湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




Ars Produktion
ARS-38554(1CD)
チェロとピアノのための作品集
R.シュトラウス:ソナタ ヘ長調 Op.6
マーラー(ブルーノ・ボッラリーニョ編):さすらう若人の歌(チェロとピアノ版)
ツェムリンスキー:ソナタ イ短調
ブルーノ・ボッラリーニョ(Vc)、
クリストフ・ベルナー(P)

録音:2017年10月25日−27日、ドイツ
ドレスデン・フィルのメンバーであり、アンサンブル・メディテラインの芸術監督も務めるポルトガルのチェリスト&指揮者、ブルーノ・ボッラリーニョ。すべて1883年から1894年の間に作曲された、R.シュトラウス、マーラー、ツェムリンスキーのチェロ作品。若きマーラーの傑作歌曲集「さすらう若人の歌」は、ボッラリーニョ自身によるチェロとピアノ版アレンジです。

Ars Musici
ARS-232327(1CD)
バッハ:フルート・ソナタ集
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1034
フルートとハープシコードのためのソナタ イ長調 BWV.1032
フルートとハープシコードのためのソナタロ短調 BWV.1030
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV.1035
音楽の捧げもの BWV.1079 より トリオ・ソナタ ハ短調
ヘンリク・ヴィーゼ(Fl)、
アニコー・ショルテース(ハープシコード)、
イヴ・サヴァリ(Vc)

録音:2000年8月
ウィーン出身のフルート奏者、ヘンリク・ヴィーゼが奏でるフルートの重要レパートリー。ヴィーゼは、1995年から2006年までバイエルン州立歌劇場の首席フルート奏者を務め、2006年からは、バイエルンRSOの首席フルート奏者を務めている名手。1995年ドイツ音楽コンクール、1997年神戸国際フルートコンクール、1998年カール・ニールセン・コンクール、マルクノイキルヒェン・コンクール、2000年にはミュンヘン国際コンクールなど、国内外の多数の国際コンクールにも入賞しています。後進の指導にも力を注いでおり、日本では、東京藝術大学音楽学部特別招聘教授も務めています。

Daphne
DAPHNE-1068(1CD)
バッハと踊る(Dancing with Bach)
トゥルビョーン・ネースブム:水
スヴェン・ドゥーナット:スヴェン・ドゥーナットのポルスカ
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より アリア&第1変奏+第5変奏
エーリク・リュドヴァル:Di Man*、祝祭のポルスカ**
バッハ(編曲:クリスティーネ・ヴェスト):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 前奏曲
エーリク・リュドヴァル:祝典行進曲
バッハ、クリスティーネ・ヴェスト&エーリク・リュドヴァル:バッハと踊る/バディネリ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005〜アレグロ・アッサイ*、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV.1003〜アンダンテ、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004〜ジグ***、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004〜シャコンヌ
ユーナス・オールソン:献身*
エーリク・リュドヴァル:パスタヴァッゲ
クリスティーネ・ヴェスト(リコーダー、フルート)、エーリク・リュドヴァル(ニッケルハルパ)、ゲスト・ミュージシャン〔オスカル・ロイター(ギター *、マンドリン **)、アーレ・モッレル(マンドラ)**、サミュエル・ルンステーン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)***〕

録音:2018年10月23日、2019年11月25日−27日、2020年1月27日、聖ペテロ教会(ストックスンド、スウェーデン)
スウェーデンのリコーダーとバロックフルートのプレーヤー、クリスティーネ・ヴェストは、「クリスティーネ・ヴェスト、リコーダー(DAPHNE1055)」と「バッハ フルートのためのソナタ(DAPHNE1058)」をリリースし、ユニークかつ誠実な音楽が注目されました。新しいアルバムでは、ストックホルムのフォークミュージック・グループ「Nordic」のメンバー、ニッケルハルパ奏者のエーリク・リュドヴァルと共演、「編曲しようと変更の手を入れようと壊れることのない」バッハの音楽を「スウェーデン民俗音楽をルーツにもつ」という共通の視点で捉えた音楽を展開しています。ゴルトベルク変奏曲の「アリアと2つの変奏」、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタ」といったバッハの曲、ニッケルハルパ奏者のトゥルビョーン・ネースブムやスペルマンのスヴェン・ドゥーナットたちの曲を収録しています。「バッハと踊る/バディネリ」は、ヴェストとリュドヴァルとバッハが「共作」した楽しいナンバーです。

ANALEKTA
AN-28795(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番ハ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 「春」
アンドルー・ワン(Vn/1744年製ミケランジェロ・ベルゴンツィ)、シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2019年6月4日−6日、ミラベル・サン・トーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。
カナダの名門レーベル、AN-ALEKTA(アナレクタ)よりリリースされるレコーディング第7弾は、モントリオールSOのコンサートマスターを務める名手、アンドルー・ワンとのベートーヴェン第2巻。
アンドルー・ワンは、ジュリアード音楽院を卒業し、現在はマギル大学のシューリック音楽スクールでヴァイオリンの助教授を務めるとともに、OSMチェンバー・ソロイスツの芸術監督、プリンス・エドワード・カウンティ室内楽音楽祭の芸術監督も務めています。カナダの名門オーケストラ、モントリオールSOでは2008年よりコンサートマスターに任命され、世界的な指揮者、独奏者たちと共演してきました。Analektaレーベルからは、ケント・ナガノ指揮のモントリオールSOとの共演による、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲全集(AN- 28770)のライヴ・レコーディングをリリースしています。
アンドルー・ワンとシャルル・リシャール=アムラン、カナダを代表する超強力デュオが取り組んだ、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音。第6番〜第8番を収録した第1巻は、レコード芸術で「準特選盤」に選ばれたほか、ラジオ・カナダによって2018年のベスト・クラシカル・アルバムのうちの1つに選ばれました。
ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーにリリースされるヴァイオリン・ソナタ集第2巻は、サリエリに献呈された作品12の3曲(第1番〜第3番)と、「春」の愛称で親しまれるベートーヴェンのもっとも有名な室内楽作品の1つ「第5番」を収録。1744年ミケランジェロ・ベルゴンツィ製のヴァイオリンを駆るアンドルー・ワンの優美な音色、リシャール=アムランの軽やかなピアノで、爽やかで溌溂としたベートーヴェンを聴かせてくれます。

Chateau
C-20002(1CD)
坂本龍一4〜ヴァイオリン&ピアノ・ワークス
1. Tong Poo(東風)/2. 1919
3. レイン(『ラストエンペラー』より)
4. Tango/5. 変革の世紀
6. 『シェルタリング・スカイ』テーマ
7. タコネス・レハノス(『ハイヒール』より)
8. 『ラストエンペラー』テーマ
9. 戦場のメリークリスマス
10. エナジーフロー/11. ピアノ組曲
12. オッペンハイマーのアリア(オペラ『ライフ』より)
篠崎史紀(Vn/1-5, 12)、
岡城千歳(P)

録音(ライヴ):2004年6月15日、長野県民文化会館ホクトホール
万華鏡のように変化するピア二ズムと評され、独特の個性と色彩豊かな音色、確固たる表現力と独創性で世界的に注目を浴びるピアニスト、アレンジャー、プロデューサー、岡城千歳が自ら設立したニューヨークのレーベル「Chateau(シャトー)」の取り扱いを再開いたします!

Naive
V-7085(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1の1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1の2
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1の3
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70の1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70の2
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97
トリオ・ソーラ【ポリーヌ・シュネ(P)、クレマンス・ド・フォルスヴィユ(Vn)、アンジェル・ルガサ(Vc)】

録音:2020年3月2-6日、7月14-18日/ラ・ショー・ド・フォン(スイス)
トリオ・ソーラは2015年結成の若い女性たちによるピアノ三重奏団。名称のソーラはネイティヴ・アメリカンの言葉で「飛びながら歌う鳥」の意味。ともにパ リ音楽院のクレール・デゼールのクラスで、さらにベルギーのエリザベート王妃音楽院でアルテミス四重奏団に師事、研鑽を積みました。
彼女たちはトリオ結成以来ベートーヴェンをメイン・レパートリーにしてきましたが、アニヴァーサリー・イヤーの今年2020年、彼がヴァイオリン、チェロ、 ピアノの真正三重奏曲として書いたもの6曲をレコーディング。若い3人の背中を押したのはメナヘム・プレスラーとアンドラーシュ・シフだったといわれます。
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第1番から3番までは、まさに記念すべき「Op.1」。トリオ・ソーラのデビュー・アルバムとしてふさわしい作品ですが、彼女 たちは原点に立ち戻ってベートーヴェンの自筆譜や手紙を調査し、スコアを綿密に読込むことで、恋する若者ベートーヴェンの姿が浮かび上がったと記してい ます。フレッシュな初期作品から、交響曲ばりに充実した「大公」まで新感覚で描く、要注目の団体です。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0006(1CD)
フランセ&プーランク:室内楽作品集
フランセ:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲
プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
フランセ:チェロとピアノのための『ベルセウス』
 チェロとピアノのための夜想曲
 フルートとピアノのためのディヴェルティメント
プーランク:チェロとピアノのためのソナタ
サラ・ルメール(Fl)
ジョエル・マローシ(Vc)
ウルリッヒ・ コエッラ(P)

録音:2015年7月10-12日
20世紀を代表するフランスの作曲家、フランセとプーランクの室内楽作品集です。メランコリックで、ポップで、退廃的で、軽妙洒脱な名品が並びます。 フルートのサラ・ルメールは1978年生まれ。チューリッヒ歌劇場、ウィーン国立歌劇場、PO等で演奏したのち、2004年にスイス・ ロマンドOの首席フルート奏者に就任。ベルリンRSO、チューリヒ・トーンハレOなどにも参加し、また室内楽にも熱心に取り組んで います。 (Ki)

ATMA
ACD2-2792(1CD)
ジャック・エテュ(1938-2010):木管楽器のための作品集
木管五重奏曲 Op.13
クラリネットとピアノのための夜想曲 Op.26
フルートとピアノのためのアリア Op.27
ホルンとピアノのための歌 Op.29
フルートとヴァイオリンのための4つの小品 Op.10
ピアノのための前奏曲と舞曲 Op.24
ファゴットとピアノのためのエレジー Op.31
オーボエとピアノのための『呪文』 Op.28
オーボエ、クラリネット、ファゴットのための4つのミニアチュール
ペンタドル
フィリップ・チウ(P)

録音:2019年11月
一流木管アンサンブルの「ペンタドル」とピアニストのフィリップ・チウによる、カナダの作曲家ジャック・エテュの没後10周年記念盤。エテュはロマン 派風の綺麗な響きを用いた作曲家で、木管の表情豊かな歌が良く似合います。 (Ki)

AD VITAM
AV-180715(1CD)
アレクシス・シエスラ:作品集〜クラリネット・ファンタジア
(1)ラプソディ(2012)〜クラリネットと弦楽五重奏
(2)クラリネット・ソナタ(2015)〜クラリネットとピアノ
(3)禅の庭(2018)〜2本のクラリネット
(4)クラリネット協奏曲(2009)〜クラリネット、バス・クラリネットとクラリネット合奏
(5)修道院の幽霊(2018)〜2本のクラリネット
(6)前奏曲、カノンとリフ(2017)〜クラリネットとサクソフォン四重奏
(7)足の蟻(2006)〜クラリネットと打楽器
フィリップ・ベロー(クラリネット、バス・クラリネット)、
アレクシス・シエスラ(クラリネット、打楽器)
モーフィング・サクソフォン四重奏団(6)、パリ音楽院SQ(1)、
パリ音楽院クラリネット合奏団(5)、
ニコラ・ドサンヌ(P)(2)

録音:2017年11月24-26日/ブラン=メニル劇場
アレクシス・シエスラ(1967-)は日本のクラリネット界でも有名な作曲家。彼の作はコンクールの課題曲にも多用されています。
このアルバムは彼のクラリネット作品をフィリップ・ベローが披露。デュオ作品や打楽器ではシエスラ自身も参加しているのが貴重。2018年作「禅の庭」 は日本の伝統音楽を追求したジャポニスム作品。まるで尺八の音楽です。 (Ki)

MIRARE
MIR-542(1CD)
(ヌフ)〜ベートーヴェンとアコーディオンと今日9人の作曲家の出会い
(1)ステファヌ・デルプラス:嫌なフーガ(交響曲第9番から触発)
(2)ファビアン・ワクスマン:暗い牢獄(交響曲第5番から触発)
(3)パトリス・ドローヌ:和解(交響曲第6番から触発)
(4)ティボー・ペリーヌ:イン・メモリアム(交響曲第7番から触発)
(5)ドミ・エモリーヌ:パラホの嵐(テンペスト・ソナタから触発)
(6)コランタン・アパレイー:影より(月光ソナタから触発)
(7)ジャン=フランソワ・ジジェル:彼はそこにいる(様々な主題から触発)
(8)シリユ・レーン:クロイツェルへのタランテラ(クロイツェル・ソナタから触発)
(9)トーマス・エンコ:嵐の後に(ピアノ・ソナタ第32番から触発)
フェリシアン・ブリュ(アコーディオン)
エルメスSQ、
エドゥアール・マカレス(Cb)

録音:2020年5月/サン=マルセル
1986年生まれのフランスのアコーディオン奏者フェリシアン・ブリュはフォルジュルネ音楽祭などでおなじみの名手。同音楽祭2020年のテーマであるベー トーヴェンの企画として、アコーディオンで何ができるか考え、異なる感性を持つ9人の作曲家にベートーヴェン作品の特徴的な要素を用いた新作を委嘱。
アコーディオン、弦楽四重奏、コントラバスの六重奏という編成で、各作曲家は才気を発揮しています。最新の作品ながら良く知られたメロディが出て来 るので楽しさ満点。また、単にベートーヴェンの素材から曲を作るのではなく、彼にまつわる逸話をテーマにしていてトリビア的な価値もあります。フランス・ ジャズ界の貴公子トーマス・エンコが最後のソナタをとりあげているのも注目。秋にじっくり耳を傾けたくなる世界です。 (Ki)

MIRARE
MIR-522(1CD)
ピアノ・トリオNo.1
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
ニ短調Op.32
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
トリオ・ゼリハ【ホルヘ・ゴンザレス=ブアハサン(P)、マノン・ガリ(Vn)、マクシム・クネルソン(Vc)】

録音::2019年9月9-13日/パリ音楽院
メンデルスゾーン、アレンスキー、ショスタコーヴィチはいずれも2篇のピアノ三重奏曲を残していますが、彼らの1番を集めたアルバム。メンデルスゾー ンとアレンスキーはこのジャンルの名作ですが、ショスタコーヴィチ若書きの1番は演奏頻度が少なく貴重。どの作品も若々しさあふれる逸品です。
トリオ・ゼリハはキューバ出身のホルヘ・ゴンザレス=ブアハサン、フランス人マノン・ガリとマクシム・クネルソンという20代半ばの3名で結成。メナヘ ム・プレスラーからも絶賛される将来を期待される団体です。 (Ki)
MIRARE
MIR-524(1CD)
マドリードの一夜
ボッケリーニ:フルート五重奏曲ト短調(G426)
ギター五重奏曲第7番ホ短調(G451)
フルート五重奏曲変ロ長調(G429)
フルート五重奏曲ニ長調(G428)
ギター五重奏曲第4番ニ長調「ファンダンゴ」(G448)
レ・ゾンブル【シルヴァン・サルトル(トラヴェルソ)、ロマリック・マルタン(G)、
テオティム・ラングロワ・ドゥ・スワルト、ソフィ・ド・バルドネシュ(Vn)、マルタ・パラーモ(Va)、
ハンナ・ザルツェンシュタイン(Vc)、マリ=アンジュ・プティ(打楽器)】

録音:2020年1月/サン=ピエール教会(パリ)、6月/レザール・フロリサン集会所(ティレ)
2006年結成の古楽器アンサンブル「レ・ゾンブル」。新録音はボッケリーニの室内楽曲集。フルートまたはギターを主役とする五重奏曲を集めていますが、 古楽器による録音は初登場となります。
ボッケリーニはイタリア人ながら26歳から終生スペイン宮廷の音楽家としてマドリードに住み、同地の民俗音楽を作品に採り入れました。レ・ゾンブルの 若々しい演奏は、18世紀スペインの街並みが彷彿されるエネルギーに満ちています。k時

OEHMS
OC-473(1CD)
NX-B03
サラプティア・ブラス
アントニー・ホルボーン(1545-1602):組曲『フェアリー・ラウンド』(R.ハーヴェイ&サラプティア・ブラス編)
ホルスト:ムーアサイド組曲 H.173(P.デルピングハウス編)
アーサー・バターワース(1923-2014):トリトン組曲 Op.46
モンティ・ノーマン(1928-)/ジョン・バリー(1933-)補筆(P.デルピングハウス編): BOND FOR BRASS ボンド・フォー・ブラス-メドレー
ポール・マクギー(1980-):FROM KORIS BY … フロム・コリス・バイ…
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー(P.デルピングハウス編):ALL YOU NEED IS BRASS オール・ユー・ニード・イズ・ブラス
サラプティア・ブラス

録音:2019年5月1-5日
2007年、ドイツ国立ユースオーケストラの仲間たちで結成された、若きブラス・アンサンブル「サラプティア・ブラス」。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音 楽祭やラインガウ音楽祭など著名な音楽祭に参加、ドイツ全土で活発なコンサート活動を行う他、米国、メキシコ、中国、フランスなどの海外でも活 動しています。トランペット5、ホルン1、トロンボーン4、チューバ1、パーカッション1の12名を基本編成とし、今回はさらに、ユーフォニアム兼任のトロン ボーン1名と、パーカッション奏者1名を加えています。 このアルバムはイギリスの作品に焦点が当てられており、ホルストの「ムーアサイド組曲」からルネサンス期の作曲家ホルボーンの組曲「フェアリー・ラウン ド」、イギリスと言えば欠かせない「ジェームズ・ボンド」のテーマ、ビートルズまで英国音楽のルーツを探るべく様々な曲を演奏。メンバーのトランペット奏 者デルピングハウスの手によるアレンジは作品を申し分なく引き立てています。

アールアンフィニ
MECO-1060(1SACD)
税込定価
新倉瞳/ダンツァ
フォーレ:シシリエンヌ Op.78
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」 Op.66〜第 6 番ワルツ
ショスタコーヴィチ:舞台管弦楽のための組曲〜ワルツ 第2番
サン・サーンス:死の舞踏
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ヘンデル:シシリエンヌ
プーランク:フランス組曲
ポッパー:スペイン舞曲 Op.54〜第 2 番セレナーデ
 ハンガリアン・ラプソディ Op.68
アルベニス( A.L.クリストファーソン 編):スペインOp.165〜第2番 タンゴ
新倉瞳(Vc)
梅村百合(P)

録音:2020年8月27日&28日
人気チェリスト、新倉瞳が心から慈しむ「舞曲」をテーマにしたアルバムです。民 俗音楽、バレエ音楽、シシリエンヌ、ワルツ、タンゴ等々、古今東西、歴史の淘汰 を受けながら連綿と受け継がれてきたクラシック音楽の「舞曲」を、新倉瞳のチェ ロが朗々と歌い、そしてひっそりと心に染み入るように奏でます。選りすぐりの「舞 曲」の名曲を心ゆくまでお楽しみ下さい。

Dynamic
CDS-7884(1CD)
NX-A13
チェロとピアノのための室内楽作品集
ロッシーニ:アレグロ・アジタート*
モシェレス(1794-1870):主題と幻想:ロッシーニのアルバムの綴り
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」よりフィガロ (カステルヌォーヴォ=テデスコ編)
クンマー(1797-1879):ロッシーニとベッリーニの歌劇の回想 Op.74**
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
オッフェンバック:ロッシーニのオマージュ#
ロッシーニ:『老いのいたずら』第9集より第10曲: 一滴の涙-主題と変奏

*=グィド・ヨハネス・イェルクによる再構成
*=ランベルト・ルグリによる再構成
#=ジャン=クリストフ・ケックによる改編
エレナ・アントンジローラミ(Vc)
メリッサ・ガロージ(P)

録音:2019年9月:ロッシーニ劇場、ペーザロ
2013年からデュオ活動を続ける「アントンジローラミ&ガロージ」のデビュー・アルバムはロッシーニを巡る作品 集。18世紀から19世紀にかけて、流行しているオペラの旋律をもとにした器楽のための変奏曲や幻想曲が 数多く作曲されましたが、テーマとしてダントツの人気を誇ったのがオペラ作曲家として君臨していたロッシーニ の作品でした。彼の軽快な旋律はさまざまな作曲家たちによって美しい変奏を施され、ヴァイオリンやフルー ト、チェロなどで演奏されたのです。このアルバムには、ロッシーニとほぼ同時代のモシェレス、クンマー、オッフェ ンバックの作品や、20世紀のマルティヌー、テデスコ、そしてロッシーニ自身の珍しい曲を収録。息のあったアン サンブルをお楽しみください。

Orchid Classics
ORC-100145(1CD)
NX-B03
バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』(ヘンク・フイジンガによるヴァイオリンとサックス四重奏編) グウェンドリン・メイシン(Vn)
メリスマ・サクソフォン四重奏団【ダビッド・クリストバル・リタゴ(Sax)
マリケ・スフルール(Sax)
ヘンリエッテ・イェンセン(Sax)
ヨナス・シャンズ(Sax)】

録音:2019年7月1日ガイア音楽祭 ライヴ スイス、ベルン
毎年夏、風光明媚なスイスの観光地オーバーホーフェンで開催される“ガイア音楽祭”。ヴァイオリニストのグ ウェンドリン・メイシンが主宰するギリシャの女神の名を冠した音楽祭は創設からわずか数年で活気に満ちたイ ヴェントに成長しました。いくつかのコンサートはORC-HID CLASSICSと共同で録音されており、2019年にメ イシンとメリスマ・サクソフォン四重奏団によって演奏されたバーンスタインの名曲「ウェスト・サイド・ストーリー」も その一つ。ヴァイオリンは主として歌のパートを演奏し、サクソフォンの響きがこれを彩ります。
Orchid Classics
ORC-100149(1CD)
NX-B03
大西洋横断
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
エイミー・ビーチ(1867-1944):ロマンス
ケイト・ホイットリー(1989-):3つの小品-ヴァイオリンとピアノのために
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912): ロマンス Op.39
ジョン・アダムズ(1947-):Road Movies ロード・ムーヴィーズ
伝承曲:アメイジング・グレイス(C.スマート編)
カラム・スマート(Vn)
リチャード・ウットリー(P)

録音:2020年8月1-3日
グリーグ、フランク、ショーソンのソナタ(ORC-100040)とプーランク、フォーレ、ラヴェルのヴァイオリン作品集 (ORC-100053)で印象的な演奏を披露したカラム・スマート。今作では彼がこれまで生きてきて影響を強く 受けたという2つの国、アメリカとイギリスの近現代の音楽を演奏しています。イギリスからは彼が「黄金の音に 満ちている」と語るエルガーのソナタ、そのエルガーが“遠く離れた仲間”と擁護したサミュエル・コールリッジ=テイ ラーのロマンス、ロンドンを拠点とする女性作曲家ホイットリーの「3つの小品」、アメリカからはエイミー・ビーチの ロマンスと、ジョン・アダムズのエキサイティングな「ロード・ムーヴィーズ」を各々演奏。最後には彼自身がアレン ジした「アメイジング・グレイス」を置くという凝った選曲が魅力です。
Orchid Classics
ORC-100150(1CD)
NX-B03
マーク・シンプソン(1988-):Geysir 間欠泉(2014)…世界初録音
モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361
マーク・シンプソン(Cl)
フレーザー・ラングトン(Cl)
ニコラス・ダニエル(Ob)
エマ・フィールディング(Ob)
エミー・ハーマン(Fg)
ドム・タイラー(Fg)
オリヴァー・パシュレイ(バセットホルン)
アウジアス・ガリゴス・モラント(バセットホルン)
ベン・ゴールドシャイダー(Hrn)
アンジェラ・バーンズ(Hrn)
ジェームズ・ピラーイ(Hrn)
ファビアン・ファン・デ・ギースト(Hrn)
デイヴィッド・スターク(Cb)

録音:2020年7月24-26日
モーツァルトの名作「グラン・パルティータ」と、この曲に先立って演奏するために、2006年、BBCヤングミュージ シャン・オブ・ザ・イヤーとともに、BBCプロムス/ガーディアン・ヤング・コンポーザー・オブ・ザ・イヤーを受賞したク ラリネット奏者、作曲家のシンプソンが書いた「Geysir 間欠泉」を組み合わせたユニークな1枚。グラン・パル ティータの冒頭、湧き上がるような旋律にインスパイアされたというシンプソンの作品のタイトルは、アイスランドの 首都レイキャヴィクの観光地「ゲイシール」から採られており、最大60メートルも噴出する温泉の勢いがそのま ま音楽へ移し替えられており、シンプソンと仲間たちが勢いある演奏で表現しています。

フォンテック
FOCD-9839(1CD)
税込定価
2020年11月25日発売
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5
弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
ウェールズSQ【ア谷直人(Vn)、三原久遠(Vn)、横溝耕一(Va)、富岡廉太郎(Vc)】

録音:2020年6月23・24日三芳町文化会館コピスみよし、8月14・15日かながわアートホール
初期・中期の名作を収録した第3集(FOCD9812)は、「ひたむきに音楽の構造を明らかにし、聴き手に大きな発見と感動を呼び起こす」と絶賛されました。ベートーヴェン生誕250年となる2020年を迎え、全曲録音の半ばとなる第4集は、古典的な明晰さを持つ第5番、そして楽聖の最高傑作第15番を収録。イ長調で開始されイ長調で終結する80分―この上なく透明な響きを基調に、繊細な表現と大胆な斬込みに溢れる名演。コロナ禍におけるレコーディングから、ウェールズの「聖なる感謝の歌」がきこえてきます。ライナーノートは矢部達哉が執筆。緊急事態宣言で「心が止まってしまった」音楽家が、このCDによって「新しい力」へ「感謝の歌」を歌い出すまでを感動的に綴っています。(フォンテック)

La Dolce Volta
LDV-76(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調作品70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
フィリップ・カサール(P)
アンヌ・ガスティネル(Vc)
ダヴィド・グリマル(Vn)

録音:2019年11月4,6日
長年にわたり共演を重ねているフィリップ・カサール(P)、アンヌ・ガスティネル(Vc)、ダヴィド・グリマル(Vn)によるベートーヴェ ンのピアノ三重奏曲がリリースされます。あえて常設トリオとせずに個々の” 自由” を尊重し、高い理想掲げて演奏してきた3人だからこそ、ルーティンワー クとは無縁の新鮮かつ先入観のない演奏が繰り広げられています。3人はここ数年ベートーヴェンの作品に熱心に取り組んでいました。録音に当たっては、ベー トーヴェンのピアノ三重奏曲を最も象徴する2作品を選んだといいます。そしてじっくりと作品と向き合うなかで、ベートーヴェンの堅固な構造はもちろんの こと、夢幻的な側面も強く感じ、それをベートーヴェンの心の奥底の孤独な声としていかに音楽を表現するかに重点を置いたといいます。 3人の音楽性を補い合い、その相違を建設的な道筋をへて、より親密にテンポや呼吸を合わせ、細部に至るまで妥協せずに作り上げた演奏を聴くことができ ます。 (Ki)

NMC
NMC-D258(1CD)
リンダ・バックリー(b.1979)作品集
(1)-(4)「海の底から(O Iochtar mara)」 〜声、アンサンブルとエレクトロニクスのための
(5)「フリダー」〜ピアノとエレクトロニクスのための
(6)「ディスコルディア」〜打楽器とエレクトロニクスのための
(7)「ハザ」〜弦楽四重奏とエレクトロニクスのための
(8)「キリエ」〜声とエレクトロニクスのための
(9)「爆発する星」〜ヴァイオリンとエレクトロニクスのための
リンダ・バックリー(声&エレクトロニクス)
(1)-(4)ラーラ・オリオネール(声)
クラッシュ・アンサンブル
(5)イザベル・オコネル(P)
(6)ジョディ・バーゲス(Canna Sonora)
(7)コンテンポ四重奏団
(9)ダラー・モーガン(Vn)

録音:2019年
バックリーはアイルランド出身の作曲家で歌手としても活動しています。調性やモードを 基本とした語法で作曲しており、生楽器の音を加工したり、生楽器とエレクトロニクスを 融合する音楽はいずれも静かで瞑想的な雰囲気を持つ。アンビエント、ミニマル系の 作曲家との親近性が感じられ、ブライアン・イーノ、ハロルド・バッド、ギャヴィン・ブライ ヤーズらの音楽が好きな人は気に入ること間違いなし。










BIS
BISSA-2490
(1SACD)
フィリップ・ルルー(1959-):ソプラノ・サクソフォンとピアノのための作品集
(1)SPP〜ソプラノ・サクソフォンとピアノのための(2000)
(2)AMA〜ピアノのための(2009)
(3)「Conca Reatina ? Ruban de Mobius」〜ソプラノ・サクソフォンとピアノのための(2018)
(4)「反復…反対」〜ピアノのための(2018)
(5)「密集している…沈める」〜ピアノのための(2011)
(6)「理性」〜ソプラノ・サクソフォンとピアノのための(2019)
クロード・ドゥラングル(ソプラノ・サクソフォン)、
オディル・ドゥラングル(P)

録音:2019年10月/オルネ=ス=ボワ、県立コンセルバトワールのサル・モーツァルト(セーヌ=サン=ドニ県、フランス)
サクソフォン奏者のクロード・ドゥラングルとピアニスト、オディル・ドゥラングルによる最新盤は、1959年生まれの現代作曲家 フィリップ・ルルー立会いの下、録音が実現しました。ルルーとは30年の付き合いというドゥラングル。彼らは相互にインスプレーションを与えあいその中 で生まれた音楽がこのアルバムに凝縮されております。スペクトル楽派第二世代のルルーの音楽語法はまさに独自の路線を貫いた作風。それは奏法にも表れ ており、ピアノではハーフペダルを効果的に用い、空間の響きを大事にしております。2020年のコロナ禍において彼らが伝えたい「音楽を通じて友情を語り、 困難な時代でも人々を団結させたい」という思いが込められたアルバムが完成しました。

H.M.F
HMX-2908960(3CD)
ピアソラ〜 Nuevo Tango !ブエノスアイレスの音楽



(1)バンドネオン協奏曲
(2)タンゴの歴史(フルートとギターのための)
(3)タンゴ・ポルテーニョの3楽章
(4)リベルタンゴ
(5)デリカシモ
(6)ミケランジェロ 70
(7)天使のミロンガ
(8)天使の死
(9)天使の復活
(10)エスクアロ/鮫
(11)ブエノスアイレスの冬
(12)ヴァルシシモ
(13)孤独(タンゴ・バレエより)
(14)タンゴ組曲:タンゴ第3番(フルートと2本のギター)
(15)アディオス・ノニーノ
(16)ル・グラン・タンゴ
(17)6つのタンゴ・エチュード(ソロ・フルートのための)
(18)迷子の鳥たち
(19)ハシント・チクラーナ
(20)操り人形
(21)5つの小品(ソロ・ギターのための)
(22)忘却(アルトフルート、バンドネオン、ギター、コントラバスのための)
(1)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(2)セシル・ダルー(Fl)、パブロ・マルケス(G)
(3)リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(4)ロンドン・コンチェルタンテ
(5)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(6)ロンドン・コンチェルタンテ
(7)(8)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(9)(10)アン・ホブソン・パイロット(Hp)、ルシア・リン(Vn)、JPジョフレ(バンドネオン)
(11)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(12)アン・ホブソン・パイロット(Hp)、ルシア・リン(Vn)
(13)ロンドン・コンチェルタンテ
(14)セシル・ダルー(Fl)、パブロ・マルケス(G)、レオナルド・サンチェス(G)
(15)パブロ・マイネッティ(バンドネオン)、リウレ劇場室内O、ジュゼップ・ポンス(指)
(16)、タベア・ツィンマーマン(Va)、ハビエル・ペリアネス(P)
(17)セシル・ダルー(Fl)
(18)(19)(20)ベルナルダ・フィンク(Ms)、カルメン・ピアッツィーニ(P)
(21)パブロ・マルケス(G)
(22)セシル・ダルー(Fl)、レオナルド・サンチェス(G)、ホアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン)、マウリシオ・アンガリータ(Cb)
アルゼンチン・タンゴに革命を起こしたアストル・ピアソラ。伝統的なタンゴを活かしながら、ジャズやクラシックなどまったく違うジャンルの音楽をあえて取 り入れ、数々の名曲を生みました。このボックス・セットは、ハルモニアムンディ・フランスからリリースされてたピアソラの名曲・名演を集めたもの。 ヴィオラの女王タベア・ツィンマーマンと近年充実著しいスペインのピアニスト、ペリアネスによる「ル・グラン・タンゴ」。20代の頃からタンゴの世界では当時 から世界的に有名な天才バンドネオン奏者として活躍しているブエノスアイレス生まれのパブロ・マイネッティによる「バンドネオン協奏曲」。ブーレーズも絶賛 した女性フルート奏者、セシル・ダルーによる「タンゴの歴史」。1969年からボストンSOで演奏を始め、1980年から2009年まで首席ハープ奏者を務め たアン・ホブソン・パイロットとアルゼンチン出身ニューヨーク在住、コンテンポラリー・タンゴのニュー・スターとして世界中から注目を集めるバンドネオンの J.P.ジョフレ、そして11歳でメンデルスゾーンの協奏曲をシカゴ響と共演してデビューした天才ヴァイオリニスト、ルシア・リンによる「エスクアロ/鮫」や「天使 の復活」など、ピアソラの偉大なる遺産を、網羅しています。 (Ki)

AD VITAM
AV-200615(1CD)
巨大スクリーン
ラロ・シフリン(ラッセル・ハンコック編):「ミッション・インポッシブル(スパイ大作戦)」テーマ
モリコーネ(メルクシオ編):ロリータ
ピアソラ(アレハンドロ・シュワルツ編):リベルタンゴ
ジョン・ウィリアムズ(ハンコック編):「サブリナ」ファンタジー
モリコーネ(ジャン=シャルル・ガンドリユ編):黄金のエクスタシー〜映画「続・夕陽のガンマン」
ナイジェル・ヘス(ハンコック編):オルガ〜映画「ラヴェンダーの咲く庭で」
ガイ・ファーレイ(ナターシャ・メドヴェージェワ編):「モディリアーニの真実」テーマ
トビー・フォックス(キム・ヘソン編):敵じゃない !?〜ゲーム「アンダーテール」
ジョン・ウィリアムズ(ヴィヴィアン・バ ル ザット編):「シンドラーのリスト」テーマ
イサーク・シュワルツ(メドヴェージェワ編):レニングラードの白夜〜映画「白夜の調べ」
ピアソラ(ホセ・ブラガート):天使の死
同(ドミートリー・ヴァレラス編):オブリビオン
モリコーネ(ハンコック編):「ニューシネマパラダイス」ファンタジー
マックス・リヒター(メドヴェージェワ編):11月〜メモリーハウス(TVドラマ「Leftover/残された世界」)
アンサンブル・トリプティフ【ダヴィド・ガルストフ(Vn)、ドミートリー・マスレンニコフ(Vc)、ナターシャ・メドヴェージェワ(P)】
フランスで教育を受けたロシア出身の3人の若手によるピアノ三重奏団「アンサンブル・トリプティフ」。彼らのデビュー・アルバムは人気映画の音楽をこの 編成に編曲したもので、見ただけで欲しくなってしまう内容となっています。
「ミッション・インポッシブル」や「シンドラーのリスト」、「ニューシネマパラダイス」はラロ・シフリン、ジョン・ウィリアムズ、モリコーネといった巨匠の作だけに、 どんな編成にしても聴き惚れる名旋律をたっぷり聴かせてくれます。マックス・リヒターの「メモリーハウス」の「11月」もしっかり収録。フィギュアスケートのア リョーナ・コストルナヤが使用していることでも話題の曲です。
さらに画期的なのは、ゲーム音楽として人気の高い「アンダーテール」の音楽。ゲーム・クリエーターのトビー・フォックスが自ら作曲したもので、これをピアノ・ トリオで奏しているのが超新鮮。ゲーマーも注目です。
ロシア出身ゆえか映画「白夜の調べ」のテーマもとりあげていますが、これはロシアを舞台とした栗原小巻主演の日本映画。ソ連の人気映画音楽作曲家イ サーク・シュワルツのロマンティックなメロディに酔わされます。
ヴァイオリンのガルストフはジェラール・プーレ門下。しかしオイストラフなどのロシア伝統の最良部もしっかり受け継いだ今後目の話せぬ俊才。ピアノのメ ドヴェージェワはジュルメーヌ・ムニエ門下。ここではいくつかの編曲も手掛け、才媛ぶりを発揮しています。超実力派たちが奏でる映画やゲームの音楽、最高 です。 (Ki)

WERGO
WER-6433(1CD)
クララ・イアノッタ(1983-):アーシング
ジャム瓶の中にスズメバチの死骸 (iii)(2017/rev. 2018) 〜プリペアされた弦楽四重奏と正弦波のための
あなたは花崗岩の海を這い(2019/20) 〜増幅された弦楽四重奏のための
堕落のエンターテインメント(2013) 〜弦楽四重奏のための
大地との接地、スズメバチの訃報(2019) 〜プリペアされた弦楽四重奏、トランスデューサーとエレクトロニクスのための
ジャックQ

録音:2020年1月13−15日
ベルリンを拠点に活動する作曲家クララ・イアノッタの弦楽四重奏作品集。(1)はディオティマ四重奏団によって2018年に初演された最終バージョン。プ リペアドピアノのように弦楽器に手を加え、粗い唸り声や引っ掻くようなノイズが、事前に録音された正弦波と交錯します。また聴いただけでは殆どわからな いものの、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番が音楽構成の下地になっているとのこと。他の作品もノイズ中心の強烈な世界です。 (Ki)

Paraty
PARATY-818230
(1CD)
TrANsGressiOns
カルアーナ:朝のミロンガ
ナザレス:オデオン
アヴレウ:ティコ・ティコ・ノ・フバー
カルアーナ:ブオトンガ
マチュー・ステファネッリ:カベセオ
ガリアーノ:オパール協奏曲
グラシアーヌ・フィンジ:インプレッション・タンゴ
フォンテーヌ:休息のために(全3曲)
ピアソラ:悪魔のロマンス
 カモーラV
スピリタンゴ・クヮル テット【ファニー・アズーロ(P)、トーマス・シェダル(アコーディオン)、ベノワ・ルヴスク(ベース)、ファニー・ステファネッリ(Vn)】
ワシーレナ・セラフィモワ(打楽器)

録音:2018年5月23、24日/サル・コロンヌ(パリ)(ライヴ)
パリ音楽院で学んだ学友たちで結成したタンゴ四重奏団スピリタンゴ・クヮルテット。ピアソラやナザレスらの名作から現代作曲家たちとのコラボによる新 しいタンゴを次々世に送り出しています。颯爽とした演奏が魅力で、今回はブルガリアのパーカッショニスト、、ワシーレナ・セラフィモワを招き、マリンバや ボンゴなどの効果を存分に採り入れています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37122(1CD)
エミリアーノ・トゥラッツィ(b.1970)作品集
(1)「生きる者」(2013)〜8 人の空間化された音楽家とエレクトロニクスのための
(2)フルートとチェロのためのコンポジション(2017)
(3)テノール・リコーダーのためのコンポジション(2019)
エミリアーノ・トゥラッツィ(エレクトロニクス、テナー・リコーダー)
(2)ベアトリクス・ワーグナー(Fl)
(1)(2)ジェラルド・エッカート((1)(指)(2)&Vc)
(1)アンサンブル・リフレクションK

録音:2019-2020年
エミリアーノ・トゥラッツィはジュリアーノ・ゾシ、ウンベルト・ロトンディほかに作曲を学んだ。かねて より前衛的ジャズ、伝統的な声楽、古いヨーロッパの音楽に関心があり、それらと現代音楽を組み 合わせることで独自の作風を確立した。「生きる者」は生楽器とコンピュータで制作された音響がア ンビエントでミステリアスな空間を作り出す。46 分かかる大作「フルートとチェロのためのコンポジシ ョン」は終始静けさの中、東洋的とも中世ヨーロッパ的ともとれる密教的な音楽が続く。テノール・リ コーダーのためのコンポジションも同様の神秘的で静かな作品。リコーダーからまるで尺八のよう なオリエンタルな音楽が紡ぎ出されます。

Stradivarius
STR-37139(1CD)
美しいヴィーナス
ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」〜「難破した船が嵐から」,「私は私の運命に泣くだろう」
グラニャーニ:ソナタ第2 番Op.8(ヴァイオリンとギターのための)
ウェーバー:「魔弾の射手」〜「そして雲が覆い隠しているとしても」
R.シュトラウス:明日 Op.27-4
チャールトン:熱帯の庭園の夜の雨
シューベルト:アヴェ・マリア D839
ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」〜「美しいヴィーナスよ」
トリオ・カヴァッラーロ【ピター・チャップマン(S)、カリダ・デ・リッダー(Vn)、サイモン・ティールク(G)】

録音:2019年8月17-26日 オーストラリア,ホバート
オーストラリアの音楽家たちによるトリオ・カヴァッラーロの CD。ヴァイオリンとギターにソプラノ独 唱が加わり、アリア、歌曲はいずれもヴァイオリンとギターの伴奏。リチャード・チャールトン(1955 ―)はオーストラリアのギター奏者、作曲家。
Stradivarius
STR-37152(1CD)
マルコ・クァルリアリーニ(b.1973):リチェルカーレ
リチェルカーレ(2013)〜ピアノのための
リチェルカーレII(2014)〜ヴァイオリンとピアノのための
リチェルカーレIII(2015)〜ヴァイオリンのための
デュオ・アルドーレ【レベッカ・ライモンディ(Vn) 、アレッサンドロ・ヴィアーレ(P)】

録音:2019年
クァルリアリーニは作曲をマテオ・ダミコ、ガエターノ・パナリエロらに学びペトラッシ賞、聖チェチ ーリア国際作曲コンペティション上位入賞など賞歴も多数。ここに収められたピアノ、ヴァイオリンお よびそれらによる二重奏はいずれも微妙に違えど似たスタイルで書かれています。基本的には自由 な無調で書かれているが、リズム的にはまるで吃音患者が一人語りしているような、舌足らずでつ っかえつっかえする独特の語り口で書かれています。若手中堅世代の個性的な作曲家の登場。

2L
2L-162SABD
(Bluray Disc Audio
+SACD)

ロマンティシズム時代のホルン
デュカス:ヴィラネル
グノー:アンダンテ(「ピストン・ホルンとピアノのための6つのメロディ」(1839)から)
サン=サーンス:ロマンスOp.3
シャブリエ:ラルゲット(1875)
チェルニー(1791-1857):アンダンテ・エ・ポラッカ(1848)
F・シュトラウス(1822-1905):夜想曲 Op.7(1864)
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
R・シュトラウス:アンダンテ(1888)
スタイナル・グランモ・ニルセン(Hrn)(ピリオド楽器)
クリスティン・フォスハイム(フォルテピアノ)
[楽器 Horn:Marcel-Auguste Raoux, horn with piston valves (sauterelle), Paris 1836(Dukas/Gounod)/
Marcel-Auguste Raoux, natural horn, Paris 1836(Saint-Saens/Chabrier)/
Fam. Lausmann, natural horn, Bohemia c.1800(Czerny)/
Leopold Uhlmann, Vienna horn, Vienna c.1900(F. Strauss/Schumann/R. Strauss)(All the horns are copies made
by Andreas Jungwirth, Freishcling, Plank am Kamp, Austria)/
Fortepiano:Ernst Irmler, Leipzig 1850-1860, restored in 2019 by Sigmund Berg]

録音:2019年6月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
「ホルンの音は、ロマンティック音楽の作曲家たちにとって、荒れ狂うような強い感情を典型的に示すものだった。ロベルト・シューマンは、ホルンはオー ケストラの魂だと語ったといわれ、詩人たちは、ホルンの音を魂の憧れの象徴とみなした。そして、ホルン奏者にとっては、バルブの発明に明らかなようにホ ルンが新しい技術による実験と変化に直面したため、ロマンティシズムのほとんどの時代を通じてホルンそのものの魂が問題になった……」。第62回グラミー 賞「最優秀イマーシブオーディオ・アルバム」を受賞したモッテン・リンドベルグの制作した新しいアルバム『ロマンティシズム時代のホルン』。『初期ロマンティ シズムのホルン・ソナタ』(2L113SABD)を録音したナチュラルホルンの名手、ノルウェーのスタイナル・グランモ・ニルセンの 2L レーベル第3作です。こ のアルバムでは、ロマンティシズム時代の作曲家たちがホルンのために作った作品が、それぞれの作曲家ゆかりの楽器で演奏されます。デュカスの「ヴィラネル」 とグノーの「アンダンテ」は、マルセル=オギュスト・ラウーが1836年に製作したピストン・バルブ付きホルン、サン=サーンスの「ロマンス」とシャブリエの「ラ ルゲット」はラウーのナチュラル・ホルン、チェルニーの「アンダンテ・エ・ポラッカ」はボヘミアのラウマン製作のナチュラル・ホルン、フランツ・シュトラ ウスとシューマンとR・シュトラウスの曲はレーオポルト・ウールマンが 1900 年頃に作ったウィーン・ホルン。いずれも、ニルセンの前のアルバムと 同じアンドレーアス・ユングヴィルトの製作したコピー楽器です。ホルンという楽器の進化を探り具体的な姿に示してゆく試み。前作と同じ、ノルウェー音楽 アカデミーでフォルテピアノを担当するクリスティン・フォスハイム(1963-)が共演。オスロのソフィエンベルグ教会で録音セッションが行われました。
■Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収 録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDの プレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください]
2L
2L-160SACD
(1SACD)
ベートーヴェン 、1802年の遺書
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30 no.3
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」 Op.47
ラグンヒル・ヘムシング(Vn)
トール・エスペン・アスポース(P)
[Violin:Francesco Ruggeri(Cremona, 1694)、Piano: C. Bechstein Concert D282/Steinway D-model(track 6)]

録音:2019年4月、11月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[SACD:5.1 multichannel DSD/2.0 stereo DSD/RedBook PCM:MQA CD]
ノルウェーのヴァイオリニスト、ラグンヒル・ヘムシング(1988-)とピアニストのトール・エスペン・アスポース Tor Espen Aspaas(1971-)は、彼 女の最初のソロ・アルバム『YR』(Simax PSC1315)がきっかけとなり、リサイタルのパートナーとしての共演を始めました。コンサートとフェスティヴァ ルへの出演、放送のための録音と、活動がつづき、グリーグ、シベリウス、カール・ニルセンの曲を弾いた『北国の音色(Northern Timbre)』(2L138SABD) を2017年にリリース。BIS レーベルに録音をつづける妹エルビョルグとも違うラグンヒルの感性と表現の音楽が注目され、ファンを獲得しました。ラグンヒ ルとトール・エスペンのデュオの新しいアルバムでは、2013年にボンの「ベートーヴェン・フェスティヴァル」で「ベートーヴェン・リング」を受け、ふた りにとって大切な作曲家、ベートーヴェンのソナタ2曲によるプログラムが組まれています。アルバムのタイトルにある「1802年」は「『芸術家』ベートーヴェ ンが『人間』ベートーヴェンを運命の手に委ねた、危機の年」といわれます。進行する難聴、ウィーンの社会と公の生活から締め出されているのではないか という疎外感といった問題に悩まされ、夏と秋に滞在したハイリゲンシュタットで「文字と音楽」による「遺書」を作りました。ト長調の曲など「3つのヴァ イオリン・ソナタ」Op.30、「テンペスト・ソナタ」を含む「3つのピアノ・ソナタ」Op.31、「エロイカ変奏曲」Op.35、交響曲第2番 Op.36 といった傑作 群が作られ、そして翌1803年、ト長調の第8番と一緒にこのアルバムで演奏される、ベートーヴェンの「英雄的」スタイルを示す「クロイツェル・ソナタ」 と呼ばれるイ長調のソナタが作曲されました。2019年、オスロのソフィエンベルグ教会でのセッション録音です。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-406(1CD)
ヴィラ=ロボス:チェロとピアノのための作品集
黒鳥の歌W122(1917)
さすらいW461(1946)
チェロ・ソナタ第2番Op.66,W103(1916)
シクロ・ブラジレイロW374(1936)〜第2楽章「夕べのときめき」
小組曲W064(1913)
ブラジル風バッハ(バシアーナス・ブラジレイラス)第2番(1930)より
アリア「祖国の歌」W250
トッカータ「カイピラの小さな汽車」W254
水谷川優子(Vc)
黒田亜樹(P)

録音:2019 年9 月16-20 日オドラデク・スタジオ、ザ・スフェアーズ,イタリア
※日本語オビ解説付き
ヴィラ=ロボスの音楽を聴くと心がざわざわ時にうきうきする。この音は新しいの か懐かしいのか?!音色の不思議さと癖になるリズム。耳慣れたはずのピアノや オーケストラも大胆かつ繊細に料理されて新しい音を紡ぐ。 それは過去のものに囚われない強烈な「言語」ヴィラ=ロボスはクラシック音楽界 でとびきり自由で異彩を放つ存在だ。 2009 年はそんな彼の没後50 年だった。世界のあちこちで意味深い記念コンサー トが行われたが、残念ながらその波紋は一過性のものだったようだ。時代は彼に 追いついていなかった。 そしてその10 年後、長く共にさまざまなコンサートに挑戦してきた盟友、ピアニスト の黒田亜樹とイタリアでヴィラ=ロボスの作品を録音する幸運がやってきた。時が 満ちた! このCD ではチェリストでもあった作曲家が楽器に託した世界を余すことなく表現し たいと思う。―子どもの心を持った巨人の片鱗がお届けできますように― (水谷川優子)

Hanssler
HC-20011(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40(ヴィオラ版、ヘルテンシュタイン編)
ヴィオラ・ソナタ ハ長調 Op.147
ファイト・ヘルテンシュタイン(Va)、
ミンツェ・キム(P/Steinway D-274)

録音:2020年3月12-14日/フェステブルク教会(フランクフルト)
1985年生まれの俊英ヴィオリスト、ファイト・ヘルテンシュタインがショスタコーヴィチに挑戦!ヘルテンシュタインが編曲したチェロ・ソナタ、そしてヴィ オラ・ソナタを収録しました。
ヘルテンシュタインはジュネーヴ音楽院において今井信子にヴィオラを師事し、2009年第1回東京国際ヴィオラ・コンクールにて第3位並びに聴衆賞を 受賞した若手実力派。ヴェルビエ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、そしてヴィオラスペースに参加しております。ここ数年は今井信子のアシスタントと して小樽・ヴィオラマスタークラスに参加しており、日本でもおなじみの演奏家です。2011年から2017年までバーゼルSOの首席ヴィオラ奏者を務め、 さらに2015年10月よりドイツ・デトモルト音楽大学の教授として後進の育成に尽力を注いでいます。
ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタはヴィクトル・ルヴォヴィチ・クバツキーの勧めにより1934 年に作曲、同年クバツキー、ショスタコーヴィチにより 初演されました。一方、ショスタコーヴィチの最後の作品、ヴィオラ・ソナタは、ベートーヴェン四重奏団のフョードル・ドルジーニンに献呈されました。こ の作品は死の直前にしたショスタコーヴィチの陰鬱とした持ちながらもショスタコーヴィチらしい他曲からの音形の引用など、その謎めいた世界が魅力です。 ヘルテンシュタインが辛口な味わいを出しながら演奏しております。 (Ki)
Hanssler
HC-20041(1CD)
フルートとハープのための水にまつわる音楽
ジャン・クラ(1879-1932):組曲〜フルートとハープのための
マルク・ベルトミュー(1906-1991):3つのテーマ〜フルートとハープのための
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):3つの印象〜フルートとハープのための
アルベルト・ツァーベル(1834-1910):噴水 Op.23〜ハープのための
ベルナール・アンドレ(1941-):「アルギュ」〜フルートとハープのための7つの小品
ドビュッシー:シランクス L.129〜フルートのための
武満徹:海へ〜フルートとハープのための
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):ナイアデス〜フルートとハープのための幻想ソナタ
アントニア・シュライバー(Hp)、
アリャ・ヴェルカヴェルフ(Fl)

録音:2020年4月8-10日/ケルン
このアルバムは現在ケルン・ギュルツェニヒOの首席奏者をつとめるアリャ・ヴェルカヴェルフとアントニア・シュライバーが演奏したフルートとハー プのために書かれた水にまつわる作品集です。その作曲家も実に多様。近年再評価されているジャン・クラにはじまり、マルク・ベルトミュー、ウジェーヌ・ ボザ、アルベルト・ツァーベル、ベルナール・アンドレ、ドビュッシー、武満徹、ウィリアム・オルウィンの作品を収録しております。
アントニア・シュライバーはバイエルン州生まれ。ミュンヘン、ウィーン、リヨンで学び、2008年から2011年までウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィル ハーモニーOのハープ奏者として活躍。現在、ケルン・ギュルツェニヒOの首席ソロ・ハープ奏者をつとめています。一方、スロベニアのフルー ト奏者アリャ・ヴェルカヴェルフは、リュブリャナの音楽アカデミーで学んだ後、16歳の若さでウィーン音楽大学に入学した逸材。その後、イタリアのロレンツォ・ ペローシ・アカデミーにて名フルート奏者ペーター・ルーカス・グラーフのもとで研鑽を積みました。 2006年のバンベルクSOの首席フルート奏者と してプロとしてのキャリアを開始。その後、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、シュトゥットガルトPOで演奏し、2010年よ りケルン・ギュルツェニヒOの首席フルート奏者をつとめております。 (Ki)

BIS
BISSA-2529
(1SACD)
『In Motion』
シューベルト(ジュリアン・アズクール編):四重奏断章(Quarttettsatz) ハ短調 D.703(弦楽四重奏曲第12番) *
マシュー・ハインドソン(1968-):マラリンガ(Maralinga)(2009/11)(ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)**
ボッケリーニ(ジュリアン・アズクール編):マドリードの通りの夜の音楽(Musica notturna delle strade di Madrid)*
アルトゥーロ・コラレス(1973-):Senores, les voy a contar…(殿方よ、あなたがたに話そう…)(2010)#
ガレス・ファー(1968-)(ジュリアン・アズクール編):Mondo Rondo(モンド・ロンド)(1997) *
ユ ナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ
アマーリア・ホール(Vn)**、
ジュリアン・アズクール(ディレクター、コンサートマスター)*、
フランク・フォンクベルト(指)**/#

録音:2020年3月/セント・シラス教会(ケンティッシュ・タウン 、ロンドン、イングランド) 
近年、弦楽オーケストラの水準は、めざましい向上を遂げてきたといわれます。楽譜を響きのある音にする技術、なによりも重要 な、楽譜の奥にある「作曲家の音楽」を表現する技術をもったアンサンブルが多く現れ、世界の音楽シーンを豊かなものにしています。BIS レーベルは、こ うした優れたグループの紹介に努め、カメラータ・ノルディカ、ムシカ・ヴィテ、オストロボスニア室内O、オーストラリア室内O、アムステル ダム・シンフォニエッタといったアンサンブルのアルバムを積極的にリリースしてきました。BIS が新しく紹介する「ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッ パ(United Strings of Europe)」(USE)は、ロンドンに本拠を置くアンサンブルです。ヨーロッパ連合とスイスの若いプロフェッショナルたちが音楽と文 化の協力を最高度の水準で促進することを目標に集まり、「独創的なプログラムと『高度な技術による表現豊かな』演奏」(「ザ・タイムズ」)といった賛辞を すでに得ています。リーダーは、レバノン系イギリスのヴァイオリニスト、ジュリアン・アズクール Julian Azkoul。彼は、スウェーデンのカメラータ・ノルディ カの客演ディレクターのほか、各国のオーケストラに客演しています。副指揮者のフランク・フォンクベルト Franck Fontcouberte は、打楽器奏者から転向、 デーヴィッド・ロバートソン、ピエール・ブーレーズたちに指揮法を学びました。
『In Motion』(動いている)は、ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパのデビュー・アルバムです。シューベルトの「四重奏断章」は、第2楽章をスケッ チしたところで作曲が放棄されたため、「アレグロ・アッサイ」の楽章が単独の曲として出版されました。シューベルトの円熟期を告げる、劇的、表現的な 音楽です。オーストラリアのマシュー・ハインドソン Matthew Hindson(1968-)の「マラリンガ」は、イギリスが大気中核実験を行い、アボリジニとオー ストラリア軍兵士に放射線被害を与えた、現地の言葉で「雷」を意味する場所を曲名にした音楽です。このアルバムでは、ウェリントンOのリーダー、 ニュージーランドのアマーリア・ホール Amalia Hall がソリストを務め、オーストラリア室内Oの委嘱による「ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラ」 の版を演奏しています。
ボッケリーニの「マドリードの通りの夜の音楽」は、彼の数少ない標題音楽のひとつ。弦楽五重奏のために作曲され、〈アヴェ・マリアの鐘(La campane de l’ Ave Maria)〉〈兵士たちの太鼓(Il tamburo dei Soldati)〉〈盲目の物乞いたちのメヌエット(Minuetto dei Ciechi)〉〈ロザリオ(Il Rosario)〉〈流しの 歌手たちのパッサカリア(Passa Calle)〉〈太鼓(ll tamburo)〉〈マドリードの夜の帰営ラッパ(La Ritirata di Ma-drid)〉の7曲で構成。アズクールの 編曲では第1曲と第2曲、第5曲と第6曲がつづけて演奏されます。アルトゥーロ・コラレス(1973-)は、エルサルバドル出身。作曲家、指揮者として スイスで活動しています。「Senores, les voy a contar…(殿方よ、あなたがたに話そう…)」は、母国エルサルバドルの人々が伝えるさまざまな物語、神話、 伝説、伝承歌を思い描きながら作られたという、約5分の小品です。「Mondo Rondo(モンド・ロンド)」は、ニュージーランドの作曲家ガレス・ファー(1968-) のもっとも演奏されることの多い作品に挙げられています。〈Mondo Rondo(モンド・ロンド)〉〈Mumbo Jumbo(マンボ・ジャンボ)〉〈Mambo Rambo(マ ンボ・ランボ)〉の短い3曲の中に、エキゾティックなメロディと打楽器的なファンキーなリズムを組み合わせ、独特の音世界を作り上げた作品です。この作 品とシューベルト、ボッケリーニの曲は、アズクールが「今日の」発想で取り組んだ、弦楽オーケストラのための編曲で演奏されます。 (Ki)
BIS
BISSA-2449
(1SACD)
トマス・シマク(1958-):室内楽作品集
Catena I(2019)(Pのための)
弦楽四重奏曲第5番(2015)
ドビュッシーの忘れられた映像(L’image oubliee d’apres Debussy)(2018)(Pのための)
con-ri-sonanza(2018)(Pと弦楽四重奏のための)
クルターグへのオマージュ(Hommage a Kurtag)(2011)(Pのための)
弦楽四重奏曲第4番(2010-11)
ジョーセフ・ヒューストン(P)
ディオティマQ【ユン=ペン・チャオ(Vn1)、レオ・マリリエ(Vn2)、フランク・シュヴァリエ(Va)、ピエール・モルレ(Vc)】

録音:2019年12月/ヨーク大学、サー・ジャック・ライオンズ・コンサートホール(ヨーク、イングランド)
アルバニア出身、イギリスの作曲家トマス・シマクの室内楽作品集。シマク Thomas Simaku(1958-)は、アルバニアのティラ ナ音楽院を卒業、イギリスのヨーク大学でデーヴィッド・ブレイクに学び、1996年に作曲の博士号を授与されました。タングルウッドでバーナード・ランズ、 カリフォルニア州立大学の「作曲家ワークショップ」でブライアン・ファーニホウに学んでいます。ヨーク大学作曲科の教授。作品は、ヨーロッパやアメリカ で演奏され、緊迫感とモダニズムを独特の方法で融合させた表現力豊かな音楽に対して称賛が寄せられてきました。
ラテン語の「鎖」が曲名の「Catena I」は、「音楽的なもの、そうでなければ、曲の冒頭の反復音の『行列』のようなものと、さまざまなレベルのものが 関連するネットワーク」。ディオティマ四重奏団により初演された、ハッダスフィールド現代音楽祭の委嘱作「弦楽四重奏曲第5番」。「ドビュッシーの忘れら れた映像」は、2018年、「York Late Music」のドビュッシー没後100年を記念するコンサート・シリーズのため「ドビュッシーの曲をひとつ選び、1分 程度引用、各自のスタイルでその先を続ける」という求めに応じて作曲された小品。「con-ri-sonanza」は、音楽出版界の「偉大な君主」だった「ビル・ コレラン追悼(Bill Colleran in Memoriam)」の曲。コレランの名からとった4つの音を中心に作曲されています。「クルターグへのオマージュ」は、“Gyorgy Kurtag” に因む「A と G」の2音によるコードを軸にした作品。「ディオティマ四重奏団のために作曲、献呈された」「弦楽四重奏曲第4番」は、4つの楽 章と2つの「間奏曲」で構成した約22分の音楽です。
イギリスのピアニスト、ジョーセフ・ヒューストン Joseph Houston は、ベルリンに住み、現代音楽と実験音楽のジャンルで主に活動しています。ロン ドン本拠のニューミュージック・グループ、1945年以降の作品をレパートリーとする「オクタンドル・アンサンブル」のピアニスト。ディオティマ四重奏団 Quatuor Diotima は、1996年、パリ国立高等音楽学校の卒業生により結成されました。各国の音楽祭に参加。2018年、フランス政府から「ヨーロッパ 文化遺産賞」を授与されています。ユン=ペン・チャオ Yun-Peng Zhao とコンスタンス・ロンザッティ Constance Ronzatti のヴァイオリン、フランク・シュヴァ リエ Franche Chevalier のヴィオラ、ピエール・モルレ Pierre Morlet のチェロ。この録音ではコンスタンス・ロンザッティの替わりにレオ・マリリエ Leo Marillier が、第2ヴァイオリンを弾いています。 (Ki)

B RECORDS
LBM-029(2CD)
NX-D07
ブラームス:室内楽作品全集 第8集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(1890-91年改訂版)
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
ピエール・フシュヌレ(Vn)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年11月22日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」。第8集に収録されたのは3曲のピアノ三 重奏曲です。1854年に初稿が書かれ、1890年から91年に改訂が施された第1番、円熟期の1880年に 作曲された第2番、その6年後に完成された第3番。ル・サージュ、サルク、フシュヌレの3人は、作品の特長で あるブラームスらしい歌心と抒情性を存分に生かした密度の濃いアンサンブルを聴かせます。ル・サージュの推 進力に満ちた表現、サルクの深く美しい音色、フシュヌレの伸びやかな歌いまわし。これらが一体となったブラー ムスをお楽しみください。

Marlboro Recording Society
MLB-80001(1CD)
NX-B07
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番 ニ長調 K.593*
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調「大公」Op.97#
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100, D.929
- 第2楽章
サラ・カプースチン(Vn)*
ダイアナ・コーエン(Vn)*
マーク・ホロウェイ(Va)*
セバスティアン・クルンニース(Va)*
デイヴィッド・ソイヤー(Vc)
キム・スーヴィン(Vn)#+
内田光子(P)#+

録音:2005年7月16日 ライヴ*、2006年7月23日 ライヴ#、2008年7月13日 ライヴ+
グァルネリ四重奏団で長くチェリストを務めていたデイヴィッド・ソイヤー(1923-2010)を中心メンバーとしたベートーヴェ ンとモーツァルト、シューベルトの室内楽作品。ベートーヴェンの「大公」とシューベルトでは、音楽祭の立役者の一人、 内田光子が参加しスリリングな演奏を繰り広げています。
Marlboro Recording Society
MLB-80003(1CD)
NX-B07
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10*
ラヴェル:序奏とアレグロ#
 弦楽四重奏曲 ヘ長調+
ジョゼフ・リン(Vn)…*#
ジュディー・カン(Vn)*
リチャード・オニール(Va)*
デイヴィッド・ソイヤー(Vc)*
シヴァン・マゲン(Hp)##
モーラン・カッツ(Cl)#
ベンジャミン・ベイルマン(Vn)##…5
マリー=エリザベス・ヘッカー(Vc)#
キム・スーヴィン(Vn)+
ジェシカ・リー(Vn)+
ジョナサン・ヴィノクール(Va)+
ペ・スー(Vc)+

録音:2002年2月17日 Gardner Museum,Boston, MA ライヴ*
2010年7月18日 Persons Auditorium,Marlboro, VT ライヴ#
2007年4月1日 Gardner Museum,Boston, MA ライヴ+
マールボロ音楽祭の常連アーティストたちが演奏するラヴェルとドビュッシーの室内楽作品集。 なかでも、ドビュッシーではグァルネリ四重奏団のチェリスト、デイヴィッド・ソイヤーを中心に1970年代に生まれた精鋭た ちが熱演を披露。ラヴェルの「序奏とアレグロ」での息のあったアンサンブルも聴きどころです。

CPO
CPO-777761(1CD)
NX-B02
後期ロマン派のピアノ三重奏曲集
シルヴィオ・ラザーリ(1857-1944):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.13
ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941): ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Op.1
ヴィルヘルム・イェラル(1861-1935):ウィーン風セレナード Op.18
トーマス・クリスティアン・アンサンブル【トーマス・クリスティアン(Vn)、アッティラ・パストール(Vc)、エフゲニー・シナイスキ(P)】

録音:2012年10月1-3日バイエルン放送 第2スタジオ、ミュンヘン
このアルバムには後期ロマン派の時代に活躍した2人の作曲家のピアノ三重奏曲が収録されています。 イタリア人の父とオーストリア人の母を持つシルヴィオ・ラザーリは、パリでショーソンと親交を結び、その後フラ ンクと出会ったことで強い影響を受けた作曲家。このピアノ三重奏曲は、彼が愛したワーグナー風の重厚 な響きと情熱的な旋律に満ち溢れています。第1楽章の冒頭、ユニゾンで奏される旋律は特に印象的、 そして第3楽章はウィーン風のワルツで書かれた美しい作品です。ラザーリと同年に生まれたキーンツルも ワーグナーに魅せられた作曲家。何曲かのオペラで知られていますが、このピアノ三重奏曲は学生時代の 作品で、シューベルトを彷彿させる流麗な雰囲気を持っています。最後に添えられたイェラルの「ウィーン風 セレナード」はクライスラーに献呈された小さな曲。アルバムにおけるアンコールとしての位置づけであり、魅 力的なデザートとしての役割を担っています。

Indesens
INDE-139(1CD)
2020年12月31日までの特価
妖精の園〜ラヴェル:室内楽作品集
フルート、クラリネット、ハープと弦楽四重奏のための「序奏とアレグロ」
弦楽四重奏曲ヘ長調
ソナチネ(カルロス・サルツェード編
フルート、ヴィオラとハープのための)
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
組曲「マ・メール・ロワ」より 第5曲「妖精の園」(シュテファン・コンツ編
フルート、クラリネット、ハープと弦楽四重奏のための)
エマニュエル・パユ(Fl)、
ヴェンツェル・フックス(Cl)、
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)、
クリストフ・ホラーク(Vn)、
シモン・ロテュリエ(Vn)、
イグナツィ・ミエチニコフスキ(Va)、
ブルーノ・ドルペレール(Vc)

録音:2019年2月26日−29日、ニコデムス教会(ノイケルン、ベルリン)、2019年4月4日、ベルリン・フィルハーモニー(ベルリン)
独創性あふれる管楽器の録音を続々と世に送り出しているフランスのレーベル「Indesens(アンデサンス)」から、エマニュエル・パユやヴェンツェル・フックスといった世界最高峰、ベルリン・フィルのメンバーたちの饗宴による大注目盤、「妖精の園」と題されたラヴェルの室内楽作品集が登場します!!
その注目の参加メンバーは、首席フルートのエマニュエル・パユ、首席クラリネットのヴェンツェル・フックス、首席ハープのマリー=ピエール・ラングラメ、第2ヴァイオリン首席のクリストフ・ホラーク、第2ヴァイオリンのシモン・ロテュリエ、ヴィオラのイグナツィ・ミエチニコフスキ、そしてチェロの第1首席のブルーノ・ドルペレールという、まさに豪華の一言に尽きる素晴らしい面々!
「ダフニスとクロエ」や「ラ・ヴァルス」、「スペイン狂詩曲」、「マ・メール・ロワ」などに代表されるように、その管弦楽作品では「管楽器」や「ハープ」を巧みに活用し極彩色を表現したラヴェルであるものの、意外にもこれらの楽器のための「室内楽作品」が少ないことに着目したパユをはじめとするベルリン・フィルのメンバーたち。
オリジナル作品の「序奏とアレグロ」に加え、ベルリン・フィルのメンバーであるシュテファン・コンツの編曲による「フルート、クラリネット、ハープと弦楽四重奏ヴァージョン」の「妖精の園」(マ・メール・ロワの第5曲)や、20世紀を代表するハープのヴィルトゥオーゾ、カルロス・サルツェード(サルセード)が編曲したフルート、ヴィオラとハープのトリオのための「ソナチネ」を収録。
ベルリン・フィルの弦楽器セクションのメンバーたちの妙技が光る「弦楽四重奏曲」、「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」の"弦楽器のためのオリジナル作品"とのコントラストを感じることの出来る聴き比べも、このアルバムの大きな魅力と言えるでしょう。
パユ、フックス、ラングラメ・・・。ベルリン・フィルの名手たちの美しく色彩感に富んだラヴェルの演奏によって、「妖精の園」の風景が聴き手の眼前に現れることでしょう ――!

NCA
NCA-60185(2SACD)
アルベルト・ブライアー:Der Weg und die Zeit〜 組曲 アルベルト・ブライアー(P)、
ヘルムート・メンツラー (Vc)、
アダム・ウェイズマン(打楽器)、
キルステン・ハルムス(Vn)、
クリスティアン・フォン・ボリエス(Fl)
、ウド・グリム (Cl)

録音:2006年2月−3月3日
感覚的なものにインスピレーションを受け作品を生みだす、アルベルト・ブライアーの今作は「方法と時間」(Der Weg und die Zeit)という唯一無二の芸術を堪能させてくれます。
NCA
NCA-60114215(1CD)
C.P.E.バッハ:3つのソナタ
ソナタ ロ短調 H.512(Wq.76)
ソナタ ヘ長調 H.511(Wq.75)
ソナタ ハ短調 H.514(Wq.78)
ジェフリー・トーマス(ハープシコード)、
ラースロー・パウリク(Vn)

録音:2001年1月、ハンガリー
C.P.E.バッハの鍵盤作品はハープシコードやクラヴィコードのために作曲されたものが多く、音楽の豊かな効果や感情表現はハイドンやベートーヴェンなどヴィーン古典派に大きな影響を与えたといわれています。繊細で美しい3つのソナタを、ハープシコードとヴァイオリンでお贈りします。
NCA
NCA-60168(1SACD)
4本又は8本のファゴットのための音楽
ヘルムート・ザードラー:3つのインテルメッツォ
三浦真理:桜の画集〜日本の四季
團伊玖磨:ファゴット四重奏のためのソナタ
ギスベルト・ネーター:4つのアフオリスメンOp.44
石井眞木:ファゴット・ラプソディーOp.107
クルト・ナトウシュ:東京―ベルリン
ミヒャエル・シュテッキヒト:序奏とスケルツォ・カプリツィオーソ
東京・ベルリン八重奏団〔ベルリン・ファゴット四重奏団、東京ファゴッティアーデ〕

録音:1996年11月、ベルリン
東京・ベルリン八重奏団は、ベルリンファゴット四重奏団と東京ファゴッティアーデの合併グループです。
桜の画集〜日本の四季、東京―ベルリンなどいくつかの曲は、東京・ベルリン八重奏団のために作曲されました。
ファゴット八重奏という珍しいジャンルでファゴットの演奏を堪能させてくれます。
NCA
NCA-60179(1SACD)
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲集
エネスコ:幼き頃の印象 Op.28
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
アンドレアス・バシャツ(Vn)、
ターミナ・ファインシュタイン(P)

録音:2007年9月10日−13日
ターミナ・ファインシュタインは、1994年にフランスのコンクール・クールシヨンなどの国際コンクールや、1999年にハンブルクのヨハネス・ブラームス・コンクールなどでいくつかの賞を受賞したピアニストです。
アンドレアス・バシャツは2010年からベルリンPOの第4代目コンサートマスターを務めています。
NCA
NCA-60231(1CD)
アダルベルト・ギロヴェッツ:ピアノ三重奏曲集
ソナタ 変ホ長調 Op.23 No.2/ソナタ 変ロ長調 Op.28 No.1/ソナタ ニ短調 Op.14 No.2/ソナタ イ長調 Op.12 No.1
トリオ・フォルテピアノ〔ミリアム・アルトマン(P)、ユリア・フーバー(Vn)、アーニャ・エンデルレ(Vc)〕

録音:2010年11月14日−18日、(ドイツ)
013年に生誕250年を迎えたアダルベルト・ギロウェッツは「ウィーン古典派の忘れられた偉人の1人」であるといわれていました。30曲のオペラ、28曲のバレエ音楽、46曲のピアノ三重奏曲など作品数も多いギロウェッツが、当時親交のあったモーツァルトの影響を受けたと感じられるフルート四重奏曲と弦楽四重奏曲が再評価されつつあります。知られざるギロウェッツの名曲を、オーストリアのピリオド楽器アンサンブル「トリオ・フォルテピアノ」が堪能させてくれます。

Signum Classics
SIGCD-652(1CD)
ビトウィーン・ザ・クラウズ
ヴィエニャフスキ:ポロネーズ第1番ニ長調 Op.4
ゴドフスキー(ハイフェッツ編):古きウィーン
クライスラー:中国の太鼓 Op.3
 レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース Op.6
ヴィエニャフスキ
:伝説 Op.17
エルガー:朝の歌 Op.15-2
 夜の歌 Op.15-1
サラサーテ
:序奏とタランテラ Op.43
クライスラー:3つのウィーン古典舞曲集〔 美しきロスマリン、愛の喜び、愛の悲しみ〕
ヴィエニャフスキ
:華麗なるポロネーズ第2番イ長調 Op.21
パガニーニ:カンタービレ MS 109, Op.17
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ブリテン(チャーリー・シーム編):サリー・ガーデン
チャーリー・シーム(Vn)、
イタマール・ゴラン(P)
使用楽器:グァルネリ・デル・ジェズ1735 “D’Egvill”

録音:2020年1月21日−23日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク、イギリス)
チャーリー・シームは1986年ロンドン生まれ(父親はノルウェーの実業家)、3歳からヴァイオリンを学び、イツァーク・ラシュコフスキやシュロモ・ミンツらに師事。シャルル・デュトワ、エドワード・ガードナー、ズービン・メータ、ヤニック・ネゼ=セガン、ロジャー・ノリントンらの巨匠と世界最高のオーケストラで共演し、室内楽では名手イタマール・ゴランを定期的なパートナーとしています。また、そのエレガントな風貌でモデルとしても活躍しているという才人です。
これまで、WarnerやSonyなどからアルバムをリリースしてきたチャーリー・シームが、イギリスのSignum Classicsから初登場。クライスラー、サラサーテ、パガニーニ、エルガー、ヴィエニャフスキなど、華麗で技巧的な「パリ風」のサロン・プログラムで、多彩な音色と妙技を披露します。

Globe
GLO-5276(1CD)
ロマンティック・コルネット〜コルネットとピアノ(エラール1846)のための音楽
ヴィリー・ブラント:演奏会用小品第2番 Op.12
オスカー・ベーメ:愛の歌 Op.22-2
ヴィリー・ブラント:演奏会用小品第1番 Op.11
ビゼー(ヘルマン・ベルシュテット編):カルメン・ファンタジー
レイナルド・アーン:クロリスに
オスカー・ベーメ:ロシア舞曲 Op.32
ウジェーヌ・ダマレ:パンドラ Op.108
ヘルマン・ベルシュテット:ナポリ民謡による変奏曲
フランク・アネポール(コルネット)、
ヴォーン・シュレップ(P/エラール1846)
現在は主にブラスバンドの花形として用いられることが多いコルネットは、金管楽器のためのバルブの発展により1828年頃に開発され、暖かみのある音色、細やかなパッセージによる表現力の広さで人気を博した。当アルバムでは、19世紀に作曲された様々なスタイルの音楽をバロック・トランペットの権威が華麗に奏でる。
作曲家、歌手、トランペット奏者としてマルチに活躍するフランク・アネポールは、ソリストとして数多くのオーケストラやアンサンブルと共演し世界初演作も多く残しています。アムステルダム音楽院ではバロック・トランペットを教えてきたアネポールが当アルバムで用いるのは、イギリスの老舗楽器メーカーとしての地位を誇ったBoosey & Hawkes社製のコルネット。
伴奏を務めるヴォーン・シュレップは、世界中で数多くのリサイタルやマスタークラスを開催し、2001年にリリースされたピーター・ヤン・ルーシンク&オランダ・バッハ・コレギウムによるバッハのカンタータ全集録音にも参加している名手。当アルバムでは、19世紀を代表する名ヴィルトゥオーゾ、ジギスモント・タールベルクが演奏したとされる貴重な1846年製のエラールを奏でているのも注目すべきポイント!

Ars Musici
ARS-232393(1CD)
ピアノ三重奏のための作品集
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(1854年版)
シェーンベルク(エドゥアルト・シュトイアーマン編):浄夜(P三重奏編曲版 1931/32)
トリオ・ジャン・パウル〔ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)、エッカート・ハイリガース(P)〕

録音:2003年10月21日−24日
大阪とメルボルンの国際室内楽コンクール、ドイツ音楽コンクールで一等賞と特別賞を受賞した実力派三重奏団、トリオ・ジャン・パウル。ブラームスのピアノ三重奏曲第1番は、現在では改訂版の録音が主になっているが、1854年のオリジナル版を収録しています。
Ars Musici
ARS-232353(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第2番 Op.1-2 ト長調、
第6番Op.70-2 変ホ長調
トリオ・ジャン・パウル〔ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)、エッカート・ハイリガース(P)〕

録音:2001年11月7日−10日
ドイツの実力派三重奏団、トリオ・ジャン・パウルが奏でるベートーヴェン。

KAIROS
0015080KAI(1CD)
ジャイメ・レイス:フルクサス クララ・サレイロ(Fl)、
デュオ・コントラチェロ、
ピナ・ディンサー(Va)、
アレフ・ギター・カルテット

録音:2017年11月、2018年10月、2019年7月&10月
注目すべきポルトガルの作曲家、ジャイメ・レイス(1983-)のポートレート・アルバム。彼の音楽は、自然科学分野における最先端の研究に対する強い関心と、アジアの音楽、スピリチュアルな伝統への飽くなき関心の両方に基づいています。今回のレコーディングに対して作曲者は「このアルバムのすべての作品は、私のフルクサス・サイクルの一部であり、流体力学に関連した物理現象に触発されています。空間は単なる概念ではありません。フレーム、フォース、フラックスが創造的なダイナミックさの中で相互に作用する、経験された現実であり、私はそれを自分の音楽で伝えようと努力しています」と語っています。

Orlando Records
OR-0028(1CD)
サウンドスペーシズ
ステイングリムル・ローロフ:Druck(2010)
パウル・フリック:Schwelle1(2017)
オルム・フィンネンダール:Horen und Sehen(2010)
パウル・フリック:Schwelle2
アルフレート・ツィンマーリン:Scenes(2010)
パウル・フリック:Schwelle3
サッシャ・ドラギツェヴィッチ:Symbiosen(2011)
パウル・フリック:Schwelle4
サウンドスペーシズ

録音:2016年&2017年
2008年にファゴット奏者のヨハネス・シュヴァルツとサックス奏者のサッシャ・アルムブルスターによって結成されたデュオ「サウンドスペーシズ」。彼らの音楽には楽器の音とは別に、エレクトロニクスが欠かせない要素であり、2人の楽器奏者は演奏技術を極限まで拡張し、自然音と合成音の相互作用の中で、それぞれの作品において新たな「音」を展開しています。本アルバムに収録されている作品は、その内容、文脈、意味が抽象化されたままであってもそれぞれの物語を感じることができる、魅力的なものばかりです。

Avie
AV-2436(1CD)
イタリアのポストカード〜ヴォルフ、モーツァルト、ボーレンシュタイン、チャイコフスキー
ヴォルフ:イタリア風セレナーデ
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調 K.80 「ローディ」
ニムロッド・ボーレンシュタイン(b.1969):弦楽四重奏のための 「イタリアの空」(世界初録音)
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70 「フィレンツェの思い出」*
クレモナQ〔クリスティアーノ・グァルコ(Vn1)、パオロ・アンドレオーリ(Vn2)、シモーネ・グラマリア(Va)、ジョヴァンニ・スカリオーネ(Vc)〕、オリ・カム(Va)*、エッカート・ルンゲ(Vc)*

録音:2019年12月、ポイリーノ(トリノ、イタリア
2000年にクレモナで創設され、イタリアを代表する世界的アンサンブルの一つとして活動するクレモナSQ。彼らの14枚目となる、そして創設20周年を祝う記念すべき新アルバム「イタリアのポストカード」が、イギリスのAvieから初登場!
「イタリアのポストカード」は、イタリアの作曲家の作品ではなく、4人の様々な国の作曲家がイタリアに想いを馳せて書いた作品を集めた、センスの良いプログラム。
若きモーツァルトが最初のイタリア旅行の間にローディ(ロディ)という町で書いた弦楽四重奏曲。古代イタリアの詩と旋律からインスピレーションを得ているヴォルフの名曲「イタリア風セレナーデ」。チャイコフスキーがフィレンツェで書いた傑作「フィレンツェの思い出」は、エルサレムSQのオリ・カム、元アルテミスSQのエッカート・ルンゲという豪華ゲストを迎えて贈ります。イスラエル出身の現代作曲家、ニムロッド・ボーレンシュタイン(b.1969)の「イタリアの空(Cieli d’Italia)」は、このアルバムのために特別に委嘱して書かれた作品です。

Initiale
INL-04(1CD)
ジョリヴェへのオマージュ
ジョリヴェ無伴奏ヴァイオリンの為の「狂詩的組曲」
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番
ジョリヴェ呪文〜無伴奏ヴァイオリン(G線のための)
三善晃:無伴奏ヴァイオリンのための「鏡」
ジョリヴェヴァイオリンとピアノのためのソナタ
河野彩(Vn)
大瀧拓哉 (P)

録音:2018年9月14日
フランスで活動するヴァイオリニスト河野彩によるアルバム「ジョリヴェへのオマージュ」。 河野彩は、桐朋学園大学音楽学部を卒業後、渡仏。パリ国立高等同音楽院第三課程現代音楽科、及び室内楽科修士課程を修了。ブレスト国際コンコール 室内楽部門、レオポルド.ベラン国際コンクール室内楽部門、ルイージ.ザヌッコリ国際コンクール室内楽部門にて1位受賞など輝かしい受賞歴を持ち、欧 州各地の音楽祭に招待され、フランス内外で活動しています。 本作は、20世紀の作曲家ジョリヴェ、バルトーク、三善晃の無伴奏ヴァイオリンを収録。この選曲は河野自身も師事したことのある、ジョリヴェと親交があっ たヴァイオリン奏者デヴィ・エルリの影響が大きいといいます。3人の作曲家をとりあげることで、ジョリヴェの独自の美学を提示しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902240(1CD)
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.7 Sz.40
弦楽四重奏曲第3番Sz.85
弦楽四重奏曲第5番Sz.102
エルサレムSQ【アレクサンドル・パヴロフスキ(Vn1)、セルゲイ・ブレスラー(Vn2)、オリ・カムヴァ、キリル・ズロトニ コフ(Vc)】

録音:2019年6月15-17日、11月30日、12月1日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
今や世界的クァルテットの代表格として活躍しているエルサレムSQ。2011年からヴィオラのメンバーがアミハイ・グロスからオリ・カムに変わり ましたが、デビューから四半世紀ほどが経った当団のアンサンブルは近年ますます磨きがかかっております。バルトークの弦楽四重奏曲第2弾は第1、3、5番 を収録しました!バルトークは弦楽四重奏曲を生涯6曲残しました。第1番(1908年作曲)、第3番(1927年作曲、フィラデルフィア音楽財団に献呈)、第5番 (1934年、エリザベス・スプレイグ・クーリッジに献呈)とそれぞれバルトークの人生と作風の転機や変遷が濃厚に反映されていると言われていますが、その ことをあらためて実感するプログラムです。当演奏でもバルトークの独自のリズムととともに表情豊かな演奏は流石といえる出来栄えです!第2、4、6番を収録 したアルバム(HMC 902235)とともにお楽しみください! (Ki)

BIS
BISSA-2373(1SACD)
シューベル:ヴァイオリンのための作品集 Vol.2
ロンド ロ短調 Op.70 / D.895(1826)
ヴァイオリン・ソナティナ第1番ニ長調 Op.posth. 137/1 / D.384(1816)
ヴァイオリン・ソナティナ第2番イ短調 Op.posth. 137/2 / D.385(1816)
ヴァイオリン・ソナティナ第3番イ長調 Op.posth. 162 / D.574(1817)
アリアドネ・ダスカラキス(Vn;グァダニーニ1754年製作)、
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)

録音:2018年2月ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
ビーバーの『ロザリオのソナタ』全曲録音(BIS SA 2096)でも名高いピリオド・ヴァイオリン奏者のアリアドネ・ダスカラキス がシューベルトのヴァイオリンのための作品集の録音を開始。好評の第1弾(BIS SA 2363)に続く第2集が登場しました。
シモン・ゴールドベルクやトーマス・ブランディスらに師事したダスカラキス。ソリストとして活躍する傍ら、2002年よりケルンの音楽大学でも後進の育 成にも力を入れております。また、2009年に自身が結成したアンサンブル・ヴィンテージ・ケルンとともにさまざまなレパートリーに取り組んでおります。 名手ダスカラキスが銘器グァダニーニを用いて、名手ジャコメッティとともにシューベルトの作品を美しく奏でます。

Paraty
PARATY-108175
(1CD)
MozHayique〜モザイク
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」〜第1楽章序奏
 交響曲第94番「驚愕」〜第2楽章
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜「奥様お手をどうぞ」変奏曲
 ピアノ・ソナタ第12番K.332〜第1楽章
 ピアノ・ソナタ第10番K.330〜第2楽章
 ピアノ・ソナタ第11番K.331〜第3楽章トルコ行進曲
 ロンド イ短調K.511
ハイドン:交響曲第101番「時計」〜第2楽章
 交響曲第44番「悲しみ」〜第3楽章
 交響曲第92番「オックスフォード」〜第4楽章
モーツァルト:幻想曲ハ短調K.475
イヴ・レヒシュタイナー(オルガン&編)、
アンリ=シャルル・カジェ(打楽器&編)

録音:2018年5月9-11日/ベルン大聖堂(スイス)
ハイドンの交響曲の有名楽章とモーツァルトのピアノ曲をオルガンで演奏しているのだけでも興味津々ですが、さらに打楽器の賑やかな響きが加わりオー ディオ的音空間を作り出しています。レヒシュタイナーがオルガン用に編曲したものに、カジェが絶妙な打楽器を加えました。それも太鼓のみならず様々な楽 器を用いて効果をあげました。驚きと爆笑のツボもしっかり押さえていて子供も大喜び。モーツァルトの「トルコ行進曲」もオルガンだけで充分聴かせるにも かかわらず、打楽器が異国情緒を増しています。また幻想曲ではモーツァルトが暗示しているだけの恐ろしい効果を打楽器が醸します。
レヒシュタイナーのオルガン演奏は軽快でテンポ良く、まるでポップスのような楽しさと親しみやすさに満ちてます。 (Ki)
Paraty
PARATY-318167
(1CD)
星空〜ジラール四重奏団
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」Op.59の2
(2)エルサン:弦楽四重奏曲第4番「星空」
ジラールQ【ユーグ・ジラール、アガト・ジラール(Vn)、オドン・ジラール(Va)、リュシー・ジラール(Vc)】

録音:2017年9月/ハース・ティーヒェン・スタジオ(エリザベート王妃チャペル)
メンバーが兄弟姉妹のジラール四重奏団。パリ音楽院でイザイ四重奏団に学んだ実力派。ベートーヴェンがロシア民謡を用いたことで知られる弦楽四重奏 曲第8番をメインに、1948年生まれのフランスの作曲家フィリップ・エルサンの弦楽四重奏曲第4番「星空」を世界初録音。
ラズモフスキー伯爵に捧げられたベートーヴェンの第8番にはロシア民謡が引用されていますが、エルサンの「星空」もベートーヴェンに対する敬意とロ シアへの思いが込められ、バラライカを模したりショスタコーヴィチの手法を真似たりと興味津々です。 (Ki)
Paraty
PARATY-418170
(1CD)
最小オペラ〜ヘンデル・ウィズ・ケア
(1)アグリッピーナ(ラテルナ・マジカ編)〜シンフォニア/美しい真珠よ/美しい泉よ/あなたを愛するゆえ/テブロ川よ
(2)「テゼオ」序曲(ジョン・ウォルシュ編チェンバロ独奏版)
(3)ジュリオ・チェザーレ(ラテルナ・マジカ編)〜序曲/万歳、我らがヘラクレス/さあエジプトの大地よ/私はあなたを
恋い慕う/愛する人、あなたの顔よりも/さあ快い喜びと
(4)「リナルド」序曲(ウィリアム・バベル編チェンバロ独奏版)
(5)リナルド(ジョン・ウォルシュ編)〜序曲/愛しの花嫁よ/私の心よ教えてくれるか/私を泣かせてください/勇敢に
戦ってください
(6)ラダミスト(ラテルナ・マジカ編)〜序曲/ああ、裏切者から逃げろ/いつまでなのか/パッサカリア
ラテルナ・マジカ【ナタリー・ウトマン、ローラ・ポーク(リコーダー)、ベルナール・ウォルテシュ(Vc)、ラファエル・コリニョン(Cemb)

録音:2017年9月/サンタポリネール教会(ボラン)
2007年に興味深いバッハ作品のアルバムをリリースして注目された古楽器アンサンブル、ラテルナ・マジカが久々の新録音。今回はヘンデルのオペラ中 の名品を2本のリコーダー、チェロ、チェンバロ奏でます。題して「最小オペラ」で、” Handel with care” の副題が付けられています。これは「取扱い注 意」を意味するHandle with careの文字遊びですが、「名旋律のさわり集」とたかをくくって聴くとしっぺ返しをくうほど、オリジナルのトリオ・ソナタとみ まごう編曲となっています。 ★もちろん「リナルド」の「私を泣かせてください」はもれなく収録。ヘンデルの美しいメロディとドラマティックな音楽作りに引き込まれ、いつまでも聴い ていたくなるアルバムです。

Profil
PH-18039(1CD)
(1)バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータBWV1013
(2)ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナチネ
(3)アホ:ソロB
(4)プロコフィエフ:フルート・ソナタOp.94
ブランドン・パトリック・ジョージ(Fl)
スティーヴン・ベック(2)、
ジェイコブ・グリーンバーグ(4)(P)

録音:2018年5月18日(1)、2017年5月1日(2)、5月25日(4)/オクターヴェン・オーディオ(ニューヨーク)、5月2日(3)/聖イグナティウス教会(ニューヨーク)
アメリカの若手フルート奏者ブランドン・パトリック・ジョージのデビュー・アルバム。過去と未来の対話をテーマにバッハとアホの300年の時の差をひ とつにしています。
ジョージはオーバリン音楽院でミシェル・デボストに師事した後、マンハッタン音楽大学を卒業、木管五重奏団イマニ・ウィンズのメンバーとしても活躍し ています。
たっぷりとした音色、フレッシュな音楽性で難曲ブーレーズとプロコフィエフも余裕の安定感。今後目を離せません。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-97(1CD)
Requiebros
カサド:レクエイブロス
グラナドス(カサド編):『ゴイェスカス』より間奏曲
ファリャ(モーリス・マレシャル編):スペイン民謡組曲
オリヴィエ・サッシャ・フリック(1973-):Chasse au moment (2011 rev.2012)〈世界初録音〉
ラヴェル(ポール・バズレール編):Piece en forme de habanera
細川俊夫(1955-):リートIII (2007)
フォーレ(カザルス編):夢のあとに
サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より「白鳥」
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43
ロハン・デ・サラム(Vc)
山本純子(P)

録音:2012年4月7・8日/シュトゥットガルト
ロハン・デ・サラムは現代音楽の分野で活躍する名チェリストで、アルデッティ四重奏団のメンバーとしても知られています。11歳でカサドに師事し、カ ザルスとバルビローリにも学びました。
カサドの「レクエイブロス」は師カザルスのために書かれた作品。ロハン・デ・サラムはカサド本人のこの曲の演奏も何度となく聴いたと言います。ファリャ とラヴェルはカサドと親交があった人物で、その他の作曲家も関わりのある人々でまとめられたプログラムとなっています。
細川俊夫の「リートIII」は2010年の武生国際音楽祭でロハン・デ・サラムと山本純子によって初演された楽曲です。 (Ki)

APARTE
AP-231(1CD)
ソングス
(1)フォスター:金髪のジェニー
(2)バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
(3)アイヴズ:母が教えたまいし歌集
(4)コープランドノクターン
(5)プレヴィン:ソング
(6)同:クラリネット・ソナタ
(7)バーバー:カンツォーネ
(8)ガーシュウィン:3つの前奏曲
(9)アイヴス:ラルゴ*
パトリック・メッシーナ(Cl)
ファブリツィオ・キオヴェッタ(P)
マリコ・イナバ=メッシーナ(Vn)*

録音:2019年8月/エクサンプロヴァンス
パトリック・メッシーナは、パリ音楽院を経てニューヨークのマネス音楽大学でリカルド・モラレスに師事したフランスのクラリネット奏者。メトロポリタン 歌劇場の奏者から現在はフランス国立Oの首席クラリネット奏者を務めています。日本でも公開レッスンやマスタークラスでおなじみの存在。
このアルバムはアメリカの作曲家の作品を集めています。オリジナルのクラリネット曲のほか編曲も選ばれていますが、共通するテーマは「歌」。フォスター の名歌「金髪のジェニー」をノスタルジックに歌いあげ、さらにガーシュウィン、バーンスタイン、プレヴィンのジャズとユダヤの歌いまわしなど盛りだくさん。 ガーシュウィンはピアノ曲からの編曲ですが、むしろクラリネットにぴったり。第2曲のブルースが絶品です。
特筆すべきはファブリツィオ・キオヴェッタがピアノ・パートを担っていること。バーンスタインとプレヴィンの本格的ソナタではがっちりとソロを支えています。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-635(1CD)
『ディア・マドモアゼル』〜ナディア・ブーランジェに捧ぐ
アストル・ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ
ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編): イタリア組曲
ナディア・ブーランジェ(1887-1979):チェロとピアノのための3つの小品
エリオット・カーター(1908-2012):チェロとピアノのためのソナタ
フィリップ・グラス(1937-)/シラノシアン&グーアン編曲: Tissue No.7
ミシェル・ルグラン(シラノシアン&グーアン編): メドレー【「ロバと王女」〜「風のささやき」〜「シェルブールの雨傘」】
クインシー・ジョーンズ(シラノシアン&グーアン編): ソウル・ボサノヴァ
アストリグ・シラノシアン(Vc/1676年製フランチェスコ・ルッジェーリ)
ナタナエル・グーアン(P/1966年製スタインウェイ)
ダニエル・バレンボイム(P/バレンボイム・マーネ)

録音:2019年11月 テアトル・ポピュレール・ロマン、サル・ド・ミュジーク ”ルール・ブリュ”、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
近代フランスを代表する偉大な音楽教育者の一人、ナディア・ブーランジェ。彼女の教え子や、親交を待ち影響を受け合った音楽家たち は、国籍を超え、敬愛を込めて彼女を「マドモアゼル」と呼びました。深い尊敬で結ばれたストラヴィンスキーのほか、教師としては、閉鎖的な タンゴの世界に限界を感じてその門を叩いたピアソラ、後に十二音技法で個性を発揮するカーター、ミニマルを経て抒情的作風を確立する グラス、ジャズや映画音楽で活躍した稀代のメロディ・メーカー、ルグラン、ジャズのみならずポピュラー・ミュージック全体に大きな足跡を残すク インシー・ジョーンズという、多種多様なアーティストたちに音楽の基礎を教え、種を蒔いたことで知られます。これらの作品を、ラ・フォル・ジュル ネ・オ・ジャポンでも共演しているアストリグ・シラノシアンとナタナエル・グーアンによる、多彩な作品の肝をよく捉えた歌心の溢れる、息の合った 演奏でお楽しみいただけます。ラストのグラス、ルグラン、ジョーンズという流れは、現代まで続くナディア・ブーランジェの影響をよく伝えており大 変興味深いものです。 ナディア・ブーランジェ自身の「3つの小品」は、作曲家としてその才能を高く評価していた6歳年下の妹リリーが亡くなり、ナディアもまた作曲の 筆を折ってしまう3年前に書かれたもの。ここでのピアノには、自身ナディア・ブーランジェの教えを受けている巨匠ダニエル・バレンボイムが登 場。フォルテピアノのコレクションと修復でも知られるクリス・マーネと共に開発した独自の平行弦ピアノの澄んだ音色と、優しく繊細なタッチでシ ラノシアンのチェロを支え、恩師の残した美しい作品に花を添えています。 なお、アストリグ・シラノシアンは姉のシュシャヌ・シラノシアンによるメンデルスゾーン・アルバム(ALPHA410)に参加しているものの、ソロとして はこちらがALPHAレーベル第1弾。今後さらに数タイトルがリリース予定です。

Capriccio
C-5421(1CD)
NX-B05
フランツ・ドップラー(1821-1883)&カール・ドップラー(1826-1900):フルート作品全集 第11集(全12巻)
「ハンガリーの羊飼いの歌」による幻想曲-2本のフルートとピアノのために(フランツ&カール)
ペストの思い出-2本のフルート、ヴァイオリンとピアノのために(フランツ&カール&カール・フーバー)…世界初録音
フランツ・ドップラーの歌劇「フサールの二人」よりアリア-ソプラノ、2本のフルートとピアノのために(フランツ)…世界初録音
チャールダーシュ Op.40-2本のフルートとピアノのために(フランツ)…世界初録音
ハンガリー民謡集-フルートとピアノのために(抜粋)(カール)…世界初録音
 第1巻(抜粋)
 第2巻(抜粋)
 第巻(抜粋)
牧歌「森の小鳥」 Op.21-フルートとハルモニウムのために(フランツ)…世界初録音
Sehnsucht なつかしさ Op.96-フルートとピアノのために(フランツ)…世界初録音
イザーク・シュトラウス:ポルカ「黒い森の時計」-フルートとピアノのために(フランツ編)…世界初録音
クラウディ・アリマニー(Fl)
ジョルト・バログ(P)
ヤーノシュ・バーリント(Fl)
エーヴァ・マダラース(P)
クリスティアン・キヴ(Vn)
カティア・ミシェル(P)
サラ・ブランチ(S)
アレクサンドラ・ミレティチ(Fl)
ビセンス・プルネス(ハルモニウム)
アルベルト・モラレダ(P)

録音:2019,2020年 カタロニア
スペインのフルート奏者、アリマニーが長年熱心に研究を重ねたドップラー兄弟の音楽を音として残そうと 立ち上げたプロジェクト。シリーズ開始当初は、全10巻で完結予定とされていた作品全集ですが、シリー ズが進むうちに収録曲が増えたため、全12巻に変更されました。今回の第11集は“「ハンガリーの羊飼い の歌」による幻想曲”以外、全て世界初録音という貴重なものです。中でも3巻で構成された「ハンガリー 民謡集」は、哀愁に満ちた民謡の旋律に技巧的なアレンジを加え、ひたすら伴奏に徹するピアノを従えな がらフルートで奏でるというもの。耳にする機会の多い旋律も登場し、聴き手の耳をひきつけます。

RICERCAR
RIC-421(1CD)
『古楽器のために』 〜20世紀ベルギーの新作楽曲さまざま〜

1. フィリップ・ブスマンス(1936-):Ricercar sconvolto  落ち着かないリチェルカール(1983)
2. ブノワ・メルニエ(1964-):Fancy upon Teares 涙の調べにもとづくファンシー(2020)
3. ベルナール・フォクルール(1953-):Nigra sum わたしの肌は黒けれど(2012)
ピエール・バルトロメー(1937-): Toccata トッカータ
 Scena シェーナ
6. フォクルール:L’uscita dell’inferno 地獄の出口(ジェローム・ルジュヌに捧ぐ)
7. バルトロメー:Tombeau de Marin Marais マラン・マレのトンボー(墓碑) (1968)
ベルナール・フォクルール(Org)…1、3、6
アリス・フォクルール(S)…3
ランベール・コルソン(ツィンク)…3

ラシェロン…2【アンドレアス・リノス、マリー・シュザンヌ・ド・ロワ(テナー・ガンバ)、フランソワ・ジュベール=カイエ、オード=マリー・ピロス(バス・ガンバ)、サラ・ファン・アウデンホーフェ(合奏用バス・ガンバ)】

クレマチス…4、5【ステファニー・ド・ファイー、アマンディーヌ・ソラノ(Vn)、 サマンサ・モンゴメリ―、エリー・ニメロスキ(Va)、シリル・プーレ(Vc)、ピーテル・テュンス(テオルボ)、ブリス・サイー(オルガン&チェンバロ)、パトリック・ダヴァン(指)】

インアルト…6【ランベール・コルソン、ジョズエ・メレンデス=ペラエス(ツィンク)、シュアッロット・ファン・パッセン、バルト・ブローメン、スザンナ・デフェンディ、ギィ・ハンセン(サックバット)】

アラリウス・アンサンブル…7【ヤニーネ・リュビンリヒト(Vn)、シギスヴァルト・クイケン、ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベール・コーネン(Cemb)】

録音:1968年&2014-2020年
4.5…初出AEON(AECD1440)
7…WERGO音源(WER60039)
およそ20世紀半ば頃から、クイケン兄弟やフィリップ・ヘレヴェッヘ、リチェルカール・コンソートなどの活躍によって世界の古楽界をリードする地域 となったベルギー。そこは同時に現代音楽がさかんな国でもあり、20世紀初頭以来さまざまな作曲家たちがヴィオラ・ダ・ガンバや木管コルネッ ト(ツィンク)、リコーダーなど、古楽器のための新作を少なからず世に送り出してきた地域でもありました。新しくも古雅な響きで人々を瞠目さ せてきたそれら独特な現代作品の数々を、古楽復興の歴史とともに40年の歴史を重ねてきたRicercarレーベルが1枚のアルバムで特集。 21世紀に入って新たに収録された楽曲のみならず、クイケン・アンサンブルの前身でもあるアラリウス・アンサンブルが1968年に録音した「歴史 的古楽器録音」も収め、かの古楽大国で現代作曲家たちがどのように古楽器を発見していったかを多角的に知ることのできるアルバム構成 になっています。レーベル主宰者ジェローム・ルジュヌに捧げられた楽曲もあり。ブスマンス、メルニエ、指揮者としても名高いピエール・バルトロ メー、あるいは自身も歴史的オルガンの弾き手でありながら作曲家としての顔ももつベルナール・フォクルール……演奏芸術・作曲・録音、そ れぞれの領域の近さもあればこそ、このようなユニークな音世界がベルギーでは歴史を重ねて来れたのだとわかる好企画盤です。

TOCCATA
TOCC-0577(1CD)
NX-B03
ロベルト・フュルステンタール(1920-2016): 室内楽作品集 第3集
ホルンとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.54
チェロとピアノのためのソナタ 嬰ハ短調 Op.44
オーボエとピアノのためのソナタ 変ホ短調 Op.50
ヴィオラとピアノのためのソナタ 嬰ヘ短調 Op.60a
弦楽四重奏曲 ロ短調 Op.40
ロゼッティ・アンサンブル【ニコラス・コルト(Hrn)、ティモシー・ロウ(Vc)、マルコム・メシター(Ob)、マーティン・ジャクソン(Vn)、サラ・トリッキー(Vn)、サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)、ジョン・レネハン(P)】

録音:2018年12月17-19日、2019年1月4日
世界初録音
フュルステンタールは1920年にウィーンのユダヤ人家庭に生まれた作曲家。1938年のドイツのオーストリ アへの侵攻の際にアメリカに亡命し、音楽の道を捨てて会計士として生活。彼が若き日に音楽家であっ たことは忘れられていました。ところが、亡命から35年たったある日、偶然、初恋の人に再会すると、恋の 炎と同時に創作への意欲に火が付いたのです。それ以来、歌曲や室内楽が彼のペンからあふれるように 流れ出し、2016年に96歳で亡くなるまでたくさんの曲を書き続けました。この第3集に収録されたソナタ と弦楽四重奏曲には比較的若い作品番号が付されていますが、どれも1990年から2005年までに書か れた最近の作品です。とはいえ、どの曲にも美しい旋律が溢れており、彼が生涯愛し続けた19世紀ウィー ン音楽風の甘く柔らかい雰囲気が感じられます。

Solo Musica
SM-340(1CD)
NX-B03
バラードと五重奏曲集
ファジル・サイ(1970-):3つのバラード Op.12(P五重奏編)
 Yuruyen Kosk 邸宅の移動 Op.72b(P五重奏編)
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
ファジル・サイ(P)
カザル【フェリックス・フロッシュハマー(Vn1)、ラヘル・ロジーナ・シュペート(Vn2)、マルクス・フレック(Va)、アンドレアス・フレック(Vc)】

録音:2019年11月6-9日
ピアニストとしての活動に加えて、近年は作曲家として人気沸騰中のファジル・サイ。このアルバムではサイ自身 がピアノを担当、カザル四重奏団とともに自身の作品とシューマンのピアノ五重奏曲を演奏しています。ピアノ 独奏曲を原曲とする「3つのバラード」は、それぞれがユニークなストーリーを持っており、詩人ナーズム・ヒクメット の詩からインスパイアされた「Nazim」、サイの娘の誕生を記念して書かれた「Kumru」、環境破壊で揺れる 故郷の「イダ山(カズ山)」に生息する動物たちに思いを馳せたという「Sevenlere dair」の3曲で構成され ています。同じくピアノ独奏曲を原曲とする「Yuruyen Kosk」はトルコの初代大統領を務めたムスタファ・ケマ ル・アタテュルクに寄せる物語。1929年にアタテュルクが別荘を建設しようとした際、もともと生えていたプラタナ スを切り倒すことなく、建設地を4メートル東へ移動したというエピソードを知り、サイはこれを作品に盛り込みま した。鳥の声や風の音などが色彩豊かに表現されたドラマティックな曲です。最後に置かれたシューマンは、サイ のレパートリーとしては珍しい曲ですが、カザル四重奏団とともに熱い演奏を披露しています。

OEHMS
OC-1898(1CD)
NX-B03
シューベルト:『冬の旅』
アクセル・ヴォルフとヒューゴ・ジークメトによる朗読、リュートとサックス編)
シュテファン・フンシュタイン(朗読)
ヒューゴ・ジークメト(ソプラノ&テナーサクソフォン、バスクラリネット)
アクセル・ヴォルフ(リュート&テオルボ)
(14弦リュート…1993年 ヘンドリク・ハーゼンフス社、ピエトロ・ライルリヒ製)
(14弦テオルボ…2000年 ギュンター・マルク、エルザ社、ティーフェンブルッカー製)

録音:2019年7月16日-19日
ジャズとルネサンスの融合から生まれた「FLOW」(OC1826)と「NOW」(OC1897)。この2枚のアルバ ムで独自の世界を表現したリュート奏者アクセル・ヴォルフとサクソフォン奏者ヒューゴ・ジークメト。今作では シューベルトの「冬の旅」にユニークな解釈を加えています。ここでは歌手は存在せず、テキストのみが朗読され ます。時には歌うように、時にはつぶやくように語られる言葉を彩るのは、原曲を自由にアレンジしたリュートとサ クソフォンの即興的な旋律。シューベルトのメロディは断片的に用いられるのみですが、空虚でありながらも作 曲家が表現したかったであろう深い闇が効果的に描き出されています。原曲とは全く違う姿に変貌した「冬の 旅」をお楽しみください。

En Phases
ENP-008(1CD)
NX-B09
『SLAVIA』〜プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ヤナーチェク、シマノフスキ、ヘルマン、デネフ: ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op. 34 より
 No. 10 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 15 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 16 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 24 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 6 (ドミートリー・ツィガーノフ 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
 No. 14 (アレクサンドル・ブローク 編曲 ヴァイオリンとピアノ版)
フローリアン・ヘルマン:黒い瞳 (マルティノヴァ&ガラス編)
プロコフィエフ:5つのメロディ Op. 35bis
シマノフスキ:アレトゥーザの泉 - 『神話』 Op. 30 より
リュボミール・デーネフ(1951-):花の伝記
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番ニ長調 Op. 94bis
シリル・ガラス (Vn)
マリア・マルティノヴァ (P)

録音:2019年7月16-19日、9月4日 サル・コロンヌ、パリ
フランス出身のヴァイオリニスト、シリル・ガラスと、ブルガリア出身のピアニスト、マリア・マルティノヴァによるデュオ。デビュー・アルバム『パリ・ブエノ スアイレス〜愛の歴史』(LP Classics)が評判となった2人が、「スラヴ魂」をテーマに作り上げた第2作です。力強く濃厚な歌心と詩的な美し さ、そして優しい表情が重なり合い、多彩な風景を楽しむことが出来ます。


H.M.F
HMX-2908873(6CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集+チェロとピアノのための作品全曲+ヴァイオリン・ソナタ全曲

■CD1
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 [HMC 902125/ KKC 5385
第6番変ホ長調 op.70-2/第7番「大公」変ロ長調 op.97

ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集[HMC 902183/ KKC 5402
■CD2
モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 op.66/チェロ・ソナタ第1番ヘ長調op.5-1/チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.5-2/ヘンデルの『ユダ・マカベア』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO.45 
■CD3
チェロ・ソナタ第3番イ長調 op.69/モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 /WoO.46/チェロ・ソナタ第4番ハ長調 op.102-1/チェロ・ソナタ第5番ニ長調 op.102-2

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集[HMC 902025/ KKC 5111
■CD4
ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1/ソナタ第2番イ長調 Op.12-2/ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3/ソナタ第4番イ短調 Op.23
■CD5
ソナタ第5番「春」ヘ長調 Op.24/ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1/ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
■CD6
ソナタ第8番ト長調 Op.30-3/ソナタ第9番「クロイツェル」 イ長調 Op.47*/ソナタ第10番ト長調 Op.96
■CD1
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/Alois Graff, 1828頃(エドウィン・ボインクによる修復、メルニコフ蔵) 
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」) 
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/Geoffredo Cappa 1696年) 
録音:2011年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

■CD2、CD3
ジャン=ギアン・ケラス(Vc) 
アレクサンドル・メルニコフ(P) 
録音:2013年10&12月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

■CD4、CD5
イザベル・ファウスト(Vn)
アレクサンドル・メルニコフ(P)
録音:2008年6、7、9月、2006年5月*
KING INTERNATIONAL ]-3 ファウスト、ケラス、メルニコフという3人のスターによるベートーヴェンの録音がボックスで登場!ピアノ三重奏曲はピリオド楽器での演奏。ケラスとメルニ コフによるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集は2014年度第52回レコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。ファウストとメルニコフに よるソナタ全集もロングセラーの名演奏!
ピアノ三重奏曲第6番は、「幽霊」とならんで作品70として出版されたもので、「傑作の森」と称される中期に生み出された作品。ベートーヴェンのピア ノ三重奏曲の中では比較的地味な存在ですが、ベートーヴェン自身が非常に高く評価していた作品で、晴れやかな楽想が印象的な名作です。「大公」は歴 史上に燦然と輝く名曲にして大曲。冒頭のメルニコフによるひたひたとしたピアノ独奏に、ファウストのまばゆくまっすぐな音色のヴァイオリンと、ケラスの豊 かな響きと推進力のあるチェロが加わると、これから始まる雄大な世界への期待が高まります。三人ともひとつひとつのフレーズを慈しむように、実に細や かに表情づけを施しながら演奏しており、息をのむような美しい瞬間が随所に現れます。室内楽史に燦然と輝く名曲の、決定的な名演です!
チェロとピアノの作品全集は2014年第52回レコード・アカデミー賞受賞の名盤。ソナタ第1番第1楽章、アレグロ部分でのベートーヴェンならではの 溌剌としたパッセージも実に活き活きとしており、抜群に息の合った掛けあいには聴きいってしまいます。有名な第3番の冒頭、チェロが奏でるのびのびと した第一主題も、ケラスは実に楽々と奏で、チェロを受けて入るメルニコフのピアノも絶妙の表情です。第4、5番が書かれたのは1815年、ベートーヴェ ン後期の世界を感じさせるもの。とくに第4番は、「ピアノとチェロのための自由なソナタ」とも題されているように自由な形式のソナタで、作品全体がひと つの幻想曲のような作品。第5番は古典的なソナタ形式に忠実ではありますが、フーガのような部分が目立つことや、緩徐楽章(チェロ・ソナタ5曲のう ち唯一)での瞑想性など、やはり後期の特徴が表れております。ケラスもメルニコフも、研ぎ澄まされた音色で独特の世界を表現しています。ベートーヴェ ン得意の変奏曲では、ケラスとメルニコフは実に颯爽と軽やか、表情豊か。快心の出来栄えのベートーヴェンです!
ファウストは、ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」の第1楽章の有名な冒頭で、実に繊細で可憐な表情を見せており、彼女のセンスと知性が光ります。ピ アニストのメルニコフも、弱音でもくっきりとした発音とピリッと線の通った和声感、一糸乱れぬピアニズムで聴かせます。お互いに自由に羽ばたいているのに、 息はピタリと合っており、見事の一語です。

TYXart
TXA-19136(1CD)
バッハ:音楽の捧げもの BWV1079
3声のリチェルカーレ(Cemb)
無窮カノン(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声の蟹のカノン(ヴァイオリン2)
2声の同度のカノン(ヴァイオリン2、チェロ)
2声の反行カノン(フルート、チェンバロ)
2声の拡大と反行のカノン(ヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
2声の螺旋カノン(ヴァイオリン、チェンバロ)
カノン風フーガ(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声のカノン(チェロ・ピッコロ、チェロ)
4声のカノン(ヴァイオリン2、チェロ2)
アンサンブル・バロッキン
[佐藤こずえ(フラウト・トラヴェルソ)、ドミトリー・レペホフ(バロック・ヴァイオリン)、レナ・カイダノフスカ(バロック・ヴァイオリン)、
パヴェル・セルヴィン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・チェロ)、フェリックス・ストロス(バロック・チェロ、チェロ・ピッコロ)、
フランシス・ジャコブ(Cemb)]

録音:2019年

TYXart
TXA-19137(1LP)
バッハ:音楽の捧げもの BWV1079
[A面]
3声のリチェルカーレ(Cemb)
無窮カノン(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声の蟹のカノン(ヴァイオリン2)
2声の同度のカノン(ヴァイオリン2、チェロ)
2声の反行カノン(フルート、チェンバロ)
2声の拡大と反行のカノン(ヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
2声の螺旋カノン(ヴァイオリン、チェンバロ)
カノン風フーガ(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
6声のリチェルカーレ(Cemb)

[B面]
トリオ・ソナタ(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
2声のカノン(チェロ・ピッコロ、チェロ)
4声のカノン(ヴァイオリン2、チェロ2)
無窮カノン(フルート、ヴァイオリン、チェロ)
アンサンブル・バロッキン
[佐藤こずえ(フラウト・トラヴェルソ)、ドミトリー・レペホフ(バロック・ヴァイオリン)、レナ・カイダノフスカ(バロック・ヴァイオリン)、
パヴェル・セルヴィン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・チェロ)、フェリックス・ストロス(バロック・チェロ、チェロ・ピッコロ)、
フランシス・ジャコブ(Cemb)]

録音:2019年
ロシア、フランス、ドイツ、日本の音楽家で構成される古楽器アンサンブル「アンサンブル・バロッキン」は、ドイツのインゴルシュタットで活動しているフ ルーティスト・佐藤こずえが2011年に結成したグループです。今作はCD・LP同時発売で、バッハの対位法的名作『音楽の捧げもの』を収録。大王のテー マをもとに作曲技法の限りを尽くして書かれた曲集から、雄弁で美しい演奏を引き出しています。

カメラータ
CMCD-15157(2CD)
税込定価
2020年10月15日発売
一柳慧:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第0番(1957)
弦楽四重奏曲 第1番(1964)
弦楽四重奏曲 第2番「インタースペース」(1986)
弦楽四重奏曲 第3番「インナー・ランドスケープ」(1994)
弦楽四重奏曲 第4番「森の中で」(1999)
弦楽四重奏曲 第5番(2018)[日本初演]
フラックスSQ【トム・チウ(Vn)、コンラード・ハリス(Vn)、マックス・メンデル(Va)、フェリックス・ファン(Vc)】

録音:2020年1月/神奈川[ライヴ録音]
 2020年1月、神奈川県民ホールの開館45周年記念事業として行われた、 「一柳慧 弦楽四重奏曲全曲演奏会」のライヴ収録盤。 全曲を演奏するのは、一柳が「極めて高度な技術と自由さをあわせ持 つ世界最高峰のSQ」と称賛する1998年結成のフラックス弦楽 四重奏団。  1957年、ジュリアード音楽院留学時代の第0番から、日本初演となっ た2018年の第5番まで、一柳が60余年の間に書き続けた弦楽四重奏曲の 全曲をお届けいたします。(カメラータ)

CPO
CPO-777709(1CD)
NX-B02
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.47-1
弦楽四重奏曲第6番ニ短調 Op.47-3
ラインホルトQ【ディートリヒ・ラインホルト(Vn)、トビアス・ハウプト(Vn)、ノルベルト・トゥンツェ(Va)、ドロテー・エルビナー(Vc)】

録音:2020年4月29日,5月1,3,4日
19世紀後半ロシアを代表する作曲家アントン・ルビンシテイン。ピアニストとしても活躍した彼は、ヨーロッ パ、アメリカで精力的に演奏会をこなしながら、その合間を縫って12曲の歌劇や6曲の交響曲、200曲に 及ぶバレエ、オラトリオを含む膨大な数の作品を書き上げました。室内楽の分野でもさまざまな楽器の組み 合わせによる作品を書いており、弦楽四重奏曲は10曲が遺されています。このアルバムでは2曲の四重奏 曲を収録。1856年、27歳の時の作品はどちらも短調で書かれており、洗練された旋律が随所に溢れる 見事な仕上がりとなっています。ラインホルト四重奏団は、ルビンシテインの若々しい情熱を見事なアンサン ブルで描き出しています。

Audite
AU-97786(1CD)
「ペニーズ・フロム・ヘヴン」〜アンコール作品集
(1)クライスラー(1875-1962):「ウィーン風小行進曲」(エリック・ライゼン編)
(2)モーツァルト:弦楽四重奏曲第3番 ト長調 KV.156より第1楽章「プレスト」
(3)アーサー・ジョンストン(1898-1954):「ペニーズ・フロム・ヘヴン(黄金の雨)」(ビル・ソープ編)
(4)ドヴォルザーク:ワルツ イ長調 Op.54-1
(5)マリアーノ・モーレス(1918-2016):「ブエノスアイレスの喫茶店」(ヴェルナー・トーマス=ミフネ編)
(6)フェリシアン・ダヴィッド(1810-1876):弦楽四重奏曲 イ長調より第3楽章「スケルツォ.アレグレット」
(7)モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調 KV.80より第1楽章「アダージョ」
(8)ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調より第2楽章「スケルツォ.アレグロ」
(9)エンリケ・フランチーニ(1916-1978):「やってきた女」(ヴェルナー・トーマス=ミフネ編)
(10)チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11より第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」
(11)ルロイ・アンダーソン(1908-1975):「シンコペーテッド・クロック(ゆかいな時計)」(ウィリアム・ジン編)
(12)ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「黄金時代」 Op.22より第3曲:「ポルカ」
(13)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96「アメリカ」より第2楽章:「レント」
(14)スティーヴィー・ワンダー(1950-):「Sir Duke(愛するデューク)」(イェルク・ヴィドモーザー編)
(15)ハイドン:弦楽四重奏曲第39番 ニ長調「鳥」 Op.33-3より第4楽章「フィナーレ:ロンド.プレスト」
(16)ホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806-1826):弦楽四重奏曲第1番 ニ短調より第3楽章「メヌエット」
(17)エクトル・バレラ(1914-1987):El 58(ヴェルナー・トーマス=ミフネ編)
(18)ウィリアム・クリストファー・ハンディ(1873-1958):「St. Louis Blues(セントルイス・ブルース)」(マッテオ・ジャンマリオ編)
マンデルリングQ【ゼバスティアン・シュミット(Vn1)、ナネッテ・シュミット(Vn2)、アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)、ベルンハルト・シュミット(Vc)】

録音:2020年6月8-10日/クリンゲンミュンスター(ラインラント=プファルツ州)
独auditeレーベルの看板アーティスト、マンデルリング四重奏団。最新盤はありそうでなかった弦楽四重奏曲の名曲を揃えたアンコール作品を集めたア ルバムです。今回のコンセプトはクラシックにとどまらずタンゴ、ブルースなど、ジャンルを超えた名曲を揃えていること。収録作品はモーツァルト、ハイド ンの「鳥」、ドヴォルザークの「アメリカ」、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」など弦楽四重奏曲の最高傑作から抜粋で録音。さらにアルバ ムのタイトルにもなっている「ペニーズ・フロム・ヘヴン(黄金の雨)」やスティーヴィー・ワンダーの「Sir Duke(愛するデューク)」などの名曲が並びます。 数々の受賞歴を誇る実力派クァルテット、マンデルリング四重奏団が送る実に楽しいアルバムが完成しました。
マンデルリング四重奏団のアンサンブルは今回も安定感抜群です。激情の中にも決して冷静さを欠かない演奏で、名門の名にふさわしい堂々たる演奏を聴 かせてくれます。
2015年より新メンバーに迎えられたヴィオラのアンドレアス・ヴィルヴォールはドイツのエアフルト生まれ。ワイマールの音楽学校を卒業後ヴィオラに転 向し、ベルリン・ハンス・アイスラー高等音楽院にてアルフレート・リプカに師事。また、キム・カシュカシアン、クリストフ・ポッペンなど著名な演奏家か ら薫陶を得ました。その後、国際的な音楽祭に出演するほかファウスト・クァルテットのメンバーとして、また2001年よりベルリンRSO首席奏者 として活躍しております。今後、マンデルリング四重奏団のメンバーとしての演奏も大注目のヴィオラ奏者です。 (Ki)

Audite
AU-97771(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 第6集
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.63(原曲:弦楽五重奏曲 Op.4)
交響曲第2番ニ長調 Op.36(フェルディナント・リース編)*
スイス・ピアノ・トリオ【アンジェラ・ゴルベワ(Vn)、アレクサンドル・ネウストロエフ(Vc)、マルティン・ルーカス・ストウブ(P)】

録音:2020年6月20-22日、2020年7月6-8日*/アッペンツェル(スイス)
1998年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音。第6集は 1806年に出版された編曲作品2篇、ピアノ三重奏曲 ホ長調そして、交響曲第2番のピアノ三重奏版です。
弦楽五重奏曲 Op.4をフランツ・クラインハインツがピアノ三重奏版に編曲したピアノ三重奏曲 ホ長調 Op.63は、ベートーヴェン自身が校訂した作品。ベー トーヴェンの作品のよき理解者であったクラインハインツらしい見事な編曲で知られます。
一方、交響曲第2番をピアノ三重奏に編曲したフェルディナント・リースはベートーヴェンの弟子です。この作品はリースが編曲しベートーヴェン自身が 手を加え書き上げられたとされています。交響曲の実演に接する機会があまり無かった一般家庭では、当時このような編曲の需要が高くありました。ピアノ 三重奏で聴く軽やかな響きがこの曲のもうひとつの魅力を伝えております。
スイス・ピアノ・トリオはエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU 92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)、そしてベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲録音など、audite レーベルの質の高い録音でリリー スを続けております。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186732(1CD)
『シューベルト―静かな国へ』
シューベルト:静かな国へ D.403*
春の思い D.686*
弦楽四重奏曲第6番ニ長調 D.74
「あっちへ行け!残酷な死神よ」〜死と乙女 D.531より*
夕星 D.806*/水の上で歌う D.774*
墓の中 D.330*
弦楽四重奏曲第14番ニ短調 「死と乙女」D.810

*=サンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版
シグヌムQフローリアン・ドンダラー(Vn1)、アンネッテ・ヴァルター(Vn2)、サンディ・ファン・デューク(Va)、トーマス・シュミット(Vc)】

録音:2019年9月/ゼンデザール(ブレーメン)
シグヌム四重奏団の好評シリーズ、シューベルト・アルバム第2弾が登場。収録作品は弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」、第6番を主軸に、今回も多 数の歌曲をサンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版で演奏しております。
シグヌム四重奏団はアルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派の弦楽四 重奏団です。録音ではバルトーク、ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ておりま す。今回のシューベルトの録音は当団が最も大切にしてきた作曲家の一人で、精緻なアンサンブルから奏でられる極上のシューベルトを堪能することができ ます。歌曲の弦楽四重奏版も秀逸で各作品の新たな魅力を引き出しております。当シリーズ第1弾の『弦楽四重奏曲13番「ロザムンデ」、第8番』(PTC 5186673)はドイツの権威ある音楽賞であるOpus Klassikの2019年のアワード受賞など高い評価を得ております。 (Ki)
Pentatone
PTC-5186816(1CD)
『我が友、我が愛』〜チェロとピアノためのフランス音楽
プーランク:チェロ・ソナタ FP 143
フォーレ:蝶々 Op.77
ミヨー(1892-1974):エレジー Op.251
リリ・ブーランジェ(1893-1918):ヴァイオリンとピアノの為の2つの小品(チェロとピアノ版)
ナディア・ブーランジェ(1887-1979):3つの小品
ラヴェル:カディッシュ〜2つのヘブライの歌より
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 L.135
フォーレ:夢のあとに Op.7-1

※(4)(6)マット・ハイモヴィッツ編曲
マット・ハイモヴィッツ(Vc/マテオ・ゴフリラー1710年製作)、
児玉麻里(P/スタインウェイD)

録音:2019年6月25-28日/スカイウォーカー・サウンド(ルーカス・ヴァレー、カリフォルニア)
鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツが世界的ピアニスト児玉麻里との共演アルバムをリリースします!このアルバムでは19世紀から20世紀にかけて 活躍したフランス人作曲家に焦点を当て、プーランク、フォーレ、ミヨー、ナディア&リリ・ブーランジェ、ラヴェル、そしてドビュッシーの作品を収録しました。
アルバムのタイトル『MON AMI,Mon amour(我が友、我が愛)』とはハイモヴィッツの愛器 “ゴフリラー” への思いを込めてハイモヴィッツが名づけ たものです。この愛器に悲惨な出来事が起きたのは2017年2月のこと。モントリオールで弟子のレッスンをしていたとき、スコアを見ようと立ち上がった際 にバランスを崩してしまったハイモヴィッツは、とっさにチェロを投げ出しまったためネック部分が外れてしまいました。倒れ込む瞬間、自身が覆いかぶさる ことを避けたハイモヴィッツは、苦渋の判断ながら瞬時にチェロを投げ出してしまいました。その悲劇から約1年後、修理から自分の手元に戻ってきた愛器 は今までと変わらない、見事なまでに朗々と歌い上げる音色を奏でることができました。そのレッスンで教えていたのがプーランクのチェロ・ソナタでした。 ハイモヴィッツは悲劇に見舞われながらもそこで教えていたプーランクを録音することを決意し、オール・フレンチ・プログラムのアルバムを完成させました。
この演奏で共演したのはPENTATONEレーベルをはじめ、数々の録音で高い評価を得る実力派ピアニスト児玉麻里です。ベートーヴェンをはじめドイツ 音楽で評価を集める児玉麻里ですが、現在パリを拠点に活動を展開しておりその演奏にもフランス音楽独特の語法を捉えた美しい響きを追求した演奏を披 露しています。2人は2018年6月に来日し、当アルバムに収録のプーランク、ドビュッシーのソナタを含むプログラムを披露しており、その息のあった演奏 は光り輝いております。
洒脱な旋律と癖になる独特な拍子が魅力のプーランクのチェロ・ソナタでは終止心地よく奏でています。フォーレの「蝶々」、ミヨーの「エレジー」、ナディ ア・ブーランジェの「3つの小品」では優美に語らう演奏が聴きもの。またドビュッシーのチェロ・ソナタでは堂々たるピアノと美しく歌いあげるチェロの演 奏で円熟の至芸ともいえる出来栄えです。また、ハイモヴィッツが編曲したナディアの妹、リリ・ブーランジェの「2つの小品」とラヴェルの「カディッシュ」 も注目です。
「2019年6月の録音がまるで夢のようだ」と語るハイモヴィッツ。コロナ禍で演奏活動が制限されるなか、リリースすることになったこのアルバムの最後 に置かれたのはフォーレの「夢のあとに」です。その演奏は奇しくも祈りや希望を秘めた実に味わい深い締めくくりとなっております。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン(指)シカゴSOをバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェリ ストです。 (Ki)

ANALEKTA
AN-28909(1CD)
オン・ザ・ロック〜ニューファンドランド・ソングブック
ニューファンドランドの伝承曲:シーズ・ライク・ザ・スワロー
ウェイン・チョーク(b.1949):ソルトウォーター・ジョイズ
スコットランドの伝承曲:ドナルド・ウィリー・アンド・ヒズ・ドッグ
ロン・ハイネス(1950−2015):セント・ジョンズ・ワルツ〜カラズ・ワルツ
ニューファンドランドの伝承曲:グリーン・ショアーズ・オヴ・フォーゴ
ロン・ハイネス:ソニーズ・ドリーム
オットー・ケランド(1904−2004):レット・ミー・フィッシュ・オフ・ケイプ・セント・メアリーズ
ロニー・パワー:トゥー・ロニーズ
ジャック・ウィザーズ
バクスター・ウェアハム:ハーバー・バフェット・ダブル
ニューファンドランドの伝承曲:マスルズ・イン・ザ・コーナー
スタン・ロジャーズ(1949−1983):バレッツ・プライヴァティアズ
ニューファンドランドの伝承曲:ペティ・ハーバー・ベイト・スキフ
ニューファンドランドの伝承曲:ロンリー・ウォータールー
オーフラ・ハーノイ(Vc)、マイク・ヘリオット(ピッコロ・トランペット、トランペット、フリューゲルホルン、フレンチ・ホルン、トロンボーン、バス・トロンボーン、エレクトリック・ベース、フレットレス・エレクトリック・ベース、パーカッション)/スペシャル・ゲスト 〜 アマンダ・カッシュ(ヴォーカル)、アラン・ドイル(ヴォーカル)、モーリーン・エニス(G)、ファーガス・オバーン(ヴォーカル、ギター、バンジョー)、ケリー=アン・エヴァンス(ヴォーカル)、ボブ・ハレット(アコーディオン、マンドリン、アイリッシュ・フルート)、カンデル・カーソン(フィドル)、ヘザー・バンブリック(ヴォーカル)

録音:2020年、ドッグハウス・スタジオ(セント・ジョンズ、ニューファンドランド、カナダ)
チェロの妖精」というキャッチ・コピーで1980年代の日本でも熱狂的な人気を誇ったカナダの鮮烈なるチェリスト、オーフラ・ハーノイ。長年の演奏活動の無理がたたって肩に致命的な損傷(裂孔)を受け活動休止していたハーノイですが、2015年に手術を行い理学療法とリハビリによって2018年に15年ぶりにステージへと復帰し、待望のカムバック・アルバム「バック・トゥ・バッハ(AN28907)」が、カナダ最大のインディペンデント・レーベルAnalekta(アナレクタ)からリリースされ話題を呼びました。
ハーノイのパートナーでもあるプロデューサー&ジャズ・トランぺッター(マルチ・インストゥルメンタリスト)のマイク・ヘリオットとの共演によるAnalekta第2弾「オン・ザ・ロック」(通算44枚目のアルバム)は、ハーノイが現在在住するカナダの州ニューファンドランドの音楽を集めた意欲作。ニューファンドランドのトラディショナルと、ニューファンドランドの様々なミュージシャンのナンバーを魅惑のチェロとトランペット、そして多彩なゲストたちとともに贈ります。全体的にはフォーク、ポピュラー調の作品が多いですが、ロン・ハイネスの「St. John’s Waltz / Cara’s Waltz」は、バッハの無伴奏チェロ組曲そっくりの旋律で始まるなど、クラシカルでユニークなアレンジも顔を覗かせます。

NCA
NCA-60178(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2
シューマン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-2
ゲヴァントハウスSQ

録音:2008年1月、マルククレーベルク(ドイツ)
ゲヴァントハウスSQは、1808年にヴァイオリン奏者のアウグスト・マタイを中心にゲヴァントハウスOのメンバーで創設。2008年には創設200周年を迎えた世界で最も歴史のあるSQです。
NCA
NCA-60163(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ホ短調 Op.44-1
シューマン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41
ゲヴァントハウスSQ

録音:2000年4月、マルククレーベルク(ドイツ)
020年現在、創設212年の歴史を持つ、ゲヴァントハウスSQ。ドイツ・ロマン派の音楽史に影響を与えた、メンデルスゾーン&シューマンの弦楽四重奏作品です。
NCA
NCA-60175(1SACD)
KLANG DER WELT〜ロシアの室内楽作品集
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
リムスキー=コルサコフ:ピアノと木管楽器の為の五重奏曲 変ロ長調
ヴォルフQ
ベルリン・ドイツ・歌劇・チェンバーソロイスツ

録音:2005年12月5日−6日、18日−19日、2006年10月1日、(ドイツ)
「KLANG DER WELT(世界の音)」は、ベルリン・ドイツ・歌劇・チェンバーソロイスツにより1998年にプロジェクトが立ち上げられました。毎回、室内楽編成を変えて各国の歴史的音楽を堪能させてくれます。
アレクサンドル・ボロティンの情熱的な音楽表現や和声法は、ドビュッシーやラヴェルにも影響を与え、弦楽四重奏曲第2番は日本でも人気のある作品です。
ニコライ・リムスキー=コルサコフは、管弦楽法を成形させロシアのみならず日本やフランスの音楽史にも影響を与えました。
NCA
NCA-60167(1SACD)
KLANG DER WELT〜ポルトガルの室内楽作品集
アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ:七重奏曲
ジョリー・ブラガ・サントス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調Op.27
ジョルジ・ペイシーニョ:ピアノのため5つの小品
フィリペ・デ・ソウザ:金管五重奏曲/ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ:弦楽四重奏曲第2番 ト長調
エオザンダーQ、
ベルリン・ドイツ・歌劇・チェンバーソロイスツ、
アンドレアス・ゲーベル(P)

録音:2006年6月1日−2日、25日−27日、(ドイツ)
各国の歴史的音楽を堪能させてくれる「KLANG DER WELT(世界の音)」シリーズ。今作はポルトガルにフォーカスし、ピアノや歌劇、ミュージカルなど様々な作品に影響を与えたポルドガルを代表する作曲家達の室内楽作品集です。
NCA
NCA-60172(1SACD)
モーツァルト/ヨハン・アンドレ編)):3つのクラリネット四重奏曲
四重奏曲 変ロ長調(ヴァイオリン・ソナタ K.317dによる)、
四重奏曲 変ホ長調(ヴァイオリン・ソナタ K.374fによる)、
四重奏曲 ヘ長調(ピアノ三重奏曲 K.496による)
エリック・ホープリッチ(Cl)
アンサンブル・レザデュー
〔マリー・ウーティガー(Vn)、ハーヨ・ベス(Va)、ニコラス・セロ(Vc)〕
※使用楽器(Cl):エリック・ホープリッチ製作のBフラット管(グレンザー製作のモデルに基づく)、グレンザー製作のC管
※使用楽器(弦楽器):18世紀、製作者不明

録音:1998年4月
18世紀オーケストラの首席奏者&ヒストリカル・クラリネットの世界的権威エリック・ホープリッチと、ムジカ・アンティクァ・ケルンのメンバーによって設立されたアンサンブル・レザデューによる、モーツァルトのクラリネット四重奏曲集!各作品には原曲があり、オッフェンバッハ・アム・マインで楽譜出版業を営むヨハン・アンドレによって、1799年のカタログに「3つのクラリネット四重奏曲」として収められたといいます。誰が編曲したのかははっきりしていませんが、3曲とも原曲のクオリティがほとんど失われておらず、編曲者の優れた手腕が感じられます。ピリオド楽器による味わい深い演奏でお楽しみください。
NCA
NCA-60182(1SACD)
ファゴットの為のマスターピース
ロジャー・ブートリー(1932-2019):干渉第1番
マルセル・ビッチ(1921-2011):ファゴット小協奏曲
ウィリアム・オズボーン(1906-1979):狂詩曲
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):レチタティーヴォ、シシリエンヌとロンド
ミヒャエル・シュテッキヒト(1957-):お江戸日本橋、ずいずいずっころばし、ソーラン節、さくら(幻想曲)
デュティユー(1916-2013):サラバンドとコルテージュ
アーノルド(1921-2006):幻想曲 Op.86
オレグ・ミロシュニコフ(1925-):スケルツォ
小山昭雄(Fg)、
イヴァ・ナヴラトヴァ(P)

録音:1997年7月
ダルムシュタット国立歌劇場Oやシュトゥットガルト国立歌劇場の首席ファゴット奏者を務め、洗足学園音楽大学やドイツ・トロッシンゲン国立音楽大学で後進の指導に当たるファゴット奏者、小山昭雄の現代作品集。多種多様な選曲と完璧な演奏で、ファゴットの為のマスターピースを紹介します。ファゴットの美しい音色が存分に楽しむことができ、ミヒャエル・シュテッキヒト(1957-)による3つの日本民謡(大江戸日本橋、ずいずいずっころばし、ソーラン節)と「さくら幻想曲」(演奏時間約9分)のような親しみやすい作品も含まれているので、幅広いリスナーにおすすめの1枚です。

ABC Classics
ABC-4819887(1CD)
ファランク:ピアノ五重奏曲第1番イ短調 Op.30
サン=サーンス:ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14
アイアンウッド(ピリオド楽器アンサンブル)
※使用楽器(P):エラール・コンサートグランド(1869年製)

録音:2019年12月、2020年2月
19世紀フランス音楽の愛好家必聴、歴史的奏法を徹底的に研究したピリオド楽器アンサンブル、アイアンウッドによるファランクとサン=サーンスの新たな名演!ピアノは1869年にパリの工場で作られたエラールの美しいコンサートグランドピアノを使用しています。ルイーズ・ファランク(1804-1875)は当時の女性としては異例の活躍を行ったフランスの作曲家で、パリ音楽院初の女性教授にも任命されました。この時代のフランスでは珍しく、交響曲や室内楽曲を多数作曲しており、「ピアノ五重奏曲第1番」も師のひとりとされるフンメルの影響が感じられる名作。サン=サーンスの「ピアノ五重奏曲」は作曲者が18歳〜20歳の頃に作曲した初期作品で、ファランクの五重奏曲同様、全ての楽章が印象的な旋律、楽想に満ちています。

Chandos
CHAN-20187(1CD)
モメンタム
アイラット・イシュムラトフ(b.1973):クレストリーズ・フレイレフ
ラビ・モルデチャイ・ドヴ=ベル・トゥヴェルスキ(1924−1998):もし私があなたを忘れたら, エルサレムよ
ダニー・ニコラ(b.1980): Liteul Biteu
伝承曲:モルダヴィアン・ホラ、おお父よ, それは素晴らしい、Ajde Jano
アンディ・スタットマン(b.1950):アンディズ・ライド
アイラット・イシュムラトフ:ソウルメイト
伝承曲:ヴァイオリン・ドイナ、金の結婚式
クレストリー、アイラット・イシュムラトフ(リーダー、クラリネット、バス・クラリネット、デュクラー)

録音:2020年6月26日−28日、プラネット・スタジオ(モントリオール、ケベック、カナダ)
2004年にリリースされたユーリ・トゥロフスキー&イ・ムジチ・ド・モントリオールとの共演盤(CHAN10181/廃盤)以来となる、カナダ、モントリオールのクレズマー・バンド「クレストリー(Kleztory)」のChandosレコーディング。東ヨーロッパ、ユダヤの音楽であるクレズマーは、1880年代〜1900年代初頭にアメリカに移住したユダヤ人達とともに新大陸に持ち込まれ、アーリー・ジャズやスウィングの影響を強く受け、スタイルを進化し続けてきました。クレズマーの特徴的なサウンドは、芸術的な妙技と多くのテンポの変化、不規則なリズム、不協和音、即興の要素などが組み込まれています。
Chandosから2つの作品集(CHAN20141、CHAN20172)をリリースしているロシア系カナダ人作曲家、アイラット・イシュムラトフがリーダーとクラリネット奏者を務める「クレストリー」は、豊かな文化のモザイク(ロシア、カナダ、ケベック、モルドバ)、アカデミックな音楽教育と独学による訓練、多種な音楽の好み(クラシック、コンテンポラリー、ジャズ、ブルース、カントリー、フォーク)を内包し、優れた才能を持つミュージシャンたちによってクレズマーの精神を世界に発信してきました。2020年で結成20周年を迎える彼らの6枚目のアルバム「モメンタム」では、伝統的な音楽と新しい作品を組み合わせ、クレズマー音楽の魅力を更に幅広い聴衆へと届けます。クレズマーや東欧・ユダヤ音楽の愛好家はもちろん、クラシックやジャズ、現代音楽に興味を持つあらゆる音楽ファンへもオススメします。

BRIDGE
BCD-9536(1CD)
「イエロー・バード」〜ジャズ・チューバ作品集
(1)ジミー・ロウルズ(1918-1996):「ピーコック(孔雀)」(1975)
(2)クロード・ボリング(b.1930):チェロとジャズ・ピアノ・トリオの為の組曲(1984)
(3)フレッド・タケット(b.1945):イエロー・バード(1972)
アーロン・ティンダル(Tuba)
(1)-(3)シェリー・バーグ(P)
(2)チャック・バージェロン((2)ベース、(3)エレキ・ベース)
(2)(3)スヴェット・ストヤノフ(ドラムス)
(3)ブライアン・ラッセル(エレキG)

録音:2018年5月マイアミ大学フォロスト音楽学校
チューバ奏者アーロン・ティンダルはアイスランドSOの首席奏者を務める傍 ら、ソリストとしても様々な活動を行っています。このアルバムではジャズ・テイストの作品を 集め、途中、アドリブなども行い、ジャズ・チューバという新しいジャンルの開拓に成功し ています。 ジミー・ロウルズ(1918-1996)はジャズ・ピアニストでエラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォ ーン、ビリー・ホリデーなどとの共演者として有名。この「ピーコック(孔雀)」も名テナーサ ックス奏者スタン・ゲッツとの演奏で有名です。 クロード・ボリング(b.1930 クロード・ボリンとも)はフランスのジャズ・ピアニストでランパル の為の作品を作曲するなどクラシックのアーティストとの共演も多い。この「チェロとジ ャズ・ピアノ・トリオの為の組曲」もヨーヨー・マのために書き下ろされた作品をチューバ で演奏しています。 フレッド・タケットはアメリカのロック・バンド「リトル・フィート」のメンバーでこの「イエロー・ バード」はロサンゼルス・フィルの名チューバ奏者だったロジャー・ボボのために書かれ たジャズ・ロック・コンチェルトです。
BRIDGE
BCD-9539(1CD)
「水彩画」〜フルート、チェロ、ピアノの為の作品集
マルティヌー(1890-1959):フルート、チェロとピアノのた
めの三重奏曲
ゴーベール:「3 つの水彩画」
ダマーズ(1928-2013):コンサート用ソナタOp.17
ウェーバー:三重奏曲Op.63
ボニタ・ボイド(Fl)
ステーヴン・ドーン(Vc)
バリー・スナイダー(P)

録音:2017年
新旧様々なフルート、チェロとピアノの為の三重奏曲を収録。マルティヌーは印象主義と新 古典主義が折衷した秀作。ゴーベールの「3 つの水彩画」はフォーレ、初期のドビュッシーの影 響を受けた美しい作品。近年再評価の兆しのあるダマーズのソナタはラヴェルの影響が感じら れる端正な作品。おしまいはウェーバーの大作の三重奏曲。ボイド、ドーン、スナイダーの三人 は丁寧なアンサンブルで推薦の一枚。
BRIDGE
BCD-9541(1CD)
マラン・マレ(1656-1767):「スペインのフォリア」 (ヨハネス・タッペルトによるギター伴奏版)
テレマン:12 の幻想曲 (アラン・トーマス作曲のギター・パート付)
カヴァティーナ・デュオ【ユージニア・モリナー(Fl)、デニス・アザバジク(G)】

録音:2019年
マレとテレマンの無伴奏フルート作品にギターを追加したユニーク版による録音。夫婦でもあ るカヴァティーナ・デュオはバロックのみならず多くのレパートリーを持っており、これまでにオペ ラのカヴァティーナ集、ピアソラ作品集などをBridge よりリリースしています。ピリオド楽器ではない 現代の楽器によるマレ、テレマンは目から鱗が取れたようにモダンな音楽として響く。

BOMBA PITER
CDMAN-665-18(1CD)
チェロ & ビートルズ
 I Saw Her Standing There(Lennon - McCartney)
 Things We Said Today(Lennon - McCartney)
 If I Fell(Lennon - McCartney)
 Sgt. Pepper's Lonely Heart Club Band -With A Little Help from My Friends(Lennon - McCartney)
 Because(Lennon - McCartney)
 Till There Was You(Meredith Willson)
 The Night Before(Lennon - McCartney)
 Michelle(Lennon - McCartney)
 Here Comes the Sun(Harrison) - Penny Lane (Lennon - McCartney)
 Honey Pie(Lennon - McCartney)
 Here, There and Everywhere(Lennon - McCartney)
 Help(Lennon - McCartney)
 Yesterday(Lennon - McCartney)
 Dizzy Miss Lizzy(Larry Williams)
 Ob-La-Di, Ob-La-Da(Lennon - McCartney)
ラストレッリ・チェロ・カルテット【ミハイル・デグチャレフ、キリル・クラフツォフ、キリル・チモフェーエフ、セルゲイ・ドラプキン (Vc)】
メンバーのドラプキンとクラフツォフによる編曲。

BION RECORDS
BR-291207(1CD)
「ミンストレル」〜ベドリッシュSQの旅〜情熱のダンス
バルトーク:トランシルヴァニア地方のテーマによるソナチネ 作品 55
チャイコフスキー:舟歌 〜「四季」〜
ハチャトゥリアン:剣の舞 〜「ガイーヌ」より
ショパン:別れの曲(エチュード 作品10-3)
プーランク:フランセーズ
プーランク:ワルツ
プーランク:ブーレ 〜オーヴェルニュのパヴィリオンにて
ドビュッシー:ミンストレル 〜「前奏曲集 第1 巻」〜
ファリャ:愛の戯れの踊り 〜「恋は魔術師」より
ヒナステラ:弦楽四重奏曲 第1 番作品20
ブルーベック:トルコ風ブルーロンド
((1)-(11)(16)編):ジャック・ガンダール)
ベドリッシュSQ【ジャック・ガンダール(第一ヴァイオリン)、長谷川 彩(第二ヴァイオリン) 、ジュリアン・ガバン(Va)、オレリアン・サブレ(Vc)】

録音:2019 年2 月20〜22 日
「クラシック音楽の裾野を広く楽しく」をモットーに様々な企画を携えて活動するフランスのベドリッシュSQが、2 枚目のアルバムをリリースしました。今回のテーマは「ダンス」です。タイトルの「ミンストレル」が示す通り、巡業の楽団が各地 を渡り歩いてゆくイメージで、ダンスと一体となった移動縁日の賑やかさと楽しさに満ちた内容となりました。ヒナステラの弦楽 四重奏曲第 1 番以外は、第一ヴァイオリン奏者ジャック・ガンダールによる編曲で、バルトークやハチャトリアン、ファリャらの ダンスに由来する器楽曲はほとばしる情熱そのままに、チャイコフスキーやショパン、ドビュッシーらのピアノ曲はより一層の 情緒にあふれ、作品に新たな表情が与えられています。収録曲は本国フランスでの国内ツアーでも演奏されて大盛況とな り、アルバムはラジオでも取り上げられました。

AGLAE MUSICA
AMC-111.12(2CD)
ベートーヴェンチェロ・ソナタ & 変奏曲集
チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ 第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ 第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102-2
ヘンデルの「ユダス・マカベウス」の「見よ、勇者は帰る」の主題による変奏曲 WoO 45
モーツァルトの「魔笛」の「可愛い娘か女房がいれば」の主題による12の変奏曲 Op.66
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による変奏曲 WoO 46
アルナウ・トゥマス(Vc)
ケネディ・モレッティ(P)

録音:2016年10、12月、アビラ、スペイン
アルナウ・トゥマスはカタルーニャ(スペイン) のバルセロナに生まれたチェリスト。カザルス・カルテットのメンバーとして harmonia mundi レーベルに多くの録音があります。

フォンテック
FOCD-9838(1CD)
税込定価
2020年10月7日発売
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番ニ長調 作品70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲 第6番変ホ長調 作品70-2
トリオ・アコード 【白井 圭 (Vn)、門脇大樹(Vc)、津田裕也(P) 】

録音:2020 年2 月26 日・27 日 コピスみよし
トリオ・アコード デビュー!2003年 東京藝術大学在学中に、白井圭、門脇大樹、津田裕也、3名の同級生 により結成。それぞれの留学のため一時活動を中断しましたが、2017年に再開し今日に至っています。 2020年3月には<東京・春・音楽祭>で、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を3日間にわたり全曲演奏し、 その高い芸術性と緻密なアンサンブルが絶賛されました。 コロナ禍のなか、全曲コンサート直後に敢行したレコーディング。本CDはその成果です。1808年に作曲さ れた、極めて独創的な「作品70」の2曲の演奏に、デビューCDへの気概と矜持が聴こえます。 (フォンテック)

ALPHA
ALPHA-632(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第2番変ホ長調 Op. 100 D. 929
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D. 28 「ソナタ楽章」
ノットゥルノ 変ホ長調 D. 897
ブッシュ三重奏団【マティウ・ファン・ベレン(Vn)、オリ・エプスタイン(Vc)、オムリ・エプスタイン(P)】

録音:2019年12月 ムジークハーフェン、ザーンダム、オランダ
2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用してい ることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。ALPHAレーベルで、ドヴォルザークのピアノを含む室内楽作品全集を完結させた彼 らが、次に挑むのはシューベルト。死の一年前に書かれた第2番は、ほぼ同時期の作とされる比較的温和な第1番と共に溢れるような歌が魅 力ではありますが、第2番ではダイナミックな筆致が際立ち、また闇を垣間見るような寂寥感をも感じさせるという、やや趣を異にした傑作で す。穏やかで美しい「ノットゥルノ」もまた晩年の作品。とはいえ当時のシューベルトはまだ30歳前後であり、ここで演奏している3人とはほぼ同 年代。病身にむち打ち、亡くなるまでその才能を振り絞り続けた若き作曲家に対する深い共感の感じられる、美しくも情熱的な演奏をお楽し みいただけます。「ソナタ楽章」は作曲家15歳の作品で、早熟さと共に初々しさも感じられ、アルバム全体の奥深い味わいの中で一服の清 涼剤となってくれています。なおブッシュ三重奏団は第2番のフィナーレで出版時にカットされた98小節を復元した版を使用。ただし提示部の リピートは省略しています。 シューベルトのほぼ1世紀後のウィーンに於いて28歳で亡くなった画家エゴン・シーレ。この二人には、若くして病に倒れることへの深い苦悩と 実存への憾み、それらを表現する強烈な個性と才能、そのほか大きな類似点があるというのが、このアルバムの一つのテーマ。ジャケットはシー レの「日没(Versinkende Sonne)」ですが、シューベルトのピアノ三重奏曲 第2番第2楽章もスウェーデン民謡の「日は沈みゆく(Se Solen Sjunker)」が元になっていることから、この絵が掲げられました。ちなみにシーレは「死と乙女」という作品も残しています。

MUSO
MU-041(1CD)
NX-B09
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第24番ヘ長調 K. 376
ヴァイオリン・ソナタ 第27番ト長調 K. 379
ヴァイオリン・ソナタ 第35番イ長調 K. 526
ヴィネタ・サレイカ(Vn/アントニオ・ストラディヴァリ 1683年製)
アマンディーヌ・サヴァリ(P/スタインウェイ D No. 602003)

録音:2019年7月28-31日 フラジェ スタジオ1、ブリュッセル
大阪室内楽コンクールの覇者となって10年以上、すでに欧州最前線をゆくピアノ三重奏団のひとつとして注目を集め続けるトリオ・ダリのメン バーとしても活躍する、サレイカとサヴァリのデュオによるアルバム第2弾。グリーグのソナタ3曲を収めた前回に続き、ここではモーツァルトがウィー ンで書いた3つのソナタを収録しています。1781年に書かれ充実した内容のK. 376、同じ年の作で変奏曲を盛り込んだK. 379と、1787 年に、より深い筆致で書き上げられたK. 526。ストラディヴァリの名器とスタインウェイによるアンサンブルは、軽やかさを基本としながらも奥行き があり、作品の性格を絶妙に描き分けた表現が大きな魅力です。

FUGA LIBERA
FUG-765(1CD)
『ロマンティック・ヴィオラ II』
トゥルヌミール(1870-1939): 3楽章の組曲 Op. 11 (1897)
ショーソン:チェロもしくはヴィオラとピアノのための小品 Op. 39 (1897)
ヴィエルヌ:ヴィオラのための2つの小品 (1895)
ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」(ヒュー・マクドナルドによるヴィオラとピアノのための編曲版(2001))
ダニエル・ヴァイスマン(Va)
ペトル・ペトロフ(P)

録音:2019年8月19-22日 サル・フィラルモニーク、リエージュ
ベルギーを本拠地とするリエージュ王立POの総監督を務めるダニエル・ヴァイスマン。優れたヴィオラ奏者でもある彼が 奏でるロマン情緒漂うヴィオラ作品集第2弾はフランス語圏の作品を収めており、中でもベルリオーズの名作「イタリアのハロルド」を収録してい ることがポイントです。ベルリオーズ研究で著名なイギリスの音楽学者ヒュー・マクドナルド編曲によるヴィオラ・パートは、既存録音のあるリスト 編曲版とも違い、原曲の独奏パートのみならず管弦楽部分もピアノと分け合っており、たいへん聴き応えのある二重奏曲に仕上がっていま す。ヴィオラの歌心を満喫できる一枚です。

Challenge Classics
CC-72847(5CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品全集
[CD1]
ピアノ三重奏曲 第1番変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲 第3番ハ短調 Op.1-3
ピアノ三重奏曲 第4番変ロ長調『街の歌』 Op.11
[CD2]
ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
交響曲第2番ニ長調 Op.36(ピアノ三重奏編曲版)
アレグレット 変ホ長調 Hess 48
[CD3]
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調『幽霊』 Op.70-1
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
変奏曲 変ホ長調 Op.44(ピアノ三重奏曲第10番)
[CD4]
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調『大公』 Op.97
アレグレット 変ロ長調 WoO 39
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38
カカドゥ変奏曲 Op.121a
[CD5]
ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
ピアノ三重奏曲第8番変ホ長調 Op.38(七重奏曲 変ホ長調 Op.20からの編)
ファン・ベーレ・トリオ[ハンネス・ミンナール(P)、マリア・ミルシテイン(Vn)、ギデオン・デン・ヘルデール(Vc)]

録音:[CD1]2017年6月1-4・8-9日
[CD2]2017年7月1-4・8-9日
[CD3]2017年7月9日(Op.44)、2018年6月25-27日
[CD4]2018年6月26日-7月1日、2019年7月6・7日(Op.97)
[CD5]2019年11月26-27日(Op.56)、2019年11月30日・12月1日(Op.38)
録音場所:オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ1
ベートーヴェン生誕250年記念リリース!若き名手たちによる注目トリオが成し遂げたピアノ三重奏全集録音が早くもボックス・セットで登場します。ベー トーヴェンが名刺代わりの〈作品1〉とした3曲から『大公』のニックネームで知られるこのジャンル随一の傑作まで続いていく番号付き7曲はもちろん、 交響曲や七重奏曲の編曲版、変奏曲、その他ピアノ・トリオ編成の作品を抜け目なく集めた全集です。ピアノ・トリオを独奏者とした三重協奏曲もしっかり収録。 当レーベルの名録音技師Bert van der Wolf氏による音作りも素晴らしく、くっきりしていながら品のある、たいへん美しい音で録られています。新時代の 名全集として必携のボックスと言えるでしょう。
リーダー格のミンナールは1984年生まれで、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊英ピ アニスト。アンサンブルをしっかりとまとめ上げながらも、軽やかでサロン的な作品とベートーヴェンが自らの芸術を突き詰めた重厚な作品との弾き分けが巧 みで、音楽の持ち味が十分に生かされています。
「解放感があり陽気で遊び心にあふれた演奏がまったく爽快。聴く者に寄り添い、とても個人的なものとして響いてくる本物の室内楽がここにある」(グラ モフォン誌

FONE
SACD0-69(1SACD)
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ Op.3
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65、
マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲
ロッコ・フィリッピーニ(Vc)、
ミケーレ・カンパネッラ(P)
※使用楽器:ストラディヴァリウス 「バロン・ド・ロスチャイルド」 1710年製(Vc)、スタインウェイ・グランドピアノ 1892年製 ハンブルク(P)

録音:1998年2月、ポンキエッリ劇場(イタリア、クレモナ)
イタリア・ルガーノ生まれのチェリスト、ロッコ・フィリッピーニによるショパンのチェロ作品集。フィリッピーニの格調高くエレガントな演奏、そしてストラディバリウスのチェロと1892年製のスタインウェイという楽器の組み合わせがもたらす、香気漂う音色が素晴らしい1枚です。録音はクレモナのポンキエッリ劇場で、ノイマンU47、M49のマイクを使用して行われました。
ロッコ・フィリッピーニはピエール・フルニエに師事し、1964年にはジュネーブ国際コンクールで優勝。レパートリーは17世紀の音楽から現代音楽の最も大胆な作品まで多岐にわたり、ルチアーノ・ベリオやサルヴァトーレ・シャリーノといった現代作曲家が彼に作品を捧げています。1968年にはヴァイオリニストのマリアーナ・シルブ、ピアニストのブルーノ・カニーノとともに「ミラノ三重奏団」を結成、1992年には「アッカルド四重奏団」の創設メンバーとなり、指揮活動や教育活動含めさまざまな分野で活躍しています。

KAIROS
0015078KAI(1CD)
セバスチャン・ヒリ(1990-):コンフルエンス/ディヴァージェンス
「confluence / divergence」(2013-15)(ギターとアンサンブルのための)*
Elogio de la sombra(2015)(弦楽四重奏のための)
ParaphraseU-‘Giant steps and eden acid’ (2016)(室内アンサンブルのための)+
ペトリ・クメラ(G)*、
ヨーゼフ・ハース(指)+、
ウーシンタ・アンサンブル*/+、
ウーシンタSQ

録音:2018年8月
KAIROSレーベルのカタログの中で最も若い作曲家のひとりである1990年生まれのフィンランドの作曲家、セバスチャン・ヒリのアンサンブル作品集。彼は2015年に武満徹作曲賞、2017年にインターナショナル・ロストラム・オブ・コンポーザーの「30歳以下の作曲家部門」、2018年にガウデアムス賞など、若手作曲家のための最も権威ある賞を受賞し、瞬く間に国際的な評価を高めていった注目の作曲家です。ヒリの音楽の特徴として、複雑に織り成されたテクスチャーとニュアンスのあるソノリティ、長いスパンのプロセス、音楽以外のトピックスに対する嗅覚などを挙げることができます。メインとなる「confluence / divergence」はギターとフルート、打楽器、ハープ、チェロからなる小さなアンサンブルのための作品で、クレジットカードをピックのように使ってハープやチェロをギターのように鳴らしたり、ギターの弦をこすることでフルートのブレス音のように鳴らしたりと、あらゆる楽器を別のものに見せるための様々な道具やテクニックが使われています。

NCA
NCA-60138310(2CD)
マルタン=ジョゼフ・メンガル:管楽五重奏曲全集
CD 1〜五重奏曲(原曲:ハイドン)
五重奏曲(原曲:モーツァルト)
五重奏曲(原曲:ベートーヴェン)
五重奏曲(原曲:ロッシーニ)
ライヒャ五重奏団〔ミヒャエル・シュミット=カスドルフ(Fl)、ハンス=ペーター・ヴェステルマン(Ob)、ギ・ファン・ワース(Cl)、ウルリヒ・ヒューブナー(Hrn)、クリスティアン・ブス(Fg)〕

録音:2003年6月24日-28日、パウロ教会、ケルン
ゲント王立音楽院の初代院長を務めたベルギーの作曲家、マルタン= ジョゼフ・メンガル(1784−1851)の木管五重奏曲集。このアルバムは、ハ イドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ロッシーニの名作曲家たちのパ ロディ作品です。

Ars Produktion
ARS-38254(1SACD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、第3番 op.12/モーツァルトの歌劇 「フィガロの結婚」 の 「もし伯爵様が踊るなら」 による12の変奏曲 ヘ長調 WoO40
カミラ・シャッツ (Vn)、
ベンジャミン・エンゲリ(P)

録音:2016年12月、ラジオ・スタジオ1(スイス、チューリッヒ)
※使用楽器:スタインウェイ D Nr.530330(P)
カミラ・シャッツはソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー、スイス・ロマンドO、バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO、ベルリンSO、チューリッヒ室内O、ノーザン・シンフォニアなど一流のオーケストラとの共演経験を持つ、スイスの名ヴァイオリニスト。ベートーヴェンが師のサリエリに献呈した作品12のヴァイオリン・ソナタ(3曲)をメインに、「フィガロ変奏曲」を収録。歌心と洗練を併せ持つ快演です。
Ars Produktion
ARS-38251(1SACD)
ギターとアコーディオンのための作品集
ヴィヴァルディ:調和の霊感より Op.3-6*
ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番 ニ長調より第3楽章ファンダンゴ*
タレガ:アルハンブラの思い出
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」より *
デュージャン・ボグダノヴィチ(b.1955):5つのロマンス
セルゲイ・ヴォイテンコ:レヴェレーション
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集 Op.2*
ピアソラ:ビオレンタンゴ*

*クリスティアン・パラージとイヴァン・ペトリチェヴィッチによる編曲
デュオ・アッコルダーラ〔イヴァン・ペトリチェヴィッチ(G)、クリスティアン・パラージ(アコーディオン)〕

録音:2017年12月
デュオ・アッコルダーラのペトリチェヴィッチ(G)とパラージ(アコーディオン)は、自分たちの好きな音楽に自分たちのアレンジで新しい場所を与えようと考えました。このプログラムでは「ノーリスク、ノーファン」をモットーに、自由なアレンジで偉大なスペイン音楽、南米音楽の世界に飛び込んでいます。

Ars Musici
ARS-232269(1CD)
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調BWV.1028/平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ第24番ロ短調 BWV.893/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027/平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.874/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029/平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ第2番ハ短調 BWV.871
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ロレンツォ・ギエルミ(フォルテピアノ)

録音:1997年10月3日−6日
「ガンバのハイフェッツ」の異名を持つ、ヴィルトゥオーゾ・ガンビストである弟のヴィットリオと、オルガン、チェンバロ、フォルテピアノ奏者、指揮者、ルネサンス・バロックの音楽研究家として多岐に活躍する兄のロレンツォ。イタリア古楽界を代表するギエルミ兄弟が、ガンバ奏者の重要レパートリーに数えられるバッハのソナタを、圧倒的存在感で奏でる、古楽ファン注目のアルバム。
Ars Musici
ARS-232281(2CD)
シューマン&リーム:ピアノ三重奏のための作品集
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63、
 ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80、
 ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
ヴォルフガング・リーム(b.1952):異国の情景 全曲[I(1982) / II (1982/83) / III (1983/84) ]、
 ピアノ三重奏曲 (1972)
トリオ・ジャン・パウル〔ウルフ・シュナイダー(Vn)、マルティン・レール(Vc)、エッカート・ハイリガース(P)〕

録音:1998年7月
大阪とメルボルンの国際室内楽コンクール、ドイツ音楽コンクールで一等賞と特別賞を受賞した実力派三重奏団、トリオ・ジャン・パウル。シューマンのピアノ三重奏曲に、ドイツの現代作曲家、ヴォルフガング・リームのピアノ三重奏のための作品をカップリング。

CAvi
85-53008(1CD)
デュビュニョン、タファネル、ホルスト、フランセ:木管五重奏曲集
リシャール・デュビュニョン(1968-):フラングレ組曲
タファネル:五重奏曲
ホルスト:五重奏曲
フランセ:五重奏曲第1番
モネ五重奏団

録音:2018年11月&2019年7月、SWRスタジオ (ドイツ、カイザースラウテルン)
それぞれが著名オーケストラの首席奏者を務める、実力派の若手5人からなるモネ五重奏団が、管楽器アンサンブルの復権に尽力した作曲家、ポール・タファネルに捧げる1枚!
フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットというカラフルな組み合わせは、18世紀の宮廷では人気の編成でしたが、フランス革命とそれに伴う貴族の衰退を経て、徐々に忘却の彼方へと沈んでいってしまいました。19世紀後半に、フランスのフルート奏者で作曲家のタファネルは、過去の音楽を復活させることを目的に木管室内楽協会を設立。本アルバムではタファネルの五重奏曲を中心に、高難度のフランセ(当時フランス国立Oの5人の木管奏者が練習のために数か月「監禁」されたといいます)や、抒情的な美しさが際立つホルストの作品など、多彩な五重奏曲を集め、その復権を祝います。
CAvi
85-53017(1CD)
ア・ジャーニー・フォー・トゥー
クセナキス:ディプリ・ジーア
コダーイチェロとヴァイオリンのためのデュオ Op.7
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ H.80
スカルコッタス:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ
ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、
ヴァシュティ・ハンター(Vc)

録音:2019年、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
2010年の秋にハノーファーの音楽大学で出会い結成された「トリオ・ガスパール」のメンバーによる、初のデュオ・アルバム!
ギリシャとアルバニアにルーツを持ち、サルヴァトーレ・アッカルドやアンティエ・ヴァイトハースに学んだ才能豊かなヴァイオリニスト、ヨニアン・イリアス・カデシャと、ベルリンを拠点にソリスト、室内楽奏者として多方面で活躍するロンドン出身のチェリスト、ヴァシュティ・ハンターがリスナーをヨーロッパをめぐる旅へと案内します。プログラムは民族音楽の喜びと活力を讃える作品が中心となっており、カデシャの生まれ故郷であるギリシャのクセナキスで始まり、ハンガリーのコダーイ、スイス・フランスのオネゲルを経由し、最後は再びギリシャ、滅多に演奏されないスカルコッタスのデュオで締めくくられます。

Evil Penguin Records
EPRC-0034(1CD)
リメインズ(遺物)
(1)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(2)アウエルバッハ:24の前奏曲〜第2番イ短調/第3番ト長調/第4番ホ短調/第8番嬰ヘ短調/第10番嬰ハ短調/第11番ロ長調/第14番変ホ短調/第15番嬰ハ長調
(3)シューベルト:幻想曲ハ長調D.934
ジョラント・ド・マエヤー(Vn)、
ニコラース・ケンデ(P)

録音:2019年7月19-21日フラジェ、スタジオ1(ブリュッセル)
1984年ブリュッセル生まれの女性ヴァイオリニスト、ジョラント・ド・マエヤーと1981年アントワープ生まれのピアニスト、ニコラース・ケンデは 2003年以来コンビを組み活動していますが、2016年リリースの「クロイツェル・ソナタ」に次ぐ第2弾アルバム「リメインズ(遺物)」が登場。急激に変 化する世界に過去の遺物がどのように刺激を与え、影響を与えているかを作品で描いています。
ストラヴィンスキー、レーラ・アウエルバッハ、シューベルトの3作がとりあげられています。ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」はイタリア・バロック の旋律素材に基づくバレエ「プルチネッラ」を、友人のヴァイオリニスト、ドュシュキンの助けでヴァイオリンとピアノの作品に編曲したもの。アウエルバッハ の代表作「24の前奏曲」はバッハからショパン、スクリャービン、ショスタコーヴィチへ続く伝統を今日の感覚で蘇生させたもの。ストラヴィンスキー は革命時にロシアから亡命した最初のひとり、アウエルバッハは旧ソ連から亡命した最後のひとりで、さらにアルエルバッハは身寄りのないアメリカでまず世 話になったのがストラヴィンスキーの息子という深い因縁も含んでいます。どちらも生まれ育ったロシアとの切れぬ縁を感じさせます。
シューベルト最晩年の大作「幻想曲」には初期の歌曲「キスを送らん」に基づく変奏が含まれています。これもシューベルトが人生の最後に、若き日の甘 い遺物をふたたび夢見るようで感慨深いものがあります。マエヤーとケンデのフレッシュな演奏が光ります。 (Ki)

Hortus
HORTUS-192(1CD)
モーツァルト:弦楽五重奏曲集
(1)弦楽五重奏曲第2番ハ短調 KV.406
(2)弦楽五重奏曲第5番ニ長調 KV.593
アンサンブル・フラトレス【ニコラ・ぺネル(Vn)、フラヴィオ・ロスコ(Vn)、ローラン・ガリアーノ(Va)、シプリアン・ブッソリーニ(Va)、マテュー・ルクエ(Vc)】

録音:2014年12月12-14日/プネ=ル=ジョラ(スイス)
ヴァイオリンのニコラ・ペネルなどの名手が揃ったアンサンブル・フラトレスによるモーツァルトの弦楽五重奏曲第2番と第5番を収録したアルバムの登場。 第2番ハ短調KV.406は自身の作曲した管楽セレナードKV.388を1787年に弦楽五重奏に編曲した作品。一方、第5番 ニ長調 KV.593は1790年12月、 モーツァルトが亡くなる前年に作曲した作品。晩年のモーツァルトの傑作として知られます。 (Ki)
Hortus
HORTUS-123(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調 KV.379(1781)
(2)フォルテピアノのための幻想曲 ニ短調 KV.397(1782)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 KV.304(1778)
(4)フォルテピアノのための幻想曲 ハ短調 KV.475(1785)
(5)ヴァイオリン・ソナタ第28番変ホ長調 KV.380(1781)
ステファニー・ポーレ(Vn)、
宇山=ブヴァール 康子(フォルテピアノ)
いわゆる「ヴァイオリン・ソナタ」というジャンルにおいてもモーツァルトは大きな変化を齎しました。それはバッハを除くバロック時代の作曲家のように、 鍵盤楽器の和音をベースにし、ヴァイオリンが独奏的なスタイルをとる形ではなく「ヴァイオリン伴奏つきのピアノ・ソナタ」として、2人の主人公を対等な 立場に置き、音楽の “対話” を展開していきました。
当アルバムではそんなモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの傑作である第21番 ホ短調 KV.304、第27番ト長調 KV.379、第28番 変ホ長調 KV.380、そしてフォルテピアノのための幻想曲 ニ短調 KV.397と幻想曲 ハ短調 KV.475を収録しております。
演奏の宇山=ブヴァール 康子は東京藝術大学器楽科オルガン専攻卒業後、1976年に渡仏。その間、オルガンをエドゥアール・スーベルビエル、ミシェル・シャ ピュイ、クラヴサンをユゲット・ドレフュスに師事しました。その後、フォルテピアノに魅了され、パリ国立高等音楽院にてヨス・ファン・インマゼールに師事し、 在学中にオルガンとクラヴサンにおいて国際コンクールで2度の優勝を果たした実力派です。現在、トゥールーズ地方音楽院にてクラヴサン、フォルテピアノ の教授、トゥールーズのサン・ピエール・デ・シャルトリュー教会でオルガン奏者を務めており、ミシェル・ブヴァールの夫人としても知られます。 (Ki)

DOREMI
DHR-8080(1CD)
アルテュール・グリュミオー Vol.2
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
(4)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
(1)エドガール・ドヌー(指)
ベルギー放送室内O
(2)(3)(4)ハンス・アルトマン(P)

録音:(1)1973年/ブリュッセル(ライヴ)
(2)1955年5月11日/ミュンヘン(放送ライヴ)
(3)1954年10月2日/ミュンヘン(放送ライヴ)
(4)1952年9月14日/ミュンヘン(放送ライヴ)
知られざるグリュミオーのライヴ音源集。レーベルからの情報ではすべて初CD化とのことで、マニア必聴の内容です。第1集はDHR-7779。 (Ki)

Hyperion
CDA-68246(1CD)

PCDA-68246(1CD)
国内盤仕様
税込定価
タヴナー:もう私のことを悲しまないで〜チェロ作品集
祈りと応答(2013)(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2014)#
イワン・イリッチの死(2012)*
マハマタール(2000)#
ポプレ・メウス(わが人々よ)(2009)+
もう私のことを悲しまないで(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2017)#
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、マシュー・ローズ(Bs)*、アビ・サンパ(スーフィー歌手)#、トリニティ・ボーイズ・クワイア#、オマー・メイア・ウェルバー(指)*#+、フィルハーモニアO*#+、キャロライン・ディアンリー(Vc)#、キアラ・エンデルレ(Vc)#、マシュー・ヒューバー(Vc)#、ヴァシュティ・ハウンター(Vc)#、バーソロミュー・ラフォレット(Vc)#、エイミー・ノリントン(Vc)#、デイヴィッド・ウォーターマン(Vc)#

録音:2017年9月8日、ベリオール・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)、2019年12月17日−18日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリスの新録音は、なんとジョン・タヴナー。神秘主義を貫いたイギリス現代音楽を代表する作曲家の一人、ジョン・タヴナー(1944−2013)とイッサーリスは、音楽家としてだけでなく個人的にも深い絆を持っており、イッサーリスのプロムス・デビュー(1989年)のためには「奇跡のヴェール」を作曲しています(「奇跡のヴェール」は、その後ヨーヨー・マ他、名だたるチェリストたちが取り上げるタヴナーの代表作ともなりました)。そんなイッサーリスが再び取り上げるタヴナー・アルバムは、自ら「8本のチェロ」のためにアレンジした2つの合唱作品と、管弦楽、合唱、独唱(バスとスーフィー歌手)等と共演した作品など、タヴナーの5つの後期作品を収録。イッサーリスの力強く美しいチェロの音色でジョン・タヴナーの音楽に対する深い愛情と尊敬を表現した、素敵なオマージュ・アルバムです。

Etcetra
KTC-1687(2CD)
ハンス・コックス:室内楽作品集
(1)エドゥアルト・デ・ブール(b.1957):ハンス・コックスへのトンボー(2019)(ピアノのための)
(2)ハンス・コックス(1930−2019):ピアノ四重奏第1番(1959)
(3)ヴァイオリンのための前奏曲集(1971)
(4)チェロ・ソナタ(1987/rev.1991)
(5)ベートーヴェンの主題による変奏曲(1991)(ピアノのための)
(6)メルルの歌(1998)(オーボエのための)
(7)アキレス六重奏曲(六重奏曲第5番)(1999/revision 2001)(木管楽器とピアノのための)
(8)ピアノ四重奏曲第2番(1968)
(9)ピアノ三重奏曲(1976/revision 1991)
(10)サイクロフォニーXIII(1984)(2台のピアノのための)
(11)コントラバスのための4つの練習曲(1988)
(12)メルルの歌(1998)(フルートのための)
(13)無言歌(2000)(オーボエとチェロのための)
(14)ザ・サイレント・クライ(2001)(オーボエ、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(15)ストレイ・バーズ(2015)(トランペット、オルガン・デュエットのための)
(1)シャーリー・デルベク(P)
(2)マレーヴィチ・ピアノ四重奏団
(3)ペーター・ブルント(Vn)
(4)ネムツォフ・デュオ
(5)キャサリン・ダウリング(P)
(6)ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)
(7)エレーナ・ネムツォヴァ(P)、インフリッド・ヘーリングス(Fl)、ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)、アラン・R.ケイ(Cl)、ドリアン・クック(Fg)
(8)マレーヴィチ・ピアノ四重奏団
(9)チェーホフ・トリオ
(10)キャサリン・ダウリング(P)、エレン・コーヴァー(P)
(11)トビー・ヒューズ(Cb)
(12)インフリッド・ヘーリングス(Fl)
(13)ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)、ミハイル・ネムツォフ(Vc)
(14)ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)、オシリス・トリオ
(15)サイラス・アライアー(Tp)、チュウ・ゼイジェン(Org)
シェーンベルクの「私的演奏協会」を再現した「私的演奏協会の音楽」シリーズでも話題の音楽家、ヘンク・グイタルトが芸術監督を務める国際室内楽音楽祭"オーランド音楽祭"で特集されたハンス・コックスの室内楽作品集。
ハンス・コックス(1930−2019)は、作曲家、教育者、オルガニスト&ピアニストとして20世紀オランダの楽壇に確かな痕跡を残した音楽家。ハーレム国際オルガン・コンクール、アーネム市の文化賞、アムステルダム市の音楽賞など多くの賞を受賞し、その作品はコンセルトヘボウOによって30回以上取り上げられています。

Forgotten Records
fr-1696(1CDR)
ブッシュSQ 〜ブラームス&ドヴォルザーク
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.67*
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51 #
ブッシュSQ【アドルフ・ブッシュ(Vn1) ブルーノ・シュトラウマン(Vn2;*)、イェスタ・アンドレアソン(Vn2;#) フーゴー・ゴッテスマン(Va)*、カール・ドクトル(Va)# ヘルマン・ブッシュ(Vc)】

録音:1947年5月17日* 、1941年6月3日#
※音源:Columbia LX 1262他
Forgotten Records
fr-1711(1CDR)
コリン・ホースリー&ブレイン
モーツァルト:ピアノと管楽の為の五重奏曲 変ホ長調 K.452*
 ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449 #
ショパン:練習曲【ハ長調 Op.10-7 /変ホ短調 Op.10-6 】
ショパン(リスト編):6つのポーランド歌曲 〜私のいとしい人 S.480-5
リスト:2つの演奏会用練習曲〜「小人の踊り」
3つの演奏会用練習曲〜ため息」
 「ラ・カンパネッラ」 S.141-3
コリン・ホースリー(P) 
デニス・ブレイン管楽アンサンブル*【レナード・ブレイン(Ob)、デニス・ブレイン(Hrn)、スティーヴン・ウォーターズ(Cl)、セシル・ジェイムズ(Fg)】
ベイジル・キャメロン(指)フィルハーモニアO#

録音:1953年5月19日-23日*
1953年1月13日#
1951年9月11日-12日
※音源:HMV XLP 30004*,#他
Forgotten Records
fr-1714(1CDR)
バッハの息子たち
C.P.E.バッハ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ Wq.144
J.C.F.バッハ(J.C.バッハ?):チェンバロ、フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の六重奏曲 Op.3, W.B78*
J.C.バッハ:フルート、オーボエ、ヴァイオリンと
通奏低音の為の四重奏曲 変ホ長調 Op.11-4, W.B73
W.F.バッハ:オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ヘ長調 BR.B17
アルマ・ムジカ六重奏団【エフェラルド・ファン・ロイエン(Fl)、ハーコン・ストテイン(Obダモーレ/アルトOb)、パウル・ゴドウィン(Vn)、ヨハン・ファン・ヘルデン(Va/Vn)、カレル・ファン・レーウウェン・ボーンカンプ(Vc)、グスタ・ゴルドシュミット(Cemb)】

録音:1954年、パリ
※音源:Ducretet-Thomson LPG 8481
Forgotten Records
fr-1723(1CDR)
ドロルツSQ〜ハイドン&モーツァルト
ハイドン:弦楽四重奏曲第35番ヘ短調 Op.20-5, Hob.III:35*
弦楽四重奏曲第77番「皇帝」#
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番「不協和音」+
ドロルツSQ【エドゥアルト・ドロルツ(Vn1)、ハインツ・ベトガー(Vn2)、ジークベルト・ユーバーシェーア(Va)、ハインリヒ・マヨフスキ(Vc)】

録音:1959年7月6日-8日*,+、
1960年3月16日-19日#(全てステレオ)
※音源:COLUMBIA STC 80 540、STC 80 545 #

TOCCATA
TOCC-0135(1CD)
NX-B03
プロコフィエフ作品の編曲集
プロコフィエフ:年とった祖母のお話 Op.31 第2番 Andantino (ミルシテイン編)
バレエ「シンデレラ」より5つの小品 Op.87(フィフテンホルツ編)(1969)
束の間の幻影 Op.22 (デレヴィアンコ編(1980)/クレス編)
「戦争と平和」 Op.91 ワルツ(レイティフ&ジンゲル編)
「エジプトの夜」組曲 クレオパトラの陥落 Op.61(レイティフ&ジンゲル編)
. 子供の頃の手稿譜より タランテラ(レイティフ&ジンゲル編)(1901)…世界初録音
「ボリス・ゴドノフ」 Op.70bis 第13番 アモローソ(レイティフ&ジンゲル編) …世界初録音
4つの小品 Op.32 第2番 ミヌエット 変ロ長調 (レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
4つの小品 Op.32 第3番 ガヴォット(ハイフェッツ編)(1935)
子供のための音楽 Op.65 第11番 夕べ(レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
「3つのオレンジへの恋」組曲 Op.33 第4番 行進曲(ハイフェッツ編)(1937)
「石の花」Op.118 ダイヤモンド・ワルツ(レイティフ&ジンゲル編)
ピアノのための10の小品 Op.12 第6番 レジェンド(伝説)(レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
ピアノのための10の小品 Op.12 第7番 リゴードン(レイティフ&ジンゲル編)…世界初録音
ユーリ・カルニッツ(Vn)
ユリア・チャプリーナ(P)

録音:2019年10月7-8日
プロコフィエフのメロディは歌うような資質をもつことから、昔からヴァイオリニストたちがこぞって彼の作品を編 曲、演奏してきました。このアルバムには、プロコフィエフのピアノ作品から編曲したピアノとヴァイオリンのため の37作品が収録されています。この中にはミルシテインやハイフェッツなど偉大なヴァイオリニストたちによる 優れた編曲作品も含まれており、とりわけハイフェッツの「3つのオレンジへの恋」のアレンジは、コンサートの アンコール・ピースとしてもよく知られています。また、初録音となるプーシキンの詩劇「ボリス・ゴドノフ」や、ク レオパトラを描いた「エジプトの夜」のアレンジは貴重です。

DIVINE ART
DDA-25209(1CD)
NX-B07
「青い海」〜メシアン、ゴートン、シマノフスキのピアノ作品集
メシアン:鳥のカタログ 第1巻より
キバシガラス
キガシラコウライウグイス
【間奏曲:ウタツグミとコバシカンムリヒバリ】
イソヒヨドリ
【間奏曲:ニシコウライウグイスとニワムシクイ】
ゴートン(1978-):6. オンディーヌ
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ・ソナタ 第3番 Op.36
【Postlude 後奏曲】
トラック3,5,11は即興演奏
ロデリック・チャドウィック(P)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ&シャー・ヴィクトリア・レヴィ(Vn)

録音:2019年12月17-18日
メシアンやシュトックハウゼンのエキスパートであるピアニスト、チャドウィック。このアルバムでは幼少時より鳥の歌 声に尋常ならぬ興味を示したというメシアンの「鳥のカタログ」から3曲と、チャドウィックとも親交があるイギリスの 作曲家ゴートンのモダンな作品「オンディーヌ」、難曲として知られるシマノフスキの「ピアノ・ソナタ第3番」を表現 力豊かに演奏。曲間とアルバムの最後にはヴァイオリニスト、スケアヴェズとレヴィの鳥の歌を思わせる即興演奏 が置かれており、印象派から近現代に連なる音楽で、光、色彩、山々や海辺などへの旅のイメージを想起させ ます。

DIVINE ART
DDA-25206(1CD)
NX-B07
20世紀のポーランド室内楽曲集
シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9
パヌフニク(1914-1991):ピアノ三重奏曲Op.1
バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリン・ソナタ 第4番
フーベルマン・ピアノ三重奏団
フーベルマン・デュオ
【メンバー】
マガダレーナ・ジャルコフスカ=コワツカ(Vn)
セルゲイ・リサノフ(Vc)
バルバラ・カラスキエヴィチ(P)

録音2020年1月
ポーランドの室内楽作品集。19世紀から20世紀にかけてポーランドの音楽を開花させた功労者であるシマノフ スキ、彼のヴァイオリン・ソナタOp.9は活動の初期である22歳頃に書かれ、批評家をはじめ、聴衆にもすぐに受 け入れられました。パヌフニクはパリやウィーンの音楽院で学び、1957年から59年にバーミンガム市SOの 音楽監督を務めイギリスで市民権を取得。Op.1は初期の作品で、彼の全作品中、唯一のOp番号がついた もので、ここには1977年の作曲家自身による改訂版を収録。モダニズム、ロマンチシズムだけではなくジャズの 要素も感じられます。バツェヴィチは、ヴァイオリニスト、ピアニストとして活躍し、ポーランドの女性作曲家として最 初に名を成した人物。ヴァイオリン・ソナタ第4番は「現代のブラームス」と評される彼女の代表作です。ポーランド のチェンストホーヴァを本拠地として活動するフーベルマン・トリオとそのメンバーによるデュオの演奏です。

IBS CLASSICAL
IBS-122020(1CD)
ヴィオラ・ソナタ集
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ Op.11 No.4
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
グリンカ:ヴィオラ・ソナタ ニ短調
ランドルフ・ケリー(Va)
ジョン・ノヴァーチェク(P)

録音:2020年1月26-29日
ヒンデミット、シューベルト、グリンカの作品を集めたアルバム。ヴィオラを演奏するランドルフ・ケリーはピッツバー グSOの首席ヴィオラ奏者。1976年にアンドレ・プレヴィンによってオーケストラに採用され、以降、40 年以上の長きにわたりオーケストラを支えています。2000/01のシーズンでは、オーケストラの委嘱作である 作曲家サミュエル・アドラーのヴィオラ協奏曲のソリストを務め、見事な演奏を披露したことでも知られていま す。オーケストラでの演奏に加え、ソリスト、室内楽奏者としても大活躍するケリー。ここでも深い艶のある音 色を存分に生かし、古典派から近代の3つの作品を堂々とエネルギッシュに演奏しています。ピアノ・パートを 担当するノヴァーチェクは作曲家、アレンジャーとしても活躍するマルチな才能を持つピアニスト。ケリーのヴィオ ラと情熱的な対話を聴かせます。
IBS CLASSICAL
IBS-92020(1CD)
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集
クセナキス:Dhipli Zyia ディプリ・ジーア 2人の踊り(1951)
コダーイ:二重奏曲 Op.7(1914)
ヴァスクス(1946-):Castillo Interior 内なる城(2012)
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(1920)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(パクィンとサイス・ベガによる編)
マルク・パクィン(Vn)
オルフィリア・サイス・ベガ(Vc)

録音:2019年11月15-18日
20世紀初頭から21世紀までに書かれたさまざまなヴァイオリンとチェロの二重奏曲集を集めた1枚。複雑な 対位法を駆使したラヴェルのソナタ、2つの楽器が熱い対話を繰り広げるコダーイの二重奏を中心に、クセナ キス29歳の作品で、ギリシャの民族舞曲を編曲した「ディプリ・ジーア(2人の踊り)」と静謐な作風で知ら れるヴァスクスの「Castillo Interior 内なる城」を配置、最後はバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」を置くと いうアルバム構成が印象的。ヴァイオリンとチェロの組み合わせから生まれる多彩な音色をお楽しみください。 演奏しているパクィンとサイス・ベガは“トリオ・ベガ”のメンバーで、長年の共演から生まれた息のあったアンサン ブルが聴きどころです。

Gramola
GRAM-99228(1CD)
NX-B05
ツェムリンスキー/ラブル:室内楽作品集
ツェムリンスキー:クラリネット、チェロとピアノの三重奏曲 ニ短調 Op.3
ラブル(1873-1940):クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノの四重奏曲 変ホ長調 Op.1…世界初録音
クリストフ・ツィムパー(Cl)
クリスティーナ・ズクラー(Vn)
フローリアン・エッグナー(Vc)
ペーテル・オヴチャロフ(P)

録音:2020年3月26-28日
1896年にウィーン楽友協会の主宰で開催された作曲コンクールは、時の名誉総裁ブラームスの発案で「少 なくとも1つの管楽器を使用する」という決まりが設けられました。この時の応募作は18件あり、そのうち12件 がコンサートで演奏され、第1位にはヴァルター・ラブルの「四重奏曲」、第3位にはアレクサンドル・ツェムリンス キーの「三重奏曲」が選出されました。どちらの曲もシューマンやブラームスの伝統に則りながらも、独自のスタ イルが模索されるなど多くの共通項が見受けられます。 ラブルは当時プラハのドイツ大学でグイード・アドラーに音楽学を学んでおり、ブラームスはこの前途ある若者の ために、彼が懇意としている出版社ジムロックに紹介状を書き、ラブルの他の作品も含めた全4点が出版され る運びになりました。しかし、彼が作曲に打ち込んだのは活動の初期の間のみ。以降は指揮者、伴奏者とし て活動しました。この四重奏曲もこのアルバムが世界初録音となります。

CD ACCORD
ACD-254(1CD)
NX-C01
現代ポーランドの室内楽作品集
ズビグネフ・バルギェルスキ(1937-):Po drugiej stronie ciszy 沈黙の向こう側
オーボエと弦楽四重奏のための(1988/2014)
マルチン・マルコヴィチ(1979-):Five Miniatures 5つの小品
オーボエと弦楽四重奏のための(2009)
ヤン・ドゥズイニスキ(1976-):Dom pracy tworczej クリエイティブワークの家
コールアングレ、オーボエ、弦楽四重奏とテープのための(2017)
アレクサンドル・コシチュフ(1974-):Noumen 2 ノウメン 2
オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲(2017)
セバスティアン・アレクサンドロヴィチ(オーボエ,コールアングレ)
トーマシュ・ヤヌフタ(Cb)
ルトスワフスキQ【バルトシュ・ヴォロフ(Vn1)、マルチン・マルコヴィチ(Vn2)、アルトゥール・ロズミスウォヴィチュ(Va)、マチェイ・ムウォダヴスキ(Vc)】

録音:2017年5月7-10日
ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミー出身のオーボエ奏者、セバスティアン・アレクサンドロヴィチは、2005年から 2007年までワルシャワPO、2007年から2014年までヴロツワフPOの首席 奏者を務めた他、数々のオーケストラと共演を果たした名手です。このアルバムは、アレクサンドロヴィチと現代ポーランドを代 表する作曲家たちとの出会いから生まれました。バルギェルスキの「沈黙の向こう側」はもともと1988年にクラリネットと弦楽 四重奏のために書かれた作品ですが、作曲家自身がオーボエ版に編曲しています。マルコヴィチの「5つの小品」は2009年 の作品で、キシアンで行われた音楽祭のための委嘱作です。ドゥズイニスキの「クリエイティブワークの家」は偏執的なリズムと テープ録音による朗読が印象的。コシチュフの「ノウメン2」は幽玄な弦楽の響きの中からオーボエの仄かな旋律が立ち昇る 神秘的な響きを持つ作品です。

Ars Produktion
ARS-38309(1SACD)
パリ − モスクワ
タネーエフ弦楽三重奏曲 ロ短調
フランセ:弦楽三重奏曲
ハイドン
:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.53-1
コダーイ
間奏曲
シューベルト
:弦楽三重奏曲 変ロ長調 D.471
ハンス・クラーサ (1899-1944):舞曲
エネスコ:オーバード
トリオ・ゴルトベルク

録音:2020年2月
モナコのモンテカルロPOで活躍する3人の実力派たちによって結成され、2019年のウィーン国際音楽コンクールで見事ゴールドメダルを獲得した将来有望なアンサンブル、トリオ・ゴルトベルク。彼らはモーツァルトからシュニトケまで膨大なレパートリーを持っており、前作(ARS38263)ではクライン、ドホナーニ、ヴァインベルク、そしてジャン・クラという、玄人好みのプログラムでリスナーを楽しませました。本作でもレパートリーの広さを活かしてハイドンからシューベルト、ハンス・クラーサと、古典派から近現代までの多様な作品を取り上げ、「パリ − モスクワ」という副題でまとめています。アルバムはモスクワ音楽院の教授、院長を務めたタネーエフの作品に始まり、オーストリアや東欧の作曲家の作品を経由しながら、パリ音楽院で学んだエネスコの「オーバード」で締めくくられます。

NCA
NCA-234018(1CD)
ボレロ〜フランスの名作品集(ギター四重奏版)
ビゼー(クラウス・イェクル編):カルメン組曲
サン=サーンス(クラウス・イェクル編):ハバネラ
ドビュッシー:グラナダの夕べ(James.F.Smith、クラウス・イェクル編)、さえぎられたセレナード(クラウス・イェクル編)
ラヴェル(クラウス・イェクル編):ハバネラ形式による小品、ボレロ
スパニッシュ・アート・ギター四重奏団〔クラウス・イェクル、ハイケ・マティーセン、アルント・ヴェルナー・ベートケ、クラウス・フェルトマン〕

録音:2005年8月7日-9日、ニュルンベルク
※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。
ラヴェルの「ボレロ」や「カルメン組曲」を始め、サン=サースの「ハバネラ」、ドビュッシーの「グラナダの夕べ」、「さえぎられたセレナード」など、フランスの大作曲家たちが書いたスペイン情緒溢れる名曲たちをギター・クァルテットで弾いた好企画盤。
NCA
NCA-234038(1CD)
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調KV423、
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調KV424
グリエール:ヴァイオリンとチェロのための8つの小品Op.39
マーク・ルボツキー(Vn)、
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(Vc)

録音:2014年1月、ホラント(オランダ)
ブリテンや学生時代から親友でもあったシュニトケから作品を託されるなど、様々な作曲家たちから支持を受けてきた名匠マーク・ルボツキー。
ロシアの名匠マーク・ルボツキー夫妻による、温かみがあり澄み渡る演奏でモーツァルトとグリエール作品(ロシア音楽)を堪能させてくれます。
NCA
NCA-234042(1CD)
シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番
ピアノ三重奏曲/チェロ・ソナタ第2番
マーク・ルボツキー(Vn)、
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(Vc)、
イリーナ・シュニトケ(P)

録音:2013年5月、ハンブルグ(ドイツ)
アルフレート・シュニトケは、20世紀ロシアを代表する作曲家で、さまざまな試行錯誤を繰り返しながら多様性のあるユニークな形式を生み出したことで知られています。
シュニトケの生涯の友であり、ヴァイオリン協奏曲第2番と3つのヴァイオリン・ソナタを献呈された名匠マーク・ルボツキーが、妻オリガ・ドヴブシュ=ルボツキーと、シュニトケの未亡人であるイリーナと共演したシュニトケの室内楽作品集。ピアノ三重奏曲は、ロストロポーヴィチ、マーク・ルボツキー、イリーナ・シュニトケの3名で初演された作品です。
NCA
NCA-234092(1CD)
ロシアのピアノ三重奏曲集
リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲ハ短調
エディソン・デニソフ:ピアノ三重奏曲二長調Op.5
マーク・ルボツキー(Vn)、
オリガ・ドヴブシュ=ルボツキー(Vc)、
アミール・テベニヒン(P)

録音:2015年1月、ロストック(ドイツ)
ロシアの名匠マーク・ルボツキー夫妻による名録音の1つ。レフ・オボーリンを師にもつロシアの世界的ピアニスト、アミール・テベニキヒンを迎えたリムスキー=コルサコフのピアノ三重奏曲と、ルボツキーに捧げられ当時世界初録音となったエディソン・デニソフ(1929−1996)のピアノ三重奏曲。

Cobra Records
COBRA-0072(1CD)
ザ・ノーツ・アー・スワローズ〜オランダの風景の小品集
ベルンハルト・ファン・デン・シフテンホルスト・メイエル:モデラート(素朴な小品集1より/オーボエ)、バラ(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、アンダンテ(素朴な小品集1より/オーボエ)、森の中のシジュウカラの群れ(アバウト・バーズより/ピアノ)、アレグレット・パストラーレ(素朴な小品集1より/オーボエ)、修道院の庭の藤(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、アンダンテ・コン・モート(素朴な小品集2より/オーボエ)、スイレン(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、アレグレット・ジョコーソ(素朴な小品集2より/オーボエ)
アレクサンデル・フォールモーレン:小さな魚(チルドレンズ・ブック1より/ピアノ)
メイエル:アダージョ(素朴な小品集3より/オーボエ)、夜の鳥(アバウト・バーズより/ピアノ)、アレグロ(素朴な小品集3より/オーボエ)、白鳥(アバウト・バーズより/ピアノ)、アレグレット・グラツィオーソ(素朴な小品集3より/オーボエ)
フォールモーレン:醜いアヒルの子に(チルドレンズ・ブック2より/ピアノ)
メイエル:レント(素朴な小品集3より/オーボエ)/フォールモーレン:最初のツバメ(チルドレンズ・ブック1より/ピアノ)
メイエル:モデラート(ソナティナより/オーボエ)、陽の下のトウモロコシ畑(アバウト・フラワーズより/ピアノ)、トランクィーロ(ソナティナより/オーボエ)、魔法の木(フェアリーランドより/ピアノ)、リトルネッロ - アレグロ(ソナティナより/オーボエ)
フォールモーレン:風と風車(オランダのテーブルより/ピアノ)、パストラーレ(オーボエ&ピアノ)
ポリン・オーステンレイク(オーボエ&ピアノ)

録音:2019年7月&8月、オランダ
1993年から2018年まで、名門ハーグ・レジデンティOの首席オーボエ奏者を務め、2018年からはフローニンゲンのプリンス・クラウス音楽院でオーボエを教えているオーボイスト&ピアニスト、ポリン・オーステンレイクが贈るオランダの風景。ベルンハルト・ファン・デン・シフテンホルスト・メイエルが書いたオーボエ独奏のための小品集とピアノ小品集、そしてアレクサンデル・フォールモーレンのピアノ作品を組み合わせ、オーボエとピアノを交互に配置。カラフルで瞑想的なこれらの作品で、オランダの音楽、オランダの風景、オランダの文学を組み合わせています。

Etcetra
KTC-1686(2CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ&チェロ協奏曲集
チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
チェロ・ソナタ Op.147(ダニール・シャフランによるヴィオラ・ソナタからの編)
チェロ協奏曲第1番Op.107
チェロ協奏曲第2番 Op.126
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、
アンドレ・デ・フローテ(P)、
エミール・タバコフ(指)、
ソフィア・ソロイスツSO

録音:1984年4月(Op.107、Op.126)、1992年7月(Op.40)、2008年12月(Op.147)
ベルギーを代表する名ピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院をはじめ、フランス、ドイツ、スペイン、日本での多くのマスタークラス、そしてアメリカのアリゾナ州立大学、インディアナ大学ブルーミントン校などでも教え、エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員としても活躍した名教師アンドレ・デ・フローテ。好評を得た「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(KTC-1676)」、「ア・ライフ・イン・ミュージック(KTC-1677)」に続き、デ・フローテの夫人でもあるベルギーの名チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲと共演したショスタコーヴィチの録音がEt'ceteraレーベルから復刻。ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタと、ダニール・シャフラン編曲によるヴィオラ・ソナタのチェロ版をデ・フローテとスパノゲの二人で、そして2つのチェロ協奏曲は、ブルガリアの指揮者&コントラバス奏者エミール・タバコフの指揮とソフィア・ソロイスツSOの演奏です。
Etcetra
KTC-1680(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
カルロス・ダマス(Vn)、
ルベン・ロレンソ(P)

録音:2020年1月12日−13日、アトランティコ・ブルー・スタジオ(リスボン、ポルトガル)
パリ音楽院でジャクリーン・ルフェーヴルとイヴリー・ギトリスの下で学び、英グラモフォン誌と英ストラッド誌からは、「フリッツ・クライスラーの作品の最高の解釈者の一人」と評価されたポルトガルのヴァイオリニスト、カルロス・ダマス。スペインの音楽を幅広く世界に紹介してきたスペインのピアニスト、ルベン・ロレンソ。ポルトガルとスペインをバックグラウンドとする二人によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集がベートーヴェン・イヤーにスタート。共に博士号を取得(音楽、音楽教育等)している二人による真摯で知的なベートーヴェン解釈をお贈りします。

LAWO Classics
LWC-1193(1CD)
4つの駅〜シェル・ハッベスタ(b.1955):室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番 Op.21 「4つの駅」
弦楽四重奏曲第2番Op.91
スウェーデンの夏のメロディOp.85(クラリネットと弦楽四重奏のための)
ディヴェルティメント Op.86(クラリネットとピアノのための)
ヴェルターヴォQ〔オイヴォル・ヴォッレ(Vn)、アナベル・ミアー(Vn)、ベーリト・カルダス(Va)、ビョルグ・ルイス(Vc)〕
ビョルン・ニューマン(Cl)、
スヴァイヌング・ビェラン(P)

録音:2018年10月24日−26日、グロールード教会(オスロ)、2019年3月19日ソフィエンベルグ教会(オスロ)(ディヴェルティメント)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
シェル・ハッベスタは、ノルウェー国立音楽大学で教会音楽と作曲を学び、オスロを本拠に作曲家、音楽理論と作曲法の教授として活動しています。幅広いジャンルを手がけることで知られ、『旧約聖書』と『新約聖書』の「18の天使の姿」を描いた「天使たち」、ノルウェー最古の教会のひとつのあるモステル島で上演される劇のための「「モステル野外劇」の音楽」、音楽寓話「ノアの夢」などの規模の大きな作品から、ミュージカルの「モンテ・クリスト伯」、オルガン曲、スペルマン賞にノミネートされたアルバム『夜は昼となる』(LWC-1136)に収録された宗教的合唱曲など、100を超す数の作品を発表してきました。弦楽四重奏曲第1番の副題「4つの駅」をタイトルとするアルバムでは、彼の作曲家としての「遍歴」をたどる、音楽表現の異なる4つの作品が演奏されます。
弦楽四重奏曲第1番は、4楽章の作品です。民俗音楽グループ「サマリア人」のレパートリーを素材にした第1の駅「サマリア」(インペトゥオーゾ)、イスラエル人のエジプト脱出のセクエンツァを素材にして現代のイスラエル人のローマへの移住を描いた第2の駅「ローマ」(アフェットゥオーゾ)、スコットランド、カークウォールの聖マグヌスの聖歌による第3の駅「オークニー諸島」(ミステリオーゾ)、ノルウェー、ハルダンゲル地方の民俗舞踊のメロディ「ヴァッセンダ=スロッテン」による第4の駅「ハルダンゲル」(ジョコーゾ)。
第2番の弦楽四重奏曲は「言葉」を基に作曲されました。素材に求められたのは、フランスの詩人で外交官のサン=ジョン・ペルス(1887−1975)(アレクシ・レジェ)の『航路標識』、オーストリアのゲオルク・トラークル(1887−1914)の『西洋の歌』、ノルウェーの詩人アンドレ・ビェルケ(1918−1985)の『楽しみの詩』、ユダヤの詩人パウル・ツェラン(1920−1979)の『死のフーガ』です。「スウェーデンの夏のメロディ」は、スウェーデンの作家ストリンドベリ(1849−1912)の短編『夏至祭のころに』に基づくクラリネット五重奏曲。「ディヴェルティメント」は、「スウェーデンの夏のメロディ」の続編として、スウェーデンのクラリネット奏者、エミール・ユーナソンの委嘱で作られました。
2019年に35周年を迎えたヴェルターヴォ四重奏団。ノルウェー放送Oとノルウェー室内Oの首席クラリネット奏者ビョルン・ニューマン、アウドゥン・サンヴィークと共演したラフマニノフとショスタコーヴィチのチェロ・ソナタ(LWC-1131)をはじめとする LAWO Classics のアルバムが好意的な評価を得てきたスヴァイヌング・ビェランが共演しています。
LAWO Classics
LWC-1199(1CD)
空中浮遊する〜クヌート・ヴォーゲ(b.1961):室内楽作品集
ブーメラン(弦楽四重奏のための)
騒動(ピアノ独奏のための)
空中浮遊する(ピアノ三重奏のための)
ヴァーレン三重奏団〔アイナル・ロッティンゲン(P)、リカルド・オドリオソーラ(Vn)、ヨン・エーデ(Vc)〕
マーラ・ハウゲン(Vn)、イングリ・ルーゲセーテル・エーリクセン(Va)、ラグンヒル・サンネス(Vc)

録音:2019年6月19日(ブーメラン)、12月5日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)/
Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
ヴァーレン、エッゲ、ヴォスレフのピアノ三重奏曲(LWC-1037)を録音したヴァーレン三重奏団をはじめとするベルゲンの音楽家たちによるアルバム『空中浮遊する』は、ヴォーゲの作曲した「肉体、精神、思考という、人間の体験する最初の領域」を表現した室内楽作品が3曲演奏されます。「身体活動の興奮とその合間の休息の時間」を展開した、あり得る未来への前奏曲ともみなされる「ブーメラン」。ピアニストのアイナル・ロッティンゲンとヴォーゲが「現場とスタイルの着地点」を共同で研究するプロジェクトの一環として作曲された「騒動」。ピアノ三重奏の可能性の遊び感覚による探求、隠れたジグソーパズルといった、さまざまなことを内にもつ「空中浮遊する」 は、2018年3月にベルゲンで行われた「ボレアリス・フェスティヴァル」で初演された作品です。
LAWO Classics
LWC-1200(1CD)
シェティル・ヴォスレフ(b.1939):室内楽作品集 第7集

(1)ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ

(2)弦楽四重奏曲第3番

(3)フルートと打楽器のための六重奏曲
(1)マリ・ガラムボス・グルーエ(S)、アンネ・ダウグスタ・ヴィーク(A)、アイナル・ロッティンゲン(P)
(2)リカルド・オドリオソーラ(Vn)、マーラ・ハウゲン(Vn)、イングリ・ルーゲセーテル(Va)、ラグンヒル・サンネス(Vc) 
(3)アイヴィン・サングリン(Fl)、クレイグ・ファー(打楽器)、シーグヴァル・フェルスム(打楽器)、ガルド・ガシュホル(打楽器)、マティアス・マトラン(打楽器)、オーラ・ベルグ・リーセル(打楽器)
リカルド・オドリオソーラ(指)

録音:2018年6月18日(弦楽四重奏曲)、2019年6月19日(トリオ)、2018年6月20日(六重奏曲)、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
ベルゲンの作曲家ヴォスレフの作品を録音で紹介する『シェティル・ヴォスレフの室内音楽』のプロジェクトは、2012年、ヴァイオリニストのリカルド・オドリオソーラとピアニストのアイナル・ロッティンゲンにより始められました。これまでに録音のなかった作品を含む38曲の録音は、LAWO Classics との共同作業により順調に進み、すでに6枚のアルバムがリリースされています。
「ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ」 は、「ta」「pa」「do」「ma」といった短い音節と単独の母音で構成される「テクスト」を歌う約14分の音楽です。ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための「Kvartoni」(LW1117)と同じ1974年、ドイツ政府の国際文化交流機関「ゲーテ・インスティトゥート」の委嘱で作曲され、ドイツの女性歌手とアイナル・ステーン=ノクレベルグが初演しています。
オスロSQが委嘱し、1998年に彼らが初演した「弦楽四重奏曲第3番」は、「トロンボーン四重奏曲」(LWC-1180)とほぼ同時期の作品です。ヴォスレフは、「弦楽器」と「トロンボーン」の四重奏の共通する点と異なる点を洞察、「都会的」な音楽に作り上げました。
「フルートと打楽器のための六重奏曲」 は、フルート奏者のマヌエラ・ヴィースラー(1955−2006)とスウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」の共同委嘱による作品です。ヴィースラーが生まれたブラジル、育ち学んだウイーン、彼女が住んだことのあるパリ、アイスランド。ヴォスレフは、さまざまな「外国」の音楽文化の要素を散りばめたコスモポリタンなスタイルを採り、腕利きの打楽器奏者たちの音楽からインスピレーションを得ながら作曲していきました。1986年、ストックホルムで初演

Chandos
CHAN20129(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.4〜ロシア四重奏曲集 Op.33
弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1,Hob.III-37
弦楽四重奏曲第38番変ホ長調Op.33-2,Hob.III-38 「冗談」
弦楽四重奏曲第39番ハ長調Op.33-3,Hob.III-39 「鳥」
弦楽四重奏曲第40番変ロ長調 Op.33-4,Hob.III-40
弦楽四重奏曲第41番ト長調 Op.33-5,Hob.III-41 「ご機嫌いかが」
弦楽四重奏曲第42番ニ長調 Op.33-6,Hob.III-42
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、イン・シュエ(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2019年12月11日−13日&2020年3月10日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。
「太陽四重奏曲集(CHAN10831)」、 「エルデーディ四重奏曲集(CHAN10886)」、「第3トスト四重奏曲集(CHAN10971)」に続く絶好調のハイドン第4弾は、1781年に作曲、ロシア大公パウル(後のロシア皇帝パーヴェル1世)に捧げられた「ロシア四重奏曲集 Op.33」。古典派弦楽四重奏曲の礎を築き、モーツァルトのお気に入りともなったセットで、第2曲目の「冗談」(Hob.III-38)は、2019年の来日公演でも披露された作品です。
カーネギー・ホール、ウィグモア・ホール、ロイヤル・コンセルトヘボウなど世界の主要ホールに定期的に出演し、2019年の来日公演では日本でもその質の高いアンサンブルを魅せつけてくれたドーリックSQによる麗しきハイドン。前3巻に引き続き、今回も2枚組で1枚分価格のリリースとなります。

GWK
GWK-145(2CD)
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op. 120
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ヴィオラ編)
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Op.147
ネジル・カズム・アクセス(1908−1999):無伴奏ヴィオラのための奇想曲(1978)*
ハリート・トゥルガイ(1967−):無伴奏ヴィオラのためのトローヤ(2018)*
ヴュータン:無伴奏ヴィオラのための奇想曲「パガニーニへのオマージュ」
アティラ・アルデミル(Va)、
イタマール・ゴラン(P)

録音:2015年8月&2018年8月
*世界初録音
ライプツィヒのMDRSOの首席ヴィオラ奏者であるアティラ・アルデミルが、ショスタコーヴィチとブラームス、フランクのソナタを組み合わせ、人間の持つあらゆる感情の表現に挑んだ2枚組のヴィオラ・アルバム。アルデミルはヴィオラという楽器について「私のすべての感情を表現するために作られており、その高音域の美しさと、暗く情熱的な低音域に魅了されている」と語っています。ピアノとのデュオ作品では、これまでに製作された中で最も古く、最も美しいヴィオラの一つである1560年製のペレグリーノ・ザネッティを、ソロ作品ではアレクサンダー・ブレトンのモダン・ヴィオラ(2017年製)を使用。トルコの現代作曲家の世界初録音作品も2曲収録されており、最後はヴィオラの名曲が多いことでも知られる19世紀ベルギーの偉大なヴァイオリニスト、ヴュータンの「パガニーニへのオマージュ」で締めくくられます。
GWK
GWK146(1CD)
イデー・フィクス Vol.2
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
エネスコ:ピアノ四重奏曲第2番ニ短調 Op.30
マリアーニ・ピアノ四重奏団

録音:2018年7月&2019年1月
フォーレとエネスコ、師弟関係でもあった2人の記念碑的なピアノ四重奏曲を組み合わせ、両作品の共通点である「イデー・フィクス(固定楽想)」をタイトルに掲げた意欲的なアルバムの第2巻。(第1巻(GWK138)にはフォーレの第2番とエネスコの第1番を収録。)第2巻では両者の親和性がよりはっきりと示される一方で、同時にエネスコがいかに師匠のスタイルから離れているかも明らかになります。
ルーマニアの作曲家ジョルジェ・エネスコはパリ音楽院でマスネとフォーレに作曲を師事し、その後は自作にルーマニアの民族音楽の要素を取り入れ、モダニズムへと発展させて行きました。フォーレの第1番とエネスコの第2番は、それぞれ全楽章のほぼすべての主題を支える「イデー・フィクス(固定楽想)」が特徴的です。両作品のスコアはディナーミクやアゴーギク、アーティキュレーションの指示が過多になっているようにも思えますが、これらの指示は一貫して生き生きとしたポリフォニックな音作りを目指したものと考えられます。マリアーニ四重奏団は良く考え抜かれた透明感のある演奏でそれらの指示を実現し、言葉で語るような深みのある音楽を作り上げています。

PASCHENrecords
PR-190064(1CD)
サクソフォン6重奏のための作品集
ヘンシェル:Was weite Herzen fullt
ショルン:Three Pictures、Manic Maelzel
ヘンシェル:Regeneration and Blend
ショルン:Wo kommt denn Des Her、Buddy's Soul - for Ken
ロジャー・ヘンシェル(Sax)、
シュテフェン・ショルン(Sax)、
ラシェル・サクソフォン四重奏団

録音:2017年3月&2019年7月
1969年結成のラシェル・サクソフォン四重奏団は、 Wiener Zeitungによって「サクソフォンの無冠の帝王」、 Weltの評論家から「もしもオリンピックでヴィルトゥオー ゾ管楽器の演奏種目があったとしたら、間違いなく金メダ ルを受け取るべき」と評された、名手揃いのサクソフォン・ アンサンブル。本アルバムは結成50周年を祝うアニバーサ リー・プロダクションとして、即興演奏の世界的名手であ るロジャー・ヘンシェル、シュテフェン・ショルンと共に、 バイエルン放送局の協力のもと録音されました。収録曲は すべてヘンシェルとショルンの手によるもので、クラシッ クとジャズの間に存在する交錯に着目し、それぞれの良い ところを融合させた上質な作品が並んでいます。一流のア ンサンブルによる演奏で、ヴィルトゥオジックで先進的、 ユーモラスで刺激的な、魅力あふれる音楽をお楽しみいた だけます。

MUSICAPHON
M-56971(1SACD)
ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.1〜イギリスのヴィオラ作品集
ジェフリー・グレイ:ヴィオラ・ソナタ
アダム・ゴーブ:ワルツとノクターン、ユモレスク
ブリテン:ラクリメ 〜 ダウランドの歌曲の投影 Op.48
ブリス:ヴィオラ・ソナタ
カリン・ドルマン(Va)、
セシリア・ボッシュマン(P)

録音:2009年10月
イギリスはヴィオラの名曲が多いことで知られますが、それは偉大なヴィオラ奏者、ライオネル・ターティスや、ウィリアム・プリムローズの存在によるところが大きいようです。ブリスの「ヴィオラ・ソナタ」(1933)はターティスのために、ブリテンの「ラクリメ」(1950)はプリムローズのために作曲されたもので、ブリスは「楽器のシンデレラであるヴィオラをプリンセスに仕立て上げたのはターティスだ」と、自著『As I Remember』の中で述べています。ターティスはブリス以外にも、ウィリアム・ウォルトン、アーノルド・バックス、フランク・ブリッジ、グスタフ・ホルストらにヴィオラのための作品を依頼しました。ここではさらに後の世代の2人の作曲家による作品が収録されていますが、ジェフリー・グレイのソナタ(1986)もターティスに教わったヴィオラ奏者ロジャー・チェイス(1953−)のために書かれたもので、20世紀初頭の英国ヴィオラ音楽の伝統を受け継いでいます。
ヴィオラのカリン・ドルマンはオランダ、ロッテルダム音楽院の教授を務める女流奏者。国際ヴィオラ協会の副会長の任にもある現代のヴィオラ界の重要人物の1人です。
MUSICAPHON
M-56976(1SACD)
ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.2〜フランスのヴィオラ作品集
ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第2番Op.244、
 花のカタログ Op.60(演奏者による編)
ケックラン:ヴィオラ・ソナタ Op.53
フランセ:ヴィオラとピアノのためのラプソディー
カリン・ドルマン(Va)、
セシリア・ボッシュマン(P)

録音:2010年11月/※当タイトルは初紹介旧譜(恐らく日本初紹介)のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。予めご了承下さい。
第1巻(M56971)のテーマがイギリスのヴィオラ作品であったのに対し、第2巻となる本アルバムには、20世紀フランスのヴィオラ作品が集められています。1910年以前に書かれたフランスのヴィオラ・ソナタのリストを見てみると、有名な作曲家の名前がほとんど含まれていないことに気が付きます。ヴィオラが室内楽のための楽器として評価されるには、20世紀を待たねばなりませんでした。
本アルバムの中心となるのは、盟友関係にあったケックランとミヨーのヴィオラ・ソナタです。1915年に完成したケックランのソナタは、彼が室内楽の分野で重要な一歩を踏み出した作品であり、この頃の彼の最高傑作と言っても過言ではない重要作。長いメロディックなライン、複雑なリズム、劇的なコントラストを持ち、第1次世界大戦中の雰囲気を漂わせるこのソナタについて、ケックランは作品の被献呈者であるミヨーに「陰鬱であると同時に親密なもの」と語っています。一方ミヨーのソナタ第2番はケックランの約30年後、1944年の作で、プロ・アルテ四重奏団の創始者であるアルフォンス・オンヌーの思い出に捧げられています。

Goodies
78CDR-3810(1CDR)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調作品102-1 パブロ・カザルス(Vc)

ミエチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
豪 HMV DB3065/6
1936年11月28日ロンドン、EMI スタジオ録音
パブロ・カザルス(1876-1973)はスペインのカタルーニャ地方の町エル・ペドレ ル生まれたチェロ奏者。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、楽理、作曲を学ん だ。1890年バルセロナでバッハの無伴奏チェロ組曲の楽譜に出会った。1899年 23歳でパリにデビュー、1902年ピアノのコルトー、ヴァイオリンのティボーと トリオを結成、1904年にバッハの無伴奏チェロ組曲を初めて公開演奏した。 1908年ラムルー管弦楽団で指揮者デビューした。レコード録音は機械式録音時代 の1915年から始め、バッハの無伴奏チェロ組曲第3番から 4曲、「G線上のアリ ア」ほか小品を18面録音した。ピアノのミエチスワフ・ホルショフスキ(1892- 1993)はポーランド出身。99歳までステージに立った伝説のピアニスト。カザル スの第1回目のベートーヴェン: チェロ・ソナタ全集では第3番以外のピアニスト を務めた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

Pentatone
PTC-5186869(1CD)
シューマン:3つの弦楽四重奏曲
(1)弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.41-1
(2)弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-2
(3)弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-3
エマーソンSQ【ユージーン・ドラッカー(ヴァイオリン/(1)(2)1st&(3)2nd)、フィリップ・セッツァー(ヴァイオリン/(1)(2)2nd&(3)1st)、ローレンス・ダットン(Va)、ポール・ワトキンス(Vc)】

録音:(1)2018年12月19&20日、(3)2018年5月16&17日/コンコーディア大学、ブロンクビル(ニューヨーク州)
(2)2019年1月23&24日/ドリュー大学、マディソン(ニュージャージー州)
1976年結成以来、常に世界のトップに君臨するアメリカのクァルテット、エマーソンSQ。長年DGレーベルとの専属契約で数多の録音を発表し、 その間6つのグラミー賞、2つのグラモフォン賞ほか、数々の受賞歴を誇ります。その後、2011年にSONYに移籍しましたが、この度新天地に選んだの はPENTATONEレーベルでその第1弾はシューマンの3つの弦楽四重奏曲です!
シューマンの弦楽四重奏曲はDGレーベルに録音した第3番(1984年録音)のみで、意外にもこの度団としては第1番、第2番ははじめての録音となり、 現在のメンバーとなってからはもちろん初録音となります(2013年に加わったチェロのポール・ワトキンスになってからの初めてのアルバムとなります!)。
1842年の夏に作曲された3つの弦楽四重奏曲は、シューマンの室内楽作品を語るうえで最も重要な作品群。ベートーヴェンの作品に触発されたシュー マンは、伝統的な形式をとりながらもシューマンらしい幻想性と叙情性を、特に緩徐楽章で表現しております。
エマーソンSQといえば、団結成以来シャープに研ぎ澄まされた演奏が持ち味ですが、このシューマンでは新鮮さと独創性を引き出しております。 ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、バルトーク、ウェーベルン、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を録音してきた彼らのディスコグラフィ に新たに加わる名盤の登場です! 当団の特徴といえば第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを固定しない体制をとっていることですが、当録音でも作品と特徴を捉えて、ユージーン・ドラッ カーが第1番、第2番の、フィリップ・セッツァーが第3番の、それぞれ第1ヴァイオリンを務めております。また、近年増えている演奏会における立奏ス タイルですが当団は早くから取り入れておりました。常に進化し続けるエマーソンSQ、今後さらなる活躍にも注目です!
また、当団の最初の録音から担当しているダー=ホン・シートーがレコーディング・プロデューサーを務めており、変わらぬサウンドをお届けいたします。 (Ki)

SKARBO
DSK-4182(1CD)
「4 For 4」
レベッカ・クラーク:アダージョ(ポエム)〜弦楽四重奏のための
ジェルメーヌ・タイユフェール:弦楽四重奏曲
エイミー・ビーチ:弦楽四重奏曲
フロランティーヌ・ミュルサン:弦楽四重奏曲第3番 Op.47
レベッカ・クラーク:コモドとアマービレ〜弦楽四重奏のための
シネ・カ・ノンQ【サラ・シュナル(Vn1)、ヴィルジニー・トゥルバン(Vn2)、キャスリーン・ドゥモンシ(Va)、クレール=リーズ・デメットル(Vc)】

録音:2018年11月2-4日/セクエンツァ・スタジオ(モントルイユ)
ジャン・クラのピアノ五重奏曲と弦楽四重奏曲『私のブルターニュへ』(DSK 4181)で仏スカルボ・レーベルからデビューを果たしたシネ・カ・ノン四重奏団。 このアルバムは独「フォノ・フォルム」誌、米「ファンフェア」誌、仏「クラシカ」誌、仏「ディアパソン」誌などで高く評価されました。また「レコード芸術」 誌の海外盤REVIEWでも特選盤となっています。 期待の第2弾は女性作曲家に焦点を当て、1919年から2013年までに作曲された4人の作曲家、計5篇を収録しております。
ラヴェルに師事しサティやシャブリエから影響を受けたフランスのジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983)は映画音楽でも知られますが、現在クラシッ クの数多くの作品でも再評価が進んでおります。
アメリカ初の創造的な女性作曲家として知られるエイミー・ビーチ(1867-1944)は美しい旋律と情熱的な表現が魅力の作曲家です。
国際的なヴィオラ奏者としても活躍したイギリスのレベッカ・クラーク(1886- 1979)は、ヴィオラを中心とした室内楽、歌曲などを手懸けた戦中に最も 活躍したイギリスの作曲家の一人に数えられます。
フランスのフロランティーヌ・ミュルサン(1962-)は2011年にフランス芸術アカデミーよりナディア&リリ・ブーランジェ賞を授与されている実力派です。
弦楽四重奏の無限の可能性を改めて感じさせてくれる豊かさと多様性をシネ・カ・ノン四重奏団が示した注目の録音です。
パリとリヨンで学んだ2006年創設のシネ・カ・ノン四重奏団は、バロックから現代音楽、さらにはシャンソン、ワールドミュージックと幅広いレパートリー を演奏するアンサンブルです。 (Ki)


BIS
BISSA-2478(1SACD)
ブラームス:室内楽曲集
(1)スケルツォ ハ短調 WoO 2〜F.A.E.ソナタより【原曲:ヴァイオリン・ソナタ/編曲:サイモン・スミス】
(2)ソナタ ト短調 Op.38【原曲:チェロ・ソナタ ホ短調/編曲:ダニエル・グリムウッド】
(3)ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
アレック・フランク=ゲミル(Hrn/(1)(2)パックスマン社(1970年製)のトリプル・ホルン、(3)ロー-ラブバイ(1871-76年製)のナチュラルホルン【ウィリアム・ブラウン作 ピストン・バルブ・セクション付き】)
ダニエル・グリムウッド(ピアノ/スタインウェイD ハンブルク(2009年製))、
ベンジャミン・マーキス・ギルモア(ヴァイオリン/アンニバル・ファニオラ(1921年製))

録音:2019年5月&6月/パモジャ・ホール、セブンオークス・スクール(ケント、イングランド)
注目のホルン奏者アレック・フランク=ゲミル。当アルバムではブラームスの室内楽に挑みました。
アレック・フランク=ゲミルは現在スコットランド室内Oの首席ホルン奏者をつとめる俊英。高度な技術を要するホルンですが、フランク=ゲミルは 完璧ともいえる技術を武器に実に雄弁に歌い上げ、聴き手を魅了しています。録音ではBISレーベルから19世紀に生きた作曲家の作品を集めた『ノーブ ルでメランコリーな楽器』(BIS SA 2228)、フェルスター、テレマン、ネルーダ、レオポルド・モーツァルト、そしてハイドンのホルン協奏曲5篇を収録した 『W.A.モーツァルト以前の初期ホルン協奏曲集』(BIS SA 2315)をリリースしています。
今回のブラームスでは楽器にも注目です。ホルン三重奏曲の演奏では作曲された同時代、ロー-ラブバイ(1871-76年製)のナチュラルホルンを使用。 この名器はフランスでナチュラルホルンとして製作されましたが、後にロンドンに輸入され取り外し可能なバルブ・ブロックが追加されました。現在この楽器 はブレイン家が所有しており、今回の録音にあたり、デニス・ブレインの姪ティナと王立音楽院の許可を得て使用しました。当時の響きを追求した注目盤です。 (Ki)

Dynamic
CDS-7883(1CD)
NX-B03
ブラームス:2つの弦楽五重奏曲
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111
エネルジエ・ノーヴェQ【ハンス・リヴィアベッラ(Vn1)、バルバラ・チアンナメア(Vn2)、イヴァン・ヴクチェヴィチ(Va)、フェリックス・フォーゲルザンク(Vc)、ウラディーミル・メンデルスゾーン(Va)】

録音:2017年2月17-19日,10月21-23日
ブラームス後期の傑作、2つの弦楽五重奏曲をエネルジエ・ノーヴェ四重奏団の演奏で。 2008年にスイスのルガーノでスイス・イタリア語放送Oの奏者によって結成されたエネルジエ・ノーヴェ 四重奏団は、国際的な音楽祭に出演するほか、プロコフィエフ、ヤナーチェク、スメタナ作品の録音で評価さ れています。今作ではブカレスト出身のヴィオラ奏者、ウラディーミル・メンデルスゾーンをゲストに迎え、ブラー ムスの五重奏曲を熱演。ヴィオラの渋い響きが存分に生かされた魅力的な演奏をお楽しみいただけます。

MERIDIAN
CDE-84657(1CD)
チェロとコントラバスのための音楽
ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
ドラゴネッティ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
ボッケリーニ:チェロとコントラバスのためのソナタ 変ロ長調 G.565
スティーヴンソン:チェロとコントラバスのためのソナティーナ
カイパー:チェロとコントラバスのためのロンド・ソロ
ゴルターマン(バウマン編):ベッリーニの回想
パガニーニ:チェロとコントラバスのための幻想曲
ペーター・マルテンス(Vc)
レオン・ボッシュ(CB)

録音:2019 年11 月14 、15 、16日 ロンドン
チェロとコントラバスのための作品集。ロッシーニの軽快な曲からアラン・スティーヴソン の2004 年の作まで様々な作品が集められています。ハンブルク生まれのユリウス・ゴルター マン(1825-1876)の作品が珍しい。 ペーター・マルテンスは南アフリカ出身のチェロ奏者。レオン・ボッシュも南アフリカの生ま れで、後に英国に移住。彼は Meridian に「ヒンデミット他:コントラバス作品集(CDE-84626)」「21 世紀のコントラバス作品集(CDE84655)を録音していた。
MERIDIAN
CDE-84659(1CD)
ピアッティ:オペラ幻想曲集 第2集
導入とドニゼッティ「ルチア」の主題に基づく変奏曲
ドニゼッティ「ファヴォリータ」に基づくロンド
ドニゼッティのオペラ「シャモニーのリンダ」の思い出
ドニゼッティの「マリーノ・ファリエーロ」の舟歌に基づくパラフレーズ
ヴェルディ「トロヴァトーレ」の回想
バルフのアリアに基づくカプリッチョ
エイドリアン・ブラッドバリー(Vc)
オリヴァー・デイヴィス(P)

録音:2018 年 12 月 14-16日 ケンブリッジ
第1 集(CDE-84642)に続くアルフレード・ピアッティのオペラ幻想曲集。アルフレード・ ピアッティ(1822-1901)は北イタリア、ベルガモの生まれでロンドンで活躍したチェロ奏 者。第1 集ではベッリーニ中心だったが、第2 集はドニゼッティが中心。マイケル・ウィリア ム・バルフ(1808-1870)はスコットランド出身のヴァイオリン奏者、バリトン歌手で、ピアッテ ィはこの一回り上の作曲家と親交があったという。 エイドリアン・ブラッドベリーは英国のチェロ奏者。ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジ の出身。

CASCAVELLE
VEL-1516(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1 番変ホ長調 Op.12
弦楽四重奏曲第2 番イ短調 Op.13
カプリッチョ ホ短調 Op.81-3
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(Vn)、フランソワ・ゴトロー(Vn)、ニコラシュ・パシュ(Va) 、マルク・ジェルマン(Vc)】

録音:1987 年7 月パリ
VEL-1054の再発売。スイス、ローザンヌを拠点とするベテランSQ、シネ・ノミ ネ四重奏団が、1985年にエヴィアン・コンクールで最優秀賞を受賞してすぐの録音。既に 技術精度は極めて高く、しかも瑞々しい音色で4弦すべてがよく歌い、これはコンクール 優勝も当然と言う他ない演奏。またこの録音はこの四半世紀ほどで一気に人気が高まっ たメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の火付け役の一つでもあった。特に18歳のメンデル スゾーンがベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲に感化されて書き上げたイ短調は実に 見事。
CASCAVELLE
VEL-1517(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第11 番ハ長調 Op.61
弦楽四重奏曲第13 番ト長調 Op.106
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(Vn)、フランソワ・ゴトロー(Vn)、ニコラシュ・パシュ(Va) 、マルク・ジェルマン(Vc)】

録音:1988 年スイス,コルソー・シュル・ヴヴェイ
VEL-1055の再発売。有名な第12番「アメリカ」の前後に書かれたドヴォルザークの2曲 の弦楽四重奏曲を収録。両曲とも40分に迫る大曲。ハ長調の第11番は渋めなものの風 格豊かな傑作。ト長調の第13番は、第2楽章のアダージョ・マ・ノン・トロッポがしみじみと 美しいことで知られています。シネ・ノミネ四重奏団の演奏はたいへんに新鮮なもので、両作品の魅力を改めて実感させられます。
CASCAVELLE
VEL-1518(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2 番ト長調 Op.77
ピアノ五重奏曲第2 番イ長調 Op.81
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(Vn)、フランソワ・ゴトロー(Vn)、ニコラシュ・パシュ(Va) 、マルク・ジェルマン(Vc)】
ヴァンサン・パスキエ(Cb)
フィリップ・ダンクル(P)

録音:1991 年6 月ドンブレソン、68'23
VEL1018の再発売。ドヴォルザークの弦楽五重奏曲第2番とピアノ五重奏曲第2番を収 録。どちらもシネ・ノミネ四重奏団の美音とじっくりした音楽作りがドヴォルザークに合って おり、聞き応えがある。 フィリップ・ダンクルはスイス、ジュネーヴのピアニスト。伴奏ピアニストや室内楽で活躍し ています。ヴァンサン・パスキエはフランスのコントラバス奏者。パリOの第1ソロ・コン トラバス奏者を務めています。

NEOS
NEOS-12012(1CD)
エルハルト・グロスコップ(b.1934):エレクトロ・アコースティック作品集
(1)「ディアレクティクス」ヴァージョン 5/8 (1969)【大阪万博 1970 委嘱作品】〜マグネティック・テープと3 人の器楽奏者のための
(2)「変化の過程」(1971)〜4 トラックのマグネティック・テープのための
(3)「ナイト・トラック」(1972)〜4 トラックのマグネティック・テープのための
(4)「ディアレクティクス」ヴァージョン 1/8 (1969)〜マグネティック・テープと 3 人の器楽奏者のための
(1)(4)エベルハルト・ブルム(Fl)
(1)(4)ハンス・ダインツェル(Cl)
(1)(4)ヴィンコ・グロボカール(Trb)
(1)クロード・レロング(Va)
(1)(4)エルハルト・グロスコップ(サウンド・コントロール)

録音:(1)1969年/2020年(リミックス)
(2)1971年/2020年(リダクション)
(3)1972年/2020年(リダクション)
(4)1969 年/1970 年( リダクション) (live)
ベルリンを拠点に活動するドイツのエルハルト・グロスコップが1970 年前後に作曲、制 作したテープ音楽あるいはテープと器楽のための作品を最新の技術によりリミックス、リ ダクションし音質を飛躍的に向上させてリリース。1970 年代前衛音楽が最も熱かった時 代の息吹きがよみがえます。「ディアレクティクス」は大阪万博 EXPO’70 でドイツ館におい て初演された。折りしもドイツ館ではシュトックハウゼンも自作を上演した。ここに収められ た作品はいずれも最新のテクノロジーを駆使した実験色の濃いもので現代音楽の可能 性と領域を広げようとする作曲者の楽観的な野心で満ち溢れています。プログレシヴ・ロッ クにも通じるものがあり、多くの音楽ファン必聴!作曲家でトロンボーン奏者のグロボカ ールが参加していることも見逃せない。
NEOS
NEOS-12008(1CD)
トビアス・エドゥアルド・シック(b.1985):室内楽作品集
(1)クラングツァイヒヌング(音の描画)(2009)〜コントラバス独奏のための
(2)BAM[自己破壊なしに] (2013)〜アンサンブルのための
(3)影の音楽(2017)〜ヴァイオリン、アコーディオンとピアノのための
(4)ウンター・フェルシュルス(鍵付きで)(2015)〜クラリネット、チェロとピアノのための
(5)キルト(2017)〜アコーディオンとエレクトリック・ギターのための
(1)トビアス・エドゥアルド・シック(Cb)
(2)レナルト・ドームス(指)
エル・ペッロ・アンダルス(Ens)
(3)ディエゴ・ラモス(Vn)、オリヴィア・シュタイメル(アコーディオン)、サイキミチコ(P)
(4)トリオ・ソステヌート
(5)デュオ・シュタイメル=ミュクシュ

録音:2013-2019年
エドゥアルド・シックはドイツ出身。マーク・アンドレ、エルンスト・ヘルムート・フランメルに師事した 後、電子音楽とコントラバスを学んでいます。みずから演奏しているコントラバスのための「音の描画」 は終始静けさのなか、音の質感と音色の推移の変化で構成されています。「影の音楽」ではヴァイオ リン、アコーディオンとピアノが互いに影になったり、表になったりと付かず離れずの微妙な関係性 を作る。アコーディオンとエレクトリック・ギターのための「キルト」ではアコーディオンの持続音にエ レクトリック・ギターが鮮烈に斬り込む。いずれも電子音楽を学んだ作曲者らしいスタティックな音響 が魅力。
NEOS
NEOS-12016(1CD)
ルネ・ヴォールハウザー(b.1954):ReBruAla
(1)-(3)声のための三部作(2016)
(4)フルート、クラリネットとチェロのための三重奏曲第1 番(2016)
(5)「トラマドール・クリアンノ」(2017)〜ピアノのための
(6)「マラプロ」(2017/18)〜ヴァイオリンとピアノのための
(7)「クアマクッチ」(2016-17)〜フルート、コントラバスとピアノのための
(8)「縁」(2017)〜バリトンとピアノのための
(9)「ReBruAla」(2017)〜ソプラノ、バリトン、打楽器化されたピアノとフィクスド・メディアあるいはライヴ・アンサンブル、ノイズ・トラックとフィールド録音のための
(1)-(4)アンサンブル・ポリソノのメンバー
(5)(6)(8)ルネ・ヴォールハウザー(Pf、(8)Br)
(6)エリア・ザイフェルト(Vn)
(7)ジ・アート・アンサンブル・ベルリン
(9)デュオ・シモルカ=ヴォールハウザー

録音:2017/18年
NEOS-では7 枚目となるウォーハウザーの作品集。声楽作品、室内楽作品など多様な作品が収 録されています。ウォーハウザーは作曲家には珍しく歌手(Br)でもあり、このディスクで自作自演 を行っています。彼は当初実験性の強いジャズ、ロックをしていたが後にセロツキ、カーゲル、ホリガ ーらに師事し現代音楽へ転向した。しかし当初の実験的なロック、ジャズの影響は後の作品にも及 んでいて「ReBruAla」では声楽とノイズ(工事で使われる重機のけたたましい音も使われる)が交錯 するエキセントリックな作品。

SUPRAPHON
SU-4289(1CD)
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):オーボエ五重奏曲、弦楽四重奏曲集
(1)五重奏曲第1番変ロ長調〜オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:B2(1777?)
(2)弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.3 ED 4:F1(1768/69)
(3)弦楽四重奏曲 イ長調 Op.3 ED 4:A1(1768/69)
(4)五重奏曲第2番ニ長調〜オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:D1(1777?)
(5)弦楽四重奏曲第5番ト長調 遺作 ED 4:G4(1781)
(6)五重奏曲第3番ヘ長調〜オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:F2(1777?)
ドレジャルSQ【ヴァーツラフ・ドヴォルザーク(Vn1)、ヤン・ズロストリーク(Vn2)、マルチン・アダモヴィチュ(Va)、ヴォイチェフ・ウルバン(Vc)】
(1)(4)(6)ミハエラ・ハラバーンコヴァー(Ob)

録音:2020年7月6-8日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
近年、再評価されているヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)。鍵盤のための作品全集(BIS / BIS SA 2393)、オラトリオ『アダムとイヴ』(PASSACAILLE RECORDS / PAS 1053)、フルート協奏曲(PENTATONE / PTC 5186723)など、各レーベルからのリリースが続いております。SUPRAPHONレーベ ルからは世界初録音となったオーボエ五重奏曲と弦楽四重奏曲です!
プラハ近郊ホルニー・シャールカに生まれ、ローマで没したミスリヴェチェクは、ヴェネツィアでジョヴァンニ・ペシェッティに師事し、軽快な声部書法と 旋律面での豊かな創意によってイタリア歌劇の作曲家として名声を博したほか、古典派の交響曲、室内楽曲を多数作曲しました。若きモーツァルトと面識を 持ち作曲語法も近いものがあり、モーツァルトに大きな影響を与えた人物としても知られています。
ここに収録されたオーボエ五重奏曲、弦楽四重奏曲はすべて世界初録音。2つの弦楽四重奏曲 Op.3は1768年パリで出版、また弦楽四重奏曲 ト長調 遺作はミスリヴェチェクの死後まもなくアムステルダムで出版されました。いずれもウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなったミスリヴェチェクの華やかで 美しい旋律が魅力です。
さらに注目がオーボエ五重奏曲集。これらの作品はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父、レオポルド・モーツァルトが息子に宛てた手紙にそ の作品について書いていたことでその存在は知られていました。それは1777年10月の日付の手紙の中で、レオポルドがミスリヴェチェクの五重奏曲をザ ルツブルク大司教に捧げたいというものでした。オーボエ五重奏曲は6つ書かれていますが、その後オーボエ・パートは消失。しかし、当録音で演奏してい るオーボエ奏者のミハエラ・ハラバーンコヴァーとドレジャルSQのヴァイオリン奏者のヴァーツラフ・ドヴォルザークがヨーロッパ全域からのコレ クションを集めたことにより3つを発見し、見事に復元しました。演奏家の並々ならぬ尽力により世界初録音が実現に至りました。
この録音で明らかになったのはやはりミスリヴェチェクの作品は傑作揃いであること。グルック、ハイドンなどの巨匠たちと並んで、完成度の高い美しい作 品がここに聴くことができます! (Ki)
SUPRAPHON
SU-4286(1CD)
「ネクスト・ホライゾン」
(1)マルティン・ハイブラー(1977-):「ベスト・ビート・ヴィヴァルディ(Ba/Rock/Jazz Concerto)」〜オーボエ、弦楽、ピアノとパーカッションのための協奏曲【ヴィヴァルディ :オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455に基づく】
(2)バッハ:「憐れみたまえ、わが神よ」〜マタイ受難曲 BWV244より
(3)ハイブラー:「キックダウン」Op.47
(4)バッハ:「アリア」〜管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068より
(5)エンニオ・モリコーネ(1928-2020):「クァルティエール・ロマンス」
(6)ハイドン:協奏曲 ニ長調(マリアン・ヴァルガ(1947-2007)編)
(7)ピアソラ(1921-1992):「オブリビオン」
(8)ピアソラ:「リベルタンゴ」
(9)ズデネク・メルタ(1951-):「ブルージー」
(10)モリコーネ:「ガブリエルのオーボエ」〜映画「ミッション」より
(11)レッド・ツェッペリン:「カシミール」
(12)ミロスラフ・ジュビルカ(1952-):「野鳥のバラード」
ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)、
アルティメット・W・バンド
【ゲスト出演:パヴェル・シュポルツル(Vn)、マルティン・ハイブラー(P)、ズデネク・メルタ(P)】

録音:2020年4月/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
タジオにてセッション録音が実現。ヴェヴェルカによって結成された可変アンサンブル、アルティメット・W・バンドとの共演のクロスオーバー・アルバム「ネ クスト・ホライゾン」です!収録作品はバッハ、ハイドン、ピアソラ、モリコーネからレッド・ツェッペリン、さらにはチェコの作曲家ハイブラー、メルタ、ジュ ビルカまで実に多彩なプログラムに挑みました。
プラハ音楽院で学び、ジャン=ルイ・カペツァリに師事したヴェヴェルカは2003年日本で開催された第7回国際オーボエ・コンクール・軽井沢で1位を 獲得。その後、ベルリンPOをはじめ世界有数のオーケストラと共演しキャリアを積んできました。また故クラウディオ・アバドによ り設立された、優秀な若手音楽家で構成されたグスタフ・マーラー・ユーゲントOの一員として活躍し、アバドの厚い信頼を得ておりました。
録音も積極的で、スプラフォン・レーベルからのソロのデビュー盤「テレマン、ブリテンの無伴奏オーボエ作品集」(SU 4121)で注目され、その後「ヴィヴァ ルディ、テレマン、バッハのオーボエ協奏曲集」(SU 4188)、ハープ奏者カテジナ・エングリホヴァーとの「インプレッションズ」(SU 4212)、そして アンサンブル・ベルリン・プラハのメンバーとして「ゼレンカの6つのトリオ・ソナタ」(SU 4239)などをリリースしており、このディスコグラフィが示す通 り幅広いレパートリーを誇る名手であることがわかります。
期待の当アルバムではオーボエの可能性を広げた意欲作。現代作曲家、マルティン・ハイブラーがヴィヴァルディのオーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455から 着想を得て作曲した「ベスト・ビート・ヴィヴァルディ」は、バロックとロックが融合(Ba/Rock)しジャズのテイストで仕上げた協奏曲。ミロスラフ・ジュ ビルカ作曲の「野鳥のバラード」では実に温かくオーボエと弦楽アンサンブルの語らいを楽しめます。
また、2020年7月に惜しまれつつ亡くなったエンニオ・モリコーネの名作も収録。映画「ミッション」のテーマである「ガブリエルのオーボエ」は今やオー ボエ奏者の必須レパートリー。あまりに美しいメロディはフィギュアスケートでもおなじみです。さらにピアソラの「リベルタンゴ」や「オブリビオン」も収録。 そして、ヴェヴェルカが最も得意とするバッハでは有名な「憐れみたまえ、わが神よ」と「アリア」を録音しました。ヴェヴェルカの妙技もさることながらアルティ メット・W・バンドのアンサンブル能力の高さにも脱帽です。
また、当録音では鬼才ヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツルがゲスト出演し、さらにマルティン・ハイブラーとズデネク・メルタはそれぞれ自作の作 品でピアノを演奏しているのも注目と言えます。常に新しい道を求めているヴェヴェルカがこの時代にお届けする注目作です! (Ki)

Pentatone
PTC-5186840(1SACD)
「バッハの音楽の捧げもの」
ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲、ラーフ・ヘッケマ編曲:(1)-(9)『音楽の捧げもの』 BWV1079
“王の命による主題と付属物をカノン様式で解決した”
@.ラルゴ(6'13)
A.3声のリチェルカーレ(5'31)
B.アレグロ(5'50)
C.王の主題によるカノン第1番「2 声の逆行カノン」(3'07)
D.アンダンテ(3’15)
E.王の主題によるカノン第2番「2 声の逆行カノン」(3'51)
F.アレグロ(2’48)
G.王の主題によるカノン第3番「2 声の逆行カノン」(4'07)
H.6声のリチェルカーレ(6'02)

(10)ゴルトベルク変奏曲と同じ定旋律に基づく『14 のカノン』 BWV1087(4'27)

(11)-(15)コラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくカノン風変奏曲 BWV769
@.オルガン・コラール『高き天より、われ来たりぬ』 BWV作品番号なし〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ1「歓呼の声を放て、喜び踊れ」)〜コラール・プレリュード『高き天より、われ来たりぬ』 BWV738〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界
の人口を調査せよとの勅令が」〜変奏曲T「オクターヴによるカノン」 BWV769/1(5'05)
A.コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界の人口を調査せよとの勅令が」〜変奏曲U「5度のカノン」 BWV769/2(5'05)
B.コラール『高き天より、われ来たりぬ』(マニフィカト BWV243aより)〜コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV701(降臨・降誕(クリスマス)の歌によるフーガ集より)〜変奏曲V「7度のカノン」 BWV769/3(5'35)
C.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV700(降臨・降誕の歌によるフーガ集より)〜変奏曲W「オクターヴの拡大カノン」 BWV769/4(5'47)
D.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV606(オルガン小曲集より)〜変奏曲X「6度、3度、2度、9度による反行カノン」 BWV769/5(3'54)
カレファックス・リード五重奏団
【オリヴァー・ボエクホールン(オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルン)、イヴァー・ベリックス(クラリネット、E-flatクラリネット)、ラーフ・ヘッケマ(ソプラノ・サクソフォーン、アルト・サクソフォーン)、イェルテ・アルトゥイス(バセットホルン、バス・クラリネット)、アルバン・ウェスリー(バスーン)】
(1)-(10)アルテュール・クラーセンス(ルポフォン、イングリッシュホルン)

録音:2020年6月ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
アルバム「隠された秘宝」(KKC 6198 / PTC 5186696)がレコード芸術誌の特選盤(2020年7月号)、朝日新聞 For your collection(2020年6月18日掲載)など、国内でも高い評価を得たリード五重奏団の “カレファックス”。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアン サンブル」と評され、結成当時から圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで高水準の演奏には定評があります。録音は独MDGレーベル、 蘭PENTATONEレーベルなど数多くのリリースでも知られます。
コロナ禍で演奏活動が制限される中、最新アルバムは2020年6月にセッション録音が実現。オール・バッハ・プログラムに挑戦しました。収録作品は『音 楽の捧げもの』BWV1079、『14のカノン』 BWV1087そしてコラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくカノン風変奏曲 BWV769、すべて当団のラー フ・ヘッケマが編曲を手掛けました。
プロイセン王フリードリヒ2世が提示したといわれる単一主題に基づく『音楽の捧げもの』は1747年夏にライプツィヒにて成立。この曲集はバッハの作 品の中でもとりわけ高度なポリフォニー技巧が駆使されており、整然としてしかも謎に満ちた楽譜の印象は “音による幾何学” とも言われます。しかし、バッ ハの傑作と謳われながら曲順指定や譜の問題などにより、実際の演奏に際しては奏者ごとの解釈が盛り込まれることも多い作品で、カレファックスの演奏で も趣向を凝らした曲順となっております。『14のカノン』はゴルトベルク変奏曲の主題低音部に基づく14曲のカノンで1747〜1748年8月成立と推定さ れています。主題とその逆行形による2声のカノンの第1曲にはじまり、主題と対位主題、およびそれぞれの転回形による4声の二重カノン(第5曲)、基 礎音上の5声の二重カノン(第11曲)、6声の三重カノン(第13曲)など、全14曲がさまざまな形を示します。名人集団カレファックスならではの音の パレット豊かなに色彩感に富んだ演奏を披露しております。
「クリスマスのコラール『高き天より、われ来たりぬ』による2つの手鍵盤とペダルのためのカノン風変奏曲」という題名で印刷されて出版されたのは1747年。 5つの変奏曲としてオルガンのために書かれたこの作品をヘッケマはコラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくバッハのほかの作品(クリスマス・オラ トリオおよびオルガン曲)を各変奏曲の前に編み込み、より華やかにより豊かな響きを追求した作品に仕上げました。それぞれの楽器がまるでオルガンのストッ プのように変化にとんだ音色は当団ならではの妙技と言える充実の出来栄え。演奏はもちろんのこと、作品への造詣の深さも光るアルバムと言えましょう。 (Ki)

MSR
MS-1689(1CD)
「リフラクション(屈折)」
(1)ドヴォルザーク:4 つのロマンティックな小品Op.75
(2)クリスティアン・アスプルンド(b.1964):永遠のラウンド(2015)
(3)モーツァルト(1756-91):ヴァイオリン・ソナタ第26 番変ロ長調K378
(4)ニール・ソーノック(b.1977):紺碧の地殻(2013)
アレクサンダー・ウッズ(Vn)
レックス・ウッズ(P)
(2)オーベリー・スミス・ウッズ(Vn)

録音:2019/2020年ローズウッド・レコーディング・カンパニー,ユタ州
(2)(4)世界初録音
アレクサンダー・ウッズはセントルイス響、ユタ響などと共演、バロックから古典派、ロ マン派、現代まで幅広いレパートリーを持つヴァイオリニスト。「屈折」というアルバム・タ イトルにある通り、古典派、ロマン派、現代曲とヴァラエティのあるプログラムだが現代曲 のアスプルンド作品もソロネック作品も民族的、新ロマン主義的な色彩が濃く、肩の力 を抜いて楽しめる内容になっています。
MSR
MS-1747(1CD)
「偉大な湖から」〜ホルンのための作品集
(1)スーザン・マター(b.1962):「エイジス」(2008)
(2)ジェームズ・ワイルディング(b.1973):「蒸留」(2015)
(3)ジェームズ・ワイルディング:「メランコリア」(2013)
(4)デイヴィッド・モーガン(b.1957):「ペンギンが飛ぶ時」(2018)
ステイシー・ミケンズ(Hr)
(1)ダイアン・ヤズヴァック(P)
(2)ジェームズ・ワイルディング(P)
(3)ケン・ハインライン(Tuba)
キャロライン・オルトマンス(P)
(4)フランソワ・フォウラー(G)
デイヴィッド・モーガン(ベース)
D.ジャック・チアルニエッロ(P)
レックス・ベニンカーサ(Perc)

録音:2019年6月
アメリカの作曲家たちによるホルンを中心に据えた室内楽作品集。いずれも調性やモードに 基づく親しみ易い作品。モーガンの「ペンギンが飛ぶ時」はもともとホルンとウィンド・アンサンブ ルのための作品だがここではホルン、ギター、ベースとピアノ、打楽器にアレンジ。ジャズ風の 洒落た作品に仕上がっています。ステイシー・ミケンズはダラス響、デトロイト響、ピッツバーグ歌 劇場管でそれぞれ首席を歴任、現在はソリストとして活躍する中堅女流ホルン奏者。
MSR
MS-1765(1CD)
ジョナサン・レシュフ(b.1973):作品集
4つのダンス(2014)
弦楽四重奏曲第3 番「ミラー・カーン四重奏曲」(2011)
弦楽四重奏曲第4 番(2011)
カープ・ディームSQ

録音:2016/2017年
ジョナサン・レズノフはボルティモアを拠点に活動する、グラミー賞候補にもなったことがある 若手作曲家。作品はギル・シャハム、マヌエル・バルエコらによってさかんに演奏されています。 彼の作風は新ロマン主義風で、ここに収められた作品は時にラヴェル、サミュエル・バーバーら を思わせる叙情的な音楽。


Treasures
TRE-224(2CDR)
レーヴェングートSQ〜フランスの弦楽四重奏曲集
■Disc1
フォーレ:弦楽四重奏曲Op.121
ルーセル:弦楽四重奏曲
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
■Disc2
フランク:弦楽四重奏曲
ラヴェル:弦楽四重奏曲
レーヴェングートSQ
【アルフレッド・レーヴェングート(1Vn)、ジャック・ゴトコフスキー(2Vn)、ロジェ・ローシュ(Va)、ロジェ・レーヴェングート(Vc)】

録音:1965年(ステレオ)
※音源:VOX SVBX-570
◎収録時間:147:33
“むせ返るほどの芳醇な香りを湛えたレーヴェングートQの至宝!”
■音源について
レーヴェングートQの代表的名盤ボックス(3LP)の全てを収録。このセットは彼等の最大の偉業と言っても過言ではないはずですが、まとまった形でCD化されないのが不思議です。

★決して多いとは言えないレーヴェングートQの録音の中で真っ先にお勧めしたいのがこのセット。中でもドビュッシー&ラヴェルは、同カップリングのレコードの中でも最高の逸品と信じて止みません。しかし、通常はモノラル録音とステレオ再録音が存在する場合、大抵はモノラルが忘れわれるものですが、レーヴェングートQの「ドビュッシー&ラヴェル」に関しては、名演として紹介されるのは専らDGのモノラル録音ばかり。両者を比較した上でモノラルの方に軍配を上げるのなら理解もできますが、ステレオ盤については紹介すらされないことが多いのは、レーベルに対するイメージが災いしたのか、単に聴いていないのか?何れにせよ、このVOX録音に存在する無類の魅力を無視してよい理由などあり得ません!
 なんと言っても、ラヴェル冒頭から溢れ出す甘い香りにイチコロ!それはホールの残響等で加工した空気感ではなく、彼らの楽器から直接発せられる素の香気なので、生々しさと真実味はひとしお。それにカラフルな色彩と人肌の温もりも含めて、ステレオだからこそ捉えられた珠玉のニュアンスがここにはあります。
 但し、デジタル的なアンサンブルに慣れた耳には、第一印象では音程がフニャフニャと感じるかもしれませんが、それだけで拒否反応を示したり、「下手」というレッテルを張ってしまったらこの先の音楽人生の大損失!こんな魅惑的な表現を味わえないまま一生を終えるなど悲しすぎます。そもそも、ただの下手くそだったら、プロとして通用していないはずです。
 音程に対する感覚、弓圧、ヴィブラートのさじ加減などの技術は見事なまでに4人に共通。だからこそ、どのフレーズを取っても、まるで一人の人間が語っているかのように響くのです。特にヴィブラートに関しては、極力抑制しているのがポイント。もちろん、昨今主流の無分別なノン・ヴィブラートとは意味が違うのは言うまでもありませんし、そもそもヴィブラートとは、付けるか付けないかの二者択一ではなく、音楽の持つ雰囲気によって使い分けるものであり、それが人間の生理にも適っているということを強く思い知らされます。コーダ数小節の粋な余韻も真似のできない技。
 第1楽章の第2主題に関しても、こんなアンニュイな雰囲気を湛える演奏は他に聴いたことがなく、まさに彼らの技術のこだわりの結晶。第2楽章のピチカートは、ピチピチ跳ねる魚の如く、瑞々しいことこの上なし。こんな水分を感じる音を他で聴けるでしょうか?第2楽章中間部や第3楽章は、芸術的なノン・ヴィブラートの連続!「ノン・ヴィブラート=無機質」という思い込み一瞬で吹き飛びます。
 ドビュッシーとラヴェルとではアプローチを大きく変える演奏というのは少ないと思いますが、ここではドビュッシーにおいては、持ち前に音色美に加えてより強い意思を漲らせている点にもご注目を。 【湧々堂】

Ars Musici
ARS-232182(1CD)
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲集
ト短調 Op.32-5 (Op.33 No.5)
ト長調 Op.44-4
イ長調 Op.26-4(Op.32 No.4)
イ長調 Op.8-6 (Op.8 No.6)/ホ短調 Op.33-5
アポニーSQ
ハイドン、モーツァルトと同時代を生き、とりわけ室内楽の確立に功績を残したボッケリーニの弦楽四重奏曲集。ヨーロッパ古楽界を代表する名門ピリオド楽器オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーにより1986年に結成されたアポニーSQの演奏で贈る。

RUBICON
RCD-1050(1CD)
コレスポンダンス
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):ヴィオラ・ソナタ(エレジー、ワルツ、トッカータ)
ペーデル・バラット=ドゥーエ(1993-):デュオ 「コレスポンダンス」
ヴュータン:エレジー Op.30
イザイ:サン=サーンスのワルツ形式の練習曲によるカプリース Op.52
エネスコ:コンチェルトシュトゥック
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ Op.11-4
アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(Va)、
デヴィッド・マイヤー(P)
スカンジナビアの新たな黄金世代となるノルウェーの若きヴィオラ奏者、アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(1994-)のルビコン・クラシックス デビュー・アルバム!
リングスタートは2012年の「Eurovision Young Musicians」に参加して第1位、2013年にはカロリーネ賞とアルヴェ・テレフセン音楽賞を受賞しており、ソリストとしてはオスロ、ベルゲン、コペンハーゲンをはじめとする北欧の様々なオーケストラと、室内楽ではレイフ・オヴェ・アンスネスやジャニーヌ・ヤンセン、スティーヴン・イッサーリスらと共演経験があります。
本アルバムは、ヴュータンやヒンデミットによるヴィオラのための名作に、アーサー・ベンジャミン(「ジャマイカン・ルンバ」で有名)の珍しい作品や、ヴァイオリン曲からのトランスクリプションを織り交ぜた多彩なプログラムで、リングスタードの多才さと高度な技術をアピールする内容となっています。楽器はヴュータンが弾いていた1768年製のG.グァダニーニ"ex Vieuxtemps"を使用。彼はヴュータンがこの楽器のためにヴィオラ作品を書いた可能性もあると考え、Op.30のエレジーを思い入れたっぷりに演奏しています。ヴィオラらしい深みのある抒情的な音だけでなく、高音域での柔らかく揺らめくような音にもご注目ください。

Urtext
JBCC-256J(1CD)
エベルト・バスケス:生命の証
ギターと弦楽四重奏のための 「ヴァニタス」(2009〜2010)*
マンドリンとギターのための二つの小品(2011)+
二十五絃筝とギターのための 「浮世絵:庄野・白雨」++
ギターとアンサンブルのための 「生命の証」#
佐藤紀雄(G)、
アンサンブル・ノマド〔花田和加子(Vn)*#、川口静華(Vn)*、甲斐史子(Va)*#、松本卓以(Vc)*、柴田高明(マンドリン)+、木村麻耶(二十五絃筝)++、木ノ脇道元(Fl)#、菊地秀夫(Cl)#〕

録音:2014年12月6日、名古屋芸術大学 大アンサンブル室
Urtext
JBCC-205J(1CD)
動物寓意集〜エベルト・バスケス作品集
トラウコ*/ジャヴァウォック+/生贄達の迷宮‡/クラーケンの夢§/ゴーレム#/マックスウェルの悪魔※
佐藤紀雄(芸術監督)、
アンサンブル・ノマド〔菊地秀夫(クラリネット*+‡※、バス・クラリネット#)、木ノ脇道元(フルート)+‡※、稲垣聡(ピアノ)+‡§、花田和加子(ヴァイオリン)‡§※、甲斐史子(ヴィオラ)‡§、松本卓以(チェロ)‡§※、山根孝司(バス・クラリネット)#〕

録音:2014年12月6日、名古屋芸術大学 大アンサンブル室
1971年に(現)東京国際ギター・コンクールで優勝し、ギターと指揮で国際的に活動してきた佐藤紀雄と、佐藤紀雄が1997年に結成し世界各地の現代音楽祭に出演、加藤訓子もそのメンバーとして名を連ねる有数の現代音楽グループ、"アンサンブル・ノマド"。佐藤紀雄とアンサンブル・ノマドによってUrtextに録音された、現代メキシコの作曲家エベルト・バスケス(b.1963)の2つのアルバム。
「生命の証(Pruebas de vida)」は、佐藤紀雄のギターをフィーチャーし、マンドリンや筝を含めたギターと様々な楽器のアンサンブルのための力強く生命力に溢れた作品集。
「動物寓意集(Bestiario)」は、チリの想像上の悪魔「トラウコ」やルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」に登場する怪物「ジャヴァウォック」、スカンジナビアの海の魔物「クラーケン」、ユダヤの伝承に由来する動く泥人形「ゴーレム」など、空想の動物や怪物を様々な楽器で表現したユニークなアルバム。どちらも日本語解説付きとなります。
Urtext
JBCC-273(1CD)
クーラウ&ワルキエ:フルート四重奏曲集
ウジェーヌ・ワルキエ(1793−1866):協奏的大四重奏曲嬰ヘ短調 Op.46
フリードリヒ・クーラウ(1786−1832):大四重奏曲ホ短調 Op.103
パトリック・ガロワ(Fl)、
トリオ・ダルジャン〔フランソワ・ドーダン・クラヴォー(Fl)、ザビエ・サン=ボネ(Fl)、ミシェル・ボワゾ(Fl)〕

録音:2016年1月20日ー21日、メキシコ
21歳でフランス国立Oの首席奏者を務め、現在は指揮者としても活躍する、フランスを代表するフルートの名手、パトリック・ガロワ。1984年から活動するフランスのフルート三重奏団、トリオ・ダルジャン(直訳すると「銀の三重奏団」)とのコラボレーションで録音した19世紀のフルート四重奏のための名曲。
パリ音楽院でジャン=ルイ・テュルーにフルートを、アントニン・ライヒャに作曲を学び、100曲を超える室内楽作品を残すフランスの作曲家&フルート奏者、ウジェーヌ・ワルキエの代表作の1つである「協奏的大四重奏曲 Op.46」と、主にデンマークで活動し、その作風から「フルートのベートーヴェン」とも呼ばれたというドイツの作曲家、ピアニスト&音楽教師、フリードリヒ・クーラウの「大四重奏曲 Op.103」で、4本の木製フルートによる素朴で美しい響きをご堪能あれ。

ARCANA
A-479(1CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ他
マルトゥッチ: チェロとピアノのためのロマンス イ短調 Op.72-1
ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
マルトゥッチ:チェロとピアノのためのロマンス イ長調 Op.72-2
ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99
ルイジ・ピオヴァノ(Vc)
使用楽器:ナポリのアレッサンドロ・ガリアーノ 1710年製
アントニオ・パッパーノ(P)
使用楽器:スタインウェイDモデル「センテニアル」1878年製(製造番号No.37168)

録音:2019年10月25-27日ラ・リバットーラ荘、シエーナ県サルテアノ、イタリア
21世紀を担うイタリアの大御所指揮者であり、ピアニストとしても稀代の活躍をみせるアントニオ・パッパーノが、なんとブラームスの時代の歴 史的ピアノで驚くほど細やかに室内楽の世界を表現したアルバムをArcanaレーベルからリリース。しかもデュオ・パートナーはポリーニ・プロジェ クトのチェロ奏者として、またローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管のソロ・チェロ奏者として、そして東京フィルのゲスト首席奏者として日 本でも知られる才人ルイジ・ピオヴァノで、こちらも18世紀の銘器ガリアーノを手にしての共演。今やイタリア有数の古楽レーベルとなった Arcanaが妥協なくブラームスの世界に向き合った新録音として注目必至です。 19世紀後半にあってなお古典派の形式美を追求したブラームスですが、彼がドイツ・ロマン派の多くの芸術家たちと同じく、アルプスの南に広 がるイタリアの輝かしさに憧憬を寄せ続けていたことは見過せません。そして同じ頃のイタリアでも、オペラ一辺倒の国情から一転、器楽、そし てドイツに注目を寄せる新世代作曲家たちが徐々に現れはじめます。古楽器奏者としても活躍するイタリアの俊才ピオヴァノはこの点に注 目、ドイツ音楽の積極的紹介者だったマルトゥッチの小品をブラームスの傑作チェロ・ソナタ2曲と併録しました。深い信頼で結ばれた共演の パッパーノは今回、ブラームス生前の1878年に作られた歴史的スタインウェイに向かい、息をのむような弱音の響きをぞんぶんに活かした作 品解釈を披露。南国への憧憬とイタリアの歌心にあふれた19世紀音楽の響きを問い直す、演奏者二人へのインタビュー解説とともに深く傾 聴したい録音です。

ALPHA
ALPHA-634(1CD)
エデン・パールトシュ(1907-1977):イズコール (追悼)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ ハ長調 Op. 147
アミハイ・グロス (Va)
キム・ソヌク (P)

録音:2019年9月テルデックス・スタジオ、ベルリン
ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者、エルサレム出身のアミハイ・グロスによるソロ・アルバムが登場。ピアノを韓国出身の俊英キム・ソヌクが務 めていることも注目です。ハンガリーのユダヤ人作曲家エデン・パールトシュ(パールトシュ・エデン)による「イズコール(Yizkor)」は、ヘブライ語の 「思い出」から取られたユダヤの祈りの言葉をタイトルとしており、これは現代ではホロコーストの犠牲者たちを追悼する意味合いを持ちます。 深い祈りと強い想いを感じさせるこの作品に、グロスは深い共感を寄せた演奏を披露しています。広く親しまれる「アルペジョーネ・ソナタ」で は、その特徴であるシューベルトならではの美しい歌謡性を存分に味わうことの出来る、軽やかで歌心溢れる表情を聴かせています。そして ショスタコーヴィチ最後の作品となったヴィオラ・ソナタは、謎の多いこの作品の深淵を覗き込むような奥行きのある表現で魅了します。一般に 地味な印象の強いヴィオラですが、その多彩な顔を様々見せて楽器の魅力を存分に味わうことの出来る、名手ならではのアルバムです。

TOCCATA
TOCC-0561(1CD)
NX-B03
ジョン・トーマス(1826-1913):ハープとピアノのための二重奏曲全集 第1集
Souvenir du Nord 北のおみやげ(1854)
ベートーヴェン:アデライーデ Op.46(1875年編)
ウェールズの二重奏曲
 第1番:Dyddiau Mebyd 幼年期の情景(1862)
 第2番:Cambria カンブリア(1863)
 第3番:Dewch i’r Frwydyr 戦いに来て(1886)
ビゼーの「カルメン」の主題による二重奏曲(1885)
ヘンデルの『水上の音楽』第3組曲よりジグ ト長調(1882年編)
グノーの「荘厳な行進曲」(1889年編)
大二重奏曲 変ホ短調(1865)
デュオ・プラセディス
プラセディス・ハグ=リュッティ(Hp)
プラセディス・ジェネヴィエーヴ・ハグ(P)

録音:2018年11月23-25日
ウェールズ出身のジョン・トーマス(1826-1913)は、18世紀後半に最も称賛されたハープ奏者・作曲家の一 人。ビクトリア女王専属のハープ奏者を務め、その洗練された技巧が広く愛されました。 彼はハープ独奏曲の他、ハープとピアノの二重奏曲も数多く書いており、どれもロマン派の作風でありながら、 ウェールズ民謡が程よく織り込まれた聴きやすいものばかり。オリジナル作品だけではなく歌劇の旋律や有名な オーケストラ曲をハープ用に編曲した功績も知られています。デュオ・プラセディスは18世紀末から20世紀初頭 までの知られざるハープとピアノ二重奏曲の復興に力を注ぐアンサンブル。流麗な音色が持ち味です。

DIVINE ART
DDA-25210(1CD)
NX-B07
ウィリアム・バトラー・イェイツに触発された作品集
1. ロビン・スティーヴンス(1958-):Men improve with the Years 男は年を重ねて進歩する
2. エリス・ペーコネン(1942-):ソネット
3. マーティン・バシー(1958-):The Cold Heaven 凍てつく天国
4. ジェフリー・プール(1949-):Reflection 反射
5. サリー・ビーミッシュ(1956-):Yeats Interlude イェイツ・インターリュード〜リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための
6. マイケル・ボール(1946-):Be Still 静かに
7. デイヴィッド・ホーン(1970-):Those Images それらの印象
8-9. デイヴィッド・マシューズ(1943-):2つのイェイツの歌
10. ケビン・マローン(1958-):Zuzu’s Petals ズズの花びら
リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための
11. ゲイリー・カーペンター(1951-):This Great Purple Butterfly この偉大な紫の蝶々
12. ピーター・ディキンソン(1934-):Strings in the Earth and Air 大地と大気の中の弦
13-15. レノックス・バークリー(1903-1989):3つの二重奏曲
2つのリコーダーのための
16-19. ロビン・ウォーカー(1953-):4つの童謡(トーマス・ピットフィールドの詞による)
I. The Shipwrecked Sailor 難破した船乗り
20. ジェレミー・パイク(1955-):The Cat and the Moon 猫と月
21. ニコラス・マーシャル(1942-):Into the Twilight 黄昏の中に
22. ナジ・ハキム(1955-):The Cloths of Heaven 天の布
レスリー=ジェーン・ロジャーズ(S)
…1-4,6-9,11-12,20-22
ジョン・ターナー(リコーダー)…1-22
リチャード・シンプソン(Ob)
…1-12,20-22
ベネディクト・ホーランド(Vn)
…1-12,20
スージー・メーサーロシュ(Va)…21-22
ニコラス・トリグスタード(Vc)…1-12,20-22
ローラ・ロビンソン(リコーダー)…13-15
リチャード・ベイカー(ナレーター)…16-19
ケイト・スワロウ(P)…16-19

録音:2005年3月29-30日、2019年12月16,18,19日
このアルバムに収録されているのは作曲家、音楽教師、BBCプロデューサー、ノーザンロイヤル音楽大学の初代校長、 ヨーロッパ・オペラ・センターの創設者として英国音楽界の重鎮であったジョン・マン・デュエル卿(1928-2017)への追悼 作品です。彼はイギリスの音楽家たちに高く尊敬されており、その思い出に捧げられたこの1枚は、アイルランドの詩人 ウィリアム・バトラー・イェイツの詩などを用いた16人の作曲家の作品で構成されており、その豊かな素晴らしいテキスト はデュエル卿の人柄と功績をよく表現しています。北イングランドを代表する奏者たちの演奏も見事です。

METIER
MSV-28607(1CD)(1CD)
NX-B07
ジェフリー・アレン(1927-):木管楽器のための作品集
ファゴットとピ
アノのためのソナタ Op.9(1964)
クラリネットとピアノのための「オートバック、スケッチ集」 Op.58(2004-05)
ファゴットとピアノのための牧歌 Op.34 No.1(1998)
ファゴットとピアノのためのソナティネ Op.34 No.2(1998)
フルート、クラリネットとピアノのための幻想的三重奏曲 Op.70(2007)
アラン・メイヤー(Cl)
マイケル・ウェイ(Fl)
キャサリン・ウォルポール(Fg)
デイヴィッド・ウィッカム(P)

録音:2015年8月、2020年2月11,13-14日
イギリスで生まれ、オックスフォードで学んだ後、オーストラリアに移住した作曲家ジェフリー・アレン。音楽出版社を設立 し、オーストラリアの新しい音楽の普及に尽力した彼は、現在でもいくつかのプロジェクトを抱えるだけでなく、作曲家とし ても幅広く活躍しています。このアルバムには彼の室内楽作品を収録。1964年に書かれた、新古典派風の快活な雰 囲気を湛えたファゴット・ソナタから、2007年作曲のメロディアスで神秘的な「幻想的三重奏曲」まで様々な作風によ る作品をお聴きいただけます。オーストラリアを代表する奏者たちの演奏で。

SOMM
SOMMCD-0620(1CD)
NX-B04
ホフマイスターの魔法のフルート第1集
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):1-3. 四重奏曲 ハ短調 H. 5929〜フルート、2つのヴァイオリンとチェロのための
三重奏曲(ソナタ) 変ロ長調 Op.11 No. 2〜フルート、ヴァイオリンとチェロのための
二重奏曲 ト長調
フルート、ヴァイオリンのための
三重奏曲(ソナタ) ニ長調 Op.11 No. 3〜フルート、ヴァイオリンとチェロのための
フルート五重奏曲 変ホ長調 Op. 3〜フルート、ヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための
ボリス・ビジャク(Fl)
ラナ・トロトヴシェク(Vn)
ピアッティQ【ナサニエル・アンダーソン=フランク(Vn)、マイケル・トレイナー(Vn,Va)、永田 哲海(Va)、ジェシー・アン・リチャードソン(Vc)】

録音:2019年12月2-3日
世界初録音
ドイツ・バロック期の作曲家ホフマイスターのフルートを伴う室内楽曲集。全てが世界初録音です。1780年代までは ウィーンで最も人気の高い作曲家であったホフマイスターですが、1785年に設立した出版社での事業が大成功を収 め、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を次々と世に送り出したことでも知られています。このアルバムに収録 された6作品は、どれもホフマイスターのバランスの良い作曲センスが反映されており、中でもハ短調の四重奏曲の作風 は、ベートーヴェンを思わせるほどにドラマティックです。ロンドンを拠点とするスロヴェニア出身のフルート奏者ビジャクと、 同じくスロヴェニア出身のトロトヴシェクを中心に、日本のヴィオラ奏者、永田哲海をメンバーとするピアッティ四重奏団が 緊密なアンサンブルを繰り広げます。

Ars Musici
ARS-232160(2CD)
【初紹介旧譜】
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲集 「ロシア四重奏曲」 Op.33 アポニーSQ

録音:1993年5月、ドイツ
ヨーロッパ古楽界を代表する名門ピリオド楽器オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーにより1986年に結成されたアポニーSQが奏でる、音楽史的にも重要な作品のひとつに数えられる、ハイドン壮年期の傑作「ロシア四重奏曲」集。

NCA
NCA-60221(1CD)
【初紹介旧譜】
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ〜室内楽作品集
2つのフルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調、チェンバロのための幻想曲ホ短調、2つのヴィオラのための二重奏曲ト長調、チェンバロのためのポロネーズ ホ短調、フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調、チェンバロのためのポロネーズ ホ長調、2つのフルートのための二重奏曲 ホ短調、チェンバロのための幻想曲ニ短調、2つのフルートと通奏低音のためのソナタ変ロ長調
アンサンブル・サン・スーシ・ベルリン〔クリストフ・フントゲブルト(Fl)、アンドレア・タイネルト(Fl)、イルムガルト・フントゲブルト(Vn)、アダム・レーマー(Va)、ピロシュカ・バラニアイ(バロック・チェロ)、ラファエル・アルパーマン(Cemb)〕

録音:2010年5月27日-29日
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハは、バッハの長男であり、兄妹のなかでは最も才能に恵まれたといわれています。当時、W.F.バッハは自由奔放な性格であり、父親や成功した弟たちと比較され、あまり評価されていない作曲家でした。現在は、フーガやポロネーズ、幻想曲など多感様式の代表的作曲家として評価されてきています。
アンサンブル・サン・スーシ・ベルリンは1985年に結成。「心を鍛え、情熱を生み出し、または消し去ることができ、時には聴衆をこの中に、時にはその影響に、もたらすことができる音を作ること」を目標に活動している、アンサンブル・サン・スーシ・ベルリンがW.F.バッハの魅力を引き出します。
NCA
NCA-60170(1SACD)
【初紹介旧譜】
ウェーバー&ノイコム:クラリネット五重奏曲
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.34
ジギスムント・リッター・フォン・ノイコム (1788-1858):クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.8
エリック・ホープリッチ(Cl)、アンサンブル・レザデュー〔マリー・ウーティガー、ウルズラ・ブンディース(Vn)、ハーヨ・ベス(Va)、ニコラス・セロ(Vc)

録音:1993年10月
※使用楽器:エリック・ホープリッチ製作のBフラット管、1810年頃グレンザー製作のモデルに基づく(Cl)
18世紀、製作者不明(弦楽器)
19世紀の偉大なクラリネット奏者ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンのために作曲されたウェーバーの名作に、ヨーゼフ・ハイドンの弟ミヒャエルに師事し、オーストリアやロシア、フランス、さらにはブラジルでも活躍、ハイドンやモーツァルトの作品を南米に広めた異色の作曲家、ノイコムの五重奏曲をカップリング。(ノイコムの第3楽章にはフンメルの変奏曲でも有名な民謡「美しいミンカ」が用いられています。)作品はどちらも1810年代に作曲/出版されたもので、ホープリッチは1810年頃のグレンザー製クラリネットをモデルに製作した楽器を用いて、当時の響きをよみがえらせています。名手と腕利き集団レザデュー(アンサンブル名はベートーヴェンの告別ソナタに由来)による、めくるめくクラリネットの音世界をお楽しみください。各楽器の多彩な音色を余すことなく捉えた優秀録音にも注目です。
NCA
NCA-60169(1SACD)
【初紹介旧譜】
フルートとギターのための現代作品集(NUANCES)
クレメンス・ヴェレノ(1957-):…schatten von sternen(1998)
エドワード・マグガイア(1948-):Improvisation on Calderon(1981)
ウルリッヒ・シュルタイス(1956-):nuances(1987)
ヴェルナー・ハイダー(1930-):Seligkeiten - Funf Inventionen(1987-1999)
クラウス・フェルドマン(1951-):Dodeka-Suite(1981)
ローウェル・リーバーマン(1961-):Sonata op.25(1988)
エリザベス・リースベック(Fl)、
クラウス・ジャックル(G)

録音:1999年11月-12月、Colosseum Musikstudios(ドイツ、ニュルンベルク)
フルートとギター、吹く楽器と爪弾く楽器が織りなす音の機微や陰影をテーマに、1980年以降に書かれた比較的新しい作品を集めたアルバム。12音技法とジャズを融合させたクラウス・フェルドマンの作品や、調性と旋法の世界で新たなハーモニーを作り出すヴェレノの作品など、多彩な楽曲が次々と現れる万華鏡のような1枚です。

DREYER-GAIDO
CD-21123(3CD)
アナトリュス・シェンデロヴァスへのオマージュ
全作曲:アナトリュス・シェンデロヴァス

[CD1]〜室内楽
(1)弦楽四重奏曲第1番
(2)ヴォイス、フルート、弦楽四重奏、ピアノとパーカッションのための 「深い井戸(Der tiefe Brunnen)」
(3)サクソフォン、アコーディオン、弦楽四重奏、パーカッションとトロンボーンのための 「エクソダス」
(4)弦楽四重奏曲第2番(ハープシコードとチャイム付き)
(5)ヴォイスと弦楽四重奏のための 「シギタス・ゲーダによる4つの詩」

[CD2]〜献呈
(1)ピアノ三重奏とSOのための協奏曲
(2)パーカッションと弦楽オーケストラのための協奏曲 「ギュントのために(...per Giunt)」
(3)ピアノ、ヴァイオリン、チェロと室内オーケストラのためのトリオ・グロッソ(大三重奏曲)

[CD3]〜我が心は(paratum cor meum)
(1)チェロ、合唱、鍵盤楽器とSOのための 「我が心は(Paratum cor meum...)」
(2)室内交響曲
(3)チェロと弦楽四重奏のための 「ダーヴィドの歌」
[CD1]
(1)コルドスSQ/録音:2016年
(2)[リオラ・グロドニカイテ(Ms)、アンドリュス・ラジュキナス(Fl)、コルドスSQ、アナトリュス・シェンデロヴァス(P)、パヴェル・ギュンター(パーカッション)/録音:2007年
(3)リュダス・モチクーナス(Sax)、ライモンダス・スヴィアチケヴィチュス(アコーディオン)、コルドスSQ、アルカディリュス・ゴテスマナス(パーカッション)、マリウス・バルチュティス(Tb)/録音(ライヴ):2004年)
(4)[コルドスSQ、アナトリュス・シェンデロヴァス(ハープシコード、チャイム)/録音:2007年
(5)[ヨアンナ・ゲドミナイテ(S)、コルドスSQ
[CD2]
(1)カスカドス・ピアノ三重奏団、モデスタス・ピトレナス(指)、リトアニア国立SO/録音(ライヴ):2017年
(2)パヴェル・ギュンター(パーカッション)、ドナータス・カトクス(指)、聖クリストフォロス室内O/録音(ライヴ):2011年
(3)[フォルトヴィーヴォ・ピアノ三重奏団、ヴィータウタス・ルコチュス(指)、クライペダ室内O/録音(ライヴ):2019年
[CD3]
(1)ダーヴィド・ゲリンガス(Vc)、ヤウナ・ムジカ室内合唱団、インドレ・バイクシュティテ(ピアノ、チェレスタ、ハープシコード、シンセサイザー)、モデスタス・ピトレナス(指)、リトアニア国立SO/録音(ライヴ):2015年
(2)ダーヴィド・ゲリンガス(指)、リトアニア室内O/録音(ライヴ):2018年
(3)ダーヴィド・ゲリンガス(Vc)、コルドスSQ/録音:2008年
2019年にその生涯を閉じた現代リトアニアを代表する偉大な音楽家、アナトリュス・シェンデロヴァス(1945−2019)へと捧げる豪華3枚組の作品集。度々この巨匠の作品を取り上げてきたリトアニア出身の名チェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスの演奏を始め、Dreyer Gaidoレーベルに録音されてきたシェンデロヴァスの様々な編成による室内楽、協奏的作品がまとめられています。

Signum Classics
SIGCD-650(1CD)
バベル〜シューマン、ショウ、ショスタコーヴィチ
シューマン:弦楽四重奏曲第3番Op.41
キャロライン・ショウ(b.1982):3つのエッセイ
ショスタコーヴィチ
:弦楽四重奏曲第9番変ホ長調 Op.117
カリドルSQ

録音:2019年4月17日−19日、サフロン・ホール(エセックス、イギリス)
ニューヨークで活動するカリドルSQは、2016年に10万ドルという超高額賞金(室内楽では世界最高額)で知られるM-Prize国際室内楽コンクールで優勝し、国際的なキャリアをスタート。ボレッティ・ブイトーニ財団賞を獲得した最初の北米のアンサンブルとなり、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれるなど世界から注目を浴び、2018年には優れた若手演奏家に贈られるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントも受賞しています。
Signmu Classics第2弾となる「バベル(BABEL)」では、シューマンとショスタコーヴィチという意欲的な組み合わせに、キャロライン・ショウの作品をカップリング。キャロライン・ショウは、作曲家としてはピューリッツァー賞を受賞しグラミー賞に3度ノミネート、ヴォーカル・アサンブルのメンバーとしてはグラミー賞を受賞し、その他ヴァイオリニストやプロデューサーとしても活動しているアメリカの才女で、この弦楽四重奏のための「3つのエッセイ」は、2018年のカリドルSQBBCプロムス・デビューで初演された作品です。

Indesens
INDE-136(2CD)
ベートーヴェン:木管楽器のための室内楽作品集
ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17*
七重奏曲変ホ長調 Op.20+
ウィンド・ピアノ五重奏団〔ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)、ダビド・フェルナンデス・アロンソ(Hrn)*、マルク・トレネル(Fg)、セバスティアン・マンツ(Cl)、ヘルベルト・シュフ(P)〕、エレーヌ・ティスマン(P)*、フランス八重奏団+

録音:2007年−2014年
素晴らしいクォリティの管楽器のレコーディングを続々と世に送り出しているフランスの「アンデサンス(Indesens)」レーベルが、ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーに送り出すのは、木管楽器が主役を担う室内楽作品集!
中でも特に「ピアノ五重奏曲 Op.16」でその妙技を披露してくれるウィンド・ピアノ五重奏団は、そのメンバーたちの経歴がとにかく豪華。
オーボエのケロは2007年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのオーボエ部門で第1位に輝き、翌2008年にはバイエルンRSOの首席奏者に就任。
ホルンのアロンソもミロ・アンサンブルのメンバーとして2000年のARDミュンヘン国際音楽コンクールで第1位を受賞し、現在はロッテルダムPOの首席奏者として活躍中。
そしてファゴットのマルク・トレネルも2008年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門で第1位を受賞し、現在はパリOの首席奏者として活躍する傍ら、ヨーロッパ室内Oとマーラー室内Oのメンバーとしても活躍する名手。
さらにクラリネットのマンツは、40年間該当者が出なかったARDミュンヘン国際音楽コンクールのクラリネット部門で2008年に見事第1位を獲得するというセンセーショナルな成功を収め、現在は南西ドイツRSOの首席奏者を務めているなど、管楽器のメンバー4人全員が「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」の第1位受賞者というスーパー・アンサンブルなのです!
これらの実力派奏者4人を見事にまとめ上げているのが、ピアニストのヘルベルト・シュフ。ロンドン国際ピアノ・コンクールやウィーン国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つ室内楽のスペシャリストです。
実績抜群の世界的プレーヤーたちの共演によるベートーヴェン。アニヴァーサリー・イヤーを彩る豪華なアルバムの登場です!
Indesens
INDE-137(1CD)
瞑想曲〜チェロとピアノのためのロシア音楽集
チャイコフスキー:「四季」より 10月「秋の歌」
スクリャービン:練習曲嬰ハ短調 Op.2-1(クライン編)、
 練習曲変ロ短調 Op.8-11(ピアティゴルスキー編)、
 ロマンス(イッサーリス編)
ヴィシネグラツキー:「存在の日」の2つの主題による瞑想曲
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19、
 ヴォカリーズ
ダヴィッド・ルーヴェルス(Vc)、
フランソワ・ドーデー(P)

録音:2019年9月10日−11日、ロストロポーヴィチ・オーディトリアム(パリ、フランス)
パリ国立高等音楽院を一等賞で卒業した実績を持つフランスのチェリスト、ダヴィッド・ルーヴェルスの「ペルト、ブリッジ&ブリテン」の作品集に続くアルバムはユニークな「ロシアン・プログラム」。
ラフマニノフの傑作「チェロ・ソナタ」と「ヴォカリーズ」を軸に据え、チャイコフスキーやスクリャービンのアレンジ作品(編曲者たちが豪華!)、さらには「超半音階技法(ウルトラクロマティシスム)」を理論的に体系化し、微分音音楽を追求し続けたヴィシネグラツキーの「瞑想曲」を加えるという徹底ぶり。
ロシア音楽ファン(特にヴィシネグラツキー・ファン、ロシアン・アヴァンギャルド・ファン)は見逃せません!
Indesens
INDE-133(1CD)
シャモー:孤独な鳥ポリュムニアー/夏のマドリガル/クリスタル/ノクターナル/孤独な鳥 ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)、マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)、ジャン=フランソワ・デュレ(ヴィブラフォン)、アントワーヌ・ウヴラール(P)、ニコラ・プロスト(Sax)、ヨアヒムSQ

録音:2019年
ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)、マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)、ジャン=フランソワ・デュレ(ヴィブラフォン)、アントワーヌ・ウヴラール(P)、ニコラ・プロスト(Sax)、ヨアヒムSQ

VIVAT
VIVAT-120(1CD)
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ&ピアノ三重奏曲集
チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49(フルート、チェロとピアノ版/ピリオド楽器による世界初録音)*
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
フィオラ・デ・ホーフ(Vc)、
マルテン・ロート(Fl)*、
ミカエル・バルヤン(P)

録音:2019年11月18日−21日、Oude Dorpskerk(ブニク、オランダ)
使用楽器:チェロ:ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ(ミラノ、c.1750)/フルート:フリチョフ・アウリン(デュッセルドルフ、2015)〔ヴィルヘルム・リーベル(ドレスデン、c.1830)のレプリカ〕/ピアノ:セバスティアン・エラール(パリ、1847)
英国古楽界の巨匠ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル「Vivat」。
BBCミュージック・マガジンなどでも絶賛されたバッハの無伴奏チェロ組曲の録音(VIVAT107)以来となる、オランダの名女流チェリスト、フィオラ・デ・ホーフが登場。
ロバート・キング、インマゼール、ガーディナーなど古楽界の巨匠たちからの信頼も厚いフィオラ・デ・ホーフは、アムステルダムでアンナー・ビルスマにチェロを学び、バロック・チェリストとしてはヨーロッパのピリオド・オーケストラの首席奏者として、モダン・チェリストとしてはシェーンベルクSQのチェリストを20年にわたって務めるなど、ピリオド、モダンの両方の第一線で活躍を続けてきたオランダのトップ・チェリストの1人。
生涯にわたって、ピリオド楽器による室内楽に取り組んできたデ・ホーフが、1847年製のエラールを弾くアルメニアのピアニスト、ミカエル・バルヤンとの共演で、メンデルスゾーンの2つのチェロ・ソナタをまったく新しい色彩で描きます。
また、デ・ホーフと同様にアムステルダム音楽院等で教えているオランダの著名なフルート奏者マルテン・ロートが加わり、ヴァイオリンではなくフルートが参加するバージョンにアレンジした「ピアノ三重奏曲第1番」も収録。これは、ピリオド楽器による世界初録音となります。

FONE
SACD-167(1SACD)
限定盤
デュエッタンゴ〜ピアソラ:作品集
ワルツになった詩(ピアノとヴォーカル)/ブエノスアイレスの春(ピアノとバンドネオン)/天使のミロンガ(ピアノとバンドネオン)/受胎告知のミロンガ(ピアノ、バンドネオン、ヴァイオリン、ヴォーカル)/アディオス・ノニーノ(ピアノとバンドネオン)/オブリビオン(忘却)(ピアノ、バンドネオン、ヴァイオリン、ヴォーカル)/エスクアロ(鮫)(ピアノ、バンドネオン、ヴァイオリン)/タンゲディア(ピアノとバンドネオン)/天使の死(ピアノとバンドネオン)/ミケランジェロ70(ピアノ、バンドネオン、ヴァイオリン)/ビオレンタンゴ(ピアノとバンドネオン)/街路樹と煙突に寄せる手紙(ピアノとヴォーカル)
フィリッポ・アルリア(P)、チェーザレ・キアッキアレッタ(バンドネオン)、フェルナンド・スアレス・パス(Vn)、セシリア・スアレス・パス(ヴォーカル)

録音:2015年7月、ピアネッロ・ヴァル・ティドーネ市立劇場
最高峰のタンゴ・ヴァイオリニスト、フェルナンド・スアレス・パスも参加!Foneの高音質で愉しむピアノとバンドネオンの二重奏!
ピアソラ作品において、六重奏曲あるいは四重奏曲の中の要素として2次的な役割を果たすことの多いピアノと、ヴァイオリンと独占的に対話をすることの多いバンドネオンにスポットライトを当てた1枚。ピアノを担当しているフィリッポ・アルリアは、ピアノとバンドネオンが単独でも見事に相互作用し、必要に応じてヴァイオリンやヴォーカルと対話することで、ヴィルトゥオジティと重要な音の存在感を失わずにいられることをこの録音で証明したい、と述べています。本アルバムは作曲者のピアソラと、いくつかのトラックで演奏に参加している元ピアソラ楽団のヴァイオリニスト、フェルナンド・スアレス・パスに捧げられています。ヴォーカルのセシリアは彼の娘で、彼女の繊細な歌声がアルバムに説得力を加えています。一流の演奏をクリアな録音でお楽しみください。
FONE
SACD-097(1SACD)
限定盤
イタリアのホルン作品集
ニーノ・ロータ:山の城(ドメニコ・チェッカロッシ編)(ホルンとピアノのための)
レオーネ・シニガーリャ:2つの小品 Op.28(ホルンとピアノのための)
アンニバーレ・ブッキ:3つの歌(ホルンとピアノのための)
モシェレス:ロッシーニのアルバムの綴り「主題と変奏」 Op.138b(ピアノとホルンのための)
ドニゼッティ:不吉な愛(Dirsi addio)(ソプラノとホルン、ピアノのための)
ロッシーニ:幻想曲(ジャック=フランソワ・ガレ編)(ホルンとピアノのための)
ロッシーニ:前奏曲、主題と変奏(ホルンとピアノのための)
ファブリツィオ・フェスタ:Dolce lumen(ソプラノとホルン、ピアノのための)
ファブリツィオ・フェスタ:Forse davvero(ソプラノとホルン、ピアノのための)
シモーネ・バロンチーニ(Hrn)、
アドリアーナ・マルフィージ(S)、
ウンベルト・ファンニ(P)

録音:1997年3月、サン・フランチェスコ教会(イタリア、スキーオ)
珍しいレパートリーを含む、イタリアのホルン作品集。のびのびとした明るく朗らかな音から、野性味あふれる刺激的な音まで、バロンチーニのホルンを空気感まで捉えた名録音です。(マイクはノイマンのU47とM49を使用。)ドニゼッティとフェスタの作品ではソプラノが参加し、ホルンとともに美しいハーモニーを奏でています。登山家でもあったレオーネ・シニガーリャ(1868-1944)の「2つの小品」は20世紀初頭に書かれたもので、サン=サーンスやプーランクのような、やさしさと新古典主義的なユーモラスさが同居する佳品です。


Spectrum Sound
CDSMBA-055(1CD)
(1)プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
(2)コダーイチェロ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.4
(3)バッハ:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 BWV1028
(4)バルトーク:ラプソディ第1番
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
、ジェルジ・シェベック(P)

録音:(1)(2)1959年12月8日パリ(ライヴ)
(3)(4)1961年6月12日フランス国営放送(放送用セッション)モノラル
音源:INA Archives
当アルバムはヤーノシュ・シュタルケルとジェルジ・シェベックの共演で、1959年12月8日、パリにおけるデュオ・リサイタルからプロコフィエフとコダー イのチェロ・ソナタのライヴ音源とそして1961年6月12日、放送用セッションで録音されたバッハとバルトークが収録されております。
ハンガリーが生んだ20世紀の名チェリスト、シュタルケル。比類ないテクニックに裏打ちされた非常に表現力豊かな演奏で幅広いレパートリーで聴衆を魅 了してきました。ここに収録された4つの作品はまさにシュタルケルの芸術性を見事に表した傑作揃い!得意としたバッハから母国ハンガリーのコダーイ、バ ルトーク、そして初演から10年も経たない、当時の新作ともいえる難曲プロコフィエフのチェロ・ソナタ(ロストロポーヴィチとリヒテルにより1950年公 開初演されたプロコフィエフ晩年の傑作)まで充実の演奏を聴かせてくれます。共演のジェルジ・シェベックもさすがの演奏!最強のデュオが存在感を示した 好演を聴かせます!日本語帯・解説はつきません。 (Ki)

Chandos
CHAN-20170(1CD)
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.4−カウフマン:室内楽作品集
ウォルター・カウフマン(1907−1984):弦楽四重奏曲第11番
ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.44
弦楽四重奏曲第7番
ヴァイオリンとピアノのためのソナティナ第12番(クラリネットとピアノのための編曲版)
七重奏曲(3本のヴァイオリン、ヴィオラ、2本のチェロとピアノのための))
ARCアンサンブル、
スペシャル・ゲスト〜ジェイミー・クルスペ(Vn)、キムバーリー・ジョン(Vc)

録音:2020年1月6日−8日、トロント王立音楽院(カナダ)
※全曲世界初録音
1930年代、ヨーロッパから離れなければならなかった作曲家たちの室内楽作品を、トロントを拠点とする室内楽団「ARCアンサンブル」が復興へと導くシリーズ「ミュージック・イン・エグザイル 〜 亡命者たちの音楽」。第1巻「ベン=ハイム(CHAN 10769)」、第2巻「フィテルベルク(CHAN-10877)」、第3巻「シモン・ラクス(CHAN 10983)」に続く好企画第4巻は、全曲世界初録音となる、ウォルター・カウフマン(1907−1984)の室内楽作品集。
ボヘミアのカールスバート(当時はオーストリア=ハンガリー帝国の1部)に生まれ、プラハとベルリンで研鑽を積んだカウフマン。アルバート・アインシュタインやフランツ・カフカのサークルと友好を築きながらもナチス政権の犠牲となり、インドへ亡命。全インド放送(All India Radio)の音楽監督を務め、アメリカへ渡りハリファクス音楽院のピアノ教師、ウィニペグSOの指揮者、インディアナ大学の教授等を歴任しています。現在では殆ど忘れ去られてしまっているカウフマンの音楽ですが、皮肉なことに彼が作曲した全インド放送のテーマ曲は今でも毎朝放送されており、何百万人のインド人が聞いているとのこと。
インドとアジアの音楽を研究したカウフマンの作品は、東洋と西洋の並外れた融合を実現し、ドビュッシー、バルトーク、ストラヴィンスキーの煌めきとボヘミア、クレツマー音楽のヒントから、驚くべき独創性を発揮しています。

Indesens
INDE-140(1CD)

PINDE-140(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ジャック・モージェ 60周年記念盤
ルグラン(アーヴィン・ワーグナー編):セザールのファンファーレ
ムソルグスキー(ケネス・C.ゲアース):展覧会の絵より プロムナード
バーンスタイン(ジャン=ミシェル・デュファイ編):ウェストサイド・ストーリーより マリア、トゥナイト
プロコフィエフ(P.マニフィチ編):ロメオとジュリエットより モンタギュー家とキャピュレット家
ジャン=ドミニク・メティエ:ドロップス・オヴ・タイム
アレクサンドル・マストランジェロ:ファンファーレ
クリス・ホールディング:ジャック・オヴ・ダイヤモンズ
フレディ・マーキュリー(ジョン・ボールズ編):ボヘミアン・ラプソディー
ルグラン:おもいでの夏
J.J.ジョンソン(ロバート・エルカー編):トリビュート・トゥ・ジェイ・ジェイ*
フランス民謡(クリス・ホールディング編):フレール・ジャック・エ・アミ(ジャック兄弟と仲間たち)
ジャック・モージェ(Tb)
ジャック・モージェ・トロンボーン・アンサンブル
ケヴィン・スクワイア(G)*
エマ・ミシェル(ベース)*
アレックス・アシュール(ドラム)*

録音:2020年8月24日、聖二コラ教会(ヴァルモン、フランス)
母国フランスだけでなく、現在の世界のトロンボーン界における屈指のスタープレーヤーの1人、ジャック・モージェ。フランス・トロンボーン界のレジェンド、ミシェル・ベッケに師事し、パリ・オペラ座Oの首席奏者を務めた後、現在は国際的ソリストとして、世界各国でコンサートやマスタークラスを開催するなど、後進の指導にも力を注ぎ、直近のニュースでは、国際トロンボーン協会の会長に就任しています。
ジャック・モージェの60歳を祝し、世界各国のトロンボーン奏者が集結。日本からは氏との交流も深い、小野 隆洋(山口芸術短期大学 芸術表現学科 准教授)らが参加しています。クラシックの名曲から、ミュージカル、ジャズなど、豊富なレパートリーを誇る氏ならではの好プログラムで構成されており、アントワーヌ・クルトワのトロンボーンから生まれる伝統のフランス・サウンドと、氏が長きに渡り培ってきた音楽性を存分に発揮したこのアルバムは、トロンボーン・ファン、管楽器関係者に是非とも手に取っていただきい1枚!

RUBICON
RCD-1048(1CD)
フォーレ、シューベルト他:ピアノ三重奏曲集
フォーレ:ピアノ三重奏曲 Op.120
シューベルト:ピアノ三重奏のためのノットゥルノ D.897
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番Op.8(改訂版)
トリオ・イシムシズ〔パブロ・エルマン・ベネディ(Vn)、エルデム・ミシルリオグル(P)、ミヒャエル・ペトロフ(Vc)〕
2009年にギルドホール音楽院で結成されたトルコ語で「無名」を意味する単語をアンサンブル名に冠するトリオ・イシムシズのセカンド・アルバム。アリーナ・イブラギモヴァのキアロスクーロ・クヮルテットのメンバーでもあるヴァイオリンのパブロ・エルマン・ベネディ、2008年のBBCヤング・ミュージシャン・コンクールの協奏曲部門のファイナリスト、エルデム・ミシルリオグル、イギリスのECHOライジング・スター・シリーズに選出されたミヒャエル・ペトロフの若手実力派3アーティストによるトリオ・イシムシズは、2015年のトロンハイム国際室内楽コンクール第1位&聴衆賞、2017年のウィーン・ハイドン国際コンクールでは第2位を受賞し、現在もっとも刺激的で勢いのあるアンサンブルの1つとして期待を寄せられています。
ベートーヴェンとブラームス、そして武満徹という意欲的なプログラムでデビュー・タイトルを飾ったトリオ・イシムシズのセカンド・アルバムは、前作に引き続きブラームスと、後期フォーレの孤独な三重奏曲、シューベルトの雰囲気溢れるノットゥルノ(夜想曲)を組み合わせた魅力的なラインナップ。その高い技術と充実したアンサンブル能力が、英ストラド誌、英グラモフォン誌、仏ディアパソン誌などでも好レビューを得た若手ピアノ・トリオの次なる進化にご注目ください。

Solo Musica
SM-283(5CD)
NX-G11
ベートーヴェンの世界 1799-1851
【CD1】ベートーヴェンの世界 1799年
アダルベルト・ギロヴェッツ(1763-1850):弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.47 No.3(1799)…世界初録音
ハイドン:弦楽四重奏曲 ト長調 Op.77 No.1 Hob. III:81(1799)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.18 No.1(1798-1800)
【CD2】ベートーヴェンの世界 1806年
ボッケリーニ(1742-1805):弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.64 No.1 G.248(1804)
ペーター・ヘンゼル(1770-1831):弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.20 No.4(1808)…世界初録音
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 Op.59 No.1(1806)
【CD3】ベートーヴェンの世界 1826年
ドニゼッティ:弦楽四重奏曲 第17番 ニ長調(1825)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番ヘ長調 Op.135(1826)
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調「死と乙女」op. posthum D 810(1824/26)
【CD4】ベートーヴェンの世界 1827/1842年
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op.13(1827)
シューマン:弦楽四重奏曲 第3番 イ長調 Op.41 No.3
【CD5】ベートーヴェンの世界 1851年
ツェルニー(1791-1857):弦楽四重奏曲 第28番 変イ長調(1851)…世界初録音
カザルQ【フェリックス・フロッシュハマー(Vn1)、ラヘル・ロジーナ・シュペート(Vn2)、マルクス・フレック(Va)、アンドレアス・フレック(Vc)】

録音:2017年11月1-3日、2018年5月30日-6月1日、2019年1月4-6日、6月2-4日、8月26-29日
長い歴史の中に突然出現する真の天才は、彼らの活動領域だけではなく広い範囲に影響を及ぼすことが知られています。ケンブリッジ大学ではそ んな天才を100人選び出し、世界に与えた影響を研究しています。ベートーヴェンは第27位に選出されており、彼が活躍していた当時から、現代 に至るまで、その音楽が人々にどのような影響を与えていたかについても様々な研究がなされています。 このカザル四重奏団による5枚組は、ベートーヴェンの同時代、更には後世への影響という観点から5つの時点を取り上げ、彼の先人であるギロ ヴェッツやハイドン、ボッケリーニから、シューベルトやツェルニーら彼の次世代の作曲家たち、そしてシューベルトやメンデルスゾーン、シューマンといった ロマン派の作曲家たちの作品を並べることで、ベートーヴェンをとりまく音楽界の動向を探っていくというプロジェクト。世界初録音も含む興味深いア ルバムです。

ACCENTUS Music
ACC-30529CD(1CD)
ベートーヴェン(ライネッケ編):三重協奏曲ハ長調Op.56(ピアノ三重奏版)
ショパン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
ギドン・クレーメル(Vn)、
ギャドレ・ディルヴァナウスカイテ(Vc)、
ゲオルギス・オソキンス(P)

録音:2019年5月/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール
クレーメルがベートーヴェンとショパンに取り組みました。もちろんベートーヴェンの協奏曲やアルゲリッチと共演したソナタのディスクはロングセラーと なっていますが、今回は三重協奏曲に初挑戦。ヴァイオリン、チェロ、ピアノを主役とする協奏曲ですが、カール・ライネッケがピアノ三重奏のみに編曲し た興味深い版によるのがクレーメルならでは。またショパン作品もクレーメルがほとんど手掛けないため、誰もが非常な興味をそそられるはずでしょう。
ライネッケは1866-7年にベートーヴェンの三重協奏曲を室内楽に編曲しました。原曲のソロ部分は尊重し、オーケストラ部分をヴァイオリン、チェロ、 ピアノの3つの楽器に見事に振り分け、それぞれの楽器にふさわしい奏法に直しました。その結果、オリジナルのピアノ三重奏曲と見まごう新たな作品に生 まれ変わりました。
この珍しい版をクレーメルの名演で聴くことができるのは贅沢な限り。現在の夫人であるディルヴァナウスカイテのチェロ、2015年のショパン国際コンクー ルのファイナリストで、同年来日し東京ニューシティOとショパンのピアノ協奏曲第1番を披露したラトヴィアの若手ゲオルギス・オソキンスとの共演 も息があい、魔術のような世界へと誘ってくれます。
もうひとつ嬉しいのはショパンのピアノ三重奏曲がクレーメルの演奏で味わえること。ショパン19歳の作であまり演奏、録音に恵まれていませんが、協 奏作品を除けば彼自身がヴァイオリン・パートを書いた唯一のもので貴重。ワルツやノクターンなどの甘美で華やかなイメージからすると辛口なのもクレーメ ル向きですが、彼が現在執心しているヴァインベルク作品の祖先的要素が垣間見れる点で選ばれたのかと思わせます。またショパンはチェロを嗜むリトアニ ア系貴族ラージヴィウ公に献呈しましたが、この演奏のディルヴァナウスカイテはまさにリトアニア人、クレーメルならではの細部のこだわりが感じられます。 説得力満点で曲の真価に気づかされます。 (Ki)

Hoxa
(Willowhayne Records)
HS-502622(1CD)
NX-B06
『ロクリアン・ロリポップス』
ガーシュウィン:すべてを忘れよう
 スラップ・ザット・ベース
ドナルドソン:メイキン・フーピー
ガーシュウィン:わが恋はここに
 スワンダフル
ポーター:エニシング・ゴーズ
 エヴリ・タイム・ウィ・セイ・グッバイ
 レッツ・ドゥ・イット
ガーシュウィン:ジャスト・アナザー・ルンバ
ジョプリン:ローズリーフ・ラグ
ガーシュウィン:サマータイム
スースドルフ:バーモントの月
バーンスタイン:ニューヨーク、ニューヨーク
ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン
ジョプリン:ラグタイム・ダンス
アンダーソン:フィドル・ファドル
 プリンク・プレンク・プランク
シャーウィン:バークリースクエアのナイチンゲール
ポーター:よくあることさ
ロクリアン・アンサンブル(弦楽四重奏)
タイトルの「ロリポップ」とは、"ぺろぺろキャンディー"のこと。1991年に結成されたロクリアン・アンサンブルは、現代音楽や女性作曲家の作品 紹介に力を入れ、幅広いレパートリーを持っています。そのコンサートではいつも、ここに収録されているようなライトな音楽から数曲のアンコー ルを披露しており、それは彼女たちのトレードマークになりました。シリアスなクラシック作品を聴いた後に聴くジョプリン「ラグタイム」、ガーシュウィ ンの「サマータイム」、「わが恋はここに」や、ジャズのスタンダードとしても親しまれる「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などは、まさに音楽のロリポップ です。この「ロリポップ」という言葉をコンサートで使用し始めたのは、イギリスの名指揮者サー・トーマス・ビーチャムといわれ、コンサートの後の観 客の高ぶった感情を落ち着かせるため、シロップの様な、メロドラマ風な、心を癒す楽曲を選んで演奏したそうです。

TRITON
TRIHORT-571(1CD)
ジャック・ボワガレ(b.1927):弦楽四重奏曲&五重奏曲
弦楽四重奏曲第2 番
弦楽四重奏曲第3 番
弦楽五重奏曲*
シリウスQ【クレア・エーッケマン(Vn) 、フレデリック・ドダン=クラヴォ(Vn) 、クラリス・リナルド(Va) 、ピエール・ジョゼフ(Vc)】
シルヴァン・デュランテル(第2ヴィオラ)*

録音:2016-2020年 フランス,リール
フランスの作曲家、ジャック・ボワガレ(1927-)の弦楽四重奏曲2 曲と弦楽五重奏曲、いずれ も世界初録音とされます。20 世紀後半の作曲家らしいとんがった前衛が楽しめる。 シリウス四重奏団は2005 年創設のまだ若いSQ。

HCR
HCR-21(1CD)
「ワールド・ライン」〜新しい実験音楽
リチャード・バレット(b.1959):「ワールド・ライン」〜ピッコロ・トランペット、4 分音フリューゲルホルン、打楽器とエレクトリック・ラップ・スティール・ギターとエレクトロニクスの為の
ティモシー・マコーマック(b.1984):「沈下」〜2 人のエレクトリック・ラップ・スティール・ギター奏者の為の
リザ・リム(b.1966):「ザ・リヴィング・サークル」〜ソロ・トランペットの為の
エリジオン(室内アンサンブル)

録音:2018-2019 年
エリジオンはエレクトリック・ラップ・スティール・ギター、打楽器、ピッコロ・トランペッ ト、4 分音フリューゲルホルンとエレクトロニクスで構成されたアンサンブル。こうした編 成から想像される通り、そこから作り出される音楽、音響は極めて実験的。バレットの「ワ ールド・ライン」は冒頭からいきなり工事現場の爆音のようなノイズで始まり、その後、そ れぞれの楽器がこれでもかというほどの特殊奏法で考えられるかぎりのノイズを奏しそ れをエレクトロニクスが更に増幅、変調されるもの。30 分あまりの時間終始そんな状態 だが、そんなノイズの中に身を置いていると不思議と密教的な宗教的時間、リリシズム が感じられてくる。バレットは2001 年に横浜で開催された ISCM 世界音楽の日々で作 品が入選したが、あまりの作品の難しさに演奏がキャンセルされたといういわくつきの作 曲家。ノイズ系現代音楽、フリー・ジャズの好きな人は必聴の作品。マコーマックの「沈 下」もエレクトリック・ギター2 台でフリー・インプロヴィゼーション風のノイズの嵐が吹き荒 れる作品。リザ・リムの「ザ・リヴィング・サークル」はソロ・トランペットのために書かれたノ イズや即興とは無縁の緻密な作品。

CLAVES
50-3009(1CD)
バルトーク・アルバム
(1)2台のピアノと打楽器の為のソナタ Sz.110
(2)ピアノ・ソナタ Sz.80
(3)野外にて Sz.81
(4)舞踏組曲 Sz.77
チェン・チャン(P)
(1)北村朋幹(P)、
(1)ユリス・アゼルス(打楽器)、
(1)ウェイチー・パイ(打楽器)

録音:2019年11月/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
俊英ピアニスト、チェン・チャン期待の新アルバムはバルトークを録音しました!チェン・チャンは、中国出身。深?音楽院で2007年から2011年まで 学び、その後テキサス・クリスチャン大学音楽学部でタマス・ウンガー氏に、ベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒ氏にそれぞれ師事。これまでにメナヘム・ プレスラー、レオン・フライシャー、パウル・バドゥラ=スコダ、ドミトリー・バシキーロフ、エリソ・ヴィルサラーゼなど世界的ピアニストから薫陶をうけて います。
2011年クララ・ハスキル国際コンクールで聴衆賞を受賞しております。現在ヨーロッパでの活動を中心に、ルール・ピアノ・フェスティヴァル、ノアン・ショ パン・フェスティヴァル、ヴェルビエ音楽祭、ベルリン国際音楽祭、モントルー・ヴヴェイ9月音楽祭など数々の音楽祭に招待されています。これまでにシュー マンのピアノ作品集(ACC 304652CD / ACCENTUS MUSIC)をリリースし、好評を博しております。
期待のバルトークでは共演者にも注目!打楽器とピアノを組み合わせたユニークな作品「2台のピアノと打楽器の為のソナタ」では、日本を代表するピア ニスト北村朋幹も参加しております。この他、「ピアノ・ソナタ」、「野外にて」、「舞踏組曲」とバルトークのピアノ作品を堪能できる充実のアルバムです。

ARIA CLASSICS
ARIA-001(1CD)
チェロとピアノの為の作品集
プロコフィエフ:チェロとピアノの為のソナタ ハ長調 Op.119
ショスタコーヴィチ:チェロとピアノの為のソナタ ニ短調 Op.40
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-17(チェロとピアノの為の版)
ガブリエル・ウレニャ(Vc)
パチ・アイスピリ(P)

録音:2019年12月、パラシオ・バルデス劇場、アビレス、アストゥリアス、スペイン
1989年スペインのアビレス(アストゥリアス州) に生まれ、ウィーン音楽院でナタリア・グートマンに師事したチェリスト、ガブリエル・ウレニャのデビューCD。

TEMPS RECORD
TR-1672(1CD)
ユダヤ人の生活―過去の肖像〜クラリネットとピアノの為の音楽
ベーラ・コヴァーチ(1937-):Sholem-Alekhem, Rov Friedman!
ポール・シェーンフィールド(1947-):クレズマー・クラリネットとピアノの為のソナティナ
ヴァインベルク(1919-1996):クラリネットとピアノの為のソナタ Op.28
ブロッホ:ユダヤ人の生活より (クラリネットとピアノの為の版)
祈り / 哀願 / ユダヤの歌
メシアン:世の終わりの為の四重奏曲 から 鳥たちの深淵 (クラリネットの為の)*
マルセル・ザウラー(1969-):クレズマー・ファンタジー (クラリネットとピアノの為の)
マジクデュオ【トル・ジャナスタ(Cl)、マルク・スムジ (ピアノ(*以外)) 】

NON PROFIT MUSIC
NPM-1807(1CD)
21世紀の協和音的室内楽
アンドレアス・フォイヴォス・アポストル(1991-):メタモルフォーゼ [Metamorphoses] (ピアノの為の)(1991)*(w)
パーヴェル・カルマーノフ(1970):スタジアムに降る二番目の雪 [Second Snow on the Stadium](ヴィオラとピアノの為の) (#/*)
ホセ・ゴンサレス・グラネロ(1985-):弦楽四重奏曲 第1番「眠れない愛の夜」[Noche del Amor Insomne] +(w)
エレーナ・カッツ=チェルニン(1957-):紙の傘の踊り [Dance of the Paper Umbrellas](ピアノと弦楽の為の五重奏曲) (*/+)
イバン・パロマレス・デ・ラ・エンシナ(1977-):コン・モート [Com moto](弦楽四重奏の為の) +(w)
ヤン・ヴァホフスキ(1998-):ピアノと弦楽の為の五重奏曲(*/+)(w)
ダニエル・デル・ピノ(P)*
アベムス・カルテット(弦楽四重奏 +)【エリカ・ロマリョ、ビセンテ・クエバ (Vn)、マリアン・エレロ(ヴィオラ、ヴィオラ・ソロ#)、シモン・ヴェルス (Vc) 】

録音:2018年2、4月、セザンヌ・プロダクション、マドリード、スペイン
進行に従い演奏の音量が大きくなっていく(クレッシェンドしていく) というコンセプトのプログラム。(w)はノン・プロフィット・ミュージック財団主催の室内楽作曲コンクール "1st edition of Cum Laude Music Awards" 受賞作品で、これが世界初録音。
アポストルはギリシャ、カルマーノフはロシア、グラネロとパロマレス・デ・ラ・エンシナはスペイン、カッツ=チェルニンはソヴィエト連邦ウズベク(現ウズベキスタン) 共和国出身オーストラリア、ヴァホフスキはポーランドの作曲家。
ダニエル・デル・ピノ(1972年レバノン生まれ) はホアキン・アチュカロ(1932-) 門下のスペインのピアニスト。アベムス・カルテットは2012年にデビューしたスペインのSQ。チェロのシモン・ヴェレスはチェコ出身。

MUSICA VIVA
MV-107(1CD)
ビーダーマイヤーの筋書き〜フルート、ヴァイオリンとピアノの為の音楽
ヨゼフ・ヴァイグル(ヨハン・ハインリヒ・カール・ボルンハルト 編):歌劇「船乗りの恋、あるいは 海賊」[L'amor marinaro ovvero il Corsaro](1797) 〜序曲(フルート、ヴァイオリンとピアノの為の版)
ヴェンツェスラウス・マティーカ [ヴァーツラフ・トマーシュ・マチェイカ] (1773-1830):フルート、ヴァイオリンとピアノの為のノットゥルノ Op.21
ヨゼフ・ヴァイグル(ヨハン・ハインリヒ・カール・ボルンハルト編):歌劇「スイスの一家」(1809) 〜序曲 (フルート、ヴァイオリンとピアノの為の版)
ヨゼフ・キュフナー(1776-1856):フルート、ヴァイオリンとピアノの為のセレナード Op.2
クラシコ・テルツェット・イタリアーノ [イタリア・クラシック三重奏団]【ウバルド・ロッソ(Fl)、カルロ・デ・マルティーニ(Vn)、フランチェスコ・ビラーギ(G) 】
MUSICA VIVA
MV-121(1CD)
クラリネット・アンサンブルの為の作品集
アルフレート・ウール(1909-1992):3つのクラリネットとバスクラリネットの為のディヴェルティメント
ピエール・マックス・デュボワ(1930-1995):4つのクラリネットの為の四重奏曲
ローベルト・シュタルク(1847-1922):ファンタスティック・ピース [Pezzi Fantastici]
(2つのクラリネット、バセットホルンとバスクラリネットの為の)
パストラーレ / 輪舞 [Reigen] / ワルツ・カプリッチョ
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):スケルツェット、パヴァーヌとゴパーク (3つのクラリネットとバスクラリネットの為の)
ジャン・フランセ(1912-1997):2つのクラリネット、バセットホルンとバスクラリネットの為の小四重奏曲
アンリ・トマジ(1901-1971):4つのクラリネットの為の3つのディヴェルティメント
ローベルト・シュタルク:2つのクラリネット、バセットホルンとバスクラリネットの為のセレナータ
シュタルク・カルテット(クラリネット・カルテット)【サウロ・ベルティ (Cl)、ヴィニバルド・バッカリ(クラリネット、バセットホルン)、セルジョ・ブルスカ (クラリネット、バスクラリネット)、アントニオ・フライオーリ (Cl)、パオロ・ベルトラミーニ(Cl) 】

録音:2017年4月23-24日、2018年5月1日、アビー・ロッキ・スタジオ、ローマ、イタリ

MUSICA VIVA
MV-240(2CD)
ベートーヴェン:フルートとピアノの為の作品集
フルートとピアノの為のソナタ 変ロ長調 Anh.4(偽作)
2つのフルートの為のアレグレットとメヌエット WoO 26(1792)*
フルートとピアノの為のセレナード ニ長調 Op.41(1803)
[CD 2]
民謡の主題によるフルートとピアノの為の6つの変奏曲 Op.105(1818-1819)
民謡の主題によるフルートとピアノの為の6つの変奏曲 Op.107(1818-1819)
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)
ルイゼッラ・ボッテオン(Fl)*
マッシミリアーノ・ダメリーニ(ピアノ(*以外))

録音:2012年5月、ジェノヴァ、イタリア

Capriccio
C-54028(1CD)
NX-B05
テブロ川のほとりで-ヴィヴァ・イタリア
ガスパール・カサド(1897-1966):トッカータ(1925)-フレスコバルディ原曲 (F.ミルス編)
A・スカルラッティ: テブロ川のほとりで(1690頃)(B.ビョルンズ編)
ヘンデル:歌劇「リナルド」(1711)-アルミレーナのアリア 第2幕「涙の流れるままに」(R.クリステンセン編)
ヴェルディ:歌劇「シチリアの夕べの祈り」(1855)よりシンフォニア(M.グローマー編)
エレナのボレロ 第2幕「ありがとう、愛する友よ」 (W.シュヴイールギエール編)
アンドレアス・ビンダー(1969-):コンチェルト・イタリアーノ(2007)(H.ツェリナー編)
Il vento di Querceto クェルチェートの風
Una passeggiata a Roma ローマの散歩道
Il traffico di Napoli ナポリの交通
レハール:喜歌劇「ジュディッタ」(1934)よりジュディッタのアリア 第4幕「私の唇は熱いキスをする」(J.リップ編)
ルーサー・ヘンダーソン(1919-2003):ジルダと5人の公爵(1990/1851)-ヴェルディ原曲
ドメニコ・モドゥーニョ(1928-1994):ヴォラーレ「青く塗られた青の中で」
(1957) (A.レーフス編)
フランチェスコ・サルトーリ(1957-):タイム・トゥ・セイ・グッバイ(1996) (J.リップ編)
シボーン・スタッグ(S)
ベルリン・ドイツSOのメンバーによる金管五重奏団
ファルク・メルテンス(Tp)
ラファエル・メンツェン(Tp)
アントニオ・アドリアーニ(Hrn)
アンドレアス・クライン(Tb)
ヨハネス・リップ(テューバ)

録音:2019年5月9-15日
既発リリース:C5202 Round Midnight
ベルリン・ドイツSOのメンバーによる金管五重奏団。彼らのCapriccioへの第2作目となるアルバムはイタリア声楽作品を中心にした作品 集。オーストラリア出身の若きソプラノ歌手、スタッグをソリストに迎え、アルバム・タイトルでもあるアレッサンドロ・スカルラッティの「テブロ川のほとり で」から、誰もが一度は耳にしたことのある「ヴォラーレ」「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」などの名曲を味わい深く高らかに奏でています。各々の作品は メンバーのリップをはじめ、現代の若手アレンジャーたちが手を加えており、メンバーたちの妙技を存分に堪能できます。

Linn
CKD-636(1CD)
NX-B09
『マケドニッシモ』〜パンデ・シャホフ(1973-)による、マケドニア伝統音楽の編曲集
Plait 1
1. Pembe 2. Buv?ansko 3. Berovka 4. Male?evka 5. Crnogorka
Plait 2
6. ?ije je ona devoj?e (シモン・トルプチェスキの両親に捧ぐ)
7. Ibrahim od?a 8. Beran?e
Plait 3
9. Filka, moma 10. Sitna lisa2 11. Staro ?unovo
12. Ratevka 13. Dra?evka
Plait 4
14. Ne si go prodavaj, Koljo, ?iflikot 15. ?etvarki 16. ?u?uk
Plait 5
17. Veligdensko 18. Piperkovo
19. Pomni? li libe, Todoro 20. Janino
Plait 6
21. Metovo 22. Pelistersko 23. Postupano
シモン・トルプチェフスキ (ピアノ、アコーディオン、歌)
使用ピアノ…Steinway & Sons Model D 587462
ヒダン・マムドフ (クラリネット、サクソフォン、カバル、歌)
アレクサンドル・クラポフスキ (ヴァイオリン、歌)
アレクサンデル・ソモフ (チェロ、歌)
ヴラトコ・ヌシェフ (打楽器、歌)

録音:2018年1月27-29日ポットン・ホール、ダンウィッチ、サフォーク州、UK
1979年マケドニア生まれのピアニスト、シモン・トルプチェフスキ。BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストへの選出のほか、2003年にはロイヤル・フィ ルハーモック協会のヤング・アーティスト・アウォードを受賞、これまでEMI、ONYX、AVIEなどのレーベルから多くのアルバムをリリースしてきた実力派の彼が、故 郷マケドニアのアーティストらと組んでその伝統音楽を演奏したアルバムが登場です。編曲は、トルプチェフスキと同様英国で活躍するマケドニア出身の作曲家 シャホフによる、ジャズのイディオムも盛り込んだもの。小さな曲が6つのPletenki(英語でPlait=組み紐)というセットにまとめられています。ピアノのほかクラリネッ ト、ヴァイオリン、チェロなどが活躍し、尺八のようなバルカン半島の民族楽器カバルも登場。メンバーの歌もフィーチャーされ、トルプチェフスキも自らの幼年時代 に直結したPlait2で、思い入れたっぷりの歌を披露します。快活な変拍子とゆったりとした抒情性。ブルガリアの民族音楽にも通じるような、明らかに異国の音 楽なのに日本人にも懐かしい、そんな魅力的な響きを堪能できるアルバムです。

CPO
CPO-555355(1CD)
NX-B02
ベートーヴェン:テノール、管楽器と弦楽器のためのアレンジ集
ヘンデルのオラトリオ『ユダ・マカベウス』の主題による12の変奏曲 ト長調WoO45(A.N.タルクマンによる八重奏編)
アデライーデ Op.46(M.ウッキによるテノールと七重奏編)
遥かなる恋人に Op.98(A.N.タルクマンによるテノールと八重奏編)
七重奏曲 変ホ長調 Op.20
イルケル・アルジャユレク(T)
ルートヴィヒ・チェンバー・プレーヤーズ

録音:2020年1月27-29日
ベートーヴェン作品のアレンジ集。このアルバムには20世紀の編曲家タルクマンとウッキによる「ユダ・マカベ ウスの主題による変奏曲」と2つの歌曲を室内アンサンブル伴奏版にアレンジしたものを収録。本来はピ アノとチェロ、ピアノと歌のための作品ですが、ここではピアノ伴奏とは一味違う新しい響きをお楽しみいた だけます。最後に収録されているのはベートーヴェンの七重奏曲。この曲は後にベートーヴェン自身の手 でピアノ三重奏版へと編曲されていますが、オリジナル版の多彩な響きはとても魅力的です。トルコ出身 のテノール、アルジャユレクの甘く張りのある声も聴きどころです。ルートヴィヒ・チェンバー・プレーヤーズは日 本のヴァイオリニスト、白井圭がコンサート・マスターを務めるアンサンブル。チェロの横坂 源、コントラバス の幣 隆太朗もメンバーに名を連ねています。

ARCANA
A-204(6CD)
NX-E03
管楽合奏のための作品集、管楽合奏によるオペラ、協奏曲
【DISC 1】
『2つのオーボエ、2つのホルン、2つのファゴットのためのディヴェルティメント』
ディヴェルティメント ヘ長調 K. 213
ディヴェルティメント 変ロ長調 K. 240
ディヴェルティメント 変ホ長調 K. 252/240a
ディヴェルティメント ヘ長調 K. 253
ディヴェルティメント 変ロ長調 K. 270
【DISC 2】
『管楽合奏のためのセレナーデとディヴェルティメント』
セレナーデ 変ホ長調 K. 375
ディヴェルティメント 変ロ長調 K. 186/159b
セレナーデ ハ短調 K. 388/384a
【DISC 3】
セレナーデ 変ロ長調 K. 361/370a 「グラン・パルティータ」
ディヴェルティメント 変ホ長調 K. 166/159d
【DISC 4】
『13楽器のためのオペラ編曲集』
「フィガロの結婚」 K. 492 より
「ドン・ジョヴァンニ」 K. 527 より
「コシ・ファン・トゥッテ」 K. 588 より
(編曲:アルフレード・ベルナルディーニ)
【DISC 5】
ディヴェルティメント ニ長調 K. 131
行進曲 K.290/167AB
ディヴェルティメント ニ長調 K. 205/167A
ディヴェルティメント ニ長調 K. 251 「ナンネル・セプテット」
【DISC 6】
オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314/285d
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K. 191/186e
2つのヴァイオリン、オーボエ、チェロと管弦楽のためのコンチェルトーネ ハ長調 K. 190/186E
マッシモ・スパダーノ、マウロ・ロペス (Vn)
アルフレード・ベルナルディーニ (Ob)
ガエターノ・ナジッロ (Vc)
アルフレード・ベルナルディーニ (オーボエ、指揮)
ゼフィーロ(古楽器使用)

【DISC 1】 初出:Astree E8529 録音:1994年6月

【DISC 2】 初出:Astree E8573 録音:1996年3月

【DISC 3】 初出:Astree E8605 録音:1996年9月

【DISC 4】 初出:Ambroisie AMB9962 (現役盤: ARCANA A374)
録音:2004年2月

【DISC 5】 初出:DHM 88697126102 録音:2006年2月

【DISC 6】 初出:DHM 88697924082 録音:2006年12月
パオロ・グラッツィ (Ob)
アルベルト・グラッツィ (Fg)
1989年の夏、古楽先進地オランダや英国で活躍していたイタリア出身のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアル ベルト・グラッツィの3人によって結成されたゼフィーロは、ピリオド楽器を用いたイタリアの団体としてはかなり長い歴史を重ねてきた部類に属します。そのキャリア 初期のAstree(現Naive)レーベルの時代から、様々なレーベルで体系的に取り上げてきたモーツァルトの作品を一堂に集めたBOXセットが登場です。モー ツァルトが管楽合奏のために書いたオリジナル作品のほとんどを網羅しているほか、当時人気を博した管楽合奏によるオペラの形式に倣い、ベルナルディーニが 「グラン・パルティータ」の編成に編曲したアルバム、創立者3人がソリストとして活躍する協奏曲集までを集めた総括的な内容は、あらゆる方面から歓迎される ことでしょう。限定盤での発売です。

露OLYMPIA
MKM-314(1CD)
ダニール・シャフラン
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ長調 D 821
シューマン:幻想小曲集 Op.7
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調
ダニール・シャフラン(Vc)
フェーリクス・ゴットリープ(P)

録音:1978年

ELOQUENTIA
EL-1547(1CD)
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲 第2番ホ短調 Op.92
ピアノ三重奏曲 第1番ヘ長調 Op.18
トリオ・ラティテュード・41
バーナディーン・ブラハ(P)
リヴィア・ソーン(Vn)
ルイージ・ピオヴァーノ(Vc)

録音:2014年2月、ラ・リバットラ、イタリア
これまで日本では流通の機会に恵まれなかった2015年1月発売の旧譜。2009年に結成されたトリオ・ラティテュード・41のセカンドCD。

ARTESMON
AS-746-2(1CD)
カリオペー・トリオ・プラハ
マルティヌー:ヴァイオリン、チェロとピアノの為の牧歌集 H.275
ヨセフ・スーク(1874-1935):ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op.2
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第1番ハ短調 Op.8
カリオペー・トリオ・プラハ
マルケータ・ヴォカーチョヴァー(Vn)
ヤン・ゼメン(Vc)
アレナ・グレシュロヴァー(P)
ARTESMON
AS-747-2(1CD)
ヴァリアーチェ・アンサンブル・プラハ
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第3番ト長調 K.156 から プレスト
バッハ:管弦楽組曲 第3番ニ長調 BWV 1068 より アリア(弦楽四重奏の為の版)
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調「ひばり」Op.64 -5 から メヌエット
ヴィヴァルディ:「四季」から 春 RV 269 〜ラルゴ(弦楽四重奏の為の版)
スーク(1874-1935):弦楽四重奏曲 ニ短調 から 舟歌 変ロ長調
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 Op.46-3(パウル・クレンゲル編曲、弦楽四重奏の為の版)
ユモレスク Op.101-7(弦楽四重奏の為の版)
弦楽四重奏曲 第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96 から レント
ワルツ イ長調 Op.54-1(弦楽四重奏の為の版)
ワルツ ニ長調 Op.54-2(弦楽四重奏の為の版)
スメタナ:弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「わが生涯より」から ラルゴ
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調「アメリカ」Op.96 から フィナーレ
ヴァリアーチェ・アンサンブル・プラハ【ヤン・ヨウザ(Vn1)、ペトラ・ブラプツォヴァー(Vn2)、ヴラスタ・ベラノヴァー(Va)、ヨセフ・ドヴォジャーク(Vc)】

LOTOS
LT-0164-2(1CD)
クトナー・ホラ国際音楽祭 2017/ミシェル・レゾンとゲストたち
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581*
メシアン:世の終わりの為の四重奏曲(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、クラリネットの為の) から +
 鳥たちの深淵/間奏曲
フィンジ:クラリネットと弦楽の為の協奏曲 変ロ長調 Op.31 #
フランツ・クロンマー(1759-1831):クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の四重奏曲 Op.83**
ミシェル・レゾン(Cl)
ヤクプ・フィシェル、シュチェパーン・イェジェク (ヴァイオリン*)
カレル・ウンテルミュレル(ヴィオラ(*/**))
ルカーシュ・ポラーク(Vc)*
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)+
イジー・バールタ(チェロ(+/**))
コンスタンチン・リフシッツ(P)+
ロマン・パトチュカ(ヴァイオリン**)
アンサンブル 2013 #
ヤクプ・フィシェル、マルチナ・バチョヴァー、エヴァ・ニクリノヴァー、
シュチェパーン・イェジェク(Vn)
カレル・ウンテルミュレル、イジー・ジグムント (Va)
シュチェパーン・ドレジャル、ハナ・バボラーコヴァー (Vc)
トマーシュ・カルピーシェク(Cb)

録音:2017年、ライヴ、クトナー・ホラ国際音楽祭、クトナー・ホラ、チェコ

Nimbus Alliance
NI-6397(1CDR)
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調
フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番ニ短調Op.89
式守満美(P)、
ウィハンSQ

録音:2018年3月24日−35日、聖ヴァヴジネツ教会(チェコ)
式守満美は、ロンドンのパーセル音楽学校を経て英国王立音楽大学に進み、首席で卒業。その後は、読売日本SO、九州SO、イギリス室内Oなどと共演。イブラ・グランドプライズ国際コンクール第2位、アリーチェ・ベルコーレ国際コンクール最高位、ロンドン・エマニュエルトロフィー・コンクール優勝など、数々の賞を受賞。アメリカ、イギリス、フランス、スペインの音楽雑誌やラジオでも取り上げられており、BBCミュージック・マガジンからは「式守満美の演奏は、力強く繊細。眩しいように見事」と称賛されています。日本では、「音楽の友」のディスク・セレクションで「今月の注目盤」に選ばれたり、「レコード芸術」で高い評価を受けるなど国内外で注目を集めています。
1985年に結成されたウィハンSQは、1991年のロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第1位を受賞。ビートルズのアレンジというユニークなプログラムをリリースするなど、幅広いレパートリーに定評があるチェコの実力派クヮルテットです。ウィハンSQは度々来日公演を行っており、2016年にも結成30周年記念来日ツアーを成功させています。
収録されているフランクとフォーレのピアノ五重奏曲は2017年の来日公演で式守満美とウィハンSQが共演したプログラムです。繊細で魅惑的な演奏を繰り広げる式守満美とウィハンSQに注目です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

FONE
SACD-214(1SACD)
限定盤
ノン・ソロ・タンゴ〜ライヴ
ルイス・バカロフ:イル・ポスティーノ
ピアソラ:南へ帰ろう
カルロス・ガルデル:首の差で
ピアソラ:天使のミロンガ、天使の死、
 アヴェ・マリア、アディオス・ノニーノ、
 言葉のないミロンガ、エスクアロ(鮫)、
 オブリビオン(忘却)、リベルタンゴ
マンシーニ:ピンク・パンサー
フィリッポ・アルリア(P)、
チェーザレ・キアッキアレッタ(バンドネオン)

録音:2019年4月13日、ピアッジオ博物館オーディトリアム(イタリア)
舞台は、イタリア、トスカーナ州ポンテデーラにある世界的なオートバイ&車メーカー、ピアッジオ(Piaggio)の本社に併設されているピアッジオ博物館(ムゼオ・ピアッジオ)。映画「ローマの休日」でアン王女が乗ったことからも世界的な人気を得たベスパ(Vespa)など、ピアッジオの歴代製品やコンセプト車、貴重な資料などが展示されているピアッジオ博物館のオーディトリアムで行われたFONEミュージック・フェスティヴァル2019の5つのライヴ録音のうちの1つ。
アルバム「デュエッタンゴ(SACD167)」が大ヒットとなったフィリッポ・アルリオとチェーザレ・キアッキアレッタが、ふたたびFONEの録音に登場。イタリアの若きピアニスト、教師、指揮者、そしてジャズ・ピアニストとしても活躍するフィリッポ・アルリオと、イタリアを代表するバンドネオン&アコーディオン奏者、チェーザレ・キアッキアレッタによる、ピアノとバンドネオンのデュオ。リベルタンゴ、オブリビオンをはじめとするピアソラの傑作集に、タンゴの名曲「首の差で(ポル・ウナ・カベサ)」、イタリア映画界の巨匠ルイス・バカロフがアカデミー賞を受賞した「イル・ポスティーノ」などまばゆいばかりの名品を情熱と哀愁のバンドネオンで披露。最後はFONEレーベルのオーナーでありレコーディング・エンジニアでもあるジュリオ・チェーザレ・リッチがコレクションしている「ピンク・パンサー」のアンコールで締めくくります。使用マイクはノイマンのU47、U48、M49。

Onyx
ONYX-4207(1CD)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.498
ロンド・コンチェルタンテ 変ロ長調 K.333(ラジッチ編曲/原曲:ピアノ・ソナタ第13番第3楽章)*
デヤン・ラジッチ(P)、
ベンヤミン・シュミット(Vn)、
ゼン・フー(Vn)*、
ヨハネス・エルケス(Va)、
エンリコ・ブロンツィ(Vc)
バルカン半島、クロアチアが生んだ天才コンポーザー=ピアニスト、デヤン・ラジッチ(ラツィック)。ONYX録音第3弾となるのは、オーストリアの名ヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットなど、ラジッチが長年共に演奏してきた友人たちと演奏した親密な室内楽アルバム。モーツァルトの傑出した2つのピアノ四重奏曲をメインに、自身の編曲による「ロンド・コンチェルタンテ(協奏的ロンド)」をカップリング。これは、協奏曲風のカデンツァ・パッセージを持つピアノ・ソナタ第13番の第3楽章からのアレンジで、2018年に「ピアノと管弦楽」のためのバージョンが初演されていますが、今回のアルバムでは「ピアノ五重奏」のバージョンで収録。第2ヴァイオリンは、中国人として初のミュンヘン・フィル団員となった女流奏者ゼン・フー(ツェン・フー)が参加。ブラームスのヴァイオリン協奏曲を『ピアノ協奏曲第3番』へとアレンジした功績によって世界へその名を轟かせたデヤン・ラジッチの豊かな才能に再びご注目ください!

SUPRAPHON
SU-4288(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3(1793-95)
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調「大公」 Op.97(1811-13)
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」 Op.70-1(1808)
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2(1808)
スメタナ・トリオ【イトカ・チェホヴァー(P)、ヤン・ターリヒ(Vn)、ヤン・パーレニーチェク(Vc)】

録音:2019年12月14&17日、2020年2月6日、2020年5月22-24日、2020年6月16-18日/マルティーネク・スタジオ(プラハ)
スメタナ・トリオといえば1934年創設の往年の名人団体を思い出しますが、そのピアニストで創立者ヨゼフ・パーレニーチェクの息子のチェリスト、ヤン・ パーレニーチェクが世襲して二代目スメタナ・トリオとして現在も第一線で活躍しております。その評価は「ボザール・トリオ、スーク・トリオを凌ぐ」とも 激賞されており、伝統受け継ぐピアノ三重奏団として定評があります。
その名手が揃ったスメタナ・トリオがベートーヴェンの生誕250周年を記念してピアノ三重奏曲から「大公」、「幽霊」を含む4作品を録音しました!切 れ味抜群で颯爽としているスメタナ・トリオが奏でるベートーヴェンは絶品の一言に尽きます。阿吽の呼吸から生まれる魂のこもった演奏をご堪能ください!

WERGO
WER-7394(2CD)
ゲルト・ザッハー(1929-2014):独奏&二重奏作品集
(1)オルガンのための『75 Event(ualitie)s』(1987)〜スピーカーで再生されたファン・アジェンデ=ブリンのピアノ作品「Siebeneinhalb Dezennien」と同時演奏、リアリゼーション1
(2)フルートとピアノのための『Glossar』 Op.2(1952)
(3)ピアノのためのプロジェクション(ca.1975)
(4)ピアノのための5つの変容 Op.3(1954)
(5)ソプラノとオルガンのための『魚の腹のなかにおけるヨナの祈り』(1964)
(6)オルガンのための『爆発』(1973)
(7)四分音ずらして調律された2台のピアノのための『いま何時』(1994)
(8)オルガンのための『75 Event(ualitie)s』(1987)〜スピーカーで再生されたファン・アジェンデ=ブリンのピアノ作品「Siebeneinhalb Dezennien」と同時演奏、リアリゼーション2
ハスティ・モラヴィアン((5)ソプラノ)
エヴェリン・デーゲン((2)フルート)
ピアノ・デュオ〈トーマス・ベッヒュリ/ゲルトルート・シュナイダー〉((7))
トーマス・ギュンター((3)(4)ピアノ)
アルフレッド・ポルマン((2)ピアノ)
ファン・アレンデ=ブリン((1)(8)ピアノ)
マティアス・ゴイティング((1)(5)(6)(8)オルガン)

録音:(1)(5)(6)(8)2017年7月24-25日、(7)2017年5月6-7日、(3)(4)2016年2月19日、(2)2016年2月23日
全曲世界初録音
ゲルト・ザッハーは20世紀音楽には欠かせないオルガニストであり、リゲティ、ケージ、カーゲル、シュネーベル、イサン・ユンなどの作曲家が彼のため にオルガン曲を書いています。しかし作曲家としてのザッハーはあまり知られていません。
ザッハーの作品集はWERGOレーベルからは1990年に「フーガの技法」(WER-6184)がリリースされているのでこれが2作目。収録曲はすべて世界 初録音で、50年に渡り書かれた作品が並んでいます。それらはほとんど楽譜に正確にノーテーションされた音楽ですが、ケージに捧げられた作品である『75 Event(ualitie)s』には演奏者の裁量にゆだねられた即興的な要素があるため、2種類の録音を収めています。演奏ごとの違いに注目ください。 (Ki)
WERGO
WER-6432(1CD)
チェン・フィフィ(1985-):作品集
(1)ソプラノとライヴ・エレクトロニクスのための『メ・デュー・サ』(2016)
(2)ソプラノ、アルト、クラリネット、チェロ、ドラムス、エレクトロニクスのための『エコーとナルキッソス』 (2018)
(3)プリペアド・ピアノのための『メッセンジャー』(2017)
(4)コレグラフド・ピアノ・トリオとダンサーのための『セイレーンが呼んでいる』(2019)
(5)4人の音楽家とエレクトロニクスのための『あなたの最適な選択』(2017)

●ボーナス映像(ブックレット内のQRコードから視聴いただけます)
声楽アンサンブルのための『ユア・ターン』(2019)
『メ・デュー・サ』
『エコーとナルキッソス』
『メッセンジャー』
『セイレーンが呼んでいる』
キム・ヨウミ((1)ソプラノ)
シルケ・エヴァース((2)S)
ノア・フレンケル((2)A)
アンサンブル・エクスペリメンタル((2))
SWRエクスペリメンタル・スタジオ((2))
デトレフ・ホイジンガー((2)指)
クラウディア・チャン((3)P)
アンサンブル・uBu((4))
ソフィア・オットー((4)ダンス)
アンンサンブル・モザイク((5))

録音:2016-2019年
中国の作曲家チェン・フィフィによる作品集。声楽、器楽、エレクトロニクスを用い、神秘的かつ遊び心のある多彩な音色を駆使した音楽を聴かせます。 ナルキッソスやセイレーンなどギリシャ神話をもとにしたイメージの湧きやすい題材を使いつつ、音楽とコミュニケーション、パフォーマンスといった人間の行 う動作を解体し再構築して、新たな表現を作り出そうとする書法は驚きと発見に満ちたもの。なお、ブックレット内のQRコードから何曲かの作品の演奏動 画を見ることが出来ます。 (Ki)

Dynamic
CDS- 7886(1CD)
NX-A13
ベートーヴェン:フルートのための室内楽作品集
セレナード Op.41 ニ長調 フルートとピアノのための
ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 Op.15-第2楽章 Adagio(テオバルト・ベーム編)
セレナード Op.25 ニ長調 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのための
ルイザ・セッロ(Fl…ミヤザワ 14K)
ブルーノ・カニーノ(P)
ミリアム・ダル・ドン(Vn)
ジュゼッペ・マリ(Va)

録音:2020年2月28日、2020年3月10日
ベートーヴェンの「セレナード ニ長調」はまず、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのための三重奏曲として1796年 に完成を見ました。20代後半、リヒノフスキー侯爵の支援により生活が安定したベートーヴェンの気持ちが反 映されているのか、全曲を通して明るい曲想が漲る快活で美しい作品です。作品は1802年に出版される やいなや大評判となり、その翌年にはライプツィヒの出版社からフルートとピアノ版のベートーヴェン自身による アレンジが出版され、こちらも高い人気を獲得しました。アルバムには、この2つのヴァージョンとともに、近代フ ルートを完成させたことで知られるテオバルト・ベームが編曲した「ピアノ協奏曲第1番-第2楽章」のピアノとフ ルート版を収録。交響曲以外、フルートが活躍する作品をあまり残さなかったベートーヴェンの知られざる作 品を楽しめます。明るい音色を持つセッロのフルートにカニーノら名手たちが絶妙なサポートを付けています。

CEDILLE
CDR-90000196(1CD)
NX-B04
パシフィカ弦楽四重奏団
シュラミト・ラン(1949-):Glitter, Doom, Shards, Memory 燦・凶・礫・憶-弦楽四重奏曲第3番…世界初録音
ジェニファー・ヒグドン(1962-):Voices
エレン・ターフィ・ツウィリッヒ(1939-):五重奏曲-アルト・サクソフォンと弦楽四重奏のための
オーティス・マーフィー(アルト・サクソフォン)
パシフィカSQ

録音:2019年1月16日、2019年12月20-21日
グラミー賞受賞経験のあるパシフィカSQが演奏する現代作品集。ここで採り上げられた作曲家 は、全てピューリッツァー賞を受賞しており、その作品は問題意識の高い、聴きどころの多いものです。ランの 「燦・凶・礫・憶」は1944年にアウシュヴィッツで生涯を閉じた画家フェリックス・ヌスバウムを称えた作品。ヒグ ドンの「Voices」は激しいエネルギーの爆発の後、深い静けさに満たされます。また、女性作曲家ツウリッヒに よる官能的なアルト・サクソフォンの響きが魅力的な五重奏曲は、各奏者の名人芸が存分に発揮できる技 巧的な作品。ここでサクソフォンを演奏しているのは、インディアナ大学ジェイコブズ・スクールの教授を務める オーティス・マーフィーです。

GRAND SLAM
GS-2223(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 「雨の歌」Op.78
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
(1)(3)エドウィン・フィッシャー(P)、
(2)ティト・アプレア(P)

録音:(1)1954年5月11&12日、(2)1956年3月29日、(3)1954年10月18-20日/ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
録音方式:モノラル(録音セッション)
■制作者より
ジョコンダ・デ・ヴィートの録音遺産の中でもブラームスの3曲のヴァイオリン・ソナタは、彼女の資質に最も似合った、名演中の名演として知られています。 その演奏を、演奏者の息づかいが間近に聴き取れるような音質で復刻しました。 また、解説書にはデ・ヴィートの引退直後に行われたインタビューも掲載しています。現役時代の苦悩、早すぎる引退(50代半ば)の理由、引退後の生 活などを切々と語っています。もともとデ・ヴィートの取材記事は非常に少なく、たいへんに貴重な資料です。(平林直哉)

QUERSTAND
VKJK-1906(1CD)
ギュンター・ラファエル(1903-60):作品集Vol.7〜弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1 番ホ短調(1924)
弦楽四重奏曲第2 番ハ長調(1925)
弦楽四重奏曲第6 番へ長調(1946)
アカシアQ

録音:2017年
querstand が進めるギュンター・ラファエル作品集第7 弾。ラファエルはベルリン生 まれ。彼の第 1 交響曲はフルトヴェングラーによって初演され幸先のよい作曲家人 生を歩み始めたが、自らの病気とナチスの台頭により戦時中、作品の発表は制限さ れた。それでも彼は生涯に 5 つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、6 つの弦楽四重奏 曲を始めとする多くの作品を残した。このディスクには 6 つの弦楽四重奏曲のうち 3 曲がセレクション。全て調性で書かれており、ブラームスから後期ロマン派の半音階 的和声の影響が色濃い。戦後1946 年に書かれた第6 番はヘ長調の表記がされて いるが、調性感は微妙でセリーではないものの無調に近づく部分もある。歴史に埋 もれた知られざる作曲家の貴重な作品集。

CAvi
85-53408(1CD)
シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」&「鱒」に基づく現代作品集
フェラント・クルイセント:サイバー変奏曲
シューベルトの「鱒」五重奏に基づく
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 「鱒」 Op.114 D.667
ジェラルド・レッシュ:池と湧水
ヨハネス・X・シャハトナー:シューベルトの「鱒」五重奏への補遺
デヤン・ラジッチ:鱒の池
 シューベルトの歌曲「鱒」の主題に基づく変奏曲
オスモ・タピオ・ライハラ:Kirkasvetinen (ブライトウォーター)
ジルケ・アヴェンハウス(P)、
レナ・ノイダウアー(Vn)、
ウェン=シャオ・ジェン(Va)、
石坂団十郎(Vc)、
リック・ストーテイン(Cb)

録音:2018年5月、SWRスタジオ(ドイツ、カイザースラウテルン)
以前からシューベルトの「鱒」五重奏曲を録音したいと考えていたピアニストのアヴェンハウスは、かつてジルヴェスター・パウムガルトナーがシューベルトに「歌曲『鱒』の主題による変奏曲を含む五重奏曲」の作曲を依頼したように、5人の現代作曲家に「鱒」に基づく作品を委嘱し、『トラウト(鱒)・プロジェクト』を立ち上げました。依頼には演奏時間の制限や、メインの楽器を一つ選ぶという条件があり、その結果テンポも性格もさまざまな、5つのユニークな作品が生まれました。シューベルトの和声を参照したライハラの作品を除き、各曲にはところどころ「鱒」の動機やテーマの断片が現れるため、現代音楽に馴染みのないリスナーでも問題なく楽しむことができます。オリジナルの「鱒」五重奏曲の演奏も、洗練と迫力を両立させた素晴らしいものです。
CAvi
85-53424(1CD)
SIN PALABRAS 言葉もなく
アニバル・トロイロのスタイルによる3つのタンゴ
コルティナ(カレル・ブレデンホルスト:サンバ) [チェロ&ループ・ステーション]
3つのミロンガ
コルティナ(バッハ:パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006のジーグ) [ヴァイオリン・ソロ]
3つのタンゴ(オスバルド・プグリエーセのスタイルによる)
コルティナ(バッハ:シンフォニア ト長調 BWV796) [バンドネオン&チェロ]
3つのタンゴ(ルシオ・デマーレのスタイルによる)
コルティナ(ジュリー・ロクセス&アンドレアス・ロクセス:ノクティルカス)
3つのタンゴ・ワルツ
コルティナ(ショパン:前奏曲 嬰ハ短調Op.28-10)[ピアノ・ソロ]
3つのタンゴ(オラシオ・サルガンのスタイルによる)
クアルテート・ソルタンゴ〔マルティン・クレット(P)、アンドレアス・ロクセス(バンドネオン)、カレル・ブレデンホルスト(Vc)、トマス・レイフ(Vn)〕

録音:2018年5月、 ドイチュラントラジオ 室内楽ホール(ドイツ、ケルン)
このアルバムは、リスナーを伝統的なミロンガ(アルゼンチン・タンゴのダンス・パーティ)の雰囲気に引き込むことを目的としており、コルティナ(ダンスにひと区切りつけ踊り相手を替えるための音楽)で区切られたタンダ(数曲のダンスがセットになったもの)で構成されています。タンダはそれぞれ黄金時代の有名なバンドリーダーのスタイルをとっています。現在のタンゴDJはポップスからジャズ、クラシックまで様々なジャンルのコルティナを演奏するようになっていますが、本アルバムでもメンバーがミュージシャンとしての多様なバックグラウンドを反映した短いソロやデュオ曲(バッハやショパンも!)を披露しており、よりリアルな雰囲気を作り出しています。
CAvi
85-53446(1CD)
セクエンツァ
ビーバー:ロザリオのソナタより パッサカリア ト短調
シャリーノ:6つのカプリースより 第2番&第5番
ベリオ:セクエンツァ VIII
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121
フランツィスカ・ヘルシャー(Vn)
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)

録音:2018年5月-6月、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
「人気があるかどうかを基準とせず、各時代の重要な作品をリスナーに届ける」「初期の音楽の視点から現代音楽を照らし、過去の作品に現代的な特徴を見出す」という明確な意思のもと、バロック期のビーバーと20世紀のシャリーノ、ベリオを並べ、「両極端は相通ず」を実際に音で示した1枚です。アルバム後半に置かれたシューマンの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」についても、バロック的な形式であるコラールと、進歩的な作曲技術、表現手段を組み合わせている点で、ビーバーやシャリーノとつながる作品であるといいます。このようなプログラムに説得力を持たせるのは容易なことではありませんが、フランツィスカ・ヘルシャーは緊張の糸を途切れさせることなく、技術的にも内容的にも素晴らしい演奏を繰り広げ、聴き手を魅了することに成功しています。
CAvi
85-53239(1CD)
ジョージ・アンタイル:ヴァイオリン作品全集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番〜第4番
アレッサンドロ・ファジュオーリ(Vn)
アレッシア・トッファニン(P)
※使用楽器:エウジェニオ・デガーニ(1880年製)& ヤマハ CF グランドピアノ

録音:2016年8月&2017年9月、Teatro O.P.S.A.(イタリア、パドヴァ)
「バレエ・メカニック」 や 「飛行機ソナタ」、 「野蛮なソナタ」 などの前衛的な作風で知られるアメリカの作曲家、ジョージ・アンタイル(1900-1959)のヴァイオリン作品全集第1巻。第1巻に収められた4つのヴァイオリン・ソナタは、アンタイルがバルトーク、オーンスタイン、ストラヴィンスキーなどの影響を受け前衛的な音楽を書いていた時期と、40代になってある程度保守的な音楽を書くようになった時期の両方にまたがっています。4曲ともアイディアに満ちた刺激的な作品ばかりですが、第1番におけるパーカッシブな要素、第2番に現れたダダイズム・キュビスム、第3番に見られる初期ストラヴィンスキー風の、新古典主義的な傾向、第4番におけるプロコフィエフやショスタコーヴィチからの影響と、各曲にはアンタイルの作風の変化がしっかり刻まれており、その変遷を知る上でも大変興味深い1枚となっています。
アレッサンドロ・ファジュオーリは、ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院で学び、後にエンツォ・ポルタに師事して20世紀のヴァイオリンのレパートリーを学んだヴァイオリニスト。ヴェネチア・ビエンナーレで「後期ノーノの演奏法」をテーマに奨学金を得た後、さらに近現代音楽の研究を進め、2014年からは母校で現代弦楽四重奏のレパートリーに関するマスタークラスを開催しています。ピアニストのアレッシア・トッファニンとは、これまでにラヴェル、ドビュッシー、サティ、ミヨー、ストラヴィンスキー、メシアンなどの録音を行っています。
CAvi
85-53272(1CD)
コダーイ:チェロ作品集
チェロとピアノのためのソナティナ、
無伴奏チェロ・ソナタ Op.8、
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
ユリアン・ステッケル(Vc)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、
パウル・リヴィニウス(P)
※使用楽器:チェロ…アンドレア・グァルネリ(1685年製)、ヴァイオリン… シュテファン=ペーター・グライナー(2001年製)

録音:2017年9月&2018年1月、deutschlandfunk kammermusiksaal(ドイツ、ケルン)
ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の経歴を持つ1982年生まれのドイツのチェリスト、ユリアン・ステッケルが満を持して挑むコダーイの 「無伴奏チェロ・ソナタ」!バルトークによって「他に類を見ないもの」と評されたコダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」は、低いほうの2つの弦を半音下げて調律するスコラダトゥーラの技法が用いられているほか、パーカッシブなピチカートや重音奏法、駒に限りなく近い位置で演奏するスル・ポンティチェロなど、さまざまな超絶技巧がちりばめられた難曲として知られています。演奏者はチェロからありとあらゆる音色を引き出すことが求められますが、ステッケルは優れた洞察力と申し分のないテクニックでその要求に応え、作品から真の美しさを引き出しています。名手ヴァイトハースとの二重奏や、リヴィニウスとのソナティナ(チェロ・ソナタOp.4の第3楽章として書かれたドビュッシー風の名品)も聴き逃せない名演奏です。
CAvi
85-53077(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 変ホ長調「ノットゥルノ」Op.148 D.897
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8
「愛と死」をテーマとしたリルケ、ラスカー=シューラー、シェイクスピア、ブレヒトらの詩の朗読
ファイニンガー・トリオ、
カタリナ・タールバッハ(朗読)

録音:2016年4月&6月、TELDEX Studios(ドイツ、ベルリン)
ベルリン・フィルのメンバーであるクリストフ・シュトロイリ(Vn)とダヴィッド・リニカー(Vc)、そしてスイスのピアニスト、アドリアン・オーティカーによって2015年に結成されたファイニンガー・トリオ。彼らが演奏する鮮烈なシューベルト&ショパンに、ドイツの名女優カタリーナ・タールバッハが朗読する24の詩を組み合わせた、音楽と言葉によるコンセプチュアルな1枚です。「愛と死」をテーマに、シューベルトの「ノットゥルノ」やショパンの「ピアノ三重奏曲」の雰囲気と合う作品として、インゲボルク・バッハマン、ライナー・マリア・リルケ、エルゼ・ラスカー=シューラー、ゴットフリート・ベン、ウィリアム・シェイクスピア、ベルトルト・ブレヒトらの詩が選ばれました。アルバムのタイトルはワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の2重唱から取られています。
ファイニンガー・トリオは、バウハウスとの関わりでも知られる画家・デザイナーのライオネル・ファイニンガー(1871-1956)に対する深い共感から名付けられたピアノ三重奏団。彼らの表現力の豊かさ、ニュアンスと音色の幅広さは音楽評論家からも高く評価されています。彼らはシーズンごとに特定のテーマにプログラムを集中させており、C'aviレーベルにドビュッシーとラヴェル(8553317)や、スーク、ドヴォルザーク、スメタナ(8553293)のピアノ三重奏曲を録音しています。
CAvi
85-53425(1CD)
プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ集
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.134
ナタリア・プリシェペンコ(Vn)、
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2016年4月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
1973年ソ連(シベリア)生まれ、アルテミス四重奏団の第1ヴァイオリンとして18年間活動し多くの賞を受賞してきたヴァイオリニスト、ナタリア・プリシェペンコが、同じ1973年ソ連(レニングラード)生まれの名ピアニスト、ディーナ・ウゴルスカヤと共演したアルバム。2019年に癌で亡くなったウゴルスカヤが、長い闘病によって体調が悪化しているなかでこだわり抜いた晩年の録音です。
多くの共通点を持ちながら、まったく異なる道を歩むこととなったプロコフィエフとショスタコーヴィチ。互いに批判しながらも、営業を受け、認めあってきたロシアの巨匠たちのヴァイオリン・ソナタを、現代ロシアの名女流奏者たちが奏でます。
CAvi
85-53114(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集Vol.3
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 Op.11 「街の歌」
交響曲第6番ヘ長調 Op.68 「田園」(クリスティアン・ゴットリープ・ベルケ(1796−1875)編曲/ピアノ三重奏版)
ベートーヴェン・トリオ・ボン〔ジンサン・リー(P)、ミハイル・オヴルツキ(Vn)、グリゴリー・アルミャン(Vc)〕

録音:2019年4月、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
BTBが名前に掲げるベートーヴェンのアニヴァーサリー・アルバムは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲のためのオリジナル作品と、管弦楽作品からのピアノ三重奏アレンジを1曲ずつ組み合わせて対比させるという、こだわりのプログラムで贈る全3巻のシリーズ。最終巻となる第3巻は、ベートーヴェンの名曲ピアノ・トリオ、「街の歌」と交響曲第6番「田園」の組み合わせ。
当時オーケストラ作品の室内楽版は日常的に作られており、「田園」も(当初はその革新性ゆえにあまり評価されなかったにもかかわらず、)初演から数十年の間に、弦楽六重奏、ピアノ2手、4手、8手、フルート四重奏などのアレンジ版が登場しています。最初にピアノ三重奏版を書いたのは、ブラームスの友人でもあったというフルートの名手(ゲヴァントハウスOのメンバー)、クリスティアン・ゴットリープ・ベルケ(1796−1875)です。

DUX
DUX-1654(1CD)
スタニスワフ・モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクール2019 Vol.2〜レッセル&ルジツキ
●レッセル:作品集
(1)弦楽四重奏曲第8番変ロ長調 Op.19
(2)ピアノ三重奏曲ホ長調 Op.5
●ルジツキ:作品集
(1)イタリア Op.50
(2)ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための「ラプソディ」Op.33
(3)ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.35
●レッセル:作品集
(1)アトマSQ
(2)クオレ・ピアノ三重奏団
●ルジツキ:作品集
(1)ミハウ・ジェヴィオル(P)
(2)アペイロン・トリオ
(3)セプテム五重奏団

録音(ライヴ):2019年9月20日−27日、アルトゥール・マラフスキ・ポドカルパッカ・フィルハーモニック(ジェシュフ、ポーランド)
「第1回モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクール」のライヴ第2巻は、19世紀前半のフランチシェク・レッセル(c.1780−1838)と20世紀前半のルドミル・ルジツキ(1883−1953)の2人の作品を収録。
ショパン以前のポーランドにおける最重要作曲家とも称されるレッセルはウィーンでハイドンに師事。古典派の作風をベースにロマン派、そしてショパンの時代への橋渡しを担いました。
対するルジツキはベルリンでフンパーディンクに作曲を師事。シマノフスキらと共に「若きポーランド」を結成し、近代のポーランドを代表する音楽家の1人として知られています。
DUX
DUX-1656(1CD)
スタニスワフ・モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクール2019 Vol.4〜マラフスキ&スピサク
●マラフスキ:作品集
(1)ピアノ三重奏曲
(2)おとぎ話
(3)ブルレスケ
(4)タトラ山脈の三重奏曲
●スピサク:作品集
(1)フモレスケ
(2)木管五重奏曲
(3)2本のヴァイオリンのための組曲
●マラフスキ:作品集
(1)クオレ・ピアノ三重奏団
(2)パウリーナ・ブホク(Vn)、アンナ・ソハツカ(P)
(3)パウリーナ・ブホク(Vn)、ヨアンナ・ソハツカ(P)
(4)イヴァン・シェムチェク(P)
●スピサク:作品集
(1)ピオトル・パヴラク(P)
(2)クラクフ・ゴールデン五重奏団
(3)ギダシェフスカ=ワグニャク・デュオ

録音(ライヴ):2019年9月20日−27日、アルトゥール・マラフスキ・ポドカルパッカ・フィルハーモニック(ジェシュフ、ポーランド)
「第1回モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクール」のライヴ第4巻は、2人の20世紀ポーランドの音楽家、アルトゥール・マラフスキ(1904−1957)とミハウ・スピサク(1914−1965)。
作曲家、ヴァイオリン奏者、教育者、指揮者としての多彩な姿を持っていたマラフスキ。左手の怪我によりヴァイオリニストとしてのキャリアを断念せざるを得なくなった後は、指揮者として精力的な活動を展開。教育者としてもペンデレツキやキラールを指導するなど、次の世代に多くのものをもたらしています。
アルコール中毒だった父に悩まされる苦難の少年時代を過ごしながらも、バツェヴィチやナディア・ブーランジェ、ルトスワフスキにその才能を認められ才能を開花させたミハウ・スピサク(1914−1965)。1955年に開催されたオリンピックの公式アンセムを選出するコンクールでグランプリを受賞するという快挙を達成した20世紀前半のポーランドの大作曲家の1人です。
DUX
DUX-1657(1CD)
スタニスワフ・モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクール2019 Vol.5〜エルスネル、ドブジンスキ&ノスコフスキ
●エルスネル:作品集
(1)ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.10-1
(2)ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.10-3
●ドブジンスキ:作品集
(1)4手連弾のための「ポロネーズ風ロンド」Op.6
(2)ピアノ三重奏曲イ短調 Op.17より 第1楽章:アレグロ・モデラート
(3)フルートとピアノのための「アンダンテとポロネーズ風ロンド」Op.42
●ノスコフスキ:作品集
ヴァイオリン・ソナタ イ短調
●エルスネル:作品集
(1)(ロクサナ・クヴァシュニコフスカ(Vn)、ウカシュ・フジェシュチク(P)
(2)エフィメロ・デュオ
●ドブジンスキ:作品集
(1)アンドリウティ=シェムチュク・ピアノ・デュオ
(2)クオレ・ピアノ三重奏団
(3)ポーランド・アート・デュオ
●ノスコフスキ:作品集
ロクサナ・クヴァシュニコフスカ(Vn)、ウカシュ・フジェシュチク(P)

録音(ライヴ):2019年9月20日−27日、アルトゥール・マラフスキ・ポドカルパッカ・フィルハーモニック(ジェシュフ、ポーランド)
「第1回モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクール」のライヴ第5巻は、ユゼフ・エルスネル(1769−1854)、イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807−1867)とジグムント・ノスコフスキ(1846−1909)の3人の作品を収録。
1821年にワルシャワ音楽院を創設し、2人の偉大なるポーランド人作曲家、ショパンとモニューシュコの師でもあったエルスネル。ポーランド語のオペラの作曲家として有名なだけに、ヴァイオリン・ソナタでその室内楽の魅力を知れるのは嬉しいところ。
ショパンと同時代の音楽家でウィーン古典派とポーランドの民族音楽の要素を組み合わせた作風を持つドブジンスキ。最も有名な1824年の「ピアノ協奏曲」は、ショパンの同作品との類似点が語れることが多いが、実は作曲されたのはドブジンスキの作品の方が先でした。ショパン以前に民族舞曲のクラコヴィアクをピアノ協奏曲に採り入れるというアイディアを実現させて作曲家です。
そして留学先のベルリンで研鑽を積み、ポーランドにおける最初の交響曲の作曲家とも称されるノスコフスキ。シマノフスキやフィテルベルクの師でもあり、ワルシャワ音楽協会の会長も務めた同時代の重鎮です。
DUX
DUX-7647(1CD)
クシジャノフスカ:室内楽作品集
チェロ・ソナタ ヘ短調 Op.47*
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.28+
弦楽四重奏曲イ長調 Op.44
アンナ・ヴローベル(Vc)*、
マウゴジャタ・マルチク(P)*、
アンジェイ・ゲンプスキ(Vn)+、
グジェゴシュ・スクロビンスキ(P)+、
弦楽四重奏団「カメラータ・ヴィストゥラ」

録音:2019年11月4日−5日&20日、オトレンブシ(ポーランド)
両親の移住先であるフランス、パリ近郊のクールブヴォアで生を受け、パリを中心とするフランスをその生涯の活躍の場とした19世紀後期〜20世紀後期ポーランドの女流コンポーザー=ピアニスト、ハリーナ・クシジャノフスカ(1867−1937)。
パリ音楽院でアントワーヌ=フランソワ・マルモンテルとエルネスト・ギローに師事し、1880年には同音楽院を一等賞で卒業した実力の持ち主。活動の場がフランスだったため、後年のバツェヴィチと比べて知名度では大きな差を付けられているものの、紛れもなく19世紀後半に世界を舞台に活躍した音楽家であり、ピアニスト、作曲家の両面で再評価が待たれる人物です。
DUX
DUX-1615(1CD)
スピサク:ピアノ独奏作品&室内楽作品集
ピアノ組曲/ヴァイオリン・ソナタ
2台ピアノのための協奏曲*
アンナ・クジャイツカ=ヤクレヴィチ(P)、
アダム・モクルス(Vn)、
ウカシュ・トレプチンスキ(P)*

録音:2017年1月8日、15日&2月17日、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(カトヴィツェ、ポーランド)
父がアルコール中毒だったことにより、苦難の少年時代を過ごした苦労人でもありながらも、バツェヴィチ、ナディア・ブーランジェ、ルトスワフスキから賛辞を寄せられた20世紀ポーランドの作曲家、ミハウ・スピサクのピアノと室内楽作品集。
ナディア・ブーランジェにその才能を見出されたスピサクは、1955年に開催されたオリンピックの公式アンセムを選出するコンクールでグランプリを受賞するという快挙を達成。1956年のメルボルン・オリンピックの開会式でその混声合唱とオーケストラのために書かれたアンセムが演奏されるという、サクセスストーリーの持ち主です。

Centaur
CRC-3648(1CD)
ブラームス:チェロ作品集
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
アルト、ヴィオラもしくはチェロとピアノのための2つの歌 Op.91
フィッシャー・デュオ〔ノーマン・フィッシャー(Vc)、ジーン・キアマン(P)〕
アビゲイル・フィッシャー(Ms)

録音:2015年5月11日−13日&2016年12月21日、ステュード・コンサート・ホール、ライス大学シェパード音楽学校(テキサス、アメリカ)
1971年に結成され、間もなく50周年を迎えるベテラン夫婦デュオ、フィッシャー・デュオ。彼らはとりわけ、ベートーヴェン、ブラームス、シューマンの作品に精通しており、今作では、ブラームスの2つのチェロ・ソナタに加え、娘でソプラノ歌手のアビゲイルとともに2つの歌を収録しています。

Etcetra
KTC-1683(1CD)
19世紀ブリュッセルのサクソフォン
ナゼール・ベークマン(1822−1900):グランド・ポロネーズ、ウェスターロ城の思い出 Op.21(1894)
シャルル・ギュスターヴ・ポンスレ(1845−1903):エロディアード
ベークマン:軍隊コンチェルティーノ Op.23(1891)
ポール・ギルソン(1865−1942):即興曲(1906)
ベークマン:演奏会用小品第3番 Op.27(1890)
ジョゼフ・ジョンゲン(1873−1953):瞑想曲 Op.21(1901)
ベークマン:演奏会用小品第2番 Op.17(1888)、 エレジOp.14(1889)、
 フランドル狂詩曲 Op.29
クルト・ベルテルス(ヒストリカル・サクソフォン)、
ベルト・コッホ(ヒストリカル・ピアノ)
ブリュッセル王立音楽院で初期のサクソフォンと歴史的情報に基づいた演奏を研究するクルト・ベルテルスによる博士研究の成果となるもう一つのアルバム。19世紀のブリュッセル王立音楽院におけるサクソフォン・スクールのレパートリーを再現。
生徒への教材としても使われたナゼール・ベークマンの作品を中心に、サクソフォンのための作品を1つしか残していなかったポンスレの「エロディアート」、ヴァイオリンとピアノのための作品からアレンジされたポール・ギルソンの即興曲、コール・アングレとピアノのための作品からアレンジされたジョンゲンの瞑想曲など、世界初録音を含む知られざる作品で、伝統的なサクソフォンのレパートリーを広げます。

FONE
SACD-219(1SACD)
限定盤
ドビュッシー&ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調、
 ベルガマスク組曲より「月の光」(アレクサンドル・ローレンス(1881-1948)編)、
 前奏曲集より「ミンストレル」(作曲家自編)、
 前奏曲集より「亜麻色の髪の乙女」(アーサー・ハルトマン(1881-1956)編)、忘れられた小唄より「巷に雨のふるごとく」(アーサー・ハルトマン(1881-1956)編
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ、
 2つのヘブライの歌より「カディッシュ」(ルシアン・ガルバン(1877-1959)編)、
 フォーレの名による子守歌、
 ハバネラ形式の小品、ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲)
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ラウラ・マンツィーニ(P)

録音:2019年11月、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
11月にミラノで録音したドビュッシーとラヴェルの作品集。録音を担当したジュリオ・チェーザレ・リッチは、リスナーにホールの理想的な位置にある肘掛け椅子に座って聴いているかのような、ユニークな体験をしてもらいたいと考え、その結果、アッカルドの音色を演奏されたままに捉えた自然なサウンドの1枚が出来上がりました。2つのソナタをメインに、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストのための難曲から、当時の音楽家による有名曲の編曲版(アーサー・ハルトマンはドビュッシーの友人、ルシアン・ガルバンはラヴェルの友人でした)まで、フランス近代音楽の魅力が詰まったアルバムに仕上がっています。 使用したマイクは、ノイマンのU47とU48です。

RUBICON
RCD-1063(1CD)
ドビュッシー:ソナタ集
チェロ・ソナタ
フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ヴァイオリン・ソナタ/象たちのトーマイ
小さなワルツ
アッシャー家の夜(世界初録音)
ピクセルズ・アンサンブル
ピクセルズ・アンサンブルは、リーズ大学やリヴァプール大学で教鞭を執るピアニスト、イアン・バックルが2016年に結成しディレクターを務める室内楽団。ロイヤル・リヴァプール・フィルのリーダー(コンサートマスター)を務めたテルマ・ハンディや首席チェロ奏者を務めたヨナタン・オースゴールを始めとする、優れたソリスト、室内楽ミュージシャン、レコーディング・アーティスト、オーケストラの首席奏者、新しい音楽の探求家たちが参加し、古典派から現代の音楽まで、多様な音楽に取り組んできました。
期待のデビュー・アルバムは、ドビュッシーの室内楽作品集。ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタ、そしてフルートとヴィオラ&ハープのための三重奏ソナタをメインに、20世紀のフランス音楽を専門とするイギリスの音楽学者ロバート・オーリッジが補筆完成させた3つの珍しいピアノ曲(そのうち1つは世界初録音)も収録した、ドビュッシー・ファン注目のプログラムです。

Psalmus
PSAL-027(1CD)
メシアン:世の終わりの為の四重奏曲 ジョルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(Vn)
マーク・ファン・デ・ウィール(Cl)
マッツ・リードストレム(Vc)
ミンジョン・キム(P)

録音:2016年6月、ノートル=ダム・ド・ボン・セクール礼拝堂、パリ、フランス

AZUR CLASSICAL
AZC-161(1CD)
ホルン・アンサンブルの為の音楽
ブリテン:プロローグ(テノール、ホルンと弦楽の為のセレナード より)
バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 / アリア BWV 1068-2
メンデルスゾーン:スケルツォ (タランテラ) Op.102-3(無言歌集 より)
シューベルト:メヌエット Op.142 -2(即興曲集 より)
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス [Ave verum corpus] ニ長調 K.618
チャイコフスキー:ピツィカート・オスティナート (交響曲第4番より)
レフ・コーガン(1927-2007):カディッシュ [Kaddish]
ニコラス・ジョン・ペリーニ(1932-2019):フェスティヴァル・ファンファーレ
ワーグナー:トリスタン・ファンタジー [Tristan Fantasy]
アーネ・ゴールドバーグ(1874-1962):ホルンの響き [Le son du cor]
ヴィタリー・ブヤノフスキー(1928-1993):ソナタ 第1番
ドン・ハダッド(1935-):アラ・ジャズ [Alla jazz]
ローウェル・E・ショー(1930-):フリッパリー 第2番[Frippery-2]
ジェイムズ・パーカー(1992-):ハバネラ / ソフト・シュー・シャッフル [Soft Shoe Shuffle]
ローウェル・E・ショー:トリッパリー 第3番 [Trippry-]
ギャレット・リスト(1943-):ポントワーズ通り [Rue Pontoise]
アルバート・ミッキー・インガルス:エクササイズ [Excercise]
ローウェル・E・ショー:トリッパリー 第4番 / トリッパリー 第2番
ジェイ・チャタウェイ(1946-):ロック・エンカウンター [Rock Encounter]
メシアン:恒星の呼び声 [Appel Interstellaire](峡谷から星たちへ より)
フランシス・オーヴァル・ホルン・アンサンブル
マルク・ブシャール、フィリップ・セルフォンテン、ポール・メルテンス、ニコ・デ・マルキ、
エドワード・デスカー、フランシス・オーヴァル、カルロ・ペティンガー、ルビー・ミラー、
パウル・ショラー(Hrn)

録音:時期の記載無し、リサイタル・スタジオ、ティアンジュ、ベルギー
AZUR CLASSICAL
AZC-164(1CD)
コート・ダルバトルのソナタ集
ジャック・ド・ラ・プレル(1888-1969):ヴァイオリン・ソナタ (1913-1914)
ポール・パレー(1886-1979):ヴァイオリン・ソナタ (1908)
クロード・デルヴァンクール(1888-1954):ヴァイオリン・ソナタ (1919)
クロード・ドーグ(Vn)
アラン・ラエス(P)

録音:2016年5月14-15日、リサイタル・スタジオ B、ティアンジュ、ベルギー
コート・ダルバトルはフランス北部ノルマンディー、イギリス海峡に面したル・アーブルからル・トレポールまでの沿岸地域。パリ音楽院のクラスメイトであったジャック・ド・ラ・プレル、ポール・パレー、クロード・デルヴァンクールは夏休みを共にコート・ダルバトルで過ごしました。このアルバムには当時彼らが書いたヴァイオリンとピアノの為のソナタが収められています。

OUT OF THE FRAME
OUT-091(1CD)
ファゴットとピアノの為の20世紀フランスの音楽
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ Op.168(1921)
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):ファゴットとピアノの為のレシ、シチリアーノとロンド (1936)
デュティユー(1916-2013):ファゴットとピアノの為のセレナードとコルテージュ (1942)
マルセル・ビッチュ(1921-2011):ファゴットとピアノの為のコンチェルティーノ (1948)
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):ファゴットとピアノの為のソナティネ (1952)
ファゴットとピアノの為の組曲(1960)
序奏/セレナード/スケルツォ
ロジェ・ブトリ(1932-):干渉 I [Interferences I](ファゴットとピアノの為の)(1972)
ピエール・マックス・デュボワ(1930-1995):ファゴットとピアノの為のソナティネ・タンゴ (1984)
ヤン・フデチェク(Fg)
アレナ・グレシュロヴァー(P)

録音:2016年1月、2017年2月、チェコ・ナショナルSOスタジオ第1「ギャラリー」、プラハ、チェコ
ヤン・フデチェクは1990年チェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェに生まれ、プラハ音楽アカデミーで学んだファゴット奏者。2020年現在プラハ国民劇場O副首席奏者およびルクセンブルク・ユーロピアン・ソロイスツ首席奏者。

CADENCE BRILLANTE
ACB-002(1CD)
サン=サーンス、ショーソン、ドビュッシー、イザイ、アーン:ヴァイオリンとピアノの為の作品集
イザイ:サン=サーンスのワルツ形式のエチュード Op.52-6 に基づくカプリッチョ
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ショーソン(1855-1899):詩曲
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番Op.75
アーン(1874-1947):ヴァイオリンとピアノの為のノクターン
郭立功 [Li-Kung Kuo](Vn)
セドリック・ローレル(P)

録音:2019年4月23-25日、フェルム・ド・ヴィルファヴァール、ヴィルファヴァール、フランス
使用楽器:1700年、カルロ・ジュゼッペ・テストロ [Carlo Giuseppe Testro] 製(Vn)「エクス・ガラミアン」
1898年、ベヒシュタイン製(P)
パリで活躍する若手デュオによる演奏。郭立功はパリのエコール・ノルマル音楽院で学んだ台湾出身のヴァイオリニスト。セドリック・ローレルはパリ音楽院で学んだフランスのピアニスト。

LARGHETTO
LARGH-036(1CD)
マンドリン・カルテットの為のフランス音楽
ウラジミール・コズマ(1940-):三部作(2016) *#
田舎風の踊り / ノクターン / ジムカーナ
クロード・ボリング(1930-):アンコール (2015) +
フランシス・レイ(1932-2018):フランス組曲 (2017)*
無窮動 / セレナード・ノクターン / ギャロップ
ジャン=クロード・プティ(1943-):5 から 6 [De cinq a six](2018)*
リシャール・ガリアーノ(1950-):ウモレスカ (2016) +
幻想曲 / ワルツ
ヴァンサン・ビア=デマンダー(1982-):ラ・フレンチ (2018)*
マルセイエーズ / ラ・パリジェンヌ / TGV ハンブルク
ジャン・フランセ(1912-1997):3つの小品 (1950)
前奏曲 / アンダンティーノ / アレグロ・ジョコーソ
プーランク:セレナード (1926)
ドビュッシー:マンドリン (1897)
フォーレ:小品 (1921)
フランス・プレクトラム・カルテット【ヴァンサン・ビア=デマンダー (第1マンドリン)、 セシル・ソワラ(第2マンドリン)、ファビオ・ガルッチ (マンドーラ)、グレゴリー・モレロ(G) 】
*はフランス・プレクトラム・カルテットへの献呈作品。+はヴァンサン・ビア=デマンダーへの献呈作品。*はフランス・プレクトラム・カルテットへの献呈作品。+はヴァンサン・ビア=デマンダーへの献呈作品。

H.M.F
HMM-902289(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.57*
ブロークの詩による7つの歌Op.127#
トリオ・ヴァンダラー【ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャブディアン(Vn)、ラファエル・ピドゥー(Vc)、ヴァンサン・コック(P)】
カトリーヌ・モンティエ(Vn)*
クリストフ・ゴ ーゲ(Va)*
エカテリーナ・セメンチュク(Ms)#

録音:2019年2月、8月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
フランスのベテラン・ピアノ三重奏団トリオ・ヴァンダラーは2004年にショスタコーヴィチの2篇のピアノ三重奏曲をハルモニア・ムンディからリリース、 今日も同曲の名盤とされています。それから約15年を経て再度ショスタコーヴィチに挑戦しました。
今回はゲストを招いて名作ピアノ五重奏曲とメゾ・ソプラノをピアノ三重奏で伴奏する「ブロークの詩による7つの歌」なのも注目です。ピアノ五重奏曲に はカトリーヌ・モンティエとクリストフ・ゴーゲを加えさらに大きなスケール感を示しています。やや遅めのテンポによる濃厚な表情づけが独特です。
「ブロークの詩による7つの歌」では近年マリインスキーやメトロポリタン、新国立劇場などに出演して注目されるメゾソプラノのセメンチュクが独唱を務 めている点も魅力。この曲の初演の際にはオイストラフ、ロストロポーヴィチ、ヴァインベルクが伴奏を担いましたが、単に歌を支えるのではなく高度な表現 と霊感を必要とされる部分、トリオ・ワンダラーの三名は驚異的な巧さとニュアンスでショスタコーヴィチの世界を創り上げています。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28374(1CD)
税込定価
「さんごじゅの花」/池辺晋一郎:室内楽作品集 V
風の彼方ヘ 〜オーケストラのために(2018)[OEK委嘱作品・世界初演]
大地は蒼い一個のオレンジのような… 〜ピアノのために(1989)
ストラータU 〜独奏フルートのために(1988)
ギターは耐え,そして希望しつづける(ギター伴奏)(2007)
君は土と河の匂いがする 〜フルート、ギター、ヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロのために(1994/96)
クインクバランスU 〜クラリネット五重奏曲(2017)
ストラータ]V 〜フルートとクラリネットのために[水戸芸術館委嘱作品・世界初演](2019)
さんごじゅの花(1957 or 58)(詩:北原白秋)
ユベール・スダーン(指)
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)
河野紘子(P)
工藤重典(Fl)
大萩康司(G)
クァルテット・エクセルシオ
亀井良信(Cl)
小林沙羅(S)

録音:2020年2月/水戸 ほか[ライヴ録音]
 池辺晋一郎の室内楽作品集第3弾は、池辺の出身地・水戸の芸術館で 2020年2月に行われた作品個展『池辺晋一郎の肖像』のライヴ録音を中 心に編まれたアルバム。水戸芸術館委嘱作品・世界初演のフルートとク ラリネットのための「ストラータ]V」(2019)やクラリネット五重奏曲 「クインクバランスU」(2017)などの近作を含む器楽・室内楽作品6曲 のほか、中学生時代の歌曲作品「さんごじゅの花」、2018年のオーケス トラ作品「この風の彼方ヘ」も収録。卓越した演奏家たちによる秀演を お楽しみください。

NEOS
NEOS-11823(1CD)
ニコラウス・A・フーバー(b.1939):打楽器のための作品集
(1)「バロン・デ・メデュス」〜3 人の打楽器奏者のための
(2)「指の気まぐれ」〜2 人の打楽器奏者のための
(3)「ポトス(欲望)」〜打楽器ソロのための
(4)「ヒメロス」〜ハープ、打楽器、ラウドスピーカーとCD プレイバックのための
(5)「エロスの断片」〜1人の打楽器奏者のための
ヨハネス・フィッシャー(Perc)
(1)(2)ドメニコ・メルキオーレ(Perc)
(1)ディルク・ロートブルスト(Perc)
(4)アンドレアス・ミルトナー(Hrp)
(2)イヤードラム・パーカッション・デュオ:【ヨハネス・フィッシャー、ドメニコ・メルキオーレ】

録音:2018年
現代ドイツを代表する作曲家ニコラウス・A・フーバーの打楽器を中心とした作品集。 フーバーはシュトックハウゼン、ルイジ・ノーノに学び、以後ダルムシュタットで教鞭を執る など、ヨーロッパ現代音楽界で指導的立場にある。この作品集では打楽器の多彩な音 色や安易な大音響などに一切頼ることのなく、切り詰められた素材による静寂の音楽を 聴くことができます。沈黙と音との独特の間の感覚はけっして偶然性やアドリブによるもの ではなく、全て厳格に記譜された極めて緻密で複雑な構造で書かれていることに驚かさ れます。媚薬を意味する「ヒメロス」はハープ、打楽器とラウドスピーカー、CD の音響による 幻想的な音楽。最新作「エロスの断片」では金属系の打楽器の長い余韻が瞑想的な時 空間を作り出す。

ALBANY
TROY-1812(1CD)
「夢ではなかった」〜カート・ロード:作品集
(1)「夢ではなかった」(2018)〜ダイアン・シュースの詩によるソプラノ、テノール、4 手連弾のための
(2)「回復されていない過去の論文」(2013/rev.2017)〜弦楽四重奏のための
(1)シャルロッテ・ムンディ(S)
アンドルー・フックス(T)
ミオリ・スギヤマ&マイケル・ブロフマン(4手ピアノ)
(2)リディアン四重奏団

録音:2015年
カート・ロード(Kurt Rohde)はサンフランシスコを拠点に活動する作曲家。生年は公表され ていないがブックレットの写真から中堅世代と思われます。「それは夢ではなかった」はソプラノと テノールとピアノ連弾によるショート・オペラといった作品でミュージカルのように軽快で楽しい 作品。弦楽四重奏のための「回復されていない過去の論文」はクロノス・カルテットが好んで演 奏しそうなクロスオーバー風のポップな秀作。
ALBANY
TROY-1808(1CD)
サミュエル・ザイマン(b.1956):フルートのための室内楽作品集
(1)フルート・ソナタ第1番(1994)
(2)「ラ・マンチャ組曲」(2016)
(3)「ファンタジア・メキシカーナ」(2004)
(4)フルート・ソナタ第2番(2016)
ジョナサン・ボルハ(Fl)
リンゼイ・ギャリトソン(P)
(3)アシュリー・ギャリトソン(Vc)

録音:2019年
サミュエル・ザイマンはニューヨークを拠点に活動する作曲家。メキシコ系アメリカ人であるこ とからメキシコの民族音楽やジャズの要素を加えたモダンな作風が特徴。基本は調性やモード に基づくロマンティックで親しみ易い音楽です。2 つのフルート・ソナタは民族的なフルートの メロディにピアノの都会的で洒落たハーモニーがつく秀作。「ラ・マンチャ組曲」はおなじみド ン・キホーテに基づく楽しい組曲。
ALBANY
TROY-1815(1CD)
リン・クロック/サックス・リサイタル
(1)クリフトン・J・ノーブル Jr:アルト・サックスとホルンとピアノのための三重奏曲
(2)エマヌエル・ルービン:アルト・サックスのための前奏曲
(3)ポール・キンスマン:「アマースト」〜アルト・サックスとピアノのための
(4)サルヴァトーレ・マッキア:「リチュアル III」〜アルト・サックス、ホルン、ヴィブラフォン及びクロタルとヴァイオリン、コントラバスのための
(5)キャスリーン・マクマイケル:「雪降る夕暮れに」〜ホルン、ソプラノ・サックスとピアノのための
(6)サルヴァトーレ・マッキア:「ソナタ・レミニシェンツァ」〜アルト・サックスとピアノのための
リン・クロック(Sax)
(1)(4)(5)ローラ・クロック(Hr)
(1)クリフトン・J・ノーブルJr.(P)
(3)ポール・キンスマン(P)
(4)エリザベス・チャン(Vn)
(4)サルヴァトーレ・マッキア(CB)
(4)マイケル・コンピテロ(ヴィブラフォン、クロタル)
(5)キャスリーン・マクマイケル(P)
(6)スコット・ベイリー(P)
サックスとそれを中心とした現代アメリカの室内楽を収録。作風は新ロマン主義的なものから 無調、ジャズの影響が感じられるものまで様々。サックスのリン・クロックはアメリカ、ヨーロッパ、 アジアで活動するソリストで自らも作編曲を手掛ける俊英。サックス・ファン、サックスの新しいレ パートリーを探している音楽関係者は必聴のディスク。
ALBANY
TROY-1817(1CD)
ダブル・イメージズ」〜ケッティ・ネズ作品集
(1)「ダブル・イメージズ」
(2)「シー・チェンジズ」
(3)「ムーン・リターンズ」
(4)「イン・トランジット」
(5)「ジャフェルベッグの年老いた母」
(6)「5 つのモーメント」
ケッティ・ネズ(P)
(1)ケイティ・ウルフ(Vn)
(2)ダニエル・ドーニャ(Vn)
(3)ゲルゲリー・イツェス(Fl)
(4)(5)イヴァナ・ヤショヴァ(Vn)
(6)ローレンス・ストムバーグ(Vc)

録音:2015-2019年
ケッティ・ネズ(Ketty Nez)の生年は公表されていないが、中堅からベテラン世代と思われ る。ボストン大学で学んだ後、アイオワ大学で教鞭を執る傍ら、オペラや舞台作品など多くの作 品を発表。また来日して一年間、間宮芳生に師事しています。民族音楽に由来すると思われる 旋律の歌いまわしと先鋭的なハーモニーの組み合わせが特徴でそういった所に日本の師匠 間宮芳生の影響を感じ取ることが出来ます。

MSR
MS-1680(1CD)
「ヴェールに包まれた光のこだま」 〜ザック・スタントン(b.1983)作品集
(1)ホルン、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲(2016)
(2)「ストンピン・グラウンズ」(2013) 〜クラリネットとコントラバスのための
(3)「ヴェールに包まれた光のこだま」(2009)〜打楽器三重奏のための
(4)「想像された会話」(2017)〜トランペットとピアノのための
(1)アン=マリーチェリー(Hrn)
アレクサンダー・ヘッティガ(Vn)
コリーン・ポッター・ソーバーン(Hp)
(2)サルナス・ヤンカウスカス(Cl)
マーク・フォーリー(CB)
(3)マシュー・テオドリ(Perc)、アダム・ベデル(Perc)、カレン・フォールク(Perc)
(4)ジェセ・クック(Tp)
エドワード・ニーマン(P)

録音:2001/2016/2017年
ザック・スタントンはアメリカ国内で既に多くの賞を受賞している若手作曲家。ホルン、ヴィオ ラ・ハープのための三重奏曲は編成も面白いが、様々なアイデアと仕掛けが施された秀作で 高い評価を得ています。クラリネットとコントラバスという編成もユニークな「ストンピン・グラウンズ」 はやや Jazzy な面白い作品。打楽器三重奏による「ヴェールに包まれた光のこだま」はその名 の通り、神秘的で抒情的な作品。将来有望な若手作曲家の登場です。
MSR
MS-1728(1CD)
「アロング・ザ・コンティヌーム(連続体に沿って)」〜トランペット、トロンボーンとピアノのための作品集
ジェフリー・ホルムス(b.1955):コンティヌム
エリック・イウェイゼン(b.1954):二重協奏曲
アンソニー・プロッグ(b.1947):コンチェルティーノ
ジョセフ・タリン(b.1947):ファンダンゴ
ジャック・カステレード(b.1926-2014):コンチェルティーノ
ハーバート・L・クラーク(1867-1945):「いとこ」
エリック・バーリン(Tp)
グレッグ・スピリドプーロス(Tb)
リュドミラ・クラシン(P)

録音:2017年
アメリカの作曲家によるトランペット、トロンボーンのための作品を収録。トランペットのエリッ ク・バーリンはアルバニーSOの首席奏者でボストン響にも客演したことがある俊英。トロ ンボーンのグレッグ・スピリドポウリスもアルバニー響で首席を勤める一方、ソリスト、アンサンブ ルなど多方面で活躍しています。収録の作品はトランペットとトロンボーンの特性を生かした親し みやすい作品ばかりで金管楽器ファンには大いに楽しめる内容。
MSR
MS-1741(1CD)
ルイス・パイン(b.1957)作品集
(1)「タイム・オブ・デイ」〜木管五重奏のための
(2)「夜明け」〜フルート、ピッコロとチェロのための
(3)「夕べ」〜フルート、ピッコロとチェロのための
(4)「ソーラー・ミッドナイト」〜クラリネットとピアノのための
(1)ドリアン木管五重奏団
(2)(3)ケレン・シュヴェイツァー(Fl, ピッコロ)、(2)(3)ジェイソン・リップマン(Vc)
(4)ジョナサン・スジン(Cl)
(4)ジャフリー・ラダゥーア(P)

録音:2018、2019年
ルイス・パイン(Luis Pine)はポルトガル出身。24 歳の時、渡米しジャズ、ポップス音楽に携わ ると同時にクラシックの作曲、即興演奏の活動にも力を入れるようになります。木管五重奏曲「タイ ム・オブ・デイ」は新古典主義風の楽しいディヴェルティメント。「ソーラー・ミッドナイト」はクラリ ネットの抒情的なメロディとつま弾くようなピアノの情感が美しい佳品。ポップスに長らく関わっ た作曲家らしく、いずれもロマンティックで親しみやすい作品。


ORFEO
C-979201(1CD)
NX-B08
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ ニ長調 Op.78(ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 Op.78による)
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)

録音:2018年1月7-10日バイエルン放送第2スタジオ
ブラームスの2曲のチェロ・ソナタ。1865年に完成された第1番は、本来は4楽章の作品として構想されて いたものの、緩徐楽章は置かれることがなく3楽章形式のソナタとして発表。そしてこの緩徐楽章は、21 年後に作曲された第2番に用いられることになりました。どちらの作品も、ブラームスらしい豊かな旋律美に 溢れるとともに、重要な役割を与えられたピアノが活躍、チェロと親密な対話を繰り広げるのが特徴です。 今回の録音で、ミュラー=ショットと素晴らしい演奏を聴かせるのはリストの「巡礼の年」などの名演で知ら れるピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテージ。彼ら2人は2012年にブリテン、プロコフィエフ、ショスタコー ヴィチのソナタ集(C872151)を録音しており、この演奏も「ロストロポーヴィチを超える」演奏と高く評価さ れました。今回のブラームスでも2人は丁々発止のやりとりを繰り広げるとともに、ブラームスの曲が持つ深 遠さも余すことなく表現しています。アルバムにはヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」のチェロ版も収録。こ ちらは編曲者不明の版を元にミュラー=ショットが更に編曲したもの。語り掛けるようなチェロの響きが印 象的です。 (Ki)

ニッポン放送開局65周年記念
ニッポン放送・伝説の名演シリーズ〜巌本真理SQ
ニッポン放送で1955年から2005年まで続き、音楽ファンから支持を受けていた「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)。 既成のレコードを放送するのでなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったゆえ、貴重音源が多数作られました。 この番組の看板アーチストといえば巌本真理SQ。たびたび出演して弦楽四重奏曲の素晴しさをリスナーに伝えました。アンサンブルの名 付け親は当番組のプロデューサーであるニッポン放送の裕川雅雄氏であったとされます。ニッポン放送に保存されている巌本真理SQの貴重な録音をCD化、日の目を見るシリーズの開始となります。
*古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。

King International
KKC-2522(2CD)
バルトーク:弦楽四重奏曲全集
(1)弦楽四重奏曲第1番Sz.40
(2)弦楽四重奏曲第2番Sz.67
(3)弦楽四重奏曲第3番Sz.85
(4)「ミクロコスモス」より4曲(シェルイ編)
(5)弦楽四重奏曲第4番Sz.91
(6)弦楽四重奏曲第5番Sz.102(第4楽章なし)
(7)弦楽四重奏曲第6番Sz.114
巌本真理SQ【巌本真理(Vn1)、友田啓明(Vn2)、菅沼準二(Va)、黒沼俊夫(Vc)】

録音:1966年10月6日/日本都市センターホール(1)(3)(4)(6)、10月14日/杉並公会堂(2)(5)(7)(公開収録)(以上、モノラル)
「フジセイテツ・コンサート」放送10周年を記念して1966年10月に巌本真理SQは2夜にわたるバルトークの弦楽四重奏曲全曲の公開録音を 行ないました。日本の団体としては初めての試みで、同年2月に常設クヮルテットとして創設された巌本真理SQの名を一躍あげることとなりました。 日本室内楽演奏史に輝くその録音を2枚でCD化。演奏・アンサンブル技術の高さはもとより、バルトークの音楽ならではの激しさと緊張感に満ちたひととき を体験できます。伝説のエンジニア・半田健一氏の名録音が最新リマスタリングで鮮やかに蘇ります。放送時間の都合で第5番第4楽章がカットされています。 予めご了承ください。 (Ki)

King International
KKC-2524(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
(1)弦楽四重奏曲第1番O.18の1
(2)弦楽四重奏曲第3番Op.18の3
(3)弦楽四重奏曲第8番Op.59の2「ラズモフスキー第2番」
(4)弦楽四重奏曲第11番Op.95「セリオーソ」
(5)弦楽四重奏曲第13番Op.130〜カヴァティーナ
(6)弦楽四重奏曲第16番Op.135
巌本真理SQ【巌本真理(Vn1)、友田啓明(Vn2)、菅沼準二(Va)、黒沼俊夫(Vc)】

放送日:(1)1970年2月23日、(2)1971年5月16日、(3)1962年9月8日、(4)1968年3月23日、(5)1968年3月23日、(6)1971年11月28日(以上、モノラル)
巌本真理SQのベートーヴェンは評判高いものの全曲でなく、また多くは今日入手困難となっています。ニッポン放送に残された5作品とアンコール で奏された第13番の第13番の第5楽章「カヴァティーナ」をCD化。 初期作品から最後の16番まで重要作を聴くことができるのも幸運な限り。エネルギーと推進力に満ちた前者も魅力ながら、内省的で未来的とさえ言える後者 の深さも申し分なし。半世紀前にこれほど大人の音楽を奏した室内楽団体が日本にいたことを再認識させてくれます。放送時間の都合により、第8番(ラズモフスキー第2番)の終楽章はカット付きで演奏されています。 (Ki)

King International
KKC-2526(2CD)
モーツァルト&メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲
(1)モーツァルト:楽四重奏曲第18番K.464【1969年4月26日放送】
(2)モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番K.458「狩」
(3)モーツァルト:弦楽四重奏曲第23番K.590
(4)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番Op.12
(5)ボーナス・トラック:メンバーのインタビュー肉声
巌本真理SQ【巌本真理(Vn1)、友田啓明(Vn2)、菅沼準二(Va)、黒沼俊夫(Vc)】

放送日:(1)1969年4月26日、(2)1967年3月25日、(3)1971年3月14日、(41973年9月16日
(5)ボーナス・トラック:メンバーのインタビュー肉声(以上、モノラル)
巌本真理SQによるモーツァルト円熟期の3篇が日の目をみました。同四重奏団はライヴでの生気あふれる演奏が魅力といわれていますが、この3 篇はまさに彼ら最上の魅力をふりまきます。フィル・アップにはメンデルスゾーンの第1番。彼らはメンデルスゾーンを得意にしていたとされますが、第1番を聴くことが可能になったことは嬉しい限り。 ロマンの香り高い美演を楽しめます。 ボーナス・トラックとしてラジオ番組ならではのメンバーへのインタビューを収録。巌本真理をはじめ貴重な肉声を聴くことができます。 (Ki)

TYXart
TXA-19130(1CD)
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番Sz76 (1922)
ローランド・ライストナー=マイヤー:ヴィオラ・ソナタ Op.156 (2018)
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ (1914?21)
ブルクハルト・マイス(Vn、Va)
ユー・ジヨン(P)

録音:2019年
ヴァイオリンとヴィオラの二刀流が特徴的な「デュオ・マイス・ユー」による当レーベル2枚目のアルバム(前作はTXA-18110)。ハンガリー、モラヴィ アの民俗音楽を出発点として大胆でインスピレーションに満ちた作品を生み出したバルトークとヤナーチェク、それぞれのヴァイオリン・ソナタに、1945年チェ コ生まれの作曲家ライストナー=マイヤーによるヴィオラ・ソナタをカップリングしています。 ヴァイオリニストでありヴィオリストであるブルクハルト・マイスはジャック・ティボー・トリオの創設メンバーとして 25 年以上国際的な活動を続けている 名手。ピアニストのユー・ジヨンは音楽的功績から故郷の韓国・麗水市で名 誉市民に選ばれています。 (Ki)

Alba
ABCD-452(1CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調Op.99
マルクス・ホホティ(Vc)
エミール・ホルムストレム (ピアノ:ベーゼンドルファー1882年)
ロードベリ三重奏団として『メンデルスゾーン姉弟』(ABCD451) で ALBA デビューしたチェロ奏者のマルクス・ホホティのソロ・アルバムは、味わい深い旋律が堪能できるブラームスのチェロ・ソナタ集。ピリオド楽器を用いた演奏で、朗々としたホホティのチェロとピアノとが呼応し合い、ブラームスならではの味わい深い対話が繰り広げられます。 (Ki)
■マルクス・ホホティ Markus Hohti(1976-)。
シベリウス・アカデミーでマッティ・ロウシ、バーゼル音楽院でトーマス・デメンガに師事、マルック・ルオヤラン=ミッコラの下でバロック・チェロを学びました。ソリスト、室内楽奏者として活動。ウーシンタ・アンサンブルに参加、現代音楽のグループ「defunensmble」を主宰しています。

Goodies
78CDR-3804(1CDR)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調作品1-3よりメヌエット
エリー・ナイ三重奏団【エリー・ナイ(P)、マックス・シュトループ(Vn)、ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)】

英 HMV DB4587/90
(1938年ベルリン録音)
エリー・ナイ(1882-1968)、マックス・シュトループ(1900-1966)、ルートヴィヒ ・ヘルシャー(1907-1996)はナチス・ドイツの時代に活躍した非ユダヤ系の奏者 による三重奏団。三重奏団は1936年頃結成された。このシリーズでエリー・ナイ とルートヴィヒ・ヘルシャーによるシューベルト:アルペジョーネ・ソナタ (78CDR-3653)とマックス・シュトループのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 (カール・ベーム指揮)(78CDR-3125)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。
Goodies
78CDR-3805(1CDR)
税込定価
ルイ・ド・ケ=デルヴロワ(ド・ベロン編):チェロとピアノための組曲
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲第3番イ長調 Wq.172 より Largo mesto
モーリス・マレシャル(Vc)
ジャン・ドワイアン(P)

仏 COLUMBIA D15221/2
1929年頃録音
ルイ・ド・ケ=デルヴロワは18世紀フランスのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。オル レアン公の宮廷音楽家として活躍した。チェロのモーリス・マレシャル(1892- 1964)はフランスの名チェリスト。1911年にパリ音楽院を一等賞で卒業し、第1次 世界大戦(1914-1918)に従軍。戦後の1919年にコンセール・ラムルーでソリスト としてデビューした。以来世界中を楽旅し日本にも来訪した。日本コロムビア での録音もある。ピアノのジャン・ドワイアン(1907-1982)はパリ音楽院でマル グリット・ロン(1874-1966)に師事し、1922年に一等賞を得て卒業した。1941年 に師のロンの後任としてパリ音楽院教授をつとめ1977年に退任した。レコード 録音も多い。妹のジネット・ドワイヤン(1921-2002)もピアニストで夫君のジャ ン・フルニエ(1911-2003)はヴァイオリン奏者で名チェリストのピエール・フル ニエ(1906-1986)の実弟。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Ligia Digital
LIDI-0302325(1CD)
アンリエット・ルニエ(1875-1956):室内楽作品集
チェロ・ソナタ
ピアノの為のシンフォニック・ピース
ヴァイオリン、チェロとピアノの為の三重奏曲
トリオ・ヌオリ【ヴァンサン・ブリュネル(Vn)、オード・ピヴォ(Vc)、フロール・メルラン(P) 】

録音:※2017年5月、ミニミ会ミラボー修道院、ボールガル=レヴック、フランス
アンリエット・ルニエはフランスのハープ奏者・作曲家。ハープをアルフォンス・アッセルマン (1845-1912) に師事し、門下からカルロス・サルセード (1885-1961)、マルセル・グランジャニー(1891-1975) らを輩出しました。ルニエの作品はハープの為のものがほとんどであり、ハープを含まない楽曲が録音されることはこれまでなかったと思われます。
Ligia Digital
LIDI-0301326(1CD)
ヨハン・ショーベルト(1735-1767):サロンのシンフォニー
クラヴィーア、2つのヴァイオリンとバス楽器の為の四重奏曲 Op.14-1*
クラヴィーアとヴァイオリンの為のソナタ Op.17-2a +
クラヴィーア、ヴァイオインとバス楽器の為のソナタ Op.6-3*
クラヴィーア、2つのヴァイオリンとバス楽器の為の四重奏曲 Op.7-2*
クラヴィーア、ヴァイオリンと2つのコルノ・ダ・カッチャの為のシンフォニー Op.9-2*
クラヴィーア、2つのヴァイオリンとバス楽器の為の四重奏曲 Op.7-3 +
アルテ・デイ・ソナトーリ(アンサンブル)
マルタン・ジェステル(チェンバロ +、フォルピアノ *、指揮)

録音:※2017年8月3-5日、アダム・ミツキェヴィチ・インスティテュート、ワルシャワ、ポーランド
Ligia Digital
LIDI-0302338(1CD)
ホロヴィッツ、ヒンデミット、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ブロック:クラリネットとピアノの為の作品集
ジョゼフ・ホロヴィッツ(1926-):クラリネット・ソナタ (1981)
ヒンデミット:クラリネット・ソナタ 変ロ長調(1939)
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):クラリネット・ソナタ Op.128 (1945)
アンドレ・ブロック(1873-1960):デネリアーナ [Denneriana](クラリネットとピアノの為の) (1940)
デュオ・アッフェトゥオーゾ
フィリップ・パシェ(Cl)
マリー=クロード・ヴェルショウスカ [ヴェルホフスカ] (P)
Ligia Digital
LIDI-0302347(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
ミチェスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.18
ムーザ・ルバツキーテ(P)
メッティス・カルテット(弦楽四重奏)

録音:※2019年6月、Paliesiaus dvaras、リトアニア

JAN KUBELIK SOCIETY
SJK-011(1CD)
ヤン・クーベリック(1880-1940):ヴァイオリン協奏曲 第2番ニ長調(ヴァイオリンとピアノの為の版)
ヴァイオリン協奏曲 第3番ホ長調(ヴァイオリンとピアノの為の版)
ミロスラフ・ヴィリーメツ(Vn)
ヴラジスラフ・ヴィリーメツ(P)
JAN KUBELIK SOCIETY
SJK-012(1CD)
チェコのヴァイオリン音楽
ドヴォルザーク:ソナティナ ト長調 Op.100*
ヤン・クーベリック(1880-1940):モーツァルトのロマンス*
ヨセフ・スーク(1874-1935):愛の歌*
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ *
ノヴァーク(1870-1949):つの歌 Op.3 から アルバムの綴り(思い出) +
マルティヌー(1890-1959):ヴァイオリンとピアノの為の7つのアラベスク H.201A から アダージョ(NO5), アレグロ(NO6) +
ヨセフ・スーク:ヴァイオリンとピアノの為のバラード Op.3b +
ヨセフ・スーク:おとぎ話 〜ヴァイオリン・ソロ +
イトカ・ノヴァーコヴァー(Vn)
ミロスラフ・セケラ(P)*
ヤルミラ・パノホヴァー(P)+

録音:時期不詳、アントニーン・ドヴォルザーク博物館、プラハ、チェコ

DIGRESSIONE
DCTT-85(1CD)
8人のチェロ奏者の為の音楽
ジョルダーノ(1867-1948):歌劇「フェドーラ」より 間奏曲
サヴェリオ・メルカダンデ(1867-1948):悲歌
アルフレード・ダスコリ(1895-1975):遊び心
ニコロ・ヴァン・ヴェストラウト(1857-1898):ロマンス
ジュゼッペ・ピアントーニ(1890-1950):ジーグ
ピエトロ・ミガーリ(1635-1715):ソナタ イ短調
ミケーレ・チェッラーロ(1952-):ファンタスティークチェロの2つのテーマ
ニーノ・ロータ(1911-1979):組曲
アマルコルド/ロミオとジュリエット/別れのワルツ/8 1/2(はっかにぶんのいち)
アストル・ピアソラ(1921-1992):ビオロンセルタンゴ
タンガソ/コントラバヘアンド/オブリビオン/コントラバヒシモ/リベルタンゴ
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):
コペルティーノのピツィカート/がむしゃらなピツィカート
アプリア・チェロ・ソロイスツ

録音:2018年6月
おそらく全曲が演奏者たち自身による編曲。
DIGRESSIONE
DCTT-76(1CD)
ソプラノ & アルトサックスとバスクラでバッハとシェルシ
イザベッラ・ファッブリ & ロッコ・パリージ:即興演奏 I(*/+)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番ニ短調 BWV 1008 (アルトサクソフォンによる演奏)**
ジャチント・シェルシ(1905-1988):イクソル [Ixor](クラリネットの為の) +
マクノンガン [Maknongan](低音楽器の為の) +
3つの小品 [Tre pezzi](サクソフォンの為の) *
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009(バスクラリネットによる演奏) +
イザベッラ・ファッブリ & ロッコ・パリージ:即興演奏 II(*/+)
イザベッラ・ファッブリ(ソプラノサクソフォン*、アルトサクソフォン**)
ロッコ・パリージ(バスクラリネット+)

録音:2017年5月、ディグレッシオーネ・ミュージック・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-83(1CD)
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ピアノ作品集 & ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ピアノの為の子守歌 [Ninna-Nanna]
平穏(ジラモンテに) [Calma(a Giramonte)]
鐘の連打(リーザ・リカゾーリとボッカチョ・アディマリの婚礼の)
スターたち(4つのスケッチ) [Stars:4 Sketches] Op.104
グレタ/ディアナ/マレーネ/シャーリー
魅惑(3つのカリフォルニアのスケッチ)
[El encanto:Three California Sketches)]  Op.165
エキゾティカ(南太平洋のラプソディ)
[Exotica:A Rhapsody of the South Seas](ヴァイオリンとピアノの為の)
ヤッシャ・ハイフェッツの名によるセレナテッラ Op.170-2 *
トッシー・スピヴァコフスキーの名によるユモレスクOp.170 -8*
アンジェロ・アルチリョーネ(P)
エレオノーラ・トゥルトゥル(Vn)*

録音:2018年4月、ディグレッシオーネ・ミュージック・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-96(1CD)
リイメージング・オペラ(オペラを再イメージする) −フリューゲルホルンで
ヴェルディ/M・パーテルノステル、D・ドロンゾ、P・ガッロ編):序曲(歌劇「オテッロ」より)
モンテヴェルディ/G・ジャンナテンポ、D・ドロンゾ、P・ガッロ編):苦しみが甘美なものならば [Si dolce e'l tormento]*
アレッサンドロ・パリゾッティ(1853-1913)/G・ジャンナテンポ、D・ドロンゾ、P・ガッロ編):もしあなたがが私を愛してくれて [Se tu m'ami]
プッチーニ/G・ジャンナテンポ、D・ドロンゾ、P・ガッロ編):誰も寝てはならぬ [Nessun dorma](歌劇「トゥーランドット」より)
マスカーニ(1863-1945)/G・ジャンナテンポ、D・ドロンゾ、P・ガッロ編):
間奏曲「歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より)
ジョルダーニ(1730-1806)/G・ジャンナテンポ、D・ドロンゾ、P・ガッロ編):カロ・ミオ・ベン*
パイジェッロ(1740-1816)/G・ジャンナテンポ、D・ドロンゾ、P・ガッロ編):
もはや私の心には感じない(歌劇「美しい水車屋の娘」より)

[ボーナス・トラック]
ミシェル・ゴダール:Fruccia d'ali(inspired by "Pur ti miro")*
ダーリオ・サヴィーノ・ドロンゾ(フリューゲルホルン)
ピエトロ・ガッロ(P)
ミシェル・ゴダール(セルパン*)

録音:2019年7月、AREA DIG、モルフェッタ、バーリ県、イタリア
DIGRESSIONE
DCTT-103(1CD)
フルート、チェロとピアノでブラガドとピアソラ
ホセ・ブラガド(1915-2017):チャカレラ [Chacarera]/ミロンタン [Milontan]/印象派 [Impresionista]
ピアソラ(ホセ・ブラガド編):ブエノスアイレスの四季 [Le quattro Stagioni]
春 [Primavera]/夏 [Estate]/秋 [Autunno]/冬 [Inverno]
天使の死 [La Muerte de l'Angel]/忘却 (オブリビオン) [Oblivion]
ロッコ・ルシッロ(Fl)
フランチェスコ・パレンテ(Vc)
アレッサンドロ・ボーヴェ(P)

Velut Luna
CVLD-296(1CD)
フルート、オーボエとピアノの為の音楽
ジョルジョ・ガスリーニ(1929-2014):永遠のヴェロセット・モーターサイクル [Moto Velocetto Perpetuo](フルート、オーボエとピアノの為の)
ドメニコ・ジャンネッタ(1974-):モードウス [Modus](フルート、オーボエとピアノの為の)
ジュゼッペ・ラッティ(1965-):ザ・ダーク・デイ [The Dark Day](フルート、オーボエとピアノの為の小交響詩)Op.106
パオロ・ペッシーナ(1969-):フルート、オーボエとピアノの為の12の小品
ダニエーレ・ザネットヴィチ(1950-):6つのアンダルシアの歌(フルート、オーボエとピアノの為の)
トリオ・カローリ
エンツォ・カローリ(Fl)
リヴィオ・カローリ(Ob)
アンナ・マルティニョン(P)

録音:2008年4月、アレア・マジステル・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
Velut Luna
CVLD-315(1CD)
ベートーヴェン:三重協奏曲 ニ長調 Op.56*
ピアノ三重奏曲 第5番ニ長調「幽霊」Op.70-1
トリオ・ラフマニノフ
ステーファノ・フリーニ(Vn)
チェチーリア・バルッカ・セバスティアーニ (Vc)
アルベルト・ボイスキオ(P)
アマデウス・アドリアティックO*
ステーファノ・サッハー(指揮*)

録音:2019年1月27日、ライヴ、サーラ・ピッコラ・フェニーチェ、トリエステ、イタリア*
2019年8月5日、アレア・マジステル・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア

TOCCATA
TOCC-0280(1CD)
NX-B03
リヒャルト・シュテール(1874-1967):オルガン独奏曲とオルガンのための室内楽作品集
オルガンとヴァイオリンのための組曲 Op.102(1944
ピアノとオルガンのための5つの間奏曲
Op.35(1913)
オルガン・ソナタ ニ短調 Op.33(1914)
ヤン・レヘトラ(Org)
アンナ=レーナ・ハイコラ(Vn)
アンニカ・コントリ=グスタフソン(P)

録音:2020年1月17日 St Paul's Church,ヘルシンキ,フィンランド
2020年4月23日 St Paul's Church,ヘルシンキ,フィンランド
2020年5月11日 Church of Reconciliation,ホッローラ,フィンランド
全て世界初録音
ナチスによってオーストリアを追われ、アメリカに亡命した作曲家リヒャルト・シュテール(1874-1967)。 Toccataレーベルからは、これまでに4枚の室内楽作品集がリリースされており、いずれもコルンゴルトを思 わせる、後期ロマン派時代特有の爛熟した響きが聴き手を魅了しています。今作にはオルガンのための 作品を収録。シュテールのオルガン曲は決して多くありませんが、オーケストラ作品にもしばしば登場させる など、オルガンは彼にとって重要な楽器でした。ここでは、ピアノとオルガンという珍しい組み合わせによる「5 つの間奏曲」、オルガン独奏のソナタ、ヴァイオリンとオルガンが美しい音色を紡ぎだす「組曲」を収録。フィ ンランドのオルガニスト、レヘトラを中心とした演奏でお聴きいただけます。
TOCCATA
TOCC-0560(1CD)
NX-B03
イヴァン・ソコロフ(1960-):室内楽と器楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ第2番(2018)
4手ピアノのための回想(2013)
ヴィオラとピアノのための13のポストリュード(2018)
独奏ヴィオラのためのエレジー(2001)
カレン・ベントリー・ポリック(Vn、P、Va)
イヴァン・ソコロフ(P)

録音:2019年9月24-27日
全て世界初録音
1960年、モスクワで生まれたイヴァン・ソコロフ。教養豊かな家庭に育ち、幼い頃からピアノを始め、8歳の 時から作曲を学びました。12歳の時にはネイガウスの高弟レフ・ナウモフに師事、彼から強い影響を受 け、後に「私の人生で最も大切な人」と呼んでいます。モスクワ音楽院を卒業後、作曲家として活躍を始 めたソコロフは初め前衛的な作品を書いていましたが、後に急進主義を否定し、チャイコフスキーやグラズ ノフを思わせる伝統的な書法へと回帰していきます。このアルバムにはごく最近の作品を中心に収録。ス クリャービン風の「ポストリュード」や、ラフマニノフ風の「エレジー」など、ソコロフの作風が味わえる1枚です。 伴奏は全てソコロフが担当、ソリストのポリックはヴァイオリンとヴィオラ、ピアノを自在に操り、作品の真価を 伝えます。

ARCO DIVA
UP-0072(1CD)
NX-A14
ドヴォルザーク/マルティヌー/スーク:ピアノ三重奏曲集
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第3番ヘ短調 Op.65
スーク(1874-1935):悲歌 Op.23(ピアノ三重奏編)
マルティヌー(1890-1959):ピアノ三重奏曲 第3番 ハ長調 H.332
チェコ・トリオ【ミラン・ランガー(P)、ダナ・ヴラホヴァー(Vn)、ミロスラフ・ペトラーシュ(Vc)】
日本にも度々来日、高い人気を誇るチェコ・トリオの歴史は1890年代にまで遡ります。現在のメンバーは、 プラハ音楽院とプラハ芸術アカデミーの教授として活動する傍ら、チェコの伝統を伝えるトリオとして日々活躍 中。このアルバムでも温かい音色と深みのある表現で、自国が誇る音楽を奏でています。
ARCO DIVA
UP-0055(1CD)
NX-A14
ドヴォルザーク&シューマン:ピアノ五重奏曲集
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調 Op.81
マルティン・カシーク(P)
ウィハンSQ

録音:2003年4月18.19日、5月3.4日
1985年に設立、チェコを拠点に活躍し、度々の来日で日本でも多くのファンを獲得しているウィハン弦楽四 重奏団と、名手マルティン・カシークが共演したシューマンとドヴォルザークのピアノ五重奏曲。ロマンティックな シューマン、力強く活発なドヴォルザーク。いずれも曲の持ち味を生かした積極的な表現が聴きどころです。
ARCO DIVA
UP-0104(1CD)
NX-A14
フランセ/ボルド/ダンディ/ピエルネ/ジョリヴェ:室内楽作品集
フランセ(1912-1997):五重奏曲 第2番
シャルル・ボルド(1863-1909):バスク組曲 Op.6…世界初録音
ダンディ(1851-1931):組曲 Op.91
ピエルネ(1863-1937):愛する国への旅
ジョリヴェ(1905-1974):リノスの歌
カルロ・ヤンス(Fl)
カテジーナ・エングリホヴァー(Hp)
マルティヌーQ
7歳からフルートを始め、12歳の時にはヴァイオリンも始めたカルロ・ヤンス。リエージュ王立音楽院とマーストリ ヒト王立音楽院で研鑽を積み、ケルン音楽アカデミーではアンドラーシュ・アドリアンのマスタークラスを受講し た後、フルート奏者として活動を始めました。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、多くの作曲家が 彼のために作品を書いています。このアルバムには世界初録音となるボルドの「バスク組曲」を始め、フルート を愛する人にはおなじみの作品を収録。マルティヌー四重奏団の端正な伴奏とともに、エングリホヴァーのハー プが洒落た響きでヤンスのフルートを引き立てています。
ARCO DIVA
UP-0105(1CD)
NX-A14
スメタナ:ピアノ三重奏曲、他
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 「ドゥムキー」 Op. 90, B.166
プラハADトリオ【イルジー・フルニーク(Vn)、ミロシュ・ヤホダ(Vc)、マルティン・カシーク(P)】

録音:2007年10月26-28日
この“プラハADトリオ”は、マルティン・カシークを始めとした3人のチェコの奏者がピアノ協奏曲の協演で出会 い、2007年にドヴォルザークを演奏したことで結成されたアンサンブル。名前の“AD”とはアントニン・ドヴォル ザークの頭文字であり、プラハSOの首席奏者ヤホダとフルニーク、そしてカシークの3人がメンバーです。 彼らの年齢は離れていますが、経験と知識をベースに個性を上手く生かした親密な演奏を生み出しました。 アンサンブルの活動は2年間のみの一時的なものでしたが、2008年にはプラハのプロムスに参加、2009年 には「プラハの春」で演奏するなど、充実した活動を行っています。

COL LEGNO
COL-20252(1CD)
NX-B01
ラディスラフ・クビーク(1946-):室内楽作品集 第3集
ポートレート(2005)-ピアノとパーカッションのための
ジバゴの歌(2002-2005):テノールとピアノのための
クラリネット三重奏曲「メタモルフォーセス」(2003)
トロンボーンとピアノのためのソナタ(2004)
アレクサンダー・ヒメネス(パーカッション)…1/ジョン・パークス(パーカッション)
ジェームズ・ナレイ(P)
エイドリアン・トンプソン(T)
マーク・パックウッド(P)
/トリオ・コン・ブリオ
ジェイ・エヴァンス(Tb)
ヨアンナ・ソブコフスカ(P)

録音:2004年11月 プラハ、2006年4月 フロリダ、2006年5月 プラハ
プラハ生まれのチェコの作曲家ラディスラフ・クビーク。1993年プラハ国際フランツ・カフカ作曲コンクールに 入賞し世界的に認められました。彼の作品には古典的な作風を用いた曲が多いことで知られています。 このアルバムに収録された4曲は、どれも親しみやすい旋律を持ち、とりわけイギリスのテノール、トンプソン が歌う「ジバゴの歌」はシューマンからブリテンに至る歌曲の伝統を継承した古典的な歌曲集に仕上がって います。他には架空の人物を主人公にした「ポートレート」、「トロンボーン・ソナタ」、躍動的なクラリネット 三重奏曲「メタモルフォーセス」を収録。現代音楽に馴染みのない人にも受け入れられそうな作品です。

MELISM
MLSCD-011(1CD)
フェインベルク/ヴィンテルベルク:作品集
サムイル・フェインベルク(1890-1960):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番Op.12 posth. (1912)*、
 ピアノのための幻想曲 第1番Op.5 (オリジナル版 1917)、
 ピアノ組曲 第1番「エチュード形式の4つの楽曲」 Op.11 (1919)
ハヌシュ(ハンス)・ヴィンテルベルク(1901-1991):ピアノ・ソナタ 第1番(1936)、ピアノ組曲「1945」(テレージエンシュタット)
クリストフ・シロドー(P)、
アンナ・ピーサレヴァ・ジンバリスト(Vn)*

録音:2018年3月&10月、2001年7月*、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
※使用楽器(P):ベヒシュタイン D-282, No.206565、スタインウェイ D, NO.499495*
20世紀の"忘れられし"天才、フェインベルクとヴィンテルベルクのマスターピース!ウクライナ生まれ、20世紀ロシア(ソ連)を代表するコンポーザー=ピアニストの1人であるサムイル・フェインベルクと、彼の11歳年下でプラハ出身、ナチスの迫害によりテレージエンシュタットでの抑留経験を持つハヌシュ(ハンス)・ヴィンテルベルク、2人のユダヤ系作曲家による知られざる作品集。収録曲のほとんどが世界初録音ですが、作曲家でフェインベルクの研究も行っているピアニスト、クリストフ・シロドーの鋭い解釈により、思わず聴き入ってしまう説得力に満ちた演奏が繰り広げられています。
MELISM
MLSCD-003(3CD)
ピア・セーゲルスタム〜チェロ録音集成 (a piacere)
【CD1】
(1)シュニトケ:チェロ・ソナタ 第1番(1978)
(2)ダラピッコラ:チェロのために (無伴奏チェロのための) (1945)
(3)スカルコッタス:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 (1947) 〔録音:1999年3月〕
(4)モーリス・オアナ:シルト[Syrtes] (チェロとピアノのための) (1970)
(5)ウェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品 Op.11 (1914)
【CD2】
(1)ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121 (1896)
(2)ウェーベルン:チェロとピアノのための小品 第2番ヘ長調 (1899)/リヒャルト・デーメルの詩による5つの歌 から「夜毎の恐れ」/シュテファン・ゲオルゲの詩による4つの歌 から「深い夢の底から目覚めると」(1908-1909)
(3)ブリッジ:チェロ・ソナタ ニ短調 H.125 (1913-1917)
(4)エネスコ:チェロ・ソナタ 第2番 Op.26 No.2 (1935)

【CD3】
(1)スカルコッタス:チェロとピアノのための全作品[ソナティナ A/K 62 (1949)/セレナード A/K 64 (1948/1949)/ラルゴ A/K 66 (1940頃)/ボレロ A/K 63 (1948-1949)/優しいメロディー A/K 65 (1949)]
(2)リスト:チェロとピアノのための全作品[ノネンヴェルトの僧房 (エレジー) S.382 (1841-1883)/忘れられたロマンス S.132c (1843-1880)/エレジー 第1番S.136b (1874-1875)/エレジー 第2番S.131b (1877-1878)/悲しみのゴンドラ S.134 (1882-1885)]
(3)ブゾーニ:愛しい人 (Kultaselle) (フィンランド民謡によるチェロとピアノのための10の短い変奏)
ピア・セーゲルスタム (Vc)、
千々岩英一(Vn)、
マリア・ベロウソヴァ(P)、
クリストフ・シロドー (P)

【CD1】
(1)〔録音:1994年秋
(2)録音:1999年4月
(3)録音:1999年3月
(4)録音:1994年秋
(5)録音:1999年

【CD2】
(1)録音:1997年4月
(2)録音:1999年1月
(3)録音:2006年5月
(4)〔録音:2007年4月

【CD3】
(1)録音:1994年秋
(2)録音:1997年4月
(3)録音:2007年4月
フィンランドのチェリスト、ピア・セーゲルスタムによる、近現代作品を含む稀少な楽曲を集ピア・セーゲルスタム (Vc)、千々岩英一(Vn)、マリア・ベロウソヴァ(P)、クリストフ・シロドー (P)めた充実の3枚組。リストとスカルコッタスのチェロ作品全集に、ブリッジ、エネスコ、シュニトケの3つのチェロ・ソナタ、歌のパートをチェロで演奏したブラームスの「4つの厳粛な歌」など、シリアスで聴き応えのある作品が揃っています。ピアニストのクリストフ・シロドー、ヴァイオリニストの千々岩英一など共演者にも注目。

KAIROS
0015072KAI(1CD)
グロスマン:フロム・アファー
ホルヘ・ビリャビセンシオ・グロスマン(b.1973):アンサンブルのための 「シレイT(Siray I)」(2005)*
無伴奏ヴィオラのための 「パルティータ」(2019)+
ピアノとエレクトロニクスのための 「ルディ・ムタティオ(Ludi Mutatio)」(2015)#
弦楽四重奏曲のための 「ダ・ロンターノ(Da Lontano)」(2016)##
タレア・アンサンブル*、
ジェイムズ・ベイカー(指)*、
カイル・アームブラスト(Va)+、
アンナ・デッリコ(P)#、
ジョシュア・オックスフォード(エレクトロニクス)#、
ミヴォス・クヮルテット##

録音:2012年4月*、2020年2月+、2018年7月#、2019年10月##
ペルー出身、ブラジルに帰化し、現在はアメリカで活動する作曲家、ホルヘ・ビリャビセンシオ・グロスマン(b.1973)の作品集。21世紀のモダニズムを基調に、バッハや新ウィーン楽派の側面、南アメリカの芸術や文化の影響が含まれた幅の広い作風を見せます。

Avie
AV-2423(1CD)
ウィーンのサロンのための音楽〜ハイドン、クラウス、ディッタースドルフ
ヨーゼフ・マルティン・クラウス:フルートと弦楽のための五重奏曲ニ長調 VB 188
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ:ヴィオラとヴィオローネのための二重奏曲変ホ長調 Kr.219
ハイドン
:交響曲第94番ト長調 Hob.I:94 「驚愕」(ザロモン編曲/フルートと弦楽版)
ナイト・ミュージック〔スティーヴン・ゾーン(Fl)、レベッカ・ハリス(Vn)、マリカ・ホルムクヴィスト(Vn)、ダニエル・エルヤー(Va)、レベッカ・ハンフリー・ディーデリヒ(Vc)、ヘザー・ミラー・ラーディン(ヴィオローネ)〕

録音:2018年8月27日−29日、アメリカ
アメリカ、フィラデルフィアを拠点とする「ナイト・ミュージック」は、1760年〜1825年頃の産業革命期の音楽を当時の楽器で演奏するために結成されたピリオド楽器アンサンブル。フィラデルフィア・バッハ・コレギウムやNYSバロックの首席フルート奏者スティーヴン・ゾーンと、テンペスタ・ディ・マーレやフィラデルフィア・バッハ・コレギウム、ブランディワイン・バロックなどで演奏してきたコントラバス&ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ヘザー・ミラー・ラーディンが共同ディレクターを務め、レベッカ・ハリス、ダニエル・エルヤーなどアメリカの優れた古楽器奏者たちが参加しています。
デビュー・アルバムの「Music for a Viennese Salon」は、1801年の10月にウィーンのアルンシュタイン宮殿で行われた音楽制作を再創造。クラウスの華やかなフルート五重奏曲、ヴィオラとヴィオローネという珍しい組み合わせによるディッタースドルフの二重奏曲、そしてヨハン・ペーター・ザロモン(「驚愕」を含む、ハイドンのロンドン交響曲集〔ザロモン・セット〕の作曲を依頼した興行主&ヴァイオリニスト)がクラウスの五重奏曲と同じ編成にアレンジしたハイドンのもっとも有名な交響曲の1つ「驚愕」で、煌びやかなウィーンのサロンを現代に再現しています。

Paladino Music
PMR-0105(1CD)
愛の挨拶
カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ 〜 コンサート・トランスクリプション*
シューベルト(ポッパー編):アヴェ・マリア Op.54-2*
クライスラー(ルンメル編):シンコペーション+
フォーレ(カザルス編):夢のあとに Op.7-1*
カール・ダヴィドフ:無言歌(言葉のないロマンス) Op.23*、噴水にて Op.20-2+
モシュコフスキ(ルンメル編):ギター Op.45-2+
キュイ:カンタービレ Op.36-2*
クライスラー(ルンメル編):ウィーン小行進曲
ゲオルク・ゴルターマン:ロマンス Op.96-1+
エルガー:愛の挨拶+
ルドルフ・グリック:夢 Op.20+
バルドゥイン・ズルツァー:バガテル Op.123a*
マリア・テレジア・フォン・パラディス(ルンメル編):シシリエンヌ*
プロコフィエフ(M. Rejtich編):スケルツォ*
フランセ(M. Gendron編):無窮動(1944)+
パウル・フォークト(D. Smith編):ガヴォット Op.20+
ブラームス(ルンメル):子守歌 Op.49-4+
マルティン・ルンメル(Vc)、
ゲルダ・グッテンベルク(P)*、
ステファン・シュトロイスニック(P)+

録音:2012年12月4日*&2019年12月19日+
paladino musicの創設者でもあるプリース門下の名チェリスト、マルティン・ルンメル。様々なエチュードなど多数の録音でも知られるルンメルが選びぬいた、チェロとピアノのための小品集。「愛の挨拶」、「夢のあとに」、「シューベルトのアヴェ・マリア」などの名曲から、あまり知られていない未知の宝石までを組み合わせた愛らしいミニチュア・ピースです。新たなチェロ・レパートリーの発掘にもオススメ!

Centaur
CRC-3678(1CD)
シュナーベル&シューベルト:ヴァイオリン作品集
アルトゥール・シュナーベル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
シューベルト
:の幻想曲ハ長調 D.934
ウィリアム・ハーヴェイ(Vn)、
フレデリック・シュウ(P)
メキシコを代表するオーケストラ、オルケスタ・シンフォニカ・ナシオナルのコンサートマスターを務め、ヴァイオリニスト、指揮者、作曲家と多岐に活躍するウィリアム・ハーヴェイ。
20世紀前半を代表するベートーヴェン弾きと知られる、アルトゥール・シュナーベルが書いた、45分にも及ぶ無伴奏ヴァイオリンのための大作と、シューベルトの傑作のひとつに数えられる幻想曲をカップリングしたアルバム。
Centaur
CRC-3673(1CD)
アジアン・ソウル〜デイヴィッド・ローブ:ヴァイオリン作品集
デイヴィッド・ローブ:コガク*
アジアン・ウインズ**/ソナチネ**
インティメイト・シーン**
Ayung sungai**
茂木うらら(Vn)*、
トレヴァー・ホーフェリッヒ(Vn)**

録音:2017年2月−5月、カレイドスコープ・サウンド(ニュージャージー、アメリカ)
日本の伝統楽器にも造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブ(1939-)のヴァイオリンのための作品集。ソロや室内楽で数々の賞を受賞し、現在ニューヨークを拠点に活躍している日本人ヴァイオリニスト、茂木うららが故郷の風景を華麗に描く。
Centaur
CRC-3668(1CD)
霧〜レスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品集
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調、霧(ジェイムソン・クーパー編)、雨(ジェイムソン・クーパー編)、アルメニアの詩人の語る4つの詩(ジェイムソン・クーパー編)、ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
ジェイムソン・クーパー(Vn)、
エリ・カルーマン(P)

録音:2017年1月8月(アメリカ)
大阪国際室内楽コンクールを始め、アメリカ国内外の多くのコンクールで入賞を果たしてきたユークリッドSQの創設メンバー&第1ヴァイオリンを20年超務めているジェイムソン・クーパーが弾く、オットリーノ・レスピーギのヴァイオリン作品集。数々の色彩豊かなオーケストラ作品で知られるレスピーギですが、ヴァイオリンとピアノのための作品も「もっと聴かれる価値のある作品である」と取り組まれたアルバムです。
レスピーギがボローニャでヴァイオリンとヴィオラを習っている時期に書いたニ短調のソナタと、それから約20年後の円熟期に書かれたロ短調のソナタ、2つのヴァイオリン・ソナタに加え、ジェイムソン・クーパー自身がヴァイオリンとピアノ版に編曲した3つの歌曲を収録し、儚くも情熱的なレスピーギの魅力を伝えています。
Centaur
CRC-3665(1CD)
ザ・グランド・デュオ〜シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)全集
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(ソナタ)イ長調、ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番ニ長調、ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第2番イ短調、ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番ト短調
エリザベス・ホロウェル(Vn)、
エリン・ヘルヤード(フォルテ・ピアノ)

録音:2017年6月(ニュージーランド)
エリン・ヘルヤードは、モントリオールのアンサンブル・カプリースの主要メンバーとして活躍し、オーストラリアのピンチガット・オペラやアンティポディーズOの芸術監督&共同創設者として活動するオーストラリア新世代の古楽系鍵盤奏者です。
エリザベス・ホロウェルは、シドニー音楽院を第一級優等学位で卒業し、オーストラリア室内Oの中心的メンバーとして活躍しています。
実力派のエリン・ヘルヤードとエリザベス・ホロウェルが、ピアノ曲で音楽史において重要な歴史を残したシューベルトのヴァイオリン・ソナタを奏でます。
Centaur
CRC-3666(1CD)
戦争から平和へ〜ホロコーストにインスパイアされた第二次世界大戦期のヴァイオリンとピアノのための作品
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.53
ハワード・ファーガソン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
メシアン:世の終わりのための四重奏曲より第8曲「イエスの不滅性への讃歌」
ベトゥル・ソイカン(Vn)、
フアン・パブロ・アンドラーデ(P)

録音:2017年3月(アメリカ)
ベトゥル・ソイカンはスイスでのコンチェルト・コンクールの最優秀賞で特別賞を受賞し、ベルンSOとのサミュエル・バーバーのヴァイオリン協奏曲の奏者に選ばれました。
世の終わりのための四重奏曲「イエスの永遠性への第二讃歌」ともいわれている、世の終わりのための四重奏曲より第8曲「イエスの不滅性への讃歌」はヴァイオリンとピアノの二重奏曲で、ベトゥル・ソイカンが奏でるヴァイオリンでメシアンらしい天国的な遅さの中にじっくりと賛歌が歌われています。
このアルバムは、ヨーロッパのユダヤ人600万人が犠牲になった第二次世界大戦のナチスによるホロコーストに影響を受けた作品です。
Centaur
CRC-3684(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ブラームス:ソナタ第1番ト長調 「雨の歌」 Op.78
ソナタ第2番イ長調 Op.100
ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ウェンレイ・グ(Vn)、
キャサリン・カウツキー(P)

録音:2017年6月12日−14日、ローレンス大学、ローレンス・メモリアル・チャペル(アップルトン、アメリカ)
ソリスト、リサイタリスト、室内楽の演奏家として活躍し、ユーディ・メニューイン国際コンクール第2位など、国内外のコンクールで多くの賞を受賞しているヴァイオリニスト、ウェンレイ・グが奏でるブラームスのソナタ集。
Centaur
CRC-3692(1CD)
ロベルト&クララ・シューマン、エネスコ:ヴィオラとピアノのための作品集
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105(E.ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.22(E.ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調 「ルーマニア民俗風で」 Op. 25 (E. ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
エリアス・ゴールドスタイン(Vn)、
アンジェラ・ドラギチェスク(P)

録音:2018年2月12日−14日、LSUリサイタルホール(ルイジアナ、アメリカ)
エリアス・ゴールドスタインは、プリムローズ、バシュメット、ライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールの各コンクールでの上位入賞の経歴を持つヴィオリスト。
カーネギーホールでパガニーニの「24のカプリース」のヴィオラ・ヴァージョンのリサイタルを開いた初のヴィオラ奏者として注目されるゴールドスタインが今作で取り組んだのは、全曲自身の編曲によるヴィオラ版のシューマン夫婦、エネスコの作品集!
Hyperion
CDA-68296(1CD)
デランジェ&ダンヒル:ピアノ五重奏曲集
フレデリック・デランジェ(1868−1943):ピアノ五重奏曲
トマス・ダンヒル(1877−1946):ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.20
ピアーズ・レーン(P)、ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕

録音:2019年2月7日−9日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。エルガーやブリッジから、タネーエフ&アレンスキー、ピエルネ、ドヴォルザーク、ブルッフ、ブロッホ、ボロディンまで、多様なピアノ五重奏曲を録音してきたオーストラリアの名コンビです。
レーン&ゴールドナーSQの新たな歩みは、20世紀初頭のイギリスの知られざる室内楽の調べに到達。パリで生まれイギリスに帰化した作曲家、そして銀行員や芸術家のパトロンとしても活動したフレデリック・デランジェ(1868−1943)と、イギリスの高級ブランド「ダンヒル」の創業者の弟でもある作曲家トマス・ダンヒル(1877−1946)のピアノ五重奏曲。どちらもほとんど知られていない作曲家ですが、20世紀の夜明けを彩った爽やかで親しみやすい英国室内楽の楽しさを伝えてくれる佳品です。

Ars Produktion
ARS-38264(1SACD)
ピアノ三重奏曲集
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.1
ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.3
シュテファン・ツヴァイク・トリオ〔シビラ・コンスタンティノワ(P)、白井 圭(Vn)、トリスタン・コルヌ(Vc)〕

録音:2018年5月
日本音楽コンクールで第2位及び増沢賞を受賞し、神戸市室内合奏団(旧称)のコンサートマスターを務めた白井圭が参加するピアノ三重奏団"シュテファン・ツヴァイク・トリオ"。オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクの名を冠し、ARDミュンヘン国際コンクールで第2位、ハイドン国際室内楽コンクールで第1位及び聴衆賞を獲得してきたトリオが弾く、オーストリアの作曲家による2つのピアノ三重奏曲。

Biddulph
LAB-1025(1CD)
ブロニスラフ・フーベルマン コロンビア & ブランズウィック・マスターズ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番イ長調「クロイツェル」Op.47*
バッハ:いざ来たれ、異教徒の救い主よ
 G線上のアリア
シューベルト:楽興の時 第3番
 アヴェ・マリア
ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番ト短調
チャイコフスキー:メロディ 変ホ長調
ブルッフ:コル・ニドライ
エルガー:気まぐれな女
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
ザジツキ(1834-1895):マズルカ ト長調
ビゼー(サラサーテ):カルメン幻想曲
ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)
イグナツィ・フリードマン(P)* 他

録音:1923−1946年 AAD
前出:LAB-8102, CD 4
Biddulph
LAB-138(1CD)
トーシャ・ザイデルの芸術〜RCA ビクター録音集とフランクのソナタ

(1)モーツァルト(レオポルト・アウアー編):ガヴォット ト長調(歌劇「イドメネオ」より)
(2)モーツァルト(ヴィリー・ブルメスター編):メヌエット ニ長調(ディヴェルティメント 第17番ニ長調 K.334 より)
(3)ワーグナー(ヴィルヘルミ 編):アルバムの綴り*
(4)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲 第1番ト短調
(4)ニコライ・バカレイニコフ(1881-1957):ブラームシアーナ *
(5)ハインツ・プロフォスト(1890-1959):間奏曲 (映画音楽「幸福への逃走」より)
(6)コルンゴルト:劇音楽「空騒ぎ」組曲 +
婚礼の朝 / ドグベリーとヴァージス(番兵の行進) / 間奏曲(庭の場面)
仮面舞踏会(ホーンパイプ)発売(Matrices PBS 061507/10)
(7)ヨハン・シュトラウス II 原曲/ディミトリー・ティオムキン (1895-1979):映画音楽「グレート・ワルツ」から #
One Day When We Were Young / There'll Come a Time / Voices of Spring [春の声]
(8)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調**
トーシャ・ザイデル(Vn)
ユージン・クスミャク(ピアノ)
マックス・ラビノヴィチ(P)*
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(P)+
ミリザ・コルジャス(S)#
MGM スタジオ・オーケストラ #
ナット・W・フィンストン(指)#
ハリー・カウフマン(P)**

(1)録音:1938年12月11日 原盤:RCA Victor 4536(matrix PBS042262)
(2)録音:1938年12月11日 原盤:RCA Victor 4536(matrix PBS042261)
(3)録音:1938年12月11日 原盤:RCA Victor 4458(matrix PCS055460)
(4)録音:1941年2月27日 原盤:RCA Victor 4458(matrix PCS055460)
(4)録音:1941年2月27日 原盤:RCA 18014 (matrix PCS055459)
(5)録音:1938年12月11日 原盤:RCA Victor 4458(matrix PBS042259)
(6)録音:1941年7月31日 原盤:未発売(Matrices PBS 061507/10)
(7)録音:1938年12月11日
原盤:RCA Victor 4411(matrix PBS026294 Tr.11 / PBS026293 Tr.12 / PBS026291/2 Tr.13)
(8)録音:1950年代前半 原盤:Impressario Records 101

録音、原盤:各曲データ上記 AAD
前出:LAB-8102, CD 9

RCD
RCD-16293(1CD)
ナタリヤ・シェメーエヴァ/ハープの為の音楽
アントワーヌ・フランシスク(1570-1605):パープの為のパヴァーヌとブランル〔1977〕
ジャン=バティスト・カルドン(1760-1803):ハープ・ソナタ 変ホ長調 Op.7-1〔1975〕
ヒンデミット:ハープ・ソナタ (1939)〔1973〕
カルロス・サルセード(1885-1961):古い様式の主題によるハープの為の変奏曲 Op.30〔1975〕
ヴィラ=ロボス:フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープの為の五重奏曲〔1990〕*
バックス(1883-1953):ハープとヴィオラの為の幻想曲〔1986〕+
ナタリヤ・シェメーエヴァ(Hp)
アレクサンドル・ゴルイシェフ(フルート*)
リンマ・ステパニヤン(ヴァイオリン*)
レオニート・カプラン(ヴィオラ(*/+))
ヴィクトル・シャメーエフ(Vc)*

録音:上記〔年〕

PARNASSUS
PACD-96069(1CD)
マルセル・モイーズ「直伝」〜1953年ライヴ録音 & 78回転盤珍音源集
A)1952年 コンサート・ライヴ録音
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV 1038(+/**)
ヨハン・クリストフ・シュルツェ(1733-1813):2つのフルートの為の二重奏曲(かつてヘンデル作とされていた楽曲) *
ハイドン:2つのフルートとチェロの為の三重奏曲 第1番ハ長調(2つのフルートとヴィオラで演奏) (*/++)
イベール:劇付随音楽「色事師」[Le Burlador] 組曲(作曲者によるフルート、ヴァイオリンとピアノの三重奏の為の編曲版) (1946)(+/**)
ドビュッシー:シリンクス
マルセル・ジェナーロ:2つのフルートとヴィオラの為の歌 [La Chanson](*/++)
ルイ・モイーズ(1912-2007):2つのフルートとヴィオラの為のセレナード (*/++)
アンリ・ラボー(1873-1949):フルート、ヴァイオリンとピアノの為のアンダンテとスケルツォ から スケルツォ(+/**)
B)未再発売商業録音(78回転盤)
(1)チマローザ(1749-1801):2つのフルートと管弦楽の為の協奏曲 (改訂版)
(2)イベール:フルート協奏曲(1913)

(3)イベール::無伴奏フルートの為の小品
(4)イベール:フルートとギターの為の間奏曲
A)1952年 コンサート・ライヴ録音
マルセル・モイーズ(Fl)
ルイ・モイーズ(フルート*、ピアノ**)
ブランシュ・オネゲル=モイーズ(ヴァイオリン +、ヴィオラ ++)
録音:1952年2月22日、ライヴ、ハーヴァード音楽協会ミュージック・ルーム、ボストン、アメリカ合衆国

B)未再発売商業録音(78回転盤)
(1)マルセル・モイーズ、ルイ・モイーズ (Fl)  ラムルーO ウジェーヌ・ビゴ (指)
録音:1948年 原盤:HMV SL-131/2; matrices 2LA 5482-1, 5483-1, 5484-1, 5485-1
(2)マルセル・モイーズ(Fl)
ウジェーヌ・ビゴ (指)管弦楽団
録音:1935年11月後半 
原盤:HMV DB 5062/3, matrices 2LA 738-1, 739-1, 740-1, 741-3
(3)マルセル・モイーズ(Fl)
録音:1935年2-3月 
原盤:Columbia 17066-D, matrix CL 5246-1
(4)マルセル・モイーズ(Fl)  
ジャン・ラフォン (G)
録音:1938年 
原盤:Chant du Monde 518, matrix 11005-2 HPP
20世紀フルート界最大の存在マルセル・モイーズ (1889-1984) のレア音源集。
PARNASSUS
PACD-96070(3CD)
アマール=ヒンデミット・カルテット/全録音 1925-1928

[CD 1]
(1)モーツァルト:弦楽四重奏曲 第16番変ホ長調 K.428
(2)モーツァルト:弦楽四重奏曲 第16番変ホ長調 K.428 から 第4楽章
(3)モーツァルト:弦楽四重奏曲 第23番ヘ長調 K.590
(3)ベートーヴェン:ヴィオラとチェロの為の二重奏曲 変ホ長調「二つのオブリガート眼鏡付き」WoO 32 +
(4)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番ヘ短調「セリオーソ」Op.95
(5)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96 から 第4楽章

[CD 2]
(1)ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
(2)レーガー:弦楽三重奏曲 第1番 イ短調 Op.77b*
(3)ヒンデミット:弦楽三重奏曲 第1番Op.34(1924)*
(4)ヒンデミット:弦楽四重奏曲 第4番Op.22 (1921)(エレクトリック・ヴァージョン)

[CD 3]
(1)ヒンデミット:弦楽四重奏曲 第4番Op.22 (1921)(アコースティック・ヴァージョン)
(2)ヒンデミット:セレナード Op.35(1924) から 第5楽章 ヴィオラとチェロの為のデュエット +
(3)バルトーク:弦楽四重奏曲 第2番 Sz.67(1915-1917)
(4)クシェネク(1900-1991):弦楽四重奏曲 第3番 Op.20(1923) から 第4楽章 ワルツのテンポで
(5)ストラヴィンスキー:弦楽四重奏の為の協奏曲 (1920)
[CD 2](付録)
(1)モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番ニ短調 K.421 から 第3楽章
(2)モーツァルト:弦楽四重奏曲 第21番ニ長調 K.575 から 第3楽章
[CD 1]
(1)録音:1927年 原盤:Matrix nos.:138/43 bi 初出:Polydor 66568/70
(2)録音:1926年 原盤:Matrix nO:414 bg 初出:Polydor 66418
(3録音:1926年 原盤:Matrix nos.:409/13 bg 初出:Polydor 66416/8
(3)録音:1925年 原盤:Matrix nO:1256 av 初出:Polydor 66193
(4)録音:1927年 原盤:Matrix nos.:144/8 bi 初出:Polydor 66571/3
(5)録音:1926年 原盤:Matrix nO:428 bg 初出:Polydor 66421
[CD 2]
(1)録音:1926年 原盤:Matrix nos.:423/7 bg 初出:Polydor 66419/21
(2)録音:1927年 原盤:Matrix nos.:71/6 bo 初出:Polydor 66575/7
(3)録音:1927年 原盤:Matrix nos.:77/9 bo 初出:Polydor 66573/4
(4)録音:1926年 
原盤:Matrix nos.:429/34 bg 初出:Polydor 66422/4
[CD 3]
(1)録音:1925年 原盤:Matrix nos.:905/10 az 初出:Polydor 66198/200
(2)録音:1925年 原盤:Matrix nO:1257 av 初出:Polydor 66193
(3)録音:1926年 原盤:Matrix nos.:415/22 bg 初出:Polydor 66425/8
(4)録音:1925年 原盤:Matrix nos.:912 az 初出:Polydor 66201
(5)録音:1925年 原盤:Matrix nO:911 az 初出:Polydor 66201
アマール=ヒンデミット・カルテット
リッコ・アマール(Vn1)
ヴァルター・カスパール(Vn2)
パウル・ヒンデミット(Va)
ルドルフ・ヒンデミット(Vc)

アマール・トリオ*
リッコ・アマール(Vn)
パウル・ヒンデミット(Va)
ルドルフ・ヒンデミット(Vc)
ヒンデミット・デュオ +
パウル・ヒンデミット(Va)
ルドルフ・ヒンデミット(Vc)

[CD 2]
(1)録音:1928年10月24日 
原盤:Matrix nO:2-21021 初出:Parlophon P-9351
(2)録音:1928年10月24日 
原盤:Matrix nO:2-21022 初出:Parlophon P-9351
アマール=ヒンデミット・カルテット
リッコ・アマール(Vn1)
ヴァルター・カスパール(Vn2)
パウル・ヒンデミット(Va)
マウリッツ・フランク(Vc)
アマール・カルテット は1921年ドイツのドナウエッシンゲン音楽祭におけるヒンデミットの弦楽四重奏曲演奏会を機に結成されたSQ。リーダーはハンガリーのヴァイオリニストでベルリン・フィルのコンサートマスターを務めたリッコ・アマール (1891-1959)。同時代音楽を積極的に演奏するカルテットとして大いに人気を博しました。1929年にパウル・ヒンデミットが脱退するまではアマール=ヒンデミット・カルテットとも称され、当アルバムはその時期の全録音にパウル・ヒンデミットを含むデュオやトリオの録音を加えた集成となっています。アマール・カルテットは1933年まで活動を続けました。チェロ奏者のルドルフ・ヒンデミット (1900-1974、在籍:1921, 1927-1933) はパウルの弟です。

CONTINUO RECORDS
CONTINUO-CR119(1CD)
アウレリオ・カノニチ(1965-):地と天の間に [Between Earth and Heaven] (2台のピアノ、トロンボーン四重奏と打楽器の為の)
Paesaggio minimale* / Girasole / Migration / Volo di farfalle / Driving back home
Empedocle, l'Amore e lo Sfero + / Reflection / Golden prayer* / Inno marziale
My wind / You are both flying / Separazione + / Medieval loop* / Dobro / Fiesta
Rise* / Possa io essere +
パオラ・ビオンディ、デボラ・ブルニアティ (P)
マスクリス・カルテット(トロンボーン四重奏*)
マウリツィオ・ベン・オマール(打楽器+)

録音:2015年6月2-3、5日、ゼロディエチ・スタジオ、ジェノヴァ、イタリア
アウレリオ・カノニチはイタリアの指揮者・作曲家。
CONTINUO RECORDS
CONTINUO-CR122(1CD)
フランチェスコ・アントニオーニ(1971-):シルフィダリウム
Catwalk Destroyer / Tallonite / Silfo / Come una ballata / Gurn / Twerp / Packaging
Silfidi / Madge / Vilma / Impostori / Cacciatori / Biga / Epic Win / Pop corn dejeuner
Grilli per la testa / Polonaise a la Paganini / Show Pan
マルレーネ・プローディゴ(Vn)
フラーヴィオ・タンツィ(ドラムス)
フランチェスコ・アントニオーニ(エレクトロニック・サウンド)

録音:2016年10月
イタリアのダンス・グループ「コレッティヴォ・チネティコ」[CollettivO CineticO] の演目「シルフィダリウム」の為の音楽。
CONTINUO RECORDS
CONTINUO-CR127(1CD)
トゥット・タンゴ〜ライヴ・イン・ローマ−アストリ・ピアソラへのオマージュ
ピアソラ(1921-1992):南へ帰ろう [Vuelvo al Sur]
アヴェ・マリア(昔々) [Ave Maria(Tanti anni prima)]
タンゴの歴史 [Histoire du Tango] から カフェ 1930 [II. Cafe 1930]
ビオレンタンゴ [Violentango]
トゥット・タンゴ
ピエトロ・ロッフィ(アコーディオン)
アレッサンドロ・ステッラ(P)

録音:2018年5月4日、ライヴ、ローマ、イタリア
ピアソラらの「ヌエボ・タンゴ」を演奏するために結成されたトゥット・タンゴのデビュー・コンサートから。収録時間は22分ほどです。

SOLE RECORDINGS
SR-0004(1CD)
ロマンティック・パースペクティヴ
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D 821
ラフマニノフ
:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ダビド・アペリャニス(Vc)
カルロス・アペリャニス(P)

録音:2014年11月23-24日、バレンシア音楽堂、バレンシア、スペイン
ダビド・アペリャニスはフランス・ヘルメルソン他に師事したスペインのチェロ奏者。2018年以来2020年現在ムルシア音楽院教授。ソロの他、アリアガ・ピアノ・トリオのメンバーとしても活躍しています。
SOLE RECORDINGS
SR-0006(2CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ 第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ 第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番ニ長調Op.102-2
アドルフォ・グティエレス・アレナス(Vc)
クリストファー・パーク

録音:2016年1月25-26日、フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク、ドイツ
アドルフォ・グティエレス・アレナス(1974年生まれ)はフランス・ヘルメルソン、リュイス・クラレに師事したスペインのチェロ奏者。Verso レーベルにバッハの無伴奏チェロ組曲 (全曲)等の録音があります。
SOLE RECORDINGS
SR-0007(1CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
ユリウス・レントゲン(1855-1932):チェロ・ソナタ第2番 イ短調 Op.41
アンパル・ラクルス(Vc)
アンドレウ・リエラ(P)


BIS
BISSA-2517(1SACD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1(1798)
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2(1798)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3(1798)
(4)ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23(1800)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn/Antonio Stradivarius,Cremona 1711, ‘Lady Inchiquin’)
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ/Chris Maene Straight Strung Concert Grand Piano)
セッション録音:2019年9月/ジー メンス・ヴィラ( ベ ルリン )
プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production)
エディティング&ミキシング:ハンス・キプファー
エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
F.P.Zimmermann -Harald Hoffmann
1965年ドイツ、デュイスブルク生まれの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンがマルティン・ヘルムヒェン とともにベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音を開始しました!ベートーヴェンはこれまでヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番、ロマンス第2番、弦楽三重奏曲第1番、セレナード ニ長調の録音はあるものの、ヴァイオリン・ ソナタは当録音が初めてとなります。現在50代半ばのツィンマーマンが長いキャリアを経て丁寧に練り上げてきた名作を名手ヘルムヒェンとともに録音しました。
ツィンマーマンと言えば圧倒的なテクニックと優美で香り高き音色を奏でますが、このベートーヴェンではピアノとの対話を大切にし、随所に聴くことのできる 絶妙なバランス感覚と抜群のセンスの良さを携えた演奏を聴くことができます。
共演のマルティン・ヘルムヒェンは1982年ドイツ、ベルリン生まれ。2001年に開かれたクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝し、一躍世界から注 目されるピアニストなりました。ソロはもちろんのこと、ユリア・フィッシャーなど世界的ヴァイオリニストからも絶大なる信頼を得ており、この度フランク・ペー ター・ツィンマーマンとの初共演盤になります。ヘルムヒェンは近年ベートーヴェンの作品を集中的に演奏・録音しており、当盤も注目すべき録音となります。
演奏はもちろんのこと、楽器にも注目です。ヴァイオリンはツィンマーマンの愛器1711年製のストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」。この楽器はかつ てクライスラーが所有していた銘器でまるでビロードのような音色です。ツィンマーマンが長年ともにしてきた愛器で奏でるベートーヴェンは格別です。
一方、ピアノはベルギーのピアノ製作者クリス・マーネの平行弦ピアノを使用。このピアノは2013年ダニエル・バレンボイムの依頼により製作された楽器で、 その特徴は一般的なグランドピアノのように弦が交差して張られておらず、チェンバロやフォルテピアノのようにすべての弦が平行に張られています。これにより音 量はもちろんのこと、細かなニュアンスの表現、そして弾き心地の良さを兼ね備えております。このグランドピアノは2015年にバレンボイムによる演奏でお披露 目され、以後ピエール=ローラン・エマールやエマニュエル・アックスなど世界的なピアニストにも認められた楽器として注目されております。近年この楽器を愛 奏するヘルムヒェンがベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを挑むに当たり、現在望みうる最も理想的な楽器で録音を実現させました。今後のリリースも期待せ ずにはいられない全曲録音始動と言えましょう (Ki)

MDG
MDG-30121792(4CD)
アントン・ライヒャ(1770-1836):五重奏、弦楽四重奏、管弦楽作品集
フルート五重奏曲 イ長調Op.105
オーボエ五重奏曲 ヘ長調Op.107
クラリネット五重奏曲 変ロ長調
ファゴット五重奏曲 変ロ長調
ホルン五重奏曲 ホ長調
グランド四重協奏曲 変ホ長調Op104
シンフォニア・コンチェルタンテ
序曲 ニ長調
交響曲 変ホ長調Op.41
コンソルティウム・クラシクム
ヴッパータールSO 
ペーター・ギュルケ(指)
アントン・ライヒャは、ベートーヴェンと同年生まれですので、今年生誕250年を迎えます。ライヒャ(レイハ)は、プラハで生まれ、ボン、ハンブルグ、ウイーン、 パリなどで活動し最後はフランスに帰化しています。15歳の頃ボンでベートーヴェンと出会い、その後も親交があったといいます。また、パリ音楽院の作曲法 教授として、リスト、ベルリオーズ、グノー、フランクなどを教え、論家、教育者としての大きな功績を残しています。そして作曲の中心は、木管五重奏曲などの室 内楽作品で、自身もフルートを演奏することから、「木管五重奏の父」とも言われるほど、多くの木管楽器をいかした曲を残し、木管アンサンブルというジャン ルを確立しています。 本作は、ライヒャを再発見できる4枚組のアルバムです。 (Ki)

Hanssler
HC-19071(1CD)
「SCHUBERT THE STRING QUARTETS PROJECT 1」
シューベルト:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.125-1 D.87
トーマス・コッチェフ(1988-):「未開始」〜シューベルトへのオマージュ
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」 D.703
シューベルト:弦楽四重奏曲第1番変ロ長調 D.18
アリンデSQ【エウジェーニア・オッタヴィアーノ(Vn1)、グッリエルモ・ダンドーロ・マルケージ(Vn2)、エリン・カービー(Va)、モーリツ・ベンヤミン・コルブ(Vc)】

録音:2019年11月13-15日/インマヌエル教会(ヴッパータール)
シューベルトの歌曲からその名が付けられた2018年結成のクヮルテット、アリンデSQが2028年のシューベルト歿後200周年を目指して 録音を開始した一大企画が始動。その記念すべき第1弾にはシューベルトが13歳の時に作曲した弦楽四重曲第1番 D.18、その2年後の作品である 第10番D.87、そして未完の第12番「四重奏断章」 D.703を収録しております。国際的な室内楽コンクールにて受賞歴を誇る新進気鋭のクヮルテット がシューベルトへの思いを込めて演奏した注目のシリーズ始動です!
当シリーズではシューベルトの作品に挟み委嘱作も録音していきます。当アルバムには1988年アメリカ生まれの期待の作曲家トーマス・コッチェフの「未 開始」〜シューベルトへのオマージュを収録しました。この作品はシューベルトの歌曲「アリンデ」の冒頭6小節に基づき、和声感もシューベルトのハー モニーを感じさせる弦楽四重曲です。まさに当団に捧げたシューベルトのプロジェクト始動にふさわしい作品が誕生しました。
当プロジェクト「SCHUBERT 2020-2028 THE STRING QUARTETS PROJECT」は当アルバム第1弾(2020年)をリリースののち、第2弾(2021年)、第3弾(2022年)、第4弾(2024年)、第5弾(2026年)、第6弾(2028)の計画でリリースされる予定です。 (Ki)


Onyx
ONYX-4220(1CD)
ミュージック・ウィー・ラヴ
ミーシャ・ムロフ=アバド(b.1991):ブルー・ディアー
ラエルシオ・ヂ・フレイタス(b.1941)/パウロ・ベリナッチ&ハーヴェイ・ワイナペル編曲:オー・カボ・ピタンガ
シューマン:トロイメライ(子供の情景 Op.15より)
ミーシャ・ムロフ=アバド:ブラジル
シャローム・ハノフ(b.1946):シール・レロ・シェム
ジョン・マクラフリン(b.1942)/ゲイリー・ハズバンド編曲: 天界と下界を行き交う男
レニーニ(b.1959)&ドゥドゥ・ファルカォン(b.1961):星々の沈黙(オ・シレンシオ・ダス・エストレーラス)
ミーシャ・ムロフ=アバド:リトル・アストロノート
アントニオ・カルロス・ジョビン(1927−1994):サビア
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 BWV.1014より 第1楽章 アダージョ、第2楽章 アレグロ
ブラジル伝承曲:カイコ
レポ・スメラ(1950−2000):映画 「春のハエ」 のテーマ
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)
ミーシャ・ムロフ=アバド(ダブルベース)

録音:2020年1月9日−10日、サリー大学(イギリス)
現代のもっとも偉大なヴァイオリンの巨匠の一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァの約2年ぶり新録音!
これまでも、「ペザント・ガール」(ONYX 4070)、「ストラディヴァリウス・イン・リオ」(ONYX 4130)などのクロスオーヴァー・アルバムで絶賛を博してきたムローヴァの新境地は、ジャズ・ベーシスト&作編曲家として活動する息子、ミーシャ・ムロフ=アバド(ミーシャ・ムローヴァ=アバド)とのコラボレーション。バッハからシューマン、ブラジル民謡、カルロス・ジョビン、ミーシャ自身の作品にイギリス、イスラエル、エストニアの作曲家の作品まで、様々な国のクラシック、コンテンポラリー・ジャズ、ブラジリアン・ジャズ、フォーク・ソングなどをボーダーレスに収録した、ヴァイオリンとダブルベースの親子デュオ。ヴィクトリア・ムローヴァとクラウディオ・アバドの間に生まれ、音楽に囲まれて育ったミーシャが愛する音楽を思いのままに詰め込んだ、素敵なコレクション・アルバムです。

Ars Produktion
ARS-38298S(1SACD)
スーク〜ピアノと室内楽
ヨゼフ・スーク(1874−1935):ピアノ五重奏曲ト短調 Op.8
ピアノ曲集 「人生と夢」 Op.30
キヴェリ・デルケン(P)、
クリスティアン・テツラフ(Vn1)、
フロリアン・ドンダラー(Vn2)、
ティモシー・リダウト(Va)、
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音:2019年10月14日−17日、センデザール・ブレーメン(ドイツ)
5歳でピアノを始め、5歳のうちにハンブルクの国際スタインウェイ・コンクールで最年少の参加者として受賞、8歳でオーケストラ・デビュー、国際グロトリアン=シュタインヴェーク・コンクールでは6年連続で1等賞を受賞するなど、神童として注目を浴びてきたドイツのピアニスト、キヴェリ・デルケン。姉のピアニスト、ダナエ・デルケンとデュオを始め、特に室内楽の分野で熱心に活動し、2015年からギリシャのレスボス島で行われているモリヴォス国際音楽祭の創設者兼芸術監督を姉妹で務めています。
ドヴォルザーク、ヤナーチェクらに続く近代チェコ音楽の重要な作曲家の一人、ヨゼフ・スーク(1874−1935)。後期ロマン派の魅力がたっぷりと詰まったキヴェリ・デルケンのスーク・アルバムは、1909年に出版された10曲のピアノ独奏曲集「人生と夢(命と夢)」と、1893年に18歳の若きスークが書いた(出版は1915年)ピアノ五重奏曲をカップリング。ピアノ五重奏曲にはクリスティアン&ターニャのテツラフ兄妹や、ティモシー・リダウト、フロリアン・ドンダラーらの名手たちが参加し、白熱のアンサンブルを聴かせてくれます。

Chandos
CHAN-20156(1CD)
エルガー&ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ集
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調、
ヴァイオリンとピアノのためのロマンス 「揚げひばり」(オリジナル・ヴァージョン)
ジェニファー・パイク(Vn)、
マーティン・ロスコー(P)

録音:2019年10月27日−29日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
2002年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝き、Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。「フランス」、「チェコ」、「ポーランド」など各国のヴァイオリン作品をレコーディングしてきたジェニファー・パイク、待望のソロ新録音は「イギリス」がテーマ。 パイクの音楽人生の重要な部分を築いてきた英国音楽。エルガーとヴォーン・ウィリアムズのヴァイオリン・ソナタ、そして通常は「ヴァイオリンと管弦楽」のために演奏される「揚げひばり」は、1914年に「ヴァイオリンとピアノ」のために書かれた珍しいオリジナル・ヴァージョンを収録! すでに、室内オーケストラ伴奏版や室内合唱伴奏版の録音も残しているジェニファー・パイクによる新たな「揚げひばり」にもご注目ください。

Danacord
DACOCD-875(1CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番へ長調 Op.99
チェロ・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2(カール=オスカ・ウスタリン(1984−)によるクラリネット・ソナタ第2番からの編)
カール=オスカ・ウスタリン(Vc)、
エミール・グリューステン(P)

録音:2018年12月1日?2日、28日?29日、2019年2月9日?10日、キアステン・ケーア美術館ジョンズ・ホール(フレストロプ、ヴィボー、デンマーク)
スカンディナヴィアの彼の世代を代表する音楽家のひとり、チェロのカール=オスカ・ウスタリン Carl-Oscar Osterlind(1984−)のソリストとしての初めてのアルバム。ブラームスの作品が3曲。バッハからメロディのインスピレーションを得て作曲、「フーガの技法」の第4と第13の〈コントラプンクトゥス〉を主題に使った「バッハへのオマージュ」の「チェロ・ソナタ第1番 ホ短調」。約20年後に書かれ、第1番の人気を高めることに貢献したとされるロベルト・ハウスマンに献呈された「チェロ・ソナタ第2番 へ長調」。ウスタリンがチェロとピアノのために編曲、ピアノを担当するグリューステンが「チェロにより素晴らしい温もりがもたらされた」と語る、まろやかで親密な気分の漂う「クラリネット・ソナタ第2番」。
ウスタリンは、王立ストックホルム音楽大学エツベリ・キャンパスのトゥールレイフ・テデーン、王立デンマーク音楽アカデミーのモーテン・ソイテン、南カリフォルニア大学のラルフ・カーシュボームに学び、ピテオーのフランス・ヘルメションとシカゴのハンス=ヤーアン・イェンセンにも師事しました。デンマーク・アーツカウンシルの「ヤング・エリート」奨学金を獲得。デンマーク、スウェーデン、アメリカをはじめとする各国のコンペティションやフェスティヴァルに参加、高い評価を得てきました。コペンハーゲンのメシアン四重奏団のチェリスト。デンマーク・チェンバー・プレーヤーズ、アンサンブル・ミトヴェスト、エスビェア・アンサンブルのソロ奏者、コペンハーゲン・フィルハーモニック、ヘルシングボリSO、アイスランドSOの首席客演チェロ奏者を務めています。現在の楽器は、アウグスティヌス・ファウンデーションから貸与された1703年製の「ジョヴァンニ・グランチノ」です。シューベルトの「ピアノ・ソナタ ハ短調」と「楽興の時」(DACOCD769)とリストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」や〈オーベルマンの谷〉(DACOCD772)を録音したデンマークのエミール・グリューステン Emil Gryesten(1985−)の共演。デンマーク、ユラン半島にあるキアステン・ケーア美術館 Kirsten Kjar Museet のコンサートホールでセッション録音されました。
Danacord
DACOCD-871(2CDR)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 〜 ヨーロッパ放送局録音(1978年−1986年)


(1)エルンスト・トッホ(1887−1964):即興曲 Op.90c(チェロ独奏のための)
(2)モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563(弦楽三重奏のための)
(3)オッフェンバック:2つのチェロのための二重奏の演奏法 Op.51(第2巻 ト短調)
(4)ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715−1777):ソナタ第3番 ハ長調 WWW.445「小品の組曲」
(5)メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
(6)アラン・ロースソーン(1905−1971):チェロ・ソナタ ハ長調
(7)ウォルトン:パッサカリア(チェロ独奏のための)
(8)ヘアマン・D・コペル(1908−1998):チェロ・ソナタ Op.62
(1)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1978年10月9日、WDR Saal 2
(2)イゴール・オジム(Vn)、ライナー・モーク(Va)、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/録音:1980年1月14日、WDR Saal 2
(3)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
(4)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)、ゲオルク・ファウスト(Vc)、ヴァルター・モイター(Cb)/録音:1979年11月26日、WDR Saal 2
(5)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、マリア・ベルクマン(P)/録音:1982年12月25日、SWR
(6)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、マリア・ベルクマン(P)/録音:1982年11月15日、SWR
(7)アリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
(8)エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)、ポール・ハンバーガー(P)/録音:1985年1月6日、BBC Radio 3
デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)の「トリビュート」シリーズの第12作。WDR(西部ドイツ放送)、SWR(南西ドイツ放送)、イギリスの BBC Radio のアーカイヴ録音が、2枚のディスクでリリースされます。[Disc 1]は、ケルンの WDR Saal 2 での録音が4曲。ベンクトソンがカーティス音楽院で学んだピアティゴルスキーのために作曲されたトッホの「即興曲」。スロヴェニア出身のヴァイオリニスト、イゴール・オジム Igor Ozim(1931−)とケルン出身のヴァイオラ奏者、ライナー・モーク Rainer Moog(1941−)と共演した、モーツァルトの傑作のひとつ、弦楽三重奏のための「ディヴェルティメント変ホ長調」。オッフェンバックの「2つのチェロのための二重奏の演奏法(Cours methodique de duos pour deux violoncelles)」は、自身チェロのヴィルトゥオーゾだったオッフェンバックが1847年にパリで出版した「革新的」といわれる二重曲集です。この曲集のト短調の作品と、オーストリアの宮廷作曲家ヴァーゲンザイルの「ソナタ第3番」は、レニングラード生まれのチェリスト、ボリス・ペルガメンシコフ Boris Pergamenschikov(1948−2004)とのデュオによる演奏です。 [Disc 2]のメンデルスゾーンの古典的スタイルによる「チェロ・ソナタ 変ロ長調」と、ロースソーンの独自の思考に基づく個人的な音世界をもった「チェロ・ソナタ ハ長調」は、SWR が創設された1946年、最初の放送ピアニストに採用されたドイツのマリア・ベルクマン Maria Bermann(1918−2002)が共演した演奏です。BBC Radio 3 の録音も2曲。ウォルトンの憂いをおびた主題と10の変奏の「パッサカリア」。コペルの「チェロ・ソナタ」は、ハイセ、ロウシング・オールセン、ルイ・グラスたちのソナタとも比べられる、デンマークのこのジャンルを代表するとされています。ベンクトソンが同行したコペルの1956年のソ連ツアーの直前にコペンハーゲンで初演、ツアー中に再演されました。ウィーンで生まれ、1941年にイギリスに移住したポール・ハンバーガー Paul Hamburger(1920−2004)の共演。ベンクトソンとコペルの共演した1959年の演奏もリリースされています(DACOCD565−566)。 このアルバムの8曲はすべて、初めてディスクとしてリリースされる、それぞれの放送局の正規ライセンスによる「ステレオ」録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Centaur
CRC-3645(1CD)
無言歌集
マックス・スターン:都に上る歌(チェロとファゴット版)
ブロッホ
:ユダヤ人の生活より(チェロとピアノ版)
日本の伝承曲:五木の子守唄(チェロとファゴット版)、大分地方の子守歌(チェロ版とファゴット版)
マックス・スターン:ラウデーション(チェロとファゴットとピアノ版)
フォーレ:夢のあとに(チェロとピアノ版)
アレンスキー:チェロとピアノのための4つの小品(Op.12-1、Op.56-2、Op.56-3、Op.56-1)
日本の伝承曲:出船(チェロとファゴットとピアノ版)
ラフマニノフ
:ヴォカリーズ Op.34-14(チェロとピアノ版)
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための無言歌Op.109
レベッカ・ラスト(Vc)、
フリードリッヒ・エーデルマン(Fg)、
ニコライ・ガンヌス(P)

録音:2017年1月27日−30日(ドイツ)
元イスラエル・フィルのチェロ奏者、レベッカ・ラストと元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者、フリードリッヒ・エーデルマン夫妻による無言歌集。歌詞のない歌曲風の旋律を持つ作品集をチェロとファゴット、チェロとピアノ、チェロとファゴットとピアノの編成で演奏したアルバムで、日本の伝承曲である、五木の子守唄や大分地方の子守歌も収録されています。阿吽の呼吸で奏でるフリードリッヒ・エーデルマン夫妻の、美しく響き合うアンサンブルに注目です。
Centaur
CRC-3664(1CD)
ノーツ・フロム・ホーム〜ブリテン諸島の音楽
ウィリアム・ハールストン:4つの性格的小品
エドウィン・ロクスバラ:無伴奏クラリネットのためのワーズワース小品集
スタンフォード:クラリネット・ソナタ第2盤Op.129
フィンジ:5つのバガテルOp.23
リチャード・ロドニー・ベネット:無伴奏クラリネットのためのソナチネ
アーサー・ブリス:パストラール
アイアランド幻想的ソナタ
ジョナサン・ホールデン(Cl)、
パク・ウンヒ(P)

録音:2014年7月14日−16日(フロリダ)
ジョナサン・ホールデンは、西ミシガンSOの主席クラリネット奏者であり、フロリダ州立大学のクラリネットの助教授も務めています。
パク・ウンヒは、「流暢で揺るぎない演奏技術を持っている」とニューヨークのコンサートレビューで称賛され、韓国やイタリア、ブラジル、コスタリカ共和国、日本で数々のコンサートを行ってきました。
クラリネットとピアノの絶巧に合う音色が滑らかで美しい20世紀のイギリスを代表する作曲家たちの名曲アルバムです。
Centaur
CRC-3669(1CD)
ソロ!〜エイモス・ギレスピーの室内楽
エイモス・ギレスピー:プロヴィデンス・オヴ・ゾーン、レイスワーク、ジャスパー・ジョンズ、シカゴ=ルツェルン、ソロ!、スパニッシュ・スピーカーズ
バルカーダ・サクソフォン・クァルテット、
ギレスピー・チェンバー・クァルテット、
カイア・ストリング・クァルテット、
様々なアーティスト

録音:2014年−2017年(シカゴ)
エイモス・ギレスピーはサクソフォン奏者&作曲家で、室内楽やオーケストラ、ジャズ、映画、演劇、ダンスなど幅広い分野の音楽を手掛けており、国際現代音楽協会(ISCM)やASCAP作曲コンクールでなどで特別賞やファイナリスト賞を受賞しました。
クラシック音楽にモダン・ジャズの要素も取り入れた、エイモス・ギレスピーの自由で想像力豊かな創作的アルバムです。
Centaur
CRC-3641(1CD)
ファン・ゴッホの花〜マーク・サターホワイトの作品集
マーク・サターホワイト:ファイブ・リバーズ・オブ・ハデス(2007)、ファン・ゴッホの花(2008)
リード・ゲインスフォード(P)、
ダニエル・ウィークス(T)、
ブルース・ハイム(Hrn)、
ナオミ・オリファント(P)

録音:2011年2月9日、2014年9月22日(アメリカ)
米国の名門ミシガン州立大学とインディアナ大学でコントラバスと作曲を学んだテキサスの作曲家マーク・サターホワイト。このアルバムは、芸術作品にインスパイアされ作曲した作品です。
独自性のあるゴッホの芸術作品を感じられる、インパクトのあるブルース・ハイムのホルンの音やダニエル・ウィークの繊細な歌声に注目です。
Centaur
CRC-3694(1CD)
コリアン・ウィメンズ・ヴォイシズ
サンギン・リー:ワン・モーメント, ア・サウザンド・イヤーズ
ヘソン・リー:シックベッド・ダイアリー
ヨンジャ・リー:ハーバー
ヨンナン・パク:トランペット・クリーパー
ミラン・キム:Neu-Sil Taryung
ウンヘ・キム:Jeongseon Arari
ボクナム・リー:オータム・イズ・リーヴィング
ミラン・キム:ホエン・フォール・アライヴス
ウンヘ・キム:ニュー・ボート・ソング
ジョンヒ・イム:スターゲイザー
ナムリム・リー:マザーズ・シルエット
キョンシン・イム:ファザーズ・エイジ
キョン・チョ(S)、ウォン・チョ(Bs)、
セリョン・ウー(P)

録音:2017年、ドリーム・シェア・レコーディング・スタジオ(ソウル、韓国)
サウス・フロリダ大学声楽科准教授を務める韓国のリリック・ソプラノ、キョン・チョが歌う、母国韓国の歌曲集。
Centaur
CRC-3693(1CD)
ビーチ、コール、スマイス:室内楽作品集
エイミー・ビーチ:三重奏曲イ短調Op.150
ウルリック・コール:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
エセル・スマイス:ヴァイオリン、ホルンとピアノのための三重奏曲
ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)、
スティーヴン・メッケル(Vn)、
ニコラス・フィンチ(Vc)、
ブルース・ハイム(Hrn)

録音:2018年3月26日−29日、アメリカ
インディアナ大学サウスイースト校の音楽教授を務める、ジョアンナ・ゴールドスタインを中心に各楽器の名手たちが華麗に描く、20世紀初頭に作曲された女性作曲家たちの室内楽作品集。

Glossa
GCD-920610(1CD)
ウェーバー&クロンマー:クラリネット五重奏曲集
ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34
ハインリヒ・ベールマン(1784−1847):アダージョ(五重奏曲変ホ長調 Op.25-3より)
フランツ・クロンマー(1759−1831):クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.95
エリック・ホープリッチ(Cl)、
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2019年6月、セント・マーティンズ教会(イーストウッドヘイ、イギリス)
18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者を務め、ヒストリカル・クラリネットの楽器製作・研究の世界的権威でもあるエリック・ホープリッチ。ホープリッチが、不朽の名盤「モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲集(GCD 920607)」でも共演したピリオド楽器によるイギリスの名クヮルテット、"ロンドン・ハイドンSQ"。
クルーセル(GCD 920609)に続く、ホープリッチとロンドン・ハイドンQによる新録音は、モーツァルトやブラームスのクラリネット五重奏曲と並ぶ名曲、ウェーバーのクラリネット五重奏曲 Op.34に、ウェーバーの器楽作品の作曲に大きなインスピレーションを与えてきたハインリヒ・ベールマンとフランツ・クロンマーの作品をカップリング。室内楽ながらも、大規模作品のような力強さやオペラのような感性を持つウェーバーの五重奏曲を、世界有数のヒストリカル・クラリネット奏者とピリオド楽器の名手たちが奏でます。
前作に引き続き、名エンジニア、フィリップ・ホッブスが録音&プロデュースを担当。による高音質録音もポイントです。

DISCMEDI
BLAUCD-703(1CD)
ボエーム (ボヘミアン)〜ヴィオラとピアノのための音楽
リスト:忘れられたロマンス S.132 (ヴィオラとピアノのための版)
グラナドス (イサベル・ビリャヌエバ編):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ H.127 (ヴィオラとピアノのための版)
アーン (1874-1947):独白とフォルラーヌ (ヴィオラとピアノのための)
マルティヌー:ヴィオラとピアノのためのソナタ 第1番H.355
エネスコ:ヴィオラとピアノのための演奏会用楽曲
[ボーナス・トラック]
ドビュッシー:美しい夕暮れ
イサベル・ビリャヌエバ (Va)
フランソワ・デュモン (P)

録音:2017年5月30-31日、ADDA (Auditorio de la Diputacion de Alicante)、アリカンテ、スペイン
DISCMEDI
DM-5263-02(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」Op.50 ホルヘ・ボレット (P)
ビクトル・マルティン (Vn)
マルコ・スカノ (Vc)

録音:1968年、カジヌ・ダ・ラリアンサ・ダル・ポブラ・ノウ、バルセロナ、スペイン
原盤、ライセンサー、初出:Ensayo, ENY-CD-9736 (レーベル終了、廃盤)
リマスター:2013年、Cezanne Producciones. Las Rozas

PREISER
PRCD-91471(2CD)
Reflected反射
ウェーバー:クラリネットとピアノのための協奏的大二重奏曲 変ホ長調 Op.48
ブラームス:クラリネット・ソナタ 第1番ヘ短調 Op.120-1
ドビュッシー:クラリネットとピアノのための第1狂詩曲
ジョーゼフ・ホロヴィッツ:クラリネットとピアノのためのソナティナ
C.P.E.バッハ(ヘルムート・ヘドル編):Solfeggietto
ヘルムート・ヘドル:Rush Hour / Prelude for JSB / Ana / Memories of India / Brahms-reflected / Easy-going / Hommage to Aaron
ヘルムート・ヘドル(Cl)
ユンシャン・リン(P)

録音:2019年
ヘルムート・ヘドルは1969年生まれのオーストリアのクラリネット奏者・作曲家。6歳でクラリネットを始め、ウィーンとグラーツの音楽大学で学びました。 1993年からウィーン・フォルクスオーパーの首席クラリネット奏者を務め、ウィーン・フィルやベルリン・フィルとも共演している名手です。
ピアノ伴奏によるこの2枚組アルバムは、クラシカルなクラリネット作品を集めた1枚目とジャジーな響きを持ったポップス風味あふれる自作の2枚目を対 比させることによって、互いの面白味を引き出す構成になっています。明るく軽快な演奏が心地よく、クラリネットのさわやかな歌が素敵です。 (Ki)

CLAVES
50-3007(1CD)
クサヴァー・ダイヤー(1972-):室内楽作品集
(1)「Solus cum Solo」〜無伴奏チェロのための(2009)
(2)「Come heavy sleep」〜フルート、ヴィオラとチェロのための(2016)
(3)「De Umbris (II)」〜フルートと弦楽三重奏のための(2018)
(4)「Memoire, cercles」〜オーボエと弦楽三重奏のための(2011)
(5)「Nocturne」〜オーボエ、フルートと弦楽三重奏のための(2014)
スイス・チェンバー・ソロイスツ【(4)(5)ハインツ・ホリガー(Ob)、(2)(3)(5)フェリックス・レングリ(Fl)、(3)アイリーン・アブリゴ(Vn)、(4)(5)ダリア・ザッパ(Vn)、(2)-(5)ユルク・デーラー(Va)、(1)-(5)ダニエル・ヘフリガー(Vc)】

ライヴ録音:(1)2009年10月9日/ジュネーヴ、(2)2016年3月8日/チューリヒ、(3)2018年9月27日/バーゼル、
(4)2011年5月9日/バーゼル、(5)2014年3月23日/ジュネーヴ
スイス・チェンバー・ソロイスツによる最新盤はクサヴァー・ダイヤーの室内楽作品集です。ダイヤーは1972年ジュネーヴ生まれ。エリック・ガウディバー トに作曲を師事し、その後ハインツ・ホリガーのもとで作曲の研鑽を積みその才能を開花させました。現在、スイスを代表する作曲家として活躍しております。
ここに収録された室内楽5篇はすべて初演をおさめたライヴ録音。才能豊かなダイヤーの注目作で、なかでもオーボエ、フルートと弦楽三重奏のための ノクターンはホリガー、レングリが2015年の来日した際にも披露し話題となりました。
スイス・チェンバー・ソロイスツはダニエル・ヘフリガー、ユルク・デーラー、フェリックス・レングリを中心に1999年に設立。その後、ハインツ・ホ リガー、トーマス・ツェートマイヤー、パトリツィア・コパチンスカヤ、イリア・グリンゴルツなど世界的アーティストも参加したことのある可変アンサンブ ルで、バロックから多数の委嘱を含む現代作品まで幅広いレパートリーを演奏しております。Clavesレーベルから新ウィーン楽派をはじめとする前衛的現 代音楽を推進するフリードリヒ・チェルハ(1926-)の室内楽作品3篇を収録したアルバム(50 1816)をリリースしております。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-93(1CD)
SOLAS
レオナルド・ヴィンチ:アダージョとアレグロ(フルート・ソナタ第1番 ニ長調より)
ハイドン:アダージョ(弦楽四重奏曲第1番変ロ長調『狩』 Hob.III:I より)
ニコラ・シェドヴィル:ソナタ第6番ト短調(『忠実な羊飼い』より)
ヘンデル:アン女王の誕生日のための頌歌 HWV74
バーバラ・トンプソン(1944-):グリーン(2002)
ヘンデル:Cara sposa, amante cara, dove sei- (『リナルド』第1幕より)
ジェームス・ウィットボーン(1963-):A Brief Story of Peter Abelard(2011)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.1-6 HWV364a
ジャン・アラン(1911-1940):フリギア旋法のコラール AWV76(1935)
パーセル:When I am laid in earth (『ディドとエネアス』第3幕より)
ジェラルド・マクリスタル(Sax)
クリスチャン・ウィルソン(Org)

24bit/96kHz
ハイレゾ録音・ハイレゾマスタリング
ジェラルド・マクリスタルによる、当レーベル2枚目のアルバム。前作(FHR-13)に続き魅力的なアレンジと選曲です。タイトルの「SOLAS」とはゲール語で 「光」を意味する言葉。バロックと現代を自由に行き来し、ソプラノ、アルト、さらにCD録音が割と少ないソプラニーノ・サックスを用いて演奏。オルガンの伴奏 とも相性抜群です。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-5208(1CD)
ヴィオラとギターのためのイタリア音楽集
フランコ・マルゴーラ:幻想曲 dC758
 スケルツォ dC274
フェルナンド・カルッリ(1770-1841)二重奏曲 ハ長調 Op.137-1
ブルーノ・バッティスティ・ダマーリオ(1937-):ラ・フォンテ
パガニーニ:大型ヴィオラのためのソナタ
ラッファエレ・ジェルヴァジオ(1910-1994):Violakit
デュオ・メビウス[ファビオ・カターニア(Va)、ジョルジョ・ナポリターニ(G)]

録音:2018年7月14-15日
ヴィオラとギターのデュオを集めたアルバム。どちらも輝かしい高音より渋みのある中低音が得意な楽器だけに特有の魅力があります。細かなパッセージ の応酬も聴きものです。

Solo Musica
SM-338(2CD)
NX-C07
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番〜第5番
ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45
モーツァルト「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲 Op.66
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46
ユリウス・ベルガー(Vc)
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)

録音:2018/2019年
ベートーヴェンのチェロのための全ての作品を、ユリウス・ベルガーとマルガリータ・ヘーエンリーダーとが演奏したアルバム。2人は最新の原典版スコアを 用いて作品を徹底的に研究。ベートーヴェンについてのカール・チェルニーやヴァイオリニストであり音楽学者でもあったルドルフ・コーリッシュ、作家ロマ ン・ロランや音楽評論家エレオノーレ・ビューニングなどの文献を読み議論を重ね、作品の本質を模索しました。頂点は見えてもそこに到達すること ができない芸術の道を二人は人生に例え、ベートーヴェン作品を研究・演奏を重ねることで共に成長することができると語っています。

CEDILLE
CDR-90000195(1CD)
NX-B04
真夜中にさえずる
デイヴィッド・ラング(1957-):these broken wings, part 1 傷ついた翼で パート1
マイケル・ゴードン(1956-):the light of the dark 闇夜に灯る光
ラング:these broken wings, part 2 (passacaille) 傷ついた翼で パート2
ジュリア・ウルフ(1958-):singing in the dead of night 真夜中にさえずる
ラング:these broken wings, part 3 (learn to fly)傷ついた翼で パート3(飛ぼうとする)
エイス・ブラックバード(アンサンブル)

録音:2019年9月30日-10月3日
全て世界初録音
CEDILLE RECORDSからこれまで発売されたアルバムで、4度グラミー賞を受賞している六重奏団"エイス・ ブラックバード"。雑誌「BRUTUS」2020年6月号にて『インディクラシックの代表選手』として紹介された注目 のアンサンブルです。このアルバムは彼らのために、アメリカ現代音楽集団"Bang on a Can"の3人の創設者 が書き下ろしたプログラムの世界初録音。各曲にビートルズの名曲「ブラックバード」の歌詞に基づいたタイトル がつけられていますが、音楽の世界観は全く別の領域にあるようです。ピュリッツァー賞受賞のウルフのトラックは 暗く静謐な孤独の中から生まれたような趣きで、ゴードンの音楽はフリー・ジャズの緊張感と揺るぎない近代性 が融合したような味わい。ラングの3楽章からなる「傷ついた羽で」は“華やかで美しい組曲”とガーディアン紙で 絶賛されました。エイス・ブラックバードの超絶技巧が冴えわたります。

Orchid Classics
ORC-1001359(1CD)
NX-B03
愛と死〜トゥリーナ、クルターグ、プッチーニ、ヤナーチェク、シューベルト弦楽四重奏集
トゥリーナ(1882-1949):「闘牛士の祈り」Op.34
クルターグ(1926-):リガトゥーラ
三重奏のためのサイン、ゲーム、メッセージより
プッチーニ:菊
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
クルターグ:オフィチウム・ブレーヴェ〜アリオーソ
シューベルト:弦楽四重奏曲 ニ短調「死と乙女」 D810
ナバラSQ【マグヌス・ジョンストン(Vn)、マリエ・ジョンストン(Vn)、サッシャ・ボータ(Va)、ブライアン・オカネ(Vc)】

録音:2019年11月29日-12月1日
ワイアストン・コンサート・ホール
人間の永遠のテーマである「愛と死」についてのアルバムです。嫉妬のために妻を殺した男の告白が描かれたト ルストイの小説「クロイツェル・ソナタ」とベートーヴェンの同名作品に影響されて生まれた、ヤナーチェクの情熱 的でドラマティックな弦楽四重奏曲第1番。シューベルトが病に侵され、死を意識して書いた「死と乙女」、プッ チーニの哀愁漂う、珍しい室内楽作品「菊」(イタリアで象徴的な葬儀の花)、トゥリーナの「闘牛士の祈り」 などの間に、クルターグの友人への想いを表現した珠玉の小品が散りばめられています。イギリスを拠点に活躍 する室内アンサンブルで、ワインの産地であるスペインのナバラからその名をとったナバラSQによる演 奏です。

SOMM
SOMMCD-0619(1CD)
NX-B04
ライプツィヒ・サークル 第2集
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調
Op.49
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17
シューマン:ピアノ三重奏曲 第2番ヘ長調 Op.80
ロンドン・ブリッジ三重奏団【デヴィッド・アダムズ(Vn)、ダニエル・トン(P)、ケイト・グールド(Vc)】

録音:2018年9月25日 ライヴ
「ライプツィヒ・サークル」シリーズ第2作。19世紀半ばのライプツィヒ音楽界に強い影響を及ぼしたシューマン夫妻を取 り巻く作曲家たちの作品を集めたこのシリーズ、今作では夫妻の作品と、メンデルスゾーンの作品を聴くことができま す。1839年に作曲されたメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番は、これを聴いたシューマンが「ベートーヴェン以 来、最も偉大なピアノ三重奏曲だ」と讃えた作品。その8年後に作曲されたシューマンの第2番は、晩年に向かう彼 の精神の不安定さが全く感じられない明るく活発な曲です。第2楽章での3つの楽器の親密な対話は、シューマンら しい深い愛情と優しさに満ちています。クララ・シューマンのピアノ三重奏曲は、優れたピアニストであったクララらしい、 ピアノ・パートが充実した作品。独創的な旋律に彼女の才能が感じられます。第1集と同じく、ロンドン・ブリッジ三重 奏団による演奏です。 ライプツィヒ・サークル 第1集…SOMMCD0199

IBS CLASSICAL
IBS-72020(1CD)
世の終わり
武満徹:カトレーンII
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
ホセ・ルイス・エステレス(Cl)
アイツォル・イトゥリアガゴイティア(Vn)
ダビド・アペリャーニス(Vc)
アルベルト・ロサド(P)

録音:2019年8月28-31日
ホロコースト後のアウシュビッツ解放から75周年を迎える2020年を記念するアルバム。 ここではクラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノという珍しい編成によるメシアンと武満の2作品を収録しています。メシア ンは1940年、ゲルリッツ強制収容所で20世紀室内楽の歴史に残る「世の終わりのための四重奏曲」という重要な作 品を書き、翌年には多数の捕虜たちの前で初演しました。聖書のヨハネ黙示録第10章からインスピレーションを得て 書かれた作品には、宗教的なものを背景に、メシアンが好んだヒンドゥー教のリズム、鳥の鳴き声など、豊富なイメージ が反映されています。武満の「カトレーンII」はメシアンへのオマージュとして書かれたもので、原曲の「カトレーン」から4人 の独奏者パートを抽出するとともに、4つの楽器のイメージを生かした作品です。演奏は、ヴァイオリンのザハール・ブロン 門下のイトゥリアガゴイティア他、ヨーロッパで活躍するソリストたちです。

DIVINE ART
DDA-25202(1CD)
NX-B07
マルコム・リプキン(1932-2017)の音楽
前奏曲とダンス/ナボトのワイン畑
インタープレイ/弦楽三重奏曲
ジョン・ターナー(リコーダー)
ニコラス・トライグスタド (Vc)
ジャネット・シンプソン(Cemb/P)
デイヴィッド・コークヒル (パーカッション)
ナッシュ・アンサンブル

録音:2019年10月30日、2017年4月21日、1984年7月7-8日,12月6日
英国のリヴァプールで生まれ、50年の作曲家としてのキャリアを全うし2017年に亡くなった作曲家マルコム・リプキンへの トリビュート・アルバム。2つの交響曲、オーボエ協奏曲、ピアノ曲、室内楽などを作曲し、BBCからの委嘱作品なども書 いていたリプキン、かつては、わかりやすいメロディを多用した彼の音楽は古臭いと敬遠されたこともありましたが、現代で はその独創性が見直されています。このアルバムには現在第一線で活躍する器楽奏者たちによる新録音に加え、 1964年結成、ウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブルが、1984年に Hyperionレーベルへ録音したLPを本アルバムのためにリマスターした音源(トラック11-16)が収録されています。

TOCCATA
TOCN-0006(1CD)
NX-B03
コミタスの遺産〜アルメニアのピアノ三重奏曲集
ババジャニアン(1921-1983):ヴァイオリン、チェロとピアノの三重奏曲 嬰ヘ短調(1952)*
コミタス(1869-1935):6つのアルメニアの小品(V.バルティキアンによるピアノ三重奏編)(2016)
グリゴリヤン(1976-):エテルヌス(2018) トリオ・エテルヌスに捧げる
アゴシアン(1977-):ピアノ三重奏曲「コミタスへのオマージュ」(2017)
トリオ・エテルヌス【アレクサンダー・スチュワート(Vn)、ヴァルーヤン・バルティキアン(Vc)、ジョアン・パウロ・サントス(P)】

録音:2019年7月27-31日
*以外=世界初録音
アルメニアの司祭で、音楽学者、歌手としても活動したコミタス(本名:Soghomon Soghomonian)を讃えるアル バムの登場。コミタスは1869年生まれ。幼い頃に両親を失い、アルメニアの神学校で教育を受け、1894年に司祭と なりましたが、アルメニア人虐殺事件に巻き込まれ精神を病み、悲劇的な最期を送ったことで知られています。また、 フィールドワークにより収集した膨大な数のアルメニアの民俗音楽や歌から、固有のアクセントなどを解明し保存したこと で、“アルメニア音楽の父”と呼ばれています。コミタスの偉業を継承した作品を集めたこのアルバムには、“20世紀の古 典”となったババジャニアンの1曲の他、コミタスの「6つのアルメニアの小品」の民謡の編曲版を含む3つの世界初録音作 品が収録されています。演奏は、イギリス人ヴァイオリニスト、アルメニア人のチェリストと、ポーランド人のピアニストにより 2013年に結成されたトリオ・エテルヌスです。

Gramola
GRAM-99216(1CD)
NX-B05
ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):ハープとチェロのためのソナタ集
ハープとチェロのためのソナタ 変ホ長調 Op.5 No.1
ハープとチェロのためのソナタ へ長調 Op.5 No.2
ハープとチェロのためのソナタ 変ロ長調 Op.5 No.3
ジュジャンナ・アバ=ナジ(Hp)
ジュジャ・ソルノキ(Vc)

録音:2015年7月7日,8月27日,10月12日
世界初録音
ドイツ古典派の時代に活躍したベルンハルト・ロンベルク(1767-1841)。ファゴットとチェロを演奏する父から音楽の手 ほどきを受け、7歳で公開演奏を行い、同じ年の従兄弟アンドレーアスと共に演奏旅行に出かけ、「チェロのパガニーニ」 の異名をとりました。1790年にはベートーヴェンに出会い、才能を絶賛されたことでも知られています。また、彼が提案 した新しいチェロの記譜法は現代でも用いられており、チェロ奏法とその設計にも革新をもたらしました。このアルバムは ハープとチェロの珍しい組み合わせによるソナタを収録した1枚。ハンガリーの奏者アバ=ナジとソルノキの演奏です。

TYXart
TXA-18104(1CD)
ブリッジ:ピアノ三重奏曲第2番H.178
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
ネミロフスキー・ラーク・パエ三重奏団
[ミーシャ・ネミロフスキー(P)、テッサ・ラーク(Vn)、デボラ・パエ(Vc)]

録音:2019年
あまりないカップリングのピアノ三重奏曲集と言えますが、演奏者たちはブリッジの2番をこのジャンルでの傑作ととらえ、人々に浸透させるのが目的であ るようです。そのため有名な作品の中からブリッジとは別の語法を持ったブラームスをカップリングすることで、それぞれの音楽的特徴を聴かせることに成功 しています。ネミロフスキー・ラーク・パエ三重奏団は2012年結成のトリオで、ひとりひとりが国際的に評価を得ている名手です。 (Ki)
TYXart
TXA-19142(1CD)
メロディズ
グリエール:夜想曲 Op.35-10
グラズノフ:夢 Op.24
サン=サーンス:ロマンス ヘ長調 Op.36
R.シュトラウス:アンダンテ(遺作) (1888)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
グリエール:ロマンス Op.35-6
ケルビーニ:ソナタ第1番(1804)
アンリ・ビュッセル:カンテコール Op.77
バーンスタイン:ミッピーのためのエレジー 第1番
フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス:夜想曲 Op.7
レオーネ・シニガーリャ:リートとユモレスク Op.28より リート
ニコラウス・フライヘル・フォン・クラフト:ソナタ ホ長調より アンダンテ
シャブリエ:ラルゲット (1875)
スクリャービン:ロマンス
ジャン=ミシェル・ダマーズ:バレエ『ダイヤモンドを噛む女 (1950)』より アダージョ
ダンディ:アンダンテ・カンタービレ
Laurent Couson:映画『The Rest is Silence』メインテーマ
エルヴェ・ジュラン(Hrn)
アリアーヌ・ジャコブ(P)

録音:2019年
ホルンとピアノによるアルバム。選ばれた曲は編曲物ではなく、ホルンのために書かれた作品です。のびやかなホルンの歌をお楽しみください。 (Ki)

WERGO
WER-6431(1CD)
ナオミ・ピノック(1979-):作品集
(1)弦楽四重奏曲第2番(2011-12)
(2)言葉 〜バリトンとアンサンブルの為の(2010-11)
(3)ライン&スペース 〜ピアノの為の(2015)
(4)ヨーロッパの為の音楽 〜フルート、クラリネット、打楽器、ピアノとハープの為の(2016)
(1)ボッツィーニQ
(2)オマール・エブラヒム(Br)、ベアート・フラー(指)、ロンドン・シンフォニエッタ
(3)リチャード・ウッテリー(P)
(4)アンサンブル・アダプター

録音:(1)2019年11月22日、(2)2011年3月12日、(3)2019年5月21日、(4)2019年1月23日
1979年イギリスのウェストヨークシャー生まれのナオミ・ピノック。ロンドンでバートウィッスルに、カールスルーエでヴォルフガング・リームに作曲を師事 しました。作風は静謐で、リズムの複雑さよりも単純な音の持つ根源的な力に重点を置いているようです。
弦楽四重奏曲第2番は下降する短い動機がひたすら繰り返され激烈なムードで始まりますが、次第に音楽は力を失い静謐の中でほとんど動けなくなり消 えていきます。『言葉』はバリトンと楽器の区別もなく、言葉と音の区別もありません。言葉以前の意識が薄明の中で揺らめいているような感覚です。『ライン& スペース』はアグネス・マーティンの抽象画にインスピレーションを受けたもので、線と線、その間の隙間が様々な差異を見せながら静かに発展します。音符と 休符で横方向に延びる縞模様を作り、また音域を分け単純な音を持続させることで縦方向にも多層の線を描きます。『ヨーロッパの為の音楽』はイギリス のEU離脱を受けて書かれた作品。作曲者は離脱に反対だったようで、単純な音響ながら憤りや不安といった負の感情が表現されているようにも聴こえます。 (Ki)

UMLAUT RECORDS
UMFR-CD16(1CD)
フィリップ・コーナー(1933-):初期作品集 1950-1959
Two-Part Monologues,-2(1957)(as/cl/va)
Pieces for String Instruments,-7(1958) (va/vc/cb)
Two-Part Monologues,-3(1957)(va/vc)
148 Equal Measures(Late 50s)(as/cl/tp/tb)
アンサンブル・オドス
ピエール=アントワーヌ・バドルー(アルトサクソフォン (as))
ヨリス・リュール(クラリネット(cl))  エロディ・ガウデ (ヴィオラ(va))
フェリシー・バズレール(チェロ(vc))
セバスティアン・ベリア(コントラバス(cb))
ブリス・ピシャール(トランペット(tp))
フィデル・フルネイロン(トロンボーン(tb))

録音:2014年5月24-25日、パリ、フランス
アメリカ合衆国の作曲家フィリップ・コーナーが「フルクサス」の創立 (1961年) に参画する以前、活動初期の作品。1955年から1957年にかけてコーナーはパリ音楽院でメシアン の音楽哲学を受講していました。
UMLAUT RECORDS
UMFR-CD20(1CD)
カール・ナエゲレン(1979-):楕円形の窓、第二の鎧戸
Con moto / In aquam variation / Fluster(n) / Strettes / Choral(prise 1) 以上*
Maillages / Macrolude / Toupie / Maree / Retour du Rouet / Choral(prise 2) 以上 +
ヨリス・リュール(Cl)
アマリリス・ヴィレ(Vn、ハーディ・ガーディ)
エヴァ・リセル(P)
トマ・グーバン(打楽器)

録音:2015年6月、ラジオ・フランス・スタジオ 106、パリ、フランス*
2015年8月、グラン・クーロンヌ県立音楽院、グラン・クーロンヌ、フランス +

WARNER CLASSICS(SPAIN)
54197-92072(1CD)
シャポーリン、E・アルフテル、ミャスコフスキー、カサド:チェロとピアノの為の作品集
ユーリ・シャポーリン(1887-1966):チェロとピアノの為のワルツ
 チェロとピアノの為のメロディー
 チェロとピアノの為の間奏曲
 チェロとピアノの為のアリア
エルネスト・アルフテル(1905-1989):スペイン幻想曲
ニコライ・ミャスコフスキー:チェロとピアノの為のソナタ 第1番Op.12
ガスパル・カサド(1897-1966):チェロとピアノの為のソナタ から サエタ
デュオ・カサド
ダミアン・マルティネス・マルコ(Vc)
マルタ・モル・デ・アルバ(P)

録音:データ記載無し(2017年以前)
国際発売されている可能性がございます。スペイン・ローカルの輸入商品は割高ですのでご了承ください。

BMC
BMCCD-263(2CD)
ヴェーグ・イン・ヒズ・マザー・タン
■CD 1
[1-2] コダーイ:弦楽四重奏曲第2番Op.10
[3-6] バルトーク:弦楽四重奏曲第6番
[7-9] シャーンドル・ヴェレシュ:弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲
■CD 2
[1-3] ヴェレシュ:ヴァイオリン協奏曲
[4-7] ヴェレシュ:4つのトランシルヴァニア舞曲
[8-11] ロベルト・フォルクマン:弦楽セレナード第2番ヘ長調 Op.63
[12] アンドル・ロションチ:パッサカリア
[13] イェヌー・タカーチュ:パッサカリア Op.73
シャーンドル・ヴェーグ(ヴァイオリン〔CD1&CD2[1-3]〕、指揮〔CD2[4-13]〕)、
ヴェーグQ〔CD1〕〔シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn)、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パール・サボー(Vc)〕、

パウル・ザッハー(指揮〔CD1[7-9]〕)、
バーゼル室内O〔CD1[7-9]〕、
リュック・バルマー(指揮〔CD2[1-3]〕)、
ベルン州立O〔CD2[1-3]〕、
カメラータ・ザルツブルク〔CD2[4-13]〕

録音:1954年1月14日(CD1[1-2])、1958年2月5日(CD1[3-6])、1962年1月26日(CD1[7-9])、1959年12月14−15日(CD2[1-3])、1993年8月7日(CD2[4-7]、1986年2月12日(CD2[8-11])、1983年3月12日(CD2[12])、1984年11月16日(CD2[13])
ハンガリー、ブダペスト・ミュージック・センターの自主レーベル「BMC(ビーエムシー)」レーベルによる、「BMCアーカイヴ」シリーズ。ハンガリーが誇る偉大なヴァイオリニスト&指揮者、シャーンドル・ヴェーグの貴重な録音集。第3巻は、コダーイ、バルトークから、シャーンドル・ヴァレス、アンドル・ロションチ、イェヌー・タカーチュなどハンガリーの現代作品で、ヴェーグの室内楽奏者、協奏曲のソリスト、指揮者としての優れた功績を収めています。
BMC
BMCCD-262(2CD)
ヴェーグ〜室内音楽家
■CD 1
[1-4] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
[5-25] シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op.21
■CD 2
[1-4] ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3 「ラズモフスキー」
[5-8] シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 D.956
シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、
ヴェーグQ〔CD1[5-25]、CD2[1-8]〕〔シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn)、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パール・サボー(Vc)〕、
パウル・バウムガルトナー(ピアノ〔CD1[1-4]〕)、
ジャンヌ・エリカール(ヴォイス〔CD1[5-25])、
ハンス=ユンゲン・メーリング(フルート〔CD1[5-25])、
パウル・ブレッヒャー(クラリネット〔CD1[5-25])、
ピエトロ・スカルピーニ(ピアノ〔CD1[5-25])、
エーヴァ・ツァコー(チェロ〔CD2[5-8])

録音:1957年2月25日(CD1[1-4])、1952年11月14日(CD1[5-25])、1954年1月14日(CD2[1-4])、1948年7月13日(CD2[5-8])
BMCアーカイヴによるシャーンドル・ヴェーグの録音集第2巻は、パブロ・カザルスをはじめ、ルドルフ・ゼルキン、ミェチスワフ・ホルショフスキ、ヴィルヘルム・ケンプ、ユーディ・メニューイン、エルネー・ドホナーニなどの巨匠たちとも室内楽パートナーとして共演してきた、偉大な室内楽奏者としてのヴェーグにフォーカスあてたプログラム。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタと弦楽四重奏曲、シューベルトの弦楽五重奏曲、そしてシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」で、彼が情熱を注いだ室内楽の真髄をどうぞ。
BMC
BMCCD-261(2CD)
ヴェーグと彼の四重奏団
■CD 1
[1-4] ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
[5-8] ブロッホ:弦楽四重奏曲第2番
[9-11] バーバー:弦楽四重奏曲 Op.11
■CD 2
[1-3] オネゲル:弦楽四重奏曲第2番H.103
[4-7] ハンス・イェリネク:弦楽四重奏曲第2番 Op.13
[8-13] ベルク:抒情組曲
ヴェーグQ〔シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn)、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パール・サボー(Vc)〕

録音:1956年2月4日(CD1[1-4])、1948年7月8日(CD1[5-8])、1956年2月4日(CD1[9-11])、1956年5月11日(CD2[1-3])、1952年11月3日−4日(CD2[4-7])、1952年11月14日(CD2[8-13])
BMCアーカイヴによるシャーンドル・ヴェーグの録音集第1巻。ヴェーグが音楽活動の当初から強く惹かれ、その後のキャリアでも常に重要な存在であり続けた弦楽四重奏の録音集。ヴェーグの芸術における伝統と現代性の共存を反映させるため、ブロッホ、バーバー、オネゲル、イェリネク、ベルクといったヴェーグと同時代の作品が選ばれています。

Delphian
DCD-34244(1CD)
ヒア・ウィー・アー
エミリー・ホール(b.1978):アイ・アム・ハッピー・リヴィング・シンプリー
ミーシャ・ムロフ=アバド(b.1991):リンデンの木
エロリン・ウォーレン(b.1958):ガン・ガン・ガン
フレイヤ・ウェーリー=コーエン(b.1989):我らフェニキアの船乗り
ジョエル・ラスト(b.1989):パック・オヴ・オーダーズ
オリヴァー・リース(b.1990):ウー・ハッ・ヤー
アンナ・メレディス(b.1978):フィン・ライク・ア・フラワー〔マリアン・スコフィールド(b.1991)編曲 室内アンサンブル版〕
ジョセフィーヌ・スティーヴンソン(b.1990):ビトウィーン・ウォー・アンド・ユー
ジャイルズ・スウェイン(b.1946):シャンソン・デヴォート・エ・ポワソヌーズ
エミリー・ホール:ジ・エンド・オヴ・ジ・エンディング
ザ・ハーメス・エクスペリメント

2019年10月9日−10日&13日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ)
ハープ、クラリネット、ソプラノ、コントラバスという異色の編成で2013年に結成されたコンテンポラリー・アンサンブル、"ザ・ハーメス・エクスペリメント"のファースト・アルバム。結成からわずか6年で60を超える作品を委嘱し、RPS Award(ロイヤル・フィルハーモニック協会賞)2019のヤング・アーティスト・カテゴリーにノミネートした他、ロイヤル・オーヴァーシーズ・リーグのミックスド・アンサンブル賞(2019)、ノンクラシカルズ・バトル・オヴ・ザ・バンド(2014)などの賞を受賞してきました。
デビュー・アルバムの「Here We Are」には、9つの委嘱作(もちろんすべて世界初録音)と、コントラバス・メンバーのマリアン・スコフィールドが自身のアンサンブルのために編曲したアンナ・メレディスの「Fin like a Flower」(このバージョンによる世界初録音)をプログラム。ヴィクトリア・ムローヴァとアバドの息子ミーシャ・ムロフ=アバド(ミーシャ・ムローヴァ=アバド)やタムシン・ウェーリー=コーエンの妹であるフレイヤ・ウェーリー=コーエンをはじめ、ジョエル・ラスト、オリヴァー・リース、ジョゼフィーヌ・スティーヴンソンなど、1990年前後に生まれた新しき才能たちの作品を中心に収録しています。

Piano21
P21-061-N(1CD)
ハープ・ミーツ・ピアノ
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番ト短調 Op.5 「幻想的絵画」 より 第2楽章「夜 〜愛」、第3楽章 「涙」
ライネッケ:ハープ協奏曲ホ短調 Op.182
ピアソラ:タンゴの歴史 より 第2楽章 「カフェ, 1930」、第3楽章 「ナイトクラブ, 1960」
レジス・シェスノー(b.1986):コンタンプラシオン(瞑想)、タブロー(絵)、インプレソ
アルベニス:パヴァーヌ=カプリース Op.12
(全曲ハープとピアノ版)
イザベル・クレ(Hp)、
シプリアン・カツァリス(P)

録音:2017年7月、サン=マルセル福音教会(パリ、フランス)
ベートーヴェンの生涯を「ピアノ1台」で表現するという、前代未聞、驚嘆の弩級プロジェクト「ベートーヴェン 〜 クロノロジカル・オデッセイ」(P21060-N)の衝撃的リリースで、ベートーヴェン・イヤーの初頭から話題をさらって行った超絶技巧の化身シプリアン・カツァリス。
カツァリスの新たな試みは、なんとハープとのコラボレーション! かつてミラノ・スカラ座のソロ・ハーピストを務めた名手イザベル・クレとの共演で、ラフマニノフ、ライネッケ、ピアソラ、アルベニスの様々な作品の「ハープとピアノ版」を収録。また、ハープとピアノという珍しい組み合わせに興味を持ったフランスの若き作曲家、レジス・シェスノー(b.1986)の現代的な作品も取り入れています。
鍵盤の魔術師カツァリスが鋭く華麗に描く、ハープとピアノの魅惑の出会い。まだまだカツァリスから目が離せません!

Indesens
INDE-110(1CD)
ヒンデミット:金管楽器のための5つのソナタ
トランペット・ソナタ変ロ長調
ホルン・ソナタ ヘ長調
サクソフォン・ソナタ変ホ長調
トロンボーン・ソナタ ヘ長調
チューバ・ソナタ変ロ長調
エリック・オービエ(Tp)、
二コラ・プロスト(アルトSax)、
ダビド・アロンソ(Hrn)、
ステファン・ラべり(Tub)、
ファブリス・ミリシェー(Tb)、
ローラン・ヴァグシャル(P)、
エレーヌ・ティスマン(P)

録音:2017年&2018年、フランス
作曲家、指揮者としてだけでなく、様々な楽器にも精通していたことでも知られるパウル・ヒンデミットの「金管楽器のためのソナタ集」といえば、
グレン・グールドがピアノを担当しトロントでSONYに収録した録音がバイブル的存在としてあまりにも有名だが、フランスの管楽器王国「アンデサンス(Indesens)」が送り出す当タイトルは、21世紀のヒンデミットのバイブルとなるであろう圧巻の内容!
そのソリストには、フランス管楽器界にその名を響かせるエリック・オービエや二コラ・プロスト、パリOの首席チュービスト、ステファン・ラベリ、トロンボーン奏者として史上初のミュンヘン国際音楽コンクールの優勝者となった次代の盟主ファブリス・ミリシェー、スペイン、バレンシアのソフィア王妃芸術宮殿オーケストラの首席ホルニスト、ダビド・アロンソという当代有数の名手たちが勢ぞろい。
そして重要な役割を担うピアニストは、イヴォンヌ・ロリオとミシェル・ベロフの高弟ローラン・ヴァグシャル(とエレーヌ・ティスマン)が務めるという万全の布陣。
金管楽器奏者のためのヒンデミットの新たな決定盤、グールド盤以来の長き時を経てここに誕生です!
Indesens
INDE-105(1CD)
ドビュッシー〜ソナタ、舞曲とラプソディ

(1)ヴァイオリン・ソナタ ト短調
(2)フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ
(3)クラリネットとピアノのための第1狂詩曲
(4)チェロ・ソナタ ニ短調
(5)サクソフォンとピアノのための狂詩曲
(6)神聖な舞曲と世俗的な舞曲
(1)タチアナ・サムイル(Vn)、デイヴィッド・ライヴリー(P)
(2)ヴァンサン・リュカ(Fl)、リーズ・ベルトー(Va)、マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
(3)フィリップ・ベロー(Cl)、クレール・デゼール(P)
(4)ジェローム・ペルノー(Vc)、エリザベト・リゴレ(P)
(5)ニコラ・プロスト(Sax)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(6)マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)、
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団

録音:1997年−2018年
アンデサンス・レーベルが収録してきたドビュッシーの数ある名演の中から選りすぐりの演奏を集めたポートレート・アルバム。ベルリン・フィルのハーピスト、マリー=ピエール・ラングラメや二コラ・プロスト、ヴァンサン・リュカなど、同レーベルの代表的アーティストたちの優れた演奏がたっぷりと収められた充実のプログラムです。

CPO
CPO-555096(1CD)
NX-B02
コジェルフ(1747-1818):ピアノ三重奏曲集 第3集
ピアノ三重奏曲 イ長調 P. IX:8
ピアノ三重奏曲 ハ短調 P. IX:11
ピアノ三重奏曲 ヘ長調 P. IX:12
Trio 1790(ピリオド楽器使用)
【メンバー】
アネッテ・ヴェーネルト(Vn)
イモラ・ゴンボス(Vc)
ハラルド・ヘーレン(フォルテピアノ)

録音:ドイツ放送、室内楽ホール
2015年10月18日…3
2016年11月10-12日…1,2
プラハで生まれ、ウィーンで活躍したレオポルト・アントニーン(アントン)・コジェルフ。数多くの作品を残し、 なかでもピアノ三重奏曲は60曲以上が目録に掲載されています。この第3集に収録された3曲は、 1786年から1787年に書かれたもので、最初は楽譜出版業を営んでいたコジェルフ自身によって発表さ れましたが、数か月後にはパリ、ロンドン、マンハイムなどで再印刷されており、コジェルフの当時の人気の 高さが伺えます。 これらはどれも穏やかでリラックスした性格を持ち、心揺さぶられるピアノの妙技も楽しめます。また、ゆった りとした楽章では、フィールドやショパンの夜想曲を思わせるロマンティックな旋律が現れるなど、コジェルフ の先進性も感じられます。古典派盛期の響きを紡ぐTrio1790の流麗な演奏で。

TOCCATA
TOCC-0305(1CD)
NX-B03
エドゥアルド・ナプラヴニク(1839-1916):室内楽作品集 第1集
ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 Op.52(1890)
ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.60(1896)
ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.64(1898)
ラナ・トロトヴシェク(Vn)
ルドミル・アンゲーロフ(P)

録音:2017年11月11,12日
ユニオン・ホール,パルティザーンスカ
マリボール,スロヴェニア
世界初録音
チェコ生まれのナプラヴニク(1839-1916)は、19世紀のロシア音楽界で指揮者として華々しく活躍しました。 中でもマリインスキー劇場の首席指揮者として有名であり、彼はこの劇場でムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドノ フ」を初演した他、チャイコフスキーの6作品や、リムスキー=コルサコフの9作品など、多数のロシアの重要なオペ ラの初演を指揮しました。自作も数多く残していますが、現在ではこれらの作品は、あまり顧みられることがなく なっています。しかし、ここに収録されたヴァイオリンとピアノのための3つの作品はいずれもおおらかで優しく、チャイ コフスキーを思わせる情熱的なメロディで溢れています。作品の再発見による正しい評価が待たれる作曲家の 一人です。
TOCCATA
TOCC-0428(1CD)
NX-B03
ジョリー・ブラガ・サントス(1924-1988):室内楽全集 第2集
ピアノ四重奏曲 Op.28(1957)
舞踏組曲 Op.63-ピアノ、オーボエ、ヴィオラ、コントラバスのための(1984)
ピアノ三重奏曲 Op.64(1985)
アダージョとスケルツィーノ〜管楽五重奏のための (1956)
金管のための組曲-3本のトランペット、ホルン、2本のトロンボーンとテューバのための
(1985)…世界初録音
ジル・ローソン(P)
エリオット・ローソン(Vn)
ナタリア・チッチ(Va)
カテリーネ・ストリンクス(Vc)
アドリアーノ・アギアル(Cb)
リッカルド・ロペス(Ob)
ヌーノ・イヴォ・クルス(Fl)
アントニオ・サヨーテ(Cl)
カロリーノ・カレイラ(Fg)
パウロ・ゲレイロ(Hrn)
ジョルジ・アルメイダ/アントニオ・キターロ/ペドロ・モンテイロ(Tp)
ジャレット・バトラー/ヴィトル・ファリア(Tb)
イリディオ・マッサコーテ(テューバ)

録音:2017年12月5-8日,2018年6月6-8日
6つの交響曲で知られる、20世紀ポルトガルを代表する作曲家の一人ジョリー・ブラガ・サントス(1924-1988)。初期 の作品ではルネサンス期のポルトガルの巨匠たちから吸収した旋法や和声法への傾倒と、複雑な対位法とが相まって、 ヴォーン・ウィリアムズやモーランのようなイギリスの作曲家に驚くほど近い響きが感じられます。彼の和声語法は、時間の 経過とともに収斂されていき、作品のスタイルも変わって行きますが、ポルトガルの民族舞踊の精神が吹き込まれたユー モアのセンスと力強いエネルギーは保持され、変わらぬ魅力となっています。この第2集に収録されている5作品は、 1950年代半ばから1980年代半ばまでの30年間に作曲されたもので、様々な楽器の組み合わせを提示していま す。

ARCO DIVA
UP-0214(1CD)
NX-A14
ヤロスラフ・クルチェク(1939-):弦楽四重奏曲 第1番-第4番
弦楽四重奏曲 第1番Op.160
弦楽四重奏曲 第2番Op.162
弦楽四重奏曲 第3番Op.163
弦楽四重奏曲 第4番Op.164
チェコ・フィルハーモニーSQ
ヤロスラフ・クルチェクは、プラハ音楽院で作曲を学んだ後、CDレーベル「Supraphon」の音楽ディレクターを務め、プラハの 放送局で働くなど現代チェコ音楽界を牽引する人物の一人として知られています。このアルバムには最近作曲された4曲の 弦楽四重奏曲を収録。チェコ・フィルハーモニーSQの依頼に応え2017年に書かれた第1番は、第3楽章に民 謡風の素材がふんだんに用いられた耳なじみの良い作品。この曲が好評を得たため、クルチェクは続く3曲を相次いで書き 上げています。前衛的な響きを用いながらも、緩急のテンポが交錯し、対話を繰り広げる“ヤナーチェク風の旋律”が時折顔 を見せる第4番がとりわけ独創的です。
ARCO DIVA
UP-0097(1CD)
NX-A14
フェルド/ルカーシュ/カラビス:作品集
インドルジフ・フェルド(1925-2007):協奏的音楽−フルート、ヴィオラ、ハープと弦楽のための…世界初録音
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):演奏会用音楽−ハープと弦楽のための
ヴィクトル・カラビス(1923-):演奏会用幻想曲「トリスティウム」 Op.56−ヴィオラと弦楽のための
フェルド:ソナターフルートと弦楽のための
カルロ・ヤンス(Fl)
イトカ・ホスプロヴァー(Va)
カテジーナ・エングリホヴァー(Hp)
プラハ室内O

録音:2006年9月
『ボヘミア・ルクセンブルク・トリオ』のメンバー、チェコ出身のホスプロヴァーとエングリホヴァー、ルクセンブルク出身のヤンスによる 20世紀チェコの作品集。ルクセンブルクとチェコは古くから友好関係を築いており、このアルバムもプラハ駐在のルクセンブル ク大使(録音当時)の発案によりリリースされた1枚です。なかでもフェルドは大使が実際に彼の作品を聴き、感銘を受け新 作を委嘱した作曲家で、書き上げられた「協奏的音楽」はギョーム・ド・マショーの旋律とルクセンブルク民謡が引用された 独創的な作品です。ルカーシュの「演奏会用音楽」はハープの響きが印象的な音楽。カラビスの「トリスティウム」はヴィオラ の落ち着いた音色で深い哀しみを歌い上げます。最後のフェルドの「ソナタ」はJ.P.ランパルに捧げられた技巧的な作品で す。
ARCO DIVA
UP-0086(1CD)
NX-A14
スメタナ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第1番ホ短調「わが生涯より」
弦楽四重奏曲 第2番ニ短調
ウィハンSQ【レオシュ・チェピツキィー(Vn1)、ヤン・シュルマイスター(Vn2)、イルジー・ジークムンド(Va)、アレシュ・カスプジーク(Vc)】

録音:2005年10月,11月,2006年1月,2月
「19世紀ボヘミアにおける最高のチェリスト」と讃えられたハヌシュ・ウィハン(1855-1920)の名を冠し、1985年にプラハ芸 術アカデミーの学生たちによって結成された“ウィハンSQ”。ロマン派作品を中心に数多くの作品を演奏、その解 釈が高く評価されていますが、レパートリーの中核をなすのは母国チェコの作品であり、このスメタナの2曲の四重奏曲でも 共感に満ちた演奏を聴かせます。

MPR
(Willowhayne Records)
MPR-108(1CD)
アーノルド・クック(1906-2005):オーボエのための室内楽作品全集、2台のピアノためのソナタ
オーボエとピアノのためのソナタ(1957)
オーボエとハープシコードあるいはピアノのためのソナタ(1962)
オーボエとピアノのための間奏曲(1987)
オーボエと弦楽のための四重奏曲(1948)
2台のピアノのためのソナタ(1937)
プレイエル・アンサンブル
メリンダ・マクスウェル(Ob)
ハーヴェイ・デイヴィーズ(P)
ヘレン・デイヴィーズ(P)
サラ・・エウィンス(Vn)
スージー・メザロス(Va)
ヘザー・ビルス(Vc)

録音:2017年8月28日(2台ピアノ)
2018年8月8,9日(オーボエ作品)
キャロル・ナッシュ・ルーム
王立ノーザン音楽大学
ベルリンでヒンデミットの教えを受けた英国の作曲家、アーノルド・クックの作品集。協奏曲など、オーボエ のための作品を多く残していますが、ここにはその室内楽作品を全て収録しています。いずれの作風も、 エキゾチックな面を中心に、オーボエが持つ様々な魅力を引き立てています。2台ピアノのためのソナタは、 近代英国作品らしい叙情にヒンデミットのモダンな感性が融合した、たいへん聴き応えのある作品です。

Acte Prealable
AP-0412(1CD)
イェジ・ガブレンツ(1888-1937):ピアノ&室内楽作品集
ソナタ ニ長調 Op.15*
ピアノの為のマズルカ風間奏曲 イ短調 Op.2
フルートとピアノの為のカンツォーナ ト短調 Op.1-2+
ピアノの為の4つの即興曲 [Improvisations] Op.1-3
オーボエとピアノの為のアラベスク Op.28 -6#
5つのワルツ Op.28(Nos.1-5)**
ブワジェイ・ゴリンスキ(Vc)*
カタジナ・チェルヴィンスカ=ゴシュ(Fl)+
マルタ・ルジャンスカ(Ob)#
アンナ・リシェフスカ(P(**以外))
アンナ・ミコロン(P)**

録音:2017年6月29日**、9月20-21日(**以外)、グダンスク放送スタジオ、グダンスク、ポーランド
ポーランドの「忘れられた作曲家」イェジ・ガブレンツの作品を発掘するシリーズ第1弾。ガブレンツはクラクフに生まれたヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921)、フェリクス・ノヴォヴィエスキ(1877-1946) に師事。指揮者としても活躍しましたが、航空機事故に遭い49歳で亡くなりました。

Acte Prealable
AP-0415(1CD)
ジグムント・ノヴォヴィエイスキ(1846-1909):ピアノ作品集 Vol.4
コラコヴィエンヌ [Cracoviennes](6つのクラコヴィアク) Op.7(1879)
マズリ [Mazury](6つのマズリ舞曲(マズルカ)) Op.38(1890)
6つのポロネーズ Op.42(1891)
アンナ・ミコロン、アンナ・リシェフスカ(P)

録音:2017年7、12月、
グダンスク放送ヤヌシュ・ハイドゥン・コンサート・スタジオ、グダンスク、ポーランド

Acte Prealable
AP-0417(1CD)
マレク・ヤシンスキ、ヤロミル・ガイェフスキ:ピアノとサクソフォンの為の作品集
マレク・ヤシンスキ(1949-2010):瞑想「ハドソン川での不眠症」(サクソフォンと;2009)*
印象(;2008)/瞑想(;2010)
クヤヴィアク/ソナティナ
ユダヤ舞曲+/ハンガリー舞曲+
ヤロミル・ガイェフスキ(1961-):ミニアチュール 第1番(1994)
ミニアチュール 第2番(2001)
ミニアチュール 第3番(2010)
ミニアチュール 第4番(2012)
ミニアチュール 第5番(2014)
ミニアチュール 第6番(2016)
神秘の山
サクソフォンと二重奏曲*
ウルシュラ・シリンスカ(P)
ユリタ・プシビルスカ(Sax)*
グジェゴシュ・ステツ(バス・パート+)

録音:2017年11月24-25日、シュチェチン芸術アカデミー、シュチェチン、ポーランド
Acte Prealable
AP-0418(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル(1838-1906):作品集
3つの絵画的小品 Op.93
風景/海岸で(バラード)/湖岸で(舟歌)
6つの小品 Op.15 Nos.1-4(NO5,6 は現存せず)
カノン形式の前奏曲/悲歌/セレナード/アダージェット
ピアノとチェロの為のソナタ Op.63
聖体奉挙 [Elevation](チェロとピアノまたはオルガンの為の) Op.48
2つの小品 Op.51
哀歌/秋の歌
組曲 Op.56
リート/子守歌/スケルツォ
ルーカ・フィオレンティーニ(Vc)
ヤクプ・トホジェフスキ(P)

録音:2018年3月19-20日、ブローアウトスタジオ [BlowOutStudio]、トレヴィーゾ、イタリア

Sheva Contemporary
(Willowhayne Records)
SH-241(1CD)
『英国のホルン音楽』
ピーター・シーボーン:・Mille Fiori 4本のホルンのためのファンファーレ
 Encounters 2本のホルンのための
 The Black Pegasus ホルンとピアノのための
Julie Dance ホルン独奏のための
ロビン・ホロウェイ:Partitas Nos.1 & 2 ホルン独奏のための
 Lament 4本のホルンのための
オンドジェイ・ヴラベッツ(Hrn)
ハナ・サプコヴァ(Hrn)
ダニエラ・ロウビチョヴァ(Hrn)
ミカエラ・ヴィンツェンコヴァ(Hrn)
坂本峰央(P)

録音:2019年?プラハ芸術アカデミー
ホルン王国チェコの名奏者ヴラベッツによる、現代英国の二人の作曲家、シーボーンとホロウェイが書いた ホルン作品を集めたアルバム。共演は同じくチェコの女性ホルン奏者たちと、プラハで活躍しヴラベッツの 来日公演にも同行している東京出身のピアニスト、坂本峰央。

Challenge Classics
CC-72842(1CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080(ベルリン自筆譜版)
[1] コントラプンクトゥスI(基本形による単純フーガ)
[2] コントラプンクトゥスIII(反行形による単純フーガ)
[3] コントラプンクトゥスII(基本形による単純フーガ)
[4] コントラプンクトゥスV(反行形を伴うフーガ)
[5]コントラプンクトゥスIX(12度対位法による対主題と基本形によるフーガ)
[6] コントラプンクトゥスX(10度対位法による2つの対主題と反行形によるフーガ)
[7] コントラプンクトゥスVI(反行、縮小を伴うフランス様式によるフーガ)
[8] コントラプンクトゥスVII(反行、拡大と縮小を伴うフーガ)
[9] 8度のカノン
[10] コントラプンクトゥスVIII(3声の3つの主題によるフーガ)
[11] コントラプンクトゥスXI(4声の4つの主題によるフーガ)
[12] 反行と拡大によるカノン
[13] コントラプンクトゥスXIIa(4声の鏡像フーガ・正立)
[14] コントラプンクトゥスXIIb(4声の鏡像フーガ・倒立)
[15] コントラプンクトゥスXIIIb(3声の反行形を伴う鏡像フーガ・正立)
[16] コントラプンクトゥスXIIIa(3声の反行形を伴う鏡像フーガ・倒立)
[17] 3つの主題によるフーガ(未完)
アッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナ
[ロゼッラ・クローチェ(Vn)、アルベルト・ラージ((指)トレブル・ヴィオール)、クラウディア・パセット(テノール・ヴィオール)、パオロ・ビオルディ(バス・ヴィオール)、ミケーレ・ツェオーリ(ヴィオローネ)、ルカ・グリエルミ(Org)]

録音:2019年9月10-13日/イタリア、ヴェローナ、ナザレス教会
バッハの『フーガの技法』は対位法芸術の最高峰であり、バッハ書法の究極とも言うべき作品です。しかし演奏にあたっては、鍵盤楽器で弾けるように 書かれていながら楽器指定がなく、また曲順をどうするか、未完フーガを含めるか否かという問題がつきまとう謎に満ちた作品でもあります。楽譜は出版 譜の他にいわゆる「ベルリン自筆譜」(Mus. ms. Bach P 200)が残されていて、曲数や曲順、譜面の各所に違いがあります。このアルバムでは自筆譜 を採用し、「完成した作品」として演奏することが試みられています。
自筆譜の曲順と曲種を読み解くと、バッハがそこに「数の象徴」を盛り込んでいたことが分かりました。BACHをアルファベット順に数字に変換すると 2-1-3-8となり、バッハはその合計数14を象徴的に作品に潜り込ませていたことが知られています。自筆譜の『フーガの技法』は基本となるフーガがま ず2曲、次に半終止(ラ、Aの音!)で終わるフーガが1曲、そして反行形や対主題を伴うフーガが3曲、最後に複雑さを極めていく8曲というように 構成されています。8曲のセクションは2-1-2-1-2と細分化でき、拡大・縮小を伴うフーガ、カノン、多重フーガ、カノン、鏡像フーガ(正立+倒立で 1曲とする)と書法が発展していきます。
バッハは曲集のタイトルを「Die Kunst der Fuga」としました。フーガの綴りだけイタリア語になっています。これは上記の方法で数字に直したとき 158になり、「Johann Sebastian Bach」もまた158になる、という数遊び。1+5+8=14(BACH)、というのもバッハは気に入っていたようです。
このアルバムではアンサンブルでの演奏が採用されています。スコアの音域に即した楽器が選択され、各種ヴィオールが美しく響き、机上の空論的な楽 曲と思われがちな『フーガの技法』から驚くほど音楽的な対話が生まれています。オルガンは通奏低音として入ったり時にソロで弾いたりとアレンジも面 白く考え抜かれていて、最後に未完フーガを添えているのも嬉しいところです。アッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナはこれまでStradivarius やDIVOXに録音があり、今作がChallenge Classicsでの初作品。リーダーのアルベルト・ラージはサヴァールに学んだヴィオール奏者です。 (Ki)

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0002(1CD)
SPHERES
ガーシュウィン:パリのアメリカ人(S. Schroter編)
ロータ:クラリネット、チェロとピアノの為の三重奏曲
トマス・デメンガ(1954-):サマー・ブリーズII
シモン・ヘッゲンドルン(1982-):シエーナ
シーン・ヒッキー(1970-):ティーアガルテン
ダニエル・シュナイダー(1961-):8月金曜日の夜
トリオ・エクリプス[ライオネル・アンドレイ(Cl)、ベネデック・ホーヴァース(P)、セバスティアン・ブラウン(Vc)]

録音:2019年10月7-10日
スイスの名門・バーゼル音楽院で出会った3人の奏者で結成されたグループによるアルバムです。クラリネット、チェロ、ピアノという編成をとり、近現代の作 品を若い感性で刺激的に演奏。各地の音楽祭やコンクールで注目を集めている若手アンサンブルの実力をお聴きください。 自由で生き生きしたアンサンブルを繰り広げながら、音楽のしっかりした構成感を決して損なわないガーシュウィン。美しくも甘くならずピリッとした寂寞 感が漂う緩徐楽章が素晴らしいロータ。続く現代作品もジャズやポップスの語法を取り入れたタイプの音楽で、同じ路線をとりながら様々なメロディや音響 効果を楽しくかつ明晰に表現しています。演奏技術の高さに感服。 (Ki)
PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0004(1CD)
LUFT 〜サクソフォンとバンドネオンの為の作品集
カルロス・ガルデル(1890-1887) & マルセル・ラッテス(1886-1943): Cuando tu non estas
マルセロ・ニシンマン(1970-):Hombre Tango
ブクステフーデ(c.1637-1707):Danket dem Herrn
ファン・カルロス・コビアン(1888-1942):Mareados
ペドロ・ダッタ(1887-1934):Aeroplano
ピアソラ(1921-1992):Bordel 1900
マルセロ・ニシンマン:Argentinos en Europa
バルバラ(1930-1997):Nantes
ピアソラ:Escualo
カベソン(1510-1566):Tiento del sexto tono
ピアソラ:Jeanne y Paul
マヤ・リサク・バローゾ(サクソフォン、編)
マルセロ・ニシンマン(バンドネオン、作編)

録音:2019年2月4-6日
サクソフォンとバンドネオンのデュオ・アルバムです。バンドネオンは教会音楽においてオルガンの代用品として使用されていた楽器でもあります。古楽の編 曲からピアソラのヌエーヴォ・タンゴ、演奏者自身の作品まで変化に富んだプログラムとなっており、クラシック・タンゴの歴史と発展を追うことができます。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9835(1CD)
税込定価
2020年6月3日発売
シューマン:ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ロマンス第1番イ短調Op.94-1
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
ロマンス第2番イ長調Op.94-2
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121
ロマンス第3番イ短調Op.94-3
予言の鳥Op.82-7(「森の情景」よりアウアー編)
白井圭(Vn)、伊藤恵(P)

録音:2019 年12 月25-27 日 三芳町文化会館 コピスみよし
「すでにその頃から『自分がどう弾くか』ということよりも、『音楽がどうあるべきか』をつねに考える姿勢 が伺えました。その後も武生国際音楽祭などで共演を重ね、素晴らしいアンサンブルを作り出す姿を目にして きましたが、いつか彼の独奏するヴァイオリン作品の世界を耳にしてみたいと願っていました」 (伊藤 恵)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-376(1CD)
DANCES AND DELIGHTS
ボザ:スカラムーシュ Op.53-2
デルヴァンクール:クロカンブッシュ
ボザ:プルチネッラ Op.53-1
デクリュック:フランス風小品集(全8 曲)
イベール::アリア
パスカル:ソナティヌ
ピアソラ:タンゴ・エチュード集〜第 4 番,第5 番,第6 番
デュオ・ウルティマ【グイード・ボイマー(Sax)、アルダール・ラーツ(P)】

録音:2019 年 6 月 3-5 日 イタリア,ペスカーラ
デュオ・ウルティマのODRADEK への3タイトル目のアルバム。 フランス近代音楽にはクラシック・サクソフォンの名曲がたくさんある。「踊りと喜び」と 題されたこの CD は、フランス近代音楽好きならばぜひ聞いてほしいもの。ウジェー ヌ・ボザ(1905-1991)のプルチネッラとスカラムーシュはピアノ曲として知られている が、このサキソフォンとピアノがオリジナル。クロード・デルヴァンクール(1888― 1954)の「クロカンブッシュ」は6 つの小品からなる洒落た曲集。クロカンブッシュとは 小さなシュークリームを円錐状に積み上げたフランスのお菓子。 フェルナンド・デク リュック(1896-1954)フランス風小品集も猛烈にいい。 グイード・ボイマーはドイツのサキソフォン奏者。フランスの奏者の華やかな音色とは 一味違ったやや渋めの響きがジンワリ来る。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-388(1CD)
5月の夜
(1)レベッカ・クラーク(1886-1979):ソナタ(原曲 ヴィオラ・ソナタ)
(2)フォーレ:ソナタ(原曲 ヴァイオリン・ソナタ第1 番イ長調 Op.13)
(3)オルランド・バス:変容1
(4)ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調(2 つのサキソフォンとピアノによる演奏)
アヤク・ジョレンテ(Sax)
オルランド・バス(P)
(4)モーリシ・エステレル(Sax)

録音:2019 年4 月3-5 日 イタリア,ペスカーラ
スペインのサキソフォン奏者、アヤク・ジョレンテ(Ayax Llorente)によるサキソフォ ン曲集。ヴィオラ奏者で今日では作曲家として知られるレベッカ・クラーク(1886― 1979)の代表作であるヴィオラ・ソナタは、サキソフォンでもピタリと合っていて、じっく りした味わいを醸しています。一方フォーレとドビュッシーは編曲ものの雰囲気の変化 が楽しめる。 アヤク・ジョレンテは1992 年生まれのスペインの若いサキソフォン奏者。カラッとした 音色と絶妙なコントロールが素晴らしい。

GALLO
GALLO-1616(1CD)
20世紀ヴァイオリン、クラリネット、ピアノの為の室内楽
バルトーク:コントラスツ
ショスタコーヴィチ(マジストレッリ編):5 つの小品 (原曲 2つのヴァイオリンとピアノの為の)
ロータ:古い家での交霊術
ミヨー:組曲 Op.157b
ストラヴィンスキー:無伴奏クラリネットの為の3 つの小品
ストラヴィンスキー:「兵士の物語」(作曲者自身によるヴァイオリン、クラリネットとピアノの版)
ルイージ・マジストレッリ(Cl)
ジャンバッティスタ・ピアネッツォーラ(Vn)
ルータ・スタダルニカイテ(P)

録音:2019 年11 月12-19 日 イタリア,チェサーノ・マデルノ、DDD,67'02
近代のクラリネット、ヴァイオリン、ピアノの為の三重奏曲を収録。ニーノ・ロータの「古い 家での交霊術」が比較的珍しい。ルイージ・マジストレッリは、ミラノ近郊サン・ステーファノ・テ ィチーノ生まれのクラリネット奏者。ミラノ音楽院を修了後、様々なオーケストラのクラリネット奏 者として、また独奏者として活躍しています。

PASSAVANT MUSIC
PAS-118051(1CD)
ギターとチェロの為の音楽
ラヴェル(ジョアキン・デ・ソウザ・アントゥネス、デュオ・ソレーア編):ハバネラ形式の小品
ファリャ(コンラート・ラゴスニヒ(1932-2018)、ティボー・ルプリ、デュオ・ソレーア編):7つのスペイン民謡
コンラート・ラゴスニヒ(1932-2018)、ティボー・ルプリ編):歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲 第1番
グラナドス(アリアナ・ブルステイン、ロベルト・レニャーニ、ティボー・ルプリ、デュオ・ソレーア編):スペイン舞曲集 〜オリエンタル & アンダルシア
ハダメス・ニャタリ(1906-1988):ギターとチェロの為のソナタ
フォーレ(1デュオ・ソレーア、ティボー・ルプリ編):パヴァーヌ
ホアキン・ニン(ティボー・ルプリ、デュオ・ソレーア編):スペイン連作 [Seguida espanola]
チャイコフスキー(コンラート・ラゴスニヒ編):感傷的なワルツ Op.51-6
デュオ・ソレーア【アルメン・ドネイアン(G)、ミシェル・ピエール (Vc) 】

録音:2017年10月、ステュディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス
フランスのギタリストとチェリストが2010年に結成したデュオ・ソレーアのファーストCD。ギターとチェロという異色の組み合わせの為の編曲を取り揃えたアルバムです。

PASSAVANT MUSIC
PAS-119018(1CD)
パガニーニ、ロッラ:ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲集
パガニーニ:ヴァイオリンとチェロの為の協奏的二重奏曲 [Duetto concertante] 第3番イ長調
ヴァイオリンとチェロの為の協奏的二重奏曲 [Duetto concertante] 第1番変ホ長調
ヴァイオリンとチェロの為の協奏的二重奏曲 [Duetto concertante] 第2番ト短調
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲 [Duetto] 第3番イ長調
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲 [Duo] 第2番ハ長調
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲 [Duo] 第1番変ロ長調
ミカエル・セーグル(Vn)
ニコラ・セーグル(Vc)
アレッサンドロ・ロッラはイタリアのパヴィアに生まれたヴァイオリンおよびヴィオラ奏者・指揮者・作曲家。ミラノで学び、パルマ公の宮廷楽団のコンサートマスターを務めていた時期 (1772-1802) に少年パガニーニの師匠となり (1795-)、1802年にはミラノ・スカラ座Oのコンサートマスター兼オーケストラ・ディレクターに就任し1833年まで務めました。ヴァイオリンとヴィオラの多様な演奏技法を開拓した、まさにパガニーニの先駆者と呼ぶにふさわしい音楽家です。

BASSUS EDICIONES
BED-009(1CD)
サロン・ロメロ−アントニオ・ロメロ・イ・アンディアの周辺で
ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):アルハンブラへの別れ [Adios a la Alhambra](クラリネットとピアノの為の)(1855)
イアサント・クローゼ(1808-1880):ドン・アントニオ・ロメロへのおみやげ [Souvenir a Don Antonio Romero](クラリネットとピアノの為の)(1851頃)
エルネスト・カヴァリーニ(1807-1874):クラリネットとピアノの為の3つの変奏曲 (1865頃)
ラモン・カルニセル(1789-1855):ピアノとクラリネットのオブリガートの為の幻想曲 (1849)
アントニオ・ロメロ(1815-1886):ドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」の主題によるクラリネットとピアノの為の幻想曲 (1839)
クラリネットとピアノの為のオリジナル独奏曲 第1番(1856)
クラリネットとピアノの為の華麗な独奏曲 (1878)
クラリネットの為の24のエチュード(1845-1846)から 第2番,第5番*
ペドロ・ルビオ(Cl)
アナ・ベナビデス(P)

録音:2007-2015年、マドリード、スペイン
使用楽器:1880年頃、パリにて Lefevre 製、ロメロ・システムに拠るクラリネット*
スペインのマドリードに生まれたクラリネットおよびオーボエ奏者・作曲家・出版者・批評家・興行師、アントニオ・ロメロ (・イ・アンディア)の生誕200年を記念して制作されたCD。彼がマドリードに創立したコンサートホール「サロン・ロメロ」で1886年、アルベニス がデビューしました。

BASSUS EDICIONES
BED-003(1CD)
27年世代周辺のクラリネット−20世紀前半のスペインのクラリネット音楽
アルトゥル・サク・ダル・バリャ(1869-1932):クラリネット・コンクール曲 (クラリネットとピアノの為の)(1918)
ジュゼプ・マリア・ルエダ(1900-1988):クラリネットとピアノの為の瞑想曲 (1925)
ルベルト・ジェラルト [ロバート・ジェラード](1896-1970):クラリネットとピアノの為のソナタ (1928)
ミゲル・ユステ(1870-1947):クラリネットとピアノの為のメロディー・エチュード Op.33(1920頃)
ヘスス・バル・イ・ガイ(1905-1993):クラリネットとピアノの為のソナタ (1947)
フリアン・バウティスタ(1901-1961):スペイン幻想曲(クラリネットとピアノの為の) (1945)
バルトロメ・ペレス・カサス(1873-1956):クラリネットとピアノの為のアンダンティーノ (1915)
ペドロ・ルビオ(Cl)
アナ・ベナビデス(P)

録音:2009年9月28-30日、アウディトリオ、ボアディリャ・デル・モンテ、マドリード県、スペイン
1927年、スペイン黄金世紀の詩人ゴンゴラ(1561-1627)の三百年忌に合わせグループ結成の旗あげ講演を催した、ガルシア・ロルカら伝統回帰・反ロマン主義一群の詩人たち。彼らは「27年世代」と呼ばれ、その思想は音楽など他の芸術にも影響を与えました。

BASSUS EDICIONES
AC-063(1CD)
バルトロメ・ペレス・カサス(1873-1956):クラリネットとピアノの為の作品集
クラリネットとピアノの為のアンダンティーノ (1915)
クラリネットとピアノの為の独奏曲 第1番 (1897)
クラリネットとピアノの為の独奏曲 第2番 (1901)
クラリネットとピアノの為のロマンス(1917)
バスクラリネットとピアノの為の間奏曲(1900頃)*
シチリアの歌(B♭管クラリネットとピアノの為の)(1901)+
ペドロ・ルビオ(クラリネット、B♭管クラリネット*、バスクラリネット+)
アナ・ベナビデス(P)

録音:2007年3月22-23日、スタジオ・ラウディトリウム・ダ・アナクルジ、ジャフラ・ダ・テ、ジロナ県、スペイン
バルトロメ・ペレス・カサスはスペイン、ムルシア地方のロルカに生まれた作曲家・指揮者。クラリネット奏者として吹奏楽団で活躍した後、マドリード王立音楽院の和声学教授に就任、またスペイン国立Oの初代指揮者 (1942-1947)を務めました。 ※ Anacrusi レーベルの商品ですが Bassus Ediciones から供給されます。

Lempreinte digitale
ED-13256(1CD)
フレデリック・パッタール(1969-):覗き穴
Mind Breaths(器楽アンサンブルの為の) (2014)
Peephole Metaphysics(メゾソプラノと器楽アンサンブルの為の) (2014)
Sangre(バリトン、バスと器楽アンサンブルの為の) (2016)
Au coeur d'une...(マンドリン、ギターとハープの為の) (2019)
C Barre(声楽 & 器楽アンサンブル)
セバスティアン・ボワン(指)
Lempreinte digitale
ED-13257(1CD)
ジャン=フランソワ・マーシュ(1935-):黄金の雨
Safous Mele(サッフォーの断章による、アルト独唱、女声合唱と器楽アンサンブルの為の) *
Heol Dall(サッフォーとノヴァリスによる12の声と2台のピアノの為の) +
Invocations(ギリシャ語の魔法のパピルスによる、6つの声と2人の打楽器奏者の為の) #
マリー=ジョルジュ・モネ(アルト*)
ナタナエル・グワン、セリム・マザリ(ピアノ +)
ラファエル・シモン、クリスティアン・アムイ (打楽器 #)
ミュジカトレーズ(声楽・器楽アンサンブル)
ローラン・エラベディアン(指)













Lempreinte digitale
EDVD-740
(1DVD PAL)
ヘルムート・ラッヘンマンへのオマージュ
ヘルムート・ラッヘンマン(1935-):Trio fluido(ヴィオラ、クラリネットと打楽器の為の) (1966-1968)
Pression(1969-1970)
Allegro sostenuto(クラリネット、チェロとピアノの為の) (1986-1988)
Toccatina(1986)
MDI アンサンブル
パオロ・カジラーギ(Cl)
ロレンツォ・ジェンティーリ・テデスキ(Vn)
パオロ・フマガッリ(Va)
ジョルジョ・カザーティ(Vc)
ルーカ・イエラチターノ ピアノ)
シモーネ・ベネヴェンティ(打楽器)
ルーカ・スカルツェッラ(映像監督)
パオロ・ブランディ(音響)
MDI アンサンブル & ヘルムート・ラッヘンマン (総監督)

収録:データ記載無し(2017年以前、スタジオ)
仕様:DVD 9 PAL / リージョン・コード:1/2/3/4/5/6/8

【プロモーション動画】(公開リンク可能です)
20−21世紀ドイツを代表する作曲家の一人で日本との関係も深いヘルムート・ラッヘンマン。スタジオでの演奏シーン (各曲をフル収録) 「SEE THE SOUND」とドキュメンタリー「ヘルムート・ラッヘンマンのポートレート」(イタリア語 / 英語・フランス語字幕選択可) で構成された映像作品です。イタリアの作曲家ルイージ・ノーノ (1924-1990) の熱心な弟子で有能な助手だったラッヘンマンがイタリア語で語っています。
※PAL方式のため日本の一般的なDVDプレーヤーでは再生できず、パソコンでも再生できない可能性があります。なにとぞご了承ください。

La Ma de Guido
LMG-2149(1CD)
L'ACTUEL(現在)〜サクソフォン・カルテット
パトリック・バーガン(1960-):サクソフォン・カルテットの為のミニアチュール [Miniatures](1997)
葬儀の [Funebre]/流動する [Fluide]/嘆きの [Plaintif]/激昂する [Fougueux]
震える [Fremissant]/急激な [Precipite]
ビクトル・バリェス・フォルネト(1984-):解体 [De-Construccions](サクソフォン・カルテットの為の)(2015) *
ハビエル・バスケス・ロドリゲス:騒乱 [Desordenes](サクソフォン・カルテットの為の)から
メランコリー [Melancholia](第3曲)(2015) +
ヤコプ・テル・フェルトハイス(1951-):ワイルドに推測せよ [Take a Wild Guess] (サクソフォン・カルテットの為の)(2008)
ハビエル・ウトラボ(1981-):三連画 [Triptico](サクソフォン・カルテットの為の)(2015) *
ジャン=ドニ・ミシャ:ザ・ダークサイド [The Dark Side](2012)#
モエビウス・カルテット
エンリケ・ピエトロ(ソプラノサクソフォン、アルトサクソフォン)
イスラエル・バホ(アルトサクソフォン)
パブロ・デ・クーポー(テナーサクソフォン)
クレメンテ・ビセド(バリトンサクソフォン)
マウリシオ・ゴメス(テナーサクソフォン即興)
モエビウス・カルテットは2008年に結成。*+は委嘱作品。+はワーグナーにインスパイアされた作品。

Columna Musica
1CM-0343(1CD)
モーツァルト、レイハ、シュポアクラリネット五重奏曲集
アントン・ライヒャ (1770-1836):クラリネット五重奏曲 変ロ短調
ルイ・シュポア(1784-1859):ダンツィの主題による幻想曲と変奏曲 Op.81
モーツァルト:五重奏曲 イ長調 K.581
ホセプ・フステル(Cl)
バルセロナ・グリンカ・カルテット(弦楽四重奏)
アーラ・ヴォロンコヴァ、ゲラシム・ヴォロンコフ (Vn)
エリック・クーンツ(Va)
リュイス・サド(Vc)

録音:1999年11月、バルセロナ、スペイン
前出:1CM-0060
Columna Musica
1CM-0357(1CD)
シューマン:クラリネット、室内楽作品集
アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
3つのロマンス Op.94
おとぎの絵本Op.113
幻想小曲集 Op.73
おとぎ話(クラリネット、)Op.132
トリオ・サルべリョ
ホセプ・フステル(Cl)
アシャン・ピライ(Va)
エンリケ・バガリア(P)

録音:2016年6月17日、アウディトリ・ジュゼプ・カレラス、ビラ=セカ、タラゴナ、スペイン
Columna Musica
1CM-0359(1CD)
プーランク、ジョリヴェ、バル・イ・ガイ、ミヨー:管楽器の為の室内楽作品集
プーランク:管楽器とピアノの為の六重奏曲
ジョリヴェ(1905-1974):フルートとクラリネットの為のソナティネ
ヘスス・バル・イ・ガイ(1905-1993):木管四重奏の為のディヴェルティメント
ミヨー:ルネ王の暖炉(管楽五重奏の為の)
アイラス・アンサンブル
フリア・エステベス(Fl)
ロベルト・バルタル(Ob)
ベアトリス・ロペス(Cl)
アルフレド・バレラ(Hrn)
サンティアゴ・ロベス(Fg)
武部はる奈(P)

録音:2013年4月、2014年9月、2016年2、6月、アウディトリオ・デ・ガリシア、サンティアゴ・デ・コンポステラ、スペイン
Columna Musica
1CM-0368(1CD)
ルイス・デ・パブロ(1930-):クラリネットの為の室内楽作品集
隠された [Oculto](B♭管バスクラリネットの為の) (1977-1978)+
J.H.(A管クラリネットとチェロの為の) (1983-1984)*
寄木細工 [Taracea]/カプリッチョ/メロディー/タンゴ
一日だけ [Un dia tan solo](フルートとクラリネットの為の) (1997)(++/*)
ソロ=クンスト [Solo Kunst]、J・S・バッハの「フーガの技法」からの3つのフーガ
(A管クラリネット、B♭管バスクラリネットの為の) (2000)(*/+)
Bok(B♭管バスクラリネットの為の)(2007)+
誠意ある対話 [Un dialogo cordial](2つのB♭管クラリネットの為の) (2010)(*/**)
2つのB♭管クラリネットの為の二重奏曲 (2014)(*/**)
対話/メカニック/飾り/遠くに/遠くに/結合
ニビルス [Nubilus](フルート、A管クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器の為の) (2014)(*/#)
カミロ・イリソ(クラリネット*、バスクラリネット+)
ホセプ・フステル(クラリネット**)
アンサンブル・タリェル・ソノロ
ヘスス・サンチェス・バリャダレス(フルート(#/++))
アレハンドロ・トゥニョン(ヴァイオリン#
マリア・デル・カルメン・コロナド(Vc)#
イグナシオ・トルネル(P)#
バルドメル・リュレンス(打楽器#)
ハビエル・カンパニャ(エレクトロニクス)
Columna Musica
1CM-0371(1CD)
アクセント〜サクソフォン・カルテットの為の音楽
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 (1909-1910)
サルバド・ブルトンス(1959-):嘆き [Planyiment] Op.24(1980)
機械化 [Mecanitzacio]/抑圧された叫び [Clam opressiu]/大衆化 [Massificacio]
ウェーベルン:緩徐楽章(1905)
エクトゥル・パラ(1976-):縞模様の断片 [Fragments stries](2004)
バルトーク:トランシルヴァニア舞曲集 (1915/1931)
バグパイプ吹き/熊踊り/フィナーレ
リゲティ:6つのバガテル(1953)
ケビアート・アンサンブル [Kebyart Ensemble]
ペラ・メンダス(ソプラノサクソフォン)
ビクトゥル・セラ(アルトサクソフォン)
ルベルト・セアラ(テナーサクソフォン)
ダニエル・ミゲル(バリトンサクソフォン)

録音:2017年7月10-13日、カタルーニャ高等音楽学校オケストラ・ホール、バルセロナ、スペイン
Columna Musica
1CM-0373(1CD)
ライネッケ(1824-1910):クラリネット、室内楽作品集
幻想小曲集 Op.22
幻想小曲集 Op.43
序奏とアレグロ・アパッショナート ハ短調 Op.256
ピアノ、三重奏曲 イ長調 Op.264
トリオ・サルベリョ
ホセプ・フステル(Cl)
アシャン・ピライ(Va)
エンリケ・バガリア(P)

ELEGIA
ELEORG-038(1CD)
バッハ:サクソフォンとオルガンのために編曲された作品集
クラヴィーア独奏の為の協奏曲 ヘ長調 BWV 978(原曲 ヴィヴァルディ:Op.3-3, RV 310)
(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
オルガン・コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV 645
(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
コルトベルク変奏曲(チェンバロの為の) BWV 988 より
(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
アリア / 変奏 2 / 変奏 3 / 変奏 4 / 変奏 18 / 変奏 19 / 変奏 21 / 変奏 22 / 変奏 30 / アリア
ミサ ロ短調 BWV 232 〜Qui sedes(アリア)(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
オルガン独奏の為のトリオ・ソナタ 第1番 変ホ長調 BWV 525
(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
2つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調 BWV 1043 〜ラルゴ・マ・ノン・タント
(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
カンタータ「かくも神は世を愛したまえり」BWV 68 より
わが信仰深き心よ(アリア)(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
クラヴィーアの為の3声のシンフォニア 第7番 ホ短調 BWV 793
(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
オルガンの為のトッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
カンタータ「心と口と行いと生活で」BWV 147 より「主よ、人の望みの喜びよ」
(ソプラノサクソフォンとオルガンの為の版)
オルガン・コラール「最愛のイエスよ、われらはここに在り」BWV 731
ピエートロ・タリアフェッリ(ソプラノサクソフォン)
ステーファノ・ペッリーニ(Org)

録音:2015年3月、サンタ・マリア・アッスンタ [聖母被昇天] 教区教会、ヴィリアーノ・ビエッレーゼ、
イタリア
使用楽器:2007年、デロルト & ランツィーニ [Dell'Orto & Lanzini] 製(Org)
ELEGIA
ELEORG-039(1CD)
イタリア器楽様式〜ヴァイオリンとオルガンの為の編曲作品集
アントニオ・ヴェレッティ(1900-1978):ヴァイオリンとピアノの為の二重奏曲(ヴァイオリンとオルガンの為の版)
アカデミック前奏曲 [Preludio accademico]
アルカンジェロ・コレッリ記念歌 [Canzone in memoria di Arcangelo Corelli]
通俗的ロンド [Rondo popolaresco]
ポンキエッリ(1834-1886):オーボエとピアノの為のカプリッチョ(ヴァイオリンとオルガンの為の版)
アントニオ・バッジーニ(1818-1897):ヴァイオリン協奏曲 第5番「軍隊」[Militare](ヴァイオリンとオルガンの為の版)
ニーノ・ロータ(1911-1979):ヴァイオリンとピアノの為の即興曲 [Improvviso] ニ短調(ヴァイオリンとオルガンの為の版)
マリオ・ピラーティ(1903-1938):古いナポリ民謡の主題によるヴァイオリンとピアノの為の前奏曲、アリアとタランテッラ(ヴァイオリンとオルガンの為の版)
リーナ・ウインスキーテ(Vn)
マルコ・ルッジェーリ(Org)

録音:2015年2月12、27日、サン・ベルナルディーノ信心会教会、ヴェルチェッリ、イタリア
使用楽器:1892年、ピエートロ・ベルナスコーニ [Pietro Bernasconi] 製
リーナ・ウインスキーテはリトアニアのヴィリニュスに生まれ、パーヴェル・ヴェルニコフ、ヴラジーミル・スピヴァコフに師事したヴァイオリン奏者。編曲者については記載がございません。
ELEGIA
ELEORG-044(1CD)
ヴィヴァルディ:オルガンのオブリガートを伴う協奏曲集
ヴァイオリン、オルガン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ニ短調 RV 541
ヴァイオリン、オルガン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ヘ長調 RV 542
ヴァイオリン、チェロ、オルガン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ハ長調 RV 554a
ヴァイオリン、オルガン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ハ短調 RV 766
ヴァイオリン、オルガン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲 ヘ長調 RV 767
ヴァイオリン、オーボエ、オルガンとシャリュモーの為のソナタ ハ長調 RV 779
(ヴァイオリン、フラウト・トラヴェルソ、オルガンとチェロの為の版)
ジャンルーカ・カニャーニ(オルガン、指揮)
トリノ・バロック・オーケストラ
フランチェスカ・オドリング(フラウト・トラヴェルソ)
スヴェトラーナ・フォーミナ、エンリーコ・グロッポ(ヴァイオリン・ソリスト)
ブルーノ・ラスピーニ、ジョルジャ・レンツィ、ジュリアーナ・トゼッリ、
ジューリア・マンフレディーニ(Vn)
ガブリエーレ・チェルヴィア、サラ・アルデニーノ(Va)
ニコラ・ブロヴェッリ(Vc)
ロベルト・ベヴィラックア(Cb)
マッシモ・ロナルディ(テオルボ、バロック・ギター)

録音:2017年2月11日、ヴァルド派福音教会、トリノ、イタリア
使用楽器:1996年、グイード・ピンキ [Guido Pinchi] 製(Org)
ジャンルーカ・カニャーニはイタリアのトリノに生まれ、1994年チッタ・ディ・ミラノ国際音楽コンクールで優勝、1996年以来2020年現在トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でオルガンとオルガン作曲の教授を務めるオルガンおよびチェンバ奏者。トリノ・バロック・オーケストラはトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院古楽科の教員たちにより創立されたピリオド楽器オーケストラ。

PAVLIK
PA-0166-2(1CD)
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Sz.75, BB 84
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Sz.76, BB 85
ミラン・パラ(Vn)
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(P)

録音:2018年1月、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア
PAVLIK
PA-0171-2(1CD)
レベッカ・クラーク(1886-1979):私の心を鎮めよう
ヴィオラとピアノの為のソナタ(1919)
ヴィオラとピアノの為の子守歌(1909)
ヴィオラとピアノの為の無題小品(1918)
チャイニーズ・パズル [Chinese Puzzle](ヴィオラとピアノの為の)(1922)
モルペウス [Morpheus](ヴィオラとピアノの為の)(1918)
イングランドの古い歌によるヴィオラとピアノの為のパッサカリア(1944)
私の心を鎮めよう [I'll Bid My Heart Be Still](ヴィオラとピアノの為の)(1944)
マルチン・ルマン(Va)
アレナ・フチコヴァー(P)

録音:2018年7月21-22日、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア
PAVLIK
PA-0172-2(2CD)
主にモラヴィア地方出身の作曲家によるヴァイオリン、ヴィオラの為の作品集
[CD 1]
ミロスラフ・イシュトヴァン(1928-1990):ヴィオラの為の歌 I [Canto I](1978-1979)*
レオシュ・ファルトゥス(1937-):オルフェオの歌 [Canti del'Orfeo](ヴァイオリンの為の)(1980)
カプリッチョ(ヴァイオリンの為の)(1984)
ダリボル・スピルカ(1931-1997):ヴァイオリンの為の5つのモノローグ(1963)
ヨセフ・アダミーク(1947-2009):サッバタイ・ベン・コーヘンの墓石(ヴァイオリンの為の) 1979-1980)
パヴェル・マリオ・スレザーク(1941-):エリコ [Jericho](ヴァイオリンの為の) Op.59(1985-1987)
ルドルフ・ルージチカ(1883-1978):ヴァイオリンの為の組曲 IX(1993)
ラドミール・イシュトヴァン(1959-):アルクアトゥス III [Arcuatus III](ヴァイオリンの為の)(2011)
ヴィト・ゾウハル(1966-):振り子(ヴァイオリンの為の)(1998/ 2017)
[CD 2]
ミハル・コシュト(1954-):ヴァイオリンの為のソナタ(1993)
ヴァイオリンの為のシャコンヌ(2002)
パヴェル・ゼメク・ノヴァーク(1957-):ソナタ ..ピツィカート..(2007-2010)(ヴィオラの為の)*
レオシュ・ヤナーチェクの主題によるヴァイオリンの為の25のカプリッチョ
聖なる斉唱 第4番[Unisoni sacri- 4](ヴァイオリンの為の)(2011-2018)
ヤン・ノヴァーク(1921-1984):ソナタ・ソリス・フィディブス(ヴァイオリンの為の)
ミラン・パラ(ヴァイオリン(*以外)、ヴィオラ*)

録音:2018年10月15-17日、愛徳修道士会修道院、ブルノ、チェコ
PAVLIK
PA-0174-2(1CD)
ボーエン、レーガー、マハイジーク、ブラームス:ヴィオラとピアノの為の作品集
ヨーク・ボーエン(1884-1961):ヴィオラとピアノの為の幻想曲 ヘ長調 Op.54
レーガー(1783-1916):ヴィオラとピアノの為の組曲 ト短調 Op.131d-1
ペテル・マハイジーク(1961-):ムンク(ヴィオラとピアノの為の)
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2
イヴァン・パロヴィチ(Va)
ヨルダナ・パロヴィチョヴァー(P)

録音:2019年1月3-4日、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
PAVLIK
PA-0182-2(1CD)
エフゲニー・イルシャイ(1951-):ニュークリア・サックス(サクソフォン・カルテットの為の)
Nuclear sax++/ Husband's Wrath / Fanzi dance / Monologue / Saxlibris*
Silhouettes+/ Saxocracy+/ Ikigai / Looking back*/ Your Words#
サクソフォン・シンコペーターズ
フレデリカ・ヴァヴロヴィチョヴァー(ソプラノサクソフォン)
パヴォル・ホジャ(アルトサクソフォン)
ヤーン・ガシュパーレク(テナーサクソフォン)
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(バリトンサクソフォン、ピアノ)
エフゲニー・イルシャイ(ピアノ*)
レフ・プピス(ソプラノサクソフォン+、アルトサクソフォン++)

録音:2019年9月6-8日、リュブリャナ音楽院、リュブリャナ、スロヴェニ
#はCDに収録されておらず、商品に添付されたカードを使ってダウンロードする仕様となっております。
PAVLIK
PA-0183-2(2CD)
ヴァインベルク(1919-1996):ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.12
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op.15
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 Op.37
ヴァイオリン・ソナタ 第4番 Op.39
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 Op.53
ヴァイオリン・ソナタ 第6番 Op.136bis
ミラン・パラ(Vn)
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(P)

録音:2019年10月7、 13日、「モラヴィアの秋 音楽祭 2019」ライヴ、
ブルノ・フィルハーモニー(ベセドニー・ドゥーム)、ブルノ、チェコ
PAVLIK
PA-0153-2(2CD)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ長調-8
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調-45
ミラン・パラ(Vn)
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(P)

録音:2017年、愛徳修道士会ホール、ブルノ、チェコ
PAVLIK
PA-0155-2(1CD)
アナ・カロリナ・ディス & カメラータ・タンゴ
カルロス・ガルデル(1890-1935) /アルフレド・レ・ペラ(1900-1935) 作詞:
ボルベール(帰郷) [Volver]
アストル・ピアソラ(1921-1992) /オラシオ・フェレル(1933-2014) 作詞:
チキリン・デ・バチン [Chiquilin de Bachin]
カルロス・ガルデル/アルフレド・レ・ペラ作詞:
わが懐かしのブエノスアイレス [Mi Buenos Aires querido]
ファン・カルロス・コビアン(1896-1953) /エンリケ・カディカモ(1900-1999) 作詞:
ノスタルジア(哀愁) [Nostalgias]
エクトル・スタンポリ(1916-1997) /カトゥロ・カスティジョ:
最後のコーヒー [El ultimo cafe]
カルロス・ガルデル/アルフレド・レ・ペラ作詞:想いの届く日 [El dia que me quieras]
アストル・ピアソラ/オラシオ・フェレル作詞:アベ・マリア [Ave Maria]
マリアノ・モレス(1918-2016) /ホセ・マリア・コントゥルシ(1911-1972):
私を思い出すたびに [Cada vez que me recuerdes]
カルロス・ガルデル/アルフレド・レ・ペラ作詞:ポル・ウナ・カベサ(首の差で) [Por una cabeza]
アストル・ピアソラ/オラシオ・フェレル作詞:私はマリア [Yo soy Maria]
カルロス・ガルデル/アルフレド・レ・ペラ作詞:
想いの届く日 [El dia que me quieras](ピアノ・ヴァージョン)
エルネスト・レクオナ(1896-1963):失望 [Desengano]
アナ・カロリナ・ディス & カメラータ・タンゴ
アナ・カロリナ・ディス(歌)
ヴラジミール・ハルヴァン(Vn)
ブラニスラフ・ビェリク(Vc)
ドゥシャン・シュヤン(P)

録音:2017年1月2-4日、ブラチスラヴァ音楽院、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
PAVLIK
PA-0156-2(1CD)
サックス・オ・フン サクソフォンとピアノの為の音楽−ヴィンテージ・サクソフォンで
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):プルチネッラ(アルトサクソフォンとピアノの為の) Op.53-1
ベルンハルト・ハイデン(1910-2000):アルトサクソフォンとピアノの為のソナタ
インドジフ・フェルト(1925-2007):ソプラノサクソフォンとピアノの為のソナタ B
ウォルター・シクレア・ハートレイ(1927-1914):ソナ・ジョコーザ(バスサクソフォンとピアノの為の)
エフゲニー・イルシャイ(1951-):夫の怒り(テナーサクソフォンとピアノの為の)
サクスリブリス [Saxlibris](バリトンサクソフォン、ピアノとテナーサクソフォンの為の)*
ルディ・ヴィードフ(1893-1940):サックス・オ・フン [Sax-O-Phun](Cメロディサクソフォンとピアノの為の)
パヴォル・ホジャ(Sax)
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ、テナーサクソフォン*)

録音:2017年1月、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア
PAVLIK
PA-0163-2(1CD)
ブラス・コンセプト〜金管六重奏の為の現代スロヴァキア音楽
ペテル・ザガル(1961-):金管六重奏の為の行進曲
マレク・ピアチェク(1972-):ブラチスラヴァ行進曲(金管六重奏の為の)
オンドレイ・ユラシ(1975-):フガート C [Fugato C](金管六重奏とドラムスの為の)+
ミハル・モティーリュ:組曲「象の冒険」(金管六重奏、ギターとドラムスの為の)(*/+)
オンドレイ・ユラシ(トランペット、フリューゲルフォルン、バンド・リーダー)
ペトル・ラガルデ(トランペット、ピッコロ・トランペット、フリューゲルホルン)
チボル・デュリャク(トランペット、フリューゲルフォルン)
ブラニスラフ・ベロリト(Tb)
ミハル・モティーリュ(バストロンボーン)
ニコライ・カニシャーク(テューバ)
マトゥーシュ・ヤカプチツ(G)*
マリアーン・シェフチーク(ドラムス+)

録音:2017?、エンパイア劇場、フロホヴェツ、スロヴァキア
PAVLIK
PA-0164-2(2CD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.134*
ヴィオラ・ソナタ ハ長調 Op.147+
ミラン・パラ(Vn*、Va+)
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(P)

録音:2017年1月、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア

CZECH RADIOSERVIS
CR-0895-2A(2CD)
ズデニェク・シェスターク(1925-):室内楽作品集 Vol.2

[CD 1]
(1)トランペットとオルガンの為のソナタ「喜びの日」[Dies laetitiae](1994)

(2)弦楽四重奏曲 第7番「独り言」[Soliloqui](1994)

(3)8つの管楽器の為の室内ソナタ(1978)

(4)弦楽五重奏曲 第2番「時間の意識」[Conscientia temporis](2000)

(5)クラリネットとピアノの為の3つの小品(2001)

[CD 2]
(6)弦楽五重奏曲 第2番「コンツェントゥス・ムジクス」[Concentus musicus](1975)
(7)9つの管楽器の為の組曲「ヘラクレイトス」[Heraclitus](1998)

(8)弦楽四重奏曲 第6番「マーハ変奏曲」[Macha Variations](1993)

(9)ファゴットとピアノの為の組曲「奇妙な音楽」(1999)
(1)イジー・バハチーク(Tp)
リンダ・チェホヴァー=シーツコヴァー(Org)
録音:2008年、プラハ音楽アカデミー・マルティヌー・ホール、プラハ、チェコ
(2)シュターミッツ・カルテット(弦楽四重奏)
録音:1997年、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ
(3)コレギウム・ムジクム・プラジェンセ
フランチシェク・ヴァイナル(指)
録音:1981年、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ
(4)コチアン・カルテット(弦楽四重奏)
ダニエル・トルギナ(Va)
録音:2004、プラハ音楽アカデミー・マルティヌー・ホール、プラハ、チェコ
(5)カレル・ドホナル(Cl)
ダニエル・ヴィエスル(P)
録音:2008年、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ
(6)チェコ・フィルハーモニー・カルテット
ルボミール・マリー(Va)
録音:1982年、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ
(7)ヤン・リエドルバウフ(フルート、ピッコロ)
アレシュ・フストレス(ソプラノサクソフォン)
ヤン・ブラベツ(Cl)
マレク・ズヴォラーネク、マレク・ヴァヨ(Tp)
ペトル・ドゥダ(Hrn)
ミロシュ・ヴィヒテルレ、パヴェル・ラングパウル(Fg)
ミロスラフ・コプタ(Fg)
ヴラスチミル・マレシュ(指)
録音:2003年、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ
(8)コチアン・カルテット(弦楽四重奏)
録音:1995年、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ
(9)ヤロスラフ・クビタ(Fg)
ダニエル・ヴィエスネル(P)
録音:2001年、プラハ・ラジオ・スタジオ 1、プラハ、チェコ
CZECH RADIOSERVIS
CR-0941-2B(1CD)
ミハル・フォルティーン〜デビュー
シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリンとピアノの為のノクターンとタランテッラ Op.28
イリヤ・フルニーク(1922-2013):ヴァイオリンとピアノの為のパルティータ(1996)
 ベートーヴェンの主題による変奏曲(1998)*
アルヴォ・ペルト(1935-):鏡の中の鏡 [Spiegel im Spiegel]*
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ポーランド奇想曲 [Kaprys Polski](無伴奏ヴィオラの為の)*
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番ニ長調 Op.94bis
ミハル・フォルティーン(Vn、Va*)
ダニエラ・フォルティーノヴァー、ペテル・イジーコフスキー(P)

録音:2016年
CZECH RADIOSERVIS
CR-0958-2A(1CD)
ヴァーツラフ・リエドルバウフ(1947-2017):作品集

(1)弦楽四重奏曲 第1番「ヨセフ・チャペクの記念に」(1987)
(2)古いオランダのクリスマスの歌との相似(フルートとギターの為の)(1900)
(3)大聖堂(オルガンの為のトッカータ)(1972)
(4)サッフォーによる女声合唱の為の祝婚歌(1979)
(5)物語(バスクラリネットとピアノの為の)(1975)
(6)コンチェルトと哀歌 [Concerti e Trenofie]
(2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのホルンと2つのファゴットの為の)(1979)
(7)誘惑と行為(管弦楽の為のマクベス的相似)(1988)
(1)コチアン・カルテット(弦楽四重)
録音:1997年
(2)ヤン・リエドルバウフ(Fl)
ミロスラフ・クラウス(G)
録音:1997年
(3)ヴァーツラフ・ラバス(Org)
録音:1976年5月30日、ライヴ、「プラハの春」音楽祭、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
(4)ユベントゥス・ペダゴージカ合唱団
録音:1985年
(5)ドゥエ・ボエーミ・ディ・プラーガ
ヨセフ・ホラーク(Cl)  エンマ・コヴァールノヴァー(P)
録音:1978年
(6)コレギウム・ムジクム・プラジェンセ
フランチシェク・ヴァイナル(指)
録音:1985年
(7)チェコPO
ヴァーツラフ・ノイマン(指)
録音:1989年4月21日、ライヴ、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
CZECH RADIOSERVIS
CR-0962-2B(1CD)
バーバー、ヤナーチェク、ジル、イシュトヴァン:チェロとピアノの為の作品集
バーバー:チェロとピアノの為のソナタ ハ短調 Op.6*
ヤナーチェク:おとぎ話(チェロとピアノの為の)
ジェレミー・ジル(1975-):2つの愛のソネット [Dos sonetos de amor](チェロとピアノの為の)
ミロスラフ・イシュトヴァン(1928-1990):チェロとピアノの為のソナタ
シュチェパーン・フィリーペク(Vc)
カテリン・ボウスカ(P)

録音:2017年*/2018年(*以外)
CZECH RADIOSERVIS
CR-0985-2C(1CD)
テレマン、モーツァルト、クプコヴィチ、ゲムロト:4つのヴァイオリンの為の作品集
テレマン:4つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ長調 TWV 40:202
4つのヴァイオリンの為の協奏曲 ト長調 TWV 40:201
4つのヴァイオリンの為の協奏曲 ハ長調 TWV 40:203
モーツァルト:歌劇「魔笛」より アリア集(4つのヴァイオリンの為の編曲版)
Der Vogelfanger bin ich ja / Dies Bildnis ist bezaubernd schon
Der Holle Rache kocht in meinem Herzen / Marsch der Priester
Bei Mannern, welche Liebe fuhlen / Ach ich fuhl's, es ist verschwunden
Seid uns zum zweiten Mal willkommen / Wie stark ist nicht dein Zauberton
Pa-Pa-Pa-Papageno
イグナーツ・ラハナー(1807-1895):4つのヴァイオリンの為の四重奏曲 ト長調 Op.107
ラジスラフ・クプコヴィチ(1936-2016):ローエングリン変奏曲(ワーグナーの歌劇の主題による、4つのヴァイオリンの為の)
イジー・ゲムロト(1957-):4つのヴァイオリンの為の前奏曲とフーガ
クアトロ
フランチシェク・ノヴォトニー、イジー・クレツケル、ダヴィト・ミルゾエフ、
クラーラ・エルジンゲロヴァー(Vn)

録音:2018年
CZECH RADIOSERVIS
CR-0988-2C(1CD)
スペインとラテンアメリカの音楽−フルートとギターの為の
マキシモ・ディエゴ・プホル(1957-):カンドンベ風の2つの歌(フルートとギターの為の)
ブエノスアイレスの雲 [Buenos Aires]/Candombe de los Buenos Tiempos
ロベルト・ディ・マリーノ(1956-):フルートとギターの為の組曲 第2番[Suite II]
タンゴ/ミロンガ/タンギリョ
ロドリーゴ(1901-1999):暁へのセレナード [Serenata al alba del Dia](フルートとギターの為の)
アストル・ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ(フルートとギターの為の版)
マキシモ・ディエゴ・プホル:ブエノス・アイレス組曲 [Suite Buenos Aires](フルートとギターの為の)
ポンペヤ/パレルモ/サン・テルモ/ミクロセントロ
セルソ・マシャド(1953-):ブラジル民俗音楽(フルートとギターの為の)
パソカ/ケブラ・ケイショ/ピアッツァ・ヴィットーリオ/アルゴダン・ロセ/サンボサ
ペ・ジ・モレキ
ハナ・ブジショバー・コロンボ(Fl)
ミロシュ・ペルニツァ(G)
CZECH RADIOSERVIS
CR-1004-2A(1CD)
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):木管楽器の為の室内楽作品選集
2 足す 2 [Two Plus Two]
(アルトサクソフォン、バスクラリネット、マリンバとヴィブラフォンの為の) Op.179*
アルトサクソフォンとピアノの為のレント・ドラマティコ [Lento dramatico] Op.264+
クラリネットとピアノの為のコンチェルタンテ・エチュード [Concertante Etude] Op.203#
伝説(バスクラリネット(テナーサクソフォン) とピアノの為の) Op.85**
小さな物語 [Raccontino](バリトンサクソフォンと打楽器の為のコンポシション) Op.153++
サクソフォン・カルテットの為のロンド Op.70##
パヴェル・フルビー
(ソプラノサクソフォン##、アルトサクソフォン*、テナーサクソフォン**、バスクラリネット*)
エリシュカ・ホレチコヴァー(アルトサクソフォン(+/##))
ダリボル・バールタ(クラリネット#、バリトンサクソフォン(++/##)
ヤン・マトウシェク(テナーサクソフォン##) マルチン・オプルシャール(マリンバ、ヴィブラフォン*)
トマーシュ・レインドル、ルカーシュ・シュヴェヘラ(打楽器++)
エヴァ・ヴィムロヴァー(ピアノ(+/#))
シュチェパーン・コス(P)**


録音:2018年
CZECH RADIOSERVIS
CR-1034-2B(1CD)
ロウドヴァー、ハロウプカ、ソンメル、ラタイ:ピアノ三重奏の為の作品集
イヴァナ・ロウドヴァー(1941-2017):ヴァイオリン、チェロとピアノの為の三重奏曲 ロ長調(1987)
フランチシェク・ハロウプカ(1981-):ヴァイオリン、チェロとピアノの為の三重奏曲「ソラリス」
ルカーシュ・ソンメル(1984-):Xcape(ヴァイオリン、チェロとピアノの為の)(2012/2018)
タクプ・ラタイ(1984-):ES.23(ヴァイオリン、チェロとピアノの為の)(2018)
ソラリス
アンナ・ヴェヴェルコヴァー(Vn)
シュチェパーン・フィリーペク(Vc)
マルチン・レヴィツキー(P)

録音:2019年
CZECH RADIOSERVIS
CR-1048-2B(1CD)
エンメルト、ドラスク、ノタ、デモチ:オーボエ三重奏の為の作品集
フランチシェク・エンメルト(1940-2015):オーボエ、チェロとピアノの為の三重奏曲(1985)*
ヴォイチェフ・ドラスク(1979-):Querelle Trio(オーボエ、チェロとピアノの為の)(2017)
レンカ・ノタ:アニュス・デイ [Agnus Dei](オーボエ、チェロとピアノの為の)(2018)
ヴォイチェフ・ドラスク:夜と孤独 [Nuit et Solitude](オーボエ、チェロとピアノの為の)(2019)
アドリアン・デモチ(1985-):青い花 [Blue Flowers](オーボエ、チェロとピアノの為の)(2018)
歌劇・トリオ
バルバラ・シュテフロヴァー(Ob)
シュチェパーン・フィリーペク(Vc)
オンドレイ・オロス(P)

録音:2018年*/2019年(*以外)
CZECH RADIOSERVIS
CR-1059-2C(1CD)
シューマン夫妻、ブラームス、プフィツナー:ヴァイオリンとピアノの為の作品集
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノの為の3つの小品 Op.22
ブラームス:ヴァイオリンとピアノの為のスケルツォ ハ短調 WoO 2
プフィツナー(1869-1949):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.27
フランチシェク・ノヴォトニー(Vn)
イゴル・アルダシェフ(P)

録音:2019年

MEGADISC CLASSICS
MDC-7872(1CD)
フィリップ・エルサン (1948-):ソングラインズ
(1)ソングラインズ [Songlines](ピアノ、フルート、クラリネット、トロンボーン、チェロ、コントラバスと打楽器の為の) (2007)
(2)イン・ブラック [In Black] (ピアノの為の) (2007)
(3)チェロ・ソナタ (2003)
(4)クラリネット、チェロとピアノの為の6つのバガテル (2007)
(5)遠くに [In die Ferne] (ピアノとバリトンの為の ; 全8曲)
(1)アンサンブル・ゼリグ
(2)セドリック・ティベルギアン (P)
(3)ロマン・ガリウ (Vc)
(4)アンサンブル・ゼリグ
(5)アリス・アデール (P)
マテュー・レクロアル (Br)
フィリップ・エルサンはパリ音楽院でアンドレ・ジョリヴェ (1905-1974) に師事したフランスの作曲家。指揮者テオドール・クルレンツィスとロシアのペルミ国立歌劇・バレエ劇場の委嘱を受け作曲した合唱歌劇「トリスティア」(2016年) はウィーン、ベルリン、アテネ、ルツェルン等でも上演されました。

Acte Prealable
AP-0316(1CD)
ショパン:作品全集 16−室内楽曲
ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8*
大二重奏曲 ホ長調 Op.16 #
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 +
アンジェイ・ゲンプスキ (ヴァイオリン)*
ヤロスラフ・ドムジャウ (チェロ(*/+))
アダム・クシェショヴィエツ (Vc)#
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (P)

録音:2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

CONTINUO Classics
CC-777-732(1CD)
ロシアのヴァイオリン・ソナタ集
(1)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(2)プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタOp.56
(3)モシュコフスキ:2つのヴァイオリンとピアノのための組曲Op.71
(4)プロコフィエフ:5つのメロディ
(5)ショスタコーヴィチ(アトヴミヤン編):5つの小品〜2つのヴァイオリンとピアノのための
ジェラール・プーレ(Vn)、
間宮美紗(Vn)(2)(3)(5)、
池田珠代(P)(1)(3)-(5)

録音:2018年11年、2019年1月/ムードン・スタジオ
日本でも活躍する巨匠ジェラール・プーレ。ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタを作曲者と世界初演したガストン・プーレを父に持ち、名手シェリングに学 んだ彼の演奏は技術的な安定はもとより、軽やかで明るい音色とフランス風の洒脱さで誰も真似のできぬ名人芸を示しています。
彼には多数の録音がありますが、このアルバム収録曲はいずれも初物。「ロシアのヴァイオリン・ソナタ集」と銘打っているもののソナタはプロコフィエフの みでモシュコフスキはポーランド人。むしろパリに暮らしたストラヴィンスキー、プロコフィエフ、モシュコフスキのフランス的センスをプーレならではの至芸 で再現しています。
伝ペルゴレージ素材によるストラヴィンスキーのバレエ音楽「プルチネルラ」を作曲者自身がヴァイオリンとピアノ用に編曲した「イタリア組曲」と、プロコ フィエフの歌曲集をやはり作曲者自身が編曲した「5つのメロディ」ではプーレの独奏をたっぷり堪能できます。またプロコフィエフのパリ時代最後の作「2つ のヴァイオリンのためのソナタ」では、無伴奏の二重奏をプーレの1994年生まれの愛弟子間宮美紗と共演。懸命な間宮を支えています。
モシュコフスキ円熟期の「2つのヴァイオリンとピアノのための組曲」は、ピアノ作曲家で知られる彼としては珍しい形態ですが、この編成の貴重なオリジナ ル作品で、華やかかつ美しいメロディにあふれているため良く演奏されています。プーレの演奏で聴くことができるのはとんでもない幸せと申せましょう。ピア ノ・パートを担う池田珠代は桐朋学園で学んだ後、パリ音楽院でジャック・ルヴィエにピアノ、ジャン=ミシェル・ダマーズに室内楽を師事。プーランク国際ピア ノ・コンクール優勝の実力派。 (Ki)

SONARE
SONARE-1048(1CD)
税込定価
藤原浜雄/ヴァイオリン・リサイタル 2020
ヴィターリ(シャルリエ編):シャコンヌ ト短調
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 遺作
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):ディヴェルティメント「妖精の口づけ」
ヴィエニアフスキ:「ファウスト」による華麗なる幻想曲 Op.20
藤原浜雄(Vn)、
三上桂子(P)

ライヴ録音:2020年2月20日/紀尾井ホール
日本を代表するヴァイオリニストの藤原浜雄と藤原の夫人、ピアニストの三上桂子。期待の最新盤は2020年2月20日、紀尾井ホールにおけるリサ イタルを収めたライヴ録音です。収録作品はヴィターリのシャコンヌにはじまり、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ 遺作、シューマンのヴァイオリン・ソナ タ第1番、ストラヴィンスキーのディヴェルティメント、そしてヴィエニアフスキの「ファウスト」による華麗なる幻想曲という充実の内容!藤原浜雄が奏 でる輝かしく美しい音色と三上桂子の表情豊かな演奏。阿吽の呼吸から奏でられる二人の演奏は常に聴き手の心に届く唯一無二の世界が広がります。常 に進化し続けるデュオの演奏をお楽しみください。
「ストイックで、しかし決してペダンティックにならない透明で温かい演奏は、藤原さんの良心だ(西原 稔)」ライナー・ノーツより

Audite
AU-97773(1CD)
モーツァルト:弦楽三重奏曲全集
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
モーツァルト/バッハ:6つの前奏曲(アダージョ)とフーガ K.404a
第1番ニ短調【アダージョ/フーガ.アンダンテ・カンタービレ(バッハ:BWV853)】
第2番ト短調【アダージョ/フーガ.アレグロ(バッハ:BWV883)】
第3番ヘ長調【アダージョ/フーガ.ヴィヴァーチェ(バッハ:BWV882)】
第4番ヘ長調【アダージョ(バッハ:BWV527)/フーガ.アレグロ(バッハ:BWV883)】
第5番変ホ長調【ラルゴ(バッハ:BWV526)/フーガ.モデラート(バッハ:BWV526)】

以下、アウディーテのWEBサイトでフリー・ダウンロード可能
第6番ヘ短調【アダージョ/フーガ.アレグロ(W.F.バッハ:F 31,8)】
モーツァルト:弦楽三重奏曲 ト長調 第1楽章(断章) K.Anh.66(K.562e)
ジャック・ティボ ー・トリオ
【ブルクハルト・マイス(Vn)、ハンナ・ストライボス(Va)、ボグダン・ジアヌ(Vc)】

録音:2020年2月28日-3月2日トラウムトン・スタジオ(ベルリン=シュパンダウ、ドイツ)
名手ジャック・ティボー・トリオ。当団体は1994年に結成され、結成当時から弦楽トリオの作品で演奏機会に恵まれない、しかし素晴らしい作品も 積極的に演奏してきました。2019年には結成25周年を迎え、さらなる活躍をみせております。
2020年の最新録音は結成当初からの重要レパートリーであるモーツァルトの弦楽三重奏曲全曲をついに録音しました!モーツァルトが作曲した弦楽三 重奏の形態をとるディヴェルティメント 変ホ長調 K.563は6楽章構成の大曲。当演奏では44分30秒の演奏時間です。1788年9月27日にウィーン で完成したモーツァルト晩年の名曲で、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれに高い演奏技術を要する難曲であることでも知られ、時には協奏曲のよ うな妙味も見せます。SQに比べればもともと常設の弦楽三重奏団が少ないうえに難曲であるこの名作をジャック・ティボー・トリオが密なアン サンブルと雄弁な語り口で聴かせます。
バッハのフーガに前奏曲(アダージョ)をつけた構成でモーツァルトが作曲したと言われている6つの前奏曲とフーガ K.404a(当アルバムではアダージョ とフーガと記載)。モーツァルトがバッハの作品、特にフーガの研究に没頭するうちに弦楽三重奏曲のための6つの前奏曲とフーガを書いたとも言われて います。フーガは主にバッハの平均律クラヴィーア曲集の作品によります。
当アルバムに収録できなかった前奏曲とフーガ第6番 ヘ短調および弦楽三重奏曲 ト長調 第1楽章(断章) K.Anh.66(K.562e)はボーナストラック としてアウディーテのWEBサイト(www.audite.de)からフリー・ダウンロードできる予定です。
名録音技師ルトガー・ベッケンホーフが手掛けたジャック・ティボー・トリオの録音は、これまでにミヨー&マルティヌー(2017年録音/ AU 97727)、ベー トーヴェン(2015年録音:/ AU 23430)、ジャン・クラ(2014年録音:/ AU 97534)などをリリースしております。

AZUR CLASSICAL
AZC-148(1CD)
アントニー・ジラール (1959-):ヴァイオリン作品集
四季 [Les Quatre Saisons] (ヴァイオリンのための4つのカプリッチョ)
アルデバラン [L'Etoile Aldebaran] (2つのヴァイオリンのための)*
ラッキー・ウェイズ [Lucky Ways] (ヴァイオリンのための4つのエチュード)
私の魂に話しかけて [Parlons a mon ame] (ヴァイオリンのためのカプリッチョ)
ジャン・リュック・リシャルド (Vn)
パトリシア・レボー (Vn)*

1001 Notes
1001NOTES-13(1CD)
北の国々〜チェロのための音楽
シベリウス: チェロのための主題と変奏 (1887)
イングヴァル・リードホルム:ラウディによる幻想曲 [Fantasia Sopra Laudi] (チェロのための) (1977)
ペーテリス・ワスクス [ペトリス・ヴァスクス] (1946- ; ラトビア):「チェロの本」 [Gramata ?ellam - The Book] (チェロのための) (1978) から
フォルティッシモ / ピアニッシモ
ニクラス・シュミット (1976- ; デンマーク):変動 13 [Fluctuation 13] (チェロのための) (2017) (+)
アルネ・ヌールハイム (1931-2010 ; ノルウェー):叫ぶ [Clamavi] (チェロのための) (1980)
アルヴォ・ペルト (1935- ; エストニア)/ジュリアン・ポドラック編曲:フラトレス [Fratres] (チェロ、弦楽五重奏、ピアノとエレクトロニクスのための版) (1977/2017)*
エルミーヌ・オリオ (Vc)
ルモス・カルテット (弦楽四重奏)*【ヤオレ・タリバール、イェロン・シュイス (Vn)、アンナ・シプニェウスキ (Va)、ジェレミー・ガルバルク (Vc)、ゴーティエ・ブルータン(Vc)*】
ガスパール・ドゥエンヌ(P)*

録音:2017年12月、サン・ピエール・ルター派教会、パリ、フランス
エルミーヌ・オリオは1986年フランスのディジョンに生まれ、パリ音楽院でフィリップ・ミュレールに師事したチェロ奏者。(+)は委嘱作品。
1001 Notes
1001NOTES-14(1CD)
フォリア
サンティアゴ・デ・ムルシア (1673-1739):タランテッラ (メキシコのサルバル写本 [Codex Salivar Mexico] より)
アンリ・ル・バイイ (158x?-1637):私は狂気 [Yo Soy la Locura]
不詳:ナポリのタランテッラ (器楽)
不詳:ラ・カプリネーゼ [La Carpinese] (プッリャ地方のタランテッラ)
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV 578 から 第1楽章 アダージョ
主が家を建てられるのでなければ [Nisi Dominus] RV 608 から
主は愛する者に眠りを与えたもう [Cum dederit] (アリア、ラルゴ)
不詳:ラ・チチェレネッラ [La Cicerenella] (ナポリのタランテッラ)
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ (トリオ・ソナタ) ニ短調 「ラ・フォリア」 RV 63
オペラ 「ティエテベルガ」 [Tieteberga] RV 737 から
この胸に感じる涙の雨の中に [Sento in seno ch'in pioggia di lagrime] (アリア)
オラトリオ 「勝利のユディータ」 RV 644 から Si Fulgida per te (アリア)
不詳:カチュア・セラニタ [Cachua Serranita] (ペルー、トルヒーリョのマルティネス・コンパニョン写本 から)
ル・コンセール・ド・ロステル・デュー【ヘザー・ニューハウス (S)、レイニエル・ゲレロ (Vn)、フロリアン・ヴェルハーゲン (ヴァイオリン、ヴィオラ)、ニコラ・ミュジー (テオルボ、ギター)、オード・ウォーカー=ヴィリー (Vc)、ニコラ・ジャノ (Cb)、ダヴィド・ブリュレイ (打楽器)、フランク=エマニュエル・コント (チェンバロ、オルガン、ディレクター)】

グレゴリー・デュランド (ミュージック・エレクトロニクス)
フランク=エマニュエル・コント (編曲、音楽監督)
16人のダンサーと8人のミュージシャンが演じる舞台作品の音楽。ラテン的な熱っぽさと妖しさを感じられる演奏で、特にカナダ出身のソプラノ、ヘザー・ニューハウスの歌唱が魅力的です。

ART CLASSICS
ART-320(1CD)
アルトサクソフォンによるクラシック
レオナルド・ヴィンチ (1690-1730):フルート・ソナタ 第1番ヘ長調
ヘンデル:オペラ「セルセ」から オンブラ・マイ・フ
ショパン:マズルカ第13番
チャイコフスキー:「四季」から 謝肉祭 (二月)
リムスキー=コルサコフ:オペラ「サトコ」から インドの歌
アレクサンドル・チェレプニン (1899-1977):スポーツ的ソナタ から ランニング
ガーシュウィン:オペラ「ポーギーとベス」から サマータイム
シチェドリン (1932-):アルベニスを模倣して
J・S・バッハ:コラール前奏曲 ヘ短調 (アンコール)
アレクセイ・クルグロフ (アルトサクソフォン)
ユリア・イコンニコヴァ (ピアノ、オルガン)

録音:2014年2月25日、ライヴ、サラトフ音楽院、サラトフ、ロシア
ART CLASSICS
ART-324(1CD)
オーボエの魅力〜ロシアからのプレゼント
マリーナ・ドラニーシニコヴァ (1929-): 詩曲 (オーボエとピアノのための)*
イライーダ・ユスーポヴァ (1962-):アヴェ・マリア (オーボエとオルガンのための) (+)
フォックストロット (オーボエとピアノのための) (**)
ユーリ・ポヴォロツキー (1962-):フランス風ソナタ、プーランクのエスプリの応用 (オーボエとピアノのための)*
アレクサンドル・チャイコフスキー (1946-):Zwei [Two] (メゾソプラノとオーボエのための) (#)
アレクサンドル・クリュチャリョーフ (1906-1972):オーボエとピアノのための3つの小品***
アレクセイ・バラショフ (Ob)
ヴィクトーリヤ・ゴンチャローヴァ(P)*
アナスシーヤ・ブラウド (オルガン(+))
ナタリヤ・ニキフォロヴァ (ピアノ(**))
タチヤーナ・ルービンスカヤ (メゾソプラノ(#))
クセニア・ルビャンツェヴァ (ピアノ(***))

録音:2013-2014年、ヴィクトル・ポポフ合唱学校、モスクワ、ロシア
ART CLASSICS
ART-330(1CD)
アレクサンドル・ムラヴィヨフ (1982-):コントラバスのための作品集
古い様式によるイタリア風組曲 (コントラバスのための)
コントラバスの (ピッツィカート) ための3つの小品
組曲「不思議の国のアリス」 (コントラバスのための)
[ボーナス・トラック]
青虫 [Blue Caterpillar]*
ロブスター・カドリーユ [The Lobster Quadrille]*
青虫 [Blue Caterpillar] (coma soul remix) (+)
アレクサンドル・ムラヴィヨフ (Cb)
セルゲイ・シャーモフ (打楽器)*
ミーシャ・オストロフスキー (リミックス(+))

録音:2014-2015年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア
ART CLASSICS
ART-343(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108
レヴォン・アンバルツミヤン (Vn)
エフゲニー・リフキン (P)

録音:2015年10月8日、ライヴ、ヒュー・ホジソン・ホール、
ジョージア大学パフォーミング・アーツ・センター、アセンス、ジョージア州、アメリカ合衆国

Vivaldi Collection
VIVALDI-CD13(1CD)
ヴィヴァルディ・コレクション CD 13
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV 54*
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV 55 (#)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV 56*
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 RV 57 (+)
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV 58 (#)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 RV 59 (+)
バルティック・バロック【マリーナ・カタルジノヴァ (Vn)*、マリア・クレスチンスカヤ(Vn)+、オリガ・イヴシェイコヴァ (フルート(#))、ソフィア・マルチゾヴァ (Vc)、アレクサンドラ・コレーネヴァ (チェンバロ(+/#))、レイヌート・テップ (Cemb)*、グリゴリー・マルチゾフ (ディレクター) 】

録音:2018年、エストニア音楽アカデミー、タリン、エストニア
(P)&(C) 2019
※ブックレットは付かない仕様です。
Vivaldi Collection
VIVALDI-CD15(1CD)
ヴィヴァルディ・コレクション CD 13
2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ (トリオ・ソナタ) ホ長調 RV 66, Op.1 No.4 (*/#/**)
2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ (トリオ・ソナタ) ホ短調 RV 67, Op.1 No,2 (*/#/**)
2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ (トリオ・ソナタ) ヘ長調 RV 68 (+/**)
2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ (トリオ・ソナタ) ヘ長調 RV 69, Op.1 No.5 (*/#/**)
2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ (トリオ・ソナタ) ヘ長調 RV 70 (+/**)
2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ (トリオ・ソナタ) ト長調 RV 71 (+)
2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ (トリオ・ソナタ) ト短調 RV 72, Op.5 No.6 (+/#/**)
バルティック・バロック【エフゲニー・スヴィリドフ (Vn)、アンナ・ドミトリエヴァ (Vn)*、マリア・クレスチンスカヤ(ヴァイオリン(+/#))、ソフィア・マルチゾヴァ(Vc)#、インビ・タルム(Cemb)**、グリゴリー・マルチゾフ(ディレクター) 】

録音:時期の記載なし ホプネリ・ハウス(*)、ブラックヘッド・ハウス(+)、タリン、エストニア
(P)&(C) 2017
RV 68, 70 は2つのヴァイオリンとチェンバロ、RV 71 は2つのヴァイオリンのみで演奏されています。ブックレットは付かない仕様です。当シリーズの既発売商品は Vol.1〜9です。Vol.10, 11, 12, 14は未発売です。
Vivaldi Collection
C-9623(1CD)
獅子のギター〜バルセロナ音楽博物館所蔵の4つのギター
アルベニス(セゴビア編):前奏曲「アストゥリアス」(伝説) (スペインの歌 Op.232 より、ギターのための版)(**)
アルベニス(バルエコ編):カディス (スペインのセレナード Op.181 より、ギターのための版)
ガスパル・サンス (1640頃-1710頃):「スペイン・ギター指南」(1674)から*
ハカラ [Xacaras] (16の変奏曲)(E)
カナリオ [Canario] (15の選択された変奏曲)(E)
パセオ 第4旋法と同じ旋法のジグ [Passeos por el cuarto tono y uma giga por el mismo punto] (E)
タランテラと即興 [La Tarantella & Improvisacion] (E)
ソル (1778-1839):モーツァルトの「魔笛」の主題によるギターのための変奏曲 Op.9 (#)
「マルボローは戦場に行った」の主題によるギターのための変奏曲 Op.28 (#)
サンティアゴ・デ・ムルシア (1685頃-1732以後):サランベケ [Zarambeque] (ギターのための) (サルディバル写本 より)(E)(*)
クンベー [Cumbees] (ギターのための) (サルディバル写本 より)(E)(*)
フランシスコ・ゲラウ (1649-1722):「調和の詩集」から マリオナ [Mariona] によるギターのための18の変奏曲 (+)
シャビエ・ディアス=ラトレ (G)
ペドロ・エステバン (打楽器(E))

録音:2011年11月、2012年2月、2013年2月、バルセロナ音楽博物館鍵盤楽器展示室、バルセロナ、スペイン
使用楽器:1700年頃、イベリア半島にて、不詳作者製「獅子のギター」[La Guitarra dels Lleones](*)
1700年頃、イタリアにて、不詳作者製(+)
1806年、カディス (スペイン)にて、ホセフ・パヘス [Josef Pages] 製(#)
1859年、セビリャ (スペイン)にて、アントニオ・デ・トレス [Antonio de Torres] 製(**)

PARNASSUS
PACD-96068(1CD)
バルトーク:2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲 Sz 98, BB 104 イヴァ・ビトヴァー [ビトヴァ]、
ドロテア・ケレロヴァー (ヴァイオリン、歌)

初出レーベル、初出年:Rachot/Behemot, 1997年
チェコのロマ系ヴァイオリン奏者イヴァ・ビトヴァーの限定販売盤が復活。

ACADEMY PRODUCTIONS
AP-1752(2CD)
シューベルト:ピアノ三重奏作品全集
[CD 1]
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99, D 898
ヴァイオリン、チェロとピアノのためのノットゥルノ 変ホ長調 Op.148, D 897
[CD 2]
ヴァイオリン、チェロとピアノのためのソナタ断章 変ロ長調 D 28
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100, D 929
トリオ・エレジアック[フィリップ・アイシュ (Vn)、ヴィルジニー・コンスタン (Vc)、フランソワ・デュモン (P) ]

録音:2016年1月12-14日、サラ・シュナーベル、コモ湖国際ピアノ・アカデミー、イタリア


ALPHA
ALPHA-588(2CD)
NX-C05

NYCX-10152(2CD)
国内盤仕様
税込定価
20世紀初頭、ウィーンの室内楽
【DISC 1】
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 Op. 1
ツェムリンスキー:クラリネット三重奏曲 ニ短調 Op. 3

【DISC 2】
マーラー(コーンフェイル(1979-)によるフルートとピアノための編):「ラインの伝説」 - 『子供の不思議な角笛』 より
「いつも思う、子供たちはちょっと出かけただけなのだと」- 『亡き子をしのぶ歌』 より
ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op. 1
クラリネットとピアノのための4つの小品 Op. 5
 Adagio- 室内協奏曲より(クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための編曲版)
シェーンベルク:室内交響曲第1番Op. 9(ウェーベルンによるフルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための編曲版)
樫本大進 (Vn)
エマニュエル・パユ (Fl)
ポール・メイエ (Cl)
ズヴィ・プレッサー (Vc)
エリック・ル・サージュ (P)

録音:2018年7月23-28日 ダリウス・ミヨー音楽院カンプラ音楽堂 エクサン・プロヴァンス、フランス
【国内盤】日本語解説付き
ウィーンを中心に活躍していた5人の作曲家が、1896年から1923年にかけて作曲した室内楽作品を集めたアルバム。新しい響きを求めて サロンに集まった音楽好きを唸らせた当時最先端の芸術にして、今なお色あせない魅力を放つ名作を集めています。ベルクの室内協奏曲 は作曲者自身、シェーンベルクの室内交響曲はウェーベルンによる編曲版を収録。いずれも元の小さな編成をさらに小さくし、作品のエッセン スを濃縮した素晴らしい編曲です。フルートにより旋律の美しさが際立ったマーラーの歌曲は、現代の作曲家ロナルド・コーンフェイルがパユの ため編曲したもの。 アルバムの魅力はなんといっても豪華な演奏陣。ル・サージュを筆頭に、樫本大進、パユ、メイエ、プレッサーと、ヨーロッパ各地で活躍するか たわら、世界中の音楽祭で顔馴染みの名手たちならではの、個々の鋭い表現と濃密なアンサンブルが高次元で融合した素晴らしい音楽を 聴かせます。

Hanssler
HC-17064(1CD)
ハイドンと友人たち
ハイドン:ディヴェルティメント第2番Hob.X:10
 バリトン三重奏曲第36番ニ長調 Hob.XI:36
フランツ・クサヴァー・ハンマー:ソナタ ニ長調
ハイドン:バリトン三重奏曲第52番ニ長調 Hob.XI:52
カール・・シュターミッツ:四重奏曲 ニ長調
ハイドン:バリトン三重奏曲第87番イ短調 Hob.XI:87
シュターミッツ:六重奏曲 変ホ長調
ハンブルク・ラーツムジーク【ジモーネ・エッケルト(バリトン、ヴィオラ・ダ・カンバ)、クリストフ・ハイデマン(Vn)、ベッティーナ・イーリヒ(Va)、ドロテー・パーム(Vc)、クリストフ・モイニアン(ナチュラルホルン)、オリヴァー・ケルスケン(ナチュラルホルン)】

録音:2019年2月20-22日/ハイルスブロン修道院
数多くの録音でも知られるジモーネ・エッケルト率いるハンブルク・ラーツムジークがヨーゼフ・ハイドン、ハンマー、シュターミッツの作品を録音しました。 18世紀半ばにはヴィオラ・ダ・ガンバを用いる作品は少なくなっていましたが、ハイドン、ハンマー、シュターミッツはこの楽器の良さを評価し続けていました。 また、楽器のバリトンは18世紀頃まで使われた弦楽器で、ハイドンはこの楽器のための作品を数多く作曲しました。当アルバムではバリトン三重奏曲から3曲 収録しております。
今回、ドイツ北部の音楽図書館で楽譜が発見され世界初録音となったシュターミッツとハンマーの作品にも注目。ナチュラルホンの名手、クリストフ・モイ ニアン、オリヴァー・ケルスケンが演奏しております。17世紀から18世紀の作品を主なレパートリーとする古楽アンサンブル、ハンブルク・ラーツムジークによ る質の高い演奏でお楽しみください。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-070(1CD)
ベートーヴェン(フィッシャー編):交響曲第6番「田園」(弦楽六重奏版)
シェーンベルク:浄夜Op.4
レ・プレイアード【レティティア・ランジュヴァル、カロリーヌ・フロランヴィユ(Vn)、キャロル・ドファン、マリー・クチンスキ(Va)、ジェニファー・ハーディ、アマリリス・ヤルチク(Vc)】

録音:2018、2019年/アミアン文化センター
ベートーヴェンの作品はバッハと同様にさまざまな楽器のために編曲されていますが、何と交響曲の弦楽六重奏版が登場。それも管楽器や打楽器の印象の 強い「田園」なのが興味津々。
編曲者はベートーヴェンと同時期のミヒャエル・ゴットハルト・フィッシャー(1773-1829)。オルガン音楽の作曲家として知られていますが、「田園」が発表さ れて2年後にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各2本のための充実した編曲を行いました。第2楽章の小鳥の囀り、第4楽章の落雷、第5楽章冒頭のホルンなど弦 のソロながら物足りなさはなく、むしろベートーヴェンらしさが増しているのが驚き。
演奏するレ・プレイアードはおうし座のすばる星団のフランス名。全員がロトの率いるピリオド楽器オーケストラ「レ・シエクル」のメンバーで、もちろん今回も ピリオド楽器使用。今回は指揮者なしですが、ロトに鍛えられた推進力とリズム感で聴く者の心をとらえて離さない凄みに満ちています。また良く響く楽器とブ レンド感も魅力で、高音質録音があますところなく収めています。
カップリングはシェーンベルクの「浄夜」のオリジナル六重奏版。1902年の作品ですが、ピリオド楽器による演奏は初めてと思われます。ヴィブラート控えめ の奏法が新鮮で、世紀末的濃厚さが宗教的とさえ感じさせる力強く生々しいエネルギーとなって迫ってきます。 (Ki)

TRPTK
TTK-0046(1CD)
REID
(1)マイケル・ゴードン:ライト・イズ・コーリング
(2)フィヨラ・エヴァンス:Reid - Hagall - Bjarkan
(3)ジョヴァンニ・ソッリマ:Hell I
(4)ジョン・タヴナー:ウェイク・アップ…アンド・ダイ
(5)ルー・リード:ヘロイン(デイヴィット・ラン編)
マヤ・フリードマン(チェロ 、ヴォーカル)
(2)ハーモニウム&テープトラック:ファイケ・ヴァン・デン・ハーク
(4)チェロ・アンサンブル:ケイト・ムーア、エマ・クルーン、マキシミリアーノ・セグラ・サンチェス、イオルゴス・コトリス、エヴェリン・フォッカー

録音&マスタリング:ブレンドン・ハインスト
マイク:DPA d:dicate 4006A、DPA d:dicate 4015A、AEA R84A
AD/DAコンバーター:Merging Technologies Hapi、Merging Technologies Anubis
録音:2019年10月10〜12日、オランダ
チェロ奏者であり、多彩な音楽的才能をもつマヤ・フリードマンによる新譜。現代作曲家によるチェロ作品を収録しています。マイケル・ゴードンの「ライト・イ ズ・コーリング」は、作曲者自身の体験によるもの。2001年9月11日の同時多発テロの際、現在のグラウンド・ゼロの近くに住んでおり、ひどく悲劇的なものを 前に、何か美しいものを作りたいという創作意欲に駆られ作曲。電子的なパルスとチェロによる作品です。そして、アイスランド出身カナダ在住の作曲家フィヨ ラ・エヴァンス。ルーン文字で記されたタイトルは「旅」「妨害」「再生」の三部作からなります。イタリアの鬼才ジョヴァンニ・ソッリマの「Hell I」は、ダンテの神曲 に触発されたチェロ、歌、サンプリング音源、電子楽器による作品です。さらに、イギリスの人気現代作曲家による「ウェィク・アップ・アンド・ダイ」。ヨーヨー・マ が演奏したことでも有名です。最後は、アメリカのロックミュージシャン、ルー・リードの問題作「ヘロイン」を現代音楽家のデイヴィッド・ラングがチェロ用に編 曲した刺激的な1作で締めくくられます。 (Ki)

IBS CLASSICAL
IBS-62020(1CD)
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21
終わりなき歌 Op.37
サイモン・ゴッロ(ヴァイオリン・ソロ)
ジョン・ノヴァチェク(ピアノ・ソロ)
ベンジャミン・サン(Vn)
イングリッド・ゲーリング(Vn)
ランドルフ・ケリー(Va)
マキ・クボタ(Vc)
マリオラ・カンタレロ(S)

録音:2019年1月13-16日
通称「コンセール」と呼ばれる、ショーソンの「ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲」は、数ある室内楽の中でもユ ニークな編成による独特な作品となっています。パリ音楽院でマスネやフランクに師事したショーソンは、同時代のパリの華々し い作曲家たちに比べると地味な印象ですが、この「コンセール」は有名な「詩曲」とともに、比較的演奏される機会の多い作品 の一つです。1889年から91年にかけて書かれ、ショーソン自身が“六重奏曲”ではなく、フランス語の協奏曲である“コンセー ル”と呼んでおり、ヴァイオリンとピアノが活躍するダブル・コンチェルトに近い印象もあります。ショーソンはこの曲を、希代のヴァイ オリニストで作曲家のイザイに捧げ、イザイが1892年3月4日にブリュッセルでヴァイオリンのソロ・パートを担当し、初演を行い ました。カップリングされた「終わりなき歌」は、不幸な愛を延々と歌う内容ですが、ショーソンらしい類い稀な美しさが漂う傑作 です。 (Ki)
IBS CLASSICAL
IBS-32020(1CD)
20世紀のタンゴ
ピアソラ:Tres Minutos con la Realidad 3分間の現実
ラヴェル:Vocalise (Habanera) ヴォカリーズ(ハバネラ)
マリアーノ・モーレス(1918-2016):Taquito Militar 軍靴の響き
オラシオ・サルガン(1916-2016):Grillito グリリート
サルガン:A Fuego Lento とろ火で
アルベニス:Tango タンゴ
ディーノ・サルーシ(1935-):Tango a mi padre タンゴ・ア・ミ・パドレ
シュニトケ(1934-1998):Rondo (from Concerto Grosso nr.1) ロンド(コンチェルト・グロッソ 第1番より)
カルロス・ガルデル(1890-1935):Volver 帰郷
フリオ・デ・カロ(1899-1980):La Rayuela ラユエラ
ストラヴィンスキー:Tango タンゴ
ミヨー(1892-1974):Tango des Fratellini フラテリーニのタンゴ
アルトゥーロ・カルデルス(1981-):Tango タンゴ
ヒナステラ(1916-1983):Milonga ミロンガ
ラヴェル:Habanera (from Suite Espanola) ハバネラ(『スペイン狂詩曲』より)
エクトル・スタンポーニ(1916-1997):La Camelera ラ・カメレーラ
クルト・ヴァイル:Youkali ユーカリ
ピアソラ:Tristezas de un Doble A AA印の悲しみ
ピアソラ:La Muerte del Angel 天使の死
サティ:Tango (from Sports et divertissements) タンゴ(『スポーツと楽しみ』より)
クラウディオ・コンスタンティーニ(バンドネオン)
ルイザ・ハマディ(P)

録音:2019年9月16-19日
タンゴはブエノスアイレスの郊外で誕生したと言われていますが、そこは売春宿やナイフ、悪党、そして失恋で傷ついた英雄など であふれる、ローカル性と外国からの影響が交差する、特殊な環境でした。そんな環境で生まれたタンゴが、ヨーロッパの貴族 のサロン文化ばかりでなく、20世紀の最も重要な作曲家にも影響を与えたことはあまり知られていません。官能的で躍動感あ ふれるリズムに誘われ、多くの作曲家がタンゴの曲を作ったほどです。彼らはピアノ独奏、室内アンサンブル、そしてオーケストラ と、さまざまな編成で、タンゴを自分たちのヴィジョンと音楽語法に変換しました。アルベニスやストラヴィンスキーのタンゴは定番 作品となり今でも演奏家を魅了していますが、シュニトケ、サティ、ミヨーなどの多くの作品は、あまり演奏される機会がないまま です。そこに、タンゴを代表する楽器であるバンドネオンを投入すると、一気に20世紀のクラシック音楽と革新的なタンゴの世 界観が融合され、ピアノとの珍しくも素晴らしい掛け合いが響いてきます。
IBS CLASSICAL
IBS-232019(1CD)
ジャン=モーリス・ムーラ(1946-):ギターのための室内楽作品集
Iberiade イベリアード(ヴァイオリン&ギター)
Trois Aventures a deux 3つの『2人の冒険』(ギター・デュオ)
Al-Andalus アンダルシア(フルート&ギター)
Recuerdos de Cadiz カディスの思い出(チェロ&ギター)
Trio Albolote トリオ・アルボローテ(ギター・トリオ)
Soir d’ete a Grenade グラナダの夏の夜(ヴァイオリン&ギター)
Tres Nocturnos de Granada グラナダの3つの夜想曲(フルート&ギター)
Anda-Lucia アンダ=ルシア(ピアノ&ギター)
Paseo por Sevilla セビリアを歩く(ギター・トリオ)
ホセ・ルイス・モリージャス(G)
ネリイシ・アツコ(Vn)
エドゥアルド・イネスタル(G)
ハビエル・カスティブランケ(Fl)
メリー・コロナド(Vc)
ホアキン・クレルチ(G)
エクトル・エリエル・マルケス(P)

録音:2017年7月12-15日
フランスで生まれ、ギタリスト・作曲家として活躍し、パリ音楽院など多数の教育機関でも教えてきたムーラのギ ターのための室内楽作品集。ここに収録した作品は、30年間を過ごしたスペインへの憧れと郷愁が詰まったも のです。1976年に初めてグラナダのアルハンブラ宮殿を訪れた経験が特別なものとなり、以後、すぐにアンダル シア地方を幾度となく訪れ、同地で曲も書くようになりました。スペインの民俗音楽とクラシック音楽、そして“アル マ・アンダルシア(アンダルシアの魂)”こそが、ムーラに霊感を与え、彼の音楽修行を完成させたのです。「この CDは、私がここで30年間生活して得たものの集大成です。この音楽の旅を通じて、スペインの民俗音楽があ らゆる規模、メロディ、主題で登場します。楽器同士の対話、アンサンブルから生まれる調和、輝かしい解釈と 豊かな色彩感は、演奏してくれた素晴らしい音楽家たちの功績です。リスナーの皆さんを心地よい雰囲気へと 誘ってくれるでしょう」とムーラは語っています。

Challenge Classics
CC-72792(1CD)
ゲオルギー・カトゥアール (1861-1926):室内楽作品集
弦楽五重奏曲 Op. 4a *
弦楽四重奏のためのアンダンテ *
ピアノ三重奏曲 Op.14
2つの詩曲 Op. 34
カトゥアール・アンサンブル

録音:2015年
*=世界初録音
フランス系ロシア人の作曲家カトゥアールは今では忘れ去られた存在ですが、モスクワ音楽院の教授となりミャスコフスキーやカバレフスキーの師として も活躍した人物です。初期の作品である弦楽五重奏曲や「アンダンテ」はフォーレを思わせる美しい音楽。一方晩年の作品である「詩曲」はロシア革命、内戦、 家族との別離といった経験が音楽に影を落とし、暗い独白となって聴く者の心をつかみます。 (Ki)

BIS
BISSA-2344(1SACD)
「天使たちの声」
(1)ブレット・ディーン(1961-):「天使たちの声」〜ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための(1996)
(2)グバイドゥーリナ(1931-):「天使」〜メゾ・ソプラノとコントラバスのための(1994)
(3)ラフマニノフ:「音楽」〜『14の歌曲』 Op.34より第8曲
(4)バッハ:コラール前奏曲「汝の御前に我は進まん」BWV668【ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス編】
(5)グバイドゥーリナ:バッハのコラール「汝の御座の前に、われ進み出で」による瞑想曲〜チェンバロ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための(1993)
(6)ワーグナー:「天使」〜『ヴェーゼンドンク歌曲集』WWV 91より第1曲
(7)ラフマニノフ:「ここはすばらしい場所」〜『12の歌』Op.21より第7曲
(8)シュニトケ(1934-1998):「賛歌」第2番〜チェロとコントラバスのための『4つの賛歌』より(1974)
ストックホルム・シンドローム・アンサンブル【(4)(5)マリン・ブロマン(Vn)、マリン・ウィリアム=オルソン((5)ヴァイオリン、(4)ヴィオラ)、
(1)(4)(5)(8)ヨハネス・ロスタモ(Vc)、(1)(2)(4)(5)(8)リック・ストーティン(Cb)、サイモン・クロフォード=フィリップス((1)(3)(6)(7)ピアノ、(5)チェンバロ)】
(1)アンドレイ・パワー(Vn)
(1)(5)ローレンス・パワー(Va)
(2)(3)(6)(7)クリスティアーネ・ストーティン(Ms)

録音:(1)(5)2017年9月ベルワルド・ホール(ストックホルム)
(2)(4)(8)2018年10月ラジオホール・スタジオ2(ストックホルム)
(3)(6)(7)2019年6月ヴェステロース・コンサートホール(ストックホルム)
ブレット・ディーン(1961-)の「天使たちの声」にはじまる当アルバムは、グバイドゥーリナ、ワーグナーの歌曲「天使」とともに“天使” にまつわる作品を主軸にバッハ、ラフマニノフ、シュニトケの作品を織り交ぜ構成されております。 ディーンはヴィオラの名手としても知られ、ベルリン・フィルの団員を14年務めたキャリアをもちますが、近年は作曲活動に力を注いでおり、BISレーベルか らもディーンの自作自演集などをリリースしております。「天使たちの声」は1996年、イギリスの名ピアニスト、イモージェン・クーパーとディーンを含むベルリ ン・フィルの演奏者によって初演された2楽章構成の作品。オーストリアの詩人ライナー・マリア・リルケ(1875-1926)の連作詩『ドゥイノの悲歌』の最初の詩 からインスピレーションを与えられ作曲しました。シューベルトの「鱒」と同じ演奏形態であるピアノ五重奏で書かれ、驚くほど多彩な表現に満ちております。
演奏はローレンス・パワーとのデュオでも名高いピアニスト、サイモン・クロフォード=フィリップスとスウェーデンをはじめヨーロッパのオーケストラの首 席奏者で結成されたストックホルム・シンドローム・アンサンブル、ヴァイオリンのアンドレイ・パワー、ヴィオラのローレンス・パワー、そしてメゾ・ソプラノのク リスティアーネ・ストーティンです。 (Ki)

B RECORDS
LBM-028(1CD)
ブラームス:室内楽全集 第7集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38(1865)
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99(1886)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2019年9月18日 ライヴ
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第7集は2曲のチェロ・ソナタ。ベートーヴェンを思わ せる厳格な書法に則りながらも、哀愁漂う旋律に彩られた第1番は1865年、情熱的でピアノ・パートに重要な役割が与 えられた第2番は1886年の作品です。32歳の時の第1番がブラームスらしい暗い表情が魅力的なの対し、53歳のブラー ムスによる第2番は意外ともいえる明るさが特徴的。フランスの名手サルクとル・サージュは各々の曲の性格を鮮やかに描き 分け、新鮮な解釈で聴かせます。サルクの美音とル・サージュの流麗なピアノの掛け合いが見事です。

Solo Musica
SM-329(1CD)
NX-B03
ピッコロとの出会い
1. カヴィッキ(1957-):Chiaroscuro キアロスクーロ
2. クプファーマン(1926-2003):Short Shrift ショート・シュリフト
3. デュフートレル(1955-):Flammerole フラメロール
4. サントゥッチ(1963-):El Jardin de Amilamia アミラミアの庭
5-7. スコット(1967-):The Gift of Life ザ・ギフト・オヴ・ライフ
8. カヴィッキ:Three Moods 3つのムード
9-11.シェルシ(1905-1988):リュック・ディ・グック
12.カリエンド(1960-):Adagio and Toccata アダージョとトッカータ
パメラ・ステイヘル(ピッコロ)…1-12
ニコラ・マッツァンティ(ピッコロ)…12
サラ・リュマー(Fl)…1
イゴール・ロンガート(P)…1、3、8、12
ロバート・ピックアップ(Cl)…2
カレン・フォースター(Va)…4、
ジュリー・パロック(Hp)…4、
ポール・コーエン(Sax)…5-7
ハリー・ホワイト(Sax)…5-7
クリストファー・ブレロックス(Sax)…5-7
ティム・ルードマン(Sax)…5-7
クレモン・ノエル(Ob)…9-11

録音:2019年3月25日、5月21日、6月4日、10月5日
ピッコロ奏者のパメラ・ステイヘルが演奏を通して長年培ってきた音楽仲間との絆を収めた1枚。ピッコロは、フルートより も1オクターヴ高い、吹奏楽の最高音域を担当する楽器。もとはフランス宮廷で使われ出したと考えられており、典雅な 響きから、シャープな力強い音まで出すことができ、木製や金属製、樹脂製の楽器があります。ステイヘルはアメリカで 学び、ピッツバーグ響等と共演、その後スイスに拠点を移し、チューリッヒのトーンハレ管やルツェルンSO等と演奏 しています。同時にこのアルバムに登場する様々な音楽家と数々のセッションも行ってきました。もう一人のピッコロ奏者 のマッツァンティは、フィレンツエ五月音楽祭管のソロ・ピッコロ奏者です。また、フルートのルメールは、2005年神戸国際 フルート・コンクールで3位を獲得、スイス・ロマンド管の首席を務めています。ステイヘルの使用楽器はBurkart Piccolo Elite XXV、マッツァンティはKeefe Piccoloです。

Indesens
INDE-113(1CD)
トリオ・イノーヴァ〜ピアソラ:秋のタンゴ
リベルタンゴ/タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)/孤独の歳月/目を閉じてお聞き/20年前/カフェ1930/アルフレッド・ゴッビの肖像/オブリビオン(忘却)/エスコラソ(博打)/アディオス・ノニーノ/ビオレタンゴ/フィナーレ(ブレヒトとブレルの間で)
トリオ・イノーヴァ〔ダヴィッド・ザンボン(Tub)、パトリック・ジグマノフスキー(P)、ジャン=マルク・ファビアーノ(アコーディオン)〕

録音(ライヴ):2017年10月11日、ロベール・ドアノー文化スペース(ムードン=ラ=フォレ、フランス)
※初紹介旧譜
1999年にパリ・エコールノルマル音楽院のピアノ科教授であるピアニスト、パトリック・ジグマノフスキーを中心として結成された、チューバ、ピアノ、そしてアコーディンという風変わりな編成によるトリオが繰り出すピアソラ・アルバム!
チューバのダヴィッド・ザンボンは、2000年の済州島国際金管楽器コンクールで第2位及び審査員特別賞、ブルノ国際音楽コンクールで第2位に輝き、2010年からはフランスのムードン県立地方音楽院の院長を務める大物プレーヤー。メルトン・
マイネル・ウェストンの楽器を愛用するザンボンのチューバの概念を超越したプレイと低音が、ピアソラの音楽の哀愁と情熱を一味違ったスタイルで聴かせてくれます。
ジャック・モルネやマッティ・ランタネンに師事したジャン=マルク・ファビアーノもアコーディオンの世界的プレーヤー。マルセイユ音楽院でアコーディオン科を創設し、2012年からはフランスのアルデッシュ県立地方音楽院の院長を務めています。
チューバの魅力的な低音がリードする魅惑のピアソラの世界。低音によるアルゼンチン・タンゴの魅力を存分にお楽しみください。
Indesens
INDE-114(2CD)
プーランク:管楽器のための室内楽作品集
無伴奏フルートのための「笛吹きが廃墟を鎮める」
クラリネットとファゴットのためのソナタ Op.32
2つのクラリネットのためのソナタ Op.7*
ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲 Op.43
ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ Op.33+
ピアノと管楽のための六重奏曲 Op.64
クラリネット・ソナタ Op.184
フルート・ソナタ Op.164
オーボエ・ソナタ Op.185
ホルンとピアノのためのエレジー
パリOのソリストたち
〔フィリップ・ベロー(Cl)、アンドレ・カザレ(Hrn)、ギヨーム・コテ=デュムーラン(Tb)、オリヴィエ・デルベス(Cl)*、アレクサンドル・ガテ(Ob)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、フレデリック・メラルディ(Tp)、フランシス・オルヴァル(Hrn)+、マルク・トレネル(Fg)、クレール・デゼール(ピアノ/CD1)、エマニュエル・ストロッセ(ピアノ/CD2)〕

録音:2009年、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
※初紹介旧譜
室内楽作品の作曲に際して弦楽器よりも管楽器の音色を好んでいたとされ、傑作の数々を遺したフランシス・プーランク(1899−1963)。 数あるプーランクの室内楽作品集の中でも、最上位に位置付けられるであろう名演揃いのCDをフランスの管楽器王国レーベル「アンデサンス(Indesens)」がリリース! このアンデサンス盤の最大の魅力は、演奏者が名門パリOの管楽器セクションを支える名手たちであるところ。クラリネットのフィリップ・ベロー、ホルンのアンドレ・カザレ、トランペットのフレデリック・メラルディなど、各楽器界にその名を轟かす名手たちが、プーランクの優美な旋律、その室内楽作品の醍醐味をたっぷりと愉しませてくれます。

Prima Facie
PFNSCD-019(1CD)
イングリッシュ・ファンタジーズ
アイアランドクラリネット三重奏曲 ニ短調
ジョン・マッケイブ:クラリネット、チェロとピアノのためのソナタ
ケネス・レイトン:アメリカの聖歌による幻想曲
ジャイルズ・イースターブルック:三重奏曲
トリチウム・トリオ

録音:2017年8月、イギリス
スロベニア、スウェーデン、オーストラリアの若いミュージシャンたちによって英国王立音楽アカデミーで結成されたクラリネット三重奏団「トリチウム・トリオ」による、近代イギリスの美しきクラリネット三重奏曲集。Prima Facieレーベルの創設者の一人でもある作曲家&作家ジャイルズ・イースターブルック(b.1949)の70歳の誕生日を祝うアルバムでもあり、イースターブルックの作品も最後に演奏されています。

Centaur
CRC-3705(1CD)
マ・コントラバス・シェリー
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ長調(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
フォーレ:ポエム・ダン・ジュール(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
レイナルド・アーン:クロリス(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
ヘンリー・チェン(Cb)、
ルーカス・ウォン(P)

録音:2018年7月9日−10日(イタリア)
フランクの名曲ヴァイオリン・ソナタを始め、ドビュッシー、フォーレ、アーンなどフランスの洒脱な作品たちをコントラバス版へとアレンジした、コントラバス愛好家やアレンジ・ファン注目のアルバム。
自ら編曲も担当したヘンリー・チェンは、台湾出身、現在はアメリカを中心に、ヨーロッパ、南アフリカ、アジアで活動するコントラバス奏者。ボール州立大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、台湾の東呉大学などでコントラバスを教え、2018年には中国中央音楽院の教員に任命されました。また、シカゴSO傘下のシカゴ・シヴィック・オーケストラを始め、イリノイ大学のシャンペーン=アーバナSO、インディアナポリス州のマンシーSO、シカゴのアドヴェント室内Oなどで首席奏者を務めてきた名手です。
Centaur
CRC-3696(1CD)
ロバート・モーリス:ヴァイオリンとピアノの二重奏曲集
イン・ヴァリエイションズ(1981)、
...グラジュアリー...(2010)、
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 「ドローン・オンワード」(2014)
イレーラ・ブラザーズ・デュオ〔ジョン・イレーラ(Vn)、ジョゼフ・イレーラ(P)〕

録音:2016年−2017年(ニューヨーク)
イレーラ・ブラザーズはニューヨークのコンサート・レヴューによって「魅惑的でダイナミックなパフォーマンスをする」と称賛され、世界的名ヴァイオリニストであるズヴィ・ツァイトリンからは、「2人の才能のある少年」と呼ばれていました。デュオの活動の他にもジョンは、ヨーロッパやアメリカで、ジョゼフはドイツ、ブラジル、イタリア、フランス、アメリカでソリストとしても活動しています。3曲目の「Drawn Onward:Fantasy for Violin and Piano」はイレーラ・ブラザーズのために作曲されました。

GWK
GWK-137(1CD)
KAISEKI
作曲者不詳:刈干切唄
ロデリック・デ・マン(1941-):Kaiseki
ロベルト・ヴァン・ホイメン(1968-):A Short Piece of Decay
アユオ(高橋鮎生)(1955-):ユーラシアン・タンゴ I (ホルヘ・イサーク編)
ヴァネッサ・ラン(1968-):Arlecchino Unmasked
作曲者不詳:鹿の遠音 (ホルヘ・イサーク編)
アルノウド・ノールデグラーフ(1974-):Tampopo
フロリアン・マグヌス・マイアー(1973-):click Plan Be
ブラック・ペンシル

録音:2015年&2016年、ブラック・ペンシル・スタジオ
日本の懐石料理の伝統(細部へのこだわり、空間の利用、繰り返しの回避、バリエーション、対称性、季節の特徴など)からインスピレーションを得た独創的なアルバム。2つの日本民謡と、アユオ(高橋鮎生)の「ユーラシアン・タンゴ I」以外は、すべてブラック・ペンシルのために書かれた委嘱作品です。
ブラック・ペンシルは、民族文化の影響を受けた現代作品や、独自のアレンジ作品を中心に活動するアンサンブル。本アルバムではリコーダー、パンフルート、ヴィオラ、アコーディオン、パーカッションなどの楽器を自由に組み合わせることで、刺激的なサウンドを作り上げています。
GWK
GWK-138(1CD)
イデー・フィクス Vol.1
フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番 ト短調 Op.45
エネスコ:ピアノ四重奏曲第1番 ニ長調 Op.16
マリアーニ・ピアノQ

録音:2016年8月、rbb, Haus des Rundfunks, Saal 3(ドイツ)
フォーレとエネスコ、師弟関係でもあった2人の記念碑的なピアノ四重奏曲を組み合わせ、両作品の共通点である「イデー・フィクス(固定楽想)」をタイトルに掲げた意欲的なアルバム。ブックレットの曲目解説(独・英)も詳しく、リスナーはこれらの傑作をマリアーニ・ピアノ四重奏団のみずみずしい演奏で楽しみつつ、音楽学的な比較の面白さを味わうことができます。
■ルーマニアの作曲家ジョルジェ・エネスコはパリ音楽院でマスネとフォーレに作曲を師事し、その後は自作にルーマニアの民族音楽の要素を取り入れ、モダニズムへと発展させて行きました。比較的初期に書かれたピアノ四重奏第1番(1909年)は後期ロマン派的で、師フォーレの強い影響が感じられますが、和声はより大胆で、ダイナミクスやポリフォニーの扱いも見事。フォーレの第2番に劣らぬ名作といえるでしょう。
GWK
GWK-139(1CD)
ファンタジーズ〜フルートとハープのための作品集
サン=サーンス:幻想曲 イ長調 Op.124(フルートとハープ編)
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲(フルートとハープ編)
ハミルトン・ハーティ:アイルランドにて(演奏者によるフルートとハープ編)(世界初録音)
アンリエット・ルニエ:スケルツォ・ファンタジー
アントン・ベルンハルト・フュルステナウ:幻想曲
ウノ・アレクサンデル・ヴェシェ(1989-):All we need is Love. Five short love quotes(抜粋)
フランツ・ドップラー&アントニオ・ザマーラ:カシルダ幻想曲
デュオ・リュミエール 〔アニタ・ファルカス(Fl)、ジャスミン=イザベル・キューネ(Hp) 〕

録音:2016年2月&8月、デトモルト音楽大学、ブラームス・ザール(ドイツ)
滅多に演奏されることのない曲を含む、ロマン派〜近現代のフルートとハープのための作品集。アントン・ベルンハルト・フュルステナウの「幻想曲」とフランツ・ドップラー&アントニオ・ザマーラの「カシルダ幻想曲」はこの編成のためのオリジナル作品で、ほかは編曲、または楽器の置き換えが行われています。1989年ノルウェー生まれのハーピスト・作曲家、ウノ・アレクサンデル・ヴェシェの作品はもともとハープ独奏のために書かれていましたが、デュオ・リュミエールのために、作曲家自身の手によってフルートとハープ版が作成されました。ここでは5曲中、第1曲から第4曲までが収録されています。
GWK
GWK-140(1CD)
アンダルシアの風
カルレス・グイサード・モレーノ(1978-):Una Luz del Norte、Mirando al Mar、Calita、La Truhana
ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」より(演奏者による歌とギター・デュオ編)
アルベニス:コルドバ(演奏者によるギター・デュオ編)
JONCOL4
ギターのためのクラシック音楽のレパートリー拡大を目指し、ファリャやアルベニスの音楽を、クラシック・ギターのデュオや、ギター+フラメンコの歌+パーカッションというユニークな編成にアレンジした1枚です。ギタリストのブリッタ・シュミットとカルレス・グイサード・モレノは、バルセロナのカタルーニャ音楽学校で学んでいた時に出会い、2008年にDuo Joncolとしてデビュー。今回のプロジェクトでは、ギター・デュオにフラメンコのヴォーカル技術や打楽器の要素を取り入れるため、アンダルシアやバルセロナでフラメンコを学んだアンナ・コロムと、ケルン音楽舞踊大学でジャズ・ドラムを学んだクルト・フルマンが加わり、JONCOL4が結成されました。

CAvi
85-53480(2CD)
C.P.E.バッハ:ピアノ三重奏曲全集
■CD1〜ヴァイオリンとチェロの伴奏によるハープシコードもしくはピアノフォルテのための6つのソナタ集 Wq.89(1776)〔ピアノ三重奏曲ホ短調 Wq.89-5、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.89-2、ピアノ三重奏曲イ長調 Wq.89-3、ピアノ三重奏曲ニ長調 Wq.89-6、ピアノ三重奏曲変ロ長調 Wq.89-1、ピアノ三重奏曲変ホ長調 Wq.89-4〕
■CD2〜ヴァイオリンとチェロの伴奏を伴う鍵盤楽器ソナタ集第1巻&第2巻 Wq.90-91(1776/77)〔ピアノ三重奏曲ヘ長調 Wq.91-3、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.90-3、ピアノ三重奏曲イ短調 Wq.90-1、ピアノ三重奏曲ト長調 Wq.90-2、ピアノ三重奏曲ホ短調 Wq.91-1、ピアノ三重奏曲ニ長調 Wq.91-2、ピアノ三重奏曲ハ長調 Wq.91-4〕
リノス・ピアノ三重奏団

録音:2014年7月、サリー大学(イギリス)
3人で5つの国籍を含む多様なバックボーンのメンバーによって2007に結成されたリノス・ピアノ三重奏団は、2015年のメルボルン国際室内楽コンクールで最優秀賞と聴衆賞に輝き、2017年からはロンドンのトリニティ・ラバン音楽院でアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
リノス・ピアノ三重奏団が、大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714−1788)の生誕300周年となった2014年に録音したピアノ三重奏曲全集がドイツのC'Avi-musicよりリリース。ヴァイオリンとチェロを伴う鍵盤楽器のソナタ集として出版されながらも、C.P.E.バッハ自身が時にはトリオ(三重奏曲)、時にはソナタと呼んだ作品で、そのファッショナブルで新しいジャンルの「ソナタ」は、出版当時いずれも大成功を収めています。
また、モダン楽器による全曲録音はおそらく世界初になるとのことです。タムシン・ウェーリー=コーエンによるC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ全集(SIGCD 573)のように、モダン楽器によるC.P.E.バッハの体系的な優れた録音がリリースされ始めている現代において、このアルバムもC.P.E.バッハの新しい評価確立に役立てられることでしょう。

CPO
CPO-555129(1CD)
NX-B02
アンリ・マルトー:弦楽四重奏曲全集 第2集
弦楽四重奏曲第1番変ニ長調 Op.5
クラリネット五重奏曲 ハ短調 Op.13-1
ジャン=ミシェル・シャルリエ(Cl)
イサシQ

録音:2018年10月16-17日、2018年4月9-10日
第1集(555128)に続くイサシ四重奏団によるアンリ・マルトーの弦楽四重奏曲第2集。1904年に出版された弦楽 四重奏曲第1番は、ドイツ、フランスロマン派の伝統を継承しながらも、彼自身の様式が模索されたマルトーの野心 作。第1楽章と第2楽章は切れ目なく演奏され、第3楽章には荘厳な序奏が置かれています。美しい曲ですがこれま でほとんど演奏されたことはありません。陰鬱なクラリネットのソロで幕を開けるクラリネット五重奏曲は、ブラームスの影 響が感じられる落ち着いた風情を持った作品。牧歌的な雰囲気を持つ第3楽章がとりわけ印象的です。この曲にはベ ルギーのクラリネット奏者ジャン=ミシェル・シャルリエが参加、マルトーの世界観を表現しています。
CPO
CPO-555297(1CD)
NX-B02
クロアチアの弦楽四重奏曲集
ボジダル・クンツ(1903-1964):弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.14
フラン・ロートカ(1883-1962):弦楽四重奏のためのエレジーとスケルツォ
ヨシプ・シュトルツェル・スラヴェンスキ(1896-1955):弦楽四重奏曲第4番
セバスティアンSQ

録音:2018年6月
セバスティアンSQが特に力を入れているのは、母国クロアチアの作曲家やクロアチアで生涯の大半を過ごし た作