湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




RAMEE
RAM-1908(1CD)
バッハ:フラウト・トラヴェルソのためのソナタ集
フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV 1034
無伴奏フラウト・トラヴェルソのためのパルティータ イ短調 BWV 1013
ソナタ ト長調 BWV 1027/1039(フラウト・トラヴェルソとオブリガート・チェンバロによる演奏)
アルマンド 『フランス組曲 第6番BWV 817』 より(無伴奏フラウト・トラヴェルソによる演奏)
フラウト・トラヴェルソとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ト短調 BWV 1030b
フランク・テュンス (フラウト・トラヴェルソ)
※使用楽器:ドレスデンのピエール=ガブリエル・ビュッファルダン
 1725年頃製作モデルに基づく、ジョヴァンニ・タルディーノ〜2019年製作の再現楽器(a’=398Hz)

ベルトラン・キュイエ(Cemb)
※使用楽器:ベルリンのミヒャエル・ミートケ1702/04年頃製作モデル(フランソワ・レイエラント・コレクション)に基づく、シャトー・デクスのブルース・ケネディ1985年製作の再現楽器

録音:2020年2月3-6日 聖アポリネール教会、ボラン(ベルギー南東部リエージュ地方)
フランク・テュンスといえば、古典派からフランス近代まで幅広いレパートリーを古楽器で演奏し続けてきたインマゼール率いるアニマ・エテルナ で、あるいは師バルトルド・クイケンも加わっていたラ・プティット・バンドで、横笛セクションを任されてきた大ヴェテラン。ACCENTレーベルへのソ ロ録音でも知られ、使用楽器と奏法を徹底的に考え抜く古楽器奏者たちの鑑といってもいいような、フルート音楽史の真正面から向き合っ てきたアルバムの数々は高い評価を博してきました。ベルギーの古楽シーンから最も注目すべき響きを見逃さず収めてきたRAMEEレーベルで 初めての録音盤となる今回は、音楽祭で有名な古都ナントの古楽器奏者一家出身の名手ベルトラン・キュイエとのタッグとなっています。キュ イエはALPHAレーベルに録音してきた数々のソロ・アルバムで世界的に知られるようになった新世代の才人。両者とも使用楽器はバッハ自身 に直接関わりがあったことで知られる地域の当時の楽器をモデルとするもので、フランス流儀の低いピッチが必然性をもって響く独特の説得力 あふれる演奏は聴きどころがたっぷり!ヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれた版とトリオ版が知られるソナタト長調を、バッハの他の作品で見られ るような二人編成で弾いているのもポイントですが、『フランス組曲』からの無伴奏フルート編曲版や、バッハの最も有名なフルート作品のひと つBWV1030のソナタでチェンバロ・パートのみ現存するト短調の異版(汎用版はロ短調)を使うなど、選曲にも強いこだわりが感じられる充実 企画に仕上がっています。

NEOS
NEOS-12022(1CD)
ジャイメ・レイス(b.1983):作品集
(1)「逆流する血/血の逆流」(2015-19)
(2)「リゾチーム・シンセシス」(2003)
(3)「フルクサス、ヴォルテックス=推力」(2018-19)
(1)アンサンブル・フラクタル(Cl、Vc、Pf、Vn、Fl、Va)
(2)アナ・テレス(P)
(3)アレフ・ギターQ

録音:(1)(3)2019年10月7-13日、(2)2014年7月22日
ジャイメ・レイスはポルトガルの若手作曲家。ポルトガル出身の作曲家は日本ではエマヌエ ル・ヌネスの他、ルイス・ティノコが僅かに知られている程度なので、この若手作曲家の作品集 のリリースは貴重。レイスは前述のヌネスに師事した後、シュトックハウゼンのもとで研鑽を積 み、現在はリスボンを中心に作曲と教職に従事しています。「逆流する血/血の逆流」はピアノ独 奏から最大で6 重奏までの様々な編成による9 つの曲から構成されます。いずれも強い打撃音、 強弱の激しいコントラスト、点描的な書法などアグレシヴな身振りに満ちた作品。ギター四重奏 のための「フルクサス、ヴォルテックス、推力」は静寂と強いディナーミクの対比から構成される 美しい作品。
NEOS
NEOS-12026(1CD)
朴泳姫(ヨンギ・パク=パーン)(b.1945):室内楽作品集
(1)「MAN-NAM I」(1977) 〜クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
(2)「ma-am[私の心]」(1990)〜女声独唱のための
(3)「U-MUL/噴水」(1992)〜7 楽器のための
(4)「私の心I」(2020)〜ソプラノとヴィオラのための
(5)「高い海の地平線」(2016)〜弦楽四重奏のための
アンゲラ・ポストヴァイラー (S)
アンサンブルKNMベルリン(Fl、Cl、Perc、Vn I、Vn II、Va、Vc、CB)

録音:2020年、52:36
朴泳姫は韓国出身の作曲家。早い段階で渡独しフライブルクで後に夫となるクラウス・フー バーに師事。彼女の作品は特にドイツで高く評価されており、日本にも講師として数度来日し たことがある。韓国の先達、尹伊桑の次の世代の作曲家として韓国の民族、伝統音楽の要素を 現代音楽の技法と融合し普遍化しようとする姿勢が見られます。「ma-am[私のハート]」は旋法で 書かれたメリスマティックなメロディが美しい独唱曲。7 楽器のための「U-MUL/噴水」は韓国の 伝統的な祭祀を思わせる典雅で厳粛な作品。ソプラノとヴィオラのための「私のハート」もソプラ ノの旋法的で息の長い優雅な旋律がヴィオラとエロティックな対位法を形成する。弦楽四重奏 のための「高い海の地平線」では弦楽の笙を思わせる長い音符が緊張度の高い音楽を作る。
NEOS
NEOS-12029(1CD)
「湖からの歌」〜ジム・フランクリン(b.1959):尺八とライヴ・エレクトリニクスのための作品集
(1)「舞い降りる霧」〜尺八とライヴ・エレクトロニクスのための
(2)「波紋」〜尺八とテルミン、ライヴ・エレクトロニクスのための
(3)「流体のおうとつ」〜尺八とライヴ・エレクトロニクスのための
(4)「映し出された深度」〜尺八とシンセサイザーのための
(5)「表面の痕跡」〜尺八、ライヴ・エレクトロニクスと HakeContinuuMini のための
(6)「らせん状の乱気流」〜尺八、ライヴ・エレクトロニクスとテルミンのための
(7)「立ち昇る霧」〜尺八、ライヴ・エレクトロニクスとシンセサイザーのための
ジム・フランクリン (尺八、テルミン、シンセサイザー、ハーケン・コンティニュー・ミニ、ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2020年5-6月インゲルハイム
※日本語解説つき
ジム・フランクリンは当初オーストラリア、ドイツ、オランダで作曲と音楽学を学んだ後、1986 年 に尺八と出会い、古谷輝夫、横山勝也の各氏に師事、その後横山氏より師匠免状を授与され る。そして尺八とライヴ・エレクトロニクスを組み合わせた作曲を始める。現在はドイツを中心に 活動。自ら尺八のみならずテルミンまで操り、さらにシンセサイザー、ライヴ・エレクトロニクスを 融合した独自の幽玄な世界を展開している。なお「表面の痕跡」で使用されるハーケン・コンテ ィニュー・ミニ(Haken ContinuuMini)は小型のアナログ電子楽器の一種で疑似民族楽器風の 音が出る。ここでは尺八と組み合わせて演奏されている。

GENUIN
GEN-21727(1CD)
「ロシアの魂」〜アレクサンドル・クライン(1883-1951)編「ロシアの三重奏曲集」

バラキレフ:色づいた麦畑が波打つ時
ボロディン:私の歌は苦くそして荒々しい
リムスキー=コルサコフ:東洋のロマンス
リムスキー=コルサコフ:「金鶏」〜シェマハの女王のもとで
ムソルグスキー:涙
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48〜第3 楽章,第2 楽章
チャイコフスキー:6 つの二重唱 Op.46〜涙
チャイコフスキー:6 つのロマンス Op.6〜一言もなく、ああ私の友よ
チャイコフスキー:「四季」〜ヒバリの歌
アレンスキー:4 つの小品 Op.30〜第2 番セレナーデ
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16〜第3 番
レビコフ:「クリスマス・ツリー」 Op.21〜ワルツ
チェレプニン:5 つのロマンス Op.22〜第1 番 調べ
グリエール:12 の子ども向けの小品 Op. 31〜第2 番夜想曲
エンゲル:2 つのロマンス Op.2〜第2 番ああいいや、美しさに
ニコライエフ:2 つのロマンス Op.4〜第1 番 夜は穏やか
パフルスキ:4 つの前奏曲 Op.21〜第3 番
カトワール:3 つの小品 Op.2〜第1 番親密な歌
メトネル3 つの物語 Op.9〜第2 番物語
サバネーエフ:2 つの小品 Op.5〜第2 番前奏曲
ストラヴィンスキー:「火の鳥」〜子守歌,王女たちのロンド
スクリャービン:3 つの小品 Op.2〜第1 番練習曲
スクリャービン:2 つの夜想曲 Op.5〜第2 番
ピアノ・トリオ・テン=ベルク・ヤン・シェーファー 【イローナ=テン・ベルク(Vn)、ヤン・ウェン=シン(Vc)、ミヒャエル・シェーファー(P)】

録音:2020 年2 月29 日,3 月1 日 ミュンヘン
ロシアの作曲家の様々な小品をピアノ三重奏で演奏しています。モスクワで活躍し たユダヤ人作曲家、アレクサンドル・クライン(1883-1951)が選曲、編曲し出版した 「ロシアの三重奏曲集」という楽譜の25 曲を順番もそのままに収録しています。原曲は 今でも有名なものもあればもう忘れ去られてしまったものもあるが、いずれも楽しめる ものばかり。ロシア革命前のモスクワのサロンではこうした曲がこのように演奏されて 人気を博していたのかもしれない。 バイエルンRSOのコンサートミストレスを務めたイロナ・テン=ベルクと、彼 女の伴奏を受け持つミヒャエル・シェーファー、さらにバイエルンRSOの主 席チェロ奏者だったヤン・ウェン=シンの三人によるトリオは、それぞれの名字を取 った長い名前になっているが、これがGENUIN への3 枚目のCD。小品でも充実の 演奏を聞かせてくれて、25 曲たっぷり楽しめる。
GENUIN
GEN-21731(1CD)
「LA MUSIQUE」〜エリオット・カーター(1908-2012)作品集
(1)木管四重奏のための8 つの練習曲と1 つの幻想曲(1950)
(2)音楽(2007)〜独唱のための
(3)弦楽三重奏曲(2011)
(4)ルイス・ズーコフスキーの詩(2008)〜クラリネットとソプラノのための
(5)リトレイシング2(2009)〜フレンチホルンのための
(6)ナイン・バイ・ファイヴ(5 人で9 本)(2009)〜木管五重奏のための
(7)オーボエとハープシコードのためのソナティーナ〜第1 楽章(1947)
スイス室内合奏団(スイス・チェンバー・ソロイスツ):サラ・ウェゲナー(S)/フェリックス・レングリ(Fl)/ハインツ・ホリガー(Ob)/フランソワ・ベンダ(Cl)/セルジオ・ピレス(Cl)/オリヴィエ・ダルベライ(Hr)/ ディエゴ・ケンナ(Fg)/イレーネ・アブリーゴ(Vn)/ユルク・デーラー(Va)/ ダニエル・ヘフリガー(Vc)/ペーター・ソロモン(Cemb)

録音:(1)(5)(6)2014 年10 月29-30 日 スイス,リーエン、(2)(3)(4)2020 年6 月19 日 スイス,マルターレン、(7)2008 年12 月7 日 ジュネーヴ,DDD、58'16
20 世紀米国を代表する作曲家の一人、エリオット・カーターの室内楽編成作品集。ソナティーナが 1947 年、8 つの練習 曲と1 つの幻想曲が1950 年の作品、他は21 世紀に入ってから、つまりカーター90 代以降の作品で、弦楽三重奏曲は103 歳で亡くなる前年の作品。「ナイン・バイ・ファイヴ」は5 人の奏者が持ち替えで9 つの管楽器を吹く。 ハインツ・ホリガーも参加しているスイス室内合奏団はいずれの奏者も名手ばかりで、ソプラノのサラ・ウェゲナーともどもカ ーターならではの楽しさを引き出しています。エリオット・カーターという名前は知っているけれど曲を聞いたことがないという人 にこそお勧め。

MERIDIAN
CDE-84661(1CD)
南アフリカの作曲家によるダブル・ベースのための作品集
グラント・マクラクラン:ソナチネ
マイケル・フィリューン:平和のためのカンティクル
ピーター・クラツォウ:イシフォ
デイヴィッド・アール:夜想曲「オールド・ネクター」
ポール・ハンマー:スクラッチ+パッド-アンド-シックス
アントン・ピーターソン:フロム・ザ・ハート
ハンス・ローゼンショーン:熟考
アラン・スティーヴンソン:アフリカのビールに関するいくつかの思考
ヘンドリク・ホフマイアー:前奏曲と舞曲
レオン・ボッシュ(CB)
レベカ・オモルディア(P)

録音:2020年1月30日〜2月1日聖エドワーズ教会、ロンドン
南アフリカの作曲家によるコントバラスのための作品を集めた珍しいアルバム。作品の多く はジャズ、アフリカの民族音楽の影響を受けた親しみ易いものばかり。コントラバスのレオン・ ボッシュは南アフリカ出身で英国マンチェスター王立音楽院で学び、2014 年までアカデミー 室内Oの首席奏者を務めた。現在はソロ奏者として活動しています。

COO RECORDS
COO-020(1CD)
税込定価
バッハの鍵盤、七つの古楽器
バッハ:インヴェンション第11番BWV782(2声のインヴェンション)
インヴェンション第4番BWV775(2声のインヴェンション)
インヴェンション第10番BWV781(2声のインヴェンション)
プレリュード第10番BWV879(平均律クラヴィーア曲集第2巻より)
プレリュード第20番BWV889(平均律クラヴィーア曲集第2巻より)
トリオBWV583(オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ)
プレリュード第24番BWV869(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
フーガ第11番BWV856(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
シンフォニア第13番BWV800(3声のシンフォニア)
シンフォニア第10番BWV796(3声のシンフォニア)
カンツォーンBWV588(オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ)
プレリュード第22番BWV867(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
フーガ第16番BWV861(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
プレリュード第12番BWV857(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
コラール「キリストは死の縄につき給えり(ヨハン・ヴァルター作)
コントラプンクトゥス1 BWV1080(フーガの技法)
コントラプンクトゥス4 BWV1080(フーガの技法)
コントラプンクトゥス10 BWV1080(フーガの技法)
コントラプンクトゥス8 BWV1080(フーガの技法)
2声のフーガ BWV1080(フーガの技法)
エリゼオ・バロック・アンサンブル【宍戸俊子(パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール) 、リゼット・オーベール=ミルレ(テノール・ドゥ・ヴィオール、バス・ドゥ・ヴィオール) 、ヴィヴィアン・ベルグ(バロック・オーボエ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャ) 、ジャン=フィリップ・イラカーヌ(バロック・ファゴット)】

録音:2008 年8 月28-30 日、ボーム(スイス・ヴォー州)プロテスタント教区教会
対位法――それは和音の響あいを美しく保ちながら、幾つものメロディを同時進行させる作曲 技法。この技芸にすぐれていたバッハは、たったひとりで演奏する鍵盤作品でさえ、複雑なメロデ ィの絡み合いを追求してやみませんでした。オルガン、チェンバロ、あるいはピアノ――鍵盤での 演奏では時としてみえにくい、そうしたバッハの「対位法の綾」を隅々まで味わうために、同時に鳴 っているメロディをひとつひとつ、別々の音色で奏でてみたら・・・?ひそやかな古楽先進国・スイ スを拠点に活躍する四人の古楽器奏者たちはいま、バッハが鍵盤のために書いた楽譜をそのま ま使い、作品の形を変えることなく、そこに潜んでいるメロディの絡み合いを、7つの古楽器で解き ほぐしてゆきます。「2声のインヴェンション」から「フーガの技法」まで、古雅なる響で浮かび上が る、豊かな対位法世界。
COO RECORDS
COO-022(1CD)
税込定価
「庭をわたる風」〜フルート、ピアノ、ファゴットによる近代室内楽の世界〜
クィルター:三つのシェイクスピア歌曲作品6より(吹けよ、吹け、冬の風/来たれ、死よ)
モーツァルト:ロンドKV.Anh.184
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より「あなたの声に心は開く」
ウッダール:セレナーデ
ヴィラ=ロボス
:プラジル風バッハ第6番
ムーケ:パンと小鳥
ヴィドール
:組曲 作品34
シャミナード:小協奏曲 作品107
古川仁美(Fl)
武田顕治(P)
前田正志(Fg)

録音:2009 年8 月、三鷹芸術文化センター 風のホール
時は 20 世紀初頭、英国の名探偵ホームズもヴァイオリンをたしなんでいた頃。余暇の愉しみに 楽器を弾く人たちのあいだでは、ピアノや弦楽器と並んで、フルートが大きな人気を博していまし た。一流作曲家たちの名品にも事欠かず、無名作曲家が残した秘曲にも、忘れがたい傑作が 続々。英国歌曲の名匠クィルター、多作で多芸なヴィラ=ロボス、フランスの女性作曲家シャミナ ード、謎多きウッダール・・・折々ファゴットの妙音を交えながら、英国帰りの名手の吹く滑らかなフ ルートが、存在感あふれるデュオ・パートナーのピアノとともに、室内楽のさまざまな魅力をゆった り、愉しませてくれます。

CPO
CPO-555378(1CD)
NX-B10
フェルディナント・リース(1784-1838):フルートと弦楽のための室内楽作品全集 第3集
フルート四重奏曲 イ短調 WoO35-3- フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのために
フルート五重奏曲 ロ短調 Op. 107- フルート,ヴァイオリン,2台のヴィオラとチェロのために*
フルート四重奏曲 イ長調 Op. 145-3- フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのために
アルディンゲロ・アンサンブル【カール・カイザー(Fl)、アンネッテ・レーベルガー(Vn)、セバスティアン・ヴォールファルト(Va)、マルティナ・イェッセル(Vc)】
アンナ・カイザー(Va)*

録音:2017年7月15-16日、2019年10月2-4日
ベートーヴェンの愛弟子であり、また傑出した才能を持つピアニストとしてヨーロッパ中で演奏活動を行った フェルディナント・リース。彼が残した300曲ほどの作品の中から、フルートを伴う室内楽作品を紹介するシ リーズです。第3集では、リースがロンドンに滞在していた1818年に作曲されたフルート五重奏曲と、 1830年に作曲された2曲のフルート四重奏曲を収録。どの曲もフルートは独奏楽器としてではなく、弦楽 器のパートナーとして扱われており、以前の作品に比べると、更に豊かな響きが生まれています。古典派か らロマン派へと移行する時代に、自身の作風を上手く変えながら時代に即した音楽を作り続けたリースの 努力が認められるこれらの作品を、アルディンゲロ・アンサンブルが愛情深く演奏しています。
CPO
CPO-777483(4CD)
NX-G06
フリードリヒ・エルンスト・フェスカ(1789-1826):弦楽四重奏曲集 第2集
【CD1】
弦楽四重奏曲 ロ短調 Op. 2-1
弦楽四重奏曲 ト短調 Op. 2-2
弦楽四重奏曲 ホ長調 OP. 2-3
【CD2】
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op. 7-1
弦楽四重奏曲 ホ短調 Op. 7-2
【CD3】
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op. 14
【CD4】
弦楽四重奏曲 ハ短調 OP. 4
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op. 36
アマリリスQ【グスタフ・フリーリンクハウス(Vn1)、レナ・サンドゥ(Vn2)、レーナ・エッケルス(Va)、イヴ・サンドゥ(Vc)】

録音:2008年7月7-8日、2007年6月18-20日、2012年7月2-5日、2010年7月7-8日、2013年7月8-19日
マクデブルクで生まれたフリードリヒ・フェスカ。音楽愛好家の父と歌手の母を持ち、幼い頃から音楽に興味 を示したフェスカは、15歳の時にヴァイオリン協奏曲の公開演奏会を行い好評を博しました。その後はライ プツィヒ・ゲヴァントハウスOのヴァイオリン奏者を務めるとともに、当時はまだ珍しかった弦楽四重奏 による演奏会を開き、この演奏会のために何曲もの優れた弦楽四重奏曲を作曲しています。彼の四重奏 曲シリーズの第2集となるこの4枚組では、1814年頃から1817年頃までに作曲された作品番号 2,4,7,14の7曲と、1825年頃に書かれた作品番号36の全8曲を収録。演奏は2011年プレミオ・パオ ロ・ボルチアーニ弦楽四重奏国際コンクールで1位を獲得したアマリリス四重奏団。若き奏者たちによる気 鋭のアンサンブルです。

MIRARE
MIR-506(1CD)
モディリアーニQ〜ハイドン、バルトーク、モーツァルト
ハイドン:弦楽四重奏曲第76番ニ短調 op.76-2(Hob.III-76)『五度』
バルトーク:弦楽四重奏曲第3番ハ短調Sz. 85
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465『不協和音』
モディリアーニSQ〔アムリ・コエイトー(Vn)、ロイック・リョー(ヴァイオイン)、ローラン・マルフェング(Va)、フランソワ・キエフェル(Vc)〕

録音:2019年12月14-17日、スイス、ラ・ショー=ド=フォン、市民劇場
2003年、パリ国立音楽院で結成されたモディリアーニSQ。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などでも来日を重ね、みずみずしい音楽と濃密なアンサ ンブルでファンを大いに増やしています。2014 年には、ロストロポーヴィチが率いていたエヴィアン国際音楽祭の芸術監督に就任。2016年、第一ヴァイオリ ンのベルナール・フィリップが肩および右上腕部の筋肉をいため、演奏家としてのキャリアをストップさせることを決断。フランス放送フィルのスーパーソリストで あったヴァイオリンのアムリ・コエトーが新加入し、クァルテットとして新時代を迎えています。 本盤は、弦楽四重奏曲の歴史を鮮やかに彩る名作を、モディリアーニSQの息の合った見事なアンサンブルで聴かせてくれます。 ハイドンの弦楽四重奏曲の創作の頂点を成すとも言われている作品群「エルデーディ四重奏曲」。77番「皇帝」や78番「日の出」など名作揃いですが、今回 取り上げているのは、多様かつ自由な作風のハイドンの弦楽四重奏曲の中でも指折りの名作、冒頭の五度の主題から「五度」と呼ばれている第76番。モディリアー ニQの新鮮な演奏は、この作品の面白さを改めて感じさせてくれます。 バルトークの弦楽四重奏曲第3番は1927年に作曲された作品でフィラデルフィア音楽財団に献呈されています。バルトークの独自のリズムを大変な集中力で 迫力のある演奏に仕上げています。 そして最後にモーツァルトが室内楽曲作曲の師と仰ぐヨーゼフ・ハイドンに捧げた6曲の弦楽四重奏曲〈ハイドン・セット〉の中から大胆な和声進行を用いた第 19番「不協和音」。完璧なアンサンブルと躍動感溢れるモディリアーニQの音楽は見事。 (Ki)
MIRARE
MIR-550(1CD)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第2番ト長調 op.9-1
弦楽三重奏曲第3番ニ長調 op.9-2
弦楽三重奏曲第4番ハ短調 op.9-3
トリオ・アーノルド
岡田修一(Vn)
マニュエル・ヴィオック = ジュード(Va)
キム・ボムジュン(Vc)

録音:2020年7月11−14日、ベルギー
小澤征爾主宰の国際アカデミーで出会った若き名手たちにより2018年に結成されたピアノ三重奏団、トリオ・アーノルド。メンバーはそれぞれ、世界的コン クール(プリムローズ、ターティス、マルクノイキルヘン、R.リピツァー)で入賞を果たしている実力派。2019/20年シーズンにはシンガー=ポリニャック財団の 支援のもと、ベートーヴェンの弦楽三重奏曲の演奏に力を入れており、本作もその一環として演奏してきた作品です。1798年に作られた3つの弦楽三重奏曲 (op.9)は、若き日のベートーヴェンの作品で、ベートーヴェンの才能と感性、そして自信に満ち溢れた作品群です。トリオ・アーノルドの演奏も、疾走感にあふ れ、前向きなエネルギーとともに音楽が進む、躍動感に満ちた演奏です。 (Ki)

MIRARE
MIR-554(1CD)
リスト:トリスティア 〜「オーベルマンの谷」より
シューマン:6つのカノン風小品 Op.56(テオドール・キルヒナー編)
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(エドゥアルト・シュトイアーマンによるピアノ三重奏曲版)
トリオ・カレニーヌ
パロマ・クイデール(P)、
ファニー・ロビヤール(Vn)
ルイ・ロッド(Vc)

録音:2020年8月18−21日、ベルギー
2009年に結成されたピアノ・トリオ、トリオ・カレニーヌによる19世紀後半のロマン派の作品を収録した最新盤。 対位法を研究していたシューマンが、ペダル・ピアノのために作曲したカノン風の6つの小品を、シューマン夫妻やブラームスと親交があった作曲家、テオドール ・キルヒナー(1823-1903)が、ピアノ・トリオに編曲した作品。そしてシェーンベルクの薫陶を受けたばかりでなく、ブゾーニの弟子でもあった知る人ぞ知る ピアノの名手エドゥアルト・シュトイアーマンがピアノ・トリオに編曲したシェーンベルクの「浄められた夜 」。ピアノのパートに重きをおいた編曲で、それぞれの 旋律が立体的に明瞭に聴こえ、弦楽六重奏とは違った響きが楽しめます。またリストの「トリスティア」も豊潤な音楽で魅了されます。 トリオ・カレニーヌの名はトルストイの小説「アンナ・カレーニナ」に由来します。パリ国立音楽院でイザイ四重奏団に師事し、メナヘム・プレスラー、バイエルレら のマスタークラスを受講。第5回ハイドン室内楽コンクールで特別賞/プロ・ムジチス協会賞を受賞。2013年、ミュンヘン国際コンクールで最高位(第2位)に 輝いています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902652(1CD)
タメスティによるブラームス
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
ナイチンゲール Op.97-1(ヴィオラとピアノ版)
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
子守歌Op.49-4(ヴィオラとピアノ版)
2つの歌Op.91【1. 鎮められたあこがれ 2. 聖なる子守歌】*
アントワン・タメスティ(Va/ストラディヴァリウス「マーラー」1672年製)
セドリック・ティベルギアン(P/ベヒシュタイン)
マティアス・ゲルネ(Br)*

録音:2019年9、11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
当代きってのヴィオラ奏者、アントワン・タメスティ。難関ミュンヘン音楽コンクールで優勝、世界のトップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今 井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。ハルモニアムンディからは、「ベル・カント〜ヴィオラの声」(HMM 902277/ KKC 5761)、「ヴィトマン:ヴィオラ協奏曲」(HMM902268/KKC5916)、「バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集」 (HMM902259/KKC6057)、などをリリースし非常に高く評価されており、その活躍の場とレパートリーはとどまるところを知りません。
本作は、ブラームスの2つのソナタを中心に、歌曲のヴィオラ編曲版と、歌にオブリガートのヴィオラ、ピアノが付いた珍しい編成の2つの歌など、「人の声 に最も近い」とも言われるヴィオラの魅力が詰まった内容です。 ブラームスはその晩年、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに影響を受け、クラリネットの名曲を立て続けに書いています。なかでも 1894 年に作 られた 2 曲のクラリネット・ソナタは、ブラームスにとって の最後のソナタであり、自身によってヴィオラ版にも編曲されました。情熱的な曲想の第1番、そし て哀愁漂う旋律の第2番を滋味豊かに歌うタメスティと、1899年製のベヒシュタインで演奏したティベルギアンの優美な演奏は、ブラームス晩年の境地を見 事に描いています。 そして、マティアス・ゲルネが歌う「2つの歌」。リュッケルトの詩による第1曲「鎮められたあこがれ」はヴィオラも歌い手の心情を共に表現し、タメスティの内 省的な美しさとゲルネの心に訴えかける歌唱は必聴。第2曲「聖なる子守歌」は、友人ヨーゼフ・ヨアヒムの長子誕生を祝って書かれたとも言われる優美な子 守歌で、ヴィイオラは古いクリスマスの歌を奏します。 (Ki)

EUROARTS
20-65748(DVD)

20-65744(Bluray)
アルゲリッチとブラウンシュタイン
シューマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 イ短調 Op.105
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ニ長調 Op.94a
フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調

(アンコール)
クライスラー:愛の悲しみ、美しきロスマリン
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
マルタ・アルゲリッチ(P)

収録:2020年2月22日、ピエール・ブーレーズ・ホール、ベルリン(ライヴ)
◆DVD
画面:16-9、NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0
リージョン:All 、DVD9
◆Bluray
画面:16-9、Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0 (96kHz/24bit)
リージョン:All
BD25、85分
2020年2月にベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールで行われた、世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチと元ベルリン・フィルのコンサートマスターで現在は ソロとして活躍するガイ・ブラウンシュタインによるデュオ・リサイタルの映像がリリースされます。 シューマンは生涯に3つのヴァイオリン・ソナタを残し、どれも彼の創作活動の最後期であり、第1番は1851年に書かれました。2人の演奏は、シューマンの本質 をとらえながら、卓越した技巧と情感あふれる演奏を聴かせます。 プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2番は、原曲がフルート・ソナタですが、オイストラフより依頼され作曲自身によって改作したもの。両者ともに改心の演奏 で、圧巻の音楽を作り上げています。 フランクがベルギーの大ヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイのために書いたヴァイオリンとピアノのためのソナタ。その美しく情熱的な曲想で、数あるヴァイオリ ン・ソナタの中でも人気のある作品です。るガイ・ブラウンシュタインの堂々とした表現と豊かな音楽性とそれを力強く柔らかく包み込むアルゲリッチの演奏は、数 ある名演の中でもひと際印象に残るものです。 アルゲリッチはこの3曲ともにすでにクレーメル、ギトリスといった名ヴァイオリニストたちと録音していますが、ガイ・ブラウンシュタインとも親密な音楽的会話の 中から、刺激的な「新しい音」を生み出しています。 アンコールではクラスラーの「愛の悲しみ」と「美しきロスマリン」が演奏されましたが、実際にクライスラーが所有していたストラディヴァリウスでガイ・ブラウン シュタインが演奏しました。

BIS
BISSA-2560(1SACD)
北欧ラプソディ
シンディング:古な様式の組曲 イ短調 Op.10〜ヴァイオリンとピアノのための
ステーンハンマル:2つの感傷的なロマンス Op.28
シベリウス:6つの小品 Op.79より【@.思い出(1915/1919)/D.牧歌的舞曲(1917)/E.子守歌(1917)】〜ヴァイオリンとピアノのための
ニールセン:ロマンス ニ長調 CNW61〜ヴァイオリンとピアノのための
ラウタヴァーラ:夜想曲と踊り〜ヴァイオリンとピアノのための
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8(1865)
ユーハン・ダーレネ(Vn/ストラディヴァリウス(1736年製))
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P/Steinway D)

録音:2020年9月/クルトゥルム(ニューショーピング、スウェーデン)
制作・録音:イェンス・ブラウン
ノルショーピング生まれのスウェーデンのヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネ Johan Dalene(2000?)は、BISレーベルの社主 ロベルト・フォン・バール氏がダーレネ9歳の時からその才能に注目していたという逸材です。2019年にはサミュエル・バーバーとチャイコフスキーの協奏曲 (BIS SA-2440)でアルバム・デビュー。「ここ10年の間でもっとも素晴らしいヴァイオリニストのデビュー作のひとつ」(「BBC Music Magazine」)、 「ダーレネの演奏には、彼が特別な感受性をもった音楽家だとわかる『存在』が感じられる」(「Gramophone」)など、各国のメディアから高く評価されまし た。2019年11月にはニコライ・スナイダー(指)日本フィルハーモニーSOとの共演でニールセンのヴァイオリン協奏曲を披露。その圧倒的な演奏で聴 衆を沸かせました。ダーレネのアルバム第2弾は、北欧の19世紀から20世紀を代表する作曲家のヴァイオリンとピアノのための作品を演奏しています。
シンディングの「古風な様式の組曲」は、ライプツィヒに留学した彼が、バロック音楽、18世紀ドイツ音楽の装飾、バッハのスタイルに「デザイン」した作品。 技巧的なパッセージも織りこまれ、クライスラーやハイフェッツが好んで演奏したと言われます。ステーンハンマルが、僚友アウリンとの友情に触発されて書いた、 胸をうつリリシズムと明るい陽の光に満ちた「アンダンティーノ」と感情の起伏の激しい「アレグロ・パテティコ」の「2つの感傷的なロマンス」。シベリウスが「交 響曲第5番」と同じころに作曲した「6つの小品」から〈思い出〉〈牧歌的舞曲〉〈子守歌〉。カール・ニールセンの「ロマンス」は、彼がコペンハーゲンのアカデ ミーで学ぶ以前に作曲したと推測されている作品です。ラウタヴァーラの「夜想曲と踊り」は、「ガラスのハーモニー」の上をヴァイオリンが「さまよう」夜の音 楽と、白昼のダンス。「夜想曲」の素材は、後に、交響曲「光の天使」に再使用されます。プログラムの最後、グリーグの「ソナタ第1番」は、ノルウェーの民俗音 楽とその心を「芸術作品」のうちに再生する道を選んだ彼の「一里塚」とみなされる作品です。
ダーレネのこのアルバムのため BIS Records は、ノルウェーのハドラン Christian Ihre Hadland(1983-)を共演者に起用しました。ハドランは、ソリ ストとしての活動とともに室内楽のピアニストとして忙しく、ヴァイオリニストのクラッゲルードやメゾソプラノのスーザン・グレアムたちと共演。アンドレーアス・ ブランテリードと録音したグリーグとグレインジャーの『チェロ作品集』(BIS SA-2120)は、「グラモフォン」誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれています。 グリーグの「ソナタ」の第2楽章「アレグレット・クワジ・アンダンティーノ」。2019年から2022年の BBC Radio 3 「次世代アーティスト」のひとり、ダー レネと、2011年から2013年のアーティストだったハドランのふたりがグリーグの音楽に共感を寄せ、こよなく美しい「音楽の時」が生まれます。アルバムの 制作と録音をイェンス・ブラウン Jens Braun が担当、ニューショーピング市の「クルトゥルム(Culturum)」でセッション録音されました。

MDG
MDG-90322026
(1SACD)
ブラームス:ハンガリー舞曲集(アルフレッド・ピアッティ編曲/チェロ版) グィド・シーフェン(Vc)、
マルクス・クロイル(P)
ブラームスがハンガリーに旅して収集したジプシーや農民の音楽をもとに作曲したハンガリー舞曲集は、ブラームスの作品の中でもよく知られた名曲で す。それを19世紀イタリアの名チェリスト、カルロ・アルフレッド・ピアッティ(1822-1901)がチェロとピアノ版に編曲しています。これまでにも部分的 には録音されていましたが、全21曲をグィド・シーフェンが初録音しました。 ピアッティは、ヨーゼフ・ヨアヒムと同じく、度々クララ・シューマンと室内楽を演奏していたメンバーであり、ブラームスとも親交がありました。ピアッティ の編曲は、オリジナルのピアノ4手の華やかさに加え、チェロの美しい音色や響きも楽しめるように作られています。チェロのグィド・シーフェンとピアノの マルクス・クロイルの演奏は、茶目っ気の中にも優雅さが感じらえる第3番、リズミカルな第10番、哀愁と陽気さが共存する第4番、と誇張のない表現で 聴かせてくれます。 (Ki)

IDIS
VERMEER-40020(1CD)
ヘンリーの冒険 オーボエとアコーディオンのためのオリジナル作品集
ヴィルジニオ・ツォッカテッリ:ヘンリーの冒険
マリア・テレサ・カルローニ:真夏の風
マルコ・ファゾーリ:2声のカプリッチョ
ミゲル・アンヘル・ムスマーノ:エクセルシオール
オロフ・ネスルンド:小協奏曲
ヴィルジノ・ツォッカテッリ:カントリーウォーク
ピエトロ・サルヴァッジョ:新古典風幻想曲
マルコ・ファゾーリ:古風な様式による協奏曲
ミゲル・アンヘル・ムスマーノ:カルメンのミロンガ
エンリコ・カルカーニ(Ob)
マウリツィオ・デ・ルカ (アコーディオン)

録音:2018年1月7-10日
IDIS
VERMEER-40021(1CD)
オーボエ・リサイタル
フェルミン・ルイス・エスコベス:ソロ・コンセール第5番*
サン=サーンス:期待
トーマス・アトウッド・ウォルミズリー:ソナチネ第1番
クリスチャン・フレデリク・バース:ポプリ・コンチェルタント*
ヘンリー・ストゥーピ:幻想的変奏曲*
フェルミン・ルイス・エスコベス:宗教的メロディ
フェルミン・ルイス・エスコベス:ソロ・コンセール第4番*
トーマス・アトウッド・ウォルミズリー:ソナチネ第2番
エンリコ・カルカーニ(Ob)
アルベルト・マガーニ(P)

録音:2018年8月22-24日
*世界初録音
IDIS
VERMEER-40022(1CD)
C.P.E.バッハ:フルートとピアノのための作品集
フルート・ソナタ ニ長調 Wq.71(原曲:ヴァイオリンと鍵盤楽器)
フルート・ソナタ ト長調 Wq.150(原曲:フルート、ヴァイオリンと通奏低音)
無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
フルート・ソナタ ニ短調 Wq.145(原曲:フルート、ヴァイオリンと通奏低音)
フルート・ソナタ ロ短調 Wq.143(原曲:フルート、ヴァイオリンと通奏低音)
フランチェスカ・パニーニ(Fl)
アンニバーレ・レバウデンゴ(P)

録音:2018年5月24-26日
IDIS
VERMEER-40023(1CD)
フィリップ・ゴベール:フルートとピアノのための作品集
フルート・ソナタ第1番イ長調
フルート・ソナタ第2番ハ長調
フルート・ソナタ第3番ト長調
フルートとピアノのためのソナチネ
フランチェスカ・パニーニ(Fl)
ヤクブ・チョルツエフスキ(P)

録音:2019年2月11-13日
IDIS
VERMEER-40025(1CD)
20世紀のフルート・ソナタ集
フォルトナー:ソナタ(1947)
ヘンツェ:ソナチネ(1947)
ハラルド・ゲンツマー:ソナタ第2番(1952)
カール・ヘラー:ソナタ第2番ハ長調 Op.53(1955)
ヒンデミット:ソナタ(1936)
フランチェスカ・パニーニ(Fl)
アンニバーレ・レバウデンゴ(P)

録音:2020年1月
IDIS
VERMEER-40027(1CD)
フルート・ソナタ集
ツェルニー:デュオ・コンチェルタンテ ト長調 Op.129
ウェーバー:フルート・ソナタ 変イ長調 Op.39
ベートーヴェン:フルート・ソナタ ニ長調 Op.41
フランチェスカ・パニーニ(Fl)
ヤクブ・チョルツエフスキ(P)

録音:2020年5月

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-023(1CD)
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114(ヴィオラ版)
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ボリス・ベルマン(P)、
エットーレ・コーザ(Va)、
クライヴ・グリーンスミス(Vc)

録音:2018年1月12-15日/ゴワイヨット(ヴォーヌ=ロマネ)
近年ブラームスの作品を集中的に録音しているピアニスト、ボリス・ベルマンが2つのソナタOp.120と三重奏曲 Op.114を録音しました。ボリス・ベ ルマンは1948年生まれ。モスクワ音楽院でオボーリンに師事し、1973年にイスラエルへ移住、1979年からはアメリカに居を構えて演奏活動を行なうか たわらインディアナ大学やイェール大学でピアノを教え、名教師として世界的な評価を受けています。
このアルバムに収録されたブラームスの3つの作品はクラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルド(1856-1907)とブラームスの友情がなければ、 おそらく作曲されなかった作品といえます。しかしブラームスは各スコアにヴィオラに置き換えることができることを明確に示しています。
ヴィオラを演奏するのは数々の編曲録音でも有名なエットーレ・コーザです。コーザはベルマンとともにシューマン&ブラームスのアルバム(50-1511) をリリースするなど長年共演しております。またチェロは東京クヮルテットの最後のチェリストを務めたクライヴ・グリーンスミスが演奏しております。名手が 雄弁に語るブラームスの後期作品をご堪能ください。 (Ki)

KLARTHE
KLA-093(1CD)
シューマン一族の楽興の時
(1)カミッロ・シューマン:チェロ・ソナタ第1番Op.59
(2)ロベルト・シューマン:民謡風の5つの小品Op.102
(3)ゲオルク・シューマン:チェロ・ソナタOp.19
シリエル・ゴラン(Vc)、
アントワーヌ・ムルラ(P)

録音:2019年1月2-4日/聖マルセル寺院(パリ)
シューマン姓の3作曲家によるチェロ作品集。ゲオルクとカミッロは兄弟ですが、大ロベルトとは血縁関係がありません。ゲオルク・シューマン(1866-1952)は名教師として多くの門下を育てましたが、日本の諸井三郎、信時潔、近衛秀麿の師ですが、あまり作品を聴く機会がなかったので大歓迎と申せま しょう。 (Ki)
KLARTHE
KLA-092(1CD)
ブリュノ・デコル:作品集
(1)アドネイス、または大気と夢想Op.47
(2)コリンナへUOp.18の2
(3)太陽への讃歌Op.46
(4)すべての黄色は色褪せる(アポリネール詩)Op.48bis
ベーラQ、
ローラ・ホルム(S)(1)(4)、
ジュリー・ブルネ=ジェリー(Fl)(3)
ブリュノ・デコルは1949年生まれ、パリ音楽院でメシアン、ブクシュリエフに師事した作曲家。収録曲は2014年から16年までラ・プレ修道院滞在中 に作ったもので、弦楽四重奏を中心に歌やフルートの不思議な世界が広がります。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0573(1CD)
NX-B03
サイモン・ベインブリッジ(1952-):室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番(1972)
クラリネット五重奏曲(1993)
チェルトナム断片集(2004)
弦楽四重奏曲第2番(2014-2016)
リンダ・メリック(Cl)
クロイツァーQ【ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)、ミハイロ・トランダフィロヴスキ(Vn)、クリフトン・ハリソン(Va)、ネイル・ヘイド(Vc)】

録音:2019年7月5日、10月30日、2020年3月3日
世界初録音
1952年、ロンドンで生まれたサイモン・ベインブリッジ。王立音楽院で学んだ後、タングルウッドに留学、この時に 触れたアメリカの文化は彼に強い影響を与えました。その後はイギリスに戻り、王立音楽院の作曲科やロンドン 大学で教えるなど後進の指導にも力を入れています。このアルバムには彼の様々な時代に書かれた4つの室内 楽曲を収録。20歳の時に書かれた「弦楽四重奏曲第1番」は様々な素材を散りばめた抽象的な作品です が、2016年に完成された第2番の弦楽四重奏のように、時代を追うに従いその作風は更に色彩的になってい きます。近現代作品を得意とするクロイツァー四重奏団の演奏で。

Etcetra
KTC-1708(1CD)
ナイチンゲール〜フルートとハープのための作品集
伝承曲(コリン・フレミング編):エリン
ドニゼッティ:ソナタ
ロッシーニ:アンダンテと変奏
ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ
ジャン・アプシル(1893−1974):シシリエンヌ
フォーレ
:パヴァーヌ
イベール
::間奏曲
カルロス・サルセード(1885−1961):夜の歌
デボラ・ヘンソン=コナント(b.1953):ナイチンゲール
伝承曲(スニタ・スタネスロフ編):Lochaber no More
ディルク・ブロッセ(b.1960):中国の壁、飛べ…鳥のように
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集
カッチーニ:アヴェ・マリア
グノー:アヴェ・マリア
ショパン:ロッシーニの主題による変奏曲
ペーター・フェルホーエン(Fl、ピッコロ)、
アン=ソフィー・フェルホーエン(Hp)
アントワープSO(元ロイヤル・フランダースO)の首席ピッコロ奏者を務め、アントワープ音楽院とオーストリアのグラーツ芸術大学で教鞭を執り、ピッコロのスペシャリストとして世界中でリサイタルとマスタークラスを行うベルギーの名手、ペーター・フェルホーエン。ニュー・アルバムは、ハープ奏者として活動する娘のアン=ソフィー・フェルホーエンと共演したフルート(&ピッコロ)とハープのための作品集。ロマン派・印象派の名曲に、現代のハープ奏者やベルギーの作曲家たちの作品も組み合わせたプログラムも見事。アン=ソフィーはブルージュの国際フルート・セミナーの伴奏者として活動する傍ら、言語学や文学、グラフィック・デザイン、イラストレーションなども研究する才女です。
Etcetra
KTC-1696(1CD)

KTC-9009(1LP)
限定生産
コネクテッド〜パウル・パンケルト:ライヴ・エレクトロニクスを伴う作品集
トッカータ*(ハープシコード&ライヴ・エレクトロニクス/2019)/パヴァーヌ(アルト・リコーダー&ライヴ・エレクトロニクス/2019)/クアジ・ロンド(ヴァイオリン&ライヴ・エレクトロニクス/2012)/コネクテッドU*(アルト・サクソフォン&ライヴ・エレクトロニクス/2016/2019)/リモート 2.0*(フルート、ベース・ギター、パーカッション&ライヴ・エレクトロニクス/2018/2020)

※LP盤〔KTC-9009〕は*の3曲のみ収録
KL-EX・アンサンブル
オランダの現代音楽アンサンブル「Ensemble’88」のヴァイオリン・ソリストを務め(2014年からは芸術監督)、東ベルギー音楽アカデミーでヴァイオリンと室内楽を教えるパウル・パンケルト(b.1965)。近年は作曲活動の比率を高め、2018年には作曲家のクリスティアン・クリンケンベルク、ヴォルフガング・デルニュイらと共同でKL-EX(Klangexperimente)・アンサンブルを設立したパンケルトの作曲による、「アコースティック楽器とライヴ・エレクトロニクス」のための作品集。

DUX
DUX-1629(1CD)
20世紀のヴァイオリン作品集
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 Op.25「ルーマニアの民俗様式で」
プロコフィエフ:5つの旋律 Op.35bis
シマノフスキ:3つの詩曲「神話」Op.30
マウゴジャータ・ヴァシウチョネク(Vn)、
シルヴィア・ミハリク(P)

録音:2020年1月30日−31日&2月6日−8日、カトヴィツェ(ポーランド)
ポーランドの女流デュオが絶妙のコンビで繰り広げる20世紀初期、エネスコ、プロコフィエフ、そして母国のシマノフスキの作品を収めたヴァイオリンとピアノのための作品集。
シャンドス(Chandos)へのレコーディングでお馴染みのシレジアンSQのメンバーでもあるマウゴジャータ・ヴァシウチョネクは、ワルシャワのショパン音楽大学でロマン・ラソツキに、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではピエール・アモイヤルからヴァイオリンを学んだ現代のポーランド楽壇を代表する女流ヴァイオリニストの1人。
ポーランド、ウッチのグラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院で室内楽科の准教授を務めるポーランドの女流ピアニスト、シルヴィア・ミハリクとは2014年からコンビを組んでおり、そのアンサンブルは見事。エネスコのソナタ第3番で始まる3作品の濃厚な民族色を濃密に描き切った秀演です。
DUX
DUX-1596(1CD)
フルートとピアノのためのアメリカのフルート作品集
ムチンスキー:ソナタ Op.14
エルディン・バートン:ソナチナ
トムリンソン・グリフィス:詩曲
リーバーマン:ソナタ Op.23
オルガ・レオンキエヴィチ(Fl)、
キンガ・フィルレイ=クビカ(P)

録音:2019年11月2日−3日、クラクフ(ポーランド)
リーバーマンやトムリンソン・グリフィスなど20〜21世紀アメリカのフルート作品4曲を奏でるのは、ポーランドのルブリン出身のフルーティスト、オルガ・レオンキエヴィチ。
2011年のフリードリヒ・クーラウ国際フルート・コンクールで第2位、2013年の第7回ポーランド・フルート・コンクール(ヴロツワフ)で第3位、さらには2015年の第7回国際フルート・コンクール(クラクフ)で第2位に入賞するなど、実績十分の女流フルート奏者です。
DUX
DUX-1685(1CD)
ポーランドの木管五重奏曲集
スピサク:木管五重奏曲
バツェヴィチ:木管五重奏曲
パチョルキェヴィチ:木管五重奏曲
キラール:木管五重奏曲
スヴィデル:小さな木管五重奏曲
クラクフ・ゴールデン・クィンテット〔ナタリア・ヤルゾンベク(Fl)、ダミアン・スヴィスト(Ob)、トマシュ・ソワ(Cl)、マウゴジャータ・ヴィゴタ(Fg)、コンラード・ゴルダ(Hrn)〕

録音:2020年7月20日−23日、ジェシュフ
クラクフ・フィルの首席フルート奏者ナタリア・ヤルゾンベクや、ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスOのホルニストのコンラード・ゴルダなどポーランドの木管楽器奏者たちによって2015年に結成された木管五重奏団、クラクフ・ゴールデン・クィンテットのデビュー・アルバム。2019年にポーランドのジェシュフで開催された第1回スタニスワフ・モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクールで第2位を獲得し、その他にもベオグラード、マドリード、ローマ、ヤボル、ロンドンで行われたコンクールで第1位に輝いてきたポーランドの精鋭集団です。
デビュー・アルバムのプログラムは、バツェヴィチを筆頭とした母国ポーランドの作曲家たちによる5つの木管五重奏曲。同編成のレパートリーの拡大にも一役買ってくれる好演です。
DUX
DUX-1676(1CD)
フルート!
ブールダン:オリキュレール・マキシレール・パーティ(耳と顎のパーティ)、
 バッハニアーナ、スタク=フラット、
 パーンのシャンソン、パーンの祝福、
 ヴィヴ・アルディ
バッハ(べロック編):IBBWV. 1013(アルマンド)
カステレード:4月のソナチネ
ベロック:ソナタ
ヴィヴァルディ(ベロック編):フルート協奏曲ニ長調 RV.428「ごしきひわ」
イヴァネ・ベアトリス・ベロック(Fl)、
パスカル・パルネ=フーゲール(G)、
ジャン=マルク・ズヴェレンルテール(G)

録音:2019年4月&9月、パリ(フランス)
フランスの女流コンポーザー=フルーティスト、イヴァネ・ベアトリス・ベロックが無伴奏、ギターとのデュオで繰り広げるリサイタル・プログラムは、自らの師である20世紀フランスにおけるフルート界の巨匠ロジェ・ブールダン(1923−1976)へのオマージュ。
作曲家としても第24回ラジオ=フランス国際作曲コンクール優勝など華々しい実績を持つベロック。2011年にはフランスのマイエンヌにイヴァネ・ベアトリス・ベロック音楽院を創設するなど教育者としての活動も活発です。
DUX
DUX-1705(1CD)
おやすみなさい、グレツキ氏
グレツキ:ヴァレンタインの小品 Op.70、
アン=リル、あなたのために Op.58、
おやすみなさい Op.63
ゼムラー:グッド・ラック
エヴァ・リープヒェン(フルート、アルト・フルート)、
エミリア・カロリーナ・シタルツ(P)、
バルバラ・キンガ・マジェフスカ(S)、
フベルト・ゼムラー(打楽器)

録音:2020年8月、ワルシャワ(ポーランド)
ポーランドのフルート界における現代音楽のスペシャリスト、エヴァ・リープヒェンによるグレツキ・アルバム。
2010年に発表した自身のデュオ「Flute o'clock」の録音が「Hi-Fi i Muzyka」誌の年間最優秀アルバムに選出されるなど、特殊奏法や最先端の現代作品の解釈は高い評価を受けています。

KAIROS
0015089KAI(1CD)
ベルンハルト・ラング(1957-?):フルート&バス
フルートのための Monadologie XVI "solfeggio"(2011)、コントラバスのための DW25 … more loops for U.(2015)、フルートとコントラバスのための DW22 "Winterlicht" (2010)
マヌエル・ズリア(フルート、バス・フルート)、
ダリオ・カルデローネ(Cb)

録音:2018年11月、2020年5月
フリージャズや即興演奏、ヒップホップやDJカルチャーに至るまで、様々な音楽スタイルやジャンルを参照し、決して枠にはまることのない作曲活動を行っているオーストリア出身の作曲家ベルンハルト・ラング(1957-?)。本アルバムはフルートとコントラバスという珍しい組み合わせの2楽器に捧げられており、非常に高度な技術を必要とする3つの作品が収録されています。複雑な音楽細胞の絶え間ない高速な繰り返しは、演奏者とリスナーの双方に集中力を要求しますが、忘れることのできない親密な音楽体験となることでしょう。

CAvi
85-53482(1CD)
東欧の作曲家によるピアノ三重奏曲集
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65(ca.1883)
ジークフリート・ファル(1877-1943):ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.4(1898/99)
マレク・ディアコフ(1976-):Perperikoana(2015)
トリオ・イマージュ

録音:2020年2月、ワイマール・フランツ・リスト音楽大学(ドイツ)
マウリシオ・カーゲルのピアノ・トリオ全集(2014年のECHO賞でその年の最優秀初演録音賞を受賞)でセンセーションを巻き起こした若手アンサンブル、トリオ・イマージュの東欧作品集。ドヴォルザークのOp.65を含め、演奏機会の少ないピアノ三重奏曲の魅力を見事に描き出しています。ジークフリート・ファルはオペレッタで有名なレオ・ファルの弟で、ブルッフとヘルツォーゲンベルクに師事したモラヴィア出身の作曲家。父と2人の兄弟はオペレッタ作曲家でしたが、ジークフリートはよりシリアスな作品を書く傾向にありました。Op.4のピアノ三重奏曲は、印象的な楽想に溢れた説得力のある作品で、メンデルスゾーン作曲賞を受賞しています。トリオ・イマージュのメンバーは、ジークフリート・ファルのスコアを偶然にも手に入れ、自分たちのレパートリーにできたことに興奮したといいます。「ほとんど忘れ去られてしまった作曲家の初期の作品であるにもかかわらず、一連の驚くべき、想像力に富んだアイデアと革新性を備えています。この音楽は、若々しい感情と生き生きとしたヴィルトゥオジティに満ちており、ウィーンの民謡の要素が散りばめられており、地平線に迫る数十年の恐怖を漠然と予感させます。
CAvi
85-53032(2CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.3
第14番ト長調 K.387、第23番ヘ長調 K.590、第2番 ニ長調 K.155、第8番ヘ長調 K.168、第12番 変ロ長調 K.172、第21番ニ長調 K.575
アルミーダQ

録音:2020年1月&4月、バイエルン放送スタジオ2(ドイツ、ミュンヘン)
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ、2006年にベルリンで設立されたアルミーダ四重奏団。彼らはこれまでの聴き慣れた習慣に疑問を投げかけようと、まるで作曲家が自分の肩越しに見ているかのように、モーツァルトの作品を徹底的に吟味し、探求しています。ヘンレ社と音楽学者のヴォルフ=ディーター・ザイフェルトとのコラボレーションにより、彼らはモーツァルトの弦楽四重奏曲の原典にあたることで、これまで見落とされていた細部を発見し、パッセージを刺激的な、新たな方法で解釈することができるようになったのです。
アルミーダ四重奏団は2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞、更に6つの賞を受賞し、カルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。2014年〜2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。

Da Vinci Classics
C-00327(1CD)
プーニ:クラリネット四重奏曲集(全曲世界初録音)
クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲変ロ長調 Op.4
クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲イ短調 Op.3
クラリネットと弦楽三重奏のための四重奏曲変ホ長調 Op.2
ルイージ・マジストレッリ(Cl)、
イタリアン・クラシカル・コンソート〔ジャコモ・オルランディ(Vn)、ルカ・モレッティ(Va)、エリザベッタ・ソレシーナ(Vc)〕

録音:2018年9月、サント・ステーファノ・ティチーノ(イタリア)
現在ではその名前と音楽が忘れつつあるものの、マリウス・プティパ協会のウェブサイトに掲載されているアダム・ロペス氏による伝記からその存在を改めて知ることが出来る19世紀イタリアの音楽家チェーザレ・プーニ(1802−1870)。
生い立ちは謎に包まれているものの、ジェノヴァで時計職人の父の下で育ったプーニは早くから音楽的才能を発揮し10歳を迎える前に最初の交響曲を作曲。ミラノ音楽院で作曲をボニファツィオ・アジオーリ、ヴァイオリンをアレッサンドロ・ロッラに師事したプーニは、その後、スカラ座で、また振付師であるジュール・ペローとのコンビで数多くのバレエを作曲し、その生涯で300曲以上のバレエ音楽を遺した多作家としても知られています。
「バレエ音楽」の作曲家であったプーニが、1824年から25年にかけて作曲し、ヴィンチェンツォ・コモッリに献呈された3つのクラリネット四重奏曲。古典派からロマン派にかけて時代、作風が移り変わる中で作曲されたイタリアの知られざる秀作が歴史の陰から姿を現します。
プーニのクラリネット四重奏曲を現代に蘇らせたのは、イタリア国際クラリネット協会の会長を務める重鎮で、カール・ライスターやディーター・クレッカーとの共演も数多いルイージ・マジストレッリ。作曲当時の響きを忠実に再現するため、1960年頃に製作されたドイツ式のC管、B♭管、A管の3本にクラリネットを吹き分けています。
※当CDの背オビとバックインレイには品番が「C00328」と誤表記されておりますが、レーベルでの修正、再印刷の予定が無いため現状のままの出荷とさせていただきます。予めご了承下さい。
Da Vinci Classics
C-00309(1CD)
想い出の宮殿〜コミティーニ:サクソフォンを伴う室内楽作品集
ソプラノ&アルト・サクソフォン、ヴィオラとピアノのための「5つの格言」
ソプラノ・サクソフォンとピアノのための「フィアベスク組曲」
アルト・サクソフォンとピアノのための「悪魔(ディアベル)」
ミケーレ・パオリーノ(ソプラノ&アルト・サクソフォン)、
アルド・マリア・ザンゲーリ(Va)、
ロベルタ・パンドルフィ(P)

録音:2020年1月、ルニク・レコーディング・スチューディオ(ペーザロ、イタリア)
1986年、イギリス出身のイタリア新世代の作曲家、ダニーロ・コミティーニが人間の内面、「内なる肖像画」に焦点をあてた「サクソフォン」を伴う室内楽作品の数々。
コミティーニはエドガー・アラン・ポーの小説を題材としたオペラ「眼鏡」で2017年にペーザロのロッシーニ劇場へのデビューを果たし、今後の活躍が期待されています。
Da Vinci Classics
C-00289(1CD)
デイブレイク〜トロンボーンとピアノのための現代音楽作品集
ウジェーヌ・ボザ:バッハへのオマージュ
アレクサンドル・ギルマン:交響的断章 Op.88
ジョー・シティーノ(b.1977):マッドキャップ・ミュージングス・アット・ハニーサックル・スクエア
ニコラ・フェッロ(b.1974):デイブレイク
ジャン=ミシェル・ドゥファイ(b.1932):カルメナリア(カルメン・メドレー)
ボザ:バラード
ジョン・クレネスク・モーティマー(b.1951):前奏曲と舞曲
カロリーナ・カルバチェ(b.1985):トロンボンシロ
ヴィンチェンツォ・パラトーレ(Tb)、
マヌエラ・チーニョ(P)

録音:2019年12月11日−13日、スタジオ・テープ(カターニア、イタリア)
※使用楽器:アントワーヌ・クルトワ LEGEND 420 BO/※使用マウスピース:K&G T5.5C
国際的ソリストとして活躍するイタリア出身の名手、ヴィンチェンツォ・パラトーレが奏でる20世紀から21世紀にかけて作曲されたトロンボーンとピアノのための作品集。
パラトーレは、パリ国立高等音楽院とローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーで現代を代表する名手の1人、ジャック・モージェに師事。これまでに国内外のコンクールにおいて多数入賞をし、第2回国際音楽コンクール(キエーリ市)、第18回国際ポルチャ市コンクール、第5回済州国際金管打楽器コンクール・トロンボーン部門第1位を受賞するなど、イタリア人トロンボーン奏者として初の快挙を成し遂げています。オーケストラ奏者としてもその才能を発揮し、これまでにトリノ王立劇場O、シチリアSO、ミラノ・スカラ座O、サンタ・チェチーリア国立アカデミーOのトロンボーン奏者を歴任。2003年以降、カターニア・マッシモ・ベッリーニ劇場Oの首席奏者を務めています。また、イタリアを中心にマスタークラスを開催するなど後進の指導にも力を注いでいます。当アルバムでは、師匠譲りのテクニックに加え、イタリア人らしい歌心に溢れた演奏を聴かせてくれます。
Da Vinci Classics
C-00290(1CD)
ショーソン:ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調 Op.21 パオロ・ギドーニ(Vn)、
レオナルド・ズニカ(P)、
ボイトSQ〔ジャコモ・インヴェルニッツィ(Vn1)、ニコラ・タッソーニ(Vn2)、ルチアーノ・カヴァッリ(Va)、ジョルジオ・ブーティ(Vc)〕

録音:2014年4月15日−16日、アウディトリウム・モンテヴェルディ(マントヴァ、イタリア)
パリ音楽院でマスネとフランクに学び、バイロイトではワーグナーに師事し、その影響を色濃く受けた19世紀後半のフランスを代表する作曲家の1人であるエルネスト・ショーソン(1855−1899)。
1899年に自転車事故により44歳という若さでこの世を去ったショーソンが、1889年から91年にかけて作曲した代表作の1つである「コンセール」。フランクの影響が随所に見られる「コンセール」は、まさに近代フランスのリリシズムの宝庫と呼ぶに相応しい秀作です。
ヴァイオリンのパオロ・ギドーニは17歳という若さで地元のマントヴァ音楽院を卒業し、フランコ・グッリ、サルヴァトーレ・アッカルド、イヴリー・ギトリスといった錚々たる名ヴァイオリニストたちの薫陶を受けたイタリアの名匠。
イタリアの大作曲家アッリーゴ・ボーイトの名前を冠し、パルマのアッリーゴ・ボイト音楽院で学んだ弦楽器奏者たちで結成されたボイトSQ、エミール・ナウモフやイリーナ・チュコフスカヤの下で学び、パオロ・ギドーニとはマントヴァ・トリオとして共演を重ねているピアニスト、レオナルド・ズニカのイタリア勢が奏でるショーソンは格別の美しさです。
この演奏はデュオ・グッリ=カヴァッロの想いでに捧げられています。
Da Vinci Classics
C-00307(1CD)
レアリティーズとサプライズ〜ザンドナーイ:アート・ソング・トランスクリプションズ&室内楽作品集
メヌエット(リュリの「町人貴族」による)
前奏曲第8番(バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」による)
ホーンパイプ(ヘンデルの「合奏協奏曲 Op.6-7」による)
カンツォネッタ(メンデルスゾーンの「弦楽四重奏曲 Op.12-1」による)
夢(シューマンの「子供の情景」による)
楽興の時(シューベルトの「楽興の時 D.780-3」による)
マズルカ/インプレッショーネ・メロディカ
子守歌/ミステロ/セレナータ
ネラ・ネレッラ
スペットロ・アルモニコ室内O、
シモーネ・ズッカッティ(指)、
マリア・レティツィア・グロセッリ(S)、
フランチェスカ・ティラーレ(Hp)、アントニオ・ヴィチェンティーニ(ハーモニウム)、アントニオ・ヴィチェンティーニ(P)、パオロ・オルランディ(P)、セルジオ・ラ・ヴァッカラ(ヴァイオリン

録音:2019年10月&2020年1月、イタリア
マスカーニに師事し、19世紀後半〜20世紀前半におけるイタリアでオペラ作曲家として活躍したリッカルド・ザンドナーイ(1883−1944)のトランスクリプションと室内楽曲、声楽曲を集めた希少かつ驚きが詰まったプログラム。
ザンドナーイは未完に終わったプッチーニの「トゥーランドット」の補筆完成の担当者としてリコルディ社に選ばれたほどの実力の持ち主でした(しかしながら実際に補完したのはフランコ・アルファーノ)。
Da Vinci Classics
C-00312(1CD)
ピツェッティヴァイオリンを伴う室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ イ長調
アリア ニ長調/3つの歌
ルッジェーロ・マルケージ(Vn)、
フェデリコ・ロヴィーニ(P)

録音:2019年11月、アウディトリウム・サイエンス&ミュージック(ピサ、イタリア)
イタリアにおける新古典主義音楽を牽引する存在とされながらも、ロマン派、または新ロマン主義的な作風を持ち、さらにはルネサンス音楽やバロック音楽への回帰を掲げ、オペラが隆盛を誇った同国において器楽復興にも尽力したイルデブラント・ピツェッティ(1880−1968)。
ドーラ・シュヴァルツベルクに師事した後、ラ・カメラータ・ドゥカーレ・ディ・パルマを創設し、第1ソロ・ヴァイオリン奏者として活躍する実力派、ルッジェーロ・マルケージ(1964−)が奏でるピツェッティの音楽は、知られざる近代イタリアの傑作「イ長調のソナタ」を含む3作品。
「皇紀2600年奉祝曲」の1つ「交響曲イ調」の作曲者として有名なピツェッティの芸術の本質を知る上でいずれも重要な作品です。
Da Vinci Classics
C-00313(1CD)
下り道〜サクソフォンとピアノのための現代音楽集
フェレーロ:ナッシュヴィルの夜
マローネ:インプロヴィザメンテ
ガランテ:エウメニドゥム・クリネス
パレルモ:ジェメロの歌
デル・プレテ:ハバネラ
ギドーニ:フラッシュノーツ
ファッツォラーリ:ソナタ第4番 Op.14-1
ルカ:チェンジング
トゥー・フォー・ニュー・デュオ〔ジョヴァンニ・デ・ルカ(Sax)、フランチェスコ・シルヴェストリ(P)〕

録音:2016年−2018年、イタリア&スペイン
2011年に活動を開始したイタリアのサクソフォンとピアノの二重奏、トゥー・フォー・ニュー・デュオが2016年から2018年にかけてイタリアとスペインで取り上げてきた現役の作曲家たちによる8作品を収録。
フェレーロの「ナッシュヴィルの夜」とデル・プレテの「ハバネラ」を除く6作品は、トゥー・フォー・ニュー・デュオに献呈された新作。サクソフォンとピアノの可能性を広げてくれるこの作品集は、トゥー・フォー・ニュー・デュオにとっての音楽旅行日記でもあります。
Da Vinci Classics
C-00238(1CD)
アバウトケージVol.4〜チューバ、またはトロンボーンのための作品集
ケージトロンボーンとピアノのための「Two5」
チューバのための「ソロ」
スライド・トロンボーンとフォンタナ・ミックスのための「ソロ」
ジャンカルロ・スキャッフィーニ(トロンボーン&チューバ)、
フランチェスカ・ジェモ(P)

録音:イル・ポライオ(ロンコ・ビエッレーゼ、イタリア)
の作品に精通しているセルジオ・アルマローリの監修による「アバウトケージ」シリーズの第4集は、「トロンボーン」と「チューバ」のための作品集。
現代の音楽シーンにおいて革命的な役割を果たし「音楽」の定義を広げたジョン・ケージが遺した低音金管楽器、トロンボーンとチューバのための音楽。特に1957年から58年にかけて作曲された「スライド・トロンボーンとフォンタナ・ミックスのための「ソロ」」での先見性、天才的発想には改めて驚かされます。
トロンボーンとチューバの両方を駆使しケージの作品に取り組むのは、イタリアのマルチ・プレーヤー、ジャンカルロ・スキャッフィーニ。1970年にはダルムシュタットでシュトックハウゼン、リゲティ、グロボカールに音楽を学び、現代音楽の室内アンサンブル、ヌオーヴェ・フォルメ・ソノーレを創設するなど、イタリアの金管楽器界における近現代音楽の大御所的存在です。
Da Vinci Classics
C-00311(1CD)
20世紀のマンドリンを伴う室内楽作品集
ムニエル:フィジオロジー・ムジカーリ Op.194
ソレンティーノ:プレニルーリオ(満月)
ロマーノ:恋のつぶやき
アンコナ:ネニア・ダモーレ
ナポリ:フラメント
カラーチェ:サルタレッロ Op.79、
 セレナータ・ロマンティカ Op.94、
 ファンタジア・ポエティカ Op.56
メッツァカーポ:ナポリ
グラン・デュオ・ヴェスヴィウス〔ジャンルイジ・スペリンデオ(マンドリン)、ジュゼッペ・ガンゼルリ(P)〕

録音:2020年2月、ステューディオ・ガンゼルリ(サン・ジョルジョ・ア・クレマーノ、イタリア)
ナポリから世界へ。イタリア、ナポリ音楽の伝統に深く根ざしながらもアメリカ、ロシア、日本、ヨーロッパなど世界各国へのマンドリンの普及に積極的に貢献してきたムニエルやカラーチェ、メッツァカーポなどの作曲家たちの作品を収録したイタリアのレーベルならではのマンドリンのための室内楽作品集。
すべてがナポリに通じる3つのイタリアの代名詞的存在である「ピッツァ・スパゲッティ・マンドリン」。マンドリンがピッツァやスパゲッティと同じイタリアのシンボルであるという事実は、この楽器のイタリア、特にナポリでの存在感の大きさと重要性を物語っています。
まさにイタリアの至宝、マンドリンのための傑作を奏でているのはヴィンチェンツォ・ディ・ベネデットとステファノ・カルディに学んだマンドリン奏者ジャンルイジ・スペリンデオ。オルケストラ・ジョヴァニーレ・ナポレターナの首席指揮者を務め、17〜20世紀のマンドリン作品、ナポリ民謡をレパートリーとする現代イタリアのマンドリンの名手です。
日本でも人気の高いマンドリン作品集。ご当地イタリアから素敵なアルバムが届きました。
Da Vinci Classics
C-00314(1CD)
音の反射〜現代イタリアのピアノ三重奏曲集
マニアーチ:希望の風
マンディーナ:デカトロン
ピライーノ:そっと寄り添って
リコッタ:椿姫/カセサ:テン
トリオ・アルテ〔ミルコ・ダンナ(Vn)、ジョルジオ・ガロファロ(Vc)、ヴァレンティナ・カセサ(P)〕

録音:2019年6月、メダルト・ステューディオ(パレルモ、イタリア)
イタリアのアンサンブル、トリオ・アルテの創立10周年を記念して6人のシチリア島の作曲家たちによって書かれたピアノと弦楽器による三重奏のための新作の数々を同アンサンブルがレコーディング。
イタリア、シチリア島における現代の音楽言語と、ピアノを伴う三重奏の室内楽を結び付けることにより、現在のイタリアの音楽の普及と世界への発信を目指しています。
※当CDの背オビには品番が「C00315」と誤表記されておりますが、レーベルでの修正、再印刷の予定が無いため現状のまま出荷させていただきます。なお、バックインレイには正しい品番である「C00314」が表記されております。予めご了承下さい。
Da Vinci Classics
C-00317(1CD)
フルートとピアノのための20世紀と21世紀の幻想曲とロマンス集
ブルン:ロマンス Op.41
ドップラーハンガリー田園幻想曲 Op.26
マッコンヴィル:浜辺のロマンツァ
フォーレ:幻想曲 Op.79
ルッソ:幻想曲
タファネル:「ミニョン」の主題によるグランド・ファンタジー
サン=サーンス:ロマンス Op.37
マガリフ:ロマンス
リタ・ダルカンジェロ(Fl)、
ジュリアーノ・マッツォカンテ(P)

録音:2019年4月15日−16日、テアトロ・マルッチーノ(キエーティ、イタリア)
ドップラーやフォーレ、タファネル、サン=サーンスなど19〜20世紀の作曲家たちと、3人の現代作曲家たちが書き上げたフルートのための「幻想曲(ファンタジー)」と「ロマンス」を集めた好プログラム。
フルート奏者にとって重要なレパートリーとしての地位にあり続けている「幻想曲」と「ロマンス」を奏でるのは、イタリアの女流フルーティストのリタ・ダルカンジェロ。イギリスやミラノ、マンハイムで研鑽を積み、巨匠ジェームズ・ゴールウェイに師事した才女です。
Da Vinci Classics
C-00242(1CD)
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第6番ホ短調 MS.75(ギター伴奏原典版/世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのための「6つのカンタービレとワルツ」(第1番 MS.124、第2番MS.125、第3番MS.126、第4番 MS.127、第5番MS.128、第6番MS.129)
パオロ・ギドーニ(Vn)、
ガブリエレ・ザネッティ(G)

録音:2019年9月20日、オラトリオ・デイ・カンピ・ボネッリ(マリアーナ・マントヴァーナ、イタリア)
「ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)」が贈るイタリアのレーベルならではの歴史的企画は、パガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第6番」の原典版となる「ギター伴奏版」の世界初録音!! 1972年にイギリス、ロンドンのアンティーク・ディーラーの下でエドワード・ニールによって発見されたパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第6番」。発見された際、そこには2つのフォルダがあり、片方には「ヴァイオリンの独奏パート」と「オーケストラ伴奏の概要」が、そしてもう一方には「ギター伴奏譜」が収められていました。 現在では、この時に発見されたオーケストラ伴奏譜の記録を元としてモンペリオ、またはフィオーレによって復元されたオーケストラ伴奏譜を用いて演奏されることが多い「ヴァイオリン協奏曲第6番」ですが、今回のレコーディングに用いられたのは、まさに初期稿、またはオリジナル版と呼ぶに相応しい「ギター伴奏版」。 パガニーニ自らもギタリストであったことからヴァイオリンとギターのために優れた作品を数多く遺し、さらには作曲の際にピアノではなくギターを頻繁に使用していたという事実からも、この「ギター伴奏版」の「ヴァイオリン協奏曲第6番」が持つ意味の大きさは非常に大きいと言えるでしょう! パガニーニの後期の作風の発展を示しヴァイオリンの技巧の極限を要求しているように見えるのと同時に、ヴィオッティやクロイツェル、ローデの協奏曲を彷彿とさせる作風もこの「ヴァイオリン協奏曲第6番」の特徴です。
マントヴァ出身のヴァイオリニスト、パオロ・ギドーニはシエナのキジアーナ音楽院で研鑽を積んだのち、スイスのシオンでイヴリー・ギトリスに師事。19歳という若さでフィレンツェのヴィットリオ・グイ賞を受賞した経歴を持ち、トリオ・マティスを1983年に創設し、ソリスト、室内楽奏者として世界各地で活躍する名手です。 ギタリストのガブリエレ・ザネッティは、ブレーシャ音楽院(ルカ・マレンツィオ音楽院)でギターを学び、アコースティックとエレクトリックの2つのギター、そしてマンドリンを弾きこなす秀才。この「ギター伴奏版」の「ヴァイオリン協奏曲第6番」の手稿譜を発見し楽譜を校訂するなど、録音を実現させた"立役者"でもあります。
Da Vinci Classics
C-00234(1CD)
オマージュ〜サティ:ピアノ作品&弦楽四重奏のための編曲集
サティ:6つのグノシエンヌ
シモナッチ:弦楽四重奏のための「コラール」
サティ:12の小コラール
サティ(シモナッチ編):6つのグノシエンヌより 第1番〜第4番(弦楽四重奏版)
サティ:1906年から1913年までの6つの作品
サティ(シモナッチ編):快い絶望、うつろな空想(弦楽四重奏版)
ジャンカルロ・シモナッチ(P/ファツィオリF278)、
ダヴィド・シモナッチ(Vn)、
ファビオラ・ガウディオ(Vn)、
ロレンツォ・ルンド(Va)、マルコ・シモナッチ(Vc)

録音:2018年11月8日−9日、ロッキ寺院(ローマ、イタリア)
ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でカルロ・ゼッキにピアノを、サンタ・チェチーリア音楽院でアルド・クレメンティに作曲を師事し、現在では特に近現代音楽の解釈に高い評価を受けているイタリアのコンポーザー=ピアニスト、ジャンカルロ・シモナッチ。
様々な近現代作品を演奏、録音してきたスペシャリストであるシモナッチは、当時の西洋音楽に一石を投じ、現代音楽美学の創始者的な存在ともなったエリック・サティの音楽に着目。
サティの音楽の録音をシンプルな「ピアノ作品集」に留めず、名作「グノシエンヌ」などを"弦楽四重奏版"として再構築することにより、サティの音楽の表現の幅を広げ、新たな視点と発見をもたらしてくれています。
特に「グノシエンヌ」では、"ピアノ・ソロ"と"弦楽四重奏"での響きの違いが非常に興味深い仕上がりとなっています。
Da Vinci Classics
C-00324(1CD)
リッジ:室内楽作品集


(1)弦楽四重奏曲ト短調

(2)弦楽四重奏のための「トスカーナの風景」

(3)弦楽四重奏のための「陽の光」

(4)5つの楽器のためのラプソディ

(5)ピアノ五重奏曲
(1)グローリア・メラーニ(Vn)、パオロ・アルディンギ(Vn)、アレッサンドロ・フランコーニ(Va)、フィリッポ・ブルキエッティ(Vc)(2)マルチェロ・ダンジェロ(Vn)、マルコ・ドメニケッリ(Vn)、ヴァレンティナ・ガスペレッティ(Va)、ヴァレリオ・カッサーノ(Vc)
(3)ピエルパオロ・デル・プレテ(Vn)、マリア・ミケーラ・セルフェダ(Vn)、ラウラ・ペッレ(Va)、ティジアナ・ディ・ジュゼッペ(Vc)
(4)グローリア・メラーニ(Vn)、アレッサンドロ・フランコーニ(Va)、フィリッポ・ブルキエッティ(Vc)、ジュリオ・ピエトロパオロ(P)、ジャコモ・リッジ(ヴィブラフォン)
(5)ダニエレ・フレディアネッリ(P)、キアーラ・モランディ(Vn)、マルチェロ・ダンジェロ(Vn)、ヴァンレンティナ・ガスペレッティ(Va)、ヴァレリオ・カッサーノ(Vc)
(6)ジローラモ・ラリキウタ(Fg)、ジャコモ・リッジ(P)

録音:2011年2月&2020年6月、イタリア
1983年11月、イタリアはトスカーナ州のバルガで生まれたイタリアの音楽家、ジャコモ・リッジ。
作曲家であると同時にソングライターでもあり「ジャズとゴスペルを愛している」とも述べるリッジが手懸けたクラシックの室内楽作品は、難解な実験音楽とは正反対の調性音楽。どこかジャズなど他ジャンルとのボーダーレスな響きも感じられる作風が特徴です。
Da Vinci Classics
C-00255(1CD)
たそがれ〜ラフマニノフ:コントラバスとピアノのための作品集
ひそかな夜のしじまの中で Op.4-3
チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(コントラバス版)
哀しき夜 Op.26-12
あなたは皆に愛される Op.14-6
ヴォカリーズ Op.34-14/たそがれ Op.21-3
オラツィオ・フェラーリ(Cb)、
マルコ・サンナ(P)

録音:2019年3月&9月、カンマームジークザール(ケルン、ドイツ)
ロシアン・ロマンティシズムの代名詞的存在であるセルゲイ・ラフマニノフが遺した室内楽の傑作中の傑作である「チェロ・ソナタ」と、美しき歌曲の数々を「コントラバスとピアノ」のデュオで奏でた低弦楽器&低音楽器ファン必聴のラフマニノフ作品集!
イタリアのクロトーネ出身でナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院で音楽を学んだコントラバス奏者オラツィオ・フェラーリが、ラフマニノフの作品を単純に旋律をなぞるのではなく、精神分析的にもアプローチ。「交響曲第1番」の初演失敗時の精神的ダメージに代表されるよう、その音楽活動や作風の裏にあった脆さをくみ取ろうと試みています。
「チェロ・ソナタ」はもちろんのこと、「ヴォカリーズ」などの声楽作品の名作の数々も、コントラバスの優しくも深みのある音色が聴き手に安堵感を与えてくれます。
Da Vinci Classics
C-00246(1CD)
エアカ〜ホルンとハープのための近現代作品集
フェッロ:ホルンとハープのための「エアカ(AIRKA)」
ダマーズホルンとハープのための5つの小品「アスペクツ」
シンガー:ホルンとハープのための組曲
アンドレス:ホルンとハープのための「晩秋の歌」
クーツィール:ホルンとハープのためのソナタ Op.94
ヴィットリオ・スキアヴォーネ(Hrn)、
ラウラ・ディ・モナコ(Hp)

録音:2018年7月、カステッロ・ディ・モルサスコ(モルサスコ、イタリア)
ホルンとハープという意外とも思える組み合わせで独自性に富んだ美しさと、このホルン&ハープの編成のために書かれた音楽がもたらすことのできる新たな表現力の可能性を示してくれているヴィットリオ・スキアヴォーネとラウラ・ディ・モナコ。
パックスマンのホルン・プレーヤーであるヴィットリオ・スキアヴォーネは、ボルツァーノ・トレント・ハイドンOの首席奏者を務めた後、活動の拠点をイギリスへと移し、2015年以降は首席客演奏者としてロンドンSOのコンサートやレコーディングに定期的に参加しているイタリアの名手。
ロンドンSOのレコーディングでは、ガーディナーのシューマン、ノセダのショスタコーヴィチやヴェルディのレクイエムなどに参加しており、2016年にはロトが指揮したマーラーの「交響曲第5番」での演奏で大喝采を浴びるなど、名実ともに現在のイタリアを代表するホルニストの1人です。

Indesens
INDE-063(1CD)
サクソフォンの芸術
コネソン:テクノ・パラード
フィトキン:ハード・フェアリー
カーゲル:リード
長生淳:パガニーニ・ロスト
ガイス:サックス・ヒーロー
ホロヴィッツ:コン・ブリオ
ボリング:よどみなく
エスケシュ:朝闇の歌
チェスノコフ:トッカータ
吉松隆:ラン・バード
フランセ:パンビッシュとメレンゲ
ドビュッシー:狂詩曲
パーカー:マイ・リトル・スウェード・シューズ
ニコラ・プロスト(ソプラノ&アルト・サクソフォン)、ジャン=イヴ・フルモー(アルト・サクソフォン)、アンヌ・ルカプラン(ソプラノ・サクソフォン)、馬場みさき(P)、ローラン・ヴァグシャル(P)、エリック・オービエ(指)、パリ・サクソフォン・アンサンブル

録音:2013年、フランス
コンセール・ラムルー(ラムルーO)の首席サクソフォン奏者を務め、アンサンブル・ヴァリアンスやサクシアーナ・トリオなどのメンバーとしても活躍する名プレイヤー、ニコラ・プロストが「サクソフォンの歴史」を自らの演奏で表現したプログラム。
サクソフォンのための欧米の作曲家たちの重要作はもちろんのこと、長生淳や吉松隆の作品の収録も嬉しいポイント。長生淳の「パガニーニ・ロスト」では巨匠ジャン=イヴ・フルモーとの共演が実現しています。
Indesens
INDE-053(1CD)
サクソフォン四重奏のためのフランス音楽集
ボザ:アンダンテとスケルツォ
ベランジェ:アクシオーム
ピエルネ:バスク民衆のロンドによる序奏と変奏
カンポ:タンタマル
グリオット:メタルで育った子供たち
アクソーヌ・サクソフォン四重奏団〔ギュルヴァン・ペロン(ソプラノ・サクソフォン)、ジェロー・エトリヤール(アルト・サクソフォン)、セドリック・カルセル(テナー・サクソフォン)、マルテイヌ・ヤンセン・ファン・デイク(バリトン・サクソフォン)〕

録音:2009年6月1日−3日、オランダ
パリ音楽院でフランス・サクソフォン界の巨匠クロード・ドゥラングルに師事した4人のサクソフォン・プレーヤーたちによって1998年に結成されたアクソーヌ・サクソフォン四重奏団。
2004年にオランダで開催されたアルメレ室内楽コンクールで第1位を獲得するなど、国際的評価も高いサクソフォン王国フランスの実力派アンサンブルです。
Indesens
INDE-055(1CD)
月の光〜ドビュッシーとハープ
ドビュッシー:ベルガマスク組曲(マリー=ピエール・ラングラメ編)
小組曲 〜2二つのチェロとハープによる(ダーフィト・リニカー編)
夢(マリー=ピエール・ラングラメ編)
ロマンティックなワルツ(マリー=ピエール・ラングラメ編)
グラドゥス・アド・パルナッスム博士(マリー=ピエール・ラングラメ編)
神聖な舞曲と世俗の舞曲
2つのアラベスク(アンリエット・レニエ編)
チェロとハープのためのソナタ(マリー=ピエール・ラングラメ編)
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)、
ルートヴィヒ・クヴァント(Vc)、
BPOのメンバーたち〔ダーフィト・リニカー(Vc)、アリーヌ・シャンピオン(Vn)、ルイ・エスネオラ(Vn)、マドレーヌ・カルルッツォ(Va)、ヤヌシュ・ヴィジク(Cb)〕

録音:2012年9月&2013年3月、カンマームジークザール、ベルリン・フィルハーモニー(ドイツ)
1993年からベルリンPOの首席ハープ奏者として活躍するフランスの名女流、マリー=ピエール・ラングラメが優雅に奏でるフランス印象派の巨匠ドビュッシーの傑作の数々。
ベルリン・フィルの弦楽セクションのメンバーたちとの「神聖な舞曲と世俗の舞曲」以外の収録作品は、全てラングラメやリニカー、レニエの編曲によってハープのための作品への生まれ変わったもの。
ラングラメの流麗で優雅、そして色彩感豊かな演奏は、このハープ版がオリジナルかと思えるほどの完成度。ベルリン・フィルのハーピストがハープで奏でるドビュッシーの世界に身を委ねてみて下さい。
Indesens
INDE-062(1CD)
近代フランスのフルートの芸術
フォーレ:フルートとピアノのための幻想曲 Op.79
ドビュッシー:シランクス、牧神の午後への前奏曲(フルートとピアノ版/ギュスターヴ・サマズイユ編)
ヴィドール:フルートとピアノのための組曲 Op.34
プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
ゴーベール:幻想曲
メシアン
:黒つぐみ
ジョリヴェリノスの歌
エネスコ
:フルートとピアノのためのカンタービレとプレスト*
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
エマニュエル・シュトロッセ(P)、
クラウディア・バーラ(P)*

録音:2007年9月&2012年3月、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
近代フランスにおけるフルートのための重要な作曲家、作品によって、19世紀後半化から20世紀前半の「フルート黄金時代」の再現と表現を実現させたヴァンサン・リュカ渾身のプログラム。
1995年からパリOの首席フルート奏者を務め、フルートのフレンチ・スクールの継承者でもあるヴァンサン・リュカが奏でるフランス音楽はやはり格別。フルートのためのフランス音楽のお手本となる名演の数々を収録しています。
Indesens
INDE-054(1CD)
バッハとピアソラの内緒話
ピアソラ:スール 〜 愛への帰還
バッハ:ソナタ ロ短調 BWV.1014より Allegro
ピアソラ
:タンガータ
ッハ
:フランス組曲ハ短調 BWV.813より Allemande
ピアソラ:フガータ、ミロンガ・イズ・カミング、天使の死
バッハ:パルティータ ハ短調 BWV.826より サラバンド
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
バッハ:ソナタ ロ短調 BWV.1014より Andante
ピアソラ:ジータ
デュオ・インテルメッツォ〔セバスティアン・オトマユー(バンドネオン)、マリエル・ガール(P)

録音:2013年4月22日−24日
2006年に結成されたバンドネオンとピアノのコンビによるフランスのアンサンブル、デュオ・インテルメッツォが、大バッハとピアソラの音楽を結び付けたプログラム。
デュオ・インテルメッツォが奏でてゆくピアソラとバッハの音楽はタイトルの通り、2人の偉大な音楽家がまるで2人きりで対話をしているかのよう。
Indesens
INDE-064(1CD)
ホルンの芸術
ベートーヴェン:ピアノとホルンのためのソナタ ヘ長調 Op.17
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
R・シュトラウス:アンダンテ
デュカス:ヴィラネル
ボザ:頂上にて
スクリャービン:ロマンス
ヒンデミット
:ホルンとピアノのためのソナタ ヘ長調
ダビド・フェルナンデス・アロンソ(Hrn)、
エレーヌ・ティスマン(P)

録音:2014年1月、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
世界的名手ダビド・フェルナンデス・アロンソのスペシャルな演奏と19世紀&20世紀のホルンのためのオリジナル作品の傑作たちを通じて、「ホルンの芸術」の醍醐味と真髄に迫る充実のプログラム!
スペイン、ビーゴ出身のダビド・フェルナンデス・アロンソは、ミロ・アンサンブルのメンバーとして難関として有名なARDミュンヘン国際音楽コンクールで第1位(2001年)と聴衆賞を受賞。
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、バイエルンRSOを経て、現在はロッテルダムPOの首席奏者として活躍している名手です。
Indesens
INDE-061(1CD)
ピッコロの芸術
ダマレ:白つぐみ Op.161、鬼火 Op.378、
 奇想曲 Op.174、酔狂な女 Op.270、
 ピッコロ・ポルカ Op.157、つむじ風 Op.212
 キジバト Op.119、タランテラ Op.391
ジュナン:「雨だ、雨だよ、羊飼いのお嬢さん」による幻想曲、
 ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」による幻想曲
マイユール:2本のピッコロのための変奏曲「鳥の巣」*
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)、
ジャン・ケルネール(P)、
マクサンス・ラリュー(ピッコロ)*

録音:1978年−1980年
ジョセフ・ランパルとジャン=ピエール・ランパルのランパル親子に師事し、フランス国立Oでは12年間に渡って首席ピッコロ奏者を務め、フランスにおけるピッコロの第一人者として活躍してきた名手、ジャン=ルイ・ボーマディエが奏でる「ピッコロのバイブル」的存在の名盤中の名盤です。
ちなみにこの「ピッコロの芸術」は旧カリオペ(Calliope)の創設者で芸術監督でもあったジャック・ル・カルヴェがプロデュースし、名録音技師ジョルジュ・キッセルホフが収録した録音です。
Indesens
INDE-065(1CD)
カプリース〜ヴァイオリンとピアノのための
クライスラー:ウィーン奇想曲、
 プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
 愛の悲しみ、愛の喜び、美しきロスマリン
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ
サラサーテ:ビゼーの「カルメン」による演奏会用幻想曲
パガニーニ:奇想曲第24番
チャイコフスキー:なつかしき土地の想い出 Op.42
タチヤーナ・サムイル(Vn)、
イリーナ・ランコヴァ(P)

録音:2013年12月、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
002年第12回チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で第3位を受賞し、その後はベルギー、ブリュッセルの王立モネ劇場で首席奏者として活躍した女流ヴァイオリニスト、タチヤーナ・サムイル。
「クライスラー」と「チャイコフスキー」をインスピレーションの源として創り上げられたこの「カプリース」は、クライスラー自身が使用していた1721年製のストラディヴァリで演奏されています。
Indesens
INDE-059(2CD)
ゴーベール:フルートとピアノのための室内楽作品集
フルートとピアノのための組曲/子守唄/水の上で/2枚のスケッチ/マドリガル/シシリエンヌ/ギリシャ風ディヴェルティスマン 〜 2本のフルートとピアノのための*/ロマンス(ルデュク社刊)/ロマンス(エノック社刊/1908)/夜想曲とアレグロ・スケルツァンド/幻想曲/バラード/フルートとピアノのためのソナタ第1番/フルートとピアノのためのソナタ第2番/フルートとピアノのためのソナタ第3番/フルートとピアノのためのソナチネ
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
ローラン・ヴァグシャル(P)、
バスティヨン・プラ(第2フルート)*

録音:2013年4月−5月、サン・マルセル寺院(フランス、パリ)
戦間期のフランスにおける最も重要なコンポーザー=フルーティスト、そして指揮者としてその名を残し、数多くの優れたフルート作品の作曲家として幅広く親しまれているフィリップ・ゴーベール(1879−1941)。
当時、有数のフルート奏者でもあったゴーベールの作品の数々は現代においても重宝されており、パリOの首席フルート奏者であるヴァンサン・リュカがその主要作品の大半を録音した意義は非常に大きいと言えるでしょう!
ちなみにヴァンサン・リュカの使用楽器は日本を代表するフルート・メーカー、ムラマツ・フルートです。
Indesens
INDE-060(1CD)
エスケシュ:マジック・サーカス〜管楽器のための室内楽作品集
マジック・サーカス/メカニック・ソング/ル・バル/忘れられたアンティフォナ/おどけた三重奏/グラウンド第4番/テネブレの歌/幻想的舞曲
イニティウム・ウィンド・アンサンブル
ティエリー・エスケシュ(ピアノ&オルガン)、
アクソン・サクソフォン四重奏団、
アンデサンス七重奏団、
ヴァンドーム・クラリネット四重奏団、
ニコラ・プロスト(アルト・サクソフォン)、
パリ・サクソフォン・アンサンブル
、エリック・オービエ(トランぺット)

録音:2008年−2013年
コンポーザー=オルガニスト、ピアニスト、即興の演奏家など、様々な姿を持つフランスの音楽家、ティエリー・エスケシュ(1965−)の管楽器のための室内楽作品を集めたアルバム。
参加アーティストたちの名声、知名度からも、特にフランスにおけるエスケシュの偉大な立場を知ることができます。
また、エスケシュはデュリュフレの後任として、パリのサン=テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストに就任した経歴を持ち、優れたオルガニストとしても知られています。
Indesens
INDE-142(1CD)

PINDE-142(1CD)
国内盤仕様
管楽器とピアノのためのフランスの室内楽作品集
ルーセル:ディヴェルティスマン Op.6
ケクラン:ファゴットとピアノのためのソナタ Op.71
タファネル:フルートとピアノのための「アンダンテ・パストラール」、
 フルートとピアノのための「スケルツェッティーノ」
ダンディ:サラバンドとメヌエット Op.72
メサジェ:クラリネットとピアノのための「ソロ・ド・コンクール」
フランセ:たそがれ時(恋人たちの時間)
シャブリエ:ホルンとピアノのための「ラルゲット」
ボザ:オーボエとピアノのための「田園幻想曲」
タンスマン:バレエ音楽「楽園の花園」より 魔女の踊り
パリOの首席奏者たち〔ヴァンサン・リュカ(Fl)、アレクサンドル・ガテ(Ob)、フィリップ・ベロー(Cl)、アンドレ・カザレ(Hrn)、マルク・トゥレネル(Fg)〕、ローラン・ヴァグシャル(P)

録音:2020年3月3日−5日、スタジオ・リブレット(アントニー、フランス)
国内盤:解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き)
パリOの木管セクションの首席奏者たちは、19世紀後半の楽器製造技術の近代化と驚異的な進歩に伴い、さらに色彩感に富んだ音色を持つようになった「木管楽器」におけるフランス楽派の伝統の象徴でもある重要な作品の数々を収録。
フルートのリュカ、オーボエのガテ、クラリネットのベロー、ホルンのカザレ、ファゴットのトゥレネル、そしてピアノのヴァグシャルというまさにフランス楽壇のオールスターたちが、ルーセル、シャブリエ、ダンディからボザ、タンスマン、フランセに至るまでのこの魔法のようなレパートリーの進化を辿ります。木管楽器関係者、フランス音楽ファン必携の大注目盤です!

RUBICON
RCD-1040(1CD)
ロベルト・カーン:ピアノ五重奏曲、ロマンス、歌曲集
ロマンス Op.25-1/とても静かな聖なる日/11月のお祝い/牧歌/愛の戴冠/ターゲブーフ・イン・テーネン(リーヴズ・フロム・ザ・ツリー・オヴ・ライフ − セレクション)/恋文/ヒキガエル/火葬/祈り/ピアノ五重奏曲 Op.54
アンサンブル・エミグレ〔ダニー・ドライヴァー(P)、クリストファー・グールド(P)、エミリー・サン(Vn)、イングリッド・ピアソン(Cl)、フローラ・ベイン(Hrn)、ジェマ・ローズフィールド(Vc)、ノルベルト・マイン(テノール、ディレクター)〕
1865年マンハイム生まれ、19世紀後半から20世紀にかけて活躍したドイツの作曲家、ピアニスト&音楽教師、ロベルト・カーン(1865−1951)の室内楽、歌曲、ピアノ作品集。
ヨーゼフ・ヨアヒム、ハンス・フォン・ビューロー、アドルフ・ブッシュ、リヒャルト・ミュールフェルトらと友好を深め、メンデルスゾーンやシューマン、ブラームスの作風に沿った作曲スタイルで多くの作品を残しながらも、晩年はナチスによって「退廃音楽」のレッテルを貼られてしまったロベルト・カーンの音楽を、声楽・器楽・室内楽の革新的なプログラムを探求するアンサンブル・エミグレが取り上げます。
1935年から1949年にかけて書かれた「ターゲブーフ・イン・テーネン(Tagebuch in Tonen/音色の日記)」は、実に1100曲以上に及ぶピアノ小品集で、このアルバムではその中から10曲のセレクションを収録しています。
RUBICON
RCD-1056(1CD)
モンジュルー&ヴィオッティ:ヴァイオリン・ソナタ集
エレーヌ・ド・モンジュルー(1764−1836):ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.2-3(世界初録音
ヴィオッティ:ヴァイオリン・ソナタ第10番ホ長調 G.38
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4
ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.10b-2
ソフィー・ローザ(Vn)、
イアン・バックル(P)
2011年のマンチェスター国際ヴァイオリン・コンクールで第2位&聴衆賞を受賞して国際的な注目を集め、数々の奨学金を得て活動し、Champs Hill Recordsからフランクとラヴェルのヴァイオリン・ソナタ集(CHR-CD123)でレコーディング・デビューを果たしたイギリスの若き才媛、ソフィー・ローザ。
次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」からリリースされるソフィー・ローザの新アルバムは、19世紀初頭のもっとも影響力のあるピアニスト&作曲家の一人であった、エレーヌ・ド・モンジュルー(1764−1836)の世界初録音となるヴァイオリン・ソナタ(ヴァイオリン付きピアノ・ソナタ)を取り上げ、モンジュルーのデュオ・パートナーとしてヨーロッパ中をツアーで回ったというヴァイオリニスト&作曲家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティのヴァイオリン・ソナタとカップリング。14歳のフェリックス・メンデルスゾーンが書いたソナタ、ウェーバーがアマチュア・プレイヤー向けに書いたソナタへとつなげる魅惑のリサイタル・プログラムを創り上げました。
貴族と結婚したためフランス革命によって命の危機を迎えながらも、その優れた即興能力で「ラ・マルセイエーズ」を演奏し自由を勝ち取ったというエピソードでも知られ、1795年にはパリ音楽院で史上最初の女性教授に任命されるなど女流音楽家のパイオニアとしての功績も残し、彼女の進歩的な練習曲は、ショパン、メンデルスゾーン姉弟、シューマン夫妻などにも大きな影響を与えたというモンジュルーの知られざる魅力に迫ります。

Signum Classics
SIGCD-651(1CD)
アイ・ガット・リズム
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム、スワンダフル、エンブレイサブル・ユー、ストライク・アップ・ザ・バンド
ニー・グッドマン、ジェイムズ・マンディ&チャーリー・クリスチャン:エアメイル・スペシャル
ベニー・グッドマン:スリップト・ディスク
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:ファッシネイティング・リズム
アート・ヒックマン&ハリー・ウィリアムズ:ローズ・ルーム
ジョージ・ガーシュウィン、バディ・デシルヴァ&バラード・マクドナルド:サムバディ・ラヴズ・ミー
チャーリー・クリスチャン:ア・スムース・ワン
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:スーン
ルイ・プリマ:シング・シング・シング
ジュリアン・ブリス・セプテット〔ジュリアン・ブリス(Cl)、マーティン・ショウ(Tp)、ルイス・ライト(ヴィブラフォン)、ニール・ソーントン(P)、コリン・オクスリー(G)、ティム・ソーントン(ベース)、エド・リチャードソン(ドラムス)〕

録音:2020年1月2日−4日、RAKスタジオ(ロンドン)
13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。ブリスが2010年に結成したジャズ・クロスオーヴァー・プロジェクト、"ジュリアン・ブリス・セプテット"の新録音。ベニー・グッドマンへと捧げたアルバム(SIGCD-288)の続編となるのは、多くのスタンダード・ナンバーを残し、時代もジャンルも超えて愛されるジャズ・ジャイアンツ、ガーシュウィン兄弟の音楽を紹介する1枚。
ジュリアン・ブリスの優美でクラシカルなアプローチで、「アイ・ガット・リズム」、「ファッシネイティング・リズム」、「エンブレイサブル・ユー」などの名ガーシュウィン・ナンバー、そしてベニー・グッドマン楽団の代表曲となった「シング・シング・シング」などの名曲を披露します。

Chandos
CHAN-20220(1CD)
悪魔のロマンス〜サクソフォンと室内オーケストラのためのピアソラ音楽
ピアソラ:ブエノス・アイレスの秋/悪魔のロマンス/ブエノス・アイレスの冬/オブリビオン(忘却)*/ブエノス・アイレスの春/孤独の歳月/ブエノス・アイレスの夏/リベルタンゴ

(*=編曲:パブロ・シーグレル/*を除く全曲=オーケストレーション:マルコ・アルボネッティ)
マルコ・アルボネッティ(ソプラノ・サクソフォン、バリトン・サクソフォン)、
オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ

録音:2019年12月4日、テアトロ・マシーニ(ファエンツァ、イタリア)
ニューヨーク、カーネギー・ホール・デビューが高く評価され、世界中でソリスト&指導者として活動する、イタリアを代表するコンサート・サクソフォニスト、マルコ・アルボネッティが吹く新たなピアソラ・アルバム!
ピアソラが亡くなった日のニュースでピアソラの音楽に出会い、その日から現在までピアソラの音楽への熱い情熱を持ち続けているというアルボネッティ。博士論文の研究ではブエノス・アイレスに赴き、作曲家のオリジナルのスコアを調べ、ピアソラ夫人のラウラ・エスカラーダや詩人のオラシオ・フェレール、ミュージシャンのパブロ・シーグレルやホセ・ブラガートらにインタビューも行ってピアソラの音楽を深め、今アルバムではシーグレル編曲のオブリビオンを除く全曲を、アルボネッティ自らがオーケストレーション。ソプラノ・サクソフォン(一部曲ではバリトン・サクソフォン)と室内オーケストラのための華麗なピアソラ・アルバムを創り上げ、そのアレンジにはピアソラのパブリッシャーでありピアソラ音楽賞(PMA)を創設している"Edizioni A.Pagani"からも、「完璧に遂行された素晴らしい作品であり、マエストロ・ピアソラの音楽に対する偉大な敬意の表明である」と賛辞を送られています。
アルボネッティはタンゴのワクワクするようなリズムを鋭いタンギングで捉え、バンドネオンを彷彿とさせるような麗しいリードの響きで哀愁のピアソラを表現。サクソフォンと共演するヴァイオリン、ピアノ、ダブル・ベースの各種ソロも絶品です。

Onyx
ONYX-4221(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 「春」
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)、
アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ)
現代のもっとも偉大なヴァイオリンの巨匠の一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァ。クリスティアン・ベザイデンホウトとの共演で2010年にリリースされ、世界中で熱狂的に迎えられたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第3番&第9番「クロイツェル」(ONYX4050)からはや10余年。ついに「ヴァイオリン・ソナタ全集」の続編となる第2巻のレコーディングが実現!
新たな録音では、スコットランド出身のピアノ&フォルテピアノ奏者、そして室内楽奏者としても華々しい活動を続けているアラスデア・ビートソンをデュオ・パートナーとし、風変わりで金言的な第4番、ドラマティックな第7番、至高の傑作である第5番 「春」を収録。ベートーヴェンの室内楽の至福の喜びを、ムローヴァの鋭い音楽性で解きほぐします。

SOMM
SOMMCD-0609(1CD)
NX-B04
新世界からの宝物
エイミー・ビーチ(1867-1944):ピアノ五重奏曲 嬰ヘ短調 Op.67
エンリキ・オスワルド(1852-1931):ピアノ五重奏曲 ハ長調 Op.18
マルノス・ノブレ(1939-):詩曲 21 Op.94 No.21…初録音
ビーチ:ロマンス Op.23
クレーリア・イルズン(P)
コウルQ【ロジャー・コウル(Vn)、フィリップ・ギャラウェイ(Vn)、ジョナサン・バリット(Va)、ニコラス・ロバーツ(Vc)】

録音:2019年4月8-9日
「Treasures from the New World 新世界からの宝物」と題された室内楽作品集。収録されているの はブラジルの作曲家オスワルドとノブレ、アメリカの作曲家ビーチの作品です。ヨーロッパからの移民を両親に持 ち、イタリアとブラジルで活躍したオスワルド、初期のころから十二音技法に興味を抱き、ヒナステラに師事した ノブレ、アメリカで初めて作曲家として成功した女性であるビーチ。3人とも新しい時代の音楽を開拓し、個性 的な作品を書きあげました。 このアルバムでは、ブラームスとシューマンの影響が感じられるビーチのロマンティックな五重奏曲、流麗かつ力 強いアンサンブルが楽しめるオスワルドの五重奏曲、この2曲をメインに置き、陰鬱ながらも情熱を秘めたノブレ の詩曲(世界初録音)と、愛らしいビーチのロマンスが添えられています。ブラジル出身のピアニストのクレーリ ア・イルズンと、コウル四重奏団の演奏で。
SOMM
SOMMCD-0610(1CD)
NX-B04
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集
ウォルトン:ヴァイオリン・ソナタ
オルウィン:ヴァイオリン・ソナチネ
ジェイコブ(1895-1984):ァイオリンとピアノのためのエレジー…初録音
 カプリース…初録音
 小さなダンサー…初録音
ケネス・レイトン(1929-1988):ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.4
アラン・ロースソーン(1905-1971):ピエロ - ヴァルス=カプリス
レノックス・バークリー(1903-1989):エレジー イ長調 Op.33 No.2
 トッカータ ホ短調 Op.33 No.3
クレア・ホウィック(Vn)
サイモン・キャラハン(P)

録音:2019年9月7-8日
20世紀に大好評を博したイギリスのヴァイオリン・ソナタを集めた1枚。メニューインから依頼されたウォルトンの ソナタをはじめ、均整のとれたオルウィンのソナタ、初録音となるジェイコブの3つの小品、映画「アンクル・サイラ ス」でも用いられたロースソーンのヴァルス=カプリス、若々しいレイトンのソナタ、巧妙に音が張り巡らされた バークリーのエレジーとトッカータ、この6人の作曲家の作品が演奏されています。演奏しているクレア・ホウィック はこのアルバムがSOMMへのデビュー。ピアノのサイモン・キャラハンと息の合った演奏を聴かせます。
SOMM
SOMMCD-0625(1CD)
NX-B04
ヴァイオリンとピアノの音楽
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ ロ長調 Op.posth
シリル・スコット(1879-1970):Cherry Ripe 熟したさくらんぼ -クライスラーに
 ワルツ・カプリース(A.W.クレーマー編)…初録音
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(J.ハイフェッツ編)
アイアランド(1879-1962):ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調
バックス(1883-1953):Mediterranean 地中海(J.ハイフェッツ編)
クレア・ホウィック(Vn)
サイモン・キャラハン(P)

録音:2019年10月24-25日
英国とフランスをつなぐ作品を書いた作曲家たちのヴァイオリン曲を集めた1枚。冒頭にはこのジャンルを代表する ディーリアスの作品が置かれています。20代後半、パリに留学した彼は滞在した8年の間に、この都市の空気と文 化を存分に堪能、認められることはなかったもののこの「ヴァイオリン・ソナタ ロ長調」を含む数多くの作品を書き上 げています。また、彼より年少のアイアランドのソナタは、エドワード調の優雅さとフランス印象派の作風を融合させ たものであり、ドビュッシーの最後のソナタは深い感情が表出された名作です。ここに、ラヴェルとドビュッシー作品か ら影響を受けたシリル・スコットの小品と、ハイフェッツのアレンジによるラヴェルの「ハバネラ形式の小品」、バックスの 「地中海」を併せ、ホウィックとキャラハンが各曲の共通項を探っていきます。
SOMM
SOMMCD-0626(1CD)
NX-B04
チェロ・ソナタ集
フランク:チェロ・ソナタ イ長調
ゴダール(1849-1895):チェロ・ソナタ ニ短調 Op.104
コリーヌ・モリス(Vc)
ペトル・リモノフ(P)

録音:2019年11月14-15日
1886年に作曲されたフランクとゴダール、2曲のソナタを収録したアルバム。どちらもベル・エポック(良き時代)の頃 に、フランス系の作曲家がドイツ、オーストリア系の作風に則って書いた作品です。とはいえ、ヴァイオリン・ソナタを原 曲とするフランクのソナタは良く知られていますが、ゴダールのソナタは録音も演奏機会もほとんどなく、貴重な1枚と なります。サロン風の音楽ばかりが知られるゴダールですが、ここではかっちりとした形式を持つ壮大な音楽が展開さ れています。チェロを演奏するコリーヌ・モリスは、ロストロポーヴィチとトゥルトリエに高く評価された奏者。肩の故障に より5年以上コンサートから遠ざかっていましたが、見事な復活を遂げています。ロシア系イギリス人ピアニスト・指揮 者、ペトル・リモノフは『Classical Music magazine誌』にて「無限の能力を備えた驚異的な音楽家」と評され た名手。二人の息を呑むようなアンサンブルをお聴きください。

ALPHA
ALPHA-732(1CD)

NYCX-10192(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『ホルン・ディスカヴァリーズ』
ダヴィッド・リニケル(1970-):ヴェルヴェット・ヴァルヴス- 6つのロマンティック・トリオ編曲集
リチャード・ビッシル(1959-):新世界の歌
メイソン・ベイツ(1977-):メインフレーム・トロピックス
クラウス・ヴァレンドルフ(1948-):ウィリザベサン・サラナーデ*
サラ・ウィリス(Hrn)
町田琴和(Vn)
フィリップ・メイヤーズ(P)
クラウス・ヴァレンドルフ(Hrn)*

録音:2014年 ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール
オリジナル発売:Gebr. Alexander 番号無し
【国内盤】日本語解説付き
2014年ホルンの有名メーカー「アレキサンダー」から発売され、一部の楽器店などに流通したCDが、曲順を組み替えてALPHAレーベルから リリースとなります。2020年にはアルバム『モーツァルトとマンボ』を世界的に大ヒットさせた、ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスが、 同オーケストラのヴァイオリン奏者町田琴和らと共に制作したアルバムです。こちらもベルリン・フィルのチェロ奏者リニケルが、チャイコフスキーや ドヴォルザークの名旋律をアレンジした作品を筆頭に、ホルンの幅広い表現力が詰め込まれた内容。さらに2020年某カップ麺「旨辛豚骨」 のテレビCMで、ベルリン・フィル・ホルン・カルテットのアンコール・ピース「地下鉄ポルカ」の替え歌を歌い、日本中のホルン・ファンをのけぞらせた クラウス・ヴァレンドルフも、ダジャレを満載した自身の作品でゲスト参加。ベルリン・フィルを既に定年退職しているとは思えない張りのある高 音を彼が聴かせ、ここではサラも得意の魅力的な低音を存分に吹きまくります。

DACAPO
MAR-8.226212(1CD)
NX-B06
ホルンボー(1909-1996):弦楽四重奏曲集第1集
弦楽四重奏曲 第1番Op.46(1949)
弦楽四重奏曲 第3番Op.48(1949)
弦楽四重奏曲 第15番Op.135(1978)
ナイチンゲールQ【ゴンヴォ・シーム(Vn)/ヨゼフィーネ・ダルスゴー(Vn)、マリー・ルイーズ・ブロホルト・イェンセン(Va)/ルイザ・シュヴァーブ(Vc)】

録音:2017年9月10日、11月5日、12月11日
2018年2月24-25日、5月13日
2018年9月22日、11月11日
デンマークの近代作曲家ホルンボー。王立デンマーク音楽院で作曲を学び、13曲の交響曲をはじめ、弦楽の ための交響曲や室内交響曲を作曲、オペラや合唱曲など200曲に及ぶ作品を遺しました。その中でも、20曲 の弦楽四重奏曲は重要な位置を占めています。彼がこのジャンルの作品を手掛けたのは40代になってから で、第1番には当時、彼が関心を抱いていたバルトークやストラヴィンスキーからの影響が窺えます。同年に作 曲された緊張感漲る第3番、ほぼ30年後に作曲され、第3楽章に「葬送行進曲」が置かれた第15番、それぞ れ特徴的な作風を持つ3作品を、ランゴーの四重奏曲リリースが高く評価されたナイチンゲール四重奏団の演 奏でお聴きください。

Capriccio
C-5389(1CD)
NX-B05
グリゴリー・フリード(1915-2012):室内楽作品集
フェードラ Op.78 No.1(1985)-ヴィオラ、2つのヴァイオリン、チェロ、ピアノのために
ピアノ五重奏曲 Op.72(1981)
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)
フォーグラーQ【ティム・フォーグラー(Vn1)、フランク・ライネッケ(Vn2)、シュテファン・フェーラント(Va)、シュテファン・フォルク(Vc)】

録音:2018年12月11-13日ベルリン、イエス=キリスト教会、ドイツ

世界初録音
モノドラマ「アンネ・フランクの日記」で知られるロシアの作曲家グレゴリー・フリード。スターリン政権下、家族を失 い国外追放となった彼の作品には常に不安な社会情勢が反映されています。彼は3つの交響曲をはじめ、室 内楽曲、器楽曲、映画音楽やラジオ番組のための劇音楽など数多くの作品を書きましたが、楽譜が散逸して しまったため、ほとんど知られていません。このアルバムでは世界初録音となる2曲の室内楽作品を収録。どちらも ショスタコーヴィチの影響が感じられる重苦しい雰囲気の中に、時折親しみやすい旋律が顔を見せるというフリー ド独自の作風に拠っています。近代ロシア作品を得意とするピアニスト、ブルーミナとフォーグラー四重奏団の演 奏で。

ARCANA
A-482(1CD)

NYCX-10187(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『モーツァルトのまわりで』 〜オーボエ四重奏の黄金時代〜
バッハ:オーボエ四重奏曲 変ロ長調 WB 60 (1770年頃)
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K. 370/368b (1781年)
シャルル・ボクサ(父) (1760頃-1821):とっておきのロマンス ヘ長調「このうえなく可愛らしい言葉」 (1806年頃)
ドッツァウアー(1783-1860):オーボエ四重奏曲 ヘ長調 Op. 37 (1818年)
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):オーボエ小四重奏曲 ハ長調 BI 425 (1814年)
ゲオルク・ドルシェツキー(1745-1819):キルンベルガー氏による4声のカノン イ短調 (1802年頃)
ベルナルディーニQ(古楽器使用)【アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)、チェチーリア・ベルナルディーニ(Vn)、ジモーネ・ヤンドル(Va)、マルクス・ファン・デン・ミュンクホフ(Vc)】

録音:2020年1月8-11日 ルター派教会、ハールレム(オランダ)
【国内盤】日本語解説付き
弦楽三重奏にオーボエがひとつ加わるオーボエ四重奏曲といえば、まずモーツァルトの作品が思い浮かぶところ。実はこの曲種、古典派から 初期ロマン派の時代にかけて意外に多くの作例が生まれていました。歴史の谷間に埋もれて忘れられていったそれらの中には、作曲家たちが 知っていた当時の楽器で演奏されてこそ、本来の真価を発揮するものが少なくありません。歴史的オーボエの探求に余念がないベルナル ディーニはここで、欧州各地に残る18-19世紀製のオリジナル古楽器に着目。厳選されたプログラムで、モーツァルト前後の時代に生み出さ れたオーボエ四重奏曲の素顔に迫りました。オリジナル楽器ならではの古雅な響きを最大限に生かしながら、古典派らしい流麗な旋律を吹 きこなしてゆく彼のまわりには、娘チェチーリア・ベルナルディーニとそのパートナーのファン・デン・ミュンクホフ、ヴィオラのジモーネ・ヤンドルら逸材 が揃い、弦楽器や弓も当時のオリジナルを中心に使用されています。ドレスデンの名高いチェロ奏者ドッツァウアーやブダペストのドルシェツキー など、既存録音がきわめて少ない重要作曲家の作品も見過ごせません。

Gramola
GRAM-99230(1CD)
NX-B05
ヴァイオリンにおけるウィーン楽派 第1集
ヨーゼフ・マイセダー(1789-1863):二重奏曲 ホ長調 Op.32
レオポルト・ヤンサ(1795-1875):二重奏曲 イ長調 Op.64 No.6
ヨーゼフ・ベーム(1795-1876):練習曲第2番ト短調
 練習曲第1番嬰ハ短調
ゲオルク・ヘルメスベルガー(1800-1873):二重奏曲第3番ホ短調
フランツ・グルチュ(1800-1867):二重奏曲 Op.7 No.3より第3楽章 主題と変奏
ヤコブ・ドント(1815-1888):二重奏曲 ハ長調 Op.43
アデラ・フラジネアヌ(Vn)
ライムント・リッシー (Vn)

録音:2020年5月20日,6月9,25日,9月7日
世界初録音
19世紀ウィーンの音楽界に脈々と息づくヴァイオリン音楽の系譜を辿るシリーズ。第1集では1820年から 1869年に6人の作曲家によって書かれたヴァイオリン二重奏曲を採り上げます。1819年から1849年まで ウィーン音楽院の教授を務めたヨーゼフ・ベーム、彼からヴァイオリンを学んだヘルメスベルガー、ベームとヘルメ スベルガーの2人から教えを受けたドント、1816年からアン・デア・ウィーン劇場のヴァイオリン奏者を務めたグ ルチュ、1824年からウィーン宮廷Oの奏者を務めたボヘミア出身のヤンサ、そしてこのアルバムの演 奏者の一人リッシーが熱心に研究を続けているマイセダー。彼らが伝えた官能的な音色と、完璧かつエレガ ントなステージマナーは、21世紀の現代でもしっかり受け継がれています。

Dynamic
CDS-7851(1CD)
NX-A13
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」 Op.90
トリオ・デ・アルプ【ハナ・コトコヴァー(Vn)、クラウデ・アウリ(Vc)、コッラド・グレコ(P)】

録音:2018年10月6-8日
ドヴォルザークの2曲のピアノ三重奏曲を収録した1枚。1883年に作曲された第3番は敬愛するブラームス の影響も感じられる古典的な4楽章形式で書かれた曲。第3楽章の美しいチェロの旋律が心に残ります。 第4番は「ドゥムキー」(ウクライナ起源の叙事的なバラッド、ドゥムカの複数形)と題された6楽章からなる 曲。チェコをはじめ、スラヴのさまざまな民族音楽の要素を備えた作品です。演奏するトリオ・デ・アルプスは前 作「20世紀の女性作曲家たち」(CDS-7717)で高く評価されたアンサンブル。

ATMA
ACD2-2820(1CD)
TAPEO〜タペオ
カサド:レクイエブロス
ファリャ:スペイン民謡組曲
ラヴェル:ハバネラ形式の小品/道化師の朝の歌
トゥリーナ:ポリムニア
グラナドス:間奏曲
アルベニス:アストゥーリアス
ヒナステラ:悲しみ
ポンセ:エストレリータ
アルベルト・ゲレーロ:忘却の歌
キャメロン・クロズマン(Vc)
フィリップ・チ ウ(P)

録音:2020年8月
スペイン音楽を集めたチェロ・アルバム。スペインのタパス・バルをはしごする意の「タペオ」をタイトルに掲げ、様々な作曲家の多様にして美味なる小品 を少しずつ味わう内容のアルバムとなっています。クロズマンが使用する楽器は1769年頃のスペイン製チェロ「エル・ティブロン」。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30536CD

KKC-6326(1CD)
国内盤仕様
税込定価
モーツァルト:ディヴェルティメント 第11番 ニ長調K.251(ナンネル・セプテット)
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op. 20
ルツェルン祝祭管のソリストたち
ルーカス・マシアス=ナバロ(オーボエ/モーツァルト) ヴィセンテ・アルベローラ(クラリネット/ベートーヴェン)
マティアス・ラッツ(ファゴット/ベートーヴェン) シュテファン・ドール(Hrn)
ヨナタン・ウェグループ(ホルン/モーツァルト) グレゴリー・アース(ヴァイオリン/モーツァルト)
コルビニアン・アルテンベルガー(ヴァイオリン/モーツァルト) ラファエル・クリスト(ヴァイオリン/ベートーヴェン)
ヴォルフラム・クリスト(Va) イェンス=ペーター・マインツ(チェロ/ベートーヴェン)
リック・ストーティン(Cb)

録音:2020年8月、KKLルツェルン・コンサート・ホール(ライヴ)
2020年新型コロナウイルスの感染拡大を受けて通常開催は中止となったスイスのルツェルン音楽祭。10日間という短期間で新たに公演が組まれ、メイ ン会場であるカルチャーコングレスセンターは、感染予防のため1898席のち1000席を稼働して行われました。 このライヴ録音は、そんな中に行われ、名手揃いのルツェルン祝祭Oのメンバーによるモーツァルトのディヴェルティメント 第11番とベートーヴェン の七重奏曲 が演奏されました。モーツァルトのディヴェルティメント 第11番は、ヴァイオリン2、ヴィオラ、コントラバスの弦4とオーボエ、ホルン2の管 3というユニークな楽器編成でオーボエが活躍する華やかな作品です。姉ナンネルの誕生日のお祝いに書かれたので、「ナンネル・セプテット」とも呼ばれます。 そして作曲当時から人気を博したベートーヴェンの七重奏曲。時の皇妃マリア・テレジアに献呈されています。 メンバーは世界各国で活躍する一流奏者たち。オーボエ奏者のルーカス・マシアス=ナバロは、アバドからの信頼が厚く、2008年にはルツェルン祝祭管の 首席奏者に招かれ、現在は母国スペインのグラナダ市Oの芸術監督を務める多才な音楽家。クラリネットは、マーラー室内管、レ・ディソナンスの首 席クラリネット奏者として活躍しているヴィセンテ・アルベローラ。ベルリン生まれのファゴット奏者マティアス・ラッツ。2002年のミュンヘン国際音楽コンクー ルで第1位なしの第2位を受賞、チューリッヒ・トーンハレ管。およびルツェルン祝祭管の首席ファゴット奏者をつとめています。そして世界最高峰のホルン奏 者でベルリン・フィルの首席を長らく務めるシュテファン・ドール。マーラー室内管のホルン奏者ヨナタン・ウェグループ。ルツェルン祝祭管のコンサートマスター、 カメラータ・ザルツブルクの第一コンサートマスターを務め、室内楽者、ソリストとして、世界各地で活躍を続けているグレゴリー・アース。バイエルン放送響 コンサートマスターを務めるコルビニアン・アルテンベルガー。そしてベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者を22年にわたって務めたヴォルフラム・クリストと その息子ヴァイオリン奏者のラファエル・クリスト。ベルリン・ドイツSOの第1ソロ・チェロ奏者を9年間務めた後、世界中の大舞台で活躍しているイェ ンス=ペーター・マインツ。スウェーデン放送響とマーラー室内管の首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者リック・ストーティン。 名手たちの息の合ったアンサンブルを堪能できる1枚です。 (Ki)

H.M.F
HMSA-0036(1SACD)
シングルレイヤー
国内プレス
限定盤
税込定価
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集)
イザベル・ファウスト(Vn)
クリスティアン・ベズイデンホウト(Cemb)
【使用楽器】ヴァイオリン:ヤコブ・シュタイナー 1658年製
チェンバロ:ジョン・フィリップス、バークレー 2008年製(ヨハン・ハインリヒ・グレー
プナー(ジ・エルダー)、ドレスデン 1722年製モデル/トレヴァー・ピノックより貸与)
録音:2016 年 8月18-24日ベルリン、テルデックス・スタジオ
世界を魅了しているヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。ハルモニア・ムンディから新譜が出るたびに世界中で高い評価を得ています。これまでに 日本限定企画としてSACDシングルレイヤー盤も発売され、音楽愛好者のみならずオーディオ愛好者の間でも高い評判を得てきました。今回は、ついに、 2012年度レコード・アカデミー大賞を受賞した名盤『ベルク&ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲集』が登場! そして、同じくレコード・アカデミー賞 (室内楽部門)を受賞したフランクのヴァイオリン・ソナタ、そしてベザイデンホウトとのバッハのソナタ集、というラインナップ。3タイトルで、ファウス トの使用楽器が異なるのもポイントです。音色の違いをより深く感じることができます。ベルリンのテルデックス・スタジオから提供されたマスター音源を、 このたびも角田郁雄氏技術監修のもと、マスタリングを行いました。
H.M.F
HMSA-0035(1SACD)
シングルレイヤー
国内プレス
限定盤
税込定価
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 op.21
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ 1710 年製ストラディヴァリウス「ヴュータン」)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ/エラール、1885 年頃製)
サラゴン・カルテット
クリスティーヌ・ブッシュ(Vn)、リサ・インマー(Vn)
セバスティアン・ヴォルフファース(Va)、ジェシーヌ・ケラス(Vc)

録音:2016年6月、9月ベルリン、テルデックス・スタジオ
2016年度レコード・アカデミー賞室内楽部門受賞盤。イザベル・ファウストによる名曲フランクのソナタと、ショーソンのコンセール。フランク、そし て彼に師事したショーソンというフランスの大作曲家によるものであり、さらに、両作とも当時の大ヴァイリニスト、ウジェーヌ・イザイ[1858-1931]に 捧げられている、という点でも共通項のある選曲です。 今回は楽器を「ヴュータン」と愛称のついたストラディヴァリに持ち替えての演奏となります。フランクのソナタでは、メルニコフが紡ぎ出す前奏から、え もいわれぬ幻想的な雰囲気に思わず引き込まれます。ファウストの摩擦音が皆無のあの運弓が繰り出す音色は、繊細にして幻想的。終楽章も颯爽とした フレーズ運びで、コーダの華やかな終始も晴れやかに終わります。ショーソンは25歳のときに音楽の道を志し、パリ音楽院に入学、マスネのクラスに入 りましたが、オルガン科の教授であったフランクに作曲を師事するようになります。この『コンセール』(1889〜91年)は、名旋律の玉手箱のような傑作。 全体を通して、ファウストの繊細極まりない表情は絶美。2004年結成、18世紀のレパートリーを中心に活動を展開する中堅のアンサンブル、サラゴン・ カルテットとのアンサンブルも完璧です。そしてメルニコフが陰になり日向になり、音楽を引き締めています。 (Ki)

GENUIN
GEN-20557(1CD)
リユニオン」〜オグニェン・ポポヴィッチ、リサイタル
イワン・ミュラー(1786-1854):マドリッドの城
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調Op.167
ノルベルト・ブルグミュラー(1810-36):二重奏曲 変ホ長調Op.15
ミゲル・ユステ(1870-1947):旋律的な勉強
マルコム・アーノルド(1921-2006):ソナチネ
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):アリア
オグニェン・ポポヴィッチ(b.1977):バナット・ダンス、心の内に
オグニェン・ポポヴィッチ(Cl)
ミリャーナ・ライッチ(P)

録音:2020年
クラリネットのポポヴィッチはセルビア出身。ソリストとしてミュンヘン・フィル、ベオグラード・フ ィルなど多くのオーケストラと共演し現在ベオグラード・フィル首席奏者を務めています。このディ スクではサン=サーンスの有名なソナタの他、アーノルドやブルグミュラー(ピアノの教則本で有 名なヨハン・ブルグミュラーの弟)、スペインの作曲家ユステの珍しい作品を収録。最後はポポヴ ィチの自作による楽しい「バナット・ダンス」とロマンティックな「心の内に」で締めくくられます。
GENUIN
GEN-20695(1CD)
「地平線の彼方へ」〜ボーレン・ピアス・クラリネット作品集
ゲオルク・ハイドゥ(b.1960):燃えるガソリン(スクリャービンに触発されて)
トッド・ハロップ(b.1970):渦潮
アコス・ホフマン(b.1973):デュオ・デズ
ノラ=ルイーズ・ミュラー(b.1977):モルフェウス
ゲオルク・ハイドゥ:地平線の彼方へ
トッド・ハロップ:ヤヌスの鳥
サーシャ・リノ・レムケ(b.1976):パ・ドゥ・ドウ
ベンヤミン・ヘルマー(b.1985):前奏曲とパッサカリア
マンフレート・シュターンケ(b.1951):聖キルダの鳥人
フレデリク・シュヴェンク(b.1960):夜の鷹
ノラ・ルイーズ・ミュラー(Cl、ボーレン・ピアスCl)
アコス・ホフマン(Cl、ボーレン・ピアスCl)
ユリア・プルス(ボーレン・ピアスCl)
リン・チェン(ボーレン・ピアス・カリンバ、Perc)
メレ・ヴァイテルス(41音エレクトリックG)
ユリア・シュテグマン(Va)
ゲオルク・ハイドゥ(エレクトロニクス、シンセサイザー)ほか

録音:2017年
ボーレン・ピアス・クラリネット(Bohlen-Pierce Clarinet)とは最近開発されたばかりの楽器で平 均律ではなく独自のボーレン・ピアス音階で調律されています。ボーレン・ピアス音階とは一種の微 分音スケールでこの楽器の他、41 音エレクトリック・ギター、ボーレン・ピアス音階でチューニング されたヴィオラ、コントラバス、カリンバ、シンセサイザーが加わり、これまでの平均律を土台とした 音楽とは全く異なる新しい音楽の可能性が探求されています。作品はいずれも実験性の高いもの で、まるで別の惑星の民族音楽を聴いているような不思議なエキゾチシズムを感じさせる。
GENUIN
GEN-20699(1CD)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第2 番ト長調 Op.9-1
弦楽三重奏曲第3 番ニ長調 Op.9-2
弦楽三重奏曲第4 番ハ短調 Op.9-3
ボッケリーニ三重奏団【カン・セヨン(Vn)、ヴィッキ・パウエル(Va) 、パオロ・ボノミーニ(Vc)】

録音:2019年12月16-19日 ライプツィヒ
ベートーヴェンの弦楽三重奏曲に新鮮な演奏の新録音が登場。 ベートーヴェンの弦楽三重奏曲は間違いなく傑作でありながら、人気では弦楽四重奏曲に大 きく水を空けられてしまっています。このCD には全4 作のうちOp.9 の3 曲を収録。Op.9 はベー トーヴェンの最初期の弦楽四重奏曲とほぼ同時期の作品であるが、完成度はむしろ弦楽三重 奏曲の方が高いでしょう。 2014 年結成の若い弦楽三重奏団、ボッケリーニ三重奏団がたいへんに充実した演奏を聞か せてくれます。緻密なアンサンブルと踏み込みの強い表現そしてそれを支える高度な技術は、近 年の弦楽四重奏曲の傾向そのまま。ベートーヴェンの弦楽三重奏曲ってこんなに素晴らしかっ たのか、と新鮮な驚きを感じることでしょう。 ヴァイオリンのカン・セヨンは韓国生まれでカナダとオーストラリアで育ち、2007 年からヨーロッパ に移って来た国際派。ちょっと聞けばすぐ優秀なヴァイオリニストであることが分かる腕前だ。ヴ ィッキ・パウエルは米国生まれのヴィオラ奏者。2018 年からストックホルム王立フィルハーモニー Oの首席ヴィオラ奏者を務めています。パオロ・ボノミーニはイタリアのチェロ奏者。2016 年にライプツィヒの国際バッハ・コンクールのチェロ部門で第 1 位を獲得。現在はカメラータ・ザ ルツブルクのソロ・チェロ奏者を務めながらソリストとしても活躍しています。
GENUIN
GEN-20700(1CD)
フルートとチェロのための珍しい作品集
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第6 番
ボザ:コントラスト集第1 集,無伴奏フルートのための映像
カルク=エーレルト:無伴奏フルートのための 30 のカプリス Op.107〜シャコンヌ
テレマン(古賀&ロマコフ編):カノン風のソナタ ニ長調TWV40:120
徳山美奈子:ある蝶の一生
古賀敦子(Fl)
ゲオルギー・ロマコフ(Vc)

録音:2019年12月2―4日 ライプツィヒ
日本語解説付き
フルートの古賀敦子とチェロのゲオルギー・ロマコフによるGENUIN への3 枚目の CD。過去 2 枚はGEN-14306(フルート三重奏曲集)とGEN-15348。「珍しい作品集」と題している通り、比較 的凝った内容になっています。ウジェーヌ・ボザのコントラスト集第 1 集は本来フルートとファゴット のための作品。テレマンのカノン風のソナタはフルート二つ、ヴァイオリン二つ、あるいはフルート とヴァイオリンなどで演奏されるのが普通。徳山美奈子の「ある蝶の一生」は、ピアノ曲を作曲者 自身がフルート独奏に編曲したもの。古賀が世界初演、日本初演しており、これが初録音。 古賀もロマコフもたいへんに美しい音色の持ち主で、さらにそれが絶妙に絡み合い、いずれの 曲も旋律の絡み合いが滑らかで香り高い。古賀敦子は福岡県福岡市の生まれ。パリ国立高等音 楽院フルート科を第 1 位で卒業。数々のコンクールで優勝、入賞を果たす。2001 年からマクデ ブルク・フィルハーモニーSOに所属。ゲオルギー・ロマコフはウクライナの首都オデッサの 生まれ。6 歳からチェロを学び、13 歳でドイツに渡る。チェロ奏者として欧米で広く活躍しています。 ※CD の曲目表示ではテレマン作品の TWV 番号が 40:119 になっていますが、正しくは 40:120 です。
GENUIN
GEN-20701(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ソナタ Op.147(原曲 ヴィオラ・ソナタ)
2つのヴァイオリンのための 5 つの小品〜プレリュード(シャフラン編)*
デュオ・アヌシュカ&カタリーナ・ハック【アヌシュカ・ハック(Vc)、カタリーナ・ハック(P)】
ゴーティエ・カピュソン(Vc)*

録音:2019年6月15日,11月23-24日 ベルリ]
ピアノのカタリーナ・ハック(1994 年、ケルン生まれ)とチェロのアヌシュカ・ハック(1996 年、ア ントウェルペン生まれ)の姉妹デュオによるショスタコーヴィチ。若い頃のチェロ・ソナタに加え、 亡くなる直前の作であるヴィオラ・ソナタをチェロ演奏しています。「導入」は、元々の映画音楽か らレフ・アトフミャンが組曲にまとめた「馬あぶ」の第7 曲をダニール・シャフランが編曲したもの。 顔立ちも双子のようによく似ている姉妹の演奏は当然のことながら親和性が高く、またそれぞれ の技量も非常に高い。また「導入」では名チェロ奏者ゴーティエ・カピュソンが参加、2 分半だけ とはいえカピュソン・ファンには逃せない。
GENUIN
GEN-20704(1CD)
ブラームス:弦楽四重奏曲第1 番ハ短調 Op.51-1
クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
アリスQ【リアンナ・カタリーナ・ヴィルダームート(Vn)、ノエミ・ツィッパーリング(Vn) 、カスパー・フィンツェンス(Va)、ルカス・ジーバー(Vc)】
トルステン・ヨハンス(Cl)

録音:2020年2月10-13日ケルン
アリス四重奏団の GENUIN 第 3 弾の新録音はブラームス。今回もたいへんに素晴らしい出 来栄え。とかく暗く渋く演奏されがちなブラームスの室内楽だが、アリス四重奏団はここでも持 ち前の緻密なアンサンブルと透明感のある音色、読み深く詩的な解釈でブラームスの美を引き 出しています。ハ短調の力作、弦楽四重奏曲第 1 番は劇性は高くても澄み切った潤いを失うこと がない。ブラームス58 歳のクラリネット五重奏曲は、トルステン・ヨハンスのクラリネットもアンサン ブルにピタリとはまり、この曲にまとわりがちなブラームス晩年の諦念や憂愁よりも、あくまで成熟 し切ったブラームス的ロマンティシズムを美しく引き立てています。有名なヴァイオリン 2 本の絡み から始まる第1 楽章の冒頭をしばらく聞いただけで、これは飛び切り美しい名演だと見抜けるだ ろう。 アリス四重奏団は2009 年結成。2016 年のARD 国際音楽コンクール(日本ではミュンヘン国際 音楽コンクールの名で知られる)のSQ部門で第2 位と聴衆賞を受賞。その後急速に 台頭し、結成 10 年程度のSQとしては異例の高い人気を誇っています。トルステン・ヨ ハンスはドイツ、クレフェルト生まれのクラリネット奏者。2002 年、25 歳でケルンのWDR 交響楽 団の首席クラリネット奏者に就任、2015 年まで務める。その後はソリストとして活躍。また2014 年 からワイマールのフランツ・リスト音楽大学の教授を務めています。
GENUIN
GEN-20706(1CD)
シューマン:アダージョとアレグロ(原曲:ホルンとピアノのための)
ブラームス:ソナタ ホ短調 Op.38(原曲:チェロ・ソナタ第1番)
ミシェク(1875-1955):コントラバス・ソナタ第 2 番ホ短調 Op.6
エッケハルト・ベリンガー(Cb)
高橋朋子(P)

録音:2019年10月7-9日 ハンブルク
エッケハルト・ベリンガーが弾く編曲も含めたコントラバス作品集。予備知識なく聞くと、ずい ぶん深みのあるチェロの音だな、いやこの重低音はコントラバスだ、と驚かされるでしょう。それく らい高い音域が自然で優しく、そしてコントラバスらしい深い味わいに満ちています。シューマン のアダージョとアレグロがこれほどコントラバス演奏に合うとは誰も考えなかったろう。またブラー ムスでは音楽の渋みが一層際立っています。チェコの作曲家、アドルフ・ミシェク(1875―1955) は、オーストリア=ハンガリー帝国のモドレティーン(現在はチェコ領)生まれのコントラバス奏 者。ウィーン音楽院でコントラバスを学び、長くウィーン宮廷歌劇場およびウィーン・フィルハー モニーOでコントラバス奏者を務めた。その後1920 年から1934 年までプラハの国民劇 場の首席コントラバス奏者を務めた。ソナタ第 2 番はロマン色濃厚な作品で、20 分を要する力 作。 エッケハルト・ベリンガーは現代ドイツを代表するコントラバス奏者。ライプツィヒ・ゲヴァントハウ スOの首席コントラバス奏者、ベルリン・ドイツオペラOの首席コントラバス奏者を 経て、2003 年から NDR SO→NDR エルプPOの首席コントラバ ス奏者を務めています。またハノーファー音楽大学の教授でもある。高橋朋子はドイツで 40 年近 く活動しているピアニスト。東京芸術大学で学んだ後、ベルリン芸術大学に留学、以来ベルリン を拠点にソリストとして、室内楽ピアニスト、伴奏ピアニストとして活躍しています。
GENUIN
GEN-20708(1CD)
バッハ:前奏曲ト短調BWV808
チャールズ・ウゾー(b.1961):セファルディック・リルト/ミミクリ
ラモー:クラヴサンのための新組曲ト短調より「異名同音」
トリスタン・ザビエル・ケスター(b.1993):記憶の断片III
ショスタコーヴィチ(1906-75):前奏曲とフーガ第5 番
ホセ・サンチェス=ヴェルドゥ(b.1968):ルス・ネグラ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6 番〜前奏曲
アレヤンドロ・ヌネス・アラウカ(b.1943):ハンブルグ風バッハ
セバスティアン・スプレンガー(b.1972):恵の聖母
ルクス・ノヴァ・デュオ【リディア・シュミット(アコーディオン)、ヨルゲ・パス・ヴェラステギ(G)】

録音:2020年 [66:44]
アコーディオンとギターによるバッハ、ラモーなどバロック作品と現代音楽を組み合わせたユ ニークなディスク。バッハ、ラモー、ショスタコーヴィチはこの編成に編曲されたことで全く別の曲 のように新鮮な感覚を与えます。それ以外の作品はこの編成のために作曲された新作。いずれも それぞれの楽器の機能、可能性が最大限に追及されている秀作。
GENUIN
GEN-20712(1CD)
「ドイツ音楽コンクール2019年受賞者 〜ゼバスティアン・フリッチュ」
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ イ短調 RV 44
クルターグ:「兆候、ゲームとメッセージ」〜(5 曲)
シューマン:幻想小曲集 Op.73
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ゼバスティアン・フリッチュ(Vc)
オルガ・ヴァッツ(Cemb)
リザ・ネスリング(Vc)

録音:2020年2月21-23日イエス・キリスト教会、ベルリン,ダーレム
GENUIN 恒例のドイツ音楽コンクール受賞者の CD。ゼバスティアン・フリッチュは 1997 年、 シュトゥットガルトの生まれ。2014 年からフライブルク音楽大学でジャン=ギアン・ケラスに学ん だ。フリッチュの素晴らしさは一聴してすぐ分かるほど際立っており、瑞々しい美音と豊かな音 楽性は 20 代半ばにして高い完成度に至っています。また 20 世紀ハンガリーの作曲家、ジェル ジ・クルターグ(1926-)の作品を持ってきているのも個性的だ(ケラスの影響だという)。名録音 会場として有名なベルリン、ダーレムのイエス・キリスト教会での収録。
GENUIN
GEN-20716(1CD)
「ドイツ音楽コンクール入賞者〜フリードリヒ・ティーレ」
ブラームス:チェロ・ソナタ第2 番へ長調Op.99
デュティーユ:パウル・ザッヒャーの名による
 3 つのストローフェ
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
ヴィエニャフスキ:タランテラ風スケルツォOp.16
リードリヒ・ティーレ(Vc)
薗田奈緒子(P)

録音:2020年1月14-16日イエス・キリスト教会、ベルリン
リードリヒ・ティーレは1996 年生まれ現在24 歳の若手チェリスト。昨年ドイツ音楽コンクール に入賞、以来ソリストとしてバイエルン放送響、ブレーメン・ドイツ室内管などと共演しています。この ディスクはデビュー・アルバムでヴィエニャフスキからデュティーユといったロマン派から現代まで 幅広いレパートリーをカバーしています。今後の活躍が期待される有望なチェリストの登場。
GENUIN
GEN-20717(1CD)
「ルツェルンの響き」
レト・シュターデルマン(b.1977):フルート・ソナタ(2017)、「海賊」(2002)
ヨゼフ・ラウバー(1864-1952):フルートとピアノのためのグランド・ソナタOp.53(1937)、1 楽章のソナタOp.50(1933)、幻想曲Op.46a(1928)
ミリアム・レッチャー(Fl)
トーマス・ワイズ(P)

録音:2019年11月12-15日チューリヒ
フルートのミリアム・レッチャーはルツェルン音楽院を卒業後、パリ、ミュンヘン、ベルリンで更 に研鑽を積んだ。最初に学んだルツェルンとは縁が深く、その後もルツェルン音楽祭に参加ま たはルツェルンSOともしばしば共演しています。収録されている作品の作曲家シュターデ ルマンはレッチャーの友人でその作品は近代フランス的な洗練された佳品。ラウバーはやはり ルツェルンと関わりの深い作曲家でドイツ・ロマン主義とフランス印象派がほどよく融合した、や やフォーレを思わせる作品を収録。

オクタヴィア
OVCC-00159(1SACD)
2021年1月20日発売
ヴォヤージュ
K.セロツキ:トロンボーンとピアノのためのソナチネ
P.ゴーベル:交響的小品
F.マルタン:バラード
J.カステレード:トロンボーンとピアノのためのソナチネ
J.M.デュファイ:「バッハ風」 「シューマン風」 「ドビュッシー風」
石川千晶:シュピールロイメ (2015年委嘱作品)
S.ストヨフスキー:幻想曲
清水 真弓(Tb)
マルコ・ヒルポ(P)

録音:2019年1月9-11日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)
南西ドイツRSOの首席奏者としての活動のみならず、世界各地でソロ・室内楽での活躍 の場も広げ、またライプツィヒ音楽大学講師としての一面も持つトロンボニスト清水真弓。ファース ト・アルバム「ファンタジー」(OVCC-00115)は第8回CDショップ大賞部門賞など数々の受賞で話 題となりました。 5年の時を経て収録した待望のセカンド・ソロ・アルバムは、パリに関わりのある近現代の作曲家 による万紫千紅たる楽曲の数々を収録。清水のために作曲された委嘱作品も収められ、飛躍を 続ける清水真弓の「今」がお楽しみいただけます。(オクタヴィア)

Stradivarius
STR-37145(1CD)
2ヴァイオリンズ/プロコフィエフとバルトーク
バルトーク:44 のヴァイオリン二重奏曲Sz98, BB104 より(29 曲)
44.トランシルヴァニアの踊り/19.お伽話/16.ブルレスク/28.悲しみ/ 43.ピツィカート/36.バグパイプとヴァリアント/21.新年のあいさつ(1)/ 42.アラビアの歌/17.ハンガリーの行進曲(1)/38.ルーマニアの旋舞/ 37.前奏曲とカノン/10.ルーシの歌/35.ルーシのコロメイカ/ 39.セルビアの踊り/7.ワラキアの歌/25.ハンガリーの歌(2)/ 33.収穫の歌/4.真夏の夜の歌/34.数え歌/11.ゆりかごの歌/ 22.蚊の踊り/30.新年のあいさつ(3)/13.婚礼の歌/ 31.新年のあいさつ(4)/32.マーラマロシュの踊り/1.からかいの歌/ 8.スロヴァキアの歌/6 ハンガリーの歌(1)/9.遊び歌
プロコフィエフ:2 つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調Op.56
クラウディオ・モンディーニ(Vn)、
アンナ・ペコーラ(Vn)

録音:2019年コルティチェッレ
同時代を生きた二人の作曲家の2つのヴァイオリンのための作品を収録。バルトー クの民族音楽研究が結晶化した名作「44のデュオ」は東欧、中欧からアラビアまでの 民族音楽を素材としており、いわばもうひとつのミクロコスモス。プロコフィエフの「ソナ タ」は1930年代頃の作品でまだ社会主義リアリズムになる前の無調で書かれた野心 作。ヴァイオリンのクラウディオ・モンディーニはミラノを拠点に活動する中堅、アンナ・ パコーラはモンディーニの愛弟子の若手。ストラディヴァリウス・レーベルが得意とする 室内楽の鮮明な録音で各パートの対位法が手に取るように聴きとれ、二人の白熱した 演奏が楽しめる。
Stradivarius
STR-37153(1CD)
「ムナオマイ(追憶)」〜フィリップ・エルサン(b.1948):フルート作品集
エリアード(2007)〜Fl,Vn.Va,Vc
砂漠の歌(2010)〜Fl solo
砂漠(2002)〜Fl,Va,ヴォーカル・アンサンブル
「5 つのミニアチュア」(1996)〜Fl solo
「3 つのノクチュルヌ」(2001)〜Fl,Va,Hrp
ジャン=リュック・メネ(Fl)
アンサンブル・アルテルナンス(Hrp, Vc, Vn, Va)
ヴォーカル・アンサンブル・アエデス

録音:2019年
日本ではいまだ知られていない魅力的な作曲家フィリップ・エルサン作品集。エルサンはロ ーマ出身のフランス人作曲家。パリ音楽院でアンドレ・ジョリヴェに学んだ。フランス文化省、ラ ジオ・フランス、パリ・オペラ座などから多くの委嘱を受け、室内楽からオペラまで多様な作品を 発表しています。このディスクはジャン=リュック・メネのフルートの演奏を中心とした室内楽作品 集。ここで聴かれる作風は彼の師匠ジョリヴェの影響もあるようで、フルートの奏するメリスマティ ックで呪術的なメロディが密教的神秘主義を感じさせる。「砂漠」ではまるでシャーマンが儀式 で奏でるようなミステリアスな旋律にヴォーカル・アンサンブルの祈りのハーモニーが加わり迫 力満点。ドビュッシーの傑作と同じ編成のフルート、ヴィオラとハープのための3 つのノクチュル ヌでは遠い異国の異教徒の儀式を思わせる美しい作品。現代音楽でありながら遠い過去を見 渡すかのような神秘的ロマン主義の作曲家といってよいでしょう。これまで日本ではほぼ未紹 介、無名に近いのでこの度のリリースは画期的です。
Stradivarius
STR-37162(1CD)
「ANSER」〜ヴァージニア・ステラとアルベルト・ブライダの音楽
即興I、即興II、アンセル、即興III、誉め言葉、
即興IV、シナーブロ、即興V、アンブラ、ガレナ、 テイル、イン・ライン
ヴァージニア・ステラ(Vn)
アルベルト・ブライダ(P)

録音:2019年
ヴァイオリニスト、ヴァージニア・ステラとピアニスト、アルベルト・ブライダの共作によるヴァイオ リンとピアノのための作品集。3〜6 分ほどの小品から構成されています。バルトークやシマノフス キを思わせるモダンな民族主義的な作品が多い。ヴァージニア・ステラはクラシックだけでなく ジャズも演奏するマルチ・コンポーザー・ヴァイオリニスト。アルベルト・ブライダはイタリアを代表 するジャズ・ピアニスト兼作曲家。ともにクラシックの伝統や枠組みにとらわれない二人が自由な セッションを聴かせてくれます。

BRIDGE
BCD-9534(1CD)
「アメリカン・ギフト」〜マリンバ・デュオ作品集
(1)アーヴィン・ファイン(1914-1962):ピアノのための音楽 (マリンバ・デュオ版) (1947)
(2)ロジャー・セッションズ(1896-1985):ピアノ・ソナタ第 1 番(マリンバ・デュオ版)(1930)
(3)ジョセフ・ブラケット(1797-1882):シンプル・ギフト(原曲ピアノ)(1848)
(4)マイケル・ティルソン・トーマス(b.1944):アイランド・ミュージック(2003)
ジャック・ヴァン・ギーム(マリンバ1)、
ナンシー・ゼルツマン(マリンバ2)
(4)レイモンド・フローリヒ(マリンバ)
ジェームズ・リー・ワイアットV(マリンバ)
デイヴィッド・ハーバート(Perc)
トム・ヘンフィル(Perc)

録音:(1)-(3)2018年5月ボストン、(4)2005年1月サンフランシスコ(ライヴ)
2 台のマリンバのためのアメリカ音楽集。ファイン、セッションズ、ブラケットの作品はピ アノ曲から2 台マリンバへの編曲作品。このディスクのメインはサンフランシスコSO のメンバーとの共演で、この編成のために書かれたマイケル・ティルソン・トーマスの「ア イランド・ミュージック」。全 4 曲からなる 30 分強の大作。ゆったりした叙情的な曲と打楽 器も参加してのグルーヴィなダンス曲で構成されるごきげんな作品。ティルソン・トーマス の室内楽作品が聴ける珍しいディスクでもあり、打楽器ファン、マリンバ・ファンは必携。

Music&Arts
M&ACD-1297(1CD)
バロック弦楽四重奏のための新作集
(1)マーク・メリッツ(b.1966):弦楽四重奏曲第 2 番「レヴォリューション」
(2)ジョセフ・シュワントナー(b.1943):「夢のカーテン/ソローの歌」〜バロック弦楽四重奏とコントラルト、2 つのクリスタル・ゴブレットのための
(3)ロバート・モリス(b.1943):「ラディーフ IV/星々と最高のマグニチュード」〜バロック弦楽四重奏とクリスタル・ゴブレットのための
ガラックスQ
カレン・R・クラーク((2)コントラクト、(2)(3)クリスタル・ゴブレット)
(2)デイヴィッド・モリス(クリスタル・ゴブレット)

録音::2016/2018 年
ガラックス四重奏団は 2005 年に結成されたアメリカのSQ。ヴィオラ奏者はヴ ィオラ・ダ・ガンバを使用、他のメンバーもバロックの弦楽器を使っており、それで現代音楽 を演奏することがこのグループの大きな特色です。アルバムは全てこのグループのため に書かれた作品で、メリッツの第2 弦楽四重奏曲「レヴォリューション」はロックとミニマル、ス トラヴィンスキーの要素が融合した活気あふれる快作。シュワントナーの「夢のカーテン/ソ ローの歌」は名著「森の生活」で知られる H.D.ソローの文章からテキストを取った声楽つき 弦楽四重奏曲。このディスクでは弦楽四重奏とともにクリスタル・ゴブレットなる楽器が登場 するが、これはクリスタル製のグラス・ハーモニカのことでグラスの縁を水で濡らした指でこ することにより、透明な美しい音が発する。シュワントナー作品とモリスの「ラディーフ IV」に この楽器が使用されています。

ROMEO RECORDS
RON-7330(2CD)
ミュージック&メモリーズ〜クララ・ロックモア
(1)ラロ:スペイン交響曲より第4 楽章
(2)バッハ:2 つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043 より第2 楽章
(3)-(6)フランク:ヴァイオリン・ソナタ(全曲)
(7)ポンス:エストレリータ
(8)ラフマニノフ:グルーシアの歌
(9)ラヴェル:カディッシュ
(7)-(9)の前後にコメントやインタビューあり)
(10)(11)グリンカ:疑い、エレジー
(12)ラフマニノフ:グルーシアの歌
(13)サン=サーンス:白鳥
(クララ・ロックモアへのインタビューが多数)
クララ・ロックモア(テルミン)
(1)-(6)(10)(11)(12)ナディア・ライセンバーグ(P)
(7)-(9)モーリー・リット(P)
(12)エリック・フリードマン(Vn)

録音:(1)(6)(終わり部分)1977 年頃
(2)(3)-(6)(10)(11)1960 年頃、
(7)-(9)1989 年9 月28 日
(12)1992 年1月4 日
(13)1979 年1月26 日
不思議な音が出る初期の電子楽器テルミンはソ連の物理学者レオン・テルミンが発 明した楽器でその後、オンド・マルトノや 20 世紀後半の電子音響、電子楽器の開発 に大きな影響を与えました。この楽器を演奏しているクララ・ロックモア(1911-1998)はリ トアニア出身。若い頃はヴァイオリンの神童と言われましたが病のためヴァイオリンを 断念、その後レオ・テルミンとの運命的な出会いを通してテルミン奏者として立つこと を決意しました。絶対音感の持ち主であり、当初ヴァイオリニストを目指していたことも あり、彼女は演奏の難しい楽器テルミンの奏者として他の追随を許さない、テルミニス トとしての地位を確固としました。伴奏のナディア・ライゼンバーグはクララの実姉。 このアルバムでは彼女のホームレコーディングや放送録音が集大成されているほか、 彼女へのインタビューも収められており、不思議楽器好きの好事家、テルミン好きのリ スナーは必聴です。フランクの傑作ヴァイオリン・ソナタがテルミンで全曲収録されて いるのもうれしいところ。

GALLO
GALLO-1621(1CD)
ハーモニウムとピアノによるベートーヴェン作品集
ベートーヴェン(デッバー編):コリオラン序曲 Op.62
ベートーヴェン(デュラン編):六重奏曲 Op.81b
ベートーヴェン(ラインハルト編):交響曲第7 番〜第2 楽章
カルク=エーレルト:ベートーヴェンのセレナーデ(原曲 弦楽三重奏のためのセレナーデ ニ長調 Op.8)
ベートーヴェン(メロー編):アンダンテ(ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16 より)
ベートーヴェン(カルク=エーレルト編):私はあなたを愛してる WoO123
ドレクセル:E を夢見て
ベートーヴェン(ラインハルト編):交響曲第5 番〜第1 楽章
クリストフ・ラーメ(ハルモニウム)
オリヴァー・ドレクセル(P)

録音:2018 年10 月22-25日 ドイツ,バウムベルク
※簡易収納紙ケース
ベートーヴェンの作品をハルモニウムとピアノの二重奏で演奏したもの。ハルモニウム は足踏み式のオルガンで、多数のストップを備えて多彩な音色を繰り広げることができ、 20 世紀後半におけるシンセサイザーのような役割を 19 世紀半ばに担っていた。ここで聞 ける音楽はいずれも親しみやすく楽しめるものばかりです。ピアノのオリヴァー・ドレクセ ルの「Eを夢見て」は、「エリーゼのために」を引用した作品。
GALLO
GALLO-1624(1CD)
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):ヴァイオリン作品集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第8 番イ長調
(2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調
(3)ヴァイオリン・ソナタ第11 番イ長調
(4)ヴァイオリン協奏曲第4 番イ短調
ウルス・ヨーゼフ・フルリ(Vn)
(1)ジェラール・ウィス(P)
(3)オイゲン・フーバー(P)

録音:(1)(2)1975年4月21日 ルガーノン
(3)1971年2月4日 スイス,ゾロトゥルン
(4)1970年12月2日 ルガーノ
※簡易収納紙ケース
リヒャルト・フルーリー(1896-1967)はスイス南部、ゾロトゥルン州のビベリスト生まれのヴァイオリ ニスト、指揮者、作曲家。生地を中心にスイス国内で活動したので国際的にはあまり知られてない が、いずれの分野でも優れた才能を発揮した。フルリのヴァイオリン作品はいずれもロマンティシ ズムが濃く、しかも時には後期ロマン派よりもさらに遡ったような音楽にもなり、20世紀には超保守 的作風だったろうが、21世紀の今となっては普通にロマン派として聞くことができます。 ヴァイオリンを演奏しているウルス・ヨーゼフ・フルリはリヒャルトの息子。1941年生まれ。彼もまた作 曲家として知られます。
GALLO
GALLO-1625(1CD)
20世紀スイスの音楽/独奏、二重奏、三重奏
マルタン(1890-1974):フルートとピアノのためのバラード
アンセルメ(1883-1969):クラリネットとピアノのための読解曲
ストロング(1856-1948):黄昏時に Op.44
ジャック=ダルクローズ(1865-1950):フルートのための2 つの小品
ヴュアタ(1898-1988):クラリネットとピアノのためのパサカーユ
ビネ(1893-1960):クラリネットとピアノのための小協奏曲
ブロッホ:フルート、クラリネットとピアノのための小協奏曲
フォルラーニ(1988-):ビス
ヨアヒム・フォルラーニ(Cl)
ヨナタン・カドシュ(Fl)
アダルベルト・マリア・リーヴァ(P)

録音:2019年7月 スイス,コソネ
題名の通り20世紀のスイスの独奏曲、二重奏曲、三重奏曲を集めています。フランク・マルタン (1890-1974)、エルンスト・アンセルメ(1883-1969)、米国生まれでスイスに移住したジョージ・テン プルトン・ストロング(1856-1948)、ウィーン生まれのスイスの作曲家、エミール・ジャック=ダルクロ ーズ(1865-1950)、ロジェ・ヴュアタ(1898-1988)、ジャン・ビネ(1893-1960)、「シェロモ」で有名な エルネスト・ブロッホの作品を収録、さらにクラリネットのフォルラーニの自作も。偉大 な指揮者エルンスト・アンセルメは作曲をしていたことが知られているものの、作品の録音は珍し い。読解曲 Morceau de lecture とは初見試奏のための曲のこと。この曲と、ジャック=ダルクロー ズの2つの小品、ヴュアタのパサカーユ、フォルラーニのビスは世界初録音とのこと。 クラリネットのヨアヒム・フォルラーニ、フルートのヨナタン・カドシュ、ピアノのアダルベルト・マリア・リ ーヴァはいずれもローザンヌ音楽院で学んだ人たち。様々な作風の曲をいずれも素敵に演奏して います。

GEGA NEW
GD-420(1CD)
(1)ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110
(2)マリン・ゴレミノフ(1908-2000):弦楽四重奏曲第4番「マイクロカルテット」
(3)ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲Op.57
ソフィアSQ【ヴァシル・ヴァルチェフ(Vn)、ニコライ・ガゴフ(Vn) 、オグニャン・スタチェフ(Va)、コリヤ・ベスパロフ(Vc)】
(3)ビクトル・チュチュコフ(P)

録音:(1)(2)1991年 ライヴ録音、63'34
ブルガリア国営放送に所属するSQ、ソフィアSQによるショスタコー ヴィチ2 曲と、20 世紀ブルガリアの作曲家、マリン・ゴレミノフ(1908―2000)のマイクロカルテ ットを収録。 ソフィアSQは 1994 年結成だが、ヴァシル・ヴァルチェフとニコライ・ガゴフの二人 はヴァルチェフSQ(1973-1982)として活動しており、オグニャン・スタチェフは 1970 代を中心に活動したティレフSQのヴィオラ奏者を務めており、実質的にはブ ルガリアのベテラン四重奏団のようです。ビクトル・チュチュコフ(1946-)は作曲家としても知 られるブルガリアのピアニスト。 ゴレミノフのマイクロカルテットは 8 分半のコンパクトな弦楽四重奏曲。1967 年のモダニズム 風の作品。

ALPHA
ALPHA-664(1CD)
『ピアソラ・リフレクションズ』
アストル・ピアソラ(1921-1992)/クラウディオ・コンスタンティーニ編曲:さよなら、パリ
セルゲイ・ヴォイテンコ(1973-):リヴェレーション
ピアソラ:カフェ 1930 (『タンゴの歴史』より)
ピエトロ・ロッフィ(1992-):ノクターン 私たちがまだ過ごしていない時間の子守唄のように
ピアソラ:バンドネオン協奏曲「アコンカグア」〜バンドネオン(アコーディオンで演奏)、弦楽と打楽器のための
孤独(組曲『リュミエール』より)
私はマリア(『ブエノスアイレスのマリア』より)
フランク・アンジェリス(1962-):ピアソラの主題による幻想曲「チキリン・デ・バチン(バチンの少年)」
ピアソラ:悪魔のロマンス
バッハ:アダージョ (チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV 974 マルチェロのオーボエ協奏曲による より)
セルゲイ・アフノフ(1967-):ヨシフ・ブロツキーの1つの詩への2つの鍵
ピアソラ(ジョン・レネハン編):リベルタンゴ
クセーニャ・シドロワ(アコーディオン)
アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn)
クラウディオ・コンスタンティーニ(P)
ロベルト・コッホ(ダブルベース)
レーントコ・ディルクス(G)
ゴルトムントSQ
BBCウェールズ・ナショナルO
クラーク・ランデル(指)
NDRエルプPO
トーマス・ヘンゲルブロック(指)

録音:2020年9-10月 シュロス・エルマウ、ドイツ
2018年6月 エルプフィルハーモニー、ハンブルク
2012年9月24日 BBCホディノット・ホール、カーディフ
【国内盤】日本語解説付き
ラトヴィア出身のクラシカル・アコーディオン奏者、クセーニャ・シドロワ。名門ドイツ・グラモフォンから「カルメン」の編曲版をリリースし、世界中を 虜にした彼女が、ALPHAレーベルより待望のピアソラをリリースします。バンドネオン奏者としても著名なコンスタンティーニによるピアノ、名手ア レクサンダー・シトコヴェツキーのヴァイオリン、そして協奏曲の指揮はヘンゲルブロックが務めるなどバックも強力で、ピアソラと、その影響を受け た作品を収録しています。名曲「リベルタンゴ」「孤独」などのほか、ソリストとして登場した2017年のN響公演に於いてアンコールで披露した 「リヴェレーション」なども収録。情熱的なパフォーマンスを聴かせます。

ALPHA
ALPHA-732(1CD)

NYCX-10192(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『ホルン・ディスカヴァリーズ』
ダヴィッド・リニケル(1970-):ヴェルヴェット・ヴァルヴス- 6つのロマンティック・トリオ編曲集
 1. メロディ(チャイコフスキー:『懐かしい土地の思い出』Op. 42より)
 2. ノクターン(チャイコフスキー:『6つの小品』Op. 19-4)
 3. ユーモレスク(ドヴォルザーク:『8つのユーモレスク』Op. 101-7)
 4. ロマンス(ビゼー:歌劇「真珠とり」 より)
 5. 月の光(ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より)
 6. 蜜蜂(フランソワ・シューベルト:『12のバガテル』Op. 13 より)
リチャード・ビッシル(1959-):新世界の歌
メイソン・ベイツ(1977-):メインフレーム・トロピックス
クラウス・ヴァレンドルフ(1948-):ウィリザベサン・サラナーデ*
サラ・ウィリス(Hrn)
町田琴和(Vn)
フィリップ・メイヤーズ(P)
クラウス・ヴァレンドルフ(Hrn)*

録音:2014年 ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール
オリジナル発売:Gebr. Alexander 番号無し
【国内盤】日本語解説付き
2014年ホルンの有名メーカー「アレキサンダー」から発売され、一部の楽器店などに流通したCDが、曲順を組み替えてALPHAレーベルから リリースとなります。2020年にはアルバム『モーツァルトとマンボ』を世界的に大ヒットさせた、ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスが、 同オーケストラのヴァイオリン奏者町田琴和らと共に制作したアルバムです。こちらもベルリン・フィルのチェロ奏者リニケルが、チャイコフスキーや ドヴォルザークの名旋律をアレンジした作品を筆頭に、ホルンの幅広い表現力が詰め込まれた内容。さらに2020年某カップ麺「旨辛豚骨」 のテレビCMで、ベルリン・フィル・ホルン・カルテットのアンコール・ピース「地下鉄ポルカ」の替え歌を歌い、日本中のホルン・ファンをのけぞらせた クラウス・ヴァレンドルフも、ダジャレを満載した自身の作品でゲスト参加。ベルリン・フィルを既に定年退職しているとは思えない張りのある高 音を彼が聴かせ、ここではサラも得意の魅力的な低音を存分に吹きまくります。

EDITION ABSEITS
EDA-046(1CD)
フランツ・シュレーカーのマスタークラスinヴィーン&ベルリンvol.4
(1)フーゴ・ヘアマン:ヴァイオリン・ソナタOp.17(1925)
(2)同:ゴシック風トッカータOp.16(1926)
(3)同:祈りOp.18の1(1925)
(4)同:セラフィムの音楽「楽園にて」(1951)
(5)フェリクス・ペティレク:6つのギリシャ狂詩曲(1927)
(6)レオン・クレッパー:2つの舞曲
(7)イスコ・ターラー:ラビの審判(1950)
(8)同:安息日の終り(1950)
コーリャ・レッシング(Vn(1)、P(3)-(8))、
アンドレアス・ケルステン(P)(1)(2)

録音:2017年1月22日(4)(7)(8)、11月3日(3)(6)、2018年1月28日(1)(2)、7月1日(5)/十字架教会(ロイトリンゲン)
全曲世界初録音。シュレーカー門下の作曲家の珍しい作品を発掘する貴重なシリーズ第 4 弾。今回はフーゴ・ヘアマン (1896-1967)、フェリクス・ペティ レク(1892-1951)、レオン・クレッパー (1900-1991)、イスコ・ターラー (1902-?) ら 4 名の作品。才人コーリャ・レッシングがヘアマン作品でヴァイオ リンを、他の曲はピアノを担当しています。
4名ともドイツ語圏の作曲家ながらペティレクはギリシャへ、クレッパーとターラーはイスラエルへ渡りました。しかし作風はいわゆる「頽廃音楽」といわ れるドイツ表現主義の典型で、「ギリシャ狂詩曲」と題されていても国民楽派的な色彩はあまりありません。ペティレクはゴドフスキーとザウアーに、クレッパー はコルトーにピアノを学んだ名手でもあったため、技巧的な面も注目。ヘアマン 1926 年作の「ゴシック風トッカータ」は名ピアニスト、ウィルヘルム・ケン プに献呈されていて、ピアニズムが興味津々です。 (Ki)

WERGO
WER-7397(1CD)
ヨンギー・パクパーン(1945-):室内楽作品集
TA-RYONG VI (1988/98) 〜フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、パーカッションのための
Silbersaiten (2002) 〜ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための
Wundgetraumt (2004/05) 〜フルート、オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ
BIDAN-SIL (1992/93) 〜オーボエ独奏、フルート、オーボエ・ダモーレ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、パーカッションのための
TA-RYONG III (1991) 〜パーカッション二重奏のための
Io (1999/2000) 〜クラリネット、トランペット、トロンボーン、アコーディオン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、パーカッションのための
クリストフ・マリア・ワーグナー(指)
E-MEXアンサンブル

録音:2019年4月8-9、15-17日/ケルン
1945年韓国生まれの作曲家ヨンギー・パクパーン(朴泳姫)、2020年75歳記念盤。彼女は1965年から72年までソウルで学び、1974年に奨学 金を得てドイツに留学、クラウス・フーバーに師事。のちにフーバーの妻となりました。1994年にはドイツで初めて女性作曲家として教授に任命されており、 国際的に高い評価を得ている作曲家です。世界初録音となる室内楽作品を集めた当盤は、彼女特有の西洋モダニズムと韓国伝統音楽が混ざり合った不思議 な作風を味わえる1枚。編成の多彩さとパーカッションの効果的な用法に注目です。 (Ki)

BIS
BISSA-2522(1SACD)
『プルーストのサロン音楽』
アーン:「ヴァリアシオン・シャンタント(歌謡的変奏曲)」(1905)
フォーレ:ロマンス Op.69
 エレジー Op.24
サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番ハ短調 Op.32
サン=サーンス:「アレグロ・クアジ・プレスト」(チェロ・ソナタ第1番の最終楽章の初稿版)
デュパルク:「ラメント」〜チェロ・ソナタイ短調(c.1867)より
オルメス(イッサーリス編):レチタシオンと歌
フランク(デルサール編):ソナタ イ長調
スティーヴン・イッサーリス(Vc1726年製ストラディバリウス‘Marquis de Corberon’)
コニー・シー(P / スタインウェイ D )

録音:2019年10月/ポットン・ホール(サフォーク)
毎回趣向を凝らしたテーマでアルバムを発表しているイギリスを代表する名チェロ奏者スティーヴン・イッサーリス。『プルーストのサ ロン音楽』と題されたアルバムではフランスの作家マルセル・プルースト(1871-1922)に焦点を当てた内容で構成されております。同プログラムは2018年11 月の来日公演でも披露され大絶賛されました。また2020年10月にはウィグモアホールでも演奏されております。共演は来日公演でも息の合った演奏を聴か せたコニー・シーです。
プルーストは、あらゆる芸術の信奉者で熱狂的な音楽愛好家だったことでも知られます。ここに収録した作品にはプルーストが賛辞を惜しまず文通もしてい たフォーレや、サン=サーンス、フランクのソナタ、そしてアーン、デュパルク、オルメスと充実の作品が並びます。非常に繊細で研ぎ澄まされた感性の持ち主プ ルーストが愛した音楽をイッサーリスの卓越した演奏で聴くことができます。
イッサーリスはBISレーベルから『戦時のチェロ曲』(BIS SA-2312)、『マルティヌーのチェロ・ソナタ集』(BIS SA-2042)などをリリースしており高い評価 を得ております。 (Ki)
BIS
BISSA-2358(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲第78番変ロ長調「日の出」 Op.76-4 Hob.V-78
弦楽四重奏曲第79番ニ長調「ラルゴ」 Op.76-5 Hob.V-79
弦楽四重奏曲第80番変ホ長調 Op.76-6 Hob.V-80
キアロスクーロQ【アリーナ・イブラギモヴァ(Vn/Anselmo Bellosio c.1780)、パブロ・エルナン=ベネディ(Vn/Andrea Amati 1570)、エミリー・ホーンルンド(Va/Willems,c.1700)、クレール・チリヨン(Vc/Carlo Tononi 1720)】

録音:2018年1月/ライツターデル、ノイマルクト(ドイツ)
プロデューサー:アンドリュー・キーナー
サウンド・エンジニア:ファビアン・フランク(Arcantus Musikproduktion)
今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団(団名の“Chiaroscuro(キアロスクーロ)” はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します)。BISレーベルで録音を続けているハイドンのシリーズは、レコード芸術誌の特集「新時代の名 曲名盤500」で弦楽四重奏曲第77番「皇帝」が第1位となるなど、現在最も注目されている演奏です。期待の第4弾はエルデーディ四重奏曲より第78番「日 の出」、第79番「ラルゴ」、第80番を収録しました。 エルデーディ伯爵に捧げられたことによりその名がついたハイドンの6つの弦楽四重奏曲(第75番〜第80番)。第78番「日の出」は第1楽章の冒頭の印象 から名づけられました。第79番「ラルゴ」は第2楽章のラルゴが有名でこの名がついております。
ピリオド奏法で繊細にしてしなやかな演奏が持ち味の当団。この演奏でも溌溂とした演奏とともにイブラギモヴァの妙技が光る名演を聴かせてくれます。
当団は2016年4月、カルテットとして初来日を果たし大成功をおさめました。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団はこれまでにハイドン、 ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-060(4CD)
『忘れられしチェリストの名録音、再発見』

■CD 1
(1)バッハ:「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ジャン・フランセ:幻想曲
(2)バッハ:アダージョ BWV564-2
マルチェッロ:チェロ・ソナタ第4番ト短調
■CD 2
(1)バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
(2)マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲
倉知緑郎:日本の3つの小品
ジャック=ダルクローズ:リズムの葉
■CD 3
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
バーチ:序奏とスケルツォ
■CD 4
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(2)ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
(3)バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
■CD 1
(1)モーリス・ジャンドロン(Vc)、ジャン・フランセ(P)
録音:1962年1月2日/フランス放送協会(パリ)(放送用セッション)初出音源
(2)アリス・メトアン(Vc)、シモーヌ・グア(P)
録音:1957年5月6日/フランス放送協会(パリ)(放送用セッション)初出音源
■CD 2
(1)シャルル・バーチ(Vc)
録音:1953年11月26日(第1番)、1953年11月29日(第2&3番)/フランス放送協会(パリ)(放送用セッション)初出音源
(2)アンリ・オネゲル(Vc)、クレール・オネゲル(P)
録音:1963年12月13日/フランス放送協会(パリ)(放送用セッション)初出音源
■CD 3
シャルル・バーチ(Vc)
録音:1953年11月29日(第4番)、1953年12月1日(第5&6番)、1961年5月12日(序奏とスケルツォ)/
フランス放送協会(パリ)(放送用セッション)初出音源
■CD 4
(1)ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)、ハンス・ミュラー・クライ(指)、シュトゥットガルトRSO
録音:1957年/シュトゥットガルト(放送用セッション)初出音源
(2)ギィ・ファロ(Vc)、ドゥヴィ・エルリー(Vn))
録音:1961年6月9日/フランス放送協会(パリ)(放送用セッション)初出音源
(3)ピエール・バスー(Vc)
録音:1962年11月12日/フランス放送協会(パリ)(放送用セッション)初出音源

音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(INA)※初CD化
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアーム・シリーズ。当セッ トではルートヴィヒ・ヘルシャー、アンリ・オネゲル、モーリス・ジャンドロン、アリス・メトアン、シャルル・バーチ、ギィ・ファロ、ピエール・バスーの放送用セッ ションの初出音源集です。スペクトラム・サウンドといえば弦楽器、ことにチェロの復刻には非常に高い評価を得ており、今回も当レーベルこだわりの音源が初 CD化されます。収録音源にはジャンドロンが作曲家ジャン・フランセと共演したフランセの自作自演や、シャルル・バーチのバッハの無伴奏チェロ組曲全曲な ど、実に興味深い内容です。(日本語解説はつきません) (Ki)

Challenge Classics
CC-72860(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 第1集
ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ソナタ第4番イ短調 Op.23
ソナタ第5番ヘ長調 『春』 Op.24
マイケル・フォイル(Vn)
マクシム・シュトシュラ(P)

録音:2020年7月7-9日/ベルギー
2012年結成のフォイル・シュトシュラ・デュオによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集録音シリーズ第1弾。彼らは2015年にヨーロッパ・ベートー ヴェン・ピアノ協会の二重奏コンクールとサリエリ・ジネッティ国際室内楽コンクールで優勝しています。またヴァイオリンのマイケル・フォイルは、2016年 オランダ・ヴァイオリン・コンクールでも優勝。正確無比な音の運びと輝きのある音色が持ち味です。第1次世界大戦時代のヴァイオリン・ソナタを録音したディスク(CC-72786)も過去にリリースしています。 (Ki)

Goodies
78CDR-3820(1CDR)
税込定価
コレッリ(モギレフスキによる新版):ヴァイオリン・ソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」
チャイコフスキー:カンツォネッタ(ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35より第2楽章)
アレクサンドル・モギレフスキー(Vn)
ピアノ伴奏

日本コロムビア JW264/5
1937年頃東京録音
アレクサンドル・モギレフスキー(1885-1953)はロシア(現ウクライナ)のオデッ サ生まれ。7歳でヴァイオリンを始めロストフの音楽学校で学んだ後、モスクワ に出てヤン・グルジマリに師事した。モスクワではSQを組織したり、 教員生活を送った後、1922年パリに移住し、ヴァイオリン奏者で名弦楽四重奏 団のリーダーのリュシアン・カペー(1873-1928)とも親交をもった。ロシア系 の豊麗な音色に加えてフランス風の洗練された独特の音色を身につけていた。 1926年11月初来日、1930年に再度来日してから1953年に亡くなるまで演奏家と して、また優れた教師として日本の音楽界に多大な貢献をした。このシリーズ でモギレフスキーはヴェラチーニのヴァオリン・ソナタ第8番ホ短調作品2-8、 他 (78CDR-3471)が出ています。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu1 DSD録音機を使用した。

Da Vinci Classics
C-00267(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ユリア・ベリンスカヤ(Vn)、
ステファノ・リゴラッティ(P)

録音:2016年3月2日−3日、ドルノ(イタリア)
20世紀のロシア、旧ソ連の大作曲家であるセルゲイ・ベリンスキーを父に持ち、モスクワ音楽院とウィーン国立音楽大学でヴァイオリンを学んだロシアの女流奏者ユリア・ベリンスカヤが、ミラノ音楽院(ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院)で研鑽を積み、コンポーザー=ピアニスト、指揮者、オルガニスト、チェンバリストとしてマルチな活躍を見せるイタリアのステファノ・リゴラッティとのデュオでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の録音をスタート!
ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ1745年製のヴァイオリンの音色で巡るベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの旅が、第1番、第7番、第10番の3曲から始まります。
Da Vinci Classics
C-00270(1CD)
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集 Op.120
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
カテリーナ・チョッリ(Va)、
ダヴィド・ボルドリーニ(P)

録音:2019年10月31日−11月1日、フィレンツェ(イタリア)
ブラームスの2つのソナタを奏でるカテリーナ・チョッリはフィレンツェのケルビーニ音楽院でアウグスト・ヴィスマラに師事し、2007年よりイタリアのトスカーナOのヴィオラ・セクションで活躍。ズービン・メータのフィレンツェ・テアトロ・コムナーレ(フィレンツェ市立劇場)の公演にも参加するなど、活躍の場を広げているイタリアの女流ヴィオラ奏者です。
ピアノはブルーノ・カニーノやヴィンチェンツォ・バルツァーニなどから教えを受けたコンポーザー=ピアニスト、ダヴィド・ボルドリーニ。ケルビーニ音楽院を卒業した同窓デュオが、ブラームスのロマンティシズムを濃密に奏でています。
Da Vinci Classics
C-00272(1CD)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集Op.1(クリュザンダー版)
ソナタ イ長調 HWV.361, Op.1-3
ソナタ ト短調 HWV.368, Op.1-10
ソナタ ヘ長調 HWV.370, Op.1-12
ソナタ ニ長調 HWV.371, Op.1-13
ソナタ イ長調 HWV.372, Op.1-14
ソナタ ホ長調 HWV.373, Op.1-15
ソナタ ト短調 HWV.364a, Op.1-6
マリオ・ホッセン(Vn)、
ピエロ・バルバレスキ(ハープシコード)、
リリアーナ・ケハヨヴァ(Vc)

録音:2017年1月30−31日、ブルガリア国立放送スタジオ1(ソフィア、ブルガリア)
数多くの偽作の存在や、ヘンデルの存命中の楽譜出版の混乱など、様々なエピソードを持つバロックの巨匠ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ。
ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ1749年製のヴァイオリンと、トマスティック・インフェルト社のスペシャル・エディションの弦を組み合わせてヘンデルを奏でるのは、ソフィア、ウィーン、パリで研鑽を積み、ジェラール・プーレにも師事したヴァイオリニスト、マリオ・ホッセン。
ホッセンはクリュザンダー社が出版した旧全集に含まれている"ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ"から7曲を選曲。真作、そして偽作とされるソナタを通じて、ヘンデルのヴァイオリン・ソナタの優れた技法を伝えてくれています。
Da Vinci Classics
C-00278(1CD)
夜と日中〜サクソフォンとギターのための近現代作品集
フメット:詩的な小品
バエス・セルバンテス:小品集
フローレス:夜と日中
マルティン・キンテーロ:ジョンド・マ・ノン・トロッポ
サンチェス・ベルドゥ:水の音
デュオ・イカルス〔アルフォンソ・パディーリャ(Sax)、アルベルト・プラザ(G)〕

録音:2018年10月27日−28日、セビーリャ(スペイン)アルベルト・プラザ
デュオ・イカルスはセルマー、ダダリオのアーティストであるスペインのサクソフォン奏者アルフォンソ・パディーリャと、スペインギターの巨匠ホセ・トーマスの門弟アルベルト・プラザが2009年に結成したアンサンブル。
サクソフォン&ギターのための編曲作品、アレンジ作品の両方を積極的に取り上げているデュオ・イカルスが今回取り組んだのは、スペインの作曲家たちの作品集。「水の音」は、松尾芭蕉の俳句「古池や蛙飛びこむ水の音」を題材として尺八とギターのために書かれた作品で、ここでは尺八をソプラノ・サクソフォンに置き換えています。
Da Vinci Classics
C-00283(1CD)
バス・クラリネット〜雲の上に
オルトラーノ:マノラ
ソルマーニ:雲の上に
オルトラーノ:ロマンス
ボルトラート:ボンゼルガスト
ザッファローニ:カデンツァ、前奏曲とペッツォ・アパッショナート、トリオ・タンゴ、グリーンスリーヴスで
ヴィヴィアーニ:摂動
ボルトラート:プロムナード
オルトラーノ:オリエンタル・トリオ
ファウスト・サレディ(バス・クラリネット)、
ステファニア・オルセッリ(P)、リシア・ヴィガーノ(Vn)、アンブラ・クサンナ(Vn)、シモーネ・リブラロン(Va)、ナディア・ビアンキ(Vc)、カストリオット・メルシーニ(Cb)、ダヴィデ・ヴェンドラミン(アコーディオン)、セルジオ・ファヴィアン・ラヴィア(G)、ステファノ・バルデッラ(マリンバ)、マッテオ・マンゾーニ(マリンバ)

録音:2019年10月−12月
2006年よりミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディSOのバス・クラリネット奏者を務めている、文字通りイタリアのバス・クラリネットのスペシャリスト、ファウスト・サレディが繰り広げる現代イタリアのバス・クラリネット作品集!サレディがチョイスしたのは1960年代以降に生まれ、現在も活躍中の5人のイタリア人作曲家たちによる10作品。ピアノ、2台のマリンバ、ギター、弦楽四重奏などとの共演、そして無伴奏など多彩な編成の中で際立つ存在感を発揮し、バス・クラリネットの"ソロ楽器"としての魅力を存分に伝えてくれるサレディの好演。バス・クラリネット、低音木管の魅力を存分に味わって下さい!
Da Vinci Classics
C-00343(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ&ロンド集
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
ロンド ト長調(ハフナー K.250よりハイフェッツ編)
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378
ロンド ハ長調 K.373(クレンゲル&コセミャン編)
ルベン・コセミャン(Vn)、
ナタリア・ムナツァカニャン(P)、
マルガリータ・グリゴリアン(P)

録音:2018年11月、アルメニア作曲家協会(エレバン、アルメニア)
モスクワ音楽院でマヤ・グレザノワ教授に師事し、コーガン、オイストラフ、ヴァルガ、アハロニアンなど世界的名手たちからも指導を受けたアルメニア系カナダ人ヴァイオリニスト、ルベン・コセミャンのモーツァルト・プログラム。
2つのヴァイオリン・ソナタ、2つのロンドを組み合わせたプログラムでコセミャンは哲学的ではなく、楽器の持つ最上の音色、ヴィルトゥオージティを追求しています。力強さと洗練された優雅さが同居する独自色を打ち出し、天才モーツァルトの音楽を奏でています。
Da Vinci Classics
C-00341(1CD)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
デイヴィッド・ウィン・ロイド(Vn)、
ベルナルド・サントス(P)

録音:2020年8月、テアトロ・アヴェイレンセ(アヴェイロ、ポルトガル)
デイヴィッド・ウィン・ロイドはアマデウス四重奏団の創設メンバーの1人であるピーター・シドロフに師事し、BBCSOに4年間在籍。その後はポルトガルに活躍の場を移し、イベリアン・ルーツOやオルケストラ・クラシカ・ド・セントロなどで指揮者として活躍してきたイギリスの音楽家。
ポルトガルのピアニスト、ベルナルド・サントスとのデュオで、グリーグの3つのヴァイオリン・ソナタが持つ北欧のリリシズムや情熱性を巧みに表現してくれています。
Da Vinci Classics
C-00344(1CD)
ビギニングス〜サクソフォンとギターのための20世紀の音楽
ベッラフロンテ:組曲第1番
ピエルサンティ(パオリーノ編):組曲「モンタルバーノ刑事」
マチャド:ブラジルのポピュラー音楽集
ピアソラ:タンゴの歴史
コリア(パオリーノ編):スペイン
ヒステリコ・デュオ〔ミケーレ・パオリーノ(Sax)
ダヴィデ・ディ・イエンノ(G)〕

録音:2020年6月−7月、ピムス・スタジオ(ヴァスト、イタリア)
センシティヴな「クラシカル・ギター」とパワフルでソリッドな「サクソフォン」というユニークな組み合わせによるデュオが絶妙なコンビネーションで展開する20世紀音楽の世界。
ピアソラの「タンゴの歴史」、チック・コリアの「スペイン」では、サクソフォンとギターのコンビが作品に見事にフィット。現在も活躍中の3人の作曲家、ベッラフロンテ、ピエルサンティ、マチャドの作品は、この編成のための新たなレパートリーとして重宝されることでしょう。
ミケーレ・パオリーノはフェデリコ・モンデルチに師事したイタリアのサクソフォニスト。伸びやかな音色が印象的です。

Signum Classics
SIGCD-668(1CD)
オリヴァー・デイヴィス:ソレス
クレラティ(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)/ソレス(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)/ディス・モータル・マン(ソプラノ、ハープと弦楽のための)/ナルシスとエコー/エクノクス(ヴァイオリンと弦楽のための)/ギター協奏曲/カレイドスコープ(ピアノ・デュオ)/サン・スタンズ・スティル(トレブルとピアノのための)/ビュート・チェロ・デュエット/エロスとサイケ(ソプラノと管弦楽のための)/セイヴ・ミー
オリヴァー・デイヴィス(ピアノ、ヴォーカル)、ヒュー・ワトキンス(P)、ベス&フロー(ピアノ・デュオ)、ケレンザ・ピーコック(Vn)、ジョナサン・ヒル(Vn)、キャサリン・ジェンキンソン(Vc)、ニコラス・ホランド(Vc)、グレイス・デイヴィッドソン(S)、オリヴァー・ワス(Hp)、セルジオ・プッチーニ(G)、ペーテル・イレーニ(指)、ブダペスト・スコアリング・オーケストラ
オリヴァー・デイヴィス(1972−)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。これまでSignum Classicsからリリースされた5つのアルバム〔「フライト」(SIGCD411)、「シーズンズ」(SIGCD437)、「ダンス」(SIGCD469)、「リバティ」(SIGCD522)、「アルカディア」(SIGCD590)〕は、全英クラシカル・チャートとiTunesクラシック・チャートの両方で何度もTOP10入りを果たし(「リバティ」はiTunesクラシック・チャート第1位)、アップル・ミュージックでは多数の5つ星レビューと100万回以上のストリーミング実績を誇ります。
Signum Classics第6弾となるアルバム「ソレス」は、Covid-19による国際的なロックダウンの最中に製作され、ロサンゼルスのヴァイオリニスト、オランダのピアノ・デュオ、アルゼンチンのギタリスト、ブダペストの指揮者&オーケストラなど、世界中のアーティストの協力で実現しています。

NAR Classical
NAR-123182(2CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1/チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2/「魔笛」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66/「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45/チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69/チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1/チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2/「魔笛」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
マリオ・ブルネロ(Vc)、
アンドレア・ルケシーニ(P)

録音:1996年5月21日−24日、パラッツォ・ジュスティ(パドヴァ、イタリア)
現代イタリアのトップ・チェリストの1人であるマリオ・ブルネロと、ミケランジェリやポリーニの系譜に連なる同じくイタリアの名手アンドレア・ルケシーニのゴールデンコンビによるベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集。
ブルネロとルケシーニのコンビは2014年にこのベートーヴェンのソナタ全集をここ日本でも披露し大絶賛を浴びるなど、長きに渡り重要なレパートリーとして演奏し続けてきています。
近年は古楽系レパートリーへの取り組みも多いブルネロですが、王道中の王道、ベートーヴェンの演奏もやはり絶品です。
NAR Classical
NAR-124182(1CD)
ブラームス;チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
エンリコ・ディンド(Vc)、
アンドレア・ディンド(P)

録音:1996年6月25日−27日、ムーン・スタジオ(ミラノ、イタリア)
ミラノ・スカラ座Oの首席奏者を11年間務め、1997年にパリで開催されたロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで優勝するなど、輝かしい経歴と実績を持つイタリアの名チェリスト、エンリコ・ディンド。
従兄弟でピアノ、指揮者として活躍するアンドレア・ディンドとのデュオによるブラームスのソナタ2曲は、エンリコ・ディンドの30代初頭の頃の名演の1つ。イタリア人らしくよく歌いこまれたロマンティシズムにあふれるブラームスです。
NAR Classical
NAR-133182(1CD)
モーツァルト:フルートとピアノのための6つのソナタ
ソナタ変ロ長調 K.10/ソナタ ト長調 K.11
ソナタ イ長調 K.12/ソナタ ヘ長調 K.13
ソナタ ハ長調 K.14/ソナタ変ロ長調 K.15
アンドレア・グリミネッリ(Fl)、
ステファニー・フォンタナローザ(P)

録音:録音年月日不詳(2001年頃?)
留学先のパリ音楽院でジャン=ピエール・ランパルに師事し、1983年と84年にパリ賞を受賞。その成功によってルチアーノ・パヴァロッティからその実力を認められ数多くのツアーやレコーディングに同行しその名声を高めたイタリアの世界的フルーティスト、アンドレア・グリミネッリが、ネマニャ・ラドゥロヴィチとの共演でも知られる女流ピアニスト、ステファニー・フォンタナローザとのデュオで録音したモーツァルトの「6つのソナタ」。
天才モーツァルトの秀作を、イタリアの天才フルーティストが華麗に奏でた名演です。

Champs Hill Records
CHRCD-161(1CD)
ロマン・トーテンベルクへ寄せて
バッハ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
シマノフスキ
:神話「3つの詩」 Op.30
バルトーク
:ラプソディ第1番Sz.86
ヴィエニャフスキ:演奏会用ポロネーズ 二長調 Op.4
ネイサン・メルツァー(Vn)、
ロハン・デ・シルヴァ(P)

録音:2019年11月19日−21日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
※使用楽器:ストラディヴァリウス1734 "Ames, Totenberg"
将来有望な若手アーティストを続々と発掘・紹介するイギリスの「Champs Hill Records」から、アメリカの有望ヴァイオリニスト、ネイサン・メルツァーのデビュー・レコーディングが登場! ネイサン・メルツァーはアメリカ生まれ、4歳でウィーンに渡り、8歳でヴァイオリンを始め、10歳でアメリカに戻り名門ジュリアード音楽院でイツァーク・パールマンとリ・リンに師事。2017年にはイギリス最高峰の弦楽器コンクール、ウィンザー祝祭国際弦楽コンクールで史上最年少の優勝を果たし、2020年には服部百音らと共に、若手音楽家支援団体「Salon de Virtuosi」のキャリア・グラントに選ばれているライジング・スターです。
また使用楽器にも注目です。ポーランド出身、アメリカでヴァイオリニスト&教師として大きな功績を残したロマン・トーテンベルクが所有していた銘器ストラディヴァリウス1734 "Ames"。1980年に盗難に遭い、35年後の2015年に奇跡的に返却されながらも、持ち主のトーテンベルクは3年前に亡くなっていたという劇的なエピソードで知られるアントニオ・ストラディヴァリ後期の傑作の1つです。2018年に、アメリカのRare Violins In Consortiumからこのストラディヴァリウス1734 "Ames, Totenberg"を長期貸与されたメルツァーは、2019年11月15日に、マサチューセッツ州ケンブリッジのロンギー音楽院のホールでリサイタルを敢行。ここは39年前にこのヴァイオリンが盗難にあったオフィスがある場所であり、トーテンベルク自身も1980年に同じホールで演奏していたそうです。このCDは、そのリサイタルから数日後にイギリスで録音。プログラムは、トーテンベルクが1936年にホワイトハウスでルーズベルト大統領の前で演奏したというヴィエニャフスキの「演奏会用ポロネーズ」やシマノフスキの「神話」など、教授のお気に入りのレパートリー、そしてバッハやフランクのヴァイオリン・ソナタなど、不朽の名作で構成。
Champs Hill Records
CHRCD-155(1CD)
R.シュトラウス:室内楽作品集
カプリッチョへの前奏曲 Op.85/弦楽四重奏楽章変ホ長調 TRV 85/弦楽四重奏曲イ長調/セレナード/ピアノと弦楽四重奏のための祝典行進曲 AV178/ピアノと弦楽四重奏のための2つの小品 AV182/変容(メタモルフォーゼン)(ルドルフ・レオポルド編曲/弦楽七重奏版)
アキュライ・アンサンブル〔シャーロット・スコット(Vn)、エマ・パーカー(Vn)、ジョン・ソーン(Va)、サイモン・タンドリー(Va)、ナサニエル・ボイド(Vc)、パウ・コディーナ(Vc)、ステイシー・ワットン(Cb)、ジェームズ・ベイリュー(P)〕

録音2019年2月4日ー7日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
スコットランド室内Oの首席クラリネット奏者マキシミリアーノ・マルティンとの共演でブラームス&モーツァルトのクラリネット五重奏曲集(CHRCD-076)を録音したUKの気鋭アンサンブル、バドクSQ(バドケSQ)を母体とし、より大きく柔軟なアンサンブルを目指して結成されたアキュライ・アンサンブル(Oculi Ensemble)のデビュー・アルバムとなる、R・シュトラウスの室内楽作品集。
タムシン・ウェーリー=コーエンが第1ヴァイオリンを務めるアルビオンSQの現メンバーであるエマ・パーカーやナサニエル・ボイドをはじめ、元ピアッティSQのシャーロット・スコット、元ドーリックSQのサイモン・タンドリーなどの名室内楽奏者たちが、シュトラウスを象徴する作品「変容(メタモルフォーゼン)」から、初期の弦楽四重奏曲断章を含むあまり知られていない室内楽作品集に取り組みます。

Danacord
DACOCD-842(1CD)
ドビュッシー:室内楽作品集
ベルガマスク組曲
クラリネットのための第1ラプソディ
牧神の午後への前奏曲(ウスタリン、ヒュルディ編曲/ヴァイオリン、チェロ、クラリネットとピアノ版)
チェロ・ソナタ ニ短調
ヴァイオリン・ソナタ ト短調
コペンハーゲン・メシアンQ〔マーリン・ヴィリアム=オールソン(Vn)、カール=オスカ・ウスタリン(Vc)、クリストファー・ヒュルディ(P)、ヴィクト・ヴェネス(Cl)〕

録音:2018年5月23日−27日、(コペンハーゲン、デンマーク
室内楽奏者、ソリスト、オーケストラ奏者として活動する4人の音楽家が2018年1月に結成したコペンハーゲン・メシアン四重奏団のデビュー・アルバムがリリース。グループ名にとったメシアンの「時の終わりのための四重奏曲」と同じ楽器編成のアンサンブル。マルメSOの第2ヴァイオリン・セクションリーダーを務め、現代音楽のグループ「ストックホルム・シンドローム・アンサンブル(「天使たちの声(BIS SA 2344)」)」で演奏するマーリン・ヴィリアム=オールソンのヴァイオリン、ブラームス(DACOCD875)とシュニトケ(DACOCD878)のアルバムをリリースしたチェリストのカール=オスカ・ウスタリン。ピアノのクリストファー・ヒュルディとクラリネットのヴィクト・ヴェネスは、メシアンの音楽を録音(DACOCD756)した「アンサンブル・ノーアリュス」にも参加しています。コペンハーゲン・メシアン四重奏団は、結成以来、デンマーク放送(DR)の番組やデンマークとスウェーデンの音楽祭に出演。スウェーデンの「Musik i Syd」が企画した2020年1月のスウェーデン・ツアーも高い評価を獲得しました。
ドビュッシーの作品によるプログラム。「月の光」で知られる「ベルガマスク組曲」はピアノソロ、「クラリネットのための第1ラプソディ」、「チェロ・ソナタ」、「ヴァイオリン・ソナタ」はそれぞれの楽器がピアノと共演するオリジナルの演奏。「牧神の午後への前奏曲」は、メンバーのウスタリンとヒュルディが、ドビュッシーとマラルメのエロティシズムとアルカディアの気分にプレーヤーたちの個性と音楽を反映させて編曲した「ヴァイオリン、チェロ、クラリネットとピアノの四重奏」版で演奏されます。
Danacord
DACOCD-878(1CD)
シュニトケ:チェロとピアノのための音楽
チェロ・ソナタ 第1番/古い様式による組曲
チェロ・ソナタ第1番/ノスタルジックな音楽
カール=オスカ・ウスタリン(Vc)、
エミール・グリューステン(P)
モーテン・ソイテン、トゥールレイフ・テデーン、ラルフ・カーシュバウム、フランス・ヘルメションたちに学んだチェリスト、カール=オスカ・ウスタリン。デンマークとヘルシンキでアネ・ウーラン、ニクラス・シヴェレーヴ、エーリク・タヴァッシェルナ、エーロ・ヘイニネンに教わったピアニスト、エミール・グリューステン。
ブラームスの「チェロとピアノのためのソナタ(DACOCD875)」を録音したデンマークの音楽家2人が再び共演。シュニトケのチェロとピアノの作品を4曲録音しました。「ショスタコーヴィチの影」をうかがわせる2つの「ラルゴ」の楽章が、破壊的な「プレスト」をはさむ、ヴィルトゥオーゾ的な「チェロ・ソナタ第1番」。ロストロポーヴィチを念頭に置いて書かれたという、5楽章の「チェロ・ソナタ第2番」。「古い様式による組曲」は、シュニトケが映画のための書いた音楽を素材にして作られました。「歯医者の冒険」を描いた映画の音楽による〈パストラーレ〉と〈バレエ〉、スポーツとスポーツマンの映画音楽による〈フーガ〉が、子供向けのアニメーション映画の音楽からとった〈メヌエット〉と〈パントマイム〉の間に挟まれます。「ノスタルジックな音楽」は、この組曲の〈メヌエット〉に技巧的なパッセージを加え、異なる表情の音楽にした作品です。

PASCHENrecords
PR-200070(2CD)
エルメートの宇宙
ILZA NOVA/MENTALIZANDO A CRUZ/CELSO/QUEBRAR TUDO/RAINHA DA PEDRA AZUL/REBULICO/MUSICA DAS NUVENS E DO CHAO/MENTE CLARA/ILHA DAS GAIVOTAS/E NEM DA PRA DIZER/UINA/A GUARIBADA DA NOITE/TUDO QUEBREU/O FAROL QUE NOS GUIA/MALACUNGUE/RISADA DE FELICIDADE
ノルウェー管楽アンサンブル、
シュテフェン・ショルン、ロジャー・ヘンシェル(サックス)、
エルメート・パスコアール(メロディカ、プリペアド・ピアノ、バス・フルートなど)、
マルシオ・バイーア(パーカッション)

録音:2018年、2019年
マイルス・デイヴィスに「地球上でもっとも重要なミュージシャンのひとり」と評されたブラジル音楽界の最重要人物、エルメート・パスコアール(1936-)の魔法のような音楽を、ノルウェー最古のオーケストラであるノルウェー管楽アンサンブル(1734年設立)と、パスコアール自身、そしてサックスと即興演奏の世界的名手であるロジャー・ヘンシェル、シュテフェン・ショルンらが最高に楽しいアレンジで聞かせる1枚!エキゾチックなリズムのジャングル、豊かでカラフルなハーモニー、パスコアールの音楽の魅力は海のように広く、深く、尽きることがありません。

Urtext
JBCC-305(1CD)
イマヘネス〜メキシコのピアノ四重奏曲集
エンリケ・ゴンサレス=メディナ:コンシエルト・バロッコ(バロック協奏曲)
ヘラルド・メーサ:イマヘネス
フランシスコ・ラドロン・デ・ゲバラ:ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのソナタ
アウローラQ

録音:2017年4月
メキシコの女流奏者たちによって2004年に結成されたピアノ四重奏団、アウローラ四重奏団(Cuarteto Aurora)のセカンド・アルバム。エンリケ・ゴンサレス・メディナ(b.1954)のバロック協奏曲や、ヘラルド・メーサ(b.1960)のイマヘネス(イメージ)など、現代メキシコの作曲家がアウローラ四重奏団のために書いたピアノ四重奏曲集。
Urtext
JBCC-302(1CD)
シャドウ・ブルース
リュック・フェラーリ&フランソワ・ドーダン・クラヴォー:寺院
タオ・ユ:垂れ下がる梅の花
フェラーリ&クラヴォー:ハロン湾
クラヴォー:シャドウ・ブルース
フェラーリ&クラヴォー:自転車と電車
トラン・ティ・キムゴック:若い女性の昼寝
フェラーリ&クラヴォー:金属街道
クラヴォー:鏡
フェラーリ&クラヴォー:食堂入店
ティエリー・ペク:プリンセス・イワ(磐之媛命)
民謡集(上海音楽院民謡オーケストラのリハーサル〔1995年〕
トリオ・ダルジャン〔フランソワ・ドーダン・クラヴォー(Fl)、ザビエ・サン=ボネ(Fl)、ミシェル・ボワゾ(Fl)〕、ガブリエラ・ヒメネス(パーカッション)

録音:2017年
1984年から活動するフランスのフルート三重奏団、トリオ・ダルジャン(直訳すると「銀の三重奏団」)による日本、中国、ベトナム、韓国などアジアをテーマにした作品集。トリオ・ダルジャンのメンバーであるフランソワ・ドーダン・クラヴォーが作曲した「シャドウ・ブルース」を中心に、ベトナムのトラン・ティ・キムゴック、中国のタオ・ユ、フランスのティエリー・ペクらのオリエンタルな作品を収録。

Etcetra
KTC-1685(1CD)
コントラバスとハープのための音楽
ボッテジーニ:エレジー
ブルッフ:コル・ニドライ
フォーレ:ロマンス イ短調
ジャン=クロード・ジャンジャンブル(b.1975):5つの小さなワルツ集
ボッテジーニ:タランテラ
マスネ:タイスの瞑想曲
ピアソラ:言葉のないミロンガ
ドビュッシー
:レントより遅く
ピアソラ:ナイト・クラブ1960
フォーレ:夢のあとに
47+4〔マチュー・プティ(Cb)、
アンヌ・ル・ロワ(Hp)〕

録音:2017年8月
フランス、リール国立Oの首席コントラバス奏者マチュー・プティと、同じくリール国立Oのハープ奏者アンヌ・ル・ロワによって結成された「コントラバスとハープ」というユニークなデュオ「47+4」(グループ名はハープとコントラバスの弦の本数)。
オーケストラの屋台骨というコントラバスの伝統的な役割から解放し、ソロ楽器としての恵まれた表現力を発揮すべく活動している「47+4」のファースト・アルバムは、コントラバスで様々な時代・地域を回り、祈り、エレジー、ワルツ、ロマンス、タンゴ、タランテラ、瞑想などの多様なパノラマを描きます。「コントラバスとハープ」のためのオリジナル作品は、リール国立管、フランス放送フィル、ベルリン放送響などのソロ・ティンパニ奏者、首席ティンパニ奏者を歴任したティンパニスト兼作曲家のジャン=クロード・ジャンジャンブルによる「5つの小さなワルツ集」(2006年特別委嘱作)。「コントラバスとピアノ」からのハープ伴奏版アレンジは、「コントラバスのパガニーニ」の異名を誇ったジョヴァンニ・ボッテジーニの2作。残りは「タイスの瞑想曲」や「夢のあとに」、「言葉のないミロンガ」など、様々な編成で愛される名曲ばかり。編曲はすべてマチュー・プティ&アンヌ・ル・ロワによるものです。

Musicaphon
M-35725(1CDR)
ルッツ=ヴェルナー・ヘッセ〜ポートレート
オルガンのための「トッカータ・ヴィジョナリア」 Op.71(2013)、独奏チェロのための「エレジー」 Op.55(2007)、バリトンとピアノのための「月の歌」 Op.49(2004/06)、3つのイースターの歌 Op.69*(2013)、フルートとピアノのための「エピグラム」 Op.48#(2006)、合唱と大オーケストラのための「雲に覆われた塔」 Op.76(2015)
ヴォルフガング・アーベントロート(Org)、スザンネ・ミュラー=ホルンバッハ(Vc)、ティロ・ダールマン(Br)、マティアス・ヴィーリヒ(P)、クリア・ヴォイシズ*、ディルク・ペッペル(Fl)、ジヨン・フィリップス(P)#、ヴッパータール歌劇場cho、ヴッパータールSO、アレクサンドル・マルコヴィチ(指)

録音:2016年2月-10月、ヴッパータール市庁舎(ドイツ)
ドイツのボン出身で、「ヴッパータール・コンサート協会」の会長を務める現代の作曲家、ルッツ・ヴェルナー・ヘッセ(1955-)のポートレート・アルバム。彼はケルン音楽院でギュンター・フォルクとユルク・バウアーに音楽学と作曲を師事し、現在はケルンのヴッパータールにあるケルン音楽舞踊大学の教授兼マネージングディレクターを務めています。ヘッセの作曲活動は室内楽と管弦楽を中心に行われており、ドイツ国内の様々なオーケストラからの委嘱を受け、数々の名作を生み出しています。
ルッツ=ヴェルナー・ヘッセは現代の作曲家としては保守的な作風で知られていますが、彼自身は次のように述べています。「作曲は私にとって必要不可欠なものであり、自分自身を表現する方法でもあります。作曲は私の生活の一部であり、創造的なプロセスの中で思いもよらない空間を開いてくれます。私の目標は、これらの空間を聴衆がアクセスしやすく、理解しやすいものにすることです。私にとって重要なのは、聴いてもらえるものだけを書くことです。ですから、抽象的で(あまりにも)複雑な構造には興味がなく、理解可能な有機的なプロセスを示すことに非常に興味を感じています。私にとっては知的に理解することよりも、注意深く(感情的に)追体験することのほうが重要なのです。そうして初めて、音楽はその非常に特別な力にふさわしい効果を発揮することができるのです。」
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Musicaphon
M-59003(1CD)
ヨーロピアン・パスウェイ
ボルトキエヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.26
ショーソン:詩曲 変ホ長調 Op.25
クライスラー:前奏曲とアレグロ ホ短調
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ「ラ・フォリア」 Op.5-12
オトマル・マーハ(1922-2006):独奏ヴァイオリンのためのセイキロス変奏曲
アロイス・コットマン(Vn)、
ルドルフ・デネマルク(P)
アロイス・コットマン(1929-)はヴァイオリンのための国際コンクール「アロイス・コットマン賞」の創設者としても知られるドイツの名ヴァイオリニスト。本アルバムでは『ヨーロピアン・パスウェイ』と題して国も時代もさまざまなヴァイオリン作品が取り上げられており、あまり知られていないコットマンのヴァイオリンの美しさを存分に楽しむことができます。作品的にはチャイコフスキーやラフマニノフ的な作風で人気のロシア人作曲家、セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952)の「ヴァイオリン・ソナタ」が貴重。濃厚なショーソンの「詩曲」、熱く歌い上げるコレッリの「ラ・フォリア」も必聴です。デネマルクの少し乾いたピアノも味わい深い名演。

Hortus
HORTUS-188(1CD)
ロマンチックな瞑想
テオドール・サロメ(1834-1896):2つの小品(T.アンダンテ・パストラール/U.ロマンス)
 カンティレーヌ〜オルガンのための10の小品より
シャルル・ケフ(1873-1931):アンダンテ・カンタービレ
レインゴリト・グリエール(1875-1956):アンダンテ〜11の小品より
ホレイショ・パーカー(1863-1919):夜想曲〜4つのスケッチ Op.32より
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):カンティレーナ・パストラーレ Op.19
フランク:聖餐〜ハルモニウムのための5つの小品 Op.23より
ギルマン:祈り 変ロ長調〜オルガンのための異なる形式による小品集第4巻 Op.18-3
ピエルネ(1863-1937):カンティレーヌ〜3つの小品 Op.29より
ピエルネ:セレナード Op.7
ギルマン:アレグレット ロ短調 Op.19
テオドール・デュボワ(1837-1924):祈り ニ長調〜オルガンのための7つの小品
マルク・F・シェバン:パストラーレ
ジョン・ロバート・ワトキンソン:即興曲 変ニ長調 Op.9
※すべてオルガンとオーボエによる演奏
ジャン=クリストフ・オーナージュ(Org)、
フランソワ・メイエ(Ob)

録音:2019年2月17-21日/モナコ聖心教会(モナコ)
オルガンのジャン=クリストフ・オーナージュとオーボエのフランソワ・メイエは、数年前に演奏会や典礼の場で出会い、オーボエとオルガンのためのレパー トリーを演奏してきました。ロマン派の作品を中心レパートリーとする二人が、演奏機会に恵まれない、しかし魅力的な作品を集めたのがこのアルバムです。 テオドール・サロメ、ホレイショ・パーカー、ホレイショ・パーカーの作品の録音は珍しく、二人が特に愛着を持つ作品です。オーボエとオルガンによる美 しき調べをご堪能ください。 (Ki)
Hortus
HORTUS-189(1CD)
『パリからロサンゼルスへ』〜ツァイスル、ミヨー、モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのための作品集
エーリヒ・ツァイスル(1905-1959):メニューインの歌
ミヨー:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.40
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
ツァイスル:ヴァイオリン・ソナタ 「ブランダイス」
 ツィゴイネルワイゼン〜ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.2-1
アンブロワーズ・オーブラン(Vn)、
ステーフェン・ファンハウウァールト(P)

録音:2019年5月20-23日/ドクター・ランド=グリヨ・ホール、ネバダ大学、ラスベガス
オーストリア系アメリカ人作曲家エーリヒ・ツァイスル(1905-1959)は、1938年にウィーンを離れ、パリに行き、その後ロサンゼルスに移住しました。 このアルバムはカリフォルニアに亡命したエーリヒ・ツァイスルとダリウス・ミヨーの友情とお互いの作品への憧れを描き、ツァイスルを魅了したモーツァルト のヴァイオリン・ソナタ ホ短調を中間に配置した内容です。 (Ki)
Hortus
HORTUS-196(1CD)
(1)ムソルグスキー:『展覧会の絵』
(2)シューマン:ペダル・フリューゲルのためのスケッチ Op.58
(3)シューマン:ペダル・フリューゲルのための練習曲(カノン形式の作品6曲) Op.56
※すべてトランペットとオルガン編
ギィ・トゥーヴロン(Tp)、
ヴァンサン・グラッピー(Org)

録音:2019年/ブロワ大聖堂
ムソルグスキーの「展覧会の絵」はラヴェルの管弦楽版をはじめ様々な編曲版でも知られる名作。そこにトランペットとオルガン版が新たに加わります。ラ ヴェル編でも印象深いプロムナードのモティーフをはじめ、卵の殻をつけた雛の踊りの機敏なパッセージ、キエフの大門の荘厳な響きなど、驚くほどトランペッ トは相性良く、オルガンとの共演によりまるでオーケストラを思わせる雄大な響きが特徴的です。カップリングはペダル・ピアノのために書かれたシューマン の 2 篇。こちらも実に聴きものです。
演奏は数多くの録音でも知られるトランペット界の巨匠ギィ・トゥーヴロンです。ミュンヘン、ジュネーヴ、プラハなど権威ある国際コンクールでの受賞歴 を誇るトゥーヴロンは、これまでにユーディ・メニューイン、ジャン=クロード・カサドシュなど世界的な演奏家との共演を誇りフランス国内外の音楽祭に出 演しております。
オルガンのヴァンサン・グラッピーはオルレアンでフランソワ=アンリ・ウバール、パリでマリー=クレール・アラン、リヨンでルイ・ロビヤールに師事しま した。パリ市主催国際コンクール(2002年)とシャルトル国際オルガン・コンクール(2004年)で優勝している実力派。現在ブロワ大聖堂の専属オルガ ニストを務めております。2人の実力派による演奏、大注目です。

Passacaille RECORD
PAS-1086(1CD)
狂気のソナタ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調『クロイツェル』 Op.47
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調『暁』 Op.96
リナ・トゥール・ボネ(Vn)
アウレリア・ヴィソヴァン(フォルテピアノ)

録音:2020年8月
圧倒的に華麗な演奏で人気の古楽ヴァイオリン奏者、リナ・トゥール・ボネがベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを録音しました!取り上げたのは技巧 的でエネルギッシュな難曲第9番と、その約10年後に書かれた内省的で美しい名品第10番。「燃えるようなヴィルトゥオーゾ」「魂のヴァイオリニスト」「悪 魔のヴァイオリニスト」などと形容される彼女の表現が冴え渡る注目盤です。共演は2019年にブルージュの古楽コンクールで優勝したフォルテピアノ奏者、 アウレリア・ヴィソヴァン。
Passacaille
PAS-1093(1CD)
ウィーン1905-1910
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番Op.10 *
ベルク:弦楽四重奏曲第3番
リヒター・アンサンブル
マリエレ・レベ ル( * メゾソプラノ)

録音:2019年
ヴァイオリニストのルドルフォ・リヒター率いるリヒター・アンサンブルはガット弦で17〜20世紀の音楽を奏でるアンサンブル。新ウィーン楽派の作品を 集めたこのアルバムは、現代楽器による演奏では見落とされがちなロマンティックな側面、伝統的な語り口がニュアンス豊かに表現されています。

KLARTHE
KLA-104(1CD)

KKC-6297(1CD)
国内盤仕様
税込定価
「]V」〜13にまつわる弦楽四重奏曲集
モンテヴェルディ:ペトラルカのカンツォニエーレより「ソネット第164番」*
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」D.804 Op.29
パーセル:パヴァーヌ ト短調 Z.752
パーセル:シャコンヌ ト短調 Z.730
シューベルト:「あっちへ行け!残酷な死神よ」〜死と乙女 D.531 Op.7-3*
ジョージ・クラム(1929-):「ブラック・エンジェルズ〜暗黒界からの13のイメージ」
シューベルト:「ギリシャの神々」 D.677*
*=編曲:アルデオ四重奏団
アルデオQ【キャロル・プティドマンジュ(Vn)、梁美沙(Vn)、原裕子(Va)、ジョエル・マルティネス(Vc)】

録音:2020年2月19-23日/ドイツ・ブレーメン・カンマー・フィルハーモニー
2001年にパリ国立高等音楽院で結成されたアンサンブル、アルデオ四重奏団。当団はラ・フォルジュルネ音楽祭でもおなじみのヴァイオリニスト梁美沙、実 力派ヴィオリスト原裕子を含む4人の女性メンバーから成り、フランス国内外で活躍する四重奏団です。“アルデオ”とはラテン語で「私は燃える」という意味を もち、この4人の女性奏者が音楽に取り組む姿勢そのものといえます。近年は「ゴルトベルク変奏曲」の弦楽四重奏版の録音でも高い評価を得ております。
KLARTHEレーベルからの注目の新録音は「]V(十三)」にまつわる作品を集めた意欲作。アメリカの現代作曲家ジョージ・クラム(1929-)の「ブラック・ エンジェルズ〜暗黒界からの13のイメージ」を主軸に、モンテヴェルディのペトラルカのカンツォニエーレより「ソネット第164番」(マドリガーレ集第8巻「戦 いと愛のマドリガーレ」より第13番の冒頭)、シューベルトの弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」、パーセルのパヴァーヌとシャコンヌ、そしてシューベルトの 歌曲の弦楽四重奏版を収録しております。
1970年、ベトナム戦争中に書かれたクラムの「ブラック・エンジェルズ」は『出発』、『不在』、『帰還』の3つの大きなセクションに分けられた全13曲の作品。 作品全体が「暗黒の世界」を探求する往復の旅のように配置されており、クラム自身はこの作品を「混沌とした現代世界をあらわす寓話」であると語っています。 難解ながらも素晴らしいこの作品にアルデオ四重奏団が真っ向から挑んだ注目盤です。
国内仕様盤(KKC 6297)には仏Fayard社出版「弦楽四重奏の美」及び「弦楽四重奏の歴史」の著者でも知られるベルナール・フルニエ(訳はアルデオ四重 奏団の原裕子)の日本語解説書付。また、クラムの「ブラック・エンジェルズ」を曲の構造を示した図も掲載いたします。 (Ki)

KLARTHE
KLA-102(1CD)
ショーソンと文学
ショーソン:終りなき歌Op.37
劇付随音楽「テンペスト」Op.18(全5曲)(根本雄伯復元)
ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲Op.21
エレオノール・パンクラジ(Ms)、
ルイーズ・パンジュ(S)、
パブロ・シャツマン(Vn)、
ジャン=ミシェル・ダイエ(P、チェレスタ)、
根本雄伯(指)、ムジカ・ニジェラ

録音:2019年5月23-26日/シャルトレーズ・ド・ヌーヴィル=ス=モントルイユ(パ=ド=カレー)(24日のみライヴ)
ショーソンは1888年にシェイクスピアの「テンペスト」のために付随音楽を作りました。もとは独唱を含むオーケストラ曲でしたが、ショーソン自身がそ こから5曲を独唱、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープ、チェレスタのために編曲したとされます。ムジカ・ニジェラの指揮者、根本雄伯は 楽譜を捜したものの発見できず、オーケストラ・スコアとショーソン自身によるピアノ・リダクションに基づいて復元を試みました。
これが驚きの世界。チェレスタとハープが織りなす夢幻的な音響とフランス語の美しい歌唱で非現実的な世界へ誘ってくれます。
ムジカ・ニジェラはパ=ド=カレーの音楽家たちで2019年に結成された新しいアンサンブル。ミンコフスキのルーヴル宮音楽隊の首席ホルン奏者・根本 雄伯が音楽監督を務め、急速に知名度をあげています。フランスならではのオシャレな音色が魅力。 (Ki)
KLARTHE
KLA-091(1CD)
ブルターニュ
ロパルツ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ長調
ジャン・クラ:ピアノ三重奏曲
ブノワ・メニュ:碑銘
ロパルツ(メニュ編):海
アンサンブル・ギュスターヴ
【スリマン・アルトマイヤー(Vn)、マイユール・ジラール(Va)、トリスタン・コルニュ(Vc)、アントワーヌ・ド・グロレ(P)】

録音:2018年9月10-13日/カーン講堂
フランス北西部ブルターニュ地方はケルト文化圏で、フランスの他の地方とはひと味異なる伝承芸術で知られています。音楽も独特で、この地出身のロパ ルツ、クラらが民俗音楽を源泉とする作品を残しています。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノの4名によるアンサンブル・ギュスターヴがロパルツ、ク ラに加え、1977年生まれのブノワ・メニュの作も含め、ブルターニュ精神あふれる音楽を聴かせてくれます。 (Ki)
KLARTHE
KLA-098(1CD)

ラロ:ピアノ三重奏曲第1番Op.7*
ガブリエル・フィリポ:鏡
ヴュータン:ヴィオラ・ソナタOp.36
デザンクロ:古典様式による小組曲
ジャン・ドーフレンヌ(サクソルン)、
マティルド・ヌエン(P)
アレクサンドル・コラー ル(Hrn)*
クソルンはサクソソンと同じアドルフ・サックスが1845年に考案した金管楽器。チューバと似ていますが、ソプラニーノからバスまで7種あり、ブラス・ バンドでは重要な役割を演じています。
ジャン・ドーフレンヌはノルマンディ出身。パリ音楽院でフィリップ・フリッチュ、ジャン=リュック・プティプレに師事。新楽器の開発や即興演奏など、サ クソルン界を担う若手です。室内楽に熱心で、弦楽器のために書かれたものをサクソルンで見事に演奏。抜群のテクニックに加え、歌心にも満ちています。 (Ki)
KLARTHE
KLA-107(1CD)
…光は古風に流れ…
ドビュッシー:シランクス/美しき夕べ
巷に雨の降るごとく
ビリティス(6つの古代碑銘)(レンスキー編)
そぞろなる悩める心/グリーン
ヴァイオリン・ソナタ/星月夜
木々の影は/牧神の午後への前奏曲
ジョナータ・ズガンバロ(フルート、編)、
フレデリック・ヴァイセ=クニッテル(P)

録音:2016年9月12、13日/サン・ジャングー・ル・ナシオナル(ブルゴーニュ)
ロリアンヌ・コルネイユはブリュッセル音楽院でエフゲニー・モギレフスキーに師事したピアニスト。ピアニストのみならず、文筆家、音楽学者としてCD ライナーの執筆も行なっています。
このアルバムはシューマンの存在を問う内容で、晩年、精神錯乱する直前の奇妙な作品「暁の歌」と若き日の狂気に満ちた「クライスレリアーナ」、婚礼 の前日に新妻に捧げた「献呈」をリストが編曲したものまで意味深なプログラムが続きます。最後にロラン・バルトの「自明の意味と鈍い意味」から3章を コルネイユがフランス語で朗読。女優としての才能も示しています。 (Ki)

CLAVES
50-3011(1CD)
アントン・ライヒャ(1770-1836):(1)シンフォニア・コンチェルタンテ〜フルート、ヴァイオリンとオーケストラのための
(2)シンフォニア・コンチェルタンテ〜2つのチェロとオーケストラのための
(1)アレクシス・コセンコ(Fl)、シュシャヌ・シラノシアン(Vn)
(2)クリストフ・コワン(Vc)、ダヴィト・メルコニヤン(Vc)
ステファン・マクラウド(指)、リ・アンジェリ・ジュネーヴ

録音:2020年3月6&7日、6月13&14日/エルネスト・アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)
ベートーヴェンと同年生まれのアントン・ライヒャ(アントニーン・レイハ)。2020年は生誕250周年となります!その記念すべき年にステファン・マクラ ウド率いるリ・アンジェリ・ジュネーヴが 2つのシンフォニア・コンチェルタンテを収録しました!
ライヒャはプラハで生まれ、ボン、ハンブルグ、ウィーン、パリなどで活動し最後はフランスに帰化しています。15歳の頃ボンでベートーヴェンと出会い、 その後も親交があったといいます。また、パリ音楽院の作曲法教授として、リスト、ベルリオーズ、グノー、フランクなどを教え、論家、教育者としての大き な功績を残しています。
1800年頃にボンとウィーンで作曲された2つのシンフォニア・コンチェルタンテは壮大で実に情熱的な旋律と斬新な作曲法によって、シンフォニア・コン チェスタンテという形式の革命をもたらした傑作で、ライヒャのヴィルトゥオシティと芸術性の高さを証明しています。 当演奏ではソリストにも注目。フルートのアレクシス・コセンコ、ヴァイオリンのシュシャヌ・シラノシアン、チェロのクリストフ・コワンとダヴィト・メルコ ニヤンが務めております。アニバーサリー・イヤーにふさわしい注目盤の登場です!

CPO
CPO-555357(1CD)
NX-B02
デュボワ(1837-1924):ピアノ五重奏曲とピアノ四重奏曲
ピアノ五重奏曲 ヘ長調(1905)
ピアノ、ヴァイオリン、オーボエ、ヴィオラとチェロのために
ピアノ四重奏曲 イ短調(1907)
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのために
オリヴァー・トリンドル(P)
ニーナ・カーモン(Vn)
シュテファン・シーリ(Ob)
アンヤ・クレイナッケ(Va)
ヤコブ・シュパーン(Vc)

録音:2020年2月14-16日
1837年、シャンパーニュ地方で生まれたテオドール・デュボワの作品集。ランス大聖堂の教会楽長ルイ・ ファナールから教えを受け、その後はパリ音楽院でアンブロワーズ・トマに師事、1861年にローマ大賞を受 賞します。以降、マドレーヌ寺院やサント=クロチルド教会の楽長を務めますが、1896年、トマの死に伴 い、パリ音楽院院長に就任しました。しかし1905年のローマ賞でラヴェルが参加資格を失った一件から引 責辞任しています。このアルバムにはその頃に書かれた2曲の室内楽曲を収録。古典的な形式に則って 書かれたピアノ四重奏曲、第2ヴァイオリンをオーボエに変更し独自の響きを模索したピアノ五重奏曲。どち らもピアノの響きをベースに各々の楽器が繊細な旋律を重ねて行きます。オリヴァー・トリンドル、シュテファ ン・シーリら名手たちの演奏でお楽しみください。
CPO
CPO-555330(2CD)
NX-D01
ゲルンスハイム(1839-1916):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
【CD1】
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ハ短調 Op.4
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ヘ長調 Op.64
【CD2】
ヴァイオリン・ソナタ 第4番ト長調 Op.85
序奏とアレグロ・アパッショナート Op.38
アンダンテ ヘ長調
ヴァイオリン・ソナタ 第2番ハ長調 Op.50
クリストフ・シッケダンツ(Vn)
エルンスト・ブライデンバッハ(P)

録音:2019年5月20-24日、2019年10月20-23日
ドイツの作曲家フリードリヒ・ゲルンスハイム。7歳から音楽を学び、13歳の時にライプツィヒ音楽院に最年 少で入学、やがてピアノをモシェレスに師事し1855年から1860年まではパリに留学、リスト、ロッシーニ、ラ ロ、サン=サーンスらと親交を持ちました。その後はザールブリュッケンの音楽監督をはじめ、様々なオーケス トラを(指)友人であったブラームスや同時代の作品も演奏しています。このアルバムには14歳の時の習 作「ヴァイオリン・ソナタ ホ短調」を含む、ゲルンスハイムの初期から後期に至るヴァイオリンとピアノのための 全作品が収録されており、ゲルンスハイムの作風の変遷を知ることができます。とりわけ名ヴァイオリニスト、 アンリ・マルトーに捧げられたヴァイオリン・ソナタ第4番はゲルンスハイムの作曲技法の頂点を成す作品とさ れ、美しい楽想が巧みに構成された見事な音楽です。

Linn
CKD-641(1CD)
NX-B09
ハイドン:第2アポーニー四重奏曲 作品74 (弦楽四重奏曲第72-74番)、スコットランド民謡
ハイドン:弦楽四重奏曲 第72番ハ長調 作品74-1
ナサニエル・ガウ(1763-1831)、ニール・ガウ(1727-1807) / マクスウェルSQ 編曲:「Coilsfield House コイルスフィールド・ハウス」 - 「Drunk at Night, Dry in the Morning 夜にゃ呑んだくれ、朝にゃカラカラ」
ハイドン:弦楽四重奏曲 第73番ヘ長調 作品74-2
シーネ・ニクフィオンライク(19世紀)、作者不詳 / マクスウェルSQ 編曲:「Fear a’ Bhata 舟人」- 「Da Full Rigged Ship/Da New Rigged Ship 装備万全の船/新装された船」
ハイドン:弦楽四重奏曲 第74番ト短調 「騎手」 作品 74-3
作者不詳、ウィリアム・マーシャル(1748-1833)、イサーク・クーパー(1755頃-1811頃)/ マクスウェルSQ 編曲:「The Burning of the Piper’s Hut バグパイプ吹きの小屋の火事」- 「The Marquis of Huntly ハントリー侯爵」- 「Miss Gordon of Gight ガイトのゴードン嬢」
マクスウェルQ【コリン・スコビー(Vn)、ジョージ・スミス(Vn)、エリオット・パークス(Va)、ダンカン・ストラチャン(Vc)】

録音:2019年12月14-17日
2010年にイギリスで結成され、2017年にトロンヘイム国際室内楽コンクールで聴衆賞を受賞しているマクスウェル四重奏団のアルバム第2 弾。前作(CKD602)に引き続き、ハイドンが最初のイギリス旅行からウィーンへ戻ってすぐに書き始められた「アポーニー四重奏曲」と、彼らの 故郷スコットランドの民謡を組み合わせ、その影響と関連性を探るという試みとなっています。若い世代ならではの透明感と艶のあるハイドンが 何と言っても魅力ですが、スコットランド民謡の陽気さと哀愁を清々しく聴かせるセンスがまた素晴らしく、たいへん美しく心地よいアルバムに仕 上がっています。

Pentatone
PTC-5186879
(1SACD)
『希望のヴァイオリン』〜ライヴ・アット・コール・マンション
(1)ジェイク・ヘギー(1961-)(詩:ジーン・シェア(1958-):『読唱』
(2)シューベルト:弦楽四重奏曲第12番『四重奏断章』ハ短調D.703
(3)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調Op.80
ケイ・スターン(Vn1)、ドーン・ハームス(Vn2)、パトリシア・ヘラー(Va)、エミール・ミランド(Vc)
(1)サーシャ・クック(Ms)、ダニエル・ホープ(Vn)、ショーン・モリ(Vn)

ライヴ録音:2020年1月18&19日/コール・マンション、バーリンゲーム(アメリカ)
アルバム「希望のヴァイオリン」では、ホロコースト以前からホロコーストの間にユダヤ人の音楽家が所有していた楽器で演奏しております。これらの楽器は「希望のヴァイオリン・プロジェクト」を立ち上げた弦楽器製作者のイスラエルのアムノン&アヴシャロム・ワインスタインによって修復され、現在では「希望のヴァイオリン・コレクション」の名がついております。
収録作品はシューベルトの弦楽四重奏曲第12番『四重奏断章』とメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6番、そしてヴァイオリンの歴史にインスパイアされたジェイク・ヘギーの新作『読唱』です。シューベルトの未完の弦楽四重奏曲は激しい動揺と崇高なリリシズムに満ちた作品。一方、メンデルスゾーンは亡くなった妹ファニーのためにレクイエムとして四重奏曲を書きましたが、そのわずか2ヶ月後に38歳という悲劇的な運命を辿ることになるとは知らずに書いていた晩年の傑作です。
演奏は名手ダニエル・ホープやまだ10代の注目ヴァイオリニスト、ショーン・モリなど注目のヴァイオリニストが登場。まだヘギーの作品ではメトロポリタン・オペラのでも活躍したサーシャ・クックが出演しております。クックは2011年にアダムズ作曲の『ドクター・アトミック』でグラミー賞を受賞している実力派です。2020年のホロコーストの記念日に行われた祈りと希望に満ちたライヴ録音です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00746(1SACD)
2020年12月23日発売
シューマン&メンデルスゾーン
シューマン:アダージョとアレグロ 作品70
 幻想小曲集 作品73
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ 第2番ニ長調 作品58
 歌の翼に
横坂 源(Vc)、加藤 洋之(P)

録音:2020年10月12-14日新潟県・柏崎市文化会館「アルフォーレ」
2010年ミュンヘン国際コンクール第2位に輝き、チェロ界の新星として注目を集める横坂 源のセカンド・アルバムです。 ドイツ・ロマン派の名曲が、流れるように紡がれるメロディラインの美しさと内省的な音色 で、豊かに表現されています。鋭い感性と類まれなるテクニックが光る横坂のチェロと、そ れを卓越した音楽性で支える加藤のピアノ。彼らの味わい深い対話が心地よい録音で す。また、最後に収められたアンコールピース「歌の翼に」チェロ版が、あたたかくアルバ ムを包み込んでいます。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00744(1SACD)
2020年12月23日発売
ラヴェル/コダーイ/ラフマニノフ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
コダーイヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 作品7
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲 第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」
西江 辰郎(Vn)
富岡 廉太郎(Vc)
岡田 将(P)

録音:2020年8月3-5日 千葉・浦安音楽ホール コンサートホール
新日本フィルのコンサートマスターとして知られる西江辰郎、読売日響首席やウェールズ SQとして活躍する富岡廉太郎、リスト国際ピアノコンクールで日本人初優勝 より国内外で幅広く活動する岡田将という実力派3名の共演が実現した当盤。 ラヴェルとラフマニノフのトリオ、コダーイのデュオという趣の異なる楽曲を収録し、彼らの 色彩豊かな音色と、千変万化の表情で歌われる音楽をお楽しみいただけます。セッショ ン録音でありながらも、ライヴらしさを大切にレコーディングしており、ひとつのコンサート のようにお聴きいただければ幸いです。(オクタヴィア)

ALBANY
TROY-1825(4CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
第1 番ニ長調Op.12-1/第2 番イ長調Op.12-2/第3 番変ホ長調Op.12-3
第4 番イ短調Op23/第5 番ヘ長調Op24
第6 番イ長調Op.30-1/第7 番ハ短調Op.30-2/第8 番ト長調Op.30-3
第9 番イ長調Op.47「クロイツェル」/第10 番ト長調Op.96
ジェリリン・ジョーゲンセン(Vn)、
カラン・ブライアント(P)

録音:2016-2018年
ベートーヴェン生誕 250 年記念ディスク。ベートーヴェン在世時の楽器によるヴァイ オリン・ソナタ全集。ヴァイオリンはアンドレア・カロルス作 1797 年ウィーン製、弓も F.X. トゥルテ(1748-1835)作のものを使用する徹底ぶり。ピアノはいくつか曲によって使い分 けているが、いずれもベートーヴェン存命中に作られたベーゼンドルファーほかを使 用。ピアノはフォルテピアノに近い音色で現代のピアノとかなり趣が異なるが、声部の細 やかな動きがはっきりと聴こえベートーヴェンが意図したであろう音楽の構造が透視図 画法のようにくっきりと見えてくる。
ALBANY
TROY-1829(1CD)
「昼も夜も」〜女性作曲家によるモダン・フルートとピアノのための二重奏作品集
リリ・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):パストラル、フォルラーヌ
メラニー・ボニ(1858-1937):フルート・ソナタ
リタ・グリアー:フルート・ソナタ
ナンシー・ガルブレイス(b.1951):アタカマ
エリンK・マーフィ(Fl)
カースティン・イーデ(P)

録音:2015年
女性作曲家によるフルートとピアノのための二重奏曲集。リリ・ブーランジェは作曲家で名教 師としても知られたナーディア・ブーランジェの妹。20 代で惜しくも早世した。タイユフェールは フランス6 人組の紅一点。いずれもフランス的に洗練された小品。メラニー・ボニはマスネ、フォ ーレと同時代の作曲家で近年再評価されつつある。グリエールとガルブレイス現代アメリカの作 曲家だがいずれも新ロマン主義風の抒情性豊かな作品です。
ALBANY
TROY-1832(1CD)
ガンサー・シュラー(1925-2015):ピアノ三重奏曲第3番(2012)
ニコラス・アンダーヒル(b.1953):ピアノ三重奏曲第1番(2005)
マシュー・オーコイン(b.1990):ピアノ三重奏曲第1番(2015)
グレマーシー・トリオ【シャラン・レーヴェンタール(Vn)、ジョナサン・ミラー(Vc) 、ランドール・ホジキンソン(P)】

録音:2016-2017年
アメリカの新旧様々な世代の作曲家によるピアノ三重奏曲集。ガンサー・シュラーはジャズと 現代音楽を融合した作風で知られるアメリカ作曲界の重鎮。しかしこの作品にはジャズの要素 は聴かれず、無調の厳しい様式で書かれています。アンダーヒルの作品は 12 音技法もしくは自 由な無調で書かれています。若手のオーコインはミニマルやロックの影響を感じさせるグルーヴィ な快作。

ALBANY
TROY-1835(1CD)
セア・マスグレイヴ(b.1928):オーボエ作品集
「アンプロンプチュ」〜Fl,Ob のための/「夜明け」〜Ob 独奏のための/「哀歌」〜E-hr,Pf のための/「アンプロンプチュ第2 番」〜Fl,Ob,Cl のための/「ニオベ」〜Ob 独奏のための/「夜の風」〜Ob,Pf のための/フルート、オーボエとピアノのための三重奏曲
エリザベス・サリヴァン(Ob、イングリッシュHr)
レベッカ・ジョンソン(Fl)
ジェシカ・リンゼイ(Cl)
カラ・チャウニング(P)

録音:2017-2019年
マスグレイヴはイギリス、スコットランド出身。パリで作曲の名教師ナーディア・ブーランジェに 学び、タングルウッドでコープランドに師事した。その後ニューヨークで教鞭を執りながら多くの 作品を発表。彼女の作風は師事歴からもわかるように、ある時代のフランスのよきアカデミズム を背景とした堅実で誠実なもの。モード、無調などを折衷し、ファンタジックな作品に仕上がっ ています。

Da Vinci Classics
C-00285(1CD)
ヨーロッパ中部のギター〜1940年から1980年までのオーストリアとドイツのギター音楽
ブルクハルト:パッサカリア
コヴァツ:短い練習曲第2巻
ハルティヒ:リコーダーとギターのための「5つの小品」Op.25、
 3つの小品 Op.26
コヴァツ:ギターのための小品集
ルビン:小さなセレナーデ
アルフォンソ・バスキエラ(G)、
アレッサンドロ・バッチーニ(リコーダー)、
マルコ・ニコレ(G)

録音:2018年12月30日&2019年3月2日、プレガンツィール・ディ・トレヴィーゾ(イタリア)
アルフォンソ・バスキエラは、アンドレス・セゴビアの弟子、アンジェロ・アマートにギターを師事し、演奏活動はもちろんのこと、楽譜や教本の編集、出版にも数多く携わるイタリアのギタリスト。
バスキエラはオーストリアとドイツで1940年代から80年代初頭にかけて作曲、出版されたギター作品に着目。20世紀の両国におけるギター芸術の変遷を自らの演奏で解説してくれています。

DUX
DUX-7646(1CD)
フルートのための近現代音楽
ダイ・ボー:フルートと弦楽四重奏のための「囚人たちの子宮」
プストロコンスカ=ナウラティル:フルートと弦楽四重奏のための「砂上の数字」
モス:フルートと弦楽四重奏のための「賛歌と祈り」
ウカシュ・ドゥゴシュ(Fl)、
ネオクヮルテット

録音:2019年10月29日−31日、グダニスク(ポーランド)
ミュンヘン音楽大学、パリ音楽院、イェール大学でフルートを学び、ヤンソンスやメータ、レヴァイン、ロペス・コボス、ドゥチマル、マクシミウク、カスプシクなどの名指揮者との共演も多いポーランドのリーディング・フルーティスト、ウカシュ・ドゥゴシュ。
これまでに96曲の新作初演を担当するなど、現代音楽への解釈も世界的に高く評価されており、今回の2010年〜2017年に作曲された3作品はまさに最も得意とするところ。フルートの新たなレパートリーの発掘に寄与してくれることでしょう。
DUX
DUX-1635(1CD)
アンサンブル・ラユエラ〜タブロー
シチア:ラユエラ(世界初録音)
ナンテ:アルトロ・カステッロ(世界初録音)
ムソルグスキー(ウォルター編):組曲「展覧会の絵」*
アンサンブル・ラユエラ〔小澤瑠衣(ソプラノ・サクソフォン)、ラケル・パニョス(アルト・サクソフォン)、ナイカリ・オロリツ(テナー・サクソフォン)、リヴィア・フェラーラ(バリトン・サクソフォン)〕、永井基慎(P)*

録音:2019年9月4日−6日、パリ国立高等音楽院ヴァンサン・マイエール・ホール(フランス)
スペイン、イタリア、そして日本の4人の女流サクソフォニストがフランスのパリ国立高等音楽院で出会い結成された期待のサクソフォン・クヮルテット、アンサンブル・ラユエラのデビュー・アルバム!
パリ国立高等音楽院の室内楽科ではモラゲス木管五重奏団の創設メンバーでもある世界的オーボエ奏者、ダヴィッド・ウォルターのクラスで研鑽を積み、今回の「ラユエラ」と同プログラムで臨んだ室内楽科のマスターの卒業試験では満場一致の一等賞で首席卒業を果たすなど、サクソフォン大国フランスにおいても注目を集める存在となっています。
パリ国立高等音楽院の卒業試験と同じプログラムとなった今回のデビューアルバムでは、世界初録音となるブノア・シチアとアレックス・ナンテの2人の委嘱作品に、モラゲス木管五重奏団でもその手腕を発揮しているダヴィッド・ウォルターの見事なアレンジによるサクソフォン四重奏&ピアノによる五重奏版の「展覧会の絵」を組み合わせたプログラムを披露。
サクソフォン・アンサンブルが持つ大きな可能性、またアンサンブル・ラユエラの若き才能たちの飛躍を存分に感じさせてくれる充実の演奏です。
DUX
DUX-1675(1CD)
プロローグ〜アイスランドの室内楽作品集
ノルダル:ヴァイオリンとピアノのための「おとぎ話の姉妹」/チェロとピアノのための「パネルの写真」/ビダル:ヴァイオリンとピアノのための「アイスランド組曲」/スヴェインビョルンソン :ヴァイオリン、チェロとピアノのための「ピアノ三重奏曲イ短調」
アグニェシュカ・パナシウク(P)、
アンナ・ヴァントケ(Vn)、
パヴェウ・パナシウク(Vc)

録音:2018年7月15日−16日、オルシュティン(ポーランド)
ポーランドの音楽家による20世紀アイスランドの音楽というユニークな組み合わせによる室内楽作品集。
変化に富んだ表現力、抒情的で豊かな感情表現を備えたアイスランドの音楽の数々を3人のポーランドの実力者たちが好演。アイスランドの音楽言語とそのオリジナリティを巧みに表現してくれています。
小国アイスランドの音楽面における存在感の大きさを改めて実感させてくれるアルバムです。
DUX
DUX-1058(1CD)
「私たちの時代の音楽2019」
チャリュプカ:エンプーサ
ダネル:ガビネット・ルスター
ヤチム:カデンツァ・フリオーサ
ユング:朝のオーロラ
ポレンブスキ:霧の旋律
スポルニャク:荒野
スラヴィンスキ:シェルシェニエ
ヴィトコフスキ:名の下に
パトリック・チヴィクリンスキ(Sax)、
ヴォイチェフ・ソコウォフスキ(Cl)、
ミハウ・クルスカ(P)、
イェルジ・スヴィアニエヴィチ(Tp)、
ガブリエル・バルキエヴィチ(アコーディオン)、
アレクサンドラ・チャルノツカ(Vc)、
オスカル・クルジヴォノス(アコーディオン)

録音:2019年3月10日、ルスワビツェ(ワルシャワ)
21世紀を生きるポーランドの若き作曲家、演奏家たちに作品発表や演奏機会を与えるために創設されたプロジェクト「私たちの時代の音楽」の第3回(2019年)のレコーディング。
ポーランドの楽壇の"現在"をリアルタイムで知ることの出来る企画です。

Tactus
TC-791817(1CD)
ロッシーニ・フォー・チェロ
ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏、チェロとピアノのための主題と変奏 「涙」、ゴンドラのプロムナード(チェロとピアノのための)、タランテッラ(音楽の夜会第8番)(チェロとピアノのための)、アルバムのための(チェロとピアノのための)、バレット(チェロとピアノのための/歌劇 「モーゼとファラオ」より)、パガニーニに寄せてひと言(チェロとピアノのための)、チェロ(とピアノ)のためのアレグロ・アジタート
マルティヌー:チェロとピアノのためのロッシーニの主題による変奏曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ:「セビリアの理髪師」より フィガロ(チェロとピアノのための)
■ボーナス・トラック 〜
ガエターノ・ブラーガ:ワラキアの伝説(天使のセレナーデ)(チェロとピアノのための)
モンティ:チャールダーシュ(チェロとピアノのための)
アンドレア・ノフェリーニ(Vc)、
デニス・ザルディ(P)、
マッシモ・ジョルジ(Cb)

録音:2018年6月、フォルリ(イタリア)
アンドレア・ノフェリーニはイタリアの音楽家一家(父はボローニャのマルティーニ音楽院の学長を務めた作曲家&指揮者、母親はピアニスト、兄弟のロベルトとアンナもヴァイオリニストとして活躍中)に生まれ、アントニオ・ヤニグロ、ポール・トルトゥリエ、ヨーヨー・マ、アンドレ・ナヴァラらに師事、1991年からローマ歌劇場Oの首席チェロ奏者を保持する名手。「ロッシーニ・フォー・チェロ」は、ジョアキーノ・ロッシーニの刺激的な音楽からチェロのための作品をまとめるという、イタリア音楽の宝庫Tactusらしい好企画。チェロとピアノ、チェロとコントラバスのためのオリジナル作品(半数以上が世界初録音)に、マルティヌーとカステルヌオーヴォ=テデスコが書いた、チェロとピアノのためのロッシーニの主題による作品を収録し、ロッシーニの溢れる個性と天才性を、豊かな表情のチェロで描いています。ボーナス・トラックとして収録されているブラーガの「天使のセレナーデ」、モンティの「チャールダーシュ」も絶品。

Tactus
TC-870002(1CD)
19世紀&20世紀の神秘のヴァイオリン
グリエルモ・ズエッリ:パッサ・イル・ナターレ
フランチェスコ・マンティカ:ピッコロ・パストラーレ
カルロ・コルダーラ:オッフェルトリオ
アントニオ・アセンソ:Clamavi ad Te Domine
チェーザレ・ガレオッティ:カヴァティーネ Op.125
イジニオ・ゴベッシ:前奏曲
ヴィットリオ・プレモーリ:メロディア
アレッサンドロ・ペローニ:Venite Adoremus
ジュゼッペ・ヴェルメ:子守歌
イルデブランド・ピツェッティaugurio nuziale
ジョヴァンニ・プレモーリ:Pensiero elegiaco e scherzetto
ジューリオ・ベンティヴォーリオ:Benedizione Nuziale
ディーノ・メニケッティ:アヴェ・マリア
レナート・モッファ:ネッラ・キエセッタ Op.21
ブルーノ・アルブスティ:アダージョ
リーノ・リヴィアベッラ:アリア、アンダンテ、聖体奉挙のためのソナチネ
ロベルト・ノフェリーニ(Vn)、
アンドレア・トスキ(オルガン、ハーモニウム

録音:2019年2月&4月、イタリア
ピリオド楽器、ピリオド・ボウ、ガット弦を用いてパガニーニの「24のカプリース」(PTC781690)を録音し話題を呼んだイタリアのヴァイオリニスト、ロベルト・ノフェリーニ。パガニーニの録音と同じジュゼッペ・スカランペラ1865年制のヴァイオリンを使い、19世紀の終わりから20世紀前半まで、15人のイタリア人作曲家によって書かれたヴァイオリンとオルガン(もしくはハーモニウム)のためのレパートリーを録音。厳粛なオルガンと美しく神秘的なヴァイオリンの音色が織り成す精妙な響きに癒されます。

Aeolus
AE-11251(1SACD)
スピリチュアル・クエスト〜20世紀と21世紀のトランペットとオルガンのための音楽
ロルフ・ヴァリーン(b.1957):エレジー**
コラード・マリア・サリエッティ(b.1957):トランペットとオルガンのための3つの詩篇*
ジョリヴェアリオーソ・バロッコ*
トマジグレゴリオ聖歌「サルヴェ・レジナ」の旋律による変奏曲*
ラウタヴァーラ:讃歌**
ハラルド・ゲンツマー:トランペットとオルガンのためのソナタ*
イバン・バウマンス(b.1983):スピリチュアル・クエスト(世界初録音)*
アーダーム・リクセル(Tp)
使用楽器:ブラックバーンC管*、ヴァイマンC管(モデル:パッション)**/使用マウスピース:ブレゼルマイヤー
モーリス・クレマン(Org)
使用楽器:ルクセンブルク・フィルハーモニー・大ホールのカール・シュッケ社2005年製パイプオルガン

録音:2019年5月25日−28日、ルクセンブルク・フィルハーモニー・大ホール
ハンガリー出身のトランペット奏者アーダーム・リクセルと、ルクセンブルク・フィルの"オルガニスト・イン・レジデンス"を務めるモーリス・クレマンによる、トランペットとオルガンのための近現代アルバム。アルバム・タイトルにある「スピリチュアル・クエスト」は、スペインの若き作曲家、イバン・バウマンスにより、この録音のために特別に作曲された作品で、トランペットの歌心に溢れた旋律や輝かしく華麗なパッセージ、オルガンの多彩な音色が生む可能性など、それぞれの魅力を引き出した意欲作です。
アーダーム・リクセルは、フランツ・リスト音楽院でジェルジ・ガイガーに、カールスルーエ音楽大学では現代最高峰の名手の一人、ラインホルト・フリードリヒに師事し、ハンガリーで開催された国際トランペット・コンクールでは第2位を獲得。これまでにハンガリーRSO、鬼才イヴァン・フィッシャーの下、ブダペスト祝祭Oのトランペット奏者として研鑽を積み、1999年からルクセンブルクPOの首席奏者を務める名手です。

Indesens
INDE-143(1CD)
アンコール...!〜 金管三重奏とピアノのための作品集
バッハ:イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808 より前奏曲
プーランク:フランス組曲
オッフェンバック
: ブフ・パリジャンのための組曲
ポッパー
:レクイエム
ドビュッシー:小組曲より バレエ
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番
ティエリー・カンス:3本のフォークのための6つの小品
ピアソラ:チキリン・デ・バチン、メディタンゴ
ジョン・レノン/ポール・マッカートニー:ビートルズ・メドレー
トリオ・カンス・カザレ・ベッケ〔ティエリー・カンス(Tp)、アンドレ・カザレ(Hrn)、ミシェル・ベッケ(Tb)〕
ヴァンサン・バルス(P)

録音:2019年10月28日−31日、シャトー・ド・ブロション(フランス)
結成から30年、世界を股にかけ数多の名演を残してきた管楽器王国フランスが世界に誇る3人の偉大なる金管楽器界の巨匠、ティエリー・カンス、アンドレ・カザレ、ミシェル・ベッケによる豪華トリオ最後の録音。バッハから始まり、十八番のフランス物、ビートルズまでバリエーションに富んだ作品を多数収録。巨匠たちの30年におよぶ旅路の終着点としてはもってこいの好プログラムです。
トリオのメンバーは、言わずと知れた往年のレジェンド、モーリス・アンドレの系譜を継ぐ名トランぺッターの1人ティエリー・カンスを筆頭に、1980年より名門パリOの首席ホルン奏者を務めるアンドレ・カザレ。トロンボーン四重奏の魅力を世界的に広めたパイオニア的存在、パリ・トロンボーン四重奏団のメンバーとして日本にも根強いファンが多い、ミシェル・ベッケ。トリオ結成30年におよぶ長いキャリアが生む、フレンチ・ブラス・サウンドの真髄が刻み込まれた、まさに「巨匠たちの極み」と呼ぶに相応しい1枚。金管楽器関係者だけでなく、すべての管楽器ファンが虜になること間違いないでしょう。

Hyperion
CDA-68335(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.76 「エルデーディ四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第75番ト長調 Op.76-1, Hob.III-75/弦楽四重奏曲第77番ハ長調 Op.76-3, Hob.III-77 「皇帝」/弦楽四重奏曲第79番ニ長調 Op.76-5 , Hob.III-79 「ラルゴ」/弦楽四重奏曲第76番ニ短調 Op.76-2, Hob.III-76 「五度」/弦楽四重奏曲第78番変ロ長調 Op.76-4, Hob.III-78 「日の出」/弦楽四重奏曲第80番変ホ長調 Op.76-6, Hob.III-80
ロンドン・ハイドンSQ【キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)】

録音:2020年2月27日−3月3日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの精緻なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたイギリスの名カルテット、ロンドン・ハイドンSQ。2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ。
いよいよ全集の終わりが近づいてきたハイドン第9巻では、ハンガリーのエルデーディ伯爵に献呈され「エルデーディ四重奏曲」の名で愛される作品番号76の傑作四重奏曲セットを録音。
1799年に出版されたロングマン&クレメンティ社(ロンドン)アルタリア社(ウィーン)のエディションを使用。

Cameo Classics
CC-9117(1CDR)
アリアーガ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番ニ短調
弦楽四重奏曲第2番イ長調
弦楽四重奏曲第3番変ホ長調
エオリアンSQ〔シドニー・ハンフリーズ(Vn)、トレヴァー・ウィリアムズ(Vn)、ワトソン・フォーブス(Va)、ジョン・ムーア(Vc)〕

BBCスタジオ放送日:1954年12月5日、7日&9日
「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから復刻する「Itter Broadcast Collection」シリーズより、1927年に創設され、ひとつのカルテットによる史上初のハイドンの弦楽四重奏曲全集録音でも知られる英国有数の歴史を誇る「エオリアンSQ」が登場。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。/ADD

CALLIOPE
CAL-2085(1CD)
アンリ・ドリュアール〜ブラームス名演集
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2*
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1*
アンリ・ドリュアール(Cl)、
パリOSQ〔ジャック=フランシス・マンゾーネ(Vn1)、ジョゼフ・ポンティチェリ(Vn2)、ロジェ・ルポウ(Va)、アルベール・テタール(Vc)〕、アニー・ダルコ(P)*

録音:1973年&1975年*
938年にパリ音楽院のオーギュスト・ペリエのクラスを一等賞で卒業したドリュアール。
1947年にジュネーヴ国際音楽コンクールで第1位を獲得した後、コンセール・ラムルーOやパリ音楽院O、オペラ=コミック座O、そしてパリ・ギャルド・レピュブリケーヌO(吹奏楽団)という錚々たる名門で活躍した後、1967年に創設されたパリOの初代首席クラリネット奏者に就任。
1981年に退団するまでミュンシュやカラヤン、プレートルなど世界的巨匠たちと共演を重ね、アンリ・デュティユーやフランシーヌ・オーバンと親交を温めたという特筆すべき経歴の持ち主、まさにフランスのレジェンドです。
パリOのSQとの「五重奏曲」、アニー・ダルコとの2曲の「ソナタ」は何れも絶品。
フランス、パリのステュディオ・フェルベールのエンジニア、シモン・ランスロのリマスタリングにより、ドリュアールの歴史的名演が21世紀に蘇ります。

Danacord
DACOCD-860(1CD)
シューマン&ブラームス:チェロのための作品集
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
シューマン
:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70、
 民謡風の5つの小品 Op.102、
 幻想小曲集 Op.73
ニルス・シュルヴェスト(Vc)、
ミミ・ビアケロン(P)
※使用楽器:チェロ「ジョヴァンニ・ガリアーノ(1811)」

録音:2016年11月、(デンマーク)
シューマンが作曲したチェロとピアノのための全作品とブラームスの「チェロ・ソナタ第1番 ホ短調」。デンマーク国立SO(デンマーク放送(DR)SO)のチェリスト、ニルス・シュルヴェストのソリストとしての初めての録音です。シュルヴェストは、コペンハーゲンのデンマーク音楽アカデミーでエアリング・ブレンダール・ベンクトソンに学び、1980年からデンマーク国立SOに加わりました。ソリストも務め、1984年から1988年まで参加したデンマーク四重奏団ではヤコブ・ゲーゼ賞を受賞。彼は「左利き」のチェリストとして親しまれ、ジョアンネス(ジョヴァンニ)・ガリアーノが1811年に製作した楽器を「ニルス用」に改造したチェロを弾いています。
ピアニストのミミ・ビアケロンは、デンマーク音楽アカデミーのアメーリエ・マリングの下で学び、1991年に卒業。スウェーデンのルンドでハンス・ポールソンに師事しました。デンマーク放送室内Oのコペンハーゲンとマルメのコンサートでベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾き、ソリストとしてデビューし、室内楽奏者としても活動しています。

Ars Produktion
ARS-38574(1CD)
バガブンド歌手の宣言(Pregon del cantante vagabundo)
ロイズ・フェンテス・インベルト:バガブンド歌手の宣言(Pregon del cantante vagabundo)
バルディア・チャラフ:バガブンド歌手の宣言
インベルト:Miniatura del amor callejero
チャラフ:夢である人生のバリエーション
インベルト:ストリートサーカスのコミック・ソング
エティエンヌ・ムーリニエ:4つの暴力のための幻想曲 第1番
伝承曲(モイカ・ガル編):Le Roy a fait batter tambour
ピエール・ゲドロン:Quand le flambeau du monde
伝承曲(モイカ・ガル編):Quand je menais le s chevaux boire
チャラフ:Cheveux noirs dansants、 Farshe nour、 Herbstnebel-Autumn mists、Etendue sur l'herb e
アンサンブル・アド・フォンテス〔アン・シモーネ・エーバーハルト(リコーダー)、モイカ・ガル(Vn)、レオナルド・ボルトロット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フィリパ・メネセス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ブルーノ・ウルタド・ゴサルベス(ヴィオローネ)、ミゲル・ベリャス(アーチリュート)、シャルロッテ・ナハトシュハイム(ハープ、ソプラノ)、ゼバスティアン・マットミューラー(Br)、バルディア・チャラフ(パーカッション)、アルベルト・アルコス(朗読)〕Pregon Del Cantante Vagabundo / Ensemble Ad Fontes

録音:2019年10月、ドイツ
アンサンブル・アド・フォンテスは、俳優、ダンサー、現代音楽の作曲家、多ジャンルのミュージシャンが所属するアンサンブル・グループで、様々な国の知られざる古楽を追求しています。2013年には、国際テレマン・コンクールに参加し、Barenreiter Urtext賞をを受賞し、同年にイタリアのラクイラで開催された国際古楽音楽祭で一等賞と観客賞を受賞しました。このアルバムは、古楽を生き生きと繊細に演奏したり伝承曲にアレンジを加えたりし、時代を超えた古楽の魅力を伝えてくれます。
Ars Produktion
ARS-38576(1CD)
詩人「エドガー・アラン・ポー」とハープ
アンリエット・ルニエ:ハープと弦楽四重奏のための「幻想的バラード」**
エドガー・アラン・ポー:告げ口心臓*
アンドレ・カプレ:ハープと弦楽四重奏のための「幻想的物語」**
エドガー・アラン・ポー:赤死病の仮面*
テューリング・ブレム:A wind blew out of a cloud fur Harfe
エドガー・アラン・ポー:アナベル・リー*
ジュリア・ワッカー (Hp)、
ピーター・アワー(朗読)*、
ガラテアQ**

録音:2017年10月、2018年4月&12月
アメリカの小説家・詩人「エドガー・アラン・ポー」は、「アッシャー家の崩壊」、「黒猫」、「ライジーア」、「赤死病の仮面」、「ウィリアム・ウィルソン」などで知られており、アンドレ・カプレ、セルゲイ・ラフマニノフなどがエドガー・アラン・ポーの作品に基づいて作曲しています。1960年頃からポピュラー音楽でもエドガー・アラン・ポーの作品にインスピレーションを受けた楽曲が多数作られており、現代の芸術において大きな影響を与えている小説家・詩人です。
ジュリア・ワッカーは、。2006年からバーゼル・フェスティバル・オーケストラの首席ハープ奏者、2017年からはスイスのオーケストラ「バーゼル・シンフォニエッタ」に所属。ケルンWDRSO、ブランデンブルク州立・オーケストラ・フランクフルト、南西ドイツ・フィルハーモニーSOなど共演しました。2017年には、フルート、ヴィオラ、ハープのトリオでルガーノで開催された国際室内楽コンクールに出場し、ファイナリストに選ばれました。
偉大な小説家・詩人「エドガー・アラン・ポー」の作品の戦慄的で不可思議な様子とハープの音色を融合させた作品です。

Capriccio
C-5422(1CD)
NX-B05
フランツ・ドップラー&カール・ドップラーフルート作品全集 第12集(全12巻)
エドムント・ジンガー(1830-1912)&ハンス・フォン・ビューロー(1830-1894):フランツ・ドップラーの歌劇「イルカとフサール募兵」のモティーフによる協奏的幻想曲-フルートとピアノのために…世界初録音
アンタル・シポス(1839-1923):フランツ・ドップラーの歌劇「ベニョフスキ」のモティーフによる幻想曲 Op.26-フルートとピアノのために
F.F.ヴェルトハイム(1814-1883):ドニゼッティの歌劇「ランメルモールのルチア」のモティーフによる幻想曲-フルートとピアノのために…世界初録音
ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):巨匠ドニゼッティの歌劇「連隊の娘」による幻想曲 Op.27-フルートとピアノのために…世界初録音
スッペ:牧歌「最初の愛」-フルートとピアノのために
カーロイ・パタチッチ(1795-1880):『ドップラー-チャールダーシュ』-2本のフルート、ヴァイオリン、ヴィオラとコントラバスのために…世界初録音
ジャン=デジレ・アルトー(1803-1887):第1組曲-3本のフルートのために…世界初録音
クラウディ・アリマニー(Fl)
ミシェル・ワーヘマンス(P)
デニス・パスカル(P)
ペドロ・ホセ・ロドリゲス(P)
ラファエル・レオーネ(Fl)

【アーツSQのメンバー】
クリスティアン・キヴ(Vn)
ビセント・ノゲス(Va)
マグダレーナ・クリステア(Vc)
ドミトリー・スミシュリャーエフ(Cb)
エドゥアルド・サンチェス(Fl)
マリアーノ・バス(Fl)

録音:2015年-2020年カタロニア、スペイン
スペインのフルート奏者、アリマニーが長年熱心に研究を重ねたドップラー兄弟の音楽を音として残そうと立ち上げたプロジェクト。全12巻の掉尾を飾 るのは兄フランツにまつわる作品を集めた1枚です。フルートのヴィルトゥオーソとして活躍するだけではなく、オペラ作曲家としても高名だった彼は同時 代の人々を魅了。彼の歌劇の旋律に基づいた作品が生まれただけではなく、多くの作曲家たちがフランツに自作を献呈しました。その多くはオリジナ ル作品ですが、中にはパタチッチのようにフランツの作品から素材を得たものも含まれています。どの曲も超絶技巧がふんだんに盛り込まれた華麗な 仕上がりを見せており、フランツ&カール兄弟の腕前が目に浮かぶような難曲揃いです。
Capriccio
C-5403(1CD)
NX-B05
ゲオルギー・カトゥアール(1861-1926):ピアノ協奏曲とピアノ五重奏曲、四重奏曲
ピアノ協奏曲 変イ長調 Op.21
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.28
ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.31
オリヴァー・トリンドル(P)
ローランド・クルティヒ(指)…1-3
ベルリンRSO…1-3
フォーグラーQ【ティム・フォーグラー(Vn1)、フランク・ライネッケ(Vn2)、シュテファン・フェーラント(Va)、シュテファン・フォルク(Vc)】


録音:2019年12月10-12日、2020年5月27-29日
フランス系ロシアのピアニスト・作曲家ゲオルギー・カトゥアール。 モスクワ大学で数学を専攻したものの、音楽への夢を捨てがたく作曲家に転向。ベルリンで研鑽を積み、モスクワではチャイコフスキーが「今、私は本 当に素晴らしく創造的な才能を持っている人に出会った」と感嘆したほどの才能を披露するものの、結局ロシア国内ではほとんど認められることはな く、一時期は田舎に隠遁するほどの失意を感じていました。ようやく彼の才能が認められたのは1919年、58歳の時。モスクワ音楽院作曲科の教授 に選ばれたカトゥアールはミャスコフスキーやカバレフスキーを教え、ロシア・モダニズムの道を開いていきます。 彼は交響曲、協奏曲といった大掛かりな作品から、室内楽作品、ピアノ小品集やリートまで30を超える作品を遺しましたが、現在ではほとんど演奏 されることがありまん。しかし、どの曲も美しい旋律と哀愁に満ちており、とりわけピアノを用いた作品には、優れた技術を持っていたカトゥアールらしい 超絶技巧がふんだんに盛り込まれています。

Altus
ALT-448(1CD)
Gran Partita
モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調『 グラン・パルティータ』 K. 361
ディヴェルティメント第2番変ロ長調 K.Anh. 229
愛知室内オーケストラ[須田聡子、熊澤杏実(Ob)、芹澤美帆、西崎智子(Cl)、十亀正司、小田美沙紀(バセットホルン)、野村和代、竹内文香(Fg)、佐藤由起(コントラファゴット)
向なつき、熊谷直美、山崎瑞季、岡田彩愛(Hrn)]

録音:2020年8月 名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)中ホール
2002年発足のオーケストラ、愛知室内オーケストラの管楽奏者たちによるモーツァルト・アルバム。演奏時間50分、13楽器のために書かれた大規模な 『グラン・パルティータ』と、必要最小限の三重奏編成による『ディヴェルティメント第2番』を収録。管楽アンサンブルの多彩な愉しみにあふれた1枚で す。壮麗な『グラン・パルティータ』は各楽器のキャラクターがしっかりと感じられる演奏で、次々に歌われる鮮やかなメロディに心が洗われます。トゥッティ の和音も絶妙なバランスで、瑞々しさを決して損なわない美しい音色がたまりません。一方『ディヴェルティメント』はスッキリした音響の中で管楽器の機能 性がおおいに活かされる佳品で好対照。こちらは熊澤 杏実(Ob)、芹澤 美帆(Cl)、野村 和代(Fg)の3人による演奏です。 (Ki)
愛知室内オーケストラの管楽器セクションの演奏は、それらの罠を軽々飛び越えてモーツァルトのハート(心臓)を感じさせてくれます。まるでヴィーン宮 廷音楽家のシュタードラー兄弟と同じようにモーツァルトと親友であるかのような印象。その上にしっかりとヴィーンからヨーロッパに連なる伝統、そしてそ こからのまだ1.5世紀ほどの日本管楽器の歴史をも感じさせてくれます。?生命力溢れ、人間モーツァルトを聴かせてくれるプレイ‥あっさりと彼らは日本の 管楽アンサンブルの新しい歴史を作った。〈元NHKSO首席クラリネット奏者・磯部周平氏による解説より抜粋〉
Altus
ALT-446(2CD)
有田正広の軌跡 第3集 1980-1982
[CD1]〈ミシェル・ブラヴェの世界〉
ブラヴェ:フルート・ソナタ ロ短調 作品3の2
フルート・ソナタ ニ長調 作品2の5
フルート・ソナタ ニ短調 作品2の2
フルート・ソナタ ト短調 作品2の4
フルート協奏曲 イ短調
[CD2]〈リクリエーション・リサイタル〉
ダンディ:サラバンドとメヌエット 作品72
リゲティ:6つのバガテル
ルーセル:ディヴェルティスマン 作品6
フランセ:黄昏時(ビアホールの音楽)
プーランク:六重奏曲 FP100
[CD1]有田正広(フラウト・トラヴェルソ) 若松夏美(バロック・ヴァイオリン)、高田あずみ(バロック・ヴァイオリン)、鈴木秀美(バロック・チェロ)
録音:1981年5月3日/聖グレゴリオの家

[CD2]有田正広(Fl)、本間正史(Ob)、千葉直師(Cl)、笠松長久(Hrn)、堂阪清高(Fg)、土屋律子(P)
録音:1980年10月20日/こまばエミナース・ホール(ルーセル、プーランク)
1982年6月28日/石橋メモリアル・ホール(ダンディ、リゲティ、フランセ)
音楽家・有田正広の軌跡を辿るアーカイヴ・シリーズ第3集。CD2枚組で、ピリオド楽器による「ミシェル・ブラヴェの世界」とモダン楽器による「リクリエー ション・リサイタル」を収録。前者は1981年、同名のコンサート前日に録音のためだけに聴衆なしで行われた1回きりの演奏で、日本の本格的なピリオド 楽器による演奏の黎明期を飾る音源。後者は都響首席メンバーを中心に結成されたアンサンブルが1980、82年に行った伝説的なリサイタルからの音源。 フランス音楽をテーマにひとりの音楽家が携わった2つの貴重な記録が初CD化。同時期に行われたことが驚きですらあるモダン・ピリオド双方のたいへん 素晴らしい演奏を一気に聴くことができる注目盤です。
有田氏へのインタビューを交えつつ構成したブックレットは当時の逸話などもたくさん入っていて大変面白い内容。本人提供の貴重写真も数多く掲載して います。またCD1のブラヴェは有田氏の盟友・峰尾昌男氏が録音・マスタリングした貴重音源。kジ

ATMA
ACD2-2736(1CD)
ペンデレツキ:弦楽四重奏曲第1番(1960)
弦楽四重奏曲第2番(1968)
遮られた思考(1988)
弦楽三重奏曲(1990)
クラリネット四重奏曲(1993)
弦楽四重奏曲第3番『白紙の日記の一葉』(2008)
モリナーリSQ
アンドレ・モワザン(Cl)

録音:2016年6月
ジョン・ゾーンやグレツキなど現代音楽に特化したリリースで魅せるモリナーリSQによる、2020年3月29日に亡くなったポーランドの偉大な 作曲家ペンデレツキのアルバム。ソノリズムからポスト・ロマン、民族音楽から宗教音楽、無調から調性音楽まで幅広いスタイルをカバーした作曲家がシン プルな編成のために書いた興味深い音楽を良質な演奏で楽しめます。弦楽四重奏は打楽器アンサンブルのような第1番、強烈なクラスターの第2番、濃厚 な歌に焦がれる第3番とどれも個性的。他にも三重奏やクラリネット四重奏が収録され、作曲年代順に並んでいます。 (Ki)

H.M.F
HMM-902410(1CD)
コレクション・ストラディヴァリ Vol.5
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
 チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
 モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46
カミーユ・プレイエル(1788-1855)、シャルル=ニコラ・ボディオ(1773-1849):夜想曲「魔笛の思い出」〜ピアノとチェロのためのコンチェルタンテ
ラファエル・ピドゥー(Vc/ピエトロ・ガルネリ・ベニス(1734年)[国立音楽博物館コレクション E.1555])
タンギ・ド・ヴィリアンクール(フォルテピアノ/カール・グリウス・ゲバウール(1855年頃)[国立音楽博物館コレクション E.2005.4.1])
調律=430 Hz

録音:2020年1月/パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(フィルハーモニー・ド・パリ内)
フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館とハルモニア・ムンディのパートナーシップによって、博物館が保存している貴重な名器を用いたシリーズ第5 弾はトリオ・ヴァンダラーのチェリストでソリストとしても活躍するラファエル・ピドゥーとラ・フォルジュルネ TOKYO2018でも話題となったフランスの俊 英ピアニスト、タンギ・ド・ヴィリアンクールが登場します。
今回の使用楽器はジュゼッペ・ガルネリの息子、ピエトロ・ガルネリ・ベニスが1734年に製作したチェロ、そしてカール・グリウス・ゲバウールが 1855年頃に製作したフォルテピアノです。博物館の徹底した管理のもと丹念にメンテナンスされた楽器の鳴り方は素晴らしく、低音は朗々と高音も渋みと深 い味わいのあるこのチェロに対して、可憐で繊細そして色彩豊かな響きを持っているのがこのフォルテピアノです。この名器を用いてのベートーヴェンは格別 の極み。チェロ・ソナタ第1番&第2番Op.5は1797年に出版され、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献呈された作品。ベートーヴェン初 期の作品ながら貫禄すら感じさせますがこの二人の演奏で新たな発見があること間違いなしです。
カミーユ・プレイエル(1788-1855)作曲の夜想曲「魔笛の思い出」〜ピアノとチェロのためのコンチェルタンテはシャルル=ニコラ・ボディオが作曲した 「チェロの指使いと弓使いについての教本」をもとにして作曲した作品。美しいメロディと2つの楽器の掛け合いが魅力的です。
ピドゥーはトリオ・ヴァンダラーとしてピアノ三重奏曲全曲(KKC-5635 / HMC-902100)を、ヴィリアンクールはバガテル全曲集(MIR-492)をそれ ぞれリリースしており、ベートーヴェンの作品に向き合ってきたこの2人の名手による演奏は期待せずにはいられません。 (Ki)

Paraty
PARATY-150101
(1CD)
チェロの歌
ショパン:チェロ・ソナタOp.65
 (フランショーム編):ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26の1
 (フランショーム編):ノクターン第14番嬰ヘ短調Op.48の2
 (フランショーム編):マズルカ第19番ロ短調Op.30の2
フランショーム:ノクターン ホ短調Op.14の1
 ノクターン 変ホ長調Op.14の3
 ベッリーニの「海賊」の主題によるカプリッチョ
フェルナンド・カイダ=グレコ(Vc;1880年ミルモン製)
エドアルド・トルビアネッリ(ピアノ;1842年プレイエル製)

録音:2017年10月1日/ロワイモヨン修道院(ライヴ)
オーギュスト・フランショームはショパン後半生の親しい友人のひとりで、彼がチェロ曲を手掛けるきっかけともなりました。ここではショパンがフランショー ムに捧げたチェロ・ソナタをメインに、両者の作品を集めています。特にフランショームがチェロとピアノ用に編曲したショパンの3曲が聴きもの。 フェルナンド・カイダ=グレコは1978年アルゼンチン生まれのチェロ奏者。イタリアとスイスで学び、古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ俊 英。1880年ミルモン製の銘器の深い音色に聴き入ってしまいます。エドアルド・トルビアネッリは1970年イタリア生まれのフォルテピアノ、チェンバロ奏者。 インマゼール門下の注目株。ショパンと同時代1842年製プレイエルで絶美の世界を創り上げています。 (Ki)

Chandos
CHAN-20158(1CD)
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲集 Vol.1
弦楽四重奏曲第2番Op.3/145 (1939-40/1987改訂)
弦楽四重奏曲第5番Op.27(1945)
弦楽四重奏曲第8番Op.66(1959)
アルカディアSQ〔アナ・トローク(Vn)、レスヴァン・ドゥミトル(Vn)、トライアン・ボアラ(Va)、ツォルト・トローク(Vc)〕

録音:2020年3月4日−6日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
ルーマニアのエキサイティングなクヮルテット、アルカディアSQによるミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)の弦楽四重奏曲集! 彼らはヴァインベルクの四重奏曲を熱烈に支持しており、「ヴァインベルクの音楽は、未知の闇に囲まれた光の輝きのようなものであり、その影を薄くすることが我々の目標になりました。」と語っています。
ヴァインベルクの17曲の弦楽四重奏曲の創作は、ワルシャワでの学生時代からモスクワでのキャリアの終わりまでの半世紀近くに及んでおり、彼の作曲家としての成長を他のどのジャンルよりも明確に示しています。第2番はミンスクで学んでいた1939年から40年にかけて作曲されたもので、作曲者の母と妹に捧げられています。(母と妹はドイツ軍のポーランド侵攻によってすでに命を落としていましたが、ヴァインベルクはそれを知ったのは後のことでした。)1945年に作曲された第5番は、各楽章にタイトルを付けた最初の四重奏曲で、親交の深かったショスタコーヴィチの影響を受けています。第8番はボロディン四重奏団に捧げられた単一楽章の作品です。
アルカディアSQは、2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成。2009年ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2012年ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、そして2014年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、同世代のもっともエキサイティングなSQのひとつとして活躍しています。

SOMM
SOMMCD-0623(1CD)
NX-B04
スタンフォード:弦楽五重奏曲と間奏曲集
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.85
3つの間奏曲 Op.13(チェロとピアノ編)…世界初録音
弦楽五重奏曲第2番ハ短調 Op.86…世界初録音
ダンテQとエンデリオンQのメンバー
ダンテQ団員【クリシア・オソストヴィチ(Vn)、井上祐子(Va) 、リチャード・ジェンキンソン(Vc)】
エンデリオンQ団員【ラルフ・デ・スーザ(Vn)、ガーフィールド・ジャクソン(Va)】
ベンジャミン・フリス(P)

録音:2019年11月25-26日、2018年4月5日
ダンテ四重奏団による弦楽四重奏曲集が好評を博したスタンフォードの室内楽作品集。今作はダンテ四 重奏団のメンバーに、同じく実力派エンデリオン四重奏団のメンバーを加えて弦楽五重奏曲を収録した1 枚。1904年に初演されたブラームスを思わせる重厚な雰囲気を持つ2曲の五重奏曲は、ライプツィヒ、 ベルリンで学んだスタンフォードが師と仰いでいたヨーゼフ・ヨアヒムを念頭に置いて作曲した作品。第2楽 章ではアイルランド民謡が用いられるなどスタンフォードらしさも際立ちます。世界初録音となる第2番も、 60年前のヨアヒム初の英国訪問を記念したという曲。どちらも偉大なる師への尊敬の念が込められていま す。1880年に書かれた間奏曲は、もともとクラリネットとピアノのための作品ですが、ここでは作曲家自身 がチェロとピアノ用に編曲した版が使われています。ピアノを担当するのは名手ベンジャミン・フリスです。

DIVINE ART
DDA-25211(1CD)
NX-B07
ババジャニアン/チェボタリアン/ピアソラ:ピアノ三重奏曲集
ガヤネー・チェボタリアン(1918-1998):ピアノ三重奏曲(1945)
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):ピアノ三重奏曲 嬰ヘ短調(1952)
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季(1960)
トリオ・ド・リール【ウリアナ・ドルゴヴァ(Vn)、ドミニク・ボーセジュール=オスタギイ(Vc)、パティル・ハルボヤン(P)】

録音:2020年2月
2015年に結成されたケベックを拠点に活動するトリオ・ド・リール。3人のメンバーは各々ソリスト、教師と して活躍を重ねながら、アンサンブルを楽しんでいます。このアルバムにはアルメニアの作曲家ババジャニア ンとロシア生まれ、アルメニアで活躍した女性作曲家チェボタリアンのピアノ三重奏曲、そしてピアソラの「ブ エノスアイレスの四季」を収録。哀愁溢れる印象豊かな旋律と、アルゼンチン・タンゴのインスピレーションに 満ちた情熱を対比させながら音楽の喜びを歌い上げています。

METIER
MSV-28578(1CD)
NX-B07
サクソフォン四重奏作品集
ケヴィン・マローン(1958-):I When the World's on Fire
 II The Water Protectors
I II The Housatonic near Sandy Hook
リチャード・ウォーリー(1974-):IV When the World's on Fir
 V Iapetus Suture
 VI Refugees Welcome
エボナイト・サクソフォン四重奏団

録音:2019年11月30日,12月1日
世界初録音
マンチェスター大学で教鞭を執る2人の作曲家ケヴィン・マローンとリチャード・ウォーリーの作品集。これらの 曲は全て民謡を基にしており、霊歌や抗議の歌、バラードはどれも気候変動や銃規制への懸念など、現 在の世界の不安定さを反映しています。とはいえ、どの曲もサクソフォンの柔らかい響きを存分に生かした 親しみやすい雰囲気に溢れています。 2011年にオランダで設立されたエボナイト・サクソフォン四重奏団は、ポーランドの奏者をフィーチャーした 活気のあるアンサンブル。オランダとスペインを中心に多くの賞を受けており、エキサイティングで華麗なパ フォーマンスに定評があります。

MClassics
MYCL-00002(1CD)
税込定価
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番&第2番
ヨアヒム:ヘブライの旋律 作品9
成田寛(Va)
上野真(フォルテピアノ)

録音:2019 年11 月27-29 日 相模湖交流センター
山形SOの契約首席奏者をはじめ室内楽、さらにピリオド楽器奏者として活躍する成田寛 の初のソロ・アルバムです。モダン、ピリオド楽器の両輪で活躍する上野真と共に、しっとり と奏でるブラームスの淡く美しい傑作ソナタ。楽器もブラームスが愛用した同種の楽器を使用 し、当時の音楽がそのまま収録されています。二人のこだわりが見える意義深いアルバムで す。

CPO
CPO-555412(1CD)
NX-B02
ヨハン・ネポムク・ダーフィト(1895-1977): 5つの弦楽三重奏曲集
弦楽三重奏曲 Op.33 No.1 [DK 383]
弦楽三重奏曲 Op.33 No.2 [DK 384]
弦楽三重奏曲 Op.33 No.3 [DK 396]
弦楽三重奏曲 Op.33 No.4 [DK 397]
弦楽三重奏曲 ト長調 [DK 267]
ダーフィト三重奏団【ザビーネ・ライター(Vn)、ペーター・アイグナー(Va)、アンドレアス・ペツルベルガー(Vc)】
2020年のヨハン・ネポムク・ダーフィト生誕125周年を記念して録音された「弦楽三重奏曲」全集。ウィー ン大学とウィーン音楽院でヨーゼフ・マルクスとグイド・アドラーに師事、シェーンベルクからも個人的な教えを 受けたダーフィトは、生涯8曲の交響曲を含む数多くの作品を遺しました。彼の室内楽はヴァイオリンやフ ルート、クラリネットなどを用いた多種多様なアンサンブル形式を採用していますが、とりわけ「三重奏」とい う組み合わせは彼が生涯にわたり取り組んだジャンルです。5曲ある弦楽三重奏曲のうち、p.33の4曲は 1945年から1948年にかけて作曲された円熟期の作品で、もう1曲の「ト長調」は1935年に出版された 青年時代の作品。どれも三種の弦楽器から実に微妙な音色を引き出し、ニュアンスのあるディテールを生 み出しています。作曲家の名を冠した「ダーフィト三重奏団」の共感に満ちた演奏で。

IBS CLASSICAL
IBS-132020(1CD)
サクソフォン作品集
ピート・スウェルツ(1960-):Le Tombeau de Ravel ラヴェルの墓
ジャン=ドニ・ミシャ(1971-):Back to Bach バック・トゥ・バッハ
シリル・レーン(1977-):ソナタ
ミシャ:Clos Guinget クロ・グゥアンゲ
ヴァンソン・ダヴィッド(1974-):Nuee Ardente ニュエ・アルダント
ジョアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):Homenatge a Lorca ロルカへのオマージュ
マリアーノ・ガルシア(Sax)
アニアナ・ハイメ(P)
三田 貴広(P)

録音:2020年2月1-3日
サクソフォンのための新しいレパートリーを追求したアルバム。どの曲も現代的でありながら、室内楽の伝統に基づ くインスピレーションと美的側面を持っています。純粋な響き、色彩とディテール、そしてピアノとサクソフォンの相互 作用とコミュニケーションが、これらの作品を「新しい古典」たるものにしています。演奏するマリアーノ・ガルシアは ベルギーのルーヴェンを始め、さまざまな大学で教えるとともに、数多くの国際フェスティヴァルに参加。その巧みな 演奏が広く知られています。日本のピアニスト、三田貴広も1曲参加しています。

Sae Higashi Records
NYCC-13017(1CD)
税込定価
響きの彩
クララ・シューマン:3つのロマンス 作品22
シューマン:歌曲集『ミルテの花』 作品25 より I. 「献呈」
 リュッケルトの12の詩による歌曲集『愛の春』 作品37 よりI. 「空は一粒の涙を流した」
クララ・シューマン:IV. 「あなたが美しさゆえに愛するのなら」
シューマン:V. 「僕は吸い込んだ」
 歌曲集『ミルテの花』 作品25 より III. 「くるみの木」
 リュッケルトの12の詩による歌曲集『愛の春』 作品37 より
 IX. 「バラ、海、そして太陽」
 X. 「おぉ太陽よ、おぉ海よ、おぉバラよ!」
 XII. 「確かに太陽は輝く」
シューベルト:アルペジョーネソナタ イ短調 (クラリネット版)

<CD版オリジナルボーナストラック>
シューマン:歌曲集『リーダークライス』 作品39 より V. 「月の夜」
東紗衣 (Cl/バスCl)
守重 結加 (P)

録音:2020年9月14,15日 M.E.T.ホール
若手実力派クラリネット奏者、東紗衣のファーストアルバムがリリースされます。 東京藝術大学卒業後、兵庫芸術文化センターOを経て渡独。2017年に帰国後は首都圏を拠点に、多岐にわたって活躍する東 紗衣の “今” に迫る。 ロベルト・シューマン:歌曲集『ミルテの花』作品25、同『愛の春』作品37のドイツ歌曲の世界、クララ・シューマン:3つのロマンス 作品22の 色彩の調べ、フランツ・シューベルト:アルペジョーネ・ソナタD821の孤独と憧れの音楽。 1840年30歳のロベルト・シューマンを軸としたこれらの作品に、2020年30歳を迎える東紗衣が対峙する。 彼女の最大の魅力とも言えるクラリネットの表情豊かな響きによって翻訳された音楽は、当時のシューマンが知る由もなかった、未知なる彩り の世界へと聴衆を誘うでしょう。

NoMadMusic
NMM-071(2CD)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全集
ロ短調BWV1014/イ長調BWV1015
ホ長調BWV1016/ハ短調BWV1017
ヘ短調BWV1018/ト長調BWV1019
ステファニー=マリー・ドガン(Vn)
ヴィオレーヌ・コシャール(Cemb)

録音:2019年4月/セクスタン・スタジオ(マラコフ)
1974年生まれ、ジャック・ゲスタン門下のステファニー=マリー・ドガンは、京都フランス音楽アカデミーの講師として来日もしているヴァイオリスト。 彼女が伴奏付のバッハのヴァイオリン・ソナタ全集に取り組みました。 チェンバロはアンサンブル・アマリリスでも知られるヴィオレーヌ・コシャール。典型的なフレンチ・チェンバロで、独特の洒脱なバッハを披露してくれます。 (Ki)

NEOS
NEOS-12018(2CD)
クリスティアン・オッフェンバウアー(b.1961):破壊-部屋/現在
■CD1
「破壊-部屋/現在2000」〜弦楽四重奏とピアノのためのコンサート版*
■CD2
「破壊-部屋/現在1999」〜ピアノ独奏版
ヨハネス・マリアン(P)
ディオティマQ*

録音:2019-2020年
徹頭徹尾、静寂の中でゆっくりと進行する沈黙の美学とも言うべき音楽。弦楽四重 奏とピアノによる版は弦楽器のフラジオレットの高い音が霞のように静かにたなびく 中、時折りピアノのアルペジオが最弱音でつまびかれます。これが延々50 分も続く。ピ アノ・ソロ版はピアノ・パートのみの演奏。最弱音で奏されるアルペジオがペダルで伸 ばされ静寂に溶け入って行くプロセスに聴き手は空間と同化するかのように錯覚す る。モートン・フェルドマンに次ぐ静寂と沈黙の美学を体現する瞑想的な作品です。 傾聴するもよし、BGM、家具の音楽として聴くもよし、メディテーションにも最高。

MSR
MS-1685(2CD)
アラバマ州の作曲家たちによる弦楽四重奏曲集
シンシア・ミラー(b.1950):バード・クァルテット
ブライアン・ムーン(b.1975):弦楽四重奏曲第2 番
モンロー・ゴールデン(b.1959):トゥワイン・ミッド・ザ・リングレッツ
ローレン・ブライアンナ・ウェア(b.1994):上昇
マシュー・スコット・フィリップス(b.1977):弦楽四重奏曲第4 番〜第1 楽章
アンドリュー・ラッフォ・デウォー(b.1975):弦楽四重奏曲(2003)
トム・ライナー(b.1969):テンプス・フギット
マーク・ラッキー(b.1966):弦楽のための四重奏曲
マイケル・コールマン(b.1955):弦楽四重奏曲第1 番
ホーランド・ホプソン(b.1971):フォロウズ・フロム・ハミングバード
トム・ライナー(b.1969):ケティガ
ブライアン・ムーン:線と曲線
モンロー・ゴールデン:弦楽四重奏曲
クリス・スティール:イマジナリー〜死に際のトーマス・ハーディ
ジョエル・スコット・デイヴィス(b.1982):弦楽四重奏曲第 1 番「晩課」
アマーネットSQ

録音:2017年12月フロリダ
アラバマ出身者やアラバマで活動するなど何らかの形でアラバマ州に関わりのある作曲家た ちによる弦楽四重奏曲を収録。アメリカの現代作曲界の一断面を知る上で大変興味深い企画 で、こうした内容のディスクは珍しい。作曲家の世代も様々で当然、作風も様々。新古典主義風 のもの、ミニマル、ジャズの影響を受けたもの、アメリカの風土に根ざしたフォルクロアな素材に 基づく民族的なものなど多種多様。しかしいずれの作品からもヨーロッパの同時代の前衛的な 弦楽四重奏曲にはない、大地に根を下ろした土の香りのする逞しい生命力が感じられます。 (Ki)

MSR
MS-1727(1CD)
ホルンとエレクトロニクスのための新しい音楽
タイラー・オギルヴィー(b.1983):ゼロ・ポイント〜ホルンとマルチ・エフェクト・ペダルのための
マーク・オリヴェイロ(b.1983):トールの門 〜ホルンとエレクトロニクスのための
ピーター・ヴァン・ザント・レーン(b.1985):永続的な軌跡〜ホルン、ヴァイオリンとエレクトロニクスのための
ゴードン・グリーン(b.1960):ホルンとバッキング・トラックのための音楽
サルヴァトーレ・マッキア(b.1947):エクフラシス
ジョシュア・ミカル(Hr)
(3)アリソン・ミカル(Vn)
(5)ジェイザー・ジャイルズ(エレクトロニクス)

録音:2017-2020年
ホルンと電子的に加工した音響のための様々な実験的な作品を収録。作曲家はいずれもア メリカの様々な世代。ホルンのジョシュア・ミカルはシカゴ響、シンシナティ響と共演したこともあ る若手。新しい音楽の初演に意欲的でアメリカの様々な現代音楽を紹介しています。

フォンテック
FOCD-9841(1CD)
税込定価
ヴァイオリンエイブル〜ディスカバリー vol.6
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第6 番イ長調 Op.30-1
リムスキー=コルサコフ:「シェエラザード」より東洋の踊り/アラビアの歌(クライスラー 編)
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(ドゥシュキン 編)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2 番ニ長調 Op.94bis
西本幸弘 (Vn)
北端祥人 (P)

録音:2019 年12 月13 日 仙台市宮城野区文化センターPaToNa ホール・ライヴ
仙台POと九州SOのコンサートマスターを兼任する西本幸弘が 「VIOLINable-ヴァイオリンの可能性と適合性-」をテーマに臨むリサイタルシリーズ 第6 弾。 2014 年より、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏と東日本大震災復興支援音楽プログラムをあわせた “VIOLINable ディスカバリー”シリーズを開始したヴァイオリニスト西本幸弘。シリーズ後半のスタ ートとなる第6 回で西本が採り上げたのはロシア・プログラムでした。 仙台フィル・コンサートマスターという重責に加え、2018 年からは九響・コンサートマスターも兼 任し、ますますその活動を充実させている西本。2018 年に引き続いて共演のピアニスト北端祥人との 盤石のアンサンブルも必聴です。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9842(1CD)
税込定価
泉 真由(Fl)×松田 弦(G)
鈴木大介:マカロン公爵 The Duke Macaron(泉 真由×松田 弦 編)
前田智洋:タチバナ・ベイ Tachibana Bay
ローラン・ディアンス:フォーコ 「リブラ・ソナチネ」より ※ギターソロ
ピアソラ:タンティ・アンニ・プリマ(泉 真由×松田 弦 編)
 タンゴの歴史
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌(泉 真由×松田 弦 編)
泉 真由 (Fl)
松田 弦 (G)

録音:2020 年8 月24・25 日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
2010 年結成、高知出身のフルート×ギターデュオ“泉 真由×松田 弦”によるセカンドアルバムの登場です! 作曲家 武満 徹に「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と言わしめた鈴木大介による「The Duke Macaron」、大河ドラマ「麒麟がくる」の劇伴でも演奏したギタリスト・作・編曲家 前田智洋による、このデュ オにとって初の委嘱作品「Tachibana Bay」、2021 年に生誕100 年を迎える“タンゴの革命児”ピアソラに よる、フルート×ギターのー編成で最も世界で演奏される作品のひとつ「タンゴの歴史」ほか、2 人の魅力を最大 限に堪能できる楽曲が満載です。初めから終わりまで全く飽きさせない豊穣なアンサンブルをお楽しみください。 (フォンテック)


King International
KKC-065(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12の1
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12の2
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12の3
(4)ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23
(5)ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
(6)ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30の1
(7)ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30の2
(8)ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30の3
(9)ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
(10)ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
江藤俊哉(Vn)
シドニー・フォスター(P)

録音:1962年5月10日(Disc1)、11日(Disc2)、12日(Disc3)/九段会館ホール(モノラル・ライヴ)
昭和37年5月に、東京の九段会館ホールで3夜にわたりベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲の連続演奏会が行なわれました。当時35歳の江藤 俊哉と45歳のアメリカ人ピアニスト、シドニー・フォスターによる演奏で、日本音楽界にとりベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲が連続で演奏され たのは戦前のゴールドベルク&リリー・クラウス以来二度目の快挙でした。その幻の録音が江藤、フォスター両ご遺族のご厚意により日の目を見ました。。
藤俊哉は鈴木鎮一、アレクサンドル・モギレフスキーに学んだ後、アメリカのカーティス音楽院でエフレム・ジンバリストに師事。帰国後は演奏活動の かたわら後進の指導にも熱心に取り組み、現在日本のヴァイオリン界で活躍する多くの逸材を育てました。
教育者としての業績にくらべ録音は決して多いとはいえず、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集もこれまで存在していませんでした。それゆえ最盛 期の全集登場は奇跡と申せましょう。江藤俊哉ならではの美しい音色と生気あふれる演奏を満喫できます。
さらに嬉しいのが、ピアノを幻の名手シドニー・フォスター(1917-1977)が受持っていること。ヨゼフ・ホフマンに見出され、ゴドフスキの娘婿デヴィッド・ セパートンに学び、1941年に行なわれた第1回レーヴェントリット国際コンクール優勝という輝かしい経歴を持ちながら、病気のため演奏、録音ともに極 めて少ない人です。彼の演奏でベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲が残っていたのもまさに奇跡。19世紀の巨匠たちを彷彿させる生気あふれる演奏 に驚かされます。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38306(1SACD)
プレイエルの秘宝 Vol.4〜1971年の弦楽四重奏曲集
プレイエル:弦楽四重奏曲 ハ長調 Ben.353(1791)
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Ben.354(1791)
弦楽四重奏曲 ホ短調 Ben.355(1791) (全曲世界初録音)
イグナツ・プレイエルQ〔ライムント・リシー(Vn)、ドミニク・ヘルスベルク(Vn)、ロベルト・バウアーシュタッター(Va)、ベルンハルト・ナオキ・ヘーデンボルク(Vc)〕

録音:2014年6月3日−4日、オーストリア
RS Produktionによる、プレイエルの秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden Gems)」シリーズ第4巻。現在では主にピアノ製作家としてその名を知られるウィーン古典派の音楽家、イグナツ・プレイエル(1757−1831)の知られざる弦楽四重奏曲を、すべてウィーン・フィルのメンバーから成るイグナツ・プレイエル四重奏団が演奏。馴染みのある古典的なスタイルでありながら、再現部の逸脱や予期せぬ転調など、驚きに満ちた新しい音楽の側面も見せてくれるプレイエルの弦楽四重奏曲。モーツァルトが1784年に書いた父レオポルトへの手紙でも称賛されていたという優雅で魅惑的なウィーン古典派の四重奏曲を、ウィーンの伝統を受け継ぐウィーン・フィルの名手たちが再現します。
Ars Produktion
ARS-38571(1CD)
マジカル・ロシア
エフレム・ジンバリスト:リムスキー=コルサコフの歌劇「金鶏」の主題による幻想曲
チャイコフスキー:6つの小品Op.51より 第6曲「感傷的なワルツ」
アレクサンドル・アリャビエフ:序奏、主題と変奏
ラフマニノフ:ロマンス Op.6-1、ハンガリー舞曲 Op.6-2
アントン・ルビンシテイン:9つのサロン風小品 Op.11より「アレグロ・アッパショナート、アンダンテ、アレグロ」
グリンカ:アルバム・ブラット
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(サミュエル・ドゥシュキンとの合作版)
アレクサンドル・コプィロフ:敏感なメロディー「ピーターホフの思い出」Op.29
デュオ・ナタリア〔ナタリア・ファン・デル・メルシュ(Vn)、ナタリア・コヴァルゾン(P)〕

録音:2019年11月30日−12月1日、ベルギー
ナタリア・コヴァルゾンは、非常に才能のある若い楽器奏者の指導と支援を専門とする協会、Artistes enherbeの芸術監督を務めています。ルクセンブルクを拠点において日本でも活躍し、レコード芸術特選盤にも選出された現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ルシリン」とコラボレーションし、現代音楽の理解をより深め追求しています。
ナタリア・ファン・デル・メルシュは、ケルン室内管弦楽オーケストラ、ハンブルクPO、エッセンPOなどと共演。ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン・ムジーク・フェスティバルなどに出演し数多くの演奏を積み重ねてきました。
ARS- Produktionからリリースするデュオ・ナタリアの2作目は、ロシアの作曲家をフィーチャーしたアルバムです。ファーストネームの類似点をはるかに超えたデュオ・ナタリアの心のと心の調和性が感じられ、美しく溶け込むサウンドが魅力的です。
Ars Produktion
ARS-38242(1SACD)
ロマンティック・ブリリアント・イマジネイティブ
グリーグ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番ヘ長調 Op.8
チャイコフスキー:ヴァイオリンとオーケストラのための「感傷的なセレナード」 Op.26
カステルヌオーヴォ=テデスコ:「フィガロ」(ロッシーニの歌劇「セビリヤの理髪師」のカヴァティーナによる演奏会用パラフレーズ)
パガニーニ
:ロッシーニの歌劇「タンクレーディ」のアリア 『こんなに胸騒ぎが』による序奏と変奏曲
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための「幻想曲」 ハ長調 D.934
アレクセイ・セメネンコ(Vn)、
インナ・フィルソヴァ(P)

録音:2017年9月4日−6日、ドイツ
アレクセイ・セメネンコは6歳からヴァイオリンの研究を始め、2012年にはニューヨークで開催されたヤング・コンサート・アーティスト・オーディションで優勝。ワシントン・ポストは、「セメネンコは、作曲家の想像力の隅々を探検したヴァイオリニストである」と賞賛しました。

BMC
BMCC-D-295(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.120-1(原曲:クラリネット・ソナタ)、
 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2(原曲:クラリネット・ソナタ)
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op.21
ジェンナ・シェリー(Vn)、
ダーニエル・レーヴェンベルグ(P)
※使用ピアノ:1898年製スタインウェイ・モデルB

録音:2018年1月30日−31日(ドホナーニ)&2020年1月3日−5日(ブラームス)、BMCスタジオ(ブダペスト)
アメリカの自由奔放な都市ニューオリンズ出身で、現在はロンドンを拠点に活動し、スティーヴン・イッサーリスや作曲家のウンスク・チン、ジュリアン・アンダーソンらとコラボレーションしているヴァイオリニスト、ジェンナ・シェリー。 フライブルクを拠点とするアンサンブル・エクスペリメンタルや、ガーディナーが指揮するオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックのメンバーでもあるジェンナ・シェリーが弾くブラームスのヴァイオリン・ソナタ集は、通常のOp.78、100、108のヴァイオリン・ソナタではなく、クラリネット・ソナタ Op.120の2曲から、作曲者自身がヴァイオリン版へとアレンジした作品。オリジナルのクラリネット版のほか、ヴィオラ版としても広く愛されている名曲ですが、ヴァイオリン版としての演奏は珍しく、当時はヨーゼフ・ヨアヒムによって頻繁に演奏されていたという記録があるにも関わらず、2016年にベーレンライター社より新しく出版されるまで、初版から1世紀以上絶版のままになっていたというレア・レパートリーです。 ジェンナ・シェリーとハンガリーのピアニスト、ダーニエル・レーヴェンベルグは、音域や調性等の面からヴァイオリンでは敬遠されがちであったこの2つのソナタのヴァイオリン版を、17年後に書かれたドホナーニのヴァイオリン・ソナタと組み合わせ、これらの作品の繊細で詩的な美しさを探求しています。

Channel Classics
CC-S43721(1CD)
バッハ:ヴィオラ(・ダ・ガンバ)とハープシコードのためのソナタ集
ソナタ ト長調 BWV.1027
ソナタ ニ長調 BWV.1028
ソナタ ト短調 BWV.1029
マリーエ・ストクマー・ベカー(Va)、
イラリア・マチェドーニオ(ハープシコード)

※使用楽器
viola by Joseph Hill, London, 1776
double-manual harpsichord copy by Joop Klinkhamer,
Amsterdam, 1990 after Johann Heinrich Harrass, Thuringen, Germany, c. 1700
2人の新しいチャンネル・クラシックス・アーティスト、デンマークのヴィオラ奏者マリーエ・ストクマー・ベカーとイタリアのハープシコード奏者イラリア・マチェドーニオによるファースト・リリース。
バッハの時代にはヴィオラのためのソナタのレパートリーが殆どなく、おそらくヴィオールから借りたレパートリーとして演奏されていたであろうという考察から、ヴィオラ・ダ・ガンバ(脚のヴィオラ)のために書かれたバッハの3つの傑作ソナタを、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ(腕のヴィオラ)で演奏。歴史的情報に基づきながらも、新鮮で独特なアプローチで、バッハのガンバ・ソナタを再現します。
マリーエ・ストクマー・ベカーは、現代音楽を専門とするオーケストラ、バーゼル・シンフォニエッタの副首席ヴィオラ奏者を務め、現代楽器と歴史的楽器の両方を演奏しながら、様々なオーケストラや室内楽シーンで活躍。イラリア・マチェドーニオはイタリアの音楽家の家庭に生まれ、テルニ(イタリア)のブリッチャルディ音楽大学を卒業後コペンハーゲンのデンマーク音楽アカデミー、ロンドンの王立音楽カレッジでも研鑽を積み、優れた通奏低音奏者として多くのアンサンブルと共演してきました。

Signum Classics
SIGCD-654(1CD)
R.シュトラウス:二重小協奏曲、他
R.シュトラウス:クラリネットとファゴットのための二重小協奏曲(デュオ・コンチェルティーノ)*、
 歌劇 「カプリッチョ」 への 前奏曲*
コープランドクラリネット協奏曲#、
 バレエ 「アパラチアの春」 組曲(原典版)#
エルンスト・オッテンザマー(Cl)、
シュテパン・トゥルノフスキー(Fg)
リチャード・スタンプ(指)
アカデミー・オヴ・ロンドン*、
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア#

録音:1990年9月、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン/R.シュトラウス:二重小協奏曲)
1991年6月、ロズリン・ヒル・チャペル(ハムステッド/R.シュトラウス:カプリッチョへの前奏曲)
2014年9月、ホール・ワン(ザ・セージ・ゲーツヘッド/コープランド)
長年ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者を務めたオーストリアの伝説的クラリネットの名手、エルンスト・オッテンザマー(1955−2017)の最後の協奏曲録音が、イギリスのシグナム・クラシックス(Signum Classics)から登場!
シュトラウスの二重小協奏曲(デュオ・コンチェルティーノ)では、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場のファゴット奏者を務めるシュテパン・トゥルノフスキーとの豪華共演。いずれも1940年代に作曲された、R.シュトラウスとコープランドの4曲。指揮はすべて、アカデミー・オヴ・ロンドンを創設し芸術監督を務めるリチャード・スタンプ。ベニー・グッドマンのために書かれ、ジャズのイディオムも吸収されているコープランドのクラリネット協奏曲では、オッテンザマーの変幻自在の音色と惚れ惚れするような技巧が堪能できます。

NCA
NCA-60158207
(1SACD)
フルート、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲集
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ジャン・パオロ・チーティ(1939-):秋の前奏曲
ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):フルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲
マルク・ラヴリー(1903-1967):協奏的組曲 Op. 348
ジョリヴェ小組曲
トリオ・レアンドロ

録音:2005年3月
フルート、ヴィオラ、ハープという珍しい編成のトリオ・レアンドロ(レアンドロはメンバー3人の名前の頭文字をとって命名)が、同編成のための作品ばかりを集めた貴重な1枚。アルバムの始まりはもちろんドビュッシーのソナタ。ドビュッシーに倣ったチーティの「秋の前奏曲」、ドビュッシーとは異なる可能性を示したゲンツマーの三重奏曲など、編成は同じでも各作曲家のアプローチは様々です。

LAWO Classics
LWC-1201(1CD)
ヴェルディ&シベリウス:弦楽四重奏曲集
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.56 「内なる声」
ヴェルターヴォQ〔オイヴォル・ヴォッレ(Vn)、ベーリト・カルダス(Vn)、ヘンニンゲ・ランドース(Va)、ビョルグ・ルイス(Vc)〕

録音:2010年3月3日−5日、オストレ・フレドリクスタ教会(オストフェル、ノルウェー)
ノルウェーのグループ、ヴェルターヴォ四重奏団は、1984年の創設以来、確かな技術に支えられた演奏と解釈、作曲者と作品への共感、そして独自の響きにより、多くの聴衆を魅了してきました。途中メンバーの交代もありながら、ベートーヴェン、モーツァルト、シューマン、ブラームス、グリーグ、バルトーク、ドビュッシー、カール・ニルセン、リゲティ、アデス、ヴィドマン、ガブリエラ・フランク、ニルス・ヘンリク・アスハイムと、古典から現代まで広いレパートリーは変わらず、ヨーロッパとアメリカを中心とする活動を続けています。シェル・ハッベスタの『4つの駅』(LWC-1193)に続く LAWO Classics のアルバム。彼女たちが2010年に録音したヴェルディとシベリウスの四重奏曲が収録されています。
ヴェルディの 「弦楽四重奏曲 ホ短調」は、「アイーダ」と「レクイエム」の間、1873年に「楽しみのためだけに」作曲したという、彼の唯一の室内楽作品です。メンデルスゾーンやシューマンたちを思わせる性格の主題が姿を見せながらも、メロディと優雅さと巧みな器楽の書法にめぐまれたヴェルディ自身の語法で貫かれた作品と評価されています。1873年4月1日、ナポリのホテルで私的に初演されました。
シベリウスの「弦楽四重奏曲 ニ短調」は、1908年の終わり、彼が音詩「夜の騎行と日の出」を完成させた直後に作曲が始められた作品です。1909年4月に完成しました。この作品が書かれたのはシベリウスがさまざまな問題に直面していた時期にあたり、後日、彼のもっていた研究用スコアの第3楽章にシベリウス自身の手による「Voces Intimae」−−内面の奥深いところから聞こえる声−−の書きこみが見つかり、「内なる声」の副題で呼ばれるようになりました。交響曲第4番とともにシベリウスのもっとも個人的色彩の強い作品とみなされています。

Orlando Records
OR-0032(1CD)
アマルコルド・ウィーン〜20周年記念盤
マーカス・デイヴィー(セバスチャン・ギュトラー編):マイ・スパニッシュ・リヴァー、ハートレス
マーカス・デイヴィー(トンマーゾ・フーバー編):Und wia’s weida geht
ゲオルク・ブレインシュミット:An uns zwaa kummt kana foabei、Midnight in Heanois
ベートーヴェン(ギュトラー編):レント・アッサイ, カンタンテ・エ・トランクィーロ
ギュトラー:ルートヴィティのナイトメア
ベートーヴェン(シュテファン・コンツ編):スウィング・オン・ベートーヴェン
マーカス・デイヴィー(アマルコルド・ウィーン編):失われたルーブルへの怒り
マーカス・デイヴィー(ギュトラー編):小さなウィーンのレクイエム
マーカス・デイヴィー(フーバー編):Bad Fischau.
ギュトラー:Babarababa
アマルコルド・ウィーン

録音:2020年6月
創立20周年を迎えたアマルコルド・ウィーンによる、ベートーヴェンの生誕250周年記念アルバム!ベートーヴェン作品の編曲と、マーカス・デイヴィー(特にハイライトは 「失われたルーブルへの怒り Die Wut uber den verlorenen Rubel」、元ネタはもちろんベートーヴェンの「失われた小銭(Groschen)への怒り」)、ゲオルク・ブレインシュミット、セバスチャン・ギュトラーらの作品を組み合わせていますが、これらはすべてアマルコルド・ウィーンの紛れもないサウンドを持っています。ベートーヴェンのシンフォニーを引用して楽しく仕上げた「Swing on Beethoven」のような作品も。オリジナル作品の冗長な再録音に代わる、これ以上ないほどに個人的なオマージュ・アルバム。演奏も素晴らしいの一言に尽きます。

CAvi
85-53025(1CD)
インサイド・エロイカ
ゴードン・ウィリアムソン(b.1974):クーヴェルチュール(世界初録音)
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55 「英雄」(フェルディナント・リース編曲/ピアノ四重奏版)
ゴードン・ウィリアムソン:アンコール(世界初録音)
フレックス・アンサンブル〔杉村香奈(Vn)、アンナ・シュルツ(Va)、マルタ・バイスマ(Vc)、ヨハネス・ニース(P)〕

録音:2020年2月、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
ハノーファー在住のヴァイオリニスト杉村香奈が参加するドイツのピアノ四重奏団「フレックス・アンサンブル」のサード・アルバム。
ベートーヴェンの生誕250周年記念盤として、交響曲第3番「英雄」のピアノ四重奏版という興味深いプログラムを録音。編曲は、ベートーヴェンの弟子であり友人でもあったピアニスト、フェルディナント・リース。これまであまり演奏機会に恵まれなかったこのピアノ四重奏版「英雄」を、カナダ出身ハノーファー在住の作曲家ゴードン・ウィリアムソン(b.1974)への委嘱作品(ベートーヴェンにインスパイアされた現代的作品)で挟んで構成しています。ベートーヴェン・ファンも、アレンジ作品愛好家も注目!
CAvi
85-53026(1CD)
オール・アラウンド・バッハ
バッハ:ピアノ独奏のための協奏曲ロ短調 BWV.979(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.813)、
 イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971、コラール前奏曲集 BV B27より 第9番「汝にこそ喜びあり」 BWV.615(ブゾーニ編)、
 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542 / S.463(リスト編)、
 コラール前奏曲集 BV B27より 第4番「いまぞ喜べ、汝らキリストのともがらよ」 BWV.734
リスト:B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ S.529-2
バッハ:コラール前奏曲集 BV B27より 第10番「われらの救い主なるイエス・キリスト」 BWV.665
フランク:前奏曲, フーガと変奏曲(アーシャ・ファテーエワ&ステパン・シモニアン編曲/サクソフォンとピアノ版)*
バッハ:カンタータ「神の時こそいと良き時」 BWV.106より ソナティナ(クルターク編曲/ピアノ4手版)*
ステパン・シモニアン(P)、
アーシャ・ファテーエワ(サクソフォン、ピアノ)*

録音:2020年5月&6月、ハンブルク(ドイツ)
2010年に、世界でもっとも古く権威ある大会の1つであるライプツィヒ国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールで銀メダルを受賞し、「彼の世代でもっとも偉大なバッハの解釈者の1人」として賞賛されたステパン・シモニアンの新たなバッハ・アルバム。バッハがヴィヴァルディの作品からアレンジした鍵盤楽器独奏のための協奏曲から、ブゾーニやリストが編曲したバッハなど様々なバッハにまつわる作品をモダン・ピアノの独奏で。フランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」は自ら編曲したサクソフォンとピアノ版で収録。

Auris Subtilis
ASC-5091-2000(1CD)
コンスタンティノス・D.カカヴェラキス:SYMPNOE
「SYMPNOE」(ヴァイオリンとピアノのための)〔コスタス・パナギオティディス(Vn)、アポストロス・パリオス(P)〕/「AMARANTOS」(ピアノ、フルート、ホルン、ヴァイオリンとチェロのための)〔コスタス・パナギオティディス(Vn)、エヴァンゲロス・スタソーロプーロス(Fl)、アポストロス・パリオス(P)、イシドロス・シデリス(Vc)、エヴァンゲロス・スコーラス(Hrn)〕/「EVENOS」(フルートとチェロのための二重奏)〔ミヒャエル・ホイペル(Vc)、エヴァンゲロス・スタソーロプーロス(Fl)〕/「POROS」(ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロのための三部作)〔コスタス・パナギオティディス(Vn)、エヴァンゲロス・スタソーロプーロス(Fl)、アポストロス・パリオス(P)、ミヒャエル・ホイペル(Vc)〕/「ANTHEMIS」(フルート独奏のための)〔エヴァンゲロス・スタソーロプーロス(Fl)〕
コスタス・パナギオティディス(Vn)、
エヴァンゲロス・スタソーロプーロス(Fl)、他

録音:2017年10月21日、アテネ(ギリシャ)
アテネのギリシャ音楽院でピアノ、音楽理論、ビザンチン音楽、作曲を学び、現在はドイツで活動するギリシャの作曲家、コンスタンティノス・D.カカヴェラキスの室内楽作品集。「AMARANTOS」や「ANTHEMIS」などは植物の名がタイトルにつけられた作品で、気候変動や環境破壊、絶滅の危機に瀕した自然をテーマに構成されています。

Onyx
ONYX-4209(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番&第10番
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX4189)で見事「最優秀器楽賞(Best Classical Instrumental Solo)」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
2017年3月に発売された「クロイツェル・ソナタ」からスタートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。世界各国のメディアと聴衆から高い評価を受け、特に英グラモフォン誌では、前3作はすべて「エディターズ・チョイス(特選盤)」に選ばれる(第2巻はグラモフォン賞にもノミネート)など、絶大な信頼と期待が寄せられているシリーズです。
待望の第4巻では、ベートーヴェンが「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた1802年頃作曲の劇的な「第7番」と、1812年に偉大なヴァイオリニスト、ピエール・ロードのために書かれた穏やかな「第10番」をペアにして、全集を締めくくります。

MELO CLASSIC
MC-2040(2CD)
ヨーゼフ・シゲティ/フランスでのリサイタル1956-1958
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.378
 ヴァイオリン・ソナタホ短調K.304
 ヴァイオリン・ソナタト長調K.379
(2)ジェイムズ・ファセットとのインタビュー
(3)ハワード・ネルソンとのインタビュー
(4)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタニ長調D384
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.78
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタホ長調
ストラヴィンスキー:協奏二重奏曲
ウェーベルン:4つの小品Op7
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)

(1)ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)
録音:1956年7月17日フランス,プラド・ライヴ録音
(2)録音:1954年12月26日ニューヨーク
(3)ハワード・ネルソンとのインタビュー録音:k1955年11月11日ケンブリッジ
(4)ナウム・スルスニ(P)
録音:1958年4月27日フランス,アニエール・シュル・オワーズ・ライヴ
大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティ(1892―1973)の2種のライヴ録音を収録。1956年のプラドでの演奏会の会場はサン・ピエール教会で、夏のプラド音楽祭での演奏会と思われます。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタが3曲、しかも伴奏はミェチスワフ・ホルショフスキ。まさにシゲティらしい味わいの気迫の篭った演奏。拍手は収録されていないが楽章間では聴衆の物音が聞こえ、またK.304の前にシゲティが調弦する様子も収録されています。1958年のアニエール・シュル・オワーズ(パリから北へ40Kmほど)の有名なロワイモヨン修道院でのライヴ録音は、シューベルトとブラームスというドイツ・ロマン派のヴァイオリン・ソナタに加え、後半はヒンデミット、ストラヴィンスキー、ウェーベルンという意欲的な曲目。シゲティはこれらの商業録音を残しているが、ライヴ録音というのが貴重。日本ではシゲティというとついバッハ、ベートーヴェン、ブラームスの印象が強いだろうが、彼はモダニストの顔もあり、それを実感できます。シューベルトの後に拍手が収められています。放送アナウンスメントに加え、シゲティの長めのインタビューが2種収録されています。日本人にとって嬉しいことに、シゲティはどちらのインタビューでも1953年3月の来日に言及しており、特に1955年のインタビューでは日本での活動について詳しく述べています。
MELO CLASSIC
MC-2041(2CD)
ロマン・トーテンバーグ/ドイツでのヴァイオリン・リサイタル1958―1970
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV.1003
(3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタイ長調D574
シマノフスキ:アレトゥーザの泉Op.30
(4)ファリャ(コハンスキ編):スペイン民謡組曲
(5)ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナティーナト長調Op.100
(6)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲
(7)ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番ニ長調Op.4
ロマン・トーテンバーグ(Vn)

(1)録音:1958年3月5日ハンブルク放送用スタジオ録音
(2)1963年2月23日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
(3)コンラート・リヒター(P)
録音:1970年1月26日ハンブルク放送用スタジオ録音(ステレオ)
(4)リヒャルト・ベックマン(P)
録音:1958年3月5日ハンブルク放送用スタジオ録音
(5)ノラ・クレンク(P)
録音:1964年1月8日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
(6)コンラート・リヒター(P)
録音:1968年5月31日エットリンゲン・ライヴ録音
(7)マリア・ベルクマン(P)
録音:1963年2月22日バーデン=バーデン放送用スタジオ録音
伝説的な名ヴァイオリニスト、ロマン・トーテンバーグ(1911-2012)の貴重な録音集。ロマン・トーテンバーグはポーランド中部のウッチ生まれのヴァイオリニスト。モスクワとワルシャワで育ち、ベルリンで高名なカール・フレッシュにヴァイオリンを学んだ。1938年に米国に移住、市民権を得て亡くなるまで70年以上を過ごした。彼は欧州でも米国でも同時代の作曲家の作品を積極的に紹介したことで知られます。また米国ではヴァイオリン教師としても高名だった。不思議なことにトーテンバーグは、商業録音を残しているにもかかわらず、長く録音が顧みられることがなく、フレッシュ門下の極めて優秀なヴァイオリニストにもかかわらず幻のヴァイオリニストになってしまっていた。トーテンバーグの素晴らしさは1958年のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番の一つだけでもはっきり理解できます。音そのものに気が漲っており、しかも演奏に崩しがなく、圧倒的に立派なバッハが鳴り響く。一方シューベルトでは洒落た柔らかい歌いまわしが魅力的。若い頃に共演したことのあるシマノフスキでは、透明かつ温かみのある音色でじっくり聞かせる。ブラームスの第3番はロマン色の重みを脱ぎ捨てた近代感覚の演奏で新鮮な印象を与えます。これらの録音を聞けば、なぜこれほどの立派なヴァイオリニストが長年録音で聞けずにいたのか不思議に思わざるを得ないでしょう。ちなみにトーテンバーグの愛用のストラディヴァリウス(6億円の価値があるという)は1980年に盗難に遭い、彼の死後2015年になって発見されて遺族の元に戻り、ニュースで広く報道された。1970年のシューベルトとシマノフスキはステレオ録音。
MELO CLASSIC
MC-2043(2CD)
クリスティアン・フェラス/ハンブルクでのリサイタル1951-1964
(1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ,ウィーン奇想曲
(2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
(3)ミヨー:屋根の上の牛
ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
クライスラー:ボッケリーニの様式によるアレグレット
シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナーデ
(4)クライスラー:美しいロスマリン,愛の喜び
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454
(5)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタイ長調K.305/293d
サン=サーンス:ハバネラOp.83
ラヴェル:ツィガーヌ
サラサーテ:アンダルシアのロマンスOp22-1
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番ニ長調Op.4
クリスティアン・フェラス(Vn)、
ピエール・バルビゼ(P)

(1)録音:1951年11月26日ハンブルク放送用スタジオ録音
(2)1953年11月6日ハンブルク放送用スタジオ録音
(3)1952年11月23日ハンブルク放送用スタジオ録音
(4)1955年3月16日ハンブルク放送用スタジオ録音
(5)1964年10月26日ハンブルク放送用スタジオ録音
クリスティアン・フェラス(1933―1982)が10代末から30代初頭にかけてハンブルクで放送のために録音したヴァイオリン演奏集。いずれも伴奏はピエール・バルビゼ(1922―1990)。1950年代の彼らの演奏は、フェラスの青年らしい溌溂とした生命力と向こう見ずなまでの自信を11歳年上のバルビゼがしっかり支えた名演ばかり、特に1951年、フェラスがまだ18歳のドビュッシーとフランクではフェラスの若く優秀だからこそ可能な飛び切りの新鮮さに聞き惚れるほかない。フェラスが弾いたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタは商業録音ではなかったかもしれない。美音を自在に繰り広げるフェラスはもちろんのこと、ピアノの比重が高いだけにバルビゼが一流のモーツァルト弾きであったこともよく分かる。1964年になるとフェラスの成熟が顕著で、落ち着いた風格が増しています。もっともラヴェルのツィガーヌではバルビゼともども最後に猛烈な追い込みをしているが。ドイツの放送局でも録音の優秀さには定評あるNDRの録音だけにいずれもモノラルながら年代としては上々の音質を保っています。
MELO CLASSIC
MC-2045(1CD)
ミリアム・ソロヴィエフ/フランスでのヴァイオリン・リサイタル1959-1966
(1)シューベルト:幻想曲ハ長調D.934
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.27-3「バラード」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタイ長調RV31
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454
ミリアム・ソロヴィエフ(Vn)

(1)ジュリアス・カッチェン(P)
録音:1959年9月27日フランス,アニエール・シュール=オワーズ・ライヴ録音
(2)クリスティアン・イヴァルディ(P)
録音:1966年10月20日パリ・ライヴ録音
Meloclassicは過去2回ミリアム・ソロヴィエフ(1921-2004)のCDを発売し(MC-2007,MC-2030)、生前から忘れ去られてしまったこの名ヴァイオリニストを改めて世に知らしめた。ミリアム・ソロヴィエフはサンフランシスコ生まれのヴァイオリニスト。ニューヨークでルイス・パーシンガーに学び、さらにベルギーでカール・フレッシュにも学んでいます。順調に思えた彼女の人生だったが、1939年暮れ、妻と不仲になった彼女の父親が彼女を含めた家族を銃撃した末自殺、彼女の母と妹が死亡するという悲惨な事件に襲われた。それでも彼女は立ち直り、第二次世界大戦後は活動拠点を欧州に移し、ウィーン・フィルやベルリン・フィルなどの演奏会にも出演。だが1970年代に入ると早々に第一線を退き後進の育成に取り組んだ。ソロヴィエフのヴァイオリンは気品ある美音が魅力的で、歌い回しも洒落ています。シューベルトの幻想曲ではしばしば共演したジュリアス・カッチェンがピアノ。1966年のパリでの演奏会は彼女の本領がよく表れており、溌溂としたモーツァルト、ズバッとしたボーイングが清々しいヴィヴァルディ(有名な終楽章が素晴らしい)、抑えた情感で美しさが映えるブラームス、そして気合の入ったイザイと、どれも見事。
MELO CLASSIC
MC-2046(1CD)
リリア・ダルボーレ/ドイツでのヴァイオリン・リサイタル1939-195
(1)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタニ長調D384
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタニ長調Op.5-1
(2)シベリウス:ヴァイオリン・ソナティーナホ長調Op.80
マデトーヤ:ヴァイオリン・ソナティーナOp.19
パルムグレンロマンス
(3)タルティーニ:アダージョ
タルティーニ(ギーゼン編):コレッリの主題による7つの変奏曲
(4)ヴィヴァルディ(レスピーギ編):ヴァイオリン・ソナタニ長調RV10
パガニーニ:無窮動
フィオッコ:アレグロト長調
パラディス:シシリエンヌ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
リリア・ダルボーレ(Vn)、
フーベルト・ギーゼン(P)

(1)録音:1955年3月26日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
(2)録音:1953年11月20日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
(3)録音:1951年4月10日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
(4)録音:1939年4月1日シュトゥットガルト放送用スタジオ録音
リリア・ダルボーレ(1911-1988)の貴重な録音集。リリア・ダルボーレ(リリアはエミーリアの愛称)はイタリア、ナポリの北に位置するサンタ・マリーア・カープア・ヴェーテの生まれ。ローマとペーザロで学んだ後、1929年から1932年までカール・フレッシュに学ぶ。以降彼女は祖国イタリアとドイツを中心に活動。第二次世界大戦直後が彼女が最も活発に演奏活動をした時期で、若き日のセルジウ・チェリビダッケとウィーン、ベルリン、ローマで共演した。また1959年にはローマ三重奏団を結成、室内楽でも高い評価を得た。彼女はローマのサンタ・チェチーリア音楽院で長く教職を務め、1982年にはイタリア政府から勲章を授与されています。ダルボーレのヴァイオリンはいかにもフレッシュ門下生らしい華美を戒めて作品の内側に踏み込もうとするもの。その美質はたとえばシベリウスと彼の弟子であるマデトーヤの二つのソナティーナやのようなしみじみした作品で顕著です。一方で1939年の若い頃の録音では難曲パガニーニの無窮動を鮮やかに弾き切っています。名伴奏者として知られるフーベルト・ギーゼンの伴奏も見事。

Edition HST
HST-914(8CD)
限定盤
税込定価
楽団結成24周年記念特別価格
J.B.ヴァンハル(1739-1813):24 の弦楽四重奏曲集 (HST-914)
Op.1, 4, 6, 13, 33, 4Hoffmeister Quartets; Weinmann Va:C1, C6, C7, cm2, D3, D4, D7, Es9, Es10, E4, (F4-アダージョのみ), F10, F11, G4, G7, G9, G10, gm3(*2), A1, A2, A3, B8, B10, B11 の24 曲を収録
(*2) ト短調Weinmann Va:gm3
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ【リーダー;松井利世子、福本牧(Vn)、小原 圭(Vc)、他 】

録音:2005-2013 年、東京・三鷹、風のホールなどにてライヴ収録
※2回目収録(2013 年8月20日)は、ライヴ収録に伴うノイズが含まれます
2005 年から約15 年かけて収録された四重奏曲集を 楽団結成24 周年限定盤として発売!

ODRADEK RECORDS
ODRCD-407(2CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1 番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ第2 番ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ第3 番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ第4 番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5 番ニ長調 Op.102-2
アドルフ・グティエレス・アレナス(Vc)
クリストファー・パーク(P)

録音:2016 年1 月25-26 日 ハンブルク
※日本語オビ・解説付き
ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集の素晴らしい新録音。ミュンヘン生まれのスペ イン人、アドルフ・グティエレス・アレナスは、14 歳からチェロを学び、マドリッドのソフィ ア王妃高等音楽院を修了、すぐにソリストとして広く活躍しています。アレナスのチェロ は、スペイン人らしく旋律を滑らかに歌わせつつも、ベートーヴェンならでは思索的な 深みも強く、踏み込みの激しい部分と抑えた祈るかのような表現の幅が大きく。傑作と して名高いOp.69 や晩年のOp.102 の2 曲はもちろん、20 代のOp.5 の2 曲も大変 充実しています。またピアノのクリストファー・パーク(バンベルク生まれの韓国系ドイツ 人)も、出しゃばることなくしっかり主張し、そして音色が瑞々しい。ことにピアノの比重 の高いOp.5 ではパークの力量の高さが強く浮かび上がっています。録音も良く、ベート ーヴェンのチェロ・ソナタ好きにしっかりお勧めできます。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-394(1CD)
アイスランドのヴァイオリンとギターの二重奏曲集
バルドヴィンソン:ソナタ
ソルダルソン:ゲフィオン
シグルビェルンソン:ヴァップ
スパイト:絡み合わせる,オルフェウスのこだま
ヨハンソン:響き
デュオ・コンコーディア【ラウフェイ・シグルザルドッティル(Vn)、パル・エイヨルフソン(G)】

録音:2014 年8 月 レイキャビク
※日本語オビ・解説は付きません
アイスランドの作曲家によるヴァイオリンとギターの二重奏曲。いずれもデュオ・コンコーデ ィアのために書かれた作品。作風は作曲家により様々ながらも、いずれも研ぎ澄まされた美 しさが感じられます。 デュオ・コンコーディアは、共にレイキャビク生まれのラウフェイ・シグルザルドッティルとパル・ エイヨルフソンによるヴァイオリンとギターのデュオ。シグルザルドッティルはレイキャビク交響 楽団の団員でもある。

MDG
MDG-90321986
(1SACD)
ヒンデミット:クラリネット五重奏曲Op.30
レーガー:クラリネット五重奏曲Op.146
ヴラディーミル・ゾルターン(Cl)
ユトレヒトSQ
ベラルーシの首都ミンスク出身のクラリネット奏者ヴラディーミル・ゾルターン。4歳から父親から音楽の手ほどきをうけ、幼い頃から才能を開花させる。 2006年から2012年までベラルーシ国立SOのソリストとして活躍、2008年から2013年までベラルーシのボリショイ劇場でも演奏していました。 ゾルターンは卓越した技巧で定評があり、ベラルーシ国内だけでなく、ドイツ、オーストリア、スイスなどでも活躍しています。MDGより2枚目となる本作では、 ユトレヒトSQと共演し、ヒンデミットとレーガー晩年の傑作であるクラリネット五重奏曲を録音しました。 (Ki)
MDG
MDG-90321896
(1SACD)
フランツ・ベルワルド(1796-1868):室内楽作品集
大七重奏曲変ロ長調(クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
四重奏曲op.1変ホ長調(ピアノ、クラリネット、ホルン、ファゴット)
セレナーデ ヘ長調(クラリネット、ホルン、ヴィオラ、チェロ、テノール、コントラバス)*
フランツ・アンサンブル【マクシミリアン・クローム(Cl)、小山莉絵(Fg)、パスカル・デューバー(Hrn)、サラ・クリスティアン(Vn)、原裕子(Va)、トリスタン・コルヌ(Vc)、ユリアーネ・ブルックマン(Cb)、キヴェリ・デルケン(P)】
パトリック・フォーゲル(T)*

録音:2020年2月6日、6月11日、7月12-13日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス
19世紀スウェーデンの作曲家フランツ・アドルフ・ベルワルド(1796-1868)。生前の評価は芳しいものではありませんでしたが、20世紀に入って演奏・ 録音される機会も多くなり再評価著しい作曲家。ストックホルムの音楽一家に生まれ、作曲家を志しベルリン、ウィーン、パリに留学。しかし金銭的な理由 から整形外科の診療所やガラス器工場の経営をするなど、作曲家として不遇な時期を過ごします。晩年はスウェーデンに帰国し、作曲活動に専念、ストック ホルム音楽院の教授の職を得るも、体調を崩し翌年に死去。ベルワルドの作品は初期ロマン派の属し、素朴な情景描写と北欧風の遊び心のある軽やかな作風。 演奏するフランツ・アンサンブルは、ドイツ・カンマーフィルのメンバー、クラリネット奏者マクシミリアン・クローム、首席ファゴット奏者の小山 莉絵、コン サートマスターのサラ・クリスティアン、首席チェロ奏者のトリスタン・コルヌ、コントラバス奏者のユリアーネ・ブルックマンを中心とし、ドイツのブレーメ ンを拠点に欧州各地でソロに室内楽にと活躍中のヴィオラ奏者原裕子、室内楽での活動が多いドイツのピアニスト、キヴェリ・デルケンの若手実力派が集まっ ています。 (Ki)
MDG
MDG-90321886
(1SACD)
クリスティアン・ハインリッヒ・リンク(1770-1846):室内楽作品集Vol.2
ピアノ三重奏曲op.34(1815)[第1番ハ長調,第2番ニ長調,第3番ト長調]
フルート,チェロ,ピアノのための三重奏
ヴァイオリン,チェロ,ピアノのためのソナタ変ロ長調
ヴァイオリンとピアノのためのとてもやさしいソナタ ト長調
ピアノ三重奏曲ニ長調
トリオ・パルナッスス【ユリア・ガリッチ(Vn)、ミヒャエル・グロス(Vc)、ヨハン・ブランシャール(P)】
ヘレン・ダブリングハウス(Fl)

録音:2019年10月23-25日マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス
ドイツで活躍したオルガニスト兼作曲家で、大バッハの孫弟子にあたるクリスティアン・ハインリッヒ・リンクは2020年生誕250周年を迎えました。トリオ・ パルナッススが今日では忘れられてしまったこの作曲家に光りをあてます。リンクの楽曲は長調が多く、明るく輝かしい音楽はベートーヴェンと対照的と言え るでしょう。またリンク唯一のフルート、チェロ、ピアノの三重奏曲は、民謡のモチーフがちりばめられた牧歌的な作品。そしてヴァイオリンとピアノのための とてもやさしいソナタは、初期のモーツァルトを思わせる軽やかさがあり、繊細でエレガントな音楽が魅力です。この記念の年にベートーヴェンと同時代の作 曲家であるリンクの新しい音楽世界を広げることができます。 (Ki)

MDG
MDG-30721872(1CD)
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):室内楽作品集VOL.1
弦楽四重奏曲第1番OP.77ニ短調
弦楽四重奏曲第2番OP.90イ長調
ライプツィヒSQ【シュテファン・アルツベルガー(Vn)、ティルマン・ビューニング(Vn)、イーヴォ・バウアー(Va)、ペーター・ブルンス(Vc)】

録音:2020年6月18-21日マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス
スイス出身の中期ロマン派の作曲家ヨアヒム・ラフ。リストの助手としてオーケストレーションを務めるなど評価されます。後に独立し、生涯に交響曲11 曲、弦楽四重奏曲8曲、協奏曲など200曲以上の作品を残しています。しかし、ラフ自身は優れたピアニストであったにも関わらず公開演奏会はほとんど 行わず、自己宣伝は苦手で私生活はつつましいものでした。晩年はフランクフルトのホッホ音楽院の院長に就任し後進の指導にあたっていました。ここにラフ の再評価を高めるためにライプツィヒSQによるシリーズがスタートするのは喜ばしいものと言えるでしょう。 ラフの室内楽作品の第1集となる本作は、ヘルメスベルガー四重奏団によって初演されたラフのワイマール時代最後の作品で最初の弦楽四重奏曲第1番と ウィスバーデンに引っ越した翌年に書かれた第2番を収録しています。 (Ki)

CONTINUO RECORDS
CC777-719(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
クリストフ・ジョヴァニネッティ(Vn)、
ミカエル・レヴィナス(P)

録音:2019年12月/ムードン・スタジオ(フランス)
イザイSQ、エリゼSQの創設者で数多くの録音でも高い評価を集めるフランスのクリストフ・ジョヴァニネッティ。2017年には作曲 家でピアニストのミカエル・レヴィナス、チェリストのエマニュエル・ベルトランとともにトリオを結成し演奏活動を展開しております。当アルバムではレヴィ ナスとのデュオでブラームスを録音しました。
ジョヴァニネッティの魅力といえばなんといっても艶やかな音色。レヴィナスもその温かな音色にこたえて奏でます。アンサンブルの名手が織りなすブラー ムス、新たな名録音登場です。 (Ki)


NoMadMusic
NMM-079(1CD)
ルートヴィヒ/ツァイーデ四重奏団&ドルプレール
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」(弦楽五重奏版)
弦楽四重奏曲第3番ニ長調OP.18の3
ツァイーデQ【シャルロット・マクレ、レスリー・ブーラン・ローレ(Vn)、サラ・シュナフ(Va)、ジュリエット・サルモナ(Vc)】、ブリュノ・ドルプレール(Vc)(1)

録音:2019年12月/Riffxスタジオ(ラ・セーヌ・ミュジカル)
これは衝撃的。2009 年結成の女性 4 名から成るツァイーデ四重奏団に、ベルリン・フィルの若き第 1 ソロ・チェロ奏者ブリュノ・ドルプレールを加えた 五重奏でベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」に挑戦。
「クロイツェル・ソナタ」は言うまでもなくヴァイオリンとピアノが火花を散らすボルテージの高い力作。それを弦楽五重奏にしているのは興味津々ですが、 ピアノ・パートを 4 人に振り分けるような単純な編曲ではなく、ヴァイオリンのパートも 5 人に分け、完全な室内楽作品に仕上げています。ヴァイオリンが 奏でるはずのメロディーをチェロが歌うなど、予期せぬ驚き満載です。ベートーヴェンの死後にジムロック社から楽譜が出版されましたが、編曲者名は記さ れてません。
チェロを加えることで音の視野が広がり、低域の深みが倍増。一説にはベートーヴェン自身か弟子のリースによる編曲ではないかとされ、各楽器への効果 的な分配やボルテージの高さ、充実度は驚くべきもので、まるで古典派のロックンロールとでも言うような凄さ。良く知る曲ながら思いがけぬ新しい魅力を 発 見させてくれます。
カップリングは彼の弦楽四重奏曲の実質的に最初の曲である第 3 番。こちらは原曲通り弦楽四重奏で演奏。明朗で平和なこの曲と、デモーニッシュなク ロイツェルを並べることで、ベートーヴェンの表現力の幅広さを証明しています。 (Ki)

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-021(2CD)
シューベル:ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D.28
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99 D.898
ピアノ三重奏曲「ノットゥルノ」 変ホ長調 Op.148 D.897
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D.929
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D.929より第4楽章(カット版)
ロバート・レヴィン( ピアノ )
ノア・ベンディックス=バルグリー(Vn)
ピーター・ワイリー(Vc)

録音:2016年12月12-16日/フランス、ボーヌ市、ルイ・ジャド社のジャコバン修道院
博学ロバート・レヴィンが実力派の演奏家とともに録音を実現しているLE PALAIS DES DEGUSTATEURSレーベルからの新録音は、シューベルトのピ アノ三重奏曲全集です。共演は現在ベルリンPOの第1コンサートマスターのノア・ベンディックス=バルグリーと、かつてボザール・ トリオのメンバーとしても活躍し、現在グァルネリSQのチェロ奏者をつとめるピーター・ワイリーという室内楽のエキスパートが揃った豪華メンバー による演奏です!
著名なピアニストにして音楽学者、作曲家のロバート・レヴィンはバッハやモーツァルトなど18世紀の作曲家による未完の作品の校訂および補筆を 行なっており、モーツァルトのレクイエムではモーツァルト自身のスケッチに基づいて改訂を行うなど、その功績は高く評価されております。ここに収録された シューベルトでも博学レヴィンらしいこだわりをもった内容。ピアノ三重奏曲第2番の最終楽章では原典版と出版時にカットした版を収録しております。この カットは展開部の98小節を含め、846小節にもおよびます。楽曲を知る上でのお手本ともいえる精緻な演奏でシューベルトのピアノ三重奏曲の世界を堪能 することができます。
LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-022(1CD)
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
マニャール:弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.16
ベラQ【ジュリアン・デュウドガール(Vn)、フレデリク・オーリエ(Vn)、ジュリアン・ブタン(Va)、リュック・ドドルイーユ(Vc)】

録音:2019年4月22-24日/フランス、ボーヌ市、ルイ・ジャド社のジャコバン修道院
ベラ四重奏団は結成当時「おそるべき子供たち」とフランスで称された期待のクァルテット。ベラ・バルトークの「ベラ」から名前をとっていることもあっ て、バルトークはもちろん中心のレパートリーとして据え置き、近現代の作品を積極的に取り組んでいます。結成から10年以上経ち、独自の個性を示したクァ ルテット期待の新録音は、ドビュッシーとマニャールです。
言わずと知れたドビュッシーの弦楽四重奏曲。1893年に作曲、同年パリにて初演されたこの作品はイザイ四重奏団に献呈されました。 4楽章構成のこの作品は、循環形式によって各楽章が関連付けられております。
一方、マニャール(1865-1914)はパリ音楽院でマスネに師事したのち、フランクに傾倒し、その後ダンディに師事しました。また、ワーグナーの影響 を色濃く呈したオペラも残しております。華麗な楽器用法による作品が多く、ここに収録された弦楽四重奏曲1902年から1903年に作曲されました。マニャー ルらしい美しい旋律を有した組曲のような構成の弦楽四重奏曲は、楽章ごとに題名(第1楽章:「ソナタ」、第2楽章:「セレナード」、第3楽章:「葬送の歌」、 第4楽章:「舞曲」)が付されています。
ベラ四重奏団が問う、母国の作曲家ドビュッシーとマニャールをお楽しみください。 (Ki)

WERGO
WER-7395(1CD)
エンノ・ポッペ(1969-):作品集
Fell 〜ドラムセットのための(2016)
Stoff 〜9つの楽器のための(2015)
Brot 〜5つの楽器のための(2007/13)
Haare 〜ヴァイオリン独奏のための(2013/14)
Zug 〜7つの金管楽器のための(2008)
ディルク・ロスブラスト(ドラムセット)
ハンナ・ウェイリッヒ(Vn)
アンサンブル・ムジークファブリーク
エンノ・ポッペ(指)

録音:2017-2020年
※全曲世界初録音
ドイツの現代音楽界を牽引する存在であるエンノ・ポッペの作品集。細かなモチーフの集積がカオティックに展開しつつ、モチーフそのものも変容していき ます。ヴァイオリン独奏の『Haare』は猫の鳴き声のような音型が様々に発展。 長く共演し親交の厚い超絶技巧アンサンブル集団、ムジークファブリークがユニークな作品群を見事な完成度で奏でます。全曲世界初録音。 (Ki)

ANTARCTICA
ANTAR-022(1CD)
Le Bestiaire 〜動物詩集〜
サン・サーンス:動物の謝肉祭(ピート・スウェルツ編、2019年)
ピート・スウェルツ(1960-):動物詩集
ローランド・ヘンドリクス(Cl)
ローランド・ヘンドリクス・アンサンブル
ベルギーの現代作曲家ピート・スウェエルツがアポリネールの『動物詩集』にインスピレーションを得て書いた作品に、サン=サーンスの『動物の謝肉祭』 をカップリング。演奏しているのはクラリネット、ピアノと弦楽四重奏によるアンサンブル。サン=サーンスもこの編成に合わせて編曲されています。時代を隔 てた二つの動物園的室内楽をお楽しみください。 (Ki)

ANIMAL MUSIC
ANI-087(1CD)
『UNRAVEL』
(1)ヴィーチェスラフ・ノヴァーク:「BALADE AFTER BYRONS MANFRED」
(2)ニコル・ボーコヴァー:「MANFRED」
(3)トマーシュ・ソヴォボダ:「IN A FOREST: TRAILS」
(4)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36より第1楽章「アレグロ・アジタート」
(5)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36より第2楽章「ノン・アレグロ―レント」
(6)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36より第3楽章「アレグロ・モルト」
(7)ニコル・ボーコヴァー:「SERGEI」
(8)トマーシュ・ソヴォボダ:「EULOGY」
(9)ニコル・ボーコヴァー:「ERICH」
(10)コルンゴルト:「AWAKENING OF BIRDS IN THE MORNING」
(11)ニコル・ボーコヴァー:「GOLDEN」
(12)ラヴェル:ソナチネより第1楽章「中庸の速さで」
(13)ラヴェル:ソナチネより第2楽章「メヌエットの動きで」
(14)ラヴェル:ソナチネより第3楽章「生き生きと」
(15)ニコル・ボーコヴァー:「UNRAVEL」
ニコル・ボーコヴァー(P)、
マルチン・コツィアーン(アコースティック・ベース)、
ミハル・ヴィエルツィゴン(ドラムス)
ジャンルにとらわれずチェコの優秀なアーティストの録音に力を入れているANIMAL MUSIC。数多くのアーティストがその才能を開花させていますが、ボー コヴァーもその一人。前作『Inner Places』(ANI-079)では自作のピアノ・トリオを発表し、クラシック、ミニマルミュージック、ポピュラーにインスパイ アされた作品をしました。このアルバムはチェコで最高の音楽賞であるアンジェル賞のベスト・ジャズ・アルバム部門を受賞し話題となりました。
期待のセカンド・アルバム『UNRAVEL』では自作はもちろんのこと、クラシックの作品にも挑んだ意欲作。ボーコヴァーはヤナーチェクが没した地として も知られるオストラヴァ出身でもともとクラシックのピアニストとして研鑽を積んでいた実力派です。今回、難曲として知られるラフマニノフのピアノ・ソナタ 第2番を主軸にラヴェルのソナチネやコルンゴルトの作品まで実に多彩な顔をのぞかせます。また、達者な腕前で華麗なテクニックと美しいメロディが融合 したボーコヴァーの作品も実に魅力的。まさにジャンルをこえた新時代のピアニストと申せましょう。 (Ki)

N-crafts Sound
NC-0001(1CD)
税込定価
『ブラス・クロニクル』
シャルパンティエ (ロジャー・ハーヴェイ編): 「テ・デウム」より前奏曲
バッハ (ロナルド・ロム編):「小フーガ」 ト短調 BVW578
ヘンデル (ロジャー・ハーヴェイ編): 調子の良い鍛冶屋による変奏曲
イアン・マクドナルド:シースケッチ
モーレイ・カルヴェール:3つのダンスの印象
エンリケ・クレスポ:スピリチュアル・ワルツ
酒井格:たなばた
ゴードン・ラングフォード:前奏曲,ポロネーズとプロムナード
ジョン・チータム: スケルツォ
N-craftsエヌ - クラフツ【栃本浩規、井川明彦 (Tp)、今井仁志 (Hrn)、吉川武典 (Tb)、池田幸広(Tub)】

録音:2019年12月26日、28日飛騨・世界生活文化センター 飛騨芸術堂
2008年にNHKSOのメンバーで結成された金管五重奏団、N-crafts(エヌ - クラフツ)。これまで全国で単独公演を行い人気を博 して来ましたが、今回満を持して初めてのCDがリリースとなりました。シャルパンティエやバッハの名曲、金管五重奏の定番作品のほか、吹奏 楽の名曲「たなばた」を、作曲者の酒井格自身が金管五重奏に編曲した版も収録しています。たった5人による演奏とは思えない豊かな音 色と、卓越したテクニック。日本が誇るトップ・プレイヤーたちによる、輝かしい響きをお楽しみください。

Virtus Classics
VTS-9(1CD)
税込定価
パトリック・ガロワの芸術・2〜フランス・ロマン派ソナタ集
フランク:ソナタ イ長調
ピエルネ:ソナタ ニ短調 作品36
ヴィドール:組曲 作品34
パトリック・ガロワ (Fl)
瀬尾和紀 (P)

録音:2019年1月28〜30日
このアルバムには、19世紀後半のフランスで活躍したフランク、ピエルネ、ヴィドールによる3つの作品が収められています。いずれもフ ルーティストのレパートリーに重要な位置を占める存在であり、そのうち2曲はもともとヴァイオリン・ソナタとして書かれたものですが、 フルートのための編曲版もオリジナルの形に劣らぬだけの人気と演奏頻度を誇っています。 ガロワは3つの作品にじっくり向き合い、これらの曲をフルートで演奏することの意義を探求。19世紀から20世紀に移り変わる時代 の音楽が持つ繊細なハーモニーを生かし、巧みな息使いで作品に新しい命を与えました。 ピアノを担当するのは、ガロワの信頼厚い瀬尾和紀。前作「パリ音楽院卒業試験曲集」ではフルーティストがピアノを演奏するという 驚きを持って迎えられた瀬尾、今作でもフルートを知り尽くした彼ならではの「伴奏の域を超えた」細やかなアンサンブルを披露しま す。

TOCCATA
TOCC-0386((1CD)
NX-B03
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):チェロを伴う室内楽作品全集 第2集
ノットゥルノ-弦楽三重奏のために(1927-1929)*
3つの楽章-フルート、チェロとチェンバロのために(1983)
前奏曲と失われたシャコンヌ-2台のヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために(1990)
1分の小品-声とチェロのために(1990)
二重ソナタ-ヴィオラとチェロのために(1960-1961)
3つの歌-声とチェロのために(1989)
対話-2つの楽器のために(1987)
ピアノ三重奏曲(1977-1979)
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)
ガボール・ブレッツ(Bs)
ヴェロニカ・オロス(Fl)
クリストフ・バラーティ(Vn)
エステル・レスターク・ベデー(Vn)
ペーテル・バールソニ(ヴィオラ,ヴィオラ・ダモーレ)
ミクローシュ・シュパーニ(Cemb)
バラーシュ・ソコライ(P)

録音:2016年10月18-21日
*以外=世界初録音
ハンガリーに生まれ、プダペスト音楽アカデミーで学んだ後、ローマの聖チェチーリア音楽院でレスピーギに 学び作曲の研鑚を積んだファルカシュ。TOCCATAレーベルからはこれまで5集の管弦楽作品集の他、管 楽器のための作品や合唱作品など多彩な曲集がリリースされ、どれも高い評価を受けています。今回の 「チェロをともなう室内楽作品集」は、前作と同じく名奏者ミクローシュ・ペレーニを中心とした親密なアンサ ンブルです。どの曲もハンガリー民謡を基にした親しみやすい旋律に溢れており、はじめて聴く人にも強い 印象を残すことでしょう。今回の曲集には、2つの連作歌曲が含まれていますが、これはどちらもピアノの伴 奏ではなく、チェロと声の共演という珍しい取り合わせです。とりわけ1分にも満たない小さな歌で構成され た曲集「1分の小品」は、ファルカシュの個性際立つ作品。ペレーニの表情豊かな演奏も聴きどころです。
TOCCATA
TOCC-0588(1CD)
NX-B03
ジョリー・ブラガ・サントス(1924-1988):室内楽作品全集 第3集
Aria a Tre con Variazione,アリアと3つの変奏 Op.62-クラリネット、ヴィオラとピアノのために(1984)…世界初録音
Improviso 即興曲 Op.70-クラリネットとピアノのために(1988)…世界初録音
Aria I アリア I-ファゴットとピアノのために(1946)…世界初録音
Piece 小品-フルートとピアノのために(作曲年不明)…世界初録音
Aria I アリア I Op.2-チェロとピアノのために(1943)…世界初録音
Tema e Variacoes 主題と変奏 Op.12-チェロとピアノのために(1948)…世界初録音
Cancao 歌-ヴィオラとピアノのために(1971)…世界初録音
Aria II アリア II Op.57-チェロとピアノのために(1977)
Melodia メロディ-チェロとピアノのために(1987)…世界初録音
. Nocturno ノットゥルノ Op.1-ヴァイオリンとピアノのために(1942)
アントーニオ・サイオテ(Cl)
レオノール・ブラガ・サントス(Va)
カロリーノ・カレイラ(Fg)
ヌーノ・イーヴォ・クルス(Fl)
カテリーネ・ストリンクス(Vc)
イレーネ・リマ(Vc)
ルイス・パシェコ・クニャ(Vn)
オルガ・プラトス(P)

録音:2018年4月4-6日、6月6-8日
ジョリー・ブラガ・サントスはリスボン生まれの作曲家。20世紀ポルトガルにおける最も重要な作曲家の一 人であり、同じくポルトガルの作曲家であるフレイタス・ブランコに学び、ポルトガルの民族音楽の特徴を反 映させた作品を残しました。初期の作品は後期ロマン派の様式を用いていますが、やがて民謡風の旋律 を駆使した力強い作風へと移行、晩年はかなり瞑想的な曲も書いています。このアルバムに収録された 作品のほとんどは世界初録音。1940年代から1980年代までに書かれたさまざまな作風の曲を聴くこと ができます。ヴィオラ奏者として録音に参加しているレオノール・ブラガ・サントスは作曲家の娘であり、現代 ポルトガルにおける優れた音楽家の一人です。
TOCCATA
TOCC-0563(1CD)
NX-B03
デイヴィッド・マスランカ(1943-2017):管楽アンサンブルのための音楽集
カリフォルニア(2015)
『アレックスとファントムバンド』 若い聴き手への木管、金管、パーカッションの楽器入門(2002)
慈悲の天使(2015)
聖フランシス-管楽アンサブルのための2つの習作
ミドル・テネシー州立大学管楽アンサンブル
マイケル・フレミング(ナレーター)
リード・トーマス(指)
ルーベン・ダリオ・ゴメス(指)
D.アレン・ケネディ(指)
マヌエル・モンヘ=マータ(指)
マーティン・ゲインズ(指)

録音:2016年10月25-27日
世界初録音
アメリカ、マサチューセッツ州生まれの作曲家デイヴィッド・マスランカ。これまでにオーケストラ、声楽、室内 楽、吹奏楽など様々なジャンルを作曲していますが、彼の名を飛躍的に高めたのは吹奏楽のための一連 の作品です。このアルバムには4つの作品が収録されていますが、「カリフォルニア」と「慈悲の天使」「聖フラ ンシス」は実質的に交響詩であり、音楽の中に果てしなく広い風景や、自由奔放なドラマが織り込まれて います。『アレックスとファントムバンド』はユーモラスな筋立てで、ブラスバンドで用いられる様々な楽器を 次々に紹介していくという『ピーターとおおかみ』のような作品。年代を問わず、全ての人にオススメしたい楽 しい作品です。

FIRST HAND RECORDS
FHR-81(1CD)
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
 チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
 無言歌 ニ長調 Op.109
 アッサイ・トランクイッロ(アルバムの一葉) ロ短調
 協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:幻想風ソナタ ト短調
 カプリッチョ 変イ長調
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集
ジョエ ル・マローシ(Vc)
エスター・ウォーカー(P)

録音:2020年2月27日-3月1日
フェリックスとファニーのメンデルスゾーン姉弟が残したチェロとピアノのための作品を網羅したアルバム。モダンピアノ伴奏でこの全曲を録音したCDはこ れが初かと思われます。『無言歌』と『アッサイ・トランクイッロ』は1960年代に発見された美しい小品です。チェロのジョエル・マローシはチューリッヒ 生まれ。バーゼル音楽院でハインリッヒ・シフに師事した経歴を持っています。
FIRST HAND RECORDS
FHR-111(1CD)
ミラーズ 〜21世紀アメリカのピアノ三重奏曲集
ジラード・コーエン(1980-):大釜のまわり(2016)
レイナルド・モーヤ(1984-):ゴーストライター変奏曲(2015-16)
ジェニファー・ヒグドン(1962-):甘き愛(2013)*
ソフィア・ベリモヴァ(2000-):ティターニアと彼女の組曲(2014)
ウィリアム・デヴィッド・クーパー(1986-):バベルの水辺で(2010)
ヤクブ・チュピンスキ(1981-):黒い鏡(2013-14)
ライサンダー・ピアノ三重奏団[イタマール・ゾルマン(Vn)、マイケル・カッツ(Vc)、リザ・ステパノヴァ(P)]
サラ・シェーファー(ソプラノ*)

録音:2018年
全曲世界初録音
2020年に結成10周年を迎えるライサンダー・ピアノ三重奏団による、First Hand Recordsレーベルのデビュー・アルバム。ピアノ・トリオという古 典的な編成でありながら、今世紀に書かれた真新しいアメリカの作品を集めた刺激的な作品集。注目すべきは、グラミー賞受賞作曲家ジェニファー・ヒグド ンが作曲した『甘き愛』。ソプラノのサラ・シェーファーが参加し音楽に花を添えます。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00160(1CD)
税込定価
イニシャルS
酒井健治:イニシャルS
 霞の中で#
藤倉大:ダッシュ*
ピアソラ:「タンゴの歴史」より
 カフェ1930*
 ナイトクラブ1960*
イベール:間奏曲*
ドビュッシー:月の光*#
白井 奈緒美(Sax)
福井 麻衣(Hp)*
大石 将紀(Sax)#

2018年12月20-21日 レクザムホール(香川県県民ホール小ホール)にて収録
パリ国立高等音楽院サクソフォンクラスを一等賞にて卒業、2010年「Sプロジェクト」を自ら立ち上 げ精力的に活動を展開するサクソフォーン奏者の白井奈緒美。10周年を迎えた今年、白井の初 となる記念すべきアルバムがCRYSTONレーベルよりリリースとなります。アルバムには白井が委 嘱し初演を行った、酒井健治の「イニシャルS」と「霞の中で」、藤倉大の「Dash」をはじめ、白井が これまでの活動の集大成として伝えたい想いの詰まったアルバムとなりました。エネルギーに満 ち溢れたサクソフォンの魅力をお楽しみください。(オクタヴィア)

ALPHA
ALPHA-580(1CD)
『照らし出された快楽』〜弦楽合奏の20世紀 〜
(1)シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992):12の弦楽器のための協奏的音楽(ムジカ・コンチェルタンテ) - カメラータ・ベルンに捧ぐ
(2)ジェルジ・クルターグ(1926-):しるしVI (『サイン、ゲームとメッセージ』より) - 弦楽三重奏のための
(3)ヒナステラ:弦楽のための協奏曲 作品33
(4)バルトーク:2挺のヴァイオリンのためのピツィカート二重奏曲
(5)リゲティ:バラードとダンス - 2挺のヴァイオリンのための
(6)フランシスコ・コーイ(1985-):照らし出された快楽 - ヴァイオリン、チェロと室内管弦楽のための二重協奏曲
(7)ラルラうた LalulaLied
即興
(8)カメラータの鳥たち
カメラータ・ベルン
パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)
ソル・ガベッタ(Vc)、
フランシスコ・コーイ(指)

(2)パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)、マルコ・ミレンコヴィチ(Va)、トーマス・カウフマン(Vc)

(4)ソーニャ・シュタルケ、パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)
(5)パトリツィア・コパチンスカヤ、カン・スヨン(Vn)

(7)パトリツィア・コパチンスカヤ(声&ヴァイオリン)
カン・スヨン(Vn)、ケティ・シュトイリ(Cb)

録音:2019年6月 スイス放送(SRF)チューリヒ放送局
世界各地のステージに素足で現れ、他の誰にも成しえない音楽体験で客席を魅了し、アルバム発表ごとに話題騒然の企画を実現してきた 21世紀的唯一無二のヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。2020年秋にはイル・ジャルディーノ・アルモニコとタッグを組み、古楽器 演奏への愛着を独特の形で結晶させた『ヴィヴァルディ、その先へ』(Alpha624/国内仕様NYCX-10161)で大いに注目を集めたところ、 その興奮も冷めやらぬうちに次のアルバムが発表されます。 20世紀屈指の異才画家ダリの初期作品『照らし出された快楽 Plaisirs illumines』(1929/短編映画『アンダルシアの犬』にも登場)に 着想を得た現代スペインの作曲家コーイの二重協奏曲(チェロに名手ガベッタが客演!)を表題に、現代ハンガリーを代表する室内楽作品 にアルゼンチンのヒナステラを加えた選曲からして、コパチンスカヤの明敏な感性が窺えます。彼女のアルバム『つかの間と、永遠と』 (Alpha545/国内仕様NYCX-10086)でも鮮烈な存在感を示したカメラータ・ベルンは、曲によってメンバーがソロでも抜群のパフォーマ ンスを披露。数十年前のバロックの名盤群からは想像もつかないほどみずみずしい音を紡ぐソリスト集団への変貌は、コパチンスカヤという希 有の触媒的ソリストとの共演あればこそでしょう。そうした交感力が絶好の刺激を導き出したアルバム、彼女からますます目が離せません!

AKIHIRO MIURA
AMCD-0001(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集I「クロイツェル」
第9番イ長調 作品47 「クロイツェル」
第6番イ長調 作品30-1
第1番ニ長調 作品12-1
三浦章宏(Vn)、東誠三(P)

録音:2020年6月18日〜20日/三春交流館「まほら」
東フィルのコンマス、三浦章宏の自主制作レーベル第1弾。自身初となるソロ・アルバムで取り上げたのは三浦の敬愛するベートーヴェン。この先ソナタ全 集録音を完成させるという目標を掲げ、その第1集として大曲の『クロイツェル』と第1番、第6番を録音。ヴァイオリニストとして長いキャリアを持つ三浦が満 を持して挑む、並々ならぬ意気込みの詰まったアルバムです。
三浦は室内楽にも積極的で、ヴァイオリン・ソナタの全曲演奏会を既に何度か行っています。そのため各曲を深く理解しているのは勿論、交響曲との共通点 や違いも肌で感じています。オーケストラ作品と比べると室内楽にはベートーヴェンのプライヴェートな部分が自然に反映されていて、親しみを感じるそう。ま たベートーヴェンは激しさが特徴のように言われますが抒情的な旋律を書くことにも長けた作曲家である、と語っていて、それらの要素はこのソナタ録音に大 きな魅力となって息づいています。そしてピアノは三浦と50年来の知り合いで多く共演を重ねてきたという東誠三。彼もベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲 演奏・録音を行った人物で、この全集録音企画に欠かせない演奏家と言えます。
演奏はまったく虚飾の無い、音楽そのものを真摯に見つめたもので、明朗にして輝かしい響きがストレートに伝わってきます。二人の演奏家の高い密度のや りとりが確固たる確信を持って迫ってくる『クロイツェル』はたいへんに見事。注目必至のシリーズ開始にふさわしい1枚です。 (Ki)

KLARTHE
KLA-067(1CD)
ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115*
フローラン・エオ(Cl)
ジェローム・ペルノー(Vc)、
ジェローム・デュクロ(P)(1)
ヴォーチェQ*

録音:2017年3月15-19日/ヴィユファヴァール
ミシェル・アリニョン門下で、現在のフランス・クラリネット界を代表する名手フローラン・エオ。大阪音楽大学客演教授を務めているため、日本でも門 下生が多い存在です。彼はブラームスを得意としていて、これまでもソナタのCDがありましたが、今回は三重奏曲と五重奏曲に挑戦。いぶし銀の深みを聴 かせてくれます。 (Ki)
KLARTHE
KLA-055(1CD)
アメリカ的色彩
(1)ガーシュウィン(根本雄伯編):ラプソディ・イン・ブルー
(2)グスタボ・ベイテルマン:陽気な亡命者
(3)カロル・ベッファ:ブエノスアイレス
(4)ピアソラ(アルノー・ブキティヌ編):ブエノスアイレスの四季
オア・ノーツ・ブラス【ジュリアン・レール、ジェローム・プーレ(Tp)、ピエール・レモンディエール(Hrn)、エティエンヌ・ラマティユ(Tb)、シルヴァン・ティル(テューバ)】
ジュリアン・ジェルネ(P)(1)

録音:2017年10月23-26日/カーン音楽院
パリとリヨンの音楽院を卒業した5名で結成した金管五重奏団オア・ノーツ・ブラス。近年めきめきと知名度を上げています。金管五重奏のオリジナル作 品とフランス作品にこだわる彼らが、南北アメリカをテーマにした編曲を含む異色アルバムに挑戦。
ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」はミンコフスキのルーヴル宮音楽隊の首席ホルン奏者・根本雄伯の編曲。ピアノと金管五重奏で、ガーシュウィ ンのジャジーな世界を再現。ピアノをジュリアン・ジェルネが担当しているのも注目です。またピアソラの「ブエノスアイレスの四季」もブキティヌ編による金 管五重奏版。いずれも金管五重奏の機能を生かした自由な編曲で、新しいレパートリーとしても目が離せません。 (Ki)
KLARTHE
KLA-075(1CD)
衝動〜クラリネットとサクソフォン
(1)ミッシェル・ライサイト:チタニウム〜ソプラノ・サクソフォンとバス・クラリネット
(2)マルティアル・ホスト:パズル
(3)アントニー・ジラール:天を広げるために
(4)ダニエル・カペレッティ:バリの守護神【オダラン/ニュピ/メラスティ/ガルンガン/クニンガン】
(5)ジャン=ポール・デッシー:レディ・リーズ
(6)ブノワ・シャントリ:衝動
(7)ムヒッディン・デュルリュオイル=デミリツ:ガリポリの涙
(8)アンドレ・リスティック:ミクサム・ダイアローグ
(9)シモン・ディリック:VO2Max
デュオ・イプシロン【シャルル・ミシエル(Cl)、シモン・ディリク(Sax)】

録音:2018年/アルソニク大劇場
珍しいクラリネットとサクソフォンのデュオ「デュオ・イプシロン」のアルバム。クラリネットとサクソフォンは同属の多い楽器で、シャルル・ミシエル(クラリネッ ト)、シモン・ディリク(Sax)ともに全種を吹き分けています。そのため2つの線とは思えぬほど色彩的な音世界を創り上げています。

AD VITAM
AV-140115(1CD)
私は去りました…
(1)バラとロージア(ベリー地方;ギヨーム・プリウール編)
(2)オオカミ払い(ピュイ・ド・ドーム地方;ジャン=クリストフ・ロサ編)
(3)オーヴェルニュのブーレ(ポンジボー地方;ロサ編)
(4)Malurosa Vita Que La De Pastor (オクシタン地方;パスカル・コモン編)
(5)緑の牧場散策(ニヴェルネー地方;プリウール編)
(6)春です/私は小麦の(ベリー地方;ジュリアン・レノー編)
(7)クルソワの歌(クルソワ地方;ジュリアン・レノー編)
(8)父は私と結婚したい(ノルマンディ地方;パスカル・ザヴァロ編)
(9)Nosta Dama Deu Cap Deu Pont(15世紀ベアルン聖歌;コモン編)
(10)あんたの結婚は無理(トゥーレーヌ地方;ティエリ・マシュエル編)
(11)私は結婚するわ(アンジュ地方;マシュエル編)
(12)飛ぶ術を知っていたら(オクシタン地方;コモン編)
(13)私が小さかった頃(ブルターニュ地方;ロサ編)
(14)さようなら魅力的なブロンドさん(ディオワ地方;ロサ編)
(15)モンヴィエル城の裏(リムザン地方;プリウール編)
(16)小径を通って(ノルマンディ地方;ザヴァロ編)
メリアデス【アナイス・ヴィントゥール、デルフィーヌ・カデー、マリオン・ドルクール、コリンヌ・バユオー】

録音:2013年9月26-29日/ヴィユファヴァール
2006年に結成された4人の女声アンサンブル「メリアデス」。木の精メリアスの複数形を意味する名称が示すように、幻のような美しいアンサンブルを 聴かせてくれます。
このアルバムはフランスの各地方に伝わる美しい民謡をクラシック音楽の形にしたものを集めています。フランスの田舎にはひなびた美しい歌や舞曲が多く、 それらを創作の源泉としたカントルーブやセヴラックの音楽を聴いているように思えます。オススメ。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38554(1CD)
チェロとピアノのための作品集
R.シュトラウス:ソナタ ヘ長調 Op.6
マーラー(ブルーノ・ボッラリーニョ編):さすらう若人の歌(チェロとピアノ版)
ツェムリンスキー:ソナタ イ短調
ブルーノ・ボッラリーニョ(Vc)、
クリストフ・ベルナー(P)

録音:2017年10月25日−27日、ドイツ
ドレスデン・フィルのメンバーであり、アンサンブル・メディテラインの芸術監督も務めるポルトガルのチェリスト&指揮者、ブルーノ・ボッラリーニョ。すべて1883年から1894年の間に作曲された、R.シュトラウス、マーラー、ツェムリンスキーのチェロ作品。若きマーラーの傑作歌曲集「さすらう若人の歌」は、ボッラリーニョ自身によるチェロとピアノ版アレンジです。

Ars Musici
ARS-232327(1CD)
バッハ:フルート・ソナタ集
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1034
フルートとハープシコードのためのソナタ イ長調 BWV.1032
フルートとハープシコードのためのソナタロ短調 BWV.1030
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV.1035
音楽の捧げもの BWV.1079 より トリオ・ソナタ ハ短調
ヘンリク・ヴィーゼ(Fl)、
アニコー・ショルテース(ハープシコード)、
イヴ・サヴァリ(Vc)

録音:2000年8月
ウィーン出身のフルート奏者、ヘンリク・ヴィーゼが奏でるフルートの重要レパートリー。ヴィーゼは、1995年から2006年までバイエルン州立歌劇場の首席フルート奏者を務め、2006年からは、バイエルンRSOの首席フルート奏者を務めている名手。1995年ドイツ音楽コンクール、1997年神戸国際フルートコンクール、1998年カール・ニールセン・コンクール、マルクノイキルヒェン・コンクール、2000年にはミュンヘン国際コンクールなど、国内外の多数の国際コンクールにも入賞しています。後進の指導にも力を注いでおり、日本では、東京藝術大学音楽学部特別招聘教授も務めています。

Daphne
DAPHNE-1068(1CD)
バッハと踊る(Dancing with Bach)
トゥルビョーン・ネースブム:水
スヴェン・ドゥーナット:スヴェン・ドゥーナットのポルスカ
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より アリア&第1変奏+第5変奏
エーリク・リュドヴァル:Di Man*、祝祭のポルスカ**
バッハ(編曲:クリスティーネ・ヴェスト):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 前奏曲
エーリク・リュドヴァル:祝典行進曲
バッハ、クリスティーネ・ヴェスト&エーリク・リュドヴァル:バッハと踊る/バディネリ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005〜アレグロ・アッサイ*、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV.1003〜アンダンテ、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004〜ジグ***、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004〜シャコンヌ
ユーナス・オールソン:献身*
エーリク・リュドヴァル:パスタヴァッゲ
クリスティーネ・ヴェスト(リコーダー、フルート)、エーリク・リュドヴァル(ニッケルハルパ)、ゲスト・ミュージシャン〔オスカル・ロイター(ギター *、マンドリン **)、アーレ・モッレル(マンドラ)**、サミュエル・ルンステーン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)***〕

録音:2018年10月23日、2019年11月25日−27日、2020年1月27日、聖ペテロ教会(ストックスンド、スウェーデン)
スウェーデンのリコーダーとバロックフルートのプレーヤー、クリスティーネ・ヴェストは、「クリスティーネ・ヴェスト、リコーダー(DAPHNE1055)」と「バッハ フルートのためのソナタ(DAPHNE1058)」をリリースし、ユニークかつ誠実な音楽が注目されました。新しいアルバムでは、ストックホルムのフォークミュージック・グループ「Nordic」のメンバー、ニッケルハルパ奏者のエーリク・リュドヴァルと共演、「編曲しようと変更の手を入れようと壊れることのない」バッハの音楽を「スウェーデン民俗音楽をルーツにもつ」という共通の視点で捉えた音楽を展開しています。ゴルトベルク変奏曲の「アリアと2つの変奏」、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタ」といったバッハの曲、ニッケルハルパ奏者のトゥルビョーン・ネースブムやスペルマンのスヴェン・ドゥーナットたちの曲を収録しています。「バッハと踊る/バディネリ」は、ヴェストとリュドヴァルとバッハが「共作」した楽しいナンバーです。

ANALEKTA
AN-28795(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番ハ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 「春」
アンドルー・ワン(Vn/1744年製ミケランジェロ・ベルゴンツィ)、シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2019年6月4日−6日、ミラベル・サン・トーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。
カナダの名門レーベル、AN-ALEKTA(アナレクタ)よりリリースされるレコーディング第7弾は、モントリオールSOのコンサートマスターを務める名手、アンドルー・ワンとのベートーヴェン第2巻。
アンドルー・ワンは、ジュリアード音楽院を卒業し、現在はマギル大学のシューリック音楽スクールでヴァイオリンの助教授を務めるとともに、OSMチェンバー・ソロイスツの芸術監督、プリンス・エドワード・カウンティ室内楽音楽祭の芸術監督も務めています。カナダの名門オーケストラ、モントリオールSOでは2008年よりコンサートマスターに任命され、世界的な指揮者、独奏者たちと共演してきました。Analektaレーベルからは、ケント・ナガノ指揮のモントリオールSOとの共演による、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲全集(AN- 28770)のライヴ・レコーディングをリリースしています。
アンドルー・ワンとシャルル・リシャール=アムラン、カナダを代表する超強力デュオが取り組んだ、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音。第6番〜第8番を収録した第1巻は、レコード芸術で「準特選盤」に選ばれたほか、ラジオ・カナダによって2018年のベスト・クラシカル・アルバムのうちの1つに選ばれました。
ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーにリリースされるヴァイオリン・ソナタ集第2巻は、サリエリに献呈された作品12の3曲(第1番〜第3番)と、「春」の愛称で親しまれるベートーヴェンのもっとも有名な室内楽作品の1つ「第5番」を収録。1744年ミケランジェロ・ベルゴンツィ製のヴァイオリンを駆るアンドルー・ワンの優美な音色、リシャール=アムランの軽やかなピアノで、爽やかで溌溂としたベートーヴェンを聴かせてくれます。

Chateau
C-20002(1CD)
坂本龍一4〜ヴァイオリン&ピアノ・ワークス
1. Tong Poo(東風)/2. 1919
3. レイン(『ラストエンペラー』より)
4. Tango/5. 変革の世紀
6. 『シェルタリング・スカイ』テーマ
7. タコネス・レハノス(『ハイヒール』より)
8. 『ラストエンペラー』テーマ
9. 戦場のメリークリスマス
10. エナジーフロー/11. ピアノ組曲
12. オッペンハイマーのアリア(オペラ『ライフ』より)
篠崎史紀(Vn/1-5, 12)、
岡城千歳(P)

録音(ライヴ):2004年6月15日、長野県民文化会館ホクトホール
万華鏡のように変化するピア二ズムと評され、独特の個性と色彩豊かな音色、確固たる表現力と独創性で世界的に注目を浴びるピアニスト、アレンジャー、プロデューサー、岡城千歳が自ら設立したニューヨークのレーベル「Chateau(シャトー)」の取り扱いを再開いたします!

Naive
V-7085(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1の1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1の2
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1の3
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70の1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70の2
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97
トリオ・ソーラ【ポリーヌ・シュネ(P)、クレマンス・ド・フォルスヴィユ(Vn)、アンジェル・ルガサ(Vc)】

録音:2020年3月2-6日、7月14-18日/ラ・ショー・ド・フォン(スイス)
トリオ・ソーラは2015年結成の若い女性たちによるピアノ三重奏団。名称のソーラはネイティヴ・アメリカンの言葉で「飛びながら歌う鳥」の意味。ともにパ リ音楽院のクレール・デゼールのクラスで、さらにベルギーのエリザベート王妃音楽院でアルテミス四重奏団に師事、研鑽を積みました。
彼女たちはトリオ結成以来ベートーヴェンをメイン・レパートリーにしてきましたが、アニヴァーサリー・イヤーの今年2020年、彼がヴァイオリン、チェロ、 ピアノの真正三重奏曲として書いたもの6曲をレコーディング。若い3人の背中を押したのはメナヘム・プレスラーとアンドラーシュ・シフだったといわれます。
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第1番から3番までは、まさに記念すべき「Op.1」。トリオ・ソーラのデビュー・アルバムとしてふさわしい作品ですが、彼女 たちは原点に立ち戻ってベートーヴェンの自筆譜や手紙を調査し、スコアを綿密に読込むことで、恋する若者ベートーヴェンの姿が浮かび上がったと記してい ます。フレッシュな初期作品から、交響曲ばりに充実した「大公」まで新感覚で描く、要注目の団体です。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0006(1CD)
フランセ&プーランク:室内楽作品集
フランセ:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲
プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
フランセ:チェロとピアノのための『ベルセウス』
 チェロとピアノのための夜想曲
 フルートとピアノのためのディヴェルティメント
プーランク:チェロとピアノのためのソナタ
サラ・ルメール(Fl)
ジョエル・マローシ(Vc)
ウルリッヒ・ コエッラ(P)

録音:2015年7月10-12日
20世紀を代表するフランスの作曲家、フランセとプーランクの室内楽作品集です。メランコリックで、ポップで、退廃的で、軽妙洒脱な名品が並びます。 フルートのサラ・ルメールは1978年生まれ。チューリッヒ歌劇場、ウィーン国立歌劇場、PO等で演奏したのち、2004年にスイス・ ロマンドOの首席フルート奏者に就任。ベルリンRSO、チューリヒ・トーンハレOなどにも参加し、また室内楽にも熱心に取り組んで います。 (Ki)

ATMA
ACD2-2792(1CD)
ジャック・エテュ(1938-2010):木管楽器のための作品集
木管五重奏曲 Op.13
クラリネットとピアノのための夜想曲 Op.26
フルートとピアノのためのアリア Op.27
ホルンとピアノのための歌 Op.29
フルートとヴァイオリンのための4つの小品 Op.10
ピアノのための前奏曲と舞曲 Op.24
ファゴットとピアノのためのエレジー Op.31
オーボエとピアノのための『呪文』 Op.28
オーボエ、クラリネット、ファゴットのための4つのミニアチュール
ペンタドル
フィリップ・チウ(P)

録音:2019年11月
一流木管アンサンブルの「ペンタドル」とピアニストのフィリップ・チウによる、カナダの作曲家ジャック・エテュの没後10周年記念盤。エテュはロマン 派風の綺麗な響きを用いた作曲家で、木管の表情豊かな歌が良く似合います。 (Ki)

AD VITAM
AV-180715(1CD)
アレクシス・シエスラ:作品集〜クラリネット・ファンタジア
(1)ラプソディ(2012)〜クラリネットと弦楽五重奏
(2)クラリネット・ソナタ(2015)〜クラリネットとピアノ
(3)禅の庭(2018)〜2本のクラリネット
(4)クラリネット協奏曲(2009)〜クラリネット、バス・クラリネットとクラリネット合奏
(5)修道院の幽霊(2018)〜2本のクラリネット
(6)前奏曲、カノンとリフ(2017)〜クラリネットとサクソフォン四重奏
(7)足の蟻(2006)〜クラリネットと打楽器
フィリップ・ベロー(クラリネット、バス・クラリネット)、
アレクシス・シエスラ(クラリネット、打楽器)
モーフィング・サクソフォン四重奏団(6)、パリ音楽院SQ(1)、
パリ音楽院クラリネット合奏団(5)、
ニコラ・ドサンヌ(P)(2)

録音:2017年11月24-26日/ブラン=メニル劇場
アレクシス・シエスラ(1967-)は日本のクラリネット界でも有名な作曲家。彼の作はコンクールの課題曲にも多用されています。
このアルバムは彼のクラリネット作品をフィリップ・ベローが披露。デュオ作品や打楽器ではシエスラ自身も参加しているのが貴重。2018年作「禅の庭」 は日本の伝統音楽を追求したジャポニスム作品。まるで尺八の音楽です。 (Ki)

MIRARE
MIR-542(1CD)
(ヌフ)〜ベートーヴェンとアコーディオンと今日9人の作曲家の出会い
(1)ステファヌ・デルプラス:嫌なフーガ(交響曲第9番から触発)
(2)ファビアン・ワクスマン:暗い牢獄(交響曲第5番から触発)
(3)パトリス・ドローヌ:和解(交響曲第6番から触発)
(4)ティボー・ペリーヌ:イン・メモリアム(交響曲第7番から触発)
(5)ドミ・エモリーヌ:パラホの嵐(テンペスト・ソナタから触発)
(6)コランタン・アパレイー:影より(月光ソナタから触発)
(7)ジャン=フランソワ・ジジェル:彼はそこにいる(様々な主題から触発)
(8)シリユ・レーン:クロイツェルへのタランテラ(クロイツェル・ソナタから触発)
(9)トーマス・エンコ:嵐の後に(ピアノ・ソナタ第32番から触発)
フェリシアン・ブリュ(アコーディオン)
エルメスSQ、
エドゥアール・マカレス(Cb)

録音:2020年5月/サン=マルセル
1986年生まれのフランスのアコーディオン奏者フェリシアン・ブリュはフォルジュルネ音楽祭などでおなじみの名手。同音楽祭2020年のテーマであるベー トーヴェンの企画として、アコーディオンで何ができるか考え、異なる感性を持つ9人の作曲家にベートーヴェン作品の特徴的な要素を用いた新作を委嘱。
アコーディオン、弦楽四重奏、コントラバスの六重奏という編成で、各作曲家は才気を発揮しています。最新の作品ながら良く知られたメロディが出て来 るので楽しさ満点。また、単にベートーヴェンの素材から曲を作るのではなく、彼にまつわる逸話をテーマにしていてトリビア的な価値もあります。フランス・ ジャズ界の貴公子トーマス・エンコが最後のソナタをとりあげているのも注目。秋にじっくり耳を傾けたくなる世界です。 (Ki)

MIRARE
MIR-522(1CD)
ピアノ・トリオNo.1
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
ニ短調Op.32
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
トリオ・ゼリハ【ホルヘ・ゴンザレス=ブアハサン(P)、マノン・ガリ(Vn)、マクシム・クネルソン(Vc)】

録音::2019年9月9-13日/パリ音楽院
メンデルスゾーン、アレンスキー、ショスタコーヴィチはいずれも2篇のピアノ三重奏曲を残していますが、彼らの1番を集めたアルバム。メンデルスゾー ンとアレンスキーはこのジャンルの名作ですが、ショスタコーヴィチ若書きの1番は演奏頻度が少なく貴重。どの作品も若々しさあふれる逸品です。
トリオ・ゼリハはキューバ出身のホルヘ・ゴンザレス=ブアハサン、フランス人マノン・ガリとマクシム・クネルソンという20代半ばの3名で結成。メナヘ ム・プレスラーからも絶賛される将来を期待される団体です。 (Ki)
MIRARE
MIR-524(1CD)
マドリードの一夜
ボッケリーニ:フルート五重奏曲ト短調(G426)
ギター五重奏曲第7番ホ短調(G451)
フルート五重奏曲変ロ長調(G429)
フルート五重奏曲ニ長調(G428)
ギター五重奏曲第4番ニ長調「ファンダンゴ」(G448)
レ・ゾンブル【シルヴァン・サルトル(トラヴェルソ)、ロマリック・マルタン(G)、
テオティム・ラングロワ・ドゥ・スワルト、ソフィ・ド・バルドネシュ(Vn)、マルタ・パラーモ(Va)、
ハンナ・ザルツェンシュタイン(Vc)、マリ=アンジュ・プティ(打楽器)】

録音:2020年1月/サン=ピエール教会(パリ)、6月/レザール・フロリサン集会所(ティレ)
2006年結成の古楽器アンサンブル「レ・ゾンブル」。新録音はボッケリーニの室内楽曲集。フルートまたはギターを主役とする五重奏曲を集めていますが、 古楽器による録音は初登場となります。
ボッケリーニはイタリア人ながら26歳から終生スペイン宮廷の音楽家としてマドリードに住み、同地の民俗音楽を作品に採り入れました。レ・ゾンブルの 若々しい演奏は、18世紀スペインの街並みが彷彿されるエネルギーに満ちています。k時

OEHMS
OC-473(1CD)
NX-B03
サラプティア・ブラス
アントニー・ホルボーン(1545-1602):組曲『フェアリー・ラウンド』(R.ハーヴェイ&サラプティア・ブラス編)
ホルスト:ムーアサイド組曲 H.173(P.デルピングハウス編)
アーサー・バターワース(1923-2014):トリトン組曲 Op.46
モンティ・ノーマン(1928-)/ジョン・バリー(1933-)補筆(P.デルピングハウス編): BOND FOR BRASS ボンド・フォー・ブラス-メドレー
ポール・マクギー(1980-):FROM KORIS BY … フロム・コリス・バイ…
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー(P.デルピングハウス編):ALL YOU NEED IS BRASS オール・ユー・ニード・イズ・ブラス
サラプティア・ブラス

録音:2019年5月1-5日
2007年、ドイツ国立ユースオーケストラの仲間たちで結成された、若きブラス・アンサンブル「サラプティア・ブラス」。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音 楽祭やラインガウ音楽祭など著名な音楽祭に参加、ドイツ全土で活発なコンサート活動を行う他、米国、メキシコ、中国、フランスなどの海外でも活 動しています。トランペット5、ホルン1、トロンボーン4、チューバ1、パーカッション1の12名を基本編成とし、今回はさらに、ユーフォニアム兼任のトロン ボーン1名と、パーカッション奏者1名を加えています。 このアルバムはイギリスの作品に焦点が当てられており、ホルストの「ムーアサイド組曲」からルネサンス期の作曲家ホルボーンの組曲「フェアリー・ラウン ド」、イギリスと言えば欠かせない「ジェームズ・ボンド」のテーマ、ビートルズまで英国音楽のルーツを探るべく様々な曲を演奏。メンバーのトランペット奏 者デルピングハウスの手によるアレンジは作品を申し分なく引き立てています。

アールアンフィニ
MECO-1060(1SACD)
税込定価
新倉瞳/ダンツァ
フォーレ:シシリエンヌ Op.78
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」 Op.66〜第 6 番ワルツ
ショスタコーヴィチ:舞台管弦楽のための組曲〜ワルツ 第2番
サン・サーンス:死の舞踏
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ヘンデル:シシリエンヌ
プーランク:フランス組曲
ポッパー:スペイン舞曲 Op.54〜第 2 番セレナーデ
 ハンガリアン・ラプソディ Op.68
アルベニス( A.L.クリストファーソン 編):スペインOp.165〜第2番 タンゴ
新倉瞳(Vc)
梅村百合(P)

録音:2020年8月27日&28日
人気チェリスト、新倉瞳が心から慈しむ「舞曲」をテーマにしたアルバムです。民 俗音楽、バレエ音楽、シシリエンヌ、ワルツ、タンゴ等々、古今東西、歴史の淘汰 を受けながら連綿と受け継がれてきたクラシック音楽の「舞曲」を、新倉瞳のチェ ロが朗々と歌い、そしてひっそりと心に染み入るように奏でます。選りすぐりの「舞 曲」の名曲を心ゆくまでお楽しみ下さい。

Dynamic
CDS-7884(1CD)
NX-A13
チェロとピアノのための室内楽作品集
ロッシーニ:アレグロ・アジタート*
モシェレス(1794-1870):主題と幻想:ロッシーニのアルバムの綴り
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」よりフィガロ (カステルヌォーヴォ=テデスコ編)
クンマー(1797-1879):ロッシーニとベッリーニの歌劇の回想 Op.74**
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
オッフェンバック:ロッシーニのオマージュ#
ロッシーニ:『老いのいたずら』第9集より第10曲: 一滴の涙-主題と変奏

*=グィド・ヨハネス・イェルクによる再構成
*=ランベルト・ルグリによる再構成
#=ジャン=クリストフ・ケックによる改編
エレナ・アントンジローラミ(Vc)
メリッサ・ガロージ(P)

録音:2019年9月:ロッシーニ劇場、ペーザロ
2013年からデュオ活動を続ける「アントンジローラミ&ガロージ」のデビュー・アルバムはロッシーニを巡る作品 集。18世紀から19世紀にかけて、流行しているオペラの旋律をもとにした器楽のための変奏曲や幻想曲が 数多く作曲されましたが、テーマとしてダントツの人気を誇ったのがオペラ作曲家として君臨していたロッシーニ の作品でした。彼の軽快な旋律はさまざまな作曲家たちによって美しい変奏を施され、ヴァイオリンやフルー ト、チェロなどで演奏されたのです。このアルバムには、ロッシーニとほぼ同時代のモシェレス、クンマー、オッフェ ンバックの作品や、20世紀のマルティヌー、テデスコ、そしてロッシーニ自身の珍しい曲を収録。息のあったアン サンブルをお楽しみください。

Orchid Classics
ORC-100145(1CD)
NX-B03
バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』(ヘンク・フイジンガによるヴァイオリンとサックス四重奏編) グウェンドリン・メイシン(Vn)
メリスマ・サクソフォン四重奏団【ダビッド・クリストバル・リタゴ(Sax)
マリケ・スフルール(Sax)
ヘンリエッテ・イェンセン(Sax)
ヨナス・シャンズ(Sax)】

録音:2019年7月1日ガイア音楽祭 ライヴ スイス、ベルン
毎年夏、風光明媚なスイスの観光地オーバーホーフェンで開催される“ガイア音楽祭”。ヴァイオリニストのグ ウェンドリン・メイシンが主宰するギリシャの女神の名を冠した音楽祭は創設からわずか数年で活気に満ちたイ ヴェントに成長しました。いくつかのコンサートはORC-HID CLASSICSと共同で録音されており、2019年にメ イシンとメリスマ・サクソフォン四重奏団によって演奏されたバーンスタインの名曲「ウェスト・サイド・ストーリー」も その一つ。ヴァイオリンは主として歌のパートを演奏し、サクソフォンの響きがこれを彩ります。
Orchid Classics
ORC-100149(1CD)
NX-B03
大西洋横断
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
エイミー・ビーチ(1867-1944):ロマンス
ケイト・ホイットリー(1989-):3つの小品-ヴァイオリンとピアノのために
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912): ロマンス Op.39
ジョン・アダムズ(1947-):Road Movies ロード・ムーヴィーズ
伝承曲:アメイジング・グレイス(C.スマート編)
カラム・スマート(Vn)
リチャード・ウットリー(P)

録音:2020年8月1-3日
グリーグ、フランク、ショーソンのソナタ(ORC-100040)とプーランク、フォーレ、ラヴェルのヴァイオリン作品集 (ORC-100053)で印象的な演奏を披露したカラム・スマート。今作では彼がこれまで生きてきて影響を強く 受けたという2つの国、アメリカとイギリスの近現代の音楽を演奏しています。イギリスからは彼が「黄金の音に 満ちている」と語るエルガーのソナタ、そのエルガーが“遠く離れた仲間”と擁護したサミュエル・コールリッジ=テイ ラーのロマンス、ロンドンを拠点とする女性作曲家ホイットリーの「3つの小品」、アメリカからはエイミー・ビーチの ロマンスと、ジョン・アダムズのエキサイティングな「ロード・ムーヴィーズ」を各々演奏。最後には彼自身がアレン ジした「アメイジング・グレイス」を置くという凝った選曲が魅力です。
Orchid Classics
ORC-100150(1CD)
NX-B03
マーク・シンプソン(1988-):Geysir 間欠泉(2014)…世界初録音
モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361
マーク・シンプソン(Cl)
フレーザー・ラングトン(Cl)
ニコラス・ダニエル(Ob)
エマ・フィールディング(Ob)
エミー・ハーマン(Fg)
ドム・タイラー(Fg)
オリヴァー・パシュレイ(バセットホルン)
アウジアス・ガリゴス・モラント(バセットホルン)
ベン・ゴールドシャイダー(Hrn)
アンジェラ・バーンズ(Hrn)
ジェームズ・ピラーイ(Hrn)
ファビアン・ファン・デ・ギースト(Hrn)
デイヴィッド・スターク(Cb)

録音:2020年7月24-26日
モーツァルトの名作「グラン・パルティータ」と、この曲に先立って演奏するために、2006年、BBCヤングミュージ シャン・オブ・ザ・イヤーとともに、BBCプロムス/ガーディアン・ヤング・コンポーザー・オブ・ザ・イヤーを受賞したク ラリネット奏者、作曲家のシンプソンが書いた「Geysir 間欠泉」を組み合わせたユニークな1枚。グラン・パル ティータの冒頭、湧き上がるような旋律にインスパイアされたというシンプソンの作品のタイトルは、アイスランドの 首都レイキャヴィクの観光地「ゲイシール」から採られており、最大60メートルも噴出する温泉の勢いがそのま ま音楽へ移し替えられており、シンプソンと仲間たちが勢いある演奏で表現しています。

フォンテック
FOCD-9839(1CD)
税込定価
2020年11月25日発売
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5
弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
ウェールズSQ【ア谷直人(Vn)、三原久遠(Vn)、横溝耕一(Va)、富岡廉太郎(Vc)】

録音:2020年6月23・24日三芳町文化会館コピスみよし、8月14・15日かながわアートホール
初期・中期の名作を収録した第3集(FOCD9812)は、「ひたむきに音楽の構造を明らかにし、聴き手に大きな発見と感動を呼び起こす」と絶賛されました。ベートーヴェン生誕250年となる2020年を迎え、全曲録音の半ばとなる第4集は、古典的な明晰さを持つ第5番、そして楽聖の最高傑作第15番を収録。イ長調で開始されイ長調で終結する80分―この上なく透明な響きを基調に、繊細な表現と大胆な斬込みに溢れる名演。コロナ禍におけるレコーディングから、ウェールズの「聖なる感謝の歌」がきこえてきます。ライナーノートは矢部達哉が執筆。緊急事態宣言で「心が止まってしまった」音楽家が、このCDによって「新しい力」へ「感謝の歌」を歌い出すまでを感動的に綴っています。(フォンテック)

La Dolce Volta
LDV-76(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調作品70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
フィリップ・カサール(P)
アンヌ・ガスティネル(Vc)
ダヴィド・グリマル(Vn)

録音:2019年11月4,6日
長年にわたり共演を重ねているフィリップ・カサール(P)、アンヌ・ガスティネル(Vc)、ダヴィド・グリマル(Vn)によるベートーヴェ ンのピアノ三重奏曲がリリースされます。あえて常設トリオとせずに個々の” 自由” を尊重し、高い理想掲げて演奏してきた3人だからこそ、ルーティンワー クとは無縁の新鮮かつ先入観のない演奏が繰り広げられています。3人はここ数年ベートーヴェンの作品に熱心に取り組んでいました。録音に当たっては、ベー トーヴェンのピアノ三重奏曲を最も象徴する2作品を選んだといいます。そしてじっくりと作品と向き合うなかで、ベートーヴェンの堅固な構造はもちろんの こと、夢幻的な側面も強く感じ、それをベートーヴェンの心の奥底の孤独な声としていかに音楽を表現するかに重点を置いたといいます。 3人の音楽性を補い合い、その相違を建設的な道筋をへて、より親密にテンポや呼吸を合わせ、細部に至るまで妥協せずに作り上げた演奏を聴くことができ ます。 (Ki)

NMC
NMC-D258(1CD)
リンダ・バックリー(b.1979)作品集
(1)-(4)「海の底から(O Iochtar mara)」 〜声、アンサンブルとエレクトロニクスのための
(5)「フリダー」〜ピアノとエレクトロニクスのための
(6)「ディスコルディア」〜打楽器とエレクトロニクスのための
(7)「ハザ」〜弦楽四重奏とエレクトロニクスのための
(8)「キリエ」〜声とエレクトロニクスのための
(9)「爆発する星」〜ヴァイオリンとエレクトロニクスのための
リンダ・バックリー(声&エレクトロニクス)
(1)-(4)ラーラ・オリオネール(声)
クラッシュ・アンサンブル
(5)イザベル・オコネル(P)
(6)ジョディ・バーゲス(Canna Sonora)
(7)コンテンポ四重奏団
(9)ダラー・モーガン(Vn)

録音:2019年
バックリーはアイルランド出身の作曲家で歌手としても活動しています。調性やモードを 基本とした語法で作曲しており、生楽器の音を加工したり、生楽器とエレクトロニクスを 融合する音楽はいずれも静かで瞑想的な雰囲気を持つ。アンビエント、ミニマル系の 作曲家との親近性が感じられ、ブライアン・イーノ、ハロルド・バッド、ギャヴィン・ブライ ヤーズらの音楽が好きな人は気に入ること間違いなし。










BIS
BISSA-2490
(1SACD)
フィリップ・ルルー(1959-):ソプラノ・サクソフォンとピアノのための作品集
(1)SPP〜ソプラノ・サクソフォンとピアノのための(2000)
(2)AMA〜ピアノのための(2009)
(3)「Conca Reatina ? Ruban de Mobius」〜ソプラノ・サクソフォンとピアノのための(2018)
(4)「反復…反対」〜ピアノのための(2018)
(5)「密集している…沈める」〜ピアノのための(2011)
(6)「理性」〜ソプラノ・サクソフォンとピアノのための(2019)
クロード・ドゥラングル(ソプラノ・サクソフォン)、
オディル・ドゥラングル(P)

録音:2019年10月/オルネ=ス=ボワ、県立コンセルバトワールのサル・モーツァルト(セーヌ=サン=ドニ県、フランス)
サクソフォン奏者のクロード・ドゥラングルとピアニスト、オディル・ドゥラングルによる最新盤は、1959年生まれの現代作曲家 フィリップ・ルルー立会いの下、録音が実現しました。ルルーとは30年の付き合いというドゥラングル。彼らは相互にインスプレーションを与えあいその中 で生まれた音楽がこのアルバムに凝縮されております。スペクトル楽派第二世代のルルーの音楽語法はまさに独自の路線を貫いた作風。それは奏法にも表れ ており、ピアノではハーフペダルを効果的に用い、空間の響きを大事にしております。2020年のコロナ禍において彼らが伝えたい「音楽を通じて友情を語り、 困難な時代でも人々を団結させたい」という思いが込められたアルバムが完成しました。

H.M.F
HMX-2908960(3CD)
ピアソラ〜 Nuevo Tango !ブエノスアイレスの音楽



(1)バンドネオン協奏曲
(2)タンゴの歴史(フルートとギターのための)
(3)タンゴ・ポルテーニョの3楽章
(4)リベルタンゴ
(5)デリカシモ
(6)ミケランジェロ 70
(7)天使のミロンガ
(8)天使の死
(9)天使の復活
(10)エスクアロ/鮫
(11)ブエノスアイレスの冬
(12)ヴァルシシモ
(13)孤独(タンゴ・バレエより)
(14)タンゴ組曲:タンゴ第3番(フルートと2本のギター)
(15)アディオス・ノニーノ
(16)ル・グラン・タンゴ
(17)6つのタンゴ・エチュード(ソロ・フルートのための)
(18)迷子の鳥たち
(19)ハシント・チクラーナ
(20)操り人形
(21)5つの小品(ソロ・ギターのための)
(22)忘却(アルトフルート、バンドネオン、ギター、コントラバスのための)
(1)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(2)セシル・ダルー(Fl)、パブロ・マルケス(G)
(3)リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(4)ロンドン・コンチェルタンテ
(5)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(6)ロンドン・コンチェルタンテ
(7)(8)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(9)(10)アン・ホブソン・パイロット(Hp)、ルシア・リン(Vn)、JPジョフレ(バンドネオン)
(11)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(12)アン・ホブソン・パイロット(Hp)、ルシア・リン(Vn)
(13)ロンドン・コンチェルタンテ
(14)セシル・ダルー(Fl)、パブロ・マルケス(G)、レオナルド・サンチェス(G)
(15)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(16)、タベア・ツィンマーマン(Va)、ハビエル・ペリアネス(P)
(17)セシル・ダルー(Fl)
(18)(19)(20)ベルナルダ・フィンク(Ms)、カルメン・ピアッツィーニ(P)
(21)パブロ・マルケス(G)
(22)セシル・ダルー(Fl)、レオナルド・サンチェス(G)、ホアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン)、マウリシオ・アンガリータ(Cb)
アルゼンチン・タンゴに革命を起こしたアストル・ピアソラ。伝統的なタンゴを活かしながら、ジャズやクラシックなどまったく違うジャンルの音楽をあえて取 り入れ、数々の名曲を生みました。このボックス・セットは、ハルモニアムンディ・フランスからリリースされてたピアソラの名曲・名演を集めたもの。 ヴィオラの女王タベア・ツィンマーマンと近年充実著しいスペインのピアニスト、ペリアネスによる「ル・グラン・タンゴ」。20代の頃からタンゴの世界では当時 から世界的に有名な天才バンドネオン奏者として活躍しているブエノスアイレス生まれのパブロ・マイネッティによる「バンドネオン協奏曲」。ブーレーズも絶賛 した女性フルート奏者、セシル・ダルーによる「タンゴの歴史」。1969年からボストンSOで演奏を始め、1980年から2009年まで首席ハープ奏者を務め たアン・ホブソン・パイロットとアルゼンチン出身ニューヨーク在住、コンテンポラリー・タンゴのニュー・スターとして世界中から注目を集めるバンドネオンの J.P.ジョフレ、そして11歳でメンデルスゾーンの協奏曲をシカゴ響と共演してデビューした天才ヴァイオリニスト、ルシア・リンによる「エスクアロ/鮫」や「天使 の復活」など、ピアソラの偉大なる遺産を、網羅しています。 (Ki)

AD VITAM
AV-200615(1CD)
巨大スクリーン
ラロ・シフリン(ラッセル・ハンコック編):「ミッション・インポッシブル(スパイ大作戦)」テーマ
モリコーネ(メルクシオ編):ロリータ
ピアソラ(アレハンドロ・シュワルツ編):リベルタンゴ
ジョン・ウィリアムズ(ハンコック編):「サブリナ」ファンタジー
モリコーネ(ジャン=シャルル・ガンドリユ編):黄金のエクスタシー〜映画「続・夕陽のガンマン」
ナイジェル・ヘス(ハンコック編):オルガ〜映画「ラヴェンダーの咲く庭で」
ガイ・ファーレイ(ナターシャ・メドヴェージェワ編):「モディリアーニの真実」テーマ
トビー・フォックス(キム・ヘソン編):敵じゃない !?〜ゲーム「アンダーテール」
ジョン・ウィリアムズ(ヴィヴィアン・バ ル ザット編):「シンドラーのリスト」テーマ
イサーク・シュワルツ(メドヴェージェワ編):レニングラードの白夜〜映画「白夜の調べ」
ピアソラ(ホセ・ブラガート):天使の死
同(ドミートリー・ヴァレラス編):オブリビオン
モリコーネ(ハンコック編):「ニューシネマパラダイス」ファンタジー
マックス・リヒター(メドヴェージェワ編):11月〜メモリーハウス(TVドラマ「Leftover/残された世界」)
アンサンブル・トリプティフ【ダヴィド・ガルストフ(Vn)、ドミートリー・マスレンニコフ(Vc)、ナターシャ・メドヴェージェワ(P)】
フランスで教育を受けたロシア出身の3人の若手によるピアノ三重奏団「アンサンブル・トリプティフ」。彼らのデビュー・アルバムは人気映画の音楽をこの 編成に編曲したもので、見ただけで欲しくなってしまう内容となっています。
「ミッション・インポッシブル」や「シンドラーのリスト」、「ニューシネマパラダイス」はラロ・シフリン、ジョン・ウィリアムズ、モリコーネといった巨匠の作だけに、 どんな編成にしても聴き惚れる名旋律をたっぷり聴かせてくれます。マックス・リヒターの「メモリーハウス」の「11月」もしっかり収録。フィギュアスケートのア リョーナ・コストルナヤが使用していることでも話題の曲です。
さらに画期的なのは、ゲーム音楽として人気の高い「アンダーテール」の音楽。ゲーム・クリエーターのトビー・フォックスが自ら作曲したもので、これをピアノ・ トリオで奏しているのが超新鮮。ゲーマーも注目です。
ロシア出身ゆえか映画「白夜の調べ」のテーマもとりあげていますが、これはロシアを舞台とした栗原小巻主演の日本映画。ソ連の人気映画音楽作曲家イ サーク・シュワルツのロマンティックなメロディに酔わされます。
ヴァイオリンのガルストフはジェラール・プーレ門下。しかしオイストラフなどのロシア伝統の最良部もしっかり受け継いだ今後目の話せぬ俊才。ピアノのメ ドヴェージェワはジュルメーヌ・ムニエ門下。ここではいくつかの編曲も手掛け、才媛ぶりを発揮しています。超実力派たちが奏でる映画やゲームの音楽、最高 です。 (Ki)

WERGO
WER-6433(1CD)
クララ・イアノッタ(1983-):アーシング
ジャム瓶の中にスズメバチの死骸 (iii)(2017/rev. 2018) 〜プリペアされた弦楽四重奏と正弦波のための
あなたは花崗岩の海を這い(2019/20) 〜増幅された弦楽四重奏のための
堕落のエンターテインメント(2013) 〜弦楽四重奏のための
大地との接地、スズメバチの訃報(2019) 〜プリペアされた弦楽四重奏、トランスデューサーとエレクトロニクスのための
ジャックQ

録音:2020年1月13−15日
ベルリンを拠点に活動する作曲家クララ・イアノッタの弦楽四重奏作品集。(1)はディオティマ四重奏団によって2018年に初演された最終バージョン。プ リペアドピアノのように弦楽器に手を加え、粗い唸り声や引っ掻くようなノイズが、事前に録音された正弦波と交錯します。また聴いただけでは殆どわからな いものの、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番が音楽構成の下地になっているとのこと。他の作品もノイズ中心の強烈な世界です。 (Ki)

Paraty
PARATY-818230
(1CD)
TrANsGressiOns
カルアーナ:朝のミロンガ
ナザレス:オデオン
アヴレウ:ティコ・ティコ・ノ・フバー
カルアーナ:ブオトンガ
マチュー・ステファネッリ:カベセオ
ガリアーノ:オパール協奏曲
グラシアーヌ・フィンジ:インプレッション・タンゴ
フォンテーヌ:休息のために(全3曲)
ピアソラ:悪魔のロマンス
 カモーラV
スピリタンゴ・クヮル テット【ファニー・アズーロ(P)、トーマス・シェダル(アコーディオン)、ベノワ・ルヴスク(ベース)、ファニー・ステファネッリ(Vn)】
ワシーレナ・セラフィモワ(打楽器)

録音:2018年5月23、24日/サル・コロンヌ(パリ)(ライヴ)
パリ音楽院で学んだ学友たちで結成したタンゴ四重奏団スピリタンゴ・クヮルテット。ピアソラやナザレスらの名作から現代作曲家たちとのコラボによる新 しいタンゴを次々世に送り出しています。颯爽とした演奏が魅力で、今回はブルガリアのパーカッショニスト、、ワシーレナ・セラフィモワを招き、マリンバや ボンゴなどの効果を存分に採り入れています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37122(1CD)
エミリアーノ・トゥラッツィ(b.1970)作品集
(1)「生きる者」(2013)〜8 人の空間化された音楽家とエレクトロニクスのための
(2)フルートとチェロのためのコンポジション(2017)
(3)テノール・リコーダーのためのコンポジション(2019)
エミリアーノ・トゥラッツィ(エレクトロニクス、テナー・リコーダー)
(2)ベアトリクス・ワーグナー(Fl)
(1)(2)ジェラルド・エッカート((1)(指)(2)&Vc)
(1)アンサンブル・リフレクションK

録音:2019-2020年
エミリアーノ・トゥラッツィはジュリアーノ・ゾシ、ウンベルト・ロトンディほかに作曲を学んだ。かねて より前衛的ジャズ、伝統的な声楽、古いヨーロッパの音楽に関心があり、それらと現代音楽を組み 合わせることで独自の作風を確立した。「生きる者」は生楽器とコンピュータで制作された音響がア ンビエントでミステリアスな空間を作り出す。46 分かかる大作「フルートとチェロのためのコンポジシ ョン」は終始静けさの中、東洋的とも中世ヨーロッパ的ともとれる密教的な音楽が続く。テノール・リ コーダーのためのコンポジションも同様の神秘的で静かな作品。リコーダーからまるで尺八のよう なオリエンタルな音楽が紡ぎ出されます。

Stradivarius
STR-37139(1CD)
美しいヴィーナス
ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」〜「難破した船が嵐から」,「私は私の運命に泣くだろう」
グラニャーニ:ソナタ第2 番Op.8(ヴァイオリンとギターのための)
ウェーバー:「魔弾の射手」〜「そして雲が覆い隠しているとしても」
R.シュトラウス:明日 Op.27-4
チャールトン:熱帯の庭園の夜の雨
シューベルト:アヴェ・マリア D839
ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」〜「美しいヴィーナスよ」
トリオ・カヴァッラーロ【ピター・チャップマン(S)、カリダ・デ・リッダー(Vn)、サイモン・ティールク(G)】

録音:2019年8月17-26日 オーストラリア,ホバート
オーストラリアの音楽家たちによるトリオ・カヴァッラーロの CD。ヴァイオリンとギターにソプラノ独 唱が加わり、アリア、歌曲はいずれもヴァイオリンとギターの伴奏。リチャード・チャールトン(1955 ―)はオーストラリアのギター奏者、作曲家。
Stradivarius
STR-37152(1CD)
マルコ・クァルリアリーニ(b.1973):リチェルカーレ
リチェルカーレ(2013)〜ピアノのための
リチェルカーレII(2014)〜ヴァイオリンとピアノのための
リチェルカーレIII(2015)〜ヴァイオリンのための
デュオ・アルドーレ【レベッカ・ライモンディ(Vn) 、アレッサンドロ・ヴィアーレ(P)】

録音:2019年
クァルリアリーニは作曲をマテオ・ダミコ、ガエターノ・パナリエロらに学びペトラッシ賞、聖チェチ ーリア国際作曲コンペティション上位入賞など賞歴も多数。ここに収められたピアノ、ヴァイオリンお よびそれらによる二重奏はいずれも微妙に違えど似たスタイルで書かれています。基本的には自由 な無調で書かれているが、リズム的にはまるで吃音患者が一人語りしているような、舌足らずでつ っかえつっかえする独特の語り口で書かれています。若手中堅世代の個性的な作曲家の登場。

2L
2L-162SABD
(Bluray Disc Audio
+SACD)

ロマンティシズム時代のホルン
デュカス:ヴィラネル
グノー:アンダンテ(「ピストン・ホルンとピアノのための6つのメロディ」(1839)から)
サン=サーンス:ロマンスOp.3
シャブリエ:ラルゲット(1875)
チェルニー(1791-1857):アンダンテ・エ・ポラッカ(1848)
F・シュトラウス(1822-1905):夜想曲 Op.7(1864)
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
R・シュトラウス:アンダンテ(1888)
スタイナル・グランモ・ニルセン(Hrn)(ピリオド楽器)
クリスティン・フォスハイム(フォルテピアノ)
[楽器 Horn:Marcel-Auguste Raoux, horn with piston valves (sauterelle), Paris 1836(Dukas/Gounod)/
Marcel-Auguste Raoux, natural horn, Paris 1836(Saint-Saens/Chabrier)/
Fam. Lausmann, natural horn, Bohemia c.1800(Czerny)/
Leopold Uhlmann, Vienna horn, Vienna c.1900(F. Strauss/Schumann/R. Strauss)(All the horns are copies made
by Andreas Jungwirth, Freishcling, Plank am Kamp, Austria)/
Fortepiano:Ernst Irmler, Leipzig 1850-1860, restored in 2019 by Sigmund Berg]

録音:2019年6月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
「ホルンの音は、ロマンティック音楽の作曲家たちにとって、荒れ狂うような強い感情を典型的に示すものだった。ロベルト・シューマンは、ホルンはオー ケストラの魂だと語ったといわれ、詩人たちは、ホルンの音を魂の憧れの象徴とみなした。そして、ホルン奏者にとっては、バルブの発明に明らかなようにホ ルンが新しい技術による実験と変化に直面したため、ロマンティシズムのほとんどの時代を通じてホルンそのものの魂が問題になった……」。第62回グラミー 賞「最優秀イマーシブオーディオ・アルバム」を受賞したモッテン・リンドベルグの制作した新しいアルバム『ロマンティシズム時代のホルン』。『初期ロマンティ シズムのホルン・ソナタ』(2L113SABD)を録音したナチュラルホルンの名手、ノルウェーのスタイナル・グランモ・ニルセンの 2L レーベル第3作です。こ のアルバムでは、ロマンティシズム時代の作曲家たちがホルンのために作った作品が、それぞれの作曲家ゆかりの楽器で演奏されます。デュカスの「ヴィラネル」 とグノーの「アンダンテ」は、マルセル=オギュスト・ラウーが1836年に製作したピストン・バルブ付きホルン、サン=サーンスの「ロマンス」とシャブリエの「ラ ルゲット」はラウーのナチュラル・ホルン、チェルニーの「アンダンテ・エ・ポラッカ」はボヘミアのラウマン製作のナチュラル・ホルン、フランツ・シュトラ ウスとシューマンとR・シュトラウスの曲はレーオポルト・ウールマンが 1900 年頃に作ったウィーン・ホルン。いずれも、ニルセンの前のアルバムと 同じアンドレーアス・ユングヴィルトの製作したコピー楽器です。ホルンという楽器の進化を探り具体的な姿に示してゆく試み。前作と同じ、ノルウェー音楽 アカデミーでフォルテピアノを担当するクリスティン・フォスハイム(1963-)が共演。オスロのソフィエンベルグ教会で録音セッションが行われました。
■Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収 録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDの プレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください]
2L
2L-160SACD
(1SACD)
ベートーヴェン 、1802年の遺書
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30 no.3
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」 Op.47
ラグンヒル・ヘムシング(Vn)
トール・エスペン・アスポース(P)
[Violin:Francesco Ruggeri(Cremona, 1694)、Piano: C. Bechstein Concert D282/Steinway D-model(track 6)]

録音:2019年4月、11月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[SACD:5.1 multichannel DSD/2.0 stereo DSD/RedBook PCM:MQA CD]
ノルウェーのヴァイオリニスト、ラグンヒル・ヘムシング(1988-)とピアニストのトール・エスペン・アスポース Tor Espen Aspaas(1971-)は、彼 女の最初のソロ・アルバム『YR』(Simax PSC1315)がきっかけとなり、リサイタルのパートナーとしての共演を始めました。コンサートとフェスティヴァ ルへの出演、放送のための録音と、活動がつづき、グリーグ、シベリウス、カール・ニルセンの曲を弾いた『北国の音色(Northern Timbre)』(2L138SABD) を2017年にリリース。BIS レーベルに録音をつづける妹エルビョルグとも違うラグンヒルの感性と表現の音楽が注目され、ファンを獲得しました。ラグンヒ ルとトール・エスペンのデュオの新しいアルバムでは、2013年にボンの「ベートーヴェン・フェスティヴァル」で「ベートーヴェン・リング」を受け、ふた りにとって大切な作曲家、ベートーヴェンのソナタ2曲によるプログラムが組まれています。アルバムのタイトルにある「1802年」は「『芸術家』ベートーヴェ ンが『人間』ベートーヴェンを運命の手に委ねた、危機の年」といわれます。進行する難聴、ウィーンの社会と公の生活から締め出されているのではないか という疎外感といった問題に悩まされ、夏と秋に滞在したハイリゲンシュタットで「文字と音楽」による「遺書」を作りました。ト長調の曲など「3つのヴァ イオリン・ソナタ」Op.30、「テンペスト・ソナタ」を含む「3つのピアノ・ソナタ」Op.31、「エロイカ変奏曲」Op.35、交響曲第2番 Op.36 といった傑作 群が作られ、そして翌1803年、ト長調の第8番と一緒にこのアルバムで演奏される、ベートーヴェンの「英雄的」スタイルを示す「クロイツェル・ソナタ」 と呼ばれるイ長調のソナタが作曲されました。2019年、オスロのソフィエンベルグ教会でのセッション録音です。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-406(1CD)
ヴィラ=ロボス:チェロとピアノのための作品集
黒鳥の歌W122(1917)
さすらいW461(1946)
チェロ・ソナタ第2番Op.66,W103(1916)
シクロ・ブラジレイロW374(1936)〜第2楽章「夕べのときめき」
小組曲W064(1913)
ブラジル風バッハ(バシアーナス・ブラジレイラス)第2番(1930)より
アリア「祖国の歌」W250
トッカータ「カイピラの小さな汽車」W254
水谷川優子(Vc)
黒田亜樹(P)

録音:2019 年9 月16-20 日オドラデク・スタジオ、ザ・スフェアーズ,イタリア
※日本語オビ解説付き
ヴィラ=ロボスの音楽を聴くと心がざわざわ時にうきうきする。この音は新しいの か懐かしいのか?!音色の不思議さと癖になるリズム。耳慣れたはずのピアノや オーケストラも大胆かつ繊細に料理されて新しい音を紡ぐ。 それは過去のものに囚われない強烈な「言語」ヴィラ=ロボスはクラシック音楽界 でとびきり自由で異彩を放つ存在だ。 2009 年はそんな彼の没後50 年だった。世界のあちこちで意味深い記念コンサー トが行われたが、残念ながらその波紋は一過性のものだったようだ。時代は彼に 追いついていなかった。 そしてその10 年後、長く共にさまざまなコンサートに挑戦してきた盟友、ピアニスト の黒田亜樹とイタリアでヴィラ=ロボスの作品を録音する幸運がやってきた。時が 満ちた! このCD ではチェリストでもあった作曲家が楽器に託した世界を余すことなく表現し たいと思う。―子どもの心を持った巨人の片鱗がお届けできますように― (水谷川優子)

Hanssler
HC-20011(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40(ヴィオラ版、ヘルテンシュタイン編)
ヴィオラ・ソナタ ハ長調 Op.147
ファイト・ヘルテンシュタイン(Va)、
ミンツェ・キム(P/Steinway D-274)

録音:2020年3月12-14日/フェステブルク教会(フランクフルト)
1985年生まれの俊英ヴィオリスト、ファイト・ヘルテンシュタインがショスタコーヴィチに挑戦!ヘルテンシュタインが編曲したチェロ・ソナタ、そしてヴィ オラ・ソナタを収録しました。
ヘルテンシュタインはジュネーヴ音楽院において今井信子にヴィオラを師事し、2009年第1回東京国際ヴィオラ・コンクールにて第3位並びに聴衆賞を 受賞した若手実力派。ヴェルビエ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、そしてヴィオラスペースに参加しております。ここ数年は今井信子のアシスタントと して小樽・ヴィオラマスタークラスに参加しており、日本でもおなじみの演奏家です。2011年から2017年までバーゼルSOの首席ヴィオラ奏者を務め、 さらに2015年10月よりドイツ・デトモルト音楽大学の教授として後進の育成に尽力を注いでいます。
ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタはヴィクトル・ルヴォヴィチ・クバツキーの勧めにより1934 年に作曲、同年クバツキー、ショスタコーヴィチにより 初演されました。一方、ショスタコーヴィチの最後の作品、ヴィオラ・ソナタは、ベートーヴェン四重奏団のフョードル・ドルジーニンに献呈されました。こ の作品は死の直前にしたショスタコーヴィチの陰鬱とした持ちながらもショスタコーヴィチらしい他曲からの音形の引用など、その謎めいた世界が魅力です。 ヘルテンシュタインが辛口な味わいを出しながら演奏しております。 (Ki)
Hanssler
HC-20041(1CD)
フルートとハープのための水にまつわる音楽
ジャン・クラ(1879-1932):組曲〜フルートとハープのための
マルク・ベルトミュー(1906-1991):3つのテーマ〜フルートとハープのための
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):3つの印象〜フルートとハープのための
アルベルト・ツァーベル(1834-1910):噴水 Op.23〜ハープのための
ベルナール・アンドレ(1941-):「アルギュ」〜フルートとハープのための7つの小品
ドビュッシー:シランクス L.129〜フルートのための
武満徹:海へ〜フルートとハープのための
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):ナイアデス〜フルートとハープのための幻想ソナタ
アントニア・シュライバー(Hp)、
アリャ・ヴェルカヴェルフ(Fl)

録音:2020年4月8-10日/ケルン
このアルバムは現在ケルン・ギュルツェニヒOの首席奏者をつとめるアリャ・ヴェルカヴェルフとアントニア・シュライバーが演奏したフルートとハー プのために書かれた水にまつわる作品集です。その作曲家も実に多様。近年再評価されているジャン・クラにはじまり、マルク・ベルトミュー、ウジェーヌ・ ボザ、アルベルト・ツァーベル、ベルナール・アンドレ、ドビュッシー、武満徹、ウィリアム・オルウィンの作品を収録しております。
アントニア・シュライバーはバイエルン州生まれ。ミュンヘン、ウィーン、リヨンで学び、2008年から2011年までウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィル ハーモニーOのハープ奏者として活躍。現在、ケルン・ギュルツェニヒOの首席ソロ・ハープ奏者をつとめています。一方、スロベニアのフルー ト奏者アリャ・ヴェルカヴェルフは、リュブリャナの音楽アカデミーで学んだ後、16歳の若さでウィーン音楽大学に入学した逸材。その後、イタリアのロレンツォ・ ペローシ・アカデミーにて名フルート奏者ペーター・ルーカス・グラーフのもとで研鑽を積みました。 2006年のバンベルクSOの首席フルート奏者と してプロとしてのキャリアを開始。その後、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、シュトゥットガルトPOで演奏し、2010年よ りケルン・ギュルツェニヒOの首席フルート奏者をつとめております。 (Ki)

BIS
BISSA-2529
(1SACD)
『In Motion』
シューベルト(ジュリアン・アズクール編):四重奏断章(Quarttettsatz) ハ短調 D.703(弦楽四重奏曲第12番) *
マシュー・ハインドソン(1968-):マラリンガ(Maralinga)(2009/11)(ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)**
ボッケリーニ(ジュリアン・アズクール編):マドリードの通りの夜の音楽(Musica notturna delle strade di Madrid)*
アルトゥーロ・コラレス(1973-):Senores, les voy a contar…(殿方よ、あなたがたに話そう…)(2010)#
ガレス・ファー(1968-)(ジュリアン・アズクール編):Mondo Rondo(モンド・ロンド)(1997) *
ユ ナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ
アマーリア・ホール(Vn)**、
ジュリアン・アズクール(ディレクター、コンサートマスター)*、
フランク・フォンクベルト(指)**/#

録音:2020年3月/セント・シラス教会(ケンティッシュ・タウン 、ロンドン、イングランド) 
近年、弦楽オーケストラの水準は、めざましい向上を遂げてきたといわれます。楽譜を響きのある音にする技術、なによりも重要 な、楽譜の奥にある「作曲家の音楽」を表現する技術をもったアンサンブルが多く現れ、世界の音楽シーンを豊かなものにしています。BIS レーベルは、こ うした優れたグループの紹介に努め、カメラータ・ノルディカ、ムシカ・ヴィテ、オストロボスニア室内O、オーストラリア室内O、アムステル ダム・シンフォニエッタといったアンサンブルのアルバムを積極的にリリースしてきました。BIS が新しく紹介する「ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッ パ(United Strings of Europe)」(USE)は、ロンドンに本拠を置くアンサンブルです。ヨーロッパ連合とスイスの若いプロフェッショナルたちが音楽と文 化の協力を最高度の水準で促進することを目標に集まり、「独創的なプログラムと『高度な技術による表現豊かな』演奏」(「ザ・タイムズ」)といった賛辞を すでに得ています。リーダーは、レバノン系イギリスのヴァイオリニスト、ジュリアン・アズクール Julian Azkoul。彼は、スウェーデンのカメラータ・ノルディ カの客演ディレクターのほか、各国のオーケストラに客演しています。副指揮者のフランク・フォンクベルト Franck Fontcouberte は、打楽器奏者から転向、 デーヴィッド・ロバートソン、ピエール・ブーレーズたちに指揮法を学びました。
『In Motion』(動いている)は、ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパのデビュー・アルバムです。シューベルトの「四重奏断章」は、第2楽章をスケッ チしたところで作曲が放棄されたため、「アレグロ・アッサイ」の楽章が単独の曲として出版されました。シューベルトの円熟期を告げる、劇的、表現的な 音楽です。オーストラリアのマシュー・ハインドソン Matthew Hindson(1968-)の「マラリンガ」は、イギリスが大気中核実験を行い、アボリジニとオー ストラリア軍兵士に放射線被害を与えた、現地の言葉で「雷」を意味する場所を曲名にした音楽です。このアルバムでは、ウェリントンOのリーダー、 ニュージーランドのアマーリア・ホール Amalia Hall がソリストを務め、オーストラリア室内Oの委嘱による「ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラ」 の版を演奏しています。
ボッケリーニの「マドリードの通りの夜の音楽」は、彼の数少ない標題音楽のひとつ。弦楽五重奏のために作曲され、〈アヴェ・マリアの鐘(La campane de l’ Ave Maria)〉〈兵士たちの太鼓(Il tamburo dei Soldati)〉〈盲目の物乞いたちのメヌエット(Minuetto dei Ciechi)〉〈ロザリオ(Il Rosario)〉〈流しの 歌手たちのパッサカリア(Passa Calle)〉〈太鼓(ll tamburo)〉〈マドリードの夜の帰営ラッパ(La Ritirata di Ma-drid)〉の7曲で構成。アズクールの 編曲では第1曲と第2曲、第5曲と第6曲がつづけて演奏されます。アルトゥーロ・コラレス(1973-)は、エルサルバドル出身。作曲家、指揮者として スイスで活動しています。「Senores, les voy a contar…(殿方よ、あなたがたに話そう…)」は、母国エルサルバドルの人々が伝えるさまざまな物語、神話、 伝説、伝承歌を思い描きながら作られたという、約5分の小品です。「Mondo Rondo(モンド・ロンド)」は、ニュージーランドの作曲家ガレス・ファー(1968-) のもっとも演奏されることの多い作品に挙げられています。〈Mondo Rondo(モンド・ロンド)〉〈Mumbo Jumbo(マンボ・ジャンボ)〉〈Mambo Rambo(マ ンボ・ランボ)〉の短い3曲の中に、エキゾティックなメロディと打楽器的なファンキーなリズムを組み合わせ、独特の音世界を作り上げた作品です。この作 品とシューベルト、ボッケリーニの曲は、アズクールが「今日の」発想で取り組んだ、弦楽オーケストラのための編曲で演奏されます。 (Ki)
BIS
BISSA-2449
(1SACD)
トマス・シマク(1958-):室内楽作品集
Catena I(2019)(Pのための)
弦楽四重奏曲第5番(2015)
ドビュッシーの忘れられた映像(L’image oubliee d’apres Debussy)(2018)(Pのための)
con-ri-sonanza(2018)(Pと弦楽四重奏のための)
クルターグへのオマージュ(Hommage a Kurtag)(2011)(Pのための)
弦楽四重奏曲第4番(2010-11)
ジョーセフ・ヒューストン(P)
ディオティマQ【ユン=ペン・チャオ(Vn1)、レオ・マリリエ(Vn2)、フランク・シュヴァリエ(Va)、ピエール・モルレ(Vc)】

録音:2019年12月/ヨーク大学、サー・ジャック・ライオンズ・コンサートホール(ヨーク、イングランド)
アルバニア出身、イギリスの作曲家トマス・シマクの室内楽作品集。シマク Thomas Simaku(1958-)は、アルバニアのティラ ナ音楽院を卒業、イギリスのヨーク大学でデーヴィッド・ブレイクに学び、1996年に作曲の博士号を授与されました。タングルウッドでバーナード・ランズ、 カリフォルニア州立大学の「作曲家ワークショップ」でブライアン・ファーニホウに学んでいます。ヨーク大学作曲科の教授。作品は、ヨーロッパやアメリカ で演奏され、緊迫感とモダニズムを独特の方法で融合させた表現力豊かな音楽に対して称賛が寄せられてきました。
ラテン語の「鎖」が曲名の「Catena I」は、「音楽的なもの、そうでなければ、曲の冒頭の反復音の『行列』のようなものと、さまざまなレベルのものが 関連するネットワーク」。ディオティマ四重奏団により初演された、ハッダスフィールド現代音楽祭の委嘱作「弦楽四重奏曲第5番」。「ドビュッシーの忘れら れた映像」は、2018年、「York Late Music」のドビュッシー没後100年を記念するコンサート・シリーズのため「ドビュッシーの曲をひとつ選び、1分 程度引用、各自のスタイルでその先を続ける」という求めに応じて作曲された小品。「con-ri-sonanza」は、音楽出版界の「偉大な君主」だった「ビル・ コレラン追悼(Bill Colleran in Memoriam)」の曲。コレランの名からとった4つの音を中心に作曲されています。「クルターグへのオマージュ」は、“Gyorgy Kurtag” に因む「A と G」の2音によるコードを軸にした作品。「ディオティマ四重奏団のために作曲、献呈された」「弦楽四重奏曲第4番」は、4つの楽 章と2つの「間奏曲」で構成した約22分の音楽です。
イギリスのピアニスト、ジョーセフ・ヒューストン Joseph Houston は、ベルリンに住み、現代音楽と実験音楽のジャンルで主に活動しています。ロン ドン本拠のニューミュージック・グループ、1945年以降の作品をレパートリーとする「オクタンドル・アンサンブル」のピアニスト。ディオティマ四重奏団 Quatuor Diotima は、1996年、パリ国立高等音楽学校の卒業生により結成されました。各国の音楽祭に参加。2018年、フランス政府から「ヨーロッパ 文化遺産賞」を授与されています。ユン=ペン・チャオ Yun-Peng Zhao とコンスタンス・ロンザッティ Constance Ronzatti のヴァイオリン、フランク・シュヴァ リエ Franche Chevalier のヴィオラ、ピエール・モルレ Pierre Morlet のチェロ。この録音ではコンスタンス・ロンザッティの替わりにレオ・マリリエ Leo Marillier が、第2ヴァイオリンを弾いています。 (Ki)

B RECORDS
LBM-029(2CD)
NX-D07
ブラームス:室内楽作品全集 第8集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(1890-91年改訂版)
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
ピエール・フシュヌレ(Vn)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年11月22日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」。第8集に収録されたのは3曲のピアノ三 重奏曲です。1854年に初稿が書かれ、1890年から91年に改訂が施された第1番、円熟期の1880年に 作曲された第2番、その6年後に完成された第3番。ル・サージュ、サルク、フシュヌレの3人は、作品の特長で あるブラームスらしい歌心と抒情性を存分に生かした密度の濃いアンサンブルを聴かせます。ル・サージュの推 進力に満ちた表現、サルクの深く美しい音色、フシュヌレの伸びやかな歌いまわし。これらが一体となったブラー ムスをお楽しみください。

Marlboro Recording Society
MLB-80001(1CD)
NX-B07
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番 ニ長調 K.593*
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調「大公」Op.97#
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100, D.929
- 第2楽章
サラ・カプースチン(Vn)*
ダイアナ・コーエン(Vn)*
マーク・ホロウェイ(Va)*
セバスティアン・クルンニース(Va)*
デイヴィッド・ソイヤー(Vc)
キム・スーヴィン(Vn)#+
内田光子(P)#+

録音:2005年7月16日 ライヴ*、2006年7月23日 ライヴ#、2008年7月13日 ライヴ+
グァルネリ四重奏団で長くチェリストを務めていたデイヴィッド・ソイヤー(1923-2010)を中心メンバーとしたベートーヴェ ンとモーツァルト、シューベルトの室内楽作品。ベートーヴェンの「大公」とシューベルトでは、音楽祭の立役者の一人、 内田光子が参加しスリリングな演奏を繰り広げています。
Marlboro Recording Society
MLB-80003(1CD)
NX-B07
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10*
ラヴェル:序奏とアレグロ#
 弦楽四重奏曲 ヘ長調+
ジョゼフ・リン(Vn)…*#
ジュディー・カン(Vn)*
リチャード・オニール(Va)*
デイヴィッド・ソイヤー(Vc)*
シヴァン・マゲン(Hp)##
モーラン・カッツ(Cl)#
ベンジャミン・ベイルマン(Vn)##…5
マリー=エリザベス・ヘッカー(Vc)#
キム・スーヴィン(Vn)+
ジェシカ・リー(Vn)+
ジョナサン・ヴィノクール(Va)+
ペ・スー(Vc)+

録音:2002年2月17日 Gardner Museum,Boston, MA ライヴ*
2010年7月18日 Persons Auditorium,Marlboro, VT ライヴ#
2007年4月1日 Gardner Museum,Boston, MA ライヴ+
マールボロ音楽祭の常連アーティストたちが演奏するラヴェルとドビュッシーの室内楽作品集。 なかでも、ドビュッシーではグァルネリ四重奏団のチェリスト、デイヴィッド・ソイヤーを中心に1970年代に生まれた精鋭た ちが熱演を披露。ラヴェルの「序奏とアレグロ」での息のあったアンサンブルも聴きどころです。

CPO
CPO-777761(1CD)
NX-B02
後期ロマン派のピアノ三重奏曲集
シルヴィオ・ラザーリ(1857-1944):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.13
ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941): ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Op.1
ヴィルヘルム・イェラル(1861-1935):ウィーン風セレナード Op.18
トーマス・クリスティアン・アンサンブル【トーマス・クリスティアン(Vn)、アッティラ・パストール(Vc)、エフゲニー・シナイスキ(P)】

録音:2012年10月1-3日バイエルン放送 第2スタジオ、ミュンヘン
このアルバムには後期ロマン派の時代に活躍した2人の作曲家のピアノ三重奏曲が収録されています。 イタリア人の父とオーストリア人の母を持つシルヴィオ・ラザーリは、パリでショーソンと親交を結び、その後フラ ンクと出会ったことで強い影響を受けた作曲家。このピアノ三重奏曲は、彼が愛したワーグナー風の重厚 な響きと情熱的な旋律に満ち溢れています。第1楽章の冒頭、ユニゾンで奏される旋律は特に印象的、 そして第3楽章はウィーン風のワルツで書かれた美しい作品です。ラザーリと同年に生まれたキーンツルも ワーグナーに魅せられた作曲家。何曲かのオペラで知られていますが、このピアノ三重奏曲は学生時代の 作品で、シューベルトを彷彿させる流麗な雰囲気を持っています。最後に添えられたイェラルの「ウィーン風 セレナード」はクライスラーに献呈された小さな曲。アルバムにおけるアンコールとしての位置づけであり、魅 力的なデザートとしての役割を担っています。

Indesens
INDE-139(1CD)
2020年12月31日までの特価
妖精の園〜ラヴェル:室内楽作品集
フルート、クラリネット、ハープと弦楽四重奏のための「序奏とアレグロ」
弦楽四重奏曲ヘ長調
ソナチネ(カルロス・サルツェード編
フルート、ヴィオラとハープのための)
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
組曲「マ・メール・ロワ」より 第5曲「妖精の園」(シュテファン・コンツ編
フルート、クラリネット、ハープと弦楽四重奏のための)
エマニュエル・パユ(Fl)、
ヴェンツェル・フックス(Cl)、
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)、
クリストフ・ホラーク(Vn)、
シモン・ロテュリエ(Vn)、
イグナツィ・ミエチニコフスキ(Va)、
ブルーノ・ドルペレール(Vc)

録音:2019年2月26日−29日、ニコデムス教会(ノイケルン、ベルリン)、2019年4月4日、ベルリン・フィルハーモニー(ベルリン)
独創性あふれる管楽器の録音を続々と世に送り出しているフランスのレーベル「Indesens(アンデサンス)」から、エマニュエル・パユやヴェンツェル・フックスといった世界最高峰、ベルリン・フィルのメンバーたちの饗宴による大注目盤、「妖精の園」と題されたラヴェルの室内楽作品集が登場します!!
その注目の参加メンバーは、首席フルートのエマニュエル・パユ、首席クラリネットのヴェンツェル・フックス、首席ハープのマリー=ピエール・ラングラメ、第2ヴァイオリン首席のクリストフ・ホラーク、第2ヴァイオリンのシモン・ロテュリエ、ヴィオラのイグナツィ・ミエチニコフスキ、そしてチェロの第1首席のブルーノ・ドルペレールという、まさに豪華の一言に尽きる素晴らしい面々!
「ダフニスとクロエ」や「ラ・ヴァルス」、「スペイン狂詩曲」、「マ・メール・ロワ」などに代表されるように、その管弦楽作品では「管楽器」や「ハープ」を巧みに活用し極彩色を表現したラヴェルであるものの、意外にもこれらの楽器のための「室内楽作品」が少ないことに着目したパユをはじめとするベルリン・フィルのメンバーたち。
オリジナル作品の「序奏とアレグロ」に加え、ベルリン・フィルのメンバーであるシュテファン・コンツの編曲による「フルート、クラリネット、ハープと弦楽四重奏ヴァージョン」の「妖精の園」(マ・メール・ロワの第5曲)や、20世紀を代表するハープのヴィルトゥオーゾ、カルロス・サルツェード(サルセード)が編曲したフルート、ヴィオラとハープのトリオのための「ソナチネ」を収録。
ベルリン・フィルの弦楽器セクションのメンバーたちの妙技が光る「弦楽四重奏曲」、「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」の"弦楽器のためのオリジナル作品"とのコントラストを感じることの出来る聴き比べも、このアルバムの大きな魅力と言えるでしょう。
パユ、フックス、ラングラメ・・・。ベルリン・フィルの名手たちの美しく色彩感に富んだラヴェルの演奏によって、「妖精の園」の風景が聴き手の眼前に現れることでしょう ――!

NCA
NCA-60185(2SACD)
アルベルト・ブライアー:Der Weg und die Zeit〜 組曲 アルベルト・ブライアー(P)、
ヘルムート・メンツラー (Vc)、
アダム・ウェイズマン(打楽器)、
キルステン・ハルムス(Vn)、
クリスティアン・フォン・ボリエス(Fl)
、ウド・グリム (Cl)

録音:2006年2月−3月3日
感覚的なものにインスピレーションを受け作品を生みだす、アルベルト・ブライアーの今作は「方法と時間」(Der Weg und die Zeit)という唯一無二の芸術を堪能させてくれます。
NCA
NCA-60114215(1CD)
C.P.E.バッハ:3つのソナタ
ソナタ ロ短調 H.512(Wq.76)
ソナタ ヘ長調 H.511(Wq.75)
ソナタ ハ短調 H.514(Wq.78)
ジェフリー・トーマス(ハープシコード)、
ラースロー・パウリク(Vn)

録音:2001年1月、ハンガリー
C.P.E.バッハの鍵盤作品はハープシコードやクラヴィコードのために作曲されたものが多く、音楽の豊かな効果や感情表現はハイドンやベートーヴェンなどヴィーン古典派に大きな影響を与えたといわれています。繊細で美しい3つのソナタを、ハープシコードとヴァイオリンでお贈りします。
NCA
NCA-60168(1SACD)
4本又は8本のファゴットのための音楽
ヘルムート・ザードラー:3つのインテルメッツォ
三浦真理:桜の画集〜日本の四季
團伊玖磨:ファゴット四重奏のためのソナタ
ギスベルト・ネーター:4つのアフオリスメンOp.44
石井眞木:ファゴット・ラプソディーOp.107
クルト・ナトウシュ:東京―ベルリン
ミヒャエル・シュテッキヒト:序奏とスケルツォ・カプリツィオーソ
東京・ベルリン八重奏団〔ベルリン・ファゴット四重奏団、東京ファゴッティアーデ〕

録音:1996年11月、ベルリン
東京・ベルリン八重奏団は、ベルリンファゴット四重奏団と東京ファゴッティアーデの合併グループです。
桜の画集〜日本の四季、東京―ベルリンなどいくつかの曲は、東京・ベルリン八重奏団のために作曲されました。
ファゴット八重奏という珍しいジャンルでファゴットの演奏を堪能させてくれます。
NCA
NCA-60179(1SACD)
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲集
エネスコ:幼き頃の印象 Op.28
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
アンドレアス・バシャツ(Vn)、
ターミナ・ファインシュタイン(P)

録音:2007年9月10日−13日
ターミナ・ファインシュタインは、1994年にフランスのコンクール・クールシヨンなどの国際コンクールや、1999年にハンブルクのヨハネス・ブラームス・コンクールなどでいくつかの賞を受賞したピアニストです。
アンドレアス・バシャツは2010年からベルリンPOの第4代目コンサートマスターを務めています。
NCA
NCA-60231(1CD)
アダルベルト・ギロヴェッツ:ピアノ三重奏曲集
ソナタ 変ホ長調 Op.23 No.2/ソナタ 変ロ長調 Op.28 No.1/ソナタ ニ短調 Op.14 No.2/ソナタ イ長調 Op.12 No.1
トリオ・フォルテピアノ〔ミリアム・アルトマン(P)、ユリア・フーバー(Vn)、アーニャ・エンデルレ(Vc)〕

録音:2010年11月14日−18日、(ドイツ)
013年に生誕250年を迎えたアダルベルト・ギロウェッツは「ウィーン古典派の忘れられた偉人の1人」であるといわれていました。30曲のオペラ、28曲のバレエ音楽、46曲のピアノ三重奏曲など作品数も多いギロウェッツが、当時親交のあったモーツァルトの影響を受けたと感じられるフルート四重奏曲と弦楽四重奏曲が再評価されつつあります。知られざるギロウェッツの名曲を、オーストリアのピリオド楽器アンサンブル「トリオ・フォルテピアノ」が堪能させてくれます。

Signum Classics
SIGCD-652(1CD)
ビトウィーン・ザ・クラウズ
ヴィエニャフスキ:ポロネーズ第1番ニ長調 Op.4
ゴドフスキー(ハイフェッツ編):古きウィーン
クライスラー:中国の太鼓 Op.3
 レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース Op.6
ヴィエニャフスキ
:伝説 Op.17
エルガー:朝の歌 Op.15-2
 夜の歌 Op.15-1
サラサーテ
:序奏とタランテラ Op.43
クライスラー:3つのウィーン古典舞曲集〔 美しきロスマリン、愛の喜び、愛の悲しみ〕
ヴィエニャフスキ
:華麗なるポロネーズ第2番イ長調 Op.21
パガニーニ:カンタービレ MS 109, Op.17
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ブリテン(チャーリー・シーム編):サリー・ガーデン
チャーリー・シーム(Vn)、
イタマール・ゴラン(P)
使用楽器:グァルネリ・デル・ジェズ1735 “D’Egvill”

録音:2020年1月21日−23日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク、イギリス)
チャーリー・シームは1986年ロンドン生まれ(父親はノルウェーの実業家)、3歳からヴァイオリンを学び、イツァーク・ラシュコフスキやシュロモ・ミンツらに師事。シャルル・デュトワ、エドワード・ガードナー、ズービン・メータ、ヤニック・ネゼ=セガン、ロジャー・ノリントンらの巨匠と世界最高のオーケストラで共演し、室内楽では名手イタマール・ゴランを定期的なパートナーとしています。また、そのエレガントな風貌でモデルとしても活躍しているという才人です。
これまで、WarnerやSonyなどからアルバムをリリースしてきたチャーリー・シームが、イギリスのSignum Classicsから初登場。クライスラー、サラサーテ、パガニーニ、エルガー、ヴィエニャフスキなど、華麗で技巧的な「パリ風」のサロン・プログラムで、多彩な音色と妙技を披露します。

Globe
GLO-5276(1CD)
ロマンティック・コルネット〜コルネットとピアノ(エラール1846)のための音楽
ヴィリー・ブラント:演奏会用小品第2番 Op.12
オスカー・ベーメ:愛の歌 Op.22-2
ヴィリー・ブラント:演奏会用小品第1番 Op.11
ビゼー(ヘルマン・ベルシュテット編):カルメン・ファンタジー
レイナルド・アーン:クロリスに
オスカー・ベーメ:ロシア舞曲 Op.32
ウジェーヌ・ダマレ:パンドラ Op.108
ヘルマン・ベルシュテット:ナポリ民謡による変奏曲
フランク・アネポール(コルネット)、
ヴォーン・シュレップ(P/エラール1846)
現在は主にブラスバンドの花形として用いられることが多いコルネットは、金管楽器のためのバルブの発展により1828年頃に開発され、暖かみのある音色、細やかなパッセージによる表現力の広さで人気を博した。当アルバムでは、19世紀に作曲された様々なスタイルの音楽をバロック・トランペットの権威が華麗に奏でる。
作曲家、歌手、トランペット奏者としてマルチに活躍するフランク・アネポールは、ソリストとして数多くのオーケストラやアンサンブルと共演し世界初演作も多く残しています。アムステルダム音楽院ではバロック・トランペットを教えてきたアネポールが当アルバムで用いるのは、イギリスの老舗楽器メーカーとしての地位を誇ったBoosey & Hawkes社製のコルネット。
伴奏を務めるヴォーン・シュレップは、世界中で数多くのリサイタルやマスタークラスを開催し、2001年にリリースされたピーター・ヤン・ルーシンク&オランダ・バッハ・コレギウムによるバッハのカンタータ全集録音にも参加している名手。当アルバムでは、19世紀を代表する名ヴィルトゥオーゾ、ジギスモント・タールベルクが演奏したとされる貴重な1846年製のエラールを奏でているのも注目すべきポイント!

Ars Musici
ARS-232393(1CD)
ピアノ三重奏のための作品集
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(1854年版)
シェーンベルク(エドゥアルト・シュトイアーマン編):浄夜(P三重奏編曲版 1931/32)
トリオ・ジャン・パウル〔ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)、エッカート・ハイリガース(P)〕

録音:2003年10月21日−24日
大阪とメルボルンの国際室内楽コンクール、ドイツ音楽コンクールで一等賞と特別賞を受賞した実力派三重奏団、トリオ・ジャン・パウル。ブラームスのピアノ三重奏曲第1番は、現在では改訂版の録音が主になっているが、1854年のオリジナル版を収録しています。
Ars Musici
ARS-232353(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第2番 Op.1-2 ト長調、
第6番Op.70-2 変ホ長調
トリオ・ジャン・パウル〔ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)、エッカート・ハイリガース(P)〕

録音:2001年11月7日−10日
ドイツの実力派三重奏団、トリオ・ジャン・パウルが奏でるベートーヴェン。

KAIROS
0015080KAI(1CD)
ジャイメ・レイス:フルクサス クララ・サレイロ(Fl)、
デュオ・コントラチェロ、
ピナ・ディンサー(Va)、
アレフ・ギター・カルテット

録音:2017年11月、2018年10月、2019年7月&10月
注目すべきポルトガルの作曲家、ジャイメ・レイス(1983-)のポートレート・アルバム。彼の音楽は、自然科学分野における最先端の研究に対する強い関心と、アジアの音楽、スピリチュアルな伝統への飽くなき関心の両方に基づいています。今回のレコーディングに対して作曲者は「このアルバムのすべての作品は、私のフルクサス・サイクルの一部であり、流体力学に関連した物理現象に触発されています。空間は単なる概念ではありません。フレーム、フォース、フラックスが創造的なダイナミックさの中で相互に作用する、経験された現実であり、私はそれを自分の音楽で伝えようと努力しています」と語っています。

Orlando Records
OR-0028(1CD)
サウンドスペーシズ
ステイングリムル・ローロフ:Druck(2010)
パウル・フリック:Schwelle1(2017)
オルム・フィンネンダール:Horen und Sehen(2010)
パウル・フリック:Schwelle2
アルフレート・ツィンマーリン:Scenes(2010)
パウル・フリック:Schwelle3
サッシャ・ドラギツェヴィッチ:Symbiosen(2011)
パウル・フリック:Schwelle4
サウンドスペーシズ

録音:2016年&2017年
2008年にファゴット奏者のヨハネス・シュヴァルツとサックス奏者のサッシャ・アルムブルスターによって結成されたデュオ「サウンドスペーシズ」。彼らの音楽には楽器の音とは別に、エレクトロニクスが欠かせない要素であり、2人の楽器奏者は演奏技術を極限まで拡張し、自然音と合成音の相互作用の中で、それぞれの作品において新たな「音」を展開しています。本アルバムに収録されている作品は、その内容、文脈、意味が抽象化されたままであってもそれぞれの物語を感じることができる、魅力的なものばかりです。

Avie
AV-2436(1CD)
イタリアのポストカード〜ヴォルフ、モーツァルト、ボーレンシュタイン、チャイコフスキー
ヴォルフ:イタリア風セレナーデ
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調 K.80 「ローディ」
ニムロッド・ボーレンシュタイン(b.1969):弦楽四重奏のための 「イタリアの空」(世界初録音)
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70 「フィレンツェの思い出」*
クレモナQ〔クリスティアーノ・グァルコ(Vn1)、パオロ・アンドレオーリ(Vn2)、シモーネ・グラマリア(Va)、ジョヴァンニ・スカリオーネ(Vc)〕、オリ・カム(Va)*、エッカート・ルンゲ(Vc)*

録音:2019年12月、ポイリーノ(トリノ、イタリア
2000年にクレモナで創設され、イタリアを代表する世界的アンサンブルの一つとして活動するクレモナSQ。彼らの14枚目となる、そして創設20周年を祝う記念すべき新アルバム「イタリアのポストカード」が、イギリスのAvieから初登場!
「イタリアのポストカード」は、イタリアの作曲家の作品ではなく、4人の様々な国の作曲家がイタリアに想いを馳せて書いた作品を集めた、センスの良いプログラム。
若きモーツァルトが最初のイタリア旅行の間にローディ(ロディ)という町で書いた弦楽四重奏曲。古代イタリアの詩と旋律からインスピレーションを得ているヴォルフの名曲「イタリア風セレナーデ」。チャイコフスキーがフィレンツェで書いた傑作「フィレンツェの思い出」は、エルサレムSQのオリ・カム、元アルテミスSQのエッカート・ルンゲという豪華ゲストを迎えて贈ります。イスラエル出身の現代作曲家、ニムロッド・ボーレンシュタイン(b.1969)の「イタリアの空(Cieli d’Italia)」は、このアルバムのために特別に委嘱して書かれた作品です。

Initiale
INL-04(1CD)
ジョリヴェへのオマージュ
ジョリヴェ無伴奏ヴァイオリンの為の「狂詩的組曲」
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番
ジョリヴェ呪文〜無伴奏ヴァイオリン(G線のための)
三善晃:無伴奏ヴァイオリンのための「鏡」
ジョリヴェヴァイオリンとピアノのためのソナタ
河野彩(Vn)
大瀧拓哉 (P)

録音:2018年9月14日
フランスで活動するヴァイオリニスト河野彩によるアルバム「ジョリヴェへのオマージュ」。 河野彩は、桐朋学園大学音楽学部を卒業後、渡仏。パリ国立高等同音楽院第三課程現代音楽科、及び室内楽科修士課程を修了。ブレスト国際コンコール 室内楽部門、レオポルド.ベラン国際コンクール室内楽部門、ルイージ.ザヌッコリ国際コンクール室内楽部門にて1位受賞など輝かしい受賞歴を持ち、欧 州各地の音楽祭に招待され、フランス内外で活動しています。 本作は、20世紀の作曲家ジョリヴェ、バルトーク、三善晃の無伴奏ヴァイオリンを収録。この選曲は河野自身も師事したことのある、ジョリヴェと親交があっ たヴァイオリン奏者デヴィ・エルリの影響が大きいといいます。3人の作曲家をとりあげることで、ジョリヴェの独自の美学を提示しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902240(1CD)
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.7 Sz.40
弦楽四重奏曲第3番Sz.85
弦楽四重奏曲第5番Sz.102
エルサレムSQ【アレクサンドル・パヴロフスキ(Vn1)、セルゲイ・ブレスラー(Vn2)、オリ・カムヴァ、キリル・ズロトニ コフ(Vc)】

録音:2019年6月15-17日、11月30日、12月1日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
今や世界的クァルテットの代表格として活躍しているエルサレムSQ。2011年からヴィオラのメンバーがアミハイ・グロスからオリ・カムに変わり ましたが、デビューから四半世紀ほどが経った当団のアンサンブルは近年ますます磨きがかかっております。バルトークの弦楽四重奏曲第2弾は第1、3、5番 を収録しました!バルトークは弦楽四重奏曲を生涯6曲残しました。第1番(1908年作曲)、第3番(1927年作曲、フィラデルフィア音楽財団に献呈)、第5番 (1934年、エリザベス・スプレイグ・クーリッジに献呈)とそれぞれバルトークの人生と作風の転機や変遷が濃厚に反映されていると言われていますが、その ことをあらためて実感するプログラムです。当演奏でもバルトークの独自のリズムととともに表情豊かな演奏は流石といえる出来栄えです!第2、4、6番を収録 したアルバム(HMC 902235)とともにお楽しみください! (Ki)

BIS
BISSA-2373(1SACD)
シューベル:ヴァイオリンのための作品集 Vol.2
ロンド ロ短調 Op.70 / D.895(1826)
ヴァイオリン・ソナティナ第1番ニ長調 Op.posth. 137/1 / D.384(1816)
ヴァイオリン・ソナティナ第2番イ短調 Op.posth. 137/2 / D.385(1816)
ヴァイオリン・ソナティナ第3番イ長調 Op.posth. 162 / D.574(1817)
アリアドネ・ダスカラキス(Vn;グァダニーニ1754年製作)、
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)

録音:2018年2月ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
ビーバーの『ロザリオのソナタ』全曲録音(BIS SA 2096)でも名高いピリオド・ヴァイオリン奏者のアリアドネ・ダスカラキス がシューベルトのヴァイオリンのための作品集の録音を開始。好評の第1弾(BIS SA 2363)に続く第2集が登場しました。
シモン・ゴールドベルクやトーマス・ブランディスらに師事したダスカラキス。ソリストとして活躍する傍ら、2002年よりケルンの音楽大学でも後進の育 成にも力を入れております。また、2009年に自身が結成したアンサンブル・ヴィンテージ・ケルンとともにさまざまなレパートリーに取り組んでおります。 名手ダスカラキスが銘器グァダニーニを用いて、名手ジャコメッティとともにシューベルトの作品を美しく奏でます。

Paraty
PARATY-108175
(1CD)
MozHayique〜モザイク
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」〜第1楽章序奏
 交響曲第94番「驚愕」〜第2楽章
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜「奥様お手をどうぞ」変奏曲
 ピアノ・ソナタ第12番K.332〜第1楽章
 ピアノ・ソナタ第10番K.330〜第2楽章
 ピアノ・ソナタ第11番K.331〜第3楽章トルコ行進曲
 ロンド イ短調K.511
ハイドン:交響曲第101番「時計」〜第2楽章
 交響曲第44番「悲しみ」〜第3楽章
 交響曲第92番「オックスフォード」〜第4楽章
モーツァルト:幻想曲ハ短調K.475
イヴ・レヒシュタイナー(オルガン&編)、
アンリ=シャルル・カジェ(打楽器&編)

録音:2018年5月9-11日/ベルン大聖堂(スイス)
ハイドンの交響曲の有名楽章とモーツァルトのピアノ曲をオルガンで演奏しているのだけでも興味津々ですが、さらに打楽器の賑やかな響きが加わりオー ディオ的音空間を作り出しています。レヒシュタイナーがオルガン用に編曲したものに、カジェが絶妙な打楽器を加えました。それも太鼓のみならず様々な楽 器を用いて効果をあげました。驚きと爆笑のツボもしっかり押さえていて子供も大喜び。モーツァルトの「トルコ行進曲」もオルガンだけで充分聴かせるにも かかわらず、打楽器が異国情緒を増しています。また幻想曲ではモーツァルトが暗示しているだけの恐ろしい効果を打楽器が醸します。
レヒシュタイナーのオルガン演奏は軽快でテンポ良く、まるでポップスのような楽しさと親しみやすさに満ちてます。 (Ki)
Paraty
PARATY-318167
(1CD)
星空〜ジラール四重奏団
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」Op.59の2
(2)エルサン:弦楽四重奏曲第4番「星空」
ジラールQ【ユーグ・ジラール、アガト・ジラール(Vn)、オドン・ジラール(Va)、リュシー・ジラール(Vc)】

録音:2017年9月/ハース・ティーヒェン・スタジオ(エリザベート王妃チャペル)
メンバーが兄弟姉妹のジラール四重奏団。パリ音楽院でイザイ四重奏団に学んだ実力派。ベートーヴェンがロシア民謡を用いたことで知られる弦楽四重奏 曲第8番をメインに、1948年生まれのフランスの作曲家フィリップ・エルサンの弦楽四重奏曲第4番「星空」を世界初録音。
ラズモフスキー伯爵に捧げられたベートーヴェンの第8番にはロシア民謡が引用されていますが、エルサンの「星空」もベートーヴェンに対する敬意とロ シアへの思いが込められ、バラライカを模したりショスタコーヴィチの手法を真似たりと興味津々です。 (Ki)
Paraty
PARATY-418170
(1CD)
最小オペラ〜ヘンデル・ウィズ・ケア
(1)アグリッピーナ(ラテルナ・マジカ編)〜シンフォニア/美しい真珠よ/美しい泉よ/あなたを愛するゆえ/テブロ川よ
(2)「テゼオ」序曲(ジョン・ウォルシュ編チェンバロ独奏版)
(3)ジュリオ・チェザーレ(ラテルナ・マジカ編)〜序曲/万歳、我らがヘラクレス/さあエジプトの大地よ/私はあなたを
恋い慕う/愛する人、あなたの顔よりも/さあ快い喜びと
(4)「リナルド」序曲(ウィリアム・バベル編チェンバロ独奏版)
(5)リナルド(ジョン・ウォルシュ編)〜序曲/愛しの花嫁よ/私の心よ教えてくれるか/私を泣かせてください/勇敢に
戦ってください
(6)ラダミスト(ラテルナ・マジカ編)〜序曲/ああ、裏切者から逃げろ/いつまでなのか/パッサカリア
ラテルナ・マジカ【ナタリー・ウトマン、ローラ・ポーク(リコーダー)、ベルナール・ウォルテシュ(Vc)、ラファエル・コリニョン(Cemb)

録音:2017年9月/サンタポリネール教会(ボラン)
2007年に興味深いバッハ作品のアルバムをリリースして注目された古楽器アンサンブル、ラテルナ・マジカが久々の新録音。今回はヘンデルのオペラ中 の名品を2本のリコーダー、チェロ、チェンバロ奏でます。題して「最小オペラ」で、” Handel with care” の副題が付けられています。これは「取扱い注 意」を意味するHandle with careの文字遊びですが、「名旋律のさわり集」とたかをくくって聴くとしっぺ返しをくうほど、オリジナルのトリオ・ソナタとみ まごう編曲となっています。 ★もちろん「リナルド」の「私を泣かせてください」はもれなく収録。ヘンデルの美しいメロディとドラマティックな音楽作りに引き込まれ、いつまでも聴い ていたくなるアルバムです。

Profil
PH-18039(1CD)
(1)バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータBWV1013
(2)ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナチネ
(3)アホ:ソロB
(4)プロコフィエフ:フルート・ソナタOp.94
ブランドン・パトリック・ジョージ(Fl)
スティーヴン・ベック(2)、
ジェイコブ・グリーンバーグ(4)(P)

録音:2018年5月18日(1)、2017年5月1日(2)、5月25日(4)/オクターヴェン・オーディオ(ニューヨーク)、5月2日(3)/聖イグナティウス教会(ニューヨーク)
アメリカの若手フルート奏者ブランドン・パトリック・ジョージのデビュー・アルバム。過去と未来の対話をテーマにバッハとアホの300年の時の差をひ とつにしています。
ジョージはオーバリン音楽院でミシェル・デボストに師事した後、マンハッタン音楽大学を卒業、木管五重奏団イマニ・ウィンズのメンバーとしても活躍し ています。
たっぷりとした音色、フレッシュな音楽性で難曲ブーレーズとプロコフィエフも余裕の安定感。今後目を離せません。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-97(1CD)
Requiebros
カサド:レクエイブロス
グラナドス(カサド編):『ゴイェスカス』より間奏曲
ファリャ(モーリス・マレシャル編):スペイン民謡組曲
オリヴィエ・サッシャ・フリック(1973-):Chasse au moment (2011 rev.2012)〈世界初録音〉
ラヴェル(ポール・バズレール編):Piece en forme de habanera
細川俊夫(1955-):リートIII (2007)
フォーレ(カザルス編):夢のあとに
サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より「白鳥」
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43
ロハン・デ・サラム(Vc)
山本純子(P)

録音:2012年4月7・8日/シュトゥットガルト
ロハン・デ・サラムは現代音楽の分野で活躍する名チェリストで、アルデッティ四重奏団のメンバーとしても知られています。11歳でカサドに師事し、カ ザルスとバルビローリにも学びました。
カサドの「レクエイブロス」は師カザルスのために書かれた作品。ロハン・デ・サラムはカサド本人のこの曲の演奏も何度となく聴いたと言います。ファリャ とラヴェルはカサドと親交があった人物で、その他の作曲家も関わりのある人々でまとめられたプログラムとなっています。
細川俊夫の「リートIII」は2010年の武生国際音楽祭でロハン・デ・サラムと山本純子によって初演された楽曲です。 (Ki)

APARTE
AP-231(1CD)
ソングス
(1)フォスター:金髪のジェニー
(2)バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
(3)アイヴズ:母が教えたまいし歌集
(4)コープランドノクターン
(5)プレヴィン:ソング
(6)同:クラリネット・ソナタ
(7)バーバー:カンツォーネ
(8)ガーシュウィン:3つの前奏曲
(9)アイヴス:ラルゴ*
パトリック・メッシーナ(Cl)
ファブリツィオ・キオヴェッタ(P)
マリコ・イナバ=メッシーナ(Vn)*

録音:2019年8月/エクサンプロヴァンス
パトリック・メッシーナは、パリ音楽院を経てニューヨークのマネス音楽大学でリカルド・モラレスに師事したフランスのクラリネット奏者。メトロポリタン 歌劇場の奏者から現在はフランス国立Oの首席クラリネット奏者を務めています。日本でも公開レッスンやマスタークラスでおなじみの存在。
このアルバムはアメリカの作曲家の作品を集めています。オリジナルのクラリネット曲のほか編曲も選ばれていますが、共通するテーマは「歌」。フォスター の名歌「金髪のジェニー」をノスタルジックに歌いあげ、さらにガーシュウィン、バーンスタイン、プレヴィンのジャズとユダヤの歌いまわしなど盛りだくさん。 ガーシュウィンはピアノ曲からの編曲ですが、むしろクラリネットにぴったり。第2曲のブルースが絶品です。
特筆すべきはファブリツィオ・キオヴェッタがピアノ・パートを担っていること。バーンスタインとプレヴィンの本格的ソナタではがっちりとソロを支えています。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-635(1CD)
『ディア・マドモアゼル』〜ナディア・ブーランジェに捧ぐ
アストル・ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ
ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編): イタリア組曲
ナディア・ブーランジェ(1887-1979):チェロとピアノのための3つの小品
エリオット・カーター(1908-2012):チェロとピアノのためのソナタ
フィリップ・グラス(1937-)/シラノシアン&グーアン編曲: Tissue No.7
ミシェル・ルグラン(シラノシアン&グーアン編): メドレー【「ロバと王女」〜「風のささやき」〜「シェルブールの雨傘」】
クインシー・ジョーンズ(シラノシアン&グーアン編): ソウル・ボサノヴァ
アストリグ・シラノシアン(Vc/1676年製フランチェスコ・ルッジェーリ)
ナタナエル・グーアン(P/1966年製スタインウェイ)
ダニエル・バレンボイム(P/バレンボイム・マーネ)

録音:2019年11月 テアトル・ポピュレール・ロマン、サル・ド・ミュジーク ”ルール・ブリュ”、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
近代フランスを代表する偉大な音楽教育者の一人、ナディア・ブーランジェ。彼女の教え子や、親交を待ち影響を受け合った音楽家たち は、国籍を超え、敬愛を込めて彼女を「マドモアゼル」と呼びました。深い尊敬で結ばれたストラヴィンスキーのほか、教師としては、閉鎖的な タンゴの世界に限界を感じてその門を叩いたピアソラ、後に十二音技法で個性を発揮するカーター、ミニマルを経て抒情的作風を確立する グラス、ジャズや映画音楽で活躍した稀代のメロディ・メーカー、ルグラン、ジャズのみならずポピュラー・ミュージック全体に大きな足跡を残すク インシー・ジョーンズという、多種多様なアーティストたちに音楽の基礎を教え、種を蒔いたことで知られます。これらの作品を、ラ・フォル・ジュル ネ・オ・ジャポンでも共演しているアストリグ・シラノシアンとナタナエル・グーアンによる、多彩な作品の肝をよく捉えた歌心の溢れる、息の合った 演奏でお楽しみいただけます。ラストのグラス、ルグラン、ジョーンズという流れは、現代まで続くナディア・ブーランジェの影響をよく伝えており大 変興味深いものです。 ナディア・ブーランジェ自身の「3つの小品」は、作曲家としてその才能を高く評価していた6歳年下の妹リリーが亡くなり、ナディアもまた作曲の 筆を折ってしまう3年前に書かれたもの。ここでのピアノには、自身ナディア・ブーランジェの教えを受けている巨匠ダニエル・バレンボイムが登 場。フォルテピアノのコレクションと修復でも知られるクリス・マーネと共に開発した独自の平行弦ピアノの澄んだ音色と、優しく繊細なタッチでシ ラノシアンのチェロを支え、恩師の残した美しい作品に花を添えています。 なお、アストリグ・シラノシアンは姉のシュシャヌ・シラノシアンによるメンデルスゾーン・アルバム(ALPHA410)に参加しているものの、ソロとして はこちらがALPHAレーベル第1弾。今後さらに数タイトルがリリース予定です。

Capriccio
C-5421(1CD)
NX-B05
フランツ・ドップラー(1821-1883)&カール・ドップラー(1826-1900):フルート作品全集 第11集(全12巻)
「ハンガリーの羊飼いの歌」による幻想曲-2本のフルートとピアノのために(フランツ&カール)
ペストの思い出-2本のフルート、ヴァイオリンとピアノのために(フランツ&カール&カール・フーバー)…世界初録音
フランツ・ドップラーの歌劇「フサールの二人」よりアリア-ソプラノ、2本のフルートとピアノのために(フランツ)…世界初録音
チャールダーシュ Op.40-2本のフルートとピアノのために(フランツ)…世界初録音
ハンガリー民謡集-フルートとピアノのために(抜粋)(カール)…世界初録音
 第1巻(抜粋)
 第2巻(抜粋)
 第巻(抜粋)
牧歌「森の小鳥」 Op.21-フルートとハルモニウムのために(フランツ)…世界初録音
Sehnsucht なつかしさ Op.96-フルートとピアノのために(フランツ)…世界初録音
イザーク・シュトラウス:ポルカ「黒い森の時計」-フルートとピアノのために(フランツ編)…世界初録音
クラウディ・アリマニー(Fl)
ジョルト・バログ(P)
ヤーノシュ・バーリント(Fl)
エーヴァ・マダラース(P)
クリスティアン・キヴ(Vn)
カティア・ミシェル(P)
サラ・ブランチ(S)
アレクサンドラ・ミレティチ(Fl)
ビセンス・プルネス(ハルモニウム)
アルベルト・モラレダ(P)

録音:2019,2020年 カタロニア
スペインのフルート奏者、アリマニーが長年熱心に研究を重ねたドップラー兄弟の音楽を音として残そうと 立ち上げたプロジェクト。シリーズ開始当初は、全10巻で完結予定とされていた作品全集ですが、シリー ズが進むうちに収録曲が増えたため、全12巻に変更されました。今回の第11集は“「ハンガリーの羊飼い の歌」による幻想曲”以外、全て世界初録音という貴重なものです。中でも3巻で構成された「ハンガリー 民謡集」は、哀愁に満ちた民謡の旋律に技巧的なアレンジを加え、ひたすら伴奏に徹するピアノを従えな がらフルートで奏でるというもの。耳にする機会の多い旋律も登場し、聴き手の耳をひきつけます。

RICERCAR
RIC-421(1CD)
『古楽器のために』 〜20世紀ベルギーの新作楽曲さまざま〜

1. フィリップ・ブスマンス(1936-):Ricercar sconvolto  落ち着かないリチェルカール(1983)
2. ブノワ・メルニエ(1964-):Fancy upon Teares 涙の調べにもとづくファンシー(2020)
3. ベルナール・フォクルール(1953-):Nigra sum わたしの肌は黒けれど(2012)
ピエール・バルトロメー(1937-): Toccata トッカータ
 Scena シェーナ
6. フォクルール:L’uscita dell’inferno 地獄の出口(ジェローム・ルジュヌに捧ぐ)
7. バルトロメー:Tombeau de Marin Marais マラン・マレのトンボー(墓碑) (1968)
ベルナール・フォクルール(Org)…1、3、6
アリス・フォクルール(S)…3
ランベール・コルソン(ツィンク)…3

ラシェロン…2【アンドレアス・リノス、マリー・シュザンヌ・ド・ロワ(テナー・ガンバ)、フランソワ・ジュベール=カイエ、オード=マリー・ピロス(バス・ガンバ)、サラ・ファン・アウデンホーフェ(合奏用バス・ガンバ)】

クレマチス…4、5【ステファニー・ド・ファイー、アマンディーヌ・ソラノ(Vn)、 サマンサ・モンゴメリ―、エリー・ニメロスキ(Va)、シリル・プーレ(Vc)、ピーテル・テュンス(テオルボ)、ブリス・サイー(オルガン&チェンバロ)、パトリック・ダヴァン(指)】

インアルト…6【ランベール・コルソン、ジョズエ・メレンデス=ペラエス(ツィンク)、シュアッロット・ファン・パッセン、バルト・ブローメン、スザンナ・デフェンディ、ギィ・ハンセン(サックバット)】

アラリウス・アンサンブル…7【ヤニーネ・リュビンリヒト(Vn)、シギスヴァルト・クイケン、ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベール・コーネン(Cemb)】

録音:1968年&2014-2020年
4.5…初出AEON(AECD1440)
7…WERGO音源(WER60039)
およそ20世紀半ば頃から、クイケン兄弟やフィリップ・ヘレヴェッヘ、リチェルカール・コンソートなどの活躍によって世界の古楽界をリードする地域 となったベルギー。そこは同時に現代音楽がさかんな国でもあり、20世紀初頭以来さまざまな作曲家たちがヴィオラ・ダ・ガンバや木管コルネッ ト(ツィンク)、リコーダーなど、古楽器のための新作を少なからず世に送り出してきた地域でもありました。新しくも古雅な響きで人々を瞠目さ せてきたそれら独特な現代作品の数々を、古楽復興の歴史とともに40年の歴史を重ねてきたRicercarレーベルが1枚のアルバムで特集。 21世紀に入って新たに収録された楽曲のみならず、クイケン・アンサンブルの前身でもあるアラリウス・アンサンブルが1968年に録音した「歴史 的古楽器録音」も収め、かの古楽大国で現代作曲家たちがどのように古楽器を発見していったかを多角的に知ることのできるアルバム構成 になっています。レーベル主宰者ジェローム・ルジュヌに捧げられた楽曲もあり。ブスマンス、メルニエ、指揮者としても名高いピエール・バルトロ メー、あるいは自身も歴史的オルガンの弾き手でありながら作曲家としての顔ももつベルナール・フォクルール……演奏芸術・作曲・録音、そ れぞれの領域の近さもあればこそ、このようなユニークな音世界がベルギーでは歴史を重ねて来れたのだとわかる好企画盤です。

TOCCATA
TOCC-0577(1CD)
NX-B03
ロベルト・フュルステンタール(1920-2016): 室内楽作品集 第3集
ホルンとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.54
チェロとピアノのためのソナタ 嬰ハ短調 Op.44
オーボエとピアノのためのソナタ 変ホ短調 Op.50
ヴィオラとピアノのためのソナタ 嬰ヘ短調 Op.60a
弦楽四重奏曲 ロ短調 Op.40
ロゼッティ・アンサンブル【ニコラス・コルト(Hrn)、ティモシー・ロウ(Vc)、マルコム・メシター(Ob)、マーティン・ジャクソン(Vn)、サラ・トリッキー(Vn)、サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)、ジョン・レネハン(P)】

録音:2018年12月17-19日、2019年1月4日
世界初録音
フュルステンタールは1920年にウィーンのユダヤ人家庭に生まれた作曲家。1938年のドイツのオーストリ アへの侵攻の際にアメリカに亡命し、音楽の道を捨てて会計士として生活。彼が若き日に音楽家であっ たことは忘れられていました。ところが、亡命から35年たったある日、偶然、初恋の人に再会すると、恋の 炎と同時に創作への意欲に火が付いたのです。それ以来、歌曲や室内楽が彼のペンからあふれるように 流れ出し、2016年に96歳で亡くなるまでたくさんの曲を書き続けました。この第3集に収録されたソナタ と弦楽四重奏曲には比較的若い作品番号が付されていますが、どれも1990年から2005年までに書か れた最近の作品です。とはいえ、どの曲にも美しい旋律が溢れており、彼が生涯愛し続けた19世紀ウィー ン音楽風の甘く柔らかい雰囲気が感じられます。

Solo Musica
SM-340(1CD)
NX-B03
バラードと五重奏曲集
ファジル・サイ(1970-):3つのバラード Op.12(P五重奏編)
 Yuruyen Kosk 邸宅の移動 Op.72b(P五重奏編)
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
ファジル・サイ(P)
カザル【フェリックス・フロッシュハマー(Vn1)、ラヘル・ロジーナ・シュペート(Vn2)、マルクス・フレック(Va)、アンドレアス・フレック(Vc)】

録音:2019年11月6-9日
ピアニストとしての活動に加えて、近年は作曲家として人気沸騰中のファジル・サイ。このアルバムではサイ自身 がピアノを担当、カザル四重奏団とともに自身の作品とシューマンのピアノ五重奏曲を演奏しています。ピアノ 独奏曲を原曲とする「3つのバラード」は、それぞれがユニークなストーリーを持っており、詩人ナーズム・ヒクメット の詩からインスパイアされた「Nazim」、サイの娘の誕生を記念して書かれた「Kumru」、環境破壊で揺れる 故郷の「イダ山(カズ山)」に生息する動物たちに思いを馳せたという「Sevenlere dair」の3曲で構成され ています。同じくピアノ独奏曲を原曲とする「Yuruyen Kosk」はトルコの初代大統領を務めたムスタファ・ケマ ル・アタテュルクに寄せる物語。1929年にアタテュルクが別荘を建設しようとした際、もともと生えていたプラタナ スを切り倒すことなく、建設地を4メートル東へ移動したというエピソードを知り、サイはこれを作品に盛り込みま した。鳥の声や風の音などが色彩豊かに表現されたドラマティックな曲です。最後に置かれたシューマンは、サイ のレパートリーとしては珍しい曲ですが、カザル四重奏団とともに熱い演奏を披露しています。

OEHMS
OC-1898(1CD)
NX-B03
シューベルト:『冬の旅』
アクセル・ヴォルフとヒューゴ・ジークメトによる朗読、リュートとサックス編)
シュテファン・フンシュタイン(朗読)
ヒューゴ・ジークメト(ソプラノ&テナーサクソフォン、バスクラリネット)
アクセル・ヴォルフ(リュート&テオルボ)
(14弦リュート…1993年 ヘンドリク・ハーゼンフス社、ピエトロ・ライルリヒ製)
(14弦テオルボ…2000年 ギュンター・マルク、エルザ社、ティーフェンブルッカー製)

録音:2019年7月16日-19日
ジャズとルネサンスの融合から生まれた「FLOW」(OC1826)と「NOW」(OC1897)。この2枚のアルバ ムで独自の世界を表現したリュート奏者アクセル・ヴォルフとサクソフォン奏者ヒューゴ・ジークメト。今作では シューベルトの「冬の旅」にユニークな解釈を加えています。ここでは歌手は存在せず、テキストのみが朗読され ます。時には歌うように、時にはつぶやくように語られる言葉を彩るのは、原曲を自由にアレンジしたリュートとサ クソフォンの即興的な旋律。シューベルトのメロディは断片的に用いられるのみですが、空虚でありながらも作 曲家が表現したかったであろう深い闇が効果的に描き出されています。原曲とは全く違う姿に変貌した「冬の 旅」をお楽しみください。

En Phases
ENP-008(1CD)
NX-B09
『SLAVIA』〜プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ヤナーチェク、シマノフスキ、ヘルマン、デネフ: ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op. 34 より
 No. 10 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 15 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 16 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 24 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 6 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 14 (アレクサンドル・ブローク 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
フローリアン・ヘルマン:黒い瞳 (マルティノヴァ&ガラス編)
プロコフィエフ:5つのメロディ Op. 35bis
シマノフスキ:アレトゥーザの泉 - 『神話』 Op. 30 より
リュボミール・デーネフ(1951-):花の伝記
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番ニ長調 Op. 94bis
シリル・ガラス (Vn)
マリア・マルティノヴァ (P)

録音:2019年7月16-19日、9月4日 サル・コロンヌ、パリ
フランス出身のヴァイオリニスト、シリル・ガラスと、ブルガリア出身のピアニスト、マリア・マルティノヴァによるデュオ。デビュー・アルバム『パリ・ブエノ スアイレス〜愛の歴史』(LP Classics)が評判となった2人が、「スラヴ魂」をテーマに作り上げた第2作です。力強く濃厚な歌心と詩的な美し さ、そして優しい表情が重なり合い、多彩な風景を楽しむことが出来ます。


H.M.F
HMX-2908873(6CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集+チェロとピアノのための作品全曲+ヴァイオリン・ソナタ全曲

■CD1
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 [HMC 902125/ KKC 5385
第6番変ホ長調 op.70-2/第7番「大公」変ロ長調 op.97

ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集[HMC 902183/ KKC 5402
■CD2
モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 op.66/チェロ・ソナタ第1番ヘ長調op.5-1/チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.5-2/ヘンデルの『ユダ・マカベア』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO.45 
■CD3
チェロ・ソナタ第3番イ長調 op.69/モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 /WoO.46/チェロ・ソナタ第4番ハ長調 op.102-1/チェロ・ソナタ第5番ニ長調 op.102-2

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集[HMC 902025/ KKC 5111
■CD4
ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1/ソナタ第2番イ長調 Op.12-2/ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3/ソナタ第4番イ短調 Op.23
■CD5
ソナタ第5番「春」ヘ長調 Op.24/ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1/ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
■CD6
ソナタ第8番ト長調 Op.30-3/ソナタ第9番「クロイツェル」 イ長調 Op.47*/ソナタ第10番ト長調 Op.96
■CD1
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/Alois Graff, 1828頃(エドウィン・ボインクによる修復、メルニコフ蔵) 
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」) 
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/Geoffredo Cappa 1696年) 
録音:2011年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

■CD2、CD3
ジャン=ギアン・ケラス(Vc) 
アレクサンドル・メルニコフ(P) 
録音:2013年10&12月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

■CD4、CD5
イザベル・ファウスト(Vn)
アレクサンドル・メルニコフ(P)
録音:2008年6、7、9月、2006年5月*
KING INTERNATIONAL ]-3 ファウスト、ケラス、メルニコフという3人のスターによるベートーヴェンの録音がボックスで登場!ピアノ三重奏曲はピリオド楽器での演奏。ケラスとメルニ コフによるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集は2014年度第52回レコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。ファウストとメルニコフに よるソナタ全集もロングセラーの名演奏!
ピアノ三重奏曲第6番は、「幽霊」とならんで作品70として出版されたもので、「傑作の森」と称される中期に生み出された作品。ベートーヴェンのピア ノ三重奏曲の中では比較的地味な存在ですが、ベートーヴェン自身が非常に高く評価していた作品で、晴れやかな楽想が印象的な名作です。「大公」は歴 史上に燦然と輝く名曲にして大曲。冒頭のメルニコフによるひたひたとしたピアノ独奏に、ファウストのまばゆくまっすぐな音色のヴァイオリンと、ケラスの豊 かな響きと推進力のあるチェロが加わると、これから始まる雄大な世界への期待が高まります。三人ともひとつひとつのフレーズを慈しむように、実に細や かに表情づけを施しながら演奏しており、息をのむような美しい瞬間が随所に現れます。室内楽史に燦然と輝く名曲の、決定的な名演です!
チェロとピアノの作品全集は2014年第52回レコード・アカデミー賞受賞の名盤。ソナタ第1番第1楽章、アレグロ部分でのベートーヴェンならではの 溌剌としたパッセージも実に活き活きとしており、抜群に息の合った掛けあいには聴きいってしまいます。有名な第3番の冒頭、チェロが奏でるのびのびと した第一主題も、ケラスは実に楽々と奏で、チェロを受けて入るメルニコフのピアノも絶妙の表情です。第4、5番が書かれたのは1815年、ベートーヴェ ン後期の世界を感じさせるもの。とくに第4番は、「ピアノとチェロのための自由なソナタ」とも題されているように自由な形式のソナタで、作品全体がひと つの幻想曲のような作品。第5番は古典的なソナタ形式に忠実ではありますが、フーガのような部分が目立つことや、緩徐楽章(チェロ・ソナタ5曲のう ち唯一)での瞑想性など、やはり後期の特徴が表れております。ケラスもメルニコフも、研ぎ澄まされた音色で独特の世界を表現しています。ベートーヴェ ン得意の変奏曲では、ケラスとメルニコフは実に颯爽と軽やか、表情豊か。快心の出来栄えのベートーヴェンです!
ファウストは、ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」の第1楽章の有名な冒頭で、実に繊細で可憐な表情を見せており、彼女のセンスと知性が光ります。ピ アニストのメルニコフも、弱音でもくっきりとした発音とピリッと線の通った和声感、一糸乱れぬピアニズムで聴かせます。お互いに自由に羽ばたいているのに、 息はピタリと合っており、見事の一語です。

TYXart
TXA-19136(1CD)
バッハ:音楽の捧げもの BWV1079
3声のリチェルカーレ(Cemb)
無窮カノン(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声の蟹のカノン(ヴァイオリン2)
2声の同度のカノン(ヴァイオリン2、チェロ)
2声の反行カノン(フルート、チェンバロ)
2声の拡大と反行のカノン(ヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
2声の螺旋カノン(ヴァイオリン、チェンバロ)
カノン風フーガ(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声のカノン(チェロ・ピッコロ、チェロ)
4声のカノン(ヴァイオリン2、チェロ2)
アンサンブル・バロッキン
[佐藤こずえ(フラウト・トラヴェルソ)、ドミトリー・レペホフ(バロック・ヴァイオリン)、レナ・カイダノフスカ(バロック・ヴァイオリン)、
パヴェル・セルヴィン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・チェロ)、フェリックス・ストロス(バロック・チェロ、チェロ・ピッコロ)、
フランシス・ジャコブ(Cemb)]

録音:2019年

TYXart
TXA-19137(1LP)
バッハ:音楽の捧げもの BWV1079
[A面]
3声のリチェルカーレ(Cemb)
無窮カノン(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声の蟹のカノン(ヴァイオリン2)
2声の同度のカノン(ヴァイオリン2、チェロ)
2声の反行カノン(フルート、チェンバロ)
2声の拡大と反行のカノン(ヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
2声の螺旋カノン(ヴァイオリン、チェンバロ)
カノン風フーガ(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
6声のリチェルカーレ(Cemb)

[B面]
トリオ・ソナタ(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声のカノン(チェロ・ピッコロ、チェロ)
4声のカノン(ヴァイオリン2、チェロ2)
無窮カノン(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
アンサンブル・バロッキン
[佐藤こずえ(フラウト・トラヴェルソ)、ドミトリー・レペホフ(バロック・ヴァイオリン)、レナ・カイダノフスカ(バロック・ヴァイオリン)、
パヴェル・セルヴィン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・チェロ)、フェリックス・ストロス(バロック・チェロ、チェロ・ピッコロ)、
フランシス・ジャコブ(Cemb)]

録音:2019年
ロシア、フランス、ドイツ、日本の音楽家で構成される古楽器アンサンブル「アンサンブル・バロッキン」は、ドイツのインゴルシュタットで活動しているフ ルーティスト・佐藤こずえが2011年に結成したグループです。今作はCD・LP同時発売で、バッハの対位法的名作『音楽の捧げもの』を収録。大王のテー マをもとに作曲技法の限りを尽くして書かれた曲集から、雄弁で美しい演奏を引き出しています。

カメラータ
CMCD-15157(2CD)
税込定価
2020年10月15日発売
一柳慧:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第0番(1957)
弦楽四重奏曲 第1番(1964)
弦楽四重奏曲 第2番「インタースペース」(1986)
弦楽四重奏曲 第3番「インナー・ランドスケープ」(1994)
弦楽四重奏曲 第4番「森の中で」(1999)
弦楽四重奏曲 第5番(2018)[日本初演]
フラックスSQ【トム・チウ(Vn)、コンラード・ハリス(Vn)、マックス・メンデル(Va)、フェリックス・ファン(Vc)】

録音:2020年1月/神奈川[ライヴ録音]
 2020年1月、神奈川県民ホールの開館45周年記念事業として行われた、 「一柳慧 弦楽四重奏曲全曲演奏会」のライヴ収録盤。 全曲を演奏するのは、一柳が「極めて高度な技術と自由さをあわせ持 つ世界最高峰のSQ」と称賛する1998年結成のフラックス弦楽 四重奏団。  1957年、ジュリアード音楽院留学時代の第0番から、日本初演となっ た2018年の第5番まで、一柳が60余年の間に書き続けた弦楽四重奏曲の 全曲をお届けいたします。(カメラータ)

CPO
CPO-777709(1CD)
NX-B02
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.47-1
弦楽四重奏曲第6番ニ短調 Op.47-3
ラインホルトQ【ディートリヒ・ラインホルト(Vn)、トビアス・ハウプト(Vn)、ノルベルト・トゥンツェ(Va)、ドロテー・エルビナー(Vc)】

録音:2020年4月29日,5月1,3,4日
19世紀後半ロシアを代表する作曲家アントン・ルビンシテイン。ピアニストとしても活躍した彼は、ヨーロッ パ、アメリカで精力的に演奏会をこなしながら、その合間を縫って12曲の歌劇や6曲の交響曲、200曲に 及ぶバレエ、オラトリオを含む膨大な数の作品を書き上げました。室内楽の分野でもさまざまな楽器の組み 合わせによる作品を書いており、弦楽四重奏曲は10曲が遺されています。このアルバムでは2曲の四重奏 曲を収録。1856年、27歳の時の作品はどちらも短調で書かれており、洗練された旋律が随所に溢れる 見事な仕上がりとなっています。ラインホルト四重奏団は、ルビンシテインの若々しい情熱を見事なアンサン ブルで描き出しています。

Audite
AU-97786(1CD)
「ペニーズ・フロム・ヘヴン」〜アンコール作品集
(1)クライスラー(1875-1962):「ウィーン風小行進曲」(エリック・ライゼン編)
(2)モーツァルト:弦楽四重奏曲第3番 ト長調 KV.156より第1楽章「プレスト」
(3)アーサー・ジョンストン(1898-1954):「ペニーズ・フロム・ヘヴン(黄金の雨)」(ビル・ソープ編)
(4)ドヴォルザーク:ワルツ イ長調 Op.54-1
(5)マリアーノ・モーレス(1918-2016):「ブエノスアイレスの喫茶店」(ヴェルナー・トーマス=ミフネ編)
(6)フェリシアン・ダヴィッド(1810-1876):弦楽四重奏曲 イ長調より第3楽章「スケルツォ.アレグレット」
(7)モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調 KV.80より第1楽章「アダージョ」
(8)ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調より第2楽章「スケルツォ.アレグロ」
(9)エンリケ・フランチーニ(1916-1978):「やってきた女」(ヴェルナー・トーマス=ミフネ編)
(10)チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11より第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」
(11)ルロイ・アンダーソン(1908-1975):「シンコペーテッド・クロック(ゆかいな時計)」(ウィリアム・ジン編)
(12)ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「黄金時代」 Op.22より第3曲:「ポルカ」
(13)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96「アメリカ」より第2楽章:「レント」
(14)スティーヴィー・ワンダー(1950-):「Sir Duke(愛するデューク)」(イェルク・ヴィドモーザー編)
(15)ハイドン:弦楽四重奏曲第39番 ニ長調「鳥」 Op.33-3より第4楽章「フィナーレ:ロンド.プレスト」
(16)ホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806-1826):弦楽四重奏曲第1番 ニ短調より第3楽章「メヌエット」
(17)エクトル・バレラ(1914-1987):El 58(ヴェルナー・トーマス=ミフネ編)
(18)ウィリアム・クリストファー・ハンディ(1873-1958):「St. Louis Blues(セントルイス・ブルース)」(マッテオ・ジャンマリオ編)
マンデルリングQ【ゼバスティアン・シュミット(Vn1)、ナネッテ・シュミット(Vn2)、アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)、ベルンハルト・シュミット(Vc)】

録音:2020年6月8-10日/クリンゲンミュンスター(ラインラント=プファルツ州)
独auditeレーベルの看板アーティスト、マンデルリング四重奏団。最新盤はありそうでなかった弦楽四重奏曲の名曲を揃えたアンコール作品を集めたア ルバムです。今回のコンセプトはクラシックにとどまらずタンゴ、ブルースなど、ジャンルを超えた名曲を揃えていること。収録作品はモーツァルト、ハイド ンの「鳥」、ドヴォルザークの「アメリカ」、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」など弦楽四重奏曲の最高傑作から抜粋で録音。さらにアルバ ムのタイトルにもなっている「ペニーズ・フロム・ヘヴン(黄金の雨)」やスティーヴィー・ワンダーの「Sir Duke(愛するデューク)」などの名曲が並びます。 数々の受賞歴を誇る実力派クァルテット、マンデルリング四重奏団が送る実に楽しいアルバムが完成しました。
マンデルリング四重奏団のアンサンブルは今回も安定感抜群です。激情の中にも決して冷静さを欠かない演奏で、名門の名にふさわしい堂々たる演奏を聴 かせてくれます。
2015年より新メンバーに迎えられたヴィオラのアンドレアス・ヴィルヴォールはドイツのエアフルト生まれ。ワイマールの音楽学校を卒業後ヴィオラに転 向し、ベルリン・ハンス・アイスラー高等音楽院にてアルフレート・リプカに師事。また、キム・カシュカシアン、クリストフ・ポッペンなど著名な演奏家か ら薫陶を得ました。その後、国際的な音楽祭に出演するほかファウスト・クァルテットのメンバーとして、また2001年よりベルリンRSO首席奏者 として活躍しております。今後、マンデルリング四重奏団のメンバーとしての演奏も大注目のヴィオラ奏者です。 (Ki)

Audite
AU-97771(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 第6集
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.63(原曲:弦楽五重奏曲 Op.4)
交響曲第2番ニ長調 Op.36(フェルディナント・リース編)*
スイス・ピアノ・トリオ【アンジェラ・ゴルベワ(Vn)、アレクサンドル・ネウストロエフ(Vc)、マルティン・ルーカス・ストウブ(P)】

録音:2020年6月20-22日、2020年7月6-8日*/アッペンツェル(スイス)
1998年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音。第6集は 1806年に出版された編曲作品2篇、ピアノ三重奏曲 ホ長調そして、交響曲第2番のピアノ三重奏版です。
弦楽五重奏曲 Op.4をフランツ・クラインハインツがピアノ三重奏版に編曲したピアノ三重奏曲 ホ長調 Op.63は、ベートーヴェン自身が校訂した作品。ベー トーヴェンの作品のよき理解者であったクラインハインツらしい見事な編曲で知られます。
一方、交響曲第2番をピアノ三重奏に編曲したフェルディナント・リースはベートーヴェンの弟子です。この作品はリースが編曲しベートーヴェン自身が 手を加え書き上げられたとされています。交響曲の実演に接する機会があまり無かった一般家庭では、当時このような編曲の需要が高くありました。ピアノ 三重奏で聴く軽やかな響きがこの曲のもうひとつの魅力を伝えております。
スイス・ピアノ・トリオはエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU 92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)、そしてベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲録音など、audite レーベルの質の高い録音でリリー スを続けております。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186732(1CD)
『シューベルト―静かな国へ』
シューベルト:静かな国へ D.403*
春の思い D.686*
弦楽四重奏曲第6番ニ長調 D.74
「あっちへ行け!残酷な死神よ」〜死と乙女 D.531より*
夕星 D.806*/水の上で歌う D.774*
墓の中 D.330*
弦楽四重奏曲第14番ニ短調 「死と乙女」D.810

*=サンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版
シグヌムQフローリアン・ドンダラー(Vn1)、アンネッテ・ヴァルター(Vn2)、サンディ・ファン・デューク(Va)、トーマス・シュミット(Vc)】

録音:2019年9月/ゼンデザール(ブレーメン)
シグヌム四重奏団の好評シリーズ、シューベルト・アルバム第2弾が登場。収録作品は弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」、第6番を主軸に、今回も多 数の歌曲をサンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版で演奏しております。
シグヌム四重奏団はアルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派の弦楽四 重奏団です。録音ではバルトーク、ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ておりま す。今回のシューベルトの録音は当団が最も大切にしてきた作曲家の一人で、精緻なアンサンブルから奏でられる極上のシューベルトを堪能することができ ます。歌曲の弦楽四重奏版も秀逸で各作品の新たな魅力を引き出しております。当シリーズ第1弾の『弦楽四重奏曲13番「ロザムンデ」、第8番』(PTC 5186673)はドイツの権威ある音楽賞であるOpus Klassikの2019年のアワード受賞など高い評価を得ております。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186816(1CD)
『我が友、我が愛』〜チェロとピアノためのフランス音楽
プーランク:チェロ・ソナタ FP 143
フォーレ:蝶々 Op.77
ミヨー(1892-1974):エレジー Op.251
リリ・ブーランジェ(1893-1918):ヴァイオリンとピアノの為の2つの小品(チェロとピアノ版)
ナディア・ブーランジェ(1887-1979):3つの小品
ラヴェル:カディッシュ〜2つのヘブライの歌より
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 L.135
フォーレ:夢のあとに Op.7-1

※(4)(6)マット・ハイモヴィッツ編曲
マット・ハイモヴィッツ(Vc/マテオ・ゴフリラー1710年製作)、
児玉麻里(P/スタインウェイD)

録音:2019年6月25-28日/スカイウォーカー・サウンド(ルーカス・ヴァレー、カリフォルニア)
鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツが世界的ピアニスト児玉麻里との共演アルバムをリリースします!このアルバムでは19世紀から20世紀にかけて 活躍したフランス人作曲家に焦点を当て、プーランク、フォーレ、ミヨー、ナディア&リリ・ブーランジェ、ラヴェル、そしてドビュッシーの作品を収録しました。
アルバムのタイトル『MON AMI,Mon amour(我が友、我が愛)』とはハイモヴィッツの愛器 “ゴフリラー” への思いを込めてハイモヴィッツが名づけ たものです。この愛器に悲惨な出来事が起きたのは2017年2月のこと。モントリオールで弟子のレッスンをしていたとき、スコアを見ようと立ち上がった際 にバランスを崩してしまったハイモヴィッツは、とっさにチェロを投げ出しまったためネック部分が外れてしまいました。倒れ込む瞬間、自身が覆いかぶさる ことを避けたハイモヴィッツは、苦渋の判断ながら瞬時にチェロを投げ出してしまいました。その悲劇から約1年後、修理から自分の手元に戻ってきた愛器 は今までと変わらない、見事なまでに朗々と歌い上げる音色を奏でることができました。そのレッスンで教えていたのがプーランクのチェロ・ソナタでした。 ハイモヴィッツは悲劇に見舞われながらもそこで教えていたプーランクを録音することを決意し、オール・フレンチ・プログラムのアルバムを完成させました。
この演奏で共演したのはPENTATONEレーベルをはじめ、数々の録音で高い評価を得る実力派ピアニスト児玉麻里です。ベートーヴェンをはじめドイツ 音楽で評価を集める児玉麻里ですが、現在パリを拠点に活動を展開しておりその演奏にもフランス音楽独特の語法を捉えた美しい響きを追求した演奏を披 露しています。2人は2018年6月に来日し、当アルバムに収録のプーランク、ドビュッシーのソナタを含むプログラムを披露しており、その息のあった演奏 は光り輝いております。
洒脱な旋律と癖になる独特な拍子が魅力のプーランクのチェロ・ソナタでは終止心地よく奏でています。フォーレの「蝶々」、ミヨーの「エレジー」、ナディ ア・ブーランジェの「3つの小品」では優美に語らう演奏が聴きもの。またドビュッシーのチェロ・ソナタでは堂々たるピアノと美しく歌いあげるチェロの演 奏で円熟の至芸ともいえる出来栄えです。また、ハイモヴィッツが編曲したナディアの妹、リリ・ブーランジェの「2つの小品」とラヴェルの「カディッシュ」 も注目です。
「2019年6月の録音がまるで夢のようだ」と語るハイモヴィッツ。コロナ禍で演奏活動が制限されるなか、リリースすることになったこのアルバムの最後 に置かれたのはフォーレの「夢のあとに」です。その演奏は奇しくも祈りや希望を秘めた実に味わい深い締めくくりとなっております。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン(指)シカゴSOをバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェリ ストです。 (Ki)

ANALEKTA
AN-28909(1CD)
オン・ザ・ロック〜ニューファンドランド・ソングブック
ニューファンドランドの伝承曲:シーズ・ライク・ザ・スワロー
ウェイン・チョーク(b.1949):ソルトウォーター・ジョイズ
スコットランドの伝承曲:ドナルド・ウィリー・アンド・ヒズ・ドッグ
ロン・ハイネス(1950−2015):セント・ジョンズ・ワルツ〜カラズ・ワルツ
ニューファンドランドの伝承曲:グリーン・ショアーズ・オヴ・フォーゴ
ロン・ハイネス:ソニーズ・ドリーム
オットー・ケランド(1904−2004):レット・ミー・フィッシュ・オフ・ケイプ・セント・メアリーズ
ロニー・パワー:トゥー・ロニーズ
ジャック・ウィザーズ
バクスター・ウェアハム:ハーバー・バフェット・ダブル
ニューファンドランドの伝承曲:マスルズ・イン・ザ・コーナー
スタン・ロジャーズ(1949−1983):バレッツ・プライヴァティアズ
ニューファンドランドの伝承曲:ペティ・ハーバー・ベイト・スキフ
ニューファンドランドの伝承曲:ロンリー・ウォータールー
オーフラ・ハーノイ(Vc)、マイク・ヘリオット(ピッコロ・トランペット、トランペット、フリューゲルホルン、フレンチ・ホルン、トロンボーン、バス・トロンボーン、エレクトリック・ベース、フレットレス・エレクトリック・ベース、パーカッション)/スペシャル・ゲスト 〜 アマンダ・カッシュ(ヴォーカル)、アラン・ドイル(ヴォーカル)、モーリーン・エニス(G)、ファーガス・オバーン(ヴォーカル、ギター、バンジョー)、ケリー=アン・エヴァンス(ヴォーカル)、ボブ・ハレット(アコーディオン、マンドリン、アイリッシュ・フルート)、カンデル・カーソン(フィドル)、ヘザー・バンブリック(ヴォーカル)

録音:2020年、ドッグハウス・スタジオ(セント・ジョンズ、ニューファンドランド、カナダ)
チェロの妖精」というキャッチ・コピーで1980年代の日本でも熱狂的な人気を誇ったカナダの鮮烈なるチェリスト、オーフラ・ハーノイ。長年の演奏活動の無理がたたって肩に致命的な損傷(裂孔)を受け活動休止していたハーノイですが、2015年に手術を行い理学療法とリハビリによって2018年に15年ぶりにステージへと復帰し、待望のカムバック・アルバム「バック・トゥ・バッハ(AN28907)」が、カナダ最大のインディペンデント・レーベルAnalekta(アナレクタ)からリリースされ話題を呼びました。
ハーノイのパートナーでもあるプロデューサー&ジャズ・トランぺッター(マルチ・インストゥルメンタリスト)のマイク・ヘリオットとの共演によるAnalekta第2弾「オン・ザ・ロック」(通算44枚目のアルバム)は、ハーノイが現在在住するカナダの州ニューファンドランドの音楽を集めた意欲作。ニューファンドランドのトラディショナルと、ニューファンドランドの様々なミュージシャンのナンバーを魅惑のチェロとトランペット、そして多彩なゲストたちとともに贈ります。全体的にはフォーク、ポピュラー調の作品が多いですが、ロン・ハイネスの「St. John’s Waltz / Cara’s Waltz」は、バッハの無伴奏チェロ組曲そっくりの旋律で始まるなど、クラシカルでユニークなアレンジも顔を覗かせます。

NCA
NCA-60178(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2
シューマン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-2
ゲヴァントハウスSQ

録音:2008年1月、マルククレーベルク(ドイツ)
ゲヴァントハウスSQは、1808年にヴァイオリン奏者のアウグスト・マタイを中心にゲヴァントハウスOのメンバーで創設。2008年には創設200周年を迎えた世界で最も歴史のあるSQです。
NCA
NCA-60163(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ホ短調 Op.44-1
シューマン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41
ゲヴァントハウスSQ

録音:2000年4月、マルククレーベルク(ドイツ)
020年現在、創設212年の歴史を持つ、ゲヴァントハウスSQ。ドイツ・ロマン派の音楽史に影響を与えた、メンデルスゾーン&シューマンの弦楽四重奏作品です。
NCA
NCA-60175(1SACD)
KLANG DER WELT〜ロシアの室内楽作品集
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
リムスキー=コルサコフ:ピアノと木管楽器の為の五重奏曲 変ロ長調
ヴォルフQ
ベルリン・ドイツ・歌劇・チェンバーソロイスツ

録音:2005年12月5日−6日、18日−19日、2006年10月1日、(ドイツ)
「KLANG DER WELT(世界の音)」は、ベルリン・ドイツ・歌劇・チェンバーソロイスツにより1998年にプロジェクトが立ち上げられました。毎回、室内楽編成を変えて各国の歴史的音楽を堪能させてくれます。
アレクサンドル・ボロティンの情熱的な音楽表現や和声法は、ドビュッシーやラヴェルにも影響を与え、弦楽四重奏曲第2番は日本でも人気のある作品です。
ニコライ・リムスキー=コルサコフは、管弦楽法を成形させロシアのみならず日本やフランスの音楽史にも影響を与えました。
NCA
NCA-60167(1SACD)
KLANG DER WELT〜ポルトガルの室内楽作品集
アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ:七重奏曲
ジョリー・ブラガ・サントス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調Op.27
ジョルジ・ペイシーニョ:ピアノのため5つの小品
フィリペ・デ・ソウザ:金管五重奏曲/ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ:弦楽四重奏曲第2番 ト長調
エオザンダーQ、
ベルリン・ドイツ・歌劇・チェンバーソロイスツ、
アンドレアス・ゲーベル(P)

録音:2006年6月1日−2日、25日−27日、(ドイツ)
各国の歴史的音楽を堪能させてくれる「KLANG DER WELT(世界の音)」シリーズ。今作はポルトガルにフォーカスし、ピアノや歌劇、ミュージカルなど様々な作品に影響を与えたポルドガルを代表する作曲家達の室内楽作品集です。
NCA
NCA-60172(1SACD)
モーツァルト/ヨハン・アンドレ編)):3つのクラリネット四重奏曲
四重奏曲 変ロ長調(ヴァイオリン・ソナタ K.317dによる)、
四重奏曲 変ホ長調(ヴァイオリン・ソナタ K.374fによる)、
四重奏曲 ヘ長調(ピアノ三重奏曲 K.496による)
エリック・ホープリッチ(Cl)
アンサンブル・レザデュー
〔マリー・ウーティガー(Vn)、ハーヨ・ベス(Va)、ニコラス・セロ(Vc)〕
※使用楽器(Cl):エリック・ホープリッチ製作のBフラット管(グレンザー製作のモデルに基づく)、グレンザー製作のC管
※使用楽器(弦楽器):18世紀、製作者不明

録音:1998年4月
18世紀オーケストラの首席奏者&ヒストリカル・クラリネットの世界的権威エリック・ホープリッチと、ムジカ・アンティクァ・ケルンのメンバーによって設立されたアンサンブル・レザデューによる、モーツァルトのクラリネット四重奏曲集!各作品には原曲があり、オッフェンバッハ・アム・マインで楽譜出版業を営むヨハン・アンドレによって、1799年のカタログに「3つのクラリネット四重奏曲」として収められたといいます。誰が編曲したのかははっきりしていませんが、3曲とも原曲のクオリティがほとんど失われておらず、編曲者の優れた手腕が感じられます。ピリオド楽器による味わい深い演奏でお楽しみください。
NCA
NCA-60182(1SACD)
ファゴットの為のマスターピース
ロジャー・ブートリー(1932-2019):干渉第1番
マルセル・ビッチ(1921-2011):ファゴット小協奏曲
ウィリアム・オズボーン(1906-1979):狂詩曲
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):レチタティーヴォ、シシリエンヌとロンド
ミヒャエル・シュテッキヒト(1957-):お江戸日本橋、ずいずいずっころばし、ソーラン節、さくら(幻想曲)
デュティユー(1916-2013):サラバンドとコルテージュ
アーノルド(1921-2006):幻想曲 Op.86
オレグ・ミロシュニコフ(1925-):スケルツォ
小山昭雄(Fg)、
イヴァ・ナヴラトヴァ(P)

録音:1997年7月
ダルムシュタット国立歌劇場Oやシュトゥットガルト国立歌劇場の首席ファゴット奏者を務め、洗足学園音楽大学やドイツ・トロッシンゲン国立音楽大学で後進の指導に当たるファゴット奏者、小山昭雄の現代作品集。多種多様な選曲と完璧な演奏で、ファゴットの為のマスターピースを紹介します。ファゴットの美しい音色が存分に楽しむことができ、ミヒャエル・シュテッキヒト(1957-)による3つの日本民謡(大江戸日本橋、ずいずいずっころばし、ソーラン節)と「さくら幻想曲」(演奏時間約9分)のような親しみやすい作品も含まれているので、幅広いリスナーにおすすめの1枚です。

ABC Classics
ABC-4819887(1CD)
ファランク:ピアノ五重奏曲第1番イ短調 Op.30
サン=サーンス:ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14
アイアンウッド(ピリオド楽器アンサンブル)
※使用楽器(P):エラール・コンサートグランド(1869年製)

録音:2019年12月、2020年2月
19世紀フランス音楽の愛好家必聴、歴史的奏法を徹底的に研究したピリオド楽器アンサンブル、アイアンウッドによるファランクとサン=サーンスの新たな名演!ピアノは1869年にパリの工場で作られたエラールの美しいコンサートグランドピアノを使用しています。ルイーズ・ファランク(1804-1875)は当時の女性としては異例の活躍を行ったフランスの作曲家で、パリ音楽院初の女性教授にも任命されました。この時代のフランスでは珍しく、交響曲や室内楽曲を多数作曲しており、「ピアノ五重奏曲第1番」も師のひとりとされるフンメルの影響が感じられる名作。サン=サーンスの「ピアノ五重奏曲」は作曲者が18歳〜20歳の頃に作曲した初期作品で、ファランクの五重奏曲同様、全ての楽章が印象的な旋律、楽想に満ちています。

Chandos
CHAN-20187(1CD)
モメンタム
アイラット・イシュムラトフ(b.1973):クレストリーズ・フレイレフ
ラビ・モルデチャイ・ドヴ=ベル・トゥヴェルスキ(1924−1998):もし私があなたを忘れたら, エルサレムよ
ダニー・ニコラ(b.1980): Liteul Biteu
伝承曲:モルダヴィアン・ホラ、おお父よ, それは素晴らしい、Ajde Jano
アンディ・スタットマン(b.1950):アンディズ・ライド
アイラット・イシュムラトフ:ソウルメイト
伝承曲:ヴァイオリン・ドイナ、金の結婚式
クレストリー、アイラット・イシュムラトフ(リーダー、クラリネット、バス・クラリネット、デュクラー)

録音:2020年6月26日−28日、プラネット・スタジオ(モントリオール、ケベック、カナダ)
2004年にリリースされたユーリ・トゥロフスキー&イ・ムジチ・ド・モントリオールとの共演盤(CHAN10181/廃盤)以来となる、カナダ、モントリオールのクレズマー・バンド「クレストリー(Kleztory)」のChandosレコーディング。東ヨーロッパ、ユダヤの音楽であるクレズマーは、1880年代〜1900年代初頭にアメリカに移住したユダヤ人達とともに新大陸に持ち込まれ、アーリー・ジャズやスウィングの影響を強く受け、スタイルを進化し続けてきました。クレズマーの特徴的なサウンドは、芸術的な妙技と多くのテンポの変化、不規則なリズム、不協和音、即興の要素などが組み込まれています。
Chandosから2つの作品集(CHAN20141、CHAN20172)をリリースしているロシア系カナダ人作曲家、アイラット・イシュムラトフがリーダーとクラリネット奏者を務める「クレストリー」は、豊かな文化のモザイク(ロシア、カナダ、ケベック、モルドバ)、アカデミックな音楽教育と独学による訓練、多種な音楽の好み(クラシック、コンテンポラリー、ジャズ、ブルース、カントリー、フォーク)を内包し、優れた才能を持つミュージシャンたちによってクレズマーの精神を世界に発信してきました。2020年で結成20周年を迎える彼らの6枚目のアルバム「モメンタム」では、伝統的な音楽と新しい作品を組み合わせ、クレズマー音楽の魅力を更に幅広い聴衆へと届けます。クレズマーや東欧・ユダヤ音楽の愛好家はもちろん、クラシックやジャズ、現代音楽に興味を持つあらゆる音楽ファンへもオススメします。

BRIDGE
BCD-9536(1CD)
「イエロー・バード」〜ジャズ・チューバ作品集
(1)ジミー・ロウルズ(1918-1996):「ピーコック(孔雀)」(1975)
(2)クロード・ボリング(b.1930):チェロとジャズ・ピアノ・トリオの為の組曲(1984)
(3)フレッド・タケット(b.1945):イエロー・バード(1972)
アーロン・ティンダル(Tuba)
(1)-(3)シェリー・バーグ(P)
(2)チャック・バージェロン((2)ベース、(3)エレキ・ベース)
(2)(3)スヴェット・ストヤノフ(ドラムス)
(3)ブライアン・ラッセル(エレキG)

録音:2018年5月マイアミ大学フォロスト音楽学校
チューバ奏者アーロン・ティンダルはアイスランドSOの首席奏者を務める傍 ら、ソリストとしても様々な活動を行っています。このアルバムではジャズ・テイストの作品を 集め、途中、アドリブなども行い、ジャズ・チューバという新しいジャンルの開拓に成功し ています。 ジミー・ロウルズ(1918-1996)はジャズ・ピアニストでエラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォ ーン、ビリー・ホリデーなどとの共演者として有名。この「ピーコック(孔雀)」も名テナーサ ックス奏者スタン・ゲッツとの演奏で有名です。 クロード・ボリング(b.1930 クロード・ボリンとも)はフランスのジャズ・ピアニストでランパル の為の作品を作曲するなどクラシックのアーティストとの共演も多い。この「チェロとジ ャズ・ピアノ・トリオの為の組曲」もヨーヨー・マのために書き下ろされた作品をチューバ で演奏しています。 フレッド・タケットはアメリカのロック・バンド「リトル・フィート」のメンバーでこの「イエロー・ バード」はロサンゼルス・フィルの名チューバ奏者だったロジャー・ボボのために書かれ たジャズ・ロック・コンチェルトです。
BRIDGE
BCD-9539(1CD)
「水彩画」〜フルート、チェロ、ピアノの為の作品集
マルティヌー(1890-1959):フルート、チェロとピアノのた
めの三重奏曲
ゴーベール:「3 つの水彩画」
ダマーズ(1928-2013):コンサート用ソナタOp.17
ウェーバー:三重奏曲Op.63
ボニタ・ボイド(Fl)
ステーヴン・ドーン(Vc)
バリー・スナイダー(P)

録音:2017年
新旧様々なフルート、チェロとピアノの為の三重奏曲を収録。マルティヌーは印象主義と新 古典主義が折衷した秀作。ゴーベールの「3 つの水彩画」はフォーレ、初期のドビュッシーの影 響を受けた美しい作品。近年再評価の兆しのあるダマーズのソナタはラヴェルの影響が感じら れる端正な作品。おしまいはウェーバーの大作の三重奏曲。ボイド、ドーン、スナイダーの三人 は丁寧なアンサンブルで推薦の一枚。
BRIDGE
BCD-9541(1CD)
マラン・マレ(1656-1767):「スペインのフォリア」 (ヨハネス・タッペルトによるギター伴奏版)
テレマン:12 の幻想曲 (アラン・トーマス作曲のギター・パート付)
カヴァティーナ・デュオ【ユージニア・モリナー(Fl)、デニス・アザバジク(G)】

録音:2019年
マレとテレマンの無伴奏フルート作品にギターを追加したユニーク版による録音。夫婦でもあ るカヴァティーナ・デュオはバロックのみならず多くのレパートリーを持っており、これまでにオペ ラのカヴァティーナ集、ピアソラ作品集などをBridge よりリリースしています。ピリオド楽器ではない 現代の楽器によるマレ、テレマンは目から鱗が取れたようにモダンな音楽として響く。

BOMBA PITER
CDMAN-665-18(1CD)
チェロ & ビートルズ
 I Saw Her Standing There(Lennon - McCartney)
 Things We Said Today(Lennon - McCartney)
 If I Fell(Lennon - McCartney)
 Sgt. Pepper's Lonely Heart Club Band -With A Little Help from My Friends(Lennon - McCartney)
 Because(Lennon - McCartney)
 Till There Was You(Meredith Willson)
 The Night Before(Lennon - McCartney)
 Michelle(Lennon - McCartney)
 Here Comes the Sun(Harrison) - Penny Lane (Lennon - McCartney)
 Honey Pie(Lennon - McCartney)
 Here, There and Everywhere(Lennon - McCartney)
 Help(Lennon - McCartney)
 Yesterday(Lennon - McCartney)
 Dizzy Miss Lizzy(Larry Williams)
 Ob-La-Di, Ob-La-Da(Lennon - McCartney)
ラストレッリ・チェロ・カルテット【ミハイル・デグチャレフ、キリル・クラフツォフ、キリル・チモフェーエフ、セルゲイ・ドラプキン (Vc)】
メンバーのドラプキンとクラフツォフによる編曲。

BION RECORDS
BR-291207(1CD)
「ミンストレル」〜ベドリッシュSQの旅〜情熱のダンス
バルトーク:トランシルヴァニア地方のテーマによるソナチネ 作品 55
チャイコフスキー:舟歌 〜「四季」〜
ハチャトゥリアン:剣の舞 〜「ガイーヌ」より
ショパン:別れの曲(エチュード 作品10-3)
プーランク:フランセーズ
プーランク:ワルツ
プーランク:ブーレ 〜オーヴェルニュのパヴィリオンにて
ドビュッシー:ミンストレル 〜「前奏曲集 第1 巻」〜
ファリャ:愛の戯れの踊り 〜「恋は魔術師」より
ヒナステラ:弦楽四重奏曲 第1 番作品20
ブルーベック:トルコ風ブルーロンド
((1)-(11)(16)編):ジャック・ガンダール)
ベドリッシュSQ【ジャック・ガンダール(第一ヴァイオリン)、長谷川 彩(第二ヴァイオリン) 、ジュリアン・ガバン(Va)、オレリアン・サブレ(Vc)】

録音:2019 年2 月20〜22 日
「クラシック音楽の裾野を広く楽しく」をモットーに様々な企画を携えて活動するフランスのベドリッシュSQが、2 枚目のアルバムをリリースしました。今回のテーマは「ダンス」です。タイトルの「ミンストレル」が示す通り、巡業の楽団が各地 を渡り歩いてゆくイメージで、ダンスと一体となった移動縁日の賑やかさと楽しさに満ちた内容となりました。ヒナステラの弦楽 四重奏曲第 1 番以外は、第一ヴァイオリン奏者ジャック・ガンダールによる編曲で、バルトークやハチャトリアン、ファリャらの ダンスに由来する器楽曲はほとばしる情熱そのままに、チャイコフスキーやショパン、ドビュッシーらのピアノ曲はより一層の 情緒にあふれ、作品に新たな表情が与えられています。収録曲は本国フランスでの国内ツアーでも演奏されて大盛況とな り、アルバムはラジオでも取り上げられました。

AGLAE MUSICA
AMC-111.12(2CD)
ベートーヴェンチェロ・ソナタ & 変奏曲集
チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ 第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ 第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102-2
ヘンデルの「ユダス・マカベウス」の「見よ、勇者は帰る」の主題による変奏曲 WoO 45
モーツァルトの「魔笛」の「可愛い娘か女房がいれば」の主題による12の変奏曲 Op.66
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による変奏曲 WoO 46
アルナウ・トゥマス(Vc)
ケネディ・モレッティ(P)

録音:2016年10、12月、アビラ、スペイン
アルナウ・トゥマスはカタルーニャ(スペイン) のバルセロナに生まれたチェリスト。カザルス・カルテットのメンバーとして harmonia mundi レーベルに多くの録音があります。

フォンテック
FOCD-9838(1CD)
税込定価
2020年10月7日発売
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番ニ長調 作品70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲 第6番変ホ長調 作品70-2
トリオ・アコード 【白井 圭 (Vn)、門脇大樹(Vc)、津田裕也(P) 】

録音:2020 年2 月26 日・27 日 コピスみよし
トリオ・アコード デビュー!2003年 東京藝術大学在学中に、白井圭、門脇大樹、津田裕也、3名の同級生 により結成。それぞれの留学のため一時活動を中断しましたが、2017年に再開し今日に至っています。 2020年3月には<東京・春・音楽祭>で、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を3日間にわたり全曲演奏し、 その高い芸術性と緻密なアンサンブルが絶賛されました。 コロナ禍のなか、全曲コンサート直後に敢行したレコーディング。本CDはその成果です。1808年に作曲さ れた、極めて独創的な「作品70」の2曲の演奏に、デビューCDへの気概と矜持が聴こえます。 (フォンテック)

ALPHA
ALPHA-632(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第2番変ホ長調 Op. 100 D. 929
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D. 28 「ソナタ楽章」
ノットゥルノ 変ホ長調 D. 897
ブッシュ三重奏団【マティウ・ファン・ベレン(Vn)、オリ・エプスタイン(Vc)、オムリ・エプスタイン(P)】

録音:2019年12月 ムジークハーフェン、ザーンダム、オランダ
2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用してい ることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。ALPHAレーベルで、ドヴォルザークのピアノを含む室内楽作品全集を完結させた彼 らが、次に挑むのはシューベルト。死の一年前に書かれた第2番は、ほぼ同時期の作とされる比較的温和な第1番と共に溢れるような歌が魅 力ではありますが、第2番ではダイナミックな筆致が際立ち、また闇を垣間見るような寂寥感をも感じさせるという、やや趣を異にした傑作で す。穏やかで美しい「ノットゥルノ」もまた晩年の作品。とはいえ当時のシューベルトはまだ30歳前後であり、ここで演奏している3人とはほぼ同 年代。病身にむち打ち、亡くなるまでその才能を振り絞り続けた若き作曲家に対する深い共感の感じられる、美しくも情熱的な演奏をお楽し みいただけます。「ソナタ楽章」は作曲家15歳の作品で、早熟さと共に初々しさも感じられ、アルバム全体の奥深い味わいの中で一服の清 涼剤となってくれています。なおブッシュ三重奏団は第2番のフィナーレで出版時にカットされた98小節を復元した版を使用。ただし提示部の リピートは省略しています。 シューベルトのほぼ1世紀後のウィーンに於いて28歳で亡くなった画家エゴン・シーレ。この二人には、若くして病に倒れることへの深い苦悩と 実存への憾み、それらを表現する強烈な個性と才能、そのほか大きな類似点があるというのが、このアルバムの一つのテーマ。ジャケットはシー レの「日没(Versinkende Sonne)」ですが、シューベルトのピアノ三重奏曲 第2番第2楽章もスウェーデン民謡の「日は沈みゆく(Se Solen Sjunker)」が元になっていることから、この絵が掲げられました。ちなみにシーレは「死と乙女」という作品も残しています。

MUSO
MU-041(1CD)
NX-B09
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第24番ヘ長調 K. 376
ヴァイオリン・ソナタ 第27番ト長調 K. 379
ヴァイオリン・ソナタ 第35番イ長調 K. 526
ヴィネタ・サレイカ(Vn/アントニオ・ストラディヴァリ 1683年製)
アマンディーヌ・サヴァリ(P/スタインウェイ D No. 602003)

録音:2019年7月28-31日 フラジェ スタジオ1、ブリュッセル
大阪室内楽コンクールの覇者となって10年以上、すでに欧州最前線をゆくピアノ三重奏団のひとつとして注目を集め続けるトリオ・ダリのメン バーとしても活躍する、サレイカとサヴァリのデュオによるアルバム第2弾。グリーグのソナタ3曲を収めた前回に続き、ここではモーツァルトがウィー ンで書いた3つのソナタを収録しています。1781年に書かれ充実した内容のK. 376、同じ年の作で変奏曲を盛り込んだK. 379と、1787 年に、より深い筆致で書き上げられたK. 526。ストラディヴァリの名器とスタインウェイによるアンサンブルは、軽やかさを基本としながらも奥行き があり、作品の性格を絶妙に描き分けた表現が大きな魅力です。

FUGA LIBERA
FUG-765(1CD)
『ロマンティック・ヴィオラ II』
トゥルヌミール(1870-1939): 3楽章の組曲 Op. 11 (1897)
ショーソン:チェロもしくはヴィオラとピアノのための小品 Op. 39 (1897)
ヴィエルヌ:ヴィオラのための2つの小品 (1895)
ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」(ヒュー・マクドナルドによるヴィオラとピアノのための編曲版(2001))
ダニエル・ヴァイスマン(Va)
ペトル・ペトロフ(P)

録音:2019年8月19-22日 サル・フィラルモニーク、リエージュ
ベルギーを本拠地とするリエージュ王立POの総監督を務めるダニエル・ヴァイスマン。優れたヴィオラ奏者でもある彼が 奏でるロマン情緒漂うヴィオラ作品集第2弾はフランス語圏の作品を収めており、中でもベルリオーズの名作「イタリアのハロルド」を収録してい ることがポイントです。ベルリオーズ研究で著名なイギリスの音楽学者ヒュー・マクドナルド編曲によるヴィオラ・パートは、既存録音のあるリスト 編曲版とも違い、原曲の独奏パートのみならず管弦楽部分もピアノと分け合っており、たいへん聴き応えのある二重奏曲に仕上がっていま す。ヴィオラの歌心を満喫できる一枚です。

Challenge Classics
CC-72847(5CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品全集
[CD1]
ピアノ三重奏曲 第1番変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲 第3番ハ短調 Op.1-3
ピアノ三重奏曲 第4番変ロ長調『街の歌』 Op.11
[CD2]
ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
交響曲第2番ニ長調 Op.36(ピアノ三重奏編曲版)
アレグレット 変ホ長調 Hess 48
[CD3]
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調『幽霊』 Op.70-1
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
変奏曲 変ホ長調 Op.44(ピアノ三重奏曲第10番)
[CD4]
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調『大公』 Op.97
アレグレット 変ロ長調 WoO 39
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38
カカドゥ変奏曲 Op.121a
[CD5]
ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
ピアノ三重奏曲第8番変ホ長調 Op.38(七重奏曲 変ホ長調 Op.20からの編)
ファン・ベーレ・トリオ[ハンネス・ミンナール(P)、マリア・ミルシテイン(Vn)、ギデオン・デン・ヘルデール(Vc)]

録音:[CD1]2017年6月1-4・8-9日
[CD2]2017年7月1-4・8-9日
[CD3]2017年7月9日(Op.44)、2018年6月25-27日
[CD4]2018年6月26日-7月1日、2019年7月6・7日(Op.97)
[CD5]2019年11月26-27日(Op.56)、2019年11月30日・12月1日(Op.38)
録音場所:オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ1
ベートーヴェン生誕250年記念リリース!若き名手たちによる注目トリオが成し遂げたピアノ三重奏全集録音が早くもボックス・セットで登場します。ベー トーヴェンが名刺代わりの〈作品1〉とした3曲から『大公』のニックネームで知られるこのジャンル随一の傑作まで続いていく番号付き7曲はもちろん、 交響曲や七重奏曲の編曲版、変奏曲、その他ピアノ・トリオ編成の作品を抜け目なく集めた全集です。ピアノ・トリオを独奏者とした三重協奏曲もしっかり収録。 当レーベルの名録音技師Bert van der Wolf氏による音作りも素晴らしく、くっきりしていながら品のある、たいへん美しい音で録られています。新時代の 名全集として必携のボックスと言えるでしょう。
リーダー格のミンナールは1984年生まれで、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊英ピ アニスト。アンサンブルをしっかりとまとめ上げながらも、軽やかでサロン的な作品とベートーヴェンが自らの芸術を突き詰めた重厚な作品との弾き分けが巧 みで、音楽の持ち味が十分に生かされています。
「解放感があり陽気で遊び心にあふれた演奏がまったく爽快。聴く者に寄り添い、とても個人的なものとして響いてくる本物の室内楽がここにある」(グラ モフォン誌

FONE
SACD0-69(1SACD)
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ Op.3
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65、
マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲
ロッコ・フィリッピーニ(Vc)、
ミケーレ・カンパネッラ(P)
※使用楽器:ストラディヴァリウス 「バロン・ド・ロスチャイルド」 1710年製(Vc)、スタインウェイ・グランドピアノ 1892年製 ハンブルク(P)

録音:1998年2月、ポンキエッリ劇場(イタリア、クレモナ)
イタリア・ルガーノ生まれのチェリスト、ロッコ・フィリッピーニによるショパンのチェロ作品集。フィリッピーニの格調高くエレガントな演奏、そしてストラディバリウスのチェロと1892年製のスタインウェイという楽器の組み合わせがもたらす、香気漂う音色が素晴らしい1枚です。録音はクレモナのポンキエッリ劇場で、ノイマンU47、M49のマイクを使用して行われました。
ロッコ・フィリッピーニはピエール・フルニエに師事し、1964年にはジュネーブ国際コンクールで優勝。レパートリーは17世紀の音楽から現代音楽の最も大胆な作品まで多岐にわたり、ルチアーノ・ベリオやサルヴァトーレ・シャリーノといった現代作曲家が彼に作品を捧げています。1968年にはヴァイオリニストのマリアーナ・シルブ、ピアニストのブルーノ・カニーノとともに「ミラノ三重奏団」を結成、1992年には「アッカルド四重奏団」の創設メンバーとなり、指揮活動や教育活動含めさまざまな分野で活躍しています。

KAIROS
0015078KAI(1CD)
セバスチャン・ヒリ(1990-):コンフルエンス/ディヴァージェンス
「confluence / divergence」(2013-15)(ギターとアンサンブルのための)*
Elogio de la sombra(2015)(弦楽四重奏のための)
ParaphraseU-‘Giant steps and eden acid’ (2016)(室内アンサンブルのための)+
ペトリ・クメラ(G)*、
ヨーゼフ・ハース(指)+、
ウーシンタ・アンサンブル*/+、
ウーシンタSQ

録音:2018年8月
KAIROSレーベルのカタログの中で最も若い作曲家のひとりである1990年生まれのフィンランドの作曲家、セバスチャン・ヒリのアンサンブル作品集。彼は2015年に武満徹作曲賞、2017年にインターナショナル・ロストラム・オブ・コンポーザーの「30歳以下の作曲家部門」、2018年にガウデアムス賞など、若手作曲家のための最も権威ある賞を受賞し、瞬く間に国際的な評価を高めていった注目の作曲家です。ヒリの音楽の特徴として、複雑に織り成されたテクスチャーとニュアンスのあるソノリティ、長いスパンのプロセス、音楽以外のトピックスに対する嗅覚などを挙げることができます。メインとなる「confluence / divergence」はギターとフルート、打楽器、ハープ、チェロからなる小さなアンサンブルのための作品で、クレジットカードをピックのように使ってハープやチェロをギターのように鳴らしたり、ギターの弦をこすることでフルートのブレス音のように鳴らしたりと、あらゆる楽器を別のものに見せるための様々な道具やテクニックが使われています。

NCA
NCA-60138310(2CD)
マルタン=ジョゼフ・メンガル:管楽五重奏曲全集
CD 1〜五重奏曲(原曲:ハイドン)
五重奏曲(原曲:モーツァルト)
五重奏曲(原曲:ベートーヴェン)
五重奏曲(原曲:ロッシーニ)
ライヒャ五重奏団〔ミヒャエル・シュミット=カスドルフ(Fl)、ハンス=ペーター・ヴェステルマン(Ob)、ギ・ファン・ワース(Cl)、ウルリヒ・ヒューブナー(Hrn)、クリスティアン・ブス(Fg)〕

録音:2003年6月24日-28日、パウロ教会、ケルン
ゲント王立音楽院の初代院長を務めたベルギーの作曲家、マルタン= ジョゼフ・メンガル(1784−1851)の木管五重奏曲集。このアルバムは、ハ イドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ロッシーニの名作曲家たちのパ ロディ作品です。

Ars Produktion
ARS-38254(1SACD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、第3番 op.12/モーツァルトの歌劇 「フィガロの結婚」 の 「もし伯爵様が踊るなら」 による12の変奏曲 ヘ長調 WoO40
カミラ・シャッツ (Vn)、
ベンジャミン・エンゲリ(P)

録音:2016年12月、ラジオ・スタジオ1(スイス、チューリッヒ)
※使用楽器:スタインウェイ D Nr.530330(P)
カミラ・シャッツはソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー、スイス・ロマンドO、バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO、ベルリンSO、チューリッヒ室内O、ノーザン・シンフォニアなど一流のオーケストラとの共演経験を持つ、スイスの名ヴァイオリニスト。ベートーヴェンが師のサリエリに献呈した作品12のヴァイオリン・ソナタ(3曲)をメインに、「フィガロ変奏曲」を収録。歌心と洗練を併せ持つ快演です。
Ars Produktion
ARS-38251(1SACD)
ギターとアコーディオンのための作品集
ヴィヴァルディ:調和の霊感より Op.3-6*
ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番 ニ長調より第3楽章ファンダンゴ*
タレガ:アルハンブラの思い出
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」より *
デュージャン・ボグダノヴィチ(b.1955):5つのロマンス
セルゲイ・ヴォイテンコ:レヴェレーション
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集 Op.2*
ピアソラ:ビオレンタンゴ*

*クリスティアン・パラージとイヴァン・ペトリチェヴィッチによる編曲
デュオ・アッコルダーラ〔イヴァン・ペトリチェヴィッチ(G)、クリスティアン・パラージ(アコーディオン)〕

録音:2017年12月
デュオ・アッコルダーラのペトリチェヴィッチ(G)とパラージ(アコーディオン)は、自分たちの好きな音楽に自分たちのアレンジで新しい場所を与えようと考えました。このプログラムでは「ノーリスク、ノーファン」をモットーに、自由なアレンジで偉大なスペイン音楽、南米音楽の世界に飛び込んでいます。

Ars Musici
ARS-232269(1CD)
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調BWV.1028/平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ第24番ロ短調 BWV.893/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027/平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.874/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029/平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ第2番ハ短調 BWV.871
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ロレンツォ・ギエルミ(フォルテピアノ)

録音:1997年10月3日−6日
「ガンバのハイフェッツ」の異名を持つ、ヴィルトゥオーゾ・ガンビストである弟のヴィットリオと、オルガン、チェンバロ、フォルテピアノ奏者、指揮者、ルネサンス・バロックの音楽研究家として多岐に活躍する兄のロレンツォ。イタリア古楽界を代表するギエルミ兄弟が、ガンバ奏者の重要レパートリーに数えられるバッハのソナタを、圧倒的存在感で奏でる、古楽ファン注目のアルバム。
Ars Musici
ARS-232281(2CD)
シューマン&リーム:ピアノ三重奏のための作品集
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63、
 ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80、
 ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
ヴォルフガング・リーム(b.1952):異国の情景 全曲[I(1982) / II (1982/83) / III (1983/84) ]、
 ピアノ三重奏曲 (1972)
トリオ・ジャン・パウル〔ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)、エッカート・ハイリガース(P)〕

録音:1998年7月
大阪とメルボルンの国際室内楽コンクール、ドイツ音楽コンクールで一等賞と特別賞を受賞した実力派三重奏団、トリオ・ジャン・パウル。シューマンのピアノ三重奏曲に、ドイツの現代作曲家、ヴォルフガング・リームのピアノ三重奏のための作品をカップリング。

CAvi
85-53008(1CD)
デュビュニョン、タファネル、ホルスト、フランセ:木管五重奏曲集
リシャール・デュビュニョン(1968-):フラングレ組曲
タファネル:五重奏曲
ホルスト:五重奏曲
フランセ:五重奏曲第1番
モネ五重奏団

録音:2018年11月&2019年7月、SWRスタジオ (ドイツ、カイザースラウテルン)
それぞれが著名オーケストラの首席奏者を務める、実力派の若手5人からなるモネ五重奏団が、管楽器アンサンブルの復権に尽力した作曲家、ポール・タファネルに捧げる1枚!
フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットというカラフルな組み合わせは、18世紀の宮廷では人気の編成でしたが、フランス革命とそれに伴う貴族の衰退を経て、徐々に忘却の彼方へと沈んでいってしまいました。19世紀後半に、フランスのフルート奏者で作曲家のタファネルは、過去の音楽を復活させることを目的に木管室内楽協会を設立。本アルバムではタファネルの五重奏曲を中心に、高難度のフランセ(当時フランス国立Oの5人の木管奏者が練習のために数か月「監禁」されたといいます)や、抒情的な美しさが際立つホルストの作品など、多彩な五重奏曲を集め、その復権を祝います。
CAvi
85-53017(1CD)
ア・ジャーニー・フォー・トゥー
クセナキス:ディプリ・ジーア
コダーイチェロとヴァイオリンのためのデュオ Op.7
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ H.80
スカルコッタス:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ
ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、
ヴァシュティ・ハンター(Vc)

録音:2019年、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
2010年の秋にハノーファーの音楽大学で出会い結成された「トリオ・ガスパール」のメンバーによる、初のデュオ・アルバム!
ギリシャとアルバニアにルーツを持ち、サルヴァトーレ・アッカルドやアンティエ・ヴァイトハースに学んだ才能豊かなヴァイオリニスト、ヨニアン・イリアス・カデシャと、ベルリンを拠点にソリスト、室内楽奏者として多方面で活躍するロンドン出身のチェリスト、ヴァシュティ・ハンターがリスナーをヨーロッパをめぐる旅へと案内します。プログラムは民族音楽の喜びと活力を讃える作品が中心となっており、カデシャの生まれ故郷であるギリシャのクセナキスで始まり、ハンガリーのコダーイ、スイス・フランスのオネゲルを経由し、最後は再びギリシャ、滅多に演奏されないスカルコッタスのデュオで締めくくられます。

Evil Penguin Records
EPRC-0034(1CD)
リメインズ(遺物)
(1)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(2)アウエルバッハ:24の前奏曲〜第2番イ短調/第3番ト長調/第4番ホ短調/第8番嬰ヘ短調/第10番嬰ハ短調/第11番ロ長調/第14番変ホ短調/第15番嬰ハ長調
(3)シューベルト:幻想曲ハ長調D.934
ジョラント・ド・マエヤー(Vn)、
ニコラース・ケンデ(P)

録音:2019年7月19-21日フラジェ、スタジオ1(ブリュッセル)
1984年ブリュッセル生まれの女性ヴァイオリニスト、ジョラント・ド・マエヤーと1981年アントワープ生まれのピアニスト、ニコラース・ケンデは 2003年以来コンビを組み活動していますが、2016年リリースの「クロイツェル・ソナタ」に次ぐ第2弾アルバム「リメインズ(遺物)」が登場。急激に変 化する世界に過去の遺物がどのように刺激を与え、影響を与えているかを作品で描いています。
ストラヴィンスキー、レーラ・アウエルバッハ、シューベルトの3作がとりあげられています。ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」はイタリア・バロック の旋律素材に基づくバレエ「プルチネッラ」を、友人のヴァイオリニスト、ドュシュキンの助けでヴァイオリンとピアノの作品に編曲したもの。アウエルバッハ の代表作「24の前奏曲」はバッハからショパン、スクリャービン、ショスタコーヴィチへ続く伝統を今日の感覚で蘇生させたもの。ストラヴィンスキー は革命時にロシアから亡命した最初のひとり、アウエルバッハは旧ソ連から亡命した最後のひとりで、さらにアルエルバッハは身寄りのないアメリカでまず世 話になったのがストラヴィンスキーの息子という深い因縁も含んでいます。どちらも生まれ育ったロシアとの切れぬ縁を感じさせます。
シューベルト最晩年の大作「幻想曲」には初期の歌曲「キスを送らん」に基づく変奏が含まれています。これもシューベルトが人生の最後に、若き日の甘 い遺物をふたたび夢見るようで感慨深いものがあります。マエヤーとケンデのフレッシュな演奏が光ります。 (Ki)

Hortus
HORTUS-192(1CD)
モーツァルト:弦楽五重奏曲集
(1)弦楽五重奏曲第2番ハ短調 KV.406
(2)弦楽五重奏曲第5番ニ長調 KV.593
アンサンブル・フラトレス【ニコラ・ぺネル(Vn)、フラヴィオ・ロスコ(Vn)、ローラン・ガリアーノ(Va)、シプリアン・ブッソリーニ(Va)、マテュー・ルクエ(Vc)】

録音:2014年12月12-14日/プネ=ル=ジョラ(スイス)
ヴァイオリンのニコラ・ペネルなどの名手が揃ったアンサンブル・フラトレスによるモーツァルトの弦楽五重奏曲第2番と第5番を収録したアルバムの登場。 第2番ハ短調KV.406は自身の作曲した管楽セレナードKV.388を1787年に弦楽五重奏に編曲した作品。一方、第5番 ニ長調 KV.593は1790年12月、 モーツァルトが亡くなる前年に作曲した作品。晩年のモーツァルトの傑作として知られます。 (Ki)
Hortus
HORTUS-123(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調 KV.379(1781)
(2)フォルテピアノのための幻想曲 ニ短調 KV.397(1782)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 KV.304(1778)
(4)フォルテピアノのための幻想曲 ハ短調 KV.475(1785)
(5)ヴァイオリン・ソナタ第28番変ホ長調 KV.380(1781)
ステファニー・ポーレ(Vn)、
宇山=ブヴァール 康子(フォルテピアノ)
いわゆる「ヴァイオリン・ソナタ」というジャンルにおいてもモーツァルトは大きな変化を齎しました。それはバッハを除くバロック時代の作曲家のように、 鍵盤楽器の和音をベースにし、ヴァイオリンが独奏的なスタイルをとる形ではなく「ヴァイオリン伴奏つきのピアノ・ソナタ」として、2人の主人公を対等な 立場に置き、音楽の “対話” を展開していきました。
当アルバムではそんなモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの傑作である第21番 ホ短調 KV.304、第27番ト長調 KV.379、第28番 変ホ長調 KV.380、そしてフォルテピアノのための幻想曲 ニ短調 KV.397と幻想曲 ハ短調 KV.475を収録しております。
演奏の宇山=ブヴァール 康子は東京藝術大学器楽科オルガン専攻卒業後、1976年に渡仏。その間、オルガンをエドゥアール・スーベルビエル、ミシェル・シャ ピュイ、クラヴサンをユゲット・ドレフュスに師事しました。その後、フォルテピアノに魅了され、パリ国立高等音楽院にてヨス・ファン・インマゼールに師事し、 在学中にオルガンとクラヴサンにおいて国際コンクールで2度の優勝を果たした実力派です。現在、トゥールーズ地方音楽院にてクラヴサン、フォルテピアノ の教授、トゥールーズのサン・ピエール・デ・シャルトリュー教会でオルガン奏者を務めており、ミシェル・ブヴァールの夫人としても知られます。 (Ki)

DOREMI
DHR-8080(1CD)
アルテュール・グリュミオー Vol.2
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
(4)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
(1)エドガール・ドヌー(指)
ベルギー放送室内O
(2)(3)(4)ハンス・アルトマン(P)

録音:(1)1973年/ブリュッセル(ライヴ)
(2)1955年5月11日/ミュンヘン(放送ライヴ)
(3)1954年10月2日/ミュンヘン(放送ライヴ)
(4)1952年9月14日/ミュンヘン(放送ライヴ)
知られざるグリュミオーのライヴ音源集。レーベルからの情報ではすべて初CD化とのことで、マニア必聴の内容です。第1集はDHR-7779。 (Ki)

Hyperion
CDA-68246(1CD)

PCDA-68246(1CD)
国内盤仕様
税込定価
タヴナー:もう私のことを悲しまないで〜チェロ作品集
祈りと応答(2013)(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2014)#
イワン・イリッチの死(2012)*
マハマタール(2000)#
ポプレ・メウス(わが人々よ)(2009)+
もう私のことを悲しまないで(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2017)#
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、マシュー・ローズ(Bs)*、アビ・サンパ(スーフィー歌手)#、トリニティ・ボーイズ・クワイア#、オマー・メイア・ウェルバー(指)*#+、フィルハーモニアO*#+、キャロライン・ディアンリー(Vc)#、キアラ・エンデルレ(Vc)#、マシュー・ヒューバー(Vc)#、ヴァシュティ・ハウンター(Vc)#、バーソロミュー・ラフォレット(Vc)#、エイミー・ノリントン(Vc)#、デイヴィッド・ウォーターマン(Vc)#

録音:2017年9月8日、ベリオール・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)、2019年12月17日−18日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリスの新録音は、なんとジョン・タヴナー。神秘主義を貫いたイギリス現代音楽を代表する作曲家の一人、ジョン・タヴナー(1944−2013)とイッサーリスは、音楽家としてだけでなく個人的にも深い絆を持っており、イッサーリスのプロムス・デビュー(1989年)のためには「奇跡のヴェール」を作曲しています(「奇跡のヴェール」は、その後ヨーヨー・マ他、名だたるチェリストたちが取り上げるタヴナーの代表作ともなりました)。そんなイッサーリスが再び取り上げるタヴナー・アルバムは、自ら「8本のチェロ」のためにアレンジした2つの合唱作品と、管弦楽、合唱、独唱(バスとスーフィー歌手)等と共演した作品など、タヴナーの5つの後期作品を収録。イッサーリスの力強く美しいチェロの音色でジョン・タヴナーの音楽に対する深い愛情と尊敬を表現した、素敵なオマージュ・アルバムです。

Etcetra
KTC-1687(2CD)
ハンス・コックス:室内楽作品集
(1)エドゥアルト・デ・ブール(b.1957):ハンス・コックスへのトンボー(2019)(ピアノのための)
(2)ハンス・コックス(1930−2019):ピアノ四重奏第1番(1959)
(3)ヴァイオリンのための前奏曲集(1971)
(4)チェロ・ソナタ(1987/rev.1991)
(5)ベートーヴェンの主題による変奏曲(1991)(ピアノのための)
(6)メルルの歌(1998)(オーボエのための)
(7)アキレス六重奏曲(六重奏曲第5番)(1999/revision 2001)(木管楽器とピアノのための)
(8)ピアノ四重奏曲第2番(1968)
(9)ピアノ三重奏曲(1976/revision 1991)
(10)サイクロフォニーXIII(1984)(2台のピアノのための)
(11)コントラバスのための4つの練習曲(1988)
(12)メルルの歌(1998)(フルートのための)
(13)無言歌(2000)(オーボエとチェロのための)
(14)ザ・サイレント・クライ(2001)(オーボエ、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(15)ストレイ・バーズ(2015)(トランペット、オルガン・デュエットのための)
(1)シャーリー・デルベク(P)
(2)マレーヴィチ・ピアノ四重奏団
(3)ペーター・ブルント(Vn)
(4)ネムツォフ・デュオ
(5)キャサリン・ダウリング(P)
(6)ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)
(7)エレーナ・ネムツォヴァ(P)、インフリッド・ヘーリングス(Fl)、ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)、アラン・R.ケイ(Cl)、ドリアン・クック(Fg)
(8)マレーヴィチ・ピアノ四重奏団
(9)チェーホフ・トリオ
(10)キャサリン・ダウリング(P)、エレン・コーヴァー(P)
(11)トビー・ヒューズ(Cb)
(12)インフリッド・ヘーリングス(Fl)
(13)ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)、ミハイル・ネムツォフ(Vc)
(14)ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)、オシリス・トリオ
(15)サイラス・アライアー(Tp)、チュウ・ゼイジェン(Org)
シェーンベルクの「私的演奏協会」を再現した「私的演奏協会の音楽」シリーズでも話題の音楽家、ヘンク・グイタルトが芸術監督を務める国際室内楽音楽祭"オーランド音楽祭"で特集されたハンス・コックスの室内楽作品集。
ハンス・コックス(1930−2019)は、作曲家、教育者、オルガニスト&ピアニストとして20世紀オランダの楽壇に確かな痕跡を残した音楽家。ハーレム国際オルガン・コンクール、アーネム市の文化賞、アムステルダム市の音楽賞など多くの賞を受賞し、その作品はコンセルトヘボウOによって30回以上取り上げられています。

Forgotten Records
fr-1696(1CDR)
ブッシュSQ 〜ブラームス&ドヴォルザーク
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.67*
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51 #
ブッシュSQ【アドルフ・ブッシュ(Vn1) ブルーノ・シュトラウマン(Vn2;*)、イェスタ・アンドレアソン(Vn2;#) フーゴー・ゴッテスマン(Va)*、カール・ドクトル(Va)# ヘルマン・ブッシュ(Vc)】

録音:1947年5月17日* 、1941年6月3日#
※音源:Columbia LX 1262他
Forgotten Records
fr-1711(1CDR)
コリン・ホースリー&ブレイン
モーツァルト:ピアノと管楽の為の五重奏曲 変ホ長調 K.452*
 ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449 #
ショパン:練習曲【ハ長調 Op.10-7 /変ホ短調 Op.10-6 】
ショパン(リスト編):6つのポーランド歌曲 〜私のいとしい人 S.480-5
リスト:2つの演奏会用練習曲〜「小人の踊り」
3つの演奏会用練習曲〜ため息」
 「ラ・カンパネッラ」 S.141-3
コリン・ホースリー(P) 
デニス・ブレイン管楽アンサンブル*【レナード・ブレイン(Ob)、デニス・ブレイン(Hrn)、スティーヴン・ウォーターズ(Cl)、セシル・ジェイムズ(Fg)】
ベイジル・キャメロン(指)フィルハーモニアO#

録音:1953年5月19日-23日*
1953年1月13日#
1951年9月11日-12日
※音源:HMV XLP 30004*,#他
Forgotten Records
fr-1714(1CDR)
バッハの息子たち
C.P.E.バッハ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ Wq.144
J.C.F.バッハ(J.C.バッハ?):チェンバロ、フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の六重奏曲 Op.3, W.B78*
J.C.バッハ:フルート、オーボエ、ヴァイオリンと
通奏低音の為の四重奏曲 変ホ長調 Op.11-4, W.B73
W.F.バッハ:オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ヘ長調 BR.B17
アルマ・ムジカ六重奏団【エフェラルド・ファン・ロイエン(Fl)、ハーコン・ストテイン(Obダモーレ/アルトOb)、パウル・ゴドウィン(Vn)、ヨハン・ファン・ヘルデン(Va/Vn)、カレル・ファン・レーウウェン・ボーンカンプ(Vc)、グスタ・ゴルドシュミット(Cemb)】

録音:1954年、パリ
※音源:Ducretet-Thomson LPG 8481
Forgotten Records
fr-1723(1CDR)
ドロルツSQ〜ハイドン&モーツァルト
ハイドン:弦楽四重奏曲第35番ヘ短調 Op.20-5, Hob.III:35*
弦楽四重奏曲第77番「皇帝」#
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番「不協和音」+
ドロルツSQ【エドゥアルト・ドロルツ(Vn1)、ハインツ・ベトガー(Vn2)、ジークベルト・ユーバーシェーア(Va)、ハインリヒ・マヨフスキ(Vc)】

録音:1959年7月6日-8日*,+、
1960年3月16日-19日#(全てステレオ)
※音源:COLUMBIA STC 80 540、STC 80 545 #

TOCCATA
TOCC-0135(1CD)
NX-B03
プロコフィエフ作品の編曲集
プロコフィエフ:年とった祖母のお話 Op.31 第2番 Andantino (ミルシテイン編)
バレエ「シンデレラ」より5つの小品 Op.87(フィフテンホルツ編)(1969)
束の間の幻影 Op.22 (デレヴィアンコ編(1980)/クレス編)
「戦争と平和」 Op.91 ワルツ(レイティフ&ジンゲル編)
「エジプトの夜」組曲 クレオパトラの陥落 Op.61(レイティフ&ジンゲル編)
. 子供の頃の手稿譜より タランテラ(レイティフ&ジンゲル編)(1901)…世界初録音
「ボリス・ゴドノフ」 Op.70bis 第13番 アモローソ(レイティフ&ジンゲル編) …世界初録音
4つの小品 Op.32 第2番 ミヌエット 変ロ長調 (レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
4つの小品 Op.32 第3番 ガヴォット(ハイフェッツ編)(1935)
子供のための音楽 Op.65 第11番 夕べ(レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
「3つのオレンジへの恋」組曲 Op.33 第4番 行進曲(ハイフェッツ編)(1937)
「石の花」Op.118 ダイヤモンド・ワルツ(レイティフ&ジンゲル編)
ピアノのための10の小品 Op.12 第6番 レジェンド(伝説)(レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
ピアノのための10の小品 Op.12 第7番 リゴードン(レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
ユーリ・カルニッツ(Vn)
ユリア・チャプリーナ(P)

録音:2019年10月7-8日
プロコフィエフのメロディは歌うような資質をもつことから、昔からヴァイオリニストたちがこぞって彼の作品を編 曲、演奏してきました。このアルバムには、プロコフィエフのピアノ作品から編曲したピアノとヴァイオリンのため の37作品が収録されています。この中にはミルシテインやハイフェッツなど偉大なヴァイオリニストたちによる 優れた編曲作品も含まれており、とりわけハイフェッツの「3つのオレンジへの恋」のアレンジは、コンサートの アンコール・ピースとしてもよく知られています。また、初録音となるプーシキンの詩劇「ボリス・ゴドノフ」や、ク レオパトラを描いた「エジプトの夜」のアレンジは貴重です。

DIVINE ART
DDA-25209(1CD)
NX-B07
「青い海」〜メシアン、ゴートン、シマノフスキのピアノ作品集
メシアン:鳥のカタログ 第1巻より
キバシガラス
キガシラコウライウグイス
【間奏曲:ウタツグミとコバシカンムリヒバリ】
イソヒヨドリ
【間奏曲:ニシコウライウグイスとニワムシクイ】
ゴートン(1978-):6. オンディーヌ
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ・ソナタ 第3番 Op.36
【Postlude 後奏曲】
トラック3,5,11は即興演奏
ロデリック・チャドウィック(P)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ&シャー・ヴィクトリア・レヴィ(Vn)

録音:2019年12月17-18日
メシアンやシュトックハウゼンのエキスパートであるピアニスト、チャドウィック。このアルバムでは幼少時より鳥の歌 声に尋常ならぬ興味を示したというメシアンの「鳥のカタログ」から3曲と、チャドウィックとも親交があるイギリスの 作曲家ゴートンのモダンな作品「オンディーヌ」、難曲として知られるシマノフスキの「ピアノ・ソナタ第3番」を表現 力豊かに演奏。曲間とアルバムの最後にはヴァイオリニスト、スケアヴェズとレヴィの鳥の歌を思わせる即興演奏 が置かれており、印象派から近現代に連なる音楽で、光、色彩、山々や海辺などへの旅のイメージを想起させ ます。

DIVINE ART
DDA-25206(1CD)
NX-B07
20世紀のポーランド室内楽曲集
シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9
パヌフニク(1914-1991):ピアノ三重奏曲Op.1
バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリン・ソナタ 第4番
フーベルマン・ピアノ三重奏団
フーベルマン・デュオ
【メンバー】
マガダレーナ・ジャルコフスカ=コワツカ(Vn)
セルゲイ・リサノフ(Vc)
バルバラ・カラスキエヴィチ(P)

録音2020年1月
ポーランドの室内楽作品集。19世紀から20世紀にかけてポーランドの音楽を開花させた功労者であるシマノフ スキ、彼のヴァイオリン・ソナタOp.9は活動の初期である22歳頃に書かれ、批評家をはじめ、聴衆にもすぐに受 け入れられました。パヌフニクはパリやウィーンの音楽院で学び、1957年から59年にバーミンガム市SOの 音楽監督を務めイギリスで市民権を取得。Op.1は初期の作品で、彼の全作品中、唯一のOp番号がついた もので、ここには1977年の作曲家自身による改訂版を収録。モダニズム、ロマンチシズムだけではなくジャズの 要素も感じられます。バツェヴィチは、ヴァイオリニスト、ピアニストとして活躍し、ポーランドの女性作曲家として最 初に名を成した人物。ヴァイオリン・ソナタ第4番は「現代のブラームス」と評される彼女の代表作です。ポーランド のチェンストホーヴァを本拠地として活動するフーベルマン・トリオとそのメンバーによるデュオの演奏です。

IBS CLASSICAL
IBS-122020(1CD)
ヴィオラ・ソナタ集
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ Op.11 No.4
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
グリンカ:ヴィオラ・ソナタ ニ短調
ランドルフ・ケリー(Va)
ジョン・ノヴァーチェク(P)

録音:2020年1月26-29日
ヒンデミット、シューベルト、グリンカの作品を集めたアルバム。ヴィオラを演奏するランドルフ・ケリーはピッツバー グSOの首席ヴィオラ奏者。1976年にアンドレ・プレヴィンによってオーケストラに採用され、以降、40 年以上の長きにわたりオーケストラを支えています。2000/01のシーズンでは、オーケストラの委嘱作である 作曲家サミュエル・アドラーのヴィオラ協奏曲のソリストを務め、見事な演奏を披露したことでも知られていま す。オーケストラでの演奏に加え、ソリスト、室内楽奏者としても大活躍するケリー。ここでも深い艶のある音 色を存分に生かし、古典派から近代の3つの作品を堂々とエネルギッシュに演奏しています。ピアノ・パートを 担当するノヴァーチェクは作曲家、アレンジャーとしても活躍するマルチな才能を持つピアニスト。ケリーのヴィオ ラと情熱的な対話を聴かせます。
IBS CLASSICAL
IBS-92020(1CD)
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集
クセナキス:Dhipli Zyia ディプリ・ジーア 2人の踊り(1951)
コダーイ:二重奏曲 Op.7(1914)
ヴァスクス(1946-):Castillo Interior 内なる城(2012)
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(1920)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(パクィンとサイス・ベガによる編)
マルク・パクィン(Vn)
オルフィリア・サイス・ベガ(Vc)

録音:2019年11月15-18日
20世紀初頭から21世紀までに書かれたさまざまなヴァイオリンとチェロの二重奏曲集を集めた1枚。複雑な 対位法を駆使したラヴェルのソナタ、2つの楽器が熱い対話を繰り広げるコダーイの二重奏を中心に、クセナ キス29歳の作品で、ギリシャの民族舞曲を編曲した「ディプリ・ジーア(2人の踊り)」と静謐な作風で知ら れるヴァスクスの「Castillo Interior 内なる城」を配置、最後はバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」を置くと いうアルバム構成が印象的。ヴァイオリンとチェロの組み合わせから生まれる多彩な音色をお楽しみください。 演奏しているパクィンとサイス・ベガは“トリオ・ベガ”のメンバーで、長年の共演から生まれた息のあったアンサン ブルが聴きどころです。

Gramola
GRAM-99228(1CD)
NX-B05
ツェムリンスキー/ラブル:室内楽作品集
ツェムリンスキー:クラリネット、チェロとピアノの三重奏曲 ニ短調 Op.3
ラブル(1873-1940):クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノの四重奏曲 変ホ長調 Op.1…世界初録音
クリストフ・ツィムパー(Cl)
クリスティーナ・ズクラー(Vn)
フローリアン・エッグナー(Vc)
ペーテル・オヴチャロフ(P)

録音:2020年3月26-28日
1896年にウィーン楽友協会の主宰で開催された作曲コンクールは、時の名誉総裁ブラームスの発案で「少 なくとも1つの管楽器を使用する」という決まりが設けられました。この時の応募作は18件あり、そのうち12件 がコンサートで演奏され、第1位にはヴァルター・ラブルの「四重奏曲」、第3位にはアレクサンドル・ツェムリンス キーの「三重奏曲」が選出されました。どちらの曲もシューマンやブラームスの伝統に則りながらも、独自のスタ イルが模索されるなど多くの共通項が見受けられます。 ラブルは当時プラハのドイツ大学でグイード・アドラーに音楽学を学んでおり、ブラームスはこの前途ある若者の ために、彼が懇意としている出版社ジムロックに紹介状を書き、ラブルの他の作品も含めた全4点が出版され る運びになりました。しかし、彼が作曲に打ち込んだのは活動の初期の間のみ。以降は指揮者、伴奏者とし て活動しました。この四重奏曲もこのアルバムが世界初録音となります。

CD ACCORD
ACD-254(1CD)
NX-C01
現代ポーランドの室内楽作品集
ズビグネフ・バルギェルスキ(1937-):Po drugiej stronie ciszy 沈黙の向こう側
オーボエと弦楽四重奏のための(1988/2014)
マルチン・マルコヴィチ(1979-):Five Miniatures 5つの小品
オーボエと弦楽四重奏のための(2009)
ヤン・ドゥズイニスキ(1976-):Dom pracy tworczej クリエイティブワークの家
コールアングレ、オーボエ、弦楽四重奏とテープのための(2017)
アレクサンドル・コシチュフ(1974-):Noumen 2 ノウメン 2
オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲(2017)
セバスティアン・アレクサンドロヴィチ(オーボエ,コールアングレ)
トーマシュ・ヤヌフタ(Cb)
ルトスワフスキQ【バルトシュ・ヴォロフ(Vn1)、マルチン・マルコヴィチ(Vn2)、アルトゥール・ロズミスウォヴィチュ(Va)、マチェイ・ムウォダヴスキ(Vc)】

録音:2017年5月7-10日
ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミー出身のオーボエ奏者、セバスティアン・アレクサンドロヴィチは、2005年から 2007年までワルシャワPO、2007年から2014年までヴロツワフPOの首席 奏者を務めた他、数々のオーケストラと共演を果たした名手です。このアルバムは、アレクサンドロヴィチと現代ポーランドを代 表する作曲家たちとの出会いから生まれました。バルギェルスキの「沈黙の向こう側」はもともと1988年にクラリネットと弦楽 四重奏のために書かれた作品ですが、作曲家自身がオーボエ版に編曲しています。マルコヴィチの「5つの小品」は2009年 の作品で、キシアンで行われた音楽祭のための委嘱作です。ドゥズイニスキの「クリエイティブワークの家」は偏執的なリズムと テープ録音による朗読が印象的。コシチュフの「ノウメン2」は幽玄な弦楽の響きの中からオーボエの仄かな旋律が立ち昇る 神秘的な響きを持つ作品です。

Ars Produktion
ARS-38309(1SACD)
パリ − モスクワ
タネーエフ弦楽三重奏曲 ロ短調
フランセ:弦楽三重奏曲
ハイドン
:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.53-1
コダーイ
間奏曲
シューベルト
:弦楽三重奏曲 変ロ長調 D.471
ハンス・クラーサ (1899-1944):舞曲
エネスコ:オーバード
トリオ・ゴルトベルク

録音:2020年2月
モナコのモンテカルロPOで活躍する3人の実力派たちによって結成され、2019年のウィーン国際音楽コンクールで見事ゴールドメダルを獲得した将来有望なアンサンブル、トリオ・ゴルトベルク。彼らはモーツァルトからシュニトケまで膨大なレパートリーを持っており、前作(ARS38263)ではクライン、ドホナーニ、ヴァインベルク、そしてジャン・クラという、玄人好みのプログラムでリスナーを楽しませました。本作でもレパートリーの広さを活かしてハイドンからシューベルト、ハンス・クラーサと、古典派から近現代までの多様な作品を取り上げ、「パリ − モスクワ」という副題でまとめています。アルバムはモスクワ音楽院の教授、院長を務めたタネーエフの作品に始まり、オーストリアや東欧の作曲家の作品を経由しながら、パリ音楽院で学んだエネスコの「オーバード」で締めくくられます。

NCA
NCA-234018(1CD)
ボレロ〜フランスの名作品集(ギター四重奏版)
ビゼー(クラウス・イェクル編):カルメン組曲
サン=サーンス(クラウス・イェクル編):ハバネラ
ドビュッシー:グラナダの夕べ(James.F.Smith、クラウス・イェクル編)、さえぎられたセレナード(クラウス・イェクル編)
ラヴェル(クラウス・イェクル編):ハバネラ形式による小品、ボレロ
スパニッシュ・アート・ギター四重奏団〔クラウス・イェクル、ハイケ・マティーセン、アルント・ヴェルナー・ベートケ、クラウス・フェルトマン〕

録音:2005年8月7日-9日、ニュルンベルク
※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。
ラヴェルの「ボレロ」や「カルメン組曲」を始め、サン=サースの「ハバネラ」、ドビュッシーの「グラナダの夕べ」、「さえぎられたセレナード」など、フランスの大作曲家たちが書いたスペイン情緒溢れる名曲たちをギター・クァルテットで弾いた好企画盤。
NCA
NCA-234038(1CD)
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調KV423、
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調KV424
グリエール:ヴァイオリンとチェロのための8つの小品Op.39
マーク・ルボツキー(Vn)、
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(Vc)

録音:2014年1月、ホラント(オランダ)
ブリテンや学生時代から親友でもあったシュニトケから作品を託されるなど、様々な作曲家たちから支持を受けてきた名匠マーク・ルボツキー。
ロシアの名匠マーク・ルボツキー夫妻による、温かみがあり澄み渡る演奏でモーツァルトとグリエール作品(ロシア音楽)を堪能させてくれます。
NCA
NCA-234042(1CD)
シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番
ピアノ三重奏曲/チェロ・ソナタ第2番
マーク・ルボツキー(Vn)、
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(Vc)、
イリーナ・シュニトケ(P)

録音:2013年5月、ハンブルグ(ドイツ)
アルフレート・シュニトケは、20世紀ロシアを代表する作曲家で、さまざまな試行錯誤を繰り返しながら多様性のあるユニークな形式を生み出したことで知られています。
シュニトケの生涯の友であり、ヴァイオリン協奏曲第2番と3つのヴァイオリン・ソナタを献呈された名匠マーク・ルボツキーが、妻オリガ・ドヴブシュ=ルボツキーと、シュニトケの未亡人であるイリーナと共演したシュニトケの室内楽作品集。ピアノ三重奏曲は、ロストロポーヴィチ、マーク・ルボツキー、イリーナ・シュニトケの3名で初演された作品です。
NCA
NCA-234092(1CD)
ロシアのピアノ三重奏曲集
リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲ハ短調
エディソン・デニソフ:ピアノ三重奏曲二長調Op.5
マーク・ルボツキー(Vn)、
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(Vc)、
アミール・テベニヒン(P)

録音:2015年1月、ロストック(ドイツ)
ロシアの名匠マーク・ルボツキー夫妻による名録音の1つ。レフ・オボーリンを師にもつロシアの世界的ピアニスト、アミール・テベニキヒンを迎えたリムスキー=コルサコフのピアノ三重奏曲と、ルボツキーに捧げられ当時世界初録音となったエディソン・デニソフ(1929−1996)のピアノ三重奏曲。

Cobra Records
COBRA-0072(1CD)
ザ・ノーツ・アー・スワローズ〜オランダの風景の小品集
ベルンハルト・ファン・デン・シフテンホルスト・メイエル:モデラート(素朴な小品集1より/オーボエ)、バラ(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、アンダンテ(素朴な小品集1より/オーボエ)、森の中のシジュウカラの群れ(アバウト・バーズより/ピアノ)、アレグレット・パストラーレ(素朴な小品集1より/オーボエ)、修道院の庭の藤(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、アンダンテ・コン・モート(素朴な小品集2より/オーボエ)、スイレン(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、アレグレット・ジョコーソ(素朴な小品集2より/オーボエ)
アレクサンデル・フォールモーレン:小さな魚(チルドレンズ・ブック1より/ピアノ)
メイエル:アダージョ(素朴な小品集3より/オーボエ)、夜の鳥(アバウト・バーズより/ピアノ)、アレグロ(素朴な小品集3より/オーボエ)、白鳥(アバウト・バーズより/ピアノ)、アレグレット・グラツィオーソ(素朴な小品集3より/オーボエ)
フォールモーレン:醜いアヒルの子に(チルドレンズ・ブック2より/ピアノ)
メイエル:レント(素朴な小品集3より/オーボエ)/フォールモーレン:最初のツバメ(チルドレンズ・ブック1より/ピアノ)
メイエル:モデラート(ソナティナより/オーボエ)、陽の下のトウモロコシ畑(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、トランクィーロ(ソナティナより/オーボエ)、魔法の木(フェアリーランドより/ピアノ)、リトルネッロ - アレグロ(ソナティナより/オーボエ)
フォールモーレン:風と風車(オランダのテーブルより/ピアノ)、パストラーレ(オーボエ&ピアノ)
ポリン・オーステンレイク(オーボエ&ピアノ)

録音:2019年7月&8月、オランダ
1993年から2018年まで、名門ハーグ・レジデンティOの首席オーボエ奏者を務め、2018年からはフローニンゲンのプリンス・クラウス音楽院でオーボエを教えているオーボイスト&ピアニスト、ポリン・オーステンレイクが贈るオランダの風景。ベルンハルト・ファン・デン・シフテンホルスト・メイエルが書いたオーボエ独奏のための小品集とピアノ小品集、そしてアレクサンデル・フォールモーレンのピアノ作品を組み合わせ、オーボエとピアノを交互に配置。カラフルで瞑想的なこれらの作品で、オランダの音楽、オランダの風景、オランダの文学を組み合わせています。

Etcetra
KTC-1686(2CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ&チェロ協奏曲集
チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
チェロ・ソナタ Op.147(ダニール・シャフランによるヴィオラ・ソナタからの編)
チェロ協奏曲第1番Op.107
チェロ協奏曲第2番 Op.126
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、
アンドレ・デ・フローテ(P)、
エミール・タバコフ(指)、
ソフィア・ソロイスツSO

録音:1984年4月(Op.107、Op.126)、1992年7月(Op.40)、2008年12月(Op.147)
ベルギーを代表する名ピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院をはじめ、フランス、ドイツ、スペイン、日本での多くのマスタークラス、そしてアメリカのアリゾナ州立大学、インディアナ大学ブルーミントン校などでも教え、エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員としても活躍した名教師アンドレ・デ・フローテ。好評を得た「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(KTC-1676)」、「ア・ライフ・イン・ミュージック(KTC-1677)」に続き、デ・フローテの夫人でもあるベルギーの名チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲと共演したショスタコーヴィチの録音がEt'ceteraレーベルから復刻。ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタと、ダニール・シャフラン編曲によるヴィオラ・ソナタのチェロ版をデ・フローテとスパノゲの二人で、そして2つのチェロ協奏曲は、ブルガリアの指揮者&コントラバス奏者エミール・タバコフの指揮とソフィア・ソロイスツSOの演奏です。
Etcetra
KTC-1680(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
カルロス・ダマス(Vn)、
ルベン・ロレンソ(P)

録音:2020年1月12日−13日、アトランティコ・ブルー・スタジオ(リスボン、ポルトガル)
パリ音楽院でジャクリーン・ルフェーヴルとイヴリー・ギトリスの下で学び、英グラモフォン誌と英ストラッド誌からは、「フリッツ・クライスラーの作品の最高の解釈者の一人」と評価されたポルトガルのヴァイオリニスト、カルロス・ダマス。スペインの音楽を幅広く世界に紹介してきたスペインのピアニスト、ルベン・ロレンソ。ポルトガルとスペインをバックグラウンドとする二人によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集がベートーヴェン・イヤーにスタート。共に博士号を取得(音楽、音楽教育等)している二人による真摯で知的なベートーヴェン解釈をお贈りします。

LAWO Classics
LWC-1193(1CD)
4つの駅〜シェル・ハッベスタ(b.1955):室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番 Op.21 「4つの駅」
弦楽四重奏曲第2番Op.91
スウェーデンの夏のメロディOp.85(クラリネットと弦楽四重奏のための)
ディヴェルティメント Op.86(クラリネットとピアノのための)
ヴェルターヴォQ〔オイヴォル・ヴォッレ(Vn)、アナベル・ミアー(Vn)、ベーリト・カルダス(Va)、ビョルグ・ルイス(Vc)〕
ビョルン・ニューマン(Cl)、
スヴァイヌング・ビェラン(P)

録音:2018年10月24日−26日、グロールード教会(オスロ)、2019年3月19日ソフィエンベルグ教会(オスロ)(ディヴェルティメント)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
シェル・ハッベスタは、ノルウェー国立音楽大学で教会音楽と作曲を学び、オスロを本拠に作曲家、音楽理論と作曲法の教授として活動しています。幅広いジャンルを手がけることで知られ、『旧約聖書』と『新約聖書』の「18の天使の姿」を描いた「天使たち」、ノルウェー最古の教会のひとつのあるモステル島で上演される劇のための「「モステル野外劇」の音楽」、音楽寓話「ノアの夢」などの規模の大きな作品から、ミュージカルの「モンテ・クリスト伯」、オルガン曲、スペルマン賞にノミネートされたアルバム『夜は昼となる』(LWC-1136)に収録された宗教的合唱曲など、100を超す数の作品を発表してきました。弦楽四重奏曲第1番の副題「4つの駅」をタイトルとするアルバムでは、彼の作曲家としての「遍歴」をたどる、音楽表現の異なる4つの作品が演奏されます。
弦楽四重奏曲第1番は、4楽章の作品です。民俗音楽グループ「サマリア人」のレパートリーを素材にした第1の駅「サマリア」(インペトゥオーゾ)、イスラエル人のエジプト脱出のセクエンツァを素材にして現代のイスラエル人のローマへの移住を描いた第2の駅「ローマ」(アフェットゥオーゾ)、スコットランド、カークウォールの聖マグヌスの聖歌による第3の駅「オークニー諸島」(ミステリオーゾ)、ノルウェー、ハルダンゲル地方の民俗舞踊のメロディ「ヴァッセンダ=スロッテン」による第4の駅「ハルダンゲル」(ジョコーゾ)。
第2番の弦楽四重奏曲は「言葉」を基に作曲されました。素材に求められたのは、フランスの詩人で外交官のサン=ジョン・ペルス(1887−1975)(アレクシ・レジェ)の『航路標識』、オーストリアのゲオルク・トラークル(1887−1914)の『西洋の歌』、ノルウェーの詩人アンドレ・ビェルケ(1918−1985)の『楽しみの詩』、ユダヤの詩人パウル・ツェラン(1920−1979)の『死のフーガ』です。「スウェーデンの夏のメロディ」は、スウェーデンの作家ストリンドベリ(1849−1912)の短編『夏至祭のころに』に基づくクラリネット五重奏曲。「ディヴェルティメント」は、「スウェーデンの夏のメロディ」の続編として、スウェーデンのクラリネット奏者、エミール・ユーナソンの委嘱で作られました。
2019年に35周年を迎えたヴェルターヴォ四重奏団。ノルウェー放送Oとノルウェー室内Oの首席クラリネット奏者ビョルン・ニューマン、アウドゥン・サンヴィークと共演したラフマニノフとショスタコーヴィチのチェロ・ソナタ(LWC-1131)をはじめとする LAWO Classics のアルバムが好意的な評価を得てきたスヴァイヌング・ビェランが共演しています。
LAWO Classics
LWC-1199(1CD)
空中浮遊する〜クヌート・ヴォーゲ(b.1961):室内楽作品集
ブーメラン(弦楽四重奏のための)
騒動(ピアノ独奏のための)
空中浮遊する(ピアノ三重奏のための)
ヴァーレン三重奏団〔アイナル・ロッティンゲン(P)、リカルド・オドリオソーラ(Vn)、ヨン・エーデ(Vc)〕
マーラ・ハウゲン(Vn)、イングリ・ルーゲセーテル・エーリクセン(Va)、ラグンヒル・サンネス(Vc)

録音:2019年6月19日(ブーメラン)、12月5日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)/
Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
ヴァーレン、エッゲ、ヴォスレフのピアノ三重奏曲(LWC-1037)を録音したヴァーレン三重奏団をはじめとするベルゲンの音楽家たちによるアルバム『空中浮遊する』は、ヴォーゲの作曲した「肉体、精神、思考という、人間の体験する最初の領域」を表現した室内楽作品が3曲演奏されます。「身体活動の興奮とその合間の休息の時間」を展開した、あり得る未来への前奏曲ともみなされる「ブーメラン」。ピアニストのアイナル・ロッティンゲンとヴォーゲが「現場とスタイルの着地点」を共同で研究するプロジェクトの一環として作曲された「騒動」。ピアノ三重奏の可能性の遊び感覚による探求、隠れたジグソーパズルといった、さまざまなことを内にもつ「空中浮遊する」 は、2018年3月にベルゲンで行われた「ボレアリス・フェスティヴァル」で初演された作品です。
LAWO Classics
LWC-1200(1CD)
シェティル・ヴォスレフ(b.1939):室内楽作品集 第7集

(1)ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ

(2)弦楽四重奏曲第3番

(3)フルートと打楽器のための六重奏曲
(1)マリ・ガラムボス・グルーエ(S)、アンネ・ダウグスタ・ヴィーク(A)、アイナル・ロッティンゲン(P)
(2)リカルド・オドリオソーラ(Vn)、マーラ・ハウゲン(Vn)、イングリ・ルーゲセーテル(Va)、ラグンヒル・サンネス(Vc) 
(3)アイヴィン・サングリン(Fl)、クレイグ・ファー(打楽器)、シーグヴァル・フェルスム(打楽器)、ガルド・ガシュホル(打楽器)、マティアス・マトラン(打楽器)、オーラ・ベルグ・リーセル(打楽器)
リカルド・オドリオソーラ(指)

録音:2018年6月18日(弦楽四重奏曲)、2019年6月19日(トリオ)、2018年6月20日(六重奏曲)、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
ベルゲンの作曲家ヴォスレフの作品を録音で紹介する『シェティル・ヴォスレフの室内音楽』のプロジェクトは、2012年、ヴァイオリニストのリカルド・オドリオソーラとピアニストのアイナル・ロッティンゲンにより始められました。これまでに録音のなかった作品を含む38曲の録音は、LAWO Classics との共同作業により順調に進み、すでに6枚のアルバムがリリースされています。
「ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ」 は、「ta」「pa」「do」「ma」といった短い音節と単独の母音で構成される「テクスト」を歌う約14分の音楽です。ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための「Kvartoni」(LW1117)と同じ1974年、ドイツ政府の国際文化交流機関「ゲーテ・インスティトゥート」の委嘱で作曲され、ドイツの女性歌手とアイナル・ステーン=ノクレベルグが初演しています。
オスロSQが委嘱し、1998年に彼らが初演した「弦楽四重奏曲第3番」は、「トロンボーン四重奏曲」(LWC-1180)とほぼ同時期の作品です。ヴォスレフは、「弦楽器」と「トロンボーン」の四重奏の共通する点と異なる点を洞察、「都会的」な音楽に作り上げました。
「フルートと打楽器のための六重奏曲」 は、フルート奏者のマヌエラ・ヴィースラー(1955−2006)とスウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」の共同委嘱による作品です。ヴィースラーが生まれたブラジル、育ち学んだウイーン、彼女が住んだことのあるパリ、アイスランド。ヴォスレフは、さまざまな「外国」の音楽文化の要素を散りばめたコスモポリタンなスタイルを採り、腕利きの打楽器奏者たちの音楽からインスピレーションを得ながら作曲していきました。1986年、ストックホルムで初演

Chandos
CHAN20129(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.4〜ロシア四重奏曲集 Op.33
弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1,Hob.III-37
弦楽四重奏曲第38番変ホ長調Op.33-2,Hob.III-38 「冗談」
弦楽四重奏曲第39番ハ長調Op.33-3,Hob.III-39 「鳥」
弦楽四重奏曲第40番変ロ長調 Op.33-4,Hob.III-40
弦楽四重奏曲第41番ト長調 Op.33-5,Hob.III-41 「ご機嫌いかが」
弦楽四重奏曲第42番ニ長調 Op.33-6,Hob.III-42
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、イン・シュエ(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2019年12月11日−13日&2020年3月10日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。
「太陽四重奏曲集(CHAN10831)」、 「エルデーディ四重奏曲集(CHAN10886)」、「第3トスト四重奏曲集(CHAN10971)」に続く絶好調のハイドン第4弾は、1781年に作曲、ロシア大公パウル(後のロシア皇帝パーヴェル1世)に捧げられた「ロシア四重奏曲集 Op.33」。古典派弦楽四重奏曲の礎を築き、モーツァルトのお気に入りともなったセットで、第2曲目の「冗談」(Hob.III-38)は、2019年の来日公演でも披露された作品です。
カーネギー・ホール、ウィグモア・ホール、ロイヤル・コンセルトヘボウなど世界の主要ホールに定期的に出演し、2019年の来日公演では日本でもその質の高いアンサンブルを魅せつけてくれたドーリックSQによる麗しきハイドン。前3巻に引き続き、今回も2枚組で1枚分価格のリリースとなります。

GWK
GWK-145(2CD)
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op. 120
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ヴィオラ編)
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Op.147
ネジル・カズム・アクセス(1908−1999):無伴奏ヴィオラのための奇想曲(1978)*
ハリート・トゥルガイ(1967−):無伴奏ヴィオラのためのトローヤ(2018)*
ヴュータン:無伴奏ヴィオラのための奇想曲「パガニーニへのオマージュ」
アティラ・アルデミル(Va)、
イタマール・ゴラン(P)

録音:2015年8月&2018年8月
*世界初録音
ライプツィヒのMDRSOの首席ヴィオラ奏者であるアティラ・アルデミルが、ショスタコーヴィチとブラームス、フランクのソナタを組み合わせ、人間の持つあらゆる感情の表現に挑んだ2枚組のヴィオラ・アルバム。アルデミルはヴィオラという楽器について「私のすべての感情を表現するために作られており、その高音域の美しさと、暗く情熱的な低音域に魅了されている」と語っています。ピアノとのデュオ作品では、これまでに製作された中で最も古く、最も美しいヴィオラの一つである1560年製のペレグリーノ・ザネッティを、ソロ作品ではアレクサンダー・ブレトンのモダン・ヴィオラ(2017年製)を使用。トルコの現代作曲家の世界初録音作品も2曲収録されており、最後はヴィオラの名曲が多いことでも知られる19世紀ベルギーの偉大なヴァイオリニスト、ヴュータンの「パガニーニへのオマージュ」で締めくくられます。
GWK
GWK146(1CD)
イデー・フィクス Vol.2
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
エネスコ:ピアノ四重奏曲第2番ニ短調 Op.30
マリアーニ・ピアノ四重奏団

録音:2018年7月&2019年1月
フォーレとエネスコ、師弟関係でもあった2人の記念碑的なピアノ四重奏曲を組み合わせ、両作品の共通点である「イデー・フィクス(固定楽想)」をタイトルに掲げた意欲的なアルバムの第2巻。(第1巻(GWK138)にはフォーレの第2番とエネスコの第1番を収録。)第2巻では両者の親和性がよりはっきりと示される一方で、同時にエネスコがいかに師匠のスタイルから離れているかも明らかになります。
ルーマニアの作曲家ジョルジェ・エネスコはパリ音楽院でマスネとフォーレに作曲を師事し、その後は自作にルーマニアの民族音楽の要素を取り入れ、モダニズムへと発展させて行きました。フォーレの第1番とエネスコの第2番は、それぞれ全楽章のほぼすべての主題を支える「イデー・フィクス(固定楽想)」が特徴的です。両作品のスコアはディナーミクやアゴーギク、アーティキュレーションの指示が過多になっているようにも思えますが、これらの指示は一貫して生き生きとしたポリフォニックな音作りを目指したものと考えられます。マリアーニ四重奏団は良く考え抜かれた透明感のある演奏でそれらの指示を実現し、言葉で語るような深みのある音楽を作り上げています。

PASCHENrecords
PR-190064(1CD)
サクソフォン6重奏のための作品集
ヘンシェル:Was weite Herzen fullt
ショルン:Three Pictures、Manic Maelzel
ヘンシェル:Regeneration and Blend
ショルン:Wo kommt denn Des Her、Buddy's Soul - for Ken
ロジャー・ヘンシェル(Sax)、
シュテフェン・ショルン(Sax)、
ラシェル・サクソフォン四重奏団

録音:2017年3月&2019年7月
1969年結成のラシェル・サクソフォン四重奏団は、 Wiener Zeitungによって「サクソフォンの無冠の帝王」、 Weltの評論家から「もしもオリンピックでヴィルトゥオー ゾ管楽器の演奏種目があったとしたら、間違いなく金メダ ルを受け取るべき」と評された、名手揃いのサクソフォン・ アンサンブル。本アルバムは結成50周年を祝うアニバーサ リー・プロダクションとして、即興演奏の世界的名手であ るロジャー・ヘンシェル、シュテフェン・ショルンと共に、 バイエルン放送局の協力のもと録音されました。収録曲は すべてヘンシェルとショルンの手によるもので、クラシッ クとジャズの間に存在する交錯に着目し、それぞれの良い ところを融合させた上質な作品が並んでいます。一流のア ンサンブルによる演奏で、ヴィルトゥオジックで先進的、 ユーモラスで刺激的な、魅力あふれる音楽をお楽しみいた だけます。

MUSICAPHON
M-56971(1SACD)
ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.1〜イギリスのヴィオラ作品集
ジェフリー・グレイ:ヴィオラ・ソナタ
アダム・ゴーブ:ワルツとノクターン、ユモレスク
ブリテン:ラクリメ 〜 ダウランドの歌曲の投影 Op.48
ブリス:ヴィオラ・ソナタ
カリン・ドルマン(Va)、
セシリア・ボッシュマン(P)

録音:2009年10月
イギリスはヴィオラの名曲が多いことで知られますが、それは偉大なヴィオラ奏者、ライオネル・ターティスや、ウィリアム・プリムローズの存在によるところが大きいようです。ブリスの「ヴィオラ・ソナタ」(1933)はターティスのために、ブリテンの「ラクリメ」(1950)はプリムローズのために作曲されたもので、ブリスは「楽器のシンデレラであるヴィオラをプリンセスに仕立て上げたのはターティスだ」と、自著『As I Remember』の中で述べています。ターティスはブリス以外にも、ウィリアム・ウォルトン、アーノルド・バックス、フランク・ブリッジ、グスタフ・ホルストらにヴィオラのための作品を依頼しました。ここではさらに後の世代の2人の作曲家による作品が収録されていますが、ジェフリー・グレイのソナタ(1986)もターティスに教わったヴィオラ奏者ロジャー・チェイス(1953−)のために書かれたもので、20世紀初頭の英国ヴィオラ音楽の伝統を受け継いでいます。
ヴィオラのカリン・ドルマンはオランダ、ロッテルダム音楽院の教授を務める女流奏者。国際ヴィオラ協会の副会長の任にもある現代のヴィオラ界の重要人物の1人です。
MUSICAPHON
M-56976(1SACD)
ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.2〜フランスのヴィオラ作品集
ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第2番Op.244、
 花のカタログ Op.60(演奏者による編)
ケックラン:ヴィオラ・ソナタ Op.53
フランセ:ヴィオラとピアノのためのラプソディー
カリン・ドルマン(Va)、
セシリア・ボッシュマン(P)

録音:2010年11月/※当タイトルは初紹介旧譜(恐らく日本初紹介)のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。予めご了承下さい。
第1巻(M56971)のテーマがイギリスのヴィオラ作品であったのに対し、第2巻となる本アルバムには、20世紀フランスのヴィオラ作品が集められています。1910年以前に書かれたフランスのヴィオラ・ソナタのリストを見てみると、有名な作曲家の名前がほとんど含まれていないことに気が付きます。ヴィオラが室内楽のための楽器として評価されるには、20世紀を待たねばなりませんでした。
本アルバムの中心となるのは、盟友関係にあったケックランとミヨーのヴィオラ・ソナタです。1915年に完成したケックランのソナタは、彼が室内楽の分野で重要な一歩を踏み出した作品であり、この頃の彼の最高傑作と言っても過言ではない重要作。長いメロディックなライン、複雑なリズム、劇的なコントラストを持ち、第1次世界大戦中の雰囲気を漂わせるこのソナタについて、ケックランは作品の被献呈者であるミヨーに「陰鬱であると同時に親密なもの」と語っています。一方ミヨーのソナタ第2番はケックランの約30年後、1944年の作で、プロ・アルテ四重奏団の創始者であるアルフォンス・オンヌーの思い出に捧げられています。

Goodies
78CDR-3810(1CDR)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調作品102-1 パブロ・カザルス(Vc)

ミエチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
豪 HMV DB3065/6
1936年11月28日ロンドン、EMI スタジオ録音
パブロ・カザルス(1876-1973)はスペインのカタルーニャ地方の町エル・ペドレ ル生まれたチェロ奏者。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、楽理、作曲を学ん だ。1890年バルセロナでバッハの無伴奏チェロ組曲の楽譜に出会った。1899年 23歳でパリにデビュー、1902年ピアノのコルトー、ヴァイオリンのティボーと トリオを結成、1904年にバッハの無伴奏チェロ組曲を初めて公開演奏した。 1908年ラムルー管弦楽団で指揮者デビューした。レコード録音は機械式録音時代 の1915年から始め、バッハの無伴奏チェロ組曲第3番から 4曲、「G線上のアリ ア」ほか小品を18面録音した。ピアノのミエチスワフ・ホルショフスキ(1892- 1993)はポーランド出身。99歳までステージに立った伝説のピアニスト。カザル スの第1回目のベートーヴェン: チェロ・ソナタ全集では第3番以外のピアニスト を務めた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

Pentatone
PTC-5186869(1CD)
シューマン:3つの弦楽四重奏曲
(1)弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.41-1
(2)弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-2
(3)弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-3
エマーソンSQ【ユージーン・ドラッカー(ヴァイオリン/(1)(2)1st&(3)2nd)、フィリップ・セッツァー(ヴァイオリン/(1)(2)2nd&(3)1st)、ローレンス・ダットン(Va)、ポール・ワトキンス(Vc)】

録音:(1)2018年12月19&20日、(3)2018年5月16&17日/コンコーディア大学、ブロンクビル(ニューヨーク州)
(2)2019年1月23&24日/ドリュー大学、マディソン(ニュージャージー州)
1976年結成以来、常に世界のトップに君臨するアメリカのクァルテット、エマーソンSQ。長年DGレーベルとの専属契約で数多の録音を発表し、 その間6つのグラミー賞、2つのグラモフォン賞ほか、数々の受賞歴を誇ります。その後、2011年にSONYに移籍しましたが、この度新天地に選んだの はPENTATONEレーベルでその第1弾はシューマンの3つの弦楽四重奏曲です!
シューマンの弦楽四重奏曲はDGレーベルに録音した第3番(1984年録音)のみで、意外にもこの度団としては第1番、第2番ははじめての録音となり、 現在のメンバーとなってからはもちろん初録音となります(2013年に加わったチェロのポール・ワトキンスになってからの初めてのアルバムとなります!)。
1842年の夏に作曲された3つの弦楽四重奏曲は、シューマンの室内楽作品を語るうえで最も重要な作品群。ベートーヴェンの作品に触発されたシュー マンは、伝統的な形式をとりながらもシューマンらしい幻想性と叙情性を、特に緩徐楽章で表現しております。
エマーソンSQといえば、団結成以来シャープに研ぎ澄まされた演奏が持ち味ですが、このシューマンでは新鮮さと独創性を引き出しております。 ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、バルトーク、ウェーベルン、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を録音してきた彼らのディスコグラフィ に新たに加わる名盤の登場です! 当団の特徴といえば第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを固定しない体制をとっていることですが、当録音でも作品と特徴を捉えて、ユージーン・ドラッ カーが第1番、第2番の、フィリップ・セッツァーが第3番の、それぞれ第1ヴァイオリンを務めております。また、近年増えている演奏会における立奏ス タイルですが当団は早くから取り入れておりました。常に進化し続けるエマーソンSQ、今後さらなる活躍にも注目です!
また、当団の最初の録音から担当しているダー=ホン・シートーがレコーディング・プロデューサーを務めており、変わらぬサウンドをお届けいたします。 (Ki)

SKARBO
DSK-4182(1CD)
「4 For 4」
レベッカ・クラーク:アダージョ(ポエム)〜弦楽四重奏のための
ジェルメーヌ・タイユフェール:弦楽四重奏曲
エイミー・ビーチ:弦楽四重奏曲
フロランティーヌ・ミュルサン:弦楽四重奏曲第3番 Op.47
レベッカ・クラーク:コモドとアマービレ〜弦楽四重奏のための
シネ・カ・ノンQ【サラ・シュナル(Vn1)、ヴィルジニー・トゥルバン(Vn2)、キャスリーン・ドゥモンシ(Va)、クレール=リーズ・デメットル(Vc)】

録音:2018年11月2-4日/セクエンツァ・スタジオ(モントルイユ)
ジャン・クラのピアノ五重奏曲と弦楽四重奏曲『私のブルターニュへ』(DSK 4181)で仏スカルボ・レーベルからデビューを果たしたシネ・カ・ノン四重奏団。 このアルバムは独「フォノ・フォルム」誌、米「ファンフェア」誌、仏「クラシカ」誌、仏「ディアパソン」誌などで高く評価されました。また「レコード芸術」 誌の海外盤REVIEWでも特選盤となっています。 期待の第2弾は女性作曲家に焦点を当て、1919年から2013年までに作曲された4人の作曲家、計5篇を収録しております。
ラヴェルに師事しサティやシャブリエから影響を受けたフランスのジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983)は映画音楽でも知られますが、現在クラシッ クの数多くの作品でも再評価が進んでおります。
アメリカ初の創造的な女性作曲家として知られるエイミー・ビーチ(1867-1944)は美しい旋律と情熱的な表現が魅力の作曲家です。
国際的なヴィオラ奏者としても活躍したイギリスのレベッカ・クラーク(1886- 1979)は、ヴィオラを中心とした室内楽、歌曲などを手懸けた戦中に最も 活躍したイギリスの作曲家の一人に数えられます。
フランスのフロランティーヌ・ミュルサン(1962-)は2011年にフランス芸術アカデミーよりナディア&リリ・ブーランジェ賞を授与されている実力派です。
弦楽四重奏の無限の可能性を改めて感じさせてくれる豊かさと多様性をシネ・カ・ノン四重奏団が示した注目の録音です。
パリとリヨンで学んだ2006年創設のシネ・カ・ノン四重奏団は、バロックから現代音楽、さらにはシャンソン、ワールドミュージックと幅広いレパートリー を演奏するアンサンブルです。 (Ki)


BIS
BISSA-2478(1SACD)
ブラームス:室内楽曲集
(1)スケルツォ ハ短調 WoO 2〜F.A.E.ソナタより【原曲:ヴァイオリン・ソナタ/編曲:サイモン・スミス】
(2)ソナタ ト短調 Op.38【原曲:チェロ・ソナタ ホ短調/編曲:ダニエル・グリムウッド】
(3)ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
アレック・フランク=ゲミル(Hrn/(1)(2)パックスマン社(1970年製)のトリプル・ホルン、(3)ロー-ラブバイ(1871-76年製)のナチュラルホルン【ウィリアム・ブラウン作 ピストン・バルブ・セクション付き】)
ダニエル・グリムウッド(ピアノ/スタインウェイD ハンブルク(2009年製))、
ベンジャミン・マーキス・ギルモア(ヴァイオリン/アンニバル・ファニオラ(1921年製))

録音:2019年5月&6月/パモジャ・ホール、セブンオークス・スクール(ケント、イングランド)
注目のホルン奏者アレック・フランク=ゲミル。当アルバムではブラームスの室内楽に挑みました。
アレック・フランク=ゲミルは現在スコットランド室内Oの首席ホルン奏者をつとめる俊英。高度な技術を要するホルンですが、フランク=ゲミルは 完璧ともいえる技術を武器に実に雄弁に歌い上げ、聴き手を魅了しています。録音ではBISレーベルから19世紀に生きた作曲家の作品を集めた『ノーブ ルでメランコリーな楽器』(BIS SA 2228)、フェルスター、テレマン、ネルーダ、レオポルド・モーツァルト、そしてハイドンのホルン協奏曲5篇を収録した 『W.A.モーツァルト以前の初期ホルン協奏曲集』(BIS SA 2315)をリリースしています。
今回のブラームスでは楽器にも注目です。ホルン三重奏曲の演奏では作曲された同時代、ロー-ラブバイ(1871-76年製)のナチュラルホルンを使用。 この名器はフランスでナチュラルホルンとして製作されましたが、後にロンドンに輸入され取り外し可能なバルブ・ブロックが追加されました。現在この楽器 はブレイン家が所有しており、今回の録音にあたり、デニス・ブレインの姪ティナと王立音楽院の許可を得て使用しました。当時の響きを追求した注目盤です。 (Ki)

Dynamic
CDS-7883(1CD)
NX-B03
ブラームス:2つの弦楽五重奏曲
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111
エネルジエ・ノーヴェQ【ハンス・リヴィアベッラ(Vn1)、バルバラ・チアンナメア(Vn2)、イヴァン・ヴクチェヴィチ(Va)、フェリックス・フォーゲルザンク(Vc)、ウラディーミル・メンデルスゾーン(Va)】

録音:2017年2月17-19日,10月21-23日
ブラームス後期の傑作、2つの弦楽五重奏曲をエネルジエ・ノーヴェ四重奏団の演奏で。 2008年にスイスのルガーノでスイス・イタリア語放送Oの奏者によって結成されたエネルジエ・ノーヴェ 四重奏団は、国際的な音楽祭に出演するほか、プロコフィエフ、ヤナーチェク、スメタナ作品の録音で評価さ れています。今作ではブカレスト出身のヴィオラ奏者、ウラディーミル・メンデルスゾーンをゲストに迎え、ブラー ムスの五重奏曲を熱演。ヴィオラの渋い響きが存分に生かされた魅力的な演奏をお楽しみいただけます。

MERIDIAN
CDE-84657(1CD)
チェロとコントラバスのための音楽
ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
ドラゴネッティ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
ボッケリーニ:チェロとコントラバスのためのソナタ 変ロ長調 G.565
スティーヴンソン:チェロとコントラバスのためのソナティーナ
カイパー:チェロとコントラバスのためのロンド・ソロ
ゴルターマン(バウマン編):ベッリーニの回想
パガニーニ:チェロとコントラバスのための幻想曲
ペーター・マルテンス(Vc)
レオン・ボッシュ(CB)

録音:2019 年11 月14 、15 、16日 ロンドン
チェロとコントラバスのための作品集。ロッシーニの軽快な曲からアラン・スティーヴソン の2004 年の作まで様々な作品が集められています。ハンブルク生まれのユリウス・ゴルター マン(1825-1876)の作品が珍しい。 ペーター・マルテンスは南アフリカ出身のチェロ奏者。レオン・ボッシュも南アフリカの生ま れで、後に英国に移住。彼は Meridian に「ヒンデミット他:コントラバス作品集(CDE-84626)」「21 世紀のコントラバス作品集(CDE84655)を録音していた。
MERIDIAN
CDE-84659(1CD)
ピアッティ:オペラ幻想曲集 第2集
導入とドニゼッティ「ルチア」の主題に基づく変奏曲
ドニゼッティ「ファヴォリータ」に基づくロンド
ドニゼッティのオペラ「シャモニーのリンダ」の思い出
ドニゼッティの「マリーノ・ファリエーロ」の舟歌に基づくパラフレーズ
ヴェルディ「トロヴァトーレ」の回想
バルフのアリアに基づくカプリッチョ
エイドリアン・ブラッドバリー(Vc)
オリヴァー・デイヴィス(P)

録音:2018 年 12 月 14-16日 ケンブリッジ
第1 集(CDE-84642)に続くアルフレード・ピアッティのオペラ幻想曲集。アルフレード・ ピアッティ(1822-1901)は北イタリア、ベルガモの生まれでロンドンで活躍したチェロ奏 者。第1 集ではベッリーニ中心だったが、第2 集はドニゼッティが中心。マイケル・ウィリア ム・バルフ(1808-1870)はスコットランド出身のヴァイオリン奏者、バリトン歌手で、ピアッテ ィはこの一回り上の作曲家と親交があったという。 エイドリアン・ブラッドベリーは英国のチェロ奏者。ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジ の出身。

CASCAVELLE
VEL-1516(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1 番変ホ長調 Op.12
弦楽四重奏曲第2 番イ短調 Op.13
カプリッチョ ホ短調 Op.81-3
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(Vn)、フランソワ・ゴトロー(Vn)、ニコラシュ・パシュ(Va) 、マルク・ジェルマン(Vc)】

録音:1987 年7 月パリ
VEL-1054の再発売。スイス、ローザンヌを拠点とするベテランSQ、シネ・ノミ ネ四重奏団が、1985年にエヴィアン・コンクールで最優秀賞を受賞してすぐの録音。既に 技術精度は極めて高く、しかも瑞々しい音色で4弦すべてがよく歌い、これはコンクール 優勝も当然と言う他ない演奏。またこの録音はこの四半世紀ほどで一気に人気が高まっ たメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の火付け役の一つでもあった。特に18歳のメンデル スゾーンがベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲に感化されて書き上げたイ短調は実に 見事。
CASCAVELLE
VEL-1517(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第11 番ハ長調 Op.61
弦楽四重奏曲第13 番ト長調 Op.106
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(Vn)、フランソワ・ゴトロー(Vn)、ニコラシュ・パシュ(Va) 、マルク・ジェルマン(Vc)】

録音:1988 年スイス,コルソー・シュル・ヴヴェイ
VEL-1055の再発売。有名な第12番「アメリカ」の前後に書かれたドヴォルザークの2曲 の弦楽四重奏曲を収録。両曲とも40分に迫る大曲。ハ長調の第11番は渋めなものの風 格豊かな傑作。ト長調の第13番は、第2楽章のアダージョ・マ・ノン・トロッポがしみじみと 美しいことで知られています。シネ・ノミネ四重奏団の演奏はたいへんに新鮮なもので、両作品の魅力を改めて実感させられます。
CASCAVELLE
VEL-1518(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2 番ト長調 Op.77
ピアノ五重奏曲第2 番イ長調 Op.81
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(Vn)、フランソワ・ゴトロー(Vn)、ニコラシュ・パシュ(Va) 、マルク・ジェルマン(Vc)】
ヴァンサン・パスキエ(Cb)
フィリップ・ダンクル(P)

録音:1991 年6 月ドンブレソン、68'23
VEL1018の再発売。ドヴォルザークの弦楽五重奏曲第2番とピアノ五重奏曲第2番を収 録。どちらもシネ・ノミネ四重奏団の美音とじっくりした音楽作りがドヴォルザークに合って おり、聞き応えがある。 フィリップ・ダンクルはスイス、ジュネーヴのピアニスト。伴奏ピアニストや室内楽で活躍し ています。ヴァンサン・パスキエはフランスのコントラバス奏者。パリOの第1ソロ・コン トラバス奏者を務めています。

NEOS
NEOS-12012(1CD)
エルハルト・グロスコップ(b.1934):エレクトロ・アコースティック作品集
(1)「ディアレクティクス」ヴァージョン 5/8 (1969)【大阪万博 1970 委嘱作品】〜マグネティック・テープと3 人の器楽奏者のための
(2)「変化の過程」(1971)〜4 トラックのマグネティック・テープのための
(3)「ナイト・トラック」(1972)〜4 トラックのマグネティック・テープのための
(4)「ディアレクティクス」ヴァージョン 1/8 (1969)〜マグネティック・テープと 3 人の器楽奏者のための
(1)(4)エベルハルト・ブルム(Fl)
(1)(4)ハンス・ダインツェル(Cl)
(1)(4)ヴィンコ・グロボカール(Trb)
(1)クロード・レロング(Va)
(1)(4)エルハルト・グロスコップ(サウンド・コントロール)

録音:(1)1969年/2020年(リミックス)
(2)1971年/2020年(リダクション)
(3)1972年/2020年(リダクション)
(4)1969 年/1970 年( リダクション) (live)
ベルリンを拠点に活動するドイツのエルハルト・グロスコップが1970 年前後に作曲、制 作したテープ音楽あるいはテープと器楽のための作品を最新の技術によりリミックス、リ ダクションし音質を飛躍的に向上させてリリース。1970 年代前衛音楽が最も熱かった時 代の息吹きがよみがえます。「ディアレクティクス」は大阪万博 EXPO’70 でドイツ館におい て初演された。折りしもドイツ館ではシュトックハウゼンも自作を上演した。ここに収められ た作品はいずれも最新のテクノロジーを駆使した実験色の濃いもので現代音楽の可能 性と領域を広げようとする作曲者の楽観的な野心で満ち溢れています。プログレシヴ・ロッ クにも通じるものがあり、多くの音楽ファン必聴!作曲家でトロンボーン奏者のグロボカ ールが参加していることも見逃せない。
NEOS
NEOS-12008(1CD)
トビアス・エドゥアルド・シック(b.1985):室内楽作品集
(1)クラングツァイヒヌング(音の描画)(2009)〜コントラバス独奏のための
(2)BAM[自己破壊なしに] (2013)〜アンサンブルのための
(3)影の音楽(2017)〜ヴァイオリン、アコーディオンとピアノのための
(4)ウンター・フェルシュルス(鍵付きで)(2015)〜クラリネット、チェロとピアノのための
(5)キルト(2017)〜アコーディオンとエレクトリック・ギターのための
(1)トビアス・エドゥアルド・シック(Cb)
(2)レナルト・ドームス(指)
エル・ペッロ・アンダルス(Ens)
(3)ディエゴ・ラモス(Vn)、オリヴィア・シュタイメル(アコーディオン)、サイキミチコ(P)
(4)トリオ・ソステヌート
(5)デュオ・シュタイメル=ミュクシュ

録音:2013-2019年
エドゥアルド・シックはドイツ出身。マーク・アンドレ、エルンスト・ヘルムート・フランメルに師事した 後、電子音楽とコントラバスを学んでいます。みずから演奏しているコントラバスのための「音の描画」 は終始静けさのなか、音の質感と音色の推移の変化で構成されています。「影の音楽」ではヴァイオ リン、アコーディオンとピアノが互いに影になったり、表になったりと付かず離れずの微妙な関係性 を作る。アコーディオンとエレクトリック・ギターのための「キルト」ではアコーディオンの持続音にエ レクトリック・ギターが鮮烈に斬り込む。いずれも電子音楽を学んだ作曲者らしいスタティックな音響 が魅力。
NEOS
NEOS-12016(1CD)
ルネ・ヴォールハウザー(b.1954):ReBruAla
(1)-(3)声のための三部作(2016)
(4)フルート、クラリネットとチェロのための三重奏曲第1 番(2016)
(5)「トラマドール・クリアンノ」(2017)〜ピアノのための
(6)「マラプロ」(2017/18)〜ヴァイオリンとピアノのための
(7)「クアマクッチ」(2016-17)〜フルート、コントラバスとピアノのための
(8)「縁」(2017)〜バリトンとピアノのための
(9)「ReBruAla」(2017)〜ソプラノ、バリトン、打楽器化されたピアノとフィクスド・メディアあるいはライヴ・アンサンブル、ノイズ・トラックとフィールド録音のための
(1)-(4)アンサンブル・ポリソノのメンバー
(5)(6)(8)ルネ・ヴォールハウザー(Pf、(8)Br)
(6)エリア・ザイフェルト(Vn)
(7)ジ・アート・アンサンブル・ベルリン
(9)デュオ・シモルカ=ヴォールハウザー

録音:2017/18年
NEOS-では7 枚目となるウォーハウザーの作品集。声楽作品、室内楽作品など多様な作品が収 録されています。ウォーハウザーは作曲家には珍しく歌手(Br)でもあり、このディスクで自作自演 を行っています。彼は当初実験性の強いジャズ、ロックをしていたが後にセロツキ、カーゲル、ホリガ ーらに師事し現代音楽へ転向した。しかし当初の実験的なロック、ジャズの影響は後の作品にも及 んでいて「ReBruAla」では声楽とノイズ(工事で使われる重機のけたたましい音も使われる)が交錯 するエキセントリックな作品。

SUPRAPHON
SU-4289(1CD)
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):オーボエ五重奏曲、弦楽四重奏曲集
(1)五重奏曲第1番変ロ長調〜オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:B2(1777?)
(2)弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.3 ED 4:F1(1768/69)
(3)弦楽四重奏曲 イ長調 Op.3 ED 4:A1(1768/69)
(4)五重奏曲第2番ニ長調〜オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:D1(1777?)
(5)弦楽四重奏曲第5番ト長調 遺作 ED 4:G4(1781)
(6)五重奏曲第3番ヘ長調〜オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:F2(1777?)
ドレジャルSQ【ヴァーツラフ・ドヴォルザーク(Vn1)、ヤン・ズロストリーク(Vn2)、マルチン・アダモヴィチュ(Va)、ヴォイチェフ・ウルバン(Vc)】
(1)(4)(6)ミハエラ・ハラバーンコヴァー(Ob)

録音:2020年7月6-8日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
近年、再評価されているヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)。鍵盤のための作品全集(BIS / BIS SA 2393)、オラトリオ『アダムとイヴ』(PASSACAILLE RECORDS / PAS 1053)、フルート協奏曲(PENTATONE / PTC 5186723)など、各レーベルからのリリースが続いております。SUPRAPHONレーベ ルからは世界初録音となったオーボエ五重奏曲と弦楽四重奏曲です!
プラハ近郊ホルニー・シャールカに生まれ、ローマで没したミスリヴェチェクは、ヴェネツィアでジョヴァンニ・ペシェッティに師事し、軽快な声部書法と 旋律面での豊かな創意によってイタリア歌劇の作曲家として名声を博したほか、古典派の交響曲、室内楽曲を多数作曲しました。若きモーツァルトと面識を 持ち作曲語法も近いものがあり、モーツァルトに大きな影響を与えた人物としても知られています。
ここに収録されたオーボエ五重奏曲、弦楽四重奏曲はすべて世界初録音。2つの弦楽四重奏曲 Op.3は1768年パリで出版、また弦楽四重奏曲 ト長調 遺作はミスリヴェチェクの死後まもなくアムステルダムで出版されました。いずれもウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなったミスリヴェチェクの華やかで 美しい旋律が魅力です。
さらに注目がオーボエ五重奏曲集。これらの作品はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父、レオポルド・モーツァルトが息子に宛てた手紙にそ の作品について書いていたことでその存在は知られていました。それは1777年10月の日付の手紙の中で、レオポルドがミスリヴェチェクの五重奏曲をザ ルツブルク大司教に捧げたいというものでした。オーボエ五重奏曲は6つ書かれていますが、その後オーボエ・パートは消失。しかし、当録音で演奏してい るオーボエ奏者のミハエラ・ハラバーンコヴァーとドレジャルSQのヴァイオリン奏者のヴァーツラフ・ドヴォルザークがヨーロッパ全域からのコレ クションを集めたことにより3つを発見し、見事に復元しました。演奏家の並々ならぬ尽力により世界初録音が実現に至りました。
この録音で明らかになったのはやはりミスリヴェチェクの作品は傑作揃いであること。グルック、ハイドンなどの巨匠たちと並んで、完成度の高い美しい作 品がここに聴くことができます! (Ki)
SUPRAPHON
SU-4286(1CD)
「ネクスト・ホライゾン」
(1)マルティン・ハイブラー(1977-):「ベスト・ビート・ヴィヴァルディ(Ba/Rock/Jazz Concerto)」〜オーボエ、弦楽、ピアノとパーカッションのための協奏曲【ヴィヴァルディ :オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455に基づく】
(2)バッハ:「憐れみたまえ、わが神よ」〜マタイ受難曲 BWV244より
(3)ハイブラー:「キックダウン」Op.47
(4)バッハ:「アリア」〜管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068より
(5)エンニオ・モリコーネ(1928-2020):「クァルティエール・ロマンス」
(6)ハイドン:協奏曲 ニ長調(マリアン・ヴァルガ(1947-2007)編)
(7)ピアソラ(1921-1992):「オブリビオン」
(8)ピアソラ:「リベルタンゴ」
(9)ズデネク・メルタ(1951-):「ブルージー」
(10)モリコーネ:「ガブリエルのオーボエ」〜映画「ミッション」より
(11)レッド・ツェッペリン:「カシミール」
(12)ミロスラフ・ジュビルカ(1952-):「野鳥のバラード」
ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)、
アルティメット・W・バンド
【ゲスト出演:パヴェル・シュポルツル(Vn)、マルティン・ハイブラー(P)、ズデネク・メルタ(P)】

録音:2020年4月/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
タジオにてセッション録音が実現。ヴェヴェルカによって結成された可変アンサンブル、アルティメット・W・バンドとの共演のクロスオーバー・アルバム「ネ クスト・ホライゾン」です!収録作品はバッハ、ハイドン、ピアソラ、モリコーネからレッド・ツェッペリン、さらにはチェコの作曲家ハイブラー、メルタ、ジュ ビルカまで実に多彩なプログラムに挑みました。
プラハ音楽院で学び、ジャン=ルイ・カペツァリに師事したヴェヴェルカは2003年日本で開催された第7回国際オーボエ・コンクール・軽井沢で1位を 獲得。その後、ベルリンPOをはじめ世界有数のオーケストラと共演しキャリアを積んできました。また故クラウディオ・アバドによ り設立された、優秀な若手音楽家で構成されたグスタフ・マーラー・ユーゲントOの一員として活躍し、アバドの厚い信頼を得ておりました。
録音も積極的で、スプラフォン・レーベルからのソロのデビュー盤「テレマン、ブリテンの無伴奏オーボエ作品集」(SU 4121)で注目され、その後「ヴィヴァ ルディ、テレマン、バッハのオーボエ協奏曲集」(SU 4188)、ハープ奏者カテジナ・エングリホヴァーとの「インプレッションズ」(SU 4212)、そして アンサンブル・ベルリン・プラハのメンバーとして「ゼレンカの6つのトリオ・ソナタ」(SU 4239)などをリリースしており、このディスコグラフィが示す通 り幅広いレパートリーを誇る名手であることがわかります。
期待の当アルバムではオーボエの可能性を広げた意欲作。現代作曲家、マルティン・ハイブラーがヴィヴァルディのオーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455から 着想を得て作曲した「ベスト・ビート・ヴィヴァルディ」は、バロックとロックが融合(Ba/Rock)しジャズのテイストで仕上げた協奏曲。ミロスラフ・ジュ ビルカ作曲の「野鳥のバラード」では実に温かくオーボエと弦楽アンサンブルの語らいを楽しめます。
また、2020年7月に惜しまれつつ亡くなったエンニオ・モリコーネの名作も収録。映画「ミッション」のテーマである「ガブリエルのオーボエ」は今やオー ボエ奏者の必須レパートリー。あまりに美しいメロディはフィギュアスケートでもおなじみです。さらにピアソラの「リベルタンゴ」や「オブリビオン」も収録。 そして、ヴェヴェルカが最も得意とするバッハでは有名な「憐れみたまえ、わが神よ」と「アリア」を録音しました。ヴェヴェルカの妙技もさることながらアルティ メット・W・バンドのアンサンブル能力の高さにも脱帽です。
また、当録音では鬼才ヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツルがゲスト出演し、さらにマルティン・ハイブラーとズデネク・メルタはそれぞれ自作の作 品でピアノを演奏しているのも注目と言えます。常に新しい道を求めているヴェヴェルカがこの時代にお届けする注目作です! (Ki)

Pentatone
PTC-5186840(1SACD)
「バッハの音楽の捧げもの」
ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲、ラーフ・ヘッケマ編曲:(1)-(9)『音楽の捧げもの』 BWV1079
“王の命による主題と付属物をカノン様式で解決した”
@.ラルゴ(6'13)
A.3声のリチェルカーレ(5'31)
B.アレグロ(5'50)
C.王の主題によるカノン第1番「2 声の逆行カノン」(3'07)
D.アンダンテ(3’15)
E.王の主題によるカノン第2番「2 声の逆行カノン」(3'51)
F.アレグロ(2’48)
G.王の主題によるカノン第3番「2 声の逆行カノン」(4'07)
H.6声のリチェルカーレ(6'02)

(10)ゴルトベルク変奏曲と同じ定旋律に基づく『14 のカノン』 BWV1087(4'27)

(11)-(15)コラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくカノン風変奏曲 BWV769
@.オルガン・コラール『高き天より、われ来たりぬ』 BWV作品番号なし〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ1「歓呼の声を放て、喜び踊れ」)〜コラール・プレリュード『高き天より、われ来たりぬ』 BWV738〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界
の人口を調査せよとの勅令が」〜変奏曲T「オクターヴによるカノン」 BWV769/1(5'05)
A.コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界の人口を調査せよとの勅令が」〜変奏曲U「5度のカノン」 BWV769/2(5'05)
B.コラール『高き天より、われ来たりぬ』(マニフィカト BWV243aより)〜コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV701(降臨・降誕(クリスマス)の歌によるフーガ集より)〜変奏曲V「7度のカノン」 BWV769/3(5'35)
C.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV700(降臨・降誕の歌によるフーガ集より)〜変奏曲W「オクターヴの拡大カノン」 BWV769/4(5'47)
D.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV606(オルガン小曲集より)〜変奏曲X「6度、3度、2度、9度による反行カノン」 BWV769/5(3'54)
カレファックス・リード五重奏団
【オリヴァー・ボエクホールン(オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルン)、イヴァー・ベリックス(クラリネット、E-flatクラリネット)、ラーフ・ヘッケマ(ソプラノ・サクソフォーン、アルト・サクソフォーン)、イェルテ・アルトゥイス(バセットホルン、バス・クラリネット)、アルバン・ウェスリー(バスーン)】
(1)-(10)アルテュール・クラーセンス(ルポフォン、イングリッシュホルン)

録音:2020年6月ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
アルバム「隠された秘宝」(KKC 6198 / PTC 5186696)がレコード芸術誌の特選盤(2020年7月号)、朝日新聞 For your collection(2020年6月18日掲載)など、国内でも高い評価を得たリード五重奏団の “カレファックス”。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアン サンブル」と評され、結成当時から圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで高水準の演奏には定評があります。録音は独MDGレーベル、 蘭PENTATONEレーベルなど数多くのリリースでも知られます。
コロナ禍で演奏活動が制限される中、最新アルバムは2020年6月にセッション録音が実現。オール・バッハ・プログラムに挑戦しました。収録作品は『音 楽の捧げもの』BWV1079、『14のカノン』 BWV1087そしてコラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくカノン風変奏曲 BWV769、すべて当団のラー フ・ヘッケマが編曲を手掛けました。
プロイセン王フリードリヒ2世が提示したといわれる単一主題に基づく『音楽の捧げもの』は1747年夏にライプツィヒにて成立。この曲集はバッハの作 品の中でもとりわけ高度なポリフォニー技巧が駆使されており、整然としてしかも謎に満ちた楽譜の印象は “音による幾何学” とも言われます。しかし、バッ ハの傑作と謳われながら曲順指定や譜の問題などにより、実際の演奏に際しては奏者ごとの解釈が盛り込まれることも多い作品で、カレファックスの演奏で も趣向を凝らした曲順となっております。『14のカノン』はゴルトベルク変奏曲の主題低音部に基づく14曲のカノンで1747〜1748年8月成立と推定さ れています。主題とその逆行形による2声のカノンの第1曲にはじまり、主題と対位主題、およびそれぞれの転回形による4声の二重カノン(第5曲)、基 礎音上の5声の二重カノン(第11曲)、6声の三重カノン(第13曲)など、全14曲がさまざまな形を示します。名人集団カレファックスならではの音の パレット豊かなに色彩感に富んだ演奏を披露しております。
「クリスマスのコラール『高き天より、われ来たりぬ』による2つの手鍵盤とペダルのためのカノン風変奏曲」という題名で印刷されて出版されたのは1747年。 5つの変奏曲としてオルガンのために書かれたこの作品をヘッケマはコラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくバッハのほかの作品(クリスマス・オラ トリオおよびオルガン曲)を各変奏曲の前に編み込み、より華やかにより豊かな響きを追求した作品に仕上げました。それぞれの楽器がまるでオルガンのストッ プのように変化にとんだ音色は当団ならではの妙技と言える充実の出来栄え。演奏はもちろんのこと、作品への造詣の深さも光るアルバムと言えましょう。 (Ki)

MSR
MS-1689(1CD)
「リフラクション(屈折)」
(1)ドヴォルザーク:4 つのロマンティックな小品Op.75
(2)クリスティアン・アスプルンド(b.1964):永遠のラウンド(2015)
(3)モーツァルト(1756-91):ヴァイオリン・ソナタ第26 番変ロ長調K378
(4)ニール・ソーノック(b.1977):紺碧の地殻(2013)
アレクサンダー・ウッズ(Vn)
レックス・ウッズ(P)
(2)オーベリー・スミス・ウッズ(Vn)

録音:2019/2020年ローズウッド・レコーディング・カンパニー,ユタ州
(2)(4)世界初録音
アレクサンダー・ウッズはセントルイス響、ユタ響などと共演、バロックから古典派、ロ マン派、現代まで幅広いレパートリーを持つヴァイオリニスト。「屈折」というアルバム・タ イトルにある通り、古典派、ロマン派、現代曲とヴァラエティのあるプログラムだが現代曲 のアスプルンド作品もソロネック作品も民族的、新ロマン主義的な色彩が濃く、肩の力 を抜いて楽しめる内容になっています。
MSR
MS-1747(1CD)
「偉大な湖から」〜ホルンのための作品集
(1)スーザン・マター(b.1962):「エイジス」(2008)
(2)ジェームズ・ワイルディング(b.1973):「蒸留」(2015)
(3)ジェームズ・ワイルディング:「メランコリア」(2013)
(4)デイヴィッド・モーガン(b.1957):「ペンギンが飛ぶ時」(2018)
ステイシー・ミケンズ(Hr)
(1)ダイアン・ヤズヴァック(P)
(2)ジェームズ・ワイルディング(P)
(3)ケン・ハインライン(Tuba)
キャロライン・オルトマンス(P)
(4)フランソワ・フォウラー(G)
デイヴィッド・モーガン(ベース)
D.ジャック・チアルニエッロ(P)
レックス・ベニンカーサ(Perc)

録音:2019年6月
アメリカの作曲家たちによるホルンを中心に据えた室内楽作品集。いずれも調性やモードに 基づく親しみ易い作品。モーガンの「ペンギンが飛ぶ時」はもともとホルンとウィンド・アンサンブ ルのための作品だがここではホルン、ギター、ベースとピアノ、打楽器にアレンジ。ジャズ風の 洒落た作品に仕上がっています。ステイシー・ミケンズはダラス響、デトロイト響、ピッツバーグ歌 劇場管でそれぞれ首席を歴任、現在はソリストとして活躍する中堅女流ホルン奏者。
MSR
MS-1765(1CD)
ジョナサン・レシュフ(b.1973):作品集
4つのダンス(2014)
弦楽四重奏曲第3 番「ミラー・カーン四重奏曲」(2011)
弦楽四重奏曲第4 番(2011)
カープ・ディームSQ

録音:2016/2017年
ジョナサン・レズノフはボルティモアを拠点に活動する、グラミー賞候補にもなったことがある 若手作曲家。作品はギル・シャハム、マヌエル・バルエコらによってさかんに演奏されています。 彼の作風は新ロマン主義風で、ここに収められた作品は時にラヴェル、サミュエル・バーバーら を思わせる叙情的な音楽。


Treasures
TRE-224(2CDR)
レーヴェングートSQ〜フランスの弦楽四重奏曲集
■Disc1
フォーレ:弦楽四重奏曲Op.121
ルーセル:弦楽四重奏曲
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
■Disc2
フランク:弦楽四重奏曲
ラヴェル:弦楽四重奏曲
レーヴェングートSQ
【アルフレッド・レーヴェングート(1Vn)、ジャック・ゴトコフスキー(2Vn)、ロジェ・ローシュ(Va)、ロジェ・レーヴェングート(Vc)】

録音:1965年(ステレオ)
※音源:VOX SVBX-570
◎収録時間:147:33
“むせ返るほどの芳醇な香りを湛えたレーヴェングートQの至宝!”
■音源について
レーヴェングートQの代表的名盤ボックス(3LP)の全てを収録。このセットは彼等の最大の偉業と言っても過言ではないはずですが、まとまった形でCD化されないのが不思議です。

★決して多いとは言えないレーヴェングートQの録音の中で真っ先にお勧めしたいのがこのセット。中でもドビュッシー&ラヴェルは、同カップリングのレコードの中でも最高の逸品と信じて止みません。しかし、通常はモノラル録音とステレオ再録音が存在する場合、大抵はモノラルが忘れわれるものですが、レーヴェングートQの「ドビュッシー&ラヴェル」に関しては、名演として紹介されるのは専らDGのモノラル録音ばかり。両者を比較した上でモノラルの方に軍配を上げるのなら理解もできますが、ステレオ盤については紹介すらされないことが多いのは、レーベルに対するイメージが災いしたのか、単に聴いていないのか?何れにせよ、このVOX録音に存在する無類の魅力を無視してよい理由などあり得ません!
 なんと言っても、ラヴェル冒頭から溢れ出す甘い香りにイチコロ!それはホールの残響等で加工した空気感ではなく、彼らの楽器から直接発せられる素の香気なので、生々しさと真実味はひとしお。それにカラフルな色彩と人肌の温もりも含めて、ステレオだからこそ捉えられた珠玉のニュアンスがここにはあります。
 但し、デジタル的なアンサンブルに慣れた耳には、第一印象では音程がフニャフニャと感じるかもしれませんが、それだけで拒否反応を示したり、「下手」というレッテルを張ってしまったらこの先の音楽人生の大損失!こんな魅惑的な表現を味わえないまま一生を終えるなど悲しすぎます。そもそも、ただの下手くそだったら、プロとして通用していないはずです。
 音程に対する感覚、弓圧、ヴィブラートのさじ加減などの技術は見事なまでに4人に共通。だからこそ、どのフレーズを取っても、まるで一人の人間が語っているかのように響くのです。特にヴィブラートに関しては、極力抑制しているのがポイント。もちろん、昨今主流の無分別なノン・ヴィブラートとは意味が違うのは言うまでもありませんし、そもそもヴィブラートとは、付けるか付けないかの二者択一ではなく、音楽の持つ雰囲気によって使い分けるものであり、それが人間の生理にも適っているということを強く思い知らされます。コーダ数小節の粋な余韻も真似のできない技。
 第1楽章の第2主題に関しても、こんなアンニュイな雰囲気を湛える演奏は他に聴いたことがなく、まさに彼らの技術のこだわりの結晶。第2楽章のピチカートは、ピチピチ跳ねる魚の如く、瑞々しいことこの上なし。こんな水分を感じる音を他で聴けるでしょうか?第2楽章中間部や第3楽章は、芸術的なノン・ヴィブラートの連続!「ノン・ヴィブラート=無機質」という思い込み一瞬で吹き飛びます。
 ドビュッシーとラヴェルとではアプローチを大きく変える演奏というのは少ないと思いますが、ここではドビュッシーにおいては、持ち前に音色美に加えてより強い意思を漲らせている点にもご注目を。 【湧々堂】

Ars Musici
ARS-232182(1CD)
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲集
ト短調 Op.32-5 (Op.33 No.5)
ト長調 Op.44-4
イ長調 Op.26-4(Op.32 No.4)
イ長調 Op.8-6 (Op.8 No.6)/ホ短調 Op.33-5
アポニーSQ
ハイドン、モーツァルトと同時代を生き、とりわけ室内楽の確立に功績を残したボッケリーニの弦楽四重奏曲集。ヨーロッパ古楽界を代表する名門ピリオド楽器オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーにより1986年に結成されたアポニーSQの演奏で贈る。

RUBICON
RCD-1050(1CD)
コレスポンダンス
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):ヴィオラ・ソナタ(エレジー、ワルツ、トッカータ)
ペーデル・バラット=ドゥーエ(1993-):デュオ 「コレスポンダンス」
ヴュータン:エレジー Op.30
イザイ:サン=サーンスのワルツ形式の練習曲によるカプリース Op.52
エネスコ:コンチェルトシュトゥック
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ Op.11-4
アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(Va)、
デヴィッド・マイヤー(P)
スカンジナビアの新たな黄金世代となるノルウェーの若きヴィオラ奏者、アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(1994-)のルビコン・クラシックス デビュー・アルバム!
リングスタートは2012年の「Eurovision Young Musicians」に参加して第1位、2013年にはカロリーネ賞とアルヴェ・テレフセン音楽賞を受賞しており、ソリストとしてはオスロ、ベルゲン、コペンハーゲンをはじめとする北欧の様々なオーケストラと、室内楽ではレイフ・オヴェ・アンスネスやジャニーヌ・ヤンセン、スティーヴン・イッサーリスらと共演経験があります。
本アルバムは、ヴュータンやヒンデミットによるヴィオラのための名作に、アーサー・ベンジャミン(「ジャマイカン・ルンバ」で有名)の珍しい作品や、ヴァイオリン曲からのトランスクリプションを織り交ぜた多彩なプログラムで、リングスタードの多才さと高度な技術をアピールする内容となっています。楽器はヴュータンが弾いていた1768年製のG.グァダニーニ"ex Vieuxtemps"を使用。彼はヴュータンがこの楽器のためにヴィオラ作品を書いた可能性もあると考え、Op.30のエレジーを思い入れたっぷりに演奏しています。ヴィオラらしい深みのある抒情的な音だけでなく、高音域での柔らかく揺らめくような音にもご注目ください。

Urtext
JBCC-256J(1CD)
エベルト・バスケス:生命の証
ギターと弦楽四重奏のための 「ヴァニタス」(2009〜2010)*
マンドリンとギターのための二つの小品(2011)+
二十五絃筝とギターのための 「浮世絵:庄野・白雨」++
ギターとアンサンブルのための 「生命の証」#
佐藤紀雄(G)、
アンサンブル・ノマド〔花田和加子(Vn)*#、川口静華(Vn)*、甲斐史子(Va)*#、松本卓以(Vc)*、柴田高明(マンドリン)+、木村麻耶(二十五絃筝)++、木ノ脇道元(Fl)#、菊地秀夫(Cl)#〕

録音:2014年12月6日、名古屋芸術大学 大アンサンブル室
Urtext
JBCC-205J(1CD)
動物寓意集〜エベルト・バスケス作品集
トラウコ*/ジャヴァウォック+/生贄達の迷宮‡/クラーケンの夢§/ゴーレム#/マックスウェルの悪魔※
佐藤紀雄(芸術監督)、
アンサンブル・ノマド〔菊地秀夫(クラリネット*+‡※、バス・クラリネット#)、木ノ脇道元(フルート)+‡※、稲垣聡(ピアノ)+‡§、花田和加子(ヴァイオリン)‡§※、甲斐史子(ヴィオラ)‡§、松本卓以(チェロ)‡§※、山根孝司(バス・クラリネット)#〕

録音:2014年12月6日、名古屋芸術大学 大アンサンブル室
1971年に(現)東京国際ギター・コンクールで優勝し、ギターと指揮で国際的に活動してきた佐藤紀雄と、佐藤紀雄が1997年に結成し世界各地の現代音楽祭に出演、加藤訓子もそのメンバーとして名を連ねる有数の現代音楽グループ、"アンサンブル・ノマド"。佐藤紀雄とアンサンブル・ノマドによってUrtextに録音された、現代メキシコの作曲家エベルト・バスケス(b.1963)の2つのアルバム。
「生命の証(Pruebas de vida)」は、佐藤紀雄のギターをフィーチャーし、マンドリンや筝を含めたギターと様々な楽器のアンサンブルのための力強く生命力に溢れた作品集。
「動物寓意集(Bestiario)」は、チリの想像上の悪魔「トラウコ」やルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」に登場する怪物「ジャヴァウォック」、スカンジナビアの海の魔物「クラーケン」、ユダヤの伝承に由来する動く泥人形「ゴーレム」など、空想の動物や怪物を様々な楽器で表現したユニークなアルバム。どちらも日本語解説付きとなります。
Urtext
JBCC-273(1CD)
クーラウ&ワルキエ:フルート四重奏曲集
ウジェーヌ・ワルキエ(1793−1866):協奏的大四重奏曲嬰ヘ短調 Op.46
フリードリヒ・クーラウ(1786−1832):大四重奏曲ホ短調 Op.103
パトリック・ガロワ(Fl)、
トリオ・ダルジャン〔フランソワ・ドーダン・クラヴォー(Fl)、ザビエ・サン=ボネ(Fl)、ミシェル・ボワゾ(Fl)〕

録音:2016年1月20日ー21日、メキシコ
21歳でフランス国立Oの首席奏者を務め、現在は指揮者としても活躍する、フランスを代表するフルートの名手、パトリック・ガロワ。1984年から活動するフランスのフルート三重奏団、トリオ・ダルジャン(直訳すると「銀の三重奏団」)とのコラボレーションで録音した19世紀のフルート四重奏のための名曲。
パリ音楽院でジャン=ルイ・テュルーにフルートを、アントニン・ライヒャに作曲を学び、100曲を超える室内楽作品を残すフランスの作曲家&フルート奏者、ウジェーヌ・ワルキエの代表作の1つである「協奏的大四重奏曲 Op.46」と、主にデンマークで活動し、その作風から「フルートのベートーヴェン」とも呼ばれたというドイツの作曲家、ピアニスト&音楽教師、フリードリヒ・クーラウの「大四重奏曲 Op.103」で、4本の木製フルートによる素朴で美しい響きをご堪能あれ。

ARCANA
A-479(1CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ他
マルトゥッチ: チェロとピアノのためのロマンス イ短調 Op.72-1
ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
マルトゥッチ:チェロとピアノのためのロマンス イ長調 Op.72-2
ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99
ルイジ・ピオヴァノ(Vc)
使用楽器:ナポリのアレッサンドロ・ガリアーノ 1710年製
アントニオ・パッパーノ(P)
使用楽器:スタインウェイDモデル「センテニアル」1878年製(製造番号No.37168)

録音:2019年10月25-27日ラ・リバットーラ荘、シエーナ県サルテアノ、イタリア
21世紀を担うイタリアの大御所指揮者であり、ピアニストとしても稀代の活躍をみせるアントニオ・パッパーノが、なんとブラームスの時代の歴 史的ピアノで驚くほど細やかに室内楽の世界を表現したアルバムをArcanaレーベルからリリース。しかもデュオ・パートナーはポリーニ・プロジェ クトのチェロ奏者として、またローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管のソロ・チェロ奏者として、そして東京フィルのゲスト首席奏者として日 本でも知られる才人ルイジ・ピオヴァノで、こちらも18世紀の銘器ガリアーノを手にしての共演。今やイタリア有数の古楽レーベルとなった Arcanaが妥協なくブラームスの世界に向き合った新録音として注目必至です。 19世紀後半にあってなお古典派の形式美を追求したブラームスですが、彼がドイツ・ロマン派の多くの芸術家たちと同じく、アルプスの南に広 がるイタリアの輝かしさに憧憬を寄せ続けていたことは見過せません。そして同じ頃のイタリアでも、オペラ一辺倒の国情から一転、器楽、そし てドイツに注目を寄せる新世代作曲家たちが徐々に現れはじめます。古楽器奏者としても活躍するイタリアの俊才ピオヴァノはこの点に注 目、ドイツ音楽の積極的紹介者だったマルトゥッチの小品をブラームスの傑作チェロ・ソナタ2曲と併録しました。深い信頼で結ばれた共演の パッパーノは今回、ブラームス生前の1878年に作られた歴史的スタインウェイに向かい、息をのむような弱音の響きをぞんぶんに活かした作 品解釈を披露。南国への憧憬とイタリアの歌心にあふれた19世紀音楽の響きを問い直す、演奏者二人へのインタビュー解説とともに深く傾 聴したい録音です。

ALPHA
ALPHA-634(1CD)
エデン・パールトシュ(1907-1977):イズコール (追悼)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ ハ長調 Op. 147
アミハイ・グロス (Va)
キム・ソヌク (P)

録音:2019年9月テルデックス・スタジオ、ベルリン
ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者、エルサレム出身のアミハイ・グロスによるソロ・アルバムが登場。ピアノを韓国出身の俊英キム・ソヌクが務 めていることも注目です。ハンガリーのユダヤ人作曲家エデン・パールトシュ(パールトシュ・エデン)による「イズコール(Yizkor)」は、ヘブライ語の 「思い出」から取られたユダヤの祈りの言葉をタイトルとしており、これは現代ではホロコーストの犠牲者たちを追悼する意味合いを持ちます。 深い祈りと強い想いを感じさせるこの作品に、グロスは深い共感を寄せた演奏を披露しています。広く親しまれる「アルペジョーネ・ソナタ」で は、その特徴であるシューベルトならではの美しい歌謡性を存分に味わうことの出来る、軽やかで歌心溢れる表情を聴かせています。そして ショスタコーヴィチ最後の作品となったヴィオラ・ソナタは、謎の多いこの作品の深淵を覗き込むような奥行きのある表現で魅了します。一般に 地味な印象の強いヴィオラですが、その多彩な顔を様々見せて楽器の魅力を存分に味わうことの出来る、名手ならではのアルバムです。

TOCCATA
TOCC-0561(1CD)
NX-B03
ジョン・トーマス(1826-1913):ハープとピアノのための二重奏曲全集 第1集
Souvenir du Nord 北のおみやげ(1854)
ベートーヴェン:アデライーデ Op.46(1875年編)
ウェールズの二重奏曲
 第1番:Dyddiau Mebyd 幼年期の情景(1862)
 第2番:Cambria カンブリア(1863)
 第3番:Dewch i’r Frwydyr 戦いに来て(1886)
ビゼーの「カルメン」の主題による二重奏曲(1885)
ヘンデルの『水上の音楽』第3組曲よりジグ ト長調(1882年編)
グノーの「荘厳な行進曲」(1889年編)
大二重奏曲 変ホ短調(1865)
デュオ・プラセディス
プラセディス・ハグ=リュッティ(Hp)
プラセディス・ジェネヴィエーヴ・ハグ(P)

録音:2018年11月23-25日
ウェールズ出身のジョン・トーマス(1826-1913)は、18世紀後半に最も称賛されたハープ奏者・作曲家の一 人。ビクトリア女王専属のハープ奏者を務め、その洗練された技巧が広く愛されました。 彼はハープ独奏曲の他、ハープとピアノの二重奏曲も数多く書いており、どれもロマン派の作風でありながら、 ウェールズ民謡が程よく織り込まれた聴きやすいものばかり。オリジナル作品だけではなく歌劇の旋律や有名な オーケストラ曲をハープ用に編曲した功績も知られています。デュオ・プラセディスは18世紀末から20世紀初頭 までの知られざるハープとピアノ二重奏曲の復興に力を注ぐアンサンブル。流麗な音色が持ち味です。

DIVINE ART
DDA-25210(1CD)
NX-B07
ウィリアム・バトラー・イェイツに触発された作品集
1. ロビン・スティーヴンス(1958-):Men improve with the Years 男は年を重ねて進歩する
2. エリス・ペーコネン(1942-):ソネット
3. マーティン・バシー(1958-):The Cold Heaven 凍てつく天国
4. ジェフリー・プール(1949-):Reflection 反射
5. サリー・ビーミッシュ(1956-):Yeats Interlude イェイツ・インターリュード〜リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための
6. マイケル・ボール(1946-):Be Still 静かに
7. デイヴィッド・ホーン(1970-):Those Images それらの印象
8-9. デイヴィッド・マシューズ(1943-):2つのイェイツの歌
10. ケビン・マローン(1958-):Zuzu’s Petals ズズの花びら
リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための
11. ゲイリー・カーペンター(1951-):This Great Purple Butterfly この偉大な紫の蝶々
12. ピーター・ディキンソン(1934-):Strings in the Earth and Air 大地と大気の中の弦
13-15. レノックス・バークリー(1903-1989):3つの二重奏曲
2つのリコーダーのための
16-19. ロビン・ウォーカー(1953-):4つの童謡(トーマス・ピットフィールドの詞による)
I. The Shipwrecked Sailor 難破した船乗り
20. ジェレミー・パイク(1955-):The Cat and the Moon 猫と月
21. ニコラス・マーシャル(1942-):Into the Twilight 黄昏の中に
22. ナジ・ハキム(1955-):The Cloths of Heaven 天の布
レスリー=ジェーン・ロジャーズ(S)
…1-4,6-9,11-12,20-22
ジョン・ターナー(リコーダー)…1-22
リチャード・シンプソン(Ob)
…1-12,20-22
ベネディクト・ホーランド(Vn)
…1-12,20
スージー・メーサーロシュ(Va)…21-22
ニコラス・トリグスタード(Vc)…1-12,20-22
ローラ・ロビンソン(リコーダー)…13-15
リチャード・ベイカー(ナレーター)…16-19
ケイト・スワロウ(P)…16-19

録音:2005年3月29-30日、2019年12月16,18,19日
このアルバムに収録されているのは作曲家、音楽教師、BBCプロデューサー、ノーザンロイヤル音楽大学の初代校長、 ヨーロッパ・オペラ・センターの創設者として英国音楽界の重鎮であったジョン・マン・デュエル卿(1928-2017)への追悼 作品です。彼はイギリスの音楽家たちに高く尊敬されており、その思い出に捧げられたこの1枚は、アイルランドの詩人 ウィリアム・バトラー・イェイツの詩などを用いた16人の作曲家の作品で構成されており、その豊かな素晴らしいテキスト はデュエル卿の人柄と功績をよく表現しています。北イングランドを代表する奏者たちの演奏も見事です。

METIER
MSV-28607(1CD)(1CD)
NX-B07
ジェフリー・アレン(1927-):木管楽器のための作品集
ファゴットとピ
アノのためのソナタ Op.9(1964)
クラリネットとピアノのための「オートバック、スケッチ集」 Op.58(2004-05)
ファゴットとピアノのための牧歌 Op.34 No.1(1998)
ファゴットとピアノのためのソナティネ Op.34 No.2(1998)
フルート、クラリネットとピアノのための幻想的三重奏曲 Op.70(2007)
アラン・メイヤー(Cl)
マイケル・ウェイ(Fl)
キャサリン・ウォルポール(Fg)
デイヴィッド・ウィッカム(P)

録音:2015年8月、2020年2月11,13-14日
イギリスで生まれ、オックスフォードで学んだ後、オーストラリアに移住した作曲家ジェフリー・アレン。音楽出版社を設立 し、オーストラリアの新しい音楽の普及に尽力した彼は、現在でもいくつかのプロジェクトを抱えるだけでなく、作曲家とし ても幅広く活躍しています。このアルバムには彼の室内楽作品を収録。1964年に書かれた、新古典派風の快活な雰 囲気を湛えたファゴット・ソナタから、2007年作曲のメロディアスで神秘的な「幻想的三重奏曲」まで様々な作風によ る作品をお聴きいただけます。オーストラリアを代表する奏者たちの演奏で。

SOMM
SOMMCD-0620(1CD)
NX-B04
ホフマイスターの魔法のフルート第1集
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):1-3. 四重奏曲 ハ短調 H. 5929〜フルート、2つのヴァイオリンとチェロのための
三重奏曲(ソナタ) 変ロ長調 Op.11 No. 2〜フルート、ヴァイオリンとチェロのための
二重奏曲 ト長調
フルート、ヴァイオリンのための
三重奏曲(ソナタ) ニ長調 Op.11 No. 3〜フルート、ヴァイオリンとチェロのための
フルート五重奏曲 変ホ長調 Op. 3〜フルート、ヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための
ボリス・ビジャク(Fl)
ラナ・トロトヴシェク(Vn)
ピアッティQ【ナサニエル・アンダーソン=フランク(Vn)、マイケル・トレイナー(Vn,Va)、永田 哲海(Va)、ジェシー・アン・リチャードソン(Vc)】

録音:2019年12月2-3日
世界初録音
ドイツ・バロック期の作曲家ホフマイスターのフルートを伴う室内楽曲集。全てが世界初録音です。1780年代までは ウィーンで最も人気の高い作曲家であったホフマイスターですが、1785年に設立した出版社での事業が大成功を収 め、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を次々と世に送り出したことでも知られています。このアルバムに収録 された6作品は、どれもホフマイスターのバランスの良い作曲センスが反映されており、中でもハ短調の四重奏曲の作風 は、ベートーヴェンを思わせるほどにドラマティックです。ロンドンを拠点とするスロヴェニア出身のフルート奏者ビジャクと、 同じくスロヴェニア出身のトロトヴシェクを中心に、日本のヴィオラ奏者、永田哲海をメンバーとするピアッティ四重奏団が 緊密なアンサンブルを繰り広げます。

Ars Musici
ARS-232160(2CD)
【初紹介旧譜】
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲集 「ロシア四重奏曲」 Op.33 アポニーSQ

録音:1993年5月、ドイツ
ヨーロッパ古楽界を代表する名門ピリオド楽器オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーにより1986年に結成されたアポニーSQが奏でる、音楽史的にも重要な作品のひとつに数えられる、ハイドン壮年期の傑作「ロシア四重奏曲」集。

NCA
NCA-60221(1CD)
【初紹介旧譜】
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ〜室内楽作品集
2つのフルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調、チェンバロのための幻想曲ホ短調、2つのヴィオラのための二重奏曲ト長調、チェンバロのためのポロネーズ ホ短調、フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調、チェンバロのためのポロネーズ ホ長調、2つのフルートのための二重奏曲 ホ短調、チェンバロのための幻想曲ニ短調、2つのフルートと通奏低音のためのソナタ変ロ長調
アンサンブル・サン・スーシ・ベルリン〔クリストフ・フントゲブルト(Fl)、アンドレア・タイネルト(Fl)、イルムガルト・フントゲブルト(Vn)、アダム・レーマー(Va)、ピロシュカ・バラニアイ(バロック・チェロ)、ラファエル・アルパーマン(Cemb)〕

録音:2010年5月27日-29日
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハは、バッハの長男であり、兄妹のなかでは最も才能に恵まれたといわれています。当時、W.F.バッハは自由奔放な性格であり、父親や成功した弟たちと比較され、あまり評価されていない作曲家でした。現在は、フーガやポロネーズ、幻想曲など多感様式の代表的作曲家として評価されてきています。
アンサンブル・サン・スーシ・ベルリンは1985年に結成。「心を鍛え、情熱を生み出し、または消し去ることができ、時には聴衆をこの中に、時にはその影響に、もたらすことができる音を作ること」を目標に活動している、アンサンブル・サン・スーシ・ベルリンがW.F.バッハの魅力を引き出します。
NCA
NCA-60170(1SACD)
【初紹介旧譜】
ウェーバー&ノイコム:クラリネット五重奏曲
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.34
ジギスムント・リッター・フォン・ノイコム (1788-1858):クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.8
エリック・ホープリッチ(Cl)、アンサンブル・レザデュー〔マリー・ウーティガー、ウルズラ・ブンディース(Vn)、ハーヨ・ベス(Va)、ニコラス・セロ(Vc)

録音:1993年10月
※使用楽器:エリック・ホープリッチ製作のBフラット管、1810年頃グレンザー製作のモデルに基づく(Cl)
18世紀、製作者不明(弦楽器)
19世紀の偉大なクラリネット奏者ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンのために作曲されたウェーバーの名作に、ヨーゼフ・ハイドンの弟ミヒャエルに師事し、オーストリアやロシア、フランス、さらにはブラジルでも活躍、ハイドンやモーツァルトの作品を南米に広めた異色の作曲家、ノイコムの五重奏曲をカップリング。(ノイコムの第3楽章にはフンメルの変奏曲でも有名な民謡「美しいミンカ」が用いられています。)作品はどちらも1810年代に作曲/出版されたもので、ホープリッチは1810年頃のグレンザー製クラリネットをモデルに製作した楽器を用いて、当時の響きをよみがえらせています。名手と腕利き集団レザデュー(アンサンブル名はベートーヴェンの告別ソナタに由来)による、めくるめくクラリネットの音世界をお楽しみください。各楽器の多彩な音色を余すことなく捉えた優秀録音にも注目です。
NCA
NCA-60169(1SACD)
【初紹介旧譜】
フルートとギターのための現代作品集(NUANCES)
クレメンス・ヴェレノ(1957-):…schatten von sternen(1998)
エドワード・マグガイア(1948-):Improvisation on Calderon(1981)
ウルリッヒ・シュルタイス(1956-):nuances(1987)
ヴェルナー・ハイダー(1930-):Seligkeiten - Funf Inventionen(1987-1999)
クラウス・フェルドマン(1951-):Dodeka-Suite(1981)
ローウェル・リーバーマン(1961-):Sonata op.25(1988)
エリザベス・リースベック(Fl)、
クラウス・ジャックル(G)

録音:1999年11月-12月、Colosseum Musikstudios(ドイツ、ニュルンベルク)
フルートとギター、吹く楽器と爪弾く楽器が織りなす音の機微や陰影をテーマに、1980年以降に書かれた比較的新しい作品を集めたアルバム。12音技法とジャズを融合させたクラウス・フェルドマンの作品や、調性と旋法の世界で新たなハーモニーを作り出すヴェレノの作品など、多彩な楽曲が次々と現れる万華鏡のような1枚です。

DREYER-GAIDO
CD-21123(3CD)
アナトリュス・シェンデロヴァスへのオマージュ
全作曲:アナトリュス・シェンデロヴァス

[CD1]〜室内楽
(1)弦楽四重奏曲第1番
(2)ヴォイス、フルート、弦楽四重奏、ピアノとパーカッションのための 「深い井戸(Der tiefe Brunnen)」
(3)サクソフォン、アコーディオン、弦楽四重奏、パーカッションとトロンボーンのための 「エクソダス」
(4)弦楽四重奏曲第2番(ハープシコードとチャイム付き)
(5)ヴォイスと弦楽四重奏のための 「シギタス・ゲーダによる4つの詩」

[CD2]〜献呈
(1)ピアノ三重奏とSOのための協奏曲
(2)パーカッションと弦楽オーケストラのための協奏曲 「ギュントのために(...per Giunt)」
(3)ピアノ、ヴァイオリン、チェロと室内オーケストラのためのトリオ・グロッソ(大三重奏曲)

[CD3]〜我が心は(paratum cor meum)
(1)チェロ、合唱、鍵盤楽器とSOのための 「我が心は(Paratum cor meum...)」
(2)室内交響曲
(3)チェロと弦楽四重奏のための 「ダーヴィドの歌」
[CD1]
(1)コルドスSQ/録音:2016年
(2)[リオラ・グロドニカイテ(Ms)、アンドリュス・ラジュキナス(Fl)、コルドスSQ、アナトリュス・シェンデロヴァス(P)、パヴェル・ギュンター(パーカッション)/録音:2007年
(3)リュダス・モチクーナス(Sax)、ライモンダス・スヴィアチケヴィチュス(アコーディオン)、コルドスSQ、アルカディリュス・ゴテスマナス(パーカッション)、マリウス・バルチュティス(Tb)/録音(ライヴ):2004年)
(4)[コルドスSQ、アナトリュス・シェンデロヴァス(ハープシコード、チャイム)/録音:2007年
(5)[ヨアンナ・ゲドミナイテ(S)、コルドスSQ
[CD2]
(1)カスカドス・ピアノ三重奏団、モデスタス・ピトレナス(指)、リトアニア国立SO/録音(ライヴ):2017年
(2)パヴェル・ギュンター(パーカッション)、ドナータス・カトクス(指)、聖クリストフォロス室内O/録音(ライヴ):2011年
(3)[フォルトヴィーヴォ・ピアノ三重奏団、ヴィータウタス・ルコチュス(指)、クライペダ室内O/録音(ライヴ):2019年
[CD3]
(1)ダーヴィド・ゲリンガス(Vc)、ヤウナ・ムジカ室内合唱団、インドレ・バイクシュティテ(ピアノ、チェレスタ、ハープシコード、シンセサイザー)、モデスタス・ピトレナス(指)、リトアニア国立SO/録音(ライヴ):2015年
(2)ダーヴィド・ゲリンガス(指)、リトアニア室内O/録音(ライヴ):2018年
(3)ダーヴィド・ゲリンガス(Vc)、コルドスSQ/録音:2008年
2019年にその生涯を閉じた現代リトアニアを代表する偉大な音楽家、アナトリュス・シェンデロヴァス(1945−2019)へと捧げる豪華3枚組の作品集。度々この巨匠の作品を取り上げてきたリトアニア出身の名チェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスの演奏を始め、Dreyer Gaidoレーベルに録音されてきたシェンデロヴァスの様々な編成による室内楽、協奏的作品がまとめられています。

Signum Classics
SIGCD-650(1CD)
バベル〜シューマン、ショウ、ショスタコーヴィチ
シューマン:弦楽四重奏曲第3番Op.41
キャロライン・ショウ(b.1982):3つのエッセイ
ショスタコーヴィチ
:弦楽四重奏曲第9番変ホ長調 Op.117
カリドルSQ

録音:2019年4月17日−19日、サフロン・ホール(エセックス、イギリス)
ニューヨークで活動するカリドルSQは、2016年に10万ドルという超高額賞金(室内楽では世界最高額)で知られるM-Prize国際室内楽コンクールで優勝し、国際的なキャリアをスタート。ボレッティ・ブイトーニ財団賞を獲得した最初の北米のアンサンブルとなり、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれるなど世界から注目を浴び、2018年には優れた若手演奏家に贈られるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントも受賞しています。
Signmu Classics第2弾となる「バベル(BABEL)」では、シューマンとショスタコーヴィチという意欲的な組み合わせに、キャロライン・ショウの作品をカップリング。キャロライン・ショウは、作曲家としてはピューリッツァー賞を受賞しグラミー賞に3度ノミネート、ヴォーカル・アサンブルのメンバーとしてはグラミー賞を受賞し、その他ヴァイオリニストやプロデューサーとしても活動しているアメリカの才女で、この弦楽四重奏のための「3つのエッセイ」は、2018年のカリドルSQBBCプロムス・デビューで初演された作品です。

Indesens
INDE-136(2CD)
ベートーヴェン:木管楽器のための室内楽作品集
ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17*
七重奏曲変ホ長調 Op.20+
ウィンド・ピアノ五重奏団〔ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)、ダビド・フェルナンデス・アロンソ(Hrn)*、マルク・トレネル(Fg)、セバスティアン・マンツ(Cl)、ヘルベルト・シュフ(P)〕、エレーヌ・ティスマン(P)*、フランス八重奏団+

録音:2007年−2014年
素晴らしいクォリティの管楽器のレコーディングを続々と世に送り出しているフランスの「アンデサンス(Indesens)」レーベルが、ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーに送り出すのは、木管楽器が主役を担う室内楽作品集!
中でも特に「ピアノ五重奏曲 Op.16」でその妙技を披露してくれるウィンド・ピアノ五重奏団は、そのメンバーたちの経歴がとにかく豪華。
オーボエのケロは2007年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのオーボエ部門で第1位に輝き、翌2008年にはバイエルンRSOの首席奏者に就任。
ホルンのアロンソもミロ・アンサンブルのメンバーとして2000年のARDミュンヘン国際音楽コンクールで第1位を受賞し、現在はロッテルダムPOの首席奏者として活躍中。
そしてファゴットのマルク・トレネルも2008年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門で第1位を受賞し、現在はパリOの首席奏者として活躍する傍ら、ヨーロッパ室内Oとマーラー室内Oのメンバーとしても活躍する名手。
さらにクラリネットのマンツは、40年間該当者が出なかったARDミュンヘン国際音楽コンクールのクラリネット部門で2008年に見事第1位を獲得するというセンセーショナルな成功を収め、現在は南西ドイツRSOの首席奏者を務めているなど、管楽器のメンバー4人全員が「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」の第1位受賞者というスーパー・アンサンブルなのです!
これらの実力派奏者4人を見事にまとめ上げているのが、ピアニストのヘルベルト・シュフ。ロンドン国際ピアノ・コンクールやウィーン国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つ室内楽のスペシャリストです。
実績抜群の世界的プレーヤーたちの共演によるベートーヴェン。アニヴァーサリー・イヤーを彩る豪華なアルバムの登場です!
Indesens
INDE-137(1CD)