湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。





ALPHA
ALPHA-588(2CD)
NX-C05

NYCX-10152(2CD)
国内盤仕様
税込定価
20世紀初頭、ウィーンの室内楽
【DISC 1】
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 Op. 1
ツェムリンスキー:クラリネット三重奏曲 ニ短調 Op. 3

【DISC 2】
マーラー(コーンフェイル(1979-)によるフルートとピアノための編):「ラインの伝説」 - 『子供の不思議な角笛』 より
「いつも思う、子供たちはちょっと出かけただけなのだと」- 『亡き子をしのぶ歌』 より
ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op. 1
クラリネットとピアノのための4つの小品 Op. 5
 Adagio- 室内協奏曲より(クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための編曲版)
シェーンベルク:室内交響曲第1番Op. 9(ウェーベルンによるフルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための編曲版)
樫本大進 (Vn)
エマニュエル・パユ (Fl)
ポール・メイエ (Cl)
ズヴィ・プレッサー (Vc)
エリック・ル・サージュ (P)

録音:2018年7月23-28日 ダリウス・ミヨー音楽院カンプラ音楽堂 エクサン・プロヴァンス、フランス
【国内盤】日本語解説付き
ウィーンを中心に活躍していた5人の作曲家が、1896年から1923年にかけて作曲した室内楽作品を集めたアルバム。新しい響きを求めて サロンに集まった音楽好きを唸らせた当時最先端の芸術にして、今なお色あせない魅力を放つ名作を集めています。ベルクの室内協奏曲 は作曲者自身、シェーンベルクの室内交響曲はウェーベルンによる編曲版を収録。いずれも元の小さな編成をさらに小さくし、作品のエッセン スを濃縮した素晴らしい編曲です。フルートにより旋律の美しさが際立ったマーラーの歌曲は、現代の作曲家ロナルド・コーンフェイルがパユの ため編曲したもの。 アルバムの魅力はなんといっても豪華な演奏陣。ル・サージュを筆頭に、樫本大進、パユ、メイエ、プレッサーと、ヨーロッパ各地で活躍するか たわら、世界中の音楽祭で顔馴染みの名手たちならではの、個々の鋭い表現と濃密なアンサンブルが高次元で融合した素晴らしい音楽を 聴かせます。

Hanssler
HC-17064(1CD)
ハイドンと友人たち
ハイドン:ディヴェルティメント第2番Hob.X:10
 バリトン三重奏曲第36番ニ長調 Hob.XI:36
フランツ・クサヴァー・ハンマー:ソナタ ニ長調
ハイドン:バリトン三重奏曲第52番ニ長調 Hob.XI:52
カール・・シュターミッツ:四重奏曲 ニ長調
ハイドン:バリトン三重奏曲第87番イ短調 Hob.XI:87
シュターミッツ:六重奏曲 変ホ長調
ハンブルク・ラーツムジーク【ジモーネ・エッケルト(バリトン、ヴィオラ・ダ・カンバ)、クリストフ・ハイデマン(Vn)、ベッティーナ・イーリヒ(Va)、ドロテー・パーム(Vc)、クリストフ・モイニアン(ナチュラルホルン)、オリヴァー・ケルスケン(ナチュラルホルン)】

録音:2019年2月20-22日/ハイルスブロン修道院
数多くの録音でも知られるジモーネ・エッケルト率いるハンブルク・ラーツムジークがヨーゼフ・ハイドン、ハンマー、シュターミッツの作品を録音しました。 18世紀半ばにはヴィオラ・ダ・ガンバを用いる作品は少なくなっていましたが、ハイドン、ハンマー、シュターミッツはこの楽器の良さを評価し続けていました。 また、楽器のバリトンは18世紀頃まで使われた弦楽器で、ハイドンはこの楽器のための作品を数多く作曲しました。当アルバムではバリトン三重奏曲から3曲 収録しております。
今回、ドイツ北部の音楽図書館で楽譜が発見され世界初録音となったシュターミッツとハンマーの作品にも注目。ナチュラルホンの名手、クリストフ・モイ ニアン、オリヴァー・ケルスケンが演奏しております。17世紀から18世紀の作品を主なレパートリーとする古楽アンサンブル、ハンブルク・ラーツムジークによ る質の高い演奏でお楽しみください。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-070(1CD)
ベートーヴェン(フィッシャー編):交響曲第6番「田園」(弦楽六重奏版)
シェーンベルク:浄夜Op.4
レ・プレイアード【レティティア・ランジュヴァル、カロリーヌ・フロランヴィユ(Vn)、キャロル・ドファン、マリー・クチンスキ(Va)、ジェニファー・ハーディ、アマリリス・ヤルチク(Vc)】

録音:2018、2019年/アミアン文化センター
ベートーヴェンの作品はバッハと同様にさまざまな楽器のために編曲されていますが、何と交響曲の弦楽六重奏版が登場。それも管楽器や打楽器の印象の 強い「田園」なのが興味津々。
編曲者はベートーヴェンと同時期のミヒャエル・ゴットハルト・フィッシャー(1773-1829)。オルガン音楽の作曲家として知られていますが、「田園」が発表さ れて2年後にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各2本のための充実した編曲を行いました。第2楽章の小鳥の囀り、第4楽章の落雷、第5楽章冒頭のホルンなど弦 のソロながら物足りなさはなく、むしろベートーヴェンらしさが増しているのが驚き。
演奏するレ・プレイアードはおうし座のすばる星団のフランス名。全員がロトの率いるピリオド楽器オーケストラ「レ・シエクル」のメンバーで、もちろん今回も ピリオド楽器使用。今回は指揮者なしですが、ロトに鍛えられた推進力とリズム感で聴く者の心をとらえて離さない凄みに満ちています。また良く響く楽器とブ レンド感も魅力で、高音質録音があますところなく収めています。
カップリングはシェーンベルクの「浄夜」のオリジナル六重奏版。1902年の作品ですが、ピリオド楽器による演奏は初めてと思われます。ヴィブラート控えめ の奏法が新鮮で、世紀末的濃厚さが宗教的とさえ感じさせる力強く生々しいエネルギーとなって迫ってきます。 (Ki)

TRPTK
TTK-0046(1CD)
REID
(1)マイケル・ゴードン:ライト・イズ・コーリング
(2)フィヨラ・エヴァンス:Reid - Hagall - Bjarkan
(3)ジョヴァンニ・ソッリマ:Hell I
(4)ジョン・タヴナー:ウェイク・アップ…アンド・ダイ
(5)ルー・リード:ヘロイン(デイヴィット・ラン編)
マヤ・フリードマン(チェロ 、ヴォーカル)
(2)ハーモニウム&テープトラック:ファイケ・ヴァン・デン・ハーク
(4)チェロ・アンサンブル:ケイト・ムーア、エマ・クルーン、マキシミリアーノ・セグラ・サンチェス、イオルゴス・コトリス、エヴェリン・フォッカー

録音&マスタリング:ブレンドン・ハインスト
マイク:DPA d:dicate 4006A、DPA d:dicate 4015A、AEA R84A
AD/DAコンバーター:Merging Technologies Hapi、Merging Technologies Anubis
録音:2019年10月10〜12日、オランダ
チェロ奏者であり、多彩な音楽的才能をもつマヤ・フリードマンによる新譜。現代作曲家によるチェロ作品を収録しています。マイケル・ゴードンの「ライト・イ ズ・コーリング」は、作曲者自身の体験によるもの。2001年9月11日の同時多発テロの際、現在のグラウンド・ゼロの近くに住んでおり、ひどく悲劇的なものを 前に、何か美しいものを作りたいという創作意欲に駆られ作曲。電子的なパルスとチェロによる作品です。そして、アイスランド出身カナダ在住の作曲家フィヨ ラ・エヴァンス。ルーン文字で記されたタイトルは「旅」「妨害」「再生」の三部作からなります。イタリアの鬼才ジョヴァンニ・ソッリマの「Hell I」は、ダンテの神曲 に触発されたチェロ、歌、サンプリング音源、電子楽器による作品です。さらに、イギリスの人気現代作曲家による「ウェィク・アップ・アンド・ダイ」。ヨーヨー・マ が演奏したことでも有名です。最後は、アメリカのロックミュージシャン、ルー・リードの問題作「ヘロイン」を現代音楽家のデイヴィッド・ラングがチェロ用に編 曲した刺激的な1作で締めくくられます。 (Ki)

IBS CLASSICAL
IBS-62020(1CD)
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21
終わりなき歌 Op.37
サイモン・ゴッロ(ヴァイオリン・ソロ)
ジョン・ノヴァチェク(ピアノ・ソロ)
ベンジャミン・サン(Vn)
イングリッド・ゲーリング(Vn)
ランドルフ・ケリー(Va)
マキ・クボタ(Vc)
マリオラ・カンタレロ(S)

録音:2019年1月13-16日
通称「コンセール」と呼ばれる、ショーソンの「ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲」は、数ある室内楽の中でもユ ニークな編成による独特な作品となっています。パリ音楽院でマスネやフランクに師事したショーソンは、同時代のパリの華々し い作曲家たちに比べると地味な印象ですが、この「コンセール」は有名な「詩曲」とともに、比較的演奏される機会の多い作品 の一つです。1889年から91年にかけて書かれ、ショーソン自身が“六重奏曲”ではなく、フランス語の協奏曲である“コンセー ル”と呼んでおり、ヴァイオリンとピアノが活躍するダブル・コンチェルトに近い印象もあります。ショーソンはこの曲を、希代のヴァイ オリニストで作曲家のイザイに捧げ、イザイが1892年3月4日にブリュッセルでヴァイオリンのソロ・パートを担当し、初演を行い ました。カップリングされた「終わりなき歌」は、不幸な愛を延々と歌う内容ですが、ショーソンらしい類い稀な美しさが漂う傑作 です。 (Ki)
IBS CLASSICAL
IBS-32020(1CD)
20世紀のタンゴ
ピアソラ:Tres Minutos con la Realidad 3分間の現実
ラヴェル:Vocalise (Habanera) ヴォカリーズ(ハバネラ)
マリアーノ・モーレス(1918-2016):Taquito Militar 軍靴の響き
オラシオ・サルガン(1916-2016):Grillito グリリート
サルガン:A Fuego Lento とろ火で
アルベニス:Tango タンゴ
ディーノ・サルーシ(1935-):Tango a mi padre タンゴ・ア・ミ・パドレ
シュニトケ(1934-1998):Rondo (from Concerto Grosso nr.1) ロンド(コンチェルト・グロッソ 第1番より)
カルロス・ガルデル(1890-1935):Volver 帰郷
フリオ・デ・カロ(1899-1980):La Rayuela ラユエラ
ストラヴィンスキー:Tango タンゴ
ミヨー(1892-1974):Tango des Fratellini フラテリーニのタンゴ
アルトゥーロ・カルデルス(1981-):Tango タンゴ
ヒナステラ(1916-1983):Milonga ミロンガ
ラヴェル:Habanera (from Suite Espanola) ハバネラ(『スペイン狂詩曲』より)
エクトル・スタンポーニ(1916-1997):La Camelera ラ・カメレーラ
クルト・ヴァイル:Youkali ユーカリ
ピアソラ:Tristezas de un Doble A AA印の悲しみ
ピアソラ:La Muerte del Angel 天使の死
サティ:Tango (from Sports et divertissements) タンゴ(『スポーツと楽しみ』より)
クラウディオ・コンスタンティーニ(バンドネオン)
ルイザ・ハマディ(P)

録音:2019年9月16-19日
タンゴはブエノスアイレスの郊外で誕生したと言われていますが、そこは売春宿やナイフ、悪党、そして失恋で傷ついた英雄など であふれる、ローカル性と外国からの影響が交差する、特殊な環境でした。そんな環境で生まれたタンゴが、ヨーロッパの貴族 のサロン文化ばかりでなく、20世紀の最も重要な作曲家にも影響を与えたことはあまり知られていません。官能的で躍動感あ ふれるリズムに誘われ、多くの作曲家がタンゴの曲を作ったほどです。彼らはピアノ独奏、室内アンサンブル、そしてオーケストラ と、さまざまな編成で、タンゴを自分たちのヴィジョンと音楽語法に変換しました。アルベニスやストラヴィンスキーのタンゴは定番 作品となり今でも演奏家を魅了していますが、シュニトケ、サティ、ミヨーなどの多くの作品は、あまり演奏される機会がないまま です。そこに、タンゴを代表する楽器であるバンドネオンを投入すると、一気に20世紀のクラシック音楽と革新的なタンゴの世 界観が融合され、ピアノとの珍しくも素晴らしい掛け合いが響いてきます。
IBS CLASSICAL
IBS-232019(1CD)
ジャン=モーリス・ムーラ(1946-):ギターのための室内楽作品集
Iberiade イベリアード(ヴァイオリン&ギター)
Trois Aventures a deux 3つの『2人の冒険』(ギター・デュオ)
Al-Andalus アンダルシア(フルート&ギター)
Recuerdos de Cadiz カディスの思い出(チェロ&ギター)
Trio Albolote トリオ・アルボローテ(ギター・トリオ)
Soir d’ete a Grenade グラナダの夏の夜(ヴァイオリン&ギター)
Tres Nocturnos de Granada グラナダの3つの夜想曲(フルート&ギター)
Anda-Lucia アンダ=ルシア(ピアノ&ギター)
Paseo por Sevilla セビリアを歩く(ギター・トリオ)
ホセ・ルイス・モリージャス(G)
ネリイシ・アツコ(Vn)
エドゥアルド・イネスタル(G)
ハビエル・カスティブランケ(Fl)
メリー・コロナド(Vc)
ホアキン・クレルチ(G)
エクトル・エリエル・マルケス(P)

録音:2017年7月12-15日
フランスで生まれ、ギタリスト・作曲家として活躍し、パリ音楽院など多数の教育機関でも教えてきたムーラのギ ターのための室内楽作品集。ここに収録した作品は、30年間を過ごしたスペインへの憧れと郷愁が詰まったも のです。1976年に初めてグラナダのアルハンブラ宮殿を訪れた経験が特別なものとなり、以後、すぐにアンダル シア地方を幾度となく訪れ、同地で曲も書くようになりました。スペインの民俗音楽とクラシック音楽、そして“アル マ・アンダルシア(アンダルシアの魂)”こそが、ムーラに霊感を与え、彼の音楽修行を完成させたのです。「この CDは、私がここで30年間生活して得たものの集大成です。この音楽の旅を通じて、スペインの民俗音楽があ らゆる規模、メロディ、主題で登場します。楽器同士の対話、アンサンブルから生まれる調和、輝かしい解釈と 豊かな色彩感は、演奏してくれた素晴らしい音楽家たちの功績です。リスナーの皆さんを心地よい雰囲気へと 誘ってくれるでしょう」とムーラは語っています。

Challenge Classics
CC-72792(1CD)
ゲオルギー・カトゥアール (1861-1926):室内楽作品集
弦楽五重奏曲 Op. 4a *
弦楽四重奏のためのアンダンテ *
ピアノ三重奏曲 Op.14
2つの詩曲 Op. 34
カトゥアール・アンサンブル

録音:2015年
*=世界初録音
フランス系ロシア人の作曲家カトゥアールは今では忘れ去られた存在ですが、モスクワ音楽院の教授となりミャスコフスキーやカバレフスキーの師として も活躍した人物です。初期の作品である弦楽五重奏曲や「アンダンテ」はフォーレを思わせる美しい音楽。一方晩年の作品である「詩曲」はロシア革命、内戦、 家族との別離といった経験が音楽に影を落とし、暗い独白となって聴く者の心をつかみます。 (Ki)

BIS
BISSA-2344(1SACD)
「天使たちの声」
(1)ブレット・ディーン(1961-):「天使たちの声」〜ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための(1996)
(2)グバイドゥーリナ(1931-):「天使」〜メゾ・ソプラノとコントラバスのための(1994)
(3)ラフマニノフ:「音楽」〜『14の歌曲』 Op.34より第8曲
(4)バッハ:コラール前奏曲「汝の御前に我は進まん」BWV668【ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス編】
(5)グバイドゥーリナ:バッハのコラール「汝の御座の前に、われ進み出で」による瞑想曲〜チェンバロ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための(1993)
(6)ワーグナー:「天使」〜『ヴェーゼンドンク歌曲集』WWV 91より第1曲
(7)ラフマニノフ:「ここはすばらしい場所」〜『12の歌』Op.21より第7曲
(8)シュニトケ(1934-1998):「賛歌」第2番〜チェロとコントラバスのための『4つの賛歌』より(1974)
ストックホルム・シンドローム・アンサンブル【(4)(5)マリン・ブロマン(Vn)、マリン・ウィリアム=オルソン((5)ヴァイオリン、(4)ヴィオラ)、
(1)(4)(5)(8)ヨハネス・ロスタモ(Vc)、(1)(2)(4)(5)(8)リック・ストーティン(Cb)、サイモン・クロフォード=フィリップス((1)(3)(6)(7)ピアノ、(5)チェンバロ)】
(1)アンドレイ・パワー(Vn)
(1)(5)ローレンス・パワー(Va)
(2)(3)(6)(7)クリスティアーネ・ストーティン(Ms)

録音:(1)(5)2017年9月ベルワルド・ホール(ストックホルム)
(2)(4)(8)2018年10月ラジオホール・スタジオ2(ストックホルム)
(3)(6)(7)2019年6月ヴェステロース・コンサートホール(ストックホルム)
ブレット・ディーン(1961-)の「天使たちの声」にはじまる当アルバムは、グバイドゥーリナ、ワーグナーの歌曲「天使」とともに“天使” にまつわる作品を主軸にバッハ、ラフマニノフ、シュニトケの作品を織り交ぜ構成されております。 ディーンはヴィオラの名手としても知られ、ベルリン・フィルの団員を14年務めたキャリアをもちますが、近年は作曲活動に力を注いでおり、BISレーベルか らもディーンの自作自演集などをリリースしております。「天使たちの声」は1996年、イギリスの名ピアニスト、イモージェン・クーパーとディーンを含むベルリ ン・フィルの演奏者によって初演された2楽章構成の作品。オーストリアの詩人ライナー・マリア・リルケ(1875-1926)の連作詩『ドゥイノの悲歌』の最初の詩 からインスピレーションを与えられ作曲しました。シューベルトの「鱒」と同じ演奏形態であるピアノ五重奏で書かれ、驚くほど多彩な表現に満ちております。
演奏はローレンス・パワーとのデュオでも名高いピアニスト、サイモン・クロフォード=フィリップスとスウェーデンをはじめヨーロッパのオーケストラの首 席奏者で結成されたストックホルム・シンドローム・アンサンブル、ヴァイオリンのアンドレイ・パワー、ヴィオラのローレンス・パワー、そしてメゾ・ソプラノのク リスティアーネ・ストーティンです。 (Ki)

B RECORDS
LBM-028(1CD)
ブラームス:室内楽全集 第7集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38(1865)
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99(1886)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年9月18日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第7集は2曲のチェロ・ソナタ。ベートーヴェンを思わ せる厳格な書法に則りながらも、哀愁漂う旋律に彩られた第1番は1865年、情熱的でピアノ・パートに重要な役割が与 えられた第2番は1886年の作品です。32歳の時の第1番がブラームスらしい暗い表情が魅力的なの対し、53歳のブラー ムスによる第2番は意外ともいえる明るさが特徴的。フランスの名手サルクとル・サージュは各々の曲の性格を鮮やかに描き 分け、新鮮な解釈で聴かせます。サルクの美音とル・サージュの流麗なピアノの掛け合いが見事です。

Solo Musica
SM-329(1CD)
NX-B03
ピッコロとの出会い
1. カヴィッキ(1957-):Chiaroscuro キアロスクーロ
2. クプファーマン(1926-2003):Short Shrift ショート・シュリフト
3. デュフートレル(1955-):Flammerole フラメロール
4. サントゥッチ(1963-):El Jardin de Amilamia アミラミアの庭
5-7. スコット(1967-):The Gift of Life ザ・ギフト・オヴ・ライフ
8. カヴィッキ:Three Moods 3つのムード
9-11.シェルシ(1905-1988):リュック・ディ・グック
12.カリエンド(1960-):Adagio and Toccata アダージョとトッカータ
パメラ・ステイヘル(ピッコロ)…1-12
ニコラ・マッツァンティ(ピッコロ)…12
サラ・リュマー(Fl)…1
イゴール・ロンガート(P)…1、3、8、12
ロバート・ピックアップ(Cl)…2
カレン・フォースター(Va)…4、
ジュリー・パロック(Hp)…4、
ポール・コーエン(Sax)…5-7
ハリー・ホワイト(Sax)…5-7
クリストファー・ブレロックス(Sax)…5-7
ティム・ルードマン(Sax)…5-7
クレモン・ノエル(Ob)…9-11

録音:2019年3月25日、5月21日、6月4日、10月5日
ピッコロ奏者のパメラ・ステイヘルが演奏を通して長年培ってきた音楽仲間との絆を収めた1枚。ピッコロは、フルートより も1オクターヴ高い、吹奏楽の最高音域を担当する楽器。もとはフランス宮廷で使われ出したと考えられており、典雅な 響きから、シャープな力強い音まで出すことができ、木製や金属製、樹脂製の楽器があります。ステイヘルはアメリカで 学び、ピッツバーグ響等と共演、その後スイスに拠点を移し、チューリッヒのトーンハレ管やルツェルンSO等と演奏 しています。同時にこのアルバムに登場する様々な音楽家と数々のセッションも行ってきました。もう一人のピッコロ奏者 のマッツァンティは、フィレンツエ五月音楽祭管のソロ・ピッコロ奏者です。また、フルートのルメールは、2005年神戸国際 フルート・コンクールで3位を獲得、スイス・ロマンド管の首席を務めています。ステイヘルの使用楽器はBurkart Piccolo Elite XXV、マッツァンティはKeefe Piccoloです。

Indesens
INDE-113(1CD)
トリオ・イノーヴァ〜ピアソラ:秋のタンゴ
リベルタンゴ/タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)/孤独の歳月/目を閉じてお聞き/20年前/カフェ1930/アルフレッド・ゴッビの肖像/オブリビオン(忘却)/エスコラソ(博打)/アディオス・ノニーノ/ビオレタンゴ/フィナーレ(ブレヒトとブレルの間で)
トリオ・イノーヴァ〔ダヴィッド・ザンボン(Tub)、パトリック・ジグマノフスキー(P)、ジャン=マルク・ファビアーノ(アコーディオン)〕

録音(ライヴ):2017年10月11日、ロベール・ドアノー文化スペース(ムードン=ラ=フォレ、フランス)
※初紹介旧譜
1999年にパリ・エコールノルマル音楽院のピアノ科教授であるピアニスト、パトリック・ジグマノフスキーを中心として結成された、チューバ、ピアノ、そしてアコーディンという風変わりな編成によるトリオが繰り出すピアソラ・アルバム!
チューバのダヴィッド・ザンボンは、2000年の済州島国際金管楽器コンクールで第2位及び審査員特別賞、ブルノ国際音楽コンクールで第2位に輝き、2010年からはフランスのムードン県立地方音楽院の院長を務める大物プレーヤー。メルトン・
マイネル・ウェストンの楽器を愛用するザンボンのチューバの概念を超越したプレイと低音が、ピアソラの音楽の哀愁と情熱を一味違ったスタイルで聴かせてくれます。
ジャック・モルネやマッティ・ランタネンに師事したジャン=マルク・ファビアーノもアコーディオンの世界的プレーヤー。マルセイユ音楽院でアコーディオン科を創設し、2012年からはフランスのアルデッシュ県立地方音楽院の院長を務めています。
チューバの魅力的な低音がリードする魅惑のピアソラの世界。低音によるアルゼンチン・タンゴの魅力を存分にお楽しみください。
Indesens
INDE-114(2CD)
プーランク:管楽器のための室内楽作品集
無伴奏フルートのための「笛吹きが廃墟を鎮める」
クラリネットとファゴットのためのソナタ Op.32
2つのクラリネットのためのソナタ Op.7*
ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲 Op.43
ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ Op.33+
ピアノと管楽のための六重奏曲 Op.64
クラリネット・ソナタ Op.184
フルート・ソナタ Op.164
オーボエ・ソナタ Op.185
ホルンとピアノのためのエレジー
パリOのソリストたち
〔フィリップ・ベロー(Cl)、アンドレ・カザレ(Hrn)、ギヨーム・コテ=デュムーラン(Tb)、オリヴィエ・デルベス(Cl)*、アレクサンドル・ガテ(Ob)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、フレデリック・メラルディ(Tp)、フランシス・オルヴァル(Hrn)+、マルク・トレネル(Fg)、クレール・デゼール(ピアノ/CD1)、エマニュエル・ストロッセ(ピアノ/CD2)〕

録音:2009年、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
※初紹介旧譜
室内楽作品の作曲に際して弦楽器よりも管楽器の音色を好んでいたとされ、傑作の数々を遺したフランシス・プーランク(1899−1963)。 数あるプーランクの室内楽作品集の中でも、最上位に位置付けられるであろう名演揃いのCDをフランスの管楽器王国レーベル「アンデサンス(Indesens)」がリリース! このアンデサンス盤の最大の魅力は、演奏者が名門パリOの管楽器セクションを支える名手たちであるところ。クラリネットのフィリップ・ベロー、ホルンのアンドレ・カザレ、トランペットのフレデリック・メラルディなど、各楽器界にその名を轟かす名手たちが、プーランクの優美な旋律、その室内楽作品の醍醐味をたっぷりと愉しませてくれます。

Prima Facie
PFNSCD-019(1CD)
イングリッシュ・ファンタジーズ
アイアランドクラリネット三重奏曲 ニ短調
ジョン・マッケイブ:クラリネット、チェロとピアノのためのソナタ
ケネス・レイトン:アメリカの聖歌による幻想曲
ジャイルズ・イースターブルック:三重奏曲
トリチウム・トリオ

録音:2017年8月、イギリス
スロベニア、スウェーデン、オーストラリアの若いミュージシャンたちによって英国王立音楽アカデミーで結成されたクラリネット三重奏団「トリチウム・トリオ」による、近代イギリスの美しきクラリネット三重奏曲集。Prima Facieレーベルの創設者の一人でもある作曲家&作家ジャイルズ・イースターブルック(b.1949)の70歳の誕生日を祝うアルバムでもあり、イースターブルックの作品も最後に演奏されています。

Centaur
CRC-3705(1CD)
マ・コントラバス・シェリー
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ長調(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
フォーレ:ポエム・ダン・ジュール(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
レイナルド・アーン:クロリス(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
ヘンリー・チェン(Cb)、
ルーカス・ウォン(P)

録音:2018年7月9日−10日(イタリア)
フランクの名曲ヴァイオリン・ソナタを始め、ドビュッシー、フォーレ、アーンなどフランスの洒脱な作品たちをコントラバス版へとアレンジした、コントラバス愛好家やアレンジ・ファン注目のアルバム。
自ら編曲も担当したヘンリー・チェンは、台湾出身、現在はアメリカを中心に、ヨーロッパ、南アフリカ、アジアで活動するコントラバス奏者。ボール州立大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、台湾の東呉大学などでコントラバスを教え、2018年には中国中央音楽院の教員に任命されました。また、シカゴSO傘下のシカゴ・シヴィック・オーケストラを始め、イリノイ大学のシャンペーン=アーバナSO、インディアナポリス州のマンシーSO、シカゴのアドヴェント室内Oなどで首席奏者を務めてきた名手です。
Centaur
CRC-3696(1CD)
ロバート・モーリス:ヴァイオリンとピアノの二重奏曲集
イン・ヴァリエイションズ(1981)、
...グラジュアリー...(2010)、
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 「ドローン・オンワード」(2014)
イレーラ・ブラザーズ・デュオ〔ジョン・イレーラ(Vn)、ジョゼフ・イレーラ(P)〕

録音:2016年−2017年(ニューヨーク)
イレーラ・ブラザーズはニューヨークのコンサート・レヴューによって「魅惑的でダイナミックなパフォーマンスをする」と称賛され、世界的名ヴァイオリニストであるズヴィ・ツァイトリンからは、「2人の才能のある少年」と呼ばれていました。デュオの活動の他にもジョンは、ヨーロッパやアメリカで、ジョゼフはドイツ、ブラジル、イタリア、フランス、アメリカでソリストとしても活動しています。3曲目の「Drawn Onward:Fantasy for Violin and Piano」はイレーラ・ブラザーズのために作曲されました。

GWK
GWK-137(1CD)
KAISEKI
作曲者不詳:刈干切唄
ロデリック・デ・マン(1941-):Kaiseki
ロベルト・ヴァン・ホイメン(1968-):A Short Piece of Decay
アユオ(高橋鮎生)(1955-):ユーラシアン・タンゴ I (ホルヘ・イサーク編)
ヴァネッサ・ラン(1968-):Arlecchino Unmasked
作曲者不詳:鹿の遠音 (ホルヘ・イサーク編)
アルノウド・ノールデグラーフ(1974-):Tampopo
フロリアン・マグヌス・マイアー(1973-):click Plan Be
ブラック・ペンシル

録音:2015年&2016年、ブラック・ペンシル・スタジオ
日本の懐石料理の伝統(細部へのこだわり、空間の利用、繰り返しの回避、バリエーション、対称性、季節の特徴など)からインスピレーションを得た独創的なアルバム。2つの日本民謡と、アユオ(高橋鮎生)の「ユーラシアン・タンゴ I」以外は、すべてブラック・ペンシルのために書かれた委嘱作品です。
ブラック・ペンシルは、民族文化の影響を受けた現代作品や、独自のアレンジ作品を中心に活動するアンサンブル。本アルバムではリコーダー、パンフルート、ヴィオラ、アコーディオン、パーカッションなどの楽器を自由に組み合わせることで、刺激的なサウンドを作り上げています。
GWK
GWK-138(1CD)
イデー・フィクス Vol.1
フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番 ト短調 Op.45
エネスコ:ピアノ四重奏曲第1番 ニ長調 Op.16
マリアーニ・ピアノQ

録音:2016年8月、rbb, Haus des Rundfunks, Saal 3(ドイツ)
フォーレとエネスコ、師弟関係でもあった2人の記念碑的なピアノ四重奏曲を組み合わせ、両作品の共通点である「イデー・フィクス(固定楽想)」をタイトルに掲げた意欲的なアルバム。ブックレットの曲目解説(独・英)も詳しく、リスナーはこれらの傑作をマリアーニ・ピアノ四重奏団のみずみずしい演奏で楽しみつつ、音楽学的な比較の面白さを味わうことができます。
■ルーマニアの作曲家ジョルジェ・エネスコはパリ音楽院でマスネとフォーレに作曲を師事し、その後は自作にルーマニアの民族音楽の要素を取り入れ、モダニズムへと発展させて行きました。比較的初期に書かれたピアノ四重奏第1番(1909年)は後期ロマン派的で、師フォーレの強い影響が感じられますが、和声はより大胆で、ダイナミクスやポリフォニーの扱いも見事。フォーレの第2番に劣らぬ名作といえるでしょう。
GWK
GWK-139(1CD)
ファンタジーズ〜フルートとハープのための作品集
サン=サーンス:幻想曲 イ長調 Op.124(フルートとハープ編)
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲(フルートとハープ編)
ハミルトン・ハーティ:アイルランドにて(演奏者によるフルートとハープ編)(世界初録音)
アンリエット・ルニエ:スケルツォ・ファンタジー
アントン・ベルンハルト・フュルステナウ:幻想曲
ウノ・アレクサンデル・ヴェシェ(1989-):All we need is Love. Five short love quotes(抜粋)
フランツ・ドップラー&アントニオ・ザマーラ:カシルダ幻想曲
デュオ・リュミエール 〔アニタ・ファルカス(Fl)、ジャスミン=イザベル・キューネ(Hp) 〕

録音:2016年2月&8月、デトモルト音楽大学、ブラームス・ザール(ドイツ)
滅多に演奏されることのない曲を含む、ロマン派〜近現代のフルートとハープのための作品集。アントン・ベルンハルト・フュルステナウの「幻想曲」とフランツ・ドップラー&アントニオ・ザマーラの「カシルダ幻想曲」はこの編成のためのオリジナル作品で、ほかは編曲、または楽器の置き換えが行われています。1989年ノルウェー生まれのハーピスト・作曲家、ウノ・アレクサンデル・ヴェシェの作品はもともとハープ独奏のために書かれていましたが、デュオ・リュミエールのために、作曲家自身の手によってフルートとハープ版が作成されました。ここでは5曲中、第1曲から第4曲までが収録されています。
GWK
GWK-140(1CD)
アンダルシアの風
カルレス・グイサード・モレーノ(1978-):Una Luz del Norte、Mirando al Mar、Calita、La Truhana
ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」より(演奏者による歌とギター・デュオ編)
アルベニス:コルドバ(演奏者によるギター・デュオ編)
JONCOL4
ギターのためのクラシック音楽のレパートリー拡大を目指し、ファリャやアルベニスの音楽を、クラシック・ギターのデュオや、ギター+フラメンコの歌+パーカッションというユニークな編成にアレンジした1枚です。ギタリストのブリッタ・シュミットとカルレス・グイサード・モレノは、バルセロナのカタルーニャ音楽学校で学んでいた時に出会い、2008年にDuo Joncolとしてデビュー。今回のプロジェクトでは、ギター・デュオにフラメンコのヴォーカル技術や打楽器の要素を取り入れるため、アンダルシアやバルセロナでフラメンコを学んだアンナ・コロムと、ケルン音楽舞踊大学でジャズ・ドラムを学んだクルト・フルマンが加わり、JONCOL4が結成されました。

CAvi
85-53480(2CD)
C.P.E.バッハ:ピアノ三重奏曲全集
■CD1〜ヴァイオリンとチェロの伴奏によるハープシコードもしくはピアノフォルテのための6つのソナタ集 Wq.89(1776)〔ピアノ三重奏曲ホ短調 Wq.89-5、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.89-2、ピアノ三重奏曲イ長調 Wq.89-3、ピアノ三重奏曲ニ長調 Wq.89-6、ピアノ三重奏曲変ロ長調 Wq.89-1、ピアノ三重奏曲変ホ長調 Wq.89-4〕
■CD2〜ヴァイオリンとチェロの伴奏を伴う鍵盤楽器ソナタ集第1巻&第2巻 Wq.90-91(1776/77)〔ピアノ三重奏曲ヘ長調 Wq.91-3、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.90-3、ピアノ三重奏曲イ短調 Wq.90-1、ピアノ三重奏曲ト長調 Wq.90-2、ピアノ三重奏曲ホ短調 Wq.91-1、ピアノ三重奏曲ニ長調 Wq.91-2、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.91-4〕
リノス・ピアノ三重奏団

録音:2014年7月、サリー大学(イギリス)
3人で5つの国籍を含む多様なバックボーンのメンバーによって2007に結成されたリノス・ピアノ三重奏団は、2015年のメルボルン国際室内楽コンクールで最優秀賞と聴衆賞に輝き、2017年からはロンドンのトリニティ・ラバン音楽院でアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
リノス・ピアノ三重奏団が、大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714−1788)の生誕300周年となった2014年に録音したピアノ三重奏曲全集がドイツのC'Avi-musicよりリリース。ヴァイオリンとチェロを伴う鍵盤楽器のソナタ集として出版されながらも、C.P.E.バッハ自身が時にはトリオ(三重奏曲)、時にはソナタと呼んだ作品で、そのファッショナブルで新しいジャンルの「ソナタ」は、出版当時いずれも大成功を収めています。
また、モダン楽器による全曲録音はおそらく世界初になるとのことです。タムシン・ウェーリー=コーエンによるC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ全集(SIGCD 573)のように、モダン楽器によるC.P.E.バッハの体系的な優れた録音がリリースされ始めている現代において、このアルバムもC.P.E.バッハの新しい評価確立に役立てられることでしょう。

CPO
CPO-555129(1CD)
NX-B02
アンリ・マルトー:弦楽四重奏曲全集 第2集
弦楽四重奏曲第1番変ニ長調 Op.5
クラリネット五重奏曲 ハ短調 Op.13-1
ジャン=ミシェル・シャルリエ(Cl)
イサシQ

録音:2018年10月16-17日、2018年4月9-10日
第1集(555128)に続くイサシ四重奏団によるアンリ・マルトーの弦楽四重奏曲第2集。1904年に出版された弦楽 四重奏曲第1番は、ドイツ、フランスロマン派の伝統を継承しながらも、彼自身の様式が模索されたマルトーの野心 作。第1楽章と第2楽章は切れ目なく演奏され、第3楽章には荘厳な序奏が置かれています。美しい曲ですがこれま でほとんど演奏されたことはありません。陰鬱なクラリネットのソロで幕を開けるクラリネット五重奏曲は、ブラームスの影 響が感じられる落ち着いた風情を持った作品。牧歌的な雰囲気を持つ第3楽章がとりわけ印象的です。この曲にはベ ルギーのクラリネット奏者ジャン=ミシェル・シャルリエが参加、マルトーの世界観を表現しています。
CPO
CPO-555297(1CD)
NX-B02
クロアチアの弦楽四重奏曲集
ボジダル・クンツ(1903-1964):弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.14
フラン・ロートカ(1883-1962):弦楽四重奏のためのエレジーとスケルツォ
ヨシプ・シュトルツェル・スラヴェンスキ(1896-1955):弦楽四重奏曲第4番
セバスティアンSQ

録音:2018年6月
セバスティアンSQが特に力を入れているのは、母国クロアチアの作曲家やクロアチアで生涯の大半を過ごし た作曲家の音楽です。クンツは20世紀のクロアチアを代表する作曲家であり、「クロアチアのピアノの詩人」とも呼ばれ た優れたピアニストでもありました。彼の唯一の弦楽四重奏曲は、民族的なイディオムを用いながら、次々と多彩な音 楽を繋ぐことで音の世界を広げていきます。チェコ出身のロートカは、50年以上にわたってクロアチアの音楽シーンに影 響を与えてきた作曲家。ロートカの魅惑的な「エレジーとスケルツォ」は対照的な主題を備えた、民族音楽の精神から 生み出された作品です。また、スラヴェンスキの四重奏曲は、20世紀のクロアチアの音楽の中でもとりわけ興味深い作 品で、スラヴェンスキはヨーロッパの最新の音楽にオープンでありながらも、自分の世界に完全に閉じこもり、誰からの影 響を受けることもなく、この型破りな弦楽四重奏曲を生み出しました。

ALBANY
TROY-1805(1CD)
「時代を越えて」〜ホヴァネス(1911-2000):チェロ作品集
(1)「家持(やかもち)」Op.193-2〜無伴奏チェロのための
(2)チェロとピアノのための組曲第1 番Op.193-1
(3)コントラバス(もしくはチェロ)とピアノのための幻想曲Op.277
(4)チェロ・ソナタOp.255
(5)「ナグーラン」〜チェロとティンパニと4人の打楽器奏者のための
クリスティーナ・ガランス(Vc)
(2)(3)(4)ジェレミー・フィセル(P)
(5)ロバート・ドーブリン(指)
打楽器アンサンブル

録音:2019年
総作品数 500 を越えるアラン・ホヴァネスの珍しいチェロ作品集。彼は日本、インド、中 近東そして父方の祖国アルメニアの音楽から霊感を受けエキゾチックで神秘的な作品を 数多く残した。「家持」は日本の大伴家持の歌にインスピレーションを得て作曲、いささか 怪しい日本趣味を匂わせながら独自の世界を築いています。「ナグーラン」はチェロと打楽 器アンサンブルのためのチェロ協奏曲といった趣の作品でインドの叙事詩から霊感を受 けて作曲。チェロのメリスマティックで朗々としたメロディに打楽器の神秘的な音色が彩りを 添える聴きごたえ充分の傑作。
ALBANY
TROY-1807(1CD)
テノール・サックスとピアノのための作品集
(1)キャサリン・マクマイケル(b.1954):「二元性」
(2)ガイ・ラクール(1932-2013):協奏的小品
(3)ポール・ハーヴェイ(b.1935):コンチェルティーノ
(4)シーザー・ジョヴァンニーニ(1925-2017):ラプソディ
(5)ジョン・C・ワーリー(1919-1999):9 月のソナタ
(6)ロナルド・キャラヴァン(b.1946):独り言と祝福
スコット・サンドバーグ(T.Sax)
(1)(3)キース・ティーペン(P)
(2)(4)(5)(6)杉浦有朗(P)

録音:2018-2019年
サックスのスコット・サンドバーグはノース・ダコタ大学で教鞭を執る傍ら北米、アジア、ヨーロッ パでさかんにソロ活動を行っており、ダラス・ウィンド・シンフォニー・オーケストラなど多くのウィン ド・オーケストラと共演しています。このアルバムはアメリカの作曲家の作品でまとめられており、サッ クスの音色を生かした近代フランス風、ジャズ風な作品が多く、新しいサックスのレパートリーを探 している奏者、吹奏楽関係者は必聴。
ALBANY
TROY-1810(1CD)
希望のヴァイオリン
ロバート・ドーバー:セレナード(1942)
ブロッホ:ニーグン(1923)
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリストのテーマ(1993)
ジュリアス・チェイジェス:チャジット(1939)
シャロン・ファーバー:勝利を祝う(2014/2019)
ザイモン・ラックス:3つの演奏会用小品(1935)
ジョージ・パールマン:レビトゼン舞曲(1929)
ベン=ハイム:スファラダイトの子守歌(1945)
ラヴェル(ルシアン・ガーバン編):カディッシュ〜ヘブライの2 つの旋律(1914)
ベン=ハイム:3 つの無言歌
ニヴ・アシュケナージ(Vn)
マシュー・グレイビル(P)

録音:2019年
ユダヤ人作曲家によるもの、もしくはユダヤに関係するヴァイオリン作品を収録。ヴァイオリンの ニヴ・アシュケナージはユダヤ系アメリカ人。ジュリアード音楽院でイツァーク・パールマンに師 事、その後アメリカ国内、ヨーロッパでソリストとして活動する若手。ブロッホの名曲ニーグン、ジョ ン・ウィリアムズ「シンドラーのリスト」のテーマやベン=ハイム、ラヴェルの「カディッシュ」など聴き どころ満載。

COL LEGNO
COL-20445(1CD)
NX-B09
ennui アンニュイ
1.Interlude dans un paysage avec une
femme baillante
2.Litanei auf das Fest Allerseelen
3.Einsame Blume
4.Promenade dans une coquille de noix
5.Der Mond ist aufgegangen
6.Berceuse (mit unzureichendem Lidschluss)
7.Petit requiem pour le troisieme homme
8.Teure Mutter
9.Choral ennuyeuse
10.Das Grab
11.Kinderwaldscene
12.Priere
13.Groses Wurfelspiel
14.Deburau
15.Ouverture ennuyeuse
フラヌイ(アンサンブル)
ペーター・ジモニシェク(朗読)

録音:2019年3月1,2日
「退屈、倦怠」を意味する“ennui”をアルバム・タイトルに据えたチロルの民族楽器によるバンド「フラヌイ」の新譜。今作では オーストリアの名優ペーター・ジモニシェクを交え、彼の朗読とともに、日常生活から離れて幼少期に戻り、墓地への道を辿る という音による物語が綴られています。奇妙に歪められたサティやシューマン、モーツァルトの名曲が、聴き手の記憶を呼び覚 まし、まるで走馬灯のように耳を通り抜けていく不思議な肌触りを持つ曲集です。
COL LEGNO
COL-40003(2SACD)
NX-D11
Les Espaces Electroacoustiques II
【SACD1】
1.ルイジ・ノーノ(1924-1990):Omaggio a Emilio Vedova(1960)
2.ノーノ:La fabbrica illuminata(1964)
3.ノーノ:A florest e jovem e cheja de vida(1965-1966)
4.ルチアーノ・ベリオ:Altra voce(1999)

【SACD2】
1.ゴットフリート・ミヒャエル・ケーニヒ(1926-):Klangfiguren II (1955-1956)
2.シュトックハウゼン(1928-2007):Kontakte(1958-1960)
3.ケーニヒ:Terminus X (1967)
サラ・マリア・ズン(S)…SACD1:2
リリアナ・ポリ/カディジア・ボーヴェ/エレナ・ヴィチーニ/ベルト・トローニ
(ヴォイス)……SACD1:3
ウィリアム O.スミス(Cl)…SACD1:3
モニカ・バチェッリ(Ms)…SACD1:4
ミケーレ・マラスコ(アルト・フルート)……SACD1:4
フランチェスコ・ジオーミ/ダミアーノ・メアッチ/キリアン・シュヴォーン
(ライヴ・エレクトロニクス)……SACD1:4
ヨハネス・ヘルマン(P)…SACD2:2
ルシア・カロ・ベイガ(パーカッション)…SACD2:2

録音:2018年1月23,24日…SACD1:2/2018年9月4,5日…SACD2:2
ZHdK, Toniareal,Concert Hall No. 3
1967年,2001年…SACD1:3,1:4
(ヴォーカル&インストゥルメンタル部分)サラ・マリア・ズン(S)…SACD1:2
リリアナ・ポリ/カディジア・ボーヴェ/エレナ・ヴィチーニ/ベルト・トローニ(ヴォイス)……SACD1:3
ウィリアム O.スミス(Cl)…SACD1:3
モニカ・バチェッリ(Ms)…SACD1:4
ミケーレ・マラスコ(アルト・フルート)……SACD1:4
フランチェスコ・ジオーミ/ダミアーノ・メアッチ/キリアン・シュヴォーン(ライヴ・エレクトロニクス)……SACD1:4
ヨハネス・ヘルマン(P)…SACD2:2
ルシア・カロ・ベイガ(パーカッション)…SACD2:2

録音:2018年1月23,24日…SACD1:2
2018年9月4,5日…SACD2:2
ZHdK, Toniareal,Concert Hall No. 3
1967年,2001年…SACD1:3,1:4
(ヴォーカル&インストゥルメンタル部分)
20世紀に書かれた代表的なエレクトロ・アコースティック・ミュージックの歴史的なパフォーマンスに、新録音を加えリミックスの 上、5.1チャンネル音源化した実験的な作品集。ノーノの最初のスタジオ録音から、1955年にケーニヒが行ったシリアル・エ レクトロニック・サウンドの制作、1958年から60年にかけて行われたシュトックハウゼンの「コンタクテ」4チャンネル録音などを 基に、チューリッヒ芸術大学のコンピューター音楽音響技術研究所(ICST)で、新たな音に生まれ変わらせることに成功 しています。斬新、かつ豊かな音が広がります。
COL LEGNO
COL-16007(1CD)
NX-B06
リヒャルト・ケスター(1991-):Welf and Eiger コーストライン・パラドックス(アンサンブル)
2017年に作曲家リヒャルト・ケスターによって設立された“コーストライン・パラドックス”は、ドイツ、オーストリア、イタリアの若 い奏者による五重奏団です。ケスターの作風は、緩いジャズ風の曲から前衛的な響きを多用した曲まで、その振れ幅は大 きく、アンサンブルは柔軟な演奏でケスターの要求に応えています。
COL LEGNO
COL-16008(1CD)
NX-B09
エミリー・ステュワート (1991-):The Anatomy of Melancholy エミリー・ステュワート(Vn、Va、歌、テキスト&作曲)
ルーカス・ラウアーマン(Vc)
フィリップ・キーンベルガー(Cb)
ラウリ・エリング(ナレーター)

録音:2018年6月,2019年1,7,12月
中世イギリスの作家ロバート・バートンの著作「The Anatomy of Melancholy=メランコリーの解剖」のコンセプトを、そ のまま作品に落とし込んだというヴァイオリニスト、エミリー・ステュワートのデビュー・アルバム。人間の存在と知覚は主として、 メランコリー(憂鬱)によって形作られるというバートンの考察から生まれた様々な小さな作品は、ケルト民謡からクラシック風 な曲までさまざまな風情を持っており、表情豊かな詩の朗読を伴い、聴き手を憧れと郷愁に満ちた世界へ誘います。
COL LEGNO
COL-20446(1CD)
NX-B09
クリストフ・ディーンツ(1968-):作品集
1.Worgl, wunderbar
2.Still
3.Nah am Bach
4.Wir brennen
5.Ah!
6.Frisch wie Feuer
7.Fur Hilda
8.Gehen Sehen
9.Unendliche Ballade
10.Veitstanz
11.Gasthausmusik
Knoedel(アンサンブル)
「アイルランドで夢見た音楽」を再現したというクリストフ・ディーンツの作品集“Still”。彼が率いるアンサンブル「Knoedel」は 17年ぶりの再結成であり、これまで各々の奏者たちが歩んできた道を統括し、新しい音楽を生み出すことを楽しんでいると いいます。ヴァイオリン、ギターを始め、さまざまな民族楽器から、ドラムまでを駆使した親しみやすい音楽が並びます。
COL LEGNO
COL-20246(1CD)
NX-B01
ドナウ・エッシンゲン現代音楽祭 2005年 第3集
1-7.マルコ・ストロッパ(1959-):Ossia-Seven Strophes For A Literary Drone(2005)-ヴァイオリン、チェロとピアノのための
8.シャリーノ(1947-):Archeologia Del Telefono(2005)-13楽器のためのコンチェルタンテ
9-13.ラルス・ペテル・ハーゲン(1975-):Norske Arkiver(2005)-室内オーケストラとエレクトロニクスのための
14.クラウス・オスパルト(1956-):Tschappina-Variationen(2001)-アンサンブルのための
マティルデ・オウシァングー(P)…1-7/アネッテ・ビク(Vn)…1-7
アンドレアス・リンデンバウム(Vc)…1-7/エミリオ・ポマリコ(指)…8
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル)…8
ペーター・エトベシュ(指)…9-13/アンドレ・リシャール(電子楽器)…9-13
ヒルフェルスム放送フィルハーモニー(オランダ放送室内フィルハーモニー)…9-13
ペーター・ヒルシュ(指)…14
バーデン=バーデン・フライブルクSWRSOのソリストたち

録音:2005年10月15-16日 ライヴ
2005年に開催された「ドナウ・エッシンゲン現代音楽祭」のライヴ。イタリアの作曲家ストロッパのどこまでも静かなピアノとヴァ イオリンのための作品、音響にこだわる作曲家シャリーノのコンチェルタンテ、ノルウェー出身のハーゲンによるエレクトロニクスを 用いた神秘的な作品、ドイツ出身のオスパルトによる楽器の響きを極限まで駆使した20分超えの作品、これらは21世紀 音楽の潮流を探り、斬新な響きを聴き手に届けています。

TRPTK
TTK-0041(1CD)
恐ろしいおとぎ話
ユーリ・バグリ(1948‐):忘れられた祖国のおとぎ話【I.初雪II.冬の踊り】
ミャスコフスキー黄葉 Op.31
エレーナ・フィルソヴァ(1950‐):恐ろしいおとぎ話Op. 171
プロコフィエフ:年をとった祖母のお話Op. 31
ヤナーチェク:おとぎ話JW VII/5
シュニトケ:ピアノ・ソナタ第1番Op. 129〜第1楽章
メトネル:3つのおとぎ話Op. 9第2曲
4つのおとぎ話Op. 34第2曲
4つのおとぎ話Op. 26第3曲
2つのおとぎ話Op.20第2曲
ヘレナ・バシロワ(P)
マヤ・フリードマン(Vc)

録音:2019年、アイントホーフェン音楽堂、オランダ
録音&マスタリング:ブレンドン・ハインスト
マイク: Sonodore RCM-402、DPA 4006A
AD/DAコンバーター:Merging Technologies HAPI
ラウドスピーカー:KEF Blade Two
アンプ:Hegel H30
ロシア出身のピアニスト、ヘレナ・バシロワ。幼少期から父でありピアニスト、作曲家であったアレクサンドル・バシロフ(1946−2007)から音楽の手ほどき を受け、その後ロシア、そしてオランダとニューヨークで学び、現在はオランダを拠点に活躍しています。これまでにヤナーチェク、スクリャービンの作品を録音し (Quintone Records)高い評価を得ています。 本作は、おとぎ話をテーマに、ストーリーを語りかけてくるような、小品を集めています。メトネル、ヤナーチェクなど、「おとぎ話」を語るそれぞれの音楽は非常 に内省的で、深淵であり、繊細なピアノ書法がちりばめられています。東欧の音楽を得意とするバシロワならではの、自由な表現に満ちた演奏を聴かせてくれそ して、彼女の故郷へのオマージュのようにもなっています。 (Ki)
TRPTK
TTK-0021
トラヴェリング・ライト
ベートーヴェン:交響曲第2番(九重奏版)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」(九重奏版)
ブラームス:交響曲第3番〜第3楽章(九重奏版)
インターコンチネンタル・アンサンブル

録音:2018年4月4−6日、福音ルーテル教会、ハーレム、オランダ
録音&マスタリング:ブレンドン・ハインスト
マイク:Sonodore RCM-402、Brauner VM-1
プリアンプ:Sonodore MPA-502
AD/DAコンバーター:Merging Technologies HAPI
ラウドスピーカー:KEF Blade Two
アンプ:Hegel H30
インターコンチネンタル・アンサンブルは、2012年にオランダ、アムステルダムで結成され、メキシコ、スペイン、ポルトガル、チェコ、ルクセンブルク、オランダ と世界各国から集まった9人の奏者たちによる室内アンサンブルです。編成は、弦楽器奏者4名、管楽器奏者5名。 九重奏のためのオリジナルのレパートリーを演奏するだけでなく、彼ら自身による九重奏版への編曲を手掛け、本盤でもベートーヴェン、シューベルト、ブ ラームスの交響曲のマスワーピースを九重奏版による編曲で収録しています。
TRPTK
TTK-0036(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロとピアノのためのソナタ ニ短調Op.40
ラフマニノフ:チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.19
アレクサンダー・ヴァレンベルク( チェロ) ジュゼッペ・グァレーラ(P)

録音:2018年12月17−19日アイントホーフェン音楽堂小ホール、オランダ
録音&マスタリング:ブレンドン・ハインスト
マイク:Sonodore RCM-402
AD/DAコンバーター:Merging Technologies HAPI
モニタリング:KEF Blade Two loudspeakers、Hegel H30 amplifiers
オランダのフォールブルフ出身の若手チェリスト、アレクサンダー・ヴァレンベルク(1988年生まれ)によるデビュー・アルバム。ショスタコーヴィチとラフマニノフというロシアを代表する2つのチェロ・ソナタを録音しました。ヴァレンベルクは音楽一家で育ち幼いころから才能を開花させ、2016年アムステルダムで開催されたチェロ・ビエンナーレ・コンクールで優勝すると、アントニオ・ヤニグロ・国際チェロコンクール、クリスティーナ王女コンクールなど次々と一位を獲得し、注目を集めています。使用楽器は、オランダ楽器財団より貸与されているジャン・バプティスト・ヴィヨーム(1845年製)。 (Ki)

Bottega Discantica
DISCANTICA-305(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
弦楽四重奏曲 第17番変ロ長調「狩」K.458
クアルテット・ディ・ローマ [ローマSQ]

録音:2016年5月、2017年1月、バロック・ホール、SMC レコーズ、イヴレア、イタリア
Bottega Discantica
DISCANTICA-306(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調「不協和音」K.465
弦楽四重奏曲 第18番イ長調 K.464
クアルテット・ディ・ローマ [ローマSQ]

録音:2016年5月、2017年1月、バロック・ホール、SMC レコーズ、イヴレア、イタリア
Bottega Discantica
DISCANTICA-303(1CD)
オルガンとピアノの為の音楽
ピエトロ・ヨン (1886-1943):コンチェルト・グレゴリアーノ(オルガンと管弦楽の為の/作曲者自身によるオルガンとピアノの為の編曲版)
ジャン・ギユー (1930-):対話 [Colloque] 第2番
ジャン・ラングレ (1907-1991):ディプティク [Dyptique] Op.129
マルセル・デュプレ (1886-1971):オルガンとピアノの為のバラード Op.30
マルコ・コルティノヴィス (Org)
マッテオ・コリオ (P)

録音:2015年7月、サンタレッサンドロ教区教会、バルツィオ、レッコ県、イタリア

BOMBA PITER
CDMAN-665-18(1CD)
チェロ & ビートルズ
I Saw Her Standing There (Lennon - McCartney)
Things We Said Today (Lennon - McCartney)
If I Fell (Lennon - McCartney)
Sgt. Pepper's Lonely Heart Club Band -
With A Little Help from My Friends (Lennon - McCartney)
Because (Lennon - McCartney)
Till There Was You (Meredith Willson)
The Night Before (Lennon - McCartney)
Michelle (Lennon - McCartney)
Here Comes the Sun (Harrison) - Penny Lane (Lennon - McCartney)
Honey Pie (Lennon - McCartney)
Here, There and Everywhere (Lennon - McCartney)
Help (Lennon - McCartney)
Yesterday (Lennon - McCartney)
Dizzy Miss Lizzy (Larry Williams)
Ob-La-Di, Ob-La-Da (Lennon - McCartney)
ラストレッリ・チェロ・カルテット【ミハイル・デグチャレフ、キリル・クラフツォフ、キリル・チモフェーエフ、セルゲイ・ドラプキン (Vc)】
メンバーのドラプキンとクラフツォフによる編曲。

Acte Prealable
AP-0458(1CD)
アドルフ・ブラン (1828-1885):ヴィオラとピアノの為の作品集 Vol.1
ロマンス Op.10
アドルフ・ブラン(マルチン・ムラフスキ 編):舟歌 Op.11 (ヴィオラとピアノの為の版)
ヴァイオリン・ソナタ 第1番Op.12 (ヴィオラとピアノの為の版)
ヴァイオリン・ソナタ 第2番Op.13 (ヴィオラとピアノの為の版)
マルチン・ムラフスキ (Va)
ニーノ・イヴァニア (P)

録音:2019年7月8-9日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
アドルフ・ブランはグランド・歌劇全盛期のフランスにおいて室内楽の分野で注目された数少ない作曲家の一人。
Acte Prealable
AP-0459(1CD)
ワーグナー、タルノフスキ、ストヨフスキ、モラフスキ:弦楽四重奏曲集
ワーグナー(ジェラルド・エイブラハム復元):弦楽四重奏楽章 +
ヴワディスワフ・タルノフスキ (1836-1878):弦楽四重奏曲 二長調 #
ジグムント・ストヨフスキ (1870-1946):弦楽四重奏の為の変奏曲とフーガ Op.6 +
エウゲニュシュ・モラフスキ (1876-1948):弦楽四重奏曲 *
トノ・カルテット【ニコラ・フランキェヴィチ (Vn1)、グジェゴシュ・ヴィテク (Vn2)、ベアタ・ラシェフスカ (Va)、ウーカシュ・トゥジェシュ (Vc)」
フォー・ストリングス・カルテット*【ルティナ・フェドゥキェヴィチ (Vn1)、グジェゴシュ・ヴィテク (Vn2)、ベアタ・ラシェフスカ (Va)
ウーカシュ・トゥジェシュ (Vc) 】

録音:2014年11月24日*、2019年2月18日#、6月24日+、
ポーランド国立RSO室内楽ホール、カトヴィツェ、ポーランド
Acte Prealable
AP-0460(1CD)
ギヤ・カンチェリ (1935-2019):ヴィオラとピアノの為の18の小品
Theme from The Eccentrics (1973)
Theme from The Crucible (1965)
Theme from As You Like It (1978)
Themes from Mother Courage (1988) and Her Children and from Don't Grieve (1969)
Theme from Some Interviews on Personal Matters (1977)
Themes from Khanuma (1968), Sior Todero (2002) and The Blue Mountains (1984)
Themes from Cinema (1977) and The Role For A Beginner (1980)
Themes from Bear's Kiss (2002) and Richard III (1979)
Theme from When Almonds Blossomed (1972)
Themes from Mimino (1977) and The Role For A Beginner (1980)
Themes from The Caucasian Chalk Circle (1975), Tears Where Falling (1982) and
Extraordinary Exhibition (1969)
Themes from Hamlet (1988) and Don Quixote (1988)
Theme from The Caucasian Chalk Circle (1975)
Theme from Khanuma (1968)
Themes from Don Quixote (1988), The Caucasian Chalk Circle (1975) and Kin-dza-dza (1986)
Theme from King Lear (1987)
Theme from Hamlet (1992)
Theme from Waiting for Godot (2002)
マルチン・ムラフスキ (Va)
ニーノ・イヴァニア (P)

録音:2019年7月10-11日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
ジョージア (グルジア) の作曲家カンチェリが、長年に渡って作曲してきた舞台音楽や映画音楽のテーマを基に書き上げた小品集。
Acte Prealable
AP-0464(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル (1838-1906):クラリネットまたはチェロとピアノの為の作品集
ルネ・ド・ボワデッフル(ロムアルト・トファルドフスキ 編):クラリネット・ソナタ Op.12 *
ルネ・ド・ボワデッフル:
祈り (Op.26-2 +
3つの小品 Op.20 *
メロディー/古い様式の小品/舟歌
チェロとピアノの為の子守歌 Op.34 +
3つの小品 Op.40 *
ナポリの歌/カンタービレ/セレナード
東洋風組曲 Op.42 +
椰子の木の下で、夢想/アラビアの歌/東洋風舞曲
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ (Cl)*
アンナ・サヴィツカ (Vc)+
アンナ・ミコロン (P)

録音:2018年11月10日*、2019年8月10-11日+、ラジオ・グダンスク、グダンスク、ポーランド
Acte Prealable
AP-0468(1CD)
ユゼフ・ヴィエニャフスキ (1837-1912):室内楽作品全集 Vol.1
弦楽四重奏曲 イ短調 Op.32 *
ポーランド大二重奏曲 ホ短調 Op.5 +
チェロ・ソナタ ホ長調 Op.26 #
束の間の思い [Pensee fugitive] (チェロとピアノの為の) Op.8 #
トノ・カルテット*
ニコラ・フランキェヴィチ (Vn1)
グジェゴシュ・ヴィテク (Vn2)
ベアタ・ラシェフスカ (Va)
ウーカシュ・トゥジェシュ (Vc)
イレナ・カリノフスカ=グロフス (Vn)+
バルバラ・パクラ (P)+
ウーカシュ・トゥジェシュ (Vc)#
シュチェパン・コンチャル (P)#

録音:2018年2月2日*
2016年8月29日+、2019年9月21日#
Acte Prealable
AP-0469(1CD)
ユゼフ・ヴィエニャフスキ (1837-1912):室内楽作品全集 Vol.2
ヴァイオリン、チェロとピアノの為の三重奏曲 ト長調 Op.40 *
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.24 +
ヴァイオリンとピアノの為のアレグロ・デ・ソナーテ ト短調 Op.2 #
ニコラ・フランキェヴィチ (Vn)*
ウーカシュ・トゥジェシュ(Vc)*
シュチェパン・コンチャル (P)*
イレナ・カリノフスカ=グロフス (Vn(+/#))
バルバラ・パクラ (P(+/#))

録音:2018年7月25日*、2015年7月19-20日+、2016年8月29日#

Paladino Music
PMR-0110(1CD)
ロシアの印象〜チェロとピアノのための作品集
ニコライ・ペトロヴィッチ・ラコフ(1908-1990):チェロとピアノのための3つの小品(1943)
グレチャニノフ:チェロ・ソナタ Op.113(1927)
バラキレフ:ロマンス(1856)
ミャスコフスキーチェロ・ソナタ 第2番イ短調 Op.81(1948-49)
ラモン・ヤッフェ(Vc)、
アンドレアス・フレーリヒ (P)

録音:2000年3月、SWRスタジオ(ドイツ、シュトゥットガルト)
演奏機会の少ない楽曲の熱心な擁護者、チェリストのラモン・ヤッフェがロシアの秘曲を発掘。バラキレフの「ロマンス」のみ19世紀、それ以外は20世紀に書かれた音楽ですが、どの作品も抒情的で調性感のあるロマンティックな響きを特徴としています。エキゾチックな雰囲気を湛えたラコフの作品をはじめ魅力的な旋律にも事欠かず、ロシア音楽ファン、ロマン派音楽ファンを必ずや満足させることでしょう。
Paladino Music
PMR-0084(1CD)
ポッパー:10の中級程度の大練習曲 Op.76、
15の旋律・和音のやさしい練習曲(第2チェロ付き)Op.76a
マルティン・ルンメル(Vc)、
セバスチャン・ハルトゥング(第2Vc)

(Musicaphonレーベルからの再発売)
録音:2003年11月、福音ルーテル教会(ドイツ、ノイ=ヴルムストルフ)
ポッパーのほかにもデュポールやリー、グリュッツマッハーなど、チェロのためのエチュードを多数録音しているマルティン・ルンメル。チェリストの成長に必要不可欠なポッパーのエチュードについては、すでにpaladino musicレーベルから「チェロ演奏の高等課程への練習曲 Op.73」(pmr0085)が発売されていますが、今回そこへ加わるのは、中級用と初級用を含んだOp.76のエチュードです。「15の旋律・和音のやさしい練習曲」は難易度的に「やさしい」とありますが、2本のチェロのによるハーモニーが美しく、旋律も親しみやすいので楽しく聴くことができます。セバスチャン・ハルトゥングが第2チェロを担当しています。
Paladino Music
PMR-0087(2CD)
ジャン=ルイ・デュポール(1749-1819):第2チェロ付きの21の練習曲
フェリックス・バタンション(1814-1893):親指のポジションによる12の練習曲 Op.25
マルティン・ルンメル(Vc)、
セバスチャン・ハルトゥング(第2Vc)

(Musicaphonレーベルからの再発売)
録音:2015年11月−2019年4月、スイス
チェロのためのエチュードを多数録音し、チェロ学習者のみならず、一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えるチェリスト、マルティン・ルンメルによる、ジャン=ルイ・デュポールとバタンションによる練習曲集。デュポールの『チェロの運指および運弓に関する試論』(1806年)は今日に至るまでチェロのフィンガリングの基礎とみなされている重要な著作で、「21の練習曲」はその中の実践編として収められたエチュードです。各曲の音楽的明快さ、謙虚さ、そして美しさは他のエチュードの追随を許しません。バタンションはパリ音楽院で教鞭をとった19世紀のヴィルトゥオーゾで、Op.25のエチュードは教育学の観点からチェロのために書かれた作品の中では最高のものとされています。2つのエチュードを聴き比べることで、18世紀から19世紀にかけてのチェロ奏法の発展を見出すことができるでしょう。

Centaur
CRC-3658(1CD)
ブラームス&シューマン
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.100
シューマン:幻想小曲集Op.73
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ長調
アレクサンドル・メシボフスキー(Vn)、
ライサ・カグラマノヴァ(P)

録音:2017年4月24日、ブロッキン・レコーディング・スタジオ(ニューヨーク)
アレクサンドル・メシボフスキーはソ連のハリコフ出身のヴァイオリニストで、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、ベルギー、ノルウェーでリサイタルやマスタークラスを開催しました。
ライサ・カグラマノヴァはロシア出身。モスクワ音楽院で学び、国際的コンクールで優勝した実績を持つ実力派ピアニストです。イタリア、ポーランド、ブラジル、オランダなどの世界中でコンサートを行って来ました。
バロックから現代のロシアの作品までの約50のヴァイオリン協奏曲を知り尽くしたメシボフスキーと、世界中でコンサートを行って来たカグラマノヴァが奏でる、ブラームス&シューマンのアルバムです。
Centaur
CRC-3659(1CD)
スタディー・イン・ネイチャー〜カリム・アル=ザンドのニューミュージック
スタディー・イン・ネイチャー、ケルク・フルール、オレンジ・トーチズ・アゲインスト・ザ・レイン、カンティクルとカプリス、ルクトゥス・プロフジス、シンデレラ
キネティック・アンサンブル

録音:1〜3:2017年4月9日/4〜7、19:2017年10月16日/8〜18:2014年1月12日/21:2015年2月1日(テキサス州ヒューストン)
カリム・アル=ザンドの音楽は、グラフィックアート、神話や寓話、世界のフォークミュージック、映画、話し言葉、ジャズ、など様々な芸術から、インスピレーションを得て作曲されていて、「強くて驚くほど美しい」と言われています。
スタディー・イン・ネイチャーでは生物学者であり自然主義者でもあるエルンスト・ヘッケル(1834-1919)の魅惑的なイラストをモチーフに作曲されており、生物と自然の神秘性が音楽で感じられるアルバムです。
Centaur
CRC-3662(1CD)
Maybe Someday
The Wait/Clarence Perry/No Soy (Ninguna de Estas Cosas)/How Do We Know/Interstate 287 Blues/What the World Needs Now Is Love/Green Light/Tune for My Dad/Maybe Someday/Drew's Blues
アンドルー・ビールス(Sax)、
クリス・モリソン(G)、
カイル・ケイラー(Org)、
ルディ・ペッチャウアー(ドラム)

録音:2016年1月17日-18日(アメリカ)
サクソフォン奏者のアンドルー・ビールスと、ジャズ・ギタリストのクリス・モリソンのオリジナル曲に加え、アメリカの名作曲家バート・バカラックのヒット曲「What the World Needs Now Is Love」をフィーチャーしたカバー曲を含んだジャズ・アルバムです。アンドルー・ビールスとクリス・モリソンの合同プロデュースで、二人の絶妙なバランスのユニゾンにも注目です。

Centaur
CRC-3675(1CD)
フランソワ・ドヴィエンヌ:フルート・ソナタ集
ソナタ ニ長調 Op.68-1/ソナタ 第1番ニ短調/ソナタ ホ短調 Op.58-1/ソナタ ハ長調 Op.68-3/ソナタ第3番ト長調
ジョアンナ・マースデン(Fl)
〔使用楽器:Tortochot(Paris, c.1780)〕
マーク・エドワーズ(ハープシコード)

録音:2015年6月2日−4日、ミラベル・セント・オーガスティン教会(ケベック、カナダ)
モントリオールを拠点に活躍するフルート奏者、ジョアンナ・マースデンのデビュー盤は、数多くの管楽器のための作品を残し、18世紀フランスで活躍したフルート奏者、ファゴット奏者、作曲家フランソワ・ドヴィエンヌのフルート・ソナタ集。
マースデンは、指揮者のいない室内O、ポイエシスとシンフォニー・アトランティックの創設メンバーの1人であり、2012年に開催された、国際フルート協会バロック・アーティスト・コンペティションでは第2位を受賞しています。得意のアンティーク・フルートを用いて、「フランスのモーツァルト」と言われたドヴィエンヌのソナタ集を優美な音色で奏でる。

Centaur
CRC-3681(1CD)
ウォルトン&ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ウォルトン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.6
ワンチ・ホアン(Vn)、
ロバート・ケーニッヒ(P)
ワンチ・ホアンは、アメリカのジュリアード音楽院、インディアナ大学でヴァイオリンを学び、ボルチモアSOとの共演でソロ・デビューを果たした台湾出身の女流ヴァイオリニスト。現在はジェームズ・マディソン大学でヴァイオリンの教授を務めています。
これまでに、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(CRC-3253)、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(CRC-3419/3420)と、独奏ヴァイオリンのための重要レパートリーで高い評価を得ている彼女が新たに選んだのは、20世紀イギリスを代表する作曲家たちが残したヴァイオリンとピアノのための作品集。

Tactus
860003(1CD)
マルチェッリ、モッツァーニ、ムニエル:マンドリンとギターのための作品集
カルロ・ムニエル(1859−1911):演奏会用円舞曲 Op.241
エンリーコ・マルチェッリ(1873−1901):恋人たちのセレナード
ムニエル:ビッツァリア〜演奏会用奇想曲 Op.201
マルチェッリ:スペイン風小セレナード
ムニエル:ロッシーニアーナ〜演奏会用幻想曲 Op.131
 演奏会用ポロネーズ
ルイジ・モッツァーニ(1869−1943):夕暮れ − 夢
マルチェッリ:ジプシー風奇想曲
ムニエル:プレギエラ(祈り)
マルチェッリ:常動曲
ムニエル:宝石の舞曲集 Op.229
マルチェッリ:ガヴォッタ第3番
ムニエル:スペイン風奇想曲 Op.276
デュオ・ジジョッティ・メルランテ〔セルジオ・ジジョッティ(マンドリン)、ファビアーノ・メルランテ(G)〕

録音:2015年7月、ボローニャ(イタリア)
セルジオ・ジジョッティとファビアーノ・メルランテによるマンドリンとギターのデュオ。19世紀後半から20世紀にかけてマンドリンや様々な楽器のヴィルトゥオーゾ、教師、ディレクターなどとしてイタリアの音楽シーンをリードした3人の作曲家、エンリーコ・マルチェッリ、ルイジ・モッツァーニ、カルロ・ムニエルが書いたマンドリンとギターのための作品集。劇的でエキゾチックで巧妙なテーマにインスパイアされた旋律を、様々なヴィンテージ楽器で演奏しています。

ATHENE
ATH-23208(1CD)
NX-B07
シューベルト:3つのヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)Op.137
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番ニ長調 Op137 D.384
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第2番 イ短調 Op.137 D.385
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番 ト短調 Op.137 D.408
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン…MARTIN LEOPOLD WIDHALM II )
(弓…FRANCOIS XAVIER TOURTE)
ジュリアン・パーキンス(スクエア・ピアノ…Square piano by Clementi & CO,London, 1812 )

録音:2015年 イギリス
世界的に知られるイギリスのヴァイオリニスト、スケアヴェズは、歴史的な楽器の優れた研究者でもあり、ヴィオッティやパガ ニーニ、ヨアヒムにクライスラー、そしてオーレ・ブルらが愛奏したヴァイオリンを弾いたことのある唯一の演奏家です。歴史的 楽器に関する豊富な知識を活かし、ワシントンの博物館で演奏したり、ロンドンの大英博物館やヴィクトリア&アルバー ト博物館などとのコラボレーションでも活躍しています。この録音ではドイツのヴァイオリン製作者、マルティン・レオポルト・ ヴィトハルム2世が1782年に制作した楽器に、フランソワ・トゥルトの1775年製の弓を使用しています。シューベルトの3 つのソナタ(ソナチネ)の美しい旋律を共に奏でるのは、19世紀に普及した長方形の「スクエア・ピアノ」を演奏する古楽 のスペシャリスト、ジュリアン・パーキンスです。

DB Productions
DBCD-195(1CD)
スウェーデン・ヴァイオリン音楽の至宝
ヘレナ・ムンクテル(1852-1919):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
アルゴート・ハクヴィニウス(1886-1966) :ヴァイオリンとピアノの為の組曲
ハラルド・フリュクレフ(1882-1919):ソナタ・ア・ラ・レジェンダ*
イカ・ペイロン(1845-1922):2つのキャラクター・ピースOp.19
ピセシリア・シリアクス(Vn)
ベンクト・フォシュベリ(P)

録音:2020年1月2-4日
*以外は世界初録音
スウェーデンの数多くの賞を受賞した音楽家、ヴァイオリンのシリアクスとピアノのフォシュベリがデュオとして再びタッグを組 み、スウェーデンの至宝であるヴァイオリン作品を紹介するアルバムをリリース。シリアクスは1972年生まれで1997年にス ウェーデン王立音楽アカデミーのコンクールで成功を収め、国際的なキャリアを開始。フォシュベリは1952年生まれで、 教会オルガニストやカントルを務めた後、リサイタルの伴奏ピアニストとして、声楽のフォン・オッターなどと舞台や録音で共 演するなど、認められた存在です。ここではスウェーデンの知られざる才能あふれる作曲家たちに焦点をあてています。と りあげた4人のうち、ムンクテル(1852-1919)とペイロン(1845-1922)の二人は女性作曲家で、女性がキャリアをもつ のに困難な時代の中でも、優れた作品を残しています。ここに収録されているフリュクレフ(1882-1919)のソナタ・ア・ ラ・レジェンダは上演の機会も多い人気作品ですが、それ以外は今回が世界初録音。アルバム・タイトルの通り貴重な 知られざる作品です。

MSR
MS-1659(1CD)
トランペットとピアノ、打楽器の為の新作集
(1)マイケル・ジャンプトロム(b.1980):パック(2008)
(2)ザック・スタントン(b.1983):想像の対話(2017)
(3)デイヴィッド・スターレット(b.1988):ラプソディ(2012)
(4)ジョン・ウィリアムズ(b.1938):トランペット協奏曲(1996)
(5)リビー・ラーセン(b.1950):リッジ=ランナー(2012)
ジェス・クック(Tp)
エドワード・ニーマン(P)
(5)ライアン・スミス(打楽器)
(5)ジェイムズ・クロスマイヤー(打楽器)

録音:2017 年12 月20-23 日 米国 ジョージア州 コロンバス
現代米国のトランペット曲集。御存知ジョン・ウィリアムズのトランペット協奏曲(1996 年)を除 いてすべて21 世紀に入ってからの作品。作風はそれぞれ。打楽器の入るラーセンのリッジ=ラ ンナーが楽しい。 ジェス・クックは主として米国南部で活躍するトランペット奏者。明るく輝かしい音色が美しい。
MSR
MS-1749(1CD)
サニー・クナーブル(b.1983):ファゴット作品集
(1)アメリカ杉の木の歌
(2)タンゴ・ブギ
(3)「ダブル・リード」〜チャールズ・ワイアットの詩「世界のファゴット奏者たちに」による
(4)大道芸をするバスーニスト(全3曲)
(1)ステファニー・イッツォ(S)
スコット・プール(Fg)、深澤なつき(P)
(2)セラナ・デュオ【アナ・ガルシア(アルト・サクソフォン)、アレックス・デイヴィス(Fg)】
(3)ジーナ・カッファリ(ソプラノ,ファゴット)
サニー・クナーブル(アコーディオン)
(4)スコット・プール(Fg)、深澤なつき(P)

録音:(1)2014年8月、(2)2018年10月、(3)2019年2月、(4)2018年6月、ニューヨーク州フラッシング
米国の作曲家、サニー・クナーブルのファゴット作品集。サニー・クナーブルは 1983 年、カリ フォルニア生まれで、ニューヨークを拠点に活動しています。スコット・プールはヴァルドスタ交響 楽団やオルバニーSOの首席ファゴット奏者を務めています。ジーナ・カッファリは、2018 年 からオルフェウス室内Oの副主席ファゴット奏者を務めています。米国で長く活躍している 深澤なつきがピアノで加わっています。
MSR
MS-1752(1CD)
「夏の地」〜アフリカ系作曲家のチェロ作品集
スティル:夏の地,母と子
スワンソン:チェロとピアノの為の組曲
トムソン:前奏曲第1 番,前奏曲第5 番
ヘイルストーク:「聖なる円が近付く」に基づく主題と変奏
ワイングラス:ピアノ組曲第2 番変ホ長調 「孤独の時代」
ホーガン:深い川,一緒にパンを焼こう,私にイエスを与えよ,もし君があそこにいるなら
エイブルズ:クリスとローズ
デュオ・ドルチェ【クリスティン・ヨンジ・ユン(Vc)、フェニックス・パクキム(P)】

録音:2019年 インディアナポリス
米国の近現代のアフリカ系作曲家によるチェロとピアノの作品集。ウィリアム・グラント・スティ
ル(1895-1978)、ハワード・スワンソン(1907-1978)、リチャード・トムソン(1960-)、アドルフ・ヘイ
ルストーク(1941-)、ジョン・ワイングラス(1972-)、モウジズ・ホーガン(1957-2003)、マイケル・
エイブルズ(1962-)の作品を収録。いずれもしみじみとした味わいがある。
デュオ・ドルチェは、チェロのクリスティン・ヨンジ・ユンとピアノのフェニックス・パクキムのアジア
系女性二人によるデュオ。

Forgotten Records
fr-1663(1CDR)
エンニオ・ボロニーニ(1893-1979):チェロの祈り*
 無伴奏チェロ・セレナーデ「エコー」
バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564 〜アダージョ*
エンニオ・ボロニーニ:バスクの祭り
カヴァティーネ*
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ#
チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが *
ボロニーニ:セレナータ・デル・ガウチョ
 アダージョ*/アヴェ・マリア*
エンニオ・ボロニーニ(Vc)
バロン・スミス(Org)*
シャーロット・P.ハリス(P)#

録音:1957年?
※音源:International Records LP-5021
Forgotten Records
fr-1680(1CDR)
スポルディング&クーイカー〜
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5 より
 イ長調 Op.5-6 /ニ長調 Op.5-1
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「捨てられたディド」
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻
前奏曲とフーガ第14番嬰ヘ短調 BWV.883 〜前奏曲*
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.5 NO12 「ラ・フォリア」〜前奏曲*
アルバート・スポルディング(Vn)
アントニー・クーイカー(P)

録音:1951年 
※音源:Remington RLP-199-23 、CONCERTEUM CR 281

Profil
PH-19069(1CD)
ヴィオラとハープ
(1)バックス:幻想ソナタ(1927)
(2)サン=サーンス:幻想曲Op.124
(3)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ D821
(4)ブリテン:ラクリメOp.48〜ダウランドの歌曲の投影
ペ イジュン・シュー(Va)
ゴドリーヴ・シュラマ(Hp)

録音:2019年7月29-31日/マリエンミュンスター・コンツェルトザール(ヘクスター)
ヴィオラとハープという組合せは一見奇異のように思われますが、これにフルートを加えたトリオはドビュッシーの名作をはじめ玄妙な響きを作り出すこ とが示すように、相性の良いアンサンブルとなっています。ここではその両者のデュオを集めていますが、オリジナルはバックスの「幻想ソナタ」のみで、サン= サーンスはヴァイオリンとハープ、ブリテンはヴィオラと作品。シューベルトの名作を含め、いすれも美しく説得力満点。
ヴィオラのペイジュン・シューは1985年上海生まれ。今井信子らに学び、2010年にモスクワで行われたユーリ・バシュメト・ヴィオラ・コンクールで優勝。現 在将来を嘱望されるヴィオラ奏者のひとり。ハープのゴドリーヴ・シュラマはオランダのベテラン女流。アスコ・シェーンベルク・アンサンブルのハープ奏者を 長年務め、2001年からはデトモルト音楽大学の教授として後進の育成にも力を注いでいます。 (Ki)

SKARBO
DSK-4191(1CD)
バッハ:6つのトリオ・ソナタ BWV525-530(ジャン・ジョフロワによるマリンバ三重奏版)
(1)トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV525
(2)トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV526
(3)トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527
(4)トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV528
(5)トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529
(6)トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530
ジャン・ジョフロワ、ミン=ナム・グエン、ガルドリク・スビラナ(マリンバ)

録音:2019年1月3-6日/シテ・ド・ラ・ヴォワ、ヴェズレー、ヨンヌ県(フランス)
マリンバのみならずマルチパーカッショニストとして世界で活躍するジャン・ジョフロワ、待望の新録音は弟子ミン=ナム・グエン、ガルドリク・スビラナ との共演でバッハがオルガンのために作曲した6つのトリオ・ソナタをマリンバ三重奏版で録音しました!
ジャン・ジョフロワ(ジャン・ジョフロイ)は1985年から2000年までフランス国立パリ室内Oの首席打楽器奏者をつとめた傍ら、1999年か ら2006年までジュネーヴ音楽院の教授を、1999年からフランス国立リヨン高等音楽院の教授をつとめ、さらに2005年からは国立パリ高等音楽院で も教鞭をとっております。日本には安倍圭子国際マリンバアカデミーの講師としてたびたび来日し、マスタークラスと演奏会を開いております。
これまで35枚を超えるディスクをリリースし、なかでも仏スカルボ・レーベルからリリースしているジャン・ジョフロワのヨハン・セバスティアン・バッハ・ プロジェクト「無伴奏チェロ組曲」、そして「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ」は話題となりました。また、「ゴルトベルク変奏曲」をマリンバ5台とヴィ ブラフォン1台のためにジョフロワが編曲した録音(DSK 4147)では巧みなアンサンブルとともに音響効果も狙った録音で注目されております。
6つのトリオ・ソナタ BWV 525-530は1727年から1732年にかけて作曲されたと考えられており、右手、左手、ペダルが完全に独立した3つの 声部で構成された独奏オルガンの為の作品です。6つのソナタがそれぞれ違った個性を放ち、バッハのオルガン作品の中でも難曲としても知られますが、 ジョフロワのマリンバ版ではこの楽器の特性を生かした巧みな編曲が聴きもの。三位一体ともいえる阿吽の呼吸から生み出される躍動感に満ちた演奏は一 度聴いたら虜になってしまいます。鬼才ジョフロワが満を持して録音したバッハの新録音がここに完成しました!木

EUROARTS
20-72663(4Bluray)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130「大フーガ付」
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
大フーガ

●特典映像『ベートーヴェン弦楽四重奏曲への道筋』(字幕:英、独、仏)
ベルチャQ【コリーナ・ベルチャ(Vn)、アクセル・シャハー(Vn)、クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)、アントワーヌ・レデルラン(Vc)】

収録:2012年、ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)
画面:1080/60i Full
HD -16:9
音声:PCM Stereo,
DTSH-HD Master
Audio 5.1
字 幕:英 、独 、仏(特典)
リージョン:All"、522分 + 45分(特典)
20-72664(廃盤)の再発売。ベルチャ四重奏団の「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」が装丁を新たに(Bluray用Polybox仕様)ベートーヴェン・イヤーに再発されます。この映像は、ベルチャ四重奏団がウィーンのコンツェルトハウスで2012年に行った連続演奏会の模様。12日間でベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全曲演奏するというプロジェクトでした。ベルチャ四重奏団は、2008年に解散したアルバン・ベルク四重奏団の伝統を継承する世界トップクラスのSQ。1994年にロンドン王立音楽院に在学中のメンバーによって結成されました。2度のメンバーチェンジを行い、現在は第1ヴァイオリンにコリーナ・ベルチャ(ルーマニア)、第2ヴァイオリンにアクセル・シャッハー(スイス)、ヴィオラにはクシシュトフ・ホジェルスキー(ポーランド)、そしてチェロはアントワーヌ・ルデルラン(フランス)という国際色ゆたかなメンバーで活動を行っています。このメンバーで2011〜12年に別にセッション録音でもベートーヴェンの全集を完成させており、その切れ味鋭いダイナミックな表現力で高い評価を受けていました。この演奏会は、それを受けて実現した全曲演奏会です。演奏は、高い技術と凄まじい集中力と緊迫感、研ぎ澄まされた感性、息の合ったアンサンブルと、まさに現代を代表するベートーヴェンの弦楽四重奏曲といってよいでしょう。さらにこの演奏会は、第13番を、『大フーガ』を最終楽章にした初演版と、ベートーヴェンが死の直前に作曲した新たな最終楽章による出版社版の両方を弾いていることも特徴。特典映像には、45分間の「ベートーヴェン弦楽四重奏曲への道筋」と題されたドキュメンタリーが収録されています。

Lyrita
SRCD.386(1CDR)
オルウィン:初期弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第7番イ長調
弦楽四重奏曲第6番ホ短調
弦楽四重奏曲第8番ニ短調
弦楽四重奏のための7つのアイルランドの旋律
弦楽四重奏曲第9番
ヴィリアーズSQ
鹿児島の出身のヴァイオリニスト、東 環樹が参加し、イギリスの室内楽シーンで注目を浴びてきたヴィリアーズSQによるウィリアム・オルウィンの弦楽四重奏曲集。全16曲作られた弦楽四重奏曲のうち第6番〜第9番とアイルランド民謡に基づく音楽、いずれも18歳から25歳までの若きオルウィンによって書かれた作品で、ところどころ現代性が顔を出しながらも、調性を保ちロマンティックに紡がれた親密な室内楽です。ウィリアム・オルウィン財団のサポートにより実現したレコーディングで、全曲世界初録音となります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Centaur
CRC-3706(1CD)
カートン・ヘスター:クァンタム・エルダーズ・バレエ
サムナムブリズム・セルフ=ヒプノシス/ネザーワールド・コンテンプレイション/クァンタム・ブーガルー/フォゴフ・フォー・NFH/リチュアル・トランスモグラフィー/クァンタム・エルダース・チャ・チャ・フォーKWH/ジェリ・クァンタム・エルダース/エクセントリック・ストーム
カートン・ヘスター(ソプラノサックス、テナーサックス、ピッコロ、フルート、シンセサイザー)、
ユンシャン・ガオ(ピーパ)、
トモコ・ホンダ(P)、
デイビット・スミス(ベース)

録音:2018年8月15-16日(カリフォルニア州)
ジャズを中心にクラシック、電子音楽、ダンス・ミュージック、民族音楽など、多彩な音楽を取り入れて活動する作曲家、サクソフォン&フルート奏者、カールトン・ヘスターのアルバム。自身が演奏する管楽器&シンセサイザーに、エレクトリック&アコースティックのピアノとベース、そしてピーパ(中国琵琶)を加えた編成で独自の音楽を作っています

Indesens
INDE-074(1CD)
フルートとピアノのための作品集
ライネッケ:フルートとピアノのソナタ「ウンディーネ」Op.167
プロコフィエフ
:フルート・ソナタ 二長調 Op.94
エネスコ:フルートとピアノのための「カンタービレとプレスト」
ヒンデミット:フルートとピアノのためのソナタ
ドホナーニ:フルートとピアノのための「アリア」Op.48-1
ダニエラ・コッホ (Fl)、
オリヴァー・トリーンドル(P)

録音:2013年4月2日−4日、BRスタジオ2(ミュンヘン、ドイツ)
ダニエラ・コッホ(1989−)は、2009年神戸国際フルートコンクール第1位、そして難関として有名な第59回ミュンヘン国際音楽コンクールのフルート部門第2位と特別賞を受賞し、2011年からはドイツのバンベルクSOで首席フルート奏者として活躍中のオーストリアの才女。19世紀後期から20世紀中期にかけてのヨーロッパのレパートリーをバランスよく組み合わせたプログラムでの磨き抜かれた音色、細部まで行き届いたコントロールは、数々の実績を重ねてきたコッホのレベルの高さを物語っています。中でもエネスコの「カンタービレ」での中低音は、これぞ笛の音!と思わず膝を打ちたくなる美しさです。
Indesens
INDE-080(2CD)
金管楽器のためのファンファーレの世界
◆CD1〜20世紀フランスのファンファーレ集
デュカス:ペリのファンファーレ
トマジ:典礼のファンファーレ
ルーセル:異教の祭礼のためのファンファーレ
ドルリュー:儀式風
ジョリヴェ:「ブリタニクス」へのファンファーレ
ドビュッシー
:「聖セバスティアンの殉教」へのファンファーレ
デュレー:間奏曲
フローラン・シュミット:「アントニーとクレオパトラ」へのファンファーレ
タルゴルン:オランピュス
◆CD2〜バッハからバーンスタインまで
バッハ:「復活祭オラトリオ」序曲
メンデルスゾーン:葬送行進曲
ロッシーニ:狩猟の集い
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、風変わりなラヴィーヌ将軍
バーバー:アダージョ/カンス:アジャンクールの哀歌
ピアソラ
:ノヴィタンゴ
バーンスタイン:「ウェストサイド物語」より
キュイーブル・フランセ(フランス金管合奏団)、
ミシェル・ベッケ(指揮/CD1)、
ティエリー・カーンス(指揮/CD2)

録音:1992年、パリ(フランス)
1989年5月、フランスの名トランペット奏者ティエリー・カーンスの呼びかけにより、フレンチ・ブラス・スクールの確立、一流の指導方法の提供をポイントとして同国屈指の金管楽器奏者たちによって結成された「キュイーブル・フランセ(フランス金管合奏団)」のゴージャスなアルバムは金管楽器奏者必携の大注目盤!
パリ国立オペラ座管のトランペット奏者パスカル・クラーオーや、トロンボーン奏者のジャン・ラファール、バス・トロンボーン奏者のクロード・シュヴァリエ、フランス放送フィルのトロンボーン奏者パトリス・ブシェール、ホルン奏者のジャン・ジャック・ジュスタフレなど、錚々たる顔ぶれが集ったキュイーブル・フランセ。
さらに凄いのは、指揮をフレンチ・ブラス・スクールのレジェンドであるミシェル・ベッケとティエリー・カーンスが務めているというところ!
フレンチ・ブラス・スクールのゴージャスかつ、エスプリの効いたサウンド、超一級のアンサンブル能力にただただ脱帽させられます。
Indesens
INDE-083(1CD)
ファゴットとピアノのためのフランスの名作集
ブトリ:ファゴットとピアノのための6つのスケッチ
イベール:カリニャン
ドビュッシー
:風変わりなラヴィーヌ将軍
フォーレ:カプリシオ、即興曲、小品
ヴィダル:アダージョとサルタレッロ
ピエルネ:演奏会用独奏曲
ダマーズ:秋
デュティユー:サラバンドとコルテージュ
ローラ・ベネット・キャメロン(Fg)、
ロジェ・ブトリ(P)

録音:2015年3月、スタジオ・グランド・アルメ(パリ、フランス)
アメリカ屈指の吹奏楽団、ダラス・ウィンズの首席ファゴット奏者、テキサス=アーリントン大学でファゴットと音楽理論の指導者として活躍する女流奏者、ローラ・ベネット・キャメロンが奏でるフランスの名作集。
ローラ・ベネット・キャメロンの伴奏を務めたのは、フランスの名門パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の楽長としても活躍した名匠ロジェ・ブトリ(1832−2019)!
管楽器、吹奏楽の特徴を知り尽くした名匠のピアノに導かれるかのように、キャメロンのファゴットが美しく、そして華麗に躍動しています。

LAWO Classics
LWC-1195(1CD)
深い森から届く響き〜ユーフォニアムのための作品集
ルネ・レプネ(b.1961)/ルードヴィーグ・エルブラウス(b.1981):DSDHT(2015/16)(ユーフォニアムと固定媒体のための)
ビョルン・クルーセ(b.1946):ボム=ボンバルディーノ(2016)(ユーフォニアムと打楽器のための)
ベンテ・イッレヴォル(ユーフォニアム)
[使用楽器:S.E.Shires Q41S]
アンデシュ・クレグネス・ハンセン(打楽器)

録音:2019年4月8日−10日、ヤール教会(バールム、ノルウェー)
国際的ソリスト、教育者として活躍する、ノルウェーのユーフォニアム奏者ベンテ・イッレヴォルの1stソロ・アルバムは、電子音や打楽器とのコラボレーションなどユーフォニアムの可能性を追求した作品集。
イッレヴォルの故郷、レンダーレンの自然の美しさと伝統の音楽の間にどういう道をつけるか。この課題に5人の作曲家が挑戦。彼らがユーフォニアムという楽器のために作った9つの作品から2曲が、このアルバムで演奏されます。ルネ・レプネとスウェーデンのルードヴィーグ・エルブラウスが、古い民謡 「このうえない愚劣」 を「新しい作品」として創った 「DSDHT」 (DenSstorsteDarligHeT)は、歌い手の録音を電子音に加工した「固定媒体」とユーフォニアムのデュオ作品。ビョルン・クルーセのイタリアのユーフォニアムの別称のひとつ「ボンバルディーノ」と打楽器の音「ボン」を組み合わせた曲名の 「ボム=ボンバルディーノ」 は、オーレ・モルク・サンヴィークの『オステルダーレンの音楽』に収められた伝承曲を素材とする作品です。
共演のアンデシュ・クレグネス・ハンセン(b.1983)は、イッレヴォルと同じノルウェー国立音楽大学で学び、「創造的コラボレーションにおける作曲家と演奏家」をテーマとする論文で修士号を取得。アンサンブル「アクショム」やオスロ・シンフォニエッタなど、主に室内楽奏者として現代音楽の分野で活動しています。
今、世界中のプロ奏者たちから注目されている金管楽器メーカー、S.E.Shires社製のユーフォニアムから奏でられる美しい音色、幅広い表現力は、ユーフォニアム奏者、管楽器関係者必聴です!

Signum Classics
SIGCD-618(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 「春」
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、
ヒュー・ワトキンス(P)

録音:2019年9月9日−11日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、イギリス)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズにも選出された英国ヴァイオリン界の才媛、タムシン・ウェーリー=コーエン。前作の「C.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ集(SIGCD-573)」では、モダン楽器によるまとまった形(3枚組)での初めてレコーディングとして新たな境地に踏み出し、英グラモフォン誌でも「エディターズ・チョイス」に選定されるなど、大きな話題を呼びました。
そして、2020年のベートーヴェン・イヤーに満を持してベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集がスタート。パートナーは、メンデルスゾーン(SIGCD-342)、シマノフスキ(SIGCD-432)、ドヴォルザーク(SIGCD-510)などのアルバムでも絶妙なコンビネーションを聴かせてくれたイギリスの名手ヒュー・ワトキンス。過去十数年にわたり、二人のリサイタル・プログラムの中心となっており、「我が家」のように感じるというベートーヴェンの傑作で、ベートーヴェンの音楽への情熱と親愛を伝えます。

BMC
BMCCD-258(1CD)
ファラーゴ:ダストボールの歌と踊り
ダストボールの歌と踊り
アッティラ・ジョジェフの詩による歌曲集
冷えていませんか?
聖エフレム四重唱団、
カタリン・カロリー(Ms)、
イシュトヴァーン・ケレック(Vn)、
ベラ・ファラーゴ(P)

録音:19861年−2017年、ブダペスト(ハンガリー)
※初紹介旧譜
1961年、ハンガリー西部のカポシュバール出身の作曲家でありピアニスト、タブラ奏者であるベラ・ファラーゴの作品集。室内オペラ「メタモルフォ―ジス」からの抜粋で構成された「ダストボールの歌と踊り」をメインとするプログラムは、1986年から2009年の約25年の間に作曲された作品によって構成されています。

GWK
GWK-142(1CD)
DE PROFUNDIS(深き淵より)
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1944)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004より第5曲 シャコンヌ
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 (演奏者によるヴァイオリンとハープ編)
ニーナ・レディッヒ(Vn)
ミリアム・オフェルラッハ(Hp)

録音:2018年4月&7月、ボルベック城(ドイツ、エッセン)
バルトークとバッハの無伴奏作品を並べ、両者の音楽的な関係性に焦点を当てたコンセプト・アルバム。バッハをバルトークの視点から捉えることで、両作品の繋がりが明らかになってゆきます。ニーナ・レディッヒはエッセン、パリ(ジャン=ジャック・カントロフに師事)、ケルンで学んだ後、エッセンとブレーメンでヴァイオリンのクラスを担当、23歳でアーヘンSOのコンサートマスターに就任。その翌年にはヨーロッパ室内Oに招かれるなど、ソリスト、コンサートマスター、室内楽奏者としての幅広い経験を持つヴァイオリニストです。
GWK
GWK-143(1CD)
CUENTOS DE OPERA(オペラの物語)
サラサーテ:カルメン幻想曲(演奏者によるフルートとギター編)
アラン・トーマス(1967-):「こうもり」の主題による幻想曲(世界初録音)
マウロ・ジュリアーニ:グラン・ポプリ Op.126
ペドロ・ロドリゲス・キリノス(1981-):Estructuras sobre "El Condor Pasa"(演奏者によるフルートとギター編)(世界初録音)
フランソワ・ボルヌ:「カルメン」による華麗な幻想曲
アリー・デュオ - アニタ・ファルカス(Fl)、
カルロス・ナバロ(G)

録音:2018年2月、Haus Villigst(ドイツ、シュヴェルテ)
オペラ、オペレッタ、サルスエラからの有名な旋律に基づく、フルートとギターのための幻想曲集です。サラサーテとボルヌの作品はビゼーの「カルメン」、イギリスのギタリスト、アラン・トーマスの作品(世界初録音)はシュトラウス2世の「こうもり」、ジュリアーニの作品はロッシーニとドニゼッティのオペラ、そしてペルーの作曲家ペドロ・ロドリゲス・キリノスの作品(世界初録音)は「コンドルは飛んで行く」の旋律に基づいています。
「コンドルは飛んで行く」はサイモン&ガーファンクルのカバーが有名ですが、もともとはペルーのサルスエラで用いられていた旋律。ペルー出身のカルロス・ナバロが奏するギターとともに、アニタ・ファルカスの素朴なフルートがアンデス風の彩りを添えています。

Printemps des Arts de Monaco
PRI-021(1CD)
13人の作曲家による「モンテカルロ春の芸術祭のための作品集」
(1)クリスチャン・ロバ(1952-):Scat !〜ピアノのための
(2)コリン・ロッシュ(1974-):La Cigarette〜ヴァイオリンのための
(3)ジェラール・ペソン(1958-):Sincere sur le mur atonal〜サクソフォーン、ヴァイオリンとチェロのための
(4)ジャック・ルノ(1945-):Ardendo〜ヴァイオリンのための
(5)ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):L’Oeuf〜チェロとピアノための
(6)ミロスラフ・スルンカ(1975-):Track 01〜ヴァイオリンとピアノのための
(7) ラモン・ラスカーノ(1968-):Ibaiadar〜チェロのための
(8)マルティン・マタロン(1958-):Loop and Epilogue〜チェロ、アコーディオンとピアノのための
(9)セバスティアン・ギャクシー(1977-):In Bed with … #1〜ヴァイオリン、ピアノと電子楽器のための
(10)フレデリック・デュリユー(1959-):Poursuivre〜ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための
(11)フランク・ベドロシアン(1971-):Swirl〜サクソフォーン、チェロとアコーディオンのための
(12)鈴木純明(1970-):Monaco mon amour〜サクソフォーン、チェロとピアノのための
(13)フランク・クラフチク(1945-):Repetitio 7〜アルト・サクソフォーンとバーチャルベースギターのための
ナタナエル・グーアン(P)、アルカル
イシャンガリーエフ(Vc)、
フランク・クラフチク(バーチャルベースギター)、
カルメン・ルフランソワ(サクソフォーン)、
ヴァンサン・レルメ(アコーディオン)、
セルジオ・メノッツィ (アルトサクソフォーン)、
コンスタンス・ロンザッティ(Vn)

録音:2016年12月19-22日/パリ国立高等音楽・舞踊学校内ホール
このアルバムは「モンテカルロ春の芸術祭」のために作曲された13人の現代作曲家による室内楽曲集「モンテカルロ春の芸術祭のための作品集」です。それ ぞれの演奏時間は3分程度の小曲ながら作曲家ごとの個性を表した意欲作で構成されております。
当特集の作曲家には当音楽祭でも話題となったマントヴァーニ、ラスカーノ、スルンカもおります。また邦人作曲家、鈴木純明のサクソフォーン、チェロとピア ノのための「Monaco mon amour」も収録しております。鈴木純明は1970年東京生まれ。パリ国立高等音楽院作曲科で学び、文化庁派遣芸術家在外研修員、 IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)研修員を経て、現在は東京藝術大学准教授、桐朋学園大学、同大学院大学各講師などをつとめております。
当作品集の演奏家にも注目です。ナタナエル・グーアンは1988年パリ生まれの新星ピアニスト。オーストリアのヨハネス・ブラームス・コンクールや、スウェー デン国際デュオコンクールで優勝しています。2015年には、ピリスのパルティトゥーラ・プロジェクトに選ばれ、日本でもベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番 や、ピリスとの連弾を披露しています。またラ・フォルジュルネ音楽祭での来日公演でも知られます。この他、ヴァイオリンのコンスタンス・ロンザッティはディオ ティマSQの第2ヴァイオリンをつとめるほか、ソリストでも活躍している名手です。 (Ki)

Gramola
GRAM-99218(1CD)
女傑の生涯〜チェロ四重奏のための作品集
J・シュトラウス:ウィーン気質(レオンハルト・ロチェクによる4台のチェロ編)
J・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲(レオンハルト・ロチェクによる4台のチェロ編)
フローリアン・ブラムベック(1959-):チェロ四重奏曲(1997)-Cellinen und au?en
マティアス・バルトロメイ(1985-):Preikestolen
タンスマン(1897-1986):チェロ四重奏曲のための2つの楽章
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲 第2番-ワルツ 第2番(ハンナ・アーマンによる4台のチェロ編)
ラロ・シフリン(1932-):『ミッション・インポッシブル』よりテーマ(ジェームズ・バラレットによる4台のチェロ編)
カルロス・ガルデル(1890-1935):Por una cabeza
レオンハルト・ロチェク(1983-):女傑の生涯-原曲:R・シュトラウス:「英雄の生涯」
コロフォニシュティンネン(チェロ四重奏団)【ハンナ・アーマン(Vc)、マルレーネ・フェルステル(Vc)、エリザベート・ヘルマン(Vc)、テレサ・ラウン(Vc)】

録音:2019年10月7、15、28日、11月8日
4人の若き女性奏者たちによって2014年に結成されたチェロ四重奏団「コロフォニシュティンネン」。アンサンブル名は、弦楽器の演奏には不可欠の「松脂=Colophony」から採られており、すなわち、チェロの素晴らしい響きを意味しています。アンサンブルのデビュー・アルバムとなる『女傑の生涯』と題されたこのアルバムは、彼女たちのさまざまなスタイルと表現力を集約した1枚。アンサンブルが得意とするヨハン・シュトラウスの作品から、ユニークな活動で知られるチェリスト、マティアス・バルトロメイ(ウィーン・フィルのチェロ奏者フランツの息子)の新作、そしてアルバム・タイトルでもある、R・シュトラウスの名曲のもじりで、シュトラウスの旋律からジャズまで幅広い旋律がコラージュされた曲「女傑の生涯」など、遊び心溢れた作品が並びます。
Gramola
GRAM-99011(1CD)
ハース/コルンゴルト/ハイドン:弦楽四重奏曲集
パヴェル・ハース(1899-1944):弦楽四重奏曲第2番 Op.7
コルンゴルト:弦楽四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.26
ハイドン:弦楽四重奏曲第53番 ニ長調 「ひばり」 Op.64 No.5 Hob.III:63
アダマスQ

録音:2013年7月22-25日
2013年にドイツの大手銀行“Erste Bank”が主宰する音楽賞「Jeunesse Mehr WERT」を授与されたアダマス四重奏団。彼らはナチスによって禁じられた「退廃音楽」の復権を目指しており、20世紀前半に書かれた数多くの忘れられた作品を演奏し、高く評価されています。このアルバムでは、パヴェル・ハースとコルンゴルトの弦楽四重奏曲第2番に、ハイドンの「ひばり」を組み合わせ、連綿と受け継がれてきたウィーンの伝統を探っています。
Gramola
GRAM-98906(1CD)
21世紀のピアノ三重奏曲集
ゲリット・ヴンダー(1978-):ゼクテンティア・ミラクリ(2010)
ヨハネス・ベラウアー(1979-):ピアノ三重奏曲 第1番(2006/2007改訂)
サッシャ・ペレス(1973-):プロローグとエピローグを伴う7つの前奏曲(2009)
エッグナー・トリオ【ゲオルク・エッグナー(Vn)、フローリアン・エッグナー(Vc)、クリストフ・エッグナー(P)】
このアルバムに収録された3つの作品は、どれもエッグナー・トリオのために作曲されたもの。ベラウアーの作品はジャズの影響を強く受けており、即興的なフレーズが魅力的。ペレスの「プロローグとエピローグを伴う7つの前奏曲」はさまざまな表情を持つ小さな作品の集合体。ヴンダーの曲は、自身の映画音楽をピアノ・トリオ用に編曲、リズミカルで活発なエネルギーを封じ込めたユニークな作品です。
Gramola
GRAM-99047(1CD)
ハイドン/ヴェルナー/プレイエル/チェルニー:弦楽四重奏曲集
プレイエル(1757-1831):弦楽四重奏曲 ト短調 Op.2 No.3 Ben.309
ツェルニー(1791-1857):弦楽四重奏曲 ニ短調
ヴェルナー/ハイドン:フーガ 第4番 ハ短調
(四重奏のためのフーガ 第4番)
ハイドン:弦楽四重奏曲 へ短調 Op.55 No.2 Hob. III:61「剃刀」
ハイドンQ【フリッツ・キルヒャー(Vn1)、マルティン・コシス(Vn2)、ゲルスヴィント・オルトホフ(Va)、ニコライ・ニュー(Vc)】

録音:2014年3月28-30日
ウィーン古典派時代に活躍した4人の作曲家の弦楽四重奏曲集。なかでもこのアルバムに収録されているツェルニーの作品は手稿譜のみが残っており、2006年にようやく印刷されたという貴重なもの。ハイドンの良き弟子であったプレイエルは、のちに楽譜出版とピアノ製造で名をなし、ハイドンをはじめとした多くの作品を出版。また、ヴェルナーはハイドンの前任者としてエステルハージ家の宮廷楽長を務めた人で、ここで聴けるのはオラトリオの序曲をハイドンが弦楽四重奏用に編曲した作品です。

TOCCATA
TOCC-0541(1CD)
NX-B03
アグネス・ツィンマーマン(1847-1925):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ト短調 Op. 23(1879)
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ短調 Op. 21(1875)
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ短調 Op. 16(1868)
マティルデ・ミルウィドスキー(Vn)
サム・ヘイウッド(P)

録音:2019年4月6-7日,11月10日
世界初録音
ケルンに生まれ、幼少時にロンドンに移り住んだアグネス・ツィマーマン(1847-1925)。9歳の時に王立音楽アカデミー に入学し、チプリアーニ・ポッター、ジョージ・マクファーレンらに師事。16歳でベートーヴェンの「皇帝」を演奏してデビュー し、以降、優れたピアニストとして活躍する他、クララ・シューマンやヨーゼフ・ヨアヒムなど多くの名手たちと室内楽を演奏 し、教師、編集者、作曲家としても高く評価されました。この3曲のヴァイオリン・ソナタは彼女の代表作であり、メンデル スゾーンやブラームスを思わせる劇的かつ抒情的な旋律の中に、時折、彼女の内なる声が聞こえてくるような印象的な 作品です。ヴェンゲーロフにも絶賛された、1994年ロンドン生まれの若き女性ヴァイオリニスト、ミルウィドスキーのニュア ンスに富む演奏が魅力を引き立てています。

Willowhayne Records
WHR-063(1CD)
アーノルド・クック:オーボエとハープシコードもしくはピアノの為のソナタ、オーボエとピアノの為のソナタ
アーノルド・クック(1906-2005):オーボエとハープシコードもしくはピアノの為のソナタ (1962)
アーノルド・クック:オーボエとピアノの為のソナタ (1957)
リチャード・エルフィン・ジョーンズ(1944-):オーボエとピアノの為のソナタ 「ヴィヴァ・アルテア!」 *
キャサリン・タナー=ウィリアムズ(1973-):Luminous *
  Darkness Falling with Birdsong *
キャサリン・タナー=ウィリアムズ(Ob)
クリストファー・ウィリアムズ(P)

録音:2019年11月14、15日ワイアストーン・コンサートホール UK
*=世界初録音
イギリスのコーンウォール出身のオーボエ奏者キャサリン・タナー=ウィリアムズと、その夫でもあるピアニスト のクリストファー・ウィリアムズによる、Willowhayneレーベルへの2枚目のアルバム。知られざる素晴らし い作品の発掘に秀でた彼女たちらしく、ここには世界初録音を含むイギリスの作品を収めています。タ ナー=ウィリアムズの和声と対位法の教師でもあるリチャード・エルフィン・ジョーンズによる最新のオーボエ・ ソナタ(初演は2019年3月にこのCDと同じ組み合わせで行われました)と、ジョーンズと親交のあったアー ノルド・クックによる2つのオーボエ・ソナタ、そして最後にタナー=ウィリアムズによる自作を収録。どの作品 もオーボエが持つエキゾチックな魅力が引き出されたもので、二人は高い技術と息の合った演奏でその素 晴らしさを堪能させてくれます。

Forgotten Records
fr-1652(1CDR)
メンデルスゾーン弦楽四重奏曲集
第1番変ロ長調 Op.12
第3番二長調 Op.44-1
カーティスSQ [ヤッシャ・ブロドスキー(Vn1) ルイス・バーマン(Vn2)、 マックス・アロノフ(Va) オーランド・コール(Vc)]

録音:1952年
※音源:Westminster WL 5220、 XWN 18503
Forgotten Records
fr-1660(1CDR)
モーツァルト:フルート四重奏曲全集(4曲) サミュエル・バロン(Fl)
ファイン・アーツSQ 団員[レナード・ソーキン(Vn)、アーヴィング・イルマー(Va)、ジョージ・ソプキン(Vc)]

録音:1960年、ステレオ
※音源:Concert-Disc CS-215、 M-1215

nosag records
nosagCD-236(1CD)
ヴァイオリン・デュオのための作品集 第5集
ジャクリーヌ・ フォンティン(b.1930):アナレクタ
カーリン・バートシュ・エードストレム(b.1965): Asthmose
サミュエル・アドラー(b.1928):5つの関係した小品
ブリッタ・ビューストレム(b.1974):一斉射撃
マリー・サミュエルソン(b.1956):Two lives
デュオ・ジュラン【セシリア・ジュラン(Vn)、マッティン・ジュラン(Vn)】

録音:2018年8月
アッラン・ペッテションの『2つのヴァイオリンのための7つのソナタ』(BIS CD1038)、第1集−第4集(nosag CD075, CD121, CD152)、第6集(CD181)の『ヴァイオリン・デュオのための作品集』をリリース、2008年「ドイツ・レコード批評家賞」や2011年「スウェーデン現代サウンド」などの賞を受けてきました。
ベルギーのジャクリーヌ・ フォンティンの「マエストーゾ」「エーテル」「カンタービレ」など「文学作品の抜粋を集めた」6曲の 「アナレクタ」。アメリカのサミュエル・アドラーの「ゆっくりと−速くリズミカルに」「とてもゆっくりと、くつろいで」「速く、猛り狂って」「ゆっくりと、しかし非常に激しく」「活力をみなぎらせて」のチャーミングな「5つの関連した小品」。そして、カーリン・バートシュ・エードストレム、ブリッタ・ビューストレム、、マリー・サミュエルソンのスウェーデンの人気女性作曲家三人の作品。

Centaur
CRC-3728(1CD)
レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン 〜 ヴァイオリンとコントラバスのための作品集
トーマス・M.スリーパー:ヴァイオリンとコントラバスのための組曲
マシュー・エヴァン・テイラー:レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン
ルーカス・ドリュー:ゾディアック組曲
ウィル・ぺルツ:フュージョン
カレン・ロード=パウエル(Vn)、
ブライアン・パウエル(Cb)

録音:2018年、マイアミ大学、グスマン・コンサート・ホール(フロリダ、アメリカ)
ルイビルO元首席第2ヴァイオリン奏者、カレン・ロード=パウエルと夫でコントラバス奏者であるブライアンの夫婦デュオ・アルバム。アルバム・タイトルでもある「レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン」は2人のための委嘱作品。
Centaur
CRC-3729(1CD)
マインド/エレクトリック〜精神疾患に触発された音楽
アレクサンドラ・パヤク:統合失調症
感応精神病/強迫性障害/社会病
注意欠如・多動症(ADHD)/双極性障害
オピオイド・ハウス/場面緘黙症
心的外傷後ストレス障害(PTSD):ディソシエイション
心的外傷後ストレス障害(PTSD):グラウンディング
回復
ティム・ホワイトヘッド(P)、
シャレー・クルーガー(Vc)、
ヘレン・キム(Vn)、ジョリ・ウー(Va)、
サシャ・シャタロフ(Ob)

録音:2017年6月7日−8日、クレイトン州立大学、スパイヴィー・ホール(モロー、アメリカ
作曲家、精神疾患の臨床医のアレクサンドラ・パヤクによる精神疾患からインスピレーションを得た作品集
Centaur
CRC-3714(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 Op.108
F.A.E.ソナタ 第3楽章スケルツォ ハ短調 WoO.2
フェデリコ・アゴスティーニ(Vn)、
デレク・ハン(P)

録音:2017年12月9日−10日、フロリダ
イタリアやバロック音楽界における最も名高い楽団と知られ、日本でも人気のある「イ・ムジチ合奏団」のメンバーとして活躍した名手、フェデリコ・アゴスティーニによるブラームスのソナタ集が登場。長年にわたり培われた妙技に注目。
Centaur
CRC-3634(1CD)
ヴァリエーションズ〜レヴィタン、トゥリーナ、ライス:マリンバ作品集
ダニエル・レヴィタン:バロック組曲
トゥリーナ:タレガ讃歌 Op.69
ゴードン・スタウト:ビーズ・オヴ・グラス
デイヴィッド・ギリングハム:自然の起源による5つの幻想曲*
ドウェイン・ライス:マリンバのための幻想曲
村松崇継:Land
ダグ・ローズナー(マリンバ)、
アリーナ・ウィンデル(Fl)*

録音:2005年、2010年、2013年、2017年、オーバーン大学、グッドウィン・リサイタル・ホール(アメリカ)
オーバーン大学で准教授を務めるダグ・ローズナーによるマリンバのための現代作品集。テレビや映画音楽を数多く手がけるコンポーザーピアニスト、村松崇継が作曲した「Land」は、国際コンクールの課題曲にも選ばれ、マリンバ奏者の重要レパートリーとして取り上げられる人気曲。パーカッション関係者必聴。
Centaur
CRC-3691(1CD)
マス・トランジット〜トーキー、ジョーンズ、グラス、ヴェルデュイ、ライヒ:サクソフォン四重奏曲集
マイケル・トーキー:7月
デイヴィッド・P・ジョーンズ:マス・トランジット
フィリップ・グラス:サクソフォン四重奏曲
ヤコブ・テル・ヴェルデュイ(ヤコブTV):ピッチ・ブラック(サクソフォン四重奏とブームボックスのための)
スティーヴ・ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
オリオン・サクソフォン四重奏団【ジェフ・ベネディクト(ソプラノ・サクソフォン)、エイドリアン・ウィリアムズ(アルト・サクソフォン)、ケン・フェルチ(テナー・サクソフォン)、チャーリー・リチャード(バリトン・サクソフォン)】

録音:2017年9月15日−16日&11月24日−25日、リナホン・ミュージック・プロダクション(カリフォルニア、アメリカ)
ジャズ・サクソフォン奏者として活躍するジェフ・ベネディクトによって1989年に創設されたオリオン・サクソフォン四重奏団の4枚目となるアルバム。フィリップ・グラスが1995年に作曲した「サクソフォン四重奏曲」や、世界的クラリネット奏者、リチャード・ストルツマンの委嘱で1984年に作曲された、スティーヴ・ライヒの代表作の1つである「ニューヨーク・カウンターポイント」のサクソフォン版アレンジなど、現代作品に焦点を当てた作品集。サクソフォンの同族楽器としての魅力溢れるアンサンブル、電子音楽とのコラボレーションにも注目。
Centaur
CRC-3689(1CD)
Equivocal Duration〜スタッキー、ブレル、リトル、マクロスキー:室内楽作品集
スティーヴン・スタッキー:アド・パルナッスム
ジョシュア・ブレル:ロアノーク
デイヴィッド・T.リトル:デスカンソ
ランシング・マクロスキー:レクイエム, ver.2.001
ホワット・イズ・ノイズ
〔ダリア・チン(Fl)、アナスタシア・クリストファキス(Cl)、ジョシュア・ブレル(Vn)、ジャスティン・ペイジ(Vc)、チョロン・パク(P)、ミーガン・アーンズ(パーカッション)〕

録音:2017年5月28日−6月3日、オーバーニース・クリエイティヴ・コレクティヴ(アメリカ)
ホワット・イズ・ノイズは、2014年に「アメリカン・ストーリー」コンサートツアーの一環としてカーネギーホールでデビュー。聴衆をミュージシャンや作曲家と結びつける文化関連のコンサートを行うことで、音楽を通じてコミュニティを構築することに情熱を傾けています。デビューアルバムとなる「Equivocal Duration」では、フルート、クラリネット、パーカッション、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの特異な編成から生まれる現代作品に取り組んでいます。

Etcetra
KTC-1660(1CD)
ラ・フィーユ・エ・ル・サクソフォン
ボザ:アリア
フェルナンド・デュクリュック:ソナタ 嬰ハ短調
イベール:物語
プーランク:オーボエ・ソナタ(ピアノとソプラノ・サクソフォンのための編曲版)
セリア・スヴァルト:空気の秘密
ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
ドビュッシー:ラプソディ(サクソフォンとピアノのための編曲版)
フーフ・ステケテー:ララバイ
フェムケ・ステケテー(Sax)、
トビアス・ボルスボーム(P)
ヘンデルの「水上の音楽」の鮮烈なサクソフォン・アレンジ・アルバム(KTC 1661)で話題を呼んだオランダの麗しきサクソフォン四重奏団、シレーネ・サクソフォン・クヮルテットのメンバーを務めるフェムケ・ステケテーのソロ・デビュー・アルバム。ハーグ王立音楽院とアムステルダム音楽院を優秀な成績で卒業し、ハーグ・レジデンティ管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、オランダ放送フィルなどの主要オーケストラと共演、そして美容とクラシック音楽をテーマにしたユニークなブログの開設やオンライン・コラムニストとしても多彩に活動するフェムケ・ステケテーが、ボザやデュクリュック、モーリスの重要作品、プーランクとドビュッシーのアレンジなど、彼女がもっとも愛するサクソフォンとピアノのための作品をセレクション。「空気の秘密(Les secrets de l'air)」は、前出の「水上の音楽」アルバムにも作品が収録されているオランダの若き女流作曲家(兼サクソフォン奏者、ヴィジュアル・アーティスト)、セリア・スヴァルト(b.1994)が、フェムケとこのアルバムのために書いた新作。最後は、トランペット奏者であるフェムケの父親、フーフ・ステケテーが書いた子守歌で締めくくります。
Etcetra
KTC-1682(1CD)
ストラヴィンスキー:ヴァイオリンとピアノのための音楽
ヴァイオリンとピアノのためのイタリア組曲
ヴァイオリンとピアノのためのディヴェルティメント(「妖精の接吻」より)
ヴァイオリンとピアノのためのデュオ・コンチェルタント
ヴァイオリンとピアノのための3つの小品(「火の鳥」より)、
ヴァイオリンとピアノのためのロシアの踊り(「ペトルーシュカ」より)
ブルーノ・モンテイロ(Vn)、
ジョアン・パオロ・サントス(P)
ポルトガル政府とグルベンキアン財団の奨学生に選ばれ、アメリカへと渡り、ヨーロッパ各国から、イスラエル、東南アジア、韓国など世界中で演奏してきたポルトガルのヴァイオリニスト、ブルーノ・モンテイロが弾くストラヴィンスキー。
「ポルトガル最高のヴァイオリニストの一人」(リスボンの日刊紙"デイリー・プブリコ")、「今日のもっとも有名なポルトガルのミュージシャンの一人」(リスボンの週刊紙"ウィークリー・エクスプレッソ")、「艶のある黄金の音色」(アメリカの音楽誌"ファンファーレ")、「豊かなヴィブラートから生み出される輝く色彩」(イギリスの権威ある弦楽器専門誌"ストラッド"」など、国際的なメディアで絶賛されてきたモンテイロが弾く貫禄のストラヴィンスキー・アルバムです。

KAIROS
0015064KAI(1CD)
ビローネ:ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための「マニ. ジャコメッティ」
アルト・サクソフォンと打楽器のための「2つのアルベリ」*
ディストラクトフォールド、
スケープゴート*

録音:2019年12月20日−21日、マンチェスター(イギリス)&2019年12月23日、モントリオール(カナダ)
1960年イタリア出身で現在はウィーンの活躍の場としているピエルルイジ・ビローネ(1960−)は、作曲をサルヴァトーレ・シャリーノとヘルムート・ラッヘンマンに師事。
グラーツ音楽大学、フランクフルト音楽大学を経て2017年からはバルセロナのカタルーニャ高等音楽院の教授職を務めています。
静寂と神秘性が両立した音風景を描くというスタイルを掲げているビローネ。弦楽三重奏、サクソフォン&打楽器の2作品でも、その静寂の空間と神秘的な雰囲気が作品全体を覆っています。

DUX
DUX-1555(2CD)
エルスネル:室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための「ポロネーズ」ニ長調
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調 Op.10-1(1798年頃)/ヴァイオリンとピアノのための「ポロネーズ」ニ長調(1820年頃)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 Op.10-2(1798年頃)
ヴァイオリンとピアノのための「ポロネーズ」変ホ長調(1820年頃)
ヴァイオリン、チェロとピアノのための「グランド・ソナタ」(1798年頃)
ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.15(1805年頃)
弦楽四重奏曲ニ短調 Op.8-3(1796年)
ソプラノ、メゾ・ソプラノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとオルガンのための「ミサ曲」ト長調 Op.75(1842年)
ユゼフ・コリネク(Vn)、エリザベタ・カラス=クラシュテル(P)、ピオトル・ノヴィツキ(Va)、ズビグニェフ・クルジミンスキ(Vc)、ピオトル・ハウゼンプラス(Vc)、アドリアン・クレダ(P)、プリマ・ヴィスタSQ、ジュスティーナ・レチェニエディ(S)、カタルジナ・キシェヴスカ(Ms)、ロマン・ペルツキ(Org)

録音:2010年&2017年、ポーランド放送S2スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
ショパンの師であり、モニューシュコの師でもあったドイツ系ポーランドの作曲家、ユゼフ・エルスネル(1769−1854、ドイツ語読みではヨーゼフ・エルスナー)の室内楽作品の数々。
「ショパンの師匠」という肩書の知名度が大きすぎるためか、なかなかその音楽に接する機会に恵まれないエルスネルだが、古典派らしい爽快感、どことなくモーツァルトにも通ずる作風は再評価を待ちたい秀作ばかりです。
このエルスネルの作品集を牽引するのは、ヴァイオリンのユゼフ・コリネク。1978年から2003年までポーランド室内Oとシンフォニア・ヴァルソヴィアのヴァイオリン奏者を務め、2500公演以上のコンサートに出演したポーランドの重鎮の1人です。
DUX
DUX-1652(1CD)
ドルゴシェフスキ:瞳が開くとき
ペルシアの王
シャープ・アンサンブル

録音:2019年11月、ワルシャワ(ポーランド)
ハンマーと鍵盤が弓とピックに置き換えられた「ティンブレ・ピアノ」を含む100以上の楽器のために作品を遺したポーランド系アメリカ人作曲家、詩人、コレオグラファーのルチア・ドルゴシェフスキ(1925−2000)。
エドガー・ヴァレーズに作曲を学んだドルゴシェフスキのこの作品集には、夫で同じくコレオグラファーでもあったエリック・ホーキンスとの芸術的なインスピレーションの相乗効果によって生まれた2つの作品が収録されています。
DUX
DUX-1649(1CD)
レミニセンス
パデレフスキ:メロディ Op.8-3
チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 Op.62
グラナドス:東洋の踊り第2番
ブラームス:F.A.E.ソナタより スケルツォ
ショパン:ポロネーズ イ長調 Op.40-1
パガニーニ:カプリース第24番
モンティ:チャルダッシュ
ドヴォルザーク
:バガテル Op.47
ピオトル・プラヴネル(Vn)、
マリウシュ・パティラ(Vn)
トマシュ・ストラール(Vc)

録音:2019年12月、パデレフスキ・センター(コンシナ・ドルナ、ポーランド)
かつてパデレフスキが居を構えていたポーランド南部の街コンシナ・ドルナにあるパデレフスキ・センターの30周年を記念して製作された特別なアルバム。
ドレスデンのダンチョフスキ国際チェロ・コンクールやスペインのナバレタ国際チェロ・コンクールで入賞を果たし、1987年のワルシャワ・アカデミー・チェロ・コンクールで第1位に輝いた実績を持つポーランドの名チェリスト、トマシュ・ストラールの参加もポイントです。
DUX
DUX-1586(1CD)
メッセージズ〜ポーランドの弦楽四重奏曲集
アンジェイ・パヌフニク:弦楽四重奏曲第2番「メッセージ」
モニューシュコ:弦楽四重奏曲第1番ニ短調
ペンデレツキ:弦楽四重奏曲第3番「書かれなかった日記のページ」
メッセージズ・クヮルテット

録音:2019年4月14日−15日&7月12日−14日、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール(カトヴィツェ、ポーランド)
アンジェイ・パヌフニク(1914−1991)の夫人であるカミラ・パヌフニクが「パーフェクト!」との称賛を寄せた、ポーランドの女流弦楽器奏者たちによるクヮルテットが奏でる3世紀にまたがる同国の弦楽四重奏曲集。
19世紀は「ポーランド・オペラの父」と称されたモニューシュコ、20世紀はイギリスへと移住しバーミンガム市SOの音楽監督としても活躍したパヌフニク、そして21世紀はペンデレツキの作品を選曲。19世紀から21世紀の3世紀の間に変化を遂げたポーランドの「弦楽四重奏」の歴史を紐解いています。
メッセージズ・クヮルテットは2014年に結成されたポーランドのSQ。2015年にブルガリアのプロヴディフで開催された第2回国際室内楽コンクールで第2位とショスタコーヴィチ賞を受賞するなど、今後の飛躍が期待されています。
DUX
DUX-1584(1CD)
カラウォフ:スルー
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ヴァイオリン、バス・クラリネット、打楽器とピアノのための「スルー」
ヴァイオリン、チェロとピアノのための「ピアノ三重奏曲」
チェロ、打楽器とピアノのための「インプローデッド・アグロメーション」
アンジェイ・カラウォフ(P)、
マウゴジャタ・ヴァシュショネク(Vn)、
ロクサナ・クヴァシニコフスカヤ(Vn)、
ヤツェク・ドジョジャク(バス・クラリネット、打楽器)、
アガタ・ラザルチク(Vn)、
マリアンナ・シコルスカ(Vc)、
アガタ・バク(Vc)、
ウカシュ・ピオトロフスキ(打楽器)

録音:2014年、2016年、2017年、イザベリンAスタジオ
ポーランドの新世代の音楽家であるアンジェイ・カラウォフは1991年生まれのピアニスト、作曲家、インプロヴァイザー。
ワルシャワのショパン音楽アカデミーを卒業後、ポーランドの2つの作曲賞で入賞を果たし、2018/2019シーズンにはロンドンPOのLPOヤング・コンポーザーズ・メンタリング・プログラムに参加し、同オーケストラとの共演を果たしています。
DUX
DUX-1576(1CD)
クァトロコルノ Vol.2〜1本のホルンによる四重奏集
フランセ:ホルン四重奏のための「ノットゥルノとディヴェルティメント」
ブルックナー(ミヒャエル・ヘルツェル編):アンダンテ変二長調
チャイコフスキー(ローウェル・E・ショー編):ピッツィカート・オスティナート
バッハ(アレクサンデル・シェベスチク編):今やすべてがあなたの足下に(昇天祭オラトリオ BWV.11より)
バッハ(ラルフ・ロックウッド編):フーガ イ短調 BWV.947
ケルビーニ(アレクサンデル・シェベスチク編):ソナタ第1番
F・シュトラウス(アレクサンデル・シェベスチク編):前奏曲、主題と変奏 Op.13
R・シュトラウス(アレクサンデル・シェベスチク編):我が心は固く武装して(歌劇「ばらの騎士」より)
ケルビーニ(アレクサンデル・シェベスチク編):ソナタ第2番
シマノフスキ(アレクサンデル・シェベスチク編):レント・テーマ(交響曲第2番 Op.19より)
アレクサンデル・シェベスチク(Hrn)

録音:2019年、スタジオ・アンジェイ・レワク(ワルシャワ、ポーランド)
「ワン・フォー・フォー(One for Four)」をテーマに掲げ、多重録音を駆使して1本のホルンによる四重奏という離れ業を成し遂げたのは、ポーランドの名門オーケストラ、ワルシャワ国立POで活躍するアレクサンデル・シェベスチク!
バッハやブルックナー、ケルビーニ、2人のシュトラウス、チャイコフスキー、フランセ、そしてポーランドのシマノフスキなど、バラエティに富んだプログラムを1人4役で吹き切ってしまうシェベスチク。
多重録音の利点は、同一人物の演奏であるため音色やフレージング、解釈の統一感が抜群に良いところ。録音技術面での困難を乗り越えて仕上がった「クァトロコルノ Vol.2」の完成度はお見事の一言に尽きます!
シェベスチクは録音環境にもこだわっており、2本のビンテージ・マイク、「Telefunken ELA M 302/2」と「Melodium 42b」を今回のレコーディングで使用しています。

Alba
ABCD-453(1CD)
Trasparente(透明)
イルマリ・マエンパー(1971-):透明
ベヴァリー・ジュリー・ラント(1963-)(ナンド・ルッソ作詞):ソフィア − ホクマ(声、ヴァイオリンと打楽器のための)
ジャン・ファン・フュフト(1958-):3つのウィリアム・ブレイクの歌
ウルヤス・プルッキス(1975-)(ブラム・ファン・サムベーク作詞):なぞ(声、ヴァイオリンとファゴットのための)
バッハ(ヴィルピ・ライサネン 編):前奏曲(「前奏曲とフーガ へ短調」BWV.857)(声とヴァイオリンのための)
ホルスト:声とヴァイオリンのための4つの歌Op.35
伝承曲(リスト・アイナリ(1948-)編):ダーラナの古い賛美歌
ハッリ・オステルマン(1964-):サロティエにて(声、ヴァイオリンとチェロのための)
だが、おまえと私に触れるものはすべて(声、ヴァイオリンとチェロのための)
ジョン・ジェイコブ・ナイルズ(1892-1980)(ジャン・ファン・フュフト 編):なぜイエスは(ハープ、声とヴァイオリンのための)
ベヴァリー・ジュリー・ラント(ナンド・ルッソ作詞):わが家(声、ヴァイオリンと打楽器のための)
ヴィルピ・ライサネン(Ms、Vn)
ナンド・ルッソ(打楽器)
ハッリ・オステルマン(Vc)
ブラム・ファン・サムベーク(Fg)
ニック・スホルテン(Hp)

録音:2010年、2017年 レンスヴァウデ教会(レンスヴァウデ、ユトレヒト、オランダ)
フィンランドのメゾソプラノ歌手ヴィルピ・ライサネンは、ユトレヒトとアムステルダムの音楽院で声楽を学びました。2009年、ザルツブルク音楽祭の ルイジ・ノーノの「Al gran sole carico d’ amore(愛にあふれる偉大な太陽に向かって)」で国際デビュー。ヴォルフガング・リームやウルヤス・プルッ キスのオペラの初演、フィンランド国立歌劇場が上演した細川俊夫のモノドラマ「大鴉」をはじめ、現代の音楽を中心とするレパートリーでオペラハウスと コンサートで活躍しています。 新しいアルバム『Trasparente(透明)』は、ヴァイオリニストとしてのキャリアをもつ彼女の魅力をいっぱいに示すため、ライサネンのために作曲または 編曲された「ヴァイオリンと歌」のための作品で構成されました。モデルになったのは、ひとりの歌手がヴァイオリンを弾きながら歌うことを想定して作曲 されたホルストの「声とヴァイオリンのための4つの歌」です。 アルバムの制作には彼女の親しい音楽家たちが、作曲、作詞、編曲、演奏と、それぞれの立場で関わりました。ネーデルラントPO(オ ランダPO)のソロ・ティンパニ奏者、ナンド・ルッソ。作曲家としても活動するオウルSOのチェロ奏者、ハッリ・オステルマン。 モーツァルトやウェーバーのファゴット協奏曲を録音(BIS SA-2467)したオランダ生まれのファゴット奏者、ブラム・ファン・サムベーク(1980?)。ファ ン・フュフトが編曲した、ジョン・ジェイコブ・ナイルズのクリスマスソング「なぜイエスは」は、オランダのニック・スホルテンがハープを担当しています。 「Trasparente(透明)」を作曲したイルマリ・マエンパーは、オウル生まれの作曲家、サウンドスケープ作家。建築デザイナーとして活躍しています。ネー デルラント室内O(オランダ室内O)の第2コンサートマスターを務める、リヴァプール生まれのベヴァリー・ジュリー・ラント。オランダ のピアニスト、作曲家、プロデューサーのジャン・ファン・フュフト。ウルヤス・プルッキスは、色彩的な語法の音楽で注目された、現代フィンランドを代 表する作曲家のひとりです。オスカル・リンドベリが採譜、編曲して親しまれているスウェーデンの懐かしい歌「ダーラナの古い賛美歌(夏の牧舎の古い 賛美歌)」は、オルガニストのリスト・アイナリの編曲。J. S. バッハの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第12番」の「前奏曲」は、ライサネン自身の 編曲です。 アルバムの曲はすべて、多重録音ではなく、ライサネンがヴァイオリンを弾きながら歌うスタイルで録音されました。

Coviello
COV-91918(1CD)
アンディ・アキホ:俳句II
デイヴィッド・クローウェル:打楽器四重奏のための音楽
エイミー・ベス・カーステン:彼女は神話
トーマス・コッチェフ:それのみならずあれも
サンドボックス・パーカッション
デイヴィッド・クローウェル(G)
エイミー・ベス・カーステン(歌)

録音:2019年
アメリカの若手音楽家4人が集まり2011年に結成された打楽器アンサンブル「サンドボックス・パーカッション」による、COVIELLOレーベルへのデ ビュー・アルバムです。彼らの信条は作品を委嘱した作曲家との長期的かつ密接なコラボレーション。作曲家がアンサンブルに参加する曲もあり、9年間の濃 密な活動が実を結び出来上がった充実のアルバムです。 (Ki)

CAvi
85-53479(1CD)
コンポージング・ベートーヴェン〜クラリネット三重奏曲集
ベートーヴェン:クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(ピアノ三重奏曲第4番) 変ロ長調 Op.11 「街の歌」
バガテル集 Op.119(ヨハネス・シェールホルン〔b.1962〕によるクラリネット、チェロとピアノのための編曲版)
ピアノ、クラリネットとチェロのための三重奏曲変ホ長調 Op.38(ベートーヴェン自身による七重奏曲 Op.20からの編)
キリアン・ヘロルド(Cl)、
ペーター=フィリップ・ステムラー(Vc)、
ハンスヤコプ・ステムラー(P)

録音:2019年9月&10月、ハンス・ロスバウト・スタジオ(バーデン=バーデン、ドイツ)
ドイツのカヴィ(C'avi)によるこだわりのベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバムはまだまだ続きます。今度はクラリネット、チェロ、ピアノの編成によるクラリネット三重奏のための作品集で、この編成のためのベートーヴェンのオリジナル作品(ヨーゼフ・ヴァイグルの喜歌劇から旋律が使われた『街の歌』)、ベートーヴェン自身が七重奏曲から三重奏曲へと編曲した作品、そして現代ドイツの作曲家ヨハネス・シェールホルン(b.1962)によってピアノのためのバガテル集から編曲された作品と、三重に組み立てられたプログラム。
クラリネットは、23歳の若さでブレーメン・ドイツ・カンマーフィルの首席クラリネット奏者に就任し、2011年からはバーデン=バーデン・フライブルクSWRSOの首席奏者も務めた名手、キリアン・ヘロルド。そして、hrSO(フランクフルト放送響)のソロ・チェリストやアルミーダ四重奏団のメンバーを務めるペーター=フィリップ・ステムラーと弟のハンスヤコプ・ステムラーの兄弟デュオとの共演です。
CAvi
85-53105(2CD)
ライヴ・イン・ベルリン
ハイドン:ピアノ三重奏曲第44番ホ長調 Hob.XV:28
ベルント・アロイス・ツィンマーマン:ピアノ三重奏とスピーカーのためのバレエ音楽 「プレザンス」
シューベルト:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.100, D.929
トリオ・ガスパール

録音(ライヴ):2018年5月、ピエール・ブーレーズ・ザール(ベルリン)
ドイツ、ギリシャ、イギリス出身の奏者により2010年に結成され、柔軟で斬新な独自の取り組みが評価されてきたピアノ三重奏団、トリオ・ガスパール。ハイドンとシューベルトのお馴染みのレパートリーに、B.A.ツィンマーマン(1918−1970)のレア・レパートリーを組み合わせた意欲作。ツィンマーマンの生誕100年となる2018年にベルリンで行われたライヴで、曲ごとの拍手や歓声も独立したトラックに収録されています。
CAvi
85-53477(1CD)
エネスコ、ラヴェル、ブリテン:ピアノ三重奏曲集
エネスコ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調/ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調/ブリテン:ピアノ三重奏のための序奏とアレグロ
アマティス・トリオ

録音:2018年3月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
アマティス・トリオ(アマティス三重奏団)は、ドイツのヴァイオリニスト レア・ハウスマン、イギリスのチェリスト サミュエル・シェパード、オランダ/中国のピアニスト メンジー・ハンによって2014年にアムステルダムで結成。2016-2018のBBCの新世代アーティスト、2018/2019のECHO(ヨーロッパ・コンサート・ホール機構)のライジング・アーティストに選ばれ、2019年夏にはBBCプロムス・デビューも果たしたアマティス・トリオのデビュー・アルバム。最初のアルバムからあまり知られていない作品を録音するというアイディアで取り組み、ラヴェルのピアノ三重奏曲と、ラヴェルの音楽からインスピレーションを得たエネスコとブリテンの初期の作品をプログラムしています。
CAvi
85-53108(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集Vol.1
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op70-1 「幽霊」
三重協奏曲ハ長調 Op.56(フリードリヒ・エドゥアルト・ヴィルジング編曲/ピアノ三重奏版)
ベートーヴェン・トリオ・ボン〔ジンサン・リー(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グレゴリー・アルミャン(Vc)〕

録音:2018年11月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
CAvi
85-53111(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集Vol.2
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op70-2
交響曲第2番ニ長調 Op.36(ベートーヴェン編曲/ピアノ三重奏版)
ベートーヴェン・トリオ・ボン〔ジンサン・リー(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グレゴリー・アルミャン(Vc)〕

録音:2019年2月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
ゲオルギー・スヴィリードフやアレクサンドル・アリャビエフを含むロシアのレア・レパートリーとオーケストラ作品からの「ピアノ三重奏アレンジ」の録音・演奏でその実力を知らしめて来たドイツ気鋭のピアノ三重奏団、ベートーヴェン・トリオ・ボン(BTB)。
BTBが名前に掲げるベートーヴェンのアニヴァーサリー・アルバムは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲と管弦楽作品からのピアノ三重奏アレンジを1曲ずつ組み合わせて対比させるという、こだわりのプログラムで贈る全3巻のシリーズ。
第1巻は「幽霊三重奏曲」と「三重協奏曲」からのアレンジ(19世紀ドイツの作曲家、フリードリヒ・エドゥアルト・ヴィルジング〔1809−1893〕による編)。第2巻は隠れた名作「ピアノ三重奏曲第6番」とベートーヴェン自身の編曲による「交響曲第2番」の組み合わせ。三重奏になっても原曲のエネルギーを失わずに、爽やかにドライヴする見事なアレンジとBTBの明瞭な演奏は聴き物です。
CAvi
85-53110(1CD)
ベートーヴェン〜ピアノ&ウィンズ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲変ホ長調 WoO.4*(復元:ハワード・シェリー
ピアノと木管五重奏のための編曲:ウルフ=グイド・シェーファー)
笛時計のための4つの小品(木管五重奏のための編曲:ウルフ=グイド・シェーファー)
ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲変ホ長調 Op.16*
マルクス・ベッカー(P)*、
マーロット木管五重奏団

録音:2019年6月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
マックス・レーガーのピアノ作品全曲録音という偉業を成し遂げたことでその名を轟かせたドイツの鬼神マルクス・ベッカーと、1986年に結成され、これまで4つの室内楽コンクールで1等賞に輝いてきたアンサンブル、マーロット木管五重奏団が贈るベートーヴェンの生誕250周年記念アルバム。
ベートーヴェンが「ピアノと木管楽器」という、当時では珍しい(現在でも弦楽アンサンブルに比べると作品に恵まれていない)編成のために書いたオリジナル作品、「五重奏曲変ホ長調 Op.16」を中心にしたプログラム。注目は、13歳の若きベートーヴェンが書いた「第0番」とも呼ばれるピアノ協奏曲。このアルバムでは、ピアニストのハワード・シェリーによるオーケストラ・パートの復元版から、マーロット木管五重奏団のクラリネット奏者でもあり、様々な木管アンサンブルへのアレンジ作品でも知られるウルフ=グイド・シェーファーが木管五重奏の伴奏による室内協奏曲へと華麗なアレンジを行ったバージョンを収録。一流オーケストラのソロ奏者や著名な音楽院で教授を務める名手たちの演奏で、管楽器の分野でも革新的な作品を生み出してきた楽聖ベートーヴェンの偉才を改めて感じさせてくれることでしょう。

Channel Classics
CCS-42320(1CD)
シルエッツ
レベッカ・クラーク:ヴィオラ・ソナタ
ドビュッシー:レントより遅く
アルネ・ヴェークマン:ヴィオラとピアノのための組曲
ドビュッシー:月の光
ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第1番 Op.240
エネスコ:ヴィオラとピアノのための演奏会用小品
ドビュッシー:美しき夕暮れ
ダナ・ゼムツォフ(Va)、
アンナ・フェドロヴァ(P)
ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト、アンナ・フェドロヴァと、ヴィオラのエリート家系に生まれたヴィオラ界の麗しきサラブレッド、ダナ・ゼムツォフ。
2020年に創立30周年を迎えたオランダの高音質レーベル、Channel Classicsの現在をリードする二人の有力アーティストが豪華共演。ドビュッシー、ミヨー、クラーク、ヴェークマン、エネスなど、フランスの作曲家による作品と、フランスの詩や自然、舞曲に触発された「a la Francaise(フランス風)」の作品を見事に組み合わせた香り豊かなプログラムで、ヴィオラのためのレパートリーをめぐる素敵な小旅行にお連れします。

Avie
AV-2416(1CD)
シューベルト:ピアノ五重奏曲 「ます」
ピアノ五重奏曲イ長調 D.667 「ます」*
弦楽四重奏のためのワルツ集#〔第17番、第15番、第11番:トリオ、第12番、第6番:トリオ、第8番:トリオ、第11番:トリオ(変奏)、第18番、第15番〕(最後のワルツ集 D.146より/編曲:オリヴィエ・ドジュール)
レントラー集$(17のレントラー D.366&12のドイツ舞曲 D.790より)
クリストフ・エッシェンバッハ(P)*、
ティモスSQ〔ガブリエル・リシャール(Vn1)*#、アンヌ=ソフィー・ル・ロル(Vn2)#、ニコラ・キャーレス(Va)*#、デルフィーヌ・ビロン(Vc)*#〕
ヤン・デュボスト(Cb)*、
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)$

録音:2016年5月8日−9日*&2019年9月27日−29日#$、フィラルモニー・ド・パリ(フランス)
エッシェンバッハの80歳記念盤!2011年の名盤「ドヴォルザーク」に続くティモスSQとの共演で、シューベルトの「ます」が登場!
2011年にリリースされ、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど国際的なメディアで絶賛された「ドヴォルザークのピアノ五重奏曲」(AV 2234)に引き続き、パリOのメンバーらによって構成されるティモスSQとの共演で、シューベルトの名曲「ます」をレコーディング。
シューベルトの美しい旋律、小川のせせらぎと活き活きとした魚の跳躍を、"ピアニスト"としてのエッシェンバッハの名技でお贈りします。また、ピアノのためのワルツ集からのユニークな弦楽四重奏アレンジなど、秀逸なカップリングもポイントです。

Finetone
FTM-8049(1CD)
アルメニアン・クラシックス
ハチャトゥリアン:クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲
ガギク・オヴンツ:デュオ・ソナタ Op.13〔チェロ、ヴァイオリン〕
アルノ・ババジャニアン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲
ヴォルフガング・マイヤー(Cl)、
ソントラウト・シュパイデル(P)、
ルベン・メリクセティアン(P)、
ミッシャ・マイヤー(Vc)、
アニ・アガベキャン(Vn)

録音:2018年11月&2019年3月
ドイツのサクソフォン奏者、作編曲家、教育者として活躍するペーター・レーヘルが設立した高品質レーベル、ファイントーン(Finetone)。
ジャズ、クラシックの両面で活躍し、カールスルーエ音楽大学の教授、学長を務め、ペーター・レーヘルとの共演も多いドイツ・クラリネット界の重鎮、ヴォルフガング・マイヤーが参加するアルメニアン・アルバム。
アルメニア音楽の父、アラム・ハチャトゥリアンのクラリネット三重奏曲に始まり、アニ・アガベキャンのデビュー・アルバム(FTM 8040)にも作品を収録していたガギク・オヴンツ(1930−2019)、そしてアルノ・ババジャニアンの室内楽作品を組み合わせています。

MDG
MDG-94321626
(1SACD)
フォーレ:ピアノ五重奏曲集
ピアノ五重奏曲第1番ニ短調作品89
ピアノ五重奏曲第2番ハ短調作品115
モーツァルト・ピアノ四重奏団
マルク・ゴトーニ(Vn)、ハルトムート・ローデ(Va)、ペーター・ヘール(Vc)、パウル・リフィニウス(P)
レジス・パスキエ(ヴァイオリン:第1番)
瀬川祥子(ヴァイオリン:第2番)
フォーレの室内楽作品を語る上で欠くことのできない「ピアノ五重奏曲」。フォーレは2曲を残していますが、どちらもフォーレ独特の響きをもつ美しい作品 です。1909年に作曲された第1番は、フォーレの人生の充実期であり音楽にも懐深く温かさを感じます。また最晩年に書かれた第2番は、聴覚異常との戦いも あり内省的であり悲壮感が強く出ています。第2番はフォーレの室内楽作品の最高峰とも言われ、フォーレらしい各声部の洗練された絡み合いは聴きどころ。 演奏は、今年結成20周年のモーツァルト・ピアノ四重奏団。そして20世紀初頭のパリで大活躍したパスキエ・トリオのヴィオラ奏者ピエール・パスキエの息子 で、フランス音楽の香りを直接継承するレジス・パスキエと、パリを中心に活躍する日本人ヴァイオリニスト瀬川 祥子の2人を迎え、これ以上ない布陣です。 (Ki)
MDG
MDG-90321716
(1SACD)
クリスティアン・ハインリッヒ・リンク(1770-1846):室内楽作品集Vol.1
ヴァイオリン,チェロ、ピアノのためのソナタ ニ長調〜アレグロ
ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調Op32-1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op32-2
ピアノ三重奏曲第3番イ長調Op32-3
ヴァイオリンとピアノのためのとてもやさしいソナタ 変ロ長調
ピアノ三重奏曲変ホ長調
トリオ・パルナッスス【ユリア・ガリッチ(Vn)ミヒャエル・グロス(Vc)ヨハン・ブランシャール(P)】
2020年はベートーヴェンだけではありません!ドイツで活躍したオルガニスト兼作曲家で、大バッハの孫弟子にあたるクリスティアン・ハインリッヒ・リン クは生誕250周年を迎えます。トリオ・パルナッススが今日では忘れられてしまったこの作曲家に光りをあてます。3つの作品32のピアノ三重奏曲は二楽章構 成です。その中で失われたチェロ・パートを演出家でもあるウーリッヒ・ラッシュがピアノ・パートを手掛かりに復元しました。一方、変ホ長調のピアノ三重奏曲 は、三楽章構成であり古典派の形式を感じさせます。表情豊かな和声をもつこの作品はベートーヴェンの音楽言語に通ずる部分もあり、この記念の年に新し い音楽世界を広げることができます。
MDG
MDG-90321696
(1SACD)
祝祭
ドヴォルザーク:アメリカ組曲Op.98b イ長調〜クラリネット,ホルン,ファゴット,ヴァイオリン2,ヴィオラ,チェロ,コントラバス(ウルフ=グイド・シェーファー編)
シュポア九重奏曲Op.31〜フルート,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴット,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,コントラバス
ウォルフ・ケルシェック(1969-):祝祭狂詩曲〜フルート,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴット,トランペット,ヴァイオリン(ソロ),ヴァイオリン,ヴィオラ
ルーデンス・トゥルク祝祭アンサンブル【シュテファニー・ヴィンカー(Fl)、カイ・フレンブゲン(Ob)、ヨハネス・グマインダー(Cl)、マルテ・レファルト(Fg)、ジビュレ・マーニ(Hrn)、マティアス・ヘフス(Tp)、ルーデンス・トゥルク(Vn)、リスティーナ・アルトゥンヤン(Vn)、ローランド・グラッスル(Va)、タイア・リシ(Va)、ウェン=シン・ヤン(Vc)、エッケハルト・ベーリンガー(Cb)、ヨナス・クラウス(ティンパニ、パーカッション)】
ヴァイオリニスト、ルーデンス・トゥルクが学生時代に創設した「シュタルンベルク音楽の日」。コンサートと充実したマスタークラスが開催されるこの音楽祭 は20周年を迎え、錚々たる講師陣、演奏家を集め室内楽の意欲的なプロジェクトを立ち上げました。 クラリネット奏者でもあり卓越した編曲者であるウルフ=グイド・シェーファーの編曲による「ドヴォルザーク:アメリカ組曲」。そして滅多に演奏されることのな い「シュポア九重奏曲」。そしてこの音楽祭のために書かれた「ケルシェック:祝祭狂詩曲」。名奏者でしか成し得ない難曲を卓越した演奏、そして各楽器の特徴 をよくとらえた名録音で聴くことのできる貴重なアルバムです。
MDG
MDG-61221752(2CD)
フリードリヒ・キール(1821-1885):チェロとピアノのための作品全集
ソナタWoO ニ長調/小組曲Op.77 イ長調
ソナタOp.67 ト短調/ナタOp.52 イ短調
3つの小品Op.12/旅の景色Op.11
ハンス・ツェントグラーフ(Vc)
クリストフ・ウーリッヒ(P)
19世紀ドイツで活躍した作曲家フリードリヒ・キール。多くの室内楽作品を残したことで知られています。独学で音楽を学び、14歳の時ヴィトゲンシュタイ ン家の宮廷で披露したヴァイオリンでその才能を見出され、わずか2年後宮廷オーケストラのヴァイオリン奏者として雇われ、その音楽的才能は一気に開花 しました。 ここにはチェロとピアノのための作品がすべて収められています。中でもユニークなのが、旅の印象をもとに作曲した「旅の景色」。“アルプスにて”や“滝のほと りで”といったタイトルは、聴くものに情景を思い起こさせます。 チェロのハンス・ツェントグラーフは、そうしたキールの色彩豊かな音楽を理想的に引き出しています。1997年、2002年からの再発売。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2219(1CD)
デ・ヴィートのベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」*
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、
ティート・アプレア(P)

録音:1956年3月26、27&30日、1955年7月18-20&22日*/アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
デ・ヴィートの正規録音(HMV/EMI)によるベートーヴェンのソナタは、このディスクに収録された2曲しかありませんが、その演奏内容は今なお 超一級と言えます。しかしながら、この解説書に掲載されているLP発売当時の批評を読むと、その昔、これらの演奏には偏見に満ちた評価がなされてい たことに気づかされます。今ではこのような見方をされないでしょうが、今回、すっきりと見通しの良い音質で蘇ったのを機会に、改めてこの偉大な演奏 の神髄に触れて欲しいと思います。(平林直哉)

Passacaille
PAS-1077(1CD)
バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023
チェンバロ・ソナタ ニ短調 BWV964
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 BWV1024
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ヘ長調 BWV1022
チェンバロのためのアダージョ ト長調 BWV968
ラ・ディヴィーナ・アルモニア
[平崎真弓(Vn)、アンナ・カンポリーニ(Vc)、ロレンツォ・ギエルミ(Cemb)]

録音:2019年10月9-11日/イタリア、ブレンタ
現存するバッハの通奏低音付きヴァイオリン・ソナタは3曲(BWV1021、1023、1024)のみですが、実際はもっと多くの作品が書かれたと考えられてい ます。編曲物を交えて構成することで、今では知りえないその全貌、バッハの創作における自由で広大な可能性をどことなく感じることができるのがこのアル バム。オブリガート・チェンバロを伴うヘ長調ソナタ(BWV1022)はフルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのト長調ソナタ(BWV1038)を編曲したもの で、フルートの声部がチェンバロの右手に委ねられています。また無伴奏ヴァイオリン・ソナタからのチェンバロ独奏用編曲も収録しており、チェンバロ・ソナタ (BWV964)は第2番イ短調(BWV1003)から、アダージョ(BWV968)は第3番ハ長調(BWV1005)からそれぞれ編曲されたもの。各々に魅力があり、原曲 とも聴き比べたくなります。
ヴァイオリンの平崎真弓はケルン在住の名手で、ロレンツォ・ギエルミとたびたび共演しています。コンチェルト・ケルンにも在籍しており、カルミニョーラとの 共演盤でも知られています。イタリア古楽界の大巨匠ギエルミの雄弁なチェンバロも聴きもので、アンサンブルはもちろん、独奏曲が収録されているのも大き な喜びです。 (Ki)

arcantus
ARC-19018(1CD)
ファゴットとピアノのための新しい室内楽
オリヴァー・ドレクセル(1973-):Epilogues (a) II (二人でエピローグ)Op.22
アンドレーアス・ヘルケンラート(1970-):Opus 2001 Op.21
ユーハン・ウッレーン(1972-):Strange Lullaby(奇妙な子守歌)(2017)
オリヴァー・ドレクセル(1973-)/アンドレーアス・ヘルケンラート(1970-):Variations on “Happy Birthday”(「ハッピー・バースデー」による変奏曲)
アンドレーアス・ヘルケンラート(1970-):Bassoon meets Jazz(ファゴットがジャズと出会う) Op.19
オリヴァー・ドレクセル(1973-):Paganni-Variations(パガニーニ変奏曲)Op.45
ユーハン・ウッレーン(1972-):Tango doce ? Tango furioso e violente(タンゴ12)(2009 rev.2011)
デュオ・グロッセ=ドレクセル【ベルトルト・グロッセ(ファゴット/No.8584 Rudolf Walter)、オリヴァー・ドレクセル(ピアノ/Steinway D601925)】

録音:2018年4月4-7日/フリーデンスキルヒェ(モンハイム・アム・ライン、ドイツ)
「デュオ・グロッセ=ドレクセル」は、ドイツの音楽家ふたりが結成したアンサンブルです。ファゴット奏者のベルトルト・グロッセとピアニストのオリヴァー・ド レクセル(1973-)。ふたりは、ケルンのオーディションで「干し草の中に見つかった2本の針」のような出会いから、ソリストとしての仕事のかたわらアンサンブ ル活動を開始。グロッセが王立歌劇場の副首席奏者としてストックホルムに渡ってからもスウェーデンとドイツの間を行き来して活動を続け、王立歌劇場のラ ンチタイム・コンサートやケルンのコンサートを通じて聴衆に親しまれています。
『ストックホルム@ケルン』のタイトルをつけたアルバムでは、ケルンで活動するドレクセルとファゴット奏者でもあるアンドレーアス・ヘルケンラート (1970-)と、ストックホルムのユーハン・ウッレーン(1972-)の作曲した音楽が演奏されます。「Epilogues (a) II Op.2」(二人でエピローグ)は、ヘルケン ラートとドレクセルがケルンの学生だったころ、ファゴットとピアノのために色々作った作品のひとつです。〈Humoresk(ユモレスク)〉〈Energisch(エネルギッ シュ)〉〈Rasch(速く)〉〈Keck(生意気)〉〈Elegant(エレガント)〉〈Neckisch(からかうような)〉〈Resolut(毅然とした)〉〈Abstrus(難解)〉〈Tollkuhn(無鉄砲)〉 〈Hurtig(迅速)〉のそれぞれ1分半程度の10の小曲がならび、タイトルの頭文字を綴ると「Herkinrath」の名前になる、遊び心のある音楽です。ウッレーンの 「Strange Lullaby(奇妙な子守歌)」は、デュオ・グロッセ=ドレクセルが結成15周年の委嘱作として作られました。「Tango furioso e violente(激しく荒々 しいタンゴ)」の副題をもつ「Tango doce(タンゴ12)」は、クラリネットとピアノのために書いたオリジナルをウッレーンがデュオ・グロッセ=ドレクセルのため に改作した作品です。「今」という言葉に表現される作品を集めて演奏したアルバム。「Bassoon meets Jazz(ファゴットがジャズと出会う)」をのぞき、世界初 録音です。 (Ki)

DOREMI
DHR-8106(3CD)
フランス弦楽三重奏団 第2集〜ベートーヴェンの作品
弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9-1
弦楽三重奏曲 ニ長調Op.9-2
弦楽三重奏曲 ハ短調 Op.9-3
弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3
弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8
フルート,ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25 *
フルート,ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25 **
フランス弦楽三重奏団[ジェラール・ジャリ(Vn)、セルジュ・コロー(Va)、ミシェル・トゥルニュ(Vc)]
ミシェル・デボスト(Fl)*
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)**

録音:1963、1970年
フランス往年の名トリオ、フランス弦楽三重奏団の録音集、第2集はベートーヴェン。第1集(DHR-8091)のモーツァルトと比べると、流麗さの中 にもベートーヴェンの挑戦的な力強さがはっきりと表れた演奏になっています。生涯をかけて弦楽四重奏の世界を誰よりも深く掘り下げたベートーヴェン、 三重奏は若い頃の作品しかないため陰に隠れてしまっているきらいがありますが、これもまた名作であると思わせてくれます。フルートの入るセレナードは 2種類収録されていて、デボストとランパル、ふたりの巨匠の妙技を楽しめます。 (Ki)

Printemps des Arts de Monaco
PRI-017(1CD)
ストラヴィンスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
イタリア組曲/協奏的二重奏曲
ディヴェルティメント
ヴェラ・ノヴァコヴァ(Vn)、
マキ・ベルキン(P)

録音:2014年3月5&6日/ヤコフ・クライツベルク・ルーム(モナコ)
チェコ出身のヴァイオリニスト、ヴェラ・ノヴァコヴァがマキ・ベルキンとストラヴィンスキーのヴァイオリンとピアノのための作品集を録音しました。ノヴァ コヴァはニースPOのコンサートマスターとして活躍し、現在はソリストとしてヨーロッパの音楽祭に出演するなど、活躍の場を広げ ております。 共演のピアニスト、マキ・ベルキンは桐朋学園大学卒業後、モスクワに渡りミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事。モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽 団のピアニストとして活躍したのちソリスト、室内楽奏者として日本をはじめヨーロッパ各国の音楽祭に出演しています。
名手二人が遊び心に満ちたストラヴィンスキーのカラフルな音楽を細部にまで輝きをもって奏でます。 (Ki)
Printemps des Arts de Monaco
PRI-024(1CD)
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番(1903-08)
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番(1902-10)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番(1914)
(4)ヴァイオリン・ソナタ第4番「キャンプの集いの子供の日」(1915)
リアナ・グルジヤ(Vn)、マタン・ポラト(P)

録音:2018年3月31日-4月2日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
ロシア生まれのヴァイオリニスト、リアナ・グルジヤがイスラエルの俊英マタン・ポラトとアイヴスのヴァイオリン・ソナタを録音しました。グルジヤは6歳のと きに神童としてモスクワ・テレビで紹介され話題となり、9歳のときにはオーケストラとの共演で輝かしいデビューを果たしました。その後若い音楽家のための チャイコフスキー国際コンクールをはじめとした数々のコンクールに出場し、華々しい成績をおさめております。ア ウ デ ィ ー テ・レ ー ベ ル か ら リ リ ー ス し て い る ス トラヴィンスキーのアルバム(AU 97697)では圧倒的な技術と洗練された演奏で評価されました。
マタン・ポラトはイスラエルのテルアビブ出身。ピアニスト、作曲家として活躍しています。ジュリアード音楽院修了後、ヴェルビエやザルツブルク、デルフトな ど各地の音楽祭に参加。ソリストとしても、シカゴ響やイスラエル・フィル等と共演をかさね、カーネギー・ホール、ウィグモア・ホールなど、世界各地で活躍。ラ・ フォル・ジュルネ音楽祭でも来日し、知名度を上げております。
アメリカのトラディショナル・ソングなどを自作に取り入れたことでも知られるアイヴス。1903年から1915年まで4つのヴァイオリン・ソナタを残しており、 アイヴスの個性を発揮しております。グルジヤとポラトが魂を込めて演奏しております。
Printemps des Arts de Monaco
PRI-031(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
「大フーガ」 変ロ長調 Op.133
シグヌム四重奏団【フローリアン・ドンダラー(Vn1)、アンネッテ・ヴァルター(Vn2)、サンディ・ファン・デューク(Va)、トーマス・シュミット(Vc)】

録音:2019年3月31日-4月2日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
大フーガはもともと第13番の終曲として作曲、また初演もされましたが、評価は二分したため現在のフィナーレに書き換えました。当演奏では現稿の第13 番の第5、6楽の間に大フーガを配置して演奏。シグヌム四重奏団の精緻なアンサンブルから奏でられる極上を堪能することができます。
当団はアルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派のSQです。録音 ではバルトーク、ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、シューベルト、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ております。 (Ki)
Printemps des Arts de Monaco
PRI-032(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第6 番変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第8 番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
パーカー四重奏団【ダニエル・チョン(Vn1)、濱尾健(Vn2)、ジェシカ・バードナ(Va)、キム・ケヒョン(Vc)】

録音:2019年3月18-20日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
同団2005年ボルドー室内楽国際コンクール優勝、2005年コンサート・アーティスト・ギルド・コンペティション1位などの受賞歴をもち、アメリカの新聞各 紙に絶賛され注目を集めている実力派。現在第2ヴァイオリンに濱尾健を迎えて欧米を中心に演奏活動を展開しております。ついに録音したベートーヴェン では溌剌さを携えた演奏を披露。今後の活躍が一層期待される注目盤の登場です。 (Ki)

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99141(1CD)
プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン:チェロ・ソナタ集
プロコフィエフ:チェロ・のソナタ ハ長調 Op.119 *
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40 *
ハチャトゥリアン:無伴奏チェロの為の幻想ソナタ
マリーナ・タラソヴァ (Vc)
イヴァン・ソコロフ (ピアノ*)

録?:2019年、モスクワ、ロシア

Ars Produktion
ARS-38305(1SACD)
スラヴの魂
ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
ニコライ・アファナシエフ:二重弦楽四重奏曲 ニ長調「新居披露」
グリエール:弦楽八重奏曲ニ長調 Op.5
オベルトン弦楽八重奏団

録音:2019年12月、フローレンティナーザール(グラーツ、オーストリア)
ウィーン・トーンキュスラーOのメンバーであるチェリスト、ドロッチャ・スタンディもメンバーに名を連ねるオベルトン弦楽八重奏団は、4本のヴァイオリン、2本のヴィオラ、2本のチェロを基本編成として2015年に結成されたアンサンブル。
オーストリアのグラーツ・ムジークフェラインでデビューを果たした後、ロシアのエカテリンブルクで開催されたウィーン映画音楽祭、ウィーンのホーフブルク宮殿でのオーストリア共和制樹立100周年記念行事などに招聘されるなど活躍の場を広げています。
ショスタコーヴィチ、ロシア有数のメロディメーカーのグリエールに、ロシアの知られざる作曲家ニコライ・アファナシエフ(1821−1898)の作品をカップリング。このアファナシエフの作品の発掘に力を注いでいくというオベルトン弦楽八重奏団、楽しみなアンサンブルの登場です。

GENUIN
GEN-20694(1CD)
「アンバラバ」〜マンドリン、ギター、ハープによる三重奏
サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜水族館
ヘンツェ:カリヨン,レシタティフ,マスク
ボリス・ミヘーエフ(b.1937):7 つの性格的小品〜歌,即興,踊り
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集 Op.2
ドビュッシー:神聖な舞曲,世俗的な舞曲
ロドリーゴ:かつてイタリカは名高い都市だった
アルベルト・イグレシアス(b.1955):トーク・トゥ・ハー
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」〜パゴダの女王レドロネット
ヴァルター・フェーンドリヒ(b.1944):アンバラバ
シクスティ1ストリングズ【エカテリーナ・ソロヴェイ(マンドリン)、ネギン・ハビビ(G) 、コンスタンツェ・クス(Hp)】

録音:2019 年7 月10-13日 ドイツ,マンデルスロー
マンドリン、ギター、ハープという撥弦楽器3台による三重奏団、シクスティ1ストリン グズによる素敵なCD。音色はかなり異なる3種の楽器だが、いずれも弦を指で弾くこと から相性良く溶け合い、華やでかつ癒しの音楽になっています。 エカテリーナ・ソロヴェイはロシア、ネギン・ハビビはイラン、コンスタンツェ・クスはドイツ の生まれ。

BRIDGE
BCD-9530(1CD)
ニューイングランドのピアノ三重奏曲
ウォルター・ピストン(1894-1976):ピアノ三重奏曲
第1 番(1935)
バーンスタイン:ピアノ三重
奏曲(1937)
ロナルド・ペレーラ(b.1941):ピアノ三重奏曲(2002)
ピストン:ピアノ三重奏曲第2 番(1966)
ジョエル・ピッチョン(Vn)
マリー=ボルシー・ペレンティエ(Vc)
ユ=メイ・ウェイ(P)

録音2019 年1 月
アメリカ・ニュー・イングランド州にゆかりのある作曲家によるピアノ三重奏曲を収録。当盤 の目玉はなんといっても巨匠レナード・バーンスタインが19 才の時に作曲したピアノ三重奏 曲。マーラー18 才の時のピアノ四重奏曲に匹敵する大作曲家の若書きの発見です。全3 楽章16 分あまりからなるなかなかの力作で後の交響曲「エレミア」や「不安の時代」に通じる ユダヤ的なメロディ、ブギウギを意識したと思われる楽しいスケルツォ、先祖の故郷ウクライ ナへの思いなのかチャイコフスキーを思わせる抒情的なメロディと舞曲など若きレニーの情 熱がほとばしる作品。19 才の作品とは思わせないほどの成熟した筆致で聴きごたえ充分。 バーンスタインの作曲の師匠ピストンの 2 つのピアノ三重奏曲は新古典主義風に書かれた 佳作。バーンスタインに与えた影響を聴きとることが出来るのも聴きどころのひとつ。
BRIDGE
BCD-9522(1CD)
フレッド・ラーダール(1943-):作品集Vol.6
(1)「あちこちに」(2011)〜無伴奏チェロのための
(2)弦楽四重奏曲第4 番「シャコンヌ」(2016)
(3)「炎と氷」(2015)〜ソプラノとコントラバスのための
(4)3 つのバガテル(2016)〜ヴァイオリンとギターのための
(5)「アーチ」(2011)〜チェロと管弦楽のための
(1)トム・クレインズ(Vc)
(2)ダイダロス四重奏団
(3)エリザベス・フィッシュボーン(S)
エドウィン・バーカー(Cb)
(4)モヴセス・ポゴシアン(Vn)
デイヴィッド・ストロビン(G)
(5)トーケ・メルドルップ(Vc)
アンドレアス・デルフス(指)
オーデンセSO

録音:2017-18年
当レーベル 6 枚目となるラーダールの作品集は弦楽器を中心とした近作で構成されています。 ラーダールはミルトン・バビット、ロジャー・セッションズに学んだ後、渡独しヴォルフガング・フォ ルトナーに師事しています。その師事歴からもわかる通り、12 音技法もしくは自由な無調による作 品を多数発表しています。「炎と氷」はソプラノとコントラバスというユニークな編成でソプラノの超絶 的な歌唱が聴きもの。チェロ協奏曲「アーチ」はおよそ20 分からなるレーダールの近年の大作。
BRIDGE
BCD-9533(2CD)
チナリー・ウン(b.1942):作品集Vol.4
(1)「シンギング・インサイド・オーラ」(2013)
(2)「スパイラルXIV:ニミッタ」(2012)
(3)「スパイラルI」(1987)
(4)「テリガータ・インサイド・オーラ」(2018)
(5)「スパイラルXII:天と地の間」(2008)
(1)ジェイムズ・ベイカー(指)アンサンブル(Vn、Va、Fl、Cl、Pf、Vc、Perc×2)
(2)ブライアン・ウォルシュ(Cl)、ニコラス・テリー(Perc)、ジャスティン・デハート(Perc)、シャノン・ウェットスタイン(P)
(3)フェリックス・ファン(Vc)、マシュー・ゴールド(Perc)、アレック・カリス(P)
(4)デヴィッド・レンツ(指)、アン・ハーレー(S)、スーテシー・フレーザー(S)、ブライアン・ウォルシュ(Cl)、スーザン・ウン(Va)、ニコラス・テリー(Perc)
(5)ギル・ローズ(指)アンサンブル(声楽・器楽)

録音:2014-18年
4 枚目となるチナリー・ウンの作品集。ウンはカンボジア出身で現在はアメリカで活躍、レクチャ ーのため来日したことがある。自分の出自であるカンボジアひいてはアジアの歴史、伝統文化と 世界、現代の芸術をいかに対峙あるいは融合するかということに創作の主眼が置かれた作品を 発表しています。奏者は時に語り叫びながら演奏するスタイルはウン独自の世界を築いています。

Dynamic
CDS-7862(1CD)
NX-A13
ベル・エポックのフルート音楽
1.アルベルト・ザイツ(1872-1937):Chant dans la nuit 夜の歌 Op.14
2.リリー・ブーランジェ (1893-1918):Nocturne ノクトゥルヌ
3.レオン・フォンボンヌ(1858-1940):Chasse aux Papillons 蝶の狩り
Op.39…世界初録音
フィリップ・ゴーベール(1879-1941):2つのエスキース
4.Soir sur la plaine 平原の夜
5.Orientale オリエンタル
6.エドヴィージュ・クレティアン(1859-1944) Vision ! 幻影
ルイ・マソン(1878-1957):3つの小品…世界初録音
7.Allegro vivace
8.Andante
9.Valse lente
10.エドゥアール・ラロ(1823-1892):Introduction et Allegretto from
the ballet 「Namouna」 バレエ『ナムーナ』より序奏とアレグレット
11.グザヴィエ・ルルー(1863-1919):Le Nil ナイル川…世界初録音
12.エルネスト・モレ(1871-1949):
Nuit de langueur, Nuit de mensonge 怠惰な夜、嘘の夜…世界初録音
アンドレ・セデス=モンジャン(1871-1954):組曲 Op.5…世界初録音
13.Conte gris 灰色の物語
14.Tarentelle タランテラ
15.オーギュスタン・ルフォール(1852-1933):
Sur l'eau (barcarolle) 水の上(舟歌)…世界初録音
16.アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):
Romance sans paroles 無言歌 Op.85…世界初録音
17.ポール・タファネル:
トマの歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」による幻想曲
フィリッポ・マッツォーリ(Fl)
ナタリー・ダン(P)

録音:2019年9月16-18日
19世紀末から20世紀初頭のパリを表現した「ベル・エポック=良き時代」。その名の通り、当時のパリは栄華を極め、さま ざまな文化が生まれました。このアルバムでは、そんな「ベル・エポック」時代に生まれたフルート作品を収録。演奏している マッツォーリとダンはこのアルバムのために10年に渡る調査を重ね、数多くの世界初録音を含む多彩な作品を選び出しまし た。これらはどれも当時、活躍していたフルート奏者に捧げられており、良く知られたラロやブーランジェなどの作品から、ほと んど耳にしたことのないような作曲家の作品までが並べられた大変興味深い1枚となっています。

Resonus
RES-10262(1CD)
NX-B05
ハイドン:弦楽四重奏曲 第2集 Op.20より
弦楽四重奏曲 第36番イ長調 Op.20-6HobIII:36
弦楽四重奏曲 第31番変ホ長調 Op.20-1 HobIII:31
弦楽四重奏曲 第34番ニ長調 Op.20-4 HobIII:34
アムステルダム・デュドックQ【ユディト・ヴァン・ドリエル(Vn1)、マルレーン・ヴェスター(Vn2)、マリー=ルイーズ・デ・ヨング(Va)、ダヴィッド・フェイバー(Vc)】

録音:2019年8月26-28日
「交響曲の父」と同時に「弦楽四重奏の父」ともいわれるハイドンの全6曲からなるOp.20の3曲を、前作の第1集 (RES10248)に続き若手の実力派、アムステルダム・デュドック四重奏団による演奏で。Op.20はアムステルダムで最初 に出版された楽譜の表紙に太陽の絵が描かれていた事から、「太陽四重奏曲」の愛称でも知られています。アムステルダ ム・デュドック四重奏団は、ケルンでアルバン・ベルク四重奏団に師事し、オランダの弦楽四重奏アカデミーでも学んだアン サンブル。ボルドーの弦楽四重奏コンクールやワイマールの室内楽コンクールで受賞した後、2014年のケルシェス賞を受 賞し、確かな実力が認められました。最近アメリカ・デビューを果たし、2018年にはフィリップ・ジャルスキー主演のサーリア ホ作曲のオペラ「Only The Sound Remains」の他、オランダ国立歌劇場やウィーンのコンツェルトハウスにアンサンブル として出演し、活躍の場を広げています。

DIVINE ART
DDA-25198(1CD)
NX-B07
アルチョーモフ(1940-):アルバム XI
Hymns of Sudden Wafts 突然のうねりの賛歌(1983)− 1985年録音
独奏クラリネットのためのソナタ(1966) − 1991年録音
連祷I(1977) サクソフォン・カルテットのための− 1977年10月30日 ライヴ
連祷II(1981) フルート・カルテットのための− 1982年5月24日 ライヴ
日曜日のソナタ(1977) ファゴットとピアノ)のための-1978年11月13日 ライヴ
4つの英語による二重唱(1966)− 1970年頃 録音
’75年大晦日のカプリッチョ(1975)−1976年1月12日 ライヴ
イゴール・アブラモフ(ソプラノ&テナー・サックス)
アレクセイ・セミオノフ(Cemb)
ユーリ・スミルノフ(P)
オレグ・タンツォフ(Cl)
レフ・ミハイロフ(ソプラノ・サックス)
ウラディーミル・イェリオミン(バリトン・サックス)
アレクセイ・ナバトフ(テナー・サックス)
アレクサンドル・オセイチュク(アルト・サックス)
ウラディーミル・パクリチェフ、アレクサンドル・チモチン&アルベルト・ゴフマン(Fl)
セルゲイ・コフロフ(アルト・フルート)
ヴァレリー・ポポフ(Fg)
ピョートル・メシャニコフ
ルザンナ・リシチアン(S)
カリナ・リシチアン(Ms)
ヴャチェスラフ・アルチョーモフ(P)1
イリア・スピヴァク(ヴィブラフォン、ベル)

録音:1970〜1991年 モスクワ
ロシアの現代作曲家の最高峰と呼び名の高いアルチョーモフのユニークな楽器の組み合わせの室内楽作品集。 アルチョーモフの音楽は大変深く、極めてスピリチュアルでありながら、精緻に組み立てられた独特の世界観を持つことで知 られています。Divine Artレーベルのアルチョーモフ・レトロスペクティブ・シリーズは、過去のメロディア時代の録音と新録音 を組み合わせたもので、11作目となる本作には1970年から91年にかけてのモスクワでのライブ及びスタジオ録音による 室内楽作品を収録。「Hymns of Sudden Wafts=突然のうねりの賛歌」と「クラリネット・ソナタ」以外は、初発売作 品です。演奏にはモスクワのトップのオーケストラや室内楽の音楽家たちが集結。巨大な交響楽作品に比べ、本作では 作曲家の比較的ライトな側面を味わうことができます。
DIVINE ART
MSV-28605(1CD)
NX-B07
ムーン・マークド〜トランペット曲集
リチャード・クラーク (1964-):… and justice for all?
ランス・ヒューム(1960-):官能的な夏の午後のエレジー
カーソン・クーマン(1982-):ムーン・マークド
イウェイゼン(1954-):ブラームスの主題による変奏とフーガ
クラーク:ディヴェルティメント
コールマン(1998-):アクエインテッド・ウィズ・ザ・ナイト
キエルマイヤー(1956-):ピース・オン・アース
クリス・ゲッカー(Tp)
キャサリン・マードック(Va)
リタ・スローン(P)
スザンヌ・ゲッカー(Cl)
マーク・ヒル(Ob)
ジェイソン・ゲッカー(Cb)
リアンナ・ゲッカー(P)

録音:2019年2月4日、9月29日、2012年11月4日
アメリカを代表するトランペットの名手、クリス・ゲッカーによる1954年から1998年の間に生まれた6人の現代作曲家の 作品集。トランペットと言えば壮麗なファンファーレを思い起こしますが、このアルバムの作品は、どれも芳醇で抒情的な雰 囲気を持ち、楽器の違った魅力が引き出されています。ゲッカーはワシントンD.C.生まれでメリーランド大学を卒業。アメリ カン・ブラス・クインテットのメンバーとして18年間活躍した他、ニューヨーク・フィル、サンフランシスコ響等多数の主要なオー ケストラとも共演しています。名教師としても活躍しており、ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院、コロンビア大学で教 授を歴任するほか、日本でもゲッカーの教則本が発売されています。ゲッカー自身のほかゲッカーの家族を含む優秀な音 楽家たちによる演奏です。

Capriccio
C-5391(1CD)
NX-B05
フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917):室内楽作品集
ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 第2番Op.121
ヴィオラとピアノのためのソナタOp.106
ピアノ伴奏によるヴァイオリン、ヴィオラのための二重奏曲 Op.105
4つのヴァイオリンとピアノのための演奏会用小品 Op.104
ローラン・アルブレヒト・ブロイニンガー(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
オリヴァー・トリンドル(P)

録音:2018年1月23-26日
ベルリン、イエス=キリスト教会
ポーランド系、ドイツの作曲家フィリップ・シャルヴェンカは、3曲の交響曲の他、ヴァイオリン協奏曲や室内楽などを作曲 していますが、同じく作曲家で世界的なピアニストしても活躍した弟フランツ・クサヴァーの影に隠れがちな存在でした。し かし近年、彼の作品が次々と見直され始めています。フィリップは教師としても優れており、1881年に弟クサヴァーがベ ルリンとニューヨークに開校した「シャルヴェンカ音楽院」では楽理と作曲を指導し、偉大な指揮者オットー・クレンペラー やオスカー・フリートなどを輩出しています。また当時の指揮者、ニキシュやハンス・リヒターなどがフィリップの交響曲を演 奏していました。ここでは決して多くはない彼の作品の中から、ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための室内楽作品を収 録。フィリップの妻マリアンヌは名ヴァイオリニストとして活躍していたこともあり、弦楽器の扱いが見事です。ここでヴァイオリ ンを演奏するのは、1997年にエリザベート王妃国際コンクールで2位受賞の名手ブロイニンガー。ヴィオラは2005年 ジュネーヴ国際コンクールでヒンデミット賞を受賞したベルトー。ピアノは世界的なドイツの奏者、トリンドルです。
Capriccio
C-5304(1CD)
NX-B05
フランツ&カール・ドップラー:フルート作品全集:第10/12集
フランツ・ドップラー(1821-1883):アメリカの主題による小二重奏曲 Op.37
カール・ドップラー(1826-1900):ハンガリーのエアによる変奏曲〜フルートとピアノのための
フランツ・ドップラー(1821-1883):ソナタ ハ長調 〜2本のフルートとピアノのための Op.25
カール・ドップラー(1826-1900):ハンガリーの有名な聖歌と行進曲*
フランツ・ドップラー(1821-1883):2つのソナタ Op.32(シュミット=ドップラー)*
 オペラ『フサールの二人』序曲〜フルートとピアノのための*
 ヴァイトマンストルスト風狩猟の音楽 *
クラウディ・アリマニー(Fl)
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ポール・エドムンド=デイヴィス(Fl)
ジョン・スティール・リッター(P)
ジョルト・バログ(P)
アストリッド・シュタインシャーデン(P)
イベリア・フルート三重奏団【
アントニオ・アリアス(Fl)、エドゥアルド・サンチェス(Fl)、サルバドール・エスパーサ(P)】

録音:1996年 ロサンジェルス、2014年、2019年 カタロニア
オーストリア帝国に生まれたハンガリー出身のドップラー兄弟は、二人とも、若いうちから劇場のフルート奏者となり、兄の フランツはやがてウィーン宮廷劇場でも活躍。また兄弟ともに作曲家であり、指揮者としても活動する傍ら、超絶技巧を 駆使するフルート・デュオとしてヨーロッパで大変な人気を誇りました。この全集は、スペインのフルート奏者、アリマニーが 長年熱心に研究を重ねたドップラー兄弟の音楽を残そうと立ち上げたプロジェクトで、アリマニーのほか、師でもあったラ ンパルなど、多くの著名な演奏家が集結した一大プロジェクトです。ドップラー兄弟の作品は、その故郷ハンガリー風のど こか哀愁のある音色で、日本でも多くのフルート奏者にとって大切なレパートリーとなっています。この第10集では5作 品が世界初録音です。
※当初、全10巻で完結とされていたドップラー兄弟のフルート作品全集ですが、 収録曲の関係で全12巻に変更されました。

Sono Luminus
DSL-92240(1CD)
NX-B05
シューベルト:ヴァイオリン・ソナチネ集 Op.137 ザカリー・カレッティン(Vn)
ミナ・ガイック(P)

録音:2019年7月29-31日
シューベルトの死後に出版された若き日の作品、ソナチネOp.137は、アルバム・タイトルになっている“バウンドレス”の言 葉通り、シューベルトらしい美しい旋律とリリシズムにあふれており、シンプルな構成による、親密な雰囲気が感じられる初 期ロマン派らしい室内楽です。ベートーヴェンの初期作品を思わせる落ち着いた雰囲気と喜びあふれる第1番、ドラマ ティックな厳格さをもつ第2番に、ハイドン風の劇的な表現がみられる第3番を、アメリカのヴァイオリニスト、カレッティンが演 奏。彼は第2次世界大戦後に作られたフランツ・キンベルク製の楽器にガット弦を張り、1800年頃にロンドンのジョン・ドッ ドが作成した弓で奏でています。ピアノは、エラールの1835年製の平行弦の貴重なコンサート・グランドを、歴史的楽器 にこだわるガイックが演奏。透明感溢れる音質で当時の音楽を再現しています。

WERGO
WER-7393(1CD)
アザー・ストーリーズ
ヘルムート・ラッヘンマン(1935-):Sakura mit Berliner Luft 〜アルトサクソフォン、ピアノと打楽器のための
マルティン・シュットラー(1974-):xerox 〜アルトサクソフォン、ピアノ、打楽器とテープのための
ヘルムート・ラッヘンマン:Marche Fatale 〜ピアノ独奏のための
桑原ゆう(1984-):In Between 〜アルトサクソフォン、ピアノと打楽器のための
ヘルムート・ラッヘンマン:Berliner Kirschbluten 〜ピアノ独奏のための
マルティン・スモルカ(1959-):fff (Fortissimo feroce Fittipaldi) 〜バリトンサクソフォン、ピアノと打楽器のための
マイケル・フィニスィー(1946-):Opera of the Nobility 〜ソプラノサクソフォン、ピアノと打楽器のための
ヘルムート・ラッヘンマン:Sakura-Variationen 〜アルトサクソフォン、ピアノと打楽器のための
トリオ・アッカント【マルクス・ヴァイス(Sax)、ニコラス・ホッジズ(P)、クリスティアン・ディエルシュタイン(打楽器)]】
ヘルムート・ラッヘンマン(声)

録音:2018-2019年
サックス、ピアノ、打楽器という編成による現代音楽集。特殊奏法ノイズ見本市のような昔のイメージのままラッヘンマンを聴くと、まったく違う作風に驚か されます。「Marche Fatale」は完全に普通のクラシック音楽。「Sakura mit Berliner Luft」「Sakura-Variationen」では何と自ら、日本語で「さくらさくら」 を歌っています。どれも後半に不思議な展開をすることでラッヘンマンの音楽になってはいるものの、他の作曲家がかなり先鋭的な音楽を書いているので、そ のギャップに面喰らいます。

TYXart
TXA-19140(1CD)
ハンス・ガル(1890-1987):リコーダーのための作品全集
リコーダーとピアノのための協奏曲 Op.82(1961)
リコーダーのためのソナチネ Op.110B(1983)*
ピアノのための3つの小品 Op.64(1933)
リコーダーのための4つのバガテル Op.110A(1983)*
リコーダーとピアノのための3つの間奏曲 Op.103(1974)
リコーダーのための『楽興の時』(1958)*
サブリナ・フレイ(リコーダー/Two alto recorders in f’, after Jacob Denner, made of boxwood by Ernst Meyer)、
ベルンハルト・パルツ(ピアノ/Steinway D[A = 443 Hz])

録音:2018年12月/スタジオ・ピアノフォルテ・チューリッヒ(スイス)
*=世界初録音
アルトリコーダーの名手サブリナ・フレイがハンス・ガルのリコーダーのための作品全集を録音しました。ガルは1890年、現在のウィーン西隣に位置するブ ルン・アム・ゲビルゲに生まれ、1987年エディンバラで没した長寿の作曲家。後半生はナチスを逃れるためイギリスに渡り激動の時代を生き抜きました。作風 は後期ロマン主義を貫き、美しい旋律を魅力とした作品を数多く残しております。特にアルトリコーダーという楽器には強い思い入れがあり、1977年にクラ リネット五重奏曲と弦楽五重奏曲を作曲後、作曲活動への終止符を打ったものの、最晩年には再び作曲への情熱が湧き上がり、1983年にリコーダー・ソナ チネ、4つのバガテルを作曲しました。これらは世界初録音となり、ガル晩年の作品がついに日の目を見ることとなります。 (Ki)

MIRARE
MIR-438(1CD)
シューベルト:八重奏曲ヘ長調 D.803 モディリアーニSQ【アムリ・コエイトー(ヴァイオリン/グァダニーニ(1773))、ロイック・リョー(ヴァイオイン/グァダニーニ(1780))、ローラン・マルフェング(ヴィオラ/マリアーニ(1660))、フランソワ・キエフェル(チェロ/ゴフリラー"ex-Warburg"(1706))】
ザビーネ・マイヤー(Cl)
ブルーノ・シュナイダー(Hrn)
ダグ・イェンセン(Fg)
クヌート・エリック・サンドクイスト(Cb)

録音:2018年9月
2003年に結成されたモディリアーニSQ。2016年、第一ヴァイオリンのベルナール・フィリップが肩および右上腕部の筋肉をいため、演奏 家としてのキャリアをストップさせることを決断。フランス放送POのコンサート・マスターを務めていた旧知の友人、アムリ・コエイトー を新メンバーに迎えて更なる活躍をみせています。新メンバーによる第3弾。
クラリネット、ホルン、バスーン、弦楽四重奏、そしてコントラバス、という編成ですが、世界で活躍する名手たちが集っての演奏が実現しました。まずモディ リアーニを中心とする弦楽器の気品あふれる音色にはっとさせられ、管楽のアンサンブルもノーブルそのもの。最上級の美しさを堪能することができます。
【共演者について】
ザビーネ・マイヤーはバイエルン放送響の首席クラリネットを務めたのち、ソロ活動に踏み切り、ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル を結成するなど精力的な活動を続けている世界トップ・クラスの奏者。ブルーノ・シュナイダーはスイス生まれで、1986年から93年までバイルン放響お よびスイス・ロマンド管のソロ・ホルン奏者を務めました。ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルの設立メンバーでもあります。ダーク・イェンセンはノルウェー 出身、1985年から88年までバンベルク響、1988年から97年までケルンRSOの首席奏者を務め、さらにサイトウ・キネンや水戸室内管、ルツェ ルン祝祭管でも活躍しています。1984年と90年の二回、難関ミュンヘン国際音楽コンクールで入賞しています。クヌート・エリック・サンドクイストは、 ノルウェーを代表するコントラバス奏者で、ベルゲン・フィルのメンバーを長年務めたほか、ルツェルン祝祭管でも活躍した (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00157(1CD)
税込定価
2020年4月22日発売
Fantasia Cromatica
バッハ:半音階的幻想曲(編曲:田中拓也)
ブラームス:クラリネット・ソナタ 第1番ヘ短調 Op.120-1
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 M.8
田中 拓也(アルト・サクソフォン)
弘中佑子 (P)

録音:2019年8月24-25日 東京・稲城@プラザ
サックス界のトップランナー「ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット」のアルト・サクソフォ ン奏者としても活躍する田中拓也、渾身のソロ・デビューアルバムがクリストン・レーベル より登場。 近年活躍の場を広げる注目の奏者、田中が満を持してリリースするアルバムには、自身 が「一生演奏し続けたい」「10年後、20年後も向き合いたい」と想いを込め選び抜いた名曲 を収録しました。 田中自ら編曲をしたバッハの半音階的幻想曲では音の魔力とヴィルトォーゾ、ブラームス とフランクでは深い音楽と色彩感を魅せる田中の世界に聴き手を誘います。ピアニスト弘 中佑子の確かな技術と音楽性に支えられた、レヴェルの高いアンサンブルをご堪能くださ い。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00716(1CD)
税込定価
2020年4月22日発売
Parfum/パルファム
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op. 65
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
フォーレ:夢のあとに Op.7-1
 エレジー Op.24/ロマンス Op.69
サン・サーンス:白鳥(「動物の謝肉祭」より)
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
美しき夕暮れ
加藤文枝(Vc)、江崎昌子(P)

録音:2020年1月21-23日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)
加藤文枝は東京藝術大学・同大学院を卒業し、パリ市立音楽院、パリ・エコール・ノルマ ル音楽院で研鑽を積んだ、注目の若手チェリスト。数々のコンクールでの入賞歴を持ち、 現在は日本各地でリサイタルや、オーケストラとの共演を重ねています。 デビュー・アルバムは、これからの彼女の活躍を予感させる、ショパンから始まるプログ ラム。気高い意思の強さを感じさせる一方、フォーレやドビュッシーでの透明感のある女 性らしい表現を織り交ぜ、瑞々しさあふれるアルバムとなりました。 「パルファム」というタイトルのように、高貴なフランスの香り漂う演奏を、どうぞお楽しみく ださい。

PASCHENrecords
PR-140026(1CD)
ボンジュール!〜 フランスの木管アンサンブル集
プーランク:六重奏曲
タファネル:五重奏曲
サン=サーンス:デンマークとロシアの歌による奇想曲
イベール:3つの小品
フランセ:恋人たちの時間(たそがれ時)
アンタレス五重奏団、
大場温子(P)、キリル・ヤシン(P)、
コンスタンティン・ゲルシュタイン (Fg)

録音:2012年6月、2013年12月、コンツェルトハウス(ドイツ、デトモルト)
聞き手を花の都パリへと誘う、19世紀の終わりから20世紀の初めにかけてのフランスの木管アンサンブル作品集。サン=サーンスの華麗な旋律美から、タファネルのヴィルトゥオーゾ的アプローチ、プーランクのポスト印象派的な音画、フランセの音楽的な機知に至るまで、この時代のフランス音楽に顕著な軽やかさ、快活さ、情緒深さ、哀愁といった要素がすべてこの1枚に凝縮されています。さらにアンタレス五重奏団の若々しい気質と奥深い音楽表現が、変化に富んだ刺激的なアルバムを作り上げました。ブックレットにはドイツ語、英語に加え日本語の解説が掲載されています。 ※このアルバムは2012年に若くして亡くなったピアニスト、キリル・ヤシン(本アルバムではフランセの演奏に参加)へ捧げられています。
PASCHENrecords
PR-140028(1CD)
SONORITIES〜天上の音風景
ブルッフ:コル・ニドライ(ハインリッヒ・ライマンによるチェロとオルガン編)
マルセル・デュプレ:4つの小品 Op.19 - 第4曲 行列と連祷(作曲家自身によるオルガン編)
テオドール・キルヒナー:チェロとオルガンのための2つの小品 Op.92
ウジェーヌ・ジグー:10の小品より第8曲 スケルツォ
フランク:大オルガンのための3つの小品より第2曲 カンタービレ ロ長調(エベルハルト・クラウスによるチェロとオルガン編)、オルガンのための3つのコラールより第3番 イ短調
ヘルマン・シュレーダー(1904-1984):チェロとオルガンのためのサルヴェ・レジーナ - カンティレーナ・コラリス
カール・ヘラー(1907-1987):チェロとオルガンのための「Schonster Herr Jesu(イエス 君はいとうるわし)」による即興 Op.55
ヤーナ・テルゲンブッシャー(Vc)、
セバスティアン・フライターク(Org)

録音:2014年5月&8月、聖マグヌス教会(ドイツ、マルスベルク)
珍しいチェロとオルガンの組み合わせによるロマン派〜近現代の作品集。チェロの絹のような音と、オルガンの豊かな色彩が見事に調和し、聞き手を天上の世界に誘います。収録曲はチェロとオルガンのためのオリジナル作品以外にも、ブルッフの「コル・ニドライ」のようにチェロと管弦楽のための作品を編曲したもの、フランクの「カンタービレ」のようにオルガン独奏曲から編曲したものなど、多種多様なラインアップになっています。(チェロとオルガンによる演奏だけでなく、デュプレやジグー、フランクのオルガン独奏曲も収録されています。)ロマン派ファンにとって、キルヒナーのOp.92は嬉しい発見でしょう。穏やかな曲調、温かみのあるサウンドが絶品です。
PASCHENrecords
PR-160034(1CD)
レーガー:クラリネット・ソナタ 変イ長調 Op.49-1
クラリネット・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.49-2
クラリネット・ソナタ 変ロ長調 Op.107
トーマス・リントホルスト(Cl)
有元裕子(P)

録音:2016年4月、デトモルト音楽大学(ドイツ)
2016年のレーガー没後100年を記念し捧げられたレーガーのクラリネット・ソナタ全集です。Op.49の2つのクラリネット・ソナタはブラームスのクラリネット・ソナタを聴いたことがきっかけとなり、ブラームスをモデルとして作曲されました。雰囲気はドイツ・ロマン派風で、楽章構成は古典的な4楽章制、旋律には民謡調のものも含まれるなど親しみやすさを感じさせる一方、どこへ向かうのかわからない和声進行や複雑なフレージングは、これらの作品が20世紀に書かれたものであることを示しています。Op.107のソナタはOp.49の約8年後に書かれたもので、レーガー自身が「非常に軽くて親しみやすい」と述べているとおり、より古典的なシンプルさ、明快さへ回帰し、ユーモアまで感じられる作品になっています。デトモルト音楽大学で教授を務めるクラリネット奏者リントホルストと、同大学で講師を務める鹿児島出身のピアニスト有元裕子による奇を衒うことのない演奏が、レーガーの作風の変遷を丁寧に描き出しています。
PASCHENrecords
PR-170038(1CD)
ストリングス & ウェブス
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
シュポア:幻想曲 ハ短調 Op.35
C.P.E.バッハ:ハープ・ソナタ ト長調 Wq.139
サン=サーンス:幻想曲 イ短調 Op.95
P.パターソン(1947-):蜘蛛の巣 Op.113b(世界初録音)
レベッカ・フレムリンク(Hp)、
ミヒャエル・ツェーエ(ナレーター)、
ヴィガート四重奏団

録音:2016年10月&2017年3月、グリューンベルク教会 (ドイツ)
C.P.E.バッハからシュポア、サン=サーンス、ヒンデミットと、18世紀〜20世紀にかけての多彩なハープ音楽に"蜘蛛の巣"のようなネットワークを張り巡らせ、世界初録音となるイギリスの現代作曲家パターソンの「蜘蛛の糸」とともにまとめあげた1枚です。演奏はメクレンブルク=フォアポンメルンのオーケストラのハープ奏者、レベッカ・フレムリンク。「ハープの弦を見るといつも蜘蛛の巣が思い起こされる」と語るパターソンは、「蜘蛛の糸」で4種類の蜘蛛の様子を時に神秘的に、時に荒々しく描いています。現代的ながらロマンティックな響きを持つヒンデミットのハープ・ソナタはアメリカ亡命の前年に書かれた作品。このアルバムでは第3楽章冒頭に掲げられたドイツの詩人L.C.H.ヘルティ(1748-1776)の詩をナレーターが朗読しています。

Chandos
CHAN-20133(1CD)
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3
ボーウェン:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112
アイアランド:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
ジェイムズ・フランシス・ブラウン(b.1969):ザ・ハーツ・グレイス(世界初録音)
オルウィン:ソナティナ
エリック・コーツ:ファースト・ミーティング(1941, 1943改訂/この版による世界初録音)
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2019年9月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
近代イギリスのヴァイオリン作品、特にディーリアスやエルガーの「ヴァイオリン・ソナタ」、「ヴァイオリン協奏曲」の演奏は同曲の決定的名演と絶賛される英国音楽の探究者でありスペシャリスト、タスミン・リトル。オーストラリアが生んだ当代屈指の知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンと組み、知られざる英国のヴァイオリン作品を発掘してきた好企画「イギリスのヴァイオリン・ソナタ集」。 3年ぶりのリリースとなる待望の第3巻では、「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれたヨーク・ボーウェン(1884−1961)、イギリス印象派とも呼ばれるジョン・アイアランド(1879−1962)、映画音楽作家としても知られるウィリアム・オルウィン(1905−1985)ら、20世紀前半〜中期のヴァイオリン・ソナタとソナティナを中心に、ヴィオラのために作曲され1943年にヴァイオリン用に改訂されたエリック・コーツ(1886−1957)の「ファースト・ミーティング」、そして2016年のハートフォードシャー音楽祭でタスミン・リトルによって初演されたジェイムズ・フランシス・ブラウン(b.1969)の「ザ・ハーツ・グレイス(The Hart’s Grace)」を収録。 2020年夏以降はコンサート・プラットフォームから離れ、教育や演奏以外の活動に専念することも発表され、演奏活動からの引退が惜しまれている女帝タスミン・リトルの名技と飽くなき探求心がアルバムに込められています。

Stradivarius
STR-37138(1CD)
マウロ・ランツァ(b.1975)&アンドレア・ヴァレ(b.1974):「自然のシステム」
「動物王国」(2013) 〜弦楽三重奏と電気機械工具のための
「野菜王国」(2014) 〜6 奏者と電気機械工具のための
「石の王国」(2016) 〜7 奏者と電気機械工具のための
「フォッシリア」(2017) 〜10 奏者と3 群の電気機械工具のための
mdiアンサンブル

録音:2019年6月
全編およそ80分、不可思議な音の連続。しかし決して難解でもゲンダイオンガク臭 (わたし知性あります感)が鼻につくわけでもない、ユーモアと機知、洒落たノイズの雨 あられ。通常のアコースティック楽器に全てまともな奏法はなく、そのノイジーな音にさ らに追い打ち(?)をかけるのがハンディ・クリーナーや掃除機、電気カミソリなどの電 気機械。これらの工具の作動音を巧みに使って今まで聴いたこともないようなユーモ ラスでファンタジックな音楽を作り出した。作曲家ランツァとヴァレはともにイタリアで活 躍する中堅。ランツァはパリのIRCAMでも研鑽を積んだ。全編、シュピピピ、ピュルピ ュル、ポピポピ(昔のインベーダーゲームの電子音を思い出させる)、ボインボイン・・・ などなどヘンテコだがなぜか聴き入ってしまう魅力的な音楽。前項のディアナ・ソーの 音楽に通じるものがあるが、実はランツァは彼女の先生であったのは納得。お店の試 聴機に入れたら大反響まちがいなし!別の惑星の近未来民族音楽。
Stradivarius
STR-37146(1CD)
「彼を見つけよ」〜ダニオ・コミッティーニ(b.1986):作品集
「廃棄」(2018)〜ピアノのための
「銅の白熱」(2019)〜ピアノのための
「長さ」(2014)〜アコーディオンのための
「歌」(2015)〜クラリネットとピアノのための
「瞬間に」(2017)〜声とピアノのための
「オーバーフロウ」(2017)〜チェロとピアノのための
「だから彼を見つけよ」(2018)〜アンサンブルのための
ロベルタ・パンドルフィ(P)
ラファエレ・ダーメン(アコーディオン)
セレーネ・フラマリン(Cl)
アルフォンソ・アルベルティ(P)
アンジェロ・ボナッツォーリ(Voice)
ソフィア・ティッチ(P)
フランチェスコ・ディロン(Vc)
エマヌエレ・トアルカルティ(P)
ヴンダー室内O

録音:2019年10月
ダニオ・ミッティーニはイギリス出身。イタリアのロッシーニ音楽院、聖チェチーリア音楽院など で学んだ後、ヨーロッパの作曲賞を数多く受賞、作品は多くの団体で演奏されています。彼の作 風は楽器の通常奏法と特殊奏法を織り交ぜ、緊張感あふれる空間を作り出すもので声とピアノ のための「歌」ではジャズを思わせるようなグルーヴ感も感じられます。室内オーケストラのための 「だから彼を見つけよ」では特殊奏法のノイズの中からイタリア民謡風の旋律が突然現れたりと 意表を突かれます。イタリアの若手中堅世代の注目株の作曲家。

NEOS
NEOS-12005(1CD)
ヴェルナー・ハイダー(b.1930)作品集
(1)「尖った山」(1997)〜ピアノのための
(2)「6 つの機能」(2017) 〜弦楽三重奏のための
(3)クラリネット五重奏曲(2015)〜クラリネットと弦楽四重奏のための
(4)「建築」(2004)
(1)ヴェルナー・ハイダー(P)
(2)トリオ・プラス
(3)アドリアン・クラーマー(Cl)
ミュンヘン・アカデミー四重奏団
(4)ペーター・エトヴェシュ(指)
バイエルンRSO

録音:(1)2012 年2 月5 日フュルト、(2)2018年12月10日ニュルンベルグ、(3)2018年3月5日ノイマルクト・オーバープファルツ、(4)2006年1月26日ミュンヘン・ヘラクレスザール
2020年、90 歳を迎えるドイツの作曲家ハイダーの近作を含む作品集。ハイダーはミュンヘ ン音楽大学で学び、バイエルン放送局に勤務に傍ら多くの作品を発表した。セリエリズ ムからクラスター、自由な無調まで幅広い技法を駆使した作風で知られます。ペーター・エ トヴェシュが指揮した大オーケストラのための「アーキテクチュア」のダイナミックな音響の 推移は聴きもの。
NEOS
NEOS-12002(1CD)
スクレープス(擦り傷)とサウンド・スケープス(音風景)〜チェロと打楽器のための作品集
アンドレ・シーニ(b.1945):「ジーナとフィオ」(2014)
ジェニー・ヘットネ(b.1977):「ベルと潮流」(2016)
リカルド・エイジリク(b.1985):「レ/風/レ/書く」-早送りヴァージョン(2014)
エサイアス・ヤルネガルド(b.1983):「石―灰、灰」(2011)
レイレイ・ティアン(b.1971):「ネバー・エンディング・ジャーニー」(2016)
イーヴォ・ニルソン(b.1966):「場所について1」(2017)
フランギス・ヌルラ=ホーヤ(b.1972):「Se…」(2018)
ウメ・デュオ【カロリーナ・エーマン(Vc) 、エリカ・エーマン(Perc)】

録音:2019年8月
スウェーデンのウメオ出身のチェロと打楽器による姉妹のユニット、ウメ・デュオは2008 年に結成され、以来ヨーロッパを中心に活動を行っています。チェロと打楽器の二重奏と いうありそうでなかった編成のための新作を意欲的に委嘱し、近年注目されています。この ディスクでは比較的若い世代を中心にフランス、スウェーデン、中国と国籍の異なる作曲 家の個性的な作品が聴ける。西ヨーロッパの前衛アカデミズムの枠にとらわれないユニ ークな作品が多く、一聴に値する。

CD ACCORD
ACD-268(1CD)
NX-B05
ヴァインベルク(1919-1996):ヴァインベルク:弦楽四重奏曲第14番Op.122(1978)
3本の椰子の木 Op.120〜ソプラノと弦楽四重奏のための(1977)*
弦楽四重奏曲 第15番Op. 124 (1979)
シレジアンSQ【シモン・クシェショヴィエツ(Vn1)、アルカディウシュ・クビツァ(Vn2)、ウカシュ・シルニツキ(Va)/ピオトル・ヤノシク(Vc)】
ヨアンナ・フレシェル(S)*

録音:2019年
ポーランドのユダヤ系家庭に生まれてソヴィエトに亡命し、スターリンの弾圧に遭うなど“悲劇の作曲家”として、またショス タコーヴィチとの友情などで近年注目が高まってきたヴァインベルク。このアルバムはシレジアンSQによるヴァイ ンベルクの弦楽四重奏曲全曲録音の第4作目となります。収録されているのは1970年代後半に書かれた第14番と 15番と、同時期に書かれた「3本の椰子の木」の3曲で、作曲家が若き日に陶酔したマーラーの影響が見て取れる第 14番は5つの楽章がアタッカで切れ目なく演奏され、楽章ごとにメトロノーム記号だけが標示されています。第15番は 珍しい9楽章からなり、やはり楽章タイトルにはメトロノーム記号のみが記されています。この曲はバルトークの影響も指 摘されており、献呈されたのも、ソヴィエトで初めてバルトーク作品を演奏したボロディンSQのチェリストを含 む若き奏者たちでした。シェーンベルクに影響されたとされる「3本の椰子の木」はソプラノ独唱を伴う歌曲で、ヴァインベ ルクはこの曲をカンタータと称しています。
CD ACCORD
ACD-269(1CD)
NX-B05
ワルシャワの音楽サロン
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.15
マリア・シマノフスカ(1789-1831):幻想曲ヘ長調 ピアノのための
モーツァルト:ピアノ四重奏曲ト長調K.478
フランチシェク・レッセル(1780−1838):三重奏曲ホ長調Op.5〜ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための
アルテ・デイ・スオナトーリ・ピアノ四重奏団【カタルジナ・ドロゴシュ(フォルテピアノ)、ミヒャエル・ローゼンベルガー(1805年頃製)によるロバート・ブラウン(2011)復元モデル)、エヴァ・ゴリンスカ(ヴァイオリン…Aegidius Klotz, 1786年製)、ナタリア・ライヘルト(ヴィオラ…Andrzej Bobak Grapny, 2016製)、マチェイ・ウーカシュク(チェロ…Jacek Weso?owski, 2015/モンタナーナ・モデル)】

録音:2019年10月12-15日
ここに登場する作曲家はいずれも18世紀後半から19世紀の初めに流行したポーランド、サロン文化の中心人物た ち。彼らはみなホスト、ゲスト、演奏者または作曲家としてサロンに関わっていました。サロンは週に1度か2週に1度ぐら いの頻度で開催され、貴族、芸術家、作家、哲学者、政治家、学者、科学者に音楽家などが集い、会話や朗読、 音楽や時にはダンスを楽しんだといいます。そして、ポーランドでは、最後の国王ポニャトフスキがフランスの影響を受け、 自ら「木曜晩餐会」を主催していました。ショパンがワルシャワで暮らした19世紀初めには約12もの音楽サロンがあった と言います。そのサロンの中に、このCDに登場する作曲家で当時の名ピアニスト、シマノフスカの両親であるヴォロウスキ 夫妻主催のものがあり、そのサロンにはエルスネル(ショパンの師として有名)やレッセル(ハイドンに学び、アマチュア音楽 協会を率いた)が通っていたそうです。当時の楽器(復元モデル含む)を用いた演奏による、華やかなサロンの賑わい が聞こえてきそうなアルバムです。

ANALEKTA
AN-28923(1CD)
ブルッフ: クラリネット、ヴィオラとピアノのための8つの小品 Op.83 フィロン・トリオ
カナダ、イギリス、ドイツの奏者によりスイスのバーゼル州立音楽アカデミーにて結成されたフィロン・トリオ。
ブルッフがプロのクラリネット奏者であった息子のマックス・フェリクスのために書いた、クラリネット、ヴィオラ、ピアノという編成のための小品集。同時代のストラヴィンスキー、シェーンベルク、バルトークらのスタイルとは程遠い、保守的でロマンティックな書法で書かれた情熱的で親密なクラリネット三重奏曲です。

Channel Classics
CCS-41920(1CD)
イマジナリー・ミラー
ヴィム・ヘンドリクス(b.1962):セイクリッド・プレイシズV, パールバティー, リムーヴァー・オヴ・バッド・エナジー
ダニエル・ウォール(b.1980):アナースト
バルト・カルティエ(b.1961):チェリー・ブロッサム
フローリアン・マグヌス・マイヤー(b.1973):UNDA
アルヴォ・ペルト(b.1935):鏡の中の鏡(プラーティンク編)
ニコール・リジー(b.1973):テレヴィジョンのための音楽
ダヴィト・ファン・ボウウェル(b.1973):鏡の中に現れた幽霊
ラヴェル(1875−1937):カッディーシュ(プラーティンク編)
マルクス・シュトックハウゼン(b.1957):ベター・ワールド(作曲者自身によるトランスクリプション)
ヴィム・ファン・ハッセルト(トランペット、ピッコロ・トランペット、ポスト・ホルン、フリューゲル・ホルン)、クーン・プラーティンク(パーカッション&エレクトロニクス)
2009年から2014年までロイヤル・コンセルトヘボウO(RCO)のトランペット奏者として活躍したベルギーの世界的名手ヴィム・ファン・ハッセルト。日本では「聖夜のトランペット」と題されたクリスマス・コンサートでも人気を博してきたハッセルトが、アニマ・エテルナのティンパニ奏者、ロッテルダム・フィルのパーカッション奏者を務めるベルギーの打楽器奏者、クーン・プラーティンクと2019年に結成したデュオ「ART’uur(アルトゥール)」のデビュー録音。
アルヴォ・ペルトの名曲「鏡の中の鏡」のニュー・アレンジを含む、トランペット(ピッコロ・トランペット、フリューゲル・ホルン、ポスト・ホルンを含む様々なラッパ)とパーカッション&エレクトロニクスのための新たな委嘱作品&新たなアレンジ作品集。オランダの名門オーケストラで培った黄金の輝きで、クラシック音楽から伝統音楽、エレクトロ・アンダーグラウンド、インプロヴィゼーション、そして彼らの鮮やかな個性を組み合わせた新しい音楽空間を作り上げています。編曲&トランスクリプション作品となるペルト、ラヴェル、M.シュトックハウゼンを除く6曲は世界初録音。

Eudora
EUDSACD-1903(1CD)
ヴァイオリン・ソナタ集
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18
アイツォル・イトゥリアガゴイティア(Vn)、
エンリケ・バガリア(P)

録音:2018年12月3日−6日、モーツァルト・ホール、サラゴサ・オーディトリアム(スペイン)
製作点数は決して多くはないものの、その高音質の優秀録音がオーディオ愛好家な中でも高く評価されているスペインの新興レーベル「ユードラ・レコーズ(Eudora Records)」。
フランスのドビュッシー、チェコのヤナーチェク、そしてドイツのR・シュトラウスによる20世紀の傑作3作品を奏でるのは、1975年、スペインのバスク地方の都市、エイバル出身のヴァイオリニスト、アイツォル・イトゥリアガゴイティア。
数多くの世界的ヴァイオリニストを育て上げた名教師ザハール・ブロンにマドリードのソフィア王妃音楽大学で師事し、ハノーファー、ライプツィヒ、シュトゥットガルトでは、コーリャ・レッシング、インゴルフ・トゥルバン、ハット・バイエルレの下でも研鑽を積んだ経歴の持ち主。
ソリストとしてはもちろんのこと、イトゥリアガSQ(アリアーガSQ)の第1ヴァイオリン奏者としても活躍するなど、スペインのヴァイオリン界で存在感を放つイベリア半島の実力者です。
Etcetra
KTC-1655(1CD)
ヨーゼフ・リエラント:19世紀ブルージュのロマンティック音楽
オーボエ・ソナティナ Op.28
クラリネットのためのファンタジー Op.40
ホルン・ソナタ Op.18
チェロ・ソナタ第1番 Op.22
クラリネットのための3つの小品 Op.17
テラ・ノヴァ・コレクティーフ
テラ・ノヴァ・コレクティーフは、イ・ソリスティ・デル・ヴェントやシャン・ダクションのメンバーでもあるクラリネット奏者、ヴラド・ウェーフェルベルヒを芸術監督として2012年に結成されたベルギーのピリオド・アンサンブル。
ベルギー後期ロマン派の知られざる作曲家、ヨーゼフ・リエラント(1870−1965)が書いた室内楽作品集。1924年にはブルージュ(ブリュッヘ)音楽院のディレクターに任命されますが、その前までに多くの作品を書いており、ここでは19世紀末から20世紀初頭に書かれたリエラントの管楽器とチェロのための作品を収録。

RUBICON
RCD-1049(1CD)
ラヴェル&コダーイ
ラヴェル(リディ・ブレイドープ編):ピアノとチェロのための組曲〔1.夜明け(バレエ 「ダフニスとクロエ」より)、2.マラゲーニャ(スペイン狂詩曲より 第2曲)、3.ハバネラ(スペイン狂詩曲より 第3曲)〕
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
コダーイ:無伴奏チェロのためのソナタ ロ短調 Op.8
リディ・ブレイドープ(Vc)、
ロザンネ・フィリッペンス(Vn)、
ジュリアン・ブロカル(P)

録音:2019年10月14日−17日、ジャルダン・ミュジカル・アット・サント=カトリーヌ(ブリュッセル)
パリ音楽院を首席で卒業し、オランダを中心に、ベルギー、フランス、日本でリサイタルを行ってきたオランダの若き情熱に溢れるチェリスト、リディ・ブレイドープのデビュー・アルバム。ブレイドープはラヴェルの音楽、魔法の音の世界をこよなく愛するも、ラヴェルのチェロのための作品は少ないため、自身で「ダフニスとクロエ」と「スペイン狂詩曲」からの音楽をアレンジしチェロ組曲へと組み立て、このアルバムに収録しています。数少ないラヴェルのチェロ作品の1つ、「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」では、2020年9月に初来日が決まり話題を呼んでいるオランダの才女ロザンネ・フィリッペンス(ロザンヌ・フィリッペンス)と共演。ピアノ伴奏は「モンポウ&ラヴェル」のアルバム(RCD 1008)でグラモフォン誌のエディターズ・チョスを獲得したフランスの逸材、ジュリアン・ブロカルが参加するなど、若き才能溢れる豪華共演にも注目です。

Hyperion
CDA-68295(1CD)
エルガー&ビーチ:ピアノ五重奏曲集
エイミー・ビーチ:ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調 Op.67
エルガー:ピアノ五重奏曲イ短調 Op.84
ギャリック・オールソン(P)、タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローデス(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2019年5月19日−22日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト)
これまで、マルク=アンドレ・アムラン、スティーヴン・ハフ、ローレンス・パワーらの強力ハイペリオン・アーティストたちと共演し素晴らしいアルバムを送り出してきた世界最高峰のSQのひとつ、タカーチSQ。最新作では、1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソンと共演!
最初期のアメリカの女流作曲家であり、卓越したピアニストでもあったというエイミー・ビーチ(1867−1944)のピアノ五重奏曲と、エルガーのピアノ五重奏曲というインスピレーションと驚きに満ちたカップリング。20世紀初頭の2つの傑作で、オールソンの華麗なピアノとタカーチQの充実のアンサンブルを魅せてくれます。

OUR Recordings
OU-8.226913(1CD)
NX-B06
パブロ・デ・サラサーテとニコロ・パガニーニ
サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25
 ツィゴイネルワイゼンOp.20
 4つのスペイン舞曲
パガニーニ:「エジプトのモーゼ」の主題による幻想曲
 カンタービレ
 チェントーネ・ディ・ソナタ第1番イ長調
 ソナタ・コンチェルタータ イ長調
 ロマンス(ギター独奏)
 無窮動Op.11
キム・シェーグレン(Vn)
ラース・ハンニバル(G)

録音:1983年、1985年
“至福の音楽”ギターとヴァイオリンのマリアージュ。この流行を作ったのは意外にも、超絶技巧を駆使する“悪魔のヴァイ オリニスト”として知られたパガニーニでした。実はギターも見事な腕前で演奏したパガニーニは、数多くのギターとヴァイオ リンのためのソナタやグラン・デュオ、変奏曲を残しています。そのパガニーニが亡くなった4年後に、スペインのヴァイオリンの ヴィルトゥオーゾ、サラサーテが誕生しました。サラサーテはギターのための作品は書いていませんが、このアルバムでは名 手ハンニバルがサラサーテの“スペインらしいリズムや旋律が溢れた音楽”をギター用に編曲。これらは原曲がピアノかオー ケストラのためであることなど忘れてしまうほどの出来栄えです。このアルバムでは、ハンニバルが長年デュオを組んでいる ヴァイオリンのシェーグレンと息のあった演奏を聴かせます。この二人はデュオ・コンチェルタンテとして1980年から1995年 の間に1000回もの公演をヨーロッパで行い、すでに10作のCDをリリースしている名物デュオです。

ATMA
ACD2-2802(2CD)
グレツキ:弦楽四重奏曲全集
第1番『既に陽は落ち』
第2番『幻想曲風に』
第3番『歌はうたわれ』
モリナーリSQ

録音:2019年10月
悲歌のシンフォニー」で有名なグレツキは弦楽四重奏を3曲残しています。ジョン・ゾーン、クルターク、グバイドゥーリナ、シュニトケなど現代音楽のレパー トリーを積極的に録音しているモリナーリSQが全集をリリースしました。ポーランドのルネサンス作曲家のモテットを素材に用いた第1番、ベー トーヴェンの『月光』を思わせる表題の第2番、ヴェリミール・フレーブニコフの詩に基づく第3番。「悲歌〜」とは違って、どれも鋭い不協和音を用いながら斬り 込んでゆくカッコイイ作品です。
ATMA
ACD2-2799(1CD)
オーギュスト・ドシャリー(1896-1958):室内楽&歌曲集
弦楽四重奏のための幻想曲
マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールによる3つの詩
ピアノのためのモレスク
ヴァイオリンとピアノのためのエレジー
ピアノのためのダンス・カプリース
星と太陽/構わないで/悲しみ
弦楽四重奏のための子守唄
三重奏のための「En roulant ma boule」によるロンド
三重奏のための物語「Il y avait une fois」
三重奏と声のための「澄んだ泉で」(Julien Bilodeau編)
三重奏のための「Un Canadien errant」による悲歌
三重奏のための「Vive la Canadienne」による素描
チェロとピアノのための「Mon lac」
ピアノのための「想い出」
弦楽四重奏と声のための「Je benis le hasard」
弦楽四重奏と声のための「En sourdine」
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための四重奏曲(Aleksey Shegolev補完)
ピエール・ランクール(Br)
トリオ・オシュラガ他

録音:2019年9月
知られざるカナダの作曲家オーギュスト・ドシャリーの作品集。彼はピアニスト、オルガニストとしても著名で、作風は古典的な形式とロマンティックな響き を持ち、特に繊細に書かれた和声法が魅力となっています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902406(3CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 vol.3 「APOTHEOSIS(崇拝)」
弦楽四重奏曲第5番イ長調 op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 op.18-6
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 op.95「セリオーソ」
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 op.131
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 op.130/第1-第5楽章
大フーガ 変ロ長調 op.133
弦楽四重奏曲第13番編ロ長調 op.130/フィナーレ
カザルスSQ〔ヴェラ・マルティネス・メーナー(Vn/第1ヴァイオリン(op.18のみ第2ヴァイオリン))、アベル・トマス・レアルプ(Vn/第2ヴァイオリン(op.18のみ第1ヴァイオリン))、ジョナサン・ブラウン(Va)、アルノー・トマス・レアルプ(Vc)〕

録音:2019年1,3&11月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
スペインが誇るSQ、カザルスSQによるベートーヴェン弦楽四重奏曲全集、第3集、完結編「APOTHEOSIS(崇拝)」の登場で す!これまでに第1集「Invention(発明)」(HMM 902400)、第2集「Revelations(啓示)」(HMM 902403)とリリースを重ねて、それぞれ世界 で高く評価されております。第1集ではベートーヴェンが切り開いた革新的な作品、第2集では前・中・後期の中核をなす作品を集めて収録。そしてこ の第3集では、それぞれの時代を締めくくる作品が並びます。タイトルの「崇拝(讃)」が示すとおり、まさにベートーヴェンの神がかった才に驚かされ る創意に満ちた楽曲が、まるですべてがその場で生まれているかのような新鮮さで演奏されています。
カザルスSQは、1997年に結成、2000年ロンドン国司あ弦楽四重奏コンクール優勝、2002年ハンブルク・ブラームス国際弦楽四重奏コンクー ルで優勝し、またたく間にその実力を世界が認めることとなったカルテット。2007年に初来日、以降2009、2011、2014年に来日、2018年6月に はサントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2018でベートーヴェン・チクルス(全曲演奏/全6回)に登場し、圧巻の演奏を披露しました。 (Ki)

Paraty
PARATY-119249(1CD)
バッハ&ヒンデミット
ヒンデミット:オーボエ・ソナタ(1938)
バッハ:フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV 1031
ヒンデミット:アルト・ホルン・ソナタ(1943)
バッハ:フルート・ソナタ イ長調 BWV 1032
ヒンデミット:ヴィオラ,ヘッケルフォーンとピアノのための三重奏曲 op.47(1928)*
デュオ・アザール〔カール=エマニュエル・フィスバック(Sax)、ウェンジャオ・ワン(P)〕
ピエール・ルネール(Va)*

録音:2018年4月
バッハとヒンデミットの作品を交互に収録した1枚。ヒンデミットにとってバッハはインスピレーションの源であり、1枚のディスクに共に録音することも きわめて自然といえるでしょう。 サックス奏者のフィスバックは、1985年パリ生まれ。フランスのオーケストラとの共演も多く、また、サックス作品のレパートリーを広げるためにオーケストラ との共演をはじめ、様々な編成のアンサンブルで活発に演奏活動を展開しています。ここでも変幻自在のテクニックで、ソプラノ・サクソフォンで演奏している のに、オーボエやフルートのように聴こえる瞬間もあります。ピアノのウェンジャオ・ワンは1985年中国出身、パリ国立高等音楽院で学び、フランスを中心に 演奏活動を展開しています。ゲストに迎えたヴィオラ奏者はパリOでソロ・ヴィオラ奏者を務めるピエール・ルネール。 オリジナル・ライナーノーツの雲井雅人氏による日本語翻訳つき。 (Ki)
Paraty
PARATY-149182(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのオリジナル作品全集
5つのメロディ op.35 bis
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 op.80
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 op.94a
クリスティ・ギエジ(Vn/1784年製グァダニーニ)ルイ・ランシェン(P)

録音:2018年8月
音楽院在学中に知り合って共演するようになった二人による初CD。二人にとってとりわけ思い入れのある作曲家であるプロコフィエフ作品集です。光と影 の描き分け、時に鋭くドライ、時に甘い音色と完璧なテクニックがゆるす表情が見事な演奏です。ヴァイオリンのクリスティ・ギエジはフランス出身、13歳でパ リ国立高等音楽院に入学、フォンタナローザの下で研鑽を積みました。2005年、アヴィニヨン国際ヴァイオリンコンクール優勝。2008年、ティボール・ヴァル ガコンクール第3位など、国際的なコンクールで優勝、入賞を重ねています。ピアノのルイ・ランシェンは、パリ音楽院でデセールらに師事したのち、2008年パ リ国立高等音楽院に入学、エンゲラーのもとで研鑽を積みました。2004年フランス・スタインウェイ・コンクール第1位をはじめ、国際的なコンクールで入賞 を重ねています。 (Ki)
Paraty
PARATY-179185(1CD)
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
フィリップ・エルサン(b.1948):『聖ジュヌヴィエーブ・デュ・モン教会の鐘の音』に基づく変奏曲
ラヴェル:ピアノ三重奏曲
トリオ・アタナソフ〔ペルスヴァル・ジル(Vn)、サラ・スルタン(Vc)、ピエール=カロリン・アタノソフ(P)〕

録音:2018年4月
2007年結成のアンサンブル。ハイドンの初期作品から現代作品までをレパートリーにして活躍しています。このディスクに収録されているフィリップ・エル サンの作品は、アンサンブルが始まって2回目の演奏会で取り上げて以降いつも大切にしている作品ということ。 (Ki)
Paraty
PARATY-199346(1CD)
ダーフィト・アッヒェンベルク:弦楽四重奏曲全曲
Bleu Ebene
 (青みがかった黒檀)
 (四重奏とテープのための四重奏曲第4番)
 (タナSQに献呈)
弦楽四重奏曲第1番(2009)
弦楽四重奏曲第2番(2011)
弦楽四重奏曲第3番(2013)(タナSQに献呈)
タナSQ

録音:2018年3月
タナSQは、2010年に結成された、現代音楽に特化したフランスのSQ。彼らが今回取り上げたのはダーフィト・アッヒェンベルク。献呈 されていない2作を含めタナSQを念頭に書かれた作品で、メンバーによる演奏はこれ以上ないクリアな音色で明晰に作品世界が響きます。 (Ki)

Profil
PH-20013(1CD)
森の歌〜マンドリンとピアノ
ベートーヴェン:マンドリンとピアノのためのソナチネ ハ長調WoO44a
同:アンダンテと変奏曲WoO44b
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲ハ長調RV425〜第1楽章アレグロ
モーツァルト(ファジル・サイ編):トルコ行進曲
タレガ:アルハンブラの思い出
メッツァカッポ:タランテラ
リャードフ:オルゴールOp.32
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜あし笛の踊り
ワレリー・イワノフ:森の歌(ベラルーシの歌)
ツィガンコフ:明星(ベラルーシの歌)
ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ
ツィガンコフ:マル・デャンデャ
ラリオノフ(ゴロドフスカヤ編):カリンカ
デュオ・インタクト【オリガ・ドゥボフスカヤ(マンドリン、ドムラ)、オレーシャ・サルヴィツカ(P)】

録音:2018年6月16-17日、7月7日/トーマス・グラマツキ・フロッグスタジオ(ハンブルク)
ベラルーシ出身のオリガ・ドゥボフスカヤとウクライナ出身のオレーシャ・サルヴィツカにより2005年に結成されたデュオ・インタクト。ドイツを本拠にマン ドリンとピアノのデュオとして活躍中。
ロシアにはマンドリンとよく似たドムラという丸型でスチール弦の民俗楽器があります。ピックでトレモロ奏法をするため、バラライカ・アンサンブルの中で まさにマンドリン的な音色を聴かせます。ドゥボフスカヤはもともと生地でドムラを学んだ後、ハンブルク音楽院でステッフェン・トレケルにマンドリンを師事 しているため、どちらの楽器も堪能で曲により弾き分けています。
当アルバムではベートーヴェンのオリジナル・マンドリン曲からヴィヴァルディの名作協奏曲で実力を披露、さらにギターの名曲タレガの「アルハンブラの 思い出」も絶妙に表現。さらにドムラで、この楽器の王と讃えられたツィガンコフの作品に挑戦。こちらはまさにロシア的味わいに富み、ロシア旅行している気 分にさせられます。 (Ki)

APARTE
AP-227(1CD)
異教の夜
(1)ゴーベール:異教の夜
(2)イベール:2つの東洋の歌碑
(3)カプレ:おいで、見えない笛よ
(4)モーリス・エマニュエル:3つのアナクレオン風オドレット
(5)カプレ:私の心を聞いて
(6)ラヴェル:魔法の笛〜「シェエラザード」より
(7)ケクラン:2本のフルートのためのソナタOp.75
(8)ルーセル:ロンサールの2つの詩Op.26
(9)同:笛吹きたちOp.27
(10)ドラージュ:ルーセル讃歌
(11)ドビュッシー:パンの笛(朗読付)
(12)ケクラン:睡蓮〜秋の詩Op.13より
(13)ジョルジュ・ユー:異教の夜
アレクシス・コセンコ(Fl)、
アンナ・ラインホルト(Ms)(1)-(6)(10)-(13)、
エマニュエル・オリヴィエ(P)、
サビーヌ・ドゥヴィエル(S)(8) 、
マガリ・モニエ(Fl)(7)

録音:2019年4月8-10日、5月20日/サンピエール教会(パリ)
古楽指揮者としても名高いアレクシス・コセンコがモダン・フルートで録音した最新盤。近代フランスの作曲家がフルートを効果的に用いた作品を集めた 興味深いもので、その使用法は多種多様。
歌曲にフルートの助奏を加えることは古今東西の作曲家が試みていますが、自身が名フルート奏者だったゴーベールから、やはりフルート曲で知られる ジョルジュ・ユーの同じ詩によるものまで多数収録。いずれもギリシャ風な東洋色が新鮮。そのほかフルート2本によるケクランのソナタでは注目の若手マガ リ・モニエと共演しているほか、ドビュッシーの「パンの笛」ではメゾソプラノのアンナ・ラインホルトが朗読しているのも注目。コセンコのイニシアチヴと多彩 な表現力に驚かされます。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72833(1CD)
パ・ド・ドゥ
シベリウス:水滴
ペンデレツキ:シャコンヌ 〜ヨハネ・パウロ2世の追憶に*
ヴァスクス: 霊魂の城*
ドビュッシー(クレイグ・ホワイト編):前奏曲集第1集より 第9曲「遮られたセレナード」*
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ『クロード・ドビュッシーの追憶に』
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):祖国地球*
マルセロ・ニシンマン(1970-):死の夢*
ピアソラ:3つのタンゴ(S.V.P. / Tzigane tango / Preparense)
ダニエル・ローランド(Vn)
マヤ・ボグダノヴィッチ(Vc)

録音:2019年9月26-28日/イギリス、サフォーク、ポットンホール
*=世界初録音
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲を集めたアルバムです。世界初録音が多く、演奏しているダニエル・ローランドとマヤ・ボグダノヴィッチのために書 かれた作品も収録しています。名品ラヴェルのソナタを中心に据え、近現代に書かれた様々な楽曲を収録。『水滴』はピッツィカートのみによるシベリウス10 歳ころの作品。『霊魂の城』はアビラの聖テレサの神秘的な著作をもとにした作品で、『祖国地球』は社会学者エドガール・モランの著作が題材。多彩なプログ ラムが楽しめます。 (Ki)

BIS
BISSA-2461(1SACD)
『アレッポの園芸商−ジョン・ピカード(1963-):室内楽作品集』
アレッポの園芸商(The Gardener of Aleppo)〜フルート、ヴィオラとハープのための(2016)
シオンの娘(Daughters of Zion)〜メゾソプラノと室内アンサンブルのための(2016)*
雪に閉ざされ(Snowbound)〜バスクラリネット、チェロとピアノのための)(2010)
セレナータ・コンチェルタータ(Serenata Concertata)〜ソロ・フルートと室内アンサンブルのための(1984)
(5)3つの鶏の研究(Three Chicken Studies)〜ソロ・オーボエのための(2008)
アフラニオのファゴトゥス(The Phagotus of Afranio)〜ファゴットとピアノのためのカプリッチョ(1992)
幽霊列車(Ghost-Train)〜室内アンサンブルのための(2016)
ナッシュ・アンサンブル【フィリッパ・デイヴィス(フルート、ピッコロ、アルトフルート、バスフルート)、ガレス・ハルス(Ob)、リチャード・ホスフォード(クラリネット、E♭クラリネット、バスクラリネット)、マーティン・ロバートソン(バスクラリネット、コントラバスクラリネット)、アーシュラ・ルヴォー(Fg)、クリス・ブラニック(打楽器)、ルーシーウェイクフォード(Hp)、イアン・ブラウン(P)、ベンジャミン・ナバロ(Vn)、スコット・ディキンソン(Va)、エイドリアン・ブレンデル(Vc)、グレアム・ミッチェル(Cb)】
マーティン・ブラビンズ(指)、
スーザン・ビクリー(Ms)*

録音:2018年9月/オールセインツ教会(イーストフィンチリー、ロンドン)
イギリスの作曲家ジョン・ピカードは、ウィリアム・マタイアスとルイ・アンドリーセンに学び、5曲の交響曲などの管弦楽作 品と器楽・室内楽作品を主に手がけてきました。ピカードがさまざまな機会に書いた室内楽作品をナッシュ・アンサンブルが演奏したアルバム。オクタン ドル・アンサンブルの委嘱で作曲された「アレッポの園芸商」が、アルバムのタイトルにとられました。「2016年8月22日、イギリスの『チャンネル4』 が、アブー・アル=ワードの話を伝えた。『花の父』と訳される名の彼は、シリア内戦の大虐殺とシリア軍とロシア軍の爆撃が止むことのない5年間、反 政府軍の支配する東アレッポの破壊された市街で最後に残されたガーデンセンターを息子のイブラヒムと営んでいた……」。「繊細さと脆さを備えたフルー トとヴィオラとハープという楽器の組み合わせ」により「アブー・アル=ワードと戦火の中で彼が育てた花の弱さ」が表現されます。
「シオンの娘」も、戦いと暴力をテーマに作曲されました。ブリストル大学のピカードの同僚、カトリック神学部教授ガヴィン・ドコスタのテクストをメ ゾソプラノが歌い、ピッコロ、フルート、アルトフルート、クラリネット、ピアノ、打楽器、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスのアンサンブルで演奏され ます。大雪のために外出できなかった2009年のクリスマスから新年にかけて作曲された「雪に閉ざされ」は、「閉所恐怖症の感覚と見慣れた景色が深い 雪でいつもとかけ離れて見える感じ」をバスクラリネット、チェロとピアノの「より暗い色」で探ったという作品です。
「セレナータ・コンチェルタータ(協奏セレナード)」は、ピカードがバンガー大学の学部を卒業する1984年夏に作曲した作品です。2つの〈カデン ツァ〉、2つの〈アリア〉と〈スケルツォ−ノットゥルノ〉。ウェールズ・アーツカウンシルの資金援助を得た大学の現代音楽アンサンブルから依頼を受けた、 初めての委嘱作品です。〈産卵(Laying)〉〈給餌(Feeding〉〈戦い(Fighting)〉の「3つの鶏の研究」は、ピカードがペットにしていた鶏の一日を描き、 友人のオーボエ奏者への誕生日プレセントとされました。16世紀初期にフェラーラのアフラニオが発明したとされるバグパイプとチェンバーオルガンを足 した楽器「ファゴトゥス」を曲名にした「アフラニオのファゴトゥス」は、「演奏者がそこかしこでトラブルに見舞われる」ファゴットとピアノのための「カプリッ チョ」。「幽霊列車」は、グレゴリオ聖歌の『ディエス・イレ(怒りの日)』を使った「無窮動」。フランスの現代音楽グループ「アンサンブル・ヴァリアンス」 の委嘱を受けて作曲されました。
BIS
BISSA-2505(1SACD)
ベートーヴェン:ギターとピアノのための作品集
セレナード ニ長調 Op.41(1803)(原曲:フルートとピアノのための)
ソナティナ ハ短調 WoO 43a(1796)(原曲:マンドリンとピアノのための)
モーツァルトの「フィガロの結婚」から「もし伯爵様が踊るのなら」の主題による12の変奏曲 ヘ長調WoO 40(1792-93)
(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
ソナティナ ハ長調 WoO 44a(1796)(原曲:マンドリンとピアノのための)
アダージョ・マ・ノン・トロッポ 変ホ長調 WoO 43b(1796)(原曲:マンドリンとピアノのための)
アンダンテと変奏曲 ニ長調 WoO 44b(1796)(原曲:マンドリンとピアノのための)
音楽時計のための5つの小品集(1794/1799-1800)【アダージョ ヘ長調 WoO 33a-1/アレグロ・ノン・ピウ・モルト ハ長調 WoO 33b-1(ピアノ独奏)/スケルツォ・アレグロ ト長調 WoO 33a-2/アレグレット ハ長調 WoO 33b-2(ギター独奏)/アレグロ ト長調 WoO 33a-3】
モーツァルトの「魔笛」から「娘っ子でも女房でも」の主題による12の変奏曲 ヘ長調Op.66(1796)(原曲:チェロとピアノのための)
フランツ・ハラース(G/Matthias Dammann)、デボラ・ハラース(P/Steinway D)

録音:2018年12月、2019年2月/ミュンヘン音楽・演劇大学、大ホール(ミュンヘン)
BISレーベルでもおなじみギターの名手フランツ・ハラースとピアニスト、デボラ・ハラースが2020年ベートーヴェン生誕250周年 を記念してベートーヴェンの作品に挑みました。原曲は弦楽器またはフルートと鍵盤楽器のための作品とハラースが卓越した妙技で演奏。ギターの奥深い音 色とピアノとの掛け合いが絶妙です。 (Ki)

ANTARCTICA
ANTAR-017(1CD)
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ショーソン:詩曲 op.25
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
スヴェンヤ・ファン・ドリーッシェ(Vn)
リープレヒト・ファンベッケフォールト(P)

録音:2018年12月、2019年6月
スヴェンヤ・ファン・ドリーッシェは、ベルギー出身のヴァイオリン奏者。ブリュッセル・フィルとの共演をはじめ、ベルギーを中心に活躍しています。2007年 および2010年、ブリュッセルのロータリーで第1位を受賞、2009年にはブラーヴォ国際ヴァイオリンコンクールで優勝。2007年エリザベートコンクール入 賞者で内外でコンサート・ピアニストとして活躍するファンベッケフォールトのあたたかみのあるピアノを得て、フランクでも持ち味の丁寧な歌いまわしが光 る演奏を展開しています。 (Ki)
ANTARCTICA
ANTAR-016(1CD)
リフレクションズ
サン=サーンス:死の舞踏 op.40
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.33、ソナタ ニ短調 K.9、ソナタ ヘ長調 K.418、ソナタ ヘ短調 K.519
フランク:前奏曲、フーガと変奏 op.18
バッハ:オルガン協奏曲第2番イ短調 BWV 593
ラヴェル:二つのヘブライの歌より第1曲「カディッシュ」
ファリャ:7つのスペイン民謡
ファラエナ[ゾ フィー・ハ リンク(Hp)、イザベル・シャルドン(Vn)、クリスオフ・デルポルト(アコーディオン)]

録音:2019年3月23-25日
Phalaenaとはギリシャ語に由来する言葉で、蝶々、あるいは軽さを意味します。ここではハープ、ヴァイオリン、アコーディオンという異色の組み合わせによ るトリオが、クラシック名曲を自由にアレンジして演奏。たとえば「死の舞踏」ではヴァイオリン・ソロ部分をヴァイオリン以外の楽器が担当することもあります が、まったく違和感なく響きます。ファリャの「7つのスペイン民謡」でも、土臭くなりすぎることなく、軽やかに吹き抜ける風のようにそれぞれの楽曲がかけぬ けます。 (Ki)

GEGA NEW
GD-413(1CD)
シューベルト:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第14 番ニ短調「死と乙女」
弦楽四重奏曲ハ短調「四重奏断章」(第12 番)
ヴァルチェフSQ【ヴァシル・ヴァルチェフ(Vn) 、ニコライ・ガゴフ(Vn)、ゲオルギ・ストヤノフ(Va)、ヴェッセリン・エマヌイロフ(Vc)】

録音:年代不記載(1982年以前?)
※日本語オビ・解説付き
ヴァルチェフSQはブルガリアの著名なアンサンブルで 1973 年に結成、1974 年 にローマで開催されたヤッキーノ国際コンクールで優勝を果たし、以後世界各地にツアーを行 っています。1982 に解散しているので、それ以前の録音と思われます。 カンタービレ溢れる魅力的なシューベルトに仕上がっています。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-398(1CD)
ルイス・ティノコ(b.1969):打楽器作品集
(1)「ショート・カット」(2004)〜打楽器四重奏のための
(2)「隙間に気を付けて」(2000)〜独奏マリンバのための
(3)「遺伝子組み換えファド」(2018) 〜打楽器四重奏と予め録音された音源のための
(4)「ズーム・イン/ズーム・アウト」(2010) 〜打楽器三重奏のための
(5)「エンド・ミート」(2002)〜マリンバと弦楽四重奏のための*
(6)「群島」(2019) 〜ヴィブラフォンとワーワー・チューブのための
(7)「製鉄工場」(2006)〜スティール・ドラム・アンサンブル
ドラミング・パーカッション・グループ
マトジニョスQ*

録音: 2018 年11 月/2019 年5月
※日本語解説なし
ポルトガル新世代の作曲家ティノコの作品集第2 弾!ティノコは現在ポルトガルの指導的立 場にある作曲家。リスボンの音楽学校で学んだ後、ロンドンの王立音楽院とヨーク大学で学 び、現在は作曲活動の傍ら、リスボンの母校で教鞭を執るほか、ポルトガルのラジオ局で新し い音楽を紹介する番組プロデューサーとしても活動しています。これまでに 2 つのオペラ「悪魔 の機械」「私に塗って」、カンタータ「孤独な夢想家の放浪」といった大作を発表しています。当レ ーベルより発表された管弦楽曲集に次ぐ 2 枚目のアルバムは打楽器作品集。新ロマン主義と ミニマリズムを柔軟に取り入れたリリシズムを持った色彩的な作品を収録。

GENUIN
GEN-20690(1CD)
パオロ・リッタ(1871-1931):ヴァイオリンとピアノのための演奏会用三部作
愛の湖(1909) /裸の女神(1912)
フィドル弾きとしての死(1924)
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(P)

録音:2019年4月27,28日 ミュンヘン
近代ヴァイオリン音楽が好きな人にぜひ聞いてもらいたい CD。パオロ・リッタ(1871― 1931)は、ストックホルムにイタリア人の父とスウェーデン人の母の間に生まれた南北欧混 血の作曲家。ブリュッセルで学んだ後、イタリア人歌手と結婚して以降はイタリアを拠点と して活動した。リッタの CD はあるいはこれが初めてかもしれない。ここに収録されている ヴァイオリン曲はいずれも、近代的な響きとロマンティックな曲想、イタリア的な朗々とした 旋律美と、なぜ長年埋もれてきたのか理解できないほど素敵な曲ばかりだ。 GENUIN で珍しいヴァイオリン曲を多数優れた演奏で復活させているイローナ・テン=ベ ルクとミヒャエル・シェーファーがここでも作品の素晴らしさを存分に引き出しています。テン =ベルクは、1 バイエルン国立OやバイエルンRSOのコンサートマスタ ーを務めた名手。
GENUIN
GEN-20687(1CD)
「時間旅行」〜アンドレアス・ヘップ(b.1969)作品
(1)(2)「対話」〜フルート、アルト・フルート、ピッコロ、打楽器とピアノのための
(3)間奏曲第1 番
(4)「四十七士」〜打楽器四重奏曲
(5)コンチェルト・グロッソ〜弦楽オーケストラ、チェンバロと打楽器のための
(6)「忍耐」〜クラリネット、ピアノ、打楽器のための
(7)間奏曲第2 番
(8)「無限」〜弦楽四重奏とマリンバ・打楽器のための
アンドレアス・ヘップ(Pf,Perc,マリンバ)
ノラ・エル・ルヘイバニ(マリンバ)
コンラート・グラーフ(ドラムセット)
ラルス・ラップ(太鼓)
ブルクハルト・ラッゲンブック(ヴィブラフォン)
ジョン=ノエル・アッタード(P)
ズザンネ・ローン(Cemb)
ウルリヒ・ビュージング(クラリネット,バセットホルン,バス・クラリネット)
ズヴェン・ヴァン・デア・クイプ(クラリネット,Es管クラリネット)
ザバスティアン・プファフェンツェラー(Vn)
ステーファノ・スッチ(Vn)
ヴァイダ・ロジンスカイテ(Va)
フロリアン・フィッシャー(Vc)
ウルリッヒ・ホルン(Vc)

録音:(1)(2)(3)(6)(7)2011年9月17日 フランクフルト・アム・マイン
(3)(6)(7)2016年6月17日 フランクフルト・アム・マイン
(4)2015年9月6日 ヴュステンデュルファー
(5)2013年5月12日 ヴュステンデュルファー
(8)2016年11月29日 クロンベルク
「時間旅行」と題された、ドイツの打楽器奏者、アンドレアス・ヘップの自作自演集。アンド レアス・ヘップはフランクフルト・アム・マインを拠点に活動しており、アンサンブルで活動した り、フランクフルトRSOをはじめとするオーケストラに参加しています。作品は、何らか の打楽器が含まれているとはいえ、いずれも現代的室内アンサンブル作品。「四十七士」は もちろん赤穂浪士に基づいた作品です。
GENUIN
GEN-20689(1CD)
2018 年バッハ国際コンクール受賞者 〜マイア・カベサ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
ヴェレス:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ホリガー:春の踊り
エネスコ:ルーマニアの流儀のエール
シュルホフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
バルトーク:ラプソディ第2 番Sz.90
マイア・カベサ(Vn)
ゾルターン・フェイェールヴァーリ(P)
アレクサンドロス・ジョヴァノス(打楽器)

録音:2019年5月5-8日 ベルリン
カナダ、米国のヴァイオリニスト、マイア・カベサの意欲的な内容の CD。マイア・カベサは 1992 年、日本生まれのアルゼンチン系。カーティス音楽院で学んだ後、ベルリンでさらに研 鑽を積み、2018 年のライプツィヒのバッハ・コンクールでは第2 位を受賞しています。このCD で は、ヤナーチェク、エネスコ、バルトークといった近代東欧の代表的作曲家に加え、ハンガリ ー⇒スイスの作曲家、シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992)、ご存じオーボエ奏者のハイン ツ・ホリガー(1939-)、そして強制収容所で非業の死を遂げたチェコのエルヴィン・シュルホフ (1894-1942)と、多様な作曲家が取り上げられています。
GENUIN
GEN-20691(1CD)
フルートとハープの二重奏
シューマン:3 つのロマンツェ Op.94
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
ドビュッシー(ロマン編):牧神午後への前奏曲
カプレ:2 つの小品
クィーンズ・デュオ【フェレナ・ベアトリクス・シュルテ(Fl)、ハンナ・ラーベ(Hp)】

録音:2019年4月30日-5月1日,6月12-13日 マリエンミュンスター
ドイツのフルートとハープの二重奏団、クィーンズ・デュオによるドイツ・ロマン派とフランス 近代の音楽。シューベルトのアルペジオーネ・ソナタをフルートで演奏した録音は以前にもあ ったはずだが、ハープ伴奏となると初めてかもしれない。これが絶妙にはまっており、シュー ベルトの美しくも孤独な寂しさに満ちた音楽がフルートとハープによって弦楽器とピアノ伴奏 とは全く異なった素敵な雰囲気を得ています。カプレの2 つの小品も素敵な作品。 フェレナ・ベアトリクス・シュルテは 1989 年、レムゴ生まれのドイツのフルート奏者。ハンナ・ラ ーベは1988 年、ビーレフェルト生まれのドイツのハープ奏者。二人は2010 年にクィーンズ・ デュオを結成、活発に活動しています。
GENUIN
GEN-20693(1CD)
「カスタマイズド」
ロバート・ハッチンソン(b.1970):金管四重奏曲
ケヴィン・マッキー(b.1980):鉄の馬
アイイス・ロアンニデス(b.1943):回想
シュテッフェン・シュライアーマッハー(b.1960):ためらいながらの響きの整理
イェセ・ミリナー(b.1973):ジャズの様式によるパッショネッタ
ゲヴァントハウス金管五重奏団【ルーカス・ベノ(Tp)、ヨナタン・ミュラー(Tp)、ヤン・ヴェセリ(Hrn) 、トビアス・ハッセルト(Tb)、デイヴィッド・クリッブ(チューバ)】

録音:2019年3月31日-4月3日 ライプツィヒ
ゲヴァントハウス金管五重奏団の GENUIN への久々の CD。その名の通りライプツィヒ・ゲ ヴァントハウスOの団員からなる金管五重奏団で、高い水準が認められなければオ ーケストラからゲヴァントハウスの名称の使用が許可されない。ゲヴァントハウス金管五重奏 団は認められた4 つの団体の一つで、2008 年から精力的に活動して高く評価されています。 このCD には、ロバート・ハッチンソン(1970-)、ケヴィン・マッキー(1980-)、アイイス・ロアンニ デス(1943-)、シュテッフェン・シュライアーマッヒャー(1960-)、イェセ・ミリナー(1973-)の作 品を収録。さすがはゲヴァントハウスOの団員たち、充実した響きが密に絡まって、い ずれの曲でも実の詰まった演奏が楽しめ

ALBANY
TROY-1797 (1CD)
「ダンシング・オン・グラス」〜女性作曲家による弦楽のための室内楽曲集
ジュリー・マンデル:「ムード」〜ヴァイオン、ヴィオラとチェロのための
レイン・ワーシングトン:「それから再び」
〜チェロのための
レイン・ワーシングトン:「リレー」 〜2 つのヴァイオリンのための
レイン・ワーシングトン:2 つのダンス 〜2 つのヴァイオリンのための
エイドリエン・アルバート:エレジー〜ヴァイオリンとチェロのための
ヴィクトリア・ボンド:ダンシング・オン・グラス〜ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
アンナ・クロムウェル(Vn)
リサ・ニルソン(Va)
ミラ・フリッシュ(Vc)

録音:2018年6、8月
作曲家の生年は記載されていないが、いずれも 20 世紀アメリカ生まれの女性作曲家による 弦楽のための室内楽作品集。調性を基本としながら近現代的な要素を持った新ロマン主義的 な作品が揃っています。
ALBANY
TROY-1799(1CD)
ファゴットとピアノのためのフランス音楽
ウジェーヌ・ブルドー(1850-1926):アンダンテ
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):レチタティーヴォとシシリエンヌとロンド
アドリエン・バルテ(1828-98):アンダンテ
アレクサンドル・タンスマン(1919-86):ファゴットのための組曲
ラヴェル:ハバネラの形式による小品
ノエル・ギャロン(1891-1966):レチタティーヴォとアレグロ
マルセル・ミハロヴィチ(1898-1985):ノヴェレッテ
ピエルネ(1863-1937):演奏会用小品
ゴーベール:シシリエンヌ
ビュッセル(1872-1973):カンティレーヌとロンド
グロヴレーズ(1879-1944):シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ
ウジェーヌ・ブルドー:プルミエ・ソロ
ティモシー・マクガヴァーン(Fg)
カラ・チョウニング(P)

録音:2018年4、5月
ラヴェル、ブルドー、タンスマ ン、ビュッセル、ピエルネ、ギャロンなどフランスの作曲家による洒落た小品を集めた。ファゴット 奏者ティモシー・マクガヴァーンはイリノイSOの首席奏者。

NEOS
NEOS-12005(1CD)
ヴェルナー・ハイダー(b.1930)作品集
(1)「尖った山」(1997)〜ピアノのための
(2)「6 つの機能」(2017) 〜弦楽三重奏のための
(3)クラリネット五重奏曲(2015) 〜クラリネットと弦楽四重奏のための
(4)「建築」(2004)
(1)ヴェルナー・ハイダー(P)
(2)トリオ・プラス
(3)アドリアン・クラーマー(Cl)
ミュンヘン・アカデミーQ
(4)ペーター・エトヴェシュ(指)
バイエルンRSO

録音:(1)2012 年2 月5 日フュルト、(2)2018年12月10日ニュルンベルグ、(3)2018年3月5日ノイマルクト・オーバープファルツ、(4)2006年1月26日ミュンヘン・ヘラクレスザール
2020年、90 歳を迎えるドイツの作曲家ハイダーの近作を含む作品集。ハイダーはミュンヘ ン音楽大学で学び、バイエルン放送局に勤務に傍ら多くの作品を発表した。セリエリズ ムからクラスター、自由な無調まで幅広い技法を駆使した作風で知られます。ペーター・エ トヴェシュが指揮した大オーケストラのための「アーキテクチュア」のダイナミックな音響の 推移は聴きもの。
NEOS
NEOS-12002(1CD)
「スクレープス(擦り傷)とサウンド・スケープス(音風景)」〜チェロと打楽器のための作品集
アンドレ・シーニ(b.1945):「ジーナとフィオ」(2014)
ジェニー・ヘットネ(b.1977):「ベルと潮流」(2016)
リカルド・エイジリク(b.1985):「レ/風/レ/書く」-早送りヴァージョン(2014)
エサイアス・ヤルネガルド(b.1983):「石―灰、灰」(2011)
レイレイ・ティアン(b.1971):「ネバー・エンディング・ジャーニー」(2016)
イーヴォ・ニルソン(b.1966):「場所について1」(2017)
フランギス・ヌルラ=ホーヤ(b.1972):「Se…」(2018)
ウメ・デュオ【カロリーナ・エーマン(Vc) 、エリカ・エーマン(Perc)】

録音:2019年8月
スウェーデンのウメオ出身のチェロと打楽器による姉妹のユニット、ウメ・デュオは2008 年に結成され、以来ヨーロッパを中心に活動を行っています。チェロと打楽器の二重奏と いうありそうでなかった編成のための新作を意欲的に委嘱し、近年注目されています。この ディスクでは比較的若い世代を中心にフランス、スウェーデン、中国と国籍の異なる作曲 家の個性的な作品が聴ける。西ヨーロッパの前衛アカデミズムの枠にとらわれないユニ ークな作品が多く、一聴に値する。

CPO
CPO-555340(1CD)
NX-B02
レーガー:室内楽作品集
クラリネット五重奏曲 イ長調 Op.146
弦楽六重奏曲 ヘ長調 Op.118*
トルステン・ヨハンス(Cl)
ディオジェネスQ【シュテファン・キルパル(Vn)、グンドゥラ・キルパル(Vn)、アルバ・ゴンサレス・イ・ベセラ(Va)、シュテフェン・リスタウ(Vc)】
ローランド・グラッスル(Va)*
ウェン=シン・ヤン(Vc)*

録音:2018年10月2-3日、2019年2月26-27日
音楽史の中でユニークな位置を占めるレーガーの室内楽作品。なかでも晩年に書かれたクラリネット五重奏曲は、モー ツァルトの同名作品に触発されたためか、それまでの作品に見られた複雑な対位法や難解な旋律は影をひそめ、全 曲に渡って美しく平穏な雰囲気がみなぎっており、ここではニューヨークPOの首席奏者を務め たトルステン・ヨハンスの見事なクラリネットが作品を引き立てています。あまり演奏される機会の多くない弦楽六重奏 曲は、ブラームスの影響が感じられる重厚な趣きを持つ曲。彼の生前に演奏されることはなく、1930年にようやくスコ アが公表されてから評価が定まった作品です。ディオジェネス四重奏団が紡ぎ出す豊かなハーモニーにローランド・グラッ スル、ウェン=シン・ヤンの2人が奏でる中音域の響きが溶け合い、厚みのある音色が生まれています。
CPO
CPO-555002(2CD)
NX-D01
レズニチェク:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調(1882頃)
弦楽四重奏曲 第5番ホ短調(1925-1930)
弦楽四重奏曲 第6番変ロ長調(1931)
.弦楽四重奏曲 第3番嬰ハ短調(1921年出版)
弦楽四重奏曲 第4番ニ短調(1922)
ミンゲットQ

録音:2015年10月、2016年2月、2017年1月、2月、2018年5月ドイツ放送、室内楽ホール、ケルン
チェコ貴族の末裔として生まれ、音楽家を志したエミール・ニコラウス・フォン・レズニチェク。数々の劇場で指揮者を務 め、1886年から1894年まではプラハ歌劇場の楽長に就任、自作の歌劇「ドンナ・ディアナ」で成功を収めました。作 曲家としては、主にオーケストラ作品と歌劇に力を入れており、室内楽や独奏曲はあまり残されていませんが、このアル バムにはその中でも珍しい弦楽四重奏曲が収録されています。彼にとって作曲は常に「アイデア」が勝負であり「ドンナ・ ディアナ」の序曲は“葉巻を吸いながら5分で書き上げた”と語るほど楽々作曲できたようですが、この弦楽四重奏曲の 多くは長い時間をかけて書き上げられた「苦難の末」の産物。とはいえ、ベートーヴェンをモデルにした初期の作品から、 円熟の作風を見せる後期の作品まで、レズニチェクの熟考の結果が伺えます。

ALPHA
ALPHA-583(1CD)
モンタルベッティ:室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための二重奏 「友情あふれる人生への感謝の歌」
クラリネットと女声のための3つのヴォカリーズ 「マティスを讃えて」
ヴァイオリン,チェロ,ピアノのための三重奏曲
弦楽四重奏のための 「調和する不協和音」
クリスティアン・テツラフ(Vn)、
アレクサンドル・ヴォロンツォフ(P)
デルフィーネ・ハイダン(Ms)
ピエール・ジェニソン(Cl)
ヘサン・カン(Vn)
エリック=マリア・クテュリエ(Vc)
永野英樹(P)
レ・ディソナンスSQ【ダヴィッド・グリマル、ステファン・シモンカ=オプリタ(Vn)、ダヴィッド・ガイヤール(Va)、グザヴィエ・フィリップ(Vc)】

録音:2019年6月-2020年1月
その管弦楽作品が山田和樹や板倉康明によって演奏されている、フランスの作曲家モンタルベッティ。ソロ作品集(ALPHA263)に続くアルバ ム第2弾が登場です。パパヴラミやゲリエ参加の前作も豪華でしたが、今回も名手テツラフや、永野英樹ほかアンサンブル・アンテルコンタンポ ランのメンバーによるトリオをはじめ、指揮者無しの見事な「春の祭典」ライヴ映像をWEBに公開して世間を騒然とさせた、グリマル率いるオー ケストラ"レ・ディソナンス"のメンバーによる弦楽四重奏など、素晴らしいアーティストが参加しています。 アルバムのタイトル"HARMONIEUSES DISSONANCES"は収録の弦楽四重奏曲の曲名でもありますが、「調和する(心地よい響きの) 不協和音」といった意味で、これはモンタルベッティの作風そのものを表している言葉といえます。不協和音や音の跳躍を随所に用いた前衛 的な作風ながらも、どの作品も音楽そのものがたいへん魅力的に響くことに驚かされます。

ALPHA
ALPHA-577(2CD)
NX-D07
ベートーヴェン:チェロ・作品全集
ヘンデル『マカベウスのユダ』の「見よ、勇者は還る」による12の変奏 ト長調
WoO 45
チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 Op. 5-1
チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op. 5-2
ーツァルト『魔笛』の「恋人か女房が」による12の変奏 ヘ長調 Op.66
チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 Op. 69
モーツァルト『魔笛』の「恋を知る男たちは」による7つの変奏 変ホ長調 WoO 46
チェロ・ソナタ 第4番 ハ長調 Op. 102-1
チェロ・ソナタ 第5番 ニ長調 Op. 102-2
ニコラ・アルトシュテット(Vc/ピアチェンツァのジョヴァンニ・バッティスタ・グヮダニーニ1749年製)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(フォルテピアノ/ウィーンのコンラート・グラーフ1826〜27年頃製)

録音:2019年7月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
2018年にはアイゼンシュタット・ハイドン・フィル(旧オーストリア=ハンガリー・ハイドン・フィル)とともに来日し、ピリオド奏法への適性をぞんぶん に活かしたハイドン解釈で絶賛を博したアルトシュテット。さまざまなレーベルからリリースされてきた多彩なレパートリーでも、若々しい勢いと明 敏・明晰な作品理解を示し、1作ごとに瞠目させられる21世紀最前線の俊英チェリストがAlphaから新録音を発表!しかも記念年に合 わせてベートーヴェンのソナタ全集、そのうえパートナーは百戦錬磨にして近年さらなる新境地を見せつつあるロンクヴィヒというのは、今まさに 聴きたいベートーヴェン演奏の極致といってよいでしょう。 ベートーヴェンは生前さまざまなチェロの名手と接しながら、初期・中期・後期とそれぞれの時代に、自家薬籠中の楽器であるピアノとの二重 奏作品を書いています。その創意の真相は、作曲家生前のモデルによる楽器を然るべき奏法で鳴らしてこそ初めて浮かび上がるところ。20 世紀末以来、現代楽器でもウィーン古典派やシューベルトの解釈で圧倒的な成果をあげ、ピリオド楽器にも抜群の適性をみせるロンクヴィ ヒはここで、ベートーヴェンが晩年所有していたものと同時期・同製作者のフォルテピアノ(C.グラーフ)を使用。グヮダニーニのチェロを縦横無 尽、古典期の弓と奏法で奏でるアルトシュテットは15年来の共演仲間で、阿吽の呼吸が映える充実した演奏を存分に味あわせてくれま す。Alphaならではの記念年リリースといえます。

Resonus
RES-10260(1CD)
NX-B05
ファンダンゴ!〜独奏ギターと弦楽四重奏のための音楽
アグアド(1784-1849):ファンダンゴと変奏 Op.16(アダージョ-アレグロ・ヴィヴァーチェ-アレグロ)
ジュリアーニ(1781-1829):ソナタ・ブリランテ Op.15
コスト(1805-1883):秋の木の葉 Op.23
ソル(1778-1839):エチュードOp.31 第10番 (カンタービレ)
レゴンディ(1822-1872):序奏とカプリース Op.23
ボッケリーニ:ギター五重奏曲 第4番 ニ長調 G.448
ヨハン・レーフヴィンク(G)
コンソーネSQ
荒巻奈々子(カスタネット)

録音:2019年9月8-10日,23日
スウェーデン出身のギタリスト、レーフヴィンクのResonusレーベルからの初のソロ・アルバム。レーフヴィンクはロンドン国際 ギター・コンクールの覇者で、英国王立音楽大学やザルツブルク・モーツァルテウムで学んだヴィルトゥオーゾです。 このアルバムで彼は18世紀から19世紀における、ギター音楽の様々な側面がわかる作曲家の作品を採り上げていま す。 マドリッド出身のアグアドは、ソルとギター・デュオを結成したことでも知られており、「ギター入門」を1825年に出版しまし た。フランス出身のコストもパリでソルから指導を受けた作曲家。ジュリアーニは19世紀のナポリで“ギターのベートーヴェ ン”と呼ばれた名手で、ヨーロッパ中で演奏活動を行いました。スイス出身のレゴンディの作品はショパンやメンデルスゾー ンなどロマン派の影響を受けた美しい旋律が特徴です。そして、ボッケリーニの五重奏曲では、BBCRadio3のニュー・ ジェネレーション・アーティスト2019?21に選出されたロンドンの期待のコンソーネSQと、日本人のプロのフラ メンコ・ダンサー荒巻奈々子(カスタネット)を迎えての演奏です。

TOCCATA
TOCC-0542(1CD)
NX-B03
フュルステンタール(1938-):室内楽作品集 第2集
ノットゥルノ 変ニ長調 Op.51よりレント
-ピアノ三重奏のための
フルート・ソナタ ト短調 Op.47
ヴァイオリン・ソナタト短調 Op.46
オーボエ・ソナタ 変ホ長調 Op,.63
ヴィオラ・ソナタ ロ短調 Op.60a
ロセッティ・アンサンブル【キャスリン・トーマス(Fl)、マルコム・メシター(Ob)、サラ・トリッキー(Vn)、サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)、ティモシー・ロウ(Vc)、ジョン・レネハン(P)】

録音:2018年12月17-19日、2019年1月4日 世界初録音
フュルステンタールは1920年にウィーンのユダヤ人家庭に生まれた作曲家。1938年のドイツのオーストリアへの侵攻の 際にアメリカに亡命し、音楽の道を捨てて会計士として生活。彼が若き日に音楽家であったことは忘れられていました。 ところが、亡命から35年たったある日、偶然、初恋の人に再会すると、恋の炎と同時に創作への意欲に火が付いたの です。それ以来、歌曲や室内楽が彼のペン先からあふれるように流れ出し、2016年に96歳で亡くなるまで、たくさんの 曲を書き続けました。ウィーン世紀末の雰囲気とカリフォルニアの太陽の両方を感じさせる作風で、「作曲をすると、私の 心はウィーンに帰る」という印象的な言葉を残しました。室内楽作品集第1集(TOCC-519)と同じく2018年に結成さ れた、ピアノのジョン・レネハンを中心としたロセッティ・アンサンブルによる演奏です。

Solo Musica
SM-323(1CD)
NX-B03
レーガー:弦楽三重奏曲集
弦楽三重奏曲第2番ニ短調 Op.141b
弦楽三重奏曲第1番イ短調 Op.77b
イル・フリボンド(弦楽トリオ)【リアナ・モスカ(Vn)、ジャンニ・デ・ローザ(Va)、マルチェッロ・スカンデッリ(Vc)】

録音:2017年6月23-29日
2011年に結成されたトリオ、イル・フリボンドによるレーガーの弦楽三重奏曲集。古楽アンサンブルのイル・ジャルディー ノ・アルモノコやル・コンセール・デ・ナシオンとの共演も多く、バロックから20世紀前半までの多岐にわたる作品をレパート リーとしています。アンサンブル名の「Il Furibondo イル・フリボンド」は、イタリア語で“ワイルドな、怒れる熱血漢”といっ た意味を持ち、かつてタルティーニが大ヴァイオリニスト、ジェミニアーニの演奏について使った形容詞。その名の通り、斬 新で、卓越した解釈で結成後すぐに頭角を現し、ヨーロッパ中のラジオやコンサートホールで演奏を披露、高く評価され ています。

DIVINE ART
DDA-25203(1CD)
NX-B07
ロビン・スティーヴンス(1958-):弦楽四重奏曲&弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲 ハ短調*
弦楽四重奏曲 第1番
弦楽四重奏曲 第2番 「3つのポートレイト」
ベーンSQ【ケイト・オスウィン(Vn)/アリシア・ベレンゼ(Vn)、アナ・テレサ・デ・ブラガ・エ・アルベス(Va)、ギレーヌ・マクマレン(Vc)】
ティモテー・ボトボル(第2チェロ)*

録音:2019年 イギリス
イギリス、マンチェスター出身、1958年生まれのロビン・スティーヴンスによる弦楽作品集。刺激的で表現力豊かな作 風は、ロマン派の音楽や数学、自身の信仰など様々なものに霊感を得て生み出されています。偉大なチェリスト、トル トゥリエのマスタークラスをテレビ番組で見てプロの音楽家を志したチェリストでもある彼は、17年にも及ぶ闘病生活を克 服した2008年に、“1つの主題が進化し続ける”単一楽章の「弦楽四重奏曲第1番」を書き上げました。また、2011 年作曲の「第2番」では、3人の性格の違う架空のキャラクターが登場するという「第1番」とは全く性質を異にするもの です。学生時代の作品である弦楽五重奏曲は、印象的な力強いハーモニーや複雑な対位法など、現在の作品にも 受け継がれる手法が発揮されています。病を乗り越えてからは、様々な楽器のための多数の作品を書き上げ、CDもリ リースされるようになりました。2015年に結成された現代音楽を得意とするベーンSQによる演奏です。

METIER
MSV-28603(1CD)
NX-B07
エドワード・カウイー(1943-):3つの弦楽四重奏曲と独奏曲
弦楽四重奏曲 第1番 「Dungeness Nocturnes ダンジネス・ノクターン」
弦楽四重奏曲 第2番 「Crystal Dances クリスタル・ダンス」
GAD-独奏ヴァイオリンのための
弦楽四重奏曲 第6番 「The Four Winds 4つの風」
クロイツェルSQ【ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)、ミハイロ・トランダフィロスキー(Vn)、クリストフ・ハリソン(Va)、ニール・ヘイド(Vc)】

録音:2017年、2019年 イギリス
https://youtu.be/wjgZeAL0GC8
1943年、イギリスのバーミンガム生まれのカウイーの作品集。カウイーはポーランドでルトスワフスキに学び、ティペットを 指導者としながら、大学では物理や絵画も学び、これらの背景が作風に反映されています。1975年にBBCプロムスよ り大規模なオーケストラ作品を委嘱されたことで、その名が知られるようになりました。自然を愛し、音、色彩、秩序と無 秩序、形、パターン、形式などを自由に操り作品に反映させます。優れたビジュアル・アーティストとしても知られており、 作曲する際には絵を描いてイメージを構築しますが、その音楽は決して映像的なものではなく、独特な音の世界を生 み出しています。演奏は、イギリスで1988年に結成され、ハイドンやベートーヴェンから現代曲までの幅広いレパート リーを誇り、意欲作を取り上げることで知られるクロイツェルSQです。

MDG
MDG-60313432(1CD)
ブラームス唯一の公式弟子イェナー
グスタフ・イェナー:クラリネット、ホルン、ピアノのための三重奏曲変ホ長調
クラリネット・ソナタ ト長調Op.5
マルティン・リツュギ(Cl)
ナージャ・ヘルブレ(Hrn)
イリーナ・クラスノフスカ(P)
2005年発売のリイシュー。グスタフ・イェナー(1865-1920)はドイツの作曲家。北海に浮かぶジルト島の出身で、開業医だった父は患者に対する「姦」の 字の入る罪の容疑で自殺したため苦労を強いられました。その後ハンブルクでブラームスの知己を得て師事しますが、唯一の公式弟子とされています。作風 はブラームスの強い影響どころか、ブラームスそのものの語り口といった感化を受けています。師の音楽を研究しつくし、ここに収められたクラリネットを主 役とした2篇も、ブラームスの新発見作品で通用すると思われるほどです。ブラームス・ファンならたまらない世界と申せましょう。 (Ki)
MDG
MDG-30721422(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.12
弦楽四重奏曲Op.17-2(Hob.III:26) ヘ長調
弦楽四重奏曲Op.17-4(Hob.III:28) ハ短調
弦楽四重奏曲Op.17-6(Hob.III:30) ニ長調
ライプツィヒSQ【シュテファン・アルツベルガー(Vn1)、ティルマン・ビューニング(Vn2)、イーヴォ・バウアー(Va)、マティアス・モースドルフ(Vc)】
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの首席奏者らにより、1988年に結成されたライプツィヒSQ。以後、彼らはSQとしての活動 に専念し、精緻なアンサンブルと正統的で明晰な解釈により、世界40ヶ国以上で賞賛を獲得しています。55人の作曲家の約200作品という膨大なレパート リーを持つ彼らは、モーツァルト、ベートーヴェンから現代、編曲作品に至るまで幅広い作品を精力的に演奏しておりCDもすでに多数制作しています。現在 進行中なのがハイドンの弦楽四重奏曲全集。今回リリースされるのは、前作第11集に引き続き、エステルハージ家の楽長時代(1771年)に作曲された6曲で 構成される作品集である作品17から3曲。ライプツィヒSQはハイドン時代の弓コピー弓を使用し、ハイドンらしい明るい輝きに満ち溢れた演奏を 聴かせています。 (Ki)

ARCO DIVA
UP-0036(1CD)
NX-A14
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第1番「クロイツェル・ソナタ」JW VII/8
弦楽四重奏曲 第2番「ないしょの手紙」JW VII/13
マルティヌーQ

録音:2000年2月29日,3月1日
チェコの偉大な作曲家マルティヌーをアンサンブル名に据えた「マルティヌー四重奏団」。1976年にプラハ音楽院の学生 によって結成され、1985年にマルティヌー財団の許可を得て現在の名前に改名。マルティヌー作品はもちろんのこと、ド ヴォルザークやエベンなどチェコの作曲家の作品を演奏し、作品を広めることに尽力しています。 このアルバムには主人公の内面を描いたとされる狂おしい音が連続する「クロイツェル・ソナタ」と晩年のヤナーチェクの心 境が反映された「ないしょの手紙」、この2つの弦楽四重奏曲を収録。美しい弦の音色が特徴です。
ARCO DIVA
UP-0052(1CD)
NX-A14
ボドロヴァー&スティーヴンソン:弦楽四重奏曲集
シルヴィー・ボドロヴァー(1954-):テレジン・ゲットーのレクイエム
ボドロヴァー:夏の協奏曲
ロナルド・スティーヴンソン(1928-):Voces vagabundae
ナイジェル・クリフ(Br)
マリア・イザベル・シーワース(G)
マルティヌー四重奏団

録音:2002年4.6月、2003年1月
チェコの女性作曲家、シルヴィー・ボドロヴァー。1980年代から作曲活動を行っていた彼女の名前を一躍高めたのが、 1997年に作曲された「テレジン・ゲットーのレクイエム」でした。ホロコーストの犠牲者に捧げられたこの曲は、ヨーロッパと アメリカで何度も演奏されただけではなく、2003年には“イギリスのシンドラー”と呼ばれるニコラス・ウィントン(チェコのユダ ヤ人の子供たちを救出し、イギリスに避難させた業績を持つ)のドキュメンタリー映画のサントラにも使われ、多くの人々 の心を動かしたことでも知られています。かたや「夏の協奏曲」はギターと弦楽四重奏のための作品。こちらは情熱的な 旋律に彩られています。最後に置かれたスティーヴンソンの「Voces vagabundae」は民謡風の旋律をもつ美しい作 品です。
ARCO DIVA
UP-0077(1CD)
NX-A14
シュニトケ他:ヴァイオリンとピアノのための作品集
シュニトケ(1934-1998):古い様式による組曲
スティーヴンソン(1928-):パーセルの3つのグラウンド
スティーヴンソン:ヴァイオリンとピアノのためのレチタティーヴォとアリア
マルティヌー:ヴァイオリン・ソナタ 第3番H.303
イヴァナ・トマシュコヴァ(Vn)
レナータ・アルダチェヴォヴァー(P)

録音:1998年、2004年
近現代に作曲された4つのヴァイオリンとピアノのための作品集。1972年のシュニトケの「古い様式による組曲」は、まる で古典派作品のような雰囲気を備えていますが、実はこれらはシュニトケが映画のために書いた音楽から転用したも の。美しい旋律の中に、時折、不協和音が混じるところがシュニトケらしさと言えるでしょう。スティーヴンソンはイギリスの 現代作曲家で、難解なピアノ曲が多く知られていますが、1958年にかかれたこの無伴奏作品はパーセルの曲を下敷 きにしており、美しい瞬間に満ちています。「レチタティーヴォとアリア」も瞑想的な美しさを湛えています。マルティヌーの ヴァイオリン・ソナタ第3番は1944年の作品。交響曲第3番、第4番と同時期に書かれており、快活さと悲痛さが入り 混じったユニークな表情を持っています。チェコを代表する2人の名手の息のあった演奏で。
ARCO DIVA
UP-0043(1CD)
NX-A14
ヴィオラのための作品集
クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):ラプソディ
マルティヌー:二重奏曲 第1番「3つのマドリガーレ」 H.313
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):無伴奏ヴィオラのためのソナタ
ブリテン:ラクリメ - ダウランド歌曲の投影 Op.48a
シルヴィー・ボドロヴァー(1954-):ヒラ・ローメ
モンティ(1868-1922):チャールダーシュ
イトカ・ホスプロヴァー(Va)
ヴェロニカ・ヤルスコヴァ(Vn)
カテジーナ・エングリホヴァー(Hp)

録音:2001年11月8-11日
スロヴァキア出身のヴィオラ奏者、イトカ・ホスプロヴァー。このアルバムには彼女のお気に入りのレパートリーが収録されて おり、その卓越した技術と、知られざる東欧作品を楽しむことができます。スラヴィツキーはスロヴァキア以外ではほとんど 知られていない作曲家。しかし一度でも耳にすれば、その独特な作風に魅了されることでしょう。ポドロヴァーとルカー シュはARCODIVAレーベルが力を入れている作曲家たち。民謡風の旋律が印象的です。他にはマルティヌー、ブリテン の作品を選曲、最後にはおなじみ、モンティのチャールダーシュが情熱的に演奏されています。

Gramola
GRAM-99206(3SACD)
NX-D03
ドヴォルザーク/スメタナ/スーク:ピアノ三重奏曲集
(1)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 ホ短調「ドゥムキー」Op.90 B.166
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15
(2)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.21
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第2番 ト短調 Op.26 B.56
(3)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第3番へ短調 Op.65 B.130
ヨーゼフ・スーク(1874-1935):エレジー 変ニ長調 Op.23(ピアノ三重奏版)
 ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op.2
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ダヴィッド・ゲリンガス(Vc)
パヴェル・カシュパル(P)

(1)録音:2017年4月20-22日
(2)録音:2017年12月15-19日
(3)録音:2019年5月30日-6月1日
19世紀から20世紀にかけて、「文化芸術の水準は中央ヨーロッパと西ヨーロッパが最高である」と考えていた周辺国の 人々の意識に改革と変化が生じ、自国の民謡や民族音楽の音楽語法を用いた作品が次々と生まれました。ロシアで はグリンカに端を発する「ロシア五人組」、北欧のグリーグやニールセン、スペインのグラナドスやアルベニス、そしてチェコで はスメタナとドヴォルザークが自国の歴史や音楽の特徴を生かした作品を数多く書き上げています。この3枚組では、ド ヴォルザークを中心に、スメタナと、ドヴォルザークの娘婿スークのピアノ三重奏曲を収録。哀愁を帯びた旋律や胸躍る 民謡のリズムなどが巧みに織り込まれた作品の数々を聴くことができます。Gramolaレーベルを代表するヴァイオリニス ト、イルンベルガーと、チェコのカシュパル、名チェリスト、ゲリンガスによる個性豊かなアンサンブルをお楽しみください。

Hanssler
HC-19077(1CD)
魅惑のオペラ
ラファエッロ・ガッリ(1824-1889):ロッシーニの歌劇『セビリアの理髪師』による変奏曲 Op.83
ジュール・ヘルマン(1830-1911):モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』による作品Op.24
ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):ヴェルディの歌劇『ラ・トラヴィアータ』によるファンタジー Op.76
モリッツ・フュルステナウ(1824-1889):ワーグナーの楽劇『タンホイザー』から「夕星の歌」
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ウェーバーの歌劇『オイランテ』による序奏と変奏曲 Op.63
ヨアキム・アンデルセン(1847-1909):ベッリーニの歌劇『ノルマ』による幻想曲
テオバルト・ベーム(1794-1881):カラファの歌劇『ルチニャーノのアデル』によるポロネーズ Op.8(a)
ヴィルヘルム・ポップ(1828-1903):ヘンデルの歌劇『リナルド』の主題によるファンタジー・カプリース Op.203
ドロテア・ゼール(Fl)、
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)

録音:2019年/ドイツ
名手ドロテア・ゼールが19世紀に作曲されたフルートとピアノために作曲・編曲された歌劇作品を当時の楽器を用いて録音しました。
同時代、この形態での編曲作品は人気を呼びましたが、その後の音楽史においてこれらの作品は注目されませんでした。しかし当時を振り返ると多くの作 曲家・演奏家が歌劇の美しい旋律を用いて作品を残しております。ゼールは当録音で3つの異なる楽器を用い、フルートによる魅惑の歌劇作品を演奏して おります。また共演のクリストフ・ハンマーは19世紀に製作されたフォルテピアノを演奏。当時繁栄したフルートとピアノによる華やかな世界がここに蘇 りました。
ドロテア・ゼールはミュンヘン・バロックゾリステンのリーダーをつとめる実力派。これまでにヴィヴァルティの協奏曲集(98 034)、バッハの協奏曲集(HC 16006)、ヘンデルのフルート・ソナタ集(HC 16005)、そしてハンマーとの共演ではロマン派のフルート名曲集(HC 16087)をリリースしております。、 (Ki)

Forgotten Records
fr-1646(2CDR)
シェーファーSQ/モーツァルト:弦楽四重奏曲集
第14番ト長調 K.387/第15番ニ短調 K.421
第16番変ホ長調 K.428 /第17番変ロ長調 K.458「狩」
シェーファーSQ [クルト・シェーファー(Vn1)、フランツヨゼフ・マイアー(Vn2)、フランツ・ベイヤー(Va)、クルト・ヘルツブルッフ(Vc)]

録音:1956年6月
※音源:Le Club Français de Disque CFD 85/6
Forgotten Records
fr-1653(1CDR)
ガスパール・カサド〜レミントン録音集
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38 *
メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67-4 「紡ぎ歌」
ショパン:夜想曲第2番変ロ長調 Op.9-2
ポッパー:ガヴォット Op.25
ルービンシュテイン:メロディ Op.5-1
チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
カサド:「美しく青きドナウ」による即興曲
ガスパール・カサド(Vc)
オットー・シュルホフ(P)

録音:1951年*、1951年1月15日、19日-20日、22日
※音源:Remington R-149-53他

CAvi
85-53473(1CD)
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ピアノ、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 イ短調 Op.114(原曲:クラリネット三重奏曲)*
アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)、
ダニエル・ハイデ(P)、
イサン・エンダース(Vc)*

録音:2016年8月、2018年8月*、フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学(ドイツ)
2001年から2013年までベルリンRSOの首席ヴィオラ奏者を務め、ニュルンベルク音楽大学、フランクフルト音楽・舞台芸術大学の教授を歴任、2015年からマンデルリング四重奏団のメンバーとして活躍するアンドレアス・ヴィルヴォール。待望のソロ・アルバムは、リート伴奏のスペシャリストでもあるドイツのピアニスト、ダニエル・ハイデとの共演によるブラームスのソナタ集。
アンドレアス・ヴィルヴォールとダニエル・ハイデが22年前に最初に共演した作品の一つであり、以降何年もの間ふたりで探求し続けてきたブラームス。ブラームスのリートをよく知っているダニエル・ハイデと、ブラームスの室内楽とオーケストラ作品に精通するアンドレアス・ヴィルヴォールの技術と経験が結集した濃密なブラームスをどうぞ。

カメラータ
CMCD-28371(1CD)
2020年3月25日発売
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲 第3番ハ短調 Op.101*
ジャスミンカ・スタンチュール(P)
ウェルナー・ヒンク(Vn)
フリッツ・ドレシャル(Vc)
ヘーデンボルク・トリオ*【ユリアン・洋・ヘーデンボルク(P)、ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(Vn)、ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(Vc)】

録音:2019年4月 ほか/ウィーン
 ウィーン・フィルの元コンサートマスター、ヒンクとチェロ首席のド レシャル、ピアノのスタンチュールにより始動した、ブラームス:ピア ノ三重奏曲の録音が、遂に完結!  このCDでは、彼らによる第2番と、ヒンクとは師弟関係でもある ウィーン・フィルのヴィルフリート和樹ヘーデンボルクが兄弟と結成 したトリオによる第3番を収録。ウィーンの伝統が息づく演奏をお楽し みください。ブックレットには、ウィーン楽友協会資料室長オットー・ ビーバ博士による解説も収録されています。(カメラータ)

Coviello
COV-92005(2CD)
ボッケリーニ:6つのチェロ・ソナタ集
ソナタ第1番イ長調
ソナタ第2番ハ長調
ソナタ第3番ト長調
ソナタ第4番変ホ長調
ソナタ第5番ヘ長調
ソナタ第6番イ長調
ドミートリー・ディヒティアル(Vc)
パヴェル・セルヴィン(通奏低音Vc)
トルステン・ブライヒ(アーチリュート、テオルボ、バロックギター)

録音:2017年3月9-11日/メーリンゲン聖十字架教会
偉大なチェロ演奏家兼作曲家として名を残すボッケリーニのチェロ・ソナタ集。1770年代のもので、バロック音楽の名残を持ちつつも室内楽としての完成 度が高い作品です。人間の声のように自在なカンティレーナを聴かせるメインのチェロは技巧的で、通奏低音のチェロも雄弁に書かれしばしば対話に加わり ます。この演奏では三種類の撥弦楽器を使用しており、これもまた鮮やかな色彩を生んでいます。 (Ki)

MIRARE
MIR-498(1CD)
ツアー中
ルトスワフスキ:舞踏前奏曲
プーランク:クラリネット・ソナタ
ヴェイネル:ペレグの踊り/2つの楽章
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
ラファエル・セヴェール:絆の始まり
ラファエル・セヴェール(Cl)、
ポール・モンタグ(P)

録音:2019年10月1-4日/ボン・セクール教会(パリ)
1994年生まれ、2014年に「フォルジュルネ音楽祭」で来日して注目されたフランスのクラリネット奏者ラファエル・セヴェール。彼が相方のピアニスト、 ポール・モンタグと十八番作品を集めたアルバムをリリース。頻繁に演目に載せるため、アルバム・タイトルは「ツアー中」。ルトスワフスキ、ヴェイネル、バルトー クら民俗音楽由来の素材を新しい感覚で処理したものと、都会的なプーランクとバーンスタインで対照させています。プーランクのソナタは最晩年の作で、ベ ニー・グッドマンとバーンスタインが初演しています。一方バーンスタインのソナタは1942年作で、彼の初めて出版された作。そして最後にセヴェールの自作 でしめています。21世紀クラリネット界でもっとも期待されるセヴェールの妙技をご堪能ください。 (Ki)

AD VITAM
AV-190715(1CD)
ゼッキーニ〜左手のための作品集第8集
ヤナーチェク:カプリッチョ
コルンゴルト:2つのヴァイオリン,チェロ,左手ピアノのための組曲Op.23
マキシム・ゼッキーニ(P)
リュシー・アンベール (Fl)、
ヨアン・シュタイユ、ダニエル・イグナシオ・ディエス・ルイス(Tp)、
ニコラス・バスケス、ポール・マンフラン (Tb)、
シルヴァン・デルヴォー (バス・トロンボーン)、
コランタン・モルヴァン (チューバ)
ク・ヤンウン(Vn)、リョドウ・カネコ(Vn)、マルレーヌ・リヴィエール(Vc)

録音:2019年1、5月/イル・ド・フランス国立O(アルフォールヴィユ)
左手だけのために書かれたピアノ曲を地道に探求し、網羅的録音を続けているマキシム・ゼッキーニ。第8弾はヤナーチェクとコルンゴルトの協奏曲スケー ルの室内楽2篇に挑戦。どちらも左手のみで弾いているとは信じ難いトリッキーな作。金管五重奏にフルートの入ったヤナーチェクと、弦楽四重奏からヴィオ ラを欠いたコルンゴルトともに変則的な編成の生み出す不思議なサウンドがめくるめく世界を作りあげます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-066(1CD)
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
クララ・シューマン:3つのロマンスOp.22
ディートリヒ:F.A.E.のソナタ〜アレグロ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ファニー・ロビヤール(Vn)
パロマ・クイデル(P)

録音:2019年3月14-18日/エリック&シルヴィ・ボワソナ講堂(アラシュ=ラ=フラス)
トリオ・カレーニヌのメンバーとして「フォルジュルネ音楽祭」で来日もしたファニー・ロビヤールとパロマ・クイデルが、クララ・シューマンの人生を軸にドイ ツのヴァイオリン曲を披露。夫ローベルト、ディートリヒ、ブラームスという三人の男性の間にクララの作品を挟むという意味深なプログラミングも注目です。

BIS
BISSA-2348(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲第75番ト長調 Op.76-1 Hob.V-75
弦楽四重奏曲第76番ニ長調「5度」 Op.76-2 Hob.V-76
弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」 Op.76-3 Hob.V-77
キアロスクーロQ【アリーナ・イブラギモヴァ(Vn/Anselmo Bellosio c.1780)、パブロ・エルナン=ベネディ(Vn/Andrea Amati 1570)、エミリー・ホーンルンド(Va/Willems,c.1700)、クレール・チリヨン(Vc/Carlo Tononi 1720)】

録音:2017年12月/ゼンデザール(ブレーメン)
今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団(団名の“Chiaroscuro(キアロスクー ロ)” はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します)。BISレーベルで録音を続けているハイドンのシリーズ第3弾はエルデーディ四重奏 曲より第75番、第76番「5度」、第77番「皇帝」を収録しました。
エルデーディ伯爵に捧げられたことによりその名がついたハイドンの6つの弦楽四重奏曲(第75番〜第80番)。全6曲中、もっともくだけた雰囲気 を持ち溌剌とした旋律が印象的な第75番、第1楽章第1主題が下行5度音程を特色とする第76番「5度」、そして第2楽章が自作の「皇帝賛歌」 の主題による変奏曲であるためにその名がついた第77番「皇帝」をキアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏で聴くことができます。
当団は2016年4月、カルテットとして初来日を果たし大成功をおさめました。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団はこれまでにハイ ドン、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。 (Ki)

LSO Live
LSO-5090(1CD)
LSOパーカッション・アンサンブルのジャズ
スティーヴ・ライヒ:カルテット
チック・コリア(キャリントン編):デュエット組曲
ジョー・ロック:Her Sanctuary
小曽根真(キャリントン編):Kato’s Revenge
ギレルモ・シムコック:打楽器五重奏のための組曲
LSO パーカッション・アンサンブル、
ギレルモ・シムコック(P)

録音:2018年3月2、3、11日、2019年2月1-3日/ジャーウッド・ホール(セント・ルークス)
名門ロンドンSOの打楽器パートを担う6人による超絶集団LSOパーカッション・アンサンブルお待ちかねの新譜登場です。前作は「木片のため の音楽」をはじめとするライヒ作品集(LSO5073)で、その切れ味よい演奏とポップな感覚で高く評価されました。今回はライヒの別作品のほか、ジャ ズ界の大物チック・コリア、ジョー・ロック、小曽根真、ギレルモ・シムコックらの作品をとりあげているのに注目です。
パーカッションとは言え、ヴィブラフォン、マリンバ、ピアノという音階のある楽器が中心なためメロディや和音も充実。チック・コリアと小曽根作品は ゲイリー・バートンのために書かれているうえ、シムコックの組曲は、彼お気に入りのウェザー・リポート、イエロー・ジャケッツ、ステップ・アヘッドを はじめとするジャズ史の大物のメロディに基づいているため、ジャズかフュージョンを思わすカッコ良さが新鮮。シムコック自身がピアニストとして参加して いるのも贅沢です。
LSOパーカッション・アンサンブルの妙技は、本業のロンドンSOでホルストの「惑星」やラヴェル作品の録音でもお馴染み。正確無比でエネルギー に満ちた演奏もさることながら、交響曲のような構成感は名オーケストラでの経験ならでは。
DSD256fs録音による鮮やかな音響も特筆。響きのブレンドの美しさはもちろんながら、目の前で演奏しているようなリアルな息遣いを感じます。オー ディオ・ファンにも超オススメです。

アールアンフィニ
MECO-1057(1SACD)
税込定価
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調 作品49
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番ロ長調 作品8
高橋 佳子(P)
礒 絵里子(Vn)
新倉 瞳(Vc)

録音:2019年5月22日- 24日 浦安音楽ホール
椿三重奏団。2019年に命名されたこのトリオは、結成に至るまでに実に10年以上に渡る共演を積み重ねてきました。高橋多佳子(P)、礒絵里子(Vn)、新倉瞳(Vc)、それぞれソリストとして充実した活動を続けていますが、その歳月を重ねたがゆえの熟成した3人のアンサンブルは、エモーショナルでダイナミック、そして精緻です。デビュー・アルバムにふさわしい古今絶世の名曲で、まさに満を持してその成果を世に問います。

Orchid Classics
ORC-100126(1CD)
NX-B03
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.8
最後の春 Op.33-2(T.ポスター&E.ウリオステ編)
ヴァイオリン・ソナタ 第2番ト長調 Op.13
春に寄す Op.43-6(T.ポスター&E.ウリオステ編)
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ハ短調 Op.45
エレナ・ウリオステ(Vn)
トム・ポスター(P)

録音:2017年9月18-20日
グリーグが書いた3曲のヴァイオリン・ソナタはどれも北欧的情緒に溢れた名作です。第1番は1865年、グ リーグ22歳の作品で、民謡風の第2楽章の旋律はまさに彼ならではの味わいを有しています。第2番は 1867年の作品。もともとはチェロとピアノのために構想された曲で、第1楽章は憂いを帯びた序奏に始ま り、快活な主部へと移ります。この曲も第2楽章が特徴的で、やはりグリーグらしい郷愁に溢れた旋律に 満たされています。それから約20年を経て書き上げられた第3番は、グリーグのヴァイオリン・ソナタの中で も最も人気の高い曲。情熱的な第1楽章は当時彼が魅了されたとされるイタリアのヴァイオリニスト、テレ ジーナ・トゥアの面影を映し出すかのようです。このアルバムには、2曲の「春」にちなんだグリーグ作品のヴァ イオリン編曲版が収録されており、歌心に満ちた両作品はヴァイオリン・ソナタとのつながりも感じさせる見 事な仕上がりです。ヴァイオリニスト、エレナ・ウリオステの情感に満ちた演奏で。

Sancho Panza Records
SPAN-002(1CD)
12アンサンブル/タヴナー他
タヴナー:神の子羊
シューベルト(12アンサンブル編):弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
オリヴァー・リース:ハニー・サイレーン
シガー・ロス(バットン編):フリータヴィク
12アンサンブル
12アンサンブルは2012年創立の弦楽オーケストラ。「12」はメンバー数ではなく2012年誕生を意味し、指揮者なしでクラシックから現代音楽、ロックまで をレパートリーにしているユニークなイギリスの団体。メンバーはいずれも若く、ギターのミロシュとも共演するなど今後目を離せません。デビュー・アルバム はシューベルトの「死と乙女」とタヴナーの心に沁み入る「神の子羊」を自分たちの編曲で披露。さらにはロンドンをベースに活躍する若手作曲家オリヴァー・ リースが2019年に彼らのために書いた新作からアイスランドのポストロック・バンド、シガー・ロスの「フリータヴィク」まで手掛けています。

H.M.F
HMM-902648(1CD)
カンティレーナ
ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ
モンサルバーチェ(キム・カシュカシュアン&ロバート・レヴィン*、タベア・ツィンマーマン**編):5つの黒人の歌〔1. Cuba dentro de un piano*/ 2. Punto de Habanera*/ 3. Chevere*/ 4. Cancion de Cuna para Dormir a un Negrito*/ 5. Canto Negro**〕
ファリャ:7つのスペイン民謡〔1. ムーア人の織物/ 2. ムルシア地方のセギディーリャ/ 3. アストゥーリアス地方の歌/ 4. ホタ/ 5. ナナ(子守歌)/ 6. 歌/ 7. ポーロ〕
ヴィラ=ロボス(プリムローズ編):アリア(カンティレーナ)〜ブラジル風バッハ第5番
パブロ・カザルス(T.ツィンマーマン編):アン・ソルディーヌ、En el mirall canviant de la mar blava (カタルーニャの歌 第1番)、El angel travieso、Tres estrofas de amor
グラナドス(カシュカシュアン&ロバート・レヴィン編)):マハの流し目、人気をなくしたマホ、悲しみのマハ第3番、控えめなマホ
アルベニス:タンゴ
タベア・ツィンマーマン(Va/パトリック・ロビン、2019年製)
ハヴィエル・ペリアネス(P)

録音:2019年12月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ヴィオラの女王、タベア・ツィンマーマンがハルモニアムンディからソロ作品をリリースします。ハルモニアムンディからはアルカント・カルテットのメン バーとしてのリリースはありましたが、ソロ作品は初となります。内容はファリャ、カザルスからヴィラ=ロボス、ピアソラというスペインから南米への旅路 と少々意外にも思えるものですが、ピアノに近年充実著しいスペインのピアニスト、ペリアネスを迎え、ツィンマーマンのパワーある音楽が炸裂しています。 ツィンマーマンの音色は知と熱、そして凄みのあるもの。ファリャの旋律で聴かせる郷愁に満ちた力強い音色は、タベア・ツィンマーマンにしか出せない音 色とも思えてきます。アルバムのタイトルにもなっているヴィラ=ロボス作品では、彼女のヴィオラの音色が人の声の力を超えているように響きます。スペ イン出身のペリアネスのピアノが音楽を辛口に引き締めており、最高のコンビといえるかもしれません。タベア・ツィンマーマンのヴィオラの音色の濃さと 情報量の多さ、雄弁さに圧倒され通しの1枚です。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-623(1CD)
メルラン:パサージュ・エクレール Passage Eclair
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803
ピエール・フシュヌレ、岡田修一 (Vn)、マルク・デスモン(Va)、ヤン・レヴィオノワ(Vc)、ヤン・デュボスト(Cb)、ニコラ・バルデイルー(Cl)、ジュリアン・アルディ(バソン)、ダヴィド・ゲリエ(Hrn)

録音:2018年4月 サントメール音楽堂、フランス
フランスを中心とした、程よい広さと優れた音響で室内楽を楽しむ劇場のネットワーク、ラ・ベル・セゾンとAlphaによる共同企画。ル・サージュ によるB Recordsレーベルのブラームス・プロジェクトで妙技を聴かせ、昨年はヴァイオリン・ソナタ(LBM020)もリリースしたフシュヌレを中心 に、ボルドーに生まれ、B Recordsで活躍のほかMIRALEレーベルでもソロを発売しているヴァイオリンの岡田修一、来日経験もあるチェロの レヴォノワ、フランス放送フィル首席クラリネット奏者でラ・フォル・ジュルネでも来日、日本での人気も安定しているバルデイルー、やはりフランス 放送フィルのバソンの名手アルディ、トランペットとホルンの二足のわらじを巧みにこなすゲリエなどが参加。ラ・ベル・メゾンの企画公演で素晴ら しい演奏を聴かせているフランスの若き才能が集まったシューベルト。それぞれの奏者の自発的な表現が絶妙に絡み合う、生き生きとした演 奏を聴かせます。カップリングは、シューベルトと同じ編成の八重奏のために、エベーヌ・カルテットのチェリストでありジャズ・ピアニストでもあるメル ランが作った「パサージュ・エクレール(通り過ぎる閃光)」。スリルのあるリズムとスピード感が楽しめる作品です。

METIER
MSV-28580(1CD)
NX-B07
ハワード・スケンプトン(1947-):室内楽作品集
The man hurdy-gurdy and me  ザ・マン、ハーディ・ガーディ&ミー(ソプラノ、ハーティ・ガーディ、中世ハープ、パーカッション)
Random Girl ランダム・ガール (オーボエ&ヴィブラフォン)
Two Highland Dances 2つのハイランドの踊り 第2番 (リュート・ソロ)
オーボエとアコーディオンのための協奏曲(S.ストウによる五重奏版、2017年)(アコーディオン、オーボエ、アルト・フルート、フルート、キーボード、コントラバス)
Apple-Blow アップル・ブロウ (ソプラノ、ガムラン)
Bagatelle バガテル(フルート・ソロ)
Gentle Melody ジェントル・メロディ(アコーディオン・ソロ)
Winter:My Secret  冬:私の秘密 (ソプラノ、リコーダー、ヴィオール、チェンバロ)
Gloss グロス(オーボエ&ヴィブラフォン)
Two Highland Dance 2つのハイランドの踊り 第1番 (リュート・ソロ)
Feste’s Song  フェステの歌 (ソプラノ、ギター、リコーダー)
The Beauty of the Morning ザ・ビューティ・オブ・ザ・モーニング(スレンドロ・ガムラン・トリオ)
Half Moon ハーフ・ムーン (フルート&アコーディオン)
ハーディ・ガーディとパーカッションのための協奏曲(M.スプリングによる五重奏版、2017年)(ハーディ・ガーディ、パーカッション、オーボエ、フルート、ピッコロ、キーボード)
アンサンブル・シリヌ【サラ・ストウ(ソプラノ、キーボード、ガムラン)、マシュー・スプリング(ハーディ・ガーディ、リュート、ヴィオール、ガムラン、コントラバス)、ジョン・バンクス(アコーディオン、中世ハープ、ガムラン)、クリス・ブランニック(パーカッション、ガムラン)、クリストファー・レッドゲート(オーボエ、チェンバロ、ガムラン)、イザベル・カレ(フルート、アルト・フルート、ピッコロ、リコーダー、ガムラン)】

録音:2017年7月10-11日
過去50年以上にわたり、イギリスで最も国際的に認められた作曲家の一人として活動してきたハワード・スケンプトン は、伝統的な調性を使い叙情的な作品を生み出すかたわら、自身がアコーディオンやレアな楽器を演奏、これらの楽 器のための作品を作ることに喜びを見出してきました。このアルバムで登場する「ハーディ・ガーディ」は中世ヨーロッパ発 祥の手回しの弦楽器で、バグパイプのような独特な音色を持っています。このアルバムでは、古楽とワールド・ミュージック を専門として1992年に結成された「アンサンブル・シリヌ」が、創設メンバーのサラ・ストウやマシュー・スプリングの他、現 代音楽とワールド・ミュージックのスペシャリスト、オーボエのクリス・レッドゲートやイザベル・カレ(フルート、リコーダー、ガム ラン)にクリス・ブラニック(パーカッション)を招いて数々の曲を録音しています。モダン楽器と中世の楽器による独創的な 音の世界をお楽しみください。

CD ACCORD
ACD-264(1CD)
NX-B05
リジョイス!
バッハ:二声のインヴェンション(ヴァイオリンとチェロ版 マリア・スワヴェク&マリチン・ズドニク編)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調Op.72-2
ペンデレツキ:シャコンヌ〜ヨハネ・パウロ2世の想い出に(ヴァイオリンとチェロ版)
グバイドゥーリナ:ソナタ「リジョイス!」
マリア・スワヴェク(Vn)
マルチン・ズドゥニク(Vc)

録音:2018年11月27-28日,12月3-5日ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサート・ホール、ポーランド
近年、ステージでも共演を重ねるポーランドのヴァイオリニスト、スワヴェクとチェロのズドゥニクによる初のデュオ・アルバム。 母国のユダヤ系ポーランド人の作曲家、ヴァインベルクのスペシャリストとして知られるスワヴェクと、BBCプロムスやアルゲ リッチのルガーノ音楽祭などに出演し、即興やアレンジも得意とするチェリスト、ズドゥニク。この個性豊かな演奏家二人 の真摯な音楽の対話による本作の収録曲は、すべてバッハと特別なつながりがあるものばかり。イザイのソナタとバッハの パルティータ第3番の主題や、「マリンコニア」、「影の踊り」のポリフォニー、ペンデレツキの「シャコンヌ」はその形式のみなら ず標題の示す宗教性、そしてグバイドゥーリナの作品は、ライプツィヒの巨匠が率直に示す神への献身という点で共通し ており、音楽に隠された神秘や魅惑的な数学的順序や調和が表現されています。とりわけヴァイオリンとチェロで聴くバッ ハのインヴェンションは、独特の新鮮な魅力にあふれています。

ANALEKTA
AN-28921(1CD)
フルート・パッション〜バッハ
バッハ:フルート・ソナタ 変ホ長調BWV.1034
トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039
フルート・ソナタ ロ短調 BWV.1030
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV.1013
ナディア・ラブリー(Fl)
※使用楽器:Powell Grenadilla wood head joint and body with 14K gold mechanism
リュック・ボーセジュール(P)、カミーユ・パケット=ロワ(Vc)

録音:2019年10月2日−4日、セント・オーガスティン教会(ミラベル、カナダ)
イギリスのクラシック・ギター・マガジンで「世界最高のフルートとギターのデュオ」と激賞された双子デュオ、"シミリア(Similia)"のメンバーであるナディア・ラブリーのシューベルトに続くソロ・レコーディング第2弾は、バッハが残したフルートのための傑作集。
■バッハの傑作の1つに数えられる「ソナタ ロ短調 BWV.1030」を含む、フルートのための重要作品を柔らかく官能的なフルートの音色でお楽しみいただけます。フルート関係者、管楽器関係者必聴!

Le Chant de Linos
CL-19149(1CD)
ヘンデル:フルートと通奏低音のための7つのソナタ
ソナタ ホ短調 HWV.359
ソナタ ト長調 HWV.363b
ソナタ イ短調 HWV.374
ソナタ ホ短調 HWV.375
ソナタ ロ短調 HWV.376
ソナタ ト短調 HWV.360
ソナタ ロ短調 HWV.367
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl)、
ミクローシュ・シュパーニ(ハープシコード)

使用楽器
フルート:ムラマツ・フルート(1991) 14K GOLD
ハープシコード:Michael Walker 2002(J.D.Dulcken 1745モデル)
ロッテルダム・フィルやベルギー国立管の首席奏者を務めた名フルーティスト、ジャン・=ミシェル・タンギーが吹くヘンデル。フルート、オーボエ、ヴァイオリンなどの楽器のためのソナ7つのソナタを、流石の技巧と優雅な息遣いで聴かせます。

Etcetra
KTC-1666(1CD)
ウストヴォーリスカヤ&シュニトケ:チェロとピアノのための作品集
ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919−2006):グランド・デュエット(大二重奏曲)、
 ソナタ第5番
シュニトケ(1934−1998):バレエ「ペールギュント」へのエピローグ
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、
ヤン・ミキエルス(P)
ブリュッセル王立音楽院で教鞭を執り、堀米ゆず子との共演でも知られるベルギーの名女流チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲ。ペトログラード(現サンクトペテルブルク)に生まれ、レニングラード音楽院でショスタコーヴィチに学び、特異な作風で知られる現代ロシアの女流作曲家、ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919−2006)のチェロとピアノのための作品集。
スパノゲはベルギーの才人ピアニスト、ヤン・ミキエルスとはシュニトケのチェロ・ソナタ集(KTC 1626)でも優れた録音を残しており、今作ではシュニトケのバレエ「ペール・ギュント」のエピローグもカップリング。
Etcetra
KTC-1646(1CD)
マリンコニア
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.27
グヴァイドゥーリナ:シャコンヌ
ルーベン・デ・ゲセレ(b.1991):ワイルドランズ(Wildlands)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
ジョージ・ティリアード(P)、
ヴェロニク・デ・ラーデマーカー(Vn)
アントワープ王立音楽院でピアノを学んだあと、ボンの数学で有名な大学で学びながらピアニストとしても活動を続けているというジョージ・ティリアードと、ケルンで共に学んでいたときから室内楽のパートナーとして活動しているヴァイオリニスト、ヴェロニク・デ・ラーデマーカーとのデュオによるデビュー・レコーディング。プロコフィエフのソナタを中心に、イザイの無伴奏ソナタ、グヴァイドゥーリナのシャコンヌも加えた、ピアニストとしてだけでなく数学、言語、哲学も学んでいるというティリアードがこだわりぬいたプログラム。ルーベン・デ・ゲセレ(Ruben De Gheselle/1991)は、映画やアニメーション映画の分野でも活躍するベルギーの若き作曲家。
Etcetra
KTC-1674(1CD)
ベルジャン・トロンボーン・ID〜ベルギーのトロンボーン作品集
(1)アルトゥール・ムールマンス:4本のトロンボーンのための組曲
(2)ジェフ・マース:4本のトロンボーンのためのフラグメント
(3)アウフスト・デ・ブック:トロンボーンとピアノのための幻想曲
(4)エドゥアルト・ラッセン:2つの幻想的小品Op.48
(5)フランソワ=ジョゼフ・フェティス:トロンボーンのための三重奏曲
 トロンボーンのための四重奏曲
 トロンボーンのための五重奏曲
(6)エミール・ワンバッハ:コンサート・アリア
(7)ジョゼフ・ジョンゲン:アリアとポロネーズOp.128
(8)カレル・フイヴェールツ:プリコナム・ミクコ
(9)クーン・セフェレンス:アベル(Aber)
(1)ザ・ボーン・プロジェクト〔ブラム・フルニエ(Tb)、ヤン・スメッツ(Tb)、クーン・セフェレンス(Tb)、ヘールト・デ・フォス(バス・トロンボーン)〕
(2)ザ・ボーン・プロジェクト〔ヤン・スメッツ(Tb)、ブラム・フルニエ(Tb)、ロデ・スメーツ(Tb)、ヘールト・デ・フォス(バス・トロンボーン)〕
(3)ブラム・フルニエ(Tb)、ヤスコ・タカハシ(P)
(4)ブラム・フルニエ(Tb)、カスコ・フィル、ベンヤミン・ハームハウツ(指)
(5)ザ・ボーン・プロジェクト〔ブラム・フルニエ(Tb)、ヤン・スメッツ(Tb)、ロデ・スメーツ(Tb)、クーン・セフェレンス(Tb)、ヘールト・デ・フォス(バス・トロンボーン)〕
(6)ブラム・フルニエ(Tb)、カスコ・フィル、ベンヤミン・ハームハウツ(指)
(7)ブラム・フルニエ(Tb)、ヤスコ・タカハシ(P)
(8)ブラム・フルニエ(Tb)、ヤスコ・タカハシ(P)
(9)ブラム・フルニエ(Tb)、ブラム・ドクロワ(Cb)

※ジョンゲンの「アリアとポロネーズ」を除く作品は、この編成版による初CD録音
ブラム・フルニエは、アントワープの王立音楽院でヤン・スメッツに師事。ブリュッセルのモネ王立歌劇場Oのソロトロンボーン奏者とアントワープのウインド・アンサンブル「イ・ソリスティ」のメンバーであり、ヘルメス・アンサンブル、ベルジアン・アンサンブル、アントワープSO、ブリュッセル・フィルハーモニック、ベルギー国立O、カスコ・フィルなどとも度々共演をしています。
アラン・トゥルーデル、クリスティアン・リンドベルイ、イアン・バウスフィールド、ヨルゲン・ファン・ライエン、ミシェル・ベッケといった世界最高峰の奏者達のマスタークラスを受講。2010年から2013年は、フランダースSOのメンバーとして活動し、2012年にはエサ=ペッカ・サロネンの下、フィルハーモニアOのトライアル・プリンシパル・トロンボーン奏者のポジションについています。ソロからアンサンブルまで濃密なプログラムで描かれるベルギーの作品は、トロンボーン関係者だけでなく、管楽器関係者必聴です!

ANALEKTA
AN-28924(1CD)
カンスタレイションズ〜金管アンサンブルのための作品集

ワーグナー:エルザの大聖堂への行列
ガブリエリ:おお, 大いなる神秘よ、聖なるマリアよ
オラ・ヤイロ:サンクトゥス
ホルスト:組曲「惑星」より 火星、木星
レブエルタス:センセマヤ
チャイコフスキー:序曲「1812年」
カナディアン・ナショナル・ブラス・プロジェクト

メンバー
【トランペット】
ステファヌ・ボーラック(モントリオール・メトロポリタンO首席)
カレン・ドネリー(ナショナル・アーツ・センターO首席)
ロビン・ドワイヨン(カルガリーPO首席)
ミッシェル・フェディスン(ハミルトンPO首席)
ポール・ジェフリー(ウィニペグSO)
ラリー・ノップ(バンクーバーSO首席)
ラリー・ラーセン(キッチナー=ウォータールーSO首席)
アダム・ジナテッリ(カルガリーPO首席)
ベンジャミン・レイモンド(モントリオール・メトロポリタンO首席)
【ホルン】
パトリシア・エヴァンス(ウィニペグSO首席)
ジュリー・フォチュー(ナショナル・アーツ・センターO副首席)
二コラス・ハートマン(トロントSO)
デイヴィッド・パーカー(ノヴァ・スコシアSO首席)
ガブリエル・ラドフォード(トロントSO)
アレン・ハッケルマン(エドモントンSO首席)
【トロンボーン】
シャルル・ベナロヤ(カナディアン・オペラ・カンパニー首席)
スティーヴン・ダイアー(ウィニペグSO首席)
キース・ディルダ(ウィニペグSO2nd)
ゴードン・ヴォルフェ(トロントSO首席)
【バストロンボーン】
デイヴィッド・ペル(ナショナル・アーツ・センターO)
【トロンボーン&ユーフォニアム】
ピーター・サリヴァン(ピッツバーグSO首席)
【チンバッソ&テューバ】
サッシャ・ジョンソン(カナダ国立バレエO首席)
【テューバ】
トム・マッキャスリン(カルガリーO首席)
【ティンパニ】
ジョナサン・ウェイド(ナショナル・アーツ・センターO)
【パーカッション】
クリストファー・マディガン(カナダ国立バレエO首席)
ロバート・スラプコフ(モントリオール・グラン・バレエ・カナディアンO首席)


録音:2018年7月23日−27日、2015年7月25日(センセマヤ)、マギル大学ポラック・ホール(モントリオール、カナダ)
ピッツバーグ響やトロント響といったカナダとアメリカを代表するメジャーオーケストラ奏者、総勢25人による豪華ブラスサウンドでワーグナー、ホルスト、チャイコフスキーなどの名曲の数々を奏でます。原曲のサウンドとはまた一味違ったブラスの荘厳な響きは、ブラス・ファン、管楽器関係者必聴です!

LAWO Classics
LWC-1194(1CD)
ニブルス〜トロンボーン四重奏曲集 〜テレマンからABBAまでの400年を紡ぐ
テレマン:4声のソナタ
バート・バカラック(b.1928)(ペッテル・ヴィンルート編):アルフィー
ドビュッシー(マイケル・レヴィン編):3つの歌
ベートーヴェン:3つのエクアーレ
ガーシュウィン(オイヴィン・ヴェストビ編):魅惑のリズム
G.ガブリエリ:ソナタ
ジョビン(キム・シャーンバーグ編):ノー・モア・ブルース
シャイト:カンツォン
伝承曲(ペッテル・ヴィンルート編):移民の歌
ブルックナー:神が作り給いし場所
ベニー・アンダーソン(b.1946)&ビョルン・ウルヴァース(b.1945)(ペッテル・ヴィンルート編):マネー,マネー,マネー
トミー・ペダーソン(1920-1998):ニブラー
ノルウェー・トロンボーン・アンサンブル
スヴェッレ・リーセ(Tb)
(ノルウェー放送O首席、元ノルウェー歌劇場O首席、元マレーシア・フィルハーモニックO副首席)
ペッテル・ヴィンルート(Tb)
(ノルウェー放送O副首席、元マレーシア・フィルハーモニックO首席、元デンマークRSO首席)
アウドゥン・ブレーン(Tb)
(オスロPO首席、元ヨーテボリSO副首席、元クリスチャンサンSO首席)
クレア・ファー(バストロンボーン)
(ノルウェー放送O)

録音:2018年12月21日、2019年1月10日&2月7日、NRKラジオ・コンサート・ホール(オスロ、ノルウェー)
オスロ・フィルの首席、アウドゥン・ブレーンを筆頭にノルウェー放送管のトロンボーン・セクションら4人により2014年に結成されたノルウェー・トロンボーン・アンサンブル。ソリストおよび室内楽奏者としての幅広い経験から培った優れたテクニックは、ルネサンスやバロックからコンテンポラリー、ジャズ、ポップまで、幅広いジャンルを網羅。
テレマン、ガブリエリ、ベートーヴェンからバカラック、ABBAに至るまで、まるで1つのコンサートを聴いている感覚で400年以上にわたるトロンボーンの歴史を凝縮。神の楽器と呼ばれるトロンボーンの芳醇な美しいハーモニー、力強く輝かしい音色、華麗なるスライド・テクニックをご堪能下さい!

Challenge Classics
CC-72807(1CD)
2つのヴァイオリンのためのソナタ集
プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56
グレツキ:2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.10
イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
マリア・ミルシテイン(Vn)
マシュー・ファン・ベーレン(Vn)

録音:2018年12月18-21日/ベルギー、モル、ギャラクシースタジオ
数は少ないながらも、バロックから現代に至るまで様々な作曲家によってヴァイオリンの二重奏作品は書かれてきました。その中から「名作」を選び取り1 枚のCDを作ろうとしたのがこのアルバムです。プロコフィエフ、グレツキ、イザイ、三者三様の作風でありながら、どれもがヴァイオリン・デュオでしか作りえな い音楽的興奮を味わえる作品となっていて聴きごたえある仕上がりです。 (Ki)

BIS
BISSA-2186(1SACD)
『カレヴィ・アホの室内音楽』
(1)前奏曲、トッカータと後奏曲〜チェロとピアノのための(1974)
(2)哀歌〜2つのヴァイオリンのための(2001)*
(3)霜〜ヴァイオリンとピアノのための(1992)
(4)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1973)
(5)ペール・ヘンリク・ノルドグレン追悼〜無伴奏ヴァイオリンのための
(6)ピアノ・ソナタ第2番(2016)(ベートーヴェンへのオマージュ)
サ ムリ・ペ ルトネン(Vc)
ソニヤ・フラキ(P)、
ヤーコ・クーシスト(Vn)、
ペッカ・クーシスト(Vn)*

録音:(1)(3)2017年4月、(2)(4)-(6)2018年10月/カレヴィ・アホ・ホール(ラハティ、フィンランド)
カレヴィ・アホは、フィンランドでもっとも委嘱の多い作曲家のひとりと言われます。彼は、7曲の交響曲や31曲の協奏曲のような規 模の大きい管弦楽作品の他に室内楽曲やソロ楽器のための音楽も数多く手がけてきました。ソニヤ・フラキとヤーコ・クーシストを中心にした新しいアルバ ムではアホがこのジャンルに作った6曲が演奏されています。チェロとピアノのためのヴィルトゥオーゾ的な「前奏曲、トッカータと後奏曲」。ヤーコとペッカの クーシスト兄弟が演奏する「哀歌」は、若いヴァイオリニスト、サカリ・ラウコラの死を悼む音楽として作曲されました。”Sakari Laukola”の名を音形とするモ チーフを基に書かれた小品です。フィンランド語の美しい言葉「Halla」を曲名につけたヴァイオリンとピアノのための「霜」。「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」は、ア ホがペルニオのアルコール依存症ケア・チームで奉仕していた時の自由時間に作った、バッハとバルトークのソロ・ソナタを「ロール・モデル」にした演奏時間 約20分の作品です。「ペール・ヘンリク・ノルドグレン追悼」は、2008年8月25日に亡くなった作曲家を追悼する音楽としてヨン・ストゥールゴールズの依頼で 作曲。「ベートーヴェンへのオマージュ」「ピアノ・ソナタ第2番」は、ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」ソナタを主要なモチーフにした5楽章で書かれて います。カレヴィ・アホのピアノ音楽をシベリウス・アカデミーの博士課程で研究したソニヤ・フラキへの修了記念の贈り物として作曲されました。 (Ki)

Passacaille
PAS-1072(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ&協奏曲集
ソナタ ニ長調 RV10
ソナタ ト短調 RV26
協奏曲 ニ長調 RV231 *(世界初録音)
協奏曲 RV252 よりラルゴ(世界初録音)
ソナタ ヘ長調 RV19
ソナタ ハ短調 RV5
ソナタ ハ長調 RV3
ソナタ ハ短調 RV7a よりグラーヴェ(世界初録音)
イザベラ・ビソン(Vn)
マルコ・フレッツァート(Vc)
フランチェスコ・コルティ(Cemb)
ステファノ・マルコッキ(Va)*

録音:2018年6月3-5日/イタリア
ドレスデンのオーケストラで活躍していたヴァイオリンの名手ピゼンデルは、ヴェネツィアに滞在しヴィヴァルディに手ほどきを受けたのちヴィヴァルディ の作品をドレスデンに多く持ち帰りました。ここに収録されたソナタもその中のものとされています。世界初録音もあり愛好家に嬉しい貴重なプログラム。 RV231はヴァイオリン独奏と弦楽のための協奏曲ですが、トゥッティ部分もヴァイオリンが1パートのみなので、ヴィオラを加えた3人+チェンバロの室内協 奏曲編成で演奏可能です。
イザベラ・ビソンはボローニャ生まれのヴァイオリニスト。ミラノでルーシー・ファン・ダール、ステファノ・モンタナーリに学び、スイスに渡ってカルミニョーラ にも師事した名手です。共演者もコルティら腕利きぞろい。 (Ki)

BIS
BISSA-2330(1SACD)
『チェロの蔵書』
(1)セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):クロモス〜ソロ・ギターのための(2011)
(2)カレヴィ・アホ(1949-):ソロ XI〜ギターのための(2013)
(3)オッリ・ムストネン(1967-):ギター・ソナタ第2番(2017)
(4)タン・ドゥン(1957-):7つの欲望〜ギターのための(2002)
(5)ユッカ・ティエンスー(1948-):白昼夢〜ギターとエレクトロニクスのための(2016)
(6)ティモ・アラコイティラ(1959-)(イスモ・エスケリネン(1971-)編):詩編(2015)
ェフリー・ゴードン(1968-):(1)チェロ協奏曲(トーマス・マン『ファウストゥス博士』による)(2014)
(2)尋(ひろ)〜チェロとピアノのための(2015)
(3)ナイチンゲールへの頌歌〜混声合唱と独奏チェロのための(ジョン・キーツの詩による)(2017)
トーケ・ムルドロプ(Vc/David Teccler, Rome 1697)
(1)コペンハーゲン・フィル、
(1)ラン・シュイ(指)
(2)スティーヴン・ベック(P/Steinway D)
(3)モーウンス・デール室内cho、
(3)モーウンス・デール(指)

録音:2018年5月/王立デンマーク音楽アカデミー、コンサートホール(コペンハーゲン)
アメリカの作曲家ジェフリー・ゴードンが、デンマークのチェリスト、トーケ・ムルドロプ(1980-)のために書いた作品集。「チェロ協 奏曲」は、ゴードンとムルドロプのふたりが気に入っているというトーマス・マン『ファウストゥス博士』からインスピレーションを得た作品です。マンの小説の 「精神」と「無邪気から狂気へと大きく弧を描くストーリー展開」が「プロローグ」、2つの「カデンツァ」を含む7つのエピソード、「エピローグ」の9楽章で語ら れていきます。ムルドロプが首席奏者を務めるコペンハーゲン・フィルの委嘱による作品です。
「シェイクスピアの『テンペスト』による5つの印象」の副題をもつ「尋(ひろ)」は、チェロ・ソナタのスタイルで書かれた作品です。〈前奏曲と嵐(Prelude and Storm)〉〈ファーディナンドとミランダ(Ferdinad and Miranda)〉〈エアリエルとすべての彼の資質(Ariel and all his quality)〉〈キャリバン(とシコラクス) (Caliban (and Sycorax))〉〈島は騒音でいっぱいだ(The Isle is Full of Noises)〉〈プロスペローは本を沈める(Prospero Drowns His Book)〉。ムル ドロプとアメリカのスティーヴン・ベックが、2015年12月17日、カーネギーホールのワイル・リサイタルホールで初演しました。
「ナイチンゲールへの頌歌」は、デンマークの合唱指揮者モーウンス・デールの委嘱で書かれた作品です。イギリスのロマンティシズム詩人ジョン・キーツ (1785-1821)の『ナイチンゲールへの頌歌』の8つの節が8つの曲に作られています。「My heart aches…(わたしの心は痛み…)」「O for a draught of vintage!…(ぶどう酒の一杯に…)」「Fade far away, dissolve…(消え去ってしまえ、溶けてしまえ…)」「Away! away! for I will fly to thee…(遠く、遠く へ!おまえのところに飛んで行こう…)」「I cannot see…(どんな花がわたしの足元に咲いているのか…)」「Darkling I listen…(暗がりの中に聞こえる…)」 「Thou wast not born for death…(おまえは生まれ、死ぬことはない…)」「Forlorn…(寂寞…)」。2018年5月16日、デールが2005年に創設した室内合 唱団とムルドロプによる初演は、デンマーク放送により海外へも伝えられました。 (Ki)
BIS
BISSA-2352(1SACD)
ヴァスクス(1946-):作品集
(1)ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「遠き光」(1996-97)
(2)サマー・ダンス〜2つのヴァイオリンのための(2017)
(3)四重奏曲〜ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとピアノための(2001)
ワジム・グルズマン(Vn)、
(1)フィンランドRSO、ハンヌ・リントゥ(指)
(2)サンディス・シテインベルグス(Vn)
(3)イルゼ・クリャーヴァ(Va)、レイニス・ビルズニェクス(Vc)、アンジェラ・ヨッフェ(P)

録音:2018年4月/(1)ヘルシンキ音楽センター(フィンランド)、(2)2018年10月&(3)2017年7月/ゼンデザール(ブレーメン)
制作・録音:マルティン・ナゴルニ
鬼才ヴァイオリニスト、ワジム・グルズマン。NHKSOとの共演でも知られる実力派ヴァイオリニストです。BISレーベルから多 くのディスクをリリースしておりますが、期待の新譜はラトビアの現代作曲家ヴァスクスの作品3篇をとりあげました。 コントラバス奏者として音楽活動を開始したヴァスクスはリトアニアにて作曲を学びました。現在も現役の作曲家として活躍しております。ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「遠き光」はギドン・クレーメルのために作曲された作品。3つのカデンツァを含む5部構成をとるヴァスクス の代表作です。サマー・ダンスは2つのヴァイオリンのための作品。壮大な美しさと瞑想的なスピリチュアルを感じさせます。そしてピアノ四重奏曲は2001年 に初演されて以降多くの演奏家が演奏している注目作品。母国ラトビアの音楽を取り入れた多彩な色彩感をもち6楽章構成で書かれております。グルズマン の素晴らしい演奏が光る注目盤です。 (Ki)
BIS
BISSA-2443(1SACD)
ヴァスクス:ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲(2014-15)【世界初録音】
弦楽オーケストラのための交響曲『声』(1991)
マクシム・リサノフ(Va(1780年製グァダニーニ)&指)、
シンフォニエッタ・リガ

録音:2018年10月/セント・ジョーンズ教会、リガ(ラトビア)
世界が注目するヴィオラ奏者、マクシム・リサノフ[マキシム・リザノフ]。ソリストとして活躍するほか、ジャニーヌ・ヤンセン、 マルティン・フレストなど世界の名だたる演奏家から絶大なる信頼を寄せられている演奏家です。近年は指揮活動にも積極的に取り組み活躍の場を広げて おります。注目の新録音はシンフォニエッタ・リガとの共演でラトビアの現代作曲家ヴァスクスの作品2篇を作曲家立会いの下、録音しました。
コントラバス奏者として音楽活動を開始したヴァスクスはリトアニアにて作曲を学びました。現在も現役の作曲家として活躍しております。リサノフに献 呈され世界初録音となったヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲は、ヴィオラの低音域ではじまる「アンダンテ」、弦楽オーケストラとヴィオラが印 象的なコントラストをうむ「アレグロ・モデラート」、ヴィオラの旋律美を堪能できる「アンダンテ」、情熱的なクライマックスを迎えやがて暗闇へと誘う「ア ダージョ」の全4楽章で構成された作品です。
カップリングはギドン・クレーメル率いるクレメラータ・バルティカが演奏・録音したことによりヴァスクスの名が世界的に知れることとなった代表作、 弦楽オーケストラのための交響曲『声』です。この作品は「沈黙の声」、「生命の声」、「良心の声」の3楽章からなり、ヴァスクスらしい抒情的な音楽が 特徴です。
演奏は2006年に創設され、これまでにグラミー賞などの受賞歴を誇るシンフォニエッタ・リガです。母国の作品を積極的に演奏・録音している室内オーケストラです。 (Ki)

Altus
ALT-427(1CD)
有田正広の軌跡 第1集 1971&1972
(1)マルタン:フルートとピアノのためのバラード
(2)モーツァルト:フルート協奏曲 第2番ニ長調 K. 314(285d)
(3)モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299(297c)
有田正広(モダン・フルート)
(1)本荘玲子(P)
(2)芥川也寸志(指)、東京SO
(3)篠ア史子(Hp)、尾高忠明(指)、東京藝術大学・桐朋学園大学による合同オーケストラ

ライヴ録音:(1)1971年9月26日ヤマハホール(NHK・毎日音楽コンクール第2次予選)、(2)1972年9月20日渋谷公会堂、
(3)1972年9月28日都市センターホール
ステレオ、初CD化
2019年に古希を迎えたフルーティスト、有田正広の軌跡を辿るシリーズ第1弾。有田氏自身が保管していた音源から思い出に残る録音を自ら選んで構成 したアルバムで、すべて初CD化という貴重な音源ばかり。
第1集は有田氏が大学生だった1971年と、卒業後間もない1972年の録音を集めた内容で、すべて現代楽器による演奏です。本荘玲子、芥川也寸志、篠ア 史子、尾高忠明と共演者も名人揃い。古楽器奏者としてのイメージが強いながら、現代楽器も分け隔てなく吹きこなしキャリアを積み上げてきた有田氏の原 点ともいうべき演奏が詰まっています。学生時代に出場したコンクールの演奏であるマルタン『バラード』は一種異様な緊張感と表現が煮えたぎるような恐ろ しい演奏で、一人の音楽家の誕生を強烈に印象付けます。そして懐の大きな管弦楽と共に喜ばしく協奏し飛翔するモーツァルトは、その後の演奏家としての 大きな可能性を感じさせるものとなっています。芥川也寸志の指揮も大注目です。
有田氏へのインタビューをもとに構成したブックレットは当時の逸話などもたくさん入っていて大変面白い内容。本人提供の貴重写真も数多く掲載してい ます。またジャケットに使われている写真は坂田栄一郎氏の撮影で、雑誌「AERA」で表紙を飾ったもの。パッケージにも歴史が詰まっています。 (Ki)
Altus
ALT-428(2CD)
有田正広の軌跡 第2集 1979-1994
【CD1】
(1)ヴィヴァルディ:6つのフルート協奏曲集 作品10(ヴェネツィア版)
【CD2】
(2)モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299(297c)
(3)青木孝義(1951-2011):無伴奏フラウト・トラヴェルソのための『聖譚詩・LEGENDE』(1979)
(4)シューベルト:『しぼめる花』の主題による序奏と変奏曲 D. 802
有田正広(フラウト・トラヴェルソ(1)‐(4)、指揮(2))
(1)東京バッハ・モーツァルト・アンサンブル
[若松夏美(バロック・ヴァイオリン)、橋爪美穂(バロック・ヴァイオリン)、大津 睦(バロック・ヴィオラ)、本間正史(バロック・オーボエ)、
堂阪清高(バロック・ファゴット)、諸岡範澄(バロック・チェロ)、西沢誠治(ヴィオローネ)、有田千代子(Cemb)]
(2)吉野直子(Hp)、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ
(4)小林道夫(フォルテピアノ)

ライヴ録音:(1)1990年7月所沢市民文化センター ミューズ、
(2)1989年9月26日サントリーホール、
(3)1979年5月25日石橋メモリアルホール
(4)1994年2月12日いずみホール
ステレオ、初CD化
2019年に古希を迎えたフルーティスト、有田正広の軌跡を辿るシリーズ第2弾。有田氏自身が保管していた音源から思い出に残る録音を自ら選んで構成 したアルバムで、すべて初CD化という貴重な音源ばかり。 第2集は第1集と違って古楽器での演奏。ヨーロッパ留学を経て古楽器奏者のパイオニアとして注目を集めた時代の知られざる録音です。DENONのスタ ジオ録音と同時期に行われたヴィヴァルディのライヴ録音は、これでもかという勢いと熱気にあふれた強烈な演奏でスタジオ盤との違いに驚かされます。吉 野直子と共演したモーツァルトでは自ら率いる古楽器オーケストラと共に、確信に満ちた音楽を聴かせます。他にも、有田氏が日音コンで1位を取った年に 作曲部門で優勝した青木孝義が有田氏のトラヴェルソのために書いた知られざる逸品や、氏が思い出の演奏と語る小林道夫との息を呑むような素晴らしい シューベルトを収録。世に出ていなかったのが不思議なくらいの名演集です。
有田氏へのインタビューをもとに構成したブックレットは当時の逸話などもたくさん入っていて大変面白い内容。本人提供の貴重写真も数多く掲載してい ます。またジャケットに使われている写真は坂田栄一郎氏の撮影で、雑誌「AERA」で表紙を飾ったもの。パッケージにも歴史が詰まっています。 (Ki)

ONDINE
ODE-1347(2CD)
NX-B04
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第15番&第13番
弦楽四重奏曲 第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲 第13番変ロ長調 Op.130
大フーガ Op.133(Op.130のオリジナル・フィナーレ)
テツラフ・カルテット【クリスティアン・テツラフ(Vn)、エリーザベト・クッフェラート(Vn)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)】

録音:2019年9月30日-10月4日ゼンデザール、ブレーメン
既発アルバム…ODE-1293 世界中で絶賛されるSQ、テツラフ・カルテット。ヴァイオリニストのクリスティアン・テツラフとその妹ターニャを中心に1994年に結成、 元バンベルクSOのコンサート・ミストレス、エリーザベト・クッフェラートとチューリッヒ歌劇場Oの首席、ハンナ・ヴァインマイスターをメ ンバーとする彼らはヨーロッパの音楽祭の常連であり、その演奏は「ドラマティックでエネルギッシュ」と評され、2014年には来日公演も行い、日 本でも着実に人気を獲得しています。ONDINEレーベルから2作目の発売となるこのアルバムで彼らが取り上げたのは、2020年に生誕250 年を迎えるベートーヴェンの2曲の弦楽四重奏曲。どちらもベートーヴェンの晩年を代表する高い人気を誇る作品です。1825年に完成された 第13番は作曲順では第15番の次に書かれたもので、初演時には、終楽章に「大フーガ」が置かれていました。しかし出版社の助言に従い、 ベートーヴェンはこれを別の楽章に差し変えたことで、現在では「大フーガ」には別の作品番号が付されています。今回のアルバムで、テツラフ・ カルテットは初演時の形を再現。終楽章には堂々たる大フーガが置かれています。第15番はもともと4楽章形式で構想されましたが、病から 回復したベートーヴェンは「リディア旋法による、病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌」と題された美しい第3楽章を挿入。結果的に長 大な作品として仕上がることとなりました。テツラフ・カルテットは晩年のベートーヴェンの崇高な意思を反映させ、凝縮した表現による熱い演奏 を聴かせます。

ES-DUR
ES-2073(2CD)
NX-D01
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 BWV1014-1019 アナイス・チェン(Vn)
アレクサンドラ・イヴァノヴァ(Cemb)

録音:2017年
※日本語解説付き
スイスのヒストリカル・ヴァイオリンの達人アナイス・チェンとそのパートナー、イヴァノヴァが演奏するバッハのソナタ。チェンバロを 単なる通奏低音として用いるのではなく、右手で奏でる旋律をヴァイオリンと並列に扱った「近代の二重ソナタ」の礎ともいえ るこの作品集を、2人は情熱的かつスタイリッシュな解釈で聴かせます。チェンはベルリンやバーゼル・スコラ・カントルムなどで 学び、古楽についての当時の記譜法や演奏環境などについて熱心に研究を重ねた上で斬新な解釈を生み出す奏者。使 用楽器は、最近作られた歴史的楽器のレプリカに、様々なタイプの弓を使い分けることで、理想の音色を追求。時にはバ ロック・ヴァイオリンとコンテンポラリー・ダンスを融合してみせることもあります。日本語解説付き。
ES-DUR
ES-2075(1CD)
NX-B09
ホルンとピアノのための20世紀作品集
ヨーク・ボウエン(1884-1961):ホルンとピアノのためのソナタ Op.101
プーランク:ホルンとピアノのためのエレジー FP168
ヤン・クーツィール(1911-2006):ホルンとピアノのための変奏曲 Op.59-3
ヘルマン・ノイリンク(1897-1967):バガテル-ホルンとピアノのための
ジェーン・ヴィネリ(1913-1974):ホルンとピアノのためのソナタOp.7
アドリアン・ディアス・マルティネス(Hrn)
小田井郁子(P)

録音:2018年4月17-20日
※日本語解説付き
NDRエルプPOのホルン奏者を務めるスペイン出身のマルティネスと、ベルリン音楽大学のコレペティト アとして活躍するピアノの小田井郁子の初レコーディング盤。タイトルの「アヴァンギャルド」は、20世紀に書かれた“前衛的 な”作品を選んでいることに由来。36歳という若さで自動車事故で亡くなったイギリスの名手、デニス・ブレインに捧げられた プーランクのエレジーや、オーケストラのオーディションの課題曲に選ばれるほどの難曲であるノイリンクの「バガテル」、オランダ のコンセルトヘボウの副指揮者として活動しながら、ひたすら管楽器のために作曲をした作曲家クーツィールの「変奏曲」など の他に、イギリスのボウエンやベルギーのヴィネリのソナタが収録されています。「ホルンはコントロールが難しく、不完全な楽器 だ」というマルティネスですが、不完全だからこそ各奏者が工夫して高い技術を獲得し、魅力が引き出されている楽器とのこ と。タイトルのイメージとは裏腹に、マルティネスの演奏にはどこかノーブルな雰囲気が漂っています。
ES-DUR
ES-2077(1CD)
NX-B09
マイケル・ブキャナン〜トロンボーン名演集
ベートーヴェン:4本のトロンボーンのための3つのエクアーレ WoO30
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 BWV1008 〜プレリュード(トロンボーン・ソロ編曲版)
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47 (トロンボーンボーンとピアノ編曲版)
クセナキス(1922-2001):ケレン〜ソロ・トロンボーンのための
シュチェバン・シュレック(1914-1986):トロンボーン・ソナタ「大天使ガブリエルの嘆き」
作者不詳:カッワーリー 〜スーフィの音楽 (民謡)
アルヴォ・ペルト:鏡の中の鏡 (トロンボーンとピアノ編曲版)
武満徹:ファンタズマ/カントスII〜トロンボーンとオーケストラのための
マイケル・ブキャナン(Tb)
ジェイミー・ウィリアムズ(Tb)
アンドレ・メロ(Tb)
ユルゲン・オズワルド(Tb)
カシア・ヴィツォレク(P)
ヤコブ・レーマン(指)
エロイカ・ベルリン室内O

録音:2019年3月12-15日
※日本語解説付き
2015年のミュンヘンARD国際音楽コンクールに22歳で優勝したイギリス出身のトロンボーン奏者、ブキャナンのデビュー 盤。知的で確かなテクニックをもつ新鋭によるアルバムは、まずベートーヴェンとバッハの2作品で幕を開けます。「3つのエク アーレ」はトロンボーン奏者にとって大切なレパートリーであり、バッハの「無伴奏チェロ組曲」はトロンボーンで演奏するには至 難な曲。「テクニックやブレスの調整はもちろん、チェロとは違った表現による音楽にするため惜しみない努力が必要」とブキャ ナンは語ります。他には、ブルッフ、クセナキス、シュレック、ペルトにカッワーリー民謡、最後は武満のトロンボーンと管弦楽た めの作品でしめくくられます。昔は「神の宿る楽器」ということで、世俗音楽での使用は控えられたほどに神聖視されていたト ロンボーン。この凝った選曲がユニークなアルバムのタイトルには、トロンボーンを通じての音楽の旅であることと同時に、神の 様々な顔を発見する過程という意味が込められています。

Virtus Classics
VTS-11(1CD)
税込定価
採光〜ア・ラ・フランセーズ
サン=サーンス:幻想曲 Op.124
フォーレ:ヴォカリーズ・エチュード
 夢のあとに〜3つの歌曲 Op.7より 第1曲
 子守歌 Op.16
 シシリエンヌ Op.78
 コンクール用小品
サティ:星たちの息子〜第1幕への前奏曲「天職」(武満徹編)
ドビュッシー:小舟にて〜小組曲より 第1曲
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(ヴォカリーズ・エチュード)
 カディッシュ〜2つのヘブライの歌より 第1曲
イベール:(1890-1962):間奏曲
カントルーブ(1879-1957):捨てられた女〜オーヴェルニュの歌 第2集より 第4曲(ファブリス・ピエール編)
ダマーズ(1928-2013):アーリー・モーニング変奏曲
アンドレス(1941):ナルテックス
瀬尾 和紀(Fl)
福井 麻衣(Hp)

録音:2019年4月29日-5月1日
神奈川県立相模湖交流センター
フルートとハープ。モーツァルトの協奏曲でもおなじみの、この楽器の組み合わせから生まれる極上の響きは、とりわけ18世紀以降 のフランスで人気を博し、2つの楽器のために数多くの作品が生まれてきました。このアルバムでは、ともにパリ音楽院で学んだフルー トの瀬尾和紀とハープの福井麻衣が共演、「フランスのエッセンス」を知り尽くした2人が多彩な響きと音色を駆使し、フランス近代 のデュオ作品を心行くまで聴かせています。 アルバムの収録曲は、どれもフルートとハープのための基本的なレパートリーですが、作曲家の生年をほぼ追って並べられた1曲1曲 には、強いこだわりと優れたセンスが感じられます。サン=サーンスやフォーレのふんわりとした優しい曲から、随所に東洋的な雰囲気 も含むラヴェルやサティ、ハープの特殊奏法がふんだんに用いられたアンドレスの「ナルテックス」まで、19世紀から20世紀フランス近 代音楽の流れも体験できることでしょう。 お互いの個性を尊重しながら、対話と主張を繰り広げる瀬尾と福井の演奏は、聴き手の心を遥か遠い世界へと誘います。

Alba
ABCD-451(1CD)
『メンデルスゾーン姉弟』
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.11
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
ロードベリ三重奏団【ヨーナス・アホネン(P)、アンティ・ティッカネン(Vn)、マルクス・ホホティ(Vc)】
[楽器 Piano: Joseph Bohm, Vienna 1828, Violin: Antonio Stradivarius “ex-Berglund” 1699, Cello: Anonymous, Italy mid-19th century]

録音:2014年9月11日?12日 サンデルス音楽学校「ギュッレンベリ・ホール」(ヘルシンキ)
フィンランドのトリオ「ロードベリ三重奏団 Rodberg Trio」は、古典時代とロマンティシズム時代の音楽をピリオド楽器で演奏するため、2010年に結成 されました。ヨーナス・アホネンのピアノ、アンティ・ティッカネンのヴァイオリン、マルクス・ホホティのチェロ。三人ともシベリウス・アカデミー(現 ヘルシンキ 芸術大学シベリウス・アカデミー)の出身者です。『メンデルスゾーン姉弟(The Mendelssohn Siblings)』は、彼らのデビュー・アルバム。姉ファニー・メンデル スゾーンと弟フェリクス・メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲をピリオド楽器を使って演奏しています。ファニーの「ピアノ三重奏曲 ニ短調」は「アレグロ・モル ト・ヴィヴァーチェ」「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」「リート:アレグレット」「終曲:アレグレット・モデラート」。フェリクスの「ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調」 は「アレグロ・エネルジーコ・エ・コン・フオコ」「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」「スケルツォ:モルト・アレグレオ・クワジ・プレスト」「終曲:アレグレット・アパッ ショナート」。共通点の多い音楽語法をもちながら、それぞれに個性的な輝かしい音楽を書いた姉と弟の姿を示すプログラムが組まれました。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1626(1CDR)
チェコ・トリオ&オンドジーチェク
ドヴォルザーク
:ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65 *
ピアノ五重奏曲第2番イ長調 Op.81 #
チェコ・トリオ[ヨセフ・パーレニーチェク(P)、アレクサンドル・プロチェク(Vn)、ミロシュ・サードロ(Vc)]*
ヤン・ヘルマン(P)#
オンドジーチェクSQ[リハルト・ジカ(Vn1)、ヨセフ・ペシュカ (Vn2)、ヴィンツェンツ・ザハラドニーク (Va)、ベドジフ・ヤロシュ(Vc)]#

録音:1951年6月25日-26日、29日*、1941年10月#
※音源: Supraphon M 5064 他
Forgotten Records
fr-1638(1CDR)
フランセ&フランス国立放送管木管五重奏団
モーツァルト:五重奏曲 変ホ長調 K.452 *
ヨハン・ゲオルク・リックル(1769-1843):四重奏曲「カッサツィオーネ」#
ジャン・フランセ:五重奏曲
プーランク:ピアノと管楽の為の六重奏曲 FP.100 +
ジャン・フランセ(P)
フランス国立放送管木管五重奏団
[フェルナン・デュフレーヌ(Fl;)、ジュール・ジョトゲリュック(Ob)、ルイ・コルティナ(Hrn)、モーリス・クリケノワ(Cl)、ルネ・プレシエ(Fg)]

録音:1956年2月6日*、1956年2月#、1951年12月
※音源:Columbia FCX 568

フォンテック
FOCD-2585(1CD)
税込定価
2020年3月4 日発売
現代日本の作曲家 第55集〜光の海 藤井喬梓作品集
(1)Lichthof (1989)
(2)」蠕虫舞手―アンネリダタンツエーリン(1999)
(3)水の中の空 (2001)
(4)ディエシス II (2008)
(5)清水茂の詩による3つの歌曲 (2011/2013)
(6)光の海〜クラリネット、ハープと弦楽合奏のための二重協奏曲(2016)
(1板倉泰明、西澤春代(Cl)
(2)甲斐史子(Vn)、井上郷子(P)
(3) 石川高(笙)、 井上郷子(P)
(4)小松一彦(指)東京PO
(5)秋山理恵(S)、大須賀かおり(P)
(6)武田忠善(Cl)、三浦麻葉(Hp)
板倉康明(指)クニタチ・フィルハーモニカー
藤井は1959年に大阪に生まれ、国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学を卒業。国内外で作品が演奏され、 またオイリュトミーの舞台公演にも積極的に関わるなど、様々なジャンルで国際的に活躍しました。国立音楽大 学教授として長く奉職しましたが、2018年1月8日に、現職教授のまま58歳で逝去。 本CDは、2019年3月11日に開催された、その業績を回顧するコンサート「作曲家 藤井喬梓追悼演奏会」の ライヴ録音を中心に、国立音楽大学が委嘱した2つの管弦楽作品を収録しています。 作曲年代順に配列したこれら6作品は、生涯を通じて微分音への取り組みを続けた藤井の創作を概観するに相応 しく、真に独創的で豊かな音楽を実現した最晩年の傑作に至る、様々な軌跡を聴く内容は、藤井喬梓という人望 の厚い音楽家の人生を凝縮した一枚です。 若き日にフライブルク音大で、ともに勉学に励んだ細川俊夫の追悼文を収録。夭逝の作曲家の高潔な人柄が偲ば れます。 (フォンテック)

オクタヴィア
OVCT-00173(1CD)
税込定価
2020年3月18日発売
OBSESSION U
ファリャ:ナナ(子守歌)〜火祭りの踊り
バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV847 (平均律クラヴィーア曲集 第1巻より)
ラヴェル:道化師の朝の歌
ドビュッシー:沈める寺
カプースチン:トッカティーナ (8つの演奏会用エチュードより第3曲)
ヒナステラ:ミロンガ
シューベルト:魔王 D328
ドビュッシー:月の光
シベリウス:フィンランディア 作品26
バッハ:主よ人の望みの喜びよ
OBSESSION[[三舩優子(P)、堀越彰(ドラム)】

録音:2019年8月15-16日、9月30日、横浜・かながわアートホール
"OBSESSION"とは「取り憑かれる」という意味。 幼少をニューヨークで育ち名門ジュリアード音楽院を首席で卒業、国際的に活躍するクラシックピ アニスト三舩優子と、ジャズピアニスト山下洋輔に見出され、ジャンルを問わず凌駕するドラム& パーカッショニスト堀越彰、フィールドの全く異なった2人が出会い、慣れ親しんだピアノの音色に ドラムが重なり絡み合うことで起こる化学反応、その放たれたエネルギーによって魅力的なクラ シック音楽の新世界を生み出しました。待望のCD第2弾となる当アルバムでも、バッハ、ドビュッ シー、カプースチンに至るまでまさに変幻自在!クラシックピアノとドラムによる最小にして最大 のオーケストラ"OBSESSION"。2人が放つ魅惑の世界にぜひ取り憑かれてください。(オクタヴィア)

WERGO
WER-7390(1CD)
アルベルト・ポサダス(1967-):迷宮の詩 〜サクソフォン四重奏のためのツィクルス シグマ・プロジェクト

録音:2016・2017年
※世界初録音
アルベルト・ポサダスは1967年スペイン生まれの作曲家です。ここに収録されているのは、クレタ島の遺跡「クノッソス」、エッシャーのだまし絵「上昇と下 降」、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの伝奇小説「El jardin de los senderos que se bifurcan(八岐の園)」をそれぞれ表題に持った3曲からなる謎めいた四重奏 曲です。サクソフォンは電子音のノイズのように吹かれ、聴くものを異界へといざないます。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226133(1CD)
NX-B06
スンライフ・ラスムセン(1961-):アンダラグ〜ソロとサンサンブルのための作品集
ファンファーレ・ロンターネ〜管楽八重奏のための(2009)
アンダラグ#5〜アルト・フルート,A管クラリネット、ホルンとファゴットのための(2012)
アンダラグ#7〜ピッコロ,E♭管クラリネット,ホルンとファゴットのための(2013)
ヴィオラ・ソナタ第1番(2016)
アルデュバラン(アンサンブル)
ヤクプ・リュッツェン(Va)

録音:2018年10月9-13日
スコットランド北の沖合にある18の島からなるフェロー諸島を拠点とするラスムセン。彼は記譜法を祖母と地元の教師から 習い、フェロー民謡と聖歌の伝統を吸収した後、ノルウェーやデンマークに渡り、最終的にはコペンハーゲンのデンマーク王 立音楽アカデミーで学びました。2002年、フェロー出身者で初となる交響曲第1番を作曲し、北欧評議会音楽賞を受 賞しています。全曲世界初録音となった本作では、故郷の美しい自然を反映しつつ、ラスムセンらしい勢いとエネルギーに 満ちた4つの作品を聴くことができます。演奏は、フェロー出身の才能あふれるアンサンブル「Aldubaran=アルデュバラン」 と、ヴィオラ奏者のヤクプ・リュッツェンが担当。。録音はフェローの首都で北欧神話の“雷鳴と稲妻の神”という意味をもつ 名のトースハウンで行われました。

CEDILLE
CDR-90000193(1CD)
NX-B04
黄金の音色
ジョウ・ロン(1953-):Five Elements ファイブ・エレメンツ(五大元素)
チェン・イ(1953-):Night Thoughts 夜の想い(2004/2019改訂)
ル・ペイ:Scenes Through Window 窓越しの景色
ヴィヴィアン・ファン(1975-):Bird Song 鳥の歌
ヤオ・チェン:Emanations of Tara  エマネーションズ・オブ・タラ(タラの発散・放射)
シヴィタス・アンサンブル
イーハン・チェン(琵琶)
エマ・ガーステイン(Fl)
シンシア・イェー(パーカッション)

録音:2018年2月27日,3月1-2日、2019年8月29-30日
2011年、シカゴSOで活躍するメンバーを中心に結成された「シヴィタス・アンサンブル」による現代の中国 系の作曲家の作品を集めた1枚。どの作品も、ユニークな視点で西洋と極東の音楽の繊細な感性を表現してお り、現代中国音楽の動向を探る興味深いアルバムに仕上がっています。冒頭の「ファイブ・エレメンツ」は、ピューリッ ツァー賞を受賞したジョウ・ロンの作品。チェン・イ「Night Thoughts」は、唐代の詩にインスパイアされて作曲した もので、いずれも作曲家自身がシヴィタス・アンサンブルのために特別に編曲しています。ヤオ・チェンの神秘的な 「エマネーションズ・オブ・タラ」は、チベット仏教で尊敬される人物の名前に由来し、やはりアンサンブルのために作 曲されました。ファンの「鳥の歌」では、冒頭と終結部に鳥の呼び声が聞こえてきます。ル・ペイ「窓越しの景色」は、 快活かつ叙情的な作品で、アメリカのミニマリズムと中国南部の伝統的な民謡が反映されており、これら3曲はい ずれも世界初録音となっています。

CPO
CPO-555351(4CD)
NX-E05
エルンスト・トッホ(1887-1964):弦楽四重奏曲集
【CD1】999775
弦楽四重奏曲 第7番ト長調 Op.15
献呈
弦楽四重奏曲 第10番Op.28
【CD2】999776
弦楽四重奏曲 第6番イ短調 Op.12
弦楽四重奏曲 第12番Op.70
【CD3】999686
弦楽四重奏曲 第8番変ニ長調 Op.18
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 Op.26
【CD4】999687
弦楽四重奏曲 第11番Op.34
弦楽四重奏曲 第13番Op.74
【CD1】999775
ブッフベルガーQ
録音:2001年1月4-6日、2000年3月6-8日
【CD2】999776
ヴェルディQ
録音:2000年4月23-25日,12月8-10日
【CD3】999686
ヴェルディQ
録音:1998年12月21-23日,1999年5月14-16日
【CD4】999687
ブッフベルガーQ
録音:1999年3月22-24日、5月10-12日
ウィーン大学で哲学、ハイデルベルク大学では医学を学んだエルンスト・トッホ。正式な音楽教育は受けなかったものの、若い 頃にモーツァルトの弦楽四重奏曲に魅せられ、自身で写譜を行いながら作曲を試みたものの、あまりの出来の悪さに失望。し かし、その後は研鑽を続け、1909年に「室内交響曲」がモーツァルト賞を受賞したことで、本格的に作曲家に転身。マンハイ ムで新しいスタイルの音楽を模索します。ユダヤ系であったため、第二次世界大戦中にアメリカに亡命。ハリウッドの映画音楽 を作曲するなど活躍を続けました。13曲ある弦楽四重奏曲はトッホの原点とも言える作品で、この4枚組では初期の美しい 風情を持つ第6番から、十二音技法が駆使された第13番までトッホの様々な様式が伺えます。ドイツの「ブッフベルガー四重 奏団」とイタリアの「ヴェルディ四重奏団」の音色、様式の違いもお楽しみいただけます。

Gramola
GRAM-99203(3SACD)
NX-C03
イェルク・デムスによる室内楽作品集
【SACD1】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12 No.1
ヴァイオリン・ソナタ 第5番ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 Op.30 No.1
【SACD2】
イェルク・デームス(1928-2019):ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.35「夕日」
ヴァイオリン・ソナタ Op.7「ガーベルク・ソナタ」
ソナタ・シルヴェストレ Op.48
【SACD3】
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第3番ホ長調 BWV1016
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第4番ハ短調 BWV1017
シューマン:3つのロマンス Op.94
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.100
イェルク・デムス(P)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)

録音
【SACD1】
2009年6月25日
2009年10月11日
2009年10月13日
【SACD2】
2015年9月11,12日
2009年9月14日
【SACD3】
2017年8月28,29日
2014年8月25日
パウル・バドゥラ=スコダとフリードリヒ・グルダとともに「ウィーン三羽烏」と呼ばれたピアニスト、イェルク・デームス。こ のアルバムには、彼の室内楽奏者としての活動が収録されています。そして、デームスは優れたピアニストであっ ただけではなく、作曲家としてもいくつかの作品を残しています。とはいえ、彼が作曲を手掛けたのは晩年になっ てからで、ウィーンの伝統とフランス印象派の作風が融合されたこれらの作品は彼の親しい友人だけに公開され ており、どの曲もほとんど演奏されたことがありません。今回、このアルバムには3曲のデームス作品が収録されて おり、自然を賛美した色彩豊かな音楽は、聴き手を引き付ける存分な魅力を有しています。全ての作品でヴァ イオリンを演奏しているのは、ザルツブルク出身の若きヴァイオリニスト、イルンベルガー。デームスの信頼が厚く、こ のアルバムの収録曲以外にも数多くの共演を行い、見事な演奏を聴かせています。

Onyx
ONYX-4208(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 「春」
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ロンド ト長調 WoO.41
6つのドイツ舞曲 WoO.42
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)
地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞(Best Classical Instrumental Solo)」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
2017年3月に発売された「クロイツェル・ソナタ」からスタートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集。生誕250周年の記念イヤーに、「春」を含む3つのソナタと「ロンド WoO.41」と「6つのドイツ舞曲 WoO.42」まで含めた第3巻で堂々の全集完結となります。 その気高き音色と圧倒的なテクニックにより、第1巻(ONYX-4170)、第2巻(ONYX-4177)共に英グラモフォン誌の「Editor's Choice」を獲得し(「ヴァイオリン協奏曲(ONYX-4167)」を含めればベートーヴェン3作連続獲得)、絶大な評価を得てきたジェームズ・エーネスのベートーヴェンにご注目あれ!

Paladino Music
PMR-0068(1CD)
プーランク:室内楽作品集 Vol.2
クロード・ジェルヴェーズによる「フランス組曲」FP.80
歌曲集「陽気な歌」FP.42より 第8曲「セレナード」(モーリス・ジャンドロン編曲によるチェロ&ピアノ版)
劇音楽「城への招待」FP.138
笛吹きが廃墟を鎮める FP.14
ヴィラネル FP.74
2つのメロディ FP.162
歌曲集「画家の仕事」FP.161
エヴァ=マリア・メイ(P)、
マルティン・ルンメル(Vc)、
コリンナ・デッシュ(Vn)、
アンドレアス・シャーブラス(Cl)、
アフラム・キム(フルート&ピッコロ)、
ダミアン・ガストル(Br)

録音:2018年1月−2019年7月、ミュンヘン(ドイツ)
オーストリアの「パラディーノ(Paladino)」レーベルが、ドイツのコンサート・ピアニスト、エヴァ=マリア・メイをメイン・アーティストとして起用し進めてきた20世紀フランスのメロディストであり、フランス6人組の1人、フランシス・プーランクの器楽&室内楽シリーズ5作目は「室内楽作品集」の「第2巻」!
メンバーはバイエルン国立歌劇場Oの首席クラリネット奏者アンドレアス・シャーブラスや、英国チェロ界のレジェンド、ウィリアム・プリースの愛弟子であるマルティン・ルンメル、バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループなどで活躍する女流フルーティスト、アフラム・キムなど豪華面々が集結。
一流の演奏家たちの優れたアンサンブルによる、充実のプーランクの室内楽作品集の登場です。

AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0015(1CD)
ラ・ポルト〜菊池悦子:作品集
(1)プラノ、テナー・サクソフォン、アコーディオンとチェロのための「鬼火」(2017)

(2)L'aile suspendue entre le ciel et l'eau(2013)
(3)オーケストラのための「未来」(2014/15)
(1)トリオ・セイテンウィンド〔オリヴィア・シュタイメル(アコーディオン)、カロリーナ・エーマン(Vc)、ヨナス・トシャンツ(Sax)〕
(2)ジル・グリモワール(P)
(3)スイス・イタリアーナO、
パブロ・ゴンザレス(指)

録音:2015年11月−2019年4月、スイス
カワイ音楽学園、聖カタリナ短期大学音楽科でオルガンを専攻した後に渡欧。スイスのローザンヌ高等音楽院、ベルン高等音楽院でさらなる研鑽を積み、2012年にスイスに帰化した日本出身のコンポーザー=オルガニスト、菊池悦子(Ezko Kikoutchi)の作品集。
現在、スイスのエキュブラン市、サン・シュルピス市の専属オルガニストとして活躍する菊池悦子は作曲家としての活動も活発。2014年から15年にかけて作曲されたオーケストラのための「未来(MIRAi)」は、スイス・イタリアーナOによる委嘱作品で高い評価を受けています。

CALLIOPE
CAL-1743(1CD)
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲
ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9(偉大な芸術家の思い出)
アラン・ボール(P)、
ベルナール・マテルン(Vn)、
エリザベート・ボーシェ(Vc)

録音:2015年4月、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
ラフマニノフの2つの「悲しみの三重奏曲」で特に重要な役割を果たしているピアニストのアラン・ボールは、アメリカのユタ州出身で名門ジュリアード音楽院で学んだピアニスト。ヴァン・クライバーンやマルグリット・ロンなどの国際ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つ名手です。
パリ音楽院でヴァイオリンと室内楽で一等賞を獲得したヴァイオリンのマテルン、ブリュッセル王立音楽院で同じく一等賞をに輝いたチェロのボーシェとのアンサンブルが、ロシアのロマンティシズムを濃密に描きます。

LAWO Classics
LWC-1189(1CD)
シューマン:ピアノ五重奏曲、他
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(1842)/ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47(1842)
ニルス・アンデシュ・モッテンソン(P)
エンゲゴール四重奏団〔アルヴィド・エンゲゴール(Vn)、アレックス・ロブソン(Vn)、ジュリエット・ジョプリング(Va)、ヤン・クレメンス・カールセン(Vc)〕

録音:2018年8月29日−31日、ソフィエンベルグ教会(オスロ
ロベルト・シューマンがかなりの数の室内楽曲を作った1842年に書かれたピアノと弦楽のための2曲が演奏されます。決然としたメロディとこのうえなく優しくロマンティックなメロディの楽章に始まる、インスピレーションに満ちた 「ピアノ五重奏曲」 。シューマンが書いたもっとも美しい旋律のひとつとされる「アンダンテ・カンタービレ」の第3楽章をもつ「ピアノ四重奏曲」 。ともに変ホ長調で書かれ、シューマンの深い音楽的感情を表すとともに、ロマンティシズム時代の室内楽作品の「礎石」とみなされる作品です。モーツァルトの『プロシャ王』弦楽四重奏曲(LWC1123)に続くエンゲゴール四重奏団の LAWO Classics 録音。

Delphian
DCD-34223(1CD)
ピアーズ・ヘラウェル:アップ・バイ・ザ・ルーツ
アップ・バイ・ザ・ルーツ(ピアノ三重奏とナレーターのための)
アトリア(チェロとピアノのための)
グラウンド・トゥルーシング(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
ピアニ・ラテブレ(ピアノのための)
ワイルド・フロウ(オーケストラのための)
フィデリオ・トリオ、シネイド・モリッシー(作詞・朗読)、ポール・ワトキンス(Vc)、ヒュー・ワトキンス(P)、ハード・レイン・ソロイスツ・アンサンブル、ウィリアム・ハワード(P)、ポール・ワトキンス(指)、アルスターO

録音:2018年2月、2019年3月&4月、ベルファスト(イギリス)
ジェームズ・ウッドとニコラス・モーに師事し、クイーンズ大学ベルファストの作曲科教授としても活躍するイギリスの作曲家ピアーズ・ヘラウェル(b.1956)の、全曲世界初録音となる作品集。これまでもヘラウェル作品の初演を担ってきたワトキンス兄弟やアルスターO、ウィリアム・ハワードと演奏者も豪華。

Channel Classics
CCS-43020(1CD)
シュポア・コレクション
ジャック・モレル(1700−1749):シャコンヌ・アン・トリオ(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ)
バッハ
:オルガン・トリオ・ソナタ ト長調 BWV.525(フルート、ハープシコード)
ルクレール:ソナタ第5番ト長調 Op.1-5(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
ジャック・オトテール・ル・ロマン(1674−1763):装飾されたアリアとブルネット(フルート・ダムール、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ)
ジャン=バティスト・バリエール(1707−1747):トリオ・ソナタ第2番ニ短調(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
テレマン:無伴奏ファンタジア第8番ホ短調 TWV.40:9(フルート・ソロ)、装飾範例つきソナタ第3番ホ短調 TWV.41:e2(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
ロカテッリ:ソナタ ハ長調 Op.2-1(フルート、ハープシコード)
アシュリー・ソロモン(ヒストリカル・フルート)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、デイヴィッド・ミラー(テオルボ)、ジュリアン・パーキンス(ハープシコード)

録音:2019年12月、レンスワウデ(オランダ)
前回のソロ録音(CCS 40617)では、ロイヤル・コレクション・トラストと王立音楽院所蔵の貴重な楽器を用いたテレマンの無伴奏ファンタジア集で話題を呼んだアシュリー・ソロモンが、今度はアマチュアのフルート奏者でありヒストリカル・フルートのコレクターであるペーター・シュポア(Peter Spohr)の600本を超えるプライヴェート・コレクションのなかから、現存する最古級のフランスのフルートであるChattillion(17世紀後半)を含む、9本の貴重なヒストリカル・フルートの音色をレコーディング。共演はフロリレジウムのメンバーである名手たち。過去30年間にわたり歴史的なフルートの演奏家及び専門家として研究してきた技術と知識が発揮され、これまで殆ど録音のなかったヒストリカル・フルートたちの音色が、Channel Classicsの高品質録音によって蘇ります。

Indesens
INDE-092(1CD)
フィール・ソー・グッド
アル・リルヴァ(カラティニ編):トゥー・サ・セ・プ・ドゥドゥ
伝承曲(カラティニ編):ベネズエラのワルツ
ホセ=マリア・カーノ(サンチェス編):月の息子
パトリス・カラティニ:色鉛筆のワルツ
エミール・ステルン(カンス編):アイルランドのバラード
ゼキーニャ・ヂ・アブレウ(カンス編):ティコ・ティコチャック・マンジョーネ(サンチェス編):フィール・ソー・グッド
コンスエロ・ベラスケス(ジルベルト&カラティニ編):ベサメ・ムーチョ
ミシェル・コロンビエ(サンチェス編):ファイヴ・フォー
ピアソラ(カンス編):さあ行くぜ
レオ・サンチェス:どこから来たとて
イグナシオ・セルバンテス(カラティニ編):あなたは遠く
パトリス・カラティニ:消しゴムに捧ぐワルツ
エンニオ・モリコーネ(カンス編):夕陽のギャングたち
パトリス・カタラニ:ハンガリー舞踏
ラヴェル(カンス編):ハバネラ形式による小品
ティエリー・カンス:ラ・テストのビギーヌ
ティエリー・カンス(トランペット&コルネット)
レオナルド・サンチェス(G)、
パトリス・カラティニ(Cb)

録音:2013年8月4日−6日、スタジオ・アートダム(ディジョン=ロングヴィック、フランス)
トランペット界のレジェンド、モーリス・アンドレの高弟で、その後継者ティエリー・カンスが、タンゴの名手として名高いギタリスト、レオナルド・サンチェスと、フランス・ジャズ界が誇るベテラン・ベーシスト、パトリス・カラティニとトリオを結成!
トランペット、ギター、ベースの3者それぞれが主役となり、また時には脇役となりお互いを引き立てる演奏は、さすが各楽器を代表する世界的名手たちの妙技。
トランペットとギター、ベースのトリオが繰り広げるスロウでメロウな味わい深いこの「フィール・ソー・グッド」は、クラシック、ジャズ、ラテン、そしてタンゴを存分に味わえる贅沢なアルバムです。
Indesens
INDE-088(1CD)
フレデリック・メラルディ〜室内楽でのトランペット
(1)サン・サーンス:七重奏曲ホ長調 Op.65
(2)エネスコ:伝説
(3)プーランク:ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ Op.33
(4)サティ:猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ
(5)ローべ:気分
(6)ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ
(7)シュプリッチ:雑多な組曲(世界初録音)
(8)トマジ:3本のトランペットのための組曲
(9)ガべーユ:レクリエーション
全て、フレデリック・メラルディ(Tp)
(1)ローラン・ヴァグシャル(P)、パリOのソリストたち
(2)クラウディオ・バラ(P)
(3)ギョーム・コテ・デュモーラン(Tb)、フランシス・オーヴァル(Hrn)
(4)ステファン・グルヴァ(Tp)
(5)ミクロシュ・シェーン(P)
(6)ステファン・グルヴァ(Tp)
(7)ミクロシュ・シェーン(P)
(8)エリック・オービエ(Tp)、アレクサンドル・バティ(Tp)
(9)ギョーム・コテ・デュモーラン(Tb)、フランシス・オーヴァル(Hrn)、ミクロシュ・シェーン(P)

録音:2006年&2011年、フランス
リヨン国立オペラのソロ・トランペットを経て、1997年からはパリOの首席トランペット奏者として活躍するフランス・トランペット界の名手、フレデリック・メラルディが「室内楽」のジャンルににおけるトランペットの重要度、活躍振りを実演でナビゲートしてくれる好プログラム。
プーランクの名作「ソナタ Op.33」では、同じくパリOで首席トロンボーン奏者を務めるギョーム・コテ・デュモーラン、ベルギー国立Oやルクセンブルク放送Oで活躍した名手フランシス・オーヴァルという豪華トリオによる演奏が実現!
メラルディとその仲間たちが、室内楽におけるソロ楽器としてのトランペットの存在感を改めて示してくれています。

Hyperion
CDA-68307(1CD)
クララ・シューマン&ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.11、
 弦楽四重奏曲変ホ長調
ナッシュ・アンサンブル〔ステファニー・ゴンリー(Vn)、ジョナサン・ストーン(Vn)、ローレンス・パワー(Va)、エイドリアン・ブレンデル(Vc)、サイモン・クロフォード=フィリップス(P)〕

録音:2019年5月27日−29日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブル。多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルの1つとして注目を集めています。
約2年ぶりとなるHyperionでの新録音は、クララ・シューマンとファニー・メンデルスゾーン、ロマン派を代表する女流音楽家のピアノ三重奏曲と弦楽四重奏曲。それぞれが「ロベルトの妻」、「フェリックスの姉」として大作曲家の陰に隠れ、近年は再評価の機運が高まりつつあるも、まだ録音・演奏機会の少ない室内楽作品をハイ・クオリティなパフォーマンスで聴くことのできる好機です。

Forgotten Records
fr-1619(1CDR)
スイスの室内楽曲集
オネゲル:小組曲 H.89 *,#.+、
 牝山羊の踊り H.39*
アルベルト・メーシンガー(1897-1985):ヴァイオリン・ソナタ Op.62#,+
コンスタンティン・レガメイ(1907-1982):弦楽四重奏曲第1番(1948) **
ジョルジュ・オーレル・ニコレ(Fl)*
ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)#
ピエール・スヴェラン(P)+
ヴィンタートゥルSQ[ペーター・リバール(Vn1)、クレメンス・ダーヒンデン(Vn2)、ハインツ・ヴィガント(Va)、アントニオ・トゥサ(Vc)]**

録音:1954年頃
※音源: Decca LXT 2849

B RECORDS
LBM-026(2CD)
NX-D07
ブラームス:室内楽作品全集 第6集
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op.51-1
弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op.51-1
弦楽四重奏曲 第3番変ロ長調 Op.67
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
ストラーダQ【ピエール・フシュヌレ(Vn)、サラ・ネムタヌ(Vn)、リーズ・ベルトー(Va)、フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)】

録音:2019年2月15日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第6集は3曲の弦楽四重奏曲とピアノ五重奏 曲の組み合わせ。ブラームスにとって「弦楽四重奏曲」というジャンルは室内楽の中でも最も厳格なものであり、偉大な る先人ベートーヴェンを意識したためか、最初の作品が生まれるまでに20曲以上の習作を書きながらも、全て破棄して しまうという慎重さを見せています。そのせいか、ようやく1873年に発表された第1番と第2番のあとは、1875年に第3 番を作曲したのみで、以降ブラームスは弦楽四重奏曲を書くことはありませんでした。 フシュヌレ、ネムタヌ、ベルトー、サルクをメンバーとするストラーダ四重奏団は、3つの作品が持つ性格…劇的な第1番、 柔和な第2番、明るく軽快な第3番…をくっきり描き分け、若々しい表情を加えることで新鮮な演奏を聴かせます。ル・ サージュが加わったピアノ五重奏曲の流麗な演奏も見事です。

BONGIOVANNI
GB-5207(1CD)
「時代の声」
ファビオ・グラッソ:Ocean sans greves
ジョヴァンニ・グアッチェロ:Impressioni per un preludio
ステファノ・タリエッティ:オーボエ、ファゴットとピアノの三重奏のための6楽章の協奏曲
エンリコ・マロッキーニ:Meditazioni sonore
トニーノ・バッティスタ:Prender l'aire
クラウディオ・チンパネッリ:Walking Along the Aurelian Walls
クラウディオ・チンパネッリ:Primi Baci lungo le Mura Aureliane (Tender love)
アンサンブル・リングアッジ・ソノーリ[リッカルド・ブリッチ(Ob)、マッシモ・マルトゥシエッロ(Fg)、アントニオ・トラッロ(P)]

録音:2019年
オーボエ、ファゴット、ピアノからなる三重奏団のアルバム。現代イタリアの作曲家がこの編成のために書いた作品を演奏しています。3つの楽器は自由 に歌い合いぶつかり合い、オーボエの技巧的な高音が耳に残ります。 (Ki)

H.M.F
HMM-902506(1CD)
マティアス・レヴィ:UNIS VERS
1. Intro 0’49
2. Ginti Tihai
3. Sur le fil
4. Home de l’etrel
5. Interlude
6. Unis vers
7. Extatique
8. Thelonious
9. Reve d’ethiopiques
10. Kind of folk
11. Soleil dans les feuilles d’un arbre
マティアス・レヴィ(Vn/ピエール・エル製“グラッペリ”1924年)
ジャン=フィリップ・ヴィレ(Cb)
セバスティアン・ジニオー(ギター、チェロ)
ヴァンサン・セガル(Vc)
ヴァンサン・ペイラニ(アコーディオン)

録音:2018年10月
フランスのジャズの神様、ステファン・グラッペリが愛奏していた楽器を用いての録音。この“グラッペリ”と呼ばれるピエール・エル製作のヴァイオリンは、 パリの音楽博物館所蔵の品。20世紀初頭のパリのヴァイオリン制作の素晴らしい技術を物語っていると同時に、ジャズの歴史にとっても重要な楽器となっ ています。 奏者のマティアス・レヴィは1982年生まれのジャズ音楽家。クラシック・ピアノとヴァイオリンを学び、ソルフェージュも修めましたが、ジャズに傾倒(特 にジョン・ゾーン)し、ジプシー・ヴァイオリンにものめり込んでいったという経歴を持ちます。たしかな技術と、様々なスタイルの音楽から得たリズムやハー モニー感覚を活かし、深い語り口の演奏を聴かせます。
ピエール・エルというメーカーは、ガルネリを目指して楽器制作をしていました。ピエール・エルはティボーやイザイといった演奏家とも懇意にし、エネ スコは1924年のアメリカ・ツアーの際にピエール・エルの楽器を使用していました。1924年製の “グラッペリ” という楽器は、ピエール・エルのキャ リアの絶頂期に作られたもの。最初のオーナーはミシェル・ワーロップ。彼が1929年にこの楽器をかのグラッペリに献呈しました。グラッペリがジャンゴ・ ラインハルトらと録音した音源はすべてこの楽器を用いて演奏されたということになりましょう。1963年のデューク・エリントンとのセッションでも、この 楽器を用いたと考えられます。1980年代になり、グラッペリはグァダニーニの楽器を用いるようになりましたが、このピエール・エルの楽器も定期的にメ ンテナンスしていました。1995年、グラッペリはその死の2年前に、この楽器を音楽博物館に寄贈しました。

ONDINE
ODE-1343(1CD)
NX-B04
ペトリス・ヴァスクス(1946-):ピアノ三重奏曲集
Lonely Angel 孤独な天使(2019)
エピソードと終わりなき歌(1985)
Plainscapes 平原の情景(2011)
トリオ・パラディオ
【メンバー】
エヴァ・ビンデレ(Vn)
クリスティーナ・ブラウマーネ(Vc)
レイニズ・ツァリンシュ(P)

録音:2019年4月5-7日
交響曲、協奏曲、合唱曲などの分野で近年注目を集めるラトヴィアの現代作曲家ヴァスクス。初期の頃は前 衛的な作風でしたが、最近はラトヴィア民謡を効果的に採り入れた旋律的な作品を発表しています。このアル バムには1985年に書かれた幾分前衛的な「エピソードと終わりなき歌」を中心に、21世紀になってからの2つの 作品が収録されています。「Plainscapes 平原の情景」は2002年にウィーンで初演されたヴァイオリン、チェロ、 合唱のための曲を、ピアノ三重奏曲へと編曲したもの。草原を吹き抜ける風の音がヴァイオリンで奏されるという 原曲が、更に静謐な作品へと置き替えられています。「孤独な天使」は美しいヴァイオリン・ソロと弦楽合奏伴奏 版が知られていますが、ピアノ三重奏版では凝縮した響きが楽しめます。ラトヴィア国内で活躍する三人の奏者 による“トリオ・パラディオ”の演奏でお楽しみください。

Solo Musica
SM-335(1CD)
NX-B03
シューベルト:「冬の旅」弦楽四重奏版(アンドレアス・ヘーリヒト編) ヴォイジャー四重奏団【
ニコ・クリスティアンス(Vn)、マリア・クレプス(Vn)、アンドレアス・ヘーリヒト(Va)、クラウス・ケンパー(Vc)】

録音:2019年3月29-31日
歌曲王シューベルトが残した約600曲の歌曲の中で、ストーリー性をもつ連作歌曲2作のうちの1つ「冬の旅」の弦楽四重 奏版の登場です。「若者の失恋とさすらい」が、幸福への渇望や畏れ、孤立感や虚無感という側面から描かれており、常に 危機感や緊張感が漂う「冬の旅」。曲中の繰り返しは、主人公のよろめきながら歩む、重く、果てしない旅の心象風景を表 すかのようで、このヘーリヒトによる弦楽四重奏版では、最初は歌がないことで物足りなさを覚えるかもしれませんが、その高 い芸術性に徐々に引き込まれることでしょう。また各曲は途切れることがなく、特別に作曲されたインテルメッツォが歌と歌の 間を橋のようにつなぐ役割を果たすと同時に、一種の距離感を演出しています。ヴォイジャー四重奏団は、2014年に、かつ ては有名クワルテットに在籍したり、バイエルン放送響のメンバーであった奏者により結成され、世界中の音楽祭や主要コン サートホールで好評を博しています。

Solo Musica
SM-336(1CD)
NX-B03
チューリヒ中央図書館の音楽部より、フーバー/ゲッツ:ピアノ三重奏曲集
ハンス・フーバー(1852-1921):ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.20
ヘルマン・ゲッツ(1840-1876):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.1
トリオ・フォンテーヌ

録音:2019年7月12-14日チューリヒ放送スタジオ
スイスのチューリッヒ中央図書館音楽部は1971年の設立。ヨーロッパ、特にスイスの過去200年分の手稿譜のみならず、 様々な資料や録音音源なども多く所蔵しており、ワーグナー作品に関する資料も多数保管するアカデミックで重要な組織 です。このアルバムはそのコレクションの中から、スイスで活躍した二人の作曲家によるピアノ三重奏曲を収録しています。ハ ンス・フーバーは、スイスで生まれライプツィヒ音楽院でライネッケに師事。バーゼル音楽院の楽長にまで上りつめ、ブラームス などと深い親交がありました。もう一人はドイツで生まれスイスに移住した作曲家でピアニストのヘルマン・ゲッツ。ピアノをベル リンでハンス・フォン・ビューローに師事。たくさんのピアノ曲とピアノを伴う室内楽を残しました。演奏しているトリオ・フォンテーヌ は2002年に結成されたピアノ三重奏団で、スイスを代表するカルミナ四重奏団のチェロ奏者ゲルナーに師事。才能を認め られ様々な財団から援助を受け、研鑽を積んだスイス所縁のアンサンブルです。

Resonus
RES-10255(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調 Op.20
クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲変ロ長調 Op.11 「街の歌」
バークリー・アンサンブル【ソフィー・マザー(Vn)、ダン・シラデー(Va)、ジェンマ・ウェアハム(Vc)、ラクラン・ラドフォード(Cb)、ジョン・スラック(Cl)、アンドリュー・ウォストン(Fg)、ポール・コット(Hrn)、リビー・バージェス(P)】

録音:2018年9月17-19日
初期の傑作「七重奏曲」は、クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスという7つの楽 器のために書かれており、作曲当時のウィーンで流行した管楽器を伴う色彩豊かなディヴェルティメント風の作品。 ベートーヴェンのヒット作の一つです。「三重奏曲」Op.11は、第3楽章にヨーゼフ・ヴァイクルの人気オペラ「船乗りの 恋」のアリアの旋律が使われていることで「Gassenhauer=流行歌(街の歌)」の愛称を持つ親しみやすい作品。 ベートーヴェンが、流行中のオペラのメロディをいち早く取り入れて作曲したものです。バークリー・アンサンブルは、サウ スバンク・シンフォニアの若いメンバーで結成され、アンサンブル名はイギリスの作曲家親子、サー・レノックス&マイケ ル・バークリーの名を冠したもので、20世紀と21世紀のイギリス音楽を広める活動を中心に意欲的に活動していま す。
Resonus
RES-10254(2CD)
NX-B05
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
ヘンデルの「マカベウスのユダ」の「見よ、勇者は帰る」の主題による変奏曲 WoO 45
チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5-2
モーツァルトの「魔笛」の「娘か女房か」の主題による12の変奏曲 Op.66
チェロ・ソナタ 第3番イ長調 Op.69
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46
チェロ・ソナタ 第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102-2
ロビン・マイケル(Vc)…マッテオ・ゴフリラー(1695年製)によるシュテファン・フォン・ベーアの復元楽器(2010年パリ)
ダニエル・トン(フォルテピアノ)…アントン・ヴァルター&ゾーン(1805年頃)によるポール・マクナルティの復元楽器

録音:2019年9月18-20日,10月7-9日
2020年、ベートーヴェン生誕250年のアニヴァーサリー・イヤーに、珍しいピリオド楽器の演奏による、チェロとピアノのための作品全集の登場です! ベートーヴェンのチェロ・ソナタは、チェリストにとっての新約聖書と言われており、チェロの演奏技巧があますことなく取り入れられた名曲揃い。3つの変奏曲も、各々が技巧を凝らされた聴きどころの多い作品です。
チェロのロビン・マイケルは1976年生まれ、英国王立音楽院で学び、現代音楽とバロックを得意としており、ライヒの「チェロ・カウンターポイント」のイギリス初演を行った他、古楽系の室内オーケストラと度々演奏しています。ピアノのダニエル・トンもやはり室内楽を得意とし、3つの室内楽音楽祭のディレクターを務めるほか、オールドバラ音楽祭やエンジンバラ音楽祭などに出演しています。演奏楽器はそれぞれ、チェロがマッテオ・ゴフリラーの1695年製の復元楽器、フォルテピアノが1805年頃製作のアントン・ヴァルターの復元楽器。繊細かつ優雅で芯の強い音色を響かせます。

IBS CLASSICAL
IBS-22019(1CD)
バーンスタインへのオマージュ
バーンスタイン:前奏曲、フーガとリフ-リフ(S.アイリーによる室内アンサンブル編)
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
 オクタトニック・スケールによる変奏曲
オスカル・ナバロ:幻想曲「レニー」(J.G. グラネーロによるクラリネットとピアノ編)
カプースチン(1937-):フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 Op.86(クラリネット、チェロとピアノ編)
モートン・グールド(1913-1996):ベニーズ・ギグ-クラリネットとコントラバスのための
ジョアン・エンリク・リュナ(Cl)
サルバドール・ボロン(Vc)
トニ・ガルシア(Cb)
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)
イグナシ・ドメネヒ(パーカッション)
トニ・ガルシア(Cb)

録音:2018年10月18-21日
指揮者、作曲家、教育者として偉大な功績を残したレナード・バーンスタイン。このアルバムは彼の生誕100年を記念し、 2018年に制作された1枚。バーンスタインに強く魅了されているというクラリネット奏者リュナが選んだ作品は、同時にベ ニー・グッドマンへのオマージュでもあり、アルバム全体に漂うジャズの影響も強く描きだしています。フアン・カルロス・ガルバヨを はじめとした名手たちの妙技が聴きどころ。

IBS CLASSICAL
IBS-82015(1CD)
コントラバス・リサイタル
ボッテジーニ(1821-1889):ベッリーニの歌劇「夢遊病の娘」による幻想曲
アドルフ・ミシェク(1875-1954):コントラバス・ソナタ 第2番ホ短調 Op.
フォーレ:夢のあとに Op.7-1(コントラバスとピアノ編)
カサド(1897-1966):愛の言葉(コントラバスとピアノ編)
ファリャ:7つのスペイン民謡(コントラバスとピアノ編)
ピアソラ(1921-1992):キーチョ(コントラバスとピアノ編)
アントニオ・トーレス・オルモ(Cb)
ルイザ・ハマディ(P)

録音:2015年8月5-6日
スペインの地方都市アルバセテ出身のコントラバス奏者アントニオ・トーレス・オルモのリサイタル・アルバム。地元の音楽院で 学び、数々の賞を受賞した後、パリのエコール・ノルマル音楽院に留学、更なる研鑽を積みました。数多くの指揮者と共演 するだけでなく、これまでに何枚かのアルバムの録音にかかわってきたオルモですが、このアルバムでは「自分が演奏したい」と 強く願っていた作品を選択、思うままに見事な演奏を繰り広げています。ボッテジーニやフォーレでは、控えめな響きを駆使し て曲の美しさを描き出していますが、ファリャやピアソラでは激しい感情表現を交えており、共演のハマディと激しい攻防を繰り 広げるなど、聴きどころの多い1枚です。

RHINE CLASSICS
RN-001(1CD)
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ
徳岡直樹:二つの小品(前奏曲とアリア)
 前奏曲 第2 番(ヴァイオリン版)
ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲 op.21 より「歌」
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
許恕藍(シュー・スーラン,ヴァイオリン)
黄楚潮 (ファン・ツーハン,ピアノ)

録音:2019 年4 月
台湾に生まれ、13 歳で世界的巨匠ユーデイ・メニューインに見出され、以後、メニューイ ンスクールやパリ音楽院に学ぶ。1998 年ロンティエ国際コンクール第一位。以後世界各国 で演奏活動を続ける。 オフィシャルな CD アルバムとしてはスーランの初録音となるこのアルバムでは、豊かな 情感を描き尽くしたルクーのソナタ、精妙さと興奮の共存するラヴェル、ヴラディゲロフの信 じがたいほどの美しさを秘めた奇跡のような小品、そしてロマンテイックな情緒と粋に満ち た徳岡作品の世界初録音と、盛りだくさんの内容!

Coviello
COV-92001(1CD)
ロマン派のヴィオラ・ダ・ガンバ
アーベル(1723-1787):協奏曲 ト長調 A9:2(ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音)
イェシュケ(1818-?):メユール変奏曲(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
メンデルスゾーン:ロマンス Op.90-3 / 無言歌『慰め』Op.30-3(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
グーア(1791-1841):変奏曲(ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリン、2つのクラリネット、2つのホルン、ファゴット、ヴィ
オラ、通奏低音)
シューマン:夕べの歌 Op.85-12(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
リスト:『慰め』第4番(ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガン)
ウィリング(1755-1805):変奏曲「Ei, ei, mein lieber Augustin」 Op.17(ヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのヴァイオリン、2つのフルート、2つのホルン、ヴィオラと通奏低音)
シュワテル(1808-1879):序奏と変奏(ヴィオラ・ダ・ガンバとピアノ)
トマス・フリッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミヒャエル・ショーンハイト(ピアノ、オルガン、指揮)
メルゼブルガー・ホフムジーク
ヴィオラ・ダ・ガンバは、作曲家カール・フリードリヒ・アーベルが亡くなった1787年をもって音楽史から姿を消した、というのが一般的な認識となっ ています。しかしガンバ奏者のフリッチュは、19世紀初頭にもガンバ作品が存在していたことを教えてくれます。メンデルスゾーンやシューマンの編曲もの も含めて、ヴィオラ・ダ・ガンバとロマン派音楽の相性は十分に良いものであるということが分かるアルバムです。 (Ki)
Coviello
COV-92002(1CD)
シューマン:おとぎ話 Op.132
クルターク:R.シューマンへのオマージュ Op.15d
モーツァルト:ケーゲルシュタット・トリオ 変ホ長調 K498
クリストフ・ウェイス(1986-):クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲『友との会話』
アイリス三重奏団
クラリネット、ヴィオラ、ピアノの三重奏によるアルバム。モーツァルト『ケーゲルシュタット』とシューマン『おとぎ話』は一緒に収録されることの多い 名品。そこにクルタークとクリストフ・ウェイスの作品をカップリングし、現代の香りを付加しています。
Coviello
COV-92003(1CD)
民謡を採り入れた各国のチューバ音楽
Gerardo Gardelin:El Inmortal(チューバ、ハープ、ピアノ)
Willi Marz:Grotesker Landler(チューバ、ハープ)
Yojiro Minami:Corazon de la fiesta(チューバ、ピアノ)
Sabin Pautza:Joc de doi din Banat(チューバ、ハープ、ピアノ)
Andrea Csollany:Ungarische Fantasie(チューバ、ピアノ)
John Frith:My Bonny Lad(チューバ、ハープ)
Michael Schneider:American Fantasy(チューバ、ピアノ)
Willi Marz:Danse agile(チューバ、ピアノ)
ジークフリート・ユング(Tub)
ヤ スコ・カ ー ゲン(P)
ヨハンナ・ユング(Hp)
チューバ奏者のジークフリート・ユングが作曲家たちに「自国の音楽を素材にした曲を書いてほしい」と依頼して出来上がったアルバムです。

Hanssler
HC-19004(1CD)
バッハ:3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
ソナタ ト長調 BWV1027
ソナタ ニ長調 BWV1028
ソナタ ト短調 BWV1029
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ/1701年ヨアヒム・ティールケ製に基づく1978年インゴ・ムテジウス製ヴィオラ・ダ・ガンバ使用)
ミヒャエル・ベーリンガー(Cemb/17世紀末フランドル=フランス製に基づく1992年キース・ヒル製チェンバロ使用)

録音:1998年12月14-16日/フライブルク・イム・ブライスガウ、オーバーリート、カトリック教区教会
2000年に発売された独ヘンスラー・レーベルのバッハ大全集。このアルバムは当全集に収録されているヴィオラ・ダ・ガンバの女王ヒレ・パールが演 奏した3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集です。 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタの最高傑作であるバッハの作品。チェンバロのベーリンガーとともに息の合った演奏を聴くことができます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-070(1CD)
マイケル・ファイン:FIVE FOR FIVE〜木管と弦楽四重奏のための五重奏曲集
ファゴットと弦楽四重奏のための五重奏曲(2017)
Elegy for…(2016)
クラリネットと弦楽四重奏のための五重奏曲(2015)
オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲(2015)
フルートと弦楽四重奏のための五重奏曲(2018)
フェイ・シー(Fg)
ロバート・ワルターズ(イングリッシュ・ホルン)、
アントン・リスト(クラリネット)、
シャオディ・リュー(Ob)
アリス・K.デイド(Fl)、スコット・ヨー(Vn)、
エリク・アルヴィンダー(Vn)、
モーリシー・バナセク(Va)、キム・ヨナ(Vc)

録音:2019年
マイケル・ファインはアメリカ出身のクラリネット奏者、作曲家、プロデューサー。ドイツ・グラモフォンでA&R副社長を務めた経歴を持ちます。プロデュー サーとしても優れた録音を多数世に出した彼は、2013年より作曲を開始。それぞれの楽器、さらには奏者のキャラクターまでをも熟知したプロデューサー としての手腕も発揮された、近未来的なサウンドの魅力的な作品がならびます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28370(1CD)
税込定価
2020年02月29日発売
フルートで探る精霊たちの世界/ザビエル・ラック
D.ムーケ:パンの笛 Op.15
ドビュッシー:シランクス
 牧神の午後への前奏曲
ライネッケ:フルート・ソナタ「ウンディーネ」Op.167
武満徹:フルートのためのエア
アンデルセン(J.アナセン):バラードと空気の精の踊り Op.5
グルック:エウリディーチェを失って(T.ベーム編)
ザビエル・ラック(Fl)
岡田将(P)

録音:2019年11月/千葉
 数々の世界的オーケストラのフルート奏者として活躍し、神戸女学 院大学で後進の指導にもあたるザビエル・ラックとピアニスト岡田将 によるCDアルバム第2弾。  「エレメンタル」とは、土の精・水の精・風の精・火の精という四大 元素の精霊たち。ドビュッシー、武満徹、ライネッケなどの作曲家たち がフルートの音を使って描き出した精霊たちの世界を、ラックが多彩 な音色で豊かに描き出します。  ブックレットにはラック自身による作品解説も掲載されています。

APARTE
AP-219(1CD)
バッハとヘンデル、架空の出会い
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV1017
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV371
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番 ヘ短調 BWV1018
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 HWV359a
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV1019
リナ・トゥール・ボネ(Vn)
ダニ・エスパーサ(Cemb)

録音:2019年4月29日〜5月1日/スペイン
同じ1685年生まれで対照的な人生を歩んだバッハとヘンデル。バロック時代の最重要作曲家に数えられるふたりは生涯会うことはありませんでした。 このアルバムはバッハとヘンデルのヴァイオリン・ソナタを交互に演奏し、その作風の違いを聴きながら、ふたりの歴史的な音楽家の邂逅を夢想するもの です。
注目のヴァイオリニストとして人気の高まっているスペインの女流奏者リナ・トゥール・ボネ。思い切りがよく、明るく溌剌とした演奏が彼女の特徴と言 えます。自らのアンサンブル「ムジカ・アルケミカ」のメンバーでもある鍵盤奏者、ダニ・エスパーサとの息の合ったやりとりも鮮やか。バッハでは複雑な 対位法の綾をキラキラと粒立ち良く響かせ、ヘンデルでは大らかな旋律と懐の深い和声を自然に屈託なく響かせます。ひとりの演奏家が自分の個性を刻み 付けつつ交互に演奏することにより、かえって作曲家ごとの違い、互いに到達したそれぞれの高みが鋭い対比となって現れてきます。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10408(1CD)
「美」
ニコラ・マッテイス(1650-1714):アリア・ファンタジア
ロマヌス・ヴァイヒライン(1652-1706):パルティータ第3番
ビアジョ・マリーニ(1594-1663):ソナタ『ラ・モニカ』
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c1623-1680):ソナタ第4番
アンドレア・ファルコニエーリ(c 1585-1656):フォリア
ビーバー(1644-1704):パルティータ第5番
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):チャッコーナ
ヨハン・パウル・ヴェストホフ(1656-1705):リュートを模して
ブクステフーデ:2声のソナタ BuxWV272
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):アリア『ラ・ベルガマスカ』
パオロ・チーマ(c1575-1622):ソナタ第2番
リナ・トゥール・ボネ(Vn、ヴィオラ・ダモーレ、指)
ムジカ・アルケミカ

録音:2019年12月12-14日/ローマ、聖エリギウス教会
17世紀のヨーロッパは戦争や飢饉が多く起こった時代であり、同時に天文学が発展し、科学革命の時代でもありました。既存の考えを破壊し新たな 秩序を作ることがこの時代に通底する意識であったとも言えるでしょう。それは「美」に対する価値観の転換でもあったと言えます。音楽史上で見ればバ ロック時代に入り、楽器制作の技術が向上し、また巧みに楽器を扱う奏者が増え、ヴァイオリン芸術が花開いた時代です。そこに巻き起こった新しい「美」 を切り取ってまざまざと伝えてくれるのがこのアルバム。スペインの人気女流リナ・トゥール・ボネが鮮烈な輝きを持って紡ぐ、バロック・ヴァイオリン芸 術の精粋をお聴きください。自ら創設したアンサンブル「ムジカ・アルケミカ」との演奏です。 (Ki)

Naive
V-5469[NA]
愛、いつも!
エルガー:愛のあいさつ
プロコフィエフ:ロミオとジュリエット
リスト:愛の夢
ショパン:バラード第1番
バーンスタイン:ウェストサイド物語
サン=サーンス:死の舞踏
クライスラー:愛の喜び、愛の悲しみ
ファリャ:火祭りの踊り
スモーキング・ジョセフィーヌ
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)
オリヴィア・ユーグ(Vn)
マリー・シルンム(Va)
エ ルミー ヌ・オリオ(Vc)
ロレーヌ・ドゥランテル・エルシュトロッフェ(Cb)
ニコラ・ウォームス、ファビアン・トゥシャール(編)

録音:2019年2月16-19日、シテ・ド・ラ・ミュジーク
ジュヌヴィエーヴ・ロランソーが中心となって結成された女性5人による弦楽ユニットの登場。ロランソーは2007年から2017年までトゥールーズ・キャ ピトルOのコンサート・ミストレスおよびソロ・ヴァイオリン奏者を務め、現在はソリスト、室内楽奏者、そして指導者として活躍しています。オリヴィ エ・ユーグはパリ室内Oのソロ・ヴァイオリン奏者。ヴィオラのマリー・シルンムは室内楽奏者として活躍、2017年以降はエベーヌSQ のメンバー。エルミーヌ・オリオはチェロ奏者で、グリマル率いるアンサンブル、レ・ディソナンスのメンバー。コントラバスのロレーヌ・ドゥランテル・エ ルストロッフェは2004-06年にかけてトゥールーズ・キャピトル管のメンバーを務め、その後は室内楽や様々な音楽祭などで活躍している奏者です。演目 にはピアノの作品も含まれ、ショパンのバラード第1番の後半部分はピアノで聴くのとはまったく違う迫力で、興味深いものがあります。 (Ki)

MELODIYA
MEL-1002638(1CD)
NX-B07
パガニーニ&コシュキン:作品集
パガニーニ:大四重奏曲(原曲:大ソナタ イ長調 MS3…ニキータ・コシュキン編)
ニキータ・コシュキン(1956-):メガロン
-ギターと弦楽オーケストラのための協奏曲(2005)
アルチョム・デルヴォード(G)
使用楽器…ガブリエーレ・ロディ(イタリア製)…1-3
マサキ・サクライ(日本製)
アレクセイ・ルンディン(Vn)/キリル・セメノヴィフ(Va)
ダニール・シャヴィリン(Vc)
ルステム・アビャゾフ(指)
カザン国立室内O「ラ・プリマヴェーラ」

録音:2019年8月21,22日 モス・フィルム・スタジオ 第1スタジオ
6歳でギターを始め、2006年、最高峰のギター・コンクールの一つ「ミケーレ・ピッタルーガ」でロシア人とし て初めて優勝を飾ったアルティム・デルヴォード。現在はグネーシン音楽大学で若手を指導しながら、ロシ アの作曲家の新作を多数録音するなど、活発な活動を行っています。 このアルバムには、ヴァイオリンと同じくらいギターを愛した19世紀の大作曲家パガニーニの作品と、現代の 作曲家ニキータ・コシュキンの作品を収録。コシュキンは1956年、モスクワに生まれ、14歳の時に祖父か ら贈られたアンドレス・セゴビアのレコードを聴いてギタリストを志し、1980年代に作曲家として国際的な 名声を獲得しました。2017年に発表した「24の前奏曲とフーガ」は技術の習得と解釈の明晰さが要求 される、ギタリストのためのバイブル的存在です。ここでは彼が四重奏曲に編曲したパガニーニのソナタと、 2005年に作曲したギター協奏曲「メガロン」のライヴ収録を聴くことができます。ギターを知り尽くした作曲 家ならではの、緻密な筆致による2作品を、デルヴォードは文句ない技巧と音楽性で聴かせます。
MELODIYA
MEL-1002587(8CD)
NX-G11
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 ベートーヴェンSQ【ドミトリー・ツィガノフ(Vn1)、ニコライ・ザバヴニコフ(Vn2)、フョードル・ドルジニン(Va)、セルゲイ・シリンスキー(Vc)】

録音:1969-1972年
この録音は今から50年前、ベートーヴェンの生誕200年を記念して録音された弦楽四重奏曲の全集 で、創立メンバーのツィガノフとシリンスキー、1960年代にメンバーに加わったツァバニコフとドルニジンという 新旧のメンバーによる親密なアンサンブルと精緻なハーモニーは、発売まもなく大人気を獲得しました。今 回はベートーヴェンの生誕250周年にあわせ、再び全集での登場となります。 1922年〜23年に設立されたベートーヴェンSQ。もともと彼らは、モスクワ音楽院の卒業生 によって結成され「モスクワ音楽院SQ」と名乗っていましたが、1931年に偉大な作曲家ベー トーヴェンの名前をアンサンブル名に冠し、メンバーを変更しながら1987年まで活動を続けました。50年 以上に渡る演奏活動の中で600以上の作品を演奏し、200作以上の録音を残しています。中でもショ スタコーヴィチはこのクァルテットのためにいくつかの弦楽四重奏を書くなど、良好な関係を築いたことで知ら れています。

ALPHA
ALPHA-590(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
陳銀淑:パラメータストリングス-弦楽四重奏とテープのための※世界初録音
ブリッジ:3つのノヴェレッテ H.44
エスメSQ

録音:2019年8月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
2016年にケルン音楽大学で結成され、「愛する」という意味の古いフランス語からその名を取ったエスメSQ。韓国出身の女性4 人組で、みな幼馴染というのも面白いところです。2018年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクール優勝をはじめ4つの賞に輝くな ど、ヨーロッパ各地のコンクールで高い評価を得ています。 このデビュー・アルバムに収録されたのはベートーヴェン若き日の弦楽四重奏曲とブリッジによる情景的な美しい作品、そしてドイツ(ベルリン)で 活躍する韓国の女性アーティストということで彼女たちと共通項の多い、陳銀淑(チン・ウンスク)による前衛的な作品という、個性の全く違う3 曲を収録してレパートリーの幅広さを印象付けています。高い技術力と豊かな歌心に支えられた、丁重な表現が彼女たちの持ち味。若々し さと奥深い音楽、個性的な魅力に溢れた素晴らしいアルバムです。

En Phases
ENP-007(1CD)
ダンディ(1851-1931):ヴァイオリン・ソナタ、アンダンテ
アルベール・デュピュイ(1877-1967):ヴァイオリン・ソナタ
エルマン・ボナル(1880-1944):嵐のあとに
ガエターヌ・プルヴォスト (Vn)
エリアーヌ・レイエス (P)
フランスはベルギーに近いリール出身、IntegralやContinuoといったレーベルでのフランス秘曲開拓に定評のある名手プルヴォストと、ゴダー ル(GP683、GP684)、タンスマン(8.572266、8.573021)、バクリ(8.572530)などのアルバムで高い評価を得ているベルギーのピアニス ト、レイエス。知られざる作品に光を当てることに長けた二人が手を組み、フランスとベルギーの作品を集めたアルバムを製作しました。ダンディ のソナタはそれなりに演奏されるものの、若き日に書かれたアンダンテや、フランスのオルガン奏者ボナルの小品、ベルギーの作曲家デュピュイに よるソナタなどは、ほとんど知られていないもの。いずれも抒情的なメロディ・ラインが魅力的な歌心溢れる作品ばかりで、しなやかで優美な二 人の演奏が、曲の魅力を十二分に引き立てています。

STEINWAY&SONS
STNS-30103(1CD)
NX-B07
ラヴェル&ストラヴィンスキー
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番ト長調(1923-1927)
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919年版;アレクサンドル・ムウトツキン編)
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「遺作」(1897)
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
クロエ・キファー(Vn)
アレクサンドル・ムウトツキン(P)

録音:2018-2019年
フランスのヴァイオリニスト、キファーとロシア系アメリカ人ピアニスト、ムウトツキンのデュオ・アルバム。2人のルーツでもある「フラ ンス=ラヴェル」と「ロシア=ストラヴィンスキー」の作品を見事な演奏で聴かせます。 キファーはパリ音楽院を17歳で卒業、各地の音楽祭に出演し、2019年からはマンハッタン音楽大学で教鞭を執っていま す。ムウトツキンはルービンシュタイン国際コンクールを始めとした各種コンクールで多くの賞を獲得し、オーケストラとの共演や リサイタルで名を上げているピアニスト。最近はベルリン・フィルとブラームスのピアノ協奏曲を演奏し話題となっています。彼は アレンジャーとしても知られ、このアルバムに収録された「火の鳥」は、自身が編曲したヴァイオリン、ピアノ各々の技巧をたっぷ り聴かせる編曲版を使用、その才能を余すことなく披露しています。

RAMEE
RAM-1903(1CD)


NYCX-10132(1CD)
国内盤仕様
税込定価
19世紀初頭のフルート音楽と、当時の楽器〜ベートーヴェンとクーラウの場合〜
ベートーヴェン(フランツ・クサーヴァー・クラインハインツ編):ピアノとフルートのためのセレナード ニ長調 作品41
フリードリヒ・クーラウ:無伴奏フルートのための奇想曲 ニ短調 作品10b-9
ピアノとフルートのための協奏的大ソナタ イ短調 作品85
ベートーヴェン:カノン「冷たく、生気なく」
タミ・クラウス(19世紀Fl)
ドレスデンのハインリヒ・グレンザー1810年頃製作モデルによる再現楽器
(製作:インスブルックのルドルフ・トゥッツ、2000年)

シュアン・チャイ(フォルテピアノ)
ブルノ(チェコ東部)のヨハン・ツァーラー1805年頃製作によるオリジナル楽器
(修復:ヘイス・ヴィルデロム/提供:ヴィルデロム・コレクション)
ウィーンのミヒャエル・ローゼンベルガー1820年頃製作によるオリジナル楽器
(修復:エートヴィン・ビュンク/提供:オランダ国立楽器財団)

ジョアン・モレイラ(T)、
マティス・ファン・デ・ヴルト(Br)、
マルク・パンテュス(バス=バリトン)

録音:2019年2月11〜14日ヴェストフェスト90(スヒーダム、オランダ)
【国内盤】
日本語解説付
古楽をめぐるさまざまな珍しい聴覚体験と私たちを引きあわせてくれるRAMEEレーベルがここで提案する世界は、19世紀初頭のフルートを 巡る室内楽。キィの数はまだ18世紀のフラウト・トラヴェルソ同様ほとんど増えていない頃の、ドレスデンのグレンザーによるモデルの楽器とフォ ルテピアノで奏でられるのは、ドイツに生まれデンマークで活躍した名匠クーラウの音楽。「フルート界のベートーヴェン」とも言われ、作品数も 多いこの作曲家の緻密な音世界は奏者たちもよく知るところですが、当時の楽器に立ち返ることでさらにその充実度に気づけるというもので しょう。またその作品と並べてみることで、ベートーヴェンの初期作(三重奏セレナードOp.25)を原曲とする作曲家監修の編曲版セレナード Op.41も俄然魅力的に響きます。2020年ベートーヴェン生誕250周年の大掛かりなプロジェクトの数々を横目に、これまであまり広くア ピールがなされてこなかったこのような秘曲群にも光が当たりはじめています。しかも今では古楽器を用いてそうしたアプローチを試みる奏者も 多くなっているところ、これまでにも増して楽聖ベートーヴェンの素顔に近づける時代になりつつあると言えるでしょう。 ジュリアン・ショーヴァンを中心とした美しい映像作品『パリの黄金の間』 (BAC171/BAC571/NYDX-50054)での活躍も記憶に新しい、 イスラエル出身の古楽系フルート奏者タミ・クラウスと、彼女と長年デュオを組む歴史的ピアノ奏者シュアン・チャイ。古楽先進国オランダで活

Goodies
78CDR-3790(1CDR)
税込定価
ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番イ長調  作品26 ルドルフ・ゼルキン( ピアノ)
ブッシュSQのメンバー:
アドルフ・ブッシュ(Vn)
カール・ドクトル(Va)
ヘルマン・ブッシュ(Vc)

英 HMV DB1849/52
1932年9月21日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
ブッシュSQは1913年リーダーのアドルフ・ブッシュ(1891-1952)に よってドイツで結成され1939年からアメリカで活動したが1952年にブッシュの 死によって消滅した。ピアニストのルドルフ・ゼルキン(1903-1991)は1922年か らアドルフ・ブッシュとデュオを組んで活躍し、1935年にブッシュの娘イレー ネと結婚した。ゼルキンはナチスのユダヤ人迫害を避けアメリカに移住した。 このシリーズで1942年のアメリカ録音、シューマンピアノ五重奏曲(78CDR-3305) が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Acte Prealable
AP-0445(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル (1838-1906):オーボエとピアノの為の作品集
聖体奉挙 第2番(オーボエとピアノの為の) Op.61 *
スケルツォ (P、管楽器とコントラバスの為の七重奏曲) Op.49 (*/+/JK)
夢想 (ヴィオラ、2つのヴァイオリン、チェロ、コントラバスとハープの為の) Op.55
(PK/AN/KK/GB/JK/CM) #
オーボエとピアノの為の3つの小品 Op.26 *
カンティレーヌ (2つのヴァイオリンとピアノの為の) Op.24-3 (PK/AK)
ピアノ、ヴァイオリン、チェロとハープの為の悲歌 Op.15-2 (PK/GB/CM)
村の風景 (オーボエとピアノの為の) Op.86 *
夢想 (2つのチェロとピアノの為の) Op.55 (ZE/GB)
田園詩 (オーボエ、チェロとピアノの為の) Op.87 (*/ZE)
婚礼の歌 (P、ヴァイオリン、チェロとハープの為の) (PK/GB/CM)
オーボエとピアノの為のアンダンティーノ Op.60 *
マルタ・ルジャンスカ (オーボエ*)
ラファウ・イェンジェイェフスキ(Fl)+
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ (クラリネット+)
ピョトル・ポジャコフスキ (ホルン+)
ミロスワフ・パホヴィチ (ファゴット+)
パヴェウ・ククリンスキ (ヴァイオリン(PK))
アンジェイ・カツプシャク (ヴァイオリン(AK))
クシシュトフ・コメンダレク=ティメンドルフ (ヴィオラ(KK))
ゾフィア・エルヴァルト (チェロ(ZE))
ジャコモ・ビアージ (チェロ(GB))
イェンジェイ・カツプシク (コントラバス(JK))
カルロス・ロベルト・パニャ・モントヤ (ハープ(CM))
アンナ・ミコロン (P(#以外))

録音:2018年11月10-13日、ラジオ・グダンスク、グダンスク、ポーランド
「夢想 Op.55」は3種の楽器編成で書かれ、ここではそのうち2種が収録されています。
Acte Prealable
AP-0446(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル (1838-1906):ピアノ三重奏の為の作品集
三重奏曲 第1番変ホ長調 Op.10
三重奏曲 第2番ト短調 Op.32
組曲 ニ長調 Op.83
小川のほとりで [Au bord d'un Ruisseau] () Op.52
パヴェウ・ククリンスキ (Vn)
タデウシュ・サメレク (Vc)
アンナ・ミコロン (P)

録音:2018年12月、ラジオ・グダンスク、グダンスク、ポーランド
Acte Prealable
AP-0416(1CD)
アレクサンドラ・ガルバル (1970-):20世紀と21世紀の小品のミステリアス・ガーデン
(1)私は庭に行こう (ソプラノとピアノの為の) (2012)
(2)マリンバの為のコラール (1997) *
(3)フルートの為のアリア (2005/改訂 2016)
(4)フレスコ画 [Affresco] (アルトサクソフォンとピアノの為の) (2011) #
(5)思考 II [Thoughts II] (1997) *
(6)チェロの為のレチタティーヴォとアリオーソ (2010)
(7)二連画 [Diptych] (2010)
(8)呪文 [Incantation] (クラリネットの為の) (1994/改訂 2009) +
(9)チェロとピアノの為のアリア (2010) +
(10)一瞬のワルツ (2013)
(11)谷−序奏−谷 (ソプラノ、バリトンとピアノの為の) (2014)
(12)ピアノの為の5つの前奏曲 (2011-2013) #
(13)トッカータ「心を高く上げよ−われら主に向かわん」 [Sursum corda - Habemu ad Dominum]
(オルガンの為の) (2017) #
(1)アレクサンドラ・ガルバル (S) 
イヴォナ・ブラハ=ドゥルチョク (P)
(2)アレクサンドラ・ロゴフスカ (マリンバ)
(3)イェジ・ソイカ (Fl)
(4)パヴェウ・グスナル (アルトサクソフォン) 
アンナ・レヴィツカ=ツァピガ (P)
(5)ピョトル・コピンスキ (P)
(6)ヤツェク・グヴィドン (Vc)
(7)ガブリエラ・シェンジェロシュ=ユンギェヴィチ (P)
(8)イェジ・マティシャク (Cl)
(9マチェイ・コゼンドラ (Vc) 
アグニェシカ・コズウォ (P)
(10)ガブリエラ・シェンジェロシュ=ユンギェヴィチ (P)
(11)アレクサンドラ・ガルバル (S) 
カミル・ズデベル (Br)
イヴォナ・ブラハ=ドゥルチョク (P)
(12)アンナ・レヴィツカ=ツァピガ (P)
(13)アレクサンドラ・ガルバル (Org)

録音:1997年、ライヴ、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・ボレスワフ・シャベルスキ音楽ホール、カトヴツェ、ポーランド*
2011年、ライヴ、フリデリク・ショパン音楽大学、ワルシャワ、ポーランド+
2016年、ライヴ、ミェチスワフ・カルウォヴィチ音楽ホール、カトヴィツェ、ポーランド(無印)
2017年、フリデリク・ショパン音楽大学音楽ホール、ワルシャワ、ポーランド#
Acte Prealable
AP-0437(1CD)
さらば友よ〜2つのフルートとギターの為の音楽
イルゼ・ウェーバー (1903-1944)/トマー・クリング編曲 :子守歌 [Wiegala] (*/+/#)
ヘンデル :トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV 405 (*/+/#)
ショパン /ペリー・シャック編曲 :ワルツ イ短調 (*/#)
イルゼ・ウェーバー/トマー・クリング編曲 :雨が降る時 (*/+/#)
ウーカシュ・ヴォシ (1967-):アリア (*/+/**)/瞑想曲 (*/+/**)
コレッリ /ホセ・デ・アスピアス (1912-1986) 編):
教会ソナタ Op.3-1 (*/+/#)
ハインリヒ・マルシュナー (1795-1861)/ヴァルター・ゲッツェ (1883-1961) 編):
12のバガテル Op.4 から Nos. 1, 2, 3 #
クラウス・クッセロウ (1975-):ピレア [Pilea] (*/#)
アンナ・セガル (1974-):タンゴ・アナ・ソル [Tango Ana Sol] (*/+/#/**)
イルゼ・ウェーバー/トマー・クリング編曲 :私はテレージエンシュタットをさまよう (*/+/#)
ラヴェル /ルシアン・ガルバン 編):カディッシュ (*/**)
ジョン・ウィリアムズ (1932)/ロバート・ロングフィールド(1947-)、エイミー・バーロウ編曲 :
シンドラーのリスト (*/+/#/**)
イルゼ・ウェーバー/トマー・クリング編曲 :さらば友よ [Ade Kamerad] (*/+/#)
トリオ・アルトゥス
エスティ・ロフェ(Fl)*
クシシュトフ・カチカ(Fl)+
ペリー・シャック(G)#
タティアナ・チェルニチカ (P)**

録音:2018年、シュトゥットガルト、ドイツ
Acte Prealable
AP-0439(1CD)
アンジェイ・ツフォイジンスキ (1928-):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノの為の12の小品 [Miniatures] Op.15 *
ヴァイオリンとピアノの為の舟歌 第3番Op.99 +
小さな音楽物語 (子供が弾くヴァイオリンとピアノの為の9つの小品) Op.56 *
ピアノ三重奏の為の4つのポーランド舞曲 Op.29 #
マズルカ/クヤヴャク/クラコヴャク/ポロネーズ
ダリウシュ・ドジャズガ (Vn)
シモン・クシェミェン (Vc)#
カリル・ガルヴォリンスキ (P)

録音:2015年12月19日、WA UMCS 音楽研究所チェンバー・ホール、ルブリン、ポーランド*
2016年9月18日、カロル・ルピンスキ総合音楽学校コンサートホール、ルブリン、ポーランド+
2017年3月18日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・フィルハーモニー・コンサートホール、ルブリン、ポーランド#
Ars Produktion
ARS-38267(1SACD)
愛の影〜フルートとピアノのための編曲集
シューベルト(ヒュンテラー編):アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
フランク(ウッドフル=ハリス編):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
シューマン(ラロック編):3つのロマンス Op.94
シューベルト(スミルノヴァ編):アッツェンブルク舞曲第3番ニ長調 D.365-29、
 感傷的なワルツ イ長調 D.779-13
シューベルト(デ・サリス編):セレナード D.957-4ソ
フィア・デ・サリス(Fl)、
イリーナ・クラスノフスカ(P)

録音:2018年7月、インマヌエル文化センター(ドイツ)
モスクワ音楽院からバーゼル音楽院へと渡り、巨匠フェリックス・レングリの下で研鑽を積んだロシア系スイスの女流フルーティスト、ソフィア・デ・サリスが奏でるリリカルなフルートのためのトランスクリプション・プログラム。2018年からはスイスのジエ音楽祭の芸術監督を任されるなど、すでに実績十分のデ・サリス。モダン、ピリオドの両方のステージで活躍を続けるデ・サリスが、フランクのヴァイオリン・ソナタやシューベルトのアルペジョーネ・ソナタなどの"フルート版"を美しく、ロマンティックに披露してくれます。

Indesens
INDE-096(1CD)
サクソフォンでブラームスを
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1(サクソフォン版)
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(サクソフォン版)
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2(サクソフォン版)
ニコラ・アルセニジェヴィチ(Sax)、
フランソワーズ・ビュッフェ(P)

録音:2016年10月30日−31日&11月1日−2日、パリ国立高等音楽院(フランス)
ブラームスの傑作ソナタ3作品を、オリジナルのクラリネット、チェロではなく「サクソフォン」で奏でたフランスの実力派、ニコラ・アルセニジェヴィチの自信作。ラームスのソナタ各作品が持つ原曲の魅力をリスペクトしつつ、サクソフォンならではの機能性と艶やかかつ煌びやかな音色を活かした演奏に仕上がっています。
ニコラ・アルセニジェヴィチは、パリ国立高等音楽院でフランス・サクソフォン界の巨匠クロード・ドゥラングルに師事。2014年のアドルフ・サックス国際コンクールをはじめとする数々の国際コンクールでの入賞歴を持ち、セルマー・アーティストとして活躍中の俊英です。
Indesens
INDE-085(1CD)
パーカッションの芸術
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
ドビュッシー:アラベスク第1番、アラベスク第2番
サミュ:アキレスの腕
マシャド:ピシュタコのスパイス
サラサーテ:サパテアド
トルティエ:7月22日の16時
マティアス・シュミット:ガーナイア
ガーシュウィン:愛するポーギー
ピアソラ:忘却
ジャン=フランソワ・デュレ(打楽器)、
マリー=ピエール・ドゥシェ(P)、他

録音:2015年10月、パリ国立高等音楽院(フランス)
ギャルド・レピュブリケーヌOとはジャズを、コンセール・ラムルーOとはポップスで共演するなど、クラシック、ジャズ、ポップス、そしてインプロなど、幅広いジャンルで活躍するフランスのクロスオーヴァー・パーカッショニスト、ジャン=フランソワ・デュレ。ヴェルやドビュッシーのパーカッション・アレンジ、ジャズ・ピアニスト、ジャン=マリー・マシャドの作品、さらにはガーシュウィンやピアソラなど、デュレのクロスオーヴァ―・スタイルが前面に打ち出されたプログラムで、その妙技を披露してくれています。
Indesens
INDE-098(1CD)
リリカル・ジャーニー〜シュトラウス&ルクー:ヴァイオリン・ソナタ集
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ Op.18
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調、歌曲「墓の前で」(コリー・ダルバ&シャモレル編)
R・シュトラウス:歌曲「木蔦」(コリー・ダルバ&シャモレル編)
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn)、
クリスティアン・シャモレル(P)

録音:2015年7月27日−30日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
2012年にNHKSOとの共演、武蔵野市民文化会館でのイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを中心としたプログラムで鮮烈な日本デビューを果たしたフランス語圏スイスの逸材レイチェル・コリー・ダルバ。実にキャリアを積み重ねてきたコリー・ダルバが、フランスのアンデサンス(Indesens)に録音するにあたり、そのプログラムに選んだのは、ドイツのリヒャルト・シュトラウスとベルギーのギョーム・ルクー。によって24歳の若さで他界した夭折の天才ルクーの代表作であり、多くの世界的ヴァイオリニストたちが取り上げ続けている「ヴァイオリン・ソナタ」、そしてドイツ後期ロマン派の名作であるシュトラウスの「ヴァイオリン・ソナタ」の組み合わせは、カップリングの2つの歌曲と共に、アルバム・タイトルである「リリカル・ジャーニー」に相応しい、抒情的かつ濃密なプログラムを形成しています。732年製作の銘器ストラディヴァリスを手にコリー・ダルバが、同郷のピアニスト、クリスティアン・シャモレルとのデュオで、ロマン派のヴァイオリン・ソナタの抒情的な旅路を案内してくれます。

Nimbus
NI-5974(1CDR)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)第2番変ホ長調Op.120-2
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78(ニ長調へ移調版)
クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)第1番ヘ短調Op.120-1(全曲チェロのための編曲版)
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ジョン・ヨーク(P)

録音:2017年11月7日ー9日、2018年4月4日−6日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
ニンバス(Nimbus)が誇るいぶし銀の名コンビ、ラファエル・ウォルフィッシュとジョン・ヨークのブラームス・プロジェクト第2弾は、クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)とヴァイオリン・ソナタのチェロ編曲版をカップリング。前作に続き、絶妙のコンビネーションと安定感を感じさせる演奏は、長年にわたってコンビを組んできた名手たちの熟練のなせる業です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus Alliance
NI-6398(1CDR)
アントールド
チャプター1/チャプター2/エピローグ
シダーハウス・リベリオン
〔アダム・サマーヘイズ(Vn)、マレイ・グレインジャー(アコーディオン、アコーディナ)〕
300年前に絶滅したモーリシャス島の鳥ドードーの名を冠したエキサイティングなクインテット、「ドードー・ストリート」のメンバー、マレイ・グレインジャーと「悪魔のヴァイオリニスト、パガニーニの直系の子孫のようだ」とその超絶技巧を称えられたヴァイオリン&フィドル奏者アダム・サマーヘイズによるデュオ・アルバム。ルールに囚われない自由な演奏から生まれる、1つの物語、壮大な映画のサウンドトラックを思い起こさせます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Ars Produktion
ARS-38279(1SACD)
カボークロ〜リコーダー四重奏によるブラジルの音楽
ヴィラ=ロボス:アリア(ブラジル風バッハ第5番より)、
 ショーロ第4番、カボークロの伝説
レスカラ:アーサー王のピファロスのバンド
ジナタリ:四重奏曲第3番、
 カンティレーナ、セレスタ第1番「サンバ」、
 セレスタ第2番、レンダ
ゲーハ=ペイシェ:ムラーオ
ヴォルフ:フラウタタ・ドーチェ
クインタエッセンチア・リコーダー四重奏団〔グスターヴォ・デ・フランシスコ、レナータ・ペレイラ、ペドロ・リベイラン、フランシエラ・パイシャオ〕

録音:2019年4月、インマヌエル文化センター(ドイツ)
2006年にブラジルのサンパウロで結成され、南米各国はもちろんのことヨーロッパを含む世界規模での活躍を展開しているアンサンブル、クインタエッセンチア・リコーダー四重奏団が母国ブラジルの音楽に回帰!
ブラジルの先住民とヨーロッパ人との混血の呼称である「カボークロ」をテーマとしたブラジリアン・プログラムは、2016年からメンバーたちが構想を練り続けてきた20世紀ブラジルの作品集。
近代ブラジルの巨匠ヴィラ=ロボス、ハダメス・ジナタリ(1906−1988)やダニエル・ヴォルフ(1967−)などの作品を、ソプラノからF管のコントラバス、C管のグレートバス・リコーダーを駆使し、熱く、民族色と色彩感豊かでリズミカルな演奏を繰り広げてくれています。ブラジル音楽、ラテン音楽ファンにもおススメしたいリコーダー・アルバムです。

Indesens
INDE-108(1CD)
月の光〜ヴァイオリンとピアノのための作品集
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
フォーレ:夢のあとに Op.7、
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
ドビュッシー:月の光、
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ラヴェル
:ツィガーヌ
マスネ:タイスの瞑想曲
タチアーナ・サムイル(Vn)、
デイヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2017年11月27−30日、フラジェ(ブリュッセル、ベルギー)
タチアーナ・サムイルは、モスクワ音楽院、ブリュッセル王立音楽院、マドリード・ソフィア王妃高等音楽院でヴァイオリンを学び、2014年のソチ・オリンピックでは閉会式でソリストの大役を務めあげたロシアのヴァイオリニスト。
ラヴェル、フォーレ、ドビュッシーのソナタ、そしてマスネの「タイスの瞑想曲」がフィナーレを飾るプログラムは、20世紀前半のフレンチ・ヴァイオリン・スクールの歴史を描きます。

Paladino Music
PMR-0115(1CD)
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
カウリー:愛の庭
ディミトリ・アシュケナージ(Cl)、ロビン・シャープ(Vn1)、メヒティルト・ カルコウ(Vn2)、ジェニファー・アンシェル(Va)、グンドゥラ・ライトナー(Vc)

録音2019年6月13日−15日、テアトル・サン・ボネ(ブールジュ、フランス)
ウラディーミル・アシュケナージの息子で、アシュケナージ兄弟の弟にして世界的クラリネット奏者、ディミトリ・アシュケナージが自身の50歳を記念してブラームスの大作、であり自らのお気に入りの作品の1つである「クラリネット五重奏曲」をレコーディング!
アシュケナージは愛着のあるブラームスの「クラリネット五重奏曲」に組み合わせたのは、レバノンの作曲家ホウタフ・カウリー(1967−)の五重奏曲「愛の庭」。カタルーニャのクラリネット奏者、ホアン・エンリク・ルナの委嘱によって作曲され、ルナとブロドスキーSQの共演で2009年4月に初演された作品です。
2つのお気に入りの「クラリネット五重奏曲」でアシュケナージは、王立モネ劇場やウィーン国立歌劇場などでも活躍したチェリスト、グンドゥラ・ライトナーや、サンフランシスコ室内Oのコンサートマスター、ロビン・シャープなど、気心知れた名手たちを共演者として招聘。
アシュケナージ一家の名クラリネッティストが50歳という節目に、味わい深いブラームスを仲間たちと共に披露してくれています。

AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0017(1CD)
ロパルツ、シェック&プーランク:ヴァイオリン・ソナタ集
ロパルツ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
シェック:ヴァイオリン・ソナタ Op.16
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
デュオ・アールデコ・ウィーン〔セターレ・ナジファール=ナーヴィ(Vn)、テレジア・シューマッヒャー(P)〕

録音:2019年4月2日−4日、トーンスタジオFM(ウィーン、オーストリア)
20世紀前半に作曲されたベルギー、スイス、フランスの美しき3つのヴァイオリン・ソナタをカップリングした室内楽ファン要チェックの好プログラム。
デュボワ、マスネ、そしてフランクに師事したロパルツのニ短調のソナタは、ブルターニュ地方の民謡的旋律や瞑想的な一面を併せ持つ佳作。ウジェーヌ・イザイ(と伴奏者のラウール・プーニョ)に献呈され、両者の生涯にわたる友情の証ともなった作品です。
ヴァイオリンはテヘランRSOやテヘランSOなどで活躍した後、ウィーンへと渡り、トーンキュスラー室内Oや、ウィーン・カンマーオーパーで活躍したイラン出身の女流奏者セターレ・ナジファール=ナーヴィ。2010年からデュオを組むテレジア・シューマッヒャーと質の高いアンサンブルを繰り広げています。

Indesens
INDE-123(1CD)
タンゴの歴史〜フルートとギターのための作品集
ピアソラ:タンゴの歴史
ドゥミヤック:中世風組曲
ダマーリオ:カンツォーネと踊り
フォーレ:夢のあとに
ピアソラ:「タンゴ・エチュード」より エチュード第3番
イベール:間奏曲/コスマ:枯葉
ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲 Op.85
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
ローラン・ブランカール(G)

録音:2018年5月25日−26日、スタジオ・リブレット(フランス)
パリOの首席フルート奏者でありパリ地方音楽院でも教鞭を執る同国を代表するフルーティストの1人、ヴァンサン・リュカと、2016年にローラン・ディアンスの後任としてナルボンヌの国際ギター・トレーニングの指導者に選ばれたフランスのギタリスト、ローラン・ブランカールのデュオ・アルバム。
ジュリアーニからフォーレ、イベール:、コスマを経てピアソラやドゥミヤックへと至る「フルートとギター」のための音楽の歴史を、フランスのデュオが華麗に、そして時にはエキサイティングにナビゲートしてくれる充実のプログラムです。
Indesens
INDE-100(1CD)
世紀の変わり目に〜セルビアの作曲家とフルート
イェフティッチ:フルート作品全集
フルートとオーケストラのための協奏曲第2番
フルート独奏のための「呪文」
フルートとピアノのためのソナタ
フルートとチェロのための二重奏
フルートとピアノのための「ヘプタ幻想曲」
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲第1番
ヴァンサン・リュカ(Fl)、
マヤ・ボグダノヴィチ(Vc)、
ナタリヤ・ムラデノヴィチ(P)、
スタニスラヴ・ビニチュキ弦楽オーケストラ
スタンコ・ヨヴァノヴィチ(指)

録音:2017年2月7日−8日、ベオグラード(セルビア)
パリOの首席フルート奏者、ヴァンサン・リュカが発掘するのは、セルビアのベテラン作曲家イヴァン・イェフティッチ(1947−)のフルートのための作品全曲。
ユーゴスラヴィア紛争による旧ユーゴスラヴィア連邦の解体を経験してきたイェフティッチ。20世紀のストラヴィンスキーやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ドビュッシー、そして母国セルビアの伝統音楽からの影響を受けると同時に、その作品には師であるメシアンからの影響が最も色濃く表れています。

Challenge Classics
CC-72822(1CD)
ニコライ・アファナシエフ(1820-1893):二重弦楽四重奏曲 ニ長調『ノヴォセリエ・ハウスウォーミング』
ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
ROctet

録音:2019年7月/オランダ
オランダ放送POのメンバーで2016年に設立されたROctetによるアルバムです。聴きなじみのないニコライ・アファナシエフ の作品は1886年にサンクトペテルブルクで初演されました。ふたつのSQが対位法的に絡む手の込んだ書法で、民謡風の親しみやすい旋律を 持ちながら複雑で立体的な音響となっています。演奏者のテクニックは相当なもので、オクテットの名作メンデルスゾーンも目の覚めるような鮮烈さで弾き 切っています。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-64(2CD)
ブラームス:ピアノを伴う室内楽全作品集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 op.8
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 op.101
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 op.87
クラリネット三重奏曲 イ短調 op.114
ジョフロワ・クトー(P)
アモリ・コエトー(Vn)
ラファエル・ペロー(Vc)
ニコラ・バルデイルー(Cl)

録音:2019年1月、4月
ブラームスへの愛を胸に音楽活動を展開するクトー。ブラームスのピアノ独奏曲全集(6CD/ LDV 170)をリリースしていますが、ブラームスのピアノ を伴う室内楽全作品録音プロジェクト第2弾の登場です。2018年からプロジェクトはスタートしており、2020年9月にかけて、8回のセッション録音 で全曲を録音していきます。
今回リリースされるのはピアノ三重奏曲、そしてクラリネット三重奏曲という名曲。2枚組での登場です。ロマンティシズムにあふれながらも、等身大の、 親近感のもてるブラームスを感じるような演奏となっています。 (Ki)

TYXart
TXA-18114(1CD)
ロマンティック・リフレクションズ〜クラリネットとハープのための編曲集
シューマン:3つのロマンス Op.94
ブラームス:間奏曲集 Op.117-1〜3、Op.118-2、Op.119-1,2
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821
デュオ・イマジネール
クラリネットとハープのデュオによるアルバムです。ピアノ作品の編曲ものは主旋律の歌が美しく響いてきます。シューベルトの名作『アルペジョーネ・ ソナタ』はバセットホルンとハープで演奏しています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37134(1CD)
ヴィットリオ・モンタルティ(b.1984)作品集
(1)「地下」(2018) 〜アンサンブルのための
(2)「パリの屋根」(2011) 〜6 人の奏者のための
(3)「動物寓意譚リミックス」(2014) 〜独唱のための
(4)「階段を降りていない」(2008) 〜アンサンブルのための
(5)「枯渇の試み」(2013) 〜アンサンブルとエレクトロニクスのための
サンドロ・ゴルリ(指)
ディヴェルティメント・アンサンブル
リューバ・ベルガメッリ(S)

録音:2018 年12 月
ヴィットリオ・モンタルティはイタリアのいくつかの音楽院で学んだ後、フランスの IRCAMで電子音楽について研究し、その後作品はヨーロッパの多くの賞を受賞した。 彼の音楽にはジャズ、ロックの影響が色濃く、その要素がノイズ、エレクトロニクスと組 み合わされ、路上のストリート・グラフィティのような混とんとした音響を作り出す。ピコピ コという昔懐かしい(?)電子音とゴシゴシ、キューキューという弦楽のノイズ、トイ・ピア ノの可愛い音などが混じり飽きさせない。「動物寓意譚リミックス」の独唱曲は聴きも の。ノイズ系ロック、フリー・ジャズの好きな人にもお薦め。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-063(1CD)
レ・シエクルの首席奏者による金管五重奏
(1)デュカス(バリントン編):「ラ・ペリ」のファンファーレ
(2)エヴァルト:金管五重奏曲第1番Op.5
(3)アントワーヌ・シモン:アンサンブル小品集Op.26(全9曲)
(4)G:セレナード
(5)ドビュッシー(サブーリン編):亜麻色の髪の乙女
レ・シエクル金管五重奏団【ファビアン・ノルベール(C管トランペット、セルマー・グランプリ1930&コルネット、ベッソン1885)、エマニュエル・アルマニー(C管トランペット、セルマー・グランプリ1927&コルネット、ベッソン1885)、マチュー・シーグリスト(ヴァルヴ・ホルン、ラウー=ミルロー1900)、ダミアン・プラド(トロンボーン、クルトワ1872)、シルヴァン・ミノー(チューバ、クエノン1910、オフィクレイド、ローク1837、変ホ管アルト・サクソホルン、A.ザックス)】

録音:2016年12月/アミアン文化センター
金管界では知らぬものなき名作エヴァルトの「金管五重奏曲第1番」。効果的な楽器法とロシアならではの叙情的な旋律美で、弾いても聴いても魅力 的な作品。ついにピリオド楽器による録音が登場しました!それもレ・シエクルの金管セクション・トップ奏者たちによるアンサンブルという気絶しそうに なるほどの組み合わせです。
レ・シエクルは2003年創立、フランス近代作品を初演された当時の響きと奏法で再現する、というポリシーで世界中の注目を浴び、音楽監督のフラ ンソワ・グザヴィエ・ロトとともに日本でも今日もっとも注目されるオーケストラのひとつとなりました。彼らの響きの特徴を左右しているのが管楽器。こ とに金管は今日とは明らかに異なる独特な色彩感に満ちています。
エヴァルトはアレンスキーやグラズノフと同世代で、「金管五重奏曲第1番」は1912年の作。当アルバムの使用楽器は同時代のもので、初演当時の響 きが彷彿されます。またフランス人ながらロシアで活躍したアントワーヌ・シモンは、ロシアで金管の室内楽やソロ曲を創始した草分け的存在。「アンサン ブル小品集Op.26」はバレエ音楽のような楽しい組曲。「G」というイニシャルのみの作曲家はおそらくフランスの作曲家ルイ・ジラールと思われ、19世 紀後半の酒場やダンスホールの雰囲気を醸すのもシエクルのメンバーは心憎いほどの巧さです。
かつて聴いたことのない音色、超絶的な名人芸いずれも満点。金管関係者には超ド級、音楽ファン誰もが注目のアルバムです。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-066(1CD)
ダニエル・ダダモ(b.1966):Sur Vestiges(弦楽五重奏のための)
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
ノエミ・ブタン(Vc)
ベラ四重奏団

録音:2019年3月
フランスの気鋭の奏者たちが集った1枚。ノエミ・ブタンは14歳でパリ音楽院に入学、気鋭の演奏家としてサーカスの演者と舞台を共にしたり、ジャ ズミュージシャンと共演したりもしています。日本でもパフォーマンスを披露しているチェロ奏者です。ベラ四重奏団はフランスで「おそるべき子供たち」 と称された結成13年を超えるグループ。ベラ・バルトークのベラから名前をとっていることもあって、バルトーク作品はもちろんのこと、中欧の作品にも 積極的に取り組んでいます。ダニエル・ダダモの作品は、彼らの委嘱によるもので、シューベルトの弦楽五重奏と一緒に演奏することを念頭に置いた作品 となっています。ノエミは客席に向かって座り、弦楽四重奏が彼女の後ろに座るという配置で演奏されます。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-068(1CD)
「1893」
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」op.96
プッチーニ:菊
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
ヴァレーズQ

録音:2018年10月
フランスのSQ、ヴァレーズ四重奏団による、「1893年」と題した1枚。文字通り、1893年前後に書かれた作品がプログラムされています。 ヴァレーズ四重奏団はリヨン国立高等音楽院の学生らによって2006年に結成されました。 (Ki)
NoMadMusic
NMMFF-002(1CD)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」op.39
チェロ・ソナタ ト短調 op.19
ユゲ・シャベール(P)
エリサ・ユトー(Vc)

録音:2015年5月
1988年生まれのチェロ奏者エリサ・ユトーと、パリ国立高等音楽院でカバッソらに師事したピアニスト、ユゲ・シャベールによるラフマニノフ作品集。 (Ki)

Passacaille
PAS-1068(1CD)
オーギュスト・トルベック(1830-1919)へのオマージュ
オーギュスト・トルベック:舟歌 Op.6-1
コサックの踊り Op.21/夢 Op.16
牧歌的ミュゼット Op.6-2/舞曲 Op.4
コンツェルトシュテュック Op.19
波 Op.22-1/祈り Op.9
「ワルツの後に」序曲 Op.20
セレナーデとサルタレッロ Op.7
エレジー Op.8
ロマンスとポロネーゼ Op.5
三銃士の行進 Op.22-2
華麗なる幻想曲 Op.13
アンダンテとロンド Op.10
クリストフ・コワン(Vc)
ジャン=リュック・エロール(P)
ヤン・ウィレム・ヤンセン(Org)

録音:2019年7〜8月
サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番の初演に独奏者として参加したチェリスト、オーギュスト・トルベック。彼はパリ音楽院でチェロ教授を務める教 育者であり、指揮者であり、歴史的な楽器を収集して優れたコピー楽器を作るチェロ製作者であり、そして作曲家でもありました。殆どの楽譜が整備され ていないため、作曲家としての側面はあまり知られていません。トルベック没後100年のタイミングで録音されたこのアルバムは、そんな未知のロマン派 作曲家が残した名品の数々を美しい演奏で楽しむことが出来る貴重なもの。チェロの名手として多くの過去の音楽を鮮やかに蘇らせてきたクリストフ・コ ワンによる、あたたかな音色と歌い回しに聴きほれます。 (Ki)

Alba
ABCD-449(1CD)
『アンデルス・シュデニウス・コレクション』
ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):四重奏曲第2番変ホ長調
クリスティアン・エルンスト・グラーフ(1723-1804):四重奏曲 ト長調 Op.17 no.3
ジュゼッペ・マリア・ジョアッキーノ・カンビーニ(1746-1825):四重奏曲 ニ長調 Op.1 no.5
アントニオ・サッキーニ(1730-1786):四重奏曲 ハ長調 Op.2 no.3
レブレヒト・ユリウス・シュルツ(1732-1804):四重奏曲第5番ホ短調
ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):四重奏曲第3番イ長調
オストロボスニア室内O
コッコラ四重奏団
エリナ・ムストネン(Cemb)
ニーヴ・マッケナ(Fl)
古典的リベラリズムの提唱者、フィンランドの司祭でスウェーデンの立法府リクスダーゲン議員のアンデルス・シュデニウス(1729-1803)は、音楽 愛好家としても知られます。彼は、コッコラのキルコンマキ(教会の丘)の牧師館に小規模なオーケストラをもち、楽譜の収集にも努めました。ヨーロッ パ大陸の作曲家たちの膨大な数の作品を収め、シュデニウスの署名の入った11巻の楽譜集は、『アンデルス・シュデニウス・コレクション』と呼ばれ、 現在、トゥルクのシベリウスス博物館が所蔵しています。 コッコラに本拠を置くオストロボスニア室内Oとメンバーが結成したコッコラ四重奏団がふたりのソリストと演奏するこのコレクションから選んだ「宝 石のような作品」。イタリアのプニャーニ(1731-1798)、カンビーニ(1746-1825)、サッキーニ(1730-1786)、オランダのグラーフ(1723-1804)。 音楽史から忘れられてしまったようなレブレヒト・ユリウス・シュルツ1732-1804)の名も見られます。 チェンバロのエリナ・ムストネン(1961-)は、シベリウス・アカデミーを卒業後、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でトン・コープマンに師事しました。 バッハの「フランス組曲」(ABCD136:1-2)『ドメニコ・スカルラッティの15のソナタ』(ABCD216)などのアルバムを Alba レーベルに録音しています。 ドイツ系アイルランドのフルーティスト、ニーヴ・マッケナは、トゥルク・フィルハーモニックの首席奏者を経て、2019年秋からソロ・フルート奏者として ヘルシンキ・フィルハーモニックで演奏しています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37135(1CD)
ファウスト・セバスティアーニ(b.1962)作品集
(1)「無傷の男の国」(2017)〜声、ナレーション、ソプラノ、サックス四重奏、打楽器のための
(2)「ソロ」(1989,rev2017)〜ソプラノ・サックスのための
(3)「黄金のカブトムシ」(2018)〜打楽器のための
(4)「ナウ・ザ・サックス」(2017)〜サックス五重奏のための
(1)サンドロ・カッペッレット(語り)
マルタ・ヴルピ(S)
フランチェスコ・ベッリ(指)
アペイロン・サックス四重奏団
アウラ・アンサンブル
(2)(4)クロード・ドゥラングル(Sax)
(3)ティエリー・ミログリオ(Perc)
(4)アリヤ・サックス四重奏団

録音:2017年7月
ファウスト・セバスティアーニはサルヴァトーレ・シャリーノ、エリオット・カーター、クセナキス、 ブライアン・ファーニホウら、それぞれ全く異なる強烈な個性の作曲家に師事し、その後パリの IRCAM で電子音響について学んだ。そんな彼の音楽は先述の師匠たちの作風とは似ても似 つかぬ個性的な作風となっています。「無傷の男の国」はナレーションとともに田舎の楽師が奏す るようなのどかな音楽が続く。「ソロ」は電子音楽のような特殊奏法によるサックスの音色で構成 され、「ナウ・ザ・サックス」ではミニマルとポップスが融合したような音楽が展開。個性的な作曲 家の登場です。

CASCAVELLE
VEL-1599(8CD)
「ギ・ファロ 録音集」

(1)バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長BWV564〜アダージョ
メシアン:世の終わりのための四重奏曲〜イエの永遠性への賛歌
バッハ:無伴奏チェロ組曲第 5 番ハ短
BWV1011〜サラバンド
フォーレ:チェロ・ソナタ第 2 番ト短調 Op.117
アンダンテ
ショパン:チェロ・ソナタ Op.65〜ラルゴ
(2)ブロシュ:パレスチナ組曲
ケ=デルヴロワ:組曲第2 番ニ長調
(3)コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ
オネゲル:チェロ・ソナタ H.32
(4)ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
(5)ハイドン:チェロ協奏曲第2 番ニ長調 Hob.VIIb-2
(6)シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956
(7)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ Op.19
マルティヌー:チェロ・ソナタ第1 番
(8)フランク:ソナタ イ長調(原曲 ヴァイオリン・ソナタ)
フォーレ:悲歌
ファリャ:スペイン民謡組曲(全6 曲)
バズレール:中国の子守唄 Op.115
(9)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(10)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
(11)ブラームス:チェロ・ソナタ第1 番ホ短調 Op.38-1
 チェロ・ソナタ第2 番ヘ長調 Op.99
(13)シューベルト:ピアノ三重奏曲第2 番変ホ長調 D929
(14)インタビュー
ギ・ファロ(Vc)
(1)リタ・ポッサ(ピアノ, 除サラバンド)
録音:1997 年11,12 月 ローザンヌ (ステレオ)

(2)アルパド・ゲレツ(指)
ローザンヌ室内O
録音:1968 年1 月26 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)

(3)モニク・ファロ(ピアノ,オネゲル)
録音:1961 年5 月 パリ

録音:1955-2008 年、約489 分
(4)ヴラド・ペルルミュテール(P)
録音:1968 年1 月3 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)
(5)クルト・レーデル(指)モントリオールO
年代不詳
(7)アテナ四重奏団:【ジュリー・ラフォンテーヌ,レベッカ・エシュバ
ッハ,エルチム・オズデミル,パスカル・ミシェル】
録音:2003 年3 月9 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)
(7)エマニュエル・ラマス(P)
録音:1971 年 (ステレオ)
(8)エマニュエル・ラマス(ピアノ, 除フォーレ)
モニク・ファロ(ピアノ, フォーレ)
録音:1973 年 (ステレオ)
(9)エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
録音:1955 年11 月9 日 スイス・ロマンド放送
(10)アイラ・エルドゥラン(Vn)
ピエール・コロンボ(指)スイス・ロマンドO
録音:1964 年10 月28 日 スイス・ロマンド放送
(12)モニク・ファロ(P)
録音:2008 年 ローザンヌ (ステレオ)
(13)ギュラ・ストゥラー(Vn)
ポール・コウカー(P)
録音:1993 年1 月26 日 スイス・ロマンド放送 (ステレオ)
(14)アンリ・ジャトン(聞き手)
録音:1972 年2 月12 日 スイス・ロマンド放送
フランスのチェロ奏者、ギ・ファロ(1927-2018)の様々な録音を集めた 8CD。ギ・ファロはフランス、ナンシーの生まれ。少 年の頃にローザンヌ音楽院で学んだ後、パリ音楽院で名教師として高名なポール・バズレール(ピエール・フルニエの師で もある)に学んだ。その後世界中で活躍するのだが、40 歳という奏者として脂の乗り切った時期に左の2 本の指の故障に見 舞われてしまう。6 回もの手術を受けた後に現役復帰し、21 世紀に入るまで活動を続けた。教師としても有名。 ファロの録音は極端に少なく、実像が伝わりづらかったのだが、8 時間を越える録音が一挙に出ることでこの偉大なチェリス トの芸術の概要が分かるようになった。一部は既にGALLO-から単発のCD として発売されていたが、放送録音も多く、その ほとんどが初 CD 化と思われます。共演者にはヴラド・ペルルミューテル、クルト・レーデル、エルネスト・アンセルメらの名が連 なっており、ことにアンセルメとスイス・ロマンドOはドヴォルザークの録音そのものが少なく二重に貴重。ブラームス の二重協奏曲でヴァイオリンを演奏するアイラ・エルドゥラン(1933―)はトルコ、イスタンブル生まれのヴァイオリニスト。 パレスチナ組曲を作曲したフランスの作曲家、アンドレ・ブロシュ Andre Bloch(1873―1960)の作品の録音は非常に珍し い。
Guy のカナ表記にはギィやギュイなどもありますが、フランス語では一般的にシンプルに ギ と読みます。
ステレオ表記はケース、ジャケット、ブックレットなどには表記がなく、音から判断したものです。録音状態はまちまちで、ご 参考程度にご理解くださいませ。

GALLO
GALLO-1578(1CD)
クラリネットを含む室内楽
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第 4 番変ロ長調Op.11 「街の歌」
ベートーヴェン:クラリネットとチェロのための二重奏曲変ロ長調 WoO.27-3
メンデルスゾーン:協奏的小品第 2 番ニ短調Op.114
ミラン・ジェジハ(Cl)
ニコライ・シュガエフ(Vc)
ファティマ・アリエヴァ(P)

録音:2019 年 1 月 プラハ
大作曲家3人のクラリネット三重奏曲などを集めています。ベートーヴェンの二重奏曲は オリジナルはクラリネットとファゴットのための作品。 ミラン・ジェジハは1973年生まれのチェコのクラリネット奏者。しっとりとした音色だがしか し重過ぎない優しさのある音色が美しい。実力の割りに録音が極端に少ない人なので、 クラリネット・マニアには嬉しいリリースでしょう。なお近年は姓をハーチェクなしの Rericha で綴っており(このCDでも同様)、西欧風にレリハと読むようになっているかもしれない。 ニコライ・シュガエフは1988年、モスクワ生まれのチェロ奏者。ファティマ・アリエヴァはロ シア最南西部のダゲスタン共和国出身のピアニスト。

TRITON
TRIHORT-564(1CD)
ルネ・マイヤール(1931-2012):室内楽作品集
弦楽三重奏曲 Op.11(1956、rev.2005)
極度の興奮 Op.27(全3 曲)(2007/08)
チェロ・ソナタ Op.7(1953)
ヴィオラ・ソナタ第2 番Op.18(2003)
ベルティルド・デュフール(Vn)
アルタン・タフィライ(Va)
フィリップ・クシェフル(Vc)
マリカ・ホフマイル(P)
ヨアン・ホテンスキ(Br)

録音: 2018 年7 月カンヌ、DDD、63'24
フランスの作曲家、ルネ・マイヤール(1931-2012)の室内楽作品集。ルネ・マイヤールは 1955年にローマ賞の第2 位を受賞した若く有望な作曲家だったが、ORF さらにEMI の音楽ディレクターとして活動したため、40 年間も作曲に専念できない生活を送った。この CD に収録されているのも1950 年代の曲と2000 年代の曲。作風はかなり渋めなロマンティック。
デュフール、タフィライ、クシェフルの3 人はソリスツ・ド・カンヌの団員。マリカ・ホフマイルは南アフリカ出身のピアニスト。バリトンのヨアン・ホテンスキはルーマニア系のバリトン。
TRITON
TRIHORT-565(1CD)
アラン・ルヴィエ(b.1945):フルート作品集
植物標本1(全7 曲)
何がの美しい目になったのか?
9 つの正方形/散歩道
植物標本7(全7 曲)
アンサンブル・カンプシス【フランソワーズ・デュコ(フルート,ピッコロ)、エリス・パトゥ(フルート,ピッコロ)、ミリアム・シャパラン(フルート,ピッコロ)、フランソワ・ヴェイラン(フルート,ピッコロ)】
アラン・ルヴィエ(Cemb)

録音:2018 年4 月 フランス,ムードン
1945年生まれのフランスの作曲家、アラン・ルヴィエのフルート作品集。2 つの「植物標本」はいずれも1 曲ごとに植物の題名が付いています。「9 つの正方形」は正方形を用いた図形楽譜による作品。アンサンブル・カンプシスは2009 年結成のフルート四重奏団。
TRITON
TRIHORT-566(1CD)
フィリップ・エルサン(1948-):34 の二重奏
(1)なぜ君は泣いているのか?〜ヴァイオリンとチェロのための
(2)11 の俳句〜4 手ピアノのための
(3)恍惚 〜2 つのヴィオラ・ダ・ガンバのための
(4)8 つの二重奏曲〜ヴィオラとファゴットのための
(5)詩節〜チェロとアコーディオンのための
(6)11 のカプリス〜2 つのヴァイオリンのための
(7)雪の上で〜クラリネットとピアノのための
(1)ドロタ・アンデルシェフスカ(Vn)
シリル・トリコワール(Vc)
録音:2018 年11 月 モンペリエ
(2)マーラ・ドブレスコ(P)
ニコラス・クルーガー(P)
録音:2019 年2 月 ムードン
(3)ロビン・ファロ(Gamb)
ロナルド・マルティン・アロンソ(Gamb)
録音:2019 年2 月 ムードン
(4)アルノ・トレット(Va)ジルベール・オダン(Fg)
録音:2007 年 ムードン
(5)ファブリス・ビアン(Vc)
フィリップ・ブルロワ(アコーディオン)
録音:2015 年 ヴィルファヴァール
(6)フォスティーヌ・トレンブレ(Vn)
ジャン・オラウィエク(Vn)
録音:2006 年 ティエラシュ
(7)フロラン・エオ(Cl)、ジョナス・ヴィト(P)
録音:2019 年2 月 ムードン
現代フランスを代表する作曲家の一人、フィリップ・エルサンの二重奏作品ばかりを集めたCD。いずれの曲も憂いと癒しが絡み合った上でフランス風の味も感じられる作風で、近年人気が高いのも頷ける曲ばかり。様々な機会の録音を集めているが、いずれの演奏も素晴らしい。
TRITON
TRIHORT-567(1CD)
フランソワ・メイムン(1979-):作品集
(1)天地創造の歌
(2)マティスによれば、踊り
(3)弦楽四重奏曲第1 番
(4)ペヨーテの踊り
(5)ホラ
(6)抱擁
(7)弦楽四重奏曲第5番
(1)ポール・ダニエル(指)ボルドー・アキテーヌ国立O
録音:2017 年11 月30 日 ボルドー
(2)ロジェ・ムラーロ(P)
録音:2018 年2 月7 日 パリ
(3)アルデオ四重奏団【カロル・プティドゥマンジュ(Vn)、オリヴィア・ユグ(Vn)、レア・ボシュ(Va)、ジョエル・マルティネス(Vc)】
録音:2012 年 ヴィリエール・ス・グレ
(4)ヴァネッサ・ワグネール(P)
マリー・ヴェルミュラン(P)
録音:2016 年9 月17 日 パリ
(5)ヴァネッサ・ワグネール(P)
マリー・ヴェルミュラン(P)
録音:2017 年7 月28 日 ラ・グラーヴ
(6)シルヴァン・デュランテル(Va)
エマニュエル・クリスチャン(P)
録音:2015 年10 月 ビュシェール
(7)タナ四重奏団【アントワーヌ・メソノート(Vn)、イヴァン・ルブリュン(Vn)、マキシム・ドゥセール(Va)、ジャンヌ・メゾノート(Vc)】
録音:2018 年9 月26 日 ストラスブール
1979 年生まれのフランスの作曲家、フランソワ・メイムンの作品集。大半が初演時の録音(ただしライヴとは限らない)。ポール・ダニエル、ロジェ・ムラーロ、ヴァネッサ・ワグネールと演奏者がかなり豪華です。メイムンの作品の録音はこれまでほとんどなく、数年前にバッハのゴルトベルク変奏曲を弦楽四重奏用に編曲したものをアルデオ四重奏団が録音していたくらい。したがっていずれも貴重。中堅の作曲家ながらほのかにフランス前衛音楽の香りが残っています。

ALBANY
TROY-1786(1CD)
19〜20世紀のチェロ作品集
シャブリエ(M.クエイル編):幻想的なブーレ
ウェーベルン:2 つの小品
マシュー・クエイル:コントラダンス
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ
ジェイムソン・プラット(Vc)
マシュー・クエイル(P)

録音:2013年
19 世紀から 20 世紀初頭にかけてのチェロとピアノのための名曲を収録。ピアニストを勤めるマシュー・クエイルは作曲家でもあり、ここでは編曲と自作も披露しています。
ALBANY
TROY-1788(1CD)
21世紀アメリカのクラリネット音楽
(1)ジェームス・M.スティーヴンソン:クラリネット・ソナタ(2015)
(2)ジョセフ・エイドソン:バード・オブ・パッセージ(2013)
(3)ジェニファー・マーガレット・バーカー:「夕方の淡い緑の海へ」(2015)
(4)サイ・ブランドン:木管四重奏のためのディヴェルティメント(2016)
(5)ジェームス・M.スティーヴンソン:バガテル(2004/15)
(6)ジェームス・M.スティーヴンソン:ファンタジー(2005/15)
クリストファー・ニコルス(Cl)
(1)(2)(5)ジュリー・ニシムラ(P)
(3)ジェニファー・マーガレット・バーカー(P)
(4)クリスティアーナ・ウィンズのメンバー

録音:2017/2018年
アメリカの比較的若い世代の作曲家が 21 世紀に入ってから作曲したクラリネットを中心とした器楽、室内楽作品を収録。新古典主義的、新ロマン派的な傾向の作風が多い。クラリネットのクリストファー・ニコルスはデラウェア大学で教鞭を執る傍ら、ソリストとしてアメリカの多くのSOと共演している俊英。
ALBANY
TROY-1789(1CD)
ドナルド・レイド・ウォマック:アジアと西洋の弦楽器のための作品集
(1)ソリ(2011)/(2)雷神(2015)
(3)絡み合い(2016)/(4)引き伸ばし(2007)
(5)空のきらめき(2008/17)
(6)はねたインク(2014)
(1)スヨン・リュー(奚琴)、イベイ・リン(Vc)、ドナルド・ウォマック(チャング)
(2)日本音楽集団
(3)アナ・ウォマック(Va)、ジヨン・イ(伽耶琴)、ドナルド・ウォマック(チャング)
(4)木村玲子(十三絃筝)、イグナース・ジャン(Vn)
(5)デュオ夢乃:【玉木光(Vc)、木村伶香能(十三絃筝)】
(6)ショーン・ヨン=シャン・ワン(Vn)、イー=チー・ジェイ・レイ(古筝)

録音:2010年
ドナルド・レイド・ウォマックの生年は公式に発表されていないが、ブックレットの写真から 60〜70 歳代と思われます。彼は日本、韓国など東アジアの音楽と西洋の音楽を融合することを自らのライフワークとしており(一方で日本の音楽と西洋の音楽を融合しようとする日本の作曲家がいる)、アメリカの作曲家がどう東アジアの音楽を捉えているのか知る上で興味深いディスク。「ソリ」は韓国の筝であるカヤグムとチェロ、打楽器チャングのための作品、「雷神」は日本でもお馴染みの日本音楽集団による大規模アンサンブルのための作品。
ALBANY
TROY-1791(1CD)
「アダムとイヴの日記」〜ヴァイオリンとコント
ラバスのための音楽

マイケル・ドアティ:「アダムとイヴの日記」(2016)
ダニエル・カヴァナー:「リーチ」(2016)
トム・ニフィック:デュオ第3番(2015)
アンドレア・クレアフィールド:「木々の夢」(2017)
ジョージ・B・チェイヴ:デュオ(2012)
マーサ・ウォルヴールド(Vn)
ジャック・アンズィッカー(Cb)

録音:2017年
ヴァイオリンとコントラバスのための二重奏という珍しい作品集。マイケル・ドアティはポスト・ミニマルにポップ・ミュージックの要素を加えた作風で一時期知られた作曲家。アダムとイヴをそれぞれの楽器に見立てた音楽上の対話が行われます。クレアフィールドの「木々の夢」は調性で書かれた抒情的な組曲。
ALBANY
TROY-1794(1CD)
「音楽の楽しみ」〜ドン・ウォーカー(b.1941)作品集
(1)ディヴェルティメント〜Fl,Cl,Fg,Pf
(2)「パリ・ビット」〜Pf デュオ
(3)2 つのバガテル〜Cl,Fg,Pf
(4)ウィリアム・スタッフォード歌曲集〜Br,Pf
(5)トリオ〜Fl,Cl,Fg
(6)弦楽三重奏曲〜Vn,Va,Vc
(7)舞踊組曲〜Cl,Vn,Vc,Pf
(8)ピアノ三重奏曲第4 番
ミラン・ヴァネチェク(Vn)
ヴィト・スピルカ(Cl)
ヤナ・コスナロヴァ(Fg)
アレクサンドル・ボラディエフ&
リチャード・タウバー(四手Pf)
マルティン・プロハスカ(P)
アレン・シェアラー(Br)
カレン・ロゼネク(P)、ほか

録音:2008-2018年
ドン・ウォーカーはカリフォルニア大学において作曲で博士号を取得しその後 11 の交響曲を始め、これまでに 200 曲あまりの作品を発表しています。ここに収められた作品はいわゆる現代音楽臭は皆無でフランス 6 人組を思わせる軽快洒脱な音楽。彼は複調の手法を好むようで、その祝祭的な作風とあいまって21 世紀のミヨーと言ってよいでしょう。

オクタヴィア
OVCL-00717(1CD)
税込定価
2020年2月19日発売
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番イ短調 Op.25
「ルーマニアの民俗様式で
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第1番Sz.75
戸田弥生(Vn)
アブデル=ラーマン・エル=バシャ(P)

録音:2019年5月8-9日埼玉・三芳町文化会館 (コピスみよし)
情熱的なヴァイオリン演奏でファンを魅了してやまない戸田弥生と、魅力溢れる美しいピアニズム で日本でも人気の高いアブデル=ラーマン・エル=バシャ、名手コンビによる最新のデュオアルバ ムが登場します。 前作の「シューマン&フランク (OVCL-00555)」でも魅せた、迸る情熱と音楽の色彩感はそのまま に、本作に収録されたバルトークとエネスコといった20世紀の東欧作曲家による民族的な作品に おいて、一層の野性的熱狂を演奏に加味し、聴き手を凄まじい集中力の渦に引き込んでいく名演 をくり広げています。(オクタヴィア)

MIRARE
MIR-472(1CD)
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
(2)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」
(3)ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲Op.24
トリオ・カレニーヌ【パロマ・クイデール(P)、ファニー・ロビヤール(Vn)、ルイ・ロッド(Vc)】

録音:2019年5月24-17日/サン=ラザール・サナトリウム(ボーヴェ)
トリオ・カレニーヌは、トルストイの「アンナ・カレーニナ」から名を冠した2009年創立のフランスの団体。名が示す通り、ロシアや東欧作品に特別 な愛着と関心を持つそうですが、これまでのディスクはフランス系やウィーン古典派のものでした。今回満を持して本領を発揮。ドヴォルザークの名作「ドゥ ムキー」をメインに、ショスタコーヴィチとヴァインベルクという意欲的なプログラム。ショスタコーヴィチは17歳の若書き第1番で、急進的な書法と若々 しいメロディが才気煥発な作。ヴァインベルク作品は第2次世界大戦終戦の1945年に作られ、ナチスの犠牲者たちに捧げられています。ピアノ・パート が非常に難しく、クイデールの鮮やかな技巧が光っています。 (Ki)
MIRARE
MIR-474(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ 第5番ヘ長調 op.24「春」
ソナタ第6番イ長調 op.30
ソナタ第10番ト長調 op.96
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)
エマニュエル・シュトロッセ(P)

録音:2019年8月28-30日、音楽院オーディトリウム(パリ17区)
名手二人だから到達したシンプルな美しさ、これ見よがしなところはなく、それでいてそこかしこに漂うフランスならではのエスプリただようベートーヴェ ン。オリヴィエ・シャルリエはラ・フォル・ジュルネ音楽祭などで来日も重ねているフランスの名手。シュトロッセもクレール・デゼールとのピアノ・デュオ などでもおなじみのフランスの名手です。シャルリエの奏でる曇りのない音色、そしてシュトロッセの清潔感あふれるタッチがつむぎだすデュオは、まさに シンプルな美しさにあふれています。 (Ki)
MIRARE
MIR-504(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 op.30-2、
 ソナタ第8番ト長調 op.30-3
ブリテン:組曲 op.6
バーバー:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調「Lost movement」
リヤ・ペトロワ(Vn)
ボリス・クズ ネツォフ(P)

録音:2019年9月19-22日
2016年、デンマークのカール・ニールセン・ヴァイオリン・コンクール優勝者リヤ・ペトロワのCDの登場。「楽々としたヴィルトゥオーゾ」「音色の 比類なき多様性」、いぶし銀から華やかな音色までを難なく繰り出す注目株です。 ここで彼女はベートーヴェン、ブリテン、バーバーという三名の作品をプログラムしました。Bから始まる三人のターニングポイントの時期に書かれたもの、 という共通点があります。
注目なのがバーバーの楽章。これは、もともと3楽章だったソナタのうち、楽譜が現存する第3楽章のみを演奏したものです。バーバーのソナタは 1928年に完成、同年12月10日に、フィラデルフィアのカーティス音楽院の作曲科のクラスの学生たちによる演奏会で初演されました(その時のプログ ラムには、3楽章構成として掲載)。作曲者自身のピアノ、そしてガマ・ジルベールというヴァイオリン奏者によって初演されました。この初演以降、バーバー はこのソナタを放置していました。2006年になって初めて自筆譜が発見され、バーバーの伝記の著者であるバーバラ・ハイマンによってバーバーの作であ ると認められました。この楽章は第3楽章にあたります。ブラームス風の書法をとっており、バーバーのチェロ・ソナタに似て、バルトークの影響がみら れるパッセージも含まれています。これまでのところ、第1・2楽章の譜面は発見されていません。しかしながらこの第3楽章のページからは、18歳の 作曲家がドイツの偉大な作曲家たちの室内楽に大いに傾倒していたことが窺われ、大変興味深くも貴重な楽章となっています。
ベートーヴェンのソナタは1802年、ベートーヴェンが自身の耳の不調を自覚した時期の作でハイリゲンシュタットの遺書もこの時期に書かれています。 ブリテンの組曲は22歳、学生生活の終わり、プロとしての活動が始まった頃の作品でした。
リヤ・ペトロワはブルガリアの音楽一家に生まれました。11歳でドイツで音楽を本格的に学び始め、デュメイ(ベルギー)、ルノー・カプソン(スイス)、 アンティエ・ヴァイトハース(ドイツ)でさらなる研鑽を積んでいます。ピアノのボリス・クスネツォフは2009年にドイツ音楽コンクールで優勝。モスクワ 生まれ、グネーシン音楽院で学び、8歳でドイツに移住、ハノーファーのベルント・ゲッケ教授の下で研鑽を積みました。ソロ活動と並行して室内楽や歌 曲の伴奏にも積極的に取り組んでいます。 (Ki)
MIRARE
MIR-500(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
第5番ニ長調 op.70-1 「幽霊」
第7番変ロ長調 op.97「大公」
トリオ・ショーソン〔マテュー・ハントシェヴェルケル(Vn/ジャック・フスティエ、2001年製)、
アントワーヌ・ラントフスキ(Vc/ギュスターヴ・ベルナルデル、1848年製)、ボリス・ド・ラロシュランベール(P)〕

録音:2019年9月19-22日
2001年にパリ国立高等音楽院の学生たちによって結成されたトリオ・ショーソン。2005年にヴァイマール国際室内楽コンクール第1位、2007年「ラ イジング・スター」を受賞、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日しており、そのみずみずしくも才気煥発なアンサンブルは世界中を魅了しました。これ までに5枚のリリースがありますが、2018年、ヴァイオリンのメンバーとしてパリ管のヴァイオリン奏者にしてルクセンブルク・フィルのソリストでもあっ たマテュー・ハントシェヴェルケルが加わったかたちで活動をあらたに展開、その第1枚目の登場です。演目はベートーヴェン・イヤーのベートーヴェン。 神秘的であり偉大、親密でありながら大胆、そして内面に様々な葛藤を抱えながらも人類の平和を願った一人の作曲家の魂の叫びが込められた室内楽曲 のジャンルの最高傑作のこれら2作品を、トリオ・ショーソンのみずみずしい感性が、心地よいスピード感を保ちつつ奏でていきます。 (Ki)

MIRARE
MIR-492(1CD)
ベートーヴェン:バガテル全曲集
7つのバガテル op.33
アレグレット WoO.53
バガテル「楽しい―悲しい」WoO.54
バガテル WoO.52
バガテル WoO.56
11のバガテル op.119
バガテル WoO.59(エリーゼのために)
やや生き生きと WoO.60
アレグレット WoO.61
バガテル WoO.61a
6つのバガテル op.126
タンギ・ド・ヴィリアンクー ル(P)

録音:2019年10月24-26日、グスタフ・マーラー・コンサートーホール(イタリア)
ベートーヴェンのバガテルは、長くても3分程度の作品ばかりですが、ベートーヴェンという人物の様々な側面が反映されているようで、聴いていると ‘細 密画家’ ベートーヴェンの私的な日記を読んでいるような気分になります。シューベルトを思わせるヨマンティックなトーンが見られる楽曲、大胆な半音階 的和音や幻想的なリズムが見られる楽曲、後期ソナタのファンタジー的な世界を思わせる楽曲など、ベートーヴェンの革新性が詰まったこれらの作品を、 タンギ・ド・ヴィリアンクールの完璧な技巧と知性が詳らかにしていきます。

MIRARE
MIR-454(1CD)
ベートーヴェン&コルンゴルト:初期ピアノ三重奏曲集
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 op.1-1
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 op.1
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 op.1-3
ナタナエル・グーアン(P)
ギョーム・シルム(Vn)
ヤン・ル ヴィノワ(Vc)

録音:2019年2月22-24日
作曲家にとって、「作品1」の出版はこれまでの成果をこれからの活動を問われる極めて重要な瞬間であるといえるでしょう。ベートーヴェンは、op.1 のピアノ三重奏曲を発表した時24才でした。ウィーンで本格的に支援者を得ようと必死に自身のピアノの腕前までもが発揮できるような作品をと意気込ん でいました。一方、コルンゴルトはこのop.1を12歳で出版しましたが、9歳でマーラーから天才と絶賛され、12歳で神童としてその名を既に知られて おりました。同じop.1ではありますが、その目指すところは少し違っていたといえるでしょう。しかしどちらにも言えることは、その作品の出来栄えが素 晴らしいということ。特にコルンゴルトの作品は、出版後間もなくブルーノ・ワルターのピアノで初演されましたが、モダニズムやセリーが登場する直前の、 欄熟した後期ロマン派の色合いを濃厚にまとった魅力的作品です。 (Ki)

Naive
V-7083[NA]
ベートーヴェン:組曲集
ベートーヴェン:マンドリンとチェンバロのためのソナティナ(アダージョ)WoO 43b
ベートーヴェン:マンドリンとピアノのためのソナティナ ハ短調 WoO 43a
ベートーヴェン:マンドリンとピアノのためのソナティナ ハ長調 WoO 44a
フンメル:マンドリンとピアノのためのグランド・ソナタ op.37a
ベートーヴェン:マンドリンとピアノのための変奏を伴うアンダンテ WoO 44b
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 よりアレグレット(第2楽章)(ハンス・シット編)
コレンタン・アパライリ(b.1995):不滅の恋人への手紙
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ワルター・マーフィー(b.1952):ベートーヴェンの第5(ブリュノ・フォンテイン編)
ジュリアン・マルティノー(マンドリン)
ヴァネッサ・ベネッリ・モゼッル(P)
ヤン・デュボー(コントラバス/14,17)
ホセ・フィラトロー(ドラム/17)
ブリュノ・フォンテイン(編曲/17)

録音:2019年9月17-19日、トゥールーズ(フランス)
ジュリアン・マルティノーは、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で来日もしているフランスのヴィルトゥオーゾ・マンドリン奏者。今回彼が取り上げたのはベートー ヴェン。ベートーヴェンは若い頃に、マンドリンとピアノのための作品を書いていました。それらはマンドリンを単音で(トレモロではなく)響かせるもの ですが、その物悲しくも繊細な、郷愁を誘う音色が奏でる旋律は絶品です。そのほか、同時代作品、さらにはベートーヴェンにインスパイアされた作品を プログラムしています。ピアニストはイタリアのヴァネッサ・ベネッリ・モゼッル。現代音楽もバリバリと弾きこなす彼女のピアノを得て、マルティノーのヴィ ルトゥオーゾぶりが際立っています。第7番交響曲の編曲はピアノとコントラバス、マンドリンという編成ですが、マンドリンということを忘れてしまう劇的 効果に目からウロコが落ちる思いです。 (Ki)

BIS
BISSA-2456(1SACD)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8(1865)
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13(1867)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45(1886-87)
(4)エルビョルグ・ヘムシング(1990-):帰郷(2019)(ヴァルドレスの民謡による変奏曲)〜ヴァイオリン・ソロのための
エルビョルグ・ヘムシング(Vn/1754年製グァダニーニ)、シモン・トルプチェスキ(ピアノ/スタインウェイD)

録音:(1)-(3)2018年12月、2019
年3月/ゼンデザール(ブレーメン、ドイツ)
(4)2019年9月/アウルダール教会(ヴァルドレス、ノルウェー)
制作・録音:インゴ・ペトリ
018年、ショスタコーヴィチとヤルマル・ボルグストレムのヴァイオリン協奏曲(BIS SA 2366)でデビューしたエルビョルグ・ ヘムシングのアルバム第4作。グリーグのヴァイオリン・ソナタと彼女がヴァイオリン・ソロのために書いた作品を組み合わせたプログラムを演奏しています。
グリーグは、ヴァイオリンとピアノのためのソナタを3曲作りました。「素朴で、さまざまな音楽をモデルにした第1番、民族的な響きの第2番、より 広い地平線をもつ第3番」(グリーグ)。彼の作曲家としての展開と成長の示された作品群と言われます。とりわけ、セザール・フランクのイ長調のソナタ やブラームスのニ短調の曲とほぼ同じ時期に書かれたハ短調の第3番は「このうえなく高貴なロマンティシズムの表現と力強さを独自のやり方で結合した」 (エルリング・ダール)とも評され、各国のヴァイオリニストが気に入りのレパートリーにしている作品です。
グリーグのソナタは、テリエ・トンネセン、アルヴェ・テレフセン、ゲイル・インゲ・ロツベルグ、ヘンニング・クラッゲルードなど、ノルウェーのヴァイ オリニストも多く録音しています。またエルビョルグの姉ラグンヒル・ヘムシング(1988-)もグリーグのヴァイオリン・ソナタ第3番を含む『北国の音色』 (2L 138SABD)をリリースしており高く評価されております。「ノルウェー」の色濃い第2番にかぎらず、ノルウェーのヴァイオリニストの弾くグリーグは、 リズムやアーティキュレーションに独自性があり、グリーグが歌曲集に作ったガルボルグの『ハウグトゥッサ』の神秘の世界を垣間見せる表現も現れます。
エルビョルグ・ヘムシング(1990-)の生まれたヴァルドレスは、ノルウェー南部、グーブランスダールとハリングダールの間にあり、さまざまな伝説と 民俗音楽の故郷としても知られる地域です。グリーグの後に演奏される「帰郷」は、彼女がヴァルドレスの民謡を主題にして作曲した変奏曲です。共演 者のシモン・トルプチェスキ(1979-)は、マケドニアのピアニスト。高いヴィルトゥオジティと深い表現のアプローチが評価され、BBC Next Genera-tion Artist にも選ばれました。

CPO
CPO-555213(1CD)
NX-B02
ブゾーニ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.29
ヴァイオリン・ソナタ Op.36a
インゴルフ・トゥルバン(Vn)
イリヤ・シェップス(P)

録音:2016年11月3-5日
幼い頃から神童の名を欲しいままにし、名ピアニストとして活躍したブゾーニ。作曲家としては200作ほどの作品を残して いますが、彼の室内楽作品はどれも、創作活動の初期の時代に書かれています。このヴァイオリン・ソナタは、第1番が 1889年に着想され、第2番はそのほぼ10年後の1898年から書き始められています。第1番はブラームスら先人の影 響が感じられる習作的なソナタですが、第2番ではほぼ独自の作風が確立されており、技巧的なヴァイオリン・パートだけ ではなく、充実したピアノ・パートが印象的なブゾーニ自身にとっても「自信作」と呼べる1曲であったようです。このソナタ、 全体は3部に分かれており、ゆったりとした第1部、活動的な第2部を経て、第3部はバッハのコラール「わが幸いはいか に、おお魂の友よ」を主題とした鮮やかな変奏が展開されていきます。かつて、ミュンヘンPOの第 一コンサートマスターとしてチェリビダッケから信頼を寄せられたインゴルフ・トゥルバンが曲全体を見据えた見事な演奏を聴 かせます。

SOMM
SOMMCD-0606(1CD)
NX-B04
ロシアン・ビジョンズ〜20世紀のチェロとピアノのための音楽
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(チェロとピアノ版)
シュニトケ:ソナタ第1番
 ソナタ第2番 「ソナタ風」
ドーミトリー・スミルノフ(1948-):ティリエルOp.41c…世界初録音
シュニトケ:ムジカ・ノスタルジカ〜チェロとピアノのための(M.ロストロポーヴィチ編)
 イン・テンポ・ディ・メヌエット
ボジダル・ヴコティッチ(Vc)
アリッサ・フィルソヴァ(P)

録音: 2019年2月9日、10日
チェロのヴコティッチとピアノのフィルソヴァのSOMMRecordingsデビュー盤。20世紀ロシアの3人の巨匠作曲家のデュオを 取り上げるとともに、20世紀ロシアの偉大なチェロの3人の巨匠、ピアティゴルスキー、グートマン、ロストロポーヴィチへのトリ ビュートともなっています。モダンなテイストを持つシュニトケのソナタ第2番に対し、ロマンティックなリリシズムを湛えたソナタ第 1番や、ウィリアム・ブレイクにインスパイアされたスミルノフの「ティリエル」、新古典派寄りのストラヴィンスキーの組曲とシュニト ケのムジカ・ノスタルジカ。これら対照的な5つの作品は現代ロシア音楽の多様性を示しています。ヴコティッチはティペット弦 楽四重奏団の創設メンバー。ロストロポーヴィチの愛弟子、ステファン・ポポフにギルドホール音楽学校で学びました。フィルソ ヴァは2009年にBBCプロムスデビューを果たしたピアニスト。作曲家、指揮者としても活躍しており、ここで演奏している作 曲家スミルノフの愛娘でもあります。
SOMM
SOMMCD-0607(1CD)
NX-B04
スタンフォード:弦楽四重奏曲集 第3集
弦楽四重奏曲 第1番
弦楽四重奏曲 第2番
弦楽四重奏曲 第6番…世界初録音
ダンテQ

録音:2019年3月5日、6日セント・ニコラス・パリッシュ教会、テムズ・ディットン
ダンテ四重奏団による「スタンフォード:弦楽四重奏曲全曲録音」の完結盤!第3弾となるこのアルバムには、ベートーヴェ ンやモーツァルトの暗示も見え隠れする初期の第1番、第2番と、世界初録音となる第6番が収録されています。合唱曲の 大家として知られるスタンフォードですが、弦楽四重奏曲の作曲に着手したのは1891年、彼が39歳の時と比較的遅めの 出発でした。その際、2曲を完成させた後、その後30年間で6曲を書き上げ、生涯に合計8曲の弦楽四重奏曲を残してい ます。今回初録音となる第6番は、1910年の作品で、豊かなコントラストと絶え間ないエネルギーの放出を見せるスタン フォード作品の中でも最も表情豊かな1曲です。今作も実力派アンサンブル、ダンテ四重奏団の演奏でお楽しみください。 2020年後半には弦楽五重奏曲第1番&2番の録音が予定されています。


WEITBLICK
SSS-0239(2CD)
ローラ・ボベスコ&ジャック・ジャンティ〜WDRリサイタル録音集
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番作品6*
ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第1番作品11
イグナツ・リリアン(1897-1964):ヴァイオリン・ソナタ第2番
ホアキン・ニン(1879-1949):古いスペインの様式による5つの回想*
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ローラ・ボベスコ(Vn)
ジャック・ジャンティ(P)

録音:1964年1月9日*、1957年4月5日、ケルン放送第2ホール
まだまだ未発表音源がありました!ボベスコ+ジャンティの仲良し夫婦が遺した20世紀のヴァイオリン名曲集。ケルン放送による優秀なスタジオ録音。同郷の大先輩、エネスコのヴァイオリン・ソナタが聞けるのも嬉しい限り。この曲の初演はエネスコがピアノ、ヴァイオリンがティボーという豪華さでした。ボベスコも甘美な音色で語り掛けてくれます。ルーセルのヴァイオリン・ソナタ第1番は、演奏時間が30分を超える超大作。ヴァンサン・ダンディに捧げられた作品です。演奏の機会にも恵まれませんがボベスコがスタジオ録音を遺してくれていたことに感謝です。濃厚な語り物の趣があります。イグナツ・リリアン(1897〜1964)は、ユダヤ系のオランダ人。今や忘れられた存在ですが、5曲の交響曲も書いた大物。ボベスコとは親交もあり、この録音に結び付いたものと思われます。10数分の短い作品ですが、中々の美作品です。ラヴェルとも近しい関係にあったスペインのピアニスト、作曲家のホアキン・ニンの「5つの回想」はボベスコが愛奏した傑作です。タイトル通りの郷愁に満ちた、聞いて涙がこぼれるばかりのセンチメンタリズムが最高です。プロコフィエフの第2番もボベスコの十八番として知られております。技巧をひけらかすのではなく、何となくお洒落で瀟洒な名演。これは必携の2枚組となりましょう。

CAvi
85-53106(1CD)
水彩画〜アーン&ドビュッシー:弦楽四重奏曲集
レイナルド・アーン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調
ドビュッシー:忘れられた小唄 L.60(Joan Bachs編曲 ソプラノと弦楽四重奏版)*
弦楽四重奏曲ト短調 L.85(Op.10)
ノガ・カルテット、
ショバーン・スタッグ(S)*

録音:2016年6月、2018年7月、2019年2月、ベルリン
ノガ・カルテット(ノガ四重奏団)は、フランスとイスラエルのミュージシャンによって2009年にベルリンで結成された気鋭のアンサンブル。アルテミス・カルテットとアルバン・ベルクSQに学び、プレミオ・パオロ・ボルチアーニ弦楽四重奏国際コンクール、バンフ国際弦楽四重奏コンクール、大阪国際室内楽コンクール、メルボルン国際室内楽コンクールなどで優秀な成績を収め、ベルリン・フィルやベルリン・ドイツSOなどと共演しています。
アーンとドビュッシーの弦楽四重奏曲に、ドビュッシーの「忘れられた小唄(忘れられたアリエッタ)」の弦楽四重奏伴奏版(編曲はノガ・カルテットのチェロ奏者Joan Bachs)をカップリングし、水彩画のような淡く美しい色彩のアルバムを作りました。
CAvi
85-53101(1CD)
シュパヌンゲン音楽祭2018〜チャイコフスキー&ボロディン

(1)ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
(2)チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22
(1)ビョル・カン(Vn)、アンナ・レシュニャク(Vn)、バーバラ・ブントロック(Va)、ユリアン・ステッケル(Vc)/録音:2018年6月24日

(2)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、ビョル・カン(Vn)、ティモシー・リダウト(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)/録音:2018年6月18日
C'Avi-musicの定番シリーズの一つであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
2018年のライヴ・レコーディングより、チャイコフスキーとアレクサンドル・ボロディン、それぞれの「弦楽四重奏曲第2番」を収録。
チャイコフスキーのロマンティックで濃密な弦楽四重奏曲第2番では、アルカント・カルテットの第1ヴァイオリニストも務めるドイツの名女流ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハースがターニャ・テツラフやティモシー・リダウトと共演し、充実のアンサンブルを聴かせています。
CAvi
85-53079(1CD)
イギリスの偉大な弦楽六重奏曲集
ブリッジ:弦楽六重奏曲変ホ長調 H.107
ホルスト:弦楽六重奏曲のためのスケルツォ H.23
ホルブルック:弦楽六重奏曲ニ長調 Op.43 「ヘンリー・ヴォーン」
ケルン弦楽六重奏団

録音:2018年3月−4月、WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ホール(ケルン)
室内楽やソリストとして幅広い経験を持つ様々な国の弦楽器奏者達によって結成され、20年超にわたる活動歴を誇るケルン弦楽六重奏団。室内楽の中でもニッチな編成である弦楽六重奏曲で、グレート・ブリテン(イギリス)をテーマにグレート(偉大)な弦楽六重奏曲を録音するという意欲的なアルバム。
CAvi
85-53102(1CD)
シュパヌンゲン音楽祭2018〜グリエール、ショスタコーヴィチ、アーン

(1)グリエール:弦楽八重奏曲ニ長調 Op.5

(2)レイナルド・アーン:ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調

(3)ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
(1)ビョル・カン(Vn)、ユラ・リー(Vn)、ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)、フロリアン・ドンダラー(Vn)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、ティモシー・リダウト(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)、アルバン・ゲルハルト(Vc)/録音:2018年6月19日
(2)アルトゥール・ピサロ(P)、アンナ・レシュニャク(Vn)、エリーザベト・クッフェラート(Vn)、ユラ・リー(Va)、グスタフ・リヴィニウス(Vc)/録音:2018年6月24日
(3)フロリアン・ドンダラー(Vn)、ビョル・カン(Vn)、ユラ・リー(Vn)、ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)、タチアナ・マスレンコ(Va)、ハンナ・ヴァインマイスター(Va)、アルバン・ゲルハルト(Vc)、ターニャ・テツラフ(Vc)/録音:2018年6月19日
C'Avi-musicの定番シリーズの一つであるシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドイツの名ピアニスト、ラルス・フォークトが芸術監督を務めるシュパヌンゲン音楽祭は、ドイツ西部のハイムバッハで毎年6月に行われる室内楽フェスティヴァルで、テツラフ兄妹やアンティエ・ヴァイトハースなど豪華アーティストの参加で人気を博しています。
2018年のライヴ・レコーディングより、ロシアとフランスの後期ロマン派室内楽作品、グリエールとショスタコーヴィチの弦楽八重奏曲とレイナルド・アーンのピアノ五重奏曲を収録。テツラフ・カルテットのメンバーであるターニャ・テツラフ、エリーザベト・クッフェラート、ハンナ・ヴァインマイスターの他、2019年の来日で話題を呼んだ若手ヴィオリスト、ティモシー・リダウトや、アルバン・ゲルハルト、アルトゥーロ・ピサロなどの豪華ミュージシャンたちが名を連ねています。
CAvi
85-53444(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第1番ト長調 K.80 「ローディ」
弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458 「狩」
弦楽四重奏曲第20番ニ長調 K.499 「ホフマイスター」
アルミーダQ

録音:2018年7月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ、2006年にベルリンで設立されたアルミーダ四重奏団(アルミーダ・カルテット)。2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞、更に6つの賞を受賞し華々しいキャリアをスタートさせ、2014年〜2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。
有名な音楽出版社「ヘンレ」との共同プロジェクトとして2016年にスタートしたモーツァルトの弦楽四重奏曲集第2弾。新しいヘンレ原典版の楽譜を使い、2021年までにモーツァルトの弦楽四重奏曲全集録音を予定しています。
CAvi
85-53475(1CD)
デュアリティ
ハイドン:ピアノ三重奏曲ニ短調 Hob.XV:23
細川俊夫:ヴァイオリン、チェロとピアノのための 「トリオ」(世界初録音)
コープランド:ヴァイオリン、チェロとピアノのためのユダヤの主題による習作 「ヴィテブスク」
シューマン:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
オベロン・トリオ

録音:2018年7月、SWRシュトゥットガルト放送スタジオ(ドイツ)
2006年に結成し、ドイツの主要なホール(ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、ハンブルク・ライスハレ、ドルトムント・コンツェルトハウス、etc)を中心に、イタリア、ブルガリア、イスラエル、インド、エジプト、ウクライナなど国際的に公演を行っているピアノ三重奏団"オベロン・トリオ"。
確立された傑作とともにあまり知られていない作品を聴衆へ紹介しており、ニュー・アルバム「デュアリティ(DUALITY)」では、ハイドンやシューマンの名曲に、世界初録音となる細川俊夫のピアノ三重奏曲「トリオ」をカップリングしています。

ARTALINNA
ATL-A008(1CD)
ティンパニのためのコンテンポラリー・ワークス
カーター:1人の演奏者による4台のティンパニのための8つの小品
一柳慧:リズム・グラデーション
ドルーエ:物陰から・・・*
ソルビアーティ:鏡
ブノワ・カンブルラン(ティンパニ)、
イ=ピン・ヤン(ティンパニ)*、
ベラ・クヮルテットのメンバー、
エマヌエラ・ピエモンティ(P)

録音年月日不詳
エリオット・カーターや一柳慧、そしてドルーエなど、現代の作曲家たちによる「ティンパニ」のための作品を集めた打楽器関係者要注目のアルバム。
ブノワ・カンブルランは、リヨン国立Oのティンパニスト、パリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院の教授、さらには上海音楽院の客員教授などの要職を務めるフランス屈指のティンパニ奏者。
ドルーエの作品を演奏するイ=ピン・ヤンは台湾出身の女流奏者。2006年のリヨン国際ティンパニ・コンクールで第1位を受賞した実績を持つ実力者です。
ARTALINNA
ATL-A013(1CD)
1943〜フルートとピアノのための作品集
フロトホイス:フルート・ソナタ Op.17
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
アリュー:ソナチネ
スミット:フルート・ソナタ
デュティユー:ソナチネ
ジョスラン・オブリュン(Fl)、
アリーヌ・ピブール(P)

録音年月日不詳
第二次世界大戦の真っただ中、「1943年」に作曲されたフルートのためのソナタとソナチネを集めたプログラム。
プロコフィエフやデュティユーなど5人の作曲家たちによる5つの作品を奏でるのはフランスのフルーティスト、ジョスラン・オブリュン。レナード・スラットキンが音楽監督を務めるリヨン国立Oのソロ・フルート奏者として活躍する名手です。

RUBICON
RCD-1045(8CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集&マントヴァーニ:弦楽四重奏曲第6番
ベートーヴェン
■CD1
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
■CD2
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
■CD3
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
■CD4
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
■CD5
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
■CD6
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
■CD7
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
■CD8
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ブルーノ・マントヴァーニ(1974−):弦楽四重奏曲第6番「ベートヴェニアーナ」(世界初録音)
クスQ〔ヤーナ・クス(Vn1)、オリヴァー・ヴィレ(Vn2)、ウィリアム・コールマン(Va)、ミカエル・ハクナザリアン(Vc)〕

録音(ライヴ):2019年6月2日−13日、サントリーホール(東京、日本)
1991年のドイツ、ベルリンでの結成以来、欧州を中心に世界を席巻し続けている世界屈指のSQ、クス・クァルテット(クスSQ)が、2019年6月に行われた「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2019」で披露したベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏のライヴ録音がRubicon Classics(ルビコン・クラシックス)から堂々の登場!
6月2日から13日にかけて全5公演に渡って演奏されたベートーヴェンの「弦楽四重奏曲全曲(16曲)」とマントヴァーニの「ベートヴェニアーナ」でクス・クァルテットは、日本音楽財団から特別に短期貸与されたストラディヴァリウスの「パガニーニ・クァルテット」を使用。
世界で6つのセットのみが現存しているストラディヴァリウスの多重奏セットの1つであり、19世紀のヴィルトゥオーゾ、ニコロ・パガニーニが所有していたことでも有名なこのセットを用いた演奏は、その音色と共に大きな反響を呼んだことも記憶に新しいところ。
東京クヮルテット、ハーゲン・クァルテット、クレモナ・クァルテットに続き、ドイツのアンサンブルとして初の「パガニーニ・クヮルテット」の演奏者に選ばれたクス・クヮルテットのベートーヴェン全集(使用楽譜はヘンレ社の新原典版)。

LAWO Classics
LWC-1187(1CD)
ピアノと木管楽器の音楽
モーツァルト:五重奏曲 変ホ長調 K.452(ピアノ,オーボエ,クラリネット,ホルンとファゴットのための)
ダンツィ:五重奏曲 ニ短調 Op.41(ピアノ,オーボエ,クラリネット,ホルンとファゴットのための)
ベートーヴェン:五重奏曲 変ホ長調 Op.16(ピアノ,オーボエ,クラリネット,ホルンとファゴットのための)
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)
オスロ・カンマーアカデミー
〔ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク(Ob)、ピエール・ゾニュー(Cl)、スタイナル・グランモ・ニルセン(ナチュラルホルン)、アレッサンドロ・カプロッティ(Fg)〕

録音:2018年6月12日−14日、フレドリクスタ大聖堂(フレドリクスタ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
オスロ・カンマーアカデミーは、2009年、オスロPOをはじめとするアンサンブルのプレーヤーが室内楽を楽しむために結成されました。創設から10年。オスロの音楽シーンを彩る彼らの音楽は、ベートーヴェンの木管八重奏曲(LWC1036)やモーツァルトの木管八重奏曲(LWC1141)など LAWO Classics に録音した4枚のアルバムでも親しまれてきました。節目の年にリリースするアルバム。オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットにピアノを加えた編成によるアンサンブルのために書かれた3曲が演奏されます。モーツァルトが1784年に書いた創意と興趣にあふれた作品、ベートーヴェンがモーツァルトの作品からインスピレーションを得て作曲したとも言われる同じ変ホ長調の作品、そして、古典的なたたずまいの2曲とは打って変わって、ロマンティシズムを予感させる寒々しい雰囲気の漂うダンツィのニ短調の作品です。
このアルバムのメンバーは、リーダーを務める、オスロPOの首席オーボエ奏者ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク、クラリネットの首席奏者ピエール・ゾニュー、ノルウェー放送Oのファゴット奏者アレッサンドロ・カプロッティ、ノルウェー・ウィンドアンサンブルで演奏するナチュラルホルンの名手、スタイナル・グランモ・ニルセン。ゲスト・ピアニストとしてクリスチャン・イーレ・ハドランが参加しています。古典時代から現代まで、多彩なレパートリーでノルウェーの新しい世代をリードするひとり。プーランクのピアノ協奏曲(LWC1173)の素晴らしい録音が LAWO Classics からリリースされ、人気を呼びました。エストフェル県のフレドリクスタに1880年に建てられたレンガ造りの大聖堂でのセッション録音です。

Signum Classics
SIGCD-625(1CD)
ウィテカー(バージェス編):マリンバ四重奏曲集
黄金の光(Lux Aurumque)/10月(October)/少年と少女(A Boy and a Girl)/眠り(Sleep)
ジョビィ・バージェス(マリンバ&ヴィブラフォン)、サム・ウィルソン(マリンバ&ヴィブラフォン)、カラム・ヒューガン(マリンバ)、ロブ・ファラー(マリンバ)

録音:2019年5月23日、セント・オーガスティン教会(ロンドン)
※収録時間:約21分
イギリスのコンテンポラリー・アンサンブル、パワープラントのメンバーであり、ガブリエル・プロコフィエフの「バス・ドラム協奏曲」の録音でも話題を呼んだパーカッショニスト、ジョビィ・バージェスが、現代アメリカの作曲家エリック・ウィテカーの人気合唱曲をマリンバ四重奏にアレンジ!
打楽器関係者にはもちろん、合唱ファンやアレンジ作品愛好家にもオススメです!
Signum Classics
SIGCD-597(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第8番&第10番
弦楽四重奏曲第8番ホ長調 Op.80、弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51
アルビオンSQ〔タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、エマ・パーカー(Vn)、ロザリンド・ヴェントリス(Va)、ナサニエル・ボイド(Vc)〕

録音:2018年5月15日ー17日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出された英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリスの若きアンサンブル、アルビオンSQのサード・アルバム。「アメリカ」を収録したデビュー・アルバムに引き続き、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲でその並外れた才能を披露します。
2019-20シーズンにはワシントンのフィリップス・コレクションでアメリカ・デビューを果たし、オックスフォード・リーダー、ストラトフォード、ベルファストなどの著名な国際音楽祭にも出演するなど、躍進を続ける期待のSQにご注目ください。

BIS
BISSA-2239(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3
アレグレット 変ロ長調 WoO 39
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
シトコヴェツキー・トリオ【アレクサンドル・シトコヴェツキー(Vn)、イサン・エンダース(Vc)、ウー・チェン(P) 】

録音:2018年5月/ポットンホール(サフォーク)
アレクサンドル・シトコヴェツキー、チェロのレオナルト・エルシェンブロイヒ、そしてピアノのウー・チェンで2007年に結成 されたシトコヴェツキー・トリオ。その後2018/2019シーズンよりチェロのエルシェンブロイヒに変わりイサン・エンダースが新メンバーに加わりました。 当盤は新メンバー加入後初の録音で2020年の生誕250周年を記念してベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲録音を開始しました。その第1弾として第 3番、第6番とアレグレットが収録されております。明瞭なアーティキュレーション、抜群のアンサンブル能力そして豊かな音楽性が魅力のシトコヴェツキー・ トリオが溌剌とした演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
BIS
BISSA-2447(1SACD)
(1)メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 Op.20
(2)エネスコ:弦楽八重奏曲 ハ長調 Op.7
グリンゴ ルツ・クヮル テット【イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン/(1)2nd、(2)1st)、アナヒット・クルティキャン(ヴァイオリン/(1)3rd、(2)2nd)、
シルヴィア・シモネスク(ヴィオラ/(1)2nd、(2)1st)、クラウディウス・ヘルマン(チェロ/(1)1st、(2)1st)】
META4【アンティ・ティッカネン(ヴァイオリン/(1)4th、(2)3rd)、ミンナ・ペンソラ(ヴァイオリン/(1)1st、(2)4th)、アッテ・キルペライネン(ヴィオラ/(1)1st、(2)2nd)、トマス・デュプシェバッカ(チェロ/(1)2nd、(2)2nd)】

録音:2018年12月/セッロホール、エスポー(フィンランド)
イリア・グリンゴルツは弱冠16歳のときにパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝して一躍世界的に有名になりました。その後、パガニーニの 協奏曲第1番でCDデビュー(BIS 999)し、イザイのバラード等をおさめた無伴奏ヴァイオリン曲集(BIS 1051)などで高い評価を得ました。レパー トリーはバロックから現代までと非常に幅広く世界各地で演奏しております。近年は室内楽に力を入れ、グリンゴルツ・クヮルテットとして積極的な演奏 活動、録音を行っており、BISレーベルから、クリスチャン・ポルテラを迎え、グラズノフとタネーエフの弦楽五重奏曲(BIS SA 2177)、そしてシェーン ベルクの弦楽四重奏曲集(BIS SA 2267)をリリースしております。
META4は2001年に結成されたフィンランドのSQ。結成当初からのメンバー変更もなく着実にキャリアをのばし、現在フィンランドを代表 するSQとして活躍しております。一糸乱れぬアンサンブルが魅力で4人の音楽的方向性が整った四重奏団として評価されており、独ヘンスラー・ レーベルからバルトークの弦楽四重奏曲集(98 036)、ハイドンの弦楽四重奏曲集(98 587)、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲集(98 644)など をリリースしております。
この最強2団体のタッグで実現したメンデルスゾーンとエネスコ、大注目の録音が完成しました!
メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲は16歳のときの作品。小交響曲の趣がある弦楽器だけの室内楽編成で、メンデルスゾーンの素直でまっすぐなエネル ギーを感じるたいへん魅力的な作品です。 一方、大ヴァイオリニストで作曲家としても名を遺した20世紀のルーマニアを代表する音楽家ジョルジュ・エネスコ。作曲ではヴァイオリン・ソナタや 弦楽四重奏曲など、室内楽の分野で知られます。ここに収録された弦楽八重奏曲は19歳のときの作品。メンデルスゾーン同様、若書きながらも、エネス コ独自の世界に誘われる名曲です。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT075-C075
(1CD)
限定盤
仮装の音楽
ロベルト・アンデローニ:オリンピア
ガブリエレ・マンカ:心電図
ルチャーノ・ケッサ:Botteghe Oscure
マウリツィオ・ピサーティ:マスククロック
杉山洋一:天の火
セレー ネ・フラ マリン(Cl)
アルフォンソ・アルベルティ(P)

録音:2015年/リメン・スタジオ
セレーネ・フラマリンとアルフォンソ・アルベルティによって2014年に始まったプロジェクト「Masked Music」は、現代音楽作品を軸に、舞台上で の演出などを採り入れたショー的なもの。CDからも表現の強さが伝わってきます。 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT110-C110
(1CD)
限定盤
アンドレア・パドヴァ:室内楽作品集
Asa/Hagoromo/Ma/Fabula/Icarus puer/Tombeau/Due capricci giocosi / Due capricci pensosi/Due capricci enigmatici/Bright Debris
イカロス・アンサンブル
アンドレア・パドヴァ(P)

録音:2017年/リメン・スタジオ
ピアニストとして知られるアンドレア・パドヴァ、彼は作曲家としても活動しています。ここに収められた作品は室内楽、声楽、弦や管のソロなど。ピア ノを伴う作品は自ら演奏にも参加。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT125-C125
(1CD)
限定盤
作曲家不詳:2つのバロック・クラリネットと通奏低音のためのアリア
グラウプナー:3つのシャリュモーのための序曲 GWV 443
ジュゼッペ・ゲラルデスキ:クラリネット三重奏のための10のソナタ(世界初録音)
ジャック=ジュール・ブーフィユ:クラリネット三重奏曲 Op.7
ジャック=ジュール・ブーフィユ:クラリネット三重奏曲 Op.8よりアレグレット
ヨゼフ・フリードリヒ・フンメル:クラリネット三重奏曲 第2番変ロ短調
アルチンボルド三重奏団
[エリック・ホープリッチ、ルカ・ルッケッタ、ロッコ・カルボナーラ ]

録音:2018年/リメン・スタジオ
クラリネット奏者3人で結成されたアルチンボルド三重奏団によるアルバム。統一された音色にもかかわらず豊かな音楽性を感じます。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。

CLAVES
50-3005(2CD)
シャリース・ヴィルトゥオーゾ〜ライヴ・アット・パウル・クレー・センター
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
チャイコフスキー:「ロシアの踊り」〜バレエ音楽『白鳥の湖』 Op.20より
パガニーニ:モーゼ幻想曲 M.S.23
サラサーテ:ホタ・アラゴネーサ Op.27
パガニーニ:ラ・カンパネッラ
ブリッジ:2つのヴィオラのためのラメント H.101a
ポッパー:妖精の踊り Op.39
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
バッツィーニ(ウォーターマン編):カラブレーゼ Op. 34-6
)スカルラテスク(ドブリネスク編):バガテル
)バッハ:アリオーソ BWV1056-2
)メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 Op.20
)イザイ:友情 Op.26
シャリース・ヴィルトゥオーゾ【リヴィウ・プルナール(Vn、指)、ヴァレンティーナ・スヴィヤトロフスカヤ(Vn)、ボグダン・ツヴォリスティアヌ(Vn)、オレグ・カスキフ(Vn)、エドガー・プジョー(Vn)、ヴラッド・スタンクリーサ(Vn)、ソフィア・ロイター(Va)、エットーレ・コーザ(Va)、スタニミル・トドロフ(Vc)、パブロ・デ・ナヴェラン(Vc)、ダニエル・ミットニットスキー(Vc)】

ライヴ録音:2019年5月/パウル・クレー・センター(ベルン)
実力派揃いの弦楽アンサンブル、アムルテルダム・コンセルトヘボウOのコンサート・マスター、リヴィウ・プルナール率いるシャリース・ヴィルトゥ オーゾが2019年5月、パウル・クレー・センターにおけるライヴ収録のディスクをリリースします。プルナールの独奏は瑞々しく、際立った音色が魅力です。 またメンデルスゾーンとイザイの作品では当弦楽アンサンブルによる密度の濃い演奏をお楽しみいただけます。 (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNT-2111(1CD)
ピカソの音楽(ピカソ展公式CD)
ミヨー:スカラムーシュ
プーランク:村娘たち
サティ
:3つのジムノペディ、
 ラグタイム・パラード、3つのグノシエンヌ、
 エンパイア劇場のプリマドンナ
ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ
アルベニス:タンゴ
ドビュッシー
:子供の領分
ファリャ:ドビュッシーの墓のために
グラナドス:スペイン舞曲
ルカ・チャンマルギ(P)
ジャコポ・タッデイ(Sax)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2115(1CD)
バッジーニ:『椿姫』の主題による幻想曲 Op.50、『群盗』の主題による幻想曲/カミッロ・シヴォリ:『椿
姫』の主題による幻想曲 Op.20、『仮面舞踏会』の主題による幻想曲 Op.19
アレッシオ・ビドーリ(Vn)
ブルーノ・カニーノ(P)

H.M.F
HMM-902361(1CD)
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集 vol.2
ソナタ ヘ長調 K.376 (374d)
ソナタ イ長調 K.305 (293d)
ソナタ ト長調 K.301 (293a)
ソナタ 変ロ長調 K.378 (317d)
イザベル・ファウスト(Vn:1704年製ストラディヴァリウス'スリーピング・ビューティ')
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ:クリストフ・ケルン、2014年製/1795年製アントン・ヴァルター(ウィーン)・モデル、メルニコフ・コレクション)

録音:2018年6月、ベルリン、テルデックス・スタジオ
世界最高峰のヴァイオリン奏者の一人、イザベル・ファウストと、その音楽にますます深みと自由度を増している充実のメルニコフによる、モーツァルト のヴァイオリン・ソナタ集第2弾の登場。第1弾(KKC 6002/ HMM 902360)が、ファウストとメルニコフの息と音色までもがぴたりと寄り添った演 奏で、世界中で高く評価されました。今回の第2弾でも、ファウストが繰り出すパッセージは、どれもまばゆく冴えわたる音色で、目が覚めるような響き。 そして、メルニコフのフォルテピアノがこれまた自由闊達で実に雄弁。「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」とタイトルにありますが、あらためてピアノが 先導役であることを感じるメルニコフの充実ぶりにも注目です。1曲目に収録されている有名なヘ長調ソナタの第1楽章冒頭での二人のやりとりから丁々 発止で引き込まれます。何気ない旋律のすみずみまで音楽に溢れています。絶美の緩徐楽章、このうえなく痛快なアレグロ楽章、どれをとっても極上のア ンサンブルとなっています! (Ki)

CLAVES
50-3002(1CD)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478(1785)
ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493(1786)
フィンギン・コリンズ(P)、
ロザンヌ・フィリッペンス(Vn)、
マテ・スーチュ(Va)、
イシュトヴァーン・ヴァールダイ(Vc)

録音:2019年5月/セント・ペーター教会、ドロヘダ(アイルランド)
コリンズは1977年アイル ランドのダブリンに生まれ。1999年クララ・ハスキル・コンクールで優勝して以来、着実にそのキャリアをのばしてきました。歌心あふれる丁寧なタッチ と豊かな表現力で聴衆を魅了してきたフィンギンは、Clavesレーベルで進めているシューマンのピアノ独奏曲全曲録音のうち第1集(50 2601)および 第3集(50 2806)に参加。また、ショパン・リサイタル(50 1719)では細部にまで神経のいき届いた美しいタッチで奏で高く評価されました。
コリンズの美しい音色はモーツァルトでも光り輝いており、豪華な共演者ロザンヌ・フィリッペンス、マテ・スーチュ、イシュトヴァーン・ヴァールダイ とともに演奏しております。
ヴァイオリンのフィリッペンスは、2009年に開かれたオランダ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、また2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・ コンクールで最優秀賞を受賞するなど現在最も注目されているオランダの若手ヴァイオリニストです。
ヴィオラのスーチュは、ハンガリーとベルギーで学び、国際的な様々なコンクールに入賞。その後、バンベルクSO、ドレスデン・シュターツカペレ で活躍し、2011年にベルリン・フィルに第1ソロ・ヴィオラ奏者として入団した逸材です。
チェロのは1985年ハンガリーのペーチ生まれ。リスト音楽院で学んだのちウィーン、クロンベルクにてグートマンやシュタルケルらの薫陶を受けました。 これまでに2007年開催の第13回チャイコフスキー国際コンクール第3位、翌2008年開催のジュネーヴ国際音楽コンクールでは優勝するなど華々し いコンクール歴を誇ります。

ATMA
ACD2-2778(1CD)
LE MONDE D’HIER 〜昨日の世界
マスネ:緩やかにそして控えめに
ゴーベール:シシリエンヌ
エルガー:ロマンス Op.62
ウジューヌ・ブルドー:演奏会用独奏曲第3番
トマス・ダンヒル:抒情組曲 Op.96
ウジューヌ・ブルドー:演奏会用独奏曲第1番
ハウエルズ:メヌエット(Grace for a fresh egg)
サン=サーンス:バスーンとピアノのためのソナタ Op.168
ウィリアム・ハールストーン:バスーンとピアノのためのソナタ ヘ長調
ピエルネ:演奏会用独奏曲 Op.35
ウジューヌ・ブルドー:演奏会用独奏曲第2番
グノー:操り人形の葬送行進曲(ジェフリー・エマーソン編)
マチュー・ルシエ(Fg)
フランシス・ペロン(P)

録音:2019年5月
ファゴットとピアノのために書かれた、20世紀初頭のイギリスとフランスの作品集です。マチュー・ルシエは1973年モントリオール生まれのファゴット奏者で、作 曲家や指揮者としても活躍。またバロック・ファゴットも吹きこなすマルチな才能の持ち主です。 (Ki)

Simax
PSC-1373(1CD)
アルメニア出身の奏者によるハチャトゥリアンの室内楽作品集
アダージョ(1954)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(バレエ「スパルタクス」から/アヴェティク・ピヴァジャン 編)
クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲(1932)
舞曲(1926)(ヴァイオリンとピアノのための)
子守歌(1942)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(バレエ「ガヤネー(ガイーヌ)」から/アヴェティク・ピヴァジャン 編)
剣の舞(1942)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(バレエ「ガヤネー(ガイーヌ)」から/アヴェティク・ピヴァジャン 編)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1932)
詩曲(1929)(ヴァイオリンとピアノのための)
マリアム・ハラチヤン(P)
アダム・グリューチョ(Vn)
スティーグ・ヌールハーゲン(Cl)
レオナルド・セセンナ(Vc)

録音:2018年9月17日?18日 キルデン舞台芸術センター(クリスチャンサン、ノルウェー)
アラム・ハチャトゥリアン(1903?1978)は、アルメニアがソビエト連邦の共和国だった時代にピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲、バレエ「スパルタクス」と「ガ ヤネー(ガイーヌ)」といった作品により国際的に知られる作曲家になりました。このアルバムでは、最初期の1926年に書かれた「舞曲」や、1932年に作曲され1984年 になって出版された「自由な即興のスタイル」の第1楽章と「中間部にドラマティックなカデンツァをもつ」第2楽章の「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」と、バレエの 音楽に基づく曲を含む彼の室内楽作品が演奏されます。ピアニストのマリアム・ハラチヤンは、アルメニア生まれ。2012年にノルウェーに移り、アシスタント・プロフェッ サーとしてクリスチャンサンのアグデル大学で教え、「アルメニアの指紋:アルメニア民俗音楽の視点から見たコミタスとハチャトゥリアンのピアノ音楽」の博士論文をノ ルウェー芸術リサーチ・プログラム(NARP)に提出しました。ポーランド出身のアダム・グリューチョは、クリスチャンサンSOの第1コンサートマスター。作曲家で もあるノルウェーのスティーグ・ヌールハーゲンは、クリスチャンサンSOの首席クラリネット奏者を務め、アグデル大学で教えています。モデナ音楽院を卒業したイ タリア生まれのレオナルド・レオナルド・セセンナは、2015年にクリスチャンサンSOの首席チェロ奏者に就任、副首席奏者としてロンドン・フィルハーモニックに参 加しています。 (Ki)

WERGO
WER-7376(1CD)
Big Data
ブリギッタ・ムンテンドルフ(1982-):PLAY ME back and forth 〜声,アンサンブル,エレクトロニクスのための(2015)
オーレ・ヒュープナー(1993-):Lied mit Chor: ?Nachtigall mit Melodei“ 〜女声,アンサンブル,4チャンネルオーディオ,ライヴ・エレクトロニクスのための(2016-17, rev. 2018)
シュテファン・プリンス(1979-):Hande ohne Worte〜クラリネット,打楽器,プリペアドピアノ,チェロ,サウンドトラックのための(2016/17)
マティアス・クラネビッテル(1980-):Stack overflow: Exploiting 24 preludes〜(Bs)クラリネット,チェロ,エレキ・ツィター,キーボード,打楽器,エレクトロニクスのための
レオポルド・ハート(1979-):Dissociated Press 〜声,アンサンブル,録音された音源のための
デコーダー・アンサンブル

録音:2018年5月10〜13日、10月26〜28日
※すべて世界初録音
2011年に設立されたデコーダー・アンサンブル。メンバーのうち3人は作曲家でもあります。自分たちを「現代音楽バンド」と位置付け、エレクトロニクスやロッ ク、ポップスの要素を積極的に取り入れた新しい音楽の開発に取り組んでいます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186807(1CD)
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36*
ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【クリスティアン・スヴァイアラ(Vn)、カローラ・ナスダラ(Vn)、
ラウラ・エスカニラ(Va)、ミルチア・モカニッタ(Va)、ヨハネス・ヴォールマッハー(Vc)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】

録音:2018年2月5&6日、2017年10月9&10日* WDRフンクハウス(ケルン)【WDR 共同制作】
ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラ、ケルンWDRSO。同団のメンバーで構成されたケルンWDRSOチェンバー・プレーヤーズです。 ブラームスの弦楽五重奏曲集(PTC 5186663)に続く第2弾はブラームスの弦楽六重奏曲集です。 ブラームスは2つの弦楽六重奏曲をのこしております。若々しさと情熱にあふれ、新鮮で色彩豊かな第1番と繊細でブラームスの芸術的な個性が浮かび上がった 第2番。「弦楽六重奏」という編成のあらゆる作品の中で一際輝くこの2曲を名手が揃ったケルンWDRSOのメンバーが実に見事な演奏を披露しております。 (Ki)

Capriccio
C-5369(1CD)
NX-B05
カプースチン(1937-):サクソフォンのための作品集
サクソフォン四重奏とピアノのための五重奏曲 Op.89a(C.エンツェルによるピアノ五重奏 Op.89からの編)
4台のサクソフォンのための四重奏曲 Op.88a(C.エンツェルによる弦楽四重奏曲 Op.88からの編)
アルト・サクソフォンとチェロのための二重奏曲 Op.99
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)
ペーター・ブルーンス(Vc)
クレール=オプスキュール・サクソフォン四重奏団【ヤン・シュルター=ブネルト(ソプラノSax)、マイケ・クルマン(アルトSax)、クリストフ・エンツェル(アルトSax), (テナーSax)、カティー・ヴァーグナー(バリトンSax)】

録音:2017年5月15-18日、2018年3月22日 ベルリン、イエス・キリスト教会
1930年代からソビエト連邦でビッグバンドの一員としてジャズを演奏、アレンジしていたカプースチンですが、彼が興 味を抱いていたのは「クラシック音楽」であり、ジャズのイディオムを取り入れることで、次々と新たなスタイルが生まれ、 このジャズ風のクラシック作品は現在世界中で高い人気を誇っています。このアルバムにはサクソフォンを効果的に用 いた3つの作品を収録。2つの編曲作品は、どちらもカプースチンが認めたという出来栄えであり、素晴らしいアンサン ブルで高く評価されるクレール=オプスキュール・サクソフォン四重奏団の闊達な演奏でお楽しみいただけます。また 五重奏曲には、ロシア近代作品の見事な解釈で知られるピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナが参加、二重奏では 名手ペーター・ブルーンスがチェロを弾くなど、素晴らしいゲストにも注目です。

METIER
MSV-28595(1CD)
NX-B07
アルチョーモフ、グバイドゥーリナ、ススリン:即興演奏集
Archipelagos of Sounds in the Ocean of Time
時の海の音によるアーキペラゴス
Dolcissimo  ドルチシッシモ*
Death Valley デス・ヴァレー#
アストレア・アンサンブル
ヴェチェスラーフ・アルチョーモフ&マイルズ・アンダーソン
【アストレア・アンサンブルのメンバー】
ヴェチェスラーフ・アルチョーモフ(1940-)
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-)
ヴィクトル・ススリン(1942-2012)

録音:1977年 Mossovet Theatre, Moscow
1980年 Gogol Theatre, Moscow*
1988年 Encinitas Studio, California#
リマスター:1993年
現代ロシアを代表する3人の作曲家、アルチョーモフ、グバイドゥーリナ、ススリンが、自分たちの作品や、南コーカサス地域(ア ゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア)と中央アジアの楽器を用いて即興演奏を行うために1975年に結成した「アストレア・ アンサンブル」。最初の2曲は、1977年と80年にロシアで録音されたもの。3人の作曲家がドゥドゥク(ダブルリードの木管楽 器)、サラムリ(リコーダーに似たジョージアの笛)、タール(長いネックのリュート属の楽器)、マンドリンや様々な種類のドラムや ベルを演奏、ユニークな響きを楽しめます。3曲目は、卓越した技術をもつアメリカのトロンボーン奏者、マイルズ・アンダーソン とアルチョーモフのコラボによるカリフォルニアのスタジオ登場するドイツ語の愛の詩のテキストは、最後のロシア皇 帝、ニコライ2世の日記からとられたもので、少しだけエレクトロニックな処理が施されています。 この貴重な録音はこれまでロシアのみで発売されてきましたが、今回初めて世界発売となります。

DIVINE ART
DDA-25158(1CD)
NX-B07
イギリスのピアノ三重奏曲集
ロザリンド・エリコット (1857-1924):ピアノ三重奏曲 第1番 ト長調
コールリッジ・テイラー (1875-1912):ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲ホ短調
ラトランド・ボートン(1878-1960):ケルティック・プレリュード: ザ・ランド・オブ・ハーツ・デザイア
ジェームズ・クリフ・フォレスター (1860-1940):三重奏曲:フォーク・ソング・ファンタジー
ハリー・ウォルド・ワーナー(1874-1945):ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 Op.22
トリオ・アニマ・ムンディ【藤村健史(P)、ロシェル・ウゲッティ(Vn)、ノエラ・ヤン(Vc)】

録音:2017年12月9-10日
エルガーやディーリアスの影に隠れた、英国ロマン派の知られざる5人の作曲家によるピアノ三重奏曲に光を当てたアルバム。 エリコットは、ロイヤル・アカデミーで学んだ女性作曲家。デビューした1880年当時は管弦楽作品でかなりの成功を収めてい ました。コールリッジ・テイラーは、かのエルガーがある音楽祭より合唱曲の委嘱を受けた際、多忙過ぎたため自身の替わりと して「才能あふれる若者」として紹介した存在。ボートンは、ロスチャイルド家の支援を受け、スタンフォードに師事した作曲 家。このアルバムには、傾倒していたケルト神話にちなんだ作品が収録されています。フォレスターはオルガニストや合唱指揮 者として活躍しながら、印象派風の作品を残しています。ワーナーはヴィオラ奏者として有名で、ロンドンSQのメ ンバーでもありました。彼らの作品を、オーストラリアで活躍する藤村健史がピアノを担当する2008年に結成されたトリオ・ア ニマ・ムンディが演奏しています。
DIVINE ART
DDA-25197(1CD)
NX-B07
シューベルト:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」D.804
弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」D.810
フィッツウィリアムSQ(古楽器使用)
【ルーシー・ラッセル(Vn)、マルクス・バーチャム・スティーヴンス(Vn)、アラン・ジョージ(Va)、サリー・ペンドルバリー(Vc)】

録音:2018年7月15-18日
50年の歴史を誇るフィッツウィリアムSQによるシューベルトの後期弦楽四重奏集です。彼らが取り上げているの は、1824年、晩年のシューベルトが病に侵されながら書き上げた「ロザムンデ」と「死と乙女」。どちらの曲も、死に魅せられた 人間の緊張感や不安感と、時たま訪れる安息が描かれた名作です。この演奏には、ガット弦使用の古楽器が用いられて おり、シューベルト時代の響きを反映した正統的、かつ堂々とした表現が見事です。 フィッツウィリアムSQは、1968年にイギリスで結成されたアンサンブル。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲ツィクル スが作曲家本人に認められ、後にそれをDECCAレーベルでセッション録音し、高い評価を得ました。メンバーの交代はある ものの、創立50周年を迎えた今も、変わらずイギリスを中心に活動を続けています。
DIVINE ART
DDA-25199(1CD)
NX-B07
MISTRAL ミストラル 〜ジョナサン・エストルンド(1975-)の音楽
ヴァイオリン協奏曲
アクアレル*
モルフェウス・メタモルフォーセス
パガニーニ・ファンタジア
忘れられた庭
海の伝説/サガ
ノクトゥリーナ- Ethereal Night's Ascendance
トーマス・ビアード(Vc)
エフゲニー・ブラフマン(P)
レイチェル・エリザベート・コーエン(Fl)
フェリックス・フォスター(Hrn)
ナタリー・グラインズ(P)
ミリアム・ハイドバー=ディキンソン(Fl)
オリヴィエ・ユベール=ブシャール(P)
クリスティーネ・エリザベス・ホーニング(Cl)
ナタリア・コヴァレフスカヤ(Vn)
アンドレアス・ラーケ(Vn)
シドニー・リンク(Va)
ウラディミール・ポドゴレツキー(指)
ベルグスラーゲン室内フィルハーモニック・アンサンブル
モスクワ・ボウタイ・オーケストラ
混声cho

録音:2019年3-5月、2005年6月ライヴ*
スウェーデン出身、ロンドンを経て、近年ルーマニアに拠点を移した作曲家、エストルンドの作品集。若い頃から音楽 を志し、スウェーデンの大学でヤン・サンドストレムらに師事。これまでに100曲近くの作品を書き上げています。この アルバムには前作「ルナリス」(DDA-21226)と同様に、彼の作品の特徴である“謎めいた美しさ”や自然への憧 憬、詩的な世界観を持つ多彩な作品を収録。ヨーロッパの若き演奏家たちが、見事な表現力で耳を傾けずにはい られない音楽に仕上げています。アルバム・タイトルの「ミストラル」は、フランス南東部に吹く強い風を意味し、タイト ル通り、聴き手を美しい音で包みこみ、予想外の緊張感をもたらす瞬間を交えながら、永遠の宇宙の神秘へと誘い ます。
DIVINE ART
DDA-25194(2CD)
NX-C04
Prevailing Wind プリヴェイリング・ウィンズ(勢いのある風)〜ロビン・スティーヴンス(1958-):管楽作品集
【CD1】
1.大洋のララバイ(オーボエ&ピアノ)
2.演奏会用ロンド(リコーダー&ピアノ編)
3.ジリアンのためのシシリエンヌ(クラリネット&ピアノ)
4.勇敢な新しい世界よ(フルート&チェロ)
5-7.3つのエピグラム(ファゴット&ピアノ)
I. Foreboding/II. Gentle Lament/III. Clockwork Toy
8.兵士の祈り(ホルン&ピアノ)
9.スコットランドの主題による反映(独奏オーボエ)
10.パンドラの箱(リコーダー、ファゴット&チェロ)
11.12音の主題による変奏曲(クラリネット&ピアノ)
12.音と静寂(独奏フルート/アルト・フルート)
【CD2】
1.エコセーズ組曲-ジグ(リコーダーとギター編)
2.ピエロのワルツ(独奏ファゴット)
3.悲しみのポートレイト(ホルン&ピアノ)
4.タンジェントにて(トレブル・リコーダー&チェロ)
5.クラリネッティッシモ!(独奏クラリネット)
6.エコセーズ組曲-子守歌(フルート&ギター)
7.演奏会用ロンド(オーボエ&ピアノ)
8.黙想(バス・リコーダー&チェロ)
9.コケット(独奏フルート)
10.不安な対話(クラリネット&ピアノ)
11.いくつかの会話(独奏オーボエ)
12.さえぎられたワルツ(リコーダー&ピアノ編)
12.スイート・スフレ(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン&ファゴット)
リチャード・シンプソン(Ob)
ヘレン・ペラー(Fg)
セーラ・ミラー(Fl)
ジョン・ターナー(リコーダー)
ジョン・ブラッドベリー(Cl)
デヴィッド・ジョーンズ(P)
ジャネット・シンプソン(P)
ロビン・スティーヴンス(P、チェロ、ギター)

録音:2019年2月27,28日
全て世界初録音
1958年、イギリスのウェールズで生まれた作曲家ロビン・スティーヴンス。幼い頃から聖歌隊で歌うとともにピアノを学 習、大学ではチェロと音楽学を専攻し、20代から教会の音楽監督をするかたわら、作曲に励みました。イギリス国 内で高い人気を誇っていますが、未だ世界の音楽界では知られることのない存在です。 このアルバムは管楽器のための作品集。楽しげで聴きやすい作品から、高度な技術を要する難曲、暗く深淵な楽 曲まで、各々の楽器の魅力を存分に引き出す作品が並んでいます。演奏は、BBCフィルの首席オーボエ奏者リ チャード・シンプソンや、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックのリコーダー奏者ジョン・ターナー、もとハレO の首席鍵盤奏者のジャネット・シンプソンなどイギリスの名手たちが担当。作曲家自身もピアノ、チェロとギターの3種 類の楽器で演奏に参加し、作品の魅力を伝えています。

Linn
CKD-621(1CD)
NX-B09
R・シュトラウスとウィーンのトランペット〜ウィーンにまつわる作品のトランペットとピアノのための編曲集
R.シュトラウス:ソナタ (トーマス・エーラーとフリーマン=アットウッドによる創造)
ヨハン・ヨゼフ・フックス(ティモシー・ジョーンズ編):ソナタ (K.347、K.367 より)
シューベルト(フリーマン=アットウッド編):ソナタ ト短調 D.408 (原曲:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番)
ブルックナー:アヴェ・マリア III
ツェムリンスキー:乙女の歌 〜『メーテルリンクの詩による6つの歌曲』 Op.13 より第3曲
マーラー:原光 〜『子供の不思議な角笛』より 第11曲
ウェーベルン(フリーマン=アットウッド編):2つの小品より第1曲 ト長調 Langsam (原曲:チェロとピアノのための)
ベートーヴェン(ティモシー・ジョーンズ編):「ゴット・セイヴ・ザ・キング」により7つの変奏曲 WoO78
ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp)
チャン・ウォン(P)

録音:2019年1月、4月 ブリストル聖ジョージ教会、UK
ヴァイオリンのレイチェル・ポッジャーなどを手掛けた名音楽プロデューサーであり、2008年から英国王立 音楽院の学長も務めるトランペット奏者フリーマン=アットウッドによる、トランペットとピアノのためのレパー トリー集。これまで仮面劇(ルネサンスからバロックまで作品集)、バッハ、フォーレ、ロマン派などのテーマで リリースされてきましたが、今回はウィーンにまつわる作品集となっています。 中でも、R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを元に新たに創造された「ソナタ」に注目。彼がトラン ペット・ソナタを残していたらこうなっただろうという、たいへん聴き応えのある作品に仕上がっています。

TOCCATA
TOCC-536(1CD)
NX-B03
リヒャルト・シュテール(1874-1967):室内楽作品集 第4集
組曲-フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための Op.76(1942)
弦楽四重奏曲 第2番変ホ長調 Op.86(1942)
弦楽四重奏曲 第3番イ短調 Op.92(1943)
第2楽章:セレナード:Andante sostenuto, ma grazioso
シュテファン・コッホ(Vc)
コノール・ネルソン(Fl)
ヴェルダ・ケリー(Vn)
プリシラ・ジョンソン(Vn)
ユディト・テースドレ(Vn)
スーザン・シュライバー(Va)
マリー・シチリアーノ(P)

録音:2014年10月23日,11月11日,2015年3月18日,5月4日、2016年5月10日、2019年2月14,15日,3月25日
世界初録音
リヒャルト・シュテールは、同時期に活躍したコルンゴルトやシェーンベルクと同じく、ナチスの迫害により祖国を追われ、アメリカに 亡命した作曲家。ウィーン音楽院ではローベルト・フックスに作曲を学び、アカデミーの劇場でコレペティートルを務めながら、音 楽理論、作曲、音楽史の教師となり、室内楽の指導も始め、1915年には引退したフックスの後任として教授に昇格。順風 満帆の生活を送っていましたが、1938年には音楽院を追われ、アメリカへと移住します。しかし不自由な生活の中でも彼は 作曲を続け、93年という長い生涯を全うし7つの交響曲をはじめ、室内楽、歌曲、合唱曲、ピアノ曲などの膨大な作品を残 しました。このアルバムに収録された3曲は、アメリカに移住してからの作品ですが、生活の不安を感じさせることのない、旋律に あふれた想像力豊かな楽想に満たされています。なかでも穏やかな「セレナード」の美しさが印象的です。
TOCCATA
TOCC-0499(1CD)
NX-B03
スティーヴン・ドッジソン(1924-2013):室内楽作品集 第5集〜管楽器のための音楽 第2集
木管とピアノのための五重奏曲(1958)
セレナード-オーボエ、クラリネットとファゴットのための(1959)
クラリネットとピアノのための「ベアマンの宝物」- ウェーバーの主題による序奏と6つの変奏曲(1986)
ベアマン-続編(1995)
組曲-木管五重奏のための(1965)
二重奏曲-ホルンとハープのための(2004)
プロムナード II-木管五重奏のための(1988)
マニャール・アンサンブル【スザンナ・クレメンツ(Fl)、シバタ・マナ(Ob)、ヨーゼフ・シナー(Cl)、カトリオーナ・マクダーミド(Fg)、ジョナサン・ファレイ(Hrn)、スリング・キング(P)、オリヴィア・ジャグアーズ(Hp)】

録音:2017年8月1-3日,5-7日
世界初録音
ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドッジソンの室内楽作品集。この第5作目は木管楽器を主体とした作品集 で、この編成では第1集(TOCC-453)に続く2枚目のアルバムとなります。ホルンとハープという珍しい組み合わせの二 重奏曲をはじめ、ウェーバーの旋律が自由自在に発展する「ベアマンの宝物」、プーランクの洒脱さを兼ね備えた「木管 とピアノのための五重奏曲」など、バロック風の端正な曲や、濃密な曲などヴァラエティ豊かな作品が並んでいます。
TOCCATA
TOCC-0538(1CD)
NX-B03
ピーター・ディキンスン(1934-):独奏と室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ(1961)
独奏ヴァイオリンのための「エア」(1959)
独奏ヴァイオリンのための「メタモルフォシス」(1955/1971改訂)
弦楽四重奏曲 第1番(1958)
独奏ヴァイオリンのための幻想曲(1959)
ヴァイオリンとピアノのための「ユニコーンの子守歌」(1967)
弦楽四重奏曲 第2番(1976)
独奏ヴァイオリンのための「クインテットの旋律」(1956)
ヴァイオリンとピアノのための「トランクィッロ」(1986/2018改訂)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
ロデリック・チャドウィック(P)
クロイツァーSQ

録音:2017年7月27日、2019年1月16日 、2019年3月26日
世界初録音
数十年に渡り、英国の音楽界の重鎮として君臨するピーター・ディキンスン。作品によってスタイルを変貌させることで 知られ、オルガン曲ではまるでバロック期の作品のようなスタイルを用いてみたり、「ヨハネの黙示録のためのミサ曲」では 鳴り響く不協和音の中から悲痛な叫びが聞こえてくるといったリアリティのある作品を書いています。このアルバムでも、 例えば、ヴァイオリンが激しく自在に動き回る「ヴァイオリン・ソナタ」と繊細で抒情的な「エア」の雰囲気の違いの大きさに 驚くことでしょう。このアルバムは、作曲家と演奏者が緊密に協力した上で録音されました。
TOCCATA
TOCC-0207(1CD)
NX-B03
ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988):室内楽全集 第1集
弦楽四重奏曲 第1番ニ短調 Op.4(1945)
弦楽四重奏曲 第2番Op.27(1957)
弦楽六重奏曲 Op.65(1986)*
ロペス・グラサQ【ルイス・パチェコ・クニャ(Vn)、マリア・ホセ・ラジーニャ(Vn)、イサベル・ピメンテル(Va)、カトリーヌ・ストリンクス(Vc)】
レオノール・ブラガ・サントス(Va)*
イレーネ・リマ(Vc)*

録音:2017年11月1-3日,2018年4月4-6日
世界初録音
ジョリー(ジョリ)・ブラガ・サントスは20世紀ポルトガルにおける最も重要な作曲家の一人。初期の作品はロマン派の様式に 拠っていますが、1960年頃を境に作風が変化、半音階主義と民族音楽を巧みに取り入れるようになり、一時期はイギリス の作曲家、ヴォーン・ウィリアムズやモーランから影響を受けた色彩豊かな作品を書き上げています。この第1集では1945 年、ブラガ・サントス21歳の時に書かれた弦楽四重奏曲第1番、1986年作曲の弦楽六重奏曲まで、およそ40年の間に 書かれた3つの作品を聴くことができ、ブラガ・サントスの様々な作風を味わえます。中でも、弦楽四重奏曲第2番、第2楽 章で聴かれる息の長い旋律は強く印象に残ります。

ARCANA
A-468(1CD)
『海から来たレディ――ヴァイオリンとチェロによる二重奏、18世紀から21世紀へ』
ヴィヴァルディ:エイボイン卿の歓待、またの名をカンバーノールド荘
ヴィヴァルディ:第2ソナタ・ダ・カメラ ト長調 RV 71
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962〜):パンの歌 〜連作『スーツケース』より
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704〜1778):二つのチェロまたはヴァイオリンとチェロのための第1ソナタ
レインホリト・グリエール(1875〜1956):間奏曲 第5番〜『八つの小品』作品39より
ジャン=バティスト・ブレヴァル(1753〜1823):第4二重奏曲
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962〜):死ぬのか、それとも殺されるのか 〜『マケドニアの歌』より
フランチェスコ・バルサンティ(1690〜1770):麗しのマレイ伯
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697〜1763):ヴァイオリンとチェロのための第3リチェルカータ I 202
ダミアーノ・ダンティ(1970〜):アダージョ・モルト
ジャン=バティスト・ブレヴァル(1753〜1823):第3二重奏曲
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704〜1778):二つのチェロまたはヴァイオリンとチェロのための第2ソナタ
レインホリト・グリエール(1875〜1956)間奏曲 第6番〜『八つの小品』作品39より
フランチェスコ・バルサンティ(1690〜1770):カニーデンのエニシダは知っている
カルロ・テッサリーニ(1690頃〜1766):ヴァイオリンとチェロのための第2の誘惑
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962〜):レディー・ローレン号 〜連作『スーツケース』より
キアーラ・ザニージ(Vn)
使用楽器:ナポリのヨーゼフ・ガリアーノ1761年製オリジナル
弓:ロルフ・アシュミード(バロック仕様)、グイード・デ・ヴェッキ(古典派仕様)、ジョヴァンニ・ルッキ(現代仕様)
ジョヴァンニ・ソッリマ(Vc)
使用楽器:クレモナのフランチェスコ・ルッジェーリ1679年製オリジナル
弓:ロルフ・アシュミード(バロック仕様)、アンドレアス・グリュッター(古典派仕様)、ジャック・プーロ(現代仕様)

録音:2019年3月18〜21日コルタッチア文化館(イタリア北部ボルツァーノ地方)
2019年の来日でも大きな話題を呼んだイタリアのチェロ奏者=作曲家ジョヴァンニ・ソッリマ。弦楽器の機能を知り尽くしたうえで繰り出され る音は精悍にして妖艶、時に異国情緒をはらみつつもクラシカルな端正さを失わず、多方面にわたるリスナーを魅了してきました。バロック楽 器へのまなざしも熱い21世紀型のプレイヤーとしても独特の存在感をあらわしつつあるソッリマが今回、イル・ジャルディーノ・アルモニコやラ・ ディヴィナ・アルモニアなどイタリア最前線の古楽器グループであざやかな活躍をみせてきたバロック・ヴァイオリン奏者キアーラ・ザニージとタッグを 組み、ヴァイオリンとチェロでバロック・古典・近現代をまたぐ痛快なアルバムを世に問います。 アルバムタイトルの「海から来たレディ」とは彼らも乗船する一艘の外洋艇、レディ・ローレンのこと。さまざまな事情を抱えた人々と船上生活を ともにする彼らのプログラムから生まれた今回のアルバムには、チェンバロなどを伴わずチェロだけが低音部を支えるバロック後期特有の新技法 にもとづく曲が多数含まれていながら、時に古典派のブレヴァルや近代ロシアの名匠グリエール、そしてソッリマ自身の新作も織り交ぜた厳選 選曲。18世紀作品では弓を持ち替え、作品の様式に合った古楽奏法も繰り出しながら、デュオとしてはやや珍しいこの編成ならではの音 楽美を縦横無尽に堪能させてくれます。ピリオド奏法がもはや大前提として存在する21世紀ならではの室内楽の形、聴き逃せない欧州音 楽の最前線です。

B RECORDS
LBM-023(1CD)
ブラームス:室内楽作品全集 第5集
ヴィオラとピアノのためのソナタ集
ヴィオラ・ソナタ 第1番Op.120 No.1
ヴィオラ・ソナタ 第2番Op.120 No.2
2つの歌 Op.91-歌とヴィオラ、ピアノのための
リーズ・ベルトー(Va)
サラ・ローラン(C.A)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年2月22,25日,9月18日
エリック・ル・サージュが取り組むブラームスの室内楽全集シリーズ、第5集にはヴィオラ・ソナタと同じくヴィオラが活躍する 「2つの歌」を収録。創作活動を中断していた晩年のブラームスが、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに出 会ったことで、再び作曲意欲を燃やし書き上げた一連のクラリネット作品は、どれも珠玉の名作です。中でもブラームス 最後のソナタ作品となった1894年の「2つのクラリネット・ソナタ」はブラームス自身の手によってヴィオラ版に編曲され、 現在ではクラリネット版、ヴィオラ版のどちらも愛奏されています。「2つの歌」は第2番「聖なる子守歌」が1863-64年、 第1番「秘めたるあこがれ」が1884年に書かれた曲。編成にアルトとヴィオラが指定された、いかにもブラームス好みの渋 く美しい作品です。今作では若き名手リーズ・ベルトーがヴィオラを担当、味わい深い音色でしみじみとした旋律を奏で ています。歌曲ではFuga Liberaレーベルからアルバムをリリースするサラ・ローランが参加、3人の響きが溶け合う瞬間 をお楽しみください。
B RECORDS
LBM-024(1CD)
魂の歌
オリヴィエ・グレフ(1950-2000):魂の歌(1979-1995)
 パリの遊歩道(1996)-2人の歌手とピアノのための
ティエリー・エスケシュ(1965-):D'UNE DOULEUR MUETTE(2001)-歌、チェロとピアノのための
マリー=ロール・ガルニエ(S)
クレマンティーヌ・デクチュール (S)
パコ・ガルシア(T)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
フィリップ・アタ(P)

録音:2019年7月31日,8月7,9日
2020年は、フランスの近代作曲家オリヴィエ・グレフの没後20周年。ルチアーノ・ベリオに師事しながらも決して前衛的 な作風を採用することはなく、詩的な作品を350作以上も書き続けたグレフ。活動初期には認められなかった彼の作 品が評価され始めたのは、1990年以降のことであり、中でも1992年に作曲されたチェロとピアノのための「ソナタ・ド・レ クイエム」はいくつかの録音により広く親しまれています。このアルバムには、1979年から1995年に渡って構想された歌 曲集「魂の歌」を中心に、同じくグレフの「パリの遊歩道」と、1965年生まれのエスケシュの作品を収録。抒情的で豊か なハーモニーを持つこれらの曲を、名手アタの伴奏のもと若く優れた歌手たちが歌います。

Solo Musica
SM-332(1CD)
NX-B03
シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20*
ヘンシェルSQ
ゲロルト・フーバー(P)
アレクサンドラ・ヘングステベック(Cb)
ディオジェネスSQ*
ドイツの正統派アンサンブル、ヘンシェルSQの25年にわたる活動を象徴する2つの作品を収録したアルバ ム。創設者であるミュンヘン出身のヘンシェル姉弟、そしてデンマーク王立アカデミー出身のチェリスト、バイヤー=カルツ ホイ。ここでは、彼らと親交の深いピアノのフーバーとコントラバスのヘングステベックを迎えて、シューベルトの「鱒」を演奏 しています。カップリングは16歳のメンデルスゾーンによる瑞々しく完成度の高い弦楽八重奏曲。ヘンシェル弦楽四重奏 団は、これまでにもこの八重奏曲をアマデウスSQや、日本の「澤クヮルテット」と演奏していますが、ここでは ミュンヘンを拠点とするディオジェネス四重奏団とのアンサンブル。2010年以来“若い音楽家を育てるプログラム”などで 共演を重ねており、息のあったアンサンブルを聴かせます。
Solo Musica
SM-320(2CD)
NX-C07
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 他
【CD1】
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
ゲオルク・カッツァー(1935-2019):B.へのポストスクリプトゥム(追記)1
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2
【CD2】
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
ゲオルク・カッツァー:B.へのポストスクリプトゥム(追記)2
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
ゲオルク・カッツァー:B.へのポストスクリプトゥム(追記)3
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
イェルク・ウルリヒ・クラー(Vc)
ベルンハルト・バルツ(P)

【CD1】
録音:2016年10月27,28日、2017年7月29,30日、2018年1月31日

【CD2】
録音:2017年7月31日-8月1日、2016年10月29,30日、2018年2月1-3日、 2018年1月30日、2018年2月2日
2020年、ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーに向けてのプロジェクト! 1976年ミュンヘン生まれのチェリスト、イェルク・ウルリヒ・クラーは、2015年からピアニスト、パルツとともにベートーヴェン のチェロ・ソナタ全曲演奏に取り組んできましたが「今現在、ベートーヴェンを表現するには、自分たちと同時代に生きる 作曲家と一緒に独自の表現に取り組まなくては」と、ドイツの現代作曲家、ゲオルク・カッツァーに“ベートーヴェンと21世 紀の現在をつなぐ架け橋”としての作品をオファー。2017年からはそのカッツァーの新作“B.へのポストスクリプトゥム”も交 え、コンサートで演奏を重ねています。残念ながらカッツァーは2019年5月にこの世を去りましたが、彼の作品を併せた ことで、21世紀のベートーヴェンの新しいイメージを体感できるアルバムとなっています。

CEDILLE
CDR-90000190(1CD)
NX-B04
スペインとイタリアの想い出
テデスコ=カステルヌオーヴォ:ギター五重奏曲Op.143
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲ニ長調RV93(E.プホールによるギター四重奏編)
トゥリーナ:闘牛士の弔辞Op.34 (弦楽四重奏版)
ボッケリーニ:ギター五重奏曲 ニ長調 G.448
シャロン・イズビン(G)
パシフィカSQ

録音:2019年1月19-21日
グラミー賞受賞者であるパシフィカSQと、世界的ギタリスト、シャロン・イズビンの共演! 弦楽四重奏とギターという珍しい組み合わせによる、スペインとイタリアの作曲家による作品集。 ほとんど耳にすることのない秘曲、カステルヌオーヴォ=テデスコのギター五重奏曲は、セゴビアのために書かれた、非常に 高い技巧が要求される難曲。ヴィヴァルディのリュート協奏曲ニ長調RV93は、ここではプホールの編曲による「ギター協 奏曲」として演奏されており、瞑想的な第2楽章(ラルゴ)での、イズビン独自の極上な装飾音が印象的です。ボッケリー ニの五重奏曲は、18世紀ウィーンの古典的なスタイルにフラメンコ風の趣きが加わった作品。そしてトゥリーナの「闘牛 士の弔辞」からはプライベートで静かな祈りが聞こえてきます。

Gramola
GRAM-99028(1CD)
グレン・グールド/フリードリヒ・グルダ
弦楽四重奏曲集

グレン・グールド(1932-1982):弦楽四重奏曲(1955)
フリードリヒ・グルダ(1930-2000):弦楽四重奏のための音楽 嬰ヘ短調
アーツィエスQ【ベンヤミン・ツィールフォーゲル(Vn1)、ラファエル・カスプリアン(Vn2)、ヨーゼフ・ビザーク(Va)、ジーモン・シェルネッガー(Va)、トーマス・ヴィースフレッカー(Vc)】

録音:2015年3月17-20日、2016年9月7-9日
20世紀後半を代表する2人のピアニスト、グレン・グールトとフリードリヒ・グルダ。彼らはほぼ同年代であり、世界的な名 声を獲得してからは様々な理由で聴衆をエキセントリックに刺激しました。10代の頃のグルダはヨーゼフ・マルクスのもとで 作曲を学びロマン派の作風を身に着けており、かたやグールドはウィーン楽派の作風に傾倒していました。グールドがピア ニストとしてキャリアを始た初期の1955年に作曲した「弦楽四重奏曲」は、まさにシェーンベルク風の濃厚な雰囲気を持 つ大作。当時の彼の内面を表しているといわれる情感溢れる作品ですが、グールドは以降、ほとんど作曲に手を染めるこ とはありませんでした。1951年に作曲されたグルダの弦楽四重奏曲もロマン派の表現に拠るものですが、彼は以降も 様々な作品を世に送り出し、作曲家としての独自の作風を創り上げていきました。もし彼らがピアニストにならなかったら …そんな思いに捉われるユニークな1枚です。
Gramola
GRAM-99197(1CD)
マイセダー(1789-1863):室内楽作品集 第6集
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.34(1820)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ホ短調 Op.42(1823)
ピアノ三重奏曲 第2番変イ長調 Op.52(1834)
ライムンド・リシー(Vn)
マリア・グリュン(Vc)
スレブラ・ゲレヴァ(P…Steinway D)

録音:2018年1月29,30日、2019年3月21,24日、2019年3月31日,4月7日
世界初録音
Gramolaレーベルが力を注ぐ作曲家ヨーゼフ・マイセダー。彼の室内楽作品集の第6集となるこのアルバムはマイセダー の2曲のピアノ三重奏曲とヴァイオリン・ソナタ第2番という組み合わせです。もともとヴァイオリンの名手であったマイセダー は、ハイドンやベートーヴェン、シューベルトの指揮のもとで演奏した経験を持ち、印象的なヴァイオリン作品を数多く残し ています。彼の作品は900作以上も出版されましたが、現在ではほとんど演奏されることがなく、それを残念に思った ウィーン・フィルのヴァイオリニスト、ライムント・リシーが中心となりマイセダーの全作品の録音に踏み切ったというものです。 作品はどことなくシューベルトを思わせますが、やはりヴァイオリンの使い方が技巧的で、ひときわ目立つ役回りが与えられ ています。
Gramola
GRAM-99201(1CD)
フルート・ソナタ集
カール・ライネッケ(1824-1910):フルート・ソナタ「ウンディーネ」Op.167
オタール・タクタキシヴィリ(1924-1989):フルート・ソナタ
プロコフィエフ:フルート・ソナタ Op.94
テモ・ハルシラーゼ(Fl)
ケテヴァン・セパシヴィリ(P)

録音:2019年2月15-18日
ジョージア(旧グルジア)生まれの若いフルート奏者テモ・ハルシラーゼは、初期の音楽教育を地元のトビリシで受けた 後、ウィーン国立音楽大学に留学。優秀な成績を収めた後、国際的な活躍を始め、数々のコンサートホールで演奏し 高く評価されています。このアルバムでは、同じくジョージア出身のピアニスト、ケテヴァン・セパシヴィリとともに、フルート・ソ ナタの名曲として知られ古典的な美しさを誇るライネッケ、近代的な和声と躍動感に満ちたプロコフィエフ、親しみ易く民 族色豊かな旋律を持つ、ジョージアにおける最も重要な作曲家の一人タクタキシヴィリの3曲のソナタを堂々と演奏して います。
Gramola
GRAM-99050(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 「クロイツェル」 Op.47
.ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年4月27-28日
Gramolaレーベルを代表するヴァイオリニスト、イルンベルガーによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。ピアノ伴奏 はOEHMSレーベルから「ソナタ全集」をリリース、ベートーヴェン演奏に定評のあるヴェテラン、ミヒャエル・コルステイックで、 2人のスペシャリストが10曲のソナタを極上の演奏で聴かせます。 第1集は最後のソナタ「第10番」と、名作「クロイツェル・ソナタ」の組み合わせ。緊張感に満ちた「クロイツェル」と穏やかで 美しい第10番の対比も聴きどころです。高音質の録音によるヴァイオリンの艶やかな美しい音色もお楽しみいただけま す。
Gramola
GRAM-99051(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第2集
ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 Op.30, No.3
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12, No.1
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.12, No.2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12, No.3
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年5月18-20日
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。第2集では初期の3つのソナタと、快活で明 るい第8番の組み合わせ。第1番から第3番のソナタは、モーツァルトを思わせる端正な作風の中にも、ベートーヴェンらし い独創的な部分が見える興味深い作品です。ここでもイルンベルガーは美しい音を存分に聴かせ、ベートーヴェン作品の 華やかな面をじっくり見せています。また、コルスティックのピアノも素晴らしく、最初に置かれた第8番の冒頭での渦巻くよ うなエネルギーの発散が聴きどころ。
Gramola
GRAM-99052(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第3集
ヴァイオリン・ソナタ 第4番イ短調 Op.23
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の
「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲 ヘ長調 WoO 40
ヴァイオリン・ソナタ 第5番ヘ長調「春」 Op.24
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年6月28-29日
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集、第3集は激しい曲調を持つ「第4番」とベー トーヴェンの全ての作品の中でもとびきりの明るさと愛らしさを持つ「第5番」の組み合わせ。ベートーヴェンはしばしば、隣 り合う番号に対照的な曲調を持つ作品を置くことで知られていますが、この2曲も全くその通りであり、イルンベルガーとコ ルスティックは曲間に楽しく技巧的な変奏曲を挟さむことで、聴き手の気分を上手く変えることに成功しています。第5番 「春」ではヴァイオリン、ピアノともに伸びやかな旋律をたっぷり聴かせます。
Gramola
GRAM-99053(1SACD)
NX-B08
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第4集
ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 Op.30,No.1
ロンド ト長調 WoO 41
6つのドイツ舞曲 WoO 42
ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 Op.30,No.2
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2014年11月6-8日
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の最後を飾るのは、比較的耳にする機会の 少ない「第6番」と「第7番」の組み合わせ。落ち着いた風情を持つ第6番は、ゆったりとした第2楽章が魅力的な作品。 第3楽章は変奏曲形式になっており、ヴァイオリン、ピアノともども聴かせどころがたっぷり。かたや第7番はベートーヴェンに とって大切な調性である「ハ短調」で書かれており、冒頭から不穏な雰囲気が漂う力作。この曲も第2楽章の美しさが特 徴であり、ピアノの前奏に導かれるヴァイオリンのひそやかなメロディをイルンベルガーは丁寧に歌いあげています。このアル バムでも、メインの2曲の間に小品を挟むことで全体の緊張感を和らげています。
Gramola
GRAM-98993(2CD)
X-C05
バッハ:フルート・ソナタ集
フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033
フルート・ソナタ ト短調 BWV1020(伝:C.P.E.バッハのH.542.5)
11-13.フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031
フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
フルート・ソナタ ホ長調 BWV1035
フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
グジェゴシ・チモシュコ(Fl)
リチャード・フラー(Cemb)

録音:2013年7月23-26日
バッハの「フルート・ソナタ」は全7曲あるとされていますが、そのうちの約半数は偽作とされており、中でもBWV1020は息 子カール・フィリップ・エマニュエルの作品であろうと推測されていますが、現在でもその真偽は不明です。しかし、どの曲も 時代の様式を踏まえ、丁寧に作られた名曲であることは間違いありません。ここで演奏しているチモシュコはワルシャワ国 立音楽院でフルートを学び、ポーランド室内Oのソロ・フルート奏者を務めていた名手。彼の妻はピアニストの岡 田佳子で、2人でポーランド音楽界の発展に寄与しています。伴奏者フラーはウィーンを代表するチェンバロ奏者。バッハ やハイドン作品の他、プレイエルやヴァンハル作品の世界初演を行うなど、知られざるレパートリーの発掘にも尽力してい ます。
Gramola
GRAM--99109(1CD)
クラーサ、タンスマン、クシェネク作品集
ハンス・クラーサ(1899-1944):弦楽四重奏曲 Op.2
タンスマン(1897-1986):トリプティーク
クシェネク(1900-1991):弦楽四重奏曲 第5番Op.65
アダマスQ【クラウディア・シュヴァルツル(Vn1)、ローランド・ヘレット(Vn2)、アンナ・デカン(Va)/ヤコブ・ギスラー(Vc)】

録音:2015年12月5-8日
ウィーン音楽大学の学生たちによって2003年に結成されたアダマス四重奏団。“退廃音楽”を積極的に紹介することで 知られる彼らのGramolaレーベルへのデビュー作は、ハイドンとコルンゴルト、パヴェル・ハースを組み合わせた異色のプロ グラムでしたが、第2作でもクラーサとクシェネクの作品と、同時期にフランスとポーランドで活躍したタンスマンの作品を併 せて紹介しています。アルバムのメインとなるのは1921年、クラーサが22歳の時に作曲した「弦楽四重奏曲」。悲劇的 な雰囲気の中に、過去のチェコ作品やユーモアが巧妙に隠された完成度の高い作品です。他の2曲については、1930 年に作曲されたクシェネクの弦楽五重奏曲にも悲し気な雰囲気が漂いますが、同じく1930年に作曲されたタンスマンの 「トリプティーク」は驚くほど躍動的で、民謡を思わせる旋律もたっぷり使われています。激動の時代を体感させる1枚で
Gramola
GRAM-99132(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1集
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1, No.1
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 「幽霊」 Op.70, No.1
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38
トリオ・ヴァン・ベートーヴェン【クレメンス・ツァイリンガー(P)、ヴェレナ・シュトウルズ(Vn)、フランツ・オルトナー(Vc)】

録音:2016年9月29-31日
アンサンブル名に偉大なる作曲家の名を冠したドイツのピアノ・トリオ「トリオ・ヴァン・ベートーヴェン」。2011年に創設、ド イツの都市ヘルネで開催されたターゲ・デア・アルテン音楽祭でデビューを飾り、その後はヨーロッパ全域で演奏会を開催し ています。古典派を中心に、ロマン派、近現代まで幅広いレパートリーを持ちますが、やはりその中心はベートーヴェンの 作品で、時には他の奏者を交えてピアノ四重奏曲も演奏したり、「三重協奏曲」を演奏するなどベートーヴェンにかける 意気込みは他に類を見ません。
Gramola
GRAM-98981(1CD)
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20
ドヴォルザーク:チェコ組曲 Op.39(U=G.シェーファーによる八重奏編)
ヨーロピアン・チェンバー・プレイヤーズ

録音:2013年1月
クラウディオ・アバドが音楽監督を務めたことで知られる「EUユースO」で演奏経験のある奏者たちが一堂 に集結、ベートーヴェンの「七重奏曲」とドヴォルザークの「チェコ組曲」を演奏した1枚。伸びやかで流麗なベー トーヴェン、名クラリネット奏者シェーファーのアレンジで、管弦楽の重厚な響きがコンパクトな八重奏に置き換えら れたドヴォルザークと、各々の奏者たちの巧みな技巧が生きる素晴らしい演奏をお聴きいただけます。とりわけ、あ まり耳にする機会のないドヴォルザークの素朴で美しい旋律が聴きものです。
Gramola
GRAM-98756(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲 第15番イ短調 Op.132
フーゴー・ヴォルフQ【バン・ジェヒ(Vn1)、レジス・ブリンドルフ(Vn2)、ヴラディーミル・コスヤネンコ(Va)、フローリアン・ベルナー(Vc)】

録音:2000年4月,5月
1993年、オーストリア、韓国、ロシア、スイスの音楽家によって結成された「フーゴー・ヴォルフ四重奏団」。結成後まもな く、数多くの賞を獲得し、時々メンバーを替えながら25年以上のキャリアを誇っています。この2000年に録音されたベー トーヴェンの2曲の弦楽四重奏曲は、オーストリア内外で高い評判を取り、現在のメンバーたちも「我らの四重奏団を代 表する名盤」として大切にしているアルバムです。 ベートーヴェンの初期作品の中でも独創性が際立つ第4番、晩年の作品で、第3楽章の「リディア旋法」が神を讃える感 謝の歌とされる第15番。彼らは2つの作品に尊敬の念を込め、極めて真摯な演奏でベートーヴェンの想いを表現してい ます。

DACAPO
MAR-8.226183(1CD)
NX-B06
エミール・ハルトマン(1836-1898):室内楽作品集
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.5 (1865)
弦楽四重奏曲 イ短調 Op.14 (1872-75頃)
弦楽四重奏曲 ハ短調 Op.37
アンダンテとアレグロ イ短調〜ヴァイオリンとピアノのための Op.12?
エリザベス・ツォイテン・シュナイダー(Vn)
ニコラ・デュポン(Vn)
トニー・ニス(Va)
ユストゥス・グリム(Vc)
ダニエル・ブルメンタール(P)

録音:2018年12月3-8日
1836年、エミール・ハルトマンはデンマークの作曲家、ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマンの息子として芸術一家に生 まれました。幼少時から作曲を学びましたが、故郷デンマークでは父の影に隠れがちな存在で、留学先のドイツで活躍 の場を広げたようです。ハルトマン作品の多くは、楽譜も残っておらず、長い間忘れ去られていましたが、このアルバムで は、デンマークのヴァイオリニスト、エリザベス・ツォイテン・シュナイダーが、ハルトマンが得意とした室内楽に光を当て、ドイ ツとベルギーから精鋭音楽家を集めて録音、ハルトマンのロマンティックで美しく技巧的な作品を蘇らせました。ライナー ノーツにはシュナイダーのハルトマン作品への想いが綴られています。シュナイダーは、デンマークで生まれ1981年にデ ビュー。その後米国に留学し、様々な賞を受賞。デンマーク王立Oやデンマーク国立RSOの首席を 務め、現在はデンマーク音楽アカデミーで後進の指導にもあたっている名手です。

DB Productions
DBCD-188(1CD)
アマンダ・マイエル:作品集第3集
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ピアノ小品
 ピアノ三重奏曲 変ホ長調 (1873)
 3つの前奏曲 (1869)
 弦楽四重奏曲 イ長調 (1877)
 前奏曲 第5番ホ長調 (1869)
 聖ニコラの茶番(1880)
前奏曲(7曲) (1869)
シューマン:夕べの歌(マイエル編)
セシリア・シリアクス、ユリア・マリア・クレッツ (Vn)
カティ・レイティネン(Vc)
ベンクト・フォシュベリ、デイヴィッド・ファン (P)
ヨハンナ・ペルション(Va)

録音:2017年、2018年
世界初録音
スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、 ロマンティックな美しい作品を生み出しました。ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年 に結婚しています。dB Productions が力を入れているその作品集第3集にはダイナミックなピアノ三重奏曲や弦楽 四重奏曲など、いずれも世界初録音となる室内楽作品を収録。
DB Productions
DBCD-182(1CD)
アマンダ・マイエル:作品集第2集
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
 ヴァイオリンとピアノのための9つの小品
 4つの歌 (詩:C・D・アフ・ヴィルセーン)
ブラームス:湖上にて Op.106-2 (ヴァイオリンとピアノのための編)*
ザビーナ・ビショルト (S)
セシリア・シリアクス (Vn)
ベンクト・フォシュベリ (P)
*= アマンダ・マイエルが所持した18世紀のヴァイオリンにて演奏

録音:2017年6月
スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、 ロマンティックな美しい作品を生み出しました。ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年 に結婚しています。dB Productions が力を入れているその作品集第2集には、程よい技巧性と流れるようなメロ ディが魅力のヴァイオリンのための作品と、愛らしい歌曲を収録。最後にはマイエルが使用したヴァイオリンによる、友人 ブラームスの作品を収めています。

DB Productions
DBCD-187(1CD)
RE FORMATION
1-4.メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」
5.シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO23 より 第2楽章 (カデンツァ:ブリテン)
6.バッハ:『音楽の捧げもの』より 6声のリチェルカーレ (ウェーベルンによる管弦楽編)
7.アンドレア・タッローディ(1981-):「B、A、C、H」による夜想曲
8.ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ
9.ストラヴィンスキー:ラグタイム
10.ドビュッシー:舞曲 スティリー風タランテッラ (ラヴェルによる管弦楽編)
ダニエル・フランケル(Vn)…5
サミュエル・コッピン(Vc)…5
イルヴァ・ラースドッテル(Vn)…7
ジョン・アクセルソン(Tp)…8
トム・ポールソン(Tp)…8
サイモン・クロフォード=フィリップス((指)ピアノ)
ヴェステロース・シンフォニエッタ

録音:2018年4月
何かしら原曲があり、特徴的に編曲や引用が行われている作品を集めた興味深いアルバム。 ルターのコラールが引用された『宗教改革』やバッハの編曲から、ライン川へ入水直前のシュー マンが「天使に教えてもらった」と語った主題まで、一癖も二癖もある作品ばかりです。
DB Productions
DBCD-186(1CD)
現代スウェーデンの女流作曲家による室内楽
テボゴ・モンナクゴトラ(1972-):タイムクラフト
エンディングス
アンドレア・タッローディ(1981-):アンリ・ルソーの世界
カーリン・マルムレーヴ=フォシュリング(1916-2005):5つの俳句(炭太祇/松尾芭蕉/西山宗因/小林一茶/与謝蕪村)
ユルヴァ・スクーグ(1963-):クリスマス・ギフト
ステン・ハンソンの詩による組曲
ノスタルジア
元気?元気! Ca va? Ca va!
オーサ・カールベリ (Fl)
モッテン・ファルク (アコースティック・ギター)
イングリード・ファルク (S)
ペル・グロス (リコーダー)

録音:2017年11月
現代スウェーデンの女性作曲家による、フルートとギターを中心とした室内楽作品とソプラノを 加えた歌曲を収録しています。アルバムタイトルに表れているように、夢の中を思わせるような 不思議で美しい世界です。

2L
2L-148SACD
(1SACD)
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563(弦楽三重奏のための) トリオ・タウス【リヴ・ヒルデ・クロック(Vn)、イーダ・ブリューン(Va)、トールン・セーテル・スターヴセング(Vc)】

録音:2017年6月/ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
「モーツァルトは、1788年の夏、彼にとって最後となる3つの交響曲をおよそ3ヶ月で書いた後、もうひとつの巨大プロジェクトに取りかかった。交響曲の規模に匹敵 する弦楽のための三重奏曲。『ディヴェルティメント 変ホ長調』というどことなく気取らない曲名をもつこの空想的な作品でモーツァルトは、作曲家、卓越した職人、劇 作家としての彼の真髄をすべて明らかにしてみせた。およそ50分の演奏時間と壮大な線の戯れによる6楽章の音楽のため、それまでに作られた室内楽作品はみな影が 薄くなってしまった。だが、その偉大さは、モーツァルトの時代に認められていただろうか?」(ヴォルフガング・プラッゲのライナーノートから)。弦楽三重奏のためのモー ツァルトのこの作品は、近年、トリオ・ツィンマーマン(BIS SA 1817)のほか、ノルウェーのヘンニング・クラッゲルードと友人たちのトリオやトリオ・シリアクス=ペー ション=ライティネンといった北欧の音楽家による録音もリリースされました。この作品をデビューアルバムのプログラムに選んだ「トリオ・タウス」は、2016年2月、ノル ウェー室内Oのメンバーが結成したアンサンブルです。リヴ・ヒルデ・クロックのヴァイオリン、イーダ・ブリューンのヴィオラ、トールン・セーテル・スターヴセング のチェロ。クロックはオスロSQ、スターヴェサングはロンドン・オーロラ・オーケストラと現代音楽アンサンブル「チカーダ」でも演奏しています。J・S・バッハの 「ゴルトベルク変奏曲」とともに彼女たちがデビュー以来取り組んできた「ディヴェルティメント」。モッテン・リンドベルグ が制作と録音を担当してオスロのソフィエン ベルグ教会で録音されました (Ki)

Pro Musica
PPC 9080(1CD)
『ショロル─コミタスの音楽』
コミタス(1869-1935):
1. 子守歌
2-8. 7つの舞曲(ピアノのための)
【マヌシャキ、イェランギ、ウナビ、マラリ、シュシキ、ヘト・ウ・アラジ、ショロル】
9.春
10.我は燃えて
11.空は曇りて
12.この夜、月明かりの夜 
13.アプリコットの木
14.山々よ、冷やし給え
15.歩め、歩め 
16.家なき者
17.鶴(Krunk)
18.レ、レ・ヤマン(Le, le Yaman) 
19.ムショ・ショロル(Msho Shoror)(ピアノのための)
20.子守歌(Oror) 
ヴィーゲン・バラサニヤン(ドゥドゥク、ブルル)
マリアム・ハラチヤン(P)

録音:2018年10月2日?3日 キルデン舞台芸術センター(クリスチャンサン、ノルウェー)
南コーカサスのアルメニアは紀元前から王国として栄え、その後、ローマ帝国、ペルシア帝国、オスマン帝国といった強大な国に翻弄される悲哀の歴史を経験しまし た。ロシア革命にともない、1920年、ソビエト連邦に組みこまれ、1991年、アルメニア共和国として独立しました。アルメニア音楽史でもっとも重要とされるコミタス(ソ ゴモン・ソゴモニャン)(1869?1935)は、オスマン帝国(現 トルコ)のキュタヒヤに生まれました。孤児だった彼は、連れられてアルメニアに行き、1881年から1893年ま でゲヴォルギアン神学校でアルメニアの宗教音楽を学び、在学中からアルメニアの民謡を収集、編曲することに興味を持ったと言われます。1894年、正教会の修道院を 管轄する掌院に任じられ、この時「コミタス」の名を与えられました。アルメニアのピアニスト、マリアム・ハラチヤン とアルメニアのフォークミュージシャン、ヴィーゲン・ バラサニヤンの共演したアルバム『ショロル』では、コミタスの音楽を「アルメニアの音楽とヨーロッパの古典様式の交差点」と解釈、彼のピアノ曲と器楽版による歌が演 奏されます。バラサニヤンの演奏する「ドゥドゥク」はアプリコットの木で作られたダブルリードの木管楽器、「ブルル」はリコーダーに似た縦笛。アルメニアの伝統楽器の 響きから民族の哀しみが聞こえます。コミタスの生誕150年に捧げるアルバムとして制作されました。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-375(1CD)
マンドリンによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ
ソナタ イ長調 K.305
ソナタ ト長調 K.301
ソナタ ホ短調 K.304
ソナタ ハ長調 K.296
シュムエル・エルバツ(マンドリン)、
アサフ・クレイマン(P)

録音:2018年9月22-25日
※日本語オビ・解説付き
とても素敵なCD。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタをマンドリンで演奏するというだけで驚きだが、そうやって生み出された音楽が実に素敵なことにまたさらに驚かされます。マンドリンはピアノと馴染みがよく、高貴なヴァイオリン演奏とはまた異なった親しげで優しい空気を広げています。
シュムエル・エルバツ、アサフ・クレイマンともイスラエルの奏者。エルバツはマンドリンのパガニーニと称賛されるほどの名手です。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-363(1CD)
シマノフスキ:戦時の三部作
(1)メトープ Op.29(全3曲)
(2)神話 Op.30(全3曲)
(3)仮面劇 Op.34(全3曲)
ロナルド・ロリム(P)
エマヌエル・サルヴァドール(Vn)

録音:2018年2月7-11日
※日本語オビ・解説付き
ブラジル出身のピアニスト、ロナルド・ロリムによるシマノフスキの作品集。いずれも神秘主義的な作風だが、ロリムの演奏は光溢れる神秘といった趣。エマヌエル・サルヴァドールは1981年、ポルトガル生まれのヴァイオリニスト。
ODRADEK RECORDS
HLSCD-010(1CD)
「夜の庭園」
(1)エルサン:ニグン
(2)サン=サーンス:ファゴット・ソナタ Op.168
(3)ケクラン:ファゴットとピアノのための3つの小品 Op.34
(4)タンスマン:ファゴットとピアノのためのソナティーヌ
(5)ファリャ:7つのスペイン民謡―アストゥーリアス地方の歌,ナナ(子守歌)
(6)レンネル:反射
(7)スクマラン&カンサ・バニク:夜の庭園
ジョ・アン・スクマラン(Fg)
クセニヤ・ヴォフミャニーナ(P)
(7)サンジャイ・カンサ・バニク(タブラ)
(7)フレデリック・グロリアン(タンプーラ)

録音:2018年12月3-8日 イタリア,モンテシルヴァーノ
※日本語オビ・解説付き
シンガポールのファゴット奏者、ジョ・アン・スクマランによるファゴット曲集。題名になっている「夜の庭園」は、彼女とタブラ(インドの太鼓の一種)奏者のバニクの合作。フィリップ・エルサンは1948年生まれのフランスの作曲家。

GENUIN
GEN-20639(1CD)
ヴィエラ・ヤナールチェコヴァー(b.1941):遠ざけられた〜弦楽四重奏曲第8 番
マールトン・イレーシュ(b.1975):弦楽四重奏曲第3 番
リサ・ストライヒ(b.1985):[天使、…]なおも手さぐりしながら
アサセッロQ【ロスティスラフ・コジェフニコフ(Vn) 、バルバラ・シュトライル(Vn)、ユスティナ・シュリワ(Va) 、テーム・ミョハネン(Vc)】

録音:2018 年10 月15-19 日 ケルン
アサセッロ四重奏団のGENUIN への3 年ぶりのCD。今回もバリバリ現代音楽。ヴィエラ・ヤ ナールチェコヴァーは1941 年生まれのスロヴァキアの作曲家。ピアニストとして活躍する一方、 作曲活動も盛ん。弦楽四重奏曲第8 番は2015 年の作。マールトン・イレーシュは1975 年生ま れのハンガリーの作曲家。作風は大変前衛的。弦楽四重奏曲第 3 番は 2016/17 の作。リサ・ ストライヒは1985 年生まれのスウェーデンの作曲家。ひんやりした感触が面白い。

MSR
MS-1738(1CD)
レザ・ヴァリ(b.1952):室内楽作品集
(1)ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンティックな歌(2011)
(2)カリグラフィ第14 番「アシューブ」〜サントゥールと弦楽四重奏のための(2014)
(3)カリグラフィ第15 番「ラーク」(2016)〜弦楽四重奏のための
(4)「愛の酩酊」(2014)〜ヴァイオリンとピアノのための
(5)カリグラフィ第14 番「アシューブ」〜弦楽四重奏のための(2015)
(6)弦楽四重奏曲第4 番「オルマヴィ」(2015)
カルペ・ディエムSQ
(1)チャールズ・ウェザービー(Vn)
(2)デヴィッド・コレヴァー(P)
(2)ダーリウシュ・シャハフィ(サントゥール)

録音:2018年
レザ・ヴァリはイラン出身。テヘランの音楽院で学んだ後、ウィーン音楽院に留学、後に渡米し 多くの作品を発表しています。彼はイランの伝統音楽と西洋音楽を融合しようとしており、サントゥー ルはイランの伝統的な撥弦楽器で弦楽四重奏と東西を越えた音楽上のコミュニケーションを図っ ています。いずれもエキゾティックで楽しい音楽。
MSR
MS-1691(1CD)
オーボエとピアノのための音楽
ペドロ・ソレル(1810-1850):マドリードのおみやげ
ロバート・K・ミュラー(b.1958):記念
エドマンド・ラッブラ(1901-1986):オーボエ・ソナタ
グラジーナ・バツェヴィチ(1909-1969):オーボエ・ソナタ
メラブ・パルツハラーゼ(1924-2008):2 つの小品
テレサ・デラプレイン(Ob)
柏木知子(P)

録音:2018 年アーカンソー大学
古典から現代まであまり聴かれることのない珍しいオーボエとピアノのための作品を収録。イギ リスのシンフォニストとして知られるラッブラのソナタは抒情的な佳品。バーツクラウゼの 2 つの小 品は東欧音楽を思わせる、ひなびた美しい作品。
MSR
MS-1702(1CD)
「影より光へ」〜ポーランドの木管音楽
ルトスワフスキ:オーボエ、クラリネットとファゴットのためのトリオ
アントニ・サウォフスキ(1907-73):オーボエ、クラリネットとファゴットのためのトリオ
ヴァレンティノヴィッチ(1902-99):リード楽器のためのトリオ
タデウシュ・バイルト(1928-81):ディヴェルティメント
ヤニナ・ガルシア(1920-2004):主題と変奏
ソノーラ・ウィンズ(Fl, Ob, Cl, Fg)

録音:2018年
20 世紀ポーランドの作曲家による木管三重奏を収録。巨匠ルトスワフスキのトリオは初期に書 かれた新古典主義風の作品。ソノーラ・ウィンズは 2016 年に結成されたアメリカの若いソリストで 構成されている木管アンサンブル。
MSR
MS-1709(1CD)
ジュディス・ラング・ザイモント:作品集
(1)弦楽四重奏曲第2 番「奇妙な魔術」 (2016)
(2)ヴァース(2008)〜無伴奏ヴァイオリンのための
(3)弦楽四重奏曲「ザ・フィギュア」(2008)
(4)セスティーナ(1998)〜無伴奏チェロのための
(5)ソナタ・ラプソディ(2010)〜ヴァイオリンとピアノのための
(1)(3)アメルネットSQ
(2)(5)ミシャ・ヴィテンソン(Vn)
(4)ジェイソン・キャロウェイ(Vc)
(5)ジョン・ウィルソン(P)

録音:2019年12月17日
ザイモントの生年は記されていないが、写真から 60〜70 歳代と思われます。ジュリアード音楽院 で学び、作品は120 を越えます。「奇妙な魔術」は後期バルトークを思わせる緊密に書き込まれた佳 作。ソナタ・ラプソディも自由な無調で書かれ、どこかバルトークを想起させる暗いリリシズムがあふ れています。
MSR
MS-1722(1CD)
「砕け散る波」〜スウェーデン女性作曲家作品集
ラウラ・ネーツェル(1839-1927):タランテラ Op.33、
 ユモレスクOp.37、組曲Op.33
エルフリーダ・アンドレー(1841-1929):フルート・ソナタ
ラウラ・ネーツェル:ラ・ゴンドリアーナ、子守歌とタランテラ
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):フルート・ソナタ
ポーラ・グドムンドソン(Fl)
トレーシー・リプケ=ペリー(P)

録音:2019年ミネソタ州セントポール
19 世紀スウェーデンで活躍した女性作曲家によるフルートとピアノのための作品を収録。19 世 紀北欧の封建的でまだ女性の活躍が制限されていた時代にこれだけ多くの女性作曲家を輩出 できたことは画期的で、そんな彼女たちの作品をよみがえらせるべく、フルーティストのグドムンド ソンが誠意をもって演奏しています。作風は何れも古典派、ロマン派の端正な佇まいをもった秀作。
MSR
MS-1735(1CD)
神はわがやぐら」〜宗教改革の音楽
ジェームズ・カーナウ(b.1943):神はわがやぐらによる幻想曲「歓喜」
シュッツ:3 つのベッカー詩篇
バッハ:来たれ異教徒の救い主よBWV659
 :我らが神は堅き砦BWV80
 3 つのルター派のコラールBWV680,687,651
ニコライ:教会祝祭序曲「神はわがやぐら」
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6 番
ステファン・スクワイアーズ(指)
シカゴ・ガーゴイル・ブラス&オルガン・アンサンブル
バッハの作品を中心に古典派、ロマン派、現代の作曲家による金管アンサンブルとオルガンの ための作品を収録。シカゴ・ガーゴイル・ブラスは1992 年に結成。

DUX
DUX-1602(1CD)
スタトコフスキ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.10
弦楽四重奏曲第5番ホ短調 Op.40
カメラータSQ

録音:2019年9月29日−30日、ポーランド
アントン・ルビンシテインやリムスキー=コルサコフに学んだポーランドの作曲家ロマン・スタトコフスキ(1859−1925)の弦楽四重奏曲集。20世紀の変わり目の時代において、ポーランド音楽の発展にもっとも貢献した作曲家の一人であるスタトコフスキの知られざる傑作をリヴァイヴァルさせるレコーディング。カメラータSQは、1984年の結成以来ポーランドの代表的なアンサンブルとして活動。これまで28枚のアルバムをリリースし、ディアパゾン・ドール賞(ディアパゾン誌)、スフォルツァンド賞(クレッシェンド誌)、ピッツィカート・スーパーソニック賞(ピッツィカート誌)などを受賞しています。
DUX
DUX-1561(1CD)
バツェヴィチ:室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための《伝説》(世界初録音)
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ピアノ・ソナタ第1番
ヴァイオリンとピアノのための《歌》(世界初録音)
ヴァイオリン・ソナタ第4番
ヴァイオリン・ソナタ第5番
ヤーガ・クリマシェフスカ(Vn)、
マテウシュ・レットネル(P)

録音:2019年6月23日−26日、キエルツェ(ポーランド)
ポーランドにおける女流作曲家の草分け的存在として高名なグラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)の世界初録音を含む室内楽作品集。
ワルシャワ音楽院在学中に作曲された若書きの「歌」(1927年)と1945年の「伝説」の2作品は、今回の演奏が世界初録音。名教師ナディア・ブーランジェに教えを受けたポーランドの名女流のヴァイオリンとピアノのために遺した芸術をご堪能下さい。
DUX
DUX-1447(1CD)
ポートレート 〜 ボッティリエロ
リトラッティ・ディ・ドンネ
4つのスペインの肖像画
クラリネット・ポートレーツ
私のヴィンセント
ジョヴァンニ・パンツィ(Cl)、クリスティアン・ダノヴィチ(Vn)、マチェイ・ルレク(Vn)、アレクサンドラ・ホンシェル=バネク(Vn)、イゴール・ソロネンコ(Vn)、ミハウ・ミッケル(Va)、リスザルト・スネカ(Va)、マルチン・ミシャク(Vc)、ヤクブ・クルク(Vc)、ミロスラフ・マリィ(Cb)、フランチェスコ・ボッティリエロ(ピアノ&指揮)

録音:2018年5月9日−10日、ヴロツワフ(ポーランド)
カルロ・マリア・ジュリーニに指揮法のレッスンを受けた経歴を持つイタリアの作曲家、フランチェスコ・ボッティリエロ(1974−)のポートレート・アルバム。
2007年にポーランドのヴロツワフに活動の拠点を移したボッティリエロ。イタリアの映画音楽的な雰囲気を持つ作品はヨーロッパ各地の歌劇場で高評価を得ており、2017年には作曲家、指揮者としてカーネギー・ホールに招かれるなど知名度を高めています。
DUX
DUX-1598(1CD)
オルチャク:アコーディオンのための独奏&室内楽作品集
メア/ACC-1/アッコタンゴ/カンタータ/トリオ 〜 シマノフスキへのオマージュ/ポジムク/Bunkowo jazda/Czej do noska/Chwalisze/Kolibionska dlo kota/ヤスカ/Szekba wiaru/Illur laekur
エルジュビェタ・ロジンスカ(アコーディオン)、マウゴジャタ・スコルパ(Vn)、アンナ・サヴィッカ(Vc)、パヴェウ・ラタジェク(アコーディオン)、パヴェウ・ザガンチク(アコーディオン)、アンナ・ファブレロ(S)、クシシュトフ・オルクチャク(アコーディオン)、モニカ・ドズラ=ラドキエヴィチ(G)

録音:2018年11月(ポーランド)
1956年、ポーランド中央部の都市ウッチ出身のコンポーザー=アコーディオニスト、クシシュトフ・オルチャク(1956−)がアコーディオン奏者としての経験をベースとして作曲したアコーディオンのためのソロ、室内楽作品集。1980年のオークランド国際アコーディオン・コンクールで銅メダルを獲得するなど、演奏家としての実績も十分。現在は、ポーランドのグダニスク音楽アカデミーの作曲科教授として教鞭を執っています。

IBS CLASSICAL
IBS-162019(1CD)
ヘンデル:トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ 第4番 Op.2 ヘ長調 HWV389
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 HWV359a
トリオ・ソナタ 第2番 Op.5 ニ長調HWV397
ソナタ.ニ長調 HWV371
トリオ・ソナタ 第1番 Op.2 ロ短調HWV386b
トリオ・ソナタ 第1番 Op.5 イ長調HWV396
アンサンブル・ラポテオーゼ
ラウラ・クェサーダ(トラヴェルソ)/ビクトル・マルティネス(バロックVn)
カルラ・サンフェリクス(バロックVc)/アシス・マルケス(Cemb)
ラミロ・モラレス(アーチリュート・ギター)
ラミロ・モラレス(G)

録音:2018年11月
2017年にスペインで結成された古楽器アンサンブル、ラポテオーゼによるヘンデルへのトリビュート・アルバム。トリオ・ソ ナタOp.2とOp.5から厳選された4曲に、独奏楽器と通奏低音のレパートリーから選択した2曲の計6作品を収録。 ラポテオーゼのアンサンブル名は、彼らがアンサンブルとして最初に取り組んだフランソワ・クープランの「コレッリ讃」 (L'aopotheose de Corelli)から採られたもので、これは、その後の彼らの実り多い音楽の旅にふさわしい名前とな りました。カルテットの形であらゆる古楽作品に真摯に向き合い、色彩豊かな演奏で、2019年ヨーク・アーリーミュー ジック国際コンクールや2017年ゲッティンゲン・ヘンデル・コンクールで優勝するなど、スペイン国内外の12のコンクール で成功を収めており、注目の古楽アンサンブルとして急成長しています。
IBS CLASSICAL
IBS-262018(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第26番変ロ長調 K378
ヴァイオリン・ソナタ 第32番変ロ長調 K454
ヴァイオリン・ソナタ 第35番イ長調 K526
ステファーヌ・ルージェ(Vn)
ソフィー・デブル(P)

録音:2017年10月29日-11月2日
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは偽作も含め、現在36番までの番号が振られていますが、このアルバムに収録され ているのは、モーツァルトの創造性の頂点を示した3作品です。初期のソナタは自身がピアノを演奏するために書かれ たものが多く、基本的にヴァイオリンは助奏の扱いとされますが、円熟期の3曲はヴァイオリン・パートにも斬新な試みが なされており、2台の楽器がバランスよく歌い交わすように工夫されています。このアルバムでは、バイオリニストのステ ファーヌ・ルージェとピアニストのソフィー・テブルが演奏、流麗なアンサンブルを聴かせます。ステファーヌ・ルージェは、14 歳の時にパリ国立音楽院に入学、ヴァイオリンと室内楽を習得した後ドイツに留学。その後はソリストとして活躍しな がら、10年以上に渡ってボルドー歌劇場の首席ヴァイオリニストを務めました。現在はボルドー四重奏団のメンバーと してヨーロッパ中でツアーを行い、数々の音楽祭に出演、好評を博しています。
IBS CLASSICAL
IBS-12017(1CD)
チェロ作品集
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 OP.19
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71(チェロとピアノ編)
フランク:チェロ・ソナタ イ長調(チェロとピアノ編)
ラヴェル:ヴォカリーズ-ハバネラ形式のエチュード(チェロとピアノ編)
アシエル・ポロ(Vc)
マルタ・サバレタ(P)

録音:2016年10月1-5日
1971年、スペイン生まれのチェリスト、アシエル・ポロ。マリア・クリーゲルとイヴァン・モニゲッティに師事し、数多くのコン クール受賞歴を持つ彼は、ソリストとしてアントニ・ヴィト、ピンカス・スタインバーグらの名指揮者と共演するだけでなく、 室内楽奏者としても活躍しています。このアルバムではラフマニノフとフランクのソナタを中心に、グラズノフ、ラヴェルの 作品を演奏。情感溢れる音色で詩情豊かな演奏を聴かせます。
IBS CLASSICAL
IBS-82019(1CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38
4つの歌 Op.43より(チェロとピアノ編)
 第1番:永遠の愛について
 第2番:五月の夜
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99
5つの歌 Op.105-第1曲 調べのように私を通り抜ける(チェロとピアノ編)
5つの歌 Op.106-第1曲 セレナード(チェロとピアノ編)
アシエル・ポロ(Vc)
エルダー・ネボルシン(P)

録音:2018年7月2-4日
スペインの中堅チェロ奏者アシエル・ポロによるブラームス。マリア・クリーゲルとイヴァン・モニゲッティに師事し、数多くのコン クール受賞歴を持つ彼は、ソリストとしてアントニ・ヴィト、ピンカス・スタインバーグらの名指揮者と共演するだけでなく、室 内楽奏者としても活躍しています。このアルバムでは2曲のチェロ・ソナタとチェロ用に編曲した4つの歌曲を演奏。名手エ ルダー・ネボルシンがピアノを担当し、ブラームス作品の持つ成熟した美しさを引き出しています。
IBS CLASSICAL
IBS-72019(1CD)
20世紀カタルーニャのチェロ作品集
フアン・マネン(1883-1971):ソナタ・ディ・コンチェルト Op. A-42
ロベルト・ジェラール(1896-1970):チェロ・ソナタ
ハビエル・モンサルバーチェ(1912-2002):ソナタ・コンチェルタンテ
ギレルモ・パストラーナ(Vc)
ダニエル・ブランチ(P)

録音:2018年7月21-23日
20世紀初頭のカタルーニャでは、様々な地域の音楽が混じり合っていました。ドイツの影響を受けたワーグナーに連なる 後期ロマン派、フェリペ・ペドレルが推奨するスペイン国民楽派、そしてスペイン伝統のスタイルに新しい様式を融合された 「新進主義」。このアルバムに収録されている3人の作曲家は、それぞれ当時の潮流に乗りながら、自身の作風を確立さ せていきました。どの作品もスペインの伝統音楽から出発し、広く世界へと目を向けた先進的なスタイルを持っています。
IBS CLASSICAL
IBS-42019(1CD)
クラリネット三重奏曲集
バルトーク:コントラスツ BB116
ハチャトゥリアン:クラリネット三重奏曲
ベルク:室内協奏曲 - 第2楽章 アダージョ(ヴァイオリン,クラリネットとチェロ版)
ミヨー:組曲 Op.157b
ストラヴィンスキー:兵士の物語(抜粋)(ヴァイオリン、クラリネットとチェロ編)
トリオ・ムジカリス【マリオ・ペレス(Vn)、エドゥアルド・ライムンド(Cl)、フランシスコ・エスコダ(P)】

録音:2018年7月2-4日
第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間である1919年から1938年までに作曲されたクラリネット三重奏曲を通し て、不安な時代を音楽で表現するというコンセプト・アルバム。ハンガリーとルーマニアの舞曲を元にしたバルトークの名曲 「コントラスツ」、アルメニア民謡を素材とするハチャトゥリアンのオリエンタリズム漂う三重奏曲、繊細で美しいベルクの室内 協奏曲のアダージョ楽章、ジャズの影響が感じられるミヨーの組曲、最後に置かれたストラヴィンスキーの「兵士の物語」。 これら様々なスタイルによる5つの曲からは、この時代独自の表現の多様性と、人々の熱い息吹が感じられます。
IBS CLASSICAL
IBS-92017(2CD)
NX-C01
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集
ディヴェルティメント 変ロ長調 K254
ピアノ三重奏曲第1番ト長調 K496
ピアノ三重奏曲第3番変ロ長調 K502
ピアノ三重奏曲第4番ホ長調 K542
ピアノ三重奏曲第5番ハ長調 K548
ピアノ三重奏曲第6番ト長調 K564
トリオ・ヴェガ【矢野泰世(P)、マルク・パキン(Vn)、オフィーリア・ザイツ・ヴェガ(Vc)】

録音:2016年12月5-8日
モーツァルトのピアノ三重奏曲は、全部で10曲あるとされますが、このアルバムでは、断片が残るのみのK442と初期の作 品とされるK495a(Anh.52)とK501a(Anh.51)は省き、クラリネットが用いられたK498「ケーゲルシュタット」も除外。 実質上、6曲が収録されています。その上で1776年に書かれたK254はディヴェルティメントとし、残りの5曲に番号を振 り、モーツァルトの充実した時期に書かれた作品としてまとめています。スイスのヴァイオリニスト、パキンとロンドンで学んだ チェリスト、ヴェガ、そして日本のピアニスト矢野泰世による親密な演奏でお楽しみください。
IBS CLASSICAL
IBS-152018(1CD)
元旦のための協奏曲
ヘスス・バル・イ・ガイ
(1905-1993):木管四重奏のためのディヴェルティメント
サルバドル・バカリッセ(1898-1963):元旦のための協奏曲
 前奏曲,悲歌とパスピエ Op.80…独奏ハープのための
 空想上の鳥の歌…2本のフルートのための
 序奏,変奏曲とコーダ…クラリネットとピアノのための
ムーンウィンズ(アンサンブル)1-7
ジョアン・エンリク・リュナ(指、Cl)
クリスティーナ・モンテス(Hp)
ディエゴ・アセーニャ(Fl)
ルーツ・カニサル(Fl)
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音:2017年1月14-17日
ヘスス・バル・イ・ガイとサルバドル・バカリッセは「スペイン第27世代」として知られるグループに属する作曲家です。スペイン で教育を受けた彼らは、1936年から1939年に勃発した内戦から逃れるために亡命した後にも、さまざまな形でスペイン 音楽の復興と発展に寄与しました。1942年に作曲されたガイの「ディヴェルティメント」はストラヴィンスキーを思わせる新 古典派の作風による闊達な作品。バカリッセの「元旦のための協奏曲」は1954年の管楽五重奏とハープのための 「Concertto in E flat」を原曲とし、1961年にハープとオーケストラ版として拡張された作品です。20世紀前半のフラ ンス音楽から影響を受けた色彩豊かなハープの響きが印象的。他の3曲も先進的でありながら、深く抒情的な雰囲気を 併せ持つ、各々の楽器の音色が溶け合う美しい作品です。
IBS CLASSICAL
IBS-122018(1CD)
スペインのピアノ三重奏曲集
ホアキン・マラツ(1872-1912):ピアノ三重奏曲
ペドレル(1841-1922):夜想曲-三重奏曲 Op.55
ペドレル:フォルニのための悲歌
グラナドス:ピアノ三重奏曲 Op.50
トリオ・アルボス【ホアン・カルロス・ガルバーヨ(P)、セシリア・ベルコヴィチ(Vn)、ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)】

録音:2017年1月15-17日
スペイン・ロマン派を生きた3人の作曲家のピアノ三重奏曲集。ペドレルはグラナドスやファリャの教師として知られる作曲 家。ローマ留学時代にスペインの古い音楽を知り、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの全作品の校訂をしたことでも知られてい ます。憂鬱な雰囲気に彩られた「夜想曲-三重奏曲」が聴きものです。グラナドスの親友マラツの三重奏曲は、自身が優 れたピアニストであったこともあり、ピアノ・パートの流麗なパッセージが耳に残ります。第2楽章のゆったりとした旋律が美し く、最終楽章は闊達な動きに終始する華麗な作品です。ほとんど耳にする機会のないグラナドスの三重奏曲は、サロン 風の優しい音楽ですが、時折、彼が愛したムーア風やハンガリー風のメロディが聞こえてくるなど、斬新さも盛り込まれてい ます。
IBS CLASSICAL
IBS-52017(1CD)
スペイン・チェロ・ソナタ集
シモン・タピア・コルマン(1906-1993):チェロ・ソナタ
ロベルト・ジェラール(1896-1970):チェロ・ソナタ
サルバドル・バカリッセ(1898-1963):序奏、変奏曲とコーダ…世界初録音
マリア・テレサ・プリエト(1896-1982):アダージョとフーガ…世界初録音
ロフドルフォ・アルフテル(1900-1987):チェロ・ソナタOp.26
イアゴバ・ファンロ(Vc)
パブロ・アモロス(P)

録音:2017年2月14-15日
1930年代のスペインで活躍した作曲家グループ「スペイン8人組」(もちろんフランス6人組の名のもじり)のメンバーであ るアルフテルとバカリッセ。その周辺の作曲家たちによる“世界初録音”を含む5曲のチェロ作品を収録した1枚。スペインの 伝統音楽とヨーロッパのアバンギャルドを融合させた音楽です。新古典派の様式の中に時折感じられる妖艶な旋律が魅 力的なコルマンのソナタ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の旋律に似たフレーズが展開するジェラールのソナタなどの ユニークな作品が揃っています。現在、マドリード王立音楽院のチェロ科の教授を務めるイアゴバ・ファンロの情熱的な演 奏で。
IBS CLASSICAL
IBS-32017(1CD)
新しいフォリア
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ソプラノ・サクソフォンとピアノ編)
デクリュック(1896-1954):サクソフォン・ソナタ 嬰ハ長調(アルト・サクソフォンとピアノ編)
ヴィラ=ロボス:ファンタジア(ソプラノ・サクソフォンとピアノ編)
オルブライト(1944-1998):アルト・サクソフォン・ソナタ
アントニオ・ガルシア・ホルヘ(Sax)
アレクシス・グルネル(P)

録音:2016年11月13-16日
「新しいフォリア」と題されたサクソフォンのための興味深い1枚。タイトルは、変奏曲の一種である「フォリア」になぞらえて、 サクソフォンのレパートリーを探求、拡大していくという意味合いを持っています。まず演奏されているのは、フランクのヴァイ オリン・ソナタのサクソフォン編曲版。鮮やかな技巧を駆使したガルシア・ホルヘの演奏が聴きどころです。他には、あまり耳 にする機会のないデクリュックのソナタや、もともと弦楽合奏伴奏で書かれたヴィラ=ロボスのファンタジア、オルブライトのア イデア満載のソナタなど、多彩なサクソフォンのための作品が並べられています。ヨーロッパで広く活躍するガルシア・ホルヘ とアレクシス・グルネルの息のあった演奏で楽しめます。

オクタヴィア
OVCL-00695(1SACD)
2020年1月22日発売
ベルギー・アルバム/LA BELGIQUE
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
イザイ:子供の夢Op.14 (ヴァイオリンとピアノ版)
 冬の歌Op.15 (ヴァイオリンとピアノ版)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 M.8
郷古廉 (Vn)
加藤洋之 (P)

録音:2018年6月4-5日、2019年4月27日、8月17-18日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
現代日本で最も優れた若きヴァイオリニストの一人、郷古廉。他に類をみない傑出した個性と、研 ぎ澄まされた演奏で聴衆を圧倒する彼への注目は、さらに高まっています。 バッハ&バルトークシリーズに続く当盤はベルギーの作曲家でまとめ、ルクーとフランクのソナタと いう名品に加え、イザイの知られざる珠玉小品を収録。郷古の魅力の一つである美しく艶やかな 音色が、それぞれの音楽の機微にふれ、深奥へと誘ってくれます。(オクタヴィア)

ALPHA
ALPHA-573(1CD)
20世紀初頭フランスの女性作曲家によるフルートとピアノのための作品集
メル・ボニ(1858-1937):ソナタ
リリー・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
春の朝に
クレマンス・ド・グランヴァル(1828-1907):組曲
メル・ボニ:小品 OP.189
 スケルツオ(フィナーレ) OP.POSTHUME 187
シャミナード(1857-1944):星のセレナード Op.142
オーギュスタ・オルメス(1847-1903):3つの小品
ジュリエット・ユレル(Fl)
エレーヌ・クヴェール(P)

録音:ウエストフェスト教会、スキーダム、オランダ
女性が芸術家として生活することが難しかった20世紀初頭。社会の逆風にさらされながらも音楽に生涯を捧げた、フランスの女流作曲家た ちの作品を集めたアルバム。ロッテルダム・フィルの首席奏者として活躍するユレルと盟友クヴェールが、先人たちに敬意と共感を持って作品に 寄り添っています。 収録曲は短いもので2分弱、長くても5分台といういずれも短いものですが、フルートとピアノの美しい音色が生きた特徴的な作品ばかり。印 象派からベル・エポック、そしてヨーロッパを席巻したワグネリズムの影響も感じさせるたいへん興味深いものです。
ALPHA
ALPHA-585(1CD)
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29
弦楽五重奏曲 ハ短調 Op.104
フーガ ニ長調 Op.137
ケルンWDR響チェンバー・プレイヤーズ【イェ・ウー(Vn1)、クリスティアン=パウル・スヴァイアラ(Vn2)、ミッシャ・ファイファー(Va)、トマシュ・ノイゲバウアー(Va)、スザンネ・アイヒミュラー(Vc)】

録音:2019年8月、ケルン・フィルハーモニー
ケルンWDR放送響のメンバーにより様々なアンサンブルのアルバムをリリースする企画の第一弾。2017年にPentatoneレーベルからリリース したブラームスが好評を博した弦楽五重奏のメンバー(第2ヴァイオリンのみ入れ替え)による、ベートーヴェンが登場です。まだ若々しさを残す 1801年作曲のOp.29と、手法も曲想もたいへん充実した1817年作曲のダイナミックなOp.104、同じ年に書かれごく短い曲の中に複雑な 技法を盛り込んだフーガOp.137を収録。経験豊富なメンバーならではの深い譜読みとしなやかで力強いアンサンブルが、作品の魅力を十 二分に伝える快演です。

Linn
CKD-618(1CD)
NX-B09
バッハ:ヴィオール合奏による作品集
3声のリチェルカーレ (『音楽の捧げもの』BWV1079 より)
シンフォニア第9番BWV795 (『インヴェンションとシンフォニア』 より)
「バビロン川のほとりで」 BWV653b
前奏曲 第19番BWV864 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第19番BWV864 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ (『前奏曲とフーガ』 ハ長調 BWV547 より)
フーガ 第17番BWV886 (『平均律クラヴィーア 第2巻』 より)
前奏曲 第22番BWV867 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第22番BWV867 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第14番BWV859 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
前奏曲 第24番BWV869 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第24番BWV869 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
フーガ 第9番BWV854 (『平均律クラヴィーア 第1巻』 より)
「深き淵より」 BWV686 (『クラヴィーア練習曲集 第3巻』 より)
前奏曲 第22番BWV891 (『平均律クラヴィーア 第2巻』 より)
フーガ 第22番BWV891 (『平均律クラヴィーア 第2巻』 より)
「天にまします我らが父よ」 BWV737
フーガ BWV552 (『クラヴィーア練習曲集 第3巻』 より)
「精霊なる神よ」 BWV671 (『クラヴィーア練習曲集 第3巻』 より)
6声のリチェルカーレ (『音楽の捧げもの』BWV1079 より)
ファンタズム【ローレンス・ドレフュス(トレブル・ヴィオール、指揮)、エミリア・ベンジャミン(トレブル・ヴィオール)、ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール)、ハイディ・グレーガー(バス・ヴィオール、ヴィオローネ)、マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)
リアム・バーン(バス・ヴィオール)】

録音:2019年2月4-7日、イエス・キリスト教会、ベルリン
大バッハが残した鍵盤楽器のための作品を、ローレンス・ドレフュスが3声から6声までのヴィオール合奏へと編曲し、ドレフュスとマルック・ルオラ ヤン=ミッコラを中心としたファンタズムによる演奏で収めたアルバム。各メンバーの表情豊かな積極性の高い表現で、バッハが書いた各声部の 繊細な綾が生き生きと描かれています。トレブルからヴィオローネまで広い音域の楽器を用いることで、表現の幅が大きくなり聴き応えが増した ことも特筆できるでしょう。 ファンタズムは1994年に結成されたヴィオールの合奏団で、これまでに発表したアルバムがグラモフォン年間アワードを3回、ディアパソン・ドール を2回受賞するなど、世界的に高い評価を得ています。今回のアルバムのタイトルは一般に「平均律クラヴィーア曲集」と訳されている"Das Wohltemperierte Klavier"(本来は「良く整えて調律された鍵盤楽器」の意)のパロディで、同作品集からの前奏曲とフーガを中心に、コ ラールなども盛り込んだ多彩な内容となっています。なお「第2巻」は2021年に発売予定とのこと。

MUSO
MU-034(1CD)
NX-B09
4人で協奏曲を
コレッリ/ヨハン・クリスティアン・シックハルト(1682-1762)編曲:合奏協奏曲 第18番ト短調 Op6-8 「クリスマス協奏曲」
ジャック・モレル(1641-1715)/アンサンブル・ブラダマンテ編曲:三重奏によるシャコンヌ
ヘンデル/伝テレマン:四声の協奏曲 ニ短調
ジャン=ジョセフ・ムーレ(1682-1738)/アンサンブル・ブラダマンテ編曲:二声と三声のための室内協奏曲
ヴィヴァルディ:リコーダー、オーボエと通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV103
アンサンブル・ブラダマンテ【レイチェル・ヘイマンス(リコーダー、バロック・オーボエ)、アンヌ=カトリーヌ・ゴスレ(リコーダー)、レオノール・パラッツォ(五弦チェロ)、ポール・ヴァン・デン・ドリーシュ(Cemb)】

録音:2018年2月13-16日ボルニヴァル教会、ベルギー
バロック後期にヨーロッパ各地で流行した合奏協奏曲。その形態に倣いつつも、より小さな編成で気軽に演奏することが出来ることで広まった 室内協奏曲と、その編成へと編曲された作品を集めています。2つのリコーダー、あるいはリコーダーとオーボエを中心に、通奏低音を加えた三 声、チェロを独立させた四声の作品を収録。このジャンルで多くの作品を残したヴィヴァルディはもちろん、有名なコレッリの「クリスマス協奏曲」 の編曲が収められているのも嬉しいところで、様々な地域で作曲された作品を聴き比べ出来るのもアルバムの特色といえます。 2006年にベルギーで開催されたアクシオン・クラシック・コンクールをきっかけに結成されたアンサンブル・ブラダマンテは、古楽や古典にとどまら ず、ロマン派、現代音楽、そしてヨーロッパ各地の民族音楽までをレパートリーとする、ボーダーレスな活躍をみせるアーティストで構成されてい ます。特に長年その習得に励んできたというパラッツォの担当する五弦チェロの活躍は、このアンサンブルを特徴づけているといえるでしょう。

FUGA LIBERA
FUG-758(5CD)
NX-D06
『イザイへのトリビュート』〜知られざるその作品と、献呈された作品を集めて


(1)イザイ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第1楽章Allegro appassionato non troppo vivo
(2)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 第1楽章Allegro moderato
(3)悲劇的詩曲 ニ短調 Op.12
(4)サン=サーンスのワルツ形式の練習曲による奇想曲
(5)イザイ:友情 Op.26
(6)ショーソン:詩曲
(7)イザイ:夕べの調和 Op.31
(8)イザイ:瞑想曲 Op.16
(9)ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(10)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(11)イザイ:演奏会用三重奏曲「ル・シメイ」
(12)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
(13)ショーソン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21
(14)イザイ:ノルウェーの伝説
(15)ルクー:ピアノ四重奏曲
(16)イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
(17)イザイ:演奏会用三重奏曲「ロンドン」
(18)イザイ:子供の夢 Op.14
(1)ヨシフ・イヴァノフ(Vn)
(2)ニキータ・ボリソグレブスキー(Vn)
(3)テディ・パパヴラミ(Vn)
(4)マリア・ミルシュテイン(Vn)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
クリスティアン・アルミンク(指)
ベルギー王立リエージュPO
録音:2019年3月27-29日、2009年6月23-28日、2013年7月 リエージュ・フィルハーモニック・ザール
(5)ロレンツォ・ガット、ヨシフ・イヴァノフ (Vn)
(6)ルノー・カプソン(Vn)
(7)エルメスSQ
(8)ゲイリー・ホフマン(Vc)、ステファヌ・ドゥネーヴ(指) ブリュッセル・フィルハーモニック
録音:2018年11月19-23日 フラジェ・スタジオ4、ブリュッセル
(9)カーソン・レオン(Vn)、ジャン=クロード・ヴァンデンエイデン(P)
(10)ロレンツォ・ガット(Vn)、ジュリアン・リベール(P)
(11)エリナ・ブクシャ(Vn)、エレーヌ・ドゥサン(Va)、アストリッグ・シラノシアン(Vc)
録音:2018年11月9-10日 エリザベート王妃記念音楽堂、2019年4月6-8日 フラジェ・スタジオ4、ブリュッセル、2018年12月27-28日 エリザベート王妃記念音楽堂
(12)オーギュスタン・デュメイ(Vn)、ヒョンジン・ジェーン・チョ(Vn)、ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)、アンリ・ドゥマルケット(Vc)
(13)エリナ・ブクシャ(Vn)、パヴェル・コレスニコフ(P)、エルメスSQ
(14)カーソン・レオン(Vn)、ジョナサン・フルネル(P)
録音:2019年10月5-7日 ラ・ショー=ド=フォン、2019年4月17-19日 エリザベート王妃記念音楽堂、2019年10月9日 エリザベート王妃記念音楽堂
(15)ユーリア・プシュケル(Vn)、ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)、ダニーロ・スクィティエリ(Vc)
ジャン=クロード・ヴァンデンエイデン(P)
(16)ヴラディスラヴァ・ルチェンコ(Vn)、ヒョンジン・ジェーン・チョ(Vn)
(17)ヴラディスラヴァ・ルチェンコ(Vn)、ヒョンジン・ジェーン・チョ(Vn)、ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)
(18)オーギュスタン・デュメイ(Vn)、ジョナサン・フルネル(P)
録音:2019年9月17-18日、2019年7月15-16日、2019年4月24日、2019年10月9日 エリザベート王妃記念音楽堂
ベルギーの名ヴァイオリニスト イザイと、ベルギー王妃エリザベート・ド・バヴィエールらの構想が後に形となったエリザベート王妃音楽院が贈る、 イザイのトリビュート・アルバム。今日大きな評価を得ているとは言い難い、作曲家としてイザイに注目し、ヴァイオリンと管弦楽のための作品や 室内楽を収録しています。このうちDISC1に収録のヴァイオリン協奏曲の断章2つは初録音という貴重なもの。また今日有名となっている他 の作曲家の作品で、イザイに献呈され彼が初演を行った曲も収めています。 エリザベート王妃音楽院で教鞭を取ったり、エリザベート王妃記念コンクールで上位入賞を果たすなどした幅広いアーティストが参加している のも大きなポイント。デュメイ、カプソン、パパヴラミといった大物の名前が含まれるのも嬉しいところです。

Audite
AU-21455(3CD)
ポール・トルトゥリエ−RIAS録音集
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
(2)メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
(3)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
(4)バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
(5)フォーレ:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
(6)フォーレ:蝶々 イ長調 Op.77
(7)パガニーニ(ルイジ・シルバ編):ロッシーニの歌劇『エジプトのモーゼ』より「汝の星をちりばめた王座に」による序奏と変奏曲 「モーゼ変奏曲」MS 23
(8)シューマン:幻想小曲集 Op.73
(9)カゼッラ(1883-1947):チェロ・ソナタ第2番ハ長調 Op.45
(10)コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
(11)ポール・トルトゥリエ(1914-1990):3つの小さな塔
全て、ポール・トルトゥリエ(Vc)

(1)(2)(5)(6)(7)(9)ローター・ブロダック(P)
(3)(8)(11)クラウス・ビリング(P)

録音:(1)(2)(6)(7)1964年2月25日、(5)(9)1962年1月30日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
(3)(10)(第3楽章)1949年2月13日、(4)1949年9月9日/RIASフンクハウス、第6スタジオ(ベルリン)
(8)(10)(第1&2楽章)(11)1949年2月12日/クライストザール(ベルリン)
高音質復刻で評判を呼ぶドイツauditeレーベルからリリースされているRIAS音源による初出音源集。当セットはRIASに残された20世紀を代表するチェリスト、 ポール・トルトゥリエの録音集です。
フランスが生んだ巨匠トルトゥリエはバロックから現代、そして自作まで幅広いレパートリーで魅了したチェリスト。野太い音色で情熱的な音楽を作り出し聴衆を 魅了しました。当セットではトルトゥリエの十八番でもあるバッハの無伴奏はもちろんのことベートーヴェンのソナタも収録しております。また当録音集に収録されて いるシューマンの幻想小曲集、アルフレード・カゼッラのチェロ・ソナタ第2番はディスコグラフィにはなく、非常に貴重な録音が日の目を見ることとなります。演奏 の素晴らしさもさることながら、auditeレーベルの見事な復刻にも注目で、非常に鮮明な音質で蘇りました。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-039(4CD)
完全限定盤
偉大なるチェロ奏者たち
■CD1
「ラドゥ・アルドゥレス−ルーマニア・ラジオ放送協会アーカイヴ」
(1)サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番ハ短調 Op.32
(2)ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
(3)モーツァルト:ガヴォット
(4)フォーレ:エレジー
(5)ドヴォルザーク:「我が母の教えたまいし歌」

■CD2
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
(2)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調

■CD3
(1)バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
カサド:無伴奏チェロ組曲
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
(2)コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8

■CD4
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
■CD1
「ラドゥ・アルドゥレス−ルーマニア・ラジオ放送協会アーカイヴ」
録音:(1)(2)(5)1960年、(4)1961年、(3)1962年/ルーマニア・ラジオ放送内スタジオ(放送用セッション/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
■CD2
(1)初CD化
エディト・パイネマン(Vn)、エンリコ・マイナルディ(Vc)、
ハンス・ミュラー=クライ(指)、南西ドイツRSO
録音:1963年12月6日ドイツ(放送用セッション/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
(2)ピエール・フルニエ(Vc)、エルネスト・アンセルメ(指)、スイス・ロマンドO
録音:1956年11月14日スイス(放送用セッション/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
■CD3
(1)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、アラン・プラネス(P)
録音:1983年11月18日スタジオ104、パリ(ライヴ/ステレオ)、音源:INA archives
(2)初CD化
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
録音:1987年3月9日シャンゼリゼ劇場内ホール(ライヴ/ステレオ)、音源:INA archives
■CD4
初CD化
ピエール・フルニエ(Vc)
録音:1961年4月19日(ライヴ/モノラル)、音源:オープンリール・テープ復刻
丁寧な復刻で定評のあるSpectrum Soundレーベル。当セットはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源と当レーベルが保有するオープンリー ル・テープからの復刻で構成されている、名チェリスト、アルドゥレス、フルニエ、マイナルディ、シュタルケルの名演集です。ここに生々しく蘇った名演を お楽しみいただけます。完全限定盤。日本語解説は付きません。 (Ki)

Dynamic
CDS-7854(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲集 WoO 36
ピアノ四重奏曲 WoO 36 No.1 ハ長調
ピアノ四重奏曲 WoO 36 No.2 変ホ長調
ピアノ四重奏曲 WoO 36 No.3 ニ長調
メレト・リュティ(Vn)
パオロ・アントニオ・テストーレ制作(ミラノ 18世紀)
朝吹 園子(Vn)
アンドレア・グァルネリ“コンテ・ヴィターレ”(1676)によるダニエル・フリッシュの復元モデル(2014)
アレクサンドル・フォスター(Vc)
ヤコブ・シュタイナー/prope Oenipontum(1673)
レオナルド・ミウッチ(フォルテピアノ)
ヨハン・ロードウィク・ドゥルケン(1790頃)によるアンドレア・レステッリの復元モデル(2005)

録音:2018年11月26-28日
※歴史的楽器による初録音
幼い頃より音楽の才能を発揮、父親の厳しい指導にも耐えその才能を伸ばしていったベートーヴェン。13歳の 頃には、すでに「新しいモーツァルト」として歓迎され、室内楽作品を中心に様々な作品を書き始めました。その 中でも最も初期に書かれたのが、1785年頃の「3つのピアノ四重奏曲」です。当時のパトロン、ヨハン・ゴットフ リート・マスティオーの依頼によって作曲された3曲で、全体的にはモーツァルトの影響が大きく、とりわけ1781年 にモーツァルトが発表した「6つのヴァイオリン・ソナタ」をモデルにしているとされますが、ところどころ、後のベートー ヴェンらしさも感じさせるドラマティックな作品となっているのが特徴です。なかでも、第1番はゆったりした第1楽章 で始まり、そのまま激しい第2楽章に突入、第3楽章は変奏曲が置かれるなどユニークな作風を見せ、ベートー ヴェンの溢れる才能を示しています。歴史的楽器(復元も含む)による初のアルバムです。

MDG
MDG-90321526(1SACD)
プーランク:管楽器のための室内楽作品集
六重奏曲(ピアノと木管五重奏のための)
フルートとピアノのためのソナタ
オーボエとピアノのためのソナタ
クラリネットとピアノのためのソナタ
三重奏曲(オーボエ、ファゴット、ピアノのための) 
アンサンブル・コンフェデラチオ
ルート・フェルナンデス(Fl)
マリア・ソウルナチェヴァ(Ob)
セルジョ・ピレシュ(クラリネット)
ライオネル・ポワンエ(Hrn)
アクセル・ベノワ(Fg)
ベンジャミン・エンゲーリ(P)
2019 年はプーランク生誕 120 周年。プーランクは室内楽曲の中でも管楽器の音色を好んでいました。ここに収録されているのは、プーランクの代表 的な管楽器のための室内楽作品です。
ピアノと管楽五重奏のための「六重奏曲」は、木管アンサンブルとピアノのための最高傑作のひとつであり、プーランクの洒脱な音楽が凝縮された作品。 プーランクの木管楽器のための 3 つのソナタも収録されています。フルート・ソナタは、20 世紀最高のフルーティスト、ランパルと作曲者自身によって初 演され、以後多くのフルーティストが演奏する名作。ランパルの協力を得て完成した本作は、晩年のプーランクの優美さに溢れたもの。技巧的にも難易度 が高く、悲哀に満ちたプーランク最後の作品オーボエ・ソナタは、亡き友人プロコフィエフに捧げられています。そしてベニー・グッドマンの依頼により書 かれたクラリネット・ソナタ。プーランクの瑞々しい感性に溢れた作品。死後グッドマンとバーンスタインによって初演されています。最後に収録されてい るのは、プーランク 27 歳の時の作品ピアノ、オーボエ、ファゴットのための三重奏曲。ファリャに捧げられた作品で、プーランクらしい粋なセンスが垣間 見れる曲。名手が揃ったアンサンブル・コンフェデラチオの粋な演奏で楽しめるアルバムです。 (Ki)

Wigmore Hall Live
WHLIVE-0094(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2
アトス・トリオ
【アネッテ・フォン・ヘーン(Vn)、シュテファン・ハイネマイヤー(Vc)、トーマス・ホッペ(P)】

録音:2015年12月2日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
Wigmore Hall Live
WHLIVE-0095(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.2
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
アトス・トリオ
【アネッテ・フォン・ヘーン(Vn)、シュテファン・ハイネマイヤー(Vc)、トーマス・ホッペ(P)】

録音:2016年3月6日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
2003年にベルリンで結成されたアトス・トリオ。これまでにイラン・グロニッチ、メナヘム・プレスラー、アルバンベルク四重奏団のもとで学び、ドイツ音楽コンクー ル、メルボルン国際室内楽コンクール、そしてカーリヒシュタイン=ラレード=ロビンソン国際トリオ賞を受賞した実力派トリオ。 このCDは、ウィグモアホールで行った、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲演奏会の録音で、演奏会は評論家の間でも高く評価され、評判を呼んだシリース となっています。 アネッテ・フォン・ヘーンは、ウィーンの楽器製作者ユリア・パシュの楽器(2016年製)、シュテファン・ハイネマイヤーのチェロはイギリスの製作者トマス・ケネディ (1810年製)の楽器を使用しています。 (Ki)
Wigmore Hall Live
WHLIVE-0092(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.5
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
エリアスSQ
【サラ・ビトルロック(Vn)、ドナルド・グラント(Vn)、マーティン・セイヴィング(Va)、マリー・ビトルロック(Vc)】

録音:2015年1月10日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
Wigmore Hall Live
WHLIVE-0093(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.6
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
エリアスSQ
【サラ・ビトルロック(Vn)、ドナルド・グラント(Vn)、マーティン・セイヴィング(Va)、マリー・ビトルロック(Vc)】

録音:2015年3月7日、ウィグモアホール、ロンドン(ライヴ)
1998年に結成された若手カルテット、エリアスSQ。メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」のドイツ語の呼び名から取られたカルテット名。マン チェスターにあるノーザン国立音楽大学に在籍中に結成され、クリストファー・ローランド博士に師事、ケルンの音楽学校ではアルバンベルク四重奏団にも師事 しています。BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、2010年にはボレッティ・ブイトーニ・トラスト賞を受賞するなど、新時代の アーティストとして注目を集めています。2010年9月にウィグモアホールで行われたリサイタルを収録したアルバム(シューマン/ハイドン:WHLIVE0051)は、 BBCミュージックマガジンの新人賞に選ばれました。
このアルバムは、エリアスSQが2012年以来イギリス全土で行っている、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を受けて企画されたウィグモア ホールでのチクルス。聴き慣れた楽曲を新鮮に、かつ正統的なアプローチの中にもドラマティックな解釈を取り入れ、ベートーヴェンの音楽性に正面から挑んで います。 (Ki)

BIS
BISSA-2437(1SACD)
シューマン:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63
幻想小曲集 Op.88
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
クングスバッカ・ピアノ三重奏団【マリン・ブロマン(Vn)、イェスパー・スヴェドベリ(Vc)、シモン・クラウフォード=フィリップス(P)】

録音:2018年9月/セントジョージ(ブリストル)
1997年創設のクングスバッカ・ピアノ三重奏団がシューマンのピアノ三重奏曲集の録音を開始しました。当団はメルボルン国際室内 楽コンクールで最優秀賞を受賞後、BBCラジオに出演しヨーロッパを中心に活躍の場を広げてきました。精緻なアンサンブルが魅力の当団が真正面からとらえ たシューマンの演奏には説得力とともに雄弁に語る歌い口も印象的です。 シューマンはヴァイオリン、チェロ、ピアノための三重奏曲として4曲をのこしていますが、ピアノ三重奏曲としては3作品で、残り1曲は「幻想小曲集」と名 付けられております。当ディスクにはピアノ三重奏曲第1番、同第2番と幻想小曲集が収録されております。 (Ki)

Hanssler
HC-20001(1CD)
ウカシュ・ヴォシ(1967-):フルートとピアノのための作品集
組曲第2番
エルセニョール幻想曲
ソナタ第5番
アニー・ロースのテーマによる幻想曲
ソナタ「メジュゴリェ」
クシシュトフ・カチカ(Fl)、
タチアナ・チェルニチカ(P)

録音:2018年8月21-23日/スウェーデン
1967 年ポーランド生まれの作曲家ウカシュ・ヴォシによるフルートとピアノのための作品集。ヴォシの作品は非常にロマンティックで、近年若いアーティスト が積極的にとりあげております。その中でも母国ポーランドのフルート奏者クシシュトフ・カチカは以前よりヴォシの作品に魅了され演奏してきました。この度満 を持しての録音となりました。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32840(3CD)
ザ・マスターズ・コレクション〜ゾルターン・コチシュ
(1)バルトーク:子供のために Sz.42, BB 53より第1巻第16曲、同第17曲、第4巻第26曲、同第27曲
(2)ドビュッシー:チェロ・ソナタ L.135
(3)コダーイ:ソナチネ
(4)バルトーク:コントラスト〜ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための Sz.111 BB 116
(5)バルトーク:ラプソディ第1番〜チェロとピアノのための Sz.88 BB 94
(6)バルトーク: 2台のピアノと打楽器のためのソナタSz.110 BB 115
(7)ハイドン:カプリッチョ Hob.XVII:1
(8)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
(9)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K. 457
(10)シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」 イ長調 D.667より第4楽章
(11)モーツァルト:3台のピアノ協奏曲第7番「ロードローン」 ヘ長調 K.242
(12)クルターク:8つの小品 Op.3
(13)ケージ:4つの舞曲「What So Proudly We Hail」より第1曲、第3曲
(14)バルトーク:交響詩「コシュート」
(15)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番
(16)バルトーク:ディヴェルティメント
(2)(3)(5)ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、
(4)ミクローシュ・セントヘイ(Vn)、
(4)カールマーン・ベルケス(Cl)、
(6)(11)デジュー・ラーンキ(P)、
(6)グスタフ・セール(パーカッション)、
(6)(13)ゾルターン・ラス(パーカッション)、
(10)ガーボル・タカーチ=ナジ(Vn)
(10)ガーボル・オルマイ(Va)、
(10)アンドラーシュ・フェイエール(Vc)、
(10)フェレンツ・チョントシュ(Cb)
(11)アンドラーシュ・シフ(P)、
(15)バルナバーシュ・ケレメン(Vn)、
(11)ハンガリー国立O
(11)ヤーノシュ・フェレンチク(指)
(14)-(16)ハンガリー国立PO
ゾルターン・コチシュ((1)-(13)ピアノ、(14)-(16)指)

録音:1970年-2008年
2016年11月6日に64歳で歿したハンガリーの大ピアニスト&指揮者のゾルターン・コチシュ。母国ハンガリーのフンガロトン・レーベルの名録音が『ザ・ マスターズ・コレクション〜ゾルターン・コチシュ』として3枚組で登場しました。
コチシュは1970年にハンガリー放送が主催したベートーヴェン・ピアノ・コンクールで優勝。以後、ラーンキ、シフとならび「ハンガリー三羽烏」として日本 でも絶大な人気を誇りました。独特な感性と高度なテクニックで鋭い演奏を聴かせてくれたコチシュですが、音楽家としての後年から晩年にかけては指揮者とし ても成功し、ハンガリー国立POの音楽監督兼指揮者として演奏・録音活動を行ってきました。
コチシュを語るうえでバルトークなくしては語れず、ピアノ作品はもちろんのこと管弦楽曲さらに声楽作品まで数々の名録音を残してきました。ここにその業績 を凝縮した形で1970年から2008年までに録音された代表的な演奏が収録しました。現在廃盤となっているタイトルからの音源も多数なだけに注目のリリース といえましょう。 (Ki)

DUX
DUX-1529(1CD)
フリーマン:クラリネットとピアノのための作品集
秋のたそがれ Op.35/ソナタ風に Op.144
4つの小品 Op.170/ソナタ第2番Op.219
組曲 Op.171/ソナタ第3番 Op.222「ロマンティカ」
バルバラ・ボロヴィチ(Cl)、
マレク・シュレゼル(P)

録音:2018年−2019年(ポーランド)
その生涯で約1300曲にも及ぶ膨大な数の作品を遺した20世紀ポーランドの作曲家、ウィトルド・フリーマン(1889−1977)のクラリネット作品集は、ワルシャワ近郊のラスキの盲学校で教師として過ごしたこの音楽家の功績の一部を現代に伝える貴重なプログラム。 バルバラ・ボロヴィチは、ポーランドのオポーレPOでデビューを果たした後、ヨーロッパ、北米、豪州、アジアへと活躍の場を広げたポーランドの女流クラリネット奏者。ソリストとして活躍する傍ら、クラクフ音楽アカデミーで教鞭を執っています。

Prima Facie
PFCD-115(1CD)
ジョン・カスケン:ピアノを伴う室内楽作品集2002-2018
(1)シャドウド・ピース
(2)ストールン・エア
(3)6つの木の小品
(4)サーペンツ・オヴ・ウィズダム
(5)ピアノ三重奏曲
(1)ルーシー・グールド(Vn)、ベンジャミン・フリス(P)
(2)フィリップ・ハイアム(Vc)、アラスデア・ビートソン(P)
(3)ケネス・ハミルトン(P)
(4)アレック・フランク=ゲミル(Hrn)、アラスデア・ビートソン(P)
(5)グールド・ピアノ・トリオ

録音:2019年7月8日−11日、イギリス
ジョン・カスケンは、グラスゴーのムジカ・ノーヴァ・フェスティヴァルやBBC、BBCプロムスなどから作品を委嘱され作品を書き、ヒリアード・アンサンブルのために書いた「The Dream of the Rood」では2009年のイギリス作曲賞を受賞しているイギリスの作曲家。グールド・ピアノ・トリオやケネス・ハミルトンなどの名手たちによる、すべての作品にピアノが登場するというユニークな室内楽作品集。

CORO
COR-16177(4CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
CD 1〜ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」
CD 2〜ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
CD 3 〜ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
CD 4〜ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
スザンナ・オガタ(Vn)、
イアン・ワトソン(フォルテピアノ)
使用楽器:ヴァイオリン:ヨーゼフ・クロッツ1772年製
フォルテピアノ:ポール・マクナルティ2000年製作(アントン・ヴァルター・モデル)

録音:CD1:2014年6月7日−9日、CD2:2015年6月21日−23日、CD3:2016年6月5日−8日、CD4:2017年3月17日−19日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ、アメリカ)
ハリー・クリストファーズが第13代音楽監督を務める米国古楽界の名門ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)の中心メンバー、アシスタント・コンサート