湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



MARSTON
(アメリカ)


マーストン・レコードは、ワード・マーストンによって1997年に設立されたクラシックとオペラの復刻専門のレーベルです。ワード・マーストンはそれ以前からSP復刻のエンジニア、プロデューサーとしてその名を知られており、M&AやRCA(クライスラー全集)、ロモフォン等で明快で、芯のしっかりした音質のよい復刻で好評を得ました。そんな彼が、独立して設立したのが当マーストン・レーベルです。良質な復刻技術で1920以前の歌手の独唱を中心に、熱狂的人気をほこるヨーゼフ・ホフマンなど渋いながらも忘れ去るにはもったいない名演奏ばかりのこだわりのラインナップです。


1CD=(税込)


※価格は全て税込定価。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏家
MARS-51001-2
オランピア・ポロナット全集 オランピア・ポロナット(S)
ボロナット(1867-1934)はイタリアのコロラトゥーラ・ソプラノ。後半生はペテルスブルクやワルシャワなど、東欧圏で活躍。04〜08年の録音。
MARS-51002-2
3エディソン・テノール ジュゼッペ・アンセルミ(T)
アレッサンドロ・ボンチ(T)
ホセ・モヒカ(T)
エディソン社のレコードに録音した3人のリリック・テノールをあつめたもの。イタリアのアンセルミ(1876-1920)、ボンチ(1870-1940)とメキシコのモヒカ(1896-1974)。アンセルミとボンチはカルーソーと同時代の人気歌手。モヒカはドミンゴのスタイルの先駆者などといわれます。13〜26年録音。
MARS-51005-2
チャールズ・ハケット チャールズ・ハケット(T)
ハケット(1889-1942)は20年代を中心に活躍したリリック・テノール。国際的に活躍した、最初のアメリカ人テノールのひとり。12〜27年録音。
MARS-51006-2
オペラ・コミークの3大テノール ルイ・カゼット(T)
シャルル・フリアン(T)
ジャン・マルニー(T)
カゼット(1887-1922)、フリアン(1890-1947)、マルニー(1885-?)。20年代のパリ・オペラ・コミーク座で覇を競った3人のリリック・テノールの20〜30年の録音集。
MARS-51009-2
ジェーン・バトリ/ソロ録音全集 ジェーン・バトリ(S)
バトリ(1876-1940)は今世紀前半のフランス歌曲の歌い手として、ドビュッシー、ラヴェル、ミヨーなど作曲者たちから賞賛されました。28〜30年録音。
MARS-51010-2
コンチータ・スペルヴィア 第5集

(1)ロンガース:荷物引きの歌
(2)グラナドス:低く垂れ込める霧
(3)チャピ:「聖母の奇跡」―天に感謝を
セラーノ:「ムーア人の女王」―心と命の友
(4)ルーナ:スペインの花
(5)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」―微笑むいとしい面影
モーツァルト:「フィガロの結婚」―自分で自分が分からない
(6)トマ:「ミニョン」―軽やかな燕(燕の二重唱)
(7)アルベニス:グラナダ
(8)ファリャ:7 つのスペイン民謡―アストゥリアーナ,ホタ
(9)ビゼー:「カルメン」―ちょっと待ってくれ、カルメン/―いや、あんたは私を愛していない!
(10)ドトラス・ヴィラ:花と光
(11)スコット:子守歌 Op.57-2
(12)レハール:「フラスキータ」―私は自分の若さを

■付録
「マリア・バリエントス ファリャを歌う」
ファリャ:7 つのスペイン民謡/「恋は魔術師」―きつね火の歌/コルドバのソネット
コンチータ・スペルヴィア(Ms)
マリア・バリエントス(S)
(1)ギュスターヴ・クロエ(指)管弦楽団/1930 年7 月4 日 パリ
(2)ヴィラルタSQ/1931 年2 月25 日 バルセロナ
(3)パクワル・ゴデス(指)管弦楽団/1932 年11 月2 日 バルセロナ
(4)モデスト・ロメロ(指)管弦楽団/1928 年2 月13 日 マドリード
(5)アンジェロ・アルベルゴーニ(指)管弦楽団/1928 年6 月19 日 ミラノ
(6)ヴィンチェンツォ・ベットーニ(Bs)、アンジェロ・アルベルゴーニ(指)管弦楽団 /1929 年2 月8 日、ミラノ
(7)モデスト・ロメロ(指)管弦楽団/1930 年2 月28 日 バルセロナ
(8)フランク・マーシャル(P)/1930 年3 月10 日 バルセロナ
(9)ガストン・ミシェレッティ(ジョゼ テノール)、ギュスターヴ・クロエ(指)管弦楽団 /1931 年11 月31 日 パリ
(10)ポール・マンサール(指)管弦楽団/1931 年11 月31 日 パリ
(11)アイヴァー・ニュートン(P)/1932 年3 月17 日 ロンドン
(12)ルイ・アルヌ(T)、ポール・バスティード(指)オペラコミク管弦楽団/1933 年5 月パリ
■付録
マヌエル・デ・ファリャ(P)
録音:1928 年、1930 年 パリ
※Marston によるスペイン、カタルーニャの伝説的名メッゾソプラノ、コンチータ・スペルヴィア(1895-1936)の全録音集のおそらく最終となる第 5 集。未刊行録音や別テイクなど、彼女の珍しい録音が集められている。 余白には、同じバルセロナ生まれのソプラノ、マリア・バリエントス(1884-1946)がフャリャ自身のピアノ伴奏でフャリャの歌曲を収録。
※CD 印刷物のトラック表では、 24. コルドバのソネット 25.「恋は魔術師」―火祭りの踊り となっていますが、正しくは24. 「恋は魔術師」―きつね火の歌 25.コルドバのソネット です。お詫びして訂正いたします。

MARS-51011-2
「ブラジルの歌の女王」〜エルシー・ヒューストン
ファリャ:7つの有名なスペイン民謡
ヴィラ=ロボス:望み/秋の安らぎに
 手回しオルガン
 空からの星は新しい月/シャンゴ
ラヴェル:草の上で
ニルヴァー:私がこの調べを歌うと
バーロー:桜の木
ニン:アンダルシアの民謡
 ガリシアの民謡
 カスティーリャの民謡
タヴァレス:バイーア
ブラジルの歌:ココ椰子が
 ああ!森のツグミ
 私の鳩はどこを回っている
 子守歌/遊び/運命
 穏やかな夜に/ほか
エルシー・ヒューストン(S)
ルシーリア・ギマランエス(P)
パブロ・ミゲル(P)
ブラジリアン・オーケストラ、ほか

録音:1928−1941年
エルシー・ヒューストン(1902−1943)はブラジル出身のソプラノ。彼女はリリー・レーマンやニノン・ヴァランの元で学んだ高度な発声を身に付けたソプラノ歌手ですが、ヨーロッパ音楽ではなく、ブラジルの民謡およびブラジルの作曲家の歌曲を歌う活動に専念しました。ことにヴィラ=ロボスの歌曲を広めた人物として高名である。未発表録音も含め様々な録音が集められています。
MARS-51301-2(13CD)
フョードル・シャリアピン全録音集
●(1)1902 年1-2 月 モスクワ GRAMOPHONE AND TYPEWRITER 録音:
ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7-6
スロノフ:ああ汝太陽よ、素晴らしい太陽よ Op.10-1
コルガノフ:悲歌 静かな月夜
グノー:「ファウスト」〜金の子牛(ロシア語)
チャイコフスキー:夜鶯 Op.60-4
ロシア民謡:夜
グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ
チャイコフスキー:失望 Op.65-2

●(2)1907 年10 月 サンクトペテルブルク GRAMOPHONE AND TYPEWRITER 録音:
マヌイキン=ネフストルエフ:貧しい巡礼者の歌
ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7-6
ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ!
グノー:「ファウスト」〜眠ったふりをせずに(ロシア語)
ムソルグスキー:蚤の歌
グノー:「ファウスト」〜金の子牛(ロシア語)
●(3)1907 年10 月 ミラノ GRAMOPHONE AND TYPEWRITER 録音:
ロシア民謡:おいお前、イワンよ
 夜/おいお前、イワンよ
 小さな樺の破片
●(4)1908 年6 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」〜私の勝利の時は近い
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」〜陰口はそよ風のように
グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ
ドリーブ:「ラクメ」〜お前の甘い眼差しは(ロシア語)
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」〜永遠の夜の帳から
●(5)1908 年6 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ロシア民謡(シャリアピン編):樫の丸太(ドゥビヌシカ)
ロシア民謡:昇れ、赤い太陽よ
 カバノキの小片
●(6)1910 年8,9 月 モスクワ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ウクライナ民謡:牧場で
セーロフ:「悪の力」〜陽気な懺悔節を!(エレムカの歌)
ロシア民謡:母なるヴォルガを下りて
 オークの下から、ニレの下から
 夜
ヴェルストフスキー:「アスコルドの墓」〜昔祖先たちが住んでいた
グノー:「ファウスト」〜主よ、いやしいしもべをお許し下さい(第4 幕 教会の場面 ロシア語)
 「ファウスト」〜時が来た(ロシア語)
ロシア民謡:おいお前、イワンよ
ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛さなかった…王家のマントに包まれて
ソコロフ:荒天が唸り
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜もう一つの物語で
ロシア民謡(シャリアピン編):樫の丸太(ドゥビヌシカ)
ロシア民謡:昇れ、赤い太陽よ
 太陽は昇り(ロシアの囚人の歌)
 カバノキの小片
●(7)1911 年9 月 サンクトペテルブルク THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜カザンの町で
ロシア民謡:マシェンカ*
●(8)1911 年10―11 月 サンクトペテルブルク THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜さらばわが息子よ,鐘が鳴っている
ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば
ルビンシテイン:「デーモン」〜泣くでない、娘さん
ストロキン:主よ今こそあなたの僕を
シューマン:二人の擲弾兵 Op.49-1(ロシア語)
ルビンシテイン:「デーモン」〜大気の大海原で
ロシア民謡:秋の霧雨ではない
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜ある日、晩に、羊飼いが
●(9)1912 年4 月 ミラノ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ベッリーニ:「ノルマ」〜あの丘へ行け
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」〜陰口はそよ風のように
ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ!
ベッリーニ:「夢遊病の女」〜また見ることができた、ああ心地良い場所よ
【カルロ・サバイーノ(指)ミラノ・スカラ座O,合唱団】
●(10)1912 年10 月 サンクトペテルブルク THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
マイヤベーア:「悪魔ロベール」〜冷たい墓に眠る尼僧たちよ(イタリア語)
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」〜私の復讐よ来るのだ
ヴェルディ:「エルナーニ」〜不幸な男だ
グラズノフ:バッカスの歌(フランス語)
ラ・マルセイエーズ
●(11)1913 年7 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ロシア民謡(ケドロフ編):イリヤ・ムロメツの物語
ブラームス:サッフォー頌歌 Op.94-4(ロシア語)
リーシン:彼女は笑う
チャイコフスキー:夜鶯 Op.60-4
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に
ロシア民謡(リャプノフ編):イワン雷帝にまつわる物語
 義母には義理の七人の子どもがいた
ウクライナ民謡:ああ、緑の樫が
 大きなブヨが
●(12)1914 年1 月 サンクトペテルブルク THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
スロノフ:別れの言葉 Op.12-1
ルビンシテイン:囚われ人 Op.78-6
グリーグ:白鳥 Op.25-2
リムスキー=コルサコフ:ジョージア(グルジア)の丘の上で
ラフマニノフ:昨日私たちは出会った Op.26-13
ブラームス:サッフォー頌歌 Op.94-4
●(13)1914 年4 月 サンクトペテルブルク THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ルビンシテイン:囚われ人 Op.78-6
グリーグ:白鳥 Op.25-2(ロシア語)
スロノフ:別れの言葉 Op.12-1
グリーグ:亡くなった人Op.25-5,アルバムの数行 Op.25-3(ロシア語)
ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7-6
シューベルト:「白鳥の歌」〜私の住む所(ロシア語)
ソコロフ:荒天が唸り
グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ
●(14)1921 年10 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
グリーグ:古い歌 Op.4-5(ロシア語)
グリーグ:アルバムの数行 Op.25-3(ロシア語)
チャイコフスキー:夜鶯 Op.60-4
ムソルグスキー:蚤の歌
リムスキー=コルサコフ:預言者Op.49-2
アルネス:最後の航海 Op.17-2
マラシュキン:ああ、私の苦しみを音で描けさえできれば
シューマン:二人の擲弾兵 Op.49-1(ロシア語)
ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7-6
グリーグ:真夜中の回想
ベートーヴェン:この暗い墓で
ムソルグスキー:「死の歌と踊り」〜トレパーク
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜カザンの町で,さらばわが息子よ
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」〜陰口はそよ風のように
●(15)1922 年1 月 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音:
ナドソン:夢 まだ子どもだった頃
ヴェルディ;「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛さなかった…王家のマントに包まれて
●(16)1922 年9,10 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7-6
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に
ロシア民謡(シャリアピンおよびケーネマン編):ヴォルガの舟歌
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜もう一つの物語で
●(17)1922 年11 月 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音:
ヴェルディ;「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛さなかった…王家のマントに包まれて
ベッリーニ:「夢遊病の女」〜また見ることができた、ああ心地良い場所よ
ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ!
ロシア民謡:おいお前、イワンよ
ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば
●(18)1923 年6,7 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜私は最高の権力を手に入れた
ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば
ラフマニノフ:「アレコ」〜ジプシーの野営では皆寝ている
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜鐘が鳴っている(2 種)
グノー:「ファウスト」〜金の子牛
グノー:「ファウスト」〜眠ったふりをせずに
ロシア民謡(シャリアピン編):樫の丸太(ドゥビヌシカ)
●(19)1923 年9 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜奥様、これが目録です(カタログの歌)
グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ
●(20)1924 年1 月 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音:
マイヤベーア:「悪魔ロベール」〜冷たい墓に眠る尼僧たちよ(イタリア語)
プッチーニ:「ボエーム」〜古びた外套よ
チャイコフスキー:第5 曲 祝福されよ、森よ Op.47-5
フレジェ:角笛
●(21)1924 年1 月 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音:
ロシア民謡:太陽は昇って沈み
●(22)1924 年7 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ボロディン:「イーゴリ公」〜調子はどうだ、公よ?…いや違うぞ、友よ
ロシア民謡:ピーテル街道に沿って
グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」―私の愛する子よ
グリンカ:疑い
●(23)1924 年10 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
シューマン:二人の擲弾兵 Op.49-1(ロシア語)
ボロディン:「イーゴリ公」―疲れ果てた魂には眠りも休息もなく
●(24)1925 年10,11 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜ボリス・フェオドロヴィチ皇帝万歳! … 魂は悲しむ(戴冠の場面)
グノー:「ファウスト」〜主よ、あなたのいやしいしもべをお許し下さいませ(2 種)
ルビンシテイン:「デーモン」〜大気の大海原で,私こそがあなたの言うことを聞いていた者
●(25)1926 年5 月 ヘイズ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」〜陰口はそよ風のように
シューマン:二人の擲弾兵 Op.49-1(ロシア語)
ムソルグスキー:蚤の歌
ロシア民謡(シャリアピン及びケーネマン編):ヴォルガの舟歌
グリーグ:真夜中の回想(ロシア語)
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜さらばわが息子よ,鐘が鳴っている(2 種),ボリス・フェオドロヴィチ皇帝万歳! … 魂は悲しむ(戴冠の場面)
(26)1926 年5 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音(コヴェントガーデン歌劇場でのライヴ録音)
ボーイト:「メフィストーフェレ」〜プロローグ,第1 幕、第2 幕の抜粋
●(27)1927 年3 月 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音:
ムソルグスキー:蚤の歌
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜カザンの町で
ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ!
ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」〜陰口はそよ風のように
ベッリーニ:「夢遊病の女」〜また見ることができた、ああ心地良い場所よ
クラーク:盲目の農夫
●(28)1927 年4 月 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音:
マスネ:「ドン・キショット」〜ああ、私のご主人様(ドン・キショットの死)
●(29)1927 年6 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜鐘が鳴っている
リムスキー=コルサコフ:預言者 Op.49-2
ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7-6(2 種)
ベートーヴェン:この暗い墓で
●(30)1927 年9 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ロシア民謡:昇れ,真赤な太陽よ
ロシア民謡:樫の木の下より、楡の木の下より
ロシア歌謡:黒い瞳
ヴェーデリ:悔悟の門よ私に開け
●(31)1927 年10 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音(ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ録音)
リムスキー=コルサコフ:「モーツァルトとサリエリ」〜誰もがこの世に真実はないと言う,ケルビムのように,お前は長い眠りに
つくだろう、モーツァルトよ!
●(32)1927 年10 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
リムスキー=コルサコフ:預言者 Op.49-2
ベートーヴェン:この暗い墓で
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に
ロシア民謡(シャリアピンおよびケーネマン編):ヴォルガの舟歌
ボロディン:「イーゴリ公」〜調子はどうだ、公よ?…いや違うぞ、友よ
●(33)1928 年6 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜奥様、これが目録です(カタログの歌)
●(34)1928 年6 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音(コヴェントガーデン歌劇場でのライヴ録音)
グノー:「ファウスト」抜粋
●(35)1928 年6 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
シューベルト:白鳥の歌 D957〜影法師,死と乙女 D531(ロシア語)
マラシュキン:ああ、私の苦しみを音で描けさえできれば(英語)
(36)1928 年7 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音(コヴェントガーデン歌劇場でのライヴ録音)
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」抜粋(シャリアピンのみロシア語、他はイタリア語)
●(37)1929 年6 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ロシア民謡(アレキサンドロフ編):ピーテル街道に沿って
ロシア民謡:マシェンカ
ロシア民謡(カラトゥイギン編):お前に別れを告げる、私の喜びよ、私の命よ
フレジェ:角笛
ダルゴムイシスキー:古参の伍長
リーシン:彼女は笑った
サシャ・ギトリおよびイヴォンヌ・プランタンとの電話風の会話
●(38)1929 年11 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ロシア民謡(シャリアピン編):夜
ラフマニノフ:「アレコ」〜ジプシーの野営では皆寝ている
ムソルグスキー:「死の歌と踊り」〜トレパーク
●(39)1930 年2 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
グノー:「ファウスト」〜金の子牛,眠ったふりをせずに(2 種)
マスネ:「ドン・キショット」〜星が姿を現す時
●(40)1930 年6 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ロシア民謡:ステンカ・ラージン
グリンカ:疑い
ルビンシテイン:囚われ人 Op.78-6
ラフマニノフ:「アレコ」〜ジプシーの野営では皆寝ている
●(41)1931 年1 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ヴェーデリ:悔悟の門よ私に開け(2 種)
ストロキン:主よ今こそあなたの僕を(2 種)
セーロフ:「悪の力」〜陽気な懺悔節を!(エレムカの歌)
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜ボリス・フェオドロヴィチ皇帝万歳!
●(42)1931 年5,6 月 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
グリンカ:疑い
ルビンシテイン:ミルザ・シャフィによる12 の歌(ペルシャの歌)Op.34〜クル川の渦巻く波は
マスネ:悲歌(ロシア語
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜私は最高の権力を手に入れた(2 種),ああ、苦しい!息をつかせてくれ(時計の場)(2種)
ダルゴムイシスキー:「ルサルカ」〜ああ、お前たち若い娘は皆同じに見える,おはよう、義理の息子よ
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」〜私の勝利の時は近い
●(43)1932 年2,3 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ストロキン:主よ、今こそあなたの僕を
ロシア民謡(ジャーロフ編):12 人の盗賊の伝説
ヴェーデリ:悔悟の門よ私に開け
ロシア民謡(アレキサンドロフ編):母なるヴォルガを下りて
グレチャニノフ:ロシアの典礼 Op.79〜あなたに栄光が、ああ主よ(3 種)
アルハンゲルスキー:私は信じる
●(44)1933 年1 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
ダルゴムイシスキー:ボレロ
1933 年3 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音
イベール::ドン・キショットの4 つの歌
●(45)1934 年3 月 パリ THE GRAMOPHONE COMPANY 録音:
マヌイキン=ネフストルエフ:貧しい巡礼者の歌
ロシア民謡:昇れ、赤い太陽よ
(46)1936 年2 月 東京 日本ビクター録音:
ムソルグスキー:蚤の歌
ロシア民謡(シャリアピンおよびケーネマン編):ヴォルガの舟歌
●(47)補遺  私的シリンダー録音:1898-1902 年
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に
ボロディン:「イーゴリ公」〜もしプティーヴルの公になれば
グノー:「ファウスト」〜ああ夜よ、お前の陰を広げよ(ロシア語)
ロシア民謡:夜
 白い綿毛の雪
 ああ、私は目を使い過ぎた
スロノフ:ああ汝太陽よ、素晴らしい太陽よ Op.10-1
フョードル・シャリアピン(Bs)

●(1)1ピアノ伴奏
●(2)P.P.グロス(P)
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(指)O
●(3)無伴奏
●(4)I.P.アルカデフ(指)O
●(5)無伴奏
●(6)モスクワ帝立歌劇場cho
マリア・アレキサンドロヴナ(S)
管弦楽伴奏
無伴奏
管弦楽伴奏
ピアノ伴奏
M.I.セメノフ(指)モスクワ帝立歌劇場O
モスクワ帝立歌劇場cho
無伴奏
●(7)管弦楽伴奏
無伴奏*
●(8)管弦楽伴奏
管弦楽伴奏
マリア・ウラジミロヴナ・コワレンコ(S)、管弦楽伴奏
無伴奏
管弦楽伴奏
●(9)カルロ・サバイーノ(指)ミラノ・スカラ座O,cho
●(10)管弦楽伴奏
●(11)ペトログラード四重奏団
D.I.ポヒトノフ(P)
ペトログラード四重奏団
●(12)ピアノ伴奏
●(13)ピアノ伴奏
●(14)マックス・ラヴィノヴィッチ(P)
パーシー・ピット(指)O
マックス・ラヴィノヴィッツ(P)
パーシー・ピット(指)O
ジョゼフ・パスターナック(指)O
●(15)ジョゼフ・パスターナック(指)O
●(17)ジョゼフ・パスターナック(指)O
ジョゼフ・パスターナック(指)O
●(18)ジョージ・W.ビング(指)O,ほか
●(19)ジュリアス・ハリソン(指)O
●(20)ロザリオ・ブルドン(指)O
●(21)フョードル・ケーネマン(P)
●(22)ユージン・グーセンス(指)O
マジョリー:ヘイワード(Vn)、ピアノ伴奏
●(23)ジュリアス・ハリソン(指)O
●(24)フローレンス・オストラル(S)、アルバート・コーツ(指)O,cho
ジュリアス・ハリソン(指)O
●(25)ユージン・グーセンス(指)O,cho
(26)ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指)コヴェントガーデン歌劇場O,cho
●(27)ロザリオ・ブルドン(指)O
●(28)ロザリオ・ブルドン(指)O
●(29)ローレンス・コリングウッド(指)O
●(30)アレクサンドル・スクリャービン(指)アリストフcho,バラライカ・オーケストラ
アリストフcho
●(31)アルバート・コーツ(指)LSO,ロイヤル・コラール・ソサイティ
●(32)アルバート・コーツ(指)O
●(33)ジョン・バルビローリ(指)O
●(34)ジョゼフ・ヒスロップ(テノール ファウスト)、ジェーン・ロジェー(メッゾソプラノ シーベル)、 フランクリン・ケルシー(テノール ワグナー)、ユージン・グーセンス(指)コヴェントガーデン歌劇場O,cho
●(35)ユージン・グーセンス(指)O
(36)マルゲリータ・カロージオ(ソプラノ フョードル)、イレーネ・ミンギーニ=カッタネオ(メッゾソプラノ マリーナ)、 アンジェロ・バダ(テノール シュイスキー)、ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指)コヴェントガーデン歌劇場O,cho
●(37)ペテルスキー・バラライカ・オーケストラ
アイヴァー・ニュートン(P)
●(38)マックス・ラヴィノヴィッツ(P)
ローレンス・コリングウッド(指)O
●(39)アンリ・ビュッセル(指)パリ・オペラ座O,cho
●(40)イヴァン・バジレフスキー(P)、 ルシアン・シュワルツ(ヴァイオリン グリンカ)
●(41)【D.アリストフ(指)パリ・ロシア歌劇団cho
O.チェルノヤノフ(指)バラライカ・オーケストラ,cho
D.アリストフ(指)パリ・ロシア歌劇団O,cho
●(42)セドリック・シャープ(Vc)、アイヴァー・ニュートン(P)
ローレンス・コリングウッド(指)O
セドリック・シャープ(Vc)、アイヴァー・ニュートン(P)
マックス・シュタインマン(指)LSO,ほか
●(43)ニコライ・アフォンスキー(指)パリ・ロシア府主教教会cho
●(44)ピエトロ・コッポラ(P)
ジャック・イベール(指)O
●(45)バラライカ・オーケストラ,アフォンスキーcho
(46)ゲオルギ・デ・ゴジンスキー(P)
marstonが偉業を成し遂げた。20世紀前半の偉大なバス、フョードル・シャリアピン(1873-1938)の全録音を復刻。20世紀初頭のロシア帝国時代の録音から、亡命後のロンドンやパリなどでの録音、そして未発表録音や私的録音まで含んだCD13枚、16時間半近くという膨大な量。世紀の大歌手シャリアピンの全貌がこの一箱に詰まっています。シャリアピンはもちろんオペラ歌手として世界をまたに駆けて活躍し、ことにムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」は彼が世界に知らしめたようなものだが、同時にシャリアピンはヴォルガの舟歌や黒い瞳のようなロシア民謡も深く愛し愛唱曲に高めた。そうしたシャリアピンの両輪の魅力は古い録音を通してもたっぷり楽しめる。よく知られているようにシャリアピンは1936年昭和11年、亡くなる2年前に来日し、東京で生涯最後の録音を行った。彼の得意中の得意の2曲、蚤の歌はまさに絶唱、そして深々としたヴォルガの舟歌。後者の最後の静かに消えて行く声が記録されたシャリアピンの最後の声です。日本人にはことのほか感慨深い録音だ。いつもながらマーストンによる復刻は極めて丁寧なもの。さらに320ページ超のハードカバーの冊子が付属、英文解説に加え、ロシア語の歌に英語訳がついており、これだけでも貴重。たいへんに力の入った品です。marstonは初回生産分が完売すると再生産は稀なので、くれぐれもお見逃しなきよう。
MARS-52001-2(2CD)
アルマ・グルック・イン・オペラ アルマ・グルック(S)
グルック(1884-1938)は、幼時にルーマニアからアメリカに移民した歌手。第1次世界大戦前後に、ミミなどを歌ってメトで活躍。11〜17年録音。
MARS-52002-2(2CD)
ヨハンナ・ガトスキ
〜1910年〜1917年ビクター録音集とメープルソン・シリンダー録音集Vol.1
ヨハンナ・ガトスキ(S)
ガドスキ(1872-1932)はドイツのドラマティック・ソプラノ。主舞台はメトで、ワーグナー、イタリア物の双方で活躍しました。
MARS-52003-2(2CD)
マスネ:歌劇「マノン」 アンリ・ビュッセル(指)
パリ・オペラ・コミークO&cho、
ファニー・エルディ(S)、ほか
「マノン」の史上初の全曲録音で、エルディ(1888-1973)、マルニー(1885-?)など、オペラ・コミークの歌手たちの出演による。1923年録音。
MARS-52004-2(2CD)
ヨーゼフ・ホフマン全集Vol.5
ホフマン:子守歌Op.20-5/子守歌Op.20-5、
ショパン:ワルツOp.42(3種の録音)/夜想曲Op.27-2(2種の録音)、
ショパン(リスト編):乙女の祈り、
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 〜第1楽章/ポロネーズ第3番「軍隊」/ワルツOp.42(2種の録音)、
ショパン(リスト編):私の喜び/乙女の祈り、
ショパン:夜想曲 嬰へ長調Op.15-2、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番〜第2楽章、
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22/子守歌/ワルツOp.64-1「子犬」/夜想曲Op.15-2、
メンデルスゾーン:紡ぎ歌Op.4-4、
ショパン:ポロネーズ第3番「軍隊」(抜粋)/ワルツ変イ長調Op.42(抜粋)/夜想曲 変二長調Op.27-2(抜粋)、
リャードフ:音楽玉手箱、
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番〜第4楽章「常動曲」、
ショパン:夜想曲Op.9-2/ワルツ 変二長調Op.64-1「子犬」、
リスト:愛の夢第3番 、
ショパン:夜想曲Op.27-2/ワルツOp.64-1「子犬」、
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2、
プロコフィエフ:行進曲Op.12-1、
ホフマン:エレジー、ショパン:夜想曲Op.15-2/ワルツ 変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」、
メンデルスゾーン:ロンド・カプリツィオーソ ホ長調Op.14、
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」〜月の光、
グルック(ズガンバーティ編):「オルフェオとエウリディーチェ」〜メロディ
ヨーゼフ・ホフマン(P)
圧倒的技巧で、ラフマニノフと並び賞されたホフマン(1876-1957)。録音嫌いのピアニストの、35年から48年のテスト録音、ライヴ録音をあつめたもの。4巻まではVAIで発売されていたシリーズの続刊。
MARS-52005-2(2CD)
モーリス・ルノー/グラモフォン全録音集(1901-08) モーリス・ルノー(B)
フランスの名バリトンで、パリ、ロンドン、ニューヨーク、ミラノなど各地の大歌劇場で活躍したルノー(1861-1933)のアコースティック録音。
MARS-52006-2(2CD)
ニノン・ヴァラン/パテ全録音集Vol.1 ニノン・ヴァラン(S)
「ウェルテル」や「ルイーズ」の録音で知られるフランスのソプラノ、ヴァラン(1886-1961)の、27-29年録音のアリアや歌曲など。27〜29年録音。
MARS-52007-2(2CD)
エルンスト・レヴィ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 「ハンマークラヴィーア」、
ピアノ・ソナタ第32番 、
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
「詩的で宗教的な調べ」〜孤独な中の神の祝福、
「巡礼の年第2年イタリア」〜婚礼、
ハンガリー狂詩曲第12番 、
エルンスト・レヴィ:ピアノのための小品(抜粋/5曲)
エルンスト・レヴィ(p)
忘れられたスイスのピアニスト、レヴィ(1895-1981)が50年代後半にユニコーン等にスタジオ録音した「ハンマークラヴィーア」や作品111、ロ短調ソナタなど。
MARS-52008-2(2CD)
ティート・スキーパ/グラモフォン&パテ全録音集Vol.1 ティート・スキーパ(T)
両大戦間の時代の人気リリック・テノール、スキーパ(1889-1965)による、1913年から21年にかけての初期録音集。
52009-2(2CD)
マルセル・ジュルネー/グラモフォン全録音集(1909-33) マルセル・ジュルネー(Bs)
「ファウスト」の悪魔役など、パリやニューヨーク、そしてミラノで長く活躍したフランスのバス、ジュルネー(1867-1933)の録音集。

52010-2(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「ファヴォリータ」(仏語版) フランソワ・ルールマン(指)
パリ・オペラ・コミークO&cho、
ケティ・ラペイレット(A)、ほか
1912年、フランスのパテによる史上初の全曲盤。パリ・オペラ座を代表するアルト、ラペイレットが外題役を歌った、オリジナルのフランス語版。
MARS-52011-2(2CD)
アデリーナ・パッティ&ヴィクトル・モウレル/全録音集 アデリーナ・パッティ(S)、
ヴィクトル・モウレル(Br)
19世紀後半の伝説的プリマドンナ、パッティ(1843-1919)と、「オテロ」のヤーゴや「ファルスタッフ」外題役の創唱者、モウレル(1848-1923)の全録音。03-07年。
MARS-52012-2(2CD)
ローザ・ポンセル・オン・ジ・エアーVOL.1 ローザ・ポンセル(S)
両大戦間にメトで活躍したプリマドンナ、ポンセル(1892-1977)が34年から36年にかけ出演した、ラジオ番組のライヴ。
MARS-52013-2(2CD)
エマ・カルヴェ
〜1902年G&T、1920年パテ全録音集とメープルソン・シリンダー録音集(2CD)
エマ・カルヴェ(S)
フランス生まれ、メトやロンドンでもカルメンやサントゥッツァ歌いとして圧倒的人気を誇ったカルヴェ(1858-1942)の録音集。02年のメトのライヴ録音つき。
MARS-52014-2(2CD)
ヨーゼフ・ホフマン全集VOL.6〜カシミール・ホール・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」、
ショパン:夜想曲Op.15-2、ワルツOp.42、ワルツ「子犬」、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 「ワルトシュタイン」、
シューマン:クライスレリアーナOp.16(抜粋/6曲)、
ショパン:ポロネーズ 変ホ短調Op.26-2、
 夜想曲Op.9-3、ワルツOp.18「華麗なる大円舞曲」、
 バラード第4番、
ショパン(ホフマン編):ワルツ 「子犬」、
ストヨフスキ:東洋のカプリスOp.10-2(#)、
ホフマン:万華鏡Op.40-4、「3つの印象」〜第1番「ペンギン」、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調、
 ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜第1楽章(3種の録音)
ヨーゼフ・ホフマン(P)、
ジョン・バルビローリ(指)NYO
ホフマン(1876-1957)の第6集は、自由奔放変幻自在の38年のリサイタルに、バルビローリとのベートーヴェンの協奏曲第4番などを組み合わせたライヴ集。
MARS-52015-2(2CD)
カール・フリートベルク
シューマン:子供の情景、ノヴェレッテ第4番、
 交響的練習曲、ロマンス第2番、
ブラームス:スケルツォ 変ホ短調、間奏曲変ロ長調、
 間奏曲 変ホ長調、
パウアー:古いフランスのガヴォット、
クラーマー:練習曲 ハ長調、
メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリツィオーソOp.14、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番、
カール・フリートベルク:即興曲集[第1番-第3番]、
ドメニコ・パラディース:トッカータ イ長調、
D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調 L.104 K.159、
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番〜第1楽章、
ブラームス:間奏曲 変イ長調、間奏曲 ハ長調、
 バラード ト短調、
ショパン:即興曲第3番 、夜想曲 Op.32-2、
 ワルツ イ短調Op.34-2、ワルツ ホ短調 遺作、
 バラード第3番 、夜想曲Op.15-2、
カール・フリートベルク:即興曲「追憶」
カール・フリートベルク(P)
録音:1953年4月&5月、1951年7月24日、1949年8月2日。フリートベルクは、クララ・シューマンやブラームスから直接指導を受けたピアニスト。
MARS-52017-2(2CD)
ヘルマン・ヤドローカー ヘルマン・ヤドローカー(T)
ドイツ生まれのユダヤ系で、ベルリンやニューヨークで活躍したドラマティック・コロラトゥーラ・テノール、ヤドローカー(1877-1953)の、08-29年の録音集。
MARS-52018-2(2CD)
クレール・クロワザ クレール・クロワザ(A)
フランス歌曲の大家として知られるクロアザ(1882-1946)の全録音(27-36年)。
MARS-52019-2(2CD)
ビゼー:歌劇「カルメン」 フランソワ・ルールマン(指)
パリ・オペラ・コミークO&cho、
マルグリート・メレンティエ(S)ほか
1911年に行なわれた、フランス語での史上最初の全曲盤。カルメン役のメレンティエ(1880-?)やドン・ホセ役のアフレ(1858-1931)など、パリ・オペラ座の歌手たちが出演。

MARS-52020-2(2CD)
エウジェーニア・ブルツィオ/オペラ・レパートリー全録音集 エウジェーニア・ブルツィオ(S)
20世紀初頭、ヴェリズモ・オペラやノルマなどをトスカニーニやセラフィンの指揮で歌い、大人気を得たイタリアのドラマティック・ソプラノのブルツィオ(1872-1922)の、05-16年の録音集。
MARS-52021-2(2CD)
エルンスト・レヴィVol.2
ハイドン:ピアノ・ソナタ第31番/第47番/
 第60番/61番、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」/
 第27番/第28番/第30番/第31番*
モーツァルト:幻想曲 ニ短調、J・シュトラウス:春の声*
エルンスト・レヴィ(p)
録音:1956年、1958年、1929年*。レヴィ(1895-1981)の第2弾。ハイドンやベートーヴェンの「熱情」など、50年代後半のユニコーン・レーベルへの録音を中心に。
MARS-52022-2(2CD)
ビゼー:歌劇「カルメン」 ザイトラー=ヴィンクラー(指)
ベルリン・グラモフォンO、
ベルリン宮廷歌劇場cho
エミー・デスティン(Sop)ほか
1908年、ベルリンで行なわれた「カルメン」の史上初の全曲録音(ドイツ語訳詞)。後にメトでも大活躍したソプラノ、デスティン(1876-1930)が外題役を歌う。
MARS-52023-2(2CD)
クラウディオ・アラウ/初期録音集
ショパン:ワルツ ヘ長調Op.34-3、
シューベルト:楽興の時第3番、
リスト:パガニーニによる大練習曲〜オクターヴ/狩/トレモロ/主題と変奏、
 「巡礼の年第1年 スイス」〜泉のほとりで、
バラキレフ:イスラメイ、
リスト:「3つの演奏会用練習曲」〜軽やかさ、
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」〜ロシアの踊り、
ブゾーニ:エレジー第5番、ソナチナ第6番、
ショパン:ワルツOp.34-3、
シューベルト(リスト編):聴け聴けひばり、
ショパン:練習曲Op.10-9/Op.10-4、
リスト:憂鬱なワルツ、
ショパン:練習曲Op.25-2/Op.10-4、
 前奏曲Op.28-23、練習曲 Op.25-1/Op.10-3、
リスト:「巡礼の年第3年」〜エステ荘の噴水、
 スペイン狂詩曲(短縮版)、
ショパン:タランテラ 、練習曲 Op.10-8、
シューマン:謝肉祭、
ドビュッシー:舞曲、「版画」〜雨の庭、
ショパン:バラード第3番 、スケルツォ第3番
クラウディオ・アラウ(P)
アラウ(1903-91)が21年から39年にかけてSP録音した独奏曲をあつめたもの。
MARS-52025-2(2CD)
エディソン・トライアル メルセデス・リョパルト(S)ほか
発明王エディソンが1912-13年に試験的にヨーロッパで行なった、さまざまな歌手たちの未発表録音集。
MARS-52026-2(2CD)
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」 フランソワ・ルールマン(指)
パリ・オペラ・コミークo、同cho
シャルル・フォンテーヌ(T)ほか
1912年に行なわれた、「トロヴァトーレ」の史上初の全曲盤。ヴェルディがパリでの上演のためにつくったランス語版。フランス語版の特徴であるバレエ音楽も演奏。
MARS-52027-2(2CD)
アメリカ20世紀初頭の3大ソプラノ リリアン・ノルディカ(S)、
オリーヴ・フレムスタッド(S)、
エイダ・アディーニ(S)
リリアン・ノルディカ(1857-1914)は、アメリカ生まれ。コロラトゥーラからワーグナーまで幅広いレパートリーをマスターしていました。レコード史上最初期の最も偉大な歌手の一人です。彼女の声は美しく、また正確な歌唱に定評がありました。オリーヴ・フレムスタッド(1871-1951)はスウェーデンからアメリカへ10歳のときに移住しました。彼女は、1906年メトでのカルメンが絶賛され、アメリカ初演でのサロメを成功させました。彼女の豊富な声量と表現力は聴衆を魅了し続けました。エイダ・アディーニ(1855-1924)は、ほとんどアメリカ国外で活躍しました。レパートリーが広い彼女の録音はFonotipiaに5つしか残存しません。これらの彼女の美しい声の録音は全て収録されています。
MARS-52029-2(2CD)
クララ・バットVol.1/アコースティック録音集 クララ・バット(A)
イギリスの国民的アルト歌手、バット(1873-1936)の09〜21年の歌曲やアリアの録音集。

52031-2(2CD)
ジャック・ウルルス/エディソン全録音集 ジャック・ウルルス(T)
ベルギーの生んだ大ヘルデン・テノール、ウルルス(1867-1935)がエディソン・レーベルに13-17年に録音した全SP。
MARS-52032-2(2CD)
ローザ・ポンセル・オン・エアーVol.2 ローザ・ポンセル(Sop)
ポンセル(1892-1977)のラジオのライヴ録音集の続編。36〜37年の番組から。
MARS-52033-2(2CD)
フローレンス・イーストン/アリア集
「運命の力」「ミニョン」「ファウスト」「カルメン」
「エロディアード」「道化師」「ボエーム」「トスカ」
「蝶々夫人」「ジャンニ・スキッキ」「サトコ」
「ローエングリン」「タンホイザー」「椿姫」他
メキシコ民謡、歌曲集
フローレンス・イーストン(S)
管弦楽伴奏
フレデリック・フランドキン(Vn)、
ジェラルド・ムーア(P)、
レスター・ホッジス(P)、
カール・フリッツ(P)
録音:1918〜1939年
フローレンス・イーストン(1882-1955)は、レパートリーは少ないながらも、比類なき音楽的才能が高く評価されていました。しかし、今日では不当に忘れられた存在になっております。このCDでメトロポリタン歌劇場のヒロインの再評価がなされることでしょう。
MARS-52034-2(2CD)
セザール・ヴェッツィーニ全集Vol.1(オデオン・レーベル全録音)〜1912〜14年&フランスHMV(1923〜24)録音集
【CD1】パリ・オデオン録音集
レオンカヴァッロ:「道化師」より、
ヴェルディ:「オテロ」より、
マイアベーア:「アフリカの女」より、
レイヤー:「シグール」より、
ロッシーニ「ウィリアム・テル」より、
グノー:「シバの女王」「ロメオとジュリエット」「ミレイユ」より、
プッチーニ:「トスカ」〜第1幕抜粋(5曲)、
マスネ:「ウェルテル」「ナヴァーラの娘」「マノン」より、
ビゼー:「カルメン」より、
ヴァエディ:「アイーダ」より、グラニエ:ホザンナ、
プッチーニ:「トスカ」より、ワーグナー:「ローエングリン」、
J-B.フォーレ:十字架像)
【CD2】パリ・オデオン録音集
ラロ:「イスの王様」、ヴェルディ:「オテロ」より、
シューベルト:セレナード、マスネ:「ウェルテル」より、
グレトリー:「獅子心王リチャード」より、
プッチーニ:「ボエーム」より、ゴダール:「ジョスラン」より、
レオンカヴァッロ:「道化師」より、
Bazin:「MAITRE PATHELIN」より、
アレヴィ:「ユダヤの女」より、
パリ・HMV録音集
グノー:「シバの女王」より、
マイアベーア:「プロエルメルのパルドン祭」「アフリカの女」より、
ヴェルディ:「エルサレム」より、
ワーグナー:「ローエングリン」より、
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」より、
アレヴィ:「ユダヤの女」より、レイヤー:「シグール」より、
プッチーニ:「マノン・レスコー」より)
セザール・ヴェッツァーニ(T)
ポール・パヤン(B)、
エリアーヌ・ペルティエ(S)、
アルフレッド・マゲナット(Br)
全曲管弦楽伴奏、フランス語歌唱
セザール・ヴェッツィーニ(1888〜1951)は豊かな声量、響く高音、またその知的さですぐれた才能をもつテノールでした。彼はコルシカで生まれ、ほとんどフランス語圏で活躍しました。オペラ・コミークへのデビューは新聞(1911年12月17日、Coeur deLion)で星が生まれたと評されました。病に倒れる1948年まで聴衆を魅了し続けました。このアルバムは、オデオン・レーベルへの全ての録音とフランスHMVのための1923、24年の彼の最初のセッションを収録しています。

MARS-52035-2(2CD)
ホルヘ・ボレット・イン・コンサート Vol.1
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ、
舟歌*、即興曲第1番*/第3番、
幻想即興曲、スケルツォ(全4曲)*、
子犬のワルツ*、ポロネーズ第1番/第2番 、
夜想曲第3番/第5番*/第8番*/第15番* 、
ピアノ・ソナタ第3番* 、ワルツ第14番*
ポーランドの歌〜「私のいとしい人」(リスト編)
ホルヘ・ボレット(P)

録音:1963年〜1987年
*=ステレオ録音
「華麗なる大ポロネーズ」の速い走句のなんという粒立ちの良さ!絶頂期のボレットの並外れた技巧と表現活力が織り成す鳥肌もの瞬間です。しかもペダリングの絶妙さ!そして、コーダのダンディズム全開のカッコヨ良さは比類なし!「舟歌」もただならぬ演奏。大海原へ漕ぎ出すような広大な空間表出、おおらかな詩情の広がりは、聴く者に希望と勇気を与えてくれます。タッチの絶妙な加減とアゴーギクのセンスが相まって完熟の味わいを存分に堪能できるのが「夜想曲第5番」。白眉は「第3ソナタ」!まずは、第1楽章、第2主題の風情のご注目!サロン的な軽さに陥らず、ノーブルな気品のみを着実に抽出する手腕には唖然とするばかり。第3楽章は、まさに「ラルゴ」の雰囲気を湛えたやや遅めのテンポですが、全く間延びすることがないのは、音の行間に作品への共感と語りかけたいニュアンスが凝縮されている証し。終楽章は遅めのテンポでじっくりとぎリズムとタッチを吟味しながら進行するのが特徴的。ピアニストによっては底の浅い作品にしか聞こえないこともある楽章ですが、他のクラシカル作品同様、作品を生かすも殺すも演奏家次第だという当然の事実を改めて痛感させられます。いつまでも浸っていたい、そんな余韻が聴後もなかなか消えません。【湧々堂】
MARS-52036-2(2CD)
アーサー・レッサー/リサイタル
デュセク:狩、
フンメル:序奏とロンド・ブリラント「La Galante」Op.107、
フィールド:夜想曲第9番 、
クレメンティ:ソナタ 変ロ長調Op.47-2、
イェンセン:「エロティコン」Op.44〜エロス、
ルビンシュテイン:前奏曲とフーガ ヘ短調Op.53-2、
ラフ:リゴードンOp.204-3、
パデレフスキ
:伝説、
シャブリエ:気まぐれなブーレ、
ゴドウスキ:「ジャワ組曲」〜ビュイテンゾルヒの庭、
レーガー:「私の日記」Op.82〜第2曲/第4曲、
カゼッラ:2つのコントラスト、
ブゾーニ:ソナチナ第2番、
モシュコフスキ:ワルツ ホ長調、
マクダウェル:野の薔薇に、
ラヴィーナ:スタイルの練習曲、
バッハ:トッカータ 二長調BWV.912、
 「平均律クラヴィーア曲集第1巻」〜第13番/第22番、
 「平均律クラヴィーア曲集第2巻」〜第11番 、
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調Op.35-1、
ハイドン:ピアノ・ソナタ第42番 、
ショパン:夜想曲Op.9-3、華麗な変奏曲Op.12、
モーツァルト:ジーグ ト長調K.574
アーサー・レッサー(P)
録音:1964年(モノラル)、1967年(ステレオ、一部モノラル)。クリーヴランドを拠点に音楽、評論活動を行なったピアニスト、レッサー(1894-69)のリサイタルのライヴ録音。
MARS-52037-2(2CD)
ヨーゼフ・ホフマン全集Vol.7〜協奏曲録音1940、1947
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(録音:1943年8月22日)
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(録音:1940年5月12日)協奏曲抜粋集(フォード&ベル・テレフォン・ブロードキャスト)
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第3楽章(録音:1941年10月19日)
(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第1楽章(録音:1946年8月19日)
(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第3楽章(録音:1943年8月9日)
(6)ショパン:ピアノ協奏曲第1番〜第3楽章(録音:1944年7月31日)
(7)ショパン:ピアノ協奏曲第2番〜第2楽章(録音:1945年7月30日)
(8)シューマン:ピアノ協奏曲〜第1楽章(録音:1947年1月13日)
(9)シューマン:ピアノ協奏曲〜第3楽章(録音:1946年1月14日)
ヨーゼフ・ホフマン(P)
(1) ミトロプーロス(指)
(2) ハンス・ランゲ(指)
(3) ホセ・イトゥルビ(指)
(4)-(9)ドナルド・ヴォールヘース(指)交響楽団
(オーケストラの明細はいずれも未表記)

MARS-52039-2(2CD)
エルンスト・レヴィ Vol.3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番、第15番「田園」、
 第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」、
シューマン:交響的練習曲、
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 、
 6つの小品
エルンスト・レヴィ(P)
録音:1954年〜1959年
ちょっとしたセンセーションとなった第1集(52007-2 2CD)、第2集(52021-2 2CD)に続く、スイスのピアニスト、エルンスト・レヴィ(1895-1981)の第3集。スイスのバーゼル生まれ。彼の両親はユダヤ人。生後8カ月で言葉を話すようになり、1900年頃には人前で協奏曲を弾き始めたという神童振りを発揮したのでした。第1集、第2集で、多くの人を驚嘆させた抜群のテクニック、力強く自在で覇気に満ちた表現は、多くのピアノ・マニアを唸らせました。
MARS-52040-2(2CD)
グラモフォン&タイプライター・カンパニー、ベルリン録音集('04〜'06)、
ヴィクター・トーキング・マシーン、キャムデン、電気録音集('27)、
ベル・テレフォン・ラボラトリーズ試験録音集('32)、
ゼネラル・モーターズ・シンフォニー・コンサート放送録音('34)、
メトロポリタン歌劇場リハーサル休憩中の会話('35)
ジェラルディン・ファーラー(S)、
ウルター・ダムロッシュ(指)
管弦楽団、他
メトを中心に活躍し人気を博したソプラノの録音集大成。
MARS-52041-2(2CD)
コンチータ・スペルビア全集 Vol.1〜オデオン系列録音集 1927-1928年
CD1:ロッシーニ:「シンデレラ」〜不安と涙のうちに生まれ/セビリャの理髪師」〜今の歌声は、
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜春は目覚めて、
ビゼー:「カルメン」より[恋は野の花/他2曲]、
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」より「愛する彼のために」(他3曲)、
チャピ:小娘(ギターの歌)、ホアン・マネン、ルナ、バルベルデ、ブー、トルドラの歌曲
CD2:サンチョ・マラーコ(1879-1960):Les aranyes、
トルドラ:サンタリュシアのロマンス、
トゥーリナ:カンターレスOp.19-3、フォノティピア、
ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜愛の燃える心に対して、
モーツァルト:「フィガロの結婚」より、
R.シュトラウス:「ばらの騎士」〜気高くも美しき花嫁に/まるで夢のよう、
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」〜かわいいズ−ゼちゃん、
トゥーリナ:ファルッカOp.45-1、カストロ=チャネ、バルドミル、ロメロ、メンデスの歌曲、ビベスのアリア、
ファリャ:「7つのスペイン民謡」より(3曲)、
アントニオ・マルケス、ラモン・パイッサ、エドゥアルド・トルドラの歌曲
コンチータ・スペルビア(Ms)、
アニータ・アポローニ(S)、
イダ・マナリーニ(Ms)、
ジュゼッペ・ネッシ(T)、
アリスティデ・バラッキ(Br)、
フランク・マルシャル、
アントニオ・マルケス、
ラモン・パイッサ、
エドゥアルド・トルドラ(以上、P)、
アンヘロ・アルベルゴーニ(指)管弦楽団、他
MARS-52042-2(2CD)
エジソンの遺産・第1集〜オペラ・アリア集
(1)ヴェルディ:「トラヴィアータ」,「リゴレット」から
プッチーニ:「マノン・レスコー」,
 「トスカ」,「蝶々夫人」から
(2)ヴェルディ:「トラヴィアータ」から
(3)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
(4)ヴェルディ:「エルナーニ」から
(5)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
(6)ヴェルディ:「リゴレット」から
(7)ヘンデル:「快活の、沈思の、中庸の人」から
(8)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
(9)マイヤベーア:「アフリカの女」から
(10)ポンキエッリ:「ジョコンダ」から
(11)オーベール:「マノン・レスコー」から
 グノー:「ミレイユ」から
(12)マイヤベーア:「ユグノー」から
(13)グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」から
 マイヤベーア:「預言者」から、トーマ:「ミニョン」から
(14)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」,
 「友人フリッツ」から
(15)ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
(16)チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」から
(17)マイヤベーア:「ユグノー」から
 ビゼー:「カルメン」から
(18)ビゼー:「カルメン」から、プッチーニ:「トスカ」から
(19)ヴェルディ:「仮面舞踏会」から
(29)ワーグナー:「ローエングリーン」から
(21)ワーグナー:「ワルキューレ」から
(22)ポンキエッリ:「ジョコンダ」から
 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から
 カタラーニ:「ワリー」から
(1)ルクレツィア・ボリ(S) 1910−13年
(2)マルセラ・クラフト(S) 1918年
(3)エミー・デスティン(S) 1911年
(4)エドアルド・ファティカンティ(Bs) 1910年
(5)ルイーザ・ガリバルディ(Ms),
イタロ・クリスタリ(T) 1910年
(6)メリッタ・ハイム(S) 1911年
(7)フリーダ・ヘンペル(S) 1920年
(8)ハインリヒ・ヘンゼル(T) 1911年
(9)ヴァランタン・ジョーム(T) 1914年
(10)パオラ・コラレク(S),
 オレステ・ベネデッティ(Bs) 1911年
(11)ルチェット・コルソフ(S) 1914年
(12)マリア・ラビア(S),ヴァランタン・ジョーム(T) 1914年
(13)エンミ・ライスナー(アルト) 1914年
(14)ウンベルト・マクネツ(T) 1910年
(15)マルガレーテ・マツェナウアー 1915年
(16)カルメン・メリス(S) 1913年
(17)ローザ・オリツカ(Ms) 1915−16年
(18)マリー・ラッポルド(S) 1910年
(19)ドメニコ・ヴィリョーネ=ボルゲーゼ(Bs) 1910年
(29)フランツ・フォーゲルシュトローム(T) 1910年
(21)エディト・ウォーカー(S) 1910年
(22)カロリーナ・ホワイト(S) 1910年
MARS-52043-2(2CD)
ヌゲス:歌劇「ダニロ兄弟」

ヴェルディ:歌劇「椿姫」(フランス語歌唱)
「ダニロ兄弟」
マルグリート・メレンティエ(Sミリア)、アルフレッド・マゲナ(Brティアルコ)、エドモン・ティルモン(Tニーノ)、アンリ・アルベル(Brオーギュスト)、デルリス(タイニュ)、ピエール・デュプレ(B=Br医師)、ジャン・ヌゲス(指)管弦楽団/録音:1912/1913年
「椿姫」
ジャン・モルレ(Sヴィオレッタ)、マウリツィオ・トロセッリ(Tアルフレード)、アンリ・アルベルス(Brジョルジュ・ジェルモン)、マリー・ガンテリ(MSフローラ,アンニーナ)、ガストン・ド・プマイラク(Tガストン,子爵)、ピエール・デュプレ(Bドビニー侯爵)、イポリート・ベロム(B医師グランヴィル)、エミル・アルシェンボ(指)管弦楽団/録音:1912年
既発のCDだが今回初めてご案内。marstonの人気シリーズ、Pathe社録音のフランス・オペラもしくはフランス語訳詞歌唱のオペラのシリーズの第5集。極めて珍しいオペラと屈指の人気オペラの組み合わせ。ジャン・ヌゲス(1875―1932)はボルドー生まれでパリを中心に活躍したオペラ、オペレッタの作曲家。「ダニロ兄弟」は1911年に書かれた、2幕で1時間かからない短いオペラ。これはPathe社がレコード録音のために企画した珍しいレコード用オペラ。旅のサーカス団を舞台にした、ミリアという娘とニーノとティアルコの兄弟の三角関係の物語。ヌゲスの作品は没後ほとんど忘れ去られているが、この作品を聞くとかなりの腕前の作曲家だったことが分かる。台本の仏英対訳が閲覧できる。「トラヴィアータ」は、フランス語歌唱で、また全曲で95分ほどに短縮されているとはいえ、おそらくこれが「トラヴィアータ」の世界初の本格的全曲録音。プリマドンナのジャン・モルレ(1879-1957)はパリのトリアノン劇場を拠点に活躍したソプラノ。歌手としては1910年代が全盛期で、やはりPathe社録音のヴェルディのトルヴェール(「トロヴァトーレ」のヴェルディ自身によるフランス語版)の全曲録音でレオノールを歌っている。第二次世界大戦後は女優として多数の映画に出演、息の長い活動をした。その他歌手たちは今日ではほとんど知られていないが、皆パリで活躍した実力の高い人たちばかりである。100年以上前のマイクを用いない録音でも、marstonの丁寧な復刻のおかげでそれなりに聞くことができる。
MARS-52044-2(2CD)
ヨーゼフ・ホフマン第8集
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*(録音:1938年4月4日)
ショパン:軍隊ポロネーズ(録音:1943年3月1日)、
 小犬のワルツ(録音:1943年8月9日)、
 練習曲Op.25-9「蝶々」(録音:1944年7月31日)
 大円舞曲Op.42(録音:1946年1月14日)、
 子守歌Op.57(録音:1947年1月13日)
メンデルスゾーン:「春の歌」(録音:1945年7月30日)、
 「紡ぎ歌」(録音:1946年8月19日)
 ロンド・カプリチオーソOp.14(録音:1947年1月13日)
ラフマニノフ:前奏曲ト長調Op.23/5(録音:1947年1月13日)
プロコフィエフ:行進曲 Op.12-1(1946年8月19日
リャードフ:音の玉手箱[]2種の録音(録音:1943年8月9日&1946年1月14日)
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第3番**(録音:1944年3月5日)
 ピアノ協奏曲第4番#(録音:1945年3月10日)
 ピアノ協奏曲第4番〜第1楽章##(録音:1944年3月27日)&第3楽章##(録音:1943年3月1日)
ヨーゼフ・ホフマン(P)

ユージン・オーマンディ(指)*
アルトゥール・ロジンスキ(指)**
カール・クルーガー(指)#
ドナルド・ブールヘーズ(指)##
いまから20年ほど前、日本人にとってヨーゼフ・ホフマン(1876-1957)は幻のピアニストだでした。ラフマニノフやゴドフスキーと並び賞されるほどのヴィルトゥオーゾの王者であり、カーティス音楽院の学長として教育者としても高名であったホフマンですが、スタジオにこもる録音を嫌ったため、当時は彼の音楽を聞く術は大変に限られていました。米国の有志が少数部作成したライヴ録音のLPが日本にもたらされ、大変な高額で取引されていました。この第8集には、1940年代のライヴ録音が集められています。
MARS-52045-2(2CD)
セザール・ヴェッツァーニ第2集
◆HMVアコースティック録音全集(1924−1925年)
アレヴィ:「ユダヤの女」、「預言者」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」、「リゴレット」、
 「アイーダ」、「オテロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「マノン・レスコー」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ビゼー:「カルメン」
マスネ:「ナヴァラの女」、「マノン」
フェヴリエ:「ジスモンダ」
レイエ:「シギュール」
ワーグナー:「ローエングリーン」、
 「ワルキューレ」からのアリア
レオンカヴァッロ:マッティナータ
◆HMV電気録音から(1930−1933年)
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」
マイヤベーア:「ユグノー」、「アフリカの女」
ワーグナー:「ローエングリーン」、
 「ワルキューレ」、「ジークフリート」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」、からの場面、アリア
セザール・ヴェッツァーニ(T)
驚くべき逞しい声と、その威力を十分に発揮する劇的表現力!マイクロフォンを使わない録音にもかかわらず、突き抜けてくるヴェッツァーニの声を、マーストンが見事に捕えCD化しています。
MARS-52046-2(2CD)
レオポルド・ゴドフスキ 全録音集 Vol.1〜コロムビア&ブランズウィック録音 1913-1922
【1913年4月10日、コロムビア録音】
メンデルスゾーン:無言歌集〜第25番「5月のそよ風」/第34番「紡ぎ歌」、リスト:ラ・カンパネッラ、
ショパン:前奏曲第「雨だれ」、
シューベルト(リスト編):きけきけひばり、
ショパン:前奏曲第21番、23番、ワルツ第7番、ポロネーズ第6番「英雄」(短縮版)
【1914年3月4日、コロムビア録音】
リスト:演奏会用練習曲第2番「小人の踊り」、
ショパン:ワルツ第11番
【1916年1月、コロムビア録音】
ショパン:子守歌、夜想曲第2番、練習曲第Op.25-2、
レシェティツキ:練習曲形式のアラベスク、
ヘンゼルト:子守歌 変ト長調
【1916年2月7日、コロムビア録音】
ショパン:ワルツ第5番、
ルビンシュテイン:セレナード ニ短調、
ポルディーニ:ウィンナ・ワルツ へ長調Op.42-3、
リスト:ため息、
ヘンゼルト:ゴンドラを漕ぐ女、練習曲「もしも私が小鳥なら」
【1916年5月26日、コロムビア録音】
モシュコフスキ:セレナーデ ニ長調 Op.15-1、
ショパン: ワルツ ホ短調
【1916年6月5日、コロムビア録音】
ルビンシュテイン:調べ Op. 3-1(未発表録音)、
リスト:リゴレット・パラフレーズ
【1920年5月28日、ブランズウィック録音】
ルビンシュテイン:ロマンス 変ホ長調Op. 44-1(未発表録音)
【1920年6月2日、ブランズウィック録音】
ゴドフスキ:ユモレスク(未発表録音)、
シュット:最愛の女に Op. 59-2(未発表録音)
【1920年7月28日、ブランズウィック録音】
シンディング:春のささやき、
ショパン(リスト編):乙女の願い(未発表録音)
【1920年12月7日、ブランズウィック録音】
スミス(ゴドフスキ編):星条旗、
メンデルスゾーン:無言歌第30番「春の歌」(未発表録音)
【1920年12月21, 24日、ブランズウィック録音】
マクダウェル:魔女の踊り、
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲第1番、
アルベニス:タンゴ ニ長調(未発表録音)、
シュット:可愛らしい練習曲(未発表録音)、
ショパン:ワルツ第7番
【1921年4月7日、ブランズウィック録音】
ゴドフスキ:狩人の呼び声/軍隊行進曲(以上未発表録音)
【1921年4月24日、ブランズウィック録音】
ビショップ(ゴドフスキ編):ホーム・スイート・ホーム(未発表録音)
【1921年5月24日、ブランズウィック録音】
ショパン:幻想即興曲
【1921年5月30日か31日、ブランズウィック録音】
シャミナード:へつらう女、
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2(未発表録音)
【1921年6月2日-6日、ブランズウィック録音】
ルビンシュテイン:調べ Op.3、
ショパン:即興曲第1番、リスト:愛の夢第3番、
ルビンシュテイン:天使の夢
【922年2月10日、ブランズウィック録音】
メンデルスゾーン:無言歌第30番 「春の歌」
【1922年5月16日-19日、ブランズウィック録音】
メンデルスゾーン(リスト編):歌の翼に、
ショパン:軍隊ポロネーズ
レオポルド・ゴドフスキ(P)
52047-2(2CD)
メアリー・ルイス/アリア集
マスネ:「マノン」、「タイス」、グノー:「ファウスト」、
レオンカヴァッロ:「道化師」、ファッチョ:「ハムレット」
リムスキー=コルサコフ:「金鶏」、
モーツァルト:「フィガロの結婚」
ラヴェル:「子供と呪文」からのアリア
モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ〜アレルヤ
ロッシーニ:踊り、J.シュトラウス:春の声
ドードン:第2メヌエット、シューベルト:どこへ?,
リスト:ローレライ,君は花のよう、
R.シュトラウス:子守歌 Op.41-1,朝 Op.27-4
ダグラス=スコット:アニー・ローリー、他全46トラック
メアリー・ルイス(S)、
録音:1924−1939年
メアリー・ルイス(1897-1941)は、米国南部のアーカンソー州生まれのソプラノ。若き日に家を離れ、小劇団の歌娘から出発し、援助を得てパリで伝説的名歌手、ジャン・ド・レシュケに学び、1923年にウィーン・フォルクスオパーでデビュー。1926年に、まだ米国人歌手が舞台に乗ることの少なかったメトと契約して活躍しましたが、まだ30代半ばの1931年に大富豪と結婚して引退。輝く金髪と美貌の持ち主だったことが伝えられており、実際マノン役での舞台写真は実に美しいものです。このCDには、1924−25年のHMV録音、1927−28年のVICTOR録音に加え、引退した後にサロン・コンサートのような機会に歌った貴重な録音も多数収録。現役時代のルイスは、コロラトゥーラも使える若きプリマドンナ的華やかさが魅力でした。一方引退後の録音では、高音がいくぶん減退していますが、中低音の潤いのある音色がより成熟しており、ずっと味わい深くなっている。いずれにおいても、彼女が単なる歌う女優ではなく、忘れるには惜しい歌手であったことが認められます。 
MARS-52049-2(2CD)
フェリア・リトヴィンヌ 全録音集&ナターリャ・イェルモレンコ=ユージナ録音集

◆アリア集(1)
マイヤベーア:「アフリカの女」
ベルリオーズ:「トロイの人々」
ビゼー:「カルメン」、
グノー:「サッフォー」,「ファウスト」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」、
マスネ:「ル・シッド」
ワーグナー:「ローエングリーン」,「トリスタンとイゾルデ」,
 「ワルキューレ」
ドニゼッティ:「ファヴォリート」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」、他歌曲など

◆アリア集(2)
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「アイーダ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
ワーグナー:「タンホイザー」
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」
ダルゴムイジスキー:「ルサルカ」
セーロフ:「ユディト」
ボロディン:「イーゴリ公」
ムソルグスキー:「ソロチンスクの市」
チャイコフスキー:「魔女」,「スペードの女王」)から、他
(1)フェリア・リトヴィンヌ(S)
録音:1902-1911年

(2)ナターリャ・イェルモレンコ=ユージナ(S)
録音:1908-1911年
フェリア・リトヴィンヌ(1860−1936)は、サンクト・ペテルブルグに生まれたフランスの伝説的ドラマティック・ソプラノ。1880年代から30年以上に渡って、パリのみならず、ニューヨークやイタリアでも活躍しました。ヴェルディや、ことにワーグナーのソプラノ役に定評があり、「トリスタン」のパリ初演でイゾルデを歌っています。また1907年には、トスカニーニの招きでスカラ座に出演、「神々の黄昏」のブリュンヒルデを歌っています。ここには彼女が生涯に残した全録音を収録。1902年頃の最初の録音でピアノ伴奏を務めているのは、なんとアルフレード・コルトー。
ナターリャ・イェルモレンコ=ユージナ(1881−1937頃)はキエフ生まれのソプラノ。マリンスキーやボリショイの主要ソプラノとして活躍、この間には、パリで大きな話題となった、シャリアピン主演の「ボリス・ゴドゥノフ」にマリーナ役で出演しています。1924年にパリに移住。その後間もなく引退。いずれも100年近く前の録音だが、マーストンによって優れた復刻がなされています。
MARS-52050-2(2CD)

コンチータ・スペルヴィア第2集
ロッシーニ:「チェネレントラ」〜旦那様一言だけ
トーマ:「ミニョン」〜君よ知るや南の国
ファリャ:7つのスペイン民謡,「恋は魔術師」から
トスティ:最後の歌
グリーグ:「ペール・ギュント」〜ソルヴェーグの歌
ドリーブ:牧歌,カディスの娘
グラナドス:アンダルーサ、ほか、全52トラック

コンチータ・スペルヴィア(Ms)
録音:1929−30年
MARS-52051-2(2CD)
レオポルド・ゴドフスキ全集第2集
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
ショパン:練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」、
 練習曲Op.25-1、練習曲Op.25-9 「蝶々」、
 ワルツ 変ホ長調 Op.18 、ワルツOp.34-1 、
 ワルツOp.42、バラードOp.47(短縮)、
 ポロネーズOp.26-1、ポロネーズ「軍隊」、
 ポロネーズ「英雄」(短縮)、夜想曲Op.27-2、
 幻想即興曲、スケルツォOp.31、子守歌
ショパン(リスト編):6つのポーランド歌曲〜喜び(2種), 「乙女の望み」
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク、
 ミンストレル、月の光、水の反映
ゼックワー:小舟で
リスト:「ヴェネツィアとナポリ」〜タランテッラ(短縮)、
 小人の踊り(2種)、演奏会用練習曲「軽やかさ」、
 「リゴレット」パラフレーズ、
 「愛の夢」第3番変イ長調(2種)
ドホナーニ:カプリッチョ ヘ短調 Op.28-6
シュット:最愛の人に、
ヘンゼルト:子守歌 ト短調 Op.45
リャードフ:音楽の嗅ぎ煙草入
シンディング:春のささやき
グラナドス:スペイン舞曲−祈り
シャミナード:おべっか使い
マクドウェル:魔女の踊り
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲第1番
ルビンシュタイン:天使の夢、レイン:賭博師
レオポルド・ゴドフスキ(P)
録音:1922年−1925年
第1集(520462CD1913年から1922年までの録音)に続く、大ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキ(1870-1938)の録音全集第2弾。この50代前半の脂ののった演奏を聞くと、ゴドフスキの卓越した技法もさることながら、その技術力を音楽の躍動、飛翔に全て注いでいることにこそ驚かされます。名人的に微妙にリズムを揺らしながら、常にクリアで説得力のある響きで、ファンタジックに音を舞い上がらせる、その音楽の訴えかけてくる力は絶大。マーストンの復刻は非常に見事で、ゴドフスキの真価を遺憾なく伝えてくれます。
MARS-52052-2(2CD)

サロメア・クルセニツカ完全録音+エレナ・ルシュコフスカ
(1)サロメア・クルセニツカ完全録音集
 ヴェルディ:「運命の力」,「アイーダ」、
 カタラーニ:「ローレライ」,「ワリー」、
 ボーイト:「メフィストーフェレ」、
 プッチーニ:「トスカ」,「蝶々夫人」、
 チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」、
 ワーグナー:「ワルキューレ」、
 マイヤベーア:「アフリカの女」からのアリア、他歌曲等
 ロッシーニ:スターバト・マーテル、
(2)エレナ・ルシュコフスカ録音集
 ヴェルディ:「エルナーニ」,「運命の力」,「アイーダ」、
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」、
 プッチーニ:「トスカ」からのアリア,ほか歌曲など

(1)サロメア・クルセニツカ(S) 
録音:1902−1928年

(2)エレナ・ルシュコフスカ(S) 
録音:1909,1921年 
MARS-52053-2(2CD)

コントラルト・ヴォイス〜エウジェニア・マンテッリと20世紀初頭の名歌手達」

(1)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,「チェネレントラ」
 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」,「ファヴォリータ」
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
 マイヤベーア:「ユグノー教徒」
 トーマ:「ミニョン」
 グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」
 ビゼー:「カルメン」
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」からのアリア、他歌曲など全28トラック
(2)マイヤベーア:「預言者」
 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
 シューマン:春の夜
(3)ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」
 ヴァッカイ:「ジュリエッタとロメオ」
 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,
 「アルジェのイタリア女」,「セミラーミデ」
 マイヤベーア:「預言者」からのアリア
(4)グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」
 プッチーニ:「蝶々夫人」
 ゴダール:フロリアンの歌、ほか

(1)エウジェニア・マンテッリ(Ms)、
録音:1905-1907年
(2)マリアンネ・ブラント(Ms)、
録音:1905年
(3)グエッリーナ・ファッブリ(Ms)、
録音:1903年
(4)リタ・フォルニア(Ms)、
録音:1910,12年
MARS-52054-2(2CD)
歴史的ピアノ録音集
(1)グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調〜メヌエット/フィナーレ
 ユモレスク 嬰ト短調 Op.6-2、通り行く婚礼、
 蝶々、春に、ガンガル、トロルドハウゲンの婚礼の日、
 思い出
(2)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番から
 オーヴェルニュ狂詩曲、アフリカ幻想曲から
 かわいいワルツ、なげやりなワルツ、 
 マズルカ第1番、フランス軍隊行進曲
 「ノアの洪水」前奏曲/他
(3)マスネ:「サッフォー」から
(4)ドビュッシー:「ペレアスとメリザント」から
 巷に雨の降るごとく、木立ちの影、水彩画〜グリーン
(5)スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.24
 ヘンデル:組曲 HWV411〜ガヴォット、
 ウェーバー:ロンド・ブリランテ、
 メンデルスゾーン:スケルツォホ短調 Op.16-2
  無言歌「狩りの歌」,無言歌「紡ぎ歌」
 ショパン:即興曲変イ長調 Op.29,子守歌Op.57,
  夜想曲Op.15-2,ワルツOp.34-1,葬送行進曲
 リスト:ハンガリー狂詩曲イ短調、
 シャブリエ:絵画的小曲集〜スケルツォ=ワルツ
 マスネ:狂ったワルツ
 プーニョ:ゆっくりとしたワルツ,愛の1ページ、他
(6)メンデルスゾーン:無言歌「紡ぎ歌」
 ショパン:夜想曲 Op.27-2
 ゴダール:半音階的ワルツ
 ディエメ:演奏会用大ワルツ変ニ長調Op.37(2種),
  演奏会用カプリス ニ長調 Op.12(2種)
(1)エドワルド・グリーグ(P) 1903年
(2)カミーユ・サン=サーンス(P) 
  1904,1919,1920年
(3)ジェオルジェット・ルブラン(S)、
  ジュール・マスネ(P) 1903年
(4)メアリー・ガーデン(S)、
  クロード・ドビュッシー(P) 1904年
(5)ラウル・プーニョ(P) 1903年
(6)ルイ・ディエメ(P) 1904,1906年
MARS-52056-2(2CD)
マリー・デルナ全録音集+ジャンヌ・マリー・ド・リスル録音集

(1)マイヤベーア:「預言者」から
 ビゼー:「カルメン」から 1903年
 ビゼー:「カルメン」から
 ゴダール:「従軍女商人」から
 マスネ:「ウェルテル」から
 ベルリオーズ:「カルタゴのトロイ人たち」から
 ゴダール:「ジョスラン」から
 マスネ:子供たち他 1903−04年
 マイヤベーア:「預言者」から
 ドニゼッティ:「ファヴォリート」から  1905年
 グルック:「オルフェとユリディス」から
 ドニゼッティ:「ファヴォリート」から
 マスネ:「ウェルテル」から
 サン=サーンス:「サムソンとリラ」から
 ゴダール:「従軍女商人」から
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
 ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ/他 1907年
 グルック:「オルフェとユリディス」から
 ドニゼッティ:「ファヴォリート」から
 マイヤベーア:「預言者」から
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」から 1910年
 マイヤベーア:「預言者」から
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から
 ゴダール:「ジョスラン」から 1913年
 ロアン:戦いの鐘,希望 1918年
(2)メヤール:「村の龍騎兵」から
 トーマ:「ミニョン」から
 ビゼー:「カルメン」から
 マスネ:「ウェルテル」から
 ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」から
 グノー:セレナード
 マスネ:子供たち、ほか 1905年
(1)マリー・デルナ(Ms)
(2)ジャンヌ・マリー・ド・リスル(Ms)
MARS-52058(2CD)
ヨーゼフ・ホフマン全集第9集

(1)アントン・ルビンシテイン:舞踏会Op.10―コントルダンス第1番,第2番
(2)ワーグナー(ブラサン編):「ワルキューレ」の魔の炎の音楽
(3)メンデルスゾーン:無言歌イ短調Op.38-5
(4)シューベルト(タウジッヒ編):軍隊行進曲
ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2
(5)スカルラッティ(タウジッヒ編):ソナタニ短調K.9
 カプリッチョ変ホ長調K.20
(6)ワーグナー(ブラサン編):「ワルキューレ」の魔の炎の音楽
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ショパン:夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2
 ワルツ変イ長調Op.42
 ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
(8)ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第3楽章(短縮演奏)
ヨーゼフ・ホフマン(P)

(1)録音:ユリウス暦1895年12月24日グレゴリオ暦1896年1月5日モスクワ
(2)録音:ユリウス暦1896年2月10日グレゴリオ暦1896年2月22日
(3)録音年月日不詳ロシア
(4)録音:1911年4月4日ニューヨーク
(5)録音:1923年4月10日ニューヨーク
(6)録音:1923年4月25日ニューヨーク
(7)録音:1936年3月15日ニューヨーク
(8)ドナルド・ヴーリーズ(指)ベル・テレフォン・アワーO
録音:1945年7月30日ニューヨーク

復刻エンジニア:ウォード・マーストン、リチャード・ハリス、ADD、152'51
20世紀前半の最も偉大なピアニストの一人、ヨーゼフ・ホフマン(1876―1957)の全録音集のおそらく最終巻となるであろう第9集。既に第8集までに含まれているものもあるが、再度収録されているのは新たにより良い音源が見つかり使用しているからである。たとえば1936年3月15日のベートーヴェンの月光ソナタほかは第6集にも収録されているが、今回は新たに発見された放送用ディスクを用いた復刻である。また第9集には多くの人たちのホフマンの思い出話が収録されており、その中にはチャールズ・ローゼン、ホルヘ・ボレット、グレン・グールドといったピアニスト、ヴィトルト・ルトスワフスキ、ジャン・カルロ・メノッティら作曲家も含まれているのが貴重だ。
※訂正
ブックレットのトラックリストではCD1のトラック数は20ですが、実際にはCDのトラック数は21です。トラック18にベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の演奏を案内する放送アナウンスが収録されているためで、したがってトラックリストでのトラック18、19、20がCDでは一つ下がりトラック19、20、21に収録されています。なおトラック21の収録時間は8分強です。※お知らせヨーゼフ・ホフマン全録音集のうち、Marstonから発売されたのは第5集以降です。
MARS-52059-2(2CD)
初期のフランス人テノールの録音集
(1)マスネ:「マノン」,「ウェルテル」
 グノー:「サバの女王」,「ミレイユ」,
 「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」
 ビゼー:「カルメン」、
 ワーグナー:「ローエングリーン」
 レイエ:「シギュール」/ドリーブ:「ラクメ」
 ドニゼッティ:「ファヴォリート」、
 マイヤベーア:「アフリカの女」、
 ヴェルディ:「リゴレット」、レ
 オンカヴァッロ:「道化師」、
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」、
 ジョルダーノ:「フェドーラ」からのアリア,重唱
(2)トーマ:「ミニョン」、
 アダン:「もし私が王様だったら」、
 グノー:「ロメオとジュリエット」からのアリア
(3)グノー:「ミレイユ」、ドリーブ:「ラクメ」、
 マスネ:「マノン」,「ウェルテル」
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」、
 ジョルダーノ:「フェドーラ」
(4)マイヤベーア:「ユグノー」,「アフリカの女」、
 グノー:「ロメオとジュリエット」、
 マスネ:「マノン」,「ウェルテル」、
 レイエ:「シギュール」、
 ワーグナー:「ワルキューレ」からのアリア
(5)伝承歌:これが私の愛、マルティーニ:愛の喜び、
 マスネ:「マノン」から、ド・ララ:口づけの歌、
 カテリーヌ:君の微笑み
(6)ボイエルデュー:「白衣の婦人」、
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」からのアリア
(7)フロトウ:「マルタ」、プッチーニ:「ボエーム」、
 マリエッティ:詩節
(8)マスネ:「マノン」、マイヤール:「村の龍騎兵」、
 バザン:「中国への旅」からのアリア
(1)エミール・スカランベール(T)、
ピアノ伴奏、録音:1905−06年頃,パリ
(2)エミール・スカランベール(T)、
管弦楽伴奏、録音:1906年頃,パリ
(3)エミール・スカランベール(T)、
管弦楽伴奏、録音:1906年頃,パリ
(4)ピエール・コルニュベール(T)、
ピアノ伴奏、録音:1905年,パリ
(5)ピエール・コルニュベール(T)、
ピアノ伴奏、録音:1905年頃,パリ
(6)ピエール・コルニュベール(T)、
管弦楽伴奏、録音:1908年,パリ
(7)ジュリアン・ルプレストル(T)、
ピアノ伴奏、録音:1905−06年頃,パリ
(8)ジュリアン・ルプレストル(T)、
管弦楽伴奏、録音:1905−06年頃
MARS-52060-2(2CD)
コンチタ・スペルビア第3集
(1)ビゼー:「カルメン」から(10曲)
(2)イラディエール:ラ・パロマ
(3)ロドリーゴ:山唄、
 ラモット・ド・グリニョン:マリアの歌
 伝承歌:鳥の歌、モンポウ:灰色の時刻
(4)伝承歌:ムーア人の衣装
 伝承歌:エル・ビト
(5)ゲレーロ:「旅宿エル・セビリャーノの客」から
 パディーヤ:エル・レリカリオ
 バルベルデ:クラベリトス(カーネーション)
 ペレス・フレイレ:アイ、アイ、アイ!(2テイク)
 グノー:アヴェ・マリア
(6)マスネ:「ウェルテル」、グノー:「ファウスト」
 プッチーニ:「ボエーム」、トーマ:「ミニョン」
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」からのアリア
(7)ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」から
 サマコイス:王と殿様、アルバレス:別れ
(8)ナポリ民謡:サンタ・ルチア
 オテオ:昔の恋人、ゴデス:私に口づけしたから
 ムリーリョ:羊飼い
(9)プチェ:花と光、メンデルスゾーン(ミランダ編):春
(10)ビショップ:彼は咎めるべきなのか
 伝承曲:オーノー・ジョン、
 フェラボスコ:彼女はとても優しい
 カーペンター:色とりどりの玩具を持ってきたら
 スコット:子守唄 Op. 57-2、
 ダーデロー:面白くない授業
(11)マネン:矢、ロンガス:可愛い少女
 ポメロ:ソレア、フステ:聞かせてよ愛の言葉を
コンチタ・スペルビア(Ms)

(1)ギュスターヴ・クロエ(指)管弦楽団
 録音:1930年7月10日,1931年4月24日パリ
(2)アントニオ・カプデビラ(指)管弦楽団
 録音:1930年10月24日バルセロナ
(3)(4)アレハンドロ・ビラルタ(P)
 録音:(3)1931年2月24日、(4)1931年2月25日
(5)管弦楽伴奏
 録音:1931年4月25日パリ
(6)ギュスターヴ・クロエ(指)管弦楽団
 録音:1931年10月24日,パリ
(7)〜(9)ポール・マンサール(指)管弦楽団
 録音:(7)1931年10月26日、(8)1931年10月30日、(9)1931年10月31日,パリ
(10)アイヴァー・ニュートン(P)
 録音:1932年3月17日,ロンドン
(11)ペドロ・バルリベラ(P)
 録音:1932年5月21日バルセロナ

MARS-52068-2(2CD)
エミリオ・デ・ゴゴーザ録音集
(1)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」から
(2)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から
(3)モーツァルト:「フィガロの結婚」から
(4)ベッリーニ:「夢遊病の女」から
(5)ヴェルディ:「リゴレット」から
(6)レオンカヴァッロ:「道化師」から
(7)トマ:「ハムレット」から
(8)ビゼー:「カルメン」から
(9)マスネ:「ラホールの王」から
(10)マスネ:「エロディアード」から
(11)マスネ:「パニュルジュ」から
(12)サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から
(9)ジョルダーニ:いとしい人よ
(10)マリオ:ナポリで歌われているように
(13)クワランタ:彼に言わせておいて
(14)パラディール:マンドリナータ
(15)コットラウ:サンタ・ルチア
(16)アルバレス:歌
(17)アルバレス:別れ
(18)アルバレス:幌馬車
(19)ゲタリー:僕のかわいい娘よ
(20)イラディエル:鳩
(21)アントン&ミケレーナ:月の光に
(22)伝承歌:曙のロザリオ
(23)パディジャ:聖遺物箱
(24)ウェッケルラン:軽やかな羊飼い
(25)伝承歌:太鼓
(26)フォーレ:愛のハレルヤ
(27)フランク:薔薇の結婚
(28)ウィドール:潜水夫
(29)マスネ:コロンビーヌに
(30)バンベール:君に
(31)プフェイフェ:心ならず
(32)ドビュッシー:春が来た
(33)ヘンデル:「セメレ」から
(34)伝承歌(ウィルソン編):鈍い心痛が
(35)伝承歌:あなたの眼だけゆえに私のために飲んでくれ
(36)ツアーズ:わが母よ
(37)パーカー:ひばりは巣を去る
(38)エルガー:パンの笛
(39)ロドニー:鍛冶場の響き
(40)トロッター:懐かしいマドリッドで
(41)トマ:「ハムレット」から
(42)パラディール:「祖国!」から
(43)ワーグナー:「タンホイザー」から1909年2月2日
(44)スクデーリ:眠りなさい
(45)マッテイ:それは本当ではない
(46)アルバレス:嫉妬
(47)ヴェルディ:「仮面舞踏会」から
(48)イラディエル:セビジャーナス

※曲順は実際の収録と異なる場合があります。
エミリオ・デ・ゴゴーザ(Br)

録音:1909年3月8日
(2)1913年9月3日
(3)1909年4月6日
(4)1904年6月9日
(5)1908年5月26日
(6)1904年6月7日
(7)1907年10月9日
(8)1906年6月11日
(9)1909年4月7日
(10)1909年2月2日
(11)1919年1月3日
(12)1908年5月25日
(9)1909年5月13日
(10)1914年11月10日
(13)1920年12月16日
(14)1910年11月28日
(15)1927年5月16日
(16)1911年11月28日
(17)1913年9月5日
(18)1920年5月11日
(19)1909年11月19日
(20)1926年1月12日
(21)1928年2月8日
(22)1927年5月18日
(23)1927年5月18日
(24)1925年2月4日
(25)1925年2月3日
(26)1910年11月29日
(27)1908年5月18日
(28)1908年5月18日
(29)1902年5月20日
(30)1902年5月21日
(31)1911年11月28日
(32)1928年4月6日
(33)(34)1916年10月27日
(35)1909年5月14日
(36)1908年5月18日
(37)1908年5月18日
(38)1915年4月15日
(39)1909年5月14日
(40)1926年1月12日
(41)1908年5月26日
(42)1911年9月19日
(43)1909年2月2日
(44)1909年5月14日
(45)1916年4月18日
(46)1900年頃
(47)1911年9月20日
(48)1926年1月12日

※曲順は実際の収録と異なる場合があります。
エミリオ・デ・ゴゴーザは、1874年、ニューヨーク生まれ。スペイン系で、育ちはスペイン。その後米国に戻り、バリトン歌手として長く活躍した。1949年没。このCDには、デ・ゴゴーザの最初期(1900年頃)の録音から1920年代末までの全盛期の録音が集められている。多様な曲を歌っていることからも、デ・ゴゴーザの歌手としての卓越した能力が伺い知れます。

MARS-52070-2(2CD)
ジェルメーヌ・リュバン/全録音集
(1)ウェーバー:「魔弾の射手」―まどろみが訪れたのに/静かに静かに(フランス語)
(2)ワーグナー:「タンホイザー」―歌の殿堂(フランス語)
グノー:「ファウスト」―テューレの王(2 種)(フランス語)
(3)プッチーニ:「トスカ」
―私たちのあの小さな家に(フランス語)/―歌に生き、愛に生き
(4)レイエ:「シギュール」―ごきげんよう、陽の輝きよ
(5)ワーグナー:「ローエングリン」―暗い日々に一人で(フランス語)
ワーグナー:「タンホイザー」―歌の殿堂(フランス語)
(6)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」―やさしくかすかに(フランス語)
(8)ワーグナー:「ワルキューレ」
―灰色の服を着た老人が(フランス語)/―私の名はジークムント(フランス語)
ワーグナー:「ジークフリート」―私は遥か昔から今もずっと(フランス語)
(9)ワーグナー:「神々の黄昏」―太い薪を積み上げよ(フランス語)
(10)バッハ:カンタータ「神はそれほどに世を愛して」―私の敬虔な心(フランス語)/ショパン(リトヴィエンヌ編):悲しみ
(11)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」―やさしくかすかに(ドイツ語とフランス語の2 種)
(12)シューベルト:魔王 D328/シューマン:愛の歌 Op.51-5、ズライカの歌 Op.25-9
(13)ヴォルフ:隠棲/ブランジーニ:谷を渡り、森を抜け/ルゲルネ:しるし/フォーレ:シルヴィOp.6-3,フォーレ:水辺で Op.8-1
(14)デュランテ:愛に満ちた処女よ/ドビュッシー:美しい夕暮れ/ドビュッシー:あなたの顔を見て私はおののく/
ヴォルフ:さあ歩きましょう、マリア/ヴォルフ:真夜中に

■付録
「リュシエンヌ・ドゥ・メオ 1928 年フランスColummbia 全録音」
グルック:「アルセスト」―ステュクスの川の神々よ/ウェーバー:「魔弾の射手」―たとえ雲が覆い隠しても(フランス語)
ワーグナー:「ワルキューレ」―一族の男たちが
ジェルメーヌ・リュバン(S)
リュシエンヌ・ドゥ・メオ(S)

(1)管弦楽団/1927 年1 月 パリ
(2)管弦楽団/1928 年6 月22 日
(3)ギュスターヴ・クロエ(指)管弦楽団 (4)アンリ・ドゥフォセ(指)管弦楽団/1930 年5 月 パリ
(5)アンリ・ドゥフォセ(指)管弦楽団/1929 年1 月25 日 パリ
(6)アンリ・ドゥフォセ(指)管弦楽団/録音年不詳
(7)ワーグナー:「ワルキューレ」―灰色の服を着た老人が(フランス語)
アンリ・ドゥフォセ(指)管弦楽団 1929 年5 月17 日 パリ
(8)ワーグナー:「ワルキューレ」
―灰色の服を着た老人が(フランス語)/―私の名はジークムント(フランス語)
ワーグナー:「ジークフリート」―私は遥か昔から今もずっと(フランス語)
ルネ・ヴェルディエール(テノール) アンリ・ドゥフォセ(指)管弦楽団 1930 年2 月4 日パリ
(9)アンリ・ドゥフォセ(指)管弦楽団/1929 年3 月19、25 日 パリ
(10)ジャンヌ・クリージェ(P)/1929 年4 月15 日 パリ
(11)フィリップ・ゴベール(指)パリ音楽院O/1938 年6 月1 日 パリ
(12)エーリヒ・イトール・カーン(P)/1939 年 パリ
(13)ジェラール・スゼー(Br、ブランジーニ,ルゲルネ) ジョルジュ・ヴィズール(P)/1944 年5 月24、25 日 パリ
(14)ロジェ・ブランシャール(P)/1954 年6 月5 日 パリ(放送用録音)

■付録
フェルナン・ウールトゥール(指)管弦楽団/1928 年2 月25 日 パリ、4 月14 日 パリ
20 世紀フランスの最も偉大なワーグナー・ソプラノとして名高いジェルメーヌ・リュバン(1890-1979)の録音を網羅している。ジェルメーヌ・リュバンは1920 年代から1940 年代にかけてドラマティックソプラノとして名を馳せ、パリはもちろん、ウィーンやベルリンなど各都市でも人気を博した。バイロイト音楽祭には1938 年に「パルジファル」のクンドリー、そして翌1939 年にはヴィクトール・デ・サバタの指揮する「トリスタンとイゾルデ」でイゾルデを歌った。深みと伸びやかさと力強さを兼ね備えたリュバンの声は間違いなく一流の芸術だった。しかしフランスがナチスドイツの影響下にあった 1940 年代前半に、ナチスが積極的に利用したワーグナーの音楽を歌ったため、戦後はナチスドイツ協力者と非難され活動が大きく制限されてしまった。1950年代になって復帰が進んでいた矢先の 1953 年、息子が自殺し、これを機に引退、教職に転じた。録音にも積極的でなかったため、実力に比べて残された録音はかなり少ない。このMarston のCD では、リュバンの商業録音(未刊行を含む)のすべてと、戦後の貴重な放送録音を含むもので、リュバンのファンには待望のものだろう。 余白に収録されたリュシエンヌ・ドゥ・メオ 1904 年、パリ生まれのソプラノ。若くしてワーグナーやR.シュトラウスのオペラで活躍したが、1930 年6 月、26 歳の若さで自殺してしまった。ここに収録されている3 曲は彼女の芸術を伝える非常に貴重なものである。
MARS-52072-2(2CD)
エルンスト・レヴィ Vol.4〜未発表コンサートとスタジオ録音
■CD1
ハイドン:ピアノ・ソナタ.ト長調 Hob.XVI/6(第13番)
ハイドン:ピアノ・ソナタ.イ長調 Hob.XVI/30(第45番)
ハイドン:ピアノ・ソナタ.ホ短調 Hob.XVI/34(第53番)*
ハイドン:ピアノ・ソナタ.ハ長調 Hob.XVI/48(第58番)*
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D664 Op.120**
フランク:前奏曲,コラールとフーガ.ロ短調#

■CD2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ブラームス:2つのラプソディ Op.79(第1番 ロ短調 Op.79-1/第2番 ト短調 Op.79-2)*
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調**
リスト:バラード第2番 ロ短調#
エルンスト・レヴィ(P)

■CD1(78:34)
録音:1952年バーゼル
955年3月25日マサチューセッツ州ケンブリッジ*
1952年4月6日マサチューセッツ州ケンブリッジ**
1954年11月14日マサチューセッツ州ケンブリッジ#

■CD2(79:51)
1953年1月25日マサチューセッツ州ケンブリッジ
1954年11月14日マサチューセッツ州ケンブリッジ*
1953年1月25日マサチューセッツ州ケンブリッジ**
1959年3月22日マサチューセッツ州ケンブリッジ(ステレオ録音)#
今回も未発表録音をたっぷり収録。第4 集は1950 年代の録音で、大半は彼の勤務先であるマサチューセッツ工科大学のあるケンブリッジでの演奏です。第4 集の目玉は何といってもリストのソナタ。レヴィらしい誠実かつ熱を帯びた名演です。なお、ほとんどがモノラル録音です、リストのバラード第2 番(CD2 トラック9)だけはステレオのライヴ録音で、雰囲気も生々しい。ブックレットにはステレオは CD2 トラック 7 と間違っているのでご注意を。

MARS-52073-2(2CD)
録音されたピアニズムのランドマーク第1集


(1)D.スカルラッティ:ソナタニ短調K.9、ソナタト長調K.14、ソナタK.450ト短調
ブラームス:間奏曲ハ長調Op.119-3
カプリッチョニ短調Op.116-7
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3〜第2楽章後半
(3)ショパン:マズルカ嬰ト短調Op.33-1
練習曲嬰ト短調Op.25-6
(4)ショパン:ワルツホ短調
(5)リスト:パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」
(6)グリンカ(バラキレフ編):ひばり
(7)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
(8)ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章―ロシアの踊り
(9)シェーンベルク:3つのピアノ小品第2曲Op.11-2
(10)メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
(11)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(5箇所の録音で合計約18分)
(12)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番―第3楽章の一部
(13)メンデルスゾーン:スケルツォ・ア・カプリッチョ嬰ヘ短調
(14)RCAのカタログLP「ショーケース・イン・サウンド」のための宣伝文句のパロディ
(15)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」
(16)ギオマール・ノヴァエスのVoxRecords社への最後の録音の風景
(1)ディヌ・リパッティ(P)
1945‐1946年私的録音
(2)ヨーゼフ・ラボル(P)
1921年頃
(3)イソ・エリンソン(P)
1932年1月8日独Columbia録音
(4)モーリツ・ローゼンタール(P)
1939年6月30日シカゴRCA録音
(5)アイヴァン・デイヴィス(P)
1960年テレビ放送シエナ・ピアノを使用
(6)スタンリー・ハンメル(P)
1960年頃ニューヨーク州オールバニ私的録音
(7)レフ・プイシュノフ(P)
エイドリアン・ボールト(指)ロンドンSO
1946年7月27日ラジオ放送のアナウンスの導入付き
(8)アルフレッド・コルトー(P)
1927年12月6日GramophoneCompany録音
(9)アーウィン・ニレジハージ(P)
1978年3月20日サンフランシスコステレオ
(10)エイブラム・チェイシンズ(P)
1931年11月12日ロンドンramophone Company録音
(11)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
フリッツ・ライナー(指)フィラデルフィアO
1932年2月5-6日ベル電話研究所による実験ライヴ録音
(12)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
1959年5月29日カーネギー・ホールRCA録音
(13)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
1980年5月2日エイヴリー・フィッシャー・ホール
(14)ウラディミール・ホロヴィッツ(語り)
1956年頃ニューヨーク・シティ
(15)ギオマール・ノヴァエス(P)
トーマス・シャーマン(指)リトル・オーケストラ・ソサエティ
1950年1月9日
(16)ギオマール・ノヴァエス(P)
1961‐1962年頃
「録音されたピアニズムのランドマーク」と題された歴史的ピアノ録音集。多くが未発表もしくは初めてCDになる(LPにもなっていないものが多い)ものである。ウラディミール・ホロヴィッツがフリッツ・ライナーが指揮するフィラデルフィア管弦楽団の伴奏で1932年に弾いたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が、半分強とはいえライヴ録音が聞けるのは奇跡に近いだろう。また盲目のピアニスト、オルガニストで作曲家、音楽教師としても高名だったヨーゼル・ラボル(1842―1924)の録音が残されていたのも驚きだ。しかもその演奏が実に素晴らしい。アイヴァン・デイヴィスの弾くリストのラ・カンパネッラは、豪華な装飾が施されたいわゆるシエナ・ピアノフォルテを使用したことでも貴重。リストは実際にこの楽器でラ・カンパネッラを弾いて賛辞を贈っている。その他ディヌ・リパッティのスカルラッティとブラームス、コルトーのストラヴィンスキー、等々、ピアノ・マニアにとってどれもお宝ばかりの2CDである。
MARS-52075-2(2CD)
録音されたピアニズムのランドマーク第2集

(1)リスト(ローゼンタル編):ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
(2)リスト(ローゼンタル編):ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
(3)バッハ(タウジヒ編):トッカータとフーガニ短調BWV565
グレインジャー:スコットランドのストラススペイとリール
伝承曲(グレインジャー編):デリー州からのアイルランドの調べ
(4)モンポウ:歌と踊り第1番,第2番
(5)モンポウ:歌と踊り第3番/ワルツイ短調Op.34-3
(6)モンポウ:歌と踊り第4番
(7)モンポウ:歌と踊り第6番/風景
(8)ショパン:ポロネーズ変イ長調Op53
(9)ショパン:マズルカ変ロ長調Op.7-1
 ポロネーズ変ロ長調
メンデルスゾーン:無言歌Op.67-4「春の歌」
ショパン:前奏曲変ニ長調Op.28-15「雨だれ」
(10)ゴットシャルク:風刺Op.59
(11)モンテヴェルディ(アルデリーギ編):マドリガル
(12)ドビュッシー:花火
(13)リャプノフ:超絶技巧練習曲ロ短調Op.11-10「レズギンカ」
(14)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(15)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜第1楽章
(16)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
(17)カスタニェッタ:4つの音符による即興曲
(1)モーリツ・ローゼンタル(P)
録音:1929年2月11日ニューヨーク
(2)モーリツ・ローゼンタル(P)
録音:1930年4月16日ベルリン
(3)パーシー・グレインジャー(P)
録音:1953年7月22日
(4フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1929年12月13日バルセロナ
(5)フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1929年12月20日バルセロナ
(6)フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1930年1月29日バルセロナ
(7)フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1944年6月下旬バルセロナ
(8)イグナツ・フリードマン(P)
録音:1933年2月28日ロンドン
(9)イグナツ・フリードマン(P)
録音:1933年10月8日東京
(10)フランク・ラ・フォルジュ(P)
録音:1912年10月1日ニュージャージー州カムデン
(11)ロジータ・レナルド(P)
録音:1929年12月17日ニューヨーク
(12)ロジータ・レナルド(P)
録音:1930年2月28日ニューヨーク
(13)p.11-10「レズギンカ」
レア・サドフスキ(P)
録音:1944年9月17日ニューヨーク
(14マーク・ハンブーグ(P)
マルコム・サージェント(指)BBC響
録音:1955年2月25日ロンドン
(15)アーノルド・ドルメッチ(P)
録音:1933年頃
(16)エテルカ・フロイント(P)
録音:1951年9月29日ニューヨーク
(17)グレイス・カスターニャ(P)
録音:1944年7月20日
marston の新刊は、ピアノ・マニアをざわつかせた「録音されたピアニズムのランドマーク」の第 2 集。第1 集(52073-2)に 負けず劣らずこちらもマニアを唸らせる内容。リスト最晩年の弟子モーリツ・ローゼンタル(1862-1946)、作曲家としても知ら れているパーシー・グレインジャー(1882-1961)やフェデリコ・モンポウ(1893-1987)、20 世紀前半の最も偉大なピアニストの 一人イグナツ・フリードマン(1882-1948)をはじめ、録音に恵まれなかったピアニストたちの貴重な録音が 2CD ぎっしり。伝 説的な古楽復興の祖、アーノルド・ドルメッチ(1858-1940)の弾くベートーヴェンの月光ソナタも貴重(ピアノ演奏)。この中の 唯一の協奏曲、自由奔放な演奏で人気を博したマーク・ハンブーグ(1879-1960)の弾くチャイコフスキーは、英国紳士的マ ルコム・サージェントの指揮とぶつかり合う典型的な競争的演奏。商業録音ではこうした演奏は世に出にくいので、こういうス リリングな演奏が好みの人は逃せない。
MARS-52077-2(2CD)
イナ・スパーニ全録音集
(+補遺)ジャンニーナ・アランジ・ロンバルティ/ヴェルディのアリア集


「イナ・スパーニ(S)全録音集」
●COLUMBIA GRAPHOPHONE COMPANY 録音:
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜私は死にましょう/「アイーダ」〜ああ私の祖国よ
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜お前がここに、サントゥッツァ/いいえ、トゥリッドゥよ
プッチーニ:「マノン・レスコー」〜この柔らかなレースの中で
 「トスカ」〜歌に生き、愛に生き/「蝶々夫人」〜ある日見るでしょう
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」〜死んだ母は

●THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD
(1)ロッシーニ:「ギヨーム・テル」〜暗い森(イタリア語)
(2)ワーグナー:「ローエングリン」〜悲しい日々に一人(イタリア語)
(3)ワーグナー:「ローエングリン」〜そよ風よ、私の嘆きを聞いておくれ(イタリア語)
(4)グノー:「ファウスト」〜彼は私を愛している
(5)ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜けれど乾いた茎から
(6)ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜穏やかな夜
(7)ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜愛は薔薇色の翼に乗って
(8)ヴェルディ:「オテッロ」〜あなたが追放の生活を語った時
(9)ヴェルディ:「オテッロ」〜彼女は寂しい荒野で歌いながら泣いている(柳の歌)
(10)マスネ:「マノン」〜さようなら、私たちの小さなテーブルよ(イタリア語)
(11)レオンカヴァッロ:「道化師」〜私の運命を決めてくれ/いや、あなたは私を愛していないのだ
(12)プッチーニ:「マノン・レスコー」〜この柔らかなレースの中で
(13)プッチーニ:「ボエーム」〜あなたの愛の呼ぶ声に
(14)プッチーニ:「トスカ―「トスカ」〜歌に生き、愛に生き
(15)プッチーニ:「蝶々夫人」〜お前よ、小さな偶像よ
(16)カタラーニ:「ワリー」―ではここから遠くに行きましょう
(17)カッチーニ:アマリッリ/チャンピ:少女/A.スカルラッティ:もしフロリンドが誠実なら
(18)パラディエス:あのせせらぎ/パリゾッティ(伝ペルゴレージ):もしあなたが私を愛して
(19)ティリンデッリ:ああ春よ
(20)ブラームス:子供の為の民謡集WoO31〜眠りの精(イタリア語)
(21)ブラームス:昔の恋Op.72-1(イタリア語)
(22)ドヴォルザーク:ジプシーの歌Op.55〜弦の調子をあわせて/〜鷹の翼はタトラの峰高く
(23)グラナドス:分別あるマホ/ニン:山に住む人
(24)ウガルテ:祝日/ブチャルド:馬車引きの歌
(25)オブラドス:クーロ・ドゥルセの唄

■補遺
「ジャンニーナ・アランジ・ロンバルディの歌うヴェルディのアリア集」
(26)ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜恋は薔薇色の翼に載って
(27)ヴェルディ:「運命の力」〜天使の中の聖処女よ
(28)ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜私は死にましょう
(29)ヴェルディ:「第1回十字軍のロンバルディア人たち」〜―聖処女よ、私はあなたに願います/―マリア様、お救いください!/もし祈りが無駄ならば
(30)ヴェルディ:「アイーダ」〜ここにラダメスが来るだろう/ああ青い空もO
イナ・スパーニ(S)
ジャンニーナ・アランジ・ロンバルディ(S)


●COLUMBIA GRAPHOPHONE COMPANY 録音:
共演:パオロ・マジーニ(T)録音:1924年イタリアミラノ

(1)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1931年7月7日
(2)管弦楽伴奏/録音:1928年4月10日
(3)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1927年3月15日イタリアミラノ
(4)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1928年4月3日
(5)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1927年3月11日
(6)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1927年3月15日ミラノ
(7)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1928年4月10日
(8)ジョヴァンニ・ゼナテッロ(T)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1926年11月8日,12月3日
(9)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1928年4月3日
(10)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1929年5月3日ミラノ
(11)アポッロ・ジャンフォルテ(Br)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1927年3月12日ミラノ
(12)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1927年3月10日
(13)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1927年3月12日ミラノ
(14)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1929年5月3日ミラノ
(15)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1929年5月6日ミラノ
(16)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1928年4月3日
(17)ジーノ・ナストルッチ(指)弦楽合奏団/録音:1929年7月1日ミラノ
(18)ジーノ・ナストルッチ(指)二重の五重奏団(double quintet)/録音:1930年4月14日ミラノ
(19)カルロ・サバイーノ(指)スカラ座O/録音:1931年4月14日
(20)ジーノ・ナストルッチ(指)二重の五重奏団/録音:1930年4月15日ミラノ
(21)ジーノ・ナストルッチ(指)二重の五重奏団/録音:1930年4月22日ミラノ
(22)ジーノ・ナストルッチ(指)室内O/録音:1929年7月1日ミラノ
(23)ジーノ・ナストルッチ(指)二重の五重奏団/録音:1930年5月2日ミラノ
(24)ジーノ・ナストルッチ(指)二重の五重奏団/録音:1930年4月17日ミラノ
(25)ジーノ・ナストルッチ(指)二重の五重奏団/録音:1930年4月22日ミラノ


■補遺
(26)O/録音:1927年4月30日
(27)O,合唱団/録音:1926年3月6日
(28)O/録音:1933年12月7日
(29)O/録音:1933年12月9日
(30)O/録音:1928年11月14,15日
イナ・スパーニは 1890年、アルゼン チン、ブエノスアイレス近郊のプアンの生まれ。本名はイヒニア・トゥニャン。幼くして歌の才能を発揮し、ブエノスアイレスで 学んだ後、ミラノに留学。1915年にミラノのスカラ座に初出演。1920 年代にはイタリア各地と南米でプリマドンナとして大活躍 をした。1924年にプッチーニが亡くなった時には、ミラノでの追悼式典でスパーニはアルトゥーロ・トスカニーニの指揮で歌っ ています。1928年には偉大なネリー・メルバの故郷オーストラリアでの楽旅に同行しています。イタリアでは 1935年まで活動し、 主要なプリマドンナをあらかた歌った。またイタリア人歌手とは異なり、歌曲にも積極的に取り組んだ。残念ながらロンドンを 含めた英語圏であまり活躍することがなく、そのため実力に見合った国際的名声を受けられなかった。スパーニの声は中音 域ではやや古めかしさも感じられるが、太く力強い声のまま輝かしい高音を鳴り響かせ、しかもそこに透明感すら感じられ る、極めて優れたもの。加えて知的な表現力にも長けています。この CD を聞けば、これほどのプリマドンナがなぜ半ば埋もれ てしまったのか、誰でも不思議に思うでしょう。 余白に収録されているジャンニーナ・アランジ・ロンバルディ(1891-1951)は、スパーニとほぼ同世代のイタリアのソプラノ。彼 女は当時のイタリアを代表するプリマドンナとして絶大な人気を誇り、SP の時代でありながらヴェルディ「アイーダ」、マスカー ニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」、ポンキエッリ「ジョコンダ」、ボーイト「メフィストーフェレ」といった歌劇の全曲録音を残し たほど。その力強い声はまさにヴェリズモ時代のプリマドンナの栄光そのもの。お得意のヴェルディのアリアが聞ける。なお 彼女の姓はしばしばアランジ=ロンバルディ Arangi-Lombardi と繋げられて表記されるが、アランジ・ロンバルディ Arangi Lombardi が正しいという。
MARS-52078-2(2CD)
グラツィエラ・パレート 全録音集 + エルヴィラ・デ・イダルゴ録音選集」

グラツィエラ・パレート 全録音集
(1)「1907年 イタリア ミラノ THE GRAMOPHONE COMPANY 社」
ベッリーニ:「夢遊病の女」〜私の胸に手を置いて,ああ!私は見るとは思っていなかっ
た,ああ! 人の思いは至らない
ドニゼッティ:「ルチア」〜激しい熱情の陶酔の中で,聖なるたいまつが輝き(狂乱の場)
ヴェルディ:「リゴレット」〜いとしいお名前
ドリーブ:「ラクメ」〜若いインドの娘はどこへ(鐘の歌)(イタリア語)
J・シュトラウス:春の声
(2)「1908年11月 イタリア ミラノ THE GRAMOPHONE COMPANY 社」
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜あそこで手を取り合って
(3)ヴェルディ:「リゴレット」〜ああ私のジルダよ/天の上で
(4)ビゼー:「カルメン」〜何で恐れることがありましょう(イタリア語)
「1918年7月 イタリア ミラノ THE GRAMOPHONE COMPANY 社」
(5)ヴェルディ:「リゴレット」〜グアルティエル・マルデ…/いとしいお名前は
(6)ヴェルディ:「リゴレット」〜紳士でも王子でもなく/愛は心の太陽
(7)ヴェルディ:「リゴレット」〜開けろ/そうだ、復讐だ!
(8)ヴェルディ:「トラヴィアータ」〜乾杯の歌
(9)ヴェルディ:「トラヴィアータ」〜美しくて清純なお嬢さんにお伝え下さい
「1920年5,6月 英国 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 社」
(10)アルディーティ:口づけ
(11)シベッラ:可愛いいとしい人よ
(12)モーツァルト:「フィガロの結婚」〜ついに時が来た/ああ遅れずに来てちょうだい
(13)ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」〜騎士はその眼差しに/私もその不思議な力は知っている
(14)ヴェルディ:「トラヴィアータ」〜不思議だわ!/ああ、もしかして 彼なのかしら/馬鹿げているわ!/いつでも自由で
(15)ビゼー:「真珠採り」〜かつてのように夜の闇の中(イタリア語)
「1924年5月 イタリア ミラノ THE GRAMOPHONE COMPANY 社」
(16)ビゼー:「真珠採り」〜あなたの心は私の心を分かっていなかったのか
(17)ベッリーニ:「夢遊病の女」〜私の考えや私の言葉の中で
「1926年2月 スペイン カタルーニャ州 バルセロナ THE GRAMOPHONE COMPANY 社」
(18)ロンガス:揺り籠の歌/あなたと考える/愛する苦しみ
(19)カタルーニャの歌:クリスマスの歌/羊飼いの娘/クリスマスの歌
(20)カタルーニャの歌:跡取り息子のリエラ/腕の良い狩人
(21)ゲタリ:私のニーナ
(22)ロンガス:さくらんぼ/私の愛する人の肌
(23)ポンセ:小さな星

エルヴィラ・デ・イダルゴ録音選集
「1924年 英国 ロンドン COLUMBIA PHONOGRAPH COMPANY 社」
(24)ヴァルヴェルデ:カーネーション
ルナ:「ユダヤの少年」〜私はスペインから来た
ファリャ:あなたの黒い瞳
チャピ:「セベデオの娘たち」〜わたしが愛を捧げたあの人のことを思うたび
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜インドの歌(フランス語)
アリャビエフ:夜鳴き鶯(スペイン語)
「1933年11月27日 ギリシャ アテネ THE GRAMOPHONE COMPANY 社」
(25)作者不詳:甘美なジプシー女(ギリシャ語)
セラーノ:忘却の歌(ギリシャ語)
グラツィエラ・パレート(S)、
エルヴィラ・デ・イダルゴ(S)

(1)弦楽団
(2)ティッタ・ルッフォ(Br)1908年11 月21日 イタリア ミラノ
(3)ティッタ・ルッフォ(Br)1908年11 月23日 イタリア ミラノ
(4)1908年11月18日 イタリア ミラノ
カルロ・サバイーノ(指)ミラノ・スカラ座O
(5)1918年7月6日 イタリア ミラノ
(6)ランベルト・ベルガミーニ(T)1918 年7月9日 イタリア ミラノ
(7)マッテオ・ドラゴーニ(Br)1918 年7月6日 イタリア ミラノ
(8)ランベルト・ベルガミーニ(T)1918 年7月6日 イタリア ミラノ
(9マッテオ・ドラゴーニ(Br)1918年7 月6日 イタリア ミラノ
弦楽団
(10)1920年5月29日
(11)1920年6月10日
(121920年6月10日
(13)1920年5月29日
(14)1920年6月10日
(15)1920年5月29日
パーシー・ピット(指)O
(16フェルナンディーノ・チニセッリ(T) 1924年5月15日 イタリア ミラノ
(17)ジャンルカ・マヌリッタ(T)1924 年5月10日 イタリア ミラノ
管弦楽団
(18)1926年2月4日
(19)1926年2月5日
(20)1926年2月6日
(21)1926年2月5日
(22)1926年2月6日
(23)1926年2月6日
フレデリコ・ロンガス(P)

(24)管弦楽団
録音:1924年3月20日 英国 ロンドン
(25) 弦楽団
1910、20年代に活躍したソプラノ、グラツィエラ・パレート(1889-1973)の全録音集。グラツィエラ・パレートは、本名をエン グラシア・エンリケタ・アンジェラ・パレート・イ・オムスというバルセロナ生まれのカタルーニャ人。指揮者トマス・ビーチャムは ロンドンで共演したパレートについて回想で「記憶にある限り最も魅力的で満足しうる」と評しています。当時の歌手としては極 めて異例なことに、パレートは1907年と08年、まだ十代の無名時代にまとまった録音を残しています。GRAMOPHONE 社が 彼女の素晴らしい才能に驚いて青田買いしたようです。1910 年代にはヨーロッパ広くと南北米でプリマドンナとして活躍、 1920年にロンドンのコヴェントガーデン歌劇場にデビューすると大人気となった。パレートはコロラトゥーラを得意とする軽量 級のソプラノで、録音もモーツァルトからドニゼッティ、ベッリーニが中心だが、ヴェルディの「リゴレット」のジルダや「トラヴィ アータ」のヴィオレッタのようなドラマティックな要素も求められる役でも高い評価を得た。1918 年の両作品の名場面の録音:はいずれも見事だ。 余白にはパレートと同世代で同じバルセロナ生まれで、同じくコロラトゥーラを得意としたソプラノ、エルヴィラ・デ・イダルゴの 録音が収められています。彼女は今日ではマリア・カラスの師匠として高名だ。引退後アテネで歌唱指導に当たっていたイダ ルゴは、米国から母の祖国に戻ったカラスに出会い、元々ドラマティックな声の持ち主だったカラスに超高音と切れ味の良 いアジリタを授けた。ここに聞けるイダルゴの歌声は、極めて高度な歌唱技術に支えられて、圧倒的な情熱を繰り広げてい る。たとえカラスを育てあげていなくても、イダルゴは名歌手として記憶されたことでしょう。

MARS-53001-2(3CD)
ローザ・ライザ ローザ・ライザ(S)
「トゥーランドット」の外題役の創唱者で、シカゴ歌劇場のプリマドンナだったライザ(1893-1963)の、13-29年の全録音集。
MARS-53002-2(3CD)
エミール・フォン・ザウアー録音全集
モーツァルトトルコ行進曲、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜アダージョ・ソステヌート、
ショパン:ワルツ 嬰ハ短調Op.64-2、
メンデルスゾーン(リスト編):歌の翼に、
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番、シューマン:謝肉祭、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜アダージョ・カンタービレ、
ザウアー:演奏会用ポルカ、
リスト:ハンガリー狂詩曲第15番、
メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調Op.16-2、
リスト:愛の夢第3番 、ザウアー:演奏会用練習曲第7番「Meeresleuchten」、ウィーンのこだま、
シュトラウス(シュルツ=エヴラー編):美しく青きドナウ、
ショパン:幻想即興曲Op.66、
ザウアー:演奏会用ポルカ、
リスト:「2つの演奏会用練習曲」〜小人の踊り、
ショパン:ワルツ 変イ長調Op.42、練習曲 ホ長調Op.10-3、
ザウアー:オルゴール、
ベートーヴェン(ルビンシュテイン編):トルコ行進曲、
ザウアー:演奏会用練習曲第6番「Espenlaub」、
ショパン:即興曲 嬰へ長調Op.36、メ
ンデルスゾーン(ザウアー編):「真夏の夜の夢」〜スケルツォ、ザウアー:演奏会用練習曲第6番「Espenlaub」、
リスト:ラ・カンパネッラ、ザウアー:演奏会用ギャロップ、
ショパン:練習曲 嬰ハ短調Op.25-7、
リスト:ピアノ協奏曲第1番/第2番 、コンソレーション第3番、忘れられたワルツ第1番、
ショパン:ワルツ ヘ長調Op.34-3、練習曲 ハ短調Op.25-12、
シューベルト:楽興の時 変イ長調Op.94-2、Op.94-3、
ショパン:練習曲 ヘ短調Op.25-2、
リスト:「超絶技巧練習曲集」〜第9番「回想」
エミール・フォン・ザウアー(P)
フェリックス・ワインガルトナー(指)
パリ音楽院O
リストの弟子で、ウィーン音楽院の名教授としても名高いザウアー(1862-1942)の23-41年の全録音。ワインガルトナー伴奏のリストの協奏曲など。
MARS-53003-2(3CD)
ワーグナー:「パルジファル」 フリッツ・ブッシュ(指)、
ルネ・メゾン(パルジファル)、
マージョリー・ローレンス(クンドリー)、
アレクサンダー・キプニス(グルネマンツ)、
マルティアル・シンガハー(アムフォルタス)
録音:1936年9月22日、ブエノス・アイレス、テアトロ・コロン・ライヴ。
MARS-53005-2(3CD)
R・シュトラウス:「バラの騎士」(全曲)

◆「バラの騎士」の初期の録音から
(1)第1幕〜テノールのアリア「かたくなさでこの胸を固めて」
(2)第1幕〜元帥夫人「一人の娘が思い出される」
(3)第2幕〜「騎士殿」
(4)第3幕〜「マリー・テレーズ!」
(5)第3幕〜「これは夢、本当だなんてあり得ない」
ジェルメン・ヘルナー(元帥夫人)、
アレクサンダー・キプニス(オックス男爵)、
ティアナ・レムニツ(オクターヴィアン)、
エディタ・フライシャー(ゾフィー)、
フリッツ・クレン(ファーニナル)、
ルーシー・リッター(マリアンネ)、
ハンス・フライシャー(ヴァルツァッキ)、
イラ・ペティーナ(アンニーナ)、
ヴィットーリオ・バッチャート(警察署長)他
フリッツ・ブッシュ(指)コロン劇場O&cho
録音:1936年9月20日コロン劇場

(1)チャールズ・クルマン(T)、
 フリッツ・ツヴァイク(指)管弦楽団
 録音:1932年9月
(2)バルバラ・ケンプ(S)、
 レオ・ブレッヒ(指)管弦楽団
 録音:1927年6月10日
(3)アレクサンダー・キプニス(Bs)、
 エルゼ・ルツィツカ(Ms)、
 エーリヒ・オルトマン(指)管弦楽団
 録音:1931年4月13日
(4)ヴィオリカ・ウルズレアク(S)、
 エルナ・ベルガー(S)、
 ティアナ・レムニツ(Ms)、
 クレメンス・クラウス(指)
 録音:1936年7月
(5)エルナ・ベルガー(S)、
 ティアナ・レムニツ(Ms)、
 クレメンス・クラウス(指)
 録音:1936年4月
フリッツ・ブッシュ(1890-1951)が残した唯一のシュトラウスのオペラ!ブッシュは1918年から1922年までシュトゥットガルド歌劇場の、そしてそれから1933年まではドレスデン歌劇場の音楽監督を務め、ことにドレスデン時代はこの長い歴史を誇る歌劇場にして黄金期と呼ばれる程の充実した時期でした。ドレスデンとの結び付きが強いリヒャルト・シュトラウスもブッシュの腕前を高く買っており、「エジプトのヘレナ」の初演をブッシュに託しているほど。実は「アラベラ」も、シュトラウスは初演の指揮をブッシュに託すつもりだった。しかしブッシュはナチスの台頭に我慢できず、ドイツを去り活動の場をブエノスアイレスのコロン劇場に移したのだった。ブッシュは戦後ヨーロッパでのキャリアを取り戻す途中で亡くなってしまい、シュトラウスのオペラを録音に残すことはついになかった。そのためこれは大変に貴重な「バラの騎士」なのです。キャストは、高名なバス歌手、アレクサンダー・キプニスが核となり、1930、40年代にドイツ各地で活躍したティアナ・レムニツ、ストラスブール生まれでパリのオペラ座でワーグナー歌手として知られていたジェルメン・ヘルナーなど、優秀な歌手たちが集結。戦火を避けた芸術家たちで沸きかえっていたコロン劇場の水準の高い公演には驚かされることでしょう。
MARS-53006-2(3CD)

フランシスコ・ヴィニャス/全録音
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」,
ヴェルディ:「仮面舞踏会」,「アイーダ」,「オテッロ」、
ポンキエッリ:「ジョコンダ」、
ボーイト:「メフィストーフェレ」、
フランケッティ:「ジェルマーニア」、
ワーグナー:「リエンツィ」,「タンホイザー」,「ローエングリーン」,「マイスタージンガー」,「ワルキューレ」,「パルジファル」、
マイヤベーア:「預言者」,「アフリカの女」、
ビゼー:「カルメン」、からのアリア,ほか歌曲(全68トラック)

フランシスコ・ヴィニャス(T)
録音:1903−1912年
MARS-53007-2(3CD)
グノー:歌劇「ファウスト」 レオン・ベール(T:ファウスト)、
ジャンヌ・カンプレドン(S:マルゲリート)

アンドレ・グレッス(Bs :メフィストフェレ)、
ジャン・ノーテ(Br:ヴァランタン)他
フランソワ・ルールマン(指)O&cho、
録音:1911−12年世界初録音
marstonレーベルが進めるPATHE社オペラ録音シリーズの第6巻。この「ファウスト」は、フランス語による世界初の全曲録音!この録音が貴重なのは、単に古いからというに留まりません。19世紀末から20世紀初頭に、今からは想像もつかないほど世界中で「ファウスト」人気が巻き起こっていた頃、本場パリでどのように歌われていたのかを伝える貴重な資料であるのはもちろんのこと、それ以上に演奏が見事!出演している歌手たちは、忘れられている人がほとんどですが、皆皆超一流。ジャンヌ・カンプレドンは1884年生まれ、「バラの騎士」フランス初演で元帥夫人を歌ったほどの名歌手でありながら、この「ファウスト」がほとんど唯一の録音。レオン・ベール(1871-1922)は、1896年から1914年までオペラ・コミークのトップテナー、1903年にオペラ座でマスネの「ウエルテル」を歌い、この作品を一気に傑作と知らしめました。アンドレ・グレッス(1868-1937)は、1910年にはモンテカルロでマスネの「ドン・キショット」初演で、シャリアピンを相手にサンチョ・パンサを歌っています。この録音からは、これら100年近く前のパリのスター歌手たちがいかに高度な力量をもっていたのかも、はっきりと伝わってきます。ウォード・マーストンの復刻は極めて良好で、大昔の録音に関わらず、音楽を十分楽しめる水準となっています。

MARS-53008-2(3CD)
レオポルド・ゴドフスキ全集第3集

◆ブランズウィック録音集1925-1926年
ショパン:英雄ポロネーズ、
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
シンディング:春のざわめき
シャミナード:スカーフの踊りOp.37-3,媚び諂う女Op.50
マクドウェル:魔女の踊り
ルビンシュタイン:調べ ヘ長調 Op.3-1
ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソOp.14
ヴェルディ(リスト編):リゴレット・パラフレーズ
チャイコフスキー:六月、
ショパン:練習曲Op.10-5「黒鍵」/Op.25-9「蝶々」
シューベルト(ゴドフスキ編):朝の挨拶,おやすみ

◆英コロンビア録音集1928−1930年
シューマン:謝肉祭 Op.9
ショパン:夜想曲Op.9-1/Op.9-2/Op.15-2/
 Op.27-1/Op.27-2/Op.32-1/Op.37-1/Op.37-2/
 Op.48-2/Op.55-1/Op.72-1
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
グリーグ:バラード ト短調Op.24
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」
ショパン:スケルツォ ホ長調 Op.54/他
レオポルド・ゴドフスキ(P)
第1集(52046 2CD 1913年から1922年まで)、第2集(52051 2CD 1922年から1925年まで)に続く、大ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキ(1870-1938)の録音全集第3弾。電気式時代に入ってからの録音で、音は格段に安定しています。ブランズウィック録音は、全盛期のゴドフスキを思わせる卓越した技術と豊かな音楽性が見事。英コロンビア録音では、60歳に近づいたゴドフスキのより内省的な音楽が絶品。ゴドフスキが決して技巧一本のピアニストではなく、真に偉大なピアニストだったことが良く分かります。余白には、ゴドフスキが個人的に録音した自作「ジャワ組曲」のビュイテンゾルヒの庭、1913年録音のショパンの子守歌 変ニ長調 Op.57の別テイク2種、シューベルト「朝の挨拶」の別テイクを収録。さらに、愛弟子で娘婿のデイヴィッド・サパートンによるゴドフスキ編のショパンの練習曲、バックハウスが演奏するゴドフスキ編のアルベニス:タンゴなどを収録しています。
MARS-53010-2(3CD)
マセの2つの歌劇の全曲盤
マセ:歌劇「ガラテー」
マセ:歌劇「ジャンネットの結婚」
「ガラテー」
アンドレ・グレス(B ピグマリオン),
アレックス・ジュヴァン(T ミダス),
アルベール・ヴァゲ(T ガニメド),
ジャヌ・モルレ(S ガラテー)
エミル・アルシェンボー(指)
パリ・オペラ=コミークO&cho
録音:1912年頃、パリ

「ジャンネットの結婚」
ニノン・ヴァラン(S ジャンネット),
レオン・ポンツィオ(Br ジャン),
ロラン(トマ),ド・ビュソン(ピエール)
ロラン・アレ(指)
パリ・オペラ=コミークO&cho
録音:1922年、パリ
ヴィクトール・マセ(1822-1884)は19世紀のパリで軽いオペラで人気を博した作曲家。「ガラテー」と「ジャンネットの結婚」はどちらも彼の代表作。「ガラテー」は、ピュグマリオン(ピグマリオン)ものの喜劇。「ジャンネットの結婚」は、式も間近なのに結婚を止めにしたいジャンと、彼に何とかして結婚を承諾させようというジャンネットの滑稽な物語。夜鳴鶯のアリアとして知られるコロラトゥーラの名曲「道端で」が有名です。

MARS-53012-2
(3CD)
マイヤベーア・オン・レコード 第2集」
(1)「北極星」から
「ウクライナの子供たち」*
「彼らを見守ってください(祈りとバルカロール)」**
「ラ、ラ、ラ、大好きなアリア!(イタリア語)」#
「ラ、ラ、ラ、大好きなアリア!」##

(2)「ディノラ」から
「眠れ、かわいい子、静かに眠りなさい」*
「神は私たち各々に分け前を与えてくれる」(イタリア語**
「ああ、力強い魔力よ」***
「ああ、力強い魔力よ … ついに時が来た」****
「その時から、夜が来ると」(イタリア語)#
「軽やかな影」##
「軽やかな影」###
「軽やかな影」####
「ああ!なんと寒い!なんと恐ろしい!」(イタリア語)+
「狩りへ、狩りへ」++
「小麦は刈り取り時」+++
「ああ!私の後悔はあなたの復讐だ」++++
「ああ!私の後悔があなたの報復になればいい」+++++

(3)「アフリカの女」から
「さようなら、私の優しい海岸よ」*
「神よ、この世が崇めるお方」日**
「私は見たのだ、高貴な方々よ」(イタリア語) アントーニオ・アランブーロ(T) 1901年***
「不信人者と反逆者に」****
「私の膝の上に」 フェリア・リトヴァンヌ(S) 1912年#
「私の膝の上に … ああ!私は死ぬ、ああ!」(ドイツ語)##
「王の娘 … 愛が私を捉えた時」###
「彼らの無力な怒りは無駄だ … 私にとってあなたがどれほど愛しいか」####
「枝の嘆く音の中で」(七重唱)#####
「起きろ、水夫たち!」+
「ああ、偉大な聖ドミニク」
「おい、水夫たち」 ピエール・ゲラール(Bs) 1904年++
「アダマストル、深い波の王は」+++
「アダマストル、深い波の王は」 ++++
「憎んでいるが、あなたの元へ行こう」(イタリア語)+++++
「素晴らしい土地 … ああ、楽園よ!」 $
「私を船の方に連れて行ってください」$*
「彼女を愛していた … 私を打ち砕け、雷よ!」$$
「ブラマ!ウィシュヌ!シヴァ!」$$$
「ああ、大きな喜び!」 $$$$
「薄布の覆いよ」 $$$$$
「ここから海が見える … ああ、壮麗な寺院よ」$$$$$$

(4)「北極星」から
「彼らを見守ってください」(祈りとバルカロール)(イタリア語)*
「ああ、幸せな日々」#
「ラ、ラ、ラ、大好きなアリア!」(イタリア語)+

(5)「ディノラ」から
「軽やかな影」(イタリア語)*
「軽やかな影」(ドイツ語)**
「狩りへ、狩りへ」#
「ああ!私の後悔があなたの報復になればいい」(イタリア語)##

(6)「アフリカの女」から
「私の膝の上に … ああ!私は死ぬ、ああ!」*
「王の娘」 **
「私にとってあなたがどれほど愛しいか」***
「ああ、偉大な聖ドミニク」****
「おい、水夫たち … アダマストル、深い波の王は」(イタリア語)#
「素晴らしい土地 … ああ、楽園よ!」 ##
「素晴らしい土地 … ああ、楽園よ!」 ###
「ああ、楽園よ!(断片)」####
「セリカとヴァスコの二重唱の断片」+
「ああ、大きな喜び!」++
「ここから海が見える … ああ、壮麗な寺院よ」+++
「ああ、素敵な色 … 何と言う天の調べ!」(イタリア語) ++++
(1)エクトル・デュフランヌ(Br)1907年*
リズ・ランドゥジ(S)1911年**
ポール・パヤン(Bs) 1910年頃#
ルイーザ・テトラッツィーニ(S) 1913年9月26日##
エレン・ビーチ・ヨー 1899年3月18日

(2) ジュゼッピーナ(ジョセフィーナ)・ウゲット(S) 1906年*
ガエターノ・ピーニ=コルシ(T) 1906年**
ガブリエル・スラクロワ(Br) 1900年7月***
アンリ・アルベール(Br) 1912年****
カロリーナ・ラッザーリ(Ms) 1917年#
ジャヌ・メレイ(S) 1904年12月##
セシル・メルギリエ(S) 1905年###
ガブリエル・リッテ=シャンピ(S) 1924年####
ガエターノ・ピーニ=コルシ(T) 1906年+
イポリート・ベロム(Bs) 1908年++
セザール・ヴェッツァーニ(T) 1912-13年ころ+++
マックス・ブヴェ(Br) 1903年3月++++
ダニエル・ヴィノー(Bs) 1907年+++++

(3)ベルト・オギュエ・ドゥ・モンタラン(S) 1909年3月24日*
ポール・パヤン(Bs)、ウジェーヌ・フレヴィーユ(Bs)、ベルナール・ブサゴル(Bs) 1910年12月23日**
アントーニオ・アランブーロ(T) 1901年***
アギュスタレッロ・アフル(T)、ウジェーヌ・フレヴィーユ(Bs)、リュシアン・リゴ(Bs)、アンリ・ルキアン(Bs)、アルマン・ナルソン(Bs) 1908年****
フェリア・リトヴァンヌ(S) 1912年#
ザビーネ・カルター(S) 1923年4月13日##
ルイ・レステリ(Br) 1914年1月14日###
マリー・ラファルグ(S)、レオン・ベイル(T) 1912年12月5日####
リズ・ランドゥジ(S)、アメリ・タレクシス(S)、ガストン・デュボワ(T)、ティナ・デュボワ=ロジェ(Ms)、ジョルジュ・レジス(T)、リュシアン・リゴ(Bs)、エティエンヌ・ビロ(Bs)、1907年#####
ガストン・ドゥ・プメラク(T)、ルイ・ナンセン(T)、アンリ・ダンジェ(Br)、イポリート・ベロム(Bs) 1909年+
ベルト・オギュエ・ドゥ・モンタラン(S)、合唱 1908年12月2日
ピエール・ゲラール(Bs) 1904年++
レオン・メルシセデク(Br) 1907年+++
エクトル・デュフランヌ(Br)、合唱 1907年++++
ジーノ・マルティネス=パッティ(T)、チェーザレ・プレーヴェ(Bs) 1905年+++++
レオン・エスカライス(エスカレ)(T) 1905年$
アギュスタレッロ・アフル(T) 1906年$$*
ルイ・レステリ(Br) 1916年4月18日$$
ピエール・ダシ(Bs)、合唱 1909年$$$
マリー・ラファルグ(S)、レオン・ベイル(T) 1912年12月18日$$$$
アントワネット・ロト=ブリュン(S)、合唱 1905年$$$$$
オデット・カーリル(S) 1911年7月3日$$$$$$

(4) ロサリア・カリア(S) 1900年*
ポル・プランソン(Bs) 1908年4月14日#
イヴォンヌ・ドゥ・トレヴィーユ(S) 1916年+

(5)エルヴィーラ・デ・イダルゴ(S) 1924年3月20、22日*
マルガレーテ・ジームス(S) 1903年**
ジュスト・ニヴェット(Bs) 1908年#
マリオ・アンコーナ(Br) 1908年3月20日##

(6)ローザ・ポンセル(S) 1925年1月14日*
ガブリエル・スラクロワ(Br) 1904年**
アメリ・タレクシス(S)、ガストン・デュボワ(T) 1907年***
アントワネット・ロト=ブリュン(S) 1905年****
リカルド・ストラッチャーリ(Br) 1925年3月23日#
ポール・ダンジェリ(T) 1910年##
レオン・ベイル(T) 1905年###
ジャン・ド・レスケ(T) 1901年3月15日####
リュシエンヌ・ブレヴァル(S)、ジャン・ド・レスケ(T) 1901年3月15日+
アメリ・タレクシス(S)、ガストン・デュボワ(T) 1907年++
バルバラ・ケンプ(S) 1917年+++
チェレスティーナ・ボニンセーニャ(S) 1905年++++

録音:1899-1925年、ADD、229'13
マイヤベーア・オン・レコード、第1 集(53009-2 3CD)に続き、マイヤベーア没後150 周年記念の2014年に第2 集が発売。今回は第1 集に収録された主要3 作、「悪魔ロベール」、「ユグノー」、「預言者」を除いた諸作からのアリアなどが収録されている。マイヤベーアの遺作「アフリカの女」からの録音が多く収録されているが、「北極星」や「ディノーラ」など、今日ではあまり取り上げられない作品の録音も多く、20 世紀初頭にはマイヤベーアのオペラがまだ高い人気を誇っていたことが伺える。最古の録音は1899年、まだ19 世紀のもの。新しくても1925年という、Marston らしい発掘精神に溢れた内容である。歌手は、今でこそ歴史に名が埋もれてしまった人が多いが、いずれも当時のスター歌手ばかりで、スタイルの違いや録音の古さを超えて訴えかけてくるものがある。

MARS-53014-2(3CD)
エジソンの遺産・第2集
(1)ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜世のむなしさを知る神/「アイーダ」〜ああ祖国よ
(2)マスカーニ:「イリス」−悲しい夢を見た
(3)グノー:「ファウスト」−宝石の歌(イタリア語)
(4)グノー:「ファウスト」−清らかな住まい(イタリア語)
(5)ヴェルディ:「仮面舞踏会」−お前だったのか
(6)ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―穏やかな夜
(7)ヴェルディ:「運命の力」−平安を!
(8)ヴェルディ:「アイーダ」−勝って帰れですって
(9)ビゼー:「カルメン」−花の歌(イタリア語)
(10)ワーグナー:「ローエングリーン」−遥かな国(イタリア語)
(11)ドニゼッティ:「ファヴォリータ」−ああ、私のフェルナンド
(12)ベルリオーズ:「カルタゴのトロイアの人々」−ティルスの人々よ
(13)サン=サーンス:「サムソンとデリラ」−あなたの声に私の心は開き
(14)マスネ:「ウェルテル」−ウェルテル!(手紙の歌)
(15)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−陰口の歌
(16)ベッリーニ:「夢遊病の女」−ああ、心地よい土地よ、お前を再び見ている
(17)ベッリーニ:「夢遊病の女」−そよ風がうらやましい
(18)プロッホ:アリアと変奏 Op.64
(19)アルディーティ:魅力的な女
(20)ワーグナー:「神々の黄昏」−無愛想な小人はミーメといった
(21)マイヤベーア:「ディノーラ」−あなたは仕返しをされた(イタリア語)
(22)ヴェルディ:「オテッロ」−イヤーゴの信条
(23)サロモン:恍惚
(24)ヴェルディ:「トロヴァトーレ」−不実な女め!
(25)ヴェルディ:「アイーダ」−再び君に会えた
(26)グノー:「ファウスト」−主よ、あなたの卑しい僕を(教会の場面 イタリア語)
(28)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−空は微笑み
(29)ビゼー:「真珠採り」−私には再び聞こえるように思われる(イタリア語)
(30)フロトー:「マルタ」−愛に満ちて彼女は私の前に現れた(夢のごとく イタリア語)
(31)マスカーニ:「友人フリッツ」−恋よ、心の美しき光よ
(32)ワーグナー:「ローエングリーン」−沈鬱な日々にひとり
(33)ワーグナー:「タンホイザー」−全能の聖処女様
(34)ヴェルディ:「アイーダ」−勝って帰れですって
(35)ヴェルディ:「オテッロ」−夜も更けた
(36)レオンカヴァッロ:「道化師」−よろしいですかな?
(37)ヴェルディ:「アイーダ」−勝って帰れですって,それが運命だった
(38)マスネ:「エロディアード」−彼は天のように美しい(イタリア語)
(39)ボーイト:「メフィストーフェレ」−ある夜、深い海に
(40)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−マンマ、あなたも知る通り、
(41)プッチーニ:「蝶々夫人」−ある日、見ることでしょう
(1)(2)(3)アデリーナ・アゴスティネッリ(S) /録音:(1)1910年11月15日、(2)1912年6月、(3)1912年6月10日

(4)カルロ・アルバーニ(T)/録音:1911年7月4日

(5)オレステ・ベネデッティ(Br)/録音:1911年6月30日

6)(7)(8)チェレスティーナ・ボニンセーニャ(S) /録音:(6)1911年4月11日、(7)1911年4月、(8)1911年4月4日

(9)(10)イタロ・クリスタッリ(T)/録音:(9)1910年11月1日、(10)1910年11月3日

(11)(12)エレオノーラ・デ・シスネロス(Ms)
録音:(11)1910年3月19日、(12)1912年6月4日

(13)(14)マリー・ドゥルナ(A)/録音:1912年6月5日

(15)(16)アンドレス・デ・セグロラ(Bs)/録音:1910年10月

(17)マリア・ガルヴァニ(S)、ウンベルト・マクネス(T) /録音:1910年10月26日

(18)(19)マリア・ガルヴァニ(S)/録音:(18)1910年10月20日ロンドン、(19)1910年10月21日

(20)ハインリヒ・ヘンゼル(T)/録音:1911年3月28日

(21)(22)(23)ジュゼッペ・カシュマン(Br)/録音:(21)(23)1910年11月2日、(22)1910年10月31日ロンドン

(24)パオラ・コラレク(S)、カルロ・アルバーニ(T)、オレステ・ベネデッティ(Br)/録音:1911年7月5日

(25)パオラ・コラレク(S)、カルロ・アルバーニ(T)/録音:1911年7月4日

(26)パオラ・コラレク(S)、ポンピーリオ・マラテスタ(Bs)/録音:1911年7月7日

(28)(29)(30)(31)ウンベルト・マクネス(T) /録音:(28)(29)1910年10月31日、(30)(31)1910年11月3日

(32)(33)(34)マリー・ラポルト(S) /録音:1910年7月

(35)レオ・スレザーク(T)、マリー・ラポルト(S) /録音:1911年4月7日

(36)ドメニコ・ヴィリョーネ=ボルゲーゼ(Br) /録音:1912年6月12日

(37)(38)(39)(40)(41)カロリーナ・ホワイト(S)、エレオノーラ・デ・シスネロス(Ms) /録音:1910年7月18−21日
marstonによるエジソンの遺産、第1集(52042-2)の続編の第2集が登場。蓄音機が発明王エジソンによって実用化されたのは有名である。だが音楽録音を軽視していたエジソンは録音産業に乗り遅れ、その間に針が横震動の円盤録音が広まってしまいます。1910年代になってエジソンはダイヤモンド・ディスクで巻き返しに出ます。これは縦震動式の円形音盤をダイヤモンド針で再生するもので、音質の良さが売りでした。しかし高額だったこと、縦震動のためディスクが厚くかさばること、先行したヴィクターやコロムビアが大物アーティストを押さえていたことなどから、十分な成果を収められず、電気式録音時代に入って間もなく消滅してしまいました。エジソン・ディスクの録音は同時期の他社の録音に比べ、スクラッチノイズと歪みが少なく、帯域も広めで、音がより自然に聞こえます。百年前のマイクを用いていない録音であれば、かなり良い音質と言えるでしょう。
この第2集には、今日でも有名な歌手はごく少ない(レオ・スレザークくらいだろう)ですが、いずれも20世紀初頭に活躍した名歌手たちである。エジソン・ディスクで聞けば、昔の歌手の歌は古くさくて楽しめないという偏見が取り除かれることでしょう。
MARS-53015-2(3CD)
ヨハンナ・ガトスキ/1910年〜1917年ビクター録音集とメープルソン・シリンダー録音集Vol.2 ヨハンナ・ガトスキ(S)
ドラマティック・ソプラノのガトスキ(1872-1932)全録音集の第2集。ワーグナーやヴェルディのアリアの他、03年メトでのライヴ録音を含む。
MARS-53016-2(3CD)
ラウル・フォン・コチャルスキ全録音集第2集1930−1939年
■Homocord社録音1930年9月頃、ミラノ
バッハ:イギリス組曲第3番BWV808〜ガヴォットト短調
モーツァルト:ドイツ舞曲変ロ長調K.600-3
モーツァルト:ドイツ舞曲ヘ長調K.602-2
ショパン:前奏曲イ長調Op.28-7
 ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
 前奏曲変ニ長調Op.28-15「雨だれ」
 子守歌変ニ長調Op.57
 練習曲変ト長調Op.10-5「黒鍵」
 練習曲変ト長調Op.25-9「蝶々」
 練習曲ヘ短調Op.25-2
 練習曲ヘ長調Op.25-3
 ピアノ・ソナタ第2番〜第3楽章
■Electrola /His Master's Voice社録音1937年3月17日、ベルリン
ショパン:3つのエコセーズOp.72-3(ニ長調,ト長調,ニ長調)
 マズルカヘ長調Op.68-3
 夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2
 ポロネーズ変イ長調Op.53「英雄ポロネーズ」
 スケルツォ変ロ短調Op.31
■Deutsche Grammophon/ Polydor社録音1938年6月28、29日、ベルリン
ショパン:子守歌変ニ長調Op.57
 即興曲嬰ヘ長調Op.36
 幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
 夜想曲変ホ長調Op.9-2
 12の練習曲Op.10
 12の練習曲Op.25/練習
曲変イ長調/練習曲変ニ長調
 練習曲ヘ短調/ワルツ変イ長調Op.34-1
 ワルツ変イ長調Op.69-1「別れのワルツ」
■Deutsche Grammophon/ Polydor社録音1939年6月10、12、19日、ベルリン
ショパン:ワルツ変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
 ワルツイ短調Op.34-2/ワルツヘ長調Op.34-3
 ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
 ワルツ変イ長調Op.64-3
 ワルツ変ト長調Op.70-1
 24の前奏曲Op.28
 前奏曲変イ長調/前奏曲嬰ハ短調Op.45
 バラードヘ長調Op.38/バラード変イ長調Op.47
 バラードヘ短調Op.52
■Deutsche Grammophon/ Polydor社録音1939年11月17日、ベルリン
ショパン:バラードト短調Op.23
 夜想曲ロ長調Op.32-1
 夜想曲ハ短調Op.48-1
ラウル・フォン・コチャルスキ(P)
第1 集 52063-2(2CD)に続くポーランドのピアニスト、ラウル・フォン・コチャルスキの第2 集。今回は1930 年代のミラノとベルリンの録音。ラウル・フォン・コチャルスキ(1885−1948)は、ショパンの愛弟子カロル・ミクリの高弟で、つまりショパンの孫弟子。しかし直系ということを抜きにしても、柔らかな音色で豊かな香りを振りまく彼のショパンはたいへん優美で魅力に溢れている。いつもながらMarston の丁寧な復刻は見事なもので、全盛期のコチャルスキの美感が伝わってくる。

MARS-53021(3CD)
ウィリアム・カペル放送用録音および演奏会ライヴ録音
(1)バッハ:組曲イ短調BWV818/モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330/ショパン:マズルカヘ短調Op.63-2/ブラームス:間奏曲変イ長調Op.76-3
(2)ショパン:夜想曲変ロ短調Op.9-1/シューマン:ロマンス嬰ヘ長調Op.28-2/ドビュッシー:グラナダの夕暮れ/ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34―第24番ニ短調Op.34-24,第10番嬰ハ短調Op.34-10,第5番ニ長調Op.34-5/ナポレターノ:猫/パルマー:トッカータ・オスティナート
(3)R.シュトラウス:ブルレスケニ短調
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番(旧第16番)変ロ長調K.570/グラナドス:マハとサヨナキドリ
シューベルト:12のレントラーD.790Op.171―第8番変イ短調,第11番変イ長調/チェイシング:トリッキー・トランペット/ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58の第3楽章冒頭
(5)ドビュッシー:子供の領分(全6曲)/リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調
(6)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(7)バッハ(ブゾーニ編):さあ来てください、異邦人の救い主よBWV659/ドビュッシー:ベルガマスク組曲(全4曲)/
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調/ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.6-2/ファリャ:「三角帽子」―粉屋の踊り
(8)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330―第3楽章/メンデルスゾーン:無言歌Op.67-2「失われた幻影」
(9)バッハ:4つのクラヴィーアのための協奏曲イ短調BWV1065
(10)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
ウィリアム・カペル(P)

(1)録音:1947年3月21日ニューヨーク
(2)録音:1945年2月28日ニューヨーク
(3)フリッツ・ライナー(指)
 ピッツバーグSO
 録音:1948年2月1日ピッツバーグ
(4)録音:1952年6月9日ニューヨーク
(5)録音:1952年6月15日ニューヨーク
(6)ユージン・オーマンディ(指)
 フィラデルフィアO
 録音:1944年10月28日フィラデルフィア
(7)録音:1951年10月17日コネチカット州ニューロンドン
(8)録音:1950年5月20日ニューヨーク
(9)ロザリン・トゥレック(P)、
 ユージン・リスト(P)、
 ジョゼフ・バッティスタ(P)
 ミルトン・カティムズ(指)
 NBC弦楽合奏団
録音:1950年5月20日ニューヨーク
(10)ファイン・アーツQ
 【レナード・ソーキン(Vn)、
 ジョゼフ・ステパンスキ(Vn)、
 シェパード・レーンホフ(Va)、
 ジョージ・ソプキン(Vc)】
録音:1951年11月21日シカゴ
20世紀後半の最も偉大なピアニストの一人になるはずだったウィリアム・カペル(1922―1953)。若くして絶大な人気を誇ったカペルは、しかし飛行機事故でわずか31歳で亡くなってしまった。当然残された商業録音はそれほど多くはない。今日でもカペルの人気は高く、演奏会のライヴ録音や放送用の録音は貴重である。marstonが1944年から1952年までのそうした録音を4時間弱ほど集め、CD3枚にまとめた。お得意の曲から珍しいアンコールピース、協奏曲や室内楽曲まで、様々なカペルの姿を聞くことができる。録音状態はまちまちだが、若くして亡くなった天才の芸術を偲ぶに支障はないだろう。
※実際の商品のトラックリスティングに誤りがあります。
・CD2トラック6シューベルト:12のレントラーD.783Op.171〜誤:第7番変イ短調→正:第8番変イ短調
・CD2トラック7シューベルト:12のレントラーD.783Op.171〜誤:第12番変イ長調→正:第11番変イ長調

MARS-53022-2(3CD)
1940年代のラフマニノフ録音集


(1)ラフマニノフ:交響的舞曲〜各曲の断片(曲順に修正約27分)
(2)ラフマニノフ:交響的舞曲
(3)ラフマニノフ:交響詩「死の島」
(4)ラフマニノフ:交響曲第3番
(5)ロシア民謡(ラフマニノフ編):私の頬紅よ
(6)ラフマニノフ:3つのロシアの歌Op.41
(7)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
(8)ラフマニノフ:イタリアのポルカ
(9)ロシア民謡:ブブリチキ
(10)ブラームス:バラードニ長調Op.10-2〜断片
(11)リスト:バラード第2番ロ短調〜部分
(12)ラフマニノフ:交響的舞曲〜各曲の断片(無修正)
(1)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
  録音:1940年12月21日
(2)ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO
  録音:1942年12月20日ニューヨーク
(3)ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
  録音:1943年4月2日フィラデルフィア
(4)ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO
  録音:1942年12月21日ニューヨーク
(5)ナジェージダ・プレヴィツカヤ(歌)
セルゲイ・ラフマニノフ(P)
  録音:1926年2月22日ニューヨーク・シティ
(6)レオポルド・ストコフスキー(指)アメリカSO,スコラ・カントルム
  録音:1966年12月18日ニューヨーク・シティ
(7)ベンノ・モイセヴィッチ(P)、エイドリアン・ボールト(指)BBC響
  録音:1946年9月14日ロンドン
(8)セルゲイ・ラフマニノフ(P)、ナタリア・ラフマニノフ(P)
  録音:1942年頃
(9)ラフマニノフの友人たち(合唱)、セルゲイ・ラフマニノフ(P)
  録音:1942年頃
(10)(11)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
  録音:1931年12月5日フィラデルフィア
(12)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
  録音:1940年12月21日
1940 年代のラフマニノフ関係の様々な貴重な録音が収録されています。ラフマニノフ自身が弾く交響的舞曲の断片は、 1941 年 1 月 3 日の初演(オーマンディ指揮フィラデルフィアO)の半月ほど前におそらくオーマンディの家でラフマ ニノフが弾いたもの。6 つの断片を、曲順に従って並び替えたものと無修正なものの 2 種収録。ミトロプーロスが指揮する交 響的舞曲と交響曲第3 番のライヴ録音はおそらくこれが初出。非常に白熱した名演です。オーマンディ指揮フィラデルフィ アOによる「死の島」は、 1943 年3 月28 日のラフマニノフの死の5 日後の追悼演奏。演奏前のオーマンディによる 弔辞も収録されています。波乱の生涯で知られるロシアの民謡歌手、ナジェージダ・プレヴィツカヤによって「私の頬紅よ」を知 ったラフマニノフは、それを3 つのロシアの歌の第3 曲に用いた。その他私的録音や、ベル研究所の試験録音など、貴重な 音源満載の204 分、ラフマニノフ・マニアには狂喜乱舞の3CD でしょう。
MARS-53024-2(3CD)
19世紀のフランスのバリトンたち 第1集

■レオン・メルシセデク(Br)
(1)トマ:「カイド」―私は理解している/ご婦人方のいとしい子が
(2)トマ:「カイド」―私は理解している/ご婦人方のいとしい子が
(3)グノー:「ファウスト」〜眠ったふりをせずに(2 種)/私の言うことをよく聞きなさい、マルグリートよ
マイヤール:「村の竜騎兵」―竜騎兵が長い道のりを/目を覚ます賢人が
ド・リール:ラ・マルセイエーズ
(4)ロッシーニ:「ギヨーム・テル」―じっと動かずに(練習風景 2 種)
ド・リール:ラ・マルセイエーズ
(5)マイヤベーア:「アフリカの女」〜王たちの娘よ/アダマストール、深海の王が
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜お前だったのか(フランス語)
ヴェルディ:「リゴレット」〜旦那方よ、ご容赦を(フランス語)
(6)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ窓辺においで(フランス語)
グノー:「ロメオとジュリエット」〜ようこそ私の館に、友たちよ/さあ、若者たちよ
■ジャン・ラサール(Br)
(7)(7サン=サーンス:アスカニオ〜若い者たちよ、私は君たちを悪く思ってはいない/ピエルネ:君は知っているかい?/ルビンシテイン:夢 Op.8-5/マスネ:「ラホールの王」〜私の未来の約束よ(2 種)/ ワーグナー:「タンホイザー」〜ああ お前よ、私の優しい夕星よ(フランス語)/ ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇が/シューマン:「リーダークライス」 Op.39〜異郷にて(フランス語)/ マセ:「ポールとヴィルジニー」〜鳥が飛び立つ/マスネ:歌曲集「愛の詩」〜君の青い目を開けて(2 種)/ モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜窓辺においで(2 種 フランス語)/マスネ:プロヴァンス地方の歌/ マルティーニ:愛の喜び/シャミナード:秋の愛/マスネ:もし君が望むなら、かわいい人よ/デュポン:モミの木
(8)マスネ:秋の思い
(9)マスネ:プロヴァンス地方の歌/シャミナード:秋の愛/マスネ:もし君が望むなら、かわいい人よ(2 種)/サロモン:忘我/フォントゥナイユ:二つの心/マルティーニ:愛の喜び
(10)シャミナード:秋の愛 (1905年3月13 日)/ピエルネ:君は知っているかい? (1905年3月20 日)
■マックス・ブヴェ(Br)
(10)イズワール:「ジョコンド」〜極度の狂乱の中で/アダン:クリスマスの歌/ グレトリー:「獅子心王リシャール」〜ああリシャールよ、私の王よ/ マイヤベーア:「プロエルメルのパルドン祭(ディノーラ」〜ああ!私の後悔は あなたに復讐する/ トマ:「アムレ(ハムレット)」〜地獄の亡霊が/グノー:夕べ/ドリーブ:「ラクメ」〜ラクメよ、お前のやさしい眼差しが曇る
(11)ドリーブ:「ラクメ」―ラクメよ、お前のやさしい眼差しが曇る
(12)フォル:キリストの十字架像(2 種) 共演:アルベール・ヴァゲ(T)
(13)グノー:「フィレモンとボシス」〜なんと幸福な夢/ ワーグナー:「タンホイザー」〜ああ お前よ、私の優しい夕星よ(フランス語)/イズワール:「ジョコンド」〜極度の狂乱の中で
■モーリス・ルノー(Br)
(14)ビゼー;「カルメン」〜あなたがたの乾杯に(闘牛士の歌)/ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇が
グノー:夕べ/レイエ:「シギュール」〜そして君、フレイアよ/ ワーグナー:「タンホイザー」〜ああ お前よ、私の優しい夕星よ(フランス語)
(15)ビゼー;「カルメン」〜あなたがたの乾杯に(闘牛士の歌 2 種)/マスネ:「ラホールの王」〜私の未来の約束よ/ ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇が/グノー:夕べ/ ドニゼッティ:「ラ・ファヴォリート」〜レオノールよ、来なさい、私は神を捨てる/ レイエ:「シギュール」〜そして君、フレイアよ/ ワーグナー:「タンホイザー」〜ああ お前よ、私の優しい夕星よ(フランス語)
■補遺:ジャン=バティスト・フォルの歌と伝えられるシリンダー録音
(16)ドニゼッティ:「ラ・ファヴォリート」〜あるかざるの庭園!/レオノールよ、来なさい、私は神を捨てる
アダン:クリスマスの聖歌
(1)THE GRAMOPHONE COMPANY 1899年7月 (P伴奏)
(2)PATHE CYLINDERS パリ 1899年11月頃 (無伴奏)
(3)PATHE シリンダー録音:パリ 1902年 (P伴奏)
(4)INTERNATIONAL ZONOPHONE パリ 1902年11月頃 (P伴奏)
(5)ASSOCIATION PHONIQUE DES GRANDS ARTISTES パリ 1907年3月頃(管弦楽伴奏)
(6)ASSOCIATION PHONIQUE DES GRANDS ARTISTES パリ 1908年11月頃(P伴奏)
(7)PATHE CYLINDERS パリ 1902年12月頃 (P伴奏)
(8)PATHE CELESTE CYLINDERS パリ 1903年(管弦楽伴奏)
マスネ:秋の思い
(9)ODEON DISCS パリ 1904年10月(P伴奏)
(10)PATHE CYLINDERS パリ 1903年3月頃(P伴奏)
(11)PATHE CYLINDER パリ 1904年4月頃(P伴奏)
(12)PATHE CYLINDERS パリ 1904年12月(P伴奏)(P伴奏)
(13)PATHE CENTER-START DISCS パリ 1907年10月(管弦楽伴奏)
(14)PATHE CYLINDERS パリ 1902年11月頃(P伴奏)
(15)PATHE CENTER-START DISCS パリ 1906年9月頃(P伴奏)
(16)パリ 1900年頃(P伴奏)
Marston がまた貴重な内容のCD を発売した。「19 世紀のフランスのバリトンたち 第1 集」と題されたこの3CD には、1900 年前後に録音されたフランスのバリトン歌手隊の歌が収録されています。 レオン・メルシセデク(1843-1925)は 1870、80 年代を中心にパリで大活躍したバリトン。マスネの「ル・シド」初演で国王を歌 っています。 ジャン・ラサール(1847-1909)はリヨン出身のバリトン。1872 年に歌劇座でデビューして以来、歌劇座、コヴェントガーデ ン歌劇場、メトロポリタン歌劇場で活躍した。マスネ「ラホールの王」のシンディア、グノー「ポリュークト」のセヴェル、トマ「フラ ンソワーズ・ド・リミニ」のマラテスタ、サン=サーンス「アンリ8 世」のタイトルロールを初演で歌った。 マックス・ブヴェ(1854-1943)はパリやブリュッセル、ロンドンで活躍したバリトン。ラロ「イスの王様」のカルナック王子、サン= サーンス「アンリ8 世」のブロワ主教を初演で歌った。 ジャン=バティスト・フォル(1830-1914)は 19 世紀後半のフランスで最も重要なバリトン。マイヤベーア「アフリカの女」のネリ ュスコ、ヴェルディ「ドン・カルロス」のロドリーグ、トマ「アムレート(ハムレット)」のタイトルロールなど多数の歌劇の初演で歌 っています。フォルの歌と伝えられる 2 つのシリンダー録音のうち、解説では「ラ・ファヴォリート」のアリアは別人だろうと否定 的、アダンの「クリスマスの聖歌」は肯定的な見解をしています。 120 年ほどの前の録音だが、Marston の常で良質な復刻により聞きやすい音に仕上がっており、ほとんど歴史の中に存在だ った名バリトンの歌を楽しむことができます。
MARS-53025-2(3CD)
「ヴィルヘルム・ケンプ1923-1925年ベルリン アコースティック録音全集
(1)バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ第3 番嬰ハ長調 BWV.848
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ第5 番ニ長調 BWV.850
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971〜第3楽章
バッハ(ケンプ編):カンタータ 「私たちはあなたに感謝する、神よ」 BWV.29〜序曲
(2)バッハ:フルートとチェンバロの為のソナタ 変ホ長調 BWV.1031〜シシリエンヌ
グルック(ブラームス編):「アウリスのイフェジェニー」―ガヴォット
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26「葬送」
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」
(3)ベートーヴェン:バガテル ハ長調 Op.33-5
(4)ベートーヴェン:ロンド ト長調 Op.51-2
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
(5)ベートーヴェン:エコセーズ 変ホ長調 WoO86
(6)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1 番ハ長調 Op.15
(7)メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調 Op.16-2
無言歌 イ長調 Op.102-5
無言歌 ハ長調 Op.102-6
シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7
ブラームス:ラプソディ 変ホ長調 Op.119-4
ヴィルヘルム・ケンプ(P)

(1)録音:1923年1月 ドイツ ベルリン
(2)録音:1924年7月 ドイツ ベルリン
(3)録音:1923年1月 ドイツ ベルリン
(4)録音:1924年7月 ドイツ ベルリン
(5)録音:1923年1月 ドイツ ベルリン
(6)ベルリン国立歌劇場O(指揮者不明) 録音:1925年3月 ドイツ ベルリン
(7)録音:1924年7月 ドイツ ベルリン
20世紀の偉大なピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)の最初期のアコースティック録音全集。ケンプはほぼ 20世 紀を生き切り、録音活動は実に60年に渡った。戦後は DG の看板ピアニストとして膨大な録音を残し、ステレオ録音も多 数。しかしそれがゆえに戦前のケンプ30代 40代の録音はあまり顧みられることがなく、復刻があってもほとんどは 1940年 前後のものばかり。しかしケンプは既に1920 年代には極めて優秀なピアニストとして認められていた。今回marston は1923年から1925年のベルリンでの録音をすべて復刻。そこにはベートーヴェンのピアノ・ソナタが 8曲、協奏曲が1曲、その他 バッハやメンデルスゾーンなど、ケンプの得意曲が並んでいます。30 歳前後のケンプのピアノは喇叭吹き込みの貧弱な音から でも極めて卓越していたことが感じられます。総じて速いテンポで明確かつ集中力のある音楽を奏でており、ケンプが当時とし ては極めて新鮮なピアニストだったことがよく分かる。アコースティック録音ながらウォード・マーストンのいつもながら丁寧な 復刻により十分楽しめるでしょう。
MARS-53026-2(3CD)
ロバート・ゴールドサンド(1911-1991)/失われたリサイタル集
(1)クレメンティ:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.25-5/グアルニエリ:ピアノ・ソナティーナ第3番 「ト音記号で」
(2)ショパン:新しい練習曲第1番ヘ短調/練習曲 ヘ短調 Op.25-2/ 練習曲 ヘ長調 Op.10-8/練習曲 ヘ長調 Op.25-3/ 練習曲 イ短調 Op.10-2/練習曲 イ短調 Op.25-11「木枯らし」/練習曲 ホ長調 Op.10-3/練習曲 嬰ト短調 Op.25-6/ 新しい練習曲第2番変イ長調/練習曲 ハ短調 Op.10-12「革命」
(3)ショパン:練習曲 変ト長調 Op.10-5「黒鍵」/練習曲 変ト長調 Op.25-9「蝶々」 /ゴドフスキー:ショパンの練習曲による学習曲集〜「からかい合い」/ショパン:舟歌 変二長調 Op.57/ワルツ 変イ長調 Op.42
(4)ショパン(ロザンタル編):ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」/モーツァルト:ジーグ ト長調 K.574
(5)シューベルト(ガンツ編):「ロザムンデ」からのバレエ音楽/(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78
(7)シューマン:ノヴェレッテ 嬰ヘ短調 Op.21-8(短縮)
(8)ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲(短縮)
(9)ラフマニノフ:前奏曲 変ホ短調 Op.23-9/前奏曲 変ロ長調 Op.23-2/前奏曲 ト長調 Op.32-5/前奏曲 ト短調 Op.23-5/前奏曲 ロ短調 Op.32-10
(10)リスト:パガニーニによる6つの大練習曲 S.141
(11)ショパン:ポロネーズ ハ短調 Op.40-2/モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の「あそこで手を取り合って」による変奏曲 Op.2/プロコフィエフ:前奏曲 ハ長調 Op.12-7/行進曲 ヘ短調 Op.12-1/アルベニス:「イベリア」〜トリアーナ
(12)ヘンデル:組曲第2番ヘ長調〜第2楽章
(13)ゴドフスキー:ヨハン・シュトラウス「こうもり」の主題による交響的変容
(14)バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
(1)録音:1977年9月30日 米国 ニューヨークシティ
(2)録音:1975年7月23日 米国 ニューヨーク州 シラキュース
(3)録音:1977年9月30日 米国 ニューヨーク市
(4)録音:1975年7月23日 米国 ニューヨーク州 シラキュース
(5)録音:1978年11月27日 米国 ニューヨーク市
(6)録音:1960年頃 英国 ロンドン
(7)録音:1956年10月17日 米国 ニューヨーク市
(8)録音:1952年頃 Concert Hall Society 録音
(9)録音:1963年4月30日 米国 ニューヨーク市
(10)録音:1956年1月24日 米国 ニューヨーク市
(11)録音時期場所不明
(12)録音:1956年1月24日 米国 ニューヨークシティ
(13)録音:1964年頃 Desto 録音
(14)録音:1960年12月9日 米国 ニューヨークシティ
ウ¥ィーン生まれで米国で活躍したピアニスト、ロバート・ゴールドサンドの貴重なライヴ録音集。ロバート・ゴールドサンドは 1911年3月17日、ウィーン生まれ。ウィーンで学んだ後、欧州で評判となり、そして1927 年、ニューヨークでの演奏会で米 国初登場。1930 年代初頭まで精力的に演奏会をこなしていたが、1935 年から40年までアルプスの麓で休養。しかし祖国 オーストリアがナチのドイツに併合され、米国に移住し市民権を得た。1950 年代以降は教職も引き受けるが、演奏活動は継 続した。彼のレパートリーはバッハから彼の同時代の作曲家の作品まで広く、特に同時代の作曲家の作品を積極的に取り 上げた。 ゴールドサンドは疑いなく20世紀半ばの名ピアニストの一人だった。ゴドフスキーの難曲「からかい合い」を(原曲のショパン の「黒鍵」と「蝶々」の後で)難なく弾きこなせるほど技術力は高く、音色はすこぶる美しく、そして音楽に詩情が宿っています。 なにせ CD1冒頭のクレメンティのソナタの、透明な響きがキラキラと輝きながら弾けるような演奏だけでも、彼を初めて聞くピ アノ好きは目を見張るでしょう。 にもかかわわらず彼の録音は極めて少ない。おそらく彼のCD は1枚も出ていなかったのではないだろうか。そこにmarston が、ニューヨークでのリサイタルのライヴ録音や放送録音、マイナーレーベルへの録音の復刻などを CD3枚たっぷり集め た。ゴールドサンドの素晴らしさを理解するには、とにかく聞いてみるのが一番でしょう。また一つ marston が見事な仕事を成 し遂げてくれた。
※CD1に不良が見付かったため、差し替えCD が付けられています。
※1970年代のライヴ録音にはステレオと思しきものも含まれますが、ピアノの音はほとんど左右に広がらず、実質モノラルと ご理解ください。


MARS-54003-2(4CD)
ウラディーミル・ド・パハマン/全録音集
■GRAMOPHONE AND TYPEWRITER録音
(1)ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/夜想曲 ト長調 Op.37-2/前奏曲 ト短調 Op.28-22/前奏曲 ヘ長調 Op.28-23/マズルカ 変イ長調 Op.50-2/練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」/ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬」/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2

■GRAMOPHONE COMPANY録音
(2)ショパン:練習曲 Op.10-12 「革命」
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.140
リスト:リゴレット・パラフレーズ
ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2

■VICTOR TALKING MACHINE COMPANY録音、キャムデン
(3)ショパン:夜想曲 ヘ長調 Op.15-1/即興曲 変イ長調 Op.29/前奏曲 ヘ長調 Op.28-23/前奏曲 ニ短調 Op.28-24/練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」/マズルカ 変イ長調 Op.50-2/マズルカ イ短調 Op.67-4/マズルカ ハ長調 Op.33-3/練習曲 ハ長調 Op.10-1/練習曲 ヘ短調 Op.25-2
リスト:華麗なマズルカ/リゴレット・パラスレーズ/
メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67-4 「紡ぎ歌」
シューマン:予言の鳥 Op.82-7
ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2

(4)ショパン:夜想曲 ト長調 Op.37-2/練習曲 ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」/練習曲 ホ短調 Op.25-5/マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3/ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」―第3楽章/練習曲 ハ短調 Op.10-12 「革命」/前奏曲 イ長調 Op.28-7/前奏曲 嬰ハ短調 Op.28-10/前奏曲 ハ短調 Op.28-20/夜想曲 ヘ短調 Op.55-1/ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1/バラード 変イ長調 Op.47
メンデルスゾーン:無言歌 嬰ヘ短調 Op.30-6 「ヴェネツィアの舟歌2」/無言歌 ハ長調 Op.67-4 「紡ぎ歌」

■英COLUMBIA録音、ロンドン
(5)ショパン:即興曲 変イ長調 Op.29/夜想曲 変ホ長調 Op.9-2/マズルカ イ短調 Op.67-4/前奏曲 ヘ長調 Op.28-23/前奏曲 ニ短調 Op.28-24/練習曲 ヘ長調 Op.25-3/前奏曲 変ロ短調 Op.28-16
リスト:ポロネーズ第2番 ホ長調
(6)ショパン:夜想曲 変ニ長調 Op.27-2/マズルカ ハ長調 Op.33-3/練習曲 ヘ長調 Op.25-3/マズルカ ロ短調 Op.33-4/ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58〜第2楽章/ワルツ 変ト長調 Op.70-1/エコセーズ 変ニ長調 Op.72-3-3
シューマン:気まぐれ Op.12-4
リスト:愛の夢第3番 変イ長調/リゴレット・パラフレーズ
ブラームス:カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5/
ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2

■VICTOR TALKING MACHINE COMPANY録音、キャムデン
(7)シューマン:ノヴェレッテ第1番 ヘ長調 Op.21-1
ショパン:即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36/夜想曲 ロ長調 Op.32-1
(8)ショパン:前奏曲 変ニ長調 Op.28-15 「雨だれ」(2種の演奏)
(9)シューマン:ノヴェレッテ ヘ長調 Op.21-1(2種の演奏)/予言の鳥 Op.82-7
メンデルスゾーン:無言歌 イ長調 Op.62-6 「春の歌」

■GRAMOPHONE COMPANY録音、ロンドン
(10)ショパン:即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36/夜想曲 変ニ長調 Op.27-2/夜想曲 ロ長調 Op.32-1(パハマンのコメント付き)/練習曲 ヘ長調 Op.25-3/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/前奏曲 ロ短調 Op.28-6/マズルカ ト長調 Op.67-1/マズルカ 変ロ短調 Op.24-4/マズルカ 変イ長調 Op.50-2
(11)ショパン:ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1/ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬」(2種、共にパハマンの前口上付き)/ワルツ 変イ長調 Op.64-3/ワルツ 変ト長調 Op.70-1
(12)ショパン:前奏曲 ロ短調 Op.28-6/前奏曲 ト長調 Op.28-3/前奏曲 変ニ長調 Op.28-15 「雨だれ」/練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」(パハマンの前口上付き)/夜想曲 ホ短調 Op.72-1/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3/マズルカ イ短調 Op.67-4
メンデルスゾーン:前奏曲 ホ短調 Op.35-1

■ヴェルテ=ミニョン社のピアノ・ロール録音から
ヘンゼルト:ゴンドラ Op.13-2(1925年)
バダジェフスカの乙女の祈りに基づくパハマンの即興演奏(1906年)
ウラディーミル・ド・パハマン(P)

録音:(1)1907年、ロンドン
(2)1909年6月14、22日、ロンドン
(3)1911年11月7、8日
(4)1912年4月25、26日
(5)1915年12月
(6)1916年1月
(7)1923年12月14日
(8)1924年5月26日
(9)1924年9月23日
(10)1925年6月6日
(11)1925年12月15日
(12)1927年11月3日
19世紀後半から20世紀前半にかけての偉大なショパン弾きとして名高いウラディーミル・ド・パハマン(1848−1933)の演奏は、古い録音を超えて21世紀の今なお聞くべき高い内容を持ったもの。柔軟で軽やかなタッチから生まれる繊細かつ自在なショパンは、ショパンがサロンで演奏されていた時代の流儀を受け継いだもので、すごぶるファンタジックなもの。高名かつ長命したことで、19世紀前半生まれの音楽としては異例な数の録音を残したことから、パハマンのピアノを愛する人は世界中におり、日本ではあらえびす=野村胡堂がパハマンの弾くショパンの葬送行進曲を絶賛したことが有名だ。広いホールでグランドピアノを轟かせる現代のショパンに慣れた耳には、パハマンの演奏はかえってとても新鮮に聞こえることでしょう。
パハマンの録音の網羅的全集はこれが初となる。しかも今日では所在が不明になってしまった未発売録音のテストプレスからの録音まで含まれており、完全全集といえよう。パハマンはまた奇人として逸話の多い人で、演奏中ブツブツと呟いたり、演奏の前に前口上や自由な和音を入れたりして、それらが一部の録音に残されているのも楽しいところです。

MARS-54004-2(4CD)
フェルナンド・デ・ルチア Gramophone Company全録音集
(1)トスティ:理想の女
 マスネ:「ウェルテル」−私を目覚めさせないでくれ(イタリア語)
 ヴェルディ:「リゴレット」−女心の歌
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−もし私の名前を
 ジョルダーノ:「フェドーラ」−愛はあなたに禁ずる
 トスティ:マレキアーレ
 コスタ:ナプリタナータ
 プッチーニ:「トスカ」−妙なる調和
 コットラウ:光差す窓
 マスネ:「マノン」−目を閉じて
(2)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−ああ、ローラよ
 バルデッリ:口づけの音に
 ビゼー:「カルメン」−花の歌(イタリア語)
 コスタ:君は僕の人生において死んだ
 ワーグナー:「ローエングリン」−ありがとう、親切な白鳥よ(イタリア語)
(3)ジョルダーノ:「フェドーラ」−年老いた母が,ご覧ください、私は泣いています
 ダンツァ:妖精の目
 ヴェルディ:「トラヴィアータ」−ある幸せな日
 ドニゼッティ:「ファヴォリータ」−神の乙女、天使が
 トスティ:セレナータ/チレア:遠く離れ
 チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」−心は疲れ果て
 グノー:「ファウスト」−もう遅いわ(イタリア語)
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−空は微笑み
(4)ワーグナー:「ローエングリン」−香りが感じられないのですか?,あの方は戻ってきますが(イタリア語)
 ビゼー:「真珠採り」−私の友の(イタリア語)
 トマ:「ミニョン」−さようなら、ミニョン!,彼女は信じなかった,ああ!あなた
の心は(イタリア語)
(5)グノー:「ファウスト」−この清らかな住まい(イタリア語)
 ビゼー:「真珠採り」−まだ聞こえるように思われる,あなたの心は私の心を理解していない(イタリア語)
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−この金属を思うと,ああ、何という衝撃
 ヴェルディ:「トラヴィアータ」−燃える心に,パリを離れて
 ヴェルディ:「リゴレット」−愛は心の太陽
(5)フェティス(伝ストラデッラ):主よ、憐れみを
ドニゼッティ:「愛の妙薬」−これが魔法の液体さ
 マスネ:「マノン」−目を閉じれば(イタリア語)
 ワーグナー:「ローエングリン」−ありがとう、愛する白鳥よ,決して問うてはならない,甘美な歌も止み(イタリア語)
 ビゼー:「カルメン」−母にまた会える,お前の投げたこの花は(イタリア語)
 グノー:「ファウスト−「遅すぎるわ」

(6)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」−彼女の安らぎは,私の宝のあの方を
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−空は微笑み,もし私の名前を,ああ!何という衝撃
 グノー:「ロメオとジュリエット」−ああ、太陽よ、昇れ(イタリア語)
 ベッリーニ:「夢遊病の女」−取っておくれ、君に贈るこの指環は,微風に嫉妬する,ああ、どうして君を憎めないのか,
 ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」−穏やかな晩に
(7)バルテレミ:恋慕う口に,悲しい帰還,晴れ晴れと
 コスタ:それは五月の,オイリ・オイラ
 ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ
 デ・クルティス:カルメラ
 ガンバルデッラ:もう僕を見ないで
 E.デ・クルティス:帰れソレントへ
 リッチャルディ:ルーナ、ル!
(8)ドニゼッティ:「愛の妙薬」−人知れぬ涙
(9)ドニゼッティ:「愛の妙薬」−一言、ああ、アディーナ
(10)ドニゼッティ:「ルチア」−祖先の墓
 マイヤベーア:「ユグノ」−白テンより白く(イタリア語)
 ヴェルディ:「エルナーニ」−ありがとう、愛する友たちよ
(11)ドニゼッティ:「ファヴォリータ」−やさしい魂よ
 マスネ:「マノン」−ああ!消え去れ、甘美な面影よ
(12)ボーイト:「メフィストーフェレ」−野から、牧場から
(13)ボーイト:「メフィストーフェレ」−あなたの心を鼓動で満たしてください,純粋な理想的な姿
(14)ボーイト:「メフィストーフェレ」−地の果てに近づいた
(15)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−母さん、この酒は強いね
(16)マスカーニ:「友人フリッツ」−スゼル、こんにちは(サクランボの二重唱)
(17)マスカーニ:「友人フリッツ」−ベッペも恋をしている/レオンカヴァッロ:「道化師」−そのような冗談は
(18)レオンカヴァッロ:「道化師」−衣装を着けろ,ああ、コロンビーナ 1921年4月17日
(19)レオンカヴァッロ:「道化師」−いや!もうパリアッチョではない
(20)プッチーニ:「マノン・レスコー」−かつて見たことのない美女,あなたがた美女たちの中で/「ボエーム」−冷たい手
(21)プッチーニ:「ボエーム」−こちらがミミ 1920年8月15日
(22)ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」−ある日、青い空を眺めて
(23)マスカーニ:「イリス」−窓を開けてごらん (24)プッチーニ:「トスカ」−星は光ぬ
(25)ジョルダーノ:「フェドーラ」−愛はあなたに禁ずる
(26)ジョルダーノ:「フェドーラ」−年老いた母が
(27)トスティ:マレキアーレ
フェルナンド・デ・ルチア(T)
サルヴァトーレ・カットーネ(P)
カルロ・サヴァイーノ(P)
フランチェスコ・チレーア(P)
カルロ・サヴァイーノ(指)管弦楽団
サルヴァトーレ・サッサーノ(指)管弦楽団、他

(1)録音:1902年11月30日

(2)録音:1902年12月3日

(3)チェレスティーナ・ボニンセーニャ(S)
 録音:1904年10月6日

(4)録音:1905年9−10月

(5)ジョゼフィーナ・ウゲット(S)、
 アントーニオ・ピーニ=コルシ(Br)
 録音:1906年5月1日

(5)エルネスト・バディーニ(Br)
、ジョゼフィーナ・ウゲット(S)
 録音:1907年7−9月

(6)マリア・ガルヴァニ(S)
 マリア・ガルヴァニ(S)
 録音:1908年5月
(7)録音:1909年5月21日

(8)録音:1917年6月24日

(9)アンヘラ・デ・アンヘリス(S)
 録音:1919年11月23日

(10)録音:1917年9月2日

(11)録音:1917年8月5日

(12)録音:1920年4月18日

(14)録音:917年5月31日

(15)録音:1917年7月1日

(16)アンヘラ・デ・アンヘリス(S)
 録音:1919年10月5日
(17)録音:1917年11月11日

(18録音:1921年4月17日

(19)録音:1917年8月19日

(20)録音:1920年1月18日

(21)録音:1920年8月15日

(22)録音:1921年2月6日

(23)録音:1920年11月7日

(24)録音:1920年1月18日

(25)録音:1917年7月29日

(26)録音: 1917年11月11日

(27) 1922年9月24日

録音:1902-1909年(グラモフォン・カンパニー録音)、1917-22年(フォノタイプ録音)
フェルナンド・デ・ルチア(1860−1925)は、19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて活躍した大テノール。マスカーニの「友人フリッツ」初演のタイトルロールとして知られる。デ・ルチアは 19 世紀半ばの様式を色濃く残したテノールで、ことにソットヴォーチェで優美に陶酔的に歌う技は、野太い声のテノールが主流のこの時代にあって天下一品だった。しかも情熱と力強さにも不足はなく、歌い口の巧さは一世を風靡した大歌手だけのものがある。この4CD には、Gramophone Company への全録音と、Phonotype 社への録音の多くが収録されている。40 歳を超えたデ・ルチアは、まだまだ立派な声を誇っているにもかかわらず、アリアの多くで音を下げるなどして最高音を避けているが、その分、感情を音楽としっかりと絡めて歌っており、実に聞き応えがある。今日の耳にはかなり自由過ぎる歌い回しはなくもないが、100 年前の録音からもそのカリスマはしっかり伝わってくる。また「アドリアーナ・ルクヴルール」で知られるフランチェスコ・チレーアが自作「フェドーラ」のアリアの伴奏ピアノを受け持っているのも貴重だ。時系列で収録されていることで、1902 年11 月30 日の初録音では「最新技術」を前にして緊張が見られたデ・ルチアが、3 日後には固さが抜けて本領を発揮していることまで分かる。貴重な資料にして素晴らしい芸術の集大成である。

MARS-54005-2(4CD)
ジョン・マコーマック 1906-1909年 ODEON社録音:集
(1)1906年9月
伝承曲:もう一度国に
ルート:神よアイルランドを守り給え
ダーリー:ウェクスフォードの少年たち伝承曲:丸刈りの少年
チェリー:いとしい小さなゲンゲよ(2種)
伝承曲:雪のように白い胸の真珠
レッケル:緑の島エリン
クラウチ:いとしい人キャスリーン
クラリベル:エリンに戻れ(2種)
バルフ:キラーニー
マスネ:「マノン」−目を閉じて
(2)1907年2月もしくは3月
ニーダム=モーガン:私の黒いローザリーン
伝承曲:私の誠実な愛
伝承曲:テレンスのキャスリーンへの別れ
伝承曲:穏やかな夜にしばしば
(3)1907年9月
メトカーフ:不在/リドル:別れ(2種)ケープル:愛は黄金の宝
スクワイア:見上げる星のように
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―シチリアーナ
レオンカヴァッロ:「道化師」―衣装を着けろ
シンプソン:完璧な春の目覚め
ヴェルディ:「リゴレット」―女は気まぐれ(女心の歌)
アダムス:ソラ
プッチーニ:「トスカ」―星は光ぬ
マーシャル:子供の歌
(4)1907年11月
シンプソン:私は愛する人に二輪の薔薇を送った
アリットセン:主は私の光
ヴェルディ:「リゴレット」―この女かあの女か
バルフ:「ボヘミアの少女」―他の唇が
(5)1908年8月もしくは9月
プッチーニ:「ボエーム」―何て冷たい手
レオンカヴァッロ:朝の歌(マッティナータ)
ビゼー:「カルメン」―花の歌
クレイ:私は3つのアラビアの歌を歌おう
トマ:「ミニョン」―彼女は信じなかった
アダムス:薔薇
ピンスーティ:心の涙
(6)1908年10月
伝承曲:悲しみが若い日々に影を落とした
伝承曲:復讐と栄光
伝承曲:霧の滴
伝承曲:市場に駆け付け
ウォレス:「マリターナ」〜一輪の咲いた花がある
クラッツァム:トルコの丘の歌
フック:アレンデイルのメアリー
マーシャル:あなたが私を呼ぶ声が聞こえる(2種),影が重なる時
(7)1908年11月もしくは12月
ブッツィ=ペッチャ:ロリータ
スコット:別れて
ラーシェット:愛の哲学
(8)1909年8月
バッテン:南の歌
スクワイア:山の恋人たち,影が重なる時
ベネット:ああ、あの唇を持ち去ってくれ
ビゼー:「カルメン」―花の歌
(9)1909年9月
ブッツィ=ペッチャ:ロリータ
ニーダム=モーガン:私の黒いローザリーン
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜優しい魂よ
トスティ:あなたは眠っている、ご婦人よ
マーシャル:フェアリー・グレン
伝承曲:アイリーン・アルーン
トスティ:理想の女
ロナルド:ああ素敵な夜
レッケル:緑の島エリン
トスティ:最後の歌
ブルメンタール:私の女王様
ピンスーティ:最後の眼差し
伝承曲:穏やかな夜にしばしば
伝承曲:古い格子柄のショール
デイヴィ:ビスケー湾
ハットン:さようなら、愛する人、さようなら
ヴェルディ:「アイーダ」―清きアイーダ
(10)補遺1 別テイク 録音:時期不詳
伝承曲:私の誠実な愛
ケープル:愛は黄金の宝
ヴェルディ:「リゴレット」―女は気まぐれ(女心の歌)(2種)
プッチーニ:「トスカ」―星は光ぬ
ヴェルディ:「リゴレット」―この女かあの女か
プッチーニ:「ボエーム」―何て冷たい手
レオンカヴァッロ:朝の歌(マッティナータ)
(11)補遺2 シリンダー録音:
ドニゼッティ:「ルチア」−祖先の墓
マイヤベーア:「ユグノ」−白テンより白く(イタリア語)
ヴェルディ:「エルナーニ」−ありがとう、愛する友たちよ
ルート:神よアイルランドを守り給え*
ダーリー:ウェクスフォードの少年たち*
デイヴィス:もう一度国に*
伝承曲:丸刈りの少年*
クラリベル:エリンに戻れ(2種)*
チェリー:いとしい小さなゲンゲよ(2種)*
ジョン・マコーマック(T)

(1)1906年9月

(2)1907年2月もしくは3月

(3)1907年9月

(4)1907年11月

(5)1908年8月もしくは9月

(6)1908年10月

(7)1908年11月もしくは12月

(8)1909年8月

(9)1909年9月

(10)別テイク 録音:時期不詳

(11)
Edison Bell Consolidated Phonograph Companyによるシリンダー録音: 1906年
Russell Hunting Companyによるシリンダー録音:*


録音:1906-1909年(ODEON録音:)
Marston の新譜は、20 世紀初頭に大活躍したテノール、ジョン・マコーマックの初期の録音:集。マコーマックは1884 年、ア イルランドのアスローンの生まれ。元々優れた逸材だったが、さらに21 歳になってからミラノで再修業をし、真に第一級のテノ ールに成長した。1906 年にデビューして以降、1930 年代まで絶大な人気を誇った。ちょうど録音:産業の勃興と時期を同じく したため、マコーマックはしばしば「レコード販売において世界的に成功を収めた最初の歌手」などと評される。甘い美声と端 正な歌い口は100 年以上経った今でも古臭さを感じないどころか、十分に魅力的である。この4CD には、マコーマックがイタ リア修行を終えた直後の数年の ODEON 社への録音:が網羅されている。まだマイクもない時代だったにもかかわらず、録音: は当時としてはかなり明瞭で、マコーマックのクッキリした美感の歌が楽しめる。
MARS-54010-2(4CD)
ピエール・ルボシュッツとジェニア・ネメノフ/ピアノ・デュオ録音集
(1)モーツァルト:2台のピアノのためのソナタニ長調K.448
(2)モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
(3)ショパン:2台のピアノのためのロンドハ長調Op.73
(4)シューマン:アンダンテと変奏曲変ロ長調Op.46
(5)メンデルスゾーン(ルボシュッツ編):華麗なアレグロイ長調Op.92
(6)メンデルスゾーン(フィリップ編):「夏の夜の夢」Op.61―スケルツォ
(7)R.シュトラウス(バビン編);「薔薇の騎士」からのワルツ
(8)ウェーバー(ルボシュッツ編):ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.10-3―ロンド
(9)モーツァルト(コニュス編):「フィガロの結婚」序曲
(10)ロッシーニ(コバーチ編):「セビリアの理髪師」―何でも屋に道を開けろ
(11)ヘンデル(ルボシュッツ編):組曲第7番ト短調HWV432―パッサカリア
(12)ミヨー:スカラムーシュOp.165b
(13)レヴィツキ:ジプシー風ワルツOp.7
(14)ファリャ(レヴィツキ編):「恋は魔術師」―火祭りの踊り
(15)クライスラー(レヴィツキ編):中国の太鼓Op.3
(16)グリンカ(ルボシュッツ編):ひばり
(17)キュイ(ルボシュッツ編):「万華鏡」Op.50―オリエンタル
(18)ストラヴィンスキー(ルボシュッツ編):「ペトルーシュカ」―ロシアの踊り
(19)ムソルグスキー(ルボシュッツ編):「ボリス・ゴドゥノフ」―戴冠式の場面
(20)ショスタコーヴィチ(ルボシュッツ編):「黄金時代」Op.22―ポルカ
(21)ショスタコーヴィチ(ルボシュッツ編):「黄金の山脈」Op.30―ワルツ
(22)リーガー:新しい舞りOp.18―終曲
(23)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
(24)ブラームス:ワルツ集「愛の歌」Op.52a(全18曲)
(25)ポートノフ:ブラームスの「甲斐なきセレナーデ」に基づく常動曲
(25)バッハ(ルボシュッツ編):フルート・のソナタ変ホ長調BWV1031―シシリエンヌ
(26)バッハ(フィリップ編):オルガン協奏曲イ短調BWV593(ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲イ短調RV522の編)
(27)バッハ(ルボシュッツ編):今こそ来て下さい、異邦人の救い主よBWV61
(28)バッハ:2台のピアノのための協奏曲第2番ハ長調BWV1061
(29)ドビュッシー:リンダラハ
(30)サン・サーンス:死の舞踊Op.40
(31)サン・サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲Op.35
(32)ハチャトゥリアン:2つのピアノのための3つの小品(オスティナート,ロマンス,幻想的ワルツ)
(33)レーガー:導入、パッサカリアとフーガOp.96
(34)マクドナルド:2つのピアノと管弦楽のための協奏曲
(35)ルボシュッツ:こうもりJ.シュトラス「こうもり」からの幻想曲
ピエール・ルボシュッツ(P)、
ジェニア・ネメノフ(P)

(1)録音:1940年2月9日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(2)セルゲイ・クーツェヴィツキ(指)ボストンSO
録音:1938年10月25日米国マサチューセッツ州ボストン(ライヴ録音)
(3)録音:1945年6月12日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(4)録音:1945年6月11日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(5)録音:1945年6月12日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(6)録音:1941年2月21日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(7)録音:1949年12月27日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(8)録音:1952年頃
(9)録音:1941年2月21日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(10)録音:1945年6月12日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(11)録音:1941年3月3日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(12)録音:1949年6月1日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(13)録音:1941年2月8日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(14)録音:1941年10月8日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(15)録音:1945年6月12日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(16)録音:1941年3月3日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(17)録音:1940年2月8日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(18)録音:1939年9月15日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(19)録音:1940年2月8日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(20)録音:1941年10月6日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(21)録音:1949年12月27日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(22)録音:1941年3月4日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(23)録音:1941年3月4日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(24ロバート・ショー(指)ヴィクター・コラール
録音:1941年5月24日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(25)録音:1952年頃
(25)録音:1939年9月12日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(26)録音:1949年5月31日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(27)録音:1949年6月1日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(28)セルゲイ・クーツェヴィツキ(指)ボストンSO
録音:1947年7月15日米国マサチューセッツ州ボストン(タングルウッド音楽祭でのライヴ)
(29)録音:1952年頃
(30)録音:1941年10月29日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(31)録音:1939年9月15日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(32)録音:1962年頃
(33)録音:1952年頃
(34)ハール・マクドナルド(指)フィラデルフィアO
録音:1944年4月15日米国ペンシルベニア州フィラデルフィア(放送中継録音)
(35)録音:1959年頃
米国で一世を風靡したピアノ・デュオ、ピエール・ルボシュッツとジェニア・ネメンコフの録音集。ピーエル・ルボシュッツ (1891-1971)はロシア帝国時代のオデッサの生まれ。モスクワで学んだ後、二人の姉と共にピアノ三重奏団を組んで楽旅 をする。ロシア革命後、米国に移住。パリ音楽院で出会ったロシア系パリ娘のピアニスト、ジェニア・ネメンコフ(1905-1989)と 結婚、ピアノ・デュオを組んで精力的に活動した。彼らはピアノ・デュオを広めることに努め、委嘱作や編曲も多数ある。なに より二人の 2台ピアノ演奏は、息の合ったなどというレベルではなく、明解で緻密な演奏で、現代のピアノ・デュオ演奏の祖 というべき存在です。1940年代には大きな人気を博し、RCA Victor にかなりの数の録音をしたのだが、しかし 1960年代 に演奏活動を縮小して以降は徐々に忘れられ、CD はおそらくこれまで1枚も出ていなかった。この4CD にはRCA 録音に 加え、Remington などのマイナーレーベルの録音やライヴ録も加え、彼らの真価を再評価させる内容になっています。

NARS-55002-2(5CD)
「ロッテ・シェーネ全録音集」

A「Vox 機械式吹き込み録音」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」―知りたいのなら(ドイツ語)
トマ:「ミニョン」―私はティターニア(ドイツ語)
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」―少し前の声は(ドイツ語)
マイヤベーア:「ユグノー」―高貴な紳士たちよ、ごきげんよう!(ドイツ語)
プッチーニ:「ボエーム」―私が街を歩くと(ドイツ語)
B「Odeon 機械式吹き込み録音」
(1)モーツァルト:「フィガロの結婚」―恋とは何かご存じのあなた方
J・シュトラウス:「こうもり」―私の侯爵様,田舎娘を演じる時は
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」―少し前の声は(ドイツ語)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」―あなたは見るでしょう、いとしい人よ(ドイツ語)
(2)R.シュトラウス:荒天 Op.69-5,セレナード Op.17-2
(3)プッチーニ:「ボエーム」―私が街を歩くと(ドイツ語)
ヨーゼフ・シュトラウス:オーストリアの村燕 Op.164
(4)ジョーンズ:「芸者」―ああ、踊りませんか?(ドイツ語)
ツェラー:「小鳥売り」―私は郵便配達人のクリステル
ツェラー:「抗夫長」―ええ、あそこの山々の中で
ジョーンズ:「芸者」―大きなガラス鉢の中で金魚が泳いでいた?(ドイツ語)
ジョーンズ:「芸者」―愛、愛、あなたは優しく呼んでいる(ドイツ語)
スッペ:「美しいガラテー」―グラスの中に明るく
J・シュトラウス:「陽気な戦い」―キスに何があるのだろう
J・シュトラウス:「インディゴと40 人の盗賊たち」―バッカナーレ
スッペ:「美しいガラテー」―あなたは何を言っているの?
ミレッカー:「哀れなヨナタン」―ああ、私たち哀れなプリマドンナたちは
J・シュトラウス:「ウィーンのカリオストロ」―ジプシーの子よ、あなたの髪は何と輝いていることか
ツェラー:「小鳥売り」―喜ばしいプファルツよ
(5)シューマン:くるみの木 Op.25-3/月の夜 Op.39-5
ブラームス:乙女は語る Op.107-3/セレナード Op.106-1/旋律のように Op.105-1
(6)J・シュトラウス:美しく青いドナウ/ルビンシテイン(ブロスマン編):謝肉祭
C「Odeon 電気録音」
ブラームス:旋律のように Op.105-1/シューベルト:愛の使い D550-1
D「Vox 電気録音」
ベネディクト:ヴェネツィアの謝肉祭
E「The Gramophone Company」
(1)ヴェルディ:「リゴレット」―それは魂の太陽
(2)ヴェルディ:「リゴレット」―祭日はいつでも寺院で
プッチーニ:「トゥーランドット」―氷のような姫君 フリッツ・ツヴァイク(指)ベルリン国立歌劇場O
(3)1928 年1 月25 日 ベルリン
プッチーニ:「トゥーランドット」―旦那様、お聞きください
モーツァルト:「魔笛」―ああ私は感じる/モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」―15 歳の女は(ドイツ語)
(4)J・シュトラウス:ウィーンの森の物語 Op.325/プッチーニ:「蝶々夫人」―ある日、私は見るでしょう(ドイツ語)
(5)プッチーニ:「蝶々夫人」―お前の母さんは(ドイツ語)/
J・シュトラウス:「こうもり」―あなた様、私について何をお考えですの?
(6)シューベルト:岩の上の羊飼い D965/ヴェルディ:「仮面舞踏会」―土色の顔を星に向けて(ドイツ語)
マスネ:「マノン」―さようなら私たちの小さなテーブル,彼等の声が甘い恋に誘う時(ドイツ語)
プッチーニ:「ボエーム」―私が街を歩くと
(7)ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」―さあこちらに急いで来なさい
(8)J・シュトラウス:「ヴェネツィアでの一夜」―アンニーナ!カラメッロ!,私の言うことを聞きなさい、アンニーナ
(9)モーツァルト:「魔笛」―ああ私は感じる/プッチーニ:「ボエーム」―あなたの愛の呼ぶ声に/ロッシーニ:誘い
(10)ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」―私は用意ができたわ/「ドン・パスクワーレ」―私は用意ができたわ(ドイツ語)
(11)ヴォルフ:遠いところへ旅立つと/私の恋人はとても小さくて/私にはペンナに住んでいる恋人がいる/私の恋人が歌って
いる/ああ、あなたの家がガラスのように透明だったらいいのに/緑と緑を身に付けた人に祝福があるように/愛を信じて
はいけないわ、私の恋人よ、気を付けて!/進軍ラッパが鳴っている/夜明け前の心地よい一とき/妖精の歌
F「私的録音」
J・シュトラウス:酒、女と歌,わが人生は愛と喜び,アンネン・ポルカ
レーガー:マリアの子守歌 Op.76-52/クリスマスの歌:山の上のマリア
G「フランスでの放送録音」
(1)シューマン:リーダークライス Op.39―見知らぬ土地で,間奏曲,静けさ,月の夜,美しい異郷,異郷にて,春の夜
(2)シューマン:ミルテの花 Op.25―誰かが,山の人の離郷,ヴェネツィアの歌1,ヴェネツィアの歌2,遠くに
シューマン:祈り Op.135-5/メンデルスゾーン:ヴェネツィアのゴンドラの歌 Op.57-5
H「RIAS 放送録音:ベルリン」
(1)ルーセル:光 Op.19-1,サラバンド Op.20-2/ショーソン:イタリアのセレナーデ Op.2-5,静けさ Op.13-1
ラヴェル:魔法の笛/ドビュッシー:やるせなく夢見る思い,緑,操り人形,ピエロ
(2)シューマン:君は花のよう Op.25-24/雪の鈴花 Op.79-26/三月スミレ Op.40-1/時は春 Op.79-23/ジャスミンの茂み
Op.27-4/薔薇よ、かわいい薔薇よ Op.89-6/私の薔薇 Op.90-2/蓮の花 Op.25-7/ああ、殿方たちよ Op.37-3/
海の妖精 Op.125-3/私の馬車はゆっくりと行く Op.142-4/眠りの精 Op.79-12
A
1921 年12 月頃 ベルリン
管弦楽伴奏

B
(1)1924 年5 月5 日
フェリックス・グンター(P)
(3)1924 年5 月6 日
フェリックス・グンター(指)O
(4)1925 年6 月11,12,13 日
ヘルマン・ヴァイゲルト(指)O
(5)1926 年5 月3 日
ヘルマン・ヴァイゲルト(P)
(6)1926 年5 月4 日
ヘルマン・ヴァイゲルト(指)O

C
1927 年9 月16 日 ベルリン
ブラームス:旋律のように Op.105-1/シューベルト:愛の使い D550-1 ピアノ伴奏

D
1927 年4 月
管弦楽伴奏

E
(1)1927 年6 月20 日 ロンドン
ジョゼフ・ヒスロップ(T)、
ピエロ・コッポラ(指)O
(2)1927 年11 月11 日 ベルリン
フリッツ・ツヴァイク(指)
ベルリン国立歌劇場O
(3)1928 年1 月25 日 ベルリン
フリッツ・ツヴァイク(指)
ベルリン国立歌劇場O
(4)1928 年9 月25 日 ベルリン
レオ・ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場O
(5)1928 年10 月22 日 ベルリン
レオ・ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場O
(6)1929 年5 月4 日 ベルリン
レオ・ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場O
(7)1930 年5 月16 日 ベルリン
エーリヒ・オルトマン(指)ベルリン国立歌劇場O
(8)1930 年12 月11 日 ベルリン
マルセル・ヴィットリシュ(T)
クレメンス・シュマルスティヒ(指)
ベルリン国立歌劇場O
(9)1931 年3 月20 日 ベルリン
エーリヒ・オルトマン(指)
ベルリン国立歌劇場O
(10)1931 年3 月24 日 ベルリン
ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(Br)
エーリヒ・オルトマン(指)
ベルリン国立歌劇場O
(11)1934 年9 月14 日 ウィーン
ピアノ伴奏

F
収録日不明

G
(1)1948 年2 月2 日 パリ
ドレル・ハンドマン(P)
(2)1948 年2 月8 日 パリ
ドレル・ハンドマン(P)

H
(1)1950 年5 月14 日
ヘルタ・クルスト(P)
(2)1950 年5 月16 日
ヘルタ・クルスト(P)
marston の新刊は、オーストリアの名ソプラノ、ロッテ・シェーネ(1891-1977)の全録音集。ロッテ・シェーネはウィーンの生 まれ。ウィーン国立歌劇場で人気を博した後、ベルリン国立歌劇場のプリマドンナとして大活躍。ユダヤ系だったためナチを 嫌ってパリに移住し、第二次世界大戦中は身を潜めて活動ができなかったため引退同然になった。やや古風な発声だが美 声かつ表現力が豊かで、何より愛らしい魅力に溢れています。この 5CD には彼女のそう多くはない商業録音に加え、パリでの 放送録音、さらには私的録音まで加えて、まさに全録音集というべき見事な内容になっています。
MAR-55003-2(5CD)
チェレスティーナ・ボニンセーニャ 全録音集

(1)「Gramophone and Typewriter 社録音:1904 年10,11月 イタリア ミラノ」
ベッリーニ:「ノルマ」―清らかな女神よ
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―恋は薔薇色の翼に乗って
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―ミゼレーレ
ヴェルディ:「アイーダ」―ここにラダメスが来るだろう/ああ祖国よ
ヴェルディ:「アイーダ」―逃れましょう、暑く住みにくいこの不毛の土地を
ポンキエッリ:「ジョコンダ」―自殺!
プッチーニ:「マノン・レスコー」―この柔らかなレースの中で
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―あなたも知っている通り
マスカーニ:「仮面」―私の朝の太陽/私の心は愛に苦しめられている
グノー:「ファウスト」―もう遅いわ、さようなら(イタリア語)
レオンカヴァッロ:子守歌
(2)「Gramophone and Typewriter 社 1905 年 イタリア ミラノ」
ヴェルディ:「エルナーニ」―エルナーニよ、私を連れて逃げて
ヴェルディ:「エルナーニ」―私があなたに会ったその日から
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―静かで穏やかな夜
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―ご覧ください、この苦い涙の川が(2 種)
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」―ありがとう、愛する友たちよ
ヴェルディ:「仮面舞踏会」―けれどもあの乾いた茎から
ヴェルディ:「仮面舞踏会」―死にましょう、けれどその前に
ヴェルディ:「運命の力」―哀れみ深い聖母よ
ヴェルディ:「運命の力」―天使たちの中の聖母よ(2 種)
マイヤベーア:「アフリカの女」―ここから海が見える/憎しみが私を棄てた(イタリア語)(2種)
マイヤベーア:「アフリカの女」―何という天の調和が
(3)「Gramophone and Typewriter 社 1906年10 月 イタリア ミラノ」
ベッリーニ:「ノルマ」―ああ! かつての誠実な愛の美しさよ私に戻りなさい
ベッリーニ:「ノルマ」―ああ! あの子たちを犠牲にしないで
ヴェルディ:「仮面舞踏会」―あなたは知らないのか
ヴェルディ:「運命の力」―哀れみ深い聖母よ
ヴェルディ:「運命の力」―平安を
(4)「Gramophone and Typewr iter 社 1906年11 月 イタリア ミラノ」
マルケッティ:「ルイ・ブラス」―ああ、あなたは私を避けた/ああ甘い喜び
カントーニ:夜想曲
サバイーノ:君だけを
(5)「Gramophone and Typewriter 社 1907年 イタリア ミラノ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―あなたも知る通り
(6)「Pathe Freres Etched-Label Discs 社 1907 年秋 フランス パリ」
ヴェルディ:「エルナーニ」―エルナーニよ、私を連れて逃げて
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―恋は薔薇色の翼に乗って
ヴェルディ:「仮面舞踏会」―死にましょう、けれどその前に
ヴェルディ:「運命の力」―平安を
ヴェルディ:「アイーダ」―勝って帰れ!
ポンキエッリ:「ジョコンダ」―自殺!
ボーイト:「メフィストーフェレ」―いつかの夜
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―あなたも知る通り
プッチーニ:「マノン・レスコー」―この柔らかなレースの中で
プッチーニ:「ボエーム」―私はミミと呼ばれている
プッチーニ:「トスカ」―愛に生き
グノー:「ファウスト」―昔テューレの王が(イタリア語)

(7)「Pathe Freres 社 1908年 イタリア ミラノ」
ロッシーニ:「セミラーミデ」―麗しい光が
ベッリーニ:「ノルマ」―清らかな女神よ
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」―何と美しい
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―静かで穏やかな夜
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―ミゼレーレ
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」―ありがとう、愛する友たちよ
ヴェルディ:「運命の力」―哀れみ深い聖母よ
ヴェルディ:「運命の力」―天使たちの中の聖母よ
ヴェルディ:「アイーダ」―ああ私の祖国よ
ボーイト:「メフィストーフェレ」―夜が淡く明けていく
グノー:アヴェ・マリア
ブラーガ:ワルハラの伝説
(8)「The Gramophone Company 社 1909年4,5 月 イタリア ミラノ」
ヴェルディ:「アイーダ」―勝って帰れ!
ヴェルディ:「アイーダ」―ここにラダメスが来るだろう/ああ祖国よ
グノー:「ファウスト」―彼は私を愛してる(イタリア語)
(9)「米Columbia 社 1910年」
ロッシーニ:「セミラーミデ」―麗しい光が
ベッリーニ:「ノルマ」―清らかな女神よ,ああ! かつての誠実な愛の美しさよ私に戻りなさい
ヴェルディ:「エルナーニ」―エルナーニよ、私を連れて逃げて
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―静かで穏やかな夜,恋は薔薇色の翼に乗って
ヴェルディ:「運命の力」―平安を
ヴェルディ:「アイーダ」―勝って帰れ!,ああ私の祖国よ
ポンキエッリ:「ジョコンダ」―自殺!
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―あなたも知っている通り
プッチーニ:「ボエーム」―私はミミと呼ばれている
プッチーニ:「トスカ」―愛に生き
(10)「伊Columbia 社 1910/1914年頃」
ワーグナー:「ローエングリン」―悲しみの日々に(イタリア語)
グノー:「ファウスト」―昔テューレの王が,ああ!私は鏡の中の自分が美しくて笑っている
(宝石の歌),彼は私を愛してる(すべてイタリア語)
ヴェルディ:「エルナーニ」―エルナーニよ、私を連れて逃げて
ヴェルディ:「仮面舞踏会」―あなたは知らないのか/ああ、何と心地よいときめきが
ヴェルディ:「仮面舞踏会」―死にましょう、けれどその前に
ヴェルディ:「運命の力」―哀れみ深い聖母よ
ヴェルディ:「運命の力」―天使たちの中の聖母よ
ボーイト:「メフィストーフェレ」―夜が淡く明けていく
プッチーニ:「トスカ」―愛に生き
マスカーニ:「イザボー」―この私の白いマントが
(11)「Thomas A. Edison 社ダイヤモンド・ディスク 1911年4月 英国 ロンドン」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―静かで穏やかな夜
ヴェルディ:「運命の力」―平安を
ヴェルディ:「アイーダ」―勝って帰れ!
(12)「The Gramophone Company 社 1917年6 月 イタリア ミラノ」
ヴェルディ;「仮面舞踏会」―私を愛しているって/ああ何と快い慄きが(2 種)
ゴメス:「グアラニー族の男」―ペリーよ!何を望む?/御し難い力を感じる,ああ!彼女
の鮮やかな眼差しが(2種)
カタラーニ:「ローレライ」―今は私の心が
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」―あなたのそばで心は静まり
(13)「Pathe Freres 社 1918―1919年 イタリア ミラノ」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―鎖に繋がれて/震える手をのばし
ヴェルディ:「アイーダ」―勝って帰れ!,ではどんな新たな身震いが
ヴェルディ:「アイーダ」―逃れましょう、暑く住みにくいこの不毛の土地を
ポンキエッリ:「ジョコンダ」―私は彼女を待った/稲妻のような愛が
カタラーニ:「ローレライ」―それでは!あらゆる哀れみが私から消えるように/ああ秘密の力が
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―お前がここに、サントゥッツァよ
マスカーニ:「イザボー」―この私の白いマントが,よぼよぼの老婆がやって来た
チェレスティーナ・ボニンセーニャ(S)、

(1)「Gramophone and Typewriter 社録音:1904 年10,11月 イタリア ミラノ」
カルロ・サバイーノ(P)
共演:ジョヴァンニ・ヴァルス(T)
共演:ジョヴァンニ・ヴァルス(T)
共演:フェルナンド・デ・ルチア(T)

(2)「Gramophone and Typewriter 社 1905年 イタリア ミラノ」

カルロ・サバイーノ(指)O
共演:フランチェスコ・チガーダ(Br)
共演:フランチェスコ・チガーダ(Br)
共演:スカラ座合唱団
伴奏:カルロ・サバイーノ(P)

(3)「Gramophone and Typewriter 社 1906年10 月 イタリア ミラノ」

伴奏カルロ・サバイーノ(指)O
共演:合唱団
共演:ルイージ・コラッツァ(T)、 アンドレス・ペレッロ・デ・セグローラ(Br)
共演:エマヌエーレ・イスキエルド(T)
共演:合唱団

(4)「Gramophone and Typewr iter 社 1906年11 月 イタリア ミラノ」

伴奏:カルロ・サバイーノ(指)O
共演:ルイージ・コラッツァ(T)
伴奏:カルロ・サバイーノ(P)

(5)「Gramophone and Typewriter 社 1907年 イタリア ミラノ」
カルロ・サバイーノ(指)O

(6)「Pathe Freres Etched-Label Discs 社 1907 年秋 フランス パリ」

O伴奏

(7)「Pathe Freres 社 1908年 イタリア ミラノ」〜管弦楽伴奏
共演:アウグスト・スカンピーニ(T)、合唱団
共演:合唱団
共演:ヴィルジーリオ・ランツァート(Vn)、ハープ
共演:ヴィルジーリオ・ランツァート(Vn)、オルガン、ハープ

(8)「The Gramophone Company 社 1909年4,5 月 イタリア ミラノ」
伴奏:カルロ・サバイーノ(指)ミラノ・スカラ座O
グノー:「ファウスト」―彼は私を愛してる(イタリア語)

(9)「米Columbia 社 1910年」
O伴奏

(10)「伊Columbia 社 1910/1914年頃」
O伴奏
共演:ナルチーゾ・デル・リ(T)


(12)「The Gramophone Company 社 1917年6 月 イタリア ミラノ」〜O
共演:ルイージ・ボリス(T) 1917年6 月5日
共演:ルイージ・ボリス(T) 1917年6 月2日
共演:ルイージ・ボリス(T) 1917年6 月5日

(13)「Pathe Freres 社 1918―1919年 イタリア ミラノ」
共演:ニーニ・フラスカーニ(メッゾソプラノ)
共演:イチリオ・カレヤ(T)
共演:ニーニ・フラスカーニ(メッゾソプラノ)
共演:ヘスス・デ・ガヴィリア(T)
20世紀初頭のイタリア・オペラのプリマドンナ、チェレスティーナ・ボニンセーニャ(1877―1947)の全録音集。チェレスティ ーナ・ボニンセーニャはイタリア、レッジョエミーリアの生まれ。1921 年の引退まで、イタリア各地はもちろん、ロンドンのコヴェ ントガーデン歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、バルセロナのリセウ大劇場、さらにはサンクトペテルブルグのマリイ ンスキー劇場まで、欧米で幅広く活躍した。20 世紀初頭のプリマドンナとはいえ、当時のヴェルズも・オペラを得意としたドラ マティックなソプラノとは異なり、ボニンセーニャの声はとても滑らかで美しく、特に高音域での透明感が素晴らしい。また歌い 口が柔軟かつしなやかで、ロッシーニやベッリーニ、初期のヴェルディを歌えるだけ技術も高い。ヴィブラートの強さに多少時 代を感じさせるとはいえ、ボニンセーニャの歌は 21世紀の今聞いても新鮮さが感じられます。Marston の常で復刻も丁寧良質 で、特に高音質で知られたエジソンのダイヤモンド・ディスクの縦振動盤は百年以上前の録音とは思えないほど声が生々しく 再現されています。150年近く前に生まれた名歌手の芸術をたっぷり楽しめる。
MARS-55004-2(5CD)
ジュゼッペ・アンセルミ(1876-1929) 全録音集
(1)ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」―甘く清らかな夢よ/ヴェルディ:「リゴレット」―あれかこれか/レオンカヴァッロ:「道化師」―衣装を付けろ/ジョルダーノ:「フェドーラ」―愛は君に禁じている
(2)マスネ:「ウェルテル」―なぜ私を目覚めさせるのか/「マノン」―目を閉じれば(2種)
ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」―穏やかな夜に
(3)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」―私の宝の人を/ヴェルディ:「リゴレット」―女心の歌/マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―ああローラよ
(4)トマ:「ミニョン」―彼女は信じなかった(イタリア語)/コチュベイ:彼女に言って/ダヴィドフ:何という幸せ
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」―もし私の名前を
(5)プッチーニ:「トスカ」―妙なる調和/マスカーニ:「イリス」―君の窓を開けなさい/ヴェルディ:「リゴレット」―彼女が攫われた/彼女の涙が見えるようだ
(6)トスティ:私は望む/理想の女/グリーグ:君を愛す(フランス語)/トスティ:あなたはもう私を愛していない/私の歌/デンツァ:青い目よ
(7)トスティ:第2のマッティナータ「人気のない村の上に」/ロッシーニ:「セビリアの理髪師」―ほら空は微笑み/ポンキエッリ:「ジョコンダ」―空と海/プッチーニ:「ボエーム」―なんて冷たい手/チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」―青春は遠く過ぎ去り/ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ/コスタ:目覚めなさい
(8)ドニゼッティ:「ルチア」―私の祖先の墓よ/間もなく私に隠れ場所を
「ルクレツィア・ボルジア」―私は名もない漁師の息子だと/「愛の妙薬」―人知れぬ涙/ビゼー:「真珠採り」―あの声/私には聞こえるように思える/レオンカヴァッロ:「道化師」―ああコロンビーナ/パデレフスキ:「マンル」―太陽の輝きのように
(9)アンセルミ:大洋の上に/グノー:「ロメオとジュリエット」―愛よ、愛よ/ああ!太陽よ昇れ
トマ:「ミニョン」―さようなら、ミニョンよ、しっかり(イタリア語)/マスネ:「ウェルテル」―だが嵐の後のように,私は目が覚めているのかどうかわからない
(10)ボーイト:「メフィストーフェレ」―野から牧場から/ジョルダーノ:「マルチェッラ」―ああ聖なる自由よ,ああ私のマルチェッラよ/ボーイト:「メフィストーフェレ」―最後の歩みに
(11)アンセルミ:私たちの父よ/セレナータ「夜は白く」/ドニゼッティ:「ファヴォリータ」―神の乙女、天使が,優しい魂よ
(12)ザルド:悲し気な詩/あなたは…
(13)プッチーニ:「ボエーム」―なんて冷たい手/ロッシーニ:「セビリアの理髪師」―もし私の名前を/モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」―彼女の平安の/「コジ・ファン・トゥッテ」―私たちの恋人たちのやさしい息吹は
プッチーニ:「マノン・レスコー」―見たこともない美人
(14)フロトー:「マルタ」―夢のように(イタリア語)/サルヴィ:ドニゼッティの「アルバ公爵」―清らかで美しい天使/マスカーニ:「仮面」―私はぼんやりした雲のように/プッチーニ:「マノン・レスコー」―ああ!マノンよ、私を裏切った/フォンツォ:砂糖のように/ナルデッラ:女の愛
(15)トスティ:夢/とても優しく/セレナータ/魅惑/ビゼー:「カルメン」―君が投げた花を(イタリア語)/アンセルミ:ヴィッラネッラ/無限
(16)チャンピ(伝ペルゴレージ):ニーナが床に伏してから三日になる/アラーニャ:シチリアの歌/デンツァ:黒い目/アンセルミ:凝視,新しい歌/トスティ:マレキアーレ
(17)トスティ:君なんかもう愛していない/デンツァ:なぜあなたはぐずぐずしているのか?/スクデーリ:どうか寝なさい/ポンキエッリ:「ジョコンダ」―空と海/アンセルミ:ベアトリーチェ―とても優美で気高いので/マンチネッリ:希求
(18)ヘンデル:「セルセ」―喜び、愛らしく美しく/D.スカルラッティ:気を取り直して希望を抱きなさい/メンデルスゾーン:五月の愛の歌Op.8-1/春にOp.9-4/ロマンツェOp.8-10/春にOp.8-6
(19)R.シュトラウス:明日!Op.27-4(イタリア語)/夜Op.10-3(イタリア語)
マイヤベーア:「アフリカの女」―ああ楽園よ!(イタリア語)/ヴェルディ:「トラヴィアータ」―彼女から遠く離れて/燃える心を
(20)デ・クイルティス:カルメラ/ディ・カプア:マリア・マリ/レオンカヴァッロ:「道化師」―そういう冗談は/グノー:「ロメオとジュリエット」―さあ静かに眠りなさい(イタリア語)
(21)レオンカヴァッロ:朝の歌/ヴェルディ:「アイーダ」―浄きアイーダ/グラメーニャ:ジターナ
(22)ムニョーネ:朝の歌/希望、それは最後の女神/アンセルミ:ある女性に
(23)アンセルミ:ある女性に
(24)レオンカヴァッロ:「道化師」―衣装を付けろ(2種)/ポンキエッリ:「ジョコンダ」―空と海(2種)/ドニゼッティ:「ファヴォリータ」―優しい魂よ/ビゼー:「真珠採り」―私には聞こえるように思われる(イタリア語)(2種)/マイヤベーア:「アフリカの女」―ああ楽園よ!(イタリア語)(2種)/ドニゼッティ;「ルチア」―神のもとへと翼を広げた君よ/トマ:「ミニョン」―彼女は信じなかった(イタリア語)(2種)
ジュゼッペ・アンセルミ(T)

(1)ピアノ伴奏
録音:1907年4月22日イタリアミラノ
(2)ピアノ伴奏
録音:1907年4月25日
(3)ピアノ伴奏
録音:1907年4月25日,11月8日
(4)ピアノ伴奏
録音:1907年4月29日
(5)ピアノ伴奏
録音:1907年5月6日
(6)ピアノ伴奏
録音:1907年5月10日
(7)ピアノ伴奏
録音:1907年11月4日イタリアミラノ
(8)ピアノ伴奏
録音:1907年11月8日
(9)ピアノ伴奏
録音:1907年11月13日
(10)ピアノ伴奏
録音:1907年11月25日
(11)ピアノ伴奏(アンセルミの2曲はオルガンとヴァイオリンも加わる)
録音:1908年3月12日
(12)ピアノ伴奏
録音:1908年4月25日
(13)ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(P)
録音:1909年10月2日
(14)ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(P)
録音:1909年10月4日
(15)ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(P)
録音:1909年10月6日
(16)アンジェロ・ベッティネッリ(P)
録音:1909年12月20日
(17)アンジェロ・ベッティネッリ(P)
録音:1910年1月10日
(18)アンジェロ・ベッティネッリ(P
録音:1910年1月12日
(19)アンジェロ・ベッティネッリ(P)
録音:1910年1月17日
(20)アンジェロ・ベッティネッリ(P)
録音:1910年1月19日
(21)アンジェロ・ベッティネッリ(P)
録音:1910年12月5日
(22)レオポルド・ムニョーネ(P)
録音:1910年12月5日
(23)ピアノ伴奏
録音:1910年12月5日
(24)管弦楽伴奏
録音:1913年1,2月英国ロンドン
20世紀初頭に活躍したイタリアの名テノール、ジュゼッペ・アンセルミ(1876-1929)の全録音集。ジュゼッペ・アンセルミ は、シチリア島、カターニャ近郊のニコロージの生まれ。子供の頃からヴァイオリンを学びナポリ音楽院にもヴァイオリンで入 学した。その後ヴァイオリニストとして活動しながら、18 歳頃から声楽も学んだようです。ギリシャのパトラで歌劇歌手とし てデビューした後、1900年にジェノヴァでヴェルディ「リゴレット」のマントヴァ公で活動を本格化させる。翌年にはロンドンに 初登場し成功をおさめ、以降はポーランドロシアを含む欧州各地と南米で活躍する人気テノールになった。1904 年にはミラ ノ、スカラ座に初出演。スター歌手に上り詰めたアンセルミだったが、1918 年、まだ声が衰える前の42歳で引退し、以降は 歌唱指導をしながら悠々自適な生活を過ごした。1929 年に亡くなった。 電気録音が導入される前に引退したこと、歌唱スタイルが 19世紀末から20世紀初頭の古いスタイルであったことから、一 時代を築いた大歌手にしては顧みられることが少ない人だが、とろけるような甘い声をしなやかなフレージングはやはり素 晴らしい。この5CD の中では1913年のエジソン社の縦振動録音(横振動録音より音が良いとされた)が特に貴重。marston の常で復刻も極めて丁寧。さらに80ページ近いブックレットには、英文解説と写真がぎっしり。マニアにはたまらない資料で もある。







MARS-56001-2(6CD)
ヴァンニ=マルクー/全録音集
GRAMOPHONE COMPANY、パリ、アコースティック録音(CD1)
GRAMOPHONE COMPANY、パリ、電気録音(CD1〜6)
ラ・ヴォワ・デ・ノートル「シャンテ・デ・メティエ」録音(CD6)
マルニという偽名で録音したもの(CD6)
ヴォワ・ドゥ・ソン・メートル 1955年LP録音(CD6)
■CD1(79:34)
GRAMOPHONE COMPANY、パリ、アコースティック録音
(1)ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」−私は最高の権力を得た
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」−カザンの町であったこと
(2)ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」−ああ、やっと気分が良くなった,まるで汚れを知らぬと
フェヴリエ:「モンナ・ヴァンナ」−ここに老人はいない
(3)マスネ:「ドン・キショット」-星が現れる時,友よ、聞いてくれ,私は死ぬ
(4)トスティ:ご婦人よ、あなたは眠っている
トレッリ:あなたは知っている
コッポラ:溜め息
クラ:古い噴水,朝早く
セヴラック:愛する人形
(5)グラズノフ:東洋のロマンス
ボロディン:眠る王女
マルティーニ:愛の喜び
●GRAMOPHONE COMPANY、パリ、電気録音(CD6の2曲目まで)
(6)マスネ:「ドン・キショット」−星が現れる時
(7)マスネ:「ドン・キショット」−主よ、私の魂をお受けください,私は放浪の騎士です
(8)マスネ:「ドン・キショット」−友よ、聞いてくれ
(9)マスネ:「ドン・キショット」−私は死ぬ
■CD2(77:14)
(1)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」−さあ、窓辺においで
プッチーニ:「ボエーム」−古い外套よ
(2)ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」−私は最高の権力を得た,ああ、苦しい(2種)
(3)ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」−私は死ぬ
(4)ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」−ああ、やっと気分が良くなった,まるで汚れを知らぬと
(5)マルティーニ:愛の喜び
トスティ:ご婦人よ、あなたは眠っている
グラズノフ:東洋のロマンス
(6)カーペンター:ジャズの少年たち,クライン・ブルース
セヴラック:愛する人形
ブロージ:志願兵
シューベルト:鱒,笑いと涙
(7)デュパルク:ロズモンドの館
マスネ:「パニュルジュ」−トゥーレーヌの歌
シューマン:くるみの木
不詳:素晴らしい住み家
不詳:私たちの村で
■CD3(73:54)
(1)マスネ:「ノートルダムの曲芸師」−聖処女はよく聞いてくださる
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」−家の前で,やさしい蚤が一匹
(2)トスティ:最後の歌,秘密,
(3)アーン:捧げ物,あなたの慈悲を
トスティ:ニノン
ベンベルク:インドの歌
(4)トスティ:愛の苦しみ
シューベルト:菩提樹,水車屋の花(フランス語)
伝承曲:昔々、一人の羊飼いがいた
伝承曲:マリーの歌
ランセル:カンタティユ
(5)ウェッケルラン:幸せに生きる,ノルマンドの歌
フォーレ:秘密
トスティ:別れの歌
(6)ラパラ:ハバネラ
トーマ:「ハムレット(アムレ)」−生きるべきか死ぬべきか
マスネ:「クレオパトラ(クレオパトル)」−テラスに一人
■CD4(73:56)
(1)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」−カタログの歌
ヴェルディ:「ドン・カルロス」−一人眠ろう
(2)伝承曲:ムール貝を採りに,とても愛らしいシルヴィー,三人の王女
ベアルヌ民謡:ルシニュレット
ウェッケルラン:朝の星,甘いキスを一つ、リゼット,僕のかわいい恋人
(3)グノー:花に添えて,祈り
ピエモンテの古謡:美しいマリオン
17世紀の歌:エグゾデのメヌエット
ウェッケルラン:五月の愛
(4)デルメ:あなたは本当に素敵だ,老乞食,憂鬱,愛の星
(5)トレス:「パリのミュージックホール」−一言もなしに,ハバナ人
デルメ:飾り,小さな悩み,自由な歌,幕を閉めよう,すべて単純に
■CD5(78:08)
(1)デルメ:花束を贈る,愛の魅力,マノンに捧げるスタンス,小さな敷石
(2)ルナール:さくらんぼの実る頃
プリヴァ:時の歌
セヴラック:愛する人形
マルティーニ:愛の喜び
(3)ディオ:リラがまた咲く時
フラグソン,クリスティーヌ:戻り来る
ルルー:ジャン=ピエールの手紙
ナドー:マルサラの兵士
(4)ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」−私の心は悲しみ
マスネ:「ドン・キショット」−友よ、聞いてくれ
(5)ベルトミュー:「美しい航海」−一晩、一時間
ベルトミュー:「ロベール・マケール」−美しい星に
イヴェン:「家なき児」−狼たちが,僕のローラ
(6)シャルパンティエ:「ルイーズ」−子守歌
トーマ:「ミニョン」−逃げ出し、震えて,彼女の心の昂ぶりを私は鎮めてやった
(7)グブリエ:「夜は美しい」−夜は美しい,脱いだドレスが
■CD6(68:25)
(1)ハヴォス:決して
(2)カスタニャーロ:あなたは私に言った
(3)ラ・ヴォワ・デ・ノートル「シャンテ・デ・メティエ」録音
ラルビ:忘れられた歌,タイピストの歌,大工の歌,売り子さんの歌
(4)マルニという偽名で録音したもの
コッポラ:キスのために,二つのうち良い方,タンゴのおかげで,あなたが愛して何になる
(5)ヴォワ・ドゥ・ソン・メートル LP録音
デルメ:新しい歌曲集(14曲)
ヴァンニ=マルクー(Bs-Br)

■CD1(79:34)
(1)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1924年9月26日、パリ、
(2)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1924年10月6日
(3)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1924年10月13日
(4)ピエロ・コッポラ(P)
 1925年2月6日
(5)ピエロ・コッポラ(P)
 1925年9月24日
(6)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1927年10月6日
(7)1927年10月13日
(8)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1927年10月7日
(9)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1927年10月6日

■CD2(77:14)
(1)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1927年10月12日
(2)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1927年10月7日
(3)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1927年10月13日
(4)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1927年10月6日
(5)ピエロ・コッポラ(P)
 1928年6月18日
(6)ピエロ・コッポラ(P)
 1928年6月28日
(7)ピエロ・コッポラ(P)
 1930年5月28日

■CD3(73:54)
(1)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1930年9月23日
(2)管弦楽団
 1930年9月24日
(3)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1931年4月14日
(4)ピエロ・コッポラ(P)
 1931年6月23日
(5)ピエロ・コッポラ(P)
 1931年6月26日
(6)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1931年10月5日

■CD4(73:56)
(1)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1931年10月7日
(2)リュシアン・プティジャン(P)
 1932年5月2日
(3)リュシアン・プティジャン(P)
 1932年5月3日
(4)リュシアン・プティジャン(P)
 1932年11月3日
(5)管弦楽団
 1933年10月12日

■CD5(78:08)
(1)リュシアン・プティジャン(P)
 1933年10月17日
(2)リュシアン・プティジャン(P)
 1933年10月22日
(3)ディオ:リラがまた咲く時
フラグソン,クリスティーヌ:戻り来る
ルルー:ジャン=ピエールの手紙
ナドー:マルサラの兵士
 アンドレ・レルミト(P)
 1934年5月7日
(4)ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」−私の心は悲しみ
マスネ:「ドン・キショット」−友よ、聞いてくれ
 ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1934年6月8日
(5)E.ベルヴィリ(指)管弦楽団
 1934年11月7日
(6)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1934年11月12日
(7)アンリ・グブリエ(指)
 1935年9月30日
■CD6(68:25)
(1)マルセル・カリヴァン(指)管弦楽団
 1936年12月7日
(2)マルセル・カリヴァン(指)管弦楽団
 1937年4月13日
(3)ジャニーヌ・ウーセ(P)
 1931−1932年
(4)ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
 1932年11/12月
(5)イレーヌ・エトフ(P)
 1955年
ヴァンニ=マルクー、本名ジャン=エミル・マルクー(1877−1962)は、20世紀初頭のフランスの偉大なバス=バリトンである。パリのオペラ座に初出演したのが1908年、それから歌手を引退する1948年までの40年間、マルクーは偉大な歌手であり続けました。オペラからポピュラー曲まで幅広く歌い、残された録音も膨大。今回、marstonがそのすべてを復刻、CD6枚に収めた。1924年のアコースティック録音から、80歳近くになった1955年の録音まで、いずれも貴重な録音です。一時代を築いた偉大な歌手のすべてを、素晴らしい復刻で楽しむことができます。
MAR-56002-2(6CD)
マッティア・バッティスティーニ 全録音集1898-1924
(1)GRAMOPHONE & TYPEWRITER 社 1902 年、ワルシャワ
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜ワインで頭が熱くなるまで
ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌(イタリア語歌唱)
チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」〜もし家庭の枠の中に(イタリア語歌唱)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ窓辺においで
アルヴァレス:ラ・マンティージャ
デンツァ:妖精の瞳/トスティ:もう一度
ルビンシテイン:「デーモン」〜泣くでない、娘さん(イタリア語歌唱)
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」〜私は町の何でも屋
グノー:「ファウスト」〜この地を離れる前に(イタリア語歌唱)
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜ああ!強い情熱
ティルデ・カロティーニ(Ms)
(2)GRAMOPHONE & TYPEWRITER 社 1906 年11 月 ミラノ
コッキ:「祖国のために」〜今やはっきりと素晴らしい幻が私に姿を現す
ヴェルディ:「エルナーニ」〜ああ、私の青年の頃よ*
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜あなたの生命に#
ヴェルディ:「エルナーニ」〜見てやろう、ああ、不敵な老人め〔2 種〕
ヴェルディ:「エルナーニ」〜私と一緒に行こう*#+
ヴェルディ:「エルナーニ」〜ああ、至高のカルロよ*
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜あそこで手を取り合って*
フロト:「マルタ」〜リオネルが死んでしまう(イタリア語歌唱)
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜大きな愛に
ドニゼッティ:「ドン・セバスティアン」〜ああ、リスボン、おお私の祖国よ!(イタリア語歌唱)
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜お前だったのか
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇があり(イタリア語歌唱)
エロール:「ザンパ」〜どうしてあなたは震えるのか(イタリア語歌唱)
エミーリア・コルシ(S)*
アリストデモ・シリク(Bs)#
ルイージ・コラッツァ(T)+
(3)THE GRAMOPHONE COMPANY 社 1911年6月 ミラノ
レオンカヴァッロ:「道化師」〜よろしいですか?
マスネ:「ウェルテル」(イタリア語バリトン版)〜私の胸に
マスネ:「ウェルテル」(イタリア語バリトン版)〜私を目覚めさせないのか
トマ:「ハムレット」〜萎れた花のように(イタリア語歌唱)
グノー:夕べ/トスティ:愛、愛!
プッチーニ:「トスカ」〜三人の巡査と、馬車一台[テ・デウム](2 種)
トマ:「ハムレット」〜酒が悲しみを晴らす(イタリア語歌唱)
マスネ:「タイス」〜水で手と唇を潤そう(イタリア語歌唱)*
ワーグナー:「タンホイザー」〜君は大胆な歌で(イタリア語歌唱)
グノー:「ファウスト」〜この地を離れる前に(イタリア語歌唱)
ベッリーニ:「清教徒」〜ああ!永遠に君を失ってしまった
マスネ:「タイス」〜水で手と唇を潤そう(イタリア語歌唱 2 種)#
ドニゼッティ:「マリア・ディ・ロアン」〜美しく輝かしさに包まれ
ベッリーニ:「清教徒」〜幸せな美しい夢よ
ヴェルディ:「トラヴィアータ」〜プロヴァンスの海と陸
ワーグナー:「タンホイザー」〜この高貴な仲間たちを見れば(イタリア語歌唱)
ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌(イタリア語歌唱)
デンツァ:崇拝/トスティ:理想の人
クァランタ:ああ、私の愛しい人よ
ロトーリ:私の妻は私の旗になるだろう
トスティ:ラ・セレナータ/ロトーリ:黒いゴンドラ
トスティ:私をもう愛してはいない(2 種)
ロトーリ:私の妻は私の旗になるだろう
エベ・ボッコリーニ(S)*
アッティリア・ヤンニ(S)#
(4)THE GRAMOPHONE COMPANY 社 1912 年5 月 ミラノ
マイヤベーア:「アフリカの女」〜王家の娘(イタリア語歌唱)
マイヤベーア:「アフリカの女」〜だが彼のため、ヴァスコのため(イタリア語歌唱)
マイヤベーア:「アフリカの女」〜私を踏み潰せ、雷よ!(イタリア語歌唱)
ドニゼッティ:「リンダ・ディ・シャモニー」〜二人ともこの谷間に生まれ
ヌゲ:「どこに行く?」〜海を渡り漂い(イタリア語歌唱)
ヌゲ:「どこに行く?」〜見ろ、ポイベ自らが(イタリア語歌唱)
ドニゼッティ:「ルチア」〜残酷でいまわしい苛立ちが
レオンカヴァッロ:「道化師」〜僕の運命を決めてくれ*
レオンカヴァッロ:「道化師」〜ではどうして*
ヴェルディ:「リゴレット」〜ああ私のジルダよ!*
ドニゼッティ:「リンダ・ディ・シャモニー」〜シルヴァル子爵の善良な召使が*
ヴェルディ:「トラヴィアータ」〜天使のような清らかな娘を*
ロッシーニ:「ギヨーム・テル」〜動かずにいるのだぞ(イタリア語歌唱)
ヌゲ:「どこに行く?」〜友よ、これが待望の時だ(イタリア語歌唱)
ヴェルディ:「オテッロ」〜ある夜のこと
シューベルト:喜び(D365-2 による)
マスネ:「エロディアード」〜束の間の幻影(イタリア語歌唱)
ヴェルディ:「マクベス」〜哀み、敬意、愛も
ルビンシテイン:「ネロン」〜ヒュメナイオスよ!(イタリア語歌唱)
デンツァ:妖精の瞳
(5)THE GRAMOPHONE COMPANY 社 1913年6月
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ、窓辺においで
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜オイデ、レオノーラ
トスティ:魅惑
ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜最後の日が来た
ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜ああ、カルロ、聞いてくれ
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜見てみろ、夜に*#
ヴェルディ:「エルナーニ」〜見てやろう、不敵な老人が*#+
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜ご覧ください、この苦い涙を*
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜彼が生きると!*
グノー:「ファウスト」〜よく聞いておくれ、マルゲリート!(イタリア語歌唱 2 種)*
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜見てみろ、夜に*#
エルヴィラ・バルビエーリ(S)*
ヴィンチェンツォ・ベットーニ(Bs)#
ジュゼッペ・トンマジーニ(T)+
(6)La Societe Suisse des Disques Phonographiques d’Art 社 1920年頃 チューリヒ
トスティ:理想の人
ジョルダーニ:私の愛しい人よ
(7)THE GRAMOPHONE COMPANY 1921 年5月、ミラノ
アルヴァレス:マンティージャ
マスネ:「ラホールの王」〜私の未来の約束よ(イタリア語歌唱)
カリッシミ:勝利だ、私の心よ!
マルケッティ:「ルイ・ブラス」〜私の敵たちに
ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜最後の日が来た
ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌(イタリア語歌唱)
ヴェルディ:「エルナーニ」〜ああ、至高のカルロよ*
ヴェルディ:「リゴレット」〜そうだ、復讐だ!#
ポンキエッリ:「ジョコンダ」〜陶酔!狂喜!
ドニゼッティ:「マリア・ディ・ロアン」〜死の不吉な声が(2 種)
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜お前の敵の怒りは(2 種)
ヴェルディ:「運命の力」〜宿命の箱よ
ヴェルディ:「運命の力」〜奴が助かった!
ドニゼッティ:「マリア・ディ・ルーデンツ」〜ああ!もはや涙は
ジュゼッペ・タッカーニ(T)*
ヤンニーナ・デ・ウィット(S)*
ルル・ヘイズ(S)#
(8)THE GRAMOPHONE COMPANY 1924年2 月、ミラノ
ヴェルディ:「運命の力」〜宿命の箱よ
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜あなたの人生に
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜それほどの愛に
ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜ああ、カルロ、聞いてくれ
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜お前だったのか
モーツァルト:「フィガロの結婚」〜もう飛べないぞ
グルック:「パーリデとエレナ」〜ああ、私のやさしい熱情の
デンツァ:分かってくれていたら
ゴメス:「ガラニー族」〜家もなく、隠れるところもなく
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ、窓辺においで
アルヴァレス:別れ
(9)補遺1〜1898 年頃 ベルリン 私的なシリンダー録音
ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌(イタリア語歌唱 尻切れ)
(10)補遺2〜ジュゼッペ・ベッラントーニ バリトン・アリア集
デンツァ:妖精の瞳/トスティ:最後の歌
ヴァレンテ:愛想の良い月
グラッフェオ:キアニュテッダ・ミア
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜あなたの人生に
パチーニ:「サッフォ」〜あなたの声の響きが*
パチーニ:「サッフォ」〜残忍な復讐の女神が**
マスネ:「エロディアード」〜束の間の幻影(イタリア語歌唱)#
マルケッティ:「ルイ・ブラス」〜私の敵たちに#
ワーグナー:「ジークフリート」〜目覚めよ、ヴァラ!(イタリア語歌唱)+
全て、マッティア・バッティスティーニ(Br)

(1)ティルデ・カロティーニ(Ms)

(2)エミーリア・コルシ(S)*
アリストデモ・シリク(Bs)#
ルイージ・コラッツァ(T)+

(3)エベ・ボッコリーニ(S)*
アッティリア・ヤンニ(S)#

(4)マリア・モシュチスカ(S)*

(5)エルヴィラ・バルビエーリ(S)*
ヴィンチェンツォ・ベットーニ(Bs)#
ジュゼッペ・トンマジーニ(T)+

(7)ジュゼッペ・タッカーニ(T)*
ヤンニーナ・デ・ウィット(S)*
ルル・ヘイズ(S)#

(10)ジュゼッペ・ベッラントーニ(Br)
録音:1910 年3 月、1911 年1 月*、1911 年2 月**、1910 年10 月#、1910 年11 月、1911 年1 月+
マッティア・バッティスティーニ(1856-1928)の全録音をMarston が復刻。バッティスティーニは19 世紀末から20 世紀初頭に かけて活躍したイタリアの偉大なバリトン。彼の朗々と響き渡る美声だけでも比類ないものだが、加えて滑らかで気品高い歌い まわしに長け、力強さも十分持っていた。彼は「バリトンの王者 Il re dei baritoni」と讃えられ、絶大な人気を博した。当時はヴ ェリズモ・オペラ全盛だったが、バッティスティーニはむしろドニゼッティやヴェルディ、フランスオペラなどを得意としていた。か のマスネがバッティスティーニのために「ウェルテル」のタイトルロールをバリトン用に手直ししてあげたことは有名である。この 6CD セットは、1902 年から1924 年までのバッティスティーニの商業録音のすべて(8 曲の未発表録音を含む)に加え、1898 年 頃に2 分の蝋管録音に私的に録音した夕星の歌も含めており、まさに完全全録音集。古い録音を越えてバッティスティーニの 至芸が楽しめる。 なお余白には、バッティスティーニよりもう二世代後のイタリアのバリトン、ジュゼッペ・ベッラントーニ(1880―1946)の 1910― 1911 年の録音を収録している。
MARS-56004-2(6CD)
ロッテ・レーマンODEON電気録音集1927-1933+補遺ラジオ放送受信録音集
■CD1
(1)プッチーニ:「トゥーランドット」―この王宮で,最初の涙の(ドイツ語)
ウェーバー:「オベロン」―海よ、巨大な怪物よ(ドイツ語)(2種)
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」―母は私の部屋の戸口で殺された(ドイツ語)
(2)ゴダール:「ジョスラン」―この隠れ家で横になり(ジョスランの子守歌)(ドイツ語)
イェンゼン:ああ止まりなさい、黄金の時よOp.35-3,ささやくそよ風Op.21-4
メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2
ブラームス:永遠の愛についてOp43-1
(3)シューベルト:音楽に寄せてD547,アヴェ・マリアD839,君は私の憩いD776,挨拶
を送ろうD741,水の上で歌うD774
ヒルダッハ:吟遊詩人Op.15-1
シューベルト:セレナードD957-4,死と乙女D531
(4)シューベルト:秘めごとD719
■CD2
(1)プッチーニ:「トスカ」―世の中のどんな目が(2種),ただあなたのためだけに死は辛かった
(2)ベートーヴェン:「フィデリオ」―来なさい、希望よ
R.シュトラウス:「薔薇の騎士」―ああ分かってちょうだい、カンカン/時は不思議なもの
モーツァルト:「フィガロの結婚」―愛の神よ、私にいくらかの安らぎを与えてください(ドイツ語)
(3)モーツァルト:「フィガロの結婚」―愛の神よ、私にいくらかの安らぎを与えてください(ドイツ語)
ヒルダッハ:「春」Op.19-5
コルンゴルト:「ヘリアーネの奇跡」―私は彼のところに行く
(4)レハール:「エーファ」―私の母もそうだった/それもまた一瞬でしかなかった
(5)レイルトン:束の間の戯れの恋
エンゲル=ベルガー:また春が
シューマン:くるみの木Op.25-3
(6)シューマン:言伝Op.77-5
R.シュトラウス:明日!Op.27-4/君の青い瞳でOp.56-4
(7)ダルベール:ツグミにアトリが言ったOp.9-4
ベルガー:ああ、誰がそれをできたのかOp.30-7
クリスマス聖歌:ああ君は朗らかに
グルーバー:静かな夜(きよしこの夜)
■CD3
(1)R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」―彼女はここで一人生きている/すべてが清らかなある国が
R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」―彼女は軽く息をしている/すべてが清らかなある国が
(2)シューマン:「女の愛と生涯」Op.42(全8曲)
グノー:アヴェ・マリア
ヘンデル:「セルセ」―このような木陰はなかった(オンブラ・マイ・フ)
(3)F.フンメル:ハレルヤ
レッセル:どこに君が去っても
(4)J・シュトラウス:「こうもり」―騎士様
 「ジプシー男爵」―彼が男爵,領主の子が
(5)ウェーバー:「魔弾の射手」―まどろみは私に近付いた/静かに静かに、敬虔な調べよ
(6)賛美歌:血潮滴る
 キリストの母マリアは苦しみながら立ち
■CD4
(1)アイブリンガー:小船は波を抜けて
シュービガー:永遠に緑の草地で花が一輪咲いた
(2)カウラー:君を決して忘れない女性がいる
マイ:ある美しい女性の香り
ローゼン:君がいつか君の心を贈る時
レハール:私は君に空から青を取って来る
(3)プッチーニ:「トスカ」―歌に行き(ドイツ語)
プッチーニ:「ボエーム」―私はミミと呼ばれている(ドイツ語)
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの詩による歌曲集―苦しみ,夢
シューマン:献呈Op.25-1,君は花のようOp.25-24
R.シュトラウス:黄昏の夢Op.29-1,セレナーデOp.17-2
(4)ニコライ:ああ聖なる精霊よ
ダハシュタイン:深い苦境から
ヴルピウス:ああ、あなたの恵と共に
クルーガー:イエスよ、私の信頼は
伝承歌(ヴァルター編):私たちはみな神を信じている
シュテルツェル(バッハ編):あなたが私の元にいたなら
(5)ドイツ民謡(レマー編):別れて避けて
ヴァルラモフ(レマー編):赤いサラファン
ドイツ民謡(レマー編):狩人が角笛を吹く
 二人の王子がいた
(6)ワーグナー:「タンホイザー」―素晴らしい大広間よ(歌の殿堂),全能の処女マリアよ
ワーグナー:「ローエングリン」―微風よ、私の嘆きを聞いておくれ,陰鬱な日々に一人
■CD5
(1)ワーグナー:「ローエングリン」―微風よ、私の嘆きを聞いておくれ,陰鬱な日々に一人
(2)グノー:「ファウスト」―テューレの王(ドイツ語)
トマ:「ミニョン」―その国を知っていますか?(ドイツ語)
ワーグナー:「ワルキューレ」―君こそは春
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」―穏かに静かに(愛の死)
プッチーニ:「蝶々夫人」―泣いているの?なぜ?/ある日、私たちは見るでしょう(ドイツ語)
(3)ケテルビー(レマー編):聖なる時/ケテルビー(レマー編):心の聖域
(4)シューマン:私は恨まないOp.48-7
(5)シューベルト:魔王D329
(6)賛美歌:私たちの神は堅固な砦
ボルトニャンスキー:私は愛の力に祈る
(7)ブラームス:五月の夜Op.43-2
ウェーバー:眠りなさい、心から愛する坊や(子守歌)
ボーム:傍観op.326-37
(8)トマ:「ミニョン」―彼女はそこにいる、彼のそばに,私は哀れな子どもを知っている(共にドイツ語)
J・シュトラウス:「こうもり」―故郷の歌を聞けば(チャールダーシュ),貴殿よ、何をお考えで?
(9)ブラームス:甲斐のないセレナーデOp.84-4
(10)モーツァルト:「魔笛」―ああ、私は感じる、消え失せてしまったと
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」―さあこちらに急いで
プッチーニ:「蝶々夫人」―ああ!何という空!/さあもう一歩(ドイツ語)
ヴェルディ:「オテロ」―彼女は歌いながら寂しい荒れ野で泣いていた(柳の歌)(ドイツ語)
■CD6
(1)シューマン:ハスの花Op.25-7,日の光に寄すOp.36-4,てんとう虫Op.79-13
ベートーヴェン:「エグモント」―太鼓が鳴った!,喜びに満ち、悲しみに満ち
ブラームス:眠りの精WoO31-4
メンデスルゾーン:挨拶Op.19a-5
ブラームス:鍛冶屋Op.19-4
(2)マスネ:「ウェルテル」―ウェルテル、誰が言えましょうか(手紙の歌)(ドイツ語)
オッフェンバック:「ホフマン物語」―キジバトは逃げてしまった(ドイツ語)
マスネ:「マノン」―彼らの声が甘い恋へと誘う時(ドイツ語)
ダルベール:「死んだ目」―プシュケが柱廊玄関を抜けて散策してる
モーツァルト:「フィガロの結婚」―ああ来なさい、遅れることなく(ドイツ語)
(3)R.シュトラウス:「アラベラ」―私のエレメル!,彼は私にはふさわしい人ではない

【補遺ラジオ放送受信録音集】
(1)ワーグナー:「ローエングリン」―陰鬱な日々に一人
R.シュトラウス:子守歌Op.41-1
(2)シューマン:言伝Op.77-5
(3)ベートーヴェン:思い出,忠実なジョニーOp.108-20
メンデルスゾーン:新しい恋Op.19a-4,ズライカOp.34-4,ヴェネツィアのゴンドラの歌Op.57-5
ロッテ・レーマン(S)



■CD1
(1)フリッツ・ツヴァイク(指)
ベルリン市立歌劇場O員
録音:1927年2月16日
(2)フリッツ・ツヴァイク(指)
ベルリン市立歌劇場O員
録音:1927年2月18日
(3)マンフレート・グルリット(指)室内O
録音:1927年12月6日
(4)マンフレート・グルリット(指)室内O
録音:1927年12月9日

■CD2
(1)ヤン・キープラ(T)、
マンフレート・グルリット(指)
ベルリン市立歌劇場O員
録音:1927年12月10日
(2)マンフレート・グルリット(指)
ベルリン市立歌劇場O員
録音:1927年12月13日
(3)マンフレート・グルリット(指)
ベルリン市立歌劇場O員
録音:1928年3月13日
(4)ヘルマン・ヴァイゲルト(指)
ベルリン国立歌劇場O
録音:1928年9月3日
(5)ヘルマン・ヴァイゲルト(指,P)
四重奏団
録音:1928年9月3日
(6)ヘルマン・ヴァイゲルト(P)
録音:1928年9月4日
(7)ヘルマン・ヴァイゲルト(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1928年9月4日


■CD3
(1)ヘルマン・ヴァイゲルト(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1928年9月4日
(2)フリーダー・ヴァイスマン(指)室内O
録音:1928年11月10日)
(3)パウル・マニア(Org)
録音:1928年11月12日
(4フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O&cho、
リヒャルト・タウバー(T)、
カリン・ブランツェル(A)、
グレーテ・メレム・=ニキシュ(S)、
ヴァルデマール・シュタゲマン(Br)
録音:1928年12月17日
(5)マンフレート・グルリット(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1929年2月26日
(6)パウル・マニア(Org)
録音:1929年2月26日


■CD4
(1)パウル・マニア(Org)
録音:1929年2月26日
(2)フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O
録音:1929年4月16日
(3)フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1929年6月13日
(4)パウル・マニア(Org)
エルンスト・レマー(指)
ベルリン国立歌劇場O&cho
録音:1930年2月20,21日
(6)フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1930年2月21日


■CD5
(1)フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1930年2月21日
(2)フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O
録音:1930年6月18日
(3)エルンスト・レマー(指)
ベルリン国立歌劇場O員、
カール・ツァンダー(語り)
録音:1930年6月19日
(4)フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1930年6月19日
(5)フリーダー・ヴァイスマン(P)
録音:1930年6月19日
(6)賛ベルリン国立歌劇場cho、
オルガン伴奏
録音:1931年5月23日)
(7)フリーダー・ヴァイスマン(指)三重奏団
録音:1931年5月23日
(8)フリーダー・ヴァイスマン(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1931年5月26日
(9)フリーダー・ヴァイスマン(指)三重奏団
録音:1931年5月26日
(10)マンフレート・グルリット(指)
ベルリン国立歌劇場O員
録音:1932年4月23日


■CD6
(1)マンフレート・グルリット(指)
オデオン室内O
録音:1932年4月25日)
(2)フリーダー・ヴァイスマン(指)
オデオン・オペラO
録音:1933年6月20日
(3)リヒャルト・ヤーガー(指)
ベルリン国立歌劇場O
録音:1933年11月11日


【補遺ラジオ放送受信録音集】
(1)フランク・ブラック(指)SO
録音:1935年11月24日
(2)ポール・ウラノフスキ(P)
録音:1943年2月15日
(3)ポール・ウラノフスキ(P)
録音:1948年3月7日ニューヨーク
marston の新刊は、20 世紀前半の偉大なドイツのソプラノ、ロッテ・レーマンの ODEON 電気録音集。ロッテ・レーマン (1888―1976)はウィーン国立歌劇場のプリマドンナとして絶大な人気を博した。モーツァルト、ワーグナーはもちろん、ことに R.シュトラウスから信頼され、1919 年の「影のない女」初演ではバラクの妻を歌っています。またプッチーニのヒロインも得意と していた。ナチを嫌い1938 年のオーストリア併合直前に米国に移住、ロサンジェルスに居を構えた。 ベルリンの ODEON レーベルによる電気録音は、概ねレーマンが 40 代の頃のもので、彼女の全盛期の歌声を収めた貴重 なものばかりです。曲目は、独伊仏のオペラ、歌曲、民謡、賛美歌など多岐に渡り、レーマンの人気の高さが伺えます。歌曲 の録音では、伴奏にピアノではなくアンサンブル伴奏が用いられているものが多い。 レーマンの歌は、柔らかく女性的な情感に満ち溢れた美声を情熱的また繊細に駆使したものもので、アルトゥーロ・トスカニ ーニやブルーノ・ワルターら偉大な指揮者たちが彼女の歌を口を極めて絶賛したことが、これら全盛期の録音でとてもよく理 解できます。 いつも通りとても丁寧な復刻、80 ページ弱の解説冊子も充実(英語)。
MARS-56005-2(6CD)
ヘルベルト・ヤンセン名歌手の肖像
■CD1
「オペラとオペレッタ録音1923-30」(72:55)
(1)ヴェルディ:「リゴレット」―日曜日ごとに教会で/泣きなさい、娘よ
(2)プッチーニ:「蝶々夫人」―さあ私たちの番だ、ここに座りなさい(ドイツ語)
(3)グノー:「ファウスト」―ああ尊いメダルよ/この地を去る前に(ドイツ語)
グノー:「ファウスト」―私の言うことをよく聞きなさい、マルゲリートよ(ドイツ語)
ロルツィング:「刀鍛冶」―君は冷たく私をここから去らせるのか
ロルツィング:「皇帝と船大工」―かつて私は王忽、王冠と星形勲章で戯れた
(4)ワーグナー:「タンホイザー」―君は大胆な歌い方でわれわれに挑戦し
ワーグナー:「タンホイザー」―私はここで彼女が祈っているのを見付けると思った
(5)ワーグナー:「タンホイザー」―君は大胆な歌い方でわれわれに挑戦し
ワーグナー:「タンホイザー」―私がこの高貴な集いをぐるりと見ると
(6)ワーグナー:「タンホイザー」―私はここで彼女が祈っているのを見付けると思った
ワーグナー:「タンホイザー」―死の予感のように夕闇が大地を覆っている/ああお前よ優
しい夕星よ
(7)ワーグナー:「神々の黄昏」―いかなる妖怪の策略が
(8)フィッチー=レーヴェ:「三銃士」―私は君を愛している(アート・フィッチュ、ケイ・フィッチュ、バート・ロウによるIloveyouの編)
フィッチー=レーヴ:「三銃士―君は私の心の中に入り込んで来る
■CD2
「フーゴー・ヴォルフ協会のための録音1932-35/
(1)ヴォルフ:竪琴弾き1:孤独に身をゆだねる者は/竪琴弾き2:戸口へと私は忍び歩きしよう/竪琴弾き3:涙とともにパンを食べたことのない者は/アナクレオンの墓/コフタの歌2:そら、私の助言を聞きなさい
(2)ヴォルフ:それを考えろ、ああ魂よ/祈り/一枚の古い絵に/恋人に/ヴァルトブルク城の見張りの歌
(3)ヴォルフ:隠棲/ビーテロルフ/溜め息/それを考えろ、ああ魂よ/ある結婚式で
(4)ワーグナー:「神々の黄昏」―万歳!万歳!ようこそ/ブリュンヒルデを、気高い女を
ワーグナー:「神々の黄昏」―いかなる妖怪の策略が
(5)ワーグナー:「さまよえるオランダ人」―期限が来た
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」―WieausderFerne
■CD3
「ブラームス、シューベルト、シューマンの歌曲1936-38」(68:07)
(1)ブラームス:わが女王、何とあなたはOp.32-9/もはや君のもとへは行かないとOp.32-2/愛の歌Op.71-5/教会の墓地でOp.105-4
(2)シューベルト:セレナーデD957-4
(3)シューベルト:影法師D957-13ジェ(4)シューベルト:ガニュメートD544/道しるべD911-20/宿屋D911-21/ロマンツェD797-3
(5)シューベルト:兵士の予感D957-2
(6)シューベルト:セレナーデD957-4
(7)シューベルト:アトラスD957-8/君の肖像D957-9/街D957-11
(8)シューベルト:影法師D957-13/全能の神D852
(9)シューマン:二人の擲弾兵Op.49-1
(10)シューマン:献呈Op.25-1/蓮の花Op.25-7
■CD4
「ヴォルフ、R.シュトラウスの歌曲1936-38」(52:25)
(1)ヴォルフ:あらゆる美の女神たちでも適わない
(2)ヴォルフ:眠れぬ者の太陽
(3)ヴォルフ:さまよい疲れた者の最後の憩いの地はどこなのか?
(4)ヴォルフ:いつか、いつか、私の想いは/心よ、すべては憩いに向かっている/心の奥深くに私は苦しみを抱えている
(5)ヴォルフ:ああ死よ、来なさい、夜に取り巻かれて
(6)ヴォルフ:狩人
(7)ヴォルフ:恋する者の歌/散歩/眠れる幼児イエス
(8)ヴォルフ:狩人
(9)ヴォルフ:楽士/友
(10)ヴォルフ:休息に、休息に、疲れた四肢よ
(11)R.シュトラウス:黄昏の夢Op.29-1
(12)R.シュトラウス:夜Op.10-3
(13)R.シュトラウス:万霊節Op.10-8
(14)R.シュトラウス:献呈Op.10-1
(15)ヴォルフ:楽士/友
■CD5
「ライヴ録音/タンホイザー、パルジファル、オテロより/グリーグの歌曲」(64:07)
(1)バッハ:ヨハネ受難曲―私の尊い救い主よ
(2)ワーグナー:「ジークフリート」―あなたに平安があるように、賢明な鍛冶師よ!
(3)ワーグナー:「タンホイザー」―私はここで彼女が祈っているのを見付けると思った
ワーグナー:「タンホイザー」―死の予感のように夕闇が大地を覆っている/ああお前よ優しい夕星よ
アルゼンチンブエノスアイレス
(4)ワーグナー:「パルジファル」―だめだ!覆いを外すでない!
ワーグナー:「パルジファル」―そうだ、災いあれ!私に災いあれ!
(5)ヴェルディ:「オテッロ」―同じものをデズデーモナ様の手に見ました/大理石のような空にかけて誓おう!
(6)グリーグ:初めてのサクラソウをOp.26-4(ドイツ語)/挨拶Op.48-1
(7)グリーグ:白鳥Op.25-2/それから私は恋人がほしいOp.60-5
(8)グリーグ:薔薇の季節にOp.48-5/傷ついた者Op.33-3/私はあなたを愛しているOp.5-3
(9)グリーグ:夢Op.48-6/明るい夜Op.70-3
■CD6
「アメリカ録音の歌曲、マイスタージンガー、ワルキューレからの抜粋」(67:06)
(1)シューベルト:郵便馬車D911-13/あなたは安らぎD776
シューマン:間奏曲Op.39-2/春の旅Op.45-2
(2)ブラームス:五月の夜Op.43-2/鼓手の小歌Op69-5
ヴォルフ:アナクレオンの墓/ヴァイラの歌
(3)ヴォルフ:竪琴弾き1:孤独に身をゆだねる者は/竪琴弾き2:戸口へと私は忍び歩きしよう/竪琴弾き3:涙とともにパンを食べたことのない者は/アナクレオンの墓
R.シュトラウス:黒髪を広げておくれOp.19-2
(4)R.シュトラウス:賛歌Op.33-3/巡礼の朝の歌Op.33-4/ツェツィーリエOp.27-2
(5)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―リラの花が何と柔らかく/―迷いだ、迷いだ!どこも迷いだ!
(6)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―私の子よ、私はトリスタンとイゾルデの/太陽のように幸せな
(7)ワーグナー:「ワルキューレ」―さらば、勇気ある輝かしい子よ
■CD1
(1)ロッテ・シェーネ(S)、フリッツ・ツヴァイク(指)ベルリン国立O/録音:1927年11月11日ベルリン
(2)マルゲリータ・ペラス(S)、ゼルマー・マイロヴィッツ(指)O/録音:1929年9月24日ベルリン
(3)フリッツ・ツヴァイク(指)ベルリン国立O/録音:1928年4月19日ベルリン
(4)O/録音:1923年12月ベルリン
(5)シジスムント・ピリンツキー(T)、イヴァール・アンドレーゼン(Bs)
カール・エルメンドルフ(指)バイロイト祝祭O/録音:1930年8月23―26日バイロイト
(6)ゼルマー・マイロヴィッツ(指)O/録音:1929年12月13日ベルリン
(7)ナンニ・ラーセン=トドセン(S)、イヴァール・アンドレーゼン(Bs)
レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立O/録音:1928年4月19日ベルリン
(8)イェタ・リュンベリ(S)、エルンスト・ハウケ(指)大演劇場O/録音:1929年10月7日ベルリン
■CD2
(1)コンラート・V.ボス(P)/録音:1932年9月29日
(2)コンラート・V.ボス(P)/録音:1934年9月22日
(3)ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1935年11月4日
(4)フリーダ・ライダー(S)、ルートヴィヒ・ウェーバー(Bs)、トーマス・ビーチャム(指)ロンドンPO/録音:1937年6月14日ロンドン(ライヴ録音)
(5)キルステン・フラグスタート(S)、フリッツ・ライナー(指)ロンドンPO/録音:1937年6月11日ロンドン(ライヴ録音)
■CD3
(1)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年6月15日ロンドン
(2)ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1936年11月10日ベルリン
(3)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年8月29日ロンドン
(4ジェラルド・ムーア(P)/録音:1938年3月22日ロンドン
(5)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年8月29日ロンドン
(6)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1938年11月16日ロンドン
(7)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年8月29日ロンドン
(8)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1938年11月17日ロンドン
(9)ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1936年11月10日ベルリン
(10)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年6月10日ロンドン
■CD4
(1)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1938年11月17日ロンドン
(2)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1938年11月16日ロンドン
(3)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1938年11月15日ロンドン
(4)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年5月20日ロンドン
(5)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年6月15日ロンドン
(6)ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/録音:1937年2月10日ベルリン
(7)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1938年11月17日ロンドン
(8)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年5月20日ロンドン
(9)ジェラルド・ムーア(P)1938年11月16日ロンドン
(10)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年5月20日ロンドン
(11)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年6月10日ロンドン
(12)3ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年6月15日ロンドン
(13)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年6月10日ロンドン
(14)ジェラルド・ムーア(P)/録音:1937年5月20日ロンドン
(15)ピアノ伴奏/録音:1938年12月7日ロンドン
■CD5
(1)エーリヒ・クライバー(指)コロン劇場O,コロン劇場合唱団/録音:1938年9月22日アルゼンチンブエノスアイレス(ライヴ録音)
(2)エーリヒ・ヴィッテ(T)エーリヒ・クライバー(指)コロン劇場O/録音:1938年10月4日アルゼンチンブエノスアイレス(ライヴ録音)
(3)ロベルト・キンスキー(指)コロン劇場O/録音:1943年10月4日アルゼンチンブエノスアイレス
(4)ロベルト・キンスキー(指)コロン劇場O/録音:1943年9月13日アルゼンチンブエノスアイレス
(5)ラウリッツ・メルヒオール(T)1943年8月31日アルゼンチンブエノスアイレス
(6)フランツ・ルップ(P)/録音:1945年6月8日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(7)フランツ・ルップ(P)/録音:1945年6月13日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(8)フランツ・ルップ(P)/録音:1945年6月8日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(9)フランツ・ルップ(P)/録音:1945年6月13日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
■CD6
(1)イグナツ・ストラスフォーゲル(P)/録音:1945年9月17日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(2)イグナツ・ストラスフォーゲル(P)/録音:1945年9月14日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(3)アルフレード・アントニーニ(指)CBSSO/録音:1948年2月2日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(4)バーナード・ハーマン(指)CBSSO/録音:1944年1月26日
(5)ポール・ブライザッハ(指)O/録音:1945年5月31日
(6)ポリーナ・ストスカ(S)、トルステン・ラルフ(T)、ヘルタ・グラーツ(メッゾソプラノ)、ジョン・ガリス(T)、マックス・ルドルフ(指)O/録音:1947年12月7日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
(7)アルトゥール・ロジンスキ(指)ニューヨークPO/録音:1945年11月25日米国ニューヨーク州ニューヨークシティ
ドイツ生まれで後に米国に移住してどちらでも活躍したバリトン、ヘルベルト・ヤンセン(1892―1965)の様々な録音を集め た 6CD。ヘルベルト・ヤンセンはケルンの生まれ。ベルリンで学び、ベルリン国立歌劇場のメンバーとなってワーグナーのバ リトン役で人気バリトンにのし上がる。1930 年代にはバイロイト音楽祭の主要バリトン歌手で、アルトゥーロ・トスカニーニが指 揮した伝説的な「タンホイザー」の上演でヴォルフラムを務めた。しかしヤンセンはナチの台頭を嫌い 1938年にドイツを離 れ、まず南米で、それから北米で活動、メトロポリタン歌劇場などで活躍した。トスカニーニはまた演奏会歌手として歌曲歌 手としても素晴らしい実力の持ち主だった。時代柄ワーグナー歌手として名を馳せたヤンセンだが、柔らかい美声としなや かな歌い口で幅広いレパートリーを誇り、この 6CD にはその全貌が見て取れます。ちなみに 1927 年の「リゴレット」の二重唱 は、ドイツ人歌手によるベルリンでの録音にもかかわらずイタリア語で歌われているという時代を先取りしたもの。


MARS-57001-2(7CD)
シドニー・フォスター〜アメリカの名手再発見
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
(3)バッハ(リスト編):幻想曲とフーガト短調BWV542
(4)メンデルスゾーン:無言歌Op.62-1「五月のそよ風」
(5)メンデルスゾーン:幻想曲嬰へ短調Op.28
シューマン:謝肉祭Op.9
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
リスト:慰めS.172第3番,ヴェネツィアとナポリS.162―タランテラ
スクリャービン:左手のための前奏曲Op.9-1
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.24―第4楽章常動曲
シューマン:ロマンツェ嬰ヘ長調Op.28-2
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(8)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番
(9)リスト:ピアノ・ソナタロ短調S.178
(10)シューマン:蝶々Op.2
(11)シューマン:ピアノ協奏曲
(12)ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番
(13)グリーグ:夜想曲ハ長調Op.54-4
(14)フランク:前奏曲.コラールとフーガ
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49,練習曲嬰ハ短調Op.10-4,練習曲変ト長調Op.10-5「黒鍵」,練習曲変ホ短調Op.10-6,練習曲ヘ長調Op.10-8
(15)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(16)ショパン:バラードヘ短調Op.52
(17)ショパン(フォスター編):ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
(18)モシュコフスキー:ギターOp.45-2
(19)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
(20)スクリャービン:練習曲変ニ長調Op.42-1,練習曲嬰ヘ短調Op.42-2,練習曲嬰ヘ長調Op.42-4,練習曲嬰ハ短調Op.42-5
(21)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
(22)バルトーク:「子供のために」第4巻―葬送歌
(23)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103,束の間の幻影Op.22〜第1,3,10,11,14,15,8,18曲,ガヴォットOp.32-3
(24)パデレフスキ:幻想的クラコヴィアクOp.14-6
(25)フンメル:ロンド変ホ長調Op.11
(26)バッハ(リスト編):前奏曲とフーガイ短調BWV.543
(27)モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573
(28)ブラームス:4つのバラードOp.10
(29)ドビュッシー:前奏曲集第2巻〜月の光がふりそそぐテラス,前奏曲集第1巻〜野を渡る風
デロ・ジョイオ:ピアノ・ソナタ第3番ト長調
(30)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
シドニー・フォスター(P)


(1)モーリス・アブラヴァネル(指)ユタSO
録音:1966年1月15日ユタ州レイクシティ(ステレオただし録音テープの傷みのため第1楽章の14分過ぎから18分前辺りまでモノラル)
(2)ジョン・バルビローリ(指)NYO
録音:1941年3月23日ニューヨーク州ニューヨークシティ(ラジオのアナウンス付き)
(3)録音:1955年3月29日インディアナ州ボルチモア
(4)録音:1965年10月10日インディアナ州ブルーミントン
(5)録音:1954年5月3日インディアナ州ブルーミントン
(6)録音:1973年11月26日インディアナ州ブルーミントン
(7)録音:1971年11月13日インディアナ州ブルーミントン
(8)録音:1966年10月30日インディアナ州ブルーミントン
(9)録音:1968年2月8日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(10)録音:1968年6月30日インディアナ州ブルーミントン(かすかなステレオ)
(11)奥田道昭(指)日本フィルハーモニーSO
録音:1962年5月3日東京(ステレオ)
(12)録音:1970年2月19日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(13)録音:1973年11月26日インディアナ州ブルーミントン(かすかなステレオ)
(14)録音:1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(15)録音:1970年2月19日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(16)録音:1969年7月1日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(17)録音:1975年1月19日インディアナ州ブルーミントン(不明瞭なステレオ)
(18)録音:1968年6月30日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(19)録音:1974年11月3日ペンシルベニア州フィラデルフィア(ステレオ)
(20)録音:1974年2月2日ニュージャージー州グラスボロ(ステレオ)
(21)録音:1968年2月8日インディアナ州ブルーミントン
(22)1964年7月8日インディアナ州ブルーミントン
(23)録音:1961年10月2日インディアナ州ブルーミントン
(24)録音:1968年2月8日インディアナ州ブルーミントン
(25)録音:1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(26)録音:1957年5月19日インディアナ州ブルーミントン
(27)1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(28)録音:1955年3月29日インディアナ州ブルーミントン
(29)録音:1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(30)アーロン・コープランド(指)ボストンSO
録音:1965年4月9−10日マサチューセッツ州ボストン(ステレオ)
maston が世界中のピアノ・マニアを狂喜させる7CD セットを発売。商業録音がほとんどない幻中の幻の名ピアニスト、シド ニー・フォスター(1917―1977)の1941 年から1975 年までの主としてライヴ録音を集めています。 シドニー・フォスターは1917 年、米国、サウスカロライナ州のフローレンスの生まれ。10 歳で、伝説的ピアニスト、ヨーゼフ・ホ フマンが院長を務めるカーティス音楽院に入学。卒業後は 1970 年代半ばまで精力的に活動し名声を築き上げた。日本に も 1962 年に訪問して絶賛された。高い実力を誇りながら、フォスターは商業録音に関心を示さず、残されたのはモーツァル トのピアノ協奏曲とクレメンティのソナタが少々。そのため今日ではマニアしか知らないピアニストになってしまった。 そんなフォスターのライヴ録音を marston が CD7 枚にまとめ上げた。大半は彼が住んでいたインディアナ州ブルーミントン 録音状態はマチマチながら、これまでほぼ完全に謎に包まれていたピアニストの芸術がこれだけ一気に明らかに されることに興奮を覚えます。また作曲家アーロン・コープランドがボストンSOを指揮したバルトークのピアノ協奏曲第 3 番という、伴奏の点でも目を引く録音もある。1962 年来日時のシューマンのピアノ協奏曲も収録されています。これを含め一部 はステレオ録音、ただしものによってはほとんど左右に広がらないかろうじてステレオのものも含まれるのでご注意を。


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