者、古楽ファン必携の豪華コレクションBOXです。

LAWO Classics
LWC-1185(1CD)
カタリヌス・エリング(1858−1942):ピアノ作品集
ワルツOp.1/2つのピアノの小品 Op.2/無言歌 Op.3/ノルウェー民謡のピアノ編曲/スンフィヨルドの2つの婚礼歌−教会への道行きで、教会からの帰路に/スンフィヨルドのフォルデの子守歌/オプダールのフルドラの歌/スンフィヨルドの子守歌/スンフィヨルドのフォルデのハリング/スンモーレの結婚行進曲/ノールフィヨルドのブレイムの山羊呼びの声/スンフィヨルドのフォルデのハリング/4つのピアノの小品/愛の詩−疑い。 彼:ゆっくりと、焦らしながら、答え。 彼女:なめらかな動きで、なだめるかのように/ピアノ小曲集 「過ぎ去りし日々」 第1巻−朝のこと、冗談だろ!、憂鬱、このうえない幸せ/ピアノ小曲集 「過ぎ去りし日々」 第2巻−少年たちの旗の行進、失楽園、山猫、牧歌/ワルツ=カプリース/ピアノのためのスナップショット/ピアノのためのスケルツォ
ルネ・アルヴェル(P)

録音:2018年3月5日−7日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
カタリヌス・エリングは、1858年、クリスチャニア(現 オスロ)生まれ。オスロ大学で哲学を学び、ライプツィヒとベルリンに留学。オーストリアの作曲家ハインリヒ・ヴォン・ヘルツォーゲンベルクを通じて知ったブラームス、シューマン、メンデルスゾーンのスタイルが背後に感じられる作品を管弦楽曲から声楽曲まで幅広いジャンルに作曲しました。指揮者としても活動、音楽教師としてダーヴィド・モンラード・ヨハンセンやファッテイン・ヴァーレンといった重要な作曲家を育てたことで知られます。彼の初期の歌曲を集めた『若きエリング』(LWC1072)につづく LAWO Classics のエリング作品集『愛の詩』。彼の膨大な数のピアノ作品から「ノルウェー民謡のピアノ編曲」「愛の詩」、2巻の「過ぎ去りし日々」といった作品を選び、ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンのピアノ作品全集『父の山』(LWC1101)を録音したルネ・アルヴェル(b.1957)が演奏。エリングのピアノ曲の初めての録音です。

Channel Classics
CCS-42219(1CD)
ストーリー・テラー〜ショパン、リスト、スクリャービン
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23、バラード第2番ヘ長調 Op.38、バラード第3番変イ長調 Op.47、バラード第4番ヘ短調 Op.52
リスト:3つのペトラルカのソネット〔ソネット第47番 S.161-4、ソネット第104番S.161-5、ソネット第123番 S.161-6〕
スクリャービン:2つの詩曲 Op.32、ピアノ・ソナタ第4番 Op.30
アンナ・フェドロヴァ(P)
アンナ・フェドロヴァは、ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト。2013年にアムステルダムで行われた「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」のライヴはYouTubeで2,300万回以上再生されるなど、クラシック界では異例の反響を巻き起こし、一躍その名を世界に轟かせています。
ショパンとシューマンの「幻想曲」、ベートーヴェンとスクリャービンの「幻想曲風ソナタ」を収録したChannel Classics第1弾は、その非凡な音楽性や豊かな色彩が高く評価され、2019年7月に行われた来日公演も好評を博しました。
続く第2弾「ストーリーテラー」は、ショパン、リスト、スクリャービンのバラード、ソネット、ポエムといった詩的な側面にフォーカスを当てた見事なプログラム。その繊細ながら表情豊かなピアニズムで、音楽と詩を結び付けてゆきます。
今後のレコーディングには、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番&パガニーニ狂詩曲という特大プログラムも予定されているというアンナ・フェドロヴァの活躍にぜひともご期待ください!

NIFC
NIFCCD-704(1CD)
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ(失われた小銭への怒り) ト長調 Op.129
ショパン:スケルツォ第2番 ロ短調 Op.31
ラヴェル:夜のガスパール
ピオトル・アレクセヴィチ(P/スタインウェイ)

録音:2018年4月23日−26日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベル「NIFC」による、有望な若きアーティストを紹介する「デビュー(ヤング・タレント)」シリーズ。
第4弾は、2000年生まれ、現在カロル・シマノフスキ中等音楽学校で学んでいるピオトル・アレクセヴィチが登場。アレクセヴィチは、ダン・タイ・ソン、ジャック・ルヴィエ、ドミトリ・アレクセーエフらのマスター・クラスを受け、フランスの権威あるガニー国際ピアノ・コンクール2017ではグランプリと聴衆賞を見事獲得。また、ポーランドのグダニスクで行われたナショナル・ショパン・ピアノ・コンクール2017で第1位と協奏曲賞、ポーランドのサノクで行われた第8回国際ピアノ・フォーラムで「ゴールデン・パルナッソス2018賞」なども受賞し、2018年と2019年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」にも出演しているというポーランドの若い世代のもっとも才能のあるピアニストの一人です。

GENUIN
GEN-19665(1CD)
2018ドイツ音楽コンクール受賞者/マチェイ・フラキエヴィッチ
シュニトケ:ゴーゴリ組曲〜チチコフの子供時代,官僚,ワルツ,ポルカ
ベリオ:セクエンツァXIII
ルトスワフスキ:牧歌集(全5 曲)
ラモー:ミューズたちの語らい,雌鶏
マイクシャク:ディアド〜ラルゴ
ピアソラ:レント
クラウゼ:ある恋人の肖像
マチェイ・フラキエヴィッチ(アコーディオン)

録音:2018年11月28−30日 ケルン
GENUIN 恒例のドイツ音楽コンクール受賞者によるCD。2018 年の受賞者の一人が、ポーラ ンドのアコーディオン奏者、マチェイ・フラキエヴィッチ。日本ではまだ名が知られていないだろ うが、ヨーロッパでは若き天才アコーディオン奏者として既に名声を得て、彼がコンクールの審 査に回ることすらある。このデビューCD でも 20 世紀の作曲家の作品を大きく取り入れて鮮や かな腕前と類稀な音楽性を披露しています。
GENUIN
GEN-19666(1CD)
「変容するヴィオラ」
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第 2 番BWV1004〜シャコンヌ
ビーバー:ロザリオのソナタ〜パッサカリア
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ Op. 11-5〜第4 楽章
ブリテン:チェロ組曲第2番Op.80〜シャコンヌ
リゲティ:ヴィオラ・ソナタ〜半音階的シャコンヌ
ディアン・メイ(Va)

録音:2019年4月15−17日 ライプツィヒ
ディアン・メイ Diyang Meiは1994 年生まれの中国の若いヴィオラ奏者。2014 年 以降ドイツで学んでいます。2018 年の ARD 国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクー ル)で1 位受賞。そしてこのデビューCD では編曲を含めた無伴奏ヴィオラ曲集という意欲的な 内容。スター奏者のまだ多くないヴィオラの世界で非常に楽しみな逸材だ。

Goodies
78CDR-3777(1CDR)
税込定価
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲ハ長調作品120 アルトゥール・シュナーベル(P)

英 HMV DB 3519/25
1937年10月30日&11月2日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はポーランドのリプニク(旧オーストリア領)生まれ。1889年7歳でウィーン音楽院に入り1891年から1897年に名教授テオドール・レシェティツキ(1830-1915)に師事した。1901年にベルリンでデビュー、1933年までこの地を本拠にした。1932年からロンドンに居を構え、世界初のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集やピアノ協奏曲全集を録音した。これはその中の一曲。その後ナチスの台頭でスイスに移り、1939年にアメリカに渡った。大戦後はスイスに戻り演奏会や録音に活躍した。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用カートリッジ(3mil 針)とコルグNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3778(1CDR)
税込定価
リスト:パガニーニ大練習曲 S.141 R.3b レオニード・クロイツァー(P)

日ニッチク JD 6056/60
1943年東京録音
レオニード・クロイツァー(1884-1953)はドイツと日本で活躍したロシア生まれの名ピアニストで指揮者。両親はユダヤ系ドイツ人。サンクトベテルブルク音楽院でアンナ・エシポワにピアノをアレクサンドル・グラズノフに作曲を学んだ。1906年ライプツィヒに移住、アルトゥール・ニキシュに指揮法を学んだ。1921年から1933年までベルリン音楽大学教授。1931年初来日。1933年再来日。近衛秀麿の要請で帰国せず1937年から亡くなるまで東京音楽学校(現東京芸術大学)教授をつとめた。1942年ナチス・ドイツの欠席裁判によってドイツ国籍を剥奪され無国籍となった。1953年10月28日リサイタル中に心筋梗塞をおこし2日後に死去した。これは大戦中の貴重な日本録音。超希少SPレコードの復刻。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用カートリッジ(3mil 針)とコルグNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)


Hanssler
HC-19032(16CD)
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集
■CD1(79’25”)
ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲 WoO 63
帝侯ソナタ WoO 47【第1番変ホ長調/第2番 ヘ短調/第3番ニ長調】
ロンド ニ長調 WoO 48
ロンド イ長調 WoO 49
2つのソナチネ Kinsky-Halm Anh.5
メヌエット ヘ長調 WoO 217
アンダンテ ハ長調 WoO 211
ソナチネの2楽章 ヘ長調 WoO 50
2つのプレリュード ハ長調 Op.39
■CD2(76’02”)
スイス歌曲の主題による6つの変奏曲 ヘ長調 WoO 64
リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲 ニ長調 WoO 65
12のコントルダンス WoO 14
「昔ひとりの老人がいたとさ」による13の変奏曲 イ長調 WoO 66
12のドイツ舞曲 WoO 13
ヴィンターの歌劇『中止された奉献祭』の「子よ、静かにおやすみ」による7つの変奏曲 ヘ長調 WoO 75
アルマンド イ長調 WoO 81
■CD3(80’16”)
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
パイジェルロの歌劇『水車屋の娘』のアリア「田舎者の恋は何と美しく」による9
つの変奏曲 イ長調 WoO 69
■CD4(79’04”)
12のメヌエット WoO 7
ハイベルのバレエ『妨げられた結婚』の「ヴィガノのメヌエット」の主題による
12の変奏曲 ハ長調 WoO 68
12のドイツ舞曲 WoO 8
パイジェロの歌劇『水車小屋の娘』の二重唱「うつろな心」の主題による6つの
変奏曲 ト長調 WoO 70
ロンド・ア・カプリッチョ「なくした小銭への怒り」 ト長調 Op.129
プレスト(バガテル) WoO 52 ハ短調/
ロンド 変ロ長調 Kinsky-Halm Anh.6
■CD5(79’09”)
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
グレトリの歌劇『獅子心王リチャード』のロマンス「燃える情熱」の主題による8
つの変奏曲 ハ長調 WoO 72
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
ヴラニツキーのバレエ『森のおとめ』のロシア舞曲の主題による12の変奏曲 イ
長調 WoO 71
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
■CD6(79’59”)
ロンド ハ長調 Op.51-1
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
アレグレット ハ短調 WoO 53
やさしいソナタ ハ長調 WoO 51
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
■CD7(81’21”)
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
ロンド ト長調 Op.51-2
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
サリエリの歌劇『ファルスタッフ』の二重唱「まったく同じだわ」の主題による10
の変奏曲 変ロ長調 WoO 73
ジュスマイアーの歌劇『スレイマン2世、または3人のサルタン妃』の三重唱「ふ
ざけとたわむれ」による8つの変奏曲 ヘ長調 WoO 76
■CD8(78’14”)
7つのレントラー WoO 11
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
創作主題による6つのやさしい変奏曲 ト長調 WoO 77
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
■CD9(71’42”)
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』
7つのバガテル Op.33
バガテル「楽しい 悲しい」ハ長調 WoO 54
6つのレントラー WoO 15
■CD10(75’52”)
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲 ハ長調 WoO 78
■CD11(79’23”)
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩』
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
■CD12(79’33”)
「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲 ニ長調 WoO
メヌエット 変ホ長調 WoO 82
プレリュード ヘ短調 WoO 55
アンダンテ ヘ長調 WoO 57
バガテル ハ長調 WoO 56
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
6つのエコセーズ WoO 83
創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
バガテル「エリーゼのために」 イ短調 WoO 59
■CD13(76’15”)
幻想曲 ト短調 Op.77
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78『テレーゼ』
「アテネの廃虚」からのトルコ行進曲による6つの変奏曲 ニ長調 Op.76
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
ポロネーズ ハ長調 Op.89
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
■CD14(81’03”)
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
11のバガテル Op.119
■CD15(71’27”)
ピアノ小品(かなり生き生きと)バガテル 変ロ長調 WoO 60
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ピアノ小品(アレグレット) ロ短調 WoO 61
■CD16(78’29”)
ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 Op.120
6つのバガテル Op.126
ワルツ 変ホ長調 WoO 84
ピアノ小曲 ト長調 WoO 61a
ワルツ ニ長調 WoO 85
エコセーズ 変ホ長調 WoO 86
マルティーノ・ティリモ(P;スタインウェイD)

録音:2008-2018年/メンデルスゾ ーン・ザ ー ル(ライプツィヒ)
2020年のベートーヴェン生誕250周年を前に待たしても注目盤の登場。1942年キプロス出身の音楽学者でピアニストのマルティーノ・ティリモがベー トーヴェンのピアノ独奏曲全集をリリースします。2008年から2018年までライプツィヒのメンデルスゾーン・ザールにて10年の歳月をかけて全曲録音 を完成しました。
ティリモといえばモーツァルト、シューベルト、ヤナーチェクなどのピアノ・ソナタ全集でも知られ、シューベルトでは音楽学者として原典版に基づく全 集をリリースしたことでも高く評価されております。このベートーヴェンでも長年の研究をもとに磨かれた感性で質の高い全集を完成させました。学者とし てまた演奏家としての集大成ともいえるこの当録音集はティリモの代表盤としてだけではなく、ベートーヴェンのピアノ作品を知るうえで不可欠な名録音登 場といえましょう! (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00148(1CD)
2019年10月23日発売
ブラームス:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ 第1番ハ長調 作品1
ワルツ集 作品39
3つの間奏曲 作品117
6つの小品 作品118
上野真(P)

録音:2017年5月31-6月2日三重県総合文化センター
19世紀から20世紀前半にかけての黄金時代のピアノに深くこころを寄せるピアニスト、上 野真によるブラームス。 初期から後期までこの作曲家の生涯を俯瞰したプログラムを、上野は楽器特有の質朴な 暖かみを生かし、インティメートな作品群から芳醇な魅力を引き出しています。 シュトライヒャーの活力もベーゼンドルファーの渋い深みも、オーセンティックで端正な解 釈に支えられ、ブラームスの内なる声を聴くような味わいにみちたアルバムとなりました。(オクタヴィア)

FARAO
B-108110(5CD)
バッハ:オルガン作品全集 第1集
[CD1]
前奏曲とフーガ 変ホ長調『聖アン』 BWV552
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
コラール前奏曲『装いせよ、わが魂よ』 BWV654
コラール・パルティータ『ようこそ、慈しみ深きイエスよ』 BWV768
パストラーレ ヘ長調 BWV590
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
[CD2]
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529
18のライプツィヒ・コラールより BWV659-661
コラール前奏曲『われら皆一なる神を信ず』 BWV740
オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:ヴィヴァルディRV565)
カノン風変奏曲『高き御空よりわれは来たれり』 BWV769
[CD3]
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
ノイマイスター・コラール集 BWV1112-1116
アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV589
トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV528
コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV579
フーガ ハ短調 BWV575
フーガ ト長調 BWV577
シュープラー・コラール集 BWV645-650
キルンベルガー・コラール集 BWV699, 738, 722, 704, 729
カンツォーナ BWV588
[CD4]
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
コラール・パルティータ『おお神、汝義なる神よ』 BWV767
コラール・パルティータ『キリストよ、汝真昼の光』 BWV766
トリオ ニ短調 BWV583
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
ノイマイスター・コラール集 BWV1117-1120, 957
[CD5]
オルガン協奏曲 ハ長調 BWV594(原曲:ヴィヴァルディRV208)
キルンベルガー・コラール集 BWV730, 731, 741, 714, 717, 711, 715
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539
18のライプツィヒ・コラールより BWV657, 658
幻想曲 ハ長調 BWV573
幻想曲 ハ長調 BWV570
幻想曲 ト長調 BWV572
オルガン小曲集 BWV639-644
ペーター・コフラー(Org)

録音:2017-2019年/ミュンヘン、聖ミヒャエル教会のリーガー・オルガン
2017年3月よりバッハのオルガン作品全曲録音を開始したペーター・コフラーによる全集シリーズ第1弾。全3集で発売される予定です。4段鍵盤 と75個のストップを持つモダン・オルガンをあえて使った壮麗な響きが特徴で、オルガン音楽の革新者でもあったバッハの作品を存分に鳴らしてくれます。
チェンバロ、オルガン奏者として活躍するペーター・コフラーは1979年ボルツァーノ生まれ。地元のモンテヴェルディ:音楽院で学んだ後、ミュンヘン にわたりハラルド・フェラーとクリスティーネ・ショルンスハイムに師事しました。ドロテー・オーバーリンガーやドミトリー・シンコフスキーといった古楽 の名手と共演し、また2008年よりミュンヘン、聖ミヒャエル教会のオルガニストを務めています。この録音についてコフラーは「現代オルガンの性能や 高度な録音技術ではなく “バッハの音楽” こそがこのプロジェクトの中心である」と力強く語っており、並々ならぬ意気込みを感じさせます。

MARCO CREATORS
MARCO-001(2CD)
税込定価
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):プラテーロとわたし(全28編)(波多野睦美による新訳版朗読)
原作:フアン・ラモン・ヒメネス
■Disc-1 (52’25)
1 プラテーロ (第1巻第1曲)
2 白い蝶 (第3巻第1曲)
3 夕暮れの遊び (第2巻第3曲)
4 エル・ロコ 狂った男 (第2巻第5曲)
5 お告げの鐘 (第1巻第2曲)
6 つばめ (第4巻第2曲)
7 戻り道 (第1巻第3曲)
8 春 (第1巻第4曲)
9 四月の田園詩 (第3巻第2曲)
10 カナリアが飛んだ (第3巻第3曲)
11 友情 (第2巻第1曲)
12 子守娘 (第3巻第4曲)
13 結核の娘 (第2巻第6曲)
14 ロンサール (第2巻第4曲)
■Disc-2 ( 63’36)
1 道端の花 (第4巻第3曲)
2 井戸 (第1巻第5曲)
3 すずめ (第1巻第6曲)
4 日曜日 (第4巻第4曲)
5 月 (第2巻第2曲)
6 カナリアが死んだ (第3巻第5曲)
7 十一月の田園詩 (第3巻第6曲)
8 ジプシーたち (第4巻第5曲)
9 回復 (第4巻第1曲)
10 カーニバル (第4巻第6曲)
11 死 (第3巻第7曲)
12 ノスタルジア (第2巻第7曲)
13 メランコリー (第1巻第7曲)
14 モゲールの空にいるプラテーロへ (第4巻第7曲)
大萩康司(G/イグナシオ・フレタ I 世 1958)
波多野睦美(Ms、朗読)

録音:2018年4月18-25日、12月18?21日、軽井沢
Produced by Yasuji Ohagi
エンジニア:櫻井卓
ディレクター:野田智子
スペイン語監修:濱田吾愛
Art (Etching) :山本容子(銅版画家)
抜群のテクニックと深い表現力、多彩な音楽性で国内外の聴衆を魅了するギタリスト大萩康司。2020年にデビュー20周年を控え、遂に自身のレーベ ル「MARCO CREATORS」を立ち上げることとなりました。 その第1弾アルバムとなるのが『プラテーロとわたし』。スペインが生んだノーベル文学賞を受賞した詩人フアン・ラモン・ヒメネスの代表作『プラテー ロとわたし』にイタリアの作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコが作曲した、ギターと朗読のための傑作です。 若くして文壇デビューしたヒメネスが、心を休めるため故郷モゲールに戻った際に書いたこの作品は、故郷の自然と素朴な日常のなかにある美しさ、人生 の喜びと哀しみをロバのプラテーロに語りかけるかたちで綴られた138編からなる散文詩。その中からテデスコは28編を選び、ギターと朗読のための 作品を作曲しました。 大萩は、2016年から同作を波多野睦美とコンサートで取り上げており、当盤でも波多野睦美自身による新訳版朗読で全曲録音されました。ヒメネスの 温かいまなざしで語られる詩を、波多野が丁寧に日本語訳し、ときにアンダルシア地方の方言を宮崎弁(二人の出身地)とするなど、機知に富んだ表現で、 物語に新たな命を吹き込んでいます。そして“ギターの詩人、響の画家”と呼ばれる大萩のギターは、豊かな歌心をもって詩の情景を創り出しています。また、 ジャケット・デザインには、銅版画家の山本容子氏による作品を使用し、作品の持つ世界観を具現化しています。『詩画集 プラテーロとわたし』(山本容子=絵、波多野睦美=訳)も理論社(https://www.rironsha.com)より同時発売予定。 (Ki)

Naxos Japan
NYCC-27311(1CD)
税込定価
ショパン:即興曲第1番変イ長調 Op. 29
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op. 36
即興曲第3番変ト長調 Op. 51
幻想即興曲
演奏会用アレグロ イ長調 Op. 46
スケルツォ第1番ロ短調 Op. 20
スケルツォ第2番変ロ短調 Op. 31
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op. 39
スケルツォ第4番ホ長調 Op. 54
藤田真央(P)

録音:2019年2月11-13日
ワイアストン・リーズ・コンサートホール(英国)
K&A Productions Ltd.
日本盤限定本人メッセージ入り
日本盤解説:萩谷由喜子
2019年6月に行われたチャイコフスキー国際コンクール。第一次予選に登場した藤田真央がバッハを弾き始めた途端に空気がぱっと変わ り、モーツァルト、チャイコフスキー、ショパンと弾き進むにつれ、会場はもちろん世界中でライヴ中継を観ている聴衆をもその音楽に引き込んだ のは記憶に新しいところ。世界的にはまだ無名と言える彼の第2位に、日本はもちろん当地ロシアも沸いたと言います。そのガラ・コンサートで はチャイコフスキーの協奏曲第1番フィナーレにリハーサル無しで臨むなど、巨匠ゲルギエフの信頼も絶大なもの。そんな藤田真央がコンクール の4ヵ月前に録音したオール・ショパン・アルバムが登場しました。傑出したテクニックはもちろん、粒だった音色の美しさと生き生きとした音楽性 が彼の大きな魅力。ここでも即興曲の滑らかな美しさからスケルツォが持つ切れ味の鋭さまで、ショパンの持つ様々な顔を豊かに伝えます。
〜ショパンの詩的な感性や音楽の美しさを奏でることに奔走した20歳の冬〜 人々の心を惹きつけてやまない特別な音楽家 ”ショパン“ にどれだけ寄り添うことができただろうか。素直に、誠実に向き合ったオール・ショパ ン・プログラム。どうか多くの方々の心に届きますように。 -藤田真央

STEINWAY&SONS
STNS-30118(1CD)
NX-B07
武満、シマノフスキ、ショパン、セロツキ:ピアノ作品集
武満徹:雨の樹 素描
シマノフスキ:メトープ Op.29 - III ナウシカア
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ショパン:4つのマズルカ Op.33
 スケルツォ 第4番ホ長調 Op.54
シマノフスキ:2つのマズルカ Op.62
セロツキ:プレリュード組曲
有島 京 (P)
Steinway model D #572795 Hamburg

録音:2019年3月5-9日ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ
日本語解説付
熊本県出身、桐朋学園を卒業後ポーランドで研鑽を積んでいるピアニスト有島京(ありしま・みやこ)。2015年に開催されたショパン国際ピ アノ・コンクールに出場して第一次予選を突破し話題となりました。STEINWAYレーベルから登場する彼女のデビューアルバムには、故郷日 本を代表するピアノ作品の一つ武満徹「雨の樹 素描」と、現在の活動拠点ポーランドの作品を収録しています。 ショパン・コンクールでも評判となった「舟歌」をはじめ、国内外のリサイタルでも弾きこんできた、ショパンから十二音技法を用いたセロツキの作 品までを収録。これらロマン派と20世紀の作品を、手法の違いを越えて結びつけています。音楽に真摯に向き合う姿勢が大きな実を結んだ アルバムです。
STEINWAY&SONS
STNS-30115(1CD)
NX-B07
シン・ツァンヨン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
リスト:『詩的で宗教的な調べ』-「孤独の中の神の祝福」 S.173 No.3
ショパン:ワルツ 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」
 ワルツ 変イ長調 Op.34 No.1 「華麗なる円舞曲」
 ワルツ 変イ長調 Op.42 「大円舞曲」
シン・ツァンヨン(P)
Steinway Model D #597590 New York

録音:2019年1月22-23日、スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
母国韓国で学んだのち、ジュリアード音楽院などで研鑽を重ね、第6回仙台国際音楽コンクール (2016)第5位など、様々な国際コンクールで入賞をしているシン・ツァンヨン(チャンヨン)。2018年に STEINWAYレーベルからリリースされたデビュー・アルバム(STNS30068)は、アメリカのクラシック専門ラ ジオ局WQXRで、年間最優秀アルバムに選出されています。 ベートーヴェンの最後の3つのソナタ冒頭を飾る傑作で堂々と開始され、深淵を覗きこむようなリストの傑 作の後、ショパンのワルツが続くという個性的なプログラムの中に、彼特有の輝かしいテクニックを堪能でき るアルバムとなっています。


STEINWAY&SONS

STNS-30107(1CD)
NX-B07
デイヴィッド・ファン/モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第5番ト長調 K.283
.ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K.280
ピアノ・ソナタ 第17番変ロ長調 K.570
デイヴィッド・ファン(P)
Steinway Model D #597590 New York

録音:2017年11月7日、2018年7月23日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
オーストラリアのピアニスト、デイヴィッド・ファンによるオール・モーツァルト・アルバムが登場。これまで NAXOS(8.559644)、ORCHID(ORC100080)、Yarlung(YAR52069、95992、78876)など で、ソロやアンサンブル・メンバーとして参加のアルバムをリリースしてきたファン。ルービンシュタイン国際ピア ノ・コンクールやエリーザベト王妃国際音楽コンクールにモーツァルトの協奏曲で挑んできた彼が、本格的 にモーツァルトと向き合い体系的に録音すべく、STEINWAYレーベルからソナタ集第1弾をリリースしま す。 19歳のモーツァルトが父レオポルトと共にミュンヘンに滞在中、同い年のデュルニッツ男爵に依頼されて作 曲した6つのソナタのうち3曲と、晩年に作曲さた17番を収録。

Prima Facie
PFCD-107(1CD)
ケネス・ハミルトン・プレイズ・ロナルド・スティーヴンソン Vol.2
スティーヴンソン:キーニング・ソング・フォー・ア・メイカー(フランシス・ジョージ・スコットの思い出に)、
 エラ・ニューゴールのための北欧のエレジー、ソーリー・マクリーンのためのコラール・ピブロホ、
トッカータ・リール:ハイ・ロード・トゥ・リントン」
スティーヴンソン:バッラ・フライング・トッカータ
メリック/スティーヴンソン:ヘブリディーン・シースケイプ
スティーヴンソン:パーセルの「新しいスコットランドの旋律」による小ジャズ変奏曲、三文ソナティナ(クルト・ヴァイルの「三文オペラ」より/世界初録音)、
 DSCHによるレチタティーヴォとアリア、
バッハ/スティーヴンソン:甘き死よ来たれ
パーセル/スティーヴンソン:ホーンパイプ、3つのグラウンド、トッカータ、女王の嘆き
ケネス・ハミルトン(P)
ウェールズのカーディフ音楽大学でピアノ科教授として教鞭を執るコンサート・ピアニスト、ケネス・ハミルトンが自身の師であるコンポーザー=ピアニスト、ロナルド・スティーヴンソン(1928−2015)の作品をレコーディングしたプロジェクトの第2弾。ロナルド・スティーヴンソンとローレンス・グローヴァーにピアノを師事したケネス・ハミルトンは、スティーヴンソンのピアノ作品のスペシャリストとして英国内外で高い評価を受けており、第1弾(PFCD 050)はドイツのKlassik HeuteでCD of the Weekに選ばれるなど、欧米各誌で称賛を得ています。
第2弾でもバッハやパーセルのアレンジ、ヴァイルの「三文オペラ」やDSCHに基づく作品、パーセルのテーマによるジャズ・ヴァリエーションズなど注目のプログラムが並びます。

DUX
DUX-1460(1CD)
子供のためのショパン Vol.3
(1)ポロネーズ イ長調 Op.40-1
(2)マズルカ ハ長調 Op.33-2、マズルカ ニ長調 Op.33-3
(3)乙女の願い Op.74-1
(4)夜想曲変ニ長調 Op.27-2
(5)ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.8より 第4楽章
(6)練習曲ヘ長調 Op.25-3、練習曲変イ長調 Op.10-10
(7)ワルツ変ホ長調 Op.18
(8)前奏曲変ホ長調 Op.29-19、前奏曲ハ短調 Op.28-20
(9)チェロ・ソナタ ト短調 Op.65より 第3楽章
(10)マズルカ ト長調 Op.67-1、マズルカ ト短調 Op.67-2
(11)美しき若者 Op.74-8
(12)即興曲変イ長調 Op.29
(13)ピアノ協奏曲第1番Op.11より 第2楽章
(1)ヤヌシュ・オレイニチャク(P)
(2)タチアナ・シェバノワ(P)
(3)ヘンリカ・ヤヌシェフスカ(S)、マレク・ドレヴノフスキ(P)
(4)ケヴィン・ケナー(P)
(5)コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(Vn)、トマシュ・ストラール(Vc)、アグニエシュカ・プシェミク=ブリラ(P)
(6)ルーカス・ゲニューシャス(P)
(7)タチアナ・シェバノワ(P)
(8)ケヴィン・ケナー(P)
(9)トマシュ・ストラール(Vc)、アグニエシュカ・プシェミク=ブリラ(P)
(10)タチアナ・シェバノワ(P)
(11)マレク・ドレヴノフスキ(P)
(12)ダニール・トリフォノフ(P)
(13)シモン・ネーリング(P)
DUXレーベルが贈る子供向けのショパン・プログラム・シリーズの第3巻。しかし単純な子供向けコンピレーションと侮ると実に勿体ない内容!オレイニチャク、シェバノワ、ケナー、トリフォノフ、ゲニューシャス、ネーリングなど、超一流のショパン弾きたちの演奏を惜しげもなく投入した充実のプログラムです。

ANALEKTA
AN-29145(1CD)
ショパン:バラード&即興曲集
バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38/バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52/即興曲第1番変イ長調 Op.29/即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36/即興曲第3番変ト長調 Op.51/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.posth.66
シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2018年11月、パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール(ケベック、カナダ
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。カナダのANALEKTA(アナレクタ)よりリリースされるショパン新録音は、度々の来日公演も含めてリシャール=アムランが繰り返し演奏し熟成させてきた4つのバラードと4つの即興曲(第1番〜第3番+幻想即興曲)。ショパンのサロン・ピースへの深い愛情と即興演奏家としての豊かな才能を、リシャール=アムランの繊細ながらも温かく包容力のあるピアノで示していきます。

APR
APRCD-7404(4CD)
ロベール・カサドシュ〜フランス・コロンビア録音全集
■CD1
(1)スカルラッティ:ソナタ ニ長調 Kk.430(L.463)、ソナタ イ長調 Kk.533(L.395)、ソナタ ニ長調 Kk.23(L.411)、ソナタ ロ短調 Kk.377(L.263)、ソナタ ニ長調 Kk.96(L.465)、ソナタ ニ短調 Kk.9(L.413)、ソナタ ト長調 Kk.125(L.487)、ソナタ ロ短調 Kk.27(L.449)、ソナタ ト長調 Kk.12(L.387)、ソナタ ホ短調 Kk.198(L.22)、ソナタ ト長調 Kk.13(L.486)
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番K.491(第1楽章のカデンツァ:サン=サーンス作)
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」(第1楽章のカデンツァ:モーツァルト作、ピアノ協奏曲ニ長調 K.451のために書かれたカデンツァに基づく)
■CD2
(1)モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」
(3)シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 Op.120, D.664
(4)シューベルト:12のドイツ舞曲 Op.171, D.790より 第1番、第3番〜第8番、第11番
(5)ウェーバー:コンツェルトシュテュック ヘ短調 Op.79
(6)シューマン:交響的練習曲
(7)シューマン:予言の鳥 Op.82-7
■CD3
(1)ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
(2)ショパン:バラード第2番ヘ長調 Op.38
(3)ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
(4)ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
(5)ショパン:マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
(6)シャブリエ:即興曲ハ長調
(7)シャブリエ:スケルツォ=ヴァルス
(8)フォーレ:前奏曲ニ短調 Op.103-5
(9)フォーレ:即興曲第5番嬰ヘ短調 Op.102
(10)フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番
■CD4
(1)セヴェラック:らば引きたちの帰還
(2)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
(3)カプレ:小さい黒人の踊り
(4)ラヴェル:水の戯れ
(5)ヴィトコフスキ:わたしの湖
(6)カサドシュ:フルート・ソナタ Op.18
ロベール・カサドシュ(P)

■CD1
(1)録音:1937年6月15日
(2)ウジェーヌ・ビゴー(指)、パリSO
録音:1937年12月20日−21日
(3)ワルテル・ストララム(指)、コンセール・ストララムO
録音:1931年3月25日−26日
■CD2
(1)録音:1937年12月8日
(2)録音:1932年1月4日
(3)録音:1939年6月12日
(4)録音:1939年6月12日
(5)ウジェーヌ・ビゴー(指)&オーケストラ(詳細不詳)
録音:1935年6月6日
(6)録音:1928年6月20日&28日
(7)録音:1928年6月28日
■CD3
(1)録音:1928年6月28日
(2)録音:1929年10月14日
(3)録音:1930年11月10日
(4)録音:1930年4月14日
(5)録音:1930年4月14日
(6)録音:1939年6月12日
(7)録音:1939年6月12日
(8)録音:1935年11月21日
(9)録音:1935年11月21日
(10)ジョゼフ・カルヴェ(Vn)、レオン・パスカル(Va)、ポール・マス(Vc)
録音:1935年5月7日−8日
■CD4
(1)録音:1935年11月21日
(2)モーリス・マレシャル(Vc)
録音:1930年6月3日
(3)モーリス・マレシャル(Vc)
録音:1930年6月3日
(4)録音:1928年6月20日
(5)ジョルジュ・マルタン・ヴィトコフスキ(指)、パリSO
録音:1928年6月18日
(6)ルネ・ルロワ(Fl)
録音:1935年6月3日
第二次世界大戦の勃発によりアメリカへと亡命し、1940年から他界するまでの長きにわたり、アメリカ・コロンビア社に膨大な回数の録音を行ったことでも知られるカサドシュ。
今回、APRから復刻となるカサドシュのセットは、アメリカに渡る前、フランスで収録されたソロ、室内楽、協奏曲の演奏を集めたものであり、先にSONYからリリースされた65枚組のコンプリート・コロンビア・アルバム(アメリカ録音集)ボックスには収録されていない録音となります。
そしてさらなる注目ポイントは、未発表となっていたスタジオ録音のモーツァルトの「ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」」(1931年)が収録されているところ!まさにカサドシュのフランス時代の軌跡そのものであるフランス・コロンビアの録音「全集」は、APRの新たなベストセラー・アイテムとなることでしょう!

Hyperion
CDA-68271(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830(2018年新録音)
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825/パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826/パルティータ第3番ニ長調 BWV.828/パルティータ第4番イ短調 BWV.827/パルティータ第5番 ト長調 BWV.829/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2018年12月1日−6日、文化センター・グランド・ホテル(ドッビアーコ、イタリア)
バッハの音楽と共に生きる人生を「最高の贈り物と生涯の冒険」と称するアンジェラ・ヒューイット。長いキャリアの中で世界中で繰り返してきたバッハ演奏、そしてその集大成となる「バッハ・オデッセイ」で進化し続けるバッハを魅せてくれたヒューイットが、様々なスタイルが交錯する「パルティータ」の真髄を描きます。

Ars Produktion
ARS-38546(2CD)
ハープとピアノの為のオリジナル・オペラ編曲作品集
[CD 1]
オーベルテュール:ベッリーニの 「夢遊病の女」 の主題による二重奏曲
テオドール・ラバール:ドニゼッティの 「ラ・ファヴォリータ」 による奇想曲 Op.111
ヘンリー・ステイル(1787-1851):三重唱曲「黙って、黙って、静かに、静かに」
(ロッシーニの 「セビリャの理髪師」 より)
アルギュス(1820-1835):ロッシーニの 「コリントの包囲」の動機による幻想曲
テオドール・ラバール:ロッシーニの 「どろぼうかささぎ」 の主題による二重奏曲
ナデルマン(1781-1835):モーツァルトの 「フィガロの結婚」 の主題による変奏曲
[CD 2]
ベネデット・ネグリ(1784-1854):ロッシーニの 「どろぼうかささぎ」 の回想
アルギュス:マイアベーアの 「レスブルゴのエンマ」 によるハープとピアノの為の協奏的二重奏曲
オーベルテュール:ドニゼッティの 「ラ・ファヴォリータ」 によるハープとピアノの為の変奏曲
アルギュス:エロルドの 「マリー」 の動機によるハープとピアノの為の幻想曲
ボクサ(1789-1856):ロッシーニの 「セビリャの理髪師」 序曲
デュオ・プラクセディス
プラクセディス・フーク=リュッティ(Hp)
プラクセディス・ジュヌヴエーヴ・フーク(P)

録音:2016年9月、2017年3、6月、フリューゲルザール、ビューラハ、スイス

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99132(1CD)
ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏チェロ・ソナタ全集
無伴奏チェロ・ソナタ 第1番Op.72
無伴奏チェロ・ソナタ 第2番Op.86
無伴奏チェロ・ソナタ 第3番Op.106
無伴奏チェロ・ソナタ 第4番Op.140bis
マリーナ・タラソヴァ(Vc)

録音:2017-2019年

Biddulph
LAB-1023(1CD)
フリッツ・クライスラー愛奏小品集 1926-38
【1926、1928年録音】*
フリムル(クライスラー編):インディアンの愛の呼び声
ルメア(センジャー)編):月光とばら(アンダンティーノ)
レハール:クライスラー・セレナード
チャイコフスキー(クライスラー編):ユモレスク
レハール(クライスラー編):フランシスキータのセレナード
フリムル(クライスラー編):娘たちの踊り
クライスラー:羊飼いのマドリガル
アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ
ドホナーニ(クライスラー編):ハンガリー牧歌
ドルドラ:思い出
マスネ(ルシック編):タイスの瞑想曲
フォスター(クライスラー編):故郷の人々
 スペイン舞曲
アルベニス(クライスラー編):タンゴ
ヴィンターニッツ(1892-1948)操り人形の踊り
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
【1938年録音】+
バッハ(クライスラー編):ガヴォット(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 より)
ブラームス(ホックスタイン編):ワルツ Op.39-15
ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
クライスラー:ウィーン奇想曲/愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン
アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
フリッツ・クライスラー(Vn)
カール・ラムソン(P)*
フランツ・ルップ(P)+

78回転盤音源。トランスファー:Ward Marston、エクストラ・リストレーション:Gene Gaudette、ファイナル・マスター:Paul Arden-Taylor

露OLYMPIA
MKM-308(1CD)
レオニード・コーガン・プレイズ・ヴィエニャフスキ、シマノフスキ
ヴィエニャフスキ:マズルカ ト短調 「ポーランドの歌」 Op.12-1*
 マズルカ ト長調 「オベルタス」 Op.19-1*
 華麗なポロネーズ イ長調 Op.21*
 自作主題による変奏曲 イ長調 Op.15+
 伝説 ト短調 Op.17#
 グノーの歌劇「ファウスト」の主題による幻想曲 イ長調 Op.20**
 悲歌的アダージョ イ短調 Op.6+
シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ ホ短調 Op.28++
ワックスマン:ビゼーの歌劇「カルメン」の主題による幻想曲##
レオニード・コーガン(Vn)
アルノルト・カプランPノ(*/+))
アンドレイ・ムイトニク(P)++
モスクワRSO#
アレクサンドル・ガウク(指)#
ソヴィエト国立SO(**/##))
ヴィラディーミル・デクチャレンコ(指)**
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指) ##

録音:1948年**/1950年*/1951年+/1952年#/1953年++/1960年## モノラル

Ars Produktion
ARS-38248
(1SACD)
アルテュール・ルリエ(1892-1966):ピアノ作品集
5つの脆い前奏曲 Op.1/ワルツ
2つの版画 Op.2/間奏曲
小組曲 ヘ長調/ジーグ
夜想曲/子守歌
クリスティアン・エルニー(P)

録音:2018年1月30日-2月1日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38249
(1SACD)
ピアノオーケストラ 2
スメタナ(ハインリヒ・フォン・カーン=アルベスト 編):モルダウ
ストラヴィンスキー(サーントー編 ):バレエ 「ペトルーシュカ」〜5曲(版;1922)
ハチャトゥリアン(マシュー・キャメロン編):バレエ 「スパルタクス」〜アダージョ
プロコフィエフ:3つのピアノ曲 Op.96
ラヴェル(アレクサンドル・ギンジン編):ラ・ヴァルス
ショスタコーヴィチ(フロリアン・ノアック編):ジャズ組曲 第2番 〜ワルツ 第2番(版)
フランソワ=グザヴィエ・ポワザ(P)

録音:2017年11月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38250
(1SACD)
ブラームス:4つのバラード Op.10
 2つの狂詩曲 Op.79
 3つの間奏曲 Op.117
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ BWV 1004-5(左手のみによる版)
ベンヤミン・エンゲリ(P)

録音:2017年7月、ラジオ・スタジオ1、チューリヒ、スイス
Ars Produktion
ARS-38251
(1SACD)
夢想を超えて〜ギターとアコーディオン
ヴィヴァルディ(クリスティアン・パラーギ&イヴァン・ペトリチェヴィチ編):「調和の霊感」 から ヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 第6番イ短調 RV 356(ギターとアコーディオンの為の版、ニ短調)
ボッケリーニ(マチェイ・フロンツキェヴィチ、ペトリチェヴィチ編):ギターと弦楽の為の五重奏曲 第4番ニ長調 G.448〜序奏とファンダンゴ
タレガ:アルハンブラの思い出(ギターの為の)
ファリャ (パラーギ&ペトリチェヴィチ編):「三角帽子」〜隣人の踊り(セギディリャ)/粉屋の踊り(ファルカ)/粉屋の女房の踊り(ファンダンゴ)
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):5つのロマンス(ギターとアコーディオンの為の)
セルゲイ・ヴォイテンコ(1973-):啓示
ヒナステラ(パラーギ&ペトリチェヴィチ編):アルゼンチン舞曲集 Op.2
年老いた牛飼いの踊り/優雅な乙女の踊り/ガウチョの踊り
ピアソラ(パラーギ&ペトリチェヴィチ編):ビオレンタンゴ
ディオ・アッコルダッラ[イヴァン・ペトリチェヴィチ(G) 、クリスティアン・パラーギ(アコーディオン)

録音:2017年12月11-13日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38257
(1SACD)
ストラヴィンスキー:タンゴ
 ピアノ・ラグ・ミュージック
 「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
ヒンデミット:組曲 Op.26
 ピアノ・ソナタ Op.17
マグダレーナ・ミュラーペルト(P)

録音:2017年11月14-16日、南西ドイツ放送ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38258
(1SACD)
ショパンを編む
ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20
アンドレアス・ヴォイケ(1966-):コンヂデンス・ワン [Confidence One]
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ヴォイケ:黒海の潮汐 [Tides of the Black Sea]
ショパン:ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26
ヴォイケ:ラヴ・シーンの為のサウンドトラック [Soundtrack for a Love Scene]
ショパン:マズルカ ハ長調 Op.24-2
ヴォイケ:秋の色 [Autumn Colors]
ショパン:バラード 第1番ト短調 Op.23
ヴォイケ:ラーガ・ブラフマンダ [Raga Brahmanda]
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2018年5月、ベーゼンドルファー・クラヴィアファブリック、ウィーナー・ノイシュタット、オーストリア
Ars Produktion
ARS-38260
(1SACD)
南米の祭典
ヴィラ=ロボス:ブラジルの詩
 野生の詩
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ 第1番Op.22
 アルゼンチン舞曲集 Op.2
アンドレアス・ヴォイケ(P)

録音:2018年5月月、ベーゼンドルファー・クラヴィアファブリック、ウィーナー・ノイシュタット、オーストリア
Ars Produktion
ARS-38261
(1SACD)
BEYOND
リスト:メフィスト・ワルツ 第1番「村の居酒屋での踊り」
バッハ(ブゾーニ編):いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659(版)
リスト:泣き、嘆き、憂い、怯え(バッハの主題によるオルガンの為の変奏曲)
バッハ(ジロティ編):前奏曲 ロ短調(オルガンの為の前奏曲 ホ短調 BWV 855a;版)
リスト:詩的で宗教的な調べ から 孤独の中の神の祝福
プロコフィエフ:4つの小品 Op.4 から 悪魔的暗示(No.4)
メシアン:幼児イエスに注ぐ20の眼差し から 幼児イエスの口づけ
リゲティ:練習曲集 第2巻 から 悪魔のはしご
カタリーナ・トロイトラー(P)

録音:2017年10月10-12日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38264
(1SACD)
愛の影〜フルートと編曲作品集
シューベルト(コンラート・ヒュンテラー(1947-) 編):アルペッジョーネとソナタ イ短調 D 821(フルートと版)
フランク(ダグラス・ウッドフル=ハリス編):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(フルートと版)
シューマン (ジャック・ラロック(1945-) 編):オーボエと3つのロマンス Op.94(フルートと版)
シューベルト(タチアナ・スミルノヴァ(1940-) 編):36の独創的舞曲(最初のワルツ集) D 365 より
 アッツェンブルク舞曲 第3番ニ長調(No.29)(フルートと版)
 34の感傷的なワルツ D.779〜イ長調(No.13) (フルートと版)
 シューベルト(ソフィア・デ・サリス編):歌曲集 「白鳥の歌」〜セレナード(No.4)(フルートと版)
ソフィア・デ・サリス(Fl)
イリーナ・クラスノフスカ(P)

録音:2018年7月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38270
(1SACD)
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87
レティシア・ゴメス=タグレ(P)

録音:2018年9月4-6日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38273
(2SACD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 「大ソナタ」 Op.37
四季 Op.37a*
エレーナ・マルゴリナ(P)
ボリス・ハイト(ナレーター*)

録音:2018年6月、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38277
(1SACD)
イヴァン・ベソノフ・プレイズ・ショパン
ショパン:マズルカ 変ホ短調 Op.24-4
 マズルカ イ短調 Op.17-4
 練習曲 ホ長調 Op.10-3
 練習曲 ハ短調 Op.10-12
 ワルツ 変イ長調 「大円舞曲」 Op.42
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
 夜想曲 嬰ハ短調(遺作)
 ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
 ピアノ・ソナタ 第2番「葬送」Op.35
イヴァン・ベソノフ(2002-):きりん
 ワルツ イ短調/ワルツ ロ短調
イヴァン・ベソノフ(P)

録音:2018年11、12月、モスクワ音楽院付属中央音楽学校コンサートホール、モスクワ、ロシア
Ars Produktion
ARS-38753
(1SACD)
ザラ・クラヴォス〜デビュー
ブラームス:4つのバラード Op.10
リスト:バラード 第2番ロ短調 S.171
ショパン:即興曲 第1番変イ長調 Op.29
 即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36
 即興曲 第3番変ト長調 Op.51
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
アルベナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):クリスタル・ドリームOp.144
ザラ・クラヴォス(P)

録音:2017年6月20-22日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385071(1CD)
ボリス・ブロッホ〜ピアノ・ワークス Vol.7
シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D 899
さすらい人幻想曲 Op.15 D 760
ピアノ・ソナタ 第13番イ長調 Op.120 D 664
楽興の時 〜 第3番ヘ短調
ボリス・ブロッホ(P)
Ars Produktion
ARS-38548(1CD)
ショパン:練習曲 Op.10
練習曲 Op.25
タチアナ・チェルニチカ(P)

録音:2016年1月24日、4月16日、ウッドペッカー・レコーディング・スタジオ、ベルギー
Ars Produktion
ARS-38556(1CD)
ムソルグスキー、ドビュッシー、シューマン:ピアノ作品集
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ドビュッシー:映像 第1集
シューマン:幻想小曲集 Op.12
アレクサンドル・コリャーキン(P)

録音:2018年6月25-26日、フェステブルク教会、フランクフルト、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385581(1CD)