湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



MELODIYA
MEL-1002595(1CD)
NX-B09
フリッツ・クライスラー&セルゲイ・ラフマニノフへのオマージュ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 Op.30-3
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタイ長調Op.162 D574(二重奏曲)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
クライスラー:愛の悲しみ(ラフマニノフ編)(1905)
クライスラー:美しきロスマリン(1905)
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
ルーカス・ゲニューシャス(P)

録音:2018年
偉大な作曲家で、演奏家でもあったクライスラーとラフマニノフ。この二人は親しい友人で度々共演しましたが、一緒に録音 スタジオに入ったのはわずか3回のみ。その時にはベートーヴェンやグリーグ、シューベルトなどを録音しています。それから長い 時を経て21世紀となった今、二人の才能ある音楽家、1954年生まれのシトコヴェツキーと1990年生まれのゲニューシャ スが、前世紀の巨匠たちへのオマージュとして全く同じソナタを演奏。世代は離れているものの、ロシア音楽の伝統を継承す る二人は固い友情で結ばれており、シトコヴェツキーの指揮でしばしば共演を重ねてきましたが、アンサンブルパートナーとし ての録音はこのアルバムが初めてのこと。見事に調和のとれたアンサンブルが聴きものです。オリジナルの「ラフマニノフ&クライ スラー盤(NAXOS 8.110968)」との聴き比べも楽しいことでしょう。

Indesens
INDE-129(1CD)
ミシェル・ルグランへのオマージュ
ルグラン:華麗なる賭け/ロシュフォールの恋人たち/愛のイエントル/ワンス・アポン・ア・サマータイム/ウォッチ・ホワット・ハプンズ/サン・トワ/ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング/おもいでの夏/シェルブールの雨傘/過ぎゆく青春/Marion ne m’aimait pas/デディケーション/これからの人生/ル・シネマ/風の向こうへ/Celui-la
エルヴェ・セラン(P)、
アンリ・ドマルケット(Vc)、
エリック・ベルショ(P)、
クロード・エジェア(Tp)、
マシャ・メリル(ヴォイス)

録音:2019年9月&10月、フランス
映画やミュージカルのための音楽やジャズ・スタンダードの名曲を数多く残し、3度のアカデミー賞、5度のグラミー賞に輝いたフランスの巨匠、ミシェル・ルグラン。2019年1月にその生涯を閉じたミシェル・ルグランの没後1周年記念としてリリースされるルグランへのオマージュ・アルバム。 エルヴェ・セランは、ジャズ・ピアノ・トリオからクラシックの名曲をジャズと即興で再構築する「ジャズ・インプレッションズ」シリーズなどクロスオーヴァー的なアルバム等で評価を得てきた、知的で薫り高きフレンチ・ジャズ・ピアノの名手。 巨匠ルグランが残した映画、ミュージカル、ジャズの名曲を、セランのウィットの効いたピアノで彩ります。ルグランの『チェロ協奏曲』を録音したアンリ・ドマルケットや、それぞれルグランの映画音楽集を録音してきたエリック・ベルショ、クロード・エジェアといったルグランのスペシャリストとも言えるサポート・メンバーも強力。ラスト・トラック「Celui-la」では、ルグラン夫人で女優の

Hyperion
CDA-68305(1CD)
リトルフ:ピアノ三重奏曲第1番&第2番
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.47
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.56
ヴァイオリンとピアノのためのセレナード Op.91
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)、ベンジャミン・ナバロ(Vn)、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2019年1月21日−23日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー(CDA 68015)、ラロ(CDA-68113)、リムスキー=コルサコフ&タネーエフ(CDA 68159)、ピクシス(CDA-68207)、パリー(CDA 68243、CDA-68276)など、歴史に埋もれた優れたレパートリーに光を当てた活動で高い評価を得ています。
ロンドンで生まれ、フランスで活躍した19世紀のピアニスト&作曲家アンリ・シャルル・リトルフ(ヘンリー・チャールズ・リトルフ)のピアノ三重奏曲。交響的協奏曲(P協奏曲)第4番の第2楽章「スケルツォ」がコンサート・ピース、アンコール・ピースとして親しまれている他はほとんどの作品が知られていないリトルフの優れた才能を、これらの上質で魅力的な室内楽作品で再評価します。交響的協奏曲と同じように、2つのピアノ三重奏曲でもスケルツォ楽章が含まれており、その軽やかなピアノと愉悦のリズムは一聴の価値あり。また、ピアノ協奏曲第2番とセレナードは商業録音としては初のリリースです。

ABC Classics
ABC-4818192(2CD)
ベートーヴェン&モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 K.304
ヨーゼファ・バルバラ・アウエルンハンマー(1758−1820):アリア「私は鳥刺し」による6つの変奏曲
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
アウグスト・エベルハルト・ミュラー:「お手をどうぞ」による7つの変奏曲 Op.7-1
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3、
 ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル」
リチャード・トネッティ(Vn)、
エリン・ヘルヤード(フォルテピアノ)
オーストラリア室内管弦楽を率いるリチャード・トネッティと、近年オーストラリアのライムライト誌によって「オーストラリアのもっとも魅力的なソリスト」に選ばれたチェンバロとフォルテピアノの名手、エリン・ヘルヤード。オーストラリアでもっとも偉大な2人のミュージシャンによるヴァイオリン・ソナタ集。モーツァルトとベートーヴェンの名曲に加え、アウエルンハンマーとミュラーが書いた、モーツァルトのテーマによる変奏曲の収録も嬉しいポイント。ピアノは、モーツァルトやベートーヴェンも所有していたというアントン・ワルター製のフォルテピアノ(1790年代製のレプリカ)を使用。

PAU
PAU-8003(1CD)
税込定価
シューベルト:「冬の旅」 全曲(バリトン・サクソフォーン版) 栃尾克樹(バリトンSax)、
高橋悠治(P)

録音:2018 年10 月15、16 日 横浜市戸塚区民センターさくらプラザ
この演奏には歌詞はまったくなく、歌の旋律を栃尾克樹?ハ?リトン・サックス?演奏しています。言葉?ないから、言葉の制約もあ りません。そこからはお聴きになる方それぞれの「冬の旅」?浮かび上?って来ます。それを聴いていいただければと思っています。


King International
KKC-061(1CD)
フランス国立放送フィル首席〜トーマ・プレヴォ初のソロCD
(1)シューベルト:『しぼめる花』の主題による序奏と変奏曲 D 802, Op.160
(2)シューマン:3つのロマンスOp.94
(3)R・シュトラウス:フルート・ソナタ 変ホ長調Op.18 [原曲:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18]
トーマ・プレヴォ(Fl)、
ミロスラフ・セケラ(P)

録音:2017年12月30, 31日、2018年1月1日 ボフスラフ・マルティヌー・ホール(プラハ)
※日本独自企画(海外盤は存在しません)
トーマ・プレヴォは1976年以来、フランス国立放送フィルの首席フルート奏者を務める名手。オーケストラ奏者としてだけでなく、独奏者としてもリリー・ ラスキーヌ晩年のお気に入りのフルーティストとして各地でモーツァルトの『フルートとハープのための協奏曲』を共演して絶賛されたほか、イベール:やモー ツァルトの協奏曲などをフランス各地のオーケストラと共演しています。
10歳からペパン、ランパル、マリオンに師事して徹底的に「フランスのフルート」を叩き込まれました。世間的な名誉や自身のプロモーションなどに は全く恬淡としていたことから、実力に比して名前はそれほどポピュラーでないものの、初めてのソロ・アルバムとなる当ディスクでの、気品溢れる演奏に 結実しています。 パリのエコール・ノルマル音楽院で後進を育てるかたわら、日本でも石見銀山国際音楽アカデミーの創設者の一人として多くの生徒を持っています。ま た文化庁長官も務めた、故河合隼雄氏と親交が深くたびたび共演したことでも知られています。 ピアノのミロスラフ・セケラは、チェコを中心にヨーロッパ、アメリカ、アジアでも年々、活躍の場を広げている実力派。プラハ音楽院で学び、幼い頃ミロシュ・ フォアマン監督により、映画「アマデウス」の少年時代のモーツァルト役に抜擢されるという異色の経歴も持っています。 (Ki)

299 MUSIC
NIKU-9024(1CD)
税込定価
シンフォニック・トロンボーン/オラフ・オット(Tb)
A.ギルマン(1837-1911):交響的断章op .88 (1902)
E.v.コック(1910-2009):トロンボニア(1983)
G.ハーン(1908-2001):十人の乙女のたとえ(1979)
ヘンデル:協奏曲 へ短調HWV287
ヴィヴァルディ:ソナタ第1 番変ロ長調RV47
マルチェッロ
:ソナタ第4 番ト短調op.1- 4
B.クロル(1920-2013):シンフォニア・サクラ「イエス、わが喜び」op.56
ヴィヴァルディ:ラルゴ〜「協奏曲 ハ長調」RV443(1728-29)より
オラフ・オット(Tb)、
徳岡めぐみ(Org)

録音:2019 年6 月11-13 日 府中の森芸術劇場 ウィーンホール、
進化する伝統 ジャーマン・トロンボーンの響きここにあり! オーケストラの中でもひときわ大きなサウンドを誇るトロンボーンと、「管楽器の王様」 オルガン。2 人の名手が共鳴し、綿密かつ大胆に作り出す響きは、まさにシンフォ ニック。数少ないこの編成のためのオリジナル作品から教会音楽、バロック音楽ま で、ベルリン・フィル首席トロンボーン奏者 20 年を迎えたオラフ・オットが、満を持し て放つ自信作。

BIS
BISSA-2167
(1SACD)
シューマン、ブラームス:ソナタと歌曲
シューマン:ソナタ第2番ニ短調 Op.121(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 間奏曲〜「F・A・E ソナタ」第2楽章(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
ブラームス:スケルツォ WoO.2〜「F・A・E ソナタ」第3楽章(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 ソナタ第3番ニ短調 Op.108(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
旋律のように Op.105-1
クララ・シューマン:ふたりは愛し合っていたOp.13-2
クリスチャン・ポルテラ(Vc;:Antonio Stradivarius ‘Mara’,1711)、
キャサリン・ストット(P;Steinway D)

録音:2018年8月/ライトシュダーデル(ノイマルクト・イン・デア・オーバープファッツ、ドイツ)
「トリオ・ツィンマーマン」のメンバーとしても活動するクリスチャン・ポルテラの新しい「ソロ・リサイタル・アルバム」。シュー マン夫妻とブラームスのヴァイオリンとピアノのための「ソナタ」と歌とピアノのための「歌曲」をチェロとピアノで演奏しています。
クリスチャン・ポルテラは、スイスのチューリヒ生まれ。ザルツブルクとウィーンでハインリヒ・シフに学びました。オーケストラにソリストとして客演、ギドン・ クレーメル、ヘンニング・クラッゲルード、内田光子をはじめとする音楽家たちと共演する室内楽の演奏でも知られます。シューマンが、1851年の秋に作曲、 青年のころを回想した音楽とも解釈されているニ短調の「ヴァイオリン・ソナタ」。ブラームスが、1886年夏、シューマンの第2番ソナタと同じ調性で作曲、 「カヴァティーナ」の第2楽章「アダージョ」と「タランテラ」を思わせる第4楽章「プレスト・アジタート」が印象的な第3番の「ヴァイオリン・ソナタ」。 シューマンがアルベルト・ディートリヒとブラームスと1楽章ずつ作曲、ヨーゼフ・ヨアヒムに献呈した「F・A・Eソナタ」の〈間奏曲〉と〈スケルツォ〉。「低 声のための5つの歌曲」からクラウス・グロートの詩による第1曲。「旋律のように そっと私の心を通り 春の花のように咲き 香りを漂わせる」。クラ ラ・シューマンがハイネの詩に作曲した歌曲。「ふたりは愛し合っていた だが、ふたりとも、そのことを口にしたいと思わなかった…」。すべて、ヴァイオ リンと歌のパートをポルテラがチェロ用に改作した版による演奏です。ポルテラとキャサリン・ストットはたびたび共演。「抗えないほど美しい歌の流れに 聴く人を誘い、その記憶は、何週間となく残りつづける」(BBC Music Magazine)と評されたドヴォルザークの作品集『静かな森(Silent Woods)』(BIS SA 1947)のほか、バーバー(BIS SA 1827)とオネゲルの「チェロ・ソナタ」(BIS SA 1617)をBISレーベルに録音しています。 (Ki)

CLAVES
50-1910(1CD)
プロゲット・イタリアーノ
マルトゥッチ:ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op.67(
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1917-18)
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための6つの小品(1901-02)
ニーノ・ロータ:ヴァイオリンとピアノのための即興曲 ニ短調(1947)
ウラディスラヴァ・ルチェンコ(Vn)、
クリスティア・ユリヤ・フージイ(P)

録音:2017年3月26-28日/ライプニツ・ザール(ハノーファー・コングレス・セントラム)
3 人のイタリア人作曲家マルトゥッチ、レスピーギ、ロータが作曲したヴァイオリンとピアノのための作品をルチェンコとフージイが録音しました。イタリ アの作曲家らしくどの作品も優美な旋律が魅力です。
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909)は指揮者、ピアニストとしても活躍した作曲家。19世紀のイタリアにおける器楽曲復興の大立役者であり、 指揮者としてはワーグナーが作曲した楽劇のイタリア初演に尽力したことでも知られます。
近代イタリア復古主義の一翼を担ったオットリーノ・レスピーギは流麗で甘美な旋律を特徴とし、ここに収録されたヴァイオリン・ソナ タ、6つの小品でもその特徴を表しております。
映画音楽「道」「ゴッドファザー」などでも知られる20世紀イタリアを代表する作曲家ニーノ・ロータ(1911-1979)。ストラヴィンスキーとも親交を もち、現代の様々な新しい技法をイタリア的感性と結合させた新鮮な作風を確立しました。

Passacaille
PAS-1067(1CD)
ジャン・クラ:声楽とパンパイプ、弦楽三重奏のための『パンの横笛』
ピアノ五重奏曲
フルート,ハープ,弦楽三重奏のための五重奏曲
ソ フィー・カ ルトハウザー(S)
オクサリス

録音:2017年
腕利きアンサンブル「オクサリス」による見事な演奏。ドビュッシーやラヴェルと並ぶ同時代人ジャン・クラの室内楽の名品3曲を収録しています。『パ ンの横笛』は少ない音数で繊細に奏でられる器楽とパンパイプのシンプルな音色が美しい歌を引き立てます。フルートとハープを伴う五重奏も素晴らしい 楽器書法が目を引く逸品。淡い色彩の美しさがたまりません。 (Ki)

Gramola
GGRAM-99110(2SACD)
NX-C03
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.99 D898
ピアノ三重奏曲 変ホ長調「ノットゥルノ」Op.148 D897
ピアノ三重奏曲 第2番変ホ長調 Op.100 D929
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D28
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2016年1月3-8日
1827年に作曲、シューベルトの死後に出版された第1番、同じ頃に書かれ、こちらは存命中に出版された第2 番。どちらも40分を超える大作ですが、明るい第1番、深遠な第2番と曲の性格はかなり違います。同時期に 書かれた変ホ長調の「ノットゥルノ」は10分ほどのゆったりとした美しい小品。恐らく何かの曲の1楽章になるべく 構想されたのではとされています。変ロ長調 D28は15歳の作品。若きシューベルトの楽想がほとばしるかのよう な力強い趣きを持っています。演奏は、1985年生まれの俊英ヴァイオリニスト、イルンベルガーと1946年リトア ニア生まれの名手ゲリンガス、そして1955年生まれのピアニスト、コルスティック。3人が各々の曲を高らかに歌い
Gramola
GGRAM-98789(1CD)
モーツァルト:ソナタ集/幻想曲集/変奏曲集
1-2.ヴァイオリン・ソナタ 第18番ト長調 K301
3.幻想曲 ニ短調 K397
4-5.ヴァイオリン・ソナタ 第21番ホ短調 K304
6.「泉のほとりで」の主題による6つの変奏曲 ト短調 K360
7.幻想曲 ハ短調 K396
8-10.ヴァイオリン・ソナタ 第26番変ロ長調 K378
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn:ヤーコプ・シュタイナー 1656年製)…1.2.4-6.8-10
イェルク・デームス(フォルテピアノ)
 アントン・ヴァルター…1-5
 ルイス・ドゥルケン:1795年製…6-10

録音:2005年4月22-24日
「ヴァイオリン序奏つきのピアノ作品」とも言えるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。大活躍するピアノ・パートを 演奏するのは[ウィーン三羽烏]の一人、イェルク・デームス。自身が究極の楽器コレクターである強みを生か し、このアルバムでも18世紀製の2台の銘器を駆使して、当時の音色を存分に楽しませます。共演は1985年 生まれのイルンベルガー。年齢差をものともせず、伸び伸びと明るい音楽を奏でています。曲の合間にはデーム スのソロによる2曲の幻想曲がはさまれるなど、選曲も万全。

Stradivarius
STR-37141(1CD)
「愛の挨拶」
(1)ポンセ:前奏曲(1925)
(2)ポンセ:前奏曲(1926)〜ギターとクラヴサンのための
(3)ポンセ:ソナタ(1930)〜ギターとクラヴサンのための
(4)カステルヌオーヴォ=テデスコ:トナディーリャ Op.170-5(1954)
(5)カステルヌオーヴォ=テデスコ:幻想曲Op.145(1950)
(6)ハンス・ハウク(1900-67):夜明けOp.170-5(1954)
(7)ハンス・ハウク:幻想曲Op.145(1957)〜ギターとピアノのための
(8)エルガー(グロンドーナ編):愛の挨拶Op.12
ステファノ・グロンドーナ(G)
(2)(3)(5)(7)アルド・チッコリーニ((5)(7)ピアノ,(2)(3)クラヴサン)

録音:(1)(2)2001 年12 月 ヴィチェンツァ、 (3)1999 年8 月 ヴィチェンツァ、(4)(6)(8)
2015 年2 月 ヴィチェンツァ、(5)1999 年8 月 イタリア,モンテベッルーナ、(7)2000 年10 月
20 世紀のギターの作品を集めている CD だが、伴奏がなんと巨匠アルド・チッコリーニ(1925-2015)、しかもポンセの 2 曲 ではチッコリーニがクラヴサンを弾いているに驚かされます。これはたいへん貴重だ。スイスの作曲家、ハンス・ハウク(1900-1967)の作品は珍しい。そしてエルガーの愛の挨拶はギター独奏にも良く合う。 ステファノ・グロンドーナは1958 年、ジェノヴァ生まれのイタリアのギター奏者。
Stradivarius
STR-37102(1CD)
20世紀のユダヤ系作曲家によるオーボエ作品集
ガル:オーボエとピアノのためのソナタOp.85
ハース:組曲 Op.17 オーボエとピアノのための
シニガリア:シューベルトの主題(野薔薇)による 12 の変奏曲 Op.19
ドラティ:オーボエとピアノのための協奏二重奏曲
フィンジ:オーボエとピアノのための間奏曲 Op.21
クリスティアン・シュミット(Ob)
アレッサンドラ・ジェンティーレ(P)

録音:2018年10月31日,11月2日 ミュンヘン
20 世紀のユダヤ系作曲家によるオーボエとピアノのための作品集。ハンス・ガル(1890-1987)、パヴェル・ハース(1899-1944)、ジェラルド・フィンジといった比較的知ら れている作曲家の作品に加え、指揮者アンタル・ドラティ(1906-1988)の晩年の作品が含まれ ているのが興味深い。レオーネ・シニガリアの作品はシューベルトの野薔薇に基づいたもの。 クリスティアン・シュミットは1965 年生まれのオーボエ奏者。1992 年から2012 年までバーゼル SOのオーボエ奏者を務めた。現在はシュトゥットガルト州立音楽大学やシエナのキジ アーナ音楽アカデミーで教鞭をとっています。
Stradivarius
STR-37125(1CD)
「島と海」〜ピアソラ&ブローウェル作品集
ピアソラ:リエージュに捧ぐ
ブローウェル:島と海
ピアソラ:タンゴの歴史
アンドレ・フィッシャー(G)
セバスチャン・サンジェ(Vc)
カサルQ
マルク=アントワーヌ・ボナノミ(Cb)

録音:2018-2019年スイス,コルセル=コルモンドレシュ、スイス,ヌーシャテル
ピアソラの有名な 2 曲と、レオ・ブローウェルの最新作をギターと弦楽アンサンブルの演奏 で収録。「リエージュに捧ぐ」は、弦楽オーケストラでなく弦楽五重奏を用いての演奏で、より 内省的な趣になっています。「タンゴの歴史」はチェロとギターでの演奏。レオ・bu ブルワは1939 年生まれの作曲家。ギター曲で知られます。アンドレ・フィッシャーはスイス、ヌーシャテル生まれ のギタリスト。チェロ奏者のセバスチャン・サンジェと頻繁にデュオを組んでいます。

Orchid Classics
ORC-100112(1CD)
NX-B03
「ポーギーとベス」再訪
ガーシュウィン:Bess You Is My Woman Now ベス、お前はおれのものだ
パスカル・シューマッハー:Porgy Sketch 1 ポーギー・スケッチ 1
ガーシュウィン:My Man’s Gone Now うちの人は逝ってしまった
ニコラ・ドートリクール:Summertime Revisited サマータイム再訪(原曲:ガーシュウィン)
ガーシュウィン:I Loves You Porgy 愛している、ポーギー
ニコラ・ドートリクール:Backstab
バックス
:タッブ(原曲:ガーシュウィン)
パスカル・シューマッハー:Porgy Sketch 2 ポーギー・スケッチ 2
ガーシュウイン:It Ain’t Necessarily So なんでもそうとは限らない
ニコラ・ドートリクール:When P Meets B PとBが遭う時
パスカル・シューマッハー:A Porgy Duction ポーギー・ダクション(原曲:ガーシュウィン)
ニコラ・ドートリクール(Vn)
パスカル・シューマッハー(ヴィブラフォン)
クヌート・エリク・スンドクィスト(Cb)

録音:2017年10月13-15日
毎年春に開催される「ラ・フォル・ジュルネ」にも何度か登場、見事な演奏を披露するヴァイオリン奏者ニコラ・ドー トリクール、ジャズ奏者としてデビュー後、ウィーンに留学しクラシックの奏法を身に着け、ジャズ、クラシック双方で 活躍するベーシスト、クヌート・エリク・スンドクィスト。そして作曲家、アレンジャーとしても知られるヴィブラフォン奏 者パスカル・シューマッハー。この3人の「音楽の探求者たち」とジョージ・ガーシュウィンの出会いから生まれたこの 全10トラックの音楽は、実験性に富み、優雅さと哀愁に満ちており、「人生はジャズによく似ています。即興演 奏は最高です。」と語ったガーシュウィンの言葉をそのまま反映したかのような魅力的な雰囲気を備えています。

Gramola
GGRAM-99205(1CD)
Nostalgia
ピアソラ(1921-1992):ブエノス・アイレスの四季…ホセ・ブラガートによるピアノ三重奏版
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 第1番ト短調
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第1番ハ短調 Op.8
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番…フーゴー・リースによるピアノ三重奏版
ピアソラ:オブリヴィオン…ホセ・ブラガートによるピアノ三重奏版
ハイドン・チェンバー・アンサンブル【コルネリア・レッシャー(Vn)、ルカ・モンティ(P)、ハンネス・グラートヴォール(Vc)】

録音:2018年9月15-16日
ハイドンの弦楽四重奏曲でデビューした「ハイドン・チェンバー・アンサンブル」のGramolaレーベルでの2枚目のアルバム は、全くスタイルの違うロマン派後期から近代にかけての作品集。「ノスタルジア」のタイトルが示す通り、聴き手の感情を 刺激するかのような郷愁溢れる作品が並びます。ラフマニノフとショスタコーヴィチが青年時代に書いたオリジナルのピアノ 三重奏作品を始め、ブラームスのハンガリー舞曲第6番、ピアソラの友人ブラガートのアレンジによる「ブエノス・アイレスの 四季」と「オブリヴィオン」が絶妙に演奏されています。
Gramola
GGRAM-98828(1CD)
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) ニ長調 Op.137-1 D384
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) イ短調 Op.137-2 D385
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) ト短調 Op.137-3 D408
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
イェルク・デームス(P・・・コンラート・グラーフ1823年製、Op.1013)

録音:2007年9月5-7日
ウィーンを代表するピアニスト、イェルク・デームス(1928-2019)と1985年生まれの俊才、イルンベルガーの共演に よるシューベルトの初期作品、3つのヴァイオリン・ソナタ集。1816年頃に作曲されるも、生前には出版されず、死後の 1836年にようやく実兄フェルディナントの手によりディアベリ社から出版された作品です。簡素なソナタ形式によって書か れていますが、そこかしこに歌心溢れるシューベルトらしいソナタです。楽器収集家としても知られるデームスは、この演 奏のために1823年製コンラート・グラーフを使用。19世紀初頭のウィーンの雰囲気を再現しています。
Gramola
GGRAM-98858(1CD)
NX-B06
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集 第2集
ニ重ソナタ イ長調 Op.162, D574
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
「しぼめる花」による序奏と変奏曲 Op.160, D802(ヴァイオリンとピアノ編)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン・・・マルティン・シュトス、1824年製)
イェルク・デームス(P・・・コンラート・グラーフ1823年製、Op.1013)

録音:2008年9月17-19日
ウィーンを代表するピアニスト、イェルク・デームス(1928-2019)と1985年生まれの俊才、イルンベルガーの共演に よるシューベルト。ピアノもヴァイオリンもピリオド楽器を使用しており、3つの作品を当時のウィーンの雰囲気が伝わるリア ルな響きで楽しめます。アルペジョーネ・ソナタと「しぼめる花」による序奏と変奏曲は、ヴァイオリンで演奏することで、原 曲のアルペジオーネやフルートでの演奏とはまた違った味わいになっています。
Gramola
GGRAM-98833(1SACD)
NX-B08
ウィーン世紀末のヴァイオリン作品集
ゴルトマルク(1830-1915):ヴァイオリンとピアノのための組曲 ニ長調 Op. 11
コルンゴルト(1897-1957):おとぎ話の絵 Op.3-第4曲 小鬼(R.レヴァイによるヴァイオリンとピアノ編)
ツェムリンスキー(1871-1942):ヴァイオリンとピアノのための組曲 イ長調
ゴルトマルク:バラード ト長調
 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.28-第2楽章 エアー(アンダンテ)(ヴァイオリンとピアノ編)
シェーンベルク:小品 ニ短調
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
エフゲニー・シナイスキ(P・・・ベヒシュタイン1905年製)

録音:2007年4月20-22日
1900年前後のウィーン。クリムトが活躍し、アールヌーヴォー建築や新芸術がもてはやされはじめた当時、音楽はまだ 後期ロマン派の潮流のただなかにあり、調性崩壊ぎりぎりの滴り落ちるかのような響きをかもし出す半音階的和声に支 えられた美しい旋律を持っていました。このアルバムでは、その時代に活躍した作曲家たちの作品を収録。アルバムの中 核をなすのは「田舎の結婚式」で知られるゴルトマルクで、時折ジャズ風の味わいを持つ「組曲」などの多彩な音楽を、 名手イルンベルガーとシナイスキが見事な解釈によって聴かせます。シェーンベルク:やコルンゴルト作品も、まさしく世紀末 の雰囲気を纏った上品な味わいです。
Gramola
GGRAM-98933(1SACD)
NX-B08
ゴルトマルク/ガル/ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲集
.ゴルトマルク(1830-1915):ピアノ三重奏曲 ホ短調 Op.33
ガル(1890-1987):ピアノ三重奏曲 Op.49b
ツェムリンスキー(1871-1942):ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.3
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
アッティラ・キヨコ・チェルニトーリ(Vc)
エフゲニー・シナイスキ(P)

録音:2011年2月20-22日
世紀末から近代にかけてウィーンを中心に活動した3人の作曲家のピアノ三重奏曲集。 ハンガリー民謡とウィーンの様式を併せ持つゴルトマルク、ブラームスの信奉者として、古典的な作風を守ったガル、 シェーンベルク:に通じる調性崩壊に最も鋭敏な感覚を見せるツェムリンスキー、三者三様の雰囲気を持つ美しい作品 集です。ヴァイオリンは名手イルンベルガーが担当、ピアノは彼と共演の多いシナイスキ。そしてチェロはイタリア人の父と 日本人の母を持つアッティラ・キヨコ・チェルニトーリ。彼女は「ヨーロッパとアジアの文化を完璧に融合させるアーティスト」 として知られ、最近では指揮者としても活動、コンサートでの演奏に情熱をかけています。
Gramola
GGRAM-99082(1SACD)
NX-B08
カール・ゴルトマルク(1830-1915):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための組曲 変ホ長調 Op.43
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 Op.4
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
パヴェル・カシュパル(P)
ミハル・カニュカ(Vc)

録音:2013年11月20-22日、2015年3月9-11日
1930年代にナチス政権が台頭するまでは、ウィーンの音楽界でのゴルトマルクの地位は非常に高いものでした。しかし 第二次世界大戦を境に上演禁止となった彼の作品は、多くの人々の記憶からこぼれ落ちてしまうこととなり、彼の名前 もほぼ忘れられてしまいました。ようやく20世紀の終りになって迫害された一連の作曲家たちの作品が注目されるように なり、ゴルトマルクの多彩な表現を持つ曲も演奏されるようになってきました。このアルバムには組曲と三重奏曲を収 録。軽快な旋律の中に潜む突発的な跳躍など、意外性のある曲が魅力的です。
Gramola
GGRAM-98867(1SACD)
NX-B08
ゲーゼ:ヴァイオリン・ソナタ第1番- 第3番、他
ゲーゼ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番イ長調 Op.6
 ヴァイオリン・ソナタ 第2番ニ短調 Op.21
シューマン:子供のためのアルバム
第2部 「年上のこどもたちのために」 Op. 68 - 第41曲 ノルウェーの歌
ゲーゼ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番変ロ長調 Op.59
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
エドゥアルド・トルビアネッリ(P)

録音:2009年3月23.24日
19世紀の美術界を席巻した「ロマン主義」の潮流。この中では自然の不可解な力の探求、とりわけ水のモティーフが重 んじられていました。それに伴い、水辺に棲む自然の象徴・・・人魚、ニンフ、サイレーンなども題材として多く採り上げら れました。これは作曲家たちも例外ではなく、シューマンの「ローレライ」やシューベルトの「美しき水車小屋の娘」など “水”による多くの音楽が生まれたのもこの時期です。北欧の作曲家ゲーゼ:も「人魚」や「妖精」に魅せられた一人。タイ トルこそ付されていないものの、彼の3つのヴァイオリン・ソナタにも幻想的な雰囲気が漂っており、至るところに水の反映 と思われる美しいパッセージを聴くことができます。また、1曲挿入されているシューマンの「ノルウェーの歌」はゲーゼ:へのオ マージュであり、曲の冒頭のメロディはG-A-D-E=ソ・ラ・レ・ミとゲーゼ:の名が織り込まれています。

Drama Musica
DRAMA-003(1CD)
ヴィラ=ロボス/トレス/ピトンベイラ/コエーリョ:ブラジルの室内楽作品集
ヴィラ=ロボス:2つのショーロ追補
ディエルソン・トレス(1953-):トアーダとデサフィオ
リドゥイーノ・ピトンベイラ(1962-):ジャグァリベ Op.100
パウラ・プジェス(1983-):Toque de Caboclinhos
ペドロ・ウフ(1977-):Suburbio
 Astoriana
 Minha Cidade
 Despretencioso
 Um dia qualquer
 Frevo do Acaso
アドリアーノ・コエーリョ:Sandaia de Coro
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第2番より 「カイピラの小さな汽車」(P.ブジェス&P.ウフ編)
パウラ・ブジェス(Vn)
ペドロ・ウフ(Vc)
ヴァイオリンのパウラ・ブジェスとチェロのペドロ・ウフは、通常の「クラシック音楽」のステレオ・タイプのイメージを覆すアー ティストです。2人ともブラジルのリオグランデ・ド・スルで生まれ、ブラジルで学業を終えたあと、アメリカで、それぞれの 楽器で修士と博士課程を修了しました。そして母国レシフェのUFPE大学の教授として、町の文化的な生活に溶 け込みながら、生き生きとした雰囲気と活力を取り入れ、素晴らしい音楽を奏でています。 このCDでは、創造性やサプライズ、エネルギー溢れる音楽が彼らの解釈から溢れ出し、聴く人を巻き込んでいきま す。ブラジルを代表するヴィラ=ロボスを始め、ほとんど知られていない作曲家たちの作品を紹介することは彼らにとっ てもまたとない喜びでしょう。

カメラータ
CMCD-28368(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番ニ長調 Op.70-1 「幽霊」
ピアノ三重奏曲 第6番変ホ長調 作品Op.70-2
ヘーデンボルク・トリオ【ユリアン・洋・ヘーデンボルク(P)、ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(Vn)、ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(Vc)】

録音:2019年4月/ウィーン
 ウィーンを拠点に活躍する、ザルツブルク生まれの三兄弟により 2012年に結成されたヘーデンボルク・トリオは、2017年にはベートー ヴェンのピアノ三重奏曲作品1で輝かしいCDデビューを果たしました。 その演奏は、次代を担うピアノ・トリオとして、同年の来日公演ととも に大きな話題となり、高い評価を受けています。待望のベートーヴェ ン・シリーズ第2弾は、「幽霊」で知られる作品70の2曲。幾多の名演奏 家が取り組んだ名曲に、期待通りの新たな名演が加わりました。(カメラータ)

OTAKEN
TKC-106(1CD)
「賛仰」〜ヴァイオリン小品集
ボロウスキ:賛仰
グラズノフ:マズルカ・オブレック
ドビュッシー:月の光
ラモー:タンブラン
ビーチ:祈り
バーレイ:クリスマスの季節
シューマン:予言の鳥
ガルデル:タンゴ
コールリッジ=テイラー:時には母のない子のように
スコット:タラハシー組曲Op.73
コルンゴルト:組曲「空騒ぎ」Op.11
辻井淳(Vn)、藤井由美(P)

録音:2018 年8 月、滋賀県高島市ガリバーホール
元京都市SOコンサートマスター、神戸女学院大学准教授の辻井淳のラ イフワーク「次世代に残すべき小品300 曲」は1997 年より録音がスタートし、絶版 楽譜とともにデータベース化を予定しています。300 曲の基準はヴァイオリン本来 の「美しさと響き」を持つ音楽です。これを踏まえて名曲を探していきます。今回 の1 枚の発売で第1 段階の収録目標の300 曲まで、あと9 曲になりました。 ブックレットの辻井氏ご本人による「アイデンティティとオリジナリティ」に関する考 察も楽器演奏に携わる方には必読。


ELECT
ERT-10413(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1 番ニ長調Op.12-1
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2 番イ長調Op.12-2
(3)ヴァイオリン・ソナタ第4 番イ短調Op.23
(4)ヴァイオリン・ソナタ第5 番ヘ長調Op.24「春」
(5)ヴァイオリン・ソナタ第7 番ハ短調Op.30-2
(6)ヴァイオリン・ソナタ第8 番ト長調Op.30-3
(7)ヴァイオリン・ソナタ第9 番イ長調Op.47「クロイツェル」
(8)ヴァイオリン・ソナタ第10 番ト長調Op.96
シルヴィア・マルコヴィチ(Vn)
ヴァレンティン・ゲオルギュ(P)

録音:(1)(7)1975 年4 月、(2)(5)1979 年12 月、(3)(4)1974 年7 月、(6)(8)1977 年1 月 自由新聞社大理石ホール、ステレオ
ルーマニアの美人ヴァイオリニスト、マルコヴィチ幻の録音。ベートーヴェ ン:ヴァイオリン・ソナタ集が初の CD 化!16 歳からレッスンを始めたというベ ートーヴェンのソナタ。伴奏は 90 歳を超える今も現役の名手ヴァレンティン・ ゲオルギュが務めます。マルコヴィチにとってはヴァイオリンの師匠の弟という 御縁からのコンビネーションとなりました。マルコヴィチの音色には野性味が あり、お行儀の良いだけの演奏とは正反対。自然賛歌的なベートーヴェンと 申せましょう。圧巻は「クロイツェル・ソナタ」でこの長大で深刻な傑作の魅力 をあますことなく聞き手に伝えます。かえすがえす残念なのは全集の完成に 至らなかったことで、これは彼女が国外に移住したことに由来します。マルコ ヴィチの最新インタビューを交えたライナーノートも必読です。録音会場は、 ブカレスト中心部に今も存在する自由新聞社の大理石ホールです。内装の 美しさは神秘的で現実のものとは思えない程。丁度、オーストリア聖フロリア ンの大理石の間を想像していただければ結構です。

GALLO
GALLO-1569(2CD)
「リファレンス・ハルモニウム Vol.5」 〜アウグスト・ラインハルト(1831-1912)作品集
ラインハルト:3つのチェロ、ハルモニウムとピアノのための三重奏曲(第1 番ヘ長調 Op.28/第2 番ヘ短調 Op.30/第3 番ト長調 Op.46)
2つのハルモニウムとピアノのためのソナタ (第1 番ハ長調 Op.84/第2 番ニ短調 Op.85)
3 つのソナティーナ Op.38 (第1 番ハ長調/第2 番ヘ長調/第3 番イ短調)
ヨリス・フェルダン(ハルモニウム)
マリー=ノエル・ベット(P)
ティヌ・ヴァン・パリス(Vc)

録音:2018 年2 月2-4日ベルギー,ヘフェルレー
ドイツの作曲家、アウグスト・ラインハルト(1831-1912)のハルモニウムの作品集。ハ ルモニウムは基本的に足踏みオルガンだが多数のストップを用いて多彩な音色を奏で ることができ、19世紀半ばに大流行した。ベルギーのオルガン奏者、ヨリス・フェルダン は埋もれていたハルモニウム作品の復活に力を入れており、このCDもその一つ。独特 の上品な華やかさが心地よい。1922年製ミュステル・アルモニウムと1900年製ミュステ ル・オルゲル=セレスタを使用。ピアノも1875年製スタインウェイを使用。

ALBANY
TROY-1768(1CD)
「風」〜パン・パシフィック・アンサンブル
チェン・イ:風
シンヤン・リ:モソ族の婚礼儀式
タナポン・チーウィンピティ:おしゃれ男スタイル1
ナロン・プランチャロエン:影
イ・チャオ:ミャオ山の印象
イー・カホワ:赤道直下の熱帯雨林
ド・キェン・クォン:田んぼ
シラセート・パントゥラアンポーン:長い声
パン・パシフィック・アンサンブル(Fl、Ob、Cl、Hr、Fg、Pf)
東アジア、東南アジアの中堅から若手の作曲家の作品を収録。チェン・イは中国系米国人の 作曲家。シンヤン・リ、イ・チャオ、イ・カファは中国人。タナポン・チーウィンピティはタイ人。2017 年の坂本龍一 設置音楽コンテストで最優秀賞を受賞しています。「おしゃれ男」という題名は日本 語(ローマ字)をそのまま用いています。ナロン・プランチャロエンもタイ人。イー・カホワはマレーシ ア人(おそらく中国系)。ド・キェン・クォンはベトナム人。シラセート・パントゥラアンポーンはタイ 人。2002 年、第23 回入野賞を受賞。2014 年、武満徹作曲賞で第4 位。
ALBANY
TROY-1769(1CD)
デイヴィッド・ゴンパー:弦楽音楽
(1)ニュアンス(2012)〜ヴァイオリン独奏のための
(2)イコナ(2008)〜ヴァイオリンとピアノのための
(3)サイクルズ(2016)〜チェロとピアノのための
(4)ベイリーの数珠(2017)〜ダブルベースとピアノのための
(1)(2)ウォルフギャング・デイヴィッド(Vn)
(2)(4)デイヴィッド・ゴンパー(P)
(3)ハンナ・ホルマン(Vc)
レヌ・レクオーナ(P)
(4)ヴォルカン・オーホン(ダブルベース)

録音:(1)(2)2017 年2 月27 日
(3)2016 年10 月22 日
(4)2019年7月18-19日
全て アイオワシティ
デイヴィッド・ゴンパーは1954年生まれの米国のピアニスト、作曲家。1991年からアイオワ大学 のニュー・ミュージック・センターの作曲と指揮の教授を務めています。作風はあまり前衛的でない 現代音楽という感じ。
ALBANY
TROY-1772(1CD)
「鉄の馬」〜パン・パシフィック・アンサンブル
オミッチョリ:鉄の馬
チェン・イ:木管五重奏曲
スリニヴァサン:カイルヴィ
チャイプルック・メカラ:モン・ザーエ
ジォン・ジュィンチァン:鼓楼の反射音
P.Q.ファン:思い出の幻想曲
シラセート・パントゥラアンポーン:ドローン
パン・パシフィック・アンサンブル(Fl、Ob、Cl、Hr、Fg、Pf)

録音:2018年2-4月
様々な国の作曲家の室内楽作品を集めています。米国人のニック・オミッチョリ(1982-)、中国系 米国人のチェン・イ(1953-)、インド系米国人のアシャ・スリニヴァサン(1980-)、タイ人のチャイプ ルック・メカラ(1971-)、中国人のジォン・ジュィンチァン、ベトナム系米国人の P.Q.ファン (1962-)、タイ人のシラセート・パントゥラアンポーン(1982-)の作品。 パン・パシフィック・アンサンブルは2007 年結成の団体。

MSR
MS-1731(1CD)
ダブル・ベース・アンコール!
(1)ボッテジーニ:エレジー第1 番
(2)ドラゴネッティ:ワルツ第7 番〜第12 番
(3)クーセヴィツキー:悲しい歌、ユーモレスク
(4)ブロッホ:祈る人 第1番
(5)シェーファー:カント
(6)クレイトン:バッハ・トゥ・ブルース
(7)チェンバース:フィッシャーストリート・デュオ
(8)ペンデレツキ:協奏的二重奏曲
ロバート・オッペルト(CB)
(1)(3)(4)クリストファー・ケルツァー(P)
(7)エリック・デワールト(Va)
(8)イリーナ・ムレサヌ(Vn)

録音:2015年11月24日、2016年9月26日、2018年2月16日メリーランド大学
ワシントン・ナショナルSOの首席コントラバス奏者ロバート・オッペルトの12 年 ぶり(!)のMSR レーベルへのソロ・アルバム。(「ザ・ダブルベース」品番:MS1221) ダブル・ベース奏者にはなじみの深いボッテジーニ、クーセヴィツキー、ドラゴネッティ などの小品を集めたディスク。ドラゴネッティのワルツと他の作品が概ね交互に収録さ れています。 ダブル・ベースの見た目の豪快なイメージとは裏腹に繊細で歌心あふれるショート・ピ ースが集められています。ポーランドの巨匠、ペンデツキのヴァイオリンとダブル・ベース のための珍しい「協奏的二重奏曲」は短い中に緊密なドラマがバランスよく構成された 秀作であり、一聴の価値あり。
MSR
MS-1707(1CD)
「ポケット・グルーヴス」〜ファゴットのための新しい音楽
(1)グレアム・シールズ(b.1992):4 つのオノマトペ
(2)ジェス・ヘンドリクス(b.1972):ファゴットとエレクトロニクスのための協奏曲
(3)スティーヴン・モーレリング(b.1977):ファゴット・ソナタ
(4)ジーン・コシンスキ(b.1981):ポケット・グローヴス
(5)ジーン・コシンスキ:ゲット・イット!
(6)ブルース・グレインジャー(b.1954):スチームボート・ララバイ
(7)ブラッド・ボンバルディア(b.1960):バスーン・ローク
(8)スティーヴン・ソンドハイム(b.1930):道化師を送り込む
ジェファーソン・キャンベル(Fg)
アレクサンダー・サンドア(P)
ジーン・コシンスキ(Perc)

録音:2018年
アメリカの中堅から若手世代の作曲家によるファゴットのための新作。ジェス・ヘンドリクスはコ ンピュータで制作した音響とファゴットのための作品だが、現代音楽というよりテクノ・ポップといっ た趣の音楽。全体に親しみ易くポップで楽しい作品が集められています。
MSR
MS-1723(1CD)
「ボタニカ」〜オーボエとイングリッシュ・ホルンのための新しい音楽
パヴェル・ハース(1899-1944):中国語の詩による 4つの歌曲(1944、サラ・フレーカー編)
グレン・ローヴン(1957-2018):エレジー(2018)
アシャ・スリニヴァサン(b.1980):ブレイディング(2017)〜オーボエとエレクトロニクスのための
ウラディミール・ソウクップ(1930-2012):オーボエ・ソナタ(1970)
フーゴ・ゴドロン(1900-1971):牧歌的組曲(1939)
パヴェル・ハース:組曲(1939)
サラ・フレーカー(Ob, イングリッシュHr)
キャセイ・ロバーズ(P)

録音:2017年9月6-7日
様々な国、世代の作曲家によるオーボエ、イングリッシュ・ホルンのための比較的新しい作 品。なおパヴェル・ハースはチェコを代表する作曲家の一人でユダヤ人であったためアウシュヴ ィッツで非業の死を遂げた。その他、新古典主義風、新ロマン派風、ポップな作風ありと現代音 楽というより親しみやすい作品が揃っています。サラ・フレーカーはトゥーソンSOの次席オー ボエ奏者。

CD ACCORD
ACD-250(1CD)(1CD)
NX-B05
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第11番Op.89(1905)
弦楽四重奏曲 第12番Op.103(1969-70)
9.弦楽四重奏曲 第13番Op.118(1977)
シレジアンSQ

録音:2018年
2010年のブレゲンツ音楽祭において作品が集中的に演奏され、急速に注目が高まったヴァインベルク。以前は悲惨な戦 争体験から「悲劇の作曲家」としてのみ知られていましたが、最近では作品を耳にする機会も増え、彼の穏やかで抒情的 な側面にも光があたるようになってきました。全17曲ある弦楽四重奏曲は、初期の作品では親友ショスタコーヴィチの影響 が感じられるものの、後期になるに従い、全く違う様相を見せていきます。このアルバムには第11番から第13番までの3曲 を収録。なかでも激しい第12番は「暗い」ヴァインベルクを代表する作品です。第11番は民謡風のモティーフが効果的に 使われ、第13番は単一楽章で書かれています。ポーランドの主要な室内楽団の1つであるシレジアン四重奏団の演奏で す。
CD ACCORD
ACD-247(1CD)
NX-B05
ヴァインベルク、タンスマン、A.チャイコフスキー〜ヴァインベルク三重奏団
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):ピアノ三重奏曲 Op.24(1945)
アレクサンドル・タンスマン(1897-1988):ピアノ三重奏曲(1938)…世界初録音
アンジェイ・チャイコフスキー(19335-1982):トリオ・ノットゥルノ Op.6(1978)…世界初録音
ヴァインベルク三重奏団

録音:2018年10月
2016年「第20回タンスマン祝祭音楽祭」でデビューした「ヴァインベルク三重奏団」。 ポーランドを代表する3人の奏者たちによって結成された弦楽三重奏団です彼らが最も敬愛するのは、アンサンブルに名を 冠する作曲家ヴァインベルクの作品。このアルバムで彼らは、そのヴァインベルクと同じくポーランド出身の作曲家タンスマンと アンジェイ・チャイコフスキーの作品を演奏。心地よいテンポと漲る緊張感が作品を際立たせています。
CD ACCORD
ACD-245(1CD)
NX-B05
アイリスSQ、ハルトマンを弾く
カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963):弦楽四重奏曲 第1番「カリヨン」
 弦楽四重奏曲 第2番
ウェーベルン:緩徐楽章
アイリスSQ

録音:2018年1月
ドイツの作曲家ハルトマン。8曲の交響曲やヴァイオリン協奏曲「葬送協奏曲」など、戦争への抗議を込めた作品で 知られます。時にはクラスターなどの前衛的で野心的な作風を用いながらも、過去の作品、とりわけブルックナーや マーラーの影響も感じさせる強烈な色彩感を持つ音楽を書いています。第二次世界大戦後はドイツ音楽界の重 鎮として活躍。ドナウエッシンゲン音楽祭の運営にも関与するなど、現代音楽の発展にも大きく寄与しました。 ヘルマン・シェルヘンに捧げられた弦楽四重奏曲第1番「カリヨン」は1935年、ジュネーヴ作曲コンクールの最優秀 賞を受賞した作品。冒頭の沈痛な旋律はユダヤ民謡が由来です。耽美的な第2楽章、激しい第3楽章と、全体 がメリハリのある構成です。タイトルを持たない第2番は、妻エリザベスに捧げられており、第1番よりも成熟した作風 を有しています。また、アルバムの最後には、彼の師であるウェーベルンの美しい「緩徐楽章」を収録。ポーランドの若 い世代を代表する奏者たちによるアイリスSQの緊密な演奏です。
CD ACCORD
ACD-252(1CD)
NX-B05
アトマ四重奏団、シマノフスキ、パヌフニク、ペンデレツキを弾く
シマノフスキ:弦楽四重奏曲 第2番 Op.56(1920)
パヌフニク(1914-1991):弦楽四重奏曲 第3番「ヴィチナンキ」(1990)
ペンデレツキ(1933-):弦楽四重奏曲 第3番
「書かれなかった日記のページ」(1933)
アトマ四重奏団

録音:2018年11月12-15日
「アトマ四重奏団」は現代ポーランドにおける最も若い奏者たちで構成されたアンサンブルです。もともとはポーランド音楽ア カデミーの卒業者たちが「New Music Quartet」という名前で活動していましたが、2016年から今の名前を用いるように なりました。数多くの国際コンクールで入賞経験のあり大きな期待が寄せられています。このアルバムには、彼女たちが2年 がかりで模索した「芸術的にユニーク」と考える、様々な作曲年代に書かれた作品が収録されています。
CD ACCORD
ACD-249(1CD)
NX-B05
シモン・ラクス(1901-1983):作品集
1-3.チェロ・ソナタ(1932)
4-6.ポーランド組曲(1935)
7.バラード「ショパンへのオマージュ」(1949)
8-10.ピアノ、9つの管楽器と打楽器のための室内協奏曲(1964)・・・世界初録音
ブワジェイ・ゴリンスキ(Vc)…1-3
ロベルト・クヴィアトコウスキ(Vn)…4-6
ドミニカ・グラピャーク(P)…1-10
ドロータ・コヴァルスカ(ピッコロ&フルート)…8-10
アリーチャ・シムチク(オーボエ&コールアングレ)…8-10
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(Cl)…8-10
ヴォイチェフ・コリンスキ(クラリネット&バス・クラリネット)…8-10
ミロスワフ・パホヴィッチ(Fg)…8-10
エヴァ・ナチク=ヤンコフスカ(ファゴット&コントラファゴット)…8-10
ズビグニェフ・カリチンスキ(Hrn)…8-10
エヴァ・チェハンスカ(Hrn)…8-10
カミール・クルチコフスキ(Tp)…8-10
マテウシュ・ヴィチンスキ(打楽器)…8-10

録音:2018年9月
シモン・ラクスはフランスで活動したポーランドの作曲家。もともとはロシア市民として生まれ、ビリニュスとワルシャワで数学を 学び、1921年に新しく設立されたワルシャワ音楽院に入学、ポーランド国籍を取得します。1926年にはウィーンに行き、 その翌年にはパリに留学、この時期にはアレクサンドル・タンスマンと親交を結びました。しかし第二次世界大戦中にナチス に捉えられ収容所に送られたものの、なんとか生き延びパリへ戻ることができました。 大戦後は作曲を続けるも、1967年頃には作曲を辞め、翻訳家、作家として残りの生涯を過ごしたというラクス。独立した 思考を持っており、音楽でも独自の作風を生み出し、当時流行の作風を用いることなく曲を書き上げました。全体的に辛 辣な曲が続きますが「ショパンへのオマージュ」だけは優しい風情を持っています。

DACAPO
MAR-6.200004
(3SACD)
NX-F10
ルーズ・ランゴー(1893-1952):弦楽四重奏曲全集
【CD1】
弦楽四重奏曲 第2番BVN145(1918/1931改訂)
弦楽四重奏曲 第3番BVN183(1924)
弦楽四重奏曲 第6番BVN160(1918/19)
「おお、血と涙にまみれた御頭よ!」による変奏曲 BVN71(1914/1931改訂)
【CD2】
ばら園での遊び BVN153 (1918) …世界初録音
弦楽四重奏曲(変イ長調) BVN155 (1918)
弦楽四重奏曲 第4番「夏の日々」BVN215 (1914-18/1931改編)
【CD3】
弦楽四重奏曲 第1番 BVN68 (1914-15/1936改編)…世界初録音
弦楽四重奏曲 第5番 BVN189 (1925/1926-38改編)
弦楽四重奏曲 断章「イタリアン・スケルツォ」BVN408 (1950)…世界初録音
ナイチンゲールSQ

【CD1】
録音:2010年12月、2011年6月&8月 王立音楽院コンサートホール

【CD2】
録音:2012年8月、2012年11月&12月、2013年1月 王立音楽院コンサートホール

【CD3】
録音:2012年8月19-24日、2013年9月3-6日、2013年1月10日 王立音楽院コンサートホール
DACAPOより2012年から14年にかけて発売され、グラモフォン誌やBBCミュージック・マガジンから高い評価を得た、デン マーク後期ロマン派の作曲家ランゴーの弦楽四重奏曲全集のBOX化。革新的な作風により、生前は聴衆に受け入れら れることのなかったランゴーの作品ですが、近年ようやく評価が進んできました。作品によってかなり作風が異なり解釈が難 しいランゴーですが、コペンハーゲンを拠点に活躍するナイチンゲールSQは、その異なる世界観を見事に引き 出しています。アンサンブル名のように“軽やかに歌うような”豊かな音楽性をもち、北欧全域はもちろん、ドイツ、イギリス、 ロシア、中国、ブラジル、北米でも演奏しています。SACD層では、サラウンドによる豊かな弦の響きもお楽しみいただけま す。
DACAPO
MAR-6.220655(1SACD)
NX-B06
ナンシー・ダルベア(1881-1949):弦楽四重曲全集
弦楽四重奏曲 第1番(1915)…世界初録音
弦楽四重奏曲 第2番(1922)
弦楽四重奏曲 第3番(1927)…世界初録音
ノルディックSQ

録音:2018年11月3日-4日,2019年3月11-14日
1881年デンマーク生まれの知られざる女性作曲家ナンシー・ダルベア。このアルバムは世界初録音2曲を含む彼 女の弦楽四重奏曲全集。裕福な家庭に生まれ、ピアニストを目指すも慢性の腱鞘炎で断念し作曲を始めたダル ベアは、音楽愛好家であった夫の理解もありカール・ニールセンに師事、オーケストレーションの腕を磨いて、師匠の 曲の手伝いも任されるようになりました。弦楽四重曲奏 第1番は、ニールセン門下生時代の作品で、1914年に ダルベアの自宅で初演した際に、ニールセンも演奏に参加しています。第2番は1926年にドイツの出版社より出 版され海外でも演奏されました。第3番は恩師ニールセンに捧げられています。演奏は2013年に若い奏者たちで 結成された北欧音楽を得意とするノルディックSQ。ダルベア作品を温かな極上のサウンドで演奏してい ます。

PAU
KIYO-104(4CD)
税込定価
岡山 潔の軌跡」第2
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1 番ヘ長調Op.18-1
(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14 番嬰ハ短調Op.131
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲第15 番ト長調D887 Op.161
(4)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2 番イ短調Op.13
(5)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第4 番ト長調K.9
(6)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第14番ニ長調K.29
(7)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第15番ヘ長調K.30
(8)モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第16番変ロ長調K.31
(9)ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第10番ト長調Op.96
(10)シューマン:ピアノ三重奏曲第3番ト短調Op.110
(以下 特典ディスク)
(11)シューマン:弦楽四重奏曲第3 番イ長調Op.41-3
(12)岡山潔の最終講義(東京藝術大学 退任記念コンサート)
(13)ブラームス:交響曲第1 番ハ短調Op.68 より第2 楽章
岡山 潔(Vn)
(1)-(4)(11)岡山潔SQ【岡山潔(Vn)、服部芳子(Vn)、佐々木亮(Va)、河野文昭(Vc)】
(5)-(8)小林道夫((5)Cemb、(6)-(8)Pf)、(9)植田克己(P)、(10)伊藤恵(P)、山崎伸子(Vc)
(13)クルト・ザンデルリンク(指)読売日本SO(岡山潔コンサートマスター)
録音:(1)2009 年6 月16 日 津田ホール、東京(ライヴ)、(2)(12)2010 年3 月13 日 東京藝術大学奏楽堂、東京(ライヴ)
(3)2013 年12 月3 日 兵庫県立藝術文化センター神戸女学院小ホール(ライヴ)
(4)2012 年12 月13 日 神戸市産業振興センター ハーバーホール(ライヴ)
(5)-(8)1991 年8 月28-30 日 田園ホール・エローラ、埼玉県松伏町、
(9)(10)2010 年3 月13 日 東京藝術大学奏楽堂、東京(ライヴ)
(11)2014 年6 月19 日 兵庫県立藝術文化センター神戸女学院小ホール(ライヴ)
(13)1990 年2 月7 日 サントリーホール、東京(ライヴ)
多くの方々が、心の耳を澄まして聴いていただき、岡山先生の心からのメッセージを通じて、音楽というものの素晴らしさをとことん味わっていただくことを、心から願ってやまない。(中村孝義)

Virtus Classics
VTS-8(1CD)
税込定価
パトリック・ガロワの芸術・1〜パリ音楽院卒業試験曲集
フォーレ:ファンタジー 作品79
ガンヌ:アンダンテとスケルツォ
エネスコ:カンタービレとプレスト
ゴーベール:ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド
タファネル:アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
ビュッセール:プレリュードとスケルツォ 作品35
ゴーベール:ファンタジー
ユー:ファンタジー
カゼッラ:シシリエンヌとビュルレスク 作品23
グロヴレ:ロマンスとスケルツォ
ゴーベール:バラード
パトリック・ガロワ(Fl)
瀬尾和紀(P)

録音:2019年1月8日〜10日 三重県総合文化センター大ホール
「パリ音楽院卒業試験曲集」と聞くと、どうしても堅苦しい雰囲気が思い浮かびますが、 パリ音楽院においては「試験」は全て「コンクール」であり、師の教えを離れた若き奏者たちの思い思いの創造の翼を広げる機会なのです。 実際にこれらの曲は「様々なコンクール用小品集」であり、試験だけで用いられるのではありません。全てのフルート奏者にとっての必須曲であ り、また演奏のためのスタンダード・レパートリーにもなっています。もちろん、全ての曲が良く知られているわけではありませんが、どれも近代フラ ンス周辺の作曲家たちが腕によりをかけて書き上げた逸品ばかり。ゆったりとした序奏部と、華やかで技巧的な速い部分で構成されており、 最後は華やかなカデンツァで締めくくるという決まった形式を採りながらも、作曲家たちの個性が存分に発揮された芸術性の高い曲集です。 今回、この曲集に取り組んだのは名フルート奏者、パトリック・ガロワ。 聴きどころの多いこれらの作品をいとも易々と演奏し、味わい深く聴かせます。 そして注目はピアノを担当する瀬尾和紀! フルート奏者でありながら、幾度となくガロワの伴奏を務めるなど、すでにピアニストとしても名を馳せる彼の演奏をお聴きください。

Goodies
78CDR-3779(1CDR)
ハイドン:弦楽四重奏曲第67番ニ長調Op.64の5「ひばり」 ハンガリーSQ【ゾルタン・セーケイ(Vn1)、アレクサンドル・モシュコフスキー(Vn2)、デーネシュ・コロムサイ(Va)、ヴィルモシュ・パロタイ(Vc)】】

英 HMV DB 6390/1
1946年、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
ハンガリーSQは1935年にブダペストで結成された。1940年に第2ヴァ イオリンのシャーンドル・ヴェーグが退団しアレクサンドル・モシュコフスキ ーに代わった。第2 次大戦中はオランダにとどまり作品の分析に没頭し、特に ベートーヴェンの弦楽四重奏曲徹底的研究に多くの時間を費やした。この録音 は大戦直後のもの。その後1950年にメンバーはアメリカ国籍を得て定住した。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3780(1CDR)
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」 ブダペストSQ【ヨゼフ・ロイスマン(Vn1)、アレクサンダー・シュナイダー(Vn2)、イシュトヴァン・イポリー(Va)、ミッシャ・シュナイダー(Vc】

1932年ベルリン録音
ブダペストSQは1917年ブダペスト歌劇場Oのメンバー4人に よって結成され1967年に解散した。1932年に初代のリーダーだったエミール・ ハウザ-(在籍1917-32)からヨゼフ・ロイスマン(1900-1974)になり、アメリカを ベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。アレクサンダー・ シュナイダー(在籍1932-45、1955-67)は第2ヴァイオリン奏者で一時期ソリスト と自らの四重奏団を結成して活躍していた。ヴィオラのイシュトヴァン・イポ リー(在籍1917-36)はボリス・クロイト(在籍1936-67)に代わった。チェロのオ リジナル・メンバーであるハリー・ソン(1917-30)はミッシャ・シュナイダー (在籍1930-67)に代わった。この録音は新メンバーになった直後のもので、ベル リンで録音された。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3781(1CDR)
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
ショタコーヴィッチ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.49より第3楽章
アムステルダムSQ【ナップ・デ・クライン(Vn1)、ディック・フォス(Vn2)、パウル・ゴッドウィン(Va)、マウリッツ・フランク(Vc)】

英DECCA AK1789/92
1947年3月25日ロンドン、デッカ・スタジオ録音
ナップ・デ・クライン(1909-1979)はオランダ、アムステルダム生まれのヴァイ オリニスト。第2次世界大戦直後の英DECCA 社にはこれ以外にベートーヴェン: 「ラズモフスキー第2番」(AK1785/8)、ハイドン: 変ホ長調作品33-2(K1793/4)、 エティンガー: ユダヤの旋律(K1795)を録音した。デ・クラインはピアニストの アリス・ヘクシュと結婚。デュオを組んで活躍した。また1952年にカレル・ファ ン・レーウレン・ボームキャン、ヤープ・シュレーダー、パウル・ゴドウィン とオランダSQを結成し、PHILIPSやDECCAに数多くの録音を残した。 またモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(ピアノは夫人のアリス・ヘクシュ) もある。デ・クイラインは1979年8 月23日ラーレンで死去した。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

H.M.F
HMN-916116(1CD)
ハルモニア・ノヴァ 10〜ヤルダニ・トレス・マイアニ(ヴァイオリン・作曲)
ASTERIA〜星の夜
1. Lamento gitano (farruca)
2. Fandango popular (fandango de Huelva)
3. Yahaiouni (compas moro)
4. De roche et de jade (minera)
5. El afilaor de Torremolinos
6. Le Rhone d'Albaron (cancion de cuna)
7. Conductus Maris (solea)
8. Abbaye de sel (tientos)
9. Amaro drom (tango flamenco)
ヤルダニ・トレス・マイアニ(Vn・作曲)
アルマンド・ガロウェイ(Vn)
ギョーム・ルロワ(Va)
ナタリー・フォルトンム(Vc)
エ リ ザ ベ ス・ガイガー(Cemb))
ライヨ・ヘルムシュテッター(G)
アントン・フロレンツァ・ファブレガ(Cb)
ハルモニアムンディの新人演奏家紹介シリーズ第10弾は、ジプシーの音楽世界の空気をたっぷり吸い、クラシックの音楽教育をみっちり受けたヴァイ オリニスト・コンポーザー、ヤルダニ・トレス・マイアニが登場。1曲目はピアソラのような世界観、3曲目のソロの作品ではスーフィーをも彷彿とさせる エキゾチックな世界。ヤルダニの多彩な世界が、そのヴァイオリンの確かすぎるテクニックによって、見事な説得力をもって描かれていきます。
1988年スペイン・アンダルシア生まれ。フランスにおけるジプシー音楽の聖地、サント=マリー=ド・ラ・メールで暮らす。ジャンルを旅するミュージシャ ンを自称し、様々なジャンルの音楽の演奏に携わる。フランスの若手ヴィルトゥオーゾとして名をとどろかせる一方、バッハ、パガニーニ、エネスコやピア ソラらの作品がもつパワーを凌駕するような作品を書いてもいます。フラメンコの要素を取り入れているのも特徴。 (Ki)

METIER
MSV-28587(1CD)
NX-B07
『フォー』〜木管四重奏のための音楽
ウジェーヌ・ボザ (1905-1991):夜の音楽のための3つの小品
ブリッジ:ディヴェルティメンティH.189
ジャン・フランセ (1912-1997):四重奏曲
リチャード・ロドニー・ベネット (1936-2012):トラヴェル・ノーツ2
イベール: (1890-1962):2つの楽章
クロード・アリュー(1903-1990):4楽章の組曲
ロンドン・ミリヤド
ジュリー・グローヴス(Fl)
フィオナ・ジョイス・マイヤル(Ob)
ナディア・ウィルソン(Cl)
アシュリー・マイヤル(Fg)
このアルバムには、印象派からポスト・ロマン派に至る木管楽器のための作品が、シリアスなものからライト なものまでさまざま集められており、いずれもメロディアス、ピースフルかつユーモラスでたいへん魅惑的で す。フランスの女性作曲家アリューの美しい作品、「4楽章の組曲」の初録音も収録。二部作となるアル バムの第一作目で、木管四重奏にとっての現存する著名な作品と、新しいレパートリーを並べており、 第二作目(Four 2)には、委嘱作品を収録する予定です。演奏するロンドン・ミリヤドは、2004年に若 い音楽家たちで結成されたグループで、15年たった今でも変わらぬ音楽への情熱を共有しています。彼 らは木管四重奏を核としながらも、デュオや九重奏を組んだり、弦楽器やハープ、ピアノなども加えたり、 ナレーターも登場するなど柔軟かつ多彩な編成で、イギリス内外で活躍中です。

Etcetra
KTC-1654(1CD)
オリジンズ〜過去から描かれた作品集
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102(チェロとピアノのための)
チェン・イー(陳怡/b.1953):メモリー(独奏チェロのための)
ファリャ
:7つのスペイン民謡(チェロとギターのための/編曲:トム, エリアス)
ファント・デ・カンテル(b.1969):ゲルブランディの歌(メゾ・ソプラノとチェロのための)
タン・ドゥン(譚盾/b.1957):ピーパ(琵琶)と弦楽四重奏のための協奏曲〔グーチェン(古筝)・バージョン〕
ジュリア・トム(Vc)、
ミルサ・アダミ(P)、
イザール・エリアス(G)、
カリン・ストゥロボス(Ms)、
マレイン・メインデルス(Vn)、
アンナ・デ・フェイ=メストダフ(Vn)、
小熊佐絵子(Va)、
チャンユエン・ジャオ(グーチェン)
ソリストや室内楽奏者(アムステルダム・アンサンブル等)としても活動するジュリア・トムのコンセプト・アルバム「Origins」は、様々な民謡、民俗音楽をテーマとして、シューマン、ファリャ、そして中国のチェン・イー(陳怡)、タン・ドゥン(譚盾)、オランダのファント・デ・カンテルといった現代の作曲家の作品を組み合わせています。ファリャの「7つのスペイン民謡」は、チェロとギターのためのアレンジ版。また、タン・ドゥンの琵琶協奏曲は、リュート型の民族楽器「ピーパ(琵琶/Pipa)」ではなく、ツィター型の楽器「グーチェン(Guzheng/古筝)」を使用したバージョン。日本人ヴィオリストの小熊佐絵子を始めとする、共演する弦楽四重奏のメンバーもすべてRCOの仲間たちです。
Etcetra
KTC-1668(1CD)
マイティ・メタモルフォージス〜21世紀のピッコロとフルートのレパートリー
ゲイリー・ショッカー(b.1959):ショート・アテンション・スパンズ(ピッコロ、フルートとピアノのための)(2017)
マット・スミス(b.1984):ピッコロ・ソナタ第4番(2014)
コープランド:二重奏曲(フルートとピアノのための)(1967-1971)
ショッカー:ピッコロ・ソナタ第3番(2017)
シア・マスグレイヴ(b.1928):ピッコロ・プレイ(1989)
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)、
アルド・バールテン(Fl)、
ステファン・デ・シェパー(P)

録音:2019年3月15日&6月21日、ベルギー
アントワープSO(元ロイヤル・フランダースO)の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの名手、ペーター・フェルホーエン。フルート奏者としても高名なアメリカの作曲家ゲイリー・ショッカーや、同じくフルート奏者として活躍するイギリスの若き作曲家マット・スミスらの新作を録音した、21世紀のピッコロとフルートのためのレパートリーを開拓するプログラム。20世紀の作品としてはコープランドの二重奏曲とコープランドに学んだスコットランドの女流作曲家シア・マスグレイヴの作品を収録。
Etcetra
KTC-1659(1CD)
エッセンス・バイ・クゴーニ・トリオ
ピート・ジョゼフ・スウェルツ(b.1960):レトゥロ(2019)
ヴィム・ヘンドリクス(b.1962):聖なる場U〜神の谷(2019)
イェルン・ドゥー(b.1968):プレアー(2019)
ピーテル・シュールマンス(b.1970):エスケイプ・ヴェロシティ(2018)
マティアス・コッペンス(b.1988):三重奏曲 Op.20(2018)
クゴーニ・トリオ
2010年にベルギーで結成された、ピアノ、ヴァイオリン、サックスというユニークな編成による三重奏団、クゴーニ・トリオのセカンド・アルバム。
現代のベルギーを代表する5人の作曲家がこの珍しい編成のために書き、クゴーニ・トリオへと捧げられた作品集。

CALLIOPE
CAL-1747(1CD)
シマノフスキ&ラヴェル:弦楽四重奏曲集
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番Op.37
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番Op.56
ヨアヒムSQ〔ズビグニェフ・コルノヴィチ(Vn)、ヨアンナ・レツレル(Vn)、マリー=クレール・メロー(Va)、ローラン・ランヌー(Vc)〕

録音:2015年12月、シャトー・エーセルオー(フランス)
ポーランドとフランスの弦楽器奏者たち(それぞれ2名ずつ)で構成されているアンサンブル、ヨアヒムSQ。既にダンディやフランクの優れた録音を残しており、近代フランス音楽のスペシャリストとしての地位を確立している、ヨーゼフ・ヨアヒムの名を冠するアンサンブルです。
今回のレパートリーは、アンサンブルの構成と同じく、"ポーランド"のシマノフスキと、"フランス"のラヴェルをカップリング。両作曲家、両国のコントラスト、また共通項の表現にトライした好企画です。
CALLIOPE
CAL-1749(1CD)
寄港地
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」、
 ヴォカリーズ(コーヌス編)
ゲンリク・ワーグナー:ベラルーシの踊り/ゴレロヴァ:ホロヴォディ
マルタン:アイルランド民謡による三重奏曲
デルクロー:セヴェンヌ地方の寄港地/セファルディの伝承曲集(トリオ・アーク編)
トリオ・アーク〔アントニーナ・ザラヴァ(Vc)、レナート・カムヒ(Vn)、トマ・デルクロー(P)〕

録音:2017年7月10日−12日、ピュトー音楽院(フランス)
トリオ・アークは、2011年にパリ、ブリュッセル、リヨンで学んだ3人の若手音楽家たちによって結成された室内楽団。拠点であるフランスのみならず、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナなど東欧にも活躍の場を求めるなど、活発な活動を展開しています。
この「寄港地」はメンバーそれぞれの故郷や縁の地であるベラルーシ、スイス、フランス、バルカン半島、そしてセファルディの音楽を巡るプログラム。ラフマニノフの名作で幕を明け、欧州各地の民族的要素が次々と現れる興味深い内容となっています。
CALLIOPE
CAL-1857(1CD)
ブラームス&リゲティ:ホルン・トリオ集
ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
リゲティ:ホルン三重奏曲
アンドレ・カザレ(Hrn)、ギュイ・コマンターレ(Vn)、シリル・ユヴェ(P)

録音:1989年9月1日−3日、フランス放送スタジオ103(パリ、フランス)
1980年から名門パリOの首席ホルン奏者を務めているアンドレ・カザレを中心としたこのブラームス&リゲティのホルン三重奏曲集は、フランスのディスク大賞(Le Grandアンドレ・カザレ(Hrn)、ギュイ・コマンターレ(Vn)、シリル・ユヴェ(P) prix du Disque)に輝いた名盤中の名盤。
1986年からフランス放送フィルのコンサートマスターを務める名手ギュイ・コマンターレや、クラウディオ・アラウの高弟で、同氏の系譜を継ぐ最有力者とも称されているピアノのシリル・ユヴェなど、カザレの共演者たちもフランスを代表する名手揃い!
リゲティからも「解釈のレベルが本当に非常に高い」と絶賛されたカザレの名盤で、ブラームスとリゲティのコントラストを存分にお楽しみください!

Hyperion
CDA-68290(1CD)
バルトーク&コルンゴルト:ピアノ五重奏曲集
バルトーク:ピアノ五重奏曲ハ長調 Sz.23
コルンゴルト:ピアノ五重奏曲ホ長調 Op.15
ピアーズ・レーン(P)、
ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕

録音:2018年12月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。エルガーやブリッジなどの英国作品から、タネーエフ&アレンスキー、ピエルネ、ドヴォルザーク、ブルッフ、ブロッホなど様々なピアノ五重奏曲を録音してきたオーストラリアの名コンビによる新録音は、バルトークとコルンゴルト。どちらも20代前半に書かれた作品で、コルンゴルトのロマンティックなピアノ五重奏曲と、前近代的なバルトークのピアノ五重奏曲を魅力的に比較する、20世紀初頭のオーストリア=ハンガリーにおける個性的な2つの室内楽のスナップショットです。

Big Round Records
BR-8959(1CD)
タペレバ
アミルトン・ヂ・オランダ(ヴィトール・サントス編):タペレバ
ビル・ダグラス:リターン・トゥ・バイーア
ポール・サイモン(スティーヴ・ガッド編):恋人と別れる50の方法
モンゴ・サンタマリア(デイヴィッド・マシューズ編):アフロ・ブルー
チック・コリア(ティム・ガーランド編):スペイン
ジュリー・スペンサー(ミカ・ストルツマン編):DJ・ダグ・デモクラシー
ガーシュウィン(丸山和範編):ラプソディ・イン・ブルー
パット・メセニー(ピーター・ジョン・ストルツマン編):レター・フロム・ホーム
ミカリンバ[ミカ・ストルツマン(マリンバ)、リチャード・ストルツマン(クラリネット/tr.1, 3-5, 6-8)、スティーヴ・ガッド(ドラム/tr.1-6)、エディ・ゴメス(ベース/tr.1-7)、デューク・ガッド(パーカッション/tr.1-6)、丸山和範(ピアノ/tr.7)、アミルトン・ヂ・オランダ(10弦ブラジリアン・マンドリン/tr.1, 3)、シバライト・5・ストリング・クァルテット(tr.2, 5)]

録音:2018年7月30日−31日、8月2日、パワー・ステーション・スタジオ(ニューヨーク)
クラシックとジャズを縦横無尽に操るニュー・ジャンルのマリンバ奏者ミカ・ストルツマンと、2度のグラミー賞受賞歴を誇るクラリネットの伝説的奏者リチャード・ストルツマンによるプロジェクト「ミカリンバ」の新録音が、アメリカのBig Round Recordsよりリリース。クラシカル・プログラムを録音した「パリンプセスト(AV 2409)」に続き、今度はジャズ&ワールドミュージック系のプログラムによる「タペレバ」が登場します!
ミカ・ストルツマンらと10年間にわたって共演してきたというジャズ界の巨匠、スティーヴ・ガッドやエディ・ゴメスが強力なリズムセクションを支え、スティーヴの息子デューク・ガッドやブラジルのマンドリン奏者アミルトン・ヂ・オランダなども参加。連続テレビ小説『ちゅらさん』の音楽などで知られる丸山和範は、自身がアレンジした「ラプソディ・イン・ブルー」でピアノ奏者として共演しています。他、このプロジェクトのためにスペシャル・アレンジが施された「スペイン」や「恋人と別れる50の方法(50 Ways to Leave Your Lover)」などの名曲にも注目。ジャンルを超えた、豊かで多彩なスタイルの音楽を追究するストルツマン夫妻の驚異のサウンドにご期待ください!

オクタヴィア
OVCL-00704(1SACD)
税込定価
2019年11月20日発売
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第21番 ホ短調 K.304
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調作品162 D574
徳永二男 (Vn)
坂野伊都子 (P)

録音:2019年6月4-6日東京・ヤマハホール
日本クラシック界を牽引し続ける巨匠、徳永二男による銀座ヤマハホールでのライヴを収 めた録音が、エクストン・レーベルから発売されます。 徳永の楽壇生活50余年で初めてのCD化となるR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ。リサ イタルの熱気が伝わる情熱と、長い経験に裏付けられた流麗なヴィルトゥオーゾは、気高 く神
々しい輝きを放っています。ヴァイオリンの王道ともいえるモーツァルトやシューベルト の楽曲も艶やかに奏でられ、音楽家としての徳永二男が存分にお楽しみいただけるアル バムとなりました。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00706(2CD)
税込定価
2019年11月20日発売
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集
第1番ロ短調 BWV 1014
第2番イ長調 BWV 1015
第3番ホ長調 BWV 1016
第4番ハ短調 BWV 1017
第5番ヘ短調 BWV 1018
第6番ト長調 BWV 1019
豊嶋泰嗣 (Vn)
中野振一郎 (Cemb)

録音:2019年7月1-2日 東海市芸術劇場 多目的ホール
新日本フィルソロ・コンサートマスターを務める傍ら、ソリストとして国内外のオーケストラと 共演、室内楽奏者としても幅広く活動を展開するヴァイオリニスト豊嶋泰嗣。愛器ストラ ディヴァリウス300歳の年に、渾身のバッハ・アルバムが登場します。収録曲にはJ.S. バッハのヴァイオリン作品の中でも自由闊達な独創性で音楽史上重要な傑作とされる 「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集(全6曲)」を、チェンバロには、互いにデビュー 30周年を迎えた2016年を皮切りに共演活動を重ねているチェンバロの第一人者・中野振 一郎を迎え、ここに豪華共演がディスクとして実現しました。300年の時を超え呼応する バッハとストラディヴァリウス。まさに天上の音楽が目の前に響き渡ります。(オクタヴィア)

TOMOKO MUKAIYAMA FOUNDATION
TOMOKO-0003(1CD)
Hello Pop Tart
ヘンリー・カウエル(1897-1965):Aeolian Harp(1923)
チャールズ・アイヴズ(1897-1954):Celestial Railroad(1925)
ウィリアム・ボルコム(1938-):Graceful Ghost Rag(1986)
ジョン・ゾーン(1953-):XIV(1982)
ウィリアム・ボルコム(1938-):Hymne a L'amour(1986)
フランク・ザッパ(1940-1993):The Little House I Used To Live In(1969?)
フレデリック・ジェフスキ(1938-):Winnsboro Cotton Mill Blues(1979)
デイヴィッド・ドラム(1961-):Hello Pop Tart(1997)
向井山朋子(P、ヴォーカル、シンセサイザー)
アン・ダ・ベルジェ(Fl)
カール.G.ボイクマン(ダブルベース)
コール・フーラー(電子オルガン)
ヴォルター・ヴィーボス(Tb)
ハンス・ファン・デア・メール(パーカッション)
デイヴィッド・ドラム(ヴォーカル)

録音:1988年12月19・20日
20世紀アメリカの作曲家の作品を集めたアルバム。現代音楽、ジャズ、ロック、あらゆるジャンルが一緒くたになった向井山ならではの内容で、強烈な表現 力に圧倒されます。同時にとてもポップで、共演者を含め生き生きとした演奏が鮮烈です。

OUR Recordings
OU-6.220673(1CD)
NX-B06
バッハ:リコーダー、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ(フルート・ソナタ) BWV1030-1035 ミカラ・ペトリ (リコーダー)
ヒレ・パール (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マハン・エスファハニ (Cemb)

録音:2019年6月11-14日、ガルニソン教会、コペンハーゲン
DXD(352.8 kHz/32bit)録音
SACD 5.0 multi channel
ミカラ・ペトリによるバッハのフルート・ソナタ。キース・ジャレットとの1992年盤以来の再録音となります。今回は新世代のチェンバリストとして 話題のマハン・エスファハニに加え、世界中のコンサートや録音に引っ張りだこで今や女王の風格すら感じさせるヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ヒ レ・パールを迎えています。一癖も二癖もある3人が揃ったことで、親密なアンサンブルの中にふと緊張感が走る瞬間があり、これが非常に心 地よい効果を生みました。リコーダーも前回はソプラノとアルトでしたが、今回はアルトとテナーを使用してより深い表現となり、ヴィオラ・ダ・ガン バとのバランスも絶妙。録音についてもコペンハーゲンの教会の素晴らしいアコースティックを拾い、実に美しく仕上がっています。 主にバッハの後半生に書かれ、元々ひとまとまりのものではない6つのソナタですが、楽器選択の妙と移調の効果もあってか、全編統一感の あるアルバムになりました。

Ars Produktion
ARS-38271(1SACD)
プログレス〜ピアノと管楽器のための作品集
ドルマン:イェルサレム・ミックス(世界初録音)
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
ヘルツォーゲンベルク:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.43
ピアノウィンドテット「アンサンブル4.1」〔トーマス・ホッペ(P)、イェルク・シュナイダー(Ob)、アレクサンダー・グリュックスマン(Cl)、クリストフ・クニット(Fg)、フリッツ・パールマン(Hrn)〕

録音:2017年6月26−28日、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ
ピアノウィンドテット「アンサンブル4.1」は、「4本の管楽器」と「1台のピアノ」による「五重奏曲」の演奏のために結成されたドイツの室内楽団。
同編成のための傑作中の傑作であるベートーヴェンの「Op.16」に、19世紀ウィーンのヘルツォーゲンベルク、2007年の新作で世界初録音となるアヴネル・ドルマン(1975−)の「イェルサレム・ミックス」をカップリングしたバランスのよいプログラムは、参考音源としても重宝されることでしょう。
メンバーもイェーナ・フィルとカメラータ・ザルツブルクで活躍するオーボエのイェルク・シュナイダー、ベルリンSOの首席クラリネット奏者イェルク・シュナイダーなど実力者揃いです。

Indesens
INDE-125(1CD)
ア・カインド・オヴ・ウィンド
ジョン・アダムズ:サクソフォン協奏曲より 第2楽章 モルト・ヴィーヴォ(サクソフォンとピアノのための)
フランク:漁師の歌(歌劇「ユルダ」より/5人の歌手とサクソフォン四重奏のための)
ギヨーム・コネソン:ア・カインド・オヴ・トレーン(ソプラノ/アルト・サクソフォンとピアノのための)
ベルリオーズ:神聖な歌(木管六重奏のための)
ミシェル・ルグラン:ザクセンの磁器(サクソフォン六重奏、独奏トロンボーン、コントラバスとドラムのための)
フィリップ・ゴーベール:悲劇的な詩(アルト・サクソフォンとピアノのための)
ヒンデミット:アルト・サクソフォン・ソナタ
アンブロワーズ・トマ:古いペルーの2つの歌(サクソフォン三重奏のための)
ペルト:スンマ(サクソフォン四重奏のための)
ヴィラ=ロボス:バラ(サクソフォン五重奏のための)
カロル・ベッファ:オブセッション(サクソフォン独奏のための)
ジョリヴェ:ミトリダテスのためのファンファーレ(2本のトランペット、2本のサクソフォンとティンパニのための)
ニコラ・プロスト(Sax)
ゲスト・ミュージシャンたち

録音:2017年、2019年、フランス
ニコラ・プロストは、佐渡裕の指揮によって日本でも高い人気を誇るようになったパリの著名なオーケストラ、コンセール・ラムルー(ラムルーO)の首席サクソフォン奏者を務め、アンサンブル・ヴァリアンスやサクシアーナ・トリオなどのメンバーとしても活躍する名プレイヤー。
アドルフ・サックスが1840年代に開発したばかりという、サクソフォンの短く濃密な歴史を辿る旅。サクソフォンのために書かれた最初期の作品であるベルリオーズの「神聖な歌」(1844)から、フランク、トマ、ゴーベール、ヴィラ=ロボス、ヒンデミットなど19世紀後半〜20世紀中盤にかけて作曲された作品、そして現代のペルトやアダムズ、ゴネソンの作品まで、サクソフォン独奏からピアノとのデュオ、三重奏、四重奏、木管アンサンブル、特殊編成も含めた様々な編成で、サクソフォンの175年をめぐる素敵な旅をお届けします。

KAIROS
0015054KAI(1CD)
トラヴェルサ:オマージュ
ヴァイオリンとピアノのための「ソナタ風に」
ヴァイオリンとアンサンブルのための「レッド2」
ピアノ・ソロのための「悲しき鳥」
ソプラノ、クラリネット、チェロとピアノのための「ステファヌ・マラルメの3つの詩」
ソプラノと6つの楽器のための「他の空に」
カン・ヘスン(Vn)、
リヴィア・ラド(S)、
チロ・ロンゴバルディ(P)、
アンサンブル・プロメテオ、
マルコ・アンギウス(指)

録音:2017年5月−2018年7月、カーサ・デッラ・ムジカ(パルマ、イタリア)
セリエル技法の先駆者的存在である20世紀イタリアの大作曲家ルイジ・ノーノの弟子であり、アンサンブル・エドガーヴァレーズの設立に携わるなど、ノーノ、ヴァレーズ、ブーレーズの伝統を採り入れた作風を確立した現代イタリアの音楽家、マルティーノ・トラヴェルサ(1960−)。7歳の時に独学で音楽家としての勉強を始め、ピアノ、作曲、ジャズ、電子音楽、情報技術を、ペスカーラ、ザルツブルク、カリフォルニアなどで学び、現在は作曲家であると同時に、音楽音響学と空間化技術に適用される電子技術の分野の研究者としても活躍しています。アンサンブル・プロメテオは、2009年にトラヴェルサが創設した現代音楽アンサンブル。イタリアを中心にヨーロッパの現代音楽の演奏家たちによって構成されるスペシャリスト集団です。

Cobra Records
COBRA-0074(1CD)
シメオン・テン・ホルト:カント・オスティナート(サクソフォン八重奏版) オランダ・サクソフォン八重奏団

録音:2019年4月29日ー30日、聖クネラ教会(レーネン、オランダ)
現代オランダ音楽界の重鎮作曲家、そして世界を代表するミニマリストとして支持を得ているシメオン・テン・ホルト(1923−2012)。作曲者のお膝元オランダで15,000枚以上の大ヒットを記録した伝説的名盤(2台ピアノ版/KTC 1367)の復活よって支持層を確実に広げたシメオン・テン・ホルトの超大作「カント・オスティナート」。元々自由度が高く、世界中で様々な編成によって演奏・録音されてきた「カント・オスティナート」ですが、オランダのCobra Recordsから、なんとサクソフォン八重奏版のレコーディングが登場。もちろん、世界初録音。
オランダ・サクソフォン八重奏団(Nederlands Saxofoon Octet/NS8)は、近年卒業した若きサクソフォン奏者たちによって2014にアムステルダムで結成、室内楽から交響曲のサクソフォン・アレンジ、そして現代の音楽まで幅広い音楽に適応するサクソフォン・オクテットとして活動しています。
"カント(歌)"が"オスティナート(反復)"しながら途切れることなく演奏される"106"のセクション。サクソフォン八重奏版は、オランダのサクソフォン奏者ステガン・デ・ヴァイスがメインに編曲し、NS8とリハーサルを重ねながらともに完成させていったもので、「4台ピアノ版」とはまったく異なるサウンドを奏でるとのこと。その癒しのミニマル・サウンドで日本のニューエイジ&現代音楽界でも話題を呼んだ「カント・オスティナート」のサクソフォン版は、ニューエイジ・ファンはもちろん、管楽器関係者も要注目です。

LCMS
LCMS-1903(1CD)
ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ:クラング
プレインサウンド・ストリング・トリオ 「KLANG auf Schon Berg La Monte Young......」 Op.39
フイヴェールツ弦楽三重奏団

録音:2019年2月6日−7日、ベルギー
2006年に設立されたアイルランドの現代音楽レーベル、LCMS(ラウズ・コンテンポラリー・ミュージック・ソサエティ)の新録音。
リゲティらに作曲を学んだドイツの作曲家、ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ(b.1953)の弦楽三重奏のための作品。43分間にわたって、ストリングスの様々な表情の和音が途切れなく続きます。
フイヴェールツ弦楽三重奏団は、ベルギーの作曲家カレル・フイヴェールツ(1923−1993)の名を冠した、20世紀〜21世紀の音楽を専門とするアンサンブル。
LCMS
LCMS-1701(1CD)
フローティング、ドリフティング
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ第7番
マイケル・ゼヴ・ゴードン:クリスタル・クリア
ジョン・ルーサー・アダムズ:フォー・サウザンド・ホール*
ベリオ:水のピアノ
マイケル・ピサロ:フローティング, ドリフティング
イアン・ペイス(P)、
サイモン・リンブリック(Perc)

録音:2017年6月8日−10日、アイルランド
イギリスの現代音楽ピアニストであり音楽学者、イアン・ペイスが弾くリゲティ、ゴードン、ベリオらの作品集。アルバム・タイトルにもなっているマイケル・ピサロ(ニューヨークのギタリスト&作曲家)の「フローティング, ドリフティング(浮遊、漂流)」は、きっかり30分の作品(ストップウォッチの使用が推奨される)を1テイクで録音しており、ほとんど無音の中わずかなピアノが漂う音楽。

DUX
DUX-1546(1CD)
華々しきロマン主義〜オーボエのための作品集
フランク(ワルター編):ソナタ イ長調(オーボエ、またはイングリッシュ・ホルン&ピアノ版)
フォーレ(ワルター編):ゆりかご Op.23-1(イングリッシュ・ホルン&ピアノ版)
シューベルト(ワルター編):即興曲 Op.142-3(オーボエ&ピアノ版)
ドラニシニコヴァ:詩曲
パスクッリ:アメリア
ショパン(ワルター編):前奏曲 Op.28-15(オーボエ、またはイングリッシュ・ホルン&ピアノ版)
ヴェルーストゥ:演奏会用小品 Op.85-11
ダヴィド・ヴァルテ(Ob&イングリッシュ・ホルン)、
マグダレーナ・ドゥス(P)

録音:2018年3月2日−4日、カトヴィツェ(ポーランド)
1980年の結成時よりモラゲス木管五重奏団のメンバーとして現在も活躍を続けるフランス・オーボエ界の名手、ダヴィド・ヴァルテ(デイヴィッド・ワルター)が奏でる濃厚なロマンティシズム!ロマン派の音楽、または"ロマン派的"な作風の作品を集めたプログラムは、ヴァルテの編曲によるオーボエ版の「フランク:ヴァイオリン・ソナタ」や、フォーレ、シューベルト、ショパンの編曲作品を多数収録。ロシアのドラニシコヴァ、フランスのヴェルーストゥ、オーボエのパガニーニとも称されたパスクッリのオリジナル作品とのバランスも絶妙です。世界屈指のオーボイストの艶やかな音色をご堪能下さい。
DUX
DUX-1566(1CD)
クラクフ木管五重奏団と仲間たち
ツェムリンスキー:フモレスケ
ウカシェフスキ:木管五重奏曲
マラフスキ:モルスキェ・オコ(海の瞳)
デプスキ:カンタービレ
ミヨー:スカラムーシュ/ミコワイ・グレツキ:ブルレスカ
ベレタ・ビリンスカ(P)、
パヴェウ・グスナル(サクソフォン)、
クラクフ木管五重奏団

録音:2017年10月&2018年4月、カトヴィツェ(ポーランド)
クラクフ木管五重奏団は、ポーランド、クラクフの室内オーケストラ、カペラ・クラコヴィエンシスで出会った木管奏者5人によって1998年に結成されたアンサンブル。グレツキやウカシェフスキ、マラフスキ、デブスキのポーランド勢に、ツェムリンスキー、ミヨーを加えた多彩なプログラムで、その高いアンサンブル能力、個々の優れたテクニック、サウンドを遺憾なく発揮してくれています。ツェムリンスキー、ミヨーを除くポーランド作品は今回の演奏が世界初録音です。

Etcetra
KTC-1667(1CD)
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ集
ソナタ ト長調 Wq.123, H.550/ソナタ ホ短調 Wq.124, H.551/ラ・ガブリエル Wq.117/35, H.97/ソナタ 変ロ長調 Wq.125, H.552/鍵盤楽器のためのソナタ ト短調 Wq.65/27 H.68/ソナタ イ短調 Wq.128, H.555/ラ・カロリーヌ Wq.117/39, H.98/ソナタ ニ長調 Wq.131, H.561
柴田俊幸(フラウト・トラヴェルソ)、
バルト・ナーセンス(Cemb)

録音:2019年6月18日−19日(フルート・ソナタ)&6月22日(チェンバロ・ソロ)、ベルギー
ベルギーを拠点に活動し、日本では「たかまつ国際古楽祭」を立ち上げるなど広く活動する古楽&モダンのフルート奏者、柴田俊幸の新録音が、オランダの老舗レーベル「Et'cetera」からリリース。
モダン楽器奏者としてブリュッセル・フィルハやベルギー室内O、古楽器奏者としてはラ・プティット・バンド、イル・フォンダメントなどの一流オーケストラで演奏し、2017年には地元高松で「たかまつ古楽古楽祭」を立ち上げ、2019年には総合監督として第3回を迎えました。2019年9月には初来日したB'Rockオーケストラのソリストも務める他、ベルギーの名鍵盤楽器奏者バルト・ナーセンスとのソロ・リサイタルも成功させています。
アントワープの王立音楽院図書館・フランダース音楽研究所の研究員として、時代考証演奏法の研究と18世紀ー19世紀のフランダースの作品の発掘、楽譜の校正と出版にも携わる柴田俊幸が1725年頃製のフラウト・トラヴェルソで吹く、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのフルート・ソナタ集。音楽史に素晴らしい遺産を残しながらも、偉大すぎる父の陰に隠れて過小評価されたままとなっているC.P.E.バッハの「宝石」を、豊かな倍音を含んだ柔らかいトラヴェルソの音色でお届けします。
古楽ファンやトラヴェルソ愛好家は要注目です!


Spectrum Sound
CDSMBA-032
(6CD+1DVD)
限定盤
特典:カード4種付
ミシェル・オークレール〜フランス国営放送(R.T.F)録音全集

■CD 1
(1)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(2)バルトーク:ラプソディ第1番BB.94
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
■CD 2
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
バルトーク:ラプソディ第1番BB94
■CD 3
(1)サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(2)バルトーク:ラプソディ第1番Sz.87
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
■CD 4
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
(2)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(3)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
■CD 5
(1)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364
(2)テレマン:組曲 ト長調
ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
■CD 6
(1)テレマン:小組曲
シューマン:『おとぎ話の絵本』より第1楽章
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(2)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番BWV1017より「シチリアーノ」
シューベルト:大二重奏曲より「アレグロ・モデラート」
ストラヴィンスキー:ロシアの歌、ロシアの踊り
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108より第1楽章
(3)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042

■DVD
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番BWV1017より「シチリアーノ」
シューベルト:大二重奏曲より「アレグロ・モデラート」
ストラヴィンスキー:ロシアの歌、ロシアの踊り
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108より第1楽章

(2)テレマン:小組曲
シューマン:『おとぎ話の絵本』より第1楽章
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(2)サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ミシェル・オークレール(Vn)

■CD 1
(1)ジャクリーヌ・ボノー(P)
録音:1958年11月25日(モノラル)
(2)ジャン・クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1960年9月23日(モノラル)
(3)マニュエル・ロザンタル(指)、フランス国立放送O
録音:1959年4月2日(ステレオ)[ライヴ]
■CD 2
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1967年11月24日/パリ(モノラル)[ライヴ]
■CD 3
(1)ロジェ・アルバン(指)、ストラスブールPO
録音:1970年6月27日/ストラスブール(ステレオ)[ライヴ]
(2)ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1968年7月5日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
■CD 4
(1)ジャクリーヌ・ボノー(P)
録音:1958年11月25日(モノラル)
(2)ジャクリーヌ・ボノー(P)
録音:1958年10月11日(モノラル)
(3)ピエール・カプドヴィーユ(指)、RTF 室内O
録音:1959年1月8日/パリ(モノラル)[ライヴ]
■CD 5
(1)フェルナン・ウーブラドゥ(指)、ロジェ・ルパウ(Va)、パリ室内O
録音:1961年3月5日/パリ(モノラル)[ライヴ]
(2)ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1967年4月10日/ボルドー(モノラル)[ライヴ]
■CD 6
(1)クリスチャン・イヴァルディ(P)
録音:1965年/フランス放送協会(モノラル)
(2)ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1961年/フランス放送協会(モノラル)【初出録音】
(3)ロジェ・アルバン(指)、ストラスブールPO
録音:1968年1月12日/ストラスブール(モノラル)[ライヴ]
■DVD
【画面:4:3、NTSC(モノクロ)、音声:24bit/48kHz、MONO、sound
remastering、リージョン:All】
(1)ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
収録:1961年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)【初出映像】
(2)クリスチャン・イヴァルディ(P)
収録:1965年/フランス放送協会(テレビ放送用収録)
(2)コンスタンティン・シルヴェストリ(指)、フランス放送PO
収録:1967年/メゾン・ド・ラジオ・フランス(ライヴ)
フランスが生んだ女流ヴァイオリニスト、ミシェル・オークレールは19歳の時にロン=ティボー国際コンクール(1943年)で優勝し、以後フランスを 中心に活躍するも、左手の故障や交通事故にみまわれるなど、波乱の人生を歩みました。ソリストとしての引退後はパリ音楽院などで教鞭をはかるなど、 後進の育成にも積極的に取り組んだヴァイオリニストです。
オークレールの演奏はなんといっても優美で艶やかな音色が魅力。温かさを感じさせるヴァイオリンの音色に思わずうっとりとしてしまいます。オークレー ルの魅力がつまったセットの登場です。なお当限定セットには、1961年にテレビ放送用に録音・収録された初出音源を収録しているのも注目です。
特典としてINAが保管していた貴重な資料から作成したオークレールのカード4種(12cm×12cm)が封入されています。日本語解説はつきません。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0470(1CD)
NX-B03
フリッツ・ハート(1874-1949):ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第2番ニ長調 Op.42(1920)
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ト短調 Op.142(1941)
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ短調 Op.7(1911)
聖フランシスの前奏曲-ヴァイオリンとピアノのための(1941)
2つのバッハのコラールによるパラフレーズ
Herzlich thut mich verlangen われ心よりこがれ望む
ステファニー・マッカラム(P)
スーザン・コリンズ(Vn)

録音:2017年9月26-28日
世界初録音
南ロンドン、ブロックリーで生まれたフリッツ・ハート。アイルランドからやってきた物売りの父と、コーンウォール出身でピアノ 教師の母のもと、5人兄弟の長男として生まれた彼は、家庭の事情で音楽を専門に学ぶことはできませんでしたが、母 からピアノの手ほどきを受け、その後はウェストミンスター寺院の聖歌隊に属し、ここで対位法や作曲、ピアノを学ぶチャン スを得ることができました。そして当時音楽界を席巻していたワーグナーの音楽に触れ、本格的な音楽家を目指すこと となります。やがて、オペラ・カンパニーの興行に随行した先のメルボルンで職を得たことがきっかけで、オーストラリアでの 活動を足掛かりを作っただけではなく、1936年にはハワイ大学の初の音楽の教授になり、ホノルルSOの常任指 揮者になるなど、起伏に富んだ人生を送りました。またホルストとも親交を結び、彼の娘イモージェンの名付け親になった ことでも知られています。このヴァイオリン・ソナタには明確な印象派の影響が見てとれますが、彼のルーツであるケルト風 の旋律も聞こえてくるなど興味深い作品に仕上がっています。
TOCCATA
TOCC-0546(1CD)
NX-B03
ロシアのユダヤ人作曲家 第5集アレキサンダー・クレイン(1883-1951):室内楽作品集
ユダヤのスケッチ集 第1番Op.12(1909)-クラリネットと弦楽四重奏のための
抒情的断章 Op.1a(1901出版)-4台のチェロのための
ヘブライの奇想曲 Op.24(1917)-ヴァイオリンとピアノのための
エレジー Op.16(1913)-チェロとピアノのための
アリア Op.41(1927)-ヴァイオリンとピアノのための
3つのオーナメント Op.42(1924-1927)-ヴィオリンとピアノのための…このヴァージョンによる世界初録音
ユダヤの旋律 Op.43(1927)-チェロとピアノのための
舞曲 Op .50(1937)-ピアノのための(ベンディックス・バルグリー/ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編)(1941/2018)…このヴァージョンによる世界初録音含む
詩曲 Op.10-チェロとピアノのための(1907-1910)…世界初録音
ユダヤのスケッチ集 第2番Op.13(1910)-クラリネットと弦楽四重奏のための
デヴィッド・クラハウアー(Cl)
ノア・ベンディックス=バルグリー(Vn)
アーロン・ツェルコヴィチ(Vc)
ロドリーゴ・オヘダ(P)
ピッツバーグ・ユダヤ音楽・フェスティヴァルの演奏者たち
ジェニファー・オーチャード(Vn)
デニス・オボイル(Vn)
ミハイル・イストミン(Vc)
ミヒャエル・リップマン(Vc)
デイヴィッド・プレモ(Vc)

録音:2012年5月22日、2018年2月28日,3月1日、2019年1月9日、2012年12月17日 ライヴ
ユダヤ系ロシア人作曲家、アレキサンダー(アレクサンドル)・クレインの作品集。彼の父アブラムはリトアニア出身のフィド ル弾きで、当時人気の“クレズマー(ユダヤ系の民謡をルーツに持つ音楽)”の代表的奏者でした。またユダヤ教とキリスト 教双方に深い理解を持ち、エストニア語、ラトヴィア語、ドイツ語、恐らくロシア語も自在に話すことができた精力的な人 物であり、アレキサンダーはこの父を非常に尊敬し、厳しい音楽修行にも耐えたということです。14歳でモスクワ音楽院 に入学、すぐさま作品を発表し、時代に沿った作風を身に着けたため、1920年代はロシアにおけるユダヤ楽派の指導 者として活躍、ソ連作曲家同盟の設立後には官職につくなど、ある程度の成功を収めました。このアルバムに収録され た彼の作品は、どれもユダヤの素材を上手く使い、力強さと憂鬱さを併せ持つ濃厚な音で溢れています。
TOCCATA
TOCC-0539(1CD)
NX-B03
ハンフリー・プロクター=グレッグ(1895-1980):室内楽作品集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番イ短調(1934頃)
ヴァイオリン・ソナタ 第2番ハ長調(1943頃)
ヴァイオリン・ソナタ 第4番ニ長調(1969)
アンドリュー・ロング(Vn)
イアン・バックル(P)

録音:2018年9月10-11日
世界初録音
ハンフリー・プロクター=グレッグ(学生たちや彼の同僚はP=Gと呼んでいた)はイギリスの現代作曲家。ロイヤル音楽カ レッジでスタンフォードに作曲を師事する一方、オペラの研究でもスカラ座への留学のための奨学金を受けるなど卓越し た才能を誇っていました。そのため、オペラの翻訳者として高く評価されただけではなく、マンチェスター大学の音楽学部 を設立するなど、音楽全般の普及に尽力、様々な功績を残しています。指揮者ビーチャムとも親しく、生涯に渡って ビーチャムと協力体制を取り、プロクター=グレッグが書いたビーチャムについての著作の収入で指揮者の胸像を制作し たというエピソードも残されています。このように、自身の興味の範囲が広かったプロクター=グレッグですが、その作品に はディーリアスとフォーレの影響が表れており、抒情的で繊細なハーモニーは外向的なオペラとはまた違う風情を持ってい ます。

CPO
CPO-777769(1CD)
NX-B02
レントヘン(1855-1932):ヴァイオリンとピアノのための作品集 第2集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
スウェーデンの賢者と踊り
ノルウェー民謡と変奏曲 Op.21
ヴァイオリン・ソナタ 第3番嬰ヘ短調 Op.20
クリストフ・シッケダンツ(Vn)
エルンスト・ブライデンバッハ(P)

録音:2012年3月ドイツ放送、室内楽ホール
ドイツ・ロマン派の作曲家レントヘンはブラームスの親友として知られますが、実はグリーグ夫妻とも親交を持ち、 お互いに影響を与えています。彼はグリーグ亡きあと、未完成となっていた「弦楽四重奏曲 第2番」を補筆、完 成させただけでなく、グリーグの作品の持つ独特の抒情性も自作に取り入れることで独自の作風を練り上げてい きました。このヴァイオリンのための作品集は、彼がグリーグ自身への献身と、グリーグを通して知った北欧音楽の 魅力が存分に示されており、中でも「ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調」は明らかにグリーグへのオマージュとなっていま す。「ノルウェー民謡と変奏曲」は、7分程度の短い曲ですが、ヴァイオリンの様々な技巧が盛り込まれた楽しい 作品で、第1集(777768)と同じシッケダンツとブライデンバッハが今作でも見事な演奏を聴かせます。
CPO
CPO-555281(1CD)
NX-B02
フェリックス・ドレーゼケ(1835-1913):弦楽四重奏曲集 第1集
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op.27
弦楽四重奏曲 第2番ホ短調 Op.35
コンスタンツェQ【エメリーネ・ピエッレ(Vn)、エスター・グティエレス・レドンド(Vn)、サンドラ・ガルシア・ファン(Va)、マリオン・プラテーロ(Vc)】

録音:2017年11月27日-12月1日
ザルツブルクを拠点に活躍する「コンスタンツェ四重奏団」によるcpoレーベルへの初録音。 ドレーゼケはドイツ・ロマン派の初期に活動した作曲家で、8曲の歌劇の他、交響曲や声楽曲、室内楽曲など 多彩なジャンルの作品を数多く残しています。作曲はほとんど独学で習得、17歳の時にワーグナーの「ローエン グリン」を聴き感銘を受け、同時代のブラームスやリストの作品を研究、自らの作風を創り上げていきました。対 位法の用い方にも素晴らしい才能を発揮し、声楽曲や室内楽曲では精緻かつ厳格な構成を持つ見事な作 品を書き上げています。この2曲の弦楽四重奏曲は1880年代に書かれており、ベートーヴェンを思わせる伝統 と調和の中に、先進性が伺える見事な作品に仕上がっています。

MUSO
MU-032(2CD)
NX-D07
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第5番(1951)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番(1947)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番「室内ソナタ」(1945)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番(1958)
ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ(1955)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番(1946)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番(1941)
.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第4番(1949)
アナベル・バルトロメ=レノルス(Vn)
イヴァン・ドンチェフ(P)

録音:2018年7月17-20日,11月26-30日クシシュトフ・ペンデレツキ欧州音楽センター、ルスワヴィツェ,ポーランド
ポーランド、ウッジの音楽一家に生まれたグラジナ・バツェヴィチ。ポーランドで初めて国際的に認知された女性作曲家で す。若い頃にパリに留学し、ナディア・ブーランジェの指導を受けたため、作風にはフランス印象派と新古典派双方の影 響が感じられますが、その中にも弦楽器の技巧的な効果を活かしていることに特徴があります。前衛的でありながらも 独自の感性に支えられた表情豊かな音楽は、名手クリスチャン・ツィメルマンが喧伝したことで広く知られるようになりまし た。優れたヴァイオリニストでもあった彼女の作品の多くはヴァイオリンのために書かれており、このアルバムにはバツェヴィチ の音楽を心から愛するというアナベル・バルトロメ=レノルスの演奏で、ヴァイオリンのためのソナタが全曲…ピアノ伴奏の あるものと、無伴奏のものを全て収録しています。ヴァイオリンの生き生きとしたメロディ・ライン、伴奏つきの曲での精緻 なピアノ・パートが魅力的です。

ALPHA
ALPHA-551(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387、
弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421、
ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
ヴァン・カイックQ【ニコラ・ヴァン・カイック(Vn1)、シルヴァン・ファーヴル=ビュル(Vn2)、エマニュエル・フランソワ(Va)、フランソワ・ロバン(Vc)】

録音:2019年4月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
2012年にパリで結成されたヴァン・カイック四重奏団。2016年に発表されたCDデビュー作『モーツァルト:四重奏曲第16番、第19番』(ALPHA246)は、 フランス「クラシカ」誌でChoc de Classica、「ディアパソン」誌でもDiapason Decouverteを受賞するなど、大きな評判となりました。続くアルバム『フランス の弦楽四重奏曲』(ALPHA295)、『シューベルト:死と乙女 ほか』(ALPHA417)も高い評価を受けてきた彼らですが、4枚目のアルバムはモーツァルトに 回帰し、デビューCDに収めた『ハイドン・セット』、そして『ザルツブルク・シンフォニー(ディヴェルティメント)』の続編という嬉しい内容となっています。セット中唯一 短調で書かれた第15番も収録しており、このカルテットならではの瑞々しい表情を多面的に鑑賞することが出来ます。残る第3弾への期待も膨らむ一枚で す。

Orchid Classics
ORC-100102(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン&ブラームス:クラリネット三重奏曲集
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲 変ホ長調 Op.38
ブラームス:クラリネット三重奏曲 Op.114
アレクサンドル・ベデンコ(Cl)
キリル・ズロトニコフ(Vc)
イタマール・ゴラン(P)

録音:2017年6月5-7日
初期のベートーヴェン作品の中で最も人気を獲得したと言われる作品が、管、弦、七つの楽器で奏される「七重奏曲」 Op.20でした。もっと容易に演奏できる編成が求められたため、ベートーヴェン自身はピアノ三重奏の形に編曲し Op.38として出版。他にもフンメルやブルクハルト、シュミット、ツェルニーら同世代の作曲家、編曲家たちによる夥しい 編曲版が残されています。ここではベートーヴェン自身の編曲を演奏。クラリネットが活躍する楽しい音楽です。ブラーム スのクラリネット三重奏曲は、三人の奏者全員の見せ所がある名作。抒情的なチェロと巧みなピアノ・パートに支えられ た郷愁溢れるクラリネットの旋律が美しい作品です。それぞれ、ソリストとしても活躍するペデンコ、ズロトニコフ、ゴランに よる素晴らしいハーモニーをお楽しみください。
Orchid Classics
ORC-100106(1CD)
NX-B03
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
フィンジ:5つのバガテル(C.アレクサンダー編)
コリリアーノ(1938-):Soliloquy(1995)
キャロリーナ・ヘレディア(1981-):Jus in Bello(2014)
アレクサンダー・フィターステイン(Cl)
テスラQ【ロス・スナイダー(Vn)、ミケーレ・リー(Vn)、エドウィン・カプラン(Va)、セラフィム・スミゲルスキー(Vc)】

録音:2018年4月25日-27日
ベラルーシで生まれ、2歳の時にイスラエルに移住しイスラエル芸術科学アカデミーとジュリアード音楽院で学んだクラリ ネット奏者アレクサンダー・フィターステイン。カール・ニールセン国際クラリネット・コンクールで優勝し世界的な注目を浴 び、以降、名だたるオーケストラと共演を重ねています。室内楽にも力を注いでおり、今作ではテスラ四重奏団ととも に、モーツァルト、フィンジの名作や、コリリアーノ、アルゼンチンの作曲家ヘレディアによる現代作品を演奏。なかでも、亡 き父に捧げたコリリアーノの感動的な旋律を持つ「Soliloquy」や、ラテン・アメリカのポピュラー・スタイルを取り入れた躍 動的なヘレディアの曲は、新しいレパートリーを探求する彼らのポリシーにふさわしい作品です。

Resonus
RES-10249(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:ハルモニーミュージックのための室内アンサンブル集
七重奏曲 変ホ長調 Op.20(カール・ツェルニーによる編)
六重奏曲 変ホ長調 Op.71
ボックスウッド&ブラス
【エミリー・ワージントン(Cl)、フィオナ・ミッチェル(Cl)、アンネケ・スコット(ナチュラルHrn)、ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルHrn)、ロバート・パーチヴァル(Fg)
功刀 貴子(Fg)】

録音:2019年1月31日-2月2日
2018年にリリースされた「プロイセンのサロン音楽(RES-10177)」でマンハイム楽派に属する作曲家フランツ・タウシュの 作品を中心に、見事なアンサンブルを披露した、ピリオド楽器によるイギリスのアンサンブル「ボックスウッド&ブラス」(メ ンバーには日本のファゴット奏者 功刀 貴子も含む)。新シリーズ「ベートーヴェン変容」の第1集では、ベートーヴェンの ハルモニームジーク(18世紀後半からドイツ語圏の貴族階級を中心に流行した管楽合奏の形態)を取り上げていま す。当時は様々な作品が、管楽器アンサンブルのために編曲されており、ベートーヴェンの作品も例外ではありませんで した。とりわけ七重奏曲 Op.20は当時抜群の人気を獲得、ベートーヴェン自身もこの曲をピアノ三重奏版に編曲しま したが、ハルモニームジーク版は弟子のツェルニーに編曲を依頼、これはツェルニーの作曲技術の向上にも大いに役立っ たとされています。六重奏曲はベートーヴェン自身のオリジナル。充実したホルン・パートが際立つ名曲です。
Resonus
RES-10248(1CD)
NX-B05
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.20 第1集
弦楽四重奏曲 ト短調 Op.20-3 Hob.III:33
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.20-2 Hob.III:32
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.20-5 Hob.III:35
アムステルダム・デュドックQ【ユディト・ヴァン・ドリエル(Vn1)、マルレーン・ヴェスター(Vn2)、マリー=ルイーズ・デ・ヨング(Va)、ダヴィッド・フェイバー(Vc)】

録音:2019年5月13-15日
オランダの若手奏者たちによって結成された「アムステルダム・デュドック四重奏団」は、「最も創造的で多彩なカルテッ ト」の一つとして評価を高めています。音楽の核心を聴き手と共有することを使命とする彼らは、古典から現代まで 様々な作品に取り組んでいますが、このアルバムではハイドンの「太陽四重奏曲」から3曲を演奏しています。 弦楽四重奏曲の形式を確立させ「弦楽四重奏の父」と呼ばれることもあるハイドンが、1772年に作曲した全6曲から なる「太陽四重奏曲」。名前の由来はアムステルダムのフンメル社から出版された版の表紙に、太陽の絵が描かれてい たことであり、内容とは関係ありませんが、「シュトゥルム・ウント・ドラング=疾風怒濤」期におけるハイドンの作風の変遷 を示す重要な作品の一つとして広く愛されています。ハ長調とヘ短調の2曲は最終楽章にフーガが置かれるなど凝った 作風も聴きどころです。

Dynamic
CDS-7825(1CD)
NX-B03
ピアノ三重奏曲集
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」 Op.50
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 ト短調 第1番
トリオ・メッツェーナ-パトリア-バッラリオ【フランコ・メッツェーナ(Vn)、セルジオ・パトリア(Vc)、エレナ・バッラリオ(P…スタインウェイ、グラン・コーダ D274)】

録音:2018年5月
チャイコフスキーの「ピアノ三重奏曲」は「偉大な芸術家の思い出に」という副題で知られるように旧友、ニコライ・ルビンシテインへの追 悼音楽です。悲痛な第1楽章の後に続く第2楽章は「主題と12の変奏」という変則的な構成を持つ作品で、演奏時間は50分を超 える長大なもの。全編に渡りチャイコフスキーの旋律美が溢れる雄大な曲です。そのチャイコフスキーの訃報を受け、作曲されたのがラ フマニノフの「悲しみの三重奏曲」。単一楽章でありながら、チャイコフスキーの影響も感じられる美しい作品です。

露OLYMPIA
MKM-313(1CD)
バッハ:チェロとチェンバロの為の3つのソナタ
J・S・バッハ:チェロとチェンバロの為のソナタ 第1番 ト長調 BWV 1027 *
 チェロとチェンバロの為のソナタ 第2番 ニ長調 BWV 1028 *
 チェロとチェンバロの為のソナタ 第3番 ト短調 BWV 1029 *
ヨハン・クリスティアン・バッハ:チェロ協奏曲 ハ短調 W.C 77 +
ジャン=バティスト・ブレヴァル (1753-1823):チェロと通奏低音の為のソナタ ト長調 Op.12-5 #
ダニール・シャフラン (Vc)
アンドレイ・ヴォルコンスキー(Cemb)*
ソヴィエト国立SO+
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー (指*)
ニーナ・ムシニャン (P)#

録音:1966年、ステレオ*/1961年+、1948年#、モノラル(+/#)


ACCENT
ACC-24365(8CD)
バッハ一族のフルート音楽集 〜アクサン録音集1978-2014
バッハ:フルート・ソナタ集
■CD1 
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030

バッハ:フルートを伴う作品集
■CD2
(1)無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
(2)フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調(原曲:トリオ・
ソナタ BWV525)
(3)管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067
(4)ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050

C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ集
■CD3
ソナタ ト長調 Wq123 / H550
ソナタ 変ロ長調 Wq125 / H552
ソナタ ト長調 Wq134 / H558
ソナタ イ短調 Wq128 / H555
ソナタ ニ長調 Wq131 / H561
■CD4
ソナタ ホ短調 Wq124 / H551
ソナタ ニ長調 Wq126 / H553
ソナタ ト長調 Wq127 / H554
ソナタ ニ長調 Wq129 / H556
ソナタ 変ロ長調 Wq130 / H560
ソナタ ト長調 Wq133 / H564

C.P.E.バッハ:チェンバロ、フルート、ヴィオラのための四重奏曲集
■CD5
四重奏曲 ト長調 Wq95
四重奏曲 イ短調 Wq93
四重奏曲 ニ長調 Wq94

W.F.バッハ:2つのフルートのための6つの二重奏曲集
■CD6
二重奏曲 ヘ長調 Falck57
二重奏曲 ト長調 Falck59
二重奏曲 変ホ長調 Falck55
二重奏曲 ホ短調 Falck54
二重奏曲 変ホ長調 Falck56
二重奏曲 ヘ短調 Falck58

バッハの息子たちのフルート・ソナタ集
■CD7
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BR WFB B17
J.C.バッハ(?):フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ H597
バッハ(?):フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ短調
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:フルートとオブリガート・チェンバロの
ためのソナタ ニ短調 HW VIII/3 Nr.1
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ BR WFB B18
J.C. バッハ:フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 Op.16/1,
WB10

バッハの息子たちのフルートを伴う作品集
■CD8
(1)C.P.E.バッハ:ソナタ イ短調 H562 / W132
(2)C.P.E.バッハ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ長調
(3) J.C. バッハ:フルート、オーボエ、ヴァイオリン、チェロとチェンバロのための五
重奏曲 ニ長調
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェル ソ )

■CD1 
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
エヴァルト・デマイヤー(Cemb)
録音:2002年2月

■CD2
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン((2)ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン((2)チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベルト・コーネン((2)チェンバロ)
シギスヴァルト・クイケン((3)(4)指揮)
ラ・プティット・バンド((3)(4))
録音:(1)2000年10月、(2)1984年4月、(3)2012年9月、(4)2009年

■CD3、CD4
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
エヴァルト・デマイヤー(チェンバロ、フォルテピアノ)
録音:2006年1月

■CD5
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
アン・クノップ(Va)
エヴァルト・デマイヤー(Cemb)
録音:2014年9月

■CD6
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)
録音:1990年4月
■CD7
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
エヴァルト・デマイヤー(Cemb)
録音:2008年10月
■CD8
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン((2)ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン((2)チェロ)
ロベルト・コーネン((2)チェンバロ)
ヤネッケ・ヴァン・デア・メーア((3)ヴァイオリン)
パウル・ドンブレヒト((3)オーボエ)
リヒテ・ヴァン・デア・メーア((3)チェロ)
ヨハン・ヒュイス((3)チェンバロ)
録音:(1)2000年10月、(2)1984年4月、(3)1978年11月
クイケン3兄弟の一人として古楽復興に多大なる貢献をしてきた大御所バルトルド・クイケンがこれまでにACCENTレーベルに録音した、バッハと息 子たちのフルート作品集を集成した8枚組ボックス。王道のソナタからマニアックな楽曲まで幅広く収録しており、バルトルドのトラヴェルソの妙技をたっ ぷりとご堪能いただけます。デマイヤーらおなじみの共演者たちとの見事なアンサンブルも大きな魅力です。 (Ki)

APARTE
AP-211(1CD)
アントン・ライヒャ:9つの楽器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン(室内大交響曲)第1番 ニ長調(世界初録音)*
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 op.20
ジュリアン・ショヴァン(Vn)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグのメンバー[アンエ・カミロ(Vn)*、ピエール=エリック・ニミロヴィチ(Va)、ジェローム・ユイル(Vc)、ミシェル・ゼオリ(Cb)、アントワーヌ・トルンチュク(Ob)*、トニ・サラール・ヴェルドゥ(Cl)、ハヴィエル・ザフラ(バソン)、ニコラ・シュドマイユ(ナチュラルHrn)]

録音:2019年2月
2017年、ジュリアン・ショヴァンらは、BNFの音楽部門に寄贈されたアーカイヴを調査していた際、失われたと考えられていたライヒャの「9つの楽 器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン(室内大交響曲)」(このCDに世界初録音している)、そして他にも10の楽器のための同タイプの作品 を発見しました。いずれの作品も、明らかにライヒャによるものと断定できる自筆譜のほか、演奏の際に用いられたパート譜(こちらは筆写譜)がそろっ て残されていました。ここに収録された9つの楽器のための作品をレコーディングするにあたり、演奏者たちは、19世紀初頭の楽器を用い、さらに実に パリジャン的な雰囲気の、優れた音響を備えたサロンで録音することができました。このことにより、実にパリ的な空気に満ちた響きの演奏をたのしむこ とができます。

CONTINUO Classics
CC777-724(1CD)
ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番(未完)
アレンスキー:ピアノ五重奏曲ニ長調Op.51*
ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第2番(未完)
中野真帆子(P)*
エリゼQ【ユスティナ・ザヤンチャウスカイテ、ロラン・ル・フレシェ(Vn)、アンドレイ・マラーホフ(Va)、イーゴリ・キリチェンコ(Vc)】

録音:2014年3月スタジオ・ダヴ(パリ)*、12月/レンヌ音楽院講堂
アレンスキーの室内楽といえばピアノ三重奏曲第1番が知られていますが、ピアノ五重奏曲は、ピアノの名手だったアレンスキーならではの華麗な演奏 効果に満ちています。第3楽章はフランス民謡「アヴィニヨンの橋の上で」による変奏曲とされていますが、日本でも有名な「はしのうえで、おどるよお どるよ…」という歌詞のではなく、短調の主題がしみじみと変奏されます。ウィーンとパリで学んだ中野真帆子の輝かしいピアニズムはアレンスキーにうっ てつけ。協奏曲ばりのダイナミックな演奏ぶりに引き込まれます。
ラフマニノフは弦楽四重奏曲に2度挑戦しています。第1番はモスクワ音楽院在学中の1889年、16歳の時に作曲の課題で書いたアンダンテ・エス プレッシーヴォのロマンスとアレグロのスケルツォの2章。出だしからラフマニノフならではの美しいメロディが歌われ、ロシアの叙情の世界が広がりますが、 ナイーヴな感覚も魅力。第2番は交響曲第1番と同時期の作で、残された第1、第2楽章だけでも20分という大規模なものながら、交響曲の失敗によ る痛手で放置されました。1910年代初頭にこれを完成させようと考えますが、それも構想だけで終りました。ラフマニノフ好きでさえ未知のメロディをたっ ぷり味わえます。ロシア人を中心としたエリゼ四重奏団の演奏で作品の真価を味わえると申せましょう。 (Ki)

Profil
PH-19072(1CD)
アレンスキー:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
ピアノ三重奏曲第2番ヘ短調Op.73
ミュンヘン・ピアノ・トリオ【アドリアン・ラザル(Vn)、ゲルハルト・ツァンク(Vc)、ヘルマン・レフラー(P)】

録音:1992年3月23-26日/BRスタジオ3
アレンスキーは生涯に2篇のピアノ三重奏曲を残していますが、第1番は美しいメロディと華やかな効果、手ごろな長さなどからロシアのピアノ三重奏 を代表する作品としてしばしば演奏されています。それに比べ、最晩年の第2番はあまり演奏されることがありませんが、やはり華麗なピアノ・パートとチャー ミングなメロディにあふれた魅力作。終楽章は主題と6つの変奏によりますが、それぞれの変奏が楽章風で、いろいろなスタイルを味わえます。

APARTE
AP-213(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ニ長調 op.50-6「蛙」
弦楽四重奏曲 ニ短調 op.76-2「五度」
弦楽四重奏曲 ハ長調 op.54-2
弦楽四重奏曲 ト長調 op.33-5「ごきげんいかが」
弦楽四重奏曲 ヘ短調 op.20-5
弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.77-2
ハンソンQ[アントン・ハンソン、ジュール・ドゥサップ(Vn)、ガブリエル・ラフェ(Va)、シモン・デュシャブル(Vc)]

録音:2018年11月、2019年3月
2013年結成のハンソン四重奏団による初CD、ハイドンの登場です。思わずはっとさせられるような美しくもみずみずしい音色、そして作品の神髄ま でを極めた者にしか為し得ない深みのある対話が魅力です。
ハンソン四重奏団は2013年に、ハット・ベイエルレ(ヨーロッパ室内音楽アカデミー)、エベーヌ四重奏団、そしてジャン・シュレムらのアドヴァイス によって結成されました。ハイドンの弦楽四重奏曲を柱にしながら、細川俊夫、ヴォルフガング・リーム、マティアス・ピンチャーらといった現代の作曲家 作品までをも演奏するマルチな才能を持つアンサンブルです。2016年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位、同年ヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクー ル第2位(ハイドン・プライズ、聴衆賞、20世紀作品のベスト演奏賞も同時受賞)するなど世界がその実力を認めています。
タイトルのALL SHALL NOT DIEは、すべてが死ぬというわけでもない、といった意味の、ハイドンも引用したことのあるラテン語です(Non omnis moriar)。まさにこれらのハイドンの作品が、今なお生き生きとした対話となって響きわたっています。ハンソン四重奏団、注目です! (Ki)

SONARE
SONARE-1046(1CD)
税込定価
ヴォルフガング・ダヴィッド&梯剛之/デュオ・リサイタル2018
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18(TrV 151)
ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn)、
梯剛之(P)

ライヴ録音:2018年12月8日/JTアートホール アフィニス
精力的な活動を展開するピアニスト梯剛之とウィーンでともに学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオ。2013年からJTホールで毎年行っ ているリサイタル・シリーズではライヴ録音も行っており好評を博しております。当ディスクは2018 年のリサイタルからブラームスのヴァイオリン・ソナタ 第1番「雨の歌」、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、そして大曲R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収録しております。
このデュオを持ち味である、一音一音に敬愛をこめこの上なくエレガントに奏でる演奏は年々磨きがかかっており、当演奏では一際輝きを持った演奏を 聴かせてくれます。阿吽の呼吸から紡ぎだされる名演をお楽しみくさい。 ★「互いが互いを信頼している証でもある両者の一体感と、それが生み出す音楽的な相乗効果――デュオならではの醍醐味(松佑介 ライナーノーツ より) (Ki)

IPPNW
IPPNW-82(1CD)
(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
(2)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」 Op.70-1
フィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリン【細野京子(P)、フィリップ・ボーネン(Vn)、ニコラウス・レーミッシュ(Vc)】

ライヴ録音:(1)2016年3月10日、(2)2018年6月17日/ベルリン・フィルハーモニー内室内楽ホール
このCDはIPPNW(核戦争拡散防止国際医師会議)慈善演奏会よりフィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリンによるブラームスのピアノ三重奏曲第 1番とベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番「幽霊」のライヴ録音です。 1990年代よりピアノの細野京子、チェロのニコラウス・レーミッシュがデュオ活動を続けてきましたが、その後2013年にフィリップ・ボーネンが加 わり当団の活動を開始しました。現在バーデン・バーデンをはじめ国内外で活躍、2019年11月には来日公演もございます。 ★当録音のうち2016年の演奏会では「相馬子どもオーケストラ」に捧げられました。IPPNWでは2012年9月ベルリンにて「相馬子どもオーケスト ラ」への支援としてベルリン・フィル12人のチェリストや若手実力派チェリスト石坂団十郎、ル・ムジケ・クァルテットなど、世界的アーティストが参加 し、被災地の復興に向けた活動を行ってきました。相馬子どもオーケストラ&コーラスへの支援、そして東日本大震災による犠牲者に捧げたコンサートを行っ ております。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1180(1CD)
ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.6

(1)シェティル・ヴォスレフ(b.1939):トロンボーン四重奏曲

(2)クラリネット五重奏曲

(3)ハリングフェレ三重奏曲第1番、第2番、第3番

(4)13人のためのトリオ 「アコトラル」
(1)スヴェッレ・リーセ(Tb) ペッテル・ヴィンロート(Tb)
アウドゥン・ブレーン(Tb) クレア・ファー(Tb)
(2)ディエゴ・ルケージ(Cl)
リカルド・オドリオソーラ(Vn)
マーラ・ハウゲン(Vn) イルゼ・クラーヴァ(Va)
ヨン・エーデ(Vc)
(3)ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(S)
ホーコン・アスハイム(ハリングフェレ)
アイナル・ロッティンゲン(P)
(4)カイア・ルッレスタ・タイゲン(S)
クリスティーナ・ヨンシ(A)
フレードリク・シェルヴェ(T)
アイリク・ヴァルデラン(Bs)
フリーダ・アンドレーアセン・レーレング(Fl)
イサベル・マリーア・ベラスコ(Ob)
アクセル・ホーヴダル(Cl)
ホーヴァル・ロクティング・ラーシェン(Fg)
ヴラディミーラ・シュチグリンスカ(Vn)
オッドヒル・ニューベルグ(Vn)
ウジェニオ・メネゲル(Va)
カルメン・ボベダ(Vc)
シグヴァル・フェルスム(打楽器)
リカルド・オドリオソーラ(指)

録音:2017年6月4日、18日−19日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)、
2018年12月12日、NRK(ノルウェー放送)コンサートホール(オスロ)(トロンボーン四重奏曲)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
リーグ・アカデミーで教える音楽家とベルゲン・フィルハーモニックのメンバーたちが演奏するプロジェクトのシリーズ第6集。
「トロンボーン四重奏曲」 は、同質の楽器のアンサンブルに対するヴォスレフの興味が示された音楽のひとつ。「聴き手がちょっとした儀式ないし考古学調査に誘われるような感じを抱くかもしれない」作品。
「クラリネット五重奏曲」 は、モーツァルト、ブラームス、レーガーの作品の伝統に沿いながら「個人的なタッチ」を加えた、ヴォスレフの「クラシカル」なスタイルによる音楽の一例です。
3曲の 「ハリングフェレ三重奏曲」 は、ソプラノ、ピアノ、ハリングフェレ(ハルダンゲルフィドル)が、それぞれ独立して演奏。一定の明確な拍を欠き、フィドルの弾く民謡を共通要素に永遠を思わせる音風景を創造してゆく趣の音楽。
ローマのバス会社に因む 「アコトラル」 の副題がつけられた「13人のためのトリオ」は、「4人の歌手」「4人の弦楽器奏者」「4人の木管楽器奏者」の3つのグループにまとめ役の打楽器奏者を加えて演奏される、ヴォスレフ一流のユーモアのセンスが発揮された作品です。

Avie
AV-2410(1CD)
ロシアン・アルバム
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.9
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
シチェドリン(クロワゼ編):アルベニスの様式で
プロコフィエフ(クロワゼ編):行進曲(「3つのオレンジへの恋」より)
■ボーナス・トラック
トマス・デメンガ(b.1954):ニューヨーク・ホンク
クリストフ・クロワゼ(Vc)、
アレクサンドル・パンフィロフ(P)

録音:2017年10月23日ー25日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
クリストフ・クロワゼは1993年生まれ、17歳でニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たし、国際的に活動するスイスの注目チェリスト。オーストリアのブラームス国際コンクールやドイツのベルリン国際音楽コンクールを含む、アメリカ、中国、イタリア、スイスなど数々のコンクールで第1位を受賞しており、2017年にはスイス・アンバサダーズ・アウォード(スイス大使賞)も受賞しています。
ハイドン&ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集(AV 2402)に続くクロワゼのAvie第2弾は、2019年6月に行われたノルウェー、トロムセーの国際ピアノ・コンクール「トップ・オヴ・ザ・ワールド」で優勝したばかりのロシアの気鋭ピアニスト、アレクサンドル・パンフィロフとのデュオで贈るロシアン・アルバム。ラフマニノフとショスタコーヴィチ、20世紀ロシアの2つの傑作チェロ・ソナタに、プロコフィエフとシチェドリンのアンコール・ピース(どちらもクロワゼによるトランスクリプション)を収録。ボーナス・トラックには、同胞スイスのチェリスト&コンポーザーであるトマス・デメンガの小品(ニューヨークの喧騒を表現したユニークな作品)も加えています。

CALLIOPE
CAL-1638(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66
ジェラール・プーレ(Vn)、
ピエール・レアク(P)、
クリストフ・ヘンケル(Vc)

録音:2004年12月29日−30日、サル・コルトー(フランス)
80歳を超えてなおフランス・ヴァイオリン界を代表する巨匠の1人として、絶大な存在感を発揮し続けているジェラール・プーレ(1938−)。
シェリングの愛弟子であり、ヴァイオリニストとしての功績はもちろんのこと、優れた教育者としてもその名を馳せており、その弟子の中には第一線で活躍する日本人奏者も数多く名を連ねるなど、ここ日本とも縁の深い音楽家としても有名な大ベテランです。
チェロのクリストフ・ヘンケル、ピアノのピエール・レアクとのメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集は、約15年前にフランスの別レーベルに録音された録音であり、この名演を再び世に送り出すためカリオペ(Calliope)が復刻!特にフランス音楽の演奏に定評のあるプーレですが、ドイツ・ロマン派、メンデルスゾーンの傑作でも、その存在感は抜群です。

Indesens
INDE-090(2CD)
サン=サーンス:管楽器を伴う室内楽作品全集

●CD1
(1)ピアノ、トランペットと弦楽五重奏のための七重奏曲変ホ長調 Op.65
(2)ロマンス ヘ長調 Op.36
(3)タランテラ イ短調 Op.6
(4)組曲「動物の謝肉祭」より 白鳥、象
(5)ロマンス変ニ長調 Op.37
(6)トロンボーンのためのカヴァティーヌ Op.144
(7)ロマンス ホ長調 Op.67
(8)デンマークとロシアの旋律による奇想曲
(9)あなたの声に心は開く

●CD2
(1)クラリネット・ソナタ変ホ長調 Op.167
(2)祈り Op.158
(3)オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
(4)抒情小曲 Op.162
(5)バスーン・ソナタ ト長調 Op.168
(6)幻想曲 変ホ短調/白鳥
パリ管弦楽団の首席奏者たち
●CD1
(1)フレデリック・メラルディ(Tp)、千々岩英一(Vn)、アンジェリク・ロワイエ(Vn)、アナ・ベラ・チャベス(Va)、エマニュエル・ゴーゲ(Vc)、ベルナール・カザウラン(Cb)
(2)アンドレ・カザレ(Hrn)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(3)オリヴィエ・デルベス(Cl)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(4)イヴ・ドー(コントラバスーン)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(5)ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(6)ギョーム・コテ・デュモーラン(Tb)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(7)アンドレ・カザレ(Hrn)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(8)アレクサンドル・ガテ(Ob)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、オリヴィエ・デルベス(Cl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(9)マルク・トレネル(Fg)、ローラン・ヴァグシャル(P)
●CD2
(1)フィリップ・ベロー(Cl)、パスカル・ゴダール(P)
(2)マルク・トレネル(Fg)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(3)アレクサンドル・ガテ(Ob)、パスカル・ゴダール(P)
(4)ヴァンサン・リュカ(Fl)、ローラン・ヴァグシャル(P)
(5)マルク・トレネル(Fg)、パスカル・ゴダール(P)
(6)エリック・オービエ(コルネット&フリューゲルホルン)、パスカル・ギャレ(P)

録音:2010年、サン=マルセル教会(パリ)
「交響曲第3番「オルガン付き」」や「動物の謝肉祭」の代表 作の知名度はもちろんのこと、管楽器界でも新古典派時代 のフランスを代表する最重要作曲家として、絶大な存在感 を保ち続けているサン=サーンスの管楽器を伴う室内楽 作品全曲を集めたアンデサンス(Indesens)レーベルならで はの好企画! 収録作品の充実度もさることながら、フランスの名門パリ Oの管楽器(+弦楽器)セクションを牽引する首席 奏者たちによるエスプリの効いた演奏は絶品の一言!サ ン=サーンスの管楽器のための作品を、最高峰の演奏で味 わえる贅沢なセットです。名エンジニア、ニコラス・サマル タノスによる録音も優秀です。
Indesens
INDE-087(1CD)
デュティユー〜若き日のページ
ピアノ・ソナタ Op.1
サラバンドとコルテージ
フルートとピアノのためのソナチネ
コラール、カデンツァとフーガ
オーボエ・ソナタ
パスカル・ゴダール(P)、マルク・トレネル(Fg)、ヴァンサン・リュカ(Fl)、ダニエル・ブレザンスキー(Tb)、アレクサンドル・ガテ(Ob)

録音:2007年3月−5月、スタジオ・ムードン(フランス)
20世紀〜21世紀初頭のフランスを代表する作曲家であり、その作風は前衛の古典とも称されるアンリ・デュティユー(1916−2013)。
管楽器のために優れた作品を遺したデュティユーの若き日の作曲家としての1ページ、20代から30代にかけて書かれたピアノと管楽器のための5作品を収録。パリ管の名プレーヤーたち、パリ・オペラ座管の首席トロンボーン、ダニエル・ブレザンスキーの妙技が、デュティユー独特の世界観を紐解いています。

Nimbus
NI-5978(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97 「大公」
三重協奏曲 Op.56*
トリオ・シャハム・エレツ・ウォルフィッシュ
〔ハガイ・シャハム(Vn)、アーノン・エレツ(P)、ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)〕
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン*
エッケハルト・シュティーア(指)*

録音:2018年4月23日−24日(大公)、モンマス(イギリス)/2018年5月25日(三重協奏曲)、チェルトナム・タウン・ホール(イギリス)
ハイペリオン(Hyperion)、シャンドス(Chandos)、ニンバス(Nimbus)などでそれぞれソリストとして活躍する世界的名手たち、ハガイ・シャハム、ラファエル・ウォルフィッシュとアーノン・エレツが2009年に結成したピアノ三重奏団によるベートーヴェン第1弾は、記念碑的な作品である「大公」に三重協奏曲をカップリング。個々に高い技術と深い音楽性を持った3人によるアンサンブルは、英ストラッド誌からは、「百万ドル・トリオ(ミリオン・ダラー・トリオ)」と呼ばれたハイフェッツ、ルービンシュタイン、ピアティゴルスキーの3人に例えられています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus
NI-7108(1CDR)
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20*
フランク:ピアノ五重奏曲へ短調#
メディチSQ〔ポール・ロバートソン(Vn)、デイヴィッド・マシューズ(Vn)、イヴォ・ヤン・ファン・デル・ヴェルフ(Va)、アンソニー・ルイス(Vc)〕
アルバーニSQ*、ジョン・ビンガム(P)#

音:1988年1月&5月(イギリス)
Nimbus
NI-7109(1CDR)
ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11*
弦楽四重奏のための2つの小品
ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57#
弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110
メディチSQ
〔ポール・ロバートソン(Vn)、デイヴィッド・マシューズ(Vn)、イヴォ・ヤン・ファン・デル・ヴェルフ(Va)、アンソニー・ルイス(Vc)〕
アルバーニSQ*、ジョン・ビンガム(P)#

録音:1986年10月、1988年5月−6月(イギリス)
1971年にポール・ロバートソンにより創設され、約40年に渡り英国を代表するアンサンブルの一つとして活動してきたメディチSQ。1980年代には、ベートーヴェンの弦楽作品全集や、ヤナーチェク、フォーレの作品をNimbusに残しています。本盤では、同じく英国を代表するSQの一つである、アルバーニSQとの共演による1980年代の録音が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Signum Classics
SIGCD-573(3CD)
C.P.E.バッハ:ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのオリジナル作品全集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq.71/ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Wq.72/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Wq.73/ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Wq.74/ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Wq.75/ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Wq.76/ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Wq.77/ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Wq.78/アリオーソと変奏曲 イ長調 Wq.79/幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.80
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、
ジェームズ・ベイリュー(P)

録音:2018年9月10日−12日&2018年10月13日−14日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、イギリス)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズにも選出された英国ヴァイオリン界の才媛、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたウェーリー=コーエンのニューアルバムは、レコード芸術7月号のインタビューでも紹介されていたC.P.Eバッハのヴァイオリン・ソナタ集。それも、ヴァイオリンと鍵盤楽器(殆どはチェンバロ)のために書かれたオリジナル作品(Wq.71〜Wq.80の10曲)をすべて収録した3枚組という驚きのプロジェクトです。インタビューによれば、モダン楽器によるまとまった形のレコーディングは初めての試みになるとのこと。大バッハの5番目の息子として生まれ、ハイドンやモーツァルトの時代を生きながら、多感様式、疾風怒濤、そしてロマン派を先取りするような部分など多彩な面を見せるC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタを、モダン楽器(ストラディヴァリウスとスタインウェイ)ならではの豊かな表現力で描きます。

Channel Classics
CCS-41719(1CD)
シューベルト:ノットゥルノ&ピアノ三重奏曲第2番
アダージョ 変ホ長調 Op.posth.148, D.897 「ノットゥルノ」
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 D.929, Op.100
ハムレット・ピアノ・トリオ〔パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)、カンディダ・トンプソン(Vn)、クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)〕

録音:2018年11月、MCOスタジオ(ヒルフェルスム、オランダ)
モダン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ。アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるスコットランドのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソン。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝したセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチ。3人のピリオド楽器の名手によって2011年に結成された、ハムレット・ピアノ・トリオのサード・アルバム。
シューベルトの室内楽では「ます」や「死と乙女」と比較して演奏&録音機会の少ない「ピアノ三重奏曲」を、コンラート・グラーフ(1826年頃製作、ウィーン/エドウィン・ベウンク・コレクション)のフォルテピアノとガット弦&クラシカル・ボウ使用の上質なピリオド楽器トリオにて演奏。作品100の「ピアノ三重奏曲第2番」と、元は作品100の第2楽章のために作られたと考えられている「ノットゥルノ」を組み合わせ、19世紀のシューベルトの先駆的なスタイルを読み解きます。

GENUIN
GEN-19661(1CD)
2018 ドイツ音楽コンクール受賞者 エリオット四重奏団
(1)シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2 番Op.56
(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1 番ヘ長調Op.18-1
エリオットQ【マリャーナ・オジポヴァ(Vn)、アレクサンダー・ザックス(Vn) 、ドミトリー・ハハリン(Va)、ミヒャエル・プロイス(Vc)】

録音:2019 年1 月24-26 フランクフルト・アム・マイン
GENUIN恒例のドイツ音楽コンクール受賞者によるCD。エリオット四重奏団は2014年結成だ からまだ活動し始めて5年ほどの若いSQだが、シマノフ
キの演奏を聞けば誰でも 舌を巻くでしょう。単に技術的に高度、アンサンブルが精密というレヴェルを超えて、シマノフス キ独特の暗く湿った美感も見事に表しています。一方ベートーヴェンは力こぶや気負いのない爽 やかな演奏。若々しい美音が映えています。少なくともこのCDを聞けば、彼らが只者ではないと いうことは十分分かるはず。
GENUIN
GEN-19668(1CD)
2018 ドイツ音楽コンクール受賞者/イオアナ・クリスティーナ・ゴリチェア
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
コルンゴルト:劇音楽「空騒ぎ」組曲 Op. 11
ゴレスタン:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
イオアナ・クリスティーナ・ゴリチェア(Vn)
アンドレイ・バンチウ(P)

録音:2019年1月11−12日 マルククレーブルク
2018 年のドイツ音楽コンクールの受賞者、ヴァイオリニストのイオアナ・クリスティーナ・ゴリチ ェアのデビューCD。というよりもこの録音の直後に、2019 年のエリザベート王妃国際音楽コンク ールのヴァイオリン部門で6 位入賞したと言う方が通じるかもしれない。1992 年、ルーマニアの ブカレストの生まれ。ルーマニアで学んだ後、ライプツィヒのメンデルスゾーン音楽院に留学。 以降ドイツを拠点に活躍しています。やや線の細い繊細で優しい美音が素晴らしい。コルンゴル トの作品は、シェイクスピアの「空騒ぎ」のための付随音楽を組曲にしたものを、作曲者自身が ヴァイオリンとピアノのために編曲したもの。スタン・ゴレスタイン(1875-1956)はルーマニアの 作曲家。世界初録音との表示がある。
GENUIN
GEN-19671(1CD)
チェコのヴァイオリン作品集
ドヴォルザーク:ロマンティックな小品 Op.75(全4 曲)
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
マルティヌー:インテルメッツォ H.261
ドヴォルザーク:マズレク ホ短調 Op.49
スーク:4 つの小品 Op.17
デュオ・アニメ【レンカ・マティェヤーコヴァー(Vn)、ダリヤ・フリンキフ(P)】

録音:2018年11月25―27日 ドイツ,ザクセン州 ランメナウ
デュオ・アニメは、チェコのヴァイオリニスト、レンカ・マティェヤーコヴァーと、ウクライナのピア ニスト、ダリヤ・フリンキフによるデュオ。レンカ・マティェヤーコヴァーはプラハで学んだ後、ウィ ーンやドレスデンでさらに学び、室内楽を中心に活動をしています。ダリヤ・フリンキフは2009年 からドイツを拠点として活動しています。デュオつまり二重奏団と名前を掲げているように、ヴァイ オリンとピアノがかなり対等な演奏になっています。
GENUIN
GEN-19678(1CD)
ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.24
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.67
トリオ・マルヴィン:【フィタ・カン(P)、マリーナ・グラウマン(Vn) 、マリウス・ウルバ(Vc)】

録音:2019年3月8-10日 シュトゥットガルト
トリオ・マルヴィンは 2016 年にライプツィヒで結成したピアノ三重奏団。結成してすぐに 2017 年、ベルリンでのフェリックス・メンデルスゾーン・バルトホルディ音楽院のコンクールで第1 位を 受賞。2018 年にはオーストラリアのメルボルン国際室内楽コンクールでグランプリ。さらに数ヵ 月後に 2018 年の ARD 国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)の受賞者となっ た。 ワインベルクとショスタコーヴィチという、20 世紀の苦悩を描いた作品を2 曲並べるところに、彼 らの自信の程が伺えます。

スリーシェルズ
3SCD-0050(1CD)
税込定価
映画『葬式の名人』オリジナル・サウンドトラック【上野耕路(音楽)、樋口尚文(監督)】
M1:雪子のテーマ
M2:葬儀屋
M3:母校
M4:通夜
M5:すみれの花
M6:豊川の夕立ち
M7:雪子の夕立ち
M8:夜の校舎
M9:とまどい
M10:吉田の想い
M11:あきおへ
M12:大リーグのボール
M13:葬式の名人 愛のテーマ
■ボーナストラック
14:オンブラ・マイ・フ(ピアノver.)
15:オンブラ・マイ・フ(カルテットver.)
16:オーバー・ザ・ウェーブス

※M1〜13 は作曲:上野耕路、ボーナストラック 14~15 は作曲:ヘンデル(編曲:徳永洋明)、16 は作曲フベンティーノ・ローサス(編曲 上野耕路)
M1〜13.真部裕(Vn)、
多井智紀(Vc)、
上野耕路(P)

14〜15.徳永桃子(S)、徳永洋明(ピアノ・編)
15〜16.オーケストラ・トリプティーク:【三宅政弘(Vn)、三瀬俊吾(Vn)、橋奨(Va)、竹本聖子(Vc)】
映画の音楽を担当したのは、いまや日本の映像音楽作曲家としては不動の人気を誇る上野耕路です。日本アカデミー賞の 音楽部門でも評価され、幅広いジャンルで展開される上野サウンドは映画ファンだけでない人気を誇っています。 その上野と深い交友を持つ監督の樋口尚文は、この映画のために入念な打ち合わせをへて映画音楽を上野へ依頼。樋口と 上野の化学反応が最高の形で映画音楽にも反映されました。青春の甘酸っぱい思い出と、現実の厳しさ、そして異世界が混 じりこむファンタジーなど映画の場面を様々に彩る名曲がサウンドトラックCD として完成されたのです。 収録曲は、どれも映画のシーンが鮮烈に甦る色彩感にあふれたものです。前田敦子が演じた渡辺雪子のための「雪子のテ ーマ」は、CD の1 曲目に収録され、雪子のひたむきな姿が音で味あわせてくれます。特筆すべきはこの映画のテーマ曲でも ある「葬式の名人・愛のテーマ」でしょう。美しくも優しいメロディーは上野耕路の作品の中でも特別な輝きを放っています。 【オーケストラ・トリプティークのメンバーによる「オンブラ・マイ・フ」を収録】 映画「葬式の名人」のなかでも非常に印象的な場面で使用される「オンブラ・マイ・フ」(ヘンデル作曲)も収録されています。 CMでも有名なこの曲を、オーケストラ・トリプティークとも関わりの深い作曲家の徳永洋明が編曲して、徳永桃子の歌唱、徳 永洋明のピアノで、ピアノ伴奏バージョンと、オーケストラ・トリプティークメンバーによる弦楽四重奏を加えたバージョンの2 種 類を収録しています。また、映画では SE 的に使用されている「オーバー・ザ・ウェーブス」(ローサス作曲、上野耕路編)も 収録され、マニアックなファンにも満足の完全収録サウンドトラックとなっています。

オクタヴィア
OVCL-00707(1SACD)
2019年10月23日発売
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ L.137
武満徹:そして、それが風であることを知った
イベール::2つの間奏曲
ジョリヴェ:小組曲
神田寛明 (Fl)
佐々木亮 (Va)
早川りさこ (Hp)

録音:2019年6月20-21日神奈川・もみじホール城山
フルート、ヴィオラ、ハープという稀有な組み合わせのアンサンブルに、NHKSOの トップ奏者が取り組んだ当アルバム。抒情的でありながら異世界のような神秘性も感じら れる不思議な響きが魅力です。 ドビュッシーで次々に醸し出される香りと色の変化、イベール:の情熱的な疾走感、ジョリ ヴェでのどこか懐かしく優しい響き・・・このアンサンブルの様々な表情が登場します。CD のタイトルにもなっている武満徹の「そして、それが風であることを知った」は、ミステリアス な妖艶さと儚い響きが印象的な奥深い作品です。 高音質録音とこだわりのマスタリングにより透明感のある繊細な響きを細部まで再現。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCC-00154(1CD)
2019年10月23日発売
シューマン(東京六人組編):ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(ピアノと木管五重奏のための六重奏版)
ブラームス(サミュエル・バロン編):ピアノ四重奏曲 第1番ト短調Op.25(ピアノと木管五重奏のための六重奏版)
東京六人組【上野由恵(Fl)、荒絵理子(Ob)、金子平(Cl)、福士マリ子(Fg)、福川伸陽(Hrn)、三浦友理枝(P)】

録音:2019年5月15-17日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
主要オーケストラの首席奏者、ソリストとしても共に精力的に活躍する豪華顔触れで結成された 気鋭のアンサンブル「東京六人組」2年ぶりとなるサード・アルバムがリリースとなります。デビュー 作「魔法使いの弟子(OVCC-00121)」では近代フランスの色彩を、2ndアルバム「ティル・オイレン シュピーゲルの愉快ないたずら(OVCC-00140)ではドイツ物を並べ、同世代が意気投合し描く色 彩豊かな響きと妙技の数々に6種類の楽器のみによる演奏とは思えない絶妙なアンサンブルを 繰り広げ多方面から絶賛を博しています。 そして待望の今作ではシューマンのピアノ五重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲(共に六重奏曲 編曲版)を披露。原曲はピアノと弦楽器で奏でられる室内楽の名作を、新たな魅力で聴き手に問う 「東京六人組」ならではの意欲作に大注目です。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCC-00158(1CD)
2019年10月23日発売
Ode for Trumpet
カーナウ: ネクサス ―ソロ・トランペットと吹奏楽のための(ピアノ・リダクション版)
スパーク:歌と踊り ―コルネット(Tp)とピアノのための
レイアー・ミューア (「ハイランド讃歌」より)
フラワーデール (「ハイランド讃歌」より)
ロイド・ウェバー: 組曲 ヘ長調
ミシェル: 歌と踊り ―トランペットとピアノのための
フォーレ: 歌曲集より(コネル編)
 夢のあとに/リディア/イスファハンのばら/愛の夢/秘密
リード: トランペットのための頌歌
高橋敦 (Tp)、野田清隆 (P)

録音:2019年7月8-9日東京・第一生命ホール
世界中から注目を浴びるトランペット奏者、高橋敦。東京都SOの首席トランペット奏者をは じめ、東京都SOのトップ・プレイヤー5人で結成された金管アンサンブル「東京メトロポリタ ン・ブラス・クインテット」での活躍も目覚ましい高橋敦の最新ソロ・アルバムが登場します。 Ode(=頌歌) for Trumpet と題されたクリストン・レーベル第4弾となる当アルバムは、「歌」をテーマ に、特出した圧倒的な技巧はもちろんのこと、伸びやかにトランペットを歌わせる、美しいカンター ビレを聴かせ、魅力溢れる1枚となりました。これまでと同様、野田清隆との磐石のアンサンブルを 繰り広げる世界最高水準の名演、ぜひお楽しみください。

MDG
MDG-30721412(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.11
弦楽四重奏曲 変ホ長調 第27番 Op.17,3(Hob. III:27)
弦楽四重奏曲 ト長調 第29番 Op.17,5 (Hob III:29)
弦楽四重奏曲 ホ長調 第25番 Op.17,1 (Hob. III:25)
ライプツィヒSQ【シュテファン・アルツベルガー(Vn1)、ティルマン・ビュニング(Vn2)、イーヴォ・バウアー(Va)、マティアス・モースドルフ(Vc)】
メンバーが名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの首席奏者を務めるなど、30年以上に渡って目覚ましい活躍を続けているライプツィヒ弦楽四 重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集の第11巻。今回は、エステルハージ家の楽長時代(1771年)に作曲され、全6曲で構成されている作品17 から第25,27,29番の3曲を収録しています。ライプツィヒSQはハイドン時代の弓コピー弓を使用し、ハイドンらしい明るい輝きに満ち溢れた 演奏を聴かせています。 (Ki)

WERGO
WER-7382(1CD)
モートン・フェルドマン(1926-1987):パターンズ・イン・ア・クロマティック・フィールド 〜チェロとピアノのための(1981) マティス・マイヤー(Vc)
アントニス・アニセゴス(P)

録音:2016年7月13-15日カールスルーエ、ZKM
フェルドマンの主要作品であり人気も高い「パターンズ・イン・ア・クロマティック・フィールド」。フェルドマンならではの書法で瞑想的に変容していく 淡い世界が味わえる80分です。マイヤーとアニセゴスは優れた技術を持つ演奏家でありながら、電子音楽の音響にも慣れ親しむ現代的感性を持った名手。 ドラマティックな音楽とは一線を画した静かで有機的な音の流れを自然と作り出しています。聴き続けるほどに心地よい不思議な1枚です。 (Ki)

STEINWAY&SONS
STNS-30117(1CD)
NX-B07
ライアン・ソーントンによるシューマン・アルバム
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
 幻想小曲集 Op.73
シューベルト:アヴェマリア D.739
ブライアン・ソーントン(Vc)
フランチェスコ・ルゲリ1695年製
スペンサー・メイヤー(P)
Steinway model D #464137 New York

録音:2018年8月27-29日クロニック・ホール・スタジオ、オハイオ州
今回はそのブラームスと親しかったシューマンの作品を集めており、幅広いレパートリーを持つソーントンな らではの奥行きのある表現を楽しむことが出来ます。 クリーヴランドOのチェロ奏者を25年務めているブライアン・ソーントンと、スペンサー・メイヤーのコ ンビによるシューマン・アルバム。彼らはSTEINWAYレーベルから既に2枚のアルバムをリリースしており、ブ ラームスのチェロ・ソナタ集(STNS30081)、クラリネットのユスフを迎えブラームスのトリオを収録したアル バム(STNS30109)も高い評価を得ています。

CEDILLE
CDR-90000182(1CD)
NX-B04
レイチェル・バートン・パイン
デイヴィッド・ベイカー(1931-2016):ブルース
コールリッジ=テイラー・パーキンソン(1932-2004):無伴奏ヴァイオリンのためのブルース・フォームズ
パーキンソン:ルイジアナ・ブルース・ストラト
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):組曲
ノエル・ダ・コスタ(1929-2002):無伴奏ヴァイオリンのための舞曲集…世界初録音
クラレンス・キャメロン・ホワイト(1880-1960):レヴィー・ダンス
デューク・エリントン(1899-1974):In a Sentimental Mood(W.ローガンによるヴァイオリンとピアノ編)
ドロレス・ホワイト(1932-):ブルース・ダイアローグ
エロリン・ウォーレン(1958-):ウギ・ブギ
ビリー・チャイルズ(1957-):Incident on Larpenteur Avenue…世界初録音
ダニエル・バーナード・ルーメイン(1971-):フィルター…世界初録音
チャールズ・ブラウン(1940-):無言歌
レイチェル・バートン・パイン(Vn)
マシュー・ヘイグル(P)

録音:2017年12月18-22日,2018年5月4日
超絶技巧を兼ね備え、かつソウルフルな演奏を行うことで知られるヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。この 「Blues Dialogues」と題されたアルバムでは、20世紀から21世紀に活躍したアフリカ系の作曲家たちの作品を演 奏しています。エレクトロニック・ダンス風の「フィルター」や民謡風の「舞曲」と2016年に実際に起きた警官による銃の 発砲事件をテーマにした「ラルペントゥール通りの事件」、この3曲の世界初録音を含むこのアルバムは、ユーモラスな 雰囲気の作品から悲痛な作品まで、まさに現代アメリカの縮図ともいえるような多種多彩な曲が混在しており、聴き 手の想像力を刺激します。ヤッシャ・ハイフェッツのお気に入りレパートリーであった、キャメロン・ホワイトの「レヴィー・ダ ンス」も聴きどころです。
CEDILLE
CDR-90000184(1CD)
NX-B04
ヴィオラとピアノのための作品集
ヨーク・ボーエン(1884-1961):幻想曲 Op.54
クラリス・アサド(1978-):メタモルフォーゼ…世界初録音
シューマン:おとぎの絵本 Op.113(ヴィオラとピアノ版)
ガース・ノックス(1956-):フーガ・リブレ
ショスタコーヴィチ:ヴィオラとピアノのための即興曲 Op.33…世界初録音
フランツ・ワックスマン:カルメン幻想曲(ヴィオラとピアノ版)…ヴィオラ版世界初録音
マシュー・リップマン(Va)
ヘンリー・クレイマー(P)

録音:2017年10月1-3日、2018年4月25-26日、2018年7月7日
アメリカの若いヴィオラ奏者、マシュー・リップマンの「Ascent」。このデビュー・アルバムは、彼の亡くなった母親に捧げら れており、ゆったりとした美しい曲ばかりが選ばれています。なかでもショスタコーヴィチの即興曲は長らく行方不明に なっていた作品(作品番号33は付随音楽「呼応計画」に付けられている)で、モスクワ国立公文図書館から発見 された楽譜により世界初録音がなされています。また、ワックスマンの「カルメン幻想曲」も、ヴィオラで演奏されるのは これが初めての録音となります。ニューヨークタイムズ紙で「豊かな音色とエレガントなフレージング」と評されたリップマン の素晴らしい技巧と音楽性が存分に発揮されています。
CEDILLE
CDR-90000186(1CD)
NX-B04
20世紀のオーボエ・ソナタ集
ヨーク・ボーエン(1884-1961):オーボエ・ソナタ
ペトル・エベン(1929-2007):オーボエ・ソナタ Op.1
デュティユー(1916-2013):オーボエ・ソナタ
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):オーボエ・ソナタ
プーランク:オーボエ・ソナタ FP185
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
アレックス・クライン(Ob)
フィリップ・バッシュ(P)

録音:2018年5月7.9.11.25.28.29日
グラミー賞受賞、30歳でシカゴSOで首席オーボエ奏者に就任した天才オーボエ奏者アレックス・クライン。病 のため、一度はオーケストラを退団しましたが、2016年に再度オーディションを受け復帰が決定したものの最終的に は断念。その不屈の精神力と音楽性は「アメリカの生きる伝説」とまで讃えられています。このアルバムでは、サン= サーンスからエベンまで、オーボエのために書かれた20世紀の作品を演奏。ユニークで美しい音色を存分に活かした 素晴らしい表現からは耳が離せません。
CEDILLE
CDR-90000189(1CD)
NX-B04
退廃音楽の作曲家たち
ディック・カッテンブルグ(1919-1944):弦楽三重奏曲
シャーンドル・クティ(1908-1945):セレナード 第3番
ハンス・クラーサ(1899-1944):パッサカリアとフーガ
クラーサ:ターネク
ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽三重奏曲
パウル・ヘルマン(1902-1944):弦楽三重奏曲
ゲザ・フリード(1904-1989):弦楽三重奏曲 Op.1
ブラック・オーク・アンサンブル

録音:2018年7月30-31日,9月18-19日
「現代のシカゴで最も革新的でダイナミックな演奏をする」と評判の高いブラック・オーク・アンサンブル。今作では20世 紀初頭“退廃音楽作曲家”として迫害を受けたオーストリア、ハンガリー、チェコスロバキア出身のユダヤ系作曲家の 作品を取り上げています。収録されている6名の作曲家のうち、5名は終戦を目にすることなく苦難の内に世を去りま したが、ゲザ・フリードだけはオランダのレジスタンスとして第二次世界大戦を生き延び、戦後はオランダ楽壇の重要人 物として活躍しました。この三重奏曲は若き日に作曲されたもので、ハンガリーの民族音楽の影響を受けた独創的 な作品です。他には最近耳にする機会が増えてきたクラーサ、クラインの作品をはじめ、ヘルマンの先進的な三重奏 曲、若々しいカッテンブルグの三重奏曲、クティのセレナードを収録。フランツ・リスト・アカデミーでクティと同級生だった 指揮者ショルティは「もし彼が生きていたらハンガリーの偉大な作曲家になっただろう」とその作品を高く評価たというエ ピソードも残っています。

DUX
DUX-1457(1CD)
インフィニティ〜フルートのための作品集
パガニーニ:常動曲 Op.11
ヴィターリ
:シャコンヌ ト短調
アルナウツ:風変わりな鳥
ショパン:練習曲ヘ短調 Op.25-2、練習曲イ短調 Op.10-2
アンデルセン:練習曲第3番
ミューレマン:吐息のように
チィルジィンスキ:俳句第3番
尹伊桑:練習曲第5番
ペルト:鏡の中の鏡
クラーク:グレート・トレイン・レース
ナタリア・ヤルザベク(Fl&アルト・フルート)、
エミー・ウィルス(P)

録音:2018年10月29日−31日、ルスワビツェ(ポーランド)
『循環呼吸(演奏中に息継ぎをせずに鼻から息を吸い込み演奏を持続する特殊奏法)』をテーマとした何ともユニークかつ驚異的な内容のフルート・アルバム!
プログラム最初のパガニーニの「常動曲」ですでに「循環呼吸法」が全開!ショパンの「練習曲」、ペルトの「鏡の中の鏡」から、電車が走り抜ける様子を様々な特殊奏法を駆使して繰り広げるイアン・クラークの「グレート・トレイン・レース」などのフルートのオリジナル作品など、まさに聴き手が息つく暇もないバラエティ豊かなプログラムは、フルート関係者でなくとも圧倒されること請け合いです。
「循環呼吸」をはじめとした超絶技巧満載のプログラムを吹き切ったナタリア・ヤルザベクは、ポーランドのクラクフ音楽院、フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学で研鑽を積んだ女流フルーティスト。現在は、クラクフ・POの首席奏者として活躍しています。
DUX
DUX-1478(1CD)
ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ゾフィア・アンテス(P)、
アレクサンドラ・バトグ(Va)

録音:2018年7月、ルスワビツェ(ポーランド)
共にポーランドのカトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽院で研鑽を積んだピアノのゾフィア・アンテス、ヴィオラのアレクサンドラ・バトグのデュオによるブラームス・プログラム。
晩年のブラームスが書いた傑作2作品の持つ陰影を、ポーランドの女流デュオが丁寧に、そして深く掘り下げた好演奏です。

ANALEKTA
AN-28776(1CD)
インスピレーションズ〜金管五重奏のための作品集
エヴァルド:金管五重奏曲第3番変ニ長調Op.7
ラヴェル(フランソワ・ヴァリエール編):弦楽四重奏曲ヘ長調Op.35 より第2楽章 アセ・ヴィフ-トレ・リトメ
サティ(ウーゴ・ベガン編):ジムノペディ第1番、第3番
ドヴォルザーク(フランソワ・ヴァリエール編):弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 B.179 Op.96「アメリカ」
バズ・ブラス[フレデリク・ガニョン(1st トランペット)、シルヴァン・ラポワント(2nd トランペット)、パスカル・ラフルニエール(Hrn)、ジェイソン・ド・カルフェル(Tb)、シルヴァン・アルスノー(バスTb)]

録音:2019年5月6日、7日、13日、14日、ミラベル・サントーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
2002年にカナダを中心に活躍する名手達によって結成された金管アンサンブル「バズ・ブラス」。これまでにカナダ、ヨーロッパ、中国など各国で1600回以上の公演を行い、35万人以上もの音楽愛好家を魅了しています。
Opus、ADISQ、Trill Orなどの数々の賞を受賞し、過去作品では、オルガンとのコラボレーションによるホルストの惑星全曲や、カナダの名ハーピスト、ヴァレリー・ミロとのガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーなど話題盤が多く、今作でも、金管五重奏のバイブル的な曲でもある、エヴァルドの金管五重奏曲に加え、ラヴェル、サティ、ドヴォルザークの名作を金管五重奏の魅力溢れる好アレンジで奏でます。
編成も通常の金管五重奏とは違い、テューバではなくバストロンボーンを起用しているのがポイント!謂わゆる往年の名アンサンブルの一つである、「アメリカン・ブラス・クインテット」の編成になっており、同族楽器同士による厚みのあるサウンドはブラスファン注目のアルバムです。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-98010(10CD)
タネーエフ:室内楽作品全集
■CD 1
弦楽四重奏曲 第1番変ホ短調 Op.4(1890)
弦楽四重奏曲 第4番イ短調 Op.11(1900)
■CD 2
弦楽四重奏曲 第5番イ長調 Op.13(1903)
弦楽四重奏曲 第7番変ホ長調(1880)
■CD 3
弦楽四重奏曲 第3番ニ短調 Op.7(1896)
弦楽四重奏曲 第8番ハ長調(1883)
■CD 4
弦楽四重奏曲 第6番変ロ長調 Op.19(1905)
弦楽四重奏曲 第9番イ長調(1883)
■CD 5
弦楽四重奏曲 第2番ハ長調 Op.5(1895)
■CD 6
弦楽五重奏曲ト長調 Op.14(1901) *
弦楽五重奏曲ハ長調 Op.16(1904) +
■CD7
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.30(1911) #
■CD8
弦楽三重奏曲 ニ長調
2つのヴァイオリンとヴィオラの為の三重奏曲 ニ長調 Op.21
■CD 9
ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.22 *
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの為の三重奏曲 変ホ長調 Op.31
■CD 10
ピアノ四重奏曲 ホ長調 Op.20 *
ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 +
■CD 1〜 5
タネーエフSQ[ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc)]
録音:1977-1979年、レニングラード(サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト

■CD 6&7
タネーエフSQ[ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc)]
ベイヌス(ベニアミン)・モロゾフ(Vc)*、ユーリー・クラマロフ(Va)+
タマーラ・フィドレル(P)#
録音:1980-1981年(*/+)/1968年#

■CD8&9
タネーエフSQ員、タマーラ・フィドレル(P)*
録音:1969年/1978年

■CD 10
エリソ・ヴィルサラーゼ(P)*
タネーエフSQ員[ヴラディーミル・オフチャレク(Vn)、ヴィラディーミル・ストピチェフ(ヴィオラ*)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc)*、タマーラ・フィドレル(P)+ ]
録音:1987年*/1980年+
既発売盤のボックス・セット化。

露OLYMPIA
MKM-298(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12 -1
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.12 -2
ヴァイオリン・とソナタ 第3番変ホ長調 Op.12 -3
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-299(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ 第5番ヘ長調 「春」 Op.24
ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 Op.30 -1
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-300(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 Op.30 -2
ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 Op.30 -3
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-301(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番イ長調 「クロイツェル」 Op.47
ヴァイオリン・ソナタ 第10番ト長調 Op.96
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-302(4CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
第1番ニ長調 Op.12-1/第2番イ長調 Op.12-2
第3番変ホ長調 Op.12-3
第4番イ短調 Op.23/第5番ヘ長調 「春」 Op.24
第6番イ長調 Op.30-1
第7番ハ短調 Op.30-2/第8番ト長調 Op.30-3
第9番イ長調 「クロイツェル」 Op.47
第10番 ト長調 Op.96
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年、パリ、フランス 
同音源:Philips / Decca
露OLYMPIA
MKM-303(1CD)
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(Vc)
レフ・オボーリン(P)

録音:1950年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル
露OLYMPIA
MKM-304(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第4番ホ短調 「ドゥムキー」 Op.90
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(Vc)
レフ・オボーリン(P)

録音:1952年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル

Ars Produktion
ARS-38163
(1SACD)
ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):弦楽四重奏曲 ト長調 Op.3-1
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.3-2
弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.3-3
アルテ・ムジーク・ケルン(ピリオド楽器使用)
クリスティアーネ・ロックス、クリストフ・ヘッセ(Vn)
アンティエ・ザビンスキ(Va)
クラウス=ディーター・ブラント(Vc)

録音:2011年1月、福音教会、ホンラート、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38254
(1SACD)
ベートーヴェン:モーツァルトの「フィガロの結婚」の「もし伯爵様が踊るのなら」の主題による12の変奏曲 WoO 40
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ニ長調 Op.12 -1
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.12 -2
ヴァイオリン・ソナタ 第3番変ホ長調 Op.12 -3
カミラ・シャッツ(Vn)
ベンヤミン・エンゲリ(P)

録音:2016年12月、ラジオ・スタジオ1、チューリヒ、スイス
Ars Produktion
ARS-38263
(1SACD)
影から光へ
ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽三重奏曲(1944)
ドホナーニ:弦楽三重奏の為のセラナード Op.10(1902)
ヴァインベルク:弦楽三重奏曲 Op.48(1950)
ジャン・クラ(1879-1932):弦楽三重奏曲(1926)
トリオ・ゴルトベルク
リーザ・ケロブ(Vn)
フェデリコ・フッド(Vc)
ティエリー・アマーディ(P)

録音:2018年2月1-4日、Tonsutudio
Ars Produktion
ARS-38268
(1SACD)
デビュー〜ハーモニカと音楽
バッハ (ラインフェルト&ヌス編):フルートとチェンバロの為のソナタ ト短調 BWV 1020
アンジェイ・コジンスキ(ラインフェルト&ヌス編):鉄の男(ハーモニカと編曲版)
ベンヤミン・ヌス(1989-):小品
バルトーク (ラインフェルト&ヌス編):ルーマニア民俗舞曲集
コンスタンティン・ラインフェルト&ベンヤミン・ヌス:即興演奏 I(ハーモニカとピアノによる)
ピシンギーニャ(ラインフェルト&ヌス編):カリニョーゾ(ハーモニカと編)
コンスタンティン・ラインフェルト(1995-):142857
ベンヤミン・ヌス:福島の為の悲歌
浜渦正志(1971-):Op.6
バッハ(ラインフェルト&ヌス編):フルートとチェンバロの為のソナタ 変ホ長調 BWV 1031〜シチリアーノ
コンスタンティン・ラインフェルト&ベンヤミン・ヌス:即興演奏 II(ハーモニカとピアノによる)
チック・コリア(コンスタンティン・ラインフェルト&ベンヤミン・ヌス編):500 マイルズ・ハイ
和田薫(1962-):流れ
ジャコー・ド・バンドリン(1918-1969)/ラインフェルト&・ヌス編):カリオカの夜
コンスタンティン・ラインフェルト(ハーモニカ)
ベンヤミン・ヌス(P)

録音:2018年5月28-30日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38275
(1SACD)
ストーリーズ・・・ テューバ、ピアノとヴィブラフォンの為の音楽
トマ・ルルー(1987-):ストーリー・ムード [「 Stories mood... 」]
アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):想いあふれて [Chega de Saudade]
トマ・ルルー:ラテン組曲 [Latin Suite]
リオ・セナリウム [Rio Scenarium]/キャロルの歌 [Caroll's song]
テューバ・ラテン・プロジェクト [Tuba latin project]
アントニオ・カルロス・ジョビン:トリスチ [Triste]
カルロス・ガルデル(1890-1935):ポル・ウナ・カベサ [Por una Cabeza]
クルト・ヴァイル:ユーカリ:[Youkali]/マッキーの哀歌 [La complainte de Mackie]
サティ:ジュ・トゥ・ヴ [Je te veux]
レイナルド・アーン(1874-1947):クロリスに [A Chloris]
ブラームス:子守歌 [Wiegenlied(Lullaby)]
クルト・ヴァイル:光の中のベルリン [Berlin im Licht]
ジョゼフ・コスマ(1905-1969):枯葉 [Les feuilles mortes(Autumn leaves)]
ミシェル・ルグラン(1932-2019):風のささやき [Les Moulins de mon coeur]
ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング [You must believe in spring]
シェルブールの雨傘 [Les Parapluies de Cherbourg]
ジョルジュ・ムスタキ(1934-2013):ブルネットの貴婦人 [La dame brune]
トマ・ルルー:ハルトン・ロード [Halton Road]/ストーリーズ・・・ [「 Stories... 」]
トマ・ルルー・トリオ
トマ・ルルー(Tub)
キム・バルビエ(P)
カイ・シュトローベル(ヴィブラフォン)

録音:2018年12月、UFO Sound Studios、ベルリン、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385541(1CD)
R・シュトラウス他:チェロ作品集
R・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調
マーラー (ブルーノ・ボラリーニョ編):連作歌曲「さすらう若者の歌
ツェムリンスキー:チェロ・ソナタ イ短調
ブルーノ・ボラリーニョ(Vc)
クリストフ・ベルナー(P)

録音:2017年10月25-27日、ヴェインベルク教会、ドレスデン=ピルニッツ、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385551(1CD)
ヴァイオリン・ソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301(293a)
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 Op.78
エリーザ・ファン・ベーク(Vn)
イオルゴス・カラギアニス(P)

録音:2018年8月9-10日、ハノーファー、ドイツ
Ars Produktion
ARS-385571(1CD)
カール・リュッティ(1949-):ハープとピアノの為の作品集
牧歌 [Pastorale]
ハープ小曲集 [Das Harfenbuchlein](2008)
島 [Die Insel]
夜 [Nachts]
冬の風景 [Winterlandschaft]
通年の3つのクリスマス歌曲 [3 Weihnachtslieder fur das ganze Jahr]
デュオ・プラクセディス
プラクセディス・フーク=リュッティ(Hp)
プラクセディス・ジュヌヴエーヴ・フーク(P)

録音:2019年1月、フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38265
(1SACD)
コントラファゴットの為の音楽
ケース・オルタイス(1940-):ファゴット,コントラファゴットと弦楽四重奏の為の序奏とアレグロ(2006) #
ゲアハルト・ドイチュマン(1933-):コントラファゴット・ソナタ DWV 133(1998)(*/+)
ヴィクトル・ブルンス(1904-1996):2つの小品 Op.57(1975) +
 6つの小品 Op.80(1986) *
 コントラファゴット協奏曲 Op.98(1992)(#/++)
エフライン・オスチェル(1974-):孤独**
ハンス・アグレダ(コントラFg)
マティアス・ラーチ(Fg)*
アンナ・キリチェンコ(P)+
エマヌエル・フォルニ(ギター **)
チューリヒ・トーンハレO員 #
パオロ・ムニョス=トレド(指) ++

録音:2018年7月1-4日、チューリヒ大学、チューリヒ、スイス

フォンテック
FOCD-9820(1CD)
2019年10月9日発売
渡辺玲子〜poetry
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番ハ短調 Op.45
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
渡辺玲子(Vn)、江口玲(P)
使用楽器:日本音楽財団所有グァルネリ・デル・ジェス1736 年製ヴァイオリン「ムンツ」

録音:2019 年4 月16−19 日 コピスみよし
最先端の活動を通し、常に楽壇をリードするヴァイオリニスト渡辺玲子。 CD録音も数多く、シノーポリ/シュターツカペレ・ドレスデンと共演したベルクの協奏曲での デビュー以来、数多くの名盤を発表し続けてまいりました。 絶賛を集めた小品集“AIR & DANCE on Violin”に続く3年ぶりの新録音は、意外にも初と なるソナタ集“poetry”です。 渡辺は語ります。「一見不条理にも見えるこの世界も、その奥には美しい歌(=詩poetry)に 満ちた真実の姿があり、音楽はその姿を私たちに示してくれる」 渡辺・江口による練達の演奏は、抑圧の時代を生きた3人の作品から、美しい詩情の世界を開 示します。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9819(1CD)
税込定価
2019年10月9日発売
VIOLINable〜ディスカバリーvol.5
エルガー:愛の挨拶Op.12
 気まぐれな女Op.17
 夜の歌Op.15-1/朝の歌Op.15-2
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」Op.24
ブリッジ:4つの短い小品より第2番春の歌
エルガー:ヴァイオリン・ソナタホ短調Op.82
クライスラー:ロンドンデリーの歌
西本幸弘(Vn)、北端祥人(P)

録音:2018 年12 月7 日 仙台市宮城野区文化センターPaToNa ホール ライヴ収録
仙台フィル・九響コンサートマスターを兼任する西本幸弘が「VIOLINable−ヴァイオリンの可 能性と適合性−」をテーマに臨むリサイタルシリーズ 第5 弾。 2014 年より、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏と東日本大震災復興支援音楽プログラムをあ わせた“VIOLINable ディスカバリー”シリーズを開始したヴァイオリニスト西本幸弘。シリ ーズの節目となる第5 回で西本が採り上げたのは、自身のかつての留学先でもあるイギリスの プログラムでした。 仙台フィル・コンサートマスターという重責に加え、昨年からは九響・コンサートマスターも兼 任し、ますますその活動を充実させている西本。この時がシリーズ初共演であり、すでに2019 年リサイタルでも共演が決定しているピアニスト北端祥人との、全編にわたる息のあった対話も 必聴です。 (フォンテック)

GRAND SLAM
GS-2207(1CD)
オイストラフ&オボーリン
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)

録音:1962年5月18〜6月19日/シャン・デュ・モンド(パリ)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
旧ソ連の2大巨匠、ダヴィッド・オイストラフとレフ・オボーリンが1962年にパリで録音したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集は、今もなお画期的事件として記憶されています。今回はその全集から第9番「クロイツェル」と第10番をCD化しました。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープで、マスタリングの際には必要以上に操作せず、結果として柔らかく豊かな広がりのある音質が得られました。なお、次回CDは第5番「春」と第7番を予定しています。(平林 直哉)

MDG
MDG-90321346(1SACD)
ベルカントからジャズへ〜オペラ・ファンタジー150年
バッジーニ:ヴェルディの「椿姫」による幻想曲Op.50
ヴュータン:グノーの「ファウスト」による幻想曲 (1869)
オンドリチェク:グリンカの「皇帝に捧げし命」による幻想曲Op.16 (1900)
ヴュータン:ベッリーニの「ノルマ」によるG線上の幻想曲Op.18 
フロローフ:ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による演奏会用幻想曲Op.19
フォルカー・ラインホルト(Vn)、
ラルフ・ツェトラー(P)
これまでサラサーテによるオペラ・ファンタジーのディスクを2枚リリースしているドイツのヴァイオリニスト、フォルカー・ラインホルト。第3弾もオペ ラの名旋律によるファンタジー集。ただし今回はサラサーテの編曲ではなく、バッジーニ、ヴュータン、オンドリチェクらヴァイオリンのヴィルトゥオーゾに よるもので、ヴュータンとオンドリチェク作品は世界初録音。 ヴァイオリンの音色と表現力はソプラノと近いとされ、名手たちはこぞってオペラ・アリアによるファンタジーを作りました。いずれもヴァイオリンの美感と 歌心を華麗なテクニックで彩るショウピースとなっています。この伝統はベルカント・オペラが隆盛を見せる19世紀に発展しましたが、20世紀にも続き、 ガーシュウィンの「ポーギーとベス」に基づくジャズ・テイストあふれる逸品も現れています。これらをラインホルトがたっぷり歌いあげ、超絶技巧でヴァ イオリンの魅力を存分に味あわせてくれます。 (Ki)
MDG
MDG-30321322(1CD)
ベルンハルト・モーリック(1802-1869):室内楽集Vol.2
フルート五重奏曲ニ長調
序奏,アンダンテとポロネーズOp.43〜フルートとピアノ
協奏的二重奏曲〜フルートとヴァイオリン
ピアノ四重奏曲Op.71
パルナッスス・アカデミー【ヘレン・ダブリングハウス(Fl)、ユリア・ガリッチ(Vn)、ポール・ペシュティ(Va)、ベルトラム・ユング(Va)、ミヒャエル・グロス(Vc)、ケルスティン・メルク(P)】
世界初録音。ベルンハルト・モーリック(1802-1869)はドイツの作曲家。ヴァイオリンをシュポアに学び、ミュンヘンをはじめとする宮廷楽団で活躍 しました。作風は古典派寄りですが、当時はシューベルトやシューマンより優るとさえ言われたほどでした。確かに人好きのするメロディ、わかりやすい 名人芸など効果抜群。宮廷楽団で同僚だったフルートの名手テオバルト・ベームのためにフルートを含む室内楽を生みだしましたが、そのいくつかが当ディ スクに収められています。若き室内アンサンブル、パルナッスス・アカデミー2枚目のモーリック作品集、共感と愛情光る演奏を繰り広げています。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1609(1CDR)
チッコリーニ&シルルニク
モーツァルト
ヴァイオリン・ソナタ集
第34番変ロ長調 K.378
第40番変ロ長調 K.454
シャルル・シルルニク(Vn)
アルド・チッコリーニ(P)

録音:1961年6月21日-22日、パリ
※音源: Vega C 30 A 319
Forgotten Records
fr-1612(1CDR)
オンドジーチェクSQ/モーツァルト他
モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428 *
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番変イ長調 Op.105#
フィビヒ:弦楽四重奏曲第1番〜ポルカ+
オンドジーチェクSQ[リハルト・ジカ(Vn1)、セゼ・ペスカ(Vn2)、ヴィンツェンツ・ザハラドニク (Va)、ベドジフ・ヤロシュ(Vc)]

録音:1944年2月13日*、1941年11月13日#、1940年10月8日+
※音源: Odeon 9166/8 *、Polydor 67775/7 #、Ultraphon 12457 +

Solo Musica
SM-293(1CD)
NX-B03
メンデルスゾーン:弦楽四重奏&弦楽八重奏曲
弦楽四重奏曲 第1番変ホ長調 Op.12
弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20*
メレルQ
カスタリアンSQ*

録音:2019年2月13-16日
16歳の若きメンデルスゾーンの才能がほとばしるかのように明快な音楽が溢れ出る「弦楽八重奏曲」。2つの弦楽 四重奏団を要する「複SQ」のために書かれており、演奏家たちの緊密なコミュニケーションが必須とさ れる名作です。今回の録音は、2017年に開催された音楽祭「Zwischentone」でメレル四重奏団(2002年 結成)と、結成されたばかりのカスタリアンSQが出会ったことがきっかけで行われました。2つのアンサン ブルは音楽的親和性が高く「このコラボレーションはとてもやりがいがあった」とメレル四重奏団のメンバーが語ってい ます。また、メレル四重奏団のみの演奏による「弦楽四重奏曲第1番」では、更に親密なアンサンブルを聴かせま す。

ウィンド・ミュージック
MDS-QV2228(1CD)
税込定価
ドビュッシー/ラヴェル/ガーシュウィン
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(2)ラヴェル:道化師の朝の歌
(3)ラヴェル:マ・メール・ロワ
(4)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(5)ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ミ・ベモル・サクソフォンアンサンブル

録音:いずみホール、大阪
(1)2018年12月2日(第34回定期演奏会ライヴ)
(2)-(4)2017年12月9日(第33回定期演奏会ライヴ)
(5)2019年3月19日(音の泉コンサート)
世界的評会を不動のものにしながらも、さらにこの形態を独自の視点から問い続けるミ・ ベモル。大胆かつ繊細な音楽表現、超絶技巧と絶妙なバランス感覚は言うに及ばず、24 本のサクソフォンがまるでひとつの生き物かのように迫り来る。彼らにしか存在し得ない音 楽がここにある。

Nimbus
NI-8826(4CDR)
フランク・メリック〜ウィズ・ヘンリー・ホルスト
バックス:伝説、バラード、
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ長調、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番
CD2 〜
バックス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
エドワード・アイザックス:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 より アンダンティーノ
エドマンド・ラッブラ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.31
バーナード・スティーヴンス:ダウランドの主題による幻想曲 Op.23
グンナル・デ・フルメリー:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.15、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.30
シベリウス:ヴァイオリン・ソナチネ ホ長調 Op.80
レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第5番 嬰へ短調 Op.84、
 古い様式による組曲 Op.93
プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35b
フランク・メリック(P)、
ヘンリー・ホルスト(Vn)
フランク・メリック(1886−1981)は、ウィーンで名教師テオドール・レシェティツキに学び、1903年にロンドンでデビュー。1911年から1929年まで王立マンチェスター音楽カレッジで、1929年から王立音楽カレッジで教鞭を執った20世紀イギリスの名ピアニスト。フランク・メリック・ソサエティと1960年代の"レア・レコーデッド・エディション"からのベスト・パフォーマンス・セレクション4枚組では、ベルリンPOやリヴァプールPOのコンサートマスターを務めた名ヴァイオリニスト、ヘンリー・ホルスト(1899−1991)との貴重な録音が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus Alliance
NI-6389(1CDR)
ピナクル・リッジ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリストよりテーマ
スウェーデン民謡/ロジャー・ペッペ:スナス・モーテン/ピナクル・リッジ
コスモス・アンサンブル/日本民謡:さくら
リュビシャ・パヴコヴィチ:ヴィルトゥオーゾ・アコーディオン
ヴァシーリイェ・ヴァサ・ニコリチ:レッド・ドーン
ブラームス
:ハンガリー舞曲第5番
ヤコブ・ゲーゼ:ジェラシー・タンゴ
モンティ:チャールダーシュ
コスモス・アンサンブル〔ハリエット・マッケンジー(Vn)、メグ・ハミルトン(Va)、ミロシュ・ミリヴォイェヴィチ(アコーディオン)〕
イギリスの若手女流ヴァイオリニスト、ハリエット・マッケンジーが率いるクロスオーヴァー系アンサンブル、コスモス・アンサンブルの第2弾。クラシックでお馴染みの名作から、映画音楽、日本民謡まで、幅広いジャンルをこの特徴的な編成の魅力を十分に堪能できる好アレンジでお届けします。
録音:ワイヤストン・スタジオ(モンマスシャー、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

DUX
DUX-1545(1CD)
ヴァインベルク:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番 Op.21
チェロ・ソナタ第2番Op.63
無伴奏チェロ・ソナタ第1番 Op.72
子守歌 Op.1
ヴォイチェフ・フダラ(Vc)、
ミハウ・ロト(P)

録音:2017年9月22日−23日、ポーランド
ポーランド、ワルシャワのユダヤ人の家庭に生まれ、旧ソ連へと亡命し、苦難の中で数多くの傑作を遺したヴァインベルク。
「チェロ・ソナタ第1番」の冒頭でのチェロのモノローグと第2楽章の対比など、静と動のコントラストが印象的なロシア的(旧ソ連的)な作風は、ショスタコーヴィチからの大きな影響を感じさせています。
チェロのヴォイチェフ・フダラは、2014年からNFMヴロツワフPOのソロ・チェロ奏者を務める若き実力派。ヴァインベルクの音楽の瞑想的な側面を深く丁寧に描いています。
DUX
DUX-1560(1CD)
パデレフスキ:我が家での音楽
主題と変奏 イ長調 Op.16-3/メヌエット ト長調 Op.14-1/夜想曲変ロ長調 Op.16-4/サラバンド ロ短調 Op.14-2/幻想的クラコヴィアク ロ長調 Op.14-6/ソナタ イ短調 Op.13/バラの日々 Op.7-1/谷の小さな百合 Op.7a/3つの歌曲 Op.22
カタルジナ・ドゥダ(Vn)、
ハンナ・サムソン(S)、
ヤチェク・ヤスクラ(Br)、
ロベルト・マラト(P)、
ロベルト・モラウスキ(P)、
チェザリ・カルウォウスキ(P)

録音:2018年12月8日−13日、パデレフスキ・センター(ポーランド)
ピアノ作品、室内楽作品、声楽作品など、作曲家としてのパデレフスキの偉業のハイライトとも例えることの出来るプログラム。
このアルバムの最大のこだわりは録音場所。かつてパデレフスキが居を構えていたポーランド南部の街コンシナ・ドルナにあるパデレフスキ・センターで収録が行われました。まさにパデレフスキのホームタウン、我が家での音楽(録音)です。
DUX
DUX-1563(1CD)
リオの1週間
ジスモンチ:7つの指輪
ヒナステラ:ミロンガ、サンバ
伝承曲(ランドフィエスタ編):ベネズエラのワルツ「君の影になりたい」
アサド:組曲「リオの1週間」
ペレイラ:バチコーシャ
ピアソラ:タンゴ第2番(アンダンテ・ルバート・メランコリコ)
ピアソラ(アサド編):タンゴの歴史
ジスモンチ:道化師
ヴォフ&グジク・ギター・デュオ、
ロクサナ・クヴァシュニコフスカ(Vn)

録音:2019年1月20日&2月18日−19日、ポーランド
ポーランドの若きギター・デュオ、ヴォフ&グジク・ギター・デュオのデビュー・アルバムは、ブラジル・ギター界のレジェンド、セルジオ・アサドがこのデュオのために書いた組曲「リオの1週間」、アサドのニュー・アレンジによるヴァイオリンとギター・デュオのためのピアソラの「タンゴの歴史」を含む熱きラテン・プログラム!
「リオの1週間」は、異なるブラジル音楽のスタイルを用いて書かれた7曲から成り、リオ・デ・ジャネイロの1週間を表現したギター・デュオのための組曲。ポーランドの若き才能たちのためにアサドが2016年に作曲した作品です。

KAIROS
0015017KAI(1CD)

P-0015017KAI(1CD)
国内盤仕様
税込定価
細川俊夫:作品集〜ガーデンズ
ドローイング(2004)/春の庭にて(2002)
夜の音楽(2012)/歌う庭(2003)
旅X(2001)
ウホ・アンサンブル・キエフ、
ルイージ・ガッジェーロ(指&ツィンバロム)
マリオ・カロリ(Fl)

録音:2017年10月&12月、ウクライナ、フランス
ドイツで尹伊桑、ブライアン・ファーニホウとクラウス・フーバーに作曲法を師事し、新作発表の度に大きな話題を呼ぶ現在の日本を代表する作曲家の1人、細川俊夫(1955−)。
オーストリアを拠点とする世界有数の現代音楽レーベル「KAIROS」が取り上げた細川作品は、2001年に作曲された「旅X」から2012年の「夜の音楽」までの5作品。
西欧のアヴァンギャルド・アートと日本の伝統文化の融合による作品は常に高い評価を受け続けています。
今回のウクライナのアンサンブルによる作品集のテーマは「庭(Gardens)」。「夜の音楽」でのツィンバロムは、初演者ルイージ・ガッジェーロが担当しています。
KAIROS
0015050KAI(1CD)
トリスタン・ミュライユ(1947−)の室内楽作品集
フルート,クラリネット,ホルン,ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための「Seven Lakes Drive」(2006)
フルート,ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための「Feuilles a travers les cloches」(1998)
ホルン,打楽器,ピアノ,ヴィオラとチェロのための「Dernieres nouvelles du vent d'ouest」(2011)
クラリネットとヴァイオリンのための「Les Ruines circulaires」(2006)
フルート,打楽器,ヴィオラとチェロのための「Garrigue」(2008)
フルート,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための「Paludes」(2011)
フルート,クラリネット,ホルン,打楽器,ピアノ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための「Le Chambre des cartes」(2011)
アンサンブル・ケアン
ギヨーム・ブルゴーニュ(指)

録音:2018年2月&6月
オリヴィエ・メシアン、ジャンヌ・ロリオの弟子で1971年のローマ大賞を受賞。当時の主流であったセリー技法を用いらず、
スペクトル分析に基づくスペクタル楽派の開祖的存在の1人として高名なフランスの作曲家、トリスタン・ミュライユ(1947−)の室内楽作品集。
2010年には武満徹作曲賞の審査員を務めるなど、日本で特に知名度の高い現代音楽作曲家の1人であるミュライユ。
1998年に結成されたアンサンブル・ケアンが、1998年から2011年に作曲されたミュライユの室内楽におけるランドマークとなる作品を紐解きます。
KAIROS
0015048KAI(1CD)
カーター:室内楽作品集
1. too many arguments in line 17(2010)
2. When All Else Fails(2017)
3. grip(2006)/4. Errata(2010)
5. break;(2018)
6. On the limits of a system and the consequences of my decisions(2016)
ジャック四重奏団 … 1
ヤルン/ワイアー … 2
カルダーSQ … 3
エマニュエル・トルクァーティ … 4
デュオ・ディロン=トルクァーティ … 5
キース・キルヒホフ … 6

録音:2010年−2018年
ライアン・カーター(1980−)は、オランダのハーグ王立音楽院でルイ・アンドリーセンとヒリウス・ファン・ベルフエイクに師事し、コロンビア大学のコンピューター・ミュージック・センターでさらなる研鑽を積んでいるアメリカの気鋭の現代音楽作曲家。
尖ったプログラム、完璧なテクニックで攻め続けるジャック四重奏団、評価急上昇中のアメリカのクヮルテット、カルダーSQの参加も、カーターの作品の普及の大きな手助けとなることでしょう。
KAIROS
0015029KAI(2CD)

P-0015029KAI(2CD)
国内盤仕様
税込定価
クラム:マクロコスモスT〜V
アンプリファイド・ピアノのための黄道十二宮にちなむ12の幻想曲集「マクロコスモスT」/アンプリファイド・ピアノのための黄道十二宮にちなむ12の幻想曲集「マクロコスモスU」/2台のアンプリファイド・ピアノと打楽器のための「夏の夜の音楽(マクロコスモスV)」(多重録音による世界初録音)
清水美子(P)、
ルパート・ストルーバー(打楽器)、
柴田晶子(口笛)、
清水なつみ(スライドホイッスル、アルトリコーダー、口笛)

録音:2016年−2017年
新たな音楽語法、音響の開拓者として多大な功績を残し続けている現代アメリカの大作曲家、ジョージ・クラム(1929−)。
そのクラムの音楽に魅入られ、日本におけるクラム演奏の第一人者として活躍するピアニスト、清水美子が代表作「マクロコスモス」の第1巻から第3巻をレコーディング!
バルトークの「ミクロコスモス」に呼応するかのように名付けられたクラムの「マクロコスモス」と清水との出会いは大学生のころまでさかのぼる。
東京のアメリカンセンターで聴いたデイヴィッド・バージの演奏する「マクロコスモスT」に感銘を受け、魅了された清水は渡米。
イーストマン音楽学校で、クラムの音楽の最大の理解者の1人でもあるデイヴィッド・バージに師事し、クラムの世界に本格的に足を踏み込むことになったという。
クラム本人とも長く親交を深め、作曲家本人からも厚い信頼を寄せられている清水美子。日本人奏者における「マクロコスモス」の決定盤であり、4人の奏者を必要とする「マクロコスモスV」をピアニスト、打楽器奏者1人ずつで演奏した録音は今回が世界初となります。

Paladino Music
PMR-0094(1CD)
バッハ:リインヴェンション Vol.2
クルターク:メッセージ〜クリスチャン・ズッターへの慰め
バッハ:3声のシンフォニア BWV.787-801 より 第1番〜第7番
クルターク:ドロローソ(悲しそうに)
バッハ:3声のシンフォニア BWV.787-801 より 第8番〜第15番
クルターク:ランボーを読んだ後に
バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」より フーガ ニ短調 BWV.875
 前奏曲イ長調 BWV.888、
 フーガ イ長調 BWV.888、
 フーガ嬰ハ長調 BWV.848
クルターク:ピエール・ブーレーズへの短いメッセージ
バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」より フーガ ハ短調 BWV.847、
 フーガ変ホ長調 BWV.852、
 フーガ変ロ長調 BWV.866
クルターク:アズ・ヒット
エリック・ラム(Fl)、
エリザベート・クッフェラート(Va)、
マルティン・ルンメル(Vc)

録音:2016年−2018年、ウィーン・コンツェルトハウス・スタジオ4(オーストリア)
ロンドンのチネケ!オーケストラの首席フルート奏者であるエリック・ラムと、ウィリアム・プリース門下のウィーンのチェリスト、マルティン・ルンメルによる、バッハの鍵盤音楽を探求するシリーズ「リインベンション〔(re)inventions〕」シリーズ。
バッハの「3声のシンフォニア」をメインに据えたシリーズの第2集では、テツラフSQのメンバーであり、近現代音楽のスペシャリストとしても名高いエリザベート・クッフェラートをヴィラ奏者として迎えトリオを結成!
フルートを中心とするトリオが奏でる「3声のシンフォニア」などのバッハの音楽の間に時折現れるクルタークの音楽が、相乗以上に印象的なアクセントを生み出しており、独特のポリフォニーの世界観を創り上げています。
Paladino Music
PMR-0079(1CD)
ゴダード:作品集〜三つの翼
弦楽四重奏のための「アラーキ」
弦楽三重奏のための「風と砂と星」
弦楽四重奏のための「三つの翼」
アルキタス・アンサンブル〔デイル・バールトロップ(Vn)、デイヴィッド・ギルハム(Vn)、デイヴィッド・ハーディング(Va)、アリエル・バーンズ(Vc)〕

録音:2017年1月&3月、バンクーバー(カナダ)
カナダのバンクーバーSOの副首席トランペット奏者、アソシエイト・コンポーザーという2つの姿を持つ、コンポーザー=トランぺッター、マーカス・ゴダードの"作曲家"としてのポートレート・アルバム。
カナダのセント・ローレンスSQのために作曲された「アラーキ」は、2011年に西部カナダ音楽賞を受賞した代表作の1つで、これまでにアメリカを中心に100回以上演奏が行われています。

Orlando Records
OR-0038(2CD)
21世紀におけるリコーダーの新たな可能性
ハンナン:RSRCH 12/84〜夢
フロン:ビースト・コールズ
デンナー:エングレーヴェ第5番
尹伊桑:牧歌の訪問者
フレーリッヒ:セマフォ
スザンネ・フレーリッヒ(テナー・リコーダー)

録音:2018年−2019年、ベルリン&グラーツ
バロック時代以前から続く楽器「リコーダー」と「21世紀音楽」の組み合わせで革新的な演奏、表現を目指したプログラム。テナー・リコーダーで圧倒的な表現力と技巧を繰り出すスザンネ・フレーリッヒは、1979年、ドイツのパッサウ出身のリコーダー奏者。アムステルダム音楽院、ベルリン芸術大学でリコーダーを学び、世界初演等を数多く手掛けています。

Etcetra
KTC-1661(1CD)
ヘンデル:水上の音楽(サクソフォン四重奏版)
「水上の音楽」 組曲第1番ヘ長調 HWV.348/「水上の音楽」 組曲第2番ニ長調 HWV.349/「水上の音楽」 組曲第3番ト長調 HWV.350(アウケリーン・クラインペニング編)
シレーネ・サクソフォン・クヮルテット〔フェムケ・エイルストラ(S)、フェムケ・ステケテー(A)、アンネリース・フリースヴェイク(T))、アウケリーン・クラインペニング(Br)〕

録音:2019年5月18日&20日、オランダ
オランダの若手女流サクソフォーン奏者で結成されたシレーネ・サクソフォン・クヮルテット。ソプラノ・サクソフォンのフェムケ・エイルストラは、結成34年を誇るオランダの名門アンサンブル、アウレリア・サクソフォン・カルテットの2代目ソプラノ・サクソフォンを担当しています。ハイドンの「弦楽四重奏曲」とガーシュウィンの「パリのアメリカ人」のサクソフォン四重奏版を収録したデビュー・アルバム(KTC-1569)に続き、ヘンデルの傑作「水上の音楽」のサクソフォン四重奏版がリリース!
前作ではテナー・サクソフォンのアンネリース・フリースヴェイクが編曲していましたが、今作ではバリトン・サクソフォンのアウケリーン・クラインペニングがアレンジを担当。組曲第1番から第3番までの「水上の音楽」全曲に、オランダの現代女流作曲家(兼サクソフォン奏者、ヴィジュアル・アーティスト)、セリア・スヴァルト(b.1994)による「Underwater(ヘンデルの音楽からインスピレーションを得たサクソフォン即興のためのサウンドスケープ)」を挟み、まったく新しいアプローチによる「水上の音楽」をお届けします。
Etcetra
KTC-1656(1CD)
タブラ・ラーサ〜ギター四重奏のための名曲アレンジ集
モーツァルト:アレグロ・コン・スピーリト(2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448/375aより)
スクリャービン:即興曲 変ロ短調 Op.12-2
ドビュッシー:版画
バッハ:フーガ − ヴィヴァーチェ(2台のチェンバロのための協奏曲ハ長調 BWV.1061より)
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ラフマニノフ:前奏曲 ニ長調 Op.23-4、前奏曲 ト短調 Op.23-5
ビゼー
:カルメン組曲
モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331/300iより)
フォー・エイセス・ギター四重奏団
フォー・エイセス・ギター四重奏団は、2017年のオッソラ室内楽コンクール(イタリア)で第1位を受賞したベルギーのギター四重奏団。スタイルにとらわれないユニークな活動で人気を集めており、今回のニュー・アルバム「タブラ・ラーサ」(白紙やまっさらな状態を意味する言葉)でも、バッハからモーツァルト、ショパン、ビゼーなどまばゆいばかりの名曲をギター四重奏に編曲。単にギターに置き換えるだけでなく、リズムやスタイルも自由にアレンジし、時には口笛も飛び出す「トルコ行進曲」など楽しさ満点のプログラムです。

RED PRIEST
RP-015(1CD)
バッハ・サイド・オヴ・ザ・ムーン
バッハ:シチリアーノ(フルート・ソナタ BWV.1031 より)
アルビノーニ:アダージョ(オーボエ協奏曲 Op.9-2 より)
ヴィヴァルディ:アダージョ(オーボエ協奏曲 RV.452 より)
サンマルティーニ
:シチリアーノ(リコーダー協奏曲 より)
ヘンデル:ラルゴ(トリオ・ソナタOp.2-1 より)
パーセル:ディドの嘆き(ディドとエネアス より)
ヘンデル:神の光の永遠の泉(アン女王の誕生日のための頌歌 より)
グルック:祝福された精霊の踊り(オルフェオ より)
ヴィヴァルディ:カンタービレ(フルート協奏曲 RV.428「ごしきひわ」 より)
バッハ:アダージョ(フルート・ソナタ BWV.1020 より)
ヴィヴァルディ:ラルゴ(リコーダー協奏曲 RV.108 より)
アルビノーニ:アダージョ(オーボエ協奏曲 Op.7-3 より)
バッハ:アンダンテ(フルート・ソナタ BWV.1034 より)
ラリー・ラッシュ(シンセサイザー)、
ピアーズ・アダムス(リコーダー)
バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、アルビノーニ、グルック、パーセルなどのバロック期を代表する作曲家たちの感動的な音楽をピアーズ・アダムスの奏でるリコーダーの深く美しい音色と壮大な電子音楽の見事な融合で贈ります。

Pentatone
PTC-5186827(8CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
(1)弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
(2)弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
(3)弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
CD 2(75’05”)
(4)弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
(5)弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
(6)弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
(7)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
(8)弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
(9)弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
(10)弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
(11)弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95 セリオーソ」
(12)弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
(13)弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
(14)弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
(15)「大フーガ」 変ロ長調 Op.133
(16)弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
(17)弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ミロ・クァルテット【ダニエル・チン(Vn1)、(1)-(6)山本サンディー智子(Vn2)、(7)-(17)ウィリアム・フェドケンホイヤー(Vn2)、ジョン・ラジェス(Va)、ジョシュア・ジンデル(Vc)】

録音:(1)-(6)2004年10月7-22日/アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ&レターズ(ニューヨーク)
(7)-(9)2012年5月14-25日/テキサス大学オースティン校内イエッセン講堂(テキサス)
(10)(11)2015年3月15-19日/ベナロヤ・ホール内イルズリー・ボール・ノードストローム・リサイタル・ホール(シアトル)
(14)(15)(17)2016年9月28日-10月6日、(13)2017年9月26-29日、(16)2018年10月8-12日、(12)2019年2月17-20日/バスタ大学内バスタ・チャペル(ケンモア)
現代アメリカを代表するSQ、ミロ・クァルテットが2020年のベートーヴェン生誕250周年と団設立25周年を記念してベートーヴェンの弦楽四 重奏曲全曲を完成させました!
ミロ・クァルテットは1995年にオーバリン音楽院の学生4人で結成。翌年4月には第50回コールマン室内楽コンクールで第1位を受賞、さらにフィショフ 全国室内楽コンクールで第1位および大賞を受賞するなど、若き才能が集結した注目の団として結成時より注目されていました。創設メンバーの山本サンディー 智子が脱退したのちウィリアム・フェドケンホイヤーが加わり、以後現在まで同メンバーで活動しています。
ミロ・クァルテットのベートーヴェンといえば2015年6月にサントリーホール チェンバーミュジック・ガーデン2015にて5日間をかけて全曲演奏を披露。 メンバー独自の研究をもとに非常に刺激的なまさに唯一無二の演奏を聴かせてくれました。
録音は2004年より2019年まで15年の歳月をかけ完成させました。2004年に録音された第1-6番 Op.18は米ヴァンガードから、以降はミロ・クァルテッ ト・メディアより順次リリースしてきましたが、第12番 Op.127は2019年2月録音の初出音源が揃い、PENTATONEレーベルより全集の形でリリースする 運びとなりました。気心の知れたメンバーが織りなすベートーヴェンはまさに刺激的。精緻なアンサンブルとともに歌心にあふれた演奏を展開しております。団に とっての2019/2020シーズンにふさわしい注目のリリースです。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-559(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番ニ短調 K.421
シューベルト:弦楽四重奏曲 第15番ト長調 D.887
ヴォーチェQ[セシル・ローバン(Vn)、サラ・ダヤン(Vn)、ギヨーム・ベッカー(Va)、リディア・シェリー(Vc)]

録音:2019年1月、ポワティエ・オーディトリウム劇場
2004年にパリで結成され、数々の名だたるコンクールを制して話題となったヴォーチェ四重奏団。数度の 来日公演で日本でも人気の高い彼らによる、結成15周年記念盤です。傑作ぞろいの「ハイドン・セッ ト」中唯一の短調で書かれたモーツァルトの15番。生涯最後の弦楽四重奏曲であり、シューベルトが試 み続けた、管弦楽的手法の室内楽への応用が大きな成果を上げた15番。彼らの持ち味である、親密 なアンサンブルとしなやかな表現を堪能することが出来るプログラムです。
ALPHA
ALPHA-547(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
デニソフ:シューベルトの主題による変奏曲
ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)
ヨナス・ヴィトー(P)

録音:2019年1月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
2017年に新設された、エリーザベト王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者となったジュリアン=ラフェリエール。それ以前にリリースし たブラームス、フランクとドビュッシーのソナタ(MIRARE)は、ディアパソン・ドール2017に選ばれており、2019年初頭にリリースしたヤン・ミサ、ア ダム・ラルームらとのトリオによるアルバム(SONY)も高い評価を得ています。ピアニストのヴィトーはラ・フォル・ジュルネなどの来日でもお馴染 み。 このアルバムには、ロシアを代表するチェロの名曲が収められていますが、社会主義台頭を避けて西側に亡命したラフマニノフ、体制の粛清に さらされ思うように作曲に打ち込めなかったショスタコーヴィチというように、母国の政治に翻弄されてきた作曲家たちの作品でもあり、もう一人 のデニソフもまた、社会主義リアリズムに反して西側の同時代音楽に呼応し続けていました。ジュリアン=ラフェリエールとヴィトーは、20世紀に おけるチェロ音楽の頂点ともいえる作品とその作者に深く寄り添った、美しも厳しい演奏を聴かせてくれます。

Capriccio
C-5390(1CD)
NX-B07
ヨーゼフ・ラボー(1842-1924):ピアノ五重奏曲&ピアノ四重奏曲集
ピアノ五重奏曲 ホ短調 Op.3
ピアノ四重奏曲 ハ長調 Op.6
ニーナ・カーモン(Vn)
パウリーネ・ザハゼ(Va)
ユストゥス・グリム(Vc)
ニーク・デ・グロート(Cb)
オリヴァー・トリンドル(P)

録音:2018年9月3-6日ベルリン、イエス=キリスト=教会
ヨーゼフ・ラボー(ラボル)はオーストリアの作曲家・ピアニスト。3歳の時に失明するというハンディを背負いながらも、音楽 教師として大成。シェーンベルク:、アルマ・マーラーの最初の教師を務めた他、20世紀初頭の音楽家たちと親交を結び ました。なかでも、戦争で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインを指導したことはラボーの生涯における大 切な出来事であり、彼の作品のほぼ全てがヴィトゲンシュタイン家の尽力で出版されました。作曲家としては、生涯に 渡り明快な古典形式を愛し、バランスの取れた美しい作品を数多く書き上げました。ここに収録されたピアノ四重奏曲 とピアノ五重奏曲も、ブラームスを思わせる落ち着いた色彩を持つ作品。後期ロマン派の重い響きを用いることなく、孤 高の世界を創り上げています。

ATMA
ACD2-2756(3CD)
モーツァルト:『ハイドン・セット』 木管五重奏版
(1)弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387『春』(ジェフリー・エマーソン編)
(2)弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421 (マルタン・カルペンティエ編)
(3)弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428(マティウ・リュシエ編)
(4)弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458『狩』(ジェフリー・エマーソン編)
(5)弦楽四重奏曲第18番イ長調 K.464(ノルマン・フォルジェ編)
(6)弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465『不協和音』(ジェフリー・エマーソン編)
ペンタドル
[アリアーヌ・ブリッソン((1)(2)(3)(5)フルート)、ダニエル・ブルジェ((4)(6)フルート)、マルタン・カルペンティエ(Cl)、ノルマン・フォルジェ(Ob)、マティウ・リュシエ(Fg)、ルイ=フィリップ・マルソレ(Hrn)]

録音:(2)(3)2019年3月、(1)(5)2017年6月、(4)(6)2015年12月
1985年創設のカナダの木管アンサンブル「ペンタドル」による注目編曲、木管五重奏版「ハイドン・セット」!モーツァルトが推敲に推敲を重ねて本 気で書き上げた弦楽四重奏の最高峰と言うべき曲集がまさか管楽器に置き換えられるとは。40年前に作曲家ジェフリー・エマーソンが編曲した3曲にメ ンバーによる編曲を加えて、6曲セットとして完成した他では聴けない意欲作です。親しみやすい響きを持ちながらも楽器ごとの音色の違いが楽曲の対位 法的な側面をおおいに刺激しており、モーツァルトの立体的な書法が堂々と響いてきます。 (Ki)

Myrios Classics
MYR-021(1CD)
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 op.67
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
ハーゲンQ[ルーカス・ハーゲン(Vn1)、ライナー・シュミット(Vn2)、ヴェロニカ・ハーゲン(Va)、クレメンス・ハーゲン(Vc)、キリル・ゲルシュタイン(P)

録音:2014年8月(op.34/ドイチュラントフンク室内楽ホール)、2014年12月(op.67/ブレーメン、ゼンデザール)
1981年に結成、40年弱のキャリアを重ねるハーゲン四重奏団。最新録音、ブラームスの弦楽四重奏曲の登場です。ハーゲン四重奏団はこれまでに クラリネット五重奏曲(myrios)や弦楽五重奏曲(グラモフォン)などのブラームス作品は録音しておりますが、四重奏曲は初録音となります。ますます その一切の妥協のない、高貴なアンサンブルは研ぎ澄まされたもの。生き生きとした楽想での闊達さ、とりわけ第3楽章での神がかり的な美しさは彼ら にしか為し得ない領域の演奏となっております。ピアノ五重奏曲では、ゲルシュタインのピアノの、気品に満ち威厳ある音色、そして完璧なテクニックが織 りなす説得力満点の演奏が炸裂。ハーゲン四重奏団との語り口の相性も完璧。これ以上ないかたちでのアンサンブルが展開されています。 (Ki)

ARCANA
A-465(1CD)
NX-B08
18世紀ヴェネツィアのチェロ・ソナタ〜ヴィヴァルディの影で
バッサーニ(17世紀後期-1740):ソナタ第3番 イ短調*[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
マルチェッロ(1686-1739):ソナタ第6番 ト長調 Op1-6[通奏低音=チェロ、チェンバロ]
プラッティ(1697-1763):ソナタ第1番 ト短調(1725)
[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
ヴィヴァルディ:チェロ独奏[と通奏低音]のためのソナタ 変ロ長調 RV46[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
ビガーリア:チェロ・ソナタ ト長調*[通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
ヴァンディーニ(1690-1730):ソナタ イ短調(1730)*[通奏低音=チェロ、チェンバロ]
マルティネッリ(1704-1782):チェロ[と通奏低音]のためのソナタ ニ長調*[通奏低音=チェンバロ]
ストラティコ(1728-1787):チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調*[通奏低音=チェロ、チェンバロ]
ガエターノ・ナジッロ(Vc)…ファブリアーノのアントニオ・ウンガリーニ1750年頃製作のオリジナル楽器
アンナ・フォンターナ(Cemb)…メッシーナのカルロ・グリマルディ1697年製作楽器による
フィレンツェのトニー・キンネリー2002年製作の再現楽器
サラ・ベンニーチ(チェロ/通奏低音)…ロンドンのバラク・ノーマン1717年頃製作のオリジナル楽器
エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ)…グラナダのフランシスコ・エルバス1997年製作楽器

録音:2018年9月19-22日コッラールボ市庁舎ペーター・マイヤーの間、ボルツァーノ県、イタリア
*=世界初録音
キアラ・バンキーニやエンリーコ・ガッティらが絶大な信頼を置くバロック・チェロ奏者であり、イタリア17〜18世紀のチェロ音楽史についての該博 な知識をソリストとしての活動で活かしてきたガエターノ・ナジッロ。2015年にはチェロ先進地としての18世紀ナポリに光をあてた2枚組アルバ ムが話題を呼びましたが、今度のテーマはヴェネツィア。「水の都」たる首都の活況だけでなく、内陸のパドヴァやアドリア海沿岸の現クロアチア 領も含めたヴェネツィア共和国領内で、古典派時代初期へ向けてどれほど豊かなチェロ音楽が発達してきたか……入念な解釈、闊達にして 味わい深い古楽器演奏で明らかにしてゆきます。 18世紀ヴェネツィアのチェロ音楽といっても、多くの場合はヴィヴァルディの作品ばかりが注目されてきたところ。しかしオペラや合奏など音楽目 当ての観光客も詰めかけた当時のヴェネツィアだけに、低音を支えるチェロ奏者にも事欠きませんでした。ヴィヴァルディが指揮したピエタ養育 院でも教鞭をとった名手たちには、チェロ音楽揺籃の地ボローニャから来たヴァンディーニの姿も。古典派への一歩をみせる作品も少なくなく、 リ・インコーニティの鍵盤奏者フォンターナら頼れる通奏低音陣の活躍とあいまって、発見に満ちたガットの中低音世界に興味がつきません。

Etcetra
KTC-1643(1CD)
モーツァルト:レクイエム(弦楽四重奏版)
レクイエム ニ短調 K.626(ペーター・リヒテンタール編曲/弦楽四重奏版)
協奏的大六重奏曲(原曲:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364/編曲者不詳/弦楽六重奏版)
ルスクヮルテット〔クセーニャ・ガマリス(Vn)、アンナ・ヤンチシナ(Vn)、クセニア・ズーレヴァ(Va)、ピョートル・カレトニコフ(Vc)〕、
イリヤ・ホフマン(Va)、
ミハイル・ネムツォフ(Vc)

録音:2018年8月20日−24日、ベルギー
ルスクヮルテット(RUSQUARTET)は、2001年にモスクワ音楽院付属中央音楽学校で結成されたロシアのSQ。メンバー全員がモスクワ音楽院へと進学し、ボロディン・クヮルテットの元メンバーとして知られる名ヴィオリスト、ドミトリー・シェバーリンの生徒となりました。2006年には、ショスタコーヴィチの生誕100周年を記念したドイツ(ラインスベルク)のコンクールで第1位を受賞した他、バンフ国際弦楽四重奏コンクール(カナダ)、ショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクール(ロシア)、トロンプ国際音楽コンクール(オランダ)などで入賞してきた実力派です。
Et'ceteraからリリースされたチャイコフスキーの弦楽四重奏曲集(KTC1598、KTC1641)は高水準な技術と音楽性で評価されました。続くEt'cetera第3弾は、モーツァルトの2つの傑作、「レクイエム K.626」と「協奏交響曲 K.364」の室内楽アレンジ版。ジュスマイヤーによる補完版の出版からわずか数年後の1802年に出版された「レクイエム」の弦楽四重奏版は医師・作曲家・音楽学者であったペーター・リヒテンタールによる大胆な編曲(当時は声楽作品が室内楽へ編曲されることは珍しくありませんでした)。匿名の編曲者によって弦楽六重奏版へと編曲されたヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲は、「協奏的大六重奏曲(Grande Sestetto Concertante)」の題で1808年に出版されています。ルスクヮルテットの演奏では、メンバーと「私的演奏協会の音楽」シリーズでもお馴染みのヘンク・グイタルトによって適時細かい改定やリアレンジも行われています。

ALPHA
ALPHA-469(8CD)
★NX-D03
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲 第6番変ロ長調 Op.18-6
6-9. 弦楽四重奏曲 第12番変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲 第2番ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 Op.59-3
「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲 第11番ヘ短調 Op.95
「セリオーソ」
弦楽四重奏曲 第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲 第1番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲 第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲 第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲 第5番イ長調 Op.18-5
大フーガ 変ロ長調 Op.133
弦楽四重奏曲 第7番ヘ長調 Op.59-1
「ラズモフスキー第1番」
弦楽四重奏曲 第8番ホ短調 Op.59-2
「ラズモフスキー第2番」
弦楽四重奏曲 第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲 第13番変ロ長調 Op.130
弦楽四重奏曲 第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲 第16番ヘ長調 Op.135
ベルチャ四重奏団
コリーナ・ベルチャ(Vn1)
アクセル・シャハー(Vn2)
クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)
アントワーヌ・レデルラン(Vc)
録音:2011-2012 年
オールドバラ、スネイプ・モルティングス、ブリテン・スタジオ
旧品番:ALPHA262 (ZZT315 & ZZT321)
来日公演も大成功を収めているベルチャ四重奏団。彼らがメジャーレーベルから移籍後、初の録音となったベートーヴェンの弦楽四重奏曲 全集は、上下巻分売で発売されて間もない頃から絶賛され大きな話題となりました(『レコード芸術』誌特選)。「ベートーヴェンの作風の 変転」を感じることを意図して録音されており、極めて高い集中力と強い熱意が感じられる名演に仕上がっています。Zig-Zag Territoires レーベルからの移行盤の再発売。21世紀の新たなスタンダードと呼ぶにふさわしい、丹念な解釈にもかかわらず絶妙にスリリングな迫真の16 曲+大フーガをじっくり味わえます。 (Ki)
ALPHA
ALPHA-467(4CD)
NX-D11
ドヴォルザーク:ピアノと弦楽のための室内楽作品全集
ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65 (1883)
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 Op.90 「ドゥムキー」 (1890-91)
ピアノ四重奏曲 第1番ニ長調 Op.23 (1875)
ピアノ四重奏曲 第2番変ホ長調 Op.87 (1889)
ピアノ五重奏曲 第1番イ長調 Op.5 (1872)
バガテル Op.47 (1878)
ピアノ五重奏曲 第2番イ長調 Op.81 (1887)
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.21 (1875)
ピアノ三重奏曲 第2番ト短調 Op.26 (1876)
ブッシュ三重奏団[マティウ・ファン・ベレン(Vn)、オリ・エプスタイン(Vc)、オムリ・エプスタイン(P)]
ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)
マリア・ミルステイン(Vn)

録音:2015年11月-2018年8月エリザベート音楽院ホール、ベルギー、ワーテルロー
2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用してい ることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。ALPHAレーベルからリリースしたドヴォルザークの室内楽を集めたCD4枚を集めたこ のBOXは、ピアノと弦楽器による室内楽作品全集となっています。四重奏曲と五重奏曲では、ロシア出身の同世代のヴァイオリニスト マリア・ ミルステインと、フランス出身の一世代上のヴィオラ奏者ダ・シルヴァを迎え、彼らならではの瑞々しい音楽に奥深さを加えています。

RUBICON
RCDB-1000(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル」
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
クロエ・ハンスリップ(Vn)、
ダニー・ドライヴァー(P)
使用ヴァイオリン:1737年製の「グァルネリ・デル・ジェス」

※録音(ライヴ):2017年3月2日、5月4日、10月17日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)
ロシアの名教師ザハール・ブロンが見出したイギリスの女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが「ルビコン・クラシックス(Rubicon Classics)」を舞台として、デュオ・パートーナーであるダニー・ドライヴァーと共に取り組んできたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。英グラモフォン誌、英ストラッド誌、英サンデー・タイムズ紙等各種メディアで好レビューが続いたライヴ録音集全3巻が、BOXセットになって登場!
レコーディングではヴュータンやメトネル、ボーウェンなど、ロマン派以降の知られざるレパートリーを積極的に取り上げ、レパートリーを広げてきたハンスリップ。ヴァイオリンのレパートリーの王道中の王道、ベートーヴェンのソナタの全曲録音は、神童から若き名手へと成長し、さらなる高みを目指すハンスリップのキャリアにおける重要なマイルストーンとなることでしょう!
Hyperionでもお馴染みのイギリスの実力派ピアニスト、ダニー・ボーウェンの知的で洗練されたピアニズムにもご期待下さい。

CALLIOPE
CAL-1858(2CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)、
ネナド・レチッチ(P)

録音:2017年、デトモルト(ドイツ)
モダン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ、アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるイギリスのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソンと共にハムレット・ピアノ・トリオのメンバーとして活躍するセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチ。
ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝した実績を持ち、世界中でソリストや室内楽奏者として活躍する名女流が、楽聖ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲をレコーディング!
ハムレット・ピアノ・トリオでの優れた演奏も印象的なヤンコヴィチが、「5つのソナタ」と「3つの変奏曲」でベートーヴェンの3つの創作期を網羅。チェロとピアノのデュオで、作曲家ベートーヴェンのハイライトを描いています。もちろん、演奏も抜群の完成度です!
CALLIOPE
CAL-1859(1CD)
チャイコフスキー:四季 Op.39
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
トリオ・ボエーム〔ヤスミナ・クラグリッヒ(P)、レフ・マスロフスキー(Vn)、イゴール・キリチェンコ(Vc)〕

録音:2018年8月6日−10日、ヴィルティエリー(フランス)
クラウディオ・アラウの孫弟子でありその系譜に連なるセルビアの首都、ベオグラード出身の女流ピアニスト、ヤスミナ・クラグリッヒが設立したアンサンブル、トリオ・ボエームが、ロシアとアルゼンチンの四季折々の風景を音楽で楽しませてくれる好企画。
レフ・マスロフスキーは、ロシアン・シネマトグラフィック・オーケストラの第1ソロ・ヴァイオリン奏者と、モロッコ王立SOのソリストを兼務するヴァイオリニスト。オデッサ出身のチェリスト、イゴール・キリチェンコもボロディン・クヮルテットのベルリンスキーや、アルバン・ベルク四重奏団のハット・バイエルレ、アラン・ムニエなどに師事し、ロストロポーヴィチからプロコフィエフ音楽祭、リヒテルからは12月の夕べ音楽祭に招聘さえれた経歴を持つベテランです。フランスのピアノ製作者、ステファン・ポレロのレコーディング・ホールとそのピアノ「Op.102}の響きも要注目です。

Ars Produktion
ARS-38189S(1SACD)
アイデンティティ〜20世紀前半のヴァイオリン・ソナタ集
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.148(140)
シュールホフ:ヴァイオリン・ソナタ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW.VII/7
シマノフスキ:夜想曲とタランテラ Op.28
ノエ・乾(Vn)、
マリオ・ヘリング(P)

録音:2015年7月7日−9日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継ぎ、その系譜に名を連ねる期待のヴァイオリニスト、ノエ・乾と、2003年にベルリンSOとの共演でベルリン・フィルハーモニーに登場し大喝采を浴び、巨匠パウル・バドゥラ=スコダからも太鼓判を押されたピアニスト、マリオ・ヘリングの俊英デュオによる「20世紀前半のヴァイオリン・ソナタ集」。
1914年から18年の第一次世界大戦中に書かれたドビュッシー最後の作品である「ト短調のソナタ」、民謡との結び付きがキーワードでもあるヤナーチェクの「ソナタ」とシマノフスキの「夜想曲とタランテラ」、そして、この期間の前後約10年間に作曲されたシマノフスキの「ソナタ」とシュールホフの「ソナタ」で構成されるプログラムは、大戦という激動の中、そして前後のヨーロッパ楽壇における室内楽芸術の歴史のハイライトを描いています。
ノエ・乾とマリオ・ヘリング、共に欧州と日本にルーツを持つ若き名手たちの見事なデュオが、20世紀前半のヴァイオリン作品の深淵に迫ります。
Ars Produktion
ARS-38285(1SACD)
モーツァルト:フルート四重奏曲集(ピリオド楽器使用)
フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171/285b
フルート四重奏曲ヘ長調 K.370/368b(ホフマイスター編)
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
カレル・ヴァルター(フラウト・トラヴェルソ)、パブロ・バレッティ(Vn)、ピーター・ビアリー(Va)、ペトル・スカルカ(Vc)

録音:2018年5月31日−6月3日、スタジオ・ヴァルデンブルク(スイス)
ピリオド楽器使用による軽やかで、そしてまろやかなモーツァルトのフルート四重奏曲集。
全曲で非常にレベルの高い演奏を披露してくれているが、それもそのはず、参加メンバーの大半はあの古楽アンサンブル、カフェ・ツィマーマンのメンバーという豪華布陣!
セリーヌ・フリッシュと共にカフェ・ツィマーマンを創設したアルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリニスト、パブロ・バレッティを筆頭に、ここでは完全に主役の座を務めているトラヴェルソのカレル・ヴァルター、縁の下の力持ちであるチェリストのペトル・スカルカに加え、アメリカのイェール大学で学んだ後にグラナダへと渡り、同地でグラナダ・バロックOを創設したピーター・ビアリーが参加しているのだから、演奏が素晴らしいのも当然と言えるでしょう!
Ars Produktion
ARS-38282(1SACD)
パレット〜フルートと弦楽アンサンブルのための作品集
フォーレ:幻想曲 Op.79
ユー:幻想曲
タファネル:アンダンティーノとアレグレット・グラツィオーソ
ジョリヴェ:ファンタジー・カプリス
フランセ:ディヴェルティメント
ボザ:アリア
ゴダール:3つの小品による組曲 Op.116
イベール::アリア
ボルヌ:カルメン幻想曲
アーン:女神のための踊り
ナサニエル・キャレ(Fl)、
アンサンブル・ニュアンツ〔エフゲニー・ポポフ(Vn)、アレクサンドル・ユッソー(Vn)、ヤン・メリヒャル(Va)、ロビン・ポルタ(Va)、ヤン・パス(Vc)、シュテファン・コッホ=ロース(Cb)〕

録音:2019年2月19日−21日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
22歳でローター・ツァグロゼクのシュトゥットガルト州立Oのソロ・フルート奏者に就任したフランス出身の若きフルーティスト、ナサニエル・キャレのソロとアレンジによる、フルートと弦楽六重奏のための作品集。
フォーレやイベール:、アーンからフランセ、ジョリヴェまで、フランスのフルートの歴史をたどる充実のプログラムです。キャレと共演の弦楽器陣もシュトゥットガルト州立Oが中心で実力者揃い。キャレの堂々たるソロ、バックを支える弦楽器陣の分厚いサウンドをARSの優秀録音で。
Ars Produktion
ARS-38276(1SACD)
東欧を旅して
ウィルケ:無伴奏ヴァイオリンのための狂詩曲Op.2「詩曲」
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調 Op.21
スーク:4つの小品 Op.17
プロコフィエフ
:5つのメロディ Op.35bis
ヴィエニャフスキ:グノーの歌劇「ファウスト」の主題による華麗なる幻想曲 Op.20
ミレーナ・ヴィルケ(Vn)、
タチアナ・チェルニチュカ(P)

録音:2018年11月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
2016年にベルリンで開催されたコンクール「Ton und Erklarung」で第1位に輝くなど、ドイツ国内を中心に活発な活動を展開している1996年フライブルク出身の女流ヴァイオリニスト、ミレーネ・ヴィルケが奏でる東欧作品の数々。インゴルフ・トゥルバンの下で学士号を取得し、2019年にはベルリンのハンス=アイスラー音楽大学でアンティエ・ヴァイトハースに師事するなど、世界的名手たちの指導により着実に成長を遂げている有望株の1人です。

QUEEN ELISABETH COMPETITION QEC-019(4CD)
NX-E07
エリーザベト王妃国際音楽コンクール 2019年大会/ヴァイオリン

(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(3モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番
(4)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番
(5)ブラム・ヴァン・キャンプ(1980-):スケルツォ-バガテル
(6)キンモ・ハコラ(1958-):フィドル Op.99
(7)シューベルト:幻想曲 ハ長調 Op.159
(8)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
(9)グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
(10)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
(11)エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
(12)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
(13)プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119
(14)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
(1)ステラ・チェン(第1位/アメリカ)
(2)スティーヴン・キム(第3位/アメリカ)
(3)ティモシー・チョイ(第2位/カナダ)
(4)ユーリア・プシュケル(第5位/ハンガリー)
(5)ルーク・スー(ファイナリスト/アメリカ)
(6)岡本誠司(ファイナリスト/日本)
(7)ステラ・チェン
(8)宇野由樹子(ファイナリスト/日本)
(9)ティモシー・チョイ
(10)ヴァ・ラプチェフスカ(ファイナリスト/ウクライナ)
(11)イオアーナ・クリスティナ・ゴイチェア(第6位/ルーマニア)
(12)シャノン・リー(第4位/アメリカ)
(13)チ・ウォン・ソン(ファイナリスト/韓国)
(14)シルヴィア・ファン(ファイナリスト・聴衆賞/ベルギー)

ライヴ録音:セミ・ファイナル 2019年3月6-11日 フラジェ、ブリュッセル
ファイナル 2019年3月20-25日 ブリュッセル・ファイン・アーツ・センター
前身のウジューヌ・イザイ・コンクールから、世界大戦による中断を挟んで80年を超える歴史を持つエリザベート王妃国際音楽コンクール。ピア ノ、ヴァイオリン、声楽、チェロのコンクールが交代で行われますが、2019年はヴァイオリンが開催され、日本人の岡本誠司と宇野由樹子のファ イナル進出でも話題となりました。出場者には既にプロとして来日公演などもこなしているアーティストもおり、そのレベルの高さはよく知られたと ころ。2019年も熱い演奏が繰り広げられました。

Audite
AU-97753(1CD)
ヴァインベルク:弦楽三重奏曲Op.48 (1950)
ペンデレツキ:弦楽三重奏曲 (1991)
シュニトケ:弦楽三重奏曲 (1985)
トリオ・リリコ【フランチスカ・ピーチ(Vn)、ソフィア・ロイター(Va)、ヨハネス・クレブス(Vc)】

録音:2018年11月5-7日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
半世紀前にブームを起こしたペンデレツキ、四半世紀前にブームを起こしたシュニトケ、現在ブームとなっているヴァインベルクの弦楽三重奏曲を集めた アルバム。いずれも旧共産圏の枠組み内には収まらぬ才能で、見事な作品となっています。3巨匠に共通するのは、ともにユダヤの血をひいていることと、一世を風靡するような個性とオーラを持っていること。とくにシュニトケとヴァインベル クは創作の絶頂期でもあり、音楽が魔力を秘めています。技法だけでない「心の音楽」が聴こえます。
近年日本でも熱い注目を集めるドイツの実力派フランチスカ・ピーチ率いるトリオ・リリコ。2014年結成、今後弦楽三重奏界の第一人者となるはずで 要注目です。 (Ki)

BIS
BISSA-1998(1SACD)
「謝肉祭」〜ヴァイオリンとギターのための作品集
ヴィヴァルディ:ソナタ第2番 イ長調 RV.31〜12のヴァイオリン・ソナタ集 Op.2より
ロカテッリ(1695-1764):ソナタ第12番ニ短調〜12の室内ソナタ Op.6より
パガニーニ:ソナタ第1番〜チェントーネ・ディ・ソナタ Op.64 MS.112より
 ソナタ第1番〜ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ Op.2 MS.26より
 ブラヴーラ変奏曲
コレッリ:ソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」〜12のヴァイオリン・ソナタ集 Op.5より
パガニーニ:「ロマンス」「アンダンティーノ・ヴァリアート。スケルツァンド―第1〜6変奏」〜ギターとヴァイオリンのためのグランド・ソナタ イ長調 Op.39 MS.3より
 ヴェネツィアの謝肉祭 Op.10 MS.59
五明カレン(Vn;1703年製ストラディヴァリウス「オーロラ」)、
イスモ・エスケリネン(ギター;2011年製ロディ)

録音:2015年9月トロイ貯蓄銀行ホール(ニューヨーク)
麗しのヴァイオリニスト五明カレンが銘器ストラディヴァリウス「オーロラ」を用いて演奏したヴァイオリンとギターのための作 品集をリリースします。五明カレンは1982年東京生まれで2歳の時にモントリオールに移住、5歳でヴァイオリンをはじめ、わずか9歳でカナダ音楽コ ンクール第1位受賞した才華。その後名教師ドロシー・ディレイに師事しジュリアード音楽院で学び研鑽を積みました。現在アメリカを拠点にソリストと してヨーロッパでも高い評価を受けております。
2013年11月にNHKスペシャル『至高のバイオリン ストラディバリウスの謎』でイタリアのクレモナを訪れヴァイオリンの史上最高の名器ストラディ ヴァリウスの秘密に迫るドキュメンタリーに出演し、愛器「オーロラ」の音色を名曲に乗せて披露したことでその名が知られております。当番組内で “楽 器自体に独特の声を持っている” とその魅力を語る五明カレンが美しい音色を聴かせてくれます。
共演のイスモ・エスケリンはティモ・コルホネン門下で現在フィンランドを代表するギタリスト。ALBAレーベルより数多くのディスクをリリースしている 名手です。 (Ki)

DOREMI
DHR-8091(4CD)
フランス弦楽三重奏団第1集〜モーツァルト作品集
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
ヴァイオリンとヴィオラのための2つのデュエット K.423、K.424
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのアレグロ ト長調 K.562e
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
ピアノ四重奏曲 ト短調 K.478
協奏交響曲 変ホ長調 K.364
フルート四重奏曲 第1〜4番
2つの幻想曲 ヘ短調 K.594、ヘ短調 K.608
6つの前奏曲とフーガ K.404a
2つのヴァイオリンとチェロのためのアダージョとメヌエット K.266
2つのヴァイオリンと2つのチェロのためのフーガ ト短調 K.401
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのフーガ ト長調 K.443
アダージョとフーガ ハ短調 K.546
フランス弦楽三重奏団
[ジェラール・ジャリ(Vn)、セルジュ・コロー(Va)、ミシェル・トゥルニュ(Vc)]
モーリス・ブルグ(Ob)
ジョルジュ・プルーデルマッハー(P)
ミシェル・デボスト(Fl)
トゥールーズ室内O
ルイ・オーリアコンブ(指)

録音:1966-77年頃
フランス往年の名トリオ、フランス弦楽三重奏団によるモーツァルト録音集。あまり取り上げられないバッハからの編曲によるフーガ集なども入っています。 CD4枚に渡り様々な作品を取り上げており、共演者も当時のフランス楽壇の魅力を伝えてくれます。 (Ki)

Stradivarius
STR-37131(1CD)
「イタリア風!」
ガッリ:ベッリーニの「ノルマ」に基づく幻想曲 Op.168-4
ブリッチャルディ:ヴェルディの「トラヴィアータ」のヴィオレッタのアリア
カザレット:ヴェルディの「トラヴィアータ」によるサロン小品
デ・ミケリス:ヴェルディの「運命の力」のレオノーラのアリア Op.47
ガッリ:ヴェルディの「リゴレット」に基づく幻想曲 Op.40
ドニゼッティ:ソナタ
ガッリ:ドニゼッティの「愛の妙薬」に基づく幻想曲 Op.165-1
チュル:ロッシーニの「セビリアの理髪師」のアルマヴィーヴァ伯爵のカヴァティーナ
 ロッシーニの「セビリアの理髪師」のロジーナのカヴァティーナ
コッティニエス:ロッシーニの音楽の夜会から(5 曲)
ルイーザ・セッロ(Fl)、
ブルーノ・カニーノ(P)

録音:2019年1月5、6日 イタリア,ウーディネ
「イタリア風!」と題された CD。フルートとピアノで19 世紀のイタリアオペラのアリアを 演奏しています。原曲に忠実なものから自由に翻案しているものまで、いずれも楽しめる。 ルイーザ・セッロはイタリアの人気フルート奏者。彼女はムーティ時代のスカラ座のオー ケストラでも度々フルートを吹いていたので、こうしたイタリアオペラを基にした作品はお 手の物です。バッハのフルート・ソナタ集(STR 37095)に続いて、ここでも伴奏は大ベ テラン、ブルーノ・カニーノ。やはり実に巧く、単なる伴奏に終わっていない。
Stradivarius
STR-37130(1CD)
「コンフィニ」〜サクソフォン四重奏作品集
ウォルトン:5 つのバガテル(1970-71)
ボノメッティ(1979-):晩の思索(2019)
リッケッリ:バルトークのルーマニア舞曲から霊感を受けたカプリッチョ(2016)
ロメロ:サクソフォンのためのラテンアメリカ四重奏曲(1976)
サッコ(1981-):都会の(2006)
リゲティ:6 つのバガテル(1953)
コリタジェ・サキソフォン四重奏団:
【グイド・コンソーリ(ソプラノSax)
ロエンツォ・リッケッリ(アルトSax)
マッテオ・タンブリン(テノールSax)
ロベルト・ジェノヴァ(バリトンSax)】

録音:2019年4月 イタリア,ブレッシャ,
様々なサクソフォン四重奏曲を集めています。クラウディオ・ボノメッティ(1979-)はコリタジェ・ サキソフォン四重奏団のために書かれた作品。グイード・ウンベルト・サッコ(1981-)の「都会の Urban」はジャズの即興演奏的味わいを盛り込んだ作品。リゲティの 6 つのバガテルは木管五 重奏曲を編曲しているが、実にピッタリあっています。 コリタジェ・サキソフォン四重奏団は、イタリアの 4 人のサクソフォン奏者によって結成されたサ クソフォン四重奏団。名前は4 人の姓から取っています。

TOCCATA
TOCC-0501(1CD)
NX-B03
ロジャー・スモーリー(1943-2015):ピアノ、声楽作品と室内楽作品集
ピアノのための小品(1990)*
9つの生活-ネコについてのソプラノとピアノのための歌曲集(2008)*
カプリッチョ 第1番(1966)*
舟歌(1986)
試験のための小品(2008)*
ピアノのための小品 I-V(2008)
ピアノの黒鍵と白鍵のための3つの練習曲(2002-2004)*
自然災害の犠牲者への悲歌-ホルンと4つのタムタムのための(2005)*
タリン・フィービッグ(S)
ダリル・プールセン(Hrn)
ジェームズ・カドフォード(Vn)
ダニエル・ヘルスコヴィチ(P)
スコット・デイヴィー(P)
ロジャー・スモーリー(タムタム)…22

録音:2018年2月13日、2018年3月28日、2018年3月29日
*=世界初録音
イギリス出身の作曲家ロジャー・スモーリーの作品集。1967年にケンブリッジ大学のロイヤル・カレッジ初の「コンポー ザー・イン・レジデンス」に任命された他、1974年にはオーストラリア大学で教鞭を執り、その後はオーストラリアに拠点を 置き活動を重ねました。指揮者、ピアニストとしても知られ、自身の作品を含む多くの演奏がCD化されています。モダン な作風の中に、しばしばロマン派の作曲家たちの音楽の断片を取り入れるという彼の作品は、とても耳なじみがよく、と りわけ“ネコの生態”を描いた「9つの生活」はユーモラス、かつ楽しい歌曲集に仕上がっています。

Gramola
GRAM-99176(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.99 D898
ピアノ三重奏曲 第2番変ホ長調 Op.100 D929*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)

録音:1984年12月9-12日 ORF放送 ゼンデザール、1981年8月5日 モーツァルテウム、ウィーンホール、ザルツブルク祝祭音楽祭 ライヴ*
20世紀後半を代表する二人の奏者、ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)、ボリス・ペルガメンシコフ (1948-2004)とバドゥラ=スコダによる、1980年代の貴重な音源のリリース。 第1番は1984年のスタジオ録音、第2番はザルツブルク音楽祭での「シューベルト:ピアノ三重奏曲」のコンサート・ラ イヴです。情感豊かな音色で知られるロシアの名チェロ奏者ペルガメンシコフ、ウィーンの伝統を受け継ぐシュナイダー ハン、グルダ、デムスとともに“ウィーン三羽烏”の一人と称されるバドゥラ=スコダ、この3人が織りなす見事なハーモニー をお楽しみください。20世紀後半を代表する二人の奏者、ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)、ボリス・ペルガメンシコフ(1948-2004)とバドゥラ=スコダによる、1980年代の貴重な音源のリリース。
第1番は1984年のスタジオ録音、第2番はザルツブルク音楽祭での「シューベルト:ピアノ三重奏曲」のコンサート・ライヴです。情感豊かな音色で知られるロシアの名チェロ奏者ペルガメンシコフ、ウィーンの伝統を受け継ぐシュナイダーハン、グルダ、デムスとともに“ウィーン三羽烏”の一人と称されるバドゥラ=スコダ、この3人が織りなす見事なハーモニーをお楽しみください。
Gramola
GRAM-99194(1CD)
ヨーゼフ・マイセダー(1789-1863):作品集 第5集〜技巧的な小品集
大演奏会用小品 第1番イ長調 Op.47
ポロネーズ 第3番ホ長調 Op.12*
ポプリ=変奏曲 ト長調/変ロ長調 Op.27*
二重奏曲 ハ短調 Op.31
変奏曲 ヘ長調 Op.25
変奏曲 ホ長調 Op.40
トーマス・クリスティアン(首席ヴァイオリン)
アンサンブル・ヴィオリッシモ【ライムント・リシー(Vn)、ララ・クストリッヒ(Vn)、ルカ・クストリッヒ(Vn)、ロベルト・バウエルシュタッター(Va)、スザンネ・レーナー(Vc)】

録音:2018年6月27日 Studio Wavegarden,Mitterretzbach、2018年6月29日 Studio Wavegarden,Mitterretzbach、2017年11月5日 Casino Baum
世界初録音
19世紀半ばのウィーンは“ビーダーマイアー=小市民文化”の中心地であり、数多くの音楽文化が花開いた地でもあ りました。ヴァイオリニスト兼作曲家ヨーゼフ・マイセダーもその立役者の一人であり、1835年にウィーン帝国の室内楽 ヴィルトゥオーゾに任命され、1836年にはホーフブルク宮殿のヴァイオリニストに就任、以降、数多くの名誉ある賞を 獲得し、1862年にはフランツ・ヨーゼフ1世から「騎士の十字架賞」を授けられるほど高く評価されました。しかし、これ ほどの業績と人気を誇ったにもかかわらず、現在では彼の作品を耳にすることはほとんどありません。このシリーズでは、 知られざるマイセダーの作品を復刻、これまでに弦楽四重奏曲やヴァイオリン協奏曲など、さまざまな作品がリリースさ れていますが、今回は彼が優れたヴァイオリニストであった証ともいえる「技巧的な作品」を楽しめます。どれも華やかな 技巧がふんだんに用いられており、当時流行していた旋律も存分に盛り込まれた聴きごたえのある曲(全て世界初 録音)ばかり。ウィーン・フィルのメンバーで、マイセダー作品の復刻に力を注ぐライムント・リシーをはじめとしたヴィル トゥオーゾたちが素晴らしいアンサンブルを聞かせます。
Gramola
GRAM-99196(1CD)
フルート、ヴィオラとハープのための作品集
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(1915)
ヨハネス・マリア・シュタウト(1974-):シデナム・ミュージック(2011)
バックス:悲劇的三重奏曲(1916)
ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):三重奏曲(1947)
トリオ・パルトゥ【ビルギット・ラムスル=ガール(Fl)、ヨハネス・フリーダー(Va)、ガブリエラ・モシルシュ(Hp)】

録音:2009年4月23-26日
フルート、ヴィオラ、ハープが奏でるアンサンブルは、たいへん珍しく、また楽しい室内楽作品と言えるでしょう。この組み 合わせによる初めての作品は、おそらく1915年に作曲されたドビュッシー晩年のソナタであり、透明感溢れるハープと フルートの響きをヴィオラが支える美しい曲調です。この3つの楽器が生み出す独特の音色に魅せられたのか、1916 年にはバックスが同じ楽器の組み合わせによる「悲劇的三重奏曲」を発表しました。また、1947年に書かれたゲンツ マーの三重奏曲はドビュッシーを思わせる印象的な曲であり、現代的なテクニックを盛り込んだオーストリアの現代作 曲家シュタウドの「シデナム・ミュージック」など、時代を追うごとに興味深い作品が生まれています。フォルクスオーパー やウィーンSOで活躍する演奏家によるアンサンブル「トリオ・パルトゥ」は、これらのユニークな作品の普及に努め ています。
Gramola
GRAM-98904(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第24番ヘ長調 K376
ヴァイオリン・ソナタ 第32番変ロ長調 K454
ヴァイオリン・ソナタ 第28番変ホ長調 K380
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn…1656年製ヤーコプ・シュタイナー)
パウル・バドゥラ=スコダ(ハンマーフリューゲル…1785年製アントン・ヴァルター)
2004年に、その才能を高く評価されGramolaレーベルと契約したばかりのイルンベルガーは、バドゥラ=スコダだけで なく、同じく“ウィーンの三羽烏”イェルク・デームスともモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを録音するなど、大先輩から ウィーンの伝統をじっくり受け継いでいます。このアルバムでは3曲のソナタを演奏。1787年に作曲された大作「第35 番」の古典的な書法の中にひそむ憂愁や、アダージョ楽章で始まる第27番、嵐のように激しい第1楽章を持つ第25 番と、円熟期のモーツァルトの音楽が当時の楽器によって鮮やかによみがえります。

Chandos
CHAN-20139(1CD)
ハー・ヴォイス〜ビーチ、クラーク、ファランク:ピアノ三重奏曲集
ルイーズ・ファランク(1804−1875):ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.33
エイミー・ビーチ(1867−1944):ピアノ三重奏曲 Op.150
レベッカ・クラーク(1886−1979):ピアノ三重奏曲
ニーヴ・トリオ〔アンナ・ウィリアムズ(Vn)、ミハイル・ヴェセロフ(Vc)、エリ・ナカムラ(P)〕

録音:2019年5月21日−23日、ポットン・ホール(サフォーク)
アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集い、2010年に結成されたアメリカのピアノ三重奏団、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"。ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、フレッシュでアイディアに満ち溢れた期待の若きトリオです。 「アメリカン・モーメンツ(CHAN-10924)」、「フレンチ・モーメンツ(CHAN 10996)」といったこだわりのプログラミングで続いてきたChandosでのレコーディング、第3弾のテーマは、「女流作曲家」。パリ音楽院初の女性教師となったフランスのルイーズ・ファランク。ヘンリー・ウッド・クイーンズ・ホールOの最初の女性奏者となったイギリスのヴィオリスト、レベッカ・クラーク。アメリカの女性作曲家で初めて交響曲を作曲&出版したエイミー・ビーチ。スタイルや作風はそれぞれ異なりながらも、女性音楽家としての地位と権利を開拓してきた偉人という共通点を持つ3人のピアノ三重奏曲を組み合わせています。

Caro Mitis
CM-0042007(1SACD)
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集
ソナタ ニ長調 K.306/301I
ソナタ ホ短調 K.304/300c
ソナタ ト長調 K.379/373a
アレクサンドラ・ネポムニャシュチャヤ(P)、
セルゲイ・フィルチェンコ(Vn)

録音:2008年5月、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアの実力派ピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルムのコンサートマスターを務めるセルゲイ・フィルチェンコと、グネーシン音楽大学、モスクワ音楽院でオルガ・マルティノワに師事した気鋭の鍵盤奏者、アレクサンドラ・ネポムニャシュチャヤのデュオによるモーツァルトのソナタ集。
ロシアの古楽界で活躍する弦楽器奏者と鍵盤楽器奏者が織りなす、ロシア発のモーツァルト。その響きにご注目下さい。

Tactus
TC-970202(1CD)
エドアルド・ブルーニ:アルス・モーディ
トリオ・リコルシーヴォ(クラリネット、チェロとピアノのための)
メタトロペス(ハープのための)
ロレンツォ・グッツォーニ(Cl)、
ジュゼッペ・バルッティ(Vc)、
ヴォルハ・カルミザヴァ(P)、
フランチェスカ・ティラーレ(Hp)

録音:2017年10月、ロンチェーニョ(イタリア)
イタリアのピアニスト兼作曲家エドアルド・ブルーニ(b.1975)の、アルス・モーディ(旋法の芸術)・プロジェクト第2弾。2015年に作曲されたクラリネット三重奏のための作品、2016年に作曲されたハープのための作品を収録。

ANALEKTA
AN-28748(1CD)
パルセイションズ
オーラヴル・アルナルズ:ハピネス・ダズ・ノット・ウェイト
ジャン=ミシェル・ブレ/ベイト・デヴォン:ノストス
エイナウディ:夜
アレックス・バラノフスキ:マーゴット
クレイグ・アームストロング:遥か群衆を離れて
ピーター・グレッグソン:ヴェルサイユの宮廷庭師
ヤン・ティルセン:Porz Goret
アベル・コジェニョフスキ:雲
エイナウディ:波
ヨハン・ヨハンソン:「博士と彼女のセオリー」組曲
マックス・リヒター:イン・ザ・ガーデン
ダラル:Eos/エイナウディ:Choros
アンジェル・デュボー(Vn)、
ラ・ピエタ

録音:2019年5月、サン=マチュー=ド=ブロイユ教会(ケベック、カナダ)
クラシック、現代音楽、映画音楽など様々なジャンルの作品を弦楽アンサンブルのためにアレンジした多くのレコーディングで高い評価を得てきたデュボー&ラ・ピエタのニュー・アルバム「パルセイションズ(Pulsations)」。エイナウディやリヒターといった大家から、オーラヴル・アルナルズ、ジャン=ミシェル・ブレ、アレックス・バラノフスキ、ピーター・グレッグソンといった次代を担う若き異才まで、ラ・ピエタが得意とするポスト・クラシカル、映画音楽界の注目作曲家たちによる癒しと安らぎのサウンドを、麗しのストリングスで創造します。
「マーゴット(Margot)」と「ヴェルサイユの宮廷庭師(A Little Chaos)」を除き、すべてアンジェル・デュボーとフランソワ・ヴァリエールによる編曲です。

Hyperion
CDA-68238(1CD)
ドホナーニ:ピアノ五重奏曲集&弦楽四重奏曲第2番
ピアノ五重奏曲第1番ハ短調 Op.1
弦楽四重奏曲第2番変ニ長調 Op.15
ピアノ五重奏曲第2番変ホ短調 Op.26
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローデス(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2018年8月12日−15日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
ピアノの超人マルク=アンドレ・アムランと世界最高峰のSQのひとつ、タカーチSQの共演というHyperionだからこそ成しえた究極のコラボレーション。シューマン、ショスタコーヴィチ、フランクと鮮烈な話題を振りまいてきたこの共演によるレコーディング第4弾は、エルンスト・フォン・ドホナーニのピアノ五重奏曲集!
タカーチSQは、2018年に設立メンバーであったカーロイ・シュランツに代わり、ハルミ・ローデスが加わった新体制(2019年来日メンバー)による最初の録音。ドホナーニの室内楽作品の重要な再評価となるであろう注目リリースです!

Onyx
ONYX-4177(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲 WoO.40
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)
2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」に続くエーネスのベートーヴェン・ソナタ集第2弾。エーネスが長年コンビを組む名手アンドルー・アームストロングとのデュオで、ベートーヴェンが師アントニオ・サリエリへと捧げた初期の3つのヴァイオリン・ソナタ(Op.21)と、モーツァルトの「フィガロの結婚」に基づく変奏曲(WoO.40)をレコーディング。
前作の「ヴァイオリン・ソナタ第6番&第9番(ONYX 4170)」では英グラモフォン誌の「Editor's Choice」を獲得し、「ヴァイオリン協奏曲(ONYX 4167)」では同「Editor's Choice」とレコード芸術「特選盤」を受賞するなど、その気高き音色と圧倒的なテクニックが絶賛されてきたエーネスのベートーヴェン新録音にご期待ください!

COO-RECORDS
COO-538(1CD)
税込定価
「悠久のペテル」〜ホルンのための小品集 ロシアの音楽を中心に〜
(1)グリンカ:北方の星(A.ウーソフ編)
(2)アニシモフ:ポエム(詩曲)
(3)スクリャービン:ロマンス
(4)チャイコフスキー:ユモレスク(E.カルプーヒン編)
(5)サルニコフ:ポエム(詩曲)
(6)ラフマニノフ:エレジー(悲歌)(A.ウーソフ編曲版を基本と
した楽譜使用)
(8)ブヤノフスキー:狩風スケルツォ
(9)ショスタコーヴィチ:ポルカ(「黄金時代」より)(古野淳編)
(10)プロコフィエフ:ロメオとジュリエットの別れ(ピアノのための10 の小品Op.75 から古野淳編)
(11)成田為三:浜辺の歌(外山雄三編)
(12)外山雄三:ホルンとピアノのためのファンタジー(2013 年委
嘱作品)
(13)リムスキー=コルサコフ:夜想曲(4 本のホルンのための)
(14)グラズノフ:夢想Op.24
古野淳(Hrn)
(2)-(10)(12)(14)奥谷恭代(P)
(1)(11)奥田恭子(Hp)
(9)(10)黒尾文恵(Cl)
(13)JAMS ホルン四重奏団【古野淳、大東周、阿部麿、木村淳】
(9)高橋晴彦(プリペアド・ピアノ)

録音:2013 年10 月所沢市民文化センター、キューブホール,(ワンポイント録音)
※旧COO-038 の再発売
2014年、第52 回日本レコード・アカデミー賞受賞アルバム。待望の再発売!「ペテル」とはロシアの古都サンクトペテルブルクの愛称。西と東にまたがる大国ロシ アの伝統が、洗練された文化とひとつになる帝都。そこで、かの地の豊かな音楽を心に に刻んできた東京フィルハーモニーSOの名手・古野淳がクルスペの銘器で 深々と伝える、さまざまな調べ。ロシアの作曲家たちがホルンの響きに託した、あるいは ホルンの響きでこそ美しく心に染みわたる、在りし日の詩情、愛と悲哀、狩りの情景、は てしない夢想――。 時に故郷への抗いがたい想いも楽器に託し、ピアノと、ハープと、そして時にはクラリネ ットと・・・。
COO-RECORDS
COO-024(1CD)
税込定価
バッハ:フルート・ソナタ集+無伴奏チェロ組曲第5番
フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調BWV1031
フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV1020
無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011(無伴奏フルート版)
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV1030
新谷要一(Fl)
新谷久子(Cemb)

録音:2009 年 10 月、日本大学カザルスホール
COO-RECORDS
COO-026(1CD)
税込定価
更紗の響き〜ヴァイオリンとピアノ、6人の名匠たち
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
シューマン:3つのロマンツェOp.94
タルティーニ:悪魔のトリル(初刊版)
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント(「妖精の口づけ」より)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV301
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ノエ・乾(Vn)
パク・スミジャ(P)

録音:2010 年8 月18-19 日、岩舟町文化会館コスモスホール
生まれはブリュッセル、ギリシャと日本人の血をひき、パリとカールスルーエでも研鑚を積み、ベルギー、フランス、ドイツの伝統を一身に宿したノエ・乾のデビュー・アルバム。
COO-RECORDS
COO-027 (1CD)
税込定価
「カミーノ(道)」〜オーボエ・クラリネット・ファゴットによる作品集
(1)ハッセ:シャリュモー、オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのコンチェルト ヘ長調
(2)モーツァルト:ディヴェルティメントKV439b
(3)イベール::木管三重奏のための5つの小品
(4)ヒンデミット:8つの小品
(5)゙仁善:オーボエ、クラリネット、ファゴットのための‘…カミーノ…’(2008)*
トリオ・ダンシュ・シュアーヴ【李承恩(Ob) 、横田揺子(Cl) 、池田愛(Fg)】
(1)アンドレアス・キュッパース(Org)
(5)張景麗(Perc)

録音:2011 年 8 月マンハイム聖ヨハネ教会(ドイツ)
*=世界発録音
COO-RECORDS
COO-029(1CD)
税込定価
ワンダフル・ファゴット
(1)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
(2)萩京子:三つの悲歌(書き下ろし作品)
(3)林光:ソナチネ風夜曲(遺作)
(4)ヴォーン=ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの習作
(5)ビゼー:間奏曲(歌劇「カルメン」より)
(6)カステルヌオーヴォ=テデスコ:エクローグ
(7)シーコラ:2つの瞑想曲
(8)ピアソラ:タンゴ・エチュード第3、4番
前田正志(Fg)
(1)(6)助川太郎(G)
(2)-(5)(7)(8)榊原紀保子(P)
(1)(2)(5)(6)古川仁美(Fl)

録音:2012 年3 月三鷹芸術文化センター 風のホール

LIMEN Classic
CDVD136-C136
(1CD+DVD)
限定盤
シューベルト:ヴァイオリンとピアノの為のソナチネ集
第1番ニ長調 D.384
第2番イ長調 D.385
第3番ト短調 D.408
チハト・アスキン(Vn)
ジャーナ・ギュルメン(P)

録音:2018年/リメン・スタジオ
チハト・アスキンは1968年イスタンブール生まれのイスラム教徒で、幼いころから作曲もこなしているヴァイオリニストです。簡潔な展開のなかでシューベル トの歌が伸びやかに奏でられる名品ソナチネ3曲を収録。 シリアルナンバー付き限定盤。演奏風景を収めたDVDがセットになっています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT117-C117(1CD)
限定盤
フルートで聴く20世紀イタリア音楽の進化
カゼッラ:バルカローラとスケルツォ
マルコ・エンリコ・ボッシ:インプロヴィゾ、シチリアーナとジーガ
アレッサンドロ・ロンゴ:組曲
ブゾーニ:アルバムの一葉
ブルーノ・ベネデッティ:演奏会用ソナチネ
ニーノ・ロータ:5つのやさしい小品
ゴッフレド・ペトラッシ:セレナータ
ジョヴァンニ・マレッジーニ(Fl)
内本久美(P)

録音:2018年/リメン・スタジオ
1903年のカゼッラ作品から1980年のペトラッシ作品まで、20世紀イタリアのフルート音楽を集めたアルバムです。時代の流れと共に前衛的な響きを取り 入れながらも、古典的歌謡性を残しつつ独自の進化を遂げたイタリア音楽をお聴きください。
※限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。

Ars Produktion
ARS-38242(1SACD)
ロマンティック、ブリリアント、イマジネイティヴ
グリーグ:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第1番 ヘ長調 Op.8
チャイコフスキー:感傷的なセレナード(ヴァイオリンと管弦楽の為の)Op.26
カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ(ロッシーニの歌劇「セビリャの理髪師」のカヴァティーナによるコンチェルト・パラフレーズ
パガニーニ:ロッシーニの歌劇「タンクレーディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲
シューベルト:ヴァイオリンとピアノの為の幻想曲 ハ長調 D 934
アレクセイ・セメネンコ(Vn)
インナ・フィルソヴァ(P)

録音:2017年9月4-6日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
Ars Produktion
ARS-38278(1SACD)
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
弦楽三重奏断章ト長調 K.562e/Anh.66
トリオ・オレアーデ【石橋幸子(Vn)、ウルズラ・ザルンタイン(Va)、クリスティーネ・フー(Vc) 】

録音:2018年12月4-6日
トリオ・オレアーデはスイスのチューリヒに本拠を置く弦楽三重奏団。メンバーは日本・ドイツ・中国出身。ヴァイオリン奏者の石橋幸子(いしばしゆきこ)は原田幸一郎、ザハール・ブロンに師事。2002年以来2019年現在チューリヒ・トーンハレO第1ヴァイオリン奏者。

オクタヴィア
OVCC-00145(1CD)
税込定価
2019年9月18日発売
プレリュード
山下康介: ユーフォニアムとマリンバのための前奏曲
ピアソラ: 「タンゴの歴史」より カフェ1930
フィリッポ:ペンタグラム
ディドス: ラタタ!
アイルランド民謡: ロンドンデリーの歌
伊左治直: 宇宙人とダンス?
和田薫:三画譚 ―ユーフォニアムとマリンバのための三楽章
喜納昌吉: 花
外囿祥一郎(ユーフォニアム)
西久保友広(マリンバ・パーカッション)

録音:2019年6月25-27日東京・稲城iプラザ
2015年結成以来精力的な活動を展開する、日本を代表するユーフォニアム奏者、外囿祥 一郎とパーカッショニスト、西久保友広による異色のデュオ。互いにソロをはじめ他楽器と のアンサンブルなど、楽器の可能性を追求し多様な視点からアプローチを展開する2人に よる最新アルバムがクリストン・レーベルより登場します。 収録曲にはユーフォニアムとマリンバによる楽曲を軸に、彼らが自ら委嘱した作品はもち ろん、ジャンルを超えた名曲をも織りまぜて、それぞれの楽器が持つユニークな音彩が調 和し生まれるハーモニーと音楽の面白さ、その更なる可能性とともに新しい時代を拓いて いきます。異色のデュオ、大注目です。

arcantus
ARC-17007(1CD)
『音の跡(Klangspuren)』
ジェームズ・カーノウ(カーナウ)(1943-):レジェンド・イン・ブラス(Legend in Brass)− ファンファーレ(Fanfare)
ヤコブ・デ・ハーン(1959-):オレゴン(Oregon)
アラン・ファーニー(1960-):鋼鉄の空(Stal Himmel)
.ダロル・バリー(1956-):北欧三部作(A Nordic Trilogy)
マーク・テイラー(サンディ・スミス 編):クレージー・ブラス・マシン(The Crazy Brass Ma-chine)
リチャード・グランタム:アフリカ・オデッセイ(African Odyssey)
ケイティ・モス(1881-1947)(デレク・ブロードベント 編):花の踊り(フローラル・ダンス)(The Floral Dance)
ピーター・グレーアム(1958-):世界の窓(Windows of the World)− アマゾン熱帯雨林(Amazonia)
ハンス・ジマー(1957-)(アラン・ファーニー 編):ライオン・キング(The Lion King)
ブラスバンド・ブレヒクラング、
ロベルト・フォイクト(フリューゲルホルン)*

録音:2017年3月24日?27日、4月21日?23日/「グレーテ・ウンライン」総合学校講堂(イェーナ、ドイツ)
ドイツ、イェーナの「ブラスバンド・ブレヒクラング」は、1971年、「ブラスバンド・カール・ツァイス・イェーナ」として発足。21世紀に入り、トランペット、 テノールホルンをコルネット、バリトン、ユーフォニアムに替え、英国式ブラスバンド「ブラスバンド・ブレヒクラング(シートメタルの音)」に改組されました。メ ンバーのアレクサンダー・リヒターとパトリシオ・コセンティーノが共同で指揮を担当、ブラスバンドのためのオリジナル曲と別ジャンルの作品の編曲をレパートリー にホール・コンサート、ピクニック・コンサート、フィルハーモニー・オーケストラとのジョイント・コンサートと、さまざまな活動を行ってきました。 2017年、創設10周年を記念して制作された『音の跡(Klangspuren)』では、団の歴史を振り返り、スコットランドとイングランドの作品が中心に演奏さ れます。オーストラリアの作曲家リチャード・グランタムの「アフリカ・オデッセイ」は、初録音の作品。制作は、BIS レーベルの録音で知られる Take5 Music Production のインゴ・ペトリが担当しました。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-86(1CD)
ファンタジー
テレマン:ファンタジア第1番変ロ長調
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
テッサ・ラーク:アパラチア幻想
テレマン:ファンタジア第4番ニ長調
クライスラー:ウィーン狂詩曲風幻想曲
テレマン:ファンタジア第5番イ長調
ラヴェル:演奏会用狂詩曲『ツィガーヌ』
テッサ・ラーク(Vn) 
エイミー・ヤン(P)

録音:2016年4月8-10日/ニューヨーク
アメリカのヴァイオリニスト、テッサ・ラークによるソロデビューアルバムです。幻想曲をテーマに、テレマンの無伴奏から自作までさまざまな作品を収録。技巧と優雅さを兼ね備えた演奏をお楽しみください。 (Ki)
FIRST HAND RECORDS
FHR-87(1CD)
ジョン・クロフト(1971-):作品集
(1)インテルメディオI 〜バスフルートとライヴ・エレクトロニクスのための
(2)セイレーン Ia 〜ヴィオラのための
(3)セイレーン Ib 〜フルートのための
(4)セイレーン II 〜ヴィオラとギターのための
(5)セイレーン III 〜バスフルート、ヴィオラとチェロのための
(6)セイレーンIV 〜アルトフルート、ギター、ヴィオラとチェロのための
(7)涙の地球、朱色の光 〜チェロとライヴ・エレクトロニクスのための
(8)インテルメディオIII 〜バスクラリネットとライヴ・エレクトロニクスのための
チャード・クレイグ(Fl)
ディエゴ・カストロ・マガシュ(G) 
エマ・リチャーズ(Va)
セヴェリーヌ・バロン((7)(Vc)
アリス・パートン((5)(6)Vc)
マリー・ファン・ゴルコム(バスCl)

録音:2014-2019年
★ジョン・クロフトは1971年生まれで、哲学も学んだ作曲家。ギリシア神話の海の精をタイトルに冠した『セイレーン』など、さまざまな楽器とライヴ・エレクトロニクスのための作品が並んでいます。暗い響きに包まれながらも時にメロディを歌いつつ、ゆったりと風に乗って音が漂っていくような音楽です。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4270(1CD)
ライヒャ(1770-1836):木管五重奏曲集
木管五重奏曲 変ホ長調 Op.88-2
木管五重奏曲 ホ短調 Op.88-1
木管五重奏曲 ニ長調 Op.91-3
ベルフィアト五重奏団【オト・レイプリハ(Fl)、ヤン・ソウチェク(Ob)、イルジー・ヤヴーレク(Cl)、オンドレイ・シンデラーシュ(Fg)、カテジナ・ヤヴールコヴァー(Hrn)】

録音:2018年1月6,7,24-26日ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)
現在チェコを拠点に活躍する新進気鋭の木管五重奏団、ベルフィアト五重奏団。当団のデビュー盤となった母国チェコの作曲家フェルステル、ハース、ヤナーチェ クの作品を収めたアルバム(SU 4230)でも卓越した腕前を聴かせてくれました。また、2017年11月には待望の来日公演を果たし話題となりました。
期待の第2弾もチェコの作曲家でライヒャ(レイハ)の木管五重奏曲です。ライヒャは1770年にプラハに生まれるも10歳の時に孤児となり、チェリストで 作曲家としても活躍していた叔父ヨーゼフ・ライヒャに引き取られました。1785年にはケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者及び楽長を務め、 同団にてヴィオラ奏者をつとめていたベートーヴェンと知り合い、後の1789年にはベートーヴェンとともにボン大学に入学しました。ハイドンに師事したライヒャ はマンハイム楽派、ウィーン楽派の影響による作品を残しました。
“木管五重奏の父”の異名をもつライヒャは作品88(1817)、作品91(1818)、作品99(1819)、作品100(1820)(いずれの作品も6曲から構成されている) を作曲し、計24曲の木管五重奏を残しました。ここに収録された作品はその中からの3曲で木管五重奏曲の最重要レパートリーです。ベルフィアト五重奏団の 知性的な解釈で母国の作品を敬愛をこめて奏でます。 (Ki)
SUPRAPHON
SU-4271(1CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第2番イ長調 Op.68
弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調 Op.108
弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110
パヴェル・ハースQ【ヴェロニカ・ヤルツコヴァ(1Vn)、マレク・ツヴィーベル(2Vn)、ラディム・セドミドブスキ(Va)、ペテル・ヤルシェク(Vc)】

録音:2019年5月11&12日、5月26&27日、5月30&31日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
当団は英グラモフォン・アワード2011ではドヴォルザークの「アメリカ」を収録したディスク(SU-4038 / KKC-5170)がレコード・オブ・ザ・イヤーを受 賞など、これまで数々の著名な賞を総なめにしてきた実力派。リリースするごとに評価を高めている現代屈指のSQです。
ショスタコーヴィチは15曲の弦楽四重奏曲を作曲しましたが、このうち当ディスクでは第2番、第7番、第8番を録音しました。ショスタコーヴィチの室内 楽曲中でも大規模な交響的劇的な構造をもつ第2番、1955年に世を去ったショスタコーヴィチの最初の妻ニーナ・ワシリエヴナ・ショスタコーヴィチに捧げ られた第7番、そしてナチスの犠牲になったユダヤ人を追悼し作曲された最も有名な第8番と、それぞれ個性の違う作品を弾きわけ緊張感を持った演奏を披 露。気心の知れたメンバーならではの丁々発止のやりとりが聴きものです。 (Ki)


MELO CLASSIC
MC-2035(1CD)
ヨハンナ・マルツィ/スイスでの放送録音集1947-1969年
(1)バルトーク:ルーマニア民族舞踊曲集Sz56,BB68
スーク:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.17
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ガードニー:ロンド・カプリッチョーソ
ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218〜第3楽章(ピアノ伴奏)
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
(1)ドリス・ロシオ(P)
(3)ルドヴィート・ライテル(指)ベロミュンスター放送O
※(2)のピアニストは不明

録音:(1)1947年3月17日スイス,ジュネーヴ放送用スタジオ録音
(2)1947年10月1日スイス,ジュネーヴジュネーヴ国際音楽コンクールでのライヴ
(3)1969年10月19日スイス,チューリヒ放送用スタジオ録音、(モノラル)
マルツィのブルッフがついに聞ける。20世紀後半の女性ヴァイオリニストの中でも特に人気が高いヨハンナ・マルツィ(1924-1979)。ルーマニア最西部のティミショアラに生まれ。10歳でブダペストに移り、高名なイェネ・フバイに学んだ。マルツィは1950年代半ばまで活発に演奏活動をし、録音も多数残されたのだが、その後活動を著しく縮小し、1979年に亡くなる前に既に伝説的存在になっていた。このCDの目玉は1969年10月にチューリヒで放送用に演奏されたブルッフの協奏曲第1番。マルツィの演奏するブルッフの録音はこれが初めてでしょう。45歳の誕生日の一週間前のマルツィは、まだまだ現役で活躍できる腕前だ。1947年の録音は古めかしいものの、マイクが楽器に近く生々しさが感じられます。マルツィの演奏として初めてでるガードニーのロンド・カプリッチョーソやディニクのホラ・スタッカートも含め、いずれも20代のマルツィの勢いが存分に楽しめる演奏だ。

Solo Musica
SM-313(1CD)
NX-B03
ヨハネスX.シャヒトナー:ザンメルズーリウム〜ブラスと鍵盤のための音楽
1.I would prefer not to.-トロンボーンのためのモノローグ (2018)
2.Natur/Ton/Tanz-ナチュラル・トランペット、ナチュラル・ホルンとピアノのための
(2008)
Invenzione I: toccatina ? Intermezzo ?
Invenzione II: aria ? Intermezzo ? Invenzione III: minuetto ?
Intermezzo IV: musetta ? Invenzione V: a la susato
3.Pacifi co. Hymnus-4手ピアノのための (2014)
4.Etude uber das Gedicht ?Schtzngrmm“ von Ernst Jandl
-C管トランペットのための(2004)
5.sehn-sucht.ラプソディ 第1番-ピアノのための(2015)
6. FakturKlang.ラプソディ 第2番-ピアノのための(2018)
7.Jagarna pa Karinhall.ブルレスケ-テノール・ワグネルテューバのための(2010)
8-16.Sammelsurium Nr. 1ザンメルズーリウム 第1番
-4台のトランペットのための(2016/2017)
I.Vor'm Spiel:Con il bocchino
II.Invocazione:Tromba da tirarsi
III.Harlekinade:Tromba sopranina
IV.Meditazione:Chiarina aida
V.Fanfarig:Tromba cattolica
VI.Totentrompete:Tromba tedesca
VII.Silent twins:Tromba marinara
VIII.Arietta:Flicorno
IX.Stretta (Omaggio a Arban):Tromba piccola
ウーヴェ・シュローディ(Tb)…1
マシュー・ザドラー(ピッコロ・トランペット、トランペット 他)
…2.4.9.11.12.14-16
ルーカス・リューディッサー(ナチュラルホルン、ホルン)…2
ヘンリー・ボナミー(P)…2.3.6
ヨハネス X.シャヒトナー(P)…3
ローリアン・フォロニアー(P)…5
クリストフ・エス(テノール・ワグネルテューバ)…7
パウル・ヒューブナー(トランペット 他)…8.9.11.12.14-16
マシュー・ブラウン(トランペット、フリューゲルホルン 他)…9-11.13.15.16
ティロ・シュタインバウアー(トランペット、フリューゲルホルン)…9.11.15.16

録音:2018年1月13-16日
世界初録音
1985年、ドイツ生まれのヨハネス X.シャヒトナーはミュンヘンでヤン・ミュラー=ヴィーラント、ルディ・スプリング、そしてハン ス=ユルゲン・フォン・ボーゼから作曲を学び、指揮をブルーノ・ヴァイルに学んだ新進気鋭の若手作曲家兼指揮者。 彼のユニークな作品は、ユリア・フィッシャー、マティアス・ヘフス、ヤン・フィリップ・シュルツェ、サロメ・カンマー、指揮者のウ ルフ・シルマーなど世界的なソリストやアーティストに演奏された他、数多くの賞を受賞。また、ミュンヘン・ビエンナーレや、 レオポルト・モーツァルト・コンクール、クロンベルク・アカデミー音楽祭など世界中から作曲の委嘱を受けるなど、その才能 が注目されています。このアルバムにはシャヒトナーの最新作品を収録。管楽器とピアノを巧みに用いた音楽が展開され ています。

DACAPO
8.226556(1CD)
NX-B06
セアン・ニルス・アイクベア(1973-):Scherben
ピアノとアンサンブルのための作品集

Havark(2002/2003改訂)
ピアノと10の楽器のためのコンツェルティーノ
Scherben(2000)
19のエチュード-ピアノのためのポストリュード
Nofretete(2011)-ピアノのための
Natsukusa-Ya(2005)-ピアノ四重奏のための
エミル・グリューステン(P)
ヴァルデマー・ウルリッケルホルム(Fl)
ラディ・ラーデフ(Ob)
エレイン・ルービィ(Cl)
ニコライ・ヘンリクス(バスーン)
パル・ゾルステン(Hrn)
キルスティーネ・シュナイダー(Vn)
クーハン・ジャン(Vn)
ヤクプ・ルッツェン(Va)
トビアス・ファン・デア・パルス(Vc)
ユーハン・クラルップ(Vc)
マティアス・パルム(Cb)
セアン・ニルス・アイクベア(指)

録音:2018年7月4-5日、8月25-26日
世界初録音
デンマークの中堅作曲家セアン・ニルス・アイクベアのピアノを中心とした室内楽作品集。彼は2001年の「エリザベート 王妃国際音楽コンクール」作曲部門で優勝、このアルバムにはコンクール優勝直後から10年以内に作曲された作品 が収録されています。どの作品にも若き才能が存分に感じられ、楽し気な曲、難解な曲、狂騒的な曲など多彩な雰 囲気を味わうことができます。また、この録音には数多くのコンクールに入賞歴を持つピアニスト、エミル・グリューステンと 仲間たちが集結、アンサンブルではアイクベア自身が指揮を執り、思う存分素晴らしい演奏が繰り広げられています。

CARPE DIEM
CD-16309(1CD)
NX-B09
ティミオス・アトザカス:ウードのための作品集
アトザカス:ナーダ
メロス
ブー=ドゥー
サティ:グノシエンヌ 第1番(T.アトザカスによるウードとマリンバ編)
ケメンチェジ・ニコラキ:ディアルプルス(T.アトザカスによる室内アンサンブル編)
アトザカス:Lost Dervish
?ρμα(Ballast)
テルツィア
ティミオス・アトザカス(ウード)
アヴゲリーニ・ガツィ(ヴォーカル)
ジェイムズ・ワイリー (サクソフォン/リラ)
ニコス・パラウラキス(ネイ/マントゥーラ)
エレクトラ・ミラドー(チェロ/ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ディミトリス・ザカラキス(マリンバ/パーカッション)
コスタス・アナスタシアディス(ドラムス/パーカッション)

録音:2015年4月
ギリシャ出身のウード奏者・作曲家ティミオス・アトザカスのデビュー・アルバム。ウードとはリュート属に分類される撥弦楽 器で、中近東(特にイラク)で重用されています。このアルバムではアトザカス自身がアレンジメントした作品が演奏さ れていますが、全く違う音楽に変貌した「グノシェンヌ」のように、どの曲もヨーロッパのジャズや東洋の伝統を感じさせる斬 新な響きに仕上がっています。全編に渡りウードの超絶技巧が用いられており、それを取り巻くアンサンブルもユニークな 音色で彼の音を支えています。
CARPE DIEM
CD-16313(1CD)
NX-B09
歌とセルパンのための室内楽曲集
1.サラエボ伝承:Madre un manseviko
2.テッサロニキ伝承:Buenas noches Hanum Dudu
3.ボスニア民謡(J.フローリー編)Ken kere tomar konsejo
4.サラエボ伝承:La Tore
5.ボスニア=ヘルツェゴビナ伝承:Anderleto
6.ボスニア=ヘルツェゴビナ伝承:Porke yoras
7.サラエボ伝承:Noches noches, buenas noches
8.サラエボ伝承:Ken ez esto
9.イスタンブール伝承:Poko le dash la mi konsuegra
10.テッサロニキ伝承:Lavaba la blanca nina
11.サラエボ伝承:Durme durme
12.ゴダール&カグウィン:En El O
13.イズミール伝承:Oh! que tiempo muy hermozo
14.ソフィア民謡:Oy ke buena ke fue la ora
ナターシャ・ミルコヴィチ(ヴォーカル)
ミシェル・ゴダール(セルパン)
ジャロッド・カグウィン(パーカッション)

録音:2017年2月
ミシェル・ゴダール(セルパン)とジャロッド・カグウィン(パーカッション)、2人の名手とボスニアの歌手ナターシャ・ミルコヴィチ による魅力的なアルバム。3人は歴史あるボスニア地域の伝承曲に実験的なアレンジを加えることで、時間、文化、伝 統を全て超越した新しい作品へと生まれ変わらせることに成功。聴き手の耳に郷愁と興奮をもたらします。

DACAPO
8.226136(1CD)
NX-B06
ペア・ノアゴー(1932-):Whirl's World 渦巻く世界
Spell 第2番-クラリネット、チェロとピアノのための(1973)
映画「バベットの晩餐会」組曲(1987)-ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための
Trio breve 3つの断片(アフタードリーム)(2012)-ヴァイオリン、チェロとピアノのための*
Whirl’s World 渦巻く世界(1970)管楽五重奏のための
アンサンブル・ミッドヴェスト

録音:2018年12月10-12.14日
*=世界初録音
デンマークを代表する現代作曲家ペア・ノアゴー。あらゆるジャンルにまたがる400を超える作品を書き、多くの音楽家に インスピレーションを与える存在です。このアルバムでは、オスカー賞を受賞した映画「バベットの晩餐会」の音楽からの組 曲が収録されており、映画で効果的に使われた音楽の全曲版が楽しめます。他の収録曲の、まるで眠りを誘うような 「Spell」や「渦巻く世界」、「Trio breve」(世界発録音)は、どれもノアゴー自身が「モザイクの断片のようなもの」と語 る“独自の音”で構成されています。

SOMM
SOMMCD-0199(1CD)
NX-B04
ザ・ライプツィヒ・サークルVol.1〜ファニー、クララ、ロベルトとフェリックスによる室内楽
ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.11
メンデルスゾーン:無言歌 Op.109
シューマン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.63
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
ロンドン・ブリッジ三重奏団
【メンバー】
デヴィッド・アダム(Vn)
ダニエル・トング(P)
ケイト・グールド(Vc)

録音:2018年4月17日、2018年12月18日
メンデルスゾーン、シューマン。2人の傑出したロマン派の巨匠と、それぞれの姉、妻の作品を併せたユニークな1枚。 19世紀半ばのヨーロッパでは、女性作曲家の地位は確立されておらず、彼女たちの弟や夫と同等にみられることは 全く考えられませんでした。しかしクララは演奏家として夫ロベルトを助けながら、いくつかの作品を発表、またファニーも 結婚後に作曲を続け、作品を弟フェリックスの名前で出版するなど、音楽家としての活動を続けていたことが知られて おり、このアルバムに収録された様々な作品を聴けば、彼女たちがいかに優れた才能を持っていたかを改めて気づか せてくれることでしょう。
SOMM
SOMMCD-0601(1CD)
NX-B04
サヴィル・クラブの作曲家たち
ジュリアン・アンダーソン:ファンファーレ:SC-GH
パリー:プレリュード〜「ハンズ・アクロス・ザ・センチュリーズ
クィルター:「2つの印象」Op.19よりゴンドラにて
ハウエルズ:行列聖歌Op.19
フランシス・シャグラン:ルーマニア組曲
アーノルド:ウクライナ民謡による変奏曲
アーサー・ベンジャミン:スケルツィーノ
ウィリアム・オルウィン:ナイト・ソーツ
ヴァージル・トムソン:19のポートレイト 1981
〜ラウンド・アンド・ラウンド(ドミニク・ナボコフ)
〜シンギング・ア・ソング(クリストファー・コックス)
〜ワイド・アウェイク(ビル・カッツ)
ウォルトン:ポピュラー・ソング(〜「ファサード」、ロイ・ダグラス編)
ヘンリー・バルフォア・ガーディナー:羊飼いフェンネルの踊り
エルガー:スミュルナにて
セレナード ト長調
スタンフォード:4つのアイルランドの踊りOp.8(パーシー・グレインジャー編)
[リール/レプレコンの踊り]
アーノルド:サヴィル100周年記念ファンファーレ
アレクサンドル・カルペイエフ(P)
サム・ピアス(Tp)
ブラッドリー・ジョーンズ(Tp)

録音:2018年7月12日、2018年8月21-22日
1868年、当時の最も著名な作家や芸術家のグループたちによって設立されたロンドンの由緒ある“サヴィル・クラ ブ”。Sodalitas Convivium”(良き連帯と共生)をモットーに、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターに属する地 区メイフェアの中心部にある素晴らしい18世紀の屋敷に集う紳士たちは、現代でも美味しい食事と会話を楽しみな がらブリッジやポーカーの腕を競っています。クラブのメンバーにはサー・アーサー・ブリスやウィリアム・ロイド=ウェッバー、 バーナード・ハーマンなどの作曲家や、詩人ラドヤード・キップリングにWBイェイツ、物理学者のアーネスト・ラザフォード にジョン・コックロフトなど17人のノーベル賞受賞者が名を連ねています。このアルバムは創立当時のメンバーを含む 11人の作曲家のピアノ曲を収録した1枚で、後期ロマン派からモダニズムへと向かう英国音楽の発展と歴史を目の 当たりにすることができます。演奏しているカルペイエフもサヴィル・クラブのメンバーです。

ARCO DIVA
UP-0019(1CD)
NX-A14
浄められた夜
コルンゴルト(1897-1957):弦楽六重奏曲 ニ長調 Op.10
マルティヌー:弦楽六重奏曲 H.224
シェーンベルク::浄められた夜 Op.4
チェコ・フィルハーモニー六重奏団

録音:1999年10月ドモニヴァ・スタジオ プラハ
チェコ・フィルのコンサートマスター、ボフミール・コトゥメル(Vn)、フランチシェク・ホスト(Vc)をはじめトップメンバー による六重奏団。お国もののマルティヌーでの自然な表現はもちろんのこと、コルンゴルトやシェーンベルク::といった後期ロマ ン派の伝統を継承する作品でも、濃厚なハーモニーを聴かせます。とりわけ「浄められた夜」の後半部、ゆったりと歌うヴァ イオリンを支えるチェロとヴィオラのバランスが精妙。温かい響きが耳に残ります。

SOMM
SOMMCD-0165(1CD)
NX-B04
オルウィン(1905-1985):弦楽四重奏曲 第10番-第13番
弦楽四重奏曲 第10番「航海」
弦楽四重奏曲 第11番ロ短調
弦楽四重奏曲 第12番「ファンタジア」
弦楽四重奏曲 第13番
ティペットQ

録音:2016年3月2-3日
NAXOSレーベルからも多くのリリースがある、イギリスの名門「ティペット四重奏団」が演奏するオルウィンの4曲の弦楽 四重奏曲。21歳で王立音楽アカデミーにて作曲科の教授になるほどに早熟の才能を有していたオルウィン。わかりや すい作風で書かれた映画音楽や、不協和音を多用した前衛的な音楽を含め、およそ300曲ほどの幅広い作風に よる作品が残されています。弦楽四重奏曲は15歳の時に最初の作品を書き上げてから、1923年から1936年の 間に12曲を作曲、このアルバムには最後の4曲が収録されており、ここでもロマンティックな作風による第10番や第 12番から、新古典派風の第13番など、多彩な作風を知ることができます。

ALPHA
ALPHA-435(10CD)
NX-E03
素晴らしき音楽の旅
【DISC 1】 <アイルランド> (ALPHA234)
「キルケニーへ続く道 〜古楽器とアイルランド音楽〜」
【DISC 2】 <イタリア> (ALPHA532)
「ナポリのことなら, いくらでも話せる。」
【DISC 3】 <フランス> (ALPHA500)
「宮廷の階段に」〜フランスの古いロマンスとコンプラント(哀歌)
アルモニーク、ヴァンサン・デュメストル
【DISC 4】 <スペイン> (ALPHA412)
「なにかといえば、人生は」〜スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う
【DISC 5】 <北アフリカ> (ALPHA340)
「月の光さす」〜ウマイヤ朝時代の音楽
【DISC 6】 <トルコ> (ZZT314)
「幸福の門」〜1453年、コンスタンディヌポリスからイスタンブールへ
【DISC 7】 <アジア> (ALPHA523)
「パリ〜イスタンブール〜上海」
【DISC 8】 <バルカン半島> (ZZT101101)
「ティガネアスカ」〜パリ発ジプシー・バンド!
【DISC 9】 <ドイツ> (ALPHA241)
「バッハ 私生活のなかの音楽」
【DISC 10】 <英国> (ALPHA307)
「このジグは誰のもの」〜プレイフォード氏の"英国式舞踏指南"
【DISC 1】
フランソワ・ラザレヴィチ 、 レ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン
【DISC 2】
マルコ・ビズリー、グイード・モリーニ、アッコルドーネ
【DISC 3】
ル・ポエム・アルモニーク、ヴァンサン・デュメストル
【DISC 4】
レオナルド・ガルシア・アラルコン、カペラ・メディテラネア
【DISC 5】
ミシェル クロード、アンサンブル・アロマート
【DISC 6】
アンサンブル・ドゥルス・メモワール、ドニ・レザン=ダドル
【DISC 7】
ジョエル・グラール
【DISC 8】
レジュー・ノワール
【DISC 9】 )
アンドレアス・シュタイアー、ペトラ・ミュレヤンス、ルール・ディールチェンス
【DISC 10】
レ・ウィッチズ

録音:2001-2017年
ALPHAとZig Zag Territoiresレーベルの豊富なカタログより、ヨーロッパ各地それぞれの土地に特徴的な音楽を収めたアルバムを10枚集 めたセット。あるものは民族音楽、あるものはポップス、そしてあるものは古楽器でポップを演奏してみたりと、攻めた内容のアルバムを集めた、 ALPHAレーベルならではのBOXといえそうです。Alphaレーベルのレ・シャン・ドゥ・ラ・テル(白ジャケット)シリーズのヒット作まで数々投入されて いるほか、ジャンル越境型のアルバムも多いZig−Zag Territoiresの音源でもとくに見過ごせない伝統音楽系サウンドを含む2作もたまら ないアクセントに。聴いているだけでそれぞれの国の風景が目の前に浮かんでくるような、素敵な音楽ばかりです。

ARCO DIVA
UP-0198(1CD)
NX-B03
プラハ・ギター・カルテット〜スペイン作品集
ファリャ:「スペインの庭の夜」(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
モレノ・トローバ(1891-1982):版画
ロドリーゴ(1901-1999):遥かなるサラバンドとビリャンシーコ(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
アルベニス:旅の思い出 Op.71(J.トゥラーチェクによるギター四重奏編)より第3番.第5番
ホセ・アントニオ(1902-1936):無邪気な組曲-第2曲 バラーダ(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
ロドリーゴ:2つのアンダルシアの小品(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
プラハ・ギター・カルテット

録音:2017年11月
プラハ・ギター四重奏団は、1984年プラハ音楽院で設立されたアンサンブル。メンバーの誰もが国内外のコンクールでの 入賞経験を持ち、アンサンブルとして活動を始めて30年経過する今では、ヨーロッパのほとんどの国と中東、アメリカで演 奏し、ギター音楽の魅力を広めています。このアルバムは全てスペインの作曲家の作品で占められており、ギターのための オリジナル作品だけでなく、様々な編曲作品も収録、作品の美点を様々な角度から追求しています。これを聴けばスペ イン音楽にはギターの音色が欠かせないことがおわかりいただけることでしょう。
ARCO DIVA
UP-0212(1CD)
NX-A14
マルティヌー(1890-1959):チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番H277(1939)
チェロ・ソナタ 第2番H286(1941)
チェロ・ソナタ 第3番H340(1952)
ペトル・ノウゾフスキー(Vc)
ジェラール・ワイス(P)
チェコを代表する若手奏者ノウゾフスキーのチェロ、伴奏者として世界中で活躍するワイスのピアノによる、20世紀チェコを 代表する作曲家の一人、マルティヌーのチェロ・ソナタ集。フランス印象派を学ぶ為にパリに留学、ルーセルに学び、フラン ス六人組やストラヴィンスキーの影響を受けた後、ナチスの迫害を逃れ渡米。この間に作風を様々に変えながら、数多く の作品を生み出したマルティヌー。3曲のチェロ・ソナタのうち、フルニエに捧げられた第1番は1939年、マルティヌーの友人 リブカに捧げられた第2番は1941年、指揮者キンドラーに捧げられた第3番は1952年の作品であり、この3曲だけでも、 古典的な作風が次第に民族色を帯び、新古典派へと変わっていく様子が見てとれます。
ARCO DIVA
UP-0017(1CD)
NX-A14
スメタナ&ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」 Op.90
チェコ・トリオ
【メンバー】
ミラン・ランガー(P)
ダナ・ブラホヴァ(Vn)
ミロスラフ・ペトラーシュ(Vc)

録音:1999年7月6.7日 プラハ
日本にも度々来日、高い人気を誇るチェコ・トリオは1890年代に創立された、1世紀を超える長い歴史を持つアンサン ブルです。1999年の録音時に刷新された3人のメンバーは、現在プラハ音楽院とプラハ芸術アカデミーの教授として活躍 する傍ら、20年を経た現在でも変わらずアンサンブルを組んでおり、チェコの伝統を伝えるトリオとして日々活躍中。デ ビュー・アルバムとなったこの1枚では、お国物であるスメタナとドヴォルザークで初々しい演奏を聴かせます。
ARCO DIVA
UP-0182(1CD)
NX-A14
ヴァイオリンとギターのデュオ
マルティン・ブルンナー(1983-):Quiet Talk
ヤン・フレイドリン(1944-):Prague Kaleidoscope プラハ・カレイドスコープ
カレル・ルジツカ(1940-):ボレロ
ルーカシュ・フルニーク(1967-):Conversations 会話
オンジェイ・クッカル(1964-):Kytaroviolino Op.41
マテイ・ベンコ(1979-):ストレンジャーズ
デュオ・テレス
【チア・フルカ・コプソヴァ(Vn)、トマシュ・ホーネック(G)】

録音:2015年9月19-20日
Sono Records,
「プラハの万華鏡」と名付けられた1枚。アルバムに収録されているのは20世紀生まれの作曲家たちの作品で、いくつかの 曲は世界初演という貴重な1枚です。抒情的なブルンナーの「Quiet Talk」、ギターを打楽器的に扱うなど多彩な音色 を駆使したフレイドリンの「プラハ・カレイドスコープ」他、ギターとヴァイオリンの豊かな対話が楽しめます。
ARCO DIVA
UP-0027(1CD)
NX-A14
マルティヌー/カラビス/フサ:ピアノ四重奏曲集
マルティヌー:ピアノ四重奏曲 第1番H287
カラビス(1923-):ルーダス Op.82
フーサ(1921-2016):ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための変奏曲
マルティヌー・ピアノ四重奏団
【メンバー】
ボフミル・コトメル(Vn)
カレル・シェペリナ(Va)
ミロスラフ・ペトラーシュ(Vc)
エミール・ライヒナー(P)

録音:2000年5月11-12日
チェコのレーベル“ARCODIVA”ならではの珍しい室内楽作品集。Supraphonレーベルにマルティヌーのピアノ作品全集 を録音したピアニスト、エミール・ライヒナーを中心に名手たちが集結した「マルティヌー・ピアノ四重奏団」の演奏によるこの アルバムは、文字通りマルティヌーのピアノ四重奏曲 第1番で幕を開け、アンサンブルのために書かれたカラビスの「ルーダ ス」と、20分に及ぶフーサの「変奏曲」この3曲が収録されています。音が激しく交錯するマルティヌー、民謡風の旋律が 自在に発展していく「ルーダス」、鐘の音を模した主題が次々と姿を変える「変奏曲」。どれも充実した演奏です。
ARCO DIVA
UP-0028(1CD)
NX-A14
ヴィハンSQ/プフィッツナー&シェーンベルク
プフィッツナー:弦楽四重奏曲 第2番嬰ハ短調 Op.36
シェーンベルク::弦楽四重奏曲 第4番Op.37
ヴィハンSQ【レオシュ・チェプスキー(Vn1)、ヤン・シュルマイスター(Vn2)、イルジ・ジーグムント(Va)、アレシュ・カスプジク(Vc)】

録音:2000年4月3-4日、2000年4月20日
世界的に高い評価を受ける“ウィハンSQ”が演奏する2曲の近代作品。1925年に作曲された複雑な書法 によるプフィッツナーの「弦楽四重奏曲 第2番(番号なしも含めると第3番)」、1936年、アメリカに渡り、カリフォルニア 大学の教授となったシェーンベルク::が、十二音技法を駆使して書き上げた「弦楽四重奏曲 第4番」、どちらも極めつけの 難曲です。入り組んだ旋律の中にも潜む美しい旋律を感じさせるプフィッツナー、各々の楽器の旋律がぶつかり合うような シャープなシェーンベルク::。どちらも緊密なアンサンブルによる精度の高い演奏です。

ALPHA
ALPHA-490(1CD)
NX-A11
バッハ:フラウト・トラヴェルソのためのソナタと独奏曲
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
フランソワ・ラザレヴィチ(フルート、音楽監督)
ジャン・ロンドー(Cemb)
ルシール・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)…BWV1034、1035
トーマス・ダンフォード(アーチリュート)…BWV1034

録音:2013年12月20-22日
旧品番:ALPHA186
フルート、リコーダー、バグパイプの名手として様々な企画盤をリリースし、私たちを常に楽しませてくれるラザレヴィチ。 彼がじっくりと腰を据えてバッハが書いたフルート作品の魅力を堪能させてくれるアルバムです。無伴奏パルティータ以 外の全編で活躍するチェンバロには、今を時めくジャン・ロンドーが参加。ラザレヴィチとロンドーの音が時に寄り添い、 時に正面から対峙するというような、装飾の隅々にまでインスピレーションが溢れる素晴らしい共演を聴かせています。 そしてガンバはブーランジェ、リュートにダンフォードとどこまでも豪華。ALPHAレーベル初期の注目盤が大幅プライスダウ ンで待望の復活です。
ALPHA
ALPHA-487(1CD)
NX-A11
バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための6つのソナタ
ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
ソナタ第3番ホ長調 BWV1016
ソナタ第5番ヘ短調 BWV1018
ソナタ第6番ト長調 BWV1019
ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
ソナタ第2番イ長調 BWV1015
フローランス・マルゴワール(Vn)
ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)

録音:2003年5月5-9日、12-16日ボンスクール聖母教会、パリ
旧品番:ZZT050801
父親であるジャン=クロード・マルゴワールを初め、S.クイケン、ルセ、ヘレヴェッヘ、クリスティなど名だたる古楽奏者のア ンサンブルで研鑽を積んできたフローランス・マルゴワールによるバッハ。Zig Zag Territoiresレーベルからリリースされ た多くのバッハ独奏曲アルバムでも世界的に高い評価を受けてきたランヌーとの共演による名盤が、2枚組で廉価盤1 枚価格という超特価で再発売です。
ALPHA
ALPHA-498(1CD)
NX-A11
モーツァルト:クラリネットを伴う室内楽曲
クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
クラリネット 四重奏曲 変ホ長調 K380/374f (ヴァイオリン・ソナタ第36番)
クラリネット四重奏曲 変ロ長調 K378/317d(ヴァイオリン・ソナタ第34番)
フローラン・エオー(Cl)
マンフレッドQ

録音:2007年3月5-9日
旧品番:ZZT080503 Zig Zag Territoires
フランスのクラリネット奏者、エオーによるモーツァルト。モーツァルトが残した室内楽の中でも屈指の名作であるクラリネッ ト五重奏曲の魅力を存分に引き出しています。カップリングされたヴァイオリン・ソナタの編曲は、1985年に発見された 1799年の出版譜。編曲者は不明ですが、出版者であるヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)と推定されていま す。待望の廉価盤再発売。

Sono Luminus
DSL-92224
(1CD+Blu-ray AUDIO)
NX-B09
Nordic Affect He(a)r
1.ステファンスドッティル:He(a)r:I
2.シグフスドッティル(1980-):スパイラルズ
3.ステファンスドッティル:He(a)r:II
4.ミリヤーム・タリー(1976-):Warm life at the foot of the iceberg
5.ステファンスドッティル:He(a)r:III
6.ソルヴァルドスドッティル(1977-):リフレクションズ
7.ステファンスドッティル:He(a)r:IV
8.ソルヴァルドスドッティル:インプレッションズ
9.ステファンスドッティル:He(a)r:V
10.グドナドッティル(1982-):Point of Departure
11.ステファンスドッティル:He(a)r:VI
12.シグフスドッティル:ルーム
13.ステファンスドッティル:He(a)r:VII
ノルディック・アフェクト(アンサンブル)
ハラ・ステヌン・ステファンスドッティル(ヴァイオリン&ヴォーカル)
グドルン・フルント・ハロアルドッティル(ヴィオラ&ヴォーカル)
ハンナ・ロフストッティル(チェロ&ヴォーカル)
グドルン・オスカルスドッティル(チェンバロ&ヴォーカル)

録音:2017年12月4-15日
Inter Arts Center’s studios, Malmo, Sweden
Blu-ray AUDIO フォーマット
5.1 DTS HD MA  24/192kHz
9.1 Auro-3D 24/96kHz
2.0 LPCM     24/192kHz
9.1 Dolby Atomos 24/48kHz
好評を博した前作「クロックワーキング」(SLE-70001)に続くアイスランドで活躍するアンサンブル「ノルディック・アフェク ト」の新しいアルバム。自然の力からインスピレーションを得て、神秘的なサウンドを生み出すことで知られる彼らの新作 には、7曲の世界初録音を含む豊かな音楽が収録されています。器楽曲の多くは、彼らが長年取り組んできた「近年 のアイスランドにおけるエキサイティングなアーティストたちとのコラボレーション」であり、なかでもシグフスドッティルは、イン ディーズ・バンド「amiina」と世界ツアーを行うなど、ボーダーレスな活動が際立っています。作曲家、チェリストであるグド ナドッティルの荘厳な弦の響き、数多くの賞を受賞する女性作曲家ソルヴァルドスドッティルの斬新な音、エストニア出 身のタリーが描いた遊び心たっぷりの音の連なりなど、耳も楽しい1枚です。
Sono Luminus
DSL-92227
(1CD+Blu-ray AUDIO)
NX-B09
アンナ・ソルヴァルドスドッティル(1977-):作品集
1.Scape/2.Spectra
3.Aequilibria/4.Sequences
5.Illumine/6.Reflections
7.Fields
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル

録音:2018年5月28-30日
Oktaven Audio, Mount Vernon, New York, USA
Blu-ray AUDIO フォーマット
5.1 DTS HD MA  24/192kHz
9.1 Auro-3D 24/96kHz
2.0 LPCM     24/192kHz
9.1 Dolby Atomos 24/48kHz
アイスランド出身、現在最も注目を浴びている女性作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティル。このアルバムは彼女の最近 の作品を集めた1枚で、ピアノ・ソロから大規模な弦楽アンサンブルまで、様々な楽器編成によるユニークな音楽を聴く ことができます。彼女は多くの場合、自然からインスピレーションを得るも、直接に自然の要素を取り入れることはないと いい、音そのものの構造性と、細部と全体のバランスを考えながら、全ての要素が曲の最後まで成長し続ける様子を描 くことに重きをおいています。どの曲も緻密に編み込まれたサウンドで構成されており、時には調性感や抒情性も漂う変 幻自在な響きが魅力的です。演奏しているインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブルは35人のメンバーからなる アーティストたちの集団。様々な活動を通して世界のコミュニティとの接点を図る前衛的なグループです。
Sono Luminus
DSL-92230(1CD)
NX-B05
ジャネット・スン〜:ヴァイオリン・リサイタル
エネスコ:幼き頃の印象 Op.28
ミッシー・マッツォーリ(1980-):Dissolve, O My Heart
ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.6
ダン・ヴィスコンティ(1982-):Rave-Up ヴァイオリンとピアノのための
ガプリエル・プロコフィエフ(1975-):Sleeveless Scherzo 独奏ヴァイオリンのための
ジャネット・スン(Vn)
ウィリアム・ウォルフラム(P)

録音:2017年12月4-8日
アルバム・タイトルの「The Edge of Youth」とは「人が成長する過程に於いて、より成熟した自分自身を発見する時 期」を表しており、自分自身に確信が持てるのは、自身が心地よく感じるぎりぎりの「エッジ(先端)」まで自分を持って 行った時だと若きヴァイオリニスト、ジャネット・スンは語ります。このアルバムは彼女自身の芸術的な旅の過程を示すも ので、ブリテンからエネスコ、若き3人の作曲家の作品に挑戦していくと予想外のサウンドや新発見があったといい、「クラ シックの伝統を踏襲しながらも、無意識の内でその伝統に異議を唱えている」作曲家たちの心の声を丁寧に拾い上 げ、彼女自身の音で再現しています。 ジャネット・スン…ワシントン・ポスト紙で「魅惑的な演奏、絶妙な音色」と絶賛、強烈な知性と繊細さ、そして超絶技 巧を併せ持ち、世界各地のコンサートホールや音楽祭で活躍中。
Sono Luminus
DSL-92232(1CD)
NX-B05
現代北欧の弦楽四重奏曲集
ダニエル・ビャルナソン(1980-):Stillshot(2015)
ウナ・スヴェインビャルナルドッティル:?pacity(2014)
ヴァルゲイル・ジーグルトソン(1971-):ネブラスカ(2011)
ディス・マミコ・ラグナルスドッティル(1984-):Fair Flowers(2018)
ヘイクル・トウマソン(1960-):Serimonia(2014)
シッギSQ

録音:2018年6月10-14日
2012年、レイキャビクで開催された「ヤング・スカンジナビア・コンポーザー・フェスティヴァル」でデビューしたシッギ弦楽四 重奏団は、現代の作曲家と積極的にコラボレーションし、多くの委嘱作を初演しています。彼らはルネサンスから古典 派、ロマン派の作品も演奏しますが、何より20世紀から21世紀のレパートリーに情熱を傾けており、即興演奏やエレク トロニクスなども取り入れた実験的な演奏にも力を注いでいます。このアルバムに収録された5人の作曲家の作品は、 彼らにとってまさに腕の見せ所といったもので、シャコンヌの形式を模した「Stillshot」、断片的な旋律を残しながら混沌 の中にに沈んでいく旋律でアイスランドの野に咲く花を描いた「Fair Flowers」、ミニマル要素の強いスヴェインビャルナル ドッティルの「?pacity」、アルバム中では最も旋律的なジーグルトソンの「ネブラスカ」、緊張感溢れる「セリモニア」のどれ もが主張の強い音楽です。
Sono Luminus
DSL-92233(1CD)
NX-B05
The Kernis Project: Debussy
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-):弦楽四重奏曲 第3番「河」
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
ジャスパーSQ

録音:2017年12月12-15日
2008年に設立されたジャスパーSQ。設立後まもなく数々の賞を獲得し、高く賞賛されているアンサンブル です。ハイドン、ベートーヴェンからベルク、リゲティ、他現代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持つ彼らにおける 10年間の軌跡を示すのが、今回の「カーニスとドビュッシー」の作品集。2010年に弦楽四重奏曲第2番を初めて演奏 した時から、カーニスの作品に魅せられ、まだ見ぬ弦楽四重奏曲第3番を演奏することを夢見ていたという彼ら。遂に作 品を手にし、絶え間なく変化する音楽を演奏することに大きな喜びを感じています。アルバムでは、ドビュッシーの弦楽 四重奏を併せ、更に物語を膨らませました。絶え間なく姿を変える官能的な響きが印象的な作品です。

PRO MUSICA NIPPONIA
NYCC-13011(6CD)
国内盤仕様
日本音楽集団創立55周年記念CD BOX

【DISC 1】
1-2.長澤勝俊:颯踏(笛と打楽器のための音楽)
3-6.長澤勝俊:夏の一日
7.高橋久美子:『己 - ki -』 I 「起」
8.相澤洋正:『己 - ki -』 II 「輝」
9.福嶋頼秀:『己 - ki -』 III 「奇」
10.秋岸寛久:『己 - ki -』 IV 「希」
【DISC 2】
1.ラヴェル/池辺晋一郎 編曲:BOLERO (ボレロ)
2-4.三木 稔:「くるだんど」
奄美の旋律による日本楽器と混声合唱のためのカンタータ
5.秋岸寛久 編曲:フランス音楽メドレー
6.福嶋頼秀 編曲:日本民謡メドレー?南から北へ?
【DISC 3】
1.上野耕路:シンフォニエッタ・ルラーレ
(田園風シンフォニエッタ)
2.肥後一郎:四拍子協奏
3-4.伊福部昭/秋岸寛久 編曲:
日本音楽集団版 交響譚詩
5-6.伊福部昭/和田薫 編曲:日本狂詩曲 邦楽器版
【DISC 4】
1-4.牧野由多可:インド旋律による『壁画』
5-7.三木稔/野坂恵子 編曲:
三つのフェスタルバラード
8.佐藤敏直:青のモチーフによるコンポジション
【DISC 5】
1-3.中村八大:秋のコンチェルト
4.信長貴富:ひかりのうたげ
ー童声合唱と邦楽合奏のためのー
5.夏田昌和:啓蟄の音
?二十絃箏ソロと四面の箏のための?
6.権代敦彦:une place sur la terre
?地上にひとつの場を?
7.佐藤容子:ときが巡りくれば
【DISC 6】
1.秋岸寛久:トポロジカル・スペース
2-4.福嶋頼秀:五声のコンチェルティーノ
?尺八、三味線、琵琶、箏、打楽器のための?
5.高橋久美子:箏四重奏曲 みみらくの島
6.川崎絵キ夫:邦楽合奏のための 疾風怒濤
7-9.篠田大介:子どものための組曲
日本音楽集団 (邦楽器合奏)

録音:1954-2019年
日本音楽集団は2019年に創立55周年を迎えました。それを記念して、CD BOX「己 - ki - 」を発売いたします。 これまで多くの作曲家に委嘱し、また団に作曲家を擁し、新たな音楽を作ってきた日本音楽集団。その300を超す新作初演の中から、ライ ブ録音を中心に、長澤勝俊「颯踏」や 三木稔「くるだんど」などの名曲、未だCDなどでは発表されていなかった「夏の一日」、伊福部昭作 品のアレンジで日本音楽集団ならではの大合奏「交響譚詩」「日本狂詩曲」、中村八大・信長貴富・権代敦彦など現代に煌めく作曲家 の委嘱作品、そして新録音にて「フランス音楽メドレー」「日本民謡メドレー」など聞きなじみのある曲の邦楽器アレンジ、そして 団内作曲 家による新共作「 己 - ki - 」!!

PERCUSSIONS DE STRASBOURG
PDS-119(1CD)
RAINS〜日本の打楽器作品集
細川俊夫(1955-):祈雨(2018)
岸野末利加(1971-):散華(2016)
平義久(1937-2005):イエロフォニーV(1975)
武満徹:雨の木(1981)
ストラスブール・パーカッション・グループ

録音:2019年1月24、25日、オトピエール劇場(ストラスブール)
1962年の結成以来、メンバーチェンジを繰り返しながらも現在まで60年近い活動を続けているストラスブール・パーカッション・グループ。彼ら の自主レーベルから満を持してリリースする、日本の作曲家による打楽器作品集です。グループの委嘱作品であり、細川俊夫が20年ぶりに 書いたという打楽器のみの編成による作品「祈雨(きう)」をはじめ、平義久「イエロフォニーV」、岸野未利加「散華」はいずれもストラスブー ル・パーカッション・グループによって初演されたもの。これに、大江健三郎の小説にイスパイアされた武満徹の傑作を収録した、理想的な内容 のアルバムです。メンバーの若返りもあり近年はエレクトロニクスにも接近している彼らですが、純粋に打楽器のみによる今回のアルバムは、広 い層のファンが待ち望んだ一枚と言えるでしょう。アナログ盤もリリース。 ※ このCDのオリジナル・ジャケットに日本語の表記がありますが、「ストラスブール」の「ス」の字が欠落しており、「トラスブール・パーカッション・ グループ」となっております。商品の表裏を覆う帯をお付けしますが、そちらでは正しく「ストラスブール・パーカッション・グループ」と表記されます。 ご了承ください。


WEITBLICK
SSS-0228(3CD)
エディト・パイネマン〜SFB(ベルリン)未発表録音集
(1)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1 番イ短調Op.105
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2 番イ長調Op.100
(3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナティナ第3番ト短調D.408
(4)スーク:ヴァイオリンとピアノのための4 つの組曲Op.17
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4 番イ短調Op.23
(6)シューベルト:ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロンドイ長調(ピア
ノ伴奏版)D.438
(7)ドヴォルザーク:4つのロマンティックな組曲Op.75
(8)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454
(9)シューベルト:幻想曲ハ長調D.934
エディト・パイネマン(Vn)
(1)-(5)ヘルムート・バース(P)、
(6)-(9)レナード・ホカンソン(P)

録音:(1)-(3)1970年11月5日、(4)(5)1982年6月22日、(6)-(9)1987年5月19日、21日、いずれもSFBザール3,ベルリン(未発表スタジオ録音)
美しすぎる閨秀ヴァイオリニスト、エディト・パイネマンによる未発表スタジオ録音が登場。長年共演し気心のしれた二人の ピアニスト、バースとホカンソンと成しえた絶美の名演。 シューマンのヴァイオリン・ソナタはほの暗いドイツ・ロマンをそのまま音化したような快演。薄暮のドイツの自然を眼前にする かのよう。シューベルトはパイネマン十八番のレパートリーであり、特筆すべきがロンド。この曲は弦楽合奏と独奏ヴァイオリン のための作品だが、ここではピアノ伴奏という他に録音が存在しない珍品にして名演。「幻想曲」はお気に入りの名作で、既 出の WDR 録音集でも聞けたが、音質はこちらが断然上です。モーツァルトのイキイキとした感情の発露。ベートーヴェンの 品格と骨格が両立した驚異の仕上がり。パイネマンの恐るべき実力を堪能できるセットです。そしてベルリンという音楽都市 の音楽文化を担うSFB=RBB による録音が超優秀!エンジニアの個性を誇るような自己顕示欲を感じない素直な音がここに あります。

ORFEO
C-983191(1CD)
NX-B08
クラリネット三重奏曲集
モーツァルト:クラリネット三重奏曲 変ホ長調「ケーゲルシュタット・トリオ」K498
シューマン:おとぎ話 Op.132
ブラームス:2つの歌 Op.91
バルトーク:コントラスツ Sz.111
イラン・レヒトマン(1963-):Jazzical
シャロン・カム(Cl)
オリ・カム(Va)
マタン・ポラット(P)

録音:2018年9月24-26日
1992年にミュンヘン・コンクールに優勝し、その後、世界的な活躍を続けている女性クラリネット奏者シャロン・カムの Orfeoデビュー・アルバム。弟のヴィオラ奏者オリ・カムと、イスラエル出身のピアニスト、マタン・ポラットとともに様々な時 代の「クラリネット三重奏曲」を収録した1枚は、モーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」で始まり、抒情的なシューマ ンの「おとぎ話」、渋い美しさを湛えたブラームスを経て、バルトークがベニー・グッドマンのために作曲したジャズ風の「コン トラスツ」とレヒトマンの「Jazzical」に至るという独創的、かつ魅惑的なプログラム。3人の奏者たちの個性がぶつかり合 いながら、見事に融合することで素晴らしい音楽が生まれています。

ALPHA
ALPHA-458(1CD)
ヴァレシュ&バルトーク
(1)シャンドール・ヴェレシュ(1907-1992):弦楽三重奏曲 (1954)
(2)バルトーク:ピアノ五重奏曲 SZ.23 (1904)
(1)ヴィルデ・フラング (Vn)
ローレンス・パワー (Va)
ニコラ・アルトシュテット (Vc)
録音:2017年7月 ロッケンハウス教区教会、オーストリア

(2)バルナバーシュ・ケレメン (ヴァイオリンI)
ヴィルデ・フラング (ヴァイオリンII)
カタリン・コカシュ (Va)
ニコラ・アルトシュテット (Vc)
アレクサンダー・ロンクィヒ (P)
録音:2018年8月 ヤール教会、バールム、ノルウェー
アルファ・レーベルとロッケンハウス室内楽フェスティヴァルとの共同制作アルバム。2012年よりクレーメルからロッケンハウスの芸術監督を引き 継いだドイツ・フランス系チェリスト ニコラ・アルトシュテットを中心に、躍進著しいノルウェーのヴァイオリニスト ヴィルデ・フラング、英国のヴィオラ 奏者ローレンス・パワー、そしてハンガリーからヴァイオリンのバルナバーシュ・ケレメンとヴィオラの(ヴァイオリン奏者でもある)カタリン・コカシュとい うメンバーが、近代ハンガリー音楽史にとって重要な2人、バルトークとヴェレシュの作品を収録しています。 1907年に当時ハンガリー王国領であったコロジュヴァール(現ルーマニア、クルジュ=ナポカ)に生まれ、バルトークやコダーイに学んだヴェレ シュ。戦後、当時の前衛に傾倒したため政府の弾圧を受けスイスに亡命し、当地で長く活動を続けました。その後しばらくは知られざる作曲 家でしたが、近年はその教え子であったリゲティ、クルターク、ホリガーらとバルトークの世代を繋ぐ重要な役回りとして注目されています。ここに 収められた弦楽三重奏曲は、十二音階に複雑なリズム、自由な楽想といった前衛要素を多分に含みながらも、ハンガリーの田園風景を思 わせるフォーク・ミュージックがその下地となっていることも十分感じさせる興味深いものです。23歳のバルトークが作曲、自らピアノを務めて初 演を行ったピアノ五重奏曲は、若々しい野心が迸る聴き応えのある作品。第4楽章ではハンガリー舞曲風の楽想まで飛び出します。いずれ も芸術監督アルトシュテットが長年録音を目論んでいた作品で、若手を中心としたメンバーが瑞々しく躍動的な快演を聴かせます。

NEOS
NEOS-11904(1CD)
ミヒャエル・クヴェル(b.1960)室内楽作品集Vol.2
(1)「ダーク・マター」(2011)〜Ob, Cl(バスCl), Fg
(2)「ファンタジア」〜分子を競争させる(2016)〜ソプラノとスピーキング・ピアニストのための
(3)「マイスター・エックハルトとスフラワルディー:ガブリエルのスウィングアームのサウンド」(2017)
〜4 つの四分音ギターとピアノのための
(4)「ダスト・アブリゲーション」(2017)〜Fl, CB, Pf
(5)「ぼやけている雲」(2012)〜Vn, Gtr, Pf
(6)「ストリングII - グラヴィトン」(2015/16)
〜9 楽器のアンサンブルのための
アンサンブル・アヴァンチュール
(1)クリスティーネ・シモルカ(Ob)
(3)ヘルマン・バイヤー(指)
ユルゲン・ルック(G)
ラフェル・オファウス(G)
モリツ・ベック(G)
マルティン・ドレスラー(G)
エドゥアルド・ハウザウアー(ピアノ・アシスタント)

録音:2018年
アンサンブル・アヴァンチュールによるミヒャエル・クヴェル(Michael Quell)作品集第2集(第 1 集は NEOS11046)。クヴェルは当初クラシック・ギターと音楽学を学んだ後、ハンス・ウルリッヒ・エ ンゲルマンとロルフ・リームに作曲を師事、ダルムシュタット、ガウデアムス音楽祭で作品が取り上 げられています。4 つの4 分音ギターのための「マイスター・・・」やピアノや歌手と語るピアニストのた めの一種の音響詩とも解釈できる「ファンタジア」など、発想に奇知のある作品が多い。
NEOS
NMC-D254(1CD)
「道筋」〜エリカ・フォックス(b.1936)作品集
(1)「葬列が歩む道」
(2)「クアジ・ウナ・カデンツァ」
(3)「サンミケーレのストラヴィンスキーの墓を訪問して」
(4)「憂鬱な民兵」
(5)「カフェ・ワルシャワ1944」
(1)(2)(4)(5)ゴールドフィールド・アンサンブル
(3)リチャード・アットリー(P)

録音:2018年11月
エリカ・フォックスはウィーン出身で後にイギリスの帰化、ハリソン・バートウィスルらに作曲を師 事、舞台作品から室内楽まで幅広い作品を発表しています。表現主義的な厳しい作風の中に硬 質で清新な抒情が感じられる音楽。

GENUIN
GEN-19660(1CD)
望郷と革命の間
シューマン:幻想小曲集 Op.73
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op. 40
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲 H.378
シューマン:5 つの民謡風の小品 Op.102
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ダナエ・デルケン(P)

録音:2018年10月31日-11月2日 カイザースラウテルン
「望郷と革命の間」と題されたチェロとピアノのCD。シューマンの3 曲の間にシ ョスタコーヴィチとマルティヌーの作品を挟んでいます。 ベネディクト・クレックナーは1989 年生まれのドイツのチェロ奏者。比較的若いチ ェロ奏者にしては渋みのある落ち着いた音色に長けており、しみじみした味わい がある。ダナエ・デルケンはまだ 20 代半ばだが、既に単独の CD を数枚出して いるほどの実力派ピアニスト。
GENUIN
GEN-19655(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタと変奏曲集
ヴァイオリン・ソナタ第26 番変ホ長調 K.302
「ああ、私は私の恋人を失った」による6 つの変奏曲 ト短調 K.360
ヴァイオリン・ソナタ第35 番ト長調 K.379
フランスの歌「羊飼いの娘セリメーヌ」による12 の変奏曲 ト長調 K.359
ヴァイオリン・ソナタ第41 番変ホ長調 K.481
アンネッテ・ウンガー(Vn)
ロベルト・ウマンスキー(P)

録音:2018 年9 月10−12 日 ドレスデン
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(第9、27、37、42 番、1995 年録音,GEN-87524)から久々のアンネッテ・ウンガーによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ と変奏曲集。アンネッテ・ウンガーは1992 年からドレスデンのカール・マリア・フォ ン・ウェーバー音楽大学の教授を務めており、また独奏者としての活動も盛んで ある。良い意味で聴衆受けを狙わない自然な演奏で、モーツァルトの音楽を損 ねることがない。ロベルト・ウマンスキーは 1985 年、ウクライナのハルキウ(ハリコ フ)の生まれ。彼も2017 年からウェーバー音楽大学に勤めている、ウンガーの同 僚です。 名録音会場として知られるドレスデンのルカ教会

ENSENBLE MODERN
EMCD-041(2CD)
クリスティアン・ホンメル/現代オーボエ作品集
(1)ワーグナー:「羊飼い」〜「トリスタンとイゾルデ」より
(2)ブリテン:6つのメタモルフォース
(3)ロルフ・リーム(b.1937):平素の
(4)エジソン・デニソフ(1929-96):ソロ
(5)イサン・ユン(1917-95):ピリ
(6)ヴィンコ・グロボカール(b.1934):呼吸の研究
(7)キリアン・シュヴォオン(b.1972):ケルプホルツ
(8)フリードリヒ・チェルハ(b.1926):軽率な骨片
(9)ジョン・ケージ:龍安寺
(10)トマス・ハンメルマン(b.1964):ムーヴィングI
(11)キャシー・ミリケン(b.1956):青のカタログ
(12)サミール・オデー=タミミ(b.1970):バーカル
(13)マーク・アンドレ(b.1964):iv5
(14)イェルク・ビルケンケッター(b.1963):ベル・カント
(15)ヴィト・ズライ(b.1979):デュース
(16)ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァVII
(17)クリスティアン・ペドロ・バスケス・ミランダ(b.1969):ミクロスコピア
(18)ウーヴェ・ラッシュ(b.1957):歌唱
クリスティアン・ホンメル(Ob, コール・アングレ, ルポフォン, バスOb)
(9)(11)(15)小川るみ(Perc)、
(7)ライナー・レーマー(Perc)

録音:2010-2016 年、hr ゼンデザール、フランクフルト、77:16/73:33
クリスティアン・ホンメルはアンサンブル・モデルンの首席オーボエ奏者。ハインツ・ホリ ガーに学び、その後多くの国際コンクールに入賞、2008 年よりアンサンブル・モデルンに 在籍する。20〜21 世紀音楽に深い関心がある他、バッハのオーボエ協奏曲全集録音に も挑む。このディスクは20、21 世紀のオーボエ独奏曲を中心に集められた極めて貴重な ディスク。ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の中のオーボエソロに始まり、間にケージの 龍安寺を挟みつつ、オーボエ音楽の現在を俯瞰する好企画。

ALBANY
TROY-1766(1CD)
オーボエとピアノのための作品集
シューマン:アダージョとアレグロOp.70
クレメント・スラヴィツキ(1910-1990):組曲
ストラヴィンスキー:パストラル
ジェフリー・ラスバン(b.1959):2 つのオーボエのための4つのモア・ディヴァージョンズ
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):オーボエ・ソナタ
ジェフリー・ラスバン(Ob)
マーク・シャピロ(P)
(4)フランク・ローゼンワイン(Ob)

録音:2017 年5-6 月
ジェフリー・ラスバンは1990 年以来クリーヴランドOの首席オーボエ奏者を勤 めている名手で、このアルバムでは彼のオーボエの甘い美音を堪能できます。彼は作曲 も行い、ここでは自作自演も聴かせています。シューマンはもともとホルンとピアノのため の、ストラヴィンスキーはソプラノのための曲からの編曲でそれ以外はオリジナル作品。 オーボエの伸びやかな音色が生かされるようにロマンティックな美しい作品ばかりが収 められておりオーボエ・ファンは必携。
ALBANY
TROY-1752(1CD)
サックスとハープのための作品集
イダ・ゴトコフスキ(b.1933):エオリエンヌ(1969)
ナタリー・モラー(b.1990):陽の光と月の滝(2014)
パトリック・オマリー(b.1989):魔術(2015)
クリスティーヌ・デルフィーヌ・ヘドゥン(b.1990):アマラン・ナ・チャスカ(2014)
スティーヴン・ラッシュ(b.1958):旋風(2015)
アンジェリカ・ネグロン(b.1981):スティル・ヒヤー(2017)
ジャスパー・サスマン(b.1989):「・・・ナイス・ボックス! オー・ソー・スクエア」(2014)
ユセフ・A・ラテーフ(1920-2013):ロマンス(1991)
マルセル・トゥルニエ(1897-1951):庭師の手紙(1912)
クリスティーヌ・デルフィーヌ・ヘドゥン:キッチン・ダンス(2015)
アドミラル・ローンチ・デュオ【ジョナサン・ハルティング・コーエン(Sax)
ジェニファー・R ・エリス(Hrp)】
サックスとハープのための二重奏曲集。ゴトコフスキはフランスの作曲家。エオリエンヌはもとも とフルートとハープのために書かれたが後にフルート・パートが作曲者によりサックスに書き換え られた。フランス印象派と新古典主義が融合したおしゃれな佳曲。他に近代フランス風、ジャズ の影響のあるものなど、比較的、聴きやすい作品でまとめられています。アドミラル・ローンチ・デュ オはバング・オンナ・カンなどアメリカの著名な現代音楽祭にも出演しているユニット。
ALBANY
TROY-1763(1CD)
スティーヴン・ラッシュ(b.1958)室内楽作品集
ショート・スタックス(六重奏曲第2 番)/ テーミング・ザ・オックス-第1 稿/ライト・レイズ/ 内なる反乱/テーミング・ザ・オックス-第2 稿/ ディジーの思い出(木管五重奏曲)/旋風/チューバ・ソナタ
スティーヴン・ラッシュ(Vc)
デイヴィッド・ジャクソン(Trb)
エイミー・ポーター(Fl)
フリッツ・ケーンツィヒ(Tuba) ほか多数
スティーヴン・ラッシュはこれまでに 6 つのオペラを始め、多くの舞台のための作品、交響曲、 室内楽を発表しています。このディスクは彼の室内楽を集成したもの。ジャズ、ロックなどの要素を 現代音楽と融合したノリのよい作品ばかりで肩の力を抜いて楽しめる内容となっています。
ALBANY
TROY-1764(1CD)
リチャード・アルダッグ(b.1955):作品集
フルート、ピアノと打楽器のための幻想曲(2015)
チェロ二重奏曲(2013)
夜想曲と舞曲(2014)〜Cl, Vn, Pf
アラブの恋の歌(2015)〜Sop, Vc, Pf
フルートとヴァイオリンのための二重奏曲(2017)
チェロとピアノのためのロマンス(2015)
弦楽四重奏のための「ラクリモサ」(2016)
室内アンサンブルのためのセレナード(1991/2014)
ジーナ・ガルヤス(Fl)
イアン・スカーフェ(P)
ディヴェシュ・カラムチャンダニ(Perc)
ジャン=ミシェル・フォントノー(Vc)
レイチェル・パトリック(Vn)
マシュー・ボイルス(Cl)
リチャード・アルダッグ(指) ほか多数

録音:2017-2018 年
リチャード・アルダッグ(Richard Aldag)はニューヨーク大学でジョージ・パールらに作曲を学ん だ。作品は上海響やサンフランシスコ響などで演奏されています。彼の作風は構成のしっかりとし たアカデミックな無調音楽。アメリカ東海岸流の洗練されたモダニズムが魅力。

MERIDIAN
CDE-84642(1CD)
ピアッティ:オペラ幻想曲集 第1集
ベッリーニの「ベアトリーチェ・ディ・テンダ」の思い出
ベッリーニの「夢遊病の女」の思い出
ベッリーニの「清教徒」の思い出
パチーニの「ニオベ」の主題に基づくカプリッチョ
ドニゼッティの「ジェンマ・ディ・ヴェルジ」のいくつかの動機による幻想曲
パーセルの「インドの女王」のエアに基づく即興曲
エイドリアン・ブラッドベリー(Vc)
オリヴァー・デイヴィーズ(P)

録音:2016 年9 月
19 世紀半ばから後半のイタリアのチェロ奏者、 アルフレード・ピアッティ(1822― 1901)がオペラに素材を採った作品集。ピアッティは北イタリア、ベルガモの生まれ。16 歳からヨーロッパ各地を巡り、ことにロンドンで高い人気を誇った。ここに収録されている 作品の原曲は、パチーニの「ニオベ」を除いていずれも今日でも上演されているもの。 また19 世紀にパーセルを取り上げているのも珍しい。 エイドリアン・ブラッドベリーは英国のチェロ奏者。ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジ で学んでおり、この録音もそこで行われています。
MERIDIAN
CDE-84650(2CD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲全集
ピアノ四重奏曲第1 番ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲第2 番イ長調 Op.26
ピアノ四重奏曲第3 番ハ短調 Op.60
プリムローズ・ピアノ四重奏団:
【スーザン・スタンツェライト(Vn)、ドロシー・ヴォージェル(Va)、アンドルー・フラー(Vc) 、ジョン・スウェイツ(P)】

録音:2018 年2 月19-日ウィーン
英国のピアノ四重奏団、プリムローズ・ピアノ四重奏団によるブラームスのピアノ四重 奏曲全集。この録音では曲ごとにピアノ変えており、19 世紀後半のブラームスの時代の ピアノが選ばれています。第1 番ではヨハン・シュトライヒャーが1870 年に製作したピアノ。 第2 番ではユリウス・ブリュトナー製作のピアノ。第3 番ではフリードリ・エールバー製作 のピアノ。いずれのピアノも現代のモダンピアノに比べてしっとりとした美感に長け、ブラ ームスの内省的ロマンティシズムの音楽に相応しい。もちろん弦三人の腕前も見事。

GALLO
GALLO-1441(1CD)
フルートによるファド
パラウ:私の通りの石
ラモス:ファド・トレス・バイロス
ヴァレリオ:なぜあなたが去ったのか私には分からない
オルマン:放浪者
トリンダーデ:海の歌/
デ・ソウザ:既に私を捨て去って
マルセネイロ:ファド・バイラド
ポルテラ:リスボン旧市街
オルマン:難破船/
シモンエス:悲しいギター
オルマン:どんな声で
フェラーニョ:サント・アントニオの夜
オルマン:祈り
フォネスカ:ポルトガルの家
ノブレ:ナザレの聖母
ロペス,ノブレ・コスタ,カルデリア:ファド・ロペシュ変奏曲
シェフィカ・クトゥルエル(Fl)
ダニエル・パレデス(G)
アルトゥール・カルデリア(ポルトガル・ギター)

録音:2018 年8 月 ポルトガル,ブラガ,
トルコを代表するフルート奏者、シェフィカ・クトゥルエルが、ポルトガルの大衆歌謡、ファド をフルートで演奏した CD。いずれもファドの名作ばかりだが、フルートによって演奏されると 高貴な雰囲気が漂い、原曲の親しみやすさと相まってとても楽しく聞ける。

コウベレックス
KRS-5604(1CD)
税込定価
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114「鱒」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲(ピアノ五重奏版) 【第2 番ホ短調Op.46-2/第10 番ホ短調Op.72-2/第15 番ハ長調Op.72-7】
村主紀子(P)
シュターミッツQ
イルジー・ルベシュ(Cb)

録音:2018 年8 月13-14 日、プラハ芸術アカデミー スタジオ
広島市出身の村主紀子は、シュターミッツ四重奏団と国内外で共演し、今回プラハ芸術 アカデミーのスタジオにおいて録音した。クリアな音色で颯爽と奏でる、村主の渾身のフ ァーストアルバムです。

Pentatone
PTC-5186815(1CD)
「Old Souls」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23【フルート五重奏版】*
ヴォルフ:イタリア風セレナード【フルート四重奏版】
クライスラー:シンコペーション【フルート四重奏版】*
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96「アメリカ」【フルート四重奏版】
※全てガイ・ブラウンシュタインによる編曲
ギリ・シュワルツマン(Fl)
ガイ・ブ ラウンシュタイン(Vn)
ミハイ・グロス(Va)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)、
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(Vn)

録音:2016年1月31日ナレパ通り第4スタジオ(ベルリン)、
2017年6月21&22日救世主教会内コミュニティ・ホール(ポツダム)*
元ベルリンPOの第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインと気心の知れた仲間たちが送る室内 楽のアルバムが登場!メンバーは期待のフルート奏者ギリ・シュワルツマンを迎え、チェロのアリサ・ワイラースタイン、ヴィオラのアミハイ・グロス、ヴァイオリ ンのスザンナ・ヨーコ・ヘンケル、そしてガイ・ブラウンシュタインというなんとも贅沢な顔ぶれです。
全てブラウンシュタインによる編曲でフルート四重奏曲または五重奏曲の編成の作品に仕上げました。収録作品はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、 ヴォルフのイタリア風セレナード、クライスラーのシンコペーション、そしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」です。
シュワルツマンはエルサレムSO、イスラエル室内O、バレンシアSO、ポツダム室内Oなどとソリストとして共演するなど現在ヨーロッ パを中心に活躍する若手フルート奏者。ソリストだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、当録音でも高い技術に裏付けされた演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

Caro Mitis
CM-0042008(1SACD)
シューマン:オーボエとピアノのための小曲集
幻想小曲集 Op.73
アダージョとアレグロ変イ長調 Op.70
3つのロマンス Op.94
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105(アレクセイ・ウトキン編曲、オーボエ版)
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
イーゴリ・チェトゥーエフ(P)

録音:2008年9月8日−5日、RTRスタジオ5(モスクワ)
2000年にエルミタージュ室内Oを設立し、2010年からはモスクワ室内Oの芸術監督兼首席指揮者としても活躍するロシア屈指のオーボイスト、アレクセイ・ウトキン。意外性抜群のレパートリーの発掘やアレンジを積み重ねてきたウトキンのシューマンは、「幻想小曲集」、「アダージョとアレグロ」、「3つのロマンス」という王道中の王道を選択。そしてプログラムの掉尾を飾るのは「ヴァイオリン・ソナタ第1番」のオーボエ編曲版。ウトキン自身による2008年のアレンジです。
Caro Mitis
CM-0042010(1SACD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
2本のヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56*
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ニカ・ルンドストレム(P)、
イーゴリ・ツィンマン(Vn)*

録音:2010年6月4日−7日、2011年3月20日、RTRスタジオ5(モスクワ)
グネーシン音楽学校でオルガ・クリサ、モスクワ音楽院でボリス・ベレンキーに師事した後、ボリショイ劇場Oのコンサートマスター、モスクワ・ラフマニノフ・トリオのメンバーとして活躍するロシアの名ヴァイオリニスト、ミハイル・ツィンマンによるプロコフィエフのソナタ集という正統派ロシアン・プログラム。「ソナタ ハ長調 Op.56」では息子のイーゴリ・ツィンマンとの親子共演が実現しています。
Caro Mitis
CM-0022007-2(2SACD)
幼い日の印象
ドルチェンコ:本の歌
プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35bis
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.6
シューベルト
:「しぼめる花」による変奏曲ホ短調 D.802
バルトーク:ルーマニア民謡組曲
ブロッホ:ニグン/ファリャ:ナナ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW.VII/7
エネスコ:幼い日の印象 Op.28
ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ニカ・ルンドストレム(P)

録音:2007年−2008年、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアの名ヴァイオリニスト、ミハイル・ツィンマンのプログラミングによる、エネスコの「幼い日の印象」をメインとしたコンセプト・アルバム。ボリショイ劇場Oのコントラバス奏者としても活躍したアレクサンドル・ドルチェンコ(1955−2001)やモーツァルト、シューベルトと、民族色豊かなバルトーク、ヤナーチェク、エネスコを組み合わせるなどユニークなプログラムに仕上がっています。

Chandos
CHAN-20037(1CD)
旅〜フルートとギターのための作品集
パウロ・ベリナッチ(b.1950):ビー玉遊びのバイヨン*
ラヴェル: ハバネラ形式の小品**
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番*
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より アリア**
パガニーニ
:カンタービレ Op.17**
プーランク:3つの無窮動**
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14*
イベール::間奏曲**
ドニゼッティ:人知れぬ涙(歌劇 「愛の妙薬」より)*
ショスタコーヴィチ:映画音楽 「第一梯団」より ワルツ*
フォーレ:パヴァーヌ: Op.50**
ピアソラ:タンゴの歴史**
リサ・フレンド(Fl)、
クレイグ・オグデン(G)**、
アクアレル・ギター四重奏団*

録音:2018年10月26日−28日、80ヘルツ・スタジオ(マンチェスター)
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドのChandosレコーディング第3弾は、ブラームスからブラジルのベリナッチまで、フルートとギターのための幅広いレパートリーを旅する魅惑のプログラム。イベール:とピアソラのオリジナル作品の他は、「フルートとギター」、あるいは「フルートとギター四重奏」の編成のためにアレンジ&トランスクリプションされたもので、ブラームス、ラフマニノフ、フォーレ、パガニーニ、ヴィラ=ロボスらの名曲が快活で新鮮なサウンドで蘇ります。
このプログラムで、単なる伴奏者ではなく重要な役割を果たすのは、90年代のChandosを中心に多くの名録音を残してきたイギリスの名ギタリスト、クレイグ・オグデンと、オグデンやゴードン・クロスキーの指導の下に王立ノーザン音楽大学で結成され、世界でも有数のギター四重奏団として活躍するアクアレル・ギター四重奏団です。

Christophorus
CHE-0214-2(1CD)
フルートとハープのための多感様式の音楽
アーベル:フルート・ソナタ ヘ長調
クヴァンツ:アダージョ ハ長調
C.P.E.バッハ:愛は私の歌
ベンダ:フルート・ソナタ ホ短調
テレマン:ファンタジア ニ短調
ベンダ:フルート・ソナタ ト長調
キルンベルガー:来たれ、創り主にして聖霊なる神よ
ミューテル:フルート・ソナタ ニ長調
バッハ:シチリアーノ(フルート・ソナタ変ホ長調より)
ローレンス・ディーン(Fl)、
アンドルー・ローレンス=キング(ハープ、ハープシコード、オルガン)

録音:1995年10月23日−25日、オランダ
ハノーファー・ホフカペレ、フィオーリ・ムジカーリ、ラ・ストラヴァガンツァ・ケルンなどの古楽アンサンブルで演奏してきたドイツのバロック・フルート奏者ローレンス・ディーンと、ヒストリカル・ハープの世界的名手アンドルー・ローレンス=キング。C.P.E.バッハを代表とする「多感様式」のフルート作品を収録した1995年録音が復刻リリース。

Cobra Records
COBRA-0071(1CD)
トレーシズ〜バッハ、ショスタコーヴィチ、グラズノフ、リゲティ
リゲティ:木管五重奏のための6つのバガテル(arr. Fabio Oehrli)
バッハ:コラール「いと高きにある神の栄光」 BWV.260
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏のための2つの小品(arr. Lisa Wyss)
バッハ:コラール「ああ神よわが嘆息を聞きたまえ」 BWV.254
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲変ロ長調 Op.109
バッハ
:コラール「ああ罪人なるわれ何をなすべきや」 BWV.259
ドビュッシー:ピアノのための「夢想」(arr. Vincent David)
バッハ:コラール「復活ののち四十日にて」
デヴィッド・ビーデンベンダー(b.1984):サクソフォン四重奏のための「ユーヴ・ビーン・トーキング・イン・ユア・スリープ」(2010)
バッハ:コラール「ああ愛するキリスト者よ、心安んぜよ」 BWV.256
ピアソラ
:忘却(オブリビオン)(arr. Yo-yo Su)
アルデムス・サクソフォン四重奏団

録音:2018年11月29日−12月2日、オランダ
アルデムス・サクソフォン四重奏団(Ardemus Quartet)は、2014年にアムステルダムで結成され、ザグレブ、アムステルダム、大阪等のコンクールで成功を収め、オランダ・クラシカル・タレント・アウォード2017/2018のファイナリストに選出、オランダとヨーロッパの様々な音楽祭、リサイタルで演奏しています。ファースト・アルバムとなる「Traces」は、彼らがここ数年で追究してきた音楽を辿るプログラム。バッハのコラールから、リゲティ、ショスタコーヴィチ、ドビュッシー、ピアソラの名曲のサクソフォン四重奏アレンジと、グラズノフのサクソフォン四重奏曲、吹奏楽や管楽器アンサンブルの作品で知られるアメリカの若き作曲家デヴィッド・ビーデンベンダーのオリジナル作品を収録。
Cobra Records
COBRA-0067(1CD)
遺産〜ゴヤの時代のマドリードの音楽
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.24-3, G.191(世界初録音)
ブルネッティ:弦楽四重奏曲変ロ長調 L.185(世界初録音)
マヌエル・カナレス:弦楽四重奏曲ト長調 Op.3-5
ジョアン・ペドロ・デ・アルメイダ・モタ:弦楽四重奏曲ニ短調 Op.6-2

ボーナス・トラック〜モラレス:キリエ(死者のためのミサ曲より)
キロガSQ

録音:2018年12月17日−19日、ベルギー
ガリシア地方の大ヴァイオリニスト、マヌエル・キロガ(1892−1961)の名を冠するスペインのクヮルテット、キロガSQ(Cuarteto Quiroga)。すべてガット弦を用いたピリオド楽器を使用しており、2007年にスペイン国営放送の文化賞を授与された新世代アンサンブルのCobra Records第5弾。
フランシスコ・デ・ゴヤが宮廷画家として活躍した時代(18世紀後半)のマドリードは絵画以外の芸術も盛んに行われており、ヨーロッパの弦楽四重奏シーンのもっとも活発な都市の1つでもあったことを証明しようとするプログラム。

Etcetra
KTC-1640(1CD)
エコーズ〜ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンス:室内楽編曲作品集
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ティム・ミューレマン編)
ヒースの荒野(前奏曲集より/フレデリク・ネイリンク編)
フレデリク・ネイリンク(b.1985):ドビュッシー・エコー
シェーンベルク:室内交響曲第1番 Op.9(ウェーベルン編)
ラヴェル:道化師の朝の歌(「鏡」より/ミューレマン編)
サン=サーンス:死の舞踏 Op.40(ミューレマン編)
トゥミーシス・アンサンブル
2016年にブリュッセル王立音楽院のメンバーによって設立され、ベルギーの若手アーティストに贈られる「スーパーノヴァ賞2016」(Supernova Competition 2016)を受賞したアンサンブル、トゥミーシス・アンサンブルがEt'ceteraよりCDデビュー! ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、クラリネット、フルートの五重奏で、若き情熱と探求心溢れる才気煥発な活動を繰り広げています。
デビュー・アルバムは、ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンス、シェーンベルク:らパリとウィーンの作曲家による名曲をこのアンサンブルの編成へと編曲した意欲的なプログラム。ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンスの3曲をアレンジしているティム・ミューレマンは、彼らの友人でもあるというベルギーの若きコンポーザー&アレンジャー、ティム・ミューレマンです。

ABC Classics
ABC-4817995(2CD)
オーストラリアの女流作曲家たちの一世紀

(1)ハイド:ピアノ協奏曲第1番
(2)ホーランド:ピアノ三重奏曲
(3)グランヴィル=ヒックス:エトルリア協奏曲
(4)サザーランド:ヴァイオリン協奏曲
(5)ボイド:夢の浮橋を渡ると
(6)カッツ=チェルニン:ロシアン・ラグ
(7)グレンフェル:春の
(8)ホウィットウェル:ロード・トリップ
(9)ムーア:ファーン
(10)マーフィー:スピニング・トップ
(11)ギフード:足跡
(12)ベッティーナ・デイヴィス:クリスタリーネ
(1)ミリアム・ハイド(P)、西オーストラリアSO、ジェフリー・サイモン(指)
録音:1975年5月22日
(2)エッグナー・トリオ
録音:2015年11月14日
(3キャロリン・アルモンテ(P)、タスマニアSO、リチャード・マイルズ(指)
録音:2007年12月6日−7日
(4)レナード・ドメット(Vn)、メルボルンSO、パトリック・トーマス(指)
録音:1973年8月15日
(5)コンテンポラリー・シンガーズ、アントニー・ウォーカー(指)
録音:1993年6月
(6)シドニー・アルファ・アンサンブル、デイヴィッド・スタンホープ(指)
録音:1996年10月
(7)クレア・エドワーズ(マリンバ)、カリン・シャウップ(G)
録音:2015年6月22日
(8)サリー・ウォーカー(Fl)、サリー・ウィットウェル(P)
録音:2015年2月19日
(9)アンサンブル・オフスプリング
録音:2013年11月18日
(10)ベノー・トリオ
録音:2016年12月20日
(11)アンサンブル・オフスプリング
録音:2018年7月
(12)ACOコレクティヴ
録音:2018年2月27日
曲家たちの作品を集めたプログラム。
20世紀のオーストラリアにおける旗手的存在だったミリアム・ハイド(1913−2005)から、現在も活躍中のエレーナ・カッツ=チェルニン(1957−)、コンポーザー=ピアニストのサリー・ホウィットウィル(1974−)など、12人の女流作曲家たちの作品を収録したアンソロジーです。
ABC Classics
ABC-4818197(2CD)
ベスト・オヴ・ピーター・スカルソープ
スカルソープ:バリへの音楽/アース・シティ/サクソフォン協奏曲「島の歌」/小さな都市/太陽の音楽第4番/高い丘で/イルカンダ第4番/ニュー・ノーチャ/レフト・バンク・ワルツ/ノーランジー/エヴォケイション/ウビルーより/弦楽四重奏曲第18番/カカドゥ
タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)、
ウィリアム・バートン(ディジェリドゥ)、
カリン・シャウップ(G)、
リチャード・マイルズ(指)、
タスマニアSO、他
20世紀のオーストラリアを代表する作曲家であり、同地の自然と音楽を融合させたスタイルで確固たる地位を築いたピーター・スカルソープ(1929−2014)の生誕90周年を記念して製作されたベスト盤。
ユネスコの世界遺産に認定されているカカドゥ国立公園に因んだ作品である「ノーランジー」や「ウビルーより」、オーケストラ作品である「カカドゥ」や「アース・クライ」など、スカルソープの特徴を知るには最適なプログラムに仕上がっています。

Prima Facie
PFCD-106(1CD)
ストリップ・ジャック・ネイキッド〜マクネフ:室内楽作品集
大編成アンサンブルのための「カウンティング」
アンサンブルのための「4つのゴッホのチョーク」
メゾ・ソプラノとアンサンブルのための「歌の組曲」
八重奏のための「ルクス」
ココロ、
マーク・フォークゲン(指)
ロアー・リクセンベルク(Ms)

録音:2016年10月29日−30日、トンブリッジ
2005年にはボーンマスSOの初となる「コンポーザー・イン・ザ・ハウス」、その2年後には「コンポーザー・イン・レジデンス」に任命され、現在は歌劇などの舞台作品、吹奏楽作品の作曲家としても高い評価を受けているスティーヴン・マクネフ(1951−)は北アイルランドの首府ベルファスト出身。
このマクネフの室内楽作品を演奏するアンサンブル、ココロ(日本語の「心」をアンサンブル名としたそうです)は、ボーンマスSOのメンバーによって構成される20〜21世紀作品のスペシャリスト集団。近年のカラビッツとボーンマス響の好調を支える演奏家たちがハイレベルの演奏をココロが繰り広げています。

Pavane
ADW-7590(1CD)
ヴァインベルク1945
ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲 Op.24
チェロとピアノのためのソナタ第1番 Op.21
ヴァイオリンとピアノのための2つ無言歌
ヴァイオリンとピアノのための「モルドバの主題による狂詩曲」Op.47-3
トリオ・クノップフ〔サディー・フィールズ(Vn)、ステファニー・サルミン(P)、ロメイン・ダイノー(Vc)〕

録音:2018年12月&2019年1月、スタジオ4(ブリュツセル、ベルギー)
トリオ・クノップフは、ベルギー象徴派を代表する画家であるフェルナン・クノップフの名前を冠する2014年に結成された新進気鋭のアンサンブル。モスクワ移住直後の「1945年」をテーマとするヴァインベルクの作品集は、なんと彼らにとってのデビュー・アルバム!
未出版で今回が世界初録音となる「2つ無言歌」の発掘、僅か20分の演奏時間の中でバロックからジャズへと至る音楽史を感じさせる「チェロ・ソナタ第1番」の選曲など、ヴァインベルクの音楽に対する熱意、こだわりが迸るプログラムです。

CLAVES
50-1919(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番-第6番Op.18(1798-1800)
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2「挨拶する」
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(1stヴァイオリン)、フランソワ・ゴトロー(2ndヴァイオリン)、ハンス・エジディ(Va)、マルク・ジェルマン(Vc)】

録音:2018年10月&11月/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
1975年にローザンヌで設立し現在も精力的に演奏活動・録音している名クァルテット、シネ・ノミネ四重奏団がベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1 番〜第6番を録音しました。結成時より第1ヴァイオリンのパトリック・ジュネ、第2ヴァイオリンのフランソワ・ゴトロー、ヴィオラのニコラシュ・パシュ(現 在はハンス・エジディ)、チェロのマルク・ジェルマンという4人によって編まれたアンサンブルは、2018年現在結成43年を迎えて一際美しく奏でられます。 期待のベートーヴェンでも阿吽の呼吸から奏でられるアンサンブルを聴くことができます。2020年のベートーヴェン・イヤーを前に注目のリリースです! (Ki)

Profil
PH-19033(4CD)
エルスネル:室内楽曲全集
(1)ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.10の1
(2)ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.10の2
(3)ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.10の3
(4)七重奏曲ニ長調〜ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、ピアノのための
(5)ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.2
(6)マズルカ風ロンド ト短調
(7)クラコヴィアク風ロンド変ロ長調
(8)ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.15
(9)弦楽四重奏曲ハ長調Op.8の1
(10)弦楽四重奏曲変ホ長調Op.8の2
(11)弦楽四重奏曲ニ短調Op.8の3
(12)ピアノ・ソナタ第1番
(13)ピアノ・ソナタ第2番
(14)ピアノ・ソナタ第3番
(15)4手のためのソナタ 変ロ長調Op.16
トリオ・マルゴー【荒木紅(フォルテピアノ)、クリストフ・ハイデマン(Vn)、マルティン・ゼーレン(Vc)】
マチアス・キースリング(Fl)(4) 、リサ・シクリャヴェル(Cl)(4) 、アイノ・ヒルデブラント(Va)(8) 、
ホフマイスターQ(9)(10)(12)、ミヒャエル・ハーゼル(P)(15)

録音:2015、2018、2019年/福音アンドレアス教会(ベルリン)
16世紀ヨーロッパではリュート音楽が隆盛をみましたが、ポーランドも同様で味わい深く美しい作品が数多く生まれました。そこにはマズルカのリズムが明 瞭なものもあり、かのランドフスカがチェンバロで奏して録音したり、タンスマンがギター曲の素材にしているほどです。アルベルト・ヴォイチェフ・ドゥゴライ (1558-1618頃)やヤクブ・ポラク(1545-1605)のようなポーランド人リュート奏者の作品のほか、ポーランドの宮廷で活躍したイタリア人ディオメデス・カー ト(1565-1628)も当時の雰囲気を伝えてくれます。 ★ヨアヒム・ヘルトは1963年ハンブルク生まれのベテラン。イル・ジャルディーノ・アルモニコとの活動でも知られています。( (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-031(1CD)
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番 変ロ長調 K.378(317b)
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
アルテュール・グリュミオー(Vn)、
ディノラ・ヴァルシ(P)

ライヴ録音:1984年11月12日/メゾン・ド・ラジオ・フランス104スタジオ、グランド・オーディトリアム(パリ)
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリー ズ “ベルアーム”。当ディスクにはアルテュール・グリュミオーの1984年11月、パリにおける最後の公演を収録しております。
グリュミオーが得意としたルクー、モーツァルト、フォーレで構成された当ライヴでもビロードのように美しい音色、官能的な響き、そして自然なフレージングと、 晩年も色褪せることのなかったグリュミオーの至芸を堪能することができます。グリュミオーが亡くなる2年前の貴重なライヴ音源を復刻技術に定評のあるスペク トラム・サウンドらしい丁寧なリマスタリングで聴くことができます。平林直哉氏による日本語解説付き。 (Ki)

※このレーベルは、初発売後す ぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

Paraty
PARATY-619250(1CD)
ピアノ三重奏曲集
フンメル:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.22
ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
シェーンベルク:(ストイアーマン編):浄夜Op.4
ハルデイ・トリオ【バルバラ・バルトゥッセン(P)、ペーター・ヤンセン(Vn)、フランシス・ムレイ(Vc)】

録音:2018年8月15-18日/フラゲイ・スタジオ(ブリュッセル)
2011年デビューのハルデイ・トリオ。ベルギーの若手3人によるフレッシュな団体。スターリンお気に入りのソ連時代の写真家エフゲニー・ハルデイの名を冠し、 旧ソ連作品を得意とする彼らがウィーンで生まれた作品に挑戦。それも世紀と一日にかけたものとなっています。1799年作曲されたフンメル、1882年作曲の ブラームス、1902年作曲のシェーンベルク:に加え、爽やかなフンメルが朝、落ち着いたブラームスが午後から夕方、爛熟したシェーンベルク:は夜のイメージとの こと。このうちシェーンベルク:の「浄夜」はもともと弦楽六重奏ですが、ここでは彼の弟子エドゥアルト・ストイアーマンがピアノ三重奏用に編曲した版で演奏し ています。 (Ki)

Coviello
COV-91917(2CD)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲全集
弦楽三重奏曲第1番ト長調 Op.9-1
弦楽三重奏曲第2番ニ長調 Op.9-2
弦楽三重奏曲第3番ハ短調 Op.9-3
弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3
セレナーデ ニ長調 Op.8
トリオ・オステルターク
ベートーヴェンのトリオを生きたレパートリーとして広く定着させたい、という思いで創設されたトリオ・オステルターク。弦楽四重奏に比べて聴く機会の少な い作品ですが、曲の持つ面白さに気付かされる好演と言えます。 (Ki)
Coviello
COV-91914(2CD)
野生の歌〜マルクス・ミュージック
[CD1]
Frederic Pattar:Deflation - Eine kleine Marxmusik
Sergej Newski:Letter to H. Marx
Cecilia Arditto:The dearest dream
Alistair Zaldua:manifesto
Mert Moral?:Die Produktion des Bewusstseins
Andrea Portera:Wild Rituals
[CD2]
Celeste Oram:Pierrot Laborieux I & II. The Work
Celeste Oram:Pierrot Laborieux III. The Work
Kaspar Querfurth:bloses Zubehor der Maschine
Geoffrey Gordon:Harmonie - An Jenny
Ruiqi Wang:Wenn’s tief in mir ertont
Robert Reid Allan:Terry Helenson’s Revolutionary Dreams
バーミンガム現代音楽グループ

録音:2018年9月1-2日
『資本論』や「マルクス主義」で知られるカール・マルクスをテーマとした現代作品集です。『Letter to H. Marx』はマルクスが1837年11月10日に書 いた父への手紙の断片を、『manifesto』は「共産党宣言」の断片をテキストに用いた作品。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186815(1SACD)
「Old Souls」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23【フルート五重奏版】*
ヴォルフ:イタリア風セレナード【フルート四重奏版】
クライスラー:シンコペーション【フルート四重奏版】*
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」【フルート四重奏版】
※全てガイ・ブラウンシュタインによる編曲
ギリ・シュワルツマン(Fl)
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)、
アミハイ・グロスヴァ、
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(Vn)

ン録音:2016年1月31日ナレパ通り第4スタジオ(ベルリン)、
2017年6月21&22日救世主教会内コミュニティ・ホール(ポツダム)*
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインと気心の知れた仲間たちが送る室内 楽のアルバムが登場!メンバーは期待のフルート奏者ギリ・シュワルツマンを迎え、チェロのアリサ・ワイラースタイン、ヴィオラのアミハイ・グロス、ヴァイオリ ンのスザンナ・ヨーコ・ヘンケル、そしてガイ・ブラウンシュタインというなんとも贅沢な顔ぶれです。
全てブラウンシュタインによる編曲でフルート四重奏曲または五重奏曲の編成の作品に仕上げました。収録作品はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、 ヴォルフのイタリア風セレナード、クライスラーのシンコペーション、そしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」です。
シュワルツマンはエルサレム交響楽団、イスラエル室内管弦楽団、バレンシア交響楽団、ポツダム室内管弦楽団などとソリストとして共演するなど現在ヨーロッ パを中心に活躍する若手フルート奏者。ソリストだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、当録音でも高い技術に裏付けされた演奏を聴かせてくれます。

BIS
BISSA-2372(1SACD)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50『偉大な芸術家の思い出に』
ババジャニャン:ピアノ三重奏曲(1952)
シュニトケ(スドビン編):タンゴ〜『ある阿呆との生活』(1992)より
ワジム・グルズマン(Vn;1690年製ストラディヴァリウス'ex-LeopoldAuer')、
ヨハネス・モーザー(Vc;1694年製アンドレア・グァルネリ)、
エフゲニー・スドビン(P;スタインウェイD)

録音:2017年12月/ゼンデザール(ブレーメン)
ピアノ三重奏曲の最高傑作の一つであるチャイコフスキーの『偉大な芸術家の思い出に』は1881年パリで急死したニコライ・ルビンシテインの追悼のために 作曲。ルビンシテインの思い出を綴った長大な12の変奏曲が実に印象的でことにピアノに高度な技術が要求されます。当録音では流石名手が揃っただけあり音 楽に没入できる見事な演奏を聴くことができます。
アルメニア出身のアルノ・ババジャニャン(1921-1983)はエレヴァン音楽院、モスクワ音楽院で学んだ作曲家、ピアニスト。民俗的語法による作品を残し、 このピアノ三重奏曲もそういった民族的な色彩の強い作品です。 (Ki)

B RECORDS
LBM-020(1CD)
ブラームス:室内楽作品全集第4集〜ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調「雨の歌」Op.78
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108
ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」-第3楽章 スケルツォ ハ短調 WoO2
ピエール・フシュヌレ(Vn)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2018年10月31日 ライヴ収録
Theatre de Coulommiers, France
エリック・ル・サージュの呼びかけで、フランスの若手奏者が集結し、ブラームスの全室内楽作品を演奏するというプロジェ クトの第4集。これまでは三重奏曲や四重奏曲など、比較的編成の大きな作品でしたが、今作は3曲のヴァイオリン・ソ ナタ集と、ブラームスの友人たちとの合作「F.A.E.ソナタ」のスケルツォを収録。ヴァイオリンを演奏するのはフランスで絶大 な人気を誇る若手奏者、ピエール・フシュヌレ。ル・サージュがピアノ伴奏を受け持つという注目の組み合わせからは、緊 張感溢れる密度の濃いアンサンブルが生まれます。しっとりとした第1番、牧歌的な第2番での表現力の豊かさはもちろ ん、第3番の激しい表現が印象的です。

SKARBO
DSK-4198(2CD)
モーツァルト〜2本のフルートのためのオペラ・メロディーズ
.『魔笛』による二重奏曲(1792年出版)〜2本のフルートのための
『フィガロの結婚』による二重奏曲(1799年出版)〜2本のフルートのための
『ドン・ジョヴァンニ』による二重奏曲(1809年出版)〜2本のフルートのための
『後宮からの誘拐』による二重奏曲(1799年出版)〜2本のフルートのための
マクサンス・ラリュー(1stフルート)、
【CD 1】東條茂子(2ndフルート)、
【CD 2】清水和高(2ndフルート)

録音:2018年5月17-18日五反田文化センター
レコーディング:小島幸雄(コジマ録音)
モーツァルトのオペラのアリアなんといっても美しい旋律が魅力で、オペラ・アリアは単曲で歌われるだけでなく、多くの作曲家が変奏曲、幻想曲のテー マとして種々の楽器のために作曲してきました。フルートではヨアヒム・アンデルセン(1847-1909)が『フィガロの結婚』や『魔笛』をフルートとピア ノのために仕上げたほか、ロバート・フォッブス(1939-)が『魔笛』による幻想曲を作曲するなど、多くの作品があります。
ここに収録された4つの作品はいずれもモーツァルト死後、1792年から1809年にかけた出版された楽譜で編曲者は不明とされて いますが、そのうちの一部はモーツァルト自身による編曲と考える音楽学者もいるほどフルートの特性を生かした緻密なアレンジが最大の魅力といえます。
マクサンス・ラリューは1934年マルセイユ生まれ。かの有名なジャン=ピエール・ランパルの父ジョセフ・ランパルに師事し、その後、フランスのフルー ト界を代表するフルート奏者で現在も活躍しております。今回の録音ではともにスイス・ジュネーヴ音楽院にてラリューに師事した東條茂子と清水和高が 第2フルートを担当。師弟共演で聴くモーツァルトのオペラの傑作を十分に堪能することができる大注目盤です!

Albion Records
ALBCD-018(1CD)
夜の星 ―― ヴォーン・ウィリアムズ:声楽とヴァイオリン作品集
バリトンとピアノのための「旅の歌」
イギリス民謡による6つの練習曲(ヴォーン・ウィリアムズ編/ヴァイオリン&ピアノ版)
「天路歴程」より 3つの歌(ヴォーン・ウィリアムズ編/ヴァイオリン&ピアノ版)
ヴァイオリン協奏曲(ランバート編/ヴァイオリン&ピアノ版)
揚げひばり(ヴォーン・ウィリアムズ編/ヴァイオリン&ピアノ版)
マシュー・トラスラー(Vn)、
ローランド・ウッド(Br)、
イアン・バーンサイド(P)
世界初録音となるコンスタント・ランバートのアレンジによる「ヴァイオリン協奏曲」のヴァイオリン&ピアノ・ヴァージョンが、このヴァイオリン、声楽作品集「夜の星」の最大のハイライト。 作曲者自身の編曲によるヴァイオリン&ピアノによる「揚げひばり」はもちろんのこと、英語の詩や散文を用いることに長けていたヴォーン・ウィリアムズの作曲技法の妙を感じさせてくれるプログラムです。 録音:2013年(イギリス) ※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

Signum Classics
SIGCD-599(1CD)
デイヴィッド・ブルース:作品集
シンベリン*
ザ・ノース・ウィンド・ワズ・ア・ウーマン#
ザ・コンソレーション・オヴ・レイン+
アヴィ・アヴィタル(マンドリン)*、
ドーヴァー四重奏団*、
ノラ・フィッシャー(ソプラノ)#、
ザ・ノース・ウィンド・アンサンブル#、
カメラータ・パシフィカ+
デイヴィッド・ブルース(b.1970)は、その豊かでカラフルなサウンド、詩的で美しい音楽から、BBCプロムス、カーネギー・ホール、コヴェント・ガーデンなどから委嘱を受けているイギリスの作曲家。南アフリカの音楽を取り入れた「ガムブーツ」(SIGCD-448)に続くSignum Classics第2弾。イスラエル出身のマンドリンのヴィルトゥオーゾ、アヴィ・アヴィタルのために書かれた「シンベリン(Cymbeline/古いケルトの言葉で『太陽の王』の意味)」など、民俗や宗教、自然をテーマとする作品集。

nosag records
nosagCD-235(1CD)
コネクション〜オッド・スニーエゲン:作品集
オッド・スニーエゲン(1952−):豚の翼に乗って星へ(フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
Adagio Assai(ソプラノ・サクフォソーンのための)*
姿と信号(チェロとピアノのための)**
知っているか、息子よ、世界がどれほど小さな英知に支配されているか?(電気増幅したバスフルートのための)***
弦楽四重奏曲第1番#
アルト・サクソフォーンのための最初の小品#
オルター・エゴ〔マヌエル・ズリア(Fl)、アルド・カンパニャーリ(Vn)、フランチェスコ・ディロン(Vc)、オスカル・ピッツォ(P)、パオロ・ラヴァリア(指)〕、
ダヴィード・ブルッティ(ソプラノ&アルト・サクソフォーン)*#、デュオ・ディロン=トルクァーティ
〔フランチェスコ・ディロン(Vc)、エマヌエーレ・トルクァーティ(P)〕**、マヌエル・ズリア(バスフルート)***、
ステーンハンマルQ〔ペーテル・オーロフソン(Vn1)、ペール・オーマン(Vn2)、トニー・バウアー(Va)、マッツ・オーロフソン(Vc)〕#

録音:2011年−2014年
スニーエゲンの初めての「作曲家ポートレート」。イタリアの現代音楽アンサンブル「オルター・エゴ」のための 「豚の翼に乗って星へ」。イタリアのダヴィード・ブルッティがウンブリアの Festival SituAzioni 2012 で初演した「悲歌」「Adagio Assai」。ブルッティが同じ音楽祭で初演した「アルト・サクソフォーンのための最初の小品」は、スウェーデンのフリージャズ・プレーヤー、ラーシュ=ヨーラン・ウランデルに献呈された作品。現代音楽の「デュオ・ディロン=トルクァーティ」のための「姿と信号」。国王グスタフ二世アドルフに仕えた宰相アクセル・オクセンシェルナの「知っているか、息子よ、世界がどれほど小さな英知に支配されているか?」を曲名にした「電気増幅したバスフルート」の独奏曲。3つの楽章をオペラの3つの幕に、4人の奏者を4人のキャラクターに見立て、悲喜こもごもの音楽とした弦楽四重奏曲第1番は、ステーンハンマル四重奏団の初演した作品です。

LAWO Classics
LWC-1172(1CD)
クラリネット三重奏曲集
シューマン:おとぎ話 Op.132
ブルッフ:8つの小品 Op.83
モーツァルト:ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498 「ケーゲルシュタット・トリオ」
オスロ・フィルハーモニック・チェンバーグループ
〔ライフ・アルネ・ペーデシェン(Cl)、ヘンニンゲ・ランドース(Va)、ゴンサロ・モレーノ(P)〕

録音:2017年2月6日−8日&2018年6月6日−7日、
ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
スロPOのプレーヤーが集まって音楽を楽しむ「オスロ・フィルハーモニック・チェンバーグループ」の新作アルバム。シューマンの「おとぎ話」、ブルッフの「8つの小品」、モーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」という、ピアノ、クラリネット、ヴィオラの三重奏のためのスタンダード・レパートリーを演奏しています。首席クラリネット奏者のライフ・アルネ・ペーデシェン、ヴェルターヴォSQの創設メンバーだった、ヴィオラ・セクションのヘンニンゲ・ランドース。ゴンサロ・モレーノは、マドリードに生まれ、1990年からノルウェーで活動。オスロ・フィルハーモニックの首席ピアニストを務めています。

Hyperion
CDA-68230(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.71&Op.74 「アポニー四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第69番変ロ長調 Op.71-1, Hob.III-69/弦楽四重奏曲第70番ニ長調 Op.71-2, Hob.III-70/弦楽四重奏曲第71番変ホ長調Op.71-3, Hob.III-71/弦楽四重奏曲第72番ハ長調 Op.74-1, Hob.III-72/弦楽四重奏曲第73番ヘ長調 Op.74-2, Hob.III-73/弦楽四重奏曲第74番ト短調 Op.74-3, Hob.III-74 「騎士」
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2018年10月1日−6日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたロンドン・ハイドンSQ。2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ。第8集は、2度目のロンドン訪問に向けて1793年に書かれ、アントン・アポニー伯爵へ献呈された作品71と作品74の「アポニー四重奏曲集」です。
1796年に出版されたアルタリア社(ウィーン)とジーバー社(パリ)のエディションを使用。

フォンテック
FOCD-9816(2CD)
税込定価
2019年8月7日発売
石田泰尚(Vn)/モーツァルトライヴMozart Live
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第14番/第15番/第35番/第2番/第41番
クライスラー:道化師
 クープランのスタイルによる才たけた貴婦人
 プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第11番/第12番/第28番/第1番/第42番
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
 シンコペーション
 ウィーン小行進曲
石田泰尚(Vn)、中島剛(P)

録音:2019年2月9日、2019年3月2日横浜市栄区民文化センターリリス・ライヴ
躍進を続けるカリスマティック・ヴァイオリニスト、石田泰尚のライヴアルバム第3弾です。 石田は神奈川POのソロ・コンサートマスターを務めながら、“石田組”、“ト リオ・リベルタ”、“YAMATOStringQuartet”などのアンサンブル、そして自身のソロ活動と幅広 く活躍しています。今作は2019年2月9日と3月2日に栄区民文化センターリリスで行なわれた モーツァルトプログラムの連続演奏会をライヴ収録、会場の熱気が感じられるアンコールの模様も収め ました。選曲も円熟の後期作品を主軸にしながら、演奏される機会の少ない初期作品も採りあげ、この 編成におけるモーツァルトの変遷を俯瞰できる内容になっています。 共演を重ねた中島との息もぴったり。溢れる情熱と繊細さが兼ね備わった希有な演奏を、臨場感あふれ るライヴ盤でお楽しみください。(フォンテック)
フォンテック
FOCD-20119(1CD)
税込定価
2019年8月10日発売
完戸吉由希(サクソフォン)/Le Cheminル・シュマン
ポール・クレストン:アルト・サクソフォンとピアノの為のソナタOp.19
ポール・ボノー:アルト・サクソフォンとピアノの為の組曲
カレル・フーサ:エレジーとロンド
アルフレッド・デザンクロ:プレリュード、カダンスとフィナル
ヘンデル(伊藤康英編):歌劇「クセルクセス」よりオンブラ・マイ・フ
ドビュッシー:サクソフォンとオーケストラの為のラプソディ(ピアノ版)
ヒンデミット:ソナタOp.11-4
ダマーズ:アルト・サクソフォンとピアノの為のヴァカンス
完戸吉由希(アルトSax)
酒井有彩(P)

録音:2018年12月18・19日稲城市立iプラザホール
サクソフォン奏者完戸吉由希(ししど・よしゆき)は福島県原町市(現南相馬市)出身。昭和音楽大 学・同大学院を経て、ヴェルサイユ音楽院にて最高課程を審査員全員一致の最優秀の成績で卒業。留学中 の2011年に発生した東日本大震災に際し、いち早くチャリティーコンサートを主宰し、フランスのTV に出演し救済を呼びかけました。同年に帰国後は外山雄三指揮仙台フィルをはじめ、オーケストラとの 協演やソロ・室内楽奏者として、幅広く活躍しています。 共演のピアニスト酒井有彩(さかい・ありさ)はベルリン芸術大学を最優秀で卒業し、国内外のコン クールで多数入賞。本年は「ラヴェル:ピアノ協奏曲」をリリース、レコード芸術特選盤をはじめ高い評 価を受けました。 完戸にとってサクソフォン人生の転機となった「デサンクロ:プレリュード、カデンツとフィナーレ」 をはじめ、楽器の特性を最大限に生かした珠玉の作品の数々。卓越した技術と表現力に裏打ちされた抒情 溢れるその演奏に、サクソフォンの生みの親アドルフ・サックス(1814-1894)に想いを馳せる一枚 の登場です。(フォンテック)

Solo Musica
SM-287(1CD)
NX-B03
パウル・ミュラー=チューリッヒ(1898-1993):室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.4(1921)
弦楽三重奏曲 Op.46(1950)
弦楽五重奏曲 ヘ長調 Op.2(1919)
ラズヴァン・ポポヴィチ(Va)
カザルQ

録音:2017年2月21-22日、6月19-20日
世界初録音
スイス、チューリッヒ出身のパウル・ミュラー=チューリッヒ。フィリップ・ヤルナッハとフォルクマール・アンドレーエに師事、パリ へ留学して印象派の薫陶を受けた作曲家です。「この時代(20世紀半ば)に調性に敬意を払う作曲家は、快適さを 求めるあまり伝統に縛られたままなのかもしれない」と語った彼の作品は、確かに調性感は希薄であるものの、決して 無調や十二音で書かれているわけではなく、かなり聴きやすく美しい風情を持っています。とりわけ1950年に作曲され た「弦楽三重奏曲」では彼が追求した独自の作風を聞き取ることができます。
Solo Musica
SM-314(1CD)
NX-B03
Northern Lights-オーロラ
トゥール・アウリン(1866-1914):4つの水彩画 Op.15
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.8
シベリウス:4つの小品 Op.78
 民謡組曲(F.フロシュハンマー&デュオ・フロシュハンマー編)
伝承曲:Drowsy Maggie(ヴァイオリンとピアノ編)
デュオ・フロシュハンマー【フェリクス・フロシュハンマー(Vn)/ユリア・フロシュハンマー(P)】

録音:2018年6月11-12日
19世紀のスカンジナビアで活躍した作曲家たちは、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど様々な地域の民族音楽 に注目し、自身の音楽語法の中に特色を取り入れ独自のスタイルを創りあげた上で、ヨーロッパの伝統と融合させるこ とに興味を抱いていました。このアルバムに登場する3人の作曲家アウリン、グリーグ、シベリウスはその代表的な存在で あり、各々民謡を用いたユニークな作品を書いています。楽器や歌で伝えられた素朴な旋律は作曲家たちによって自 在にアレンジされ、新たな命が吹き込まれており、そのルーツを辿るのも楽しいことでしょう。カザル四重奏団のヴァイオリ ニスト、フェリクス・フロシュハンマーによって1998年に設立されたデュオ・フロシュハンマーも自ら編曲した民謡組曲を演 奏、アルバムに花を添えています。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-98005(5CD)
ミャスコフスキー:弦楽四重奏曲全集
[CD 1]
弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.33-1(1929-1930)
弦楽四重奏曲第2番ハ短調 Op.33-2(1930)
弦楽四重奏曲第3番ニ短調 Op.33-3(1911-1926)
[CD 2]
弦楽四重奏曲第4番ヘ短調 Op.33-4(1909-1937)
弦楽四重奏曲第5番ホ短調 Op.47(1938-1939)
弦楽四重奏曲第6番ト短調 Op.49(1939-1940)
[CD 3]
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.55(1941)
弦楽四重奏曲第8番嬰ヘ短調 Op.59(1942)
[CD 4]
弦楽四重奏曲第9番ニ短調 Op.62(1943)
弦楽四重奏曲第10番ヘ長調 Op.67-1(1907-1945)
弦楽四重奏曲第11番変ホ長調 Op.67-2(1945)
[CD 5]
弦楽四重奏曲第12番ト長調 Op.77
弦楽四重奏曲第13番イ短調 Op.86
タネーエフSQ【ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc) 】

録音:1981-1984年
※既発売盤(NF/PMA-9950〜9954)のセット化。
NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-9909(1CD)
新装再発売旧譜
フランソワーズ・ショヴォー(1953-):インディゴの交響曲Op.2*
チェロとピアノの為の悲歌 Op.68+
ハープと弦楽四重奏の為の五重奏曲 Op.72#
白の交響曲Op.100**
ピアノと弦楽の為の五重奏曲 Op.108++
サンクトペテルブルク室内O(*/**)
イリーナ・モロキナ(Vc)+
ユーリー・セーロフ(P)+
イリーナ・カルプス(ハープ#)
フランソワーズ・ショヴォー(ピアノ++、音楽監督(*/**))
リムスキー=コルサコフSQ(#/++)

録音:2001年5月18日、2002年5月22日、聖エカテリーナ・ルター派教会、サンクトペテルブルク、ロシア
フランソワーズ・ショヴォーはフランスの作曲家。ミヨーのピアノ作品全集を録音したピアニストとしても知られています。 長らく入手不能となっていた、日本では初めての正式発売となる可能性のある商品です。

Indesens
INDE-105(1CD)
ドビュッシー:ソナタ、舞曲と狂詩曲

(1)ヴァイオリン・ソナタ ト短調
(2)フルート,ヴィオラとハープの為のソナタ
(3)クラリネット狂詩曲
(4)チェロ・ソナタ ニ短調
(5)サクソフォン・狂詩曲
(6)神聖な舞曲と世俗的な舞曲
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
ベルリン・フィルハーモニーSQ
(1)タチアーナ・サムイル(Vn)
デイヴィッド・ライヴリー(P)
(2)ヴァンサン・リュカ(Fl)
リーズ・ベルトー(Va)
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
(3)フィリップ・ベロ(Cl)
クレール・デゼール(P)
(4)ヴァンサン・リュカ(Fl)
(4)ジェローム・ペルノー(Vc)
エリザベト・リゴレ(P)
(5)ニコラ・プロスト(Sax)
ローラン・ワグシャル(P)
(6)マリー=ピエール・ラングラメ(Hp) ベルリン・フィルハーモニーSQ
Indesens
INDE-108(1CD)
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調
フォーレ:夢のあとに
 ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.13
ドビュッシー:月の光*
ラヴェル:ツィガーヌ
マスネ:タイスの瞑想曲
タチアーナ・サムイル(Vn)
デイヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2017年11月27-30日、フラジェ、ブリュッセル、ベルギー
*は「INDE-105」に収録されている録音と同一です。
Indesens
INDE-110(1CD)
ヒンデミット:5つの金管ソナタ
トランペット・ソナタ 変ロ長調(1939)*
ホルン・ソナタ ヘ長調(1939)+
アルトサクソフォン・ソナタ 変ホ長調(1943)#
トロンボーン・ソナタ ヘ長調(1941)**
テューバ・ソナタ 変ロ長調(1955)++
エリック・オービエ(Tp)*
ダヴィッド・アロンソ(Hrn)+
ニコラ・プロスト(アルトSax#
ステファン・ラベリ(Tb)**
ファブリス・ミリシェ(Tb)++
ローラン・ワグシャル(P)
エレーヌ・ティスマン(P)+

録音:
2017、2018年、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ、フランス(*/**)
2017年、サン・マルセル聖堂、パリ、フランス+
2018年、サン=モール音楽院ホール、サン=モール、フランス#
2018年、ムードン音楽院ホール、ムードン、フランス++
Indesens
INDE-111(1CD)
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114*
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120 -1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120 -2
パスカル・モラゲス(Cl)
フランク・ブラレイ(P)
クリスティアン・ポルテラ(Vc)*

録音:2017年9月11-14日、モンス、ベルギー
Indesens
INDE-113(1CD)
テューバでピアソラ!
ピアソラ:秋のタンゴ
トリオ・インノヴァ
ダヴィッド・ザンボン(Tub)
パトリック・ジグマノフスキ(P)
ジャン=マルク・ファビアーノ(アコーディオン)

録音:2017年10月11日、ロベール・ドアノー文化スペース、ムードン=ラ=フォレ、フランス
Indesens
INDE-114(2CD)
プーランク:管楽器を伴う室内楽作品集
[CD 1] 青年期の作品*
廃墟を見守る笛吹きの像(無伴奏フルートの為の)
クラリネットとファゴットの為のソナタ Op.32
2つのクラリネットの為のソナタ Op.7#
ピアノ,オーボエとファゴットの為の三重奏曲 Op.43
ホルン、トランペットとトロンボーンの為のソナタ Op.33
六重奏曲
[CD 2] 晩年の作品+
クラリネット・ソナタ Op.184
フルートと・ソナタ Op.164
オーボエ・ソナタ Op.185
ホルンとピアノの為の悲歌
パリOソロ奏者たち【ヴァンサン・リュカ(Fl)、アレクサンドル・ガテ(Ob)、フィリップ・ベロ(Cl)、オリヴィエ・デルベス(Cl)、マルク・トレネル(Fg)、アンドレ・カザレ(Hrn)、フレデリック・メラルディ(Tp)、ギヨーム・コテ=デュムーラン(Tb)】
クレール・デゼール(P)*
エマニュエル・ストロッセ(P)+

録音:2009年、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス

Vesper Records
NYCC-13007(1CD)
税込定価
クァルテット颯
酒井格:ソナチネ第2番作品167 (2017 委嘱作品)
田村修平:プロメーテウスの夜 (2017 委嘱作品)
倉知竜也:四重奏曲第2番2つの織りなされた言葉(1986, 2017改訂)
伊藤康英:サクソフォーン四重奏曲第1番(1988)
 サクソフォーン四重奏曲第2番(1990, 2009改訂)
Quartet颯【滝上典彦(ソプラノ・サクソフォーン)、竹内沙耶香(アルト・サクソフォーン)、大貫 比佐志(テナー・サクソフォーン)、佐藤広理(バリトン・サクソフォーン)】

録音::2018年3月22、23日 飛騨芸術堂(飛騨世界生活文化センター)
クラシックサクソフォーンの黎明期、世界を席巻したフレンチサウンドと音楽。その伝統的なフレンチサウンドを源流とした輝かしい サウンドを特徴とするQuartet颯の意欲作が登場。円熟期にある伊藤康英と、若き日の倉知竜也の情熱的な四重奏曲が、 30年の時を超えて再プロデュース、新たな威光を放ちます。新進気鋭の鬼才、田村修平の委嘱作品は独特の世界観で内 面を投影。吹奏楽界で絶大な人気を誇る酒井格の委嘱作品は、チャーミングな魅力にあふれています。現代を生きる作曲 家による心のこもった珠玉の作品集となりました。

CPO
CPO-777626(2CD)
NX-D01
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集 第3集
弦楽四重奏曲 第8番ホ長調 Op.80 B57
弦楽四重奏曲 第6番イ短調 Op.12 B40
弦楽四重奏曲 第3番ニ長調 B18
フォーグラーSQ

録音:2017年3月27-30日、7月10-12日
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集録音を進行中のフォーグラーSQ。1985年に創立以来、メンバーをだ れ一人として替えることなく、30年以上の長きに渡り親密なアンサンブルを追求しています。彼らが演奏するドヴォル ザークは、弦楽四重奏をはじめ、弦楽五重奏やピアノ五重奏など、どれも温かく豊かな響きと、明快なリズム感が高く 評価されています。今作では29歳のドヴォルザークによる意欲作(長いことで知られる)第3番ニ長調と、中期の傑 作第6番と第8番を収録。チェコの舞曲を思い起こさせる早い楽章、民謡調の遅い楽章、各々をメリハリのある表現で 聴かせます。

アールアンフィニ
MECO-1055(1SACD)
税込定価
大谷康子/フランク&プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
パラディス:シチリアーノ
ドビュッシー:美しい夕暮れ
大谷 康子(Vn)
イタマール・ゴラン(P)

録音:2019年 5月3日 軽井沢大賀ホール(ライブレコーディング)
2019 年5月3日、軽井沢大賀ホールで開催された「大谷康子&イタマール・ゴラン 〜ジネット・ヌヴーへのオマージュ〜」のライブレコーディングです。大谷が心か ら愛してやまない世紀の名ヴァイオリニスト、ヌヴーが生前愛奏したフランス音楽 から珠玉の名曲を収録しました。共演は、大谷が絶大の信頼を寄せる現代最高のア ンサンブル・ピアニストであるイタマール・ゴラン。その突き動かされるように歌 い上げる演奏は、まさに大谷&ゴランの真骨頂といえるでしょう。

DIVINE ART
DDA-25176(1CD)
NX-B07
アルチョーモフ(1940-):Star Wind 星の風

1.Star Wind 星の風
2.Variations: Nestling Antsali
変奏曲-ネストリング・アンツァリ
3-6.Sni pri lunnom svetye 月光の夢
7.Romanticheskoye kaprichchio
ロマンティックなカプリッチョ
8-9.Mattinati 朝の歌
10-14.Stseni 情景
ミハイル・ツィンマン(Vn)…1.10-14
アレクサンドル・ルーディン(Vc)…1
コンスタンティン・エフィモフ(Fl)…1
アンドレイ・クズネツォフ(Hrn)…1
アナトリー・シェルジャコフ(P)…1.10-14
アレクサンドル・スヴォロフ(打楽器)…1.10-14
ムラド・アナマメドフ(指)…1.10-14
アレクサンドル・コルネーエフ(Fl)…2
ヴェチェスラーフ・アルチョーモフ(P)…2
ネリー・リー(S)…3-6
アレクサンドル・ゴリシェフ(アルト・フルート)…3-6
ウラディーミル・トンハ(Vc)…3-6
ドミトリー・アレクセーエフ(P)…3-6
イーゴリ・マカロフ(Hrn)…7
ユーリ・スミルノフ(P)…7
アリハノヴァSQ…7
イアナ・ベシャディンスカヤ(S)…8-9
ウラディーミル・パクリチェフ(Fl)…8-9
ザリウス・シフムルザエヴァ(Vn)…8-9
ニコライ・コモリャトフ(G)…8-9
イゴール・アブラモフ(Cl)…10-14
ニコライ・ゴルブノフ(Cb)…10-14

録音:1994年…1.10-14、1976年…2、1987年…3-6、1984年…7.8-9
現代ロシアで最も称賛されている作曲家、アルチョーモフ。彼の作品を系統的にリリースするシリーズ第9作となるこのアルバ ムには、1976年から1994年に録音されたさまざまな室内楽アンサンブル作品が収録されています。神秘的な雰囲気を 湛えた「星の風」や「月光の夢」、冒頭の旋律が次々に形を変えていくフルートとピアノのための「変奏曲」などアルチョーモフ の幅広い作曲様式を知ることができます。「情景」はもともと映画のバレエ・シーンのために書かれた曲。各楽器の活躍が際 立つ、躍動的で親しみやすい音楽です。
DIVINE ART
DDA-25180(1CD)
NX-B07
ロビン・ウォーカー(1953-):作品集
1-2.A Prayer and a Dance of Two Spirits 祈りと2つの魂の踊り(2007)
3.The Song of Bone on Stone 石の上の骨の歌(2018)
4.I Thirst 渇き(1994)
5.Turning Towards You あなたの方を向いて(2014)
6.His Spirit over the Waters 彼の心は水の上を越えて(2003)
7.A Rune for St. Mary's 聖マリアの秘跡(2003)
8.She Took Me Down to Cayton Bay
彼女は私をケイトン・ベイに連れて行った(2018)
ジョン・ターナー(リコーダー)…1-2.7
エマ・マグラス(Vn)…1-2.8
マンチェスター・シンフォニア…1-2
レオン・ボッシュ(Cb)…3.5
マンチェスター室内アンサンブルSQ…4
キム・ミンユン(P)…5
ジェニファー・ラングリッジ(Vc)…6

録音:1999年2月26日 ASC studio, Macclesfield…4
2018年7月5日 St Thomas’s Church, Stockport…1.2.7.8
2018年9月24日 St Paul’s Church, Heaton Moor…3.5.6
イギリスの現代作曲家ロビン・ウォーカーの作品集。若い頃は前衛的な作風を好んでいましたが、インドの音楽と舞曲に触 れたという1980年代から作風を変化させ、ベートーヴェンやシベリウスなどヨーロッパ音楽の伝統を継承しながら、作品に自 身が30年住まいにしているヨークシャーの自然賛美を盛り込むという手法をとっています。このアルバムは彼のさまざまな作 品を集めたもので、トラック4の「I Thirst」以外は2000年以降に書かれた作品です。名リコーダー奏者、ジョン・ターナーの 提案で作曲された瞑想的なリコーダー協奏曲「祈りと2つの魂の踊り」や、彼の家の近くにある不思議な石のオブジェに触 発されたという独奏コントラバスのための「石の上の骨の歌」など、深い思索から生まれた音楽が聴き手を魅了します。
DIVINE ART
DDA-25182(1CD)
NX-B07
ウストヴォリスカヤ(1919-2006):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1952)
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(1964)
エフゲニー・ソルキン(Vn)
ナタリア・アンドレーヴァ(P)

録音:2018年6月&7月
レニングラード音楽院で唯一の女子学生としてショスタコーヴィチに師事、1947年から1977年までレニングラードのリムス キー=コルサコフ音楽大学で作曲を指導したウストヴォリスカヤ。彼女の作品はどれも強大な和音と、執拗なリズムを駆使 して描かれており、多用される塊のような音から「ハンマーを持つ女」と呼ばれるほどにユニークな作風を持つことで知られてい ます。ソヴィエト連邦の音楽界では批判の対象とされていたため、作品が演奏されることはほとんどありませんでしたが、ソ連 崩壊後に注目されるようになり、近年、演奏機会や録音が少しずつ増えています。残された作品の数はあまり多くなく、ピ アノとヴァイオリンのための曲はこのアルバムに収録された2曲が全てですが、どちらも彼女の特徴が良くわかる刺激的な音と 神秘的な作風を備えています。現在シドニーで活動しているナタリア・アンドレーヴァはウストヴォリスカヤ演奏の第一人者と して知られるピアニストです。

METIER
MSV-28590(1CD)
NX-B07
ロベルト・シューマン&トリスタン・ミュライユ(1947-):作品集
シューマン:民謡による5つの小品集 Op.102(1849)
ミュライユ:Attracteurs etranges(1992)
 Une lettre de Vincent(2018)
シューマン:幻想小曲集 Op.73(1849)
ミュライユ:C’est un jardin secret, ma s?ur, ma fiancee,une fontaine close,
une source scellee… (1976)
シューマン:子供の情景(「出会い」トリスタン・ミュライユによるチェロとフルート、ピアノのための編曲)
マリー・イティエ(Vc)
マリー・ヴェルムラン(P)
サミュエル・ブリコール(Fl)

録音:2018年4月.6月
マリー・イティエ(Vc) マリー・ヴェルムラン(P)…8-10.12-24 サミュエル・ブリコール(Fl)…7.12-24 録音:2018年4月.6月
METIER
MSV-28576(1CD)
X-B07
フォウジエ・マイド(1938-)&アミール・マヤル・タフレシプール(1974-):作品集
マイド:Dreamland 夢の国-弦楽四重奏のための(1997/2006改訂)
タフレシプール:Pendar-独奏ヴァイオリンのための(2017)
タフレシプール:Broken Times 壊れた時-弦楽四重奏のための(2013)
マイド:Faraghi (In Absentia)-ヴァイオリンとチェロのための(2017)
ダラー・モーガン(Vn)
パトリック・サヴェージ(Vn)
フィオナ・ウィニング(Va)
デイードリー・クーパー(Vc)

録音:2018年5月23-24日
現代イランを代表する2人の作曲家の室内楽作品集。タフレシプールはNAXOSレーベルからもアルバムをリリース (8.579023)、全編に漂うエキゾチックな響きが好評を博した作曲家です。ここでは弦楽四重奏曲「Broken Times」と 独奏ヴァイオリンのための「Pendar」の2曲を聴くことができます。革命後のイラン政権下で活躍する数少ない女性作曲家 マイドは、民謡採集家としても知られており、ここに収録されたユニークな弦楽四重奏曲「Dreamland」と「Faraghi 」は 彼女の直近の作品で、なかでも“不在、欠損”の意味を持つ「Faraghi」は愛する人との別れを歌った作品であり、マイドの 想いをストレートに伝えています。

CAvi
4260085-532728(1CD)
コダーイ:作品集
(1)チェロとピアノのためのソナティナ Op.4
(2)無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
(3)ヴァイオリンとチェロのためのデュオ Op.7
ユリアン・ステッケル(Vc)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn(3))
パウル・リヴィニウス(P)

録音:(1)(2)2017年9月、(3)2018年1月
2010年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の経歴を持つユリアン・ステッケルは1982年生まれのドイツのチェロ奏者。室内楽・協奏曲と若くして既に多く の録音をリリースしている彼が、ついに難曲の無伴奏をはじめとしたコダーイ作品に挑みます。無伴奏での強烈にみなぎる力感と息を呑む技巧の応酬は聴いてほ れぼれとしてしまいます。また他の作品での共演者との息の合った表現も聴きもので、心地よい緊張感に貫かれています。 (Ki)
CAvi
4260085-534449(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 第2集
弦楽四重奏曲第1番ト長調『ローディ』 K.80
弦楽四重奏曲第17番変ロ長調『狩』 K.458
弦楽四重奏曲第20番ニ長調『ホフマイスター』 K.499
アルミーダQ

録音:2018年7月
アルミーダ四重奏団は2006年にベルリンで設立されたカルテットで、「弦楽四重奏の父」ハイドンのオペラ作品を名に冠しています。2021年までに完結予 定のモーツァルトの弦楽四重奏曲全曲録音の第2弾。若々しくも天才的な手際の良さを感じさせる第1番、完成度の高い「ハイドン・セット」の中の1曲で「狩」 の名で知られる第17番、ハイドン的愉悦のフィナーレが楽しい第20番を収録。軽やかな演奏で瑞々しく奏でられます。 (Ki)
CAvi
4260085-530793(1CD)
偉大なイギリス作品集
ブリッジ:弦楽六重奏曲 変ホ長調 H.107
ホルスト:弦楽六重奏のためのスケルツォ(世界初録音)
ホルブルック:弦楽六重奏曲 ニ長調『ヘンリー・ヴォーン』 Op.43
ケルン六重奏団

録音:2018年3・4月
弦楽六重奏というジャンルはあまりメジャーでなく、イギリスの作品でまとまったアルバムはさらに珍しいと言えます。どれも美しいメロディを持ちながら手の込 んだ和声が使われ絶妙に複雑な色合いが魅力となっています。
ホルストの『スケルツォ』は世界初録音となっており注目に値します。王立音楽院時代の1897年に書かれたもので、手稿譜のみが現存している9分ほどの作 品。しっかりした構成を持ち、各パートが絡み合う充実した書法が魅力です。 (Ki)
CAvi
4260085-530779(1CD)
シューベルト:ノットゥルノ 変ホ長調 D897
【朗読】インゲボルク・バッハマン:Erklar’ mir Liebe
【朗読】ライナー・マリア・リルケ:Die Liebenden /
【朗読】ライナー・マリア・リルケ:Liebes-Lied
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第1楽章
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Fortissimo
【朗読】ゴットフリート・ベン:Liebe
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Die Liebe
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Ouverture
【朗読】ゴットフリート・ベン:Noch einmal
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第2、第3楽章
【朗読】ゴットフリート・ベン:Auf deine Lider senk’ ich Schlummer
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Mein Tanzlied
【朗読】ゴットフリート・ベン:Rosen
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Als ich Tristan kennen lernte
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Gralprinzen
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Prinzen Tristan
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Ritter aus Gold
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An Tristan
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Abschied
【朗読】ゴットフリート・ベン:Madonna
【朗読】ゴットフリート・ベン:Bitte wo -
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Was hat die Lieb mit der Saison zu tun
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第4楽章
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 23
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 43
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 56
【朗読】ベルトルト・ブレヒト:Die Liebenden
カタリナ・タールバッハ(朗読)
ファイニンガ ー・トリオ

録音:2016年
「愛と死」をテーマとした詩の朗読に、イメージの近いシューベルトとショパンの作品を絡めたアルバム。ライヴでもこのようなコンサートを行っており、カタリナ・ タールバッハはドイツの有名な女優です。 (Ki)

King International
KKC-058(1SACD)
オンド・マルトノ作品集
池辺晋一郎:熱伝導率ーーオンド・マルトノのために(1995)
トリスタン・ミュライユ:ガラスの虎(1974)
坂本龍一:Rebirth 2(2015)
近藤譲:原因と結果(2014)
ベルナール・パルメジアーニ:ウートルメール(1969)
坂本龍一:パロリブル(1985)
大矢素子(オンド・マルトノ)
佐藤紀雄(G)、甲斐史子(Va) 
有馬純寿(電子音響5) 
松本望(P)

録音:2018年12月16日、2019年2月2&3日、キング関口台スタジオ
オンド・マルトノは、モリス・マルトノが1920年代に開発した電子楽器(「オンド」はフランス語で電波や波。マルトノの電波、といった意味の楽器)。小型オ ルガンのような、鍵盤(とその前にワイヤーが張ってある)がついた本体と、大小様々のスピーカーの組み合わせで、つやのある弦楽器のような音色から、宇宙 空間をただようような神秘的な音、時には爆発的な音まで、様々な音色が出る魅惑の電子楽器です。誕生してまもなく100年ほどの楽器ですが、メシアンをは じめ大作曲家たちによるオリジナル楽曲が多く書かれているほか、映画やTVCMなどでもしばしば使われているなど、注目の楽器といえるでしょう。
演奏するのは大矢素子。これまでに東京オペラシティ「B→C」に登場、また、2017年の日本音楽界の話題をさらった公演「メシアン:アッシジの聖フランチェ スコ」(カンブルラン(指)読響)でもオンド・マルトノを演奏。さらに、映画『レヴェナント:蘇えりし者』(2016)において坂本龍一作曲の楽曲を演奏しています。 オンド・マルトノ研究で博士号を取得してもいる、まさに演奏と研究の両面でマルトノ界の最先端をいく注目の存在です。
収録作品は、坂本龍一がマルトノのために書いたオリジナル楽曲(Rebirth 2)をはじめとする、マルトノのオリジナル作品たち(パロリブルは、坂本龍一は 1985年発売のCD「未来派野郎」においてアナログシンセで録音していますが、もともとはマルトノの音色を想定した楽曲)。ディスク冒頭に収録の池辺晋一 郎の「熱伝導率」では、マルトノの醍醐味のひとつともいえる強烈なグリッサンドやポルタメントが多用されており、一気にマルトノの世界へと引き込まれます。 坂本龍一の「Rebirht 2」は、アカデミー賞主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)・監督賞・撮影賞を受賞した『Revenant:蘇えりしもの』の劇中音楽。映画 でも、実際に大矢素子が奏でるマルトノが流れ、映画の世界を盛り上げておりました。他にも近藤譲のミリ単位の高度なアンサンブルが求められる世界初録 音曲『原因と結果』など、注目のプログラムです。 共演陣は、アンサンブル・ノマドで百戦錬磨の活躍と実力をみせるギターの佐藤紀雄とヴィオラの甲斐史子。電子音響は東京現音計画の有馬純寿。ピアノ の松本望は作曲・ピアノの両面で活躍する俊英。現代音楽シーンのみならず、日本の音楽界の要となる奏者たちが集結しています。
大矢素子執筆のブックレットでは、楽器の歴史および奏法についても写真付きで紹介。
マルトノの魅力を味わい尽くせ、マルトノ通への道も開かれる稀有なアルバムです! (Ki)

映画『レヴェナント: 蘇えりし者』の音楽を制作していた時、監督からの要望でオンド・マルトノを使いたいということになり、日本で大矢さんに出会った。 僕は10代の頃からメシアンや三善晃の曲などでこの楽器の音を聴き、なかなかエロティックで神秘的な音だなと思っていたのだが、本物の楽器に接した のはこの時が初めて。今回のアルバムでは、その時に弾いていただいた「Rebirth 2」という曲と、30代の時にアナログシンセを使ってこの楽器を模して作っ た「パロリブル」という曲を収録していただいた。両方ともサイン波なので、音自体を似せるのは容易いが、表現力は大矢さんの方が一枚も二枚も上です。 【坂本龍一(音楽家)】

Centaur
CRC-3628(1CD)
ピアソラ:ピアノ三重奏のためのアレンジ集
ピアソラ:天使の死/忘却(オブリビオン)
ブエノス アイレスの四季/アヴェ・マリア
天使のミロンガ/ル・グラン・ タンゴ
5つの小品
ピアソラ・ ダ・カメラ〔カルラ・コウントウペス(Vn)、アンドルー・ニクルズ (Vc)、オスカル・マッキオーニ(P)〕

録音:2016年7月、テキサス大学
サンタフェSO、アリゾナ・オペラO 、サンタフェ・プロ・ムジカ室内Oなどのメンバーも務めるカルラ ・コウトウペスがヴァイオリンを担うピアノ三重奏団「ピアソラ・ ダ・カメラ」。その名の通り、ピアソラの名曲をアレンジし、豊か なドラマ、パトス、パッション、パワー、美しいメロディーをピア ノ三重奏で表現しています。
Centaur
CRC-3549(1CD)
南アメリカの歌、前奏曲、舞曲集
チェルソ・マチャド:ブラジル民俗舞 曲集
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番、
 ギターのための5つの前奏曲
ホセ・ルイス・メルリン:プロフレッション ズ・パラ・ポリーン
ミシェル・ ラポルテ(Fl)、
ジェリー・ソルター(P)、
ジェームズ・キャロル(パーカッション)

録音:2015年&2016年、ニューヨーク
「パリからの手紙」(CRC-2883)とい うアルバムもリリースしていた、共にニューヨークのファイブ・タ ウンズ・カレッジで教鞭を執る女流フルート奏者ラポルテとギター のソルターのデュオ。ニュー・アルバムはラテン・アメリカを舞台 に、ブラジルのショーロ、サンバ、ボサ・ノヴァなどの舞曲やヴィ ラ=ロボスの名曲「ブラジル風バッハ第5番」で、魅惑のフルート &ギター・デュオを披露。
Centaur
CRC-3655(1CD)
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ集(コントラバス&ピアノ版)
チェロ・ソナタ第1番イ長調 RV.47
チェロ・ソナタ第2番ニ 長調 RV.41
チェロ・ソナタ第3番イ短調 RV.43
チェロ・ソナタ第4番 ト長調 RV.45
チェロ・ソナタ第5番ホ短調 RV.40
チェロ・ソナタ第6番 ト長調 RV.46
ジョージ・ スピード(Cb)、
セヒ・ジン(P)

録音:2017年3月28日、4月25日&5月5日、コーナーストーン・レコ ーディング・カンパニー(オクラホマ、アメリカ)
オクラホマ大学のコントラバスの助 教授および、オクラホマシティPO首席コントラバス奏者を務める ジョージ・スピードが、コントラバスで弾く、ヴィヴァルディのチ ェロ・ソナタ集
Centaur
CRC-3623(1CD)
チェロ・アレンジ作品集
ドヴォルザーク:ロンド Op.94
ポッパー: ハンガリー狂詩曲 Op.68
フレスコバルディ
:トッカータ
ブルッフ
:コル・ニドライ Op.47
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 「春」 Op.8-1, RV.269
ミゲル・デル・アギーラ:ロコスの行列
ロンベルク:スウェーデンの歌によるディヴェルティメント第1番 Op. 42
モンティ:チャールダーシュ
アシュリー ・サンダー・サイドン(Vc)、
J.エリク・アンダーソン(Vc)、
ヘスス・モラレス(Vc)、
ジョージ・ワーク(Vc)

録音:2016年4月11日−13日、(ミズーリ州、アメリカ)
ドレイク大学の教授やゼニス室内楽 フェスティバルのエグゼクティヴ・ディレクターを務めるチェロ奏 者、アシュリー・サンダー・サイドンによるチェロ四重奏のための 名曲アレンジ集。
Centaur
CRC-3583(1CD)
ジャン=バプティスト・サンジュレー:ヴァイオリンとピアノのためのオペラ・ファンタジーVol.2
ウェーバーの歌劇 「オベロン」による華麗なる幻想曲
ルコックの歌劇 「アンゴット夫人の娘」 による幻想曲
ドニゼッティの歌 劇 「連隊の娘」による幻想曲
ワーグナーの歌劇 「タンホイザー」による華麗なる幻想曲
アダンの歌劇 「一日王妃」による華麗なる幻想曲
トーマス・ ウッド(Vn)
ブライアン・ダイクストラ(P)

録音:2015年10月3日&11月22日、ゴー・リサイタル・ホール、ウースター大学(アメリカ)
ウースター大学の教授、トーマス・ ウッドとコンポーザー=ピアニストであるブライアン・ダイクスト ラのコンビで贈るオペラ・ファンタジー第2弾。多くのサクソフォ ンのための作品を遺したベルギーロマン派の作曲家、ジャン=バプ ティスト・サンジュレーによる有名なオペラを題材としたヴァイオ リンのための作品集。
Centaur
CRC-3625(1CD)
アメリカの弦楽三重奏曲集
ピストン:3つのカウンター・ ポイント
ホヴァネス:三重奏曲 Op.201
レナード・マーク・ルイス:子守歌
ジョン・ハービソン :トリオ・ソナタ
ヘンリー・カウエル:7つのパラグラフ
デイヴィッド・コルソン:弦楽三重奏曲第1番 「座禅」
コンコルディア弦楽三重奏団〔マルシア・ヘンリー・リーベナウ(Vn)、レスリ ー・ペルナ(Va)、カレン・ベッカー(Vc)〕

録音:2017年5月22日ー24日、アメリカ
ピオリアSOのコンサート・マスター 、ブラッドレイ大学のヴァイオリン、ヴィオラ、室内楽の助教授を 務める、マルシア・ヘンリー・リーベナウを筆頭に、弦楽三重奏の 可能性を追求する目的で結成されたコンコルディア弦楽三重奏団が 贈る、アメリカン・プログラム。
Centaur
CRC-3640(1CD)
グレート・カンヴァセーション
日本の歌:砂山(チェロとファゴットのための)*
ジャン=バティスト・ルイエ:組曲第1番ト短調(チェロとファゴットのための)*
日本の歌:夏の思い出(チェロとファゴットのための)
シッフェルホルツ:三重奏曲ト長調(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
エルガー:愛の挨拶(チェロとピアノのための)
ティングレイ:火曜日のタンゴ・トリオ(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*,
 ヴォカリーズ(チェロとピアノのための)*,
 ミズーリ・ラグ(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
クレンゲル:アンダンテ・ソステヌートOp.51(チェロとピアノのための)*
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(チェロとピアノのための)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(チェロとピアノのための)
ティングレイ:グレート・カンヴァセーション(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
レベッカ・ラスト(Vc)、
フリードリッヒ・エーデルマン(Fg)、
スコ ット・フェイゲン(P)

録音:2017年7月23日−26日、スタジオ・カヴァッリ・レコーズ(バ ンベルク、ドイツ)
*=世界初録音
元イスラエル・フィルのチェロ奏者 、レベッカ・ラストと元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者、 フリードリッヒ・エーデルマン夫妻によるデュオ・アルバム。夫妻 は親日家としても知られ、度々来日し公演も行っています。今作で は、日本にゆかりのある「夏の思い出」やエルガーの「愛の挨拶」 など、お馴染みの曲から世界初録音作品まで多数収録。夫婦の強い 絆が生む、濃密な中低音の魅力に注目。
Centaur
CRC-3614(1CD)
ブラック・ ラインズ〜クラリネットと弦楽のための室内楽作品集
カレル・フサ:スロヴァキアの喚起
ペル・モーテンソン: 三重奏曲
インゴルフ・ダール:協奏曲第1番
ユーミ・パイク: ブラック・ラインズU
タシュア・ウォーレン(Cl)、ゾラSQ、他

録音:2015年3月−4月、ブルーミントン(インディアナ州)、バトン ・ルージュ(ルイジアナ州)、イーストランシング(ミシガン州)
ミシガン州立大学音楽学部の室内楽 における助教授や国際的な奏者として活動しているクラリネット奏 者、タシュア・ウォーレンのソロアルバム。「プラハ1968年のため の音楽」で有名なカレル・フサの作品などを収録。2009年にリリー スされた「The Naked Clarinet」では、クラリネット・マガジンなどの各誌で好評 を得ています。
Centaur
CRC-3651(1CD)
キルヒナー、ウェーベルン、ブリテン:弦楽四重奏曲集
キルヒナー:弦楽四重奏曲第1番
ウェーベルン:弦 楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
ブリテン:3つのディベルティメント
テレグラフ SQ

録音:2016年5月31日ー6月3日、聖スティーヴン監督派教会(カリフ ォルニア、アメリカ)
一般的な室内楽作品と同様に珍しい 作品へ情熱を注ぐ目的で2013年に結成された、テレグラフSQが贈る 20世紀前半の弦楽四重奏曲集。テレグラフSQは、アメリカ最大級の 室内楽コンクールの1つ、フィショフ室内楽コンクールにおいて大 賞を受賞し、カーネギーホールなど主要なホールでの演奏も行って います。

Albion Records
ALBCD-036(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラとピアノのため作品全集
ヴィオラとピアノのための組曲
ヴィオラとピアノのためのロマン ス
イギリス民謡による6つの練習曲
グリーンスリーヴス幻想曲
サセックス民謡による幻想曲
テノール,ヴィオラとピアノのための4つの賛歌*
マーティン ・アウトラム(Va)、
ジュリアン・ロルトン(P)、
マーク・パドモア (T)*

録音:2018年7月25日−27日、ワイアストン・レコーディング・ス タジオ(モンマス)/2018年12月2日、ポットン・ホール(サフォーク )*
ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主 レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。 ヴォーン・ウィリアムズのもっともロマンティック で情熱的な音楽に関連するヴィオラをテーマとしたアルバムで、ヴ ィオラとピアノのための組曲とロマンス、そしてヴィオラとピアノ のために編曲された民謡集を収録。 ヴィオラを弾くマーティン・アウトラムは、イギリス音楽で高い評 価を確立しているマッジーニ四重奏団(ヴォーン・ウィリアムズの アルバムは英グラモフォン賞を受賞)で、1988年の創設当初からヴ ィオラ奏者を務める名手。 また、「テノール、ヴィオラとピアノのための4つの賛歌」では、 2017/18シーズにベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデ ンスを務めたイギリスの名テノール、マーク・パドモアが歌ってい るところもポイントです。

Prima Facie
PFCD-096(1CD)
古い都市の新しい印象〜ジョン・マッケイブ&デイヴィッド・エリス作品集
マッケイブ:弦楽三重奏曲、弦楽四重奏曲第2番
エリス:ヴ ァイオリン,ヴィオラとチェロのための三重奏曲、
 弦楽四重奏曲第1番
カメラータ ・アンサンブル

録音:200年、2001年、ASCスタジオ
ハイドンのピアノ・ソナタ全集など の名演を数多く遺したイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ジョ ン・マッケイブ(1939−2015)と、BBCの音楽プロデューサーとして 長年活動し、BBCノーザン・オーケストラ(後のBBCフィル)や、BBC ノースを管理してきたデイヴィッド・エリス(b.1933)による室内楽 作品集。

RUBICON
RUBI-1034(1CD)
こんなに胸騒ぎが〜ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン作品集
ヴィエニャフスキ:演奏会用ポロネ ーズ Op.4
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼ ン Op.20
サン=サーンス:序奏とロンド・カ プリチオーソ Op.28
ラヴェル:ツィガーヌ(演奏会用 狂詩曲)
ショスタコーヴィチ:組曲「馬 あぶ」 Op.97aより ロマンス
カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ(ロッシーニの「セビリアの理髪師」より 「私は町の何でも屋」による演奏会用狂詩曲)
パガニーニ:ロッシーニの「タンクレディ」より 「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲 Op.13
ワックスマン:カルメン幻想曲
ドヴォルザーク:ユーモレスク Op.101-7(ワックスマン編)
デュオ・ビ リンガー〔レア・ビリンガー(Vn)、エステル・ビリンガー(P)〕
4歳の時にベルリンのフィルハーモ ニーでのソロ・デビューを飾り、国際的なキャリアをスタートした ヴァイオリニストのレア・ビリンガーは、ザルツブルク音楽祭や MDRムジークゾマー(MDR音楽の夏)、ダヴォス国際音楽祭など世界各 地の国際音楽祭で活躍。クロスター・シェーンタール、ロドルフォ ・リピツァー、シュポア、ヤンポルスキーの各国際コンクールで入 賞を果たし、2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞 するなど、 華々しい活躍を見せるドイツの才女です。ピアニストのエステル・ ビリンガーは、数多くの世界的ピアニストを育成したドイツの名教 師、カール=ハインツ・ケマーリングに師事。第6回ヨハン・セバ スティアン・バッハ国際コンクールで第1位に輝き、その才能に多 くの注目が集まっています。 デュオとしても、2011年に2つの著名なコンクール(ピネロロ市国際 室内楽コンクール、フィレンツェ国際室内楽コンクール「ヴィット リオ・グイ」)で続けて優勝し、世界中の音楽祭やコンサート・シ リーズに招待されています。

Skani
SKANI-034(1CD)
インドラ・リーシェ:室内楽作品集
インドラ・リーシェ:春の3つのエピソード(サクソフォーンとアコーディオンのための)
風のノクターン(ヴァイオリン、ピアノとエレクトロニクスのための)
地上のわずか上(フルートとピア ノのための)
沼地の亡霊(アコーディオンのための)、
戸口の向こ う側で(チェロとピアノのための)
目覚め(フルート、打楽器と8人の女声のための)
まったくのたわ言(8人の女声、フルート、チェ ロとピアノのための)
ロマーンス ・マヌイロフス(サクソフォーン)
セルゲイス・フェドレンコ(アコーディオン)
クリスティーネ・ミケーラ・プリュン(Vn)
インドラ・リーシェ(P)
ウェイド・マトソン(エレクトロニクス)
アネテ・トチャ(Fl)
エーリクス・クリシュフェルズ(Vc)
ミクス・ヴィルソンス(Fl)
エドガルス・サクソンス(打楽器)
アンディス・クルチニエクス(Fl)
イヴァルス・ベズプロズヴァノフス(Vc)
アイヤ・ズィンギーテ(P)
インドラ・リーシェは、ヤーゼプス ・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーを卒業後、1993年、デン マーク文化省の奨学金を得てコペンハーゲンに渡り、ニルス・ロシ ング=スコウに作曲、イーヴァ・フロウンベアにエレクトロ=アコ ースティックの作曲を学びました。作曲、編曲、アコーディオン奏 者マリー・ヴァルメ(『Mater mea(わが母)』(Danacord DACOCD532)の歌曲集「帰郷」)をはじめと する音楽家との交流を経験。2002年に帰国してからは、歌曲、合唱 曲、室内楽曲、エレクトロニクス作品を中心に作曲活動を続けてい ます。
リーシェは目に見えない「魂の寺院」や「森の娘」といった感覚を 愛するといい、無限の想像力を働かせながら素材を統合していく彼 女の音楽の組み立て方は、小さなブロックを使って想像もできない ものを作るデンマークの「LEGO」にも例えられています。初録音の 曲を集めた室内楽作品集。

LIMEN Classic
CPLT099-C099(1CD)
限定盤
「ふたりでリード楽器を」
ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」よりブルース
ベーラ・コヴァーチ:Sholem-alekhem, rov Feidman!
マルケス:ダンソン第2番
L. Kolodziejski:Anthill
N. Ortolano:ロマンツァ
A. Nebl:タンゴ第1番
A. Nebl:タンゴ第2番
E. Blatti:前奏曲と舞曲
A. Biancamano:Al di la del mare
フランチェスコ・ジャルディーノ(Cl)
ジュゼッペ・シリアーノ(アコーディオン)

録音:2018年/リメン・スタジオ
クラリネットとアコーディオンによる珍しいアルバム。自由度の高いアレンジでラテンのノリを巧みに表現しており、演奏技術もなかなかのもの。 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-048(4CD)
「グレイト・アーティスト」〜レヴィ、オークレール、ミシュラン、スヴェトラーノフ、エルリー、シェリング、オイストラフ

■CD 1★初出音源
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

(2)バッハ:シャコンヌ〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より
(3)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
(4)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ

■CD 2
(1)パラディス:シチリアーノ
リャードフ:ロシア舞曲
グラナドス:スペイン舞曲第2番
カサド:愛の言葉
(2)ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
(3)オネゲル:チェロ・ソナタ
(4)マルティヌー:チェロ・ソナタ第3番H.340

■CD 3&CD 4
スヴィリドフ:「トリプティク」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番*
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番★初出音源#
■CD 1
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)
録音:1959年1月16日パリ(モノラル/ライヴ)
(2)ヘンリク・シェリング(Vn)
録音:1961年9月8日ブザンソン国際音楽祭(モノラル/ライヴ)
(3)ドゥヴィ・エルリー(Vn)、ジャック・フェヴリエ(P)
録音:1961年2月21日/ラジオ・フランス(モノラル/放送用セッション)
(4)ミシェル・オークレール(Vn)、クリスチャン・イヴァルディ(P)
録音:1965年ORTF(テレビ放映用収録)
■CD 2
(1)ベルナール・ミシュラン(Vc)、アンドレ・コラール(P)
1959年1月2日パリ(モノラル)
(2)アンドレ・レヴィ(Vc)、ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)
録音:1959年4月7日ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
(3)アンドレ・レヴィ(Vc)、アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P)
録音:1966年5月5日ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
(4)アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1968年4月1日ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
■CD 3&CD 4
スタニスラフ・ネイガウス(P)*、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
フランス国立放送O
録音:1973年2月7日シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)
1978年4月12日サル・プレイエル(ライヴ/ステレオ)#
当セットにはアンドレ・レヴィ、ミシェル・オークレール、ベルナール・ミシュラン、エフゲニー・スヴェトラーノフ、ドゥヴィ・エルリー、ヘンリク・シェリング、 ダヴィッド・オイストラフの音源を収録。このうち、CD 1に収録のオイストラフ、シェリング、エルリー、オークレールの4音源はCDでは世界初出となります。 いずれも巨匠が最も得意としたレパートリーを収録しており、とりわけ弦楽器の復刻に定評のあるスペクトラム・サウンドが自信を持ってリリースしました。この他、 過去にLPでのみリリースしたベルナール・ミシュラン、アンドレ・レヴィの音源や現在廃盤となっているスヴェトラーノフの悲愴交響曲とネイガウスを迎えてのラ フマニノフも収録しております。(日本語解説はつきません)
※このレーベルは、初発売後すぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

ACOUSTIC REVIVE
KKC-6060(1CD)
(UHQ-CD)
税込定価
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集 Op.1〜第7番 ハ長調 / 第11番ヘ長調 / 第4番イ短調 / 第2番ト短調
マッテイス:エア集〜アリア / アリエッタ / スカラムッチャ(おしゃべり男 ) / 変奏付きガヴォット / グラウンド / パッサッジョ / 愛のサラバンド / スコットランド風ユーモアによるグラウンド / ガヴォット / 憂鬱なアリア / ジーグ
レッドへリング・バロック・アンサンブル
[パトリック・デネカー(リコーダー)、上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ギィ・パンソン(Cemb)]

録音:2016年9月15-17日/ベルギー、アントワープ・ペギン会修道院内、聖カタリーナ教会
ベルギーの教会で24bit/96khzで録音さ れ、暖かく有機的な響きの融合が楽しめます。デネカーと永らくタッグを組むチェンバロ奏者ギィ・パンソンと、世界的ガンバ奏者である上村かおりを迎えたグループ 「RedHerring baroque ensemble」の名がクレジットされています。
パトリック・デネカーはアンサンブル・ラ・カッチャ、レッドへリング・バロック・アンサンブルの創設者であり、数々の古楽アンサンブルに参加もしている腕利きのリ コーダー奏者。このアルバムでは奏者3人ともヘンデルとマッテイスでそれぞれ楽器を変えて演奏しており、その味わいの違いにも注目です。しかし皆、上手い!聴いてうっ とりする名演です。 (Ki)

OEHMS
OC-1892(1CD)
NX-B03
バッハによるインプロヴィゼーション
1.前奏曲(シュミット/ブラインシュミット編)
2.Sweet’n Loure(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
3.Let’s Gavotte!(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
4.Andante autonom(ベンヤミン・シュミット)
5.Adagio c# minor(ベンヤミン・シュミット編)
6.Youkali(クルト・ヴァイル)
7.Well tempered Extension(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
8.All the things you are(ジェローム・カーン)
9.Breins Knights(ブラインシュミット) ライヴ!
10.Biber Extensions(ベンヤミン・シュミット)
11.Adagio C major(バッハ=シュミット編)
12.Caravan(ティツォル=ベンヤミン・シュミット編)
13.Nuages(ジャンゴ・ラインハルト)
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ゲオルグ・ブラインシュミット(Cb)
ディクヌ・シュネーベルガー(G)
シュティアン・カルステンセン(アコーディオン)
ミクローシュ・スクタ(P)
内山 詠美子(マリンバ)

録音:2009年5月,2010年4.5月…1-8.10.11.13
2008年 ザルツブルク国際バッハ祝祭音楽祭…9.12 ライヴ収録
※OC019…BOXからの分売
クラシックからジャズまで、マルチな才能を発揮するオーストリアのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット。こ のアルバムではバッハの様々な作品からインスパイアされたインプロヴィゼーションを披露しています。有名な カンタータのアリアがモダンな姿で蘇るだけでなく、クルト・ヴァイルやジャンゴ・ラインハルト、ジェローム・カーン らの楽曲もさりげなく取り入れられるなど、全く耳を飽きさせることがありません。彼の友人たちも様々な楽 器を持ちより、演奏をバックアップ、親密なセッションをお楽しみいただけます。

DIVOX
CDX-21801(2CD)
NX-B03
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.50
【CD1】
弦楽四重奏曲 第36番変ロ長調 Op.50-1 Hob.III:44
弦楽四重奏曲 第37番ハ長調 Op.50-2 Hob.III:45「プロシア」
弦楽四重奏曲 第38番変ホ長調 Op.50-3 Hob.III:46
【CD2】
弦楽四重奏曲 第39番嬰ヘ短調 Op.50-4 Hob.III:47
弦楽四重奏曲 第40番へ長調 Op.50-5 Hob.III:48「夢」
弦楽四重奏曲 第41番ニ長調 Op.50-6 Hob.III:49「かえる」
アマティSQ

録音:1999年6月20.26日、7月1日…CD1
1995年2月12.13.26日…CD2
スイスのチューリヒに拠点を置くアマティSQ(カナダにも同名のアンサンブルがあり、ハイドンを積極的に演奏し ていますが、この団体とは無関係)。ヴァイオリン奏者ヴィリー・ツィンマーマンとヴィオラ奏者ニコラス・コルティにより1981 年に創設され、2009年まで活動、古典から現代まで幅広いレパートリーを誇り、およそ30枚のアルバムをリリースした アンサンブルです。1995年と1997年のスタジオ録音によるハイドンOp.50の6曲の弦楽四重奏曲を収録したこの2枚 組は、フランスのCD賞である「Choc du monde de la musique」を受賞した名演。洗練された解釈と、さりげない ユーモアが散りばめられた聴きどころの多い演奏をお楽しみください。
DIVOX
CDX-21202(1CD)
NX-B03
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op.13
弦楽四重奏曲 第3番ニ長調 Op.44-1
カザフスタン国立SQ
若い音楽家たちによって結成された「カザフスタン国立SQ」によるメンデルスゾーンの2つの弦楽四重奏曲。 18歳の時に書かれた「弦楽四重奏曲第2番」は多くの点でベートーヴェンの弦楽四重奏との類似が認められます。この 当時、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲は「不可解で取り返しのつかない恐怖」と評されるほどに、人々の理解を 得られていませんでしたが、メンデルスゾーンはこれらの曲を分析し、自作にも数多くの引用を行うなど作品のとりこになっ ていました。全曲のほとんどを短調が支配し、暗く情熱的な気分に満たされていますが、メンデルスゾーンらしくロマン ティックな面も備えています。その11年後に書かれた第3番は、音楽的にもかなり充実しており、すでにベートーヴェンの 影響からは完全に脱しています。前年に結婚したセシル・ジャンルノーとの幸せな生活が反映されたとされる明るく輝か しい曲想が魅力的な作品です。

Orchid Classics
ORC-100098(1CD)
NX-B03
ブルッフ/ブラームス/シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40(ヴァイオリン、ヴィオラとピアノ編)
ブルッフ:8つの小品 Op.83(ヴァイオリン、ヴィオラとピアノ編)
シューベルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.148 D897「ノットゥルノ」(ヴァイオリン、ヴィオラとピアノ編)
ナターリア・ロメイコ(Vn)
ユーリ・ジスリン(Va)
イヴァン・マルティン(P)

録音:2018年11月28-29日
これまでにも何枚かのアルバムでデュオを組んできたヴァイオリニスト、ナターリア・ロメイコとヴィオラのユーリ・ジスリン。今作 ではピアニスト、イヴァン・マルティンを加えロマン派の3作品を演奏しています。ブラームスは良く知られるホルン三重奏を ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノ版に編曲、原曲の持ち味を損なうことなく、しっとりとした味わいで聴かせます。アルバムのメ インとなるブルッフの「8つの小品」の原曲はクラリネットとヴィオラ、ピアノの組み合わせですが、ここでも管楽器とは違うま ろやかな響きの組み合わせが耳に残ります。シューベルトの「ノットゥルノ」はヴァイオリン、チェロ、ピアノが原曲。チェロの深 い響きがヴィオラの渋い響きに置き換わることで曲の印象もかなり変わります。各々の演奏家たちの主張がせめぎあいつ つ、練り上げられた音が楽しめる興味深い1枚です。
Orchid Classics
ORC-100101(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 第3集
ピアノ三重奏曲 第3番ハ短調 Op.1-3
ピアノ三重奏曲 第7番変ロ長調「大公」 Op.97
トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン【ホン・ソジン(Vn)、ホン・ソキュン(Vc)、イェンス・エルヴェキール(P)】

録音:2019年1月7-10日デンマーク放送 Koncerthuset 第2スタジオ、コペンハーゲン
2019年に創立20周年を迎える「トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン」。韓国出身の2人の姉妹と、チェリストのソキュン の夫でデンマーク出身のピアニスト、エルヴェキールをメンバーとするアンサンブルは、デンマークの現代作曲家ノアゴーから 作品の献呈を受けたり、サンドストレムの70歳の誕生日を記念した作品「トリプル・コンチェルト」を初演するなど現在ス カンジナビア半島を中心に活躍しています。彼らは現在ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音を進めており、この 第3集では初期の第3番と、円熟期の「大公」を収録。1793年に書かれた若きベートーヴェンの意欲作、第3番はあ まりにも先進的な作品だったためか、ハイドンから「出版は控えた方がよいのではないか」とアドバイスされたという曲。第7 番は1811年、ルドルフ大公に献呈されたため「大公」と呼ばれる優雅な曲。トリオ・コン・ブリオは、この2曲の性格の違 いを際立たせながら、温かみのある色調でベートーヴェンの情熱を伝えています。
Orchid Classics
ORC-100099(1CD)
NX-B03
ブラームス:クラリネットのための作品集
クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
クラリネット・ソナタ ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2
ヨーゼフ・シナー(Cl)
ヨアンナ・プロダノヴァ(Vc)
ソミ・キム(P)

録音:2018年5月1-3日
晩年のブラームスは、一旦は創作意欲が衰えるも、奏者リヒャルト・ミュールフェルトが演奏するクラリネットの素朴で澄み 切った響きに魅せられ、相次いでいくつかの傑作を書き上げました。「クラリネット三重奏曲」は「五重奏曲」と同じ年の 1891年に作曲され、世評は「五重奏」の方が人気が上でしたが、ブラームス自身は「この三重奏の方が好きだ」と述べ たという作品。第1楽章冒頭の憂愁に満ちた旋律から強く聴き手の心を捉えます。2つのクラリネット・ソナタは1894年 に書かれた曲。情熱的な第1番、晩秋の空を思い起こさせる第2番、ヴィオラで演奏されることも多く、どちらもブラーム スの円熟が感じられる味わい深い作品です。演奏しているシナーは2011年にデビューを果たした若手奏者。現代音 楽を得意としながら、このような古典的な作品でも卓越した解釈を聴かせます。

ALPHA
ALPHA-463(1CD)
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ (パーカッション)
ギジョ・エスペル(1959-):サンバ -あなたの居ない静寂に耳を傾けて〜マリンバ独奏
.エリック・サミュ(1968-):セイリング・フォー・フィル〜クインテット
マルコ・ペレイラ(1950-):バチコーシャ *〜ヴィブラフォン、ギター
グリゴラシュ・ディニク(1889-1949):ホラ・スタッカート *〜ヴィブラフォン、ギター
オリオール・クルイサン(1976-):マリンバ・モクシャ〜マリンバ独奏
安倍圭子(1937-):涙のパヴァーヌ 変奏曲〜マリンバ独奏
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ(1994-):カリノ・モメ〜マリンバ、ヴィブラフォン、グロッケンシュピール、マルチパーカッション
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ、ルカス・カンパラ・ディニ(1992-):ピペロ・ミストゥラード〜クインテット & ギター
オリオール・クルイサン:エル・パリオ(恵まれた子供)〜クインテット
*=ヴィヴィ・ヴァシレヴァ&ルカス・カンパラ・ディニス 編曲
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション)
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ・クインテット
マルアン・サーカス(P)
トマス・ガンゼンミュラー(Cb)
マキシーム・ピドゥー(ドラム、カホン)
ダニエル・マルティネス(コンガ、ボンゴ、パーカッション)
ルカス・カンパラ・ディニス(G)

録音:2017年12月、スタジオ・フランケン、ニュルンベルク
バイエルン州ホーフでブルガリア系音楽一家に生まれたヴァシレヴァ。幼いころからヴァイオリンを学んでいましたが、ある夏、ブルガリア滞在中に パーカッションの演奏に接し開眼して以来、並行してその習得をはじめました。ミュンヘンでペーター・ザードロに学んだのち様々なコンクールで 優勝を収め、今日ではドイツでも人気のソロ打楽器奏者へと成長しています。本格的な活動を始めてからは初めてとなる今回のアルバムで は、自らを通じた音楽で物語を伝えたいという彼女のコンセプトのもと、様々な国の作曲家による多様な作品が収められました。フォルクローレ の要素を取り込んだジャズで人気のアルゼンチンのギタリスト、ギジョ・エスペルによる「サンバ」(ブラジルのSambaと違い、アルゼンチンの優美 なZamba)、パリOの首席打楽器奏者で、作・編曲でも知られるエリック・サミュによる「セイリング・フォー・フィル」など、打楽器のレ パートリーとして比較的知られた作品も収録しています。マリンバの第一人者として世界的に評価されている安倍圭子の「涙のパヴァーヌ」 は、有名なダウランドの「ラクリメあるいは7つの涙」の主題によるたいへん美しい変奏曲。また2015年に結成されたヴァシレヴァのクインテット、 そしてブラジル出身のギタリスト、ルカス・カンパラ・ディニスの活躍も特筆もので、彼女と息の合った演奏を聴かせています。

Cypres
CYP-4653(1CD)
STILL SCHUBERT
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」 D810
シューベルト(ファフシャン編):最初の喪失 D226 (詩:ゲーテ)
シューベルト(ファフシャン編曲・補作):それらがここにいたことを D775 (詩:リュッケルト)
シューベルト(ファフシャン編):糸をつむぐグレートヒェン D118 (詩:ゲーテ)
シューベルト(ファフシャン編):君は我が憩い D776 (詩:リュッケルト)
シューベルト(ファフシャン拡張編):夕べの星 D806 (詩:マイルホーファー)
ファフシャン(シューベルト原曲):ただ憧れを知る人だけが (詩:ゲーテ、ファフシャン)
ファフシャン:さすらい人の夜の歌 (詩:ゲーテ)
アルバノ・カレール(Ms)
アルファマQ

録音:2017年8月3、4日(歌曲)、2018年8月11、13日(死と乙女)
スタジオ4、フラジェ、ブリュッセル
2005年ブリュッセルで結成されたアルファマ四重奏団。これまで6枚のアルバムをリリースしており、中でも 「大作曲家の弦楽四重奏曲集」(FUG582)が大きな話題となった彼らのシューベルト。冒頭からぐっと 掴まれる「死と乙女」ですが、鋭い切れ味と爽やかさを湛えた豊かな歌心で定評のある彼ららしい、美しく も勢いのある素晴らしい演奏を聴かせます。カップリングはウィーン生まれのフランス系メゾ・ソプラノ歌手カ レールを迎え、1960年ブリュッセル生まれのファフシャンによる、シューベルトの歌曲を元に声楽と弦楽四 重奏のために自由に編曲(作曲)した作品7曲を収録。曲が進むにつれて前衛さを増していく作りです が、どこかシューベルトの原曲と対話をしながら発展していくかのような構成を持つ、興味深い作品です。
Cypres
CYP-1680(1CD)
チェロ八重奏によるヨーロッパとアメリカの名曲集
ファリャ:「はかなき人生(スペイン舞曲)」
トゥリーナ:「幻想舞曲集」
シャブリエ:「スペイン」
ミヨー:「スカラムーシュ」 より「ブラジレイラ」
ロータ:「道」
ヴィラ=ロボス:「感傷的なメロディ」
ピアソラ:「フーガと神秘」
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」より「マンボ」
アルマラン:「ある恋の物語」
マルケス:「ダンソン第2番」
フレディ・マーキュリー:「ボヘミアン・ラプソディ」
オー・チェリ(チェロ八重奏団)

録音:2018年7月17-19日、スタジオ4、フラジェ、ブリュッセル
ベルギー、フランスを中心にオーケストラや室内楽などで活躍するチェロ奏者8人が集まった「オー・チェ リ」、3枚目のアルバム。メンバーによるオリジナルの編曲で、クラシックから映画音楽、タンゴ、そしてポップ スまでを楽しく聴かせてくれます。ブリュッセル在住の日本人奏者、西村志保さんを含むメンバーの、息の 合った躍動感溢れる演奏がとにかく魅力的。

Paladino Music
PMR-46(1CD)
NX-A09
シューベルト:幻想曲&ピアノ三重奏曲
幻想曲 ハ長調 Op.159 D934
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.99 D898
4.第1楽章:Allegro moderato
即興曲 Op.142 D935〜第2番変イ長調
ボリス・クチャルスキ(Vn)
ペーター・ヴェプケ(Vc)
エリザベート・ホプキンス(P)

録音:2014年7月28-31日
ヴァイオリニスト、クチャルスキーはメニューインの弟子であり、ソリスト、教育者としても名高いヴァイオリニスト で、2002年からホプキンスとともに演奏活動を行い、高い評価を受けています。このアルバムは一連のシュー ベルト録音のひとつ。ピアノ三重奏曲第1番と、晩年の名作「幻想曲」の組み合わせです。一糸乱れぬアン サンブルが聴きどころです。既発録音のヴァイオリン・ソナタ(PMR-45)、ピアノ三重奏曲第2番(PMR-47)も 高い評価を受けています。

RAMEE
RAM-1911(1CD)

NYCX-10077(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ガンバ三重奏によるバッハ鍵盤作品集
3声の組曲 ト長調(フランス組曲 第5番BWV 816より)
ファンタジアとフーガ ニ短調 BWV 905
ラール前奏曲「来たれイエスよ、今こそ天よりここへ」BWV 650
コラール前奏曲「ああ神にして主なるかた」BWV 692
イタリア様式による協奏曲 ト長調 BWV 971
コラール「今ぞ来たれ、異教徒の救い主」によるトリオ BWV 660
コラール前奏曲「どこへ彷徨い出るべきか」BWV 646
トリオ・ソナタ ニ長調 BWV 1028
コラール前奏曲「ただ神のみを信じる者は」BWV 691
チェッリーニ・コンソート(ガンバ合奏・古楽器使用)
トーレ・エーケトルプ(5弦パルドゥシュ〔最高音域〕・ガンバ、バス・ガンバ)
ブライアン・フランクリン(ディスカント〔高音域〕・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)
トーマス・ゲチェル(6弦パルドゥシュ・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)

録音:2017年10月26〜29日
スイス放送局(SRF)第2スタジオ、チューリヒ
【国内盤】 解説日本語訳:白沢達生
ヴィオラ・ダ・ガンバ三重奏でなぜバッハの鍵盤作品を?と思われるかもしれません。しかしこれは、バロック期の通例としては決して不思議で はない解釈でもあります。ヴィオラ・ダ・ガンバはかつて、調和のとれた社交生活を送れる人物であることの証として貴族たちに愛されていまし た。貴族にふさわしい知的な対位法楽曲にも適しているうえ、人の声に近い美音も好まれ、声楽曲の楽譜をみながら歌い手ぬきでそれを合 奏することもあれば、当時は声部別に別々の段に記されることも多かったオルガン独奏曲を合奏曲に見立て、その音の絡みを解き明かしな がら演奏するのにもガンバが使われたのです。 チューリヒとバーゼルで、名匠サヴァールやパンドルフォらに師事したのち世界的に多忙な活躍をみせている3人の新旧世代ガンバ奏者たち は、そうしたこの楽器の演奏習慣を「いま」に甦らせるがごとく、あえて広く知られたバッハの鍵盤曲を原作にそうした編作を試み、きわめて高い 評価を博してきました。徹底した古楽研究の成果としての「ガンバによるバッハ」は、作品本来のみずみずしい魅力に思わぬ角度から光をあ てた魅惑の仕上がり!18世紀のオリジナル古楽器を含む銘器の数々から引き出される、素材感あふれる羊腸弦の美音の重なりに酔い しれたい1枚です。

TUDOR
TUD-7602(2CD)
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のためのソナタ全集
変ロ長調 RV 47/ヘ長調 RV 41/イ短調 RV 43/変ロ長調 RV 45/ホ短調 RV 40/変ロ長調 RV 46/イ短調 RV 44/変ホ長調 RV 39/ト短調 RV 42
クロード・スタルク(Vc)
イゾルデ・アールグリム(Cemb)
ミッシャ・フレイ(Vc)

録音:1975年、ウルドルフ教会、チューリヒ
旧 TUD-709 の再発売。ヴィヴァルディの現存する 9 つのチェロと通奏低音のためのソナタを 収録。これらの曲がチェロとピアノ伴奏で演奏されることは普通だった時代に、通奏低音にチェンバ ロだけでなくチェロを加えた先進的な演奏で、バロック音楽としてのチェロと通奏低音のためのソナタ の性格を際立てる先進的な取り組みは今聞いても色褪せていない。 クロード・スタルクは1928 年、ストラスブール生まれのフランスのチェロ奏者。チューリヒ・トーンハレ管 弦楽団と、特にルツェルン音楽祭弦楽合奏団のソロ・チェロ奏者として活躍した。後にはチューリヒ音 楽院で教職に就いた。イゾルデ・アールグリムは1914 年、ウィーン生まれのチェンバロ奏者。20 世紀 半ばのチェンバロ復興に尽力した一人です。 CD には録音データが記載されていないが、初出LP は1975 年の発売。

Stradivarius
STR-37123(1CD)
ハリソン&ファッキン:ハープと打楽器のための作品集
ルー・ハリソン(1917-2003):(1)「ハープのための音楽」
 「セレナード」(1978)〜任意の打楽器とギターのための
グイド・ファッキン(b.1946):(3)「惑星」(2017-18)〜ハープと打楽器のための9つの小品
アヴァロキーテ・デュオ:
【パトリツィア・ボニオロ(Hrp)
グイド・ファッキン(Perc)】

録音:2017-2018年
世界中の民族音楽の要素を取り入れ昇華した汎民族的ワールド・ミュージックの創造 を目指したルー・ハリソンの珍しいハープと打楽器のための二重奏曲。ハリソンは若い 頃わずかに 12 音技法による作曲を行ったものの、以後は世界中の様々な音律、モー ド、リズムを駆使した美しい作品を発表。このハープと打楽器のための作品もどこの地 域のどの民族とも言い難いが、どこででもありえそうな優美で逞しく、大らかなメロディが 聴くものにある種の懐かしさを感じさせる。打楽器奏者ファッキンの自作自演「惑星」は ホルストの同名曲とは対照的な、古代ギリシャあたりの民族舞曲集といった趣の佳品。

Music&Arts
M&ACD-1298(1CD)
ザスラフ・デュオ/イン・リサイタル
ナルディーニ:ヴィオラとピアノとためのソナタ ヘ短調
シューベルト:弦楽三重奏曲第1 番変ロ長調 D471
ベートーヴェン:ノットゥルノ ニ長調 Op.42
シューマン:おとぎの絵本 Op.113
モーツァルト:アダージョ ホ長調K.261、
 ロンド ハ長調K.373
ブルッフ:ロマンス Op.82
ザ・ザフラフ・デュオ:
【バーナード・ザスラフ(Va)
ナオミ・ザスラフ(P)】

1986 年2 月8 日 カリフォルニア州スタンフォード(ライヴ録音)
米国のヴィオラ奏者で、ファイン・アーツ四重奏団、フェルメール四重奏団、スタンフォー ドSQなどでヴィオラを担当したバーナード・ザスラフ(1926―2016)とその妻ナオ ミによるザフラフ・デュオが、1986 年 2 月 8 日にスタンフォード大学のディンケルスパイル・ オーディトリウムで行ったリサイタルのライヴ録音。ザフラフ・デュオは1990 年代以降Music & Arts にいくつかの録音を残しており、そしてこの録音はザスラフの追悼盤として発売され た。演奏はいずれも、SQで活躍した人ならではの堅実な音楽が好ましく、また 妻ナオミとの息もぴたりとあっていて、楽しめる

MSR
MS-1607(1CD)
「レンダリングス」〜ヴァイオリンとハープための音楽の風景
アンリエット・レニエ(1875-1956):アンダンテ・レリジョーソ
ゲーリー・ショッカー(b.1959):スティル・ナーバス
パトリツィオ・ダ・シルバ(b.1973):ヴァイオリンとハープのための音楽
キルステン・ソリアーノ・ブロスバーグ(b.1979):フラッター
ニーノ・ロータ(1911-1979):フルートとハープのためのソナタ
クリムゾン・デュオ:
【マット・ミレウスキ(Vn)
ジェーミー・ヘフナー(Hrp)】

録音:2018年3月
ヴァイオリンとハープのための珍しい作品を収録。ただしロータ作品は原曲がフルートとハープ のためのソナタ。ヴァイオリンとハープは調弦の仕方が異なるためフルートとのデュオほど作品は 多くない。20 世紀生まれの作曲家の作品が中心だが、いずれも現代音楽ではなく、ロマン派、民 族音楽風で親しみやすい。ニーノ・ロータのソナタは映画音楽の巨匠の作だけあって、流麗なメロ ディと暖かいハーモニーが美しく、いささかフォーレを思わせる傑作。
MSR
MS-1641(1CD)
フルートとピアノのための音楽
フィクレト・アミーロフ(1922-1984):6 つの小品
セシル・シャミナード(1857-1944):秋
ジークフリート・カルク=エラート(1877-1933):エキゾティックな印象Op.134
ケネス・フラゼル(b.1955):ブルー・リッジ・エアII
ベス・チャンドラー(Fl, ピッコロ)
パウロ・スタインバーグ(P)

録音:2015年6月
19 世紀後半から 20 世紀初頭の作曲家の作品を中心にしたフルートとピアノのための曲集。ア ミローフは旧ソ連アゼルバイジャンの作曲家でボロディン風の素朴な音楽が楽しい。フルート小協 奏曲が有名なシャミナードの「秋」はピアノが原曲の美しい小品。フラゼルの「ブルー・リッジ・エア II」は新ロマン主義による佳曲。フルートの新しいレパートリーを探しているリスナー、演奏家にお 薦め。
MSR
MS-1715(1CD)
ポール・リール(b.1943)管楽器とピアノのための作品集
フルート・ソナタ「こどもの楽園」
オーボエ・ソナタ
「変容」〜クラリネットとピアノのための
「ホルンの呼び声」〜ホルンとピアノのための
ファゴット・ソナタ「怒りの日」
木管五重奏のための12 のミニアチュアズ
ボレアリス木管五重奏団
クリストファー・グズマン(P)

録音:2018年10月
ポール・リール(Paul Reale)はジョージ・ロックバーグ、ジョージ・クラムに師事し現在はUCLA で 教鞭を執るアメリカの作曲家。ここに収められた木管を中心にした室内楽はいずれも近代フラン ス、20 世紀の新古典主義風のスタイルを採る親しみ易い内容。オーボエ・ソナタではプレスリーの レパートリーとして有名な「ラヴ・ミー・テンダー」の旋律が引用、変奏されます。

Edition HST
HST-109(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813):弦楽三重奏曲集第1巻(HST-109)
「パリのセレナーデ」〜ヴァイオリン、ヴィオラ、バスと任意の2つのホルンのための
(1)三重奏曲ヘ長調Weinmann VIa:F1
(2)三重奏曲ホ長調Weinmann VIa:E1
(3)三重奏曲イ長調Weinmann VIa:A1
(以下BONUS トラック)
(4)ヴァンハル:オーボエ三重奏曲ト短調
(5)ガスマン:弦楽三重奏曲集
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)、ほか

録音: 2017 年3 月、埼玉・三芳町・中央公民館にてライヴ収録、ほか
※全て世界初録音
ヴァンハルは 20 才でヴィーン上京し、先ずはカッサシオン、交響曲などで名 声を得た。 パリの出版社は、いちはやくこれに目をつけ、1770 年ころには「セレナード集」を 出版した。〜全曲世界初録音!

COO-RECORDS
COO-062(1CD)
税込定価
「優しい風たち」
(1)モーツァルト:フルート四重奏曲第1番ニ長調KV285
(2)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番KV423
(3)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第 10番変ホ長調 作品51 B92
小宮直(Vn)
(3)三木希生子(Vn)
(1)-(3)成瀬かおり(Va)
(1)(3)菊地知也(Vc)
(1)小林美香(Fl)
録音:2018 年4 月3 日、4 日、三鷹市芸術文化センター 風のホール(ワンポイント録音)
フルートと弦楽によって奏でられるアンサンブルは、軽やかにしとやかに時に静寂 をもって響、まるでさまざまな風のように心にすっと届きます。 円熟味を増した 5 人の名手の豊かでのびやかな演奏はここちよいアコースティックな サウンドです。 ※ヴァイオリンの小宮直(こみやなおる)は神奈川フィルの第2ヴァイオリン首席奏者 の他、ソリスト、室内楽奏者としても活躍しています。そんな小宮の元に日本フィル、ソ ロ・チェリストの菊地知也やサイトウキネン・オーケストラや水戸室内Oで活躍 した小林美香ら旧知の名手たちが集まりました。

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-020(1CD)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第2番ニ短調 K.442【ロバート・レヴィンによる補筆完成版】
ピアノ三重奏曲第3番ト長調 K.496
ヒラリー・ハー ン(Vn)
ロバート・レヴィン(P)
アラン・ムニエ(Vc)

録音:2016年3月6&7日/ヴォーヌ=ロマネ城(ブルゴーニュ地方コート=ドール県南部)
今をときめくヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンが名手ロバート・レヴィンとフランスのチェロ界の重鎮アラン・ムニエと共演したモーツァルトのピアノ三重 奏曲がリリースされます!
世界中からの注目を集め、幅広いレパートリーを誇るヒラリー・ハーン。彼女がもっとも大切にしている作曲家の一人がモーツァルトです。CD録音ではヴァ イオリン・ソナタ集、ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」が、また映像ではヴァイオリン協奏曲第3番(以上、DG)などがリリースされており、端正な演奏で 高い評価を得ております。大注目のピアノ三重奏曲では大御所レヴィン、ムニエと丁々発止の演奏を披露。モーツァルトを得意とする三人が大熱演を聴かせて くれます。
ニ短調 アレグロ、ニ長調 テンポ・ディ・メヌエット、ニ短調 アレグロの3つの断片を、モーツァルトの死後、音楽学者マクシミリアン・シュタードラー (1748-1833)が補筆完成させて1曲にまとめたものを1797年にヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)が「作品56」と題して出版したピアノ三重奏 曲第2番。しかし各楽章の成立年が違うとする研究者も出てくるなど、今日では独立した3楽章作品として構想されたものではないため各々別個のケッヘル番 号を与えるべきとの意見も多く出ております。
著名なピアニストにして音楽学者、作曲家のロバート・レヴィンはバッハやモーツァルトなど、18世紀の作曲家による未完の作品の校訂、および補筆を 行なっており、モーツァルトのレクイエムではモーツァルト自身のスケッチに基づいて改訂を行うなど、その功績は高く評価されております。この度世界初録音 となったレヴィン版による補筆完成させたピアノ三重奏曲第2番でも長年の研究と確かな手腕で演奏時間30分ほどの作品に仕上げました。一音一音丁寧に 紡ぎだされる演奏に酔いしれることができます。
自筆譜で「ソナタ」としているモーツァルトの最初の本格的なピアノ三重奏曲である第3番ト長調。『ケーゲルシュタット』 K.498と同様にジャカン家におけ る音楽の集いのために書かれたものとされています。トリオの醍醐味といえる各楽器の対話が実に魅力的なこの傑作を名手3人が輝かしく奏でております。

SOMM
SOMMCD-0197(2CD)
NX-C09
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集と現代の作品集 第2集
クルト・シュヴァーツィク(1935-):Unterwegs nach Heiligenstadt ハイリゲンシュタットへの道…世界初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 Op.30-1
 ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」Op.47
マシュー・テイラー(1964-):Tarantella Furiosa タランテッラ・フリオーサ…世界初録音
フィリップ・アシュワース(1983-):エア…世界初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 Op.30-2
デイヴィッド・マシューズ(1943-):ソナチネ Op.128…世界初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番ト長調 Op.96
クリシア・オソストヴィッツ(Vn)
ダニエル・トン(P)

録音:2017年2月23-24日、5月29日、11月13-14日、12月18日
ベートーヴェンの10曲のヴァイオリン・ソナタと、10人の現代の作曲家たちによる“ベートーヴェンからインスパイアされた作 品”を併せた「BEETHOVEN PLUS」シリーズの第2集。ベートーヴェンの中期から後期に書かれた充実のソナタ4曲と、 現代作曲家たちの思い思いの作品が収録されています。 シュヴァーツィクの崇高な作品からは、彼がベートーヴェンに対する思いを感じることができるでしょう。他にはクロイツェル・ ソナタの最終楽章のアンコールの役割をなすテイラーの旋風のようなタランテッラ、抒情的なアシュワースのエア、ベートー ヴェン作品を徹底的に研究して仕上げたというマシューズのソナチネを収録。これらはどれほど時を経たとしても、ベートー ヴェン作品がその時代に与える影響の強さを知ることができる魅力的な作品です。
SOMM
SOMMCD-0158(1CD)
NX-B04
ブラームス:チェロ・ソナタ&4つの厳粛な歌
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99
4つの厳粛な歌 Op.121(A.ベイリー、D.B.シャフランによるチェロとピアノ編)
アレクサンダー・ベイリー(Vc)
ジョン・スウェイツ(P)

録音:2015年5月18-21日
1956年、イギリスのストックボートで生まれたアレクサンダー・ベイリー。ジャクリーヌ・デュ・プレの演奏に触れて感銘を受け た彼は12歳でチェロを始め、みるみる頭角を現しました。英国王立音楽院で学んだ後、ウィーン音楽大学でアンドレ・ナ ヴァラに師事し、幅広いレパートリーを持つチェリストとして世界中で活躍しています。 このアルバムは2016年、彼の60歳を記念してリリースされたもので、ベイリーは幼い頃に影響を受けたデュ・プレに敬意を 表し、彼女が愛したブラームスの2曲のソナタと、ベイリーとシャフランが編曲した「4つの厳粛な歌」を演奏しています。また このアルバムで使用されたピアノはブラームスの時代に作られた3種類の楽器で、Ronisch、Ehrbar、Streicher、それ ぞれが生み出す特徴ある19世紀の響きも聴きどころです。

CPO
CPO-555292(2CD)
NX-D01
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲集&弦楽六重奏曲
弦楽四重奏曲 第1番ニ長調 Op.11
弦楽四重奏曲 第2番ヘ長調 Op.22
弦楽四重奏曲 断章 変ロ長調
弦楽四重奏曲 第3番変ホ短調 Op.30
弦楽六重奏曲 ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70
ダネル四重奏団
【メンバー】
マルク・ダネル(Vn)
ジル・ミレ(Vn)
ヴラド・ボグダナス(Va)
ヨーヴァン・マルコヴィチ(Vc)
ウラディーミル・ブカチ(Va)
ペトル・プラウゼ(Vc)

録音:2014.2015年
Kammermusiksaal チャイコフスキーの華麗な交響曲やバレエなどに隠れ、ひっそりと位置する室内楽作品。存在自体は地味でありながら、チャ イコフスキーの個性が溢れる抒情的な雰囲気を持っています。 3曲ある弦楽四重奏曲は、どれもモスクワ音楽院で教師を務めていた30代の頃に書かれたもので、とりわけ1871年に書か れた第1番の第2楽章は独立した「アンダンテ・カンタービレ」の名前で親しまれる名曲。第2番は1873年頃の作品。1か月 ほどの短期間で完成されており、チャイコフスキー自身も大層気に入っていたとされています。1875年に書かれた第3番は、 彼の良き理解者で、弦楽四重奏曲第1番、第2番の初演者でもあったヴァイオリニスト、フェルディナント・ラウプの訃報に接 しての作品。チャイコフスキーの心からの哀悼の意が込められた大作です。1楽章のみの変ロ長調の弦楽四重奏曲は学生 時代の秀作、六重奏曲「フィレンツェの思い出」は晩年の1890年の作品で、対位法が駆使された重厚な響きを持つ充実 作です。第2楽章のピツィカートに乗って歌われる旋律や、ロシア民謡風の第3楽章の主題など、多彩な要素が組み合わさ れ全曲を形成しています。
CPO
CPO-555124(1CD)
NX-B02
モニューシュコ(1819-1872):室内楽曲集
弦楽四重奏曲 第1番ニ短調
弦楽四重奏曲 第2番ヘ長調
ユリウス・ザレンプスキ(ユリウシュ・ザレプスキ)(1854-1885):ピアノ五重奏曲 Op.34
プラヴナー五重奏団
【メンバー】
ピョートル・プラヴナー(Vn)
シビラ・ロイエンベルガー(Vn)
エルツビエタ・ムロシェク=ロスカ(Va)
イザベッラ・クリム(Vc)
ピョートル・サワイチク(P)

録音:2018年9月22-24日
2019年に生誕100周年を迎えるポーランドの作曲家モニューシュコ。同郷のショパンが手掛けかなった歌劇の分野で活 躍、「ハルカ」や「パリア」などはポーランドの国民的作品として愛されています。いくつかのバレエ音楽も知られていますが、ここ に収録された弦楽四重奏曲は演奏の機会もほとんどなく、録音もほんの僅かしかありません。これらはモニューシュコがベルリ ンで学んでいた時代に作曲され、古典的なフォルムの中に美しい旋律とユーモアが込められたもので、後の歌劇の作風が伺 える充実作です。併せて収録されているザレンプスキの作品も聴きもの。31歳で早世したザレンプスキはフランツ・リストの信 奉者であり、このピアノ五重奏曲もピアノの技巧が存分に生かされた華やかな雰囲気を持っています。

LAWO Classics
LWC-1171(1CD)
彩飾された街路網を通りぬけ〜バウク:室内楽作品集
マッティン・ラーネ・バウク:黄金の火で飾った(ギター・ソロのための)*、
スフマート(ヴァイオリンとチェロのための)、
早朝の草の露のように(フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)、
コペンハーゲンの静けさ(クラリネット・ソロのための)**、
人間嫌い IV(ソプラノ、テオルボ、ヴァイオリンとチェロのための)
アンサンブル・ネオン
オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(G)*

録音:2017年11月8日、10日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)&2017年11月9日、レインボースタジオ(オスロ)
バウクが2013年から2017年にかけて作曲、2020年代を視野に置いた室内楽作品を代表する5曲が演奏されます。「無気力な気分と巧妙なユーモアが特徴的な音楽。はっきり発音するというより、ぶつぶつ言う感じ」。シェイクスピアの 『ハムレット』 第2幕第2場のセリフを曲名に採った 「黄金の火で飾った」 とリルケの 『悲歌第2番』 の一節が曲名の 「早朝の草の露のように」 。絵画の技法がタイトルの 「スフマート」。デンマーク政府のプログラム「DIVA(Danish International Visiting Artists)」で招かれコペンハーゲンに住んでいたカナダのクラリネット奏者、ヘザー・ロッシュの委嘱で作曲した 「コペンハーゲンの静けさ」 。ディーノ・カンパーナの詩『愛の舟』をテクストにした 「人間嫌い IV)」 。
アンサンブル・ネオンは、ノルウェー国立音楽大学に学んだ音楽家が2008年に結成、ビジュアルアート、パフォーマンス・アート、インストレーション・アートの芸術家たちと創作活動を行っています。
LAWO Classics
LWC-11261(1CD)
トリオ・クラリノール
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲 変ホ長調 Op.38
カール・フリューリング:クラリネット三重奏曲 Op.40
ヨン・オイヴィン・ネス:抜け殻
トリオ・クラリノール
〔エミリオ・ボルゲサン(Cl)、
パウラ・クエスタ・レドンド(Vc)、
チェ・チャン(P)〕

録音:2015年4月13日−16日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
トリオ・クラリノールのデビュー・アルバム。ベートーヴェンが自作の 「七重奏曲 変ホ長調」 (Op.20)を編曲した 「クラリネット三重奏曲」。ウクライナに生まれ、ウィーンで没したカール・フリューリングの楽譜が残る数少ない作品のひとつ、ロマンティシズムの伝統に沿った 「クラリネット三重奏曲」 。「今」のノルウェーを代表する作曲家のひとり、ポップミュージックやロックのイディオムも応用するなど、多彩な音楽で知られるヨン・オイヴィン・ネスが彼らのために作曲した 「抜け殻」。「コンサート」の体裁をとったプログラムが組まれています。

Nimbus Alliance
NI-6373(1CDR)
ストーン・スープ
アライジング パート1〜4/ムーヴィング パート1〜3/アウェイクニング パート1〜2
コーマック・バーン(バウロン、トーキング・バウロン、スライド・バウロン、パーカッション、マリンブラ、ビリンバウ、パーカッシヴ・フィドル)、アダム・サマーヘイズ(フィドル、ジャンク・ショップ・フィドル、スライド・フィドル、マリンブラ、パーカッシヴ・フィドル)
ピアーズ・アダムズ率いる「ドードー・ストリート」のメンバーでもある二人の異才、バウロン奏者のコーマック・バーンと、ヴァイオリン&フィドル奏者のアダム・サマーヘイズ。アイルランドのフレーム・ドラム「バウロン」とフィドル(と一部のパーカッション)だけで1枚のアルバムを作るという実験的で挑戦的なレコーディング。すべて二人の作曲とインプロヴィゼーションによるもので、民族的なエッセンス、華麗な即興と超絶技巧や哀愁の旋律が満載。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Eudora
EUDSACD-1902
(1SACD)
リヴィジティング・ヴァイオリン&ギター
パガニーニ:協奏的ソナタ MS2
ジュリアーニ:変奏曲 Op.24a
イベール::間奏曲
フェルディナンド・レバイ:小組曲(世界初録音)
アントン・ガルシア・アブリル:孤独な夜明け(アルバ・デ・ソレダデス)(世界初録音)
アニマコルデ〔アンドレス・オルティス(Vn)、パブロ・リオハ(G)〕

録音:2017年9月29日−10月1日、聖フランシスコ講堂(アビラ、スペイン)
2012年に結成されたアニマコルデ(Animacorde)は、マドリッド弦楽器教育センターの共同創設者兼共同ディレクターを務めるアンドレス・オルティスと、アンクラージュマン・ギター・デュオのメンバーとしても活動するパブロ・リオハによる、ヴァイオリンとギターのデュオ。この万能で魅力的な楽器の組み合わせのための既存のレパートリーを探求し、新しい作品を委嘱&初演していくことを目的としており、このアルバムでも、パガニーニ、ジュリアーニ、イベール:の名作から、世界初録音となるフェルディナンド・レバイ、アントン・ガルシア・アブリルまで、2世紀にわたるレパートリーを収録しています。

DREYER-GAIDO
CD-21117(1CD)
ハディージャ・ゼイナロヴァ:室内楽作品集
弦楽四重奏のための2つの小品チェロ独奏のためのソナタ
ヴィオラとアコーディオンのための「Sema」
ヴァイオリン独奏のための「インプレッション」/弦楽三重奏曲
アコーディオン独奏のための「アーテシュガーフ」
弦楽四重奏、ソプラノ、サズ、テープのための「火の国からの風景」
アンサンブル・ブリッジ・オヴ・サウンド

録音:2018年10月、ドイチュラントフンク室内楽ホール
アゼルバイジャン出身、現在ドイツを拠点に活動する作曲家、オルガニスト、音楽学者のハディージャ・ゼイナロヴァ博士(b.1975)による室内楽作品集。映画、舞台、オーケストラ、室内楽、声楽と多様なシーンで活躍し、アゼルバイジャンの伝統音楽と西洋の音楽や現代音楽を組み合わせ、まったく新しい音楽を生み出しています。「火の国からの風景(Pictures from Land of Fire)」では、自身もソプラノ歌手として演奏に参加。(火の国〔Land of Fire〕とはアゼルバイジャンのこと)

Etcetra
KTC-1657(1CD)
ルイ・アンドリーセン:室内楽作品集
エレジー(チェロ、ピアノ)/ラン・アンド・ジャンプ(フルート、オーボエ、クラリネット)/ダブル(クラリネット、ピアノ)/ディスコ(ヴァイオリン、ピアノ)/シルヴァー(フルート、ヴァイオリン、チェロ、ヴィブラフォン&グロッケン、マリンバ、ピアノ、指揮)/トゥ・ポリーン・オー(Ob)、ガーデン・オヴ・エロス(ヴァイオリン、ピアノ)/ハーグ・ハッキング・スクラップ(ピアノ・デュオ)/神よ、慈しみをもって(Org)
ミハイル・ネムツォフ(Vc)、エレーナ・ネムツォヴァ(P)、イングリット・ヘーリングス(Fl)、ジェームズ・オースティン・スミス(Ob)、アラン・R.ケイ(Cl)、クリスティーナ・アヴァネシアン(Vn)、ディアナ・アヴァネシアン(P)、ヘンク・グイタルト(指)、アンドレイ・ロシク(Vn)、ソフィア・レイチェンコ(P)、キャサリン・ダウリング(P)、クラーク・ショイフェレ(P)、他
1982年に設立されたオランダでもっとも歴史のある室内楽音楽祭、「オーランド音楽祭」の2018年メイン・コンポーザーとして特集されたオランダの作曲家、ルイ・アンドリーセン(b.1939)の室内楽作品集。シェーンベルク:の「私的演奏協会」を再現した「私的演奏協会の音楽」シリーズでも話題の音楽家、ヘンク・グイタルトがオーランド音楽祭の芸術監督を務めており、オーランド音楽祭に参加した様々なアーティストたちによる演奏を収録。

ANALEKTA
AN-29522(1CD)
イモータル&ビラヴド〜ベートーヴェン&ライト
ベートーヴェン:遥かなる恋人に Op.98
ジェームズ・ライト(b.1959):不滅の恋への手紙(2012)
ベートーヴェン
:ピアノ三重奏曲第7番 「大公」
グリフォン・トリオ、
デイヴィッド・ジョン・パイク(Br)

録音:2017年6月、2008年12月
75曲を超える委嘱新作の初演を手掛け、「カナダ版グラミー」と呼ばれるジュノー賞(Juno Awards)は、3度の受賞、13度のノミネーションを果たしているカナダの名アンサンブル、グリフォン・トリオ。「大公」の愛称で知られるベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番と、カナダのバリトン歌手デイヴィッド・ジョン・パイクが歌う歌曲集「遥かなる恋人に」を組み合わせ、その間を現代カナダの作曲家ジェームズ・ライトの「不滅の恋への手紙」(ベートーヴェンが1812年の夏に書いた情熱的なラヴレターに触発された作品)が繋ぎます。
ANALEKTA
AN-29162(1CD)
ガイデッド・バイ・ヴォイシズ〜バロック・チェロのための新しい音楽
エドワード・スコット・ゴーディン(b.1970):ガイデッド・バイ・ヴォイシズ〔5弦チェロ〕
リサ・ストレイク(b.1985):ミネルヴァ〔4弦チェロ〕
マキシム・マッキンリー(b.1979):ピラトの中庭(4弦チェロ&ハープシコード)*
イザイア・チェッカレッリ(c.1978):ウィズ・コンコード・オヴ・スウィート・サウンズ(5弦チェロ)
リンダ・カトリン・スミス(b.1956)
ケン・ウエノ(b.1970):キメラ〔5弦チェロ〕
エリナー・フレイ(Vc)、
メリザンド・マクナブネイ(ハープシコード)*

録音:2018年10月、ケベック(カナダ)
ロレンツォ・ギエルミと録音した「ベルリン・ソナタ集」がジュノー賞にノミネートしたカナダの有望チェリスト、エリナー・フレイ。新たなプロジェクトは、現代の若き作曲家たちによって、"バロック・チェロ"のために書かれた6つの委嘱作品。モダン楽器にもピリオド楽器にも精通し、現代音楽とバロック音楽の両面で才能を発揮しているエリナー・フレイならではのプログラムです。


H.M.F
HMM-902259(1CD)
バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集
ソナタ ト短調 BWV 1029
アリア〜カンタータ第5番「われはいずこにか逃れゆくべきWo sol lich fliehen hin」より第3曲テノールのアリア「豊かに溢れ、流れ出してください Ergiese dich reichlich」
ソナタ ニ長調 BWV 1028
ソナタ ト長調 BWV 1027
アントワン・タメスティ(Va/ストラディヴァリウス1672年製‘マーラー’、弓はArthur Dubroca製(2010)のバロック・ボウを使用)
鈴木優人(Cemb/ヨアンネス・クシェ・モデル、ヴィレム・クレスベルゲン制作)

録音:2018年12月2-5日、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ヴィオラのタメスティは、世界トップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広く しられるところです。鈴木優人はバッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者としての活動のほか、器楽奏者・作曲者としても活躍、そして調布音楽祭のエグゼクティブ・プ ロデューサーを務めるなど、その才能に世界が注目する存在です。
タメスティと鈴木優人は日本でも既に共演を果たしています。世代も近く、ともに音楽祭のプロデュースも手がけるなど共通する部分も多く、二人は盟友と もいえる関係です。そんな二人による満を持してのバッハの登場、注目です!
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバのパートと、チェンバロの右手と左手の3声の繊細な絡み合いが大きな魅力。チェンバロもソロ・パー トもヴィルトゥオーゾ的要素も強い、魅力的作品がそろいます。二人はレコーディングにあたり、バッハのカンタータの楽曲でそれぞれの楽章に通じるものを 探りそのテキストを検討するなど、音符ひとつひとつの裏まで読み込んで準備をすすめました。タメスティの奏でる美しく、ヴィオラや弦楽器という概念を越え た普遍的美を備えた音色はここでも炸裂。鈴木の奏でるチェンバロも実に雄弁で、望みうる最高のバッハの登場といえるでしょう。
カップリングは1724年、ライプツィヒ時代に成立したカンタータBWV 5より第3曲のアリア。このテノール・アリアには美しくも技巧的な、溢れるばかりの 神の恵みを注ぐかのような流麗な器楽ソロのオブリガートが書かれています。このソロには楽器の指定はありません。アルト記号で書かれているため、ヴィオ ラ等で演奏されることも多いですが、実際のところヴァイオリンでも演奏可能な音域です。ここでは鈴木が声楽パートを含め演奏、タメスティはオブリガート・ パートを演奏。溢れる神の恵みを表現したソロ・パートによってまさに救われるような、素晴らしい演奏となっています。 (Ki)

TYXart
TXA-19123(1CD)
ロベール・グロスロ:ピアノと弦楽四重奏のための『Ce lac dur oublie que hante sous le givre...』
マラルメの4つの詩によるソプラノと弦楽四重奏のための『Le bel aujourd‘hui』
弦楽四重奏のための『Matrix in Persian Blue』
リー ス ベト・ドフォス(S)
ジャン・ミシェル(P)
アサセッロ・カルテット

録音:2018年9月
ピアニストとして、そして指揮者としてまずは名を上げたベルギー出身のロベール・グロスロ(1951-)。近年では作曲活動に精を出し広範な作品を生み出し ています。楽器の特性を知り尽くし効果的な書法で作曲された音楽で、シンプルな弦楽四重奏でも余計な意味づけをせずに音楽そのもので深く語ることが出来る 見事な内容となっています。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-027(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲 第44-49番(op.50、Hob.III/ 44-49) ツァイーデSQ

録音:2015年
2009年結成のツァイーデSQ、ハイドンの弦楽四重奏曲op.50の6作品。2012年にヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクールで第1位を獲得しており、 ハイドンに対する思い入れと解釈は並々ならぬものがあります。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32717(1CD)
ジェルジ・コーシャ(1897-1984):ヴィオラを伴う室内楽作品集 Vol.1
(1)ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
(2)6つの小品
(3)イン・メモリアム
(4)小品集【ヴィオラとハープ版】
(5)2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲
ディルク・へーゲマン(Va)
(1)(5)マイケル・スー(Vn)
(2)(4)レニー・ヤマハタ(Hp)、
(5)シモーネ・リニカー・マイアー(Vn)

録音:2012年5月29日-6月1日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
19世紀後半から20世紀中ごろに活躍したハンガリーの作曲家といえばドホナーニ(1877-1960)、バルトーク、コダーイ(1882-1967) ですが、彼らから薫陶を受けた作曲家の一人にジェルジ・コーシャ(1897-1984)がいます。ブダペスト出身のコーシャは10歳でバルトーク門下となりピアノ を師事、さらにドホナーニのもとでも研鑽を積み、同郷の名手フバイやシゲティ、フーベルマンらの伴奏を務めたピアノの名手として活躍すると同時にコダーイに 作曲を師事しました。大戦間期の1920年代にピアニストとして、同時に作曲家としてヴェイネル(1885-1960)やライタ(1892-1963)とともに独創的な 才能を開花させ、自国ハンガリーではバッハ演奏の権威としても知られています。9つの交響曲、8つの弦楽四重奏曲、その他声楽作品などを作曲しましたが、 ここに収録されているヴィオラを伴う室内楽作品も多く残しました。
第1弾にはピツィカートで始まる印象的なヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲、ハープとヴィオラの掛け合いが魅力の6つの小品、朗々とした旋律が特 徴の無伴奏ヴィオラ作品の「イン・メモリアム」、各曲1分前後の全16曲からなる小品集(原曲はピアノ独奏)、そして独特な和声進行が印象的な2つのヴァ イオリンとヴィオラのための三重奏曲を収録。ディルク・へーゲマンの素晴らしい演奏とともにコーシャのヴィオラ作品を堪能することができます。同時発売の第 2弾(HCD 32718)と併せてお楽しみください。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32718(1CD)
ジェルジ・コーシャ(1897-1984):ヴィオラを伴う室内楽作品集 Vol.2
(1)「聖ブライセへの祈祷」
(2)フルート、ヴィオラとチェロのための三重奏曲
(3)「聖歌」
ディルク・へーゲマン(Va)
(1)(3)ローラント・ナイバウアー(Br)、
(3)ダーニエル・パタキー(T)、
(1)(2)タチアナ・ルーラント(Fl)、
(1)マルク・エンゲルハルト(Fg)、
(2)フィオン・ボッケミュール(Vc)

録音:(1)2014年10月29日、(2)2012年5月10日、(3)2015年4月7-9日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
20世紀のハンガリーを代表する作曲家の一人にジェルジ・コーシャ(1897-1984)によるヴィオラを伴う室内楽作品集第2弾には、声楽を伴う「聖ブライ セへの祈祷」「聖歌」、そしてフルート、ヴィオラとチェロのための三重奏曲を収録しました。ブダペスト出身のコーシャは10歳でバルトーク門下となりピアノを師事、 さらにドホナーニのもとでも研鑽を積み、同郷の名手フバイやシゲティ、フーベルマンらの伴奏を務めたピアノの名手として活躍すると同時にコダーイに作曲を師 事しました。大戦間期の1920年代にピアニストとして、同時に作曲家としてヴェイネル(1885-1960)やライタ(1892-1963)とともに独創的な才能を開 花させ、自国ハンガリーではバッハ演奏の権威としても知られています。9つの交響曲、8つの弦楽四重奏曲、その他声楽作品などを作曲しましたが、ここに収 録されているヴィオラを伴う室内楽作品も多く残しました。名手ディルク・へーゲマンが熱意をこめて録音したコーシャの作品をご堪能ください。 (Ki)

ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-10819(1CD)
フランスのクラリネット作品集
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167
ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲 変ロ長調
プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ 変ロ長調
ピエール・サンカン:クラリネットとピアノのためのソナティナ
セルヴァドーレ・レーニ(Cl)
トゥーリ・レー ニ(P)

録音:2017年
サン=サーンスとプーランクは、共に晩年に木管楽器のソナタを残したことで知られています。フランスのクラリネット作品を集めたこのアルバムで、エスプリ の効いた音楽の愉悦をお楽しみください。セルヴァドーレ・レーニはエストニアのクラリネット奏者。1997年から2005年までは京都市SOの首席奏者を 務めていました。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT133-C133(1CD)
限定盤
カサド:愛の言葉
グラナドス:『ゴィエスカス』からの間奏曲
グラナドス:スペイン舞曲 第5番
エンニオ・ポッリーノ:I canti della schiavitu - Il sogno dello schiavo
ジュゼッペ・レイチェル:No potho reposare
ホセ・ブラガート:Graciela Y Buenos Aires, Tango para cello y piano
ピアソラ:エスクアーロ
マルケス:ダンソン
ピアソラ:オブリヴィオン
ペドロ・イトゥラルデ:Pequena Czarda
ロ ベ ルト・ヴィト(Vc)
クロリンダ・ペルフェット(P)

録音:2016年
「デュオ・ペルフェット」の名で活動している二人組によるアルバムです。チェロのロベルト・ヴィトは1971年ドレスデン生まれで1986年にライプツィヒの バッハ・コンクールで優勝。過去にシュターツカペレ・ドレスデンに所属し、レヴァイン、ハイティンク、シノーポリらの指揮で演奏したこともあります。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186781
(1SACD)
フェリックス&ファニー・メンデルスゾーン
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
 協奏的変奏曲 Op.17
 無言歌 ニ長調 Op.109
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:幻想曲 ト短調
 カプリッチョ 変イ長調
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
 アッサイ・トランクィロ ロ短調 MWVQ25
ヨハネス・モーザー(Vc)、
アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ)

録音:2018年12月/ドレンテ・スタジオ(ファルテルモント、オランダ)
フェリックス・メンデルスゾーンの2歳年上の姉ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)は宮廷画家のヴィルヘルム・ヘンゼ ルと結婚。ピアノ曲、室内楽曲、歌曲、管弦楽曲など生涯400曲も残した女性作曲家で弟フェリックスに多大な影響を与えました。
当アルバムにはフェリックス・メンデルスゾーンの有名なチェロ・ソナタ2篇と協奏的変奏曲(これらの作品は弟パウル・メンデルスゾーン(1812-1874)に 献呈)、チェロとピアノのための無言歌(女流チェリスト、リザ・バルビエ・クリスティアーニ(1827-1853)に献呈)、そしてアッサイ・トランクィロを収録。一方、 ファニー・メンデルスゾーンの作品は幻想曲とカプリッチョが収録されております。
当録音ではアラスデア・ビートソンが1837年製のエラールのフォルテピアノを演奏。メンデルスゾーンが作曲した当時の楽器を用いていることも注目といえ、 モーザーとともに息の合った演奏を聴かせてくれます。
モーザーはPENTATONEレーベルよりドヴォルザーク&ラロのチェロ協奏曲(KKC 5651 / PTC 5186488)、ロシアン・アルバム(KKC 5711 /PTC 5186594)、エルガーのチェロ協奏曲&チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲(KKC 5765 / PTC 5186570)、ルトスワフスキ&デュティユーのチェ ロ協奏曲(PTC 5186689)をリリースしており、レコード芸術特選盤など各誌で高い評価を得ております。 (Ki)

EDTION ABSEITS
EDA-43(1CD)
アメリカで歿したユダヤ人作曲家の秘曲集
ワーグハルター:弦楽四重奏曲ニ長調
ストラスフォーゲル:弦楽四重奏曲第1番
ラトハウス:弦楽四重奏曲第5番Op.72
ベルリン・ポーランドSQ

録音:2017年7月16-18日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
生まれはポーランドながら、国外で活躍した作曲家の業績を見直すシリーズの最新盤。今回は1881年生まれのイグナツィ・ワーグハルター、1895年生ま れのカロル・ラトハウス、1909年生まれのイグナツィ・ストラスフォーゲルという3名のユダヤ系作曲家の弦楽四重奏曲を集めています。
ワーグハルターはベルリンで教育を受け、1912年には現在のベルリン・ドイツ・オペラであるシャルロッテンブルクに新設されたオペラ劇場の首席指揮者とな り、こけら落とし公演を行います。第二次世界大戦が勃発するとアメリカへ移り、黒人音楽家によるオーケストラを設立するなど人道的活動を行いました。
ストラスフォーゲルは13歳でレオニード・クロイツァーにピアノを、14歳でシュレーカーに作曲を学び、将来を嘱望されますがナチスの台頭でアメリカへ移 住します。ニューヨーク・フィルやメトロポリタン歌劇場でコレペテなどをしながら働き、1994年まで存命しました。作品には十二音技法なども用いていますが、 いつも旋律的であるのが特徴。
ラトハウスは以前「退廃音楽」で注目されました。彼も最終的にアメリカへ移住、ニューヨーク市立大学で作曲を教えました。弦楽四重奏曲第5番は最晩年 の作で、シンプルで透明な世界が独特の魅力を放っています。
ベルリン・ポーランドSQはベルリン・ドイツ・オペラOのポーランド人メンバーにより2002年に創設された団体。20世紀ポーランドの作 曲家による弦楽四重奏曲の開拓と普及を主眼に活動しています。 (Ki)
EDTION ABSEITS
EDA-44(1CD)
収容所で歿した天才バハリッヒの世界
エルンスト・バハリッヒ:ピアノ・ソナタOp.1 (1917)
3つの歌曲Op.3 (1917-25)
ヴァイオリン・ソナタOp.2 (1925)
詩篇Op.10の1 (1933/4)
イースターの花Op.10の2 (1933/5)
肖像画(3つのピアノ曲)Op.6 (1927)
太陽讃歌Op.11 (1933/4)
前奏曲 (1929)/天使 (1933-7)
初期詩集Op.15 (1915)
ローラ・ルビオ(Vn)、
アンナ・クリスティン・ザイン(S)、
アレクサンダー・ブライテンバッハ(P)

録音:2018年7月2-3日、8月13-16日 イエス・キリスト教会(ベルリン)
エルンスト・バハリッヒはオーストリアの作曲家兼指揮者。1892年に生まれ、最初はウィーン大学で法律を学ぶものの、1916年からシェーンベルク:に個人 的に作曲を師事。1920年から5年間ウィーン・フォルクスオーパーの指揮者を、1928年にはデュッセルドルフ、31年からはデュイスブルクの市立劇場の楽長 を務めるもののナチス政権により公職追放となり1942年7月にマイダネクの強制収容所で50年の生涯を終えました。
バハリッヒの作風は師シェーンベルク:の影響とベルクへの近親性を感じさせる興味深いもの。収録曲はすべて世界初録音。個人蔵の自筆譜などを集めて企画が 実現、バハリッヒの思いがついに日の目を見ました。 (Ki)


Profil
PH-19029(4CD)
フランチェスカッティ&カサドシュ
■Disc 1
ベートーヴェン
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
■Disc 2
ベートーヴェン
(1)ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23
(2)ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1
(3)ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2
(4)ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30-3
■Disc 3
ベートーヴェン
(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
(2)ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
(3)ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
■Disc 4
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調Op.108
(3)同:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
(4)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、
ロベール・カサドシュ(P)

■Disc 1
録音:1958年(1)、1961年(2)(3)

■Disc 2
録音:1961年

■Disc 3
録音:1961年(1)、1958年(2)(3)

■Disc 4 60’ 50”
録音:1947年(1)、1952/56年(2)、1951年7月13日(3)(4)/エクサンプロヴァンス音楽祭(ライヴ)

STEREO&MONO
フランチェスカッティとカサドシュの超名盤がお買い得価格で登場。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集はSony原盤。端正で正確ながらフランス的な エスプリに満ちた名演として長く決定盤とされていたもの。全盛期のフランチェスカッティ独特な輝くような美音に聴き惚れさせられますが、カサドシュのニュア ンスに富むピアノの最高。
さらに嬉しいのが、両者の共演による1947-56年のエクサンプロヴァンス音楽祭のライヴが収められていること。それもフランク、フォーレ、ドビュッシーと フランス物で、古き良き時代を知る両巨匠ならではの良い香りに満ちた演奏を繰り広げています。 (Ki)
Profil
PH-19035(5CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
■Disc 1
(1)第14番ト長調K.387
(2)第15番ニ短調K.421
■Disc 2
(1)第17番変ロ長調K.458「狩」
(2)第16番変ホ長調K.428
■Disc 3
(1)第18番イ長調K.464
(2)第19番ハ長調K.465「不協和音」
■Disc 4
(1)第20番ニ長調K.499
(2)第21番ニ長調K.575
■Disc 5 
(1)第22番変ロ長調K.589
(2)第23番ヘ長調K.590
クレンケQ
■Disc 1
録音:2004年2, 4月/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 2
録音:2005年1月31日-2月2日(1)、6月1日-3日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 3
録音:2004年9月8日-10日(1)、12月20日-22日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 4
録音:2006年12月4日-6日(1)、4月11日-13日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 5
録音:2007年2月21日-23日(1)、11月5日-7日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
2019年結成29年を迎えるクレンケ四重奏団。メンバー全員が女性で、楷書的かつ辛口な演奏が特徴。彼女たちがモーツァルトの「ハイドンセット」と「プロシャ王セッ ト」を3年かけて録音したディスクは高評を得ていましたが、今回5枚組のBox発売。価格もお手頃で、モーツァルトの弦楽四重奏の魅力をたっぷり味わえます。

NEOS
NEOS-11901(1CD)
「子供の情景」〜杉山洋一(b.1969)作品集
(1)「鵠〜白鳥の歌」(2015)〜17 絃筝のための
(2)「杜甫二首」(2014)〜女声と器楽のための
(3)五重奏曲「アフリカからの最後のインタビュー」(2013)
(4)R.シューマンの「子供の情景」(2017)〜ヴィオラ四重奏のための
(1)沢井一恵(十七絃筝)
(2)ウォンジュン・キム(Voice)、リチャード・ストルツマン(Cl)
アー・リン・ノイ(Va)、ステファン・ゴスリング(P)
(3)東京現音計画【有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(Sax)、神田佳子(Perc)、黒田亜樹(P)、橋本晋哉(Tub)】
(4)今井ヴィオラQ【今井信子、ファイト・ヘルテンシュタイン、ウェンティン・カン、ニアン・リウ】

録音:(1)2017年7月、(2)2015年2月、(3)2013年9月、(4)2017年9月
杉山洋一は作曲を三善晃に師事した後、イタリアに留学しさらにフランコ・ドナトーニらに学んだ。指揮者としても活動し、 アンサンブル・モデルン、ウィーン・モデルン、ベルリン・フィルとも共演しています。このディスクは彼の最近の独奏曲、室内楽 曲を集めたもので、彼の作品のまとまったディスク自体が少ないため大変貴重。「R.シューマンの子供の情景」は有名な同 名のピアノ曲をヴィオラ四重奏のために編曲(?)だが、もはや編曲の粋を脱したリミックス、リコンポーズ作品。シューマンが ウェーベルン風にデフォルメ・再構成されており大変興味深い。ストルツマン、今井信子、沢井一恵、アンサンブル東京現音 計画ほか豪華アーティスト参加の一枚。
NEOS
NEOS-11804(1CD)
「シュヴェルプンクト(重心)」 〜金管五重奏のための現代音楽
(1)ヴァソス・ニコラウ(b.1971):「隠されたゲーム・チェンジャー」(2016)
(2)ベリオ:「呼び声/セントルイス・ファンファーレ」(1985)
(3)ベネディクト・メイソン(b.1954):金管五重奏曲(1989)
(4)パスカル・デュサパン(b.1955):「スタンザ/真鍮製の五重奏のためのダイアド」(1991)
(5)ヤルコ・ハルティカイネン(b.1981):「素数」(2013)
(6)グバイドゥーリナ:五重奏曲(1974)
アンサンブル・シュヴェルプンクト(金管五重奏)【マシュー・ブラウン(Tp)、マシュー・サドラー(Tp) 、セシレ・マリー・シュワゲルズ(Hrn)、ミカエル・ルドルフソン(Tb) 、ジャン・マティアス・ヤコブソン(Tub)】

録音:2017年11月
※(1)(3)(4)(5)(6)世界初録音:
アンサンブル・シュヴェルプンクトは 2009 年にドイツで結成された金管五重奏団。レパートリ ーは前衛音楽が主だがバロック、ルネサンスも得意としています。ハルディカイネンの「素数」はこ のアンサンブルの委嘱作品で呼吸の音や楽器を叩く奏法まで動員する意欲作。5 つの金管楽 器という限られた音の中でそれぞれの作曲家の個性が際立つ。世界初録音多数。

ALBANY
TROY-1753(1CD)
「歌と踊り」〜サン・マルコ室内楽協会&ローソン・アンサンブル
ピョートル・シェフチュク(Piotr Szewczyk):「朝の高揚」〜オーボエとヴィオラのための
エイミー・ビーチ(1867-1944):主題と変奏〜フルートと弦楽四重奏のための
ビル・ダグラス(b.1944):「歌と踊り」〜オーボエと弦楽四重奏のための
レス・レットゲス(Fl)
エリック・オルソン(Ob)
オーリカ・デュカ(Vn)
クリントン・デューイング(Vn)
エレン・カルーソー・オルソン(Va)
ニック・カリー(Vc)

録音:2018年6月フロリダ、42:45
サン・マルコ室内楽協会はジャクソンヴィルSOのエリック・オルソンとエレン・オルソンに よってフロリダのジャクソンヴィルに設立された協会で室内楽の無料コンサートなどを開催してい る。ローソン・アンサンブルは2015 年にフロリダで結成された室内アンサンブル。 シェフチュクは現役の作曲家兼ヴァイオリニストでここに収められた「朝の高揚」は軽快で爽やか な2 分足らずの小品。エイミー・ビーチは19 世紀後半から20 世紀にかけて活躍しアメリカで初 めて女性の作曲家として名をなした。「主題と変奏」はブラームス風の堅固な形式と印象派、後 期ロマン派の華麗な和声が融合した優美な音楽。カナダの作曲家ダグラスの「歌と踊り」はジャ ズの影響を受けた都会的で洒落た組曲。
ALBANY
TROY-1755(1CD)
金メッキ時代の音楽
サン=サーンス:アルバムの綴りOp.81
テオドール・デュボワ(1837-1924):木管八重奏のための第2 組曲
C.E.ルフェーヴル(1843-1917):木管六重奏のための第2 組曲
ポルドフスキ(1879-1932):木管五重奏のためのミニアチュア組曲
エドゥアルド・フラメント(1880-1958):フーガを伴う幻想曲Op.28
C.T.グリフス(1884-1920):夕暮れの湖
W.G.スティル(1895-1978):ミニアチュアズ
M.アウフダーハイデ(1888-1972):リッチモンド・ラグ
C.ブレイク(1885-1979):ポーカー・ラグ、砂利ラグ
シルヴァン・ウィンズ(木管五重奏)
+ゲスト多数
シルヴァン・ウィンズはニューヨークを拠点に活動する木管アンサンブル。19世紀半ばから20 世紀にかけて活躍した様々な国の作曲家による編曲物を含む木管アンサンブルのための作品 を収録。いずれもサロン的で肩肘を張らず楽しめる内容。
ALBANY
TROY-1758(1CD)
「ヴァイオレット」〜クラリネットとヴィオラのための作品集
ドミニク・ドゥーザ(b.1973):喜びで湧き出る
ベンジャミン・ファーマン(b.1982):北斎による習作
ジェニ・ブランドン(b.1977):紫の色合い
エレノア・トラウィック(b.1965):国境地帯
トーマス・ギリン(b.1968):静かな目覚め
ダニエル・スウィリー(b.1980):オーライ(Aurai)
ザック・ブラウニング(b.1953):二重星の運命
エリザベス・クロウフォード(Cl)
カトリン・メイデル(Va)

録音:2018年2-4月
※全作世界初録音
クラリネットとヴィオラのデュオというありそうでなかった組み合わせによる作品集。アメリカの中 堅から若手に委嘱した新作を収めた。北斎の版画からインピレーションを受けたというファーマ ンの「北斎による習作」、ギリシャ神話の 4 人の風の神を表現したスウィリーの「オーライ」の新ロ マン主義的なリリシズムが聴きどころ。
ALBANY
TROY-1760(1CD)
「ウィーンと西部」〜ガーノット・ウルフガング(b.1957):作品集「グルーヴ好みの室内楽VOL.4」
(1)「ロード・サイン」〜Fg,Pf
(2)「ウィーンへの道」〜Vn,Vc,Pf
(3)「ルート33」〜Pf
(4)「窓」〜Cl,Fg,Pf
(5)「印象」〜室内アンサンブルのための
(6)「ウィーンより愛をこめて」〜Vn,Va,Vc,Pf
(1)(4)(5)ジュディス・ファーマー(Fg)
(1)ニック・ゲルペ(P)
(2)(5)テレザ・スタニスラフ(Vn)
(2)ベン・ホン(Vc)
(2)ジョアン・ピアース・マーティン(P)
(3)グロリア・チェン(P)
(4)(5)エドガー・デヴィッド・ロペス(Cl)
(4)ナディア・シュパチェンコ(P)
(5)エイミー・ジョー・ライン(Hr)
(5)(6)ロバート・ブロフィ(Va)
(5)アンドルー・シュルマン(Vc)
(5)スティーヴ・ドレス(CB)
(6)マーク・ジャスパー・ホワイト(Vn)
(6)チャールズ・タイラー(Vc)
(6)ロバート・ティーズ(P)

録音:2018年5月
TROY854、TROY1248、TROY1624 に続くウルフガングの室内楽作品集第4 集。 ガーノット・ウルフガングはオーストリア出身だがアメリカに移住しボストンのバークリー音楽院で 学んだ。現代音楽とジャズの要素を折衷した作風が特徴でメシアン的な響きとモダン・ジャズが 融合したセンスのよい音楽。故郷オーストリアのウィーンへの思慕を込めたノスタルジックで物憂 い「ウィーンより愛をこめて」は聴きもの。趣味のよいBGM として楽しめる内容。
ALBANY
TROY-1761(1CD)
「トーン・スタディ」〜デイヴィッド・マスランカのサックスのための音楽
デイヴィッド・マスランカ(1943-2017):アルト・サクソフォン・ソナタ
トーン・スタディ
ニコラス・メイ(Sax)
エレン・ソマー(P)

録音:2018年5月14、15日、カンサス大学スウォースアウト・リサイタル・ホール
吹奏楽関係者の間でよく知られているデイヴィッド・マスランカのサックスとピアノのための作品 を収録。マスランカはマサチューセッツ州出身、オバーリン大学で音楽を学んだ。管楽器のため に書かれた作品に特に優れたものが多く、管楽アンサンブル、吹奏楽のための作品は関係者の 間で今でも人気が高い。「アルト・サクソフォンのためのソナタ」はナイケル・ナイマンかエンニオ・ モリコーネを思わせる美しいメロディと歯切れのよいリズムが心地よい秀作。トーン・スタディは 6 つの性格的な小品から構成された内省的な佳曲。

コウベレックス
KRS-5602(1CD)
税込定価
ピアノとヴァイオリンによるDuo
サン・サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1 番ニ短調 作品75
フランク:ヴァイオリン・のソナタ イ長調
MOON STONES【宮本聖子(P)、馬渕清香(Vn)】

録音:2019 年2 月19-20 寝屋川市立地域交流センター アルカスホール
MOON STONES(宮本聖子&馬渕清香)の結成10 年を記念して、待望のファー ストアルバム。 毎年 6 月に定期演奏会を開催し「本格的ながら楽しいコンサート」をモットーにフ ァンを魅了してきたピアノの宮本聖子と ヴァイオリンの馬渕清香。今回はサン=サ ーンスとフランクの代表作を収録。多岐にわたる演奏活動で培ってきたそれぞれ の楽器への愛を超え、懐の深い穏やかな挑戦へと向かう。デュオ演奏のヴィルトゥ オーソとして聴く人を惹きつけてやまないフランスのロマン派アルバムとなった。 MOON STONES は2 人が同じ誕生日である6 月の誕生石からユニットを命名。

EDITION RZ
RZ-10024(1CD)
トゥルグート・エルチェティン(b.1983)作品集
(1)弦楽四重奏曲第2 番(2014)
(2)「地下室で」(2016)〜2 つの形態の似た声楽アンサンブルとライヴ・エレクトロニクスのための
(3)「パノプティコン・スペキュラリティーズ」(2017)〜4 つの形態の似た室内アンサンブルのための
(1)アルディッティ四重奏団
(2)ノイエ・ヴォーカル・ゾリステ
ン・シュトゥットガルト
(3)アンサンブル・モザイク
アンサンブル・アパラト
アンサンブル・アダプター
ソナー四重奏団

録音:(1)(2)2016年、(3)2017年
トゥルグート・エルチェティン(Turgut Ercetin) はイスタンブール出身。アメリカ・スタンフォ ード大学で学んだ後、ベルリンに留学、以後ドイツで活動しています。ラッヘンマンの静寂とフ ァーニホウの複雑性など西ヨーロッパ前衛音楽の影響を一身に受けた繊細で錯綜した作風 が特徴。2群の声楽アンサンブルのための「地下室で」と4群のアンサンブルのための「パノ プティコン・スペキュラリティーズ」はともに中央を挟んで両側に位置するグループが干渉し あい呼応するというシュトックハウゼンの「グルッペン」に似た発想で書かれている秀作。

HUNGAROTON
HCD-32777(1CD)
“The Great Book of Flute Sonatas”Vol.5〜「旧ソビエト&ハンガリーの音楽」
(1)ライタ・ラースロー(1892-1963):演奏会用ソナタ Op.64
(2)オタール・タクタキシヴィリ(1924-1989):フルート・ソナタ
(3)デニソフ(1929-1996):フルート・ソナタ
(4)プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)、
(1)(4)ペーテル・ナジ(P)、
(2)(3)ヨーゼフ・ガーボル(P)

録音:(1)(4)2008年9月19日&2010年6月19日、(2)(3)2008年1月20-21日/ペーテル・ホール(ジェール)
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas”。当シリーズ はフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。第5集は「旧ソビエトとハンガリー」 に焦点を当て、ラースロー、タクタキシヴィリ、デニソフ、プロコフィエフのフルート・ソナタを収録しました。 ブダペスト出身のライタ・ラースローはパリでダンディに師事した作曲家で9つの交響曲をはじめ様々な演奏形態の作品を残しました。バルトーク、コダーイと ともにハンガリー民謡の録音の写譜及び分析にあたったことでも知られます。 トビリシ出身の作曲家タクタキシヴィリは、トビリシ音楽院在学中にグルジア・ソビエト社会主義共和国の国歌を作曲したことでも知られます。フルート・ソナ タはタクタキシヴィリの代表作です。
モスクワ音楽院でシェバリーンに学び、12音階技法による前衛作曲家として知られるデニソフのフルート・ソナタは1960年の作品。ちょうど西ヨーロッパで その名が知られることとなった時期の意欲作です。プロコフィエフのフルート・ソナタはヴァイオリン・ソナタ第 2 番の原曲。フルート奏者の重要レパートリーの一つに数えられる名曲です。ゲルゲイ・イッツェー シュは圧倒的な技術で難曲を見事に演奏しております。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32778(1CD)
“The Great Book of Flute Sonatas”Vol.6〜「チェコ&アメリカの音楽」
(1)シュルホフ(1894-1942):フルート・ソナタ
(2)マルティヌー:フルート・ソナタ H.306
(3)インドルジフ・フェルド(1925-2007):フルート・ソナタ
(4)ロバート・ムチンスキー(1929-2010):フルート・ソナタ Op.14
(5)リーバーマン(1961-):フルート・ソナタ Op.23
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)、
ヨーゼフ・ガーボル(P)

録音:(1)(4)(5)2008年1月28日-2月1日、(2)2008年9月20日、(3)2009年6月2日/ペーテル・ホール(ジェール)
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas”。当シリーズ はフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。第6集は「チェコとアメリカ」に 焦点を当て、E.シュルホフ、マルティヌー、フェルド、ムチンスキー、リーバーマンのフルート・ソナタを収録しました。 チェコの作曲家エルヴィン・シュルホフは19世紀の大ピアニスト、ユリウス・シュルホフの甥っ子。第1次世界大戦後にドイツのダダイズム・グループに参加 し、新ウィーン楽派の音楽を紹介したことで知られます。 生涯200曲をこえる作品を残したものの、ナチス・ドイツにより廃退音楽の烙印を押され、1942年にヴュルツブルク収容所で命を落としました。シカゴに生 まれのムチンスキーは、チェレプニンの助言のもと作曲家としての道を選び、アリゾナ大学の作曲科の主任として長きに渡り教職を務めました。30代で発表した フルート・ソナタは彼の代表作に数えられます。 ニューヨーク生まれの現代作曲家リーバーマンは、16歳の時に自作のピアノ・ソナタ 作品1をカーネギーホールで演奏し注目を集め、その後ジュリアード音 楽院でD.ダイアモンド、V.パーシケッティに師事し研鑽を積みました。1987年作曲のフルート・ソナタは彼の代表作です。ゲルゲイ・イッツェーシュが卓越し た技術と高い音楽性で聴き手を魅了します。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32779(1CD)
“The Great Book of Flute Sonatas”Vol.7〜「20世紀西ヨーロッパの音楽」
(1)ヨーク・ボーエン(1884-1961):フルート・ソナタ Op.120(1946)
(2)デュボワ(1930-1995):フルート・ソナタ(1960)
(3)アンドリーセン(1939-):フルート・ソナタ(1956)
(4)ジョリヴェ(1905-1974):フルート・ソナタ(1958)
(5)ヒンデミット:フルート・ソナタ(1936)
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)、
(1)(2)バラージュ・ヴィターリョス(P)、
(3)(4)ヨーゼフ・ガーボル(P)、
(5)ペーテル・ナジ

録音:(1)(2)2009年9月27日、(3)2009年6月2日、(4)2009年1月20日、(5)2010年6月19日/ペーテル・ホール(ジェール)
ンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas”。当シリーズ はフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。最終巻となる第7集は「20世紀西ヨー ロッパ」に焦点を当て、ボーエン、P.M.デュボワ、アンドリーセン、ジョリヴェ、ヒンデミットのフルート・ソナタを収録しました。
ロンドンのクラウチ・エンド出身のボーエンは、王立音楽アカデミーに学び、後に母校の教授となった作曲家。後期ロマン派のスタイルが特徴でピアノ曲、室 内楽曲を多く残しました。 20世紀フランスを代表する作曲家、ピエール・マックス・デュボワはパリ音楽院に学び、ミヨー、プロコフィエフらの音楽の影響を受けました。新古典主義 的な作風、傾向の強い作品が多く、フルート・ソナタは彼の代表作の一つです。 ユトレヒトの音楽一家に生まれたオランダを代表する現代作曲家ルイ・アンドリーセン。オランダでもっとも歴史のある室内楽音楽祭「オーランド音楽祭」(1982 年設立)の2018年メイン・コンポーザーとして特集されるなど、母国オランダを中心にヨーロッパで注目される作曲家です。 この他、ジョリヴェ、ヒンデミットのフルート・ソナタをゲルゲイ・イッツェーシュが作曲家ごとの個性を示した演奏を披露しております。 (Ki)

arcantus
ARC-16004(1CD)
「Just for Fun」
ヘンデル:快い茂みの中で〜9つのドイツ語のアリア HMW 209より
ダニエル・シュニーダー(1961-):コラールとインテルルディウム〜トロンボーン四重奏のための
ポッパー(1843-1913):レクイエム Op.66
シューマン:こどもの情景 Op.15より【不思議なお話/満足/重大な出来事/トロイメライ/こわがらせ】
ドビュッシー:月の光
スティーヴン・フェルヘルスト(1981-):トロンボーン四重奏曲第1番
アントーニオ・ロッティ(1667-1740):十字架にかけられ
チャールズ・スモール(1927-2017):対話
マーティン・フォンズ(1967):Aus Low And Hifi〜トロンボーン四重奏のための組曲

※(1)(2)(5)(6)=ワールド・トロンボーン・カルテットによる編曲
ワールド・トロンボーン・カルテット【ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・アレッシ、シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケ】

録音:2014年9月7-10日ヨゼフ・ヨアヒム・コンツェルトザール(ベルリン)
各々がソリストとして、また世界最高峰のオーケストラのトロンボーン奏者として活躍する4人の最強メンバー、ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・ アレッシ、シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケによるワールド・トロンボーン・カルテットによる注目のアルバムの登場です。長きに渡り共演を重 ねてきた 4 人 が 2 0 0 9 年 ロッテル ダムで 開 催され た スライド・ファクトリー・トロン ボーン・フェスティヴァル に てデ ビューし、 全 世 界 のトロン ボーン・ファ ンからの注目を集めました。
アルバムタイトル「Just for Fun」からもわかる通り、聴き手に楽しんでもらいたいという思いから生まれたこのディスクにはバロック時代から現代 まで幅広いレパートリーを披露し、阿吽の呼吸から生まれる圧巻の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

CLAVES
50-1804(1CD)
「フランス6人組」
(1)プーランク:ソナタ変ロ長調 FP184〜クラリネットとピアノのための(1962)
(2)プーランク:ソナタFP32a〜クラリネットとファゴットのための(1922)
(3)プーランク:ソナタFP7〜2つのクラリネットのための(1918)
(4)ミヨー:ソナティナOp.100〜クラリネットとピアノのための(1927)
(5)ミヨー:デュオ・コンチェルタントOp.351〜クラリネットとピアノのための(1956)
(6)ミヨー:カプリスOp.335a〜クラリネットとピアノのための(1954)
(7)オーリック:創造V〜クラリネットとピアノのための(1971)
(8)タイユフェール:アラベスク変ロ長調〜クラリネットとピアノのための(1973)
(9)タイユフェール:ソナタ〜クラリネット独奏のための(1957)
(10)オネゲル:ソナティナ イ長調〜クラリネットとピアノのための(1921-1922)
ダヴィデ・バンディエーリ(Cl)
(1)(4)-(8)(10)ギヨーム・ハースベルガー(P)、
(2)アクセル・ブノワ(Fg)、
(3)カロジェロ・プレスティ(Cl)

録音:(3)2018年9月4日、(1)(2)(4)-(10)2018年11月15-18日/スタジオ・エ・フォルテ(ペルージャ)
20世紀前半フランスで活躍した作曲家の集団「フランス6人組」(プーランク、ミヨー、オーリック、タイユフェール、オネゲル、デュレ)。当アルバムはデュレを除く5人がそれぞれ作曲したクラリネット作品集を収録しました。
サティ、ラヴェルらの影響をうけ、簡潔な古典様式とフランス風エスプリに富んだ作品を残したプーランク。クラリネットの作品でもプーランクの個性が現れており、ここに収録された3篇も軽妙なリズムと印象的な旋律が魅力です。
あらゆる分野にわたって作品を残した多作曲家ミヨー。小規模なクラリネットの室内楽作品でもミヨーらしい旋律美とまるでクラリネットとピアノが対話するような掛け合いが魅力です。★多くの劇場音楽、映画音楽を手掛けシャンソンなども作曲したオーリック。しかし、『創造V』はオーリックが目指した平易な音楽とは真逆の緊張感の高い音楽で晩年に近い1971年作曲の注目すべき作品です。
「フランス6人組」のなかのただ一人の女性メンバー、タイユフェール。ハープ・ソナタなどの代表曲があります。「アラベスク」は温かくももの悲しさを帯びた旋律が印象的です。
オネゲルの「ソナティナ」は1921-1922年の作品。オネゲル初期の即物主義的な傾向が強く、快活なクラリネットの旋律が魅力です。
ローザンヌ室内Oの首席ソロ・クラリネット奏者のダヴィデ・バンディエーリはそれぞれの作曲家の個性が光る演奏を聴かせてくれます。また、当時の雰囲気を想起させるジャケット写真なども魅力といえましょう。 (Ki)

la musica
LMU-017(1CD)
ハンガリー風に
ポッパー:小さなロシアの歌による幻想曲 op.48
コダーイ:アダージョ
 )無伴奏チェロ・ソナタ op.8
ドホナーニ(1877-1960):ハンガリー牧歌 op.32(チェロとピアノ版として世界初録音)
オーレリアン・パスカル(Vc)
パロマ・クイデール(P)

録音:2018年
オーレリアン・パスカルは、1994年生まれ、2005年に弱冠11歳でパリ市主催の第1回ロストロポーヴィチ・ジュニア・コンクール入賞し、2014年エマニュ エル・フォイアマン・グランプリで第1位となったフランスのチェリスト。チェロの重要作品コダーイの無伴奏チェロ・ソナタでのハリのある高音、そして深くさ さる低音は圧巻。美しい音色で聴かせます。ピアノのパロマ・クイデールはヴィルサラーゼらに師事したフランスのピアニストで、オーレリアン・パスカルのほか、 アレクサンドラ・スム(Vn)ら、弦楽器奏者たちとの共演も多い実力派ピアニストです。 (Ki)

Coviello
COV-91912(1CD)
9つの管楽器のための音楽
オルウィン:フルートと管楽のための協奏曲
モーツァルト:四手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調 K.497(クエンティン・プールによる管楽編曲版)
アテア木管五重奏団
[クリス・ビーグルス(Hrn)、橋本杏奈(Cl)、フィリップ・ハワース(Ob)、アシュリー・マイヤル(Fg)、アレーナ・ヴァレンティン(Fl)]
ジョーダン・ブラック(Cl)
ポール・コット(Hrn)
ジェニファー・メルヴィル(Ob)
アンドリュー・ワトソン(Fg)

録音:2018年
弦楽器の室内楽に比べるといささか人気の劣る管楽器の室内楽。しかし美しく魅力あふれる素晴らしい楽曲もあり、マニアックな心をくすぐる分野でもありま す。イギリス後期ロマン派の秘曲、オルウィンの協奏曲は独奏フルートと8つの管楽器のために書かれた作品。軽妙にして彫りの深い書法で、伴奏楽器それぞれ の音色の使い分けも巧妙、ソロとバックの対比もしっかりあり、フル・オーケストラの協奏曲に負けない内容と面白さを持っています。モーツァルトの四手ソナタ の編曲も楽しく、管楽合奏の愉しみに満ちた好アルバムです。 (Ki)

arcantusARC-15001(1CD)
『起源』
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
テオドール・ヴェルヘイ(1848-1929):ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.20【世界初録音】
ワルター・ギーゼキング(1895-1956)ピアノと管楽のための五重奏曲 ロ長調(1919)
アンサンブル4.1【トーマス・ホッペ(P)、イェルク・シュナイダー(Ob)、アレクサンダー・グリュークスマン(Cl)、フリッツ・パルマン(Hrn)、クリストフ・ニット(Fg)】

録音:2014年10月5-8日/ゼンデザール(ブレーメン)
ピアノのトーマス・ホッペと4人の管楽器奏者によって構成されるアンサンブル 4.1。当アルバムではモーツァルト、ヴェルヘイ、ギーゼキングのピア ノと管楽のための五重奏曲を収録しております。19 世紀のオランダで活躍した作曲家テオドール・ヴェルヘイはハーグ音楽院にて作曲を学び、20 代 でピアノ曲、室内楽を発表。その後交響曲、協奏曲、宗教曲などを作曲しました。ここに収録された五重奏曲はこの度世界初録音となります。 ヴィルヘルム・ケンプと同年、1895年生まれの名ピアニスト、ワルター・ギーゼキングは作曲家としての顔ももち、ピアノ曲、室内楽曲、歌曲を残 しました。1919年に作曲された五重奏曲は色彩感に溢れた美しい旋律が印象的です。
2013年に設立のアンサンブル4.1は19世紀から20世紀に作曲されつつもめったに演奏されることのない作品を積極的に演奏。また現代音楽に も取り組み、イェルク・ヴィトマンの作品を演奏するなどヨーロッパを中心に評価を上げているアンサンブルです。

BIS
BISSA-2363
(1SACD)
シューベルト:ヴァイオリンのための作品集 Vol.1
ロンド イ長調 D.438〜ヴァイオリンと弦楽のための
協奏曲 ニ長調 D.345〜ヴァイオリンとオーケストラのための
ポロネーズ 変ロ長調 D.580〜ヴァイオリンとオーケストラのための
ソナタ ト短調 D.408〜ヴァイオリンとピアノのための
幻想曲 ハ長調 D.934〜ヴァイオリンとピアノのための
アリアドネ・ダスカラキス(Vn;グァダニーニ1754年製作)、
ケルン・アカデミー、
マイケル・アレクサンダー・ウィレンズ(指)
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)

録音:2017年12月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
2018年2月/ライデン音楽堂(ライデン)
ビーバーの『ロザリオのソナタ』全曲録音(BISSA-2096)でも名高いピリオド・ヴァイオリン奏者のアリアドネ・ダスカラキスがシュー ベルトのヴァイオリンのための作品集の録音を開始。もちろん、ピリオド楽器による演奏です。
共演メンバーも注目です。ヴァイオリンとピアノのための作品ではパオロ・ジャコメッティがフォルテピアノを、またヴァイオリンとオーケストラのための作品で はマイケル・アレクサンダー・ウィレンズ率いるケルン・アカデミーが演奏いう最良のメンバーで挑みます!
シモン・ゴールドベルクやトーマス・ブランディスらに師事したダスカラキス。ソリストとして活躍する傍ら、2002年よりケルンの音楽大学でも後進の育成に も力を入れております。また、2009年に自身が結成したアンサンブル・ヴィンテージ・ケルンとともにさまざまなレパートリーに取り組んでおります。名手ダス カラキスが銘器グァダニーニを用いてシューベルトの作品を美しく奏でます。 (Ki)

Alba
ABCD-441(1CD)
『タンゴ・ラデアード』
アルベニス(ゴドフスキ編)):タンゴ Op.165 no.2(「スペイン」 Op.165)から)
D・スカルラッティ:ソナタ ト短調「ブルレスカ」
テリー・ライリー(1935-):タンゴ・ラデアード
ルー・ハリソン(1917-2003):タンディのタンゴ
エドゥアルド・ペレイラ(1900-1973):エル・アフリカーノ
サティ:永遠のタンゴ
ジョン・ケージ:永遠のタンゴ(バージョン A)
ルイス・デ・パブロ(1930-):タンゴ(「肖像画とトランスクリプション」(1984)から)
ジョン・ケージ:永遠のタンゴ(バージョン B)
マルティヌー:タンゴ(「ミニチュアのフィルム」 H.148 から)
ストラヴィンスキー:タンゴ(1940)
マルティヌー:タンゴ(「調理場のレヴュー」 H.161 から)
ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ
ヤンネ・ラッテュア(アコーディオン)
パトリック・デメンガ(Vc)
クラシカル・アコーディオンの第一人者のひとり、ヤンネ・ラッテュアに誘われる「タンゴ」の旅。アルベニスのピアノ曲をゴドフスキが編曲した〈タンゴ〉とスカルラッ ティのバロック・スタイルのソナタに始まり、テリー・ライリー、ルー・ハリソン、ペレイラ、サティ、ジョン・ケージ、ルイス・デ・パブロ、マルティヌー、ストラヴィ ンスキーと、目まぐるしく世界を巡り、ピアソラのチェロとピアノのための「ル・グラン・タンゴ」に終わる。ライリーの「砂漠の歌(Cantos Desiertos)」の 第5曲〈タンゴ・ラデアード(Tango Ladeado)〉(傾いたタンゴ、偏ったタンゴ)がアルバム・タイトルにとられています。ラッテュアは、ヘルシンキのシベリ ウス・アカデミーと、ドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学で学びました。2003年からグラーツ国立音楽大学の教授を務め、ソリスト、室内楽奏者とし て活動。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」やスカルラッティのソナタの編曲などのアルバムを録音しています。ラッテュアの「旅の仲間」は、パトリック・デメンガ。 ベルン音楽院で学び、ケルンのボリス・ペルガメンシコフとニューヨークのハーヴィ・シャピロに師事したドイツのチェリストです。 (Ki)
Alba
ABCD-443(1CD)
『ボストン・ソナタ』
パーヴォ・ヘイニネン(1938-):ボストン・ソナタOp.134(2016)(ヴァイオリンとピアノのための)
ソナタ第1番「ボストン・ソナタ」
ソナタ第2番「ボストン変奏曲」
ソナタ第3番「ボストン・バラード」
カイヤ・サーリケットゥ(Vn) 
ユハニ・ラーゲルシュペツ(P)
フィンランド・モダニズムの「大長老」パーヴォ・ヘイニネン(1938-)のフルート協奏曲「昔(Autrefois)」(ABCD350)に次ぐ新しいアルバム。ヴァイ オリニストのカイヤ・サーリケットゥとピアニストのユハニ・ラーゲルシュペツが共演、2016年の「ボストン・ソナタ」を演奏しています。この作品は、ヘイニ ネンの代表作のひとつ、サーリケットゥが録音した「ヴァイオリン・ソナタ」 Op.25(1970)を聴いたマサチューセッツ州ボストンのジャネット・パッカーの委嘱で 作られました。「絶対音楽の提唱者としての私の立場は今も変わらないが、われわれが目にするものや経験することは必ず、思考の過程を色づけし、より高いエ ネルギーレベルに引き上げる」(ヘイニネン)。ヘイニネンは作曲に先立ってボストンを訪れ、古都の佇まいと現代の姿の共存する、魅力と刺激にみちた街の空気 からインスピレーションを得て最初の「ボストン・ソナタ」を作曲。余った素材を使って第2番「ボストン変奏曲」と第3番「ボストン・バラード」を作りました。 「ボストン変奏曲」は〈Capriccio notturno〉〈Elegiaco〉〈Symmel〉〈Scherzo〉〈Agitato e pesante〉、「ボストン・バラード」は〈Guirlande〉〈Duetto〉〈” Pizzica, fuzzica…”〉〈Capriccio et Pentanomos〉〈Pezzo tematico〉〈Aubade〉〈Finale APPENDIX: Transform... Culmen…〉。楽想の関連する3作 は「ボストン・ソナタ」(Op.134)としてまとめられ、2018年5月、ヘイニネンの80歳の誕生日を祝うヘルシンキのコンサートでサーリケットゥとラーゲルシュ ペツの演奏で初演されました。 (Ki)

DIVINE ART
DDA-25189(1CD)
NX-B07
MDINA-ホルンのための音楽集
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
イェルク・ヴィトマン(1973-):ホルンのために
R・シュトラウス:アンダンテ Op.86a
ジェスモンド・グリシテ(1969-):Mdina
ハインツ・ホリガー(1939-):Cynddaredd - Brenddwyd
ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
エティエンヌ・クタヤール(Hrn)
カルミーネ・ラウリ(Vn)
ジョン・ライド(P)

録音:2017年6月2-4日
マルタ島出身のホルン奏者エティエンヌ・クタジャルは、現在マルタPOの首席奏者を務める傍ら、 ヨーロッパを中心に演奏活動を行っています。2007年にリリースされた、トレヴァー・ピノックが指揮したヨーロピアン・ブランデ ンバーグ・アンサンブルによる「ブランデンブルク協奏曲」のアルバムでは、素晴らしいホルン・ソロを聞かせ一躍注目を浴びた ことでも知られています。このアルバムのタイトル「Mdina」はマルタを代表する作曲家グリシテの作品から採られており、この 曲とともにホリガーとヴィトマン、3曲の現代作品をベートーヴェン、ブラームス、R・シュトラウスの作品に併せることで、 極めてユニークなプログラムを形成しています。クタジャルの見事なテクニックによる多彩な演奏をお楽しみください。

TOCCATA
TOCC-0453(1CD)
NX-B03
スティーブン・ドッジソン(1924-2013):室内楽作品集 第4集〜管楽のための作品集 第1集
管楽五重奏のためのソナタ(1977)
ジプシーの歌(1976)
アノのためのソナタ(1967)
オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲(1973)
管楽五重奏のための5つのメヌエット
ケート・ホーデン(Ms)
マグナード・アンサンブル
スザンナ・クレメンツ(Fl)
シバタ・マナ(Ob)
ジョセフ・シャイナー(Cl)
キャトリオーナ・マクダーミド(Fg)
ジョナサン・ファーレイ(Hrn)
スリング・キング(P)

録音:2017年8月1-3.5-7日
※世界初録音
「アリスの不思議な国」の作者、ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン)の遠縁にあたる作曲家スティーブ ン・ドッジソン。彼の室内楽作品における4枚目の作品集となるこのアルバムでは木管楽器を中心としたアンサンブル(歌 曲も含む)を収録。大規模な管弦楽作品やオペラでは重厚な雰囲気の作品を書くドッジソンですが、室内楽ではプーラ ンクを思わせる軽妙な筆致を見せています。リズミカルな「管楽五重奏のソナタ」の第1楽章、神秘的な歌を伴う「ジプシー の歌」、ユーモラスな「5つのメヌエット」など、ドッジソンの魅力がたっぷり味わえる1枚です。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99129(1CD)
レニングラードの弦楽四重奏曲集
ベニアミン・バスネル(1925-1996):弦楽四重奏曲第1番(1948)*
ゲルマン・オークネフ(1931-1973):弦楽四重奏曲第2番(1962)+
セルゲイ・スロニムスキー(1932-):弦楽四重奏の為のアンティフォナ(1968)#
アレクサンドル・チェルノフ(1917-1971):弦楽四重奏曲第1番(1949)**
リュツィアン・プリゴジン(1926-1994):弦楽四重奏曲第1番(1970)++
タネーエフSQ【ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va) ヨシフ・レヴィンゾン(Vc) 】

録音:1966年*、1969年+、1970年#、1972年**、1973年++、カペラ・コンサートホール、レニングラード(サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト

Hyperion
CDA-68200(1CD)
特価
(2019年8月9日まで)


PCDA-68200(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78 「雨の歌」、
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100、
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
クララ・シューマン(1819−1896):アンダンテ・モルト Op.22-1(3つのロマンスより)
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2018年5月9日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァと、フランスの清新なるピアニスト、セドリック・ティベルギアン。2018年度レコード・アカデミー賞において、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集全5巻が「特別部門 特別賞」を受賞し、前作「フランク&ヴィエルヌのヴァイオリン・ソナタ集(CDA 68204)」も大反響を巻き起こしている黄金コンビによるブラームス、3つのヴァイオリン・ソナタが登場。イブラギモヴァのしなやかなヴァイオリンとティベルギアンの明晰なピアノが呼応し、最上級のブラームスが醸成されます。
アルバムの最後には、クララ・シューマンの「3つのロマンス」からの1曲も収録。「3つのロマンス」は、ブラームスがシューマン夫妻に出会った1853年に作曲され、ヨアヒムに献呈された作品。第1曲「アンダンテ・モルト」は、ヴァイオリンの旋律が長く紡がれ、優しいピアノ伴奏に包まれる美しい曲です。

DACAPO
MAR-8.226083(1CD)
NX-B06
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ヴァイオリン・ソナタ集 第2集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.33(1821)
3つの華麗な二重奏曲 Op.110(1830)
二重奏曲 第1番変ロ長調
二重奏曲 第2番ホ短調
デュオ・アストランド/サーロ【クリスティーナ・アストランド(Vn)、ペール・サーロ(P)】

録音:2017年6月デンマーク放送 コンセルトフゼット、第4スタジオ
ドイツで生まれ、コペンハーゲンに移住し活躍したことで、デンマークで大切にされている作曲家フリードリヒ・クーラウ。 幼い頃の事故で片目の視力を失うも音楽家として大成。作品の多くはフルートのために書かれていますが、ピアノ 初心者のための「ソナチネ」も有名で、現在でも学習用として重用されています。ヴァイオリン・ソナタは自由な楽想 の展開と、息の長い旋律が特徴的で、よく比較されるベートーヴェン作品に匹敵する出来栄えを誇ります。「3つの 二重奏曲」はウェーバーを思わせる華麗な曲。フルートでも演奏可能ですが、クーラウ自身はヴァイオリンで演奏する ことを想定した技巧的な作品です。
DACAPO
MAR-6.220591(1CD)
NX-B06
クーラウ/マリング:ピアノ四重奏曲集
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ピアノ四重奏曲 第3番Op.108
オットー・マリング(1848-1915):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.80
コペンハーゲン・ピアノ四重奏団【ベネディクテ・ダンゴー(Vn)
クリスティーナ・フィアロヴァ(Va)
アダム・スタドニキ(Vc)/ニール・ブラムスネス・タイルマン(P)】

録音:2015年2月16-19日、2016年9月27-29.30日 王立音楽大学コンサートホール・コペンハーゲン
ドイツに生まれ、若いころにコペンハーゲンに移住し目覚ましい活躍をした初期ロマン派の作曲家クーラウと、19世 紀後期に活躍したデンマークの作曲家マリング(デンマークで最初に管弦楽法の教則本を執筆したことでも知られ ています)。2人のピアノ四重奏曲を並べた1枚です。ベートーヴェンにも比較されるクーラウ、かたや「デンマークのサ ン=サーンス」と称されるマリング。書かれた時代も作風も違う2つの作品ですが、クーラウからJ.P.E.ハルトマン、ゲー ゼ、そしてマリングへと流れるデンマーク音楽の潮流を感じ取ることができます。
DACAPO
MAR-8.226151(1CD)
NX-B06
フィニ・ヘンリクス(1867-1940):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ロマンス Op.43(1919)
ノルディック・ダンス(1920頃)
エロティコン Op.56(1921)
マズルカ Op.35(1911)
「晩夏」Op.50(1909)
魔女の踊り(作曲年不詳)
.レリジオーソ Op.34(1911)
子守歌(1915)
クライネ・ブンテ・ライエ Op.20(1899)
カンツォネッタ Op.27(1923)
悲しみ(1923)
バレリーナ Op.51(1921)
ノヴェレッテル Op.26(1905)
小さなワルツ(1920頃)
子守歌(1921)
ヨハンネス・ソー・ハンセン(Vn)
クリスティーナ・ビェルケ(P)

録音:2018年6月27-29日
コペンハーゲンで生まれ、スヴェンセンに師事したヘンリクス。やがてベルリンに渡りヨーゼフ・ヨアヒムとヴォルデマール・ バルギールの弟子となりヴァイオリニストとしてデビュー、作曲家としても数多くの作品を残しています。このアルバムは 彼が最も得意としたヴァイオリンのために書かれた小品集で、各々親しみやすいタイトルが付されたサロン風の作品 を楽しむことができます。なかでも「クライネ・ブンテ・ライエ(多彩な小品集)はストーリー性を持つロマンティックな小 品で構成されており、中でも「蚊の踊り」はヘンリクスの代表作として知られています。

Profil
PH-18089(1CD)
ピアソラ:作品集
アディオス・ノニーノ/オブリビオン
ブエノスアイレスの夏
コルドバへのオマージュ
リェージュへのオマージュ
愛/恐怖/バチンの少年
ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)
、フリートマン・ヴュットケ(G)、
ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(Cb)、
ティモ・ハンドシュー(指)南西ドイツプフォルツハイム室内O

録音:2018年6月/オーバーダーディンゲン、ラウレンティウス教会
フランスのバンドネオン奏者とドイツのギタリスト、ベーシストによるトリオ。2017年結成、ピアソラ作品に特別な思いを寄せ、今回のデビュー盤もオーケス トラを従えピアソラ・ワールドを繰り広げています。ヴィンフリート・ホルツェンカンプのベースがジャズ・スピリットに満ちていて、クラシック風解釈のピアソラ とはひと味異なる素敵な音世界にひたれます。

Gramola
GRAM-99190(1CD)
NX-B06
近現代の管楽トリオ集
トマジ(1901-1971):田園風コンセール
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):
木管三重奏のための小組曲
ジャン・フランセ(1912-1997):ディヴェルティスマン
トーマス・ハイニッシュ(1968-):ぼやけた軌跡
ヘルムート・ヘードゥル(1969-):ポリスィート
トリオ・ミニョン・ウィーン
【レーネ・ケニエリ(Ob)、ミリアム・イルゼビル・シーストル(Cl)、マリオン・ビーバー=ヤンダ(Fg)】

録音:2017年10月31日-11月2日、2018年2月17日、2018年4月30日
オーボエ、クラリネット、ファゴット、この3つの楽器のためのアンサンブルは、20世紀初頭にフランスで確立された室内楽 の形であり、フルートとオーボエ、クラリネットの組み合わせよりも低音が充実、魅力ある感動的な響きが生まれるため か、トマジやボザ、フランセなど多くの作曲家が作品を書いています。このアルバムでは前述の3人に加え、ハイニッシュ、 ヘードゥルの現代作品も収録、アンサンブルの更なる可能性を追求しています。2005年に結成された管楽アンサンブ ル「トリオ・ミニョン・ウィーン」は、各々の楽器の音を引き立てあいながら、目のくらむような技巧も披露、見事な演奏を 聴かせます。

CPO
CPO-555171(1CD)
NX-B02
ゲオルク・ドルシェツキー(1745-1819):オーボエ四重奏曲集 第1集
オーボエ四重奏曲 ハ長調
オーボエ四重奏曲 ト短調
オーボエ四重奏曲 ヘ長調
オーボエ四重奏曲 変ホ長調
オーボエ四重奏曲 変ロ長調
【アンコール】
ヤナーチェク:草かげの小径にて 第1集より「おやすみ」
グルントマンQ【エドアード・ウェスリー(Ob)、ウルリケ・ティッツェ(Vn)、ベッティーナ・イーリヒ(Va)、ウルリケ・ベッカー(Vc)】
録音
2013年9月8-12日,2014年9月2日
「6つのティンパニと管弦楽のための協奏曲」で知られるチェコ出身の作曲家ゲオルク・ドルシェツキー。彼はもともとドレスデン でカルロ・ベゾッティにオーボエを学んだオーボエ奏者でしたが、ヘプ(ドイツ名エゲル)の歩兵連隊に参加し、ウィーン、リン ツ、ブランナウに駐留、鼓手として名を上げ、自らの楽団を組織しました。前述の協奏曲も含めた彼の作品のほとんどは自ら の楽団のために書かれていますが、晩年の1807年から1808年に作曲された10曲の「オーボエ四重奏曲」はこれまでほと んど知られていません。どれも機知に富んだ作風による楽しい作品で、いずれ全曲がリリースされる予定です。

Resonus
RES-10109(1CD)
NX-B05
ジェラルド・フィンジ:作品集
歌曲集「小道と踏み段を通って」Op.2-バリトンと弦楽四重奏のための
前奏曲(C.アレクサンダーによる弦楽四重奏編)
.間奏曲 Op.21-オーボエと弦楽四重奏のための
エレジー Op.22(C.アレクサンダーによる弦楽四重奏編)
5つのバガテル Op.23(C.アレクサンダーによるクラリネットと弦楽四重奏編)
フィンジSQ【サラ・ウォルステンホルム(Vn1)、ナタリー・クロウダ(Vn2)、ルース・ギブソン(Va)、リディア・シェリー(Vc)ー】
マーカス・ファーンズワース(Br)
ロバート・プレーン(Cl)
ルース・ボリスター(Ob)

録音:2012年2月5-7日
日本でも根強いファンを持つジェラルド・フィンジ。美しく郷愁に溢れた旋律と、その中に潜む神秘的で仄暗い雰囲気が 彼の作品の特長です。このアルバムには、「小道と踏み段を通って」を中心に、いくつかの作品を弦楽四重奏に編曲し たものを収録。弦楽四重奏とバリトンのために作曲された「小道と踏み段を通って」は彼の代表的な作品の一つであ り、移ろいやすい自然の風景と若者の繊細な心が描かれたトマス・ハーディの詩にフィンジは美しい旋律を与えていま す。「5つのバガテル」は本来、クラリネットとピアノのための作品ですが、クリスティアン・アレクサンダーによって弦楽四重奏 版へと絶妙な編曲が施されています。前奏曲、エレジーも同じく弦楽四重奏版での演奏です。作曲家の名を冠した フィンジSQの演奏です。

STEINWAY&SONS
STNS-30109(1CD)
NX-B07
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
ブライアン・ソーントン(Vc)
アフェンディ・ユスフ(Cl)
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2018年8月27-29日、オバーリン音楽院クロニック・ホール・スタジオ
クリーヴランドOのチェロ奏者を25年務めているブライアン・ソーントンのSteinwayレーベル第2 弾。第1弾(STNS30081)ではブラームスのチェロ・ソナタ2曲を聴かせてくれた彼ですが、今回は同じク リーヴランドOに2017-2018シーズンから首席クラリネット奏者として加わったアフェンディ・ユスフ を迎え、ブラームスの三重奏曲を披露しています。クラリネットとチェロという、ブラームスが愛した2つの楽 器の取り合わせで前作以上に幅広くなった表現と、深みを増した歌心で作品の魅力を最大限に伝えて います。カップリングはドビュッシーのチェロ・ソナタ。近現代作品に大きな関心を寄せるソーントンとピアニス トのマイヤーですが、ここではドビュッシーにも思い切った表現を付けてダイナミックに聴かせています。

ALPHA
ALPHA-461(1CD)

NYCX-10056(1CD)
国内盤仕様
税込定価
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803
ベルワルド(1796〜1868):大七重奏曲 変ロ長調
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ(古楽器使用)
リザ・シクリャヴェル(Cl)
リザ・ゴールトベルク(Fg)
ウルリヒ・ヒュープナー(Hrn)
ヤーコプ・レーマン(ヴァイオリン1)
ラースロー・パウリク(ヴァイオリン2)
ベルナデッテ・フェルハーヘン(Va)
ダヴィト・メルコニアン(Vc)
ベルターネ・ルイス・モリナ(Cb)

録音:アカデミー・ワン・スタジオ、ベルギー、シント=アマンツベルフ
【国内盤】
解説日本語訳・補筆:白沢達生
1987年の創設以来、古楽鍵盤奏者ジョス・ファン・インマゼールのもと古典派からロマン派へ、さらに20世紀へ…とピリオド奏 法でのレパートリーを広げてきたアニマ・エテルナ・ブリュッヘは、近年さらなる新境地へ!結成当初の小編成に立ち返るかのよう に室内楽にも取り組む機会が増えてきました。さきのアルバムでもメンデルスゾーンの八重奏曲が収録されていましたが、今回は 更なる試みとして、シューベルトが「大管弦楽による交響曲への第一歩」と自ら位置づけた八重奏曲と、スウェーデンの大家ベ ルワルドの大七重奏曲を。前者の壮大なスケール感と、後者のえもいわれぬ室内楽的機微とのあいだで、19世紀というオーケ ストラの時代を問い返すにも絶好な内容になっています。使用楽器はことごとくオリジナル! ベルワルドの大七重奏曲は競合 盤も少なくないところ、古楽器演奏で聴ける機会も貴重。国内仕様の日本語解説では作曲家についての情報など原文解説 にはない要素も追補されます。

TOCCATA
TOCC-0485(1CD)
NX-B03
イゴーリ・レイヘルソン(1961-):ピアノと室内楽作品集 第2集
1-3.ピアノ三重奏曲 第2番ロ短調(2004)
4-8.ピアノのための5つの短い小品(2005)
9.ヴァイオリンとピアノのためのメロディ(2008)
10-13.ピアノ四重奏曲 嬰ト短調(ロベルト・シューマンへのオマージュ)(2002)
コンスタンティン・リフシッツ(P)
エカテリーナ・アスタショーヴァ(Vn)…1-3.10-13
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)…1-3.10-13
マルク・ブシュコフ(Vn)…9
アンドレイ・ウソフ(Va)…10-13

録音:2017年6月16-18日…1-3.10-13
2017年6月10日…4-8
2017年6月15日…9
世界初録音
1961年レニングラード生まれの作曲家レイヘルソン。一時期ニューヨークで活躍し、現在はモスクワを拠点に活動して います。ジャズ・ピアニストとしても名高い彼の作品は、ラフマニノフ風の華麗なテクニックとジャズのイディオムを融合させ たロマンティックなスタイルで、多くの演奏家たちが彼の作品を愛奏しています。このアルバムではレイヘルソンの友人であ るピアニスト、リフシッツを中心に、同じく親しいクニャーゼフ、アスタショーヴァら名手たちが集結。親密なアンサンブルを聴 かせます。古典的な佇まいを持つピアノ三重奏曲第2番とピアノ四重奏曲、メランコリックな旋律が印象的な「メロ ディ」、遊び心溢れる「ピアノのための5つの小品」と興味深い作品が並びます。 
TOCCATA
TOCC-0519(1CD)
NX-B03
ロベルト・フュルステンタール(1920-2016):室内楽作品集 第1集
2台のオーボエとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.56
チェロ・ソナタ ヘ短調 Op.58
ヴィオラ・ソナタ ニ短調 Op.57
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ短調 Op.43
ピアノ三重奏曲 Op.65
ロセッティ・アンサンブル【マルコム・メッシター(Ob)、クリストファー・オニール(Ob)、サラ・トリッキー(Vn)、サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)、ティモシー・ロウ(Vc)、ジョン・レネハン(P)】

録音:2018年11月8-9日、2018年12月17-19日
※世界初録音
1920年、ウィーンのユダヤ人家庭に生まれたフュルステンタール。1938年にドイツがオーストリアに侵攻した際には、彼 も多くのユダヤ人たちと同じくアメリカへ亡命しました。幸福な家庭と愛する人を失った彼は音楽の道を捨て、アメリカで 会計士として生活の基盤を作り、一度はユダヤ人女性を妻に迎えましたが、すぐに破局してしまいます。しかし、亡命か ら35年を経て偶然、かつての恋人に再会した彼は忘れていた創作への意欲を取り戻し、2016年11月、96歳で生 涯を閉じるまで数多くの作品を書き上げました。彼が語った言葉、「作曲をするとき、私の心はウィーンに帰る」は亡命 音楽家たちを象徴する言葉として、2017年、日本で開催された展示会のスローガンにも使用されました。フュルステン タールの作品のほとんどは歌曲ですが、ここには珍しい室内楽作品が収録されており、1900年代前半の良きウィーンを 思い起こさせる美しい旋律を聴くことができます。
TOCCATA
TOCC-0522(1CD)
NX-B03
シューマン:子供のためのアルバム(A.カルットゥネンによる弦楽三重奏編) ゼブラ・トリオ【エルンスト・コヴァチッチ(Vn)、スティーヴン・ダン(Va)、アンシ・カルットゥネン(Vc)】

録音:2018年5月10-12日アマン・スタジオ ウィーン
世界初録音
1848年、シューマンが“長女マリーの7歳の誕生日の贈り物”として作曲した7つの小品をもとに、曲を付け加えたり、改 訂したりと数々の変遷を経て生まれたのがこの「子供のためのアルバム」。全2部、43曲で構成されており、技巧的には 平易ですが、自然と季節の移り変わりや、シューマンの心情が反映された珠玉の作品集です。チェリスト、アンシ・カルッ トゥネンはこの曲集を弦楽三重奏用に編曲。多彩な響きを駆使することで、曲の繊細さを存分に引き出し、見事な作 品へと生まれ変わらせることに成功しています。シンプルな旋律の一つ一つに豊かな抒情性が宿っていることを実感させ てくれます。

GENUIN
GEN-19652(1CD)
「オペラ」〜歌劇からの金管アンサンブル
ウェーバー(プフィースター編):「魔弾の射手」序曲
ドヴォルザーク(ドレクスター編):「ルサルカ」から(4 曲)
ボロディン(ローレンス編):「イーゴリ公」序曲
プロコフィエフ(ローレンス編):「三つのオレンジへの恋」から(4 曲)
フンパーディンク(ドレクスラー編):「ヘンゼルとグレーテル」から(2 曲)
ロッシーニ:「ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)」序曲
10フォー・ブラス

録音:2018年7月20-23日 ドイツ,ヘルフォルト
GENUIN から発売された2 枚のCD、ポートレイト(GEN-13294)、オリジナル(GEN-15365)に続く、10 フォー・ブラスの久々の CD。題名の通りオペラの音楽を金管アン サンブルで演奏、序曲だけでなくアリアや舞曲なども演奏して楽しませてくれます。 10 フォー・ブラスは 2000 年に当時のドイツの若手奏者たちによって結成されたドイ ツの金管アンサンブル。ブラスというと輝かしいイメージになるけれど、彼らは柔らか いコクのある響きも素晴らしい。今回の録音には打楽器奏者も含めて15 人が参加し ています。

GENUIN
GEN-19640(1CD)
フルートとギターの二重奏
ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI:37(原曲ピアノ・ソナタ)
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397((原曲ピアノ独奏曲)
ベートーヴェン:ソナタ第26番「告別」(原曲ピアノ・ソナタ)
ハイドン:ソナタ イ長調 Hob.XVI:30(原曲ピアノ・ソナタ)
ジュリアーニ:フルートとギターのための大協奏二重奏曲 Op.85
ノエミ・ジェーリ(Fl)
カタリン・コルタイ(G)

録音:2018年6月11-14日 ハンガリー,ソンバトヘイ
フルートとギターの二重奏。オリジナルのジュリアーニの大協奏二重奏曲の他はいずれも演 奏する二人の編曲。ハイドンのピアノ・ソナタの中でも特に有名なニ長調のピアノ・ソナタや、ベ ートーヴェンの告別、モーツァルトの幻想曲など、いずれもフルートとギターによって新たな雰 囲気に生まれ変わって聞くことができます。 演奏する二人は共にリスト音楽アカデミーの出身。フルートのノエミ・ジェーリはさらにウィーン 国立音楽大学やミュンヘン音楽大学で学び、広くヨーロッパで活躍しています。カタリン・コルタイ はブリュッセル王立音楽院などで学び、バロック・ギターやリュート、テオルボなども弾くギタリス ト。
GENUIN
GEN-19641(1CD)
シューベルト&シューマン:フルート作品集
シューベルト(ベーム編):「白鳥の歌」 D957〜漁師の娘,影法師,鳩の便り
シューベルト:「萎れた花」の主題による序奏と変奏曲 ホ短調 D802
シューマン(マティック編):3 つのロマンツェ Op.94
シューベルト(ラリュー編)):ソナティネ ニ長調 D384
シューマン(マティック編):おとぎの絵本 Op.113
デュオ・マティック・フート【クリスティアン・マティック(Fl)、マティアス・フート(P)】

録音:2017 年10月16-17 日,2018年11月20日 フランクフルト・アム・マイン
「ドビュッシーと彼の友人たち」(GEN-18600)に続くデュオ・マティック・フートの新録音は、シ ューベルトとシューマンの作品集。オリジナルのD802 の他は編曲。クリスティアン・マティックの 柔らかい美音のフルートが巣晴らしく、長年コンビを組むマティアス・フートとの相性も抜群で、 幸せな一時を過ごすことができます。
GENUIN
GEN-19642(1CD)
エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタ第3 番Op.25
子どもの頃の印象 Op.28
ヴァイオリン・ソナタ第2 番Op6
協奏即興曲
デュオ・ブリュッゲン=プランク:
【マリー・ラダウアー=プランク(Vn)
ヘンリケ・ブリュッゲン(P)】

録音:2018 年6 月18-21 日 ベルリン=ダーレム
ジョルジェ・エネスコ(ジョルジュ・エネスコ)のヴァイオリンとピアノのための作品を収録。演奏 するは若手女性デュオ、デュオ・ブリュッゲン=プランク。マリー・ラダウアー=プランクはオー ストリア、ザルツブルクの生まれ。2014 年、ライプツィヒのバッハ国際コンクールのヴァイオ リン部門で第 2 位(ちなみに第 1 位は日本の岡本誠司)など、数多くのコンクールで受賞して います。ヘンリケ・ブリュッゲンはドイツ、シュタットオルデエンドルフの生まれ。若い二人の奏でる エネスコはルーマニア民俗色を強調するよりはエネスコの国際的な洗練味を引き立てたもの で、新鮮です。

カメラータ
CMCD-28365(1CD)
2019年3月28日発売
J.L.クレプス:室内ソナタ集T〜V
室内ソナタ 第1番イ長調
室内ソナタ 第2番ト長調
室内ソナタ 第3番ハ長調
ヴォルフガング・シュルツ(Fl)
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)

録音:2008年10月/イタリア
 世界屈指の名フルート奏者として、ウィーン・フィル、国立歌劇場は もちろん、ソロ・室内楽でも活躍したヴォルフガング・シュルツ。2013 年3月28日に急逝して6年、シュルツの未発表音源が登場しました。亡く なる5年前にイタリアで録音したバッハの高弟クレプスの室内ソナタ集 にも、音色の暖かさと趣味の良い的確な表現で世界を魅了したシュルツ の芸術が収められています。滑舌良く語るアーティキュレーションと流 暢に流れる歌心の絶妙なバランスを、相性の良いクレプス作品で心行く までお楽しみください。(カメラータ)

Evil Penguin Records
EPRC-0030(2CD)
シューベルト&ブラームス:デュオ作品全集 vol.5
[CD1]
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78、
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108
[CD2]
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821、
 ソナタ(ソナチネ) op.137-1/ D384
ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタより)
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc/ガダニーニ1760年)
パオロ・ジャコメッティ(P/スタインウェイ)

録音:2018年5月23-25日&11月27-29日、ライデン
ウィスペルウェイ&ジャコメッティによる、シューベルトとブラームスのデュオ作品を録音するプロジェクト、ついに完結編の登場です!
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番は原曲はト長調ですが、この作品をチェロで演奏する場合、パウル・クレンゲルによる編曲(ジムロック社 からブラームスの生前に出版)のニ長調に準拠することが多いです。原調のト長調による録音はきわめて珍しく、貴重。ウィスペルウェイ自身大好きだ という第 1 楽章の冒頭から、ウィスペルウェイの愛情のつまった音色に心をわしづかみにされるよう。ジャコメッティとのアンサンブルも素晴らしいも のがあります。アルペジオーネ・ソナタも、ウィスペルウェイの美しい音色とリズムに酔う名演となっています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902631(1CD)
イディッシュ・カバレット
コルンゴルト:弦楽四重奏曲第2番Op.26 (1933)
シュルホフ:弦楽四重奏のための5つの小品(1923)
デシャトニコフ:イディッシュ〜ヴォーカルと弦楽四重奏のための5つの歌
ヒラ・バッジオ(S)
エルサレムQ【アレクサンドル・パヴロフスキー(Vn1)、セルゲイ・ブレスレル(Vn2)、オリ・カム(Va)、キリル・ズロトニコフ(Vc)】

録音:2018年12月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
弦楽四重奏のスタンダード・レパートリーで高い評価を受けるエルサレム四重奏団が、ハルモニア・ムンディから「ちょっと変わっていながら、聴き手 の興味をひくものに挑戦してみては?」と勧められ実現したルーツ捜し音楽集。
戦前のポーランドは世界最大のユダヤ人口をかかえ、学問、芸術の分野で最先端であっただけでなく、1918 年頃から1933 年まで華開いたドイツ のワイマール文化を牽引したのもユダヤ系で、一世を風靡したカバレット(キャバレー)ソングなどは、ユダヤ文化爛熟例でした。第2次世界大戦のホ ロコーストで姿を消しましたが、ハリウッドやブロードウェイへ場所を変え、ボードビルやミュージカルへと発展する要素となりました。
当時のポーランド・ユダヤ人のストリート・ミュージックを現在の視点で見るため、現代ロシアの作曲家レオニード・デシャトニコフに流行歌をソプラ ノと弦楽四重奏用に再創造するよう委嘱、生まれたのが「イディッシュ」。弦のための革新的な書法がユダヤの歌に現代的な命を吹き込んでいます。
その縁取りを明瞭にするため、当時活躍したふたりのユダヤ系作曲家コルンゴルトとシュルホフの作品を収録。ナチスの台頭により前者はアメリカへ 渡り映画音楽の世界で成功、後者は強制収容所に送られ48歳の命を散らしました。ここに収められた2篇は、ワイマールのカバレットソングを彼ら のやり方でクラシック作品化したもので、独特の雰囲気に酔わされます。 エルサレム四重奏団もクレズマーさえ彷彿させるねちっこい音色で濃い世界を再現。ワールドミュージック好きにも超オススメです。 (Ki)

CAvi
4260085-534463(1CD)
「セクエンツァ」
ビーバー:ロザリオ・ソナタより パッサカリア ト短調
シャリーノ:6つのカプリースより 第2番アンダンテ
ベリオ:セクエンツァ VIII
シャリーノ:6つのカプリースより 第5番プレスト
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121*
フランツィスカ・ヘルシャー(Vn)
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)*

録音:2018年5-6月/ケルン、ドイツ放送カンマームジークザール
バッハの無伴奏ヴァイオリン以前の作品のなかでは群を抜いて人気があり重要な作品であるビーバーのパッサカリアに、現代イタリアの技巧的な無伴奏を絡め、 最後はシューマンの重厚なソナタで締めくくる、生半可な覚悟では挑めないカップリングの1枚。シャリーノのカプリースはフラジオレットを駆使したもので、複 雑かつ幻想的な音が風となって吹き乱れます。また様々な楽器の特殊奏法を開拓するために書かれたベリオのセクエンツァ・シリーズからのヴァイオリン曲も微妙 な音程と音色を追求した先鋭的な作品です。

MIRARE
MIR-416(1CD)
ラヴェル:作品集
ヴァイオリン・ソナタ(1897)
5つのギリシア民謡(マリヤ・ミルシテイン編)
フォーレの名による子守歌
ヴァイオリン・ソナタ(1923-27)
「カディッシュ」(2 つのヘブライの歌より/ルシアン・ギャルバン編)
ツィガーヌ
ハバネラ形式の小品
マリヤ・ミルシテイン(Vn)
ナターリヤ・ミルシテイン(P)

録音:2018年11月24-28日
スペインはもとより、東欧、そして東洋の音楽に魅せられ、それらを取り入れたスタイルの作品を多く書いたラヴェル。ラヴェルが見た様々な世界を追体験で きるプログラムの1 枚の登場。マリヤ・ミルシテインとナターリヤ・ミルシテインは姉妹。ヴァイオリンのマリヤはグルベルトとデュメイに師事。ピアノのナターリ ヤは父とネルソン・ゲルネルに師事。共演CDは「ヴァントゥイユのソナタ」(MIR 384)がありますが、マリヤの力強い音色と、ナターリヤの強靭な技巧は相 性ぴったり。今後に要注目の姉妹です。 (Ki)

Hyperion
CDA-68234(1CD)
ジュピター・プロジェクト〜19世紀のドローイング・ルームにおけるモーツァルト
モーツァルト:「魔笛」序曲(フンメル編曲室内楽版)
ピアノ協奏曲第21番(クラーマー編曲室内楽版)
「フィガロの結婚」序曲(フンメル編曲室内楽版)
交響曲第41番 「ジュピター」(クレメンティ編曲室内楽版)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)、
ケイティ・バーチャー(Fl)、
キャロライン・ボールディング(Vn)、
アンドルー・スキッドモア(Vc)

録音:2018年6月11日−13日、クーパー・ホール(サマセット、イギリス)
デイヴィッド・オーウェン・ノリスは、サンサンプトン大学の教授、王立音楽カレッジとロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックの客員教授、王立音楽アカデミーとオックスフォード大学キーブル・カレッジのフェローなどを務める英国楽壇の重鎮にして、ピアニストとしては様々な協奏曲、ピアノ独奏、室内楽、歌曲伴奏など多数の録音に参加、また作曲家としてもアルバムをリリースし、音楽TV番組やラジオでもお馴染みの名音楽家です。 オーウェン・ノリスによる「ジュピター・プロジェクト」は、19世紀ロンドンのドローイング・ルーム(客間)で流行した、モーツァルトのオーケストラ作品からの室内楽版アレンジを再現するという注目のプロジェクト。 モーツァルトの室内楽版といえば、ハルモニームジーク(管楽アンサンブル)編成も親しまれていますが、ここでは「ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ」のピリオド楽器による四重奏で、プロジェクト名ともなっている交響曲第41番「ジュピター」を中心に、ピアノ協奏曲第21番、そして「魔笛」と「フィガロの結婚」序曲の人気曲をお贈りします。ケイティー・バーチャーを始め、ブレコン・バロック、イングリッシュ・コンサート、フロリレジウム、OAE、ダニーデン・コンソート、コレギウム・ムジクム90、エイヴィソン・アンサンブルなどで活躍する古楽器の名手たちによる演奏。モーツァルトや小編成アレンジの愛好家必聴必携です!

NoMadMusic
NMM-058(1CD)
アルメニア音楽の魅惑の世界
コミタス:ミニアチュール
サヤト=ノヴァ:Yis qou ghimete chim gidi(あなたの価値がどんなにか)、Ari indz angaj kal(彼女はなんと優雅なことか)、Ashkharhums akh chim qashil(私はこの世界では痛みを感じない)
グサン・シェラム(1857-1938):ジャック・ガンダールの編曲
ルーベン・アルチュニアン(b.1939:Quochari、Berd par
ハチャトゥリアン(ヤシャ・パピアン編):バレエ「スパルタクス」より‘エギナとバッカナリアのヴァリアシオン’、バレエ「ガイーヌ」より‘ヌネのダンス’‘子守歌’‘アイシャの孤独(モノローグ)’‘ウズンダラ’、「仮面舞踏会」より‘ワルツ’
Toumanian Mek
〔ダヴィド・ハルチュニアン(Vn1)、クララ・ジャスシシン(Vn2)、エティエンウ・タヴィティアン(Va)、ジェニファー・ハーディ(Vc)〕
ダン・ガリビアン(声)

録音:2018年7&10月
NoMadMusic
NMM-062(1CD)
“B-Side”
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K136、変ロ長調 K137、ヘ長調 K138
ヘンデル:パッサカリア(組曲ト短調 HWV 432より)
カバレフスキー:「道化師」よりワルツ
モンティ:チャールダーシュ
カメラータ・アルマ・ヴィーヴァ
2019年に結成10周年を迎えたカメラータ・アルマ・ヴィーヴァ(アルマ・ヴィーヴァ=生きた魂)によるアルバム。ガボール・タカーチ=ナジの薫陶を受 けたメンバーたちによって結成されたアンサンブルです。指揮者を置かずに、立って演奏します。練習は演奏にとどまらず、演劇や即興、瞑想など多岐に渡ります。 ヘンデルからローリング・ストーンズまでそのレパートリーも多岐にわたるスリリングなアンサンブルの演奏をおたのしみください! (Ki)

REFERENCE
RR-147SACD(1SACD)
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ト短調
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調Op.9「悲しみの三重奏曲」(1917年版)
ヴォカリーズOp.34の12(ユーリ・コニュス編ピアノ三重奏版)
エルミタージュ・トリオ【ミーシャ・カイリン(Vn)、セルゲイ・アントノフ(Vc)、イリヤ・カザンツェフ(P)】

録音:2017年9月3-7日/メカニクス・ホール(マサチューセッツ)
2011年に結成されたエルミタージュ・トリオ。2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクール・チェロ部門優勝のセルゲイ・アントノフをはじめ、ロシ ア系の3名による超高性能ピアノ三重奏団。彼らがラフマニノフに挑戦しました。チャイコフスキー以来、ロシアの作曲家は特別な人の追悼にピアノ三重奏曲を 作ることが慣わしとなりました。1893年10月にチャイコフスキーが急逝すると、ラフマニノフは長大かつ感動的な作品をその霊に捧げました。長さ、構造など「偉 大な芸術家の思い出」を意図的に真似ていますが、ピアノが主役で非常に技巧的なのがラフマニノフならでは。意味深長な引用や慟哭などチャイコフスキーへの 思いにあふれる重い作品となっています。
単一楽章の習作的なピアノ三重奏ももちろん収録されていますが、注目なのはラフマニノフの親友だった作曲家ユーリ・コニュスがピアノ三重奏に編曲した「ヴォ カリーズ」が収録されていること。コニュスはもともとヴァイオリニストでもあり、弦の特性を知り尽くしていたうえ、後に息子がラフマニノフの次女と夫婦になる という因縁もあります。効果と美しさに満ちたアンコールとなっています。
トリオ・ワンダラーの演奏は辛口で緊張感に富むもので、凄みすら感じさせます。ピアノのヴァンサン・コックが、ラフマニノフのヴィルトオーゾ風パートで充 実の名手ぶりを示しているのも聴きものです。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1570(1CDR)
ダレイラク他:弦楽四重奏曲集
ニコラ=マリー・ダレイラク(1753-1809):弦楽四重奏曲第5番変ホ長調*
ジャン・リヴィエ(1896-1987):弦楽四重奏曲第2番ヘ長調#
ジョリヴェ(1905-1974):弦楽四重奏曲+
パスカルSQ [ジャック・デュモン(Vn1)、モーリス・クリュ(Vn2)、レオン・パスカル(Va)、ロベール・サル(Vc)]

録音:1939年*、1951年7月-8月#、1950年頃+ 、
※音源:L 'Anthologie Sonore, AS 127 *、Columbia LF 280-282 #、Contrepoint C. O. 7-9 +
Forgotten Records
fr-1582(1CDR)
エネスコ:八重奏曲 ハ長調 Op.7 *
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.22 #
ルーマニア作曲家連合SQ 、
エネスコ国立PO団員*
ルーマニア放送SQ #

録音:1956年
※音源: Electrecord ECE 01 *、ECD 15 #
Forgotten Records
fr-1574(1CDR)
ラヴェル、ルーセル、フロラン・シュミット
ラヴェル序奏とアレグロ
ルーセル:セレナーデ Op.30
フロラン・シュミット:ロカイユ風組曲 Op.84
4部の組曲「従順なクラヴサン」Op.107 #
マリー=クレール・ジャメ五重奏団[マリー=クレール・ジャメ(Hp)、クリスティアン・ラルデ(Fl)、ギー・デュプリュ(Cl)、ペピト・サンチェス(Vn1)、ジャック・デュジャン(Vn2)、コレット・ルキアン(Va) ピエール・ドゥジェンヌ(Vc)]
マルセル・ド・ラクール(Cemb)#

録音:1960年10月15日-17日,19日、1957年7月11日ライヴ#
Forgotten Records
fr-1600(1CDR)
ジュリアス・ベイカー
モーツァルト:フルート四重奏曲集*
[ニ長調 K.285 /ハ長調 K.285b
イ長調 K.298 ]
ドビュッシー:フルート・ソナタ#
 シランクス
ルーセル:フルート三重奏曲+
ジュリアス・ベイカー(Fl)
ハリー・ザリーフ(Vn)*
デイヴィッド・マンコヴィッツ(Va)*
ラルフ・オックスマン(Vc)*)
リリアン・フックス (Va)#/+
ローラ・ニューウェル(Hp)#
ハリー・フックス(Vc)+

録音:1950年頃、1954年7月#、1955年、1954年+ 。
※音源: Periods Records SPL 728 *、Decca DL 9777

Dynamic
CDS-7839(1CD)
NX-B03
バッハ:6つのトリオ・ソナタ BWV525-530(チェンバロとギター編)
ソナタ 第5番ハ長調 BWV529
ソナタ 第4番ホ短調 BWV528
ソナタ 第6番ト長調 BWV530
ソナタ 第2番ハ短調 BWV536
ソナタ 第1番変ホ長調 BWV525
ソナタ 第3番ニ短調 BWV527
【エクストラヴァガンティア・デュオ】
フランチェスコ・モルメンティ(ギター…2001年ゲルノート・ヴァグナー製、フランクフルト、ドイツ )
ルイージ・アッカルド(チェンバロ…2015年フェデリコ・マシェローニ製、ミラノ/1769年パスカル・タ
スキン製の復元楽器)

録音:2018年6月 サン・ロレンツォ教会、イタリア
バッハの「6つのトリオ・ソナタ」はもともとオルガンのために書かれていますが、3つの声部を各々分けることで、様々な楽器で演奏 することが可能です。このアルバムではチェンバロとギターという斬新な組み合わせで作品を演奏。新たな可能性を見せてくれま す。11歳でギターを始めたモルメンティは作品の歴史的背景を深く研究した上で、各々の曲に納得のいく編曲を施し、自然な バッハを聴かせます。チェンバロのアッカルドはカリアリ出身。最初はピアノを学び、チェンバロに転向。バロック期の作品を得意とす る奏者です。新鮮なアプローチをお楽しみください。

FUGA LIBERA
FUG-749(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ他
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
仮面〜「ロミオとジュリエット」Op.64より ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノのための編曲
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
ヴァイオリン・ソナタ第1番へ短調 Op.80
行進曲〜「3つのオレンジへの恋」より(ハイフェッツ編)
エルサ・グレーテル(Vn)
ディヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2018年6月22-25日
FUGA LIBERAレーベルからこれまでリリースした3枚のアルバムが、ディアパソンやグラモフォンで最高ランクの高評価を得ているフランスのヴァイオリニスト、エル サ・グレーテルによるプロコフィエフが登場。プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ2作と無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、1944〜47年という第二次世界大戦終結の前 後に書かれており、深い嘆きからの沈鬱と内に秘めた情熱の高まりが印象的な第1番、やや軽やかな抒情性と諧謔性を併せ持つ第2番、ロシアの民族舞曲 の影響をうかがわせる無伴奏ソナタという、いずれもキャラクターの立った作品です。グレーテルはこれをプロコフィエフが作り出した音楽的な仮面と捉え、それぞれ の作品を性格的に描き出すことに成功しています。アルバム・タイトルの元となった「仮面」と、有名な「行進曲」をハイフェッツの編曲で収録。

Etcetra
KTC-1644(1CD)
ベルギー・ロマン派のチェロとピアノのための作品集
ヴュータン:エレジー Op.30
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調(チェロ版)
イザイ:子供の夢 Op.14
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ版)
ペーテル・ブノワ:Heeft het roosje milde geuren
ポール・ハイマン(Vc)、
イシル・ベンギ(P)

録音:2019年1月、ベルギー
1994年生まれのベルギーの若きチェリスト、ポール・ハイマンと、トルコ系ベルギーのピアニスト、イシル・ベンギによるデュオのデビュー・レコーディング。ヴュータン、フランク、イザイ、ルクー、ブノワといった偉大なベルギー・ロマン派の作曲家たちによるチェロとピアノのための作品集。ロマン派ソナタの人気曲であるフランクの「ヴァイオリン・ソナタ」のチェロ版から、ペーテル・ブノワの知られざる作品まで、ベルギー・ロマン派の技巧的で濃密なチェロ作品を鮮烈なチェロで描きます。
ライプツィヒ時代のバッハへの主要な楽器提供者であったヨハン・クリスティアン・ホフマンによる1740年頃製の貴重なチェロを使用。
Etcetra
KTC-1641(1CD)
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70 「フィレンツェの思い出」
ルスクヮルテット〔クセーニャ・ガマリス(Vn)、アンナ・ヤンチシナ(Vn)、クセニア・ズーレヴァ(Va)、ピョートル・カレトニコフ(Cb)〕
イリヤ・ホフマン(Va)、ミハイル・ネムツォフ(Vc)

録音:2018年8月20日−24日、ベルギー
スクヮルテット(RUSQUARTET)は、2001年にモスクワ音楽院付属中央音楽学校で結成されたロシアのSQ。メンバー全員がモスクワ音楽院へと進学し、ボロディン・クヮルテットの元メンバーとして知られる名ヴィオリスト、ドミトリー・シェバーリンの生徒となりました。2006年には、ショスタコーヴィチの生誕100周年を記念したドイツ(ラインスベルク)のコンクールで第1位を受賞した他、バンフ国際弦楽四重奏コンクール(カナダ)、ショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクール(ロシア)、トロンプ国際音楽コンクール(オランダ)などで入賞してきた実力派です。
高水準の技術、音楽性で評価された前作(KTC-1598)に続くチャイコフスキー第2弾。弦楽四重奏曲第3番と弦楽六重奏のために書かれた名曲「フィレンツェの思い出」で、シェバーリンが育てた豊かな才能が発揮されます。
Etcetra
KTC-1625(1CD)
マ・メール・ロワ〜ピッコロのためのフランス音楽
ドビュッシー:ピッコロとピアノのための 「ビリティスの歌」
ルイ・デュレ:ピッコロとピアノのためのソナティネ Op.25
プーランク:ピッコロとピアノのためのソナタ(原曲:オーボエ・ソナタ)
ケクラン:ピッコロとピアノのための14の小品 Op.157b
ラヴェル(アラン・クラーンス編):ピッコロとピアノのための 「マ・メール・ロワ」
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)、
ステファン・デ・シェパー(P)
Ma Mere L’Oye / Peter

録音:2018年1月、2月、9月、ベルギー
アントワープSO(元ロイヤル・フランダースO)の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの名手、ペーター・フェルホーエン。
「ピッコロの旋律(KTC-1296)」、「泥棒かささぎ(KTC-1570)」などのピッコロ名盤に続くEt'ceteraレコーディングは、「ピッコロとピアノ版」に編曲されたラヴェルの「マ・メール・ロワ」など、瀟洒で雅なフランス音楽を軽やかで美しいピッコロの音色で贈ります。
フルート、ピッコロ、管楽器関係者注目!

Cobra Records
COBRA-0065(1CD)
アフター・ザ・ダークネス
ハンス・クラーサ:パッサカリアとフーガ、タネック
ギデオン・クライン:弦楽三重奏曲
ラースロー・ヴァイネル:セレナーデ
ディック・カッテンブルグ:弦楽三重奏曲(世界初録音)
ヴァインベルク:弦楽三重奏曲 Op.48
ハーグ弦楽三重奏団

録音:2018年7月8日−11日、オランダ
ハーグ弦楽三重奏団は、3人の女流奏者によって2006年に設立され、オランダを中心にドイツ、イギリス、ロシア、メキシコ、ノルウェーなど国際的に活動しているオランダのアンサンブル。
アウシュヴィッツを生き残ったノーベル平和賞作家エリ・ヴィーゼルの「After The Darkness」から取られたこのアルバムは、迫害、虐殺、追放など第二次世界大戦の犠牲となった作曲家たちの知られざる弦楽三重奏のための作品集。1933年から1945年頃の「暗黒時代」に書かれ、近年ようやく研究・評価されはじめてきた室内楽作品です。

Tactus
TC-970601(1CD)
フォルリヴェジ:作品集
電子音楽〜Elements、Through the Looking-Glass
日本の伝統楽器のための作品 〜 Ugetsu、En La Soledat i el Silenci、Chinmoku no Tsuki
室内楽作品〜Two Ornaments、RosenlebenT、RosenlebenU、La Pointe a la Droite du Coeur
声楽作品 〜 Spem in Alium、Petite Priere、Audivi Vocem
編曲作品 〜 Ave Maris Stella、Stella Splendens、The Unanswered Question
サミュエル・ダンスコム(Cl)、
ルイーザ・エスピゴレ(P)、
カルロ・フォルリヴェジ(Org)、
シエラ・フランク(P)、
ジュディス・ハマン(Vc)、
稲垣聡(P)、入江要介(尺八)、
ベッティーナ・ライトナー(Org)、
京都室内O「ランサンブル・デュ・タン」、他
文部科学省給費生として来日し、東京音楽大学で湯浅譲二に作曲を師事した経歴を持つカルロ・フォルリヴェジ(1971−)は、武満徹作曲賞入選、アイヌの音楽の研究など日本と縁の深いイタリアの作曲家。
母国ではボローニャ音楽院、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、サンタ・チェリーリア音楽院といった同国の名門で研鑽を積んだ後、IRCAM(フランス)、DIEM(デンマーク)でコンピューター音楽を学ぶなど、現在のイタリア楽壇で注目を集める現代音楽のスペシャリストです。
Tactus
TC-931901(1CD)
シモーニ:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第2番 Op.23「オルトレ・ラ・ヴィタ」
弦楽四重奏曲第6番 Op.54
ヴァイオリン、チェロとピアノのためのピアノ三重奏曲「ポエメット・ロマンティコ」
弦楽四重奏曲第8番 Op.67
アンサンブル・レスピーギ

録音:2010年12月、ボローニャ(イタリア)
電気工学と作曲の両面で活躍したイタリアのエンジニアであり音楽家、ルチアーノ・シモーニ(1932−2010)。ヨハネ・パウロ2世の追悼のために作曲された「レクイエム」、ボローニャ大学の創設900周年記念の「ミサ・ソレムニス」が代表作として知られています。
この室内楽作品集には、全9曲の弦楽四重奏の中から、70年台の「第2番」、90年台の「第6番」、2000年台の「第8番」の3作品、1981年の「ピアノ三重奏曲」を収録。「第8番」はチェンバロのオブリガート付きというユニークなスタイルの作品です。

Quartz
QTZ-2132(1CD)
ヒンデミット:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ調 Op.11-1(1918)
ヴァイオリン・ソナタ ニ調 Op.11-2(1918)
ヴィオラ・ダモーレとピアノのためのソナタ 「小ソナタ」 Op.25-2(1922)
ヴァイオリン・ソナタ ホ調(1935)
葬送音楽(1936)
バレエ音楽「気高い幻想」より 瞑想曲(1938)
ヴァイオリン・ソナタ ハ調(1939)
ロマン・ミンツ(Vn、ヴィオラ・ダモーレ)、
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2017年、アカデミー・オヴ・コラール・アート(モスクワ)
モスクワ生まれ、現代ヴァイオリン作品の申し子として知られ、ジョン・タヴナー、ジェームズ・マクミラン、ジャチント・シェルシなど、数多くのロシア初演を任されるヴィルトゥオーゾ、ロマン・ミンツ。
Quartzレーベルのプロデューサーも務めるロマン・ミンツが、古い友人であるというロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリンとの共演で、パウル・ヒンデミットの4つヴァイオリン・ソナタ、そして稀少な録音となる「ヴィオラ・ダモーレとピアノのためのソナタ「小ソナタ/クライネ・ソナタ」」を含む、ヴァイオリンとピアノのための作品全集を録音。
ヒンデミットのソナタは、ロマン・ミンツがモスクワで学んでいた若き頃から触れ、以来30年以上にわたって特別な意味を持つ作品となってきたという重要レパートリーです。

Champs Hill Records
CHRCD-147(1CD)
イノヴェーターズ〜バルトーク、ベートーヴェン&ドビュッシー
バルトーク:弦楽四重奏第2番Sz.67
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 Op.10
ベンユーネスSQ〔ザラ・ベンユーネス(Vn)、エミリー・ホラント(Vn)、サラ・ロバーツ(Va)、キム・ヴォーン(Vc)〕

録音:2018年1月23日−25日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
2007年にマンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで結成されたアンサンブル、ベンユーネスSQのデビュー・アルバム!
スイスのジュネーヴ高等音楽院でタカーチSQの創設メンバーでもある名手、ガボール・タカーチ=ナジに学び、オーランド国際弦楽四重奏コンクール、シャーンドル・ヴェーグ弦楽四重奏コンクールで入賞を果たすなど、その前途を期待されている注目のアンサンブルです。
デビュー・アルバムのプログラムは、ベートーヴェンとドビュッシーの名作に、入賞を果たしたヴェーグ・コンクールの開催地繋がりとなるバルトークの四重奏曲第2番をカップリング。今後の飛躍が楽しみなクヮルテットの登場です。
Champs Hill Records
CHRCD-148(1CD)
真夜中の旅〜シャピラ:二重協奏曲集
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲「セファルディの旅」
ヴァイオリンとクラリネットのための協奏曲「真夜中の子供」
2本のヴァイオリンのための協奏曲「マジャール」*
イッタイ・シャピラ(Vn)、
トーマス・キャロル(Vc)、
ロバート・プレーン(Cl)、
ハガイ・シャハム(Vn)、
ラモン・ガンバ(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO、
ロバート・ボコール(指)*、
アルペッジョーネ室内O*

録音:2013年−2017年
イッタイ・シャピラは、イスラエルでイロナ・フェヘール、アメリカのジュリアード音楽院ではドロシー・ディレイ、ロバート・マンにヴァイオリンを学び、これまでに19曲の新作初演、20枚のCDレコーディングを行ってきたコンポーザー=ヴァイオリニスト。
この「真夜中の旅(Midnight Jouneys)」は、サルマン・ラシュディの同名の著書からインスピレーションを得て実現したまさにシャピラのコンポーザー=ヴァイオリニストの真骨頂となる自作自演集。ハガイ・シャハムやロバート・プレーンなど、共演者陣も豪華です!

Avie
AV-2409(1CD)

PAV-2409(1CD)
国内盤仕様
税込定価
パリンプセスト〜マリンバとクラリネットのための作品集
バッハ:半音階的幻想曲(クラリネット独奏版)とフーガ(クラリネット、マリンバ&打楽器版)、
 シャコンヌ(マリンバ独奏版)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(クラリネット&マリンバ版)
ウィリアム・トーマス・マッキンリー(1938−2015):クラリネットとマリンバのための「モーストリー・ブルース」より 第2番、第8番&第12番
ジョン・ゾーン(b.1953):クラリネットとマリンバのための「パリンプセスト」
ピアソラ:タンゴ・エチュード第5番(クラリネット独奏版)、
 フーガと神秘(クラリネット、マリンバ、バンドネオン&ダブルベース版)
リチャード・ストルツマン(Cl)、
ミカ・ストルツマン(マリンバ)、
エクトル・デル・クルト(バンドネオン)、
ペドロ・ヒラウド(ダブルベース)

録音:2018年2月26日−3月1日、パフォーミング・アーツ・センター・リサイタル・ホール(ニューヨーク州立大学パーチェス校)
2度のグラミー賞を誇るクラリネットの伝説的奏者、リチャード・ストルツマンと、ヴィルトゥオーゾ・マリンビスト、ミカ・ストルツマンとの夫婦デュオによる新録音が、イギリスのAvieより登場!
クラシック、ジャズ、コンテンポラリーなど垣根を超えたクロスオーヴァー・プログラムで多彩に活動する二人のニュー・アルバムは、クラリネットとマリンバ、バンドネオンやダブル・ベースも含む新たなアレンジによるバッハ、ラヴェル、ピアソラの作品。そして、リチャード75歳のバースデー・コンサートのために書かれたジョン・ゾーンの「Palimpsest」、イェール大学時代からのリチャードの友人であったウィリアム・トーマス・マッキンリーの「Mostly Blues」といった委嘱作品を収録。多様な音楽的才能と比類なき技巧で世界を席巻するリチャード&ミカ・ストルツマンの新プロジェクトにご注目ください!

FARAO
B-108103(1CD)
プーランク:室内楽曲集
三重奏曲 FP43(ピアノ,オーボエ,ファゴット)
六重奏曲 FP100(ピアノ,フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルン)
フルート・ソナタ FP1634
クラリネット・ソナタ FP184
オーボエ・ソナタ FP185
アンサンブル・アラベスク

録音:2018年4月
20 世紀フランス音楽の美しい深まりは、木管楽器により一層の彩りと香りを纏わせました。その珠玉の美しさがはっきりと刻まれた、プーランクの室内楽曲集。 楽器それぞれの可能性を追求し、調性音楽でありながら一筋縄ではいかない和声の選択などもあいまって、特に晩年の作品などは魅力的な響きに謎めいた晦渋 さが絶妙に混ざった深みのある内容になっています。アンサンブル・アラベスクは世界初録音を含むホルストの室内楽作品集(B-108098)を過去にリリースし ている腕利き団体です。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-054(1CD)
トゥリーナ:循環 op.91
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
トマス・グビッチ(b.1957):3つのモーメント
トリオ・タルヴェーグ〔セバスティアン・シュレル(Vn)、エリック=マナ・クトゥリエ(Vc)、ロマン・デシャルム(P)〕

録音:2017年12月
フランスでひっぱりだこのピアノ・トリオ、トリオ・タルヴェーグによる1枚。トゥリーナ(スペイン)、ラヴェル(フランス)、グビッチ(アルゼンチン)という 3名の作曲家の作品のプログラムです。グビッチの作品はタンゴ風なかっこいい楽曲。全体をとおして、名手デシャルムのピアノがアンサンブルを見事に引き締め ています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00155(1CD)
2019年5月22日発売
天の舞〜Celestial Dance
モラレス:天の舞
プレスティ:5本のトランペットのための組曲
モラレス:サイクロン
シンプソン:4本のトランペットのためのソナチネ
ジェズアルド:私は死ぬ、悲しみや苦しみゆえに
シャイト:カンツォン・コルネット
モラレス:シティスケープス
シュプリッチ:アコ・カルテット
タル:カノニカル・トリロジー
レイノルズ:5本のトランペットのための音楽
Bach Artists Japan 匠[安藤友樹 (Tp)、井上圭 (Tp)、佐藤友紀 (Tp)、長谷川智之 (Tp)、尹千浩 (Tp)]

録音:2018年10月10-12日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)
日本を代表する5人のトランペット奏者が集結。バックトランペットを誕生させたヴィンセン ト・バックの名を冠に掲げたトランペット・アンサンブル「Bach Artists Japan 匠」によるCD がクリストン・レー ベルから生まれます。 収録曲には、トランペット奏者・作曲家として活躍するモラレスによって当団からの委嘱を 受け生まれた新作「天の舞」、都会の風景を描写したユーモア溢れる作品「シティスケー プス」をはじめ、レイノルズやタルによって書かれたアメリカ人作曲家による作品を中心に 収録しました。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCC-00149(1CD)
2019年5月22日発売
DREAM/安東京平
リンコラ:ユーフォニアム協奏曲
マスランカ:ユーフォニアム協奏曲「UFOドリームズ」
スパーク:ユーフォニアム協奏曲
安東京平(ユーフォニアム)
清水初海(P)

録音:2019年3月6-7日埼玉・三芳町文化会館 (コピスみよし)
国立音楽大学を卒業後、米国アラバマ州アラバマ大学にて研鑽を積み、国内外問わず精 力的な演奏活動と後進への指導を手掛ける安東京平。満を持してファン待望のデビュー アルバム「D r e a m 」がクリストン・レーベルより登場します。 当アルバムには3人の作曲家によるユーフォニアムのための協奏曲を収録。ピアノ・リダ クション[ピアノ伴奏版]で演奏することで作品に新しい風が吹き、趣の違った音楽を聴くこ とが出来ます。 清水初海のピアノによる冴えわたる華麗なテクニックとともに、安東京平によるユーフォニ アムの新しい魅力と世界がここに生まれました。類まれな才能を持つ2人の競演に、是非 ご注目ください。(オクタヴィア)

CORO
COR-16174(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
アイブラーSQ〔アイスリン・ノスキー(Vn)、ジュリア・ウェッドマン(Vn)、パトリック・ジョーダン(Va)、マーガレット・ゲイ(Vc)〕

録音:2016年10月10日−13日、グレン・グールド・スタジオ(トロント、カナダ)
ターフェルムジーク・バロックOや、ヘンデル&ハイドン・ ソサエティ(HHS)で活躍する名手たちによって2004年に結成され、 カナダ、トロントを拠点として活動しているアンサンブル、アイブラ ーSQがコーロ(CORO)第2弾! ハリー・クリストファーズとHHSのハイドン・シリーズでソリストを 務め、その妙技を存分に聴かせてくれているHHSのコンサートミスト レス、アイスリン・ノスキー、ターフェルムジーク・バロック管のメ ンバーとしても活躍するヴァイオリンのジュリア・ウェッドマン、ヴ ィオラのパトリック・ジョーダン、ナイアガラ・ギャラリー・プレー ヤーズの音楽監督でもあるチェロのマーガレット・ゲイの4人による アンサンブルは、北米でも有数のクヮルテットとして注目を集めてい ます。 これまで、アンサンブル名の元になったヨーゼフ・レオポルト・アイ ブラーを始め、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル、モーツァルト、 ハイドンといった古典派作品の秀逸な録音を残してきたアイブラー弦 楽四重奏団による充実のベートーヴェン。第1番〜第3番を収録した第 1巻(COR-16164)は、英ストラッド誌や英グラモフォン誌、英BBCミ ュージック・マガジン等イギリスの主要メディアで、そのフレッシュ で洗練されたサウンドが評価されています。

Raumklang
RK-3702(1CD)
ヴァイオリン・ソナタ集
C.P.E.バッハ:チェンバロとヴァイオリンのためのシンフォニア ニ長調 Wq.74, H.507*
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.9*
ハイドン:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Hob.XV:32#
C.P.E.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ロ長調 Wq.77, H.513#
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306#
ウッラ・ブンディース(Vn)、
高田泰治(チェンバロ*、フォルテピアノ#)

録音:2016年4月26日−28日、三重県文化会館
ウッラ・ブンディースは、南アフリカ生まれ、ドイツ育ちのバロック・ヴァイオリニスト。参加したアルバムは、これまでカンヌ・クラシカル・アウォードやドイツ・レコード批評家賞などを受賞。2010年から日本テレマン協会のミュージック・アドヴァイザーを務め、2012年からはテレマン室内オーケストラの首席客演コンサートマスターを務めています。
高田泰治は、クリスティーネ・ショルンスハイムやアンドレアス・シュタイアーに学んだ古楽系鍵盤楽器奏者で、2009年以来ウッラ・ブンディースのデュオ・パートナーとして日本とドイツの両国で活躍しています。日本テレマン協会の中心メンバーでもある二人のデュオ・アルバムが、ドイツのラウムクラング(Raumklang)より登場。得意とするモーツァルト、ハイドン、C.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ(ヴァイオリン伴奏を伴うフォルテピアノ〔チェンバロ〕のためのソナタ)集で、その高い音楽性を発揮しています。

Globe
GLO-5272(1CD)
撥弦楽器が好きな人もいるでしょ〜ハープシコードで奏でる20世紀とジャズ・スタイルの音楽
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
テンプルトン:バッハが街にやってくる
シュニトケ:古い様式による組曲+
ガーナー:言い出しかねて
サティ:グノシエンヌ第2番
シュールホフ:6つのジャズのスケッチ
ストラヴィンスキー:「兵士の物語」より 兵士の行進+
プーランク:即興曲第7番ハ長調
ショウ:サマー・リッジ・ドライヴ+
コープランド:感傷的なメロディ
ホロヴィッツ:ジャズ・ハープシコード協奏曲*
パトリック・アイルトン(ハープシコード)
トーマス・グールド(Vn)+、
レザンヴァジオン*

録音:2018年2月2日−5日、オランダ&8月8日−11日、フランス
※使用楽器:ジャーマン・ダブル・マニュアル・ハープシコード(ヨンテ・ニフ&アルノ・ペルト2004年製)、フランコ・フレミッシュ・ダブル・マニュアル・ハープシコード(ヴィレム・クルスベルヘン1997年製作)*
プログラムのラストを飾るのは、ジョゼフ・ホロヴィッツ(1926−)の「ジャズ・ハープシコード協奏曲」。バロック様式の構造を現代のスウィングのテクスチュアと融合させるという試みから誕生したこのコンチェルトは、ヴィヴァルディのソナタと協奏曲の形式、ガーシュウィンの和声が交錯する20世紀の傑作です。しかも現在、同作品の入手できる演奏は非常に限られているため、今回の新録音の登場は大きな注目を集めること間違い無し。

GEGA NEW
GD-390(1CD)
ブラームス周辺の人々
クララ・シューマン):3 つのロマンスOp.22
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2 番Op.120-2
ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821-1910):6 つの小品
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1 番Op.120-1
ルメン・クヴェトコフ(Va)
ルドミル・アンゲロフ(P)

録音:2018 年5 月
ブラームスの2 つのヴィオラ・ソナタを主軸にブラームスと縁の深かった二人の女性作曲家 による作品を収めた。クララ・シューマンの3 つのロマンスはもともとヴァイオリン作品で美しい 旋律に溢れた名品。ヴィオラで演奏されることにより更に深みが増しています。ガルシア=ヴィ アルドは当時の名アルト歌手でブラームスのアルト・ラプソディの世界初演者として知られます。 自ら作曲も行い、歌劇を含む多くの作品を残した。この6 つの小品も、もとはヴァイオリンのた めの作品。サロン的な性格的小品から構成され当時流行だったジプシー風の楽想を取り入 れた曲もある楽しい曲集。ヴィオラのクヴェトコフは故国ブルガリアで学んだ後、渡米。ハイテ ィンク、メータ、シャイーらと共演、現在はスペイン王立歌劇場専属ソロ・ヴィオラ奏者の地位 にある若手。ブラームスのソナタは彼の十八番で味わい深い演奏を聴かせる。

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0235(1CD)
マリア・ユーディナ〜ヒンデミットのソナタを弾く
フルート・ソナタ(1936)*
ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 Op.11-4(1919)+
コントラバス・ソナタ(1949)#
トロンボーン・ソナタ(1941)**
ホルン・ソナタ(1939)++
ナウム・ザルデル(Fl)*
フョードル・ドルジーニン(Va)+
ロドロン・アザルヒン(Cb)#
グリゴリー・ヘルソンスキー(Tb)**
ヴィタリー・ヴヤノフスキー(Hrn)++
マリア・ユーディナ(P)

録音:1959-1965年、スタジオ(モノラル)
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0239(1CD)
オルガンとハープの二重奏
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV 147-10
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):ハープの為の4つの小品
ヘスス・グリディ(1886-1961):善き羊飼いの三連画(オルガンの為の;1953)*
アルベニス:スペイン組曲 Op.47 から
グラナダ−セレナータ(No.1)/キューバ−奇想曲(No.8)
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18
アド・ワメス[ワムス](1953-):トワイライト(ハープとオルガンの為の;2016)
ジョン・トマス(1826-1913)&ジュリアス・ベネディクト(1804-1885):グノーの「ファウスト」の主題による二重奏曲
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」から 舟歌
オレシア・クラフチェンコ(Org)
ナージャ・セルゲーエヴァ(ハープ(*以外))

録音:2018年1月26日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール

Solo Musica
SM-295(1CD)
NX-B03
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108
スケルツォ ハ短調 WoO2(F.A.E.ソナタより)
エルミラ・ダルヴァロヴァ(Vn)
ツェン・チェン(P)

録音:2016年12月
ブラームスの3曲のヴァイオリン・ソナタは多くのヴァイオリン奏者たちが一度は演奏したいと願う記念碑的な存在です。 このアルバムでヴァイオリンを演奏しているのはエルミラ・ダルヴァロヴァ。4歳からヴァイオリンを始め、ジョーゼフ・ギンゴー ルド、ヘンリク・シェリングに教えを受け、メトロポリタン歌劇場Oのコンサート・ミストレスに就任。カルロス・クライ バーを始めとした大指揮者たちと共演を重ねた彼女は、グラミー賞にもノミネート経験があり、2011年に設立された 国際コンクール「グローバル・ミュージック・アワード」で2017年、2018年で金賞を獲得した名手です。これまでにゲー リー・カーとのボッテジーニや、フランコ・アルファーノの室内楽作品集、新しいところではブルネッティ:タンゴのアルバムな どで高い評価を受けており、現代音楽にも積極的に取り組んでいますが、今回はヴァイオリニストの原点に立ち返り、 ブラームスのソナタを真摯に演奏。豊かな経験と音楽性が反映された素晴らしい演奏を聴かせています。
Solo Musica
SM-307(1CD)
NX-B03
チェロ・ソナタ集
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102-2
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
R・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
エステレ・レバス(Vc)
フランソワ・キリアン(P)

録音:2018年11月27-29日
ベートーヴェンの5曲のチェロ・ソナタは楽器の発展にも重要な役割を果たしました。なかでも1815年に作曲された第 5番のソナタは、ドイツ・ロマン派の系譜に連なる作曲家たちに強い影響を与えることになりました。このアルバムは、 ベートーヴェンと、ブラームス、R・シュトラウスの3人の作品を作曲年代を追いながら(FUGATO)味わうという 1枚です。ブラームスの第1番は1865年、シュトラウスの作品は1883年に作曲されていますが、この3曲のおよそ70 年を隔てる作曲年代の中、ドイツ音楽にはどのような変化がもたらされたのかに改めて気が付くことでしょう。 現在、最も室内楽に情熱を注いでいると語るレバスの雄弁な演奏でお楽しみください。

B RECORDS
LBM-018(1CD)
サン=サーンス:室内楽作品集
弦楽四重奏曲 第1番ホ短調 Op.112
ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14
ジラールSQ【ユーグ・ジラール(Vn)/アガーテ・ジラール(Vn)/オドン・ジラール(Va)/ルーシェ・ジラール(Vc)】
ギョーム・ベロン(P)

録音:2018年3月22日
サン=サーンスの長い作曲活動の中で、最初期の「ピアノ五重奏曲」と中期の「弦楽四重奏曲第1番」を組み合わ せた1枚。どちらもブラームスを思わせる堅固な構成の中に、ふと見せる柔和な表情が魅力的な作品ですが、ピアノ 五重奏曲のほとばしるような感情表現の発露に比べ、弦楽四重奏曲では控え目な旋律の選び方が特徴です。演 奏しているジラールSQはパリの高等音楽院でイザイ四重奏団に教えを受け、2011年のジュネーブ国際 音楽コンクールで入賞するなど、数多くのコンクールで入賞、現在注目を浴びているアンサンブル。メンバーは、全て兄 弟姉妹によって構成されており、幼い頃から育んできた家族の絆を意識させる親密なアンサンブルが聴きものです。

フォンテック
FOCD-9812(1CD)
税込定価
2019年5月15日発売
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集3
弦楽四重奏曲 第3番二長調Op.18-3
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー 第3番」
ウエールズSQ[ア谷直人(Vn)、三原久遠(Vn)、横溝耕一(Va)、富岡廉太郎(Vc)]

録音:k2018年5月28・29日 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 、2019年1月18・19日 三芳町文化会館 コピスみよし
第16 番&第8 番を収録した第2 集(FOCD9787)は、「透徹した響きと円熟味さえ感じ させる精緻な演奏で、2 曲の異なる様式の対比を鮮やかに描く」と称されました。 第3集には、ベートーヴェンが完成した最初の弦楽四重奏曲である第3番、ラズモフスキー・セッ トのなかで最も明るく力強い第9番を収録。七度音程での開始という共通点を持つ、興味深い2作 品のカップリングです。 2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位、日本人の団体として東京クヮルテッ ト以来38年ぶりの入賞を果たした実力派、ウェールズSQの作品に寄り添いながら、内奥へと歩 を進める真摯な姿勢は不変です。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9808(1CD)
税込定価
2019年5月15日発売
丸山 奏/ベンジャミン ヴィオラ・ソナタ
ヨーク・ボーエン(1884-1961):ヴィオラとピアノのための狂詩曲
フランク・ブリッジ:ペンシェロ
アレグロ・アパッショナート
ブリテン:ラクリメ
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):ヴィオラ・ソナタ
丸山奏(Va)、砂原悟(P)

録音:2018 年8 月16 日 豊中市立文化芸術センター小ホール ライヴ
2017 年にアントン・ルービンシュタイン国際コンクールで第2 位受賞。世界に向けて着実な 第一歩を踏み出したヴィオリスト 丸山 奏、日本人初録音の表題曲を含むオール・イギリス・プ ログラムで臨んだ渾身のライヴ・レコーディングの登場です。 ほとばしる情熱と繊細な心模様を映し出すボーエン 「ヴィオラとピアノのための狂詩曲」、 人 間の心の奥底を描写したような ブリッジ「ペンシェロ」、万華鏡のように音の表情を変える「ア レグロ・ アパッショナート」。静と動の中、神秘の世界へ誘う ブリテン「ラクリメ」、そして 内なる声に導かれ光へと向かっていくベンジャミン「ヴィオラ・ソナタ」(日本人初録音)。 始まりから終わりまで全く飽きさせない卓越した技術と表現力。全体を通じて一貫したその音 楽には、丸山の確固たる意志を感じさせます。 ヴィオラ・ソロの新たな道筋を示す一枚、お聴 きください。 (フォンテック)

COL LEGNO
COL-20444(1CD)
NX-B09
クリスティアン・ウィンザー・クリステンセン(1977-):作品集
Almost in G (2016)
5.Sextet 六重奏曲(2010/2014)
Chorale コラール(2006/2016?2017)
String Trio 弦楽三重奏曲(2008?2009)
Nachtmusik 夜の音楽(2010?2011)
Being Apu Sarkar (2009)
13-16.Four Hyper-Realistic Songs 4つの超現実的な歌(2014?2015)
SCENATET(アンサンブル)
【メンバー】
ハンナ・テルネル・ヴェッターマルク(Fl)
ヴィッキー・ライト(メロディカ、クラリネット、バス・クラリネット)
カール・フソム(Tp)
マティアス・セイベク(メロディカ、パーカッション)
フレデリク・ムンク・ラーセン(G)
ティーネ・レーリンク(Hp)
スヴェン・ミシャ・スロット(P)
クリステン・リース=イェンセン(Vn)
ミナ・フレッド(Va)
カロリーナ・エーマン(Vc)
マヌエル・ナウリ(指)
アンナ・ベリト・アスプ・クリステンセン(芸術監督)

録音:2017年8月デンマーク王立音楽院
独特の音楽語法、独自の音色・・・これらを融合したクリステンセンの音楽。このアルバムの作品では電子楽器は用い られておらず、全てが古典的な楽器によって奏でられていますが、弦のピツィカートとピアノへの優しいタッチなどにより紡 ぎ出される音はとてもユニークです。「SCENATET」は2008年に設立されたアンサンブル。実験的な演劇や映画など 数多くのプロジェクトに参加、革新的な音作りとジャンルを超えた活動が高く評価されています。

SOMM
SOMMCD-0194(1CD)
NX-B04
オルウィン/カーウィゼン:弦楽四重奏曲集
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):3つの冬の詩
ドリーン・カーウィゼン(1922-2003):弦楽四重奏曲 第1番
 弦楽四重奏曲 第2番
オルウィン:弦楽四重奏曲 第3番
ティペットQ【ジョン・ミルズ(Vn)、ジェレミー・アイザック(Vn)、リディア・ローンデス=ノースコット(Va)、ボジザール・ヴコティチ(Vc)】

録音:2018年5月10-11日
近代イギリスの2人の作曲家による弦楽四重奏作品。オルウィンはもともとフルート奏者として活躍したのち、作曲家と して活動。交響曲や管弦楽作品の他、70作以上の映画音楽の作曲家として知られています。優れた教育者でも あったオルウィンの教え子の一人がドリーン・カーウィゼン。やがて彼女はオルウィンの秘書となり、1975年には妻となりま す。彼女はドリーンという名前が好きではなく、普段はミドルネームである「メアリー」を用いていました。華やかでストーリー 性のあるオルウィン作品に比べ、近代的なカーウィゼン。2人の作風の違いにもご注目ください。

Cypres
CYP-2624
(1CD+Bluray)
NX-D07
【CD】
カイヤ・サーリアホ(1952-):Ekstasis
ジャン=バティスト・バリエール(1958-):Crossing the Blind Forest-バス・フルート、ピッコロとエレクトロニクスのための
 Violance-ヴァイオリン、子供の声とエレクトロニクスのための
 Ekstasis-声とエレクトロニクスのための

【Blu-ray】
1.ジャン=バティスト・バリエール、CDのイメージへの6つの映像(76'58")
2.ジャン=バティスト・バリエールへのインタビュー(28'58")
3.カイヤ・サーリアホへのインタビュー(21'30")
アリサ・ネージュ・バリエール(Vn)
カミラ・ホイテンガ(Fl)
ラファエレ・ケネディ(声)

◆Bluray
HD 1080 25p 16/9 couleur / color
stereo PCM / 5.1 surround
使用言語:フランス語 / 英語字幕
現代最高の女性作曲家カイヤ・サーリアホ。このアルバムはCDと映像がセットとなった、聴覚と視覚それぞれを刺激する マルチメディア・プロジェクトです。視点の逆転、想像の置き換えなど、日常生活では味わうことのできない不可思議な 体験をすることにより、眠った感性を刺激します。アルバムには現代作曲家でマルチメディア・アーティスト、ジャン=バティ スト・バリエールの作品も添えられており、こちらは6つの映像を観ることで一層の効果が生まれます。Blu-rayにはバリ エールとサーリアホヘのインタビューが収録されており(フランス語)彼らの芸術がどのように生まれてくるかにも言及して います。

SUPRAPHON
SU-4267(1CD)
カレル・コヴァジョヴィツ(1862-1920):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第2番イ短調(1887)
弦楽四重奏曲第1番ニ長調(1879)
弦楽四重奏曲第3番ト長調(1894未完)
シュターミッツQ【インドジフ・パズデラ(Vn1)、ヨゼフ・ケクラ(Vn2)、ヤン・ピエルシュカ(Va)、ペトル・ヘイニー(Vc)】

録音:2018年1月21日、3月10-11日/ヤコブの梯子福音派教会(プラハ)
バロックから現代まで幅広いレパートリーを披露するシュターミッツ四重奏団。スプラフォン・レーベルよりフェルステルの弦楽四重奏曲集(SU 4050)、グバ イドゥーリナの弦楽四重奏曲集(SU 4078)など意欲的な録音を続けております。当ディスクでは19世紀半ばから20世紀前半に活躍したチェコの作曲家、カ レル・コヴァジョヴィツ(1862-1920)の3つの弦楽四重奏曲を収録。世界初録音です!
コヴァジョヴィツはプラハ音楽院にて(指)作曲、クラリネット、ピアノを学び、さらにスデニェク・フィビフから声楽と作曲の個人指導を受けました。指揮者 として1896-98年までチェコ・POの初期のコンサートに出演し、1900年には国民劇場のオペラの監督に就任。国民劇場での仕事はチェ コの音楽界に最も貢献し、同劇場ではドヴォルザークの歌劇『ルサルカ』の初演を含む数多くの演奏を行いました。作曲家としては指揮者になる前から名声を得 ており、歌劇『花婿たち』やバレエ『ハシシュ』で成功を収めました。ここに収録された3つの弦楽四重奏曲は1870年代から90年代にかけて作曲されました。 このうち第 2 番はドヴォルザークに献呈されております。コヴァジョヴィツらしい瑞々しい旋律が魅力的です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2784(1CD)
アンドレ・マテュー(1929-1968):室内楽作品集
ブラジル幻想曲
ねがい(世界初録音)
五重奏曲
バラード幻想曲
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
嘆き
ノクチュルヌ(世界初録音)
三重奏曲
マルク・ジョキッチ(Vn)
アンドレア・ティニエツ(Vn)
エルヴィラ・ミスバコヴァ(Va)
クロ エ・ドミンゲ ス( チェロ )
ジャン = フィリップ・シルヴェストル(P)
カナダのモーツァルトと呼ばれ、ラフマニノフも賞賛した作曲家、アンドレ・マテューの世界初録音を含む室内楽作品集です。1943年から1953年にかけて 作曲されたもので、非常に若い時の作品であるにも関わらずその高い完成度には驚かされます。特にマテューはヴァイオリンを特別なものとして扱ったようで、ヴァ イオリンから雄弁な音楽が紡がれていきます。カナダの一流奏者が一堂に会した演奏も申し分なし。ロマン派の美しい香りを受け継いだ、20世紀前半の知られ ざる音楽に酔いしれてください。

ALPHA
ALPHA-466
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲曲集
ピアノ三重奏曲 第1番、第2番
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.21
ピアノ三重奏曲 第2番ト短調 Op.26
ブッシュ三重奏団【マティウ・ファン・ベレン(Vn)、オリ・エプスタイン(Vn)、オムリ・エプスタイン(P)】

録音:2018年8月 ワーテルロー(ベルギー)、エリザベート音楽院ホール
2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この 名ヴァイオリニストの名前を冠しています。これまでALPHAレーベルからいずれもドヴォルザークの室内楽を集めたCD3枚をリリースしていますが、4枚目のこの アルバムで彼が残したピアノを含む室内楽曲を全曲録音したことになります。ここにはデビュー盤に続くピアノ三重奏曲を収めており、演奏機会の多くない第1 番、第2番という通好みの選曲。1875年に作曲された第1番はドヴォルザークの作風が確立されていない時期のものですが、彼らしい美しいメロディラインと ボヘミアの要素がたいへん魅力的な作品。第2番は愛娘の死を乗り越えて書かれた哀しくも美しい作品。まだ30代のドヴォルザークが残した若々しい作品 を、ほぼ同世代のブッシュ三重奏団が共感を持って歌い上げます。

MUSO
MU-029(1CD)
NX-B09
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集 Op.137
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ長調 D384
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ短調 D385
8.アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調 D576
ステファニー・ポーレ(Vn/ダヴィッド・テクラー 1737年製、
弓/レオナルド・トゥールテ1800年頃製)
ダニエル・イゾワール(フォルテピアノ/ショット社 1835年製)

録音:2017年5月22-25日シテ・ド・ラ・ミュジーク・ソワソン(フランス北部ピカルディ地方)
ヴァイオリニスト、ステファニー・ポーレとピアニスト、ダニエル・イゾワール(大オルガニスト、アンドレの息子)。いずれもモダン、ピリオドどちらの演奏 スタイルでも活躍する2人によるシューベルト。弓から楽器まで全てシューベルトの時代に近いオリジナルを使用しているというのも嬉しいとこ ろ。長年室内楽での共演を重ね、特にピリオド楽器でのシューベルトの解釈では先駆者と呼べる二人が、19歳の頃のシューベルトがモーツァ ルトの影響を色濃く受けながらも、新時代の迸るようなロマンティシズムを込めた作品を瑞々しい表現で描きます。