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廉価盤・新譜速報1


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NAXOS その他の廉価盤 BRILLIANT その他の廉価BOX


NAXOS

   NAXOS 2021年11月発売
NAXOS-8.574283
(1CD)
ヒンデミット:ヌシュ=ヌシの踊り(1921)
歌劇「聖スザンナ」 Op. 21
交響曲「画家マティス」
スザンナ…アウシュリネ・ストゥンディーテ(S)
クレメンティア…ルネ・モーロック(C.A)
年老いた尼僧…アンネッテ・シェーンミュラー(Ms)
小間使い…カロリーネ・バース(語り)
召使…エンツォ・ブルム(語り)
ウィーン・ジングアカデミー女声セクション
ウィーンRSO
マリン・オルソップ(指)

録音:2019年10月24-25日、2020年8月26日
芸術家志望だった父の方針で早くから厳格な音楽教育を受けたヒンデミットは、ピアノ、弦楽器、管楽器の演奏に熟達し、20歳の時にはフランクフル ト歌劇場のコンサートマスターになります。第一次世界大戦への従軍(1918年)の後はヴィオラ奏者として活動しつつ、多数の作品を生み出しまし た。1幕物の歌劇である「聖スザンナ」は1919年から1921年の作品。同じく1幕物の「殺人者、女の望み」「ヌシュ=ヌシ」との三部作として書かれ、 そのどれもが性的な表現を含むこともあり、ほとんど上演機会がありません。無調でありながらも、時々妖艶なハーモニーが聴こえてくる「聖スザンナ」、 もともとはビルマの物語を題材とする人形劇の音楽として書かれたというユーモラスな「ヌシュ=ヌシ」の舞踊音楽はどちらも若きヒンデミットの意欲作で す。1933年から1934年に作曲された交響曲「画家マティス」は、同名の歌劇に先立ち書かれたもの。イーゼンハイム祭壇画で知られるルネサンスの 画家マティアス・グリューネヴァルトを題材にしていますが、ナチス・ドイツ時代におけるヒンデミット自身の芸術的闘争も反映した問題作です。オルソップ の指揮は作品全体にメリハリを与え、生き生きとした音楽を紡ぎ出します。「聖スザンナ」では、歌手たちが緻密な人物表現を行い、複雑な音楽を従 え見事な物語を創り上げています。
NAXOS-8.574172
(1CD)
リスト:ピアノ曲全集 第59集
3つのシューベルトの行進曲 S426/R251(1846)
シューベルトの4手の為の「ハンガリー風ディヴェルティメント」からの
ハンガリーのメロディ S425bis/R250(1846)(ハンガリーのメロディ S425の簡略版)
4.- 1. Andante / 5.- 2. Marcia / 6. - 3. Allegretto
シューベルト:ウィーンの夜会 - 第6曲 イ短調 S427/6ii(1846-52)
(ゾフィー・メンターによる1869年版)
ドミニク・ケリ(P)

録音:2019年4月22日
リストは敬愛するベートーヴェンやシューベルト作品を積極的にピアノ独奏用に編曲し、自らの超絶技巧もあわせて披露しました。このアルバムには シューベルトの連弾作品をリストが独奏用に編曲したものを収録。シューベルトの連弾作品はどれも演奏効果の高いものですが、リストはさまざまな パッセージを付け加えるなどで更に華やかな効果を上げています。とはいえ、「ハンガリーのメロディ」はリストとしては珍しくもともとの編曲を少し簡単にア レンジ、若干弾きやすくなっています。「ウィーンの夜会」はシューベルトの9曲の「ワルツ・カプリス」を編曲したもの。リスト自身の愛奏曲でしたが、ここで は彼の自慢の弟子、ゾフィー・メンター(後にチェリストのデイヴィッド・ポッパーと結婚したことで知られる)が更にアレンジしたものが演奏されています。 ドミニク・ケリはアメリカ合衆国セント・ルイス生まれ。ジェイムズ・コンロンやジェラード・シュウォーツをはじめとする指揮者と共にアメリカ国内の数多くの オーケストラと共演し、またリサイタルも多数行っています。中でもワレリー・ゲルギエフ指揮によるウォルト・ディズニー・コンサート・ホールでの演奏と、 2019年のカーネギーホールでのリサイタルは高く評価されました。Naxosにはクレメンティの「モンフェリーナ集と小品集」(8.573711)の録音がありま す。
NAXOS-8.559897
(1CD)
フローレンス・ベアトリス・プライス(1887-1953): 交響曲第3番
ミシシッピ川(1934)
アメリカにおけるエチオピアの影(1932)…世界初録音
ウィーンRSO
ジョン・ジーター(指)

録音:2020年3月12日、2021年4月28&29日
フローレンス・ベアトリス・プライスは1887年アーカンソー州リトルロック生まれ。早くから音楽の才能を発揮し、14歳でボストンの名門ニューイングランド 音楽院に入学を認められました。1932年に作曲コンクールに応募した交響曲第1番が第1位を獲得。翌年6月15日に音楽監督フレデリック・ストッ ク指揮するシカゴSOによって初演されて好評を得たことで「初の黒人女性交響曲作家」とされています。近年、あらためてその作品が評価さ れ、演奏される機会が増えています。 ここに収録された交響曲第3番は、第3楽章に南スーダン由来とされるジュバ・ダンスのスタイルを取り入れるなどアフリカ音楽の雰囲気を随所に感じさ せますが、特定の民謡や伝承曲を引用することなく、プライス自身の音楽として消化・構成した独創的なものです。『ミシシッピ川』では対照的に 「Deep River(深い河)」や「Go Down Moses(行け、モーセ)」などの有名なスピリチュアル(黒人霊歌)を意図的に引用。ミシシッピ川を聖書世界 におけるヨルダン川にたとえ、アメリカにおける黒人たちの歴史を織り込んだ交響詩のような作品としています。『アメリカにおけるエチオピアの影』は、アメ リカにおける黒人の歴史のそのものが標題になっています。 収録曲を通じて歌謡性豊かな旋律と陽気なリズムが随所に聞かれ、その文化的・歴史的な意義を知らずに聴いても楽しめる一枚となっています。
NAXOS-8.579102
(1CD)
ウィリアム・ボルコム(1938-):ホルン、ヴァイオリンとピアノの為の三重奏曲
無伴奏ヴァイオリンの為の組曲第2番
フィリップ・フィクソー(Vn)
スティーヴン・グロス(Hrn)
コンスタンティン・ファインハウス(P)

録音:2018年8月20-22日マルティヌー・ホール、リヒテンシュタイン・パレス、プラハ(チェコ)
世界初録音
ピューリッツァー賞、グラミー賞を受賞したウィリアム・ボルコムは、アメリカの作曲家の中でも、とりわけ国際的に高く評価されています。このアルバムには 世界初録音となる2つの作品を収録。「ホルン三重奏曲」はブラームスの三重奏曲にモダンな味付けを施したものと言えます。第3楽章の哀愁を帯び たホルンのソロ・パッセージが印象的。森の中から響いてくるような神秘的な響きに、他の楽器の音色が絡みます。無伴奏ヴァイオリンの為の組曲は 名手ギル・シャハムのために書かれた2011年の作品。ヴァイオリンの多彩な音色を存分に生かし、どこかで聴いたような旋律を交えた遊び心のある9 曲で構成されています。ラプソディ風の「朝の音楽」ではじまり、弦と指板を効果的に使った「ダンシング・イン・プレイス」が続きます。ジャズ風やバロック 風の曲をはさみ、最後は「夕べの音楽」で幕を閉じます。現代アメリカの作品を愛するヴァイオリニスト、フィリップ・フィクソーの演奏で。
NAXOS-8.555178
(1CD)
ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第3集
メリーメーカーズ
組曲『ロンドン』 - 日常のロンドン
シンデレラ/わがままな大男
組曲『ロンドン再び』/全労働者諸君
ダムバスターズ・マーチ
スロヴァキアRSO
エイドリアン・リーパー(指)

録音:1992年2月10-13日スロヴァキア放送コンサート・ホール、ブラティスラヴァ(スロヴァキア)
※MARCOPOLO 8.223445からの移行盤
英国ライト・ミュージック界を代表する作曲家の一人、エリック・コーツ。英国王立音楽院で作曲をフレデリック・コーダー、ヴィオラをライオネス・ターティス に学び、ヴィオラ奏者として活躍。トーマス・ビーチャムやヘンリー・ウッドが指揮するオーケストラでの演奏経験が、彼の作曲家としてのスキル向上に貢 献しました。オーケストラに在籍していた頃から作曲に勤しんだ彼は、1919年から作曲家と指揮者に専念。最初の頃はサリヴァンやエドワー ド・ジャーマンに影響を受けていましたが、やがてジャズやダンス音楽などの要素を取り入れた耳なじみの良い作品を書き上げます。BBCのラジオ番組 「In Town Tonight」のテーマ曲にもなった「ナイツブリッジ」や、組曲『ロンドン』が有名ですが、イギリス映画「The Dam Busters(邦題「暁の出 撃」)」の為の音楽で、軽快な「ダムバスターズ・マーチ」は耳にした人も多いのではないでしょうか。
NAXOS-8.573082
(1CD)
プフィッツナー:歌曲全集 第4集
3つの歌 Op. 3(1888/89頃)
4つの歌 Op. 4(1888/89頃)
5つの歌 Op. 9(1894/95)
3つの歌 Op. 10(1901)
セレナード WoO 6(1884)
セレナード WoO 4(1884)
Lied Werners aus dem Trompeter von Sackingen, WoO 7,"Behut' dich Gott"
トランペット奏者フォン・ゼッキンゲンのヴェルナーの歌 WoO 7 「あなたの神を守る」(1885)
ウヴェ・シェンカー=プリムス(Br)
クラウス・ジモン(P)

録音:2008年3月14-16日
ドイツ後期ロマン派時代に活躍した作曲家プフィッツナー。ロシアで生まれ、3歳の時にフランクフルト・アム・マインに移住。父がオーケストラのヴァイオリ ン奏者であったため、幼い頃から音楽に親しみ、11歳で最初の作品を書いたことが知られています。この第4集に収録されている歌曲の中で、1884 年のセレナードは彼の最も初期の作品であり、他の曲もほとんどは彼が学生時代に書いたものですが、後の作品に見られるイディオムの基礎は、これ らの初期の作品からはっきり見られます。若き日の彼が心酔していた詩人アイヒェンドルフの詩を用いた「5つの歌」でのしっとりとした旋律をはじめ、どの 歌にも豊かな創造性が漲っており、親密な雰囲気が感じられます。 落ち着いた歌唱を聴かせるバリトンのウヴェ・シェンカー=プリムスはヴュルツブルクで学び、2006年ヴュルツブルク国際モーツァルト・コンクールに入賞し た実力派。2009年からはワイマール歌劇場など数多くの歌劇場で活躍しています。
NAXOS-8.574320
(1CD)
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op. 85(1919)
フランク・ブリッジ:悲歌的協奏曲「祈り」(1930)
ガブリエル・シュヴァーベ(Vc)
ウィーンRSO
クリストファー・ウォード(指)

録音:2020年12月16-18日
このアルバムに収録された2曲のチェロ協奏曲には、第一次世界大戦が暗い影を落としています。 エルガーのチェロ協奏曲は1918年春に着想されますが、エルガーの健康状態の悪化もあって作曲が中断。構想を練り直し同年8月に完成しまし た。曲にはエルガーが第一次世界大戦から受けた悲劇的でメランコリックな印象が反映しています。翌1919年10月に、フランク・ブリッジの薫陶を受 けたフェリックス・サモンドのソロ、エルガーの指揮で行われた初演は好評を得ることはできませんでしたが、その後、ビアトリス・ハリスンやジャクリーヌ・デ・ プレらの演奏によって、そのドラマティックな曲調が評価されて人気を獲得し、現代ではチェロ協奏曲というジャンルの代表作の一つと評価されていま す。 かたやブリッジの悲歌的協奏曲「祈り」は第一次世界大戦終結後に犠牲者を悼んで書かれた音楽。切れ目なく演奏される30分ほどの単一楽章の 作品で、ゆったりとしたテンポと瞑想に誘うような静けさを基調とし、途中で戦争を思わせる激しいフレーズが挿入されています。 名手ガブリエル・シュヴァーベは揺るぎないテクニックと振幅の大きな感情表現で、2作を思う存分弾ききっています。

   NAXOS 2021年11月発売
NAXOS-8.551453(1CD)
フルートとギターの為の20世紀の作品集
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:フルートとギターの為のソナチネ Op. 205(1965)
武満徹:海へ - アルト・フルートとギターの為の(1981)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 BB 68/Sz. 56(A. レヴァリングによるフルートとギター編)
ラヴィ・シャンカール(1920-2012):魅惑の夜明け(1976)(R. アウセル、P-A. ヴァラードによるフルートとギター編)
ピアソラ:タンゴの歴史 ? フルートとギターの為の(1986)
ブリッタ・ヤーコプス(Fl)
イレーネ・カリスファールト(G)

録音:2021年2月4-7日
20世紀、フルートとギターの為の作品を集めた1枚。カステルヌオーヴォ=テデスコのソナチネは、この2つの楽器の組み合わせの為の最高の作品の 一つと評価されています。またアルト・フルートの温かみのある音色が美しい武満徹の「海へ」はロマンティックな旋律と表現の豊かさに定評があり、ピア ソラの「タンゴの歴史」はタンゴのリズムが心を掻き立てます。また、バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」はピアノ曲、シャンカールの「魅惑の夜明け」はフ ルートとマリンバのデュオが原曲ですが、ここではフルートとギターのために見事な編曲が施されています。ブリッタ・ヤーコプスはカッセル国立劇場の首席 フルート奏者を経て、シュトゥットガルトRSOの首席奏者として活躍した実力派。ギタリストのイレーネ・カリスファールトは17歳でアムステルダ ムで開催された「青少年の為のギター国際コンクール」で最優秀賞を獲得、バロック作品の編曲など広いレパートリーを持っています。2人の親密な アンサンブルをお楽しみください。
NAXOS-8.573609(1CD)
ピエルネ:ラムンチョ&シダリーズと牧羊神
劇付随音楽『ラムンチョ』第1組曲/第2組曲
バレエ音楽『シダリーズと牧羊神』第1組曲(抜粋)/第2組曲
リール国立O
ダレル・アン(指)

録音:2015年10月6-8日
フランス印象主義時代の作曲家、ピエルネ。パリ音楽院でマスネに作曲を、オルガンをフランクに学びました。19歳の時 にカンタータ『エディト』でローマ賞を受賞、以降、コロンヌOの指揮者、サント・クロチルド教会のオルガニストとしても活躍しながら、歌劇をはじ めとした多くのジャンルに作品を残しています。 このアルバムに収録された『ラムンチョ』は1908年に初演された劇付随音楽。"バスクの民謡による"という副題が付されており、組曲の中には「ファンダ ンゴ」や「バスク狂詩曲」といった民族的要素の強い曲も含まれています。バレエ音楽『シダリーズと牧羊神』はピエルネを代表する作品の一つ。1923 年にパリ・歌劇座で初演され、その後、演奏会用組曲として再編されています。18世紀を舞台にした物語には、古代ギリシャの旋法とバロック音楽 のパロディ要素が融合されており、その洗練された音楽は新古典主義のパレエ作品の中でも群を抜く仕上がりとなっています。
NAXOS-8.551457(1CD)
パルフェノフ/チャイコフスキー:管弦楽作品集
アンドレ・パルフェノフ(1972-):アーヘンのワルツ
 ヴェルナー=ザーム組曲第2番「タンゴWS」(Vn、ピアノと管弦楽版)
 ヴァイオリン協奏曲
 クラヴィーア・シンフォニエッタ 「ユーバーリンゲン 23:26」 - パイロット・タンゴ
 管弦楽組曲 「カジミール・マレーヴィチ」
チャイコフスキー:組曲第4番「モーツァルティアーナ」
イオナ・クリスティーナ・ゴイチャ(Vn)
アンドレ・パルフェノフ(P)
アーヘンSO
クリストファー・ウォード(指)

録音:2021年3月19、25日ーヘン劇場(ドイツ)
1887年、ドイツのアーヘンに6週間滞在したチャイコフスキーは、その間に組曲「モーツァルティアーナ」の オーケストレーションを行いました。歌劇「ドン・ジョヴァンニ」初演100周年を記念して書かれたこの作品 は、モーツァルトのあまり知られていない4つのピアノ曲を原曲とし、美しいオーケストラ曲へと生まれ変わら せたもの。過去の曲に19世紀末の装いを施したこの魅力的な作品と併せ、その時期のチャイコフスキーの 日記に記された16小節の旋律を元に、現代の作曲家アンドレ・パルフェノフが書き上げた「アーヘンのワル ツ」、さらに同じ主題を用いたヴァイオリン協奏曲も収録しています。他にも、戦争と平和について考察した ものや、抽象絵画の画家カジミール・マレーヴィチを題材にした組曲など、パルフェノフによる興味深い作品 も聴くことが出来ます。
NAXOS-8.551444(1CD)
ラヴェル/フォーレ/ホフマン/ゴードン:ハープ作品集
ラヴェル:水の戯れ(A.-S. ベルトランによるハープ編)(1901)
フォーレ:塔の中の王妃 Op. 110(1918)
E・T・A・ホフマン(1776-1822):ハープ五重奏曲 ハ短調 AV 24(1806頃)
ジェフリー・ゴードン(1968-):創造の戯れ(2020)
ドビュッシー:2つの舞曲 「神聖な踊りと世俗の踊り」(1904)(ハープと弦楽版)
アンドレ・カプレ:ディヴェルティスマン(1924)
 幻想的な物語(1924)
アンヌ=ソフィー・ベルトラン(Hp)
アンサンブル・オンディーヌ

録音:2021年2月4-7日フランクフルト・アム・マイン(ドイツ)
1811年、ピアノ製作者として知られるセバスチャン・エラールが制作したダブルアクション・ペダル・ハープは、 それまでの全音階だけしか出せないハープと違い、半音階が出せるという画期的な楽器でした。しかし、 楽器の性能はまだまだ未熟であり、複雑な和音や転調には順応できず、改良が加えられ現在の形になり ました。このアルバムは印象派の時代に書かれたハープの作品を中心とする1枚。この時期の精妙な和声 を表現するためには半音階の響きが不可欠ですが、ダブルアクション・ペダル・ハープは要求される響きを再 現、楽器自体の姿の美しさとともに作品に完全に調和しています。アルバムタイトルとなった、100年前の 音楽に着想を得たという2020年に書かれたジェフリー・ゴードンの「創造の戯れ」は過去と現代の音楽要 素を融合させた見事な作品です。 ハープを演奏するアンヌ=ソフィー・ベルトランはカーディフ国際ハープ・コンクールの優勝者。2000年から hrSOの首席奏者を務める傍ら、数多くのオーケストラと共演、また室内楽にも力を入れています。
NAXOS-8.574347(1CD)
アルベニス:ピアノ・デュオ作品全集
スペイン組曲第1番Op. 47(4手ピアノ版)
パヴァーヌ=カプリース Op. 12)(4手ピアノ版)
民謡組曲 「カタルーニャ」(R. カステラによる4手ピアノ編…世界初録音)
スペイン狂詩曲 Op. 70(2台ピアノ版)
イベリア 第2巻 - 第3曲 トリアーナ(E. グラナドスによる2台ピアノ編 DLR VIII:3)
イベリア 第3巻 - 第3曲 ラバピエス(A. デ・ラローチャによる2台ピアノ編…世界初録音)
ナバーラ)(F. マーシャルによる2台ピアノ編)
デュオ・ヴァン・デュア(P・デュオ)【パメラ・ペレス(P)、ペドロ・メルカド(P)】

録音:2020年10月19-21日
「イベリア」や「スペイン組曲」など、官能的なハーモニー、豊かなメロディーライン、特徴的なリズムで知られ るピアノ曲を残したスペインの作曲家アルベニス。このアルバムではあまり演奏されることのない、アルベニス の連弾と2台ピアノの為の作品を聴くことができます。作品の中にはアルベニス自身の編曲による作品だ けではなく、グラナドスやカステラのアレンジ(世界初録音)や、20世紀を代表するピアニストの一人、アリシ ア・デ・ラローチャの手によるアレンジ(こちらも世界初録音)も含まれており、アルベニス作品の人気の高さ がうかがえます。未完でありながら、超絶技巧を駆使していることで知られる「ナバーラ」の2台ピアノ版も聴 きごたえたっぷり。もともと音の多い総譜にさらにゴージャスな味付けが施されています。スペイン出身の2人 のピアニストによるデュオ・ヴァン・デュアは2010年に結成されたさまざまな時代の連弾、2台ピアノ作品を レパートリーにするピアノ・デュオ。
NAXOS-8.559907(1CD)
イアン・クルーズ(1956-):交響曲第5番「平和への道」
朝鮮戦争の英雄の為のファンファーレ Op. 71
シンフォニーズ・オブ・ストリングス第2番「Dror Yikro、自由の歌」 Op.
30b
シンフォニーズ・オブ・ストリングス第1番「ラ・フォリア」 Op. 33b
マイケル・ディーン(Bs-Br)
イェンス・リンドマン(Tp)3
UCLAグルック・ブラス・クインテット
瑞草フィルハーモニア
ペ・ジョンフン(指)

録音:2019年11月12日、2021年2月20日、2021年4月15日 ソウル(大韓民国)
アメリカ出身の作曲家イアン・クルーズの作品集。2017年に完成した「交響曲第5番」は、朝鮮戦争開 戦70年に向けて書かれた作品。1998年から構想されており、もともと第2楽章と第3楽章は吹奏楽のた めに書かれていました。オリジナルの副題は「American Interludes アメリカの間奏曲」であり、アメリカと 大韓民国との特別な関係が描かれています。曲中にはアメリカの有名な3つのメロディ…コープランドが「ア パラチアの春」で用いた"シンプル・ギフト"、"アメイジング・グレイス"、そして"市民の為のファンファーレ"が 登場するとともに、韓国を代表する"アリラン"の旋律も用いられています。このアルバムでは改訂された 2020年版による演奏が収録されています。他には、関連作品である「朝鮮戦争の英雄の為のファン ファーレ」と2つの「シンフォニーズ・オブ・ストリングス」が収録されています。どちらも特徴的な作風を持ってお り、第1番はもともと自身のギター四重奏曲第3番を改訂したもの。「ラ・フォリア」の旋律がさまざまな形に 展開する独創的な作品です。第2番には古いユダヤの旋律が用いられていますが、演奏にはヴァイオリン が用いられておりません。
NAXOS-8.574312(1CD)
スクリャービン/ランゴー:風変わりなピアノ作品集
スクリャービン:3つの小品 Op. 45(1904-05)
ランゴー(1893-1952):生活に疲れたキリストの花嫁 BVN 297(1944)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 Op. 70(1913)
ランゴー:深淵の音楽 BVN 169(1921-24)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」 Op. 68(1912-13)
ランゴー:燃焼室 BVN 221(1937)
スクリャービン:詩曲「炎に向かって」
グスタフ・ピークト(P)

録音:2021年4月3-5、10日
ロシアの作曲家スクリャービンと、デンマークの作曲家ランゴー。この二人はどちらも自身の音楽を通して、 道を開くことができると信じており、ピアノという楽器はその理想を追求するのにふさわしいものでした。スク リャービンが追求したのは超人思想や神秘的な思考であり、晩年には神秘和音と呼ばれる独自の和声 を確立、自身の作品に用いた他、「黒ミサ」など特異なタイトルを持つ謎めいた作品を残しています。ラン ゴーも神秘的な作品を書くだけでなく、早い時期からトーンクラスターを用いたり、調性音楽の拡張を試み るなど実験的な要素を数多く自作に取り込みました。またタイトルにも不可解なものが多く、生前から謎め いた作曲家として知られていました。 このアルバムには、そんな二人の代表的なピアノ曲を収録。なかでもランゴーの「燃焼室」とスクリャービンの 「炎に向かって」は音楽上の双子と言えるほどに似通った雰囲気を有しています。
NAXOS-8.579089(1CD)
イェ・シャオガン(1955-):共和国への道 Op. 64(2011年版)
広東組曲 Op. 51(2005)*
チャン・リピン(S)
ヤン・ガン(Ms)
シー・イージェ(T)
ユアン・チェンイ(Br)
北京フィルハーモニーcho
中国国家SO
中国国家SOcho
リュー・ジア(指)
ラインラント=プファルツ州立PO*
フランク・オルー(指)*

録音:2011年10月2日北京(中国)、2014年10月31日 (ドイツ)*
世界初録音
現代中国を代表する作曲家、イェ・シャオガン。この『共和国への道』は1911年の辛亥革命から100年 を記念して書かれたカンタータです。近代革命先行者として称えられる孫文を主人公とした、古典的な詩 と現代的な詩が用いられた歴史的な物語を彩るのはさまざまな中国民謡で、モダンな響きと融合した耳 なじみのよい旋律は聴き手の心をつかみます。広東組曲も広東州に伝えられる民謡がふんだんに使われ た美しい作品ですが、こちらはドイツのラインラント=プファルツ州立POによる演奏 です。
NAXOS-8.574337(1CD)
南アメリカのギター音楽集
フェルナンド・ブスタマンテ(1915-1979):ミッショネーラ(J. モレルによるギター編)
カチョ・ティラオ(1941-2007):ドン・タコのミロンガ
エドゥ・ローボ(1943-):ベアトリス(M. ペレイラによるギター編)
イサイアス・アルバラード(生没年不詳):エル・トラガトチャス(A. ディアスによるギター編)
アントニオ・カリージョ(1892-1962):星の雫(G.A. デヴァイン、A. ディアスによるギター編)
バリオス(1885-1944):マシーシ(G.A. デヴァインによるギター編)
バリオス:大聖堂(G.A. デヴァインによるギター編)

イサイアス・サビオ(1900-1977):バトゥカーダ
 オルゴール
  ディレルマンド・レイス(1916-1977):ショーロ 「子供の時間」(G.A. デヴァインによるギター編…世界初録音)
カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):ギター・ソナタ第2番
ピアソラ:最後のグレラ(P. フェレルによるギター編)
パドロ・エスコバル(1900-1970):パラグアイ舞曲 「チョピ」
ペドロ・ラウレンス(1902-1972):わが愛のミロンガ(V. ビジャダンゴスによるギター編)
アン・ブスカリア(1893-1958):ミロンガ「アルペッジョとクリオーリョ前奏曲」(J. クローマンによるギター編)
グレアム・アンソニー・デヴァイン(G)

録音:2019年10月27-29日
世界的なギターの名手、グレアム・アンソニー・デヴァインが弾く南米のギター音楽集。ピアソラやバリオ スなどの良く知られた作曲家から、ほとんど知られていない作曲家まで幅広い作品が収録されていま す。ベネズエラ風のワルツやミロンガ、ショーロなど独自の文化に育まれたこれらの曲は、抒情的で少し メランコリックな気分を持つものや、快活なリズムに彩られたものなど、さまざまな雰囲気を有していま す。タイトルの「BATUCADA バトゥカーダ」とはブラジル音楽のサンバのスタイルのこと。本来は打楽 器のみで演奏されますが、タイトルとなったサビオの「バトゥカーダ」(トラック10)は賑やかなリズムが取り 入れられた華やかな作品です。
NAXOS-8.669050(2CD)
ケヴィン・プッツ(1972-):歌劇「きよしこの夜」 全2幕(2011) アンナ・セアンセン…カリン・ウォルヴァートン(S)
ニコラウス・シュプリンク…マイルズ・ミッカネン(T)
オーデベルト中尉…エドワード・パークス(Br)
ポンヒェル…アンドリュー・ウィルコフスケ(Br)
ホルストマイヤー中尉…ジョシュア・ジェレマイアー(Br)
ゴードン中尉…クリスチャン・サーストン(Br)
ジョナサン・デール…クリスチャン・サンダース(T)
父パルマー…トロイ・クック(Br)
ミネソタ・歌劇cho
ミネソタ・歌劇O
ルイス・コートニー(指)

録音:2018年11月10-18日
世界初録音
第一次世界大戦中の1914年12月24日から翌日にかけて西部戦線各地で生じた一時的な停戦 状態の「クリスマス休戦」を題材にしたケヴィン・プッツの歌劇「きよしこの夜」。2005年に公開された 映画『Joyeux Noel』(邦題『戦場のアリア」日本では2006年公開)でのクリスチャン・カリオンの脚 本を元にマーク・キャンベルが台本を起こしたこの歌劇は、兵士として従軍している夫に会うため戦場 に赴く主人公アンナと、兵士たちの交流、そして聖夜の奇跡が描かれた力作です。 ミネソタ・歌劇の委嘱作として2011年に初演され、同年のピューリッツァー賞を受賞しました。 アンナ役のカリン・ウォルヴァートンは現代作品を得意とするアメリカ出身のソプラノ。ミネソタ・歌劇を 中心に活躍。温かみのある声質が高く評価されています。

8.505259(5CD)
NX-D05

NYCX-10260(5CD)
国内盤仕様
税込定価
ルロイ・アンダーソン:管弦楽作品集全集
【CD1】 管弦楽作品集 第1集…8.559313
1. トランペット吹きの休日
2. ブルー・タンゴ
3. 春が来た
4. 舞踏会の美女
5. ブラッドフォード知事のマーチ
6. クラリネット・キャンディ
7. キャプテンたちと王様たち
8. ゴールデン・イヤーズ
9. チキン・リール
10. フィドル・ファドル
11. クラシカル・ジュークボックス
12. チャイナ・ドール
13. 小さなバラード
14. アリエッタ
15-17. ピアノ協奏曲
【CD2】 管弦楽作品集 第2集…8.559356
1. ウッドベリー・ファンファーレ…*
2. ハーヴァード・フェスティヴァル…*
3. 忘れられし夢
4. 沸騰するヤカン…*
5. 馬と馬車
6. ワルツィング・キャット
7. ホーム・ストレッチ
8. サテンを着た少女
9. 2つの左足のマーチ
10. ワルツ・アラウンド・ザ・スケール…*
11. 太鼓の子守歌…*
12. ジャズ・レガート
13. ジャズ・ピッツィカート
14. 鐘の歌
15. ジュピターの歌(原曲:ヘンデル「セメレ」あなたがどこを歩くとも)
16. キャロル組曲 - 弦楽オーケストラの為の
【CD3】 管弦楽作品集 第3集…8.559357
1. ハーヴァード・スケッチ…*
2. 2つの音符によるメロディ…*
3. マザーズ・ホイッスラー …*
4. ペニー・ホイッスル・ソング
5. ファントム・レジメント
6. プリンク・プレンク・プランク
7. プロムナード
8. サンドペーパー・バレエ
9. サラバンド
10. セレナータ
11. マクドナルドじいさんは農場を持っていた
12. メレディス・ウィルソン(1902-1984):
76本のトロンボーン(ルロイ・アンダーソン編)
13. そりすべり
14. キャロル組曲 - 吹奏楽の為の
15. ジョージ・ガーシュウイン: 「オブ・ジー・アイ・シング」 第1幕 - ウィンターグリーンを大統領に(ルロイ・アンダーソン編)…

16. タイプライター
17. トランペット吹きの子守歌
18. シンコペーテッド・クロック
【CD4】 弦楽作品集 第4集…8.559381
アイルランド組曲
1. I. アイルランドの洗濯女
2. II. 吟遊詩人の少年
3. III. マローの道楽者
4. IV. 緑が野に
5. V. 夏のなごりのバラ(庭の千草)
6. VI. 別れたあの娘
7. マクダウェル:
荒れ野のバラ(ルロイ・アンダーソン編)・・・世界初録音
8. 夏の空
スコットランド組曲・・・組曲として世界初録音
9. I. ボニー・ダンディー
10. II. ターン・イ・トゥ・ミ
11. III. スコットランドの釣鐘草
12. IV. キャンベルス・アー・カミング
13. ブルー・タンゴ(声楽編)
14. 忘れられた夢(ロバート・ウェンデルによる歌と管弦楽編)
15. 舞踏会の美女
わが母校
16. I. 教会の鐘
17. II. メイン・ストリートの新入生
18. III. 図書閲覧室
19. IV. 同級会
20.クリスマス・フェスティヴァル
【CD5】 管弦楽作品集 第5集…8.559382
ミュージカル「ゴルディロックス」(抜粋)
1. 序曲(オリジナル版…デイヴィッド・ロスによる管弦楽版)
2. Lazy Moon
3. Save A Kiss…世界初録音
4. The Pussy Foot
5. Pirate Dance
6. Who’s Been Sitting In My Chair?…世界初録音
7. Lady In Waiting, Ballet
8. Shall I Take My Heart and Go…世界初録音
9. The Town House Maxixe
10. I Never Know When
11. Pyramid Dance

キャロル組曲(木管合奏版)
12. I. Angels in our Fields
13. II. O Sanctissima
14. III. O come, O come Emmanuel, O come
15. IV. Little Children
16. V. Coventry Carol
17. VI. Patapan
18. ミュージカル「ゴルディロックス」- 「待っているご婦人」ワルツ…世界初録音
19. ミュージカル「ゴルディロックス」- 「どうぞ、私の心を奪ってちょうだい」(器楽合奏)
BBCコンサート・オーケストラ
レナード・スラットキン(指)

【CD1】
ジェフリー・ビーゲル(P)…15-17
録音:2006年4月24,25日
コロッセウム・タウンホール、ワトフォード(UK)

【CD2】
アリスタイル・ヤング(P)…3
デイヴィッド・マッカルム(Tp)…15
録音:コロッセウム・タウンホール、ワトフォード(UK)
2007年4月12、13、14日…1、3-9、11-16
2007年9月3、5日…2、10

【CD3】
*…世界初録音
アラスデア・マロイ(タイプライター)…16
キャサリン・ムーア(Tp)…17
録音:2007年4月12-14日
コロッセウム・タウンホール、ワトフォード(UK)

【CD4】
13-15…歌付きヴァージョン世界初録音
キム・クリスウェル(S)ゥ・13-15
ウィリアム・ダズリー(Br)ゥ・15
録音:2007年9・-5日
コロッセウム・タウンホール、ワトフォード(UK)

【CD5】
キム・クリスウェル(S)…3、6
ウィリアム・デイズリー(Br)…3,8
BBCコンサート・オーケストラ
レナード・スラットキン(指)
録音:2007年9月3-5日
コロッセウム・タウンホール、ワトフォード(UK)



※国内仕様盤には谷口昭弘氏による日本語解説が付属。声楽トラックには大意が付きます。
アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソン。作曲家ジョン・ウィリアムズが「アメリカ軽音楽の巨匠」と評したアンダーソンの作品はどれも軽快で美しく、ウィット に富んだ親しみやすいメロディを持ち、現在でもポップス・オーケストラの定番レパートリーとして磐石の地位を保っています。 このBOXは、2008年のルロイ・アンダーソン生誕100年を記念してNAXOSから1年間の間にリリースされた5枚の管弦楽作品をまとめたもの。 そり滑り、タイプライター、トランペット吹きの休日・・・誰もが知っている名曲から、クリスマスの為の組曲や、リリース時に話題となったジェフリー・ビーゲ ルのピアノが魅力的な「ピアノ協奏曲」、アンダーソンが残したミュージカル「ゴルディロックス」など、世界初録音を含む珠玉の名作を収録。名手レナー ド・スラットキンとBBCコンサート・オーケストラによる華麗な演奏で、誰もが楽しめる素晴らしいBOXの登場です。 NAXOSのベストセラー!誰もが一度は耳にするルロイ・アンダーソンの名曲を一挙にまとめたBOXの登場!

   NAXOS 2021年10月発売(3)
NAXOS-8.572882
(1CD)
シューマン:ピアノ連弾の為の編曲集 第6集
序曲,スケルツォとフィナーレ Op. 52  (クララ&ロベルト・シューマンによる4手ピアノ編 1847年出版)
ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54(アウグスト・ホルンによる4手ピアノ編 1864年出版)
序曲「メッシーナの花嫁」 Op. 100(ハインリヒ・エンケによる4手ピアノ編1851年出版)
エッカレ・ピアノ・デュオ【マリコ・エッカレ、フォルカー・エッカレ】

録音:2019年8月、2020年8月
世界初録音
現代のように録音の設備が整う前の時代、オーケストラなどの大規模な音楽を聴くためには、実際の演奏会に出向くほか方法はありませんでした。そ んな大きな作品を手軽に家庭で楽しむために、しばしば用いられたのがピアノ連弾用のヴァージョンです。19世紀にはこのような編曲が大流行しまし た。ロベルトとクララ夫妻もピアノ連弾が大好きであり、ロベルトは自作を自身でアレンジしたり、他の友人たちがアレンジした楽譜の監修を行うなど、連 弾版の普及を推進しました。 ドイツを中心に活動するエッカレ・ピアノ・デュオはシューマンが係わったアレンジの全てを演奏、この第6巻は最後から2番目のアルバムで、今作では名 作「ピアノ協奏曲」と「序曲、スケルツォとフィナーレ」、「メッシーナの花嫁」序曲の3曲が収録されています。ピアノ協奏曲でのオーケストラ・パートの充 実ぶりがはっきりわかるシューマンの後輩作曲家アウグスト・ホルン(1825-1893)による見事な編曲が聴きどころ。ブックレットにはピアニスト・音楽学 者でシューマンの研究者としても知られるヨアヒム・ドラーハイムによる解説(ドイツ語・英語・日本語)が掲載されています。
NAXOS-8.573582
(1CD)
ヴォルフ=フェラーリ:序曲と間奏曲全集
歌劇「せんさく好きな女たち」序曲
歌劇「四人の田舎者」前奏曲
歌劇「四人の田舎者」間奏曲
歌劇「スザンナの秘密」序曲
歌劇「マドンナの宝石」〜 第3幕 フェスタ・ポポラーレ/ 第3幕 間奏曲 I/第2幕 セレナータ/第3幕 ナポリの踊り
歌劇「恋する医者」序曲
歌劇「恋する医者」間奏曲
歌劇「愚かな女」序曲
歌劇「イル・カンピエッロ」)〜前奏曲/ 間奏曲/ リトルネッロ
イングリ・エリーゼ・エンゲランド(フルート・ソロ)
フランク・ミヒャエル=グートマン(Vc)
オビエド・フィラルモニア
フリードリヒ・ハイダー(指)

録音:2010年8月30-31日、2010年9月1-3日、2006年5月12-14日、2009年10月28-31日
歌劇間奏曲集や、ポール・モーリアの編曲版でも知られる歌劇「マドンナの宝石」の間奏曲。この甘く切ない旋律は多くの人の心を捉えました。この 曲を書いたヴォルフ=フェラーリはヴェネツィアで生まれ、喜歌劇の分野で大成功した作曲家で、近年になって次々と他の作品も上演されるようになっ てきました。どの曲も美しい旋律に満たされており、彼の生前における高い人気がうかがえます。 15作以上の歌劇、喜歌劇を書いたヴォルフ=フェラーリですが、一般的な序曲のように、歌劇内に登場する名旋律が次々に現れるメドレーのような 形式を好みませんでした。そのため序曲なしの作品も多く、このアルバムに収録された序曲と間奏曲で全てとなっています。すでにNAXOSで歌劇「マ ドンナの宝石」(8.660386)や「スザンナの秘密」(8.660385)の全曲録音をリリースしているフリードリヒ・ハイダーの指揮でお楽しみください。
NAXOS-8.574296
(1CD)
ヴィエルヌ:ピアノ作品全集 第1集
2つの小品 Op. 7(1893)
ブルゴーニュ組曲 Op. 17(1899)
3つの夜想曲 Op. 34(1915-16)
弔いの鐘の詩 Op. 39(1916) - 第2曲 Le Glas 弔鐘
子どもの影絵遊び Op. 43(1918)
セルジオ・モンテイロ(P)

録音:2020年12月2-6日
荘厳で華麗なオルガン作品で知られるフランスの作曲家、ヴィエルヌ。生まれつき目が不自由でありながら、素晴らしい音楽の才能を発揮、10歳の時 にフランクのオルガン演奏を聴き、感銘を受けた彼はフランクからパリ音楽院での学習を勧められフランクとシャルル=マリー・ヴィドールに教えを受け ます。1900年にはパリ・ノートルダム寺院のオルガン奏者に就任、亡くなるまでその職にありました。 このアルバムではあまり耳にすることのない彼のピアノ曲を収録。全2集のうちの第1集です。初期の作品にはメンデルスゾーンの影響が感じられ、1900年前 後のオルガン奏者として確立した人気を獲得した頃の作品には、生きる喜びと活気ある雰囲気が横溢しています。1915年に書かれた「3つの夜想曲」は印 象派風の柔らかい響きが使われており、作曲年代によって変化する作風を楽しむことができます。とりわけ夜想曲の第3番は鳥の声を模した音色が効果的 に用いられており、ヴィエルヌの傑作の一つとして評価されています。
NAXOS-8.559900
(1CD)
アーサー・ファーウェル(1872-1952):作品集
弦楽四重奏曲 イ長調「ヘイコ」 Op. 65(1922)…世界初録音
3つのインディアンの歌 Op. 32(1908)
4つのインディアンの歌 Op. 102(1937) - 第3曲 ポーニー族の馬
メサと平原から Op. 20(1905) - 第2曲 ポーニー族の馬
ナバホ戦争の踊り 第2番Op. 29(1904)
夜明け、2つのインディアンの主題による幻想曲 Op. 12(1901)
オマハでのワーワンの式典での印象 Op. 21(1905)
ウィリアム・シャープ(Br)
エマヌエーレ・アルチウリ(P)
ダコタSQ
テキサス大学室内cho
ジェイムズ・モロウ(指)

録音:2019年10月23-24日、2019年10月16日 、2013年5月5日、2019年9月1-4日 、2020年10月3日
アメリカ、ミネソタ州出身の作曲家アーサー・ファーウェル。「Indianist movement インディアニスト 運動」のリーダーとして、アメリカへの移住者たちが追放し抑圧した先住民族を理解しようとすること が、ヨーロッパ系アメリカ人の義務であると信じ、出版社"ワーワン・プレス"を設立して、ネイティヴ・アメ リカンの伝統的な音楽を採り入れた作品の発表に力を尽くしました。しかし、彼が望んでいたような結 果を出すことはできず、夥しい数の作品を残したにもかかわらず「アメリカ音楽史上、最も無視されて いる作曲家」と呼ばれています。このアルバムはアメリカ近代音楽の研究家としても知られる作曲家 ジョーゼフ・ホロヴィッツがプロデュースし、サウスダコタでネイティヴ・アメリカンの研究を行うラコタ音楽プ ロジェクトの協力のもと、ファーウェルの音楽を広めるために生まれた1枚。冒頭の「弦楽四重奏曲」は ポーニー族の伝承物語からインスパイアされた作品。単一楽章で書かれたこの作品には、部族の儀 式や守護者たちが象徴されており、多くの民謡が引用されています。次の「3つのインディアンの歌」と ともに、ジョーゼフ・ホロヴィッツがエグゼクティブ・プロデューサーを務める「ポスト・クラシカル・アンサンブ ル・フェスティヴァル」での演奏です。
NAXOS-8.573499
(1CD)
イタリア・歌劇のテノール・アリア集
1. マスカーニ:歌劇「アミーカ」 第1幕 間奏曲
2. プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」第3幕「さらば愛の家」
3. マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 間奏曲
4. ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」 - 第2幕「人知れぬ涙」
5. マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」第2幕 間奏曲
6. マスカーニ:歌劇「イリス」 - 第1幕「窓を開けよ」
7. マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 - 別れの歌 「母さん、あの酒は強いね」
8. レオンカヴァッロ: 歌劇「道化師」 - 第1幕「芝居をするのか怒り狂っているこの最中に」…「衣装をつけろ」
9. プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 - 第3幕「誰も寝てはならぬ」
10. プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 - 第1幕「泣くな、リュー」
11. プッチーニ:歌劇「トスカ」- 第3幕「星は光りぬ」
12. プッチーニ:歌劇「トスカ」 -第1幕「妙なる調和」
13. ヴェルディ:歌劇「マクベス」 - 第4幕「 おお我が子たちよ」…「お前たちを守る父の手は」
14. ヴェルディ:レクイエム - 怒りの日(ディエス・イレ) - 我は嘆く
アゼル・ザダ(T)
キエフ・ヴィルトゥオージSO
ドミトリ・ヤブロンスキー(指)

録音:2016年4月14日、2016年7月25日、2019年2月13日
イタリア・歌劇の中でも特に愛されているテノールの名アリアと、美しい旋律を持つ3つの間奏曲を収 録した1枚。若きテノール、アゼル・ザダは様々なアリアの中から"強さを誇る曲"や、"自身を奮い立た せる曲"を選択、素晴らしい歌唱で聴き手を魅了します。
NAXOS-8.555223
(1CD)
ロード・バーナーズ(1883-1950):ウェディング・ブーケ/ルナ・パーク/行進曲
ウェディング・ブーケ
行進曲(フィリップ・レーンによる管弦楽編)
ルナ・パーク
RTE室内cho
RTEシンフォニエッタ
ケネス・オルウィン(指)

録音:1994年2月14-15日
※MARCO POLO 8.223716からのレーベル移行盤
イギリスの作曲家・小説家・画家、ロード・バーナーズ(バーナーズ卿)。本名はジェラルド・ヒュー・ ティアウイット=ウィルソンという名門バーナーズ家の第14代男爵です。しばしば風刺的な意図を込め て作品を書いていたロード卿、このアルバムに収録された2つの作品「ウェディング・ブーケ」と「ルナ・ パーク」もディアギレフのバレエ・リュスとサドラーズ・ウェルズ・バレエへの風刺が込められています。 ガー トルード・スタインがテキストに書き、フレデリック・アシュトンが振付した「ウエディング・ブーケ」はストラ ヴィンスキーの「結婚」の影響を受けており、ロード卿の最も成功した作品の一つ。活気に満ちた曲 と、哀愁に満ちた曲が混然一体となった聴きごたえのある曲集です。見世物小屋を舞台にした「ル ナ・パーク」も一幕物の素晴らしいバレエ。簡潔なスコアには洗練された音楽が宿っています 。

   NAXOS 2021年10月発売 (2)
NAXOS-8.506041
(6CD)
NX-D05

NYCX-10252(6CD)
国内盤仕様
税込定価
マルコム・アーノルド:交響曲全集・舞曲集
【Disc 1】
交響曲第1番Op. 22
交響曲第2番Op. 40
【Disc 2】
交響曲第3番Op. 63
交響曲第4番Op. 71
【Disc 3】
交響曲第5番Op. 74
交響曲第6番Op. 95
【Disc 4】
交響曲第7番Op. 113
交響曲第8番Op. 124
【Disc 5】
交響曲第9番Op. 128
アンドリュー・ペニーとマルコム・アーノルドとの対話
【Disc 6】 舞曲集*
イングランド舞曲集 第1集 Op. 27
イングランド舞曲集 第2集 Op. 33
4つのスコットランド舞曲 Op. 59
4つのコーンウォール舞曲 Op. 91
4つのアイルランド舞曲 Op. 126
4つのウェールズ舞曲 Op. 138
アイルランド国立SO
クイーンズランドSO*
アンドリュー・ペニー(指)

録音:1995年4月10-11日…Disc1
1996年6月13-14日…Disc2
2000年1月24-25日…Disc3
2000年2月21-22日…Disc4
1995年9月11-12日…Disc5
1995年12月11-15日…Disc6
ナショナル・コンサート・ホール、ダブリン、(アイルランド)
20世紀イギリスを代表する作曲家の一人マルコム・アーノルド(1921-2006)が残した、番号付きの交響曲をまとめた全集が登場。 オルウィンやラッブラと同郷のノーザンプトンに生まれたアーノルドは、ロンドン・フィルの首席トランペット奏者を務めた経験を持ち、金管楽器と打楽器を 効果的に使った華麗なオーケストラ・サウンドを引き出す術に優れ、またイギリス各地の民謡や、ジャズ、ラテンなどのポップ・ミュージックも作品に取り込 む広い視野を持っていました。 彼の交響曲の多くにもそうした要素が顕著に出ており、調性に基づくわかりやすさ、キャッチーなメロ ディ、良く鳴るオーケストレーションと相まって、アクション映画やサスペンス映画のワンシーンに付いてい てもおかしくないような、ドラマティックで屈託なく楽しめる場面が多々あります。しかし、1949年(第 1番)から1986年(第9番)という作曲年代当時は、そうした「わかりやすく楽しめる」作風が災い して 交響曲作家として軽視されていた時期もあったようです。 軽音楽や映画音楽も手掛け、「戦場 にかける橋」の音楽がアカデミー賞を受賞したことも、そうした傾向に拍車をかけたのかもしれません。 しかし、その音楽を今振り返ると、世界の音楽文化の中心となった戦後イギリスの活気を伝えている ように聞こえます。その中で、闘病を経て書かれた晦渋な第9番だけは、アーノルド個人の独白のよう に痛切に響きます。 アーノルドの交響曲の初演・紹介にはチャールズ・グローヴズが大きな役割を果たしました。この番号 付き交響曲全集を指揮しているアンドリュー・ペニーはグローヴズの薫陶を受けた指揮者で、録音セッ ションはアーノルドの立会いの元に行われました。交響曲第9番のディスクには、アーノルドとペニーとの 対話が収録されています(英語)。
※国内仕様盤は、クラシック、現代音楽、ジャズ、映画音楽などに幅広い知見を持つ小室敬幸氏による充実の解説付き。
NAXOS-8.573571
(1CD)
アストル・ピアソラ(1921-1992):フルートとギターの為の作品集
タンゴの歴史-フルートとギターのために(1986)
6つのタンゴ・エチュード(1987)
天使の組曲(1965)*
チキリン・デ・バチン(バチンの少年)(1969)(V. コベスによるギター編)*
リベルタンゴ(1974)(V. コベスによるギター編)*
アヴェ・マリア 「タンティ・アンニ・プリマ」(1984)(V. コベス、瀬尾和紀によるギターとフルート編)*
わが死へのバラード(1970)(V. コベスによる語り手とギター編)*
瀬尾和紀(Fl)
ビセンテ・コベス(G)
オラシオ・フェレル(語り)

録音:2009年3月23日、2015年10月11-12日、2019年12月5日
*=当アレンジによる世界初録音
アルゼンチン出身のアストル・ピアソラは、10代の終わりにタンゴに開眼、以降バンドネオン奏者として頭角を現し、やがて優れたタンゴの作り手として 君臨しました。「タンゴの歴史」は1986年、フルート奏者のマーク・グローヴェルのために作曲された作品です。タンゴの誕生から年号を30年ごとに区 切り、それぞれの時代にタンゴが演奏されていた場所をイメージしながら創り上げたもの。今ではタンゴと言えばバンドネオンが中心ですが、初期のタン ゴはフルートとギターの組み合わせによるものも多く、ピアソラの「タンゴの歴史」は、今ではタンゴの演奏を担う役割から淘汰されてしまったこの2つの楽 器に焦点をあてており、フルート奏者たちの格好のレパートリーにもなっています。独奏フルートの為の「6つのタンゴ・エチュード」はピアソラ唯一の無 伴奏作品。他に、コベスと瀬尾によるアレンジ曲と、未発表のオラシオ・フェレルの詩の朗読を添えた「わが死へのバラード」が収録されています。
NAXOS-8.574289
(1CD)
パウル・ヴラニツキー(1756-1808):管弦楽作品集 第3集
歌劇「同情」 -(1804)
交響曲ニ長調 「狩り」 Op. 25(1793年出版) (オーケストレーション拡張版)
歌劇「良き母」 序曲(1795)
交響曲 ハ長調 Op. 33- 2(1798年出版)
チェコ室内Oパルドビツェ
マレク・シュティレツ(指)

録音:2020年6月29日-7月2日
世界初録音
モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキーの管弦楽作品集第2集。20歳の時に活躍の機会を求めウィーンに移住、ハイドンやモーツァル トと交流を深めた他、彼の作曲スタイルはベートーヴェンの初期の交響曲にも影響を与えるなど、1970年代後半のウィーンにおける最も重要な交響 曲作曲家の一人としてみなされました。この第3集には2曲の交響曲と2曲の歌劇の序曲を収録。人気を博していた狩猟音楽を採り入れたもので、 トスカーナで行われたフェルディナントIII世の私的演奏会の際に加えられたトランペットとティンパノーネ(大型のティンパニ)を含む、拡張管弦楽版に よる初録音。1798年出版の交響曲ハ長調は、ウィーン宮廷劇場の支配人であったペーター・フォン・ブラウン男爵に献呈されており、この交響曲には 過去の舞台音楽からの転用が含まれています。また2曲の序曲は、どちらもヴラニツキーの劇場音楽作曲家としての高いスキルが反映された聴きごた えある作品です。
NAXOS-8.579115
(1CD)
ギリシャのギター音楽集
ペトラス・クラムパニス(1981-):アリアドネの二元性(2020)
フィリッポス・ツァラフーリス(1969-):俳句(2019)
イアソン・マルーリス(1999-):悲劇の英雄の寓話(2020)
テオドーレ・アントニノウ(1935-2018):オマージュ(2004)
ディミトリス・シュカラス(G)
ロッテ・ベッツ=ディーン(Ms)
ラニマSQ&アンサンブル
オーデンティア・アンサンブル
ライアン・ベアー(指)

録音:2020年10月28日、2020年10月2日、2020年10月3日

世界初録音
21世紀のギリシャにおける最新のギター音楽集。 ギリシャ生まれのギタリストのディミトリス・シュカラスが、母国ギリシャの作曲家たちに委嘱して生まれた楽 曲を集めたアルバム。ジャズやコンテンポラリー、アヴァンギャルドなどの多彩なスタイルを備えた作品集とな りました。神話に登場するアリアドネを題材にしたクラムパニスの「アリアドネの二元性」ではギリシャ民謡と ジャズが採り入れられ、ギターはしばしば打楽器のように扱われます。ツァラフーリスの「俳句」は歌を伴う組 曲。作曲者自作のギリシャ語による俳句が用いられており、短い曲の中に凝縮した世界が閉じ込められ ています。ギリシャ神話に登場する英雄を主人公とするマルーリスの作品は、前衛的な手法で、運命に抗 う英雄たちの姿をギターと弦楽で描いたもの。 最後に置かれたアントニノウの「オマージュ」は、1994年にこの世を去ったギリシャの国民的作曲家マノス・ ハジダキスの思い出に捧げられた作品。第30回アテネ・ギター・フェスティヴァルのために作曲されました。
NAXOS-8.574258
(1CD)
愛とロマンスのスタンダード・ソング
1. ジェローム・カーン(1885-1945):Long Ago (and Far Away)(1944)
2. レイ・ノーブル:The Very Thought of You(1934)
3. ガーシュウィン:They All Laughed(1936)
4. ガーシュウィン:Someone to Watch Over Me(1926)
5. カーン:The Way You Look Tonight(1936)
6. カーン:A Fine Romance(1936)
7. リチャード・ロジャース(1902-1979):My Funny Valentine(1937)
8. ロジャース:I Could Write a Book(1940)
9. バートン・レーン(1912-1997):How About You?(1941)
10. ガーシュウィン:They Can’t Take That Away from Me(1937)
11. ロジャース:Where or When(1937)
12. コール・ポーター(1891-1964):Ev’rytime We Say Goodbye(1944)
13. カーン:The Folks who Live on the Hill (1937)
14. アイシャム・ジョーンズ(1894-1956):It Had to be You(1924)
15. アーヴィング・バーリン(1888-1941):What’ll I Do?(1924)
16. カーン:All the Things You Are(1939)
17. ガーシュウィン:Our Love is Here to Stay (1938)
18. マニング・シャーウィン(1902-1974):A Nightingale Sang in Berkeley Square(1940)
19. デューク・エリントン(1899-1974): Don’t Get Around Much Anymore(1942)
※全てリチャード・バルカムによるアレンジ
メアリー・カレウェ(ヴォーカル)
グレアム・ビックリー(ヴォーカル)
ロイヤルPO
リチャード・バルカム(指)

録音:2021年3月22、23日ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン(UK)
映画音楽、ミュージカル、ジャズなど1930-50年代に書かれたスタンダード・ナンバーを、ロンドン出身 のアレンジャー・指揮者リチャード・バルカムが美しいオーケストラ伴奏付きの歌曲にアレンジ。言葉と 音楽の完璧な融合が作品を更に引き立てています。カール・ジェンキンス作品やミュージカルの歌手と して活躍するメアリー・カレウェの澄んだ歌声と、同じくイギリスで活躍するグレアム・ビックリーの甘い歌 声も聴きどころです。 【リチャード・バルカム】 1955年イギリス生まれ。ギルドホール音楽演劇学校でピアノとヴァイオリンを学び、1976年に学位を 取得、BBCコンサート・オーケストラとともBBCラジオ2の看板番組「Friday Night Is Music Night」に出演、さまざまな音楽を聴き手に届けています。
NAXOS-8.660480
(3CD)
フランク:歌劇「ユルダ」 M.49 (原典版) ユルダ…ミーガン・ミラー(S)
エイロフ…ジョシュア・コール(T)
スワンヒルデ…パク・イリーナ・ジェウン(S)
ユルダの母…アニャ・ユング(C.A)
グードルン…カテリーナ・ヘベルコヴァー(Ms)
アスラク…イ・ジンソク(Bs) 他
フライブルク劇場cho
フライブルク劇場エクストラcho
フライブルクPO
ファブリース・ボロン(指)

録音:2019年7月1-3、10、12日、10月21日コンツェルトハウス、フライブルク(ドイツ)
カットなしの原典版…世界初録音
フランクはオルガニストとして高い評価を受けていましたが、作曲家として認められたのはようやく50歳を過 ぎてからのこと。とはいえ、なんとか初演にこぎつけた作品も全てが高く評価されたわけではありません。 この14世紀ノルウェーを舞台とした、主人公ユルダの悲劇を描いた歌劇「ユルダ」は作曲家の生前に演奏 されることもなく、1894年、作曲家の死の3年後にようやく初演されましたが、たった3回の上演で打ち切 りが決定、その後、短縮ヴァージョンでの上演も人気を得ることができず、作品は歴史の中に埋もれてしま いました。フランクの音楽は、荒れ狂う氏族、血に飢えた殺人者、粉々になった主人公の人生を巧みに描 いています。現在では挿入されたバレエ音楽が時折演奏されるのみですが、このフライブルクでの上演は カットなしの原典版が演奏されており、当盤が世界初録音となります。

   NAXOS 2021年10月発売
NAXOS-8.574107
(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op. 19
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op. 63(1935)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op. 115(1947)
ティアンワ・ヤン(Vn)
ウィーンRSO
準・メルクル(指)

録音:2020年11月11-13日
【ティアンワ・ヤン】 北京生まれ。4歳でヴァイオリンを学び始めるといち早く才能を発揮し、10歳の時に北京中央音楽院で林耀基の指導を受ける。13歳でパガニーニの24の カプリースを録音。2003年に奨学金を得てドイツへ留学したのを機に、同地に拠点を移した。これまでに英独仏をはじめとする欧州諸国や北米、オセアニ ア、アジア諸国のオーケストラに出演し、リサイタルや室内楽ではルツェルン音楽祭、ラインガウ音楽祭、ラヴィニア音楽祭、ウィグモア・ホール、サル・プレイエ ル、リンカーン・センターなどで演奏しています。Naxosレーベルに多くの録音があり、2014年にはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とサラサーテのヴァイオリ ン音楽集でドイツ・レコード批評家賞を受賞。2015年にはイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集の録音でECHOクラシック賞の年間最優秀器楽奏者に選 ばれた。音楽上の師として、林耀基、イェルク=ヴォルフガング・ヤーン、そしてチェリストのアンナー・ビルスマの名を挙げています。 レインゴリト・グリエールから私的に作曲の指導を受けた11歳のプロコフィエフ。しかし若きプロコフィエフの心を魅了したのはグリエールが弾くヴァイオリンの演奏 でした。それから十数年後の1916年、彼はヴァイオリン協奏曲第1番を作曲。抒情的な旋律と気まぐれな遊び心を備えた作品で、とりわけ第2楽章の野 性的なスケルツォが強い印象を残します。1935年に作曲されたヴァイオリン協奏曲第2番は穏やかながら、時折控えめな情熱を垣間見せる美しい曲。第3 楽章ではスペイン風の楽想が用いられており、カスタネットが活躍します。無伴奏ヴァイオリンのためのソナタは「才能ある子供たちの斉奏(ユニゾン)用」に書 かれた曲。もちろん一人で演奏することも可能です。 サラサーテ、イザイからリームまで、卓越した技巧と幅広いレパートリーを持つティアンワ・ヤン。このプロコフィエフでは、更なる音楽性の深化と弱音から強音ま での美音を駆使し、作品の魅力を存分に引き出しました。準・メルクルが指揮するウィーンRSOも隙のない演奏で彼女を引き立てています。

   NAXOS 2021年9月発売
NAXOS-8.574270
(1CD)
モーツァルト:ミサ曲全集 第1集
ミサ・ロンガ ハ長調 K. 262
ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317
カロリーナ・ウルリヒ(S)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(Ms)
アンジェロ・ポラック(T)
コンスタンティン・クリンメル(Bs)
ケルン西ドイツ放送cho
ケルン室内O
クリストフ・ポッペン(指)

録音:2020年3月8-13日ドイツ放送、室内楽ホール、ケルン(ドイツ)
NAXOSの新シリーズとなるモーツァルトのミサ曲全集。クリストフ・ポッペンが指揮するケルン西ドイツ放送合唱団とケルン室内Oの演奏による 第1集には「ミサ・ロンガ」と呼ばれるハ長調 K.262と中期の傑作「戴冠式ミサ」K.317の2曲を収録。1775年6月頃、ザルツブルクで作曲された「ミ サ・ロンガ(長いミサの意)」はミサ・ブレヴィス(短いミサ)に分類されながら、30分近い演奏時間を持つ堂々たる曲。作品が書かれた目的ははっきりし ていませんが、精巧な合唱と拡張されたオーケストレーション、劇的な構成を持ち、とりわけアニュス・デイでのソプラノ・ソロの美しさが耳の残ります。「戴 冠式ミサ」のタイトルはモーツァルト自身の手によるものではなく、後世の人によって付けられたもの。1779年4月、ザルツブルク大聖堂で行われた復 活祭の式典のために作曲されたと考えられています。 この演奏ではソプラノ、カロリーナ・ウルリヒ、メゾ・ソプラノのマリー・ヘンリエッテ・ラインホルト、テノールのアンジェロ・ポラック、バスのコンスタンティン・クリン メルという、ドイツの歌劇場やオーケストラ出演で活躍する4人のソリストが起用されており、各々が素晴らしい歌唱を披露しています。全体をまとめる ポッペンはモーツァルトの作品の美しさと壮大さをアピールすることに成功しました。
NAXOS-8.574306
(1CD)
ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(1745-1799):協奏交響曲集
協奏交響曲 Op. 9(1777年出版)
 第1番ハ長調/第2番イ長調
協奏交響曲 Op. 10(1778年出版)
 第1番/第2番
交響曲 ト長調 Op. 11 No. 1(1779年出版)
ユーリ・レヴィチ(Vn)
リボール・イェジェク(Vn)
パヴラ・ホンソヴァー(Va)
チェコ室内Oパルドビツェ
ミヒャエル・ハラース(指)

録音:2020年9月29日-10月2日
カリブ海のフランス領、グアドループ島出身のヴァイオリン奏者・作曲家サン=ジョルジュ。ウォルフ族出身の母親の血を引いたため、褐色の肌色を持 ち、後に「黒いモーツァルト」と異名を取りました。 8歳の時にフランスに移住した彼は、ジャン=マリー・ルクレールからヴァイオリンを学ぶとともに、フランソワ=ジョセフ・ゴセックに作曲を師事、そのままゴ セックのオーケストラの奏者となるほど才能を認められ、また作曲家としても交響曲や弦楽四重奏曲など多くの作品を残しています。 このアルバムに収録された協奏交響曲は、ハイドン作品に匹敵するジャンルの名作であり、自身が卓越したヴァイオリニストであったサン=ジョルジュらし いソリストたちの名技も存分に味わえる華麗な作品。また、交響曲ト長調は、フランス風の上品な味わいとハイドンのユーモアを併せ持つ流麗な音楽 です。古典派音楽を得意とするハラースの素晴らしい演奏で。
NAXOS-8.579079
(1CD)
セルジオ・アゼヴェード(1968-):フクヴァルディ・サイクル
「草陰の小径にて」からの2つの小品(2016/2018)…世界初録音
フクヴァルディ・ソナタ(2018)…世界初録音
利口な女狐
フクヴァルディ三重奏曲(2015)
霧の中で…1912(2009)
キツネの探索(ヤナーチェクの「カプリッチョ」の断章による)(2019)…世界初録音
マリーナ・カンポニェス(Fl)
エルデル・マルケス(P)
ホセ・ペレイラ(Vn)
アンサンブル・ダルコス
ヌノ・コルテ=レアル(指)

録音:2020年7月25-27日
レオシュ・ヤナーチェクが生まれた村「フクヴァルディ」にちなんで名付けられた室内楽アルバム。 全ての作品を書いたのは数多くの受賞歴を持つポルトガル出身の現代作曲家、セルジオ・アゼヴェード で、さまざまなヤナーチェク作品を素材とし新たな曲を創り上げました。なかでも「草陰の小径から」と「霧の 中で」の素材を用いた作品では、ヤナーチェクの作風を辿りながらも、新たな発展形を提示。2つの異なる 時代で活躍する2人の作曲家たちの深遠なコミュニケーションが生まれています。 例え原曲を知らなくても、ヤナーチェクの世界を垣間見ることができる興味深い1枚です。
NAXOS-8.555190
(1CD)
ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第2集〜ロナルド・ビンジ(1910-1979):作品集
エリザベス朝風セレナード
スコットランド狂詩曲/メラニー嬢
カスタネット/暁
赤いソンブレロ/貿易風
衣擦れの音を立てて
ストリング・ソング
アルト・サクソフォン協奏曲 変ホ長調
水車/スケルツォ:アレグロ・モルト
雪の踊り
ハイ・ステッパー「アギーのテーマ」
前奏曲:ささやきの谷
ヴェネツィアの謝肉祭
セーリング・バイ
スロヴァキアRSO
アーネスト・トムリンソン(指)

録音:1992年10月
※MARCO POLO 8.223515からの移行盤
イングランド、ダービーシャーで生まれた作曲家・アレンジャー、ロナルド・ビンジ。彼はイージーリスニングの作 曲家マントヴァーニの専属アレンジャーであり、名作「シャルメーヌ」などのマントヴァーニ・オーケストラ特有の 響き「カスケード・ストリングス(滝が流れ落ちるような弦)」を生み出した功労者としても知られています。作 曲家としても多くの作品を発表し、なかでも「エリザベス朝風セレナード」は1951年に「アンダンテ・カンター ビレ」というタイトルでマントヴァーニ・オーケストラによって最初に演奏され大人気を博しました(当時のスコ アにはビンジの手によって「ストリートの男」のタイトルが附されていました)。その後、ドイツと南アフリカで チャート・イン。更に世界中でヒットし、BBCライト・プログラムのテーマ曲にも使用されるなど、ビンジの代表 作になりました。他にも耳に心地良い作品が並びます。

NAXOS-8.509005(5CD)
NX-E05
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲) ボリス・ギルトブルグ(P)

録音:2019年12月3日、2019年12月、2020年1月、7月、9月、11月
今や、世界を代表するピアニストの一人となったボリス・ギルトブルク。鋭敏な感性と洞察に満ちた説 得力のある解釈、情熱的なアプローチは批評家たちからも絶賛。このベートーヴェン没後250年を記 念して行われた「ピアノ・ソナタ全曲録音」のプロジェクトは、作曲家への敬意から生まれた個人的な 冒険であると、ギルトブルク自身が原盤解説書(英語)に書いています。 初期のソナタの鮮やかなエネルギーの放出、中期作品に溢れる情熱と抒情、そして晩年のソナタにお ける超越的な存在に対する畏敬の念まで、ギルトブルグは人間の感情の全てを表現。素晴らしい ツィクルスが完成しました。
NAXOS-8.574314
(1CD)
サン=サーンス:ヴァイオリンとピアノのための作品集 第3集
死の舞踏 Op. 40(1874/1877編)
ホタ・アラゴネーサ Op. 64(1880)
オラトリオ『ノアの洪水』 Op. 45(1875) - 前奏曲
ハバネラ(アヴァネーズ) ホ長調 Op. 83(1887)
序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op. 28*
祈り Op. 158bis(1920)
アンダルシア奇想曲 Op. 122(1918)
デリラの歌(1918)
歌劇「サムソンとデリラ」 Op. 47 - 第1幕 春が始まれば…世界初録音
カプリース(1901) - 6つの練習曲 Op. 52 - 第6番 ワルツ形式の練習曲#
※ヴァイオリンとピアノ版の編曲:*=ビゼー、#=イザイ、その他…サン=サーンス
ファニー・クラマジラン(Vn)
ヴァニヤ・コーエン(P)

録音:2021年1月4-7日
2021年はサン=サーンスの没後100年の記念年にあたります。彼はヴァイオリンのための作品を数多く残していますが、その中には自作の管弦楽曲 やピアノ曲をヴァイオリン用に編曲したものも含まれます。とりわけ有名な「死の舞踏」や「ハバネラ」などは、管弦楽パートをピアノに移しただけの編曲と は異なる、独自の魅力を持ったもの。アルバムにはビゼーやイザイによる編曲も含まれており、これらはサン=サーンス本人編曲のものとは違った味わい が感じられます。トラック8の「デリラの歌」は1918年、音楽愛好家として知られたベルギー王妃エリザベート(1876-1965)のヴァイオリン練習用に編 曲されたもの。この愛らしい小品は一般向けに出版されることがなかったので、今回が世界初録音となります。 フランス出身のファニー・クラマジランは7歳でヴァイオリンを始め、11歳でルイ・シュポーア国際コンクールで優勝を果たすなど才能を発揮。16歳でパリ 国立高等音楽院に入学しジャン=ジャック・カントロフに師事した後、ロンドン王立音楽院に留学、更に研鑽を積みました。幾多のコンクール入賞歴 を誇るとともに、ウィーンPOをはじめとした多くのオーケストラとの共演も果たしています。NAXOSからはサン=サーンスのヴァイ オリンとピアノの作品集2巻とヴァイオリン協奏曲集をリリース、どれも高く評価されています。
NAXOS-8.574210
(1CD)
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):室内交響曲第2番、第4番
室内交響曲第2番Op. 147(1987)- 弦楽オーケストラとティンパニのために
室内交響曲第4番Op. 153(1992)- 弦楽オーケストラ、クラリネットとトライアングルのために*
イーゴリ・フェドロフ(Cl)
イースト=ウェスト室内O
ロスティスラフ・クリメル(指)

録音:2019年10月10日、2019年10月11日* 第14回 ユーリ・バシュメット国際音楽祭
ポーランドで生まれ、ソ連に亡命。ショスタコーヴィチと親交を結ぶも戦後はスターリンの「反ユダヤ主義運動」に巻き込まれたことで、自身は逮捕された うえ、作品の上演も禁止されるなど苦難の日々を送ったヴァインベルク。晩年を迎えた彼は、反戦への思いを込めた交響的作品の作曲に力を入れる とともに、初期作品の改訂を行いながら、波乱に満ちた若き日を振り返っていました。 このアルバムに収録された室内交響曲第2番もそんな晩年の作品で、これは1944年に書かれたものの、公の場で演奏されることのなかった「弦楽四 重奏曲第3番」がベースになっています。ただし原曲の第2楽章は第3楽章へ移され、新たな楽想を持ち、ティンパニが活躍する第2楽章が加えられる など、大幅に変更されており、全く違う作品と見ることも出来ます。室内交響曲第4番はヴァインベルクが最後に完成させた作品。クラリネットには、第 1楽章で柔らかい弦のピツィカートに乗って歌われる哀愁たっぷりの旋律や、第2楽章でのおどけた旋律など全曲にわたって見せ場が与えられていま す。フィナーレで使われるトライアングルも印象的。また他の楽器にも活躍機会が与えられた合奏協奏曲のような聴きごたえのある作品です。演奏す る「イースト・ウエスト室内O」はユーリ・バシュメットが主宰する国際音楽祭のためのアンサンブル。各地から集った名手たちで構成された凄腕 の集団です。
NAXOS-8.579099
(1CD)
カール・ツェルニー(1791-1857):ウォルター・スコットの小説による4つのロマンティックな幻想曲
ロマンティックな幻想曲第1番- ウォルター・スコットの小説『ヴェイヴァリ』による Op. 240(1832)
ロマンティックな幻想曲第2番- ウォルター・スコットの小説『ガイ・マナリング』による Op.241(1832)
ロマンティックな幻想曲第3番- ウォルター・スコットの小説『アイヴァンホー』による Op. 242(1832)
ロマンティックな幻想曲第4番- ウォルター・スコットの小説『ロブ・ロイ』による Op. 243(1832)
ワン・ペイイ(P)&サミュエル・ギンガー(P)

録音:2019年12月22-23日
世界初録音
以前は「実用的な練習曲の作曲家」として知られていたツェルニー、近年は「偉大なるベートーヴェンの弟 子でありリストの師」としての存在がクローズアップされるとともに、練習曲以外の作品にも注目が集まり、 交響曲や室内楽などが次々と演奏、録音されるようになってきました。 このアルバムには、18世紀から19世紀にかけて一世を風靡したスコットランドの小説家ウォルター・スコット の小説にインスパイアされた4曲の連弾作品を収録。全てが世界初録音であり、ツェルニー作品の魅力を 知らしめるとともに、連弾作品の新たなレパートリーになることでしょう。ツェルニーはスコットの熱心な読者 であったことが知られており、例えば『ヴェイヴァリ』での"スコットランドの釣り鐘草"などさまざまなスコットラン ド民謡を巧みに引用することで、スコットの壮大かつロマンティックな世界観を音楽に落とし込むことに成功 しています。幻想曲と題されるだけあり、刻々と移り変わる曲調はまさに予測不能。4手連弾が醸し出す オーケストラ顔負けの豊かな響きと、次々と現れる美しい旋律を存分にお楽しみください。
NAXOS-8.660489
(2CD)
J・シュトラウス:喜歌劇「くるまば草」 クリソフ・ヘッフェレ:地区管理者…ロバート・デイヴィッドソン(Bs-Br)
マルヴィーネ・ヘッフェレ:クリソフの妻…ドロテー・インゲンフェルト(C.A)
フレーダ:夫妻の娘…アニカ・エーゲルト(S)
エラスムス・フリードリヒ・ミュラー:植物学の教授…フリーデマン・ビュットナー(T)
ティモレオン・フォン・ゲリウス:森林管理者/セバスティアン…ノア・シャウル(T)
パウリーネ・ガーラント:ドレスデン歌劇場の歌手…マルティナ・ボルトロッティ・フォン・ハーデルブルク(S)
ジェニー:パウリーネの友人…アンドレア・チュダーク(S)
ボート・フォン・ヴェント:森林案内人…ダニエル・シュリーヴァ(T)
ソフィア・フィルハーモニーcho
ソフィアPO
ダリオ・サルヴィ(指)

録音:2020年1月13-19日
ブルガリア・ホール、ソフィア(ブルガリア)
世界初録音
1895年12月4日にアン・デア・ウィーン劇場で初演された、ヨハン・シュトラウスII世の喜歌劇「くるまば 草」。88回も公演されるほど成功を収めたこの作品は、初演に立ち会ったブラームスが称賛を送ったことで もよく知られています。現在では序曲や、劇中のいくつかのワルツが演奏されるのみですが、全体はヒット作 「こうもり」にも似た、男女間の誤解と思い違いを描いた活気に満ちた楽しい作品です。 タイトルの「くるまば草」とはドイツでおなじみのハーブ。お茶にするときれいな緑色になることで、グミやゼ リー、シロップ等の色付けにも使われます。このお茶とモーゼルワインを混ぜると媚薬になる?というのが物 語の鍵となります。 オーベールの序曲で高い評価を得ている指揮者ダリオ・サルヴィは、以前もソフィア・フィルとシュトラウスの 知られざる喜歌劇「おにごっこ」(8.660434)を復活上演し好評を博しています。
NAXOS-8.579085
(1CD)
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):歌曲とメロディ集
組曲 ト長調(1884)
4つの歌 Op. 7(1882-85) (M. グミエラによるソプラノと弦楽オーケストラ編)
6つの歌 Op. 18(1887-93) (M. グミエラによるソプラノと弦楽オーケストラ編)
ミセラネア Op. 16 - 第4曲 夜想曲 変ロ長調(1890-92) (M. スモリーによる弦楽オーケストラ編)
12のメロディ Op. 22(1903)(M. グミエラによるソプラノと弦楽オーケストラ編)
アリーナ・アダムスキ(S)
アガタ・シュミット(Ms)
カペラ・ビドゴスティエンシス
マリウシュ・スモリー(指)

録音:2020年8月20-25日
世界初録音
ピアニストとして、また政治家として功績を残したポーランドのイグナツィ・パデレフスキ。作曲家としても、有名な「パデレフスキのメヌエット」をはじめ、70 曲を超えるオーケストラ作品やピアノ曲を遺し、いくつかの作品は「後期ロマン派から近代への橋渡し」として評価されています。 このアルバムにはパデレフスキの歌曲を中心に収録。民謡の要素が用いられた初期の「4つの歌」から、作曲家としてのキャリアの終わり近くに書かれ た、不協和音や半音階が多用された「12のメロディ」まで珍しい作品を聴くことができます。また、歌曲はどれも、現代ポーランドで活躍する作曲家・ア レンジャー、マルシン・グミエラによってピアノ伴奏からオーケストラ伴奏に編曲を施されており、これは原曲の持つロマンティックな雰囲気が一層映える仕 上がりになっています。 アルバムの冒頭に置かれたオーケストラ曲「組曲ト長調」は瑞々しい旋律を持つ美しい作品。指揮者スモリー自身の編曲による「夜想曲」も憂愁に 満ちた旋律が良く知られた作品です。

NAXOS
2.110694(2DVD)
NX-D05

NBD-0132V(Bluray)
NX-D05
リュリ:歌劇「アティス」 アティス…ベルナール・リヒター(T)
シベル…ステファニー・ドゥストラック(Ms)
サンガリード…エマニュエル・ド・ネグリ(S)
セレニュス…ニコラ・リヴァンク(Br)
イダス…マルク・モイヨン(Br)
ドリス…ソフィー・デインマン(S)
メリス…ジャエル・アザレッティ(S)
ヒュプノス…ポール・アグニュー(T)
モルフェ…シリル・オヴィティ(オートコントル)
時の神/サンガール…ベルナール・ドレトレ(Br) 他
フェト・ガラント舞踊団
レザール・フロリサン
ウィリアム・クリスティ(指)
演出:ジャン=マリー・ヴィレジエ

収録:2011年5月19、21日
パリ・オペラ=コミック座(ライヴ)
収録時間:196分
音声:フランス語歌唱
PCMステレオ2.0/DTS5.1(DVD)
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:日本語・フランス語・英語・ドイツ語・イタリア語・韓国語
画角:16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク×2
Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition
リュリによる歌劇の4作目となる抒情悲劇「アティス」。1676年にサン=ジェルマン=アン=レー城でルイ14世のために初演されたこの歌劇は、フィリップ・キ ノーの緻密な台本と、リュリの優雅な曲のおかげで初演当時から高く評価されましたが、いつしか歴史の流れに埋もれてしまい長い間演奏機会がありません でした。この作品に再び注目が集まったのは、リュリ没後300年となる1987年のこと。この映像でも素晴らしい指揮をみせるウィリアム・クリスティが蘇演し、 歴史的大成功を収めたことがきっかけとなり、各地で上演が行われるようになったのです。この映像は2011年のパリ・オペラ=コミック座での上演記録です が、新奇さや奇抜さを狙うことなく、あくまでも初演当時の様式や衣装、装置を再現した豪華で正統的な演出に目を奪われます。エマニュエル・ド・ネグリ、 ベルナール・リヒター、ステファニー・ドゥストラックなど古楽界の注目歌手を配し、クリスティが流麗でメリハリの利いたタクトで全体をまとめ上げています。
※本リリースは2011年にFRA Musicaから発売されたディスクに、日本語字幕を加えた新装盤です。 初出時に付属していた特典映像は含まれていません。

   NAXOS 2021年8月発売
NAXOS-8.551455
(2CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(10弦ギター・デュオ編) デュオ・シナフェ(10弦ギター・デュオ)【アンゲラ・クレーガー、ディミタール・イヴァノフ】

録音:2021年2月24-26日
名曲中の名曲として知られるバッハの「ゴルトベルク変奏曲」。不眠症に悩む伯爵のために、バッ ハの弟子ゴルトベルクが演奏したという逸話で知られる、チェンバロ(2段鍵盤付きクラヴィチェンバロ)の ための作品です。冒頭と最後に置かれたアリアの低音パートに基づく30の変奏は、高度な対位法の 技術が凝らされており、変奏曲の歴史における頂点の一つとして知られています。チェンバロやピアノだ けではなく、弦楽合奏やオルガン、リコーダーやサックス・アンサンブルなど様々な楽器で演奏が試みら れていますが、今回は2台の10弦ギターによる演奏の登場です。 10弦ギターはギタリストのナルシソ・イエペスとギター製作者ホセ・ラミレス3世が共同開発した楽器 で、一般的な6弦ギターに低音部の弦が4本追加されています。演奏は困難になりますが、これによ り倍音の豊かな響きがもたらされます。このアルバムで10弦ギターのデュオを聴かせるのは"デュオ・シナ フェ"。アンゲラ・クレーガーとディミタール・イヴァノフの2人がベートーヴェンやショパン、ラフマニノフ作品な どをギターで演奏するために2019年に設立しました。デュオ名の「シナフェ」には相乗効果の意味があ ります。2020年に「ゴルトベルク変奏曲」の一部を含む様々な作品をアルバム「Classical Fragments」として発表しましたが、今作では全曲演奏に挑戦、息を呑むかのような素晴らしい演 奏を披露しています。
NAXOS-8.579095
(1CD)
ヴァイオリンと管弦楽の為の忘れられたフィンランド音楽集
ゲオルゲ・デ・ゴジンスキー(1914-1994):優雅なワルツ(1951)
ウーノ・クラミ(1900-1961):エスキース(1932)
ニルス=エリク・フォグステット(1910-1961): 愛撫(1944)(G. デ・ゴジンスキーによるヴァイオリンと管弦楽編)
エレメル・センティルマイ(1836-1908):ジプシー(1875) (G. デ・ゴジンスキーによるヴァイオリンと管弦楽編)
ユルヨ・グナロプロス(1904-1968):カンツォネッタ(1931)
デ・ゴジンスキー:ユモレスク(1966)
ヘイノ・カスキ(1885-1957):ファンタジア・アパッショナータ Op. 9(1954)(Vnと管弦楽版)
ハリー・ベリストロム(1910-1989):ニスカヴオリの女たち - 愛のセレナード(1970)
ベリストロム:ロマンス 変ホ長調(1970)
デ・ゴジンスキー:夕暮れのセレナード(作曲年不詳)
デ・ゴジンスキー:平和な夜(作曲年不詳)
エイノ・パルタネン(1915-2004):グッドバイ・スター・アイズ(作曲年不詳)(G. デ・ゴジンスキーによるヴァイオリンと管弦楽編)
カスキ:ファンタジア・アパッショナータ Op. 9(Vnとピアノ版)
リンダ・ヘドルンド(Vn)
エリサ・ヤルヴィ(P)
ラ・テンペスタO
ユリ・ニッシラ(指)
ヤンネ・タテノ(コンサートマスター、ヴァイオリン・ソロ

録音:2019年8月4-7日、2020年8月3日
※全て世界初録音
フィランドでは結婚式でペリマンニと呼ばれるヴァイオリン奏者たちがお祝いの音楽を奏でる伝統があ り、ヴァイオリンは最も身近な楽器の一つ。民俗音楽からクラシック音楽にいたる様々な分野でヴァイ オリンの為の楽曲が生まれて来ました。このアルバムでは1930年代から1960年代にかけて人気を 博した"ライト・ミュージック=サロン風の軽音楽"に属する様々な作品を紹介、広く愛されながらも、 現在では耳にする機会がなくなってしまった美しい曲を楽しむことができます。 アレンジャー・ピアニストとして活躍したデ・ゴジンスキーをはじめとするほとんどの作曲家は、作品ととも に名前も忘れられてしまいましたが、中にはシベリウスに続くフィンランド音楽の歴史の中で最も重要と されるウーノ・クラミの民謡風な「エスキース」や、ピアニストとして名を馳せたヘイノ・カスキの「ファンタジ ア・アパッショナータ」などの貴重な作品も含まれています。抒情的な雰囲気溢れる珠玉の小品を楽 しむことができる1枚です。 ラ・テンペスタ室内管は、ピアニスト舘野泉がフィンランドで主宰しているオウルンサロ音楽祭を舞台に 1997年に創設されたオーケストラ。舘野泉の息子ヤンネ・タテノがコンサートマスターを務め、フィンラ ンド国内外に活動の場を広げています。
NAXOS-8.574365
(1CD)
C.P.E.バッハ/ハイドン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲 イ長調 Wq. 172, H. 439(1753)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1(1761-65)
  チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2(1783)
アンドレアス・ブランテリド(Vc)
コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)
ラース・ウルリク・モルテンセン(指)

録音:2020年10月4-6日
ガリソン教会、コペンハーゲン(デンマーク)
Times of Transition=転換期と題されたこのアルバムに収録された3曲のチェロ協奏曲からは、18世紀後半、それまで全盛だった対位法に重きを置くバ ロック時代の音楽が、少しずつ素朴で明晰な書法を特徴とする「ギャラント様式」に移り変わっていく様子を窺い知ることができます。冒頭に置かれたC.P.E. バッハのチェロ協奏曲は、1753年に作曲された、まさにギャラント様式を代表する作品で、フランス風のロココ趣味にも通じる情緒豊かな旋律をチェロが 滔々と歌う美しい曲。ボッケリーニやハイドンの作品よりも以前に書かれながらも、時代を先取りする斬新さを有しています。続くハイドンの協奏曲は第1番こ そバロックの様式と古典派の様式、双方を併せ持っていますが、第2番は彼の後期の交響曲にも匹敵する充実した作風による音楽です。 チェロを演奏するアンドレアス・ブランデリドは1987年コペンハーゲン生まれの奏者。14歳の時にエルガーのチェロ協奏曲を、デンマーク王立SOと共演 しデビューした逸材です。今回は、重鎮ラース・ウルリク・モルテンセンが指揮するコンチェルト・コペンハーゲンをバックに、1707年の「Boni-Hegar」ストラディ ヴァリウスを用いて端正、かつ歌心ある旋律を奏でています。
NAXOS-8.574135
(1CD)
シューベルト:ピアノの為の稀少作品と小曲集
2つのスケルツォ D. 593(1817)
幻想曲 ハ短調 D. 2e(1811)
アレグロ ホ長調 D. 154(1815)(「ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 D. 157  - 第1楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ」のスケッチ)
幻想曲 ハ長調 D. 605(断章)(1821-23)
行進曲 ホ長調 D. 606(1818頃)
行進曲 ロ短調 D. deest(1822)
ピアノ小品 ハ長調 D. 916b(スケッチ)(1827)…世界初録音
ピアノ小品 ハ短調 D. 916c(スケッチ)(1827)
フーガ ニ短調 D. 13(1812頃)
フーガ ハ長調 D. 24a(1812頃)
フーガ ト長調 D. 24b(1812頃)
フーガ ニ短調 D. 24c(1812頃)
フーガ ハ長調 D. 24d(断章)(1812頃)…世界初録音
フーガ ヘ長調 D. 25c(断章)(1812頃)…世界初録音
4つのフーガのスケッチ 変ロ長調 D. 37a(1813頃) 〜第1番/ 第3番/ 第4番
フーガ ホ短調 D. 41a(断章)(1813)…世界初録音
フーガ ホ短調 D. 71b(断章)(1813)…世界初録音
歌劇「アルフォンソとエストレッラ」 D. 732 - 序曲(1822)
ヴォイチェフ・ヴァレチェク(P)

録音:2020年7月27-29日
"歌曲王"と呼ばれ親しまれているシューベルトですが、31年という短い生涯に、未完成を含む21曲のソ ナタをはじめとする夥しい数のピアノ曲も遺しています。その中には、少年時代にサリエリに師事していた 頃、対位法の技術を習得するために作曲した「フーガ」と「フーガのスケッチ」や、モーツァルトへのオマージュ と思われる「幻想曲 ハ短調」など興味深い作品も多く含まれています。また「2つのスケルツォ」はピアノ学 習者の必須であった「ソナチネ・アルバム1」に収録されている曲。こちらもシューベルトの作曲技法の習熟 が窺える軽快な作品です。 演奏するヴォイチェフ・ヴァレチェクは1980年ポーランド生まれのピアニスト。これまでにフランツ・リストのアル バムを3枚リリース、テクニックと音楽性が高く評価されています。現在シレジア大学の教授を務め、後進の 指導にあたりながら精力的な演奏活動を行っています。
NAXOS-8.573633
(1CD)
アレンスキー(1861-1906):バレエ音楽『エジプトの夜』 Op. 50(1900) アレクサンドル・アヴラメンコ(Vn)
ウラディーミル・コルパシニコフ(Vc)
モスクワSO
ドミトリ・ヤブロンスキー(指)

録音:1996年3月
モスフィルム・スタジオ、モスクワ(ロシア)
※MARCOPOLO 8.225028からのレーベル移行盤
作曲をリムスキー=コルサコフに師事し、優秀な成績でペテルブルク音楽院を卒業。その翌年からモ スクワ音楽院の作曲科の講師を務め、1889年には教授に昇進、ラフマニノフやスクリャービン、グレ チャニノフらを教えるなど、ロシア音楽の歴史の上で重要な役割を担ったアレンスキー。45歳に満たな い生涯でありながら、250曲ほどの作品を残したことでも知られています。 このバレエ音楽『エジプトの夜』は、クレオパトラを巡る愛のかけ引きが描かれた作品で、チャイコフス キーを思わせる豊かな和声と、官能的な旋律が印象的です。1908年にミハイル・フォーキンの振付 によってマリインスキー劇場で初演され、その翌年にはディアギレフによって、他の作曲家の作品も併 せた『クレオパトラ』に改編され、現在でも広く愛好されています。
NAXOS-8.574291
(1CD)
ブラームス:クラリネット・ソナタ集 Op. 120/歌曲集
クラリネット・ソナタ ヘ短調 Op. 120,- 1(1894)
クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op. 120, - 2(1894)
5つの歌 Op. 71 - 第5曲 愛の歌(1877)
4つのリート Op. 96 - 第2曲 われらはさまよい歩いた(1885)
4つの歌 Op. 43 - 第1曲 永遠の愛について(1864)
9つのリートと歌 Op. 32 - 第7曲 語るもつらいこと(1864)
5つのリート Op. 47 - 第4曲 おお、愛らしい頬よ(1868)
5つのリート Op. 105 - 第2曲 私の眠りはますます浅くなり(1886)
5つのリート Op. 49 - 第4曲 子守歌(1868)
5つの詩 Op. 19 - 第5曲 エオリアンハープに寄せて(1858)
5つのリート Op. 105 - 第1曲 調べのように私を通り抜ける(1886)
※全てカール=ハインツ・シュッツによるフルートとピアノ編(2020)
カール=ハインツ・シュッツ(Fl)
マリア・プリンツ(P)

録音 2020年7月2-3日
57歳ですでに作曲家生活から引退を決めていた晩年のブラームス。しかし彼がマイニンゲンへ旅をした際、クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに 出会い、その演奏に感動。すぐさま三重奏曲、五重奏曲と立て続けにクラリネットを用いた作品を書きあげ、1894年には2曲のクラリネット・ソナタも 完成させたました。これらのクラリネットの作品は、ヴィオラで演奏することも可能ですが、ウィーン・フィルハーモニーの首席フルート奏者を務めるカール= ハインツ・シュッツは自ら編曲を施し、フルートで2曲のソナタを演奏。音域は高くなるものの、調性の変更をすることもなく、ピアノとの絶え間ない対話を 楽しんでいます。 アルバムにはフルート用に編曲された歌曲も収録。「おお、愛らしい頬よ」以外は、基本的にゆったりと流れる旋律を持つ曲が選ばれており、これらもフ ルートの息の長い旋律を歌わせるという特徴を存分にいかした、原曲の歌曲とは違う魅力が追求されています。とりわけ有名な「子守歌」での優しく 夢のような響きは、聴く者全てを魅了するかのような美しさを備えています。
NAXOS-8.574339
(1CD)
アントニオ・ルイス=ピポ(1934-1997):ギターを伴う作品集 第3集
4の為の4(1973)*
アントニオ・デ・カベソンへのオマージュ(1964)
セビーリャ(1987)(ギター四重奏版)*
前奏曲(1991)*
ジョンヘ(1994)
ナルシソ・イエペスへの前奏曲第2番(1975頃)*
ナルシソ・イエペスへの前奏曲第4番(1975頃)*
パラ・ドス(1997)*
ヴィラ=ロボスへのオマージュ(1979)
アメリカ(1989)(G.レッビンクによるギター四重奏編)*
モナステリウム・ギター四重奏団【フーゴ・ヘルマン・ガイド、ギュンター・レッピンク、ベルント・コルテンカンプ、ヴォルフガング・ヴァイゲル】

録音:2019年10月20日、2020年5月27日、2019年12月1日、2020年1月19日、2020年4月30日、2020年7月9日、2020年12月1日、2019年12月1日
*=世界初録音
スペイン出身のアントニオ・ルイス=ピポ(ピポーとも)。グラナダで生まれ、7歳の時にバルセロナに移り、この地の修道院付属音楽学校で音楽教育を受けた 彼は、1948年にマヌエル・デ・ファリャのサークルのメンバーになります。その後、アリシア・デ・ラローチャからピアノを学び、1949年にピアニストとしてデビュー。 1951年にはパリに留学し、エコール・ノルマルでイヴ・ナットとアルフレッド・コルトーに師事、更なる研鑽を積みました。ピアノだけでなく、ギターにも堪能であっ た彼は、この楽器を用いたアンダルシアとパリの影響を感じさせるユニークな作品も数多く残しています。 NAXOSでのシリーズ第3集となるこのアルバムでは、ルイス=ピポの南米音楽への関心が感じられる作品を聞くことができます。なかでも「ヴィラ=ロボスへの オマージュ」や組曲「アメリカ」ではその傾向が顕著であり、ボサ・ノバやサンバ、ブギ=ウギといった固有のリズムを用いた作品は絶品です。他には、古風な旋 律を現代的な和声に乗せた「アントニオ・デ・カベソンへのオマージュ」、ギター四重奏による「セビリア」など独創的な作品が並びます。
NAXOS-8.579078
(1CD)
ラテン・アメリカのダンス集〜サクソフォンとピアノの為の作品集
ジャン・フランセ(1912-1997):5つの異国風舞曲(1961)
ピアソラ(1921-1992):タンゴ=エチュード第1番 - 第3番(1987/1989編)
ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ Op. 165c(1937/1939編)
モーリス・C・ホイットニー(1909-1984):ルンバ(1949出版)
ヴィラ=ロボス:幻想曲 Op. 630(1948)
ピアソラ:タンゴ=エチュード第4番- 第6番(1987/1989編)
パキート・デリヴェラ(1948-):舞踏への勧誘(2008/2019編)*
 ベネズエラのワルツ(1991/1996編)*
 コントラダンス(1991/1996編)*
 カイエンの花(2014/2019編)*
シャーンドル・リゴー(アルト・サクソフォン、ソプラノ・サクソフォン)
クリスティナ・レープ=グリル(P)

録音:2020年9月25-27日
フンガロトン・スタジオ、ブダペスト(ハンガリー)
*=世界初録音
ブダペスト出身のサックス奏者シャンドール・リゴーとオーストリア出身のピアニスト、クリスティナ・レープ=グリルが奏でるデュオ・アルバム。コンセプトはジャ ン・フランセの小品「musique pour faire plaisir=愉しみの音楽」から採られており、ミヨーの「スカラムーシュ」からピアソラの「タンゴ=エチュード」ま で楽しく心躍る小品が選ばれています。どの曲も洗練されたラテンのリズムに支えられていながら、作曲家によって個性はさまざま。多彩な作品を楽し むことができます。キューバ出身、ラテン・ジャズとクラシックでグラミー賞を受賞した作曲家、パキート・デリヴェラの4作は世界初録音。「Invitacion al Danzon 舞踏への勧誘」は、原曲こそクラリネット・トリオのために書かれた作品ですが、この録音のためにリゴーによるインプロヴィゼーションの場が設け られているなどの新たに編曲が施されています。他にはキューバのギタリスト、アントニオ・ラウロとピアニスト、エルネスト・レクオーナへのオマージュとして書 かれた「ベネズエラのワルツ」や「コントラダンス」、速いテンポとさまざまなリズムが交錯する「カイエンの花」など、ジャズ風な趣きを持つ曲を楽しめます。
NAXOS-8.574252
(1CD)
フランシス・ポット(1957-):クリストゥス
オルガン作品集

「神の御子は今宵しも」によるインプロヴィゼーション(2005)
クリストゥス - オルガンの為の受難交響曲(1986-1990)
おお愛する魂よ、汝を飾れ(2013)…世界初録音キリストは甦りたまえり- 「おのこよ、おみなよ」による幻想的トッカータ(2019)…世界初録音
トム・ウィンペニー(Org)

録音:2020年8月26-28日
英国出身の作曲家フランシス・ポット。数多くの合唱曲で知られていますが、2021年には英国でオルガン 作品の普及に努める団体"ロイヤル・カレッジ・オブ・オルガニスト"からメダルを授与されるなど、オルガン作 品の分野でも活躍しています。20世紀英国オルガン作品の最高峰のひとつとみなされる「クリストゥス」は ユダの裏切りからキリストの磔刑、復活までの聖書の物語を辿った、調性崩壊ぎりぎりの響きを持つオルガ ンの為の受難交響曲。このウィンペニーによる演奏は、作曲家自身の立ち合いのもとで行われた初のス タジオ・レコーディングとなりました。この曲の前にはウィンペニーによるインプロヴィゼーションが演奏されるとと もに、アルバムの終わりには2曲の世界初録音となる小品が添えられています。
NAXOS-8.660426(2CD)
ベザド・アブディ(1973-):歌劇「ハーフィズ」 ハーフィズ…モハマド・モタメディ(T)
オベイド・ザカニ…ホセイン・アリシャプール(T)
スルタン・モバレゼディン…ババク・サボウリ(Br)
詩人/カーヤム…エスハーグ・アンヴァル(T)
モハンマド・ゴル=アンダム…モハマド・ザケルホセイン(T)
農民…アリ・ザンデヴァキリ(T)
シャカ=エ・ナバト…ハレー・セイフィザデー(Ms) 他
クレド室内cho
ウクライナ国立SO
ウラディーミル・シレンコ(指)
世界初録音

録音:2014年2月12日
イランの作曲家ベザド・アブディの音楽は、ダストガー(イランのモーダルシステム=音楽における旋 法)と西洋のクラシック音楽の形式を融合させています。この歌劇「ハーフィズ」も冒頭のハーフィズの エキゾチックな旋律によるモノローグが終わると、聴こえてくるのは激しいオーケストラの咆哮。パーカッ ションを駆使した見事な音楽です。2018年にリリースされた歌劇「ルーミー」(8.660424)では13世 紀に実在したペルシャの学者、詩人、神学者ルーミーを題材としていましたが、今作では14世紀の 詩人ハーフィズ(ハーフェズとも)の波乱に満ちた生涯が描かれています。登場する20人以上の歌手の 半分以上はテノールというのもユニーク。ウードやケマンチェ、サントゥールなどの民族楽器も登場、作 品に彩りを添えています。
NAXOS-8.555222
(1CD)
ロード・バーナーズ(1883-1950):バレエ音楽『ネプチューンの勝利』 クリーヴ・ベイリー(Bs)
イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指)

録音:1996年7月15-16日、1996年12月1日
※MARCO POLO 8.223711の移行盤
イギリスの作曲家・小説家・画家、ロード・バーナーズ(バーナーズ卿)。本名はジェラルド・ヒュー・ティアウイット=ウィルソンという名門バーナーズ家の第 14代男爵です。イートン・カレッジで学び爵位を継承するまでは外交官として活躍、音楽家としても才能を発揮し、このアルバムに収録されている『ネ プチューンの勝利』はディアギレフのバレエ団のために書かれバランシンが振付を施したもの。野心的な音楽をストラヴィンスキーが称賛したという彼の代 表作の一つです。『口ひげを生やした男』はイタリアの人形劇団Balli Plastici社から依頼されたバレエ音楽。この組曲にはカゼッラやマリピエロも新作 を寄せ、他にはバルトークの既存のピアノ曲もアレンジして部分的に用いられています。他にはフィリップ・レーンの巧みなオーケストラ・アレンジによる「ブ ルジョア風のワルツ」と「ポルカ」を収録。センスのよい洒落た音楽を楽しめます。

   NAXOS 2021年7月発売(2)
NAXOS-8.574188
(1CD)
ハイドン:バリトン三重奏曲集
バリトン三重奏曲第69番ニ長調 Hob.XI:69(1768)
バリトン三重奏曲第9番イ長調 Hob.XI:9(1770)
バリトン三重奏曲第58番ニ長調 Hob.XI:58(1768)
バリトン三重奏曲第61番ニ長調 Hob.XI:61(1768)
バリトン三重奏曲第87番イ短調 Hob.XI:87(1771)
バリトン三重奏曲第55番ト長調 Hob.XI:55(1768)
バレンシア・バリトン・プロジェクト【マシュー・ベイカー(Br)、エステバン・デ・アルメイダ・レイス(Va)、アレックス・フリードホフ(Vc)】

録音:2020年7月30日-8月2日
ヨーゼフ・ハイドンは、長い間、裕福なエステルハージ家の宮廷音楽家として奉職していました。とりわ け彼が宮廷楽長を務めていた時期の当主であったニコラウス1世(1714-1790)は音楽に深い理解 を示し、ハイドンの活動を奨励したため、ハイドンはそれに応えるべく数多くの作品を生み出し、熱心 に演奏したのです。そのニコラウス1世が好んだのが「バリトン」でした。これは17世紀後半に発案され たヴィオール属の擦弦楽器で、通常6本〜7本のガット弦と、前面を板で覆われた9本から24本(12 本が多い)の金属弦を持っており、こちらは共鳴弦であると同時に、左手の親指ではじくことが出来る というもの。しかし、弦が多いため調弦も演奏もとても至難であり、19世紀にはほとんど廃れてしまい ました。ハイドンはこの楽器についてほとんど知識がなかったとされますが、主君のために楽器を研究 し、126曲の三重奏曲をはじめ、二重奏曲や協奏曲を作曲しています。このアルバムでは6曲のバリ トン三重奏曲を収録、マシュー・ベイカーが演奏するのは2004年に制作されたOwen Morse- Brownによる復元楽器で、18世紀の典雅な響きが忠実に再現されています。
NAXOS-8.559902
(1CD)
ジョン・タワー(1938-):ストライク・ゾーン 他
ストライク・ゾーン(2001)
スモール(2016)
スティル/ラピッズ
アイボリー・アンド・エボニー(2009)
エヴリン・グレニー(パーカッション)
ブレア・マクミラン(P)
オールバニSO
デイヴィッド・アラン・ミラー(指)

録音:2014年5月18日、2014年3月10日、2016年4月16日、2017年1月5日
世界初録音
現代、アメリカにおける最も重要な作曲家の一人として広く認められているジョン・タワー。このアルバムには世界初録 音となる5つの作品が収録されています。「ストライク・ゾーン」と「スモール」は世界的パーカッション奏者エヴリン・グレ ニーのために書かれており、彼女の見事なテクニックと音楽性が際立つ作品に仕上がっています。なかでも「スモール」 は、いつもたくさんの楽器を持ち運び、準備に追われるパーカッション奏者(グレニー)を慮り、小さなキャリングケースに 詰められるだけの楽器を用いて書かれたという作品で、奏者には、まるで小さなテーブルの上で料理をするシェフのよ うな動きが要求されます。 ピアノ協奏曲である「スティル/ラピッズ」は美しく輝く、力強い水の力にインスパイアされたというコントラストの見事な作 品。2009年に開催された"サン・アントニオ国際ピアノ・コンクール"の委嘱作である「アイボリー・アンド・エボニー」は 高揚感溢れるピアノ独奏曲です。
NAXOS-8.574319
(1CD)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968): ギターを伴う室内楽作品集
ギター五重奏曲 Op. 143(1950)
エクローグ Op. 206(1965) - フルート、コールアングレとギター編
幻想曲 Op. 145(1950)
フルートとギターのためのソナチネ Op. 205(1965)
レオナルト・ベッカー(G)
ルイス・バンドリー(Vn)
ヴァレリー・ステーンケン(Vn)
エリザベート・ブフナー(Va)
マールトン・ブラウン(Vc)
クロエ・デュフォセ(Fl)
エロワ・フスノ(コールアングレ)
クララ・イザベラ・ジーグレ(P)

録音:2020年2月19-21日
カステルヌオーヴォ=テデスコは、20世紀イタリアで最も大きな影響力を誇った作曲家の一人。アンド レス・セゴビアと出会ってから、彼はギター作品を次々と作曲、その後数年間でギターのための作品を 100曲以上書きあげています。ギター五重奏曲は1951年にセゴビアがギターを担当して初演された 作品。どことなくベートーヴェンの「田園」を思わせるフレーズが印象的な第1楽章、しみじみとした第2 楽章、快活な第3楽章を経て激しい終楽章で終わるという古典的な形式の中、大活躍するギター を弦楽四重奏が支えるという聴きごたえのある作品です。喜び溢れる「フルートとギターのためのソナ チネ」、のどかな「エクローグ」、そしてセゴビアと彼の最初の妻、パキータ・マドリゲラのために作曲された 「幻想曲」はギターとピアノの音色が絶妙に溶け合う音楽です。
NAXOS-8.574255
(1CD)
パウル・ヴラニツキー(1756-1808):管弦楽作品集 第2集
歌劇「シュライナー」 (1799) - 序曲
交響曲 ニ短調 「嵐」(1795以前)
交響曲 イ長調 Op. 16 No. 2(1791年出版)
交響曲 ヘ長調 Op. 33 No. 3(1798年出版)
チェコ室内Oパルドビツェ
マレク・シュティレツ(指)

録音:2019年11月25-29日
世界初録音
モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキーの管弦楽作品集第2集。活躍の機会を求めウィー ンに定住、オーケストラの指揮者、作曲家として高く評価されました。同い年生まれのモーツァルトとも交友 を深め、モーツァルトの死後は未亡人コンスタンツェが亡き夫の作品を出版するための手助けをしたことでも 知られています。現在こそ、彼の作品はハイドンやベートーヴェンの影に隠れてしまっていますが、1790年 代後半のウィーンで最も重要な交響曲作家とみなされていたヴラニツキー。このアルバムにはオーケストラの 豊かな響きを駆使した歌劇「シュライナー」の序曲と、それぞれに対照的な性格を持つ交響曲を3曲収 録。交響曲「嵐」はベートーヴェンの「田園」よりも10年以上前に書かれた作品ですが、ティンパニが活躍 する嵐の場面には息を呑むほどの迫力があります。コンパクトなサイズの「交響曲イ長調」は初期の作風を 代表するもので、「交響曲ヘ長調」は耳なじみのよい主題と巧みなオーケストレーションが映える力作で す。
NAXOS-8.559863
(1CD)
フィリップ・スーザ:吹奏楽のための作品集 第21集
喜歌劇「クリスと不思議なランプ」(1899)(M. パートンによる吹奏楽編)(抜粋)
米国の姉妹関係(1915)(M.A. アラムブラによる吹奏楽のための復元版)
ショーイング・オブ・ビフォアー・カンパニー(1919) (K.R. タンによる吹奏楽のための復元版)*
キャロライン・シンプキンズ(Fg)*
リタ・シンドラー(Hp)*
王立バーミンガム音楽院ウィンド・オーケストラ
キース・ブライオン(指)

録音:2018年4月15-17日
100曲以上のマーチを作曲し「マーチ王」と呼ばれるスーザですが、実はオペレッタや組 曲なども数多く作曲しており、これらは当時、アメリカの劇場で大絶賛されました。アルバムの冒頭を 飾るのは1899年にニューヘイブンのハイペリオン劇場で初演された喜歌劇「クリスと不思議なランプ」 からの音楽。この物語は有名なアラジン伝説に基づいたもので、初演の大好評を受け翌年1月1日 にはブロードウェイのビクトリア劇場で再演されています。このアルバムではM.バートンによる吹奏楽版 が用いられています。「米国の姉妹関係」はニューヨーク・ヒッポロドーム劇場(ラジオシティ・ミュージック ホールの前身)のショーのためのバレエ曲で、米国48州を代表する音楽が組み込まれています。 「ショーイング・オブ・ビフォアー・カンパニー」はスーザがマチネのコンサートを開く際に頻繁に演奏された 曲。巧妙な仕掛けが施された楽しい作品です。
NAXOS-8.574299
(1CD)
ケテルビー(1875-1959):ピアノ作品集
森にて(1921)/夢の川(1922)
喜ばしき思考(1898)/夢の絵画(1915)
抒情的ワルツ(1922)/反映(1921)
鏡の踊り(1913)/夏の歌(1922)
金色の秋(1923)/水仙(1919)
夕焼け(1921)
ヴァルス=カプリース(1899)
夢の影(1922)/森の物語(1922)
天使の愛(1949)
パストラーレ Op. 27(1916)
優美(1907)/修道院の庭にて(1915)
ローズマリー・タック(P)

録音:1993年9月
エキゾチックで親しみやすい旋律の「ペルシャの市場にて」で知られる英国の作曲家アルバート・ケテル ビー。幼い頃から音楽の才能を発揮、11歳の時には習作のピアノ・ソナタをウォーチェスター音楽祭 で演奏、エドワード・エルガーに称賛されました。13歳の時にはヴィクトリア女王の奨学金を受け、トリ ニティ音楽カレッジに入学。グスターヴ・ホルストに師事、研鑽を積み16歳でウィンブルドンのセント・ ジョン教会のオルガン奏者に就任、契約終了後はヴォードヴィル劇場の音楽監督となり、ライト・ ミュージックの世界で大活躍します。1929年には作品の演奏回数の多さが認められ「英国で最も 偉大な作曲家」に選ばれるなど、亡くなるまで人気を失うことはありませんでした。 このアルバムで聴ける彼のピアノ曲は、印象的な旋律を備えた美しいものばかり。季節を描いた曲 や、オシャレなワルツなどが並びますが、中でも代表作「修道院の庭にて」のピアノ・ソロ・ヴァージョン は、鳥の声を模したフレーズも忠実にピアノへと移し替えられた力作です。

   NAXOS 2021年7月発売
NAXOS-8.574298
(1CD)
アメリカ生まれの新しいギター協奏曲集
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-):「ダンス・ヒッツ」協奏曲(1998)
ピアソラ(1921-1992):ギターとバンドネオンのための協奏曲 「リエージュに捧ぐ」(1985)*
カーニス:眠りと夢の前に:子守歌(1987)(Vnとギター版)
ロベルト・シエッラ(1953-):小協奏曲(1998)
カーニス:独白(2016)
デイヴィッド・タネンバウム(G)
アーロン・ジェイ・カーニス(指)
ニュー・センチュリー室内O
ココ・トリヴィソンノ(バンドネオン)
リサ・リー(Vn)
マシュー・クレイチー(Fl)
トム・ニュージェント(Ob)
パトリシア・シャンズ(Cl)
ビル・バルビーニ(Vn)
ジェニファー・カルプ(Vc)
トーマス・ダーシック(指)

録音:2005年2月7日 スカイウォーカー・スタジオ、2018年12月18日 オッシャー・サロン、2018年6月4日 オッシャー・サロン、2020年8月10日 オッシャー・サロン
*以外=世界初録音
アメリカ出身のギタリスト、教育者タネンバウムは、ヘンツェやテリー・ライリー、ルー・ハリソンらに作品を 委嘱・演奏するなど、ギター曲のレパートリーを豊かにし続けています。この20世紀終わりから21世紀 にかけて作曲された南北アメリカのギター協奏曲集に収録された作品も、ピアソラを除き、全て演奏 者タネンバウムのために作曲されたもので4曲全てが世界初録音です。1曲目、カーニスの「ダンス・ ヒッツ」協奏曲は親しみやすい旋律が特徴。アルバム・タイトル『Double Echo』はこの曲の第1楽章 から採られています。ゆったりとした第2楽章を経て、思わず口ずさみたくなるようなポップス調のメロディ を主題とする第3楽章へ続きます。同じくカーニスの「子守歌」と「独白」は抒情的でロマンティックな雰 囲気を湛えています。シエッラの「小協奏曲」ははじけるようなリズムが印象的な作品。これら委嘱作 品に添えられたピアソラの二重協奏曲は1985年、ベルギーで開催された国際ギター・フェスティバル のための作品。ウィリアム・ウォルトンの音楽からインスピレーションを受けたとされ、冒頭の「イントロダク ション」ではオーケストラが登場せず、ギターとバンドネオンがしみじみとした対話を繰り広げる哀愁漂う 楽章であり、第2楽章と第3楽章はピアソラらしいタンゴの曲想です。
NAXOS-8.574116
(1CD)
ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第5集
ウラディーミル・ディック(1882-1943):ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op. 25(1910)
コンスタンティン・イヴァノヴィチ・フォン・スターンバーグ:ピアノ三重奏曲第3番ハ長調 Op. 104(1912)
セルゲイ・ユフェロフ(1865頃-1927): ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op. 52(1911)
ブラームス・トリオ【ニコライ・サチェンコ(Vn)、キリル・ロディン(Vc)、ナタリア・ルビンシテイン(P)】

録音:モスクワ音楽院大ホール(ロシア)
NAXOSの人気シリーズ「ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史」を締めくくる第5巻の登場。このアルバムには音楽史から ほとんど名前が消えてしまった20世紀に活動した3人の作品が収録されています。パリ音楽院でヴィドールに作曲を 学んだウラディーミル・ディックは1910年にフランス国籍を取得しましたが、1943年、彼は家族とともにナチスに捉え られアウシュシッツに送られ、悲劇的な死を迎えます。このピアノ三重奏曲は1910年の作品。映画音楽の分野で 鍛えた巧みな音作りの中にロシアの魂が込められた力作です。アメリカに渡り、優れたピアニストとして活躍したスター ンバーグの三重奏曲は、思いのほか明るく平易な楽想を持つ作品。変奏曲形式で書かれた第2楽章に漂う哀感 が強い印象を残します。ユーフェロフはオデッサの裕福な家庭に生まれ、グラズノフから作曲の指導を受けた作曲 家。このピアノ三重奏曲はノスタルジックな曲想と持つとともに、随所にロシア民謡由来の力強い旋律も聴かれる美 しく充実した音楽です。
NAXOS-8.555181
(1CD)
アーサー・サリヴァン(1842-1900):劇音楽集
『ヴェニスの商人』(1871) - 仮面舞踏会
『ヘンリー8世』(1877) - 劇音楽
歌劇「サファイアの首飾り」 (1864)- 序曲
ハ長調の序曲「イン・メモリアム」(1866)
エマヌエル・ローラー (T)
RTEコンサート・オーケストラ
アンドリュー・ペニー(指)

録音:1992年4月13-16日
ナショナル・コンサート・ホール、ダブリン(アイルランド)
※MARCO POLO 8.223461より移行盤
人気劇作家のウィリアム・ギルバートと組んだ「ギルバート&サリヴァン」としてコミック・オペラの世界を席 巻した作曲家アーサー・サリヴァン。 二人の協力関係が始まったのは1875年のことですが、サリヴァン 自身は少年時代から楽器を自在に操るとともに、讃美歌などを作曲。14歳の時にはメンデルスゾー ン賞を授与されるなどその才能が注目されていました。また、若い頃からシェイクスピア作品に関心を 持っており、1862年には『テンペスト』の劇音楽を書きあげています。60年代には父の追悼のための 「イン・メモリアム」(トラック13)やチェロ協奏曲などの名作を次々と生み出し、次第に英国最高の 作曲家と称賛されるまでになります。特に劇音楽と歌劇の分野への貢献は抜きんでており、1883年 にはヴィクトリア女王からナイトの称号を授与されました。このアルバムではサリヴァンの劇音楽の魅力 を存分に堪能できます。
NAXOS-8.579082
(1CD)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994): 歌曲と民謡集 第2集
7つの古いギリシャの歌 Op. 58(1950)
イカロ Op. 17(1935)
葬送行進曲風に Op. 18(1935)
牧歌 Op. 19(1934-35)*
4月25日の3つの歌(1975)
10のチェコとスロヴァキアの民謡 Op. 67(1951/1978改訂)
スサナ・ガスパー(S)
リカルド・パネラ(Br)
ヌーノ・ヴィエラ・デ・アルメイダ(P)

録音:2017年7月21日、2020年7月15-17日
*以外=世界初録音
20世紀後半のポルトガルにおける最も偉大な作曲家の一人、ロペス=グラサ。リスボンでフレイタス・ブランコとヴィアンナ・ダ・モッタから作曲とピアノを学んだ 後、大学都市として知られるコインブラに住み、作家や知識人のグループと親しく交流しました。この時に知った詩人ジョゼ・レジオらによる数多くのポルトガル 語の詩はその後の彼の創作に大きな影響を与えることとなります。今回の「歌曲と民謡集」第2集に収録されているのは、フランス印象派の影響を受けた初 期の曲から、前述のレジオの詩による「4月25日の3つの歌」まで、作曲年代は45年を越えており、政治的な思想に由来する曲や民謡由来の曲が取り混 ぜられています。中でも、ポルトガルやチェコ、ギリシャ民謡を素材とする様々な国ごとの特徴を感じさせる旋律では、彼が目指した"国境を越えた友愛から 生まれる理想郷"を感じることができます。ポルトガル出身、ソプラノのスサナ・ガスパーは英国ロイヤル・オペラ・ハウスが主宰する「ジェット・パーカー・ヤング アーティスト・プログラム」の卒業生。2013年度のカーディフ国際声楽コンクールで注目され、世界的に活躍を始めた新鋭歌手です。同じくポルトガル出身 のバリトン、リカルド・パネラも歌劇と歌曲両面の演奏で知られる若手です。

   NAXOS 2021年6-7月発売
NAXOS-8.574310
(1CD)
ヴィラ=ロボス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ソナタ・ファンタジア第1番「 Desesperance 絶望」(1912)
ソナタ・ファンタジア第2番(1914)
ヴァイオリン・ソナタ第3番(1920)
エマヌエーレ・バルディーニ(Vn)
パブロ・ロッシ(P)

録音:2020年1月7-8日
ヴィラ=ロボスの3曲のヴァイオリン・ソナタは、20代から30代にかけて書かれた作品です。当時のヴィラ=ロボスは、民謡採集のために出かけたブラジル奥地 から戻り、クラシック音楽の技法にブラジル音楽の要素を採り入れた語法を確立して、新進作曲家として認められ始めた頃。とはいえ、ソナタ第1番作曲時 は、まだ作曲よりもチェロの演奏で生計を立てていたこともあり、メランコリックな雰囲気と抒情性を特徴とするこの曲にも弦楽器奏者としてのスキルが生かさ れています。その後ピアノ奏法についてもじっくり学んだ彼は、2年後にソナタ第2番を作曲。自由な形式の中で2つの楽器が見事な対話を聴かせるこの作 品は、1915年11月に開催した自身の新作のコンサートの中で演奏されました。そして1920年に発表された第3番のソナタは、ドビュッシーの影響も感じら れますが、後の一連のショーロスにも連なる更なる洗練された語法を持っています。ヴァイオリンを演奏するバルディーニはイタリア出身のヴァイオリニスト。 2005年からブラジルに居住し、サンパウロSOのコンサートマスターを務めるほか、指揮者としても活躍しています。
NAXOS-8.574144
(1CD)
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940): 別れとハンカチ
ノエルの前奏曲(1939)
軍隊風シンフォニエッタ Op. 11(1936-37)
悲しい夜(T. チークによる声と管弦楽編)(1936頃)…世界初録音
別れとハンカチ Op. 14 (声と管弦楽版)(1938)
小品による組曲 Op. 1 (管弦楽版)(1935)
ピアノ協奏曲 ニ短調 Op. 7(1935)
ニコラス・ファン(T)
エイミー・アイ=リン・チェン(P)
ミシガン大学SO
ケネス・キースラー(指)

録音:2015年9月28日、2015年12月13日、2016年3月28日
チェコの音楽一家で生まれたヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー。音楽学校の校長を務める父と歌の教師であった母のもと、幼い頃から才能を発揮し た彼女は、15歳でブルノ音楽院に入学。ヴィレーム・ペトルジェルカに作曲を学び、5年後の1935年に初のオーケストラ作品である若々しいエネル ギーと鮮やかな色彩に満ちた「ピアノ協奏曲ニ短調」を作曲し、卒業作品とします。また同じ時期に自身のピアノ曲である「組曲」にオーケストレーショ ンを施し、これが実質的に彼女の2番目の管弦楽作品となりました。やがてプラハ音楽院でヴィーチェスラフ・ノヴァークとヴァーツラフ・ターリヒに師事し、 更に研鑽を積み、1937年には奨学金を得てパリのエコールノルマル音楽院に留学。シャルル・ミュンシュとナディア・ブーランジェのクラスに入るとともに、 当時パリに滞在していたボフスラフ・マルティヌーにも個人的な教えを受けました。この年に代表作である「軍隊風シンフォニエッタ」が完成、彼女自身 の指揮によるチェコPOが初演、国際的な評価を得ました。その後、1940年4月に、アルフォンス・ミュシャの息子で小説家、 ジャーナリスト、脚本家のイジー・ミュシャと結婚しましたが、2か月も経たないうちに病を得て25歳の若さでこの世を去ってしまいました。しかし短い生 涯に残した50作以上の作品は、21世紀になって一層高く評価されており演奏の機会も増えています。このアルバムには、声楽曲も含む彼女の多彩 な作品が収録されています。
NAXOS-8.660462
(2CD)
ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):歌劇「エレーナ」(1814) エレナ/リッカルド…ユリア・ソフィー・ワーグナー(S)
コンスタンティーノ…ダニエル・オチョア(Bs)
パオリーノ/アドルフォ…ミラ・グラツィク(S)
カルロ…ニクラス・マルマン(Bs)
エドモンド…マルクス・シェーファー(T)
アンナ…アンナ=ドリス・カピテッリ(Ms)
エルネスタ…アンナ・ファイト(S)
知事…ジー・ファン(T)
エラルド…ハラルド・トゥム(T)
ウルビーノ…アンドレアス・マッテルスベルガー(Bs)
ジモン・マイールcho
コンチェルト・デ・バッスス(古楽器使用)
フランツ・ハウク(指)

録音:2018年8月17-25日
世界初録音
1813-14年、ナポリの謝肉祭シーズン中に、ジモン・マイールが書きあげた歌劇「エレーナ」。主役を務めるのは、男 装の麗人でリッカルドと名乗るエレーナ。彼女はタラスコンの王女で、コンスタンティーノ伯爵の妻ですが、現在夫コン スタンティーノには義父殺しの嫌疑がかけられており、追跡者エドモンドから逃げているところです。周囲の人々の疑 惑をはねのけ、最後は夫の潔白も証明されるというこの歌劇は、当時フランスからドイツにかけて流行していた「レス キュー=救済オペラ」と呼ばれるジャンルの作品で、その名のとおり、高尚な人道主義の理想を掲げ、危険から救助 される主人公を描き、最後はハッピーエンドを迎えるというのが定石。ベートーヴェンの「フィデリオ」が代表作です。マ イールは華やかなアリア、ロマンス、アンサンブルを用いて、複雑なあらすじを的確に描きました。演奏はマイール作品 のオーソリティ、フランツ・ハウク。素晴らしい歌手たちと、手兵コンチェルト・デ・バッススとともにメリハリのある音楽を創 り上げています。
NAXOS-8.574307
(1CD)
セーチェニ(1825-1898):ワルツとハンガリー行進曲集
セル城(1854)
ハンガリー行進曲(1873年以前)*
冬物語のワルツ(1858)
私たちの最後のワルツ(1894)*
ハンガリーのチャールダーシュ(1858)
誕生日のワルツ(1888)*
宮殿のギャロップ(1853)
3つのワルツ - 4手ピアノのための(1889)*
ハンガリーの騎手の行進曲 - 4手ピアノのための(作曲年不詳)*
ワルツ - 4手ピアノのための(1872年以前)*
序奏とハンガリー行進曲(1873) (F.リストによる改訂S573/R261)- H. ゴッビによる4手ピアノ編*
イシュトヴァーン・カッシャイ(P)
ジェルジ・ラーザール(P)*

録音:2020年1月24-27日Phoenix Studio, Diosd(ハンガリー)
カッシャイ&ラーザール
使用ピアノ:ベヒシュタイン model ‘C’ No 88471(1908製オリジナル)
※「3つのワルツ」以外=世界初録音
ハンガリーの貴族の家系に生まれたイムレ・セーチェニ。本業は外交官であり、大使としてキャリアを重ねながら 平行して作曲も続けていました。またハンガリーと所縁の深いフランツ・リストとも親しく、リストが音楽院を設立 する際には力添えもしています。同じ年のヨハン・シュトラウスII世とは生涯を通じて友人関係にあり、シュトラウ スはセーチェニの作品をしばしばコンサートで演奏するだけではなく、自身の作品をセーチェニに献呈するなど親 しい関係を保っていました。このアルバムでは、ほとんどが世界初録音となるセーチェニの知られざる作品を聴くこ とができます。彼が愛したワルツや行進曲をはじめ、リストが自身の手で改訂を施した「序奏とハンガリー行進 曲」など魅力的な作品を演奏するのは、セーチェニ作品のスペシャリストであるカッシャイとラーザール。使用して いるピアノはワーグナーの孫(リストの曾孫)であるヴォルフガングが所有していた1908年製のベヒシュタイン。生 き生きとした音色は当時の華やかな社交界を彷彿させます。
NAXOS-8.555229
(1CD)
リチャード・アディンセル(1904-1977):ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第1集
1. 『チップス先生さようなら』 - テーマ(1939)- P. レーンによる管弦楽復元版
ワルツへの招待 - 『リング・ラウンド・ザ・ムーン』より(1950)- P. レーンによる管弦楽編
スモーキー・マウンテンズ(協奏曲)(1950)
『りんごの島』(1940)- R. ダグラスによる管弦楽編
『王子と踊子』(1957)(抜粋)- F. ラプリー、D. ガムレイによる管弦楽編
ト調の音楽(1943)
『トム・ブラウンの学校生活』 - 序曲(1951)- P. レーンによる管弦楽編
フェスティバル(1947)
ロマンスへの旅(1955)- L.アイザックスによる管弦楽編
『無敵艦隊』 - 組曲(1937)- G.L.ザルヴァ編、L.イサークによる管弦楽編
『二都物語』 - テーマ(1958)- D.ガムレイによる管弦楽編
フィリップ・マーティン(P)
ロードリック・エルムス(P)
BBCコンサート・オーケストラ
ケネス・オルウィン(指)

録音:1994年4月20-21日
※MARCOPOLO 8.223732より移行
1941年の映画『危険な月光』のテーマ曲「ワルソー・コンチェルト」で知られるイギリスの作曲家リチャード・アディンセル。オックスフォード大学ハート フォード校に学んだ後、1925年に王立音楽大学に進み、さらにベルリン、ウィーン、米国に留学して音楽修業を積んだ彼は、主として映画音楽の分 野で活躍、『チップス先生さようなら』や『二都物語』などの華やかな音楽を手掛けました。このアルバムでは彼の代表的な映画音楽を中心に、協奏 曲形式の「スモーキー・マウンテンズ」など興味深い作品を収録しています。耳あたりのよい旋律に彩られた作品の数々は、聴き手を魅了することでしょ う。 また、ラジオ劇『りんごの島』のオーケストレーションは、彼と協力関係にあり「ワルソー・コンチェルト」でもオーケストレーションを担ったロイ・ダグラスの手に よるもの。神秘的なハープの伴奏の上で弦が美しい調べを奏でます。
NAXOS-8.573083
(1CD)
コルンゴルト:歌曲集 第2集
4つの別れの歌 Op. 14 (1920-21)
3つの歌 Op. 18(1924)
映画音楽『永遠の処女』 - 明日 Op. 33(1942)(声とピアノ三重奏編)ドイツ語歌唱によるピアノ三重奏版…世界初録音

5つの歌 Op. 38(1940-47)
ウィーンのためのソネット Op. 41(1953)

【遺作より】
夜(1913)
内なる魅力(1914)
オーストリア兵士の別れ(1915)
でない限りは(1915)
とても個人的なもの(1917)…世界初録音
ドゥシュニッツ家のガチョウのレバー(1919)
50のフォックストロット(1922)
ブリッタ・シュタルマイスター(S)
ジビル・フィッシャー(Ms)
ウーヴェ・シェンカー=プリムス(Br)
フィリップ・ロイ(Vn)
ペーター・フランク(Vc)
クラウス・ジモン(P)

録音:2012年8月6-8日
幼い頃から音楽の才能を示し、15歳の頃にはすでにプロの作曲家として活動していたコルンゴルト。純音楽を追求するも、結局は時代の波に呑まれ、本意 ではない"映画音楽"の分野での活動が現在のハリウッド音楽を支えることになろうとは、彼自身も知る由がありませんでした。 そんなコルンゴルトが持てる才能の全てを注ぎこみ、生涯にわたってロマン主義の理想を追求できたのは一連の歌曲でした。初期から晩年に至るまでどの時 代においても、コルンゴルトは歌曲には常に実験的な創意工夫を施し、時には刺激的なハーモニーを与えるなど斬新な試みを行っています。とりわけ作品番 号18の「3つの歌」は、同時期の歌劇「ヘリアーネの奇跡」の音楽を反映した、半音階的な和声が際立つ刺激的な響きを持つ作品です。このアルバムには コルンゴルトが折に触れ家族や親しい友人のために書いていた歌曲も収録。その中には彼が一時期愛していたというマリア・コーリッシュ(ヴァイオリニスト、ルド ルフ・コーリッシュの妹)のクリスマス・プレゼントとして書かれた「とても個人的なもの」など、貴重な作品が含まれます。
NAXOS-8.578360
(1CD)
マルコム・アーノルド:作品集
序曲「タム・オーシャンター」 Op. 51
イギリス舞曲集第1集 Op. 27(1950)
チェロ協奏曲 Op. 136(1988) - 第1楽章 Allegro- D. エリスによる演奏会用編
組曲「さすらいの旅路」(1969) - ミコーバー氏- J. モーガンによる再管弦楽版
交響曲第6番Op.95(1967) - 第1楽章 Energico
サクソフォン協奏曲(1942/1994) - 第3楽章 Alla Marcia- 原曲:ピアノ・ソナタ(D. エリスによる管弦楽編)
大幻想曲 Op. 973(1940)
クラリネットのための幻想曲 Op. 973(1940)
弦楽四重奏曲第2番Op. 118(1975) - 第1楽章 Allegro
ピアノ三重奏曲 Op. 54(1956) - 第3楽章 Vivace energico
交響曲第5番Op. 74(1961) - 第1楽章 Tempestuoso
3つのシャンティ Op. 4(1942)
イングリッシュ・ノーザン・シンフォニア
ポール・ダニエル(指)
クイーンズランドSO
アイルランド国立SO
アンドリュー・ペニー(指)
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ノーザン室内O
ニコラス・ウォード(指)
モスクワSO
ウィリアム・ストロンバーグ(指)
カール・レーヴェン (アルト・サクソフォン)
マンチェスター・シンフォニア
リチャード・ハワース(指)
イースト・ウィンズ
マッジーニ四重奏団
イングリッシュ・ピアノ・トリオ

録音:1995年-2011年
イギリスの近代作曲家マルコム・アーノルド。1921年ノーザンプトンに生まれロンドン王立音楽院でト ランペットを学び、1941年にロンドンPOにトランペット奏者として入団、翌年 首席奏者となります。その後はBBCSOでも首席奏者を務めましたが、1948年のイタリア滞 在中に作曲に専念することを決め、以降はオペラ以外のあらゆるジャンルに作品を発表。9曲の交響 曲をはじめ、協奏曲、室内楽曲など多岐にわたる作品を残しています。デイヴィッド・リーン監督の『戦 場にかける橋』など、映画音楽でも才能を発揮しました。 このアルバムは、2021年の生誕100年を記念し、これまでのNAXOSにおける様々な録音から人気 作「タム・オーシャンター」やイギリス舞曲集など、アーノルドの代表的名曲をセレクトし1枚にまとめたも のです。

   NAXOS 2021年6月発売
NAXOS-8.503301
(1CD)
NX-B07
サン=サーンス:交響曲全集
交響曲第1番変ホ長調 Op. 2
交響曲第2番イ短調 Op. 55
交響詩「ファエトン」 Op. 39
交響曲第3番「オルガン付き」#
交響曲 イ長調
交響詩「オンファールの糸車」 Op. 3
交響曲 ヘ長調「首都ローマ」
交響詩「ヘラクレスの青年時代」 Op. 50
死の舞踏 Op. 40*
カール・アダム・ランドストレム(Org)#
マリカ・フェルツコー(Vn)*
マルメSO
マルク・スーストロ(指)

録音:2013年8月19-23日、2013年8月26-30日、2013年8月29-30日
サン=サーンスの交響曲と言えば、壮麗なオルガンの響きが印象的な第3番が有名ですが、他の作品はほとんど耳にすることがありません。実は番号 のついた作品は3曲しかなく、他は番号なしの曲が1曲と、コンクールのための作品「首都ローマ」、他、未完の2作品があるのみです。交響曲第1番 は18歳の時の実験的な作品ですが、早熟な才能を開花させていた彼だけに、完成度の高さは群を抜いています。作曲技法が格段にあがった24 歳の時の第2番も聴きどころの多い作品。演奏される機会も少ないのは残念です。「首都ローマ」は21歳の作品。最終楽章はまるでブラームスの交 響曲第4番を先取りするかのようなパッサカリア風の変奏曲となっていたりと堅固な様式の中に伸びやかな旋律が息づいています。また15歳の時に 書いた「交響曲イ長調」はモーツァルトやシューベルトの雰囲気を持つ若々しい作品です。 幅広い作品を網羅するNAXOSのカタログですが、実はサン=サーンスの交響曲全集が加えられたのは2013年になってから。1987年のレーベル創 設以来、実に25年以上を経てからのことになります。指揮者として白羽の矢が立てられたのはフランス作品のスペシャリスト、マルク・スーストロ。この シリーズでは未完の2曲の作品を省き3曲の交響詩と、よく知られる「死の舞踏」を併せて収録。サン=サーンスの管弦楽曲をじっくり味わうことができ る好企画となっています。
NAXOS-8.574288
(1CD)
ペンデレツキ:弦楽四重奏曲第1番-第4番他
弦楽四重奏曲第1番(1960)
弦楽四重奏曲第2番(1968)
Der unterbrochene Gedanke 壊れた思考(1988) - Grave
弦楽三重奏曲(1990/1991改訂)
弦楽四重奏曲第3番 「Leaves from an Unwritten Diary 書かれなかった日記のページ」(2008)
弦楽四重奏曲第4番(2016)
ティペットQ【ジョン・ミルズ(Vn1)、ジェレミー・イサーク(Vn2)、リディア・ローンデス=ノースコット(Va)、ボジダル・ヴコティッチ(Vc)】

録音:2020年7月18-19日
20世紀を代表する作曲家ペンデレツキ。1960年代には「広島の犠牲者に捧げる哀歌」などトー ンクラスターや微分音を用いた前衛的な作品を書いていましたが、次第に後期ロマン派の様式に 傾倒し、21世紀の作品のほとんどは調性感のあるロマンティックな雰囲気を湛えています。作曲時 期に50年以上の隔たりがある4曲の弦楽四重奏曲には、その作風の変遷がはっきりと表れてお り、前衛的な手法で書かれた第1番と、特殊奏法などは用いることなく、悲痛な弦の叫びで始まる 第4番を聞き比べるだけでも、ペンデレツキの方向性の変化が感じられることでしょう。リゲティの影 響が感じられる第2番、個人的な自伝ともいえる第3番も聴きごたえのある作品です。他には「壊 れた思考」と名付けられた小品と、弦楽三重奏曲を収録。現代作品を得意とするティペット四重 奏団による演奏です。
NAXOS-8.579087
(1CD)
イェ・シャオガン(1955):峨眉山 他
峨眉山 Op. 74(2015-16)- ヴァイオリン、パーカッションとオーケストラのために
グリーンマンゴーの香り Op. 42(1998-2014)- ピアノとオーケストラのために
ラムラ・クオ Op. 69b(2014)- ヴァイオリンと弦楽合奏のために
岷山山脈の静寂 Op. 73(2015)- 弦楽合奏のために
ル・ウェイ(Vn)…1
ダン・シュウ(Vn)…3
フー・シェンナン(パーカッション)…1
タン・シヤオタン(P)…2

ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO…1
ギルバード・ヴァルガ(指)…1
ラインランド=プファルツ州立PO…2-4
シュテファン・マルツェフ(指)…2,4
フランク・オルー(指)…3

録音:2018年8月29日、2016年12月19-23日、2014年10月27-31日
現代中国の作曲家イェ・シャオガン。演奏会用の音楽だけではなく、数多くの映画音楽で権威ある賞 を受賞するなど、その作品が高く評価されています。このアルバムに収録されている4曲は、どれも中国 の自然と美しい風景を描いたもの。映画音楽が得意な作曲家らしく、高い描写力によるわかりやすい 作風でそれぞれの曲を描いています。中国三大霊山の一つとして知られる聖地を描いた「峨眉山」は ヴァイオリンと中国の伝統的な楽器の響きが融合した神秘的な作品。他には美しい旋律を奏でるヴァ イオリンと弦楽合奏のための「ラムラ・クオ(チベットの聖なる湖)」、弦楽合奏のための穏やかな旋律によ る「岷山山脈の静寂」、超絶技巧から生まれるピアノの響きが印象的な「グリーンマンゴーの香り」の3 曲を収録。イギリスとドイツのオーケストラが中国の優れた奏者たちを伴奏し、見事な音楽を奏でていま す。
NAXOS-8.551449
(1CD)
デイル・カヴァナー(1958-):ギター作品集
Going Nowhere どこにも行かない
Briny Ocean ブリニー・オーシャン
3 Pieces 3つの小品
Impression I 印象 I
Impression II 印象 II
Toronto 98 トロント98
Concert Etude I 演奏会用練習曲 I:Arpeggio Study アルペッジョの練習
Concert Etude II 演奏会用練習曲 II
3 Preludes 3つの前奏曲
Fundy ファンディ
デイル・カヴァナー(G)

録音:2020年1月12-13日、1998年7月28-29日、2013年4月7-8日
カナダ出身のギタリスト、デイル・カヴァナーのギター作品集。アマデウス・ギター・デュオの一員でもある彼女は、イタリアの作曲家ドメニコーニなどの新作の初 演にも熱心ですが、同時に自身でも多数の作品を発表しており、その豊かな才能は世界中の注目を集めています。このアルバムは自身の作品だけを集め た最初の1枚であり、「トロント98」など彼女の個人的な生活から生まれた曲や、友人のために書かれた曲、そして、技術を磨くために書かれた「演奏会用 練習曲」などが含まれています。名手がそっと一息入れたかのような、優しい響きを存分にお楽しみください。
NAXOS-8.559901
(1CD)
ジョン.D.ゴッチュ(1950-):日没/ユリエフスカヤ王妃 他
日没(2017)
ユリエフスカヤ王妃(2018)
チェン・フイファン(Vn)
ディヴィッド・カルフーン(Vc)
チェン・リーフェイ・ジェンキンス(Hp)
南フロリダSO
セブリナ・マリア・アルフォンソ(指)

録音:2020年3月10-11日
青春時代をフロリダで過ごしたという作曲家ジョン.D.ゴッチュ。湖の多い自然豊かなこの土地は、 彼に自然への愛情の念を起こさせ、以降の作品にも大きな影響を与えました。「日没」はフロリダの 豊かな自然を描写した映画音楽を思わせる華麗な筆致による作品。気候変動による脆弱性を 含めた自然の持つ脅威も暗示された印象的な音楽です。「ユリエフスカヤ王妃」は全く対照的な 作品。ロマノフ朝第12代ロシア皇帝アレクサンドル2世と エカチェリーナ・ドルゴルーコヴァ(ユリエフス カヤ)の最初の出会いから皇帝の暗殺までを描いたスリリングな組曲。ヴァイオリンとチェロ、ハープの 旋律を主人公として、さまざまな事件を含みながら音楽が進行します。作曲家の心の故郷、南フ ロリダSOによる渾身の演奏です。
NAXOS-8.573962
(1CD)
現代イスラエルのマンドリンとギターのための作品集
マルク・ラヴリー(1903-1967):3つのユダヤの踊り Op. 192 (G. ネスターによるマンドリンとギター編)(1945/2017編)#
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):3つの無言歌 (G. ネスターによるマンドリンとギター編)(1952/2019編)#
ヤン・フリードリン(1944-):東洋風パントマイム(2018)*
フリードリン:湖を覆う霧(マンドリンとギター版)(1985/2018編)
イェヘズケル・ブラウン(1922-2014):マンドリンとギターのためのソナタ(2004)#
イオセブ・バルダナシュヴィリ(1948-):思い出(2017)*
オーレン・ロク(1988-):アハバ(2018)*
イッタイ・ローゼンバウム(1966-):マンドリンとピアノのための二重奏曲(G. ネスターによるマンドリンとギター編)(2006/2019編)#
デュオ・マンタル
【メンバー】
ヤコブ・ロイヴェン(マンドリン)
アダム・レヴィン(G)
録音:2019年10月15-18日
St. Paul’s Church, Newmarket(カナダ)

*=世界初録音
#=このヴァージョンにおける世界初録音
現代イスラエルで活躍する作曲家によるマンドリンとギターのための作品集。これらの中には、古代 バビロニアのディアスポラ(離散したユダヤ民族)やイタリア、バルカン半島に住んでいたユダヤ系民族 "ラディーノ"に伝わる音楽、おなじみのクレズマー(ユダヤ民謡をルーツに持つ音楽)、そして近代アメ リカ音楽まで多岐にわたる影響を受けた曲が含まれています。伝統的なユダヤの旋律を用いたラヴ リーとベン=ハイム、愛へのオマージュを歌うロク、ジャズ風の味わいを持つローゼンバウムなど、どこか 哀愁漂う曲を奏でるのは、2017年にアメリカのギタリスト、レヴィンとイスラエルのマンドリン奏者ロイ ヴェンによって結成された「デュオ・マンタル」。ユダヤの歌を愛する彼らは、この楽器のデュオのための レパートリーを増やすためにイスラエルの作曲家たちに作品を依頼すると同時に、彼ら自身も積極 的にアレンジを行いヨーロッパ中で演奏活動を行っています。
NAXOS-8.660508
(2CD)
スピリドン・サマラス(1861-1917):歌劇「ベル=イル嬢」(1903) 騎士オービニー/ラッキー I…アンゲロ・シモス(T)
リシュリュー公爵…タシス・クリストヤニス(Br)
オーモント侯爵/ラッキー II…パヴロス・マロプーロス(Bs)
騎士オーヴレー…パンテリス・コントス(Br)
ガブリエル・ベル=イル嬢…マルタ・アラピス(S)
ド・プリー侯爵夫人…マリーナ・クリロヴィチ(S)
カヴァルcho
パザルジシュコSO
バイロン・フィデツィス(指)

録音:1995年6月16-22日
世界初録音
19世紀後半から20世紀初めにギリシャで活躍した作曲家スピリドン(スピロ)・サマラス。彼の名前 が歴史に刻まれたのは、1896年、アテネで開催された第1回近代オリンピックにおける『オリンピック 賛歌』の作曲家としてのことでした。一度演奏されただけで以降は忘れられてしまったものの、 1958年に国際オリンピック委員会総会(IOC総会)の第54次総会が東京で開催された際、ギ リシャで見つかったサマラスの手によるピアノ譜が届けられ、古関裕而がオーケストラ版に編曲したも のをNHKSOが演奏(指揮は山田一雄)、それからはこの古関編曲版が正式な『オリンピック 賛歌』として認定され、式典などで演奏されています。 そんなサマラス自身は、アテネで学んだ後、パリ音楽院でマスネの弟子として研鑽を積みました。そ の後イタリアへ行き歌劇作曲家として人気を博し、アテネに戻ってからも歌劇やオペレッタの作曲を 続け高く評価されました。この歌劇「ベル=イル嬢」はアレクサンドル・デュマの戯曲を原作とした、ロ マンティックで洗練された旋律が印象的な作品。全曲の総譜は残されていないため、指揮者フィデ ツィスが残された部分と、ピアノ・スコアから丹念に全曲を復元し、今回の演奏を行いました。ギリ シャを代表する歌手たちが参加し、この世界初録音を盛り立てています。

   NAXOS 2021年5月発売(2)
NAXOS-8.574143
(1CD)
フランソワ・オーベール(1782-1871):序曲集 第4集
歌劇「オロンヌ公」 S. 35(1842)より
 序曲
 第2幕 間奏曲と序奏…世界初録音
 第3幕 間奏曲
歌劇「フラ・ディアボロ」 S. 18(1830)より
 序曲
 第3幕 間奏曲
歌劇「媚薬」 S. 20(1831)より
 序曲
 第2幕 間奏曲…世界初録音
歌劇「ヴェルサイユの饗宴」 S. 29(1837)
ヴェルサイユのディヴェルティスマン…世界初録音
歌劇「ガルベの王の婚約者」 S. 49(1864)より…世界初録音
 序曲
 第1幕 終幕の踊り
 第2幕 間奏曲
 第3幕 メロドラマ
歌劇「アクテオン」 S. 26(1836) - 序曲
モラヴィアPO
ダリオ・サルヴィ(指)

録音:2019年12月
19世紀、フランスのオペラ界で強い影響力を誇ったフランソワ・オーベール。生涯に50作ほどの歌劇を作曲、当時のパリ・オペラ座ではワーグナーと人 気を二分するほどに高い評価を受けました。彼の作品はどれも優雅で洗練された旋律を持ち、歌劇の序曲だけを聴いてもその特徴が強く印象に残り ます。さまざまな世界初録音作品を含み、知られざるオーベールの序曲を紹介するダリオ・サルヴィによるシリーズもこのアルバムが第4集。最もよく知ら れる「フラ・ディアボロ」の序曲と間奏曲から、バロック風の趣をもつ「ヴェルサイユのディヴェルティスマン」、ほとんど上演記録のない「ガルベの王の婚約 者」の序曲と挿入曲まで、ロッシーニ風の色彩豊かな旋律とオーケストレーションに彩られた魅力あふれる作品が並びます。第3集とおなじくモラヴィア・ POによる演奏です。
NAXOS-8.551451(2CD)
ベートーヴェン:『運命』第1楽章〜13種類の聴き比べ

【CD1】
1. オットー・クレンペラー(指)
2. スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
3. ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
4. ハンス・ロスバウト(指)
5. ロイ・グッドマン(指)
6. リスト編曲 ピアノ独奏版
7. ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)
8. アダム・フィッシャー(指)

【CD2】
1. ミヒャエル・ギーレン(指)
2. ロジャー・ノリントン(指)
3. ヘルベルト・ケーゲル(指)
4. ベーラ・ドラホシュ(指)
5.ロバート・トレヴィーノ(指)(全曲)
【CD1】
1. オットー・クレンペラー(指) ウィーンSO(1951)
2. スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指) ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO(2005)
3. ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指) ウィーン・プロ・ムジカO(1956)
4. ハンス・ロスバウト(指) バーデン=バーデン南西ドイツRSO(1961)
5. ロイ・グッドマン(指) ハノーヴァー・バンド (1983)
6. コンスタンティン・シェルバコフ(P)(1988)
7. ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指) ケルン室内O(2006)
8. アダム・フィッシャー(指) デンマーク室内O(2016)
【CD2】
1. ミヒャエル・ギーレン(指) シュトゥットガルトRSO(1970)
2. ロジャー・ノリントン(指) シュトゥットガルトRSO(2002)
3. ヘルベルト・ケーゲル(指) ドレスデンPO(1982-83)
4. ベーラ・ドラホシュ(指) ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア(1995)
5. ロバート・トレヴィーノ(指)マルメSO(2019)
誰もが一度は耳にしている「ジャジャジャジャーン」で始まるベートーヴェンの交響曲第5番"運命"の冒頭部分。この2枚組は"運命"の第1楽章の13 種類の聴き比べができるという画期的なアルバムです。NAXOSとそのファミリー・レーベルの音源を網羅し、古くは1951年のクレンペラーやロスバウト の歴史的録音から、昨年大きな話題となったロバート・トレヴィーノの演奏(こちらは全曲が収録されています)、そしておなじみリストが編曲したピア ノ版も含む、様々な語り口による「ジャジャジャジャーン」をお楽しみいただけます。重厚な演奏から、近年流行のピリオド奏法までも味わえる、とにかく 至れり尽くせりの注目盤です。
NAXOS-8.573969
(1CD)
ベートーヴェン:三重協奏曲 Op. 56(カール・ライネッケによるピアノ三重奏曲編)
カール・ライネッケ(1824-1910):ピアノ三重奏曲第1番 Op. 38…世界初録音
ドゥッチョ・チェカンティ(Vn)
ヴィットリオ・チェカンティ(Vc)
マッテオ・フォッシ(P)

録音:2019年2月15-17日
最近、ベートーヴェンやモーツァルトの協奏曲を様々な作曲家が室内楽版に編曲した演奏が注目を集めてい ます。このアルバムではピアニストとしても名を馳せたカール・ライネッケがベートーヴェンの三重協奏曲をピアノ三 重奏に編曲したヴァージョンを聴くことができます。85歳という当時としては長命を得てロマン派の初期から後期 までを俯瞰したライネッケは、300曲以上の作品を残しており、中でも室内楽はブラームスを思わせる緻密な 作風を持つことで知られますが、このベートーヴェン作品の編曲は各々の楽器にソリスト的な役割が与えられた 演奏効果の高いもの。もちろん原曲の味わいは損なわれることなく、見事な出来栄えを誇っています。同時に 収録されたライネッケ自身のピアノ三重奏曲はメンデルスゾーンを思わせる美しく流麗な音楽。ゆったりとした序 奏に導かれる第1楽章、悠然とした旋律が魅力的な第2楽章、快活なスケルツォ楽章を経て堂々たる終楽 章に至る、伝統的な作風による作品です。
NAXOS-8.574004
(1CD)
ロドリーゴ:ギター作品集 第3集
ギターのための牧歌(1971)
2つの前奏曲(1977)
スペイン風ソナタ(1969)
古い歌(1960)(フルートとギター編)
暁へのセレナード(1982)(フルートとギター版)
セシリアのアルバム(1948)(P. ロメロによるギター編)
トリプティコ(1978)
2つの小さな幻想曲(1987)
ジェリル・レフィク・カヤ(G)
マリアン・ゲディジャン(Fl)

録音:2019年11月11-12日、2020年7月10日、2020年2月28日
20世紀スペインにおける偉大な作曲家の一人、ホアキン・ロドリーゴ。幼少期に得た病のため視力を失うも、ピアニ スト・作曲家として大成。なかでも「アランフェス協奏曲」はギター協奏曲における最高の作品の一つとして評価され るなど、ギター音楽の作曲家として広く認識されています。彼の作品はアルベニスやグラナドス、ファリャなどスペイン・ ロマン派の伝統を拡張するとともに、留学先のパリで培ったフランス印象派の様式も盛り込んだ独自性の高いもの。 このアルバムではソナタ形式で書かれた「ギターのための牧歌」にはじまり、ロドリーゴの娘セシリアに捧げられた愛らし いピアノ曲集をペペ・ロメロがギター用に編曲した「セシリアのアルバム」、そしてロドリーゴの最後のギター作品となった 「2つの小さな幻想曲」など、伝統と革新を融合させた様々な作品を楽しむことができます。演奏しているジェリル・レ フィク・カヤは2012年ジョアン・ファレッタ国際ギターコンクールで最優秀賞を獲得した1991年イスタンブール生まれ のギタリスト。NAXOSからはバリオスのギター作品など4枚のアルバムをリリース、高く評価されています。
NAXOS-8.579100
(1CD)
ロベール・グロロー(1951-):The Intimacy of Distance 距離の親密さ
距離の親密さ(2019)
私の緑陰深き森(2015)
魅惑的な三部作(2017)
シャーロット・ヴァインベルフ(S)
ブリュッセルPO
ロベール・グロロー(指)

録音:2019年7月1-2日、2020年8月31日-9月2日
世界初録音
ベルギーを拠点に活躍する作曲家・ピアニスト、ロベール・グロロー。もともとエリザベート王妃国際コンクールでの入 賞経験を持つコンサート・ピアニストであり、最近ではグラフィック・アーティストとしても活動をはじめ、また映画も制作 するというマルチな才能を発揮しています。作曲家としてはすでに50曲以上の作品を発表、英国文学と絵画、そし て大自然からインスピレーションを得るという彼の作品は「演奏する音楽家たちにも喜びを与える」という彼の哲学が 浸透した、どれも神秘的で独自の雰囲気を持っています。このアルバムには、彼が現在関心を抱いているというソプ ラノのための作品を中心に収録。オーケストラと声が協奏的に組み合わされた「命の要素が実現される道程」を探 求したというコントラスト豊かな「The Intimacy of Distance 距離の親密さ」と、穏やかな自然から題材を得た オーケストラ作品「My Green Shade Forest 私の緑陰深き森」。そしてオランダの画家ピーテル・パウル・ルーベ ンスの絵画からインスパイアされたという「Trittico incantevole 魅惑的な三部作」の三作品を聴くことができま す。
NAXOS-8.574280
(1CD)
期待の新進演奏家シリーズ〜アレクサンドル・コリャキン
リスト:巡礼の年 第1年 スイスS160/R10- 第6曲 オーベルマンの谷
ドビュッシー:喜びの島
ホルヘ・サストレ(1974-):ハエネラ「こだまと寺院」…世界初録音
フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調
アレクサンドル・コリャキン(P)
ブレトンSQ【アン=マリー・ノース(Vn1)、アントニオ・カルデナス(Vn2)、アルベルト・クレ・エスペロン(Va)、ジョン・ストークス(Vc)】

録音::2019年5月1日、2019年5月6日
スペイン、アンダルシア地方のハエン市で毎年開催される(2020年は中止)「ハエン国際ピアノ・コンクール」。若 手ピアニストの登竜門であり、毎年スペインの作曲家が新作の課題曲を提供することでも知られる難関コン クールです。2019年度第61回コンクールの優勝者はロシア出身のアレクサンドル・コリャキン。9歳でピアノを始 めたという遅咲きですが、最初からコンサート・ピアニストを目指していたといい、10歳の時にはバッハからショパン まで、さまざまな曲による最初のリサイタルを行い、11歳でコンクールに優勝。サハ共和国の首都ヤクーツクの 音楽学校に入学し6年間の研鑽を積んだのち、ロシアのグネーシン音楽大学に進学しています。すでに500回 以上のリサイタルを行っているという俊英で、コンクールでも圧倒的な強さを発揮し、余裕ある演奏で優勝を勝 ち取っています。新作を含む独奏が高く評価されたのはもちろんのこと、フランクのピアノ五重奏曲での絶妙なア ンサンブルも見事であり、この演奏に対して室内楽賞も授与されました。
NAXOS-8.6604852
(2CD)
モニューシュコ:歌劇「ハルカ」 ハルカ…マルガレーナ・モレンドフスカ(S)
ヨンテック…ドミニク・ストヴィチ(T)
ヤヌシュ…ルーカス・ゴリンスキ(Bs-Br)
ストルニック…ラファウ・コルピク(Bs)
ゾフィア…マグダレーナ・ヴィルチンスカ=ゴシ(Ms)
ジェンパ…ダミアン・コニェチェク(Bs)
ポズナン国立モニューシコ・オペラcho
ポズナン国立モニューシコ・オペラO
ガブリエル・フムーラ(指)

録音:2019年11月11日(ライヴ)
ポズナン歌劇場(ポーランド)
ポーランドを代表する作曲家の一人、スタニスラフ(スタニスワフ)・モニューシュコ。ショパンより9歳年下であった 彼は、決してオペラを作曲しなかったショパンとは違い、ポーランド語を巧みに用いたオペラと声楽曲を数多く作 曲し「ポーランド歌劇の父」と呼ばれています。この歌劇《ハルカ》はモニューシュコの最もよく知られる作品の一つ で、村人たちが歌う力強いマズルカなどのポーランドの民族舞踊が散りばめられた聴き応えのある仕上がりとなっ ています。
NAXOS-8.579093
(1CD)
アルブレヒト・メンデルスゾーン(1874-1936): レナのための歌
. アラビアン・ナイトからの歌 - 私たちの愛の合図(1936)
1934年2月15日 「愛は花」(1934)
遠さと近さ(作曲年不詳)
夜に(作曲年不詳)
私自身に歌う時(1930)
私の最愛の人(1931)
もうひとつの幸せな歌(作曲年不詳)
愛の歌(1931)
フランコニアで最も美しい女性(作曲年不詳)
愛の(1930)
献呈(1931)
年老いた魔法使いの歌(1931)
子供の魔法の角笛からの5つの歌(1931)
民謡風に(1931)
入ってもいいよ、お偉い戦士どの(1931)
ガゼル(1931)
両目を閉じて(作曲年不詳)
愛の薔薇(1907年出版)
それは愛ですか(作曲年不詳)
1934年2月18日 「私の詩は逃れるだろう」(1934)
ソネット(1936)
2人が愛し合う時(1936)
ジュリアン・ベアード(S)
ライアン・デ・ライク(Br)
エヴァ・メンゲルコック(P)

録音:2019年3月16-19日、2019年6月6日
世界初録音
19世紀ロマン派の大作曲家フェリックス・メンデルスゾーン。彼は生涯に5人の子どもに恵まれ、4番目のフェリックス以外は成人し、それぞれ様々な分 野で活躍したことで知られています。このアルバムの作曲家アルブレヒトは、最長子カール・メンデルスゾーン・バルトルディの息子であり、歴史家の父の 姿を見て育った彼は、法学者、政治学者として活躍。1919年のヴェルサイユ条約の交渉時にはドイツ側のオブザーバーとして参加しました。同時に 優れたピアニストかつ作曲家で、また詩を出版しオペラの台本を書くなど祖父譲りの芸術的才能を見せたことでも知られています。このアルバムに収録 されているのは、彼の弟子で親友となったマグダレーナ(レナ)・ショッホに触発されて書かれた愛の歌。アイヒェンドルフやゲーテ、ハイネ、民謡などをテキ ストに用いたドイツ・リートの伝統を受け継ぐ美しい歌曲の中に、溢れんばかりの恋心が込められています。
NAXOS-8.506042
(6CD)
NX-D03
ジギスムント・タールベルク(1812-1871):ピアノ作品集
【CD1】ベッリーニの歌劇による幻想曲集
歌劇「ノルマ」のモティーフによる大幻想曲と変奏 Op. 12
歌劇「カプレーティとモンテッキ」のモティーフによる大幻想曲と変奏
Op.10
歌劇「テンダのベアトリーチェ」のモティーフによる幻想曲
歌劇「異国の女」のモティーフによる幻想曲 Op. 9
歌劇「夢遊病の女」のモティーフによる大奇想曲 Op. 46
【CD2】ドニゼッティのオペラによる幻想曲集
歌劇「連帯の娘」による幻想曲 Op. 68
歌劇「ドン・パスクワーレ」のモティーフによる幻想曲 Op. 67
歌劇「ルクレツィア・ボルジア」による幻想曲 Op. 50
歌劇「ランメルモールのルチア」アンダンテ・フィナーレによる変奏曲 Op. 44
歌劇「愛の妙薬」の舟歌による序奏と変奏曲 Op. 66
【CD3】 ロッシーニのオペラによる幻想曲集
歌劇「セミラーミデ」のモティーフによる幻想曲 Op. 51
歌劇「湖上の女」のモティーフによる幻想曲 Op. 40bis
歌劇「セビリアの理髪師」による大幻想曲 Op. 63
歌劇「エジプトのモーゼ」による大幻想曲 Op. 33
【CD4】 オペラによる幻想曲集
ヴェルディの歌劇「ラ・トラヴィアータ」にょる演奏会用大幻想曲 Op. 78
ヴェルディの歌劇「トロヴァトーレ」による演奏会用大幻想曲 Op. 77
ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」の思い出 Op. 81
ヴェルディの歌劇「リゴレット」の思い出 Op. 8
ロッシーニの歌劇「コリントの包囲」による幻想曲 Op. 3
ピアノに応用された歌の技法 Op. 70-第19番- ベッリーニ:歌劇「ノルマ」〜カヴァティーナ「清らかな女神よ」
【CD5】 『ポジリポの夜会』 ロッシーニを讃えて: 24の音楽的思考 Op. 75
【CD6】
ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op. 5
ベートーヴェンの思い出 Op. 39
夜想曲 Op. 28
10のピアノ小品 Op. 36 - 第5番「イタリア風カンツォネッタ」
ため息、旋律の変奏
フランチェスコ・ニコロージ(P)



【CD1】
録音:1990年5月28日-6月2日
Concert Hall of the Slovak Philharmonic in Bratislava,(スロヴァキア)

【CD2】
録音:1991年1月7-12日
Moyzes Hall of the Slovak Philharmonic in Bratislava(スロヴァキア)

【CD3】
録音:1992年3月18-23日
Festetitch Castle, Budapest(ハンガリー)

【CD4】
録音:1993年11月10-14日
ブダペスト(ハンガリー)

【CD5】
録音:1995年10月22-23日
Concert Hall of Slovak Radio, Bratislava(スロヴァキア)

【CD6】
ラズモフスキーSO
アンドリュー・モグレリア(指)
録音:1995年10月21-23日、1996年5月5-6日
Concert Hall of the Slovak Radio in Bratislava(スロヴァキア)
スイス出身のピアニスト・作曲家、ジギスムント・タールベルク。14歳の時にロンドンでモシェレスにピアノ を学び、同年5月に最初の公開演奏会を開催。以降、フンメルやツェルニーに指導を受け、1835年 にパリへ赴きピアニストとして喝采を浴びます。とりわけリストとはお互いにライバル意識を燃やし、 1837年には直接対決を行い「タールベルグは世界一のピアニスト、リストは世界で唯一のピアニス ト」と称されたというエピソードも。晩年はナポリ近郊のポジリポに移住。亡くなるまでナポリ音楽院でピ アノを教えながら、悠々自適の生涯を送りました。 この6枚組には、リストを凌駕するほどの華麗なピアニズムが味わえるオペラのトランスクリプション集や ピアノ協奏曲、晩年に過ごしたポジリポで書かれた小品などを楽しめます。 演奏は1954年イタリア生まれのフランチェスコ・ニコロージ。超絶技巧の持ち主であるだけではなく、 タールベルク国際研究センターの会長として作品の研究、普及に努めています。
NAXOS-8.574096
(1CD)
ピアノバッソ - ピアノとコントラバスによる編曲集
トーマス・グスタフソン&アンドレアス・グスタフソン:イントロダクション(インプロヴィゼーション)
サン=サーンス:『動物の謝肉祭』 - 白鳥
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』 - 月の光
グリーグ:12の歌 Op. 33 - 第2曲 春
ヴィカンデル:すずらんの王様
ステンハンマル:春の夜
ヘンデル:歌劇「リナルド」 - 私を泣かせてください
ニールセン:劇音楽『母』Op. 41 - 霧が晴れていく
バッハ:G線上のアリア
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ

*以外…トーマス・グスタフソンによるピアノとコントラバス編
ピアノバッソ【トーマス・グスタフソン(P)、アンドレアス・グスタフソン(Cb)】

録音:2018年11月1日
スウェーデンで活躍するユニット「ピアノバッソ」。ピアノとコントラバスの組み合わせから生まれる静かな 音楽は人々の耳を惹きつけてやみません。このアルバムで楽しめるのはグリーグやステンハンマル、ニー ルセンなどの北欧作品と、バッハやヘンデル、サン=サーンスなどの良く知られた曲に、ピアニスト、トー マス・グスタフソンがアレンジを施したもの。即興的要素とジャズ風な味わいがブレンドされた雰囲気あ る小品が並びます。 *スウェーデン限定アルバムでしたが、今回数量限定で日本発売します。

   NAXOS 2021年5月発売
NAXOS-8.574238
(1CD)
セプトゥーラ〜金管七重奏音楽集 第7集
ガーシュウイン:パリのアメリカ人(S. コックス、M. ナイトによる金管七重奏編)
コープランド:静かな都会(S. コックス、M. ナイトによるコールアングレと金管七重奏編)
ガーシュウィン:3つの前奏曲(M. ナイトによる金管七重奏編)
コープランド:バレエ組曲「アパラチアの春」(S. コックス、M. ナイトによる金管七重奏編)
セプトゥーラ(金管アンサンブル)
【メンバー】
フィリップ・コブ(E♭トランペット)
アラン・トーマス(B♭トランペット)
サイモン・コックス(B♭トランペット)
マシュー・ジー(Tb)
ピーター・ムーア(Tb)
マシュー・ナイト(Tb)
ダニエル・ウェスト(バス・トロンボーン)
サシャ・コウシュク=ジャナリ(テューバ)
パトリック・フラナガン(コールアングレ)
サイモン・コックス&マシュー・ナイト(芸術監督)

録音:2019年11月5-7日
8.574257…チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(ナレーション付き) 近年、ソリストとしても活躍するマシュー・ジーをはじめとする、ロンドンの名奏者たちが参加する金管ア ンサンブル"セプトゥーラ"。ロンドン王立音楽院のアンサンブル・イン・レジデンスを務める彼らによる「金 管七重奏のための音楽 第7集」はアメリカを代表する2人の作曲家、ガーシュウィンとコープランドの作 品集です「パリのアメリカ人」はガーシュウィン自身のパリ滞在に基づき、1920年代には世界で最も進 んだ都市の一つパリの活気と喧騒を音で描いたもの。かたやコープランドの「静かな都会」は昼間は喧 騒と活気にあふれるニューヨークの夜の静寂の中で織りなされる人間模様(もとは劇付随音楽)を描い た音楽。この対照的な2作品を彼らは絶妙なアレンジによって演奏。原曲とは異なる魅力を見せてい ます。そしてガーシュウィンの「3つの前奏曲」を経て、コープランドの「アパラチアの春」でアンサンブルの 輝かしい妙技が炸裂。楽器の特性と各奏者の持ち味を存分に生かしたサイモン・コックスとマシュー・ ナイトによるアレンジも聴きどころです。
NAXOS-8.574147
(1CD)
リスト:ピアノ曲全集 第58集
ナポリのカンツォーネ S248/R92 (第1版)(1842)
5つのハンガリー民謡 S245/R108(1873)
フス派の歌 S.234/R100(1840)
鐘が鳴る S238/R96(1850頃)
羊飼いファリボロ S236/R93(1844)
ベアルン地方の歌 S236/R94(1844)
ヴォロニンツェの落穂拾い S249/R101(1947頃)
ルージェ・ド・リール - ラ・マルセイエーズ S237/R95(1872-1880)
アンリ4世万歳 S239/R97(1841-49)
ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(女王陛下万歳) S235/R98(1841-49)
ナポリのカンツォーネ S248/R92 (第2版 「ノットゥルノ」)(1842)
ドモンコス・チャバイ(P)

録音:2019年8月27-29日
アルバムに収録されているのは「5つのハンガリー民謡」をはじめ とする様々な国にまつわる作品です。「ナポリのカンツォーネ」は1842年の作品。通常演奏されるのは 1848年に改訂された第2稿(トラック17)で、演奏しやすいように半音低く移調されていますが、この アルバムには原調の「嬰ヘ長調」で書かれた初稿版(トラック1)も収録しています。「5つのハンガリー民 謡」はリストがピアニストとして活動を始めた50周年の祝賀会に向けて書いたもので、自らのハンガリー 愛を表明した作品です。他にはチェコや、古いフランスの歌、ポーランド民謡をモティーフにした曲(ト ラック12はショパンの「乙女の願い」と同じ旋律)や、おなじみの「ラ・マルセイエーズ」や「ゴッド・セイヴ・ ザ・クイーン」など親しみやすい旋律が華麗な装いで登場します。演奏しているチャバイはハンガリー出 身で現在ロンドンを拠点に活躍するピアニスト。目の覚めるような技巧の持ち主です。
NAXOS-8.574191
(1CD)
悪魔のカプリース
1. ホアキン・マラツ(1872-1912):スペインの印象- 第2曲 スペインのセレナード(1896頃出版)(F. タレガによるギター編)
2. サインツ・デ・ラ・マーサ(1903-1982):夜明けの鐘(1963)
3-5. トゥリーナ(1882-1949):ギター・ソナタ Op. 61(1930-31)
6. アントニオ・ルイス=ピポ(1934-1997):歌と踊り 第1番(1956)
7. マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):悪魔のカプリース 「パガニーニへのオマージュ」 Op. 85(1935)
8. ポンセ:(1882-1948):スケルツィーノ・メヒカーノ(1909)(M.L. ラモスによるギター編)
9. レオ・ブローウェル(1939-):ラテン・アメリカの3つの小品 - 第1曲 高原の踊り(1962)
10. フェルナンド・ソル(1778-1839):ギター・ソナタ第1番ニ長調 「グラン・ソロ」 Op. 14(1810頃出版)
11. ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1856): 3つの小品 Op. 65
- 第1曲 ハンガリー幻想曲(1857出版)
マベル・ミラン(G)
録音:2019年7月20-22日
1993年生まれの若きギタリスト、マベル・ミランのリサイタル・アルバム。スペインで生まれ、バレアレス諸 島の高等音楽院でペドロ・マテオに師事するほか、数多くの名教師たちからギターを学びました。同時 にマドリード・コンプルテンセ大学で法学を学び、2017年には修士号も取得したという才媛です。コン サート・アーティストとしては15歳でデビュー。ピアニストである姉セリアとともに、スペイン全土で30回を 超えるコンサート・ツアーを開催し人気を博したことでも知られます。また、ブローウェルのソナタ(ADLiB Music)で2017年のラテン・グラミー賞も獲得しました。このアルバムは、彼女が得意とするさまざまな 作品を集めた1枚。アンダルシアのリズムが横溢するマラツやトゥリーナの曲から、ロマンティックなポンセ とメルツの曲などギターの名作中の名作が並びます。とりわけ、タイトルにもなったカステルヌォーヴォ=テ デスコの「悪魔のカプリース」はミランの卓越したテクニックと音楽性が存分に発揮された見事な演奏。 目まぐるしく変化する楽想を巧みに描き出し、聴き手の耳を惹きつけてやみません。
NAXOS-8.574115
(1CD)
ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第4集
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 32(1894)
タネーエフ:ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op. 22(1907)
ブラームス・トリオ【ニコライ・サチェンコ(Vn)、キリル・ロディン(Vc)、ナタリア・ルビンシテイン(P)】

録音:モスクワ音楽院大ホール(ロシア)
2017年1月10-11日、2017年6月7,9-10日
ブラームス・トリオによるロシア・ピアノ三重奏曲の伝統を追うシリーズ、第4集に登場するのはアレンス キーとタネーエフの三重奏曲。2人ともチャイコフスキーとラフマニノフの中間に位置する19世紀の終わ りに活躍した作曲家であり、その三重奏曲も、濃厚なロマンティシズムと美しい旋律に満たされた充実 した作風を持つ味わい深い仕上がりを見せています。アレンスキーの三重奏曲は「亡き芸術家への追 悼音楽」というロシアの伝統に則った作品で、1889年にこの世を去った名チェリスト、カール・ダヴィドフ に捧げられています。かたやタネーエフの三重奏曲は、特定の誰かのための作品ではありませんが、 チャイコフスキーの流れを汲む高度な作曲技法が遺憾なく発揮されています。どちらも19世紀ロシア 音楽における「ピアノ三重奏曲」のジャンルの発展に寄与し、さらなる進化の礎を築いた力作です。
NAXOS-8.574182
(1CD)
ニコス・スカルコッタス(1904-1949):波のダンス
36のギリシャ舞曲 第1集 AK 11(1931-35)
バレエ音楽「海」 AK 14 (室内オーケストラ版) (抜粋)(1949)…世界初録音
組曲第1番AK 3a - 大オーケストラのために(1929/1935)…世界初録音
アテネ国立O
ステファノス・ツィアリス(指)

録音:2019年7月18-19日、2019年7月20-23日、2019年7月24-25日
20世紀前半のギリシャ音楽界を牽引した功績で知られるスカルコッタス。アテネ音楽院でヴァイオリン を学び、ベルリンに留学。その後作曲に転向しパウル・ユオン、クルト・ヴァイル、フィリップ・ヤルナッハに 就いて学んだ彼は、シェーンベルクのマスタークラスに参加するなど、十二音音楽にも高い関心を寄せ ました。ギリシャに帰国後は、十二音技法を用いた作品を発表すると同時に、ギリシャの民族音楽を 元にした舞曲も数多く作曲。このアルバムには民族音楽の要素を存分に用いた「ギリシャ舞曲」と「組 曲第1番」の2作品を中心に収録。この組曲はスカルコッタスがベルリンに残してきた総譜を、後年彼 自身が記憶から再構築したもので、無調、新古典主義の要素がバランスよく取り入れられたユニーク な曲調を持っています。アルバム・タイトル「波のダンス」を含む1949年のバレエ音楽「海」は描写的な 曲。調性が支配する耳なじみのよい曲調です。 演奏するアテネ国立Oはスカルコッタスがヴァイオリニストとして在籍していたオーケストラ。同じ くツィリアスが指揮したスカルコッタス作品集第1集(8.574154)も高く評価されています。
NAXOS-8.574292
(2CD)
マルセル・ポート(1901-1988):交響曲全集

【CD1】
1-3. 交響曲第1番(1929)
4-6. 交響曲第2番(1937)
7-9. 交響曲第3番(1952)
【CD2】
1-3. 交響曲第4番(1970)
4-6. 交響曲第5番(1974)
7-9. 交響曲第6番(1978)
10-12. 交響曲第7番(1982)
ブリュッセルPO…CD1:1-3
ハンス・ロトマン(指)…CD1:1-3
ベルギーRSO…CD1:4-6
フランツ・アンドレ(指)…CD1:4-6
モスクワSO…CD1:7-9,CD2:4-12
フレドリク・デフレーセ(指)…CD1:7-9,CD2:4-12
アントワープPO…CD2:1-3
レオンス・グラス(指)…CD2:1-3

録音:1996年7月3日(Belgian Radio
recording)…CD1:1-3
1995年1月…CD1:7-9, CD2:4-6,
10-12
1994年10月…CD2:7-9
1971年11月5日…CD2:1-3(ADD)
1960年6月&7月(Belgian Radio mono
recording)…CD1:4-6(ADD/MONO)

原盤:MARCO POLO 8.223805…CD1:7-9, CD2:4-6,10-12
MARCO POLO 8.223775…CD2:7-9
Cultura 5073-3…CD2:1-3
20世紀ベルギーの作曲家マルセル・ポート。ブリュッセル音楽院で学んだ後、アントウェルペン音楽院 でベルギーで強い影響力を持っていた作曲家ポール・ジルソンに師事。さらにパリのエコールノルマル音 楽院でポール・デュカスに作曲を師事しました。1925年からはジルソンの弟子たちが組織したグループ "Les Synthetistes"のメンバーとして近代音楽の普及に尽力、また批評家としても『ベルギー音楽 批評』誌で15年にわたり、ジルソンとともに執筆を行いました。1960年からはベルギー作曲家連盟を 設立、初代会長の座に就いています。彼は、ジャズの要素をいち早く自作に採り入れたことで知られ、 代表作である7つの交響曲でもラヴェルやストラヴィンスキーの影響と、ジャズ風の旋律がうまく融合し た、色彩豊かな響きと力強いリズムを存分に味わうことができます。 この全曲収録盤には1960年の歴史的録音から1996年の録音まで、4人の指揮者と4つのオーケス トラによる演奏を収録。ポートが生前から高い人気を誇っていたことがうかがえます。


NAXOS
8.502507(25CD)
NX-L01
英国歌曲コレクション
【CD1】…8.557112
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):歌曲集
1. The Winds 風 (1918)
2. Tritons トリトンたち(1920)
3. Beatriz's Songベアトリスの歌(1942) (C.パーマー編)
4. Under the Greenwood Tree緑の森の木の下で(1936)

3 Facade Settings ファサードの3つの歌(1932)
5. No. 1. Daphne ダフネ
6. No. 2. Through Gilded Trellises 金色の格子の向こうに
7. No. 3. Old Sir Faulk 年老いたフォーク卿
Anon in Love 恋する人(1959)
8. No. 1. Fain would I change that note 喜んで調べを変えることもできよう
9. No. 2. O stay, sweet love とどまっておくれ 愛しい人
10. No. 3. Lady, when I behold the roses レディよ 私がバラの芽ぶくのを見るとき
11. No. 4. My love in her attire 恋人はその服で
12. No. 5. I gave her cakes and I gave her ale
ぼくは彼女にケーキをあげた 彼女にエールをあげた
13. No. 6. To couple is a custom カップルになることはひとつの習慣だ
A Song for the Lord Mayor's Table ロンドン市長の食卓のための歌(1962)
14. No. 1. The Lord Mayor's Table市長の食卓
15. No. 2. Glide Gently 滑り行け、穏やかに
16. No. 3. Wapping Old Stairs ワッピングの古い階段
17. No. 4. Holy Thursday 聖木曜日
18. No. 5. The Contrast コントラスト
19. No. 6. Rhyme 韻
3 Facade Settings ファサードの3つの歌(1932)(C.パーマー編)
20. No. 1. Long Steel Grass 長い鋼草
21. No. 2. Tango ? Pasodoble タンゴ ? パソドブレ
22. No. 3. Popular Song 流行歌
【CD2】…8.557113
アーサー・サマヴェル(1863-1937):無垢の歌 他
1. O mistress mine おお、わが愛しの人よ(1924)
2. Orpheus with his luteオルフェウスがリュートをとれば(1927出版)
3. Sweet Kateかわいいケイト(1897頃)
Songs of Innocence 無垢の歌(1889)
4. No. 1. The shepherd 羊飼い
5. No. 2. The blossom 花
6. No. 3. The lamb 子羊
7. No. 4. Nurse's Song 乳母の歌
Maud 連作歌曲集「モード」より(1898)
8. No. 1. Birds in the high Hall-garden 鳥たちは高い広間の庭の中
9. No. 2. Go not, happy day 行かないでくれ 幸せな日よ
10. No. 3. Come into the garden, Maud 入っておいで 庭の中へ モードよ

James Lee's Wife ジェイムズ・リーの妻(1907)
11. No. 1. James Lee's Wife speaks at the window ジェイムズ・リーの妻は窓辺で語る
12. No. 2. By the fireside 暖炉のそばで
13. No. 3. In the doorway 玄関口で
14. No. 4. On the cliff 断崖の上で
15. No. 5. Among the rocks 岩の間で
16. The Bargain バーゲン(1935出版)
17. Fain would I change that note 喜んで調べを変えることもできよう(1918)
18. Shepherd's cradle song 羊飼いの子守歌(1980出版)
19. Come to me in my dreams 夢の中で私のところに来て(1906)
20. Dainty little maiden 可憐な小さな乙女(1901)
21. When Spring returns春が戻ってくる時(1904)
The Shropshire Lad シュロップシャーの若者(1904)
22. No. 1. Lovliest of trees この世で一番いとおしい樹々
23. No. 2. When I was one-and-twenty 私が20と1歳だったときに
24. No. 3. There pass the careless people悩みを知らぬ人々が通る
25. No. 4. In summer-time on Bredon 夏の頃 ブリードンの丘で
26. No. 5. The street sounds to a soldier's tread 通りで兵士たちの行進の音がする
27. No. 6. On the idle hill of summer 夏の物憂い丘の上で
28. No. 7. White in the moon the long road lies 白く月明りの中 長い道が横たわる
29. No. 8. Think no more lad, laugh, be jolly 思い悩むな、若者よ
30. No. 9. Into my heart an air that kills ぼくの心の中に 命を奪う風が
31. No. 10. The lads in their hundreds 何百人の若者たち
【CD3】…8.557114
ヴォーン・ウィリアムズ:5つの神秘的な歌 他
1. It was a Lover and his Lass それは恋人と乙女(1922)
2. The Lawyer弁護士(1935)
3. The Splendour Falls 見事な滝(1896頃)
4. The Water Mill 水車(1922)
5. Tired 疲れた(1956)
6. Silent Noon 静かな真昼(1903)
7. Searching for Lambs 子羊を探す(1913)
8. Nocturne 夜想曲(1925)
9. Joy, Shipmate, Joy! 喜べ、船乗りよ、喜べ(1925)
10. Lord, come away 主よ、来たれ(1914)
11. Come Love, come Lord 来たれ愛、来たれ主よ(1914)
5 Mystical Songs 5つの神秘的な歌(1911)
12. Easter 復活祭
13. I got me flowers 花をとった
14. Love bade me welcome 愛はようこそと言った
15. The call 使命
16. Antiphon アンティフォナ
On Wenlock Edge ウェンロック・エッジで(1909)
17. On Wenlock Edge ウェンロック・エッジで
18. From far, from eve and morning 夕方から朝まで、ずっと
19. Is my team ploughing? 私の馬は耕しているか
20. Oh, when I was in love with you おお、私がお前を愛していたとき
21. Bredon Hill ブリドン・ヒル
22. Clun クラン

23. Dirge for Fidele フィデルのための挽歌(1890年代頃、1922出版)
【CD4】…8.557115
ピーター・ウォーロック(1894-1930):ダイシャクシギ 他

ダイシャクシギ(1920-22)
1. O Curlew, cry no more in the air おおダイシャクシギよ もう鳴くな
2. Pale brows, still hands and dim hair 蒼ざめた額 静かな手と柔らかな髪
3. I cried when the moon was murmuring to the birds
私は叫んだ 月が小鳥たちにつぶやいていた時に
4. Interlude 間奏曲
5. I wander by the edge of this desolate lake 私はこの岸辺をさまよう
Lillygay リリーゲイ(1922)
6. The Distracted Maid 捨てられたおとめ
7. Burd Ellen and Young Tamlane バード・エレンと若きタムレイン
8. Rantum Tantum ラントゥム タントゥム
9. Peter Warlock's Fancy ピーター・ウォーロックのファンシー(1924)
Peterisms, First Set ピーター主義、第1セット(1922)
10. Chopcherry さくらんぼ
11. A Sad Song 哀しい歌
12. Rutterkin ラターキン
13. My gostly fader わが聖霊なる父よ(1918)
14. Bright is the ring of words 輝かしきは言葉の響き(1918)
Saudades 郷愁(1916-17)
15. Along the stream 流れに沿って
16. Take, O take those lips away さあ 持って行け この唇をどこへでも
17. Heraclitus ヘラクレイトゥス
18. The cloths of Heaven 天の布(1916)
19. The frostbound wood 霜に覆われた木(1929)
20. Bethlehem Down ベツレヘムの夜明け(1930年版)
21. Sweet and twenty 甘く何度も(1924)
22. And wilt thou leave me thus? あなたは私をこのように残しますか?(1928)
23. Mr. Belloc's Fancy ベロック氏のファンシー(1921)

Peterisms, Second Set ピーター主義、第2セット(1922)
24. Roister Doiste rロイスター・ドイスター
25. Spring 春
26. Lusty Juventus 元気な若さ
27. The Bachelor 独身男(1922)
28. Away to Twiver アウェイ・トゥ・トゥイヴァー(1926)
29. Captain Stratton's Fancy ストラットン船長のファンシー(1920)
【CD5】…8.557116
ロジャー・クィルター(1877-1953):歌曲集
1. It was a lover and his lassそれは恋人と乙女(1921)
2. Take, O take those lips away 持って行け、あの唇を(1921)
3. O mistress mine おお、わが愛しの人よ(1905)
4. How should I your true love know
私がどうすればよいのかあなたの恋人は知ってるの?(1933)
5. Orpheus with his lute オルフェウスがリュートをとれば(1938)
6. Hark! Hark! the lark きけ!きけ!ひばり(1946)
7. Ca' the yowes to the knows 雌羊どもを呼び集めておくれ(1947)
8. Charlie is my darlingチャーリーは私の夫(1947)
9. Ye banks and braes
イエ・バンクスとボニー・ドゥーンの川のほとり(美しいドゥーン川の岸辺)(1947)
10. I arise from dreams of thee私はあなたの夢から生まれます(1929)
11. Music when soft voices die 優しい声がやむとき、楽の音は(1927)
12. Love's philosophy 愛の哲学(1905)
13. Spring is at the door 春はドアのところに(1914)
14. Passing dreams 夢を追って(1908)
15. Autumn evening 秋の夕べ(1910)
16. An old carol 古いキャロル(1924)
Three Pastoral Songs 3つの田園歌(1921)
17. i - I will go with my father a-ploughing 父さんと一緒に耕しに行く
18. ii - Cherry valley さくらんぼの谷間
19. iii - I wish and I wish 私は願いに願う

20. Go, lovely rose 行け、麗しのばらよ(1923)
21. A last year's rose 夏の名残りのばら(1910)
22. Amaryllis at the fountain 泉に咲くアマリリス(1914)
23. I dare not ask a kiss あえてキスをしない(1926)
24. Now sleeps the crimson petal 深紅の花弁は眠りに就く(1904)
To Julia ジュリアへ(1906)
25. Prelude 前奏曲
26. i - The bracelet 腕輪
27. ii - The maiden blush はにかむ乙女
28. iii - To daisies デイジーに
29. iv - The night piece 夜の小品
30. v - Julia's hair ジュリアの髪
31. Interlude 間奏曲
32. vi - Cherry ripe 熟したさくらんぼ
33. 愛は夏の夜を通じて呼びかける(1940)
【CD6】…8.557117
ホルスト:リグ・ヴェーダからの讃歌 他

4 Songs 4つの歌 Op. 35(1916-17)
1. Jesu sweet 優しきイエスよ
2. My soul has nought but fire and ice 私の魂はただ火と氷を持つに過ぎぬ
3. I sing of a maiden 私は聖処女のことを歌う
4. My Leman is so true わが愛するお方は真なるお方なり
6 Songs 6つの歌 Op. 16(1903-04)
5. Calm is the morn 静かなる朝
6. My true love hath my heart 恋人は私のハートを持っていて
7. Weep you no more もう泣かないで
8. Lovely kind and kindly loving 愛らしき優しさと
9. Cradle Song 子守歌
10. Peace 平和
Vedic Hymns リグ・ヴェーダからの讃歌 Op. 24(1907-08)
11. Ushas (Dawn) ウシャス(夜明け)
12. Varuna I (Sky) ヴァルナI(空)
13. Maruts (Storm Clouds) マルト(嵐の雲)
14. Indra (God of Storm and Battle) インドラ(嵐との戦いの神)
15. Varuna II (The Waters) ヴァルナU(水)
16. Song of the Frogs 蛙たちの歌
17. Vac (Speech) ヴァーチュ(言葉)
18. Creation 創造
19. Faith 信仰
12 Humbert Wolfe Settings ハンバート・ウルフによる12の歌 Op. 48(1929)
20. Persephone ペルセフォネ
21. Things lovelier より素敵なもの
22. Now in these fairylands 今、おとぎの国で
23. A little music 小さな音楽
24. The thought 考え
25. The floral bandit 花盗人
26. Envoi 送信
27. The dream-city 夢の街
28. Journey's end 旅の終わり
29. In the street of lost time 失われた時間の街で
30. Rhyme 韻
31. Betelgeuse ベテルギウス
32. Margrete's Cradle Song マルグレーテの子守歌 Op. 4 No. 2(1896)
33. The Heart Worships 心の信仰(1907)
【CD7】…8.557201
ブリテン:ミケランジェロの7つのソネット 他
The Holy Sonnets of John Donne ジョン・ダンの神聖なソネット Op. 35(1945)
1. Sonnet VI:Oh my blacke Soule! おお私のよこしまな心よ
2. Sonnet XIV:Batter my heart 三位一体の神よ、私の心を祝したまえ
3. Sonnet III:O might those sighes and teares おお、このため息と涙が
4. Sonnet XIX:Oh, to vex me おお、私を悩ますとは
5. Sonnet XIII:What if this present もしこの贈り物が
6. Sonnet XVII:Since she whom I lov'd 私の愛した彼女が
7. Sonnet VII:At the round earth's imagin'd corners 丸い地球の果てというところで
8. Sonnet I:Thou hast made me あなたは私を創った
9. Sonnet X:Death, be not proud 死よ、おごるなかれ
7 Sonnets of Michelangelo ミケランジェロの7つのソネット Op. 22(1940)
10. Sonetto XVI:Si come nella penna e nell'inchiostro あたかもペンとインクで記したように
11. Sonetto XXXI:A che piu debb'io mai l'intensa voglia ああ、なぜ私は涙を流し
12. Sonetto XXX:Veggio co' be' vostri occhi un dolce lume おまえの美しい目によって
13. Sonetto LV:Tu sa' ch'io so, signior mie, che tu sai 私が思うようにおまえも
14. Sonetto XXXVIII:Rendete a gli occhi miei, o fonte o fiume 私の目に涙して
15. Sonetto XXXII:S'un casto amor, s'una pieta superna もし愛が純潔であるならば
16. Sonetto XXIV:Spirto ben nato, in cui si specchia e vede 美しい魂よ
Winter Words 冬の言葉 Op. 52(1953)
17. At Day-close in November 11月のたそがれに
18. Midnight on the Great Western 大西部の真夜中
19. Wagtail and Baby せきれいと赤ん坊
20. The Little Old Table 古い小さなテーブル
21. The Choirmaster's Burial 合唱長の埋葬
22. Proud Songsters 誇らしげな歌手たち
23. At the Railway Station, Upway 停車場にて
24. Before Life and After 生まれる前と死んでから
25. If it's ever Spring again かつて再び春が(1953)
26. The Children and Sir Nameless 子供たちと名なし卿(1953)
【CD8】…8.557118
リザ・レーマン:ひなぎくの花輪 他
1. Cherry Ripe 熟したさくらんぼ(1917出版)
…原曲:チャールズ・エドワード・ホーン(1786-1849):
The Daisy Chain ひなぎくの花輪(抜粋)(1893)
2. Fairies 妖精
3. Keepsake Mill 思い出の水車
4. If no one ever marries me もし誰も私と結婚しないなら
5. Stars 星
6. The Swing ブランコ
7. Mustard and Cress カイワレ菜
Bird Songs 鳥の歌(1906)
8. The Woodpigeon モリバト
9. The Starling ムクドリ
10. The Yellowhammer キアオジ
11. The Wren ミソサザイ
12. The Owl フクロウ
13. Magdalen at Michael's Gate マイケルの門のマグダラのマリア(1913)
14. Evensong 夕べの歌(1916出版)
15. Endymion エンディミオン(1899)
16. Music when soft voices die 優しい声がやむとき、楽の音は(作曲年不詳)
17. To a little red spider 小さな赤いクモへ(1903)
18. Dusk in the Valley 谷の夕暮れ(作曲年不詳)
19. The Lily of a Day一日だけのユリ(1917)
20. When I am dead, My dearest いとしい人よ、私が死んでも(1918)
Four Cautionary Tales and a Moral 4つの訓話と1つの教訓(1909)
21. Rebecca レベッカ
22. Jim ジム
23. Matilda マティルダ
24. Henry King ヘンリー王
25. Charles Augustus Fortescue チャールズ・オーガスタス・フォーテスキュー
26. My true friend hath my hat 私の本当の友達は私の帽子を持っている(1914)
Two Nonsense Songs from Alice in Wonderland
『不思議の国のアリス』から2つのナンセンスな歌(1908)
27. Mockturtle soup ニセウミガメのスープ
28. Will you walk a little faster? もう少し速く歩いてくれない?
【CD9】…8.557202
ブリテン:カンティクル第1番- 第5番他
1. カンティクル第1番「My Beloved is mine 愛したものはわがもの」 Op. 40(1947)
2. カンティクル第2番「Abraham and Isaac アブラハムとイサク」 Op. 51(19
The Heart of the Matter ザ・ハート・オブ・ザ・マター(1952)
3. Prologue - Fanfare:Where are the seeds of the Universal Fire
4. Reading:The earth of my heart was broken and gaped low - Fanfare
5. Reading:In the hour when the sapphire of the bone
6. Song:We are the darkness in the heat of the day
7. Reading:In such a heat of the earth
8. カンティクル第3番「Still Falls the Rain なお雨は降る」 Op. 55(1954)
The Heart of the Matter ザ・ハート・オブ・ザ・マター(1952)
9. Reading:I see Christ's wounds weep in the Rose on the wall
10. Epilogue - Fanfare:So, out of the dark
11. カンティクル第4番「Journey of the Magi 東方三博士の旅」 Op. 86(1971)
12. カンティクル第5番「The Death of Saint Narcissus 聖ナーシサスの死」 Op. 89(1974)
【CD10.11】…8.557220-21
ブリテン:民謡編曲集
【CD10】
第1集 イギリスの歌(1940-43)
1. The Salley Gardens サリー・ガーデン
2. Little Sir William かわいいサー・ウィリアムズ
3. The Bonney Earl o' Moray 美しいムライ伯爵
4. O can ye sew cushions? おまえはクッションが縫えるかい?
5. The trees they grow so high 高くのびる木
6. The Ash Grove とねりこの林
7. Oliver Cromwell オリヴァー・クロムウェル

民謡集(1940-41)
8. Greensleevesグリーンスリーヴス
9. I wonder as I wander さまよいながら私は不思議に思う
10. The Crocodile クロコダイル
第3集 ブリテン諸島の歌(1942-46)
11. The Plough Boy 鋤で耕す少年
12. There's none to soothe なぐさめる人もなく
13. Sweet Polly Oliver かわいいポリー・オリヴァー
14. The Miller of Dee ディー川の水車屋
15. The foggy, foggy dew 霜のかかった露
16. O Waly, Waly おお悲しい(広い河の岸辺)
17. Come you not from Newcastle? おまえはニューキャッスルの生まれではないのか
18. Pray Goody プレイ・グッデイ(1945-46)
第5集 ブリテン諸島の歌(1951-59)
19. The Brisk Young Widow 若く朗らかな未亡人
20. Salley in our Alley 横丁のサリー
21. The Lincolnshire Poacher リンカンシャーの密猟者
22. Early one morning ある朝早く
23. Ca' the yowes 雌羊どもを呼び集めておくれ
民謡集(1950年代頃)
24. The Holly and the Ivy 柊と蔦は
25. Soldier, won't you marry me? 兵士よ、私と結婚しませんか?
26. The Deaf Woman's Courtship 耳の不自由な女性の求愛
【CD11】
第4集 アイルランドの歌(1957)
1. Avenging and bright 復讐と栄光
2. Sail on, sail on 出航、出航
3. How sweet the answer どれほど甘い答えか
4. The Minstrel Boy 吟遊詩人の少年
5. At the mid hour of night 真夜中に
6. Rich and rare 裕福で稀
7. Dear Harp of my Country! 愛しきわが祖国のハープへ
8. Oft in the stilly night 多くの場合、静かな夜に
9. The last rose of summer 夏の最後のばら
10. O the sight entrancing ああ、なんと心を奪う眺め
第2集 フランスの歌(1942)
11. La Noel passe 昔のクリスマス
12. Voici le Printemps 春近く
13. Fileuse 糸紡ぎ
14. Le roi s'en va-t' en chasse 王は狩りに行く
15. Le belle est au jardin d'amour 愛の庭の美人
16. Il est quelqu' un sur terre それは空想のなか
17. Eho! Eho! こだま、こだま
18. Quand j'etais chez mon pere 父の家にいたとき
第6集 イギリスの歌(1956-58)
19. I will give my love an apple 恋人にリンゴをあげよう
20. Sailor-boy 少年水兵
21. Master Kilby キルビーの旦那
22. The Soldier and the Sailor 兵士と水夫
23. Bonny at Morn すがすがしい朝
24. The Shooting of his Dear 恋人を撃つ
25. The Stream in the Valley ドイツ民謡「谷の嵐」(1946年以前)
26. Unidentified folk song setting 詳細不明の民謡から(作曲年不詳)
【CD12】…8.557495
クィルター:民謡編曲集 他
The Arnold Book of Old Songs アーノルド・ブックの古い歌 - イギリスの歌(1947)
1. Drink to me only with thine eyes 君が眼にて酒を汲めよ
2. Over the mountains 山々を越えて
3. My Lady Greensleeves 私の乙女のグリーンスリーヴス…世界初録音:

Love at the Inn 宿屋での愛(1940)
4. Little Moth 小さな蛾…世界初録音:
5. Love calls through the summer night 愛は夏の夜を通じて呼びかける
6. If Love should pass me by 愛が私を通り過ぎるなら…世界初録音:
7. アイルランドの歌 - The Rose of Tralee トゥラリーのバラ(1941) …世界初録音:
アーノルド・ブックの古い歌 - アイルランドの歌(1947)
8. Believe me, if all those endearing young charms 春の日の花と輝く
9. Oh! 'tis sweet to think ああ、それは甘い考え
女声のためのパート・ソング(1919-53)
10. Come Lady-Day 女性の日、来たれ…世界初録音:
11. The Starlings スターリング…世界初録音:
12. To a Harebell by a Graveside 墓地のそばのブルーベル…世界初録音:
13. It was a lover and his lass それは恋人と乙女
アーノルド・ブックの古い歌 ? スコットランドの歌(1947)
14. Ye banks and braes 美しいドゥーン川の岸辺(ドゥーンの川のほとり)
15. Charlie is my darling チャーリーは私の夫
16. Ca' the yowes to the knowes 雌羊どもを呼び集めておくれ
女声のためのパート・ソング(1914-38) …世界初録音:
17. Where Go the Boats? 小舟はどこへ
18. Windy Nights 風の夜
19. Summer Sunset 夏の日没
アーノルド・ブックの古い歌 ? フランスの歌(1947) …世界初録音:
20. Le pauvre laboureur 貧しい耕作者
21. L'amour de mo 私の愛
22. Joli mois de mai 美しい五月
6つのデュエット(1933-53) …世界初録音:
23. Daisies after rain 雨上がりのデイジー(独唱版)
24. My heart adorn'd with thee あなたで飾られた私の心
25. The Passing Bell 通りすがりの鐘
26. Blossom-Time 花咲く時
27. Daisies after rain 雨上がりのデイジー(重唱版)
28. Weep you no moreもう泣かないで
新発見の歌曲(1917頃-42)
29. I got a robe 私はローブを得た
30. Tis St Valentine's Day 聖ヴァレンタインの日…世界初録音:
31. What will you do, love?
あなたは何をしますか?愛しますか?(melody by S. Lover) …世界初録音:
アーノルド・ブックの古い歌 ? イングランドとウェールズの歌(1947)
32. The Jolly Miller ジョリー・ミラー
33. Barbara Allen バーバラ・アレン
34. Three Poor Mariners 3人の貧しいマリナー
35. Since first I saw your face (melody by T. Ford) 最初からあなたの顔を見た
36. The Ash Grove とねりこの林
【CD13】…8.557644
フィンジ:花輪をささげよう 他
I Said to Love 私は恋人に言った Op. 19b(1928-56)
1. No. 1. I Need not Go 私は行かなくてよい
2. No. 2. At Middle-Field Gate in February 2月のミドル=フィールド・ゲートで
3. No. 3. Two Lips 2つの唇
4. No. 4. In Five-score Summers (Meditation) 百の夏に(瞑想)
5. No. 5. For Life I Had Never Cared Greatly人生を気にかけてこなかった
6. No. 6. I Said to Love 私は恋人に言った
Let us garlands bring 花輪をささげよう Op. 18(1929-42)
7. No. 1. Come Away, Come Away, Death 来たれ、来たれ、死よ
8. No. 2. Who is Silvia? シルヴィアは誰?
9. No. 3. Fear No More the Heat o' the Sun 太陽の熱をもう恐れるな
10. No. 4. O Mistress Mine おお私の恋人よ
11. No. 5. It was a Lover and his Lass 恋する若者と娘がいた
Before and after Summer 夏の前と後 Op. 16(1932-49)
12. No. 1. Childhood among the Ferns シダの茂みの中の幼年時代
13. No. 2. Before and After Summer 夏の前と後
14. No. 3. The Self-unseeing 自分を見ない人
15. No. 4. Overlooking the River 川の見晴らし
16. No. 5. Channel Firing 海峡砲撃
17. No. 6. In the Mind's Eye 心の目の中に
18. No. 7. The Too Short Time 短すぎる時
19. No. 8. Epeisodia エペイソディア
20. No. 9. Amabel アマベル
21. No. 10. He Abjures Love 彼は恋人に懇願する
【CD14】…8.557222
ブリテン:民謡編曲集 第2集

8 Folk Song Arrangements 8つの民謡編曲(1976)
1. Lord! I married me a wife やれやれ嫁はもらったが
2. She's like the swallow 彼女はツバメのように
3. Lemady レマディ
4. Bonny at morn すがすがしい朝
5. Bugeilio'r Gwenith Gwyn 白小麦の羊飼い(ひとり寂し)
6. Dafydd y Garreg Wen ホワイト・ロックのデイヴィッド
7. The False Knight upon the Road えせ戦士の行進
8. Bird Scarer's Song 鳥追いの歌
9. The Holly and the Ivy 柊と蔦は(1957)
10. King Herod and the Cock ヘロデ王とおんどり(1962)
11. The Twelve Apostles 十二使徒(1962)
12. The Bitter Withy 苦いウィジー(1962以前)

民謡集(管弦楽伴奏編)(1942頃-50年代)
13. Le roi s’en va-t’en chasses 王は狩りに行く
14. Fileuse 糸紡ぎ
15. Eho! Eho! こだま、こだま
16. La belle est un jardin d’amour 愛の庭の美人
17. Quand j'etais chez mon pere 父の家にいたとき
18. The Salley Gardens サリー・ガーデン
19. Little Sir William かわいいサー・ウィリアムズ
20. The Bonny Earl o’ Moray美しいムライ伯爵
21. O can ye sew cushions? おまえはクッションが縫えるかい?
22. Oliver Cromwell オリヴァー・クロムウェル
23. The Plough Boy 鋤で耕す少年
24. O Waly, Waly おお悲しい(広い河の岸辺)
25. Come you not from Newcastle? おまえはニューキャッスルの生まれではないのか
26. The Salley Gardens サリー・ガーデン
【CD15】…8.557643
ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌/命の家 他
Songs of Travel 旅の歌(1901-04)
1. The Vagabond 放浪者
2. Let Beauty awake 美しい人よ、目覚めよ
3. The Roadside Fire 道端の火
4. Youth and Love 青春と恋
5. In Dreams 不幸せな夢の中で
6. The Infinite Shining Heavens 無限に輝く空
7. Whither must I wander? 私はいずこにさすらうか
8. Bright is the ring of words 言葉の響きは明るく
9. I have trod the upward and the downward slope 私は斜面を下りて行く
The House of Life 命の家(1903)
10. Love-sight 恋する人々
11. Silent Noon 静かな真昼
12. Love’s Minstrels 恋を歌う吟遊詩人
13. Heart’s Haven 心の隠れ家
14. Death in Love 愛の死
15. Love’s Last Gift 愛の形見
16. リンデン・リー(1901)
4 Poems by Fredegond Shove フレデグンデ・ショーヴによる4つの詩(1925)
17. Motion and Stillness 動きと静けさ
18. Four Nights 四つの夜
19. The New Ghost 新たな亡霊
20. The Water Mill 水車小屋
【CD16】…8.557963
フィンジ:大地と大気と雨/ある詩人に/小道と踏み段を通って
Earth and Air and Rain 大地と大気と雨 Op. 15(1928-32)
1. No. 1. Summer Schemes 夏の計画
2. No. 2. When I Set Out for Lyonesse リヨネーズに旅立つ時
3. No. 3. Waiting Both お互いを待って
4. No. 4. The Phantom 幻影
5. No. 5. So I Have Fared だから私は出かけた
6. No. 6. Rollicum-Rorum ローリクム=ロールム
7. No. 7. To Lizbie Browne リズビー・ブラウンへ
8. No. 8. The Clock of the Years 時代の時計
9. No. 9. In a Churchyard 教会の庭に
10. No. 10. Proud Songsters 誇り高き歌鳥
To a Poet ある詩人に Op. 13a(1921-56)
11. No. 1. To a Poet a Thousand Years Hence 千年前の詩人に
12. No. 2. On Parent Knees 親の膝の上で
13. No. 3. Intrada イントラーダ
14. No. 4. The Birthnight 誕生の夜
15. No. 5. June on Castle Hill キャッスル・ヒルの6月
16. No. 6. Ode on the Rejection of St Cecilia 聖セシリアの拒絶のオード
By Footpath and Stile 小道と踏み段を通って Op. 2(1921-22)
17. No. 1. Paying Calls 呼んでいるのに
18. No. 2. Where the Picnic Was ピクニックはどこだった
19. No. 3. The Oxen 雄牛たち
20. No. 4. The Master and the Leaves 主人とその葉たち
21. No. 5. Voices from Things Growing in a Churchyard
教会の庭で育つものたちから聞こえる声
22. No. 6. Exeunt Omnes 退場
【CD17】…8.570414
フィンジ:ある若者の訓戒/地球が朽ちるまで/おお眼にも美しい
A Young Man's Exhortation ある若者の訓戒 Op. 14(1926-29)
1. No. 1. A Young Man's Exhortation ある若者の訓戒
2. No. 2. Ditty 小歌
3. No. 3. Budmouth Dears パドマウスの可愛い子ちゃんたち
4. No. 4. Her Temple 彼女の神殿
5. No. 5. The Comet at Yell'ham イェーラムの彗星
6. No. 6. Shortening Days 短縮された日々
7. No. 7. The Sigh ため息
8. No. 8. Former Beauties かつての美女たち
9. No. 9. Transformations 変化
10. No. 10. The dance continued 途切れない踊り
Till Earth Outwears 地球が朽ちるまで Op. 19(1927-56)
11. No. 1. Let me enjoy the earth 地球を楽しもう
12. No. 2. In years defaced 長い年月の内に醜くなり
13. No. 3. The Market Girl 市場の少女
14. No. 4. I look into my glass 鏡を覗きこんで
15. No. 5. It never looks like summer here 夏のようには見えない
16. No. 6. At a Lunar Eclipse 月食にて
17. No. 7. Life laughs onwards 人生は前に向かって笑う
Oh Fair to See おお眼にも美しい Op. 13(1925-56)
18. No. 1. I say 'I'll seek her side' 彼女のそばを探し求める、と私は言う
19. No. 2. Oh fair to see おお眼にも美しい
20. No. 3. As I lay in the early sun 朝日の中で横たわり
21. No. 4. Only the wanderer たださすらう者だけが
22. No. 5. To Joy 喜びに
23. No. 6. Harvest 収穫
24. No. 7. Since we loved 私たちが愛し始めてから
【CD18】…8.570201
オルウィン(1905-1985):蜃気楼/6つの夜想曲/海の風景/祈り
Mirages 蜃気楼(1970)
1. No. 1. Undine ウンディーネ
2. No. 2. Aquarium水族館
3. No. 3. The Honeysuckle ハニーサックル
4. No. 4. Metronome メトロノーム
5. No. 5. Paradise 楽園
6. No. 6. Portrait in a Mirror 鏡の中の肖像
6 Nocturnes 6つの夜想曲(1973)…世界初録音:
7. No. 1. Everything is Now 全ては今
8. No. 2. Summer Rain 夏の雨
9. No. 3. Visitation 変奏曲
10. No. 4. Summer Night 夏の夜
11. No. 5. Circle 環
12. No. 6. Response 返答
13. Slum Song スラム・ソング(1947) …世界初録音:
Seascapes 海の風景(1980)
14. No. 1. Dawn at Sea 海の夜明け
15. No. 2. Sea-Mist 海霧
16. No. 3. Song of the Drowned Man溺れた男の歌
17. No. 4. Black Gulls 黒いカモメ
Invocations 祈り(1977)
18. No. 1. Through the Centuries 数世紀もの間
19. No. 2. Holding the Night 夜を抱く
20. No. 3. Separation 離別
21. No. 4. Drought 渇き
22. No. 5. Spring Rain 春の雨
23. No. 6. Invocation to the Queen of Moonlight 月光の女王への祈り
24. No. 7. Our Magic Horse 私たちの魔法の馬
【CD19】…8.570467
アイアランド(1879-1962):5つの詩/もう森へなんか行かない/海ヘの情熱/サンタ・キアラ 他
1. Great Things レート・シングス(1925)
3 ongs to Poems by Thomas Hardyトマス・ハーディの詩による3つの歌(1925)
2. No. 1. Summer Schemes 夏の配色
3. No. 2. Her Song 彼女の歌
4. No. 3. Weathers お天気
5. Sea Fever 海への情熱(1913)
6. The Bells of San Marie サン・マリーの鐘(1919)
7. The Vagabond 放浪者(1922)
8. Santa Chiara サンタ・キアラ(1925)
2 Songs 2つの歌(1928)
9. No. 1. Tryst (In Fountain Court) あいびき(噴水のある庭で)
10. No. 2. During Music 音楽の間に
Marigold マリーゴールド(1913)
11. I. Youth's Spring - Tribute 青年期の春 - 賛辞
12. II. Penumbra 半影
13. III. Spleen 気まぐれ
14. I Have Twelve Oxen 私は12頭の雄牛を持っている(1918)

We'll to the Woods No More もう森へなんか行かない(1927)
15. I. We'll to the Woods No More もう森へなんか行かない
16. II. In Boyhood少年時代に
17. III. Spring will not wait 春は待つことなしに(P・ソロ)
5 Poems by Thomas Hardy トーマス・ハーディの5つの詩(1926)
18. No. 1. Beckon to me to come 私に合図を
19. No. 2. In my sage moments 賢明な瞬間に
20. No. 3. It was what you bore with you, Woman それはあなたとともに耐えたこと
21. No. 4. The tragedy of that moment 瞬間の悲劇
22. No. 5. Dear, think not that they will forget you あなたを忘れることはないと思う
23. 2つの歌 - 第2番The Cost 代価 (1916)
24. When I am Dead, my Dearest いとしい人よ、私が死んでも(1924)
25. Songs Sacred and Profane 神聖な歌と世俗的な歌
- 第4番The Salley Gardens サリー・ガーデン(1929-31)
26. Tutto e sciolto すべて、そして緩く(1932)
27. If There Were Dreams to Sell もしも売ることのできる夢があれば(1918)
【CD20】…8.572151
ガーニー(1890-1937):歌曲集
1. On the Downs 夜明けに(1919)
2. Ha'nacker Mill ハナッカーの水車屋(1922)
3. The Bonny Earl of Murray 麗しのマレイ伯(1925)…世界初録音:
4. The Cherry Trees 桜の木(1920)…世界初録音:
5. By a Bierside ここは聖なる都市(1916)
5 Elizabethan Songs 5つのエリザベス朝の歌(1913-14)
6. No. 1. Orpheus with his lute オルフェウスがリュートをとれば
7. No. 2. Tears 涙
8. No. 3. Under the greenwood tree 緑の木の下で
9. No. 4. Sleep 眠り
10. No. 5. Spring 春
11. 7つのサッフォーの歌 - The Apple Orchard リンゴの果樹園(1919)
12. All night under the moon 月の下の全ての夜(1918)
13. The Latmian Shepherd ラトミアの羊飼い(1920)
14. I will go with my father a-ploughing 父さんと一緒に耕しに行く(1921)
15. Last Hours 最後の時(1920)
16. Cathleen ni Houlihan キャスリーン・ニー・フーリハン(1919)
17. A cradle song 子守歌(1920)
18. The Fiddler of Dooney ドーニーのフィドル(1918)
19. Snow 雪(1921)
20. The Singer 歌い手(1919)
21. Nine of the clock 時計の九時(1920)
22. Epitaph in old mode 古いスタイルの墓碑銘(1920)
23. The Ship 船(1920)
24. The Scribe 筆記体(1918)
25. Fain would I change that note 快く私は注記を変更する(1918)
26. An Epitaph 墓碑銘(1921)
27. When Death to either shall come私が死にゆく時施行すること(1920)
28. Thou didst delight my eyes 汝は我が目を喜ばせた(1921)
29. The boat is chafing ボートのきしみ(1920)
30. Lights Out:No. 4. Lights Out 光の外(1919)
【CD21】…8.572426
バターワース(1885-1916):シュロップシャーの若者より6つの歌/サセックスの民謡 他
6 Songs from A Shropshire Lad シュロップシャーの若者からの6つの歌(1911)
1. No. 1. Loveliest of trees この世で一番いとおしい樹々
2. No. 2. When I was one-and-twenty 私が20と1歳だったときに
3. No. 3. Look not in my eyes 私の目をのぞきこまないで
4. No. 4. Think no more, lad 思い悩むな、若者よ
5. No. 5. The lads in their hundreds 何百人の若者たち
6. No. 6. Is my team ploughing? 馬どもは耕しているだろうか?
11 Folk Songs from Sussex 11のサセックス民謡 ? 第7番-第11番(1912)
7. No. 7. A brisk young sailor courted me 快活な若い船乗りが私に求愛したの
8. No. 8. Seventeen come Sunday 17歳よ 今度の日曜には
9. No. 9. Roving in the dew 露の中を歩くのが
10. No. 10. The true lover's farewell 誠実な恋人のお別れ
11. No. 11. Tarry trousers 煤けたズボン
Bredon Hill and Other Songs ブリードンの丘とその他の歌(1912)
12. No. 1. Bredon Hill ブリードンの丘
13. No. 2. O Fair enough are sky and plain おお とても美しい 空も野原も
14. No. 3. When the lad for the longing sighs 若者が憧れにため息つく時に
15. No. 4. On the idle hill of summer 夏の物憂い丘の上で
16. No. 5. With rue my heart is laden 悲しみに私の心は打ちひしがれている
17. I Will Make You Brooches 君のためにブローチを
18. I Fear Thy Kisses あなたのキスがこわい
19. Requiescat 安息
11のサセックス民謡 ? 第1番-第6番(1912)
20. No. 1. Yonder stands a lovely creature あそこに立ってるぞ 素敵な女が
21. No. 2. A blacksmith courted me ひとりの鍛冶屋さんが私を愛した
22. No. 3. Sowing the seeds of love 蒔きました 愛の種を
23. No. 4. A lawyer he went out one day ある弁護士がある日出かけた
24. No. 5. Come my own one 来てよ、私の恋人
25. No. 6. The cuckoo カッコウ
【CD22】…8.572514
ヴェナブルズ(1955-):愛の翼の上で/ヴェネチアの歌 他
On the Wings of Love 愛の翼の上で Op. 38(2006)…世界初録音:
1. I. Ionian Song イオニアの歌
2. II. The Moon Sails Out 月灯りの中、船は出て行く
3. III. Sonnet XI ソネット第11番
4. IV. Epitaph 墓碑銘
5. V. When you are Old あなたが年をとった時
Love's Voice 愛の声 Op. 22(1995)
6. I. Fortunate Isles 幸運の島
7. II. The Passing Stranger 通り過ぎる見知らぬ人
8. III. The Invitation to the Gondola ゴンドラへの誘い
9. IV. Love's Voice 愛の声
10. Midnight Lamentation 真夜中の哀歌 Op.6(1974)
6 Songs 6つの歌 Op. 33より(1999)
11. No. 5. Break, break, break ブレイク、ブレイク、ブレイク…世界初録音:
12. No. 4. The November Piano 11月のピアノ…世界初録音:
13. No. 3. Vitae Summa Brevis 命の短き要約
2 Songs 2つの歌 Op. 28
14. No. 1. Flying Crooked 歪んだ飛行(1998)
15. No. 2. At Midnight 真夜中に(1997)
6つの歌 Op. 33より(1999)
16. No. 6. The Hippo かば
17. At Malvern モールヴァンにて Op. 24(1998)
18. A Kiss キス Op. 15(1992)
【CD23】…8.572600
ブリテン:ウィリアム・ブレイクの歌と格言/売り言葉に買い言葉/民謡編曲集
Songs and Proverbs of William Blake ウィリアム・ブレイクの歌と格言 Op. 74(1965)
1. I. Proverb I:The pride of the peacock 箴言 I クジャクの誇りは
2. II. London ロンドン
3. III. Proverb II:Prisons are built 箴言 II 牢獄は法律の石をもて建てられ
4. IV. The Chimney-Sweeper 煙突掃除の少年
5. V. Proverb III:The bird a nest 箴言 III 小鳥は巣を
6. VI. A Poison Tree 毒の木
7. VII. Proverb IV:Think in the morning 箴言 IV考えるのだ、朝には
8. VIII. The Tyger 虎
9. IX. Proverb V:The tygers of wrath 箴言 V 怒れる虎はずっと賢いのだ
10. X. The Fly ハエ
11. XI. Proverb VI:The hours of folly 箴言 VI 愚者の時は時計で測ることができる
12. XII. Ah! Sun-flower! ああ、ひまわりよ
13. XIII. Proverb VII:To see a World 箴言 VII 一粒の砂の中に世界を見て
14. XIV. Every Night and Every Morn 毎晩、そして毎朝
Tit for Tat 売り言葉に買い言葉(1968)
15. No. 1. A Song of enchantment 魅惑の歌
16. No. 2. Autumn 秋
17. No. 3. Silver 銀
18. No. 4. Vigil 徹夜
19. No. 5. Tit for Tat 売り言葉に買い言葉
民謡編曲集(1941-58)
20. The Plough Boy 鋤で耕す少年
21. The Foggy, Foggy Dew 霧のかかった露
22. Tom Bowling トム・ボウリング
23. O Waly, Waly おお悲しい(流れは広く)
24. Oliver Cromwell オリヴァー・クロムウェル
25. The Ash Grove とねりこの林
26. The Salley Gardens サリー・ガーデン
27. There's none to soothe 慰めてくれる人もなく
28. Little Sir William 小さなサー・ウィリアム
29. Ca' the yowes 雌羊どもを呼び集めておくれ
【CD24】…8.573080
ジョナサン・ダヴ(1959-):連作歌曲集

Out of Winter アウト・オブ・ウィンター(2003)…世界初録音:
1. Song I 歌I
2. Song II 歌II
3. Song III 歌III
4. Song IV歌IV
5. Song V 歌V
6. Song VI 歌VI
Cut My Shadow わが影を棄てて(2011)…世界初録音:
7. No. 1. Surprise 驚き
8. No. 2. The Guitar ギター
9. No. 3. Song of the Dry Orange Tree 乾いたオレンジの樹の歌
Ariel アリエル(1998)
10. No. 1. Come unto These Yellow Sands 黄砂のもとに
11. No. 2. I Boarded the King's Ship! 私は王の船に乗り込んだ
12. No. 3. O, O, O オー、オー、オー
13. No. 4. All Hail, Great Master! 全ての雹よ、偉大なる巨匠
14. No. 5. Is There More Toil? より多くの苦労はあるの?
All You Who Sleep Tonight 今宵眠る全ての人へ(1996)…世界初録音:
15. No. 1. Condition 条件
16. No. 2. Telephone 電話
17. No. 3. Across 横切る
18. No. 4. Prandial Plaint 食事の嘆き
19. No. 5. Interpretation 解釈
20. No. 6. Mistaken 誤り
21. No. 7. God's Love 神の愛
22. No. 8. Dark Road 暗き道のり
23. No. 9. Door ドア
24. No. 10. Night Watch 夜警
25. No. 11. Voices 声
26. No. 12. Soon まもなく
27. No. 13. All You Who Sleep Tonight 今宵眠る全ての人へ
【CD25】…8.572706
ブリテン:誕生日のお祝い/この子らは誰? 他

A Birthday Hansel 誕生日のお祝い Op. 92(1975)
1. No. 1. Birthday Song バースデイ・ソング
2. No. 2. My Early Walk 私の早朝散歩
3. No. 3. Wee Willie Gray ウィー・ウィリー・グレイ
4. No. 4. My Hoggie 私の羊
5. No. 5. Afton Water アフトンの流れ
6. No. 6. The Winter 冬
7. No. 7. Leezie Lindsay リージー・リンジー
Who are these Children? この子らは誰? Op. 84(1969)
8. No. 1. A Riddle (The Earth) なぞなぞ(地球)
9. No. 2. A Laddie's Sang 若者の歌
10. No. 3. Nightmare 悪夢
11. No. 4. Black Day ついていない日
12. No. 5. Bed-time 就寝時間
13. No. 6. Slaughter 殺戮
14. No. 7. A Riddle (The Child You Were) なぞなぞ(あなたがいた子供)
15. No. 8. The Lark Lad ひょうきん者
16. No. 9. Who are these Children? この子らは誰?
17. No. 10. Supper 晩餐
18. No. 11. The Children 子供たち
19. No. 12. The Auld Aik 樫の老木
20. Cradle Song, "Sleep, my darling, sleep子守歌 「ねむれ、わが子よ、ねむれ」(1942)
21. O that I had ne'er been married ああ、私はこれまで結婚していなかった(1922)
22. Ca' the yowes 雌羊どもを呼び集めておくれ(1951)
23. There's none to soothe 慰めてくれる人もなく(1945)
24. O can ye sew cushions? おまえはクッションが縫えるかい?(1940)
25. The Bonny Earl o' Moray 美しいマリー伯爵(1940)
26. Bonny at morn すがすがしい朝(1976)
27. Come you not from Newcastle? おまえはニューキャッスルの生まれではないのか(1946)
28. Dawtie's Devotion ドウティーの献身(1969)
29. The Gully 大きなナイフ(1969)
30. Tradition伝統(1969)
4 Burns Songs バーンズの4つの歌(1975)(C.マシューズによるピアノ伴奏編)
31. No. 1. Afton Water アフトンの流れ
32. No. 2. Wee Willie ウィー・ウィリー
33. No. 3. The Winter 冬
34. No. 4. My Hoggie 私の羊
【CD1】…8.557112
フェリシティ・ロット(S)…1,3,5-7,14-19
マーティン・ヒル(T)…2,4,8-13,20-22
グレイグ・オグデン(G)…8-13
グレアム・ジョンソン(P)…1-7,14-22
録音:1996年10月2-3日、1997年5月1-2日
All Saint’s Church, East Finchley, London(UK)

【CD2】…8.557113
パトリシア・ロザリオ(S)…2,16-18,20,21
キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms)…4-7,11-15,19
クリストファー・モルトマン(Br)…1,3,8-10,20,22-31
デューク四重奏団…11-15
グレアム・ジョンソン(P)
録音:1998年3月23-25日
All Saint’s Church, East Finchley, London(UK)

【CD3】…8.557114
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)…1,3-4,7,10-11,17-23
サイモン・キーンリサイド(Br)…1-2,5-6,8-9,12-16,23
ロージア・フラー(Vn)…2,7
ジョン・メトカーフ(Va)…10-11
デューク四重奏団…17-22
グレアム・ジョンソン(P)
録音:1996年7月9-11日
Rosslyn Hill Chapel, London(UK)

【CD4】…8.557115
エイドリアン・トンプソン(T)…1-5,10-12,18,21,24-28
クリストファー・モルトマン(Br)…6-9,13-17,19-20,22-23,29
フィリッパ・デイヴィス(Fl) …1-5
クリスティン・ペンドリル(コールアングレ)…1-5
デューク四重奏団…1-5
ジョン・コンステイブル(P)…6-29
録音:1997年2月3,4,11日
All Saint’s Church, East Finchley, London(UK)

【CD5】…8.557116
リサ・ミルン(S)…1,4,7-9,11,13,15,17-19,21-22,24,33
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)…1-3,5-6,10,12,14,16,20,23,25-30,32-33
ロージア・フラー(Vn)…17-19
イヴァン・マックレディ(Vc)…17-19
デューク四重奏団…25-32
グアム・ジョンソン(P)

録音:1977年9月29-30日、10月1日
All Saint’s Church, East Finchley, London(UK)

【CD6】…8.557117
スーザン・グリットン(S)…1-10,32
クリストファー・モルトマン(Br)…11-19,33
フィリップ・ラングリッジ(T)…20-31
ロージア・フラー(Vn)…1-4
スチュアート・ベッドフォード(P)…5-10
録音:1998年5月5-7日
St Silas Church, St Silas Place, Chalk Farm, London(UK)

【CD7】…8.557201
フィリップ・ラングリッジ(T)
スチュアート・ベッドフォード(P)
録音:1995年12月16-18日、1996年1月22日
Blackheath Concert Halls, London(UK)

【CD8】…8.557118
ジャニス・ワトソン(S)…1,4,6,8-13,15,19-20,28
キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms)…2,14,17-18,21-23,25,28
トビー・スペンス(T)…5,26-28
ニール・デイヴィス(Br)…3,7,16,21,23-26,28
スチュアート・ベッドフォード(P)
録音:1997年4月1-3日
Rosslyn Hill Chapel, Hampstead, London(UK)

【CD9】…8.557202
フィリップ・ラングリッジ (T)…1-3,6,8,10-12
ジーン・リグビー(C.A)…2
デレク・リー・レイギン(C.T)…11
ジェラルド・フィンリー(Br)…11
フランク・ロイド(Hrn)…3-4,8,10
ジュディ・デンチ(朗読)…4-5,7,9
オージアン・エリス(Hp)…12
スチュアート・ベッドフォード(P)…1-3,6,8,10-11
録音:1996年3月19,20,23,24日
All Hallows, Gospel Oak, London(UK)

【CD10.11】…8.557220-21
ブリテン:民謡編曲集
【CD10】
フェリシティ・ロット(S)…3-4,16-17,22-26
フィリップ・ラングリッジ (T)…1-2,5-15,18-21,25-26
グレアム・ジョンソン(P)
録音:
1995年3月20-21日 St Giles Church, Cripplegate, London(UK)…1-8,10-24
1995年3月25日 Henry Wood Hall, London(UK)…25-26
1995年6月9日 St Paul’s Church, Knightsbridge, London(UK)…9

【CD11】
フィリップ・ラングリッジ(T)…1,4-5,7,10-11,17-25
フェリシティ・ロット(S)…2-3,6,8-9,12-16
クリストファー・ファン・カンベン(Vc)…25-26
カルロス・ポネル(G)…19-24
グレアム・ジョンソン(P)…1-18,25-26
録音:
1995年3月20-21日 St Giles Church, Cripplegate, London(UK)…1-24
1995年3月25日 Henry Wood Hall, London(UK)…25-26

【CD12】…8.557495
ディヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Bs-Br)…1,8-9,20-22,29,34-35
アマンダ・ピット(S)…2-6,10-19,23-28,30,32-33,36
ジョアン・トーマス(Ms)…3,10-13,17-19,25-28
フィリップ・ラングリッジ(T)…5,7,24,31
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)
録音:2004年2月14-15日,8月31日,9月1日
Turner Sims Concert Hall, University of Southampton(UK)

【CD13】…8.557644
ロードリック・ウィリアムズ(Br)
イアン・バーンサイド(P)
録音:2004年8月12-14日
Potton Hall, Westleton, Suffolk, England(UK)

【CD14】…8.557222
フィリップ・ラングリッジ(T)…1-8,10-12,19-26
マーガレット・フィーヴィア(S)…9
ジュディス・ハリス(Ms)…9
ヴァーノン・カーク(T)…9
グレアム・タイタス(Br)…9
トーマス・アレン(Br)…13-18
オージアン・エリス(Hp)…1-8
BBCシンガーズ…9
サイモン・ジョリー(指)…9
ウェンハストン少年合唱団…10-12
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)…10-12
クリストファー・バーネット(指)…10-12
ノーザン・シンフォニア…13-26
スチュアート・ベッドフォード(指)…13-26
録音:1995年1月21-22日 Snape Maltings Concert Hall, Suffolk(UK)…10-12
1995年2月20-25日 March at St Giles Cripplegate, London(UK)…1-8
1995年3月31日 All Saints Church, Gosforth, Newcastle(UK)…13-26
1995年6月9日 St Paul’s Knightsbridge, London(UK)…9

【CD15】…8.557643
ロードリック・ウィリアムズ (Br)
イアン・バーンサイド(P)
録音:2004年8月27-29日
Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)

【CD16】…8.557963
ロードリック・ウィリアムズ(Br)
イアン・バーンサイド(P)…1-16
サッコーニ四重奏団…17-22
録音:Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)
2005年8月27-28日…1-16
2006年1月10日…17-22

【CD17】…8.570414
ジョン・マーク・エインズリー(T)
イアン・バーンサイド(P)
録音:2006年11月27-28日
Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)

【CD18】…8.570201
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(Br)…1-13
エリン・マナハン・トーマス(S)…14-24
ジョン・ターナー(ソプラノ・リコーダー)…14-17
イアン・バーンサイド(P)
録音:2006年3月21-22日…18-24 Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)…18-24
2006年10月10-11日…1-13 Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)…1-13
2007年4月6日 Henry Wood Hall, London(UK)…14-17

【CD19】…8.570467
ロードリック・ウィリアムズ(Br)…1-16,18-27
アン・バーンサイド(P)

録音:2007年7月23-25日
Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)

【CD20】…8.572151
スーザン・ビックリー(Ms)
イアン・バーンサイド(P)
録音:2008年6月24-26日
Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)

【CD21】…8.572426
ロードリック・ウィリアムズ(Br)
イアン・バーンサイド(P)
録音:2010年1月11-13日
Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)

【CD22】…8.572514
リチャード・ホスフォード(Cl)…1-5
アンドリュー・ケネディ(T)
イアン・バーンサイド (P)
録音:2009年11月23-25日
Wyastone Concert Hall, Monmouth(UK)

【CD23】…8.572600
ロードリック・ウィリアムズ (Br)
イアン・バーンサイド(P)
録音:2011年1月4-6日
Potton Hall, Westleton, Suffolk(UK)

【CD24】…8.573080
ニッキー・スペンス (T)…1-6
パトリシア・バードン(Ms)…7-9,15-27
クレア・ブース(S)…10-14
アンドリュー・マシューズ=オーウェン(P)…1-9,15-27

録音:Menuhin Hall, Cobham, Surrey(UK)
2014年4月1-2日…1-9,15-27
2014年5月5日…10-14

【CD25】…8.572706
マーク・ワイルド(T)
ルーシー・ウェイクフォード(Hp)…1-7,26
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)…8-25,27-34
録音:2009年8月17-19日
Turner Sims Concert Hall, University of Southampton(UK)
数多いナクソスの名盤の中でも、とりわけ高く評価されているのが、この『英国歌曲』のシリーズです。フィンジ、アイアランド、ガーニー、バターワース、クィ ルターなど19世紀後半から20世紀にかけて活躍した作曲家から、ブリテン、ヴェナブルズ、ダヴと言った近現代の作曲家までの多彩な歌曲を一挙収 録。素朴な旋律に精巧な編曲を施したブリテンの「民謡編曲集」や、若者の秘めた情熱を伝えるフィンジの一連の歌曲、第一次世界大戦の不安な 世情が反映されたガーニーやバターワースの歌曲など、イングランドの土地と風景、そして人間の感情の機微が丁寧に描き出された心尽くしの曲が並 びます。

   NAXOS 2021年4月発売(2)
NAXOS-8.574266
(1CD)
インカを通る道
アレハンドロ・トバル(1907-1975):カラマリー(1967)
アルフォンソ・レング(1894-1974):前奏曲第1番(1912)
アルベルト・ウィリアムズ(1862-1952):演奏会用序曲第1番
ホセ・カルロス・カンポス(1957-):田園舞曲(1981)…世界初録音
サントス・シフエンテス(1870-1932):「アイレス・トロピカレス」によるスケルツォ(1894)…世界初録音
セルソ・ガリード=レッカ(1926-):アンデス民族舞曲(1983)…世界初録音
エンリケ・ソロ(1888-1954):幻想的舞曲(1916)
フランシスコ・プルガル・ビダル(1929-2012):カスカイ(1989)…世界初録音
ノルウェー放送O
ミゲル・アルト=ベドヤ(指)

録音:2014年9月5日、2014年10月10日、2015年2月6日、2015年12月5日、2017年5月29日
「Caminos del Inca」とは南アメリカを横断する道路網。多くのインカの遺跡を含むペルー、ボリビア、エクアドル、チリ、アルゼンチン、コロンビアを横 断するこの道行には、さまざまな文化と伝統音楽が存在します。このアルバムに登場する作曲家たちの音楽には、これらの伝統とヨーロッパ文化の影 響が融合されたユニークな味わいが見てとれます。ここには後期ロマン派の音楽や民族舞踊、ストラヴィンスキーの音楽のような原始的な衝動、ポピュ ラー音楽からの影響、シンプルな美しさなどあらゆる要素が含まれており、これらのカラフルな音楽は聴き手を想像上の旅へといざないます。タンゴ風の リズムが躍動的なトバルの「カラマリー」、冒頭のエキゾチックな旋律が耳に残るカンポスの「田園舞曲」、多彩な表情を持つ5つの小品で構成されたガ リード=レッカの「アンデス民族舞曲」などどこから聴いても楽しい1枚を、ペルー出身のミゲル・アルト=ベドヤが、現在首席指揮者を務めるノルウェー 放送Oとともに見事な演奏で聴かせています。
NAXOS-8.573692
(1CD)
イギリスのギター音楽集 第2集
ジョン・ダウランド:ジョン・ラングトン氏のパヴァーヌ P. 14(1604以前) (G.A. デヴァインによるギター編)…世界初録音
ブリテン:ダウランドによるノクターナル- 「来たれ、深き眠りよ」によるリフレクション Op. 70(1963)
ジョン・ラター(1945-):古風な前奏曲(1980)
ラター:ロンド・カプリース(1976)
シリル・スコット(1879-1970):ギター・ソナチネ(1927)(J. ブリーム校訂)…世界初録音
ニコラス・モー(1935-2009):ミュージック・オブ・メモリー(1989)
グレアム・アンソニー・デヴァイン(G)

録音:2014年9月6,7日、2014年9月12日
イギリス出身の世界的ギタリスト、ジュリアン・ブリーム(1933-2020)は,ギター音楽の中心的なレパートリーを 占めるスペイン音楽だけではなく、自国の作品を積極的に演奏しました。その中にはイギリス・ルネサンス期の音 楽や、彼と同時代の作曲家たちに委嘱した多くの作品が含まれています。現代イギリスにおける名ギター奏者 グレアム・アンソニー・デヴァインはこれらの作品を21世紀に紹介することで、改めてブリームの偉大さを称えてい ます。ウォルトンやロースソーン、バークリー:作品などが収録された第1集に続く第2集では、自らリュートも演奏し たというブリームが愛奏したダウランド作品をはじめ、ブリームの依頼で書かれたブリテンによる名作「ダウランドによ る夜想曲」、現代イギリスを代表する作曲家ジョン・ラターの2作品と、世界初録音となるブリームが校訂したシ リル・スコットのソナチネ、そしてニコラス・モーの大作「ミュージック・オブ・メモリー」が演奏されています。
NAXOS-8.574203
(1CD)
ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):グローリア・ミサ ホ短調(1820頃-1834) (ベルガモ・アンジェロ・マイ図書館コレクション 108-14a-c, 85-17)
グローリア・ミサ ヘ短調(1820頃) (ベルガモ・アンジェロ・マイ図書館コレクション 114-21)
ドロタ・シュチェパンスカ(S)
アンナ・ファイト(S)
フレイア・アプフェルスタット(A),(S)
マリア・グラツィア・インサム(A)
マルクス・シェーファー(T)
ジー・ファン(T)
トーマス・シュティンメル(Bs)
エリア・メルゲ(Bs)
ジモン・マイールcho
コンチェルト・デ・バッスス
フランツ・ハウク(指)

録音:2019年6月23-27日
世界初録音
ドイツで生まれ、イタリアで活躍した古典派の作曲家ジモン・マイール。近年作品の紹介が進み、NAXOSレー ベルからも歌劇や声楽曲を中心に数多くの作品がリリースされています。このアルバムに収録された2つのミサ曲 は、マイールの存命当時、ヨーロッパ全土で高い人気を博した作品で、17世紀イタリアで流行した「ミサ・コン チェルタータ」(各々の曲は連続せず、独立して奏される)の様式に根差しています。60分近い大作であるホ 短調ミサ曲は、歌い手とオーケストラが巧みな掛け合いを聴かせる華麗な仕上がりを誇り、とりわけオーケスト ラ・パートの優れた対位法の書法が見事です。小振りの作品であるヘ短調ミサ曲は、時には憂いを帯びた旋律 が現れる印象的な作品。どちらもマイールの後期のスタイルの優れた作例として長く認識されていたものです。 1955年生まれの指揮者フランツ・ハウクは教会音楽のスペシャリストとして知られ、2003年にジモン・マイール 合唱団を設立。マイール作品を中心とした18-19世紀の合唱作品の紹介に尽力しています。
NAXOS-8.574297
(1CD)
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):ヴァイオリン・ソナタ第1番 - 第3番
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 Op. 1(1895)
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op. 10(1901)
ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 Op. 27(1943)
エマヌエーレ・バルディーニ(Vn)
ルカ・デッレ・ドンネ(P)

録音:2019年9月18,20,21日サラ・サンパウロ(ブラジル)
歌劇「マドンナの宝石」の美しい間奏曲が有名なイタリアの作曲家ヴォルフ=フェラーリ。若い頃には画家を志し ていたものの、10代の終わりに父の故郷であるドイツに移った頃から音楽に魅了され、ラインベルガーから対位 法を個人的に学び20代で作曲を手掛けるようになりました。1900年には自作のオペラ「チェネレントラ」をヴェ ネツィアで初演、その時は失敗に終わったものの、のちにブレーメンで上演し大成功を収めています。以降、数 多くのオペラを作曲し、イタリア・オペラ界の重鎮として評価されました。そんなヴォルフ=フェラーリ、作曲を始めた ばかりの頃と、晩年になってから数多くの器楽曲を作曲しましたが、これらのほとんどは現在に至るまで演奏され ることがありません。このアルバムには初期の作品であるヴァイオリン・ソナタ第1番と第2番、そして後期の第3番 を収録。息の長い旋律が美しい初期の2曲はもちろんのこと、神秘的な雰囲気を持つ第3番の美しさがとりわ け印象に残ることでしょう。
NAXOS-8.579033
(1CD)
サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(1967-): シンフォニア第3番、第4番他
コレッリアーナの頌歌(2016)
モンテヴェルディの主題による海のファンファーレ(2015)
ヴェネーレ(ヴィーナス)とアドニス、パヴァーヌ(2014)
パレルモ序曲(2013)
ティヴォリのエステ荘(2015)
シンフォニア第3番「シチリアの神殿」(2011)
古風なサラバンド(2018)
シンフォニア第4番「変容」(2014-19)
ケリー・ホール=トンプキンス(Vn)…8
ニューヨーク室内O
サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(指)

録音:2019年6月24-28日
コンサート・ホール、アデルフィ大学パフォーミング・アーツ・センター、ニューヨーク(USA)
世界初録音
最近リリースされたレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」(8.573901)を指揮し、注目を浴びた ディ・ヴィットリオ。彼はシチリア島のパレルモで生まれ、ニューヨークで美術と古代哲学を学び、ローマとフィレン ツェ、ロンドンで指揮を始めました。その後ニューヨークを中心に活躍しています。また作曲家としては、イタリアの オーケストラ音楽の伝統に、モダンな味付けを施した華麗な作品を次々と発表、これらは高く評価されていま す。この第2集の作品集では、彼の故郷であるパレルモの文化や歴史を反映させた鮮やかな描写による華麗 な作品を聴くことができます。シンフォニア第3番では、シチリアの寺院の美しさが描かれ、シンフォニア第4番は古 代ローマの詩人オウィディウスが著した『変身物語』から題材が採られた、ヴィットリオ渾身の作品になっていま す。どの曲も耳なじみが良く、イタリア21世紀音楽の象徴とも言える素晴らしい仕上がりを見せています。演奏 はもちろんディ・ヴィットリオ自身によるもの。オーケストラを思う存分に鳴らしたレスピーギを思わせる壮麗な響き が聴きどころです。
NAXOS-8.574295
(1CD)
グアテマラ大聖堂アーカイヴからの音楽
ラファエル・アントニオ・カステリャーノス(1725頃活躍-1791):陽気な羊飼い(1778) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 127)
カステリャーノス:小さなジプシーがやって来る(1775)(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 118)
ガスパール・サンス(1640-1710):スペイン・ギター指南 第2巻 - フォリア(1675出版) (R. サヴィーノによるギターとハープ編)
カステリャーノス:天国の天使(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 118)(1789)(R. サヴィーノによる2声と室内アンサンブル編)
作者不詳(18世紀メキシコ):ヴァイオリン・ソナタ第26番、第27番 (メキシコ国立人類学博物館の複写、18世紀)
カステリャーノス:アル・デモニオ - シ・ペルフェッシオーナ・エル・アルティシモ(1782) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ MSS 98, 147)(R. サヴィーノによる3声と室内アンサンブル編)
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):ああ、泣き悲しみ(1700) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 289)
カステリャーノス:ハカラの友のところへ(1785) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 157)
アルカンジェロ・コレッリ:室内トリオ・ソナタ ト長調 「チャコーナ」 Op. 2, No. 12
(1685出版)
ドゥロン:いけ、大気を乱せ(1700頃)(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 261)
ジョセフ・デ・トレス(1670頃-1738):祝福された秘跡:あなたの壊れを和らげる (グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 669)(R. サヴィーノによる声、ヴァイオリンと室内アンサンブル編)
マヌエル・ジョゼフ・デ・キロス(?-1765):クラリネス・スアベス(1750頃) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 721)
フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン(1700頃活躍):ギター・ソナタ第8番ロ短調-Andante(1776出版) (メキシコ国立公文書館 Gallery 4, Virreinato, Secretaria de Camara, Box 349)
バルガス・イ・グスマン:ギター・ソナタ第9番ニ長調-Allegro(1776出版)(メキシコ国立公文書館 Gallery 4, Virreinato, Secretaria de Camara, Box 349)
キロス:イエス、イエス、イエス、そしてあなたは高みへ上がるもの(1743)(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 712)
カステリャーノス:グアランガナの黒人(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 179)(R. サヴィーノによる4声と室内アンサンブル編)
フアン・ガルシア・デ・セスペデス(1619-1678):この夜を生きる(1660頃)(ガブリエル・サルディバル・イ・シルバ私立図書館、グアナファト・メキシコ、17世紀)
エル・ムンド(古楽アンサンブル)
リチャード・サヴィーノ(指揮・編)

録音:2018年8月15日、2018年8月16日、2018年8月17日
スカイウォーカー・ランチ、ニカシオ、カリフォルニア(USA)

世界初録音…2,4,6,8,12,16
中南米におけるスペインの植民地では、17世紀から18世紀にかけて新たな文化が芽生えていました。スペイン がもたらした宮廷音楽は、南米の先住民たちに伝播していく間に当地の民謡の影響を受け、厳格な宗教音 楽すらも南米風に変化していったのです。このような文化の変遷を示す数多くの貴重な資料は、グアテマラの中 心にある「メトロポリタン大聖堂(グアテマラ大聖堂)」に保存されています。この壮麗な建造物は地域の大司教 座としてグアテマラシティの中心に位置し、これまでにも多くの地震に耐え、その都度修復を施されながら、人々 の心の拠り所として、また前述の通り、歴史的な資料の保管場所として大切な役割を果たしています。このア ルバムに収録された世界初録音6曲を含む17曲は、大聖堂に保存されている譜面からセレクトされたもの。ギ ター、ハープ、多彩なパーカッションと歌によるアンサンブルは、活気に満ちたリズムやエキゾチックな旋律を生き生 きと再現、当時の活況を想起させます。
NAXOS-8.574302
(1CD)
アダン:バレエ音楽『妖精の名付け子』全曲 クイーンズランドSO
アンドルー・モグレリア(指)


録音:1996年2月5-12日
ABCスタジオ、ブリスベン、クイーンズランド(オーストラリア)
世界初録音
※MARCOPOLO 8.223734-35より移行盤
バレエ『ジゼル』で知られるフランスの作曲家アドルフ・アダン。20代で28作もの舞台音楽を書きあげるなど才能 に溢れた彼は、1847年にパリで3つ目の歌劇場「テアトル・ナショナル座」を創設しましたが、その翌年に起きた 1848年革命の余波を受け、劇場は閉鎖され莫大な借金を抱えてしまいました。そんなアダンは『ジゼル』の他 にもいくつかのバレエ曲を作曲。この『妖精の名付け子』は1849年にパリ・オペラ劇場で初演された3幕からなる バレエ。田園地帯で繰り広げられる神の娘イサウレの恋物語が描かれた作品で、全編にわたる音楽は名作『ジ ゼル』を凌駕するほどの美しさを誇ります。しかし、録音は少なく、このアンドリュー・モグレリアとクイーンズランド交 響楽団による1996年の演奏が世界初録音です。
NAXOS-8.578189
(1CD)
メゾ・ソプラノとコントラルトのためのオペラ・アリア名曲集
1. ビゼー:歌劇「カルメン」 - 第1幕 セギディーリャ 「セビリアの砦の近くの酒場で」(カルメン)
2. モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 K. 492- 第2幕 アリエッタ 「恋とはどんなものかしら」(ケルビーノ)
3. ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ(シンデレラ)」 - 第2幕 「悲しみと涙のうちに生まれて」(チェネレントラ)
4. ヴェルディ:歌劇「マクベス」 - 第2幕 「日の光が薄らいで」(マクベス夫人)
5. グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 - 第3幕 アリア 「エウリディーチェを失って」(オルフェオ)
6. ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」 - 第1幕 「ひどい運命よ!愛の暴君よ!」(イザベッラ)
7. サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」 Op. 47 - 第2幕 「あなたの声に我が心は開く」(デリラ)
8. ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」- 第2幕 「幸せでありたい方に秘密を教えましょう」(オルジーニ)
9. ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」 - 第1幕 カヴァティーナ 「今の歌声は」(ロジーナ)
10. ヴィヴァルディ:歌劇「狂乱のオルランド」 Anh. 84 - 第1幕 「深い闇の世界へ」(オルランド)
11. チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」 Op. 68 - 第1幕 「愛しの友達」(ポリーナ)
12. ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」 - 第3幕 「私のフェルナンド」(レオノール・デ・グスマン)
13. ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 - 第4幕 「憎い恋仇はいなくなった」(アムネリス)
14. モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」K. 621 - 第1幕 アリア 「行こう、だが愛しい人よ」(セスト)
15. ヘンデル:歌劇「セルセ(クセルクセス)」HWV 40
- 第1幕 アリア 「安らぎの木陰…オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)」(セルセ)
16. ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」 - 第1幕 ああ!あの日を絶えず思い出す(アルサーチェ)
17. ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 - 第3幕 「私の眠りは夢見ることで」(エルダ)
18. ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 - 第1幕 「地獄の王よ、急ぎたまえ」(ウルリカ)
19. ビゼー:歌劇「カルメン」 - 第1幕 ハバネラ 「恋は野の鳥」(カルメン)
マルヤナ・リポフシェク(Ms)…1,5,7,15,19
ミシェル・ブリート(Ms)…2
エヴァ・ポドレス(C.A)…3,6,16
アグネス・バルツァ(Ms)…4,12
ニディア・パラシオス(Ms)…8
ソニア・ガナッシ(Ms)…9
ソニア・プリナ(C.A)…10
リュドミラ・シェムチュク(Ms)…11,18
バーバラ・ディヴァー(Ms)…13
タティアナ・トロヤノス(Ms)…14
デボラ・ハンブル(Ms)…17
マティアス・ゲルネ(Bs-Br)…17

録音:1987年-2017年
イタリア・オペラでは、一途で可憐な主人公をソプラノが担当、メゾ・ソプラノは侍女や乳母、友人など主人公を 助ける(もしくは罠にかける)といった補助的な役割を果たす役をあてられることがほとんどです。またコントラル トはしばしば男性役を演じ、舞台に倒錯的な魅力を与えています。しかしロッシーニはこの深く抒情的な声を愛 し「セビリアの理髪師」や「チェネレントラ」などでは主役を与えるとともに、他のオペラでも重要な役を与えること で、これらの深い声を存分に活用しています。またフランス・オペラでもメゾ・ソプラノが主役を歌うことが多く、サン =サーンスの「サムソンとデリラ」をはじめ、マスネの多くのオペラでもメゾ・ソプラノが主役を務めています。強烈な 妖艶さが求められるビゼーの「カルメン」もメゾ・ソプラノの独壇場。凄みと温かさを兼ね備えた女声の魅力が詰 まった1枚です。また、このアルバムには、NAXOS音源だけではなく、ORFEOやDYNAMICレーベルなどの歴 史的名演の音源が用いられています。
NAXOS-8.578191
(1CD)
バスとバリトンのためのオペラ・アリア名曲集
1. ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」 - 第1幕 カヴァティーナ 「私は町のなんでも屋」(フィガロ)
2. ビゼー:歌劇「カルメン」 - 第2幕 闘牛士の歌 「諸君の乾杯を喜んで受けよう」(エスカミーリョ)
3. グノー:歌劇「ファウスト」(1864年版)- 第2幕 第3場「金の子牛は立っている」(メフィストフェレス)
4. グノー:歌劇「ファウスト」(1864年版)- 第3幕 第10場「いいタイミングだ」 (メフィストフェレス)
5. ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」 - 第2幕 ワルプルギスの夜 「これが世界か、空で、丸く」(メフィストフェレ)
6. オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」 - 第2幕 「きらめけ、ダイヤモンドよ」(ダペルトゥット)
7. モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 K. 492 - 第1幕 アリア 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」(フィガロ)
8. モーツァルト:歌劇「魔笛」 K. 620 - 第2幕 アリアと合唱 「おお、イシスとオシリスが」(ザラストロ、合唱)
9. ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 - 第1幕 アリア 「期限は切れた」(ダラント)
10. ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 - 第3幕 ヴォータンの別れ 「さらば、勇気ある輝かしき子よ!」(ヴォータン)
11. ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」 - 第3幕 フィナーレ アリア 「じっと動くな」(ウィリアム・テル)
12. ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 - 第2幕 レチタティーヴォ 「お前は預言者の言葉によって」(ザッカーリア)
13. ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 - 第2幕 「悪魔め、鬼め」(リゴレット)
14. プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 - 第4幕 「年老いた外套よ、きいておくれ」(コッリーネ)
15. ヘンデル:歌劇「エイシスとガラテア」 HWV 49 - 第2幕 アリア 「さくらんぼより頬紅く」(ポリフェムス)
16. ロッシーニ:歌劇「エジプトのモーゼ」 - 第2幕「Dal Re de' Regi 」(モーゼ)(1819年ナポリ版)
17. マイヤベーア:歌劇「ユグノー教徒」- 第1幕 「Piff, paff, piff, cernons-les! ピフ、パフ、ピフ、行きましょう」(マルセル)
18. プッチーニ:歌劇「トスカ」 - 第1幕 テ・デウム 「」警吏を三人と…馬車を一台」(スカルピア、合唱)
ラド・アタネリ(Br)…1,2
カルロ・コロンバーラ(Bs)…3,4
サムエル・レイミー(Bs)…5,6
レナート・ジローラミ(Br)…7
クルト・リドル(Bs)…8
エーリヒ・クノート(Bs)…9
マティアス・ゲルネ(Br)…10
アンドリュー・フォスター=ウィリアムズ(Bs-Br)…11
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs-Br)…12
エドゥアルト・トゥマジャン(Bs-Br)…13
イヴァン・ウルバス(Bs)…14
ヤン・オパラッハ(Bs)…15
ロレンツォ・レガッツォ(Bs-Br)…16
カン・スンウォン(Bs)…17
シルヴァーノ・カローリ(Br)…18

録音:1990年-2016年
オペラにおけるバリトンやバスなどの男声の低い声は、"主役を張る"というよりも主人公を滅亡に陥れる策謀的 な脇役や、王や司祭など威厳ある役、そしてコミカルな役を担当することが多く、中でもバスは悪魔役にうってつ けの声として認識されています。このアルバムに登場するのも「町の何でも屋」、「主人公の恋敵」、「神々の 王」、そして「悪魔」など低い声にぴったりの役どころ。歌手たちの美しい声と性格描写の巧みさが味わえる楽し い1枚です。また、このアルバムには、NAXOS音源だけではなく、DYNAMICレーベルからの名演の音源も用い られています。

DACAPO
MAR-8.201101
(11CD)
NX-G11
ペーター・ハイセ(1830-1879):歌曲集
【CD1】 NORDEN 北にて
1-4. Fire sange af Arne アーネの4つの歌
5. Du ar min egen あなたは私自身
6-10. Finske Sange フィンランドの歌
11-14. Bergmanden og Solveigs Sange 山の鉱夫とソルヴェイグの歌
15. Spillemand ヴァイオリン弾き
Sange fra ‘Fjeldsoen’ 山の湖の歌
16. 第1曲 Gunhilds romance グンヒルドのロマンス
17. 第2曲 Skjaldens sang スキャレンの歌
18. 第3曲 Vuggesang 子守歌
19-25. Bergliot ベルグリョート(声とピアノ版)
【CD2】 恋愛詩
1. En sommernat 夏の夜
2-6. Erotiske digte 恋愛詩
7. Natten var mild og kar 夜は優しくいとしく
8-14. Karlighedssange 愛の歌
15. Til Luna 月へ
16-21. En Sangkreds 連作歌曲
22-26. Liebeslieder 恋愛詩(ドイツ語歌唱)
【CD3】 GULDALDERBILLEDER 黄金時代の印象
1. En sanger 歌手は鳥のようだ
2. I skovens hojsale falken gra 森の中の高い広がりを灰色の鷹が
3. Vi larker under himlens bla 私たちは青空の下で戯れる
4. I skoven 森の中で
5. De to drosler 2羽のツグミ
6. Skovbal スコバル
7. Nar natten kaster sine skygger 夜が影を落とす時
8. Hvor tindrer nu min stjerne わたしの星はどこで輝いているのか
9. Savoyarddrengens sang サヴォアの少年の歌
10. Pigerne inde i skoven 森の中の少女
11. Gasepigen til glenten アヒル飼い少女
12. Husker du i host 4つの民謡 - 覚えているか、収穫の時に
13. Pa sondag aften kommer hun 日曜の夜、彼女はやってくる
14. Da bank pa mit vindu 私の窓をノックする
15. Ingen nat er for mork 暗すぎる夜はない
16. Han sa’e mig sa meget あの男はそこまで言ってくれたのに
17. Fawal Mari ファウォル マリ
18. Owli エウリ
19. Sov ind, mit sode nusseben おやすみ、私のかわいい赤ちゃん
20. Min skat 私の恋人
21. Nar dagen er bortgangen 一日が終わるとき
22. Afsked med vinteren 冬への別れ
23. Forvandling 変容
24. Langsel あこがれ
25. Sa fast mit hjerte banker 私の心臓は速く鼓動する
【CD4】 EFTERKLANGE こだま
1-7. Digte fra middelalderen トア・ランゲによる中世の詩
8. Til Ossian オシアンへ
9. Ossians sang til aftenstjernen 夕べの星のオシアンの歌
10. Ossians sang til manen 月のオシアンの歌
11. Duggen er falden 露が降りて
12-18. Romancer og Sange ロマンスと歌
19-23. トア・ランゲによる中世の詩(抜粋)
【CD5】 KENNST DU DAS LAND あなたはあなたの国を知っていますか
1. Nahe der Geliebten 恋人の近く
2. Madchen mit den roten Wangen 赤い頬の乙女
3. Madchen mit dem roten Mundchen 赤いくちびるの乙女
4. Es war ein alter Konig 昔、ひとりの年老いた王がいた
5. Genoveva mit dem Kinde im Gefangnis
監獄の中のゲノヴェーヴァと子供
6-10. Mellem sivene 葦の間に
11. Varsang i host 秋に歌う春の歌
12. Sommervise 夏の歌
13. Sang 歌
14. Standchenセレナード
15. Komm, klopf’ an mein Fenster 私の窓をノックする
16. Er sagte mir so vieles あの男はそこまで言ってくれたのに
17. Die Serenade des Konigssohns 皇太子のロマンス
18. Dornroschen's Traum 眠りの森の美女の夢
19. Wo blinket nun mein Sterne 私の星はどこで光っているの?
20. Abendlied auf dem Balkon バルコニーの夕べの歌
21. I syden 南部で
22-28. Sydlandske sange 南部の歌
【CD6】 THERE BE NONE OF BEAUTY’S DAUGHTERS
美しい娘はここにはいない
1. There be None of Beauty’s Daughters 美しい娘はここにはいない
2. Echo エコー
3. Ay, woken, O! ああ、あえてしなければならない
4. Childe Harold チャイルド・ハロルド
5. The Poor Soul Sat Sighing かなしい娘は楓の下で
6. Den stakkels pige sad かわいそうな女の子が座っていた
7. Childe Harolds afskedssang チャイルド・ハロルドの別れの歌
8. Blas, blas du vintervind 吹けよ、吹け、冬の風
9. Sig hvor fodes elskovs lyst 愛の欲望が生まれる場所
10-17. Sange af Shakespeare シェイクスピアの歌
18. Kaerlighedens filosofi 愛の哲学
19-24. Digte fra det engelsk 「英詩集」の詩
【CD7】 DYVEKE ディーヴェケ
1-7. Dyvekes Sange ディーヴェケの歌
8-10. Lauras sange ローラスの歌
11. Dans fra ‘Marsk Stig’ フィドルは踊りをさそう(声とピアノ編)
12-14. Ases sange オーセの歌
15. Ranes sang ラネスの歌
16. Marskens sang マルスケンスの歌
17. Dyvekes sang ディーヴェケの歌
18. Den elskede 最愛の人
19-25. Dyvekes lieder ディーヴェケの歌
【CD8】 VERSFORTALLING OG VAUDEVILLE 物語詩とヴォードヴィル
1. Ej ensom er jeg 私は孤独ではない
2. Nu er vintrens kolde tid 今は冬の寒い時期
3-9. Verner og Malin ヴェルナーとマリン
10. Morgenstjerne sang til blomster 花に歌う暁の星
11. Efter regnen 雨上がり
12. Gold er den jord 金色の地球
13. En fisk jeg fanged pa min krog 釣り針で獲った魚
14-19. Viser og sange 詩と歌
20. Vekselsang 交唱
21. Ingeborgs sang インゲボルグの歌
22. Fru Ingeborg インゲボルグ夫人
【CD9】 SVARMERIER 幻影
1-6. Farlige dromme 危険な夢
7. Om strommen mod dig bruser あなたが不利になっても
8. Armidas sang アルミーダの歌
9. Den unge laerkes forarssang 子ヒバリの春の歌
10. Stjerneblomsten 星の花
11. Hun sad og vented stille 彼女は座って静かに待った
12. Velsignet skibet vare 船に恵まれ
13. Halfdans sang ハルフダンの歌
14-18. Havfruens sange人魚の歌(抜粋)
19. Agnetes Vuggevise i havmandens slot アウネーテの子守歌
20. Han gynged pa havet 彼は海に揺れ
21. En sommeraften silde 夏の夜のニシン
22-27. Gefahrliche traume 危険な夢
28. Havfruens sidste sang 人魚の最後の歌
29. Farlige dromme:Det glimter med perler
危険な夢 - 真珠がきらめく
【CD10】- INDVIELSEN 就任式
1. Indvielsen 就任式
2. Herlige skov 美しい森
3. Glenten グレンテン
4. Aftensang 夕べの歌
5. Aladdins vuggevise アラディンの子守歌
6. Gulnares aftensang グルナーレの夕べの歌
7. Pa min moders grav 母の墓で
8. Tratter dig livets strom 人生に疲れた
9. Serenade セレナード
10. Nomadeliv 遊牧民
11. Orkenens son 砂漠の息子
12. Studenten sang sa ungdomsglad 生徒は若々しく歌った
13. Sommervise 夏の歌
14. Vuggesang 子守歌
15. Decemberskov 12月の森
16. Kongesonnens romance 皇太子のロマンス
17. Torneroses dromme 眠りの森の美女の夢
18. I “den lille skov” 小さな森の中で
19. Serenade セレナード
【CD11】 GUDRUN グドルーン
1-6. Gudruns sorg グドルーンの嘆き
7. Kampevise 英雄詩
8. Bjarkemal ビャルケモール
9. Den fangne venderkonge Skalks sang
捕らえられたベンダーの王スカルクスが歌った
10. Kong Haddings vise ハディング王の歌
11. Haddings vise ハディングの歌
12. Margretes vuggesang マルグレーテの子守歌
13. Samson サムソン
14. Det kom til kamp mellem vrede mand
怒った男たちの争いとなった
15-20. Seks krigssange 6つの戦争の歌
21-26. Gudrun’s grief グドルーンの悲しみ
【CD1】
アストリッド・ノルドシュタット(Ms)…1-3,12-14
イェンス・ソンダーガード(Br)…4,11,15
フランシーヌ・ヴィス(Ms)…5
シーネ・アスムッセン・マヌイット(Ms)…6-8,10
ボー・クリスティアン・イェンセン(T)…9
ヨハンネ・チーステド・ホイルン(Ms)…16,18-25
アレクサンレル・ノール(Br)・・・17
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-25

【CD2】
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs-Br)…1,22-26
ラーシュ・ムラー(Br)…2-6
アレクサンダー・ノール(Br)…7
クララ・セシリエ・トムセン(S)…8
アダム・リース(T)…9-21
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-26

【CD3】
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…1,6,8,12,13,21
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Br)…2,4,5,7,9,18
シーネ・アスムセン(S)…3
ヨハンネ・ヒュイルント(Ms)…10,11
ソフィー・エルケーア・イェンセン(S)…14-16
ラーシュ・ムラー(Br)…17
フランシーヌ・ヴィス(Ms)…19
アダム・リース(T)…20,22-25
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-25

【CD4】
アストリッド・ノルドシュタット(Ms)…1-7
ラーシュ・ムラー(Br)…8-10
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…11
ダヴィド・ダンホルト(T)…12-18
エルザ・ドライジヒ(S)…19-23
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-23

【CD5】
イェンス・ゾンダーガード(Br)…1,6-10
アダム・リース(T)…2-3,13-14
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs-Br)…4
アストリッド・ノルドシュタット(Ms)…5
エルザ・ドライジヒ(S)…11-12,15-16
ダヴィド・ダンホルト(T)…17
クララ・セシリエ・トムセン(S)…18
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…19-20,22-28
シモン・ドゥース(Bs-Br)…21
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-28

【CD6】
アダム・リース(T)…1-4,9,19-24
シーネ・アスムセン(Ms)…5-6,11,13,15
シモン・ドゥーズ(Bs-Br)…7-8
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…10,12,14,16-17
クララ・セシリエ・トムセン(S)…18
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-24

【CD7】
マリ・エリクスモーン(S)…1-7
アストリッド・ノルドシュタット(Ms)…8-10,17
スティグ・フォーグ・アンデルセン(T)…11,15
クララ・セシリエ・トムセン(S)…12-14,19-25
アレクサンダー・ノール(Br)…16
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…18
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-25

【CD8】
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs-Br)…1,6,18
シモン・ドゥース(Bs-Br)…2,16
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…3,7-9,19
アストリッド・ノルドシュタット(Ms)…4,16-17,20,22
クララ・セシリエ・トムセン(S)…5,10-11
ダヴィド・ダンホルト(T)…12-13
アレクサンダー・ノール(Br)…14,17,20
シーネ・アスムセン(S)…15,21
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-22

【CD9】
ボー・スコーフス(Br)…1-6,22-27
ラーシュ・ムラー(Br)…7
シーネ・アスムセン(S)…8、21
クララ・セシリエ・トムセン(S)…9
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…・10,20
ソフィー・エルケーア・イェンセン(S)…11,14-18,28
フランシーヌ・ヴィス(Ms)…12,19
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs-Br)…13,29
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-29

【CD10】
アダム・リース(T)…1-2,7,9,19
シモン・ドゥース(Bs-Br)…3-5
ブー・クリスティアン・イェンセン(T)…6,11-12
ラーシュ・ムラー(Br)…8
アレクサンダー・ノール(Br)…10
クララ・セシリエ・トムセン(S)…13-15,17
ダヴィド・ダンホルト(T)…16
シーネ・アスムセン(Ms)…18
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-19

【CD11】
フランシーヌ・ヴィス(Ms)…1-6
ティグ・フォーグ・アンデルセン(T)…7,11,17-20
シモン・ドゥース(Bs-Br)…8-9,14
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(Bs-Br)…10,15-16
アストリッド・ノルドシュタット(Ms)…12
イェンス・ゾンダーガード(Br)…13
ヨハンネ・ヒュイルント(Ms)…21-26
クリスティアン・ヴェステルゴー(P)…1-26

録音:2016年10月-2018年1月デンマーク国立音楽大学、コンサート・ホール(デンマーク)
歌劇「王と元帥」で知られるデンマークの作曲家ペーター・ハイセ。両親は彼が弁護士になることを望んだものの、音楽の成績が良かったため本人は 作曲家を志し、ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼに師事して19歳から作曲を始めました。若いころにはデンマーク各地を回って数百曲の民謡を採取して おり、それを自身の歌劇「眠れる森の美女」などに用いています。1857年から1865年まではデンマーク東部の都市ソレの大学で教鞭をとるととも に、オルガニストを務めました。49歳の若さでこの世を去ったハイセの作品は、交響曲から室内楽、歌劇までさまざまなジャンルに及びますが、この11 枚組には彼が残した歌曲のほぼ全てを収録しています。ほとんどがデンマーク語のテキストを用いており、その魅力的な旋律はもちろん、充実したピア ノの伴奏部も含め、デンマークのロマン派歌曲における最高傑作と呼びうるものです。 シーネ・アスムセン(S)、ボー・スコウフス(Br)、アダム・リース(T)らデンマークにおける現代最高の歌手たちが集結しており、ピアノ伴 奏はハイセをはじめとしたデンマーク歌曲の研究者でもあるクリスティアン・ヴェステルゴーが担当しています。

   NAXOS 2021年4月発売
NAXOS-8.574187(1CD)
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):弦楽五重奏曲集 第4集
弦楽五重奏曲第31番イ長調 Op. 75(1847-48)
弦楽五重奏曲第23番イ短調 Op. 58(1836)
エラン五重奏団【アレクサンドル・ニコラーエフ(Vn1)、カルレス・シベラ(Vn2)、ジュリア・フー(Va)、ベンジャミン・バートル(Vc)
マシュー・ベイカー(Cb)】

録音:2020年3月11-13日
フランス古典派の作曲家オンスロウ。ロンドンでクラーマーにピアノを学び、パリではレイハに作曲を学び、古典派 からロマン派への橋渡し的な作品を数多く書きあげました。貴族のたしなみとして狩猟を好み、その際の事故で 聴力を失うというアクシデントのためか「フランスのベートーヴェン」と呼ばれることもある彼ですが、生活に困窮して いたわけではなく、作曲活動はあくまでも趣味としてのもの。とりわけ弦楽のための作品が優れており、弦楽四重 奏曲も弦楽五重奏曲も各々30以上の作品が残されています。彼の弦楽五重奏曲は、少し前の時代に活躍 したボッケリーニのようなチェロに重点が置かれているものではなく、コントラバスの低音を存分に生かした重厚な 響きが特徴。これは、彼がコントラバスの名手ドラゴネッティと出会ったことで、アンサンブルにコントラバスを加える ことを決意し、充実した低音を持つ五重奏が完成したのです。第4集には晩年の成熟した作風による第31番 と、中期の第23番を収録。迫力ある響きが楽しめます。
NAXOS-8.579090(1CD)
フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820):ギター二重奏曲 第1番-第3番(1809-1810頃)
二重奏曲第2番イ短調 - 2台ギターのために
二重奏曲第1番ニ長調 - 2台ギターのために
二重奏曲第3番ト長調 - 2台ギターのために
イェルゲン・スコグモ(第1ギター)/イェンス・フランケ(第2ギター)

録音:2019年7月29-31日セント・マーガレット教会、メープルダーラム、オックスフォードシャー、イングランド(UK)
イタリア古典派の作曲家グラニャーニ。著名なヴァイオリン製作者アントニオを父に持ち、最初はヴァイオリン、の ちにギターを学びギタリストとして活動を始めます。1800年代初頭にはミラノでギターを伴う室内楽作品を出 版、同時にドイツやパリで演奏会を重ね、1810年には革命後のパリに移住。この地で熟練したコンサート・プレ イヤーとして評判を取るとともに、著名なギタリスト、フェルディナンド・カルッリと交友を結んでいます。彼がパリに 移住を決めた頃に書かれたこの3つの二重奏曲は、グラニャーニの名技を示すかのような高い技術が要求され た、明るいイタリア気質に彩られた華麗な作品。ここで演奏するイェルゲン・スコグモとイェンス・フランケはこれまで にもアントワーヌ・ド・ロワイエ(8.573575)やホセ・フェレル(8.574011)の知られざるギター・アンサンブル曲を 録音して、高い評価を得ています。

NAXOS-8.574227(1CD)
パウル・ヴラニツキー(1756-1808):管弦楽作品集 第1集
歌劇「Die Poststation 郵便局」 - 序曲(1794)
交響曲 ハ長調 Op. 19「ドイツ皇帝フランツの戴冠式のための大交響曲」(1792)
交響曲 変ロ長調 Op. 33 No. 1(1798出版)
歌劇「Das Fest der Lazaronen ラザロンの饗宴」 - 序曲(1794)
歌劇「ラザロンの饗宴」 - 第2幕 セレナータ(1794)
マレク・シュティレツ(指)
チェコ室内Oパルドビツェ

録音:2019年11月25-28日
世界初録音
モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキー。地元で音楽と神学を学ぶも、活躍の機会を求めウィー ンに移住。1783年に当時スウェーデン王室の宮廷楽長を務めていたヨーゼフ・マルティン・クラウスに教えを請 い、その翌年にはエステルハージ宮廷の音楽監督に就任。以降、ウィーンで指揮者、作曲家として華々しく活 動するとともに、同い年生まれのモーツァルトとも交友を深め、モーツァルトの死後は未亡人コンスタンツェが亡き 夫の作品を出版するための手助けをしたことでも知られています。ウィーンの宮廷でも重用され、とりわけマリア・ テレジアの信頼は厚く、彼女の孫フランツ2世の戴冠式の際には華麗な交響曲を作曲しました。このアルバムに は、その『戴冠交響曲』(トラック2-5)をはじめ、1798年に出版された変ロ長調の交響曲と、2曲の歌劇の序 曲、セレナータを収録。当時の聴衆たちが熱曲した、巧みな管弦楽法に彩られた流麗な旋律を存分にお楽し みください。
NAXOS-8.574279(1CD)
ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲集 第5集
オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op. 42 No. 1(1879)
オルガン交響曲第8番ロ長調 Op. 42 No. 4- 第4楽章 前奏曲(1887 オリジナル・ヴァージョン)
オルガン交響曲第6番ト短調 Op. 42 No. 2(1878)
クリスティアン・フォン・ブローン(Org)

録音:2020年3月22日聖ジョセフ教会、ザンクト・イングベルト(ドイツ)
オルガン交響曲とは、ヴィドールがオルガニストとして奉職していたサ ン=シュルピス教会のカヴァイエ=コル・オルガンの音色に触発されて書かれた作品群。オルガン1台で演奏する にもかかわらず「交響曲」と題された色彩豊かな音色と荘重な響きを持ち味にしています。このアルバムには第5 番と第6番を収録、1879年に書かれた交響曲第5番は5楽章で構成され、最終楽章にヴィドール作品の中 でも最も知名度の高い「トッカータ」が置かれた壮大な作品です。オルガンの響きが滝の如く降り注ぐこの「トッ カータ」は華麗な雰囲気で知られ、デンマークやノルウェー、英国王室での結婚式でも演奏されるなど高い人気 を博しています。第6番は5楽章形式で書かれており、1878年の"パリ万博"でヴィドール自身が初演した作 品。第5番とともにパリのアメル社から出版されました。またヴィドールは自身の作品を改訂することが多く、ここに 収録された第8番の第4楽章も、1901年の改訂の際に外されてしまった楽章です。
NAXOS-8.574224(1CD)
エドワード・グレグソン(1945-):インストゥルメンタル・ミュージック
3つのマチスの印象(1993)(フルートとピアノ版 2020)…世界初録音
セレナータ・ノットゥルナ - ヴァイオリンとピアノのために(1998)…世界初録音
Cameos カメオ-トランペットとピアノのために(1987)
オーボエ・ソナタ(1965)…世界初録音
Alarum アラルム - テューバのために(1993)
Love Goddess 愛の女神 - ヴィオラとピアノのために(2020)…世界初録音
17-19. ディヴェルティメント - トロンボーンとピアノのために(1968)
Tributes トリビュート集(抜粋)(2010)
 第3番:イーゴリ・ストラヴィンスキーに(リンダ・メリックのために)
 第2番:ジェラルド・フィンジに(ジョン・ブラッドベリのために)
 第5番:ベラ・バルトークに(マイケル・コリンズのために)
ハレOとBBCフィルハモニックのソリストたち
エイミー・ユール(Fl)
ユーリ・トルチンスキー(Vn)
ガレス・スモール(Tp)
ジェニファー・ギャロウェイ(Ob)
イワン・イーストン(テューバ)
ティモシー・プーリー(Va)
ケイティ・ジョーンズ(Tb)…
セルヒオ・カステリョ・ロペス(Cl)
ポール・ジェーンズ(P)

録音:2020年9月24-25日(作曲家臨席のもと)
1945年イングランド出身の作曲家エドワード・グレグソンの作品集。王立音楽アカデミーで作曲とピアノをアラ ン・ブッシュに師事、作曲部門で5つの賞を獲得しました。その後は優れた作曲家として、BBCフィルハーモニック やロイヤル・リヴァプールPO、ボーンマスSOやハレOなどから委嘱を受け る他、さまざまな著名ソリストのために協奏曲を作曲、また吹奏楽や金管アンサンブルのための作品も多く、 2016年にはブラック・ダイク・バンドに作品を提供するなどこの分野の貢献度の高さも知られています。教育者 としても名高く、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジの音楽学部教授や、マンチェスター大学名誉教授として教 鞭を取り、1996年から2008年までは王立北部音楽大学の学長も務めました。このアルバムには半世紀にわ たって作曲された、さまざまな楽器をフィーチャーした作品を収録。どの曲も親しみやすく抒情的な旋律を持つ耳 なじみのよいもの。演奏するソリストは彼と関係が深い2つのSOから選ばれた俊英たちです。

   NAXOS 2021年3月発売 (2)
NAXOS-8.506038
(6CD)
NX-E04

NYCX-10216(6CD)
国内盤仕様
税込定価
プロコフィエフ:交響曲全集
【CD1】
交響曲第1番ニ長調 「古典」*
交響的絵画「夢」
交響曲第2番
【CD2】
スキタイ組曲 「アラとロリー」*
交響的スケッチ 「秋」 Op. 8(1910/改訂1915/1934)
交響曲第3番ハ短調 Op. 44
【CD3】
交響曲第4番ハ長調 Op. 112 (1929-30/1947改訂版)*
バレエ音楽「放蕩息子」 Op. 46
【CD4】
交響的組曲「1941年」 Op. 90
交響曲第5番変ロ長調 Op. 100
【CD5】
交響曲第6番変ホ短調 Op. 111*
ワルツ組曲 Op. 110
【CD6】
交響曲第7番嬰ハ短調 Op. 131
組曲「3つのオレンジへの恋」 Op. 33bis*
交響組曲「キージェ中尉」 Op. 60#
マリン・オルソップ(指)
サンパウロSO

【CD1】
録音:2014年3月20-22日*、2013年8月29-31日
【CD2】
録音:2014年3月20日*、2014年5月8-10日,12日
【CD3】
録音:2012年11月27-30日,12月2,3日*、2012年7月4-7日,9日
【CD4】
録音:2011年8月26-31日
【CD5】
録音:2015年4月15-18日,20日*、 2015年4月24-25日,27日
【CD6】
録音:2016年4月20-25日、2016年4月25日*、2016年4月25-29日#

※国内仕様盤は布川由美子氏による日本語解説付き
学生時代の研究成果が結実した1917年の第1番から、亡くなる1年前の1952年に書かれた第7番まで、プロコフィエフが 活動のほぼ全般に渡って作曲した7つの交響曲は、20世紀の交響曲作品の中でもとりわけ重要なツィクルスの一つとして認 識されています。この6枚組BOXは、バーンスタインや小澤征爾に薫陶を受けた指揮者マリン・オルソップと、彼女が2012年 から2019年まで首席指揮者を務めていたサンパウロSOによる交響曲と主要管弦楽作品を収録したコレクション。愉 悦感と激しさ、時にはアイロニーを湛えたプロコフィエフの多彩な音楽を表情豊かに奏でています。 「作曲家の意欲と活気に満ちた作品を演奏者が心から楽しんでいることが手に取るように伝わってくる。第一級の演奏だ。」 ― Allmusic.com(CD1について) 「劇的かつ高度に洗練された演奏を得て、第5交響曲が『切り札』になった。」― BBC Music Magazine(CD4について) 「サンパウロの音楽家たちは音楽と一体化しています。ワクワクさせ、ゾクゾクさせる演奏だ。」 ― The Arts Desk(CD5について)
NAXOS-8.579080
(1CD)
トロンボーンの旅 第2集 旅の歌
エルガー:海の絵 Op. 37(1899)
飛翔の歌 Op. 31 No. 2(1895)
 アラビアのセレナード(1914)
 スミルナにて(1905)
ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌(1901-1904)
スタンフォード:海の歌 Op.91(1904)*

※すべてマシュー・ジー編
マシュー・ジー(Tb)
クリストファー・グリン(P)
ロイヤルPOのトロンボーン奏者たち*
マシュー・ナイト(テナー・トロンボーン I)
ルーパート・ホワイトヘッド(テナー・トロンボーン II)
ジョシュ・サーチナ(バス・トロンボーン)


録音:2020年1月3-5日
ターナー・シムズ、サウザンプトン(イギリス)
世界初録音
トロンボーンの旅、第1集「冬の旅」(8.574093)で、歌詞を用いることなく、シューベルト歌曲をトロンボーンで表現したマシュー・ジー。彼はブラス・ア ンサンブル「セプトゥーラ」の首席トロンボーン奏者であり、2010年からロイヤル・フィルハーモニーの首席奏者を務め、ロンドン王立音楽アカデミーで後 進の指導にあたるだけでなく、ソリストとしても引く手あまたの活躍をしています。 この第2集は、20世紀初頭の英国音楽を探る旅。アルバムは3つの歌曲集を中心とする選曲となっており、全てがジーによるトロンボーンのためのアレ ンジです。冒頭のエルガーの「海の絵」は、もとはメゾ・ソプラノとオーケストラのための連作歌曲。穏やかな子守歌から、嵐の海まで様々な海の姿が描 かれています。ヴォーン・ウィリアムズの「旅の歌」はバリトンのための歌曲。高潔な旅行者が巡る旅のエピソードです。ジーが奏でるトロンボーンはまさに 歌うような表現を聴かせます。最後のスタンフォードの「海の歌」は、明快なハーモニーで海の魅力を伝える合唱を伴う連作歌曲。ジーはこの曲をトロ ンボーン・アンサンブルで演奏するようにアレンジし、原曲の魅力を存分に伝えています。
NAXOS-8.574106
(1CD)
リスト:ピアノ曲全集 第57集
歌の本第1集 S531/R209(1843頃)
ローレライ(第2稿)S532/R209/1(1861)
歌の本第2集(1847頃)
武装者の歌 S511/R202(1860頃)
アレクサンダー・ドッシン(P)

録音:2018年12月14-15日、2019年9月26-27日
華麗な技巧を駆使したピアノ曲で知られるリストは、生涯に80曲ほどの歌曲を作曲しました。その中の何曲か は何度も改訂が施されただけではなく、リスト自身がピアノ独奏用にも編曲しており、このアルバムに収録されて いるのは1843年に書かれた「歌の本第1集」と1847年の「歌の本第2集」です。第1集はゲーテなどドイツ語 歌曲集の編曲版。こちらは歌曲とともに出版されました。その後、歌曲版は改訂されて第2稿が出版されます が、ピアノ版は初稿のまま伝えられています(第1曲「ローレライ」のみ1861年に改訂されました…トラック7)。 第2集はフランス語歌曲集の編曲版。「おお、夢に来ませ」など歌曲として比較的演奏機会の多い曲が多く含 まれる曲集ですが、1985年まで出版されることがなかったこのピアノ版はほとんど耳にする機会がありません。最 後の「武装者の歌」は勇ましい男声合唱曲が原曲。超絶技巧作品を得意とするアレクサンダー・ドッシンの演 奏で。
NAXOS-8.574114
(1CD)
ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第3集
リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲 ハ短調(1897) (マキシミリアン・シテインベルクによる補筆完成版)
キュイ:アルジャントーにて Op. 40 第2番
 逸楽 ニ長調(1887)(ピアノ三重奏版)…世界初録音
ボロディン:ピアノ三重奏曲 ニ長調(1860)
ブラームス・トリオ【ニコライ・サチェンコ(Vn)、キリル・ロディン(Vc)、ナタリア・ルビンシテイン(P)】

録音:2018年1月20,21日、2018年4月8日、2018年6月1,2,4
ブラームス・トリオによるロシア・ピアノ三重奏曲の歴史、第3集。今作で紹介されるのは『ロシア5人組』のメン バーであるリムスキー=コルサコフとボロディン、キュイの作品です。リムスキー=コルサコフの三重奏曲は、作曲 家円熟期のブラームスを思わせる重厚な作品。しかし彼は自伝で「失敗作だった」と語っており、結局、完成に は至りませんでしたが、1930年に彼の弟子であったマキシミリアン・シテインベルクが補筆完成版を作成、こちら は1970年に出版されました。キュイの「逸楽」はピアノ独奏曲が原曲。抒情豊かな雰囲気を持つ小品。ボロ ディンの三重奏曲はノスタルジックな雰囲気を持ち、どこかメンデルスゾーンを想わせます。
NAXOS-8.579094
(1CD)
サクソフォン作品集
1. クルターグ(1926-):サイン、ゲーム、メッセージ- イン・ノミネ - all'ongherese(2001)
2. シュトックハウゼン(1928-2007): 友情をこめて Work No. 46 9/10(1977)〜 ソプラノ・サクソフォンのために
3. エクトル・パーラ(1976-):ヒューミッシュ(2005)
4. シモン・ステーン=アナセン(1976-):深き淵より(サクソフォンと打楽器版)(2000/2013改訂)
5. カルロス・ダヴィッド・ペラレス(1979-): テアトリーク(2009)…世界初録音
クルターグ:サイン、ゲーム、メッセージ
6. … ein Brief aus der Ferne an Ursula …遠いところからウルスラへの手紙(2014)
7. アンゲルス・シレジウス 薔薇(2010-2011)
8. サッフォー - 断章(1999)
9. エリオット・カーターへのオマージュ 第1曲 カプリッチョ(1998)
10. ローラン・ガスパル デセール(2005) 11. E少しの間(1997-1998)
12. シュトックハウゼン:歌劇「光」- 第1幕 暦年 Work No. 2. ex 47 (1977)(ソプラノ・サクソフォンとボンゴ編)
13. ミゲル・アンヘル・ベルビス(1972-): 狂女フアナ(2016)…世界初録音
1,6,8,9,11…セロ・ヒネルによるサクソフォン編
7,10…セロ・ヒネルによる声とサクソフォン編
セロ・ヒネル(ソプラノ・サクソフォン)…2,4,9,11,12
(アルト・サクソフォン)…6-8,10
(バリトン・サクソフォン)…1,3,5
(テナー・サクソフォン)・・13
(パーカッション)…4
マリア・バサル(S)…7,10
ジェニー・グエッラ(Vn)…13
カルレス・サルバドール(ボンゴ)…12
ミゲル・アンヘル・ベルビス(エレクトロニクス)…3,5,13

録音:2020年7月20-25日
スペインを拠点に活動する女性サクソフォン奏者セロ・ヒネル。7歳から音楽を学びはじめ、J.ルイス・ペレス、ペド ロ・イトゥラルデ、アンドレス・ゴメスらに師事したのち、フランスに留学。ボルドー音楽院で学びました。レパートリー はクラシックからコンテンポラリー、インプロヴィゼーション、電子音楽までと幅広く、クセナキスをはじめとした数多く の作曲家の作品の初演を行っています。また、クルターグからは、ブダペストで開催された生誕90周年記念音 楽会に招待され「イン・ノミネ」の演奏を行いました。以降、クルターグとは協力関係にあり、サックスのための新し い作品を生み出すプロジェクトに取り組んでいます。このアルバムでは、そのクルターグ作品を中心に、シュトック ハウゼンや同郷のスペイン作曲家の作品を披露。サクソフォンの魅力を全身全霊で伝えています。
NAXOS-8.574254
(1CD)
ジョン・エイブラハム・フィッシャー(1744-1806): 交響曲第1番- 第6番(1772出版)
交響曲第1番ホ長調
交響曲第2番ニ長調
交響曲第3番変ホ長調
交響曲第4番変ロ長調
交響曲第5番ニ長調
交響曲第6番ハ長調
ミヒャエル・ハラース(指)
チェコ室内Oパルドビツェ
ペトラ・ジュダールスカー (通奏低音)

録音:2020年1月20-23日
世界初録音
1744年、英国ダンスタブルで生まれたエイブラハム・フィッシャー。モードリン・カレッジで学び、優れたヴァイオリニ ストとして活躍するとともに、劇音楽の作曲家として活動。これらの舞台作品はコヴェントガーデンで上演され称 賛されました。残念ながらオーケストラ作品はほとんど忘れられてしまいましたが、このアルバムに収録された6つ の交響曲はヴォクソールの劇場で演奏され人気を博し、存命中に出版されたものです。6曲とも、マンハイム楽 派の影響が感じられる、豊かな色彩と響きのコントラストを備えたダイナミックな作品です。
NAXOS-8.574251
(1CD)
ジュディス・ビンガム(1952-):オルガン作品集
1. Heaven and Earth 天国と大地(2018)
Vanished London Churches 消えたロンドンの教会(2019)
2. Opening:Candlelight
3. I. St Michael’s, Crooked Lane in Candlewick ward
4. II. St Swithin, Candlewright Street:London Stone
5. III. St John Zachary:Midsummer’s Day
6. IV. The first St Stephen, Walbrook,
invisible above the ruins of the Mithraeum
7. V. The body of St Edmund is brought to
St Gregory by St Paul’s for safety, in 1016
8. VI. Old St Paul’s, 1666:Firelight
9. Bright Spirit ブライト・スピリット(2001) J.ビンガム、T.ウィンペニーによるオルガン編(2019)
10. Kalmar Rising カルマル・ライジング- 第1曲 The past beneath our feet 私たちの足元にある過去
11-13. Daphne’s Room ダフネの部屋(2017)
Roman Conversion ローマ人が変えたもの(2017)
14. I. San Clemente:a Mithraic temple lies under two medieval churches
15. II. Bernini’s Daphne and Apollo
16. III. The Sleeping Hermaphrodite
17. IV. William Shelley, son of an English poet is transformed
into seed and flowers
18. V. Porta Alchemica
19. Mountain Music 山の音楽(2018)
20. Missa brevis V ‘Behold the Sea‘ ミサ・ブレヴィス V 「海を見よ」- Voluntary:‘Eternal Procession’ ヴォランタリー 「永遠の行列」
トム・ウィンペニー(オルガン…Akerman & Lund社製)
ユーハン・ハマーストレム(コア・オルガン…Fredriksborg 1,20)、(ベル…10)

録音:2020年2月17-18日
世界初録音
イギリスの声楽家で女性作曲家、ジュディス・ビンガムのオルガン作品集。18歳で王立音楽アカデミーに入学 し、作曲を学んだ後、1983年からはBBCシンガーズに参加、20世紀作品を数多く歌い近代作品への見識を 深めました。作曲家として室内楽、器楽曲から声楽曲と幅広いジャンルの作品を書き続けており、NAXOSか らは2011年にオルガン作品(8.572687)をリリース、こちらでも即興性に富んだ魅力的な作品を聴くことがで きます。このアルバムには2017年以降に書かれた新作が収録されており、彼女の理解者であるトム・ウィンペ ニーがAkerman & Lund社製のオルガンで全ての作品を紹介しています。またトラック1の「天国と大地」、ト ラック20の「永遠の行列」では、ユーハン・ハマーストレムが弾く小振りの「コア・オルガン」の響きも融合、壮麗な 音に圧倒されます。

   NAXOS 2021年3月発売
NAXOS-8.574257
(1CD)
穏やかでロマンティックなピアノ・ミュージック 第2集
ピーター・ブレイナー:魔法のゴブレット
バッハ:前奏曲 第1番ハ長調 BWV 846 (P. ブレイナーによるフルート、ピアノと管弦楽編)
ブレイナー:We Reached This Far ウィー・リーチド・ディス・ファー
ブレイナー:Snowfall Song 降雪の歌(2020年版)
ブレイナー:Mama, Can You See Me? お母さん、私が見える?
フォーレ:パヴァーヌ Op. 50(P. ブレイナーによるピアノと管弦楽編)
ブレイナー:Come and Tell Me 私のところにきて、そして話して
ブレイナー:King of Hyperboles ハイパーボリィの王
ブレイナー:The Final Song 最後の歌(2020年版)
ブレイナー:That’s the Way She Is それが彼女のやりかた
ブレイナー:Where to Go, Where to Be? どこへ行くの?
ブレイナー:Just a Tiny Waltz ただの小さなワルツ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 - 第2楽章(P. ブレイナーによるピアノと管弦楽編)
ブレイナー:Sunday Morning on Sunday サンデー・モーニング・オン・サンデー
ヘンデル:私を泣かせてください(涙の流れるままに)(P. ブレイナーによるピアノと管弦楽編)
チャイコフスキー:四季 Op. 37b - 10月 秋の歌 (P. ブレイナーによるピアノと管弦楽編)
ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11 - 第2楽章 ウン・ポーコ・アダージョ(編曲:P. ブレイナー)
ブレイナー:Good Old Times グッド・オールド・タイムズ
ブレイナー:Elephant on a Parachute パラシュートに乗った象
チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが(P. ブレイナーによるピアノと管弦楽編)
ヘンデル:主よ汝に感謝す(P. ブレイナーによるピアノと管弦楽編)
伝承曲:グリーンスリーヴス(P. ブレイナーによるピアノと管弦楽編)
バッハ:チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056- 第2楽章 ラルゴ(編曲:P. ブレイナー)
ピーター・ブレイナー(P)
ロイヤルPO

録音:2020年9月19-20日ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン(UK)
世界初録音
「ビートルズ・ゴー・バロック」などのユニークなアレンジ作品で知られるピーター・ブレイナー。彼はまた並外れた才能を持つ作曲家であり、ピアニストであ ることも忘れてはいけません。昨年リリースされ大好評を博した『穏やかでロマンティックなピアノ・ミュージック』第1集(8.574256)は、ピアノと管弦楽に よるオリジナル作品を収録したアルバムでしたが、第2集となるこのアルバムでは、洗練された旋律を持つオリジナル作品だけではなく、フルートのオブリ ガートが印象的なバッハの「前奏曲 第1番」や、ピアノの分散和音による伴奏が際立つドヴォルザーク「新世界より」などの有名曲のアレンジも含 まれており、一層親しみやすい雰囲気を備えています。 タイトル通り、疲れた心をそっとほぐしてくれるような、穏やかでロマンティックなピアノ曲を存分にお楽しみいただけます。
NAXOS-8.574205
(1CD)
ドヴォルザーク:ボヘミアの精神 弦楽四重奏曲集 第9集
弦楽四重奏曲第4番ホ短調 B.19(1870頃)
弦楽六重奏曲 イ長調 Op. 48 B.80(1878)*
ポロネーズ イ長調 B.94(1879)
ファイン・アーツQ【ラルフ・エヴァンス(Vn1)/エフィム・ボイコ(Vn2)
ジル・シャロン(ヴィオラ…1-3),(第1ヴィオラ)
ニクラス・シュミット(Vc)(第1チェロ)*】
アンナ・クレータ・グリバイツェヴィチ(第2ヴィオラ)*
イェンス・ペーター・マインツ(第2チェロ)*

シュテパン・シモニアン(P)

録音:2019年11月26-29日、2020年3月7日
NAXOSに於けるドヴォルザークの弦楽四重奏曲集は、第1集から第8集までプラハ・ヴラフSQの 演奏による民族色豊かなものでしたが、第9集では第4番と弦楽六重奏曲を、ベートーヴェンやモーツァルト、バ ルトークなど数多くの録音で知られるファイン・アーツ四重奏団が演奏。第4番はドヴォルザーク29歳頃の作品。 1968年まで出版されることがなかったため、あまり耳にする機会は多くありませんが、若きドヴォルザークの意欲 が漲る美しい旋律を持っています。全体は切れ目なく演奏されるものの、急-緩-急の3つに分かれており、中間 部はのちに「弦楽のためのノットゥルノ」Op. 40に改作されました。1878年に作曲された弦楽六重奏曲は、ド ヴォルザークがこの時までに作曲した作品の中で初めてチェコ以外で演奏され、彼の名前をヨーロッパ中に広め るきっかけとなった作品です。第2楽章と第3楽章にはチェコの民族舞踊の形式が用いられており、ボヘミアの精 神が遺憾なく発揮されています。
NAXOS-8.579059
(1CD)
ルクセンブルクの現代音楽 第1集
イヴァン・ボウマンス(1983-):Meiosis 減数分裂 Op. 106(2012)
マルコ・ピュッツ(1958-):Moods ムード(2013)
ジャノ・サナヴィア(1962-):Helice プロペラ(2014?15)
タチアーナ・ゼリアンコ(1980-):Sonata delle Farfalle ファルファッレのソナタ(2017)
ローランド・ウィルトゲン(1957-):Orbital Resonances 軌道共鳴(2018)
クリストフ・ケーニヒ(指)
ソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルク

録音:2012年9月17日、2013年9月23日、2015年9月21日、2017年11月13日、2018年9月24日
世界初録音
ルクセンブルクを代表する5人の作曲家たちが、2010年から2020年にわたる10年間で作曲したオーケストラ 作品を収録した興味深い1枚。医学を研究する友人からヒントを得たというボウマンスの「減数分裂」、クラシッ ク音楽の大ファンであったという義父に捧げられたピュッツの「ムード」、ロシア出身の芸術家ソニア・ドローネのフレ スコ画「Palais de l’Air in Paris」からインスパイアされたというサナヴィアの「プロペラ」、イタリア・バロック期の作 曲家コレッリの作品をモティーフにし、自身の死生観を反映させたゼリアンコの「ファルファッレのソナタ」、天体力 学において、2つの天体が互いに重力を及ぼし合うことでその軌道が変化するという様子を音楽で描いたという ウィルトゲンの「軌道共鳴」。どの作品も鮮やかな音楽です。
NAXOS-8.574060
(1CD)
マンドリンとギターのための作品集
グイド・サントルソラ(1904-1994):マンドリンとギターのためのソナタ第6番(1981)
エルンスト・クシェネク(1900-1991):マンドリンとギターのための組曲 Op. 242(1989)
スティーヴン・ファンク・ピアーソン(1950-):Mountain Moor マウンテン・ムーア(1985)
トーマス・アレン・レヴァインズ(1954-):神の子どもたちはみな踊る - 村上春樹からの5つの印象
(2009)*
バーバラ・モンク・フェルドマン(1950-):The Pale Blue Northern Sky 青白い北の空(2007)*
マーレ・デュオ
【メンバー】
アニカ・ヒンシェ(マンドリン)
ファビアン・ヒンシェ(G)
ラファエル・オプハウス(G)…17

録音:2019年5月10-12日
Ermita de Sant Blai, Mallorca(スペイン)
*=世界初録音
国際的に活躍するマーレ・デュオ。15年に及ぶ活動の中で、マンドリンとギターのための音楽を追求、オリジナル からアレンジまで数多くの曲を演奏してきた彼らですが、2020年にはイタリアの作曲家ドメニコーニ作品をリリー ス(8.574061)、こちらも高い評価を受けました。今回のアルバムでも、2曲の世界初録音となる、20世紀後 半から21世紀にかけてアメリカで書かれたオリジナル作品を演奏、村上春樹作品からインスパイアされたトーマ ス・アレン・レヴァインズの「5つの印象」や、風変りな雰囲気を持つクシェネクの組曲、抒情豊かなサントルソラの 「ソナタ第6番」など、2つの楽器の響きが溶け合うユニークな作品を楽しめます。
NAXOS-8.669049
(1CD)
ダロン・エィリック・ハーゲン(1961-):歌劇「オーソン・リハーサル」(2018) オーソン・ウェルズ #1…オマール・ムレロ(T)
オーソン・ウェルズ #2…ロバート・フランケンベリー(T)
オーソン・ウェルズ #3…ロバート・オース(Br)
ロジャー・ザハブ(指)
フィフス・ハウス・アンサンブル

録音:2018年9月14-16日(ライヴ)
スチュードベーカーシアター、シカゴ(アメリカ)
世界初録音
40年に及ぶ作曲活動が高く評価され、グッゲンハイム財団賞をはじめ、ロックフェラー財団賞、ケネディ・セン ター・フリードハイム賞などを受賞したアメリカの作曲家ダロン・エィリック・ハーゲン。この「オーソン・リハーサル」は、 アメリカを代表する映画監督、俳優のオーソン・ウェルズを描いた映画版オペラ。偉大なる俳優が生と死の狭間 に立った瞬間、彼の心がメビウスの輪のようにループし、心の中の劇場で3人のアバターが、記憶、愛、後悔を 交えながら彼の意識を演じていくという筋立てになっています。実際の演奏と、録音済のサウンドを融合した不 思議な音も魅力的。このフィルムはアメリカ、ヨーロッパなどいくつかのフェスティヴァルで上演され、大好評を得て います。
NAXOS-8.574119
(1CD)
シューマン:歌曲集 第10集
3つの二声部の歌 Op. 43
4つの二重唱曲 Op. 34
トランプ占い Op. 31 No. 2
ロマンスとバラード 第3集 Op. 53〜第1曲 ブロンデルの歌/第2曲 ローレライ
ロマンスとバラード 第4集 Op. 64
3つの詩 Op. 29〜第1曲 田舎の歌/第2曲 歌
4つの二重唱曲 Op. 78
3つの歌 Op. 95
歌人の呪い Op. 139〜第4曲 プロヴァンスの歌(声とピアノ版)
XXXのための歌 Anh. M1:2
乙女の歌 Op. 103
夏の静けさ WoO7
カロリーネ・メルツァー(S)
アンケ・フォンドゥンク(Ms)
ジモン・ボーデ(T)
ウルリヒ・アイゼンロール(P)

録音:2019年10月24-27日ドイツ放送、室内楽ホール、ケルン(ドイツ)
シューマンが精力的に歌曲を書き始めたのは「歌の年」と呼ばれる1840年のことでした。この年はクララとの結 婚が成立し、それまでは、ほとんどピアノ曲ばかりを作曲していたシューマンですが、突然、クララへの溢れる思い が迸るかのように、「ミルテの花」や「女の愛と生涯」、「詩人の恋」をはじめとした120曲以上の歌曲、重唱曲と 歌曲集を書きあげます。このアルバムにはそのうちの12曲を収録、その多くが愛を主題として書かれています。そ の後もシューマンは折に触れ歌曲を作曲、中でも作品番号64の「ロマンスとバラード第4集」は歌劇に匹敵する ほどの充実した内容を持つ作品として知られています。また、アルバムには彼の関心が歌曲に向く前の17歳の 作品「XXXのための歌 Anh. M1:2」を収録。シューベルト風の素朴な味わいが新鮮です。

   NAXOS 2021年2月発売 (2)
NAXOS-8.573901
(1CD)
レスピーギ:古風な協奏曲 P. 75(1908)【S.D.ヴィットーリオによる比較校訂版(2019)使用】…世界初録音】*
『リュートのための古風な舞曲とアリア』第1組曲〜第3組曲
ダヴィデ・アローナ(Vn)*
サルヴァトーレ・ディ・ヴィットーリオ(指)
ニューヨーク室内O

録音:2019年6月24-28日
『ローマ三部作』で知られる近代イタリア音楽における器楽曲の先駆者の一人、レスピーギ。この『リュートのための古風な舞曲とアリア』は、彼がサン タ・チェチーリア音楽院教授を務めていた頃に研究していた16-17世紀の古いリュート作品をオーケストラ用に編曲したもの。4曲で構成された3つの 組曲で、シンプルなリュート曲が、レスピーギの手により表現力豊かな響きを持つ音楽に生まれ変わっています。なかでも典雅な旋律を持つ「シチリ アーノ」を含む第3組曲は演奏機会が多いことで知られます。1908年に作曲された「古風な協奏曲」もバロック期における"合奏協奏曲"のスタイル を持っていますが、初期の作品に批判的だったレスピーギは、この曲を発表する際「匿名の作曲家の作品を私が改訂した」とし、のちに「実は自分で 作曲した」と告白しています。ヴァイオリンが歌う技巧的な旋律が魅力的な作品です。この演奏では指揮者サルヴァトーレ・ディ・ヴィットーリオ自身の 比較校訂版が用いられています。
NAXOS-8.574129
(1CD)
モダン・トランペットの芸術 第2集
イベール:(1890-1962):即興曲(1951)
レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):サラバンドとフィナーレ(1949)
ジャン・ユボー(1917-1992):トランペットとピアノのためのソナタ(1943)
ピエール・サンカン(1916-2008):ラプソディ(1970)
フローラン・シュミット(1870-1958):3部の組曲 Op. 113(1954)
ジャニーヌ・リュエフ(1922-1999):モビール(1967)
アントワーヌ・ティスネ(1932-1998):Heraldiques 紋章(1975)
ジョリヴェ(1905-1974):Air de bravoure エール・ド・ブラヴール(1952)
ヒュー・モーガン(Tp)
レベッカ・ウィルト(P)

録音:2019年3月3-5日ポットン・ホール・スタジオ、サフォーク、UK
第1集(8.573995)でも高い評価を受けたシリーズ「モダン・トランペットの芸術」。20世紀から21世紀にかけ てトランペットとピアノのために書かれた様々な作品を集めるという趣旨のもと、第2集には20世紀フランスの作 品を収録。ピアニストとしても著名なジャン・ユボーが書いたジャズのテイストを持つ「ソナタ」、フローラン・シュミッ トの官能的な「組曲」、フォーレ作品の録音で知られるヴァイオリニスト、ガロワ=モンブラン作曲のミュートを用 いた不吉な音色で始まる「ラプソディ」、前衛的なティスネの「紋章」など、機知に富んだ魅惑的な音楽が並び ます。アンサンブル「セプトゥーラ」の創設メンバーであり、バーゼルSOの首席奏者も務めるヒュー・モーガ ンの超絶技巧でお楽しみください。使用楽器:YAMAHA
NAXOS-8.574164
(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番&第17番〜イグナーツ・ラハナー(1807-1895)による弦楽四重奏とコントラバスによる伴奏編(1884)
ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」K271
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
(全てのカデンツァはモーツァルト作)
アーロン・ゴールドスタイン (P)
ファイン・アーツQ【ラルフ・エヴァンス(Vn1)、エフィム・ボイコ(Vn2)、ギル・シャロン(Va)、ニクラス・シュミット(Vc)】
アレクサンダー・ビッカード(Cb)


録音:2019年7月28-30日
演奏旅行に出かけることの多かったモーツァルトは、第11番から第14番までのピアノ協奏曲を、旅先でも演奏 しやすくするために「弦楽四重奏による伴奏」に置き換えています。またこの時代は、交響曲や協奏曲などの編 成の大きな作品も家庭で演奏できるように、数多くの編曲者が原曲に手を加えています。フンメルによるいくつ かの曲の編曲が良く知られていますが、この世界初録音となるラハナーの編曲はピアノ・パートには全く手を加え ることなく、伴奏部の弦楽四重奏にコントラバスを加え、豊かな響きが加わるように仕立てられています。今回 のアルバムに収録されているのは、人気の高い第9番「ジュノーム」と1784年作曲の第17番。前作と同じく、 ゴールドスタインのピアノとファイン・アーツ四重奏団、コントラバスのピッカードによる親密なアンサンブルでお楽し みください。
NAXOS-8.574277
(1CD)
シューベルト:17のレントラー/メヌエット
17のレントラー D.366(1824以前)
メヌエットとトリオ イ長調 D.334(1815)
メヌエットとトリオ イ短調 D.277a(1815)
3つのメヌエット D.380(1816)
2つのメヌエット D.91(1813)
16のレントラーと2つのエコセーズ Op.67 D.734(1826以前)
メヌエット 嬰ハ短調 D.600(1813)
トリオ ホ長調 D.610(1818)
メヌエットと2つのトリオ ホ長調 D.335(1813)
ダニエル・レプハルト(P)

録音:2019年8月14-16日
30のメヌエットとトリオを含む前作(8.574145)で好評を博したレプハルトによるシューベルトの一連の舞曲 集。これらには当時ウィーンの中流階級の人々の間で流行した三拍子の「レントラー」や「メヌエット」、スコットラ ンド風の舞曲である「エコセーズ」などが含まれており、技巧的には平易でありながら、魅力的で繊細な表情を 持っています。このアルバムには、シューベルトの自筆譜の中から生前に出版されなかったレントラーを集め、 1869年に出版された「17のレントラー」と"ウィーンの淑女たちのレントラー"の別名を持つ「16のレントラーと2 つのエコセーズ」を含む全44曲を収録。どの曲も愛らしく魅力的な楽想を持っています。
NAXOS-8.574186
(1CD)
アレクサンダー・キャンプキン(1984-):合唱作品集
True Light まことの光(合唱、オルガンとタムタム版)(2011)
ミサ・ブレヴィス(2009)
The First Kiss 初めての接吻(合唱と鍵盤版)(2015)
O Lord, in thee is all my trust おお主よ、汝にすべてをまかせん(2013)
Glorious, beauteous, golden-bright 輝かしく、美しく、黄金色に輝く(2018)
コリン・スピンクス(Org)
トリスタン・フライ(タムタム)
vOx(ヴォックス)室内cho
デイヴィッド・クラウン(指)

録音:2019年7月5-7日
世界初録音
1984年生まれのアレクサンダー・キャンプキンの合唱作品集。ヴィオラ奏者として活躍を始めた矢先、17歳で 難病である多発性硬化症の診断を受けた彼は、演奏家をあきらめ作曲家に転向。合唱とオルガンをオックス フォード大学で学び、その後、英国王立音楽院を経てウィーン国立音楽大学に留学し研鑽を積みました。以 来、タリス・スコラーズ、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、BBC舞台芸術基金などの団体から委嘱された、 100作を超える、新鮮で魅力的な作品を発表しています。このアルバムには2011年作曲の「まことの光」と 2009年の「ミサ・ブレヴィス」他3曲を収録。浮遊感のある美しいハーモニーと、オルガンの荘厳な音が相俟って 独自の世界が生み出されています。オックスフォードを拠点とするvOx室内合唱団は2014年に指揮者デイ ヴィッド・クラウンによって創設された団体。ルネサンスから現代作品まで幅広いレパートリーを誇ります。
NAXOS-8.574265
(1CD)
五大陸のオーケストラ音楽
ロバート・フォケンズ(1975-):Uhambo Olunints 旅(2002)
ルビツァ・チェコフスカー(1975-):Shadow Scale シャドー・スケール(2005)
ハリー・スタフィラキス(1982-):Brittle Fracture 脆性破壊(2013)
ナーラ・ファロウク・マター(1971-):el-Ain 邪悪な眼(2005)
カルロス・サモラ(1968-):Sikuris シクリス(1999)(室内オーケストラ版 2009)
クリス・ゲンドール(1980-):Gravitas 重力(2010-2011)
アイゲリム・セイロヴァ(1987-):Pendulum. Evaporation 振り子、蒸発(2015)*
チャンギー・チェン(1984-):of an ethereal symphony 優美な交響曲(2015)
ミゲル・デル・アギーラ(1957-):The Giant Guitar ジャイアント・ギター Op.91(2006)
アウドゥン・アンドレ・サンヴィーク(Vc)*
ミゲル・ハース=ベドヤ(指)
ノルウェー放送O

録音:2018年10月12日、2019年1月31日-2月1日、2019年2月28日、2019年3月1日
世界初録音
2019年4月11- ペルーで生まれ、アメリカで学んだ指揮者ミゲル・ハース=ベドヤが選んだ5つの大陸で活躍する現代作曲家た ちの管弦楽作品集。収録された作曲家たちの出身国はそれぞれ南アフリカ、スロヴァキア、カナダ、エジプト、チ リ、ニュージーランド、カザフスタン、シンガポール、ウルグアイと多岐にわたり、その作品もバラエティに富んでいま す。さまざまな国籍やスタイル、ジャンルの違いを1つにまとめ、世界の融和を音楽に託したというこのアルバム は、21世紀のオーケストラ作品の可能性が追求されるとともに、ノーベル平和賞が授与される街オスロのオーケ ストラで演奏することにより、平和への願いも込められています。

   NAXOS 2021年2月発売
NAXOS-8.551447(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19*
イゴール・レヴィット(P)
王笑寒 ワン・シャオハン(P)*
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)
ケルン室内O

録音:2007年6月10日、2007年5月26日*
ケルン・フィルハーモニー、ドイツ
1987年、ソ連出身のイゴール・レヴィット。8歳の時にドイツに移住、2009年ハノーファー音楽演劇メディア 大学を卒業。2005年、テルアヴィヴのア ルトゥール・ルービンシュタイン・コンクールに最年少で参加して入賞。早くから注目されて来ましたが、2018年のギルモア・アーティスト賞と、2018年 のロイヤル・フィルハーモニック協会の「年間最優秀器楽奏者賞」を受賞するなど、ヨーロッパで人気がブレイク。2020年6月にはサティのヴェクサシオン を作曲家の指示通り840回繰り返して演奏する模様をインターネット中継して大きな話題となりました。2021年3月にはベルリン・フィルにデビューの 予定です。日本では2017年にキリル・ペトレンコ指揮のバイエルン国立管と共演、2019年でも東京・春・音楽祭でリサイタルを行い、絶賛されまし た。2021年5月に紀尾井ホールで2日連続ベートーヴェンのソナタ選集を弾く予定です。 ht tps:// kioihall.jp/category/concert/kioihall?ky=2021& km=5#post_0512 今回、2007年にNAXOSに録音していたベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第1番」を 再発売し、その才能を味わうという企画です。 ちなみにピアノ協奏曲第2番を演奏しているワン・シャオハンは中国出身。北京中央音楽院を卒業後ハノーファーで学び、ベートーヴェン・コンクール (ボン)やヴァン・クライバーン・コンクールなどで入賞。世界各地で演奏し、2012年からは北京中央音楽院の教授を務めています。
NAXOS-8.574234
(1CD)
サン=サーンス:吹奏楽のための編曲集
行進曲「東洋と西洋」 Op.25
歌劇「サムソンとデリラ」 Op.47-第3幕「バッカナール」(D.リー・スタイガーによる吹奏楽編)
歌劇「サムソンとデリラ」 Op.47-第1幕「ダゴンの乙女たちの踊り」(D.ゴッドフリーによる吹奏楽編)
英雄的行進曲 Op.34(F.ウィンターボトムによる吹奏楽編)
アルジェリア組曲 Op.60-第4曲-フランス軍隊行進曲(D.ゴッドフリーによる吹奏楽編)
速歩 Op.86(A.ジョスノウによる吹奏楽編)
勝利に向かって Op.152(D.ドンデイヌによる吹奏楽編)
神聖な行進曲 Op.107(E.ドリスコルによる吹奏楽編)
組曲『動物の謝肉祭』-第1曲「序奏と獅子王の行進曲」(M.パーソンズによる吹奏楽編)
戴冠式行進曲 Op.117(L.ブレマンによる吹奏楽編)
歌劇「ヘンリー八世」 第2幕-バレ・ディヴェルティスマン (L=P.ローレンデューによる吹奏楽編)
準・メルクル(指)
ロイヤル・エア・フォース・カレッジ・バンド
録音:2019年12月16-18日
86歳という長い生涯を生きたサン=サーンス。ロマン派から印象派への変遷を目の当たりにしながらも、古典的な作風を捨てることなく、晩年に至るま で、東洋的な雰囲気を融合させた美しい旋律を生み出し続けた作曲家です。交響曲や協奏曲、室内楽など多彩なジャンルにわたる膨大な曲を書 きましたが、残念なことにその中には吹奏楽のための作品はほとんどありません。しかし、彼の旋律に魅了された後世のアレンジャーたちがいくつかの名 作に編曲を施し、素晴らしい吹奏楽作品を創り上げています。名アレンジャーとして知られるダニエル・ゴッドフリーによる「ダゴンの乙女たちの踊り」や、 ルイ=フィリップ・ローレンデューによる歌劇「ヘンリー八世」のバレエ音楽など、原曲を凌駕する壮麗な音色で彩られた作品を、準・メルクル指揮するロ イヤル・エア・フォース・カレッジ・バンドの演奏でお聴きください。
NAXOS-8.579083
(1CD)
ルイ14世の宮廷におけるフルート音楽
クレランボー(1676-1749):シンフォニア第7番 ホ短調 Sonata detta La Magnifique ソナタ「ラ・マニフィーク(壮麗)」
リュリ:愛の勝利:ディアーヌのためのリトルネッロ
ランベール(1610-1696):Airs a 1-4 partiesより Vos mepris chaque jour, Ritournelle リトルネッロ「あなたのさげすみは毎日」
 On a beau feindre, Ritournelle リトルネッロ「私たちは美しいふりをする」
レビエ(1639-1717頃):舞踊組曲-第99番メヌエット(フルート版)
ドルネル(1680頃-1756以降):フルート組曲 ロ短調 Op.2 No.2-第3楽章 サラバンド「La Descosteaux ラ・デコストー」
ド・ヴィゼー(1660頃-1733頃):テオルボとリュートのための小品集 - 組曲第9番ホ短調-第4楽章 サラバンド(フルートと通奏低音版)
オトテール(1673-1763):Recueil d'airs serieux et a boire 『真面目な歌、酒の歌』よ
り- いつか聞いたことがある - わたしには後悔でしかない(フルートとチェンバロ版)
F.クープラン:趣味の融合:コンセール第8番ト長調- 第8曲 荘重に、そして優美に サラバンド 「Vous qui craignez que l'Amour 恋の神が気になるあなたは」
オトテール:トリオ・ソナタ ニ長調 Op.3 No.2
ミシェル・ド・ラ・バル(1675-1745):リコーダーのための小品集第2巻:組曲第9番 ト長調 Sonate L'Inconnue ソナタ「知られざるもの」
F.クープラン:趣味の融合:コンセール第13番 ト長調(2本のフルート版)
マレ:トリオによる小品集:組曲第2番 ト短調(抜粋)
 I. Prelude プレリュード
 II. Fantaisie ファンタジー
 IV. Sarabande II サラバンド II
 VI. Gigue ジーグ
 IX. Menuet II メヌエット II
 X. Plainte 嘆き
 XII. Petite Passacaille 小パッサカーユ
バルトルド・クイケン(トラヴェルソ)
イマヌエル・ディヴィス(トラヴェルソ)
アーニー・タニモト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ドナルド・リヴィングストン(Cemb)

録音:2017年10月17-19日

世界初録音…7,8-9,10,12,13,14,
2本のフルート版世界初録音…21-24
「フルート」という名称は最初は縦型のリコーダーを指し、横笛は「フラウト・トラヴェルソ(トラヴェルソとも)」と呼び区別していました。17世紀初頭の横 笛フルートはピッチの調節ができず、半音を出すことも至難の業でしたが、17世紀後半になるとさまざまな改良が加えられ、管を分割したり、楽器の 形状に改良を加えた他、トーンホール(音孔)を増やすなどの試みが次々となされていきます。世界初録音の7曲を含むこのアルバムには、17世紀 後半のフランスにおける芸術の庇護者として知られるルイ14世が愛したフルート作品と、その後に生まれた18世紀前半の洗練された作品が並べられ ています。F.クープランの「コンセール第13番」でのクイケンとデイヴィス、2本のフルートのみの鄙びた音色による旋律の歌い交わしが聴きどころです。
NAXOS-8.574209
(1CD)
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番&第2番
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 JW Vii/8(1923)
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」 JW Vii/13(1928)
ソネット ニ短調 JW Vii/2(1875)-R.イェルステンによる弦楽四重奏版…世界初録音
ソネット イ長調 JW Vii/1(1875)-R.イェルステンによる弦楽四重奏版…世界初録音
ニュージーランドSQ【ヘレーネ・ポール(Vn1)、モニーク・ラピンズ(Vn2)、ジリアン・アンセル(Va)、ロルフ・イェルステン(Vc)】

録音:2019年7月29-31日
晩年のヤナーチェクが抱いた狂おしいまでの恋心と創作への情熱から生まれた様々な傑作。その中には2曲の 弦楽四重奏曲が含まれます。トルストイの名作『クロイツェル・ソナタ』に触発された弦楽四重奏曲第1番につい ては、主人公が妻の不倫を知って苦悩する場面から最後の幕切れまでが克明に音にされており、また「ないしょ の手紙」と題された第2番では、さらに思い人カミラへの強い気持ちが表明されています。この極めて私的な心 情が反映された作品を演奏するのは、1987年に結成されたニュージーランドSQ。メンデルスゾーン やブラームスなどのロマン派作品から現代作品まで幅広いレパートリーを持つアンサンブルです。同時収録の2つ のソネットは1875年の作品。こちらではヤナーチェクの若々しい作風を味わえます。
NAXOS-8.570628
(1CD)
ブライト・シェン(1955-):Let Fly 飛び立て-ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲(2013)*
オーケストラのための協奏曲『Zodiac Tale ゾディアック物語』(2006/2016改訂)
Suzhou Overture 蘇州序曲(2019)*
ダン・シュウ(Vn)
ブライト・シェン(指)
蘇州SO*、上海SO

録音:2018年3月19-20日上海シンフォニー・ホール、2019年8月28-30日金鶏湖コンサート・ホール、蘇州*
世界初録音
中国出身、アメリカを拠点に活躍する作曲家ブライト・シェン。このアルバムにはヴァイオリンが縦横無尽に豊か な旋律を奏でるヴァイオリン協奏曲と、楽しい『ゾディアック物語』、そして風景の描写が鮮やかな「蘇州序曲」の 3作品が収録されています。名手ギル・シャハムに献呈されたヴァイオリン協奏曲は「Let Fly 飛び立て」の副題 がつけられており、ここにはシャハムのイメージと、彼の娘フェイフェイ(中国語で飛ぶの同音異語)の名がかけられ ています。3つの楽章は切れ目なく演奏され、2楽章と3楽章の間にはカデンツァが置かれており、ここでは奏者 の自由な発想が求められます。『ゾディアック物語』は中国の干支をテーマにした作品。日本の干支には登場し ないネコも姿も描かれています。中国で最も長い歴史を誇る蘇州をテーマにした「蘇州序曲」では、この都市の 過去と現在の姿を鮮やかなオーケストラの色彩を駆使して描き出しています。
NAXOS-8.555180
(1CD)
サリヴァン(1842-1900):バレエ音楽『魔法の島』(1864)…世界初録音
バレエ音楽『テスピス』(1871)
アンドリュー・ペニー(指)
RTEコンサート・オーケストラ

録音:1992年4月13-16日
※MARCO POLO 8.223460の移行盤
「ミカド」をはじめとしたウィリアム・ギルバートとの共作による数々のオペラで知られる作曲家アーサー・サリヴァン。 幼い頃から王室礼拝堂の合唱隊に加入し、14歳で王立音楽アカデミーに入学。2年間学んだ後、ライプツィ ヒに留学し指揮と作曲を学びました。1862年にロンドンに戻ったサリヴァンは、シェイクスピアの「テンペスト」の付 随音楽を作曲、その次に手掛けたのがこのバレエ音楽『魔法の島』でした。妖精の住む島に漂着した船員を主 人公にしたこの音楽は、コヴェントガーデンで初演され高い評価を受けています。世界初録音となったこの演奏 では、初演時にサリヴァンがカットした箇所を研究者ロデリック・スペンサーセルウィン・ティレットが復元、指揮者ペ ニーが完全な形として再現しています。もう1曲の『テスピス』はギルバートとの共作ですが、現在では断片のみ が残存するオペラ&パントマイム。こちらは同じくスペンサーとティレットによるバレエの復元版が演奏されていま す。

   NAXOS 2021年1月発売(2)
NAXOS-8.574286
(1CD)

NYCX-10189(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ、シューベルト、シューマン 他
ヴィラ=ロボス編曲による合唱曲集
1. メンデルスゾーン:無言歌集 第2巻 Op.30-第3曲 ホ長調(1932)
2-3. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻
- 前奏曲とフーガ第8番 変ホ短調/嬰ニ短調 BWV853(1938)
4. シューマン:トロイメライ(1933)
5. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - フーガ第1番ハ長調 BWV846(1932)
6. シューベルト:セレナード(1933)
7. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - フーガ第21番変ロ長調
BWV866(1932)
8. ショパン:ワルツ 第7番嬰ハ短調(1932)
9. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲第22番変ロ短調
BWV867(1932)
10. ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」(1934)
11. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻-前奏曲第14番 嬰ヘ短調 BWV883(1937)
12. マスネ:エレジー(1932)
13. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻-フーガ第5番 ニ長調 BWV874(1932)
14. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 「悲愴」 Op.13
- 第2楽章 アダージョ・カンタービレ(1932)
15. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番(1945)(合唱版)
ヴァレンティナ・ペレッジ(指)
サンパウロ交響cho

録音:2019年8月5日…1-3
2019年8月6日…5,7,9,12
2019年8月8日…4,6,11,13
2019年8月9日…8,10,14
2019年8月10日…15

2-3.15を除き、全て世界初録音
1-14…H.ヴィラ=ロボスによる合唱編…()内は編曲年
【歌詞】
6…Ludwig Rellstab原詩(Arthur Nestrovskiによるブラジル語翻訳)
12…Louis Gallet詩
他は歌詞無し(ヴォカリーズ)

*国内仕様盤には日本ヴィラ=ロボス協会会長 木許裕介氏の解説・歌詞日本語訳が付属します。
クラシックの名曲をアレンジして歌った録音は過去に多くありますが、これはヴィラ=ロボスによる合唱編曲という点に注目! ブラジルの民族音楽に根差したオーケストラ作品やギター曲で知られるヴィラ=ロボス。彼は生涯に1000曲ほどの作品を書きましたが、その中には数 多くの合唱作品があります。このアルバムでは、その中でもとりわけ珍しい“ヴィラ=ロボスによるバッハからロマン派作品の合唱編曲版”を収録。これら は主としてリオデジャネイロで活動していた「Choir of the Orfeao dos Professores=教師の合唱団」のために書かれたもので、ほとんどが1933 年から1935年の間に初演されています。原曲の多くは鍵盤曲ですが、ヴィラ=ロボスはこれらを見事にアレンジ。ベートーヴェンやシューベルト、シュー マン、ショパンなどの良く知られた旋律が声による交響楽として生まれ変わっています。すべてア・カペラ(無伴奏)、2曲以外は歌詞を持たないヴォカ リーズなので純粋に音楽として楽しめるのも魅力。また、ここには彼が敬愛したバッハの『平均律クラヴィーア曲集』からの合唱アレンジが全て含まれて います。
NAXOS-8.573866
(1CD)
リスト:ハンガリー民謡の主題による幻想曲
ハンガリー民謡の主題による幻想曲 S123/R458 「ハンガリー幻想曲」(1849-1852)  ゴラン・フィリペツによるパフォーミング・エディション
スペイン狂詩曲 S254/R90 「スペインのフォリアとホタ・アラゴネーサ」(1858)
フェルッチョ・ブゾーニによるピアノと管弦楽編 BV B58(1894)
深き淵より S691/R668『楽器による詩篇』ジェイ・ローゼンブラットによる補筆完成版(1955)
死の舞踏 S126/R457(1849)(「深き淵より」の第1稿)フェルッチョ・ブゾーニ編(1819) BV B72
ゴラン・フィリペツ(P)
イムレ・コラール(指)コダーイPO

録音:2019年8月25-28日
若いころのフランツ・リストは数多くのコンサートを行い、煌めくような超絶技巧で聴衆を魅了しました。円熟期 には後進の指導も熱心に行い、彼の周囲には若い音楽家たちが大勢集まるようになりました。その中の一 人、イタリア出身のフェルッチョ・ブゾーニはリストの音楽に心酔し「リストのピアノ曲は、ピアノ芸術のアルファにし てオメガである」と賛辞を送り、作品の校訂、編曲を行ったことで知られています。このアルバムにはブゾーニに よる「スペイン狂詩曲」と「死の舞踏」のアレンジ版と、「ピアノ協奏曲第3番」の校訂で知られる音楽学者ジェ イ・ローゼンブラット(1955-)が補筆完成版を作成した「深き淵より」、そして現代におけるリスト研究の第一 人者でピアニスト、ゴラン・フィリペツが自由なカデンツァを加えた「ハンガリー民謡の主題による幻想曲」の4曲 を収録。リストの後継者たちが織りなす素晴らしい世界をご堪能ください。
NAXOS-8.551406
(1CD)
ハンガリーのセレナード
シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992):Szatmari Tancok
サトゥマーレの踊り - 弦楽三重奏のために
ゲザ・フリード(1904-1989):弦楽三重奏曲 Op.1(1926)
ヴェレシュ:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ(1928頃)
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):ノットゥルノ Op.2 - 弦楽三重奏のために(1927)
ラースロー・ヴァイネル(1916-1944):弦楽三重奏曲/セレナード(1938)
ヴェレシュ:Somogyi Tancok ショモジーの踊り - 弦楽三重奏のために
レジェー・コーカイ(1906-1962):セレナード - ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために(1956)
オッフェンブルク弦楽三重奏団【フランク・シーリ(Vn)、ロルフ・シーリ(Va)、マルティン・メルカー(Vc)】

録音:2019年10月4日-10月7日
20世紀初頭のハンガリーでは、バルトークとコダーイが民族音楽を熱心に収集、研究を行い自身の作品にも 取り入れました。これらの研究成果は次世代の作曲家たちにも受け継がれ、ハンガリーの伝統的な旋律を用 いた作品が次々と生まれました。リスト音楽院の教授を務め、クルターグやリゲティを指導したファルカシュ、コ ダーイに師事しバルトークの助手を務めたヴェレシュ、ハンガリー放送の音楽ディレクターを務め、リスト研究家 として知られるコーカイ、コダーイに学び将来を嘱望されるも強制収容所で命を落としたヴェイネル、同じく戦時 中は迫害されながらもなんとか生き延び、戦後はオランダで活躍したフリード。ポスト・バルトーク&コダーイ世 代の作曲家によるハンガリー色豊かな音楽をお聴きください。
NAXOS-8.574007
(1CD)
オーベール(1782-1871):序曲集 第3集
ロンドン万博の開幕のための大序曲(1862)
歌劇「舟歌、または愛と音楽」 S.38(1845)より…世界初録音
 序曲
 第2幕 間奏曲
 第3幕 エール・ド・ダンス
歌劇「白頭巾」S.27(1836)より…世界初録音
 序曲
 第2幕 間奏曲
 第3幕 間奏曲
歌劇「レストック、または陰謀と愛」 S.24(1834)より
 序曲
 第2幕 間奏曲…世界初録音
歌劇「ポルティチの唖娘」S.16(1828)-序曲
歌劇「愛の夢」S.51(1869)より
 序曲
 第3幕 間奏曲…世界初録音
歌劇「誓い、または贋金つくり」S.22(1832)-序曲
ダリオ・サルヴィ(指)
モラヴィアPO

録音:2019年11月19-22日
フランスのロマン派オペラの頂点を築いた作曲家の一人、ダニエル・フランソワ・オーベール。彼は50作ほどの歌 劇を作曲しましたが、現在それらが上演されることはほとんどありません。活躍当時はワーグナーと人気を二分 するほどの評価を得ていたオーベールの歌劇から序曲と間奏曲を紹介するこのシリーズ、第3集には比較的 知られる「ポルティチの唖娘」の序曲を含む、6作品からの序曲と間奏曲、そして1862年にサウスケンジントン で開催された「第2回ロンドン万博」の開幕に寄せた大序曲を収録。この曲の冒頭に現れる印象的なホルン の重奏は、ロシア出身の振付家ヴィクトル・グゾフスキーの“グラン・パ・クラシック”で効果的に用いられていま す。今作もダリオ・サルヴィが振るモラヴィアPOの演奏で。
NAXOS-8.559850
(1CD)
スーザ(1854-1932):吹奏楽のための作品集 第20集
Oh, How I've Waited for You おお、どれほどあなたを待ったことか(1926)〜ナット D.エイヤー&H.カートンのオリジナル・メロディによる
「エル・カピタン」より吹奏楽のための第1幻想曲(1895) V.ラゴーネによる編曲、D.スターン編集
喜歌劇「クリスと不思議なランプ」- 第2幕 ペイシェント・エッグ(1899)(吹奏楽版)
喜歌劇「フリーランス」 - 第2幕 「歴史の謎」愛した少女たち(1905)(吹奏楽版)
喜歌劇「許婚」 - 第2幕 スノー・ベイビー(1897)(吹奏楽版)
A Bouquet of Beloved Inspirations いとしきインスピレーションの花束(1921)
Good-Bye グッド・バイ(1892)
Follow the Swallow フォロー・ザ・スワロー(1892)
R.ヘンダーソンのオリジナル・メロディによる
キース・ブライオン(指)
英国王立ウェールズ音楽大学
ウィンド・アンサンブル

録音:2017年9月24-26日
19世紀のバンド音楽発展に貢献した“マーチ王”スーザ。この第20集にはブロードウェイで人気を博したメロ ディを用いた「おお、どれほどあなたを待ったことか」をはじめ、自作のオペレッタ「エル・カピタン」からの幻想曲 や、他の歌劇からの旋律を吹奏楽用にアレンジした曲、楽員たちが次々と舞台から姿を消していく、ハイドン の「告別」からアイデアを得た「グッド・バイ」(最後は、その日が給料日だったことを思い出した楽員たちが慌て て舞台に戻ってくるという趣向)など、ユーモラスな作品が並びます。
NAXOS-8.574244
(1CD)
アメリカのパーカッション作品集
ケージ(1912-1992):ファースト・コンストラクション (in Metal)(1939)〜6人のパーカッション奏者と一人のアシスタントのために
ヒナステラ(1916-1983):魔術的アメリカに寄せるカンタータ Op.27(1960)〜ドラマティック・ソプラノとパーカッション・オーケストラのために
ルー・ハリソン(1917-2003):ヴァイオリンとパーカッションのための協奏曲(1959)
ヴァレーズ(1883-1965):Ionisation イオニザシオン
パークラマ・パーカッション・アンサンブル
シーネ・アスムセン(S)
ニクラス・ヴァレンティン(Vn)
ジャン・トレル(指)

録音:2009年3月6日 ライヴ、2013年3月9日、2014年3月8-9日、2015年11月8日
近代アメリカのパーカッションのための作品集。1935年から45年にかけて打楽器のための作品を集中的に作 曲したケージの「ファースト・コンストラクション」は、彼の師であるシェーンベルクが提唱した十二音技法を打楽 器に持ち込み、16種類の楽器とサンダーマシンで演奏するというものです。ヒナステラの「魔術的アメリカに寄 せるカンタータ」は戦争、自然現象、愛など人間の生活にまつわる事象が、コロンブス以前の古いテキストで語 られるという壮大な作品。ルー・ハリソンの協奏曲は十二音の技法にインドやアフリカ音楽の要素を取り入れ た独自の作風による協奏曲。朗々と歌うヴァイオリンとパーカッションの荒々しい響きが融合し、見事な音楽を 創り上げています。ヴァレーズの「イオニザシオン」は打楽器のための音楽の先駆的作品の一つ。5分ほどの小 品でありながらも、消防車用のサイレンまでを含む37の楽器の音色が交錯し、素晴らしい音の風景を描き出 していきます。
NAXOS-8.574113
(1CD)
ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第2集
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 「偉大な芸術家の思い出に」Op.50(1881)
パウル・パブスト(1854-1897):ピアノ三重奏曲 イ長調(1895)
ブラームス・トリオ【ニコライ・サチェンコ(Vn)、キリル・ロディン(Vc)、ナタリア・ルビンシテイン(P)】

録音:2017年6月1-2日、2018年6月7,8,15日モスクワ音楽院 大ホール、ロシア
ブラームス・トリオによるロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第2集。 第1集(8.574112)では、このジャンルの幕開けとなるアリャビエフ、グリンカ、アントン・ルビンシテインの作品が 紹介されましたが、第2作では記念碑的作品であるチャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出に」と東プロ イセン出身でロシアで活躍したピアニスト、作曲家パウル(パーヴェル)・パプストのピアノ三重奏曲を収録。チャ イコフスキーの作品は、彼の旧友ニコライ・ルビンシテインへの追悼音楽であり、長大な2つの楽章で構成され た重厚な作品です。パプストの三重奏曲はほとんど知られていませんが、こちらはニコライの兄、アントン・ルビン シテインを偲んで書かれた作品。イ長調をメインとしていますが、長調と短調の間を揺れ動く、流麗なハーモ ニーが特徴です。
NAXOS-8.551442
(1CD)
マンドリン&ギター・リサイタル
イェンス=ウーヴェ・ポップ(1967-):Night Train to Odessa オデッサへの夜行列車
クリス・シーリ(1981-):Raining at Sunset 日暮れに雨が降る
サイモン・メイヤー(1953-):The Buttermere Waltz バターメア・ワルツ
ヨッヘン・ロス(1976-):Waltz for D ワルツ・フォー・D
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012- IV サラバンド(O.ケルベラー編)
ダウランド:The Frog Galliard かえるのガイヤルド P.23(編曲者不詳)
グラナドス:スペイン風舞曲 Op.37 - 第5番アンダルーサ(J.M.ムーラ編)
イェンス=ウーヴェ・ポップ:Jodaeiye 別離
スカルラッティ:ソナタ ト短調 K.88/L.36/P.8(J.ベーア編)
サイモン・メイヤー:Dance of the Water Boatmen 水中に棲む虫の踊り
イェンス=ウーヴェ・ポップ:Nessiah ネシア
伝承曲(J.ヨハンソン編):Emigrantvisa 移民の歌
エスビョルン・スヴェンソン(1964-2008):Ajar アジャール
イェンス=ウーヴェ・ポップ(G)
ヨッヘン・ロス(マンドリン)

録音:2019年10月14日-15日
1967年生まれのギタリスト、イェンス=ウーヴェ・ポップ。2005年から「デイヴィッド・オルロフスキー・トリオ」に参 加、伝統的なクレズマー・ミュージック、クラシック、ジャズを融合させた音楽で人々を魅了してきましたが、マン ドリンのヨッヘン・ロスとはそれ以前の1997年からコラボレーションを開始し、主としてスコットランドの民族音楽 と20世紀作品を演奏しています。このアルバムにはスカルラッティやダウランド、バッハなどのバロック以前の作品 からグラナドス、伝承曲、オリジナル曲まで、スタイルの違う様々な作品が収録されていますが、ギターとマンドリ ンが醸し出す美しく繊細な響きは、どの曲にもどこか懐かしい風情をもたらしています。彼らの自発的な対話を 捉えるために、録音の際は3テイクまでしか録らなかったという拘りのアルバムです。
NAXOS-8.551439
(1CD)
初期バロックの音楽
作曲者不詳:ロドリーゴ・マルティネス
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685-1732): ファンダンゴ
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):Accenti queruli 嘆きの調べをそよ風に乗せて
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):チャコーナ
モンテヴェルディ:苦しみはかくも甘き
アンドレア・ファルコニエーリ(1586-1656): チャコーナ
ステファノ・ランディ(1587-1639):人生のパッサカリア
シャヴァーシュ・ラスターニ(1986-):Hiwdah Angosht
フアン・アラニェス(生年不詳-1649):チャコーナ:素敵な人生
ディエゴ・オルティス(1510-1570):第2レセルカーダ-第5-第2
アンリ・ル・バイイ(生年不詳-1637):私は狂気「痴れ者のパッサカーユ」
カプスベルガー/ピッチニーニ:第3前奏曲/様々な技法によるチャコーナ
ファルコニエーリ:パッサカリア
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):第5アリア: ベルガマスカによる
Cembaless チェンバレス(古楽アンサンブル)

【メンバー】
チャン・シェンユ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
シュテファン・コイム(バロックギター、アーチリュート)
ダヴィッド・ハンケ(リコーダー)
エリザベート・フォン・シュトリツキ(S)
アンナベル・オペルト(リコーダー)
ロベルト・フェルミューレン(テオルボ)
シャヴァーシュ・ラスターニ(トンバク、ダフ、ダルヤー、クゼ、アドゥフェ、グングル)

録音:2019年
2014年に設立された古楽アンサンブル「チェンバレス」。アンサンブル名の通り「チェンバロを用いることなく」ヴィ オラ・ダ・ガンバやテオルボ、アーチリュートを中心に、多彩な打楽器を加えたユニークな編成を取り、様々な作 品を演奏しています。2015年にケルンの古楽センターで開催したリサイタルで大成功を収め、以降、着実に 活動の幅を広げるチェンバレス、この「人生のパッサカリア」と名付けられたアルバムでは、生きていくことにつきも のの、心痛、裏切り、誘惑、無常、興奮、楽しさと笑いなどの感情に即した作品を、大胆に楽しく、そして情 熱的に演奏します。シェンユの饒舌なガンバ、ソプラノのシュトリツキの清冽な歌唱、リコーダーのオペルトの超 絶技巧、さまざまな打楽器を自在に操るラスターニなど、各々の奏者の妙技をお楽しみください。
NAXOS-8.579077
(1CD)
セシリア・マクドウォール(1951-):オルガン作品集
Celebration セレブレーション(2014)
First Flight ファースト・フライト(2019)…世界初録音
O Antiphon Sequence アンティフォン・ゼクエンス(2018)…世界初録音
George Herbert Trilogy「ジョージ・ハーバート」三部作-第2曲 Sacred and Hallowed Fire 神聖な炎(2013/2020改訂)
Wo Gott der Herr nicht bei uns halt
主なる神、われらがもとにあらずば(2011)…世界初録音
3 Antiphons 3つのアンティフォン(2006)…世界初録音
George Herbert Trilogy「ジョージ・ハーバート」三部作-第3曲 Church Bells Beyond the Stars 星の彼方の教会の鐘(2013)
4つのピアノ・ソロ-第3番パヴァーヌ(1999) (W.フォックスによるオルガン編 2020)…世界初録音
George Herbert Trilogy「ジョージ・ハーバート」三部作 -第1曲 Sounding Heaven and Earth 天と地の響き(2010)…世界初録音
ルーシー・ハンフリス(Tp)
ウィリアム・フォックス(オルガン…1963年 J.W.ウォーカー製)
1951年、ロンドンで生まれたセシリア・マクドウォール。若い頃は教師として後進を指導していた彼女ですが、 40代になってから作曲家になることを志し、ヨーゼフ・ホロヴィッツらに師事、合唱作品がすぐさまアイバーズ作 曲家賞にノミネートされるなど注目を集めます。彼女のスタイルは滑らかなメロディ・ラインと時折織り込まれる 絶妙な不協和音であり、これらは文学や建築といったジャンルから触発されているといいます。このオルガンの ための作品集は、マクドウォール自身がとても楽しんで作曲したというもので、バッハの未完成小品を補筆完 成させるプロジェクトにも参加した彼女の手腕が発揮された、多彩な作品を存分に楽しめます。
NAXOS-8.660459
(1CD)
ドッジソン(1924-2013):室内オペラ「マーガレット・キャッチポール - 離れた2つの世界」全4幕 アンサンブル・ペルペトゥオ
ジュリアン・パーキンス(指)
マーガレット・キャッチポール…ケイト・ホーデン(S)
ウィル・ロード…ウィリアム・ウォレス(T)
ジョン・ルフ…ニコラス・モリス(Bs)
ジョン・バリー…アリステア・オルレンショー(Br)
クルソー…リチャード・エドガー=ウィルソン(T)
コッボルド夫人…ダイアナ・ムーア(Ms)
ステッビング医師…ピーター・ウィルコック(Bs)
裁判官…マシュー・ブルック(Bs)
パルマー夫人…ユリア・スポルセン(S)

録音:2019年7月5-7日
世界初録音
1924年にロンドンで生まれたドッジソン。彼の両親は画家であり、「不思議の国のアリス」で知られるルイス・ キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン)は遠い親戚でした。18歳の時に王立海軍に徴兵され4年間 従軍、その後は王立音楽院で作曲と音楽理論を学び、1950年から作曲家として活動を始めます。この室 内オペラ「マーガレット・キャッチポール - 離れた2つの世界」は、サフォークで生まれ、馬を盗んだ罪でオーストラ リアに移送されるも、脱獄して隠遁生活を送った実在の女性マーガレットを主人公に据えた物語。細やかな 人物設定と美しい言葉使い、素朴な音楽が魅力的なオペラです。

NAXOSヒストリカル 2021年1月発売
NAXOS-8.111411
(1CD)
フリッツ・クライスラー:録音全集 第10集(1928-1929)
●ビクター・トーキング・マシーン・カンパニー
(第1スタジオ、カムデン、ニュージャージー、1928年2月28日…1/11月30日…2-6/12月6日…8-11)
1. ヴィンターニッツ:操り人形の踊り
2. ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 Op.100, B.183 - 第2楽章 ラルゲット (Take 5)
3. ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 Op.100, B.183 - 第2楽章 ラルゲット (Take 6)
4. ラヴェル:スペイン狂詩曲 - 第3楽章 ハバネラ (Take 1)
5. ラヴェル:スペイン狂詩曲 - 第3楽章 ハバネラ (Take 3)
6. ゴドフスキー:トリアコンタメロン - 第1番 タンジールの夜
7. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1巻 Op.46, B.78 - 第2番ホ短調
8. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第2集 Op.72, B.145 - 第8番変イ長調
9. クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
10. ホイベルガー:喜歌劇「オペラ舞踏会」 Op.40 - 第3幕 真夜中の鐘「別室へ行きましょう」 (Take 4)
11. ホイベルガー:喜歌劇「オペラ舞踏会」 Op.40 - 第3幕 真夜中の鐘「別室へ行きましょう」 (Take 5)
●ビクター・トーキング・マシーン・カンパニー
(ビクター・スタジオ、ニューヨーク、1928年12月21日)
12. ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 Op.100, B.183 - 第2楽章 ラルゲット (Take 9)
13. ドヴォルザーク:ジプシーの歌 Op.55, B.104 - 第4曲 我が母の教え給いし歌
●RCAビクター
(28 West 44thストリート・スタジオ、ニューヨーク、1929年12月16日…14-16/12月17日…17-18/12月18日…19-22/12月23日…23-25/
12月24日…26-27)
14. ラヴェル:ヴォカリーズ - ハバネラ形式のエチュード (Take 3)
15. ラヴェル:ヴォカリーズ - ハバネラ形式のエチュード (Take 4)
16. ファリャ:7つのスペイン民謡 - 第4曲 ホタ (Take 3)
17. ホイベルガー:喜歌劇「オペラ舞踏会」 Op.40 - 第3幕 真夜中の鐘「別室へ行きましょう」(Take 13)
18. 伝承曲:ロンドンデリーの歌
19. クライスラー:クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ(ヴァイオリンとピアノ版)
20. クライスラー:美しきロスマリン(Take 1)
21. クライスラー:美しきロスマリン(Take 3)
22. ブランドル:愛するオーガスティン - 古いリフレイン
23. ファリャ:7つのスペイン民謡 - 第4曲 ホタ (Take 5)
24. グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 - 第2幕 精霊の踊り
25. クライスラー:道化役者のセレナード
26. シューベルト:劇音楽『キプロスの女王ロザムンデ』 D.797 - バレエ音楽第2番ト長調
27. クライスラー:クープランの様式による気取った曲

※F. クライスラーによるヴァイオリンとピアノ編…2-8,10-11,13,16-18,22-24,26
G.カトリーヌによるヴァイオリンとピアノ編…14-15
フリッツ・クライスラー(Vn)
カール・ラムソン(P)
ウォード・マーストンによる復刻
1925年、電気式録音によるSPレコードが発売されたとき、クライスラーはまだ活動の絶頂期にありました。こ の第10巻には1928年から1929年にかけての一連の録音を収録、当時最新鋭の技術で、50代前半のク ライスラーの美しい音色が存分に捉えられています。1928年3月、カーネギーホールでのコンサートを行い、そ の後はヨーロッパ・ツアーを行い好評を博すなど、この時期のクライスラーはトップクラスの地位を保っていました が、実は、1925年にアメリカの市民権を得たヤッシャ・ハイフェッツらの台頭や、1929年の妻ハリエットの病、 兄フューゴの逝去、ウォール街大暴落などにより、彼の生活はストレスに晒されていたようです。しかし、そんな 中での一連の録音は、彼ならではの絶大な求心力を持っています。未発表テイクの貴重な音源を含む魅力 的な1枚です。

   NAXOS 2021年1月発売
NAXOS-8.574218
(1CD)
マレット楽器のための協奏曲集
アレクシス・オルリッチ(1955-):マリンバ協奏曲(2004)…世界初録音
カール・ジェンキンス(1944-):ラ・フォリア(2004)
ネッド・ローレム(1923-):マレット協奏曲(2003)…世界初録音
エヴリン・グレニー(パーカッション/グロッケンシュピール、マリンバ、ヴィブラフォン、シロフォン)
ジャン・トレル(指)
香港市室内O

録音:2013年5月29日,6月1日
2013年5月31日,6月1日
2013年6月1日
イギリスのパーカッション奏者エヴリン・グレニー。12歳でほとんど聴覚を失うというハンディキャップを背負いながら、1989年にグラミー賞を受賞するする など、世界でも有数のソロ・パーカッショニストとして活躍しています。このアルバムでは彼女のために作曲された3つの作品が収録されており、体中で音 楽を感じるというグレニーの素晴らしさを体感できます。 まず、冒頭のミニマリズムとエスニックの影響を受けているというオルリッチの協奏曲では5オクターブのマリンバを使用、煌めくような技巧が披露されます。 次の「ラ・フォリア」はアディエマスで有名なカール・ジェンキンスの作品。15世紀に大流行した旋律が変幻自在な変奏を伴いドラマティックに現代に蘇 りました。最後のローレムの「マレット協奏曲」は4種の楽器を縦横無尽に操ることで、多彩かつ洗練された響きを持つ音楽が紡ぎ出されます。ジャン・ トレルが指揮する香港市室内Oもグレニーの演奏を存分に引き立てています。
NAXOS-8.559854
(1CD)
ジョン・アダムズ(1947-):父はチャールズ・アイヴズを知っていた(2003)
ハルモニーレーレ(和声学) (1985)
ジャンカルロ・ゲレーロ(指)
ナッシュヴィルSO

録音:2018年10月5-7日、2019年10月25-27日
現代アメリカ音楽界を代表する作曲家の一人ジョン・アダムズ。初期には“ミニマル・ミュージック”の提唱者として 名を馳せていましたが、21世紀を迎えてからは大編成による色彩的なオーケストレーションと人間味あふれる表 現に重きを置くようになり、歌劇「ドクター・アトミック」や「シティ・ノワール」などの話題作を発表しています。このア ルバムには2003年の「父はチャールズ・アイヴズを知っていた」と1985年の「ハルモニーレーレ(和声学)」の2作 品を収録。「父はチャールズ・アイヴズを知っていた」はモートン・フェルドマンが提起したタイトルであり、実際にアダ ムズの父がアイヴズを知っていたかはわかっておらず、あくまでも彼が多大な影響を受けたというチャールズ・アイヴ ズへのオマージュ作品です。ハルモニーレーレは1980年代の成功作。タイトルはシェーンベルクの著書から採られ ています。ミニマリズムを残しつつ、後期ロマン派的な大編成オーケストラ・サウンドが壮麗な効果をあげており、 欧米ではコンサートのレパートリーとして定着している曲。近年は読響、N響で演奏されるなど、日本でも脚光を 浴びています。
NAXOS-8.573935
(1CD)
LE TOMBEAU DE CLAUDE DEBUSS 『ドビュッシーのトンボー』と関連作品
「La Revue musicale」誌『ドビュッシーのトンボー』特集(1920)より
1. デュカス:牧神のはるかな嘆き
2. ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌(ピアノ版)
3. フローラン・シュミット:ドビュッシーの思い出
そして牧神は月光を浴びた麦畑のなかに横たわる(幻影 Op.70 第1番)
4. サティ:ドビュッシーの思い出
30年にわたる賞賛と甘い友情を記念して: 私は一体どうしたら良いのか
5. マリピエロ:ドビュッシーの思い出:レント
6. ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲の断章
- ドビュッシーの思い出に
7. グーセンス:ドビュッシーの思い出 Op.28
8. バルトーク:ソステヌート・ルバート
(ハンガリー農民歌にもとづく即興曲 Op.20 BB83より第7番)
9. ルーセル:ミューズたちのもてなし 「ドビュッシーの思い出に」
10-13. ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(1922)
14. ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲(1920/1947)
15. ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌(G版)
トマー・レフ(P)…1-9
ヤンナ・ガンデルマン(Vn)…10-13
ドミトリ・ヤブロンスキー(Vc)…10-13
ルーベン・セルッシ(G)…15
シャロン・ロストルフ=ザミール(S)…4
テルアヴィヴ大学ブフマン=メータSO…14
ゼーヴ・ドルマン(指)…14

録音:2017年11月20日、2018年1月15日、2018年4月5日、2020年3月20日、2020年4月24日
1918年に55歳でこの世を去ったドビュッシー。その早すぎる死から2年を経た1920年12月、パリで同年創刊 されたばかりの音楽雑誌「La Revue musicale」がドビュッシーの思い出に捧げる特集号を発行しました。ド ビュッシーから影響を受けた9人の作曲家がそれぞれ作品を寄稿、これらはドビュッシーの美学を反映させながら も、各々のスタイルが強く打ち出されており、当時のパリの音楽界を象徴する作品集となったのです。このアルバ ムは「ドビュッシーのトンボー」編纂100年を記念し録音されたもの。これまで断片的に知られていた作品を完全 に網羅し、またそこには含まれていない「ドビュッシーの思い出」に捧げられた3つの作品も添えて、100年前のパ リを想起させます。
NAXOS-8.573884
(1CD)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
ピアノ三重奏曲第2番
アレクサンドル・ルーディン(アルペジョーネ,チェロ)
アーポ・ハッキネン(フォルテピアノ…コンラート・グラーフ 1827年製)
エーリヒ・ヘーバルト(Vn)

録音:2019年9月26-28日
現在チェロで演奏されることが多いシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」ですが、もともとは1823年頃にウィーン の楽器製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファーが発明した6弦の弦楽器「アルペジョーネ」のために書かれた曲。し かし作品が出版された1871年には楽器自体が廃れてしまい、代替えの楽器で演奏されることが当たり前に なってしまいました。20世紀半ば頃からこの楽器の復刻が進み、実際にアルペジョーネでの演奏を聴く機会も増 えてきました。このアルバムではダニール・シャフランに師事したチェリスト、アレクサンドル・ルーディンがアルペジョー ネを巧みに扱い、独特のニュアンスを持つ音色を紡ぎ出しました。ピアノ三重奏曲では楽器をチェロに持ち替え、 ヴァイオリンのヘーバルト(モザイク四重奏団メンバーで、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサートマス ター)、フォルテピアノのハッキネンと共にシューベルト晩年の大作を堂々と演奏しています。
NAXOS-8.551430
(1CD)
ドッペルバウアー(1918-1989):チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ第1番WV570(1952)
前奏曲とフーガ WV511- ピアノのために(1955)
5つの小品 WV572- チェロとピアノのために(1984)
小組曲第2番WV513- ピアノのために(1956)
無伴奏チェロのためのソナタ第1番WV559,1(1978)
インヴェンション - ピアノのために WV518
マルティン・メルカー(Vc)
アンナ・アダミーク(P)

録音:2019年4月18-20日
世界初録音
1918年、オーストリアのオーバーエスターライヒ州、ヴェルスで生まれたドッペルバウアー。彼はグラーツで作曲と チェロ、オルガンを学び、1940年から1946年までユーゴスラビアで従軍した後にヴェルスに戻り、教区教会のオ ルガニスト、聖歌隊長に就任します。その後はザルツブルクのモーツァルテウム音楽院で更に作曲の研鑽を積 み、リンツのブルックナー音楽院で音楽理論と作曲の講師を務め、後に教授に昇進するとともに、モーツァルテウ ム音楽院の副学長も務めています。 作曲家としては、ほぼ全てのジャンルにわたって600曲を超える作品を作曲、とりわけオルガン曲と合唱作品は 国際的なレパートリーとして広く演奏されています。このアルバムには世界初録音となる彼のチェロとピアノのため の作品を収録。複雑な対位法を駆使した音楽です。
NAXOS-8.574061
(1CD)
ドメニコーニ(1947-):マンドリンとギターのための作品集
Durandarte ドゥランダルテ(2015)
Le citta e gli occhi - Zemrude 都市と目 - ゼムルード(2013/2018年改訂)
Tempelmusik 神殿の音楽(2018)
Palastmusik 宮殿の音楽(2018)
Tarantula precox あまりにも早く成長したタランチュラ(2013)
マーレ・デュオ
【メンバー】
アニカ・ヒンシェ(マンドリン)
ファビアン・ヒンシェ(G)

録音:2019年5月7-9日
世界初録音
「地中海協奏曲」(8.573977)をはじめ、数々のギター作品が高く評価されるイタリアの作曲家、カルロ・ドメニ コーニ。今作では珍しいギターとマンドリンのデュオのための作品を聴くことができます。彼の西洋音楽と東洋音楽 の融合が感じられる作風は、この作品集でも至るところに感じられ、とりわけ「神殿の音楽」と「宮殿の音楽」は 特徴が顕著に表れたオリエンタルな旋律が聴こえてきます。中世の騎士の遍歴を描いた「ドゥランダルテ」では心 に訴える愛の歌や哀歌などが切々と歌われ、また「あまりにも早く成長したタランチュラ」では狂乱の舞曲をお楽し みいただけます。演奏は2004年から共演を重ねるマーレ・デュオ。このアルバムでは「都市と目」を除いた全ての 曲が2人のために書かれています。
NAXOS-8.551440
(1CD)
Carmina Predulcia 15世紀、シェーデル歌集からの音楽
作曲者不詳:In hoffenung thu ich leben
私は希望を持って生きていく(シェーデル歌集、15世紀)
デュファイ(1397-1474):もしも顔が青いなら
作曲者不詳:Ach scheyden bitter ああ、別れは苦い(シェーデル歌集、15世紀)
作曲者不詳:In suser wonne guthe 甘い至福の優しさで(シェーデル歌集、15世紀)
作曲者不詳:O lib wie sus dein anfanck ist
おお愛よ、あなたの始まりはどれほど甘いのか(シェーデル歌集、15世紀)(パフォーマンス1)
作曲者不詳:Le serviteur infortune 不幸な僕(シェーデル歌集、15世紀)
作曲者不詳:O lib wie sus dein anfanck ist
おお愛よ、あなたの始まりはどれほど甘いのか(シェーデル歌集、15世紀)(パフォーマンス2)
パウマン(1410-1473):Wiplich figur 女性らしい姿
デュファイ:alheureulx cueur, que vieulx tu faire? (アンサンブル編)
作曲者不詳:Aus far ich hin 私が決めた私の最愛の人(シェーデル歌集、15世紀)
アンサンブル・アルマーラ(古楽器使用)

録音:2019年1月、8月
ニュルンベルク出身のドイツ・ルネサンス期の歴史家、ハルトマン・シェーデル(1440-1514)。この時代における もっとも重要な博学者であり、また医師、人道主義者でもあった彼は、印刷機を使用した最初の地図製作者 の一人としても名を遺しています。彼は書籍や美術、音楽のコレクターでもあり、これらを編集したおよそ600冊 の本は、人々の知識向上のために大いに役立つものとなりました。この「Carmina Predulcia」はシェーデルが 編纂した歌集の一つ。ほとんどは作曲者不詳の歌ですが、中にはデュファイなどの名前も含まれており、この時代 にどのような曲が流行していたのかを知ることができます。バーゼル・スコラ・カントルムで学んだエリザベート・パヴェ ルケが主宰する古楽アンサンブル「アルマーラ」の演奏で。
NAXOS-8.579063
(1CD)
オルランド・ディ・ラッソ:バイエルンの結婚式〜1568年、バイエルンのヴィルヘルム5世とロレーヌのレナータの結婚式のための音楽
オルランド・ディ・ラッソ:
1. Te Deum laudamus われら神であるあなたを讃えん(6声)
2. Gratia sola Dei 神の恵みのみ(6声)
3. Allala pia calia アッラーラ・ピア・カリア(4声)
4. Canta, Georgia, canta 歌え、ジョルジアよ歌え(6声)
5. Hai, Lucia, bona cosa ハイ、ルチアいい奴(4声)
6. Lucia, celu, hai biscania ルチア、チェル、ハイ・ビスカニア(4声)
7. O Lucia, miau オ・ルチア・ミャウ(3声)
8. Cathalina, apra finestra カタリーナよ、窓を開け(6声)
9. Chi chilichi キ・キリキ(6声)
10. Matona, mia cara 私のいとしい人、マトナよ(4声)
11. Se si alto pon gir mie stanche rime もし気力の失せた私の詩が(5声)
フィリッポ・アッツァイオロ(1530-1540頃生まれ、1570年以降没、1557年-1569年活躍):
12. Chi passa per'sta strada この道を歩む者
オルランド・ディ・ラッソ:
13. Mi me chiamere ミ・メ・キアメーレ(5声)
14. Par ch’hai lasciato あなたは去ったよう(4声)
15. Zanni! Piasi, Patro? ザンニ!はい、ご主人(8声)
エリック・ライス(指)
アンサンブル・オリゴ

録音:2016年8月24-28日
バイエルン公ヴィルヘルム5世(1548-1626)は、幼少期からイエズス会の教育を受け、信仰深き王として反宗 教改革を推進した人として知られます。1568年2月にミュンヘンで行われた大公ヴィルヘルム5世と公爵令嬢レ ナータ・フォン・ロートリンゲンの成婚の儀には、5600人を超える騎士たちや数多くの関係者が参加し、市民を 交え豪勢かつ華やかな祝祭が行われました。人々は着飾った騎士たちによる馬上試合や、イエズス会の演劇を 楽しみ、また1556年から宮廷楽長を務めていたオルランド・ディ・ラッソ(ラッスス)も華やかな演奏会を開催しまし た。このアンサンブル・オリゴによるアルバムは、当時の記録に基づき、その時の演奏会の模様を自由に再現した もの。ラッソのテ・デウムを中心に即興のコメディなどを交え、16世紀に演奏されていた音楽に光を当てています。
NAXOS-8.573657
(1CD)
チェレプニン(1873-1945):バレエ音楽『アルミードの館』 ヘンリー・シェク(指)
モスクワSO

録音:1994年11月
モスフィルム・スタジオ、モスクワ、ロシア
※MARCO POLO 8.223779より移行盤
サンクトペテルブルク出身の作曲家ニコライ・チェレプニン。リムスキー=コルサコフに師事、指揮者として活動しな がら作曲をはじめます。彼は1909年から1914年にかけてセルゲイ・ディアギレフのロシア・バレエ団に指揮者とし て参加し、最初のパリ公演でも指揮者を務めており、数々のバレエを手掛けた他、1911年のシーズンには フォーキンの振付で自作の『アルミードの館』を初演。フランスの古城で起きる神秘的な物語を生き生きと描いた このバレエは大好評を博しました。チャイコフスキーを思わせる息の長い旋律と、フランスの印象派の影響を融合 させた美しい響きが魅力的な作品です。
NAXOS-8.571408
(1CD)
ビレット・コンチェルト・エディション 第10集
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番&第22番
イディル・ビレット(P)
エンデル・サクプナル(指)
ブルサ地域国家SO

録音:2019年11月28日
1941年トルコ生まれのイディル・ビレット。彼女は未だ楽譜を読むことができない4歳の頃からバッハとモーツァルト を愛し、ラジオで聴いたり自身でも奏でていたといいます。1949年にはパリでヴィルヘルム・ケンプに会い、将来一 緒にコンサートでモーツァルトを弾くことを約束。4年後の1953年に2人は約束を実現させ「2台のピアノのための 協奏曲」を演奏し、パリのシャンゼリゼ劇場で2400人の聴衆を熱狂させました。このようにモーツァルト作品が体 の一部になっているビレット、この2019年のトルコにおける演奏会でも、木訥なタッチで愛情あふれるモーツァルト を披露しています。

   NAXOS 2020年12月発売
NAXOS-8.506039
(6CD)
NX-D05

NYCX-10179(6CD)
国内盤仕様
税込定価
ヴィラ=ロボス:交響曲全集
【CD 1】
交響曲第1番「知られざるもの」 (1916)
交響曲第2番「昇天」 (1917-1944)
【CD 2】
交響曲第3番「戦争」 (1919)
交響曲第4番「勝利」 (1919)
【CD 3】
交響曲第6番「ブラジルの山並みについて」 (1944)
交響曲第7番(1945)
【CD 4】
交響曲第8番(1950)
交響曲第9番(1952)
交響曲第11番(1955)
【CD 5】
交響曲第10番『アメリンディア』(1953)〜テノール、バリトン、バスと
混声合唱、オーケストラのためのオラトリオ
【CD 6】
バレエ音楽『ウイラプルー』 (1917)
交響曲第12番(1957)
マンドゥ=サララ (1940)
*交響曲第5番は楽譜消失のため欠番となっています。
サンパウロSO
イサーク・カラブチェフスキー(指)

【CD5】
レオナルド・ネイバ(Br)
サウロ・ジャバン(Bs)
サンパウロSOchoメンバー(T)
サンパウロSOcho
【CD6】
サンパウロ交響cho&児童cho

録音:2017年2月13-16日(第1番)
2017年2月20-23日(第2番)
2012年2月26日-3月5日(第3番&第4番)
2011年2月21日-3月5日(第6番&第7番)
2015年2月10-13日(第8番)
2016年2月16-19日(第9番)
2016年2月23-26日(第11番)
2013年2月2-16日(第10番)
2014年2月28日〜3月7日(第12番、ウイラブルー)
6月19-21日(マンドゥ=サララ)
場所:ブラジル、サラ・サンパウロ
エイトル・ヴィラ=ロボスは「20世紀ブラジルの芸術音楽における最も重要な創造的貢献をした人物」と評されています。彼はクラシックの技 法にブラジルの民族音楽を採り入れた作風で数多くの作品を残しましたが、その中で11曲の交響曲はとりわけ異彩を放っています。交響曲 第1番からは、彼が当時関心を寄せていたフランス音楽からの影響が感じられますが、第2番以降の交響曲には、ブラジル音楽特有の熱気 と抒情が溢れています。第3番から第5番までの交響曲は、第一次世界大戦終結を記念し、ブラジル政府から委嘱された作品ですが、残 念なことに「平和」と題された第5番は楽譜が消失してしまいました。当時の社会不安も反映された激しい作風が魅力です。以降はエキゾ チックな雰囲気を湛えた第6番、打楽器の響きを駆使した第7番など民族音楽の要素に満ちた作品が続き、サンパウロ市創立400周年の 記念行事のために書かれた第10番は、大規模な声楽パートを伴う実質的なオラトリオとして成立しています。第11番に続く第12番は、70 歳を迎えた作曲家による回顧的な雰囲気を湛えた豊かな旋律を持つ交響曲。 この全集は、ヴィラ=ロボスの本格的な交響曲作家としての全貌を明らかにするのみならず、20世紀の非ヨーロッパ諸国において交響曲に 代表されるクラシック音楽文化がどのように受容されていったか、その一端を物語る貴重なドキュメントでもあります。 広島県出身でブラジルで学び、サンパウロSO合唱団等の指揮者を務め、日本とブラジルの音楽交流に功績のあった宗像直美さん (2020年3月没)が合唱指揮で参加しているのも貴重な記録です。
*国内仕様盤の解説書には、指揮者で日本ヴィラ=ロボス協会の会長を務める木許裕介氏による充実した解説を掲載。第10番とマンドゥ・サララは歌詞日本語訳付き。
NAXOS-8.551400
(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37(V. ラハナーによるピアノと弦楽五重奏編)
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(V. ラハナーによるピアノと弦楽五重奏編)*
ハンナ・シバイエヴァ(P)
ユトレヒトSQ
ルイス・カブレラ(Cb)

録音:2019年4月20日、2019年5月13日*
ピアノ協奏曲第1番と交響曲第2番を収録した前作(8.551431)に続く、室内楽版のベートーヴェン作品集。 今作はヴィンツェンツ・ラハナー(1811-1893)の編曲によるピアノ協奏曲第3番と第4番を収録。どちらもオーケス トラ・パートは弦楽五重奏に置き換えられており、透明感に満ちた軽やかな響きが楽しめます。ピアノを演奏してい るシバイエヴァはミンスクの音楽一家の生まれ。6歳からピアノを始めて神童と評され、11歳から国際的なキャリア をスタートさせたピアニストです。2008年からは「新ヨーロピアン・アンサンブル」のメンバーとして活躍し、主として管 弦楽作品を室内楽に編曲し演奏するというプロジェクトに力を注いでいます。
NAXOS-8.574226
(1CD)
ノヴァーク(1870-1949):管弦楽作品集 第1集
南ボヘミア組曲 Op.64(1936-1937)
トマンと森の精 Op.40(1906-1907)
マレク・シュティレツ(指)
モラヴィアPO

録音:2019年10月29-31日
チェコの作曲家ヴィーチェスラフ・ノヴァークの作品集。プラハ音楽院でドヴォルザークに師事し、作曲を志した彼は、 20代の時に自ら収集したモラヴィアやスロヴァキアの民族音楽の研究を続けながら、野心的な管弦楽曲を数多く 書き上げました。NAXOSにおける管弦楽作品集シリーズ第1作となるこのアルバムには代表作『南ボヘミア組曲』 と「トマンと森の精」を収録。チェコ期待の指揮者マルク・シュティレツの躍動感あふれる音楽をお楽しみください。 1908年に初演された「トマンと森の精」はヨーロッパの古い伝説をベースにした、R・シュトラウスの「サロメ」 の「七つのヴェールの踊り」を思わせる濃厚な響きが印象的です。1936年から1937年に書かれた『南ボヘミア組 曲』は後期ロマン派の作風とボヘミア民謡を融合させた、4つの楽章からなる美しい旋律を持つ作品。初演を担っ た指揮者エーリヒ・クライバーのお気に入りとして知られており、彼は1955年の「プラハの春音楽祭」でもこの曲を 演奏しています。
NAXOS-8.559682
(1CD)
ライヒ(1936-):エイト・ラインズ/シティ・ライフ 他
2台、またはそれ以上のピアノのための音楽(1964)…世界初録音
エイト・ラインズ-アンサンブルのために(1979/1983)
ヴァーモント・カウンターポイント-フルートとテープのために(1982)
ニューヨーク・カウンターポイント-クラリネットとテープのために(1985)
シティ・ライフ-アンサンブルのために(1995)
ホルスト=シンフォニエッタ
イェルク・シュヴァイベンツ(P II)
アンヌ・パリソー、デルフィーヌ・ロシュ(Fl)
アンドレア・ナジ(Cl)
クラウス・ジモン(P.指)

録音:2006年5月24日、2009年11月20日 、2010年1月10,11日
20世紀後半のアメリカ音楽界におけるもっとも重要な人物の一人スティーヴ・ライヒ。ミニマル・ミュージックだけでは なく、持ち前の探求心による表現法の拡大から生まれた様々な音楽は、ジャズや電子音楽など多岐に渡る分野 のアーティストたちに多大な影響を与えています。このアルバムには1960年代から1990年代までに作曲された5 作品を収録。1964年の「2台、またはそれ以上のピアノのための音楽」は9つのコードで構成された作品で、リズム や繰り返す回数は奏者たちに任された自由度の高いもの。1979年の八重奏曲は典型的なミニマル・ミュージック で、のちの1983年に「エイト・ラインズ」へと再構成されています。「ヴァーモント・カウンターポイント」と「ニューヨーク・ カウンターポイント」は同種の楽器から生まれる多層的な響きが陶酔を生む作品。大都市の波打つ活気を再現 することが試みられています。1994年の「シティ・ライフ」はニューヨークの雑多な風景が切り取られた、これまでより も更に大規模な構成とストーリーを持つ作品。サンプリングされたクラクションや生活音などが見事な音楽に昇華し ています。フライブルクを拠点とする室内アンサンブル、ホルスト=シンフォニエッタの緻密な演奏で。
NAXOS-8.574102
(1CD)
モソロフ(1900-1973):交響曲第5番(1965)
ハープ協奏曲(1939)
テイラー・アン・フレッシュマン(Hp)
アルトゥール・アルノルト(指)
モスクワSO

録音:2019年1月21-22日、2019年1月28-30日
世界初録音
力強い曲想で知られる交響的エピソード「鉄工場」の作曲家アレクサンドル・モソロフ。“ロシア・アヴァンギャルド音 楽”の第一人者として知られ、とりわけ1920年代には「この時代の革命的な精神の証」として賞賛され、前述の 「鉄工場」は破壊主義や機械崇拝を具現化する作品として世界的な知名度を獲得しました。しかしソビエト連 邦作曲家同盟を追われてからは活躍の場を奪われただけでなく、1937年には「反ソビエトのプロパガンダ」として 逮捕、投獄され8年間に渡り強制労働を強いられるなど、酷い迫害を受けてしまいます。このアルバムに収録され た2作品のうち「ハープ協奏曲」は苦しい状況の中、彼の師であったグリエールの作品から影響を受け書かれてお り、オーケストラの響きが悲痛な雰囲気を漂わせる中、ハープが典雅な音楽を奏でます。また「交響曲第5番」は 精神的リハビリ後の1965年に作曲された彼の最後の大作。雄大な旋律に導かれた第1楽章、表情を刻々と変 える第2楽章を経て、激しい終楽章に至り最後は高らかに勝利を歌うという古典的な様式に則った3楽章形式で 書かれています。
NAXOS-8.574263
(1CD)
ブルーサ(1954-):管弦楽作品集 第4集
交響曲第2番Op.22(2000-2010、2017年オーケストレーション)
5. シンプリー・ラルゴ Op.21
ダニエレ・ルスティオーニ(指)
アルスターO

録音:2019年7月31日 ライヴ
アルスター・ホール、ベルファスト、北アイルランド
1954年ミラノ生まれの女性作曲家、エリザベッタ・ブルーサの管弦楽作品集。2002年に第1集と第2集が発売 された後、10年以上の空白期を経て2015年に第3集、そしてこの第4集の発売という息の長いシリーズです。交 響曲第2番はスケッチの完成に10年を要した大作。更にオーケストレーションが施されるまでに7年の歳月が必要 とされました。古典的な4楽章形式で書かれており、豊かな響きに彩られた印象的な作品です。第1楽章は、金 管のファンファーレが至るところに出現する第1主題を経て、マーラーの第6番の緩徐楽章にも似た美しい第2主題 が続きますが、平穏はすぐに乱され、また騒乱の音楽が戻ってきます。第2楽章は穏やかな中に不安を秘めた音 楽。第3楽章はせわしないスケルツォです。決然とした最終楽章では、冒頭の動機が最後まで曲を支配し、うちの めされるかのように曲を閉じます。ブルーサが「悲しみに満ちた短い“言葉のない歌”」と呼ぶシンプリー・ラルゴも美し い音楽です。
NAXOS-8.573994
(1CD)
ハリス(1945-):交響曲第6番「最後の手紙」(2015)
フェイス(2018)

※全てヴィンセント・オサリバン(1937-)の詩による
アリソン・ベル(S)
フィオーナ・キャンベル(Ms)
ヘンリー・チュウ(T)
ジョエル・アモサ(Br)
ジョルダーノ・ベッリンカンピ(指)
アントニー・ヘルムス(指)
ヴォイシズ・ニュージーランド室内cho
オークランドPO

録音:2016年7月21日、2018年4月19日 ライヴ
世界初録音
ニュージーランド生まれの作曲家ロス・ハリスは、数々のユニークな作品で注目を浴びるとともに、30年以上の長き にわたり、ヴィクトリア大学のウェリントン音楽科で教鞭を執り、この国の音楽発展に貢献している人物です。彼の 交響曲はどれもメッセージ性の高い内容で知られますが、この「最後の手紙」と題された交響曲第6番も、ニュー ジーランドを代表する詩人ヴィンセント・オサリバンの4つの詩を効果的に用いた作品。死と絶望、音楽による慰め が融合した瞑想的で美しい音楽です。「フェイス」は第一次世界大戦で顔を負傷した兵士のトラウマを描いてお り、テキストは同じくヴィンセント・オサリバンの詩を使用。調性と無調を揺れ動く音楽は個人的な悲しみを一層強 く歌い上げています。
NAXOS-8.574221
(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ全集 第26集
1. ソナタ ヘ短調 K.463/L.471/P.512
2. ソナタ ヘ長調 K.316/L.299/P.193
3. ソナタ ニ長調 K.415/L.S11/P.175
4. ソナタ ニ長調 K.435/L.361/P.466
5. ソナタ イ長調 K.453/P.280
6. ソナタ ハ長調 K.514/L.1/P.389
7. ソナタ 変ロ長調 K.361/L.247/P.214
8. ソナタ ホ長調 K.380/L.23/P.483
9. ソナタ ニ長調 K.333/L.269/P.338
10. ソナタ ト長調(バリャドリッド、メトロポリタン大聖堂アーカイヴ所蔵の手稿)
11. ソナタ ニ短調(バリャドリッド、メトロポリタン大聖堂アーカイヴ所蔵の手稿)
12. ソナタ イ長調(バリャドリッド、メトロポリタン大聖堂アーカイヴ所蔵の手稿)
13. ソナタ イ長調(カタロニア図書館所蔵の手稿 No.31)
14. ソナタ ホ長調(カタロニア図書館所蔵の手稿)
15. ソナタ イ長調(チェンバロのための本)(ポルトガル文化遺産研究所の手稿)
16. ソナタ ニ長調(リアル王立音楽学校所蔵の手稿)
17. ソナタ イ長調(リアル王立音楽学校所蔵の手稿)
18. ソナタ ニ短調(トリノ大学図書館所蔵の手稿)
19. ソナタ ト長調(トリノ大学図書館所蔵の手稿)
20. ソナタ ハ長調(モンセラートのベネディクト教会所蔵の手稿)
21. ソナタ ト長調(モンセラートのベネディクト教会所蔵の手稿)
22. ソナタ ト長調(モンセラートのベネディクト教会所蔵の手稿)
ブルーノ・ヴラヘク(P)

録音:2019年10月10日
2019年10月11日
2019年10月12日
2019年12月1日
2019年12月5日
NAXOSの人気シリーズ、ドメニコ・スカルラッティのソナタ集。以前は全555曲とされていた彼のソナタですが、最近 の研究では600曲近くが存在することがわかっており、この第26集にも研究者ラルフ・カークパトリックが附番した 「555曲」以外の、様々な場所に保管されているソナタが13曲収録されています。すでにバリャドリッドのメトロポリ タン大聖堂所蔵のソナタは、スカルラッティの真筆と認定されており、他の作品も研究中ではありますが、ほぼスカ ルラッティの作品とみなされています。 軽やかなタッチによる演奏は1986年クロアチア生まれのブルーノ・ヴラヘク。作曲家としても活躍する新進気鋭の ピアニストです。
NAXOS-8.579075
(1CD)
オーストラリアのピアノ・デュエット&デュオ作品集
グレインジャー:リンカンシャーの花束- 第2曲 ホークストウの農場(2台ピアノ版)(1937)
デイヴィッドソン(1965-):苦悩の芸術(2012)…世界初録音
グレインジャー リンカンシャーの花束 - 第6曲 行方不明のお嬢さんが見つかった(踊りの歌)(2台ピアノ版)(1937)
フォード(1957-):オン・リフレクション(2012-2013) …世界初録音
デンソン(1960-):ミル・ライフ(2018) …世界初録音
ブルンビー(1933-2018):3つのやさしいピアノ二重奏曲(1980) …世界初録音
ハミルトン(1982-):ショーター/ロンガー(2015) …世界初録音
ハミルトン:リアムとアンナの子供たちのための子守歌(2014) …世界初録音
ニール(1972-):エチュード 1(2016)…世界初録音
ヒンドソン(1968-):ヴィジブル・ウェポン(2013) …世界初録音
ヴィニー=グリンバーグ・ピアノ・デュオ

録音:2019年4月6日
2019年4月28日
2019年7月28日
2019年10月13日
オーストラリアの近現代2台ピアノと連弾のための作品を集めたユニークなアルバム。タイトルの「苦悩の芸術」とは 1950年代、アメリカのラジオ番組で司会者とパーシー・グレインジャーが対話を行った際の録音から彼の声を元に 仕上げた作品。一般に連想されるグレインジャーの音楽は陽気なものですが、本人は「音楽は苦悩の芸術だ」と 語っており、その言葉をもとに民謡風の音楽が展開していくという異色作。作曲家のデイヴィッドソンは「グレイン ジャーの言葉で音楽の枠組みを作りたかった」と語っており、その試みは確かに成功しているといえるでしょう。他に はオーヴァー・ダビングを駆使した「ミル・ライフ」や電子楽器を用いたハインドソンの「ヴィジブル・ウェポン」など実験的 な作品が揃っています。
NAXOS-8.574145
(1CD)
シューベルト:30のメヌエットとトリオ/8つのレントラー
8つのレントラー 変ロ長調 D.378(1816)
5つのエコセーズ 変イ長調 D.697(1820)
30のメヌエットとトリオ D.41(1813)
2つのエコセーズ Op.33 D.783(1823/1824)
ダニエル・レプハルト(P)

録音:2019年8月14-16日
シューベルトの作品の中で、かなり重要な位置を占めているのが一連の舞曲です。とはいえショパンのようなワルツ ではなく、当時ウィーンの中流階級の人々の間で流行した三拍子の“レントラー”や“メヌエット”、スコットランド風の 舞曲である“エコセーズ”がほとんどであり、1分に満たない小さな曲から、トリオを持つ三部形式のメヌエットまで多 彩な曲がひしめいています。どの曲も平易に書かれており、演奏自体は容易ですが、ウィーン風の舞曲が持つ独 特の味わいを出すのは至難の業です。「30のメヌエットとトリオ」は実際には20曲しか残っていません。その理由は 不明ですが、どれも簡潔にまとめられたオシャレな曲です。
NAXOS-8.574272
(1CD)
ジュリアーニ(1781-1829):ロッシーニアーナ第1番 - 第6番
ロッシーニアーナ第1番Op.119(1820-1823頃)
ロッシーニアーナ第2番Op.120(1820-1823頃)
ロッシーニアーナ第3番Op.121(1820-1823頃)
ロッシーニアーナ第4番Op.122(1820-1823頃)
ロッシーニアーナ第5番Op.123(1820-1823頃)
ロッシーニアーナ第6番Op.124(1827/1828出版)
ゴラン・コリヴォカピチ(G)

録音:2019年9月7-9日
18世紀から19世紀にかけて、ギターのヴィルォルオーゾとして一世を風靡したマウロ・ジュリアーニ。この当時はロッ シーニの歌劇が流行しており、多くの作曲家がその中の人気曲を素材にした作品を書きましたが、ジュリアーニもそ の例にもれず「ロッシーニ風」と題した6つの曲を遺しました。ロッシーニの旋律が次々と現れるこの作品にはジュリ アーニが持てるギターの演奏技術が全て注ぎ込まれており、完璧に演奏するためには、高い表現力とテクニックが 要求されます。見事に全曲を弾ききったゴラン・コリヴォカピチは1979年、ベオグラード生まれのギタリスト。2004 年GFA(Guitar Foundation of America=アメリカ・ギター財団)国際ギターコンクールで優勝したほか、 17の国際ギター・コンクールの優勝経験を持つ名手です。
NAXOS-8.579084
(1CD)
コントジョルゴス(1945-):ギターのための作品集
海の晩課(2015)
コンソナータ(2014)
エレジー1980(1980/2006改訂)
万華鏡(2006)
エモーションズ(2018)
パヴロス・カネラキス(G)
ヴァンジェル・ニーナ(Vc)

録音2015年2月19日…11-14
2016年12月28日・・・1-5
2018年3月27日…10,15
2018年5月17日・・・6-9
世界初録音
ギリシャ生まれの作曲家コントジョルゴスのギター作品集。彼は1960年代から70年代にかけて、ソングライター、 アレンジャー、指揮者として活躍し、多くのポップス歌手たちのために70曲以上のバラードを書くなどジャンルを超え た活動をしています。このアルバムに収録された「ギターのための作品」はどれも親しみやすい曲調で書かれており、 一度聴いたら忘れられないほどの強い印象を残します。郷愁を誘う旋律が美しい「海の晩課」、チェロの切ない調 べを伴う「コンソナータ」、このアルバムの中では最も先鋭な響きを持つ「エレジー1980」、1960年代のポップスを 思わせる「万華鏡」、技巧的な「エモーションズ」とコントジョルゴスの幅広い世界を堪能する1枚です。ギリシャの ヴェテラン・ギタリスト、パヴロス・カネラキスの情感豊かな演奏で。
NAXOS-8.574163
(1CD)
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):聖ニコライ・トレンティーニのミサ 他
聖ニコライ・トレンティーニのミサ MH109(1768)
罪なき幼な子の祝日のための晩課(1774-1787)(N. ラングによる補筆完成版)
わが魂 MH452(1787)
ジェンニ・ハーパー,エミリー・オーウェン(S)
ヘレン・チャールストン(Ms)
マルコ・セフェル(Org)
ロウズ・バロック・プレイヤーズ(古楽器使用)
セント・オールバンズ大聖堂少女聖歌隊
トム・ウィンペニー(指)

録音:2019年7月23-24日
ヨーゼフ・ハイドンの5つ下の弟ミヒャエル・ハイドン。ウェーバーの師として知られ、古典派から初期ロマン派を繋ぐ橋 渡しとしての重要な役割を担った音楽家の一人です。40曲以上の交響曲を始め、フルートやヴァイオリンのための 協奏曲、数多くの室内楽曲などを遺しましたが、残念なことに偉大な兄の名声の影に隠れ、現代でもその作品が 正当に評価されているとは言い難い状況です。しかし、彼の音楽は色彩豊かで独創的であり、決して兄に劣るも のではありません。とりわけ宗教曲は彼の作品の中心的位置を占めるもので、どれも活力ある音と抒情的な旋律 に満ちています。「聖ニコライ・トレンティーニのミサ」はミヒャエルの初の大規模な宗教曲で、13世紀イタリアのアウグ ステノ修道士聖ニコラウスに捧げられています。当時の修道院では女性が歌うことは禁じられていましたが、この作 品の初演時には、後に彼と結婚したマグダレーナ・リップがソロを務めたと推測されています。「罪なき幼な子の祝 日のための晩課」は当時のザルツブルク大聖堂の聖職者ニコラウス・ラングによって補筆完成された詩篇による作 品集です。トム・ウィンペニーの共感溢れる指揮による闊達な演奏でお楽しみください。
NAXOS-8.579086
(1CD)
レグレンツィ(1626-1690):聖母マリアのリタニとアンティフォナ
Op.7
ノーヴァ・アルス・カンタンディ【アレッサンドロ・カルミナーニ(S)
アンドレア・アッリヴァベーネ(C.A)
マッシモ・アルティエリ(T)
ジャンルカ・フェッラリーニ(T)
マルチェロ・ヴァルジェット(Bs)
イヴァナ・ヴァロッティ(Org)】
ジョヴァンニ・アッチャイ(指)

録音:2018年4月23-25日
世界初録音
17世紀ヴェネツィアで活躍した作曲家ジョヴァンニ・レグレンツィ。北イタリアの後期バロック音楽の発展に寄与しま した。1681年にヴェネツィアの聖マルコ大寺院の副楽長に就任、1685年には楽長に昇進し、アルビノーニやロッ ティなど数多くの弟子を育てた功績だけではなく、バッハとヘンデルが対位法を学ぶ際、彼の旋律を主題にしたこと でも知られています。オペラや器楽曲など多彩な作品を遺しましたが、この「聖母マリアのリタニとアンティフォナ」は 活動の初期である1662年の作品で、モンテヴェルディの伝統を受け継ぎながらも、当時としては劇的な性格と野 心的な作風を持つ、まばゆいばかりの美しさを見せています。1998年に設立されたノーヴァ・アルス・カンタンディ は、ルネサンスとバロック期の未知のレパートリーを探求する声楽アンサンブル。これまでにレーオやブルーンスを始め とした希少な作品を録音し、その素晴らしさを聴き手に届けています。指揮者アッチャイは、現在ジュゼッペ・ヴェル ディ音楽院の音楽学科の名誉教授を務める音楽学者としても活躍するヴェテランです。
NAXOS-8.660492
(3CD)
ロッシーニ:歌劇「マティルデ・ディ・シャブラン または美女と鉄の心」(1821年ローマ原典版) コッラディーノ…ミケーレ・アンジェリーニ(T)
マティルデ・ディ・シャブラン…サラ・ブランチ(S)
ライモンド・ロペス…ツォン・シ(Bs)
エドガルド・ロペス…ヴィクトリア・ヤローヴァヤ(C.A)
アリプランド…エマヌエル・フランコ(Br)
イシドーロ…ジューリオ・マストロトターロ(Br)
アルコ伯爵夫人…ラミア・ブーク(Ms)
ジナルド…リカルド・セグエル(Bs-Br)
エゴルド/ロドリーゴ…フリアン・ヘナオ・ゴンザレス(T)
ホセ・ミゲル・ペレス=シエーラ(指)
グレツキ室内cho
クラクフ・パッショナルトO


録音:2019年7月16,18,27日
第31回 ヴィルトバート ロッシーニ音楽祭バート・ヴィルトバート トリンクハレ, ドイツ
1821年にロッシーニが作曲した歌劇「マティルデ・ディ・シャブラン」。ロッシーニは、もともと1幕だけ作曲してあった 「マティルド」を完成させローマで演奏するつもりでしたが、さまざまな事情で断念。台本作家のフェレッティは別の原 作「コルラディーノ」を提示し、了承したロッシーニは作曲を進めましたが、劇場に告知してあったタイトルである「マ ティルド」はそのまま生かし、最終的に「マティルデ・ディ・シャブランまたは美女と鉄の心」というタイトルを付けたという ものです。ローマでの初演の評判はまずまずだったものの、後にナポリで再演された時には、ロッシーニは作品を大 幅に改訂し「ナポリ版」として流布することとなります。この上演では原典版であるローマ初演版を使用。数多くの 登場人物が入り乱れる楽しい歌劇を、1981年生まれ、2004年から2009年までアルベルト・ゼッダの助手を務 めた気鋭の指揮者ペレス=シェーラがコミカル、かつ手堅くまとめています。

   NAXOS 2020年11月発売(2)
NAXOS-8.551431
(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15(ヴィンツェンツ・ラハナー(1811-1893)によるピアノと弦楽五重奏版)*
交響曲第2番ニ長調 Op.36(ベートーヴェンによるピアノ三重奏版)
ハンナ・シバイエヴァ(P)
アミナートSQ
バス・フリーヘンタルト(Cb)*

録音:2020年5,6月
最近、注目を集めるベートーヴェン作品の室内楽編曲版。今作にはロマン派の作曲家ヴィンツェンツ・ラハナーによ る「ピアノ協奏曲第1番」のピアノと弦楽五重奏版と、ベートーヴェン自身による「交響曲第2番」のピアノ三重奏 版を収録。協奏曲を編曲したラハナーは、モーツァルト作品の編曲で知られるイグナーツの4歳下の弟であり、ブ ラームスとクララ・シューマンに高く評価された音楽家として歴史に名を遺しています。このアレンジはドイツのピアニス ト、教師ジグムント・レーベルトの提案でラハナーが学習用として作ったものであり、ソリストの学生は第2ピアノの伴 奏、もしくはこのオーケストラよりも簡潔な響きを奏でる弦楽五重奏版の伴奏を選ぶことができたというものです。 ベートーヴェン自身の編曲による「交響曲第1番」は当時流行したビーダーマイヤー(身近で日常的なものに目を 向ける活動)の流れにのり、大きな編成の音楽作品を家庭で気楽に演奏するためのもの。原曲とは違う味わい を持っています。ミンスクで生まれ、オランダで活動するシバイエヴァがピアノを担当しています。
NAXOS-8.574264
(1CD)
イタリア・バロックのクリスマス協奏曲
コレッリ:合奏協奏曲 ト短調 Op.6 No.8〜クリスマス・イヴのために
トレッリ(1658-1709):合奏協奏曲 ト短調 Op.8 No.6〜祝福されたクリスマスのための牧歌の形による協奏曲
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV270〜安らぎ:いとも聖なるクリスマスのために
マンフレディーニ(1684-1762):合奏協奏曲 ハ長調 Op.3 No.12〜祝福されたクリスマスのために
ロカテッリ(1695-1764):合奏協奏曲 ヘ短調 Op.1 No.8〜聖なるクリスマスのために
フレデリック・フロム(Vn)
ラース・ウルリク・モルテンセン(指)
コンチェルト・コペンハーゲン

録音:2020年1月13-15日
18世紀に入る頃、イタリアのクリスマス協奏曲に特別の伝統が生まれました。これはイエスが生まれ、飼い葉桶に 寝かされる時、幼子を見守る動物や羊飼いを描いた牧歌(6/8拍子か12/8拍子によるパストラーレ)を組み込む ことで、コレッリのいくつかの協奏曲が知られていますが、他の作曲家もこの様式による作品を数多く書いています。 このアルバムには、そのようなクリスマス協奏曲を収録。デンマークを代表する演奏家モルテンセン率いるコンチェル ト・コペンハーゲンの演奏は、落ち着いた響きを存分に生かした美しいものです。演奏家が拠点とする北欧のクリス マスのお祝いは、ヴァイキングが冬至の頃に行った「ユール」祭りが起源とされています。人々は貯蔵していた食べ物 を料理し、大きな薪を燃やして悪霊をなだめ、太陽の復活を祝うものですが、クリスマスの喜びは世界共通です。
NAXOS-8.574177
(1CD)
フンパーディンク(1854-1921):劇付随音楽集
歌劇「いやいやながらの結婚」-第2幕 前奏曲(1905)
付随音楽『ヴェニスの商人』(1905)
付随音楽『奇跡』組曲(1912)(編曲:A. ロッター)…世界初録音
バラード「ケヴラールへの巡礼」(1878年原典版)…世界初録音
付随音楽『女の平和』(1908)…世界初録音
アンドレア・チュダーク(S)
ルクサンドラ・ヴォーダ・ファン・デア・プラス(C.A)
ハリー・ファン・デア・プラス(T)
ロバート・ベネシュ(Org)
ダリオ・サルヴィ(指)
マルメ歌劇場O&cho

録音:2019年8月13-17日
子供むけ歌劇「ヘンゼルとグレーテル」で知られる作曲家フンパーディンク。彼は他にもワーグナー譲りの重厚なオー ケストレーションを用いた歌劇や、数多くの劇音楽を書いています。このアルバムでは、主としてフンパーディンクの劇 付随音楽を収録。これまで見過ごされてきた、革新的でロマンティックな作風による音楽がダリオ・サルヴィの指揮 でここに蘇ります。中でも『奇跡』は初期のフルカラーによる無声映画のための作品で、この映画の上演のためにフ ルサイズのオーケストラと合唱団、教会の鐘や群衆の騒音までが準備されたという大がかりな演出を伴っていまし た。ここではアドルフ・ロッターの編曲による組曲版が収録されていますが、良く知られた旋律も散りばめられた、当 時の情景が目に浮かぶような壮大な音楽です。他にはカンタータ形式の「ケヴラールへの巡礼」や劇付随音楽『女 の平和』など世界初録音を3曲含みます。
NAXOS-8.574148
(1CD)
リスト:ピアノ曲全集 第56集〜前奏曲と詩的で宗教的な調べ
1. 眠りから覚めた子供への祈り S171c
◇「詩的で宗教的な調べ - 眠りから覚めた子供への賛歌」の第1版(1840)
前奏曲と詩的で宗教的な調べ S171d(1845-1846)
2. 第1曲 変ホ長調 「前奏曲」
3. 第2曲 ハ短調 「ランガール」
4. 第3曲 ホ長調
5. 第4曲 変ニ長調 「大いなる幻影」(L. ハワードによる補筆完成版)
6. 第5曲 変ト長調
7. 第6曲 イ長調 「アテンテ」(L. ハワードによる補筆完成版
8. 第7曲 ホ長調 「代案」
9. 第8曲 変ニ長調 「M.K.」(L. ハワードによる補筆完成版)
10. 詩的で宗教的な調べ S154/R13(1833-1834)
11. 2つの伝説 S175/R17 - 第2曲 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ(簡易版)(1863頃)
12. 行進曲 嬰ハ短調 「プロジンスキー・フラグメント」 S701v(1846)
13. ピアノ小品 変ニ長調 S189b(作曲年不明)
14. アルバムの綴り 変イ長調 「ポルトガル」 S166b(1844)
15. アルバムの綴り 変イ長調 S166c(1844頃)
16. アルバムの綴り 「リヨン前奏曲」 S166d/1 (断章)(1844)
17. アルバムの綴り 「オムニトニーク前奏曲」 S166e(1844頃)
18. アルバムの綴り 「ブラウンシュヴァイク前奏曲」 S166f/1(1844)
19. アルバムの綴り 「セレナード」 S166g(1840年代?)
20. アルバムの綴り ト長調 「アンダンテ・レリジョーソ」 S166h(1846頃)
ローマン・コシャコフ(P)

録音:2019年8月7-9日
リストのピアノ作品全集第56集。リストは思い入れのある自作に何度も改訂を施しましたが、この「詩的で宗教的 な調べ」もそんな曲集の一つ。現在よく知られているのは1853年の第3稿 S.173の10曲からなる組曲ですが、 今回のアルバムの中心を成すのは2001年に出版された第1稿 S.171dの8曲。リストのピアノ曲全曲録音で知 られるレスリー・ハワードが校訂したスコアが用いられています。トラック10は単独で作曲され、後に第4曲「死者の 追憶」へと改訂された最も初期の作品です。トラック1は第6曲「眠りから覚めた子供への賛歌」の原型ですが、こ の曲は別の合唱曲としても作り直されるほどにリストのお気に入りでした。トラック2の「前奏曲」は第3曲「孤独の中 の神の祝福」にフレーズが用いられているなど、リストの曲に対する思いの変遷が見て取れます。他、断片的な作 品を収録。ロシアの若きピアニスト、コシャノフのデビュー・アルバムです。
NAXOS-8.551445
(1CD)
ヴァイオリンとピアノによる「メフィスト・ワルツ」
リスト:メフィスト・ワルツ第2番S515/R182
調のないバガテル S216a/R60c
メフィスト・ワルツ第3番S216/R38
メフィスト・ポルカ S217/R39
メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 S514/R181
アンドレ・パルフェノフ(1972-):メフィスト・アンコール〜リストの「メフィストワルツ」第4番に基づく自由な変奏*

*以外=A.パルフェノフによるヴァイオリンとピアノ編)
パルフェノフ・デュオ【イウリアナ・ミュンヒ(Vn)/アンドレ・パルフェノフ(P)】

録音:2020年6月-8月
1972年ロシア生まれのピアニスト・編曲家アンドレ・パルフェノフによるリストの「メフィスト・ワルツ」。彼はこの一連の 作品を"誕生"から"死"までの人間の一生になぞらえ、ただ譜面を転写するのではなく、「調のないバガテル」のよう な前衛性の高い作品を挿入することで、20世紀と21世紀の対話的要素を持たせています。そして最後にジャズ 風の自作「メフィスト・アンコール」を置き、変幻自在な表現を目論んだアルバムの意図を完成させています。ヴァイ オリンを演奏するのは、パルフェノフと共演の多いイウリアナ・ミュンヒ。パルフェノフと息のあった音楽を聴かせます。
NAXOS-8.551438
(1CD)
女性作曲家の音楽集
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1873)
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22-第1番-ヴァイオリンとピアノのために
エイミー・ビーチ(1867-1944):ロマンス Op.23-ヴァイオリンとピアノのために
リリー・ブーランジェ(1893-1918):春の朝に-ヴァイオリンとピアノのために
リリー・ブーランジェ:夜想曲-チェロとピアノのために
ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):ピアノ三重奏曲 ハ長調 Op.29
トリオW【イングリッド・ヴェンデル(P)、カタリーナ・ヴィンマー(Vn)、シュテファン・ベルシュ(Vc)】

録音:2018年10月7,8日、2019年3月19,20
女性が作曲することについて偏見の多かったロマン派の時代、そして近代にかけて活躍した女性作曲家たちの作 品を集めた1枚。アマンダ・マイエルは1872年にストックホルム音楽大学で初の「音楽監督」の称号を獲得。その 後ライプツィヒで学び、ブラームスやグリーグ、クララ・シューマンと親交を結びいくつかの作品を作曲した後、ユリウス・ レントヘンと結婚。以降は作曲に専念し、41歳でこの世を去った作曲家・ヴァイオリニスト。彼女の友人たちを思わ せるロマンティックな美しい作品が特徴です。クロアチア出身のペヤチェヴィチは最近注目が高まる作曲家。残され た56作品が次々と録音されています。他、リリー・ブーランジェ、エイミー・ビーチ、クララ・シューマンの作品を収録。 これらのエレガントで個性的な曲をドイツの3人の奏者による「トリオW」が熱意を込めて演奏しています。
NAXOS-8.573892
(1CD)
ウォルトン(1902-1983):ヴァイオリンとピアノのための室内音楽作品集
ピアノ四重奏曲(1918-1919/1974-1975改訂)#
トッカータ-ヴァイオリンとピアノのために(1922-1923)*
2つの小品(1944-1950頃)(H.マクドナルド編)
ヴァイオリン・ソナタ(1947-1949)
マシュー・ジョーンズ(Vn)
アナベル・スウェイト(P)
サラ=ジェーン・ブラドリー(Va)
ティム・ロウ(Vc)

録音:2019年4月1日、2019年4月2日#、2019年6月19日*
ブリテン、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズと並ぶ20世紀のイギリス音楽を代表する作曲家の一人、ウィリ アム・ウォルトン。このアルバムに収録されているのは、1918年から1950年までに書かれたヴァイオリンとピアノを用 いた全ての作品です。ドビュッシーを思わせるピアノ四重奏曲は1919年に完成されたものの、総譜が失われてし まったため、ウォルトンによって何度も改訂が繰り返されており、エルガーやラヴェル作品からの引用も見られる初期 の若々しさに成熟の作風が融合した特異な作品に仕上っています。トッカータも初期の作品で、刺激的な音のぶ つかり合いが楽しい曲です。1951年に初演された「2つの小品」は彼が力を入れていた映画音楽「ヘンリー五世」 のメロディを用いたもの。第2楽章が大規模な変奏曲形式で書かれたヴァイオリン・ソナタは、イェフディ・メニューイン の委嘱作。抒情的な旋律が美しいソナタです。
NAXOS-8.579067
(1CD)
クララ&ロベルト・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための音楽集
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22(1853)
シューマン:3つのロマンス Op.94(ヴァイオリンとピアノ編)(1849)*
◇幻想小曲集 Op.73(ヴァイオリンとピアノ編)(1849)**
◇おとぎの絵本 Op.113(ヴァイオリンとピアノ編)(1851)#
◇ヴァイオリン・ソナタ 第3番イ短調 WoO2(1853)##
リン・ハオリ(Vn)
リュウ・ジャナン(P)

録音:2019年11月2-3日**、2019年11月3-6日##、2019年11月8-9日*、2019年11月13-15日#、2019年12月5-6日
早すぎる晩年に近づきつつあったシューマンは、1849年頃から室内楽作品に力を入れました。もともとクラリネット のために書かれた「幻想小曲集」や「おとぎの絵本」では、憂鬱な雰囲気の中に抒情があふれます。後にクララも同 名の曲を書いた「ロマンス」は、夫妻の音楽的対話と言えるでしょう。1853年の「ヴァイオリン・ソナタ第3番」は 日々揺れ動く精神状態を抱えながら、革新的な作風を探求していたシューマンの創作意欲が反映された曲。クラ ラ・シューマン は出来栄えに満足せず出版を躊躇、1956年になってようやく初出版されたという曰くつきの作品で すが、晩年のシューマンならではの即興的で複雑なフレーズが印象的な力作です。
NAXOS-8.574207
(1CD)
ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲全集 第4集
オルガン交響曲第8番ロ長調 Op.42 No.4(1887)
ローマ交響曲 Op.73(1900)
クリスティアン・フォン・ブローン(Org)

録音:2019年10月3日聖ヨーゼフ教会・ザンクトイングベルト、ドイツ
好評シリーズ、ヴィドールのオルガン交響曲全集。第4集には一連の作品の中でも最高峰に位置する第8番と、 実質的に第10番となるローマ交響曲の2曲を収録。アルベルト・シュヴァイツァーが「驚異」と評した荘厳な和音で 始まる第8番は、6楽章で構成されたオルガンならではのきらびやかな表現と技巧を駆使した作品。第3楽章と第 4楽章の間にはもともと前奏曲が置かれていましたが、1901年にヴィドール自身によって削除されており、第4楽 章はバッハのパッサカリアを思わせる主題をさまざまな変奏曲が彩っています。ローマ交響曲はグレゴリオ聖歌が巧 みに織り込まれた美しい曲。初演はパリではなく、ベルリンのロマンティック・オルガンを用いて行われました。冒頭の 音の絡み合いや、楽想の展開などに工夫が凝らされた作品です。第3集と同じく、ドイツのオルガニスト、ブローンの 演奏です。
NAXOS-8.551432
(1CD)
ヴィオラのための作品集
フョードル・ドルジーニン(1932-2007):無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1959)
ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏ヴィオラ・ソナタ第3番Op.135(1982)
ヴュータン:無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ「パガニーニへのオマージュ」ハ短調Op.55
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ポーランド風カプリッチョ(1949)(J.コスマーラによるヴィオラ編)
クシシュトフ・コメンダレク=ティメンドルフ(Va)
1988年ゲルハルト・エルンスト弦楽器製作ワークショップ、オイゲンシュティヒト製

録音:2017年3月13,14日
「革命 Revolution」と「ヴィオラ Viola」を融合させたタイトル「ReVIOLAtion」が特徴、ポーランドの俊英ヴィオラ 奏者コメンダレク=ティメンドルフ渾身のアルバム。どの曲も無伴奏ヴィオラのために書かれており、張りつめた緊張 感が心地よい1枚です。冒頭のドウジーニンは、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の初演で知られるベートーヴェ ンSQのヴィオラ奏者を務めた人。この曲でもショスタコーヴィチの作品を思わせる重苦しい雰囲気が感 じられます。同じくショスタコーヴィチの友人ヴァインベルクの作品は、思いの他諧謔性に満ちたユニークな作風。 ヴュータンの「パガニーニへのオマージュ」は技巧性の高い小品。同じくパツェヴィチの作品は「カプリッチョ」というタイト ル通り、変幻自在な曲想を持つ小品。コメンダレク=ティメンドルフ高い演奏技術を駆使し、見事な演奏を聴かせ ます。
NAXOS-8.559855
(1CD)
ゴンパー(1954-):協奏曲集、ムーンバースト
チェロ協奏曲(2019)*
コントラバス協奏曲(2018)
ムーンバースト(2018)
ティモシー・ギル(Vc)
ヴォルカン・オーホン(Cb)
エマニュエル・シフェール(指)
ロイヤルPO

録音:2019年12月12日 ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン*
2019年1月7日 カドガン・ホール、ロンドン
世界初録音
ロンドンで学び、アメリカを拠点に活躍する作曲家デイヴィッド・ゴンパーの協奏曲集。複雑なオーケストラの伴奏か ら浮かびあがる独奏楽器の音色に関心を持っているというゴンパー。チェロ協奏曲では、絶え間ない動きが印象的 な第1楽章と、夢みるような第2楽章の対比が素晴らしく、「影」をテーマにしたコントラバス協奏曲では、楽器の音 色を用いて様々な影や日蝕の光の効果を探ります。トラック5の「ムーンバースト」は以前リリースされた「サンバース ト」(2015年作曲)に関連があり、彼の過去10年の作曲活動の経験を生かした作品となっています。ゴンパー 作品の演奏を得意とするスイスの指揮者シフェールが、今回も優れた演奏を聴かせます。
NAXOS-8.660495
(3CD)
マイアベーア:歌劇「ロミルダとコンスタンツァ」 テオバルド…パトリック・カボンゴ(T)
レテッロ…ハビエル・ポベダーノ(T)
ロミルダ…キアラ・ブルネッロ(C.A)
ロタリオ…セザール・コルテス(T)
コンスタンツァ…ルイザ・ファトヨル(S)
アルベルトーン…エマヌエル・フランコ(Br)
アンニーナ…クレール・ガスコワン(Ms)
ピエロ…ジュリオ・マストロトターロ(Br)
ウーゴ…ティモフェイ・パヴレンコ(Bs)
ルチアーノ・アコチェッラ(指)
グレツキ室内合唱団
クラクフ・パッショナルトO

録音:2019年7月17,19,26日 「ヴィルトバートのロッシーニ」 第30回音楽祭
Trinkhalle Bad Wildbad, Germany
ユダヤ系ドイツ人の歌劇作曲家マイアベーア。主としてフランスでの活躍が知られていますが、若いころはロッシーニ に憧れ、何曲かのイタリア語による歌劇を作曲しています。この「ロミルダとコンスタンツァ」は、26歳の若き作曲家初 の成功作。いくつかのトラブルを乗り越えながらも、1817年にバドヴァで初演され「天才の作品」と大絶賛されまし た。その後、ヴェネツィア、ミラノ、フィレンツェ、コペンハーゲン、ミュンヘンで上演され幅広い人気を獲得しました。プロ ヴァンス王国における架空の王位継承を取り巻く陰謀と男女の愛を描いた内容で、劇的な展開に美しい旋律を 絡めた聴きどころの多い作品です。主役のロミルダにはメゾ・ソプラノ(もしくは)アルトの声が用いられており、女性 の落ち着きと感情の強さが表現されています。この"ヴィルトバートのロッシーニ"音楽祭では初演時のオリジナル・ ヴァージョンが演奏されています。

   NAXOS 2020年11月発売
NAXOS8.574019(1CD)
コルンゴルト(1897-1957):組曲 Op.23
ピアノ五重奏曲 ホ長調 Op.15
スペクトラム・コンサーツ・ベルリン【ボリス・ブロフツィン(Vn)、クララ・ジュミ・カン(Vn)、ギャレス・ルベ(Va)、トルレイフ・テデーン(Vc)、エルダー・ネボルシン(P)、フランク S.ドッジ(芸術監督)】

録音:イエス・キリスト教会、ベルリン
2019年11月25-26日、26-27日
ピアノ三重奏曲などを収録した前作(8.574008)に続く、ベルリンの名アンサンブル“スペクトラム・コンサーツ・ベルリン” が演奏するコルンゴルトの室内楽作品集。今作では更に多彩な表現力を駆使し、コルンゴルト作品の持つ華やかさを 歌い上げます。『組曲』は1930年の作品。戦争で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれ た曲で、ピアノ・パートは左手だけで奏するように作曲されていますが、複雑な対位法が随所に用いられており、演奏難 度は非常に高く、決して両手が紡ぎ出す響きに劣ることはありません。荘重な前奏曲とフーガ、軽やかなワルツ…と曲 ごとに表情が変わり、聴き手の耳を飽きさせることがありません。1922年の「ピアノ五重奏曲」は歌劇「死の都」の大成 功の直後に書かれた美しい作品。伸びやかな旋律と厚みのあるハーモニーが魅力的。
NAXOS8.579081(1CD)
ベートーヴェン:リ・コンポーズド〜パウル・シュトルック(1961-)によるチェロ・ソナタとヴァイオリン・ソナタの編曲集
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69〜パウル・シュトルック(1961-)によるチェロと弦楽アンサンブル編(2019)
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」Op.47〜パウル・シュトルックによるヴァイオリンと弦楽アンサンブル編(2019)
ルカ・クッツェー(Vc)
ミクレン・ライパン(Vn)
アレクサンダー・ギルマン(芸術監督)
LGTヤング・ソロイスツ

録音:2020年1月6-7日テルデック・スタジオ、ベルリン
世界初録音
べートーヴェン生誕250周年を記念し、ロシア出身の編曲家パウル・シュトルックが中期の名作室内楽2曲を、ソリスト と弦楽アンサンブルのためにアレンジ。シュトルックは原曲のチェロ/ヴァイオリン・パートはそのまま残し、ピアノ・パートのみ を膨らませ、音の豊かさを追求しました。1803年に書かれた「クロイツェル・ソナタ」はベートーヴェン自身が“ほとんど協 奏曲のように、相競って演奏されるヴァイオリン助奏つきのピアノ・ソナタ”と題した通り、ヴァイオリンとピアノが緊張感に満 ちた掛け合いを聴かせる雄大な作品。シュトルックはピアノ伴奏部を拡大し、豊かな色彩を与えることで、ヴァイオリン協 奏曲のような味わいをもたらしています。チェロ・ソナタ第3番は1808年の作品。チェロの雄弁な歌を遮ることなく、オー ケストラに変換されたピアノ・パートが美しく寄り添います。ソリストを務めるのは、ニューヨーク・タイムズ紙で絶賛された ヴァイオリニスト、ライパンと数々のコンクールで入賞歴を誇るカナタの女性チェリスト、クッツェーの2人。バックを務めるア レクサンダー・ギルマン率いるLGTヤング・ソロイスツの颯爽たる演奏も見事です。
NAXOS8.574138(1CD)
フローラン・シュミット(1870-1958):バレエ音楽『サロメの悲劇』 他
バレエ音楽『サロメの悲劇』 Op.50(1910年版)
水の上の音楽 Op.33(1898)(声と管弦楽版)…世界初録音
バレエ音楽『オリアーヌと愛の王子』組曲 Op.83bis(1934-1937)
伝説 Op.66(1918)(ヴァイオリンと管弦楽版)…世界初録音
スーザン・プラッツ(Ms)
ニッキ・チョーイ(Vn)
バッファロー女声cho
ジョアン・ファレッタ(指)
バッファローPO

録音:2019年3月4日、2020年3月8日
ドイツ系フランス人の家庭に生まれ、パリ音楽院でマスネとフォーレに師事し1900年にローマ大賞を受賞したフ ローラン・シュミット。印象派の作風に、彼が愛好していたというワーグナー風の響きを融合した精緻な管弦楽法 は、後の作曲家たちに強い影響を与えました。彼の代表作の一つ『サロメの悲劇』はストラヴィンスキーに献呈さ れた付随音楽で、バレエ・リュスによってバレエ化された後、管弦楽組曲(交響詩)として改訂された曲。物語 には、新約聖書のサロメのエピソードの他、旧約聖書の「ソドムとゴモラ」のエピソードも取り入れられており、最後 は神の怒りによる天変地異で幕を閉じるという劇的な展開が待っています。他には世界初録音となる「水の上 の音楽」と、原曲のサックス・ソロをヴァイオリンに置き換えた「伝説」、振付家イダ・ルビンシュタインの依頼で書か れたバレエ音楽『オリアーヌと愛の王子』からの組曲を収録。ジョアン・ファレッタは、前作『アントニーとクレオパトラ 組曲』(8.573521)と同じくバッファロー・フィルから厚みのある豊かな音色を紡ぎだし、理想的なシュミットの音 楽を創り上げています。
NAXOS8.574287(1CD)
LETTERS 大切な手紙から生まれた合唱曲集
タリク・オリーガン(1978-)&アリス・グッドマン(1958-):A Letter of Rights 権利の手紙(2015)
デイヴィッド・フェネシー(1976-):Triptych 三部作
ポール・ヒリアー(指)
アイルランド室内O&cho

録音:2018年1月18-19日
2019年11月4日
この「Letter 手紙」と題されたアルバムは、人類にとって重要な手紙と音楽を融合させた合唱曲集です。 イギリスの作曲家タリク・オリーガンの「権利の手紙」は、1215年の「マグナ・カルタ(イギリス連合王国の不成典 憲法を構成する法律の1つ)」制定800年を記念して作曲されたカンタータ。台本作家アリス・グッドマンは、 63ヶ条からなる条文より第39条と第40条のテキストを用い、8つのセクションからなる音楽に仕上げました。フェ ネシーの『三部作』は、精神に異常をきたした女性が夫にあてて書いた「ミヒャエルへの手紙」、記憶を失った人 間の心からの叫び「覚えていない」、日本の無人島、端島(軍艦島)の建物の壁に書かれた落書きと更級日 記の文言を組み合わせた「端島のリフレイン」の3曲からなる、存在、期待と憧れ、絶対的な存在について思い を馳せた組曲です。ポール・ヒリアーとアイルランド室内合唱団・Oが夢幻的な音楽を紡ぎ出します。
NAXOS8.574281(1CD)
中世の音楽とペルト…そして、その先にあるもの
キャロライン・ショウ(1982-):And the Swallow そしてツバメ
作者不詳:Venite a laudare 来たりて讃えよ(コルトーナのラウダ集)
ジュリア・ウルフ(1958-):Guard My Tongue 悪を語らず、偽りを語らず
作者不詳:Cristo e nato キリストは生まれた(コルトーナのラウダ集)
作者不詳:Laude novella sia cantata 新たな賛美よ歌われよ(コルトーナのラウダ集)
アルヴォ・ペルト:Drei Hirtenkinder aus Fatima ファティマより来たれる3人の羊飼いの子供たち
ペルト:Kleine Litanei 小さな連祷
ペルト:Virgencita ビルヘンシータ
作者不詳:Oi me, lasso, e freddo lo mio core  ああ、かわいそうに、私の心は冷たい(コルトーナのラウダ集)
作者不詳:Altissima luce 最も崇高な光(コルトーナのラウダ集)
作者不詳:Sia Laudato San Francesco  聖フランチェスコは讃えられん(コルトーナのラウダ集)
ペルト:Habitare fratres in unum 団結して一緒に
 Alleluia tropus アレルヤ・トロプス
 Ja ma kuulsin haale… (And I heard a voice…) そして私は声を聞いた
ポール・ヒリアー(指)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン

録音:2019年1月26-27日、6月24日
2020年1月8日ガルニソン教会、コペンハーゲン
名指揮者ポール・ヒリアーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲンが贈る「…and…」 と題された印象的なアルバム。 1980年代後半に巻き起こった“アルヴォ・ペルト・ブーム”を牽引したヒリアーが選んだのは、ペルト、ジュリア・ウル フ、キャロライン・ショウの宗教的作品と、13世紀に中部トスカーナ地方で作られた「コルトーナのラウダ集」からの 曲の組み合わせ。明確な調性が生まれる以前の音楽と、緩やかに調性が崩壊した後の音楽は驚くほどに似た 風合いを持ち、800年の時を隔てた作品から生まれた幽玄な音世界は聴き手の耳にまっすぐ届きます。美しく 澄み切った人の声のハーモニーを存分に味わっていただけることでしょう。
NAXOS8.559875(1CD)
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調、他
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲(1925)
ガーシュウィン自身の記譜と演奏に基づくT.フリーズによる新比較校訂版
ジョン・ハービソン(1938-):ギャツビーを思い出して(1985)
ジョーン・タワー(1938-):セコイア(1981)
ウォルター・ピストン(1894-1976):交響曲第5番(1954)
ケヴィン・コール(P)
デイヴィッド・アラン・ミラー(指)
ナショナル・オーケストラ・インスティテュート・フィルハーモニック

録音:2019年6月13-15日
近代アメリカを象徴する4つの作品を集めたアルバム。 「ラプソディ・イン・ブルー」で大成功を収めたガーシュウィンが、次に手掛けた本格的なピアノ協奏曲は、ジャズ・ バンドの伴奏ではなくフル・オーケストラを用いたもの。ガーシュウィンはオーケストレーションを学ぶために理論書を 読み、自費で楽員を集め試演まで行ったという力のいれようでした。このアルバムでは、作曲家自身の記譜に拠 る新しい校訂版が用いられており、ガーシュウィンの最初の構想が反映されています。他に収録されているのは、 ハービソンのダンス音楽「ギャツビーを思い出して」、そそり立つ大木を描いたタワーの「セコイア」、20世紀アメリカ 音楽の発展に寄与したピストンの古典的な作風による「交響曲第5番」。年に1回、オーディションでメンバーが 選定される有望な若手たちによるナショナル・オーケストラ・インスティテュート・フィルハーモニックの見事な演奏で お楽しみください。
NAXOS8.574269(1CD)
ギターのためのクリスマス・キャロル集
シュルツ:御子が現れ給うた
伝承曲:聖母の御子
伝承曲:甘き喜びのうちに
伝承曲:コヴェントリー・キャロル
伝承曲:一輪のばらが咲いて
伝承曲:牧人ひつじを
グルーバー:きよしこの夜
伝承曲:荒野の果てに
伝承曲:3艘の船を見た
ホプキンズJr.:われらは来りぬ(われら三人、オリエントの王なり)
ニールセン:宗教的合唱と歌曲 FS 83 - 第1曲 話さねばならない驚き
伝承曲:小牛と灰色のロバの間に
ヌードクヴィスト:クリスマス、輝くクリスマス
伝承曲:世の人忘るな
エーベル:静かに雪が降り
リグオーリ:あなたは星々から降りてくる
ガントレット:ダビデの村に
伝承曲:おお、モミの木よ
ヘイワード:クリスマスの鐘*

*以外=ロッシーニ・ヘイワードによる編曲
ロッシーニ・ヘイワード(ギター、歌、パーカッシヴ・エフェクツ)

録音:2020年3月13日、2020年4月17日、2020年6月14日
世界初録音:1981年ロンドン生まれのギタリスト・アレンジャー、ロッシーニ・ヘイワード。音楽とは無縁の家に育ったため、彼が 初めてクラシック・ギターを手にしたのはオックスフォード大学セイント・アンズ・カレッジ在学中のことでした。すぐさま クラシック・ギターの魅力に取りつかれ、20歳の時にギターを学び始めるも、その1年後には大学から奨学金を獲 得、名手ギルバート・バイベリアンに師事し、その才能を開花させました。その後は、ギター演奏も続けるとともに、 近年はアレンジャーとしても活躍。枠にとらわれない“新しいギター作品のレパートリー”を追求しています。このア ルバムに収録された一連のクリスマス・キャロルは、2018年に「きよしこの夜」をギター用に編曲したのが始まりで あり、そのアイデアがどんどん膨らみ、ついには18曲もの作品が生まれたといいます。また彼は、いくつかのキャロル に歌や他の楽器によるオーヴァーダビングを施し、実に聴き応えのある曲に仕立てあげました。
NAXOS8.574259(1CD)
クラシック・ギター・トランスクリプションの芸術
ジェズアルド(1566-1613):主君のフランス風カンツォン(C.デジュールによるギター編 2017)…世界初録音
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903(C.デジュールによるギター編 2016)
ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1(1908-1909/1926) (C.デジュールによるギター編 2014)…世界初録音
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ BB124(1944) (C.デジュールによるギター編 2015)…世界初録音
クリストフェ・デジュール(編曲・ギター)

録音:2019年6月8日、2019年8月17日、2019年9月21日、2019年11月9日
フランス出身のギタリスト・アレンジャー、クリストフェ・デジュール。過去にリリースされたギター・トリオのための「アル ベニス:「イベリア」(8.557064)とグラナドス:作品集(8.557709)は、演奏するトリオ・カンパネッラの妙技も相 俟って、高い評価を受けています。 今作では、デジュール自身が編曲したジェズアルド、バッハ、ベルク、バルトークの4つの作品を演奏。バッハのフー ガでの見事な対位法の扱いや、バルトークの活発なリズム処理など、ギター演奏の可能性を極限まで押し広げ た素晴らしいアレンジと技巧を披露しました。
NAXOS-8.574112(1CD)
ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第1集
アリャビエフ(1787-1851):ピアノ三重奏曲 変ホ長調(1815)
アリャビエフ:ピアノ三重奏曲 イ短調(1834)
グリンカ:三重奏曲 ニ短調 「悲愴」(1832)(J.フジマリーによるピアノ三重奏編)
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15-2(1851)
ブラームス・トリオ【ニコライ・サチェンコ(Vn)、キリル・ロディン(Vc)、ナタリア・ルビンシテイン(P)】

録音:2017年1月21-22日、2017年6月3-4日、2018年1月18-19日
ピアノ三重奏曲は、ロシアの室内楽作品の歴史の中でとりわけ重要な位置を占めています。 この全5巻からなるシリーズでは、さまざまな作品を採り上げながら、ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史を探っていき ます。ロシアにおけるこのジャンルの幕開け的作品は、1815年に作曲されたアリャビエフの「三重奏曲 変ホ長 調」であり、未完成でありながらモーツァルトを思わせるエレガントで活気に満ちた味わいを持っています。1834 年に書かれたイ短調も優美ではありますが、ピアノの妙技が存分に発揮されているとは言えず、まだまだロシア音 楽特有の個性を有してはいません。しかし同じ頃に書かれたグリンカの「悲愴」三重奏曲の憂鬱な雰囲気は、 後のロシアの作曲家たちにも大きな影響を与えています。アントン・ルビンシテインの三重奏曲は、作曲家自身 が優れたピアニストであったこともありピアノが大活躍する作品です。ロシア期待の若手奏者によるアンサンブル 「ブラームス・トリオ」の洗練された演奏で。

   NAXOS 2020年10月発売
NAXOS-8.574008
(1CD)
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.1(1909-1910)
弦楽六重奏曲 ニ長調 Op.10(1914-1916)
スペクトラム・コンサーツ・ベルリン【ボリス・ブロフツィン(Vn)、クララ=ジュミ・カン(Vn)、ギャレス・ルベ(Va)、ユラ・リー(Va)、イェンス・ペーター・マインツ(Vc)、トルレイフ・テデーン(Vc)、エルダー・ネボルシン(P)、フランク S.ドッジ(芸術監督)】

録音:2019年11月27-28日、2019年5月1-2日
“モーツァルトの再来”と呼ばれたコルンゴルト。9歳でカンタータを作曲、11歳の時に書いたバレエ音楽「雪だる ま」がウィーン宮廷歌劇場で皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の臨席のもと初演され、大好評を博したほどの神童でし た。このアルバムに収録された2曲の室内楽作品は、いずれも10代のコルンゴルトによって書かれたもの。ピアノ 三重奏曲は初の作品番号が付された彼にとっての自信作。12歳の作品にもかかわらず、後のコルンゴルトを思 わせる妖艶な旋律に満ちており、作風が早いうちから完成されていたことを感じさせます。その6年後に完成した 弦楽六重奏曲は更に洗練された書法による雄大な曲。ブラームスの弦楽六重奏曲の様式を更に発展させた 緻密な対位法が随所に用いられています。名手たちが集うスペクトラム・コンサーツ・ベルリンの演奏で。
NAXOS-8.573626
(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2集〜ジェフリー・マクファーデンによるギター編(2010-2011)
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV 1010
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV 1011
無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV 1012
ジェフリー・マクファーデン(G)

録音:2018年1月17-19日トリニティ・カナダ合同教会、 ニューマーケット、オンタリオ、 カナダ
2019年9月12日聖ポール・カナダ聖公会、 ニューマーケット、オンタリオ、カナダ
カナダ出身のギタリスト、ジェフリー・マクファーデンがギター独奏用にアレンジしたバッハの無伴奏チェロ組曲。マク ファーデンは、作品が元々持つハーモニーをさらに複雑に増強させ、時には調性も変更し、バッハが要求する対 位法を明確に再現、画期的なギター作品として生まれ変わらせています。とりわけ高音弦(E弦)を追加した5弦 の楽器のために書かれた第6番は、チェロで演奏するには困難な作品とされていますが、これは却ってギターにとっ て有利であり、闊達な前奏曲から組曲を締めくくる装飾的なジーグまで、マクファーデンは軽やかな響きを生かし た見事な演奏を披露しています。
NAXOS-8.574273
(1CD)
ブラームス:ドイツ・レクイエム クリスティーナ・ガンシュ(S)
マティアス・ヴィンクラー(Br)
ラルフ・オットー(指)
マインツ・バッハcho
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:2019年11月22、25日
クリスティーナ・ガンシュ(S)…5 マティアス・ヴィンクラー(Br)…3、6 ラルフ・オットー(指) マインツ・バッハ合唱団 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送 PO 録音:2019年11月22、25日
NAXOS-8.574208
(1CD)
ラハバリ(1948-):わが母なるペルシャ 第3集
交響詩第9番「ノヘ・カーン」(バリトン・サクソフォンと管弦楽版)(2018)
ヴァイオリン協奏曲「ノヘ・カーン」(1972)からの改作
アレクサンダー・ラハバリ(指)
ラディスラフ・ファンチョヴィッチ(バリトン・サクソフォン)、(Cメロディ・サクソフォン)
レザ・フェクリ(T)
ユリア・クロイター(Hp)
キリル・ストヤノフ(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション)
パルヴィツ・ヤハヤヴィ(ズルハネ・トンバク、ダフ)
プラハ・メトロポリタンO

録音:2019年4月27日 チェコ・TVミュージック・スタジオ、プラハ
2019年8月24日 トンスタジオ・ルーム66、ウィーン
世界初録音
イラン生まれの指揮者アレクサンダー・ラハバリは優れた作曲家でもあり、これまでに作曲された交響詩は、いず れもイラン伝統の旋律とリズムを持ち、歌付きの曲ではイランの詩人の詩を用いた民族色豊かな雰囲気を持っ ています。 第3集には第9番と第10番の交響詩を収録。第9番は、1972年に作曲されたヴァイオリン協奏曲をバリトン・ サクソフォンとオーケストラのために編曲。第1番と同じタイトルの「ノヘ・カーン」とはイランの伝統儀式で活躍する 歌手のことで、ここではバリトン・サックスがもの悲しい旋律を歌います。第10番「モルシェド」はイランに伝わる伝 統競技「ズールハーネ」の間に語りを担当する人のこと。彼らの目的は勇壮な軍歌や詩を朗読し、アスリートたち を応援するものです。こちらの曲はリズミックかつノリの良い音楽が展開し、ここにテノールが朗々と歌を合わせま す。
NAXOS-8.574256
(1CD)
ブレイナー(1957-):Caressing Your Soul 心を優しく包む
穏やかでロマンティックなピアノ・ミュージック

1. 小さな雪の結晶
2. ア・グレイッシュ・ソネット
3. サンデー・モーニング・オン・サーズデー
4. 女優は家へ帰る
スロヴァキア舞曲集(ピアノ版)
5. 第4番フメンネーの小さな教会
6. 第10番王の山の上で
7. 第14番私はアメリカで夢をみていた
8. 第2曲 彼らは私を結婚させるだろう
9. アッパー・ウエスト・サイド
10. ラトビアのロマンス
11. すべての始まりの地
12. 小さな夕べの音楽
13. 少し絶望的な
14. これが私が見たもの
15. シックス・センス
16. スロヴァキア舞曲集-第7番子守歌 II(ピアノ版)
17. アップ・ザ・ストリーム
18. フォロー・マイ・ハート
19. インスタント・アンド・スウィート
20. フール・オン・ザ・プレイン
21. 人生の下書き
22. これもまた過ぎ去るだろう
ピーター・ブレイナー(P)

録音:2020年2月17-18日ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、UK
世界初録音
「ビートルズ・ゴー・バロック」などのユニークなアレンジ作品で知られるピーター・ブレイナー。彼はまた並外れた才 能を持つ作曲家であり、またピアニストであることも忘れてはいけません。このアルバムはブレイナーが2019年から 2020年にかけて作曲した一連のピアノ曲を自身で演奏したもの。中にはブレイナーの故郷スロヴァキアへの思い が込められた、2015年作曲の「スロヴァキア舞曲」の一部をピアノ用にアレンジした曲も含まれています(オリジナ ルの管弦楽版は8.574184に収録)。どれも穏やかでタイトル通り、聴き手の心を優しく包むかのような、穏やか な雰囲気と魅力的な旋律を持つ作品です。
NAXOS-8.574180
(1CD)
クアン・ナイチョン/ジョエル・ホフマン:作品集
クアン・ナイチョン -廼忠(1939-):山の記憶(ヴァイオリンとチャイニーズ・オーケストラ版(2016年編))
ジョエル・ホフマン(1953-):ノーチラス・シンメトリー(2018)
 ヴァイオリン協奏曲第2番「春の雪」(2018)
チョーリャン・リン(Vn)
チェン・リーピン(指)
台北中華楽団

録音:2019年7月1-3日、2019年9月16-17日
北京生まれのクアン・ナイチョン(1939-)の「山の記憶」は、もともとバンフ(板胡=中国の伝統的な胡琴の仲 間)の協奏曲でしたが、ここでは独奏楽器をヴァイオリンに替え、新たな響きを模索しています。台湾にそびえる 阿里山の壮大な風景から想起された作品は3つの楽章で構成されており、中国伝統の楽器群の伴奏に乗って ヴァイオリンが悠然たる旋律を歌い上げます。ジョエル・ホフマン(1953-)はカナダ生まれ。長らくシンシナティ大学 の音楽院で作曲科の教授を務めており、東ヨーロッパの民俗音楽や、中国の伝統音楽などを研究、そのエッセ ンスを採り入れた彼の作品は、世界中で高く評価され数多くのオーケストラで演奏されて好評を博しています。 このアルバムの2曲はどちらも中国の伝統楽器を主体として西洋型オーケストラを模した「チャイニーズ・オーケスト ラ」のために書かれたもの。2つのヴァイオリン協奏曲では、台湾出身でアメリカを拠点に世界で活躍している チョーリャン・リンが、音楽の心を伝える名演奏を披露しています。
NAXOS-8.574031
(1CD)
ショスタコーヴィチ:歌曲とロマンス集
クルイロフによる2つの寓話 Op.4(1922)-第1番 こおろぎとあり(声とピアノ版)
日本の詩人の詞による6つの歌 Op.21a(1928-1932)〜第2曲 辞世 /. 第4曲 最初で最後の機会
レールモントフの詩による2つのロマンス Op.84(1950)〜第1曲 バラード /. 第2曲 カフカスの朝
マリナ・ツヴェターエヴァの詩による6つの歌曲 Op.143(1973)〜第2曲 どこからこんなしとやかさが/第5曲 いや、太鼓を打つのだ
4つの歌 Op.46〜 第1曲 復活
6つの歌 Op.62〜第5曲 ソネット第66番/第6曲 王様の出陣
ユダヤの民族詩より Op.79〜第3曲 子守歌 /第5曲 警告
ギリシャの歌(1952-1953)〜第2曲 ペントザリス /第3曲 ゾロンゴ
スペインの歌 Op.100(1956)〜第1曲 さらば、グラナダ / 第2曲 星くず
風刺 「過去の絵画」 Op.109〜第2番春の目覚め/ 第4番思い違い/自作全集への序文とそれにについての短い考察 Op.123(1966)
ミケランジェロの詩による組曲 Op.145a〜第11曲 不滅
マルガリータ・グリツコヴァ(Ms)
マリア・プリンツ(P)

録音:2019年7月8-11日
バイエルン放送 第2スタジオ、ミュンヘン
ショスタコーヴィチは活動のほぼ全般にわたり歌曲を書き続けました。彼の音楽に良くみられる風刺の精神はここ でも健在で、使われた詩もシェイクスピアからレールモントフ、マリナ・ツヴェターエヴァまで多彩。時にはユダヤの民 俗詩や日本の大津皇子までもが素材となるなど、ショスタコーヴィチの創作意欲の幅広さが伺えます。ロシアのメ ゾ・ソプラノ、グリツコヴァが曲想にあわせ、表情豊かな歌唱を聴かせます。
NAXOS-8.574217(1CD)
R・シュトラウス:舞踊組曲/ディヴェルティメント
フランソワ・クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲 TrV 245
フランソワ・クープランのクラヴサン曲によるディヴェルティメント Op.86
準・メルクル(指)
ニュージーランドSO

録音:2019年10月29-31日
1919年、ウィーン国立歌劇場の総監督に任命されたR・シュトラウス。彼は改装されたばかりのホーフブルク王宮内のレドゥーテンザールの ために、新しいバレエ音楽の作曲を始めます。やがて完成したのは、フランス・バロック期の作曲家フランソワ・クープランの鍵盤作品をもとにした8 曲からなる「舞踏組曲」でした。作品は1923年2月のカーニヴァルで発表され、シュトラウスならではの贅をこらしたオーケストレーションで大勢の 聴衆を魅了しました。また、1941年にはバイエルン歌劇場で上演される「鳴り止んだ祝祭 Verklungene Feste」のため、ディヴェルティメントを 新たに作りましたが、その際、舞踏組曲から一部を転用しています。 1910年作曲の「ばらの騎士」が翌年初演され大成功を収めたシュトラウス。その後も数多くの作品を書きましたが、20世紀の潮流である十二 音や無調を用いることのなかったこれらの作品は「時代に乗り遅れている」とされてしまい、現在でも正当に評価されているとはいいがたい状況で す。このアルバムでは「ばらの騎士」以降に書かれた珍しい彼のバレエ音楽を準・メルクルの素晴らしい指揮で堪能、シュトラウスの飽くなき探求心 を探ることができます。 国内仕様盤には、日本におけるR・シュトラウス研究の第1人者、広瀬大介氏の解説が付属します。
NAXOS-2.110672(DVD)
NX-C09

NBD-0119V(Bluray)
NX-C09
メサジェ(1853-1929):歌劇「フォルテュニオ」 フォルテュニオ…シリル・デュボワ(T)
ジャクリーヌ:アンドレの妻…アンヌ=カトリーヌ・ジレ(S)
アンドレ:公証人…フランク・ルゲリネル(Br)
クレヴァロシュ隊長…ジャン=セバスティアン・ブ(Br)
ランドリー…フィリップ=ニコラ・マルタン(Br)
ダザンクール中尉…ピエール・デルエ(T)
ヴェルボワ中尉…トーマス・ディア(Bs)
マドロン…アリエノール・フェイ(Ms)
ルイ・ラングレー(指)
レ・ゼレマン室内cho
シャンゼリゼ劇場O

収録 2019年12月14、16日
パリ・オペラ=コミック座
共同制作:オペラ=コミック座 / ロレーヌ国立歌劇場

収録時間:119分
フランス語歌唱
字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
1080i High Definition(Blu-ray)
音声:LPCM 2.0 & DTS Digital Surround 5.1(DVD)
LPCM 2.0 & DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
街の名士、公証人のアンドレは、歳の離れた美貌の妻ジャクリーヌの貞操が心配でなりません。その街にやって来た連隊の新任隊長クラヴァロッ シュは希代の女たらし、直ちにジャックリーヌに目をつけ彼女の寝室に忍びこみます。同じ頃、純情な田舎の青年フォルテュニオが公証人見習いと してアンドレ家にやって来て、ジャックリーヌに一目惚れ... 1907年6月オペラ=コミック座で初演されたメサジェの「フォルテュニオ」。19世紀前半に活躍したフランス・ロマン主義の詩人・作家ミュッセの戯曲 「燭台」に基づいた台本に、当時オペラ=コミック座の指揮者、作曲家として活躍していたメサジェが軽やかで美しい音楽を作曲。この「フォルテュ ニオ」は同劇場の人気演目となったのですが、第二次大戦後は忘却の淵に沈んでしまいます。その後、50年の時を経てメサジェ再評価の機運 が高まり、2009年のシーズンに、この作品はオペラ=コミック座のレパートリーに返り咲きました。本映像では、美貌のヒロイン、ジャクリーヌをソプラ ノのアンヌ=カトリーヌ・ジレ、素朴な青年フォルテュニオをテノールのシリル・デュボワら充実した歌手陣が歌唱演技を繰り広げ、ルイ・ラングレーの 練達のタクトに導かれたシャンゼリゼ劇場Oの軽快で伸びやかな演奏が華を添えています。クリスチャン・ラクロワによるベル・エポックを彷彿 とさせる優美な舞台衣装も見どころ。
NAXOS-2.110664(DVD)
NX-C09

NBD-0114V(Bluray)
NX-C09
バレエ『カルメン』全2幕 【プリンシパル・ダンサー】
カルメン…レベッカ・ビアンキ
ドン・ホセ…アマール・ラマザール
リュカ…アレッシオ・レッツァ
ローマ歌劇場バレエ団
イリ・ブベニチェク(振付)
音楽:構成とオーケストレーション・・・ガブリエーレ・ボノリス
ジョルジュ・ビゼー
イサーク・アルベニス
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)
マヌエル・デ・ファリャ
ガブリエーレ・ボノリス(1961- )
ルイス・ローラセブ(指)
ローマ歌劇場O

収録 2019年2月3日ローマ歌劇場、イタリア
収録時間:107分
字幕:なし
映像:16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
1080i High Definition(Blu-ray)
音声:イタリア語・英語
LPCM 2.0 & DTS Digital Surround 5.1(DVD)
LPCM 2.0 & DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
本作品は気鋭の振付家イリ・ブベニチェクが生み出した、新時代の「カルメン」の舞台映像です。イリ・ブベニチェクはハンブルク国立歌劇場バレエ 団、ドレスデン国立歌劇場バレエ団のプリンシパルダンサーとして、ジョン・ノイマイヤーをはじめ、ジョージ・バランシン、イリ・キリアン、ナチョ・ドゥアト など現代振付の巨匠たちの作品を踊った経歴を持ち、振付家に転身した現在は著名なバレエ団やダンサーのための振付を行い、高く評価され ています。 このバレエ『カルメン』でブベニチェクは、ビゼーを中心にアルベニス、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ファリャなど多彩な南欧の音楽を用いてカルメンの 物語を舞踊で造形、見事なステージを実現しました。カルメン役のレベッカ・ビアンキ、ホセ役のアマル・ラマザールと闘牛士リュカ役のアレッシオ・ レッツァを中心に、ローマ歌劇場バレエ団のダンサーたちが鮮烈な舞踏を繰り広げます。
NAXOS-8.574178(1CD)
マスネ:管弦楽作品集
『ブルメール』序曲(1900)
交響詩「幻影」(1891)
バレエ音楽『エスパダ』組曲(1908)
劇音楽『復讐の女神たち』-組曲(1876年版)
『フェードル』序曲(1873)
アレクセイ・キセリオフ(チェロ独奏)
ジャン=リュック・タンゴー(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2019年8月27-28日グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール、新オーディトリアム、UK
フランス・ロマン派の作曲家マスネは、70年の生涯に30曲近くのオペラを完成させ、「タイス」や「マノン」などは現在でも歌劇 場の重要なレパートリーとして頻繁に演奏されています。彼はバレエや組曲、劇付随音楽などのオーケストラのための作品も 数多く残しており、甘美な旋律と叙情性、フランス風の洒脱な雰囲気を備えたこれらの作品もまた、マスネの創作活動の一 面を集約するものです。このアルバムでは、フランス・オペラを得意とするジャン=リュック・タンゴーの指揮による演奏で、イベリア 地方の色彩と魅力的なリズムに満ちたバレエ音楽『エスパダ』と、ギリシャ神話に登場するエレクトラの復讐の場面を描いた劇 音楽『復讐の女神たち』を中心に、マスネのオペラ以外の色彩豊かな作品を収録。また、リストの交響詩をモデルにした「幻 影」ではマスネの巧みなオーケストレーションが楽しめます。
NAXOS-8.574239(1CD)
バロック期のヴァイオリン・ソナタ集
ジョヴァンニ・モッシ(1680頃-1742):室内ソナタ ホ短調 Op.6 No.9(1733年出版)…世界初録音
ジョヴァンニ・ステファーノ・カルボネッリ(1694-1773):室内ソナタ 第10番ト短調(作曲年不詳)
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Op.5 No.3(1700年出版)
モッシ:ソナタ ニ短調 Op.1 No.1(1716年出版)
 ソナタ ト長調 Op.1 No.3(1716年出版)
カルボネッリ:室内ソナタ 第9番ホ短調(作曲年不詳)
オーガスタ・マッキー・ロッジ(バロック・ヴァイオリン)
ダグ・バリエット(ヴィオローネ)
エズラ・ゼルツァー(バロック・チェロ)
アダム・コッカーハム(テオルボ,(バロック・ギター)
エリオット・フィグ(Cemb)

録音:2019年1月25-26日サムライ・ホテル・レコーディング・スタジオ、ニューヨーク、USA
16世紀に登場したヴァイオリン。この楽器の奏法を確立したのがイタリアの作曲家コレッリでした。彼が作曲した12曲 の「ヴァイオリン・ソナタ Op.5」は現在でも教則本に用いられるほど、優れた作品として評価されています。また、当時 さまざまな形態によって書かれていたヴァイオリン・ソナタに一定の形式を導入。とりわけ緩-急-緩-急の「教会ソナタ」 は、他の作曲家にも模倣され、数多くの作品が書かれました。18世紀には彼の奏法を学び、伝統を受け継いだイタ リアのヴァイオリニストたちがヨーロッパ各地に移住し、演奏スタイルとイタリアの様式を広めていきます。このアルバムに は、そのコレッリと次世代の作曲家モッシ、カルボネッリのソナタが収録されており、魅力的な旋律の中にコレッリの強い 影響を窺い知ることができます。ここでソリストを務めるマッキー・ロッジはニューヨークとパリを拠点とするバロック・ヴァイオ リン奏者。妙技と即興性が高く評価されています。
NAXOS-8.574179(1CD)
20-21世紀の合唱作品集
エセンヴァルズ(1977-):星々(2011)
ダヴ(1959-):彼に七つの星を創ることを求めよ(1995)
エセンヴァルズ:おお、救い主なるいけにえよ(2009)
ガワーズ(1936-2014):ガリラヤ人たちよ(1987)
ストップフォード(1977-):アヴェ・マリア(2017)
マクドウォール(1951-):黄金の光によって(2010)
デュブラ(1964-):めでたし、十字架よ、唯一の望みよ(1994)
ロクサナ・パヌフニク(1968-):愛あるところに神ありて(2017)
トッド(1970-):キリストは明けの明星(1995)
ラター(1945-):このうるわしき大地に(合唱とオルガン版)(1980)
ミーラー(1975-):めでたし、海の星よ(2013)
ウィアー(1954):2つの人間の讃歌 - 第2番 流星のように(1994)
ウィテカー(1970-):黄金の光(2000)
ガブリエル・ジャクソン(1962-):夜の星の創り主(2000)
チルコット(1955-):ソールズベリー・モテット集(2009)
マーティン・フォード(Org)
ムリエル・ダニエルズ(Vc)
サラ・ミストリー(ベル)
ジェレミー・バックハウス(指)
ヴァサーリ・シンガーズ

録音:2019年10月18-20日
英国を代表する合唱団のひとつ「ヴァサーリ・シンガーズ」。1981年、指揮者ジェレミー・バックハウスが創設、以来、近代作 品を中心とした幅広いレパートリーで聴衆を魅了しています。とりわけ2008年にガブリエル・ジャクソンに委嘱した「レクイエム」 はNAXOSレーベルに録音され(8.573049)、イギリスのクラシック・チャートで5位を記録しました。アンサンブル結成40年を 記念して制作された今回のアルバムのテーマは「星」。近現代の数多い合唱作品からバックハウスによって選び出された曲の 多くは、彼らにとってなじみ深いイギリスの作曲家の作品ですが、ラトヴィアのエセンヴァルスとデュプラの美しい作品や、3人の 女性作曲家、ウィアー、マクドウォール、ロクサナ・パヌフニクの作品も選択することで、プログラムに多様性をもたせています。合 唱団と指揮者の揺るぎない信頼から生み出される見事なアンサンブルをお楽しみください。
NAXOS-8.574146(1CD)
D.スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ全集 第25集
1. ソナタ ヘ長調 K.167/L.329/P.200
2. ソナタ ホ長調 K.206/L.257/P.307
3. ソナタ ハ長調 K.243/L.353/P.394
4. ソナタ 変ホ長調 K.307/L.115/P.449
5. ソナタ ヘ長調 K.350/L.230/P.413
6. ソナタ 変ホ長調 K.371/L.17/P.264
7. ソナタ ロ短調 K.409/L.150/P.436
8. ソナタ ヘ長調 K.437/L.278/P.499
9. ソナタ イ短調 K.451/L.243/P.366
10. ソナタ ニ長調 K.480/L.S8/P.381
11. ソナタ ハ長調 K.501/L.137/P.385
12. ソナタ ト長調 K.538/L.254/P.542
13. ソナタ ト長調 K.153/L.445/P.235
14. ソナタ イ長調 K.221/L.259/P.215
15. ソナタ 変ホ長調
K.252/L.159/P.203
16. ソナタ ニ長調 K.281/L.56/P.289
17. ソナタ ヘ長調 K.297/L.S19/P.448
18. ソナタ イ長調 K.343/L.291/P.495
パスカル・パスカレフ(P)

録音:2019年8月19-21日
ドメニコ・スカルラッティはスペイン女王マリア・バルバラのために数多くのソナタを作曲しましたが、自筆譜は失われてお り、そのほとんどは女王の所有物だったとされるヴェネツィア筆写譜に収録されています。ただ作品の作曲年代は特定 されておらず、現在では研究者カークパトリックや、ロンゴによる番号で整理されています。NAXOSでは全曲録音にあ たり、若手を中心としたさまざまなピアニストを起用。演奏家による表現の違いも味わっていただけます。この第25集で 見事な演奏を披露するのはブルガリア出身のパルカル・パスカレフ。彼は2014年、ソフィア国立音楽アカデミーを卒業 後ロンドンに留学。アンソニー・ヒューイットとパスカル・ネミロフスキーの元で研鑽を積み、数多くのコンクールに入賞して いる期待の新鋭です。
NAXOS-8.660487(1CD)
アヴォンダーノ(1714-1782):歌劇「月の世界」全3幕(1765)
(1994年 サンカルロ劇場より委嘱された短縮版)
タリア劇場、リスボン、ポルトガル
エックリティーコ:偽天文学者…フェルナンド・ギマラインス(T)
ブオナフェーデ:豪商…ルイス・ロドリゲス(Bs)
エルネスト:騎士…ジョアン・ペドロ・カブラル(T)
チェッコ:エルネストの従僕…ジョアン・フェルナンデス(Bs)
クラリーチェ:ブオナフェーデの娘…スザンナ・ガスパール(S)
フラミーニア:ブオナフェーデの娘…カルラ・カラムージョ(S)
リゼッタ:ブオナフェーデの召使い…カルラ・シモインス(S)
マルタ・アラウージョ&マルコス・マガリャインス(芸術監督)
オス・ムジコス・ド・テージョ

録音:2017年9月24-26日
世界初録音
ポルトガル王ジョアン5世の宮廷に召し抱えられていたイタリア人ヴァイオリニスト、ピエトロ・ジョルジョ・アヴォンダーノを父 としてリスボンに生まれたペドロ・アントニオ・アヴォンダーノ(1714-1782)。父のあとを追うように1754年に宮廷音楽 家となった彼は、時の王で、イタリア・オペラを愛したジョゼ1世のためにバレエの音楽を作曲するように求められました。 その翌年、リスボンを襲った大地震のために人々の生活は一変しますが、彼は音楽家たちのギルドを強化し、生活に 困った同業者たちを支援するなど大活躍を果たします。この「月の世界」は残存するアヴォンダーノの唯一のオペラ。当 時人気を誇ったゴルドーニの台本によるもので、ガルッピやガスマンをはじめ、後にハイドンも同じ題材でオペラを書いて いますが、彼の作品は、軽妙な登場人物たちの描写や、オーケストラの積極的な伴奏など、他の作曲家の作品に比 肩しうる仕上がりを誇っています。 なお、この上演では、1990年代に作成された短縮版が用いられました。
NAXOS-8.579061
(1CD)
アレクセイ・ショー(1970-):大包囲戦の心像(2014-16)
ヴェルディアーナ(管弦楽版)(2015)
セルゲイ・スムバチャン(指)LSO

録音:2019年4月1日、2019年6月4日
アレクセイ・ショーの「大包囲戦の心像」は1565年に実際に起きた“マルタ包囲戦”を題材にした壮大な作品です。約 200隻の船のオスマン帝国軍によるマルタ島侵攻は、歴史上最も情け容赦ない、血塗られた戦いの一つとして記録 に残るもので、約4か月の激しい攻防の末、マルタ騎士団が包囲軍の撃退に成功しています。ショーは、オスマン帝国 軍が侵略を始めるところから、様々な人々の感情を交えながら戦いのクライマックスと最後の勝利の祝砲までを、迫真 の表現で描き出していきます。まるで目の前で戦いが起きているかのような迫真の音楽が壮大なオーケストラの響きで 展開します。「ヴェルディアーナ=ヴェルディ風」は、ヴェルディの音楽をサンバ、ボサノヴァ、タンゴのスタイルに変身させた 楽しい作品。緊迫感に満ちたヴェルディのドラマが南国の雰囲気に包まれます。

   NAXOS 2020年9月発売(2)
8.574130(1CD)
ラター(1945-):ブラスによるアンセム、讃歌とグローリア
2つの讃歌(1974)
グローリア(1974)*

※全てL.ヴェルトメンによるブラスバンド編
リチャード・マーシャル(コルネット・ソロ)
ブラック・ダイク・バンド
ニコラス・チャイルズ(指)…1-12
ダリウス・バッティワラ(指)*
シェフィールド・フィルハーモニー合唱団*

録音:2019年7月4日,10月17日、2019年10月21日*
世界初録音
ロンドン出身の作曲家ジョン・ラター(1945-)。少年時代にはハイゲイト校の聖歌隊員として、ブリテンの指揮のもと 1963年の「戦争レクイエム」の初録音に参加、その後はケンブリッジ大学のクレア・カレッジで音楽を学び、学生時代から作曲を始 め、その才能を磨きました。1981年には自身の合唱団「ケンブリッジ・シンガーズ」を設立、自作を含め数多くの作品を録音し、合 唱音楽の普及に努めています。彼の作品は英国教会にまつわるものがほとんどですが、日本でも評判が良く「レクイエム」や「マニ フィカト」がしばしば演奏されています。このアルバムではラターの名曲をブラスバンド版に編曲、演奏は世界中で広く愛されているブ ラック・ダイク・バンドが担当しました。有名な「ピエ・イエズ」ではボーイ・ソプラノのソロ・パートをコルネットが演奏するなど、作品に新 たな光を当てています。
8.574214(2CD)
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ Op.27(未完のOp.27 bisを含む)
ソナタ 第1番ト短調(献呈:ヨゼフ・シゲティ) Op.27 No.1
ソナタ 第2番イ短調(献呈:ジャック・ティボー) Op.27 No.2
ソナタ 第3番ニ短調 「バラード(Ballade)」
(献呈:ジョルジェ・エネスコ) Op.27 No.3
ソナタ 第4番ホ短調(献呈:フリッツ・クライスラー) Op.27 No.4
ソナタ 第5番ト長調(献呈:マチュー・クリックボーム) Op.27 No.5
ソナタ(ブリュッセル・コンセルヴァトワール蔵、イザイの楽譜帳から) Op.27 bis
ソナタ 第6番ホ長調 (献呈:マヌエル・キロガ) Op.27 No.6
ニクラス・ヴァレンティン(Vn)

録音:2019年4月1-7日,11月25-29日
ベルギーが生んだ偉大なヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイ。演奏家として成功を収めるとともに、作曲家としても 多くの重要な作品を生み出し、後世に多大なる影響を与えました。彼の代表作である「無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ」 は彼と親交のあった6人のヴァイオリニストに1曲ずつ献呈された難易度の高い作品です。今回の録音では、“ラヴェルニュ手稿譜” と呼ばれるイザイの楽譜帳から2017年に発見された「未完のソナタ」ハ長調も含まれているところに注目。この曲は、本来「第6 番」として構想されたものの、イザイは第3楽章の途中で作曲をやめてしまい、現在知られている第6番が新たに書き直されたという もの。この原稿が含まれた楽譜帳は、イザイの死後、友人のヴァイオリニスト、フィリップ・ニューマンの元に渡り、ニューマンからベル ギーの女性ヴァイオリニスト、ジョゼット・ラヴェルニュに受け継がれたため、長らくその存在が知られることはありませんでしたが、ラヴェ ルニュが2015年に亡くなったことに伴い、ブリュッセルのコンセルヴァトワール図書館に寄贈され、ようやく一般の人々に開示されたの です。イザイの音楽をこよなく愛するヴァイオリニスト、ヴァレンティンの真摯な演奏でお聴きください。
8.574202(1CD)
コダーイ/リゲティ:無伴奏チェロのための作品集
コダーイ(1882-1967):ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7(1914)
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ(1948/53)
コダーイ無伴奏チェロ・ソナタ Op.8(1915)
ガブリエル・シュヴァーベ(Vc)
ヘレン・ヴァイス(Vn)…1-3

録音:ゼンデザール、ブレーメン、ドイツ
2019年10月9-10日…6-8
2019年10月29-30日…1-5
コダーイと言えば、ハンガリー民謡を基にした数多くの合唱作品で知られますが、1914年の「ヴァイオリンとチェロのための二 重奏曲」と、その翌年の「無伴奏チェロ・ソナタ」は、コダーイの初期を代表する名作として押しも押されぬ人気を誇っていま す。中でも緊張感と美しい音色に満ちた「無伴奏チェロ・ソナタ」は、演奏の難易度の高さと楽器から生まれる多彩な響き の効果も相俟って、チェリストたちの憧れの作品になっています。一方「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」は気まぐれな ヴァイオリンの音色と包容力溢れるチェロの音色が融合し、民族色豊かな歌を情熱的に奏でる作品。やはり高度な技術 が求められる傑作です。リゲティのソナタは2楽章からなる作品。第1楽章は彼がブダペストのリスト・アカデミー在籍中の 1948年に学友のために作曲した小品ですが、演奏されることのないまま放置されてしまいます。1953年にチェロ用の新 曲を求められた際に超絶技巧を要する第2楽章を新たに書き加えてソナタとしました。しかしソ連の影響下にあった作曲 家組合に演奏を拒否されてしまったというエピソードを持つ作品です。NAXOSイチオシのチェリスト、シュヴァーベの強靭、 かつしなやかな演奏が作品の真価を伝えます。
8.574184(1CD)
プレイナー(1957-):スロヴァキア舞曲集(2015) スタニスラフ・パルーフ(Vn)
ボリス・レンコ(アコーディオン)
マリアン・フリードル(ホイッスル,ベル,フヤラ,ジューズ・ハープ)
アルベルト・フルボフチャーク(トロンボーン・ソロ)
ロベルト・ヴィズヴァーリ(コントラバス・ソロ)
ピーター・ブレイナー(指)
スロヴァキアPO

録音:2018年9月10-13日スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサート・ホール,ブラティスラヴァ、スロヴァキア
「ビートルズ・ゴー・バロック」での絶妙なアレンジが愛されるNAXOSレーベルが誇るアレンジャー、ピーター・ブレイナー。彼は スロヴァキア近代音楽の立役者の一人、アレクサンドル・モイゼスに作曲を学び高度なオーケストレーションを身に着けたこ とでも知られています。このアルバムでは彼のオリジナル作品「スロヴァキア舞曲集」をたっぷりお楽しみいただけます。もともと は15年ほど前、ロンドンSOより「ブラームスのハンガリー舞曲をアレンジしてほしい」という依頼を受けた際に、オリジナ ル曲も書き始めたというブレーナー。彼が時間をかけて完成させたのが、ブラームスとドヴォルザークによって確立された「スラ ヴ舞曲」の伝統に則り、民謡の旋律をたっぷり使いながら、民族楽器の名手たちを紹介していくというこの舞曲集。聴き手 にとっても、フヤラ(スロヴァキアの羊飼いが吹くフルート)や、ベル、アコーディオンなどが奏でるユニークな音色に触れる良い 機会となります。16曲各々には彼の人生に関連あるタイトルが付されているだけではなく、使われた旋律はどれもブレイ ナー自身にとっても思い出があるものばかりという、作曲家の強い思い入れがこもった楽しい曲集です。
8.574250(1CD)
プロイセン王フリードリヒ2世(1712-1786):フルート・ソナタ集
アレッサンドロ・デ・マルキ(1962-):前奏曲 イ短調…世界初録音
フリードリヒ2世:フルート・ソナタ イ短調 SpiF 14…世界初録音
フリードリヒ2世:フルート・ソナタ ハ長調 SpiF 82
アレッサンドロ・デ・マルキ:
フリードリヒ2世のソナタ ハ長調「テンポ・ジュスト」による変奏曲…世界初録音
フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルプルグ(1718-1795):
フーガとカプリッチョ Op.1 - 第1曲 前奏曲…世界初録音
フリードリヒ2世:フルート・ソナタ ハ短調 SpiF 84
フリードリヒ2世:フルート・ソナタ イ長調 SpiF 114…世界初録音
フリードリヒ2世:フルート・ソナタ ヘ長調 SpiF 118
アレッサンドロ・デ・マルキ:前奏曲 ト短調…世界初録音
フリードリヒ2世:フルート・ソナタ ト短調 SpiF 116…世界初録音
クラウディア・シュタイン(Fl)
アンドレアス・グレーガー(Vc)
アレッサンドロ・デ・マルキ(フォルテピアノ)

録音:2019年5月31日-6月3日
プロイセン王として国の強大化を実現する一方、当時の先進的な文化芸術も取り入れて啓蒙専制君主として国を治め たフリードリヒ2世(1712-1786)。その功績から『フリードリヒ大王』と呼ばれ称えられました。音楽をこよなく愛した王の宮 殿には、クヴァンツやグラウン、C.P.E.バッハらが集い、王自身も自らフルートを演奏して妙なるアンサンブルを楽しんだという 記録が残っています。宮廷を訪れたバッハに即興演奏のテーマを与え、それが後に「音楽の捧げ物」の主題となったことは 有名ですが、王は自身で演奏するためのソナタも多数作曲、その数は100曲を優に越えています。このアルバムでは王の ソナタを6曲収録してその作曲の才能の片鱗を伝えると共に、曲の合間にはアレッサンドロ・デ・マルキが書いた即興的な 小品が演奏されており、これがまた当時の宮廷での一場面を彷彿させるような絶妙な効果をあげています。
8.574216(1CD)
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):『舞踏会』 Op.14(1854/1871改訂) ウォーレン・リー(P)

録音:2019年11月22-23日
ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、UK
ロシアの作曲家・ピアニスト、アントン・ルビンシテイン(1829-1894)。9歳で演奏会を開くほどの楽才に恵まれた彼は、や がてリストに並ぶピアノの名手として名声を確立。作曲家としても壮大な交響曲や歌劇などで評価されました。しかし、ドイ ツ寄りの作風を好んでいたためか、第二次世界大戦後のロシアでは彼の作品が演奏されることが少なくなり、ごく少数のピ アノ曲以外、ほとんどが忘れられてしまいました。このアルバムに収録された「舞踏会」もそんな忘れられた作品の一つ。現 代のコンサート・ホールで演奏されることはまずありませんが、なかなか聞きごたえのある曲集です。踊り手の入場で曲が始 まり、華やかな曲が次々と出現。軽やかなダンスが繰り広げられ、雰囲気はギャロップで最高潮に達します。曲集の最後は 踊り手たちの興奮を鎮めるかのような静かな回想「夢」で終わるという、ウェーバーの「舞踏への勧誘」を思わせるこの「舞踏 会」を名手ウォーレン・リーが表情豊かに演奏しています。
8.573803(1CD)
アミーロフ(1922-1984):『千夜一夜物語』他
弦楽オーケストラのための交響曲 「ニザーミーの追悼のために」(1941)
組曲「千夜一夜物語」(1979/2017改訂)
(編曲:F.バダルベイリ、D.ヤブロンスキー)
ドミトリー・ヤブロンスキー(指)
キエフ・ヴィルトゥオージO

録音:2018年4月15-16日、2019年2月2-3日
フィクレト・アミーロフ(1922-1984)は、20世紀アゼルバイジャンにおける最も著名なクラシック音楽作曲家の1人であり、 以前リリースされた作品集(8.572170)でも聴けるように、アゼルバイジャンの伝統的な民族的なメロディー「ムガム」を初 めてオーケストラ作品に取り入れた人物として知られています。このアルバムには古代イスラムの詩人で哲学者ニザーミー (1141-1209)の生誕800年である1941年に作曲された「ニザーミーの追悼のために」と、組曲「千夜一夜物語」を収 録。「ニザーミーの追悼のために」では偉大な詩人の姿がライトモティーフで表現され、作品全体に統一感が与えられてお り、神秘的で力強い作品に仕上っています。「千夜一夜物語」はもともとバレエ音楽として作曲されたもので、後に組曲と して再編成されたもの。リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」を思わせる幻想的な雰囲気を纏いながらも、要所要所に 織り込まれる、パーカッションを巧みに用いた妖艶な舞曲が強いアクセントとなっています。映画音楽も得意としたアミーロフ ならではの、色彩豊かなオーケストラの響きが存分に楽しめる1枚です。アミーロフ作品を愛するヤブロンスキーは、今作で も見事な音楽を聴き手に届けています。
8.574066(1CD)
ロス(1972-):Architexture アーキテクスチャー
ジャズ・カルテットとウィンド・アンサンブルのための音楽

1. Alvaro アルバロ(2019)
2. Richard リヒャルト(2019)
3. Maya マヤ(2019)
4. Antoni アントニ(2019)
5. Development One ディベロップメント・ワン(2019)
6. Glebe Cottage グリーブ・コテージ(2019)
7. Development Two ディベロップメント・トゥー(2019)
8. Development Three ディベロップメント・スリー(2019)
9. Daniel ダニエル(2019)
10. Development Four ディベロップメント・フォー(2019)
11. ブリンクウェルズ・コテージ(F.フォスによる「エニグマ変奏曲 Op. 36- 第9変奏 「ニムロッド」のテナー・サクソフォンとウィンド・アンサンブル編)(2019)
12. オスカル(2019)
セバスチャン・ギレ(ソプラノ・サクソフォン…1,4,6,9,12)、(テナー・サクソフォン…2,3,5,7,8,10,11)
フローリアン・ロス(P)
ダヴィッド・ヘルム(ベース)
ファビアン・アレンズ(ドラム)
スザンネ・ブルメンタール(指)
イヴェント・ウィンド・アンサンブル
【メンバー】
ルーシー・ドライヴァー(アルト・フルート)
マシュー・ヒガム(Fl)
アニャ・シュミエル(Ob)
キュサン・ジョン(Cl)
クリストフ・デメーテル(Cl)
アンブロワーズ・ドジャート(Fg)
クリス・ウィードル(Hrn)

録音:2019年6月29日-7月2日
世界初録音
ドイツで活躍する中堅ジャズ・ピアニスト、フローリアン・ロス。「musical explorer=音楽の冒険者」と呼ばれるロスは、イ ンプロヴィゼーションの名手であるだけではなく、アレンジャーとしても知られており、様々な趣向の音楽を心地良い音のブレ ンドで聴かせます。 このアルバムには、世界中を巡った彼が、各地の建物とその建築家を音で描いた曲を収録。ノリの良い曲からしっとりとした 雰囲気の曲まで多彩な音楽が詰まっています。ポルトガルで開催された世界博のパビリオンを建築したアルバロ、ベトナム の退役軍人記念館をデザインしたマヤ・リン、スペインを代表するアントニ・ガウディ、1960年代に作られた米国のガレー ジ・ハウス、そしてエルガーの愛したコテージなどをモデルに導き出された音楽は、まさに音で描かれた建造物と言えるでしょ う。ドイツ有数のサックス奏者ギレのニュアンス豊かな演奏も聴きどころです。
8.573827(1CD)
ゾマー(1837-1922):歌曲集 第1集
ミンネザング 「タンホイザー」から8つの歌 Op.5より
2つの歌 Op.22
33のハーメルンの笛吹きによる歌曲『フーノルト・シングーフ』 Op.4(抜粋)
最後の花 Op.30
5つの歌 Op.1/ローレライ Op. 7
4つの歌 Op.40
ヨッヘン・クプファー(Bs-Br)
マルセロ・アマラウ(P)

録音:2017年5月8-11日
ハンス・ゾマー(1837-1922)はドイツの作曲家。数多くの劇音楽や歌劇、そして美しい旋律を持つ多くの歌曲を残しまし たが、一部の曲を除いてはほとんど演奏されることなく、21世紀の初頭まで歴史の流れの中で眠っていました。彼は実は 専門の音楽家ではなく、本業はブラウンシュヴァイク工科大学の数学科教授。「屈折学」の専門家であり、高名な研究 者でした。しかし、ゾマーは作曲に対して強い関心を抱き、ライプツィヒではシューマン、ブラームス、ヨアヒムらを含むサークル に属しています。40代からは精力的に作品を書き続け、R・シュトラウスからは「優れた芸術家」と称賛されました。 しかし著作権を管理する立場にあったためか、自作の出版についても制限を設けてしまい、晩年の作品はどれも未発表の まま残されました。このアルバムの歌曲もほとんどが世界初演であり、ゾマーの作品を理解するのに一役買うことでしょう。ド イツの歌手ヨッヘン・クプファーの滑らかな声は作品の美質を引き出しています。

   NAXOS 2020年9月発売
NAXOS-8.574274
(2CD)
マネン(1883-1971):ヴァイオリン協奏曲第3番/交響曲第2番
ヴァイオリン協奏曲第3番「イベリコ」(sin tono) Op.A-37(1940)
交響曲第2番「イベリカ」Op.A-47(1954-1958)
アナ・マリア・バルデラマ(Vn)
ダレル・アン(指)
バルセロナSO

録音:2018年6月25-27日ラウディトリ、パウ・カザルス・ホール、バルセロナ、スペイン
世界初録音
バルセロナ出身の作曲家フアン・マネン(1883-1971)。近代スペインを代表する作曲家アルベニスやグラナドス、ファリャに続く、 トゥリーナと同時代の作曲家です。他の作曲家たちがピアノ曲を重視したのに対し、彼は専らヴァイオリニストとして活動し、ドイツを 中心に、ヨーロッパからアメリカで4000回以上のリサイタルを行って、同国人のサラサーテを凌駕する才能の持ち主として高く評価 されました。一時期は世界的な人気を誇り、1959年、76歳まで演奏活動を続けたマネンですが、公式録音をほとんど残さなかっ たためか、現在ではほとんど顧みられることがありません。作曲家としては7作の歌劇を始め、数多くの管弦楽曲から歌曲までを残 しており、このアルバムに収録された交響曲と協奏曲は、どちらもロマンティックな雰囲気を湛えたスペイン情緒豊かな作品です。 2011年のサラサーテ国際コンクールに優勝したスペインの若き奏者バルデラマの伸びやかな音で奏でます。
NAXOS-8.574015
(1CD)
ボロン(1965-):子羊から聞こえるあなたの声
Your Voice Out of the Lamb 子羊から聞こえるあなたの声(2014)
Four Lessons of Darkness 暗闇の4つのレッスン-エレクトリック・チェロとオーケストラのための(2008)
Dogmatic Pleasures ドグマティック・プレジャーズ(2018)
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
ペア・サロ(キーボード)
ミカエラ・フカチョヴァー(独奏チェロ)
クリストフ・ポッペン(指)
オーデンセSO
ヨハネス・モーザー(エレクトリック・チェロ)
ニコラス・ミルトン(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
ヤデル・ビニャミーニ(指)

録音:2011年4月15日、2011年4月17日
2015年5月18-22日、2019年2月26日
世界初録音
国際的に活躍する指揮者ファブリース・ボロン。数多くのコンサートの傍ら、NAXOSをはじめ、cpoレーベルやCapriccioレーベル などを中心に多彩な作品を録音しています。彼は作曲家としても、「珍しい音色に対する鋭い耳を持つ作曲家」として独特な音を 用いた作品で注目を集めています。このアルバムには、彼の個性がよく表れた3つの作品を収録。「Your Voice Out of the Lamb 子羊から聞こえるあなたの声」は名リコーダー奏者ミカラ・ペトリの依頼により作曲されたもので、タイトルはジェネシスの 「The Lamb Lies Down On Broadway」のもじりです。バッハやメンデルスゾーンなどさまざまな音楽を断片的に引用しなが ら、リコーダーを“正気を逸した声”を発する楽器として扱った上で、ポップミュージックの要素も感じさせるジャンルレスな作品です。エ レクトリック・チェロを用いた「暗闇の4つのレッスン」、相反する言葉が並んだタイトルがユニークな「ドグマティック・プレジャーズ」と、ど の作品もポップスやジャズを含む現代の音楽語法を用いた楽しいものばかり。ただし、ボロン自身は、自作を「クロスオーバー」と考 えるべきではないと語っています。何と呼ぶのが最もふさわしいのかは、聴き手の判断に任されることでしょう。
NAXOS-8.573985
(1CD)
ミャスコフスキー/グラズノフ:チェロのための作品集
ミャスコフスキー: チェロとピアノのためのソナタ 第1番 Op.12(1911)
 チェロとピアノのためのソナタ 第2番 Op.81(1948)
グラズノフ(1865-1936):2つの小品 Op.20(1888)
吟遊詩人の歌 Op.71(1900)
アンドレアス・ブランテリド(Vc)
ベンクト・フォシュベリ(P)

録音:2019年12月27-30日
近代ロシアを代表する2人の作曲家、ミャスコフスキーとグラズノフのチェロ作品を集めた1枚。 ミャスコフスキーは27曲の交響曲を作曲したことで知られる人。ペテルブルク音楽院ではプロコフィエフと同級であり、学生 時代から意気投合し、生涯にわたる友情を結んだというエピソードも知られます。19世紀初頭には先鋭な響きを模索しま したが、1930年代には政府の方針もあって、若干古典的な作風に戻っており、ここで聴ける2曲のチェロ・ソナタも調性感 を持つ聴きやすい音楽になっています。 グラズノフも生涯保守的な作風を守った人で、作品はどれも平穏な雰囲気を持っています。とりわけこの「2つの小品」は民 謡風の旋律を自由に扱った美しい作品。「吟遊詩人の歌」も哀愁溢れる魅力的な小品です。スウェーデン=デンマーク 人チェリスト、アンドレアス・ブランテリドの美音をお楽しみください。dB Productuinsから多数のアルバムをリリースするス ウェーデンのピアニスト、フォシュベリの伴奏も聴きどころです。
NAXOS-8.574149
(1CD)
リスト:ピアノ作品全集 第55集
エドゥアルド・ラッセンの音楽からヘッベルの「ニーベルンゲン」とゲーテの「ファウスト」より第1曲 ニーベルンゲン S496/1/R176/1(1878)
エドゥアルド・ラッセンの音楽からヘッベルの「ニーベルンゲン」とゲーテの「ファウスト」より第2曲 ファウスト S496/2/R176/2(1878)
エドゥアルト・ラッセンのカルデロンの幻想的演劇『全ての魔法に勝る愛』のための交響的間奏曲S497/R175(1882)
オペラ・アリアと変奏曲のスケッチ S701h/1 (断章)(作曲年不明)
マイアベーア - 歌劇「悪魔ロベール」の地獄のワルツ S701h/2 (断章)(作曲年不明)
ドニゼッティの歌劇「ルクレツィア・ボルジア」のモティーフによる幻想曲 S400/R154
(「ルクレツィア・ボルジア」の回想の第1稿:第2番 シャンソンとブーレ-デュオ-フィナーレ)(1840)
ドニゼッティ-「ルチア」と「パリジーナ」の2つのモティーフによるワルツ・カプリース S401/R155(1842)
ウェーバー - 劇音楽『プレチオーザ』から「孤独なり我は、ひとりにあらねども」 S453/R286(1848)
メンデルスゾーン-劇付随音楽『夏の夜の夢』-結婚行進曲と妖精の踊り S410/R219(1849-50)
アンドレイ・イヴァノフ(P)

録音:2019年7月29-31日
リストのピアノ曲全集、今作は彼と同世代の作曲家たちのオペラや劇音楽のピアノ版編曲という、リストが最も得意とした 分野の作品を集めた1枚。その中の一人、エドゥアルド・ラッセンはデンマーク生まれの作曲家。リストは彼の才能を見抜 き、当時のワイマール宮廷楽長の代理として推薦、自作の歌劇を指揮するように薦めたほどです。ラッセンが作曲した一連 の「ファウスト」の音楽は当時高い人気を誇り、リストもこれらの曲の一部をピアノ用に編曲しました。また、ヘッベルの「ニー ベルンゲン」は1861年に初演された戯曲で、ラッセンは序曲を含む11曲の音楽を劇のために買いており、リストはその中 の2曲を編曲しています。ここでのリストの編曲は、若い頃のような派手な技巧を駆使することなく、落ち着いた味わいを 持っています。後半のドニゼッティやウェーバー、メンデルスゾーン作品の編曲は、リストの面目躍如といった華麗な作品。中 でも「結婚行進曲」では付点リズムの使い方がユニークな味わいを見せています。1990年、ベラルーシ生まれのイヴァノフ はセンスの良いリズム感でこの曲をスマートに仕上げました。アルバムに添えられた2曲のフラグメント(断片)は恐らくリスト の若い頃の作品。完成していたらどれほど素晴らしい曲になっていたことでしょうか。
NAXOS-8.573870
(1CD)
ニールセン:ヴァイオリン作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.9,FS 20 CNW63(1895)
ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.35,FS 64 CNW64(1912/1919)
前奏曲、主題と変奏曲 Op.48,FS 104 CNW46(1922-23)
前奏曲とプレスト Op.52,CNW47(1927-28)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 FS 3b CNW62(1881-82)
ロマンス ニ長調 CNW61(作曲年不明)
ロマンス ト長調 CNW60(1888)…世界初録音
ポルカ イ長調 FS 1 CNW44(1873頃)…世界初録音
挨拶(断章)CNW45(1890)…世界初録音
ハッセ・ボロプ(Vn)
アンドリュー・ストープ(P)

録音:2019年3月14-16日、2019年4月13-14日
幼少期から優れた音楽的才能を発揮したニールセン。中でも彼が最も得意としたのはヴァイオリンの演奏でした。20代か ら30代にかけてデンマーク王立Oで第2ヴァイオリン奏者を務め、ヴェルディのオペラのデンマーク初演に携わるなど プロの奏者として活躍しただけあって、彼のヴァイオリン作品には、楽器を知り尽くした人ならではの旋律の歌わせ方が随所 に感じられます。 このアルバムには彼が作曲したヴァイオリンのための作品を全曲収録。初期の作品、ト長調ソナタからはモーツァルトの香り が漂いますが、円熟期の作品「ヴァイオリン・ソナタ第2番」はニールセンが模索した「発展的調性」(調性からの離脱)が 見られるだけでなく、後に友人のアドヴァイスにより、若干冗長であった第1楽章に大きな変更が加えらるなど、作品の完成 度を高めるためのさまざまな工夫が凝らされています。後期の作品48と作品52はバッハ作品から想起されたものですが、 特殊奏法やダブルストップなどが多用された実験的、かつ後期のニールセン作品が持つ独自の晦渋な作風が模索された 作品です。デンマーク出身、アメリカを中心に活躍するヴァイオリニスト、ハッセ・ボルプの味わい豊かな音色が耳に残りま す。
NAXOS-8.574213
(1CD)
フックス(1847-1927):ヴァイオリン・ソナタ 第1番-第3番
ヴァイオリン・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.20(1877)
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.33(1883)
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.68(1901)
チョン・ヘジン(Vn)
ウォーレン・リー(P)

録音:2019年11月24-26日
ロベルト・フックス(1847-1927)はオーストリアの作曲家。彼の卓越した作曲技術は、滅多に人を褒めることがなかったブ ラームスでさえをも感嘆させたといいます。とりわけオーケストラ作品における音の使い方が見事で、彼のセレナードは当時 大人気を獲得しました。またウィーン音楽院の楽理科教授として多くの生徒を指導したことでも知られ、その中には20世 紀音楽を牽引した音楽家たち、マーラー、ヴォルフ、シベリウス、ツェムリンスキー、マデトヤ、コルンゴルトなど錚々たる名前 も見られます。作曲家としては前述のセレナードを始め、多くの作品を残しており、この24年間に渡って書かれた3曲のヴァ イオリン・ソナタは、フックスの美質である緻密な構成と繊細な響きが際立つ魅力的な作品。時折聞こえてくるハンガリー民 謡風の旋律も印象に残ります。演奏しているチョン・ヘジンは香港舞台芸術アカデミー(HKAPA)で西崎 崇子に学ん だヴァイオリニスト。豊かな表現力と美しい音色が特徴です。
NAXOS-8.660476
(1CD)
ブロンザルト(1840-1913):歌劇「イェリーとベーテリー」全1幕(1871-72) イェリー…ハリー・ファン・デア・プラス(T)
ベーテリー…キャロライン・ブルカー(S)
トーマス…ローレンス・カレイジアン(Br)
父…ゼンケ・タムス・フライアー(Bs)
子…トルステン・エデン(Boy-S)
ダリオ・サルヴィ(指)
マルメ歌劇場O

録音:2019年7月29日-8月2日
スウェーデン人の両親を持ち、ロシアのサンクトペテルブルクで生まれたインゲボルク・フォン・スタルク。熱心な音楽愛好家の 父母のおかげで、14歳の時にはすでに優れた演奏家として知られるまでになった彼女は、更なる飛躍を求め1858年にワ イマールへ留学。偉大なフランツ・リストにピアノを師事します。ライプツィヒ、ドレスデン、パリでコンサートデビューした後、 1861年には、リストの取り巻きの一人、ハンス・ブロンザルト・フォン・シェレンドルの2番目の妻となり、更に華々しい活躍が 期待されましたが、1867年に夫がハノーファー王立劇場の総監督に就任したことで、国家政策のため、公の場で演奏す ることを禁じられてしまいました。その後の彼女は作曲をすることで、その芸術的才能を磨き、歌劇をはじめ50曲以上の歌 曲などを発表。1873年に初演されたゲーテの戯曲に基づく歌劇「イェリーとベーテリー」は大成功を収めました。山奥で年 老いた父と暮らすベーテリー、彼女に恋心を抱く農家の息子イェリー。イェリーの友人の退役軍人トーマス。この3人の恋模 様が描かれたこの歌劇は、歌の間に対話が組み込まれたジングシュピールの伝統に属しており、ウェーバーやワーグナーを 思わせる美しい旋律に満ちています。
NAXOS-8.574206
(1CD)
ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲集 第3集
オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42, No.3(1885)
ゴシック交響曲 Op.70(1895)
クリスティアン・フォン・ブローン(Org)

録音:2019年8月25日聖ヨーゼフ教会、サンクト・イングベルト、ドイツ
ヴィドールのオルガン交響曲集の第3集。今作に収録されているのは第7番と実質上の「第9番」である「ゴシック交響 曲」。第7番では、冒頭の力強いパッセージが全体を牽引し、時に現れる平穏な雰囲気さえも、荒々しくかき乱しながら 終盤のクライマックスへと進んでいきます。オルガンの響きを極限まで生かしたドラマティックな音楽が強い印象を残します。ゴ シック交響曲も緊張感に満ちたフレーズで幕を開け、美しいアンダンテ楽章を経て、壮大な終楽章へと向かいます。最終 楽章の冒頭はシンプルなコラールが置かれていますが、さまざまな変奏を経て絢爛たるトッカータへと導かれるという構成に なっており、奏者に非常に高い演奏技術を要求しつつ、巨大なオーケストラに匹敵する音響効果を引き出しています。タ イトルの「ゴシック」とは、もともとはルーアン大聖堂の広大なゴシック様式の礼拝堂を指していますが、曲全体はグレゴリオ 聖歌に基づく主題に拠っています。ヴィドールはこの作品をとても愛しており、自身のコンサートで頻繁に演奏したという記 録が残っています。ドイツを中心にオルガニスト、教師として活躍するブローンの演奏で。
NAXOS-8.574029
(1CD)
シューマン:歌曲集 第9集
ロマンスとバラード 第2集 Op.49(1840)
2つのバラード Op.122 - No. 1. 荒野の少年のバラード(1852-53)
ロマンスとバラード 第1集 Op.45
2つのバラード Op.122 - No. 2. 逃亡者(1852-53)
5つのリート Op.40(1840)
美しいヘートヴィヒ Op.106(1849)
3つの歌 Op.31 - No. 3. 赤毛のハンナ(1840)
4つの驃騎兵の歌 Op.117(1851)
歌人の呪い Op.139 - No. 7. バラード(声とピアノ版)(1852)
デトレフ・ロート(Br)
ウルリヒ・アイゼンロール(P)

録音:2018年11月5-8日
シューマンの歌曲が文学的にも優れているとされるのは、彼が選択したテキストによるものです。この第9集でもハイネやシ ラー、アイヒェンドルフなどの詩が使われており、シューマンはこれらに素晴らしい曲を付けています。中でもよく知られているの が、作品番号49のロマンスとバラード。“ラ・マルセイエーズ”の旋律が効果的に用いられた「二人の擲弾兵」はもちろんのこ と、2人の兄弟が同じ少女を好きになったため、決闘で決着をつけるという「憎み合う兄弟」のような、物語りに沿った劇的 な音楽がつけられているのも、シューマンの才能ならではのものでしょう。アルバムではバリトンのデトレフ・ロートが情感豊か な歌を歌い、ピアノのアイゼンロールが当意即妙のピアノを聴かせます。

NAXOS 2020年8月発売
NAXOS-8.574085(1CD)

NYCX-10157(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ファジル・サイ(1970-):ヴァイオリン作品全集
ヴァイオリン・ソナタ 第2番「カズ山」Op.82(2019)…世界初録音
クレオパトラ Op.34(2010)
ヴァイオリン・ソナタ 第1番Op.7(1997)
ヴァイオリン協奏曲「ハーレムの千一夜」Op.25(2007)
フリーデマン・アイヒホルン(Vn)
ファジル・サイ(P)
アイクット・コセレルリ (パーカッション)
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:2019年11月25日、2019年4月23-24日、2019年4月24日、2019年2月18-19日
※国内仕様盤には日本語解説付き
鬼才ピアニストとして知られ、数多くのファンを持つトルコ出身のファジル・サイ。彼は同時に優れた作曲家として数 多くの作品を発表しています。1997年に書かれた、青春期特有の若々しい感性に満ち溢れたヴァイオリン・ソナ タ第1番は、トルコのモティーフが効果的に用いられており、とりわけ、第2楽章は「トルコの宮殿で演奏されるジャ ズ」を思い起こさせるユニークな曲。第4楽章にはサイの人気曲「ブラックアース」そっくりのフレーズも聞かれます。 最新作のヴァイオリン・ソナタ第2番「カズ山」は古くから信仰の対象であったトルコの「カズ山」に分布する金鉱を 採掘するために大規模な森林伐採が行われたことを嘆いたサイが、メッセージを込めて書き上げたもの。印象的 なピアノの強烈な打鍵で幕を開け、第2楽章でのヴァイオリンが奏でる鳥の声や、舞曲を思わせる第3楽章のテー マなど、さまざまなエピソードが盛り込まれており、作品は演奏者アイヒホルンに捧げられています。ソナタの伴奏を サイ自身が務め、思いをダイレクトに伝えます。2007年の「ハーレムの千一夜」は、サイ版の「シェエラザード」とい うべき作品。初演ではパトリツィア・コパチンスカヤが担ったヴァイオリン・パートが妖艶な旋律を奏で、パーカッション が大活躍してエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。アンリ・マルトー国際ヴァイオリン・コンクールの課題曲とし て委嘱された、無伴奏ヴァイオリンのための「クレオパトラ」は、名ヴァイオリニストとして活躍したマルトーへのオマー ジュとして書かれ、超絶技巧とアラビア風のサウンドが聴きどころ。

NAXOS-8.574245(1CD)
カスタルスキー(1856-1926):レクイエム〜斃れし盟友たちのために(1914-1917) アンナ・デニス(S)
ジョセフ・ビューテル(Bs-Br)
カテドラル・コラール・ソサエティ
クラリオンcho、聖ティコンcho
カンザス・シティ・コラール
レナード・スラットキン(指)
セントルークスO

録音:2018年10月21日ワシントン・ナショナル大聖堂,アメリカ
世界初録音
モスクワ音楽院で学び、合唱作品作曲家として活躍したアレクサンドル・カスタルスキー(1856-1926)。1891年には長い歴史を持つ 「モスクワ聖務会院合唱団」の指導者となり、ラフマニノフやグレチャニノフらに強い影響を与えています。この「レクイエム〜斃(たお)れ し盟友たちのために」は第一次世界大戦によってもたらされた命の損失と、世界の荒廃を憂えた作曲家による大規模な合唱を伴うオー ケストラ作品。1915年に12楽章のヴァージョンとして書き上げられたものの、初演後にカスタルスキーが楽章を追加し17楽章からなる 壮大な作品として完成を見ました。レクイエムの定型をとりながらも、さまざまな要素がモザイクのように配置されており、いくつかの異なる 国の言葉とグレゴリオ聖歌が入り混じる中、息子を亡くした母親や夫を亡くした未亡人のすすり泣きが織り込まれ、遠くからは第一次世 界大戦に巻き込まれた日本やインドを表すモチーフも聞こえてきます。スラットキンは作品に漲る「戦争への怒りと悲しみ」を丁寧にすくい 上げ、迫真の音楽として聴かせます。
NAXOS-8.574068(1CD)
ヴァイス(1687-1750):リュート作品集
(ダニエル・ツェロヴィッチによるギター編)
カプリッチョ ニ長調
リュート・ソナタ第29番イ短調 「異邦人」
ロジ伯爵の死を悼むトンボー
パッサカリア ニ長調
カイェタン男爵の死に寄せるトンボー
ファンタジア ハ短調
リュート・ソナタ第28番ヘ長調 「有名な海賊」
※全てダニエル・ツェロヴィッチによるギター編
ダニエル・ツェロヴィッチ(G)

録音:2019年4月10-12日
ドイツ・バロック期の作曲家シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス。この時期における最も偉大なリュート奏者としてドイツの宮廷をはじめ、ロー マ、ドレスデンで活躍しました。また、リュートのために600曲以上のソナタや組曲を作曲、これらは現代でも絶大な人気を誇っています。 このアルバムではギタリスト、ダニエル・ツェロヴィッチがヴァイスの膨大な作品の中から、タイトルが付された2曲のソナタを中心に、2曲のト ンボー(故人を追悼する曲)、カプリッチョ、技巧的なパッサカリアとファンタジアを選びギター用に編曲したものを収録。「異邦人」「有名な 海賊」のタイトルを持つ2曲のソナタは、舞曲の集まりである『組曲』とも呼べるもので、ツェロヴィッチはおのおのの曲の特性とスタイルを生 かした見事な演奏を聴かせます。リュートとは違った味わいを持つヴァイスを存分にお楽しみください。
NAXOS-8.574123(1CD)
シルヴェストロフ(1937-):交響曲第7番他
ナイチンゲールへの頌歌(1983)…オーケストラ版世界初録音
カンタータ第4番(2014)…世界初録音
ピアノ・コンチェルティーノ(2015)-ピアノと小オーケストラのための…世界初録音
詩と音楽の瞬間(2003)
交響曲第7番(2003)…世界初録音
イナ・ガラテンコ(S)
オレグ・ベズボロドコ(P)
マリヤ・グリケヴィチューテ(P)
クリストファー・リンドン=ジー(指)
リトアニア国立SO

録音:2019年1月18-24日
「ポスト・モダニズム」の作曲家として伝統的な調性や旋法を用い、ゆったりとしたテンポで聴き手の望郷や回顧の念を呼び 起こす音楽が人気が集めるヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-)。しかし、彼がこのような作風に転向したのは1970 年代以降であり、それ以前にはマデルナに大絶賛されるほどの前衛的な作品を書いていました。このアルバムには3曲の 世界初録音を含む、シルヴェストロフの80年代以降の作品が収録されています。冒頭の「ナイチンゲールへの頌歌」はジョ ン・キーツの詩(ロシア語訳)を用いた、アルバム中最も「先進的な」響きを持つ作品。もともとは室内オーケストラの伴奏に よる歌曲でしたが、シルヴェストロフが試行錯誤を重ね、この形に仕上げたものです。2014年の「カンタータ第4番」と 2015年の「ピアノ・コンチェルティーノ」には、いくつかの共通する素材が用いられています。2003年の「詩と音楽の瞬間」 にはパウル・ツェランの詩が断片的に用いられており、聴き手のイメージを喚起しています。同じく2003年に書かれた「交響 曲第7番」も、冒頭こそ不協和音の嵐が続くものの、いつしか曲は落ち着き、失ったものを追憶するかのように静かに消え ていきます。
NAXOS-8.573181(1CD)
シーヴェレフ(1968-):ピアノ協奏曲集
古風な協奏曲-ピアノとオーケストラのための(1998)
ピアノ協奏曲第2番-ピアノと弦楽合奏のための(2002/2016)
ピアノ協奏曲第5番「Riddarkonserten 騎士の協奏曲」-ピアノと吹奏楽のための*
ニクラス・シーヴェレフ(P)
ヴィクトール・アヴィアット(指)マルメSO
ダヴィッド・ビョルクマン(指)スウェーデン王立近衛竜騎兵軍楽隊*

録音:2016年6月16-18日マルメ,スウェーデン・ライヴ
2019年11月16日ストックホルム・コンサートホール スウェーデン*
スウェーデン出身のピアニスト、作曲家ニクラス・シーヴェレフ(1968-)。6歳からオルガンを学んだシーヴェレフはすぐに才能 を発揮、その名声はスカンジナビア半島全土に知れ渡ります。14歳でピアノに転向、17歳の時にストックホルム王立音楽 院に入学、ピアノと作曲を学びました。1991年にバルトークのピアノ協奏曲第2番でソリストとしてデビュー、その後もシー ヴェレフは研鑽を続けながら、演奏家として華々しい活動を始め、数多くの賞を獲得するとともに、バッハから現代、ジャズ までのさまざまな作品を精力的に録音しています。このアルバムは彼の3曲のピアノ協奏曲を収録した1枚。初オーケストラ 作品となった、シンコペーションのリズムを生かした明るい曲調が特徴的な「古風な協奏曲」、十二音技法を用いて書かれ た、バルトークやプロコフィエフを思わせる「ピアノ協奏曲第2番」、数年前に"ダンネブロ騎士勲章"を授与された記念とし て、2019年に書かれた「ピアノ協奏曲第5番」。どれも鋭い感覚と、高度な技巧を駆使して書かれた名ピアニストならで はの作品です。
NAXOS-8.660473(3CD)
ロッシーニ:歌劇「モーゼ」(フランス語歌唱) ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ(指)
グレツキ室内cho
ヴィルトゥオージ・ブルネンシス

録音:2018年7月19,25,28日 「ヴィルトバートのロッシーニ」 第30回音楽祭
ロッシーニの歌劇「モーゼ(モイーズとファラオン)」は、1818年にナポリで初演された「エジプトのモーゼ」の改作版。1821 年、歌手を探すためにイタリアにやってきた作曲家エロールが「エジプトのモーゼ」を見たことがきっかけでフランスでの上演が 実現、その後、フランスに拠点を移したロッシーニが作品を全面的に改作。台本は手直しされ、3幕だったものを4幕、歌 唱言語も全てフランス語に変更するという大幅な改定が行われました。初演は圧倒的な成功を収め、1832年までには 60回も上演されたという記録が残っています。聖書でおなじみの“モーゼが紅海の水を二つに割る場面”(フランス語版で は水の上を歩く)も登場するスペクタルな作品で、ロッシーニの高度な作曲技法が存分に生かされた傑作です。音楽祭で おなじみのチェコのオーケストラ、ヴィルトゥージ・ブルネンシスがカルミナーティの指揮のもと、闊達な演奏を聴かせるととも に、実力派の歌手たちが生き生きとした歌唱を繰り広げています。
NAXOS-8.579071(1CD)
トルコのピアノ三重奏曲集
ハサン・フェリド・アルナル(1906-1978):ピアノ三重奏曲(1966)
フェリト・チュジュン(1929-1977):ピアノ三重奏曲(1950)…世界初録音
イーハン・バラン(1934-2016):Donu- umler 変容(1975)
オーサン・バルジ(1977-):ピアノ三重奏曲第1番(2019)…世界初録音
ボスフォラス・トリオ【エジェジャン・ギュネズ(Vn)、チャラヤン・チェティン(Vc)、エズギュル・ユナルデゥ(P)】

録音:2019年8月5-9日
トルコの作曲家によるピアノ三重奏曲集。シリーズ第1作となるこのアルバムでは、伝統的なトルコのリズムや様式に、確 立された西洋音楽のソノリティを融合した4人の作品を紹介しています。アルナルは20世紀初めに生まれた作曲家集団 「トルコ五人組」に属する一人。幼いころからマカーム(中近東の音楽理論用語=主としてアラブ音楽独特の音階、旋法 を表す)に親しみ、トルコの弦楽器「カヌン」を弾きこなすなど、トルコの正統的な伝統音楽をバックグラウンドに持つ人で す。この三重奏曲からもエキゾチックな香りが漂っています。指揮者としても活躍したチュジュンの作品は、明るく印象的な 音色と、聴衆を魅了する精力的なリズムに溢れたもの。チュジュンと同世代のバランはディティユーに学び抽象的な表現を 模索。伝統を受け継ぎながらもユニークな作風を見せています。最後のバルジの作品は、演奏するボスフェラス・トリオに捧 げられた曲。各楽章が一人一人のメンバーを表現するユニークな作品です。
NAXOS-8.573567(1CD)
ケネス・フックス(1956-):ポイント・オブ・トランクィリティ〜吹奏楽作品集
1. Discover the Wild ディスカヴァー・ザ・ワイルド-序曲(吹奏楽版)…世界初録音
2. Point of Tranquility ポイント・オブ・トランクィリティト-モーリス・ルイスの絵画による吹奏楽のための牧歌…世界初録音
3. From the Field to the Sky 平原から空へ-ブラス・バンドとパーカッションのための祝祭ファンファーレ…世界初録音
Rush 躍進-アルト・サクソフォンと吹奏楽のための協奏曲…世界初録音
4. I. Evening 夕べ:Cadenza - Adagietto
5. II. Morning 朝:Cadenza - Allegro
6. United Artists ユナイテッド・アーティスツ: ファンファーレ−序曲(吹奏楽版)
7. Christina's World クリスティーナの世界-アンドリュー・ワイエスの絵画による吹奏楽のための牧歌
8. Forever Free 永遠の自由:ファンファーレ−序曲(吹奏楽版)…世界初録音
グレッグ・ケース(アルト・サクソフォン)
ジェフリー・レンショウ(客演指揮)
アダム・ウィリアムソン(指)
アメリカ・コースト・ガード・バンド

録音:2013年6月,2018年11月
ジョアン・ファレッタが指揮する作品集(8.559824)で第61回グラミー賞(ベスト・クラシカル・コンペンディアム部門)を受賞 したアメリカの作曲家ケネス・フックス(1956-)の吹奏楽作品集。フックスは高校時代に初の吹奏楽作品を作曲、その 後、アルフレッド・リードからシンフォニック・ウィンドのオーケストレーション指導を受け、ジュリアード音楽院ではパーシケッティ に師事、吹奏楽作品への造詣を深めました。フックスはこれまでにもアメリカ空軍をはじめとした多くの団体のために吹奏楽 作品を書いており、このアルバムに収録された作品も様々な団体や個人から委嘱されたもの。フックスが愛する絵画からイ ンスパイアされた2曲の「牧歌」、サクソフォン協奏曲、ファンファーレなど楽器の特性を生かしたユニークな7作品を楽しむこ とができます。
NAXOS-8.559892(1CD)
ルネスタッド(1986-):シング、ウェアリング・ザ・スカイ 歌よ、空を纏え〜合唱作品集
1. The Secret of the Sea 海の秘密(2018)…世界初録音
2. Alleluia アレルヤ(2013)
3. Let My Love Be Heard 私の愛を聞かせて(2014)
4. Sing, Wearing the Sky 歌え、空を纏え(2014)…世界初録音
5. Live the Questions 質問に答える(2016)…世界初録音
6. We Can Mend the Sky 私たちは空を治すことができる(2014)
7. Fear Not, Dear Friend 怖れるな、友よ(2012)
8. Proud Music of the Storm 尊大な嵐の音楽(2017)…世界初録音
9. I Will Lift Mine Eyes 私は目を上げよう(2006)
10. Ner Ner ネア・ネア(2014)…世界初録音
クリスティーナ・ショート(Vn)…1
サラ・ウィトナー(Vn)…1,4
ブライティン・シュルンプ(Va)…1
トレヴァー・ミントン(Vc)…1
ジェレミー・ニコラス(Cb)…1
レイチェル・ハーグローダー(パーカッション)…
1,4,6
ダニエル・ケント(パーカッション)…1
マック・マーチャント(P)…1,4,8
カリ・パギリガン(Ms)…4
ジュリー・オーランディーニ(S)…6
サラ・ミッチェル(S)…7
ジョエル・リンセマ(指)…1-9
ジェイク・ルネスタッド(指)…10
カントライ(声楽アンサンブル)

録音:2019年5月24,25,27日
1986年生まれ、ミネアポリスを拠点に活躍する作曲家ジェイク・ルネスタッド(1986-)の合唱作品集。オーケストラから 吹奏楽まで幅広いジャンルの作品を数多く発表し世界中で高く評価されているルネスタッドは、とりわけ合唱作品に力を 入れており、自然環境や戦争などの社会問題を反映させた作品を書き続けています。冒頭に置かれた「海の秘密」 (2018)は、ホイットマンやロングフェローといったイギリスの詩人のテキストを始め、アメリカの詩人ヒルダ・ドゥリトルの詩、イヌ イットのシャーマン、ウヴァヴヌクの言葉が織り込まれており、多彩な海の情景とともに、海と人間のかかわりについてを壮大 な音楽で描きだしています。アルバムには強烈な賛美の音楽である「アレルヤ」、アルバムタイトルでもあるエキゾチックな味 わいの「歌え、空を纏え」など世界初録音を含む全10作品を収録。どれも聴きやすい旋律を持ち、聴き手を魅了します。
NYCX-55859(1CD)
税込定価
仕様変更再発売
武満徹(1930-1996):室内楽作品集
そして、それが風であることを知った(1992)〜フルート、ヴィオラ、ハープのための
雨の樹(1981)〜3人の打楽器奏者のための
海へ(1981)〜アルト・フルートとギターのための
ブライス(1976)〜フルート、2台のハープ、マリンバ、パーカッションのための
巡り(1989)〜フルートのための
声(1971)〜フルートのための
エア(1995)〜フルートのための
雨の呪文(1982)〜フルート、クラリネット、ハープ、ピアノ、ヴィブラフォンのための
ロバート・エイトケン(Fl)
トロント・ニュー・ミュージック・アンサンブル
【メンバー】
ロバート・エイトケン(Fl)
スティーヴン・ダン(Va)
エリカ・グッドマン/サーニャ・エング(Hp)
ロビン・エンゲルマン/ジョン・ワイア/ボブ・ベッカー/
ラッセル・ハーテンベルガー/ライアン・スコット(パーカッション)
ノルベルト・クラフト(G)
ホアキン・バルデペーニャス(Cl)
デイヴィッド・スワン(P)

録音:2001年6月&8月聖ジョン・クリソストム教会、ニューマーケット、カナダ
1930年10月8日、東京に生まれた武満徹。自身が語っているように、彼が音楽に目覚めたのは10代のはじめ、終戦間際に勤労動員さ れた際、宿舎で友人のSPレコードを聴いた時のことでした。有名なシャンソン「パルレ・モワ・ダムール(聞かせてよ愛の言葉を)」に陶然とした 武満は、音楽を生涯の仕事にしようと決意、以降、その才能を磨いていきます。1950年、彼の師である清瀬保二が開催する「新作曲派 協会」の作品発表会で作曲家デビューを果たし、その翌年には詩人の瀧口修造の下に集まった芸術家たちと「実験工房」を結成。前衛作 曲家としての地盤を固め、1959年には「弦楽のためのレクイエム」で世界的な注目を浴びることとなりました。このアルバムには、70年代初 頭の「ヴォイス(声)」から、作曲者最後の作品「エア」までの室内楽作品を収録。これらは1975年と1983年にフルート奏者ロバート・エイ トケンに招かれて武満がカナダに赴いたことがきっかけとなり録音されました。エイトケンを始めとしたカナダの奏者たちは、武満から直接指導を 受けており、後に「グレン・グールド賞」が武満に授与されるほどの強い絆を創り上げたことでも知られています。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.555859J]のブックレットから転載となります。
NYCX-57760(1CD)
税込定価
仕様変更再発売
武満徹:鳥は星型の庭に降りる、他
精霊の庭(1994)
ソリチュード・ソノール(1958)
3つの映画音楽(1994/95)
 訓練と休息の音楽 〜『ホゼー・トレス』より〜
 葬送の音楽 〜『黒い雨』より〜
 ワルツ 〜『他人の顔』より〜
夢の時(1981)
鳥は星型の庭に降りる(1977)
マリン・オルソップ(指)
ボーンマスSO

録音:2005年1月14-16日コンサート・ホール,ライトハウス,プール
日本のクラシック音楽作曲家の中で、圧倒的な人気と知名度を誇る武満徹。マリン・オルソップとボーンマスSOが演奏するこのアルバ ムには、1958年に黛敏郎の「涅槃交響曲」に触発されて作曲された「ソリチュード・ソノール」、五音音階を巧みに用いたことで日本国外で も高い人気を博した「鳥は星型の庭に降りる」、80年代前半の代表作「夢の時」、1994年、飛騨古川の祭りと町の神秘的な雰囲気から 生まれた「精霊の庭」、弦楽合奏用に編曲、亡くなる前年に初演された「3つの映画音楽」を収録。武満作品は、西洋音楽の伝統に日本 の繊細な感受性を融合させたもので、初期から晩年に至るにつれ作曲様式は変化するものの、そのどれにも紛れもない「タケミツ・サウンド」 が認められ、ユニークな音色は世界中の演奏家や聴衆を魅了し続けています。 片山杜秀氏によるオリジナル解説も読みごたえ充分です。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.557760J]のブックレットから転載となります。


   NAXOS 2020年8月発売
NAXOS-8.574086
(1CD)
ブゾーニ(1866-1924):2台ピアノのための作品集
対位法的幻想曲 BV.256b(1921)(2台ピアノ版)
シューマン:序奏と協奏的アレグロ Op.134(F.ブゾーニによる2台ピアノ編 BV B.109)(1888)…世界初録音
前奏曲とフーガ ハ短調 Op.32,BV.99(1878)…世界初録音
カプリッチョ ト短調 Op.36,BV.104(1879)…世界初録音
モーツァルトの「ピアノ協奏曲第19番K. 459」のフィナーレによる協奏的小二重奏曲, BV B.88(1919)
モーツァルト:歌劇「魔笛」 K.620 - 序曲(F.ブゾーニによる2台ピアノ編 BV B.93)(1923)
アルド・チッコリーニ(P)
アルド・オルヴィエト(P)
マルコ・ラペッティ(P)

録音:2000年3月11-12日、2019年7月15-17日
フェルッチョ・ブゾーニは幼い頃から音楽の才能を発揮、優れたピアニストとして演奏活動を行うとともに、数多くのピアノ曲を 作曲しました。生涯を通じて2台ピアノのための多数の作品も書き上げており、いくつかの作品からは、敬愛したバッハ の影響が強く感じられます。このアルバムの冒頭に収録されている「対位法的幻想曲」はその最たるものの一つで、複雑な 対位法を駆使しながら、壮大なフーガを織り上げていくさまは、まさにバッハを思わせるブゾーニならではの作曲法です。この 曲の第2ピアノには名手アルド・チッコリーニが参加。精力的な演奏を聴かせています。また、ブゾーニは先人リストの例に 倣い、数多くのトランスクリプション(編)を残しました。ここにはシューマン、モーツァルト作品の編曲が収録されており、彼 の極めて独創的なスタイルを知ることができます。アルバムには初期の作品(世界初録音)も収録。「若いころの作品は完 成度が高くない」と自作を否定したブゾーニですが、この3曲からは成熟した技法が感じられます。
NAXOS-8.559853
(1CD)
ピッカー(1954-):エンカンタダス(1983)
言葉のないオペラ(2015)…世界初録音
トビアス・ピッカー(ナレーター)
ジャンカルロ・ゲレーロ(指)
ナッシュヴィルSO

録音:2019年3月8-9日、2017年10月27-28日
メトロポリタン歌劇場を始め、セントルイス歌劇場、サンタフェ歌劇場など、いくつものアメリカの歌劇場のための委嘱作品を 書き、「ファンタスティックなきつね氏」で2020年のグラミー賞「ベスト・オペラ部門」を受賞。他、さまざまなオーケストラ作品 でも知られるアメリカの作曲家トビアス・ピッカー(1954-)。このアルバムには演劇と音楽を融合した2つの作品を収録して います。「エンカンタダス」は“白鯨”の作者ハーマン・メルヴィルの作品を元にしたもので、タイトルのエンカンタダスとは南米エ クアドル西方沖にあるガラパゴス諸島のこと。厳しい自然環境のため、人間が寄り付かない魔の島の不気味な情景が描か れています。ナレーターは作曲家自身が務めました。「言葉のないオペラ」は元々普通のオペラとして書かれましたが、後に 声とテキストが取り除かれました。とはいえ、作品には装置の説明や台本のト書きなどが遺されており、奏者たちはこれに 沿ってオペラの登場人物になることが求められています。
NAXOS-8.574132
(1CD)
カラファーティ(1869-1942):交響曲 イ短調 Op.12(1899-1912)
伝説 Op.20(1928)
ポロネーズ ヘ長調 Op.14(1905)
アテネ大学音楽学部cho
バイロン・フィデツィス(指)
アテネPO

録音:2017年1月15-20日、2018年11月26-27日、2018年11月28-30日
世界初録音
ヴァシリー・カラファーティ(1869-1942)はギリシャで生まれ、ロシアで活躍した作曲家、音楽教師。 ギリシャ人の両親を持ち、8歳で最初の音楽教育を受けたカラファーティは、サンクトペテルブルク音楽院に留学、リムス キー=コルサコフの作曲クラスで学び、1892年にはサンクトペテルブルクでの永住権を取得。やがて音楽院の対位法教授 となりヘイノ・エッレルやショスタコーヴィチらを教えました。教師として活躍しただけではなく、作曲家としても歌劇やピアノ曲を 発表、師リムスキー=コルサコフの作風を継承した重厚な作品を残しています。このアルバムに収録された「交響曲 イ短 調」はカラファーティの唯一の交響曲であり、4楽章という伝統的な形式を遵守した壮大な作品です。重厚な第1楽章に 始まり、2楽章のスケルツォの優雅な旋律はチャイコフスキーを思わせ、郷愁溢れる旋律で綴られた第3楽章、華麗な第4 楽章が続きます。生涯、自身をギリシャ人とみなしていたカラファーティの交響曲は、2017年になってようやくギリシャで初 演されました。この録音はその記録です。後期の作品「伝説」と祝祭的な「ポロネーズ」も聴きどころです。
NAXOS-8.574167
(1CD)
ルイス=ピポ(1934-1997):ギターを伴う作品集 第2集
秋の小品(1993)
歌と踊り 第1番-第4番(1956-1970)
ナルシソ・イエペスのための前奏曲第1番
ナルシソ・イエペスのための前奏曲第3番
前奏曲第10番
小原安正氏のための前奏曲 第1番-第7番(1976)
ヴォルフガング・ヴァイゲル(G)

録音:2019年1月3-4日
スペインで生まれた作曲家ルイス=ピポ(ルイス=ピポー)。パリに留学し、ピアノと作曲を学び、優れたピアニストとして活動 しながら、多くの作品を書きました。中でも親友ナルシソ・イエペスのために書いたギター作品「歌と踊り 第1番」は、彼の名 を飛躍的に高めたことで知られています。第1集(8.573971)に続くこのアルバムには、前述の第1番を含む「歌と踊り」、 彼の友人の思い出に捧げられた「秋の小品」、ナルシソ・イエペスのために書かれた2曲の前奏曲、昭和を代表する日本の ギタリスト小原安正に捧げられた7曲の前奏曲が収録されています。演奏しているヴァイゲルは1992年にピポと出会い、 作品の改訂などで協力したギタリスト。1995年にはギター協奏曲をピポから捧げられるなど強い信頼関係を築いていまし たが、1997年に作曲家が急逝し、多くのプロジェクトが中断してしまったのは残念です。この録音でヴァイゲルは、ピポのた めに心からの賛辞を送っています。
NAXOS-8.574197
(1CD)
グァルニエリ(1907-1993):ショーロ 第1集
セレスタ-ピアノとオーケストラのための(1965)
ショーロ-ファゴットと室内オーケストラのための(1991)
ショーロ-フルートと室内オーケストラのための(1972)…世界初録音
ショーロ-ヴァイオリンとオーケストラのための(1951)
オルガ・コピロヴァ(P)
アレシャンドリ・シウヴェリオ(Fg)
クラウディア・ナシメント(Fl)
ダヴィ・グラトン(Vn)
イサーク・カラブチェフスキー(指)
サンパウロSO

録音:2019年3月13-14日、2019年3月14,16日、2019年3月13,15日
カマルゴ・グァルニエリ(1907-1993)の作品カタログは、ブラジルの文化にとって計り知れないほどの価値ある遺産であり、 若い世代の作曲家たちの優れた先達として強い影響力を有しています。グァルニエリは1928年に詩人、音楽学者のマリ オ・デ・アンドラーデと出会い、アンドラーデが提唱した「ブラジル・モダン・アート」のアイデアに共感、伝統的なブラジル音楽を クラシックの様式に反映する試みを行います。1951年に作曲された「ショーロ-ヴァイオリンとオーケストラのための」はそのア イデアを生かした作品で、1945年にこの世を去ったアンドラーデの理想「ブラジル音楽の継承」をそのまま形にしたかのよう な民族的な雰囲気に彩られています。ちなみに「ショーロ」とはブラジルのポピュラー音楽のスタイルであり、グァルニエリは「協 奏曲」を「ショーロ」に置き換えることが可能だと考えていました。ピアノをはじめ多彩な楽器を用いた「セレスタ」もショーロの 一種。チェンバロを用いた古典的なイディオムを持つフルートの「ショーロ」、晩年の作品となったファゴットを独奏にした抒情 的な「ショーロ」。どれも実験的でありながら、ブラジルのインスピレーションに彩られた見事な作品です。
NAXOS-8.574222
(1CD)
グレグソン(1945-):ピアノ独奏曲全集
わが友のためのアルバム(2011)
3つの練習曲(2020)
子守歌(1965)
スーのための歌(1966)
4つの絵-ピアノ・デュエットのための(1982)
6つの小品(1982/1993改訂)
1楽章のピアノ・ソナタ(1983)
マレイ・マクラクラン(P)
エドワード・グレグソン(P)
ローズ・マクラクラン(P)

録音:2020年1月5-6日
世界初録音
エドワード・グレグソン(1945-)はイギリス出身の作曲家。王立音楽アカデミーで作曲とピアノを学び、管弦楽曲から吹奏 楽、合唱曲など幅広いジャンルの作品を発表しています。彼のピアノ曲はとても印象的なものが多く、複雑なリズムやハー モニーに彩られながらも、変奏曲やフーガなど古典的な形式が用いられており、時には抒情的なメロディが現れるといった 比較的親しみやすい作風に拠っています。 このアルバムには初期の作品から最近の作品までが幅広く収録されており、グレグソンの作風の変遷をお楽しみいただけま す。中級レベルの難易度で書かれた「わが友のためのアルバム」は自身の60回目の誕生日を祝して作曲されたもの。多 彩な素材が散りばめられています。2020年の「3つの練習曲」は技巧的な作品。ラヴェルの旋律が引用されるなど工夫が 凝らされています。初期の2作品はロマンティックな曲。実験的な「4つの絵」と「6つの小品」、マーラーのアダージェットから 喚起された「金曜日の午前」、ティペットからインスパイアされた「ソナタ」。どれもがユニーク、かつ強い印象を残します。16 曲目はグレグソン自身の演奏、他はグレグソンの良き理解者マクラクランの演奏で。
NAXOS-8.573932
(1CD)
モンテクレール(1667-1737):フルートと歌のための小ドラマ
Recueil d'Airs serieux et a boire:
Deserts, ou des humains j'evite la presence(1696年出版)
厳粛なアリアと酒の歌-砂漠、私が人間の存在を避ける場所…世界初録音
独唱カンタータ集 第3巻 - アリアーヌとバッカス(1728年出版)
協奏曲第1番ホ短調-フルートと通奏低音のための(1721年頃)(1724-25年出版)
Recueil d'Airs serieux et a boire:Qu'a l'amour on est peu contraire(1696年出版)
厳粛なアリアと酒の歌-その愛には少し反対だ…世界初録音
ブルネット集 第1巻(1724) - 組曲第1番(1721-24年頃)…世界初録音
独唱カンタータ集 第1巻 - 寛大なる苦悩(1706年出版)
Recueil d'Airs serieux et a boire:Adieu, mes innocents troupeaux(1696年出版)
厳粛なアリアと酒の歌 - さようなら、無実の人の群れ…世界初録音
カリー・ヘンネマン・ショウ(S)
レーラ・ブライトハウプト(トラヴェルソ)
レ・オーディネーレ(古楽器アンサンブル)

録音:2018年5月13-15日
ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737)はバロック期のパリで活躍した音楽家。貧しい家庭に育ったとされていま すが、その生涯はほとんど知られておらず、肖像画も存在していません。9歳の時にラングル大聖堂の合唱団員となり、その 後バス・ド・ヴィオロン(チェロとコントラバスの中間の楽器、チェロの前身)奏者として名を上げ、20歳の頃にはパリでバス・ ド・ヴィオロン奏者として演奏活動を行っていました。その後イタリアに行き、フランソワ・クープランの2人の娘たちの教師を務 め、イタリアの音楽様式を研究しながら、多くの作品を書き残しています。このアルバムには、モンテクレールの初期の現存 する出版された作品の一部を収録。『厳粛なアリアと酒の歌』シリーズから3作品と、1720年頃に独奏楽器としての役割 が増大したとされるフルートを用いた協奏曲など、18世紀初頭のフランス音楽を楽しむことができます。演奏はフランス・バ ロック期作品を得意とするアンサンブル「レ・オーディネーレ」。まろやかな響きが魅力的です。また、トラヴェルソを演奏する レーラ・ブライトハウプトはクイケンが指揮する「Colorful Telemann」(8.573900/国内盤NYCX-10154)でもソリスト を務める実力派。

NAXOS 2020年7月末発売
8.501505(15CD)
NX-F01
モンテヴェルディ:マドリガーレ全集
【DISC1】8.555307マドリガーレ第1巻(1587)
1.私が私の生命を愛しても
2.あなたの事を切実に思うと
3.何ゆえのこの苦しみぞ
4.あの勝ち気な彼女の所へお行き
5.優しく愛しい口付けよ
6.あなたが同意してくれないなら
7.愛しいフィッリ
8.私の苦しみを吸い上げて
9.羊飼いの娘フーミア-第1部羊飼い娘のフーミア
10.羊飼いの娘フーミア-第2部気高く神々しい太陽よ
11.羊飼いの娘フーミア-第3部その時テヴェレのすべての羊飼いと
12.もしあなたと別れることで
13.無数の炎と鎖の中で
14.さあニンフよ、外へ行こう
15.この美しい手が罠を編んだ
16.美しい羊飼いの娘が
17.いとしい女よ、あなたの刃は
18.美しい人よ、あなたを見る時
19.私はこんなに燃えているがあなたを愛さない
20.燃えたり、凍ったりなさるがいいわ-応答
21.燃えるのも凍ったのも、ぼくの勝手-反対
22.世俗声楽曲集(手稿全作品)-死んでしまいたい
23.世俗声楽曲集(手稿全作品)-心よ、逃げよ…世界初録音
24.世俗声楽曲集(手稿全作品)-ああ、わが太陽が去っていく
25.世俗声楽曲集(手稿全作品)-天使の愛らしい顔が…世界初録音
26.世俗声楽曲集(手稿全作品)-オリンピアの嘆き
【DISC2】8.555308マドリガーレ第2巻(1590)
1.夜明けはまだ訪れず-第1部夜明けはまだ訪れず
2.夜明けはまだ訪れず-第2部一方の魂がため息をつきながら切なげに言った
3.わがフィッリデは飲んでいた
4.最も甘い絆よ
5.ヒヤシンスと水仙に寄せて
6.紅く美しい唇の周りで
7.この岸辺には愛する女性の唇ほど紅い花はない
8.この黒い顔に映える美しい口に
9.愛する人よ、今あなたのもとに帰りますが
10.影になりたい
11.もし愛の神が狩りに行ったら
12.愛する人の燃えるような美しい目をじっと見つめていると
13.見よ、波はささやき
14.私のクローリは優しくまどろんでいた
15.酷い人よ、僕を捨てたら君も損なのだよ
16.最も辛い言葉を発する唇が
17.むごいことだ、なぜ私から逃げる
18.私はあなたにこの鏡を贈り
19.愛する人よ、死ぬのは大したことではない
20.愛の神よ、愛する女性が
21.かつて私は甘美な歌を歌ったが
【DISC3】8.555309マドリガーレ第3巻(1592)
1.若い草木は
2.ああ、苦痛は何と大きいことか
3.柔らかい草と白い花の上で
4.ああわたしの愛しい魂の人よ
5.私の心を引き裂いて下さい
6.うぐいすよ、おまえはいつもこの緑の枝で
7.激しい情熱が心を死に追いやるならば
8.残酷な人よ、私と別れられる安堵とともに去っていって
-第1部残酷な人よ、私と別れられる安堵とともに去っていって
9.残酷な人よ、私と別れられる安堵とともに去っていって
-第2部ああ残忍な戦士よ、あなたはそこで負傷して
10.残酷な人よ、私と別れられる安堵とともに去っていって
-第3部彼女が意識を取り戻すと、辺り一面は見渡すかぎり
11.おお春よ、一年のうちの青春期よ
12.何と不実な顔よ
13.もし私か愛さなくなったら
14.かつては私の命であった瞳よ
15.苦悩の日々を生きよう-第1部苦悩の日々を生きよう
16.苦悩の日々を生きよう-第2部だがどこに,おお哀れな私よ,どこに
17.苦悩の日々を生きよう-第3部それでも,あなたのいるそこへ行こう
18.美しき瞳よ
19.「安らかに」とティルシはため息をつきながら-第1部「安らかに」とティルシはため息をつきながら
20.「安らかに」とティルシはため息をつきながら-第2部ティルシの顔には彼女の死が刻印され、こう言った
【DISC4】8.555310マドリガーレ第4巻(1603)
1.ああ、つらい別れ
2.愛しい人よ、あなたを見つめていると
3.わが心よ、お前は死なないのか
4.星に対して彼は打ち明けた
5.わたしの愛する人は、優しく
6.愛する人よ、許してください
7.もしあなたが私の心であれば
8.清らかな澄んだ光よ
9.この胸の痛手
10.お前もまた私から去っていくのか-お前もまた私から去っていくのか
11.この輝く目の一瞥で-この輝く目の一瞥で
12.ああ、もしきみの気にいるなら
13.わたしは若い娘
14.とても甘美に歌うあの小鳥は
15.お願いだ、もう戦争はやめてくれ
16.そうなのだ、死にたいのだ
17.痛ましき魂よ、お前は生きながら
18.わたしの心を司る魂の人よ
19.愛する人よ、君と別れてから
20.彼女が涙を流し溜息をついていると
【DISC5】8.555311マドリガーレ第5巻(1605)
1.つれないアマリッリ
2.おお、わが心のミルティッロ
3.私の魂はすでに最後の時に近づいていた
4.ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ
-第1部ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ
5.ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ
-第2部だけど、生まれ持っての優しさと徳と思いやりが
6.ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ
-第3部ああドリンダ、「僕のドリンダ」と言ってもいいだろうか?
7.ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ
-第4部さあこうして大地に跪き
8.ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ
-第5部シルヴィオ、その胸を射るですって?
9.私があなたを愛しているのを-第1部私があなたを愛しているのを
10.私があなたを愛しているのを-第2部ああ、かつて神の思し召しがある頃は
11.私があなたを愛しているのを-第3部君はかつてないほど頑なになり
12.私があなたに与えられるものを
13.アマリッリのために苦しむのは
14.ああ、優しく美しい太陽に向かうように
15.この暴虐な愛の神は
16.愛の神よ、もしお前が公正なら
17.あなたを愛する、わが命である女よ
18.このように少しずつ
19.このすばらしい合奏
【DISC6-7】8.555312-13マドリガーレ第6巻&さまざまなマドリガーレ集
■DISC6
1.アリアンナの嘆き(5声)-第1部私を死なせて
2.アリアンナの嘆き(5声)-第2部ああテゼオ、私のテゼオ
3.アリアンナの嘆き(5声)-第3部あれほど私に誓った真心は
4.アリアンナの嘆き(5声)-第4部ああ、それでも答えないのね
5.西風が戻り、晴天がやってくる
6.着飾った美女の一団のなかに
7.さようなら美しいフロリダ
8.愛する女の墓に流す恋人の涙-第1部灰と化した亡骸よ、僕の美しい太陽を飲み込み
9.愛する女の墓に流す恋人の涙-第2部ああ川々よ、お前たちはグラウコが墓石の上で叫びながら
10.愛する女の墓に流す恋人の涙-第3部もしグラウコが、かつては愛の巣であり
11.愛する女の墓に流す恋人の涙-第4部愛するニンフよ、天の膝に抱かれているのだね
12.愛する女の墓に流す恋人の涙-第5部ああ黄金の髪よ、雪のように柔らかな胸よ
13.愛する女の墓に流す恋人の涙-第6部愛する亡骸よ、僕の瞳は墓石の高貴な胸の上を
14.おおその美しい顔よ、おおそのやさしい眼差しよ
15.ティルシよ、美しいクローリが
■DISC7
1.哀れなアルチェオよ、この愛しい土地から去るのだ」
2.エルガストが泣いていたのは
3.穏やかな川のほとりで(7声)
4.さまざまなマドリガーレ集(1593)-私は燃える…世界初録音
5.さまざまなマドリガーレ集(1593)-私の瞳…世界初録音
6.さまざまなマドリガーレ集(1593)-星が空にあるように…世界初録音
7.さまざまなマドリガーレ集(1593)-もしあなたが私を救わなければ…世界初録音
8.さまざまなマドリガーレ集(1593)-わたしはこれらの牧草地で群れを見る…世界初録音
9.さまざまなマドリガーレ集(1624)-おお何とすばらしく、何とかわいい
10.さまざまなマドリガーレ集(1624)-静かに、アルメリン
11.さまざまなマドリガーレ集(1624)-いとしい私のトルコ女
12.さまざまなマドリガーレ集(1624)-おお私は傷つき、倒れる
13.さまざまなマドリガーレ集(1624)-苦しみが甘美なものなら
14.さまざまなマドリガーレ集(1634)-私を憎むならなぜ
15.さまざまなマドリガーレ集(1634)-あなたはもう私に微笑もうとはしない
16.かぐわしき唇よ、なんという甘美さで-第1部私を死なせて(1623)
17.かぐわしき唇よ、なんという甘美さで-第2部ああテゼオ、私のテゼオ(1623)
18.かぐわしき唇よ、なんという甘美さで-第3部あれほど私に誓った真心は(1623)
19.かぐわしき唇よ、なんという甘美さで-第4部ああ、それでも答えないのね(1623)
20.かぐわしき唇よ、なんという甘美さで-第5部ああ、もう一度場所を与えようというのか(1623)
【DISC8-10】8.555314-16マドリガーレ第7巻「コンチェルト」(1619)
■DISC8
1.シンフォニア「チェトラの調べに合わせて」
2.この楡の木陰で
3.やさしい心と恋の炎
4.ああ、お前は何と愛らしいのか
5.私はとても愛らしい羊飼いの少女
6.おお、燃えさかる炎、おお、燃えるような私のため息
7.ああフィリ、お前に口づけしたいけど
8.私の美しいリコリは言う
9.ああ、もし誓いを破るのに同意しなければ
10.星を見ることはないだろう
11.おお、美しい牝虎よ
■DISC9
1.柳の間へどうして逃げるの
2.戻ってきておくれ、おお、甘い口づけよ
3.うるわしき自由よ
4.愛しい人よ、あなたの心は
5.断ち切られた希望、永遠の信頼
6.歌いさえずる小鳥よ
7.隠されたとげを持つ美しさ
8.私は口づけを待つばかり
9.告げるべきか,黙っているべきか
10.眠っているの、ああむごき心
11.星の光に照らされて
12.唇よ、何とかぐわしく匂うことか
13.ああ、恋人はどこに-第1部ああ、恋人はどこに
14.ああ、恋人はどこに-第2部誠実な願いだけが
15.ああ、恋人はどこに-第3部それでは私の涙ではなく
16.ああ、恋人はどこに-第4部ああ味気なく、闇の世界
■DISC10
1.恋文「もしも私の憂い瞳が」-もしも私の物憂い瞳が
2.恋文「もしも私の憂い瞳が」-私はあなたとあなたの髪に目を向ける
3.恋文「もしも私の憂い瞳が」-愛しい金色の森よ
4.恋文「もしも私の憂い瞳が」-最も甘い絆よ
5.恋文「もしも私の憂い瞳が」-しかし、その時間はすでに私を読んでいる
6.愛の別れ「もし天の定めと望みであるならば」-もし天の定めと望みであるならば
7.愛の別れ「もし天の定めと望みであるならば」-Dehconpiulentamano
8.愛の別れ「もし天の定めと望みであるならば」-Lumi,voichevedeste
9.愛の別れ「もし天の定めと望みであるならば」-Madeh,luciserene
10.愛の別れ「もし天の定めと望みであるならば」-Maqualtimormipunge?
11.金色の髪よ
12.愛の神よ、私のなすべきことは
13.ティルシとクローリ-Permontiepervalli
14.ティルシとクローリ-Balliamo,cheilgregge
15.ティルシとクローリ-Balliam,chenelCielo
16.ティルシとクローリ-Balliam,ched'intorno
17.ティルシとクローリ-Balliamochel'onde
18.ティルシとクローリ-Balliam,cheivezzosi
19.ティルシとクローリ-Balliamoegiriamo
【DISC11-14】8.573755-58マドリガーレ第8巻「戦士と愛のマドリガーレ集」
■DISC11
1.他の者は愛の神について歌えばよい-シンフォニア
2.他の者は愛の神について歌えばよい
3.他の者は愛の神について歌えばよい-マルテを私は歌おう猛り立ち誇り高い
4.他の者は愛の神について歌えばよい-御身カエサルの月桂樹で編まれた
5.他の者は愛の神について歌えばよい-戦いの歌と戦いの響きの合間に
6.いまや天も地も風も黙し
7.いまや天も地も風も黙し-こうして一つの澄んだ生気の泉より
8.愛の神、この油断ならない敵は
9.愛の神、この油断ならない敵は-奴を近づけるな
10.愛の神、この油断ならない敵は-偽の武器ではない
11.愛の神、この油断ならない敵は-この両目を狙って
12.愛の神、この油断ならない敵は-もはや時間はない
13.愛の神、この油断ならない敵は-わが心よ、逃げても無駄だ
14.こんなに素晴らしい勝利を
15.ダイヤモンドのように硬い心よ武装しろ
16.恋する者はすべて戦士だ
17.恋する者はすべて戦士だ-Iochenell'ozionacqui
18.恋する者はすべて戦士だ-MaperqualampioEgeo
19.恋する者はすべて戦士だ-Riedich'alnostroardir
20.私は恋に燃えているが
■DISC12
1.ビアジオ・マリーニ(1594-1663):さまざまな楽器のための多様なソナタ集Op.22
-第1旋法によるシンフォニア
2.タンクレディとクロリンダの戦い-タンクレディはクロリンダを男と思い
3.タンクレディとクロリンダの戦い-Otu,cheporte,correndosi
4.タンクレディとクロリンダの戦い-シンフォニア
5.タンクレディとクロリンダの戦い-夜よ、深く暗い胸のうちに(M.ロンギーニによる復元版)
6.タンクレディとクロリンダの戦い-Piacciatich'indiiltragga(M.ロンギーニによる復元版)
7.タンクレディとクロリンダの戦い-逃げることも、身をかわすことも
8.タンクレディとクロリンダの戦い-騎士の3度目
9.タンクレディとクロリンダの戦い-疲れはて、息をあえがせて
10.タンクレディとクロリンダの戦い-私達の不幸
11.タンクレディとクロリンダの戦い-彼は激しく答えた
12.タンクレディとクロリンダの戦い-二人の心に怒りがよみがえり
13.タンクレディとクロリンダの戦い-だが、ついに運命のときは来た
14.タンクレディとクロリンダの戦い-友よ、勝者はあなただ
15.タンクレディとクロリンダの戦い-絶え入らんばかりのその声には
16.タンクレディとクロリンダの戦い-Mentr'egliilsuonde'sacridetti
17.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ-Entratainnanzialballo
18.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ-Volgendoinciel
19.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ-Su,misirechiomai
20.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ-Vengalanobilcetra
21.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ-Entrataepasseggio
22.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ-Movetealmiobelsuon
23.B.マリーニ:ソナタ、シンフォニアとリトルネッロ集Op.8-バレット第5番
24.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ-Eil'armicinse
25.他の人々は軍人マルスについて歌えばよい
26.他の人々は軍人マルスについて歌えばよい-Duobelliocchifurl'armi
27.他の人々は軍人マルスについて歌えばよい-Tuperlocuivalor(Bass)
28.他の人々は軍人マルスについて歌えばよい-Tuperlocuivalor(Chorus)
29.歌い続ける愛らしい小鳥
■DISC13
1.やさしい天使がみんなの心にあれば
2.やさしい天使がみんなの心にあれば-Etalormormorando
3.やさしい天使がみんなの心にあれば-Cosicantando
4.私は燃えているが、あえてしようとはしない
5.海が静かであろうとも
6.はだしのニンフ
7.はだしのニンフ-どうか私と一緒に休んで
8.はだしのニンフ-使い慣れた私の弦で
9.はだしのニンフ-たとえミラルミがなくとも
10.いともやさしい夜うぐいすよ
11.幸せで楽しい心を持ちたい者は
12.ニンファの嘆き-太陽神がまだ世界に昼を
13.ニンファの嘆き-愛の神よ、と空を見つめて語りかけた
14.ニンファの嘆き-怒りの涙とともに
15.どうして逃げるのか、おお、フィッリデよ
16.別れないでおくれ、反抗的な女よ
17.さあ、かわいい羊飼いの娘たちよ
■DISC14
1. ―Strepito spaventoso sotto il palco di tamburi discordati
ステージ下での打楽器の恐ろしい金切り声
2.B.マリーニ:さまざまな楽器のための多様なソナタ集Op.22-第3旋法によるシンフォニア
3.情け知らずの女たちのバッロ-Del'implacabildio(Amore,Venere)
4.情け知らずの女たちのバッロ-シンフォニア
5.情け知らずの女たちのバッロ-お聞きなさい、ご婦人がたよ
6.情け知らずの女たちのバッロ-愛の神の美しい母君よ
7.情け知らずの女たちのバッロ-執拗な神の
8.情け知らずの女たちのバッロ-フオールデラトラ洞窟
9.情け知らずの女たちのバッロ-覚えていない
10.情け知らずの女たちのバッロ-地獄の法廷を聞く、聞く、または
11.情け知らずの女たちのバッロ?ここで謝罪しよう
12.情け知らずの女たちのバッロ-エントラータ
13.情け知らずの女たちのバッロ-バッロ
14.情け知らずの女たちのバッロ-わが広大なる王国の、暗黒の恐怖から
15.情け知らずの女たちのバッロ-アントロはそこに
16.情け知らずの女たちのバッロ?もうここは
17.情け知らずの女たちのバッロ-暗い回廊へと戻るがいい
18.情け知らずの女たちのバッロ-痛すぎる、痛すぎる
19.情け知らずの女たちのバッロ-煙、叫び、植物

【DISC15】8.555318マドリガーレ第9巻&「音楽の戯れ」(1632)
1.B.マリーニ:ソナタ、シンフォニー…リトルネッロ集Op.8-3声のシンフォニア第1番
マドリガーレとカンツォネッタ集第9巻-
2.すてきな羊飼いさん
3.西の風がもどり好天をもたらす
4.誰の意見も聞くまい
5.常に変わらぬ喜び
6.お前の胸の中に
7.もう恋はしない
8.今日のそよ風は何とやさしく
9.踊りに、喜びに、楽しみに
10.私を憎んでいたのなら
11.ええ、あなたを愛する
12.さあ素敵な羊飼いたちよ
13.おお恋人よ、おお私の命よ
音楽の戯れ(1632)
14.面影よ、のろわれよ
15.あの高慢なまなざし
16.かつてあなたは私のすべてだった
17.甘美な光に、あなたは全て私のものだった
18.甘美な光に、あなたは全て私のものだった
19.それは本当なのだ
デリティエ・ムジケ(アンサンブル)
マルコ・ロンギーニ(指揮)


【DISC1】
録音2001年6月6-10日
ChiesadiNovaglie,Verona,Italy

【DISC2】
録音2001年7月27-31日
Chiesad iSan Briccio, Verona,Italy

【DISC3】
録音2002年5月26-31日
Chiesadi San Pietro, Vincoli, Azzago, Verona,Italy

【DISC4】
録音2002年7月28日-8月2日
Chiesadi San Pietro, Vincoli, Azzago, Verona,Italy

【DISC5】
録音2003年4月5-10日
ChiesadiSanPietro,Vincoli, Azzago,Verona,Italy

【DISC6-7】
【DISC8-10】
録音2004年4月29日-5月5日
Chiesad iSan Briccio, Verona,Italy

【DISC11-14】
録音2005年6月3-10日、7月11-20日
Chiesadi San Briccio,Verona,Italy

【DISC15】
録音2006年5月14-18日
Chiesadi San Pietro,Vincoli, Azzago, Verona,Italy
1567年、北イタリアのクレモナに生まれたクラウディオ・モンテヴェルディ。 10代半ばにして、モテットと宗教マドリガーレを出版し、20歳の時には世俗マドリガーレの最初の曲集を 出版。その後、マントヴァのヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガの宮廷にて歌手およびヴィオラ・ダ・ガンバ奏者 として仕え、1602年には宮廷楽長になるとともに、宮廷やパトロンのためにマドリガーレの作曲を続けまし た。 マドリガーレとは、ルネサンス期の代表的な音楽様式の一つ。形式や規則を重視する古典的な詩の代わ りに、より自由な形式と情感豊かな内容を持つ詩を歌詞に用い、テキストの抑揚に合わせて旋律が歌わ れるもの。16世紀前半に流行していた“フロットーラ(世俗歌曲)”が発展した形式で、豊かな感情を表現 するために、複雑なポリフォニーや半音階、二重合唱などのあらゆる形式が用いられ、多くの作曲家がさま ざまな作品を創り上げました。なかでもモンテヴェルディは“マドリガーレ”の形式に大きな可能性を見出し、 16世紀以前の厳格な対位法を用いたものを「第一作法」、自由な対位法を用いたものを「第二作法」 と呼び、第5巻では通奏低音を導入するなど、画期的な試みも行っています。曲集全巻を通じ、愛や恋 の喜び、愛する人を失う悲しみ、戦い、芸術などが色彩豊かに描かれています。 このデリティエ・ムジケとマルコ・ロンギーニによる世界初録音曲を含むマドリガーレ全集は、最新のエディ ションを用いて、全てカットなしで演奏。当時の演奏様式の研究に基づいて男声のみで歌われています。
NAXOS-8.579053(1CD)
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲ほか
ロドリーゴ(1901-1999):アランフエス協奏曲(1939)
ポンセ:南の協奏曲(1941)
ジェラルド・ガルシア(1949-):チャイナ・シングス(ギターと管弦楽版)…世界初録音
カン・ユンホン(G)
ダレル・アン(指)
チェコ室内Oパルドビツェ

録音:2019年8月26-29日
2011年の「タイ国際ギター・コンクール」において僅か11歳で優勝、現在は巨匠マヌエル・バルエコに師事し研鑽を重ね る中国出身のカン・ユンホンをソリストに迎えたギター協奏曲集。誰もが知っているロドリーゴの「アランフエス協奏曲」、メ キシコ生まれの国際的作曲家ポンセの「南の協奏曲」に加え、ユンホンに捧げられたジェラルド・ガルシアの「チャイナ・シン グス」の3曲を収録しています。「チャイナ・シングス」は、中国で人気の2つの曲を元にした抒情的な雰囲気を持つ作品 で、トレモロを多用した中国琵琶風の美しい音色をお楽しみいただけます。バックを務めるのは、第50回ブザンソン国際 指揮者コンクールの優勝者、ダレル・アン。チェコのオーケストラからそれぞれの曲に相応しい色彩的なサウンドを引き出す 手腕が光ります。
NAXOS-8.559852(1CD)
クリストファー・ラウズ(1949-2019): 交響曲第5番(2015)*
サプリカ(2013)
管弦楽のための協奏曲(2008)
ジャンカルロ・ゲレーロ(指)
ナッシュヴィルSO

録音:2017年10月5-8日*、2019年4月11-13日
ピューリッツァー賞とグラミー賞を受賞したアメリカの作曲家、クリストファー・ラウズ(1949-2019)。1949年ボルティモアに 生まれ、様々なジャンルの音楽を身につけたラウズについて、ニューヨーク・タイムズ紙は「周囲の記憶に最も残る音楽を 書く人」と紹介しました。その作品はウィット、ジョーク、神聖なもの、ロックなど、たくさんの要素で構成されています。このア ルバムには2015年に書かれた「交響曲第5番」を含む3作品を収録。「交響曲第5番」は彼が幼いころに聴いて衝撃を 受けたベートーヴェンの第5交響曲にインスパイアされた作品です。ブルックナーやマーラーの緩徐楽章を思わせるゆったり とした「サプリカ」、オーケストラの奏者たちそれぞれに見せ場を持たせた「管弦楽のための協奏曲」など、どれもがラウズの 個性が生かされた聴きごたえのある作品です。
NAXOS-8.574176(1CD)
ベートーヴェン:カノンと音楽の冗談
1. シュパンツィクはならず者だ WoO 100 Hess 278
2. 親愛なる伯爵 WoO 101 Hess 279
3. 恋人の腕に安らかに憩う WoO 159
4. 永遠にあなたのもの WoO 161
5. 友情は幸福の泉 WoO 164
6. 新年おめでとう WoO 165
7. 苦しみは短く、喜びは永い WoO 163
8. ブラウフレ、リン WoO 167 Hess 249
9. 沈黙を学べ WoO 168 No.1
10. 語れ、語れ WoO 168 No.2
11. 私はあなたにキスする WoO 169 Hess 250
12. 芸術は永く、人生は短い WoO 170 Hess 251
13. ミヒャエル・ハイドン:幸せはともかく健康は欠くべからず
(伝 ベートーヴェン WoO 171 Hess 252)
14. お願いです、変ホ長調の音階を書いてください WoO 172
15. それはまっぴら、御免こうむる WoO 173 Hess 253
16. 信じて望め WoO 174
17. 聖ペテロは岩なり?ベルナルトゥスは聖者なり?
-聖ペテロは岩なり? WoO 175 Hess 255
18. 聖ペテロは岩なり?ベルナルトゥスは聖者なり?
-ベルナルトゥスは聖者なり? WoO 175 Hess 255
19. 親愛なる市参事会殿、お寒うござる WoO 177 Hess 257
20. おめでとう、新年おめでとう WoO 176
21. 修道院長様、私は病気です WoO 178
(T ホルメスによる合唱とピアノ版)…世界初録音
21. 皇帝陛下、お健やかに、お幸せに WoO 179
23. ホフマンよ、決してホーフマンになるなかれ WoO 180
24. 今日バーデンを思い出せ! WoO 181 No.1
25. ごきげんよう WoO 181 No.2 Hess 258
26. 美徳とは空虚な名目ではない WoO 181 No.3 Hess 259
27. おおトビーアス、ハスリンガーの支配者 WoO 182
28. 親愛なる伯爵殿、あなたはお人よしだ WoO 183 Hess 261
29. フォルスタッフ役、出番だ WoO 184 Hess 262
30. 人は高貴で、慈悲深く、善良であれ WoO 185
31. あなただけを崇める WoO 186
32. ふざけずに向きを変えろ WoO 187
33. 神は堅き砦 WoO 188 Hess 265
34. 医者よ、死への門を閉ざせ WoO 189 Hess 266
35. お訪ねしました、お医者さん WoO 190 Hess 267
36. 涼しく、暑すぎず WoO 191
37. 芸術は永く、人生は短い WoO 192 Hess 268
38. 芸術は永く、人生は短い WoO 193 Hess 269
39. 門が通れなければ壁を通って WoO 194
40. 人生を楽しめ WoO 195
41. そうあらねばならぬ WoO 196 Hess 270
42. これがその作品だ WoO 197 Hess 271
43. 我々はみな迷う、ただし迷い方は異なる WoO 198 Hess 280
44. 私は「へ」の殿、君は「の」の殿」WoO 199 Hess 281
45. 承知しました WoO 201 Hess 282
46. 美しいものを善き人へ WoO 202 Hess 283
47. 善に加えて美も WoO 203 Hess 272
48. カール・ホルツ (799 1858):ホルツよホルツ、四重奏をそのように弾け
(伝 ベートーヴェン WoO204 Hess 284)
49. 愛する人よ、私はあなたによって悩み、死ぬ Hess 229
50. あなただけを崇める Hess 263(WoO 186 スケッチ)
51. あなただけを崇める Hess 264(WoO 186 スケッチ)
52. 伯爵様、質問に参上しました WoO 221 Hess 276
(T ホルメスによる合唱とピアノ版 )…世界初録音
53. 間抜けの中の間抜け WoO 227 Hess 277
54. 苦しみは短く、喜びは永い WoO 166
55. カノン ト長調 WoO 160 No.1 Hess 247 ‘O care selve’
56. カノン ハ長調 WoO 160 No.2 Hess 248
クラウディア・シュレンマー(S)…49
シュテファン・タウバー(T)…1,1,49
マルティン・ヴァイザー(Bs)…1
フランツ・シュネッケンライトナー(Bs)…11
カントゥス・ノヴス・ウィーン…1,2,4-12,14,15,17-27,29-33,35-48,50-
54
トーマス・ホルメス(音楽監督…1-48,50-54),(ピアノ…21,52)
アンサンブル・タマニアル
【メンバー】
タベア・ゲルストグラッサー(S)…13,16,28,34
マリアンネ・プレンナー(A)…3,13,16,28,34
ニコラス・フレミー(T)…3,13,16,28,34
アレックス・ガズダ(Bs)…3,13,16,28,34
ルカ・クストリッヒ(Vn1)…55,56
ベンヤミン・リヒテネッガー(Vn2)…55,56
ララ・クストリッヒ(第3ヴァイオリン)…55,56
ドミニク・ヘルスベルク(第4ヴァイオリン)…56
ヴォルフガング・ドイブル(Vc)…19

録音:2018年10月22日…3,28
2018年10月24日…13,16
2018年10月25日…34
2019年1月19日…23,25,26
2019年1月20日…5,15
2019年1月27日…7,8,20,27,41
2019年2月26日…10,49
2019年3月8-9日…9,12,14,17,18,21,24,29,30,32,33,35,37-
39,42-44,46,47,50,51
2019年3月10日…1,2,4,6,11,19,22,31,36,40,45,48,52,53
2019年3月19日…55,56
2019年3月20日…54
ベートーヴェンの数多い作品の中で「最も知られていない」分野と言えるのが、このアルバムに収録された一連のカノンや 機知に富んだ声楽アンサンブルでしょう。50曲以上もあるこれらの短い曲の中には、1816年、フンメルのために書いた2 部構成のカノンや、居酒屋で作曲されたリヒノフスキー伯爵のための4声のカノン「親愛なる伯爵殿、あなたはお人よし だ」、1825年にクーラウと出会った時に書いた「Kuhl, nicht lau 涼しく、暑すぎず(クーラウの名前が織り込まれてい る)」など、様々な機会に書かれたものが含まれています。これらの曲は一般的には厳めしいと思われがちなベートーヴェ ンのイメージとは異なり、どれもが微笑ましく、親密な雰囲気を感じさせます。対位法を学んでいた初期の頃から晩年ま で、ベートーヴェンの知られざる一面を聴くことができるアルバムです。
NAXOS-8.574125(1CD)
ヴェイネル(1885-1960):管弦楽作品全集 第3集
ロマンス Op.29(1949)
ディヴェルティメント第2番「ハンガリー民謡の旋律」Op.24(1938)
パストラーレ、幻想曲とフーガ Op.23(1934)
ハンガリーの童謡と民謡集(1955)…世界初録音
ディヴェルティメント第1番Op.20「古いハンガリー舞曲から」(1934)
ディッタ・ローマン(Vc)…1
メリンダ・フェレタール(Hp)
ヴァレリア・チャーニ(指)
MAVブダペストSO
MAVブダペストSOの弦楽セクション

録音:2018年10月16日、2018年10月17日、2018年12月11日、2018年12月20日、2019年3月11-14日
バルトークやコダーイと同時期に活躍したハンガリーの作曲家、教師レオー・ヴェイネル(1885-1960)の管弦楽作品全 集の第3集。完璧主義者であった彼は、生涯で30曲ほどの作品を発表したのみで、そのほとんどは忘れられていました が、最近になってドイツ・ロマン派とハンガリーの民族要素を融合したユニークな作風が広く認識されるようになりました。こ の第3集にはヴェイネル円熟期に書かれた5作品が収録されています。活動の初期には、自作にハンガリーの民俗音楽 を積極的に採り入れることはせず、ロマンティックな作風を模索していたヴェイネルですが、1930年に彼の友人ラース ロー・ライタからハンガリーの民族音楽を紹介されてからは路線を変更、当時多数採集されたハンガリー民謡を自作に反 映させ、次々とユニークな作品を書き上げました。なかでも舞曲のリズムが際立つ「2つのディヴェルティメント」はヴェイネル の代表的な作品として知られています。
NAXOS-8.573986(1CD)
トーニ(1922-1993):ピアノ作品全集 第5集
 ピアノのための小品 Op.4(1937)
 フガートとアレグロ Op.7(1938)
 幻想曲 Op.8 4声とペダルのための(1938)
  即興曲(1935)
 ピアノのための前奏曲(1936)
 練習曲 変ニ長調(1935)
 バラータ ヘ短調(1936)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491- 第1楽章 アレグロの「カデンツァ」(1990)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503- 第1楽章 アレグロ・マエストーソの「カデンツァ」(1949)*
アルド・オルヴィエート(P)

録音:2019年1月29-31日
*以外=世界初録音
生涯に渡ってピアノを愛したイタリアの作曲家、カミッロ・トーニ(1922-1993)のピアノ曲全集第5集。シリーズの完結と なる今回は、カセッラに作曲を学び、実験的な音楽を創り上げた彼の初期作品を中心に収録しています。13歳の時に 書かれた「即興曲」「練習曲 変ニ長調」はショパンやリストを彷彿させますが、その2年後に作曲された「ピアノのための小 品」では、すでに調性から脱した、トーニらしいユニークな作風が見られます。最後に置かれたモーツァルトのピアノ協奏曲 のための2つのカデンツァは、彼の師であるベネデッティ・ミケランジェリへの賞賛が込められたもの。ここではトーニの作風の 変遷を感じ取ることができます。1949年の「第25番のためのカデンツァ」は、モーツァルトの旋律が自由に展開していくの に比べ、1990年の「第24番のためのカデンツァ」ではモーツァルトらしさはほとんど感じられず、自由な旋律のみが溢れて います。シリーズを通じてアルド・オルヴィエートが全作品を演奏しています。
NAXOS-8.573992(1CD)
レバイ(1880-1953):ヴァイオリンとギターのためのソナタ集/ヴィオラとギターのためのソナタ集
ヴァイオリンとギターのためのソナタ ホ短調(1942)
ヴィオラとギターのためのソナタ ニ短調(作曲年不明)*
ヴァイオリンとギターのためのソナタ ハ短調(1942)
ロロンス・カヤレイ(Vn、Va*)
マイケル・コーク(G)

録音:2019年6月12-13日
ポラック・コンサート・ホール,マギル大学、
モントリオール、ケベック、カナダ
フェルディナンド・レバイ(1880-1953)はウィーン生まれの作曲家。10歳の時にハイリゲン・クロイツ修道院に入り、5年 間に渡り歌手になるための音楽教育を受けました。その後はヨーゼフ・ホフマンのピアノ教室に参加、ウィーン音楽院で ローベルト・フックスに作曲を学び「ブラームス賞」など多くの賞を受賞しています。音楽院を卒業してからは作曲家として 活躍を始め、オペラ、交響曲、協奏曲、歌曲など、600曲に渡る作品を書き上げました。レバイはことのほかギターの音 色に愛着を持っていたようで、歌曲の伴奏にも、ピアノだけではなくギターを用いることが多かったようです。このアルバムに はギターを伴奏に用いたレバイのヴァイオリンとヴィオラのためのソナタを全て収録。民謡を効果的に用いた旋律を、カヤレ イとコークが情感豊かに演奏しています。

NAXOS-8.559877(1CD)
クルーズ:夜想曲集/祈り
夜想曲集 Op.60(2010)
祈り Op.54(2006)
ジェシカ・リヴェラ(S)
ウラディーミル・チェルノフ(Br)
モブセス・ポゴシアン(Vn)
ギヨーム・シュートル(Vn)
リチャード・オニール(Va)
アントニオ・リシー(Vc)
クリストファー・ハヌリク(Cb)
マリアンネ・キム(P)

録音:2012年5月22-23日、2007年2月14-15日
世界初録音
Gramophone誌で「現代作曲家の中で最もコニュニケーション能力があり、また興味がそそられる一人」と評されたイア ン・クルーズ(1956-)の作品集。アルバムに収録され「夜想曲集」は、2010年に彼が日本に滞在した際に書かれたも の。弦楽五重奏とバリトンのためのこの歌曲集には、20世紀初頭に活躍したアルメニアの詩人による4つの詩が用いられ ており、ベートーヴェンの「月光ソナタ」やシューベルトの「影法師」から引用された旋律を効果的に配することで、一人の 男と"光"の関わりを丹念に描いています。「祈り」は英語、スペイン語、日本語、中国語の4言語をテキストに用いた歌 曲集。"無形の愛"を探求するという願望から生まれたこの曲集は、ほとんどが無調で書かれており、捉えどころのない旋 律から幻想性が香り立ちます。

NAXOS2020年7月発売
NAXOS-8.573900(1CD)
テレマン:様々な作品集
1. 序曲 〜合奏組曲 ハ短調 TWV55:c4より
2-5. 協奏曲 ト長調 TWV53:G1 〜2本のフルート、弦楽と通奏低音のための
6-10. 8声のソナタ ホ短調 TWV50:4〜2本のオーボエ、ファゴット、2部のヴァイオリン、2部のヴィオラと通奏低音のための
11-14. 協奏曲 ニ長調 TWV54:D1〜2本のフルート、ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための
15-21. シンフォニア・メロディカ(旋律的合奏曲)ハ長調 TWV50:2
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)指揮
インディアナポリス・バロック・オーケストラ(古楽器使用)
レーラ・ブライサウプト(第2フラウト・トラヴェルソ)
スン・リー、メアリーアン・ショア(バロック・オーボエ)
ステファニー・コーウィン(バロック・ファゴット)

録音:2019年2月11-13日
20世紀後半以来、古楽器演奏シーンを世界的にリードしてきたクイケン兄弟の末男で、近年は世界各地 の古楽器オーケストラとの関係もますます深めつつあるベルギーの名匠バルトルド・クイケンは、近年アメリカ随 一の古楽器集団インディアナポリス・バロック・オーケストラと手を組み、NAXOSからも着々と音盤をリリースし ています。これまでリュリ、マレ、ラモー、ブラヴェ、ルクレール・・・とフランスの作品が多かったのですが、今回は テレマン・・・それも、ただこの作曲家の作品を雑多に集めるのではなく、その作風の広がりと半世紀以上にわ たる活動の変遷がわかるよう、最初期から晩期にいたる多様な作品が集められています。長大かつ簡潔な 協奏曲TWV54:D1など中期の充実度もさることながら、亡くなる直前に書かれた「シンフォニア・メロディカ」 は作風の集大成と新たな展望が半ばする稀有な逸品。他の収録作の作曲様式もまちまちで、聴き深める ほどに演奏陣の本気度に気づかされることでしょう。インディアナポリス・バロック・オーケストラの引き締まった編 成からくりだされる泰然自若の演奏表現にも、ソリストとしてのみならず指揮者としても深まりをみせるバルト ルド・クイケンの才覚が感じられます。なお解説文も指揮者自身が手掛けています。
NAXOS-8.574006(1CD)
オーベール(1782-1871):序曲集 第2集
1. 歌劇「宮廷の音楽会、またはデビュタント」 S.11(1824) - 序曲…世界初録音
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 S.165(1805頃)…世界初録音
5. 歌劇「フィオレッラ」 S.15(1826) - 序曲
6. 歌劇「フィオレッラ」 S.15(1826) -第3幕:間奏曲…世界初録音
7. 歌劇「ジュリー、または一時の過ち」S.1(1805) - 序曲…世界初録音
8. 歌劇「ジュリー、または一時の過ち」S.1(1805) - フィナーレ…世界初録音
9. 歌劇「レストック、または陰謀と愛」 S.24(1834) - 第3幕:間奏曲…世界初録音
10. 歌劇「レオカディー」 S.12(1824) - 序曲
11. 歌劇「レオカディー」 S.12(1824) - 第2幕:間奏曲…世界初録音
12. 歌劇「レオカディー」 S.12(1824) - 第3幕:間奏曲…世界初録音
13. 歌劇「クーヴァン、またはシメイのジャン」 S.2 - 第1幕:序奏…世界初録音
14. 歌劇「クーヴァン、またはシメイのジャン」 S.2 - 第2幕:序奏…世界初録音
15. 歌劇「婚約者」 S.17(1829) - 第3幕:間奏曲…世界初録音
マルケータ・チェピツカー(Vn)
ダリオ・サルヴィ(指)
チェコ室内Oパルドビツェ

録音:2019年2月4-7日
フランスの歌劇作曲家オーベールの序曲集。好評を博した第1集(8.574005)と同じく、ダリオ・サルヴィの指揮による第 2集には、ほとんどが世界初録音となる序曲や間奏曲と、やはり世界初録音の「ヴァイオリン協奏曲」が収録されていま す。明るく大胆な和音で始まる「宮廷の音楽会、またはデビュタント」序曲は、社会的陰謀を乗り越え、宮廷歌手の職 を得る歌手アデルの物語。オーベールが好んで用いた“反復する音型"が至るところに現れる楽しい作品です。他には18 世紀ローマを舞台にした「フィオレッラ」序曲、オーベール最初の舞台作品「ジュリー」の簡素ながら美しい調べを持つ序曲 など、エレガントで洗練された作品が並び、またタルティーニやモーツァルトを思わせる古典的な佇まいの「ヴァイオリン協奏 曲」も聴きどころです。
NAXOS-8.573625(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1集〜ジェフリー・マクファーデンによるギター編(2009)
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV 1007
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV 1008
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV 1008
ジェフリー・マクファーデン(G)

録音:2009年6月8-11日聖ジョン・クリソストム教会,ニューマーケット,オンタリオ,カナダ
バッハの無伴奏チェロ組曲は、今でこそ“チェロの旧約聖書”と呼ばれ、あらゆるチェリストの憧れの作品であるとともに、 バッハ作品の中でも最高峰に位置づけられる曲集です。バッハの死後、ほぼ1世紀半の間はほとんど見向きもされなかっ たというこの作品の価値を見出したのは、ほかならぬ名奏者パブロ・カザルス。少年時代にこの曲集に魅入られたカザルス は、念入りに作品を研究し、25歳の時に初めて公の場で演奏。作品の素晴らしさが多くの人に知れ渡ることとなりまし た。チェリストだけではなく、ギタリストたちもこの曲の持つ芸術性に魅せられ、まず、フランシスコ・タレガは第3番からブーレ をギター用に編曲。またアンドレス・セゴビアもいくつかの曲をギター用に編曲するなど、これまでも多くのギタリストたちがこ の曲集にさまざまな形で挑み、素晴らしい演奏を披露しています。 カナダ出身のジェフリー・マクファーデンも作品に魅了された一人。自ら作品をアレンジし、バッハが要求する複雑な対位 法を明確にギターで表現することに成功しました。
NAXOS-8.571382(1CD)
ハウエルズ(1892-1983):ピアノ作品集 第1集
幻想曲(1917)
夢見る道化師(1918)
わが主ヘアウッドのガリアード(1949)
フィンジ - 彼の安息(1956)
夏の牧歌(1911)
シチリアーナ(1958)
パヴァーヌとガリアード(1964)
ペトリュス組曲(1967-1973)
マシュー・シェルホーン(P)

録音:2019年8月19-21日
メニューイン・ホール,ストークダバノン,サリー,UK
世界初録音
20世紀英国の作曲家ハーバート・ハウエルズのピアノ曲集。幼い頃、家にあったアップライトピアノを妹と共に奏でることが 最初の音楽教育だったというハウエルズは、グロスター大聖堂のオルガン奏者ハーバート・ブルワーに学ぶとともに、ここで 机を並べたアイヴァー・ガーニーと終生に渡る友情を結びました。後に宗教曲作曲家として名を馳せることになるハウエル ズですが、このアルバムでは王立音楽大学で学ぶ以前に書かれた初期作品『夏の牧歌』から、ドビュッシーを思わせる 「幻想曲」、晩年の成熟した作風に拠る『ペトリュス組曲』まで8作品を収録。全てが世界初録音であり、またハウエルズ の作曲スタイルの変遷がくまなく捉えられています。1977年ヨークシャー生まれのピアニスト、シェルホーンが作品の魅力を 伝えます。
NAXOS-8.579076(1CD)
アンディ・スコット(1966-):ウェストランド
サクソフォンとピアノのための作品集

1. 3文字の言葉(2010)…世界初録音
2.フジコ(2005)-サクソフォンとピアノ版(2009)…世界初録音
3-5. アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ(2015)
フルートとピアノのためのソナタ(2002-2003)からの編曲…世界初録音
6. And Everything is Still そして全てがまだ(2008)-サクソフォンとピアノ版(2008)…世界初録音
7. MHP(2007)-サクソフォンとピアノ版(2008)…世界初録音
8. Respectfully Yours 粛白(2015)-サクソフォンとピアノ版(2017)…世界初録音
9. Paquito パキート(2004)-サクソフォンとピアノ版(2018)…世界初録音
10. Westland ウェストランド(2016)…世界初録音
11. My Mountain Top マイ・マウンテン・トップ(1998)-サクソフォンとエレクトロニクス版(2001)
ティモシー・マカリスター(プラノ・サクソフォン…2,6,11、アルト・サクソフォン…1,3-5,7-9、テナー・サクソフォン…10)
リズ・エイムス(P)…1-9
レムン・シセイ(ナレーター)…11
スティーヴ・ウィリアムズ&アンディ・スコット(エレクトロニクス)…11

録音:2018年3月9-11日 ポットン・ホール,サフォーク,UK…1-9
2018年5月23日 スタンプス・オーディトリウム,ミシガン大学,USA…10-11
40年以上の長きに渡りサクソフォン奏者として活躍してきたアンディ・スコット(1966-)。アポロ・サックス・カルテットの創設 メンバーとしてスタイルやジャンルにこだわることなく、さまざまな音楽を演奏してきた彼の作品は、常に自由であり何物にも 縛られることがありません。 このアルバムには、スウェーデンのピアニスト、エスビョルン・スヴェンソンの思い出に捧げられたジャズ風の「3文字の言葉」、 サックスが生まれたフランスに敬意を表した「ソナタ」、英国の詩人レム・シセイの同名の詩からインスパイアされた即興的な 「そして全てがまだ」、エネルギッッシュな「MHP」などの世界初録音を含む様々な作品が収録されており、スコットが思い 描いた音楽世界を垣間見ることができます。名手マカリスターは3種類のサクソフォンを使い分け、全ての作品に共感を 込めて演奏しています。
NAXOS-8.574204(1CD)
EGREGORE+コルネットと室内オーケストラのための編曲集
1. ヴィヴァルディ:歌劇「グリゼルダ」RV 718
-第2幕 アリア 「2つの風にかき乱されて」
(A.メンドーサによるコルネットと室内オーケストラ編)(2018)
アルベニス:イベリア 第2巻(1906)
(E.オッシャーによるコルネットと室内オーケストラ編)(2018)…世界初録音
2. 第1曲 ロンデーニャ
3. 第2曲 アルメリア
4. 第3曲 トリアーナ
5. エフレイン・オッシャー(1974-):ラテン狂詩曲(2018)…世界初録音
6. テオ・シャルリエ(1868-1944):ソロ・ド・コンクール(1900)
(E.オッシャーによるコルネットと室内オーケストラ編)(2018)…世界初録音
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番(1938/45)
(E.オッシャーによるコルネットと室内オーケストラ編)(2018)
7. 第1曲 アリア:カンティレーナ
8. 第2曲 踊り:マルテロ…世界初録音
ファビオ・ブルム(F管コルネット…1、C管コルネット…2-4、トランペット,フリューゲルホルン,A管ピッコロ・コルネット…5、B♭管コルネット…6、G管コルネット…7、D管コルネット…8)
パーチョ・フローレス(指)
コンソナンツ室内アンサンブル

録音:2018年10月11-13日インマヌエル・カペレ,ブレーメン,ドイツ
アルバムタイトルの「EGREGORE」とは同一の思念、目的を持つ集合体の意味。複数の人々が様々なエネルギーを共 有することを意味しており、“トランペット・ファミリー”に含まれるコルネットやフリューゲルホルンの多彩なサウンドを紹介する ための革新的なプロジェクトの名前としてふさわしいもの。添えられた「+」には、新しい方法にトライすることが表明されて います。ここではプロジェクトのために特別に開発されたモダン楽器を使用、楽器の特性に合わせヴィヴァルディからヴィラ =ロボスに至る各々の作品にアレンジを施すことで、コルネットが持つ独特の色彩感を味わっていただけます。このアルバ ムでデューを飾るファビオ・ブルムはリオ・デ・ジャネイロ出身のトランペット奏者。現在はスペインの楽器会社「STOMVI」の 専属アーティストとして、楽器の魅力を世界中に広めています。
NAXOS-8.559890(1CD)
ロリ・レイトマン:秘密の出口、他
ソプラノとクラリネットのための作品集
カルメン・オッパーマン(1919-2010):アン・スール-独奏クラリネットのための(2000)
ロリ・レイトマン(1955-):秘密の出口(2017)…世界初録音
レイトマン:もう二度と蝶々を見ることはなかった(1996)-歌とクラリネット編(2018)
レイトマン:Living In The Body リヴィング・イン・ザ・ボディ(2001)-歌とクラリネット編(2018)抜粋
ダイアナ・ローゼンブラム(1983-):冬の雨(2013)…世界初録音
クリスティーン・ハースト=ヴァイシュチュク(S)
デニス・ゲイニー(Cl)

録音:2019年8月16日、2018年9月10日、2018年9月14日
現代アメリカを代表する声楽曲作曲家の一人ロリ・レイトマン。このアルバムでは彼女の作品を中心とした、21世紀のソ プラノとクラリネットのために書かれた作品を聴くことができます。 レイトマンの『もう二度と蝶々を見ることはなかった』はテレージエンシュタットの強制収容所に連れてこられた子供たちが記 した、希望と絶望の詩をテキストにした深く感動的な作品。1996年に初演されたこの曲からインスピレーションを受けた 歌手クリスティーン・ハースト=ヴァイシュチュクとクラリネット奏者デニス・ゲイニーがレイトマンに続編の作曲を依頼、生まれ たのが『秘密の出口』です。こちらはドイツの詩人ネリー・ザックスの詩が用いられており、やはり生と死が作品の根源となっ ています。『リヴィング・イン・ザ・ボディ』は愛、記憶、再生の物語。アルバムではオッパーマンの「アン・スール」とローゼンブラ ムの「冬の雨」を付け加え、深い余韻をもたらしています。
NAXOS-8.574282(1CD)
ロッシーニ:カンタータ『テーティとペレーオの結婚』 ジョーヴェ…ジョシュア・スチュワート(T)
チェレーレ…レオノール・ボニッラ(S)
テーティ…エレオノーラ・ベロッチ(S)
ペレーオ…メルト・スング(T)
ジュノーネ…マリーナ・コムパラート(Ms)
グレツキ室内cho
ヴィルトゥオージ・ブルネンシス…カレル・ミタス(音楽監督)
ピエトロ・リッツォ(指)

録音:2018年7月24,26日 ライヴ
第30回ロッシーニ祝祭音楽祭
ドイツ、バート・ヴィルトバート
1815年、ナポリの劇場で「エリザベッタ」を初演、一夜にして名声を獲得した23歳のロッシーニ。以降、有利な契約でサ ン・カルロ劇場の音楽監督に就任し、数多くのオペラや声楽曲を精力的に生み出すこととなります。このカンタータ『テー ティとペレーオの結婚』は1816年の作品で、ロッシーニの有力な支持者となったブルボン王室の結婚の儀を祝して書かれ たもの。花嫁と花婿は海の女神テティスと英雄のペレウスになぞらえられています。後にロッシーニの妻となるコルブランを始 めとした、当時の人気歌手たちの技量が存分に生かされた装飾的な旋律を、多彩なオーケストレーション、力強い合唱 が盛り立てる壮大なカンタータです。
NAXOS-8.573976(1CD)
フランシス・ポット(1957-):夜明けと共に/ワード 言葉
At First Light 夜明けと共に(2018)
1. I. Requiem aeternam dona eis Domine 主よ、彼らに永遠の休息を与えてください
2. II. Generatio praeterit et generatio advenit - 一つの時代は去り、次の時代が来る
3. III. Daybreak 夜明け
4. IV. Laudibus in sanctis Dominum celebrate Supremum 最も神聖な主を賛美する
5. V. This Day Has Ended 一日は終わった
6. VI. We Follow the Dead to Their Graves - 私たちは彼らの墓まで死者を追う
7. VII. God of Compassion Who Dwells on High いと高きところにおわす憐れみの神
Word 言葉(2012)
8. Prelude 前奏曲
9. In the Beginning was the Word, and the Word was With God
初めに言葉があり、言葉は神と共にあった
10. In the Beginning was the Word. What Word?
初めに言葉があった。 何の言葉?
11. What Has Come into Being in Him was Life
彼の人生に存在するようになった
12. I Have Seen the Sun Break Through
私は太陽が突き抜けるのを見た
13. He was in the World and the World Came into Being through Him
彼は世界にいて、世界は彼を通して存在するようになった
14. And to One God Says, Come to Me by Numbers and Figures
そして、一人の神が言うには、数と形状によって私のところに来なさいと
15. You Must Put Your Knowledge Off and Come to Me with Your Mind Bare
あなたは知識を捨て、裸の心で私のところに来なければなりません
16. But to All Received Him, Who Believed in His Name
しかし、彼の名を信じた彼を受け入れたすべての人に
17. It's a Long Way Off
それは長い道のり
18. And the Word Became Flesh and Lived Among Us
そして、その言葉は生きた肉となって私たちに
19. Epilogue -エピローグ
20. Enough That We are on Our Way
私たちは充分に進んでいる
21. And the Word Became Flesh and Lived Among Us
ジョセフ・スプーナー(Vc)…1-3,5-7
クリスティアン・ウィルソン(Org)…8,10,12,14,15,17,19-21
コモーショ(合唱団)…1-7,9-18,20-21
マシュー・ベリー(指)

録音:2019年3月22-24日
キーブル・カレッジ教会、オックスフォード、UK
世界初録音
英国出身の合唱音楽作曲家フランシス・ポット。ドラマティックで感情豊かな彼の音楽は、過去の伝統を未来へ繋ぐ架 け橋として高く評価されており、世界の40か国以上で演奏、放送されています。このアルバムには2010年代に作曲され た2つの世界初演作を収録。『夜明けと共に』は親しい人の死を悼むモテットを中心に、それを取り巻く瞑想的な曲で構 成された作品。嘆き悲しむかのようなチェロが曲に寄り添い、言葉のない歌を奏でています。『言葉』はマートン・カレッジの 創設750周年記念の委嘱作。ポットは、ウェールズの司祭、詩人ロナルド・スチュワート・トーマスの美しくも難解な詩を、 聖ヨハネのプロローグに合わせ、ポスト・モダンの時代における“新しい福音書”として人々に提示します。神秘的な合唱を 披露するのは1999年に創設された「コモーショ」。現代作品をレパートリーの中心に据え、数多くの作品の初演を担う実 力派合唱団で、2012年にリリースされたポットの合唱曲集(8.572739)でも見事なアンサンブルを聴かせています。

NAXOS 2020年6月末発売
NAXOS-8.574175(1CD)
-
ベートーヴェン:世俗声楽作品集
1. Der freie Mann 自由の人 Hess146(第1稿)(1792)
2. Opferlied 奉献歌 Hess91
(第2稿 Op.121b 声、合唱とオーケストラ版)(1824-25)
3. In allen guten Stunden 盟友の歌「すべての良き時に」Op.122(1824-25)
4. Die Stunde schlagt 別れの歌 WoO102(1814)
5. Un lieto brindisi 野外カンタータ「楽しい乾杯の辞」WoO103,Hess127(1814)
6. Rasch tritt der Tod 修道士達の歌 WoO 104(1817)
7. Hochzeitslied
友らのために、婚姻の神を称えん(第1稿) WoO 105, Hess 124(1819)
イタリア語による多声の歌曲集 WoO 99(ピエトロ・メタスタージオ詩)(1793-1802)
8. No.1 Bei labbri che amore 麗しの唇 Hess211
9. No.2 Ma tu tremi, o mio tesoro でもお前は震え慄き Hess212
10. No.3 E pur fra le tempeste そして嵐の中でも Hess232
(W.ヘスによる歌とピアノ編)
11. No.4 Sei mio ben 愛しい人 Hess231
12. No.5a Giura il nocchier 舟歌は誓い Hess227(第1稿)
13. No.5b Giura il nocchier 舟歌は誓い Hess230(第2稿)
14. No.5c Giura il nocchier 舟歌は誓い Hess221(第3稿)
15. No.7 Chi mai di questo core 誰かこの心を Hess214
16. No.8 Scrivo in te 私は書く、お前の心に Hess215
17. No.9 Per te d'amico aprile お前のために、新しい4月を Hess216
18. No.10a Nei campi e nelle selve 野や森で Hess217(第1稿)
19. No.10b Nei campi e nelle selve 野や森で Hess220(第2稿)
20. No.11a Fra tutte le pene あらゆる苦しみの中で Hess208
(第1稿,オリジナル版)
21. No.11a Fra tutte le pene あらゆる苦しみの中で Hess208
(第1稿,A.サリエリによる改訂版)
22. No.11b Fra tutte le pene あらゆる苦しみの中で Hess209
(第2稿,A.サリエリによる改訂版)
23. No.11b Fra tutte le pene あらゆる苦しみの中で Hess225
(第2稿,オリジナル版)
24. No.11c Fra tutte le pene あらゆる苦しみの中で Hess224
(第3稿,オリジナル版)
25. No.11c Fra tutte le pene あらゆる苦しみの中で Hess210
(第3稿,A.サリエリによる改訂版)
26. No.12a Salvo tu vuoi lo sposo 汝の夫は救われて(第1稿)
27. No.12b Salvo tu vuoi lo sposo 汝の夫は救われて Hess228(第2稿)
28. No.13a Quella cetra ah pur tu sei ああ、お前はあの竪琴 Hess218(第1稿)
29. No.13b Quella cetra ah pur tu sei ああ、お前はあの竪琴 Hess219(第2稿)
30. No.13c Quella cetra ah pur tu sei ああ、お前はあの竪琴 Hess213(第3稿)
31. No.14a Gia la notte s'avvicina すでに夜は近づき Hess223(第1稿)
32. No.14b Gia la notte s'avvicina すでに夜は近づき Hess222(第2稿)
33. Die laute Klage 声高き嘆き WoO 135(第1稿)(1814-15頃)
34. In questa tomba oscura アリエッタ「この暗き墓場に」(第1稿)(1806)
35. Klage 嘆き WoO 113(第1稿)(1790)
36. Lied aus der Ferne 遠い国からの歌 WoO 138 (第1稿)(1809)
37. ゲレルトの6つの歌 Op.48 No.3 Vom Tode 死について(第1稿)(1798-99)
…世界初録音
38. 恋人に寄す(草稿)(1811)
アンサンブル・タマニアル
【メンバー】
タベア・ゲルストグラッサー(S)…1,7-9,11,12,15,19,22-25
マリアンネ・プレンナー(A)…9,12,19,22-25,31
ニコラス・フレミー(T)…8,9,11,15,19-25,31
アレクス・ガツダ(Bs)…12,15,19-21,24,31
クラウディア・シュレンマー(S)…2,16,27
パウラ・ゾフィー・ボーネット(S)…23
シュテファン・タウバー(T)…1,7,16,27
ダニエル・ヨハンセン(T)…10,35,36
ゲオルク・クリムバッハー(Br)…37,38
マルティン・ヴァイザー(Bs)…25
リカルド・ボホルケス・マルティネス(Bs)…34
ディアナ・フックス(P)…1-3,5,7
ベルナデッテ・バルトス(P)…10,33-38
カントゥス・ノヴス・ウィーン…1-7,13,14,17,18,26,28-30,32
トーマス・ホルメス(音楽監督)…1-9,11-32

録音:2018年10月22日…12-24
2018年10月24日…8,9,19
2018年10月25日…11,15,21,31
2018年10月27日…20,22,23
2019年1月19日…13,14,29,30,32
2019年1月20日…1,3,4,6,7,38
2019年1月27日…5,17,18,28
2019年2月26日…16,27
2019年2月25,28日,3月1日…33-37
2019年3月3日…10
2019年3月8-9日…2
2019年3月20日…26
2019年5月6日…25
ベートーヴェンが様々な機会に作曲した声楽作品を集めた1枚。友人の結婚式のために書かれたもの、旅立ちへのはなむ けの曲、命名日を祝した曲があれば、時にはフリーメーソンの絵画に言及したものや、シラーの詩に付けた曲など、日常の一 コマが切り取られたような小曲には、ベートーヴェンの堅苦しいイメージを払拭するほどの親密な雰囲気が漂っています。 また、ほとんど耳にすることのない『イタリア語による多声の歌曲集』は、ウィーンにやってきた若きベートーヴェンがメタスタージ オの詩に付けた歌曲集。当時、ベートーヴェンを教えていたサリエリがいくつかの曲に修正を加えたことで知られていますが、こ のアルバムではサリエリの改訂稿を並べて演奏することで、ベートーヴェンの奮闘ぶりが伺えます。
NAXOS-8.574155(1CD)
カステレード(1926-2014):フルート作品全集 第3集
5つのバガテル-フルートのための(1980)
1. 第1番呪文
2. 第2番ためらい
3. 第3番夜の音楽
4. 第4番間奏曲
5. 第5番スケルツォ
6.孤独の歌-2台ピアノ、トランペット、フルート、ヴァイオリンのための(1993)
12の練習曲-フルートのための(1961)
7. No.1. Vivamente
8. No.2. Scherzando
9. No.3. Andante sostenuto
10. No.4. Presto
11. No.5. Adagio
12. No.6. Prestissimo
13. No.7. Vivamente
14. No.8. Andante espressivo
15. No.9. Scherzando
16. No.10. Presto
17. No.11. Tempo di Rumba rapida
18. No.12. Tema con variazioni, molto liberamente, quasi improvisazione
4声のディヴェルティメント(1979)
19. I.ソナタ
20. II.ジャズによる練習曲
21. III.カンツォーネ
22. IV.フィナーレ
コブス・デュ・トワ(第2ピッコロ…4,フルート…6-22,第1フルート…5,アルト・フルート…
2,コントラバス・フルート…1-3)
クリスティーナ・ジェニングス(フルート…1-3,第1アルト・フルート…4,5)
ジュリー・ダンカン・ソーントン(ピッコロ…2,第1ピッコロ…4,フルート…2,第2フルート…5,アルト・フルート…1,3)
ブルック・ファーガソン(Fl)…2
アンドリュー・バーデン/ヘイ・コナー/エミリー・カプラン(Fl)…6
マルシン・アレント(Vn1)…6
アリソン・マイケル(Vn2)…6
ベンジャミン・デ・コック(Cb)…19-22
エリック・バーリン(ソロ・トランペット)…6
ダニエラ・ガルシア/シェイン・コフリン(Tp)…6
ドリーン・リー(第1ピアノ)…6,19-22
ナディーン・シャンク(第2ピアノ)…6
マイケル・テトロー(パーカッション)

録音:2018年5月15日…6
2019年1月30-31日…19-22
2019年5月6日…1-5
Firehouse 12, New Haven, CT, USA
2018年7月15日…7-18
世界初録音
カステレード(1925-2014)のフルート作品全集の第3集にして完結盤。 1926年、パリで生まれたカステレードは、舞台音楽、交響曲や協奏曲などほとんどのジャンルで作品を残しました。フルート のための作品はコンクールの課題曲や教育目的のために書かれたものが多く、このアルバムに収録されている『12の練習 曲』はその最たる曲集。工夫を凝らした旋律や複雑なリズムを駆使しながら、奏者の技術を高めることをカステレード自身も 楽しんでいる様子が伺われます。他の3作品は、カステレードがフルートと他の楽器の組み合わせを模索していた時期に書 かれたもので、各々の曲の副題が的確に表現された組曲『5つのバガテル』や、ゆったりとした旋律がバッハを思わせる『孤独 の歌』、印象派からジャズまであらゆる要素を組み込んだ『4声のディヴェルティメント』と、どれもカステレードの作曲技法の全 てが反映されたユニークな曲です。
NAXOS-8.559870(1CD)
ウィリアム・ドーソン(1899-1990):ニグロ・フォーク・シンフォニー(1932-34頃/1952改訂)
ユリシーズ・シンプソン・ケイ(1917-1995):幻想変奏曲(1963)
 ウンブリアの情景(1963)
アーサー・フェイゲン(指)
ウィーンRSO

録音:2019年1月2-3日…1-3
2019年1月4,7日…4
2019年1月29日…5
アフリカ系アメリカ人作曲家ウィリアム・ドーソンの代表作「ニグロ・フォーク・シンフォニー」。古典的な形式の中に黒人霊歌の 要素をふんだんに折り込んだこの作品は、1934年にレオポルド・ストコフスキーが指揮するフィラデルフィアOによって 初演され、爆発的な人気を獲得しました。しかしこの人気は一過性のものであり、人々はすぐさま作品への興味を失ってし まいました。とはいえ、ドーソンはこの作品を大切にしており、1952年に西アフリカへ旅行した際に体感した、アフリカのリズム を再度作品に折り込み作品を改訂。1963年にはストコフスキーがこの改訂版をシンフォニー・オブ・ジ・エア(旧NBC交響 楽団)と再録音したことでも知られています。ドヴォルザークの「新世界より」を思わせる哀愁漂う旋律と、重厚なオーケスト レーションが魅力で、ストコフスキーが愛奏したのも頷ける力作です。 同時収録のユリシーズ・ケイもアフリカ系アメリカ人作曲家で、彼の「幻想変奏曲」は、指揮者アーサー・ベネット・リプキンの 委嘱で書かれた作品。実際の主題は最後まで演奏されることがありません。決してイタリア風ではなく、ドイツ風の音楽が展 開する「ウンブリアの情景」も楽しめます。
NAXOS-8.573957(1CD)
クレメンティ:ピアノ作品集
.コリック氏によるメヌエットに基づく5つの変奏曲 WoO 5(1793)
ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.25 No.6(1790年出版)
「ブラック・ジョーク」と21の変奏曲 WoO 2(1777)
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」のアリア「ぶってよマゼット」による変奏曲 WoO 10
『音楽的性格描写』もしくは前奏曲とカデンツァのコレクション Op.19(1787)
ハイドン風前奏曲第1番
ハイドン風カデンツァ
ハイドン風前奏曲第2番
コジェルフ風前奏曲第1番
コジェルフ風カデンツァ
コジェルフ風前奏曲第2番
モーツァルト風前奏曲第1番
モーツァルト風カデンツァ
モーツァルト風前奏曲第2番
シュテルケル風前奏曲第1番
シュテルケル風カデンツァ
シュテルケル風前奏曲第2番
ヴァンハル風前奏曲第1番
ヴァンハル風カデンツァ
ヴァンハル風前奏曲第2番
クレメンティ風前奏曲第1番
51. クレメンティ風カデンツァ
クレメンティ風前奏曲第2番
2つのヴァイオリンとヴィオラのための「ケルビーニへのカノン」WoO 29(1821)(P版)
ニコラス・リンマー(フォルテピアノ)

録音:2018年2月27日-3月2日バイエルン放送第2スタジオ、ミュンヘン、ドイツ
ベートーヴェンと同世代の作曲家クレメンティは数多くのピアノ曲を残しました。ピアノ・ソナタだけでも100曲が存在し、これら はベートーヴェンも高く評価したほどに充実した筆致を誇っています。しかし、現在では、何曲かのソナチネや練習曲が教育 用として用いられてのみであり、彼が遺した多彩な作品はほとんど耳にすることがありません。 このアルバムでは、そんなクレメンティの変奏曲を中心に紹介しています。なかでも興味深いのは『音楽的性格描写』と題さ れた曲集で、こちらはハイドン、コジェルフ、モーツァルトら、当時活躍していた作曲家たちの作風を巧みに描写した小品に よって構成されています。また「ブラック・ジョーク」と題された主題と21の変奏曲は、彼がイギリスで活躍していた当時、大人 気を誇った作品です。このアルバムでニコラス・リンマーが演奏するフォルテピアノは、1806年頃にクレメンティ自身の工房で 制作されたオリジナルです。
NAXOS-8.574193(1CD)
ニクチェヴィチ/ブラトヴィチ:ギター・デュオ作品集
ダルコ・ニクチェヴィチ(1971-)…1,3,5,7,9,11,13,15,17
スルジャン・ブラトヴィチ(1972-)…2,4,6,8,10,12,14
1.半島(2017-18)
2.雲(2018)
3.タランテッラ・バルコニカ(2018)
4.橋(2007-18)
5.感情(2018)
6.山(2018)
7.マーラ(2018)
8.アルカ(2018)
9.ブレリアス(1993)*
10.河(2018)
11.瞑想(2019)
12.南(2017)
13.夢(2012)
14.ソカク(2018)
15.タンゴ(2003)
16.幼年時代(2018)
17.愛(2013)
ダルコ・ニクチェヴィチ(G),(ウドゥ*)
スルジャン・ブラトヴィチ(G)

録音:2018年12月20日、12月24日、12月27日、2019年1月16日、1月29日、2019年4月18日、4月23日、2019年5月14日、6月5日、6月19日
世界初録音
前作『海』(8.573943)で、地中海の明るい雰囲気と神秘的な中東の雰囲気を融合させたユニークな作品を披露し、高 く評価されたモンテネグロのギター・デュオ、ニクチェヴィチとブラトヴィチによるセカンド・アルバム。今作はバルカン半島特有の 不規則かつ躍動的なリズムを用いた「Peninsula=半島」を冒頭に置き、イタリア風の曲「タランテッラ・バルカニカ」から、フ ラメンコ風の「ブレリアス」、モンテネグロの伝統音楽を用いた「アルカ」など様々な様式を持つ作品が並べられています。どれ も親しみやすく、かつエキサイティングな音楽が聴き手の心を捉えます。

NAXOS 2020年6月発売
NAXOS-8.574120(1CD)
フィビフ(1850-1900):管弦楽作品集 第5集
交響曲第3番ホ短調 Op.53(1898)
歌劇「シャールカ」 Op.51序曲(1896-97)
歌劇「嵐」 Op.40 - 第3幕 序曲(1893-94)
歌劇「メッシーナの花嫁」 Op.18 - 第3幕 葬送行進曲(1882-83)
マレク・シュティレツ(指)
ヤナーチェクPO

録音:2019年1月8、14、15日
チェコ国民楽派の草創期を築いた作曲家の一人、ズデニェク・フィビフ(フィビヒ)。同時代の作曲家の中では、とりわけドイ ツ・ロマン派の影響を強く受け継いでいるとされ、作品の多く、とりわけ管弦楽作品は、チェコ民謡を素材として用いながら も、重厚なオーケストレーションに彩られた響きが特徴です。管弦楽作品シリーズ第5作目となるこのアルバムには、亡く なる2年前に作曲された交響曲第3番を中心に、チェコ民話を素材とした歌劇の序曲や挿入曲を収録。19世紀末に 多くの作曲家たちが追求した“闇から光へ”をモティーフにした「交響曲第3番」では、起承転結のはっきりした活気ある音 楽を楽しめます。また、オペラの序曲では『スメタナの後継者』と言われるフィビヒのチェコ民話への巧みなアプローチを感じ ることができます。第1集から第4集まで、チェコ・ナショナルSOとともに演奏を行ってきたシュティレツは、今作ではヤ ナーチェクPOを起用し、シリーズの最後を飾っています。
NAXOS-8.573891(1CD)
シューベルト:弦楽三重奏曲 変ロ長調 D581(1817)
1弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.163,D956*
アヴィヴQ【セルゲイ・オストロフスキー(Vn1)、フィリップ・ヴィラフランカ(Vn2)*、ノエミ・ビアロブローダ(Va)、ダニエル・ミトニツキー(Vc)】
アミット・ペレド(Vc)*

録音:2018年5月19-22日
ベートーヴェンの作例に倣い、古典的な様式美を誇る弦楽三重奏曲と、シューベルトの死の2か月前に書かれた傑作、 弦楽五重奏曲を収録。2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロのために作曲された五重奏曲は、低音域が増強された 充実した響きが魅力です。とりわけ崇高な美しさを湛えた第2楽章は聴く者の心を捉えて放しません。演奏するアヴィヴ 四重奏団は、1990年代にイスラエルで設立されたアンサンブル。数多くの国際コンクールで上位入賞を果たし、世界中 で演奏を行う実力派です。アンサンブル名の「アヴィヴ」はヘブライ語で“春”を意味し、その名の通り、生き生きとした表現 による充実した演奏を聴かせます。
NAXOS-8.573993(1CD)
ヴュータン:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
幻想曲「ロシアの思い出」Op.21(1840)(ヴァイオリンと管弦楽版)
古きイングランド Op.42(1866出版)(ヴァイオリンと管弦楽版)
華麗な二重奏曲 Op.39(1861)(ヴァイオリン、チェロと管弦楽版)*
アンダンテとロンド Op.29(1853出版)(ヴァイオリンと管弦楽版)
ベッリーニの歌劇「海賊」の主題による変奏曲 Op.6(1837出版) (ヴァイオリンと管弦楽版)
パガニーニへのオマージュ Op.9(1846)
レート・クッペル(Vn)
キリル・ボガティレフ(Vc)*
マルクス・ボッシュ(指)
カタールPO

録音:2018年2月28日-3月3日
リエージュ近郊の都市ヴェルヴィエのヴァイオリン工房の家系に生まれたヴュータン。まさにヴァイオリニストになるために生ま れてきたかのような彼は、幼い頃から楽才を発揮。6歳で公開デビューを果たすなど、神童の名を欲しいままにし、13歳 の時のドイツ楽旅ではシュポーアやシューマンらから絶賛されました。ヴァイオリンの名手として活躍するかたわら作曲も学 び、その後華麗なヴァイオリン作品を多く作曲したのは良く知られるところです。このアルバムには彼の代表作「ロシアの思 い出」を始め、ブラームスが二重協奏曲を書く際のヒントとしたとされる「華麗な二重奏曲」などヴァイオリンの技巧が存分 に用いられた6作品が収録されています。表現力豊かなヴァイオリンを聴かせるのは、1997年から2013年までバイエル ンRSOのコンサートマスターを務めたドイツの名手レート・クッペル。ヴュータンの作品では、無伴奏ヴァイオリン 作品集(8.573339)でも素晴らしい演奏を披露しています。
NAXOS-8.579068(1CD)
第2回ショパン・フェスティバル・ハンブルク2019
ショパン
1. 夜想曲第4番ヘ長調 Op.15, No.1 (1832年プレイエル製アップライトピアノによる演奏)
2. 24の前奏曲 Op.28 - 第9番ホ長調(1832年プレイエル製アップライトピアノによる演奏)
3. 24の前奏曲 Op.28 - 第6番ロ短調(1832年プレイエル製アップライトピアノによる演奏)
4. バラード第4番ヘ短調 Op.52(2019年Shigeru Kawai製グランドピアノによる演奏)
5. 24の前奏曲 Op.28 - 第15番変ニ長調「雨だれ」(2019年Shigeru Kawai製グランドピアノによる演奏)
6. 24の前奏曲 Op.28 - 第3番ト長調(2019年Shigeru Kawai製グランドピアノによる演奏)
7. 夜想曲第3番ロ長調 Op.9, No.3(2019年Shigeru Kawai製グランドピアノによる演奏)
8. スケルツォ第2番変ロ短調 Op. 31(1847年プレイエル製ピアノによる演奏)
9. マズルカ第13番イ短調 Op.17, No.4(1847年プレイエル製ピアノによる演奏)
10. マズルカ第14番ト短調 Op.24, No.1(1847年プレイエル製ピアノによる演奏)
11. マズルカ第27番ホ短調 Op.41, No.1(1847年プレイエル製ピアノによる演奏)
12. シューマン:幻想小曲集 Op.12 - 第1曲 夕べ
(2019年Shigeru Kawai製グランドピアノによる演奏)
13. ショパン:ポロネーズ第14番嬰ト短調(1872年スタインウェイ製グランドピアノによる演奏)
14. ショパン:マズルカ第22番嬰ト短調 Op.33, No.1
(1872年スタインウェイ製グランドピアノによる演奏)
15.ラフマニノフ:幻想小曲集 Op.3 - 第1曲 エレジー 変ホ短調
(1872年スタインウェイ製グランドピアノによる演奏)
16.クルピンスキ(1785-1857):3つのポロネーズ - 第2番ニ短調
(2019年Shigeru Kawai製グランドピアノによる演奏)
17.ショパン:24の前奏曲 Op.28 - 第7番イ長調(1832年プレイエル製アップライトピアノによる演奏)
18.ペテルソン(1925-2007):若いピアニストのためのジャズ 第3部 - エクササイズ第3番変ロ長調(1965)
(2019年Shigeru Kawai製グランドピアノによる演奏)
トビアス・コッホ(P)…1-3、17、18
エレーヌ・ティスマン(P)…4-7
ヤーヌシュ・オレイニチャク(P)…8-11
トマシュ・リッテル(P)…12-16

録音:2019年6月21-23日
2018年、ハンブルクで開催された「第1回ショパン・フェスティヴァル」は、モダン・ピアノとヒストリカル・ピアノを用いてショパン を演奏するというコンセプトを掲げた音楽祭。このアルバムはその翌年に開催された2回目の音楽祭の模様を収録した1 枚です。前年はモダン・ピアノの代表として2015年製のスタインウェイが用いられましたが、2019年に演奏されたのは 「Shigeru Kawai」の最新モデル。ヒストリカル・ピアノは制作年代による音色の対比を楽しめるように、1832年と 1847年製のプレイエルに加え、1872年製のスタインウェイとバラエティに富んだ楽器が選択されています。 2018年にポーランドで開催され、川口成彦が2位に入賞したことで一躍注目が高まった「第1回ショパン国際ピリオド楽 器コンクール」の優勝者トマシュ・リッテルを始め、腕に覚えのある奏者たちの競演も聴きどころです。
NAXOS-8.574103(1CD)
チマローザ(1749-1801):序曲集 第7集
歌劇「ユディト」序曲(1782)
歌劇「饗宴」序曲(1782年フィレンツェ版)
歌劇「愛は知恵につながる」序曲(1793)
オラトリオ「パオロ・マッシモを復活させる聖フィリッポ・ネリ」序曲(1797)
オラトリオ「信仰の勝利」序曲(1794)
歌劇「劇場の気まぐれ」序曲(1794)
カンタータ「殉教」序曲(1795)
オラトリオ「アブサロム」序曲(1782)
歌劇「噂の結婚、または追放された色男」序曲
歌劇「おしゃれな父親」序曲(1795)
世界初録音(トラック3を除く)
ミヒャエル・ハラース(指)
チェコ室内Oパルドビツェ

録音:2019年2月4-7日
チマローザは生前「オペラ・ブッファ」の第一人者として音楽界に君臨。膨大な数のオペラを書き上げましたが、ロッシーニの 登場とともに、そのほとんどは忘れられてしまい、現在ではごく一部の作品が演奏されるのみとなってしまいました。この NAXOSのシリーズは、オペラ本編で用いられる名旋律が次々と現れる多彩な序曲を採り上げ、全曲上演への期待を 膨らませます。シリーズの最終を飾る第7集は、オペラの序曲だけではなく、オラトリオやカンタータの序曲も収録。1曲を 除き、全て世界初録音という貴重なアルバムとなりました。NAXOSの重鎮ミヒャエル・ハラースとチェコ室内Oパ ルドビツェが機知に富んだ演奏で、チマローザ作品の楽しさを伝えています。
NAXOS-8.574196(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ全集 第24集
ソナタ ハ長調 K.159/L.104/P.418
ソナタ ハ短調 K.11/L.352/P.67
ソナタ ト長調 K.424/L.289/P.374
ソナタ ニ長調 K.299/L.210/P.268
ソナタ ト長調 K.210/L.123/P.293
ソナタ ニ短調 K.1/L.366/P.57
ソナタ 変ロ長調 K.273/L.398/P.174
ソナタ ト短調 K.196/L.38/P.244
ソナタ ニ短調 K.120/L.215/P.146
ソナタ ロ短調 K.498/L.350/P.367
ソナタ ホ長調 K.264/L.466/P.308
ソナタ イ短調 K.383/L.134/P.269
ソナタ ホ短調 K.198/L.22/P.132
ソナタ ト長調 K.324/L.332/P.285
ソナタ イ長調 K.279/L.468/P.306
ソナタ ハ長調 K.465/L.242/P.406
ソナタ ヘ短調 K.187/L.285/P.145
ソナタ ト長調 K.235/L.154/P.172
ソナタ 変ホ長調 K.508/L.19/P.516
アーロン・ゴールドスタイン(P)

録音:2018年10月5-8日
ドメニコ・スカルラッティはスペイン女王マリア・バルバラのために数多くのソナタを作曲しましたが、自筆譜は失われており、 そのほとんどは女王の所有物だったとされるヴェネツィア筆写譜に収録されています。ただ作品の作曲年代は特定されて おらず、現在では研究者カークパトリックや、ロンゴによる番号で整理されています。作品の多くは単一楽章、二部形式 で書かれており、曲の多様性と、大胆な転調、ユニークな和声進行が愛されています。第24集で端正な演奏を聴かせ るのは1970年生まれ、イスラエル出身のピアニスト、アーロン・ゴールドスタイン。緩急自在のテンポと明晰なタッチによる 美しい音色が魅力的です。
NAXOS-8.574199(1CD)
期待の新進演奏家シリーズ/ギター
ヨハン・スミス

バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914(1710頃)(S.グロンドーナによるギター編)
ポンセ(1882-1948):フォリアの主題による変奏曲とフーガ(1929-31)
メルツ(1806-1856):ギター・コンチェルティーノ(1856)
ブリテン:ダウランドによる夜想曲 - 「来たれ、深き眠りよ」によるリフレクション Op.70
シュヴィツゲーベル(1984-):闇の反映 - 第3曲 星の砂(2019)…世界初録音
ヨハン・スミス(G)

録音:2019年11月4-5日
2019年に開催されたGFA(全米ギター協会)国際ギターコンクールの優勝者、ヨハン・スミスのリサイタル・アルバム。彼は このアルバムのために独創的なプログラムを準備し、聴き手を魅了します。最初に演奏されるのは、イタリアのギタリスト、 ステファノ・グロンドーナが編曲したバッハの「トッカータ」。鍵盤楽器(チェンバロと推測される)のために書かれた作品が、 複雑な対位法も含め巧妙にギターのために置き換えられており、スミスの巧みなテクニックが遺憾なく発揮されています。 次のポンセの作品はセゴビアに捧げられた大作。アルペッジョ、トレモロ、特殊レガートなど、あらゆる技巧が用いられた作 品です。続けて、華やかなメルツの「ギター・コンチェルティーノ」とブリテンの「ダウランドによる夜想曲」が奏され、最後は世 界初録音となるシュヴィツゲーベルの瞑想的な「星の砂」で締めくくられます。ジュネーブ出身のヨハン・スミスはクラシック・ ギターだけではなく、メタル・バンドを率い、グラフィック・デザインを手掛けるという多才なアーティスト。その将来が嘱望され ています。
NAXOS-8.579060(1CD)
オーストラリアのギター四重奏曲集
ウェストレイク(1958-):6匹の魚(2003)
チャールトン(1955-):F冷血動物の5つの尾(ギター四重奏曲 第8番)(2017)…世界初録音
夜想曲(1976)(ギター四重奏版、2002)
 オパールズ(1993/1994改訂)
 ニュース・フロム・ノーホエア(1992)
 ウェーブ・ラディアンス(ギター四重奏版、2004)
カッツ・チェルニン(1957-):ブリーチド・メモリーズ(2001)…世界初録音
ギター・トレック(ギター四重奏団)
【ティモシー・ケイン/ホァン・ミンリー/ブラッドリー・クンダ/マット・ウィザーズ】

録音:2019年6月21-23日
オーストラリアで高い人気を誇る「ギター・トレック」は1987年に創設されたギター四重奏団。オーストラリアの弦楽器製 作者グラハム・カルダースミスが開発したトレブル・ギター、標準ギター、バリトン・ギター、ベース・ギターを用い、彼が提唱し た「ギター・ファミリー」の親密さを表現するために結成されたアンサンブルで、メンバーたちは現在も4種類の楽器を駆使し 結成当時のコンセプトを忠実に守っています。このアルバムではオーストラリアの自然の中に存在する「トカゲ」や「魚」 「岩」「波」などを題材とした作品が採り上げられています。またこのアルバムは、2017年に亡くなった彼らの大切な友人 の作曲家フィリップ・ホートンへのオマージュでもあり、彼の4作品が親しみを込めて紹介されています。
NAXOS-8.559838(1CD)
カーニス(1960-):カラー・ホイール(2001)
交響曲第4番「クロメロデオン」(2018)*
ジャンカルロ・ゲレーロ(指)
ナッシュヴィルSO

録音:2016年11月17-19日、2019年2月21-23日*
ピューリッツァー賞とGRAMMY賞を受賞した作曲家カーニス(1960-)は、現代アメリカで最も作品の演奏回数の多い作 曲家の一人です。このアルバムに収録されている2作品は、洗練されたオーケストレーションが際立ち、作曲年代の15年 ほどの開きが全く感じられないほど、良く似た雰囲気を有しています。フィラディルフィアOの創立100周年を記念 して書かれた「カラーホイール」はオーケストラの各セクションの妙技を際立たせるための工夫が凝らされており、ソリストでは なく、楽器のグループ毎の掛け合いが楽しめる作品に仕上がっています。2018年作曲の「交響曲第4番」は、21世紀 になって“時代遅れ”とも言える交響曲というものに、全世界を含めるという試みのもと書かれた作品。タイトルの「クロメロ デオン」は、1960年代後半に活躍したカルト・ロック・バンドの名前と、ハリー・パーチが発明した楽器の名前に由来して いますが、カーニスはこのタイトルに「オーケストラが演奏する色彩豊かでメロディアスな音楽」という意味を込め、全く新し い音楽として創り上げています。また第3楽章にはヘンデルの引用が用いられるなど、大胆なアプローチがなされています。
NAXOS-8.660464(2CD)
マスネ:歌劇「バザンのドン・セザール」(1888年版) バザンのドン・セザール…ローラン・ナウリ(Br)
マリターナ:ジプシーの街頭歌手…エルザ・ドライジヒ(S)
ラサリーリョ:少年、見習い錬金術師…マリオン・ルベーグ(Ms)
スペイン王カルロス2世…トマ・ベッタンジェ(T)
サンタレムのドン・ホセ:王の第1家臣…クリスティアン・ヘルマー(Br)
警備隊長…クリスティアン・ムングング
マテュー・ロマーノ(指)
アンサンブル・エデス
オルケストル・デ・フリヴォリテ・パリジェンヌ

録音:2019年2月13-17日
1862年にローマ賞を受賞したマスネは、オペラへの創作意欲が高まり、1870年に始まった普仏戦争に従軍するまでに 10作ほどの作品を書いています。しかしそれらのほとんどは未完、もしくは上演されることはなく、本格的な作品となったの が1872年に初演されたこのスペインの騎士道精神にロマンスを絡めた物語「バザンのドン・セザール」でした。オペラ・コミッ ク座から作曲の依頼を受けたマスネは短期間でこのオペラを書き上げ、すぐさま上演されましたが、残念ながら成功作に はならず、その後、フルスコアは火災で焼失してしまいました。しかし作品に愛着を抱いていたマスネはヴォーカル・スコアか ら新しいヴァージョンを作成、今回の上演で使用されているのもこのヴァージョンとなります。主人公ドン・セザールはベテラ ン、ローラン・ナウリが演じ、ドイツ出身の新鋭ソプラノ、エルザ・ドライジヒがマリターナを演じるという素晴らしいキャストにも 注目。2016年からこの作品に取り組む、指揮者マテュー・ロマーノとオルケストル・ド・フリヴォリテ・パリジェンヌの洗練され た演奏が聴きどころです。

NAXOS 2020年5月発売
8.573955(1CD)
フランク:交響詩集
交響詩「呪われた狩人」
交響詩「プシュケ」
交響詩「アイオロスの人々」
スコットランド王立音楽院cho
ジャン=リュック・タンゴー(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2018年1月16-18日、2019年8月28日
ベルギーに生まれ、幼い頃から楽才を発揮するも、教会オルガニストとして、また教師として生涯慎ましい生活を送ったフ ランク。作曲家としては長い間評価されることがなく、その作品はほとんど出版されることすらありませんでした。ようやく 1882年に発表した「呪われた狩人」の初演で幾分かの成功を収め、彼の人気は少しだけ高まりましたが、大成功と言 えるほどではありませんでした。しかし、以降のフランクは次々に優れた作品を書き上げ、独自の世界を創り上げていきま す。このアルバムには、安息日に禁を破って狩に出かけた伯爵が永劫の罪によって呪われるまでを描いた描写的な「呪わ れた狩人」、ギリシャ神話のエピソードを全編ゆったりとした音楽で描いた「プシュケ」、そしてフランクが人気を獲得するより 前の作品「アイオロスの人々」の3曲を収録。とりわけ通常合唱なしで演奏される「プシュケ」を合唱付きのフルヴァージョン で聴けるのがポイントで、濃厚な雰囲気を湛えた合唱とオーケストラの色彩的な響きは、一般的には固いイメージのフラ ンクへの認識を根本的に覆すほどに官能的です。
8.573871(1CD)
グローヴェン:交響曲集
交響曲第1番「山脈に向かって」 Op. 26(1937/1950改訂)
交響曲第2番「真夜中の時」 Op. 34(1938-1943)
ペーテル・シルヴァイ(指)
クリスチャンサンSO

録音:2017年6月27-30日
ノルウェー南西の都市テレマルク出身の作曲家グローヴェン(1901-1977)。この地域は20世紀初頭に工業地帯として 栄えるとともに、民族音楽の宝庫としても知られ、グローヴェンも15歳になる前に、200を超える民謡舞曲を作曲し、ハ ルダンゲルヴァイオリンで演奏したことが知られています。民謡の魅力に取りつかれたグローヴェンは、オスロに定住し、正式 な音楽教育を受けたあとも、いかにして人々に民謡の素晴らしさを伝えるかに注力、ラジオ番組や記事で積極的に紹介 するだけではなく、2000曲ほどのノルウェー民謡を収集し、時にはアラスカまで出掛けエスキモーに伝わる旋律も集めてい ます。このアルバムに収録されている2つの交響曲は、どちらも独特な舞曲のリズムと響きに満たされており、聴き手に斬 新な印象を与えます。ノルウェーの中堅指揮者で、ヤンソンスの助手を務めた経験を持つシルヴァイの情熱的な演奏が 作品の魅力を引き立てています。
8.573894(1CD)
フランス・ピアノ秘曲集
ドビュッシー:新発見の練習曲(1915)
ドビュッシー:燃える炭火に照らされた夕べ(1917)
メシアン:初見視奏曲(1934)
 峡谷から星たちへ…(1974)(抜粋)
 第4曲 マミジロオニヒタキ
 第9曲 マネシツグミ
メシアン:La Fauvette Passerinette
シラヒゲムシクイ(1961)
ブーレーズ(1925-2016):前奏曲、トッカータとスケルツォ(1944)…世界初録音
ブーレーズ:12のノタシオン(1945)
ブーレーズ:天体暦の1ページ(2005)
ラヴェル:メヌエット 嬰ハ短調(1904)
ラルフ・ファン・ラート(P)

録音:2018年8月27-29日
近現代のピアノ作品を得意とするピアニスト、ラルフ・ファン・ラートが弾くフランス現代の秘曲集。ドビュッシーの最後のピア ノ曲「燃える炭火に照らされた夕べ」、ドビュッシーから大きな影響を受けたメシアンの「峡谷から星たちへ」の中から“2つの 鳥の歌”、2012年に発見された「シラヒゲムシクイ」、そしてそのメシアンから教えを受け、独自の音楽語法を確立させた ブーレーズの最初期の作品『12のノタシオン』と世界初録音となる「前奏曲、トッカータとスケルツォ」などを収録。ブーレー スの最後のピアノ曲である「天体暦の1ページ」には初期の作風の残滓がはっきり残っており、これらはフランス現代音楽 の軌跡をたどるとともに、各々の作曲家の作風を知る良い例ともなります。ラヴェルがノートに書きつけた短いメヌエットに も、その伝統がはっきり認められることでしょう。
8.574174(1CD)
ベートーヴェン:民謡編曲集
1. アイルランド歌曲集 第2集 WoO 153 - 第44曲 日の光 Hess 178
2. 26のウェールズ歌曲集 WoO 155 - 第19曲 クルーイドの谷 (第1稿 Hess 191)
3. アイルランド歌曲集 第2集 WoO 153 - 第30曲 私は花のしとねに寝ている夢を見た(第2稿)
4. アイルランド歌曲集 第2集 WoO 153 - 第41曲 私は聖者をたたえよう(第2稿 Hess 196)
5. アイルランド歌曲集 第2集 WoO 153 - 第49曲 むだなことだ(第2稿)
6. アイルランド歌曲集 第2集 WoO 153 - 第48曲 おお、私があのやさしいベニヒワだったら(第1稿 Hess 198)
7. 25のスコットランド歌曲集 Op. 108 - 第4曲 アイラのおとめ(第2稿 Hess 200)
8. 25のスコットランド歌曲集 Op. 108 - 第4曲 アイラのおとめ(第1稿 Hess 200)
9. 25のスコットランド歌曲集 Op. 108 - 第7曲 すこやかな若者、ハイランドの若者
(第2稿、改訂版ヴァイオリン・パート付き Hess 201)
10. 25のスコットランド歌曲集 Op. 108 - 第7曲 すこやかな若者、ハイランドの若者
(第1稿、オリジナル・ヴァイオリン・パート付き Hess 201)
11. 25のスコットランド歌曲集 Op. 108 - 第20曲 忠実なジョニー(第1稿 Hess 203)
12. 26のウェールズ歌曲集 WoO 155 - 第7曲 おお夜よ、私の恥じらいを隠せ (破棄された第2稿 Hess204)(1810)
13. 26のウェールズ歌曲集 WoO 155 - 第14曲 夢 (第1稿 Hess 205)
14. 26のウェールズ歌曲集 WoO 155 - 第20曲 つぐみに寄す (第1稿 Hess 206)
15. 25のスコットランド歌曲集 Op. 108 - 第11曲 おお、お前は心の若者 (第1稿 Hess 202)(1815)
16. アイルランド歌曲集 第3集 WoO 154 - 第60曲 オーエン・ロー・オニールへの哀歌
17. アイルランド歌曲集 第3集 WoO 154 - 第62曲 オニール城
18. アイルランド歌曲集 第3集 WoO 154 - 第19曲 グレンコーの虐殺
19. さまざまな国の29の歌曲集 WoO158 - 第19曲 1羽の白い鳩 (第1稿 Gardi 25)
20. アイルランド歌曲集 第2集 WoO 153-第40曲 故郷を遠く離れて (異稿版 Hess 195)
パウラ・ゾフィー・ボーネット(S)…1-6,11,12,13,15,18
ダニエル・ヨハンセン(T)…1,6,13,14,19,20
ゲオルク・クリムバッハー(Br)…3,7-10
ヨーゼフ・ヘルツァー(Vn)…1,3-20
ベルティン・クリステルバウアー(Vc)…1,3-20
ベルナデッテ・バルトス(P)

録音:2019年2月25,28日、3月1日
スコットランド音楽のプロモーターとして活躍した出版業者ジョージ・トムソン(1757-1851)。彼が活躍した当時は、イギ リスやスコットランドで民謡への関心が高まり、器楽や声楽作品への編曲が求められていました。トムソンはアマチュアの演 奏家に喜ばれる作品を想定し、ハイドンやコジェルフ、プレイエルなど多数の作曲家に編曲を依頼しました。ベートーヴェ ンも編曲を依頼された一人でしたが、トムソンが求める「単純な編曲」には飽き足らず、弦楽とピアノを伴う凝ったアンサン ブルによる作品を書き上げるとともに、トムソンに新しいテキストも要求。その結果、2人の共同作業は1803年から 1819年まで続き、100曲を超える作品が完成しました。これらはあまり耳にすることがありませんが、どの曲からもベー トーヴェンが楽しんで作曲した様子が伝わってきます。
8.574089(1CD)
スコリク(1938-):ヴァイオリン協奏曲全集 第2集
ヴァイオリン協奏曲 第5番(2004) Moderato
ヴァイオリン協奏曲 第6番(2009) Moderato
ヴァイオリン協奏曲 第7番(2011) Allegro,Moderato
ヴァイオリン協奏曲 第8番「ショパンへの暗示」 (2011) Andante
ヴァイオリン協奏曲 第9番(2014) Moderato
アンドレイ・ビエロウ(Vn)
ヴォロディミール・シレンコ(指)
ウクライナ国立SO

録音:2015年2月11日、2月12日、2月13日、2015年6月22日、2015年10月23日
世界初録音
ミロスラフ・スコリク(1938-) はリヴィヴ音楽院を経て、モスクワ音楽院の大学院でカバレフスキーに師事、ウクライナを代 表する作曲家および教師の1人として活躍しています。彼の9曲あるヴァイオリン協奏曲は45年間に渡って書かれたもの で、第1集(8.574088)に続くこの第2集には2004年から2014年に書かれた5曲を収録。ジャズの要素が強い第5 番、瞑想的なテーマで始まり、次第に狂騒的になる第6番、第6番の荒々しさを発展させた第7番、ショパン生誕200 年を記念して、ショパン作品から様々な引用が聴かれる第8番、抒情的な主題が劇的に展開する感動的な第9番、ど れも単一楽章によるスコリクの作風が端的に示された興味深い作品群です。ヴァイオリニスト、ビエロウは第6番と第9番 の初演者であり、スコリク作品の優れた理解者として知られています。
8.559876(1CD)
ロベルト・シエッラ(1959-):カンタレス(2015) …世界初録音
チェロとピアノのための三重協奏曲(2015)
トリオ・アルボス【セシリア・ベルコヴィチ(Vn)、ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)、フアン・カルロス・ガルバーヨ(P)】
コーネル大学cho&グリークラブ
ランフランコ・マルセレッティ(指)
ハラパSO

録音:2016年1月23日、2018年5月19日
コーネル大学グリークラブとコーネル大学合唱団の創立100年記念曲「カンタレス」の作曲を依頼されたプエルトリコ出身 の作曲家、ロベルト・シエッラ(1959-)は“失われた声”を呼び起こす音楽を書こうと決意したといいます。まず彼は、17 世紀の祈りの本からケチュア語(インカ帝国の祖となった民族の言葉)のテキスト「Hanacpachap cussicuinin」を探 し出し、4声のポリフォニーによるモダンな音楽を付けました。第2曲はアフロキューバンの儀式音楽とスペイン語の呪文の 融合。独特なリズムと浮遊感は謎めいた雰囲気を盛り上げます。オーケストラによる第3曲「Interludio 間奏曲」は瞑 想的でありながら、やはりユニークなリズムで彩られています。最後の曲は16世紀のスペインの作家ベルナル・ディアス・デ ル・カスティリョが書いたアステカ帝国征服の悲劇的な物語。侵略するもの、されるもの、双方の視点が錯綜する激しい 戦いの音楽です。カリブ海の雰囲気を映し出した「三重協奏曲」と「ロイサ」も民族色豊かな楽しい作品です。
8.574159(1CD)
エミール・ソーレ(1852-1920):24のエチュード・カプリース 第4集 第20番-第24番
エチュード・カプリース 第20番嬰ヘ短調
エチュード・カプリース 第21番ニ長調
エチュード・カプリース 第22番ロ短調
エチュード・カプリース 第23番ト長調
エチュード・カプリース 第24番ホ短調
ナツリン・ラシドヴァ(Vn)

録音:2018年12月16日、12月17日、2019年2月20日、2月22日、4月22日
世界初録音
フランス出身のヴァイオリニスト、エミール・ソーレ(1852-1920)の「24のエチュード・カプリース」の最終集。ソーレは12年 間に渡り英国王立音楽アカデミーで教鞭を執り、彼が指導した150人の学生たちは、その後の英国音楽界に大きな影 響を与えたことで知られています。またヴィオラ奏者のライオネル・ターティスは、ソーレが率いる弦楽アンサンブルで演奏し た際「ソーレは素晴らしい左手の技術を備えており、また弓の扱いもうまかった」と回顧録に記しました。ソーレは自身の素 晴らしいテクニックを伝えるためにいくつかの練習曲を作曲、その中で最も難易度が高く、かつ芸術的に優れているとされ るのが「24のエチュード・カプリース」です。10分近くの長さを誇る各々の曲は、単なる“練習曲”の域を完全に超えてお り、それぞれが独立したコンサート・ピースとしても成立するほどの高い完成度を誇っています。シリーズを通して、ナツリン・ ラシドヴァが作曲者「ソーレ」の名を冠した1685年製のストラディヴァリを演奏。ヴァイオリンの演奏技法全てを駆使した 難曲を見事に弾ききりました。
8.574136(1CD)
期待の新進演奏家シリーズ〜ドミトロー・チョニ/ピアノ・リサイタル
ドビュッシー:映像 第1集
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番 Op. 22
リゲティ:練習曲集 第1巻 - 第5番 虹(1985)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 Op. 82
ドミトロー・チョニ(P)

録音:2019年4月15-17日
2018年に開催された“パロマ・オシェア・サンタンデール国際ピアノコンクール”の優勝者、ドミトロー・チョニのリサイタル・ア ルバム。このコンクールは、アルベニス財団やソフィア王妃高等音楽院の創設者として名高いパロマ・オシェアが、1972年 に創設した歴史あるピアノコンクールです。 1993年、ウクライナ出身のチョニはすでに国際的に活躍の場を広げており、将来が期待されるピアニストの一人です。全 てが20世紀の作品で占められたこのアルバムでは、彼のユニークな個性が如何なく発揮されており、とりわけ抒情的なド ビュッシーと力強くリズミカルなプロコフィエフでの鮮やかな対比が見事です。技巧的なヒナステラ作品や、ドビュッシー作品 へのオマージュであるリゲティの練習曲での美しい音色も聴きどころです。
8.574183(1CD)
レオーネ・シニガーリャ(1868-1944):弦楽四重奏曲全集 第1集
演奏会用練習曲 ニ長調 Op.5(弦楽四重奏版)(1901頃 出版)
2つの性格的小品(弦楽四重奏版)(1910 出版)
ブラームスの主題による変奏曲 Op.22(1901)
スケルツォ Op.8(弦楽四重奏版)(1892)
ホラ・ミスティカ(1890)
弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.27(1902)
アルコスQ【フィリップ・イェスカ(Vn1)、ミコワイ・ポコラ(Vn2)、ラデンコ・コスタディノフ(Va)、フランチェスカ・フィオーレ(Vc)】

録音:2019年2月11-15日
世界初録音
イタリア、トリノ出身のシニガーリャ。作曲家、登山家としても知られるユニークな人物です。青年時代、休日になるとピエモ ンテの丘陵地帯で時を過ごし創造的なインスピレーションを得ただけではなく、イタリア北東部の山地「ドロミーティ・アルプ ス」の登山道の一覧表を作成するほど登山にのめり込んでいたというシニガーリャ。作曲家としての彼はコンセルヴァトワール 時代からいくつかの作品を発表していましたが、1900年にプラハでドヴォルザークに会ったことで、その翌年には民謡の編 曲を始めています。しかし、これにはそれほど力を注いだわけではなく、どちらかといえば室内楽作品に興味を示し、1900 年代には若い頃から傾倒していたブラームスの主題を用いた「変奏曲」や、やはりブラームスを思わせる流麗な旋律を持つ 2曲の弦楽四重奏を相次いで書き上げました。ユダヤ系であったため、ナチス・ドイツに弾圧され悲劇的な死を迎えたシニ ガーリャですが、その作品は彼が愛した山々のような清々しい美しさを誇っています。
8.574122(1CD)
『オペラ・コミック』の序曲集
グノー:歌劇「血まみれの修道女」序曲(シャルル・デルソー編)
アレヴィ:歌劇「女王の銃士たち」序曲
ドリーブ:歌劇「王様のお言葉」序曲
エロール:歌劇「ザンパ」序曲
メユール:歌劇「ジョセフ」序曲
 歌劇「エレナ」(1803)-序曲
ルコック:喜歌劇「小さな花嫁」序曲
マイヤール:歌劇「竜騎兵団または隠者の鐘」序曲
ボワエルデュー:歌劇「バグダッドの太守」序曲
オッフェンバック:喜歌劇「ランタン灯りでの結婚式」序曲
ミヒャエル・ハラース(指)
ウィーンRSO

録音:2019年1月10,11,30日
『オペラ・コミック』とは、フランスを起源とする喜劇的オペラで、台詞と歌を併用しているのが特徴です。18世紀初頭に誕生 した「オペラ=コミック座」で上演された歌劇をこう呼び、初期の頃は名前の通り、軽め(喜劇的)の作品が多かったもの の、数多くの作曲家が作品を寄せたことにより、内容は多彩となり、後のビゼーによる「カルメン」のような悲劇的な作品も 『オペラ・コミック』に含まれるようになっていきます。このアルバムには、19世紀から20世紀にかけて作曲された『オペラ・コミッ ク』の序曲を収録。グノーの幻想的な「血まみれの修道女」や、軽妙な旋律で知られるエロールの「ザンパ」、オッフェンバッ クやルコックの喜歌劇までさまざまな表情を持つウィットに富んだ作品が並んでいます。
8.559888(1CD)
3つのアメリカのヴァイオリン・ソナタ
シェーンフィールド(1947-):ヴァイオリン・ソナタ(2009)…世界初録音
スタッキー(1949-2016):ヴァイオリン・ソナタ(2013)
ハービソン(1938-):ヴァイオリン・ソナタ 第1番(2011)…世界初録音
バーンスタイン:アーロンのためのカノン(1970)…世界初録音
チョーリャン・リン (Vn)
ジョン・キムラ・パーカー (P)

録音:2019年5月20-23日
このアルバムに収録された3つのヴァイオリン・ソナタは、全てヴァイオリニスト、チョーリャン・リンがそれぞれの作曲家に作曲を 依頼し、彼自身と、今回伴奏を務めるジョン・キムラ・パーカーが初演を行いました。2008年に書かれたシェーンフィールド のソナタは、特徴的なタイトルを持つ4つの楽章で構成された作品。デヴィッド・マークソンの小説「Vanishing Point=消 失点」からインスパイアされたという、どこかで聴いたことがあるような旋律がコラージュされた第1楽章から、ヘブライ語の研 究者でもある作曲家の特質が表れた、ユダヤの踊りの音楽「Freilach」と題された終楽章まで変幻自在な曲想に彩られ ています。スタッキーのソナタは、ドビュッシーのソナタから影響を受けたといい、即興的かつ幻想的な雰囲気を湛えた作 品。ソナタの形式を気に入っているというハービソンの作品は、各楽章とも明確なタイトルを持つものの、内容は象徴的 で、聴き手の想像を刺激します。最後に置かれたバーンスタインの「アーロンのためのカノン」はコープランドの70歳の誕生 日を祝した作品。“クレージー・モダン・ミュージック=正気ではない現代音楽”とバーンスタインが称したという短い曲です。
8.559889(1CD)
ドアティ(1954-):ディス・ランド・シングズ この地は歌っている(2016) アニカ・ソコロフスキー (S)
ジョン・ドアティ (Br)
ドッグス・オブ・デザイア(アンサンブル)
デイヴィッド・アラン・ミラー(指)

録音:2017年6月3日
世界初録音
ボブ・ディランに大きな影響を与えた“ウディ・ガスリー”。ギターとハーモニカを携え、大恐慌時代のアメリカを放浪し、この経 験を元に「This land is your land=我が祖国」などの、貧困にあえぐ労働者たちの感情を歌にすることで多くの人々の 共感を得たアメリカのフォーク歌手です。グラミー賞受賞作曲家、マイケル・ドアティは、かつてガスリーが放浪したというオクラ ホマ州とテキサス州の埃っぽい道を、彼のほぼ全ての歌を聴きながらドライブし、独自のトリビュート作品「This Land Sings この地は歌っている」を創り上げました。 17曲からなるこの作品は、2人の歌手、アンサンブルとアナウンサーの朗読で構成されており、ガスリーが活躍した時代のラ ジオ番組を模して書かれています(このアルバムでは朗読部分は省略)。ドアティは、ガスリーの生きた時代の政治的、 社会的環境などをテーマに取り上げ、オリジナル・ソングと幕間には器楽を用いた曲を書きました。それらは皮肉っぽく、同 時にウィットに富んでいます。
8.574225(1CD)
アルメイダ・プラド(1943-2010):ピアノと管弦楽のための作品集
ピアノ協奏曲 第1番(1982-83)
オーロラ(1975)
Concerto Fribourgeois フリブール協奏曲(1985)
ソニア・ルビンスキー (P)
ファビオ・メケッティ(指)
ミナス・ジェライスPO

録音:2019年5月18-22日
世界初録音
ブラジルの作曲家、アルメイダ・プラド。14歳の時に女性作曲家ディノーラ・デ・カルバーリョの弟子になり、カマルゴ・グァルニ エリと共に音楽を学んだプラドは、やがてシュトックハウゼンやブーレーズ、リゲティの作品に興味を持ち、奨学金を得てパリに 留学。ナディア・ブーランジェに教えを請うとともに、メシアンの神秘主義からも影響を受け、自国のブラジル音楽にこれらの エッセンスを融合させ、ピアノ曲集『カルタス・セレステス=天体の図表』などに見られる独自の作風を確立しました。このア ルバムには、アルメイダ・プラドと親交があり、作曲家が深い信頼を寄せていたピアニスト、ルビンスキーと、メケッティが指揮 するブラジルを代表するオーケストラ「ミナス・ジェライスPO」によるピアノと管弦楽のための3つの作 品をが収録されており、光り輝くような彼の音楽を堪能できます。2曲の協奏曲は前衛的な音が用いられているものの、ど ちらも古典的な様式を踏襲しており、第1番はベートーヴェン、「フリブール協奏曲」はバッハのオマージュとして書かれた作 品。また1975年に作曲された「オーロラ」はまさにメシアンを思わせる色彩感に満ちた音で構成されたプラドらしい曲です。
8.574081(1CD)
ケマル・ベレヴィ(1954-):ギター・デュオ作品集
キプロス狂詩曲 第1番(2011)(2017年 2台ギター版)
キプロス組曲(2001)(2017年 2台ギター版)…世界初録音
ワルツ 第1番(1999)(2017年 2台ギター版)…世界初録音
キプロス狂詩曲 第2番(2006)(2017年 2台ギター版)
ワルツ 第2番(1985)(2017年 2台ギター
トルコ組曲(1999)…世界初録音
ロマンス(1997)(2018年 2台ギター版)…世界初録音
キプロス風狂詩曲 第3番(2012)(2018年 2台ギター版)…世界初録音
3つの断章(1997)
キプロス風ラプソディ 第4番(2006)(2018年 2台ギター版)…世界初録音
デュオ・タンデム(ギター・デュオ)
ネカティ・エミルツァーデ
マーク・アンダーソン

録音:2019年3月13-16日
キプロス、ニコシアに生まれロンドンで学び、現在キプロスを拠点に活躍するギタリスト=作曲家ケマル・ベレヴィ。11歳から ギターを始め、最初は兄とともにバンドを組み、ポップスやロックを演奏していましたが、ロンドンに移ってからはクラシックギ ターに転向。演奏家としてだけではなく、作曲家としても高く評価されています。ギリシャやトルコ、中東など多くの国の伝統 が感じられる彼の音楽は、どれもユニークで美しいものばかり。このアルバムに収録されている作品の多くは世界初録音で すが、みな親しみやすく聴き応えがあります。とりわけ、タイトルに「キプロス」と記された曲はベレヴィの本領発揮とも言える 作品群であり、胸躍るようなリズムとエキゾチックな旋律に魅了されます。
8.574030(1CD)
プロコフィエフ:歌曲とロマンス集
みにくいあひるの子 Op.18(1914)
5つの詩 Op.23より(1915)
第2番:灰色の服
第3番:私を信じて
第5番:魔法使い
アフマートヴァの5つの詩 Op.27(1916)
私を覚えていて Op.36 No.4(1921)
ロマンス「灰色の鳩は嘆いている」Op.60Bis No.1(1934)
アニュートカ Op.66a No.2(歌とピアノ
版)(1935)
おしゃべり Op.68 No.1(1936)
死の原野-『アレクサンドル・ネフスキーからの3つの歌」Op.78Bis No.2(1939)
虹の朝焼けに Op.73 No.2(1936)
カテリーナ Op.104 No.6(1944)
マルガリータ・グリツコヴァ (Ms)
マリア・プリンツ (P)

録音:2019年4月23-26日
20世紀を代表する作曲家プロコフィエフ。交響曲からピアノ曲、映画音楽まであらゆるジャンルの作品を残しましたが、70 曲ほどの歌曲はあまり演奏されることがありません。しかし、これらの歌曲はプロコフィエフが自身の作品について“4つの基本 ライン”と呼んた「古典的」「近代的」「動的」「抒情的」この全ての要素がバランスよく融合されており、プロコフィエフの原点 が端的に示された聴きどころの多い作品群なのです。このアルバムでは『ピーターとおおかみ』の先駆的作品とも言える「み にくいあひるの子」から、組曲『キージェ中尉』のロマンス「灰色の鳩は嘆いている」まで、「古典的」「抒情的」な歌曲を16 曲セレクト。表現力豊かな歌を聴かせるグリツコヴァは2019年にリリースされた「ロシアの歌曲集」(8.573908)で、その 美しい声が「壮大な楽器を思わせる」と絶賛されたメゾ・ソプラノです。
8.660422(2CD)
マイール(1763-1845):歌劇「2人の公爵夫人、またはオオカミの狩猟」(1814) エドガール…アン・ヨンジュン(T)
ロレダーノ…ジョ・ジェギョン(Bs)
マルヴィーナ…チェ・ウンヘ(S)
エンリーコ…マルクス・シェーファー(T)
アルトゥール‥イェルン・リンデマン(T)
ルジェロ…ハラルド・トゥム(T)
ラウラ…ティナ・マリー・ハーバート(S)
ベルト…ザムエル・ハッセルホルン(Br)
ベッツィ…アンナ・ファイト(S) 他
ジモン・マイールcho
バイエルン国立歌劇場choメンバー
フランツ・ハウク(指)
コンチェルト・デ・バッスス(アンサンブル)

録音:2017年9月18-27日
世界初録音
すでにNAXOSではおなじみの作曲家ヨハン・ジモン・マイール。フランツ・ハウクが指揮するオペラや宗教曲などの一連の作 品は、どれも高い人気を博しています。 今回の新譜は、中世イギリスの騎士道をテーマにした歌劇「2人の公爵夫人」。物語の舞台はエドガー王が統治する10 世紀のイングランド。中世イングランドに魅了されていたマイールは、この作品の他にも“薔薇戦争”や“アルフレッド大王”を テーマにしたオペラを書いていますが、この「2人の公爵夫人」は、波乱に満ちた物語の台本とイタリア風の様式がうまく溶け 合った野心的、かつ素晴らしい出来栄えを誇っています。この世界初録音となる演奏では韓国の歌手たちが多数起用さ れており、若々しくかつ柔軟な演奏が楽しめます。

NAXOS 2020年4月発売
8.574084(1CD)

NYCX-10143(1CD)
国内盤仕様
税込定価
マニャール(1865-1914):管弦楽作品集
序曲 Op. 10(1895)
葬送の歌 Op. 9(1895)
正義への賛歌 Op. 14(1902)
ヴィーナスへの賛歌 Op. 17(1904)
古風な様式による管弦楽組曲 Op. 2(1888)(P.マルケによる編集版 1892)
ファブリース・ボロン(指)
フライブルクPO

録音:2018年6月18日、2018年6月18-19日、2018年7月7日、2017年10月2-3日、2019年3月8日
【国内盤】
日本語解説付き
ベストセラー作家の父のもと、比較的裕福な家庭に育ったマニャール。20歳の時にワーグナーの「トリスタンと イゾルデ」に魅了された彼は、実家の経済的な援助を受けることなく、自らの力で音楽の道に進むことを決 意します。パリ音楽院に入学しマスネに師事したものの、個人的に師事したダンディから受けた影響の方が 大きく、マニャールは「交響曲作家」としての栄誉を求め、少なくとも9曲の交響曲を完成させることを目標に 作曲家としての活動を始めました。しかし、その望みは、第一次世界大戦時のドイツ兵との壮絶な戦いによ る彼の死によって打ち切られてしまい、4曲の交響曲を含む20曲ほどの作品だけが残されています。このアル バムには、マニャールが初めてオーケストレーションに挑んだ「古風な様式による管弦楽組曲」から、1904年 の「ヴィーナスへの賛歌」まで5作品が収録されています。どれも、マニャールの心情が反映された美しく力強 い作品です。
NAXOS-8.574040(2CD)
ベートーヴェン:室内楽作品集
【CD1】
1.行進曲 ニ長調 「大軍楽パレードのための行進曲 帰営譜第4番」 WoO 24(1816)
2.行進曲 ハ長調 「帰営譜第2番」 WoO 20(1809頃-22/23)
3.ポロネーズ ニ長調 WoO 21(1810)
4.エコセーズ ニ長調 WoO 22(1809頃-10)
5-7.3つのエクアーレ WoO 30(1812)
8.アダージョ 変イ長調 Hess 297(1815)
9.擲弾兵行進曲 変ロ長調 WoO 29, Hess 107 (1798)(オルガン演奏)
10-11.2つの小品 WoO 33b, Hess 106 (1794)(オルガン演奏)[第1曲 Allegro non piu molto/第2曲 Allegretto]
12-14.3つの小品 WoO 33a, Hess 103-105 (1799-1800)(オルガン演奏)
15.フーガ ニ長調 WoO 31(1783/84)
16.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846-869- フーガ第22番変ロ長調 BWV 867(L.ヴァン・ベートーヴェンによる弦楽五重奏編)
17.前奏曲とフーガ ホ短調 Hess 29:前奏曲(1795)(第1稿)
18-19.弦楽三重奏曲のための前奏曲とフーガ ホ短調 Hess 29(1795)(最終稿)
20.弦楽五重奏のための前奏曲 ニ短調 Hess 40 (1817)(断章)
【CD2】
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.16(1797)
1.第1楽章 Grave - Allegro ma non troppo
2.第2楽章 Andante cantabile
3.第3楽章 Rondo:Allegro ma non troppo
4-9.6つのメヌエット WoO 9, Hess 26(1799頃)
10-15.6つのレントラー WoO 15 (2つのヴァイオリンとコントラバス版)(1801-02)
16-21.6つのドイツ舞曲 WoO 42(1796)
22.ロンド ト長調 WoO 41(1793-1794)
23.二重奏曲 イ長調 WoO 34, Hess 42(1822)
24.カノン WoO 35, Hess 273(1825)
25.22のスコットランドの歌 WoO 156 (1810)- 第1曲 無題
26.ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Hess 46 (断章)(1790/91)
27.弦楽三重奏曲断章 変イ長調 Hess28 (1798-1800)(Op.9, No.1より削除されたスケルツォ)
28.ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 変ホ長調 Gardi 2 (断章)(1790/91)
29.ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Biamonti 637 (1816)(断章、N.マーストンによるトランスクリプション)
30.フィナーレ:アレグロ Hess 25
(「弦楽三重奏曲第1番Op.3 - 第4楽章 フィナーレ」の初期稿)(1793-94)
IUウィンド・アンサンブル/ロドニー・ドーシー (指)…CD1:1-4
ノア・ローパー (バス・トロンボーン)…CD1:5-7
レイン・アンスパッチ (Hrn)…CD1:8
スコット・ホルベン (Hrn)…CD1:8
鄭?軒(チェン・ユーシャン) (Hrn)…CD1:8
ジャネット・フィシェル (Org)…CD1:9-15
ソフィア・キム(Vn)…CD1:16,20,CD2:23,24,28
スージー・クロー(Vn)…CD1:16,20,C2:23,24
トリスタン・セーガル (Vn)…CD1:17-19,CD2:4-15,25,29
ノア・サリード (Vn)…CD1:14-19,CD2:4-15
クララ・ショルテス (Vn)…CD2:1-3,16-22,26,27
キム・ウンジ (Vn)…CD2:30
唐崎 正道 (Va)…CD1:16,20,CD2:1-3,27,30
アンドリュー・コリンズ (Va)…CD1:20
フラフンヒルドゥル・グドムンスドッティル(Vc)…CD1:16,20,CD2:28
ローレンス・ディベッロ(Vc)…CD1:6,CD2:1-3,25,27,29,30
イザベル・クウォン (Vc)…CD1:17-19,CD2:4-9
アレック・ベルヒャー (Cb)…CD2:10-15
アンドレアス・イオアニデス (P)…CD2:1-3,25,28
タチアナ・ロヒーナ (P)…CD2:16-22,26

録音:2018年3月-2019年4月
ベートーヴェンがウィーンで生活していた時代は、ナポレオン軍がウィーンとハプスブルク帝国に侵攻し、故郷ボンに対して 司教支配を終わらせるなど波乱に満ちたものでした。この戦いの影響は、当時のベートーヴェン作品にも反映されてお り、いくつかの行進曲として結実しています。その頃のベートーヴェンは管楽器に関心を抱いていたため、数多くの管楽器 のための作品も書かれています。中でも4本のトロンボーンのために書かれた「3つのエクアーレ」はあまり演奏されることが ありませんが、1827年のベートーヴェンの葬儀で演奏された曲として知られています。また当時流行していた「オートマタ (音楽人形、音楽時計)」のためにも何曲かが書かれており、このアルバムではオルガンで演奏されています。「ピアノと 管楽器のための五重奏曲 Op.16」はベートーヴェン自身の編曲によるピアノ四重奏版を収録。他にも珍しい舞曲など が盛りだくさんの選曲です。
NAXOS-8.574052(1CD)
ショパン:スケルツォ/即興曲
即興曲 第1番変イ長調 Op.29
即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36
即興曲 第3番変ト長調 Op.51
即興曲 第4番嬰ハ短調 Op.66(幻想即興曲)
演奏会用アレグロ イ長調 Op.46(協奏曲のアレグロ)
スケルツォ 第1番ロ短調 Op.20
スケルツォ 第2番変ロ短調 Op.31
スケルツォ 第3番嬰ハ短調 Op.39
スケルツォ 第4番ホ長調 Op.54
藤田真央(P)

録音:2019年2月11-13日ワイアストン・リーズ・コンサートホール(英国)
2019年に開催された“第16回チャイコフスキー国際コンクール”ピアノ部門で第2位に入賞し、大人気を獲得したピアニ スト、藤田真央がコンクールの4ヵ月前に録音したオール・ショパン・アルバムです。傑出したテクニックはもちろん、粒だった 音色の美しさと生き生きとした音楽性が彼の大きな魅力。ここでも即興曲の滑らかな美しさからスケルツォが持つ切れ味 の鋭さまで、ショパンの持つ様々な顔を豊かに伝えます。
NAXOS-8.573883(1CD)
ヴァレリー・ガヴリーリン(1939-1999):ロシアのノート(1965)(L.レゼトディノフによる歌と管弦楽編)(2018)
バレエ音楽「アニュータ」(1982)(抜粋)
ミラ(リュドミラ)・シキルティル (Ms)…1-8
ユーリ・セーロフ(指)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニーSO

録音:2018年9月5-7日
ヴァレリー・ガヴリーリンは20世紀後半のロシアにおける最も重要な作曲家の一人です。ロシア北部のヴォログダに生ま れ、幼い頃、第二次世界大戦で父を失い、母は投獄されるという厳しい環境で育った彼ですが、音楽の才能を認めら れレニングラード音楽院に入学、クラリネット、ピアノ、作曲を学びました。卒業後はレニングラードに居を構え、レンフィル ム・スタジオとレニングラード劇場のために多くの曲を書く傍ら、教師として、また出版者の編集者として広く活躍。1967 年にはソビエト連邦国家賞を授与されました。 彼の作品はどれも美しい旋律を持ち、時にはポップスのような親しみやすさも見せています。「ロシアのノート」は彼の知り 合いの少年が亡くなったという知らせを受けて書かれた"愛と死の歌"。テキストを巧妙に用い、伝統的なメロディを効果 的に織り交ぜています。オーケストラ版を作成したレゼトディノフは、ガヴリーリンのオーケストレーションを研究し、作曲家が 成し得なかった色彩的な響きを作品に与えています。バレエ音楽「アニュータ」はテレビ放送用のフィルムに合わせて書か れた作品。全曲は20曲以上ありますが、その中から10曲を選び、ユーリ・セーロフが演奏しています。
NAXOS-8.579056(1CD)
バラダ(1933-):カプリチョス第6番, 第7番/二重協奏曲
カプリチョス第7番「ラ・タララの幻想集」(2009)-クラリネットと器楽アンサンブルのための室内協奏曲
カプリチョス第6番(2009)-クラリネットとピアノのための
オーボエとクラリネットのための二重協奏曲(2010)…世界初録音(フルート、クラリネットとピアノ版:2012)
イヴァン・イヴァノフ (Cl)
レータ・チン (Vn)
グレータ・ムトルー(Vn)
サラ・リー (Vc)
アニー・ゴードン (Fl)
クリスティーネ・ロミンスキ (Fl)
レベッカ・ブッシュ (パーカッション)
ヤコブ・ポラチク (P)
アーバーク・エリュルマズ (P)
ジェフリー・ラーソン(指)

録音:2013年4月25日、2013年4月11日、2013年4月18日
バルセロナ出身の作曲家レオナルド・バラダ。彼の創造的なスタイルは「音楽における“ダリのシュールレアリズム”」と名付 けられています。彼の代表作のひとつである「カプリチョス」は様々な様式によって書かれた自由奔放な作品集。タイトル はスペインの偉大な画家、ゴヤのエッチング集「ロス・カプリチョス」に由来しており、スペインの民族意識が強く反映されな がらも、現代的な要素も併せ持つアヴァンギャルドな作品群です。クラリネット奏者のイヴァン・イヴァノフはバラダのカプリ チョスを特別な作品として認識しており、クラリネットが多用された「第6番」と「第7番」を自身で演奏することを試みまし た。NAXOSにはすでにこの作品の録音があり、(8.579036)聴き比べるのも面白いことでしょう。オーボエ・パートをフ ルートに置き換えた二重協奏曲では、斬新な響きとメキシコの舞曲が溶け合う、ユニークな音の交錯が楽しめます。
NAXOS-8.574054(1CD)
ヨーゼフ・クリスティアン・ヴィリバルト・ミヒル(1754-1816) :ファゴットと弦楽のための四重奏曲第1番 - 第6番
ファゴット、2つのヴァイオリンとチェロのための四重奏曲第1番 ヘ長調
ファゴット、2つのヴァイオリンとチェロのための四重奏曲第2番 ハ長調
ファゴット、2つのヴァイオリンとチェロのための四重奏曲第3番 変ホ長調
ファゴット、2つのヴァイオリンとチェロのための四重奏曲第4番 ト長調
ファゴット、2つのヴァイオリンとチェロのための四重奏曲第5番 変ロ長調
ファゴット、2つのヴァイオリンとチェロのための四重奏曲第6番 ヘ長調
ベン・ホードリー (Fg)
ホール弦楽三重奏団【ララ・ホール(Vn1)、アマリア・ホール(Vn2)、カルム・ホール(Vc)】

録音:2016年9月20-22日
世界初録音
ミヒルは音楽一家に生まれ、若い頃から優れた音楽家として活躍、とりわけ宗教曲と歌劇で大成功を収めた作曲家で す。彼は1771年から1778年までミュンヘンの聖ミカエル・イエズス教会のコントラバス奏者を務め、その後教区の音楽 家に就任。この頃ミュンヘンを訪れた「音楽紀行」で知られるイギリスの音楽学者チャールズ・バーニーがミヒルの作品を 「これまで彼以上の天才を聴いたことがない」と大絶賛したという記録が残っています。彼はファゴットの音色を愛していた ようで、数多くのファゴットを含む作品が遺されており、どれも洗練された美しさをもっています。このアルバムに収録された 四重奏曲もレオポルド・モーツァルトの作品を思わせる活力に溢れています。
NAXOS-8.579072(1CD)
シラ・エルナンデス(1959-):影を讃えて
ピアノのための作品集

Iniciacion a la sombra 影を讃えて(2015)
Terra Santa ? Ci sono angeli nel cielo 聖地 - 天国の天使(2017)
Fantasia para piano (Per cucire le ferite) ピアノのための幻想曲(傷を縫うための)(2018)
Don’t Forget About That それを忘れてはいけない(プリモ・レヴィの生誕100周年のための)(2019)
シラ・エルナンデス (P)

録音:2019年7月12日
世界初録音
シラ・エルナンデスは現代スペインを代表する女性ピアニスト。ソレール、バッハ、モンポウの優れた解釈で知られています が、今作では自身の個性的な作品を演奏、クリエーターとしての才能を存分に披露しています。詩的な旅への始まりとな る「Iniciacion a la sombra 影を讃えて」、女性詩人アルダ・メリーニの詩から生まれた「Terra Santa 聖地」、虐待 を受けた女性たちのコミュニティと協力して書かれた「幻想曲」、戦争の悲惨さを伝えた作家プレモ・レヴィの生誕100年 を記念して作曲された「Don’t Forget About That それを忘れてはいけない」の4曲は、どの作品にもイタリアのアー ティストからインスパイアされたタイトルが付けられていますが、どれも抽象的であり、実際に作品を聴いて各々が想像力を 巡らすことを要求しています。
NAXOS-8.579070(1CD)
中国の印象〜2018年「黄自国際ピアノ作品コンクール」入賞作品集
スン・ハオハン(1999):天池のこだま(2018)
エミール・ナウモフ(1962-):セレスティアル・パレード(2018)
リー・シューイン(1989-):ファイヴ(2010)
ユー・ペンフェイ(1988-):わが故郷の野原(2017)
リュウ・ボー(1986-):ガスオ(2018)
チャン・ジーリャン(1987-):6人の中国歌劇女役の美女(2017)
ジャンルカ・ルイージ (P)

録音:2019年5月23-25日
江蘇省川沙県(現在は上海の一部)出身の作曲家Huang Zi 黄自(1904-1938)。1924年にアメリカに留学、帰国後は 上海音楽専科学校で教鞭を執り、後進の育成にあたりました。数多くの歌曲などを作曲しましたが、病のため34歳の若さで急 逝。一時期、その作品は忘れられたものの、1978年の改革開放後に見直され始めています。このアルバムに収録されたのは、 黄自の没後80年を記念して開催された「国際ピアノ作品コンクール」の入賞作品です。どの曲にも中国の風景の魅力と、中国 での素晴らしい体験が反映されており、新しい中国を象徴する作品としての魅力を存分に備えています。 52曲の応募作品の中から第1位を獲得したのは、ピアニストとしても活躍するエミール・ナウモフの「セレスティアル・パレード」と、 チャン・ジーリャンの「 6人の中国歌劇女役の美女」の2作品。第2位はスン・ハオハンの「天池のこだま」とリュー・ボーの「ガスオ (音楽、メロディーの意)」、第3位はユー・ペンフェイ「わが故郷の野原」とリー・シューイン「ファイヴ」がそれぞれ受賞しています。ま た演奏しているピアニスト、ジャンルカ・ルイージも「ベスト・パフォーマンス賞」を受賞しています。
NAXOS-8.669044(1CD)
チプロ(1956-):歌劇「告別」(2019) ファニー…ローラ・ストリックリング (S)
死…キャスリーン・クック (Ms)
ミクローシュ…マイケル・メイズ (Br)
アラステア・ウィリス(指)
ミュージック・オブ・リメンブランス(ミナ・ミラー…芸術監督)
【メンバー】
ザート・ドンブリアン=イービー(Fl)/ローラ・デルカ(Cl)
ミハイル・シュミット(Vn)/ワルター・グレイ(Vc)
ジェシカ・コー(P)

録音:2019年5月21日
1998年に設立され、「退廃音楽」と呼ばれる一連の作品を積極的に演奏し、ホロコーストの犠牲となった存在を広めることを目 的に活動しているアンサンブル“ミュージック・オブ・リメンブランス”による新作オペラ。このチプロの歌劇「告別」は2019年5月19 日、シアトルのベナロヤホールで初演された作品です。チプロは前作「アフター・ライフ」で現代におけるパブロ・ピカソとガートルー ド・スタインの魂の邂逅を描き、全米オペラ協会から賞を授与されています。この「告別」の物語はやはりホロコーストで命を落とし たハンガリーの詩人ラドノーティの詩に基づくもの。死後、彼が経験した悲惨な体験を記したノートが発見され、人々に戦争の恐 ろしさを伝えています。この物語は死を覚悟したラドノーティ(ミクローシュ)が最後の夜を妻と分かち合う姿を描いたもの。愛す るものや美しいものを作るために命が与えられると理解する2人の姿は、刻々と変化する音楽で描かれていきます。希望も絶望 もなく、夫妻と「死の天使」が紡ぎだす神秘的な音楽は、聴き手に静かな感動をもたらします。

NAXOS 2020年4月発売
NAXOS-8.574017(1CD)
ベートーヴェン: ミサ曲 ハ長調 Op.86(1807)
ヴェスタの炎 Hess 115 (断章)(1803)
カンタータ「静かな海と楽しい航海」 Op.112(1815)
カイサ・ランタ (S)
ニーナ・カイテル (Ms)
トピ・レティプー (T)
トゥオマス・カタヤラ (T)
ニコラス・セーデルルンド (Bs)
レイフ・セーゲルスタム(指)
アボエンシス大聖堂聖歌隊
トゥルクPO

録音:2018年5月28-31日トゥルク・コンサート・ホール、フィンランド
17世紀から18世紀にかけて、ハプスブルク帝国、オーストリア=ハンガリー帝国末まで、ハンガリー王国最大の大地主と して君臨したエステルハージ家。長らくハイドンが宮廷楽長を務め、古い時代の音楽を好む当主ニコラウス2世のためにミ サ曲を書き続けていました。しかしハイドンが健康悪化を理由にこの慣習を中断、フンメルがこれを引き継ぎましたが、 1807年にベートーヴェンにも「ミサ曲作曲の依頼」が舞い込みました。ベートーヴェンは畏まりつつ、この依頼を受け、ハイ ドンの伝統に基づいたミサ曲を書き上げました。残念ながら初演は失敗、エステルハージ公は作品を気に入ることはな かったため、ベートーヴェンは献呈先をエステルハージ公からキンスキー公に変更し出版にこぎつけたというエピソードを持っ ています。とはいえ、完成度はとても高く、当時の評論家たちも「素晴らしい出来栄え」と賛美した隠れた名作です。同 時収録はシカネーダーの詩による「ヴェスタの炎」とゲーテの詩による「静かな海と楽しい航海」。セーゲルスタムの堂々たる 指揮で。
NAXOS-8.559859(1CD)
バーンスタイン: ソングフェスト 他
ガーシュウィン: パリのアメリカ人(1928)(M.クレーグ編)
コープランド: 戸外のための序曲(1938)
バーンスタイン:ソングフェスト(1976-1977)
ケリアン・オタニョ (S)
テイラー・レイヴン (Ms)
ゾーイ・リームス (Ms)
アレクサンダー・マキシック (T)
ジョシュア・コンヤーズ (Br)
パトリック・グエッティ (Bs)
ジェイムス・ジャッド(指)
ナショナル・オーケストラ・インスティトゥート・フィルハーモニック

録音:2018年6月14-16日
近現代アメリカを代表する3人の作曲家の作品を収録した1枚。冒頭は1920年代のパリの雑多な風景をガーシュウィ ンが音楽で描いた名作「パリのアメリカ人」。この録音では通常演奏されるF.C=ワトソン改訂版ではなく、2019年にM. クレーグによって新たに発表された比較校訂版が用いられており、ガーシュウィンの最初の構想に近い音を聴くことができ ます。バーンスタインの「ソングフェスト」はアメリカ建国200年を記念して作曲された歌曲集。ここで使われた13人の詩人 の詩にはそれぞれ「創造性、愛、結婚、マイノリティたちが抱える問題」など、多岐に渡るテーマが掲げられており、これら は、バーンスタインの音楽で見事に具現化されました。華やかなトランペットのソロで知られるコープランドの「戸外のための 序曲(野外序曲)」は1938年のオーケストラ版が演奏されています。
NAXOS-8.574195(1CD)
ヴィドール(1844-1937): オルガン交響曲全集 第2集
オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13 No.3
オルガン交響曲第2番ニ長調 Op.13, No.2 - 第4楽章 スケルツォ
オルガン交響曲第4番ヘ短調 Op.13, No.4
ヴォルフガング・リュプザム (Org)
(オルガン … E.M.スキナー)

録音:2019年6月30日ロックフェラー・メモリアル教会、シカゴ大学
フランスの作曲家、シャルル=マリー・ヴィドールの「オルガン交響曲」を名手ヴォルフガンク・リュプザムが演奏するシリーズ、 第2集。自身も超絶技巧の持ち主だったということもあり、彼の作品はどれも卓越した技術を必要とするだけではなく、多 くのオルガニストは、ヴィドールが長年愛奏した“名匠カヴァイエ=コル”が制作した楽器でなければ、ヴィドール作品を完 璧に演奏することができないと考えていますが、 ヴィドール自身は、ツアーで訪れた教会のさまざまなオルガンを演奏したという記録が残っています。今回のシリーズでは、 リュプザムはスキナー社製のオルガンを用い、音色や響きの新しい可能性を探っています。 第2集にはオルガン交響曲第3番と第4番を収録。バッハを思わせるバロック様式で書かれた前奏曲で幕を開ける第3 番は、技巧的な終楽章が聴きどころ。華やかなトッカータが冒頭に置かれた第4番は、即興的でありながら、細部の至る ところに工夫が凝らされた先進的な作品です。ボーナストラックとして追加された第2番の第4楽章「スケルツォ」は、後に 「サルヴェ・レジーナ」に置き換えられた曲。現在では単独で演奏されることの多い、活発な表情を持つ明るい作品です。
NAXOS-8.579050(1CD)
ケリー・ターナー(1960-): ホルン作品全集 第1集
暗闇の中のロウソク Op.86-ホルンとピアノのための(2016)…世界初録音
クープラン変奏曲 「ラ・バンドリーヌ」 Op.71-ホルンとピアノのための(2014)…世界初録音
日暮れて四方は暗く(讃美歌39番) Op.79-ホルンとピアノのための(2018)…世界初録音
暗い嵐の夜だった Op.12 (2019年版)-ホルンとピアノのための幻想曲(1987)
ホルン・ソナタ Op.13 (1987/2019改訂)
シャコンヌ Op.26(1994)
3つのホルンのための…世界初録音
無伴奏ホルンのための組曲 Op.85(2017)…世界初録音
クリスティーナ・マッシャー=ターナー (Hrn)
ケリー・ターナー (Hrn)
フランク・ロイド (Hrn)
ローレッタ・ブルーマー (P)

録音:2019年2月21-24日
ケリー・ターナーは、1960年アメリカ生まれのホルン奏者。マンハッタン音楽学校でディプロマを取得、シュトゥットガルト音 楽芸術大学ではヘルマン・バウマンに師事し、卒業後はルクセンブルクPOの奏者に就任するな ど、国際的な活動をしています。また、世界を代表する「アメリカン・ホルン・カルテット」のメンバーの一人であり、作曲家と してもアンサンブルのためにも数多く作品を提供。これらの四重奏曲は世界中で広く愛されています。このアルバムでは、 中国のことわざ“暗闇を呪うよりもロウソクを灯したほうがよい”から生まれた「暗闇の中のロウソク」や、フランス・バロック期 の作曲家クープランの旋律に基づく変奏曲、イギリスの短編小説にインスパイアされた「暗い嵐の夜だった」など様々な素 材から生まれた作品を、ターナーの自演も交え収録しています。
NAXOS-8.574028(1CD)
ウェイランド(1954-): 弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第5番Op.51(2012)
弦楽四重奏曲第4番Op.50(2011)
メルボルンQ【ウィリアム・ヘネシー(Vn1)、マルキヤン・メルニチェンコ(Vn2)、キース・クレリン(Va)、マイケル・ダーレンバーグ(Vc)】

録音:2018年11月30日-12月2日
世界初録音
英国の作曲家ダグラス・ウェイランド。1985年に発表された「弦楽四重奏曲第1番」の成功により「20世紀英国におけ る重要な弦楽四重奏曲作曲家」の一人として賞賛されています。このアルバムには2011年と2012年に書かれた「第4 番」と「第5番」を収録。シンプルな旋律で幕を開ける第5番は、古典的な雰囲気を保ちつつも、予想外の展開を見せ ながら自由に発展していきます。全体の中核を成す「トスカーナ風のシチリアーノ」と題された第2楽章や、序奏を伴う終 楽章も意外性に満ちた音楽です。5楽章で構成された大規模な第4番も独自性の高い曲。変ロ調を基本にするも、 調性感は薄く、とりわけ“Misterioso=神秘的に”と指定された第2楽章での不安定な楽想はこの作品が21世紀に書 かれたことを実感させてくれます。快活な第3楽章、シューベルトやハイドンを思わせる美しい第4楽章、バルトーク作品を 思わせる激しい第5楽章と、全体に変化に富んだ個性的な味わいを持っています。
NAXOS-8.574097(1CD)
ナイジェル・クラーク(1960-): 水平線の神秘 他
DIAL "H" FOR HITCHCOCK (2016/2019改訂)…世界初録音
スウィフト・セバーンの洪水(2009)
コルネット協奏曲 「水平線の神秘」(2012)
アースライズ(2010)
ハルメン・ファンホールネ (コルネット)
グライムソープ・コリアリー・バンド
デイヴィッド・ソーントン(指)
ナイジェル・クラーク(指)
サンディ・スミス(指)

録音:2019年7月8日…1、2019年2月4日、2019年6月1日、2018年11月17-18日
英国の作曲家ナイジェル・クラークは、1994年にブラック・ダイク・ミルズ・バンドのコンポーザー・イン・レジデンスを務めたこ とで、吹奏楽界の頂点に立つ作曲家の一人として君臨しています。このアルバムには名映画監督ヒッチコックのドキュメン タリー・フィルムから触発された「DIAL "H" FOR HITCHCOCK」と、シェークスピアの「ヘンリー4世」からの1シーンを描 いた「スウィフト・セバーンの洪水」、ベルギーの象徴派の画家ルネ・マグリットの4つの絵画に基づく「水平線の神秘」、アポ ロ8号の宇宙飛行士ウィリアム・サンダースが撮影した地球の写真からインスパイアされた「アースライズ」の4曲を収録。世 界最高峰のブラスバンド「グライムソープ・コリアリー・バンド」が万全のテクニックでこれらを聴かせます。
NAXOS-8.574109(1CD)
アデス(1971-): ピアノ・ソロ作品集
歌劇「彼女に化粧を」による演奏会用パラフレーズ(2009)
スティル・サロウイング Op.7(1992)
ダークネス・ヴィジブル(1992)
ブランカ変奏曲(2015)…世界初録音
トレースド・オーヴァーヘッド Op.15(1996)
ピアノのためのマズルカ集Op.27(2009)
思い出(2018)
チェン・ハン (P)

録音:2019年4月5-7日
英国の作曲家・ピアニスト・指揮者トーマス・アデス。古典的な伝統に基づく様式にジャズやポップスの要素を融合した独 自な作風で知られ、これまでにオペラや管弦楽作品などを多数発表、その都度賛否両論を巻き起こしています。ピアニ ストとしては自作の演奏をはじめ、アルディッテイ四重奏団やイアン・ボストリッジらと共演、卓越した技巧を披露していま す。そんなアデスのピアノ曲はどれも超絶技巧が駆使された演奏困難なものばかり。自作のオペラ「彼女に化粧を」のパラ フレーズは、リストやブゾーニの例に倣った、即興的で華やかな4つの部分からなる編曲作品。ダウランドのリュート作品を 元にした「ダークネス・ヴィジブル」や、ショパン生誕200年を記念し、エマニュエル・アックスから委嘱された「マズルカ」などの 個性的な作品を、1992年生まれの若手チェン・ハンが華麗に演奏しています。
NAXOS-8.574069(1CD)
期待の新進演奏家シリーズ/ギター〜ペドロ・アギアル: リサイタル
マルコ・ペレイラ(1956-): ジュリアナのショーロ(1990)
ラダメス・ニャターリ(1906-1988):ギターのための3つの協奏的練習曲 - サンバのリズムによるトッカータ第1番(1950)
ディレルマンド・レイス(1916-1977): もしも彼女が尋ねたら(1952頃)
アニバル・アウグスト・サルディーニャ(ガロート)(1915-1955):ジョルジ・ド・フーザ(1949)(P.ベリナティによるギター編)
レイス: バイーア女の風情(1954)
エスコバル(グィンガ)(1950-): ラカンのバイヨン(1993)(ギター版)
サルディーニャ: エニグマ(1952)(P.ベリナティによるギター編)
ガルシア・アギレラ(1959-): テレサの時計(2017)
ヴィラ=ロボス: ショーロ第1番(1920)
ブラジル民謡組曲(抜粋)
第1曲 マズルカ・ショーロ(1908)
第5曲 ショリーニョ(1923)
ペレイラ: バテ・コーシャ(1988)
エスコバル: ディ・メノール(1999)(ギター版)
セルジオ・アサド(1952-): 水彩画 - 第2曲 バルセアーナ(1986)
ジョアン・ペルナンブーコ(1883-1947): 鐘の響き(1914頃)(I.パショイトによるギター編)
セザル・ゲーハ=ペイシェ(1914-1993): 前奏曲第5番(1973)
レイス: 月夜(1954)
イサイアス・サビオ(1900-1977): バトゥカーダ(1952)(I.パショイト&A.バルボーサ・リマによるギター編)
ペドロ・アギアル (G)

録音:2019年5月19-21日
2018年にスペインで開催された「アルハンブラ国際ギターコンクール」の優勝者ペドロ・アギアルのリサイタル・アルバム。こ のコンクールは、世界的にも最高難易度を誇ることで知られ、2012年にはパク・キュヒが優勝し、世界的な活躍への足 掛かりをつかんでいます。ペドロ・アギアルは1990ブラジル生まれ。地元の大学で音楽を学んだ後、アメリカ、パリ、ミュン ヘンで研鑽を積んでいます。アルハンブラ国際ギターコンクールではブラジル人初の優勝者となり、優勝記念となるこのア ルバムでは故郷の「ブラジル音楽」を積極的に紹介。多種多様な舞曲や民謡、時にはジャズを素材とした作品を、見事 な技巧を駆使し、表情豊かに演奏しています。
NAXOS-8.574232(1CD)
期待の新進演奏家シリーズ/ピアノ〜キム・ホンギ: リサイタル
グラナドス: ゴイェスカス 第1部 (1911)- 第1曲 愛の言葉
ラヴェル: 夜のガスパール(1908) - 第3曲 スカルボ
カール・ヴァイン(1954-): ピアノ・ソナタ第1番(1990)
サンチェス=ベルドゥ(1968-): 鏡の庭(2017)…世界初録音
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(1842)*
キム・ホンギ (P)
ブレトンSQ【アン=マリー・ノース(Vn1)、アントニオ・カルデナス(Vn2)、イヴァン・マルティン(Va)、ジョン・ストークス(Vc)】

録音:2018年4月11日9(ライヴ)*、2018年4月16-17日
2018年に開催された「ハエン国際ピアノ・コンクール」の優勝者キム・ホンギ。1991年韓国生まれの彼は、これまでにも 数多くのコンクールに出場、優秀な成績を収めています。 「ハエン国際ピアノ・コンクール」は1956年からスペインで開催されている歴史あるコンクール。1970年代に国際コンクー ルとなり、レベルの高い戦いを勝ち抜いた優勝者は、すぐさま世界中での活躍を約束されています。予選曲目には、必ず 新作が委嘱されることでも知られており、2018年の課題曲にはスペインの現代作曲家サンチェス=ベルドゥの「鏡の庭」 が用意され、各コンテスタントが腕を競いました。ホンギは優勝記念のアルバムのために「鏡の庭」を含む様々な作品を周 到に用意し、瞑想的なヴァインのソナタの美しさを紹介するなど、自身の才能を存分に披露しています。なかでもシューマ ンは彼が最も得意とする作曲家で、最後に置かれた五重奏曲での伸び伸びとした演奏は、聴き手の耳を魅了します。

NAXOS ヒストリカル 2020年4月発売
NAXOS-8.111413(1CD)
ラフマニノフ: ピアノ・ソロ録音集 第6集〜ビクター・トーキングマシン録音集(1922-1924)
1.ラフマニノフ: 幻想的小品集 Op.3 - 第5曲 セレナード 変ロ長調
2.モシュコフスキ: 女道化師 Op.52, No.4
3.ラフマニノフ: 幻想的小品集 Op.3 - 第4曲 道化師 嬰ヘ短調
4.チャイコフスキー: 12の小品 Op.40 - 第8曲 ワルツ 変イ長調
5.ショパン: ワルツ第10番ロ短調 Op.69, No.2
6.ショパン: マズルカ第41番嬰ハ短調 Op.63 No.3
7.チャイコフスキー: 2つの小品 Op.10 - 第2曲 ユモレスク ホ短調
8.ヘンゼルト: 12の性格的練習曲 Op.2 - 第6番 嬰ヘ長調 「もしも私が鳥ならば」
9.ラフマニノフ: 12の歌 Op.21 - 第5曲 リラの花(ピアノ版)
10.ショパン: 夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15, No.2
11.ショパン: スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39 (LPリリース)
12.サン・サーンス: 動物の謝肉祭 - 白鳥(A.シロティによるピアノ編)(LPリリース)
13.ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18 - 第1楽章 モデラート - アレグロ
(テイク1)
14.ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18 - 第1楽章 モデラート - アレグロ
(テイク2)…初リリース
15.ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18 - 第2楽章 アダージョ・ソステヌート
16.ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18 - 第3楽章 アレグロ・スケルツァンド
セルゲイ・ラフマニノフ (P)
レオポルド・ストコフスキー(指)
フィラデルフィアO

録音:1922年11月4日…1
1923年3月6日…2,3
1924年12月30日…12
1923年4月5日…4
1923年10月24日…5
1923年12月27日…6-10
1924年3月18日…11
1924年12月22日…13(テイク1),14(テイク2)
1924年1月3日…15,16
珍しいテイクを含むラフマニノフの ピアノ・ソロ録音集。この第6集では、トーマス・エジソンとの契約終了後、ビクター・トー クングマシンへ移籍してからの録音が収録されています。ビクターは、このスター・ピアニストの録音に熱心に取り組み、数 多くの演奏を記録しており、ここでは、彼の自作だけではなく、ショパンやモシュコフスキーなどのアンコール・ピースや、シロ ティが編曲したサン=サーンスの「白鳥」のテスト・プレス、そして1924年当時、最高の技術を用いて録音されたストコフ スキーとの「ピアノ協奏曲第2番」の第1楽章のこれまでに公開されなかったテイクを聴くことができます。

NAXOS 2020年3月発売
NAXOS-8.574192(1CD)
ヴァインベルク(1919-1996):クラリネットのための作品集
クラリネット協奏曲 Op.104(1970)
クラリネット・ソナタ Op.28(1945)
室内交響曲第4番Op.153(1992)-クラリネット、トライアングル、弦楽オーケストラのための
ロベルト・オーバーアイクナー(Cl)
ミヒャエル・シェヒ(P)
ドレスデン・チェンバー・ソロイスツ
フェデリコ・カシク(Vn)
フリートヴァルト・ディットマン(Vc)
ミハイル・ユロフスキ(指)

録音:2019年2月7日、2019年3月19日 、2019年9月13-14日
近年、注目を集めるポーランド生まれの作曲家ヴァインベルクのクラリネット作品集。彼は若い頃からクレズマー・バンドや劇場のアンサ ンブルで、クラリネットに親しんできたためか、この楽器のための作品も早くから手掛けていました。なかでも1945年に書かれた「クラリネッ ト・ソナタ」は以前からヴァインベルクの代表作として知られ、ロマンティックで民俗音楽のような親しみやすい楽想を持つ曲です。1970 年の「クラリネット協奏曲」は、冒頭の旋律こそソナタに酷似していますが、更にクラリネットの名人芸に重きが置かれた技巧的な作品。 縦横無尽に駆け回るパッセージが印象的です。ヴァインベルクが生涯の最後に完成させた「室内交響曲第4番」は美しい弦のコラール ではじまり、要所要所をクラリネットのオブリガードが支えるというもの。第2楽章は激しい表情に終始、トライアングルは終楽章で4回登 場するのみという、ユニークな使われ方がなされた、ヴァインベルクの集大成とも言える意欲的な作品です。ショスタコーヴィチやプロコフィ エフといったロシア作品を得意とするミハイル・ユロフスキが全体をシャープにまとめています。
NAXOS-8.574124(1CD)
エセンヴァルズ(1977-):合唱作品集
O salutaris hostia ああ、救いの犠牲者(2009)
The Heavens' Flock 天の群れ(2014)
Translation(2016)…世界初録音
My Thoughts わが思考(2019)
Vineta ヴィネタ(2009)
Legend of the Walled-In Woman 城壁に包まれた女の伝説(2005)
In paradisum 楽園にて(2012)
イーサン・スペリー(指)
ポートランド州立室内cho

録音:2019年1月21日、2019年1月23日、2019年1月25日、2019年6月17日、2019年6月19日、2019年6月21日、2019年6月23日
1977年、ラトヴィアのプリークレで生まれた作曲家エセンヴァルズ。現代における最高の合唱音楽作曲家として数々の賞を受賞した 彼の作品は、どれも精緻かつ複雑なハーモニーを持つことで知られています。このアルバムに収録された7曲は、神話や伝説から素材 が採られており、それぞれの曲において、ロシア語、ラテン語、英語、ドイツ語が自由に使い分けられ、神秘的な世界を表出していま す。アルバムタイトルの曲である「Translation=移りゆくもの」ではハンドベルを効果的に用い、また「城壁に囲まれた女の伝説」では アルバニア民謡の旋律を採用するなど、どの曲にも創意工夫が凝らされており、その洗練された響きを一度耳にしただけで聴き手は深 く魅了されます。2017年にリリースされた「The Doors of heaven」と同じく、スペリーが指揮するポートランド州立大学室内合唱団 の清冽なハーモニーでお楽しみください。
NAXOS-8.574077(1CD)
ベートーヴェン:皇帝ヨーゼフ2世葬送カンタータ WoO 87(1790)
皇帝レオポルト2世戴冠式カンタータ WoO 88(1790頃)
レーッタ・ハーヴィスト(S)
ヨハンナ・レースヴオリ(S)
トゥオマス・カタヤラ(T)…
ユハ・コティライネン(Bs)
ニクラス・スパンベリ(Bs)
アボエンシス大聖堂聖歌隊
キー・アンサンブル
レイフ・セーゲルスタム(指)
トゥルクPO

録音:2018年8月27-31日 トゥルク・コンサートホール、フィンランド、2018年10月15-19日トゥルク・コンサートホール、フィンランド
1790年に皇帝ヨーゼフ2世が亡くなった時、ベートーヴェンはボンの宮廷音楽隊のメンバーでした。ボンの市民たちは 喪に服し、ベートーヴェンも皇帝のための追悼カンタータを作曲、さらにヨーゼフ2世の後を引き継ぎ帝位を継承した「レ オポルド2世の戴冠式のためのカンタータ」の作曲も思い立ち、見事な作品を書き上げました。しかし、演奏の機会を 持つことはできず、どちらも用途の決まった作品であったためか、ベートーヴェンの生前に演奏されることはありませんでし た。とはいえ、彼はこの2曲の仕上がりに自信を持っていたようで「葬送カンタータ」の一部は、のちに歌劇「フィデリオ」の フィナーレに転用、また「戴冠式カンタータ」は、1790年、もしくは1792年、ボンに立ち寄ったハイドンに見せたとされて います。どちらも20歳前後の若者の作品とは思えないほどの高い完成度を誇るカンタータを、セーゲルスタムが堂々た る演奏で聴かせます。
NAXOS-8.572881(1CD)
シューマン:ピアノ連弾のための編曲集 第5集
交響曲第1番「春」(ロベルト&クララ・シューマンによる4手ピアノ編)
交響曲第4 ニ短調 Op.120(ロベルト・シューマンによる4手ピアノ編)
エッカレ・ピアノ・デュオ(真理子・エッカレ&フォルカー・エッカレによるピアノ連弾)

録音:2017年8月&2018年8月
世界初録音
19世紀、未だレコードなどの録音技術がなかった時代、人々が音楽を楽しむためには、コンサートホールに出かける か、実際に演奏する以外方法はありませんでした。そのため、交響曲やオペラなどの大掛かりな作品の場合は、自宅 やサロンで演奏するために「できるだけ小さな編成への編曲」の需要が高まり、作曲家自身が手を加えたり、他の作曲 家が編曲するなど様々な譜面が出版されました。なかでも2台ピアノ、もしくは4手連弾は、交響曲や管弦楽作品の 音を余すことなく転写することが可能とされ、シューマンもいくつかの作品をこの形式に編曲しています。エッカレ・ピアノ・ デュオはシューマンのオリジナル、監修作品を全て含めた7枚のアルバムの録音を続けており、この第5集にはシューマン 自身が編曲した「交響曲第4番」と妻のクララとともに編曲した「交響曲第1番」が収録されています。作品を知り尽く した作曲家ならではの緻密な音の構成をお楽しみください。
NAXOS-8.574079(1CD)
ジョリヴェ(1905-1974):フルートのための作品全集 第2集
1-4.協奏的組曲(フルート協奏曲 第2番)(1965)-フルートと4台のパーカッションのための
5.アラ・ルスティカ(1963)-フルートとハープのためのディヴェルティメント
6-7.Pipeaubec 鳥笛の吹き口(1972)-フルートとパーカッションのための
8-10.ソナティネ(1961)-フルートとクラリネットのための
11-14.クリスマスの牧歌(1943)-フルート,ファゴットとハープのための
15.1分30秒(1972)-フルートとパーカッションのための
16-20.小組曲(1941)-フルート,ヴィオラとハープのための
21-22.フルート協奏曲 第1番(1949)-フルートと弦楽オーケストラのための
エレーヌ・ブレグ(Fl)
オリヴィエ・ダルテヴェル(Cl)…8-10
ダーフィト・サットラー(Fg)…11-14
ジャン=クリストフ・ガルシア(Va)…16-20/アナイス・ゴドゥマール(Hp)…5
ニコラス・トゥリエス(Hp)…11-14,16-20
マルク・アイサ・シウラナ(パーカッション)…1-4
レイチェル・シ・シャン(パーカッション)…1-4
ローラン・ワルニエ(パーカッション)…1-4,6-7,15
ドミニク・フレースハウワース(パーカッション)…1-4
ルクセンブルクPOの弦楽セクション…21-22
グスタボ・ヒメノ(指)…21-22

録音:2018年10月29-30日、2018年7月5-7日 、2019年2月1-2日 、2019年3月16日
2017年に開催された「神戸国際フルートコンクール」の優勝者エレーヌ・ブレグが演奏するジョリヴェのフルート作品全 集第2集。第1集(8.573885)でその才能を余すことなく発揮した彼女、この第2集でも神秘的、あるいは呪術的な 雰囲気を持つジョリヴェの作品を隅々まで研究し、ヒメノが指揮するルクセンブルク・フィルハーモニーをバックに表現力 豊かな演奏を繰り広げています。アルバムの中心をなすのは2曲の協奏曲であり、とりわけ1949年、パリ音楽院の試 験のために作曲された第1番では、弦楽とフルートの響きが見事に溶け合うことで、ジョリヴェの抒情性が遺憾なく発揮 されており、変化にとんだ曲想は、一時も聴き手の耳を離すことがありません。1965年に作曲された協奏的組曲(フ ルート協奏曲 第2番)は、更に民族音楽の要素も加わったスリリングな旋律を持ち、フルートの超絶技巧が存分に駆 使された見事な作品です。ここでも彼女のリズミカルな歌い口に魅了されます。
NAXOS-8.574020(1CD)
BEETHOVEN REIMAGINED ベートーヴェン再想像!
オーケストラのためのソナタ(原曲:ヴァイオリン・ソナタ 第7番) ハ短調 Op.30 No.2(ギャレット・シューマン/ヤニフ・セガルによる編)(1802/2016)
フィデリオ・シンフォニー(ヤニフ・セガル編)(1804-1814/2018)
ゲイブリエル・プロコフィエフ(1975-):ベートーヴェン、第9交響曲のリミックス(2011)
ゲイブリエル・プロコフィエフ(エレクトロニクス)
ヤニフ・セガル(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2018年5月15-17日
世界初録音
2020年のベートーヴェン生誕250年に向けて、21世紀の作曲家たちによる「オマージュ作品」を3つ収録したアルバ ム。各々が全く違うスタイルを持ち、現代におけるベートーヴェンの姿を探る興味深い1枚となっています。ギャレット・ シューマンとヤニフ・セガルの「オーケストラのためのソナタ」はヴァイオリン・ソナタ第7番をオーケストラのために編曲。ハ短 調という調性のためか、交響曲第5番を思わせる緊張感に溢れた色彩豊かな作品に仕上がっています。同じくセガル の編曲による「フィデリオ・シンフォニー」は、ベートーヴェンの唯一の歌劇「フィデリオ」の歌の部分を楽器に置き換えた作 品。30分程度のコンパクトな形に収められており、ベートーヴェンの厳格な歌劇を手軽に楽しむことができます。最後に 置かれた「ベートーヴェン、第9交響曲のリミックス」はこれまでも数多くの20世紀の作曲家たちが取り組んできた、古典 派作品を“素材”として扱い、新しい作品を創造するというやり方で生まれたもの。大作曲家プロコフィエフの孫であるゲ イブリエル・プロコフィエフが第九の終楽章を自由にアレンジ、合唱の部分はプロコフィエフ自身がサンプリングして加えて おり、混沌の音の中から何かが浮かび上がってくる様子には興奮を抑えられません!
NAXOS-8.559869(1CD)
モートン・グールド(1913-1996):シンフォネット 第4番「ラテン・アメリカン・シンフォネット」(1940)
シンフォネット 第3番「第3のアメリカン・シンフォネット」(1938頃)
シンフォネット 第2番「第2アメリカン・シンフォネット」(1935頃)
オーケストラのためのスピリチュアル(1941)
アーサー・フェイゲン(指)
ウィーンRSO

録音:2019年1月2-4,7,8,29日
20世紀アメリカを代表する作曲家モートン・グールド。彼はクラシック、クロスオーヴァー、映画音楽などあらゆるジャンル の作品を手掛け、グラミー賞とピューリッツァー賞を受賞するなど、高い評価を受けました。このアルバムには1930年代 後半から1940年にかけて作曲された3つのシンフォネットを収録。ジャズやラテンアメリカ伝統のイディオムを駆使したユ ニークな作品をお楽しみいただけます。「シンフォネット」とはグールド自身の造語であり、彼としては、当時のアメリカで開 発された最新家電のような言葉のつもりでしたが、すぐに時代遅れになってしまい大変後悔したと、彼の伝記作家グッ ドマンが語っています。しかし作品自体はとても楽しいものであり、とりわけ第2番の第2楽章「パヴァーヌ」のブルージー (憂いを帯びたの意)なトランペットの旋律は、現在でも人気を誇っています。また、初演が大失敗したという「オーケスト ラのためのスピリチュアル」は、ストコフスキーが再演したことで人気を博した作品です。
NAXOS-8.574108(1CD)
ザドール(1894-1977):シンフォニア・テクニカ 他
タランテッラ-スケルツォ(1942)
クラリネットと弦楽合奏のための音楽(1970)
トロンボーン協奏曲(1966)
In Memoriam 思い出に(1962)
シンフォニア・テクニカ(1931)
パル・ソルヨミ(Cl)
アンドラーシュ・フェイェール(Tb)
マリウシュ・スモリー(指)
MAVブダペストSO

録音:2018年9月19-22日
全て世界初録音
ハンガリーのバータセクで生まれ、1940年代のアメリカで映画音楽の発展に著しく寄与したユージン・ザドール。この NAXOSレーベルにおける6枚目となるアルバムにも、彼の特徴である豊かな表現力と色彩豊かな響きを駆使した作 品が収録されています。冒頭に置かれた「タランテッラ-スケルツォ」は彼がロサンゼルスに定住して間もない1941年から 1942年頃の作品。大編成のオーケストラが奏でる活発な旋律は、溢れんばかりのエネルギーに満ちています。1970 年代の「クラリネットと弦楽合奏のための音楽」はセントルイスSOの委嘱作。トロンボーン協奏曲は、若いころこ の楽器を学んだザドールならではの技巧的な作品です。アルバムのメインである「シンフォニア・テクニカ=先進技術の 交響曲の意」は彼が新古典派の様式に沿って作曲した唯一の作品。機能的でありながら、レスピーギ風の響きも感 じられるザドール独自のユニークな音楽です。
NAXOS-8.579055(1CD)
楽園に追われた者たち〜ハリウッドへ移住した作曲家
ゴドフスキー:トリアコンタメロン-第11番「古きウィーン」(1919-1920)(J.ハイフェッツ編)
ラフマニノフ:セレナード Op.3 No.5(1892/1940改訂)(B.スミス編)…世界初録音
ストラヴィンスキー:火の鳥-「子守歌」(1910)(ストラヴィンスキー/S.ドゥシュキン編)
シェーンベルク:架空庭園の書 Op.15-2「今日は彼女がどの小道を通るのか」(1908)
ヨーゼフ・アクロン:Stimmungen 気分 Op.32 No.1(1910)
グルーエンバーク:Jazzette ジャゼット Op.26 No.3(1924)
エルンスト・トッホ:3つの即興曲 Op.90c(1963)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:I nottambuli
夜更かし-幻想的変奏曲 Op.47(1927)
ミクローシュ・ローザ:トッカータ・カプリチョーザ Op.36(1977)
コルンゴルト:組曲「から騒ぎ」Op.11(1918-1920)
1ックスマン:カルメン幻想曲(1946)(D.グリゴリアン編)
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」-「It Ain't Necessarily So なんでもそうとは限らない」(1935)
(J.ハイフェッツ編)
ブリントン・アヴリル・スミス(Vc)
エヴリン・チェン(P)

録音:2018年5月25-26日
20世紀前半のヨーロッパにおける政治危機と反ユダヤ主義の高まりにより、多くの才能に溢れた音楽家たちがアメリカ に移住、彼らはハリウッド近郊に拠点を構え、素晴らしいコミュニティの一つを形成しました。このアルバムに収録された 作品の作曲家たちはその一部であり、他にも数多くの作曲家や演奏家など音楽にまつわる人々がやってきて、文化的 繁栄をもたらしたのです。この録音は、そんな作曲家たちによる「チェロのための作品」を集めたもの。オリジナルの作品 もあれば、やはりこの地に亡命してきたハイフェッツが編曲した作品など、さまざまな形態による小品が含まれています。 ウィーンの面影を残すことで知られるコルンゴルトの組曲「から騒ぎ」やゴドフスキーの「古きウィーン」などの郷愁に溢れた 曲だけではなく、シェーンベルクやストラヴィンスキーの先進的な曲や「カルメン幻想曲」のチェロ編曲版など、個性溢れ る作品をアヴリル・スミスのチェロが見事に表現しています。
NAXOS-8.574016(1CD)
ブローウェル(1939-):ギター作品集 第5集
儀式と祝祭の舞曲集 第2集(2014-2015)
ギター・ソナタ 第3番「黒いデカメロンのソナタ」(2012)
ギター・ソナタ 第4番「思想家のソナタ」(2013)
ギター・ソナタ 第5番「アルス・コンビナトリア」(2013)
ペドロ・マテオ・ゴンザレス(G)

録音:2019年5月13-16日
ハバナ出身のレオ・ブローウェルは最も挑戦的で革新的なギター作品の作曲家として知られています。彼はまた指揮 者・劇作家でもあり、その多彩な表現は多くの人々から称賛されています。このアルバムには彼の3つのギター・ソナタ と、作品の原点ともいえる「儀式と祝祭の舞曲集」が収録されており、キューバ民謡を採り入れながらも前衛的な響き をもつ多彩な作品を楽しむことができます。「儀式と祝祭の舞曲集」のルーツは、彼が18歳の時に作曲した「Danza Caracteristica=典型的な舞曲」にあり、ラヴェルやラフマニノフ、ボサ・ノバなどを融合するという実験的な方法がそ のまま受け継がれています。他にはブローウェル作品の中でも最も知られている「黒いデカメロン」と「思想家のソナタ」、 2014年に初演された「アルス・コンビナトリア」の3曲を収録、ギターの技巧を極限まで追求したブローウェル独自の作 品が楽しめます。
NAXOS-8.559885(2CD)
ダニエルプール(1956-):イェシュアの受難曲(2017) ミリアム・マグダラ…ヒラ・プリットマン(S)
語り手(タルムダ)…マシュー・ワース(Br)
イェシュア…ケネス・オヴァートン(Br)
ミリアム…ジャネイ・ブリッジス(Ms)
ケファ/ピラト…ティモシー・ファロン(T)
カヤファ…ジェームズ・k・バス(Br)
UCLA・チェンバー・シンガーズ
バッファローPO&cho
ジョアン・ファレッタ(指)

録音:2019年4月13-14日
世界初録音
最初の構想から25年間の長い年月をかけて、ようやく完成を見たというダニエルプールの「イェシュアの受難曲」。物語 の題材は聖書の「イエス・キリストの生涯における最後の日のエピソード」であり、歴史の事実を踏まえながら、自身もユ ダヤの血をひくダニエルプール自身の想像を加え、壮大な作品に作り上げたものです。全体は7つの楽章からなる2つの 部分に分かれ、それぞれ4つの福音書(マタイ・ルカ・ヨハネ・マルコ)からテキストが採られ、7人の独唱者、7つの合唱 団など、常に「7」に関連付けられています。ジョアン・ファレッタが指揮する美しい音楽は、ダニエルプールが描く苦悩する イエスの姿を通じて、聴き手にさまざまな思いと強いメッセージを届けています。
NAXOS-8.574075(1CD)
D.スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ全集 第23集
ソナタ ヘ長調 K256/L228/P480
ソナタ ハ長調 K270/L459/P481
ソナタ ト長調 K289/L78/P249
ソナタ 変ロ長調 K310/L248/P284
ソナタ 変ロ長調 K331/L18/P471
ソナタ ヘ長調 K349/L170/P452
ソナタ ヘ長調 K354/L38/P486
ソナタ ト長調 K375/L389/P414
ソナタ ホ長調 K395/L65/P273
ソナタ ハ長調 K407/L.S4/P436
ソナタ イ長調 K428/L131/P131
ソナタ 変ホ長調 K475/L220/P319
ソナタ ハ長調 K515/L255/P417
ソナタ ハ短調 K526/L456/P530
.ソナタ ハ長調 K549/L.S1/P553
.ソナタ ヘ長調 K554/L.S21/P558
セルジオ・モンテイロ(P)

録音:2019年5月28,29,31日
ナポリ楽派の歌劇作曲家、卓越したチェンバロ奏者、そしてオルガニストであったドメニコ・スカルラッティ。彼の鍵盤のた めのソナタは、音楽指導を行っていたポルトガルの王女マリア=バルバラ(後のスペイン王妃)の練習用として書かれたも のです。ソナタと言っても、そのほとんどは単一楽章で書かれており、技術向上のために多種多様な技巧が盛り込まれ た、当時としてはかなり実験的な作風による曲も少なくありません。このアルバムに収録された16曲のソナタもそれぞれ 特徴を持っており、例えばトラック9のソナタで用いられているのはジグのリズムであったり、トラック14のソナタは華やかな トリルが多用されていたりと、どれも魅力たっぷりの作品です。名手モンテイロの鮮やかなタッチが印象的。
NAXOS-8.660434(2CD)
J・シュトラウス:喜歌劇「おにごっこ」(1878) ショッレ氏:地主…ロバート・デイヴィッドソン(Bs-Br)
アラベラ:彼の妻…カーステン.C.クンクル(S)
ヴァルディーネ:彼の最初の妻の娘…マルティナ・ボルトロッティ(S)
ヘルムート・フォルスト…ローマン・ピヒラー(T)
アドルフ・ボスウェル:アメリカから来たショッレの甥…ジェームズ・ボワース(T)
ベツィ:アドルフの妻…アンドレア・シュダック(S)
クラーゲル氏:裁判官…ダニエル・シュリーヴァ(T)
エルヴィラ嬢:ヴァルディーネの家庭教師…エミリー K.ビルネ(Ms)
ヨハン:ショッレの召使…ユリアン・ローデ(T)
ダリオ・サルヴィ(指)
ソフィアPO&cho

録音:2019年1月7-13日 ライヴ
世界初録音
裕福な地主ショッレ氏が所有する田舎の邸宅で起きる騒動を描いた楽しいオペレッタ。 ヨハン・シュトラウス2世の6作目の喜歌劇=オペレッタ「鬼ごっこ」は、1878年12月18日にアン・デア・ウィーン劇場で 初演され、16回再演されたものの、好評を得ることができず、序曲のみは、時折り演奏されることがあるものの、全曲 は上演されることがないまますっかり忘れられてしまった作品です。しかし、全曲に溢れる旋律美は名作「こうもり」にひ けを取らず、物語に散りばめられたワルツやポルカ、マズルカ、マーチは聴き手をうっとりさせる力を持っています。なかで も第2幕のフィナーレは圧巻。序曲の旋律をそのまま用いたワルツに乗って合唱が「Blindekuh」と繰り返すところはまさ に「こうもり」の舞踏会の場面を思わせる華やかさです。1975年生まれの中堅指揮者ダリオ・サルヴィが極上の音楽を 紡ぎ出しています。
NAXOS-8.579069(1CD)
20世紀のフルート・ソナタ集
ヒンデミット:フルート・ソナタ(1936)
ヴャチェスラフ・ナゴヴィツィン(1939-):フルート・ソナタ(1962)
エディソン・デニソフ(1929-1996):フルート・ソナタ(1960)
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94(1943)
デニス・ルパチェフ(Fl)
ペーター・ラウル(P)

録音:2011年11月21日
1930年代から1960年代に書かれた4曲のフルート・ソナタ。これらはどれも作曲家独自のアプローチと創意工夫がこ らされたユニークな作品です。ヒンデミットのソナタはアメリカでのコンサートのために作曲されましたが、彼の妻はこの曲を 「彼の室内楽作品のなかで最も陽気で、異質な音楽」というほどの個性的な雰囲気を湛えています。ナゴヴィツィンの ソナタは3つの部分にわかれた単一楽章の作品。ゆったりとした導入部ではじまり、神秘的な旋律が展開されていきま す。デニソフのソナタも切れ目なしの単一楽章で書かれており、とりわけ爆発的な楽想を持つ中間部が印象的です。 最後に置かれたプロコフィエフのソナタは、後にヴァイオリン・ソナタ第2番として改作されたため、ヴァイオリンで演奏される 機会の多い作品ですが、最近はオリジナルのフルートでの演奏も増えています。穏やかな冒頭部を持つ第1楽章に始 まり、不規則なリズムを持つ第2楽章、哀愁たっぷりの第3楽章を経て、遊び心溢れた旋律が印象的な終楽章と変 化に富んだ名作です。
NAXOS-8.573037(1CD)
ブレトン(1850-1923):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第3番ホ短調(1909)…世界初録音
弦楽四重奏曲 第1番ニ長調(1904)
ブレトンSQアン=マリー・ノース(Vn1)、アントニオ・カールデナス・プラザ(Vn2)、イヴァン・マルティン・マテウ(Va)、ジョン・ストークス(Vc)】

録音:2013年7月20,22,23,26日
数多くのサルスエラで知られるスペイン、サラマンカ出身の作曲家ブレトンの弦楽四重奏曲集。彼が活躍していた当時 のスペインは、地元の音楽家たちの尽力もあり、室内楽コンサートが定期的に開催されており、新しい作品が求められ ていました。作曲家たちは各々「どんな室内楽を書くか」について工夫を凝らしましたが、ブレトンはウィーンの伝統に 則った古典的な形式を採用、作品によって幾分かの違いはあるものの、総じてベートーヴェンを思わせるドイツ風の 整った作品を書き上げています。このアルバムには、ブレトンの最初の弦楽四重奏曲である第1番と、スペイン要素を 取り入れた、世界初録音となる弦楽四重奏曲第3番を収録。どちらも哀切な表情を湛えた緩徐楽章が印象的な美 しい音楽です。作曲家の名を冠した「ブレトンSQ」の演奏です。
NAXOS-8.574169(1CD)
恐怖からの解放〜21世紀アメリカの吹奏楽作品集
デヴィッド・マスランカ(1943-2017):Liberation 解放(2010)
アーロン・ペリン(1979-):In the Open Air, In the Silent Lines(2018)…世界初録音
ケヴィン・ヴァルツィック(1964-):交響曲第5番「恐怖からの解放」-海岸線のイメージ(2018)…世界初録音
グレチェン・ピル(S)
アシュトン・ラップ(Boy-S)
ルイス・メイトス(S)
アレックス・フランク(G)
カンザス大学男声cho
カンザス大学ジャズ・アンサンブル I
ポール.W.ポピエル(指)
カンザス大学ウィンド・アンサンブル

録音:2018年4月13-15日、2018年10月5日、2018年10月6-7日
次々に新しい作品が生まれるアメリカの吹奏楽。このアルバムでは世界初録音を2曲含む、2010年以降に作曲され た3つの作品が収録されています。マスランカは全ての吹奏楽作曲家の中でも、最も多作で、現在までにおよそ150 作品を発表。この2010年の「解放」は“日本管楽合奏指揮者会議”の委嘱作で、初演は光が丘女子高校の吹奏 楽部と合唱団が行っています。ペリンの「In the Open Air、In the Silent Lines」は2018年の最新作。ホイット マンの詩集「草の葉」の序文に触発された、豊かな空間感覚を持つ作品です。ピューリッツァー賞とグラミー賞にノミネー トされた作曲家ヴァルツィックの「恐怖からの解放」は戦争や紛争に巻き込まれた人々の悲劇を描いた4つの楽章で構 成された大作。聖書や、シリアの民の物語をはじめ、自由の女神像の台座に刻まれたアメリカの詩人エマ・ラザルスの 詩「新しい巨像」など、多彩なテキストを用いた物語を、カンザス大学ウィンド・アンサンブルを中心にソプラノとボーイ・ソ プラノ独唱からジャズ・アンサンブルまでが一丸となって壮大な演奏を行っています。

その他の廉価盤

ALTO
ALTO
ALC-1369(1CD)
ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」
歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」 序曲+
歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲#
歌劇「トロイアの人々」から 王の狩と嵐**
タベア・ツィンマーマン(Va)*
コリン・デイヴィス(指)LSO

録音:2000年#**/2003年*/2007年+
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0004# / LSO 0010** / LSO 0040* / LSO 0623+
+#**は全曲録音盤より。
ALTO
ALC-1371(1CD)
ロシア−ロマンスとドラマ ロシア管弦楽名曲集
ハチャトゥリアン:バレエ「ガイーヌ」から 剣の舞
 バレエ「スパルタクス」から スパルタクスとフリギアのアダージョ
プロコフィエフ:交響組曲「キージェ中尉」
ボロディン:歌劇「イーゴリ公:から だったん人の踊り
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」から 序曲
ハチャトゥリアン:管弦楽組曲「仮面舞踏会」から ワルツ
ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」
プロコフィエフ:歌劇「三つのオレンジへの恋」から 行進曲
ショスタコーヴィチ:映画「馬あぶ」からの組曲 から 民衆の祭日
チャイコフスキー:スラヴ行進曲*
 大序曲「1812年」*
ユーリ・アーロノヴィチ(指)LSO

録音:1981年 
原盤、ライセンサー:LSO Live 
前出:Alto, ALC 1212*
ALTO
ALC-1374(1CD)
ディーリアス管弦楽名曲集
夜明け前の歌(管弦楽の為の;1918)
小管弦楽の為の2つの小品(1912)から 春初めてのかっこうを聞いて
管弦楽の為の組曲「フロリダ」(1886)から ラ・カリンダ
劇付随音楽「ハッサン」(1920)から 間奏曲とセレナード
ブリッグの定期市(イングランド狂詩曲、管弦楽の為の;1907)
歌劇「イルメリン」への前奏曲(1932)
管弦楽の為の2つの小品(1888)から 奇想行進曲
歌劇「フェニモアとゲルダ」(1919)から 間奏曲
丘を越えて遥かに(管弦楽の為の幻想序曲;1895)
管弦楽の為の3つの小さな音詩(1890)から
そりすべり(冬の夜)/夏の夕べ(改訂版;1949)
ロイヤルPO
トマス・ビーチャム(指)
録音:1957-1961頃
原盤:EMI (HMV)
ALTO
ALC-1381(1CD)
アシュケナージ・プレイズ・ショパン、ラフマニノフ、リスト&プロコフィエフ
ショパン:練習曲 Op.25
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲Op.42
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
リスト:ピアノの為の超絶技巧練習曲集 から 鬼火 変ロ長調(No.5)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
ウラディーミル・アシュケナージ(P)

録音:1956-1960年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル
ALTO
ALC-1384(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり*
グリーンスリーヴスによる幻想曲+
バレエ音楽「ヨブ」#
デイヴィッド・ジュリッツ(Vn)*
コンソート・オブ・ロンドン(*/+)
ロバート・ヘイドン・クラーク(指(*/+))
フィルハーモニアO#
バリー・ワーズワース(指)#

原盤、初出:Collins Classics, 11402(1991年)(*/+), 11242(1990年)#
ALTO
ALC-1399(1CD)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV 1041*
ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV 1042*
2つのヴァイオリンの協奏曲 ニ短調 BWV 1043+
ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV 1049#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ウィーンSO員*
イーゴリ・オイストラフ(Vn)+
ロイヤルPO+
ユージン・グーセンス(指)+
モスクワ室内O#
ルドルフ・バルシャイ(指)#

録音:1962年6月、コンツェルトハウス、ウィーン・オーストリア*
1961年2月、ブレント・タウン・ホール、ロンドン、イギリス+
1957年以前、おそらくモスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル#
原盤:Deutsche Grammophon(*/+)/Melodiya#
ALTO
ALN-1966(1CD)
英国軍楽隊ベリー・ベスト
[ROYAL MARINES]
A Life on the Ocean Wave / Quick March: Captain General / Where'er You Walk
Hearts of Oak / Land of Hope & Glory - Cockaigne / Crimond & Sunset
Salute for Heroes - Rule Britannia / Quick March: Passing By / Crown Imperial
Jerusalem / Royal Flourish #2 - Lead Kindly Light - Last Post & Nightfall in Camp
[COLDSTREAM GUARDS]
On the Quarter Deck / Scipio / The Thin Red Line
[LIFE GUARDS & ROYAL HORSE GUARDS (combined bands)]
Grand March from Aida / Fehrbelliner Reitermarsch
[SCOTS GUARDS]
Lili Marlene
[WELSH GUARDS]
Birdcage Walk / Thunderbirds
[GRENADIER GUARDS]
Colonel Bogey / Semper Fidelis / The Guns of Navarone / On Ilkley Moor Bahtat
Lincolnshire Poacher / Blaydon Races / Calling All Workers / The Floral Dance
Eton Boating Song / Nimrod - Nightfall in Camp
ロイヤル・マリーンズ・バンド
バンド・オブ・ザ・コールドストリーム・ガーズ
バンド・オブ・ザ・ライフ・ガーズ&ロイヤル・ホース・ガーズ合同
バンド・オブ・ザ・スコッツ・ガーズ
バンド・オブ・ザ・ウェルシュ・ガーズ
バンド・オブ・ザ・グレナディア・ガーズ(以上、吹奏楽)

録音:おそらく1968年以前 
原盤:Decca / HMV
ALTO
ALN-1504(2CD)
「最も輝かしき時」−ウィンストン・チャーチル名演説集+懐かしの戦時ニュース放送集

録音:1933-1946年

映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017年公開)で注?を浴びるイギリスの政治家ウィンストン・チャーチル(1874-1965、?相在任?1940-1945)の演説集。

ALPHA- Collection(再発廉価盤シリーズ) 第4弾
ALPHA-レーベルとZig-Zag Territoiresレーベルの過去のリリースから、入手の難しくなっているものを中心に低価格で再発売する「Collection」シリーズ第4弾。今回もレオンハルトやカフェ・ツィンマーマン、ユレル、ランヌーなどの注目盤が多数ラインナップされています。
しかも、かなりのお手頃価格。ジャケットも、これまでのALPHA-とはひと味違うイメージの写真を使用した統一感のあるものです。
このシリーズの旧譜はこちら。

ALPHA
ALPHA-342(1CD)
NX-A11
18世紀フランスのブリュネットとコントルダンス
1.3つの村のブランルによる組曲 会釈するジョー-ちょっとすみません-赤い家
2.どうして、やさしい小夜啼鶯たち
3.あの美しき羊飼い、ティルシス
4.ラ・マニョット-小さなジャネットちゃん-6つの顔
5.あなたに思いを寄せるとは
6.ラ・フュルステンベルグ-王族の女
7.恋をすると、なんだか自分が素敵なようで-朝から起きて-無敵のマルブロウ-ラ・ミシシッピ
8.わが犠牲の苦しみは-いとしき娘さんたち-どこへいった-ああ!この森も
9.ロンド風に-陽気に-軽やかに(ボワモルティエ:村のバレ第4番 ト長調 Op.52 より)
10.優しく-シャコンヌの所作にあわせて(ボワモルティエ:村のバレ第4番 ト長調 Op.52 より
11.涙する者は幸いなり-うら若きイリスは、彼女の鎖を愛させる
12.ラ・カロリーヌ-木靴屋さん
13.われらが森で-この郷きっての、忠実な恋人
14.すてきなタバコがありますよ-イシスのムニュエ-アルシードのムニュエ-4人のムニュエ
15.「エベの祭典」のミュゼット-ニレの木蔭で、リゼットは
16.プロヴァンス風に-「ポリュムニの祝典」のタンブーラン-煙突掃除の娘
フランソワ・ラザレヴィチ(指)
フラウト・トラヴェルソ、ミュゼット)
レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン(古楽器使用)

録音:2006年11月
旧品番:ALPHA-115
18世紀フランスの人々を夢中にさせた音楽を集めたアルバム。ここに集められたブリュネットと呼ばれる歌や、英国のカントリー・ダンスが輸入されて発展したコン トルダンスなどは、農民の音楽を元にしたものとして貴族階級から火がつき、やがてパリの市民たちの間にまで広がっていきました。ふいご付きのバグパイプ(ミュ ゼット)を中心に、ハーディガーディ、フルートなどの多彩な音色が、当時の日常生活の中で豊かに奏でられた音楽の楽しさ、美しさを私達に存分に味あわせてく れます。
ALPHA
ALPHA-343(1CD)
NX-A11
バッハ:喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜 BWV170
トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527
心も魂も乱れはて BWV35
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
ダミアン・ギヨン(指、C.T)
モード・グラットン(Org)
ル・バンケ・セレスト(古楽器使用)

録音:2011年11月23-27日
旧品番:ZZT305 (Zig-Zag Territoires)
様々なレーベルからアルバムをリリースしており、自身が創設したアンサンブル「ル・バンケ・セレスト」との共演以外にも、ヘレヴェッヘや、鈴木雅明のバッハ・カン タータのプロジェクトにも参加するなど、カウンター・テナーとして指揮者として活躍目覚ましいダミアン・ギヨン。こちらは2011年に録音されZig-Zag Territoiresレーベルから発売された、彼が自らリーダーシップを取るカンタータ・アルバムです。こちらも近年活躍の場を広げている女性鍵盤楽器奏者、モード・ グラットンが弾くオルガン作品と組み合わせておりますが、収録されたカンタータ2曲においても、オルガンが通奏低音という立場を超え独奏楽器として活躍してお り、これとカウンター・テナーとが対話するように進行する音楽を全編で楽しむ趣向のアルバムとなっています。
ALPHA
ALPHA-344(2CD)
NX-A11
バッハ:イギリス組曲(全6曲) ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)
使用楽器:パリのアントニ―・サイディ&フレデリク・バル1985年製作の再現楽器
(リュッケルス1636年製作楽器のパリ・エムシュ工房による1763年拡張改造版にもとづく)

録音:2003年9月16-20日、23-27日
旧品番:ZZT030401 (Zig-Zag Territoires)
Zig-Zag Territoiresレーベルを中心に、バッハほかのチェンバロ作品を多数リリースしているランヌー。パリ国立高等音楽院でも教鞭を取り、近年話題のジャ ン・ロンドーなどを育てたことでも知られます。「フランス組曲」全曲も既にALPHA-より再発売されましたが(ALPHA-328)、こちらは2003年に録音された「イギリ ス組曲」全曲。持ち前の高度な装飾法を自在に駆使し、全6曲を表情豊かに聴かせています。
ALPHA
ALPHA-345(1CD)
NX-A11
C.P.E.バッハ:4つのハンブルク交響曲
交響曲 ハ長調 Wq.182/3,H.659
交響曲 ロ短調 Wq.182/5,H.661
チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172,H.439
交響曲 ホ長調 Wq.182/6,H.662
交響曲 ト長調 Wq.182/1,H.657
ペトル・スカルカ(Vc)
カフェ・ツィンマーマン(古楽器使用)

録音:2005年8月29日-9月2日
t旧品番:ALPHA-107
ヴァイオリン奏者パブロ・バレッティと、鍵盤奏者セリーヌ・フリッシュを中心に結成されたカフェ・ツィンマーマン。バッハの協奏曲集が世界的な評価を受けてい る彼らですが、その活動のもう一つの柱が、C.P.E.バッハの作品です。今回再発売されるのは、2005年録音の最初の作品集。名付け親でもあるテレマンの 後任として赴任したハンブルクで書かれ、代表作の一つでもある弦楽のための6つの交響曲(ハンブルク交響曲)から4曲を収録し、人気のチェロ協奏曲を併せ るという聴き応えたっぷりの内容。1パート1人でのアプローチが多いカフェ・ツィンマーマンですが、ここでは比較的多い人数で臨んでおり、持ち味である細やかな アーティキュレーションの面白さに加え、響きの豊かさも楽しむことが出来ます。
ALPHA
ALPHA-346(1CD)
NX-A11
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲集
フルート協奏曲 イ長調 WQ.168,H.438
フルート協奏曲 イ短調 WQ.166,H.431
フルート協奏曲 変ロ長調 WQ.167,H.435
無伴奏フルートのためのソナタ イ短調 WQ132,H562
ジュリエット・ユレル(Fl)
アリー・ファン・ベーク(指)
オーヴェルニュO

録音:2006年10月25-28日
旧品番:ZZT070301 (Zig-Zag Territoires)
大のフルート愛好家として知られるフリードリヒ大王に仕えていた頃の、C.P.E.バッハが残したフルート協奏曲と無伴奏フルート・ソナタを収録。3つの協奏曲は チェロ協奏曲としても人気で、鍵盤楽器がソロを取る版も伝わります。ロッテルダム・フィルの首席奏者を長年務めるユレルはモダン・フルート奏者ながら、ピリオ ド・アプローチも柔軟に取り入れ独自に昇華させた解釈で古楽ファンにも高い人気を誇り、2003年録音のこのアルバムでもしなやかな演奏を聴かせています。
ALPHA
ALPHA-347(1CD)
NX-A11
1600年前後のエア、バラードとブロークン・コンソート
作者不詳:わが窓より去れ
ダウランド:呼んだら来て
リチャード・アリソン(1609以前):わが窓より去れ
ダウランド/ヤーコプ・ファン・エイク(1583頃-1657):彼女は私の過ちを許すだろうか
フィリップス(1571頃-1628):悲しみのパヴァン
 悲しみのガリアード
ダウランド:静かな夜から
アルフォンソ・フェラボスコ2世(1572頃-1628):鳩小屋のパヴァン
 聞いてください、主よ
ウィリアム・バード(1539/40-1623):トレジアンのグラウンド
ジョヴァンニ・コペラリオ(1570頃-1626):私を暗闇に住まわせておくれ
ジョン・ウォード(1571-1638):幻想曲
作者不詳:羊飼いの喜び(BARA FAUSTUS' DREAMEの歌)
トーマス・モーリー(1557-1602):私の愛しき人
ダウランド:キャプテン・パイパースのパヴァン
 ガリアード 彼女は許してくれるだろうか
 私の嘆きで人の心を動かせるものなら
レ・ウィッチズ(古楽器使用)

録音:2003年4月
旧品番:ALPHA-063
1600年前後の歌曲や舞曲などをフリッツ・ウイリアム・ヴァージナル・ブックほかから集めたアルバム。ブロークン・コンソートとは、弦、管、鍵盤など多種にわたる楽 器の混合アンサンブルを指し、ここでもヴァイオリン、フルート、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、クラヴィオルガヌム、シターン、バンドーラなどの多彩な音色 の融合を楽しむことができます。
ALPHA
ALPHA-348(1CD)
NX-A11
ウイリアム・バード:鍵盤作品集
1.パヴァン/2.ガリアード
3.解き明かしたまえ、主よ
4.この道を通る人は
5.アルメイン/6.パヴァン
7.ガリアード/8.ラヴォルタ
9.パヴァン/10.ガリヤード
11.ドレミファソ/12.グラウンド
13.ロウランド/14.ファンタジア
グスタフ・レオンハルト(ハープシコード)
使用楽器:マルコム・ローズ製作
ヴィクトリア&アルバート博物館所蔵ローデウェイク・テーウェス製作楽器(1579年ロンドン)のコピー

録音:2004年11月 Chapelle de
旧品番:ALPHA-073
様々なレーベルで長年録音を行い、古楽界に数々の金字塔を打ち立てた巨匠グスタフ・レオンハルト(1928-2012)。その最晩年には、立ち上がったばかりの 小レーベルであったALPHA-にてアルバム制作を行い、世界中の音楽ファンを驚かせました。このアルバムはその4枚目にあたり、公式に国際リリースされた最後 の鍵盤独奏アルバムとなります。(この後にロシアのマイナーレーベルへフォルクレの作品集を録音しているようですが、ほとんど流通しておりません。ALPHA-には この後にもう1枚、バッハのカンタータを指揮したアルバムを残しました。) 小さな部屋で少人数、あるいは一人で楽しむような鍵盤作品を数多く残したバード。レオンハルトは晩年まで最愛の作曲家のひとりとして、バードの名を挙げ 続けていました。ここでは当時の王室などで用いられた小型の楽器を用い、音の一つ一つを慈しむように奏でています。
ALPHA
ALPHA-349(1CD)
NX-A11
ギヨーム・デュファイ:「花の中の花」〜モテット、讃歌、アンティフォン
1.めでたし、トスカナ人の花
2.祝福されしイェルサレムの町
3.花の中の花
4.めでたし、天の女王(単旋律聖歌)
5.めでたし、天の女王
6.めでたし、癒しの女王(作者不詳)
7.天使たちの女主人
8.めでたし、海の星
9.知られたる海の星
10.わが魂は消え
11.おとめの冠イエスよ
12.讃えられん、天にいます処女よ
13.喜べ、処女なるキリストの母
アンサンブル・ムジカ・ノーヴァ

録音:2004年5月10-14日
旧品番:ZZT050301 (Zig-Zag Territoires)
テノールのリュシアン・カンデル率いるアンサンブル・ムジカ・ノーヴァによる、デュファイの聖母を讃える作品を集めたアルバム。リヨンの古楽集団である彼らは、 aeon(エオン)レーベルで制作したオケゲムの『いかなる旋法にもなるミサ曲』(AECD0753/国内仕様初出時MAECD0753)が高い評価を博し、日本でも 『レコード芸術』でレコード・アカデミー賞音楽史部門を受賞するなど大いに注目を浴びました。声楽5人によるアンサンブルが、純度の高いハーモニーを奏でま す。
ALPHA
ALPHA-350(1CD)
NX-A11
ド・ラランド:ルソン・ド・テネブル
1.ミゼレーレ
聖週間のためのルソン・ド・テネブル
2.聖水曜日のための第3ルソン
3.聖木曜日のための第3ルソン
4.聖金曜日のための第3ルソン
クレール・ルフィリアトル(S)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボと指)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)

録音:2002年4月
旧品番:ALPHA-030
作曲者ド・ラランドはルイ14世の治世末期から18世紀にかけ、フランス王室礼拝堂の監督として大きな影響力をもち、歿後もその作品が末永く演奏されつづ けた教会音楽の大家。デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークは2018年の最新盤でもこの作曲家の「テ・デウム」をとりあげています。 聖金曜日を挟む、聖木曜日・聖金曜日・聖土曜日の夜半過ぎから行われる礼拝「ルソン・ド・テネブル」。「エレミアの哀歌」に基づく第1から第3までのテキスト を各日朗読しますが、ド・ラランドはこのうち第3ルソンのための音楽のみ、3日分残しました。これらは、同時代の傑作と言われるクープランのものとは趣をやや 異にし、少し庶民的な、親しみやすい雰囲気を持ったもので、ソプラノ独唱のために書かれています。 冒頭で切々と歌い上げられる「ミゼレーレ」はソプラノのソロと男声のみの合唱、器楽のために書かれており、カウンターテナーのダミアン・ギヨン、ヴィオールの上村 かおりなどが参加しています。
ALPHA
ALPHA-351(1CD)
NX-A11
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):ノートルダム・ミサ アントワーヌ・ゲルベ(指)
ディアボルス・イン・ムジカ

録音:2007年10月14-17日
Abbaye de Fontevraud (France)
旧品番:ALPHA-132
ミサの通常文を単独の作曲家が全て多声で作曲しているマショーの「ノートルダム・ミサ」のような例は、14世紀ではたいへん珍しいものです。ディアボルス・イン・ ムジカによる、テノールからバスまで男声のみ8人のアンサンブルは、バス声域の太い響きが音楽をがっしりと支え、中世音楽が持つある種の野性味を底辺としな がら、たいへん美しいハーモニーに包まれる喜びを十二分に感じさせてくれます。マショーの作品以外も3曲(8、10、15)挟み込んでいます。
ALPHA
ALPHA-352(2CD)
NX-A11
モーツァルト:交響曲集、ファゴット協奏曲
交響曲第39番変ホ長調 K543
交響曲第40番ト短調 K550
交響曲第41番ハ長調 K551「ジュピター」
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K191*
ジェーン・ガワー(Fg)
ジョス・ファン・インマゼール(指)
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ(古楽器使用)

録音:2001年9月18-20日De Spil, Roeselare, Roulers (Belgium)
2002年7月29日Concertgebouw Brugge, Bruges (Belgium)*

旧品番:ZZT030501 (Zig-Zag Territoires)
インマゼールによるモーツァルトの最後の3つの交響曲と、若き日に書かれたファゴット協奏曲を収録しています。力強く美しい39番、快速テンポが効いている40 番、41番。決して軽くも粗くもなくしっかりと歌い上げられる中で、速いテンポだからこその景色をみることが出来る快演です。協奏曲でガワーが奏でるファゴット の、柔らかな音色もたいへん魅力的。
ALPHA
ALPHA-353(1CD)
NX-A11
タルティーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
作曲者不詳(タッソ詩):「心嬉しく、きみを抱き寄せよう」 *
タルティーニ:ソナタ 第17番ニ長調 +
作曲者不詳(タッソ詩):「そしてクロリンダは、マントを外した」 *
タルティーニ:ソナタ 第24番ニ長調 +
タルティーニ:ソナタ 第13番ロ短調 +
作曲者不詳(タッソ詩):「ほどなくエルミニアは、樹々の蔭なす」 *
タルティーニ:ソナタ イ短調 Brainard-A3 +
作者不詳(ロッリ詩):「ただひとり、森の中は薄暗い」 *
タルティーニ:ソナタ第2番ロ短調 +
タルティーニ(ロッリ詩):「ただひとり、森の中は薄暗い」 *+
キアラ・バンキーニ(Vn) +
パトリツィア・ボヴィ(S) *

録音:2006年3月13-17日、2007年11月3日
旧品番:ZZT080502 (Zig-Zag Territoires)
バンキーニが弾くタルティーニの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタと、タルティーニとは関係の深いアッシジ出身のソプラノ、ボヴィが無伴奏で歌うイタリアの伝承歌 などを収録。冒頭に収録された「心嬉しく、きみを抱き寄せよう」の旋律は、続くソナタ第17番に引用されるているなど、タルティーニのソナタに関係の深い歌が 選ばれており、謎に包まれたその創作の秘密に迫ろうというアルバムとなっています。最後に収められた数少ないタルティーニの歌曲で初めて、二人の共演を聴く ことが出来ます。
ALPHA
ALPHA-354(1CD)
NX-A11
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
協奏曲 ト長調 RV435(Op.10-4)
協奏曲 イ短調 RV440
奏曲 ト長調 RV436
協奏曲 ホ短調 RV430(275A)
協奏曲断章 ホ短調 RV432
協奏曲 ト長調 RV438
アンダンテ〜協奏曲 ニ長調 RV428(Op.10-3)「ごしきひわ」より
協奏曲 ニ長調 RV429
協奏曲 ヘ長調 RV434(Op.10-5)
協奏曲 ニ長調 RV427
アレクシス・コセンコ(フラウト・トラヴェルソ、指揮)
アルテ・デイ・スオナトーリ(古楽器使用)

録音:2009年6月
旧品番:ALPHA-174
近年は指揮者としても活躍する古楽系フルート奏者コセンコによる、ヴィヴァルディのフラウト・トラヴェルソ(Fl)のための協奏曲。断片や抜粋も含め10曲 も収録しています。聴きどころの一つは、象牙・黒檀・柘植といった材質の違う6つの楽器(いずれも18世紀の楽器のコピー)を吹き分けていること。多彩な音色 と軽やかなテクニックでそれぞれの作品の特徴を生かし、楽しませてくれます。
ALPHA
ALPHA-355(1CD)
NX-A11
ゼレンカ:奉納ミサ(誓願のミサ) ヴァーツラフ・ルクス(指)
コレギウム・ヴォカーレ1704
コレギウム1704(古楽器使用)

録音:2007年8月23-24日
サブレ=シュル=サルト音楽祭
旧品番:ZZT080801 (Zig-Zag Territoires)
ボヘミア(現チェコ)に生まれ、ドレスデンを中心に活躍したゼレンカ。当地の宮廷楽団で長年楽長代理を務めていた彼ですが、結局楽長の地位は得られずじ まいでした。本作は晩年に大病を患ったさい、快癒した暁には神にミサを奉納する、と誓願したゼレンカが実際に快復後に作曲した作品。合唱のほかに4パー トのソリストと管弦楽を伴う大編成で、演奏時間も約70分を必要とする大がかりなものです。ゼレンカと同じくチェコ出身のヴァーツラフ・ルクスが自国で組織し た古楽器集団による、精緻な演奏でお楽しみいただけます。 2011年に『サライ』大賞(音楽部門)を受賞。

SWR- Century Classics
SWR-(南西ドイツ放送)が所有する音源の中でも、カンブルランのドビュッシーや
ライトナーのブルックナー9番など、「名演」として知られる一連の演奏を復刻。

SWR music
SWR-19508CD(1CD)
NX-A05
ドビュッシー:管弦楽作品集
管弦楽のための映像
2つの舞曲*
交響詩「海」#
ウルズラ・アイゼルト(ハープ)
シルヴァン・カンブルラン(指)
バーデン・バーデン南西ドイツRSO

録音:2001年1月23日&2001年2月28日-3月1日、2004年2月18日*、2004年2月5-7日#
※CD93.067の再発売
ドビュッシーの有名管弦楽作品2曲、「映像」と「海」を収めたアルバム。故国フランスものを得意とするカンブルランが、これら の作品の最大の魅力である豊かな色彩を際立たせつつ、躍動感を持って描きあげています。ドビュッシーによるオーケスト レーションの巧みさを体験するには、うってつけの一枚です。
SWR music
SWR-19509CD(1CD)
NX-A05
エルガー:管弦楽作品集
序曲「南国にて」 Op.50
序奏とアレグロ Op.47*
エニグマ変奏曲 Op.36#
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2010年9月30日-10月1日、2010年10月4&5日*、2007年12月13-14日#
※CD93.191の再発売
近代英国を代表する作曲家の一人エルガーの管弦楽作品を、やはり英国出身のノリントンが深い共感を持って描いてお り、ヴィブラートを極力抑えた透明度高い響きもあいまって、その魅力を存分に引き出しています。エルガーの最も人気のあ 管弦楽作品「エニグマ変奏曲」、スリリングな序曲「南国にて」、弦楽四重奏と弦楽合奏のための洗練された作品「序奏と レグロ」を収録。
SWR music
SWR-19511CD(1CD)
NX-A05
ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 Op.70
交響曲第8番ト長調 Op.88*
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2010年4月20日&24日
2010年9月30日* 全てライヴ
※CD93.277の再発売
有名な「新世界より」に先立つ2つの交響曲。第7番はブラームスの影響、特に交響曲第3番の影が色濃く反映されてお り、スラヴ的な色彩を残しつつも、彼が普遍的な交響曲の世界に踏み出した記念碑的作品でもあります。そして第8番は、 ボヘミアの明るい側面が存分に歌いこまれた美しい作品。ロマン派以降の作曲家ではブラームスで高い評価を得ており、 オーケストラを瑞々しく鳴らすことに長けたノリントンにぴったりの作品といえ、フレージングの細やかなコントロールで作品の特 性を際立たせています。終演後の拍手入り。
SWR music
SWR-19512CD(1CD)
NX-A05
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(1894年初稿ノヴァーク版) フェルディナンド・ライトナー(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:1983年11月14日Stuttgart, Liederhalle
※CD93.052の再発売
ライトナーによる、ブルックナー最後の交響曲。決して大仰に構え過ぎず、曲の流れを巧みに手繰りながら巨大な作品像を 築き上げ、なおかつその美しさを最大限表出する手腕は圧巻。オーケストラのレスポンスの高さもあいまって、初発売時よりた いへん高い評価を受けている演奏です。
SWR music
SWR-19514CD(1CD)
NX-A05
ベルリオーズ:管弦楽伴奏歌曲集
9つのアイルランドの歌 Op.2-4「美しい旅人」
「囚われの女」 Op.12
「ランド地方の花」 Op.13-4「若いブルターニュの牧童」
「アルバムの綴り」 Op.19-1「ザイド」
「水浴びするサラ」 Op.11
トリスティア Op.18
「宗教的瞑想」*
「オフェリアの死」*
「ハムレットの終幕のための葬送行進曲」*
9つのアイルランドの歌 Op.2-6「神聖な歌」*
9つのアイルランドの歌 Op.2-2「エレーヌ」*
「霊の踊り」*
ラニ・ポールソン(Ms)(
ラウラ・アイキン(S)
アレクサンドル・ユデンコフ(T)
フロリアン・ヘルシャー(P)
シルヴァン・カンブルラン(指)
バーデン・バーデン南西ドイツRSO
シュトゥットガルト南西放送声楽アンサンブル

録音:2003年3月Berlin, Konzerthau
2007年12月Freiburg, Konzerthaus*
※CD93.210の再発売
ベルリオーズによる、独唱あるいは合唱と管弦楽のための作品を集めた、興味深いアルバムです。あまり知られていない作品 が多いですが、カンブルランの深い作品理解と細やかなコントロールが深いロマン性を引き出し、その素晴らしさを再認識させ てくれる好企画。ラストの「霊の踊り」は合唱とピアノによる演奏です。

フランスのル・モンド紙の企画によるヒストリカル・レーベル "Le Monde"

Le Monde
MONDE-001(2CD)
ヴェルディ:レクイエム*
レクイエム(抜粋)+/テ・デウム#
シャケー・ヴァルテニシアン(S)*、
フィオレンツァ・コッソット(Ms)*、
エウジェニオ・フェルナンディ(T)*、
ボリス・クリストフ(Bs)*、
トゥリオ・セラフィン(指)ローマ歌劇場OCho*/+、
マリア・カニーリャ(S)、
エベ・スティニャーニ(Ms)、
ベニャミーノ・ジーリ(T)、
エツィオ・ピンツァ(Bs)、
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響#、
ロバート・ショウCho#

録音:1959年8月17日−29日&10月4日*&1939年+(ローマ歌劇場)&1954年3月14日#(カーネギー・ホール)
※ブックタイプ(解説:フランス語)
ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場の音楽監督を歴任したイタリアのマエストロ、トゥリオ・セラフィンの1959年と1939年(抜粋)のヴェルディの「レクイエム」をカップリング。「テ・デウム」はスカラ座の前任トスカニーニの指揮。
Le Monde
MONDE-002(2CD)
バッハ:ヨハネ受難曲
アグネス・ギーベル(S)、
マルガ・ヘフゲン(A)、
エルンスト・ヘフリガー(T)、
フランツ・ケルヒ(Bs)、
ハンス=オラフ・フーデマン(Bs)、
ギュンター・ラミン(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、
聖トーマス教会Cho

録音:1954年10月23日(聖トーマス教会)
※ブックタイプ(解説:フランス語)
1940年にカール・シュトラウベの後任としてライプツィヒ聖トーマス教会のトーマスカントルに就任したギュンター・ラミンの指揮による「ヨハネ受難曲」。
Le Monde
MONDE-003(2CD)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスOp.123
ミサ曲ハ長調Op.86*
エリーザベト・シュワルツコップ(S)、
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)、
ニコライ・ゲッダ(T)、ニコラ・ザッカリア(Bs)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン楽友協会Cho
フィルハーモニアO、
ジェニファー・ヴィヴィアン(S)*、
モニカ・シンクレア(A)*、
リチャード・ルイス(T)*、
マリアン・ノヴァコフスキ(Bs)*、
トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO*
ビーチャム合唱協会*

録音:1958年
※ブックタイプ(解説:フランス語)
共に1958年録音の帝王カラヤンの「ミサ・ソレムニス」と、イギリスの名匠ビーチャムの「ミサ曲ハ長調」を収録。
Le Monde
MONDE-004(2CD)
ベルリオーズ:レクイエムOp.5
オラトリオ「キリストの幼時」(抜粋)*
レオポルド・シモノー(T)、
チェザーレ・ヴァレッティ(T)*、
フローレンス・コプレフ(A)*、
ジェラール・スゼー(Br)*、
ジョルジョ・トッツィ(Br)*、
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
ニュー・イングランド音楽院Cho

録音:1959年4月26日−27日&1956年12月23日−24日*
※ブックタイプ(解説:フランス語)
ベルリオーズの「レクイエム」と「キリストの幼時」は、シャルル・ミュンシュのボストンSO音楽監督在任時のレコーディング。
Le Monde
MONDE-005(2CD)
モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427
レクイエム ニ短調K.626*
マリア・シュターダー(S)、
ヘルタ・テッパー(S)、
エルンスト・ヘフリガー(T)、
イヴァン・シャルディ(Bs)、
フェレンツ・フリッチャイ(指)ベルリンRSO
聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊、
イルムガルト・ゼーフリート(S)*、
ジェニー・トゥーレル(A)*、
レオポルド・シモノー(T)*、
ウィリアム・ウォーフィールド(Bs)*、
ブルーノ・ワルター(指)NYO*
ウェストミンスターCho*

録音:1960年&1956年*
※ブックタイプ(解説:フランス語)
ブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィルの1956年収録の「レクイエム」はモノラル期の同曲を代表する名演。「ミサ曲ハ短調」もフリッチャイ最晩年の代表盤。
Le Monde
MONDE-006(2CD)
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45*
4つの厳粛な歌Op.121+
アルト・ラプソディOp.53#
エリザベト・グリュンマー(S)*、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)*/+、
ルドルフ・ケンペ(指)BPO*
聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊*、
イェルク・デームス(P)+、
キャスリーン・フェリアー(A)#、
クレメンス・クラウス(指)LPO#

録音:1955年&1960年+&1947年#
(解説:フランス語)
若き日のフィッシャー=ディースカウとグリュンマーをソリストに迎え、絶妙のテンポ設定や美しい合唱で名演と称されてきたケンペ&BPOの「ドイツ・レクイエム」。

Regis
RRC-1384(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、
第17番「テンペスト」、第23番「熱情」
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1961年
RRC-1385(1CD)
ショスタコーヴィチ:協奏曲集
(1)チェロ協奏曲第1番
(2)ヴァイオリン協奏曲第1番*
(1)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)  ユージン・オーマンディ(指)
 フィラデルフィアO
(2)ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
 レニングラード・フィルハーモニーO

録音:1960年、1959年*
RRC-1386(1CD)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
ピアノ協奏曲へ調
パリのアメリカ人*
ユージン・リスト(P)
ハワード・ハンソン(指)
イーストマン・ロチェスターSO
アンタル・ドラティ(指)ミネアポリスSO*

録音:1959年
RRC-1387(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1961年
RRC-1388(1CD)
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲K.365
2台のピアノのためのソナタK.448 1961年録音、
ピアノ協奏曲第17番K.453
アルフレッド・ブレンデル(P)、
ワルター・クリーン(P)
パウル・アンゲラー(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1961年、1960年
RRC-1389(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガOp.35
イギリス国歌による7つの変奏曲WoO.78
「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲WoO.79
ジュスマイアーの歌劇「ゾリマンII世」の「ふざけて、からかって」による8つの変奏曲WoO.76
アルフレッド・ブレンデル(P)
ハインツ・ワルベルク(指)ウィーンSO

録音:1961年
RRC-1390(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番D.845
 楽興の時D.780-1、
 即興曲D.899-2、D.899-4
ベートーヴェン:7つのバガテルOp.33〜第3曲/第5曲、
 11のバガテルOp.119〜第2曲/第7曲/第9曲、
 6つのバガテルOp.126〜第1曲/第4曲/第6曲
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
RRC-1391(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
シューマン:ピアノ協奏曲Op.54*
ヴァン・クライバーン(P)
キリル・コンドラシン(指)RCA響
フリッツ・ライナー(指)CSO*
RRC-2092(2CD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ全曲、
モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲Op.66、
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲WoO.46、
ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲WoO.45
ピエール・フルニエ(Vc)
フリードリヒ・グルダ(P)
RRC-3012(3CD)
シューベルト:室内楽曲集
弦楽四重奏曲第15番D.887、
第8番D.112、第14番D.810「死と乙女」、
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲D.934
ピアノ三重奏曲第2番D.929
ルドルフ・ゼルキン(P)
ブッシュ室内合奏団
RRC-3013(3CD)
ジョーン・サザーランド名唱集
ヘンデル:エイシスとガラテアより、
メサイアより、アルチーナより、
 サムソンより
ヴェルディ:オテロより、椿姫より、
 リゴレットより
ベッリーニ:ノルマより、清教徒より、
 夢遊病の女より
グノー:ロミオとジュリエットより、
 ファウストより
モーツァルト:後宮からの逃走より
ドリーブ:ラクメより
マイアベーア:ユグノー教徒より
アルネ:アルタクセルセより
ロッシーニ:セミラーミデより
トマ:ハムレットより 
録音:1960年
RRC-4011(4CD)
A Centenary Tribute 生誕100周年記念盤
(1)ブラームス:アルト・ラプソディ
(2)マーラー:大地の歌、亡き子をしのぶ歌
(3)ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
他、歌曲、イギリス民謡、オペラアリアなど多くのレパートリーを収録
キャスリーン・フェリア(A)
(1)クレメンス・クラウス(指)LPO(1947年録音)
(2)ブルーノ・ワルター(指)VPO(952年録音、1949年録音)
(3)ジョン・ニューマーク(P) (1950年録音)
RRC-9010(9CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 ヴィルヘルム・ケンプ(P)

録音:1951〜56年モノラル
RRC-9011(13CD)
プッチーニ:歌劇集
(1)ラ・ボエーム(2種の演奏)
(2)蝶々夫人
(3)西部の娘
(4)外套
(5)修道女アンジェリカ
(6)ジャンニ・スキッキ
(7)トゥーランドット
(1)ユッシ・ビョルリング(T)、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)、トーマス・ビーチャム(指)RCAビクターO、他 (1956年録音)
トスカ マリア・カラス(S)、ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)、ヴィクトル・デ・サバータ(指)ミラノ・スカラ座O、他(1953年録音)
(2)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)、ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)ローマ歌劇場O、他(1954年録音)
(3)エリナー・スティーバー(S)、マリオ・デル・モナコ(T)、ディミトリ・ミトロプーロス(指)フィレンツェ5月音楽祭O、他(1954年録音 )
(4)ティート・ゴッビ(Br)、マーガレット・マス(S)、ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指)ローマ歌劇場O、他(1956年録音)
(5)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)、フェドラ・バルビエリ(Ms)、トゥリオ・セラフィン(指)ローマ歌劇場O、他(1957年録音)
(6)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)、ティート・ゴッビ(Br)、ガブリエレ・サンティーニ(指)ローマ歌劇場O、他(1958年録音)
(7)マリア・カラス(S)、ジュゼッペ・ネッシ(T)、トゥリオ・セラフィン(指)ミラノ・スカラ座O、他(1954年録音)

BRILLIANT

BRILLIANT〜2021年5月,6月新譜
BRL-95755(2CD)
ヒンデミット:管楽器とピアノのためのソナタ全集
フルート・ソナタ、オーボエソナタ、
ファゴットソナタ、クラリネット・ソナタ、
ホルン・ソナタ、トランペットソナタ、
イングリッシュホルン・ソナタ
トロンボーンソナタ、
アルトサクソフォーンソナタ、
テューバソナタ、トーマス・モアの詩によるエコー(フルートとピアノによる)
クラウディア・ジョットーリ(Flute)
シモーネ・フロンディーニ(Obe)
ルカ・フランチェスケッリ(Bassoon)
シモーネ・シモネッリ(Cl)
マリア・キアーラ・ブラカレンティ(English horn)
ガブリエレ・ファルチオーニ(Hrn)
ヴィンチェンツォ・ピエロッティ(Trp)
ガブリエレ・マルケッティ(Trb)
ダーヴィド・ブルッティ(Saxphone)
ジャンルカ・グロッソ(Tuba)
フィリッポ・ファリネッリ(P)
20世紀のドイツで最も重要かつ影響力のある作曲家・ヒンデミット。エネルギッシュでリズミカル、ウィットに富んだ音楽は、同時に深い悲劇的な感情を表現することもできる多彩なスタイルが魅力です。収録された管楽器とピアノのためのソナタ集は、コンサートホールで演奏されるだけではなく、多くの人へ親しみやすい音楽を と書かれた作品と言われています。ヒンデミットの独創的な音色と新鮮なメロディ、ソナタの形式を継承した上での構造的な挑戦、18世紀と19世紀の楽器の伝統を考慮し、それぞれの楽器の特徴を扱う技術の高さを感じ取れることでしょう
BRL-95856(2CD)
ルドヴィコ・ロンカッリ(1654-1713):ギター曲全集
ソナタ第1番ト長調、第2番ホ短調、第3番変ロ短調、第4番ニ長調、第5番イ短調、第6番ヘ長調、第7番ニ短調、第8番ハ長調、第9番ト短調
ベルンハルト・ホフシュテッター(Baroque Guitar)
イタリアのベルガモの貴族の家に生まれたルドヴィコ・ロンカッリ。収録された9つのソナタ(組曲)「スペイン・ギターのためのカプリッチョ」は、近年注目を集め始めたバロックギターの最初の曲集のひとつと考えられています。当時を思い起こさせるバロックギターを使用した演奏は大きな魅力。主題の統一感が印象的で素晴らしい作品です。
BRL-96090(1CD)
マヌエル・エスポナ(1714-1779):ピアノ・ソナタ全集第1集
ソナタ第1番ニ短調、第2番ニ短調、第17番イ短調、第3番変ロ長調、第4番変ロ長調、第5番ト短調、第6番ト短調、第16番ト短調、第11番変ホ長調、第12番変ホ長調、第7番ハ短調、第13番ト長調、第24番ト長調、第9番ホ長調
メラーニ・メストレ(P)
スペインのモンセラット修道院と関わりの深かったエスポナ。モンセラットは18世紀のスペインの音楽研究の主要な中心地のひとつです。ここで学んだエスポナは単一楽章のソナタを多数作曲しており、今後それらを継続して全曲リリースが予定されています。あまり知られていない作曲家でもありますが、新たな発見がありそうな作品集です。 また同時期、共に活躍した作曲家にソレールがおり、Brilliant Classicsからハープシコードソナタ全集が発売になっています。
BRL-96135(1CD)
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):詩篇第42篇、詩篇第50篇 アルベルト・トゥルコ(指)
アンサンブル・イル・ナバロ、
アルモニカ合唱団
神聖で世俗的な合唱作品やオペラ、そして多くの器楽曲を残したベネデット・マルチェッロ。代表的な作品の詩篇は、典礼の使用を目的としたものではなく、単純な連続伴奏を伴う独唱ために詩をマドリガル風にした精神的なカンタータで、一般的に明快であるように構成されています。17世紀初頭からイタリアで急速に広まり注目されたと言われています。
BRL-96170(1CD)
アンリ・ヴュータン:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタOp.12、
3つの無言歌Op.7、
6つのサロン風小品Op.22より第3曲「夢」、
アルバムの綴りOp.40より「ロマンス」「後悔」
6つのサロン風小品Op.22より第5曲「タランテラ」
カルメロ・アンドリアーニ(Vn)
ピエルルイジ・カミーチャ(P)
ベルギーのヴァイオリニストで作曲家のアンリ・ヴュータン。パガニーニとともに19世紀の偉大な作曲家の一人です。ヴュータンの音楽は、魅力的な叙情性が際立っています。パガニーニの超絶的な技法が、ヴュータンに強い影響とインスピレーションを与え続けましたが、ヴュータンは、テクニック重視ではなく、荘厳でしっかりと強い性格を表した音楽を追求したとされています。それらを感じ取れる音楽集になっています。
BRL-96180(1CD)
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):オルガン曲集
第1旋法によるサルヴェ、
第1旋法 De・ラ・ソ・レによるサルヴェ、
3声のバホ CE・ソ・ファ・ドによるパンジェ・リングァ
3声のティプレによるパンジェ・リングァ 「La reina de los Pange lingua」 第1旋法による第1バホ、
第1旋法による第2オブラ、
第4旋法による第1ティエント、
第4旋法による大ティエント 、
第6旋法によるファルサス
第8旋法によるオブラ「Ensalada」、
第1旋法による第2バホ、
第1旋法による第3バホ、
第1旋法による第1オブラ「サルヴェ・レジーナ」
第4旋法による第2ティエント・ファルサス、
第8旋法による2つのバホ、
第8旋法によるティエント De・ラ・ソ・レ、
第8旋法によるオブラ Ge・ソ・レ・ド セクロルムによるディスクル
ミゲル・デル・バルコ・ディアス(Org)
ルネサンスからバロックへの移行期における最も重要な人物の一人として、スペイン音楽の歴史に名を残したアギレラ・デ・エレディア。スペインのカベソンとアラウホの間で活躍しました。流れるような歌唱的旋律の対位法、優雅さ、重厚さと、大衆的な舞曲に近い音楽を融合させたスタイルが特徴です。「マニフィカト」とオルガンのための18曲しか残されていないにもかかわらず偉大な人物としてスペイン音楽史に名を残しています。
BRL-96223(1CD)
フィレンツェのオルガン曲集
パドレ・アントニオ・カッシーニ(19c):オッフェルトリオ、エレヴァツィオーネ、ポスト・コムニオ、トッカータ
ルイージ・フェルディナンド・カザモラータ(1807-1881):オルガンのための12の短い詩による練習曲、ミサ・コンプレータ
ジョアッキーノ・マリョーニ(1814-1888):Istituzioni Teorico-Pratiche per Organo - Parte Terzaよりポスト・コムニオ、エレヴァツィオーネ、コラーレ第32番
マッテオ・ヴェントゥリーニ(Org)
19世紀のトスカーナ・オルガン派の発展を示す3人の作曲家による作品集です。現代オペラを思わせる華麗なカッシーニの作品。厳粛な献身の精神で典礼に添えることを重視した?カザモラータの作品。心のこもったロマンティシズムが印象的なマリョーニの作品。それぞれ、旋律の美しさと堂々とした音色、ペダルを多用するなど並外れたヴィルトゥオーゾ・スキルが要求されるといった時代を感じさせる作品となっています。
BRL-96230(1CD)
ミクローシュ・ロージャ(1907-1995)&バーナード・ハーマン(1911-1975)
ロージャ:弦楽四重奏曲第1番Op.22、弦楽三重奏曲Op.1
ハーマン:エコーズ(弦楽四重奏曲)
アンサンブル・メリアン
ロージャとハーマンは本格的なクラシック音楽の作曲家として教育を受け、その後、映画の世界、特にハリウッドで大きな成功を収めています。 ロージャは、生まれ故郷であるハンガリーの民謡に触発された、活力に満ちた力強い作品が特徴です。またハーマンの弦楽四重奏曲「エコーズ」は10のセクションからなる単一楽章で構成されており、痛みやほろ苦いノスタルジアを表現した作品として知られています。
BRL-96289(1CD)
フリードリヒ大王の宮廷音楽より
ヨハン・ゴットリープ・ヤーニチュ(1708-c.1763):トリオソナタ ト短調
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1702/03-1771):ソナタ ハ短調GWV Av:XV:20(ヴィオラと鍵盤楽器による)
ソナタ 変ロ長調GWV Av:XV:46(Vnと鍵盤楽器による)
カール・ハインリヒ・グラウン(1703/04-1759):ソナタ ハ長調BWV B:XII:53(Vcと通奏低音による)
フランツ・ベンダ(1709-1786):ソナタ ハ短調 Lee 3.137(ヴィオラと通奏低音による)
ヨハン・ゴットリープ・グラウン:トリオソナタ イ長調GWV Av:XV:42
オーガスタ・マッキー・ロッジ(Vn)
ジョージナ・マッキー・ロッジ(Va)
エヴァ・ライメンストゥール(Vc)
デイヴィッド・シューレンバーグ(Harpsichord)
18世紀に活躍した4人の作曲家による高い技術を用いた室内楽曲集です。いずれもプロイセン王であるフリードリヒ大王の下で働いていました。2つの旋律楽器と通奏低音で演奏されるヨハン・ゴットリーブ・グラウンの代表作トリオソナタ。弟のカール・ハインリヒは叙情的な作風で、外見的な派手さは少ないものの音楽の完成度は高く当時も人気の高い作品であったと言われています。
BRL-96303(1CD)
レバイ:ヴィオラとギターのための作品全集
ソナタ ニ短調、
ショパンのワルツOp.34-2、
小さな現代舞踏組曲、3つのロシア民謡、
抒情組曲
デュオ・インペリアル[ジョエル・インペリアル(Va)、ギルバート・インペリアル(G)]
ギターの歴史の中で、作曲家で室内楽に注目したというのがレバイです。「オーボエやクラリネットとギターの組み合わせのほうが、ピアノとの組み合わせよりもはるかに魅力的に聞こえることを発見して喜んだ」と言われています。600曲以上のギター曲を作曲し、その多くが室内楽曲でした。そのレバイがヴィオラの魅力に目覚めて完成した作品集。20世紀のウィーンのヴィオラのレパートリーで希少性から重要視されている作品集です。
BRL-95530(18CD)
トスティ:室内声楽曲全集
■Disc. 1
L'Augurio stornello (CS1)
Ai bagni di Lucca (CS7)
Non m'ama piu melodia (CS8)
Ti rapirei! barcarola (CS9)
Oh! Quanto io t'amerei!… melodia (CS10)
La rinnovazione (dell'abbon