湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報4


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



MAP
NGCD-0341(1CD)
ボグダノヴィチ:ギター・クアルテットのための作品全集
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):Introduction and Dance /
Codex XV323A "Il lit Moise comme echillon"
Stirfry /Lyric Quartet
キング・クリムゾン(クリスティアン・サッジェーゼ編):Discipline
チック・コリア(アルベルト・デッレ・ピアーネ編):Addendum
ケヴィン・ヴォランズ(マルコ・シレッティ編):First Dance from "White Man Sleeps"
フランク・ザッパ(クリスティアン・サッジェーゼ編):The Black Page
Peaches en Regalia
ビル・エヴァンス(マルコ・シレッティ編):Peace Piece
トリノ・ギター・クアルテット[アンドレア・ランツァ、マルコ・シレッティ、アルベルト・デッレ・ピアーネ、マリア・グラツィア・レッジョ(G)]

録音:2009年8月、ミラノ、マップ・スタジオ
2005年に結成されたトリノ・ギター・クアルテットのCDデビュー盤。ジャンルを超えた天才ギタリスト、デュージャン・ボグダノヴィッチが書いたギター・クアルテットのための全オリジナル作品(もちろん録音時点まで)に加え、南アフリカ共和国のミニマル系現代作曲家ヴォランスやロック、ジャズの大御所たちの作品の編曲版を演奏。

Intim
IMCD-108(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898,Op.9
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100
フジタ・ピアノ・トリオ
イギリスを拠点としてヨーロッパで活躍する日本人三姉妹によるアンサンブル、フジタ・ピアノ・トリオのシューベルト。言葉ではなく音楽で表現されるアンサンブルの一体感やバランスは、互いを知り尽くした姉妹だからこそ。このシューベルトの演奏は、スウェーデンのGoteborgsposten誌で「天上のシューベルト」と称賛されています。

PICCOLO
PC-212(1CD)
現代スペインのピアノ三重奏の為の音楽
ホセ・マリア・サンチェス・ペルドゥ(1968-):HekkanIII(2008)
ラウラ・ベガ(1978-):ホムンクルス、人間の贖罪の日除け(2008)
ペドロ・ラロサ・ギリェン(1972-):クラリネット三重奏曲(2008)*
エンリケ・ブスト(1974-):沈黙の記憶(2008)
フアン・クルス・ゲバラ(1972-):カマユー(2006)
フェルナンド・ガルシア・マルケス(1960-):
暗闇の中の三声のこだま(2005)
フェルナンド・ビリャヌエバ(1976-):無限の愛(2004)
ホセ・マリア・サンチェス・ペルドゥ:三重奏曲第3番「一瞬の光と影のように」(2000)
ダマル三重奏団
ダビド・サンタセシリア(Vn)
エドゥアルド・ソト(Vc)
イサベル・プエンテ・メンデス(P)
エドゥアルド・ライムンド(Cl)*

ARS INCOGNITA
INCOGNITA-0011(1CD)
【未案内旧譜】
(1)ホセ・マリア・ゴイコエチェア(1924-):EVOCACIONES
喚起[Evocaciones](ピアノの為の;1958)
(2)五重奏1924-2-34(管楽五重奏の為の;1980)
(3)独白(クラリネットの為の;1987)
(4)解放(ヴァイオリンの為の;1987)
(5)白百合(声楽アンサンブルの為の;1997)
(6)アルガ(声楽アンサンブルの為の;2000)
(7)オフェルトリウム1(オルガンの為の;2002)
 オフェルトリウム2(オルガンの為の;2002)
(8)Makildantza(ピアノの為の;1999)
(9)ソナタ・アンビエンタル第1番(オルガンの為の;1999)
(10)ソナタ・アンビエンタル第2番(オルガンの為の;1999)
(1)マイア・トゥルリョルス(P)
(2)パブロ・ソロサバル管楽五重奏団
(3)エミリオ・チリベリャ(Cl)
(4)アンジェロ・ヴィエンニ(Vn)
(5)パウラ・カボデビリャ(S)、アレヒア・フンカル(MS)、ミゲル・メディアノ(T)シモン・アンドゥエサ(Br)
(6)マリマル・オラベリ(MS)、ホセ・ルイス・ヒメネス(T)、パブロ・ガヌサ(Br)
(7)ラウル・デル・トロ(Org)
(8)マイア・トゥルリョルス(P)
(9)ラウル・デル・トロ(Org)
(10)ホセ・ルイス・エチチピア(Org)
録音:マドリード、パンプロナ(スペイン)
ホセ・マリア・ゴイコエチェアはナバラ県ベラ・デ・ビダソアに生まれたスペイン・バスクの作曲家。同じくバスクの作曲家であるドノスティア神父(1886-1956)やヘスス・グリディ(1886-1961)の後継者に位置付けられています。

CONCERTO XXI PRODUCCIONES
BS-070(1CD)
【未案内旧譜】
室内楽形式のサルスエラピアノ六重奏によるサルスエラ・セレクションVol.1
フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):「ラバピエスの床屋」
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):「自由な教育」(J・F・パチェコ編)
フェデリコ・チュエカ(1846-1908)&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):「マドリードからパリへ」
マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ(1835-1906):「“ラ・アフリカーナ”の二重唱」
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ:「グラン・ビア(大通り)」(アンサンブル・デ・マドリード編)
ルペルト・チャピ(1851-1909):「人騒がせな娘」(アンコール)
アンサンブル・デ・マドリード
ロベルト・メンドサ、エスペランサ・ペラスコ(Vn)
サンティアゴ・クシェバツキー(Va)
パウル・フリードホフ(Vc)
フェルナンド・ポブレテ(Cb)
アンヘル・ウイドブロ(P)

録音:2007年4月27日、マドリード、アウディトリオ・コンデ・ドゥケ、ライヴ
CONCERTO XXI PRODUCCIONES
BS-072(1CD)
【未案内旧譜】
室内楽形式のサルスエラピアノ六重奏によるサルスエラ・セレクションVol.2
フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):「火遊び」
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):「カディス」(E・タバン編曲)
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):「黄金の塔」(J・F・パチェコ編曲)
ルペルト・チャピ(1851-1909):「人騒がせな娘」(アンサンブル・デ・マドリード編)
ヘロニモ・ヒメネス&アマデオ・ビベス(1871-1932):「白い子猫」(J・F・パチェコ編)
ジュアキム・マラス(1872-1912):スペインの印象第2番「セレナータ」(アンコール)
アンサンブル・デ・マドリード
ロベルト・メンドサ、エスペランサ・ペラスコ(Vn)
サンティアゴ・クシェバツキー(Va)
パウル・フリードホフ(Vc)
フェルナンド・ポブレテ(Cb)
アンヘル・ウイドブロ(P)

録音:2007年5月27日、マドリード、アウディトリオ・コンデ・ドゥケ、ライヴ
CONCERTO XXI PRODUCCIONES
BS-073(1CD)
【未案内旧譜】
室内楽形式のサルスエラピアノ六重奏によるサルスエラ・セレクションVol.3
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):「スリッパ(サパティリャス)」(J・F・パチェコ編)#
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):「グラン・ビア(大通り)」(アンサンブル・デ・マドリード編曲)*
フェデリコ・チュエカ:「カディス」(E・タバン編)+
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ:「その年は水のごとく去り」(J・F・パチェコ編)#
「マドリードからパリへ」(J・F・パチェコ編)*
フェデリコ・チュエカ:「ぼろを着た人」(J・F・パチェコ編)#
アンサンブル・デ・マドリード
ロベルト・メンドサ、エスペランサ・ペラスコ(Vn)
サンティアゴ・クシェバツキー(Va)
パウル・フリードホフ(Vc)
フェルナンド・ポブレテ(Cb)
アンヘル・ウイドブロ(P)

録音:2007年4月27日*、5月27日+、2008年4月18日#、マドリード、アウディトリオ・コンデ・ドゥケ、ライヴ
チュエカの没後100年記念盤。*はVol.1、+はVol.2と同一音源。この水増し感が何ともスペイン的です・・・

IBERSONIC
IB-71062(1CD)
【未案内旧譜】
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩」K.458
弦楽四重奏の為のアダージョとフーガハ短調K.546
弦楽四重奏曲第19番ハ長調「不協和音」K.465
サラバスティSQ[ガブリエル・ラウレト(第1Vn)、ディエゴ・サンス(第2Vn)、ドロ・サンス(Va)、エンリケ・ビダル(Vc)]

録音:2007年5月19、20、26日、ムルシア(スペイン)、マヌエル・マソッティ・リッテル高等音楽院ホール
IBERSONIC
IB-80166(1CD)
【未案内旧譜】
バンドゥリア、マンドリンと鍵盤楽器の為の音楽
ラファエレ・カラーチェ(ルイス・ヒメネス編):スペイン舞曲(b/p)
アルベニス(デュオ・ピアントゥル編):マラゲニャOp.165-3(bc/p)
ジョヴァンニ・バオウティスタ・ジェルヴァジオ(1725-1785):室内ソナタ(m/c/*)
フェリス・デ・サントス(1874-1946):バラードとロンド(b/p)
アリアドナ・アマドル(1972-):キューバの3つの版画(bc/p)
ベートーヴェン:主題と変奏曲(m/fp)
アントニオ・ロドリゲス・"メディナ"(アントニオ・アグスティン・ゴンザレス編):甘い言葉(b/p)
ゲル・アンヘル・カサレス(1944-):ビノの門(bt/p)
ベートーヴェン:ソナティナ(m/fp)
ペドロ・チャモロ(ルイス・ヒメネス編):海のロマンス(b/p)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(m/p)
デュオ・ピアントゥル
ルイス・ヒメネス(バンドゥリア(b)、
バンドゥリア・コントラルト(bc)、
バンドゥリア・テノル(bt)、ナポリ式マンドリン(m))
アントニオ・アグスティン・ゴンザレス(p)、
フォルテピアノ(fp)、チェンバロ(c))
ホセ・ラモン・サエス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*

録音:ムルシア(スペイン)、
マヌエル・マソッティ・リッテル高等音楽院演劇ホール
撥弦楽器と鍵盤楽器というユニークなデュオ。バンドゥリアはマンドリンに似たスペインの楽器。

LEspai
LER00017-07(1CD)
【未案内旧譜】
トニ・コトリ仲間たちの間で
ピアソラ:ブエノスアイレスの夏*
ウォルトン:バガテル第3番*
ホルヘ・カルドソ(1949-):ミロンガ*
アントニオ・ラウロ(1917-1986):ワルツ第2番*
タレガ:アルハンブラの思い出*
ジョアン・テイシェイラ・ギマランエス(1883-1947):鐘の音*
ファリャ:スペイン舞曲第1番*
 モーロの織物+/アストゥリアナ+/子守歌+
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):ハエンのモーロ娘たち+
 ソロンゴ+/カフェ・デ・チニタス+
ギタラス・デル・メディテラネオ*
トニ・コトリ(クラシックG)
ハビエル・サモラ(フラメンコG)
クアルテート・クエルダス・モルナス+
セリア・ムル(歌)、ロラ・ヒメノ(Vn)
リベ・アギラ(Vc)トニ・コトリ(G)

録音:2005年11月、2007年4月、スタジオ・アウラル
DIAL DISCOS(Diapason)
DIAL-95056(1CD)
ギターとピアノ
アントン・ディアベッリ(1781-1858):華麗な大ソナタ
グラナドス(デルフィン・クルメ編):スペイン舞曲集 から
第3番ニ長調,第4番(ビリャネスカ),
第6番ニ長調(アラゴネサ),第10番ト長調
フランシスコ・クエンカ(1964-):ダマスコ(私の母カルメンのために)
デルフィン・クルメ(1946-):Semioesferas
デュオ・クエンカ
フランシスコ・クエンカ(G)
ホセ・マヌエル・クエンカ(P)
ギターとピアノという組み合わせが珍しいスペインの兄弟デュオ。2001年頃発売。
DIAL DISCOS(Diapason)
DIAL-95063(1CD)
アンダルシアの香り/ギターとピアノ
タレガ(井上勝仁編):アルハンブラの思い出
フランシスコ・クエンカ(1964-):タランタ
ファリャ:バレエ「恋は魔術師」〜愛の戯れの踊り
アルベニス(井上勝仁編):グラナダ
 コルドバ/セビリャ
フランシスコ・クエンカ:アビラ/鎌倉
フランシスコ・クエンカ(G)
ホセ・マヌエル・クエンカ(P)
ブックレットの解説はギタリスト手塚健旨(てづかたけし)氏による日本語オリジナルで、それがスペイン語と英語に翻訳された3ヶ国語仕様。2005年頃発売。

DIAL DISCOS(Doblon)
DIAL-96055(1CD)
スペインの音楽
トゥリーナ:5つのジプシー舞曲(第1集)Op.55
 5つのジプシー舞曲(第2集)Op.84*
感傷的なアンダルシアの女(独白)*
 ファンダンギリョ+/セビリャーナ+
グラナドス:アンダルサ+
アルベニス:入江のざわめき(マラゲニャ)+
 アストゥリアス(伝説)+
 コルドバ+/セビリャ+
ホセ・マヌエル・クエンカ(P)*
フランシスコ・クエンカ(G)+

録音:1992年10月3日、11月6-7日
DIAL DISCOS(Doblon)
DIAL-96165(1CD)
ピアノとギターによるスペイン・リサイタル
ソレル:3つの小品[メヌエット(変奏曲 I&II),アンダンテ,アレグロ]
グラナドス:スペイン舞曲集〜オリエンタル,アンダルサ
ファリャ:奇想的ワルツ
 バレエ「三角帽子」〜粉屋の踊り
ミゲル・アンヘル・グティエレス(1958-):孤独
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲〜アダージョ
フロレス・チャビアノ(1946-):民謡組曲
ホセ・マヌエル・クエンカ(P)
フランシスコ・クエンカ(G)

1995年頃発売。
DIAL DISCOS(Doblon)
DIAL-96367(1CD)
ギターとピアノによるスペイン音楽コンサート
ボッケリーニ:序奏とファンダンゴ(*/+)
アントニオ・ソレル(フランシスコ・クエンカ編):協奏曲第1番ハ長調(*/+)
ファリャ:夜想曲+/アンダルシアのセレナード+
フランシスコ・クエンカ:エボカシオン、フーガとタランタ*
アンドレス・セゴビア:光のない練習曲*
マヌエル・サウメル(1817-1870)/フロレス・チャビアノ(1946-)編):5つのコントルダンス(*/+)
ミゲル・アンヘル・グティエレス(1958-):3つのバラ(フラメンコ幻想曲)(*/+)
ランシスコ・クエンカ(G)*
ホセ・マヌエル・クエンカ(P)+

発売:1997年頃


Dal Segno
DSPRCD-057(1CD)
アメリカのピアノ三重奏曲集
ビーチ:ピアノ三重奏曲イ短調op.150
アイヴズ:ピアノ三重奏曲
ブロッホ:3つの夜想曲
コープランド:ヴィテブスク〜ユダヤの主題による習作
カウエル:ピアノ三重奏曲
ハートリー・トリオ

録音:1992年5月5日−7日
ハートリー・トリオは、ジャクリーヌ・ハートリーなど、ロンドンの王立音楽アカデミーで往年の名ヴァイオリニスト、シドニー・グリラーに学んだ音楽家たちよって1980年に結成されたイギリスのアンサンブル。全てアメリカものというピアノ三重奏曲集はどこか新鮮。

Nascor
NS-05(1CD)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
シューベルト:同第2番Op.100
フォルトゥーナ・ピアノ・トリオ【マルクス・プラッチ(Vn)、リ・キュンミ(Vc)、ミケランジェロ・カルボナーラ(Pf)】
2007年結成の若き団体フォルトゥーナ・ピアノ・トリオ。エマニュエル・アックスに見出され、イタリアを中心に世界的に活動しています。オーケストラ曲をピアノトリオに編曲したレパートリーで名を売りましたが、ここでは独墺系の名作2篇に挑戦。長いシューベルト作品でも美しい歌に満ちた若々しい魅力を撒き散らしています。 (Ki)

ENRIC ROVIRA
ER-003(1CD)
カルレス・カセス[カゼス](1958-):ストリングスバンド
平和の対話/バルコニーから
アダージェット/モデラート/ブレ
デミ=ペレ/ポンスとビラ・ミス
ストリングス・エクスプレス
ストリングバンド[アルフレド・コツ、マリア・アンジェルス・カザス(Vn)、ミケル・コルドゥバ(Va)マリオナ・トゥセト(Vc)、ミケル・アンジェル・クルデロ(Cb)ペプ・ペレス(P)
カルレス・カセス(Piano Rhodes & Melodica) ]
カルレス・カセスは映画音楽の分野で知られるバルセロナ生まれの作曲家。

AYVA MUSICA
AV-028(1CD)
アンサンブル
ハイドン:ピアノ三重奏曲イ長調 Hob.XV:18*
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581+
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ#
イルカ・レドン(P)*
フアン・ベルヌエス(Vn+、第2Vn)+
アルフレド・ゲレロ(Vc(*/+))
フアン・ルイス・ロヨ(Cl(+/#))
エレナ・アルベリコ(第1Vn)+
ビセンテ・アラマ(Va)+
マリア・アンヘレス・フェルナンデス(P)#*

録音:バルセロナ、スタジオ・アルベルト・ムラレダ
AYVA MUSICA
AV-038(1CD)
鳥の歌〜チェロとピアノの為の作品集
ヴィラ=ロボス(1887-1959):黒鳥の歌
カタルーニャ民謡(テンシー・クリスマント編):鳥の歌
ファリャ:7つのスペイン民謡
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
イニャキ・エチェパレ(Vc)
テンシー・クリスマント(P)

ENZO Recordings
EZCD-10011
時任和夫「ピッコロ・ヴィルトゥオーゾ」
テレマン:ソナタ.ヘ短調
バッハ:ソナタ.ト短調 BWV1020
清水研作:ピッコロのための「星々の記憶へI」
グルック:精霊の踊り
テレマン:12のファンタジー〜10番嬰へ短調
メシアン:黒つぐみ
アントン・ライヒャ:ソナタ.ニ長調Op.103
時任和夫(ピッコロ)、藤田雅(P)

2010年3月31日-4月2日 魚沼市小出郷文化会館にて収録
※日本語解説書オビ付き
●"情熱のピッコロ"フィラデルフィア管弦楽団首席ピッコロ奏者 時任和夫 待望のソロ・アルバム/アメリカの名門フィラデルフィア管で長年活躍する日本人演奏家 時任和夫が激しくそしてやさしく魂に語りかける。
●時任さんのピッコロは、十全足る表現力の幅に加え、なかなかフルートでも味わえない響きの潤いや艶、あるいは響の存在感を備えているのである。
実に驚異的だ。この素晴らしいソロ・アルバムを聴いて、僕は改めてフィラデルフィア管がいかに贅沢なオーケストラであるか、そのサウンドの秘密を垣間見たような気がした。(石田一志 ブックレットより)
●時任和夫/KAZUOTOKITO(piccolo)
1948年札幌に生まれる。フルートを小松昭吾氏に師事。1965年渡米。インターロッケン・アーツ・アカデミー卒業後、オベリン大学オベリン音楽院に入学、ロバート・ウィロビー氏に師事、優等生として卒業する。その後、インディアナ大学大学院にてジェームズ・ペレライト氏に師事するほか、同時に作曲も勉強し学内の作曲コンクールにて入賞する。後に同大学院より演奏家証書と修士号を取得する。77年、バンクーバー交響楽団に副首席フルート及びピッコロ奏者として入団。80年、バンクーバーのCBC室内管弦楽団の首席フルート奏者に任命される。81年、フィラデルフィア管弦楽団に首席ピッコロ奏者として入団。現在も同管弦楽団にて活躍。これまで、何度かサイトウキネンオーケストラに招待されるほか、札幌、長沼、新潟などでリサイタルを開く。1995年、札幌交響楽団とピッコロ・コンチェルトを協演。 (Ki)

Dapheneo
Dapheneo-A804(1CD)
鏡〜アコーディオンとサクソフォン四重奏の為の作品集
ヴィズール&フェレ:スウィング・ワルツ
アスティエ&アゾーラ:システムA
カサップ:炎/ピアソラ:オブリビオン
ムレナ&コロンボ:インディフェレンス
コスマ:サリュート・ラルティスト
ブレル:ヴズール、ジョーレ
ムレナ&コロンボ:インディフェレンス
サティ:ジムノペディ第1番
カサップ:小さなオブジェのワルツ
アスティエ&アゾーラ:システムA
ヴィズール&フェレ:スウィング・ワルツ
イネディッツ・サクソフォンQ、
マルセル・アゾーラ(アコーディオン)

録音:2008年
フランスのアコーディオンの神様と称されるマルセル・アゾーラと、バラグリオリが参加するイネディッツ・サクソフォンQが共演!クヮルテットのメンバー、フィリップ・ポルテジョワの優れたアレンジが、アコーディオンとサクソフォン四重奏を急接近させます。
Dapheneo
Dapheneo-9910(1CD)
【未案内旧譜】
革命家
ピアソラ:革命家、アディオス・ノニーノ、リベルタンゴ
ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
ガルデル:下り坂
サルガ:ア・フエゴ・レント
スタンポーニ&エスポージト:空のひとひら
ヴィリョルド:エル・チョクロ
ヒエコ:アルゼンチンの印象
エスケシュ:タンゴ・ヴィルトーゾ
ヒエコ:レ・4・クプ/グビッチ:イゲン
サクソフォンQ「キャトル」

録音:1999年4月&5月&7月
パリ・ギャルドのサクソフォン奏者ジャン=ピエール・バラグリオリが主宰するサクソフォンQ、キャトル(4uatre)のタンゴ・アルバム。サクソフォン四重奏のレパートリーとしてすっかり市民権を得たピアソラの作品の中でも「アディオス・ノニーノ」が特にオススメ。


独SONY
SONY-88697656902
(10CD)
カザルス/オリジナル・ジャケット・コレクション

(1)バッハ:チェロ・ソナタ第1番ト長調BWV.1027
 チェロ・ソナタ第2番ニ長調BWV.1028

(2)バッハ:チェロ・ソナタ第3番ト短調BWV.1029

(3)バッハ:音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903
 イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971

(4)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2
 『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46
 『魔笛』の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66

(5)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97『大公』

(6)シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898,Op.99

(7)ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8

(8)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
 チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2

(9)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
 チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1

(10)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
カタロニア民謡(カザルス編):鳥の歌
カタロニア民謡(カザルス編)カニグーの聖マルタン祭
バッハ:アリア(パストラーレBWV.590)
 レチタティーヴォ(オルガン協奏曲より)
ハイドン:アダージョ(ピアノ・ソナタ第19番より)
ファリャ:ナナ〜7つのスペイン民謡

(11)『ホワイトハウス・コンサート』
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
クープラン:チェロとピアノの為の演奏会用小品
シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70
カタロニア民謡(カザルス編):鳥の歌
パブロ・カザルス(Vc)

(1)パウル・バウムガルトナー(P)
 録音:1950年7月、プラド音楽祭(モノラル)

(2)パウル・バウムガルトナー(P)
 録音:1950年7月、プラド音楽祭(モノラル)

(3)ルドルフ・ゼルキン(P)
 録音:1950年7月、プラド音楽祭(モノラル)

(4)ルドルフ・ゼルキン(P)
 録音:1951年、ペルピニャン、パブロ・カザルス音楽祭(モノラル)

(5)アレクサンダー・シュナイダー(Vn)
 ユージン・イストミン(P)
 録音:1951年、プラド音楽祭(モノラル)

(6)アレクサンダー・シュナイダー(Vn)
 ユージン・イストミン(P)
 録音:1952年、プラド音楽祭(モノラル)

(7)アイザック・スターン(Vn)
 マイラ・ヘス(P)
 録音:1952年、プラド音楽祭(モノラル)

(8)ルドルフ・ゼルキン(P)
 録音:1953年、プラド音楽祭(モノラル)

(9)ルドルフ・ゼルキン(P)
 録音:1953年、プラド音楽祭(モノラル)

(10)ユージン・イストミン(P)
 ユージン・オーマンディ(指)
 プラード音楽祭O
 ペルピニアン音楽祭O
  録音:1952年(モノラル)

(11)アレクサンダー・シュナイダー(Vn)
 ミスチスワフ・ホルショフスキ(P)
 録音:1961年11月13日、ホワイトハウス(モノラル)

Audiomax
703-1608-2(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
アダージョ変ホ長調D.897「ノットゥルノ」
マックス・ブロート・トリオ
チェコ生まれのユダヤ人作家、音楽家マックス・ブロートの名を冠するピアノ・トリオ、マックス・ブロート・トリオのシューベルト。伸びやかなヴァイオリンとチェロ、クリアな響きのピアノが、シューベルト最晩年の傑作はなかなかの秀演。

HOMA DREAM
HR-1211(1CD)
税込定価
デジャヴ
チャップリン:エターナリー 
モリコーネ:ニューシネマパラダイス 
モーツァルト:ピアノソナタKV331第1楽章より
パガニーニ:カンタービレ 
ショパン:ノクターンOp9-2 
ルグラン:シェブールの雨傘 
ウィリアムズ:シンドラーのリスト
バッハ:アリオーソ 
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲ハ長調〜第1楽章
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番より 
パディリャ:ヴィオレテーラ 
ジョプリン:エンターテイナー 
マンシーニ:ひまわり 
ショパン:ノクターン嬰ハ短調 遺作 
モリコーネ:愛のテーマ
硲美穂子(Vn)、竹内永和(G)
硲と竹内の3rdアルバムは映画音楽集。フルオーケストラの雄大な演奏とは違った、弦楽器同士の奏でる柔らかな響き、ゆったりとしたいつか聴いたメロディー、昔出逢った音楽に浸りながら、美しい名場面の数々とその時の思い出が蘇ります。 (Ki)
HOMA DREAM
HR-1212(1CD)
税込定価
ヴィオリーナの12のお話
エルガー:朝の歌
シャミナード(クライスラー編):セレナーデ・エスパニョール
ドビュッシー〜ハイフェッツ編:美しき夕べ
チャイコフスキー:メロディー
クライスラー:美しきロスマリン 
モーツァルト(ブッシュ編):奥様お手をどうぞ
エイラール:毛皮のマリー
ブラームス:スケルツォ 
ドビュッシーローク編):レントより遅く
ホイルベルガー(クライスラー編):真夜中の鐘 
ピアソラ:ボルデル1900
西澤健一:4つの小さなメロディー(委嘱作品)
石井有子(Vn)
佐藤美歌(P)、金益研二(P)、
竹内永和(G)
4歳より粟津秀子、粟津彰氏のもとヴァイオリンを始め、国立音楽大学器楽学科卒業。堀伝、TrasGabora,RitaNagyの各氏に師事。タンゴヴァイオリンをPabloAgri氏に師事。現在、タンゴの演奏を中心に、ソロ、室内楽、ミュージカルで活躍中。 (Ki)

Anemos
C-33005(1CD)
クリストバル・アルフテル:弦楽四重奏曲集Vol.1
弦楽四重奏のための3つの小品
弦楽四重奏曲第3番/弦楽四重奏曲第6番
アルディッティSQ

録音:2009年2月、オール・セインツ教会(イギリス)
「アネモス(Anemos)」は、スペインの名門古楽レーベル、グロッサ(Glossa)のレコーディング・チーム&デザイナーと、スペイン文化省の共同作業で設立された新らしいコンテンポラリー・レーベル。スペイン現代音楽界の"今"を伝えてくれる「アネモス」は、個性的なプログラムはもちろんのこと、グロッサの録音技術が活かされた優秀録音とハイ・クォリティのブックタイプ仕様(ブックレット56ページ)も大きな魅力。また「アネモス」はカバー(ジャケット前面)がシールになっており、自分だけのデザインを創造することができるというまさにスペイン発の"アート"です。
コンテンポラリー的な響きの中から現れるメロディアスな旋律や民族音楽風のリズムなど、伝統と前衛を自在に使い分けことのできるアルフテルの突出した才能が生み出した"弦楽四重奏曲集"です。またアルフテルの作品を徹底的に掘り下げるアルディッティSQの凄さに改めて脱帽。
Anemos
C-33001(1CD)
ゲレーロ:室内楽作品集
室内協奏曲/ケフェウス座デルタ星
ヴァーダ/結合法
アネモスC/ヒアデス星団
ジョアン・セルベリョ(指)
グループ・インストゥルメンタル・デ・バレンシア、
ピラール・ユラード(S)、
ジャクリーヌ・スクアルシア(S)

録音:2007年1月、バレンシア
フランシスコ・ゲレーロはフランシスコ・ゲレーロでもルネサンス時代スペインの大作曲家のほうではなく、20世紀のスペインで活躍した現代のフランシスコ・ゲレーロ(1951−1997)の室内楽作品集。クセナキスの音楽から影響を受けたゲレーロは、数学的書法やアルゴリズムをスペインの作曲界にもたらすという重要や役割を果たした人物でもあります。
Anemos
C-33004(1CD)
ルエダ:ポケットの楽園
マリンバのための練習曲
表情豊かな練習曲/ルナ・ヌエバ/常動曲
ミケル・ベルナト(ディレクター)、ドラミング

録音:2009年1月、ポルトガル
"折衷主義"と"多様性"をキーワードとしているスペインの作曲家ヘスス・ルエダ(1961−)の打楽器作品集。ルエダは、5オクターブのスティール・ドラムや演奏者自身の体を楽器として使用するといった独創的なアイディアの持ち主として知られている。スティーヴ・ライヒの作品「ドラミング」をアンサンブルの名前に冠したパーカッション・アンサンブルが、スペイン発の新しい打楽器のための音楽を繰り広げています。

AYVA MUSICA
AYVA-047(2CD)
ガスパル・カサド:チェロとピアノの為の作品全集
ソナタ/朝の歌/南部の狂詩曲/アカレス
緑の魔王の踊り/愛の言葉
スペイン古典様式によるソナタ/セレナード
ボアブディルの嘆き
振り子時計と糸つむぎの女と恋人
パルティータ
イニャキ・エチェパレ(Vc)
ルドビカ・モスカ(P)

録音:アルベルト・ムラレダ・スタジオ
バルセロナに生まれ、カザルスに見出されその教えを受けた20世紀を代表するチェリストの一人、ガスパル・カサドの作品集。現在のチェリストにとって貴重なレパートリーとなっています。イニャキ・エチェパレはスペイン・バスク地方イルン生まれのチェリスト。

CAMBRA
CBR-6909(1CD)
ホセ・モレノ・ガンス(1897-1976):サパテアド「パブロ・サラサーテへのオマージュ」
(ヴァイオリンとピアノの為の1945)(*/+)
四重奏曲第3番(ピアノ四重奏曲;1975)+
四重奏曲第4番(弦楽四重奏曲)
四重奏曲第5番「マリオネット」(弦楽四重奏曲の為の幻想四重奏曲)
モレノ・ガンスSQ[エドゥアルド・アマウ(第1Vn(*独奏)、アンパロ・ビダル(第2Vn)、フランセスク・ガヤ(Va) ラケル・ラクルス(Vc)]、
ビクトリアノ・ゴテリス(P)+
ホセ・モレノ・ガンスはバレンシア県アルヘメシに生まれたスペインの作曲家。マドリード、ウィーン、ベルリン、パリで学び、いわゆる「27年世代」の一人に数えられています。その名を冠してカステリョン&バレンシア高等音楽院の教授たちによって結成されたモレノ・ガンスSQによる演奏。すべて世界初録音。
CAMBRA
CBR-4906(1CD)
【未案内旧譜】
ホセ・モレノ・ガンス(1897-1976):ヴァイオリンとピアノの為のメロディ第1番ロ短調(1926)(*/+)
ヴァイオリンとピアノの為のメロディ第2番変ホ長調(1927)(*/+)
四重奏曲第6番(ピアノ四重奏曲;1955)+
四重奏曲第2番(弦楽四重奏曲;1972)
モレノ・ガンスSQ[エドゥアルド・アマウ(第1Vn(*独奏)、アンパロ・ビダル(第2Vn)、フランセスク・ガヤ(Va) ラケル・ラクルス(Vc)]
ビクトリアノ・ゴテリス(P)+

Crystal Classics
N-67014(3CD)
モーツァルト:ハルモニームジークのための音楽
歌劇「魔笛」(ハイデンライヒ&タルクマン編)
歌劇「後宮からの逃走」(ヴェント編)
歌劇「フィガロの結婚」(ヴェント&タルクマン編)
歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(タルクマン編)
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(トリーベンゼー&タルクマン編)
リノス・アンサンブル
"室内アンサンブルのために"編曲されたマーラーの「交響曲第4番」やブルックナーの「交響曲第7番」の演奏で世界の管弦打楽器奏者たちを驚かせたドイツのスーパー・アンサンブル、リノス・アンサンブル。マーラーやブルックナーと並ぶリノス・アンサンブル快挙、モーツァルトの"室内アンサンブル版"オペラがセットになって復刻登場!ハイデンライヒやヴェント、トリーベンゼーの手によって施されたモーツァルトの存命当時、18世紀後期のアレンジをベースとしているところも、このリノス・アンサンブル盤の魅力の1つです。
Crystal Classics
N-67006(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898,Op.99
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100
オデオン・トリオ〔クルト・グントナー(Vn)、アンゲリカ・メイ(Vc)、レナード・ホカンソン(P)〕

録音:1980年6月
オデオン・トリオは、バイエルン国立歌劇場管、バイロイト祝祭管、ミュンヘン・フィル、ミュンヘン・バッハ管のコンサートマスターを歴任し、2005年からは武蔵野音楽大学の客員教授として後進の育成に取り組んでいるドイツの名ヴァイオリニスト、クルト・グントナーが1972年に結成したアンサンブル。ケンペやリヒターとの共演など長きに渡って第一線で活躍を続け、ドイツの伝統と音楽を肌で感じ取ってきたグントナーの演奏には言葉では言い表しきれない説得力があります。
Crystal Classics
N-67010(2CD)
ボッケリーニ:五重奏曲集
オーボエ五重奏曲ト長調Op.55-1*
弦楽五重奏曲ニ短調Op.13-4+
ギター五重奏曲第2番ホ長調G.446#
オーボエ五重奏曲ニ短調Op.55-6*
ギター五重奏曲第4番ニ長調G.448「ファンダンゴ」#
弦楽五重奏曲イ長調Op.60-3+
オーボエ五重奏曲変ホ長調Op.55-5*
ラヨシュ・レンチェシュ(Ob)*、パリジーQ*、
ジャン=ピエール・ジュメ(G)#、
ディモフSQ#、ペーターゼン・クヮルテット+、

録音:1992年−1993年
※スリップケース仕様
18世紀イタリアの"五重奏曲王"、ルイジ・ボッケリーニの「オーボエ五重奏曲」と「ギター五重奏曲」、「弦楽五重奏曲」を収録した五重奏曲三昧のボッケリーニ・アルバム。シュトゥットガルト放送響の元首席オーボエ奏者レンチェシュの濃密な響き、ギターと弦楽四重奏の共演、ペーターゼン・クヮルテットのハイレベルな響きなど、多彩な"味"が楽しめます。

HEVHETIA
HV-0040-2(1CD)
イザイ:2つのヴァイオリンとヴィオラの為の三重奏曲「ロンドン」(1914-1916;ナンドール・セデルケニ校訂)*
レーガー:2つのヴァイオリンとヴィオラの為のセレナード ト長調(1915)
ナンドール・セデルケニ、
マリアンネ・リーレ(Vn)
ミラン・ラディチ(Va)
*はハンガリーのヴァイオリニスト、ナンドール・セデルケニの校訂版による世界初録音。

QUARTZIADE
QTZ-001(1CD)
フルートの気の向くままに
アルベニス(バルトゥク編):アストゥリア(フルートとピアノの為の版)
 グラナダ(同)
フランソワ・ド・ボワヴァレ(ボノー編):フルートとハープの為のソナタ第1番*
グスタフ・グンゼンハイマー(1934-):フルートチェンバロの為のソナタ第1番
メンデルスゾーン(リュック・ボードウィン&ジェラール・ノアック編):6つの二重唱曲Op.63 より(フルート、クラリネットとピアノの為の版)
恋人よ、打ち明けておくれ,渡り鳥の別れの歌,秋の歌
フロラン・シュミット:フルート、クラリネットとピアノの三重奏ソナティネOp.85
ヨンゲン:フルートとハープの為の緩やかな舞曲Op.56
イベール:フルート、ヴァイオリンとハープの為の2つの間奏曲
ウィリー・モルティエ(1947-):ローカル・フライト(フルートとピアノの為の)Op.44
アンサンブル・クワルツ[ジェラール・ノアック(Fl)、リュック・ボードウィン(Cl)、フィリップ・デカンプ(Vn)、イングリッド・プロキュルール(Hp)、ベティ・ブライランツ(Cemb)、いづつゆか(P) ]

録音:1996年、スタジオ・ニュー D.E.S.

※*19世紀アルベールの木製フルートを使用。
QUARTZIADE
QTZ-008(1CD)
抒情歌集
レハール(ボードウィン編):メリー・ウィドー(フルート、オーボエ、クラリネットとファゴットの為の)
ドニゼッティ:フルートとハープの為のソナタ
ドヴォルザーク(・ノアック編):ドゥムカ(フルート、イングリッシュホルン、クラリネットとファゴットの為の)
ドニゼッティ(ドムスティーズ編):人知れぬ涙(ファゴットとピアノの為の版)
ロッシーニ:フルートとハープの為のアンダンテと変奏曲
J・シュトラウス&ヨゼフ・シュトラウス(ガブラー編):ピツィカート・ポルカ(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットの為の版)
グレチャニノフ(S・ステグミュラー編):早朝 0p.126b
マルティーニ:愛の喜び(フルート、イングリッシュホルン、クラリネットとファゴットの為の)
J・シュトラウス(ノアック編):「ジプシー男爵」序曲
アンサンブル・クワルツ[ジェラール・ノアック(Fl)、ティエリ・カンメール(オーボエ、イングリッシュホルン)、リュック・ボードウィン(Cl)、ダニエル・ドムスティーズ(Fg)、ベルナール・ワスネール(Hrn)、イングリッド・プロキュルール(Hp)]
クリストフ・ポスタル(P)

録音:2007年7、9月、フラン=ワレ教会

2L
2L-55SACD(1SACD)
クロウタドリ(BlackBird/SortFugl)
クヴァンダール:ソロクラリネットの為の幻想曲Op.68-2
グリーグ(シュッレ・サッセブー・ホーラン編):3つの抒情小曲集第3集Op.43から【蝶々、愛の歌、春に寄す】
サッセブー・ホーラン:クロウタドリ、オリヴィエ・メシアンへのオマージュ
トリグヴェ・マドセン:クラリネットとピアノの為のソナタOp.23
ストラヴィンスキー:クラリネットの為の3つの小品
サン=サーンス:クラリネットソナタ変ホ長調Op.167
フィン・モッテンセン:ソナティナOp.9
フレードリク・フォシュ(Cl) 
スヴァイヌング・ビェラン(P)

録音:2008年1月、6月 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
もっとも多彩な音色の変化を聴かせる木管楽器といわれるクラリネット。オスロ・フィルハーモニックの副首席奏者フレードリク・フォシ(1973-)が、クラリネットソロ、クラリネットとピアノの為の曲を録音しました。自由な調性のなかにメロディとクラリネットの多様な音を活かしたヨハン・クヴァンダールの《幻想曲》。ピアノの為の《スロッテル》を管弦楽版に編曲したことのあるシュッレ・サッセブー・ホーランは、同じグリーグの《抒情小曲集第3集》から選んだ3曲をクラリネットとピアノのために編曲。《クロウタドリ》は"色彩とテクスチュアの研究"のためホーランがメシアン生誕100年の2008年にクラリネットソロのために書いた音楽です。トリグヴェ・マドセンのソナタは「古典的形式、優雅さ、表現主義と印象主義の和声宇宙、機知と内省に健康的な部分のジャズをミックスした典型的なマドセンの音楽」。この曲はすでに、クラリネット奏者のレパートリーになりました。フィン・モッテンセンは、十二音音楽とセリエルの作曲家としてヴァーレンとともにノルウェー音楽をリードしたひとり。《ソナティナ》では、クラリネットのもつ幅広い表現力が音楽に奥行きを付け加えます。そしてシューマン、ストラヴィンスキー、サン=サーンス。クラリネットという楽器の特色を活かした多彩な選曲のアルバム。 (Ki)

独UNIVERSAL
477-9055(3CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調K.296
ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調K.301
ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304
ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調K.305
ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調K.306
ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376
ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調K.377
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378
ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481
ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調K.379
ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調K.380
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454
ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn) 
カール・ゼーマン(P)

録音:1953年〜1955年

Monopole
MONO-032(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」
ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調*
ヴィヴァルディ:チェロ(ヴァイオリン)協奏曲ニ長調 op.3/9#
パウル・バドゥラ=スコダ(P) 
ジャン・フルニエ(Vn)
ミラン・ホルヴァート(指)プラハSO*
ソリスティ・ディ・ザグレブ#
アントニオ・ヤニグロ(VC、指)

サウンド&ミュージック・クリエーション
SMC-1003(1CD)
税込定価
サラサーテ作品集Vol.2
さらば、わが山並(アディオス・モンターニャス・ミアス)Op.37
ホタ・デパブロOp.52
「ファウスト」幻想曲Op.13
スペイン舞曲Op.26 の1
スペイン舞曲Op.26 の2
「カルメン」幻想曲Op.25/別れOp.9
イパラギーレのソルツィーコOp.39
「ミニョン」幻想曲Op.16
ルーマニアの旋律Op.47
序奏とタランテラOp.43
木野雅之(Vn)、小川哲朗(P)

録音:2008 年4 月16、17 日、千葉市美浜文化ホール
ヴィルトゥオーゾ木野雅之の超絶技巧ヴァイオリンが奏でる情熱のスパニッシュ・サウンド。レコード芸術5月号準特選。

NUMERICA
NUM-1193(1CD)
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):室内音楽集
(1)ディニスとイザベル Op.99
(2)Decateto -1Op.138 / Decateto-2Op.155
(3)記憶 Op.95
(4)世界を救った鳥 Op.137
(5)イン・メモリアム Op.105
(6)トッカータ Op.133
(1)アナ・フェラス(S)、
  ジョゼ・ジョアン・ゴメス・ドス・サントス(P)、
  アントニオ・コスタ(Hrn)、ラヴェル・シャピュイ(Fl)、
  カルメン・カルデアル(Hp)

(2)ヌノ・コルテ=レアル(指)ユートピアO

(3)ジョゼ・ジョアン・ゴメス・ドス・サントス(P)
 ラヴェル・シャピュイ(Fl)、アントニオ・コスタ(Hrn)

(4)ジャネテ・サントス(Fl) アナ・ペレイラ(Vn)
  ジョアナ・シプリアノ(Va) カロリナ・マトス(Vc)

(5)LX金管五重奏団[セルジオ・パシェコ、ダニエル・ロウロ(Tp)、ヌノ・クニャ(Hrn)、ルイ・フェルナンデス(Tb)、アデリオ・カルネイロ(Tub)]

(6)インゲボルク・バルダスティ(P)、リカルド・ロシャ(G)
NUMERICA
NUM-1195(1CD)
シューマン:3つのロマンス Op.94
民謡調の5つの小品Op.102
アダージョとアレグロOp.70/幻想小曲集Op.73
ヌノ・ピント(Cl)
エルザ・シルヴァ(P)
ヌノ・ピントはアントニオ・サイオテ、ミシェル・アリニョン、アラン・ダミアンらに師事したポルトガルのクラリネット奏者。

MUSICA BOHEMICA
MB-011-2(1CD)
ヤロスラフ・クルチェク(1939-):時との会話(2つの声と6人の器楽奏者の為の協奏曲)
ムジカ・ボヘミカ[イジナ・イラースコヴァー、ラドヴァン・ルカフスキー、イジー・コストカ(朗読)、ヤン・ポスピーハル(Vn)、ヤナ・ノヴァーコヴァー(Fl)、ガブリエラ・クルチコヴァー(Ob)、ヨセフ・クルチェク(Cl)、ヤン・レイサル(Fg)、ヤロスラフ・クルチェク(小型半音階ハープ、トルムシャイト、打楽器)]

録音:1978年、チェコ放送プルゼニュ支局

DREYER-GAIDO
DRECD-21054(2CD)
忘れられたページ〜近現代ポルトガル音楽チェロ作品集
フェルナンド・ロペス=グラーサ(1906-1994):3つのポルトガル民謡、
 忘れられしもの、
 3つの花の曲(無伴奏チェロ)
アントニオ・ヴィトリーノ・ダルメイダ(b.1940):3つのバガテル
アルマンド・ジョセ・フェルナンデス(1906-1983):チェロ・ソナタ
フレデリコ・デ・フレイタス(1902-1980):アンテロ・デ・ケンタルの詩による夜想曲
ジョリー・ブラガ・サントス(1924-1988):アリア1、アリア2
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):チェロ・ソナタ
ジョルジェ・ペイシーニョ(1940-95):レチタティーヴォ(無伴奏チェロ)
ルイズ・コスタ(1879-1960):チェロ・ソナタOp.11
クラウディオ・カルネイロ(1895-1960):ソナチネ
ブルーノ・ボラリーニョ(Vc)、
ルイザ・テンダー(P)

録音:2009年7月24-26,ポルトガル
チェロとピアノによる近現代ポルトガルの音楽集。ロペス=グラーサの「3つのポルトガル民謡」はラテンの民族色豊かで、ファリャ、アルベニス、ヒナステラを思わせる。ダルメイダの「3つのバガテル」はいかにもゲンダイオンガク風の音の運びのなかに憂いのある叙情が広がる。一部マニアの間ではよく知られているブラガ・サントスのアリア1、2はチェロによって歌われる朗々とした旋律にポルトガル歌謡ファドの反響を聴く。ポルトガルの近現代音楽はスペイン、フランスと南米の新しい潮流の影響を受けた歌心ある魅力的な作品であふれています。
DREYER-GAIDO
DRECD-21048(1CD)
フリートヘルム・デール・エディションVol.12
フリートヘルム・デール(b.1936):「ヨブ」チクルス〜オルガンのための(2006)#
「ミサ」〜2人の打楽器奏者と2人のトロンボーン奏者のための(1990)
室内のトロンボーン[メディア・マテリアル](1990)*
フリートヘルム・デール(Org)#
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(指)アンサンブル・ノイ・ムジーク・リューベック、
カローラ・シュレーター(S)
フリートヘルム・デール(指)アンサンブル・メディア・プロジェクト*

録音:1990/2008年
DREYER-GAIDO
DRECD-21053(1CD)
フリートヘルム・デール・エディションVol.13
フリートヘルム・デール:ヴァイオリン・ソナタ「初期の歌」(2009)
絨毯(タペット)〜チェロとハープのための印象(1967)*
グラデュアル〜8本のトロンボーンのための(1999)**
コンダクトゥス〜4人の打楽器奏者のための(1980)#
バレエ・メカニーク〜室内オーケストラのための(1986)##
パ・ドゥ・ドゥ〜ヴァイオリンとギターのための(1968)+
チェロ・ソナタ(2008)++
クリスティアーネ・エディンガー(Vn)、
クラウス&ヘルガ・シュトルク*
エールハルト・ヴェッツ・トロンボーン・アンサンブル**
クロウマタ・アンサンブル・ストックホルム(打楽器アンサンブル)#、
アンサンブル・ベルンハルト・ヴルフ##
ヴァルター・クラジンツ(Vn)+、
マルガ・ボイムル(G)+
ウルフ・ティシュビレク(Vc)++

録音:1975-2009年
フリートヘルム・デールは1936年ドイツ・ゲッティンゲン生まれでフライブルク音楽大学で学んだ。作品の様式は倍音の美しい響きが広がるリゲティばりのオルガン曲「ヨブ」があるかと思えば、完全な即興音楽のようにも聴こえる「ミサ」、ジョージ・アンタイル作品と同じ題名ですがいささかヴァレーズ、ストラヴィンスキーを思わせる「バレエ・メカニーク」等かなり多岐に渡ります。シュトックハウゼン、ラッヘンマン、フーバーらドイツの前衛とは一線を画します。

ISODA
IE-2014(1CD)
税込定価
アレトゥーザの泉
シマノフスキ:アレトゥーザの泉Op.30-1
ゲッツラー:うなり独楽
モンポウ:庭の乙女たち(「子供の情景」より,シゲティ編)
フェラーラ:ブルレスカ
セラーノ:マリネラ(「忘れるため」の歌)より
ベートーヴェン:ロマンスト長調Op.40
パラディエス:シチリアーノ(ドゥシュキン編)
パガニーニ:ヴェニスの謝肉祭Op.10(レーピン、辻井編)
リスト:悲しみのゴンドラ
ブラームス:ハンガリー舞曲第21番(ヨアヒム編)
ホイベルガー:真夜中の鐘(「オペラ舞踏会」より,クライスラー編)
ザルチスキ:ポロネーズイ長調Op.23
サラ=サーテ:セレナータ・アンダルーサOp.28
カステルヌオーヴォ=テデスコ:私は町のなんでも屋(セビリヤの理髪師より)
辻井淳(Vn)、藤井由美(P)

録音:2009年8月滋賀県高島市ガリバーホール
プロデューサー,エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)
子供さんから音楽関係者まで幅広い層から支持を集めるNHK教育テレビの「ゆうがたクインテット」。その中で、アリアさんのひときわ美しいヴァイオリンを奏でているのが、このCDの辻井淳です。小品集12作目となるこのCDには、非常に珍しいがたいへん親しみやすい曲が多く含まれております。オタケン・レコード太田憲志のプロデュースで、今回は特にアンサンブル・ベガのステージ・プランナー松田淳一氏の協力を得て、さらに臨場感あふれる録音に仕上がっております。(ISODA)

Laborie
LC-06(1CD)
シューベルト:弦楽四重奏曲ト短調D173
弦楽四重奏曲ニ短調D810「死と乙女」
モザイクQ[エーリッヒ・ヘーバルト(Vn1)、アンドレア・ビショフ(Vn2)、アニタ・ミッテラー(Vla)、クリストフ・コワン(Vc)]

録音:2009年
「死と乙女」の4人で奏でられる冒頭のdの音から、他とはちょっと違うな、と思わされる演奏。美しく甘いハーモニーの場面でも、常に一定に保たれた厳しい緊張が流れており、「死」というものが、恐ろしいものであると同時に、この世の苦しみを見ることなく永遠の眠りにつけるという慰めでもある、という両面を持ち合わせていて、シューベルト自身この「死」と格闘していることが強く打ち出された演奏です。第2楽章の有名な歌曲「死と乙女」の旋律は、ほぼノン・ヴィブラートで演奏されており、ものすごい説得力。年齢を重ねて深みと味わいを増したメンバーによる、他に望みようのないくらいに高水準のシューベルトとなっています。 (Ki)

WARNER MUSIC SPAIN
WMS-5046785552(1CD)
デ・ラ・フェリシダ
キンテロ、レオン&キロガ:悲しみ、私の心の悲しみ
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:街角のジャグラー
ホセ・ルイス・モントン:王女
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:微笑
アマリア・ロドリゲス&アルフレド・ドゥアルテ:風変わりな生き方(*)
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:狂ってしまいたい(ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲に基づく)
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:メラルコーリア[Melalcoholia]
アストル・ピアソラ:天使の死(+)
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:どこ?
ホセ・ルイス・モントン:君と
サラサーテ:サパテアオ
アラ・マリキアン(Vn)
ホセ・ルイス・モントン(G)
マリア・ベラサルテ(歌(*))
ファビアン・カルボネ(バンドネオン(+))

録音:2005年2、3月、ミクサ・クールトゥラ・スタジオ
フラメンコ・ギターの巨匠ホセ・ルイス・モントンとアラ・マリキアンのコラボレーション。

POLYMNIE
POL-550162(1CD)
オンスロー:ピアノ五重奏曲Op.70
弦楽五重奏曲Op.38「狩り」
フランソワ・ジョエル・ティオリエ(P)
アンサンブル・モンソロ
最近、録音が増えてきたオンスローは交響曲の劇的な開始がベートーヴェンに似ているためか、「フランスのベートーヴェン」と呼ばれています。狩猟の際の事故がもとで聴力を失ったことも、そう呼ばれる原因かもしれません。「狩り」はその事故を描いた作品で、「痛み」「発熱と錯乱」「回復期」「治癒」の楽章からなっています。 (Ki)


SONY
SONY-88697616412
(9CD)
ジョルジュ・リゲティ エディション・ボックス
◆CD1:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」、同第2番
ヒルディング・ローゼンベルクへのオマージュ
2つのヴァイオリンのためのバラードとダンス
弦楽四重奏のためのアンダンテとアレグレット

◆CD2:ア・カペラ合唱作品集
『夜』、『朝』、『異国の地で』、『孤独』、2つのカノン、『ベツレヘムの王たち』、『おたずね者』、『ルクス・エテルナ(永遠の光)』、『婚礼の歌』、『イナクテルケの歌』、『マートラセントイムレの歌』、『パーパイ夫人』、ヘルダーリンによる3つの幻想曲、ハンガリー・エチュード、『おお、若さよ!』、『謝肉祭』、『ホルトバージ』、『峰の岩の』、『カーローのデュエット・ダンス』

◆CD3:ピアノ作品集
ピアノのための練習曲第1集、第2集
ムジカ・リチェルカータ、ピアノのための練習曲第3集より

◆CD4:声楽作品集
『ナンセンス・マドリガル』、『ミステリー・オブ・マカーブル』『アバンチュール』、『ヌーヴェル・アバンチュール』『夏』
3つのベーレズの詩による歌曲
5つのアラニーの詩による歌曲
4つのウェディング・ダンス

◆CD5:自動演奏楽器のための作品集
コンティヌウム、ハンガリアン・ロック、カプリッチョ第1&2番、インヴェンション、ムジカ・リチェルカータ
100台のメトロノームのための「ポエム・サンフォニック」
ピアノのための練習曲、コンティヌウム
◆CD6:鍵盤楽器のための作品集
4手ピアノのための5つの小品
2台のピアノのための3つの小品
カプリッチョ第1番、第2番、インヴェンション
パッサカリア、ハンガリアン・ロック、コンティヌウム
リチェルカーレ、オルガンのための2つの習作
ヴォルーミナ

◆CD7:室内楽作品集
ヴァイオリン、ホルン、ピアノのための三重奏曲
管楽五重奏のための10の小品
管楽五重奏のための6つのバガテル
無伴奏ヴィオラのためのソナタ
◆CD8,9:
歌劇『ル・グラン・マカーブル』全曲
◆CD1
アルディッティ弦楽四重奏団
◆CD2
テリー・エドワーズ(指)ロンドン・シンフォニエッタ・ヴォイセズ
◆CD3
ピエール=ローラン・エマール(P)
◆CD4:声楽作品集
キングズ・シンガーズ
フィリス・ブリン=ジュルソン(S)
ローズ・テイラー(Ms)
オマール・エブラヒム(Br)
エサ=ペッカ・サロネン(指)フィルハーモニア管のメンバー
クリスティアーネ・エルツェ(S)、
イリーナ・カタエヴァ(P)
ローズマリー・ハーディ(S)
ピエール=ローラン・エマール(P)
ローズマリー・ハーディ(S)、
マレーナ・エルンマン(M.S)
エヴァ・ウェディン(S)、
ピエール=ローラン・エマール(P)
◆CD5
ユルゲン・ホッカー他
◆CD6
ピエール=ローラン・エマール(P)、
イリーナ・カタエヴァ(P)
イリーナ・カタエヴァ(P)
エリーザベト・ホイナツカ(Cemb)
ジグモント・サットマリー(Org)
◆CD7
サシュコ・ガヴリロフ(Vn)
マリー・ルイーズ・ノイネッカー(Hr)
ピエール=ローラン・エマール(P)
ロンドン・ウィンズ
タベア・ツィーマーマン(Vla)
◆CD8,9:
フローダ・オルセン(Bs)、
グレアム・クラーク(T)
スティーヴン・コール(T)、
ウィラード・ホワイト(Br)
マーク・キャンベル=グリフィス(Br)
マーティン・ヴィンクラー(Br)、
マイケル・レスィター(Br)
リチャード・スアート(Br)
、ジビュレ・エーレルト(S)
ローラ・クレイクム(S)、
シャルロット・ヘレカント(M.S)、
ヤルト・ヴァン・ネス(Ms)、
デレク・リー・レイギン(C.T)
エサ=ペッカ・サロネン(指)
フィルハーモニアO
ロンドン・シンフォニエッタ・ヴォイセズ

GADINET
G-18DAF(1CD)
管楽とピアノの為の音楽
ルーセル:ピアノと管楽五重奏の為のディヴェルティメントOp.6
セサル・カノ(1960-):クラリネット、ホルンとピアノの為の三重奏曲Op.9+
マルティヌー:5つの管楽器とピアノの為の六重奏曲変ホ長調*
ウィリアム・ボルコム(1938-):5の5倍
モンサルバジェ(1912-2002):ダリ風のフォリア
エンリケ・サンス=ブルゲテ(1957-):荘子と蝶(5つの管楽器とピアノの為の六重奏曲)#
グルポ・イリャナ[ビセント・ヘロス・テン(Fl) 、ビセンテ・ゴメス(Ob)、ホアン・エステベ(Cl)、エクトル・ペルテガス(Hrn)、ミゲル・プチョル(ファゴット1)、ミゲル・メリトン(ファゴット2)*]フレデリク・クレヨン(P) ジョゼフ・マルドン(P)+

録音:2008年1、6、12月、バレンシア(スペイン)、SGAE
+#世界初録音。グルポ(グループ)・イリャナは1997年、バレンシア音楽院出身の管楽器奏者を中心に創設。2010年時点の基本メンバーはピアニストを含む6人(ヘロス、ゴメス、エステベ、ペルテガス、プチョル、マルドン)。
GADINET
G-91OAC(1CD)
フルートとピアノの為の音楽
バッハ:フルート・ソナタ ホ短調BWV1034
プーランク:3つの無窮動
サティ:3つのジムノペディ
ロドリーゴ:古謡[Aria Antigua]
ピアソラ:タンゴの歴史
ビセンテ・ロンセロ(1960-):悪の華
ビセント・ヘロス・テン(Fl)
セルヒオ・サンテス(G)

録音:2009年6、10月、ヒリベリャ(スペイン)、スタジオ・アウラル

Caprice
CAP-21795(1CD)
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調K.563/弦楽三重奏曲楽章ト長調K.Anh.66(フランツ・バイヤー補完) トリオ・シリアクス・ペーション・ライティネン〔トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン〔セシリア・シリアクス(Vn)、ヨハンナ・ペーション(Va)、カティ・ライティネン(Vc)〕
2004年にリリースされたドミトリー・シトコヴェツキー版のJ・S・バッハ「ゴルトベルク変奏曲」(弦楽三重奏版/CAP 21695)がスウェーデン・グラミー賞に輝き、映像版までリリースされるなど、世界各国で話題を集めたスウェーデンの女流奏者たちによるアンサンブル、トリオ・シリアクス・ペーション・ライティネン。バッハ以来となる久々の新録音は、モーツァルト晩年の傑作「ディヴェルティメントK.563」。3人とも技量の高さは抜群だが、特にセシリア・シリアクスのヴァイオリンは絶品。

Audiomax
946-1573-6
(SACD+DVD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
ベートーヴェン・クヮルテット

※DVDはPAL方式のため、PAL方式対応のプレーヤー以外では再生できません。ご注意下さい。
ソナーレ・クヮルテットを前身として、2006年にボンで結成された"新"ベートーヴェン・クヮルテットのリリース第2弾。ロシアの偉大なるベートーヴェン・クヮルテットのアンサンブル名を受け継ぐ形となった"新"ベートーヴェン・クヮルテット。
第2弾ではその名に冠するベートーヴェンとライプツィヒで繋がるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲をカップリング。ちなみにヴィオラ奏者の小林秀子は、サイトウキネン・オーケストラのメンバーとしても活躍しています。

Ages
AGES-509003-2(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲ハ長調「皇帝」Op.76-3
 弦楽四重奏曲変ホ長調「冗談」Op.33-2
シューベルト:弦楽四重奏曲イ短調「ロザムンデ」Op.29 D.804
 弦楽四重奏曲変ホ長調Op.125-1 D.87
イタリアSQ[パオロ・ボルチアーニ(第1ヴァイオリン)、エリーザ・ペグレッフィ(第2ヴァイオリン)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc) ]

録音:1965年7月、ジュネーヴ(スイス)
旧コンサートホール音源をCD化しているイタリアのレーベル。2007年以降新譜の発売がなく、今回ご案内の商品もメーカー在庫の完売を以って廃盤となる可能性が高いのでご注意ください。

ISODA
IE-3004(1CD)
税込定価
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81
コルンゴルト:ピアノ五重奏曲 ホ長調 Op.15
マイ・ハートSQ【辻井 淳(第1Vn)、釋 伸司(第2Vn)、沖田孝司(Va)、雨田一孝(Vc)】
藤井由美(P)

録音:2004年9月 滋賀県高島市ガリバーホール、
エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)
三位一体とはこのこと!せつなく、親しみやすい旋律が国籍や時代を超え、人々の胸を打つドヴォルザーク。爛熟したロマンの香りが濃く、甘美だが多彩な響きの表情をみせるコルンゴルド。聴き手の関心を一瞬もそらさない、緊密なアンザンブルを繰り広げるマイ・ハート弦楽四重奏団と藤井由美。
ISODA
IE-3002(1CD)
税込定価
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩」
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」
マイ・ハートSQ【辻井淳(第1Vn)、釋伸司(第2Vn)、沖田孝司(Va)、雨田一孝(Vc)】
広島に本拠におくこの弦楽四重奏団が、「弦楽四重奏ってこんなに面白いんだ」というホットな体験を全国に伝えていって欲しいとと私は念願している。マイ・ハートが、弦楽四重奏ルネサンスの火付け役になってくれたら、音楽の世界も変わるはずである。(礒山 雅)

Dal Segno
DSPRCD-047(1CD)
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
バックス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
タスミン・リトル(Vn)、マーティン・ロスコー(P)

録音:1999年7月15日−27日
※gmn.comレーベルからの移行再発売
ギリスの名女流奏者タスミン・リトルとマーティン・ロスコーのデュオによる"エルガー"&"バックス"という英国音楽ファン垂涎の名演が復活!接すれば接するほど深みを増すタスミン・リトルが弾くエルガーの「ヴァイオリン・ソナタ」。これほどまでにエルガーのヴァイオリン・ソナタを見事に描くことのできるヴァイオリン奏者は世界広しと言えどもそう簡単には見つからないでしょう。

Brass Classics
BC-3010
エンブレイシング・ザ・アンノウン
スワン:プレリュードとファンダンゴ
ペルヴァゾフ:/dev/jam
ケニー:エアリアル・カートグラフィ
ローリン:エンブレイシング・ザ・アンノウン
マクガイア:ゲスト・ゼクステット
ジョン・ケニー(アルト&テナー&バスTb)、
カトリオナ・マッケイ(Hp)、
エジンバラSQ
アルト・トロンボーンとテナー・トロンボーン、バス・トロンボーンを吹き分けるマルチ・トロンボーン・プレーヤー、ジョン・ケニーとハープ、弦楽四重奏というなんとも不思議な組み合わせ。ローリンの「エンブレイシング・ザ・アンノウン」では3種のトロンボーンを吹きこなすというのだから恐れ入ります。しかもギルドホール音楽院と王立スコットランド音楽院のコンテンポラリー部門で教授を務めるケニーはトロンボーンのご先祖様サックバットまで吹いてしまうという・・・。降参です。

AK muzik
AK-913(1CD)
トルコ人作曲家によるヴァイオリン&ピアノ作品集
アドナン・サイグン(1907-1991):ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.33(1956)
イルハン・ウスマンバス(1921-):“ApproximateDuo”(ヴァイオリンとピアノための)(2003)
ファジル・サイ(1970-):ヴァイオリン・ソナタ 作品7(1997)
ムハンメル・スーン(1932-):3つの小品(1955)
メリハ・ドグドュアル(1959-):「真空」(2000)*
 「アンコール」(2000/2003)*
アッチラ・アルデミル(Vn)、セブキ・カラエル(P)

録音:2003年12月ベルリン,RBB
※*=世界初録音
エキゾチックなトルコの雰囲気たっぷりのヴァイオリンとピアノのための作品集です。サイグンは第1次大戦後のトルコの西洋型音楽文化の発展を担った作曲家の一人で、最も有名なトルコ人作曲家。トルコ各地の民俗音楽の収集研究の中心的役割を担いました。また、ファジル・サイは世界的に活躍する人気ピアニストで、室内楽を中心に作曲家としても有名です。5楽章からなるヴァイオリン・ソナタは、彼の代表的な作品で多彩なリズムとヴァイオリンならではの重音が印象的です。ヴァイオリンのアルデミルは1975年イスタンブール生まれ。ドイツで研鑽を積み、2007年にヨハネス・ブラームス・コンクールで特別賞を、翌2008年には同コンクール、ビオラ部門で3位を受賞した新進気鋭の若手ヴァイオリニストです。 (Ki)

Audiomax
903-1574-6(1SACD)
オランダのチェロ・ソナタ集Vol.2
レントヘン:チェロ・ソナタ ロ短調Op.56、
 5つの小品、チェロ・ソナタ イ短調Op.41
ゲンス:スケルツォOp.12-2、祈りOp.36、
 メヌエットOp.39-2
ドリス・ホッホシャイト(Vc)、
フランス・ファン・ルート(P)
オランダのチェロ作品を発掘、紹介するシリーズの第2弾は、ライプツィヒの音楽一家に生まれ、後にオランダへと帰化したユリウス・レントヘン(1855−1932)。カザルスの伴奏者としても名を馳せたレントヘンのチェロ・ソナタは、ドイツの後期ロマン派音楽、またどことなくブラームスの香りを漂わせている。中でも「ソナタOp.56」の第1楽章冒頭は絶品!またダニエル・ファン・ゲンス(1858−1904)の愛らしく楽しい3つの小品はアンコール・ピースにもピッタリ。

AUTOR
SA-01456(1CD)
カルロス・ルイス・デ・カストロ(1941-):Leo(サクソフォン・グループ、ピアノと打楽器の為の)*
Tlamanaliztli(打楽器グループの為の)+
ホセ・ルイス・テメス(指)
サックス・アンサンブル*
シクルス打楽器アンサンブル+


録音:2006年5月、マドリード、トレス・カントス文化館*
2006年11月、マドリード、アルコルコン音楽学校ホール+
マドリードに生まれ、同地の王立音楽院でヘラルド・ゴンバウ(1906-1971)他に師事し、1972年から35年間にわたりスペイン国営ラジオで活躍した作曲家ルイス・デ・カストロの世界初録音となる2作品。
AUTOR
SA-01502(1CD)
セサル・カマレロ(1962-):雨音を通して
青い光(ピアノ三重奏の為の;1998)
モノローグ1(ピアノ独奏の為の;2003)
雨音を通して(ピアノ三重奏の為の;2000-2004)
Tras(ヴァイオリン独奏の為の;2006)
モノローグ2(ピアノ独奏の為の;2005)
推進[Pulsion](ピアノ三重奏の為の;2008)
アルボス三重奏団[ミゲル・ボレゴ(Vn)、ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)、フアン・カルロス・ガルバヨ(P) ]

録音:2008年10月24-26日、マドリード医師会館
セサル・カマレロはマドリードに生まれ、独学の後ルイス・デ・パブロ(1930-)、フランシスコ・ゲレロ(1950-)に師事した作曲家。
AUTOR
SA-01527(1CD)
レオ・ブローウェル:ピアノ三重奏作品全集
もうひとつの展覧会の絵(ヴァイオリン、チェロとピアノの為の版;2000/2005)*
ウィフレド・ラム「ジャングル」,アメデオ・モジリアーニ「裸婦」,ヒエロニムス・ボス「快楽の園」,ウジェーヌ・ドラクロワ「ショパンの肖像」,
ロバート・ラウシェンバーグ「ポップ・コンストラクション」
バミューダ・トライアングル(2007)
瓶の中から見つかった古い写本(1983)
幾度も書かれた愛の言葉,生と死について
ソンとダンソン(1992)
コントラダンサ・ソネラ,ソン「かわいい少女」,ダンソン
B3:ブローウェル三重奏団[ジェニー・ゲラ(Vn)、ダビド・アペリャニス(Vc)、カルロス・アペリャニス(P) ]

録音:2008年6月10-13日、バレンシア(スペイン)、SGAE本部演劇ホール
キューバの作曲家ブローウェルの70歳を記念して制作されたアルバム。*はもともとヴァイオリン、ホルンとピアノのために書かれた作品で、ホルン・パートをチェロ用に書き換えた版による録音はこれが世界初。「B3:ブローウェル・トリオ」はバレンシアに本拠を置くトリオ。
AUTOR
SA-01585(1CD)
レオ・ブローウェル:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番「ベラ・バルトークの記念に」
弦楽四重奏曲第2番「事柄を把握せよ、言葉は後に続く」
弦楽三重奏曲
弦楽四重奏曲第4番「事柄を把握せよ、言葉は後に続く II」
弦楽四重奏曲第3番
ハバナSQ[ヤミル・ポルトゥアンド(第1ヴァイオリン)、エウヘニオ・バルデス(第2ヴァイオリン)、ホルヘ・エルナンデス(Va)、デボラ・ヤマク(Vc)]

録音:2008年7月21-26日、8月29-30日、コルドバ県カブラ(スペイン)、
ハルディニト劇場コンサートホール
2008年11月8-9日、コルドバ大劇場(スペイン)
AUTOR
SA-01658(2CD)
ラモン・パウス(1959-):室内楽作品集(2002-2007)
(1)Certeza Marina(ピアノの為の)
(2)群集の四重奏曲(弦楽四重奏の為の)
(3)Irta(ギターの為の)
(4)Duo de Mitjorn(ヴァイオリンとピアノの為の)
(5)ジオード四重奏曲(弦楽四重奏の為の)
(6)ペルシアン・ブルー(ピアノの為の)
(7)前夜(チェロの為の)
(1)ホセ・セゴビア(P) 
(2)レオノルQ
(3)マヌエル・バビロニ(G)
(4)ホアキン・トレ(Vn) フアン・カルロス・ガルバヨ(P)
(5)ボケリニQ
(6)マリア・オレハナ(P)
(7)イアゴバ・ファンロ(Vc)

録音:マドリード、サウンド・ガーデン・スタジオ、応用芸術工学センター・スタジオ
映画音楽の分野での活躍が目立つスペイン、カステリョン生まれの作曲家ラモン・パウスのクラシカル作品集。
AUTOR
SA-01398(1CD)
【未案内旧譜】
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):新千年紀の為の四重奏曲
道の夜明け*
ガルシア・アブリルQ[ガブリエル・エスタレリャス・パスクアル、メリンダ・スアト=リー・ストッカー(Vn)、レア・ガブリエラ・ハインツァー(Va)、イリヤ・アンドリアノフ(Vc)]
パウラ・コロナス(P)*
ガルシア・アブリルQは2004年に結成され、スイスのヴィンタートゥールを本拠に活動するSQ。スペイン、オーストラリア、スイス、ロシア出身のメンバーで構成。
AUTOR
SA-01399(1CD)
【未案内旧譜】
モンポウ三重奏団25周年(1982-2007)
モンポウ:足どり
レオ・ブローウェル:バミューダ・トライアングル
ベネト・カサブランカス(1956-):俳句
カルロス・クルス・デ・カストロ(1941-):三重奏の為のアンコール
スレマ・デ・ラ・クルス(1958-):カデンツァ
ガブリエル・フェルナンデス・アルベス(1943-):私の三重奏の記憶
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):捧げもの
ホセ・マリア・ガルシア・ラボルダ(1946-):3つの間に
ホセ・ガルシア・ロマン(1945-):ある宴の為のメモ
ロジェリオ(ロヘリオ)・グロバ(1930-):ヴィルトゥオーゾ
クリストバル・アルフテル(1930-):オマージュ
ヘスス・レヒド(1943-):バガテル
トマス・マルコ(1942-):フィナーレとして
イスラエル・ダビド・マルティネス(1969-):「ラ・ベリェサ(美女)」による変奏曲
リカルド・ミラリェス(1944-):三重奏の為の筆使い
アドルフォ・ヌニェス(1954-):キンタロのクオーク
エドゥアルド・ペレス・マセダ(1953-):アンコラ
クラウディオ・プリエト(1934-):目印
マヌエル・セコ・デ・アルペ(1958-):銀の三重奏
フランセスク・タベルナ・ベク(1932-):思い出…
ホセ・ルイス・トゥリナ(1952-):タンゴ
モンポウ:空気の精
モンポウ三重奏団[ルシアノ・ゴンサレス・サルミエント(P)、ジュアン・リュイス・ジュルダ(Vn)、ディミタル・フルナジェフ(Vc) ]

録音:2007年9月11-14日、マドリード、アルグエリェス芸術工学センター・スタジオ
スペインのピアノ・トリオ、モンポウ三重奏団がその結成25周年を記念して委嘱した小品集。

ジェイズミュージック
JMCC-21216(1CD)
税込定価
「赤いはりねずみ」〜ウィーンのブラームスと仲間たち
ロベルト・フックス(1847-1927):チェロ・ソナタ第1番ニ短調op. 29/
J・シュトラウス:ロマンス第1番 ニ短調 op. 243
 ロマンス第2番 ト短調 op. 255
 ロマンス「甘美な涙」ト長調op. posth.
ドヴォルザーク:ロンド.ト短調 op. 94
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調op. 99
 ハンガリー舞曲第13番(ピアッティ編)
 子守歌op. 49/4 (サルター編)
平野玲音(Vc)、スレブラ・ゲレヴァ(P)
<赤いはりねずみ――ウィーンのブラームスと仲間たち> に寄せて
フランクのチェロ・ソナタをメインにしたデビュー盤「レイネデビュー」(JMCC20202)につづいて、平野玲音が2枚目のディスクをリリースする。それは<赤いはりねずみ−ウィーンのブラームスと仲間たち>という表題のもと、ブラームス作品と、ブラームスが交友を持った当時のウィーンの作曲家の作品で固められた明確なコンセプトに基づくアルバムだ。
ブラームスのチェロ作品といえば、2つのソナタがあまりにも有名で、頻繁に演奏会でも取り上げられている。けれども、ブラームスが高く評価したロベルト・フックスのソナタとなると、その存在すらほとんど知られていない状態だ。ブラームスは彼を評して「素晴らしい音楽家。すべてがとても繊細に、巧みに、魅力的に描かれていて、いつも喜びを与えてくれる」と語ったという。試聴盤をきいて、そうしたブラームスの判断が正しいことを実感した。

全く異なった個性を持ったヨハン・シュトラウス2世もブラームスが高く評価した作曲家の一人。そして、ドヴォルジャークは彼がその才能を「発見」し広く世に送り出した関係にある。彼らの作品も珠玉の輝きを放つものである。そして、メインのブラームスのソナタ第2番は、改めて言うまでもなく、チェロという楽器の持つ可能性を突き詰めた名作のひとつである。
平野の近年の活動に接していると、その進境の著しさに驚かされる。演奏家としての経歴の積み方は、大きな回り道をした彼女だが、そこで得た経験が大きく生かされてきた感がある。以前は知的な面がやや勝っていた印象もあったが、知・情・意のバランスが高い次元で均衡し、着実に円熟への道を歩んでいる感がある。そして、彼女の何よりの強みはウィーンを本拠として活動することによって音楽の都の伝統をごく自然な形で受け継いでいるところだ。このディスクは、格好の素材といえる。
(岡本 稔/音楽評論家)

ARSIS
ARSIS-4204(1CD)
C・P・E・バッハ:三重奏曲集
チェンバロ,フルートとヴィオラのための三重奏曲(四重奏曲)
イ短調 Wq.93/同ニ長調 Wq.94/同ト長調 Wq.95
チェンバロ,フルートとヴィオラのための三重奏曲ヘ長調 Wq.163
ラ・テンペスタ[ギリェルモ・ペニャルベル(フラウト・トラヴェルソ)、アントニオ・クラレス(Va)、シルビア・マルケス(Vc)]

録音:2005年10月、アレレ(スペイン)、サンティアゴ教会
Wq.93〜95は任意のチェロを加えた四重奏も可能な作品。ラ・テンペスタ(公式ウェブサイト)は1999年にスペインのピリオド楽器奏者によって結成されたアンサンブル。

Deux-Elles
DXL-1141(1CD)
シャコンヌ・ブラス 〜 ダンシング・イン・ザ・ダーク
ベイカー:ケック/ハルトマルク:子守歌
ホルンボー:金管五重奏曲Op.79
ケセル:ナチャナ*/マクドウォール:タンゴ・オスク
ロングスタッフ:金管五重奏のための交響曲
シャンコンヌ・ブラス、シン・ナムドハリ(タブラ)*
金管楽器奏者には「金管五重奏曲」の作曲者として馴染みの深いデンマークの作曲家ヴァン・ホルンボー(1909−1996)の生誕100年と、アンサンブルの結成25周年を記念して製作されたイギリスの金管五重奏団シャンコンヌ・ブラスのアルバム。
ホルンボーの「金管五重奏曲」からインドの民族楽器タブラが加わる「ナチャナ」など多彩なプログラミング。シャンコンヌ・ブラスのブリリアントなサウンドも爽快。

KML Sonic Invaders
KML-2119(1CD)
シャープ・オブ・マイ・ハート
スティング(テスカリ編):ムーン・オーヴァー・バーボン・ストリート〔スティング&カティア〕
スティング(マリク編):シェイプ・オブ・マイ・ハート〔スティング&カティア〕
エヴァンス(コリア&マレス編):ウィ・ウィル・ミート・アゲイン〔チック・コリア&カティア〕
ロジャース&ハート(ハンコック&ラベック編):マイ・ファニー・ヴァレンタイン〔ハービー・ハンコック&カティア〕
ショパン:前奏曲第4番ホ短調Op.28-4〔カティア〕
レディオヘッド(マリク編):イグジット・ミュージック〔カティア・ラベック・バンド〕
シャルマン:ノーツ・トゥ・ザ・フューチャー〔カティア&ビー・フォー・バン〕
レノン&マッカートニー(シャルマン編):ビコーズ〔ダヴィッド・シャルマン&カティア&ビー・フォー・バン〕
ベラスケス(ルバルカバ編):ベサメ・ムーチョ〔ゴンサロ・ルバルカバ&カティア〕
サティ:グノシエンヌ第3番〔カティア〕
シャルマン:パープル・ダイアモンド〔ダヴィッド・シャルマン&カティア〕
ハーマン:歌劇《嵐が丘》〜瞑想曲〔カティア〕
カティア・ラベック(P)、スティング(ヴォーカル)、
チック・コリア(P)、ハービー・ハンコック(P)、
カティア・ラベック・バンド、ビー・フォー・バン、
ゴンサロ・ルバルカバ(P)、
ダヴィッド・シャルマン(ヴォーカル&ギター)
ラベック姉妹の姉、"動"のカティア・ラベックが"クラシック"という枠から飛び出して、スティングやチック・コリア、ハービー・ハンコックといったスーパースターたちと共演を果たしたゴージャスでスペシャルなクロスオーヴァー・アルバムが登場!
アルバム・タイトルにもなっているスティングの「シェイプ・オブ・マイ・ハート」で絡み合うヴォーカルとピアノ。チック・コリアとのデュオが紡ぐあまりにも儚く美しいビル・エヴァンスの「ウィ・ウィル・ミート・アゲイン」。そしてハービー・ハンコックとのデュオで贈るジャズのスタンダード・ナンバー「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」や、ルバルカバとカティア、そしてラテンのリズムとジャズのインプロヴィゼーションがドラマチックに出会った「ベサメ・ムーチョ」など、収録12トラックはどれも甲乙つけがたい眼から鱗の演奏ばかり。カティア・ラベックと超一流のミュージシャンたちが、"ジャンル"という垣根を越えた"音楽"を届けてくれる素晴らしき芸術品です。

Inedita
PI-2518(1CD)
ラッボーニ、トヤ、ボクサ:フルートとハープの為の音楽
ジュゼッペ・ラッボーニ(1800-1856):ポプリOp.14+
ジョヴァンニ・トヤ(19世紀):夜想曲Op.9*
ニコラ・ボクサ(1787-1856):3つの協奏的夜想曲+
マウリツィオ・ビニャルデッリ(Fl)
イザベッラ・モーリ(Hp))*
アンナマリア・パロンビーニ(Hp)+

(C)1998*/2008+
*のみ初出、+はかつて規格番号「PI-002」(廃盤)に収録されていたテイクと同一です。

ALBERT MORALEDA
MORALEDA-0180(1CD)
【未案内旧譜】
クラリネットとピアノの為のヴィルトゥオーゾ音楽
ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ(1801-1866):サロン用小品
ルイジ・バッシ(1833-1871):ヴェルディの「リゴレット」の主題による幻想曲
ジルジュ・メステル(1848-1902):幻想曲「エルヴィン」
レオ・ヴェイネル(1885-1960):ペレグ舞曲
ラモン・カルニセ(1879-1855):幻想曲
アラミロ・ジャンピエリ(1893-1963):ヴェネツィアの謝肉祭
ジュアン・バウティスタ・メゼゲル:瞑想曲
ドナート・ロブレーリョ(1841-1907):ヴェルディの「トラヴィアータ」の主題による幻想曲
ホセプ・フステ(Cl)
イサベル・エルナンデス(P)

DACAPO
MAR-8.226519
ヴァイオリンとピアノの対話集
ロシング=スコウ(1954-):厳格に
ノアゴー(1932-):断章X/二連の祭壇画Op.11
ルーザス(1949-):偉大なる友人のためのごく小さい3つの作品
 ヴァイオリン独奏のためのベルカント
ノーエントフト(1957-):2つの楽章
コッペル(1908-98):3つのもの
エリザベス・ツォイテン・シュナイダー(Vn)
ウルリク・ステアク(P)

録音:2009年1.3-4月/デンマーク王立音楽アカデミー
北欧の現代作曲家5人のヴァイオリン(とピアノのための)作品を集めた1枚です。「Erigidis(厳格に)」は、作曲当時27歳であったロシング=スコウの才能を世に知らしめた作品。シンプルで開放的な音色に満ちた15分弱の曲です。ノアゴーの初期の作品である「二連の祭壇画」は極めて対照的な2つの曲によって描かれた絵画です。ルーザスの2つの作品は、どちらもミレニアム・イヤー前後に書かれたもの。才気煥発のきわみと言えましょう。ノーエントフトの作風はノアゴーの神秘主義に通じるものがあります。最後のコッペルの作品は、作曲家自身がピアニストであることもあり、ピアノパートも凝った書法で書かれています。

King International
KKC-5078
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第11番へ短調op.95「セリオーソ」
東京Q

録音:2007年11月/アカデミ4909346002685ー・オブ・アーツ&レターズ(ニューヨーク)

※輸入盤・日本語解説書
※原盤:H.M.F*HMU-807460
東京SQによるベートーヴェン・シリーズ第3弾。中期と後期の狭間に書かれた名作「ハープ」と、「セリオーソ」二曲を収録。「セリオーソ」でも、冒頭のユニゾンでの息の合い方、集中はものすごいものがあります。ハルモニア・ムンディ・レーベルでのベートーヴェン全集の完成を間近に控え、ますますこのクヮルテットが円熟の極みにあることを存分に感じさせる、見事な出来栄えです。 (Ki)

AUTOR
SA-01251(1CD)
【未案内旧譜】
マララビスタ
ビクトル・バリュス:組曲「酔った庭」*
ジュアン・マヌエル・セラト:地中海
ファリャ:鬼火の踊り
セファルディム伝承歌(エントレドス編):さようなら、恋人/この山が正面に
ペプ・サラ(ビクトル・バリュス編):君に夢中
ビクトル・バリュス:彼はかつて人間だった
ピアソラ(エリザベス・ロマ編):天使の死
ピアソラ:来るべきもの
アントニオ・カルロス・ジョビン(エリザベス・ロマ編):Eu sei que vou te amor
ビクトル・バリュス:感情の奇妙な踊り(ヴィラ=ロボスへのオマージュ)
ムサペレ(エントレドス編):テルヌラ
エントレドス[エリザベス・ロマ(ギター、歌)、ビクトル・バリュス(ギター、打楽器)、キム・ウレ(Fl)* フランセスク・ピュチ(Cl)*、シルビア・バリュス(歌)*
AUTOR
SA-00289(1CD)
フェルナンド・レマチャ(1898-1984):室内楽作品集
弦楽四重奏曲*/ヴァイオリンとピアノの為の組曲+
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノの為の組曲#
ロマンス変イ長調(ヴァイオリンとピアノの為の)+
ブロドスキーQ[マイケル・トマス(Vn(*/+/#))、イアン・ベルト(Vn)*、ポール・キャシディ(Va(*/#))、ジャクリーン・トマス(Vc(*/#))]
クリスチャン・ブラックショー(P)+

録音:1998年9月30日-10月2日、ロンドン、オール・セインツ教会
AUTOR
SA-00701(2CD)
ルペルト・チャピ(1851-1909):弦楽四重奏曲集
第1番ト長調(1903)/第2番ヘ長調(1904)
第3番ニ長調(1905)/第4番ロ短調(1907)
ブロドスキーQ[アンドルー・ハヴェロン、イアン・ベルトン(Vn)。ポール・キャシディ(Va)。ジャクリーン・トマス(Vc)]
AUTOR
SA-00702(1CD)
コンラド・デル・カンポ(1878-1953):弦楽四重奏曲集
第5番「ロマン的奇想曲」(1907-1908)
第13番イ長調「カルロス3世」(1949)
ブロドスキーQ[マイケル・トマス、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トマス(Vc) ]

録音:1995年12月、1996年7月、ロンドン、オール・セインツ教会
AUTOR
SA-00706(1CD)
ジュアキム・オムス(1906-2003):室内楽作品集
航程[Rhumbs]*/2つの独白+
フルート、オーボエとファゴットの為の三重奏曲#
弦楽四重奏曲第1番(1938)**
フルートとクラリネットの為の二重奏曲++
グループ・シルクロ*
グループ・マノン+
S・エスパサ(Fl(#/++))
C・ギリェム(Ob)#*
D・デギネス(Fg)#*
グループ・ポモルスキ**
S・ビダル(Cl)+

録音:1998年2月、マドリード
AUTOR
SA-00756(1CD)
ハシント・ゲレロとサロン六重奏
ハシント・ゲレロ(1895-1951):サルスエラ「灰鷹」〜抜粋(ホセ・フェルナンデス・パチェコ編曲)
サルスエラ「サフランの花」〜抜粋(アルトゥロ・エスコバル編曲)
サイネテ「昨日から今日へ」〜目の不自由な人たちのクプレ
サルスエラ「狩」〜抜粋(イノセンシオ・ゲレロ編曲)
幻想歌劇「街灯」〜スコティッシュ
サルスエラ「セビーリャからの泊まり客」〜抜粋
幻想歌劇「街灯」〜タンゴ
サルスエラ「マルティエラ」〜抜粋(ホセ・フェルナンデス・パチェコ編曲)
アンサンブル・デ・マドリード[ロベルト・メンドサ(第1ヴァイオリン)、エスペランサ・バレスコ(第2ヴァイオリン)、サンティアゴ・クシェバツキー(Va)、パウル・フリードホフ(Vc)、フェルナンド・ポブレテ(Cb)、アンヘル・ウイドブロ(P)]

録音:2001年7、12月、グリニョン(スペイン)、クララ会修道院
AUTOR
SA-00864(1CD)
ジュアキム・オムス(1906-2003):室内楽伴奏声楽作品&器楽合奏作品集
Heptandre(1969)
時間、サルバド・エスプリウの5つの詩(1955)*
10人の為の即興曲(1969)
失われた鳥たち(R・タゴレの7つの感情;1940)*
11人の為の音楽、ジュアン・プラスの記念に(1971)
おねんね(子守歌;1939)*
詩曲「クリスマスの祈り」(1981)*
ハープ、フルート、オーボエとバスクラリネットの為の音楽(1955)
モンセラト・トゥルエリャ(Ms)*
グループ・エニグマ(サラゴサ・アウディトリオ室内O)
フアン・ホセ・オリベス(指)

録音:2001年3月31日-4月1日、サラゴサ音楽院ホール
AUTOR
SA-01205(1CD)
【未案内旧譜】
ディアボルス・イン・ムジカ 2005〜創立40周年記念演奏会
ジュゼプ・マリア・グイシュ(1967-):キャンバス(1995)
カルレス・ギヌバルト(1941-):ミシュラ(1972)
ベネト・カザブランカス(1956-):六重奏の為のエピグラム(1990/1997/2001)
アグスティ・チャルレス(1960-):不安定な表面
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):星座(1995)
ジュゼプ・スレル(1935-):エドウィン・P・ハブル記念変奏曲
ジュアン・ギンジュアン(1931-):GCC-1979(1979)
ナチョ・デ・パス(指)
ディアボルス・イン・ムジカ

録音:2005年4月13日、バルセロナ、Residencia d'Investigadors、ライヴ

CFM
CFM-40(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調KV378
シェーンベルク:幻想曲Op.47
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調
ポーリーヌ・ルギーグ(Vn)、
エミリオ・ペローニ(P)
若手演奏家を支援するベルリンのフロインデ・ユンガー・ムジカーの企画。ポーリーヌ・ルギーグは1984年フランス生まれの若手ヴァイオリニスト。2002年にラジオ・フランスの若手音楽家オーディションで第一位を獲得、2007年にメンデルスゾーン賞及び、室内楽賞を得ています。大らかに歌わせる感性はメンデルスゾーン、モーツァルトにぴったりで、その一方シェーンベルクでは鋭い切り込み、20世紀作品にも積極的な姿勢をみせます。

RED PRIEST
RP-007(1CD)
「ポップ・バッハ」と「正統派バッハ」
バッハ:プレリュード(無伴奏パルティータ ホ長調 BWV1006より)
アンダンテ(フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034より)
トッカータとフーガ ニ短調(BWV565)
プレリュード(無伴奏チェロ組曲第6番 BWV1012より)
ラルゴ・エ・ドルチェ(フルート・ソナタ イ長調BWV1032より)
プレリュード ト短調(平均律クラヴィーア曲集第2巻第16番BWV885より)
プレリュードとフーガ ハ短調(平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番BWV847より)
アレグロ(フルート・ソナタ ハ長調BWV1033より)
ソナタ イ短調(オーボエ・ソナタ ト短調BWV1020より)
アリオーソ(チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV1056より)
ブーレ(イギリス組曲第2番イ短調BWV807より)
サラバンド(イギリス組曲第3番イ短調BWV807より)
イントロダクションとジーグ(トッカータ ニ長調BWV912より)
メヌエット(管弦楽組曲第2番BWV1067より)
バディヌリー(管弦楽組曲第2番BWV1067より)
ラルゴ(ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048より)
レッド・プリースト【ピアーズ・アダムス(Re)、ジュリア・ビショップ(Vn)、アンジェラ・イースト(Vc)、ハワード・ビーチ(Cmeb)】

録音:2009年8月
バッハの偉大さは今さら誰が語るものではなく、世界中の人々が周知の事実。その偉大さはクラシック界だけではなく、音楽のジャンルを超えて、様々なアーティストが影響されています。ポップ・アレンジされたバッハも数多くリリースされています。古界の過激派レッド・プリーストは、そのポップなバッハに正統派の崇高さ厳粛さをプラス。選曲にもこだわりを持って、つい口ずさむような、体がむずむずするような作品をチョイス。アルバム・タイトルにはは20世紀を代表するイギリスを代表するロック・スター、デヴィッド・ボウイの曲「ジョン,アイム・オンリー・ダンシング」を。レッド・プリーストだからこそ出来る、新しいバッハをご堪能下さい。 (Ki)

Aurora
ACD-5017(1SACD)
スヴェン・リーデル・カーシュ(1959-):作品集
(1)花のように、その花の名を私は知らない〜チェロ独奏のための
(2)Undfernhin,eheesallesgeschieht
〜アンサンブルのための
(3)InNomine,-selbstdeneigenen
 Namenwegzulassen〜アンサンブルのための
(4)控えめで内気な(1999)〜ヴァイオリンとダブルベースのための5つの楽章
(5)Wirnurziehenallemvorbei,
 wieeinluftigerAuftausch〜アンサンブルのための
(6)ここ:ヤニス・クセナキス追悼(2002)〜ピアノのための
(7)だが、あなたの憧れには風の色が〜2つのチェロのための
(8)すずめ〜ソプラノ、クラリネット、ギターと打楽器のための
(1)アントン・ルコセヴィーツェ(Vc)
(2)(3)アンサンブル・ルシェルシュ
(4)デュオ・スロート・ライネッケ、ヘルゲ・スロート(Vn)、フランク・ライネッケ(Cb)
(5)アンサンブル・エルンスト、トマス・リームル(指)(6)ディミトリ・ヴァシラキス(P)
(7)ピエール・ストローク(Vc)、ントン・ルコセヴィーツェ(Vc)
(8)アサミシマサ、ヤンネ・ベルグルン(S)、ロルフ・ボルク(Cl)、アネシュ・フォリスダール(G)、ホーコン・ステーネ(Perc)
録音:2005年12月17日パリ高等音楽院、2008年2月6日-8日SWR実験スタジオ(フライブルク)、
12月4日-5日モーリス・ラヴェル音楽院(ルヴァロワ=ペレ)、12月21日-22日、9月16日レインボースタジオ(オスロ)
※5.0サラウンド+ステレオ
制作・録音:クリストフ・マゼラ、マイケル・シルバーホーン
ノルウェーのベルゲン生まれ、スヴェン・リーデル・カーシュのポートレートアルバム。カーシュは、フィン・モッテンセン、コルビョルン・オフスタ、ブライアン・ファーニホウ、エマニュエル・ヌネスに作曲を学び、パリのIRCAMとLa Fondation Royaumontのアドヴァンストコースで研究をつづけた後、器楽のための音楽を中心に作品を発表してきました。彼の作品は、アンサンブル・ルシェルシュやアンサンブル・エルンストをはじめとする現代音楽のグループとミュージシャンがチューリッヒの新しい音楽の日、ロンドンのCutting Edge London、ドナウエッシンゲン・フェスティヴァルなどで演奏され、アルディッティ四重奏団がオスロのウルティマ・フェスティヴァルで初演した弦楽四重奏曲「EinHauchumnichts」(Aurora ACD5035)は2001年エドヴァルド・グリーグ賞を受賞しました。カーシュは、詩や哲学や視覚芸術からインスピレーションを受け、曲名の多くにリルケ、エルアール、ヘルダーリン、ダンテ、ペトラルカらの詩が引用されます。"はかないもの(forgjengelige/transience)"。彼の音楽のキーワードのひとつです。 (Ki)

Le Chante du Monde
LDC-2781151(1CD)
ジャック・ボワガレの室内楽集
ジャック・ボワガレ(1927-):(1)ソナタ第1番(ヴァイオリンとピアノのための)
(2)「トッカータ」(2台のピアノのための)
(3)「パッサカリア」(ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための)
(4)「ディヴェルティメント」(クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための)
(5)弦楽四重奏曲第1番
(1)(3)(4)ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)、ロレーヌ・ドゥ・ラテュル(P)
(2)フィリッパ・ニュートブーム、ザカリー・ディーク(P)
(3)(4)セバスティアン・ヴァン・クイーク(Vc)
(4)ジェローム・コンテ(Cl)
(5)シントニアSQ

録音:(1)2004年1月6日、(2)2007年4月24日、(3)(4)2005年1月26日、(5)2005年2月28日、パリ
ジャック・ボワガレは1927 年8 月9 日フランス生まれ。幼少期よりピアノを学びました。1955 年よりダリウス・ミヨー、ジャン・リヴィエに作曲を学び、 同時期ルーセル、ストラヴィンスキー、バルトークの音楽に影響を受けます。その後パリを離れ、本格的に作曲活動を行います。彼が作曲した管弦楽の ための協奏曲はLe Chant du Monde より発売され、トニー・オーバン指揮、フランス放送管弦楽団により初演されました。これをきっかけにユーモラ スで知的なボワガレの作風は評価されました。室内楽を集めたこのアルバム、現代曲と言っても非常に聴きやすく、同時代の作曲家の影響を感じさせます。 また演奏者も実力派揃い!ソナタの演奏をしたロランソーはストラスブール生まれの若手ヴァイオリニスト。ピアノのラテュルとともに切れ味のよい音色が 彼の作品の魅力を一層際立たせます。 (Ki)

Audiomax
703-1153-2(1CD)
【未案内旧譜】
ボンソワール
ケーラー:ワスレナグサ
J・シュトラウス:雷鳴と雷光
アンデルセン:アルバムの1ページ
リンケ:片思い/ロンビ:夢の絵
シューベルト:軍隊行進曲Op.51
ベートーヴェン:なくした小銭への怒り
ケーラー:おやすみなさいOp.29
ウェーバー:魔弾の射手
ドップラー:リゴレット幻想曲Op.38
クインテセンツ
"四重奏"ではなく"五重奏"という珍しい演奏形態、メンバーが選りすぐったプログラムでフルート愛好家を愉しませてくれるドイツのフルート五重奏団クインテセンツ。この"ボンソワール"は、1996年にゲヴァントハウス管、MDR響、シュターツカペレ・ハレのフルート奏者によって結成された上質のアンサンブルからのサロンへの招待状 ――。
Audiomax
703-0731-2(1CD)
【未案内旧譜】
ライヒャルト:弦楽三重奏曲集
ソナタ(トリオ)Op.1-3
ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための3つの三重奏曲Op.4
アンサンブル・アゴラ
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752−1814)は、約1500曲というドイツ歌曲とジングシュピールの作曲家として名を知られ、グラウンの後任としてプロイセン王国の宮廷楽長を務めた18世紀ドイツ(プロイセン)の作曲家。ケルン音楽大学で学んだ弦楽器奏者たちで結成されたアンサンブル・アゴラが、ライヒャルトの"歌曲"ではなく"室内楽"の魅力を伝えます。
Audiomax
703-0533-2
【未案内旧譜】
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲第1番イ長調Op.18
同第2番変ロ長調Op.87
ベルリン弦楽五重奏団
初期(第1番)と晩年(第2番)に作曲されたメンデルゾーンの2つの弦楽五重奏曲。ドイツ・ロマン派の弦楽五重奏曲の名作を1984年にベルリン・ドイツ・オペラの弦楽器奏者たちによって結成されたベルリン弦楽五重奏団の伝統のジャーマン・サウンドで。

Integra Records
ING-1003(1CD)
ミッドウィンター
フォーショウ編:久しく待ちにし、コヴェントリー・キャロル
ホーランド=スミス編:新しいクリスマス
フォーショウ編:リトル・ドラマー・ボーイ
ホルスト(フォーショウ編):冬のさなかに
ホーランド=スミス編:ほんとうのこと、さまよいながら私は不思議に思う
ホルスト(フォーショウ編):私は踊ろう
ホーランド=スミス編:エサイの根より
フォーショウ編:ウェックスフォード・キャロル
クリスチャン・フォーショウ(Sax)
グレース・ダヴィッドソン(S)、
サンクチュアリ・アンサンブル
デビュー・アルバム「サンクチュアリー」(QTZ 2009)がイギリスの"Classic FM"効果で大ブレイクを果たしたマルチSAXプレーヤー、クリスチャン・フォーショウ。サクソフォンをメインとした新しいヒーリングの世界を広げ続けているフォーショウの自主レーベル第3弾は、クリスマス・シーズンにピッタリの「ミッドウィンター」。古楽&バロック・シーンの歌姫グレース・ダヴィッドソンのクリスタル・ヴォイスとフォーショウのサクソフォンが、真冬に暖かな安らぎをもたらしてくれます。

Proprius
PRCD-2048(1CD)
大空の夏
Stig Olin(1920-):夏を信じて(+/#)
Juul Hansen(1913-1981):誰もが夏を待ち望む
Christian Hartmann:ミョーサの湖に帆をかけて+
Tove Karoline Knutsen:夏の風**
Sten Carlberg(1925-1998):夏、夏、夏#
Ketil Bjornstad(1952-):フィヨルドの夏の夜*
Henry Haagenrud(1925-):緑の牧場#
Evert Taube(1889-1976):海がこれほど美しく光ることは(**/++)
Bjarne Amdahl(1903-1968):帆船スクムヴェルのワルツ+
Georg Riedel(1934-):イーダの夏の歌
Jens Christian Hostrup(1818-1892):ヨット乗り+
Mats Paulson(1938-):風の草原に歌う#
Sven Gyldmark(1904-1981):夏だ太陽だ日曜だ
Finn Kalvik:夏の島*
ウーレ・エドヴァルド・アントンセン(フリューゲルホルン)*
Bjarne Brondbo(歌+)
オイヴィン・ファルメン(アコーディオン)#
Wenche Merete Helbaek(Ob)**
Frode Angelsen(G)++
ノルウェー空軍軍楽隊

IVM
(バレンシア音楽協会)
PMV-003(1CD)
弦楽四重奏曲集
ルペルト・チャピ(1851-1909):弦楽四重奏曲第2番(1904)
マヌエル・パラウ(1893-1967):民謡様式の四重奏曲(1928)
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):五人組のための四重奏曲(1931-1932)
カナレスQ[フアン・リナレス、エステル・ルビオ(Vn)、ルイス・リャセル(Va)、ハビエル・アルバレス(Vc)]

録音:2005年11月4-10日、テルエル県アルバラシン(スペイン)、聖マリア教会ホール

Crystal Classics
N-67004(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458「狩り」
同第15番ニ短調K.421
同第19番ハ長調K.465「不協和音」
ペーターゼンQ

録音:1990年、ベルリン
1979年にベルリン・ハンス・アイスラー音楽院の同窓生で結成されたペーターゼン・クヮルテット。
「アルバン・ベルクを越え、ヨーロッパを代表するクヮルテットに成長した」と讃えられるペーターゼンのモーツァルトは、"ハイドン・セット"からのセレクション。近現代レパートリーの多いペーターゼンですが、モーツァルトの演奏も実に見事。

BERLIN CLASSICS
BC-1655(1CD)
ブラスアンサンブルによるヘンデル名曲集
歌劇「リナルド」〜今やラッパが華やかな音で、
私を泣かせて下さい、
勇者として闘ってください
歌劇「セルセ」〜オンブラ・マイ・フ、
オラトリオ「ソロモン」〜シバの女王の入城、
アン女王の誕生日のための頌歌、
協奏曲ヘ長調HWV.302b〜ラルゴ、
歌劇「アタランタ」より 序曲、
カンタータ「あの宿命の日から」より、
オラトリオ「ヨシュア」〜行進曲、
歌劇「ジュリアス・シーザー」より、
組曲ニ長調HWV.341、「メサイア」〜ハレルヤ
シュヴェリン金管アンサンブル

Deux-Elles
DXL-1133(1CD)
メシアン:世の終わりのための四重奏曲 フィボナッチ・シークエンス〔ジャック・リーベック(Vn)、ジュリアン・ファレル(Cl)、ベンジャミン・ヒューズ(Vc)、キャスロン・スタロック(P)〕
フィボナッチ・シークエンスは、ナッシュ・アンサンブルのように様々なスタイル、編成の作品に対応できる適応力を持ったイギリスのアンサンブル。これまでは"ホルン"や"オーボエ"など各楽器をテーマとする録音をリリースしてきましたが、今回は"メシアン"の「世の終わりのための四重奏曲」を取り上げます。特にクラリネット奏者ジュリアン・ファレルの表現力が秀逸。

METROPOLITAN OPERA BRASS
84501-18916(1CD)
メトロポリタン・オペラ・ブラス
ウェーバー:「狩人の合唱」(『魔弾の射手』より) 
R.シュトラウス:二重唱(『アラベラ』より)
 ツェルビネッタのアリア(『ナクソス島のアリアドネ』より)
コルンゴルト:マリエッタの歌(『死の都』より)
ベルリオーズ:「月の光」(『トロイの人々』より) 
 「王の狩と嵐」(『トロイの人々』より)
マスカーニ:間奏曲(『カヴァレリア・ルスティカーナ』より)
フンパーディンク:夕べの祈り(『ヘンゼルとグレーテル』より) 
ワーグナー:『ラインの黄金』より
メトロポリタン・オペラ・ブラス[デイヴィッド・クラウス(コルネット、Tp)、、デミアン・オースティン、トム・ハッチンソン、ウェストン・スプロット(Tb)、クリストファー・ジョン・ホール(Tub)、ペーター・ボンド(Tp)、ジュリー・ランズマン、ミシェル・ベーカー、ジャビエル・ガンダーラ、バーバラ・イェストライン(Hrn)ほか
「メトロポリタン歌劇場管弦楽団のメンバーであること、特に金管楽器奏者の場合、それは、時として奏者ではなく聴衆にもなる、ということだ。」弦楽器セクションが甘いメロディーを奏で、木管楽器セクションが狂ったように拍子を刻んでいる間、金管楽器奏者である我々は、次第に冷たくなっていく楽器を抱えてただただじっと時間をすごすこともしばしば。トランペット・パートは長い場合、オペラの中で20ページくらいは出番があるけれど、ヴァイオリン・パートはその10倍以上のページがある。この事実は時として、我々の頭上で繰り広げられている音楽スペクタクルの豪華な世界に浸ることを可能にしてくれる。ステージと観客の間に座っている我々は、夜ごとに演奏参加者と見物者の両者の役割を果たすのである。交響曲の金管楽器奏者たちは、演奏すべき音符がない間、非常口灯と無限に広がる人の顔の海をただただ眺めるだけである。しかし、オペラ歌劇場では、金管楽器奏者たちは、サロメの官能的なダンス、ミミとロドルフォの肩に舞い落ちるやさしい雪の結晶などを鑑賞することができる。もちろん、舞台上のスペクタクルそれだけでも素晴らしいけれど、我々が音楽家としてのキャリアの大部分をピット内で過ごせるのは、素晴らしい歌手たちの芸術性のおかげでもある。このCDは、作曲者の才能、そしてこの原曲を歌う歌手たちの芸術性に我々が魅せられるオペラの瞬間を切り取ったものである。<ライナーノートより>

Saydisc
CD-SDL-399(1CDR)
スペインのギター四重奏曲
アルベニス:スペイン舞曲より
伝承曲:3つのメキシコの歌
ソレル:2台のオルガンのための協奏曲より
ファリャ:スペイン舞曲第1番
ミラン:6つのパヴァン
グラナドス:スペイン舞曲集より
イングリッシュ・ギター・クヮルテット

録音:1992年4月
スペインの大作曲家グラナドス、ソレル、ファリャの音楽をイギリスのギターQの演奏で。トレブル・ギターからバス・ギターまで4台のギターを使いこなすイングリッシュ・ギター・クヮルテットの情熱的な演奏が印象的。未案内旧譜。
※Saydiscはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります

クリエイティヴ・コア
CCAD-030(1CD)
シューベルト:華麗なるロンドロ短調op.70,D895
ソナタ(二重奏曲)イ長調op.post.162,D574
幻想曲ハ長調op.post.159,D934
ヴェラ・ベス(Vn)
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)

録音:1982年6月 ヴァールセ教会(アムステルダム、オランダ
シューベルトのピアノ・ソナタ(CCAD029)が好評のホッホランド。この度、ホッホランドの秘蔵音源が発見されました。オランダ・オリジナル楽器演奏の名手ベス&ホッホランドによる若き日の演奏です。四半世紀ぶりにこの音源と再会したホッホランド氏自らがリリースを熱望。純朴で優美な調べ、ラプソディックな情感が横溢したシューベルトの傑作群の溌剌とした秀演がいま、蘇ります。往年の名録音技師アドリアーン・フルスタイナンによる録音も実に見事。アナログ録音最終期ならではの薫香ただよう味わい深いサウンドに仕上がっています。
[プロフィール]
◆ヴェラ・ベス(ヴァイオリン)
独奏者、室内楽奏者、そして指導者としても活躍し、世界中で演奏活動を行っている。1969年にオスカル・バック国際ヴァイオリン・コンクールで第1位受賞後名声を得、ハイティンク、コンドラシン、マゼール、ブリュッヘンなどと共演を重ねた。アンナー・ビルスマ、ユルゲン・クスマウルらと名アンサンブル「ラルキブデッリ」を結成、ガット弦とバロック弓を用いた刺激的な演奏で古典派の作品を収録し、エディソン賞やディアパソン・ドールを獲得している。使用楽器は、1727年のストラディヴァリウス。
◆スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)
 アムステルダム音楽院でピアノと音楽理論をヤープ・スパーンデルマン氏に師事。ソリスト、また室内楽奏者として、世界中で演奏活動を行っている。フォルテピアノ奏者の先駆者の一人であり、70年代のはじめからアンナー・ビルスマ、ヴェラ・ベスらと共演し数多くの録音を行う。
◆フルスタイナン(エンジニア)
コープマンのバッハ・カンタータ全曲プロジェクトをはじめヨーヨー・マ、アルデッティ四重奏団などの録音を手がけた名録音技師
 (Ki)

Metronome
METCD-1062(1CD)
アンダルシアの夢
Jadaka l-ghaithu/Yahnikum yahnikum/Miyyah fi miyyah/Macar ome per folia/Por fol tenno quen na/Al pasar por Casablanca/Hal dara zabyu l-hima/Estampida/Masha s-sahar hayran/Ayyuha s-saqi/Como poden per sas culpas/Jarriri l-dheila/A Sennor que mui ben soube/Quen boa dona querra
ベリンダ・サイクス(ディレクター)、ジョグラレサ
ディレクターだけでなくヴォーカル、バグパイプも担当するベリンダ・サイクスが中心の"ジョグラレサ"は、イギリスのレーベル、アヴィー(Avie)から3世紀にわたる"マグダラのマリア"を歌った世俗歌曲集(AV 0026)を発表し喝采を浴びた古楽アンサンブル。今回のテーマは"アンダルシア地方の夢"。中世スペインのユダヤ人、アラブ人、キリスト教徒など、様々な宗派の民族が作曲、演奏した音楽をジョグラレサが好演。演奏、プログラミングなど、全てが本格的なスペインの古楽集デス。

DACAPO
MAR-8.226063(1CD)
ホルンボー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.16(1939)
ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.89(1965)
ヴァイオリン・ソナタ第1番(1935)
ヴァイオリン・ソロのための「回顧録」(1990)
独奏曲(1929)
バガテル第1番「アラベスク」(1928)
ハイドゥクOp.193(1993)
ヨハネス・セー・ハンセン(Vn)
クリスティーナ・ビョルケー(P)
ホルンボーのヴァイオリン作品全集の登場です。3曲のヴァイオリン・ソナタを中心にして、他に一握りの小品を含んだこの曲集は、彼の長い経歴のほぼ全域をカヴァーしています。彼の音楽の根底には、彼が影響を受けたバルカン諸国とトランシルヴァニアの民謡や、デンマークの伝統音楽があり、現代的な感覚の中にそれらの鄙びた響きが見え隠れするのがたまらない魅力となっています。「ハイドゥク」とは17世紀から19世紀頃のバルカン半島を席巻した無法者、追いはぎ、または自由の闘士の総称。自由で荒々しい盗賊たちを見事に音で描いています。
DACAPO
MAR-6.220528(2SACD)
ルーズ・ランゴー(1893-1952):イン・テネブラス・エクステリオレスBVN334
メシスBVN228
フレミング・ドライズィヒ(Org)
フォル・フルー・カントーリ
10歳よりオルガンを学び、20歳代にはコペンハーゲンの教会でオルガニストの助手を務めていたランゴーは、結局のところオルガニストにはなれなかったものの、1930年代にこのような素晴らしいオルガン作品を書きました。多岐に渡る作風で知られるランゴーですが、これらのオルガン作品は前期ロマン派風の美しい旋律を湛えた耳馴染みのよいものです。3部に分かれた全曲を彩る静謐な美しさがたまりません。オルガンのドライズィヒはロマンティックな音色の中に筋肉質な技巧を煌めかせた壮大な演奏を聴かせます。
DACAPO
MAR-8.226521(1CD)
クリステンセン(1955-):夢をなくした断片のエコー
ハタス女王の後光…バス・クラリネット,パーカッション,コンピューターのための
夢をなくした断片…ヴァイオリンとコンピューターのための
東方の夢の断片とエコー…バス・クラリネットとコンピューターのための
エコーと断片…コントラバスとコンピューターのための
東方の夢…バス・クラリネットとコンピューターのための
アクサラ…バス・クラリネット,パーカッション,ヴァイオリン、コントラバスとコンピューターのための
コンテンポラネア
常に詩的で劇的な音楽を作り出すデンマークの現代作曲家、クリステンセンの電子音を駆使した作品集です。ここに収録された作品のほとんどは、アンサンブル「コンテンポラネア」との共同作品で、初演はライヴで行われた後にデジタル録音されたというものです。どれもが不可思議な音響の世界を描き出し、サウンドの可能性を極限まで広げています。癒し系ではなく、アクティヴな音が部屋一杯に広がります。おためしください。
DACAPO
MAR-8.226533(1CD)
ルンドビー=イェーガー(1964-):室内楽作品と歌曲集
オッフェルトリウム
3つの中国のテキストによる7つの舞台
2楽章による三重奏曲
3楽章によるエレメント/3つの歌
ヘレーネ・ギェリス(Ms)
デンマーク・チェンバー・プレイヤーズ
セアン・エルベック(Vn)
ヤコブ・ヴェスト(P)他
1964年オーデンセ生まれの作曲家、ルンドビー=イェーガーの作品集です。カール・ニルセン・アカデミーとコペンハーゲン王立音楽院でピアニストとして学んだ後、ロンドンに行き更に研鑽を重ねました。コペンハーゲンで教会音楽やオルガン曲を発表する傍ら、オペラ、管弦楽曲など様々な作品を書き、デンマーク内外で高く評価されています。ここに収録されたのは室内楽曲と声楽曲で、単純な形式の中に新しいメロディを取り入れた独特の雰囲気を持つものです。混沌とした音の連なりに心の安寧を見出す人のための「オッフェルトリウム」、草原を渡る風のような涼しげな「中国のテキストによる〜」、など雰囲気あふれる作品群と言えるでしょう。

SOLITON
SCD-028-2(1CD)
カペラ・ジェダネンシス名演集
ヴィヴァルディ:「四季」〜春、第3楽章
フランツィスクス・デ・リヴロ(活躍:1560頃-1566頃):主をほめたたえよ
ヨハン・ヴァニング(活躍:1569頃-1584頃):荒野で呼ばわる者の声
ニコラウス・ザンギウス(1570-1619):今ぞ皆で祝いまつれ
パウル・ジーフェルト(1586-1666):Res aequa confiteri
アンドレアス・ハーケンベルガー(1574-1627):天使たちが羊飼いたちに
 今ぞ皆で祝いまつれ
テオフィル・アンドレアス・フォルクマル(1686-1768):ソナタ第1番ハ長調
クラート・ビュトナー(1616-1679):聖コンチェルト
 テ・デウム
プロテスタント聖歌:父の家
エウゲニウシュ・グウォフスキ(1938-):祈り
カペラ・ジェダネンシス
既発売音源編集盤と思われますが当アルバム以外では聞けないトラックもありそうです。「祈り」の心なごませるメロディはうれしい発見。

WARNER MUSIC POLAND
51011-705922(1CD)
マチェイ・マレンチュク〜カンティガス・デ・サンタ・マリア
Santa Maria Loei / Pies
Opowiesc o statku
Improwizacja na temat Cantigi 129
Teresa / Modlitwa
Trubadur / Adam
Improwizacja na temat Cantigi 123
Madre De Deus
マチェイ・マレンチュク&コンソート
ポーランドのロック・シンガー、ギタリストにして詩人でもあるマチェイ・マレンチュク(1961年生まれ)が2006年にリリースしたアルバム。中世スペインの「聖母マリアのカンティガ集」をベースに、ピリオド楽器も動員してかなり真面目に展開。

FUTUREX CLASSICS
FCD-737-2(1CD)
シュトラウス〜ウィーンのワルツ
J・シュトラウス:美しく青きドナウ
クライスラー(ヴォイチェホフスキ編):愛の悲しみ
J・シュトラウス:皇帝円舞曲
ヴァルデマル・カザネツキ(1929-1991)(ヴォイチェホフスキ編):夜から夜へ
J・シュトラウス:酒、女、歌
シューベルト:セレナード
カプリッチョ[レオポルト・グジェゴシュ・ロマノフスキ(第1Vn)、グジェゴシュ・ホレヴィンスキ(第2Vn)、ピオトル・グジェラク(Va)、クシシュトフ・パヴウォフスキ(Vc)、ダリウシュ・ヴォイチェホフスキ(P) ]

録音:2001年夏、グダンスク放送スタジオ(ポーランド)
※解説書は付いておりません。
FUTUREX CLASSICS
SFCD-730-2(1CD)
月の光
ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜月の光/パスピエ
 レントよりも遅く、小組曲〜小舟にて
 牧神の午後への前奏曲
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ナタリア・ヴァレフスカ(Vn)
ボグダン・クワコフスキ(P)
※解説書は付いておりません。

Audiomax
903-1544-6(1SACD)
シューマン:チェロとピアノのための作品全集
アダージョとアレグロOp.70
幻想小曲集Op.73
民謡風の5つの小品Op.102
3つのロマンスOp.94/おとぎの絵本Op.113
クラウス・シュトルク(Vc)、アヤ・イシハラ(P)
名門デトモルト音楽大学で学び、マイナルディとメッツマッハーにチェロを師事した1928年生まれのドイツの老将クラウス・シュトルク。
決して急がず、また感傷的になりすぎずにゆったりとしたテンポで優しく歌われる懐の深いシューマンは、幾多のステージを踏んできた大ベテランならでは。

Intim
IMCD-112((1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5
フジタ・ピアノ・トリオ

※日本語解説付き
イギリスを中心としてヨーロッパ各地で活躍する日本人3姉妹によるアンサンブル、フジタ・ピアノ・トリオのチャイコフスキー&ルビンシテイン、ラヴェル、ショスタコーヴィチなどに続く新録音。幼少の頃からから一緒に音楽に親しんできた姉妹だからこそ醸し出せる一体感が温かさを感じさせてくれます。
Intim
MCD-113(1CD)
アンドレー:ピアノ三重奏曲ト短調/同ハ短調
ピアノ四重奏曲イ短調
トリオ・ノルディカ、
ソウルン・オウスク・マーリノウスドウッティル(Va)
ストックホルムでオルガンを学び、イェテボリ大聖堂のオルガニストに就任するなど、スウェーデンにおける女流音楽家の先駆者的存在となったエルフリーダ・アンドレー(1841−1929)の室内楽作品集。時折ドイツ・ロマン派の香りを漂わせるアンドレーの音楽を演奏するのは、スウェーデンとアイスランドの女流奏者によるアンサンブル、トリオ・ノルディカ。多くの功績を遺した先人の音楽を現代の女流音楽家たちが大切に奏でています。

Euridice
EUCD-43(3CD)
ノルウェーの新しい音楽
イルゲンス=イェンセン:Sa kom du
ハル:Till en konstnar
ブルスタード:ノルウェー組曲、パルティータ
キーラント:ハウスト
ハラール・リ:こうもりの手紙
オルセン:Norsk kjaerleiksong
セーヴェルー:ペール・ギュントより、ソナチナ
アルベルトセン:牧歌
シェルドス:ソナタ、子守歌
ニューステッド:前奏曲Op.16-1、メロディOp.16-2
ホーヴラン:スケルツォ、ロンディーノ、変奏曲/他
ヨルン・マリー・ブラトリ(P)、
トル・エスペン・アスパース(P)、
スヴァイン・ビョルコイ(T)、
モーテン・カールセン(Va)
イルゲンス=イェンセンからホーヴランまで。19世紀末から現代にかけてのノルウェー音楽の変遷を、19人の作曲家たちの作品でたどります。

Phono Suecia
PSCD-182(1CD)
ステーンハンマルSQ
グーテ:弦楽四重奏曲「幻影と恍惚」
ヒルボリ:コングスガード・ヴァリエーション
モッテンソン:弦楽四重奏曲第1番
ペロ:アップ・ダウン・チャーム・ストレンジ
ステーンハンマルSQ
スウェーデンの若いミュージシャンがスウェーデンの若い作曲家の作品を演奏する"コン・フォルツァ(con forza) シリーズ。スウェーデン放送響、イェヴレ響のメンバーによるステーンハンマルSQは、ラーションの弦楽四重奏曲集(DAPHNE 1035)で好評を博したSQ。委嘱作品「幻影と恍惚」など若手アンサンブルならではの意欲的な選曲がGood。

Attacca
ATTACCA-28120(1CD)
逃走用梯子10
デ・マン:アンネリーへの鐘
リー:タングラム
フォールモーレン:チェンバロ組曲
アンドリーセン:ダブルトラック
ブレガール:カウンティング・スターズ・ウィズ・コンフィデンス
キング:白い薔薇/カトラー:都市伝説
フェルトハウス:ドッギー・ステップス
アンネリー・デ・マン(Cemb)、
ハリー・スパルネイ(バス・クラリネット)、
ロバート・ナスフェルト(P)、
マリアン・ボルト(チェレスタ)、他
アーティストにスポットライトをあてる「逃走用梯子」シリーズの第10弾の主役は、チェンバロ。クラシックなスタイルと大胆な和声を組み合わせたフォールモーレンの「チェンバロ組曲」の4曲目「トッカティーナ」でのスリリングな展開でおもしろい。

KingI nternational
KDC-5068(1CD)
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34
アルカント・カルテット[アンティエ・ヴァイトハース、ダニエル・セペック(Vn)、ダベア・ツィンマーマン(Va)、
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)]、
シルケ・アヴェンハウス(P)
ジャン=ギアン・ケラス率いるアルカント・カルテット。若い彼らがブラームスの深遠な世界に挑戦。各パートに求められる多彩な音色は彼らならでは。驚くべき求心力とあいまって、非常な充実の世界を創りあげています。輸入盤・日本語解説書付。 (Ki)
King International
KDC-5069(1CD)
バルトーク:弦楽四重奏曲第5番
弦楽四重奏曲第6番
アルカント・カルテット[アンティエ・ヴァイトハース、ダニエル・セペック(Vn)、ダベア・ツィンマーマン(Va)、ジャン=ギアン・ケラス(Vc)]
次世代の巨匠たちが集まったアルカント・カルテット。その彼らにとりわけ向いていると思われるバルトークの四重奏曲が登場です。5番での極度の緊張感と野蛮な運動性が熱く、圧倒されます。また6番での天国的な神聖さも衝撃的です。輸入盤・日本語解説書付。 (Ki)
King International
KDC-5071(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番「ハープ」
ショスタコーヴィチ:同第5番Op.92
アトリウムSQ[アレクセイ・ナウメンコ、アントン・イリューニン(Vn)、ドミートリー・ピツルコ(Va)、アンナ・ゴレロワ(Vc)]
ペテルブルク音楽院の学生たちにより2000年に結成されたアトリウム弦楽四重奏団。2003年にはロンドン、2007年にはボルドーの国際弦楽四重奏コンクールで優勝し、世界的に注目を集めています。驚くべき音楽性の高さと若さに似合わぬ安定したアンサンブルを聴かせてくれます。輸入盤・日本語解説書付。 (Ki)

BUDA
BUD-860175(1CD)
カウフマン:チェロとギターのための「イディッシュ組曲」
ヴァイオリン、チェロとピアノのための「メモラ」
無伴奏チェロのための「ネシャマー」
カンタータ「Ima Ou La Mere Depossedee」
ヴァージニー・コンスタン(Vc)、
レミ・ジュスルム(G)、
トリオ・エレジアク、スザンヌ・ラモン(Vc)、
クリスチャン・ナダレ(指)
アンサンブル・ヴォーカル・ユニテ
ローザンヌ近郊のピュイで、ユダヤ人の父とプロテスタントの母との間に生まれたユダヤ系フランス人作曲家、セルジュ・カウフマン(1930−)の作品集。カウフマンの作品集はベルギーのパヴァーヌ(Pavane)からもリリースされており、このブダ(Buda)盤もユダヤの音楽を後世へと伝える重要な役割を持ちます。

Musikmanufaktur Berlin
MMB-476(1CD)
ドゥシェク:弦楽四重奏曲Op.60No.1-3 カメジーナQ(ピリオド楽器使用)
200年間ヨーロッパの図書館に眠ったままであったドゥシェクの弦楽四重奏曲。カメジーナQにより世界初録音されました。ドゥシェクはボヘミアの音楽一族の生まれ。優れたピアニストでもあり、その多くがピアノ曲で、技巧的で華やかなものが多く、メンデルスゾーンやシューマンといったロマン派の傾向も見られます。1804年〜1806年までプロイセンのルイ・フェルディナント王子の楽長を務めていました。王子は優れた音楽家でもあり、主に室内楽曲を多く残しています。ドゥシェクは1806年のザールフェルトの戦いでの王子の戦死後、有名なピアノ・ソナタを捧げていますが、この弦楽四重奏曲も同時期に作曲されています。 古典派様式でありながらシューマン、ブラームスのようなロマンティシズムが垣間見ることができる豊かな音楽を聴かせてくれます。これは弦楽四重奏の新たなレパートリーの一つとなるでしょう。カメジーナ・クヮルテットは2007年に設立されたピリオド楽器を使用する弦楽四重奏団。グループ名はモーツァルトが1784年から1787年まで住み弦楽四重奏曲(ハイドン・セット)などを作曲した家「カメジーナ・ハウス」に由来します。 (Ki)
Musikmanufaktur Berlin
MMB-003(1CD)
ハイドン:ディヴェルティメント集 Vol.1
ト長調Hob.V20、ハ長調Hob.V16、
変ヘ長調Hob.V4、ロ短調Hob.V3、ニ長調Hob.V21
カメラータ・ベロリネンシス(オリジナル楽器使用)

録音:2003年10月27-29日
Musikmanufaktur Berlin
MMB-896(1CD)
ハイドン:ディヴェルティメント集 Vol.2
変ホ長調Hob.V11、ヘ長調Hob.V10、
変ホ長調Hob.V17、イ長調Hob.V7、ホ長調Hob.V12
カメラータ・ベロリネンシス(オリジナル楽器使用)

録音:2005年6月23-25日
ヴァイオリンのヨハネス・ゲバウア率いるカメラータ・ベロリネンシスは17世紀後半〜18世紀の音楽をオリジナル楽器で演奏する古楽グループ。世界各地の古楽フェスティヴァルに参加し高い評価を得ています。 (Ki)

HEVHETIA
HV-0027-2(1CD)
ブラチスラヴァ〜室内アンサンブルの為の現代作品集
クリスティアン・ヴォルフ(1934-):Bratislava(室内アンサンブルの為の)
アリソン・キャメロン(1963-):Rainsnout(室内アンサンブルの為の)
トマーシュ・ボロシュ(1971-):Anava(室内アンサンブルの為の)
リチャード・エアーズ(1965-):No.15 (Kind in een tuin vol verrassingen)
(声と室内アンサンブルの為の)
ダニエル・マテイ(1963-):Make love, not art! (Lucy's diamonds are forever)(2つの演奏者グループと[ロック・]ドラマーの為の)
VENI・アンサンブル

録音:1999年10月30-31日、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送スタジオ2

※全曲世界初録音
HEVHETIA
HV-0031-2(1CD)
ダルムシュタット・アコースティック・ブレイクコア
マレク・ピアチェク(1972-)&ミキ・スクタ(1960-):Rain in Cage
Fast and Furious / Vienna School X
Interkude 1 Power Prelude / eMotions
Interlude 2 /Power Gigue
Darmstadt Dreamcore / Interlude 3
Power Fantasy / Interlude 4
Inter Mezzo / Air (Unit) / Interlude 5
Darmstadt Calling
Sound Garden-Postlude
マレク・ピアチェク(Fl)
ミキ・スクタ(P)

録音:2008年7月22日-8月2日、スタジオ・エリアソン
HEVHETIA
HV-0034-2(1CD)
イジー・ドルジェツキー(1745-1819):バセットホルン・トリオの為のディヴェルティメント集(6つのパルティータ) ロッツ・トリオ[ローベルト・シェベスタ、ロラント・シェベスタ、アンドレアス・フィンク(バセットホルン)]

録音:2008年11月、トルナヴァ(スロヴァキア)、聖母被昇天神学校礼拝堂
イジー・ドルジェツキーは西ボヘミアに生まれ、ボヘミア、オーストリア、ハンガリー、スロヴァキアで活躍した作曲家。

MUSIC CENTRE SLOVAKIA
HC-10008(3CD)
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ(1843-1936):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノの為のドゥムキ*
ヴァイオリンとピアノの為の無言歌*
チェロとピアノの為のセレナード+
ヴァイオリン、チェロとピアノの為の悲歌(*/+)
弦楽四重奏曲ト短調(1866)#
外国にて(ヴァイオリンとピアノの為の6つの性格的小品)*
ハンガリーの様式による弦楽四重奏曲ホ短調*(※)
弦楽四重奏曲ハ短調**
弦楽四重奏曲変ロ長調**(※)
弦楽五重奏曲ニ短調++
ファースト・ポジションの3つのヴァイオリンの為のソナタ ハ長調(*/##)
ファースト・ポジションの3つのヴァイオリンの為のソナタ第2番変ホ長調(*/##)
弦楽四重奏の為の夜想曲#(※)
ユライ・チジマロヴィチ(ヴァイオリン)*
ヤーン・スラーヴィク(チェロ)+
ズザナ・チジマロヴィチコヴァー(ピアノ(*/+))
ズヴィエベルSQ#
ツェムリンスキーSQ**
モイゼスSQ++
ペテル・ズヴィエベル(ヴィオラ+)+
フランチシェク・テレク、イヴァナ・プリスタショヴァー(ヴァイオリン#)#*

録音:2006年9-10月、
スロヴァキア放送小コンサート・スタジオ、プラハ、マルチネク・スタジオ
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラはロマン派の時代から70年にわたって創作を続けたスロヴァキアの作曲家。(※)以外は世界初録音。
MUSIC FUND SLOVAKIA
SF-0047-2(1CD)
エゴン・クラーク(1958-):メモワール I
愛の庭(フランスの詩によるソプラノ、ハープと弦楽四重奏の為の3つの歌)*
私は昨日私自身の死を経験した(クラリネットとピアノの為の)+
わが友との別れ(クラリネットとピアノの為の)+
チェロとコントラバスの為の3部の幻想曲#
スフレ(クラリネットとエレクトロアコースティック録音の為の)**
風車小屋だより(アルフォンス・ドーデによるプロヴァンスの幻影、ソプラノ,クラリネットとピアノの為の3つの歌)++
ヤナ・パストルコヴァー(S(*/++))
カテリーナ・クルネロヴァー(Hp)*
モイゼスSQ*
アレクサンデル・ステパノフ(Cl(+/**/++))
エゴン・クラーク(P(+/++))
ロマン・パールカ(Vc)#*
ラディスラフ・シュトゥコフスキー(Cb)#*
ミロスラフ・マシツァ(サウンドエンジニアリング&ミキシング*)*

音源:スロヴァキア放送
エゴン・クラークはブラチスラヴァ音楽アカデミーで音楽理論を学び、チェコスロヴァキア時代の国営音楽出版社OPUSの編集者を務めた(1984-1991)後、国内外のレーベルのスーパーヴァイザーとして活躍。作曲を開始したのは1984年。現在は15−16世紀の音楽の研究と出版にも携わっています。
MUSIC FUND SLOVAKIA
SF-0056-2(1CD)
バセットホルンの為の隆盛期と現在のスロヴァキア音楽
マレク・ピアチェク(1972-):Pustatina I/Pustatina II
イジー・ドルジェツキー(1745-1819):バセットホルン・トリオの為のディヴェルティメント集 から5曲
マレク・ピアチェク:Pustatina III
ボシュコ・ミラコヴィチ:内なる歌手たち
マレク・ピアチェク:Pustatina IV
ダニエル・マテイ(1963-):3m fur W.A.M.
マレク・ピアチェク:Pustatina V
ヤン・ヨセフ・レスレル(1771-1813):パルティータ
マレク・ピアチェク:Pustatina VI
マルチン・ブルラス(1955-):夜に向かって帆走する
マレク・ピアチェク:Pustatina VIII
マリアーン・レヤヴァ(1976-):アリア(ロッツ・トリオのために)
マレク・ピアチェク:Pustatina VII
ロッツ・トリオ
ローベルト・シェベスタ、ロラント・シェベスタ、アンドレアス・フィンク(バセットホルン)

BOHEMIA MUSIC
BM-0036(1CD)
チェロ・リサイタル・ジャパン 2008
ドヴォルザーク:ポロネーズ イ長調Op.posth.*
パラディス(1759-1824):シシリエンヌ+
山田耕筰:赤とんぼ*/成田為三:浜辺の歌*
ドヴォルザーク:森の静けさOp.67#
 ロンド ト短調Op.94#
ゴダール:ジョスランの子守歌*
カサド:無伴奏チェロ組曲ニ長調
ラヴェル:ハバネラ+
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ*
カザルス:鳥の歌#
ヴラダン・コチー(Vc)
有吉英奈(P)*
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ)+
プラハ・チェロ・ファミリー#
ルツィエ・コチー(Vn) ハナ・コチー、トマシュ・コチー(Vc)
BOHEMIA MUSIC
BM-0078(1CD)
プラハ・チェロ・ファミリー 2008
ルクレール(1697-1764):ソナタ ニ長調
ドヴォルザーク:森の静けさOp.67
 ロンド ト短調Op.94
カザルス:鳥の歌
サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」〜ラルゴ
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
プラハ・チェロ・ファミリー[ハナ・コチー、ヴラダン・コチー、ルツィエ・コチー、トマシュ・コチー(Vc) ]
プラハ音楽院教授を務め録音も多いヴラダンと妻ハナ、息子トマーシュ(1985-)と娘ルツィエ(1991-)のコチー一家によるチェロQ。

LIR Classics
LIR-008(1CD)
ウィーンの風景
ギロヴェツ:フルート四重奏曲ト短調Op.19-2
シューベルト:弦楽三重奏曲変ロ長調D.471
モーツァルト:フルート四重奏曲ト長調K.285a
ディッタースドルフ:弦楽三重奏曲ニ長調
ホフマイスター:フルート四重奏曲ハ短調Op.16-2
ガレアッツィ・アンサンブル

録音:2004年4月12日−14日
ピリオド楽器による古典派、ロマン派初期の音楽の演奏、録音を活動の目的としているガレアッツィ・アンサンブルは、1995年に結成されたイギリスの古楽器四重奏団。"フルートと弦楽器のための18世紀の音楽"(LIR 001)に続く2枚目の録音は、ウィーンに縁のあるモーツァルトと、その同世代の作曲家、そしてシューベルトの室内楽作品集。フルートのレスリー・ホリディが奏でるフルートの優しい音色に癒されます。初紹介旧譜。
LIR Classics
LIR-009(1CD)
イッツ・オール・ビーン・アレンジド
マーキュリー(ノック編):ボヘミアン・ラプソディ
スーザ(バトルズ編):ワシントン・ポスト
ガーシュウィン(フォックス編):前奏曲
ベネット:5つの町
伝承曲(フォックス編):ロンドンデリーの歌
ガーシュウィン(トンプソン編):ポーギーとベス
マシュウィッツ(ファウラー編):バークリー・スクエアのナイチンゲール
ロッシーニ(フラッケンポール編):「ウィリアム・テル」序曲
バッハ(フラッケンポール編):G線上のアリア
伝承曲(ヘンダーソン編):アメイジング・グレイス
カメレオン・ブラス

録音:2001年4月9日−10日
ユーディ・メニューインの提唱によって創設されたNPO"Like Music Now"に所属する金管楽器奏者たちによる金管五重奏団カメレオン・ブラスのファースト・アルバム。スーザの「ワシントン・ポスト」やガーシュウィン、ロッシーニ、バッハなど、バラエティに富んだ収録作品と安定感のある演奏はどちらも魅力的。金管アンサンブルの楽しさを味わえます。初紹介旧譜。
LIR Classics
LIR-010(1CD)
エヴォリューション・オヴ・ザ・ブラス・クィンテット
ウルフ編:ルネサンス組曲
パーセル(マックスウェル編):シャコンヌ
ヘンデル(マックスウェル&ハモンド編):協奏曲ヘ長調
フィエルダンク(ウルフ編):ソナタ
ラモー(マックスウェル編):ガヴォットと変奏曲
ベルリオーズ(ミラー編):「ファウストの劫罰」〜2つの情景
モーツァルト(ハッサン編):3つの教会ソナタ
エヴァルド:金管五重奏曲第2番Op.6
マルディ・ブラス

録音:2004年9月8日−10日
マルディ・ブラスは、ロンドンの王立音楽大学で研鑽を積んだ5人の金管楽器奏者たちによって1992年に結成されたイギリスの金管五重奏団。エジンバラ音楽祭など各地のコンサートや音楽祭での活動も目覚しく、英国金管界の伝統を受け継ぐ資質も十分。ルネサンスからエヴァルドへと至る歴史の流れを表現するなどプログラム構成も充実。初紹介旧譜。
LIR Classics
LIR-011(1CD)
ヴィオラとピアノのためのイギリス音楽
ブリス:ヴィオラ・ソナタ
ブリッジ:ゴンドリエラ、瞑想曲、
 アレグロ・アパッショナート
クラーク:モーフィアス
ボーウェン:ヴィオラのための幻想曲
ブリッジ・デュオ

録音:2005年4月8日−10日
ヴィオラのマシュー・ジョーンズとピアノのマイケル・ハンプトンのイギリス・コンビ"ブリッジ・デュオ"が弾くイギリスの音楽というとにかくイギリス一色のアルバム。ブリッジ・デュオが2004年に100歳を迎えたブリス夫人の前で演奏したブリスの「ヴィオラ・ソナタ」、人気急上昇中のボーウェンの「幻想曲」など、英国音楽愛好家要注目盤。初紹介旧譜。

Quindecim
QP-137(1CD)
イタリア・バロックのチェリスト・コンポーザー
ヤッキーニ(1663-1727):チェロ・ソナタOp.1-8、Op.3-9
ガブリエッリ(1659-1690):2つのチェロのためのカノン ニ長調、
独奏チェロのためのリチェルカーレ第1番&第7番、
チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
ボノンチーニ(1677-1720):チェロと通奏低音のためのソナタ
トレッリ(1658-1709):チェロ・ソナタ ト長調
アントニオ・カルダーラ(1660-1736):チェロ・ソナタ第8番 変ロ長調
カポラーレ(1700-1746):チェロと通奏低音のためのソナタ第4番
ヒメナ・ヒメネス・カチョ、
ルイス・ミゲル・コッレア(Vc)
ホセ・スアレス(Org,cem)
ドヴォルザークやシューマンのチェロ協奏曲も、これらのあまり知られていないイタリアのチェリスト作曲家のチェロ作品なしにはありえなかったことを考えるとありがたさが増してきます。 (Ki)
Quindecim
QP-183(1CD)
20世紀メキシコのヴィオラ作品集
ホアキン・グティエレス=エラス(1927-):港の歌
フリアン・カリッジョ(1875-1965):ヴィオラのためのコンクール作品
ルイス・サンディ(1905-1996):アルバムの1葉
ホセ・パブロ・モンカヨ(1912-1958):ヴィオラ・ソナタ
チャベス(1899-1978):マドリガル
マリオ・ラビスタ(1943-):世俗的舞曲、旅行ノート
フリオ・エストラーダ(1943-):ユウノフイトラポアオメ
オマール・エルナンデス=イダルゴ(Va)
マウルシオ・ナデール(P)
ピエール・ブーレーズに激賞されているメキシコのヴィオリスト、エルナンデス=イダルゴは黒沼ゆり子音楽院卒業。彼の「人類の歴史も音楽もDNAのようにらせん状に進んでいく」との考え方に沿ったメキシコ現代音楽を収録したとのことです。 (Ki)

GALLO
GALLO-1267(1CD)
フランスのフルート小品集
ピエール・カミュ:歌とバディネリ
フォーレ:幻想曲Op.79、コンクールの小品
ルイ・ガンヌ:アンダンテとスケルツォ
ベンジャミン・ゴダール:組曲Op.116
アンドレ・カプレ:レヴェリ、小さなワルツ
フィリップ・ゴベール:ソナタ
ヴィドール:組曲Op.34
クロード・リギンバルド(Fl)
マルティーヌ・ブーテルト(P)

Only Hands Small Production
OHS-001(DVD)
イグデスマン&ジュー 〜 ア・リトル・ナイトメア・ミュージック
エントランス/モーツァルト・ボンド/風水
モルト・アラ・トゥルカ
ザ・ワイルドライフ・オヴ・ピアニスツ
ラフマニノフ・バイ・ヒムセルフ
ザ・ワイルドライフ・オヴ・シンガーズ
クリーニング vs プラクティシング
ザ・リヴァーダンシング・ヴァイオリニスト
クレジット・カード/チューニング
スリーピング・モーターサイクル
ザ・ラスト・スズキ/ザ・ピアノ・レッスン
ラフマニノフ・ハッド・ビッグ・ハンズ
ア・リトル・ナイトメア・フィナーレ
ホラー・ムーヴィー/
アイ・ウィル・サヴァイヴ/クレジット
アレクセイ・イグデスマン(Vn)、
リチャード・ヒャンキ・ジュー(P)

収録:2006年10月13日、ムジークフェラインでのライヴ
由緒ある音楽の殿堂ムジークフェラインで空前絶後の大爆笑とセンセーションを巻き起こした恐るべきミュージシャン、いやコメディアン。YOUTUBEでは1400万件という驚異的なヒット数を叩き出している音楽漫才コンビ、その名はイグデスマン&ジュー!!
対象年齢は8歳から88歳。しかも「ア・リトル・ナイトメア・ミュージック」(アイネ・クライネ・ナハトムジークのパロディ!?)というタイトルからして既に怪しさ満点・・・。モーツァルトとジェームズ・ボンドの音楽をくっ付けてしまった「モーツァルト・ボンド」、ラフマニノフの音楽で遊びまくる「ラフマニノフ・ハッド・ビッグ・ハンズ」など、想像の斜め上を突き進む抱腹絶倒のミュージック・コメディが満載!しかし、このロシア人のイグデスマンと韓国系イギリス人のジューが出会った場所は、イギリスの超名門音楽学校"ユーディ・メニューイン・スクール"。すなわち2人とも音楽家としても超一流の腕前の持ち主なのです!!クレーメル、ラクリン、マイスキーを虜にし、コメディアンのテリー・ジョーンズ、俳優のサー・ロジャー・ムーアをも驚愕させたイグデスマン&ジュー。コントや演奏はもちろんのこと、イグデスマン&ジューの表情を見るだけでも大爆笑が襲ってきます。イグデスマン&ジューの次々と繰り出す音楽漫才で思う存分笑って下さい!!

↓当DVDのハイライトです。是非ともご覧下さい!
http://www.youtube.com/watch?v=zcRrsHhyz4I

DACAPO
MAR-8.226101(2CD)
ホルンボー:重要な作品集
前奏曲〜カモメと鵜に
室内協奏曲第2番Op.20
ピアノ三重奏曲「ヌイグン」Op.129
シンフォニアTOp.73a
無伴奏チェロのためのソナタOp.101
弦楽四重奏曲第4番Op.63
ニーチェのためのレクイエム
様々な演奏者
ユトランド半島のホーセンス出身の作曲家ホルンボーは、200曲以上の作品を書いた「ニールセン以降最も重要なデンマークの作曲家」の一人とされています。この2枚組は彼の生誕100年を記念したもので、過去にDACAPOからリリースされたアルバムの中から「彼らしさ」があふれたものを選出し纏め上げたものです。新古典主義の影響や、調性概念の推移などなかなか興味深いところが盛りだくさんです。行き過ぎない現代デンマーク音楽を楽しむためには絶好の曲集と言えるでしょう。
DACAPO
MAR-8.226526(1CD)
グンナー・ベルク(ベルイ)(1909-1989):メロス
2台のギターのための「Ar-Goat」*
笛のための「トリエドラ」
笛とギターのための9つのデュオ
独奏ギターのための「メロス」
ペル・ディブロ・セレンセン(G)
ボレッテ・ロード(リコーダー)
ミヒャエル・ノーマン(G)*
デンマークのユニークな作曲家ベルイの静かな作品集です。メシアンに影響を受け、ケージやブーレーズ、そしてシュトックハウゼンらと戦後ヨーロッパの「現代音楽」の発展に勤しんだ彼の作品は、デンマークを中心に最近評価が高まりつつあります。このアルバムに収録されたのは十二音技法を駆使した1950年代の実験的な曲と、晩年の作品です。謎めいたタイトルに負けず劣らず、謎めいたギターの爪弾き。ここから無機質な美しさを見つけ出す楽しみを味わってみてください。

NUMERICA
NUM-1176(1CD)
ダンシング・フィドル−ダンス
ストラヴィンスキー:「兵士の物語」+〜タンゴ/ワルツ/ラグタイム
コープランド:「ロデオ」〜ハウ・ダウン
ベンジャミン:ジャマイカのルンバ
シューベルト:ワルツ Op.9a Nos.1-6
ファリャ:スペイン民謡組曲〜ポロ/アストゥリアナ/ホタ
ヴィエニャフスキ:旅芸人(マズルカ)Op.19 No.1
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1995):小三部作〜バッカス賛歌
シューベルト:ドイツ舞曲 Op.33 Nos.1-6*
 レントラー*
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
パガニーニ:チェントーネ・ディ・ソナーテ第2番*
ルイス・パシェコ・クニャ(Vn)
エウリコ・ロザド(P)
ジョゼ・ディニス(G)*
ルイス・ゴメス(Cl)+

録音:1998年12月、2002年3月*、リスボン国立音楽院舞踊学校
ルイス・パシェコ・クニャはモスクワ音楽院で学んだポルトガルのヴァイオリニスト。
NUMERICA
NUM-1179(1CD)
ブルノ・モンテイロ&ジョアン・パオロ・サントス/イン・リサイタル
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのための
 スケルツォ ハ短調 WoO2(F.A.E.ソナタ 第3楽章)
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20 No.1
ブルノ・モンテイロ(Vn)
ジョアン・パウロ・サントス(P)

録音:2008年6月、カシアス(ポルトガル)
NUMERICA
NUM-1181(1CD)
現代ポルトガルのピアノ音楽/アルガルヴェ地方出身の三人の作曲家
ジョアキン・ガルヴァン(1967-):ソナタ
クリストヴァン・シルヴァ(1969-):瞬間
 変奏曲/メタモルフォゼ/忘我の前奏曲
 多彩画/詩的練習曲第1番
ティアゴ・クティレイロ(1967-):フルートとピアノのため*
  ピアノとエレクトロニクスのために
ジョアン・ルイス・ロザ(P)
マリア・ジョアン・セロル(Fl)*

録音:2008年12月、スタジオ・ヌメリカ(ポルトガル)
NUMERICA
NUM-1182(1CD)
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):弦楽四重奏曲 Op.14*
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1995):14の注釈
田舎風組曲第2番(ポルトガル民俗舞曲による)
ロペス=グラサSQ

録音:2006年9月、2008年7、9月、スタジオ・ヌメリカ
*はロペス=グラサ弦楽四重奏団への献呈作品。
NUMERICA
NUM-1183(1CD)
聖王女ジョアナ・デ・アヴェイロのための音楽
ダヴィド・ペレス(1711-1778):聖ジョアナのミサ
ソロル・ダ・ピエダデ(18世紀):ディスクルソ第1旋法
ジョゼ・ジョアキン・ドス・サントス(1741-1801):聖王女ジョアナのカレンダ
不詳:聖女マファルダのレスポンソリウム
マリオ・マルケス・トリリャ(1969-):ジョアンナのための音楽
マリオ・マルケス・トリリャ(指)
アンサンブル・ジョアンナ・ムジカ

録音:2009年3月6-7日、アヴェイロ博物館内の聖歌隊桟敷(ポルトガル)
政略結婚を拒みアヴェイロの修道院に入った王女ジョアナ(1452-1490)にまつわる音楽。

Audiomax
703-1179-2(1CD)
アラベスク
ドビュッシー:2つのアラベスク
シャイト:カンツォーナ・ガリカ、カンツォーナ・ベルジカ
ブロイン:古い組曲より
グリーグ:ホルベルク組曲
クープラン:恋するうぐいす
ジェズアルド:恋人たちよ私のため息よ, 急ぎ飛んでいけ
デュボワ:トッカータ
バッハ:イエスわが喜び
クインテセンツ

録音:2002年6月13日−15日
クインテセンツは、ゲヴァントハウス管、MDR響、ロストック北ドイツ・フィル、のフルーティスト5人によって結成されたライプツィヒのフルート五重奏団。アンサンブル・アレンジでよく知られているドビュッシーやシャイトから、バッハのコラールやジェズアルドのマドリガーレなどを"フルートのみ"で取り上げます。初案内旧譜。

Dapheneo
Dapheneo-A510(1CD)
デュクルック:アルト・サクソフォンとピアノの為の作品集
8つのフランスの小品/叙情的な歌
叙情的な歌第3番/叙情的な歌第5番
月下の星/サックス=ヴォリュビル
セルメラ=サックス/ダイナの哀訴
レッド・サックス/ジャズ・トッカータ/憂鬱
ゴールデン・サックス
ジャン=ピエール・バラグリオリ(Sax)、
フロレスタン・ブタン(P)
ギャルドのサクソフォン・セクションの顔でもあるバラグリオリは、パリ音楽院ではサクソフォンと室内楽の1等賞を獲得、またメニューイン財団賞を授与されるなど、サクソフォン大国フランスの中でも際立った存在感を放つ名手。
バラグリオリが吹くフェルナンド・デュクルック(1896−1954)はフランスとアメリカで活躍した女流作曲家、オルガニスト。管楽器の為のメロディアスな作品は当時の楽団員たちによって演奏されるなど、パリ・ギャルドとも縁い縁があります。

Bergen Digital
BD-7058CD(1CD)
タング・エネル
バーニ・ディ・ルッカ
ヴェム・カン・セグラ・フォルタン・ヴィルド
ハルタ・ロッタ/虹の彼方に/雨にぬれても
バイエルン・ポルカ/カン・カン
イル・ソント・パッセ/ディズニー・メドレー
プレミア/他
ドラーゲ金管六重奏団
ノルウェーの金管アンサンブルが遊び心たっぷりのご機嫌な演奏で聴かせてくれる伝承曲とヒットナンバー集。ここでは一般的なトランペットやトロンボーンではなく、スウェーデンの楽器工房「Ahlberg&Ohlsson」(1850〜1959)で製作されたロータリー・トランペットやロータリー式のバルブ・トロンボーンといった珍しい楽器が使用されています。

Libra Classics
LCD-1011(1CD)
モルテンセン:オーボエとチェンバロのためのソナタOp.44/ストレームホルム:コンチェルト・ミニモ/サマーフェルト:無伴奏オーボエのためのディヴェルティメントOp.41/カールセン:ソナチナOp.44/オルセン:3つの詩曲/マドセン:オーボエ・ソナタOp.22
ブリンヤル・ホフ(Ob)、ハラルド・ヘレンスタル(Cemb)、ロバート・レヴィン(P)、コーレ・オルヌング(P)
録音:1979年&1980年
ノルウェーの作曲家フィン・モルテンセン(1922−1982)のソナタなどを収録した北欧のオーボエ作品集。モルテンセンのソナタで伴奏パートを受け持つチェンバロの響きが、電子音楽のようにも聴こえて興味深いもの。ホフは1973年にはノルウェー・グラミー賞に輝き、1981年にノルウェー作曲家協会から"最優秀演奏者賞"を授与されるなど、受賞歴も誇っています。

Flute Association
KDC-5061(1CD)
ザ・ベスト・オブ・ペーター=ルーカス・グラーフ
イベール:フルート協奏曲〜アレグロ・スケルツァンド、オネゲル:牝山羊の踊り*
ヘンデル:フルート・ソナタホ短調Op.T-1b、ベリオ:セクエンツァT
パガニーニ:ポロネーズヘ長調**、ヴィヴァルディ:フルート協奏曲イ短調RV440〜ラルゲット/アレグロ#
カルク=エーレルト:ソナタ・アッパッシオナータ、ドニゼッティ:ソナタ〜ラルゲット・エ・アレグロ##
ルーセル:フルートを吹く人たちOp.27+〜ティティール/クリシュナ/ド・ラ・ペジョディ氏)
ロッシーニ:四重奏曲ト長調〜アンダンテとアレグロ++、
ライネッケ:フルートと管弦楽のためのバラードOp.288+++
ペーター=ルーカス・グラーフ(Fl)、レイモンド・レッパード(指)イギリスCO、
マンフレート・ザックス(Fg)*、イェルク・エーヴァルト・デラー(Cem)*、コンラート・ラゴズニク(G)**
イェルク・フェルバー(指)ヴュルテンベルクCO#、ウルズラ・ホリガー(Hrp)##、小林道夫(P)+
カルミナ弦楽三重奏団++、ベルンハルト・ギュラー(指)シュトゥットガルトRSO+++
(すべてclaves音源使用)
スイスのチューリヒに生まれたペーター=ルーカス・グラーフは、ことし2009年1月5日に80歳の誕生日を迎えました。草津国際音楽アカデミー&フェスティヴァルへの出演など、度重なる来日を通じて日本のファンにもおなじみのかれは、スイスのレーベルCLAVESより数多くのアルバムを発表していますが、このたびその音源をもとにコンピレーション・アルバムがリリースされます。日本語オビつき仕様、グラーフ自らのセルフ・ベストで内容は間違いなし。完全限定盤となりますのでこの機会をお見逃しなく。なお、3月末から4月中旬にかけて、オケとの共演やリサイタルなどの来日公演が控えているほか、テレビ番組「題名のない音楽会」へのゲスト出演も決まっており、話題性も十分です。   (Ki)

POLYMNIE
POL-590430(1CD)
モーツァルト:管楽八重奏曲ト短調 KV183(交響曲第25番 編曲)
シューベルト:管楽八重奏曲変ロ長調D485(交響曲第5番 編曲)
サティ:風変わりな美女、チック・コリア:「チルドレンズ・ソング」より
ネポムク管楽八重奏団[クリストフ・パトリックス、ドミニク・ボワサン(Ob)クサヴィエ・ブトン、クリスチャン・モネ(Cl)、ダヴィッド・アノワ、ニコラ・ゲニャール(Hrn)フィリップ・レカール、サンドリーヌ・シャルエ(Fg)]、ニコラ・シャロン(Kb)
POLYMNIE
POL-490347(1CD)
モーツァルト:オーボエ五重奏曲 ト短調KV516、オーボエ四重奏曲へ長調KV370、
フルート四重奏曲ニ長調KV285,ハ長調KV171
デヴィッド・ワルター(Ob)、ミシェル・モラゲス(Fl)、ジュヌヴィエーヴ・ローランソー、リシャール・シュムクレール(Vn)、リーズ・ベルトー(Va)、ディアナ・リゲティ(Vc)

Laborie
LC-04(1CD)
バッハのフルート・ソナタ集
フルートと通奏低音のためのソナタ.ホ長調BWV1035、
フルートとチェンバロ・オブリガートのためのソナタ.ロ短調BWV1030、
フルートと通奏低音のためのソナタ.ホ短調BWV1034、トリオ・ソナタ.ト長調BWV1039/27
マリア・テクラ・アンドレオッティ(フラウト・トラヴェルソ)、ヤン=ヴィレム・ヤンセン(Cemb)、クリストフ・コワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
録音:2006年
アンサンブル・バロック・ド・リモージュのソリストたちによる饗宴。曲も名曲そろい、ロ短調のソナタは、もともとこの曲はリュートとフルートのために作曲されたという研究者の説に則り、リュート・チェンバロを用いて演奏されています。リュート・チェンバロは鍵盤が一段しかなく、2段鍵盤のチェンバロと異なり音の厚みなどを出すことができないという不利な点があるとはいえ、独特の典雅さと素朴さを持ち合わせた音色が魅力です。ファゴットも古楽器独特のモロモロとした音色満開、名手アッツォリーニ(OP30379ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集ではソリストとして活躍)の妙技が堪能できます。通奏低音奏者として見事な黒子ぶりを発揮するコワンの腕前も特筆に価します。   (Ki)
Laborie
LC-05(1CD)
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリ(1785-1858):作品集
トリオ.ハ長調 op.5-2
チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための三つのメロディよりアンダンテ・ラルゲット(第1番ハ短調)
弦楽四重奏曲第1番イ短調 op.27
弦楽四重奏のためのムヴマン.ホ長調
チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための三つのメロディ〜ウン・ポコ・レント(第2番ホ長調)
七重奏曲〜自作の交響曲による
チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための三つのメロディ〜アンダンテ・ソステヌート(第3番ト長調)
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ、クリストフ・コワン(Vc)、モザイクSQ
録音:2008年10月
ボエリは、フランスで、作曲家、オルガニスト、ピアニストとして活躍しました。バッハのオルガン音楽をフランスに紹介した人物で、ハイドン、モーツァルト、そして若きベートーヴェンのことを称賛していました。大胆な転調と半音階を多用しており、古典派の和声に支配された部分と、ロマン派的な要素もあわせもった作品となっています。   (Ki)

DACAPO
MAR-8.226544(1CD)
エルセ・マリー・パーゼ(1924-):作品集
海上の水彩画I-XXI/4つのイラストレーション
ゲルト・セレンセン(Perc)/リチャード・クルーク(朗読)/ヘレン・ディヴィス・ミッケルボルグ(Hp)
dacapoからもすでに何枚かのCDがリリースされている、デンマークの電子音楽の先駆者エルセ・マリー・パーゼ。王立音楽院でピアノを学び、ホルンボーやカイサからは作曲技法を学んでいます。ここに収録された「海上の水彩画」は彼女の友人である画家の作品に触発されたもので、詩の朗読と電子音による幻想的な風景が広がっています。4つのイラストレーションは脈動的、浮遊的、その他いろいろな音の絵の具で抽象画を描いたとでも言うべき作品です。
DACAPO
MAR-8.226902(1CD)
現代デンマークのギターとヴァイオリンのための作品集
ミッケルボルク(1941-):エヴリシング・マターズ/コッペル(1908-1998):ヴァイオリンとギターのための二重奏曲Op.116/イェアシル(1913-):10の即興曲/ホルンボー(1909-1996):デュオ・コンチェルタントOp.167
キム・ショーグレン(Vn)/ラース・ハンニバル(G)
このレーベルではおなじみの2人のアーティストによる心鎮まる二重奏。ヴァイオリンとギターという、あまり見られない音の組合せですが、実にしっとりとした美しい音楽を聴かせてくれます。1曲ごとの表情の違いも楽しく、子どもの声が挿入されたミッケルボルクの「ワルツ2」など斬新な試みも隠されています。これを聴いて何を想うかは聴き手の自由な感性に任されています。

ACANTHUS
ACANTHUS-20006(1CD)
シュランメルのヴァイオリン
フィリップ:ファールバッハ(ヨハン・シュランメル編):流体ギャロップ
ヨハン・シュランメル:ウィーンのホイリゲ舞曲
J・シュトラウス(ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編):愛の歌(ワルツ)
レオポルト・ケーニヒシュテッター(ハン・シュランメル編):アルトレングバッハの思い出(ワルツ)
J・シュトラウス(ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編):ツェッペアル=ポルカ
ヨゼフ・ランナー(J・ランナー&G・ドラハネク編):新ウィーン・レントラー
アレクサンダー・カッツェンベルガー(ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編):ハロー・ダ・サン・マ・ムンター[Halloh da san ma munter]
ヨハン・シュランメル:おしゃべり(フランス風ポルカ)
ヨハン・シュムッツァー:シュムッツァー舞曲
ヨゼフ・ランナー:ペストのワルツ Op.93
ヨハン・シュランメル:音楽による色彩の戯れ(楽曲)
カール・ミヒャエル・ツィーラー(ヨゼフ・シュランメル編):ランデヴー(フランス風ポルカ)
フィルハルモニア=シュランメルン・ウィーン[マルティン・クービク、アンドレアス・グロスバウアー(Vn)*、ハインツ・フロマーダ(コントラギター(+))、ハンネス・モーダー(ハイG・クラリネット(#))、ギュンター・ハウマー(ボタン式アコーディオン(**) ]
録音:2008年2月28日-3月1日、古楽器博物館/使用楽器:1883年頃ウィーン・カール・ツァッハ製(inv.no.SAM 1087 & 1089)(*)、20世紀初頭・ウィーン・ヨゼフ・スウォジル製(+)、20世紀終盤・ドイツ・ヘルベルト・ヴュルリツァー/フランク・ハマーシュミット製(#)、1904年・ウィーン・カール・ブドヴィツ製(**)
ウィーン美術史博物館に所属する古楽器博物館が所蔵する歴史的楽器を使用して録音するプロジェクト、「ウィーン美術史博物館(KHM-CD)シリーズ」から。
19世紀末、ウィーンのサロンで一世を風靡した兄弟ヴァイオリニスト、ヨハン&ヨゼフ・シュランメル。1879年、彼らはコントラギター(通常の6弦の他に長い開放弦を張って低音を出せるようにしたツイン・ネックのギター)のアントン・シュトローマイヤーを加えた三重奏団を結成、1884年にクラリネット(甘美な高音域を奏でるハイ・クラリネット)のゲオルク・デンツァーを迎え四重奏団に改めました。ウィーンのヴァイオリン製作家カール・ツァッハ(Carl Zach;1859-1918)がシュランメル兄弟に楽器を贈呈したのはおそらく1883年か1884年。これらのヴァイオリンにはヘッド部分に兄弟各々の頭部像が彫られ、本体側面には「名手ヨハン(ヨゼフ)・シュランメル氏に献呈、カール・ツァッハ、ウィーン」と金文字で描かれていますが、聴衆から見えるのは「カール・ツァッハ、ウィーン」の側であることから、これはツァッハが宣伝のために製作し贈呈したものと考えられています。シュランメル兄弟は演奏活動を終えるまでこれらのヴァイオリンを使い続けました。シュランメルの専門家フィルハルモニア=シュランメルン・ウィーンがウィーン・オリジナルの楽器、編成、ピッチ(a1=465Hz)で演奏したこのアルバムは、資料的意義にとどまらず、大いに楽しめるものとなっています。

MUSICA CLASICA GALEGA
BOA-25102009(1CD)
ガリシアのクラシック音楽 Vol.9 室内楽(ヴァイオリンとピアノのための)
アンドレス・ガオス(1874-1959):ソナタ Op.37/ロマンス Op.20
マヌエル・キロガ(1892-1961):グアヒラ第1番(キューバ舞曲集 から)/ハバネラ(スケルツォ)/ホタ(スペイン舞曲第10番)、アルボラダ(ケルト舞曲集 から)、アルゼンチン舞曲/グアヒラ第2番(キューバ舞曲集 から)
エフゲニー・モリャートフ(Vn)、マリアンナ・プルジェヴァルスカヤ(P)
録音:サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、アウディトリオ・デ・ガリシア
アンドレス・ガオスはコルニャに生まれ、ヴァイオリンの神童として鳴らした後、1895年より中南米に活躍の場を移しました。彼が残した60ほどの作品の多くはガリシアや中南米の民俗音楽に基づいています。マヌエル・キロガはポンテベトラに生まれ、早熟の天才として注目されヨーロッパ、アメリカ大陸で成功を収めました。作曲は独学ながら自演のための技巧的作品を残しています。録音には意外にもロシアの若手演奏家(ともに1982年生まれ)が起用されています。

Cello Classics
CC-1021(1CD)
パクストン:4つのソナタと協奏曲
ソナタ イ長調Op.1-1/同ニ長調Op.4-6/同ハ長調Op.1-4/同ハ長調Op.4-5/協奏曲ト長調
セバスティアン・コンベルティ(Vc)、パンテオン・バンド
ローマ・カトリック教徒であったが故に教会音楽家になれないという不遇を囲いながらも、18世紀後期のロンドンを舞台として活躍した作曲家スティーヴン・パクストン(1734−1787)。J・C・バッハを彷彿とさせる美しい旋律を持ったチェロ作品は、当時のイギリスでも有数の実力を持っていたパクストンの知られざる傑作です。セバスティアン・コンベルティは、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(LMP)の首席奏者であると同時に、チェロ・クラシックスの創設者、アーティスティック・ディレクターとしても活躍中のイギリス人チェリスト。

LIR Classics
LIR-001(1CD)
フルートと弦楽器のための18世紀の音楽
J・C・バッハ:フルート四重奏曲ハ長調/ハイドン:フルート四重奏曲/J・S・バッハ(モーツァルト編):弦楽三重奏曲/ホフマイスター:フルート四重奏曲イ長調Op.27-2/プレイエル:フルート四重奏曲ニ長調Op.25-1
ガレアッツィ・アンサンブル
1995年に結成されたガレアッツィ・アンサンブルは、18世紀イタリアの作曲家、音楽学者フランチェスコ・ガレアッツィ(1758−1818)の名前を冠するイギリスのバロック・アンサンブル。イギリスの若手奏者4人によるガレアッツィ・アンサンブルは、1999年にヨーク国際古楽ネットワーク・コンクールで入賞を果たしBBC Radio3で演奏が放送されるなど、多方面から注目を集めています。初紹介旧譜。
LIR Classics
LIR-003(1CD)
クライング・バード、エコーイング・スター
ウッド:クライング・バード、エコーイング・スター/マクファーソン:エクスプロール・ユアーセルフ/ダドリー=ヒューズ:クマエのシビュレー/サザーランド:タイムレス・オデッセイ/ヒンド:ホース・サクリフィス
ニュー・ミュージック・プレーヤーズ
イギリスのアンサンブルによるイギリスの世界初録音となる5つの作品。ニュー・ミュージック・プレーヤーズは、1992年にはケージの「ユーロペア5」のイギリス初演を行うなど、コンテンポラリー・ミュージックの演奏のために集まった凄腕のアーティストたちによるアンサンブル。この録音からもイギリスの近現代音楽への関心の高さを窺えます。初紹介旧譜。

Omnibus Classics
CC-5002(1CD)
リドー:語りと弦楽四重奏のための《ラプンツェル》/語りと弦楽四重奏のための《アリスの詩》/語りと弦楽四重奏のための《ジャックと豆の木》/語りと2つのヴァイオリンのための《フィート(足)》/語りと無伴奏ヴァイオリンのための《People One Ought to Know》
リチャード・ベイカー(語り)、コウルSQ
15のオペラ、8つの交響曲、25の協奏曲、8つの弦楽四重奏曲など多くの作品を生んだイギリス人作曲家アラン・リドー(1934−1996)が遺した"語り"と"弦楽器"による音楽物語。演奏にはハイペリオンなどでお馴染みのコウル弦楽四重奏団を起用するなど、かなり本格的です。

EGT
EGT-1028(1CD)
ヴィオラとピアノのためのスペイン音楽
リュイス・ベネジャム(1914-1968):ソナタ「楽興の時」(1952)
サルバド・ブロトンス(1959-):ヴィオラ・ソナタ Op.28(1982)
ホセプ・ソレル(1935-):ヴェルディの主題によるヴィオラ・ソナタ(1993-1994)
パブロ・ガルシア・トレリェス(Va)、パスクアル・ホベル・アスルメンディ(P)
録音:2008年3月13日、5月16日、バレンシア県アルボラヤ(スペイン)、タバレト・スタジオ
ベネジャムとブロトンスはバルセロナ、ホセプ・ソレルはバレンシア生まれ。ソレルのソナタはヴェルディのレクィエムから主題を得た作品。ガルシア・トレリェス(1971年生まれ)はバレンシア高等音楽院、ホベル・アスルメンディ(1975年生まれ)はバレンシア音楽院でそれぞれ教職に就いています。

ISODA
IE-2013(1CD)
税込定価
「オテロ幻想曲」
リスト:なぐさめ、リース:無窮動、エルンスト:オテロ幻想曲、ヴュータン:夢Op.22-3、
アルベニス:タンゴ、グラナドス:アンダルーサ、フィオッコ:アレグロ
ヴィエニャフスキ:カプリッチョ・ワルツ、旅芸人、ブラームス:ハンガリー舞曲第7番
クライスラー:ルイ13世の歌、サラサーテ:嘆きの歌、ゼンガー:スコットランドの田舎にて、
ディニク:ホラ・スタッカート
辻井淳(Vn)、藤井由美(P)
録音:2007年8月滋賀県高島市ガリバーホールプロデューサー・エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)
オタケン・レコードの太田憲志氏が自らミキシングコンソールに入りサウンドメイキングした知る人ぞ知るヴァイオリニスト、辻井淳の小品集シリーズ最新作。シュ-ベルトの歌曲「魔王」のヴァイオリン編曲でおなじみのエルンスト。今回は彼のオリジナル作品で、小品の分野では10分を越える大作「ロッシーニのオペラ、オテロの主題による幻想曲」を中心に珍しい名品を網羅。特に、ゼンガーの原題名、スコティッシュ・パストラル、邦名、スコットランドの田舎にて(辻井訳)は、今ではほとんど聴かれない傑曲。新日本フィル客員コンマスを始め、最近では、宮川彬良率いるアンサンブル・ベガのコンマスとしても活躍、人気上昇中のヴァイオリニスト、辻井淳。NHK教育テレビ「ゆうがたクインテット」のアリアさんのヴァイオリン担当として、その美しい音色は、ほぼ毎日、全国のお茶の間に届いています。

2L
2L-57SABD(1SACD+Bluray)
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタニ長調K448/375a
モーツァルト(グリーグ編):幻想曲ハ短調K475(2台のピアノのための)
グリーグ:古いノルウェーのロマンスと変奏 作品51(2台のピアノのための)
デーナ・ピアノデュオ【ハイデ・ゲルツ(P) ティナ・マルガレータ・ニルセン(P)】
録音:2008年8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Blu-ray:5.1surroundDTS-HDMA(24bit/192kHz),2.0stereoLinearPCM(24bit/192kHz)]
[制作:ヴォルグガング・プラッゲ、録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ]
SACDhybrid+Blu-rayダブルアルバムの仕様。モーツァルトのソナタのためにグリーグが第2ピアノのパートを書いた4曲を演奏したモーツァルト/グリーグの第1集(2L2L40SACD)は、「グリーグ・イヤー」の2007年にリリースされました。オリジナルの曲に一切手を加えず、モーツァルトの音楽にロマンティックな衣装を着せる。グリーグの試みをデーナ・ピアノデュオが音として聴かせたアルバムは、音楽ファンとピアニストの新たな興味をひきました。第2集には、グリーグが作曲しながら第1集に含まれなかった「幻想曲ハ短調」が、2台ピアノのためのオリジナル作品、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタニ長調」とグリーグの「古いノルウェーのロマンスと変奏」とあわせて録音されました。デーナ・ピアノデュオは師弟で組んだデュオ。ハイデ・ゲルツは、コンラート・ハンセンに学んだドイツのピアニスト。ティナ・マルガレータ・ニルセンはスイス生まれのノルウェー人。トロンハイムで育ち、ヨルゲン・ラーシェン、イジー・フリンカ、ゲルツ、イェンス・ハーラル・ブラトリのもとでピアノを学びました。   (Ki)

MA Recordings
MA-J506(1CD)
フランスのヴァイオリン・ソナタ集
フォーレ(ミッシャ・エルマン編):夢のあとに、フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調、
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.108
枝並千花(Vn)、長尾洋史(P)
録音:2008年7月秩父ミューズパーク音楽堂  *ワンポイント録音
フランス・プログラムのリサイタル・シリーズで好評を博し、ヴァイオリン・ファンの間でアルバム・リリースをとの呼び声の高かった枝並千花が、ついにMarecordingsよりデビュー。フランクの傑作に、枝並自身こだわりのフォーレ第2番、そしてエルマンの編曲による「夢のあとに」を収録しています。音楽評論家平林直哉氏が、なによりまた本人も努めて心がけていると云うとおり、おもわず引き込まれてしまう音色のうつくしさ。この美音を完璧にとらえるべく、当代きっての名エンジニア、タッド・ガーフィンクルと、ディレクターには野田智子を起用。ワンポイント録音による驚きの臨場感で、オーディオ・ファンからも熱い支持を集めることでしょう。
◆枝並千花Chika-Edanami,Violin
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て同大学音楽部卒業。1998年、第52回全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第1位。東儀賞、兎束賞、都築音楽賞を受賞。2001年、第10回日本モーツアルト音楽コンクール、ヴァイオリン部門第3位入賞。2003年、第24回ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリンコンクール優勝、及びソナタ賞受賞。ミラノにて受賞コンサート出演。2004年、「井上道義の上り坂コンサート」にて井上道義氏指揮、桐朋学園オーケストラと共演。大友直人指揮で東京交響楽団と共演。2005年ソウルにて日韓交流演奏会に出演など、多くの演奏会に参加。これまでにセミナーにて、ザハール・ブロン、ジュラール・プーレ、レジス・パスキエ、ドン・スク・カン各氏に指導を受ける。桐朋学園公開レッスンにて、シュロモ・ミンツ、竹澤恭子各氏に指導を受ける。クールシュベール音楽アガデミー(2002〜2005フランス)、京都フランスアカデミー(2003)、クールシュベール国際音楽アガデミーinともべ(2005)、ビアリッツ音楽アガデミー(2005フランス)、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コースinかずさ(MMCK)」に参加。2006年4月〜2008年12月まで東京交響楽団に在籍。また、2007年10月より、一公演に一人の作曲家を取り上げた「クリスタル・リサイタル」シリーズを開始。好評を博す。奥村和雄、辰巳明子各氏に師事。  (Ki)

Audiomax
946-1517-6
(1SACD+DVD)
バッハ〜ベートーヴェン〜クルシェネク
バッハ:コントラプンクトゥス第18番/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番Op.131/
クルシェネク:弦楽四重奏曲Op.6
ベートーヴェンSQ
ソナーレ・クヮルテットを前身として2006年に結成されたベートーヴェン弦楽四重奏団が"バッハのモチーフ"をテーマとして、"J・S・バッハ"、"ベートーヴェン"、"クルシェネク"といった時代の異なる3人の作曲家を1つに繋いだ2008年の録音。ロシアの先人たちからその名を受け継ぐ形となった"新"ベートーヴェン弦楽四重奏団では、サイトウ・キネン・オーケストラでも活躍する小林秀子がヴィオラを担当しています。
※DVDはPAL方式のためパソコンや専用のプレーヤー以外では再生できません。ご注意下さい。

DAPHNE
DAPHNE-1035(1CD)
ラーション:弦楽四重奏曲集
晩秋の葉Op.20/弦楽四重奏曲第1番Op.31/同第2番Op.44/同第3番Op.65
ステーンハンマルSQ
トロンボーンなど管弦楽器のための「12のコンチェルティーノ」がよく取り上げられる20世紀スウェーデンの音楽家ラーシュ=エリク・ラーションの興味深い弦楽四重奏曲集が登場!欠けていた「第2曲」と「第4曲」を加え本来の6楽章形式に復元されたオリジナルの「晩秋の葉」を初めて収録するなど、ラーションが作曲した4つの弦楽四重奏曲を1枚のディスクで、しかもスウェーデン放送響、イェヴレ響のメンバーによるステーンハンマル弦楽四重奏団の素晴らしい演奏で楽しめます。

Deux-Elles
DXL-1125(1CD)
フォーレと仲間たち
サン=サーンス:ロマンスOp.37、グルックの《アルチェステ》のバレエ音楽による奇想曲、フォーレ:幻想曲Op.79、コンクール課題曲ヘ長調、ヴォカリーズ=エチュード、《ペレアスとメリザンド》からの間奏曲、ケックラン:2つの夜想曲Op.32b、シュミット:スケルツォ=パストラーレ、ラヴェル:ハバネラ形式の小品、エネスコ:カンタービレとプレスト、カゼッラ:シシリエンヌとブルレスケ、ブーランジェ:夜想曲、デュリュフレ:前奏曲、レチタティーヴォと変奏曲
キャスリン・トーマス(Fl)、リチャード・ショウ(P)、リチャード・ベイリス(Hrn)、ローレンス・パワー(Va)
キャスリン・トーマスは、世界の最前線で輝く若手奏者たちが選ばれてきた"BBCのニュー・ジェネレーション・アーティスト"にも選出されたイギリスの女流フルート奏者。柔らかく清流のようなフルートの響きによるフォーレやサン=サーンス、ケックラン、フローラン・シュミット、デュリュフレなどのフルート作品集は、近代フランス音楽ファンにもプッシュしたい充実の1枚。英国ヴィオラ界の旗手ローレンス・パワーの参加も見逃せません。
Deux-Elles
DXL-1121(1CD)
オーボエ
モーツァルト:オーボエ五重奏曲ヘ長調K.370、プーランク:ピアノ,オーボエとファゴットのための三重奏曲、
モーツァルト
(ロウィッキー編):アダージョK.580a、フランセ:木管四重奏曲、
オルウィン:オーボエとハープのための組曲、エルガー(オニール編):愛の挨拶、
クルーセル
:オーボエと弦楽四重奏のためのディヴェルティメント
クリストファー・オニール(Ob)、フィボナッチ・セクエンス
管楽器、弦楽器、ピアノで構成され、様々な編成の作品に対応できる柔軟なスタイルと、個々の高い演奏能力により、イギリス国内でも有数の室内アンサンブルに数えられている「フィボナッチ・セクエンス」。ファゴット、ハープ、ホルンと続いてきたシリーズの最新作で主役を務めるのはオーボエ!イギリスのアンサンブル「カプリコーン」や「エリシアン木管五重奏団」の創設に携わったオーボイスト、クリストファー・オニールの瑞々しい音色にウットリ。
ちなみに日本人ヴィオラ奏者井上祐子もこのアンサンブルのメンバーに名を連ねています。

HOMA DREAM
HR-1149(1CD)
税込定価
松岡滋:miraie、ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調RV532
モーツァルト:アレグロ.フルート四重奏曲KV285より、松岡滋:あわゆき[ギターソロ]
長岡克己:ラビリント、ハイドン:ロンドン・トリオ第3番ト長調
セルジオ・アサド:青の孤独、松岡滋:3つの舞曲(エスタンピー、やわらかなワルツ、幸せのダンス)
アンサンブル・トリコロール[北崎一恵(Fl)、多武和民(Mand)、松岡滋(G)]
アンサンブル・トリコロールは、北崎一恵(フルート)、多武和民(マンドリン)、そして松岡滋(ギター)によるトリオ。 ありそうで珍しいこの編成の問題はレパートリーがないことだった。しばらくは、旋律楽器2本と通奏低音のための曲や、バイオリン、フルート&ギターの作品を編曲して演奏していたようだが、「オリジナルが欲しい」という強い思いから、メンバーの松岡が作曲を始めたのだという。また作曲委嘱も積極的に行ない、このディスクにはそうした1曲、イタリア在住の長岡克己の作品が収録されている。 結成(2002年)から6年、そういたレパートリー不足を感じさせないバラエティに富んだ曲を集めた1枚目のCDがリリースされた。  (Ki)

MTG
MTGCD-89011(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.94a/R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲変ホ長調Op.18
ビルギッテ・ステルネス(Vn)、ヨールン・マリー・ブラトリー(P)
ビルギッテ・ステルネスは、1989年ロッテルダム国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たしたノルウェーの女流ヴァイオリン奏者。2003年にはウィグモア・ホールにもデビューするなど、活躍の場を世界規模に拡大させている。1748年製トマソ&ロレンツォ・カルカッシのヴァイオリンが放つ艶やかな音色が魅力です。
MTG
MTGCD-88266(1CD)
プレイエラ
ピアソラ:酒場1900/サラサーテ:プレイエラ/アルベニス:コルドバ/
サラサーテ:マラゲーニャ/ピアソラ:ミロンガ・アン・レ/伝承曲:ジプシー、2本のギター/
プジョル:ポンページャ、パレルモ/サラサーテ:サパテアード/グラナドス:間奏曲/
ピアソラ:天使のミロンガ/サラサーテ:ハバネラ
ア・コルダ〔ビルギッテ・ステルネス(Vn)、マッティン・ハウグ(G)〕
1997年に結成されたノルウェーのアンサンブル"ア・コルダ"の中核コンビ、ヴァイオリンのビルギッテ・ステルネスとギターのマッティン・ハウグのデュオによるラテン・アルバム。ギターを含めたノルウェーの弦楽器アンサンブルの情熱的な演奏は、2007年秋に進出したモスクワとプラハでも高評価を得ています。

Audiomax
703-1342-2
アメリカ!
バーンスタイン:ディヴェルティメント/ピアソラ:カフェ1930、ナイトクラブ1960/ガーシュウィン:ザ・マン・アイ・ラブ、アイ・ガット・リズム/ホルコンブ:スーパー・フルート・ジャズ組曲第1番/バーリン:アレキサンダーのラグタイム・バンド/エリントン:キャラバン/デスモンド:テイク・ファイヴ/ゴンザーガ:アサ・ブランカ/ジョビン:イパネマの娘/アブレウ:ティコ・ティコ/ヴェネズエラ民謡(ワイ編):ラテン・ブーケ/ピシンギーニャ:カリンホソ/マンデル:いそしぎ/ワイ:Op.1a
クインテセンツ
クインテセンツは、ゲヴァントハウス管、MDR響、シュターツカペレ・ハレのフルート奏者たちにより1996年に結成されたライプツィヒのフルート・アンサンブル。フルート・アンサンブルのためのアレンジされたスウィング、ラグタイム、ラテンなど様々なスタイルの作品が上品に、また時には熱く展開される。一糸乱れぬアンサンブル能力は、さすがドイツの一流オケで活躍する奏者たち。

Audiomax
903-1534-6(1SACD)
オランダのチェロ・ソナタ集Vol.1
ペイペル:チェロ・ソナタ第1番/ポンセ:チェロ・ソナタ/ペイペル:チェロ・ソナタ第2番/エッシャー:ソナタ・コンチェルタンテ
ドリス・ホッホシャイト(Vc)、フランス・ファン・ルート(P)
20世紀オランダの3人の作曲家、ヴィレム・ペイペル(1894−1947)、ルクトール・ポンセ(1914−1998)、ルドルフ・エッシャー(1912−1980)のチェロ・ソナタにスポットライトをあてたチェロ・ソナタ集。ペイペルは1919年頃から無調音楽を用いるようになっており、作風が変わる直前に作曲された「第1番」と、完全に調性を捨てずに無調音楽との融合を目指した「第2番」の両作品を聴けます。20世紀オランダのチェロ作品のみを紹介する興味深いシリーズ。

Anima Records
KDC-5062(1CD)
サン=サーンス:ピアノ四重奏曲変ロ超長調 Op.41、
ジョゼフ・ジョンゲン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.23
ガブリエル・ピアノ四重奏団【金子陽子(P) フランソワ・ソシャール(Vn) マルク・デスモン(Va) ルノー・ギュー(Vc)】
録音:2008年7月28-31日ラ・ショ.・ド・フォン音楽院ホール(スイス)
金子陽子率いるガブリエル・ピアノ四重奏団の意欲作が登場。収録曲は、サン=サーンスとジョンゲンのピアノ四重奏曲。サン=サーンスはユーモアが光る華麗な作品。厳格さと叙情性が際立つジョンゲン。2曲とも長大な難曲ですが、それを感じさせない緊張感が充実の演奏を生んでいます。この2作品を通して一段とパワーアップしたガブリエル・ピアノ四重奏団の豊かな音楽を心ゆくまで楽しむことができます。   (Ki)
NUMERICA
NUM-1174(1CD)
パレデスの中に
カルロス・パレデス(1925-2004):ディヴェルティメント/ティティに/ファンタジア第2番(*)
作用/ダンス/緑の年(+)/あやつり人形/ファンタジア第2番(*)
セデ・エ・モルテ[渇きと死」/手紙−アナ・リタ・カニャン(#)
根/二人の田舎者の踊り(*)/思い出/人生を変える(底の音楽)/無窮動
クアルテット・アルテサックス[ジョアン・ペドロ・シルヴァ(ソプラノサクソフォン)、ジョアン・ペドロ・コルデイロ(アルトサクソフォン)、ルイ・コスタ(テナーサクソフォン)ウゴ・ガイト(バリトンサクソフォン)]、
パウロ・ソアレス(ポルトガル・ギター(*))、アナ・ブランダン(歌(+)、朗読(#))
録音:パルメラ(ポルトガル)、サンティアゴ教会、サン・ジョアン映画館
ポルトガル・ギターの巨匠カルロス・パレデスが書いた作品をサクソフォン・クァルテットで演奏したユニークなアルバム。
NUMERICA
NUM-1169(1CD)
プロジェクト・クロスオーヴァー
ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ:Zzapping(*)、サラ・カルヴァリョ:CleaveII
アントニオ・シャガス・ロザ:Cassandra's Song(+)、
エフゲニー・ズディルキン:Revelacao[Revelation]、サラ・カルヴァリョ:Sound Bridges
イザベル・ソヴェラル:Pinos Baja CrossWorlds(#)
ペルフォルマ・アンサンブル[イザベル・ノゲイラ(声)、ジョルジェ・サルガド・コレイラ(Fl)、ルイス・カルヴァリョ(Cl)、エレナ・マリニョ(P)、アントニオ・シャガス・ロザ(ピアノ(+))]
ヴァルテル・マテウス(チェロ)マリオ・テイシェイラ(打楽器)
[賛助参加]
ポール・ルディ(声(*))、エミディオ・コウティニョ(チェロ(#))、アレシャンドレ・アルヴェス(打楽器(#))、ジョルジェ・レイス(ソプラノサクソフォン(#))、ルイス・ピント(ヴィブラフォン(#))
NUMERICA
NUM-1173(1CD)
20世紀の表現
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタニ短調Op.9、ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番、
コルンゴルト:劇付随音楽「空騒ぎ」Op.11からヴァイオリンとピアノのための4つの小品
ブルノ・モンテイロ(Vn)、ジョアン・パウロ・サントス(P)
録音:2008年2月、カシアス
NUMERICA
PS-5012(1CD)
ルイ・コエーリョ(1889-1986):バレエ「鉄の靴をはいたお姫様」/夏の散歩、
ヴァイオリン・ソナタ第1番&第2番
シルヴァ・ペレイラ(指)RDP響、ヴァスコ・ヴァルボザ(Vn)、グラジ・バルボザ(P)
録音:1980年12月11、12、16、19日、メルセス教会
ルイ・コエーリョはリスボン音楽院で学んだ後、ベルリンでシェーンベルクらに、パリでヴィダルに師事し多調・無調の技法を身につけましたが、帰国後はポルトガル民族主義を前面に出した作風を貫きました。「鉄の靴をはいたお姫様」はポルトガルで最初の民族主義的バレエ音楽とされています。
NUMERICA
PS-5013(1CD)
アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-1983):三重奏ソナタ、ピアノ四重奏曲(*)
ボンテンポ三重奏団[マヌエル・ヴィルエンダス(Vn)、クレリア・ヴィタル(Vn)、ネラ・マイサ(P)]、バルバラ・フリードホフ(Va (*))
録音:1981年5月25日-6月2日、スタジオ・ジョルソム
アルマンド・ジョゼ・フェルナンデスはリスボンに生まれ、リスボン音楽院でフレイタス・ブランコらに、さらにパリでブランジェらに師事、帰国後は主としてポルトガル国営放送関連の仕事に携わり、室内楽を好みました。

Audiomax
703-1456-2(1CD)
ブエノス・アイレス
ピアソラ:オブリビオン/プジョル:ブエノス・アイレス組曲/ウルリッヒ:アルゼンチンの夜/アルベニス:組曲《スペイン》Op.165より/ピアソラ:リベルタンゴ、タンゴ・エチュード第4番、ブエノスアイレスの夏、タンゴ・エチュード第3番、天使の死、タンティ・アンニ・プリマ
デュオ・メランジュ〔〔アルムート・ウンガー(フルート&ピッコロ&Perc)、トーマス・ラウケル(Perc)〕
フルートとマリンバという珍しい編成で1998年から活動を始めたドイツのアンサンブル、デュオ・メランジェ。J・シュトラウスのポルカなどをアレンジした「ウィーン」(703 1515-2)に続く「ブエノス・アイレス」でも、フルートと打楽器が大活躍!アレンジも演奏や編成と同じくとってもユニーク。

hr musik
HRMN-03607(1CD)
ジョン・ケージ:弦楽四重奏のための30の作品(1983)、
ヤコブ・ウルマン:弦楽四重奏のためのコンポジション第2番(1998/99)
アルディッティSQ[アーヴィン・アルディッティ(Vn)、グレアム・ジェニングス(Vn)、ドヴ・シンドリン(Va)、ローハン・デ・サラム(Vc)]
録音:2001年6月20-24日
アルディッティ弦楽四重奏団は1974年にアーヴィン・アルディッティによって結成。ケージ、カーター、デュサパン、フェルドマンなどの多くの作品を世界初演し、現代音楽と20世紀初頭の作品においては世界的な名声を獲得しています。ジョン・ケージ:弦楽四重奏のための30の作品もアルディッティ弦楽四重奏団によって初演されています。弦楽四重奏曲として最も難しいとされる作品の一つ。4人が違った時間軸で進行し、曲に明確な輪郭はなく複雑ないくつかのプロセスで構成されています。またカップリングされているヤコブ・ウルマンはケージの作品を確定楽譜化する作品を書いていることで知られるドイツの現代作曲家。(Ki)
Cavalli
CCD-287(1CD)
クラリモニア〜オン・スウィト
ヘンデル:序曲ニ長調HWV.424/プランツァー:トリオ第2番ハ長調/クロイツァー:トリオ/
ブルーメンタール
:アッベ・フォーグラーのオペラによるトリオ/シュタルク:トリオ ト短調Op.49
クラリモニア
デンナーのD管クラリネット(1720年頃)、ハンミッヒJr.のバセットホルン(1800年頃)、グレンザーのB管クラリネット(1810年頃)、ビューナー&ケラーのC管クラリネット(1800年頃)、オッテンシュタイナーのB管クラリネット、シュヴェンク&セゲルケのバセットホルン(1996年)、ヤークトホルン(狩猟用のホルン/1700年頃)という7本の歴史的楽器を用いたクラリネットの歴史絵巻。音色と楽器の発展に改めて驚かされます。
Cavalli
CCD-454(1CD)
セレモニアル
ジョリヴェ:セレモニアル〜ヴァレーズへのオマージュ/ライヒ:6つのマリンバ/タン・ドゥン:悲歌〜6月の雪/コブレンツ:サルペトリエール
H/F/Mパーカッション・ アンサンブル、アレクサンドル・フルスホス(Vc)
ヴッパータールを拠点に活動中のドイツのパーカッション・アンサンブルによるジョリヴェ、ライヒ、タン・ドゥン、コブレンツの作品集。ヴァレーズのオマージュとして書かれたジョリヴェの鮮烈な音楽、6つのマリンバが繰り広げるライヒのミニマル・ミュージックなど、打楽器の可能性の限界を追求したユニークなアルバム。

VENEZIA
CDVE-04344(1CD)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ(2種)
ヴァイオリン・ソナタ.イ長調(チェロ版)、ヴァイオリン・ソナタ.イ長調*
ダニール・シャフラン(Vc)、アントン・ギンスブルク(P)、ダヴィド・オイストラフ(Vn)*、、スヴャトスラフ・リヒテル(P)*
録音:1970年、1969年*

Jecklin
JS-269-2(1CD)
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調K.563/アレッサンドロ・ローラ(1757−1841):トリオ・コンチェルタンテ第3番ニ長調
ノヴザァーク・トリオ
録音:1989年
20世紀〜21世紀スイスの作曲家や演奏家を紹介する「スイスの風景(Szene Schweiz)」シリーズ。「ノヴザァーク・トリオ」は、音楽監督デイヴィッド・ジンマンの下で躍進するチューリッヒ・トーンハレ管のコンサート・マスター、プリモシュ・ノヴザァークと同じく首席ヴィオラ奏者ミシェル・ルイリー、チューリッヒ音楽大学教授のチェロ奏者スザンヌ・バスラーによる弦楽三重奏団。現在もトーンハレ管を支える弦楽器奏者たちの高度なアンサンブルによって生まれたモーツァルト&ローラは、ノヴザァーク・トリオが持つ肩書きに相応しい秀演です。
Jecklin
JS-283-2(1CD)
スイスの弦楽四重奏曲
モーザー:傾向性/ストレイフ:Wandelnde Gange/フォーゲリン:弦楽四重奏曲第4番/ウェッツスタイン:ヤヌス
ベルンSQ、オイラーSQ、ルガノSQ、カルミナSQ
録音:1991年
1970年代から1980年代にかけて作曲されたスイスの弦楽四重奏曲4作品を収録。演奏者陣にはカルミナSQの名前も!
Agnas
AM-016(1CD)
ウプサラ大聖堂の尖塔からの音楽
エリクソン:ファンファーレ/ボイス:交響曲第5番より/作曲者不詳:フランス・ルネッサンス舞曲集/ヒンデミット:朝の音楽/リンコラ:詩篇/リンドベルイ:ヴィサ/パルムクイスト:ダブリンデュエット/バッハ:イエスよ汝はわがものBWV.470、フーガ変ホ長調BWV.552/パッヘルベル:カノン/ベールマン:ゴシック組曲
リンネ金管五重奏団、アンドルー・カニング(Org)
北欧諸国で最大級の規模とされるウプサラ大聖堂の都市ウプサラを本拠地として活動する金管五重奏、"リンネ金管五重奏団"。大バッハやペッヘルベル、ヒンデミットの定番作品からそしてエリクソン、グスタフソンなどの北欧作品までを収録するなどプログラムは、バラエティ豊か。

Cavalli
CCD-285(1CD)
ヴィオラ・ダモーレとコントラバスのための音楽
クラムロフスキ:パルティータ/シュターミッツ:アダージョ ト長調/
ミランドル:易しい練習曲より/カンパニョーリ:ヴィオラ・ダモーレの幻想/
シュターミッツ:ソナタ ニ長調
マリアンヌ・レネツ(ヴィオラ・ダモーレ&Vn )、エリック・ハンセン(Cb)
旋律を奏でるヴィオラ・ダモーレと、通奏低音の役割を果たすコントラバスによる18世紀の弦楽二重奏曲集。肩の上に乗せて演奏するヴィオラ・ダモーレの優しい音色と、コントラバスの低音がブレンドすることによって生まれるハーモニーが色彩感に富んだ演奏を生み出しています。演奏はヴィオラ・ダモーレのスペシャリストとして名高い女流奏者マリアンヌ・レネツ。1700年頃にザルツブルクで製作された6弦、1720年頃のミュンヘンで製作された7弦のヴィオラ・ダモーレが豊かに響機mあす。

ICA CLASSICS
ICAD-5010(DVD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D898
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D929
ボザール・トリオ
[メナヘム・プレスラー(P)、イシドア・コーエン(Vn)、バーナード・グリーンハウス(Vc)]

収録:1978年11月21日&1987年12月13日エディンバラシグネット・ライブラリー
世界的に著名な米国のピアノ三重奏団として知られるボザール・トリオのシューベルトです。1955年に結成時、彼らの最初のコンサートを聴いた指揮者ミュンシュが、「こんなに素晴らしいトリオはコルトー、ティボー、カザルスの演奏以来聴いたことがない」と大絶賛したことで知られています。メンバーは、ヴァイオリンのみ2代目にあたるイシドア・コーエンが担当しています。彼らのレパートリーはとても幅広く、古典から近代曲まで、どれも定評がありますが、とりわけシューベルトの甘やかな解釈は聴き物で、同曲のPHILIPSへの録音でも知られる通り、これらの曲に潜む真実を描き出した演奏は、他の追従を許すことがありません。

GALLO
GALLO-1301(1CD)
ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』〜「剣の舞」
モーツァルト:「トルコ風」より
ピアソラ:天使の死
ハイドン:ピアノ三重奏Hob.]X:25〜「ロンド」
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』〜「サム・ウェア」
フレデリック・ロウ:『マイ・フェア・レディ』〜「踊り明かそう」
モリコーネ:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』〜「ワイルド・ウェスト」
フォーレ:ブルレスケ
アンドリュー・ロイド・ウェバー:オペラ座の怪人
バッハ:アリアBWV1068
トリオ・アルテミス【カティア・ヘス(Vn)、ベッティーナ・マッチャー(Vc)、フェリクタス・ストラック(P)】
録音:2010年
ユニークなアプローチで楽しませてくれるトリオ・アルテミスですが新譜ではバッハの「G線上のアリア」から「オペラ座の怪人」まで幅広く楽しめる内容になっております。 (Ki)
GALLO
GALLO-1309(1CD)
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調
ルイーズ・ファランク(1804-1875):三重奏曲作品44
ヨアヒム・シュテュッチェスキー(1891-1982):カディーシュ(チェロとピアノのための)
ニーノ・ロータ:三重奏曲
ピアソラ:オブリビオン
トリオ・エレオノール
【アナ・コロディ(Cl)、キム・ミギョン(Vc)、イヴァニ・ヴェンチュリエリ(P)】

録音:2009年10月15,16日、アンセルメ・スタジオ、スイス
クラリネットを含む珍しいトリオが送る作品集。グリンカの悲愴三重奏曲は通常ピアノ、クラリネット、ファゴットで演奏されます。また、ファランクはフランスの女性作曲家で、彼女が作曲した九重奏曲作品38はヨーゼフ・ヨアヒムにより演奏されて成功をおさめたとされております。しかし、現在ではほとんど楽譜が残られておりません。ここに収録されている三重奏曲(原曲はフルート、チェロ、ピアノ)は貴重な資料より発見されたものです。このほかニーノ・ロータやピアソラのトリオ作品が収められております。 (Ki)
トリオ・エレオノール ホームページ→http://www.trioeleonore.com/
GALLO
GALLO-1323(1CD)
ヘンデル:2本のクラリネットとホルンの為の序曲HWV424
モーツァルト:ディヴェルティメントKV577
ベートーヴェン:モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の「手をとりあって」の主題による12の変奏曲ハ長調WoO.28
クライン・アート・アンサンブル
【グルント・ウェンツェル(Cl)、エヴェリン・エインベルガー(Cl)、スヴェン・バッハマン(Cl)】

録音:2010年
演奏されることの少ないバセット・ホルンをはじめクラリネットの珍しいレパートリーを中心に録音をしているクライン・アート・アンサンブル。世界的にみても珍しいクラリネット・アンサンブルです。メンバー全員がクルト・ウェーバーに師事をし、ソリストとしても活躍の実力派アンサンブルです。 (Ki)

King International
KKC-031(1CD)
佐藤陽子〜幻の名演集
フィオッコ:アレグロ
リュリ:ガヴォット
パラディス:シチリアーノ
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ第5番ロ短調作品2-5RV36
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調K.305(293d)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第3番ヘ長調作品1-12(HWV370)*
クライスラー:プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ*
 フランクールのスタイルによるシチリアーノとリゴドン*
ファーマー:ホーム・スイート・ホーム
コレッリ:ラ・フォリア(ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」
佐藤陽子(Vn)、岩崎淑(P)

録音:1977年10月19日荒川区民会館、1978年8月22日上野学園石橋メモリアルホール (以上、初CD化)
レオニード・コーガンにその才能を見出され、16歳でチャイコフスキー国際コンクール第3位に入賞した天才少女佐藤陽子。今では文化人として活躍の幅を広げている彼女が1970年代に残した貴重な録音が初CD化されます。佐藤陽子はコーガンの努力により1959年に渡ソ、以後12年間、コーガンに師事しました。その才能は巨匠オイストラフにも認められ、若干13歳の佐藤陽子が弾くハチャトゥリヤンのヴァイオリン協奏曲に感動し、その夜は寝られぬほど感動した!とも言われております。とても小柄な日本女性が弾いているとは思えぬほど大きな音楽でロシア時代に育んだ豊かな表現が魅力的です。本アルバムはコレッリのラ・フォリア、クライスラーのプニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロなど、ヴァイオリンの学習者を対象にしたヴァイオリン名曲集です。有名曲ながら名録音が少ないものばかりですが、非常に楷書的で正統的なこの演奏は当時としては日本人離れした優れたヴァイオリニストであることを証明するかのような素晴らしいものです。ヴァイオリン学習者のみならず、多くのクラシック・ファンに聴いていただきたいアルバムが初CD化となりました!天才少女の感性が円熟した演奏家の腕で理想的な成熟をとげております。

AYVA MUSICA
AYVA-048(1CD)
サムエル・マイネス(1962-):ラテン・チェロ二重奏曲集
2つのチェロの為のウアパンゴ/タンゴ
マルチャタ/追憶のエレジー
ダンソン/ウアパンゴ
ちょっぴりタンゴとサルサの入ったダンソン
メヌエット/主題と変奏曲/ハラベ
夜想曲/ファンダンゴ

■ボーナス・トラック:DVD Video]【※】
サムエル・マイネスの自筆楽譜集/ウアパンゴ(ビデオ・クリップ)
イニャキ・エチェパレ、マルタ・ロマ(Vc)

録音:2009年、メキシコ、プラネット・レッド・スタジオ
スペインのチェリスト、イニャキ・エチェパレとマルタ・ロマがメキシコでの講習会で入手したサムエル・マイネスの自筆楽譜を気に入り、帰国後も楽譜を送り続けることを依頼、そうして出来上がったのがこのアルバムです。
【※】は日本製の再生機器では動作しない可能性が高く、弊社は再生の保証をいたしません。なにとぞご了承ください。ビデオ・クリップは YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=PhxJTP8q7CQ での視聴が可能です。

フォンテック
FOCD-6002(1CD)
税込定価
2010年11月21日発売
テレマン:4つのヴァイオリンのための協奏曲ト長調TWV40:201
モーツァルト:歌劇“魔笛”より(木村三穂子編)
キルヒナー:“エッコヴェネツィアーノ”4つのヴァイオリンのためのエレジー
ダンクラ:“4つのヴァイオリンのための8つのヴァリエーション”Op61
ラハナー:“4つのヴァイオリンのためのクァルテット”Op.107
クプコヴィッチ:4つのヴァイオリンのための“ローエングリュン・ヴァリエーション”
バツェヴィチ:“4つのヴァイオリンのためのクァルテット”
ベルンハルト・ハルトーク(Vn)
ミヒャエル・フレンツェル(Vn)
ウルフ・クラウゼニッツァー(Vn)
真峰紀一郎(Vn)

録音:2009年10月16日 浜離宮朝日ホール ライヴ
世界でも稀にみるヴァイオリンだけの<弦楽四重奏団>、それがバイロイト・フェスティバルヴァイオリンクァルテット(BFVQ)です。長年バイロイト音楽祭に参加している4人のヴァイオリン奏者によって結成されたBFVQ。ヴァイオリンのみとは信じられない重厚なサウンド、そして官能感溢れる眩い高音のアンサンブルは、<小さなオーケストラ>そのものです。大成功をおさめた2009年来日時のライヴ録音。 (フォンテック)

MARQUIS
MAR-81385(1CD)
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
カテリーナ・マヌーキアン(Vn)
シャイン・ワン(P)

録音:2008年7月9-11日、ニューヨーク
二人の若く才能ある女性演奏家の共演。カテリーナ・マヌーキアンは1981年、トロントの生まれ。両親(アルメニア人の父、日本人の母)ともにヴァイオリニストという恵まれた環境で、マヌーキアンは子供の頃から才能を発揮、また哲学の博士号を持っているほどの教養もあり、その演奏は高く評価されています。当MARQUISレーベルと、ビクターから国内盤も何点か発売になっている。ピアノのシャイン・ワンは中国生まれで、1997年に米国に移住、拠点として活躍しています。

Deux-Elles
DXL-1145(1CD)
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803 フィボナッチ・シークエンス

録音:2008年9月
フィボナッチ・シークエンスは、"ホルン"、"ハープ"、"ファゴット"、"オーボエ"など、それぞれの楽器が大活躍する室内楽作品集が好評を博してきたイギリスのアンサンブル。シューベルトの大曲「八重奏曲」では、日本人女流ヴィオラ奏者の井上祐子、コントラバスのダンカン・マクティアが活躍。各奏者たちのレベルも非常に高い。

Euridice
EUCD-46(1CD)
アンデシェン:室内楽作品集
弦楽四重奏曲ニ短調
チェロとピアノのための「伝説」
ヴァイオリンとピアノのための「アリエッタ」
ヴァイオリンとピアノのための「インテルメッツォ・ア・ラ・ガヴォット」
ピアノ小品集〔アリエッタ/Ballettopptrin/ユーモレスク/Hyfsar/Nordlandsk〕
ミンアンサンブル、
セルゲイ・オサドチュク(P)
フリチョフ・アンデシェン(1876−1937)は、ライプツィヒでヤーダースゾーンやカルク=エラートに学び、当時のドイツ音楽からの影響を大きく受けたノルウェーの作曲家。アンデシェンの室内楽作品も経歴と同じくドイツ的な響き、作風が特徴。

Dynamic
DM-8005(1CD)
サン・サーンス:弦楽四重奏曲第1番ホ短調Op.112
弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.153
ヴェネツィアSQ

録音:1997年5月,ジェノヴァ
デリーツィエ・ムジカーリ・シリーズ。旧CDS179。なぜか録音の少ないサン=サーンスの弦楽四重奏曲。第2番は1918年の作で、サン=サーンスはもう80歳ととうに越えていた頃の作品。この後サン=サーンスは小品ばかり作曲しますので、サン=サーンスの最後の大作といってよい傑作です。ヴェネツィア弦楽四重奏団は、ヴァイオリンのアンドレア・ヴィオ、アルベルト・バッティストンのヴァイオリン、ヴィオラのルカ・モラッスッティ、チェロのアンジェロ・ザニンから成る団体。 (Ki)b

VAI
VAIDVD-4509(DVD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番ニ短調Op.108
R・シュトラウス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ホ長調Op.18
シマノフスキ:神話Op.30
ラヴェル:ツィガーヌ
チャイコフスキー:メロディ(アンコール)
ユージン・ウゴルスキ(Vn)
コンスタンチン・リフシッツ(P)

収録:2009年5月22日ライヴ
92mm/画面:NTSC,4:3
カラー/ステレオ
リージョン:ALL
2009年マイアミ国際ピアノ・フェスティヴァルに登場したユージン・ウゴルスキとコンスタンチン・リフシッツのリサイタル映像。ユージン・ウゴルスキは1989年サンクトペテルブルク生まれ。いま最も注目を集めている若手のヴァイオリニストの一人。カリスマ指揮者ワレリー・ゲルギエフに認められモスクワとロッテルダムで共演。現在もヴェスナ・グルップマンとイゴール・グルップマン両氏のもとで学んでいます。コンスタンチン・リフシッツとはメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、ジョルジュ・エネスク国際音楽祭で共演し、息の合った演奏を披露しています。リフシッツの豊かな音色と深い音楽性とユージン・ウゴルスキの端正な演奏が作品の新しい魅力を引き出しています。ブラームスのヴァイオリン・ソナタで語り合い紡ぎだされる親密な演奏は、柔和で暖かく聴く者の心を魅了します。ラヴェルのツィガーヌでは、ウゴルスキの超絶技巧をおしみなく披露し、独自性、テクニック、音楽性が見事調和した絶品の演奏。またバッハで聴かせた抜群の音程感覚と音色、和声感は非常に洗練されたもの。これから目の離せないヴァイオリニストの一人です。 (Ki)


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