湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



フォンテック
FOCD-2585(1CD)
税込定価
2020年3月4 日発売
現代日本の作曲家 第55集〜光の海 藤井喬梓作品集
(1)Lichthof (1989)
(2)」蠕虫舞手―アンネリダタンツエーリン(1999)
(3)水の中の空 (2001)
(4)ディエシス II (2008)
(5)清水茂の詩による3つの歌曲 (2011/2013)
(6)光の海〜クラリネット、ハープと弦楽合奏のための二重協奏曲(2016)
(1板倉泰明、西澤春代(Cl)
(2)甲斐史子(Vn)、井上郷子(P)
(3) 石川高(笙)、 井上郷子(P)
(4)小松一彦(指)東京PO
(5)秋山理恵(S)、大須賀かおり(P)
(6)武田忠善(Cl)、三浦麻葉(Hp)
板倉康明(指)クニタチ・フィルハーモニカー
藤井は1959年に大阪に生まれ、国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学を卒業。国内外で作品が演奏され、 またオイリュトミーの舞台公演にも積極的に関わるなど、様々なジャンルで国際的に活躍しました。国立音楽大 学教授として長く奉職しましたが、2018年1月8日に、現職教授のまま58歳で逝去。 本CDは、2019年3月11日に開催された、その業績を回顧するコンサート「作曲家 藤井喬梓追悼演奏会」の ライヴ録音を中心に、国立音楽大学が委嘱した2つの管弦楽作品を収録しています。 作曲年代順に配列したこれら6作品は、生涯を通じて微分音への取り組みを続けた藤井の創作を概観するに相応 しく、真に独創的で豊かな音楽を実現した最晩年の傑作に至る、様々な軌跡を聴く内容は、藤井喬梓という人望 の厚い音楽家の人生を凝縮した一枚です。 若き日にフライブルク音大で、ともに勉学に励んだ細川俊夫の追悼文を収録。夭逝の作曲家の高潔な人柄が偲ば れます。 (フォンテック)

オクタヴィア
OVCT-00173(1CD)
税込定価
2020年3月18日発売
OBSESSION U
ファリャ:ナナ(子守歌)〜火祭りの踊り
バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV847 (平均律クラヴィーア曲集 第1巻より)
ラヴェル:道化師の朝の歌
ドビュッシー:沈める寺
カプースチン:トッカティーナ (8つの演奏会用エチュードより第3曲)
ヒナステラ:ミロンガ
シューベルト:魔王 D328
ドビュッシー:月の光
シベリウス:フィンランディア 作品26
バッハ:主よ人の望みの喜びよ
OBSESSION[[三舩優子(P)、堀越彰(ドラム)】

録音:2019年8月15-16日、9月30日、横浜・かながわアートホール
"OBSESSION"とは「取り憑かれる」という意味。 幼少をニューヨークで育ち名門ジュリアード音楽院を首席で卒業、国際的に活躍するクラシックピ アニスト三舩優子と、ジャズピアニスト山下洋輔に見出され、ジャンルを問わず凌駕するドラム& パーカッショニスト堀越彰、フィールドの全く異なった2人が出会い、慣れ親しんだピアノの音色に ドラムが重なり絡み合うことで起こる化学反応、その放たれたエネルギーによって魅力的なクラ シック音楽の新世界を生み出しました。待望のCD第2弾となる当アルバムでも、バッハ、ドビュッ シー、カプースチンに至るまでまさに変幻自在!クラシックピアノとドラムによる最小にして最大 のオーケストラ"OBSESSION"。2人が放つ魅惑の世界にぜひ取り憑かれてください。(オクタヴィア)

WERGO
WER-7390(1CD)
アルベルト・ポサダス(1967-):迷宮の詩 〜サクソフォン四重奏のためのツィクルス シグマ・プロジェクト

録音:2016・2017年
※世界初録音
アルベルト・ポサダスは1967年スペイン生まれの作曲家です。ここに収録されているのは、クレタ島の遺跡「クノッソス」、エッシャーのだまし絵「上昇と下 降」、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの伝奇小説「El jardin de los senderos que se bifurcan(八岐の園)」をそれぞれ表題に持った3曲からなる謎めいた四重奏 曲です。サクソフォンは電子音のノイズのように吹かれ、聴くものを異界へといざないます。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226133(1CD)
NX-B06
スンライフ・ラスムセン(1961-):アンダラグ〜ソロとサンサンブルのための作品集
ファンファーレ・ロンターネ〜管楽八重奏のための(2009)
アンダラグ#5〜アルト・フルート,A管クラリネット、ホルンとファゴットのための(2012)
アンダラグ#7〜ピッコロ,E♭管クラリネット,ホルンとファゴットのための(2013)
ヴィオラ・ソナタ第1番(2016)
アルデュバラン(アンサンブル)
ヤクプ・リュッツェン(Va)

録音:2018年10月9-13日
スコットランド北の沖合にある18の島からなるフェロー諸島を拠点とするラスムセン。彼は記譜法を祖母と地元の教師から 習い、フェロー民謡と聖歌の伝統を吸収した後、ノルウェーやデンマークに渡り、最終的にはコペンハーゲンのデンマーク王 立音楽アカデミーで学びました。2002年、フェロー出身者で初となる交響曲第1番を作曲し、北欧評議会音楽賞を受 賞しています。全曲世界初録音となった本作では、故郷の美しい自然を反映しつつ、ラスムセンらしい勢いとエネルギーに 満ちた4つの作品を聴くことができます。演奏は、フェロー出身の才能あふれるアンサンブル「Aldubaran=アルデュバラン」 と、ヴィオラ奏者のヤクプ・リュッツェンが担当。。録音はフェローの首都で北欧神話の“雷鳴と稲妻の神”という意味をもつ 名のトースハウンで行われました。

CEDILLE
CDR-90000193(1CD)
NX-B04
黄金の音色
ジョウ・ロン(1953-):Five Elements ファイブ・エレメンツ(五大元素)
チェン・イ(1953-):Night Thoughts 夜の想い(2004/2019改訂)
ル・ペイ:Scenes Through Window 窓越しの景色
ヴィヴィアン・ファン(1975-):Bird Song 鳥の歌
ヤオ・チェン:Emanations of Tara  エマネーションズ・オブ・タラ(タラの発散・放射)
シヴィタス・アンサンブル
イーハン・チェン(琵琶)
エマ・ガーステイン(Fl)
シンシア・イェー(パーカッション)

録音:2018年2月27日,3月1-2日、2019年8月29-30日
2011年、シカゴSOで活躍するメンバーを中心に結成された「シヴィタス・アンサンブル」による現代の中国 系の作曲家の作品を集めた1枚。どの作品も、ユニークな視点で西洋と極東の音楽の繊細な感性を表現してお り、現代中国音楽の動向を探る興味深いアルバムに仕上がっています。冒頭の「ファイブ・エレメンツ」は、ピューリッ ツァー賞を受賞したジョウ・ロンの作品。チェン・イ「Night Thoughts」は、唐代の詩にインスパイアされて作曲した もので、いずれも作曲家自身がシヴィタス・アンサンブルのために特別に編曲しています。ヤオ・チェンの神秘的な 「エマネーションズ・オブ・タラ」は、チベット仏教で尊敬される人物の名前に由来し、やはりアンサンブルのために作 曲されました。ファンの「鳥の歌」では、冒頭と終結部に鳥の呼び声が聞こえてきます。ル・ペイ「窓越しの景色」は、 快活かつ叙情的な作品で、アメリカのミニマリズムと中国南部の伝統的な民謡が反映されており、これら3曲はい ずれも世界初録音となっています。

CPO
CPO-555351(4CD)
NX-E05
エルンスト・トッホ(1887-1964):弦楽四重奏曲集
【CD1】999775
弦楽四重奏曲 第7番ト長調 Op.15
献呈
弦楽四重奏曲 第10番Op.28
【CD2】999776
弦楽四重奏曲 第6番イ短調 Op.12
弦楽四重奏曲 第12番Op.70
【CD3】999686
弦楽四重奏曲 第8番変ニ長調 Op.18
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 Op.26
【CD4】999687
弦楽四重奏曲 第11番Op.34
弦楽四重奏曲 第13番Op.74
【CD1】999775
ブッフベルガーQ
録音:2001年1月4-6日、2000年3月6-8日
【CD2】999776
ヴェルディQ
録音:2000年4月23-25日,12月8-10日
【CD3】999686
ヴェルディQ
録音:1998年12月21-23日,1999年5月14-16日
【CD4】999687
ブッフベルガーQ
録音:1999年3月22-24日、5月10-12日
ウィーン大学で哲学、ハイデルベルク大学では医学を学んだエルンスト・トッホ。正式な音楽教育は受けなかったものの、若い 頃にモーツァルトの弦楽四重奏曲に魅せられ、自身で写譜を行いながら作曲を試みたものの、あまりの出来の悪さに失望。し かし、その後は研鑽を続け、1909年に「室内交響曲」がモーツァルト賞を受賞したことで、本格的に作曲家に転身。マンハイ ムで新しいスタイルの音楽を模索します。ユダヤ系であったため、第二次世界大戦中にアメリカに亡命。ハリウッドの映画音楽 を作曲するなど活躍を続けました。13曲ある弦楽四重奏曲はトッホの原点とも言える作品で、この4枚組では初期の美しい 風情を持つ第6番から、十二音技法が駆使された第13番までトッホの様々な様式が伺えます。ドイツの「ブッフベルガー四重 奏団」とイタリアの「ヴェルディ四重奏団」の音色、様式の違いもお楽しみいただけます。

Gramola
GRAM-99203(3SACD)
NX-C03
イェルク・デムスによる室内楽作品集
【SACD1】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12 No.1
ヴァイオリン・ソナタ 第5番ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 Op.30 No.1
【SACD2】
イェルク・デームス(1928-2019):ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.35「夕日」
ヴァイオリン・ソナタ Op.7「ガーベルク・ソナタ」
ソナタ・シルヴェストレ Op.48
【SACD3】
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第3番ホ長調 BWV1016
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第4番ハ短調 BWV1017
シューマン:3つのロマンス Op.94
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.100
イェルク・デムス(P)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)

録音
【SACD1】
2009年6月25日
2009年10月11日
2009年10月13日
【SACD2】
2015年9月11,12日
2009年9月14日
【SACD3】
2017年8月28,29日
2014年8月25日
パウル・バドゥラ=スコダとフリードリヒ・グルダとともに「ウィーン三羽烏」と呼ばれたピアニスト、イェルク・デームス。こ のアルバムには、彼の室内楽奏者としての活動が収録されています。そして、デームスは優れたピアニストであっ ただけではなく、作曲家としてもいくつかの作品を残しています。とはいえ、彼が作曲を手掛けたのは晩年になっ てからで、ウィーンの伝統とフランス印象派の作風が融合されたこれらの作品は彼の親しい友人だけに公開され ており、どの曲もほとんど演奏されたことがありません。今回、このアルバムには3曲のデームス作品が収録されて おり、自然を賛美した色彩豊かな音楽は、聴き手を引き付ける存分な魅力を有しています。全ての作品でヴァ イオリンを演奏しているのは、ザルツブルク出身の若きヴァイオリニスト、イルンベルガー。デームスの信頼が厚く、こ のアルバムの収録曲以外にも数多くの共演を行い、見事な演奏を聴かせています。

Onyx
ONYX-4208(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 「春」
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ロンド ト長調 WoO.41
6つのドイツ舞曲 WoO.42
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)
地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞(Best Classical Instrumental Solo)」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
2017年3月に発売された「クロイツェル・ソナタ」からスタートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集。生誕250周年の記念イヤーに、「春」を含む3つのソナタと「ロンド WoO.41」と「6つのドイツ舞曲 WoO.42」まで含めた第3巻で堂々の全集完結となります。 その気高き音色と圧倒的なテクニックにより、第1巻(ONYX-4170)、第2巻(ONYX-4177)共に英グラモフォン誌の「Editor's Choice」を獲得し(「ヴァイオリン協奏曲(ONYX-4167)」を含めればベートーヴェン3作連続獲得)、絶大な評価を得てきたジェームズ・エーネスのベートーヴェンにご注目あれ!

Paladino Music
PMR-0068(1CD)
プーランク:室内楽作品集 Vol.2
クロード・ジェルヴェーズによる「フランス組曲」FP.80
歌曲集「陽気な歌」FP.42より 第8曲「セレナード」(モーリス・ジャンドロン編曲によるチェロ&ピアノ版)
劇音楽「城への招待」FP.138
笛吹きが廃墟を鎮める FP.14
ヴィラネル FP.74
2つのメロディ FP.162
歌曲集「画家の仕事」FP.161
エヴァ=マリア・メイ(P)、
マルティン・ルンメル(Vc)、
コリンナ・デッシュ(Vn)、
アンドレアス・シャーブラス(Cl)、
アフラム・キム(フルート&ピッコロ)、
ダミアン・ガストル(Br)

録音:2018年1月−2019年7月、ミュンヘン(ドイツ)
オーストリアの「パラディーノ(Paladino)」レーベルが、ドイツのコンサート・ピアニスト、エヴァ=マリア・メイをメイン・アーティストとして起用し進めてきた20世紀フランスのメロディストであり、フランス6人組の1人、フランシス・プーランクの器楽&室内楽シリーズ5作目は「室内楽作品集」の「第2巻」!
メンバーはバイエルン国立歌劇場Oの首席クラリネット奏者アンドレアス・シャーブラスや、英国チェロ界のレジェンド、ウィリアム・プリースの愛弟子であるマルティン・ルンメル、バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループなどで活躍する女流フルーティスト、アフラム・キムなど豪華面々が集結。
一流の演奏家たちの優れたアンサンブルによる、充実のプーランクの室内楽作品集の登場です。

AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0015(1CD)
ラ・ポルト〜菊池悦子:作品集
(1)プラノ、テナー・サクソフォン、アコーディオンとチェロのための「鬼火」(2017)

(2)L'aile suspendue entre le ciel et l'eau(2013)
(3)オーケストラのための「未来」(2014/15)
(1)トリオ・セイテンウィンド〔オリヴィア・シュタイメル(アコーディオン)、カロリーナ・エーマン(Vc)、ヨナス・トシャンツ(Sax)〕
(2)ジル・グリモワール(P)
(3)スイス・イタリアーナO、
パブロ・ゴンザレス(指)

録音:2015年11月−2019年4月、スイス
カワイ音楽学園、聖カタリナ短期大学音楽科でオルガンを専攻した後に渡欧。スイスのローザンヌ高等音楽院、ベルン高等音楽院でさらなる研鑽を積み、2012年にスイスに帰化した日本出身のコンポーザー=オルガニスト、菊池悦子(Ezko Kikoutchi)の作品集。
現在、スイスのエキュブラン市、サン・シュルピス市の専属オルガニストとして活躍する菊池悦子は作曲家としての活動も活発。2014年から15年にかけて作曲されたオーケストラのための「未来(MIRAi)」は、スイス・イタリアーナOによる委嘱作品で高い評価を受けています。

CALLIOPE
CAL-1743(1CD)
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲
ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9(偉大な芸術家の思い出)
アラン・ボール(P)、
ベルナール・マテルン(Vn)、
エリザベート・ボーシェ(Vc)

録音:2015年4月、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
ラフマニノフの2つの「悲しみの三重奏曲」で特に重要な役割を果たしているピアニストのアラン・ボールは、アメリカのユタ州出身で名門ジュリアード音楽院で学んだピアニスト。ヴァン・クライバーンやマルグリット・ロンなどの国際ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つ名手です。
パリ音楽院でヴァイオリンと室内楽で一等賞を獲得したヴァイオリンのマテルン、ブリュッセル王立音楽院で同じく一等賞をに輝いたチェロのボーシェとのアンサンブルが、ロシアのロマンティシズムを濃密に描きます。

LAWO Classics
LWC-1189(1CD)
シューマン:ピアノ五重奏曲、他
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(1842)/ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47(1842)
ニルス・アンデシュ・モッテンソン(P)
エンゲゴール四重奏団〔アルヴィド・エンゲゴール(Vn)、アレックス・ロブソン(Vn)、ジュリエット・ジョプリング(Va)、ヤン・クレメンス・カールセン(Vc)〕

録音:2018年8月29日−31日、ソフィエンベルグ教会(オスロ
ロベルト・シューマンがかなりの数の室内楽曲を作った1842年に書かれたピアノと弦楽のための2曲が演奏されます。決然としたメロディとこのうえなく優しくロマンティックなメロディの楽章に始まる、インスピレーションに満ちた 「ピアノ五重奏曲」 。シューマンが書いたもっとも美しい旋律のひとつとされる「アンダンテ・カンタービレ」の第3楽章をもつ「ピアノ四重奏曲」 。ともに変ホ長調で書かれ、シューマンの深い音楽的感情を表すとともに、ロマンティシズム時代の室内楽作品の「礎石」とみなされる作品です。モーツァルトの『プロシャ王』弦楽四重奏曲(LWC1123)に続くエンゲゴール四重奏団の LAWO Classics 録音。

Delphian
DCD-34223(1CD)
ピアーズ・ヘラウェル:アップ・バイ・ザ・ルーツ
アップ・バイ・ザ・ルーツ(ピアノ三重奏とナレーターのための)
アトリア(チェロとピアノのための)
グラウンド・トゥルーシング(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
ピアニ・ラテブレ(ピアノのための)
ワイルド・フロウ(オーケストラのための)
フィデリオ・トリオ、シネイド・モリッシー(作詞・朗読)、ポール・ワトキンス(Vc)、ヒュー・ワトキンス(P)、ハード・レイン・ソロイスツ・アンサンブル、ウィリアム・ハワード(P)、ポール・ワトキンス(指)、アルスターO

録音:2018年2月、2019年3月&4月、ベルファスト(イギリス)
ジェームズ・ウッドとニコラス・モーに師事し、クイーンズ大学ベルファストの作曲科教授としても活躍するイギリスの作曲家ピアーズ・ヘラウェル(b.1956)の、全曲世界初録音となる作品集。これまでもヘラウェル作品の初演を担ってきたワトキンス兄弟やアルスターO、ウィリアム・ハワードと演奏者も豪華。

Channel Classics
CCS-43020(1CD)
シュポア・コレクション
ジャック・モレル(1700−1749):シャコンヌ・アン・トリオ(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ)
バッハ
:オルガン・トリオ・ソナタ ト長調 BWV.525(フルート、ハープシコード)
ルクレール:ソナタ第5番ト長調 Op.1-5(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
ジャック・オトテール・ル・ロマン(1674−1763):装飾されたアリアとブルネット(フルート・ダムール、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ)
ジャン=バティスト・バリエール(1707−1747):トリオ・ソナタ第2番ニ短調(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
テレマン:無伴奏ファンタジア第8番ホ短調 TWV.40:9(フルート・ソロ)、装飾範例つきソナタ第3番ホ短調 TWV.41:e2(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
ロカテッリ:ソナタ ハ長調 Op.2-1(フルート、ハープシコード)
アシュリー・ソロモン(ヒストリカル・フルート)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、デイヴィッド・ミラー(テオルボ)、ジュリアン・パーキンス(ハープシコード)

録音:2019年12月、レンスワウデ(オランダ)
前回のソロ録音(CCS 40617)では、ロイヤル・コレクション・トラストと王立音楽院所蔵の貴重な楽器を用いたテレマンの無伴奏ファンタジア集で話題を呼んだアシュリー・ソロモンが、今度はアマチュアのフルート奏者でありヒストリカル・フルートのコレクターであるペーター・シュポア(Peter Spohr)の600本を超えるプライヴェート・コレクションのなかから、現存する最古級のフランスのフルートであるChattillion(17世紀後半)を含む、9本の貴重なヒストリカル・フルートの音色をレコーディング。共演はフロリレジウムのメンバーである名手たち。過去30年間にわたり歴史的なフルートの演奏家及び専門家として研究してきた技術と知識が発揮され、これまで殆ど録音のなかったヒストリカル・フルートたちの音色が、Channel Classicsの高品質録音によって蘇ります。

Indesens
INDE-092(1CD)
フィール・ソー・グッド
アル・リルヴァ(カラティニ編):トゥー・サ・セ・プ・ドゥドゥ
伝承曲(カラティニ編):ベネズエラのワルツ
ホセ=マリア・カーノ(サンチェス編):月の息子
パトリス・カラティニ:色鉛筆のワルツ
エミール・ステルン(カンス編):アイルランドのバラード
ゼキーニャ・ヂ・アブレウ(カンス編):ティコ・ティコチャック・マンジョーネ(サンチェス編):フィール・ソー・グッド
コンスエロ・ベラスケス(ジルベルト&カラティニ編):ベサメ・ムーチョ
ミシェル・コロンビエ(サンチェス編):ファイヴ・フォー
ピアソラ(カンス編):さあ行くぜ
レオ・サンチェス:どこから来たとて
イグナシオ・セルバンテス(カラティニ編):あなたは遠く
パトリス・カラティニ:消しゴムに捧ぐワルツ
エンニオ・モリコーネ(カンス編):夕陽のギャングたち
パトリス・カタラニ:ハンガリー舞踏
ラヴェル(カンス編):ハバネラ形式による小品
ティエリー・カンス:ラ・テストのビギーヌ
ティエリー・カンス(トランペット&コルネット)
レオナルド・サンチェス(G)、
パトリス・カラティニ(Cb)

録音:2013年8月4日−6日、スタジオ・アートダム(ディジョン=ロングヴィック、フランス)
トランペット界のレジェンド、モーリス・アンドレの高弟で、その後継者ティエリー・カンスが、タンゴの名手として名高いギタリスト、レオナルド・サンチェスと、フランス・ジャズ界が誇るベテラン・ベーシスト、パトリス・カラティニとトリオを結成!
トランペット、ギター、ベースの3者それぞれが主役となり、また時には脇役となりお互いを引き立てる演奏は、さすが各楽器を代表する世界的名手たちの妙技。
トランペットとギター、ベースのトリオが繰り広げるスロウでメロウな味わい深いこの「フィール・ソー・グッド」は、クラシック、ジャズ、ラテン、そしてタンゴを存分に味わえる贅沢なアルバムです。
Indesens
INDE-088(1CD)
フレデリック・メラルディ〜室内楽でのトランペット
(1)サン・サーンス:七重奏曲ホ長調 Op.65
(2)エネスコ:伝説
(3)プーランク:ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ Op.33
(4)サティ:猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ
(5)ローべ:気分
(6)ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ
(7)シュプリッチ:雑多な組曲(世界初録音)
(8)トマジ:3本のトランペットのための組曲
(9)ガべーユ:レクリエーション
全て、フレデリック・メラルディ(Tp)
(1)ローラン・ヴァグシャル(P)、パリOのソリストたち
(2)クラウディオ・バラ(P)
(3)ギョーム・コテ・デュモーラン(Tb)、フランシス・オーヴァル(Hrn)
(4)ステファン・グルヴァ(Tp)
(5)ミクロシュ・シェーン(P)
(6)ステファン・グルヴァ(Tp)
(7)ミクロシュ・シェーン(P)
(8)エリック・オービエ(Tp)、アレクサンドル・バティ(Tp)
(9)ギョーム・コテ・デュモーラン(Tb)、フランシス・オーヴァル(Hrn)、ミクロシュ・シェーン(P)

録音:2006年&2011年、フランス
リヨン国立オペラのソロ・トランペットを経て、1997年からはパリOの首席トランペット奏者として活躍するフランス・トランペット界の名手、フレデリック・メラルディが「室内楽」のジャンルににおけるトランペットの重要度、活躍振りを実演でナビゲートしてくれる好プログラム。
プーランクの名作「ソナタ Op.33」では、同じくパリOで首席トロンボーン奏者を務めるギョーム・コテ・デュモーラン、ベルギー国立Oやルクセンブルク放送Oで活躍した名手フランシス・オーヴァルという豪華トリオによる演奏が実現!
メラルディとその仲間たちが、室内楽におけるソロ楽器としてのトランペットの存在感を改めて示してくれています。

Hyperion
CDA-68307(1CD)
クララ・シューマン&ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.11、
 弦楽四重奏曲変ホ長調
ナッシュ・アンサンブル〔ステファニー・ゴンリー(Vn)、ジョナサン・ストーン(Vn)、ローレンス・パワー(Va)、エイドリアン・ブレンデル(Vc)、サイモン・クロフォード=フィリップス(P)〕

録音:2019年5月27日−29日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブル。多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルの1つとして注目を集めています。
約2年ぶりとなるHyperionでの新録音は、クララ・シューマンとファニー・メンデルスゾーン、ロマン派を代表する女流音楽家のピアノ三重奏曲と弦楽四重奏曲。それぞれが「ロベルトの妻」、「フェリックスの姉」として大作曲家の陰に隠れ、近年は再評価の機運が高まりつつあるも、まだ録音・演奏機会の少ない室内楽作品をハイ・クオリティなパフォーマンスで聴くことのできる好機です。

Forgotten Records
fr-1619(1CDR)
スイスの室内楽曲集
オネゲル:小組曲 H.89 *,#.+、
 牝山羊の踊り H.39*
アルベルト・メーシンガー(1897-1985):ヴァイオリン・ソナタ Op.62#,+
コンスタンティン・レガメイ(1907-1982):弦楽四重奏曲第1番(1948) **
ジョルジュ・オーレル・ニコレ(Fl)*
ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)#
ピエール・スヴェラン(P)+
ヴィンタートゥルSQ[ペーター・リバール(Vn1)、クレメンス・ダーヒンデン(Vn2)、ハインツ・ヴィガント(Va)、アントニオ・トゥサ(Vc)]**

録音:1954年頃
※音源: Decca LXT 2849

B RECORDS
LBM-026(2CD)
NX-D07
ブラームス:室内楽作品全集 第6集
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op.51-1
弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op.51-1
弦楽四重奏曲 第3番変ロ長調 Op.67
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
ストラーダQ【ピエール・フシュヌレ(Vn)、サラ・ネムタヌ(Vn)、リーズ・ベルトー(Va)、フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)】

録音:2019年2月15日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第6集は3曲の弦楽四重奏曲とピアノ五重奏 曲の組み合わせ。ブラームスにとって「弦楽四重奏曲」というジャンルは室内楽の中でも最も厳格なものであり、偉大な る先人ベートーヴェンを意識したためか、最初の作品が生まれるまでに20曲以上の習作を書きながらも、全て破棄して しまうという慎重さを見せています。そのせいか、ようやく1873年に発表された第1番と第2番のあとは、1875年に第3 番を作曲したのみで、以降ブラームスは弦楽四重奏曲を書くことはありませんでした。 フシュヌレ、ネムタヌ、ベルトー、サルクをメンバーとするストラーダ四重奏団は、3つの作品が持つ性格…劇的な第1番、 柔和な第2番、明るく軽快な第3番…をくっきり描き分け、若々しい表情を加えることで新鮮な演奏を聴かせます。ル・ サージュが加わったピアノ五重奏曲の流麗な演奏も見事です。

BONGIOVANNI
GB-5207(1CD)
「時代の声」
ファビオ・グラッソ:Ocean sans greves
ジョヴァンニ・グアッチェロ:Impressioni per un preludio
ステファノ・タリエッティ:オーボエ、ファゴットとピアノの三重奏のための6楽章の協奏曲
エンリコ・マロッキーニ:Meditazioni sonore
トニーノ・バッティスタ:Prender l'aire
クラウディオ・チンパネッリ:Walking Along the Aurelian Walls
クラウディオ・チンパネッリ:Primi Baci lungo le Mura Aureliane (Tender love)
アンサンブル・リングアッジ・ソノーリ[リッカルド・ブリッチ(Ob)、マッシモ・マルトゥシエッロ(Fg)、アントニオ・トラッロ(P)]

録音:2019年
オーボエ、ファゴット、ピアノからなる三重奏団のアルバム。現代イタリアの作曲家がこの編成のために書いた作品を演奏しています。3つの楽器は自由 に歌い合いぶつかり合い、オーボエの技巧的な高音が耳に残ります。 (Ki)

H.M.F
HMM-902506(1CD)
マティアス・レヴィ:UNIS VERS
1. Intro 0’49
2. Ginti Tihai
3. Sur le fil
4. Home de l’etrel
5. Interlude
6. Unis vers
7. Extatique
8. Thelonious
9. Reve d’ethiopiques
10. Kind of folk
11. Soleil dans les feuilles d’un arbre
マティアス・レヴィ(Vn/ピエール・エル製“グラッペリ”1924年)
ジャン=フィリップ・ヴィレ(Cb)
セバスティアン・ジニオー(ギター、チェロ)
ヴァンサン・セガル(Vc)
ヴァンサン・ペイラニ(アコーディオン)

録音:2018年10月
フランスのジャズの神様、ステファン・グラッペリが愛奏していた楽器を用いての録音。この“グラッペリ”と呼ばれるピエール・エル製作のヴァイオリンは、 パリの音楽博物館所蔵の品。20世紀初頭のパリのヴァイオリン制作の素晴らしい技術を物語っていると同時に、ジャズの歴史にとっても重要な楽器となっ ています。 奏者のマティアス・レヴィは1982年生まれのジャズ音楽家。クラシック・ピアノとヴァイオリンを学び、ソルフェージュも修めましたが、ジャズに傾倒(特 にジョン・ゾーン)し、ジプシー・ヴァイオリンにものめり込んでいったという経歴を持ちます。たしかな技術と、様々なスタイルの音楽から得たリズムやハー モニー感覚を活かし、深い語り口の演奏を聴かせます。
ピエール・エルというメーカーは、ガルネリを目指して楽器制作をしていました。ピエール・エルはティボーやイザイといった演奏家とも懇意にし、エネ スコは1924年のアメリカ・ツアーの際にピエール・エルの楽器を使用していました。1924年製の “グラッペリ” という楽器は、ピエール・エルのキャ リアの絶頂期に作られたもの。最初のオーナーはミシェル・ワーロップ。彼が1929年にこの楽器をかのグラッペリに献呈しました。グラッペリがジャンゴ・ ラインハルトらと録音した音源はすべてこの楽器を用いて演奏されたということになりましょう。1963年のデューク・エリントンとのセッションでも、この 楽器を用いたと考えられます。1980年代になり、グラッペリはグァダニーニの楽器を用いるようになりましたが、このピエール・エルの楽器も定期的にメ ンテナンスしていました。1995年、グラッペリはその死の2年前に、この楽器を音楽博物館に寄贈しました。

ONDINE
ODE-1343(1CD)
NX-B04
ペトリス・ヴァスクス(1946-):ピアノ三重奏曲集
Lonely Angel 孤独な天使(2019)
エピソードと終わりなき歌(1985)
Plainscapes 平原の情景(2011)
トリオ・パラディオ
【メンバー】
エヴァ・ビンデレ(Vn)
クリスティーナ・ブラウマーネ(Vc)
レイニズ・ツァリンシュ(P)

録音:2019年4月5-7日
交響曲、協奏曲、合唱曲などの分野で近年注目を集めるラトヴィアの現代作曲家ヴァスクス。初期の頃は前 衛的な作風でしたが、最近はラトヴィア民謡を効果的に採り入れた旋律的な作品を発表しています。このアル バムには1985年に書かれた幾分前衛的な「エピソードと終わりなき歌」を中心に、21世紀になってからの2つの 作品が収録されています。「Plainscapes 平原の情景」は2002年にウィーンで初演されたヴァイオリン、チェロ、 合唱のための曲を、ピアノ三重奏曲へと編曲したもの。草原を吹き抜ける風の音がヴァイオリンで奏されるという 原曲が、更に静謐な作品へと置き替えられています。「孤独な天使」は美しいヴァイオリン・ソロと弦楽合奏伴奏 版が知られていますが、ピアノ三重奏版では凝縮した響きが楽しめます。ラトヴィア国内で活躍する三人の奏者 による“トリオ・パラディオ”の演奏でお楽しみください。

Solo Musica
SM-335(1CD)
NX-B03
シューベルト:「冬の旅」弦楽四重奏版(アンドレアス・ヘーリヒト編) ヴォイジャー四重奏団【
ニコ・クリスティアンス(Vn)、マリア・クレプス(Vn)、アンドレアス・ヘーリヒト(Va)、クラウス・ケンパー(Vc)】

録音:2019年3月29-31日
歌曲王シューベルトが残した約600曲の歌曲の中で、ストーリー性をもつ連作歌曲2作のうちの1つ「冬の旅」の弦楽四重 奏版の登場です。「若者の失恋とさすらい」が、幸福への渇望や畏れ、孤立感や虚無感という側面から描かれており、常に 危機感や緊張感が漂う「冬の旅」。曲中の繰り返しは、主人公のよろめきながら歩む、重く、果てしない旅の心象風景を表 すかのようで、このヘーリヒトによる弦楽四重奏版では、最初は歌がないことで物足りなさを覚えるかもしれませんが、その高 い芸術性に徐々に引き込まれることでしょう。また各曲は途切れることがなく、特別に作曲されたインテルメッツォが歌と歌の 間を橋のようにつなぐ役割を果たすと同時に、一種の距離感を演出しています。ヴォイジャー四重奏団は、2014年に、かつ ては有名クワルテットに在籍したり、バイエルン放送響のメンバーであった奏者により結成され、世界中の音楽祭や主要コン サートホールで好評を博しています。

Solo Musica
SM-336(1CD)
NX-B03
チューリヒ中央図書館の音楽部より、フーバー/ゲッツ:ピアノ三重奏曲集
ハンス・フーバー(1852-1921):ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.20
ヘルマン・ゲッツ(1840-1876):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.1
トリオ・フォンテーヌ

録音:2019年7月12-14日チューリヒ放送スタジオ
スイスのチューリッヒ中央図書館音楽部は1971年の設立。ヨーロッパ、特にスイスの過去200年分の手稿譜のみならず、 様々な資料や録音音源なども多く所蔵しており、ワーグナー作品に関する資料も多数保管するアカデミックで重要な組織 です。このアルバムはそのコレクションの中から、スイスで活躍した二人の作曲家によるピアノ三重奏曲を収録しています。ハ ンス・フーバーは、スイスで生まれライプツィヒ音楽院でライネッケに師事。バーゼル音楽院の楽長にまで上りつめ、ブラームス などと深い親交がありました。もう一人はドイツで生まれスイスに移住した作曲家でピアニストのヘルマン・ゲッツ。ピアノをベル リンでハンス・フォン・ビューローに師事。たくさんのピアノ曲とピアノを伴う室内楽を残しました。演奏しているトリオ・フォンテーヌ は2002年に結成されたピアノ三重奏団で、スイスを代表するカルミナ四重奏団のチェロ奏者ゲルナーに師事。才能を認め られ様々な財団から援助を受け、研鑽を積んだスイス所縁のアンサンブルです。

Resonus
RES-10255(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調 Op.20
クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲変ロ長調 Op.11 「街の歌」
バークリー・アンサンブル【ソフィー・マザー(Vn)、ダン・シラデー(Va)、ジェンマ・ウェアハム(Vc)、ラクラン・ラドフォード(Cb)、ジョン・スラック(Cl)、アンドリュー・ウォストン(Fg)、ポール・コット(Hrn)、リビー・バージェス(P)】

録音:2018年9月17-19日
初期の傑作「七重奏曲」は、クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスという7つの楽 器のために書かれており、作曲当時のウィーンで流行した管楽器を伴う色彩豊かなディヴェルティメント風の作品。 ベートーヴェンのヒット作の一つです。「三重奏曲」Op.11は、第3楽章にヨーゼフ・ヴァイクルの人気オペラ「船乗りの 恋」のアリアの旋律が使われていることで「Gassenhauer=流行歌(街の歌)」の愛称を持つ親しみやすい作品。 ベートーヴェンが、流行中のオペラのメロディをいち早く取り入れて作曲したものです。バークリー・アンサンブルは、サウ スバンク・シンフォニアの若いメンバーで結成され、アンサンブル名はイギリスの作曲家親子、サー・レノックス&マイケ ル・バークリーの名を冠したもので、20世紀と21世紀のイギリス音楽を広める活動を中心に意欲的に活動していま す。
Resonus
RES-10254(2CD)
NX-B05
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
ヘンデルの「マカベウスのユダ」の「見よ、勇者は帰る」の主題による変奏曲 WoO 45
チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5-2
モーツァルトの「魔笛」の「娘か女房か」の主題による12の変奏曲 Op.66
チェロ・ソナタ 第3番イ長調 Op.69
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46
チェロ・ソナタ 第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102-2
ロビン・マイケル(Vc)…マッテオ・ゴフリラー(1695年製)によるシュテファン・フォン・ベーアの復元楽器(2010年パリ)
ダニエル・トン(フォルテピアノ)…アントン・ヴァルター&ゾーン(1805年頃)によるポール・マクナルティの復元楽器

録音:2019年9月18-20日,10月7-9日
2020年、ベートーヴェン生誕250年のアニヴァーサリー・イヤーに、珍しいピリオド楽器の演奏による、チェロとピアノのための作品全集の登場です! ベートーヴェンのチェロ・ソナタは、チェリストにとっての新約聖書と言われており、チェロの演奏技巧があますことなく取り入れられた名曲揃い。3つの変奏曲も、各々が技巧を凝らされた聴きどころの多い作品です。
チェロのロビン・マイケルは1976年生まれ、英国王立音楽院で学び、現代音楽とバロックを得意としており、ライヒの「チェロ・カウンターポイント」のイギリス初演を行った他、古楽系の室内オーケストラと度々演奏しています。ピアノのダニエル・トンもやはり室内楽を得意とし、3つの室内楽音楽祭のディレクターを務めるほか、オールドバラ音楽祭やエンジンバラ音楽祭などに出演しています。演奏楽器はそれぞれ、チェロがマッテオ・ゴフリラーの1695年製の復元楽器、フォルテピアノが1805年頃製作のアントン・ヴァルターの復元楽器。繊細かつ優雅で芯の強い音色を響かせます。

IBS CLASSICAL
IBS-22019(1CD)
バーンスタインへのオマージュ
バーンスタイン:前奏曲、フーガとリフ-リフ(S.アイリーによる室内アンサンブル編)
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
 オクタトニック・スケールによる変奏曲
オスカル・ナバロ:幻想曲「レニー」(J.G. グラネーロによるクラリネットとピアノ編)
カプースチン(1937-):フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 Op.86(クラリネット、チェロとピアノ編)
モートン・グールド(1913-1996):ベニーズ・ギグ-クラリネットとコントラバスのための
ジョアン・エンリク・リュナ(Cl)
サルバドール・ボロン(Vc)
トニ・ガルシア(Cb)
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)
イグナシ・ドメネヒ(パーカッション)
トニ・ガルシア(Cb)

録音:2018年10月18-21日
指揮者、作曲家、教育者として偉大な功績を残したレナード・バーンスタイン。このアルバムは彼の生誕100年を記念し、 2018年に制作された1枚。バーンスタインに強く魅了されているというクラリネット奏者リュナが選んだ作品は、同時にベ ニー・グッドマンへのオマージュでもあり、アルバム全体に漂うジャズの影響も強く描きだしています。フアン・カルロス・ガルバヨを はじめとした名手たちの妙技が聴きどころ。

IBS CLASSICAL
IBS-82015(1CD)
コントラバス・リサイタル
ボッテジーニ(1821-1889):ベッリーニの歌劇「夢遊病の娘」による幻想曲
アドルフ・ミシェク(1875-1954):コントラバス・ソナタ 第2番ホ短調 Op.
フォーレ:夢のあとに Op.7-1(コントラバスとピアノ編)
カサド(1897-1966):愛の言葉(コントラバスとピアノ編)
ファリャ:7つのスペイン民謡(コントラバスとピアノ編)
ピアソラ(1921-1992):キーチョ(コントラバスとピアノ編)
アントニオ・トーレス・オルモ(Cb)
ルイザ・ハマディ(P)

録音:2015年8月5-6日
スペインの地方都市アルバセテ出身のコントラバス奏者アントニオ・トーレス・オルモのリサイタル・アルバム。地元の音楽院で 学び、数々の賞を受賞した後、パリのエコール・ノルマル音楽院に留学、更なる研鑽を積みました。数多くの指揮者と共演 するだけでなく、これまでに何枚かのアルバムの録音にかかわってきたオルモですが、このアルバムでは「自分が演奏したい」と 強く願っていた作品を選択、思うままに見事な演奏を繰り広げています。ボッテジーニやフォーレでは、控えめな響きを駆使し て曲の美しさを描き出していますが、ファリャやピアソラでは激しい感情表現を交えており、共演のハマディと激しい攻防を繰り 広げるなど、聴きどころの多い1枚です。

RHINE CLASSICS
RN-001(1CD)
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ
徳岡直樹:二つの小品(前奏曲とアリア)
 前奏曲 第2 番(ヴァイオリン版)
ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲 op.21 より「歌」
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
許恕藍(シュー・スーラン,ヴァイオリン)
黄楚潮 (ファン・ツーハン,ピアノ)

録音:2019 年4 月
台湾に生まれ、13 歳で世界的巨匠ユーデイ・メニューインに見出され、以後、メニューイ ンスクールやパリ音楽院に学ぶ。1998 年ロンティエ国際コンクール第一位。以後世界各国 で演奏活動を続ける。 オフィシャルな CD アルバムとしてはスーランの初録音となるこのアルバムでは、豊かな 情感を描き尽くしたルクーのソナタ、精妙さと興奮の共存するラヴェル、ヴラディゲロフの信 じがたいほどの美しさを秘めた奇跡のような小品、そしてロマンテイックな情緒と粋に満ち た徳岡作品の世界初録音と、盛りだくさんの内容!

Coviello
COV-92001(1CD)
ロマン派のヴィオラ・ダ・ガンバ
アーベル(1723-1787):協奏曲 ト長調 A9:2(ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音)
イェシュケ(1818-?):メユール変奏曲(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
メンデルスゾーン:ロマンス Op.90-3 / 無言歌『慰め』Op.30-3(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
グーア(1791-1841):変奏曲(ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリン、2つのクラリネット、2つのホルン、ファゴット、ヴィ
オラ、通奏低音)
シューマン:夕べの歌 Op.85-12(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
リスト:『慰め』第4番(ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガン)
ウィリング(1755-1805):変奏曲「Ei, ei, mein lieber Augustin」 Op.17(ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリン、2つのフルート、2つのホルン、ヴィオラと通奏低音)
シュワテル(1808-1879):序奏と変奏(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
トマス・フリッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミヒャエル・ショーンハイト(ピアノ、オルガン、指揮)
メルゼブルガー・ホフムジーク
ヴィオラ・ダ・ガンバは、作曲家カール・フリードリヒ・アーベルが亡くなった1787年をもって音楽史から姿を消した、というのが一般的な認識となっ ています。しかしガンバ奏者のフリッチュは、19世紀初頭にもガンバ作品が存在していたことを教えてくれます。メンデルスゾーンやシューマンの編曲もの も含めて、ヴィオラ・ダ・ガンバとロマン派音楽の相性は十分に良いものであるということが分かるアルバムです。 (Ki)
Coviello
COV-92002(1CD)
シューマン:おとぎ話 Op.132
クルターク:R.シューマンへのオマージュ Op.15d
モーツァルト:ケーゲルシュタット・トリオ 変ホ長調 K498
クリストフ・ウェイス(1986-):クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲『友との会話』
アイリス三重奏団
クラリネット、ヴィオラ、ピアノの三重奏によるアルバム。モーツァルト『ケーゲルシュタット』とシューマン『おとぎ話』は一緒に収録されることの多い 名品。そこにクルタークとクリストフ・ウェイスの作品をカップリングし、現代の香りを付加しています。
Coviello
COV-92003(1CD)
民謡を採り入れた各国のチューバ音楽
Gerardo Gardelin:El Inmortal(チューバ、ハープ、ピアノ)
Willi Marz:Grotesker Landler(チューバ、ハープ)
Yojiro Minami:Corazon de la fiesta(チューバ、ピアノ)
Sabin Pautza:Joc de doi din Banat(チューバ、ハープ、ピアノ)
Andrea Csollany:Ungarische Fantasie(チューバ、ピアノ)
John Frith:My Bonny Lad(チューバ、ハープ)
Michael Schneider:American Fantasy(チューバ、ピアノ)
Willi Marz:Danse agile(チューバ、ピアノ)
ジークフリート・ユング(Tub)
ヤ スコ・カ ー ゲン(P)
ヨハンナ・ユング(Hp)
チューバ奏者のジークフリート・ユングが作曲家たちに「自国の音楽を素材にした曲を書いてほしい」と依頼して出来上がったアルバムです。

Hanssler
HC-19004(1CD)
バッハ:3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
ソナタ ト長調 BWV1027
ソナタ ニ長調 BWV1028
ソナタ ト短調 BWV1029
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ/1701年ヨアヒム・ティールケ製に基づく1978年インゴ・ムテジウス製ヴィオラ・ダ・ガンバ使用)
ミヒャエル・ベーリンガー(Cemb/17世紀末フランドル=フランス製に基づく1992年キース・ヒル製チェンバロ使用)

録音:1998年12月14-16日/フライブルク・イム・ブライスガウ、オーバーリート、カトリック教区教会
2000年に発売された独ヘンスラー・レーベルのバッハ大全集。このアルバムは当全集に収録されているヴィオラ・ダ・ガンバの女王ヒレ・パールが演 奏した3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集です。 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタの最高傑作であるバッハの作品。チェンバロのベーリンガーとともに息の合った演奏を聴くことができます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-070(1CD)
マイケル・ファイン:FIVE FOR FIVE〜木管と弦楽四重奏のための五重奏曲集
ファゴットと弦楽四重奏のための五重奏曲(2017)
Elegy for…(2016)
クラリネットと弦楽四重奏のための五重奏曲(2015)
オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲(2015)
フルートと弦楽四重奏のための五重奏曲(2018)
フェイ・シー(Fg)
ロバート・ワルターズ(イングリッシュ・ホルン)、
アントン・リスト(クラリネット)、
シャオディ・リュー(Ob)
アリス・K.デイド(Fl)、スコット・ヨー(Vn)、
エリク・アルヴィンダー(Vn)、
モーリシー・バナセク(Va)、キム・ヨナ(Vc)

録音:2019年
マイケル・ファインはアメリカ出身のクラリネット奏者、作曲家、プロデューサー。ドイツ・グラモフォンでA&R副社長を務めた経歴を持ちます。プロデュー サーとしても優れた録音を多数世に出した彼は、2013年より作曲を開始。それぞれの楽器、さらには奏者のキャラクターまでをも熟知したプロデューサー としての手腕も発揮された、近未来的なサウンドの魅力的な作品がならびます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28370(1CD)
税込定価
2020年02月29日発売
フルートで探る精霊たちの世界/ザビエル・ラック
D.ムーケ:パンの笛 Op.15
ドビュッシー:シランクス
 牧神の午後への前奏曲
ライネッケ:フルート・ソナタ「ウンディーネ」Op.167
武満徹:フルートのためのエア
アンデルセン(J.アナセン):バラードと空気の精の踊り Op.5
グルック:エウリディーチェを失って(T.ベーム編)
ザビエル・ラック(Fl)
岡田将(P)

録音:2019年11月/千葉
 数々の世界的オーケストラのフルート奏者として活躍し、神戸女学 院大学で後進の指導にもあたるザビエル・ラックとピアニスト岡田将 によるCDアルバム第2弾。  「エレメンタル」とは、土の精・水の精・風の精・火の精という四大 元素の精霊たち。ドビュッシー、武満徹、ライネッケなどの作曲家たち がフルートの音を使って描き出した精霊たちの世界を、ラックが多彩 な音色で豊かに描き出します。  ブックレットにはラック自身による作品解説も掲載されています。

APARTE
AP-219(1CD)
バッハとヘンデル、架空の出会い
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV1017
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV371
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番 ヘ短調 BWV1018
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 HWV359a
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV1019
リナ・トゥール・ボネ(Vn)
ダニ・エスパーサ(Cemb)

録音:2019年4月29日〜5月1日/スペイン
同じ1685年生まれで対照的な人生を歩んだバッハとヘンデル。バロック時代の最重要作曲家に数えられるふたりは生涯会うことはありませんでした。 このアルバムはバッハとヘンデルのヴァイオリン・ソナタを交互に演奏し、その作風の違いを聴きながら、ふたりの歴史的な音楽家の邂逅を夢想するもの です。
注目のヴァイオリニストとして人気の高まっているスペインの女流奏者リナ・トゥール・ボネ。思い切りがよく、明るく溌剌とした演奏が彼女の特徴と言 えます。自らのアンサンブル「ムジカ・アルケミカ」のメンバーでもある鍵盤奏者、ダニ・エスパーサとの息の合ったやりとりも鮮やか。バッハでは複雑な 対位法の綾をキラキラと粒立ち良く響かせ、ヘンデルでは大らかな旋律と懐の深い和声を自然に屈託なく響かせます。ひとりの演奏家が自分の個性を刻み 付けつつ交互に演奏することにより、かえって作曲家ごとの違い、互いに到達したそれぞれの高みが鋭い対比となって現れてきます。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10408(1CD)
「美」
ニコラ・マッテイス(1650-1714):アリア・ファンタジア
ロマヌス・ヴァイヒライン(1652-1706):パルティータ第3番
ビアジョ・マリーニ(1594-1663):ソナタ『ラ・モニカ』
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c1623-1680):ソナタ第4番
アンドレア・ファルコニエーリ(c 1585-1656):フォリア
ビーバー(1644-1704):パルティータ第5番
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):チャッコーナ
ヨハン・パウル・ヴェストホフ(1656-1705):リュートを模して
ブクステフーデ:2声のソナタ BuxWV272
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):アリア『ラ・ベルガマスカ』
パオロ・チーマ(c1575-1622):ソナタ第2番
リナ・トゥール・ボネ(Vn、ヴィオラ・ダモーレ、指)
ムジカ・アルケミカ

録音:2019年12月12-14日/ローマ、聖エリギウス教会
17世紀のヨーロッパは戦争や飢饉が多く起こった時代であり、同時に天文学が発展し、科学革命の時代でもありました。既存の考えを破壊し新たな 秩序を作ることがこの時代に通底する意識であったとも言えるでしょう。それは「美」に対する価値観の転換でもあったと言えます。音楽史上で見ればバ ロック時代に入り、楽器制作の技術が向上し、また巧みに楽器を扱う奏者が増え、ヴァイオリン芸術が花開いた時代です。そこに巻き起こった新しい「美」 を切り取ってまざまざと伝えてくれるのがこのアルバム。スペインの人気女流リナ・トゥール・ボネが鮮烈な輝きを持って紡ぐ、バロック・ヴァイオリン芸 術の精粋をお聴きください。自ら創設したアンサンブル「ムジカ・アルケミカ」との演奏です。 (Ki)

Naive
V-5469[NA]
愛、いつも!
エルガー:愛のあいさつ
プロコフィエフ:ロミオとジュリエット
リスト:愛の夢
ショパン:バラード第1番
バーンスタイン:ウェストサイド物語
サン=サーンス:死の舞踏
クライスラー:愛の喜び、愛の悲しみ
ファリャ:火祭りの踊り
スモーキング・ジョセフィーヌ
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)
オリヴィア・ユーグ(Vn)
マリー・シルンム(Va)
エ ルミー ヌ・オリオ(Vc)
ロレーヌ・ドゥランテル・エルシュトロッフェ(Cb)
ニコラ・ウォームス、ファビアン・トゥシャール(編)

録音:2019年2月16-19日、シテ・ド・ラ・ミュジーク
ジュヌヴィエーヴ・ロランソーが中心となって結成された女性5人による弦楽ユニットの登場。ロランソーは2007年から2017年までトゥールーズ・キャ ピトルOのコンサート・ミストレスおよびソロ・ヴァイオリン奏者を務め、現在はソリスト、室内楽奏者、そして指導者として活躍しています。オリヴィ エ・ユーグはパリ室内Oのソロ・ヴァイオリン奏者。ヴィオラのマリー・シルンムは室内楽奏者として活躍、2017年以降はエベーヌSQ のメンバー。エルミーヌ・オリオはチェロ奏者で、グリマル率いるアンサンブル、レ・ディソナンスのメンバー。コントラバスのロレーヌ・ドゥランテル・エ ルストロッフェは2004-06年にかけてトゥールーズ・キャピトル管のメンバーを務め、その後は室内楽や様々な音楽祭などで活躍している奏者です。演目 にはピアノの作品も含まれ、ショパンのバラード第1番の後半部分はピアノで聴くのとはまったく違う迫力で、興味深いものがあります。 (Ki)

MELODIYA
MEL-1002638(1CD)
NX-B07
パガニーニ&コシュキン:作品集
パガニーニ:大四重奏曲(原曲:大ソナタ イ長調 MS3…ニキータ・コシュキン編)
ニキータ・コシュキン(1956-):メガロン
-ギターと弦楽オーケストラのための協奏曲(2005)
アルチョム・デルヴォード(G)
使用楽器…ガブリエーレ・ロディ(イタリア製)…1-3
マサキ・サクライ(日本製)
アレクセイ・ルンディン(Vn)/キリル・セメノヴィフ(Va)
ダニール・シャヴィリン(Vc)
ルステム・アビャゾフ(指)
カザン国立室内O「ラ・プリマヴェーラ」

録音:2019年8月21,22日 モス・フィルム・スタジオ 第1スタジオ
6歳でギターを始め、2006年、最高峰のギター・コンクールの一つ「ミケーレ・ピッタルーガ」でロシア人とし て初めて優勝を飾ったアルティム・デルヴォード。現在はグネーシン音楽大学で若手を指導しながら、ロシ アの作曲家の新作を多数録音するなど、活発な活動を行っています。 このアルバムには、ヴァイオリンと同じくらいギターを愛した19世紀の大作曲家パガニーニの作品と、現代の 作曲家ニキータ・コシュキンの作品を収録。コシュキンは1956年、モスクワに生まれ、14歳の時に祖父か ら贈られたアンドレス・セゴビアのレコードを聴いてギタリストを志し、1980年代に作曲家として国際的な 名声を獲得しました。2017年に発表した「24の前奏曲とフーガ」は技術の習得と解釈の明晰さが要求 される、ギタリストのためのバイブル的存在です。ここでは彼が四重奏曲に編曲したパガニーニのソナタと、 2005年に作曲したギター協奏曲「メガロン」のライヴ収録を聴くことができます。ギターを知り尽くした作曲 家ならではの、緻密な筆致による2作品を、デルヴォードは文句ない技巧と音楽性で聴かせます。
MELODIYA
MEL-1002587(8CD)
NX-G11
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 ベートーヴェンSQ【ドミトリー・ツィガノフ(Vn1)、ニコライ・ザバヴニコフ(Vn2)、フョードル・ドルジニン(Va)、セルゲイ・シリンスキー(Vc)】

録音:1969-1972年
この録音は今から50年前、ベートーヴェンの生誕200年を記念して録音された弦楽四重奏曲の全集 で、創立メンバーのツィガノフとシリンスキー、1960年代にメンバーに加わったツァバニコフとドルニジンという 新旧のメンバーによる親密なアンサンブルと精緻なハーモニーは、発売まもなく大人気を獲得しました。今 回はベートーヴェンの生誕250周年にあわせ、再び全集での登場となります。 1922年〜23年に設立されたベートーヴェンSQ。もともと彼らは、モスクワ音楽院の卒業生 によって結成され「モスクワ音楽院SQ」と名乗っていましたが、1931年に偉大な作曲家ベー トーヴェンの名前をアンサンブル名に冠し、メンバーを変更しながら1987年まで活動を続けました。50年 以上に渡る演奏活動の中で600以上の作品を演奏し、200作以上の録音を残しています。中でもショ スタコーヴィチはこのクァルテットのためにいくつかの弦楽四重奏を書くなど、良好な関係を築いたことで知ら れています。

ALPHA
ALPHA-590(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
陳銀淑:パラメータストリングス-弦楽四重奏とテープのための※世界初録音
ブリッジ:3つのノヴェレッテ H.44
エスメSQ

録音:2019年8月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
2016年にケルン音楽大学で結成され、「愛する」という意味の古いフランス語からその名を取ったエスメSQ。韓国出身の女性4 人組で、みな幼馴染というのも面白いところです。2018年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクール優勝をはじめ4つの賞に輝くな ど、ヨーロッパ各地のコンクールで高い評価を得ています。 このデビュー・アルバムに収録されたのはベートーヴェン若き日の弦楽四重奏曲とブリッジによる情景的な美しい作品、そしてドイツ(ベルリン)で 活躍する韓国の女性アーティストということで彼女たちと共通項の多い、陳銀淑(チン・ウンスク)による前衛的な作品という、個性の全く違う3 曲を収録してレパートリーの幅広さを印象付けています。高い技術力と豊かな歌心に支えられた、丁重な表現が彼女たちの持ち味。若々し さと奥深い音楽、個性的な魅力に溢れた素晴らしいアルバムです。

En Phases
ENP-007(1CD)
ダンディ(1851-1931):ヴァイオリン・ソナタ、アンダンテ
アルベール・デュピュイ(1877-1967):ヴァイオリン・ソナタ
エルマン・ボナル(1880-1944):嵐のあとに
ガエターヌ・プルヴォスト (Vn)
エリアーヌ・レイエス (P)
フランスはベルギーに近いリール出身、IntegralやContinuoといったレーベルでのフランス秘曲開拓に定評のある名手プルヴォストと、ゴダー ル(GP683、GP684)、タンスマン(8.572266、8.573021)、バクリ(8.572530)などのアルバムで高い評価を得ているベルギーのピアニス ト、レイエス。知られざる作品に光を当てることに長けた二人が手を組み、フランスとベルギーの作品を集めたアルバムを製作しました。ダンディ のソナタはそれなりに演奏されるものの、若き日に書かれたアンダンテや、フランスのオルガン奏者ボナルの小品、ベルギーの作曲家デュピュイに よるソナタなどは、ほとんど知られていないもの。いずれも抒情的なメロディ・ラインが魅力的な歌心溢れる作品ばかりで、しなやかで優美な二 人の演奏が、曲の魅力を十二分に引き立てています。

STEINWAY&SONS
STNS-30103(1CD)
NX-B07
ラヴェル&ストラヴィンスキー
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番ト長調(1923-1927)
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919年版;アレクサンドル・ムウトツキン編)
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「遺作」(1897)
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
クロエ・キファー(Vn)
アレクサンドル・ムウトツキン(P)

録音:2018-2019年
フランスのヴァイオリニスト、キファーとロシア系アメリカ人ピアニスト、ムウトツキンのデュオ・アルバム。2人のルーツでもある「フラ ンス=ラヴェル」と「ロシア=ストラヴィンスキー」の作品を見事な演奏で聴かせます。 キファーはパリ音楽院を17歳で卒業、各地の音楽祭に出演し、2019年からはマンハッタン音楽大学で教鞭を執っていま す。ムウトツキンはルービンシュタイン国際コンクールを始めとした各種コンクールで多くの賞を獲得し、オーケストラとの共演や リサイタルで名を上げているピアニスト。最近はベルリン・フィルとブラームスのピアノ協奏曲を演奏し話題となっています。彼は アレンジャーとしても知られ、このアルバムに収録された「火の鳥」は、自身が編曲したヴァイオリン、ピアノ各々の技巧をたっぷ り聴かせる編曲版を使用、その才能を余すことなく披露しています。

RAMEE
RAM-1903(1CD)


NYCX-10132(1CD)
国内盤仕様
税込定価
19世紀初頭のフルート音楽と、当時の楽器〜ベートーヴェンとクーラウの場合〜
ベートーヴェン(フランツ・クサーヴァー・クラインハインツ編):ピアノとフルートのためのセレナード ニ長調 作品41
フリードリヒ・クーラウ:無伴奏フルートのための奇想曲 ニ短調 作品10b-9
ピアノとフルートのための協奏的大ソナタ イ短調 作品85
ベートーヴェン:カノン「冷たく、生気なく」
タミ・クラウス(19世紀Fl)
ドレスデンのハインリヒ・グレンザー1810年頃製作モデルによる再現楽器
(製作:インスブルックのルドルフ・トゥッツ、2000年)

シュアン・チャイ(フォルテピアノ)
ブルノ(チェコ東部)のヨハン・ツァーラー1805年頃製作によるオリジナル楽器
(修復:ヘイス・ヴィルデロム/提供:ヴィルデロム・コレクション)
ウィーンのミヒャエル・ローゼンベルガー1820年頃製作によるオリジナル楽器
(修復:エートヴィン・ビュンク/提供:オランダ国立楽器財団)

ジョアン・モレイラ(T)、
マティス・ファン・デ・ヴルト(Br)、
マルク・パンテュス(バス=バリトン)

録音:2019年2月11〜14日ヴェストフェスト90(スヒーダム、オランダ)
【国内盤】
日本語解説付
古楽をめぐるさまざまな珍しい聴覚体験と私たちを引きあわせてくれるRAMEEレーベルがここで提案する世界は、19世紀初頭のフルートを 巡る室内楽。キィの数はまだ18世紀のフラウト・トラヴェルソ同様ほとんど増えていない頃の、ドレスデンのグレンザーによるモデルの楽器とフォ ルテピアノで奏でられるのは、ドイツに生まれデンマークで活躍した名匠クーラウの音楽。「フルート界のベートーヴェン」とも言われ、作品数も 多いこの作曲家の緻密な音世界は奏者たちもよく知るところですが、当時の楽器に立ち返ることでさらにその充実度に気づけるというもので しょう。またその作品と並べてみることで、ベートーヴェンの初期作(三重奏セレナードOp.25)を原曲とする作曲家監修の編曲版セレナード Op.41も俄然魅力的に響きます。2020年ベートーヴェン生誕250周年の大掛かりなプロジェクトの数々を横目に、これまであまり広くア ピールがなされてこなかったこのような秘曲群にも光が当たりはじめています。しかも今では古楽器を用いてそうしたアプローチを試みる奏者も 多くなっているところ、これまでにも増して楽聖ベートーヴェンの素顔に近づける時代になりつつあると言えるでしょう。 ジュリアン・ショーヴァンを中心とした美しい映像作品『パリの黄金の間』 (BAC171/BAC571/NYDX-50054)での活躍も記憶に新しい、 イスラエル出身の古楽系フルート奏者タミ・クラウスと、彼女と長年デュオを組む歴史的ピアノ奏者シュアン・チャイ。古楽先進国オランダで活

Goodies
78CDR-3790(1CDR)
税込定価
ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番イ長調  作品26 ルドルフ・ゼルキン( ピアノ)
ブッシュSQのメンバー:
アドルフ・ブッシュ(Vn)
カール・ドクトル(Va)
ヘルマン・ブッシュ(Vc)

英 HMV DB1849/52
1932年9月21日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
ブッシュSQは1913年リーダーのアドルフ・ブッシュ(1891-1952)に よってドイツで結成され1939年からアメリカで活動したが1952年にブッシュの 死によって消滅した。ピアニストのルドルフ・ゼルキン(1903-1991)は1922年か らアドルフ・ブッシュとデュオを組んで活躍し、1935年にブッシュの娘イレー ネと結婚した。ゼルキンはナチスのユダヤ人迫害を避けアメリカに移住した。 このシリーズで1942年のアメリカ録音、シューマンピアノ五重奏曲(78CDR-3305) が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Acte Prealable
AP-0445(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル (1838-1906):オーボエとピアノの為の作品集
聖体奉挙 第2番(オーボエとピアノの為の) Op.61 *
スケルツォ (P、管楽器とコントラバスの為の七重奏曲) Op.49 (*/+/JK)
夢想 (ヴィオラ、2つのヴァイオリン、チェロ、コントラバスとハープの為の) Op.55
(PK/AN/KK/GB/JK/CM) #
オーボエとピアノの為の3つの小品 Op.26 *
カンティレーヌ (2つのヴァイオリンとピアノの為の) Op.24-3 (PK/AK)
ピアノ、ヴァイオリン、チェロとハープの為の悲歌 Op.15-2 (PK/GB/CM)
村の風景 (オーボエとピアノの為の) Op.86 *
夢想 (2つのチェロとピアノの為の) Op.55 (ZE/GB)
田園詩 (オーボエ、チェロとピアノの為の) Op.87 (*/ZE)
婚礼の歌 (P、ヴァイオリン、チェロとハープの為の) (PK/GB/CM)
オーボエとピアノの為のアンダンティーノ Op.60 *
マルタ・ルジャンスカ (オーボエ*)
ラファウ・イェンジェイェフスキ(Fl)+
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ (クラリネット+)
ピョトル・ポジャコフスキ (ホルン+)
ミロスワフ・パホヴィチ (ファゴット+)
パヴェウ・ククリンスキ (ヴァイオリン(PK))
アンジェイ・カツプシャク (ヴァイオリン(AK))
クシシュトフ・コメンダレク=ティメンドルフ (ヴィオラ(KK))
ゾフィア・エルヴァルト (チェロ(ZE))
ジャコモ・ビアージ (チェロ(GB))
イェンジェイ・カツプシク (コントラバス(JK))
カルロス・ロベルト・パニャ・モントヤ (ハープ(CM))
アンナ・ミコロン (P(#以外))

録音:2018年11月10-13日、ラジオ・グダンスク、グダンスク、ポーランド
「夢想 Op.55」は3種の楽器編成で書かれ、ここではそのうち2種が収録されています。
Acte Prealable
AP-0446(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル (1838-1906):ピアノ三重奏の為の作品集
三重奏曲 第1番変ホ長調 Op.10
三重奏曲 第2番ト短調 Op.32
組曲 ニ長調 Op.83
小川のほとりで [Au bord d'un Ruisseau] () Op.52
パヴェウ・ククリンスキ (Vn)
タデウシュ・サメレク (Vc)
アンナ・ミコロン (P)

録音:2018年12月、ラジオ・グダンスク、グダンスク、ポーランド
Acte Prealable
AP-0416(1CD)
アレクサンドラ・ガルバル (1970-):20世紀と21世紀の小品のミステリアス・ガーデン
(1)私は庭に行こう (ソプラノとピアノの為の) (2012)
(2)マリンバの為のコラール (1997) *
(3)フルートの為のアリア (2005/改訂 2016)
(4)フレスコ画 [Affresco] (アルトサクソフォンとピアノの為の) (2011) #
(5)思考 II [Thoughts II] (1997) *
(6)チェロの為のレチタティーヴォとアリオーソ (2010)
(7)二連画 [Diptych] (2010)
(8)呪文 [Incantation] (クラリネットの為の) (1994/改訂 2009) +
(9)チェロとピアノの為のアリア (2010) +
(10)一瞬のワルツ (2013)
(11)谷−序奏−谷 (ソプラノ、バリトンとピアノの為の) (2014)
(12)ピアノの為の5つの前奏曲 (2011-2013) #
(13)トッカータ「心を高く上げよ−われら主に向かわん」 [Sursum corda - Habemu ad Dominum]
(オルガンの為の) (2017) #
(1)アレクサンドラ・ガルバル (S) 
イヴォナ・ブラハ=ドゥルチョク (P)
(2)アレクサンドラ・ロゴフスカ (マリンバ)
(3)イェジ・ソイカ (Fl)
(4)パヴェウ・グスナル (アルトサクソフォン) 
アンナ・レヴィツカ=ツァピガ (P)
(5)ピョトル・コピンスキ (P)
(6)ヤツェク・グヴィドン (Vc)
(7)ガブリエラ・シェンジェロシュ=ユンギェヴィチ (P)
(8)イェジ・マティシャク (Cl)
(9マチェイ・コゼンドラ (Vc) 
アグニェシカ・コズウォ (P)
(10)ガブリエラ・シェンジェロシュ=ユンギェヴィチ (P)
(11)アレクサンドラ・ガルバル (S) 
カミル・ズデベル (Br)
イヴォナ・ブラハ=ドゥルチョク (P)
(12)アンナ・レヴィツカ=ツァピガ (P)
(13)アレクサンドラ・ガルバル (Org)

録音:1997年、ライヴ、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・ボレスワフ・シャベルスキ音楽ホール、カトヴツェ、ポーランド*
2011年、ライヴ、フリデリク・ショパン音楽大学、ワルシャワ、ポーランド+
2016年、ライヴ、ミェチスワフ・カルウォヴィチ音楽ホール、カトヴィツェ、ポーランド(無印)
2017年、フリデリク・ショパン音楽大学音楽ホール、ワルシャワ、ポーランド#
Acte Prealable
AP-0437(1CD)
さらば友よ〜2つのフルートとギターの為の音楽
イルゼ・ウェーバー (1903-1944)/トマー・クリング編曲 :子守歌 [Wiegala] (*/+/#)
ヘンデル :トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV 405 (*/+/#)
ショパン /ペリー・シャック編曲 :ワルツ イ短調 (*/#)
イルゼ・ウェーバー/トマー・クリング編曲 :雨が降る時 (*/+/#)
ウーカシュ・ヴォシ (1967-):アリア (*/+/**)/瞑想曲 (*/+/**)
コレッリ /ホセ・デ・アスピアス (1912-1986) 編):
教会ソナタ Op.3-1 (*/+/#)
ハインリヒ・マルシュナー (1795-1861)/ヴァルター・ゲッツェ (1883-1961) 編):
12のバガテル Op.4 から Nos. 1, 2, 3 #
クラウス・クッセロウ (1975-):ピレア [Pilea] (*/#)
アンナ・セガル (1974-):タンゴ・アナ・ソル [Tango Ana Sol] (*/+/#/**)
イルゼ・ウェーバー/トマー・クリング編曲 :私はテレージエンシュタットをさまよう (*/+/#)
ラヴェル /ルシアン・ガルバン 編):カディッシュ (*/**)
ジョン・ウィリアムズ (1932)/ロバート・ロングフィールド(1947-)、エイミー・バーロウ編曲 :
シンドラーのリスト (*/+/#/**)
イルゼ・ウェーバー/トマー・クリング編曲 :さらば友よ [Ade Kamerad] (*/+/#)
トリオ・アルトゥス
エスティ・ロフェ(Fl)*
クシシュトフ・カチカ(Fl)+
ペリー・シャック(G)#
タティアナ・チェルニチカ (P)**

録音:2018年、シュトゥットガルト、ドイツ
Acte Prealable
AP-0439(1CD)
アンジェイ・ツフォイジンスキ (1928-):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノの為の12の小品 [Miniatures] Op.15 *
ヴァイオリンとピアノの為の舟歌 第3番Op.99 +
小さな音楽物語 (子供が弾くヴァイオリンとピアノの為の9つの小品) Op.56 *
ピアノ三重奏の為の4つのポーランド舞曲 Op.29 #
マズルカ/クヤヴャク/クラコヴャク/ポロネーズ
ダリウシュ・ドジャズガ (Vn)
シモン・クシェミェン (Vc)#
カリル・ガルヴォリンスキ (P)

録音:2015年12月19日、WA UMCS 音楽研究所チェンバー・ホール、ルブリン、ポーランド*
2016年9月18日、カロル・ルピンスキ総合音楽学校コンサートホール、ルブリン、ポーランド+
2017年3月18日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・フィルハーモニー・コンサートホール、ルブリン、ポーランド#
Ars Produktion
ARS-38267(1SACD)
愛の影〜フルートとピアノのための編曲集
シューベルト(ヒュンテラー編):アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
フランク(ウッドフル=ハリス編):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
シューマン(ラロック編):3つのロマンス Op.94
シューベルト(スミルノヴァ編):アッツェンブルク舞曲第3番ニ長調 D.365-29、
 感傷的なワルツ イ長調 D.779-13
シューベルト(デ・サリス編):セレナード D.957-4ソ
フィア・デ・サリス(Fl)、
イリーナ・クラスノフスカ(P)

録音:2018年7月、インマヌエル文化センター(ドイツ)
モスクワ音楽院からバーゼル音楽院へと渡り、巨匠フェリックス・レングリの下で研鑽を積んだロシア系スイスの女流フルーティスト、ソフィア・デ・サリスが奏でるリリカルなフルートのためのトランスクリプション・プログラム。2018年からはスイスのジエ音楽祭の芸術監督を任されるなど、すでに実績十分のデ・サリス。モダン、ピリオドの両方のステージで活躍を続けるデ・サリスが、フランクのヴァイオリン・ソナタやシューベルトのアルペジョーネ・ソナタなどの"フルート版"を美しく、ロマンティックに披露してくれます。

Indesens
INDE-096(1CD)
サクソフォンでブラームスを
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1(サクソフォン版)
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(サクソフォン版)
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2(サクソフォン版)
ニコラ・アルセニジェヴィチ(Sax)、
フランソワーズ・ビュッフェ(P)

録音:2016年10月30日−31日&11月1日−2日、パリ国立高等音楽院(フランス)
ブラームスの傑作ソナタ3作品を、オリジナルのクラリネット、チェロではなく「サクソフォン」で奏でたフランスの実力派、ニコラ・アルセニジェヴィチの自信作。ラームスのソナタ各作品が持つ原曲の魅力をリスペクトしつつ、サクソフォンならではの機能性と艶やかかつ煌びやかな音色を活かした演奏に仕上がっています。
ニコラ・アルセニジェヴィチは、パリ国立高等音楽院でフランス・サクソフォン界の巨匠クロード・ドゥラングルに師事。2014年のアドルフ・サックス国際コンクールをはじめとする数々の国際コンクールでの入賞歴を持ち、セルマー・アーティストとして活躍中の俊英です。
Indesens
INDE-085(1CD)
パーカッションの芸術
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
ドビュッシー:アラベスク第1番、アラベスク第2番
サミュ:アキレスの腕
マシャド:ピシュタコのスパイス
サラサーテ:サパテアド
トルティエ:7月22日の16時
マティアス・シュミット:ガーナイア
ガーシュウィン:愛するポーギー
ピアソラ:忘却
ジャン=フランソワ・デュレ(打楽器)、
マリー=ピエール・ドゥシェ(P)、他

録音:2015年10月、パリ国立高等音楽院(フランス)
ギャルド・レピュブリケーヌOとはジャズを、コンセール・ラムルーOとはポップスで共演するなど、クラシック、ジャズ、ポップス、そしてインプロなど、幅広いジャンルで活躍するフランスのクロスオーヴァー・パーカッショニスト、ジャン=フランソワ・デュレ。ヴェルやドビュッシーのパーカッション・アレンジ、ジャズ・ピアニスト、ジャン=マリー・マシャドの作品、さらにはガーシュウィンやピアソラなど、デュレのクロスオーヴァ―・スタイルが前面に打ち出されたプログラムで、その妙技を披露してくれています。
Indesens
INDE-098(1CD)
リリカル・ジャーニー〜シュトラウス&ルクー:ヴァイオリン・ソナタ集
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ Op.18
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調、歌曲「墓の前で」(コリー・ダルバ&シャモレル編)
R・シュトラウス:歌曲「木蔦」(コリー・ダルバ&シャモレル編)
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn)、
クリスティアン・シャモレル(P)

録音:2015年7月27日−30日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
2012年にNHKSOとの共演、武蔵野市民文化会館でのイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを中心としたプログラムで鮮烈な日本デビューを果たしたフランス語圏スイスの逸材レイチェル・コリー・ダルバ。実にキャリアを積み重ねてきたコリー・ダルバが、フランスのアンデサンス(Indesens)に録音するにあたり、そのプログラムに選んだのは、ドイツのリヒャルト・シュトラウスとベルギーのギョーム・ルクー。によって24歳の若さで他界した夭折の天才ルクーの代表作であり、多くの世界的ヴァイオリニストたちが取り上げ続けている「ヴァイオリン・ソナタ」、そしてドイツ後期ロマン派の名作であるシュトラウスの「ヴァイオリン・ソナタ」の組み合わせは、カップリングの2つの歌曲と共に、アルバム・タイトルである「リリカル・ジャーニー」に相応しい、抒情的かつ濃密なプログラムを形成しています。732年製作の銘器ストラディヴァリスを手にコリー・ダルバが、同郷のピアニスト、クリスティアン・シャモレルとのデュオで、ロマン派のヴァイオリン・ソナタの抒情的な旅路を案内してくれます。

Nimbus
NI-5974(1CDR)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)第2番変ホ長調Op.120-2
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78(ニ長調へ移調版)
クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)第1番ヘ短調Op.120-1(全曲チェロのための編曲版)
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ジョン・ヨーク(P)

録音:2017年11月7日ー9日、2018年4月4日−6日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
ニンバス(Nimbus)が誇るいぶし銀の名コンビ、ラファエル・ウォルフィッシュとジョン・ヨークのブラームス・プロジェクト第2弾は、クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)とヴァイオリン・ソナタのチェロ編曲版をカップリング。前作に続き、絶妙のコンビネーションと安定感を感じさせる演奏は、長年にわたってコンビを組んできた名手たちの熟練のなせる業です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus Alliance
NI-6398(1CDR)
アントールド
チャプター1/チャプター2/エピローグ
シダーハウス・リベリオン
〔アダム・サマーヘイズ(Vn)、マレイ・グレインジャー(アコーディオン、アコーディナ)〕
300年前に絶滅したモーリシャス島の鳥ドードーの名を冠したエキサイティングなクインテット、「ドードー・ストリート」のメンバー、マレイ・グレインジャーと「悪魔のヴァイオリニスト、パガニーニの直系の子孫のようだ」とその超絶技巧を称えられたヴァイオリン&フィドル奏者アダム・サマーヘイズによるデュオ・アルバム。ルールに囚われない自由な演奏から生まれる、1つの物語、壮大な映画のサウンドトラックを思い起こさせます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Ars Produktion
ARS-38279(1SACD)
カボークロ〜リコーダー四重奏によるブラジルの音楽
ヴィラ=ロボス:アリア(ブラジル風バッハ第5番より)、
 ショーロ第4番、カボークロの伝説
レスカラ:アーサー王のピファロスのバンド
ジナタリ:四重奏曲第3番、
 カンティレーナ、セレスタ第1番「サンバ」、
 セレスタ第2番、レンダ
ゲーハ=ペイシェ:ムラーオ
ヴォルフ:フラウタタ・ドーチェ
クインタエッセンチア・リコーダー四重奏団〔グスターヴォ・デ・フランシスコ、レナータ・ペレイラ、ペドロ・リベイラン、フランシエラ・パイシャオ〕

録音:2019年4月、インマヌエル文化センター(ドイツ)
2006年にブラジルのサンパウロで結成され、南米各国はもちろんのことヨーロッパを含む世界規模での活躍を展開しているアンサンブル、クインタエッセンチア・リコーダー四重奏団が母国ブラジルの音楽に回帰!
ブラジルの先住民とヨーロッパ人との混血の呼称である「カボークロ」をテーマとしたブラジリアン・プログラムは、2016年からメンバーたちが構想を練り続けてきた20世紀ブラジルの作品集。
近代ブラジルの巨匠ヴィラ=ロボス、ハダメス・ジナタリ(1906−1988)やダニエル・ヴォルフ(1967−)などの作品を、ソプラノからF管のコントラバス、C管のグレートバス・リコーダーを駆使し、熱く、民族色と色彩感豊かでリズミカルな演奏を繰り広げてくれています。ブラジル音楽、ラテン音楽ファンにもおススメしたいリコーダー・アルバムです。

Indesens
INDE-108(1CD)
月の光〜ヴァイオリンとピアノのための作品集
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
フォーレ:夢のあとに Op.7、
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
ドビュッシー:月の光、
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ラヴェル
:ツィガーヌ
マスネ:タイスの瞑想曲
タチアーナ・サムイル(Vn)、
デイヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2017年11月27−30日、フラジェ(ブリュッセル、ベルギー)
タチアーナ・サムイルは、モスクワ音楽院、ブリュッセル王立音楽院、マドリード・ソフィア王妃高等音楽院でヴァイオリンを学び、2014年のソチ・オリンピックでは閉会式でソリストの大役を務めあげたロシアのヴァイオリニスト。
ラヴェル、フォーレ、ドビュッシーのソナタ、そしてマスネの「タイスの瞑想曲」がフィナーレを飾るプログラムは、20世紀前半のフレンチ・ヴァイオリン・スクールの歴史を描きます。

Paladino Music
PMR-0115(1CD)
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
カウリー:愛の庭
ディミトリ・アシュケナージ(Cl)、ロビン・シャープ(Vn1)、メヒティルト・ カルコウ(Vn2)、ジェニファー・アンシェル(Va)、グンドゥラ・ライトナー(Vc)

録音2019年6月13日−15日、テアトル・サン・ボネ(ブールジュ、フランス)
ウラディーミル・アシュケナージの息子で、アシュケナージ兄弟の弟にして世界的クラリネット奏者、ディミトリ・アシュケナージが自身の50歳を記念してブラームスの大作、であり自らのお気に入りの作品の1つである「クラリネット五重奏曲」をレコーディング!
アシュケナージは愛着のあるブラームスの「クラリネット五重奏曲」に組み合わせたのは、レバノンの作曲家ホウタフ・カウリー(1967−)の五重奏曲「愛の庭」。カタルーニャのクラリネット奏者、ホアン・エンリク・ルナの委嘱によって作曲され、ルナとブロドスキーSQの共演で2009年4月に初演された作品です。
2つのお気に入りの「クラリネット五重奏曲」でアシュケナージは、王立モネ劇場やウィーン国立歌劇場などでも活躍したチェリスト、グンドゥラ・ライトナーや、サンフランシスコ室内Oのコンサートマスター、ロビン・シャープなど、気心知れた名手たちを共演者として招聘。
アシュケナージ一家の名クラリネッティストが50歳という節目に、味わい深いブラームスを仲間たちと共に披露してくれています。

AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0017(1CD)
ロパルツ、シェック&プーランク:ヴァイオリン・ソナタ集
ロパルツ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
シェック:ヴァイオリン・ソナタ Op.16
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
デュオ・アールデコ・ウィーン〔セターレ・ナジファール=ナーヴィ(Vn)、テレジア・シューマッヒャー(P)〕

録音:2019年4月2日−4日、トーンスタジオFM(ウィーン、オーストリア)
20世紀前半に作曲されたベルギー、スイス、フランスの美しき3つのヴァイオリン・ソナタをカップリングした室内楽ファン要チェックの好プログラム。
デュボワ、マスネ、そしてフランクに師事したロパルツのニ短調のソナタは、ブルターニュ地方の民謡的旋律や瞑想的な一面を併せ持つ佳作。ウジェーヌ・イザイ(と伴奏者のラウール・プーニョ)に献呈され、両者の生涯にわたる友情の証ともなった作品です。
ヴァイオリンはテヘランRSOやテヘランSOなどで活躍した後、ウィーンへと渡り、トーンキュスラー室内Oや、ウィーン・カンマーオーパーで活躍したイラン出身の女流奏者セターレ・ナジファール=ナーヴィ。2010年からデュオを組むテレジア・シューマッヒャーと質の高いアンサンブルを繰り広げています。

Indesens
INDE-123(1CD)
タンゴの歴史〜フルートとギターのための作品集
ピアソラ:タンゴの歴史
ドゥミヤック:中世風組曲
ダマーリオ:カンツォーネと踊り
フォーレ:夢のあとに
ピアソラ:「タンゴ・エチュード」より エチュード第3番
イベール:間奏曲/コスマ:枯葉
ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲 Op.85
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
ローラン・ブランカール(G)

録音:2018年5月25日−26日、スタジオ・リブレット(フランス)
パリOの首席フルート奏者でありパリ地方音楽院でも教鞭を執る同国を代表するフルーティストの1人、ヴァンサン・リュカと、2016年にローラン・ディアンスの後任としてナルボンヌの国際ギター・トレーニングの指導者に選ばれたフランスのギタリスト、ローラン・ブランカールのデュオ・アルバム。
ジュリアーニからフォーレ、イベール:、コスマを経てピアソラやドゥミヤックへと至る「フルートとギター」のための音楽の歴史を、フランスのデュオが華麗に、そして時にはエキサイティングにナビゲートしてくれる充実のプログラムです。
Indesens
INDE-100(1CD)
世紀の変わり目に〜セルビアの作曲家とフルート
イェフティッチ:フルート作品全集
フルートとオーケストラのための協奏曲第2番
フルート独奏のための「呪文」
フルートとピアノのためのソナタ
フルートとチェロのための二重奏
フルートとピアノのための「ヘプタ幻想曲」
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲第1番
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
マヤ・ボグダノヴィチ(Vc)、
ナタリヤ・ムラデノヴィチ(P)、
スタニスラヴ・ビニチュキ弦楽オーケストラ
スタンコ・ヨヴァノヴィチ(指)

録音:2017年2月7日−8日、ベオグラード(セルビア)
パリOの首席フルート奏者、ヴァンサン・リュカが発掘するのは、セルビアのベテラン作曲家イヴァン・イェフティッチ(1947−)のフルートのための作品全曲。
ユーゴスラヴィア紛争による旧ユーゴスラヴィア連邦の解体を経験してきたイェフティッチ。20世紀のストラヴィンスキーやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ドビュッシー、そして母国セルビアの伝統音楽からの影響を受けると同時に、その作品には師であるメシアンからの影響が最も色濃く表れています。

Challenge Classics
CC-72822(1CD)
ニコライ・アファナシエフ(1820-1893):二重弦楽四重奏曲 ニ長調『ノヴォセリエ・ハウスウォーミング』
ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
ROctet

録音:2019年7月/オランダ
オランダ放送POのメンバーで2016年に設立されたROctetによるアルバムです。聴きなじみのないニコライ・アファナシエフ の作品は1886年にサンクトペテルブルクで初演されました。ふたつのSQが対位法的に絡む手の込んだ書法で、民謡風の親しみやすい旋律を 持ちながら複雑で立体的な音響となっています。演奏者のテクニックは相当なもので、オクテットの名作メンデルスゾーンも目の覚めるような鮮烈さで弾き 切っています。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-64(2CD)
ブラームス:ピアノを伴う室内楽全作品集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 op.8
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 op.101
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 op.87
クラリネット三重奏曲 イ短調 op.114
ジョフロワ・クトー(P)
アモリ・コエトー(Vn)
ラファエル・ペロー(Vc)
ニコラ・バルデイルー(Cl)

録音:2019年1月、4月
ブラームスへの愛を胸に音楽活動を展開するクトー。ブラームスのピアノ独奏曲全集(6CD/ LDV 170)をリリースしていますが、ブラームスのピアノ を伴う室内楽全作品録音プロジェクト第2弾の登場です。2018年からプロジェクトはスタートしており、2020年9月にかけて、8回のセッション録音 で全曲を録音していきます。
今回リリースされるのはピアノ三重奏曲、そしてクラリネット三重奏曲という名曲。2枚組での登場です。ロマンティシズムにあふれながらも、等身大の、 親近感のもてるブラームスを感じるような演奏となっています。 (Ki)

TYXart
TXA-18114(1CD)
ロマンティック・リフレクションズ〜クラリネットとハープのための編曲集
シューマン:3つのロマンス Op.94
ブラームス:間奏曲集 Op.117-1〜3、Op.118-2、Op.119-1,2
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821
デュオ・イマジネール
クラリネットとハープのデュオによるアルバムです。ピアノ作品の編曲ものは主旋律の歌が美しく響いてきます。シューベルトの名作『アルペジョーネ・ ソナタ』はバセットホルンとハープで演奏しています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37134(1CD)
ヴィットリオ・モンタルティ(b.1984)作品集
(1)「地下」(2018) 〜アンサンブルのための
(2)「パリの屋根」(2011) 〜6 人の奏者のための
(3)「動物寓意譚リミックス」(2014) 〜独唱のための
(4)「階段を降りていない」(2008) 〜アンサンブルのための
(5)「枯渇の試み」(2013) 〜アンサンブルとエレクトロニクスのための
サンドロ・ゴルリ(指)
ディヴェルティメント・アンサンブル
リューバ・ベルガメッリ(S)

録音:2018 年12 月
ヴィットリオ・モンタルティはイタリアのいくつかの音楽院で学んだ後、フランスの IRCAMで電子音楽について研究し、その後作品はヨーロッパの多くの賞を受賞した。 彼の音楽にはジャズ、ロックの影響が色濃く、その要素がノイズ、エレクトロニクスと組 み合わされ、路上のストリート・グラフィティのような混とんとした音響を作り出す。ピコピ コという昔懐かしい(?)電子音とゴシゴシ、キューキューという弦楽のノイズ、トイ・ピア ノの可愛い音などが混じり飽きさせない。「動物寓意譚リミックス」の独唱曲は聴きも の。ノイズ系ロック、フリー・ジャズの好きな人にもお薦め。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-063(1CD)
レ・シエクルの首席奏者による金管五重奏
(1)デュカス(バリントン編):「ラ・ペリ」のファンファーレ
(2)エヴァルト:金管五重奏曲第1番Op.5
(3)アントワーヌ・シモン:アンサンブル小品集Op.26(全9曲)
(4)G:セレナード
(5)ドビュッシー(サブーリン編):亜麻色の髪の乙女
レ・シエクル金管五重奏団【ファビアン・ノルベール(C管トランペット、セルマー・グランプリ1930&コルネット、ベッソン1885)、エマニュエル・アルマニー(C管トランペット、セルマー・グランプリ1927&コルネット、ベッソン1885)、マチュー・シーグリスト(ヴァルヴ・ホルン、ラウー=ミルロー1900)、ダミアン・プラド(トロンボーン、クルトワ1872)、シルヴァン・ミノー(チューバ、クエノン1910、オフィクレイド、ローク1837、変ホ管アルト・サクソホルン、A.ザックス)】

録音:2016年12月/アミアン文化センター
金管界では知らぬものなき名作エヴァルトの「金管五重奏曲第1番」。効果的な楽器法とロシアならではの叙情的な旋律美で、弾いても聴いても魅力 的な作品。ついにピリオド楽器による録音が登場しました!それもレ・シエクルの金管セクション・トップ奏者たちによるアンサンブルという気絶しそうに なるほどの組み合わせです。
レ・シエクルは2003年創立、フランス近代作品を初演された当時の響きと奏法で再現する、というポリシーで世界中の注目を浴び、音楽監督のフラ ンソワ・グザヴィエ・ロトとともに日本でも今日もっとも注目されるオーケストラのひとつとなりました。彼らの響きの特徴を左右しているのが管楽器。こ とに金管は今日とは明らかに異なる独特な色彩感に満ちています。
エヴァルトはアレンスキーやグラズノフと同世代で、「金管五重奏曲第1番」は1912年の作。当アルバムの使用楽器は同時代のもので、初演当時の響 きが彷彿されます。またフランス人ながらロシアで活躍したアントワーヌ・シモンは、ロシアで金管の室内楽やソロ曲を創始した草分け的存在。「アンサン ブル小品集Op.26」はバレエ音楽のような楽しい組曲。「G」というイニシャルのみの作曲家はおそらくフランスの作曲家ルイ・ジラールと思われ、19世 紀後半の酒場やダンスホールの雰囲気を醸すのもシエクルのメンバーは心憎いほどの巧さです。
かつて聴いたことのない音色、超絶的な名人芸いずれも満点。金管関係者には超ド級、音楽ファン誰もが注目のアルバムです。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-066(1CD)
ダニエル・ダダモ(b.1966):Sur Vestiges(弦楽五重奏のための)
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
ノエミ・ブタン(Vc)
ベラ四重奏団

録音:2019年3月
フランスの気鋭の奏者たちが集った1枚。ノエミ・ブタンは14歳でパリ音楽院に入学、気鋭の演奏家としてサーカスの演者と舞台を共にしたり、ジャ ズミュージシャンと共演したりもしています。日本でもパフォーマンスを披露しているチェロ奏者です。ベラ四重奏団はフランスで「おそるべき子供たち」 と称された結成13年を超えるグループ。ベラ・バルトークのベラから名前をとっていることもあって、バルトーク作品はもちろんのこと、中欧の作品にも 積極的に取り組んでいます。ダニエル・ダダモの作品は、彼らの委嘱によるもので、シューベルトの弦楽五重奏と一緒に演奏することを念頭に置いた作品 となっています。ノエミは客席に向かって座り、弦楽四重奏が彼女の後ろに座るという配置で演奏されます。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-068(1CD)
「1893」
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」op.96
プッチーニ:菊
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
ヴァレーズQ

録音:2018年10月
フランスのSQ、ヴァレーズ四重奏団による、「1893年」と題した1枚。文字通り、1893年前後に書かれた作品がプログラムされています。 ヴァレーズ四重奏団はリヨン国立高等音楽院の学生らによって2006年に結成されました。 (Ki)
NoMadMusic
NMMFF-002(1CD)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」op.39
チェロ・ソナタ ト短調 op.19
ユゲ・シャベール(P)
エリサ・ユトー(Vc)

録音:2015年5月
1988年生まれのチェロ奏者エリサ・ユトーと、パリ国立高等音楽院でカバッソらに師事したピアニスト、ユゲ・シャベールによるラフマニノフ作品集。 (Ki)

Passacaille
PAS-1068(1CD)
オーギュスト・トルベック(1830-1919)へのオマージュ
オーギュスト・トルベック:舟歌 Op.6-1
コサックの踊り Op.21/夢 Op.16
牧歌的ミュゼット Op.6-2/舞曲 Op.4
コンツェルトシュテュック Op.19
波 Op.22-1/祈り Op.9
「ワルツの後に」序曲 Op.20
セレナーデとサルタレッロ Op.7
エレジー Op.8
ロマンスとポロネーゼ Op.5
三銃士の行進 Op.22-2
華麗なる幻想曲 Op.13
アンダンテとロンド Op.10
クリストフ・コワン(Vc)
ジャン=リュック・エロール(P)
ヤン・ウィレム・ヤンセン(Org)

録音:2019年7〜8月
サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番の初演に独奏者として参加したチェリスト、オーギュスト・トルベック。彼はパリ音楽院でチェロ教授を務める教 育者であり、指揮者であり、歴史的な楽器を収集して優れたコピー楽器を作るチェロ製作者であり、そして作曲家でもありました。殆どの楽譜が整備され ていないため、作曲家としての側面はあまり知られていません。トルベック没後100年のタイミングで録音されたこのアルバムは、そんな未知のロマン派 作曲家が残した名品の数々を美しい演奏で楽しむことが出来る貴重なもの。チェロの名手として多くの過去の音楽を鮮やかに蘇らせてきたクリストフ・コ ワンによる、あたたかな音色と歌い回しに聴きほれます。 (Ki)

Alba
ABCD-449(1CD)
『アンデルス・シュデニウス・コレクション』
ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):四重奏曲第2番変ホ長調
クリスティアン・エルンスト・グラーフ(1723-1804):四重奏曲 ト長調 Op.17 no.3
ジュゼッペ・マリア・ジョアッキーノ・カンビーニ(1746-1825):四重奏曲 ニ長調 Op.1 no.5
アントニオ・サッキーニ(1730-1786):四重奏曲 ハ長調 Op.2 no.3
レブレヒト・ユリウス・シュルツ(1732-1804):四重奏曲第5番ホ短調
ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):四重奏曲第3番イ長調
オストロボスニア室内O
コッコラ四重奏団
エリナ・ムストネン(Cemb)
ニーヴ・マッケナ(Fl)
古典的リベラリズムの提唱者、フィンランドの司祭でスウェーデンの立法府リクスダーゲン議員のアンデルス・シュデニウス(1729-1803)は、音楽 愛好家としても知られます。彼は、コッコラのキルコンマキ(教会の丘)の牧師館に小規模なオーケストラをもち、楽譜の収集にも努めました。ヨーロッ パ大陸の作曲家たちの膨大な数の作品を収め、シュデニウスの署名の入った11巻の楽譜集は、『アンデルス・シュデニウス・コレクション』と呼ばれ、 現在、トゥルクのシベリウスス博物館が所蔵しています。 コッコラに本拠を置くオストロボスニア室内Oとメンバーが結成したコッコラ四重奏団がふたりのソリストと演奏するこのコレクションから選んだ「宝 石のような作品」。イタリアのプニャーニ(1731-1798)、カンビーニ(1746-1825)、サッキーニ(1730-1786)、オランダのグラーフ(1723-1804)。 音楽史から忘れられてしまったようなレブレヒト・ユリウス・シュルツ1732-1804)の名も見られます。 チェンバロのエリナ・ムストネン(1961-)は、シベリウス・アカデミーを卒業後、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でトン・コープマンに師事しました。 バッハの「フランス組曲」(ABCD136:1-2)『ドメニコ・スカルラッティの15のソナタ』(ABCD216)などのアルバムを Alba レーベルに録音しています。 ドイツ系アイルランドのフルーティスト、ニーヴ・マッケナは、トゥルク・フィルハーモニックの首席奏者を経て、2019年秋からソロ・フルート奏者として ヘルシンキ・フィルハーモニックで演奏しています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37135(1CD)
ファウスト・セバスティアーニ(b.1962)作品集
(1)「無傷の男の国」(2017)〜声、ナレーション、ソプラノ、サックス四重奏、打楽器のための
(2)「ソロ」(1989,rev2017)〜ソプラノ・サックスのための
(3)「黄金のカブトムシ」(2018)〜打楽器のための
(4)「ナウ・ザ・サックス」(2017)〜サックス五重奏のための
(1)サンドロ・カッペッレット(語り)
マルタ・ヴルピ(S)
フランチェスコ・ベッリ(指)
アペイロン・サックス四重奏団
アウラ・アンサンブル
(2)(4)クロード・ドゥラングル(Sax)
(3)ティエリー・ミログリオ(Perc)
(4)アリヤ・サックス四重奏団

録音:2017年7月
ファウスト・セバスティアーニはサルヴァトーレ・シャリーノ、エリオット・カーター、クセナキス、 ブライアン・ファーニホウら、それぞれ全く異なる強烈な個性の作曲家に師事し、その後パリの IRCAM で電子音響について学んだ。そんな彼の音楽は先述の師匠たちの作風とは似ても似 つかぬ個性的な作風となっています。「無傷の男の国」はナレーションとともに田舎の楽師が奏す るようなのどかな音楽が続く。「ソロ」は電子音楽のような特殊奏法によるサックスの音色で構成 され、「ナウ・ザ・サックス」ではミニマルとポップスが融合したような音楽が展開。個性的な作曲 家の登場です。

CASCAVELLE
VEL-1599(8CD)
「ギ・ファロ 録音集」

(1)バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長BWV564〜アダージョ
メシアン:世の終わりのための四重奏曲〜イエの永遠性への賛歌
バッハ:無伴奏チェロ組曲第 5 番ハ短
BWV1011〜サラバンド
フォーレ:チェロ・ソナタ第 2 番ト短調 Op.117
アンダンテ
ショパン:チェロ・ソナタ Op.65〜ラルゴ
(2)ブロシュ:パレスチナ組曲
ケ=デルヴロワ:組曲第2 番ニ長調
(3)コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ
オネゲル:チェロ・ソナタ H.32
(4)ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
(5)ハイドン:チェロ協奏曲第2 番ニ長調 Hob.VIIb-2
(6)シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956
(7)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ Op.19
マルティヌー:チェロ・ソナタ第1 番
(8)フランク:ソナタ イ長調(原曲 ヴァイオリン・ソナタ)
フォーレ:悲歌
ファリャ:スペイン民謡組曲(全6 曲)
バズレール:中国の子守唄 Op.115
(9)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(10)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
(11)ブラームス:チェロ・ソナタ第1 番ホ短調 Op.38-1
 チェロ・ソナタ第2 番ヘ長調 Op.99
(13)シューベルト:ピアノ三重奏曲第2 番変ホ長調 D929
(14)インタビュー
ギ・ファロ(Vc)
(1)リタ・ポッサ(ピアノ, 除サラバンド)
録音:1997 年11,12 月 ローザンヌ (ステレオ)

(2)アルパド・ゲレツ(指)
ローザンヌ室内O
録音:1968 年1 月26 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)

(3)モニク・ファロ(ピアノ,オネゲル)
録音:1961 年5 月 パリ

録音:1955-2008 年、約489 分
(4)ヴラド・ペルルミュテール(P)
録音:1968 年1 月3 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)
(5)クルト・レーデル(指)モントリオールO
年代不詳
(7)アテナ四重奏団:【ジュリー・ラフォンテーヌ,レベッカ・エシュバ
ッハ,エルチム・オズデミル,パスカル・ミシェル】
録音:2003 年3 月9 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)
(7)エマニュエル・ラマス(P)
録音:1971 年 (ステレオ)
(8)エマニュエル・ラマス(ピアノ, 除フォーレ)
モニク・ファロ(ピアノ, フォーレ)
録音:1973 年 (ステレオ)
(9)エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
録音:1955 年11 月9 日 スイス・ロマンド放送
(10)アイラ・エルドゥラン(Vn)
ピエール・コロンボ(指)スイス・ロマンドO
録音:1964 年10 月28 日 スイス・ロマンド放送
(12)モニク・ファロ(P)
録音:2008 年 ローザンヌ (ステレオ)
(13)ギュラ・ストゥラー(Vn)
ポール・コウカー(P)
録音:1993 年1 月26 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)
(14)アンリ・ジャトン(聞き手)
録音:1972 年2 月12 日 スイス・ロマンド放送
フランスのチェロ奏者、ギ・ファロ(1927-2018)の様々な録音を集めた 8CD。ギ・ファロはフランス、ナンシーの生まれ。少 年の頃にローザンヌ音楽院で学んだ後、パリ音楽院で名教師として高名なポール・バズレール(ピエール・フルニエの師で もある)に学んだ。その後世界中で活躍するのだが、40 歳という奏者として脂の乗り切った時期に左の2 本の指の故障に見 舞われてしまう。6 回もの手術を受けた後に現役復帰し、21 世紀に入るまで活動を続けた。教師としても有名。 ファロの録音は極端に少なく、実像が伝わりづらかったのだが、8 時間を越える録音が一挙に出ることでこの偉大なチェリス トの芸術の概要が分かるようになった。一部は既にGALLO-から単発のCD として発売されていたが、放送録音も多く、その ほとんどが初 CD 化と思われます。共演者にはヴラド・ペルルミューテル、クルト・レーデル、エルネスト・アンセルメらの名が連 なっており、ことにアンセルメとスイス・ロマンドOはドヴォルザークの録音そのものが少なく二重に貴重。ブラームス の二重協奏曲でヴァイオリンを演奏するアイラ・エルドゥラン(1933―)はトルコ、イスタンブル生まれのヴァイオリニスト。 パレスチナ組曲を作曲したフランスの作曲家、アンドレ・ブロシュ Andre Bloch(1873―1960)の作品の録音は非常に珍し い。
Guy のカナ表記にはギィやギュイなどもありますが、フランス語では一般的にシンプルに ギ と読みます。
ステレオ表記はケース、ジャケット、ブックレットなどには表記がなく、音から判断したものです。録音状態はまちまちで、ご 参考程度にご理解くださいませ。

GALLO
GALLO-1578(1CD)
クラリネットを含む室内楽
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第 4 番変ロ長調Op.11 「街の歌」
ベートーヴェン:クラリネットとチェロのための二重奏曲変ロ長調 WoO.27-3
メンデルスゾーン:協奏的小品第 2 番ニ短調Op.114
ミラン・ジェジハ(Cl)
ニコライ・シュガエフ(Vc)
ファティマ・アリエヴァ(P)

録音:2019 年 1 月 プラハ
大作曲家3人のクラリネット三重奏曲などを集めています。ベートーヴェンの二重奏曲は オリジナルはクラリネットとファゴットのための作品。 ミラン・ジェジハは1973年生まれのチェコのクラリネット奏者。しっとりとした音色だがしか し重過ぎない優しさのある音色が美しい。実力の割りに録音が極端に少ない人なので、 クラリネット・マニアには嬉しいリリースでしょう。なお近年は姓をハーチェクなしの Rericha で綴っており(このCDでも同様)、西欧風にレリハと読むようになっているかもしれない。 ニコライ・シュガエフは1988年、モスクワ生まれのチェロ奏者。ファティマ・アリエヴァはロ シア最南西部のダゲスタン共和国出身のピアニスト。

TRITON
TRIHORT-564(1CD)
ルネ・マイヤール(1931-2012):室内楽作品集
弦楽三重奏曲 Op.11(1956、rev.2005)
極度の興奮 Op.27(全3 曲)(2007/08)
チェロ・ソナタ Op.7(1953)
ヴィオラ・ソナタ第2 番Op.18(2003)
ベルティルド・デュフール(Vn)
アルタン・タフィライ(Va)
フィリップ・クシェフル(Vc)
マリカ・ホフマイル(P)
ヨアン・ホテンスキ(Br)

録音: 2018 年7 月カンヌ、DDD、63'24
フランスの作曲家、ルネ・マイヤール(1931-2012)の室内楽作品集。ルネ・マイヤールは 1955年にローマ賞の第2 位を受賞した若く有望な作曲家だったが、ORF さらにEMI の音楽ディレクターとして活動したため、40 年間も作曲に専念できない生活を送った。この CD に収録されているのも1950 年代の曲と2000 年代の曲。作風はかなり渋めなロマンティック。
デュフール、タフィライ、クシェフルの3 人はソリスツ・ド・カンヌの団員。マリカ・ホフマイルは南アフリカ出身のピアニスト。バリトンのヨアン・ホテンスキはルーマニア系のバリトン。
TRITON
TRIHORT-565(1CD)
アラン・ルヴィエ(b.1945):フルート作品集
植物標本1(全7 曲)
何がの美しい目になったのか?
9 つの正方形/散歩道
植物標本7(全7 曲)
アンサンブル・カンプシス【フランソワーズ・デュコ(フルート,ピッコロ)、エリス・パトゥ(フルート,ピッコロ)、ミリアム・シャパラン(フルート,ピッコロ)、フランソワ・ヴェイラン(フルート,ピッコロ)】
アラン・ルヴィエ(Cemb)

録音:2018 年4 月 フランス,ムードン
1945年生まれのフランスの作曲家、アラン・ルヴィエのフルート作品集。2 つの「植物標本」はいずれも1 曲ごとに植物の題名が付いています。「9 つの正方形」は正方形を用いた図形楽譜による作品。アンサンブル・カンプシスは2009 年結成のフルート四重奏団。
TRITON
TRIHORT-566(1CD)
フィリップ・エルサン(1948-):34 の二重奏
(1)なぜ君は泣いているのか?〜ヴァイオリンとチェロのための
(2)11 の俳句〜4 手ピアノのための
(3)恍惚 〜2 つのヴィオラ・ダ・ガンバのための
(4)8 つの二重奏曲〜ヴィオラとファゴットのための
(5)詩節〜チェロとアコーディオンのための
(6)11 のカプリス〜2 つのヴァイオリンのための
(7)雪の上で〜クラリネットとピアノのための
(1)ドロタ・アンデルシェフスカ(Vn)
シリル・トリコワール(Vc)
録音:2018 年11 月 モンペリエ
(2)マーラ・ドブレスコ(P)
ニコラス・クルーガー(P)
録音:2019 年2 月 ムードン
(3)ロビン・ファロ(Gamb)
ロナルド・マルティン・アロンソ(Gamb)
録音:2019 年2 月 ムードン
(4)アルノ・トレット(Va)ジルベール・オダン(Fg)
録音:2007 年 ムードン
(5)ファブリス・ビアン(Vc)
フィリップ・ブルロワ(アコーディオン)
録音:2015 年 ヴィルファヴァール
(6)フォスティーヌ・トレンブレ(Vn)
ジャン・オラウィエク(Vn)
録音:2006 年 ティエラシュ
(7)フロラン・エオ(Cl)、ジョナス・ヴィト(P)
録音:2019 年2 月 ムードン
現代フランスを代表する作曲家の一人、フィリップ・エルサンの二重奏作品ばかりを集めたCD。いずれの曲も憂いと癒しが絡み合った上でフランス風の味も感じられる作風で、近年人気が高いのも頷ける曲ばかり。様々な機会の録音を集めているが、いずれの演奏も素晴らしい。
TRITON
TRIHORT-567(1CD)
フランソワ・メイムン(1979-):作品集
(1)天地創造の歌
(2)マティスによれば、踊り
(3)弦楽四重奏曲第1 番
(4)ペヨーテの踊り
(5)ホラ
(6)抱擁
(7)弦楽四重奏曲第5番
(1)ポール・ダニエル(指)ボルドー・アキテーヌ国立O
録音:2017 年11 月30 日 ボルドー
(2)ロジェ・ムラーロ(P)
録音:2018 年2 月7 日 パリ
(3)アルデオ四重奏団【カロル・プティドゥマンジュ(Vn)、オリヴィア・ユグ(Vn)、レア・ボシュ(Va)、ジョエル・マルティネス(Vc)】
録音:2012 年 ヴィリエール・ス・グレ
(4)ヴァネッサ・ワグネール(P)
マリー・ヴェルミュラン(P)
録音:2016 年9 月17 日 パリ
(5)ヴァネッサ・ワグネール(P)
マリー・ヴェルミュラン(P)
録音:2017 年7 月28 日 ラ・グラーヴ
(6)シルヴァン・デュランテル(Va)
エマニュエル・クリスチャン(P)
録音:2015 年10 月 ビュシェール
(7)タナ四重奏団【アントワーヌ・メソノート(Vn)、イヴァン・ルブリュン(Vn)、マキシム・ドゥセール(Va)、ジャンヌ・メゾノート(Vc)】
録音:2018 年9 月26 日 ストラスブール
1979 年生まれのフランスの作曲家、フランソワ・メイムンの作品集。大半が初演時の録音(ただしライヴとは限らない)。ポール・ダニエル、ロジェ・ムラーロ、ヴァネッサ・ワグネールと演奏者がかなり豪華です。メイムンの作品の録音はこれまでほとんどなく、数年前にバッハのゴルトベルク変奏曲を弦楽四重奏用に編曲したものをアルデオ四重奏団が録音していたくらい。したがっていずれも貴重。中堅の作曲家ながらほのかにフランス前衛音楽の香りが残っています。

ALBANY
TROY-1786(1CD)
19〜20世紀のチェロ作品集
シャブリエ(M.クエイル編):幻想的なブーレ
ウェーベルン:2 つの小品
マシュー・クエイル:コントラダンス
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ
ジェイムソン・プラット(Vc)
マシュー・クエイル(P)

録音:2013年
19 世紀から 20 世紀初頭にかけてのチェロとピアノのための名曲を収録。ピアニストを勤めるマシュー・クエイルは作曲家でもあり、ここでは編曲と自作も披露しています。
ALBANY
TROY-1788(1CD)
21世紀アメリカのクラリネット音楽
(1)ジェームス・M.スティーヴンソン:クラリネット・ソナタ(2015)
(2)ジョセフ・エイドソン:バード・オブ・パッセージ(2013)
(3)ジェニファー・マーガレット・バーカー:「夕方の淡い緑の海へ」(2015)
(4)サイ・ブランドン:木管四重奏のためのディヴェルティメント(2016)
(5)ジェームス・M.スティーヴンソン:バガテル(2004/15)
(6)ジェームス・M.スティーヴンソン:ファンタジー(2005/15)
クリストファー・ニコルス(Cl)
(1)(2)(5)ジュリー・ニシムラ(P)
(3)ジェニファー・マーガレット・バーカー(P)
(4)クリスティアーナ・ウィンズのメンバー

録音:2017/2018年
アメリカの比較的若い世代の作曲家が 21 世紀に入ってから作曲したクラリネットを中心とした器楽、室内楽作品を収録。新古典主義的、新ロマン派的な傾向の作風が多い。クラリネットのクリストファー・ニコルスはデラウェア大学で教鞭を執る傍ら、ソリストとしてアメリカの多くのSOと共演している俊英。
ALBANY
TROY-1789(1CD)
ドナルド・レイド・ウォマック:アジアと西洋の弦楽器のための作品集
(1)ソリ(2011)/(2)雷神(2015)
(3)絡み合い(2016)/(4)引き伸ばし(2007)
(5)空のきらめき(2008/17)
(6)はねたインク(2014)
(1)スヨン・リュー(奚琴)、イベイ・リン(Vc)、ドナルド・ウォマック(チャング)
(2)日本音楽集団
(3)アナ・ウォマック(Va)、ジヨン・イ(伽耶琴)、ドナルド・ウォマック(チャング)
(4)木村玲子(十三絃筝)、イグナース・ジャン(Vn)
(5)デュオ夢乃:【玉木光(Vc)、木村伶香能(十三絃筝)】
(6)ショーン・ヨン=シャン・ワン(Vn)、イー=チー・ジェイ・レイ(古筝)

録音:2010年
ドナルド・レイド・ウォマックの生年は公式に発表されていないが、ブックレットの写真から 60〜70 歳代と思われます。彼は日本、韓国など東アジアの音楽と西洋の音楽を融合することを自らのライフワークとしており(一方で日本の音楽と西洋の音楽を融合しようとする日本の作曲家がいる)、アメリカの作曲家がどう東アジアの音楽を捉えているのか知る上で興味深いディスク。「ソリ」は韓国の筝であるカヤグムとチェロ、打楽器チャングのための作品、「雷神」は日本でもお馴染みの日本音楽集団による大規模アンサンブルのための作品。
ALBANY
TROY-1791(1CD)
「アダムとイヴの日記」〜ヴァイオリンとコント
ラバスのための音楽

マイケル・ドアティ:「アダムとイヴの日記」(2016)
ダニエル・カヴァナー:「リーチ」(2016)
トム・ニフィック:デュオ第3番(2015)
アンドレア・クレアフィールド:「木々の夢」(2017)
ジョージ・B・チェイヴ:デュオ(2012)
マーサ・ウォルヴールド(Vn)
ジャック・アンズィッカー(Cb)

録音:2017年
ヴァイオリンとコントラバスのための二重奏という珍しい作品集。マイケル・ドアティはポスト・ミニマルにポップ・ミュージックの要素を加えた作風で一時期知られた作曲家。アダムとイヴをそれぞれの楽器に見立てた音楽上の対話が行われます。クレアフィールドの「木々の夢」は調性で書かれた抒情的な組曲。
ALBANY
TROY-1794(1CD)
「音楽の楽しみ」〜ドン・ウォーカー(b.1941)作品集
(1)ディヴェルティメント〜Fl,Cl,Fg,Pf
(2)「パリ・ビット」〜Pf デュオ
(3)2 つのバガテル〜Cl,Fg,Pf
(4)ウィリアム・スタッフォード歌曲集〜Br,Pf
(5)トリオ〜Fl,Cl,Fg
(6)弦楽三重奏曲〜Vn,Va,Vc
(7)舞踊組曲〜Cl,Vn,Vc,Pf
(8)ピアノ三重奏曲第4 番
ミラン・ヴァネチェク(Vn)
ヴィト・スピルカ(Cl)
ヤナ・コスナロヴァ(Fg)
アレクサンドル・ボラディエフ&
リチャード・タウバー(四手Pf)
マルティン・プロハスカ(P)
アレン・シェアラー(Br)
カレン・ロゼネク(P)、ほか

録音:2008-2018年
ドン・ウォーカーはカリフォルニア大学において作曲で博士号を取得しその後 11 の交響曲を始め、これまでに 200 曲あまりの作品を発表しています。ここに収められた作品はいわゆる現代音楽臭は皆無でフランス 6 人組を思わせる軽快洒脱な音楽。彼は複調の手法を好むようで、その祝祭的な作風とあいまって21 世紀のミヨーと言ってよいでしょう。

オクタヴィア
OVCL-00717(1CD)
税込定価
2020年2月19日発売
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番イ短調 Op.25
「ルーマニアの民俗様式で
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第1番Sz.75
戸田弥生(Vn)
アブデル=ラーマン・エル=バシャ(P)

録音:2019年5月8-9日埼玉・三芳町文化会館 (コピスみよし)
情熱的なヴァイオリン演奏でファンを魅了してやまない戸田弥生と、魅力溢れる美しいピアニズム で日本でも人気の高いアブデル=ラーマン・エル=バシャ、名手コンビによる最新のデュオアルバ ムが登場します。 前作の「シューマン&フランク (OVCL-00555)」でも魅せた、迸る情熱と音楽の色彩感はそのまま に、本作に収録されたバルトークとエネスコといった20世紀の東欧作曲家による民族的な作品に おいて、一層の野性的熱狂を演奏に加味し、聴き手を凄まじい集中力の渦に引き込んでいく名演 をくり広げています。(オクタヴィア)

MIRARE
MIR-472(1CD)
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
(2)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」
(3)ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲Op.24
トリオ・カレニーヌ【パロマ・クイデール(P)、ファニー・ロビヤール(Vn)、ルイ・ロッド(Vc)】

録音:2019年5月24-17日/サン=ラザール・サナトリウム(ボーヴェ)
トリオ・カレニーヌは、トルストイの「アンナ・カレーニナ」から名を冠した2009年創立のフランスの団体。名が示す通り、ロシアや東欧作品に特別 な愛着と関心を持つそうですが、これまでのディスクはフランス系やウィーン古典派のものでした。今回満を持して本領を発揮。ドヴォルザークの名作「ドゥ ムキー」をメインに、ショスタコーヴィチとヴァインベルクという意欲的なプログラム。ショスタコーヴィチは17歳の若書き第1番で、急進的な書法と若々 しいメロディが才気煥発な作。ヴァインベルク作品は第2次世界大戦終戦の1945年に作られ、ナチスの犠牲者たちに捧げられています。ピアノ・パート が非常に難しく、クイデールの鮮やかな技巧が光っています。 (Ki)
MIRARE
MIR-474(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ 第5番ヘ長調 op.24「春」
ソナタ第6番イ長調 op.30
ソナタ第10番ト長調 op.96
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)
エマニュエル・シュトロッセ(P)

録音:2019年8月28-30日、音楽院オーディトリウム(パリ17区)
名手二人だから到達したシンプルな美しさ、これ見よがしなところはなく、それでいてそこかしこに漂うフランスならではのエスプリただようベートーヴェ ン。オリヴィエ・シャルリエはラ・フォル・ジュルネ音楽祭などで来日も重ねているフランスの名手。シュトロッセもクレール・デゼールとのピアノ・デュオ などでもおなじみのフランスの名手です。シャルリエの奏でる曇りのない音色、そしてシュトロッセの清潔感あふれるタッチがつむぎだすデュオは、まさに シンプルな美しさにあふれています。 (Ki)
MIRARE
MIR-504(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 op.30-2、
 ソナタ第8番ト長調 op.30-3
ブリテン:組曲 op.6
バーバー:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調「Lost movement」
リヤ・ペトロワ(Vn)
ボリス・クズ ネツォフ(P)

録音:2019年9月19-22日
2016年、デンマークのカール・ニールセン・ヴァイオリン・コンクール優勝者リヤ・ペトロワのCDの登場。「楽々としたヴィルトゥオーゾ」「音色の 比類なき多様性」、いぶし銀から華やかな音色までを難なく繰り出す注目株です。 ここで彼女はベートーヴェン、ブリテン、バーバーという三名の作品をプログラムしました。Bから始まる三人のターニングポイントの時期に書かれたもの、 という共通点があります。
注目なのがバーバーの楽章。これは、もともと3楽章だったソナタのうち、楽譜が現存する第3楽章のみを演奏したものです。バーバーのソナタは 1928年に完成、同年12月10日に、フィラデルフィアのカーティス音楽院の作曲科のクラスの学生たちによる演奏会で初演されました(その時のプログ ラムには、3楽章構成として掲載)。作曲者自身のピアノ、そしてガマ・ジルベールというヴァイオリン奏者によって初演されました。この初演以降、バーバー はこのソナタを放置していました。2006年になって初めて自筆譜が発見され、バーバーの伝記の著者であるバーバラ・ハイマンによってバーバーの作であ ると認められました。この楽章は第3楽章にあたります。ブラームス風の書法をとっており、バーバーのチェロ・ソナタに似て、バルトークの影響がみら れるパッセージも含まれています。これまでのところ、第1・2楽章の譜面は発見されていません。しかしながらこの第3楽章のページからは、18歳の 作曲家がドイツの偉大な作曲家たちの室内楽に大いに傾倒していたことが窺われ、大変興味深くも貴重な楽章となっています。
ベートーヴェンのソナタは1802年、ベートーヴェンが自身の耳の不調を自覚した時期の作でハイリゲンシュタットの遺書もこの時期に書かれています。 ブリテンの組曲は22歳、学生生活の終わり、プロとしての活動が始まった頃の作品でした。
リヤ・ペトロワはブルガリアの音楽一家に生まれました。11歳でドイツで音楽を本格的に学び始め、デュメイ(ベルギー)、ルノー・カプソン(スイス)、 アンティエ・ヴァイトハース(ドイツ)でさらなる研鑽を積んでいます。ピアノのボリス・クスネツォフは2009年にドイツ音楽コンクールで優勝。モスクワ 生まれ、グネーシン音楽院で学び、8歳でドイツに移住、ハノーファーのベルント・ゲッケ教授の下で研鑽を積みました。ソロ活動と並行して室内楽や歌 曲の伴奏にも積極的に取り組んでいます。 (Ki)
MIRARE
MIR-500(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
第5番ニ長調 op.70-1 「幽霊」
第7番変ロ長調 op.97「大公」
トリオ・ショーソン〔マテュー・ハントシェヴェルケル(Vn/ジャック・フスティエ、2001年製)、
アントワーヌ・ラントフスキ(Vc/ギュスターヴ・ベルナルデル、1848年製)、ボリス・ド・ラロシュランベール(P)〕

録音:2019年9月19-22日
2001年にパリ国立高等音楽院の学生たちによって結成されたトリオ・ショーソン。2005年にヴァイマール国際室内楽コンクール第1位、2007年「ラ イジング・スター」を受賞、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日しており、そのみずみずしくも才気煥発なアンサンブルは世界中を魅了しました。これ までに5枚のリリースがありますが、2018年、ヴァイオリンのメンバーとしてパリ管のヴァイオリン奏者にしてルクセンブルク・フィルのソリストでもあっ たマテュー・ハントシェヴェルケルが加わったかたちで活動をあらたに展開、その第1枚目の登場です。演目はベートーヴェン・イヤーのベートーヴェン。 神秘的であり偉大、親密でありながら大胆、そして内面に様々な葛藤を抱えながらも人類の平和を願った一人の作曲家の魂の叫びが込められた室内楽曲 のジャンルの最高傑作のこれら2作品を、トリオ・ショーソンのみずみずしい感性が、心地よいスピード感を保ちつつ奏でていきます。 (Ki)

MIRARE
MIR-492(1CD)
ベートーヴェン:バガテル全曲集
7つのバガテル op.33
アレグレット WoO.53
バガテル「楽しい―悲しい」WoO.54
バガテル WoO.52
バガテル WoO.56
11のバガテル op.119
バガテル WoO.59(エリーゼのために)
やや生き生きと WoO.60
アレグレット WoO.61
バガテル WoO.61a
6つのバガテル op.126
タンギ・ド・ヴィリアンクー ル(P)

録音:2019年10月24-26日、グスタフ・マーラー・コンサートーホール(イタリア)
ベートーヴェンのバガテルは、長くても3分程度の作品ばかりですが、ベートーヴェンという人物の様々な側面が反映されているようで、聴いていると ‘細 密画家’ ベートーヴェンの私的な日記を読んでいるような気分になります。シューベルトを思わせるヨマンティックなトーンが見られる楽曲、大胆な半音階 的和音や幻想的なリズムが見られる楽曲、後期ソナタのファンタジー的な世界を思わせる楽曲など、ベートーヴェンの革新性が詰まったこれらの作品を、 タンギ・ド・ヴィリアンクールの完璧な技巧と知性が詳らかにしていきます。

MIRARE
MIR-454(1CD)
ベートーヴェン&コルンゴルト:初期ピアノ三重奏曲集
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 op.1-1
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 op.1
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 op.1-3
ナタナエル・グーアン(P)
ギョーム・シルム(Vn)
ヤン・ル ヴィノワ(Vc)

録音:2019年2月22-24日
作曲家にとって、「作品1」の出版はこれまでの成果をこれからの活動を問われる極めて重要な瞬間であるといえるでしょう。ベートーヴェンは、op.1 のピアノ三重奏曲を発表した時24才でした。ウィーンで本格的に支援者を得ようと必死に自身のピアノの腕前までもが発揮できるような作品をと意気込ん でいました。一方、コルンゴルトはこのop.1を12歳で出版しましたが、9歳でマーラーから天才と絶賛され、12歳で神童としてその名を既に知られて おりました。同じop.1ではありますが、その目指すところは少し違っていたといえるでしょう。しかしどちらにも言えることは、その作品の出来栄えが素 晴らしいということ。特にコルンゴルトの作品は、出版後間もなくブルーノ・ワルターのピアノで初演されましたが、モダニズムやセリーが登場する直前の、 欄熟した後期ロマン派の色合いを濃厚にまとった魅力的作品です。 (Ki)

Naive
V-7083[NA]
ベートーヴェン:組曲集
ベートーヴェン:マンドリンとチェンバロのためのソナティナ(アダージョ)WoO 43b
ベートーヴェン:マンドリンとピアノのためのソナティナ ハ短調 WoO 43a
ベートーヴェン:マンドリンとピアノのためのソナティナ ハ長調 WoO 44a
フンメル:マンドリンとピアノのためのグランド・ソナタ op.37a
ベートーヴェン:マンドリンとピアノのための変奏を伴うアンダンテ WoO 44b
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 よりアレグレット(第2楽章)(ハンス・シット編)
コレンタン・アパライリ(b.1995):不滅の恋人への手紙
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ワルター・マーフィー(b.1952):ベートーヴェンの第5(ブリュノ・フォンテイン編)
ジュリアン・マルティノー(マンドリン)
ヴァネッサ・ベネッリ・モゼッル(P)
ヤン・デュボー(コントラバス/14,17)
ホセ・フィラトロー(ドラム/17)
ブリュノ・フォンテイン(編曲/17)

録音:2019年9月17-19日、トゥールーズ(フランス)
ジュリアン・マルティノーは、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で来日もしているフランスのヴィルトゥオーゾ・マンドリン奏者。今回彼が取り上げたのはベートー ヴェン。ベートーヴェンは若い頃に、マンドリンとピアノのための作品を書いていました。それらはマンドリンを単音で(トレモロではなく)響かせるもの ですが、その物悲しくも繊細な、郷愁を誘う音色が奏でる旋律は絶品です。そのほか、同時代作品、さらにはベートーヴェンにインスパイアされた作品を プログラムしています。ピアニストはイタリアのヴァネッサ・ベネッリ・モゼッル。現代音楽もバリバリと弾きこなす彼女のピアノを得て、マルティノーのヴィ ルトゥオーゾぶりが際立っています。第7番交響曲の編曲はピアノとコントラバス、マンドリンという編成ですが、マンドリンということを忘れてしまう劇的 効果に目からウロコが落ちる思いです。 (Ki)

BIS
BISSA-2456(1SACD)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8(1865)
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13(1867)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45(1886-87)
(4)エルビョルグ・ヘムシング(1990-):帰郷(2019)(ヴァルドレスの民謡による変奏曲)〜ヴァイオリン・ソロのための
エルビョルグ・ヘムシング(Vn/1754年製グァダニーニ)、シモン・トルプチェスキ(ピアノ/スタインウェイD)

録音:(1)-(3)2018年12月、2019
年3月/ゼンデザール(ブレーメン、ドイツ)
(4)2019年9月/アウルダール教会(ヴァルドレス、ノルウェー)
制作・録音:インゴ・ペトリ
018年、ショスタコーヴィチとヤルマル・ボルグストレムのヴァイオリン協奏曲(BIS SA 2366)でデビューしたエルビョルグ・ ヘムシングのアルバム第4作。グリーグのヴァイオリン・ソナタと彼女がヴァイオリン・ソロのために書いた作品を組み合わせたプログラムを演奏しています。
グリーグは、ヴァイオリンとピアノのためのソナタを3曲作りました。「素朴で、さまざまな音楽をモデルにした第1番、民族的な響きの第2番、より 広い地平線をもつ第3番」(グリーグ)。彼の作曲家としての展開と成長の示された作品群と言われます。とりわけ、セザール・フランクのイ長調のソナタ やブラームスのニ短調の曲とほぼ同じ時期に書かれたハ短調の第3番は「このうえなく高貴なロマンティシズムの表現と力強さを独自のやり方で結合した」 (エルリング・ダール)とも評され、各国のヴァイオリニストが気に入りのレパートリーにしている作品です。
グリーグのソナタは、テリエ・トンネセン、アルヴェ・テレフセン、ゲイル・インゲ・ロツベルグ、ヘンニング・クラッゲルードなど、ノルウェーのヴァイ オリニストも多く録音しています。またエルビョルグの姉ラグンヒル・ヘムシング(1988-)もグリーグのヴァイオリン・ソナタ第3番を含む『北国の音色』 (2L 138SABD)をリリースしており高く評価されております。「ノルウェー」の色濃い第2番にかぎらず、ノルウェーのヴァイオリニストの弾くグリーグは、 リズムやアーティキュレーションに独自性があり、グリーグが歌曲集に作ったガルボルグの『ハウグトゥッサ』の神秘の世界を垣間見せる表現も現れます。
エルビョルグ・ヘムシング(1990-)の生まれたヴァルドレスは、ノルウェー南部、グーブランスダールとハリングダールの間にあり、さまざまな伝説と 民俗音楽の故郷としても知られる地域です。グリーグの後に演奏される「帰郷」は、彼女がヴァルドレスの民謡を主題にして作曲した変奏曲です。共演 者のシモン・トルプチェスキ(1979-)は、マケドニアのピアニスト。高いヴィルトゥオジティと深い表現のアプローチが評価され、BBC Next Genera-tion Artist にも選ばれました。

CPO
CPO-555213(1CD)
NX-B02
ブゾーニ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.29
ヴァイオリン・ソナタ Op.36a
インゴルフ・トゥルバン(Vn)
イリヤ・シェップス(P)

録音:2016年11月3-5日
幼い頃から神童の名を欲しいままにし、名ピアニストとして活躍したブゾーニ。作曲家としては200作ほどの作品を残して いますが、彼の室内楽作品はどれも、創作活動の初期の時代に書かれています。このヴァイオリン・ソナタは、第1番が 1889年に着想され、第2番はそのほぼ10年後の1898年から書き始められています。第1番はブラームスら先人の影 響が感じられる習作的なソナタですが、第2番ではほぼ独自の作風が確立されており、技巧的なヴァイオリン・パートだけ ではなく、充実したピアノ・パートが印象的なブゾーニ自身にとっても「自信作」と呼べる1曲であったようです。このソナタ、 全体は3部に分かれており、ゆったりとした第1部、活動的な第2部を経て、第3部はバッハのコラール「わが幸いはいか に、おお魂の友よ」を主題とした鮮やかな変奏が展開されていきます。かつて、ミュンヘンPOの第 一コンサートマスターとしてチェリビダッケから信頼を寄せられたインゴルフ・トゥルバンが曲全体を見据えた見事な演奏を聴 かせます。

SOMM
SOMMCD-0606(1CD)
NX-B04
ロシアン・ビジョンズ〜20世紀のチェロとピアノのための音楽
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(チェロとピアノ版)
シュニトケ:ソナタ第1番
 ソナタ第2番 「ソナタ風」
ドーミトリー・スミルノフ(1948-):ティリエルOp.41c…世界初録音
シュニトケ:ムジカ・ノスタルジカ〜チェロとピアノのための(M.ロストロポーヴィチ編)
 イン・テンポ・ディ・メヌエット
ボジダル・ヴコティッチ(Vc)
アリッサ・フィルソヴァ(P)

録音: 2019年2月9日、10日
チェロのヴコティッチとピアノのフィルソヴァのSOMMRecordingsデビュー盤。20世紀ロシアの3人の巨匠作曲家のデュオを 取り上げるとともに、20世紀ロシアの偉大なチェロの3人の巨匠、ピアティゴルスキー、グートマン、ロストロポーヴィチへのトリ ビュートともなっています。モダンなテイストを持つシュニトケのソナタ第2番に対し、ロマンティックなリリシズムを湛えたソナタ第 1番や、ウィリアム・ブレイクにインスパイアされたスミルノフの「ティリエル」、新古典派寄りのストラヴィンスキーの組曲とシュニト ケのムジカ・ノスタルジカ。これら対照的な5つの作品は現代ロシア音楽の多様性を示しています。ヴコティッチはティペット弦 楽四重奏団の創設メンバー。ロストロポーヴィチの愛弟子、ステファン・ポポフにギルドホール音楽学校で学びました。フィルソ ヴァは2009年にBBCプロムスデビューを果たしたピアニスト。作曲家、指揮者としても活躍しており、ここで演奏している作 曲家スミルノフの愛娘でもあります。
SOMM
SOMMCD-0607(1CD)
NX-B04
スタンフォード:弦楽四重奏曲集 第3集
弦楽四重奏曲 第1番
弦楽四重奏曲 第2番
弦楽四重奏曲 第6番…世界初録音
ダンテQ

録音:2019年3月5日、6日セント・ニコラス・パリッシュ教会、テムズ・ディットン
ダンテ四重奏団による「スタンフォード:弦楽四重奏曲全曲録音」の完結盤!第3弾となるこのアルバムには、ベートーヴェ ンやモーツァルトの暗示も見え隠れする初期の第1番、第2番と、世界初録音となる第6番が収録されています。合唱曲の 大家として知られるスタンフォードですが、弦楽四重奏曲の作曲に着手したのは1891年、彼が39歳の時と比較的遅めの 出発でした。その際、2曲を完成させた後、その後30年間で6曲を書き上げ、生涯に合計8曲の弦楽四重奏曲を残してい ます。今回初録音となる第6番は、1910年の作品で、豊かなコントラストと絶え間ないエネルギーの放出を見せるスタン フォード作品の中でも最も表情豊かな1曲です。今作も実力派アンサンブル、ダンテ四重奏団の演奏でお楽しみください。 2020年後半には弦楽五重奏曲第1番&2番の録音が予定されています。


WEITBLICK
SSS-0239(2CD)
ローラ・ボベスコ&ジャック・ジャンティ〜WDRリサイタル録音集
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番作品6*
ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第1番作品11
イグナツ・リリアン(1897-1964):ヴァイオリン・ソナタ第2番
ホアキン・ニン(1879-1949):古いスペインの様式による5つの回想*
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ローラ・ボベスコ(Vn)
ジャック・ジャンティ(P)

録音:1964年1月9日*、1957年4月5日、ケルン放送第2ホール
まだまだ未発表音源がありました!ボベスコ+ジャンティの仲良し夫婦が遺した20世紀のヴァイオリン名曲集。ケルン放送による優秀なスタジオ録音。同郷の大先輩、エネスコのヴァイオリン・ソナタが聞けるのも嬉しい限り。この曲の初演はエネスコがピアノ、ヴァイオリンがティボーという豪華さでした。ボベスコも甘美な音色で語り掛けてくれます。ルーセルのヴァイオリン・ソナタ第1番は、演奏時間が30分を超える超大作。ヴァンサン・ダンディに捧げられた作品です。演奏の機会にも恵まれませんがボベスコがスタジオ録音を遺してくれていたことに感謝です。濃厚な語り物の趣があります。イグナツ・リリアン(1897〜1964)は、ユダヤ系のオランダ人。今や忘れられた存在ですが、5曲の交響曲も書いた大物。ボベスコとは親交もあり、この録音に結び付いたものと思われます。10数分の短い作品ですが、中々の美作品です。ラヴェルとも近しい関係にあったスペインのピアニスト、作曲家のホアキン・ニンの「5つの回想」はボベスコが愛奏した傑作です。タイトル通りの郷愁に満ちた、聞いて涙がこぼれるばかりのセンチメンタリズムが最高です。プロコフィエフの第2番もボベスコの十八番として知られております。技巧をひけらかすのではなく、何となくお洒落で瀟洒な名演。これは必携の2枚組となりましょう。

CAvi
85-53106(1CD)
水彩画〜アーン&ドビュッシー:弦楽四重奏曲集
レイナルド・アーン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調
ドビュッシー:忘れられた小唄 L.60(Joan Bachs編曲 ソプラノと弦楽四重奏版)*
弦楽四重奏曲ト短調 L.85(Op.10)
ノガ・カルテット、
ショバーン・スタッグ(S)*

録音:2016年6月、2018年7月、2019年2月、ベルリン
ノガ・カルテット(ノガ四重奏団)は、フランスとイスラエルのミュージシャンによって2009年にベルリンで結成された気鋭のアンサンブル。アルテミス・カルテットとアルバン・ベルクSQに学び、プレミオ・パオロ・ボルチアーニ弦楽四重奏国際コンクール、バンフ国際弦楽四重奏コンクール、大阪国際室内楽コンクール、メルボルン国際室内楽コンクールなどで優秀な成績を収め、ベルリン・フィルやベルリン・ドイツSOなどと共演しています。
アーンとドビュッシーの弦楽四重奏曲に、ドビュッシーの「忘れられた小唄(忘れられたアリエッタ)」の弦楽四重奏伴奏版(編曲はノガ・カルテットのチェロ奏者Joan Bachs)をカップリングし、水彩画のような淡く美しい色彩のアルバムを作りました。
CAvi
85-53101(1CD)
シュパヌンゲン音楽祭2018〜チャイコフスキー&ボロディン

(1)ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
(2)チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22
(1)ビョル・カン(Vn)、アンナ・レシュニャク(Vn)、バーバラ・ブントロック(Va)、ユリアン・ステッケル(Vc)/録音:2018年6月24日

(2)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、ビョル・カン(Vn)、ティモシー・リダウト(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)/録音:2018年6月18日
C'Avi-musicの定番シリーズの一つであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
2018年のライヴ・レコーディングより、チャイコフスキーとアレクサンドル・ボロディン、それぞれの「弦楽四重奏曲第2番」を収録。
チャイコフスキーのロマンティックで濃密な弦楽四重奏曲第2番では、アルカント・カルテットの第1ヴァイオリニストも務めるドイツの名女流ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハースがターニャ・テツラフやティモシー・リダウトと共演し、充実のアンサンブルを聴かせています。
CAvi
85-53079(1CD)
イギリスの偉大な弦楽六重奏曲集
ブリッジ:弦楽六重奏曲変ホ長調 H.107
ホルスト:弦楽六重奏曲のためのスケルツォ H.23
ホルブルック:弦楽六重奏曲ニ長調 Op.43 「ヘンリー・ヴォーン」
ケルン弦楽六重奏団

録音:2018年3月−4月、WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ホール(ケルン)
室内楽やソリストとして幅広い経験を持つ様々な国の弦楽器奏者達によって結成され、20年超にわたる活動歴を誇るケルン弦楽六重奏団。室内楽の中でもニッチな編成である弦楽六重奏曲で、グレート・ブリテン(イギリス)をテーマにグレート(偉大)な弦楽六重奏曲を録音するという意欲的なアルバム。
CAvi
85-53102(1CD)
シュパヌンゲン音楽祭2018〜グリエール、ショスタコーヴィチ、アーン

(1)グリエール:弦楽八重奏曲ニ長調 Op.5

(2)レイナルド・アーン:ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調

(3)ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
(1)ビョル・カン(Vn)、ユラ・リー(Vn)、ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)、フロリアン・ドンダラー(Vn)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、ティモシー・リダウト(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)、アルバン・ゲルハルト(Vc)/録音:2018年6月19日
(2)アルトゥール・ピサロ(P)、アンナ・レシュニャク(Vn)、エリーザベト・クッフェラート(Vn)、ユラ・リー(Va)、グスタフ・リヴィニウス(Vc)/録音:2018年6月24日
(3)フロリアン・ドンダラー(Vn)、ビョル・カン(Vn)、ユラ・リー(Vn)、ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)、タチアナ・マスレンコ(Va)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、アルバン・ゲルハルト(Vc)、ターニャ・テツラフ(Vc)/録音:2018年6月19日
C'Avi-musicの定番シリーズの一つであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
2018年のライヴ・レコーディングより、ロシアとフランスの後期ロマン派室内楽作品、グリエールとショスタコーヴィチの弦楽八重奏曲とレイナルド・アーンのピアノ五重奏曲を収録。テツラフ・カルテットのメンバーであるターニャ・テツラフ、エリーザベト・クッフェラート、ハンナ・ヴァインマイスターの他、2019年の来日で話題を呼んだ若手ヴィオリスト、ティモシー・リダウトや、アルバン・ゲルハルト、アルトゥーロ・ピサロなどの豪華ミュージシャンたちが名を連ねています。
CAvi
85-53444(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第1番ト長調 K.80 「ローディ」
弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458 「狩」
弦楽四重奏曲第20番ニ長調 K.499 「ホフマイスター」
アルミーダQ

録音:2018年7月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ、2006年にベルリンで設立されたアルミーダ四重奏団(アルミーダ・カルテット)。2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞、更に6つの賞を受賞し華々しいキャリアをスタートさせ、2014年〜2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。
有名な音楽出版社「ヘンレ」との共同プロジェクトとして2016年にスタートしたモーツァルトの弦楽四重奏曲集第2弾。新しいヘンレ原典版の楽譜を使い、2021年までにモーツァルトの弦楽四重奏曲全集録音を予定しています。
CAvi
85-53475(1CD)
デュアリティ
ハイドン:ピアノ三重奏曲ニ短調 Hob.XV:23
細川俊夫:ヴァイオリン、チェロとピアノのための 「トリオ」(世界初録音)
コープランド:ヴァイオリン、チェロとピアノのためのユダヤの主題による習作 「ヴィテブスク」
シューマン:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
オベロン・トリオ

録音:2018年7月、SWRシュトゥットガルト放送スタジオ(ドイツ)
2006年に結成し、ドイツの主要なホール(ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、ハンブルク・ライスハレ、ドルトムント・コンツェルトハウス、etc)を中心に、イタリア、ブルガリア、イスラエル、インド、エジプト、ウクライナなど国際的に公演を行っているピアノ三重奏団"オベロン・トリオ"。
確立された傑作とともにあまり知られていない作品を聴衆へ紹介しており、ニュー・アルバム「デュアリティ(DUALITY)」では、ハイドンやシューマンの名曲に、世界初録音となる細川俊夫のピアノ三重奏曲「トリオ」をカップリングしています。

ARTALINNA
ATL-A008(1CD)
ティンパニのためのコンテンポラリー・ワークス
カーター:1人の演奏者による4台のティンパニのための8つの小品
一柳慧:リズム・グラデーション
ドルーエ:物陰から・・・*
ソルビアーティ:鏡
ブノワ・カンブルラン(ティンパニ)、
イ=ピン・ヤン(ティンパニ)*、
ベラ・クヮルテットのメンバー、
エマヌエラ・ピエモンティ(P)

録音年月日不詳
エリオット・カーターや一柳慧、そしてドルーエなど、現代の作曲家たちによる「ティンパニ」のための作品を集めた打楽器関係者要注目のアルバム。
ブノワ・カンブルランは、リヨン国立Oのティンパニスト、パリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院の教授、さらには上海音楽院の客員教授などの要職を務めるフランス屈指のティンパニ奏者。
ドルーエの作品を演奏するイ=ピン・ヤンは台湾出身の女流奏者。2006年のリヨン国際ティンパニ・コンクールで第1位を受賞した実績を持つ実力者です。
ARTALINNA
ATL-A013(1CD)
1943〜フルートとピアノのための作品集
フロトホイス:フルート・ソナタ Op.17
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
アリュー:ソナチネ
スミット:フルート・ソナタ
デュティユー:ソナチネ
ジョスラン・オブリュン(Fl)、
アリーヌ・ピブール(P)

録音年月日不詳
第二次世界大戦の真っただ中、「1943年」に作曲されたフルートのためのソナタとソナチネを集めたプログラム。
プロコフィエフやデュティユーなど5人の作曲家たちによる5つの作品を奏でるのはフランスのフルーティスト、ジョスラン・オブリュン。レナード・スラットキンが音楽監督を務めるリヨン国立Oのソロ・フルート奏者として活躍する名手です。

RUBICON
RCD-1045(8CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集&マントヴァーニ:弦楽四重奏曲第6番
ベートーヴェン
■CD1
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
■CD2
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
■CD3
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
■CD4
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
■CD5
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
■CD6
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
■CD7
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
■CD8
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ブルーノ・マントヴァーニ(1974−):弦楽四重奏曲第6番「ベートヴェニアーナ」(世界初録音)
クスQ〔ヤーナ・クス(Vn1)、オリヴァー・ヴィレ(Vn2)、ウィリアム・コールマン(Va)、ミカエル・ハクナザリアン(Vc)〕

録音(ライヴ):2019年6月2日−13日、サントリーホール(東京、日本)
1991年のドイツ、ベルリンでの結成以来、欧州を中心に世界を席巻し続けている世界屈指のSQ、クス・クァルテット(クスSQ)が、2019年6月に行われた「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2019」で披露したベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏のライヴ録音がRubicon Classics(ルビコン・クラシックス)から堂々の登場!
6月2日から13日にかけて全5公演に渡って演奏されたベートーヴェンの「弦楽四重奏曲全曲(16曲)」とマントヴァーニの「ベートヴェニアーナ」でクス・クァルテットは、日本音楽財団から特別に短期貸与されたストラディヴァリウスの「パガニーニ・クァルテット」を使用。
世界で6つのセットのみが現存しているストラディヴァリウスの多重奏セットの1つであり、19世紀のヴィルトゥオーゾ、ニコロ・パガニーニが所有していたことでも有名なこのセットを用いた演奏は、その音色と共に大きな反響を呼んだことも記憶に新しいところ。
東京クヮルテット、ハーゲン・クァルテット、クレモナ・クァルテットに続き、ドイツのアンサンブルとして初の「パガニーニ・クヮルテット」の演奏者に選ばれたクス・クヮルテットのベートーヴェン全集(使用楽譜はヘンレ社の新原典版)。

LAWO Classics
LWC-1187(1CD)
ピアノと木管楽器の音楽
モーツァルト:五重奏曲 変ホ長調 K.452(ピアノ,オーボエ,クラリネット,ホルンとファゴットのための)
ダンツィ:五重奏曲 ニ短調 Op.41(ピアノ,オーボエ,クラリネット,ホルンとファゴットのための)
ベートーヴェン:五重奏曲 変ホ長調 Op.16(ピアノ,オーボエ,クラリネット,ホルンとファゴットのための)
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)
オスロ・カンマーアカデミー
〔ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク(Ob)、ピエール・ゾニュー(Cl)、スタイナル・グランモ・ニルセン(ナチュラルホルン)、アレッサンドロ・カプロッティ(Fg)〕

録音:2018年6月12日−14日、フレドリクスタ大聖堂(フレドリクスタ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
オスロ・カンマーアカデミーは、2009年、オスロPOをはじめとするアンサンブルのプレーヤーが室内楽を楽しむために結成されました。創設から10年。オスロの音楽シーンを彩る彼らの音楽は、ベートーヴェンの木管八重奏曲(LWC1036)やモーツァルトの木管八重奏曲(LWC1141)など LAWO Classics に録音した4枚のアルバムでも親しまれてきました。節目の年にリリースするアルバム。オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットにピアノを加えた編成によるアンサンブルのために書かれた3曲が演奏されます。モーツァルトが1784年に書いた創意と興趣にあふれた作品、ベートーヴェンがモーツァルトの作品からインスピレーションを得て作曲したとも言われる同じ変ホ長調の作品、そして、古典的なたたずまいの2曲とは打って変わって、ロマンティシズムを予感させる寒々しい雰囲気の漂うダンツィのニ短調の作品です。
このアルバムのメンバーは、リーダーを務める、オスロPOの首席オーボエ奏者ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク、クラリネットの首席奏者ピエール・ゾニュー、ノルウェー放送Oのファゴット奏者アレッサンドロ・カプロッティ、ノルウェー・ウィンドアンサンブルで演奏するナチュラルホルンの名手、スタイナル・グランモ・ニルセン。ゲスト・ピアニストとしてクリスチャン・イーレ・ハドランが参加しています。古典時代から現代まで、多彩なレパートリーでノルウェーの新しい世代をリードするひとり。プーランクのピアノ協奏曲(LWC1173)の素晴らしい録音が LAWO Classics からリリースされ、人気を呼びました。エストフェル県のフレドリクスタに1880年に建てられたレンガ造りの大聖堂でのセッション録音です。

Signum Classics
SIGCD-625(1CD)
ウィテカー(バージェス編):マリンバ四重奏曲集
黄金の光(Lux Aurumque)/10月(October)/少年と少女(A Boy and a Girl)/眠り(Sleep)
ジョビィ・バージェス(マリンバ&ヴィブラフォン)、サム・ウィルソン(マリンバ&ヴィブラフォン)、カラム・ヒューガン(マリンバ)、ロブ・ファラー(マリンバ)

録音:2019年5月23日、セント・オーガスティン教会(ロンドン)
※収録時間:約21分
イギリスのコンテンポラリー・アンサンブル、パワープラントのメンバーであり、ガブリエル・プロコフィエフの「バス・ドラム協奏曲」の録音でも話題を呼んだパーカッショニスト、ジョビィ・バージェスが、現代アメリカの作曲家エリック・ウィテカーの人気合唱曲をマリンバ四重奏にアレンジ!
打楽器関係者にはもちろん、合唱ファンやアレンジ作品愛好家にもオススメです!
Signum Classics
SIGCD-597(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第8番&第10番
弦楽四重奏曲第8番ホ長調 Op.80、弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51
アルビオンSQ〔タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、エマ・パーカー(Vn)、ロザリンド・ヴェントリス(Va)、ナサニエル・ボイド(Vc)〕

録音:2018年5月15日ー17日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出された英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリスの若きアンサンブル、アルビオンSQのサード・アルバム。「アメリカ」を収録したデビュー・アルバムに引き続き、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲でその並外れた才能を披露します。
2019-20シーズンにはワシントンのフィリップス・コレクションでアメリカ・デビューを果たし、オックスフォード・リーダー、ストラトフォード、ベルファストなどの著名な国際音楽祭にも出演するなど、躍進を続ける期待のSQにご注目ください。

BIS
BISSA-2239(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3
アレグレット 変ロ長調 WoO 39
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
シトコヴェツキー・トリオ【アレクサンドル・シトコヴェツキー(Vn)、イサン・エンダース(Vc)、ウー・チェン(P) 】

録音:2018年5月/ポットンホール(サフォーク)
アレクサンドル・シトコヴェツキー、チェロのレオナルト・エルシェンブロイヒ、そしてピアノのウー・チェンで2007年に結成 されたシトコヴェツキー・トリオ。その後2018/2019シーズンよりチェロのエルシェンブロイヒに変わりイサン・エンダースが新メンバーに加わりました。 当盤は新メンバー加入後初の録音で2020年の生誕250周年を記念してベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲録音を開始しました。その第1弾として第 3番、第6番とアレグレットが収録されております。明瞭なアーティキュレーション、抜群のアンサンブル能力そして豊かな音楽性が魅力のシトコヴェツキー・ トリオが溌剌とした演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
BIS
BISSA-2447(1SACD)
(1)メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 Op.20
(2)エネスコ:弦楽八重奏曲 ハ長調 Op.7
グリンゴ ルツ・クヮル テット【イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン/(1)2nd、(2)1st)、アナヒット・クルティキャン(ヴァイオリン/(1)3rd、(2)2nd)、
シルヴィア・シモネスク(ヴィオラ/(1)2nd、(2)1st)、クラウディウス・ヘルマン(チェロ/(1)1st、(2)1st)】
META4【アンティ・ティッカネン(ヴァイオリン/(1)4th、(2)3rd)、ミンナ・ペンソラ(ヴァイオリン/(1)1st、(2)4th)、アッテ・キルペライネン(ヴィオラ/(1)1st、(2)2nd)、トマス・デュプシェバッカ(チェロ/(1)2nd、(2)2nd)】

録音:2018年12月/セッロホール、エスポー(フィンランド)
イリア・グリンゴルツは弱冠16歳のときにパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝して一躍世界的に有名になりました。その後、パガニーニの 協奏曲第1番でCDデビュー(BIS 999)し、イザイのバラード等をおさめた無伴奏ヴァイオリン曲集(BIS 1051)などで高い評価を得ました。レパー トリーはバロックから現代までと非常に幅広く世界各地で演奏しております。近年は室内楽に力を入れ、グリンゴルツ・クヮルテットとして積極的な演奏 活動、録音を行っており、BISレーベルから、クリスチャン・ポルテラを迎え、グラズノフとタネーエフの弦楽五重奏曲(BIS SA 2177)、そしてシェーン ベルクの弦楽四重奏曲集(BIS SA 2267)をリリースしております。
META4は2001年に結成されたフィンランドのSQ。結成当初からのメンバー変更もなく着実にキャリアをのばし、現在フィンランドを代表 するSQとして活躍しております。一糸乱れぬアンサンブルが魅力で4人の音楽的方向性が整った四重奏団として評価されており、独ヘンスラー・ レーベルからバルトークの弦楽四重奏曲集(98 036)、ハイドンの弦楽四重奏曲集(98 587)、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲集(98 644)など をリリースしております。
この最強2団体のタッグで実現したメンデルスゾーンとエネスコ、大注目の録音が完成しました!
メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲は16歳のときの作品。小交響曲の趣がある弦楽器だけの室内楽編成で、メンデルスゾーンの素直でまっすぐなエネル ギーを感じるたいへん魅力的な作品です。 一方、大ヴァイオリニストで作曲家としても名を遺した20世紀のルーマニアを代表する音楽家ジョルジュ・エネスコ。作曲ではヴァイオリン・ソナタや 弦楽四重奏曲など、室内楽の分野で知られます。ここに収録された弦楽八重奏曲は19歳のときの作品。メンデルスゾーン同様、若書きながらも、エネス コ独自の世界に誘われる名曲です。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT075-C075
(1CD)
限定盤
仮装の音楽
ロベルト・アンデローニ:オリンピア
ガブリエレ・マンカ:心電図
ルチャーノ・ケッサ:Botteghe Oscure
マウリツィオ・ピサーティ:マスククロック
杉山洋一:天の火
セレー ネ・フラ マリン(Cl)
アルフォンソ・アルベルティ(P)

録音:2015年/リメン・スタジオ
セレーネ・フラマリンとアルフォンソ・アルベルティによって2014年に始まったプロジェクト「Masked Music」は、現代音楽作品を軸に、舞台上で の演出などを採り入れたショー的なもの。CDからも表現の強さが伝わってきます。 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT110-C110
(1CD)
限定盤
アンドレア・パドヴァ:室内楽作品集
Asa/Hagoromo/Ma/Fabula/Icarus puer/Tombeau/Due capricci giocosi / Due capricci pensosi/Due capricci enigmatici/Bright Debris
イカロス・アンサンブル
アンドレア・パドヴァ(P)

録音:2017年/リメン・スタジオ
ピアニストとして知られるアンドレア・パドヴァ、彼は作曲家としても活動しています。ここに収められた作品は室内楽、声楽、弦や管のソロなど。ピア ノを伴う作品は自ら演奏にも参加。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT125-C125
(1CD)
限定盤
作曲家不詳:2つのバロック・クラリネットと通奏低音のためのアリア
グラウプナー:3つのシャリュモーのための序曲 GWV 443
ジュゼッペ・ゲラルデスキ:クラリネット三重奏のための10のソナタ(世界初録音)
ジャック=ジュール・ブーフィユ:クラリネット三重奏曲 Op.7
ジャック=ジュール・ブーフィユ:クラリネット三重奏曲 Op.8よりアレグレット
ヨゼフ・フリードリヒ・フンメル:クラリネット三重奏曲 第2番変ロ短調
アルチンボルド三重奏団
[エリック・ホープリッチ、ルカ・ルッケッタ、ロッコ・カルボナーラ ]

録音:2018年/リメン・スタジオ
クラリネット奏者3人で結成されたアルチンボルド三重奏団によるアルバム。統一された音色にもかかわらず豊かな音楽性を感じます。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。

CLAVES
50-3005(2CD)
シャリース・ヴィルトゥオーゾ〜ライヴ・アット・パウル・クレー・センター
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
チャイコフスキー:「ロシアの踊り」〜バレエ音楽『白鳥の湖』 Op.20より
パガニーニ:モーゼ幻想曲 M.S.23
サラサーテ:ホタ・アラゴネーサ Op.27
パガニーニ:ラ・カンパネッラ
ブリッジ:2つのヴィオラのためのラメント H.101a
ポッパー:妖精の踊り Op.39
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
バッツィーニ(ウォーターマン編):カラブレーゼ Op. 34-6
)スカルラテスク(ドブリネスク編):バガテル
)バッハ:アリオーソ BWV1056-2
)メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 Op.20
)イザイ:友情 Op.26
シャリース・ヴィルトゥオーゾ【リヴィウ・プルナール(Vn、指)、ヴァレンティーナ・スヴィヤトロフスカヤ(Vn)、ボグダン・ツヴォリスティアヌ(Vn)、オレグ・カスキフ(Vn)、エドガー・プジョー(Vn)、ヴラッド・スタンクリーサ(Vn)、ソフィア・ロイター(Va)、エットーレ・コーザ(Va)、スタニミル・トドロフ(Vc)、パブロ・デ・ナヴェラン(Vc)、ダニエル・ミットニットスキー(Vc)】

ライヴ録音:2019年5月/パウル・クレー・センター(ベルン)
実力派揃いの弦楽アンサンブル、アムルテルダム・コンセルトヘボウOのコンサート・マスター、リヴィウ・プルナール率いるシャリース・ヴィルトゥ オーゾが2019年5月、パウル・クレー・センターにおけるライヴ収録のディスクをリリースします。プルナールの独奏は瑞々しく、際立った音色が魅力です。 またメンデルスゾーンとイザイの作品では当弦楽アンサンブルによる密度の濃い演奏をお楽しみいただけます。 (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNT-2111(1CD)
ピカソの音楽(ピカソ展公式CD)
ミヨー:スカラムーシュ
プーランク:村娘たち
サティ
:3つのジムノペディ、
 ラグタイム・パラード、3つのグノシエンヌ、
 エンパイア劇場のプリマドンナ
ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ
アルベニス:タンゴ
ドビュッシー
:子供の領分
ファリャ:ドビュッシーの墓のために
グラナドス:スペイン舞曲
ルカ・チャンマルギ(P)
ジャコポ・タッデイ(Sax)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2115(1CD)
バッジーニ:『椿姫』の主題による幻想曲 Op.50、『群盗』の主題による幻想曲/カミッロ・シヴォリ:『椿
姫』の主題による幻想曲 Op.20、『仮面舞踏会』の主題による幻想曲 Op.19
アレッシオ・ビドーリ(Vn)
ブルーノ・カニーノ(P)

H.M.F
HMM-902361(1CD)
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集 vol.2
ソナタ ヘ長調 K.376 (374d)
ソナタ イ長調 K.305 (293d)
ソナタ ト長調 K.301 (293a)
ソナタ 変ロ長調 K.378 (317d)
イザベル・ファウスト(Vn:1704年製ストラディヴァリウス'スリーピング・ビューティ')
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ:クリストフ・ケルン、2014年製/1795年製アントン・ヴァルター(ウィーン)・モデル、メルニコフ・コレクション)

録音:2018年6月、ベルリン、テルデックス・スタジオ
世界最高峰のヴァイオリン奏者の一人、イザベル・ファウストと、その音楽にますます深みと自由度を増している充実のメルニコフによる、モーツァルト のヴァイオリン・ソナタ集第2弾の登場。第1弾(KKC 6002/ HMM 902360)が、ファウストとメルニコフの息と音色までもがぴたりと寄り添った演 奏で、世界中で高く評価されました。今回の第2弾でも、ファウストが繰り出すパッセージは、どれもまばゆく冴えわたる音色で、目が覚めるような響き。 そして、メルニコフのフォルテピアノがこれまた自由闊達で実に雄弁。「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」とタイトルにありますが、あらためてピアノが 先導役であることを感じるメルニコフの充実ぶりにも注目です。1曲目に収録されている有名なヘ長調ソナタの第1楽章冒頭での二人のやりとりから丁々 発止で引き込まれます。何気ない旋律のすみずみまで音楽に溢れています。絶美の緩徐楽章、このうえなく痛快なアレグロ楽章、どれをとっても極上のア ンサンブルとなっています! (Ki)

CLAVES
50-3002(1CD)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478(1785)
ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493(1786)
フィンギン・コリンズ(P)、
ロザンヌ・フィリッペンス(Vn)、
マテ・スーチュ(Va)、
イシュトヴァーン・ヴァールダイ(Vc)

録音:2019年5月/セント・ペーター教会、ドロヘダ(アイルランド)
コリンズは1977年アイル ランドのダブリンに生まれ。1999年クララ・ハスキル・コンクールで優勝して以来、着実にそのキャリアをのばしてきました。歌心あふれる丁寧なタッチ と豊かな表現力で聴衆を魅了してきたフィンギンは、Clavesレーベルで進めているシューマンのピアノ独奏曲全曲録音のうち第1集(50 2601)および 第3集(50 2806)に参加。また、ショパン・リサイタル(50 1719)では細部にまで神経のいき届いた美しいタッチで奏で高く評価されました。
コリンズの美しい音色はモーツァルトでも光り輝いており、豪華な共演者ロザンヌ・フィリッペンス、マテ・スーチュ、イシュトヴァーン・ヴァールダイ とともに演奏しております。
ヴァイオリンのフィリッペンスは、2009年に開かれたオランダ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、また2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・ コンクールで最優秀賞を受賞するなど現在最も注目されているオランダの若手ヴァイオリニストです。
ヴィオラのスーチュは、ハンガリーとベルギーで学び、国際的な様々なコンクールに入賞。その後、バンベルクSO、ドレスデン・シュターツカペレ で活躍し、2011年にベルリン・フィルに第1ソロ・ヴィオラ奏者として入団した逸材です。
チェロのは1985年ハンガリーのペーチ生まれ。リスト音楽院で学んだのちウィーン、クロンベルクにてグートマンやシュタルケルらの薫陶を受けました。 これまでに2007年開催の第13回チャイコフスキー国際コンクール第3位、翌2008年開催のジュネーヴ国際音楽コンクールでは優勝するなど華々し いコンクール歴を誇ります。

ATMA
ACD2-2778(1CD)
LE MONDE D’HIER 〜昨日の世界
マスネ:緩やかにそして控えめに
ゴーベール:シシリエンヌ
エルガー:ロマンス Op.62
ウジューヌ・ブルドー:演奏会用独奏曲第3番
トマス・ダンヒル:抒情組曲 Op.96
ウジューヌ・ブルドー:演奏会用独奏曲第1番
ハウエルズ:メヌエット(Grace for a fresh egg)
サン=サーンス:バスーンとピアノのためのソナタ Op.168
ウィリアム・ハールストーン:バスーンとピアノのためのソナタ ヘ長調
ピエルネ:演奏会用独奏曲 Op.35
ウジューヌ・ブルドー:演奏会用独奏曲第2番
グノー:操り人形の葬送行進曲(ジェフリー・エマーソン編)
マチュー・ルシエ(Fg)
フランシス・ペロン(P)

録音:2019年5月
ファゴットとピアノのために書かれた、20世紀初頭のイギリスとフランスの作品集です。マチュー・ルシエは1973年モントリオール生まれのファゴット奏者で、作 曲家や指揮者としても活躍。またバロック・ファゴットも吹きこなすマルチな才能の持ち主です。 (Ki)

Simax
PSC-1373(1CD)
アルメニア出身の奏者によるハチャトゥリアンの室内楽作品集
アダージョ(1954)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(バレエ「スパルタクス」から/アヴェティク・ピヴァジャン 編)
クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲(1932)
舞曲(1926)(ヴァイオリンとピアノのための)
子守歌(1942)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(バレエ「ガヤネー(ガイーヌ)」から/アヴェティク・ピヴァジャン 編)
剣の舞(1942)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(バレエ「ガヤネー(ガイーヌ)」から/アヴェティク・ピヴァジャン 編)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1932)
詩曲(1929)(ヴァイオリンとピアノのための)
マリアム・ハラチヤン(P)
アダム・グリューチョ(Vn)
スティーグ・ヌールハーゲン(Cl)
レオナルド・セセンナ(Vc)

録音:2018年9月17日?18日 キルデン舞台芸術センター(クリスチャンサン、ノルウェー)
アラム・ハチャトゥリアン(1903?1978)は、アルメニアがソビエト連邦の共和国だった時代にピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲、バレエ「スパルタクス」と「ガ ヤネー(ガイーヌ)」といった作品により国際的に知られる作曲家になりました。このアルバムでは、最初期の1926年に書かれた「舞曲」や、1932年に作曲され1984年 になって出版された「自由な即興のスタイル」の第1楽章と「中間部にドラマティックなカデンツァをもつ」第2楽章の「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」と、バレエの 音楽に基づく曲を含む彼の室内楽作品が演奏されます。ピアニストのマリアム・ハラチヤンは、アルメニア生まれ。2012年にノルウェーに移り、アシスタント・プロフェッ サーとしてクリスチャンサンのアグデル大学で教え、「アルメニアの指紋:アルメニア民俗音楽の視点から見たコミタスとハチャトゥリアンのピアノ音楽」の博士論文をノ ルウェー芸術リサーチ・プログラム(NARP)に提出しました。ポーランド出身のアダム・グリューチョは、クリスチャンサンSOの第1コンサートマスター。作曲家で もあるノルウェーのスティーグ・ヌールハーゲンは、クリスチャンサンSOの首席クラリネット奏者を務め、アグデル大学で教えています。モデナ音楽院を卒業したイ タリア生まれのレオナルド・レオナルド・セセンナは、2015年にクリスチャンサンSOの首席チェロ奏者に就任、副首席奏者としてロンドン・フィルハーモニックに参 加しています。 (Ki)

WERGO
WER-7376(1CD)
Big Data
ブリギッタ・ムンテンドルフ(1982-):PLAY ME back and forth 〜声,アンサンブル,エレクトロニクスのための(2015)
オーレ・ヒュープナー(1993-):Lied mit Chor: ?Nachtigall mit Melodei“ 〜女声,アンサンブル,4チャンネルオーディオ,ライヴ・エレクトロニクスのための(2016-17, rev. 2018)
シュテファン・プリンス(1979-):Hande ohne Worte〜クラリネット,打楽器,プリペアドピアノ,チェロ,サウンドトラックのための(2016/17)
マティアス・クラネビッテル(1980-):Stack overflow: Exploiting 24 preludes〜(Bs)クラリネット,チェロ,エレキ・ツィター,キーボード,打楽器,エレクトロニクスのための
レオポルド・ハート(1979-):Dissociated Press 〜声,アンサンブル,録音された音源のための
デコーダー・アンサンブル

録音:2018年5月10〜13日、10月26〜28日
※すべて世界初録音
2011年に設立されたデコーダー・アンサンブル。メンバーのうち3人は作曲家でもあります。自分たちを「現代音楽バンド」と位置付け、エレクトロニクスやロッ ク、ポップスの要素を積極的に取り入れた新しい音楽の開発に取り組んでいます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186807(1CD)
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36*
ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【クリスティアン・スヴァイアラ(Vn)、カローラ・ナスダラ(Vn)、
ラウラ・エスカニラ(Va)、ミルチア・モカニッタ(Va)、ヨハネス・ヴォールマッハー(Vc)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】

録音:2018年2月5&6日、2017年10月9&10日* WDRフンクハウス(ケルン)【WDR 共同制作】
ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラ、ケルンWDRSO。同団のメンバーで構成されたケルンWDRSOチェンバー・プレーヤーズです。 ブラームスの弦楽五重奏曲集(PTC 5186663)に続く第2弾はブラームスの弦楽六重奏曲集です。 ブラームスは2つの弦楽六重奏曲をのこしております。若々しさと情熱にあふれ、新鮮で色彩豊かな第1番と繊細でブラームスの芸術的な個性が浮かび上がった 第2番。「弦楽六重奏」という編成のあらゆる作品の中で一際輝くこの2曲を名手が揃ったケルンWDRSOのメンバーが実に見事な演奏を披露しております。 (Ki)

Capriccio
C-5369(1CD)
NX-B05
カプースチン(1937-):サクソフォンのための作品集
サクソフォン四重奏とピアノのための五重奏曲 Op.89a(C.エンツェルによるピアノ五重奏 Op.89からの編)
4台のサクソフォンのための四重奏曲 Op.88a(C.エンツェルによる弦楽四重奏曲 Op.88からの編)
アルト・サクソフォンとチェロのための二重奏曲 Op.99
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)
ペーター・ブルーンス(Vc)
クレール=オプスキュール・サクソフォン四重奏団【ヤン・シュルター=ブネルト(ソプラノSax)、マイケ・クルマン(アルトSax)、クリストフ・エンツェル(アルトSax), (テナーSax)、カティー・ヴァーグナー(バリトンSax)】

録音:2017年5月15-18日、2018年3月22日 ベルリン、イエス・キリスト教会
1930年代からソビエト連邦でビッグバンドの一員としてジャズを演奏、アレンジしていたカプースチンですが、彼が興 味を抱いていたのは「クラシック音楽」であり、ジャズのイディオムを取り入れることで、次々と新たなスタイルが生まれ、 このジャズ風のクラシック作品は現在世界中で高い人気を誇っています。このアルバムにはサクソフォンを効果的に用 いた3つの作品を収録。2つの編曲作品は、どちらもカプースチンが認めたという出来栄えであり、素晴らしいアンサン ブルで高く評価されるクレール=オプスキュール・サクソフォン四重奏団の闊達な演奏でお楽しみいただけます。また 五重奏曲には、ロシア近代作品の見事な解釈で知られるピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナが参加、二重奏では 名手ペーター・ブルーンスがチェロを弾くなど、素晴らしいゲストにも注目です。

METIER
MSV-28595(1CD)
NX-B07
アルチョーモフ、グバイドゥーリナ、ススリン:即興演奏集
Archipelagos of Sounds in the Ocean of Time
時の海の音によるアーキペラゴス
Dolcissimo  ドルチシッシモ*
Death Valley デス・ヴァレー#
アストレア・アンサンブル
ヴェチェスラーフ・アルチョーモフ&マイルズ・アンダーソン
【アストレア・アンサンブルのメンバー】
ヴェチェスラーフ・アルチョーモフ(1940-)
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-)
ヴィクトル・ススリン(1942-2012)

録音:1977年 Mossovet Theatre, Moscow
1980年 Gogol Theatre, Moscow*
1988年 Encinitas Studio, California#
リマスター:1993年
現代ロシアを代表する3人の作曲家、アルチョーモフ、グバイドゥーリナ、ススリンが、自分たちの作品や、南コーカサス地域(ア ゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア)と中央アジアの楽器を用いて即興演奏を行うために1975年に結成した「アストレア・ アンサンブル」。最初の2曲は、1977年と80年にロシアで録音されたもの。3人の作曲家がドゥドゥク(ダブルリードの木管楽 器)、サラムリ(リコーダーに似たジョージアの笛)、タール(長いネックのリュート属の楽器)、マンドリンや様々な種類のドラムや ベルを演奏、ユニークな響きを楽しめます。3曲目は、卓越した技術をもつアメリカのトロンボーン奏者、マイルズ・アンダーソン とアルチョーモフのコラボによるカリフォルニアのスタジオ登場するドイツ語の愛の詩のテキストは、最後のロシア皇 帝、ニコライ2世の日記からとられたもので、少しだけエレクトロニックな処理が施されています。 この貴重な録音はこれまでロシアのみで発売されてきましたが、今回初めて世界発売となります。

DIVINE ART
DDA-25158(1CD)
NX-B07
イギリスのピアノ三重奏曲集
ロザリンド・エリコット (1857-1924):ピアノ三重奏曲 第1番 ト長調
コールリッジ・テイラー (1875-1912):ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲ホ短調
ラトランド・ボートン(1878-1960):ケルティック・プレリュード: ザ・ランド・オブ・ハーツ・デザイア
ジェームズ・クリフ・フォレスター (1860-1940):三重奏曲:フォーク・ソング・ファンタジー
ハリー・ウォルド・ワーナー(1874-1945):ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 Op.22
トリオ・アニマ・ムンディ【藤村健史(P)、ロシェル・ウゲッティ(Vn)、ノエラ・ヤン(Vc)】

録音:2017年12月9-10日
エルガーやディーリアスの影に隠れた、英国ロマン派の知られざる5人の作曲家によるピアノ三重奏曲に光を当てたアルバム。 エリコットは、ロイヤル・アカデミーで学んだ女性作曲家。デビューした1880年当時は管弦楽作品でかなりの成功を収めてい ました。コールリッジ・テイラーは、かのエルガーがある音楽祭より合唱曲の委嘱を受けた際、多忙過ぎたため自身の替わりと して「才能あふれる若者」として紹介した存在。ボートンは、ロスチャイルド家の支援を受け、スタンフォードに師事した作曲 家。このアルバムには、傾倒していたケルト神話にちなんだ作品が収録されています。フォレスターはオルガニストや合唱指揮 者として活躍しながら、印象派風の作品を残しています。ワーナーはヴィオラ奏者として有名で、ロンドンSQのメ ンバーでもありました。彼らの作品を、オーストラリアで活躍する藤村健史がピアノを担当する2008年に結成されたトリオ・ア ニマ・ムンディが演奏しています。
DIVINE ART
DDA-25197(1CD)
NX-B07
シューベルト:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」D.804
弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」D.810
フィッツウィリアムSQ(古楽器使用)
【ルーシー・ラッセル(Vn)、マルクス・バーチャム・スティーヴンス(Vn)、アラン・ジョージ(Va)、サリー・ペンドルバリー(Vc)】

録音:2018年7月15-18日
50年の歴史を誇るフィッツウィリアムSQによるシューベルトの後期弦楽四重奏集です。彼らが取り上げているの は、1824年、晩年のシューベルトが病に侵されながら書き上げた「ロザムンデ」と「死と乙女」。どちらの曲も、死に魅せられた 人間の緊張感や不安感と、時たま訪れる安息が描かれた名作です。この演奏には、ガット弦使用の古楽器が用いられて おり、シューベルト時代の響きを反映した正統的、かつ堂々とした表現が見事です。 フィッツウィリアムSQは、1968年にイギリスで結成されたアンサンブル。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲ツィクル スが作曲家本人に認められ、後にそれをDECCAレーベルでセッション録音し、高い評価を得ました。メンバーの交代はある ものの、創立50周年を迎えた今も、変わらずイギリスを中心に活動を続けています。
DIVINE ART
DDA-25199(1CD)
NX-B07
MISTRAL ミストラル 〜ジョナサン・エストルンド(1975-)の音楽
ヴァイオリン協奏曲
アクアレル*
モルフェウス・メタモルフォーセス
パガニーニ・ファンタジア
忘れられた庭
海の伝説/サガ
ノクトゥリーナ- Ethereal Night's Ascendance
トーマス・ビアード(Vc)
エフゲニー・ブラフマン(P)
レイチェル・エリザベート・コーエン(Fl)
フェリックス・フォスター(Hrn)
ナタリー・グラインズ(P)
ミリアム・ハイドバー=ディキンソン(Fl)
オリヴィエ・ユベール=ブシャール(P)
クリスティーネ・エリザベス・ホーニング(Cl)
ナタリア・コヴァレフスカヤ(Vn)
アンドレアス・ラーケ(Vn)
シドニー・リンク(Va)
ウラディミール・ポドゴレツキー(指)
ベルグスラーゲン室内フィルハーモニック・アンサンブル
モスクワ・ボウタイ・オーケストラ
混声cho

録音:2019年3-5月、2005年6月ライヴ*
スウェーデン出身、ロンドンを経て、近年ルーマニアに拠点を移した作曲家、エストルンドの作品集。若い頃から音楽 を志し、スウェーデンの大学でヤン・サンドストレムらに師事。これまでに100曲近くの作品を書き上げています。この アルバムには前作「ルナリス」(DDA-21226)と同様に、彼の作品の特徴である“謎めいた美しさ”や自然への憧 憬、詩的な世界観を持つ多彩な作品を収録。ヨーロッパの若き演奏家たちが、見事な表現力で耳を傾けずにはい られない音楽に仕上げています。アルバム・タイトルの「ミストラル」は、フランス南東部に吹く強い風を意味し、タイト ル通り、聴き手を美しい音で包みこみ、予想外の緊張感をもたらす瞬間を交えながら、永遠の宇宙の神秘へと誘い ます。
DIVINE ART
DDA-25194(2CD)
NX-C04
Prevailing Wind プリヴェイリング・ウィンズ(勢いのある風)〜ロビン・スティーヴンス(1958-):管楽作品集
【CD1】
1.大洋のララバイ(オーボエ&ピアノ)
2.演奏会用ロンド(リコーダー&ピアノ編)
3.ジリアンのためのシシリエンヌ(クラリネット&ピアノ)
4.勇敢な新しい世界よ(フルート&チェロ)
5-7.3つのエピグラム(ファゴット&ピアノ)
I. Foreboding/II. Gentle Lament/III. Clockwork Toy
8.兵士の祈り(ホルン&ピアノ)
9.スコットランドの主題による反映(独奏オーボエ)
10.パンドラの箱(リコーダー、ファゴット&チェロ)
11.12音の主題による変奏曲(クラリネット&ピアノ)
12.音と静寂(独奏フルート/アルト・フルート)
【CD2】
1.エコセーズ組曲-ジグ(リコーダーとギター編)
2.ピエロのワルツ(独奏ファゴット)
3.悲しみのポートレイト(ホルン&ピアノ)
4.タンジェントにて(トレブル・リコーダー&チェロ)
5.クラリネッティッシモ!(独奏クラリネット)
6.エコセーズ組曲-子守歌(フルート&ギター)
7.演奏会用ロンド(オーボエ&ピアノ)
8.黙想(バス・リコーダー&チェロ)
9.コケット(独奏フルート)
10.不安な対話(クラリネット&ピアノ)
11.いくつかの会話(独奏オーボエ)
12.さえぎられたワルツ(リコーダー&ピアノ編)
12.スイート・スフレ(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン&ファゴット)
リチャード・シンプソン(Ob)
ヘレン・ペラー(Fg)
セーラ・ミラー(Fl)
ジョン・ターナー(リコーダー)
ジョン・ブラッドベリー(Cl)
デヴィッド・ジョーンズ(P)
ジャネット・シンプソン(P)
ロビン・スティーヴンス(P、チェロ、ギター)

録音:2019年2月27,28日
全て世界初録音
1958年、イギリスのウェールズで生まれた作曲家ロビン・スティーヴンス。幼い頃から聖歌隊で歌うとともにピアノを学 習、大学ではチェロと音楽学を専攻し、20代から教会の音楽監督をするかたわら、作曲に励みました。イギリス国 内で高い人気を誇っていますが、未だ世界の音楽界では知られることのない存在です。 このアルバムは管楽器のための作品集。楽しげで聴きやすい作品から、高度な技術を要する難曲、暗く深淵な楽 曲まで、各々の楽器の魅力を存分に引き出す作品が並んでいます。演奏は、BBCフィルの首席オーボエ奏者リ チャード・シンプソンや、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックのリコーダー奏者ジョン・ターナー、もとハレO の首席鍵盤奏者のジャネット・シンプソンなどイギリスの名手たちが担当。作曲家自身もピアノ、チェロとギターの3種 類の楽器で演奏に参加し、作品の魅力を伝えています。

Linn
CKD-621(1CD)
NX-B09
R・シュトラウスとウィーンのトランペット〜ウィーンにまつわる作品のトランペットとピアノのための編曲集
R.シュトラウス:ソナタ (トーマス・エーラーとフリーマン=アットウッドによる創造)
ヨハン・ヨゼフ・フックス(ティモシー・ジョーンズ編):ソナタ (K.347、K.367 より)
シューベルト(フリーマン=アットウッド編):ソナタ ト短調 D.408 (原曲:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番)
ブルックナー:アヴェ・マリア III
ツェムリンスキー:乙女の歌 〜『メーテルリンクの詩による6つの歌曲』 Op.13 より第3曲
マーラー:原光 〜『子供の不思議な角笛』より 第11曲
ウェーベルン(フリーマン=アットウッド編):2つの小品より第1曲 ト長調 Langsam (原曲:チェロとピアノのための)
ベートーヴェン(ティモシー・ジョーンズ編):「ゴット・セイヴ・ザ・キング」により7つの変奏曲 WoO78
ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp)
チャン・ウォン(P)

録音:2019年1月、4月 ブリストル聖ジョージ教会、UK
ヴァイオリンのレイチェル・ポッジャーなどを手掛けた名音楽プロデューサーであり、2008年から英国王立 音楽院の学長も務めるトランペット奏者フリーマン=アットウッドによる、トランペットとピアノのためのレパー トリー集。これまで仮面劇(ルネサンスからバロックまで作品集)、バッハ、フォーレ、ロマン派などのテーマで リリースされてきましたが、今回はウィーンにまつわる作品集となっています。 中でも、R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを元に新たに創造された「ソナタ」に注目。彼がトラン ペット・ソナタを残していたらこうなっただろうという、たいへん聴き応えのある作品に仕上がっています。

TOCCATA
TOCC-536(1CD)
NX-B03
リヒャルト・シュテール(1874-1967):室内楽作品集 第4集
組曲-フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための Op.76(1942)
弦楽四重奏曲 第2番変ホ長調 Op.86(1942)
弦楽四重奏曲 第3番イ短調 Op.92(1943)
第2楽章:セレナード:Andante sostenuto, ma grazioso
シュテファン・コッホ(Vc)
コノール・ネルソン(Fl)
ヴェルダ・ケリー(Vn)
プリシラ・ジョンソン(Vn)
ユディト・テースドレ(Vn)
スーザン・シュライバー(Va)
マリー・シチリアーノ(P)

録音:2014年10月23日,11月11日,2015年3月18日,5月4日、2016年5月10日、2019年2月14,15日,3月25日
世界初録音
リヒャルト・シュテールは、同時期に活躍したコルンゴルトやシェーンベルクと同じく、ナチスの迫害により祖国を追われ、アメリカに 亡命した作曲家。ウィーン音楽院ではローベルト・フックスに作曲を学び、アカデミーの劇場でコレペティートルを務めながら、音 楽理論、作曲、音楽史の教師となり、室内楽の指導も始め、1915年には引退したフックスの後任として教授に昇格。順風 満帆の生活を送っていましたが、1938年には音楽院を追われ、アメリカへと移住します。しかし不自由な生活の中でも彼は 作曲を続け、93年という長い生涯を全うし7つの交響曲をはじめ、室内楽、歌曲、合唱曲、ピアノ曲などの膨大な作品を残 しました。このアルバムに収録された3曲は、アメリカに移住してからの作品ですが、生活の不安を感じさせることのない、旋律に あふれた想像力豊かな楽想に満たされています。なかでも穏やかな「セレナード」の美しさが印象的です。
TOCCATA
TOCC-0499(1CD)
NX-B03
スティーヴン・ドッジソン(1924-2013):室内楽作品集 第5集〜管楽器のための音楽 第2集
木管とピアノのための五重奏曲(1958)
セレナード-オーボエ、クラリネットとファゴットのための(1959)
クラリネットとピアノのための「ベアマンの宝物」- ウェーバーの主題による序奏と6つの変奏曲(1986)
ベアマン-続編(1995)
組曲-木管五重奏のための(1965)
二重奏曲-ホルンとハープのための(2004)
プロムナード II-木管五重奏のための(1988)
マニャール・アンサンブル【スザンナ・クレメンツ(Fl)、シバタ・マナ(Ob)、ヨーゼフ・シナー(Cl)、カトリオーナ・マクダーミド(Fg)、ジョナサン・ファレイ(Hrn)、スリング・キング(P)、オリヴィア・ジャグアーズ(Hp)】

録音:2017年8月1-3日,5-7日
世界初録音
ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドッジソンの室内楽作品集。この第5作目は木管楽器を主体とした作品集 で、この編成では第1集(TOCC-453)に続く2枚目のアルバムとなります。ホルンとハープという珍しい組み合わせの二 重奏曲をはじめ、ウェーバーの旋律が自由自在に発展する「ベアマンの宝物」、プーランクの洒脱さを兼ね備えた「木管 とピアノのための五重奏曲」など、バロック風の端正な曲や、濃密な曲などヴァラエティ豊かな作品が並んでいます。
TOCCATA
TOCC-0538(1CD)
NX-B03
ピーター・ディキンスン(1934-):独奏と室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ(1961)
独奏ヴァイオリンのための「エア」(1959)
独奏ヴァイオリンのための「メタモルフォシス」(1955/1971改訂)
弦楽四重奏曲 第1番(1958)
独奏ヴァイオリンのための幻想曲(1959)
ヴァイオリンとピアノのための「ユニコーンの子守歌」(1967)
弦楽四重奏曲 第2番(1976)
独奏ヴァイオリンのための「クインテットの旋律」(1956)
ヴァイオリンとピアノのための「トランクィッロ」(1986/2018改訂)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
ロデリック・チャドウィック(P)
クロイツァーSQ

録音:2017年7月27日、2019年1月16日 、2019年3月26日
世界初録音
数十年に渡り、英国の音楽界の重鎮として君臨するピーター・ディキンスン。作品によってスタイルを変貌させることで 知られ、オルガン曲ではまるでバロック期の作品のようなスタイルを用いてみたり、「ヨハネの黙示録のためのミサ曲」では 鳴り響く不協和音の中から悲痛な叫びが聞こえてくるといったリアリティのある作品を書いています。このアルバムでも、 例えば、ヴァイオリンが激しく自在に動き回る「ヴァイオリン・ソナタ」と繊細で抒情的な「エア」の雰囲気の違いの大きさに 驚くことでしょう。このアルバムは、作曲家と演奏者が緊密に協力した上で録音されました。
TOCCATA
TOCC-0207(1CD)
NX-B03
ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988):室内楽全集 第1集
弦楽四重奏曲 第1番ニ短調 Op.4(1945)
弦楽四重奏曲 第2番Op.27(1957)
弦楽六重奏曲 Op.65(1986)*
ロペス・グラサQ【ルイス・パチェコ・クニャ(Vn)、マリア・ホセ・ラジーニャ(Vn)、イサベル・ピメンテル(Va)、カトリーヌ・ストリンクス(Vc)】
レオノール・ブラガ・サントス(Va)*
イレーネ・リマ(Vc)*

録音:2017年11月1-3日,2018年4月4-6日
世界初録音
ジョリー(ジョリ)・ブラガ・サントスは20世紀ポルトガルにおける最も重要な作曲家の一人。初期の作品はロマン派の様式に 拠っていますが、1960年頃を境に作風が変化、半音階主義と民族音楽を巧みに取り入れるようになり、一時期はイギリス の作曲家、ヴォーン・ウィリアムズやモーランから影響を受けた色彩豊かな作品を書き上げています。この第1集では1945 年、ブラガ・サントス21歳の時に書かれた弦楽四重奏曲第1番、1986年作曲の弦楽六重奏曲まで、およそ40年の間に 書かれた3つの作品を聴くことができ、ブラガ・サントスの様々な作風を味わえます。中でも、弦楽四重奏曲第2番、第2楽 章で聴かれる息の長い旋律は強く印象に残ります。

ARCANA
A-468(1CD)
『海から来たレディ――ヴァイオリンとチェロによる二重奏、18世紀から21世紀へ』
ヴィヴァルディ:エイボイン卿の歓待、またの名をカンバーノールド荘
ヴィヴァルディ:第2ソナタ・ダ・カメラ ト長調 RV 71
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962〜):パンの歌 〜連作『スーツケース』より
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704〜1778):二つのチェロまたはヴァイオリンとチェロのための第1ソナタ
レインホリト・グリエール(1875〜1956):間奏曲 第5番〜『八つの小品』作品39より
ジャン=バティスト・ブレヴァル(1753〜1823):第4二重奏曲
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962〜):死ぬのか、それとも殺されるのか 〜『マケドニアの歌』より
フランチェスコ・バルサンティ(1690〜1770):麗しのマレイ伯
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697〜1763):ヴァイオリンとチェロのための第3リチェルカータ I 202
ダミアーノ・ダンティ(1970〜):アダージョ・モルト
ジャン=バティスト・ブレヴァル(1753〜1823):第3二重奏曲
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704〜1778):二つのチェロまたはヴァイオリンとチェロのための第2ソナタ
レインホリト・グリエール(1875〜1956)間奏曲 第6番〜『八つの小品』作品39より
フランチェスコ・バルサンティ(1690〜1770):カニーデンのエニシダは知っている
カルロ・テッサリーニ(1690頃〜1766):ヴァイオリンとチェロのための第2の誘惑
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962〜):レディー・ローレン号 〜連作『スーツケース』より
キアーラ・ザニージ(Vn)
使用楽器:ナポリのヨーゼフ・ガリアーノ1761年製オリジナル
弓:ロルフ・アシュミード(バロック仕様)、グイード・デ・ヴェッキ(古典派仕様)、ジョヴァンニ・ルッキ(現代仕様)
ジョヴァンニ・ソッリマ(Vc)
使用楽器:クレモナのフランチェスコ・ルッジェーリ1679年製オリジナル
弓:ロルフ・アシュミード(バロック仕様)、アンドレアス・グリュッター(古典派仕様)、ジャック・プーロ(現代仕様)

録音:2019年3月18〜21日コルタッチア文化館(イタリア北部ボルツァーノ地方)
2019年の来日でも大きな話題を呼んだイタリアのチェロ奏者=作曲家ジョヴァンニ・ソッリマ。弦楽器の機能を知り尽くしたうえで繰り出され る音は精悍にして妖艶、時に異国情緒をはらみつつもクラシカルな端正さを失わず、多方面にわたるリスナーを魅了してきました。バロック楽 器へのまなざしも熱い21世紀型のプレイヤーとしても独特の存在感をあらわしつつあるソッリマが今回、イル・ジャルディーノ・アルモニコやラ・ ディヴィナ・アルモニアなどイタリア最前線の古楽器グループであざやかな活躍をみせてきたバロック・ヴァイオリン奏者キアーラ・ザニージとタッグを 組み、ヴァイオリンとチェロでバロック・古典・近現代をまたぐ痛快なアルバムを世に問います。 アルバムタイトルの「海から来たレディ」とは彼らも乗船する一艘の外洋艇、レディ・ローレンのこと。さまざまな事情を抱えた人々と船上生活を ともにする彼らのプログラムから生まれた今回のアルバムには、チェンバロなどを伴わずチェロだけが低音部を支えるバロック後期特有の新技法 にもとづく曲が多数含まれていながら、時に古典派のブレヴァルや近代ロシアの名匠グリエール、そしてソッリマ自身の新作も織り交ぜた厳選 選曲。18世紀作品では弓を持ち替え、作品の様式に合った古楽奏法も繰り出しながら、デュオとしてはやや珍しいこの編成ならではの音 楽美を縦横無尽に堪能させてくれます。ピリオド奏法がもはや大前提として存在する21世紀ならではの室内楽の形、聴き逃せない欧州音 楽の最前線です。

B RECORDS
LBM-023(1CD)
ブラームス:室内楽作品全集 第5集
ヴィオラとピアノのためのソナタ集
ヴィオラ・ソナタ 第1番Op.120 No.1
ヴィオラ・ソナタ 第2番Op.120 No.2
2つの歌 Op.91-歌とヴィオラ、ピアノのための
リーズ・ベルトー(Va)
サラ・ローラン(C.A)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年2月22,25日,9月18日
エリック・ル・サージュが取り組むブラームスの室内楽全集シリーズ、第5集にはヴィオラ・ソナタと同じくヴィオラが活躍する 「2つの歌」を収録。創作活動を中断していた晩年のブラームスが、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに出 会ったことで、再び作曲意欲を燃やし書き上げた一連のクラリネット作品は、どれも珠玉の名作です。中でもブラームス 最後のソナタ作品となった1894年の「2つのクラリネット・ソナタ」はブラームス自身の手によってヴィオラ版に編曲され、 現在ではクラリネット版、ヴィオラ版のどちらも愛奏されています。「2つの歌」は第2番「聖なる子守歌」が1863-64年、 第1番「秘めたるあこがれ」が1884年に書かれた曲。編成にアルトとヴィオラが指定された、いかにもブラームス好みの渋 く美しい作品です。今作では若き名手リーズ・ベルトーがヴィオラを担当、味わい深い音色でしみじみとした旋律を奏で ています。歌曲ではFuga Liberaレーベルからアルバムをリリースするサラ・ローランが参加、3人の響きが溶け合う瞬間 をお楽しみください。
B RECORDS
LBM-024(1CD)
魂の歌
オリヴィエ・グレフ(1950-2000):魂の歌(1979-1995)
 パリの遊歩道(1996)-2人の歌手とピアノのための
ティエリー・エスケシュ(1965-):D'UNE DOULEUR MUETTE(2001)-歌、チェロとピアノのための
マリー=ロール・ガルニエ(S)
クレマンティーヌ・デクチュール (S)
パコ・ガルシア(T)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
フィリップ・アタ(P)

録音:2019年7月31日,8月7,9日
2020年は、フランスの近代作曲家オリヴィエ・グレフの没後20周年。ルチアーノ・ベリオに師事しながらも決して前衛的 な作風を採用することはなく、詩的な作品を350作以上も書き続けたグレフ。活動初期には認められなかった彼の作 品が評価され始めたのは、1990年以降のことであり、中でも1992年に作曲されたチェロとピアノのための「ソナタ・ド・レ クイエム」はいくつかの録音により広く親しまれています。このアルバムには、1979年から1995年に渡って構想された歌 曲集「魂の歌」を中心に、同じくグレフの「パリの遊歩道」と、1965年生まれのエスケシュの作品を収録。抒情的で豊か なハーモニーを持つこれらの曲を、名手アタの伴奏のもと若く優れた歌手たちが歌います。

Solo Musica
SM-332(1CD)
NX-B03
シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20*
ヘンシェルSQ
ゲロルト・フーバー(P)
アレクサンドラ・ヘングステベック(Cb)
ディオジェネスSQ*
ドイツの正統派アンサンブル、ヘンシェルSQの25年にわたる活動を象徴する2つの作品を収録したアルバ ム。創設者であるミュンヘン出身のヘンシェル姉弟、そしてデンマーク王立アカデミー出身のチェリスト、バイヤー=カルツ ホイ。ここでは、彼らと親交の深いピアノのフーバーとコントラバスのヘングステベックを迎えて、シューベルトの「鱒」を演奏 しています。カップリングは16歳のメンデルスゾーンによる瑞々しく完成度の高い弦楽八重奏曲。ヘンシェル弦楽四重奏 団は、これまでにもこの八重奏曲をアマデウスSQや、日本の「澤クヮルテット」と演奏していますが、ここでは ミュンヘンを拠点とするディオジェネス四重奏団とのアンサンブル。2010年以来“若い音楽家を育てるプログラム”などで 共演を重ねており、息のあったアンサンブルを聴かせます。
Solo Musica
SM-320(2CD)
NX-C07
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 他
【CD1】
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
ゲオルク・カッツァー(1935-2019):B.へのポストスクリプトゥム(追記)1
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2
【CD2】
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
ゲオルク・カッツァー:B.へのポストスクリプトゥム(追記)2
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
ゲオルク・カッツァー:B.へのポストスクリプトゥム(追記)3
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
イェルク・ウルリヒ・クラー(Vc)
ベルンハルト・バルツ(P)

【CD1】
録音:2016年10月27,28日、2017年7月29,30日、2018年1月31日

【CD2】
録音:2017年7月31日-8月1日、2016年10月29,30日、2018年2月1-3日、 2018年1月30日、2018年2月2日
2020年、ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーに向けてのプロジェクト! 1976年ミュンヘン生まれのチェリスト、イェルク・ウルリヒ・クラーは、2015年からピアニスト、パルツとともにベートーヴェン のチェロ・ソナタ全曲演奏に取り組んできましたが「今現在、ベートーヴェンを表現するには、自分たちと同時代に生きる 作曲家と一緒に独自の表現に取り組まなくては」と、ドイツの現代作曲家、ゲオルク・カッツァーに“ベートーヴェンと21世 紀の現在をつなぐ架け橋”としての作品をオファー。2017年からはそのカッツァーの新作“B.へのポストスクリプトゥム”も交 え、コンサートで演奏を重ねています。残念ながらカッツァーは2019年5月にこの世を去りましたが、彼の作品を併せた ことで、21世紀のベートーヴェンの新しいイメージを体感できるアルバムとなっています。

CEDILLE
CDR-90000190(1CD)
NX-B04
スペインとイタリアの想い出
テデスコ=カステルヌオーヴォ:ギター五重奏曲Op.143
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲ニ長調RV93(E.プホールによるギター四重奏編)
トゥリーナ:闘牛士の弔辞Op.34 (弦楽四重奏版)
ボッケリーニ:ギター五重奏曲 ニ長調 G.448
シャロン・イズビン(G)
パシフィカSQ

録音:2019年1月19-21日
グラミー賞受賞者であるパシフィカSQと、世界的ギタリスト、シャロン・イズビンの共演! 弦楽四重奏とギターという珍しい組み合わせによる、スペインとイタリアの作曲家による作品集。 ほとんど耳にすることのない秘曲、カステルヌオーヴォ=テデスコのギター五重奏曲は、セゴビアのために書かれた、非常に 高い技巧が要求される難曲。ヴィヴァルディのリュート協奏曲ニ長調RV93は、ここではプホールの編曲による「ギター協 奏曲」として演奏されており、瞑想的な第2楽章(ラルゴ)での、イズビン独自の極上な装飾音が印象的です。ボッケリー ニの五重奏曲は、18世紀ウィーンの古典的なスタイルにフラメンコ風の趣きが加わった作品。そしてトゥリーナの「闘牛 士の弔辞」からはプライベートで静かな祈りが聞こえてきます。

Gramola
GRAM-99028(1CD)
グレン・グールド/フリードリヒ・グルダ
弦楽四重奏曲集

グレン・グールド(1932-1982):弦楽四重奏曲(1955)
フリードリヒ・グルダ(1930-2000):弦楽四重奏のための音楽 嬰ヘ短調
アーツィエスQ【ベンヤミン・ツィールフォーゲル(Vn1)、ラファエル・カスプリアン(Vn2)、ヨーゼフ・ビザーク(Va)、ジーモン・シェルネッガー(Va)、トーマス・ヴィースフレッカー(Vc)】

録音:2015年3月17-20日、2016年9月7-9日
20世紀後半を代表する2人のピアニスト、グレン・グールトとフリードリヒ・グルダ。彼らはほぼ同年代であり、世界的な名 声を獲得してからは様々な理由で聴衆をエキセントリックに刺激しました。10代の頃のグルダはヨーゼフ・マルクスのもとで 作曲を学びロマン派の作風を身に着けており、かたやグールドはウィーン楽派の作風に傾倒していました。グールドがピア ニストとしてキャリアを始た初期の1955年に作曲した「弦楽四重奏曲」は、まさにシェーンベルク風の濃厚な雰囲気を持 つ大作。当時の彼の内面を表しているといわれる情感溢れる作品ですが、グールドは以降、ほとんど作曲に手を染めるこ とはありませんでした。1951年に作曲されたグルダの弦楽四重奏曲もロマン派の表現に拠るものですが、彼は以降も 様々な作品を世に送り出し、作曲家としての独自の作風を創り上げていきました。もし彼らがピアニストにならなかったら …そんな思いに捉われるユニークな1枚です。
Gramola
GRAM-99197(1CD)
マイセダー(1789-1863):室内楽作品集 第6集
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.34(1820)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ホ短調 Op.42(1823)
ピアノ三重奏曲 第2番変イ長調 Op.52(1834)
ライムンド・リシー(Vn)
マリア・グリュン(Vc)
スレブラ・ゲレヴァ(P…Steinway D)

録音:2018年1月29,30日、2019年3月21,24日、2019年3月31日,4月7日
世界初録音
Gramolaレーベルが力を注ぐ作曲家ヨーゼフ・マイセダー。彼の室内楽作品集の第6集となるこのアルバムはマイセダー の2曲のピアノ三重奏曲とヴァイオリン・ソナタ第2番という組み合わせです。もともとヴァイオリンの名手であったマイセダー は、ハイドンやベートーヴェン、シューベルトの指揮のもとで演奏した経験を持ち、印象的なヴァイオリン作品を数多く残し ています。彼の作品は900作以上も出版されましたが、現在ではほとんど演奏されることがなく、それを残念に思った ウィーン・フィルのヴァイオリニスト、ライムント・リシーが中心となりマイセダーの全作品の録音に踏み切ったというものです。 作品はどことなくシューベルトを思わせますが、やはりヴァイオリンの使い方が技巧的で、ひときわ目立つ役回りが与えられ ています。
Gramola
GRAM-99201(1CD)
フルート・ソナタ集
カール・ライネッケ(1824-1910):フルート・ソナタ「ウンディーネ」Op.167
オタール・タクタキシヴィリ(1924-1989):フルート・ソナタ
プロコフィエフ:フルート・ソナタ Op.94
テモ・ハルシラーゼ(Fl)
ケテヴァン・セパシヴィリ(P)

録音:2019年2月15-18日
ジョージア(旧グルジア)生まれの若いフルート奏者テモ・ハルシラーゼは、初期の音楽教育を地元のトビリシで受けた 後、ウィーン国立音楽大学に留学。優秀な成績を収めた後、国際的な活躍を始め、数々のコンサートホールで演奏し 高く評価されています。このアルバムでは、同じくジョージア出身のピアニスト、ケテヴァン・セパシヴィリとともに、フルート・ソ ナタの名曲として知られ古典的な美しさを誇るライネッケ、近代的な和声と躍動感に満ちたプロコフィエフ、親しみ易く民 族色豊かな旋律を持つ、ジョージアにおける最も重要な作曲家の一人タクタキシヴィリの3曲のソナタを堂々と演奏して います。
Gramola
GRAM-99050(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 「クロイツェル」 Op.47
.ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年4月27-28日
Gramolaレーベルを代表するヴァイオリニスト、イルンベルガーによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。ピアノ伴奏 はOEHMSレーベルから「ソナタ全集」をリリース、ベートーヴェン演奏に定評のあるヴェテラン、ミヒャエル・コルステイックで、 2人のスペシャリストが10曲のソナタを極上の演奏で聴かせます。 第1集は最後のソナタ「第10番」と、名作「クロイツェル・ソナタ」の組み合わせ。緊張感に満ちた「クロイツェル」と穏やかで 美しい第10番の対比も聴きどころです。高音質の録音によるヴァイオリンの艶やかな美しい音色もお楽しみいただけま す。
Gramola
GRAM-99051(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第2集
ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 Op.30, No.3
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12, No.1
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.12, No.2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12, No.3
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年5月18-20日
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。第2集では初期の3つのソナタと、快活で明 るい第8番の組み合わせ。第1番から第3番のソナタは、モーツァルトを思わせる端正な作風の中にも、ベートーヴェンらし い独創的な部分が見える興味深い作品です。ここでもイルンベルガーは美しい音を存分に聴かせ、ベートーヴェン作品の 華やかな面をじっくり見せています。また、コルスティックのピアノも素晴らしく、最初に置かれた第8番の冒頭での渦巻くよ うなエネルギーの発散が聴きどころ。
Gramola
GRAM-99052(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第3集
ヴァイオリン・ソナタ 第4番イ短調 Op.23
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の
「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲 ヘ長調 WoO 40
ヴァイオリン・ソナタ 第5番ヘ長調「春」 Op.24
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年6月28-29日
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集、第3集は激しい曲調を持つ「第4番」とベー トーヴェンの全ての作品の中でもとびきりの明るさと愛らしさを持つ「第5番」の組み合わせ。ベートーヴェンはしばしば、隣 り合う番号に対照的な曲調を持つ作品を置くことで知られていますが、この2曲も全くその通りであり、イルンベルガーとコ ルスティックは曲間に楽しく技巧的な変奏曲を挟さむことで、聴き手の気分を上手く変えることに成功しています。第5番 「春」ではヴァイオリン、ピアノともに伸びやかな旋律をたっぷり聴かせます。
Gramola
GRAM-99053(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第4集
ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 Op.30,No.1
ロンド ト長調 WoO 41
6つのドイツ舞曲 WoO 42
ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 Op.30,No.2
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年11月6-8日
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の最後を飾るのは、比較的耳にする機会の 少ない「第6番」と「第7番」の組み合わせ。落ち着いた風情を持つ第6番は、ゆったりとした第2楽章が魅力的な作品。 第3楽章は変奏曲形式になっており、ヴァイオリン、ピアノともども聴かせどころがたっぷり。かたや第7番はベートーヴェンに とって大切な調性である「ハ短調」で書かれており、冒頭から不穏な雰囲気が漂う力作。この曲も第2楽章の美しさが特 徴であり、ピアノの前奏に導かれるヴァイオリンのひそやかなメロディをイルンベルガーは丁寧に歌いあげています。このアル バムでも、メインの2曲の間に小品を挟むことで全体の緊張感を和らげています。
Gramola
GRAM-98993(2CD)
X-C05
バッハ:フルート・ソナタ集
フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033
フルート・ソナタ ト短調 BWV1020(伝:C.P.E.バッハのH.542.5)
11-13.フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031
フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
フルート・ソナタ ホ長調 BWV1035
フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
グジェゴシ・チモシュコ(Fl)
リチャード・フラー(Cemb)

録音:2013年7月23-26日
バッハの「フルート・ソナタ」は全7曲あるとされていますが、そのうちの約半数は偽作とされており、中でもBWV1020は息 子カール・フィリップ・エマニュエルの作品であろうと推測されていますが、現在でもその真偽は不明です。しかし、どの曲も 時代の様式を踏まえ、丁寧に作られた名曲であることは間違いありません。ここで演奏しているチモシュコはワルシャワ国 立音楽院でフルートを学び、ポーランド室内Oのソロ・フルート奏者を務めていた名手。彼の妻はピアニストの岡 田佳子で、2人でポーランド音楽界の発展に寄与しています。伴奏者フラーはウィーンを代表するチェンバロ奏者。バッハ やハイドン作品の他、プレイエルやヴァンハル作品の世界初演を行うなど、知られざるレパートリーの発掘にも尽力してい ます。
Gramola
GRAM--99109(1CD)
クラーサ、タンスマン、クシェネク作品集
ハンス・クラーサ(1899-1944):弦楽四重奏曲 Op.2
タンスマン(1897-1986):トリプティーク
クシェネク(1900-1991):弦楽四重奏曲 第5番Op.65
アダマスQ【クラウディア・シュヴァルツル(Vn1)、ローランド・ヘレット(Vn2)、アンナ・デカン(Va)/ヤコブ・ギスラー(Vc)】

録音:2015年12月5-8日
ウィーン音楽大学の学生たちによって2003年に結成されたアダマス四重奏団。“退廃音楽”を積極的に紹介することで 知られる彼らのGramolaレーベルへのデビュー作は、ハイドンとコルンゴルト、パヴェル・ハースを組み合わせた異色のプロ グラムでしたが、第2作でもクラーサとクシェネクの作品と、同時期にフランスとポーランドで活躍したタンスマンの作品を併 せて紹介しています。アルバムのメインとなるのは1921年、クラーサが22歳の時に作曲した「弦楽四重奏曲」。悲劇的 な雰囲気の中に、過去のチェコ作品やユーモアが巧妙に隠された完成度の高い作品です。他の2曲については、1930 年に作曲されたクシェネクの弦楽五重奏曲にも悲し気な雰囲気が漂いますが、同じく1930年に作曲されたタンスマンの 「トリプティーク」は驚くほど躍動的で、民謡を思わせる旋律もたっぷり使われています。激動の時代を体感させる1枚で
Gramola
GRAM-99132(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1集
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1, No.1
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 「幽霊」 Op.70, No.1
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38
トリオ・ヴァン・ベートーヴェン【クレメンス・ツァイリンガー(P)、ヴェレナ・シュトウルズ(Vn)、フランツ・オルトナー(Vc)】

録音:2016年9月29-31日
アンサンブル名に偉大なる作曲家の名を冠したドイツのピアノ・トリオ「トリオ・ヴァン・ベートーヴェン」。2011年に創設、ド イツの都市ヘルネで開催されたターゲ・デア・アルテン音楽祭でデビューを飾り、その後はヨーロッパ全域で演奏会を開催し ています。古典派を中心に、ロマン派、近現代まで幅広いレパートリーを持ちますが、やはりその中心はベートーヴェンの 作品で、時には他の奏者を交えてピアノ四重奏曲も演奏したり、「三重協奏曲」を演奏するなどベートーヴェンにかける 意気込みは他に類を見ません。
Gramola
GRAM-98981(1CD)
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20
ドヴォルザーク:チェコ組曲 Op.39(U=G.シェーファーによる八重奏編)
ヨーロピアン・チェンバー・プレイヤーズ

録音:2013年1月
クラウディオ・アバドが音楽監督を務めたことで知られる「EUユースO」で演奏経験のある奏者たちが一堂 に集結、ベートーヴェンの「七重奏曲」とドヴォルザークの「チェコ組曲」を演奏した1枚。伸びやかで流麗なベー トーヴェン、名クラリネット奏者シェーファーのアレンジで、管弦楽の重厚な響きがコンパクトな八重奏に置き換えら れたドヴォルザークと、各々の奏者たちの巧みな技巧が生きる素晴らしい演奏をお聴きいただけます。とりわけ、あ まり耳にする機会のないドヴォルザークの素朴で美しい旋律が聴きものです。
Gramola
GRAM-98756(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲 第15番イ短調 Op.132
フーゴー・ヴォルフQ【バン・ジェヒ(Vn1)、レジス・ブリンドルフ(Vn2)、ヴラディーミル・コスヤネンコ(Va)、フローリアン・ベルナー(Vc)】

録音:2000年4月,5月
1993年、オーストリア、韓国、ロシア、スイスの音楽家によって結成された「フーゴー・ヴォルフ四重奏団」。結成後まもな く、数多くの賞を獲得し、時々メンバーを替えながら25年以上のキャリアを誇っています。この2000年に録音されたベー トーヴェンの2曲の弦楽四重奏曲は、オーストリア内外で高い評判を取り、現在のメンバーたちも「我らの四重奏団を代 表する名盤」として大切にしているアルバムです。 ベートーヴェンの初期作品の中でも独創性が際立つ第4番、晩年の作品で、第3楽章の「リディア旋法」が神を讃える感 謝の歌とされる第15番。彼らは2つの作品に尊敬の念を込め、極めて真摯な演奏でベートーヴェンの想いを表現してい ます。

DACAPO
MAR-8.226183(1CD)
NX-B06
エミール・ハルトマン(1836-1898):室内楽作品集
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.5 (1865)
弦楽四重奏曲 イ短調 Op.14 (1872-75頃)
弦楽四重奏曲 ハ短調 Op.37
アンダンテとアレグロ イ短調〜ヴァイオリンとピアノのための Op.12?
エリザベス・ツォイテン・シュナイダー(Vn)
ニコラ・デュポン(Vn)
トニー・ニス(Va)
ユストゥス・グリム(Vc)
ダニエル・ブルメンタール(P)

録音:2018年12月3-8日
1836年、エミール・ハルトマンはデンマークの作曲家、ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマンの息子として芸術一家に生 まれました。幼少時から作曲を学びましたが、故郷デンマークでは父の影に隠れがちな存在で、留学先のドイツで活躍 の場を広げたようです。ハルトマン作品の多くは、楽譜も残っておらず、長い間忘れ去られていましたが、このアルバムで は、デンマークのヴァイオリニスト、エリザベス・ツォイテン・シュナイダーが、ハルトマンが得意とした室内楽に光を当て、ドイ ツとベルギーから精鋭音楽家を集めて録音、ハルトマンのロマンティックで美しく技巧的な作品を蘇らせました。ライナー ノーツにはシュナイダーのハルトマン作品への想いが綴られています。シュナイダーは、デンマークで生まれ1981年にデ ビュー。その後米国に留学し、様々な賞を受賞。デンマーク王立Oやデンマーク国立RSOの首席を 務め、現在はデンマーク音楽アカデミーで後進の指導にもあたっている名手です。

DB Productions
DBCD-188(1CD)
アマンダ・マイエル:作品集第3集
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ピアノ小品
 ピアノ三重奏曲 変ホ長調 (1873)
 3つの前奏曲 (1869)
 弦楽四重奏曲 イ長調 (1877)
 前奏曲 第5番ホ長調 (1869)
 聖ニコラの茶番(1880)
前奏曲(7曲) (1869)
シューマン:夕べの歌(マイエル編)
セシリア・シリアクス、ユリア・マリア・クレッツ (Vn)
カティ・レイティネン(Vc)
ベンクト・フォシュベリ、デイヴィッド・ファン (P)
ヨハンナ・ペルション(Va)

録音:2017年、2018年
世界初録音
スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、 ロマンティックな美しい作品を生み出しました。ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年 に結婚しています。dB Productions が力を入れているその作品集第3集にはダイナミックなピアノ三重奏曲や弦楽 四重奏曲など、いずれも世界初録音となる室内楽作品を収録。
DB Productions
DBCD-182(1CD)
アマンダ・マイエル:作品集第2集
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
 ヴァイオリンとピアノのための9つの小品
 4つの歌 (詩:C・D・アフ・ヴィルセーン)
ブラームス:湖上にて Op.106-2 (ヴァイオリンとピアノのための編)*
ザビーナ・ビショルト (S)
セシリア・シリアクス (Vn)
ベンクト・フォシュベリ (P)
*= アマンダ・マイエルが所持した18世紀のヴァイオリンにて演奏

録音:2017年6月
スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、 ロマンティックな美しい作品を生み出しました。ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年 に結婚しています。dB Productions が力を入れているその作品集第2集には、程よい技巧性と流れるようなメロ ディが魅力のヴァイオリンのための作品と、愛らしい歌曲を収録。最後にはマイエルが使用したヴァイオリンによる、友人 ブラームスの作品を収めています。

DB Productions
DBCD-187(1CD)
RE FORMATION
1-4.メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」
5.シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO23 より 第2楽章 (カデンツァ:ブリテン)
6.バッハ:『音楽の捧げもの』より 6声のリチェルカーレ (ウェーベルンによる管弦楽編)
7.アンドレア・タッローディ(1981-):「B、A、C、H」による夜想曲
8.ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ
9.ストラヴィンスキー:ラグタイム
10.ドビュッシー:舞曲 スティリー風タランテッラ (ラヴェルによる管弦楽編)
ダニエル・フランケル(Vn)…5
サミュエル・コッピン(Vc)…5
イルヴァ・ラースドッテル(Vn)…7
ジョン・アクセルソン(Tp)…8
トム・ポールソン(Tp)…8
サイモン・クロフォード=フィリップス((指)ピアノ)
ヴェステロース・シンフォニエッタ

録音:2018年4月
何かしら原曲があり、特徴的に編曲や引用が行われている作品を集めた興味深いアルバム。 ルターのコラールが引用された『宗教改革』やバッハの編曲から、ライン川へ入水直前のシュー マンが「天使に教えてもらった」と語った主題まで、一癖も二癖もある作品ばかりです。
DB Productions
DBCD-186(1CD)
現代スウェーデンの女流作曲家による室内楽
テボゴ・モンナクゴトラ(1972-):タイムクラフト
エンディングス
アンドレア・タッローディ(1981-):アンリ・ルソーの世界
カーリン・マルムレーヴ=フォシュリング(1916-2005):5つの俳句(炭太祇/松尾芭蕉/西山宗因/小林一茶/与謝蕪村)
ユルヴァ・スクーグ(1963-):クリスマス・ギフト
ステン・ハンソンの詩による組曲
ノスタルジア
元気?元気! Ca va? Ca va!
オーサ・カールベリ (Fl)
モッテン・ファルク (アコースティック・ギター)
イングリード・ファルク (S)
ペル・グロス (リコーダー)

録音:2017年11月
現代スウェーデンの女性作曲家による、フルートとギターを中心とした室内楽作品とソプラノを 加えた歌曲を収録しています。アルバムタイトルに表れているように、夢の中を思わせるような 不思議で美しい世界です。

2L
2L-148SACD
(1SACD)
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563(弦楽三重奏のための) トリオ・タウス【リヴ・ヒルデ・クロック(Vn)、イーダ・ブリューン(Va)、トールン・セーテル・スターヴセング(Vc)】

録音:2017年6月/ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
「モーツァルトは、1788年の夏、彼にとって最後となる3つの交響曲をおよそ3ヶ月で書いた後、もうひとつの巨大プロジェクトに取りかかった。交響曲の規模に匹敵 する弦楽のための三重奏曲。『ディヴェルティメント 変ホ長調』というどことなく気取らない曲名をもつこの空想的な作品でモーツァルトは、作曲家、卓越した職人、劇 作家としての彼の真髄をすべて明らかにしてみせた。およそ50分の演奏時間と壮大な線の戯れによる6楽章の音楽のため、それまでに作られた室内楽作品はみな影が 薄くなってしまった。だが、その偉大さは、モーツァルトの時代に認められていただろうか?」(ヴォルフガング・プラッゲのライナーノートから)。弦楽三重奏のためのモー ツァルトのこの作品は、近年、トリオ・ツィンマーマン(BIS SA 1817)のほか、ノルウェーのヘンニング・クラッゲルードと友人たちのトリオやトリオ・シリアクス=ペー ション=ライティネンといった北欧の音楽家による録音もリリースされました。この作品をデビューアルバムのプログラムに選んだ「トリオ・タウス」は、2016年2月、ノル ウェー室内Oのメンバーが結成したアンサンブルです。リヴ・ヒルデ・クロックのヴァイオリン、イーダ・ブリューンのヴィオラ、トールン・セーテル・スターヴセング のチェロ。クロックはオスロSQ、スターヴェサングはロンドン・オーロラ・オーケストラと現代音楽アンサンブル「チカーダ」でも演奏しています。J・S・バッハの 「ゴルトベルク変奏曲」とともに彼女たちがデビュー以来取り組んできた「ディヴェルティメント」。モッテン・リンドベルグ が制作と録音を担当してオスロのソフィエン ベルグ教会で録音されました (Ki)

Pro Musica
PPC 9080(1CD)
『ショロル─コミタスの音楽』
コミタス(1869-1935):
1. 子守歌
2-8. 7つの舞曲(ピアノのための)
【マヌシャキ、イェランギ、ウナビ、マラリ、シュシキ、ヘト・ウ・アラジ、ショロル】
9.春
10.我は燃えて
11.空は曇りて
12.この夜、月明かりの夜 
13.アプリコットの木
14.山々よ、冷やし給え
15.歩め、歩め 
16.家なき者
17.鶴(Krunk)
18.レ、レ・ヤマン(Le, le Yaman) 
19.ムショ・ショロル(Msho Shoror)(ピアノのための)
20.子守歌(Oror) 
ヴィーゲン・バラサニヤン(ドゥドゥク、ブルル)
マリアム・ハラチヤン(P)

録音:2018年10月2日?3日 キルデン舞台芸術センター(クリスチャンサン、ノルウェー)
南コーカサスのアルメニアは紀元前から王国として栄え、その後、ローマ帝国、ペルシア帝国、オスマン帝国といった強大な国に翻弄される悲哀の歴史を経験しまし た。ロシア革命にともない、1920年、ソビエト連邦に組みこまれ、1991年、アルメニア共和国として独立しました。アルメニア音楽史でもっとも重要とされるコミタス(ソ ゴモン・ソゴモニャン)(1869?1935)は、オスマン帝国(現 トルコ)のキュタヒヤに生まれました。孤児だった彼は、連れられてアルメニアに行き、1881年から1893年ま でゲヴォルギアン神学校でアルメニアの宗教音楽を学び、在学中からアルメニアの民謡を収集、編曲することに興味を持ったと言われます。1894年、正教会の修道院を 管轄する掌院に任じられ、この時「コミタス」の名を与えられました。アルメニアのピアニスト、マリアム・ハラチヤン とアルメニアのフォークミュージシャン、ヴィーゲン・ バラサニヤンの共演したアルバム『ショロル』では、コミタスの音楽を「アルメニアの音楽とヨーロッパの古典様式の交差点」と解釈、彼のピアノ曲と器楽版による歌が演 奏されます。バラサニヤンの演奏する「ドゥドゥク」はアプリコットの木で作られたダブルリードの木管楽器、「ブルル」はリコーダーに似た縦笛。アルメニアの伝統楽器の 響きから民族の哀しみが聞こえます。コミタスの生誕150年に捧げるアルバムとして制作されました。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-375(1CD)
マンドリンによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ
ソナタ イ長調 K.305
ソナタ ト長調 K.301
ソナタ ホ短調 K.304
ソナタ ハ長調 K.296
シュムエル・エルバツ(マンドリン)、
アサフ・クレイマン(P)

録音:2018年9月22-25日
※日本語オビ・解説付き
とても素敵なCD。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタをマンドリンで演奏するというだけで驚きだが、そうやって生み出された音楽が実に素敵なことにまたさらに驚かされます。マンドリンはピアノと馴染みがよく、高貴なヴァイオリン演奏とはまた異なった親しげで優しい空気を広げています。
シュムエル・エルバツ、アサフ・クレイマンともイスラエルの奏者。エルバツはマンドリンのパガニーニと称賛されるほどの名手です。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-363(1CD)
シマノフスキ:戦時の三部作
(1)メトープ Op.29(全3曲)
(2)神話 Op.30(全3曲)
(3)仮面劇 Op.34(全3曲)
ロナルド・ロリム(P)
エマヌエル・サルヴァドール(Vn)

録音:2018年2月7-11日
※日本語オビ・解説付き
ブラジル出身のピアニスト、ロナルド・ロリムによるシマノフスキの作品集。いずれも神秘主義的な作風だが、ロリムの演奏は光溢れる神秘といった趣。エマヌエル・サルヴァドールは1981年、ポルトガル生まれのヴァイオリニスト。
ODRADEK RECORDS
HLSCD-010(1CD)
「夜の庭園」
(1)エルサン:ニグン
(2)サン=サーンス:ファゴット・ソナタ Op.168
(3)ケクラン:ファゴットとピアノのための3つの小品 Op.34
(4)タンスマン:ファゴットとピアノのためのソナティーヌ
(5)ファリャ:7つのスペイン民謡―アストゥーリアス地方の歌,ナナ(子守歌)
(6)レンネル:反射
(7)スクマラン&カンサ・バニク:夜の庭園
ジョ・アン・スクマラン(Fg)
クセニヤ・ヴォフミャニーナ(P)
(7)サンジャイ・カンサ・バニク(タブラ)
(7)フレデリック・グロリアン(タンプーラ)

録音:2018年12月3-8日 イタリア,モンテシルヴァーノ
※日本語オビ・解説付き
シンガポールのファゴット奏者、ジョ・アン・スクマランによるファゴット曲集。題名になっている「夜の庭園」は、彼女とタブラ(インドの太鼓の一種)奏者のバニクの合作。フィリップ・エルサンは1948年生まれのフランスの作曲家。

GENUIN
GEN-20639(1CD)
ヴィエラ・ヤナールチェコヴァー(b.1941):遠ざけられた〜弦楽四重奏曲第8 番
マールトン・イレーシュ(b.1975):弦楽四重奏曲第3 番
リサ・ストライヒ(b.1985):[天使、…]なおも手さぐりしながら
アサセッロQ【ロスティスラフ・コジェフニコフ(Vn) 、バルバラ・シュトライル(Vn)、ユスティナ・シュリワ(Va) 、テーム・ミョハネン(Vc)】

録音:2018 年10 月15-19 日 ケルン
アサセッロ四重奏団のGENUIN への3 年ぶりのCD。今回もバリバリ現代音楽。ヴィエラ・ヤ ナールチェコヴァーは1941 年生まれのスロヴァキアの作曲家。ピアニストとして活躍する一方、 作曲活動も盛ん。弦楽四重奏曲第8 番は2015 年の作。マールトン・イレーシュは1975 年生ま れのハンガリーの作曲家。作風は大変前衛的。弦楽四重奏曲第 3 番は 2016/17 の作。リサ・ ストライヒは1985 年生まれのスウェーデンの作曲家。ひんやりした感触が面白い。

MSR
MS-1738(1CD)
レザ・ヴァリ(b.1952):室内楽作品集
(1)ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンティックな歌(2011)
(2)カリグラフィ第14 番「アシューブ」〜サントゥールと弦楽四重奏のための(2014)
(3)カリグラフィ第15 番「ラーク」(2016)〜弦楽四重奏のための
(4)「愛の酩酊」(2014)〜ヴァイオリンとピアノのための
(5)カリグラフィ第14 番「アシューブ」〜弦楽四重奏のための(2015)
(6)弦楽四重奏曲第4 番「オルマヴィ」(2015)
カルペ・ディエムSQ
(1)チャールズ・ウェザービー(Vn)
(2)デヴィッド・コレヴァー(P)
(2)ダーリウシュ・シャハフィ(サントゥール)

録音:2018年
レザ・ヴァリはイラン出身。テヘランの音楽院で学んだ後、ウィーン音楽院に留学、後に渡米し 多くの作品を発表しています。彼はイランの伝統音楽と西洋音楽を融合しようとしており、サントゥー ルはイランの伝統的な撥弦楽器で弦楽四重奏と東西を越えた音楽上のコミュニケーションを図っ ています。いずれもエキゾティックで楽しい音楽。
MSR
MS-1691(1CD)
オーボエとピアノのための音楽
ペドロ・ソレル(1810-1850):マドリードのおみやげ
ロバート・K・ミュラー(b.1958):記念
エドマンド・ラッブラ(1901-1986):オーボエ・ソナタ
グラジーナ・バツェヴィチ(1909-1969):オーボエ・ソナタ
メラブ・パルツハラーゼ(1924-2008):2 つの小品
テレサ・デラプレイン(Ob)
柏木知子(P)

録音:2018 年アーカンソー大学
古典から現代まであまり聴かれることのない珍しいオーボエとピアノのための作品を収録。イギ リスのシンフォニストとして知られるラッブラのソナタは抒情的な佳品。バーツクラウゼの 2 つの小 品は東欧音楽を思わせる、ひなびた美しい作品。
MSR
MS-1702(1CD)
「影より光へ」〜ポーランドの木管音楽
ルトスワフスキ:オーボエ、クラリネットとファゴットのためのトリオ
アントニ・サウォフスキ(1907-73):オーボエ、クラリネットとファゴットのためのトリオ
ヴァレンティノヴィッチ(1902-99):リード楽器のためのトリオ
タデウシュ・バイルト(1928-81):ディヴェルティメント
ヤニナ・ガルシア(1920-2004):主題と変奏
ソノーラ・ウィンズ(Fl, Ob, Cl, Fg)

録音:2018年
20 世紀ポーランドの作曲家による木管三重奏を収録。巨匠ルトスワフスキのトリオは初期に書 かれた新古典主義風の作品。ソノーラ・ウィンズは 2016 年に結成されたアメリカの若いソリストで 構成されている木管アンサンブル。
MSR
MS-1709(1CD)
ジュディス・ラング・ザイモント:作品集
(1)弦楽四重奏曲第2 番「奇妙な魔術」 (2016)
(2)ヴァース(2008)〜無伴奏ヴァイオリンのための
(3)弦楽四重奏曲「ザ・フィギュア」(2008)
(4)セスティーナ(1998)〜無伴奏チェロのための
(5)ソナタ・ラプソディ(2010)〜ヴァイオリンとピアノのための
(1)(3)アメルネットSQ
(2)(5)ミシャ・ヴィテンソン(Vn)
(4)ジェイソン・キャロウェイ(Vc)
(5)ジョン・ウィルソン(P)

録音:2019年12月17日
ザイモントの生年は記されていないが、写真から 60〜70 歳代と思われます。ジュリアード音楽院 で学び、作品は120 を越えます。「奇妙な魔術」は後期バルトークを思わせる緊密に書き込まれた佳 作。ソナタ・ラプソディも自由な無調で書かれ、どこかバルトークを想起させる暗いリリシズムがあふ れています。
MSR
MS-1722(1CD)
「砕け散る波」〜スウェーデン女性作曲家作品集
ラウラ・ネーツェル(1839-1927):タランテラ Op.33、
 ユモレスクOp.37、組曲Op.33
エルフリーダ・アンドレー(1841-1929):フルート・ソナタ
ラウラ・ネーツェル:ラ・ゴンドリアーナ、子守歌とタランテラ
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):フルート・ソナタ
ポーラ・グドムンドソン(Fl)
トレーシー・リプケ=ペリー(P)

録音:2019年ミネソタ州セントポール
19 世紀スウェーデンで活躍した女性作曲家によるフルートとピアノのための作品を収録。19 世 紀北欧の封建的でまだ女性の活躍が制限されていた時代にこれだけ多くの女性作曲家を輩出 できたことは画期的で、そんな彼女たちの作品をよみがえらせるべく、フルーティストのグドムンド ソンが誠意をもって演奏しています。作風は何れも古典派、ロマン派の端正な佇まいをもった秀作。
MSR
MS-1735(1CD)
神はわがやぐら」〜宗教改革の音楽
ジェームズ・カーナウ(b.1943):神はわがやぐらによる幻想曲「歓喜」
シュッツ:3 つのベッカー詩篇
バッハ:来たれ異教徒の救い主よBWV659
 :我らが神は堅き砦BWV80
 3 つのルター派のコラールBWV680,687,651
ニコライ:教会祝祭序曲「神はわがやぐら」
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6 番
ステファン・スクワイアーズ(指)
シカゴ・ガーゴイル・ブラス&オルガン・アンサンブル
バッハの作品を中心に古典派、ロマン派、現代の作曲家による金管アンサンブルとオルガンの ための作品を収録。シカゴ・ガーゴイル・ブラスは1992 年に結成。

DUX
DUX-1602(1CD)
スタトコフスキ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.10
弦楽四重奏曲第5番ホ短調 Op.40
カメラータSQ

録音:2019年9月29日−30日、ポーランド
アントン・ルビンシテインやリムスキー=コルサコフに学んだポーランドの作曲家ロマン・スタトコフスキ(1859−1925)の弦楽四重奏曲集。20世紀の変わり目の時代において、ポーランド音楽の発展にもっとも貢献した作曲家の一人であるスタトコフスキの知られざる傑作をリヴァイヴァルさせるレコーディング。カメラータSQは、1984年の結成以来ポーランドの代表的なアンサンブルとして活動。これまで28枚のアルバムをリリースし、ディアパゾン・ドール賞(ディアパゾン誌)、スフォルツァンド賞(クレッシェンド誌)、ピッツィカート・スーパーソニック賞(ピッツィカート誌)などを受賞しています。
DUX
DUX-1561(1CD)
バツェヴィチ:室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための《伝説》(世界初録音)
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ピアノ・ソナタ第1番
ヴァイオリンとピアノのための《歌》(世界初録音)
ヴァイオリン・ソナタ第4番
ヴァイオリン・ソナタ第5番
ヤーガ・クリマシェフスカ(Vn)、
マテウシュ・レットネル(P)

録音:2019年6月23日−26日、キエルツェ(ポーランド)
ポーランドにおける女流作曲家の草分け的存在として高名なグラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)の世界初録音を含む室内楽作品集。
ワルシャワ音楽院在学中に作曲された若書きの「歌」(1927年)と1945年の「伝説」の2作品は、今回の演奏が世界初録音。名教師ナディア・ブーランジェに教えを受けたポーランドの名女流のヴァイオリンとピアノのために遺した芸術をご堪能下さい。
DUX
DUX-1447(1CD)
ポートレート 〜 ボッティリエロ
リトラッティ・ディ・ドンネ
4つのスペインの肖像画
クラリネット・ポートレーツ
私のヴィンセント
ジョヴァンニ・パンツィ(Cl)、クリスティアン・ダノヴィチ(Vn)、マチェイ・ルレク(Vn)、アレクサンドラ・ホンシェル=バネク(Vn)、イゴール・ソロネンコ(Vn)、ミハウ・ミッケル(Va)、リスザルト・スネカ(Va)、マルチン・ミシャク(Vc)、ヤクブ・クルク(Vc)、ミロスラフ・マリィ(Cb)、フランチェスコ・ボッティリエロ(ピアノ&指揮)

録音:2018年5月9日−10日、ヴロツワフ(ポーランド)
カルロ・マリア・ジュリーニに指揮法のレッスンを受けた経歴を持つイタリアの作曲家、フランチェスコ・ボッティリエロ(1974−)のポートレート・アルバム。
2007年にポーランドのヴロツワフに活動の拠点を移したボッティリエロ。イタリアの映画音楽的な雰囲気を持つ作品はヨーロッパ各地の歌劇場で高評価を得ており、2017年には作曲家、指揮者としてカーネギー・ホールに招かれるなど知名度を高めています。
DUX
DUX-1598(1CD)
オルチャク:アコーディオンのための独奏&室内楽作品集
メア/ACC-1/アッコタンゴ/カンタータ/トリオ 〜 シマノフスキへのオマージュ/ポジムク/Bunkowo jazda/Czej do noska/Chwalisze/Kolibionska dlo kota/ヤスカ/Szekba wiaru/Illur laekur
エルジュビェタ・ロジンスカ(アコーディオン)、マウゴジャタ・スコルパ(Vn)、アンナ・サヴィッカ(Vc)、パヴェウ・ラタジェク(アコーディオン)、パヴェウ・ザガンチク(アコーディオン)、アンナ・ファブレロ(S)、クシシュトフ・オルクチャク(アコーディオン)、モニカ・ドズラ=ラドキエヴィチ(G)

録音:2018年11月(ポーランド)
1956年、ポーランド中央部の都市ウッチ出身のコンポーザー=アコーディオニスト、クシシュトフ・オルチャク(1956−)がアコーディオン奏者としての経験をベースとして作曲したアコーディオンのためのソロ、室内楽作品集。1980年のオークランド国際アコーディオン・コンクールで銅メダルを獲得するなど、演奏家としての実績も十分。現在は、ポーランドのグダニスク音楽アカデミーの作曲科教授として教鞭を執っています。

IBS CLASSICAL
IBS-162019(1CD)
ヘンデル:トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ 第4番 Op.2 ヘ長調 HWV389
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 HWV359a
トリオ・ソナタ 第2番 Op.5 ニ長調HWV397
ソナタ.ニ長調 HWV371
トリオ・ソナタ 第1番 Op.2 ロ短調HWV386b
トリオ・ソナタ 第1番 Op.5 イ長調HWV396
アンサンブル・ラポテオーゼ
ラウラ・クェサーダ(トラヴェルソ)/ビクトル・マルティネス(バロックVn)
カルラ・サンフェリクス(バロックVc)/アシス・マルケス(Cemb)
ラミロ・モラレス(アーチリュート・ギター)
ラミロ・モラレス(G)

録音:2018年11月
2017年にスペインで結成された古楽器アンサンブル、ラポテオーゼによるヘンデルへのトリビュート・アルバム。トリオ・ソ ナタOp.2とOp.5から厳選された4曲に、独奏楽器と通奏低音のレパートリーから選択した2曲の計6作品を収録。 ラポテオーゼのアンサンブル名は、彼らがアンサンブルとして最初に取り組んだフランソワ・クープランの「コレッリ讃」 (L'aopotheose de Corelli)から採られたもので、これは、その後の彼らの実り多い音楽の旅にふさわしい名前とな りました。カルテットの形であらゆる古楽作品に真摯に向き合い、色彩豊かな演奏で、2019年ヨーク・アーリーミュー ジック国際コンクールや2017年ゲッティンゲン・ヘンデル・コンクールで優勝するなど、スペイン国内外の12のコンクール で成功を収めており、注目の古楽アンサンブルとして急成長しています。
IBS CLASSICAL
IBS-262018(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第26番変ロ長調 K378
ヴァイオリン・ソナタ 第32番変ロ長調 K454
ヴァイオリン・ソナタ 第35番イ長調 K526
ステファーヌ・ルージェ(Vn)
ソフィー・デブル(P)

録音:2017年10月29日-11月2日
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは偽作も含め、現在36番までの番号が振られていますが、このアルバムに収録され ているのは、モーツァルトの創造性の頂点を示した3作品です。初期のソナタは自身がピアノを演奏するために書かれ たものが多く、基本的にヴァイオリンは助奏の扱いとされますが、円熟期の3曲はヴァイオリン・パートにも斬新な試みが なされており、2台の楽器がバランスよく歌い交わすように工夫されています。このアルバムでは、バイオリニストのステ ファーヌ・ルージェとピアニストのソフィー・テブルが演奏、流麗なアンサンブルを聴かせます。ステファーヌ・ルージェは、14 歳の時にパリ国立音楽院に入学、ヴァイオリンと室内楽を習得した後ドイツに留学。その後はソリストとして活躍しな がら、10年以上に渡ってボルドー歌劇場の首席ヴァイオリニストを務めました。現在はボルドー四重奏団のメンバーと してヨーロッパ中でツアーを行い、数々の音楽祭に出演、好評を博しています。
IBS CLASSICAL
IBS-12017(1CD)
チェロ作品集
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 OP.19
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71(チェロとピアノ編)
フランク:チェロ・ソナタ イ長調(チェロとピアノ編)
ラヴェル:ヴォカリーズ-ハバネラ形式のエチュード(チェロとピアノ編)
アシエル・ポロ(Vc)
マルタ・サバレタ(P)

録音:2016年10月1-5日
1971年、スペイン生まれのチェリスト、アシエル・ポロ。マリア・クリーゲルとイヴァン・モニゲッティに師事し、数多くのコン クール受賞歴を持つ彼は、ソリストとしてアントニ・ヴィト、ピンカス・スタインバーグらの名指揮者と共演するだけでなく、 室内楽奏者としても活躍しています。このアルバムではラフマニノフとフランクのソナタを中心に、グラズノフ、ラヴェルの 作品を演奏。情感溢れる音色で詩情豊かな演奏を聴かせます。
IBS CLASSICAL
IBS-82019(1CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38
4つの歌 Op.43より(チェロとピアノ編)
 第1番:永遠の愛について
 第2番:五月の夜
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99
5つの歌 Op.105-第1曲 調べのように私を通り抜ける(チェロとピアノ編)
5つの歌 Op.106-第1曲 セレナード(チェロとピアノ編)
アシエル・ポロ(Vc)
エルダー・ネボルシン(P)

録音:2018年7月2-4日
スペインの中堅チェロ奏者アシエル・ポロによるブラームス。マリア・クリーゲルとイヴァン・モニゲッティに師事し、数多くのコン クール受賞歴を持つ彼は、ソリストとしてアントニ・ヴィト、ピンカス・スタインバーグらの名指揮者と共演するだけでなく、室 内楽奏者としても活躍しています。このアルバムでは2曲のチェロ・ソナタとチェロ用に編曲した4つの歌曲を演奏。名手エ ルダー・ネボルシンがピアノを担当し、ブラームス作品の持つ成熟した美しさを引き出しています。
IBS CLASSICAL
IBS-72019(1CD)
20世紀カタルーニャのチェロ作品集
フアン・マネン(1883-1971):ソナタ・ディ・コンチェルト Op. A-42
ロベルト・ジェラール(1896-1970):チェロ・ソナタ
ハビエル・モンサルバーチェ(1912-2002):ソナタ・コンチェルタンテ
ギレルモ・パストラーナ(Vc)
ダニエル・ブランチ(P)

録音:2018年7月21-23日
20世紀初頭のカタルーニャでは、様々な地域の音楽が混じり合っていました。ドイツの影響を受けたワーグナーに連なる 後期ロマン派、フェリペ・ペドレルが推奨するスペイン国民楽派、そしてスペイン伝統のスタイルに新しい様式を融合された 「新進主義」。このアルバムに収録されている3人の作曲家は、それぞれ当時の潮流に乗りながら、自身の作風を確立さ せていきました。どの作品もスペインの伝統音楽から出発し、広く世界へと目を向けた先進的なスタイルを持っています。
IBS CLASSICAL
IBS-42019(1CD)
クラリネット三重奏曲集
バルトーク:コントラスツ BB116
ハチャトゥリアン:クラリネット三重奏曲
ベルク:室内協奏曲 - 第2楽章 アダージョ(ヴァイオリン,クラリネットとチェロ版)
ミヨー:組曲 Op.157b
ストラヴィンスキー:兵士の物語(抜粋)(ヴァイオリン、クラリネットとチェロ編)
トリオ・ムジカリス【マリオ・ペレス(Vn)、エドゥアルド・ライムンド(Cl)、フランシスコ・エスコダ(P)】

録音:2018年7月2-4日
第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間である1919年から1938年までに作曲されたクラリネット三重奏曲を通し て、不安な時代を音楽で表現するというコンセプト・アルバム。ハンガリーとルーマニアの舞曲を元にしたバルトークの名曲 「コントラスツ」、アルメニア民謡を素材とするハチャトゥリアンのオリエンタリズム漂う三重奏曲、繊細で美しいベルクの室内 協奏曲のアダージョ楽章、ジャズの影響が感じられるミヨーの組曲、最後に置かれたストラヴィンスキーの「兵士の物語」。 これら様々なスタイルによる5つの曲からは、この時代独自の表現の多様性と、人々の熱い息吹が感じられます。
IBS CLASSICAL
IBS-92017(2CD)
NX-C01
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集
ディヴェルティメント 変ロ長調 K254
ピアノ三重奏曲第1番ト長調 K496
ピアノ三重奏曲第3番変ロ長調 K502
ピアノ三重奏曲第4番ホ長調 K542
ピアノ三重奏曲第5番ハ長調 K548
ピアノ三重奏曲第6番ト長調 K564
トリオ・ヴェガ【矢野泰世(P)、マルク・パキン(Vn)、オフィーリア・ザイツ・ヴェガ(Vc)】

録音:2016年12月5-8日
モーツァルトのピアノ三重奏曲は、全部で10曲あるとされますが、このアルバムでは、断片が残るのみのK442と初期の作 品とされるK495a(Anh.52)とK501a(Anh.51)は省き、クラリネットが用いられたK498「ケーゲルシュタット」も除外。 実質上、6曲が収録されています。その上で1776年に書かれたK254はディヴェルティメントとし、残りの5曲に番号を振 り、モーツァルトの充実した時期に書かれた作品としてまとめています。スイスのヴァイオリニスト、パキンとロンドンで学んだ チェリスト、ヴェガ、そして日本のピアニスト矢野泰世による親密な演奏でお楽しみください。
IBS CLASSICAL
IBS-152018(1CD)
元旦のための協奏曲
ヘスス・バル・イ・ガイ
(1905-1993):木管四重奏のためのディヴェルティメント
サルバドル・バカリッセ(1898-1963):元旦のための協奏曲
 前奏曲,悲歌とパスピエ Op.80…独奏ハープのための
 空想上の鳥の歌…2本のフルートのための
 序奏,変奏曲とコーダ…クラリネットとピアノのための
ムーンウィンズ(アンサンブル)1-7
ジョアン・エンリク・リュナ(指、Cl)
クリスティーナ・モンテス(Hp)
ディエゴ・アセーニャ(Fl)
ルーツ・カニサル(Fl)
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音:2017年1月14-17日
ヘスス・バル・イ・ガイとサルバドル・バカリッセは「スペイン第27世代」として知られるグループに属する作曲家です。スペイン で教育を受けた彼らは、1936年から1939年に勃発した内戦から逃れるために亡命した後にも、さまざまな形でスペイン 音楽の復興と発展に寄与しました。1942年に作曲されたガイの「ディヴェルティメント」はストラヴィンスキーを思わせる新 古典派の作風による闊達な作品。バカリッセの「元旦のための協奏曲」は1954年の管楽五重奏とハープのための 「Concertto in E flat」を原曲とし、1961年にハープとオーケストラ版として拡張された作品です。20世紀前半のフラ ンス音楽から影響を受けた色彩豊かなハープの響きが印象的。他の3曲も先進的でありながら、深く抒情的な雰囲気を 併せ持つ、各々の楽器の音色が溶け合う美しい作品です。
IBS CLASSICAL
IBS-122018(1CD)
スペインのピアノ三重奏曲集
ホアキン・マラツ(1872-1912):ピアノ三重奏曲
ペドレル(1841-1922):夜想曲-三重奏曲 Op.55
ペドレル:フォルニのための悲歌
グラナドス:ピアノ三重奏曲 Op.50
トリオ・アルボス【ホアン・カルロス・ガルバーヨ(P)、セシリア・ベルコヴィチ(Vn)、ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)】

録音:2017年1月15-17日
スペイン・ロマン派を生きた3人の作曲家のピアノ三重奏曲集。ペドレルはグラナドスやファリャの教師として知られる作曲 家。ローマ留学時代にスペインの古い音楽を知り、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの全作品の校訂をしたことでも知られてい ます。憂鬱な雰囲気に彩られた「夜想曲-三重奏曲」が聴きものです。グラナドスの親友マラツの三重奏曲は、自身が優 れたピアニストであったこともあり、ピアノ・パートの流麗なパッセージが耳に残ります。第2楽章のゆったりとした旋律が美し く、最終楽章は闊達な動きに終始する華麗な作品です。ほとんど耳にする機会のないグラナドスの三重奏曲は、サロン 風の優しい音楽ですが、時折、彼が愛したムーア風やハンガリー風のメロディが聞こえてくるなど、斬新さも盛り込まれてい ます。
IBS CLASSICAL
IBS-52017(1CD)
スペイン・チェロ・ソナタ集
シモン・タピア・コルマン(1906-1993):チェロ・ソナタ
ロベルト・ジェラール(1896-1970):チェロ・ソナタ
サルバドル・バカリッセ(1898-1963):序奏、変奏曲とコーダ…世界初録音
マリア・テレサ・プリエト(1896-1982):アダージョとフーガ…世界初録音
ロフドルフォ・アルフテル(1900-1987):チェロ・ソナタOp.26
イアゴバ・ファンロ(Vc)
パブロ・アモロス(P)

録音:2017年2月14-15日
1930年代のスペインで活躍した作曲家グループ「スペイン8人組」(もちろんフランス6人組の名のもじり)のメンバーであ るアルフテルとバカリッセ。その周辺の作曲家たちによる“世界初録音”を含む5曲のチェロ作品を収録した1枚。スペインの 伝統音楽とヨーロッパのアバンギャルドを融合させた音楽です。新古典派の様式の中に時折感じられる妖艶な旋律が魅 力的なコルマンのソナタ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の旋律に似たフレーズが展開するジェラールのソナタなどの ユニークな作品が揃っています。現在、マドリード王立音楽院のチェロ科の教授を務めるイアゴバ・ファンロの情熱的な演 奏で。
IBS CLASSICAL
IBS-32017(1CD)
新しいフォリア
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ソプラノ・サクソフォンとピアノ編)
デクリュック(1896-1954):サクソフォン・ソナタ 嬰ハ長調(アルト・サクソフォンとピアノ編)
ヴィラ=ロボス:ファンタジア(ソプラノ・サクソフォンとピアノ編)
オルブライト(1944-1998):アルト・サクソフォン・ソナタ
アントニオ・ガルシア・ホルヘ(Sax)
アレクシス・グルネル(P)

録音:2016年11月13-16日
「新しいフォリア」と題されたサクソフォンのための興味深い1枚。タイトルは、変奏曲の一種である「フォリア」になぞらえて、 サクソフォンのレパートリーを探求、拡大していくという意味合いを持っています。まず演奏されているのは、フランクのヴァイ オリン・ソナタのサクソフォン編曲版。鮮やかな技巧を駆使したガルシア・ホルヘの演奏が聴きどころです。他には、あまり耳 にする機会のないデクリュックのソナタや、もともと弦楽合奏伴奏で書かれたヴィラ=ロボスのファンタジア、オルブライトのア イデア満載のソナタなど、多彩なサクソフォンのための作品が並べられています。ヨーロッパで広く活躍するガルシア・ホルヘ とアレクシス・グルネルの息のあった演奏で楽しめます。

オクタヴィア
OVCL-00695(1SACD)
2020年1月22日発売
ベルギー・アルバム/LA BELGIQUE
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
イザイ:子供の夢Op.14 (ヴァイオリンとピアノ版)
 冬の歌Op.15 (ヴァイオリンとピアノ版)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 M.8
郷古廉 (Vn)
加藤洋之 (P)

録音:2018年6月4-5日、2019年4月27日、8月17-18日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
現代日本で最も優れた若きヴァイオリニストの一人、郷古廉。他に類をみない傑出した個性と、研 ぎ澄まされた演奏で聴衆を圧倒する彼への注目は、さらに高まっています。 バッハ&バルトークシリーズに続く当盤はベルギーの作曲家でまとめ、ルクーとフランクのソナタと いう名品に加え、イザイの知られざる珠玉小品を収録。郷古の魅力の一つである美しく艶やかな 音色が、それぞれの音楽の機微にふれ、深奥へと誘ってくれます。(オクタヴィア)

ALPHA
ALPHA-573(1CD)
20世紀初頭フランスの女性作曲家によるフルートとピアノのための作品集
メル・ボニ(1858-1937):ソナタ
リリー・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
春の朝に
クレマンス・ド・グランヴァル(1828-1907):組曲
メル・ボニ:小品 OP.189
 スケルツオ(フィナーレ) OP.POSTHUME 187
シャミナード(1857-1944):星のセレナード Op.142
オーギュスタ・オルメス(1847-1903):3つの小品
ジュリエット・ユレル(Fl)
エレーヌ・クヴェール(P)

録音:ウエストフェスト教会、スキーダム、オランダ
女性が芸術家として生活することが難しかった20世紀初頭。社会の逆風にさらされながらも音楽に生涯を捧げた、フランスの女流作曲家た ちの作品を集めたアルバム。ロッテルダム・フィルの首席奏者として活躍するユレルと盟友クヴェールが、先人たちに敬意と共感を持って作品に 寄り添っています。 収録曲は短いもので2分弱、長くても5分台といういずれも短いものですが、フルートとピアノの美しい音色が生きた特徴的な作品ばかり。印 象派からベル・エポック、そしてヨーロッパを席巻したワグネリズムの影響も感じさせるたいへん興味深いものです。
ALPHA
ALPHA-585(1CD)
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29
弦楽五重奏曲 ハ短調 Op.104
フーガ ニ長調 Op.137
ケルンWDR響チェンバー・プレイヤーズ【イェ・ウー(Vn1)、クリスティアン=パウル・スヴァイアラ(Vn2)、ミッシャ・ファイファー(Va)、トマシュ・ノイゲバウアー(Va)、スザンネ・アイヒミュラー(Vc)】

録音:2019年8月、ケルン・フィルハーモニー
ケルンWDR放送響のメンバーにより様々なアンサンブルのアルバムをリリースする企画の第一弾。2017年にPentatoneレーベルからリリース したブラームスが好評を博した弦楽五重奏のメンバー(第2ヴァイオリンのみ入れ替え)による、ベートーヴェンが登場です。まだ若々しさを残す 1801年作曲のOp.29と、手法も曲想もたいへん充実した1817年作曲のダイナミックなOp.104、同じ年に書かれごく短い曲の中に複雑な 技法を盛り込んだフーガOp.137を収録。経験豊富なメンバーならではの深い譜読みとしなやかで力強いアンサンブルが、作品の魅力を十 二分に伝える快演です。

Linn
CKD-618(1CD)
NX-B09
バッハ:ヴィオール合奏による作品集
3声のリチェルカーレ (『音楽の捧げもの』BWV1079 より)
シンフォニア第9番BWV795 (『インヴェンションとシンフォニア』 より)
「バビロン川のほとりで」 BWV653b
前奏曲 第19番BWV864 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第19番BWV864 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ (『前奏曲とフーガ』 ハ長調 BWV547 より)
フーガ 第17番BWV886 (『平均律クラヴィーア 第2巻』 より)
前奏曲 第22番BWV867 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第22番BWV867 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第14番BWV859 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
前奏曲 第24番BWV869 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第24番BWV869 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第9番BWV854 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
「深き淵より」 BWV686 (『クラヴィーア練習曲集 第3巻』 より)
前奏曲 第22番BWV891 (『平均律クラヴィーア 第2巻』 より)
フーガ 第22番BWV891 (『平均律クラヴィーア 第2巻』 より)
「天にまします我らが父よ」 BWV737
フーガ BWV552 (『クラヴィーア練習曲集 第3巻』 より)
「精霊なる神よ」 BWV671 (『クラヴィーア練習曲集 第3巻』 より)
6声のリチェルカーレ (『音楽の捧げもの』BWV1079 より)
ファンタズム【ローレンス・ドレフュス(トレブル・ヴィオール、指揮)、エミリア・ベンジャミン(トレブル・ヴィオール)、ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール)、ハイディ・グレーガー(バス・ヴィオール、ヴィオローネ)、マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)
リアム・バーン(バス・ヴィオール)】

録音:2019年2月4-7日、イエス・キリスト教会、ベルリン
大バッハが残した鍵盤楽器のための作品を、ローレンス・ドレフュスが3声から6声までのヴィオール合奏へと編曲し、ドレフュスとマルック・ルオラ ヤン=ミッコラを中心としたファンタズムによる演奏で収めたアルバム。各メンバーの表情豊かな積極性の高い表現で、バッハが書いた各声部の 繊細な綾が生き生きと描かれています。トレブルからヴィオローネまで広い音域の楽器を用いることで、表現の幅が大きくなり聴き応えが増した ことも特筆できるでしょう。 ファンタズムは1994年に結成されたヴィオールの合奏団で、これまでに発表したアルバムがグラモフォン年間アワードを3回、ディアパソン・ドール を2回受賞するなど、世界的に高い評価を得ています。今回のアルバムのタイトルは一般に「平均律クラヴィーア曲集」と訳されている"Das Wohltemperierte Klavier"(本来は「良く整えて調律された鍵盤楽器」の意)のパロディで、同作品集からの前奏曲とフーガを中心に、コ ラールなども盛り込んだ多彩な内容となっています。なお「第2巻」は2021年に発売予定とのこと。

MUSO
MU-034(1CD)
NX-B09
4人で協奏曲を
コレッリ/ヨハン・クリスティアン・シックハルト(1682-1762)編曲:合奏協奏曲 第18番ト短調 Op6-8 「クリスマス協奏曲」
ジャック・モレル(1641-1715)/アンサンブル・ブラダマンテ編曲:三重奏によるシャコンヌ
ヘンデル/伝テレマン:四声の協奏曲 ニ短調
ジャン=ジョセフ・ムーレ(1682-1738)/アンサンブル・ブラダマンテ編曲:二声と三声のための室内協奏曲
ヴィヴァルディ:リコーダー、オーボエと通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV103
アンサンブル・ブラダマンテ【レイチェル・ヘイマンス(リコーダー、バロック・オーボエ)、アンヌ=カトリーヌ・ゴスレ(リコーダー)、レオノール・パラッツォ(五弦チェロ)、ポール・ヴァン・デン・ドリーシュ(Cemb)】

録音:2018年2月13-16日ボルニヴァル教会、ベルギー
バロック後期にヨーロッパ各地で流行した合奏協奏曲。その形態に倣いつつも、より小さな編成で気軽に演奏することが出来ることで広まった 室内協奏曲と、その編成へと編曲された作品を集めています。2つのリコーダー、あるいはリコーダーとオーボエを中心に、通奏低音を加えた三 声、チェロを独立させた四声の作品を収録。このジャンルで多くの作品を残したヴィヴァルディはもちろん、有名なコレッリの「クリスマス協奏曲」 の編曲が収められているのも嬉しいところで、様々な地域で作曲された作品を聴き比べ出来るのもアルバムの特色といえます。 2006年にベルギーで開催されたアクシオン・クラシック・コンクールをきっかけに結成されたアンサンブル・ブラダマンテは、古楽や古典にとどまら ず、ロマン派、現代音楽、そしてヨーロッパ各地の民族音楽までをレパートリーとする、ボーダーレスな活躍をみせるアーティストで構成されてい ます。特に長年その習得に励んできたというパラッツォの担当する五弦チェロの活躍は、このアンサンブルを特徴づけているといえるでしょう。

FUGA LIBERA
FUG-758(5CD)
NX-D06
『イザイへのトリビュート』〜知られざるその作品と、献呈された作品を集めて


(1)イザイ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第1楽章Allegro appassionato non troppo vivo
(2)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 第1楽章Allegro moderato
(3)悲劇的詩曲 ニ短調 Op.12
(4)サン=サーンスのワルツ形式の練習曲による奇想曲
(5)イザイ:友情 Op.26
(6)ショーソン:詩曲
(7)イザイ:夕べの調和 Op.31
(8)イザイ:瞑想曲 Op.16
(9)ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(10)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(11)イザイ:演奏会用三重奏曲「ル・シメイ」
(12)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
(13)ショーソン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21
(14)イザイ:ノルウェーの伝説
(15)ルクー:ピアノ四重奏曲
(16)イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
(17)イザイ:演奏会用三重奏曲「ロンドン」
(18)イザイ:子供の夢 Op.14
(1)ヨシフ・イヴァノフ(Vn)
(2)ニキータ・ボリソグレブスキー(Vn)
(3)テディ・パパヴラミ(Vn)
(4)マリア・ミルシュテイン(Vn)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
クリスティアン・アルミンク(指)
ベルギー王立リエージュPO
録音:2019年3月27-29日、2009年6月23-28日、2013年7月 リエージュ・フィルハーモニック・ザール
(5)ロレンツォ・ガット、ヨシフ・イヴァノフ (Vn)
(6)ルノー・カプソン(Vn)
(7)エルメスSQ
(8)ゲイリー・ホフマン(Vc)、ステファヌ・ドゥネーヴ(指) ブリュッセル・フィルハーモニック
録音:2018年11月19-23日 フラジェ・スタジオ4、ブリュッセル
(9)カーソン・レオン(Vn)、ジャン=クロード・ヴァンデンエイデン(P)
(10)ロレンツォ・ガット(Vn)、ジュリアン・リベール(P)
(11)エリナ・ブクシャ(Vn)、エレーヌ・ドゥサン(Va)、アストリッグ・シラノシアン(Vc)
録音:2018年11月9-10日 エリザベート王妃記念音楽堂、2019年4月6-8日 フラジェ・スタジオ4、ブリュッセル、2018年12月27-28日 エリザベート王妃記念音楽堂
(12)オーギュスタン・デュメイ(Vn)、ヒョンジン・ジェーン・チョ(Vn)、ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)、アンリ・ドゥマルケット(Vc)
(13)エリナ・ブクシャ(Vn)、パヴェル・コレスニコフ(P)、エルメスSQ
(14)カーソン・レオン(Vn)、ジョナサン・フルネル(P)
録音:2019年10月5-7日 ラ・ショー=ド=フォン、2019年4月17-19日 エリザベート王妃記念音楽堂、2019年10月9日 エリザベート王妃記念音楽堂
(15)ユーリア・プシュケル(Vn)、ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)、ダニーロ・スクィティエリ(Vc)
ジャン=クロード・ヴァンデンエイデン(P)
(16)ヴラディスラヴァ・ルチェンコ(Vn)、ヒョンジン・ジェーン・チョ(Vn)
(17)ヴラディスラヴァ・ルチェンコ(Vn)、ヒョンジン・ジェーン・チョ(Vn)、ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)
(18)オーギュスタン・デュメイ(Vn)、ジョナサン・フルネル(P)
録音:2019年9月17-18日、2019年7月15-16日、2019年4月24日、2019年10月9日 エリザベート王妃記念音楽堂
ベルギーの名ヴァイオリニスト イザイと、ベルギー王妃エリザベート・ド・バヴィエールらの構想が後に形となったエリザベート王妃音楽院が贈る、 イザイのトリビュート・アルバム。今日大きな評価を得ているとは言い難い、作曲家としてイザイに注目し、ヴァイオリンと管弦楽のための作品や 室内楽を収録しています。このうちDISC1に収録のヴァイオリン協奏曲の断章2つは初録音という貴重なもの。また今日有名となっている他 の作曲家の作品で、イザイに献呈され彼が初演を行った曲も収めています。 エリザベート王妃音楽院で教鞭を取ったり、エリザベート王妃記念コンクールで上位入賞を果たすなどした幅広いアーティストが参加している のも大きなポイント。デュメイ、カプソン、パパヴラミといった大物の名前が含まれるのも嬉しいところです。

Audite
AU-21455(3CD)
ポール・トルトゥリエ−RIAS録音集
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
(2)メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
(3)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
(4)バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
(5)フォーレ:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
(6)フォーレ:蝶々 イ長調 Op.77
(7)パガニーニ(ルイジ・シルバ編):ロッシーニの歌劇『エジプトのモーゼ』より「汝の星をちりばめた王座に」による序奏と変奏曲 「モーゼ変奏曲」MS 23
(8)シューマン:幻想小曲集 Op.73
(9)カゼッラ(1883-1947):チェロ・ソナタ第2番ハ長調 Op.45
(10)コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
(11)ポール・トルトゥリエ(1914-1990):3つの小さな塔
全て、ポール・トルトゥリエ(Vc)

(1)(2)(5)(6)(7)(9)ローター・ブロダック(P)
(3)(8)(11)クラウス・ビリング(P)

録音:(1)(2)(6)(7)1964年2月25日、(5)(9)1962年1月30日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
(3)(10)(第3楽章)1949年2月13日、(4)1949年9月9日/RIASフンクハウス、第6スタジオ(ベルリン)
(8)(10)(第1&2楽章)(11)1949年2月12日/クライストザール(ベルリン)
高音質復刻で評判を呼ぶドイツauditeレーベルからリリースされているRIAS音源による初出音源集。当セットはRIASに残された20世紀を代表するチェリスト、 ポール・トルトゥリエの録音集です。
フランスが生んだ巨匠トルトゥリエはバロックから現代、そして自作まで幅広いレパートリーで魅了したチェリスト。野太い音色で情熱的な音楽を作り出し聴衆を 魅了しました。当セットではトルトゥリエの十八番でもあるバッハの無伴奏はもちろんのことベートーヴェンのソナタも収録しております。また当録音集に収録されて いるシューマンの幻想小曲集、アルフレード・カゼッラのチェロ・ソナタ第2番はディスコグラフィにはなく、非常に貴重な録音が日の目を見ることとなります。演奏 の素晴らしさもさることながら、auditeレーベルの見事な復刻にも注目で、非常に鮮明な音質で蘇りました。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-039(4CD)
完全限定盤
偉大なるチェロ奏者たち
■CD1
「ラドゥ・アルドゥレス−ルーマニア・ラジオ放送協会アーカイヴ」
(1)サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番ハ短調 Op.32
(2)ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
(3)モーツァルト:ガヴォット
(4)フォーレ:エレジー
(5)ドヴォルザーク:「我が母の教えたまいし歌」

■CD2
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
(2)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調

■CD3
(1)バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
カサド:無伴奏チェロ組曲
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
(2)コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8

■CD4
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
■CD1
「ラドゥ・アルドゥレス−ルーマニア・ラジオ放送協会アーカイヴ」
録音:(1)(2)(5)1960年、(4)1961年、(3)1962年/ルーマニア・ラジオ放送内スタジオ(放送用セッション/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
■CD2
(1)初CD化
エディト・パイネマン(Vn)、エンリコ・マイナルディ(Vc)、
ハンス・ミュラー=クライ(指)、南西ドイツRSO
録音:1963年12月6日ドイツ(放送用セッション/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
(2)ピエール・フルニエ(Vc)、エルネスト・アンセルメ(指)、スイス・ロマンドO
録音:1956年11月14日スイス(放送用セッション/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
■CD3
(1)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、アラン・プラネス(P)
録音:1983年11月18日スタジオ104、パリ(ライヴ/ステレオ)、音源:INA archives
(2)初CD化
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
録音:1987年3月9日シャンゼリゼ劇場内ホール(ライヴ/ステレオ)、音源:INA archives
■CD4
初CD化
ピエール・フルニエ(Vc)
録音:1961年4月19日(ライヴ/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
丁寧な復刻で定評のあるSpectrum Soundレーベル。当セットはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源と当レーベルが保有するオープンリー ル・テープからの復刻で構成されている、名チェリスト、アルドゥレス、フルニエ、マイナルディ、シュタルケルの名演集です。ここに生々しく蘇った名演を お楽しみいただけます。完全限定盤。日本語解説は付きません。 (Ki)

Dynamic
CDS-7854(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲集 WoO 36
ピアノ四重奏曲 WoO 36 No.1 ハ長調
ピアノ四重奏曲 WoO 36 No.2 変ホ長調
ピアノ四重奏曲 WoO 36 No.3 ニ長調
メレト・リュティ(Vn)
パオロ・アントニオ・テストーレ制作(ミラノ 18世紀)
朝吹 園子(Vn)
アンドレア・グァルネリ“コンテ・ヴィターレ”(1676)によるダニエル・フリッシュの復元モデル(2014)
アレクサンドル・フォスター(Vc)
ヤコブ・シュタイナー/prope Oenipontum(1673)
レオナルド・ミウッチ(フォルテピアノ)
ヨハン・ロードウィク・ドゥルケン(1790頃)によるアンドレア・レステッリの復元モデル(2005)

録音:2018年11月26-28日
※歴史的楽器による初録音
幼い頃より音楽の才能を発揮、父親の厳しい指導にも耐えその才能を伸ばしていったベートーヴェン。13歳の 頃には、すでに「新しいモーツァルト」として歓迎され、室内楽作品を中心に様々な作品を書き始めました。その 中でも最も初期に書かれたのが、1785年頃の「3つのピアノ四重奏曲」です。当時のパトロン、ヨハン・ゴットフ リート・マスティオーの依頼によって作曲された3曲で、全体的にはモーツァルトの影響が大きく、とりわけ1781年 にモーツァルトが発表した「6つのヴァイオリン・ソナタ」をモデルにしているとされますが、ところどころ、後のベートー ヴェンらしさも感じさせるドラマティックな作品となっているのが特徴です。なかでも、第1番はゆったりした第1楽章 で始まり、そのまま激しい第2楽章に突入、第3楽章は変奏曲が置かれるなどユニークな作風を見せ、ベートー ヴェンの溢れる才能を示しています。歴史的楽器(復元も含む)による初のアルバムです。

MDG
MDG-90321526(1SACD)
プーランク:管楽器のための室内楽作品集
六重奏曲(ピアノと木管五重奏のための)
フルートとピアノのためのソナタ
オーボエとピアノのためのソナタ
クラリネットとピアノのためのソナタ
三重奏曲(オーボエ、ファゴット、ピアノのための) 
アンサンブル・コンフェデラチオ
ルート・フェルナンデス(Fl)
マリア・ソウルナチェヴァ(Ob)
セルジョ・ピレシュ(クラリネット)
ライオネル・ポワンエ(Hrn)
アクセル・ベノワ(Fg)
ベンジャミン・エンゲーリ(P)
2019 年はプーランク生誕 120 周年。プーランクは室内楽曲の中でも管楽器の音色を好んでいました。ここに収録されているのは、プーランクの代表 的な管楽器のための室内楽作品です。
ピアノと管楽五重奏のための「六重奏曲」は、木管アンサンブルとピアノのための最高傑作のひとつであり、プーランクの洒脱な音楽が凝縮された作品。 プーランクの木管楽器のための 3 つのソナタも収録されています。フルート・ソナタは、20 世紀最高のフルーティスト、ランパルと作曲者自身によって初 演され、以後多くのフルーティストが演奏する名作。ランパルの協力を得て完成した本作は、晩年のプーランクの優美さに溢れたもの。技巧的にも難易度 が高く、悲哀に満ちたプーランク最後の作品オーボエ・ソナタは、亡き友人プロコフィエフに捧げられています。そしてベニー・グッドマンの依頼により書 かれたクラリネット・ソナタ。プーランクの瑞々しい感性に溢れた作品。死後グッドマンとバーンスタインによって初演されています。最後に収録されてい るのは、プーランク 27 歳の時の作品ピアノ、オーボエ、ファゴットのための三重奏曲。ファリャに捧げられた作品で、プーランクらしい粋なセンスが垣間 見れる曲。名手が揃ったアンサンブル・コンフェデラチオの粋な演奏で楽しめるアルバムです。 (Ki)

Wigmore Hall Live
WHLIVE-0094(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2
アトス・トリオ
【アネッテ・フォン・ヘーン(Vn)、シュテファン・ハイネマイヤー(Vc)、トーマス・ホッペ(P)】

録音:2015年12月2日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
Wigmore Hall Live
WHLIVE-0095(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.2
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
アトス・トリオ
【アネッテ・フォン・ヘーン(Vn)、シュテファン・ハイネマイヤー(Vc)、トーマス・ホッペ(P)】

録音:2016年3月6日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
2003年にベルリンで結成されたアトス・トリオ。これまでにイラン・グロニッチ、メナヘム・プレスラー、アルバンベルク四重奏団のもとで学び、ドイツ音楽コンクー ル、メルボルン国際室内楽コンクール、そしてカーリヒシュタイン=ラレード=ロビンソン国際トリオ賞を受賞した実力派トリオ。 このCDは、ウィグモアホールで行った、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲演奏会の録音で、演奏会は評論家の間でも高く評価され、評判を呼んだシリース となっています。 アネッテ・フォン・ヘーンは、ウィーンの楽器製作者ユリア・パシュの楽器(2016年製)、シュテファン・ハイネマイヤーのチェロはイギリスの製作者トマス・ケネディ (1810年製)の楽器を使用しています。 (Ki)
Wigmore Hall Live
WHLIVE-0092(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.5
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
エリアスSQ
【サラ・ビトルロック(Vn)、ドナルド・グラント(Vn)、マーティン・セイヴィング(Va)、マリー・ビトルロック(Vc)】

録音:2015年1月10日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
Wigmore Hall Live
WHLIVE-0093(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.6
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
エリアスSQ
【サラ・ビトルロック(Vn)、ドナルド・グラント(Vn)、マーティン・セイヴィング(Va)、マリー・ビトルロック(Vc)】

録音:2015年3月7日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
1998年に結成された若手カルテット、エリアスSQ。メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」のドイツ語の呼び名から取られたカルテット名。マン チェスターにあるノーザン国立音楽大学に在籍中に結成され、クリストファー・ローランド博士に師事、ケルンの音楽学校ではアルバンベルク四重奏団にも師事 しています。BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、2010年にはボレッティ・ブイトーニ・トラスト賞を受賞するなど、新時代の アーティストとして注目を集めています。2010年9月にウィグモアホールで行われたリサイタルを収録したアルバム(シューマン/ハイドン:WHLIVE0051)は、 BBCミュージックマガジンの新人賞に選ばれました。
このアルバムは、エリアスSQが2012年以来イギリス全土で行っている、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を受けて企画されたウィグモア ホールでのチクルス。聴き慣れた楽曲を新鮮に、かつ正統的なアプローチの中にもドラマティックな解釈を取り入れ、ベートーヴェンの音楽性に正面から挑んで います。 (Ki)

BIS
BISSA-2437(1SACD)
シューマン:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63
幻想小曲集 Op.88
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
クングスバッカ・ピアノ三重奏団【マリン・ブロマン(Vn)、イェスパー・スヴェドベリ(Vc)、シモン・クラウフォード=フィリップス(P)】

録音:2018年9月/セントジョージ(ブリストル)
1997年創設のクングスバッカ・ピアノ三重奏団がシューマンのピアノ三重奏曲集の録音を開始しました。当団はメルボルン国際室内 楽コンクールで最優秀賞を受賞後、BBCラジオに出演しヨーロッパを中心に活躍の場を広げてきました。精緻なアンサンブルが魅力の当団が真正面からとらえ たシューマンの演奏には説得力とともに雄弁に語る歌い口も印象的です。 シューマンはヴァイオリン、チェロ、ピアノための三重奏曲として4曲をのこしていますが、ピアノ三重奏曲としては3作品で、残り1曲は「幻想小曲集」と名 付けられております。当ディスクにはピアノ三重奏曲第1番、同第2番と幻想小曲集が収録されております。 (Ki)

Hanssler
HC-20001(1CD)
ウカシュ・ヴォシ(1967-):フルートとピアノのための作品集
組曲第2番
エルセニョール幻想曲
ソナタ第5番
アニー・ロースのテーマによる幻想曲
ソナタ「メジュゴリェ」
クシシュトフ・カチカ(Fl)、
タチアナ・チェルニチカ(P)

録音:2018年8月21-23日/スウェーデン
1967 年ポーランド生まれの作曲家ウカシュ・ヴォシによるフルートとピアノのための作品集。ヴォシの作品は非常にロマンティックで、近年若いアーティスト が積極的にとりあげております。その中でも母国ポーランドのフルート奏者クシシュトフ・カチカは以前よりヴォシの作品に魅了され演奏してきました。この度満 を持しての録音となりました。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32840(3CD)
ザ・マスターズ・コレクション〜ゾルターン・コチシュ
(1)バルトーク:子供のために Sz.42, BB 53より第1巻第16曲、同第17曲、第4巻第26曲、同第27曲
(2)ドビュッシー:チェロ・ソナタ L.135
(3)コダーイ:ソナチネ
(4)バルトーク:コントラスト〜ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための Sz.111 BB 116
(5)バルトーク:ラプソディ第1番〜チェロとピアノのための Sz.88 BB 94
(6)バルトーク: 2台のピアノと打楽器のためのソナタSz.110 BB 115
(7)ハイドン:カプリッチョ Hob.XVII:1
(8)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
(9)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K. 457
(10)シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」 イ長調 D.667より第4楽章
(11)モーツァルト:3台のピアノ協奏曲第7番「ロードローン」 ヘ長調 K.242
(12)クルターク:8つの小品 Op.3
(13)ケージ:4つの舞曲「What So Proudly We Hail」より第1曲、第3曲
(14)バルトーク:交響詩「コシュート」
(15)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番
(16)バルトーク:ディヴェルティメント
(2)(3)(5)ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、
(4)ミクローシュ・セントヘイ(Vn)、
(4)カールマーン・ベルケス(Cl)、
(6)(11)デジュー・ラーンキ(P)、
(6)グスタフ・セール(パーカッション)、
(6)(13)ゾルターン・ラス(パーカッション)、
(10)ガーボル・タカーチ=ナジ(Vn)
(10)ガーボル・オルマイ(Va)、
(10)アンドラーシュ・フェイエール(Vc)、
(10)フェレンツ・チョントシュ(Cb)
(11)アンドラーシュ・シフ(P)、
(15)バルナバーシュ・ケレメン(Vn)、
(11)ハンガリー国立O
(11)ヤーノシュ・フェレンチク(指)
(14)-(16)ハンガリー国立PO
ゾルターン・コチシュ((1)-(13)ピアノ、(14)-(16)指)

録音:1970年-2008年
2016年11月6日に64歳で歿したハンガリーの大ピアニスト&指揮者のゾルターン・コチシュ。母国ハンガリーのフンガロトン・レーベルの名録音が『ザ・ マスターズ・コレクション〜ゾルターン・コチシュ』として3枚組で登場しました。
コチシュは1970年にハンガリー放送が主催したベートーヴェン・ピアノ・コンクールで優勝。以後、ラーンキ、シフとならび「ハンガリー三羽烏」として日本 でも絶大な人気を誇りました。独特な感性と高度なテクニックで鋭い演奏を聴かせてくれたコチシュですが、音楽家としての後年から晩年にかけては指揮者とし ても成功し、ハンガリー国立POの音楽監督兼指揮者として演奏・録音活動を行ってきました。
コチシュを語るうえでバルトークなくしては語れず、ピアノ作品はもちろんのこと管弦楽曲さらに声楽作品まで数々の名録音を残してきました。ここにその業績 を凝縮した形で1970年から2008年までに録音された代表的な演奏が収録しました。現在廃盤となっているタイトルからの音源も多数なだけに注目のリリース といえましょう。 (Ki)

DUX
DUX-1529(1CD)
フリーマン:クラリネットとピアノのための作品集
秋のたそがれ Op.35/ソナタ風に Op.144
4つの小品 Op.170/ソナタ第2番Op.219
組曲 Op.171/ソナタ第3番 Op.222「ロマンティカ」
バルバラ・ボロヴィチ(Cl)、
マレク・シュレゼル(P)

録音:2018年−2019年(ポーランド)
その生涯で約1300曲にも及ぶ膨大な数の作品を遺した20世紀ポーランドの作曲家、ウィトルド・フリーマン(1889−1977)のクラリネット作品集は、ワルシャワ近郊のラスキの盲学校で教師として過ごしたこの音楽家の功績の一部を現代に伝える貴重なプログラム。 バルバラ・ボロヴィチは、ポーランドのオポーレPOでデビューを果たした後、ヨーロッパ、北米、豪州、アジアへと活躍の場を広げたポーランドの女流クラリネット奏者。ソリストとして活躍する傍ら、クラクフ音楽アカデミーで教鞭を執っています。

Prima Facie
PFCD-115(1CD)
ジョン・カスケン:ピアノを伴う室内楽作品集2002-2018
(1)シャドウド・ピース
(2)ストールン・エア
(3)6つの木の小品
(4)サーペンツ・オヴ・ウィズダム
(5)ピアノ三重奏曲
(1)ルーシー・グールド(Vn)、ベンジャミン・フリス(P)
(2)フィリップ・ハイアム(Vc)、アラスデア・ビートソン(P)
(3)ケネス・ハミルトン(P)
(4)アレック・フランク=ゲミル(Hrn)、アラスデア・ビートソン(P)
(5)グールド・ピアノ・トリオ

録音:2019年7月8日−11日、イギリス
ジョン・カスケンは、グラスゴーのムジカ・ノーヴァ・フェスティヴァルやBBC、BBCプロムスなどから作品を委嘱され作品を書き、ヒリアード・アンサンブルのために書いた「The Dream of the Rood」では2009年のイギリス作曲賞を受賞しているイギリスの作曲家。グールド・ピアノ・トリオやケネス・ハミルトンなどの名手たちによる、すべての作品にピアノが登場するというユニークな室内楽作品集。

CORO
COR-16177(4CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
CD 1〜ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」
CD 2〜ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
CD 3 〜ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
CD 4〜ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
スザンナ・オガタ(Vn)、
イアン・ワトソン(フォルテピアノ)
使用楽器:ヴァイオリン:ヨーゼフ・クロッツ1772年製
フォルテピアノ:ポール・マクナルティ2000年製作(アントン・ヴァルター・モデル)

録音:CD1:2014年6月7日−9日、CD2:2015年6月21日−23日、CD3:2016年6月5日−8日、CD4:2017年3月17日−19日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ、アメリカ)
ハリー・クリストファーズが第13代音楽監督を務める米国古楽界の名門ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)の中心メンバー、アシスタント・コンサートマスターのスザンナ・オガタと、アソシエイト・コンダクターのイアン・ワトソンのコンビによる「ベートーヴェン」のソナタ集。
2014年〜2017年に録音され、ニューヨークタイムズ紙、グラモフォン誌、ストラド誌などで絶賛レビューを得てきたこれらの録音が、全集BOXセットとなって新登場。
使用楽器はヨーゼフ・クロッツのヴァイオリン(18世紀製作)、ヴァルター・モデルのフォルテピアノ(ポール・マクナルティ製作)。ヒストリカル楽器の優美な音色による上質なベートーヴェンを、お得なセット価格でお届けします。

Ars Produktion
ARS-38278S(1SACD)
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 KV.563
弦楽三重奏曲楽章 ト長調 KV.562e/Anh.66
トリオ・オレアーデ〔石橋幸子(Vn)、ウルズラ・ザルンタイン(Va)、クリスティーネ・フー(Vc)〕

録音:2018年12月4日−6日、ドイツ
"トリオ・オレアーデ"は、スイスを拠点に活動し、ミュンヘン国際弦楽三重奏コンクールで第1位を受賞している弦楽三重奏団。3人ともが、ハービスロイティンガー・ストラディヴァリ財団から貸与されたストラディヴァリウスを使用しているトリオ・オレアーデのセカンド・アルバムは、モーツァルトの最高に熟練した作曲技術が発揮された、弦楽三重奏のための「ディヴェルティメント」KV.563。
ヴァイオリン奏者の石橋幸子(いしばしゆきこ)は、ドイツのリューベックでザハール・ブロン教授に師事し、数々の音楽コンクールで受賞。スイスの名門チューリヒ・トーンハレOのヴァイオリン奏者としても活動している名手。ドイツのウルズラ・ザルンタインもチューリヒ・トーンハレOで第2ヴァイオリン奏者からヴィオラ奏者へと転向して活動。台湾出身の両親の下、ウィーンで生まれたクリスティーネ・フーは、現在はハンブルク州立POのメンバーとして活動しています。

KAIROS
0015060KAI(1CD)
ケルシュバウマー:作品集
(1)アコーディオンとアンサンブルのための「シュラフル」
(2)ペドラ・デブリス
(3)弦楽四重奏曲第2番「アボッツォW」
(4)プリペアド・ヴァイオリンのための「KritzungU」
(5)テナー・リコーダーとプリペアド・ヴィオラのための「ゲシーベ」
(6)5つの楽器のための「llif」
(1)クラシミール・ステーレフ(アコーディオン)、クラングフォルム・ウィーン、エミリオ・ポマリコ(指)
(2)シャールフェルト・アンサンブル、レオンハルト・ガルムス(指)
(3)アルディッティSQ
(4)シャールフェルト・アンサンブル、レオンハルト・ガルムス(指)
(5)トゥー・ウィスカス
(6)アンサンブル・クロモソム

録音:2012年−2018年、オーストリア
ハンネス・ケルシュバウマー(1981−)は、オーストリア、ウィーンに本拠を置く金融機関エルステ・グループが主宰する「エルステ銀行作曲賞(Erste Bank Kompositionspreis)」を2017年に受賞するなど、ドイツ語圏を中心にその存在感を急速に高めているイタリア、南チロルのブレッサノネ出身の作曲家。ケルシュバウマーの作品は、四分音演奏によるアコーディオンとアンサンブル、テナー・リコーダーとプリペアド・ヴィオラなど、楽器の組み合わせも非常に独創的。アルディッティSQや、クラングフォルム・ウィーンなど、演奏者陣も強力です。
KAIROS
0015056KAI(1CD)
マルコ・モミ(1978−):室内楽作品集
ルディカU
Tre Nudi, Quattro Nudi, Cinque Nudi, Sei Nudi
オールモスト・ノーウェアー
ニケル〔パトリック・シュタドラー(サクソフォン)、ヤロン・ドイチュ(エレクトリック・ギター)、ブライアン・アーチナル(打楽器)、アントワーヌ・フランソワーズ(P)〕

録音:2015年、スイス&2019年、イタリア
ガウデアムス音楽賞やソウル国際音楽コンクールの受賞歴を持ち、ダルムシュタット市からクラニヒシュタイン音楽賞を授与されるなど、国際的に高い評価を受けている現代作曲家、マルコ・モニ(1978−)の室内楽作品集。
母国のペルージャを皮切りにストラスブール、ハーグ、ローマ、ダルムシュタットを経て、2007年から2010年にかけてパリのIRCAMで学ぶなど、すでにその作風は確立されており、イタリアにおける現代作曲家の中でも、その存在感は際立ち始めています。イスラエルのアンサンブル・グループ「ニケル」の演奏もハイレベルです。

Chandos
CHAN-20114(3CD)
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95 《セリオーソ》
弦楽四重奏曲第13番変ロ長
調 Op.130/大フーガ変ロ長調 Op.133
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第
15番イ短調 Op.132/弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2017年10月26日−27日(Op.133&135)、2018年5月7日−10日(Op.95&131)、2018年5月21日−24日(Op.130〔カヴァティーナを除く〕&132)、2019年4月8日−10日(Op.127&130〔カヴァティーナ〕)、ポットン・ホール(サフォーク)
1972年の結成以降、世界の主要なステージで3,000を超えるコンサートを行い、60以上の録音をリリースしてきたイギリスを代表するアンサンブルの1つ、ブロドスキーSQ。2016年に発売したショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集(CHAN 10917)がロングセラーとなっているブロドスキー・クヮルテットの新録音は、ベートーヴェンの生誕250周年を鮮やかに彩る弦楽四重奏曲集3枚組BOX!
ベートーヴェンが完成させた最後の作品群であり、ベートーヴェンの偉大な業績の頂点となる後期の弦楽四重奏曲。ロシアの王子ニコライ・ガリツィンの依頼でOp.127、132、130の3つの四重奏曲を生み出し、その後Op.131と135の傑作を書き、最後に「大フーガ」の代わりとなるOp.130の終楽章を書いて完成させた後期の弦楽四重奏曲。ブロドスキーSQは、この5曲+大フーガに加え、それらの約15年前に作曲されたOp.95の「セリオーソ」も、その革新性と作曲スタイルは後期作品に繋がるものとして組み込んでいます。

Diapason
DIAP-121(2CD)
ベートーヴェン:ラズモフスキー四重奏曲集
(1)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
(2)弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
(3)弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
(1)パガニーニSQ/録音:1946年
(2)カルヴェQ/録音:1938年
(3)ブダペストSQ/録音:1941年

※リマスタリング:Circa(フランス)
フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。同シリーズの第121集は、2020年のベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーを祝う「ラズモフスキー四重奏曲集」の3作品!20世紀前半を代表する往年の世界的クヮルテット、パガニーニSQ、カルヴェ四重奏団、そしてブダペストSQの演奏を収録しています。同レーベルのリマスタリングを手掛けるフランスのマスタリング・スタジオ「Circa」による音質向上にも要注目です。

Glossa
GCD-920316(1CD)
メランコリック・バッハ〜ヴィオラ・ダ・ブラッチョとハープシコードのための音楽
バッハ:トリオ「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」 BWV.655a/コラール「愛しきイエスよ、われらはここに」 BWV.731/トリオ BWV.583(アダージョ)/オルガン小曲集からのコラールのアレンジメント集〔コラール「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」 BWV.622(アダージョ・アッサイ)、コラール「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」 BWV.631a〕/ソナタ ハ短調 〔第1楽章 アダージョ=ヴィヴァーチェ(カンタータ BWV.76 第2部「説教後のシンフォニア」より)、第2楽章 アンダンテ(ソナタ第4番BWV.528/2より)、第3楽章 アレグロ(トリオ BWV.586より/原曲:テレマン)〕/ハープシコード独奏のためのアルマンダ(ソナタ イ短調 BWV.965より/原曲:ラインケン)/ソナタ ヘ長調〔第1楽章 アレグロ(トリオ「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV.664より)、第2楽章 アダージョ(コラール「古き年は過ぎ去れり」 BWV.614より)、第3楽章 アレグロ(コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV.676より)〕/ヴィオラ独奏のためのトレ・ヴィヴマン(幻想曲 BWV.572より)/ヴィオラ独奏のためのエクセルチティウム(ペダル練習曲 BWV.598より/C.P.E.バッハ作とされる)/オルガン小曲集からのコラールのアレンジメント集〔コラール「神の慈しみを讃えさせたまえ」 BWV.613より、コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV.639、コラール「われら悩みの極みにありて」 BWV.641〕/コラール「ただ神の御旨に従う者は」 BWV.691
エミリオ・モレーノ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)、
アーロン・サピコ(ハープシコード)

録音:2019年7月、トレモチャ・デ・ハラマ(マドリード)
ヴァイオリン奏者としては「ラ・レアル・カマラ」や「エル・コンシエルト・エスパニョール」を率い、ヴィオラ奏者としてはブリュッヘンの18世紀オーケストラで長年ヴィオラ・セクションを率いてきたスペインを代表するバロック・ヴァイオリン&ヴィオラの名手エミリオ・モレーノ。また、音楽学者・研究家としても名高く、前作「アポクリファル・ソナタ集(GCD 920315)」では、室内楽から編曲されたボッケリーニのソナタ集という極めて意欲的なプログラムを披露しました。
最新作「メランコリック・バッハ」も、エミリオ・モレーノの飽くなき探求心と深い見識が結実した、優れたコンセプト・アルバム。
「脚のヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)」に対して「腕のヴィオール」という意味を持つ擦弦楽器ヴィオラ・ダ・ブラッチョ(Sympertus Niggel, 1751)を用い、大バッハがヴィオラ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)のために書いたであろう作品(様々なトリオ・ソナタ、カンタータ、オルガン・コラール等より)を集め、独自にソナタや曲集としてまとめあげたという、まさにエミリオ・モレーノならではの特別なバッハです。

Nimbus Alliance
NI-6383(1CDR)
リシャルト・ラインフォス:リフレッシ
リシャルト・ラインフォス(b.1964):Riflesso sul tasto(ヴィヴラフォン/グロッケンシュピール、チェレスタ、ピアノ)
 Riflesso sull'arco(バス・クラリネット、トロンボーン、チェロ、ピアノ)
Riflesso sullo spazio(クラリネットEb、クラリネットA、バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ)
アイヴズ・アンサンブル

録音:2019年1月11日−13日、オルゲルパーク(アムステルダム、オランダ)
1986年の結成以降、アイヴズやケージ、フェルドマンなどの作品を取り上げており、近現代作品を十八番としているアイヴズ・アンサンブルの新録音は、オランダの現代音楽作曲家、リシャルト・ラインフォスの作品集。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DB Productions
DBCD-161(1CD)
ニールセン:ヴァイオリンとピアノのためのロマンス Op. 2 No. 1
ヴァイオリンとピアノのためのロマンス ニ長調
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op. 9 (FS20)
ヴァイオリン・ソナタ第2番Op. 35 (FS64)
5つのピアノ小品 Op. 3 (FS10) …ピアノ独奏
セシリア・シリアクス(Vn)
ベンクト・フォシュベリ(P)

録音:2014年頃
DB Productions
DBCD-168(1CD)
アルメニアのピアノ三重奏曲集
ガイーヌ・チェボタリアン (1918-1998):ピアノ三重奏曲
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):ピアノ三重奏曲 嬰ヘ短調
ティグラン・マンスリアン (1939-):ピアノ三重奏曲
KMWトリオ【アンネッテ・マンハイマー(Vn)、サラ・ヴィーク(Vc)、アン=ソフィ・クリングベリ(P)】

録音:2015年
DB Productions
DBCD-180(1CD)
アンドレア・タッローディ (1981-):弦楽四重奏曲集
悲哀と歓喜(ヴィオラとチェロ版)
弦楽四重奏曲第1番「鏡」
弦楽四重奏曲第2番「マダルダル」
弦楽四重奏曲第3番「光散乱」
ルシエルナガ (チェロ独奏)
ダールクヴィストQ

録音:2017年2月28日-3月2日
スウェーデンで多くの受賞歴を誇る女流作曲家、トロンボーン奏者クリスチャン・リンドベルイの娘でもあるアンドレア・ タッローディの弦楽四重奏曲集。
DB Productions
DBCD-178(1CD)
ケント・オーロフソン (1962-):Champs d'etoiles シャン・デトワール リッパレッラ

録音:2016年4月19-25日

CPO
CPO-555201(1CD)
NX-B02
カール・ヴァイグル(1881-1949):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第7番ヘ短調(1941-1942)
弦楽四重奏曲 第8番ニ長調(1949)
トーマス・クリスティアン・アンサンブル
【トーマス・クリスティアン(Vn)、ライムント・リシー(Vn)、ロベルト・バウアーシュタッター(Va)、ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(Vc)】

録音:2017年12月11-15日
最近注目が高まる「退廃音楽」作曲家の一人カール・ヴァイグル。cpoレーベルからの2枚目のリリースは、ヴァイグルの 最後の作品となった弦楽四重奏曲第7番と第8番の組み合わせ。作曲家の生前に演奏されることがなかった晩年の 2曲で、1956年にニューヨークで初演された第7番、1973年にリンカーンセンターで初演された第8番。どちらの曲も 抒情性を湛えた豊かな音楽であり、この時代の作品にしては、ほとんど不協和音が使われていません。しかし和声の 変化やユニークな転調などで、夜の孤独や、漂う悲劇性などがしっかり表現されています。演奏する「トーマス・クリス ティアン・アンサンブル」はウィーン・フィルのメンバーを含む名手たちの集まり。各々の音楽性を生かしながら巧みな演奏 を披露しています。

Willowhayne Records
WHR-045(1CD)
シューベルト/ヴィトマン他:ホルンとピアノのための作品集
イェルク・ヴィトマン(1973-):ホルン・ソロのためのエアー
ニコラス・フォン・クルフト(1779-1818):ホルン・ソナタ.ホ長調
シューマン:アダージョとアレグロOp.70
ヨーク・ボーエン(1884-1961):ホルン・ソナタ 変ホ長調 Op. 101
キルヒナー (1942-):3つの詩曲
エサ=ペッカ・サロネン(1958-):演奏会用練習曲
ベン・ゴルトシャイダー(Hrn)、
ダニエル・ヒル(P)

録音:2017年9月22-24日

BRIDGE
BCD-9524(1CD)
ラーク四重奏団/解散記念盤
(1)ジョン・ハービソン(b.1938):弦楽四重奏曲第6 番
(2)ケンジ・バンチ(b.1973):メガロポリス
(3)アンナ・ウィーズナー(b.1965):オーランド・アンダーグラウンドの8つの失われた歌
(4)アンドリュー・ワゴナー(b.1960):「この一枚の布」〜2 つの弦楽四重奏のための
ラークQ【デボラ・ブック(Vn)、ベイシア・ダニロウ(Vn)、カスリーン・ロックウッド(Va)、キャロライン・スティソン(Vc)】
(2)ユーシフ・シェロニック(Perc)
(3)ロミー・ド・ギーズ=ラングロワ(Cl)
(4)ラークQオリジナルメンバー【ケイ・スターン(Vn)、ロビン・メイフォース(Vn)、アンナ・クルーガー(Va)、ローラ・ソーウェル(Vc)】

録音:2018/2019年
ンバー・チェンジをしながら34 年間女性のみで続いたラーク四重奏団の解散記念盤。ゲス トに初代ラーク四重奏団を迎えています。 このアルバムはアメリカの様々な世代の作曲家による弦楽四重奏曲集。バルトークにアメリカ民 謡を加えたようなハービソンの抒情的な第 6 番、各種小物打楽器が彩りを添えたバンチのラテ ン情緒あふれるメガロポリス、事実上のクラリネット五重奏であるウィーズナーのコープランドを 思わせる「8 つの失われた歌」が聴きもの。
BRIDGE
BCD-9526(1CD)
クリストファー・スターク(b.1980):作品集
(1)季節の音楽(2016-18)〜弦楽四重奏のための
(2)ピアノ四重奏曲(2014)
(3)これは物語ではない(2017)〜クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノとエレクトロニクスのための
(1)モメンタ四重奏団
(2)ロス・アンジェルス・ピアノ四重奏団
(3)スコット・アンドリュー(Cl)
(3)カリクス・ピアノ・トリオ

録音:2015-2019年
スタークはアメリカの新世代を代表する若手作曲家のひとり。弦楽四重奏曲「季節の音 楽」はヴィヴァルディの「四季」を定本にしつつ、それを解体し、更に現代音楽の様々な技 法を取り入れたアイデア満載の佳曲。ピアノ四重奏曲はリゲティなどの影響も感じさせつつ ロマンティックな旋律が登場する大作。「これは物語ではない」はライヴ・エレクトロニクスが 加わったクラリネットとピアノ三重奏による室内協奏曲風の作品。

GENUIN
GEN-19676(1CD)
葉は無い方がよい」〜チューバとハープによるドイツ歌曲とオペラ
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70/くるみの木 Op.25-3/エフタの娘 Op.95-1/ローレライ Op.53-2/月に寄せて Op.95-2
シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン D118(2 種)/セレナード D957-4/竪琴弾きの歌1 孤独に身を委ねる者は D478
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌
プッチーニ:「トスカ」〜星はきらめき,歌に生き
ボルヌ:ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲
アンドレアス・マルティン・ホフマイアー(Tub)
アンドレアス・ミルトナー(Hp)

録音:2019年5月14−15日 ドイツ,クリュン
2013 年のエコ・クラシック賞受賞チューバ奏者、アンドレアス・マルティン・ホフマイ アーと、ヴュルツブルク音楽大学教授のハープ奏者、アンドレアス・ミルトナーのコンビ が6 年ぶりにGENUIN に戻って来た(前のCD はGEN-13278)。ホフマイアーの柔ら かく温かいチューバの音色に、控えめながら独奏をしっかり支える伴奏は、まったく他 に聞くことのできない愉悦に満ちています。この CD は前半がシューマンとシューベルト の歌曲。これが実に音楽的な演奏で、好奇心で聞くとに驚かされること間違いなし。 糸を紡ぐグレートヒェンは高音域、低音域の2 種収録。後半はオペラもの。フランソワ・ ボルヌ(1840-1920)のカルメン幻想曲は、フルート奏者のボルヌが書いたフルートの ための曲を、チューバで見事に吹きこなしています。
GENUIN
GEN-19673(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲 ハ長調 WoO.36-3
ピアノ四重奏曲 変ホ長調W oO.36-1
ピアノ四重奏曲 ニ長調 WoO.36-2
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.16a
ハノーファー・ピアノ三重奏団
コンスタンティン・ゼルハイム(Va)

録音:2019 年 2 月 26 日-3 月 1 日 カイザースラウテルン
ベートーヴェンの隠れた名曲として知られるピアノ四重奏曲 WoO.36 の 3 曲と、ピ アノと管楽のための五重奏曲からの編曲であるピアノ五重奏曲 変ホ長調を収録。ピ アノ四重奏曲 WoO.36 の3 曲は、1785 年、ベートーヴェンが15 歳になる頃に作曲さ れた作品で、40 年近く後になって出版されたが、作品番号は付けられなかった。モー ツァルトやハイドンの影響が強い中で、しかし後のベートーヴェンの個性がキラリと光 る秀作。ハ長調はピアノ・ソナタ第1 番、第3 番と関連が強いことでも知られます。 ハノーファー・ピアノ三重奏団にコンスタンティン・ゼルハイムを加えた演奏は、大変に 若々しく爽やかな作品の魅力を引き出しつつ、それだけで終わらない若き日の天才 の冴えも浮かび上がらせた見事なもの。Op.16a も含め、録音の多くないベートーヴェ ンのピアノ四重奏曲の真価を知るに十分の内容です。
GENUIN
GEN-19677(1CD)
チェメリテ:リコーダーとアコーディオンのための作品集
月のささやき1/テ・プラ1/テ・プラ2
月の歌/テ・プラ1/テ・プラ2
月のささやき2
ザビーネ・アンボス(リコーダー)
ミリャーナ・ペテルコル(アコーディオン)

録音:2018 年12 月21-22 日 フランクフルト・アム・マイン
リトアニアの作曲家、ディアナ・チェメイテのリコーダーとアコーディオンのための作品集。な かなかに実験的な作風です。 ザビーネ・アンボスはヴィースバーデン出身のリコーダー奏者。ミリャーナ・ペテルコルはクロア チア、イストラ半島西岸のポレチ出身のアコーディオン奏者。
GENUIN
GEN-19679(1CD)
「まさに!」〜ユーフォニアム音楽の次世代
キリアン(b.1962):ボガルーサ
フィールダウス(b.1978):ヴォルト
キュンツリ(b.1984):ブレイジング
ダニエル・シュナイダー(b.1961):ユーフォニアムと管弦楽のための協奏曲「アトラス」
セントパリ(b.1977):ンコール(アンコール)
リンコラ(b.1955):ユーフォニア
ダニエル・ホール(b.1996):ウィーアプ!
アンディ・スコット(b.1966):この地から
ダニエル・シュナイダー:ネイと管弦楽のための協奏曲〜第4 楽章
ファビアン・ブロッホ(ユーフォニアム)
フランソワ・キリアン(P)
ミヒャエル・マイネン(打楽器)

録音:2019 年4 月18-20 日 ライプツィヒ
副題の通り、現在活動中の作曲家によるユーフォニアムの作品を集めています。ピアノ伴奏を 務めてもいるフランソワ・キリアンは 1962 年、パリ生まれ。ジム・フィールダウスは 1978 年生ま れ。ファビアン・キュンツリは1984 年、スイスの生まれ。ダニエル・シュナイダーは1961 年、チュ ーリヒ生まれ。ロランド・セントパリは1977 年、ハンガリーの生まれ。ユッカ・リンコラは1955 年、 フィンランド生まれ。ダニエル・ホールは1996 年、英国生まれ。アンディ・スコットは1966 年、英 国生まれ。なおシュナイダーの作品のネイはアラビアの縦笛。 ファビアン・ブロッホはスイス生まれのユーフォニアム奏者。幅広く利用されるわりには独奏曲 の少ないユーフォニアムの地位を高めており、このCD でも1 曲を除いてすべて彼が依頼した 作品。柔らかく気品高いのに親しみやすさも感じられる音色がたいへん素晴らしい。
GENUIN
GEN-19674(1CD)
ラ・ベル・エポック
イザイ:物悲しい詩 ニ短調 Op.12
デュボワ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
デュオ・インゴルフソン=ストウペル【ユディト・インゴルフソン(Vn)、ウラディーミル・ストウペル(P)】

録音:2019年3月4-7日 ベルリン
19 世紀末のフランスのヴァイオリンとピアノのための作品を集めたCD。パリ音楽院の院長を 務めたテオドール・デュボワ(1837―1924)は近年再評価が著しいが、ヴァイオリン・ソナタの録 音は珍しい。 ユディト・インゴルフソンはアイスランド出身のヴァイオリニスト。米国で学び、国際的に活躍をし ています。ピアニストのウラディーミル・ストウペルとデュオを組み、ことに 20 世紀初頭の珍しい作 品を蘇らせることで高い評価を得ています。

MERIDIAN
CDE-84652(1CD)
二つのヴィオラの物語
(1)バッハ(ファリントン編):ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調
(2)シューベルト(ターティス編):アレグレット
(3)ブリッジ:カプリス
(4)ホーキンス:二つで
(5)ヴィターリ(ボリソフスキー編):組曲
(6)ダウランド(ターティス編):エリザベス朝の調べ
(7)ターティス:ヘンデルのパッサカリアによる変奏曲
(8)ベンダ(ボリソフスキー編):ソナタ ニ長調
ピーター・マリンソン(Va)
マティアス・ヴィースナー(Va)
(1)(2)(8)エフジェニア・スタリセワ(P)
(5)アネク・ホンドネット(Hrp)
(5)マイケル・オルキンソン(Vc)
(5)ニコラス・ベイリー(Cb)

録音:2018年6月15,16、、22,23日 ロンドン
マリンソン&ウィースナーの2 台のヴィオラが主役で活躍する CD 第2弾(第1 集は英 国とロシアの作品集 品番:CDE84641)。ピーター・マリンソンは BBC SOのヴィオ ラ奏者を務めつつ、ピリオド・ヴィオラ奏者としてロンドンの様々な団体で活躍する名手。 マティアス・ヴィースナーはドイツ出身で、やはり現在は BBC SOのヴィオラ奏者を 務めています。なお助演のマイケル・オルキンソンは元、ニコラス・ベイリーは現BBC 交響楽 団員。ジョン・ホーキンス(1949-)の「二つで At Two」は彼らの依頼で書かれた作品。
MERIDIAN
CDE-84655(1CD)
21世紀のダブルベース
ロビン・ウォーカー:君の方に向き直って
サイモン・パーキン:12月1日
 12月2日/12月3日
 12月4日/12月5日
フィリップ・ウッド:ダブルベース・ソナタ
アイヴァー・ホジソン:月までの往復で
 夜明け/日没/金曜日の午後
デイヴィッド・エリス:平行の影(全4曲)
マルコム・リプキン:祈願
ロクサンナ・パヌフニク:ショショロー
レオン・ボッシュ(Cb)
レベカ・オモルディア(P)

録音:2019 年 3 月 27−29 日 ロンドン
※世界初録音(ウォーカー作品以外)
Meridian から多数のCD が発売されているコントラバス奏者、レオン・ボッシュの新しい CD。題名通り、21 世紀のコントラバス作品が収録されており、ロビン・ウォーカーの「君の 方に向き直って」を除くすべてが世界初録音。コントラバスといえば重低音が魅力だが、 実はフラジオレット奏法を駆使することで高い音も出せる多彩な楽器。レオン・ボッシュは 腕前は見事と言う他ない。
MERIDIAN
CDE-84618(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集VOL.1
弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2
弦楽四重奏のための4 つの小品 Op.81
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
マッジーニQ【スーザン・スタンツェライト(Vn)、デイヴィッド・エンジェル(Vn)、マーティン・ウートラム(Va) 、ミハル・カズノフスキ(Vc)】

録音:2012 年4 月2-4 日 英国,バートン・ターフ
英国の人気SQ、マッジーニ四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全 集の第1集。2012年の録音で今回が日本初紹介。2007年から2013年まで第1ヴァイオリンを務め たスーザン・スタンツェライト時代の演奏です。 第1集には短調の傑作2曲、第4番と第6番を収録。マッジーニ四重奏団の演奏は良く練り上げら れた味わいのあるもので、落ち着きのあるロマンティシズムが素晴らしい。
MERIDIAN
CDE-84625(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集VOL.2
弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
フーガ Op.81
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
マッジーニQ【スーザン・スタンツェライト(Vn)、デイヴィッド・エンジェル(Vn)、マーティン・ウートラム(Va) 、ミハル・カズノフスキ(Vc)】

録音:2013年4月13-15日 英国,バートン・ターフ
英国の人気SQ、マッジーニ四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全 集の第2 集。2013 年の録音で今回が日本初紹介。2007 年から2013 年まで第1 ヴァイオリンを 務めたスーザン・スタンツェライト時代の演奏です。(第3 集はCDE84638 で発売中) 第 2 集には、メンデルスゾーンが最初に作曲した弦楽四重奏曲である第 2 番と、明るい喜びに 溢れた名曲第3 番、そしてフーガを収録。マッジーニ四重奏団は現代的な4 声部が密に絡んで 一体感のある演奏をしつつも、それが神経質に響くことがなく、英国風の品と節度を保っている ところが見事。
MERIDIAN
CDE-84630(1CD)
シューベルト: ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 D898
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
弦楽三重奏曲第1番変ロ長調 D471
プリムローズ・ピアノ四重奏団【スーザン・スタンツェライト(Vn)、ロビン・アイルランド(Va)、アンドルー・フラー(Vc) 、ジョン・スウェイツ(P)】

録音:2014年4月23-25日バーミントン
CD の表裏には団体名が表記されていないけれど、プリムローズ・ピアノ四重奏団のヴィオラ 奏者が交替する直前の録音(ブックレットでは彼らの名義になっている)。40 分かかるピアノ三重 奏曲第 1 番では前マッジーニ四重奏団の第 1 ヴァイオリン奏者、スーザン・スタンツェライトとピ アノのジョン・スウェイツがたいへん素敵に曲を率いています。一方アルペジオーネ・ソナタでは、 アンドルー・フラーがジワッと味のある演奏を繰り広げています。かわいらしい弦楽三重奏曲第1 番も含め、英国風室内楽の良さが存分に発揮された1 枚だ。

Challenge Classics
CC-72824(1SACD)
Love!
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より(D.グリュネス編)
ストラヴィンスキー:ロシアの歌(ストラヴィンスキー&サミュエル・ドゥシュキン編)、
 タンゴ(サミュエル・ドゥシュキン編)
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
ドヴォルザーク:『我が母の教えたまいし歌』 Op.55-4(クライスラー編)
ジョージ・ガーシュウィン:サマータイム
ジェローム・カーン&オスカー・ハマースタイン2世:All the things you are, are mine
ジョージ&アイラ・ガーシュウィン:The man I love
コール・ポーター:So in love
ヨハン・パウル・フォン・ウェストホーフ:Imitazione delle Campane
Chiel Meijering:Candybox(Chiel Meijering編)
ロジェ・ファン・オッテルロー:『ルトガー・ハウアー
 危険な愛』組曲(Marijn van Prooijen編)
エルガー:愛のあいさつ Op.12
ヒュイネン&ホップマン[ セシル・ヒュイネン(Vn)、マリーケ・ホップマン( アコーディオン )]
エヴァ= マリア・ウェストブロック(S)

録音:2019年6月16・22・23日
「愛」をテーマとして近現代を中心にジャンルも自由に選曲。ヴァイオリンとアコーディオンという珍しい編成と大胆なアレンジが楽しいです。舞曲をテーマと した1stアルバム(CC-72683)に続く、チャレンジ・クラシックスから2枚目のアルバム。
Challenge Classics
CC-72782(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.4
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調『大公』 Op.97
アレグレット 変ロ長調 WoO 39
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38
カカドゥ変奏曲 Op.121a
ファン・ベーレ・トリオ
[ハンネス・ミンナール(P)、マリア・ミルシテイン(Vn)、ギデオン・デン・ヘルデール(Vc)]

録音:2018年6月26日〜7月1日、2019年7月6・7日
1984年生まれで、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊英ピアニスト、ミンナールが率いるファ ン・ベーレ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏全集録音プロジェクトの第4弾。名作『大公トリオ』を収録、聴きごたえのある巻となっております。最 初期の作品であるWoO 38はピアノが音楽の骨格を作り弦は補助的な役回りで、『大公』の3人の演奏者が一体となった雄弁さと比べると面白いものがあります。 『カカドゥ変奏曲』もベートーヴェン得意の変奏技法がいかんなく発揮された名品です。

Alba
ABCD-447(1SACD)
ユハ・レイノネン(1956-):室内楽曲集
アテナ(Athene)(2015)(クラリネット、ピアノと弦楽四重奏のための六重奏曲)
弦楽四重奏曲第1番「日記の下書き(Diary Sketches)」(2012)
Foga(2002)(クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)
オッリ・レッパニエミ(Cl、バスCl)
テルヒ・パルダニウス(第1Vn、Vn)
ユッカ・ウンタマラ(Vn2)
アンティ・ティッカネン(Va)
トマ ス・ヌニェス=ガルセス(Vc)
ローペ・グロンダール(P)

録音:2015年11月2日-4日 聖カタリナ教会(カルヤー、フィンランド)
制作・録音::サイモン・フォックス=ガール
フィンランドの作曲家ユハ・レイノネン(1956-)は、タンペレ音楽アカデミーでヨウニ・カイパイネンとエスコ・シュヴィンキに学び、マグヌス・リンドベリた ちのマスタークラスに参加しました。独奏楽器のための曲、室内楽曲、協奏曲、管弦楽曲、歌曲と合唱曲とクラシカル音楽のほぼ全ジャンルを手がけ、初期に は劇のための作品にも取り組みました。複雑で運動性の高いリズミカルな躍動感のある音楽から、静謐な抒情、バロックの色彩を映した音楽まで、多様なスタイ ルを使い分けています。レイノネンが室内楽のために書いた作品。「アテナ(Athene)」は、フィンランド室内楽で最大規模の「トッカータ」のひとつです。「日 記の下書き」の副題をつけられ弦楽四重奏曲は、「サタソイット音楽祭」の委嘱で作曲され、2012年8月31日、コケマキ教会で初演されました。単一楽章の 内面的な作品です。2002年7月26日、クフモ室内楽作曲コンペティションで初演されたクラリネット(バスクラリネットと持ち替え)、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィ オラとチェロのための「フォガ(Foga)」は、「5つの楽器のための効果的、コンパクトな小室内協奏曲」とみなされる音楽。演奏者に「ヴィルトゥオーゾ的チャ レンジ」が求められる3曲のプログラムです。演奏は、2009年の国際カール・ニルセン・コンペティションで第1位に選ばれ、タピオラ・シンフォニエッタの 首席クラリネット奏者を務めるオッリ・レッパニエミ(1980-)のクラリネット。カムス四重奏団の創設からのメンバー、テルヒ・パルダニウス(1982-)と、カ ムス四重奏団の創設時のメンバー、ヨルマ・パヌラの指揮クラスでも学んだユッカ・ウンタマラ(1981-)のヴァイオリン。META4 四重奏団のメンバー、アンティ・ ティッカネン(1980-)のヴィオラ。フィンランドRSOのソロ奏者、トマス・ヌニェス=ガルセス(1984?)のチェロ。ピアノのローペ・グロンダール(1989-)は、 シベリウス・アカデミーとロンドンの王立音楽アカデミーで学び、クフモ、ヘルシンキ、シカゴのラヴィニアといった音楽祭に室内楽奏者として参加してきました。 (Ki)

WERGO
WER-7388(1CD)
エンノ・ポッペ(1969-):『Rundfunk(放送)』 〜9つのシンセサイザーのための(2015-2018)
(オーディオ・ソフトウェア ヴォルフガング・ハイニガー)
アンサンブル・モザイク

録音:2019年1月30日〜2月1日
※世界初録音
1969年生まれのドイツの作曲家エンノ・ポッペは、共感的懐疑主義と呼ばれる態度で電子音楽に取り組む音楽家。アンサンブル・モザイク代表として自ら演 奏も手掛けています。9台のシンセサイザーによるこの作品はFM音源、ミニモーグ、ピガニーノなど60〜70年代のサウンドを用いていますが、そのまま音を 使うのではなく、コンピューターで変調・再構成しながら音楽を作っていきます。「I」ではシンプルなピコピコ音で始まり、「II」ではノイズのドローンが支配的と なり、「III」ではそれぞれの要素が絡み合いながら大きく変容・展開。演奏家には鍵盤楽器奏者としての技術よりも電子音を巧みに操る技術が求められます。演 奏家の身体性をもって作り上げる電子音楽であり、ポスト・デジタル音楽と呼ぶことが出来るでしょう。 (Ki)
WERGO
WER-7374(1CD)
コリウン・アハロニアン(1940-2017):作品集
『Gente』 〜フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、コントラバス、カリンバ、スティールドラムのための(1990)
五重奏曲『Musica』 〜アルトフルート、ホルン、トランペット、トロンボーン、トムトムのための(1972)
三重奏曲『Musica』 〜フルート、ヴァイオリン、ピアノのための(1968)
『?Y ahora?』 〜ピアノのための(1984)
『?De que estamos hablando?』 〜バス/Es管クラリネット、ファゴット、チェロのための(2006) *
『Los cadadias』 〜クラリネット、ファゴット、チェロ、ピアノのための(1980)
『Una cancion』 〜フルート、クラリネット、ヴィオラ、チェロ、ピアノのための(1998)
『Una carta』 〜15の楽器奏者のための(2001) *
『Mestizo』 〜管弦楽のための(1993)
アンサンブル・アヴァンチュール
ゾルターン・ペシュコー(指)
バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO

録音:2017年11月2〜5日、2019年3月16日

*=世界初録音
コリウン・アハロニアンは1915年のジェノサイドを生き延びたアルメニア人移民の息子として、1940年にウルグアイのモンテビデオで生まれました。その作 風はラテンアメリカの文化に根ざしたリズミカルでエネルギッシュなもの。それでいてカラッとした、乾いた感じの曲想が印象的です。民俗音楽の香りを持つ短い 動機素材を用い、慎重に緻密に組み立てていく構成で、示唆に富む作品を作り上げています。様々な編成の楽曲を集めており音色の変化にも注目です。 (Ki)
WERGO
WER-7383(1CD)
マンフレッド・トロヤーン(1949-):弦楽四重奏曲第2番〜クラリネットとメゾソプラノを伴う(1979/80) ミンゲットSQ
ターニャ・アリアンヌ・バウムガルトナー(Ms)
トルステン・ヨハンス(Cl)

録音:2018年5月29〜31日
※世界初録音
マンフレッド・トロヤーンは1949年ドイツのクレムリンゲン生まれの作曲家で、フルート奏者、指揮者としても活動しています。前衛世代以降の作曲家が個々 の音楽言語を模索した時代の、ポスト・モダン的作風。トロヤーンは無調音楽に馴染めず、ロマン派の作曲家に強くインスピレーションを受けたようです。と言っ ても不協和音と協和音を織り交ぜた書法を取り、ベートーヴェンへのオマージュと書かれた第6楽章も皮肉めいた語り口で一筋縄ではいきません。第2、4、5 楽章でメゾソプラノとクラリネットが登場するのも印象的です。 (Ki)


ANIMAL MUSIC
ANI-084(1CD)

ANI-084LP(1LP)
ラデク・バボラーク/オール・ピアソラ・プログラム
(1)フラカナーパ
(2)鮫
(3)タンゴ・エチュード第1番
(4)ミケランジェロ’70
(5)タンゴ・エチュード第4番
(6)フーガと神秘
(7)タンゴ・エチュード第3番
(8)肉屋の死
(9)天使のミロンガ
(10)悪魔のタンゴ
(11)天使の復活
(12)アベ・マリア〜「昔々」
ラデク・バボラーク・オルケストリーナ
【ラデク・バボラーク(ホルン&アーティスティック・ディレクター)、ペトル・ヴァラーシェク(バス・クラリネット&アルトサックス)、ベンツェ・ボガーニ(Fg)、ミリアム・ロドリゲス・ブリュロヴァー(G)、ヴァーツラフ・クラフリーク(P)、ダリボル・カルヴァイ(1stヴァイオリン)、マルティナ・バチョヴァー(2ndヴァイオリン)、カレル・ウンテンミュラー(Va)、ハナ・バボラコヴァー(Vc)、ダヴィト・パヴェルカ(Cb)、イジー・スチヴィーンJr.(打楽器)、ヴィート・ペトラーシェク(Vc)】

録音:2019年8月9&10日ノウゾフ(チェコ)
鬼才ホルン奏者ラデク・バボラーク創設のラデク・バボラーク・オルケストリーナ。チェコANIMAL MUSICレーベルからリリースし好評を博したバボラー ク・ダンスアルバム(KKC 5438 / ANI 044)の続編が登場しました!当アルバムはオール・ピアソラ・プログラムです! バボラークといえば天才芸が光る妙義が魅力ですが、ソロはもちろんのこと、協奏曲・室内楽でも高く評価されております。バボラークが絶大なる信頼 を寄せるメンバーとともに情熱的にピアソラの作品を演奏しております。
※タンゴ・エチュード第1番、タンゴ・エチュード第4番、アベ・マリア〜「昔々」はLP盤には収録されておりません。


SILKROAD MUSIC
SRM-043LP(2LP)
「チェロのカントラル・ボイス」
■LP 1
(1)メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
(2)オッフェンバック:アンダンテ〜協奏的大二重奏曲 Op.34-1
(3)ポッパー:(1843-1913):レクイエム Op.66(3つのチェロとピアノ編)
■LP 2
(4)ポッパー:いつかの美しいあの日のように Op. 64-1
(5)ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
(6)グランツ(1898-1964):無伴奏チェロのためのタル(ブローメンダール編)
(7)ブロッホ:祈り〜ユダヤ人の生活より
(8)ラヴェル:カディッシュ〜2つのヘブライの歌より第1番(チェロとピアノ編)
(9)ベン=ハイム(1897-1984):3つの無言歌集
(10)グリック(1934-2002):祈りと踊り
コンラート・ブローメンダール(Vc)、
(1)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)ヴァレリー・トライオン(P)、
(2)(3)アンドレス・ディアス(Vc)、
(3)アンドリュー・マルク(Vc)

録音:1994年5月/トロイ貯蓄銀行ホール(ニューヨーク)
33 1/3 RPM
180g重量盤
ドイツプレス
1946年オランダ生まれのチェロ奏者コンラート・ブローメンダールはアムステルダム音楽院にてアンナー・ビルスマに師事。その後渡米し、ヤーノシュ・ シュタルケル、ウィリアム・プリムローズに室内楽を学びました。70年代よりカナダに拠点をうつしソリストとして活躍。80年代からは室内楽に傾倒し、 トロント・チェンバー・プレーヤーズ、トロント七重奏団、アマティSQらと共演。また、1986年にはヴァイオリンのジェラルド・カンタージアン、 ピアノのヴァレリー・トライオンとともにレンブラント・トリオを結成。カナダ、アメリカほかでツアーを大成功させ、Dorian Recordingsから5タイトル のアルバムをリリースしました。
「チェロのカントラル・ボイス」はメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第 2 番を主軸にブロッホ、グリック、グランツ、ポッパーなども収録しており、ブ ローメンダールが奏でるチェロの音色の美しさと雄弁な語り口が聴きものです。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、優秀録音として評価の高いDorian Recordingsの名盤がLP盤で聴けるのは非常に喜ばしいことです。独プレス盤。

SILKROAD MUSIC
SRM-044LP(2LP)
ヴィルトゥオーゾ!〜ヴァイオリン・アンコール名作集
■LP 1
1.クライスラー:コレルリの主題による変奏曲
2.フォーレ:子守唄
3.マスネ(マルシック編):タイスの瞑想曲
4.ドヴォルザーク(ゼンガー編):ユモレスク
5.サラサーテ:祈り Op.23-1
6.ニン(コハンスキ編):グラナディーナ
7.シューベルト(ウィルヘルミ編):アヴェ・マリア
8.ベンジャミン:サン・ドミンゴから
9.ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
10.シューベルト:蜂
11.ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
■LP 2
12.ドビュッシー(ローレンス編):月の光
13.ブラームス(クレンゲル編):ハンガリー舞曲第2番
14.ファリャ(コハンスキ編):ナナ
15.ファリャ(コハンスキ編):ホタ
16.パラディス(ドゥシュキン編):シチリアーナ
17.ヴィエニャフスキ(クライスラー編):エチュード・カプリース イ短調
18.ガーシュウィン(ハイフェッツ編):ベス、お前は俺のもの
19.クライスラー:ラ・ギターナ
20.クライスラー:美しきロスマリン
21.クライスラー:愛の悲しみ
22.クライスラー:愛のよろこび
ハイメ・ラレード(Vn)、
マーゴ・ギャレット(P)

録音:1990年9月/トロイ貯蓄銀行ホール(ニューヨーク)
33 1/3 RPM
180g重量盤
ドイツプレス
1941年のハイメ・ラレードはボリビア出身のアメリカで活躍するヴァイオリニスト。名教師として知られるフランク・ハウザー、ジョーゼフ・ギンゴールド、 ヴァン・ガラミアンらの薫陶を受けました。その後、1960年10月に開いたカーネギーホールでのリサイタルが高く評価され世界的に活動の幅を広げました。 名だたる演奏家の共演の中でもグレン・グールドが共演した最後のヴァイオリニストであることでも有名です。 当録音はピアニスト、マーゴ・ギャレットと共演したラレードが愛奏するヴァイオリンのアンコール名作集です。潤い豊かで艶やかな音色が魅力のラレー ドが奏でる魅力的な録音です。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、優秀録音として評価の高いDorian Recordingsの名盤がLP盤で聴けるのは非常に 喜ばしいことです。独プレス盤。 (Ki)

ACCENT
ACC-24366(7CD)
オーボエのための音楽 〜アクサン録音集1978-1988
■CD1
オーボエ・ソナタ集1700-1750
トーマス・ヴィンセント(c1720-1783):ソナタ第2番 イ長調
ウィリアム・バベル(c1690-1723):ソナタ第1番 変ロ長調
ジェミニアーニ(1687-1762):ソナタ第1番 ホ短調
ヘンデル:ソナタ ヘ長調
C.P.E.バッハ:ソナタ ト短調
“FORSTER”:ソナタ ハ短調
■CD2
フランスのオーボエ・ソナタ集
オトテール
(1674-1763):組曲第1番
ルイ=アントワーヌ・ドルネル(c1685-1765):オーボエと通奏低音のためのソナタ
フィリドール(1681-1731):組曲第5番
オトテール(1674-1763):組曲第2番
F.クープラン:王宮のコンセールより第1コンセール
■CD3
テレマン:オーボエ作品集
組曲 ト短調 TWV 41:g4
組曲 変ロ長調 TWV 41:B3
パルティータ ト長調 TWV 41:G2
ソナタ ト短調 TWV 41:g6
■CD4
室内楽曲集
テレマン:オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調
ヘンデル:フラウト・トラヴェルソ,ヴァイオリン,チェロと通奏低音のための4声の協奏曲 ニ短調
ガルッピ(1706-1785):フラウト・トラヴェルソ,オーボエと通奏低音のた
めのソナタ ト長調
ヨハン・ゴットリープ・ヤーニチュ(1708-c1763):フラウト・トラヴェルソ,ヴァイオリン,オーボエ,チェロと通奏低音のための四重奏曲 ヘ長調
J.C.バッハ:フラウト・トラヴェルソ,オーボエ,ヴァイオリン,チェロと通奏低音のための五重奏曲 ニ長調
ゼレンカ(1679-1745):トリオ・ソナタ集 ZWV 181
■CD5
第1番ヘ長調/第2番ト短調/第3番変ロ長調
■CD6
第4番ト短調/第5番ヘ長調/第6番ハ短調
■CD7
ロマン派の技巧的オーボエ作品集
シューマン:オーボエとピアノのためのロマンス Op.94
カリヴォダ(1801-1866):オーボエとピアノのためのサロン風小品 Op.228
ヨハン・ペーター・ピクシス(1788-1874):オーボエとピアノのためのグランド・ソナタ Op.5
シューマン:リーダークライスOp.35より 第5番 月の夜
全て、パウル・ドンブレヒト(Ob)

■CD1
ヴィーラント・クイケン(Vc)
ロベルト・コーネン(Cemb)

■CD2
ヴィーラント・クイケン(Vc)
ロベルト・コーネン(Cemb)

■CD3
ヴィーラント・クイケン(Vc)
ロベルト・コーネン(Cemb)

■CD4
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
ヤネッケ・ヴァン・デア・メーア(Vn)
リヒテ・ヴァン・デア・メーア(Vc)
ヨハン・ヒュイス(Cemb)

■CD5、CD6
マルセル・ポンセール(オーボエ;第1、2、6番)
ク・エビンゲ(オーボエ;第3、4、5番)
ダニー・ボンド(Fg)
キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン;第3番)
リヒテ・ヴァン・デア・メーア(Vc)
ロベルト・コーネン(Cemb)
■CD7
ヨス・ファン・インマゼール(エラールピアノ)
古楽オーボエの名手ドンブレヒトがアクサン・レーベルに録音した作品を網羅した7枚組ボックス・セットです。1978年から1988年に録られたものでテレマンやゼレンカといった名品からロマン派の楽曲まで収録。

AD VITAM
AV-180215(1CD)
エリプスSQ、デビュー!
サン=サーンス:弦楽四重奏曲第2番op.153
ルクー:Molto adagio sempre cantante doloroso
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
エリプスSQ〔リョウドウ・カネコ(Vn1)、クー・ユン=ウン(Vn2)、アラン・スウィートン(Va)、マルレーヌ・リヴィエール(Vc)〕

録音:2017年1月20-23日
フランス国立Oのメンバーによって結成されたエリプスSQのデビューCD。サン=サーンスとドビュッシーというフランス作品と、ベル ギーのルクーの作品が収録されています。
ルクーの作品は単一楽章ながら10分を超す作品。17歳頃に書かれた作品です。楽譜にはキリストがゲッセマネの丘で口にした言葉「わたしは悲しみ のあまり死ぬほどである」が引用されています。緊密なポリフォニーで書かれ、高い緊張に満ちた、胸を打つ作品です。

La Dolce Volta
LDV-71(1CD)
ジャック・オッフェンバック:2本のチェロのための二重奏教程
・難易度E:第3巻 ハ長調 op.53
・難易度E:第2巻 イ短調 op.53
・難易度E:第1巻 変ロ長調 op.53
・難易度F:第2巻 ホ長調 op.54
・難易度C:第2巻 ロ短調 op.51
・難易度D:第3巻 ハ長調 op.52
グザヴィエ・フィリップ(Vc/1710年製マッテオ・ゴフリラー)
アンヌ・ガスティネル(Vc/1690年製テストーレ)

録音:2019年3月6-8日、パリ
輸入盤・日本語帯・解説付
地獄のオルフェ(天国と地獄)』で有名な作曲家のオッフェンバックは、“チェロ界のフランツ・リスト” とも称されるほどに、チェロ の演奏に優れた技術を持っていました。そのオッフェンバックは、1839年から1855年にかけて、『2本のチェロのための二重奏教程』を6つの曲集に 分けて出版しました。6つの曲集には、演奏の難易度を示すAからFまでの6つの等級が順に振られており、『教程』全体で段階的に難易度が上がると いう構成がとられています。どれもオペレッタのアリアを思わせる美しい旋律に満ちており、それを支える伴奏役パートには超絶技巧が要求される、楽しく も充実した曲がばかり。旋律役と伴奏役はしばしば入れ替わり、二人の奏者に高い技術と音楽性が要求されます。ここに収められたのは、3つの曲集(難 易度C、E、F)から厳選された6曲。グザヴィエ・フィリップがガスティネルに呼びかけるかたちで実現した、初の共同録音ですが、オッフェンバックの 旋律美を心ゆくまで堪能できる1枚となっています。
グザヴィエ・フィリップ・・・1971年パリ生まれ。ロストロポーヴィチのもとで長年研鑽を積む。世界的なコンクールで賞を獲得、ムーティ、ゲルギエフ、エッ シェンバッハら著名な音楽家たちと共演を重ねる。室内楽にも重きを置いています。演奏者として活躍するかたわら、2013年からローザンヌ高等音楽院シ オン校で教授を務める。トリオ・ヴァンダラーのヴァイオリン奏者ジャン=マルク・フィリップ=ヴァイジャベディアンとは兄弟にあたる。
★アンヌ・ガスティネル・・・1971年リヨン近郊で生まれます。リヨン国立高等音楽院で学んだのちパリ国立高等音楽院に進学。これまで指導を受けたヨー ヨー・マ、シュタルケル、トルトゥリエからは、早くからは類まれな成熟ぶりを湛えられています。1997年にはマルア・カザルス・イストミンから、パブロ・ カザルスの愛奏した名器マッテオ・ゴフリラーを1年間貸与された。2006年、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークにて「年間最優秀ソリスト」に選出。 室内楽では、クレール・デゼール、エルメス四重奏団らと共演。2003年、リトン国立高等音楽院の教授に就任。 (Ki)

Linn
CKD-612(2CD)
NX-D07
ショスタコーヴィチ:最後の3つの弦楽四重奏曲
弦楽四重奏曲 第13番変ロ短調 Op.138
弦楽四重奏曲 第14番嬰ヘ長調 Op.142
弦楽四重奏曲 第15番変ホ短調 Op.144
フィッツウィリアムSQ

録音:2018年11月19-22日、2019年2月14-16日セント・マーティン教会、イースト・ウッドヘイ、UK
1968年に結成され、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏連続演奏で作曲者に高く評価されたフィッツウィリアムSQ。ショスタコーヴィ チが生前最後に認めたSQの50周年を記念して、その最後の3つの四重奏曲を収めたアルバム。度重なるメンバー・チェンジを 行ってきた彼らですが、ヴィオラのアラン・ジョージは結成時からのオリジナル・メンバーです。 作曲者の没後には全曲録音も達成した彼ら。中でもこの第13番で聴けるジョージのヴィオラの活躍が嬉しい所ですが、メンバーは変われども その遺伝子は今に受け継がれていると、このアルバムでの4人の素晴らしい演奏が証明しています。
Linn
CKD-627(2CD)
NX-D07
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ 第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ 第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102-2
ヘンデル『マカベウスのユダ』より「見よ、勇者は帰る」による12の変奏曲 ト長調 WoO 45
モーツァルト『魔笛』より「恋を知る男たちは」による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46
モーツァルト『魔笛』より「恋人か女房が」による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66
オリ・エプスタイン(Vc)
オムリ・エプスタイン(P)

録音:2018年1月3-6日、9月13-16日、エリザベート音楽院ホール、ワーテルロー、ベルギー
ALPHAレーベルからドヴォルザークのピアノと弦楽のための室内楽作品全集(ALPHA467)をリリースし、非常に高い評価を得ている英国の若きピアノ・トリ オ、ブッシュ三重奏団のチェロとピアノを担当する、エプスタイン兄弟がLINN RECORDSからデビュー。ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品をいきなり全 集でリリースするという、力の入った内容です。 ベートーヴェンが二十代半ばで作曲した、チェンバロあるいはピアノとオブリガート・チェロのためのソナタ2曲(Op.5)から、円熟期の四十代半ばに書かれた自由 な形式の第4番、古典的な構成の中で強い個性が光る第5番、その間に書かれた変奏曲などを収録。1986年と1993年にイスラエルに生まれ2002年か らはロンドンで暮らす彼らは、兄弟であることはもちろん音楽家としての共演歴も20年になるとのことで、若き二人ながらもその息はまさにぴったり。ベートーヴェ ン作品に通じる起伏と、メロディとリズムが一体化する流れを瑞々しく描いています。

ALPHA
ALPHA-565(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3集
ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ロレンツォ・ガット(Vn)
ジュリアン・リベール(P)

録音:2019年4月、スタジオ・フラジェー、ブリュッセル
2019年5月、ロマンド大衆劇場音楽ホール、ラ・ショー=ド・フォン、スイス
ベルギー出身の2人の若手奏者、ヴァイオリンのロレンツォ・ガットとピアノのジュリアン・リベールのデュオによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ 全集第3集。第1弾(ALPHA-240)は2016年のディアパソン・ドール室内楽と最優秀録音に選出されたほか、『春』ほかを収録した第2弾 (ALPHA-407)もたいへん高い評価を得ています。クレバース、デュメイに学び、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で注目を浴びた ガットはピリオド系のサウンド作りにも通じた新世代。マリア・ジョアン・ピリスの弟子リベールとのデュオによる、生き生きとした演奏が楽しめます。

Cypres
CYP-4655(1CD)
NX-B08
ムヒディン・デュルオグル(1969-):作品集
Scenes d’Anatolie アナトリアの風景さまざま-クラリネット、チェロとピアノのための(2013)
Contact 接触-フルートとピアノのための(1987-88)
Grand Singulie 大きな異物-ヴァイオリンとピアノのための(1996)
Footnotes 脚注-ハープのための(2006)
Emotions fugitives とりとめのない感情 I-チェロとピアノのための(2004-2006)
Emotions fugitives II-チェロとピアノのための(2010-2011)
Emotions fugitives III-チェロとピアノのための(2018-2019)
In Memoriam 追悼-クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための(2011
ムヒディン・デュルオグル(P)
アンサンブル・ケオプス【カム・ニン(Vn)/マリー・アランク(Vc)
ロナルド・ヴァン・スパンドンク(Cl)
ギャビー・パ=ヴァン・リエ(Fl)
ソフィー・アランク(Hp)】

録音:2018年11月27-28日,2018年12月27-28日ダダ・スタジオ、ブリュッセル、ベルギー
1969年トルコ生まれ、現在ベルギーを拠点に活躍するピアニスト、作曲家ムヒディン・デュルオグル。このアルバ ムは、現在ブリュッセル王立音楽院の室内楽教授を務める彼の初の単独作品集となります。演奏するのは、 2006年に創設されて以来、たびたびデュルオグルと共演を重ねてきたベルギーの“アンサンブル・ケオプス”で、作 曲家自身のピアノを交えながら、曲によって編成を変え、デュルオグル作品の特色である「トルコの民族音楽に 由来する色彩感やリズム」などを完全に具現化しています。古典派からジャズまで柔軟な解釈を見せるアンサン ブルならではの見事な演奏です。

Indesens
INDE-094(1CD)
ファンタジア・ブリランテ
ビゼー(マルリアク編):カルメン幻想曲
アーバン(カラドー編):華麗な幻想曲
レイノー(ブシャール編):イルダ
アーバン(カラドー編):「チロルの歌」による変奏曲
ヘンデル(トレイユ編):「調子のよい鍛冶屋」による変奏曲
アーバン(パティエ編):アクテオンによる幻想曲と変奏曲
プティ(トレイユ編):水滴
ロッシーニ(バール編):ソナタ第3番による変奏曲
アヴァルト:サン・リョレンツ
マニフィカ金管五重奏団

録音:2000年4月13日−16日(フランス)
1985年に結成されたフランスのアンサンブル、マニフィカ金管五重奏団によるビゼーやアーバン、ロッシーニの「金管五重奏版」を集めた幻想的でブリリアントなプログラム!結成直後の1986年にはユーディ・メニューイン財団から一等賞を授与され、アメリカのボルチモア国際コンクール、ナルボンヌ国際金管五重奏コンクールなどでの受賞歴を持ち、フランスの金管楽器メーカー、ベッソンとのコラボレーションによるマスタークラスなども活発に展開しています。
Indesens
INDE-093(1CD)
ソプラノと金管楽器のためのフランス音楽
ボワエルデュー:歌劇 「隣村の祭り」より 人生を謳歌しよう
ラモー:アルマンド、サラバンド、ロンド「キュクロプス」
グノー
:歌劇「ファウスト」より宝石の歌
ビゼー:歌劇 「カルメン」より 前奏曲、ミカエラのアリア〜何を怖れることがありましょう
グノー:亡き王女のためのパヴァーヌ、歌劇「ロメオとジュリエット」より ああ、私は生きたい
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、小さな黒人
プティ:水滴
オッフェンバック:歌劇「ロビンソン・クルソー」より好きなあの人のところに
アーバン:華麗なる幻想曲
カタラーニ:歌劇「ワリー」よりさようなら、ふるさとの家よ
秦茂子(S)、
マニフィカ金管五重奏団

録音:2002年(フランス)
フランスのアンサンブル、マニフィカ金管五重奏団と、国立音大、昭和音大で学び、パリ国立音楽院を満場一致の首席で卒業したソプラノ、秦茂子の華麗なる共演!ブリリアントなブラス・クィンテットのサウンドが、2007年のリリ・ナディア・ブーランジェ・コンクールで第1位に輝いたソプラノ、秦茂子の歌声をさらに彩ります。金管五重奏の伴奏による華麗なるアリアの数々をお楽しみください。

Danacord
DACOCD-845(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物〜 デンマーク放送録音(1958年−1998年)

(1)シューマン:幻想小曲集 Op.73
(2)ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919−2000):無伴奏チェロ・ソナタ Op.110(1956)
(3)ヤン・メーゴー(1926−2012):無伴奏チェロ・ソナタ Op.103(1997)
(4)ゴナ・ベアウ(1909−1989):無伴奏チェロ組曲(1950)
(5)ガスパール・カサド(1897−1966):無伴奏チェロ組曲(1926)
(6)ヘアマン・D・コペル(1908−1998):ディヴェルティメント Op.91(1972)(弦楽三重奏のための)
(7)ルーセル(1869−1937):弦楽三重奏曲 Op.58(1937)
(8)ライフ・テューボ(1922−2001):クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(1962)
(9)フォーレ:エレジー ハ短調 Op.24(1880)
(10)ブロッホ:ヘブライ・ラプソディ「シェロモ」(1916)
(1)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ニナ・カフタラーゼ(P)
/録音:1995年2月12日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(2エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1958年2月12日
(3)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
/録音:1998年7月4日、ストーオンセ教会(トラーネケーア、デンマーク)(ライヴ録音)
(4)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1981年1月20日、スタジオ制作
(5)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1997年6月8日、スタジオ制作
(6)(7)エンドレ・ヴォルフ(Vn)、ジェニファー・ナットール(Va)、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
/録音:1973年4月13日
(8)エリサベト・シグアトソン(Cl)、アンカー・ブリーメ(P)、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1972年6月14日(ライヴ録音)
(9エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ニナ・カフタラーゼ(P)
/録音:1995年3月11日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)
(10)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、オーフスSO、ノーマン・デル・マー(指)
/録音:1985年9月25日(ライヴ録音)
デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)の音楽をレコードや放送の録音でたどる「トリビュート」シリーズ。ベンソン、メーゴー、ベアウたち現代デンマークの作曲家の無伴奏チェロ作品、コペル、ルーセル、テューボの三重奏曲、ブレンダール・ベンクトソンの子息の夫人、ニナ・カフタラーゼと共演したシューマンとフォーレ、友人の妻の製作した「ソロモン王」像からインスピレーションを得たというブロッホの「シェロモ」。ショスタコーヴィチやR・シュトラウスたちの協奏的作品を集めた前作(DACOCD844)と同じくデンマーク放送(DR)の録音によるリリースです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Guild
GMCD-7820(1CD)
タクタキシュヴィリ、シュルオフ、ボーウェン:フルート・ソナタ集
ヨーク・ボーウェン:フルート・ソナタ
ヴィターリ(ヴァレンティン編):シャコンヌト短調
シュルホフ:フルート・ソナタ
フィクレト・アミロフ:フルートとピアノのための6つの小品
オタール・タクタキシヴィリ:フルート・ソナタ
アレーナ・ヴァレンティン(Fl)、
ジョセフ・ハヴラット(P)

音:2018年10月24日−26日、トリニティ・ホール・スクール(クロイドン、イギリス)
イギリスを拠点に活動するロシア出身の輝かしきフルート奏者、アレーナ・ヴァレンティンのデビュー・アルバム。英国王立音楽アカデミーとギルドホール音楽院を優秀な成績で卒業し、英国フルート協会のコンクールなどで一等賞を受賞。その美しいレガートと丸く温かな音色を魅力に、現在は英国フルート協会の副会長も務め、フィルハーモニア管、BBCスコティッシュ響、BBCウェールズ・ナショナル管などイギリスの主要オーケストラにゲスト・プリンシパルとして参加、エマニュエル・パユのリサイタルでも共演を果たすなど華々しく活動を広げている才女です。

CALLIOPE
CAL-1746(4CD)
ブラームス:管楽器&弦楽器のための9つのソナタ集
■CD1
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
■CD2
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
■CD3
ヴィオラ・ソナタ第1番Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番Op.120-2
■CD4
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
■CD1
クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)、シルケ・ジーフェンハウス(P)
※録音(ライヴ):1998年1月、ヴュルツブルク(ドイツ)
■CD2
アレクサンドル・ブルシロフスキー(Vn)、インエル・セーデルグレン(P)
録音:1985年、パリ
■CD3
ヤン・ターリヒ(Va)、スタニスラフ・ボグニア(P)
録音:1989年、パリ
■CD4
ギィ・ダンガン(Cl)、ジャン=フランソワ・エセール(P)
録音:1985年、パリ
長い歴史を持つフランスの老舗レーベル「Calliope(カリオペ)」に録音された管楽器、弦楽器のためのブラームスの「ソナタ」から9作品をまとめてボックス・セット!旧カリオペの創設者で1972年から2010年まで芸術監督、プロデューサーとして活躍したジャック・ル・カルヴェが起用したターリヒSQの創設者ヤン・ターリヒやフランス国立Oの首席クラリネット奏者ギィ・ダンガン、1975年のロン=ティボー国際コンクールの覇者アレクサンドル・ブルシロフスキーによる名演奏の復刻は嬉しいところ。しかも2017年に全収録曲ともリマスタリングが施されており、音質のさらなる向上も見逃せないポイントです。また、2曲のチェロ・ソナタを演奏しているヤンコヴィチとジーフェンハウスは現在の「Calliope(カリオペ)」のプロデューサー、ブノワ・ドーの起用によるもの。新旧の「Calliope(カリオペ)」のアイディアが融合した充実のブラームス・ボックスです!

Lyrita
SRCD.383(1CDR)
イギリスのチェロ・ソナタ集
エセル・スマイス:チェロとピアノのためのソナタハ短調
エリザベス・マコンキー:チェロとピアノのためのディヴェルティメント
エリザベス・ラッチェンス:チェロとピアノのための9つのバガテル Op.10
レベッカ・クラーク:チェロとピアノのためのラプソディー
ライオネル・ハンディ(Vc)、
ジェニファー・ヒューズ(P)

録音:2018年12月20日−21日、王立音楽院(ロンドン、イギリス)
ライオネル・ハンディは、アカデミー室内管の首席チェロ奏者として活躍し、現在はイギリス王立音楽院のチェロ科教授を務めているイギリスのチェリスト。今作では、イギリスの女流作曲家たちの作品に焦点を当てています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Indesens
INDE-101(1CD)
ペルト、ブリッジ&ブリテン〜チェロとピアノのための作品集
ペルト:フラトレス
ブリッジ
:チェロとピアノのためのソナタ
ブリテン:チェロとピアノのためのソナタ Op.65
ダヴィッド・ルーヴェルス(Vc)、
フランソワ・ドーデー(P)

録音:2016年4月19日−21日、パリ(フランス)
ブリテンとブリッジ。20世紀イギリスの2曲のチェロ・ソナタに、アルヴォ・ペルトの「フラトレス」を組み合わせたプログラム。ペルトが「ブリテンへの追悼歌」を作曲していたことから、ブリテンへのオマージュとして「フラトレス」をプログラムの冒頭に配置することを思いついたとうチェロのダヴィッド・ルーヴェルス。パリ音楽院を優秀な成績で卒業した後、現在はフランスのコンポーザー=ピアニスト、ティエリー・ペコーが2010年に創設したアンサンブル・ヴァリアンスのメンバーとして活躍しています。

ABC Classics
ABC-4818406(1CD)
チェロとギターのための二重奏曲集
サマー(スラヴァ・グリゴリアン編):ジュリー・オー
アサド:ジョビニアーナ第4番
ラヂーニャ(スラヴァ・グリゴリアン編):タント・エスパソ
ムースピール:ダーク・シルク
ラヴェル(スラヴァ・グリゴリアン編):ハバネラ形式の小品
エドワード・グリゴリアン:ネリンガ
ペルト(スラヴァ・グリゴリアン編):鏡の中の鏡
ピアソラ:タンゴの歴史第2曲「カフェ1930」
ラヴレディ:ザ・ブライテスト・スターズ・シャイン・ハーフ・アズ・ロング
ゼナモン:リフレクショエス(反射)第6番
ピアソラ(スラヴァ・グリゴリアン編):アヴェ・マリア(with レオナルド・グリゴリアン)
スラヴァ&シャロン・グリゴリアン〔スラヴァ・グリゴリアン(G)、シャロン・グリゴリアン(Vc)
オーストラリア屈指の兄弟ギター・デュオ、グリゴリアン・ブラザーズの兄スラヴァ・グリゴリアンと、夫人でありオーストラリアSQのメンバーを務めるチェリスト、シャロン・グリゴリアン(シャロン・ドレイパー)との夫婦デュオのファースト・アルバム。「チェロとギター」のデュオのためにスラヴァが編曲したラヴェルの「ハバネラ形式の小品」やペルトの「鏡の中の鏡」などの名曲、そして家族や友人らがこのデュオのために書いた作品を収録しています。
ABC Classics
ABC-4818774(1CD)
キュリオス・カレドニアンズ〜オーストラリアのスコティッシュ・ミュージック
ミス・スザンナ・ベアードのリール/ミス・ジョンストンのリール/ブラック・メアリー/スコットランドのブルーベル/フェイヴァリット・スコッチ・ロンド/織り師ジェニー・ダン/ホースマンズ・ポート/フランス女王の哀歌/ブラックバード・ワルツ/ラ・フェネッラ/ドン・アルフォンソ/他
エヴァーグリーン・アンサンブル
18世紀〜19世紀の植民地時代にオーストラリアに持ち込まれたスコットランドの音楽を復元・演奏しているエヴァーグリーン・アンサンブル。前作「ワン・ハンドレッド・デイズ・アウェイ(ABC 4818463)」に続くニュー・アルバム「キュリオス・カレドニアンズ(好奇心旺盛なカレドニア人)」では、シドニー・リヴィング・ミュージアムやニューサウスウェールズ州立図書館の資料から、当時のスコティッシュ・ミュージックを復元。クラシック、フォーク、スコティッシュ、オーストラリア音楽のファンは要チェックのユニークなアルバムです。
ABC Classics
ABC 4818617(1CD)
ニコ・マーリー&フィリップ・グラス〜アンエクスペクテッド・ニュース
マーリー:ノー・アンサートゥン・タームズ(2017/世界初録音)、
 アンエクスペクテッド・ニュース(2019/世界初録音)、
 バイ・オール・ミーンズ(2004)
グラス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番
オメガ・アンサンブル
オーストラリアでもっとも名高い室内楽グループの1つ、オメガ・アンサンブル。ジャンルを超えたエキサイティングな活動で人気を高めている作曲家ニコ・マーリーの2つの世界初録音を含む3つの作品と、フィリップ・グラス(マーリーはグラスのアシスタントを務めていたこともある)の作品を通して、アメリカの現代音楽の伝統を探求。フィリップ・グラスの「ピアノ・エチュード」の初演者でもあるスペシャリスト、サリー・ウィットウェルも参加しています。

Profil
PH-19067(1CD)
コラボレーション
■ヴァイオリンとギター
(1)モーツァルト:トルコ行進曲
(2)ピアソラ:オブリビオン/鮫
・タンゴ・プロジェクト
(3)ピアソラ:バチンの少年/アディオス・ノニーノ/リエージュに捧ぐ
■ギターと弦楽四重奏
(4)グラナドス:オリエンタル/サラバンド
■ギターと室内オーケストラ
(5)ハイドン:アダ−ジョ/プレスト
■チェロとギター
(6)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲〜第1、2、3曲
■ギターと弦楽四重奏
(7)ボッケリーニ:ミヌエット/アレグレット
■ギターとオーケストラ
(8)ロドリーゴ:カナリオ
■ダウランド・コンセプト
(9)ダウランド:暗闇に私は住みたい
■ギターと弦楽四重奏
(10)ファリャ:粉屋の踊り
フリーデマン・ヴットケ(G)
セバスティアン・シュミット(Vn)(1)(2)、
ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)、
ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(Cb)、
ティモ・ハンドシュー(指)南西ドイツプフォルツハイム室内O(3)、
ミングエット四重奏団、
フェリックス・マツラ(カスタネット)(4)(10)、
イーゴリ・ジューコフ(指)新モスクワ室内O(5)、
ベルンハルト・シュミット(Vc)(6)、
ダヴィド・ブラッチーニ四重奏団(7)、
セバスティアン・テヴィンケル(指)南西ドイツプフォルツハイム室内O(8)、
サラ・マリア・スン(S)、
ヨッヘン・ファイフト(Sax)、
ヴェルナー・マツケ(バロック・チェロ)(9)
ドイツのベテラン・ギター奏者フリーデマン・ヴットケ。彼が他楽器の仲間たちと奏したアンサンブルから聴きどころをピックアップ。ギターをメインに 弦楽器やオーケストラと味わい深い音楽作りを見せてくれます。ハイドンの協奏曲は往年のソ連のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、イーゴリ・ジューコフが 指揮を務めているのも興味津々です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00156(1CD)
税込定価
2019年12月18日発売
BARITONISM II ―フランス作品集
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
 夢想
 レントよりも遅く
フォーレ:セレナード ロ短調 作品98
 エレジー ハ短調 作品24
 ロマンス イ長調 作品69
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ (遺作)
 ハバネラ形式の小品
サン・サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 作品168
 白鳥(「動物の謝肉祭」より)
本堂誠(バリトンSax)
羽石道代(P)

録音:2019年8月24-25日、東京・稲城iプラザ
世界でも数少ないバリトン・サクソフォンのソリストとして活躍する本堂誠による最新録音 が登場します。 前作ではチェロのレパートリーとして名高いラフマニノフとショスタコーヴィチのチェロ・ソナ タを中心としたロシア音楽をテーマに取り上げた本堂。今作は、ドビュッシー、フォーレ、ラ ヴェル、サン=サーンスといったフランス音楽でまとめました。低音域の力強さや音色の 豊かさはもちろんのこと、「高音域で歌える楽器」だと自ら語る、バリトン・サクソフォンが持 ち合わせる表現の可能性を最大限に追求する本堂の意欲的プログラムが並んでいま す。 世界で類を見ない本堂ならではの意欲作がここに誕生しました。(オクタヴィア)

CPO
CPO-555240(1CD)
NX-B02
ドニゼッティ:弦楽四重奏曲 第4番-第6番
1-4.弦楽四重奏曲 第4番ニ長調
5-8.弦楽四重奏曲 第5番ホ短調
9-12.弦楽四重奏曲 第6番ト短調
ケルン・プレイエQ
インゲボルク・シェーラー(第1ヴァイオリン…1-4),(第2ヴァイオリン…5-12)
ミレナ・シュースター(第1ヴァイオリン…5-12),(第2ヴァイオリン…1-4)
アンドレアス・ゲルハルドゥス(Va)
マリー・デラー(Vc)

録音:2014年5月29-31日
2000年代初めに相次いでリリースされ高い評価を受けた、ピリオド楽器アンサンブル“レヴォルーショナリー・ドローイング・ ルーム”による一連のドニゼッティの弦楽四重奏曲は、オペラ作曲家として名高いドニゼッティの知られざる傑作の再発見 は、多くの聴き手を興奮させました。しかし、そちらは第7番から第18番までのみの録音で、残念なことにこのシリーズは 全集として完結しませんでした。その後、20年以上を経てようやくケルン・プレイエル四重奏団の演奏で残りの曲が録音 され、前作の第1番から第3番(777909) に続き、今回のアルバムで全集が完結します。ウィーンの文化に精通してい たドニゼッティは、自身の弦楽四重奏曲でイタリアとオーストリアの伝統を融合、かっちりとした形式の中に流麗な旋律が 散りばめられた美しい作品に仕上げています。ケルン・プレイエル四重奏団は前作第1番から第3番と同じく、バランスの 良い響きと新鮮な解釈で作品を聴かせます。

PERCUSSIONS DE STRASBOURG
PDS-117DM(1CD)
DRUM-MACHINES
1. Colibri
2. Volute
3. Obsolescence
4. Synclinal
5. Degre zero
6. Liminal
7. L'emoi des mats
8. Embacle
9. Rhythmicon
10. Pulsar
eRikm(構成、エフェクト、ミックス)
ストラスブール・パーカッション・グループ

録音:2017年7月3-5日 オートピエール劇場、ストラスブール
2016年10月7日、ストラスブール音楽祭で披露された゛DRUM-MACHINES”は、奏者が発する音素材を元にeRikmが構成、ミックスして作品を作って いくというもの。今回の録音のために行われた2回目のセッションは、いわゆる現代音楽とエレクトロ・ミュージックをどのように融合させていくかという点において、 ストラスブール・パーカッション・グループ50年の歴史で第4世代となる現メンバーにとって、大きなターニングポイントになったといいます。 少ない音から次第に増幅していくノイズが圧倒的に高まる作りですが、作品に一定のリズムが感じられるせいかどこか心地よく、パフォーマーたちの高いセンスが 発揮されています。
PERCUSSIONS DE STRASBOURG
PDS-218GH(1CD)
ピエール・ジョドロフスキ(1971-):ゴーストランド
1. Holon(s)
2. Buro
3. Pulse
ストラスブール・パーカッション・グループ

録音:2018年2月24、25日 エオール・スタジオ、ブラニャック
1971年にトゥールーズで生まれ、リヨン音楽院で学んだピエール・ジョドロフスキ。電子音楽に精通し、アコースティックとエレクトロニクスを組み 合わせた作品を得意としており、この「ゴーストランド」でもロックのようなエレキギターやノイズにパーカッションを絡めた、実験的な音を聴かせて います。 ストラスブール・パーカッション・グループの委嘱で作曲され、2017年9月19日、ポーランドの現代音楽祭「ワルシャワの秋」の一環としてATM スタジオで初演されました。

FUGA LIBERA
FUG-757(1CD)
チャイコフスキー:作品集

1-4.弦楽四重奏曲 第1番ニ長調 Op.11
『子供のアルバム』 Op.39 より (ロスティスラフ・ドゥビンスキーによる弦楽四重奏編)
5.朝の祈り 
6.病気のお人形 
7.お人形のお葬式 
8.新しいお人形 9.カマリンスカヤ
10-13.弦楽六重奏曲 ニ短調 『フィレンツェの思い出』 Op.70
ロルストンSQ
ルリ・リー (ヴァイオリン1)
エミリー・クルスペ (ヴァイオリン2)
ヘゼキア・リュン (Va)
ジョナサン・ロー (Vc)
ミゲル・ダ・シルヴァ (Va)…10-13
ゲイリー・ホフマン (Vc)…10-13

録音:2019年1月2-4日、6月18-20日
エリザベート音楽院ホール、ワーテルロー、ベルギー
2013年にカナダのバンフで結成されたロルストンSQ。バンフ・センターの創立者でヴァイオリニスト、トーマス・ロルストンの名前を冠 しています。2016年に第12回バンフ国際弦楽四重奏コンクールと第31回イエロー・スプリング室内楽コンクールいずれも優勝を飾って以来、 数々の賞を受賞しています。今回のデビュー・アルバムにあたり、彼らが抗いがたい魅力を感じているというチャイコフスキーをプログラムに選びま した。若々しい感性でチャイコフスキーの起伏に富んだ曲想を前のめりに歌い込んでいます。 元々ピアノ曲である『子供のアルバム』は、ボロディンSQのファースト・ヴァイオリンを務めたロスティスラフ・ドゥビンスキーによる愛らし い編曲です。


MELODIYA
MEL-1002595(1CD)
NX-B09
フリッツ・クライスラー&セルゲイ・ラフマニノフへのオマージュ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 Op.30-3
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタイ長調Op.162 D574(二重奏曲)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
クライスラー:愛の悲しみ(ラフマニノフ編)(1905)
クライスラー:美しきロスマリン(1905)
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
ルーカス・ゲニューシャス(P)

録音:2018年
偉大な作曲家で、演奏家でもあったクライスラーとラフマニノフ。この二人は親しい友人で度々共演しましたが、一緒に録音 スタジオに入ったのはわずか3回のみ。その時にはベートーヴェンやグリーグ、シューベルトなどを録音しています。それから長い 時を経て21世紀となった今、二人の才能ある音楽家、1954年生まれのシトコヴェツキーと1990年生まれのゲニューシャ スが、前世紀の巨匠たちへのオマージュとして全く同じソナタを演奏。世代は離れているものの、ロシア音楽の伝統を継承す る二人は固い友情で結ばれており、シトコヴェツキーの指揮でしばしば共演を重ねてきましたが、アンサンブルパートナーとし ての録音はこのアルバムが初めてのこと。見事に調和のとれたアンサンブルが聴きものです。オリジナルの「ラフマニノフ&クライ スラー盤(NAXOS 8.110968)」との聴き比べも楽しいことでしょう。

Indesens
INDE-129(1CD)
ミシェル・ルグランへのオマージュ
ルグラン:華麗なる賭け/ロシュフォールの恋人たち/愛のイエントル/ワンス・アポン・ア・サマータイム/ウォッチ・ホワット・ハプンズ/サン・トワ/ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング/おもいでの夏/シェルブールの雨傘/過ぎゆく青春/Marion ne m’aimait pas/デディケーション/これからの人生/ル・シネマ/風の向こうへ/Celui-la
エルヴェ・セラン(P)、
アンリ・ドマルケット(Vc)、
エリック・ベルショ(P)、
クロード・エジェア(Tp)、
マシャ・メリル(ヴォイス)

録音:2019年9月&10月、フランス
映画やミュージカルのための音楽やジャズ・スタンダードの名曲を数多く残し、3度のアカデミー賞、5度のグラミー賞に輝いたフランスの巨匠、ミシェル・ルグラン。2019年1月にその生涯を閉じたミシェル・ルグランの没後1周年記念としてリリースされるルグランへのオマージュ・アルバム。 エルヴェ・セランは、ジャズ・ピアノ・トリオからクラシックの名曲をジャズと即興で再構築する「ジャズ・インプレッションズ」シリーズなどクロスオーヴァー的なアルバム等で評価を得てきた、知的で薫り高きフレンチ・ジャズ・ピアノの名手。 巨匠ルグランが残した映画、ミュージカル、ジャズの名曲を、セランのウィットの効いたピアノで彩ります。ルグランの『チェロ協奏曲』を録音したアンリ・ドマルケットや、それぞれルグランの映画音楽集を録音してきたエリック・ベルショ、クロード・エジェアといったルグランのスペシャリストとも言えるサポート・メンバーも強力。ラスト・トラック「Celui-la」では、ルグラン夫人で女優の

Hyperion
CDA-68305(1CD)
リトルフ:ピアノ三重奏曲第1番&第2番
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.47
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.56
ヴァイオリンとピアノのためのセレナード Op.91
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)、ベンジャミン・ナバロ(Vn)、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2019年1月21日−23日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー(CDA 68015)、ラロ(CDA-68113)、リムスキー=コルサコフ&タネーエフ(CDA 68159)、ピクシス(CDA-68207)、パリー(CDA 68243、CDA-68276)など、歴史に埋もれた優れたレパートリーに光を当てた活動で高い評価を得ています。
ロンドンで生まれ、フランスで活躍した19世紀のピアニスト&作曲家アンリ・シャルル・リトルフ(ヘンリー・チャールズ・リトルフ)のピアノ三重奏曲。交響的協奏曲(P協奏曲)第4番の第2楽章「スケルツォ」がコンサート・ピース、アンコール・ピースとして親しまれている他はほとんどの作品が知られていないリトルフの優れた才能を、これらの上質で魅力的な室内楽作品で再評価します。交響的協奏曲と同じように、2つのピアノ三重奏曲でもスケルツォ楽章が含まれており、その軽やかなピアノと愉悦のリズムは一聴の価値あり。また、ピアノ協奏曲第2番とセレナードは商業録音としては初のリリースです。

ABC Classics
ABC-4818192(2CD)
ベートーヴェン&モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 K.304
ヨーゼファ・バルバラ・アウエルンハンマー(1758−1820):アリア「私は鳥刺し」による6つの変奏曲
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
アウグスト・エベルハルト・ミュラー:「お手をどうぞ」による7つの変奏曲 Op.7-1
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3、
 ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル」
リチャード・トネッティ(Vn)、
エリン・ヘルヤード(フォルテピアノ)
オーストラリア室内管弦楽を率いるリチャード・トネッティと、近年オーストラリアのライムライト誌によって「オーストラリアのもっとも魅力的なソリスト」に選ばれたチェンバロとフォルテピアノの名手、エリン・ヘルヤード。オーストラリアでもっとも偉大な2人のミュージシャンによるヴァイオリン・ソナタ集。モーツァルトとベートーヴェンの名曲に加え、アウエルンハンマーとミュラーが書いた、モーツァルトのテーマによる変奏曲の収録も嬉しいポイント。ピアノは、モーツァルトやベートーヴェンも所有していたというアントン・ワルター製のフォルテピアノ(1790年代製のレプリカ)を使用。

PAU
PAU-8003(1CD)
税込定価
シューベルト:「冬の旅」 全曲(バリトン・サクソフォーン版) 栃尾克樹(バリトンSax)、
高橋悠治(P)

録音:2018 年10 月15、16 日 横浜市戸塚区民センターさくらプラザ
この演奏には歌詞はまったくなく、歌の旋律を栃尾克樹?ハ?リトン・サックス?演奏しています。言葉?ないから、言葉の制約もあ りません。そこからはお聴きになる方それぞれの「冬の旅」?浮かび上?って来ます。それを聴いていいただければと思っています。


King International
KKC-061(1CD)
フランス国立放送フィル首席〜トーマ・プレヴォ初のソロCD
(1)シューベルト:『しぼめる花』の主題による序奏と変奏曲 D 802, Op.160
(2)シューマン:3つのロマンスOp.94
(3)R・シュトラウス:フルート・ソナタ 変ホ長調Op.18 [原曲:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18]
トーマ・プレヴォ(Fl)、
ミロスラフ・セケラ(P)

録音:2017年12月30, 31日、2018年1月1日 ボフスラフ・マルティヌー・ホール(プラハ)
※日本独自企画(海外盤は存在しません)
トーマ・プレヴォは1976年以来、フランス国立放送フィルの首席フルート奏者を務める名手。オーケストラ奏者としてだけでなく、独奏者としてもリリー・ ラスキーヌ晩年のお気に入りのフルーティストとして各地でモーツァルトの『フルートとハープのための協奏曲』を共演して絶賛されたほか、イベール:やモー ツァルトの協奏曲などをフランス各地のオーケストラと共演しています。
10歳からペパン、ランパル、マリオンに師事して徹底的に「フランスのフルート」を叩き込まれました。世間的な名誉や自身のプロモーションなどに は全く恬淡としていたことから、実力に比して名前はそれほどポピュラーでないものの、初めてのソロ・アルバムとなる当ディスクでの、気品溢れる演奏に 結実しています。 パリのエコール・ノルマル音楽院で後進を育てるかたわら、日本でも石見銀山国際音楽アカデミーの創設者の一人として多くの生徒を持っています。ま た文化庁長官も務めた、故河合隼雄氏と親交が深くたびたび共演したことでも知られています。 ピアノのミロスラフ・セケラは、チェコを中心にヨーロッパ、アメリカ、アジアでも年々、活躍の場を広げている実力派。プラハ音楽院で学び、幼い頃ミロシュ・ フォアマン監督により、映画「アマデウス」の少年時代のモーツァルト役に抜擢されるという異色の経歴も持っています。 (Ki)

299 MUSIC
NIKU-9024(1CD)
税込定価
シンフォニック・トロンボーン/オラフ・オット(Tb)
A.ギルマン(1837-1911):交響的断章op .88 (1902)
E.v.コック(1910-2009):トロンボニア(1983)
G.ハーン(1908-2001):十人の乙女のたとえ(1979)
ヘンデル:協奏曲 へ短調HWV287
ヴィヴァルディ:ソナタ第1 番変ロ長調RV47
マルチェッロ
:ソナタ第4 番ト短調op.1- 4
B.クロル(1920-2013):シンフォニア・サクラ「イエス、わが喜び」op.56
ヴィヴァルディ:ラルゴ〜「協奏曲 ハ長調」RV443(1728-29)より
オラフ・オット(Tb)、
徳岡めぐみ(Org)

録音:2019 年6 月11-13 日 府中の森芸術劇場 ウィーンホール、
進化する伝統 ジャーマン・トロンボーンの響きここにあり! オーケストラの中でもひときわ大きなサウンドを誇るトロンボーンと、「管楽器の王様」 オルガン。2 人の名手が共鳴し、綿密かつ大胆に作り出す響きは、まさにシンフォ ニック。数少ないこの編成のためのオリジナル作品から教会音楽、バロック音楽ま で、ベルリン・フィル首席トロンボーン奏者 20 年を迎えたオラフ・オットが、満を持し て放つ自信作。

BIS
BISSA-2167
(1SACD)
シューマン、ブラームス:ソナタと歌曲
シューマン:ソナタ第2番ニ短調 Op.121(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 間奏曲〜「F・A・E ソナタ」第2楽章(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
ブラームス:スケルツォ WoO.2〜「F・A・E ソナタ」第3楽章(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 ソナタ第3番ニ短調 Op.108(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
旋律のように Op.105-1
クララ・シューマン:ふたりは愛し合っていたOp.13-2
クリスチャン・ポルテラ(Vc;:Antonio Stradivarius ‘Mara’,1711)、
キャサリン・ストット(P;Steinway D)

録音:2018年8月/ライトシュダーデル(ノイマルクト・イン・デア・オーバープファッツ、ドイツ)
「トリオ・ツィンマーマン」のメンバーとしても活動するクリスチャン・ポルテラの新しい「ソロ・リサイタル・アルバム」。シュー マン夫妻とブラームスのヴァイオリンとピアノのための「ソナタ」と歌とピアノのための「歌曲」をチェロとピアノで演奏しています。
クリスチャン・ポルテラは、スイスのチューリヒ生まれ。ザルツブルクとウィーンでハインリヒ・シフに学びました。オーケストラにソリストとして客演、ギドン・ クレーメル、ヘンニング・クラッゲルード、内田光子をはじめとする音楽家たちと共演する室内楽の演奏でも知られます。シューマンが、1851年の秋に作曲、 青年のころを回想した音楽とも解釈されているニ短調の「ヴァイオリン・ソナタ」。ブラームスが、1886年夏、シューマンの第2番ソナタと同じ調性で作曲、 「カヴァティーナ」の第2楽章「アダージョ」と「タランテラ」を思わせる第4楽章「プレスト・アジタート」が印象的な第3番の「ヴァイオリン・ソナタ」。 シューマンがアルベルト・ディートリヒとブラームスと1楽章ずつ作曲、ヨーゼフ・ヨアヒムに献呈した「F・A・Eソナタ」の〈間奏曲〉と〈スケルツォ〉。「低 声のための5つの歌曲」からクラウス・グロートの詩による第1曲。「旋律のように そっと私の心を通り 春の花のように咲き 香りを漂わせる」。クラ ラ・シューマンがハイネの詩に作曲した歌曲。「ふたりは愛し合っていた だが、ふたりとも、そのことを口にしたいと思わなかった…」。すべて、ヴァイオ リンと歌のパートをポルテラがチェロ用に改作した版による演奏です。ポルテラとキャサリン・ストットはたびたび共演。「抗えないほど美しい歌の流れに 聴く人を誘い、その記憶は、何週間となく残りつづける」(BBC Music Magazine)と評されたドヴォルザークの作品集『静かな森(Silent Woods)』(BIS SA 1947)のほか、バーバー(BIS SA 1827)とオネゲルの「チェロ・ソナタ」(BIS SA 1617)をBISレーベルに録音しています。 (Ki)

CLAVES
50-1910(1CD)
プロゲット・イタリアーノ
マルトゥッチ:ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op.67(
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1917-18)
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための6つの小品(1901-02)
ニーノ・ロータ:ヴァイオリンとピアノのための即興曲 ニ短調(1947)
ウラディスラヴァ・ルチェンコ(Vn)、
クリスティア・ユリヤ・フージイ(P)

録音:2017年3月26-28日/ライプニツ・ザール(ハノーファー・コングレス・セントラム)
3 人のイタリア人作曲家マルトゥッチ、レスピーギ、ロータが作曲したヴァイオリンとピアノのための作品をルチェンコとフージイが録音しました。イタリ アの作曲家らしくどの作品も優美な旋律が魅力です。
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909)は指揮者、ピアニストとしても活躍した作曲家。19世紀のイタリアにおける器楽曲復興の大立役者であり、 指揮者としてはワーグナーが作曲した楽劇のイタリア初演に尽力したことでも知られます。
近代イタリア復古主義の一翼を担ったオットリーノ・レスピーギは流麗で甘美な旋律を特徴とし、ここに収録されたヴァイオリン・ソナ タ、6つの小品でもその特徴を表しております。
映画音楽「道」「ゴッドファザー」などでも知られる20世紀イタリアを代表する作曲家ニーノ・ロータ(1911-1979)。ストラヴィンスキーとも親交を もち、現代の様々な新しい技法をイタリア的感性と結合させた新鮮な作風を確立しました。

Passacaille
PAS-1067(1CD)
ジャン・クラ:声楽とパンパイプ、弦楽三重奏のための『パンの横笛』
ピアノ五重奏曲
フルート,ハープ,弦楽三重奏のための五重奏曲
ソ フィー・カ ルトハウザー(S)
オクサリス

録音:2017年
腕利きアンサンブル「オクサリス」による見事な演奏。ドビュッシーやラヴェルと並ぶ同時代人ジャン・クラの室内楽の名品3曲を収録しています。『パ ンの横笛』は少ない音数で繊細に奏でられる器楽とパンパイプのシンプルな音色が美しい歌を引き立てます。フルートとハープを伴う五重奏も素晴らしい 楽器書法が目を引く逸品。淡い色彩の美しさがたまりません。 (Ki)

Gramola
GGRAM-99110(2SACD)
NX-C03
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.99 D898
ピアノ三重奏曲 変ホ長調「ノットゥルノ」Op.148 D897
ピアノ三重奏曲 第2番変ホ長調 Op.100 D929
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D28
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2016年1月3-8日
1827年に作曲、シューベルトの死後に出版された第1番、同じ頃に書かれ、こちらは存命中に出版された第2 番。どちらも40分を超える大作ですが、明るい第1番、深遠な第2番と曲の性格はかなり違います。同時期に 書かれた変ホ長調の「ノットゥルノ」は10分ほどのゆったりとした美しい小品。恐らく何かの曲の1楽章になるべく 構想されたのではとされています。変ロ長調 D28は15歳の作品。若きシューベルトの楽想がほとばしるかのよう な力強い趣きを持っています。演奏は、1985年生まれの俊英ヴァイオリニスト、イルンベルガーと1946年リトア ニア生まれの名手ゲリンガス、そして1955年生まれのピアニスト、コルスティック。3人が各々の曲を高らかに歌い
Gramola
GGRAM-98789(1CD)
モーツァルト:ソナタ集/幻想曲集/変奏曲集
1-2.ヴァイオリン・ソナタ 第18番ト長調 K301
3.幻想曲 ニ短調 K397
4-5.ヴァイオリン・ソナタ 第21番ホ短調 K304
6.「泉のほとりで」の主題による6つの変奏曲 ト短調 K360
7.幻想曲 ハ短調 K396
8-10.ヴァイオリン・ソナタ 第26番変ロ長調 K378
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn:ヤーコプ・シュタイナー 1656年製)…1.2.4-6.8-10
イェルク・デームス(フォルテピアノ)
 アントン・ヴァルター…1-5
 ルイス・ドゥルケン:1795年製…6-10

録音:2005年4月22-24日
「ヴァイオリン序奏つきのピアノ作品」とも言えるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。大活躍するピアノ・パートを 演奏するのは[ウィーン三羽烏]の一人、イェルク・デームス。自身が究極の楽器コレクターである強みを生か し、このアルバムでも18世紀製の2台の銘器を駆使して、当時の音色を存分に楽しませます。共演は1985年 生まれのイルンベルガー。年齢差をものともせず、伸び伸びと明るい音楽を奏でています。曲の合間にはデーム スのソロによる2曲の幻想曲がはさまれるなど、選曲も万全。

Stradivarius
STR-37141(1CD)
「愛の挨拶」
(1)ポンセ:前奏曲(1925)
(2)ポンセ:前奏曲(1926)〜ギターとクラヴサンのための
(3)ポンセ:ソナタ(1930)〜ギターとクラヴサンのための
(4)カステルヌオーヴォ=テデスコ:トナディーリャ Op.170-5(1954)
(5)カステルヌオーヴォ=テデスコ:幻想曲Op.145(1950)
(6)ハンス・ハウク(1900-67):夜明けOp.170-5(1954)
(7)ハンス・ハウク:幻想曲Op.145(1957)〜ギターとピアノのための
(8)エルガー(グロンドーナ編):愛の挨拶Op.12
ステファノ・グロンドーナ(G)
(2)(3)(5)(7)アルド・チッコリーニ((5)(7)ピアノ,(2)(3)クラヴサン)

録音:(1)(2)2001 年12 月 ヴィチェンツァ、 (3)1999 年8 月 ヴィチェンツァ、(4)(6)(8)
2015 年2 月 ヴィチェンツァ、(5)1999 年8 月 イタリア,モンテベッルーナ、(7)2000 年10 月
20 世紀のギターの作品を集めている CD だが、伴奏がなんと巨匠アルド・チッコリーニ(1925-2015)、しかもポンセの 2 曲 ではチッコリーニがクラヴサンを弾いているに驚かされます。これはたいへん貴重だ。スイスの作曲家、ハンス・ハウク(1900-1967)の作品は珍しい。そしてエルガーの愛の挨拶はギター独奏にも良く合う。 ステファノ・グロンドーナは1958 年、ジェノヴァ生まれのイタリアのギター奏者。
Stradivarius
STR-37102(1CD)
20世紀のユダヤ系作曲家によるオーボエ作品集
ガル:オーボエとピアノのためのソナタOp.85
ハース:組曲 Op.17 オーボエとピアノのための
シニガリア:シューベルトの主題(野薔薇)による 12 の変奏曲 Op.19
ドラティ:オーボエとピアノのための協奏二重奏曲
フィンジ:オーボエとピアノのための間奏曲 Op.21
クリスティアン・シュミット(Ob)
アレッサンドラ・ジェンティーレ(P)

録音:2018年10月31日,11月2日 ミュンヘン
20 世紀のユダヤ系作曲家によるオーボエとピアノのための作品集。ハンス・ガル(1890-1987)、パヴェル・ハース(1899-1944)、ジェラルド・フィンジといった比較的知ら れている作曲家の作品に加え、指揮者アンタル・ドラティ(1906-1988)の晩年の作品が含まれ ているのが興味深い。レオーネ・シニガリアの作品はシューベルトの野薔薇に基づいたもの。 クリスティアン・シュミットは1965 年生まれのオーボエ奏者。1992 年から2012 年までバーゼル SOのオーボエ奏者を務めた。現在はシュトゥットガルト州立音楽大学やシエナのキジ アーナ音楽アカデミーで教鞭をとっています。
Stradivarius
STR-37125(1CD)
「島と海」〜ピアソラ&ブローウェル作品集
ピアソラ:リエージュに捧ぐ
ブローウェル:島と海
ピアソラ:タンゴの歴史
アンドレ・フィッシャー(G)
セバスチャン・サンジェ(Vc)
カサルQ
マルク=アントワーヌ・ボナノミ(Cb)

録音:2018-2019年スイス,コルセル=コルモンドレシュ、スイス,ヌーシャテル
ピアソラの有名な 2 曲と、レオ・ブローウェルの最新作をギターと弦楽アンサンブルの演奏 で収録。「リエージュに捧ぐ」は、弦楽オーケストラでなく弦楽五重奏を用いての演奏で、より 内省的な趣になっています。「タンゴの歴史」はチェロとギターでの演奏。レオ・bu ブルワは1939 年生まれの作曲家。ギター曲で知られます。アンドレ・フィッシャーはスイス、ヌーシャテル生まれ のギタリスト。チェロ奏者のセバスチャン・サンジェと頻繁にデュオを組んでいます。

Orchid Classics
ORC-100112(1CD)
NX-B03
「ポーギーとベス」再訪
ガーシュウィン:Bess You Is My Woman Now ベス、お前はおれのものだ
パスカル・シューマッハー:Porgy Sketch 1 ポーギー・スケッチ 1
ガーシュウィン:My Man’s Gone Now うちの人は逝ってしまった
ニコラ・ドートリクール:Summertime Revisited サマータイム再訪(原曲:ガーシュウィン)
ガーシュウィン:I Loves You Porgy 愛している、ポーギー
ニコラ・ドートリクール:Backstab
バックス
:タッブ(原曲:ガーシュウィン)
パスカル・シューマッハー:Porgy Sketch 2 ポーギー・スケッチ 2
ガーシュウイン:It Ain’t Necessarily So なんでもそうとは限らない
ニコラ・ドートリクール:When P Meets B PとBが遭う時
パスカル・シューマッハー:A Porgy Duction ポーギー・ダクション(原曲:ガーシュウィン)
ニコラ・ドートリクール(Vn)
パスカル・シューマッハー(ヴィブラフォン)
クヌート・エリク・スンドクィスト(Cb)

録音:2017年10月13-15日
毎年春に開催される「ラ・フォル・ジュルネ」にも何度か登場、見事な演奏を披露するヴァイオリン奏者ニコラ・ドー トリクール、ジャズ奏者としてデビュー後、ウィーンに留学しクラシックの奏法を身に着け、ジャズ、クラシック双方で 活躍するベーシスト、クヌート・エリク・スンドクィスト。そして作曲家、アレンジャーとしても知られるヴィブラフォン奏 者パスカル・シューマッハー。この3人の「音楽の探求者たち」とジョージ・ガーシュウィンの出会いから生まれたこの 全10トラックの音楽は、実験性に富み、優雅さと哀愁に満ちており、「人生はジャズによく似ています。即興演 奏は最高です。」と語ったガーシュウィンの言葉をそのまま反映したかのような魅力的な雰囲気を備えています。

Gramola
GGRAM-99205(1CD)
Nostalgia
ピアソラ(1921-1992):ブエノス・アイレスの四季…ホセ・ブラガートによるピアノ三重奏版
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 第1番ト短調
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第1番ハ短調 Op.8
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番…フーゴー・リースによるピアノ三重奏版
ピアソラ:オブリヴィオン…ホセ・ブラガートによるピアノ三重奏版
ハイドン・チェンバー・アンサンブル【コルネリア・レッシャー(Vn)、ルカ・モンティ(P)、ハンネス・グラートヴォール(Vc)】

録音:2018年9月15-16日
ハイドンの弦楽四重奏曲でデビューした「ハイドン・チェンバー・アンサンブル」のGramolaレーベルでの2枚目のアルバム は、全くスタイルの違うロマン派後期から近代にかけての作品集。「ノスタルジア」のタイトルが示す通り、聴き手の感情を 刺激するかのような郷愁溢れる作品が並びます。ラフマニノフとショスタコーヴィチが青年時代に書いたオリジナルのピアノ 三重奏作品を始め、ブラームスのハンガリー舞曲第6番、ピアソラの友人ブラガートのアレンジによる「ブエノス・アイレスの 四季」と「オブリヴィオン」が絶妙に演奏されています。
Gramola
GGRAM-98828(1CD)
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) ニ長調 Op.137-1 D384
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) イ短調 Op.137-2 D385
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) ト短調 Op.137-3 D408
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
イェルク・デームス(P・・・コンラート・グラーフ1823年製、Op.1013)

録音:2007年9月5-7日
ウィーンを代表するピアニスト、イェルク・デームス(1928-2019)と1985年生まれの俊才、イルンベルガーの共演に よるシューベルトの初期作品、3つのヴァイオリン・ソナタ集。1816年頃に作曲されるも、生前には出版されず、死後の 1836年にようやく実兄フェルディナントの手によりディアベリ社から出版された作品です。簡素なソナタ形式によって書か れていますが、そこかしこに歌心溢れるシューベルトらしいソナタです。楽器収集家としても知られるデームスは、この演 奏のために1823年製コンラート・グラーフを使用。19世紀初頭のウィーンの雰囲気を再現しています。
Gramola
GGRAM-98858(1CD)
NX-B06
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集 第2集
ニ重ソナタ イ長調 Op.162, D574
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
「しぼめる花」による序奏と変奏曲 Op.160, D802(ヴァイオリンとピアノ編)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン・・・マルティン・シュトス、1824年製)
イェルク・デームス(P・・・コンラート・グラーフ1823年製、Op.1013)

録音:2008年9月17-19日
ウィーンを代表するピアニスト、イェルク・デームス(1928-2019)と1985年生まれの俊才、イルンベルガーの共演に よるシューベルト。ピアノもヴァイオリンもピリオド楽器を使用しており、3つの作品を当時のウィーンの雰囲気が伝わるリア ルな響きで楽しめます。アルペジョーネ・ソナタと「しぼめる花」による序奏と変奏曲は、ヴァイオリンで演奏することで、原 曲のアルペジオーネやフルートでの演奏とはまた違った味わいになっています。
Gramola
GGRAM-98833(1SACD)
NX-B08
ウィーン世紀末のヴァイオリン作品集
ゴルトマルク(1830-1915):ヴァイオリンとピアノのための組曲 ニ長調 Op. 11
コルンゴルト(1897-1957):おとぎ話の絵 Op.3-第4曲 小鬼(R.レヴァイによるヴァイオリンとピアノ編)
ツェムリンスキー(1871-1942):ヴァイオリンとピアノのための組曲 イ長調
ゴルトマルク:バラード ト長調
 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.28-第2楽章 エアー(アンダンテ)(ヴァイオリンとピアノ編)
シェーンベルク:小品 ニ短調
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
エフゲニー・シナイスキ(P・・・ベヒシュタイン1905年製)

録音:2007年4月20-22日
1900年前後のウィーン。クリムトが活躍し、アールヌーヴォー建築や新芸術がもてはやされはじめた当時、音楽はまだ 後期ロマン派の潮流のただなかにあり、調性崩壊ぎりぎりの滴り落ちるかのような響きをかもし出す半音階的和声に支 えられた美しい旋律を持っていました。このアルバムでは、その時代に活躍した作曲家たちの作品を収録。アルバムの中 核をなすのは「田舎の結婚式」で知られるゴルトマルクで、時折ジャズ風の味わいを持つ「組曲」などの多彩な音楽を、 名手イルンベルガーとシナイスキが見事な解釈によって聴かせます。シェーンベルク:やコルンゴルト作品も、まさしく世紀末 の雰囲気を纏った上品な味わいです。
Gramola
GGRAM-98933(1SACD)
NX-B08
ゴルトマルク/ガル/ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲集
.ゴルトマルク(1830-1915):ピアノ三重奏曲 ホ短調 Op.33
ガル(1890-1987):ピアノ三重奏曲 Op.49b
ツェムリンスキー(1871-1942):ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.3
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
アッティラ・キヨコ・チェルニトーリ(Vc)
エフゲニー・シナイスキ(P)

録音:2011年2月20-22日
世紀末から近代にかけてウィーンを中心に活動した3人の作曲家のピアノ三重奏曲集。 ハンガリー民謡とウィーンの様式を併せ持つゴルトマルク、ブラームスの信奉者として、古典的な作風を守ったガル、 シェーンベルク:に通じる調性崩壊に最も鋭敏な感覚を見せるツェムリンスキー、三者三様の雰囲気を持つ美しい作品 集です。ヴァイオリンは名手イルンベルガーが担当、ピアノは彼と共演の多いシナイスキ。そしてチェロはイタリア人の父と 日本人の母を持つアッティラ・キヨコ・チェルニトーリ。彼女は「ヨーロッパとアジアの文化を完璧に融合させるアーティスト」 として知られ、最近では指揮者としても活動、コンサートでの演奏に情熱をかけています。
Gramola
GGRAM-99082(1SACD)
NX-B08
カール・ゴルトマルク(1830-1915):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための組曲 変ホ長調 Op.43
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 Op.4
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
パヴェル・カシュパル(P)
ミハル・カニュカ(Vc)

録音:2013年11月20-22日、2015年3月9-11日
1930年代にナチス政権が台頭するまでは、ウィーンの音楽界でのゴルトマルクの地位は非常に高いものでした。しかし 第二次世界大戦を境に上演禁止となった彼の作品は、多くの人々の記憶からこぼれ落ちてしまうこととなり、彼の名前 もほぼ忘れられてしまいました。ようやく20世紀の終りになって迫害された一連の作曲家たちの作品が注目されるように なり、ゴルトマルクの多彩な表現を持つ曲も演奏されるようになってきました。このアルバムには組曲と三重奏曲を収 録。軽快な旋律の中に潜む突発的な跳躍など、意外性のある曲が魅力的です。
Gramola
GGRAM-98867(1SACD)
NX-B08
ゲーゼ:ヴァイオリン・ソナタ第1番- 第3番、他
ゲーゼ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番イ長調 Op.6
 ヴァイオリン・ソナタ 第2番ニ短調 Op.21
シューマン:子供のためのアルバム
第2部 「年上のこどもたちのために」 Op. 68 - 第41曲 ノルウェーの歌
ゲーゼ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番変ロ長調 Op.59
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
エドゥアルド・トルビアネッリ(P)

録音:2009年3月23.24日
19世紀の美術界を席巻した「ロマン主義」の潮流。この中では自然の不可解な力の探求、とりわけ水のモティーフが重 んじられていました。それに伴い、水辺に棲む自然の象徴・・・人魚、ニンフ、サイレーンなども題材として多く採り上げら れました。これは作曲家たちも例外ではなく、シューマンの「ローレライ」やシューベルトの「美しき水車小屋の娘」など “水”による多くの音楽が生まれたのもこの時期です。北欧の作曲家ゲーゼ:も「人魚」や「妖精」に魅せられた一人。タイ トルこそ付されていないものの、彼の3つのヴァイオリン・ソナタにも幻想的な雰囲気が漂っており、至るところに水の反映 と思われる美しいパッセージを聴くことができます。また、1曲挿入されているシューマンの「ノルウェーの歌」はゲーゼ:へのオ マージュであり、曲の冒頭のメロディはG-A-D-E=ソ・ラ・レ・ミとゲーゼ:の名が織り込まれています。

Drama Musica
DRAMA-003(1CD)
ヴィラ=ロボス/トレス/ピトンベイラ/コエーリョ:ブラジルの室内楽作品集
ヴィラ=ロボス:2つのショーロ追補
ディエルソン・トレス(1953-):トアーダとデサフィオ
リドゥイーノ・ピトンベイラ(1962-):ジャグァリベ Op.100
パウラ・プジェス(1983-):Toque de Caboclinhos
ペドロ・ウフ(1977-):Suburbio
 Astoriana
 Minha Cidade
 Despretencioso
 Um dia qualquer
 Frevo do Acaso
アドリアーノ・コエーリョ:Sandaia de Coro
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第2番より 「カイピラの小さな汽車」(P.ブジェス&P.ウフ編)
パウラ・ブジェス(Vn)
ペドロ・ウフ(Vc)
ヴァイオリンのパウラ・ブジェスとチェロのペドロ・ウフは、通常の「クラシック音楽」のステレオ・タイプのイメージを覆すアー ティストです。2人ともブラジルのリオグランデ・ド・スルで生まれ、ブラジルで学業を終えたあと、アメリカで、それぞれの 楽器で修士と博士課程を修了しました。そして母国レシフェのUFPE大学の教授として、町の文化的な生活に溶 け込みながら、生き生きとした雰囲気と活力を取り入れ、素晴らしい音楽を奏でています。 このCDでは、創造性やサプライズ、エネルギー溢れる音楽が彼らの解釈から溢れ出し、聴く人を巻き込んでいきま す。ブラジルを代表するヴィラ=ロボスを始め、ほとんど知られていない作曲家たちの作品を紹介することは彼らにとっ てもまたとない喜びでしょう。

カメラータ
CMCD-28368(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番ニ長調 Op.70-1 「幽霊」
ピアノ三重奏曲 第6番変ホ長調 作品Op.70-2
ヘーデンボルク・トリオ【ユリアン・洋・ヘーデンボルク(P)、ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(Vn)、ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(Vc)】

録音:2019年4月/ウィーン
 ウィーンを拠点に活躍する、ザルツブルク生まれの三兄弟により 2012年に結成されたヘーデンボルク・トリオは、2017年にはベートー ヴェンのピアノ三重奏曲作品1で輝かしいCDデビューを果たしました。 その演奏は、次代を担うピアノ・トリオとして、同年の来日公演ととも に大きな話題となり、高い評価を受けています。待望のベートーヴェ ン・シリーズ第2弾は、「幽霊」で知られる作品70の2曲。幾多の名演奏 家が取り組んだ名曲に、期待通りの新たな名演が加わりました。(カメラータ)

OTAKEN
TKC-106(1CD)
「賛仰」〜ヴァイオリン小品集
ボロウスキ:賛仰
グラズノフ:マズルカ・オブレック
ドビュッシー:月の光
ラモー:タンブラン
ビーチ:祈り
バーレイ:クリスマスの季節
シューマン:予言の鳥
ガルデル:タンゴ
コールリッジ=テイラー:時には母のない子のように
スコット:タラハシー組曲Op.73
コルンゴルト:組曲「空騒ぎ」Op.11
辻井淳(Vn)、藤井由美(P)

録音:2018 年8 月、滋賀県高島市ガリバーホール
元京都市SOコンサートマスター、神戸女学院大学准教授の辻井淳のラ イフワーク「次世代に残すべき小品300 曲」は1997 年より録音がスタートし、絶版 楽譜とともにデータベース化を予定しています。300 曲の基準はヴァイオリン本来 の「美しさと響き」を持つ音楽です。これを踏まえて名曲を探していきます。今回 の1 枚の発売で第1 段階の収録目標の300 曲まで、あと9 曲になりました。 ブックレットの辻井氏ご本人による「アイデンティティとオリジナリティ」に関する考 察も楽器演奏に携わる方には必読。


ELECT
ERT-10413(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1 番ニ長調Op.12-1
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2 番イ長調Op.12-2
(3)ヴァイオリン・ソナタ第4 番イ短調Op.23
(4)ヴァイオリン・ソナタ第5 番ヘ長調Op.24「春」
(5)ヴァイオリン・ソナタ第7 番ハ短調Op.30-2
(6)ヴァイオリン・ソナタ第8 番ト長調Op.30-3
(7)ヴァイオリン・ソナタ第9 番イ長調Op.47「クロイツェル」
(8)ヴァイオリン・ソナタ第10 番ト長調Op.96
シルヴィア・マルコヴィチ(Vn)
ヴァレンティン・ゲオルギュ(P)

録音:(1)(7)1975 年4 月、(2)(5)1979 年12 月、(3)(4)1974 年7 月、(6)(8)1977 年1 月 自由新聞社大理石ホール、ステレオ
ルーマニアの美人ヴァイオリニスト、マルコヴィチ幻の録音。ベートーヴェ ン:ヴァイオリン・ソナタ集が初の CD 化!16 歳からレッスンを始めたというベ ートーヴェンのソナタ。伴奏は 90 歳を超える今も現役の名手ヴァレンティン・ ゲオルギュが務めます。マルコヴィチにとってはヴァイオリンの師匠の弟という 御縁からのコンビネーションとなりました。マルコヴィチの音色には野性味が あり、お行儀の良いだけの演奏とは正反対。自然賛歌的なベートーヴェンと 申せましょう。圧巻は「クロイツェル・ソナタ」でこの長大で深刻な傑作の魅力 をあますことなく聞き手に伝えます。かえすがえす残念なのは全集の完成に 至らなかったことで、これは彼女が国外に移住したことに由来します。マルコ ヴィチの最新インタビューを交えたライナーノートも必読です。録音会場は、 ブカレスト中心部に今も存在する自由新聞社の大理石ホールです。内装の 美しさは神秘的で現実のものとは思えない程。丁度、オーストリア聖フロリア ンの大理石の間を想像していただければ結構です。

GALLO
GALLO-1569(2CD)
「リファレンス・ハルモニウム Vol.5」 〜アウグスト・ラインハルト(1831-1912)作品集
ラインハルト:3つのチェロ、ハルモニウムとピアノのための三重奏曲(第1 番ヘ長調 Op.28/第2 番ヘ短調 Op.30/第3 番ト長調 Op.46)
2つのハルモニウムとピアノのためのソナタ (第1 番ハ長調 Op.84/第2 番ニ短調 Op.85)
3 つのソナティーナ Op.38 (第1 番ハ長調/第2 番ヘ長調/第3 番イ短調)
ヨリス・フェルダン(ハルモニウム)
マリー=ノエル・ベット(P)
ティヌ・ヴァン・パリス(Vc)

録音:2018 年2 月2-4日ベルギー,ヘフェルレー
ドイツの作曲家、アウグスト・ラインハルト(1831-1912)のハルモニウムの作品集。ハ ルモニウムは基本的に足踏みオルガンだが多数のストップを用いて多彩な音色を奏で ることができ、19世紀半ばに大流行した。ベルギーのオルガン奏者、ヨリス・フェルダン は埋もれていたハルモニウム作品の復活に力を入れており、このCDもその一つ。独特 の上品な華やかさが心地よい。1922年製ミュステル・アルモニウムと1900年製ミュステ ル・オルゲル=セレスタを使用。ピアノも1875年製スタインウェイを使用。

ALBANY
TROY-1768(1CD)
「風」〜パン・パシフィック・アンサンブル
チェン・イ:風
シンヤン・リ:モソ族の婚礼儀式
タナポン・チーウィンピティ:おしゃれ男スタイル1
ナロン・プランチャロエン:影
イ・チャオ:ミャオ山の印象
イー・カホワ:赤道直下の熱帯雨林
ド・キェン・クォン:田んぼ
シラセート・パントゥラアンポーン:長い声
パン・パシフィック・アンサンブル(Fl、Ob、Cl、Hr、Fg、Pf)
東アジア、東南アジアの中堅から若手の作曲家の作品を収録。チェン・イは中国系米国人の 作曲家。シンヤン・リ、イ・チャオ、イ・カファは中国人。タナポン・チーウィンピティはタイ人。2017 年の坂本龍一 設置音楽コンテストで最優秀賞を受賞しています。「おしゃれ男」という題名は日本 語(ローマ字)をそのまま用いています。ナロン・プランチャロエンもタイ人。イー・カホワはマレーシ ア人(おそらく中国系)。ド・キェン・クォンはベトナム人。シラセート・パントゥラアンポーンはタイ 人。2002 年、第23 回入野賞を受賞。2014 年、武満徹作曲賞で第4 位。
ALBANY
TROY-1769(1CD)
デイヴィッド・ゴンパー:弦楽音楽
(1)ニュアンス(2012)〜ヴァイオリン独奏のための
(2)イコナ(2008)〜ヴァイオリンとピアノのための
(3)サイクルズ(2016)〜チェロとピアノのための
(4)ベイリーの数珠(2017)〜ダブルベースとピアノのための
(1)(2)ウォルフギャング・デイヴィッド(Vn)
(2)(4)デイヴィッド・ゴンパー(P)
(3)ハンナ・ホルマン(Vc)
レヌ・レクオーナ(P)
(4)ヴォルカン・オーホン(ダブルベース)

録音:(1)(2)2017 年2 月27 日
(3)2016 年10 月22 日
(4)2019年7月18-19日
全て アイオワシティ
デイヴィッド・ゴンパーは1954年生まれの米国のピアニスト、作曲家。1991年からアイオワ大学 のニュー・ミュージック・センターの作曲と指揮の教授を務めています。作風はあまり前衛的でない 現代音楽という感じ。
ALBANY
TROY-1772(1CD)
「鉄の馬」〜パン・パシフィック・アンサンブル
オミッチョリ:鉄の馬
チェン・イ:木管五重奏曲
スリニヴァサン:カイルヴィ
チャイプルック・メカラ:モン・ザーエ
ジォン・ジュィンチァン:鼓楼の反射音
P.Q.ファン:思い出の幻想曲
シラセート・パントゥラアンポーン:ドローン
パン・パシフィック・アンサンブル(Fl、Ob、Cl、Hr、Fg、Pf)

録音:2018年2-4月
様々な国の作曲家の室内楽作品を集めています。米国人のニック・オミッチョリ(1982-)、中国系 米国人のチェン・イ(1953-)、インド系米国人のアシャ・スリニヴァサン(1980-)、タイ人のチャイプ ルック・メカラ(1971-)、中国人のジォン・ジュィンチァン、ベトナム系米国人の P.Q.ファン (1962-)、タイ人のシラセート・パントゥラアンポーン(1982-)の作品。 パン・パシフィック・アンサンブルは2007 年結成の団体。

MSR
MS-1731(1CD)
ダブル・ベース・アンコール!
(1)ボッテジーニ:エレジー第1 番
(2)ドラゴネッティ:ワルツ第7 番〜第12 番
(3)クーセヴィツキー:悲しい歌、ユーモレスク
(4)ブロッホ:祈る人 第1番
(5)シェーファー:カント
(6)クレイトン:バッハ・トゥ・ブルース
(7)チェンバース:フィッシャーストリート・デュオ
(8)ペンデレツキ:協奏的二重奏曲
ロバート・オッペルト(CB)
(1)(3)(4)クリストファー・ケルツァー(P)
(7)エリック・デワールト(Va)
(8)イリーナ・ムレサヌ(Vn)

録音:2015年11月24日、2016年9月26日、2018年2月16日メリーランド大学
ワシントン・ナショナルSOの首席コントラバス奏者ロバート・オッペルトの12 年 ぶり(!)のMSR レーベルへのソロ・アルバム。(「ザ・ダブルベース」品番:MS1221) ダブル・ベース奏者にはなじみの深いボッテジーニ、クーセヴィツキー、ドラゴネッティ などの小品を集めたディスク。ドラゴネッティのワルツと他の作品が概ね交互に収録さ れています。 ダブル・ベースの見た目の豪快なイメージとは裏腹に繊細で歌心あふれるショート・ピ ースが集められています。ポーランドの巨匠、ペンデツキのヴァイオリンとダブル・ベース のための珍しい「協奏的二重奏曲」は短い中に緊密なドラマがバランスよく構成された 秀作であり、一聴の価値あり。
MSR
MS-1707(1CD)
「ポケット・グルーヴス」〜ファゴットのための新しい音楽
(1)グレアム・シールズ(b.1992):4 つのオノマトペ
(2)ジェス・ヘンドリクス(b.1972):ファゴットとエレクトロニクスのための協奏曲
(3)スティーヴン・モーレリング(b.1977):ファゴット・ソナタ
(4)ジーン・コシンスキ(b.1981):ポケット・グローヴス
(5)ジーン・コシンスキ:ゲット・イット!
(6)ブルース・グレインジャー(b.1954):スチームボート・ララバイ
(7)ブラッド・ボンバルディア(b.1960):バスーン・ローク
(8)スティーヴン・ソンドハイム(b.1930):道化師を送り込む
ジェファーソン・キャンベル(Fg)
アレクサンダー・サンドア(P)
ジーン・コシンスキ(Perc)

録音:2018年
アメリカの中堅から若手世代の作曲家によるファゴットのための新作。ジェス・ヘンドリクスはコ ンピュータで制作した音響とファゴットのための作品だが、現代音楽というよりテクノ・ポップといっ た趣の音楽。全体に親しみ易くポップで楽しい作品が集められています。
MSR
MS-1723(1CD)
「ボタニカ」〜オーボエとイングリッシュ・ホルンのための新しい音楽
パヴェル・ハース(1899-1944):中国語の詩による 4つの歌曲(1944、サラ・フレーカー編)
グレン・ローヴン(1957-2018):エレジー(2018)
アシャ・スリニヴァサン(b.1980):ブレイディング(2017)〜オーボエとエレクトロニクスのための
ウラディミール・ソウクップ(1930-2012):オーボエ・ソナタ(1970)
フーゴ・ゴドロン(1900-1971):牧歌的組曲(1939)
パヴェル・ハース:組曲(1939)
サラ・フレーカー(Ob, イングリッシュHr)
キャセイ・ロバーズ(P)

録音:2017年9月6-7日
様々な国、世代の作曲家によるオーボエ、イングリッシュ・ホルンのための比較的新しい作 品。なおパヴェル・ハースはチェコを代表する作曲家の一人でユダヤ人であったためアウシュヴ ィッツで非業の死を遂げた。その他、新古典主義風、新ロマン派風、ポップな作風ありと現代音 楽というより親しみやすい作品が揃っています。サラ・フレーカーはトゥーソンSOの次席オー ボエ奏者。

CD ACCORD
ACD-250(1CD)(1CD)
NX-B05
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第11番Op.89(1905)
弦楽四重奏曲 第12番Op.103(1969-70)
9.弦楽四重奏曲 第13番Op.118(1977)
シレジアンSQ

録音:2018年
2010年のブレゲンツ音楽祭において作品が集中的に演奏され、急速に注目が高まったヴァインベルク。以前は悲惨な戦 争体験から「悲劇の作曲家」としてのみ知られていましたが、最近では作品を耳にする機会も増え、彼の穏やかで抒情的 な側面にも光があたるようになってきました。全17曲ある弦楽四重奏曲は、初期の作品では親友ショスタコーヴィチの影響 が感じられるものの、後期になるに従い、全く違う様相を見せていきます。このアルバムには第11番から第13番までの3曲 を収録。なかでも激しい第12番は「暗い」ヴァインベルクを代表する作品です。第11番は民謡風のモティーフが効果的に 使われ、第13番は単一楽章で書かれています。ポーランドの主要な室内楽団の1つであるシレジアン四重奏団の演奏で す。
CD ACCORD
ACD-247(1CD)
NX-B05
ヴァインベルク、タンスマン、A.チャイコフスキー〜ヴァインベルク三重奏団
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):ピアノ三重奏曲 Op.24(1945)
アレクサンドル・タンスマン(1897-1988):ピアノ三重奏曲(1938)…世界初録音
アンジェイ・チャイコフスキー(19335-1982):トリオ・ノットゥルノ Op.6(1978)…世界初録音
ヴァインベルク三重奏団

録音:2018年10月
2016年「第20回タンスマン祝祭音楽祭」でデビューした「ヴァインベルク三重奏団」。 ポーランドを代表する3人の奏者たちによって結成された弦楽三重奏団です彼らが最も敬愛するのは、アンサンブルに名を 冠する作曲家ヴァインベルクの作品。このアルバムで彼らは、そのヴァインベルクと同じくポーランド出身の作曲家タンスマンと アンジェイ・チャイコフスキーの作品を演奏。心地よいテンポと漲る緊張感が作品を際立たせています。
CD ACCORD
ACD-245(1CD)
NX-B05
アイリスSQ、ハルトマンを弾く
カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963):弦楽四重奏曲 第1番「カリヨン」
 弦楽四重奏曲 第2番
ウェーベルン:緩徐楽章
アイリスSQ

録音:2018年1月
ドイツの作曲家ハルトマン。8曲の交響曲やヴァイオリン協奏曲「葬送協奏曲」など、戦争への抗議を込めた作品で 知られます。時にはクラスターなどの前衛的で野心的な作風を用いながらも、過去の作品、とりわけブルックナーや マーラーの影響も感じさせる強烈な色彩感を持つ音楽を書いています。第二次世界大戦後はドイツ音楽界の重 鎮として活躍。ドナウエッシンゲン音楽祭の運営にも関与するなど、現代音楽の発展にも大きく寄与しました。 ヘルマン・シェルヘンに捧げられた弦楽四重奏曲第1番「カリヨン」は1935年、ジュネーヴ作曲コンクールの最優秀 賞を受賞した作品。冒頭の沈痛な旋律はユダヤ民謡が由来です。耽美的な第2楽章、激しい第3楽章と、全体 がメリハリのある構成です。タイトルを持たない第2番は、妻エリザベスに捧げられており、第1番よりも成熟した作風 を有しています。また、アルバムの最後には、彼の師であるウェーベルンの美しい「緩徐楽章」を収録。ポーランドの若 い世代を代表する奏者たちによるアイリスSQの緊密な演奏です。
CD ACCORD
ACD-252(1CD)
NX-B05
アトマ四重奏団、シマノフスキ、パヌフニク、ペンデレツキを弾く
シマノフスキ:弦楽四重奏曲 第2番 Op.56(1920)
パヌフニク(1914-1991):弦楽四重奏曲 第3番「ヴィチナンキ」(1990)
ペンデレツキ(1933-):弦楽四重奏曲 第3番
「書かれなかった日記のページ」(1933)
アトマ四重奏団

録音:2018年11月12-15日
「アトマ四重奏団」は現代ポーランドにおける最も若い奏者たちで構成されたアンサンブルです。もともとはポーランド音楽ア カデミーの卒業者たちが「New Music Quartet」という名前で活動していましたが、2016年から今の名前を用いるように なりました。数多くの国際コンクールで入賞経験のあり大きな期待が寄せられています。このアルバムには、彼女たちが2年 がかりで模索した「芸術的にユニーク」と考える、様々な作曲年代に書かれた作品が収録されています。
CD ACCORD
ACD-249(1CD)
NX-B05
シモン・ラクス(1901-1983):作品集
1-3.チェロ・ソナタ(1932)
4-6.ポーランド組曲(1935)
7.バラード「ショパンへのオマージュ」(1949)
8-10.ピアノ、9つの管楽器と打楽器のための室内協奏曲(1964)・・・世界初録音
ブワジェイ・ゴリンスキ(Vc)…1-3
ロベルト・クヴィアトコウスキ(Vn)…4-6
ドミニカ・グラピャーク(P)…1-10
ドロータ・コヴァルスカ(ピッコロ&フルート)…8-10
アリーチャ・シムチク(オーボエ&コールアングレ)…8-10
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(Cl)…8-10
ヴォイチェフ・コリンスキ(クラリネット&バス・クラリネット)…8-10
ミロスワフ・パホヴィッチ(Fg)…8-10
エヴァ・ナチク=ヤンコフスカ(ファゴット&コントラファゴット)…8-10
ズビグニェフ・カリチンスキ(Hrn)…8-10
エヴァ・チェハンスカ(Hrn)…8-10
カミール・クルチコフスキ(Tp)…8-10
マテウシュ・ヴィチンスキ(打楽器)…8-10

録音:2018年9月
シモン・ラクスはフランスで活動したポーランドの作曲家。もともとはロシア市民として生まれ、ビリニュスとワルシャワで数学を 学び、1921年に新しく設立されたワルシャワ音楽院に入学、ポーランド国籍を取得します。1926年にはウィーンに行き、 その翌年にはパリに留学、この時期にはアレクサンドル・タンスマンと親交を結びました。しかし第二次世界大戦中にナチス に捉えられ収容所に送られたものの、なんとか生き延びパリへ戻ることができました。 大戦後は作曲を続けるも、1967年頃には作曲を辞め、翻訳家、作家として残りの生涯を過ごしたというラクス。独立した 思考を持っており、音楽でも独自の作風を生み出し、当時流行の作風を用いることなく曲を書き上げました。全体的に辛 辣な曲が続きますが「ショパンへのオマージュ」だけは優しい風情を持っています。

DACAPO
MAR-6.200004
(3SACD)
NX-F10
ルーズ・ランゴー(1893-1952):弦楽四重奏曲全集
【CD1】
弦楽四重奏曲 第2番BVN145(1918/1931改訂)
弦楽四重奏曲 第3番BVN183(1924)
弦楽四重奏曲 第6番BVN160(1918/19)
「おお、血と涙にまみれた御頭よ!」による変奏曲 BVN71(1914/1931改訂)
【CD2】
ばら園での遊び BVN153 (1918) …世界初録音
弦楽四重奏曲(変イ長調) BVN155 (1918)
弦楽四重奏曲 第4番「夏の日々」BVN215 (1914-18/1931改編)
【CD3】
弦楽四重奏曲 第1番 BVN68 (1914-15/1936改編)…世界初録音
弦楽四重奏曲 第5番 BVN189 (1925/1926-38改編)
弦楽四重奏曲 断章「イタリアン・スケルツォ」BVN408 (1950)…世界初録音
ナイチンゲールSQ

【CD1】
録音:2010年12月、2011年6月&8月 王立音楽院コンサートホール

【CD2】
録音:2012年8月、2012年11月&12月、2013年1月 王立音楽院コンサートホール

【CD3】
録音:2012年8月19-24日、2013年9月3-6日、2013年1月10日 王立音楽院コンサートホール
DACAPOより2012年から14年にかけて発売され、グラモフォン誌やBBCミュージック・マガジンから高い評価を得た、デン マーク後期ロマン派の作曲家ランゴーの弦楽四重奏曲全集のBOX化。革新的な作風により、生前は聴衆に受け入れら れることのなかったランゴーの作品ですが、近年ようやく評価が進んできました。作品によってかなり作風が異なり解釈が難 しいランゴーですが、コペンハーゲンを拠点に活躍するナイチンゲールSQは、その異なる世界観を見事に引き 出しています。アンサンブル名のように“軽やかに歌うような”豊かな音楽性をもち、北欧全域はもちろん、ドイツ、イギリス、 ロシア、中国、ブラジル、北米でも演奏しています。SACD層では、サラウンドによる豊かな弦の響きもお楽しみいただけま す。
DACAPO
MAR-6.220655(1SACD)
NX-B06
ナンシー・ダルベア(1881-1949):弦楽四重曲全集
弦楽四重奏曲 第1番(1915)…世界初録音
弦楽四重奏曲 第2番(1922)
弦楽四重奏曲 第3番(1927)…世界初録音
ノルディックSQ

録音:2018年11月3日-4日,2019年3月11-14日
1881年デンマーク生まれの知られざる女性作曲家ナンシー・ダルベア。このアルバムは世界初録音2曲を含む彼 女の弦楽四重奏曲全集。裕福な家庭に生まれ、ピアニストを目指すも慢性の腱鞘炎で断念し作曲を始めたダル ベアは、音楽愛好家であった夫の理解もありカール・ニールセンに師事、オーケストレーションの腕を磨いて、師匠の 曲の手伝いも任されるようになりました。弦楽四重曲奏 第1番は、ニールセン門下生時代の作品で、1914年に ダルベアの自宅で初演した際に、ニールセンも演奏に参加しています。第2番は1926年にドイツの出版社より出 版され海外でも演奏されました。第3番は恩師ニールセンに捧げられています。演奏は2013年に若い奏者たちで 結成された北欧音楽を得意とするノルディックSQ。ダルベア作品を温かな極上のサウンドで演奏してい ます。

PAU
KIYO-104(4CD)
税込定価
岡山 潔の軌跡」第2
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1 番ヘ長調Op.18-1
(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14 番嬰ハ短調Op.131
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲第15 番ト長調D887 Op.161
(4)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2 番イ短調Op.13
(5)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第4 番ト長調K.9
(6)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第14番ニ長調K.29
(7)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第15番ヘ長調K.30
(8)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第16番変ロ長調K.31
(9)ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第10番ト長調Op.96
(10)シューマン:ピアノ三重奏曲第3番ト短調Op.110
(以下 特典ディスク)
(11)シューマン:弦楽四重奏曲第3 番イ長調Op.41-3
(12)岡山潔の最終講義(東京藝術大学 退任記念コンサート)
(13)ブラームス:交響曲第1 番ハ短調Op.68 より第2 楽章
岡山 潔(Vn)
(1)-(4)(11)岡山潔SQ【岡山潔(Vn)、服部芳子(Vn)、佐々木亮(Va)、河野文昭(Vc)】
(5)-(8)小林道夫((5)Cemb、(6)-(8)Pf)、(9)植田克己(P)、(10)伊藤恵(P)、山崎伸子(Vc)
(13)クルト・ザンデルリンク(指)読売日本SO(岡山潔コンサートマスター)
録音:(1)2009 年6 月16 日 津田ホール、東京(ライヴ)、(2)(12)2010 年3 月13 日 東京藝術大学奏楽堂、東京(ライヴ)
(3)2013 年12 月3 日 兵庫県立藝術文化センター神戸女学院小ホール(ライヴ)
(4)2012 年12 月13 日 神戸市産業振興センター ハーバーホール(ライヴ)
(5)-(8)1991 年8 月28-30 日 田園ホール・エローラ、埼玉県松伏町、
(9)(10)2010 年3 月13 日 東京藝術大学奏楽堂、東京(ライヴ)
(11)2014 年6 月19 日 兵庫県立藝術文化センター神戸女学院小ホール(ライヴ)
(13)1990 年2 月7 日 サントリーホール、東京(ライヴ)
多くの方々が、心の耳を澄まして聴いていただき、岡山先生の心からのメッセージを通じて、音楽というものの素晴らしさをとことん味わっていただくことを、心から願ってやまない。(中村孝義)

Virtus Classics
VTS-8(1CD)
税込定価
パトリック・ガロワの芸術・1〜パリ音楽院卒業試験曲集
フォーレ:ファンタジー 作品79
ガンヌ:アンダンテとスケルツォ
エネスコ:カンタービレとプレスト
ゴーベール:ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド
タファネル:アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
ビュッセール:プレリュードとスケルツォ 作品35
ゴーベール:ファンタジー
ユー:ファンタジー
カゼッラ:シシリエンヌとビュルレスク 作品23
グロヴレ:ロマンスとスケルツォ
ゴーベール:バラード
パトリック・ガロワ(Fl)
瀬尾和紀(P)

録音:2019年1月8日〜10日 三重県総合文化センター大ホール
「パリ音楽院卒業試験曲集」と聞くと、どうしても堅苦しい雰囲気が思い浮かびますが、 パリ音楽院においては「試験」は全て「コンクール」であり、師の教えを離れた若き奏者たちの思い思いの創造の翼を広げる機会なのです。 実際にこれらの曲は「様々なコンクール用小品集」であり、試験だけで用いられるのではありません。全てのフルート奏者にとっての必須曲であ り、また演奏のためのスタンダード・レパートリーにもなっています。もちろん、全ての曲が良く知られているわけではありませんが、どれも近代フラ ンス周辺の作曲家たちが腕によりをかけて書き上げた逸品ばかり。ゆったりとした序奏部と、華やかで技巧的な速い部分で構成されており、 最後は華やかなカデンツァで締めくくるという決まった形式を採りながらも、作曲家たちの個性が存分に発揮された芸術性の高い曲集です。 今回、この曲集に取り組んだのは名フルート奏者、パトリック・ガロワ。 聴きどころの多いこれらの作品をいとも易々と演奏し、味わい深く聴かせます。 そして注目はピアノを担当する瀬尾和紀! フルート奏者でありながら、幾度となくガロワの伴奏を務めるなど、すでにピアニストとしても名を馳せる彼の演奏をお聴きください。

Goodies
78CDR-3779(1CDR)
ハイドン:弦楽四重奏曲第67番ニ長調Op.64の5「ひばり」 ハンガリーSQ【ゾルタン・セーケイ(Vn1)、アレクサンドル・モシュコフスキー(Vn2)、デーネシュ・コロムサイ(Va)、ヴィルモシュ・パロタイ(Vc)】】

英 HMV DB 6390/1
1946年、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
ハンガリーSQは1935年にブダペストで結成された。1940年に第2ヴァ イオリンのシャーンドル・ヴェーグが退団しアレクサンドル・モシュコフスキ ーに代わった。第2 次大戦中はオランダにとどまり作品の分析に没頭し、特に ベートーヴェンの弦楽四重奏曲徹底的研究に多くの時間を費やした。この録音 は大戦直後のもの。その後1950年にメンバーはアメリカ国籍を得て定住した。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3780(1CDR)
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」 ブダペストSQ【ヨゼフ・ロイスマン(Vn1)、アレクサンダー・シュナイダー(Vn2)、イシュトヴァン・イポリー(Va)、ミッシャ・シュナイダー(Vc】

1932年ベルリン録音
ブダペストSQは1917年ブダペスト歌劇場Oのメンバー4人に よって結成され1967年に解散した。1932年に初代のリーダーだったエミール・ ハウザ-(在籍1917-32)からヨゼフ・ロイスマン(1900-1974)になり、アメリカを ベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。アレクサンダー・ シュナイダー(在籍1932-45、1955-67)は第2ヴァイオリン奏者で一時期ソリスト と自らの四重奏団を結成して活躍していた。ヴィオラのイシュトヴァン・イポ リー(在籍1917-36)はボリス・クロイト(在籍1936-67)に代わった。チェロのオ リジナル・メンバーであるハリー・ソン(1917-30)はミッシャ・シュナイダー (在籍1930-67)に代わった。この録音は新メンバーになった直後のもので、ベル リンで録音された。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3781(1CDR)
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
ショタコーヴィッチ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.49より第3楽章
アムステルダムSQ【ナップ・デ・クライン(Vn1)、ディック・フォス(Vn2)、パウル・ゴッドウィン(Va)、マウリッツ・フランク(Vc)】

英DECCA AK1789/92
1947年3月25日ロンドン、デッカ・スタジオ録音
ナップ・デ・クライン(1909-1979)はオランダ、アムステルダム生まれのヴァイ オリニスト。第2次世界大戦直後の英DECCA 社にはこれ以外にベートーヴェン: 「ラズモフスキー第2番」(AK1785/8)、ハイドン: 変ホ長調作品33-2(K1793/4)、 エティンガー: ユダヤの旋律(K1795)を録音した。デ・クラインはピアニストの アリス・ヘクシュと結婚。デュオを組んで活躍した。また1952年にカレル・ファ ン・レーウレン・ボームキャン、ヤープ・シュレーダー、パウル・ゴドウィン とオランダSQを結成し、PHILIPSやDECCAに数多くの録音を残した。 またモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(ピアノは夫人のアリス・ヘクシュ) もある。デ・クイラインは1979年8 月23日ラーレンで死去した。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

H.M.F
HMN-916116(1CD)
ハルモニア・ノヴァ 10〜ヤルダニ・トレス・マイアニ(ヴァイオリン・作曲)
ASTERIA〜星の夜
1. Lamento gitano (farruca)
2. Fandango popular (fandango de Huelva)
3. Yahaiouni (compas moro)
4. De roche et de jade (minera)
5. El afilaor de Torremolinos
6. Le Rhone d'Albaron (cancion de cuna)
7. Conductus Maris (solea)
8. Abbaye de sel (tientos)
9. Amaro drom (tango flamenco)
ヤルダニ・トレス・マイアニ(Vn・作曲)
アルマンド・ガロウェイ(Vn)
ギョーム・ルロワ(Va)
ナタリー・フォルトンム(Vc)
エ リ ザ ベ ス・ガイガー(Cemb))
ライヨ・ヘルムシュテッター(G)
アントン・フロレンツァ・ファブレガ(Cb)
ハルモニアムンディの新人演奏家紹介シリーズ第10弾は、ジプシーの音楽世界の空気をたっぷり吸い、クラシックの音楽教育をみっちり受けたヴァイ オリニスト・コンポーザー、ヤルダニ・トレス・マイアニが登場。1曲目はピアソラのような世界観、3曲目のソロの作品ではスーフィーをも彷彿とさせる エキゾチックな世界。ヤルダニの多彩な世界が、そのヴァイオリンの確かすぎるテクニックによって、見事な説得力をもって描かれていきます。
1988年スペイン・アンダルシア生まれ。フランスにおけるジプシー音楽の聖地、サント=マリー=ド・ラ・メールで暮らす。ジャンルを旅するミュージシャ ンを自称し、様々なジャンルの音楽の演奏に携わる。フランスの若手ヴィルトゥオーゾとして名をとどろかせる一方、バッハ、パガニーニ、エネスコやピア ソラらの作品がもつパワーを凌駕するような作品を書いてもいます。フラメンコの要素を取り入れているのも特徴。 (Ki)

METIER
MSV-28587(1CD)
NX-B07
『フォー』〜木管四重奏のための音楽
ウジェーヌ・ボザ (1905-1991):夜の音楽のための3つの小品
ブリッジ:ディヴェルティメンティH.189
ジャン・フランセ (1912-1997):四重奏曲
リチャード・ロドニー・ベネット (1936-2012):トラヴェル・ノーツ2
イベール: (1890-1962):2つの楽章
クロード・アリュー(1903-1990):4楽章の組曲
ロンドン・ミリヤド
ジュリー・グローヴス(Fl)
フィオナ・ジョイス・マイヤル(Ob)
ナディア・ウィルソン(Cl)
アシュリー・マイヤル(Fg)
このアルバムには、印象派からポスト・ロマン派に至る木管楽器のための作品が、シリアスなものからライト なものまでさまざま集められており、いずれもメロディアス、ピースフルかつユーモラスでたいへん魅惑的で す。フランスの女性作曲家アリューの美しい作品、「4楽章の組曲」の初録音も収録。二部作となるアル バムの第一作目で、木管四重奏にとっての現存する著名な作品と、新しいレパートリーを並べており、 第二作目(Four 2)には、委嘱作品を収録する予定です。演奏するロンドン・ミリヤドは、2004年に若 い音楽家たちで結成されたグループで、15年たった今でも変わらぬ音楽への情熱を共有しています。彼 らは木管四重奏を核としながらも、デュオや九重奏を組んだり、弦楽器やハープ、ピアノなども加えたり、 ナレーターも登場するなど柔軟かつ多彩な編成で、イギリス内外で活躍中です。

Etcetra
KTC-1654(1CD)
オリジンズ〜過去から描かれた作品集
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102(チェロとピアノのための)
チェン・イー(陳怡/b.1953):メモリー(独奏チェロのための)
ファリャ
:7つのスペイン民謡(チェロとギターのための/編曲:トム, エリアス)
ファント・デ・カンテル(b.1969):ゲルブランディの歌(メゾ・ソプラノとチェロのための)
タン・ドゥン(譚盾/b.1957):ピーパ(琵琶)と弦楽四重奏のための協奏曲〔グーチェン(古筝)・バージョン〕
ジュリア・トム(Vc)、
ミルサ・アダミ(P)、
イザール・エリアス(G)、
カリン・ストゥロボス(Ms)、
マレイン・メインデルス(Vn)、
アンナ・デ・フェイ=メストダフ(Vn)、
小熊佐絵子(Va)、
チャンユエン・ジャオ(グーチェン)
ソリストや室内楽奏者(アムステルダム・アンサンブル等)としても活動するジュリア・トムのコンセプト・アルバム「Origins」は、様々な民謡、民俗音楽をテーマとして、シューマン、ファリャ、そして中国のチェン・イー(陳怡)、タン・ドゥン(譚盾)、オランダのファント・デ・カンテルといった現代の作曲家の作品を組み合わせています。ファリャの「7つのスペイン民謡」は、チェロとギターのためのアレンジ版。また、タン・ドゥンの琵琶協奏曲は、リュート型の民族楽器「ピーパ(琵琶/Pipa)」ではなく、ツィター型の楽器「グーチェン(Guzheng/古筝)」を使用したバージョン。日本人ヴィオリストの小熊佐絵子を始めとする、共演する弦楽四重奏のメンバーもすべてRCOの仲間たちです。
Etcetra
KTC-1668(1CD)
マイティ・メタモルフォージス〜21世紀のピッコロとフルートのレパートリー
ゲイリー・ショッカー(b.1959):ショート・アテンション・スパンズ(ピッコロ、フルートとピアノのための)(2017)
マット・スミス(b.1984):ピッコロ・ソナタ第4番(2014)
コープランド:二重奏曲(フルートとピアノのための)(1967-1971)
ショッカー:ピッコロ・ソナタ第3番(2017)
シア・マスグレイヴ(b.1928):ピッコロ・プレイ(1989)
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)、
アルド・バールテン(Fl)、
ステファン・デ・シェパー(P)

録音:2019年3月15日&6月21日、ベルギー
アントワープSO(元ロイヤル・フランダースO)の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの名手、ペーター・フェルホーエン。フルート奏者としても高名なアメリカの作曲家ゲイリー・ショッカーや、同じくフルート奏者として活躍するイギリスの若き作曲家マット・スミスらの新作を録音した、21世紀のピッコロとフルートのためのレパートリーを開拓するプログラム。20世紀の作品としてはコープランドの二重奏曲とコープランドに学んだスコットランドの女流作曲家シア・マスグレイヴの作品を収録。
Etcetra
KTC-1659(1CD)
エッセンス・バイ・クゴーニ・トリオ
ピート・ジョゼフ・スウェルツ(b.1960):レトゥロ(2019)
ヴィム・ヘンドリクス(b.1962):聖なる場U〜神の谷(2019)
イェルン・ドゥー(b.1968):プレアー(2019)
ピーテル・シュールマンス(b.1970):エスケイプ・ヴェロシティ(2018)
マティアス・コッペンス(b.1988):三重奏曲 Op.20(2018)
クゴーニ・トリオ
2010年にベルギーで結成された、ピアノ、ヴァイオリン、サックスというユニークな編成による三重奏団、クゴーニ・トリオのセカンド・アルバム。
現代のベルギーを代表する5人の作曲家がこの珍しい編成のために書き、クゴーニ・トリオへと捧げられた作品集。

CALLIOPE
CAL-1747(1CD)
シマノフスキ&ラヴェル:弦楽四重奏曲集
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番Op.37
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番Op.56
ヨアヒムSQ〔ズビグニェフ・コルノヴィチ(Vn)、ヨアンナ・レツレル(Vn)、マリー=クレール・メロー(Va)、ローラン・ランヌー(Vc)〕

録音:2015年12月、シャトー・エーセルオー(フランス)
ポーランドとフランスの弦楽器奏者たち(それぞれ2名ずつ)で構成されているアンサンブル、ヨアヒムSQ。既にダンディやフランクの優れた録音を残しており、近代フランス音楽のスペシャリストとしての地位を確立している、ヨーゼフ・ヨアヒムの名を冠するアンサンブルです。
今回のレパートリーは、アンサンブルの構成と同じく、"ポーランド"のシマノフスキと、"フランス"のラヴェルをカップリング。両作曲家、両国のコントラスト、また共通項の表現にトライした好企画です。
CALLIOPE
CAL-1749(1CD)
寄港地
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」、
 ヴォカリーズ(コーヌス編)
ゲンリク・ワーグナー:ベラルーシの踊り/ゴレロヴァ:ホロヴォディ
マルタン:アイルランド民謡による三重奏曲
デルクロー:セヴェンヌ地方の寄港地/セファルディの伝承曲集(トリオ・アーク編)
トリオ・アーク〔アントニーナ・ザラヴァ(Vc)、レナート・カムヒ(Vn)、トマ・デルクロー(P)〕

録音:2017年7月10日−12日、ピュトー音楽院(フランス)
トリオ・アークは、2011年にパリ、ブリュッセル、リヨンで学んだ3人の若手音楽家たちによって結成された室内楽団。拠点であるフランスのみならず、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナなど東欧にも活躍の場を求めるなど、活発な活動を展開しています。
この「寄港地」はメンバーそれぞれの故郷や縁の地であるベラルーシ、スイス、フランス、バルカン半島、そしてセファルディの音楽を巡るプログラム。ラフマニノフの名作で幕を明け、欧州各地の民族的要素が次々と現れる興味深い内容となっています。
CALLIOPE
CAL-1857(1CD)
ブラームス&リゲティ:ホルン・トリオ集
ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
リゲティ:ホルン三重奏曲
アンドレ・カザレ(Hrn)、ギュイ・コマンターレ(Vn)、シリル・ユヴェ(P)

録音:1989年9月1日−3日、フランス放送スタジオ103(パリ、フランス)
1980年から名門パリOの首席ホルン奏者を務めているアンドレ・カザレを中心としたこのブラームス&リゲティのホルン三重奏曲集は、フランスのディスク大賞(Le Grandアンドレ・カザレ(Hrn)、ギュイ・コマンターレ(Vn)、シリル・ユヴェ(P) prix du Disque)に輝いた名盤中の名盤。
1986年からフランス放送フィルのコンサートマスターを務める名手ギュイ・コマンターレや、クラウディオ・アラウの高弟で、同氏の系譜を継ぐ最有力者とも称されているピアノのシリル・ユヴェなど、カザレの共演者たちもフランスを代表する名手揃い!
リゲティからも「解釈のレベルが本当に非常に高い」と絶賛されたカザレの名盤で、ブラームスとリゲティのコントラストを存分にお楽しみください!

Hyperion
CDA-68290(1CD)
バルトーク&コルンゴルト:ピアノ五重奏曲集
バルトーク:ピアノ五重奏曲ハ長調 Sz.23
コルンゴルト:ピアノ五重奏曲ホ長調 Op.15
ピアーズ・レーン(P)、
ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕

録音:2018年12月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。エルガーやブリッジなどの英国作品から、タネーエフ&アレンスキー、ピエルネ、ドヴォルザーク、ブルッフ、ブロッホなど様々なピアノ五重奏曲を録音してきたオーストラリアの名コンビによる新録音は、バルトークとコルンゴルト。どちらも20代前半に書かれた作品で、コルンゴルトのロマンティックなピアノ五重奏曲と、前近代的なバルトークのピアノ五重奏曲を魅力的に比較する、20世紀初頭のオーストリア=ハンガリーにおける個性的な2つの室内楽のスナップショットです。

Big Round Records
BR-8959(1CD)
タペレバ
アミルトン・ヂ・オランダ(ヴィトール・サントス編):タペレバ
ビル・ダグラス:リターン・トゥ・バイーア
ポール・サイモン(スティーヴ・ガッド編):恋人と別れる50の方法
モンゴ・サンタマリア(デイヴィッド・マシューズ編):アフロ・ブルー
チック・コリア(ティム・ガーランド編):スペイン
ジュリー・スペンサー(ミカ・ストルツマン編):DJ・ダグ・デモクラシー
ガーシュウィン(丸山和範編):ラプソディ・イン・ブルー
パット・メセニー(ピーター・ジョン・ストルツマン編):レター・フロム・ホーム
ミカリンバ[ミカ・ストルツマン(マリンバ)、リチャード・ストルツマン(クラリネット/tr.1, 3-5, 6-8)、スティーヴ・ガッド(ドラム/tr.1-6)、エディ・ゴメス(ベース/tr.1-7)、デューク・ガッド(パーカッション/tr.1-6)、丸山和範(ピアノ/tr.7)、アミルトン・ヂ・オランダ(10弦ブラジリアン・マンドリン/tr.1, 3)、シバライト・5・ストリング・クァルテット(tr.2, 5)]

録音:2018年7月30日−31日、8月2日、パワー・ステーション・スタジオ(ニューヨーク)
クラシックとジャズを縦横無尽に操るニュー・ジャンルのマリンバ奏者ミカ・ストルツマンと、2度のグラミー賞受賞歴を誇るクラリネットの伝説的奏者リチャード・ストルツマンによるプロジェクト「ミカリンバ」の新録音が、アメリカのBig Round Recordsよりリリース。クラシカル・プログラムを録音した「パリンプセスト(AV 2409)」に続き、今度はジャズ&ワールドミュージック系のプログラムによる「タペレバ」が登場します!
ミカ・ストルツマンらと10年間にわたって共演してきたというジャズ界の巨匠、スティーヴ・ガッドやエディ・ゴメスが強力なリズムセクションを支え、スティーヴの息子デューク・ガッドやブラジルのマンドリン奏者アミルトン・ヂ・オランダなども参加。連続テレビ小説『ちゅらさん』の音楽などで知られる丸山和範は、自身がアレンジした「ラプソディ・イン・ブルー」でピアノ奏者として共演しています。他、このプロジェクトのためにスペシャル・アレンジが施された「スペイン」や「恋人と別れる50の方法(50 Ways to Leave Your Lover)」などの名曲にも注目。ジャンルを超えた、豊かで多彩なスタイルの音楽を追究するストルツマン夫妻の驚異のサウンドにご期待ください!

オクタヴィア
OVCL-00704(1SACD)
税込定価
2019年11月20日発売
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第21番 ホ短調 K.304
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調作品162 D574
徳永二男 (Vn)
坂野伊都子 (P)

録音:2019年6月4-6日東京・ヤマハホール
日本クラシック界を牽引し続ける巨匠、徳永二男による銀座ヤマハホールでのライヴを収 めた録音が、エクストン・レーベルから発売されます。 徳永の楽壇生活50余年で初めてのCD化となるR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ。リサ イタルの熱気が伝わる情熱と、長い経験に裏付けられた流麗なヴィルトゥオーゾは、気高 く神
々しい輝きを放っています。ヴァイオリンの王道ともいえるモーツァルトやシューベルト の楽曲も艶やかに奏でられ、音楽家としての徳永二男が存分にお楽しみいただけるアル バムとなりました。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00706(2CD)
税込定価
2019年11月20日発売
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集
第1番ロ短調 BWV 1014
第2番イ長調 BWV 1015
第3番ホ長調 BWV 1016
第4番ハ短調 BWV 1017
第5番ヘ短調 BWV 1018
第6番ト長調 BWV 1019
豊嶋泰嗣 (Vn)
中野振一郎 (Cemb)

録音:2019年7月1-2日 東海市芸術劇場 多目的ホール
新日本フィルソロ・コンサートマスターを務める傍ら、ソリストとして国内外のオーケストラと 共演、室内楽奏者としても幅広く活動を展開するヴァイオリニスト豊嶋泰嗣。愛器ストラ ディヴァリウス300歳の年に、渾身のバッハ・アルバムが登場します。収録曲にはJ.S. バッハのヴァイオリン作品の中でも自由闊達な独創性で音楽史上重要な傑作とされる 「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集(全6曲)」を、チェンバロには、互いにデビュー 30周年を迎えた2016年を皮切りに共演活動を重ねているチェンバロの第一人者・中野振 一郎を迎え、ここに豪華共演がディスクとして実現しました。300年の時を超え呼応する バッハとストラディヴァリウス。まさに天上の音楽が目の前に響き渡ります。(オクタヴィア)

TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0003(1CD)
Hello Pop Tart
ヘンリー・カウエル(1897-1965):Aeolian Harp(1923)
チャールズ・アイヴズ(1897-1954):Celestial Railroad(1925)
ウィリアム・ボルコム(1938-):Graceful Ghost Rag(1986)
ジョン・ゾーン(1953-):XIV(1982)
ウィリアム・ボルコム(1938-):Hymne a L'amour(1986)
フランク・ザッパ(1940-1993):The Little House I Used To Live In(1969?)
フレデリック・ジェフスキ(1938-):Winnsboro Cotton Mill Blues(1979)
デイヴィッド・ドラム(1961-):Hello Pop Tart(1997)
向井山朋子(P、ヴォーカル、シンセサイザー)
アン・ダ・ベルジェ(Fl)
カール.G.ボイクマン(ダブルベース)
コール・フーラー(電子オルガン)
ヴォルター・ヴィーボス(Tb)
ハンス・ファン・デア・メール(パーカッション)
デイヴィッド・ドラム(ヴォーカル)

録音:1988年12月19・20日
20世紀アメリカの作曲家の作品を集めたアルバム。現代音楽、ジャズ、ロック、あらゆるジャンルが一緒くたになった向井山ならではの内容で、強烈な表現 力に圧倒されます。同時にとてもポップで、共演者を含め生き生きとした演奏が鮮烈です。

OUR Recordings
OU-6.220673(1CD)
NX-B06
バッハ:リコーダー、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ(フルート・ソナタ) BWV1030-1035 ミカラ・ペトリ (リコーダー)
ヒレ・パール (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マハン・エスファハニ (Cemb)

録音:2019年6月11-14日、ガルニソン教会、コペンハーゲン
DXD(352.8 kHz/32bit)録音
SACD 5.0 multi channel
ミカラ・ペトリによるバッハのフルート・ソナタ。キース・ジャレットとの1992年盤以来の再録音となります。今回は新世代のチェンバリストとして 話題のマハン・エスファハニに加え、世界中のコンサートや録音に引っ張りだこで今や女王の風格すら感じさせるヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ヒ レ・パールを迎えています。一癖も二癖もある3人が揃ったことで、親密なアンサンブルの中にふと緊張感が走る瞬間があり、これが非常に心 地よい効果を生みました。リコーダーも前回はソプラノとアルトでしたが、今回はアルトとテナーを使用してより深い表現となり、ヴィオラ・ダ・ガン バとのバランスも絶妙。録音についてもコペンハーゲンの教会の素晴らしいアコースティックを拾い、実に美しく仕上がっています。 主にバッハの後半生に書かれ、元々ひとまとまりのものではない6つのソナタですが、楽器選択の妙と移調の効果もあってか、全編統一感の あるアルバムになりました。

Ars Produktion
ARS-38271(1SACD)
プログレス〜ピアノと管楽器のための作品集
ドルマン:イェルサレム・ミックス(世界初録音)
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
ヘルツォーゲンベルク:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.43
ピアノウィンドテット「アンサンブル4.1」〔トーマス・ホッペ(P)、イェルク・シュナイダー(Ob)、アレクサンダー・グリュックスマン(Cl)、クリストフ・クニット(Fg)、フリッツ・パールマン(Hrn)〕

録音:2017年6月26−28日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ
ピアノウィンドテット「アンサンブル4.1」は、「4本の管楽器」と「1台のピアノ」による「五重奏曲」の演奏のために結成されたドイツの室内楽団。
同編成のための傑作中の傑作であるベートーヴェンの「Op.16」に、19世紀ウィーンのヘルツォーゲンベルク、2007年の新作で世界初録音となるアヴネル・ドルマン(1975−)の「イェルサレム・ミックス」をカップリングしたバランスのよいプログラムは、参考音源としても重宝されることでしょう。
メンバーもイェーナ・フィルとカメラータ・ザルツブルクで活躍するオーボエのイェルク・シュナイダー、ベルリンSOの首席クラリネット奏者イェルク・シュナイダーなど実力者揃いです。

Indesens
INDE-125(1CD)
ア・カインド・オヴ・ウィンド
ジョン・アダムズ:サクソフォン協奏曲より 第2楽章 モルト・ヴィーヴォ(サクソフォンとピアノのための)
フランク:漁師の歌(歌劇「ユルダ」より/5人の歌手とサクソフォン四重奏のための)
ギヨーム・コネソン:ア・カインド・オヴ・トレーン(ソプラノ/アルト・サクソフォンとピアノのための)
ベルリオーズ:神聖な歌(木管六重奏のための)
ミシェル・ルグラン:ザクセンの磁器(サクソフォン六重奏、独奏トロンボーン、コントラバスとドラムのための)
フィリップ・ゴーベール:悲劇的な詩(アルト・サクソフォンとピアノのための)
ヒンデミット:アルト・サクソフォン・ソナタ
アンブロワーズ・トマ:古いペルーの2つの歌(サクソフォン三重奏のための)
ペルト:スンマ(サクソフォン四重奏のための)
ヴィラ=ロボス:バラ(サクソフォン五重奏のための)
カロル・ベッファ:オブセッション(サクソフォン独奏のための)
ジョリヴェ:ミトリダテスのためのファンファーレ(2本のトランペット、2本のサクソフォンとティンパニのための)
ニコラ・プロスト(Sax)
ゲスト・ミュージシャンたち

録音:2017年、2019年、フランス
ニコラ・プロストは、佐渡裕の指揮によって日本でも高い人気を誇るようになったパリの著名なオーケストラ、コンセール・ラムルー(ラムルーO)の首席サクソフォン奏者を務め、アンサンブル・ヴァリアンスやサクシアーナ・トリオなどのメンバーとしても活躍する名プレイヤー。
アドルフ・サックスが1840年代に開発したばかりという、サクソフォンの短く濃密な歴史を辿る旅。サクソフォンのために書かれた最初期の作品であるベルリオーズの「神聖な歌」(1844)から、フランク、トマ、ゴーベール、ヴィラ=ロボス、ヒンデミットなど19世紀後半〜20世紀中盤にかけて作曲された作品、そして現代のペルトやアダムズ、ゴネソンの作品まで、サクソフォン独奏からピアノとのデュオ、三重奏、四重奏、木管アンサンブル、特殊編成も含めた様々な編成で、サクソフォンの175年をめぐる素敵な旅をお届けします。

KAIROS
0015054KAI(1CD)
トラヴェルサ:オマージュ
ヴァイオリンとピアノのための「ソナタ風に」
ヴァイオリンとアンサンブルのための「レッド2」
ピアノ・ソロのための「悲しき鳥」
ソプラノ、クラリネット、チェロとピアノのための「ステファヌ・マラルメの3つの詩」
ソプラノと6つの楽器のための「他の空に」
カン・ヘスン(Vn)、
リヴィア・ラド(S)、
チロ・ロンゴバルディ(P)、
アンサンブル・プロメテオ、
マルコ・アンギウス(指)

録音:2017年5月−2018年7月、カーサ・デッラ・ムジカ(パルマ、イタリア)
セリエル技法の先駆者的存在である20世紀イタリアの大作曲家ルイジ・ノーノの弟子であり、アンサンブル・エドガーヴァレーズの設立に携わるなど、ノーノ、ヴァレーズ、ブーレーズの伝統を採り入れた作風を確立した現代イタリアの音楽家、マルティーノ・トラヴェルサ(1960−)。7歳の時に独学で音楽家としての勉強を始め、ピアノ、作曲、ジャズ、電子音楽、情報技術を、ペスカーラ、ザルツブルク、カリフォルニアなどで学び、現在は作曲家であると同時に、音楽音響学と空間化技術に適用される電子技術の分野の研究者としても活躍しています。アンサンブル・プロメテオは、2009年にトラヴェルサが創設した現代音楽アンサンブル。イタリアを中心にヨーロッパの現代音楽の演奏家たちによって構成されるスペシャリスト集団です。

Cobra Records
COBRA-0074(1CD)
シメオン・テン・ホルト:カント・オスティナート(サクソフォン八重奏版) オランダ・サクソフォン八重奏団

録音:2019年4月29日ー30日、聖クネラ教会(レーネン、オランダ)
現代オランダ音楽界の重鎮作曲家、そして世界を代表するミニマリストとして支持を得ているシメオン・テン・ホルト(1923−2012)。作曲者のお膝元オランダで15,000枚以上の大ヒットを記録した伝説的名盤(2台ピアノ版/KTC 1367)の復活よって支持層を確実に広げたシメオン・テン・ホルトの超大作「カント・オスティナート」。元々自由度が高く、世界中で様々な編成によって演奏・録音されてきた「カント・オスティナート」ですが、オランダのCobra Recordsから、なんとサクソフォン八重奏版のレコーディングが登場。もちろん、世界初録音。
オランダ・サクソフォン八重奏団(Nederlands Saxofoon Octet/NS8)は、近年卒業した若きサクソフォン奏者たちによって2014にアムステルダムで結成、室内楽から交響曲のサクソフォン・アレンジ、そして現代の音楽まで幅広い音楽に適応するサクソフォン・オクテットとして活動しています。
"カント(歌)"が"オスティナート(反復)"しながら途切れることなく演奏される"106"のセクション。サクソフォン八重奏版は、オランダのサクソフォン奏者ステガン・デ・ヴァイスがメインに編曲し、NS8とリハーサルを重ねながらともに完成させていったもので、「4台ピアノ版」とはまったく異なるサウンドを奏でるとのこと。その癒しのミニマル・サウンドで日本のニューエイジ&現代音楽界でも話題を呼んだ「カント・オスティナート」のサクソフォン版は、ニューエイジ・ファンはもちろん、管楽器関係者も要注目です。

LCMS
LCMS-1903(1CD)
ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ:クラング
プレインサウンド・ストリング・トリオ 「KLANG auf Schon Berg La Monte Young......」 Op.39
フイヴェールツ弦楽三重奏団

録音:2019年2月6日−7日、ベルギー
2006年に設立されたアイルランドの現代音楽レーベル、LCMS(ラウズ・コンテンポラリー・ミュージック・ソサエティ)の新録音。
リゲティらに作曲を学んだドイツの作曲家、ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ(b.1953)の弦楽三重奏のための作品。43分間にわたって、ストリングスの様々な表情の和音が途切れなく続きます。
フイヴェールツ弦楽三重奏団は、ベルギーの作曲家カレル・フイヴェールツ(1923−1993)の名を冠した、20世紀〜21世紀の音楽を専門とするアンサンブル。
LCMS
LCMS-1701(1CD)
フローティング、ドリフティング
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ第7番
マイケル・ゼヴ・ゴードン:クリスタル・クリア
ジョン・ルーサー・アダムズ:フォー・サウザンド・ホール*
ベリオ:水のピアノ
マイケル・ピサロ:フローティング, ドリフティング
イアン・ペイス(P)、
サイモン・リンブリック(Perc)

録音:2017年6月8日−10日、アイルランド
イギリスの現代音楽ピアニストであり音楽学者、イアン・ペイスが弾くリゲティ、ゴードン、ベリオらの作品集。アルバム・タイトルにもなっているマイケル・ピサロ(ニューヨークのギタリスト&作曲家)の「フローティング, ドリフティング(浮遊、漂流)」は、きっかり30分の作品(ストップウォッチの使用が推奨される)を1テイクで録音しており、ほとんど無音の中わずかなピアノが漂う音楽。

DUX
DUX-1546(1CD)
華々しきロマン主義〜オーボエのための作品集
フランク(ワルター編):ソナタ イ長調(オーボエ、またはイングリッシュ・ホルン&ピアノ版)
フォーレ(ワルター編):ゆりかご Op.23-1(イングリッシュ・ホルン&ピアノ版)
シューベルト(ワルター編):即興曲 Op.142-3(オーボエ&ピアノ版)
ドラニシニコヴァ:詩曲
パスクッリ:アメリア
ショパン(ワルター編):前奏曲 Op.28-15(オーボエ、またはイングリッシュ・ホルン&ピアノ版)
ヴェルーストゥ:演奏会用小品 Op.85-11
ダヴィド・ヴァルテ(Ob&イングリッシュ・ホルン)、
マグダレーナ・ドゥス(P)

録音:2018年3月2日−4日、カトヴィツェ(ポーランド)
1980年の結成時よりモラゲス木管五重奏団のメンバーとして現在も活躍を続けるフランス・オーボエ界の名手、ダヴィド・ヴァルテ(デイヴィッド・ワルター)が奏でる濃厚なロマンティシズム!ロマン派の音楽、または"ロマン派的"な作風の作品を集めたプログラムは、ヴァルテの編曲によるオーボエ版の「フランク:ヴァイオリン・ソナタ」や、フォーレ、シューベルト、ショパンの編曲作品を多数収録。ロシアのドラニシコヴァ、フランスのヴェルーストゥ、オーボエのパガニーニとも称されたパスクッリのオリジナル作品とのバランスも絶妙です。世界屈指のオーボイストの艶やかな音色をご堪能下さい。
DUX
DUX-1566(1CD)
クラクフ木管五重奏団と仲間たち
ツェムリンスキー:フモレスケ
ウカシェフスキ:木管五重奏曲
マラフスキ:モルスキェ・オコ(海の瞳)
デプスキ:カンタービレ
ミヨー:スカラムーシュ/ミコワイ・グレツキ:ブルレスカ
ベレタ・ビリンスカ(P)、
パヴェウ・グスナル(サクソフォン)、
クラクフ木管五重奏団

録音:2017年10月&2018年4月、カトヴィツェ(ポーランド)
クラクフ木管五重奏団は、ポーランド、クラクフの室内オーケストラ、カペラ・クラコヴィエンシスで出会った木管奏者5人によって1998年に結成されたアンサンブル。グレツキやウカシェフスキ、マラフスキ、デブスキのポーランド勢に、ツェムリンスキー、ミヨーを加えた多彩なプログラムで、その高いアンサンブル能力、個々の優れたテクニック、サウンドを遺憾なく発揮してくれています。ツェムリンスキー、ミヨーを除くポーランド作品は今回の演奏が世界初録音です。

Etcetra
KTC-1667(1CD)
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ集
ソナタ ト長調 Wq.123, H.550/ソナタ ホ短調 Wq.124, H.551/ラ・ガブリエル Wq.117/35, H.97/ソナタ 変ロ長調 Wq.125, H.552/鍵盤楽器のためのソナタ ト短調 Wq.65/27 H.68/ソナタ イ短調 Wq.128, H.555/ラ・カロリーヌ Wq.117/39, H.98/ソナタ ニ長調 Wq.131, H.561
柴田俊幸(フラウト・トラヴェルソ)、
バルト・ナーセンス(Cemb)

録音:2019年6月18日−19日(フルート・ソナタ)&6月22日(チェンバロ・ソロ)、ベルギー
ベルギーを拠点に活動し、日本では「たかまつ国際古楽祭」を立ち上げるなど広く活動する古楽&モダンのフルート奏者、柴田俊幸の新録音が、オランダの老舗レーベル「Et'cetera」からリリース。
モダン楽器奏者としてブリュッセル・フィルハやベルギー室内O、古楽器奏者としてはラ・プティット・バンド、イル・フォンダメントなどの一流オーケストラで演奏し、2017年には地元高松で「たかまつ古楽古楽祭」を立ち上げ、2019年には総合監督として第3回を迎えました。2019年9月には初来日したB'Rockオーケストラのソリストも務める他、ベルギーの名鍵盤楽器奏者バルト・ナーセンスとのソロ・リサイタルも成功させています。
アントワープの王立音楽院図書館・フランダース音楽研究所の研究員として、時代考証演奏法の研究と18世紀ー19世紀のフランダースの作品の発掘、楽譜の校正と出版にも携わる柴田俊幸が1725年頃製のフラウト・トラヴェルソで吹く、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのフルート・ソナタ集。音楽史に素晴らしい遺産を残しながらも、偉大すぎる父の陰に隠れて過小評価されたままとなっているC.P.E.バッハの「宝石」を、豊かな倍音を含んだ柔らかいトラヴェルソの音色でお届けします。
古楽ファンやトラヴェルソ愛好家は要注目です!


Spectrum Sound
CDSMBA-032
(6CD+1DVD)
限定盤
特典:カード4種付
ミシェル・オークレール〜フランス国営放送(R.T.F)録音全集

■CD 1
(1)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(2)バルトーク:ラプソディ第1番BB.94
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
■CD 2
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
バルトーク:ラプソディ第1番BB94
■CD 3
(1)サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(2)バルトーク:ラプソディ第1番Sz.87
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
■CD 4
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
(2)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(3)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
■CD 5
(1)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364
(2)テレマン:組曲 ト長調
ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
■CD 6
(1)テレマン:小組曲
シューマン:『おとぎ話の絵本』より第1楽章
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(2)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番BWV1017より「シチリアーノ」
シューベルト:大二重奏曲より「アレグロ・モデラート」
ストラヴィンスキー:ロシアの歌、ロシアの踊り
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108より第1楽章
(3)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042

■DVD
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番BWV1017より「シチリアーノ」
シューベルト:大二重奏曲より「アレグロ・モデラート」
ストラヴィンスキー:ロシアの歌、ロシアの踊り
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108より第1楽章

(2)テレマン:小組曲
シューマン:『おとぎ話の絵本』より第1楽章
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(2)サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ミシェル・オークレール(Vn)

■CD 1
(1)ジャクリーヌ・ボノー(P)
録音:1958年11月25日(モノラル)
(2)ジャン・クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1960年9月23日(モノラル)
(3)マニュエル・ロザンタル(指)、フランス国立放送O
録音:1959年4月2日(ステレオ)[ライヴ]
■CD 2
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1967年11月24日/パリ(モノラル)[ライヴ]
■CD 3
(1)ロジェ・アルバン(指)、ストラスブールPO
録音:1970年6月27日/ストラスブール(ステレオ)[ライヴ]
(2)ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1968年7月5日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
■CD 4
(1)ジャクリーヌ・ボノー(P)
録音:1958年11月25日(モノラル)
(2)ジャクリーヌ・ボノー(P)
録音:1958年10月11日(モノラル)
(3)ピエール・カプドヴィーユ(指)、RTF 室内O
録音:1959年1月8日/パリ(モノラル)[ライヴ]
■CD 5
(1)フェルナン・ウーブラドゥ(指)、ロジェ・ルパウ(Va)、パリ室内O
録音:1961年3月5日/パリ(モノラル)[ライヴ]
(2)ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1967年4月10日/ボルドー(モノラル)[ライヴ]
■CD 6
(1)クリスチャン・イヴァルディ(P)
録音:1965年/フランス放送協会(モノラル)
(2)ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1961年/フランス放送協会(モノラル)【初出録音】
(3)ロジェ・アルバン(指)、ストラスブールPO
録音:1968年1月12日/ストラスブール(モノラル)[ライヴ]
■DVD
【画面:4:3、NTSC(モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound
remastering、リージョン:All】
(1)ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
収録:1961年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)【初出映像】
(2)クリスチャン・イヴァルディ(P)
収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(2)コンスタンティン・シルヴェストリ(指)、フランス放送PO
収録:1967年/メゾン・ド・ラジオ・フランス(ライヴ)
フランスが生んだ女流ヴァイオリニスト、ミシェル・オークレールは19歳の時にロン=ティボー国際コンクール(1943年)で優勝し、以後フランスを 中心に活躍するも、左手の故障や交通事故にみまわれるなど、波乱の人生を歩みました。ソリストとしての引退後はパリ音楽院などで教鞭をはかるなど、 後進の育成にも積極的に取り組んだヴァイオリニストです。
オークレールの演奏はなんといっても優美で艶やかな音色が魅力。温かさを感じさせるヴァイオリンの音色に思わずうっとりとしてしまいます。オークレー ルの魅力がつまったセットの登場です。なお当限定セットには、1961年にテレビ放送用に録音・収録された初出音源を収録しているのも注目です。
特典としてINAが保管していた貴重な資料から作成したオークレールのカード4種(12cm×12cm)が封入されています。日本語解説はつきません。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0470(1CD)
NX-B03
フリッツ・ハート(1874-1949):ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第2番ニ長調 Op.42(1920)
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ト短調 Op.142(1941)
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ短調 Op.7(1911)
聖フランシスの前奏曲-ヴァイオリンとピアノのための(1941)
2つのバッハのコラールによるパラフレーズ
Herzlich thut mich verlangen われ心よりこがれ望む
ステファニー・マッカラム(P)
スーザン・コリンズ(Vn)

録音:2017年9月26-28日
世界初録音
南ロンドン、ブロックリーで生まれたフリッツ・ハート。アイルランドからやってきた物売りの父と、コーンウォール出身でピアノ 教師の母のもと、5人兄弟の長男として生まれた彼は、家庭の事情で音楽を専門に学ぶことはできませんでしたが、母 からピアノの手ほどきを受け、その後はウェストミンスター寺院の聖歌隊に属し、ここで対位法や作曲、ピアノを学ぶチャン スを得ることができました。そして当時音楽界を席巻していたワーグナーの音楽に触れ、本格的な音楽家を目指すこと となります。やがて、オペラ・カンパニーの興行に随行した先のメルボルンで職を得たことがきっかけで、オーストラリアでの 活動を足掛かりを作っただけではなく、1936年にはハワイ大学の初の音楽の教授になり、ホノルルSOの常任指 揮者になるなど、起伏に富んだ人生を送りました。またホルストとも親交を結び、彼の娘イモージェンの名付け親になった ことでも知られています。このヴァイオリン・ソナタには明確な印象派の影響が見てとれますが、彼のルーツであるケルト風 の旋律も聞こえてくるなど興味深い作品に仕上がっています。
TOCCATA
TOCC-0546(1CD)
NX-B03
ロシアのユダヤ人作曲家 第5集アレキサンダー・クレイン(1883-1951):室内楽作品集
ユダヤのスケッチ集 第1番Op.12(1909)-クラリネットと弦楽四重奏のための
抒情的断章 Op.1a(1901出版)-4台のチェロのための
ヘブライの奇想曲 Op.24(1917)-ヴァイオリンとピアノのための
エレジー Op.16(1913)-チェロとピアノのための
アリア Op.41(1927)-ヴァイオリンとピアノのための
3つのオーナメント Op.42(1924-1927)-ヴィオリンとピアノのための…このヴァージョンによる世界初録音
ユダヤの旋律 Op.43(1927)-チェロとピアノのための
舞曲 Op .50(1937)-ピアノのための(ベンディックス・バルグリー/ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編)(1941/2018)…このヴァージョンによる世界初録音含む
詩曲 Op.10-チェロとピアノのための(1907-1910)…世界初録音
ユダヤのスケッチ集 第2番Op.13(1910)-クラリネットと弦楽四重奏のための
デヴィッド・クラハウアー(Cl)
ノア・ベンディックス=バルグリー(Vn)
アーロン・ツェルコヴィチ(Vc)
ロドリーゴ・オヘダ(P)
ピッツバーグ・ユダヤ音楽・フェスティヴァルの演奏者たち
ジェニファー・オーチャード(Vn)
デニス・オボイル(Vn)
ミハイル・イストミン(Vc)
ミヒャエル・リップマン(Vc)
デイヴィッド・プレモ(Vc)

録音:2012年5月22日、2018年2月28日,3月1日、2019年1月9日、2012年12月17日 ライヴ
ユダヤ系ロシア人作曲家、アレキサンダー(アレクサンドル)・クレインの作品集。彼の父アブラムはリトアニア出身のフィド ル弾きで、当時人気の“クレズマー(ユダヤ系の民謡をルーツに持つ音楽)”の代表的奏者でした。またユダヤ教とキリスト 教双方に深い理解を持ち、エストニア語、ラトヴィア語、ドイツ語、恐らくロシア語も自在に話すことができた精力的な人 物であり、アレキサンダーはこの父を非常に尊敬し、厳しい音楽修行にも耐えたということです。14歳でモスクワ音楽院 に入学、すぐさま作品を発表し、時代に沿った作風を身に着けたため、1920年代はロシアにおけるユダヤ楽派の指導 者として活躍、ソ連作曲家同盟の設立後には官職につくなど、ある程度の成功を収めました。このアルバムに収録され た彼の作品は、どれもユダヤの素材を上手く使い、力強さと憂鬱さを併せ持つ濃厚な音で溢れています。
TOCCATA
TOCC-0539(1CD)
NX-B03
ハンフリー・プロクター=グレッグ(1895-1980):室内楽作品集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番イ短調(1934頃)
ヴァイオリン・ソナタ 第2番ハ長調(1943頃)
ヴァイオリン・ソナタ 第4番ニ長調(1969)
アンドリュー・ロング(Vn)
イアン・バックル(P)

録音:2018年9月10-11日
世界初録音
ハンフリー・プロクター=グレッグ(学生たちや彼の同僚はP=Gと呼んでいた)はイギリスの現代作曲家。ロイヤル音楽カ レッジでスタンフォードに作曲を師事する一方、オペラの研究でもスカラ座への留学のための奨学金を受けるなど卓越し た才能を誇っていました。そのため、オペラの翻訳者として高く評価されただけではなく、マンチェスター大学の音楽学部 を設立するなど、音楽全般の普及に尽力、様々な功績を残しています。指揮者ビーチャムとも親しく、生涯に渡って ビーチャムと協力体制を取り、プロクター=グレッグが書いたビーチャムについての著作の収入で指揮者の胸像を制作し たというエピソードも残されています。このように、自身の興味の範囲が広かったプロクター=グレッグですが、その作品に はディーリアスとフォーレの影響が表れており、抒情的で繊細なハーモニーは外向的なオペラとはまた違う風情を持ってい ます。

CPO
CPO-777769(1CD)
NX-B02
レントヘン(1855-1932):ヴァイオリンとピアノのための作品集 第2集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
スウェーデンの賢者と踊り
ノルウェー民謡と変奏曲 Op.21
ヴァイオリン・ソナタ 第3番嬰ヘ短調 Op.20
クリストフ・シッケダンツ(Vn)
エルンスト・ブライデンバッハ(P)

録音:2012年3月ドイツ放送、室内楽ホール
ドイツ・ロマン派の作曲家レントヘンはブラームスの親友として知られますが、実はグリーグ夫妻とも親交を持ち、 お互いに影響を与えています。彼はグリーグ亡きあと、未完成となっていた「弦楽四重奏曲 第2番」を補筆、完 成させただけでなく、グリーグの作品の持つ独特の抒情性も自作に取り入れることで独自の作風を練り上げてい きました。このヴァイオリンのための作品集は、彼がグリーグ自身への献身と、グリーグを通して知った北欧音楽の 魅力が存分に示されており、中でも「ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調」は明らかにグリーグへのオマージュとなっていま す。「ノルウェー民謡と変奏曲」は、7分程度の短い曲ですが、ヴァイオリンの様々な技巧が盛り込まれた楽しい 作品で、第1集(777768)と同じシッケダンツとブライデンバッハが今作でも見事な演奏を聴かせます。
CPO
CPO-555281(1CD)
NX-B02
フェリックス・ドレーゼケ(1835-1913):弦楽四重奏曲集 第1集
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op.27
弦楽四重奏曲 第2番ホ短調 Op.35
コンスタンツェQ【エメリーネ・ピエッレ(Vn)、エスター・グティエレス・レドンド(Vn)、サンドラ・ガルシア・ファン(Va)、マリオン・プラテーロ(Vc)】

録音:2017年11月27日-12月1日
ザルツブルクを拠点に活躍する「コンスタンツェ四重奏団」によるcpoレーベルへの初録音。 ドレーゼケはドイツ・ロマン派の初期に活動した作曲家で、8曲の歌劇の他、交響曲や声楽曲、室内楽曲など 多彩なジャンルの作品を数多く残しています。作曲はほとんど独学で習得、17歳の時にワーグナーの「ローエン グリン」を聴き感銘を受け、同時代のブラームスやリストの作品を研究、自らの作風を創り上げていきました。対 位法の用い方にも素晴らしい才能を発揮し、声楽曲や室内楽曲では精緻かつ厳格な構成を持つ見事な作 品を書き上げています。この2曲の弦楽四重奏曲は1880年代に書かれており、ベートーヴェンを思わせる伝統 と調和の中に、先進性が伺える見事な作品に仕上がっています。

MUSO
MU-032(2CD)
NX-D07
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第5番(1951)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番(1947)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番「室内ソナタ」(1945)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番(1958)
ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ(1955)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番(1946)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番(1941)
.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第4番(1949)
アナベル・バルトロメ=レノルス(Vn)
イヴァン・ドンチェフ(P)

録音:2018年7月17-20日,11月26-30日クシシュトフ・ペンデレツキ欧州音楽センター、ルスワヴィツェ,ポーランド
ポーランド、ウッジの音楽一家に生まれたグラジナ・バツェヴィチ。ポーランドで初めて国際的に認知された女性作曲家で す。若い頃にパリに留学し、ナディア・ブーランジェの指導を受けたため、作風にはフランス印象派と新古典派双方の影 響が感じられますが、その中にも弦楽器の技巧的な効果を活かしていることに特徴があります。前衛的でありながらも 独自の感性に支えられた表情豊かな音楽は、名手クリスチャン・ツィメルマンが喧伝したことで広く知られるようになりまし た。優れたヴァイオリニストでもあった彼女の作品の多くはヴァイオリンのために書かれており、このアルバムにはバツェヴィチ の音楽を心から愛するというアナベル・バルトロメ=レノルスの演奏で、ヴァイオリンのためのソナタが全曲…ピアノ伴奏の あるものと、無伴奏のものを全て収録しています。ヴァイオリンの生き生きとしたメロディ・ライン、伴奏つきの曲での精緻 なピアノ・パートが魅力的です。

ALPHA
ALPHA-551(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387、
弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421、
ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
ヴァン・カイックQ【ニコラ・ヴァン・カイック(Vn1)、シルヴァン・ファーヴル=ビュル(Vn2)、エマニュエル・フランソワ(Va)、フランソワ・ロバン(Vc)】

録音:2019年4月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
2012年にパリで結成されたヴァン・カイック四重奏団。2016年に発表されたCDデビュー作『モーツァルト:四重奏曲第16番、第19番』(ALPHA246)は、 フランス「クラシカ」誌でChoc de Classica、「ディアパソン」誌でもDiapason Decouverteを受賞するなど、大きな評判となりました。続くアルバム『フランス の弦楽四重奏曲』(ALPHA295)、『シューベルト:死と乙女 ほか』(ALPHA417)も高い評価を受けてきた彼らですが、4枚目のアルバムはモーツァルトに 回帰し、デビューCDに収めた『ハイドン・セット』、そして『ザルツブルク・シンフォニー(ディヴェルティメント)』の続編という嬉しい内容となっています。セット中唯一 短調で書かれた第15番も収録しており、このカルテットならではの瑞々しい表情を多面的に鑑賞することが出来ます。残る第3弾への期待も膨らむ一枚で す。

Orchid Classics
ORC-100102(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン&ブラームス:クラリネット三重奏曲集
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲 変ホ長調 Op.38
ブラームス:クラリネット三重奏曲 Op.114
アレクサンドル・ベデンコ(Cl)
キリル・ズロトニコフ(Vc)
イタマール・ゴラン(P)

録音:2017年6月5-7日
初期のベートーヴェン作品の中で最も人気を獲得したと言われる作品が、管、弦、七つの楽器で奏される「七重奏曲」 Op.20でした。もっと容易に演奏できる編成が求められたため、ベートーヴェン自身はピアノ三重奏の形に編曲し Op.38として出版。他にもフンメルやブルクハルト、シュミット、ツェルニーら同世代の作曲家、編曲家たちによる夥しい 編曲版が残されています。ここではベートーヴェン自身の編曲を演奏。クラリネットが活躍する楽しい音楽です。ブラーム スのクラリネット三重奏曲は、三人の奏者全員の見せ所がある名作。抒情的なチェロと巧みなピアノ・パートに支えられ た郷愁溢れるクラリネットの旋律が美しい作品です。それぞれ、ソリストとしても活躍するペデンコ、ズロトニコフ、ゴランに よる素晴らしいハーモニーをお楽しみください。
Orchid Classics
ORC-100106(1CD)
NX-B03
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
フィンジ:5つのバガテル(C.アレクサンダー編)
コリリアーノ(1938-):Soliloquy(1995)
キャロリーナ・ヘレディア(1981-):Jus in Bello(2014)
アレクサンダー・フィターステイン(Cl)
テスラQ【ロス・スナイダー(Vn)、ミケーレ・リー(Vn)、エドウィン・カプラン(Va)、セラフィム・スミゲルスキー(Vc)】

録音:2018年4月25日-27日
ベラルーシで生まれ、2歳の時にイスラエルに移住しイスラエル芸術科学アカデミーとジュリアード音楽院で学んだクラリ ネット奏者アレクサンダー・フィターステイン。カール・ニールセン国際クラリネット・コンクールで優勝し世界的な注目を浴 び、以降、名だたるオーケストラと共演を重ねています。室内楽にも力を注いでおり、今作ではテスラ四重奏団ととも に、モーツァルト、フィンジの名作や、コリリアーノ、アルゼンチンの作曲家ヘレディアによる現代作品を演奏。なかでも、亡 き父に捧げたコリリアーノの感動的な旋律を持つ「Soliloquy」や、ラテン・アメリカのポピュラー・スタイルを取り入れた躍 動的なヘレディアの曲は、新しいレパートリーを探求する彼らのポリシーにふさわしい作品です。

Resonus
RES-10249(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:ハルモニーミュージックのための室内アンサンブル集
七重奏曲 変ホ長調 Op.20(カール・ツェルニーによる編)
六重奏曲 変ホ長調 Op.71
ボックスウッド&ブラス
【エミリー・ワージントン(Cl)、フィオナ・ミッチェル(Cl)、アンネケ・スコット(ナチュラルHrn)、ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルHrn)、ロバート・パーチヴァル(Fg)
功刀 貴子(Fg)】

録音:2019年1月31日-2月2日
2018年にリリースされた「プロイセンのサロン音楽(RES-10177)」でマンハイム楽派に属する作曲家フランツ・タウシュの 作品を中心に、見事なアンサンブルを披露した、ピリオド楽器によるイギリスのアンサンブル「ボックスウッド&ブラス」(メ ンバーには日本のファゴット奏者 功刀 貴子も含む)。新シリーズ「ベートーヴェン変容」の第1集では、ベートーヴェンの ハルモニームジーク(18世紀後半からドイツ語圏の貴族階級を中心に流行した管楽合奏の形態)を取り上げていま す。当時は様々な作品が、管楽器アンサンブルのために編曲されており、ベートーヴェンの作品も例外ではありませんで した。とりわけ七重奏曲 Op.20は当時抜群の人気を獲得、ベートーヴェン自身もこの曲をピアノ三重奏版に編曲しま したが、ハルモニームジーク版は弟子のツェルニーに編曲を依頼、これはツェルニーの作曲技術の向上にも大いに役立っ たとされています。六重奏曲はベートーヴェン自身のオリジナル。充実したホルン・パートが際立つ名曲です。
Resonus
RES-10248(1CD)
NX-B05
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.20 第1集
弦楽四重奏曲 ト短調 Op.20-3 Hob.III:33
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.20-2 Hob.III:32
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.20-5 Hob.III:35
アムステルダム・デュドックQ【ユディト・ヴァン・ドリエル(Vn1)、マルレーン・ヴェスター(Vn2)、マリー=ルイーズ・デ・ヨング(Va)、ダヴィッド・フェイバー(Vc)】

録音:2019年5月13-15日
オランダの若手奏者たちによって結成された「アムステルダム・デュドック四重奏団」は、「最も創造的で多彩なカルテッ ト」の一つとして評価を高めています。音楽の核心を聴き手と共有することを使命とする彼らは、古典から現代まで 様々な作品に取り組んでいますが、このアルバムではハイドンの「太陽四重奏曲」から3曲を演奏しています。 弦楽四重奏曲の形式を確立させ「弦楽四重奏の父」と呼ばれることもあるハイドンが、1772年に作曲した全6曲から なる「太陽四重奏曲」。名前の由来はアムステルダムのフンメル社から出版された版の表紙に、太陽の絵が描かれてい たことであり、内容とは関係ありませんが、「シュトゥルム・ウント・ドラング=疾風怒濤」期におけるハイドンの作風の変遷 を示す重要な作品の一つとして広く愛されています。ハ長調とヘ短調の2曲は最終楽章にフーガが置かれるなど凝った 作風も聴きどころです。

Dynamic
CDS-7825(1CD)
NX-B03
ピアノ三重奏曲集
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」 Op.50
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 ト短調 第1番
トリオ・メッツェーナ-パトリア-バッラリオ【フランコ・メッツェーナ(Vn)、セルジオ・パトリア(Vc)、エレナ・バッラリオ(P…スタインウェイ、グラン・コーダ D274)】

録音:2018年5月
チャイコフスキーの「ピアノ三重奏曲」は「偉大な芸術家の思い出に」という副題で知られるように旧友、ニコライ・ルビンシテインへの追 悼音楽です。悲痛な第1楽章の後に続く第2楽章は「主題と12の変奏」という変則的な構成を持つ作品で、演奏時間は50分を超 える長大なもの。全編に渡りチャイコフスキーの旋律美が溢れる雄大な曲です。そのチャイコフスキーの訃報を受け、作曲されたのがラ フマニノフの「悲しみの三重奏曲」。単一楽章でありながら、チャイコフスキーの影響も感じられる美しい作品です。

露OLYMPIA
MKM-313(1CD)
バッハ:チェロとチェンバロの為の3つのソナタ
J・S・バッハ:チェロとチェンバロの為のソナタ 第1番 ト長調 BWV 1027 *
 チェロとチェンバロの為のソナタ 第2番 ニ長調 BWV 1028 *
 チェロとチェンバロの為のソナタ 第3番 ト短調 BWV 1029 *
ヨハン・クリスティアン・バッハ:チェロ協奏曲 ハ短調 W.C 77 +
ジャン=バティスト・ブレヴァル (1753-1823):チェロと通奏低音の為のソナタ ト長調 Op.12-5 #
ダニール・シャフラン (Vc)
アンドレイ・ヴォルコンスキー(Cemb)*
ソヴィエト国立SO+
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー (指*)
ニーナ・ムシニャン (P)#

録音:1966年、ステレオ*/1961年+、1948年#、モノラル(+/#)


ACCENT
ACC-24365(8CD)
バッハ一族のフルート音楽集 〜アクサン録音集1978-2014
バッハ:フルート・ソナタ集
■CD1 
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030

バッハ:フルートを伴う作品集
■CD2
(1)無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
(2)フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調(原曲:トリオ・
ソナタ BWV525)
(3)管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067
(4)ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050

C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ集
■CD3
ソナタ ト長調 Wq123 / H550
ソナタ 変ロ長調 Wq125 / H552
ソナタ ト長調 Wq134 / H558
ソナタ イ短調 Wq128 / H555
ソナタ ニ長調 Wq131 / H561
■CD4
ソナタ ホ短調 Wq124 / H551
ソナタ ニ長調 Wq126 / H553
ソナタ ト長調 Wq127 / H554
ソナタ ニ長調 Wq129 / H556
ソナタ 変ロ長調 Wq130 / H560
ソナタ ト長調 Wq133 / H564

C.P.E.バッハ:チェンバロ、フルート、ヴィオラのための四重奏曲集
■CD5
四重奏曲 ト長調 Wq95
四重奏曲 イ短調 Wq93
四重奏曲 ニ長調 Wq94

W.F.バッハ:2つのフルートのための6つの二重奏曲集
■CD6
二重奏曲 ヘ長調 Falck57
二重奏曲 ト長調 Falck59
二重奏曲 変ホ長調 Falck55
二重奏曲 ホ短調 Falck54
二重奏曲 変ホ長調 Falck56
二重奏曲 ヘ短調 Falck58

バッハの息子たちのフルート・ソナタ集
■CD7
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BR WFB B17
J.C.バッハ(?):フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ H597
バッハ(?):フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ短調
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:フルートとオブリガート・チェンバロの
ためのソナタ ニ短調 HW VIII/3 Nr.1
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ BR WFB B18
J.C. バッハ:フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 Op.16/1,
WB10

バッハの息子たちのフルートを伴う作品集
■CD8
(1)C.P.E.バッハ:ソナタ イ短調 H562 / W132
(2)C.P.E.バッハ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ長調
(3) J.C. バッハ:フルート、オーボエ、ヴァイオリン、チェロとチェンバロのための五
重奏曲 ニ長調
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェル ソ )

■CD1 
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
エヴァルト・デマイヤー(Cemb)
録音:2002年2月

■CD2
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン((2)ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン((2)チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベルト・コーネン((2)チェンバロ)
シギスヴァルト・クイケン((3)(4)指揮)
ラ・プティット・バンド((3)(4))
録音:(1)2000年10月、(2)1984年4月、(3)2012年9月、(4)2009年

■CD3、CD4
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
エヴァルト・デマイヤー(チェンバロ、フォルテピアノ)
録音:2006年1月

■CD5
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
アン・クノップ(Va)
エヴァルト・デマイヤー(Cemb)
録音:2014年9月

■CD6
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)
録音:1990年4月
■CD7
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
エヴァルト・デマイヤー(Cemb)
録音:2008年10月
■CD8
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン((2)ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン((2)チェロ)
ロベルト・コーネン((2)チェンバロ)
ヤネッケ・ヴァン・デア・メーア((3)ヴァイオリン)
パウル・ドンブレヒト((3)オーボエ)
リヒテ・ヴァン・デア・メーア((3)チェロ)
ヨハン・ヒュイス((3)チェンバロ)
録音:(1)2000年10月、(2)1984年4月、(3)1978年11月
クイケン3兄弟の一人として古楽復興に多大なる貢献をしてきた大御所バルトルド・クイケンがこれまでにACCENTレーベルに録音した、バッハと息 子たちのフルート作品集を集成した8枚組ボックス。王道のソナタからマニアックな楽曲まで幅広く収録しており、バルトルドのトラヴェルソの妙技をたっ ぷりとご堪能いただけます。デマイヤーらおなじみの共演者たちとの見事なアンサンブルも大きな魅力です。 (Ki)

APARTE
AP-211(1CD)
アントン・ライヒャ:9つの楽器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン(室内大交響曲)第1番 ニ長調(世界初録音)*
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 op.20
ジュリアン・ショヴァン(Vn)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグのメンバー[アンエ・カミロ(Vn)*、ピエール=エリック・ニミロヴィチ(Va)、ジェローム・ユイル(Vc)、ミシェル・ゼオリ(Cb)、アントワーヌ・トルンチュク(Ob)*、トニ・サラール・ヴェルドゥ(Cl)、ハヴィエル・ザフラ(バソン)、ニコラ・シュドマイユ(ナチュラルHrn)]

録音:2019年2月
2017年、ジュリアン・ショヴァンらは、BNFの音楽部門に寄贈されたアーカイヴを調査していた際、失われたと考えられていたライヒャの「9つの楽 器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン(室内大交響曲)」(このCDに世界初録音している)、そして他にも10の楽器のための同タイプの作品 を発見しました。いずれの作品も、明らかにライヒャによるものと断定できる自筆譜のほか、演奏の際に用いられたパート譜(こちらは筆写譜)がそろっ て残されていました。ここに収録された9つの楽器のための作品をレコーディングするにあたり、演奏者たちは、19世紀初頭の楽器を用い、さらに実に パリジャン的な雰囲気の、優れた音響を備えたサロンで録音することができました。このことにより、実にパリ的な空気に満ちた響きの演奏をたのしむこ とができます。

CONTINUO Classics
CC777-724(1CD)
ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番(未完)
アレンスキー:ピアノ五重奏曲ニ長調Op.51*
ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第2番(未完)
中野真帆子(P)*
エリゼQ【ユスティナ・ザヤンチャウスカイテ、ロラン・ル・フレシェ(Vn)、アンドレイ・マラーホフ(Va)、イーゴリ・キリチェンコ(Vc)】

録音:2014年3月スタジオ・ダヴ(パリ)*、12月/レンヌ音楽院講堂
アレンスキーの室内楽といえばピアノ三重奏曲第1番が知られていますが、ピアノ五重奏曲は、ピアノの名手だったアレンスキーならではの華麗な演奏 効果に満ちています。第3楽章はフランス民謡「アヴィニヨンの橋の上で」による変奏曲とされていますが、日本でも有名な「はしのうえで、おどるよお どるよ…」という歌詞のではなく、短調の主題がしみじみと変奏されます。ウィーンとパリで学んだ中野真帆子の輝かしいピアニズムはアレンスキーにうっ てつけ。協奏曲ばりのダイナミックな演奏ぶりに引き込まれます。
ラフマニノフは弦楽四重奏曲に2度挑戦しています。第1番はモスクワ音楽院在学中の1889年、16歳の時に作曲の課題で書いたアンダンテ・エス プレッシーヴォのロマンスとアレグロのスケルツォの2章。出だしからラフマニノフならではの美しいメロディが歌われ、ロシアの叙情の世界が広がりますが、 ナイーヴな感覚も魅力。第2番は交響曲第1番と同時期の作で、残された第1、第2楽章だけでも20分という大規模なものながら、交響曲の失敗によ る痛手で放置されました。1910年代初頭にこれを完成させようと考えますが、それも構想だけで終りました。ラフマニノフ好きでさえ未知のメロディをたっ ぷり味わえます。ロシア人を中心としたエリゼ四重奏団の演奏で作品の真価を味わえると申せましょう。 (Ki)

Profil
PH-19072(1CD)
アレンスキー:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
ピアノ三重奏曲第2番ヘ短調Op.73
ミュンヘン・ピアノ・トリオ【アドリアン・ラザル(Vn)、ゲルハルト・ツァンク(Vc)、ヘルマン・レフラー(P)】

録音:1992年3月23-26日/BRスタジオ3
アレンスキーは生涯に2篇のピアノ三重奏曲を残していますが、第1番は美しいメロディと華やかな効果、手ごろな長さなどからロシアのピアノ三重奏 を代表する作品としてしばしば演奏されています。それに比べ、最晩年の第2番はあまり演奏されることがありませんが、やはり華麗なピアノ・パートとチャー ミングなメロディにあふれた魅力作。終楽章は主題と6つの変奏によりますが、それぞれの変奏が楽章風で、いろいろなスタイルを味わえます。

APARTE
AP-213(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ニ長調 op.50-6「蛙」
弦楽四重奏曲 ニ短調 op.76-2「五度」
弦楽四重奏曲 ハ長調 op.54-2
弦楽四重奏曲 ト長調 op.33-5「ごきげんいかが」
弦楽四重奏曲 ヘ短調 op.20-5
弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.77-2
ハンソンQ[アントン・ハンソン、ジュール・ドゥサップ(Vn)、ガブリエル・ラフェ(Va)、シモン・デュシャブル(Vc)]

録音:2018年11月、2019年3月
2013年結成のハンソン四重奏団による初CD、ハイドンの登場です。思わずはっとさせられるような美しくもみずみずしい音色、そして作品の神髄ま でを極めた者にしか為し得ない深みのある対話が魅力です。
ハンソン四重奏団は2013年に、ハット・ベイエルレ(ヨーロッパ室内音楽アカデミー)、エベーヌ四重奏団、そしてジャン・シュレムらのアドヴァイス によって結成されました。ハイドンの弦楽四重奏曲を柱にしながら、細川俊夫、ヴォルフガング・リーム、マティアス・ピンチャーらといった現代の作曲家 作品までをも演奏するマルチな才能を持つアンサンブルです。2016年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位、同年ヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクー ル第2位(ハイドン・プライズ、聴衆賞、20世紀作品のベスト演奏賞も同時受賞)するなど世界がその実力を認めています。
タイトルのALL SHALL NOT DIEは、すべてが死ぬというわけでもない、といった意味の、ハイドンも引用したことのあるラテン語です(Non omnis moriar)。まさにこれらのハイドンの作品が、今なお生き生きとした対話となって響きわたっています。ハンソン四重奏団、注目です! (Ki)

SONARE
SONARE-1046(1CD)
税込定価
ヴォルフガング・ダヴィッド&梯剛之/デュオ・リサイタル2018
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18(TrV 151)
ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn)、
梯剛之(P)

ライヴ録音:2018年12月8日/JTアートホール アフィニス
精力的な活動を展開するピアニスト梯剛之とウィーンでともに学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオ。2013年からJTホールで毎年行っ ているリサイタル・シリーズではライヴ録音も行っており好評を博しております。当ディスクは2018 年のリサイタルからブラームスのヴァイオリン・ソナタ 第1番「雨の歌」、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、そして大曲R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収録しております。
このデュオを持ち味である、一音一音に敬愛をこめこの上なくエレガントに奏でる演奏は年々磨きがかかっており、当演奏では一際輝きを持った演奏を 聴かせてくれます。阿吽の呼吸から紡ぎだされる名演をお楽しみくさい。 ★「互いが互いを信頼している証でもある両者の一体感と、それが生み出す音楽的な相乗効果――デュオならではの醍醐味(松佑介 ライナーノーツ より) (Ki)

IPPNW
IPPNW-82(1CD)
(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
(2)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」 Op.70-1
フィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリン【細野京子(P)、フィリップ・ボーネン(Vn)、ニコラウス・レーミッシュ(Vc)】

ライヴ録音:(1)2016年3月10日、(2)2018年6月17日/ベルリン・フィルハーモニー内室内楽ホール
このCDはIPPNW(核戦争拡散防止国際医師会議)慈善演奏会よりフィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリンによるブラームスのピアノ三重奏曲第 1番とベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番「幽霊」のライヴ録音です。 1990年代よりピアノの細野京子、チェロのニコラウス・レーミッシュがデュオ活動を続けてきましたが、その後2013年にフィリップ・ボーネンが加 わり当団の活動を開始しました。現在バーデン・バーデンをはじめ国内外で活躍、2019年11月には来日公演もございます。 ★当録音のうち2016年の演奏会では「相馬子どもオーケストラ」に捧げられました。IPPNWでは2012年9月ベルリンにて「相馬子どもオーケスト ラ」への支援としてベルリン・フィル12人のチェリストや若手実力派チェリスト石坂団十郎、ル・ムジケ・クァルテットなど、世界的アーティストが参加 し、被災地の復興に向けた活動を行ってきました。相馬子どもオーケストラ&コーラスへの支援、そして東日本大震災による犠牲者に捧げたコンサートを行っ ております。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1180(1CD)
ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.6

(1)シェティル・ヴォスレフ(b.1939):トロンボーン四重奏曲

(2)クラリネット五重奏曲

(3)ハリングフェレ三重奏曲第1番、第2番、第3番

(4)13人のためのトリオ 「アコトラル」
(1)スヴェッレ・リーセ(Tb) ペッテル・ヴィンロート(Tb)
アウドゥン・ブレーン(Tb) クレア・ファー(Tb)
(2)ディエゴ・ルケージ(Cl)
リカルド・オドリオソーラ(Vn)
マーラ・ハウゲン(Vn) イルゼ・クラーヴァ(Va)
ヨン・エーデ(Vc)
(3)ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(S)
ホーコン・アスハイム(ハリングフェレ)
アイナル・ロッティンゲン(P)
(4)カイア・ルッレスタ・タイゲン(S)
クリスティーナ・ヨンシ(A)
フレードリク・シェルヴェ(T)
アイリク・ヴァルデラン(Bs)
フリーダ・アンドレーアセン・レーレング(Fl)
イサベル・マリーア・ベラスコ(Ob)
アクセル・ホーヴダル(Cl)
ホーヴァル・ロクティング・ラーシェン(Fg)
ヴラディミーラ・シュチグリンスカ(Vn)
オッドヒル・ニューベルグ(Vn)
ウジェニオ・メネゲル(Va)
カルメン・ボベダ(Vc)
シグヴァル・フェルスム(打楽器)
リカルド・オドリオソーラ(指)

録音:2017年6月4日、18日−19日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)、
2018年12月12日、NRK(ノルウェー放送)コンサートホール(オスロ)(トロンボーン四重奏曲)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
リーグ・アカデミーで教える音楽家とベルゲン・フィルハーモニックのメンバーたちが演奏するプロジェクトのシリーズ第6集。
「トロンボーン四重奏曲」 は、同質の楽器のアンサンブルに対するヴォスレフの興味が示された音楽のひとつ。「聴き手がちょっとした儀式ないし考古学調査に誘われるような感じを抱くかもしれない」作品。
「クラリネット五重奏曲」 は、モーツァルト、ブラームス、レーガーの作品の伝統に沿いながら「個人的なタッチ」を加えた、ヴォスレフの「クラシカル」なスタイルによる音楽の一例です。
3曲の 「ハリングフェレ三重奏曲」 は、ソプラノ、ピアノ、ハリングフェレ(ハルダンゲルフィドル)が、それぞれ独立して演奏。一定の明確な拍を欠き、フィドルの弾く民謡を共通要素に永遠を思わせる音風景を創造してゆく趣の音楽。
ローマのバス会社に因む 「アコトラル」 の副題がつけられた「13人のためのトリオ」は、「4人の歌手」「4人の弦楽器奏者」「4人の木管楽器奏者」の3つのグループにまとめ役の打楽器奏者を加えて演奏される、ヴォスレフ一流のユーモアのセンスが発揮された作品です。

Avie
AV-2410(1CD)
ロシアン・アルバム
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.9
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
シチェドリン(クロワゼ編):アルベニスの様式で
プロコフィエフ(クロワゼ編):行進曲(「3つのオレンジへの恋」より)
■ボーナス・トラック
トマス・デメンガ(b.1954):ニューヨーク・ホンク
クリストフ・クロワゼ(Vc)、
アレクサンドル・パンフィロフ(P)

録音:2017年10月23日ー25日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
クリストフ・クロワゼは1993年生まれ、17歳でニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たし、国際的に活動するスイスの注目チェリスト。オーストリアのブラームス国際コンクールやドイツのベルリン国際音楽コンクールを含む、アメリカ、中国、イタリア、スイスなど数々のコンクールで第1位を受賞しており、2017年にはスイス・アンバサダーズ・アウォード(スイス大使賞)も受賞しています。
ハイドン&ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集(AV 2402)に続くクロワゼのAvie第2弾は、2019年6月に行われたノルウェー、トロムセーの国際ピアノ・コンクール「トップ・オヴ・ザ・ワールド」で優勝したばかりのロシアの気鋭ピアニスト、アレクサンドル・パンフィロフとのデュオで贈るロシアン・アルバム。ラフマニノフとショスタコーヴィチ、20世紀ロシアの2つの傑作チェロ・ソナタに、プロコフィエフとシチェドリンのアンコール・ピース(どちらもクロワゼによるトランスクリプション)を収録。ボーナス・トラックには、同胞スイスのチェリスト&コンポーザーであるトマス・デメンガの小品(ニューヨークの喧騒を表現したユニークな作品)も加えています。

CALLIOPE
CAL-1638(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66
ジェラール・プーレ(Vn)、
ピエール・レアク(P)、
クリストフ・ヘンケル(Vc)

録音:2004年12月29日−30日、サル・コルトー(フランス)
80歳を超えてなおフランス・ヴァイオリン界を代表する巨匠の1人として、絶大な存在感を発揮し続けているジェラール・プーレ(1938−)。
シェリングの愛弟子であり、ヴァイオリニストとしての功績はもちろんのこと、優れた教育者としてもその名を馳せており、その弟子の中には第一線で活躍する日本人奏者も数多く名を連ねるなど、ここ日本とも縁の深い音楽家としても有名な大ベテランです。
チェロのクリストフ・ヘンケル、ピアノのピエール・レアクとのメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集は、約15年前にフランスの別レーベルに録音された録音であり、この名演を再び世に送り出すためカリオペ(Calliope)が復刻!特にフランス音楽の演奏に定評のあるプーレですが、ドイツ・ロマン派、メンデルスゾーンの傑作でも、その存在感は抜群です。

Indesens
INDE-090(2CD)
サン=サーンス:管楽器を伴う室内楽作品全集

●CD1
(1)ピアノ、トランペットと弦楽五重奏のための七重奏曲変ホ長調 Op.65
(2)ロマンス ヘ長調 Op.36
(3)タランテラ イ短調 Op.6
(4)組曲「動物の謝肉祭」より 白鳥、象
(5)ロマンス変ニ長調 Op.37
(6)トロンボーンのためのカヴァティーヌ Op.144
(7)ロマンス ホ長調 Op.67
(8)デンマークとロシアの旋律による奇想曲
(9)あなたの声に心は開く

●CD2
(1)クラリネット・ソナタ変ホ長調 Op.167
(2)祈り Op.158
(3)オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
(4)抒情小曲 Op.162
(5)バスーン・ソナタ ト長調 Op.168
(6)幻想曲 変ホ短調/白鳥
パリ管弦楽団の首席奏者たち
●CD1
(1)フレデリック・メラルディ(Tp)、千々岩英一(Vn)、アンジェリク・ロワイエ(Vn)、アナ・ベラ・チャベス(Va)、エマニュエル・ゴーゲ(Vc)、ベルナール・カザウラン(Cb)
(2)アンドレ・カザレ(Hrn)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(3)オリヴィエ・デルベス(Cl)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(4)イヴ・ドー(コントラバスーン)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(5)ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(6)ギョーム・コテ・デュモーラン(Tb)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(7)アンドレ・カザレ(Hrn)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(8)アレクサンドル・ガテ(Ob)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、オリヴィエ・デルベス(Cl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(9)マルク・トレネル(Fg)、ローラン・ヴァグシャル(P)
●CD2
(1)フィリップ・ベロー(Cl)、パスカル・ゴダール(P)
(2)マルク・トレネル(Fg)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(3)アレクサンドル・ガテ(Ob)、パスカル・ゴダール(P)
(4)ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(5)マルク・トレネル(Fg)、パスカル・ゴダール(P)
(6)エリック・オービエ(コルネット&フリューゲルホルン)、パスカル・ギャレ(P)

録音:2010年、サン=マルセル教会(パリ)
「交響曲第3番「オルガン付き」」や「動物の謝肉祭」の代表 作の知名度はもちろんのこと、管楽器界でも新古典派時代 のフランスを代表する最重要作曲家として、絶大な存在感 を保ち続けているサン=サーンスの管楽器を伴う室内楽 作品全曲を集めたアンデサンス(Indesens)レーベルならで はの好企画! 収録作品の充実度もさることながら、フランスの名門パリ Oの管楽器(+弦楽器)セクションを牽引する首席 奏者たちによるエスプリの効いた演奏は絶品の一言!サ ン=サーンスの管楽器のための作品を、最高峰の演奏で味 わえる贅沢なセットです。名エンジニア、ニコラス・サマル タノスによる録音も優秀です。
Indesens
INDE-087(1CD)
デュティユー〜若き日のページ
ピアノ・ソナタ Op.1
サラバンドとコルテージ
フルートとピアノのためのソナチネ
コラール、カデンツァとフーガ
オーボエ・ソナタ
パスカル・ゴダール(P)、マルク・トレネル(Fg)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、ダニエル・ブレザンスキー(Tb)、アレクサンドル・ガテ(Ob)

録音:2007年3月−5月、スタジオ・ムードン(フランス)
20世紀〜21世紀初頭のフランスを代表する作曲家であり、その作風は前衛の古典とも称されるアンリ・デュティユー(1916−2013)。
管楽器のために優れた作品を遺したデュティユーの若き日の作曲家としての1ページ、20代から30代にかけて書かれたピアノと管楽器のための5作品を収録。パリ管の名プレーヤーたち、パリ・オペラ座管の首席トロンボーン、ダニエル・ブレザンスキーの妙技が、デュティユー独特の世界観を紐解いています。

Nimbus
NI-5978(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97 「大公」
三重協奏曲 Op.56*
トリオ・シャハム・エレツ・ウォルフィッシュ
〔ハガイ・シャハム(Vn)、アーノン・エレツ(P)、ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)〕
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン*
エッケハルト・シュティーア(指)*

録音:2018年4月23日−24日(大公)、モンマス(イギリス)/2018年5月25日(三重協奏曲)、チェルトナム・タウン・ホール(イギリス)
ハイペリオン(Hyperion)、シャンドス(Chandos)、ニンバス(Nimbus)などでそれぞれソリストとして活躍する世界的名手たち、ハガイ・シャハム、ラファエル・ウォルフィッシュとアーノン・エレツが2009年に結成したピアノ三重奏団によるベートーヴェン第1弾は、記念碑的な作品である「大公」に三重協奏曲をカップリング。個々に高い技術と深い音楽性を持った3人によるアンサンブルは、英ストラッド誌からは、「百万ドル・トリオ(ミリオン・ダラー・トリオ)」と呼ばれたハイフェッツ、ルービンシュタイン、ピアティゴルスキーの3人に例えられています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus
NI-7108(1CDR)
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20*
フランク:ピアノ五重奏曲へ短調#
メディチSQ〔ポール・ロバートソン(Vn)、デイヴィッド・マシューズ(Vn)、イヴォ・ヤン・ファン・デル・ヴェルフ(Va)、アンソニー・ルイス(Vc)〕
アルバーニSQ*、ジョン・ビンガム(P)#

音:1988年1月&5月(イギリス)
Nimbus
NI-7109(1CDR)
ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11*
弦楽四重奏のための2つの小品
ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57#
弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110
メディチSQ
〔ポール・ロバートソン(Vn)、デイヴィッド・マシューズ(Vn)、イヴォ・ヤン・ファン・デル・ヴェルフ(Va)、アンソニー・ルイス(Vc)〕
アルバーニSQ*、ジョン・ビンガム(P)#

録音:1986年10月、1988年5月−6月(イギリス)
1971年にポール・ロバートソンにより創設され、約40年に渡り英国を代表するアンサンブルの一つとして活動してきたメディチSQ。1980年代には、ベートーヴェンの弦楽作品全集や、ヤナーチェク、フォーレの作品をNimbusに残しています。本盤では、同じく英国を代表するSQの一つである、アルバーニSQとの共演による1980年代の録音が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Signum Classics
SIGCD-573(3CD)
C.P.E.バッハ:ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのオリジナル作品全集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq.71/ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Wq.72/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Wq.73/ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq.74/ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Wq.75/ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Wq.76/ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Wq.77/ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Wq.78/アリオーソと変奏曲 イ長調 Wq.79/幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.80
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、
ジェームズ・ベイリュー(P)

録音:2018年9月10日−12日&2018年10月13日−14日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、イギリス)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズにも選出された英国ヴァイオリン界の才媛、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたウェーリー=コーエンのニューアルバムは、レコード芸術7月号のインタビューでも紹介されていたC.P.Eバッハのヴァイオリン・ソナタ集。それも、ヴァイオリンと鍵盤楽器(殆どはチェンバロ)のために書かれたオリジナル作品(Wq.71〜Wq.80の10曲)をすべて収録した3枚組という驚きのプロジェクトです。インタビューによれば、モダン楽器によるまとまった形のレコーディングは初めての試みになるとのこと。大バッハの5番目の息子として生まれ、ハイドンやモーツァルトの時代を生きながら、多感様式、疾風怒濤、そしてロマン派を先取りするような部分など多彩な面を見せるC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタを、モダン楽器(ストラディヴァリウスとスタインウェイ)ならではの豊かな表現力で描きます。

Channel Classics
CCS-41719(1CD)
シューベルト:ノットゥルノ&ピアノ三重奏曲第2番
アダージョ 変ホ長調 Op.posth.148, D.897 「ノットゥルノ」
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 D.929, Op.100
ハムレット・ピアノ・トリオ〔パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)、カンディダ・トンプソン(Vn)、クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)〕

録音:2018年11月、MCOスタジオ(ヒルフェルスム、オランダ)
モダン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ。アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるスコットランドのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソン。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝したセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチ。3人のピリオド楽器の名手によって2011年に結成された、ハムレット・ピアノ・トリオのサード・アルバム。
シューベルトの室内楽では「ます」や「死と乙女」と比較して演奏&録音機会の少ない「ピアノ三重奏曲」を、コンラート・グラーフ(1826年頃製作、ウィーン/エドウィン・ベウンク・コレクション)のフォルテピアノとガット弦&クラシカル・ボウ使用の上質なピリオド楽器トリオにて演奏。作品100の「ピアノ三重奏曲第2番」と、元は作品100の第2楽章のために作られたと考えられている「ノットゥルノ」を組み合わせ、19世紀のシューベルトの先駆的なスタイルを読み解きます。

GENUIN
GEN-19661(1CD)
2018 ドイツ音楽コンクール受賞者 エリオット四重奏団
(1)シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2 番Op.56
(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1 番ヘ長調Op.18-1
エリオットQ【マリャーナ・オジポヴァ(Vn)、アレクサンダー・ザックス(Vn) 、ドミトリー・ハハリン(Va)、ミヒャエル・プロイス(Vc)】

録音:2019 年1 月24-26 フランクフルト・アム・マイン
GENUIN恒例のドイツ音楽コンクール受賞者によるCD。エリオット四重奏団は2014年結成だ からまだ活動し始めて5年ほどの若いSQだが、シマノフ
キの演奏を聞けば誰でも 舌を巻くでしょう。単に技術的に高度、アンサンブルが精密というレヴェルを超えて、シマノフス キ独特の暗く湿った美感も見事に表しています。一方ベートーヴェンは力こぶや気負いのない爽 やかな演奏。若々しい美音が映えています。少なくともこのCDを聞けば、彼らが只者ではないと いうことは十分分かるはず。
GENUIN
GEN-19668(1CD)
2018 ドイツ音楽コンクール受賞者/イオアナ・クリスティーナ・ゴリチェア
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
コルンゴルト:劇音楽「空騒ぎ」組曲 Op. 11
ゴレスタン:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
イオアナ・クリスティーナ・ゴリチェア(Vn)
アンドレイ・バンチウ(P)

録音:2019年1月11−12日 マルククレーブルク
2018 年のドイツ音楽コンクールの受賞者、ヴァイオリニストのイオアナ・クリスティーナ・ゴリチ ェアのデビューCD。というよりもこの録音の直後に、2019 年のエリザベート王妃国際音楽コンク ールのヴァイオリン部門で6 位入賞したと言う方が通じるかもしれない。1992 年、ルーマニアの ブカレストの生まれ。ルーマニアで学んだ後、ライプツィヒのメンデルスゾーン音楽院に留学。 以降ドイツを拠点に活躍しています。やや線の細い繊細で優しい美音が素晴らしい。コルンゴル トの作品は、シェイクスピアの「空騒ぎ」のための付随音楽を組曲にしたものを、作曲者自身が ヴァイオリンとピアノのために編曲したもの。スタン・ゴレスタイン(1875-1956)はルーマニアの 作曲家。世界初録音との表示がある。
GENUIN
GEN-19671(1CD)
チェコのヴァイオリン作品集
ドヴォルザーク:ロマンティックな小品 Op.75(全4 曲)
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
マルティヌー:インテルメッツォ H.261
ドヴォルザーク:マズレク ホ短調 Op.49
スーク:4 つの小品 Op.17
デュオ・アニメ【レンカ・マティェヤーコヴァー(Vn)、ダリヤ・フリンキフ(P)】

録音:2018年11月25―27日 ドイツ,ザクセン州 ランメナウ
デュオ・アニメは、チェコのヴァイオリニスト、レンカ・マティェヤーコヴァーと、ウクライナのピア ニスト、ダリヤ・フリンキフによるデュオ。レンカ・マティェヤーコヴァーはプラハで学んだ後、ウィ ーンやドレスデンでさらに学び、室内楽を中心に活動をしています。ダリヤ・フリンキフは2009年 からドイツを拠点として活動しています。デュオつまり二重奏団と名前を掲げているように、ヴァイ オリンとピアノがかなり対等な演奏になっています。
GENUIN
GEN-19678(1CD)
ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.24
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.67
トリオ・マルヴィン:【フィタ・カン(P)、マリーナ・グラウマン(Vn) 、マリウス・ウルバ(Vc)】

録音:2019年3月8-10日 シュトゥットガルト
トリオ・マルヴィンは 2016 年にライプツィヒで結成したピアノ三重奏団。結成してすぐに 2017 年、ベルリンでのフェリックス・メンデルスゾーン・バルトホルディ音楽院のコンクールで第1 位を 受賞。2018 年にはオーストラリアのメルボルン国際室内楽コンクールでグランプリ。さらに数ヵ 月後に 2018 年の ARD 国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)の受賞者となっ た。 ワインベルクとショスタコーヴィチという、20 世紀の苦悩を描いた作品を2 曲並べるところに、彼 らの自信の程が伺えます。

スリーシェルズ
3SCD-0050(1CD)
税込定価
映画『葬式の名人』オリジナル・サウンドトラック【上野耕路(音楽)、樋口尚文(監督)】
M1:雪子のテーマ
M2:葬儀屋
M3:母校
M4:通夜
M5:すみれの花
M6:豊川の夕立ち
M7:雪子の夕立ち
M8:夜の校舎
M9:とまどい
M10:吉田の想い
M11:あきおへ
M12:大リーグのボール
M13:葬式の名人 愛のテーマ
■ボーナストラック
14:オンブラ・マイ・フ(ピアノver.)
15:オンブラ・マイ・フ(カルテットver.)
16:オーバー・ザ・ウェーブス

※M1〜13 は作曲:上野耕路、ボーナストラック 14~15 は作曲:ヘンデル(編曲:徳永洋明)、16 は作曲フベンティーノ・ローサス(編曲 上野耕路)
M1〜13.真部裕(Vn)、
多井智紀(Vc)、
上野耕路(P)

14〜15.徳永桃子(S)、徳永洋明(ピアノ・編)
15〜16.オーケストラ・トリプティーク:【三宅政弘(Vn)、三瀬俊吾(Vn)、橋奨(Va)、竹本聖子(Vc)】
映画の音楽を担当したのは、いまや日本の映像音楽作曲家としては不動の人気を誇る上野耕路です。日本アカデミー賞の 音楽部門でも評価され、幅広いジャンルで展開される上野サウンドは映画ファンだけでない人気を誇っています。 その上野と深い交友を持つ監督の樋口尚文は、この映画のために入念な打ち合わせをへて映画音楽を上野へ依頼。樋口と 上野の化学反応が最高の形で映画音楽にも反映されました。青春の甘酸っぱい思い出と、現実の厳しさ、そして異世界が混 じりこむファンタジーなど映画の場面を様々に彩る名曲がサウンドトラックCD として完成されたのです。 収録曲は、どれも映画のシーンが鮮烈に甦る色彩感にあふれたものです。前田敦子が演じた渡辺雪子のための「雪子のテ ーマ」は、CD の1 曲目に収録され、雪子のひたむきな姿が音で味あわせてくれます。特筆すべきはこの映画のテーマ曲でも ある「葬式の名人・愛のテーマ」でしょう。美しくも優しいメロディーは上野耕路の作品の中でも特別な輝きを放っています。 【オーケストラ・トリプティークのメンバーによる「オンブラ・マイ・フ」を収録】 映画「葬式の名人」のなかでも非常に印象的な場面で使用される「オンブラ・マイ・フ」(ヘンデル作曲)も収録されています。 CMでも有名なこの曲を、オーケストラ・トリプティークとも関わりの深い作曲家の徳永洋明が編曲して、徳永桃子の歌唱、徳 永洋明のピアノで、ピアノ伴奏バージョンと、オーケストラ・トリプティークメンバーによる弦楽四重奏を加えたバージョンの2 種 類を収録しています。また、映画では SE 的に使用されている「オーバー・ザ・ウェーブス」(ローサス作曲、上野耕路編)も 収録され、マニアックなファンにも満足の完全収録サウンドトラックとなっています。

オクタヴィア
OVCL-00707(1SACD)
2019年10月23日発売
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ L.137
武満徹:そして、それが風であることを知った
イベール::2つの間奏曲
ジョリヴェ:小組曲
神田寛明 (Fl)
佐々木亮 (Va)
早川りさこ (Hp)

録音:2019年6月20-21日神奈川・もみじホール城山
フルート、ヴィオラ、ハープという稀有な組み合わせのアンサンブルに、NHKSOの トップ奏者が取り組んだ当アルバム。抒情的でありながら異世界のような神秘性も感じら れる不思議な響きが魅力です。 ドビュッシーで次々に醸し出される香りと色の変化、イベール:の情熱的な疾走感、ジョリ ヴェでのどこか懐かしく優しい響き・・・このアンサンブルの様々な表情が登場します。CD のタイトルにもなっている武満徹の「そして、それが風であることを知った」は、ミステリアス な妖艶さと儚い響きが印象的な奥深い作品です。 高音質録音とこだわりのマスタリングにより透明感のある繊細な響きを細部まで再現。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCC-00154(1CD)
2019年10月23日発売
シューマン(東京六人組編):ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(ピアノと木管五重奏のための六重奏版)
ブラームス(サミュエル・バロン編):ピアノ四重奏曲 第1番ト短調Op.25(ピアノと木管五重奏のための六重奏版)
東京六人組【上野由恵(Fl)、荒絵理子(Ob)、金子平(Cl)、福士マリ子(Fg)、福川伸陽(Hrn)、三浦友理枝(P)】

録音:2019年5月15-17日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
主要オーケストラの首席奏者、ソリストとしても共に精力的に活躍する豪華顔触れで結成された 気鋭のアンサンブル「東京六人組」2年ぶりとなるサード・アルバムがリリースとなります。デビュー 作「魔法使いの弟子(OVCC-00121)」では近代フランスの色彩を、2ndアルバム「ティル・オイレン シュピーゲルの愉快ないたずら(OVCC-00140)ではドイツ物を並べ、同世代が意気投合し描く色 彩豊かな響きと妙技の数々に6種類の楽器のみによる演奏とは思えない絶妙なアンサンブルを 繰り広げ多方面から絶賛を博しています。 そして待望の今作ではシューマンのピアノ五重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲(共に六重奏曲 編曲版)を披露。原曲はピアノと弦楽器で奏でられる室内楽の名作を、新たな魅力で聴き手に問う 「東京六人組」ならではの意欲作に大注目です。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCC-00158(1CD)
2019年10月23日発売
Ode for Trumpet
カーナウ: ネクサス ―ソロ・トランペットと吹奏楽のための(ピアノ・リダクション版)
スパーク:歌と踊り ―コルネット(Tp)とピアノのための
レイアー・ミューア (「ハイランド讃歌」より)
フラワーデール (「ハイランド讃歌」より)
ロイド・ウェバー: 組曲 ヘ長調
ミシェル: 歌と踊り ―トランペットとピアノのための
フォーレ: 歌曲集より(コネル編)
 夢のあとに/リディア/イスファハンのばら/愛の夢/秘密
リード: トランペットのための頌歌
高橋敦 (Tp)、野田清隆 (P)

録音:2019年7月8-9日東京・第一生命ホール
世界中から注目を浴びるトランペット奏者、高橋敦。東京都SOの首席トランペット奏者をは じめ、東京都SOのトップ・プレイヤー5人で結成された金管アンサンブル「東京メトロポリタ ン・ブラス・クインテット」での活躍も目覚ましい高橋敦の最新ソロ・アルバムが登場します。 Ode(=頌歌) for Trumpet と題されたクリストン・レーベル第4弾となる当アルバムは、「歌」をテーマ に、特出した圧倒的な技巧はもちろんのこと、伸びやかにトランペットを歌わせる、美しいカンター ビレを聴かせ、魅力溢れる1枚となりました。これまでと同様、野田清隆との磐石のアンサンブルを 繰り広げる世界最高水準の名演、ぜひお楽しみください。

MDG
MDG-30721412(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.11
弦楽四重奏曲 変ホ長調 第27番 Op.17,3(Hob. III:27)
弦楽四重奏曲 ト長調 第29番 Op.17,5 (Hob III:29)
弦楽四重奏曲 ホ長調 第25番 Op.17,1 (Hob. III:25)
ライプツィヒSQ【シュテファン・アルツベルガー(Vn1)、ティルマン・ビュニング(Vn2)、イーヴォ・バウアー(Va)、マティアス・モースドルフ(Vc)】
メンバーが名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの首席奏者を務めるなど、30年以上に渡って目覚ましい活躍を続けているライプツィヒ弦楽四 重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集の第11巻。今回は、エステルハージ家の楽長時代(1771年)に作曲され、全6曲で構成されている作品17 から第25,27,29番の3曲を収録しています。ライプツィヒSQはハイドン時代の弓コピー弓を使用し、ハイドンらしい明るい輝きに満ち溢れた 演奏を聴かせています。 (Ki)

WERGO
WER-7382(1CD)
モートン・フェルドマン(1926-1987):パターンズ・イン・ア・クロマティック・フィールド 〜チェロとピアノのための(1981) マティス・マイヤー(Vc)
アントニス・アニセゴス(P)

録音:2016年7月13-15日カールスルーエ、ZKM
フェルドマンの主要作品であり人気も高い「パターンズ・イン・ア・クロマティック・フィールド」。フェルドマンならではの書法で瞑想的に変容していく 淡い世界が味わえる80分です。マイヤーとアニセゴスは優れた技術を持つ演奏家でありながら、電子音楽の音響にも慣れ親しむ現代的感性を持った名手。 ドラマティックな音楽とは一線を画した静かで有機的な音の流れを自然と作り出しています。聴き続けるほどに心地よい不思議な1枚です。 (Ki)

STEINWAY&SONS
STNS-30117(1CD)
NX-B07
ライアン・ソーントンによるシューマン・アルバム
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
 幻想小曲集 Op.73
シューベルト:アヴェマリア D.739
ブライアン・ソーントン(Vc)
フランチェスコ・ルゲリ1695年製
スペンサー・メイヤー(P)
Steinway model D #464137 New York

録音:2018年8月27-29日クロニック・ホール・スタジオ、オハイオ州
今回はそのブラームスと親しかったシューマンの作品を集めており、幅広いレパートリーを持つソーントンな らではの奥行きのある表現を楽しむことが出来ます。 クリーヴランドOのチェロ奏者を25年務めているブライアン・ソーントンと、スペンサー・メイヤーのコ ンビによるシューマン・アルバム。彼らはSTEINWAYレーベルから既に2枚のアルバムをリリースしており、ブ ラームスのチェロ・ソナタ集(STNS30081)、クラリネットのユスフを迎えブラームスのトリオを収録したアル バム(STNS30109)も高い評価を得ています。

CEDILLE
CDR-90000182(1CD)
NX-B04
レイチェル・バートン・パイン
デイヴィッド・ベイカー(1931-2016):ブルース
コールリッジ=テイラー・パーキンソン(1932-2004):無伴奏ヴァイオリンのためのブルース・フォームズ
パーキンソン:ルイジアナ・ブルース・ストラト
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):組曲
ノエル・ダ・コスタ(1929-2002):無伴奏ヴァイオリンのための舞曲集…世界初録音
クラレンス・キャメロン・ホワイト(1880-1960):レヴィー・ダンス
デューク・エリントン(1899-1974):In a Sentimental Mood(W.ローガンによるヴァイオリンとピアノ編)
ドロレス・ホワイト(1932-):ブルース・ダイアローグ
エロリン・ウォーレン(1958-):ウギ・ブギ
ビリー・チャイルズ(1957-):Incident on Larpenteur Avenue…世界初録音
ダニエル・バーナード・ルーメイン(1971-):フィルター…世界初録音
チャールズ・ブラウン(1940-):無言歌
レイチェル・バートン・パイン(Vn)
マシュー・ヘイグル(P)

録音:2017年12月18-22日,2018年5月4日
超絶技巧を兼ね備え、かつソウルフルな演奏を行うことで知られるヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。この 「Blues Dialogues」と題されたアルバムでは、20世紀から21世紀に活躍したアフリカ系の作曲家たちの作品を演 奏しています。エレクトロニック・ダンス風の「フィルター」や民謡風の「舞曲」と2016年に実際に起きた警官による銃の 発砲事件をテーマにした「ラルペントゥール通りの事件」、この3曲の世界初録音を含むこのアルバムは、ユーモラスな 雰囲気の作品から悲痛な作品まで、まさに現代アメリカの縮図ともいえるような多種多彩な曲が混在しており、聴き 手の想像力を刺激します。ヤッシャ・ハイフェッツのお気に入りレパートリーであった、キャメロン・ホワイトの「レヴィー・ダ ンス」も聴きどころです。
CEDILLE
CDR-90000184(1CD)
NX-B04
ヴィオラとピアノのための作品集
ヨーク・ボーエン(1884-1961):幻想曲 Op.54
クラリス・アサド(1978-):メタモルフォーゼ…世界初録音
シューマン:おとぎの絵本 Op.113(ヴィオラとピアノ版)
ガース・ノックス(1956-):フーガ・リブレ
ショスタコーヴィチ:ヴィオラとピアノのための即興曲 Op.33…世界初録音
フランツ・ワックスマン:カルメン幻想曲(ヴィオラとピアノ版)…ヴィオラ版世界初録音
マシュー・リップマン(Va)
ヘンリー・クレイマー(P)

録音:2017年10月1-3日、2018年4月25-26日、2018年7月7日
アメリカの若いヴィオラ奏者、マシュー・リップマンの「Ascent」。このデビュー・アルバムは、彼の亡くなった母親に捧げら れており、ゆったりとした美しい曲ばかりが選ばれています。なかでもショスタコーヴィチの即興曲は長らく行方不明に なっていた作品(作品番号33は付随音楽「呼応計画」に付けられている)で、モスクワ国立公文図書館から発見 された楽譜により世界初録音がなされています。また、ワックスマンの「カルメン幻想曲」も、ヴィオラで演奏されるのは これが初めての録音となります。ニューヨークタイムズ紙で「豊かな音色とエレガントなフレージング」と評されたリップマン の素晴らしい技巧と音楽性が存分に発揮されています。
CEDILLE
CDR-90000186(1CD)
NX-B04
20世紀のオーボエ・ソナタ集
ヨーク・ボーエン(1884-1961):オーボエ・ソナタ
ペトル・エベン(1929-2007):オーボエ・ソナタ Op.1
デュティユー(1916-2013):オーボエ・ソナタ
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):オーボエ・ソナタ
プーランク:オーボエ・ソナタ FP185
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
アレックス・クライン(Ob)
フィリップ・バッシュ(P)

録音:2018年5月7.9.11.25.28.29日
グラミー賞受賞、30歳でシカゴSOで首席オーボエ奏者に就任した天才オーボエ奏者アレックス・クライン。病 のため、一度はオーケストラを退団しましたが、2016年に再度オーディションを受け復帰が決定したものの最終的に は断念。その不屈の精神力と音楽性は「アメリカの生きる伝説」とまで讃えられています。このアルバムでは、サン= サーンスからエベンまで、オーボエのために書かれた20世紀の作品を演奏。ユニークで美しい音色を存分に活かした 素晴らしい表現からは耳が離せません。
CEDILLE
CDR-90000189(1CD)
NX-B04
退廃音楽の作曲家たち
ディック・カッテンブルグ(1919-1944):弦楽三重奏曲
シャーンドル・クティ(1908-1945):セレナード 第3番
ハンス・クラーサ(1899-1944):パッサカリアとフーガ
クラーサ:ターネク
ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽三重奏曲
パウル・ヘルマン(1902-1944):弦楽三重奏曲
ゲザ・フリード(1904-1989):弦楽三重奏曲 Op.1
ブラック・オーク・アンサンブル

録音:2018年7月30-31日,9月18-19日
「現代のシカゴで最も革新的でダイナミックな演奏をする」と評判の高いブラック・オーク・アンサンブル。今作では20世 紀初頭“退廃音楽作曲家”として迫害を受けたオーストリア、ハンガリー、チェコスロバキア出身のユダヤ系作曲家の 作品を取り上げています。収録されている6名の作曲家のうち、5名は終戦を目にすることなく苦難の内に世を去りま したが、ゲザ・フリードだけはオランダのレジスタンスとして第二次世界大戦を生き延び、戦後はオランダ楽壇の重要人 物として活躍しました。この三重奏曲は若き日に作曲されたもので、ハンガリーの民族音楽の影響を受けた独創的 な作品です。他には最近耳にする機会が増えてきたクラーサ、クラインの作品をはじめ、ヘルマンの先進的な三重奏 曲、若々しいカッテンブルグの三重奏曲、クティのセレナードを収録。フランツ・リスト・アカデミーでクティと同級生だった 指揮者ショルティは「もし彼が生きていたらハンガリーの偉大な作曲家になっただろう」とその作品を高く評価たというエ ピソードも残っています。

DUX
DUX-1457(1CD)
インフィニティ〜フルートのための作品集
パガニーニ:常動曲 Op.11
ヴィターリ
:シャコンヌ ト短調
アルナウツ:風変わりな鳥
ショパン:練習曲ヘ短調 Op.25-2、練習曲イ短調 Op.10-2
アンデルセン:練習曲第3番
ミューレマン:吐息のように
チィルジィンスキ:俳句第3番
尹伊桑:練習曲第5番
ペルト:鏡の中の鏡
クラーク:グレート・トレイン・レース
ナタリア・ヤルザベク(Fl&アルト・フルート)、
エミー・ウィルス(P)

録音:2018年10月29日−31日、ルスワビツェ(ポーランド)
『循環呼吸(演奏中に息継ぎをせずに鼻から息を吸い込み演奏を持続する特殊奏法)』をテーマとした何ともユニークかつ驚異的な内容のフルート・アルバム!
プログラム最初のパガニーニの「常動曲」ですでに「循環呼吸法」が全開!ショパンの「練習曲」、ペルトの「鏡の中の鏡」から、電車が走り抜ける様子を様々な特殊奏法を駆使して繰り広げるイアン・クラークの「グレート・トレイン・レース」などのフルートのオリジナル作品など、まさに聴き手が息つく暇もないバラエティ豊かなプログラムは、フルート関係者でなくとも圧倒されること請け合いです。
「循環呼吸」をはじめとした超絶技巧満載のプログラムを吹き切ったナタリア・ヤルザベクは、ポーランドのクラクフ音楽院、フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学で研鑽を積んだ女流フルーティスト。現在は、クラクフ・POの首席奏者として活躍しています。
DUX
DUX-1478(1CD)
ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ゾフィア・アンテス(P)、
アレクサンドラ・バトグ(Va)

録音:2018年7月、ルスワビツェ(ポーランド)
共にポーランドのカトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽院で研鑽を積んだピアノのゾフィア・アンテス、ヴィオラのアレクサンドラ・バトグのデュオによるブラームス・プログラム。
晩年のブラームスが書いた傑作2作品の持つ陰影を、ポーランドの女流デュオが丁寧に、そして深く掘り下げた好演奏です。

ANALEKTA
AN-28776(1CD)
インスピレーションズ〜金管五重奏のための作品集
エヴァルド:金管五重奏曲第3番変ニ長調Op.7
ラヴェル(フランソワ・ヴァリエール編):弦楽四重奏曲ヘ長調Op.35 より第2楽章 アセ・ヴィフ-トレ・リトメ
サティ(ウーゴ・ベガン編):ジムノペディ第1番、第3番
ドヴォルザーク(フランソワ・ヴァリエール編):弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 B.179 Op.96「アメリカ」
バズ・ブラス[フレデリク・ガニョン(1st トランペット)、シルヴァン・ラポワント(2nd トランペット)、パスカル・ラフルニエール(Hrn)、ジェイソン・ド・カルフェル(Tb)、シルヴァン・アルスノー(バスTb)]

録音:2019年5月6日、7日、13日、14日、ミラベル・サントーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
2002年にカナダを中心に活躍する名手達によって結成された金管アンサンブル「バズ・ブラス」。これまでにカナダ、ヨーロッパ、中国など各国で1600回以上の公演を行い、35万人以上もの音楽愛好家を魅了しています。
Opus、ADISQ、Trill Orなどの数々の賞を受賞し、過去作品では、オルガンとのコラボレーションによるホルストの惑星全曲や、カナダの名ハーピスト、ヴァレリー・ミロとのガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーなど話題盤が多く、今作でも、金管五重奏のバイブル的な曲でもある、エヴァルドの金管五重奏曲に加え、ラヴェル、サティ、ドヴォルザークの名作を金管五重奏の魅力溢れる好アレンジで奏でます。
編成も通常の金管五重奏とは違い、テューバではなくバストロンボーンを起用しているのがポイント!謂わゆる往年の名アンサンブルの一つである、「アメリカン・ブラス・クインテット」の編成になっており、同族楽器同士による厚みのあるサウンドはブラスファン注目のアルバムです。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-98010(10CD)
タネーエフ:室内楽作品全集
■CD 1
弦楽四重奏曲 第1番変ホ短調 Op.4(1890)
弦楽四重奏曲 第4番イ短調 Op.11(1900)
■CD 2
弦楽四重奏曲 第5番イ長調 Op.13(1903)
弦楽四重奏曲 第7番変ホ長調(1880)
■CD 3
弦楽四重奏曲 第3番ニ短調 Op.7(1896)
弦楽四重奏曲 第8番ハ長調(1883)
■CD 4
弦楽四重奏曲 第6番変ロ長調 Op.19(1905)
弦楽四重奏曲 第9番イ長調(1883)
■CD 5
弦楽四重奏曲 第2番ハ長調 Op.5(1895)
■CD 6
弦楽五重奏曲ト長調 Op.14(1901) *
弦楽五重奏曲ハ長調 Op.16(1904) +
■CD7
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.30(1911) #
■CD8
弦楽三重奏曲 ニ長調
2つのヴァイオリンとヴィオラの為の三重奏曲 ニ長調 Op.21
■CD 9
ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.22 *
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の三重奏曲 変ホ長調 Op.31
■CD 10
ピアノ四重奏曲 ホ長調 Op.20 *
ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 +
■CD 1〜 5
タネーエフSQ[ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc)]
録音:1977-1979年、レニングラード(サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト

■CD 6&7
タネーエフSQ[ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc)]
ベイヌス(ベニアミン)・モロゾフ(Vc)*、ユーリー・クラマロフ(Va)+
タマーラ・フィドレル(P)#
録音:1980-1981年(*/+)/1968年#

■CD8&9
タネーエフSQ員、タマーラ・フィドレル(P)*
録音:1969年/1978年

■CD 10
エリソ・ヴィルサラーゼ(P)*
タネーエフSQ員[ヴラディーミル・オフチャレク(Vn)、ヴィラディーミル・ストピチェフ(ヴィオラ*)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc)*、タマーラ・フィドレル(P)+ ]
録音:1987年*/1980年+
既発売盤のボックス・セット化。

露OLYMPIA
MKM-298(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12 -1
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.12 -2
ヴァイオリン・とソナタ 第3番変ホ長調 Op.12 -3
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-299(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ 第5番ヘ長調 「春」 Op.24
ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 Op.30 -1
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-300(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 Op.30 -2
ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 Op.30 -3
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-301(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番イ長調 「クロイツェル」 Op.47
ヴァイオリン・ソナタ 第10番ト長調 Op.96
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-302(4CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
第1番ニ長調 Op.12-1/第2番イ長調 Op.12-2
第3番変ホ長調 Op.12-3
第4番イ短調 Op.23/第5番ヘ長調 「春」 Op.24
第6番イ長調 Op.30-1
第7番ハ短調 Op.30-2/第8番ト長調 Op.30-3
第9番イ長調 「クロイツェル」 Op.47
第10番 ト長調 Op.96
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-303(1CD)
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(Vc)
レフ・オボーリン(P)

録音:1950年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル
露OLYMPIA
MKM-304(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第4番ホ短調 「ドゥムキー」 Op.90
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(Vc)
レフ・オボーリン(P)

録音:1952年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル

Ars Produktion
ARS-38163
(1SACD)
ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):弦楽四重奏曲 ト長調 Op.3-1
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.3-2
弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.3-3
アルテ・ムジーク・ケルン(ピリオド楽器使用)
クリスティアーネ・ロックス、クリストフ・ヘッセ(Vn)
アンティエ・ザビンスキ(Va)
クラウス=ディーター・ブラント(Vc)

録音:2011年1月、福音教会、ホンラート、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38254
(1SACD)
ベートーヴェン:モーツァルトの「フィガロの結婚」の「もし伯爵様が踊るのなら」の主題による12の変奏曲 WoO 40
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12 -1
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.12 -2
ヴァイオリン・ソナタ 第3番変ホ長調 Op.12 -3
カミラ・シャッツ(Vn)
ベンヤミン・エンゲリ(P)

録音:2016年12月、ラジオ・スタジオ1、チューリヒ、スイス
Ars Produktion
ARS-38263
(1SACD)
影から光へ
ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽三重奏曲(1944)
ドホナーニ:弦楽三重奏の為のセラナード Op.10(1902)
ヴァインベルク:弦楽三重奏曲 Op.48(1950)
ジャン・クラ(1879-1932):弦楽三重奏曲(1926)
トリオ・ゴルトベルク
リーザ・ケロブ(Vn)
フェデリコ・フッド(Vc)
ティエリー・アマーディ(P)

録音:2018年2月1-4日、Tonsutudio
Ars Produktion
ARS-38268
(1SACD)
デビュー〜ハーモニカと音楽
バッハ (ラインフェルト&ヌス編):フルートとチェンバロの為のソナタ ト短調 BWV 1020
アンジェイ・コジンスキ(ラインフェルト&ヌス編):鉄の男(ハーモニカと編曲版)
ベンヤミン・ヌス(1989-):小品
バルトーク (ラインフェルト&ヌス編):ルーマニア民俗舞曲集
コンスタンティン・ラインフェルト&ベンヤミン・ヌス:即興演奏 I(ハーモニカとピアノによる)
ピシンギーニャ(ラインフェルト&ヌス編):カリニョーゾ(ハーモニカと編)
コンスタンティン・ラインフェルト(1995-):142857
ベンヤミン・ヌス:福島の為の悲歌
浜渦正志(1971-):Op.6
バッハ(ラインフェルト&ヌス編):フルートとチェンバロの為のソナタ 変ホ長調 BWV 1031〜シチリアーノ
コンスタンティン・ラインフェルト&ベンヤミン・ヌス:即興演奏 II(ハーモニカとピアノによる)
チック・コリア(コンスタンティン・ラインフェルト&ベンヤミン・ヌス編):500 マイルズ・ハイ
和田薫(1962-):流れ
ジャコー・ド・バンドリン(1918-1969)/ラインフェルト&・ヌス編):カリオカの夜
コンスタンティン・ラインフェルト(ハーモニカ)
ベンヤミン・ヌス(P)

録音:2018年5月28-30日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38275
(1SACD)
ストーリーズ・・・ テューバ、ピアノとヴィブラフォンの為の音楽
トマ・ルルー(1987-):ストーリー・ムード [「 Stories mood... 」]
アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):想いあふれて [Chega de Saudade]
トマ・ルルー:ラテン組曲 [Latin Suite]
リオ・セナリウム [Rio Scenarium]/キャロルの歌 [Caroll's song]
テューバ・ラテン・プロジェクト [Tuba latin project]
アントニオ・カルロス・ジョビン:トリスチ [Triste]
カルロス・ガルデル(1890-1935):ポル・ウナ・カベサ [Por una Cabeza]
クルト・ヴァイル:ユーカリ:[Youkali]/マッキーの哀歌 [La complainte de Mackie]
サティ:ジュ・トゥ・ヴ [Je te veux]
レイナルド・アーン(1874-1947):クロリスに [A Chloris]
ブラームス:子守歌 [Wiegenlied(Lullaby)]
クルト・ヴァイル:光の中のベルリン [Berlin im Licht]
ジョゼフ・コスマ(1905-1969):枯葉 [Les feuilles mortes(Autumn leaves)]
ミシェル・ルグラン(1932-2019):風のささやき [Les Moulins de mon coeur]
ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング [You must believe in spring]
シェルブールの雨傘 [Les Parapluies de Cherbourg]
ジョルジュ・ムスタキ(1934-2013):ブルネットの貴婦人 [La dame brune]
トマ・ルルー:ハルトン・ロード [Halton Road]/ストーリーズ・・・ [「 Stories... 」]
トマ・ルルー・トリオ
トマ・ルルー(Tub)
キム・バルビエ(P)
カイ・シュトローベル(ヴィブラフォン)

録音:2018年12月、UFO Sound Studios、ベルリン、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385541(1CD)
R・シュトラウス他:チェロ作品集
R・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調
マーラー (ブルーノ・ボラリーニョ編):連作歌曲「さすらう若者の歌
ツェムリンスキー:チェロ・ソナタ イ短調
ブルーノ・ボラリーニョ(Vc)
クリストフ・ベルナー(P)

録音:2017年10月25-27日、ヴェインベルク教会、ドレスデン=ピルニッツ、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385551(1CD)
ヴァイオリン・ソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301(293a)
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 Op.78
エリーザ・ファン・ベーク(Vn)
イオルゴス・カラギアニス(P)

録音:2018年8月9-10日、ハノーファー、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385571(1CD)
カール・リュッティ(1949-):ハープとピアノの為の作品集
牧歌 [Pastorale]
ハープ小曲集 [Das Harfenbuchlein](2008)
島 [Die Insel]
夜 [Nachts]
冬の風景 [Winterlandschaft]
通年の3つのクリスマス歌曲 [3 Weihnachtslieder fur das ganze Jahr]
デュオ・プラクセディス
プラクセディス・フーク=リュッティ(Hp)
プラクセディス・ジュヌヴエーヴ・フーク(P)

録音:2019年1月、フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38265
(1SACD)
コントラファゴットの為の音楽
ケース・オルタイス(1940-):ファゴット,コントラファゴットと弦楽四重奏の為の序奏とアレグロ(2006) #
ゲアハルト・ドイチュマン(1933-):コントラファゴット・ソナタ DWV 133(1998)(*/+)
ヴィクトル・ブルンス(1904-1996):2つの小品 Op.57(1975) +
 6つの小品 Op.80(1986) *
 コントラファゴット協奏曲 Op.98(1992)(#/++)
エフライン・オスチェル(1974-):孤独**
ハンス・アグレダ(コントラFg)
マティアス・ラーチ(Fg)*
アンナ・キリチェンコ(P)+
エマヌエル・フォルニ(ギター **)
チューリヒ・トーンハレO員 #
パオロ・ムニョス=トレド(指) ++

録音:2018年7月1-4日、チューリヒ大学、チューリヒ、スイス

フォンテック
FOCD-9820(1CD)
2019年10月9日発売
渡辺玲子〜poetry
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番ハ短調 Op.45
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
渡辺玲子(Vn)、江口玲(P)
使用楽器:日本音楽財団所有グァルネリ・デル・ジェス1736 年製ヴァイオリン「ムンツ」

録音:2019 年4 月16−19 日 コピスみよし
最先端の活動を通し、常に楽壇をリードするヴァイオリニスト渡辺玲子。 CD録音も数多く、シノーポリ/シュターツカペレ・ドレスデンと共演したベルクの協奏曲での デビュー以来、数多くの名盤を発表し続けてまいりました。 絶賛を集めた小品集“AIR & DANCE on Violin”に続く3年ぶりの新録音は、意外にも初と なるソナタ集“poetry”です。 渡辺は語ります。「一見不条理にも見えるこの世界も、その奥には美しい歌(=詩poetry)に 満ちた真実の姿があり、音楽はその姿を私たちに示してくれる」 渡辺・江口による練達の演奏は、抑圧の時代を生きた3人の作品から、美しい詩情の世界を開 示します。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9819(1CD)
税込定価
2019年10月9日発売
VIOLINable〜ディスカバリーvol.5
エルガー:愛の挨拶Op.12
 気まぐれな女Op.17
 夜の歌Op.15-1/朝の歌Op.15-2
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」Op.24
ブリッジ:4つの短い小品より第2番春の歌
エルガー:ヴァイオリン・ソナタホ短調Op.82
クライスラー:ロンドンデリーの歌
西本幸弘(Vn)、北端祥人(P)

録音:2018 年12 月7 日 仙台市宮城野区文化センターPaToNa ホール ライヴ収録
仙台フィル・九響コンサートマスターを兼任する西本幸弘が「VIOLINable−ヴァイオリンの可 能性と適合性−」をテーマに臨むリサイタルシリーズ 第5 弾。 2014 年より、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏と東日本大震災復興支援音楽プログラムをあ わせた“VIOLINable ディスカバリー”シリーズを開始したヴァイオリニスト西本幸弘。シリ ーズの節目となる第5 回で西本が採り上げたのは、自身のかつての留学先でもあるイギリスの プログラムでした。 仙台フィル・コンサートマスターという重責に加え、昨年からは九響・コンサートマスターも兼 任し、ますますその活動を充実させている西本。この時がシリーズ初共演であり、すでに2019 年リサイタルでも共演が決定しているピアニスト北端祥人との、全編にわたる息のあった対話も 必聴です。 (フォンテック)

GRAND SLAM
GS-2207(1CD)
オイストラフ&オボーリン
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年5月18〜6月19日/シャン・デュ・モンド(パリ)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
旧ソ連の2大巨匠、ダヴィッド・オイストラフとレフ・オボーリンが1962年にパリで録音したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集は、今もなお画期的事件として記憶されています。今回はその全集から第9番「クロイツェル」と第10番をCD化しました。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープで、マスタリングの際には必要以上に操作せず、結果として柔らかく豊かな広がりのある音質が得られました。なお、次回CDは第5番「春」と第7番を予定しています。(平林 直哉)

MDG
MDG-90321346(1SACD)
ベルカントからジャズへ〜オペラ・ファンタジー150年
バッジーニ:ヴェルディの「椿姫」による幻想曲Op.50
ヴュータン:グノーの「ファウスト」による幻想曲 (1869)
オンドリチェク:グリンカの「皇帝に捧げし命」による幻想曲Op.16 (1900)
ヴュータン:ベッリーニの「ノルマ」によるG線上の幻想曲Op.18 
フロローフ:ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による演奏会用幻想曲Op.19
フォルカー・ラインホルト(Vn)、
ラルフ・ツェトラー(P)
これまでサラサーテによるオペラ・ファンタジーのディスクを2枚リリースしているドイツのヴァイオリニスト、フォルカー・ラインホルト。第3弾もオペ ラの名旋律によるファンタジー集。ただし今回はサラサーテの編曲ではなく、バッジーニ、ヴュータン、オンドリチェクらヴァイオリンのヴィルトゥオーゾに よるもので、ヴュータンとオンドリチェク作品は世界初録音。 ヴァイオリンの音色と表現力はソプラノと近いとされ、名手たちはこぞってオペラ・アリアによるファンタジーを作りました。いずれもヴァイオリンの美感と 歌心を華麗なテクニックで彩るショウピースとなっています。この伝統はベルカント・オペラが隆盛を見せる19世紀に発展しましたが、20世紀にも続き、 ガーシュウィンの「ポーギーとベス」に基づくジャズ・テイストあふれる逸品も現れています。これらをラインホルトがたっぷり歌いあげ、超絶技巧でヴァ イオリンの魅力を存分に味あわせてくれます。 (Ki)
MDG
MDG-30321322(1CD)
ベルンハルト・モーリック(1802-1869):室内楽集Vol.2
フルート五重奏曲ニ長調
序奏,アンダンテとポロネーズOp.43〜フルートとピアノ
協奏的二重奏曲〜フルートとヴァイオリン
ピアノ四重奏曲Op.71
パルナッスス・アカデミー【ヘレン・ダブリングハウス(Fl)、ユリア・ガリッチ(Vn)、ポール・ペシュティ(Va)、ベルトラム・ユング(Va)、ミヒャエル・グロス(Vc)、ケルスティン・メルク(P)】
世界初録音。ベルンハルト・モーリック(1802-1869)はドイツの作曲家。ヴァイオリンをシュポアに学び、ミュンヘンをはじめとする宮廷楽団で活躍 しました。作風は古典派寄りですが、当時はシューベルトやシューマンより優るとさえ言われたほどでした。確かに人好きのするメロディ、わかりやすい 名人芸など効果抜群。宮廷楽団で同僚だったフルートの名手テオバルト・ベームのためにフルートを含む室内楽を生みだしましたが、そのいくつかが当ディ スクに収められています。若き室内アンサンブル、パルナッスス・アカデミー2枚目のモーリック作品集、共感と愛情光る演奏を繰り広げています。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1609(1CDR)
チッコリーニ&シルルニク
モーツァルト
ヴァイオリン・ソナタ集
第34番変ロ長調 K.378
第40番変ロ長調 K.454
シャルル・シルルニク(Vn)
アルド・チッコリーニ(P)

録音:1961年6月21日-22日、パリ
※音源: Vega C 30 A 319
Forgotten Records
fr-1612(1CDR)
オンドジーチェクSQ/モーツァルト他
モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428 *
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番変イ長調 Op.105#
フィビヒ:弦楽四重奏曲第1番〜ポルカ+
オンドジーチェクSQ[リハルト・ジカ(Vn1)、セゼ・ペスカ(Vn2)、ヴィンツェンツ・ザハラドニク (Va)、ベドジフ・ヤロシュ(Vc)]

録音:1944年2月13日*、1941年11月13日#、1940年10月8日+
※音源: Odeon 9166/8 *、Polydor 67775/7 #、Ultraphon 12457 +

Solo Musica
SM-293(1CD)
NX-B03
メンデルスゾーン:弦楽四重奏&弦楽八重奏曲
弦楽四重奏曲 第1番変ホ長調 Op.12
弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20*
メレルQ
カスタリアンSQ*

録音:2019年2月13-16日
16歳の若きメンデルスゾーンの才能がほとばしるかのように明快な音楽が溢れ出る「弦楽八重奏曲」。2つの弦楽 四重奏団を要する「複SQ」のために書かれており、演奏家たちの緊密なコミュニケーションが必須とさ れる名作です。今回の録音は、2017年に開催された音楽祭「Zwischentone」でメレル四重奏団(2002年 結成)と、結成されたばかりのカスタリアンSQが出会ったことがきっかけで行われました。2つのアンサン ブルは音楽的親和性が高く「このコラボレーションはとてもやりがいがあった」とメレル四重奏団のメンバーが語ってい ます。また、メレル四重奏団のみの演奏による「弦楽四重奏曲第1番」では、更に親密なアンサンブルを聴かせま す。

ウィンド・ミュージック
MDS-QV2228(1CD)
税込定価
ドビュッシー/ラヴェル/ガーシュウィン
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(2)ラヴェル:道化師の朝の歌
(3)ラヴェル:マ・メール・ロワ
(4)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(5)ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ミ・ベモル・サクソフォンアンサンブル

録音:いずみホール、大阪
(1)2018年12月2日(第34回定期演奏会ライヴ)
(2)-(4)2017年12月9日(第33回定期演奏会ライヴ)
(5)2019年3月19日(音の泉コンサート)
世界的評会を不動のものにしながらも、さらにこの形態を独自の視点から問い続けるミ・ ベモル。大胆かつ繊細な音楽表現、超絶技巧と絶妙なバランス感覚は言うに及ばず、24 本のサクソフォンがまるでひとつの生き物かのように迫り来る。彼らにしか存在し得ない音 楽がここにある。

Nimbus
NI-8826(4CDR)
フランク・メリック〜ウィズ・ヘンリー・ホルスト
バックス:伝説、バラード、
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ長調、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番
CD2 〜
バックス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
エドワード・アイザックス:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 より アンダンティーノ
エドマンド・ラッブラ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.31
バーナード・スティーヴンス:ダウランドの主題による幻想曲 Op.23
グンナル・デ・フルメリー:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.15、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.30
シベリウス:ヴァイオリン・ソナチネ ホ長調 Op.80
レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第5番 嬰へ短調 Op.84、
 古い様式による組曲 Op.93
プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35b
フランク・メリック(P)、
ヘンリー・ホルスト(Vn)
フランク・メリック(1886−1981)は、ウィーンで名教師テオドール・レシェティツキに学び、1903年にロンドンでデビュー。1911年から1929年まで王立マンチェスター音楽カレッジで、1929年から王立音楽カレッジで教鞭を執った20世紀イギリスの名ピアニスト。フランク・メリック・ソサエティと1960年代の"レア・レコーデッド・エディション"からのベスト・パフォーマンス・セレクション4枚組では、ベルリンPOやリヴァプールPOのコンサートマスターを務めた名ヴァイオリニスト、ヘンリー・ホルスト(1899−1991)との貴重な録音が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus Alliance
NI-6389(1CDR)
ピナクル・リッジ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリストよりテーマ
スウェーデン民謡/ロジャー・ペッペ:スナス・モーテン/ピナクル・リッジ
コスモス・アンサンブル/日本民謡:さくら
リュビシャ・パヴコヴィチ:ヴィルトゥオーゾ・アコーディオン
ヴァシーリイェ・ヴァサ・ニコリチ:レッド・ドーン
ブラームス
:ハンガリー舞曲第5番
ヤコブ・ゲーゼ:ジェラシー・タンゴ
モンティ:チャールダーシュ
コスモス・アンサンブル〔ハリエット・マッケンジー(Vn)、メグ・ハミルトン(Va)、ミロシュ・ミリヴォイェヴィチ(アコーディオン)〕
イギリスの若手女流ヴァイオリニスト、ハリエット・マッケンジーが率いるクロスオーヴァー系アンサンブル、コスモス・アンサンブルの第2弾。クラシックでお馴染みの名作から、映画音楽、日本民謡まで、幅広いジャンルをこの特徴的な編成の魅力を十分に堪能できる好アレンジでお届けします。
録音:ワイヤストン・スタジオ(モンマスシャー、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DUX
DUX-1545(1CD)
ヴァインベルク:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番 Op.21
チェロ・ソナタ第2番Op.63
無伴奏チェロ・ソナタ第1番 Op.72
子守歌 Op.1
ヴォイチェフ・フダラ(Vc)、
ミハウ・ロト(P)

録音:2017年9月22日−23日、ポーランド
ポーランド、ワルシャワのユダヤ人の家庭に生まれ、旧ソ連へと亡命し、苦難の中で数多くの傑作を遺したヴァインベルク。
「チェロ・ソナタ第1番」の冒頭でのチェロのモノローグと第2楽章の対比など、静と動のコントラストが印象的なロシア的(旧ソ連的)な作風は、ショスタコーヴィチからの大きな影響を感じさせています。
チェロのヴォイチェフ・フダラは、2014年からNFMヴロツワフPOのソロ・チェロ奏者を務める若き実力派。ヴァインベルクの音楽の瞑想的な側面を深く丁寧に描いています。
DUX
DUX-1560(1CD)
パデレフスキ:我が家での音楽
主題と変奏 イ長調 Op.16-3/メヌエット ト長調 Op.14-1/夜想曲変ロ長調 Op.16-4/サラバンド ロ短調 Op.14-2/幻想的クラコヴィアク ロ長調 Op.14-6/ソナタ イ短調 Op.13/バラの日々 Op.7-1/谷の小さな百合 Op.7a/3つの歌曲 Op.22
カタルジナ・ドゥダ(Vn)、
ハンナ・サムソン(S)、
ヤチェク・ヤスクラ(Br)、
ロベルト・マラト(P)、
ロベルト・モラウスキ(P)、
チェザリ・カルウォウスキ(P)

録音:2018年12月8日−13日、パデレフスキ・センター(ポーランド)
ピアノ作品、室内楽作品、声楽作品など、作曲家としてのパデレフスキの偉業のハイライトとも例えることの出来るプログラム。
このアルバムの最大のこだわりは録音場所。かつてパデレフスキが居を構えていたポーランド南部の街コンシナ・ドルナにあるパデレフスキ・センターで収録が行われました。まさにパデレフスキのホームタウン、我が家での音楽(録音)です。
DUX
DUX-1563(1CD)
リオの1週間
ジスモンチ:7つの指輪
ヒナステラ:ミロンガ、サンバ
伝承曲(ランドフィエスタ編):ベネズエラのワルツ「君の影になりたい」
アサド:組曲「リオの1週間」
ペレイラ:バチコーシャ
ピアソラ:タンゴ第2番(アンダンテ・ルバート・メランコリコ)
ピアソラ(アサド編):タンゴの歴史
ジスモンチ:道化師
ヴォフ&グジク・ギター・デュオ、
ロクサナ・クヴァシュニコフスカ(Vn)

録音:2019年1月20日&2月18日−19日、ポーランド
ポーランドの若きギター・デュオ、ヴォフ&グジク・ギター・デュオのデビュー・アルバムは、ブラジル・ギター界のレジェンド、セルジオ・アサドがこのデュオのために書いた組曲「リオの1週間」、アサドのニュー・アレンジによるヴァイオリンとギター・デュオのためのピアソラの「タンゴの歴史」を含む熱きラテン・プログラム!
「リオの1週間」は、異なるブラジル音楽のスタイルを用いて書かれた7曲から成り、リオ・デ・ジャネイロの1週間を表現したギター・デュオのための組曲。ポーランドの若き才能たちのためにアサドが2016年に作曲した作品です。

KAIROS
0015017KAI(1CD)

P-0015017KAI(1CD)
国内盤仕様
税込定価
細川俊夫:作品集〜ガーデンズ
ドローイング(2004)/春の庭にて(2002)
夜の音楽(2012)/歌う庭(2003)
旅X(2001)
ウホ・アンサンブル・キエフ、
ルイージ・ガッジェーロ(指&ツィンバロム)
マリオ・カロリ(Fl)

録音:2017年10月&12月、ウクライナ、フランス
ドイツで尹伊桑、ブライアン・ファーニホウとクラウス・フーバーに作曲法を師事し、新作発表の度に大きな話題を呼ぶ現在の日本を代表する作曲家の1人、細川俊夫(1955−)。
オーストリアを拠点とする世界有数の現代音楽レーベル「KAIROS」が取り上げた細川作品は、2001年に作曲された「旅X」から2012年の「夜の音楽」までの5作品。
西欧のアヴァンギャルド・アートと日本の伝統文化の融合による作品は常に高い評価を受け続けています。
今回のウクライナのアンサンブルによる作品集のテーマは「庭(Gardens)」。「夜の音楽」でのツィンバロムは、初演者ルイージ・ガッジェーロが担当しています。
KAIROS
0015050KAI(1CD)
トリスタン・ミュライユ(1947−)の室内楽作品集
フルート,クラリネット,ホルン,ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための「Seven Lakes Drive」(2006)
フルート,ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための「Feuilles a travers les cloches」(1998)
ホルン,打楽器,ピアノ,ヴィオラとチェロのための「Dernieres nouvelles du vent d'ouest」(2011)
クラリネットとヴァイオリンのための「Les Ruines circulaires」(2006)
フルート,打楽器,ヴィオラとチェロのための「Garrigue」(2008)
フルート,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための「Paludes」(2011)
フルート,クラリネット,ホルン,打楽器,ピアノ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための「Le Chambre des cartes」(2011)
アンサンブル・ケアン
ギヨーム・ブルゴーニュ(指)

録音:2018年2月&6月
オリヴィエ・メシアン、ジャンヌ・ロリオの弟子で1971年のローマ大賞を受賞。当時の主流であったセリー技法を用いらず、
スペクトル分析に基づくスペクタル楽派の開祖的存在の1人として高名なフランスの作曲家、トリスタン・ミュライユ(1947−)の室内楽作品集。
2010年には武満徹作曲賞の審査員を務めるなど、日本で特に知名度の高い現代音楽作曲家の1人であるミュライユ。
1998年に結成されたアンサンブル・ケアンが、1998年から2011年に作曲されたミュライユの室内楽におけるランドマークとなる作品を紐解きます。
KAIROS
0015048KAI(1CD)
カーター:室内楽作品集
1. too many arguments in line 17(2010)
2. When All Else Fails(2017)
3. grip(2006)/4. Errata(2010)
5. break;(2018)
6. On the limits of a system and the consequences of my decisions(2016)
ジャック四重奏団 … 1
ヤルン/ワイアー … 2
カルダーSQ … 3
エマニュエル・トルクァーティ … 4
デュオ・ディロン=トルクァーティ … 5
キース・キルヒホフ … 6

録音:2010年−2018年
ライアン・カーター(1980−)は、オランダのハーグ王立音楽院でルイ・アンドリーセンとヒリウス・ファン・ベルフエイクに師事し、コロンビア大学のコンピューター・ミュージック・センターでさらなる研鑽を積んでいるアメリカの気鋭の現代音楽作曲家。
尖ったプログラム、完璧なテクニックで攻め続けるジャック四重奏団、評価急上昇中のアメリカのクヮルテット、カルダーSQの参加も、カーターの作品の普及の大きな手助けとなることでしょう。
KAIROS
0015029KAI(2CD)

P-0015029KAI(2CD)
国内盤仕様
税込定価
クラム:マクロコスモスT〜V
アンプリファイド・ピアノのための黄道十二宮にちなむ12の幻想曲集「マクロコスモスT」/アンプリファイド・ピアノのための黄道十二宮にちなむ12の幻想曲集「マクロコスモスU」/2台のアンプリファイド・ピアノと打楽器のための「夏の夜の音楽(マクロコスモスV)」(多重録音による世界初録音)
清水美子(P)、
ルパート・ストルーバー(打楽器)、
柴田晶子(口笛)、
清水なつみ(スライドホイッスル、アルトリコーダー、口笛)

録音:2016年−2017年
新たな音楽語法、音響の開拓者として多大な功績を残し続けている現代アメリカの大作曲家、ジョージ・クラム(1929−)。
そのクラムの音楽に魅入られ、日本におけるクラム演奏の第一人者として活躍するピアニスト、清水美子が代表作「マクロコスモス」の第1巻から第3巻をレコーディング!
バルトークの「ミクロコスモス」に呼応するかのように名付けられたクラムの「マクロコスモス」と清水との出会いは大学生のころまでさかのぼる。
東京のアメリカンセンターで聴いたデイヴィッド・バージの演奏する「マクロコスモスT」に感銘を受け、魅了された清水は渡米。
イーストマン音楽学校で、クラムの音楽の最大の理解者の1人でもあるデイヴィッド・バージに師事し、クラムの世界に本格的に足を踏み込むことになったという。
クラム本人とも長く親交を深め、作曲家本人からも厚い信頼を寄せられている清水美子。日本人奏者における「マクロコスモス」の決定盤であり、4人の奏者を必要とする「マクロコスモスV」をピアニスト、打楽器奏者1人ずつで演奏した録音は今回が世界初となります。

Paladino Music
PMR-0094(1CD)
バッハ:リインヴェンション Vol.2
クルターク:メッセージ〜クリスチャン・ズッターへの慰め
バッハ:3声のシンフォニア BWV.787-801 より 第1番〜第7番
クルターク:ドロローソ(悲しそうに)
バッハ:3声のシンフォニア BWV.787-801 より 第8番〜第15番
クルターク:ランボーを読んだ後に
バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」より フーガ ニ短調 BWV.875
 前奏曲イ長調 BWV.888、
 フーガ イ長調 BWV.888、
 フーガ嬰ハ長調 BWV.848
クルターク:ピエール・ブーレーズへの短いメッセージ
バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」より フーガ ハ短調 BWV.847、
 フーガ変ホ長調 BWV.852、
 フーガ変ロ長調 BWV.866
クルターク:アズ・ヒット
エリック・ラム(Fl)、
エリザベート・クッフェラート(Va)、
マルティン・ルンメル(Vc)

録音:2016年−2018年、ウィーン・コンツェルトハウス・スタジオ4(オーストリア)
ロンドンのチネケ!オーケストラの首席フルート奏者であるエリック・ラムと、ウィリアム・プリース門下のウィーンのチェリスト、マルティン・ルンメルによる、バッハの鍵盤音楽を探求するシリーズ「リインベンション〔(re)inventions〕」シリーズ。
バッハの「3声のシンフォニア」をメインに据えたシリーズの第2集では、テツラフSQのメンバーであり、近現代音楽のスペシャリストとしても名高いエリザベート・クッフェラートをヴィラ奏者として迎えトリオを結成!
フルートを中心とするトリオが奏でる「3声のシンフォニア」などのバッハの音楽の間に時折現れるクルタークの音楽が、相乗以上に印象的なアクセントを生み出しており、独特のポリフォニーの世界観を創り上げています。
Paladino Music
PMR-0079(1CD)
ゴダード:作品集〜三つの翼
弦楽四重奏のための「アラーキ」
弦楽三重奏のための「風と砂と星」
弦楽四重奏のための「三つの翼」
アルキタス・アンサンブル〔デイル・バールトロップ(Vn)、デイヴィッド・ギルハム(Vn)、デイヴィッド・ハーディング(Va)、アリエル・バーンズ(Vc)〕

録音:2017年1月&3月、バンクーバー(カナダ)
カナダのバンクーバーSOの副首席トランペット奏者、アソシエイト・コンポーザーという2つの姿を持つ、コンポーザー=トランぺッター、マーカス・ゴダードの"作曲家"としてのポートレート・アルバム。
カナダのセント・ローレンスSQのために作曲された「アラーキ」は、2011年に西部カナダ音楽賞を受賞した代表作の1つで、これまでにアメリカを中心に100回以上演奏が行われています。

Orlando Records
OR-0038(2CD)
21世紀におけるリコーダーの新たな可能性
ハンナン:RSRCH 12/84〜夢
フロン:ビースト・コールズ
デンナー:エングレーヴェ第5番
尹伊桑:牧歌の訪問者
フレーリッヒ:セマフォ
スザンネ・フレーリッヒ(テナー・リコーダー)

録音:2018年−2019年、ベルリン&グラーツ
バロック時代以前から続く楽器「リコーダー」と「21世紀音楽」の組み合わせで革新的な演奏、表現を目指したプログラム。テナー・リコーダーで圧倒的な表現力と技巧を繰り出すスザンネ・フレーリッヒは、1979年、ドイツのパッサウ出身のリコーダー奏者。アムステルダム音楽院、ベルリン芸術大学でリコーダーを学び、世界初演等を数多く手掛けています。

Etcetra
KTC-1661(1CD)
ヘンデル:水上の音楽(サクソフォン四重奏版)
「水上の音楽」 組曲第1番ヘ長調 HWV.348/「水上の音楽」 組曲第2番ニ長調 HWV.349/「水上の音楽」 組曲第3番ト長調 HWV.350(アウケリーン・クラインペニング編)
シレーネ・サクソフォン・クヮルテット〔フェムケ・エイルストラ(S)、フェムケ・ステケテー(A)、アンネリース・フリースヴェイク(T))、アウケリーン・クラインペニング(Br)〕

録音:2019年5月18日&20日、オランダ
オランダの若手女流サクソフォーン奏者で結成されたシレーネ・サクソフォン・クヮルテット。ソプラノ・サクソフォンのフェムケ・エイルストラは、結成34年を誇るオランダの名門アンサンブル、アウレリア・サクソフォン・カルテットの2代目ソプラノ・サクソフォンを担当しています。ハイドンの「弦楽四重奏曲」とガーシュウィンの「パリのアメリカ人」のサクソフォン四重奏版を収録したデビュー・アルバム(KTC-1569)に続き、ヘンデルの傑作「水上の音楽」のサクソフォン四重奏版がリリース!
前作ではテナー・サクソフォンのアンネリース・フリースヴェイクが編曲していましたが、今作ではバリトン・サクソフォンのアウケリーン・クラインペニングがアレンジを担当。組曲第1番から第3番までの「水上の音楽」全曲に、オランダの現代女流作曲家(兼サクソフォン奏者、ヴィジュアル・アーティスト)、セリア・スヴァルト(b.1994)による「Underwater(ヘンデルの音楽からインスピレーションを得たサクソフォン即興のためのサウンドスケープ)」を挟み、まったく新しいアプローチによる「水上の音楽」をお届けします。
Etcetra
KTC-1656(1CD)
タブラ・ラーサ〜ギター四重奏のための名曲アレンジ集
モーツァルト:アレグロ・コン・スピーリト(2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448/375aより)
スクリャービン:即興曲 変ロ短調 Op.12-2
ドビュッシー:版画
バッハ:フーガ − ヴィヴァーチェ(2台のチェンバロのための協奏曲ハ長調 BWV.1061より)
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ラフマニノフ:前奏曲 ニ長調 Op.23-4、前奏曲 ト短調 Op.23-5
ビゼー
:カルメン組曲
モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331/300iより)
フォー・エイセス・ギター四重奏団
フォー・エイセス・ギター四重奏団は、2017年のオッソラ室内楽コンクール(イタリア)で第1位を受賞したベルギーのギター四重奏団。スタイルにとらわれないユニークな活動で人気を集めており、今回のニュー・アルバム「タブラ・ラーサ」(白紙やまっさらな状態を意味する言葉)でも、バッハからモーツァルト、ショパン、ビゼーなどまばゆいばかりの名曲をギター四重奏に編曲。単にギターに置き換えるだけでなく、リズムやスタイルも自由にアレンジし、時には口笛も飛び出す「トルコ行進曲」など楽しさ満点のプログラムです。

RED PRIEST
RP-015(1CD)
バッハ・サイド・オヴ・ザ・ムーン
バッハ:シチリアーノ(フルート・ソナタ BWV.1031 より)
アルビノーニ:アダージョ(オーボエ協奏曲 Op.9-2 より)
ヴィヴァルディ:アダージョ(オーボエ協奏曲 RV.452 より)
サンマルティーニ
:シチリアーノ(リコーダー協奏曲 より)
ヘンデル:ラルゴ(トリオ・ソナタOp.2-1 より)
パーセル:ディドの嘆き(ディドとエネアス より)
ヘンデル:神の光の永遠の泉(アン女王の誕生日のための頌歌 より)
グルック:祝福された精霊の踊り(オルフェオ より)
ヴィヴァルディ:カンタービレ(フルート協奏曲 RV.428「ごしきひわ」 より)
バッハ:アダージョ(フルート・ソナタ BWV.1020 より)
ヴィヴァルディ:ラルゴ(リコーダー協奏曲 RV.108 より)
アルビノーニ:アダージョ(オーボエ協奏曲 Op.7-3 より)
バッハ:アンダンテ(フルート・ソナタ BWV.1034 より)
ラリー・ラッシュ(シンセサイザー)、
ピアーズ・アダムス(リコーダー)
バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、アルビノーニ、グルック、パーセルなどのバロック期を代表する作曲家たちの感動的な音楽をピアーズ・アダムスの奏でるリコーダーの深く美しい音色と壮大な電子音楽の見事な融合で贈ります。

Pentatone
PTC-5186827(8CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
(1)弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
(2)弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
(3)弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
CD 2(75’05”)
(4)弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
(5)弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
(6)弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
(7)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
(8)弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
(9)弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
(10)弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
(11)弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95 セリオーソ」
(12)弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
(13)弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
(14)弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
(15)「大フーガ」 変ロ長調 Op.133
(16)弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
(17)弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ミロ・クァルテット【ダニエル・チン(Vn1)、(1)-(6)山本サンディー智子(Vn2)、(7)-(17)ウィリアム・フェドケンホイヤー(Vn2)、ジョン・ラジェス(Va)、ジョシュア・ジンデル(Vc)】

録音:(1)-(6)2004年10月7-22日/アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ&レターズ(ニューヨーク)
(7)-(9)2012年5月14-25日/テキサス大学オースティン校内イエッセン講堂(テキサス)
(10)(11)2015年3月15-19日/ベナロヤ・ホール内イルズリー・ボール・ノードストローム・リサイタル・ホール(シアトル)
(14)(15)(17)2016年9月28日-10月6日、(13)2017年9月26-29日、(16)2018年10月8-12日、(12)2019年2月17-20日/バスタ大学内バスタ・チャペル(ケンモア)
現代アメリカを代表するSQ、ミロ・クァルテットが2020年のベートーヴェン生誕250周年と団設立25周年を記念してベートーヴェンの弦楽四 重奏曲全曲を完成させました!
ミロ・クァルテットは1995年にオーバリン音楽院の学生4人で結成。翌年4月には第50回コールマン室内楽コンクールで第1位を受賞、さらにフィショフ 全国室内楽コンクールで第1位および大賞を受賞するなど、若き才能が集結した注目の団として結成時より注目されていました。創設メンバーの山本サンディー 智子が脱退したのちウィリアム・フェドケンホイヤーが加わり、以後現在まで同メンバーで活動しています。
ミロ・クァルテットのベートーヴェンといえば2015年6月にサントリーホール チェンバーミュジック・ガーデン2015にて5日間をかけて全曲演奏を披露。 メンバー独自の研究をもとに非常に刺激的なまさに唯一無二の演奏を聴かせてくれました。
録音は2004年より2019年まで15年の歳月をかけ完成させました。2004年に録音された第1-6番 Op.18は米ヴァンガードから、以降はミロ・クァルテッ ト・メディアより順次リリースしてきましたが、第12番 Op.127は2019年2月録音の初出音源が揃い、PENTATONEレーベルより全集の形でリリースする 運びとなりました。気心の知れたメンバーが織りなすベートーヴェンはまさに刺激的。精緻なアンサンブルとともに歌心にあふれた演奏を展開しております。団に とっての2019/2020シーズンにふさわしい注目のリリースです。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-559(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番ニ短調 K.421
シューベルト:弦楽四重奏曲 第15番ト長調 D.887
ヴォーチェQ[セシル・ローバン(Vn)、サラ・ダヤン(Vn)、ギヨーム・ベッカー(Va)、リディア・シェリー(Vc)]

録音:2019年1月、ポワティエ・オーディトリウム劇場
2004年にパリで結成され、数々の名だたるコンクールを制して話題となったヴォーチェ四重奏団。数度の 来日公演で日本でも人気の高い彼らによる、結成15周年記念盤です。傑作ぞろいの「ハイドン・セッ ト」中唯一の短調で書かれたモーツァルトの15番。生涯最後の弦楽四重奏曲であり、シューベルトが試 み続けた、管弦楽的手法の室内楽への応用が大きな成果を上げた15番。彼らの持ち味である、親密 なアンサンブルとしなやかな表現を堪能することが出来るプログラムです。
ALPHA
ALPHA-547(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
デニソフ:シューベルトの主題による変奏曲
ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)
ヨナス・ヴィトー(P)

録音:2019年1月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
2017年に新設された、エリーザベト王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者となったジュリアン=ラフェリエール。それ以前にリリースし たブラームス、フランクとドビュッシーのソナタ(MIRARE)は、ディアパソン・ドール2017に選ばれており、2019年初頭にリリースしたヤン・ミサ、ア ダム・ラルームらとのトリオによるアルバム(SONY)も高い評価を得ています。ピアニストのヴィトーはラ・フォル・ジュルネなどの来日でもお馴染 み。 このアルバムには、ロシアを代表するチェロの名曲が収められていますが、社会主義台頭を避けて西側に亡命したラフマニノフ、体制の粛清に さらされ思うように作曲に打ち込めなかったショスタコーヴィチというように、母国の政治に翻弄されてきた作曲家たちの作品でもあり、もう一人 のデニソフもまた、社会主義リアリズムに反して西側の同時代音楽に呼応し続けていました。ジュリアン=ラフェリエールとヴィトーは、20世紀に おけるチェロ音楽の頂点ともいえる作品とその作者に深く寄り添った、美しも厳しい演奏を聴かせてくれます。

Capriccio
C-5390(1CD)
NX-B07
ヨーゼフ・ラボー(1842-1924):ピアノ五重奏曲&ピアノ四重奏曲集
ピアノ五重奏曲 ホ短調 Op.3
ピアノ四重奏曲 ハ長調 Op.6
ニーナ・カーモン(Vn)
パウリーネ・ザハゼ(Va)
ユストゥス・グリム(Vc)
ニーク・デ・グロート(Cb)
オリヴァー・トリンドル(P)

録音:2018年9月3-6日ベルリン、イエス=キリスト=教会
ヨーゼフ・ラボー(ラボル)はオーストリアの作曲家・ピアニスト。3歳の時に失明するというハンディを背負いながらも、音楽 教師として大成。シェーンベルク:、アルマ・マーラーの最初の教師を務めた他、20世紀初頭の音楽家たちと親交を結び ました。なかでも、戦争で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインを指導したことはラボーの生涯における大 切な出来事であり、彼の作品のほぼ全てがヴィトゲンシュタイン家の尽力で出版されました。作曲家としては、生涯に 渡り明快な古典形式を愛し、バランスの取れた美しい作品を数多く書き上げました。ここに収録されたピアノ四重奏曲 とピアノ五重奏曲も、ブラームスを思わせる落ち着いた色彩を持つ作品。後期ロマン派の重い響きを用いることなく、孤 高の世界を創り上げています。

ATMA
ACD2-2756(3CD)
モーツァルト:『ハイドン・セット』 木管五重奏版
(1)弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387『春』(ジェフリー・エマーソン編)
(2)弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421 (マルタン・カルペンティエ編)
(3)弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428(マティウ・リュシエ編)
(4)弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458『狩』(ジェフリー・エマーソン編)
(5)弦楽四重奏曲第18番イ長調 K.464(ノルマン・フォルジェ編)
(6)弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465『不協和音』(ジェフリー・エマーソン編)
ペンタドル
[アリアーヌ・ブリッソン((1)(2)(3)(5)フルート)、ダニエル・ブルジェ((4)(6)フルート)、マルタン・カルペンティエ(Cl)、ノルマン・フォルジェ(Ob)、マティウ・リュシエ(Fg)、ルイ=フィリップ・マルソレ(Hrn)]

録音:(2)(3)2019年3月、(1)(5)2017年6月、(4)(6)2015年12月
1985年創設のカナダの木管アンサンブル「ペンタドル」による注目編曲、木管五重奏版「ハイドン・セット」!モーツァルトが推敲に推敲を重ねて本 気で書き上げた弦楽四重奏の最高峰と言うべき曲集がまさか管楽器に置き換えられるとは。40年前に作曲家ジェフリー・エマーソンが編曲した3曲にメ ンバーによる編曲を加えて、6曲セットとして完成した他では聴けない意欲作です。親しみやすい響きを持ちながらも楽器ごとの音色の違いが楽曲の対位 法的な側面をおおいに刺激しており、モーツァルトの立体的な書法が堂々と響いてきます。 (Ki)

Myrios Classics
MYR-021(1CD)
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 op.67
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
ハーゲンQ[ルーカス・ハーゲン(Vn1)、ライナー・シュミット(Vn2)、ヴェロニカ・ハーゲン(Va)、クレメンス・ハーゲン(Vc)、キリル・ゲルシュタイン(P)

録音:2014年8月(op.34/ドイチュラントフンク室内楽ホール)、2014年12月(op.67/ブレーメン、ゼンデザール)
1981年に結成、40年弱のキャリアを重ねるハーゲン四重奏団。最新録音、ブラームスの弦楽四重奏曲の登場です。ハーゲン四重奏団はこれまでに クラリネット五重奏曲(myrios)や弦楽五重奏曲(グラモフォン)などのブラームス作品は録音しておりますが、四重奏曲は初録音となります。ますます その一切の妥協のない、高貴なアンサンブルは研ぎ澄まされたもの。生き生きとした楽想での闊達さ、とりわけ第3楽章での神がかり的な美しさは彼ら にしか為し得ない領域の演奏となっております。ピアノ五重奏曲では、ゲルシュタインのピアノの、気品に満ち威厳ある音色、そして完璧なテクニックが織 りなす説得力満点の演奏が炸裂。ハーゲン四重奏団との語り口の相性も完璧。これ以上ないかたちでのアンサンブルが展開されています。 (Ki)

ARCANA
A-465(1CD)
NX-B08
18世紀ヴェネツィアのチェロ・ソナタ〜ヴィヴァルディの影で
バッサーニ(17世紀後期-1740):ソナタ第3番 イ短調*[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
マルチェッロ(1686-1739):ソナタ第6番 ト長調 Op1-6[通奏低音=チェロ、チェンバロ]
プラッティ(1697-1763):ソナタ第1番 ト短調(1725)
[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
ヴィヴァルディ:チェロ独奏[と通奏低音]のためのソナタ 変ロ長調 RV46[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
ビガーリア:チェロ・ソナタ ト長調*[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
ヴァンディーニ(1690-1730):ソナタ イ短調(1730)*[通奏低音=チェロ、チェンバロ]
マルティネッリ(1704-1782):チェロ[と通奏低音]のためのソナタ ニ長調*[通奏低音=チェンバロ]
ストラティコ(1728-1787):チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調*[通奏低音=チェロ、チェンバロ]
ガエターノ・ナジッロ(Vc)…ファブリアーノのアントニオ・ウンガリーニ1750年頃製作のオリジナル楽器
アンナ・フォンターナ(Cemb)…メッシーナのカルロ・グリマルディ1697年製作楽器による
フィレンツェのトニー・キンネリー2002年製作の再現楽器
サラ・ベンニーチ(チェロ/通奏低音)…ロンドンのバラク・ノーマン1717年頃製作のオリジナル楽器
エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ)…グラナダのフランシスコ・エルバス1997年製作楽器

録音:2018年9月19-22日コッラールボ市庁舎ペーター・マイヤーの間、ボルツァーノ県、イタリア
*=世界初録音
キアラ・バンキーニやエンリーコ・ガッティらが絶大な信頼を置くバロック・チェロ奏者であり、イタリア17〜18世紀のチェロ音楽史についての該博 な知識をソリストとしての活動で活かしてきたガエターノ・ナジッロ。2015年にはチェロ先進地としての18世紀ナポリに光をあてた2枚組アルバ ムが話題を呼びましたが、今度のテーマはヴェネツィア。「水の都」たる首都の活況だけでなく、内陸のパドヴァやアドリア海沿岸の現クロアチア 領も含めたヴェネツィア共和国領内で、古典派時代初期へ向けてどれほど豊かなチェロ音楽が発達してきたか……入念な解釈、闊達にして 味わい深い古楽器演奏で明らかにしてゆきます。 18世紀ヴェネツィアのチェロ音楽といっても、多くの場合はヴィヴァルディの作品ばかりが注目されてきたところ。しかしオペラや合奏など音楽目 当ての観光客も詰めかけた当時のヴェネツィアだけに、低音を支えるチェロ奏者にも事欠きませんでした。ヴィヴァルディが指揮したピエタ養育 院でも教鞭をとった名手たちには、チェロ音楽揺籃の地ボローニャから来たヴァンディーニの姿も。古典派への一歩をみせる作品も少なくなく、 リ・インコーニティの鍵盤奏者フォンターナら頼れる通奏低音陣の活躍とあいまって、発見に満ちたガットの中低音世界に興味がつきません。

Etcetra
KTC-1643(1CD)
モーツァルト:レクイエム(弦楽四重奏版)
レクイエム ニ短調 K.626(ペーター・リヒテンタール編曲/弦楽四重奏版)
協奏的大六重奏曲(原曲:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364/編曲者不詳/弦楽六重奏版)
ルスクヮルテット〔クセーニャ・ガマリス(Vn)、アンナ・ヤンチシナ(Vn)、クセニア・ズーレヴァ(Va)、ピョートル・カレトニコフ(Vc)〕、
イリヤ・ホフマン(Va)、
ミハイル・ネムツォフ(Vc)

録音:2018年8月20日−24日、ベルギー
ルスクヮルテット(RUSQUARTET)は、2001年にモスクワ音楽院付属中央音楽学校で結成されたロシアのSQ。メンバー全員がモスクワ音楽院へと進学し、ボロディン・クヮルテットの元メンバーとして知られる名ヴィオリスト、ドミトリー・シェバーリンの生徒となりました。2006年には、ショスタコーヴィチの生誕100周年を記念したドイツ(ラインスベルク)のコンクールで第1位を受賞した他、バンフ国際弦楽四重奏コンクール(カナダ)、ショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクール(ロシア)、トロンプ国際音楽コンクール(オランダ)などで入賞してきた実力派です。
Et'ceteraからリリースされたチャイコフスキーの弦楽四重奏曲集(KTC1598、KTC1641)は高水準な技術と音楽性で評価されました。続くEt'cetera第3弾は、モーツァルトの2つの傑作、「レクイエム K.626」と「協奏交響曲 K.364」の室内楽アレンジ版。ジュスマイヤーによる補完版の出版からわずか数年後の1802年に出版された「レクイエム」の弦楽四重奏版は医師・作曲家・音楽学者であったペーター・リヒテンタールによる大胆な編曲(当時は声楽作品が室内楽へ編曲されることは珍しくありませんでした)。匿名の編曲者によって弦楽六重奏版へと編曲されたヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲は、「協奏的大六重奏曲(Grande Sestetto Concertante)」の題で1808年に出版されています。ルスクヮルテットの演奏では、メンバーと「私的演奏協会の音楽」シリーズでもお馴染みのヘンク・グイタルトによって適時細かい改定やリアレンジも行われています。

ALPHA
ALPHA-469(8CD)
★NX-D03
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲 第6番変ロ長調 Op.18-6
6-9. 弦楽四重奏曲 第12番変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲 第2番ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 Op.59-3
「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲 第11番ヘ短調 Op.95
「セリオーソ」
弦楽四重奏曲 第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲 第1番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲 第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲 第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲 第5番イ長調 Op.18-5
大フーガ 変ロ長調 Op.133
弦楽四重奏曲 第7番ヘ長調 Op.59-1
「ラズモフスキー第1番」
弦楽四重奏曲 第8番ホ短調 Op.59-2
「ラズモフスキー第2番」
弦楽四重奏曲 第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲 第13番変ロ長調 Op.130
弦楽四重奏曲 第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲 第16番ヘ長調 Op.135
ベルチャ四重奏団
コリーナ・ベルチャ(Vn1)
アクセル・シャハー(Vn2)
クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)
アントワーヌ・レデルラン(Vc)
録音:2011-2012 年
オールドバラ、スネイプ・モルティングス、ブリテン・スタジオ
旧品番:ALPHA262 (ZZT315 & ZZT321)
来日公演も大成功を収めているベルチャ四重奏団。彼らがメジャーレーベルから移籍後、初の録音となったベートーヴェンの弦楽四重奏曲 全集は、上下巻分売で発売されて間もない頃から絶賛され大きな話題となりました(『レコード芸術』誌特選)。「ベートーヴェンの作風の 変転」を感じることを意図して録音されており、極めて高い集中力と強い熱意が感じられる名演に仕上がっています。Zig-Zag Territoires レーベルからの移行盤の再発売。21世紀の新たなスタンダードと呼ぶにふさわしい、丹念な解釈にもかかわらず絶妙にスリリングな迫真の16 曲+大フーガをじっくり味わえます。 (Ki)
ALPHA
ALPHA-467(4CD)
NX-D11
ドヴォルザーク:ピアノと弦楽のための室内楽作品全集
ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65 (1883)
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 Op.90 「ドゥムキー」 (1890-91)
ピアノ四重奏曲 第1番ニ長調 Op.23 (1875)
ピアノ四重奏曲 第2番変ホ長調 Op.87 (1889)
ピアノ五重奏曲 第1番イ長調 Op.5 (1872)
バガテル Op.47 (1878)
ピアノ五重奏曲 第2番イ長調 Op.81 (1887)
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.21 (1875)
ピアノ三重奏曲 第2番ト短調 Op.26 (1876)
ブッシュ三重奏団[マティウ・ファン・ベレン(Vn)、オリ・エプスタイン(Vc)、オムリ・エプスタイン(P)]
ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)
マリア・ミルステイン(Vn)

録音:2015年11月-2018年8月エリザベート音楽院ホール、ベルギー、ワーテルロー
2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用してい ることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。ALPHAレーベルからリリースしたドヴォルザークの室内楽を集めたCD4枚を集めたこ のBOXは、ピアノと弦楽器による室内楽作品全集となっています。四重奏曲と五重奏曲では、ロシア出身の同世代のヴァイオリニスト マリア・ ミルステインと、フランス出身の一世代上のヴィオラ奏者ダ・シルヴァを迎え、彼らならではの瑞々しい音楽に奥深さを加えています。

RUBICON
RCDB-1000(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル」
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
クロエ・ハンスリップ(Vn)、
ダニー・ドライヴァー(P)
使用ヴァイオリン:1737年製の「グァルネリ・デル・ジェス」

※録音(ライヴ):2017年3月2日、5月4日、10月17日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)
ロシアの名教師ザハール・ブロンが見出したイギリスの女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが「ルビコン・クラシックス(Rubicon Classics)」を舞台として、デュオ・パートーナーであるダニー・ドライヴァーと共に取り組んできたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。英グラモフォン誌、英ストラッド誌、英サンデー・タイムズ紙等各種メディアで好レビューが続いたライヴ録音集全3巻が、BOXセットになって登場!
レコーディングではヴュータンやメトネル、ボーウェンなど、ロマン派以降の知られざるレパートリーを積極的に取り上げ、レパートリーを広げてきたハンスリップ。ヴァイオリンのレパートリーの王道中の王道、ベートーヴェンのソナタの全曲録音は、神童から若き名手へと成長し、さらなる高みを目指すハンスリップのキャリアにおける重要なマイルストーンとなることでしょう!
Hyperionでもお馴染みのイギリスの実力派ピアニスト、ダニー・ボーウェンの知的で洗練されたピアニズムにもご期待下さい。

CALLIOPE
CAL-1858(2CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)、
ネナド・レチッチ(P)

録音:2017年、デトモルト(ドイツ)
モダン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ、アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるイギリスのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソンと共にハムレット・ピアノ・トリオのメンバーとして活躍するセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチ。
ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝した実績を持ち、世界中でソリストや室内楽奏者として活躍する名女流が、楽聖ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲をレコーディング!
ハムレット・ピアノ・トリオでの優れた演奏も印象的なヤンコヴィチが、「5つのソナタ」と「3つの変奏曲」でベートーヴェンの3つの創作期を網羅。チェロとピアノのデュオで、作曲家ベートーヴェンのハイライトを描いています。もちろん、演奏も抜群の完成度です!
CALLIOPE
CAL-1859(1CD)
チャイコフスキー:四季 Op.39
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
トリオ・ボエーム〔ヤスミナ・クラグリッヒ(P)、レフ・マスロフスキー(Vn)、イゴール・キリチェンコ(Vc)〕

録音:2018年8月6日−10日、ヴィルティエリー(フランス)
クラウディオ・アラウの孫弟子でありその系譜に連なるセルビアの首都、ベオグラード出身の女流ピアニスト、ヤスミナ・クラグリッヒが設立したアンサンブル、トリオ・ボエームが、ロシアとアルゼンチンの四季折々の風景を音楽で楽しませてくれる好企画。
レフ・マスロフスキーは、ロシアン・シネマトグラフィック・オーケストラの第1ソロ・ヴァイオリン奏者と、モロッコ王立SOのソリストを兼務するヴァイオリニスト。オデッサ出身のチェリスト、イゴール・キリチェンコもボロディン・クヮルテットのベルリンスキーや、アルバン・ベルク四重奏団のハット・バイエルレ、アラン・ムニエなどに師事し、ロストロポーヴィチからプロコフィエフ音楽祭、リヒテルからは12月の夕べ音楽祭に招聘さえれた経歴を持つベテランです。フランスのピアノ製作者、ステファン・ポレロのレコーディング・ホールとそのピアノ「Op.102}の響きも要注目です。

Ars Produktion
ARS-38189S(1SACD)
アイデンティティ〜20世紀前半のヴァイオリン・ソナタ集
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.148(140)
シュールホフ:ヴァイオリン・ソナタ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW.VII/7
シマノフスキ:夜想曲とタランテラ Op.28
ノエ・乾(Vn)、
マリオ・ヘリング(P)

録音:2015年7月7日−9日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継ぎ、その系譜に名を連ねる期待のヴァイオリニスト、ノエ・乾と、2003年にベルリンSOとの共演でベルリン・フィルハーモニーに登場し大喝采を浴び、巨匠パウル・バドゥラ=スコダからも太鼓判を押されたピアニスト、マリオ・ヘリングの俊英デュオによる「20世紀前半のヴァイオリン・ソナタ集」。
1914年から18年の第一次世界大戦中に書かれたドビュッシー最後の作品である「ト短調のソナタ」、民謡との結び付きがキーワードでもあるヤナーチェクの「ソナタ」とシマノフスキの「夜想曲とタランテラ」、そして、この期間の前後約10年間に作曲されたシマノフスキの「ソナタ」とシュールホフの「ソナタ」で構成されるプログラムは、大戦という激動の中、そして前後のヨーロッパ楽壇における室内楽芸術の歴史のハイライトを描いています。
ノエ・乾とマリオ・ヘリング、共に欧州と日本にルーツを持つ若き名手たちの見事なデュオが、20世紀前半のヴァイオリン作品の深淵に迫ります。
Ars Produktion
ARS-38285(1SACD)
モーツァルト:フルート四重奏曲集(ピリオド楽器使用)
フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171/285b
フルート四重奏曲ヘ長調 K.370/368b(ホフマイスター編)
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
カレル・ヴァルター(フラウト・トラヴェルソ)、パブロ・バレッティ(Vn)、ピーター・ビアリー(Va)、ペトル・スカルカ(Vc)

録音:2018年5月31日−6月3日、スタジオ・ヴァルデンブルク(スイス)
ピリオド楽器使用による軽やかで、そしてまろやかなモーツァルトのフルート四重奏曲集。
全曲で非常にレベルの高い演奏を披露してくれているが、それもそのはず、参加メンバーの大半はあの古楽アンサンブル、カフェ・ツィマーマンのメンバーという豪華布陣!
セリーヌ・フリッシュと共にカフェ・ツィマーマンを創設したアルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリニスト、パブロ・バレッティを筆頭に、ここでは完全に主役の座を務めているトラヴェルソのカレル・ヴァルター、縁の下の力持ちであるチェリストのペトル・スカルカに加え、アメリカのイェール大学で学んだ後にグラナダへと渡り、同地でグラナダ・バロックOを創設したピーター・ビアリーが参加しているのだから、演奏が素晴らしいのも当然と言えるでしょう!
Ars Produktion
ARS-38282(1SACD)
パレット〜フルートと弦楽アンサンブルのための作品集
フォーレ:幻想曲 Op.79
ユー:幻想曲
タファネル:アンダンティーノとアレグレット・グラツィオーソ
ジョリヴェ:ファンタジー・カプリス
フランセ:ディヴェルティメント
ボザ:アリア
ゴダール:3つの小品による組曲 Op.116
イベール::アリア
ボルヌ:カルメン幻想曲
アーン:女神のための踊り
ナサニエル・キャレ(Fl)、
アンサンブル・ニュアンツ〔エフゲニー・ポポフ(Vn)、アレクサンドル・ユッソー(Vn)、ヤン・メリヒャル(Va)、ロビン・ポルタ(Va)、ヤン・パス(Vc)、シュテファン・コッホ=ロース(Cb)〕

録音:2019年2月19日−21日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
22歳でローター・ツァグロゼクのシュトゥットガルト州立Oのソロ・フルート奏者に就任したフランス出身の若きフルーティスト、ナサニエル・キャレのソロとアレンジによる、フルートと弦楽六重奏のための作品集。
フォーレやイベール:、アーンからフランセ、ジョリヴェまで、フランスのフルートの歴史をたどる充実のプログラムです。キャレと共演の弦楽器陣もシュトゥットガルト州立Oが中心で実力者揃い。キャレの堂々たるソロ、バックを支える弦楽器陣の分厚いサウンドをARSの優秀録音で。
Ars Produktion
ARS-38276(1SACD)
東欧を旅して
ウィルケ:無伴奏ヴァイオリンのための狂詩曲Op.2「詩曲」
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調 Op.21
スーク:4つの小品 Op.17
プロコフィエフ
:5つのメロディ Op.35bis
ヴィエニャフスキ:グノーの歌劇「ファウスト」の主題による華麗なる幻想曲 Op.20
ミレーナ・ヴィルケ(Vn)、
タチアナ・チェルニチュカ(P)

録音:2018年11月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
2016年にベルリンで開催されたコンクール「Ton und Erklarung」で第1位に輝くなど、ドイツ国内を中心に活発な活動を展開している1996年フライブルク出身の女流ヴァイオリニスト、ミレーネ・ヴィルケが奏でる東欧作品の数々。インゴルフ・トゥルバンの下で学士号を取得し、2019年にはベルリンのハンス=アイスラー音楽大学でアンティエ・ヴァイトハースに師事するなど、世界的名手たちの指導により着実に成長を遂げている有望株の1人です。

QUEEN ELISABETH COMPETITION QEC-019(4CD)
NX-E07
エリーザベト王妃国際音楽コンクール 2019年大会/ヴァイオリン

(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(3モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番
(4)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番
(5)ブラム・ヴァン・キャンプ(1980-):スケルツォ-バガテル
(6)キンモ・ハコラ(1958-):フィドル Op.99
(7)シューベルト:幻想曲 ハ長調 Op.159
(8)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
(9)グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
(10)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
(11)エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
(12)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
(13)プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119
(14)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
(1)ステラ・チェン(第1位/アメリカ)
(2)スティーヴン・キム(第3位/アメリカ)
(3)ティモシー・チョイ(第2位/カナダ)
(4)ユーリア・プシュケル(第5位/ハンガリー)
(5)ルーク・スー(ファイナリスト/アメリカ)
(6)岡本誠司(ファイナリスト/日本)
(7)ステラ・チェン
(8)宇野由樹子(ファイナリスト/日本)
(9)ティモシー・チョイ
(10)ヴァ・ラプチェフスカ(ファイナリスト/ウクライナ)
(11)イオアーナ・クリスティナ・ゴイチェア(第6位/ルーマニア)
(12)シャノン・リー(第4位/アメリカ)
(13)チ・ウォン・ソン(ファイナリスト/韓国)
(14)シルヴィア・ファン(ファイナリスト・聴衆賞/ベルギー)

ライヴ録音:セミ・ファイナル 2019年3月6-11日 フラジェ、ブリュッセル
ファイナル 2019年3月20-25日 ブリュッセル・ファイン・アーツ・センター
前身のウジューヌ・イザイ・コンクールから、世界大戦による中断を挟んで80年を超える歴史を持つエリザベート王妃国際音楽コンクール。ピア ノ、ヴァイオリン、声楽、チェロのコンクールが交代で行われますが、2019年はヴァイオリンが開催され、日本人の岡本誠司と宇野由樹子のファ イナル進出でも話題となりました。出場者には既にプロとして来日公演などもこなしているアーティストもおり、そのレベルの高さはよく知られたと ころ。2019年も熱い演奏が繰り広げられました。

Audite
AU-97753(1CD)
ヴァインベルク:弦楽三重奏曲Op.48 (1950)
ペンデレツキ:弦楽三重奏曲 (1991)
シュニトケ:弦楽三重奏曲 (1985)
トリオ・リリコ【フランチスカ・ピーチ(Vn)、ソフィア・ロイター(Va)、ヨハネス・クレブス(Vc)】

録音:2018年11月5-7日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
半世紀前にブームを起こしたペンデレツキ、四半世紀前にブームを起こしたシュニトケ、現在ブームとなっているヴァインベルクの弦楽三重奏曲を集めた アルバム。いずれも旧共産圏の枠組み内には収まらぬ才能で、見事な作品となっています。3巨匠に共通するのは、ともにユダヤの血をひいていることと、一世を風靡するような個性とオーラを持っていること。とくにシュニトケとヴァインベル クは創作の絶頂期でもあり、音楽が魔力を秘めています。技法だけでない「心の音楽」が聴こえます。
近年日本でも熱い注目を集めるドイツの実力派フランチスカ・ピーチ率いるトリオ・リリコ。2014年結成、今後弦楽三重奏界の第一人者となるはずで 要注目です。 (Ki)

BIS
BISSA-1998(1SACD)
「謝肉祭」〜ヴァイオリンとギターのための作品集
ヴィヴァルディ:ソナタ第2番 イ長調 RV.31〜12のヴァイオリン・ソナタ集 Op.2より
ロカテッリ(1695-1764):ソナタ第12番ニ短調〜12の室内ソナタ Op.6より
パガニーニ:ソナタ第1番〜チェントーネ・ディ・ソナタ Op.64 MS.112より
 ソナタ第1番〜ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ Op.2 MS.26より
 ブラヴーラ変奏曲
コレッリ:ソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」〜12のヴァイオリン・ソナタ集 Op.5より
パガニーニ:「ロマンス」「アンダンティーノ・ヴァリアート。スケルツァンド―第1〜6変奏」〜ギターとヴァイオリンのためのグランド・ソナタ イ長調 Op.39 MS.3より
 ヴェネツィアの謝肉祭 Op.10 MS.59
五明カレン(Vn;1703年製ストラディヴァリウス「オーロラ」)、
イスモ・エスケリネン(ギター;2011年製ロディ)

録音:2015年9月トロイ貯蓄銀行ホール(ニューヨーク)
麗しのヴァイオリニスト五明カレンが銘器ストラディヴァリウス「オーロラ」を用いて演奏したヴァイオリンとギターのための作 品集をリリースします。五明カレンは1982年東京生まれで2歳の時にモントリオールに移住、5歳でヴァイオリンをはじめ、わずか9歳でカナダ音楽コ ンクール第1位受賞した才華。その後名教師ドロシー・ディレイに師事しジュリアード音楽院で学び研鑽を積みました。現在アメリカを拠点にソリストと してヨーロッパでも高い評価を受けております。
2013年11月にNHKスペシャル『至高のバイオリン ストラディバリウスの謎』でイタリアのクレモナを訪れヴァイオリンの史上最高の名器ストラディ ヴァリウスの秘密に迫るドキュメンタリーに出演し、愛器「オーロラ」の音色を名曲に乗せて披露したことでその名が知られております。当番組内で “楽 器自体に独特の声を持っている” とその魅力を語る五明カレンが美しい音色を聴かせてくれます。
共演のイスモ・エスケリンはティモ・コルホネン門下で現在フィンランドを代表するギタリスト。ALBAレーベルより数多くのディスクをリリースしている 名手です。 (Ki)

DOREMI
DHR-8091(4CD)
フランス弦楽三重奏団第1集〜モーツァルト作品集
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
ヴァイオリンとヴィオラのための2つのデュエット K.423、K.424
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのアレグロ ト長調 K.562e
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
ピアノ四重奏曲 ト短調 K.478
協奏交響曲 変ホ長調 K.364
フルート四重奏曲 第1〜4番
2つの幻想曲 ヘ短調 K.594、ヘ短調 K.608
6つの前奏曲とフーガ K.404a
2つのヴァイオリンとチェロのためのアダージョとメヌエット K.266
2つのヴァイオリンと2つのチェロのためのフーガ ト短調 K.401
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのフーガ ト長調 K.443
アダージョとフーガ ハ短調 K.546
フランス弦楽三重奏団
[ジェラール・ジャリ(Vn)、セルジュ・コロー(Va)、ミシェル・トゥルニュ(Vc)]
モーリス・ブルグ(Ob)
ジョルジュ・プルーデルマッハー(P)
ミシェル・デボスト(Fl)
トゥールーズ室内O
ルイ・オーリアコンブ(指)

録音:1966-77年頃
フランス往年の名トリオ、フランス弦楽三重奏団によるモーツァルト録音集。あまり取り上げられないバッハからの編曲によるフーガ集なども入っています。 CD4枚に渡り様々な作品を取り上げており、共演者も当時のフランス楽壇の魅力を伝えてくれます。 (Ki)

Stradivarius
STR-37131(1CD)
「イタリア風!」
ガッリ:ベッリーニの「ノルマ」に基づく幻想曲 Op.168-4
ブリッチャルディ:ヴェルディの「トラヴィアータ」のヴィオレッタのアリア
カザレット:ヴェルディの「トラヴィアータ」によるサロン小品
デ・ミケリス:ヴェルディの「運命の力」のレオノーラのアリア Op.47
ガッリ:ヴェルディの「リゴレット」に基づく幻想曲 Op.40
ドニゼッティ:ソナタ
ガッリ:ドニゼッティの「愛の妙薬」に基づく幻想曲 Op.165-1
チュル:ロッシーニの「セビリアの理髪師」のアルマヴィーヴァ伯爵のカヴァティーナ
 ロッシーニの「セビリアの理髪師」のロジーナのカヴァティーナ
コッティニエス:ロッシーニの音楽の夜会から(5 曲)
ルイーザ・セッロ(Fl)、
ブルーノ・カニーノ(P)

録音:2019年1月5、6日 イタリア,ウーディネ
「イタリア風!」と題された CD。フルートとピアノで19 世紀のイタリアオペラのアリアを 演奏しています。原曲に忠実なものから自由に翻案しているものまで、いずれも楽しめる。 ルイーザ・セッロはイタリアの人気フルート奏者。彼女はムーティ時代のスカラ座のオー ケストラでも度々フルートを吹いていたので、こうしたイタリアオペラを基にした作品はお 手の物です。バッハのフルート・ソナタ集(STR 37095)に続いて、ここでも伴奏は大ベ テラン、ブルーノ・カニーノ。やはり実に巧く、単なる伴奏に終わっていない。
Stradivarius
STR-37130(1CD)
「コンフィニ」〜サクソフォン四重奏作品集
ウォルトン:5 つのバガテル(1970-71)
ボノメッティ(1979-):晩の思索(2019)
リッケッリ:バルトークのルーマニア舞曲から霊感を受けたカプリッチョ(2016)
ロメロ:サクソフォンのためのラテンアメリカ四重奏曲(1976)
サッコ(1981-):都会の(2006)
リゲティ:6 つのバガテル(1953)
コリタジェ・サキソフォン四重奏団:
【グイド・コンソーリ(ソプラノSax)
ロエンツォ・リッケッリ(アルトSax)
マッテオ・タンブリン(テノールSax)
ロベルト・ジェノヴァ(バリトンSax)】

録音:2019年4月 イタリア,ブレッシャ,
様々なサクソフォン四重奏曲を集めています。クラウディオ・ボノメッティ(1979-)はコリタジェ・ サキソフォン四重奏団のために書かれた作品。グイード・ウンベルト・サッコ(1981-)の「都会の Urban」はジャズの即興演奏的味わいを盛り込んだ作品。リゲティの 6 つのバガテルは木管五 重奏曲を編曲しているが、実にピッタリあっています。 コリタジェ・サキソフォン四重奏団は、イタリアの 4 人のサクソフォン奏者によって結成されたサ クソフォン四重奏団。名前は4 人の姓から取っています。

TOCCATA
TOCC-0501(1CD)
NX-B03
ロジャー・スモーリー(1943-2015):ピアノ、声楽作品と室内楽作品集
ピアノのための小品(1990)*
9つの生活-ネコについてのソプラノとピアノのための歌曲集(2008)*
カプリッチョ 第1番(1966)*
舟歌(1986)
試験のための小品(2008)*
ピアノのための小品 I-V(2008)
ピアノの黒鍵と白鍵のための3つの練習曲(2002-2004)*
自然災害の犠牲者への悲歌-ホルンと4つのタムタムのための(2005)*
タリン・フィービッグ(S)
ダリル・プールセン(Hrn)
ジェームズ・カドフォード(Vn)
ダニエル・ヘルスコヴィチ(P)
スコット・デイヴィー(P)
ロジャー・スモーリー(タムタム)…22

録音:2018年2月13日、2018年3月28日、2018年3月29日
*=世界初録音
イギリス出身の作曲家ロジャー・スモーリーの作品集。1967年にケンブリッジ大学のロイヤル・カレッジ初の「コンポー ザー・イン・レジデンス」に任命された他、1974年にはオーストラリア大学で教鞭を執り、その後はオーストラリアに拠点を 置き活動を重ねました。指揮者、ピアニストとしても知られ、自身の作品を含む多くの演奏がCD化されています。モダン な作風の中に、しばしばロマン派の作曲家たちの音楽の断片を取り入れるという彼の作品は、とても耳なじみがよく、と りわけ“ネコの生態”を描いた「9つの生活」はユーモラス、かつ楽しい歌曲集に仕上がっています。

Gramola
GRAM-99176(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.99 D898
ピアノ三重奏曲 第2番変ホ長調 Op.100 D929*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)

録音:1984年12月9-12日 ORF放送 ゼンデザール、1981年8月5日 モーツァルテウム、ウィーンホール、ザルツブルク祝祭音楽祭 ライヴ*
20世紀後半を代表する二人の奏者、ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)、ボリス・ペルガメンシコフ (1948-2004)とバドゥラ=スコダによる、1980年代の貴重な音源のリリース。 第1番は1984年のスタジオ録音、第2番はザルツブルク音楽祭での「シューベルト:ピアノ三重奏曲」のコンサート・ラ イヴです。情感豊かな音色で知られるロシアの名チェロ奏者ペルガメンシコフ、ウィーンの伝統を受け継ぐシュナイダー ハン、グルダ、デムスとともに“ウィーン三羽烏”の一人と称されるバドゥラ=スコダ、この3人が織りなす見事なハーモニー をお楽しみください。20世紀後半を代表する二人の奏者、ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)、ボリス・ペルガメンシコフ(1948-2004)とバドゥラ=スコダによる、1980年代の貴重な音源のリリース。
第1番は1984年のスタジオ録音、第2番はザルツブルク音楽祭での「シューベルト:ピアノ三重奏曲」のコンサート・ライヴです。情感豊かな音色で知られるロシアの名チェロ奏者ペルガメンシコフ、ウィーンの伝統を受け継ぐシュナイダーハン、グルダ、デムスとともに“ウィーン三羽烏”の一人と称されるバドゥラ=スコダ、この3人が織りなす見事なハーモニーをお楽しみください。
Gramola
GRAM-99194(1CD)
ヨーゼフ・マイセダー(1789-1863):作品集 第5集〜技巧的な小品集
大演奏会用小品 第1番イ長調 Op.47
ポロネーズ 第3番ホ長調 Op.12*
ポプリ=変奏曲 ト長調/変ロ長調 Op.27*
二重奏曲 ハ短調 Op.31
変奏曲 ヘ長調 Op.25
変奏曲 ホ長調 Op.40
トーマス・クリスティアン(首席ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴィオリッシモ【ライムント・リシー(Vn)、ララ・クストリッヒ(Vn)、ルカ・クストリッヒ(Vn)、ロベルト・バウエルシュタッター(Va)、スザンネ・レーナー(Vc)】

録音:2018年6月27日 Studio Wavegarden,Mitterretzbach、2018年6月29日 Studio Wavegarden,Mitterretzbach、2017年11月5日 Casino Baum
世界初録音
19世紀半ばのウィーンは“ビーダーマイアー=小市民文化”の中心地であり、数多くの音楽文化が花開いた地でもあ りました。ヴァイオリニスト兼作曲家ヨーゼフ・マイセダーもその立役者の一人であり、1835年にウィーン帝国の室内楽 ヴィルトゥオーゾに任命され、1836年にはホーフブルク宮殿のヴァイオリニストに就任、以降、数多くの名誉ある賞を 獲得し、1862年にはフランツ・ヨーゼフ1世から「騎士の十字架賞」を授けられるほど高く評価されました。しかし、これ ほどの業績と人気を誇ったにもかかわらず、現在では彼の作品を耳にすることはほとんどありません。このシリーズでは、 知られざるマイセダーの作品を復刻、これまでに弦楽四重奏曲やヴァイオリン協奏曲など、さまざまな作品がリリースさ れていますが、今回は彼が優れたヴァイオリニストであった証ともいえる「技巧的な作品」を楽しめます。どれも華やかな 技巧がふんだんに用いられており、当時流行していた旋律も存分に盛り込まれた聴きごたえのある曲(全て世界初 録音)ばかり。ウィーン・フィルのメンバーで、マイセダー作品の復刻に力を注ぐライムント・リシーをはじめとしたヴィル トゥオーゾたちが素晴らしいアンサンブルを聞かせます。
Gramola
GRAM-99196(1CD)
フルート、ヴィオラとハープのための作品集
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(1915)
ヨハネス・マリア・シュタウト(1974-):シデナム・ミュージック(2011)
バックス:悲劇的三重奏曲(1916)
ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):三重奏曲(1947)
トリオ・パルトゥ【ビルギット・ラムスル=ガール(Fl)、ヨハネス・フリーダー(Va)、ガブリエラ・モシルシュ(Hp)】

録音:2009年4月23-26日
フルート、ヴィオラ、ハープが奏でるアンサンブルは、たいへん珍しく、また楽しい室内楽作品と言えるでしょう。この組み 合わせによる初めての作品は、おそらく1915年に作曲されたドビュッシー晩年のソナタであり、透明感溢れるハープと フルートの響きをヴィオラが支える美しい曲調です。この3つの楽器が生み出す独特の音色に魅せられたのか、1916 年にはバックスが同じ楽器の組み合わせによる「悲劇的三重奏曲」を発表しました。また、1947年に書かれたゲンツ マーの三重奏曲はドビュッシーを思わせる印象的な曲であり、現代的なテクニックを盛り込んだオーストリアの現代作 曲家シュタウドの「シデナム・ミュージック」など、時代を追うごとに興味深い作品が生まれています。フォルクスオーパー やウィーンSOで活躍する演奏家によるアンサンブル「トリオ・パルトゥ」は、これらのユニークな作品の普及に努め ています。
Gramola
GRAM-98904(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第24番ヘ長調 K376
ヴァイオリン・ソナタ 第32番変ロ長調 K454
ヴァイオリン・ソナタ 第28番変ホ長調 K380
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn…1656年製ヤーコプ・シュタイナー)
パウル・バドゥラ=スコダ(ハンマーフリューゲル…1785年製アントン・ヴァルター)
2004年に、その才能を高く評価されGramolaレーベルと契約したばかりのイルンベルガーは、バドゥラ=