湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報2


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



DE RODE POMP
RP/GMA-065(1CD)
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Op.147*
ジャン=ピエール・ワールブルック(1954-):ピアノ・ソナタ第3番
 ヴィオラ・ソナタ第1番*
ドミニカ・エイクマンス(ヴィオラ*)
フレデリク・クルーネ(P)

発売:2006年
DE RODE POMP
RP/MC-004(1CD)
エンリキ・オスワルド(1852-1931):ピアノ四重奏曲ト長調 Op.26*
ピアノとチェロの為のソナタ幻想曲変ホ長調 Op.44+
ピアノ協奏曲 Op.10(ピアノと弦楽五重奏の為の版)#
ジョゼ・エドゥアルド・マルティンス(P)
ルビオSQ
[ディルク・ヴァン・デ・ヴェルデ、ディルク・ヴァン・デン・ハウウェ(Vn)
マルク・ソナールト(Va)、
ペーテル・デヴォス(Vc)+]
パスカル・スメッツ(Cb)#

録音:2002年2月17-20日、Mullem(ベルギー)、聖ヒラリウス礼拝堂
エンリキ(エンリケ)・オスワルドはブラジルの作曲家・ピアニスト・音楽教師・外交官。両親はヨーロッパからの移民であり、彼の作風もヨーロッパ的であったため、20世紀に入りブラジル民族主義的音楽台頭後は忘れられた作曲家となってしまいました。*のヴァイオリニストがヴァン・デ・ヴェルデとヴァン・デン・ハウウェのどちらかは不明。本体、外装の規格番号表示は「MC 004」のみですが、弊社では「RP/MC-004」として管理いたします。ご了承ください。

Dynamic
DM-8026(1CD)
=デリーツィエ・ムジカーリ=
ヴィオッティ:ヴァイオリン・ソナタ集Op.4
ソナタ第1番ホ長調
ソナタ第2番イ長調
ソナタ第3番ニ長調
ソナタ第4番変ロ長調
ソナタ第5番変ホ長調
フェリックス・アーヨ(Vn)
コッラード・デ・ベルナルト(P)

録音:1997年、ジェノヴァ
旧S2002。先に発売された9枚組ヴィオッティ集(CDS689)にも含まれたヴィオッティのヴァイオリン・ソナタ集です。イ・ムジチ創立以来15年に渡ってコンサートマスターを務めたフェリックス・アーヨのヴァイオリンは、まさにイタリアンな美感の滴るもの。待望の再発です。 (Ki)

フィンテック
FOCD9550(1CD)
税込定価
2012年2月8日発売
ヘンデル:リコーダーソナタ集
ソナタ.ハ長調HWV365
ソナタ.イ短調HWV362
ソナタ.ニ短調HWV367a
ソナタ.ヘ長調HWV369
ソナタ.ト短調HWV360
ソナタ.変ロ長調 HWV377
江崎 浩司(リコーダー)
頼田 麗(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
山縣 万里(Cemb)

録音:2011年6月8-10日 相模湖交流センター
リコーダー奏者という枠を超え、伸びやかな世界を聞かせる江崎浩司。満を持して、ヘンデルのリコーダーソナタ集を収録!江崎浩司は桐朋大学古楽器科卒、リコーダーを花岡和生、バロックオーボエを本間正史、バロックファゴットを堂阪清高の各氏に師事。第10回古楽コンクールで第2位受賞、第11回同コンクール、アンサンブル部門で「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして最高位受賞。2000年にはブリュージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位、及び聴衆賞を受賞。多くのCD録音に参加し、テレビやラジオにも出演。2010年にはシルク・ド・ソレイユの演奏メンバーに合格するなど、枠にとらわれない幅広い活動で、独自の世界を切り開いています。(フォンテック)

Coviello
COV-61117(1CD)
ムエンツ作品集
ハラルト・ムエンツ:ほとんど、早く(2008)〜Cl、Marim、Pf
データ圧縮(2009)〜Vn、Accd
きれいに…溶解(2010/1)〜Fl、Cl、Vc、Pf
美しいピアノ曲(2006) 
後ろから前から(2006/7)〜Fl、Cl、Vn、Vc、Vib、Pf
アンサンブル・モザイク
ハラルト・ムエンツは1965年生まれのドイツの作曲家。シュトゥットガルト、ケルン、デトモルトでラッヘンマンやクシシトフ・メイエルに師事、主に前衛手法の作風を示す中堅。特殊編成楽団アンサンブル・モザイクが実験的な難曲を見事に再現しています。 (Ki)

Monopole
MONO-058(1CDR)
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番ヘ長調
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第1番ロ短調
スメタナQ

Classic Concert Records
CCR-62022(1CD)
ウェーバー:大協奏的二重奏曲変ロ長調Op.48
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
 クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
ダニエル・オッテンザマー(Cl)
クリストフ・トラクスラー(Pf)
ウィーン・フィルを長きに渡って支えているエルンスト・オッテンザマーの長男にして近年ウィーン・フィルに参加している名手、ダニエルオッテンザマーが、ドイツが誇る名曲ウェーバーとブラームスのクラリネット・ソナタを収録しました。ウェーバーのデュオは明るく軽やかな旋律と、重々しくも流麗な旋律の対比が美しい作品。ブラームス作品では、クラリネットの優美で上品な音色を存分に堪能できます。ピアニストのトラクスラーとはこれまでにも数多くの共演を重ねてきており、今回も息の合ったアンサンブルを聴かせてくれます。(日本語解説付)
Classic Concert Records
CCR-62151(1CD)
マルティヌー:組曲「調理場のレビュー」
ツァノウ(1971-):「Segn S’ deswegen ham S’ nix liaber Herr」ヨーゼフ・ワインヘーバーのテキスト”Der Phaake による俳優と器楽アンサンブルのための
ブラームス:セレナード第1 番ニ長調Op.11(九重奏版 改訂:ホルヘ・ロッター 1983年)
テオフィル・アンサンブル・ウィーン
マルティヌー、ツァノウ、ブラームス、という個性的なプログラムが魅力のCD。テオフィール・アンサンブル・ウィーンはウィーンフィル、ウィーン放送交響楽団、ウィーンフォルクスオーパーといった名門オーケストラの主要メンバー達から成る演奏団体。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、様々な編成の曲に取り組んできたテオフィール・アンサンブル・ウィーンだからこそ出来るオリジナル・プログラムといえましょう。マルティヌーの組曲「調理場のレビュー」は1927年に作られたジャズ・バレエの組曲版。曲名の通り台所を舞台としたバレエで、登場人物も全員台所用品というユニークな作品です。ジャズの要素が比較的強く、コミカルかつドラマティックな展開が魅力的な作品。曲間にはドイツのユーモア作家ロリオによるレシピの朗読も挿入されています。ギリシャを代表する現代音楽家であるツァノウの作品はテオフィール・アンサンブル・ウィーンが委嘱し、同団体に献呈されたもの。神話を題材としたウィーン方言の詩に基づいており、朗読と器楽サンサンブルが織りなす神秘的な世界が広がります。最後に収録されたブラームスのセレナード第1番は、アルゼンチンの指揮者ロッターによって改訂された九重奏版での演奏です。原曲の雰囲気はそのままに、堅実かつ深みのあるアンサンブルが魅力の作品といえましょう。全く雰囲気の異なる3曲を見事に表現しきるテオフィール・アンサンブル・ウィーンの演奏技術とレパートリーの広さに改めて驚かされる名盤です。(日本語解説付)
Classic Concert Records
CCR-62025(1CD)
シューベルト:ヴァイオリン・ソナティナ第1番ニ長調 D384(編:Mats Bergstrom)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(全6曲)(編:Arthur Leveringi) 
ピアソラ:タンゴの歴史(全4曲)
リンダ・ヘドルド(Vn)、
オット・トロネン(G)
フィンランド音楽界を牽引するヴァイオリニストの1人リンダ・ヘドルンドと、東京国際コンクールで第3位に輝いて以来日本でも注目されるギタリスト、オット・トロネンによるヴァイオリンとギターの二重奏曲集。シューベルトのヴァイオリン・ソナティナ第1番はヴァオリンとピアノの原曲を編曲したもの。抒情的かつ優雅な原曲の雰囲気はそのままに、ギターの軽やかな伴奏によって清涼感あふれる響きが印象的です。バルトークのルーマニア民俗舞曲には様々な編曲がありますが、本CDの編曲は民俗舞曲らしさに満ちていて独自の魅力を放ちます。ギターの流麗なリズムと、それに合わせて踊るように響き渡るヴァイオリンの艶やかな音色を堪能できます。その魅力はピアソラのタンゴの歴史においてもなお一層感じられましょう。タンゴのリズム感とセンチメンタルなメロディラインには思わず恍惚として聴き入ってしまいます。

カメラータ
CMCD-28250(1CD)
税込定価
2012年1月25日発売
ロマンティック・フルート・トリオ
C.シューマン:三重奏曲 ト短調Op.17(原曲:ピアノ三重奏曲 ト短調Op.17)
ショパン:三重奏曲 ト短調Op.8(原曲:ピアノ三重奏曲 ト短調Op.8)
ヘンゼル=メンデルスゾーン:三重奏曲 ニ短調Op.11(原曲:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op.11)[フルート編曲:ギゼラ・マシャエキ=ベア]
ギゼラ・マシャエキ=ベア(Fl)
ラファエル・フリーダー(Vc)
森 美加(P)

録音:2011年2月/ウィーン
クララ・シューマンとファニー・メンデルスゾーン。ともに19世紀に 生き、ロマン派の音楽界に華を添えた女性作曲家たちです。優れたピ アニスト・作曲家として活躍をしたクララ・シューマン、秀作を残した メンデルスゾーンの姉ファニー。歌うように流れる旋律、巧みな作曲技 法、そして女性らしい繊細な音楽描写など、いずれも魅力にあふれた作 品です。ショパンのトリオも同時に収録し、ウィーン音楽界で今活躍す る3人の演奏家たちが、ロマンティックな3つのフルート・トリオを19世 紀ロマン派の薫り高く、鮮やかに奏でます。
カメラータ
CPCD-38002(1CD)
税込定価
2012年 1月25日発売
マリンバカルテット“TONES”
パガニーニの主題による変奏曲(小菅しほり:作曲)
エレクトリック・グラス(クラウス・ディーター・ツィンマー:作曲)
アトム・ハーツ・クラブ・カルテット(吉松 隆:作曲)
オーシャンゼリゼ(片岡寛晶:編曲)
「カルメン」組曲より(ジョルジュ・ビゼー:作曲/細谷晋:編曲)
チャールダーシュ(ヴィットーリオ・モンティ:作曲/片岡寛晶:編曲)
この道(山田耕筰:作曲/片岡寛晶:編曲)
マリンバカルテット“TONES”
木村奏子/木村大介
小畑寛/平野有希子

録音:2011年8月/埼玉
新たなレパートリーの開拓など、マリンバカルテットの可能性を追求 する若手4人からなるマリンバカルテット“TONES”のデビュー盤。マ リンバ4台で奏でる吉松隆作曲の弦楽四重奏曲、アトム・ハーツ・クラ ブ・カルテットや、打楽器奏者にはお馴染みのツィンマー:エレクト リック・グラスからクラシックの名曲まで、マリンバカルテットの魅力 あふれるアルバムです。

ICA CLASSICS
ICAD-5056D(DVD)
ハイドン&モーツァルト:弦楽四重奏曲集
ハイドン:弦楽四重奏曲第77番「皇帝」Hob.III77
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番「不協和音」 K465*

■ボーナス
モーツァルト:弦楽四重奏曲ハ長調K428
アマデウスSQ
<ノーバート・ブレイニン(第1Vn)、ジークムント・ニッセル(第2Vn)、ペーター・シドロフ(Va)、マーティン・ロヴェット(Vc)>

収録:1980年12月18日ニューポート トレデガー・ハウス
1983年2月6日ロンドン ロイヤル・オペラ・ハウス*
収録時間:75分
音声:Enhanced モノラル/字幕:なし
画面:4:3/REGION All(Code:0)
アマデウス弦楽四重奏団は、そのメンバーのほとんどがウィーンで学んでいましたが、彼らはナチスの迫害を逃れイギリスに移り、イギリス人のチェリストのロヴェットを迎え1948年にこのアンサンブルを結成しました。翌年のウィグモア・ホールのデビューコンサートでは、チケットを売り尽くすほどの人気を得て、1950年代から1960年代にかけて大活躍したのです。しかし、70年代以降の音楽的嗜好の変化(鋭角的な表現が好まれるようになった)により、活動の終わりの頃には少々人気が下降気味であったことは否めません。とは言え、彼らの高揚感のある演奏は、ドイツの伝統を現代に伝える貴重なものであり、今現在、改めて聞いてみると新しい発見が種々あるものです。この映像は、彼らの活動の終焉近くである1980年代に収録されたもので、彼らが最も得意としたハイドンとモーツァルトを聴くことができます。長年イギリスで活動を行いながらも、決してドイツ精神をなくすことなかった彼らの矜恃を守り抜いた孤高の演奏と言えるのではないでしょうか?この「不協和音」の演奏から4年後、シドロフの死によって、40年続いた彼らの活動が停止し、一つの良き伝統も終焉を告げました。

Audiomax
703 0464-2(1CD)
【未案内旧譜】
ウェーバー:フルート&チェロとピアノのための三重奏曲ト短調Op.63
ブラームス:ピアノ四重奏曲ト短調Op.25
フィルハーモニー・アンサンブル・ベルリン

録音:1992年頃
1989年にベルリン・フィルのメンバーで結成された室内楽団、フィルハーモニー・アンサンブル・ベルリンのドイツ・ロマン派作品集。フルート・パートは、ベルリン・フィルの元メンバーでピッコロの名手として大活躍したヴォルフガング・デュンシェーデ!
Audiomax
703-0299-2(1CD)
【未案内旧譜】
木管八重奏曲集
ベートーヴェン:八重奏曲変ホ長調Op.103
クロンマー:パルティータ.ヘ長調Op.57
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.72
バンベルク響ウィンド・アンサンブル

録音:1988年頃
1965年創設の木管アンサンブル、バンベルクSOウィンドアンサンブルの「木管八重奏曲集」はベートーヴェン、クロンマー、シューベルトの名作3作品を収録。ドイツのオーケストラのメンバーが集まったアンサンブルは、個々のテクニックに加えアンサンブル能力も際立っています。
Audiomax
703-0266-2(1CD)
【未案内旧譜】
ミスリヴェチェク:弦楽五重奏曲変ホ長調
 弦楽五重奏曲ト長調
 弦楽五重奏曲ハ長調
モーツァルト:弦楽五重奏曲変ホ長調
ミュンヘン弦楽五重奏団

録音:1987年頃
1710年にイタリアのボローニャで出会った"ミスリヴェチェク"と"モーツァルト"の弦楽五重奏曲集。ミュンヘン弦楽五重奏団は、ミュンヘンのオーケストラのメンバーを中心に結成されたアンサンブル。第1ヴァイオリンは、バイエルン放送響のコンサートマスターを務めたクルト=クリスティアン・シュティール。
Audiomax
703-0246-2(1CD)
【未案内旧譜】
チェロとピアノのための音楽
ボッケリーニ:ロンド ハ長調
ブレヴァル:ソナタ ト長調Op.12-5
ベートーヴェン:ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の主題による12の  変奏曲ト長調WoO.45
フンメル:ソナタ イ長調Op.104
ライナー・ギンゼル(Vc)、
コンラート・リヒター(P)

録音:1987年頃
ライナー・ギンゼルは、ドレスデン・フィル、南西ドイツ放送響の首席チェリストを務め、名門ミュンヘン音楽大学の教授として教育にも携わるドイツの名チェリストの1人。コンラート・リヒターとのデュオから生まれる自然なフレーズ感が美しい。

Anemos
C-33007(1CD)
クリストバル・アルフテル:弦楽四重奏曲集Vol.2
弦楽四重奏曲第2番「1970年の記憶」
コン・ブラヴーラ・イ・センチメント
ツァイトヘシュタット
弦楽四重奏曲第7番「エスパシオ・デ・シレンシオ」
アルディッティSQ

録音:2010年2月
ロドルフォ・アルフテルとエルネスト・アルフテルの甥で、アルフテル一族の伝統の継承者、クリストバル・アルフテル(1930−)の弦楽四重奏曲集第2巻!2007年に作曲された「弦楽四重奏曲第7番」では前衛的なカラーが濃くなっており、曲が進むに連れて高まる緊迫感が空間をアルフテルのカラーに染めてゆく。演奏は第1巻に引き続き、世界トップレベルの超絶技巧を誇るスーパー・アンサンブル、アルディッティSQ。第2巻の演奏も圧巻です!

Acte Prealable
AP-0254(1CD)
古い楽器、新しいサウンド
植松伸夫(1959-):ロンフォール(RPG「ファイナルファンタジーXI」より)
ヤン・ティエルセン(1970-):Comptine d'un autre ete(映画「アメリ」より)
久石譲:菊次郎の夏(映画「菊次郎の夏」より)
グイード・ポンツィーニ(1985-):Forbidden Clouds
植松伸夫:ミュージック・ボックス(RPG「ファイナルファンタジーV」より)
ヤン・ティエルセン:Sur le fil(映画「アメリ」より)
ジョヴァンニ・ソッリーマ(1962-):Terra Aria
植松伸夫:ザナルカンドにて(RPG「ファイナルファンタジーX」より)
久石譲:もののけ姫(映画「もののけ姫」より)
坂本龍一:Merry Christmas Mr. Lawrence(映画「戦場のメリークリスマス」より)
フィリップ・グラス:グラスワークス より オープニング
木村弓(*):いつも何度でも(映画「千と千尋の神隠し」より)
久石譲:Madness(映画「紅の豚」より)
マッシモ・モレッティ(1971-):Flows no. 9
フィリップ・グラス:Truman Sleeps(映画「トゥルーマン・ショー」より)
植松伸夫:ゴールドソーサー(RPG「ファイナルファンタジーVII」より)
MG_INC
[グイード・ポンツィーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミリアム・ファリーナ(Hp) ]

録音:パルマ(イタリア)、カヴェア・スタジオ、時期の記載なし
ヴィオラ・ダ・ガンバで現代のノン・クラシカル・ミュージックを演奏するという斬新な企画。グイード・ポンツィーニはチャップマン・スティックおよびエレクトリック・ベースの演奏家として、またゲーム音楽の作曲家として知られるイタリアの若きミュージシャン。意外なことに彼はパルマのアッリーゴ・ボーイト音楽院でロベルト・ジーニにヴィオラ・ダ・ガンバを師事しており、2010年、同音楽院で学ぶハーピスト、ミリアム・ファリーナとデュオ「MG_INC」を結成し未知なるガンバ・サウンドの世界へ足を踏み入れました。そこでバリバリの現代音楽に行かないところが彼の才人たるところで、ご覧のとおりの魅力的なプログラム。半分以上が日本人作曲家の作品というのもうれしいところで、日本のアニメやゲームの音楽がいかにヨーロッパで人気があるかをうかがい知ることができます。(ブックレットに日本語文がないので、日本を中心に売ろうという意図はなかったと思われます。)
(*)メーカーが作曲者を久石譲と誤認していたようで、外装、ブックレットともそのように書かれております。初回生産品の修正は行われないと思われますが、なにとぞご了承ください。

Inedita
PI-2544(1CD)
ヴェルディ、プッチーニ、ベッリーニのオペラによる幻想曲、三重奏曲、パラフレーズ
ルイジ・ボッシ(1833-1871):ヴェルディの「リゴレット」のメロディによる演奏会用幻想曲
エルネスト・カヴァッリーニ(1807-1874):ベッリーニの「ノルマ」のメロディによる演奏会用幻想曲(*)
アントニオ・ダント(1957-):小組曲−プッチーニの「ボエーム」のムゼッタのアリアによる変奏曲(+)
ドナート・ロヴレリオ(1841-1907):ヴェルディの「椿姫」のメロディによる演奏会用幻想曲
ジョヴァンニ・パニョンチェッリ(1835-1906):ヴェルディの「ドン・カルロ」のメロディによる演奏会用幻想曲(*)
フランチェスコ・ベッリ(Cl)
マウリツィオ・ビニャルデッリ(Fl)*
アントニオ・ダント(P)
ファウスト・クインタバ(P)*
(*)(+)世界初録音と表示されています。

Quartz
QTZ-2087(1CD)
デシャトニコフ:リターン(世界初録音)
スワン家のほうへ
ヴァリエーションズ・オン・ザ・オブテイニング・オヴ・ア・ドゥエリング
Wie der alte Leiermann/リーデン・エコー
「モスクワの夜」〜メイン・テーマ(ヴァイオリン&弦楽オーケストラ版/世界初録音)
レオニード・デシャトニコフ(P)、
ローマン・ミンツ(Vn)、
ウィリアム・ピュアフォイ(C.T)、
マキシム・リザノフ(Va)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(Vc)、
ボリス・アンドリアノフ(Vc)、
ドミトリー・ブルガコフ(Ob)、
ヤコフ・カツネルソン(P)、他
1955年ウクライナのハルキウ生まれのロシア人作曲家レオニード・デシャトニコフの室内楽作品集。クレーメルとのコラボレーションにより誕生した「Wie der alte Leiermann」や、この録音にも参加しているマキシム・リザノフに代表されるように、ロシアの名奏者たちとの関係も深い。21世紀のロシアを代表する作曲家の1人です。
Quartz
QTZ-2086(1CDR)
バッハ:フルート・ソナタ集
ソナタ.ホ短調BWV.1034
ソナタ.ハ長調BWV.1033
ソナタ.ホ長調BWV.1035
パルティータ.イ短調BWV.1013
ソナタ.ロ短調BWV.1030
エリザベス・ウォーカー(Fl)、
コンティニュアム
エリザベス・ウォーカーは、ルネサンス・フルート、バロック・フルート、8キーのクラシカル・フルート、モダン・フルート、リコーダーなど、様々な時代のフルートを吹きこなすイギリスのフルーティスト。イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、エイジ・オヴ・インライトゥメント管、18世紀オーケストラ、クラシカル・オペラ・カンパニーなどでも活躍するまさにフルートのスペシャリストである。このバッハでは1960年代にハリー・シーリーが製作した木管フルートを使用している。2010年10月の録音。
※レーベル・オフィシャルのCD-R仕様となります。
Quartz
QTZ-2081(1CDR)
フィアース・ティアーズ〜オーボエ作品集
デイヴィス:忘れられたゲーム
ウールリッチ:夢の王国、トルコのネズミ
M・バークリー:フィアース・ティアーズT&U、
 セカンド・スティル・ライフ
マクミラン:不安の時代
デイヴィス:アラベスコス
マシューズ:ナイト・スペル
マックスウェル・デイヴィス:ファースト・グレース・オヴ・ライト
ジェームズ・ターンブル(Ob)、
ヒュー・ワトキンス(P)、
クレア・ジョーンズ(Hp)

録音:2010年1月
マイケル・バークリー、コリン・マシューズ、ピーター・マックスウェル・デイヴィスなど現代イギリスのリーディング・コンポーザーたちによるオーボエ作品集。英国オーボエの若手有望株ジェームズ・ターンブル、ワトキンス兄弟の弟ヒュー・ワトキンス、ロイヤル・ウェディング・アーティストのクレア・ジョーンズなど演奏者たちも実力派が揃います。
※レーベル・オフィシャルのCD-R仕様となります。

VISTA VERA
VVCD-00231(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.77-1 Hob.III:81*
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調(1879)+
ボリショイ劇場SQ
[イサーク・ジュク(Vn1)、ボリス・ヴェリトマン(Vn2)、モリス・グルヴィチ(Va)、イサーク・ブラフスキー(Vc)]
スヴャトスラフ・リヒテル(P)+

録音:1949年+/1956年5月17日*
VISTA VERA
VVCD-00232(1CD)
オーケストラ・ヴィルトゥオーゾ〜レフ・ミハイロフ
グラズノフ:サクソフォン協奏曲変ホ長調 Op.109*
サクソフォンの為の四重奏曲変ロ長調 Op.109+
ヒンデミット:アルトフレンチホルンまたはアルトサクソフォンとピアノの為の
ソナタ変ホ長調(1943)#
ドミートリー・スミルノフ(1948-):蜃気楼(4つのサクソフォンの為の5つの小品)**
ジャニーヌ・リュエフ(1922-1999):サクソフォンの四重奏の為の協奏曲ニ長調**
レフ・ミハイロフ(ソプラノSax(*/+/**)、アルトSax#)
アレクサンドル・オセイチュク(アルトSAx(+/**))
ユーリー・ボロンツォフ(テナーSax+)
アレクセイ・ナバトフ(テナーSax**)
ヴラジーミル・エリョーミン(バリトンSax(+/**))
アレクセイ・ナセトキン(P)#
モスクワRSOソリスト・アンサンブル*
コレクサンドル・コルネーエフ(指)*

録音:1979、1980年
レフ・ミハイロフ(1936-2002)はモスクワRSO、ボリショイ劇場O、ソヴィエト国立SOのクラリネットおよびサクソフォン奏者、モスクワ音楽院教授を務めました。
VISTA VERA
VVCD-00235(1CD)
ハープの為の音楽
C・P・E・バッハ(グランジャニー編):ハープ・ソナタ.ト長調 H.563*
ヘンデル(グランジャニー編:前奏曲ニ短調 HWV564+
 トッカータ ト短調 HWV586+
ヴィヴァルディ(ヴュルツラー編):ハープと弦楽の為の協奏曲ニ長調#
アルブレヒツベルガー(1736-1809):ハープ,フルートとチェロの為のパルティータ.ハ長調**
ヒナステラ:ハープ協奏曲 Op.25++
エミリア・モスクヴィチナ(Hp)
マリア・モスクヴィチナ(Hp)++
ヴァレンチン・ズヴェレフ(Fl)**
アレクサンドル・ゴトゲリス(Vc)**
モスクワRSO(#/++)
ヴラジーミル・フェドセーエフ(指(#/++))

録音:1990年(+/**)/1995年#/2000年*/2001年、チューリヒ、トーンハレ、ライヴ++
モスクワPO(1963-1987)、モスクワRSO(1987-)の首席ソリストを務め、2011年時点でモスクワ芸術アカデミーおよびモスクワ音楽院教授を務めるハープ奏者、エミリア・モスクヴィチナの名演集。ヒナステラのみ娘のマリアが演奏しています。

Laborie
LC-11(2CD)
フェリシアン・ダヴィド(1810-1876):五重奏曲集「四季」(抜粋)
CD1:「春」〜第2の夕べ/第3の夕べ/第6の夕べ
「夏」*〜第3の夕べ/第5の夕べ/第1の夕べ
「秋」**〜第5の夕べ/第4の夕べ/第6の夕べ
「冬」#〜第3の夕べ/第5の夕べ/第6の夕べ
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ

録音:2010年4月、ショパン音楽院(パリ)、
2010年6月、ラ・ボリ・アン・リムーザン(フランス)*、
2010年9月、ポール・ロワイヤル・デ・シャン修道院(パリ)**
2010年12月、ラ・ボリ・アン・リムーザン(フランス)#
ダヴィドはパリ音楽院に学び、中東旅行の経験から東洋的エキゾティシズムの作品を多く残したことで知られる作曲家。ベルリオーズとほぼ同時期を生き、生前は標題音楽作曲家として名を馳せました。「四季lesQuatresaisons」は24曲からなる五重奏曲集で、1季節ごとに6つの五重奏曲が入っています。本CDでは各季節から3曲ずつ抜粋し、全12曲を収録しました。19世紀パリのサロン向けに書かれたというこれらの作品は、軽やかなリズムの中にも気品あふれる優雅さに満ちたもの。清々しい高音域の伸びやかなメロディと、深みのあるシックな低音域の響きの美しさが絶妙です。アンサンブル・バロック・ド・リモージュは世界的バロック音楽演奏団体のひとつ。バロック音楽を中心としつつも、17世紀から19世紀まで幅広いレパートリーを持っています。今回も卓越した演奏技術とアンサンブルでダヴィドの「四季」の世界を多彩な音色で魅せてくれます。今回の収録はガッド弦使用、a=435hzで行われました。また、録音時期を見ればお分かりのように、抜粋した各曲は各表題の季節に収録されており、演奏者達のこだわりが感じられます。弦楽器の甘美な音色と、どこか異国情緒を感じさせる民族的なリズムが生み出す独特のハーモニーを是非ご堪能ください! (Ki)

カメラータ
CMCD-28246
2011年12月20日発売
夢詠み/吉村七重
吉松隆:夢詠みOp.110(2010)
 [壱ノ夢/弐ノ夢/参ノ夢/四ノ夢/五ノ夢]
昴の舞(1986/2006)
 [5月の夢の歌/11月の夢の歌/緑の円舞曲/過去形のロマンス/真夜中のノエル/前奏曲の記憶/さりげない前奏曲/球形のロマンス/東に向かう舞曲]
水幻譜Op.38(1989)
 [T泉(いずみ)/U沢(さわ)/V淀(よどみ)/W溪(たに)/X流(ながれ)
夢返し(1994)]
 [聖歌(ひじりうた)/祝歌(いわいうた)]
吉村七重(二十絃箏/十三絃箏)
田村法子(二十絃箏)
福田輝久(尺八)
山口多嘉子(パーカッション)

録音:2011年5月/埼玉
 2012年大河ドラマ「平清盛」の作曲家、吉松隆が二十絃箏の第一人者、吉村七重と再び共演。吉松隆の世界が日本伝統楽器によって幻想的に響きます。ドラマの最後「紀行」コーナーで流れる音楽「夢詠み」オリジナル版もカップリング。(カメラータ)

METIER
MSV-28522(1CD)
抒情的なイギリスの室内楽第2集
マイケル・ハード(1928-2006):ヴァイオリン・ソナタ(1979/1985)
ピアノのための5つの前奏曲(1989)
リコーダーとピアノのためのソナチネ(1964/2002)
リコーダーと弦楽四重奏のための3つの小組曲(2004)
ロビン・ミルフォード(1903-1959):
ヴァイオリン、チェロとピアノのための前奏曲(1948)
リコーダーとピアノのための3つのアリア(1956)
弦楽四重奏のための幻想曲ロ短調(1945)
リコーダーとピアノのためのソナチネ ヘ長調(1956)
リコーダーとピアノのためのクリスマス・パストラル(1957)
ディック・ブラックフォード(b.1936):リコーダーと弦楽四重奏のための協奏曲
ジョン・ターナー(リコーダー)、
ピーター・ローソン(P)、
リチャード・ハワース(Vn)、
マンチェスター室内アンサンブル(弦楽四重奏)

録音:2009年
リコーダー奏者ジョン・ターナーを中心とした演奏家たちによる「詩的なイギリスの室内楽」シリーズ第2弾(第1集はMSV28520、ヴィールとクロフォードの作品集)。どの作曲家も20世紀の生まれで作品によっては21世紀に入ってからのものもあるが、時代を超越して自分が書きたいものだけを書く、というよい意味での頑固さを貫いているところはいかにもイギリス人らしい。いずれの作品もホルスト、ヴォーン・ウィリアムス、エルガー、アーノルド、あるいはブリテンを思わせる19世紀末〜20世紀初頭イギリスのロマンティシズムを濃厚に漂わせています。
METIER
MSV-28523(1CD)
デイヴィッド・デュベリー〜歌と室内楽作品集
デイヴィッド・デュベリー(b.1948):オーボエとピアノのためのソナチネ
ロバート・グレイヴスの詩による3つの歌曲
メゾ・ソプラノとピアノのための4つの歌曲
《証拠の度合い》からの組曲
声とピアノのための《記憶》
リコーダーとピアノのための《ストフォーディアンの印象》
チェロ・ソナタ
リコーダー,ファゴットとピアノのための《冒険》
ファゴットとピアノのための《歩く翻訳》
リコーダーとギターのための《茶番》
巴里のハリス氏
エイドリアン・マレイ(MS)、
ジョン・ターナー(リコーダー)、
ピーター・ディクソン(Vc)、
リチャード・シンプソン(Ob)
リチャード・ウィリアムソン(Va)
グレアム・サルベイジ(Fg)、
クレイグ・オグデン(G)、
ポール・ジェーンズ&デイヴィ
ッド・デュベリー(P)

録音:2008-2009年
デイヴィッド・デュベリーは1948年.アフリカ出身。作曲家、ピアニスト、教育者として現在イギリスで活動しています。作品はラヴェル、プーランクなどフランス近代の作曲家の影響を基盤にした上にジャズ、ミニマル的要素などモダンな語法を付け加えた親しみやすく楽しい作風。

OEHMS
OC-756B(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタヘ長調 K377(374e)
ソナタ変ロ長調 K454
ソナタイ長調K526
モーツァルト(クライスラー編):ハフナー・セレナーデより「ロンド・アレグレット」
フリーデリケ・シュタルクロフ(Vn)
ホセ・ガラルド(P)

録音:2011年2月18-20日アウグスブルク大学 コンチェルトザール
1990年ケムニッツで生まれたシュタルクロフ、5歳からヴァイオリンを始め、プフリューガー財団から奨学金を得て、W.マルシュナーとA.マシューからヴァイオリンを学び、そのまま現在に至ります。1998年に「若き音楽家」のコンクールで1等賞を得たのを皮切りに、ソロ、室内楽を含めて数多くの賞を獲得。2005年にMiroslaw Lawrynowicz国際ヴァイオリン・コンクールや、第10回シュポア国際コンクールなど様々なコンクールで彼女の姿を見ることができます。彼女の演奏は、巧みなフレージングと美しい音色が特徴。もちろん、ぐいぐい押すところのパワーは底知れず・・・。変幻自在なモーツァルトの音楽を軽くいなしているところは、まさに未来の大器です。

Sono Luminus
DSL-92138(1CD)
マウロ・ジュリアーニ:作品集
協奏的大二重奏曲Op.85
セレナードOp.127/大セレナードOp.82
協奏的大二重奏曲Op.52
ルイーズ・シュルマン(Va)、ビル・ジート(G)
この「ウィーンのイタリア人」と題されたアルバムは、イタリアに生まれ19世紀の初めにウィーンへ移住した名ギタリスト、ジュリアーニ(1781-1829)の作品集です。彼はベートーヴェンとも交友があったことで知られ、古典派様式のギター作品、とりわけ変奏曲形式の曲を多数作曲しました。彼の室内楽作品は、ギターとフルート、もしくはヴィオラという組み合わせが多いのですが、ここではヴィオラとギターのデュエットという、極めて落ち着いた音色を用いた作品が収録されています。古典派の作風に、彼が影響を受けたロッシーニ風のベルカント唱法を思わせる息の長いメロディが組み合わさった魅力的な作品です。ここで演奏しているシュルマンとジートは、既に数多くのリサイタルでジュリアーニの作品を取り上げていて、その妙技は多くの人の心を捉えています。
Sono Luminus
DSL-92141(1CD)
エイムズ・ピアノ四重奏団
アーン(1874-1947):ピアノ四重奏曲第3番ト長調
フローラン・シュミット:偶然Op.96
テオドール・デュポワ:ピアノ四重奏曲イ短調
エイムズ・ピアノ四重奏団

録音:2010年6月17日,12月2-4日
世界でも数少ない、独立した「ピアノ四重奏団」として活動を続けるエイムズ・ピアノ四重奏団による、知られざる3つの四重奏曲です。親しげな表情で幕を開けるアーンの四重奏は、まるで5月の青空のような清々しさを運びます。このテーマは終楽章でも重要な働きをして、全曲の統一感を醸し出しています。サロン風と言われてしまうこともありますが、この美しさはやはり捨てがたいものです。フローラン・シュミットは、どの曲にもふんだんに音を使うことで知られる作曲家。この曲もモダンな響きを持ち、躍動的な音の動きと、充実した低音部に聴きどころが多く見られます。印象派の音楽ともまた違った神秘的な雰囲気がくせになります。デュポアは、1871年からパリ音楽院の教員を務め、先の2人を指導した人です。時として、アーンよりも先進的な音を使っていたりと、なかなか面白い曲を書いています。
Sono Luminus
DSL-92142(1CD)
ベートーヴェン&カーニス:弦楽四重奏曲
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」Op.59-3
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-):弦楽四重奏曲第2番「ムジカ・インストルメンタリス」
ジャスパーSQ

録音:2011年5月7-9日
ジャスパー弦楽四重奏団のデビュー・アルバムです。このレーベルが得意とする「オーソドックスなレパートリーと新しいもののコンビネーション」は、このアルバムでも健在。演奏家たちの多面性を引き出すのに成功しています。極めて拡大された形式を持つベートーヴェンは、その演奏の難易度の高さでも知られてますが、彼らは若々しいパワーで、難なくこの大曲を弾ききっています。カーニスはアメリカで最も注目される現代音楽家の一人で、2002年のピューリッツァー賞の受賞者でもあります。彼の作品は、錚々たるアーティストたちが挙って取り上げ、広く愛されています。彼の弦楽四重奏曲第2番は、舞曲からインスピレーションを受けた第1楽章と第2楽章、そして明らかにベートーヴェンのフーガから影響を受けたと思われる終楽章からなり、ベートーヴェンの偉大さをリスペクトする意味も兼ねた発展的な作品です。
Sono Luminus
DSL-92143(1CD)
イン弦楽四重奏団のアレンスキー
アレンスキー:弦楽四重奏曲第1番ト長調 Op.11
弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.35
ピアノ五重奏曲ニ長調 Op.51
アダム・ナイマン(P)
インSQ
[二宮綾野(Vn)、ジャネット・イン(Vn)
フォリップ・イン(Va)、デヴィッド・イン(Vc)]

録音:2011年5月23日
ロシアの音楽界では、ある時期、先人がこの世を去った時にピアノ三重奏曲を作曲して贐とするという習わしのようなものがありました。アレンスキーも名チェリスト、ダヴィドフの追悼のために美しいピアノ三重奏曲を書きましたが、弦楽四重奏曲 第2番もチャイコフスキーの追悼のために書かれたものです。第2楽章は大規模な変奏曲となっていて、その主題はチャイコフスキー自身も大変愛していたという、歌曲「聖史曲」から取られています。アレンスキーはこの2楽章のみを後に弦楽合奏版へと書き換え、そちらは更に豊かな響きを有した佳曲として仕上がっていて、実際に演奏される機会が多いのは、こちらのヴァージョンですが、やはり、原曲の持つひそやかな佇まいは格別のものです。弦楽四重奏曲第1番は、アレンスキーが体調を崩していたとされる20代後半の作品ですが、曲の闊達さからは、そのようなそぶりは微塵も感じさせません。ピアノが加わった晩年の作品である「ピアノ五重奏曲」での華やかな響きは、19世紀後半のロシア音楽の美質を全て備えたかのような充実した音楽が聴けます。若きパフォーマーたちが集結したイン弦楽四重奏団の説得ある演奏で。

Ligia Digital
LIDI-0105231(1CD)
ガーシュウィンとバーンスタイン
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー(アレンジ:ティモフェイ・ドクシツァー、
ギィ・トゥヴロン&シャンタル・リオウ)
Couleur Gershwin(Tp, vn, p)( アレンジ:ダニエル・グイヨ、ギィ・トゥーヴロン)
The Man I Love 私の彼氏(Tp, accord, Cb, Pf)( アレンジ:デニス・アルミタージュ)
シネ・ガーシュウィン(Tp, p)(アレンジ:ダニエル・グイヨ)
バーンスタイン: ロンド・フォー・リフィー(Tp, p)
ウェスト・サイド・ストーリーより抜粋
何か起こりそう(Tp, p)
マリア(Tp, accordion, p)
トゥナイト(Tp, accordion, p)
ひとつの心(Tp, accordion, p)
アイ・フィール・プリティ(Tp, accordion, p)
どこかへ(Tp, accordion, p)
ギィ・トゥーヴロン(Tp)
シャンタル・リオウ(P)、
ミシェル・グラスコ(Accordion)、
ヘルヴェ・モロー(Contrabass)、
パトリス・フォンタナローサ(Vn)

録音:2011年2月、パリ
アメリカの作曲家で映画やミュージカルにも貢献したバーンスタインやガーシュインを取り上げました。トランペットを中心に、ピアノ、アコーディオン、 コントラバス、ヴァイオリンなど、様々な楽器のコラボレーションによるアレンジメントで、あの懐かしい名曲が生まれ変わります!
ギィ・トゥーヴロンを筆頭とするフランスの新進気鋭のミュージシャン達による一枚。世界屈指の名門オーケストラとの共演はもちろん、数々の音楽祭 にも招待され、着実に評価を得てきました。また、室内楽アンサンブルにも並々ならぬ力を入れており、その息の合った絶妙なるタイミングは、本CD で も聴きどころ。歓喜に満ち溢れた瞬間をお見逃しなく! (Ki)

IDIS
IDIS-6627(1CD)
ヤング・アッカルド
パガニーニ:魔女たちの踊り
パイジェッロの「うつろな心」による変奏曲
常動曲
ヴァイオリン・ソナタホ短調Op.3-6
祈りのソナタ
ロッシーニの「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲
「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
アントニオ・ベルトラミ(P)

録音:1959/1960年モノラル
1958年に行われたパガニーニ国際コンクールに17歳で優勝を果たし、「パガニーニの再来」と称されたサルヴァトーレ・アッカルド。彼がその直後に行った貴重な録音が日の目をみました。演目は得意のパガニーニ。少年とは思えぬ驚異的なテクニックは天晴れですが、イタリアの太陽のように明るい音色、オペラ歌手顔負けの朗々たる歌ごころに陶酔させられます。いずれの作品も後年再録音していますが、鮮烈な生命感と真摯さは少年時代ならではです。(Ki)

Antes Edition
BM-31.9273(1CD)
ホルン、ディスカント・ホルン、アルペン・ホルン作品集
G.A.ホミリウス(1714-1785):2つのコラール変奏曲#
アルヴェーン(1872-1960):悲しげな夜想曲*
E.イソズ(1905-1986):3つのバガテル*
L・モーツァルト:シンフォニア・パストレッラ+
G.V.ヘーベリ(1872-1950):アンダンテ*
フェリックス・トライバー(b.1960):3つの小品+
A.カップ(1878-1952):宗教的なアンダンテ*
H.B.ブラント(b.1959):...我々は次のようになる*
A.ケーリング(1842-1919):パストラーレ*
J.クーツィール(1911-2006):コラール幻想曲*
トマス・クローム(Hrn*、ディスカントHrn#、アルペンHrn+)
フランク・オイトマン(Org)

録音:2010年,DDD、74:26
通常のホルンの他、バロック時代に使われたディスカント・ホルン、そして言わずと知れたアルプスの山々に響き渡る、あのアルペン・ホルンのために書かれた作品を収録。3種類のホルンを吹き分けるクロームはケルン大学でペータ・ダム、バリータックウェルに師事、現在はカールスーエのバーデン音楽院で後進の指導にもあたっている。あらゆる種類のホルンを自在に吹く才人。
Antes Edition
BM-31.9272(1CD)
チェロ作品集
チャイコフスキー:カプリチオ風小品Op.62
ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ第3番Op.25
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
フランクール(1698-1787):チェロ・ソナタ ホ長調
フェリックス・トライバー(b.1960):チェロと弦楽のための協奏曲*
アレクサンドル・カシン(Vc)、
アンナ・ザッシモーヴァ(P)、
鈴木圭子(P)、
ヴラティスラフ・ブラホフ(指)
シーズンズCO(モスクワ)

録音:2000-2008年
カシン(1972年モスクワ生まれ)はチャイコフスキー音楽院でフェイギンに師事した。プラハ・コンチェルティーノを始め、数々の国際コンクールに優勝後、多くのオーケストラと共演、2005年以降はモスクワ・フィルの首席奏者を勤めています。チャイコフスキーからリゲティまで幅広いレパートリーをこなす俊英
Antes Edition
BM-31.9256(1CD)
現代サクソフォン作品集
トマス・フォルトマン:サクソフォン・ソナタ
ジョセフ・ヴェラ:サクソフォン・ソナタ
セルジオ・カリガリス:ソナタ・ファンタジア
フィリベルト・ピエラミ:子守唄
ペドロ・イトゥラルデ:ギリシャ風組曲
マルコ・ファラシ(Sax)、
マルコ・ポデスタ(P)

録音:2009年、DDD,54:09
マルコ・ファラシはイタリアのサクソフォン奏者でミラノ・スカラ座管弦楽団と共演するなど、ヨーロッパを中心に幅広く活動している。このアルバムはスイス、イタリア、スペインの作曲家の作品が収められており、いずれもジャズ、ワールド・ミュージック、ミニマルの影響を受けた楽しい作品ばかり。マイケル・トーク、グラハム・フィトキンばりのポップなのりの音楽。
Antes Edition
BM-31.9262(1CD)
バッハ、ピアソラ・パッション
ピアソラ:天使の死、革命、
 前奏曲第9番
バッハ:パルティータ第1番〜前奏曲、アルマンド
ピアソラ:天使のミロンガ
バッハ:パルティータ第1番〜クーラント、サラバンド
ピアソラ:忘却
バッハ:パルティータ第1番〜メヌエット、ジーグ
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ、コラール第9番
バッハ:組曲第3番よりアリア
ピアソラ:ブエノス・アイレスの冬
オペラッション
【アンティエ・スティーン(バンドネオン)、
ティム・ストレーブル(Vc)、
ファビアン・ドブラー(P)】

録音:2007-2008年
「ブエノス・アイレス・ミ・アモール」(BM-31.9208)に続くオペラッションのアルバム第2弾。ピアソラ作品は言うまでもなく、バッハにおけるバンドネオン、チェロ、ピアノへの編曲が極めて秀逸でバッハの対位法が色分けされているようわかりやすく楽しい。ピアソラとバッハの楽しいコラボ。最上のカフェ・ミュージック。
Antes Edition
BM-31.9263(1CD)
「夜明け」〜デュオ・コンセンサス
マヒモ・ディエゴ・プホール(b.1957):二つのカンドンベのアリア〜「古き良き時代のカンドンベ」
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ソナチネOp.205
ロドリーゴ:古風なアリア、
 夜明けのセレナータ
セルソ・マチャド(b.1953):ブラジルのポピュラー音楽
ピアソラ:タンゴの歴史
マキシモ・ディエゴ・プホール:二つのカンドンベのアリア〜「ブエノス・アイレスの雲」
デュオ・コンセンサス
【クリスティアン・ライア(マンドリン)、
カロリーネ・コムスト(G)】

録音:2009年7月、DDD,57:04
二人とも1980年代生まれのドイツ人で国内外のコンクールに上位入賞後、コンビを結成、ヨーロッパのみならずアメリカ、日本などでもコンサートを行っている。ラテンの雰囲気満点のご機嫌なディスク。

Thorofon
CTH-2565(1CD)
ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイトと仲間の音楽
ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイト(1709-58):フルート・ソナタ イ短調
ヨハン・クヴァンツ(1697-1773):トリオ・ソナタ ハ短調QV2:3
ヤコブ・フリードリヒ・クラインクネヒト(1722-94):トリオ・ソナタ ホ短調
ヨハン・プファイファー(1697-1761):トリオ・ソナタ ト長調
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-59):トリオ・ソナタ 変ホ長調
C.F.デベルト(伝1700-70):フルート・ソナタ ホ短調Op.1-4
ボン・ディ・ヴェネツィア(伝1738-67):ディヴェルティメント イ長調Op.3-6
エリザベト・ヴァインツィアール(Fl)、
エドムント・ヴェヒター(Fl)、
エヴァ・シーファーシュタイン(Cemb)、
フィリップ・フォン・モルゲン(Vc)

録音:2010年1月
ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイトを直訳すれば単にバイロイトのヘルミーネという意味で、本当の苗字ではありません。ヴィルヘルミーネはプロイセンの王族で、ドレスデンでヴァイスからリュートをヨプファイファーより作曲の指導を受けました。バイロイトという土地はバロック時代すでに独自の文化圏を形作っており、この土地に縁のある作曲家の作品を集めた珍しいバロック音楽のご当地もの。
Thorofon
CTH-2569(1CD)
「移行」〜アンサンブル・モバイル
グバイドゥーリナ:コントラバスのための7つの練習曲(2008)
クラウス・アーガー(b.1946):2つのギターのための「移行」(1990)
グバイドゥーリナ:「良心の呵責」〜3つのギターとコントラバスのための(2008)
アンサンブル・モバイル
【ソフィア・グバイドゥーリナ(ドナー・チューブ)、
イヴォンヌ・ツェーナー(G)、
パヴェル・フロポフスキー(G)、
ウルリケ・ライトマイヤー(G)、
アレクサンドル・ススリン(Cb)】

録音:2009年11月、60:04
グバイドゥーリナの近作が収められている注目のディスク。「7つのエチュード」はコントラバスのピツィカート、グリッサンド、またチェロのように伸びかなアルコなどコントラバスのあらゆる奏法を駆使した小品集。「良心の呵責」は調性的なパッセージを挟みつつ、コントラバスの孤独なモノローグと黙示録的な暗い音楽が続きます。クラウス・アーガーはオーストリアの作曲家。
Thorofon
CTH-2568(1CD)
火と情熱を持って
ウェーバー:協奏的大二重奏曲Op.48
レーガー:アルバムとタランテラ
ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード
プーランク:クラリネット・ソナタ
セバスティアン・タイレ(Cl)、
ニコラス・リンマー(P)

録音:2009年7月、50:09
セバスティアン・タイレはドイツ・バンベルク出身で現在バンベルク響、ライプツィヒ・ゲバントハウス管などのオーケストラの副主席奏者として活動している。古典から近現代作品までクラリネットの定番レパートリーを安定した技術で吹き込んでいます。
Thorofon
CTH-2571(1CD)
マンドリンとギターによるアメリカ音楽
フレデリック・ハンド(b.1947):祈り
ガーシュウィン:3つの前奏曲
ジョン・ウィリアムズ(b.1932):シンドラーのリスト
エドゥアルド・アングロ(b.1954):古代の空気
ロゲリオ・デンテロ(b.1967):TnT組曲
エグベルト・ジスモンチ(b.1947):水とワイン
セルソ・マチャド(b.1953):コロ、サンバ・コロ
マヒモ・ディエゴ・プホル(b.1957):ソナチネ・カオティカ
デュオ・トレケル・トレースター
【シュテファン・トレケル(マンドリン)、
ミヒャエル・トレースター(G)】

録音:2010年1月
当デュオは2004年に結成されたデュオ。北アメリカはニューヨークを立って南アメリカを南下、ブラジルまでの旅路を出身作曲家の作品で辿る内容。編曲もセンス抜群の大変良質なサロン音楽。
Thorofon
CTH-2572(2CD)
ハラルド・ゲンツマー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番〜第3番、
プログレッション
ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第5番
ビョルン・クライマン(Vn)、
マルティン・シュトゥファルト(P)

録音:2009年12月
ゲンツマーはレーガー、R.シュトラウス、そして師匠のヒンデミットの影響を受けた他、新ウィーン楽派の影響も受けていますが、ここに収められたヴァイオリン作品はいずれも新古典主義的な傾向が強く、ストラヴィンスキー、フランス6人組(のドイツ的解釈とでも言おうか)を思わせる作品。つまり古典的な様式・旋律が新しい和声、複調などで換骨奪胎されており、おそらくヒンデミット経由の影響であると思われます。
Thorofon
CTH-2577(1CD)
女性作曲家によるフルート作品集
アンナ・アマリア・フォン・プロイセン(1723-87):フルート・ソナタ ヘ長調
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1739-67):フルート・ソナタ ト長調Op.1-6
レオポルディーネ・ブラヘトカ(1809-1887):序奏と変奏曲Op.39
シャミナード(1857-1944):星のセレナードOp.142
メラニー・ボニ(1858-1937):フルートとピアノのための小品Op.189
タイユフュール(1892-1984):フォルラーヌ
リリ・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
バーバラ・ヘラー(b.1936):パーランドグロリア・コーツ(b.1938):亡霊
ドロテー・エーベルハルト(b.1952):夢
カロリーネ・アンシンク(b.1959):マリウスの墓碑銘
アネッテ・シュランク(b.1964):模索
クリスティーネ・K.ブリュックナー(b.1967):ツェトノ
エリザベト・ヴァインツィアール(Fl)、
エヴァ・シーファーシュタイン(Cemb,P)、
フィリップ・フォン・モルゲン(Vc)

録音:2010年1月
古今の女性作曲家のフルート作品ばかりを集めた珍しいアルバム。フルート・リスナーにとっては新しいレパートリーを探すよい手がかりとなるでしょう。

CITADEL
CTD-88119(1CD)
ハワード・ハンソン(1896-1981):弦楽四重奏曲(1924)*
ランドル・トムソン(1899-1984):弦楽四重奏曲第1番ニ短調+/弦楽四重奏曲第2番ト長調+
リリック・アートSQ*
ニュー・ジェファーソン・チェンバー・プレーヤーズ+

フォンテック
FOCD-9546(1CD)
2011年12月7日発売
STUDIO GHIBLI/スタジオジブリ名曲選
さんぽ「となりのトトロ」より 2 sop. 
崖の上のポニョ「崖の上のポニョ」より 2 sop.
海の見える街「魔女の宅急便」より 2 sop.+Pf.
人生のメリーゴーランド「ハウルの動く城」より 2 sop.+Pf. 
ナウシカ・レクイエム「風の谷のナウシカ」より Sop.+Alt.
もののけ姫「もののけ姫」より Sop.+Alt.
君をのせて「天空の城ラピュタ」より Sop.+Alt.+Pf.
風の谷のナウシカ オープニング「風の谷のナウシカ」より Sop.+Alt.+Pf.
となりのトトロ「となりのトトロ」より Sop.+Alt.+Pf.
風のとおり道「となりのトトロ」より Sop.+Alt.+Pf.
Arrietty's Song「借りぐらしのアリエッティ」より Sop.+Alt.+Pf.
さくらんぼの実る頃「紅の豚」より 2 Alt.+Pf. 

※各曲カラピアノ付
江崎浩司(リコーダー)
伊藤麻子(リコーダー)
長久真実子(P)
監修・編曲:江崎浩司

録音:(2011年5月24-25日 東大和市民会館ハミングホール セッション録音

株式会社ヤマハミュージックメディア刊 同名楽譜準拠(楽譜品番:GTW01085948)
誰もが知っているスタジオジブリの名曲を、リコーダーアンサンブルで収録!演奏は2000年にブリュージュ国際コンクール、アンサンブル部門で第2位と聴衆賞を受賞、NHKテレビの「名曲アルバム」やNHKFMの「名曲リサイタル」に出演、演奏者としてシルク・ド・ソレイユに抜擢されるなど、多方面で活躍をしている江崎浩司を中心としたメンバーです。軽やかで、どこか素朴なリコーダーの音色は、ジブリの親しみ深い曲たちとの相性も抜群で、どなたにでも楽しんでいただけるCDになりました。カラピアノも収録されていますので、ヤマハミュージックメディアから刊行されている楽譜と合わせて、気軽に演奏していただけます。(フォンテック)

Classic Concert Records
CCR-62009(1CD)
ポルトガル〜知られざる現代の名曲
J.P.オリヴェイラ(リスボン、1959):『ビヨンド』(クラリネット、チェロ、ピアノ、電子楽器)
ヌーノ・コルテ=レアル(リスボン、1971):『ラルゴ・インティミッシモ』Op.35(クラリネット、チェロ、ピアノ)
ヴァスコ・メンドンサ(ポルト、1977):『カダヴェリ』(オーボエ、クラリネット、チェロ、ピアノ)
セルジオ・アゼヴェド(コインブラ、1968):『ベルリナー・トリオ』(クラリネット、チェロ、ピアノ)
トリオ・メディテレイン
〔ラウラ・ルイス・フェレーレス(Cl)、
ブルーノ・ボラルヒンホ(Vc)、
キム・バルビエ(P)〕
ペドロ・リベイロ(Ob)

録音:2006年5月、ベルリン
本CDは、トリオ『メディテレイン』独自のために書かれた4つの作品より構成されています。現代音楽をより広く一般の聴衆に親しんでもらうこと、ポルトガル音楽の個性と魅力を知ってもらうというコンセプトの下に作られました。西の果てのラテンから粗野で甘美な調べをお届けします。トリオ『メディテレイン』は、2002年にスペイン、ポルトガル、フランスから結集した逸材の音楽家たちによるもので、ベルリンを中心に活躍しています。現代音楽の可能性を究めていることを高く評価され、世界各地のフェスティヴァルに招かれています。電子音を取り入れるなど、新しい表現様式の領域に踏み込んだ彼らの音楽は、すでに現代音楽の枠組みを超えた、未来音楽といって良いかもしれません。 (Ki)
Classic Concert Records
CCR-62059(1CD)
知られざる三重奏曲集
ドビュッシー:ソナタ(1915)(フルート、ヴィオラ、ハープのための)
ヨハンネス・マリア・シュタウト(1974-):テンポ・ルバート、フォン・グローサー・ツァルトハイト(SydenhamMusicより、2007)
バックス:エレジー風三重奏曲(1916)
ハラルド・ガンツマー(1909-2007):三重奏曲(1947)
トリオ・メディテレイン
〔ラウラ・ルイス・フェレーレス(Cl)、
ブルーノ・ボラルヒンホ(Vc)、
キム・バルビエ(P)〕
ペドロ・リベイロ(Ob)

録音:2006年5月、ベルリン
フランス、イギリス、ドイツなど、ヨーロッパ各地の美しい室内音楽をかき集めた珠玉のCD。普段では耳にすることのできない、フルート、ヴィオラ、ハープの持つ優雅な、優しい音色のコンビネーションが楽しめます。
トリオ『パルトゥ』は、ウィーンのフォルクス・オーパーなど、トップ・レベルにある演奏家たちによって構成され、オーストリアを中心に世界各地のフェスティヴァルに招かれている人気絶頂のグループです。オーストリアの歴史深い伝統を受け継いだ、気品あふれる豊かな音楽性で魅せます。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00093(1CD)
発売日:2011/12/14
ヒンデミット&ピルス:トランペット・ソナタ
ヒンデミット:トランペット・ソナタ
ピルス:トランペット・ソナタ
タカーチ:ソナタ・ブリーブ
ゼビンガー:トランペット・ソナタ
ハンス・ペーター・シュー(Tp)
児嶋一江(P)

録音:2011年6月29、30日、7月1日神戸・松方ホール
世界最高峰のオーケストラであるウィーン・フィルで1980年代より名演奏を支え続けてきた日本で人気の高いトランペット奏者ハンス・ペーター・シューの初ソロアルバムです。シューのサウンドはこれぞウィーン・フィルの金管セクションといえる重厚でいぶし銀、そしてパワフルなサウンドです。ブルックナーやブラームスなどの後期ロマン派のドイツ的と思わせる サウンドのイメージは、彼のトランペットが作りあげてきたと言っても過言ではないでしょう。 50歳をすぎて自分の音楽のすべてをCDに刻みたいと、本人の強い希望によりレコーディングが実現しました。 テクニック的にも、音色も万全を期したレコーディング。ヒンデミットやピルスのソナタは、定番中の定番であり、 ロータリートランペットのサウンドが映えます。彼のために書かれたゼビンガーの作品など盛りだくさん。 ウィーン・フィルの輝かしいサウンドをお楽しみ下さい。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCC-00094(1SACD)
発売日:2011/12/14
モーツァルト:オーボエ四重奏曲K370、
 五重奏曲K406
ブリテン:幻想曲 作品2
広田智之(Ob)、矢部達哉(Vn)
鈴木学(Va)、古川展生(Vc)、
双紙正哉(Vn)、篠崎友美(Va)、
柳瀬省太(Va)、田中雅弘(Vc)

録音:2011年1月27、29日、10月4日 上野・石橋メモリアルホール
東京都交響楽団の首席オーボエ奏者であり、日本を代表するオーボエ奏者、広田智之の最新アルバムの登場です。広田にとって初となるモーツァルト・アルバムとなります。モーツァルトが書いた2つの室内楽曲を中心に、収録。 また、同編成であるブリテンも収録しております。広田智之はこのアルバムでも、見事なテクニックと美しい音色で鮮やかに吹ききります。日頃共にアンサンブルを作っている都響の中心メンバーたちとの華麗なアンサンブル。 広田がメンバーに寄り添えば、それに対しメンバーが応えます。美しいモーツァルトの妙技。アンサンブル。広田智之とモーツァルトによる美しい音楽の調べ、お楽しみ下さい。(オクタヴィア)

カメラータ
CMCD-10003(5CD)
(税込定価)
2011年11月25日発売
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集
ヴァイオリン・ソナタ.第36番変ホ長調K.380(374f)
ヴァイオリン・ソナタ.第32番ヘ長調K.376(374d)
ヴァイオリン・ソナタ.第29番イ長調K.305(293d)
フランスの歌「泉のほとりで(ああ、私は恋人を失くした)」の主題による
6つの変奏曲K.360(374b)
ヴァイオリン・ソナタ.第30番ニ長調K.306
ヴァイオリン・ソナタ.第40番変ロ長調K.454
ヴァイオリン・ソナタ.第41番変ホ長調K.481
ヴァイオリン・ソナタ.第34番変ホ長調K.378(317d)
ヴァイオリン・ソナタ.第28番ホ短調K.304(300c)
ヴァイオリン・ソナタ.第42番イ長調K.526
ヴァイオリン・ソナタ.ト長調K.301(293a)
ヴァイオリン・ソナタ.変ホ長調K.302(293b)
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調K.303(293c)
ヴァイオリン・ソナタ.ト長調K.379(373a)
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調K.296
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調K.377(374e)
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調K.403(385c)(断片)
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調K.547
ウェルナー・ヒンク(Vn)
遠山慶子(P)

録音:1991〜2007年/ウィーン ほか
※176.4kHz/24bitの高解像度マスターをCDへダイレクトカッティングする新技術『HR(ハイレゾリューション)カッティング』を初採用!
ウィーン・フィルの元コンサートマスター、ウェルナー・ヒンクと遠 山慶子がモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの録音を開始してから 今年でちょうど20年。その節目の年に、これまで発売した5枚のアルバ ムを高音質CDのBOXセットで発売。2010年に第51回毎日芸術賞を受賞 するなど、各方面で絶賛されたふたりにしか表現できない極上のモー ツァルトを存分にご堪能ください。(カメラータ)
カメラータ
CMCD-28252(1CD)
税込定価
2011年11月25日発売
偲琴(しのびごと)/野坂操壽、小宮瑞代
松村禎三:冬日抄─二十五絃箏のための─(2005)
浦田健次郎:五段幻想─二十五絃箏による─(2005)
廣瀬量平:浮舟─水激る宇治の川辺に─二十五絃箏のための─(2004)
西村朗:偲琴─二十五絃箏と低音二十五絃箏のための─(2009)*
野坂操壽(二十五絃箏)
小宮瑞代(低音二十五絃箏)*

録音:2011年9月 ほか/名古屋
箏の新たな音を求め試行錯誤し創作された二十五絃箏の完成から20 年。二十五絃箏奏者として第一線で活躍する野坂操壽が、日本現代作 曲界を代表する作曲家4人が二十五絃箏のために書き下ろした作品を収 めました。豊かな音色を奏でる二十五絃箏の高雅な響きを、野坂操壽 の品格高い演奏で披露します。(カメラータ)

SOMM
(Celeste Series)
SOMMCD-096(1CD)
【未案内旧譜】
シベリウス:ピアノ五重奏曲ト短調
弦楽四重奏曲ニ短調Op.56「親しい声」
マーティン・ロスコー(P)、コウルSQ

録音:2008年1月&6月
ハイペリオンでもお馴染みの名ピアニスト、マーティン・ロスコーと、同じくイギリスのコウルSQのシベリウス。ロスコーはニールセンのピアノ作品全集(CDA-67591/2)をレコーディングしており、北欧のピアノ作品にも造詣が深い。

Avie
AV-2234(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調Op.81*
8つの愛の歌Op.83+
弦楽四重奏のための「糸杉」
クリストフ・エッシェンバッハ(P)*
アドリアーナ・クチェロヴァ(S)+、
ティモスSQ

録音:2010年10月27日+、2011年3月25日、2011年5月4日&9日*
"ピアニスト"クリストフ・エッシェンバッハと、パリ管の副コンサートマスター、千々岩英一が参加するフランスのアンサンブル、ティモスSQがドヴォルザークの「ピアノ五重奏曲」で共演!

MSR
MS-1340(1CD)
ドリーミング・イン・カラー〜ファゴット作品集
ピーター・シックリー(b.1985):夏のセレナード
ジョン・スタインメッツ(b.1951):想像上のオペラからの組曲
ドレイク・メイブリー(b.1950):二重奏曲
パウル・ジェレスク(1901-89):ドブロゲアナ狂詩曲
ホセ・シクィエラ(1907-85):3つのエチュード
イ・ヒェキョン(b.1959):ドリーミング・イン・カラー
ベンジャミン・コエーリョ(Fg)、
アラン・ハックルベリー(P)

録音:2009年8-9月
アメリカ、ルーマニア、ブラジル、韓国出身の作曲家による現代ファゴット作品集。PDQバッハことピーター・シックリー等、ジャズ、民族音楽の影響を受けた親しみやすい作品が中心。ファゴットのベンジャミン・コエーリョはブラジル系アメリカ人でソロ奏者として活動しAlbany、Crystal、
MS-Rなどに多く録音しています。
MSR
MS-1367(1CD)
ファゴットと友達〜2010年ファゴット室内楽作曲
コンクール入賞作品
(1)ジョナサン・バーツ(b.1986):コンチェルティーノ
(2)ルイス・ニールソン(b.1950):あなたはどう?
(3)アーサー・ゴットショーク(b.1952):アメリカの夜
(4)ステファン・クウィック(b.1987):「8 つのミニチュア」〜ストラヴィンスキーへのオマージュ
ポーラ・ブルスキー(Fg)

(1)(3)(4)ウェンレイ・グ(Vn)、ケイ・キム(P)、
(1)エリザ・トムソン(Va)、デシリー・ミラー(Vc)
(2)クリストファー・オットー(Vn)、エミリー・デ
ユフォー(Vc)
(4)マイケル・ウィリアムズ(Fl)

録音:2010-2011年
ファゴットのレパートリーを増やすためファゴット奏者ポーラ・ブルスキーが2009年に創設したファゴット室内楽作曲コンクールの2010年度入賞作を収録。特殊奏法満載の前衛的なニールソンの「あなたはどう?」、ストラヴィンスキー作品と同名のクウィックの楽しげな「8つのミニチュア」が聴きもの。
MSR
MS-1398(1CD)
ジャスティン・ヘンリー・ルービン作品集
ジャスティン・ヘンリー・ルービン(b.1971):エグロガ〜ヴァイオリンとピアノのための
《明けの明星が輝く》による変奏曲〜ヴァイオリンとピアノのための
エコセーズ〜ヴァイオリンとマリンバのための
5声のためのセレナーデ
2つのヴァイオリンのための3つのコラール
3楽器のための小さなスケルツォ
2人の音楽家のための「間に合わせ」
2つのヴァイオリンのためのサミュエル・グリーンバーグ星座
パミーナのアリア「ああ私にはわかる」による幻想曲〜ファゴットとピアノの
ための
別の最後の日に・・・〜ヴァイオリンとピアノのための
E.オルドリッジ(Vn)、J.キャンベル(Fg)、
デュオ・ゲランド(Vn デュオ)、
G.コシンスキ(Perc)、
ジャスティン・ルビン(P)
シャンノン・ウェットスタイン(P)
ミネソタ大学ダルース・ファカルティ木管五重奏団

録音:2009-2010年
ジャスティン・ヘンリー・ルービンは1971年ニューヨーク出身の作曲家。マンハッタン音楽院、ニューヨーク州立大で学び、ピアニストとしても活動。無調から調性音楽まで堅実な作風の作曲家。収録作品のほとんどは12音技法もしくは無調で書かれています。

OEHMS
OC-403B(1CD)
リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(またはソナタ)-ショパンのマズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2による
ラフォンのロマンス「船乗り」による協奏的大二重奏曲
ペトラルカのソネット 第104番(J.マルグリス編)
リスト=フバイ(1858-1937):ハンガリー狂詩曲-歌曲「3人のジプシー」による
レメーニの結婚式のための祝婚曲
忘れられたロマンス/悲しみのゴンドラ
アリッサ・マルグリス(Vn)
ユラ・マルグリス(P)

録音:2010年12月27.28日ベルリン、テルデック・スタジオ
2011年はリスト(1811-1886)の生誕200年ということで、本当に数多くのアルバムが各社からリリースされ、リスト好きの心を大いに満たしてくれたことは間違いありません。しかしながら、室内楽の分野は未だそれほど認知度が高いとは言えないのが本当のところです。このヴァイオリン作品集は、既にリリースされたチェロ作品集(OC-415)と併せて、知られざるリストに光を当てるための貴重な録音の一つとして評価されることでしょう。ここでピアノを演奏しているユラ・マルグリスは、リストやブゾーニなどのトランスクリプション物を得意としているピアニストですが、華麗な技巧をひけらかすよりも、曲の構造をじっくりと探求し、複雑な音の絡みを具現化するタイプの奏者です。ここに収録されている「ペトラルカのソネット」も、彼自身が、原曲となるピアノ・ヴァージョンと、3つの異稿版が存在する歌曲全てを研究した上で、ヴァイオリンとピアノ版に編曲しているというのですから、やはり研究者肌の色合いが濃くなっているのも頷けるというものです。また、フバイによる「ハンガリー狂詩曲」も珍しい作品で、こちらも滅多に耳にする機会はありません。

NUMERICA
NUM-1218(1CD)
現代ポルトガル室内楽の潮流
セルジオ・アゼヴェド(1968-):室内協奏曲(2010)*
ジョルジェ・コスタ・ピント(1932-):複調スケルツォ Op.106(2010)*
アンネ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1978-):セラ・ダルガの四重奏曲(2010)+
ジョルジェ・コスタ・ピント:弦楽四重奏曲 Op.104-1「ファド・ルゾ」(2009)+
アミルカル・ヴァスケス=ディアス(1945-):セミの昼寝への前奏曲(2010)+
アレシャンドレ・デルガド(1965-):ブルレスカ(1991-1992)#
オプス・アンサンブル*
ロペス=グラサSQ+
デュオ・コントラチェロ#
[ミゲル・ロシャ(Vc)、アルドアノ・アギアル(Cb) ]

録音:2011年3月、リスボン、フォス宮、ライヴ*/2011年3月、ヌメリカ・スタジオ+
1996年#
「Criacao (Creation)」と「Sons (Sounds)」を組み合わせた「Criasons」音楽祭およびポルトガル国営ラジオ放送「アンテナ2」との共同製作盤。*+は演奏者への献呈作品で、これが初演・初録音です。
NUMERICA
NUM-1219(1CD)
フルートとピアノの為の音楽
メラニー(メル)・ボニス(1858-1937):ソナタ
ヨアキム・アナセン(ヨアヒム・アンデルセン)(1847-1909):シルフのバラードと踊り
ジョアキン・ドス・サントス(1936-2008):メヌエット
ディティーユ:ソナティネ
アレクサンドレ・デルガド(1965-):The Panic Flirt
プロコフィエフ:ソナタ
アドリアナ・フェレイラ(Fl)
イゾルダ・クレスピ(P)

録音:データ未詳
アドリアナ・フェレイラは2010年にデンマークのオーデンセで開催されたカール・ニルセン国際フルート・コンクールで19歳にして優勝を果たしたポルトガルのフルート奏者。

Dynamic
CDS-690(10CD)
ルイージ・アルベルト・ビアンキの芸術
■CD1
バッツィーニ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ソナタ形式の3つの小品Op.44
3つの性格的小品Op.45
3つの抒情的小品Op.41
短いお話Op.47
第一組曲Op.47/空想
■CD2-3
パガニーニ:ルッカ・ソナタ集
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタM.S.9
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタM.S.10
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタM.S.11
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタM.S.12
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタM.S.13
■CD4
パガニーニ:ラ・グラン・ヴィオラM.S.70
 ラ・カンパネッラ
クライスラー:愛の悲しみ/愛の喜び
サラサーテ:スペイン舞曲集―祈り,マラゲーニャ,
アンダルシアのロマンス,
 サパテアード
ブロッホ:ニーグン
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ラヴェル:ハバネラ
■CD5
レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第7番Op.91
3つのヴィオラ組曲Op.131d
 (第1番ト短調,第2番ニ長調,第3番ホ短調)
■CD6
ロッラ:ヴァイオリンとヴィオラのための3つの二重奏曲Op.15
二重奏曲第1番変ホ長調
二重奏曲第2番変イ長調
二重奏曲第3番ハ長調
■CD7
コダーイ:チェロ・ソナタ第8番
 ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第7番
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ

■CD8
クライスラー:中国の太鼓
美しいロスマリン/愛の悲しみ
愛の喜び/ウィーン奇想曲
ジプシー奇想曲/ジプシーの女
シンコペーション/ロンドンデリーの歌
道化役者
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
おもちゃの兵隊の行進
オールド・リフレイン/ウィーン小行進曲
ウィーン風狂詩的小幻想曲
レチタティーヴォとスケルツォ=カプリーチェ
ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
■CD9
ラロ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
独創的な幻想曲Op.1
アレグロ・マエストーソOp.2ハ短調
二つの即興曲Op.4
牧歌Op.8ト長調
プルチネッラ風のスケルツォ変ホ長調
ソナタOp.12ニ長調
パリの夕べOp.18
アルレッキーノト長調
ギターOp.28ロ短調
■CD10
ウェーバー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
ノルウェーのアリアの主題による9つの変奏曲
6つのヴァイオリン・ソナタOp.10
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn,Va)

アルド・オルヴィエート(P)
ブルーノ・カニーノ(P)
ピエールナルチーゾ・マージ(P)
ドゥブラ・コヴァチェヴィチ(P)
カロリーネ・ハフナー(P)
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
フランコ・マッジョ・オルメゾフスキ(Vc)
マウリツィオ・プレーダ(G)
ジャック・デラコート(指)
ベルリンRIAS響ほか
ルイージ・アルベルト・ビアンキは1945年、ローマに生まれたヴァイオリニスト、ヴィオリスト。20歳でカール・フレッシュ・コンクールで優勝。ヴァイオリンにおいてもヴィオラにおいても名手として知られています。Dynamicに多数の録音を残しており、その中から10枚が選ばれてセットになりました。有名作品はクライスラーやパガニーニの曲の一部のみで、あとはかなりマニアックな内容、しかし演奏の質は極めて高水準です。アレッサンドロ・ロッラの二重奏曲集では、巨匠サルヴァトーレ・アッカルドがヴァイオリンを受け持っているのも豪華。この分量にして3CD価格という大特価です。 (Ki)
Dynamic
デリーツィエ・ムジカーリ
DM-8024(1CD)
ブルッフ:弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.9
弦楽四重奏曲第2番ホ長調Op.10
アカデミカQ
[マリアーナ・シルブ(Vn)
サンドラ・コラン(Vn)
コンスタンティン・ザニダーケ(Va)
ミハイル・ダンチラ(Vc)]

録音:1983年、ジェノヴァ
旧CDS29。マックス・ブルッフ(1838−1920)は、二十代の始めに2曲だけ弦楽四重奏曲を作曲しており、いずれもドイツ・ロマン派の色濃い名曲です。今でこそ録音もいくつかありますが、この1983年のアカデミカ四重奏団はかなり先駆的録音でした。アカデミカ四重奏団1967年、ルーマニアのブカレスト音楽院で結成された弦楽四重奏団です。長らく廃盤だった名盤が、お求め安い値段で再発になりました。 (Ki)

COL LEGNO
WWE-20298(1CD)
モートン・フェルドマンへの敬意〜パトリック・プルジンガー、パメリア・カースティン、ヒラリー・ジェフリー、ローズマリー・ヘッゲン:フェルドマンではなく
悠久の浮遊音楽
ペルシャ絨毯
パターンズ・ノット・ループス
形而上的空間
中間にあるもの
架空映画
同一和音の異種反復
パトリック・プルジンガー(シンセサイザー)、
パメリア・カースティン(テレミン)、
ヒラリー・ジェフリー(トロンボーン)、
ローズマリー・ヘッゲン(コントラバス)

録音:2010年/カジノ・バウムガルテン(ウィーン現代音楽祭ライヴ)
ウィーンの音楽家にしてプロデューサーでもあるパトリック・プルジンガーが四重奏を組んで2010年のウィーン現代音楽祭で企画した”Feld(man)Forschung”。これはアメリカの前衛作曲家モートン・フェルドマンへのオマージュとして、彼のスタイルで作られた新曲を集めたもので、フェルドマンの接頭語Feldに調査を意味するForschungをつけて「フィールド・ワーク」のドイツ語FeldForschungと題しています。コンサートを聴いたCOL LEGNOのプロデューサーが、「これこそわが社の企画!」と興奮し、CD化となりました。編成はシンセサイザー、テレミン、トロンボーン、コントラバス。これらを巧妙に組合せ、まるでテレミンがアナログ楽器で、トロンボーンが電子楽器のような不可思議な効果を生み出します。音楽は完全にノイズ系で、まさに今風、オシャレの極みです。 (Ki)

Classic Concert Records
CCR-62040(1CD)
ピアソラ:タンゴ組曲
マシアス・シュミット:2-ギャザー
安倍圭子:竹の中の風
アンドレアス・コッペル:トッカータ
安部圭子:山を越える風
ノボイサ・ヨハン・ジフコヴィッチ:アルチメータム
ダニエル・ヴィルツ:若きアコーディオン奏者の歌
「WAVE」
[内山詠美子、ウラジーミル・ペトロフ(マリンバ)]

録音:2008年
ピアソラの『タンゴ組曲』や安倍圭子の『竹の中の風』など、マリンバ特性のおしゃれな響きを活かした、クールなナンバーが満載。技巧的なものから叙情性を歌ったものまで、マリンバの様々な魅力を楽しめます。
このマリンバ・デュオは、ベルギーで行われた国際マリンバ・デュオコンクールで最優秀賞、聴衆賞、及び安倍圭子賞を獲得した実力派。日本、ブルガリアと国籍は違えども、まるで一人が演奏しているかのように息のぴったり合った演奏で、とても心地よい音楽を聞かせてくれます。 (Ki)

PHOENIX EDITION
PE-452B(1CD)
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ集
フルート・ソナタト長調 Wq.134 H.548
フルート・ソナタホ短調 Wq.124 H.551
フルート・ソナタト長調 Wq.127 H.554
フルート・ソナタニ長調 Wq.129 H.556
フルート・ソナタイ短調 Wq.128 H.545
フルート・ソナタト長調 Wq.133 H.564
エッカルト・ハウプト(Fl)
ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルミン・タールハイム(Cemb)

※CAPRICCIO 既発盤より移行
PHOENIX EDITION
PE-463D(2CD)
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲&五重奏曲集
弦楽四重奏曲第90番ヘ長調 Op.64-1 G248
弦楽四重奏曲第19番ニ長調 Op.15-1 G177
弦楽四重奏曲第36番ト短調 Op.24-6 G194
弦楽四重奏曲第55番イ長調 Op.39 G213
弦楽五重奏曲第15番イ長調Op.60-3 G393
弦楽五重奏曲第23番ニ長調 Op.62-5 G401弦楽五重奏曲第62番ニ長調 Op.31-2 G326
11-13.弦楽五重奏曲第16番ニ短調 Op.13-4 G280
ペーターゼンSQ
ウルリッヒ・クネルツァー(第2Va)
グィド・シーフェン(第2Vc)

録音:1991年11.12月、1992年12月
※CAPRICCIO 既発盤より移行
PHOENIX EDITION
PE-466D(2CD)
ボッケリーニ:ギター五重奏曲集
ギター五重奏曲第1番ニ短調 G445
ギター五重奏曲第2番ホ長調 G446
ギター五重奏曲第3番変ロ長調G447
ギター五重奏曲第4番ニ長調「ファンダンゴ」G448
ギター五重奏曲第5番ニ長調 G449
ギター五重奏曲第6番ト長調 G450
ジャン=ピエール・ジュメス(G)
ディモフSQ

※CAPRICCIO 既発盤より移行
PHOENIX EDITION
PE-469D(2CD)
ボッケリーニ:弦楽六重奏曲&室内楽作品集
弦楽六重奏曲Op.23-4 ヘ短調G457
弦楽六重奏曲Op.23-1 変ホ長調G454
弦楽四重奏曲Op.23-6 ヘ長調 G459
弦楽六重奏曲Op.23-3 ホ長調G456
弦楽五重奏曲ハ長調「マドリードの夜警隊の行進」Op.30-6 G32
弦楽四重奏曲ト長調 「暴君」Op.44-4 G223
二重奏曲第7番変ホ長調 「ラ・ボンナ・ノッテ」G62
弦楽五重奏曲第72番ヘ長調 Op.36-6 G336
マユミ・ザイラー(Vn)
イリス・ジューダ(第2Vn)
ジルヴィア・ヴァルヒ(第2Vn)
ディエムート・ポッペン(Va)
リチャード・レスター(Vc)
ハワード・ペニー(第2Vc)

録音:ベルリン ジーメンス・ヴィラ1992年1月13-16日、11993年2月22-26日
※CAPRICCIO 既発盤より移行
PHOENIX EDITION
PE-472D(2CD)
ボッケリーニ:ディヴェルティメント&オーボエ五重奏曲集
ディヴェルティメント第1番Op.16-1 G461
ディヴェルティメント第4番Op.16-4 G464
ディヴェルティメント第5番Op.16-5 G465
ディヴェルティメント第6番Op.16-6 G466
オーボエ五重奏曲第13番ト長調 Op.55-1 G431
オーボエ五重奏曲第14番へ長調 Op.55-2 G432
オーボエ五重奏曲第15番ニ長調 Op.55-3 G433
オーボエ五重奏曲第16番イ長調 Op.55-4 G434
オーボエ五重奏曲第17番変ホ長調 Op.55-5 G435
オーボエ五重奏曲第18番ニ長調 Op.55-6 G436
エッカルト・ハウプト(Fl)
ミ=キュン・リー(Vn)
ジルヴィア・ヴァルヒ(Vn)
ディエムート・ポッペン(Va)
ルードヴィヒ・クヴァント(Vc)
ゲッツ・トイチュ(Vc)
エスコ・ライネ(Cb)
ラオシュ・レンチェス(Ob)
パリジーSQ

録音:1992年6月12-14日
※CAPRICCIO 既発盤より移行

ORF
ORFCD-3128(1CD)
ヴァイオリンとピアノのための現代音楽
ヤヴォール・ディミトロフ:ソナタ・インプレッション「ランニング・ウォーター」、
 ソナタ「孤独な鳥」
デヴィッド・L・キャプラン:アリザのドイナとアリザ・シャーフのためのフライラッハ
パウル・ワルター・フュルスト:ヴァイオリン・ソナタ
モンテ・K・ピシュニー=フロイド:消滅、ヴァイオリン・ソナタ
エレーナ・デニソワ(Vn)、
アレクセイ・コルニエンコ(P)

録音:2009-2011年
エレーナ・デニソワとアレクセイ・コルニエンコは共にモスクワ出身でともにクラシックの他、現代音楽、クロスオーバーな音楽に幅広く取り組んでいる。ORFレーベルからはコリシュ編曲のレーガー:ヴァイオリン協奏曲が発売になっている(CD 351)。ここに収録された作品も硬派な現代音楽ではなく、ジャズ、民族音楽の影響が濃厚な親しみやすい作品ばかり。

Classic Concert Records
CCR-62027(1CD)
ブルガリアの民族音楽
序奏
ゴルノディカンスコ・ホロー
即興とホロー/カリマンク
プラーヴォ・ホロー
タンツ・ザ・バラバーニ
南の山の三つの歌より第一楽章
第二楽章/第三楽章
三つのブルガリアの民族舞踊
ヴァルナのダンス 第二部
『ヴィア・ノヴァ』(パーカッション・グループ)

録音:2007年
バルカン地域、ことにブルガリアの民俗音楽に光が当てられた一枚。トラキア、ギリシャ、スラヴ、オスマンという様々な地域の文化のミックスした、イスラムチックな、しかしスラヴ的でもある独特の音楽が楽しめます。世界の音楽史上でもまれに見るメロディーの多様性とリズムの複雑さ。次第に加速していく高速打のテクニックには目を見張ります。紀元200年より姿かたちを変えていないブルガリアの伝統打楽器を使用した、古代からの音楽をお楽しみください!『ヴィア・ノヴァ』は、パーカッションという楽器の持つ可能性を究極に追求することを目的とした、ブルガリア、イタリア、オーストリアから集められた鬼才パーカッショニストたちのグループです。ヨーロッパ各地でライヴするところ全てにおいて、その圧倒的な存在感と共に、火花が飛び散るほどの迫力とテクニックをあますところなく披露し、聴衆を熱狂の渦に巻き込んでいます。2005年ルクセンブルクで行われた国際パーカッション・コンクールでは、最優秀賞およびその他二つの特別賞を受賞し、一躍注目の存在となりました。 (Ki)
Classic Concert Records
CCR-62034(1CD)
ピアソラ:プロローグ
R.ディルクス:ダンツァ・ノン・ダンツァ
R.ディルクス:さらば
J.コロンボ:ジャーメイン
R.トウナー:賛美歌
D.ヴィルツ:ワルツ・ワルツ
J.ド・バンドリム:ノイテス・カリオサス
スティング:メッセージ・イン・ア・ボトル
D.ヴィルツ:若きアコーディオン奏者の歌
レノン/マッカートニー:エレアノール・リグビー
E.ギスモンティ:ロロ
D.ウィルツ:ヴォーヒン・アオフ・インマー
R.ディルクス:パヤソの告白
Ch.パーカー:ビリーの空威張り
「ディルクス・ウント・ヴィルツ」レーントコ・ディルクス(ギター、パーカッション)、
ダニエル・ヴィルツ(G)

録音:2007年
このCDは、ドレスデンの新進気鋭のギタリスト、レーントコ・ディルクスとダニエル・ヴィルツが、タンゴやフラメンコ、ラテンアメリカ音楽等に触発されて書いた作品の傑作集で、様々な舞踊曲のダンス・ミュージック的要素がぎっしり詰まった、非常に面白い内容となっております。レーントコ・ディルクスとダニエル・ヴィルツは、2000年にドレスデンにおいて、名教師であるトーマス・フェローの下で知り合い、すぐに意気投合してギター・デュオを結成しました。レーントコ・ディルクスは、幼い頃パーカッションを習いたいと思っていました。その夢は結果としてかないませんでしたが、ディルクスのパーカッションに対する情熱はギタリストになった後も消えることなく、彼はギターでパーカッションのような響きを作り出すマルチ奏法を独力で開発しました。このCDでは、通常のギター音楽では聴くことのできない、ギターの持つ様々な可能性が披露されています。 (Ki)
Classic Concert Records
CCR-62045(1CD)
アルビノーニ:アダージョ
ヴィヴァルディ、バッハ:ニ短調協奏曲)(BWW596)
シュニトケ:リヴァイス・フェアリー・テール
ウラジーミル・ヴィルメーニヒ:コルノブリフツィ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ、ヴィオレンタンゴ
フランク・アンゲリス:ロマンス
ヴィクトル・ノヴィコフ:サンバ-カーニバル
ミラン・ヴァウポティク、
イヴァナ・レヴァク・ヴァウポティク(アコーディオン)

録音:2009年、クロアチア
クロアチアの天才アコーディオン・デュオが、ヨーロッパ中世から現代音楽まで、幅広いレパートリーをきかせたCDをお届けします。彼らの使うバヤンは、最先端のクロマティック・アコーディオンの一つで、特に、ロシアにおいて広く普及し、民衆音楽の中で力強い発展を遂げました。近年、この楽器の持つ底知れない魅力と大きな可能性が再注目されており、いまやバヤンはクラシックの楽器仲間として立派に認められています。ロシアを越えてヨーロッパ各地に広まりつつあるアコーディオン音楽文化をお楽しみください。アコーディオン・デュオ奏者ことヴァウポティク夫妻は、モスクワ音楽院で研鑽を積みロシアにおけるバヤンの伝統を受け継いできました。特に、ミラン・ヴァウポティクはクロアチアのアコーディオン・コンクールで二度の優勝を果たし、2007年にアメリカのニューヨークで行われた国際コンクールでは、グランプリを受賞するなど、世界最高のアコーディオン奏者として認められています。ヴァウポティク夫婦の絶妙に息のあったタイミング、知性のある音楽性、繊細な歌心は、バヤンの大御所ロシアのお墨付き。 (Ki)

オクタヴィアOVCC-00092(1CD)
2011年11月18日発売
ファースト・ブルー
バルトーク(平野公崇編):ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(「ミクロコスモス」より)
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲
チャイコフスキー(平野公崇編):「四季」〜1月/4月/7月/10月/12月
ドヴォルザーク(平野公崇編):ユモレスク
リムスキー=コルサコフ(平野公崇編):熊蜂の飛行
ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット
[平野公崇(ソプラノSax)
田中拓也(アルトSax)
西本淳(テナーSax)
大石将紀(バリトンSax)]
日本を代表するサックス奏者、平野公崇が遂にサックス四重奏団を結成しました。 その名も「ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット」。メンバーは各世代を代表する名手たちで、 平野のもとこれまでの概念にとらわれないようなボーダーレスのカルテットを目指しています。 これまでのサクソフォン・カルテットにないような美しい音色から完璧なアンサンブル。 定番中の定番であるグラズノフでは、絶妙なバランスとテクニックで聞くものを圧倒させます。 グラズノフの真の音楽とサクソフォンの表現の限界へと迫るかのようです。 繊細で美しいチャイコフスキー。リズムと音楽の楽しさに満ちたバルトーク。 平野が編曲したクラシックの名曲たちをブルーオーロラ色に染め上げてゆきます。 サックス・カルテットのオモシロさが存分に詰まったアルバムが登場。 ぜひ、サックス・ファン以外にも聞いて欲しいアルバムです。(オクタヴィア)

カメラータ
CMCD-28243
メルカダンテ:フルート四重奏曲集
フルート四重奏曲ホ短調
フルート四重奏曲イ長調
フルート四重奏曲イ短調
ディーター・フルーリー(Fl)
マルティン・ツァロデック(Vn)
ゲルハルト・マルシュナー(Va)
ローベルト・ノージュ(Vc)

録音:2007年6月/ウィーン
ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ等と並び、当時大変人気の高 かったイタリアのオペラ作曲家メルカダンテ。その後、ヴェルディの台 頭により、オペラ作曲家としての地位は忘れ去られてしまいましたが、 一方でフルートやクラリネットのための華麗な作品を数多く残し、今日 まで愛聴愛奏されています。本アルバムに収められた3つのフルート四 重奏曲は、いずれも美しい旋律に彩られた華麗な作品が並び、愉悦の ひとときへと誘います。オーストラリアなど世界各地で演奏している。  フルーリーはまた、ビート・フーラー、クラウス・フーバー、Aug. F. クロプフライター、ジェルジー・リゲティ、テオ・ヴェグマン、ヘルベ ルト・ヴィリ、ハンス・ツェンダーといった現代作曲家との共同作業も 盛んに行い、音楽界の注目を集めている。フルーリーはウィーンのTU (ウィーン工科大学)から博士号を授与されていて、数学的手法を音楽 理論に応用している。1996年からはグラーツ音楽大学で教鞭をとり、レ ンクの夏期音楽アカデミーでペーター=ルーカス・グラーフの後を継ぐ など後進の指導にもあたっている。(カメラータ)
カメラータCMCD-28235(1CD)
2本のクラリネットのための作品集
メンデルスゾーン:a コンツェルトシュテュック 第1番Op.113(エリック・サイモン版)
C.ベールマン: 2本のクラリネットとピアノのための協奏交響曲Op.3
メンデルスゾーン:3つの歌〜2本のクラリネットとピアノのための(編曲:P.ウェストン)
 交響曲第2番「讃歌」〜秋の歌/挨拶
B.H.クルーゼル:2本のクラリネットとピアノのためのアンダンテとアレグロ・ヴィヴァーチェ
メンデルスゾーン:コンツェルトシュテュック 第2番Op.114 (エリック・サイモン版)
カール・ライスター(Cl)
アントニオ・ティネッリ(Cl)
ジュリアーノ・マッツォカンテ(P)

録音:2010年6月/イタリア
キング・オブ・クラリネット、カール・ライスターが自ら「ラスト・ レコーディング」を宣言し、「ラスト」に相応しいとライスター自ら 選曲した作品が、ロマン派の作曲家たちによる2本のクラリネットとピ アノのための三重奏曲作品です。数多くの名作が生み出されたロマン 派から、メンデルスゾーン、ベールマン、そしてクルーゼルによる2本 のクラリネットのための作品が収められました。このアルバムの魅力 は、ライスターと、共演者であるイタリアの名クラリネット奏者、アン トニオ・ティネッリとの見事なまでに息のあった演奏です。ライスター とティネッリの演奏の掛け合いは、まさに二重唱を聴いているかのよう。 心躍るロマン派のクラリネット名作が2人のクラリネット名手により鮮 やかによみがえります。カラヤン・アカデミーの創設以来、将来の音楽家たちの教育に当たり、 彼から教えを受けた生徒たちの多くが、現在、ドイツ国内や国際的オー ケストラで重要な地位を得て活躍している。  またライスターは、国内外のコンクールで数多くの賞を受けており、 さらにドイツ・グラモフォン、EMI、フィリップス、テルデック/ワー ナー、オルフェオ、MDG、BIS、Nimbus、ソニー、カメラータ・トウ キョウなどのレーベルにクラリネットのレパートリーのほぼ全てにわた る録音を残している。  1987年にはロンドン王立アカデミーの名誉会員および客員教授に任 命され、また1993年から2002年にかけてベルリン・ハンス・アイスラー 音楽大学の教授を務めた。(カメラータ)

DUTTON
LXBOX-2011(2CD)
ヨーク・ボウエン(1884-1961):室内楽作品集

(1)ヴァイオリンとピアノの為の組曲 Op.28
 チェロ・ソナタ Op.64
 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112

(2)ヴィオラ・ソナタ第2番ヘ長調(1906)
 ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調(1905)
 ヴィオラとピアノの為の幻想曲 Op.54(1918)
(1)エンディミオン・アンサンブル
 クリシア・オソストヴィチ(Vn)
 ジェーン・サーモン(Vc)
 マイケル・デュセク(P)
 録音:2001年11月16-18日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール

(2)ジェイムズ・ボイド(Va)
 ベンクト・フォシュベリ(P)
 録音:2002年4月29日-5月1日、ロンドン、イースト・フィンチレー、オール・セインツ教会

CDLX 7120 と CDLX 7126 をスリップケースに収めたもの

Quindecim
QP-005(1CD)
日本の現代音楽集
西村朗
(1953-):「ketiak(彩色打楽)」、
近藤譲(1947-):「A Volcano Mouth(火口)」、
清水武仁(1966-):「Critical Point」
武満徹(1930-96):「Rain tree(雨の樹)」、
安倍圭子(1937-):「Conversations in the Fores(t 森の会話)」
タンブッコ
(アルフレッド・フリンカス、ラウル・トゥドン、リカルド・カシャルド、イヴァン・マンツァニラ)

録音:1995年
打楽器界を牽引する世界屈指の打楽器アンサンブル団体「タンブッコ」が、今年、国際交流基金賞を受賞しました!日本現代音楽を世界に発信してきた活動が高い評価を受け、今回の受賞につながりました。これまでもグラミー賞に4回ノミネートされるなど、1993年の結成以来大きな注目を浴び続けてきた「タンブッコ」。何よりの魅力は、卓越した演奏技術によって生み出される躍動感あふれる音楽です。民族的な音楽から前衛音楽までに至る幅広いレパートリーとオリジナリティーあふれるプログラムで、常に打楽器の可能性を広げてきました。今回お知らせするCDは今回の国際交流基金賞の受賞にもつながった、日本の現代音楽作品のみを収録したもの。打楽器の多彩な音色と壮大な響き、そして何より日本の現代音楽作品の魅力が詰まった一枚です。2011年10月には来日公演も行い、これまで以上に日本での注目が高まっている今だからこそおすすめする、「タンブッコ」の魅力あふれる名盤です! (Ki)

IFO
IFO-07001(1CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 ジャン=クリストフ・ガイザー(Org)
エリーザベト・ソンバール(P)

録音:2007年8月22-24日、ローザンヌ大聖堂(スイス)
IFO
IFO-07002(1CD)
言葉のないロマンス〜ヴィオラとオルガンの為の音楽
ルクレール:ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ト長調 Op.1-2(1723)(*/+)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ(ト短調に移調)*
ブラームス:前奏曲とフーガ ト短調 WoO.10+
ショーソン:ヴィオラとオルガンの為の小品 Op.39(*/+)
カシミール・ネイ(1801-1877):ヴィオラの為の24の前奏曲(1849)〜第20番ハ短調*
フォーレ(ビュッセル編):パヴァーヌ(*/+)
ダニエル・ロート(1942-):「Rorate caeli desuper」によるオルガン即興演奏+
ラヴェル(ヴァンサン・ロート編):無伴奏混声四部合唱の為の3つの歌(中声とピアノの為の版に基づくヴィオラとオルガンの為の編曲版)(*/+)
ダニエル・ロート:オルガン即興演奏「Tauet Himmel den Gerechten」(「Rorate caeli desuper」による)*
ヴァンサン・ロート(Va)
ダニエル・ロート(Org)

録音:2008年12月4-5日、マインツ(ドイツ)、聖ベルンハルト教会
モーリス・デュリュフレ、マリー=クレール・アランに師事したフランスのオルガン奏者ダニエル・ロートと息子のヴィオラ奏者ヴァンサンの父子共演。

CLASSICAL RECORDS
D-15(2CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
第1番ヘ長調 Op.5-1/第2番ト短調 Op.5-2
第3番イ長調 Op.69
第4番ハ長調 Op.102-1
第5番ニ長調 Op.102-2/ソナティナ(1795)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(P)

録音:2009年4月5日、モスクワ音楽院、ラフマニノフ・ホール、ライヴ
ロシアのザゴリンスキー(1962年生まれ)とノルウェーのステーン=ノックレベルグ(1944年生まれ)、注目の共演ライヴ。本体・外装にレーベル名や規格番号の表示がない可能性がございます。あらかじめご了承ください。

フォンテック
FOCD-9540(1CD)
2011年11月2日発売
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
 3つのロマンス Op.94
ヒンデミット:ソナタ Op.11-4
松浦真沙:海の石
ブラームス:ソナタ Op.120-1
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
有村純親(テナーSax、アルトSax)
松浦真沙 (P)

録音:2011年6月1-3日  東大和市民会館ハミングホール(セッション録音)
サックス界期待の俊英、有村純親のソロ・デビュー作。 有村は東京芸術大学卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了ののち、フランス国立セルジー・ポントワーズ音楽院を経て、パリ国立高等音楽院を審査員全員一致の最優秀の成績で修了。 サクシアーナ国際サクソフォーンコンクール、パリ国際音楽コンクールなどで第1位を受賞し、ミュンヘン国際音楽コンクールではセミファイナリストに選ばれるなど、輝かしい受賞歴を誇ります。 現在、サクソフォーン四重奏団Quatuor B、サキソフォックス、ノックアウトブラス、サクサコール各メンバー。 前述サクシアーナ・コンクールでの共演をきっかけに結成されたこのデュオで有村は、最高の伴侶 松浦真沙を迎え、松浦の自作曲を含む意欲的かつユニークなレパートリーに取り組んでいます。 「サクソフォンという楽器にとって、これらの演目が音色と表現力を(もちろん演奏者の芸術性も)問う媒体となりうる、そんな可能性を聴き手に示唆する姿勢に貫かれたアルバムだ。 各曲の音楽的語彙をサクソフォン的な物言いへ(言葉は悪いが)安易に封じ込めてしまうのではなく、あくまで作品世界を表現する媒介として自らの楽器を操っていく。そんな良心と誠実さに支えられたミュージシャンシップも印象に残る。」 ―木幡一誠―

PHOENIX CLASSICS
PH-21163(1CD)
ブラームスと友人たち
ツェムリンスキー:ヴァイオリンとピアノの為のセレナード イ長調
シューマン:ヴァイオリンとピアノの為の3つのロマンス Op.94
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ゲルノート・ヴィニシュホーファー(Vn)
マウリツィオ・バルボロ(P)

録音:2009年6月21-22日、モンテベッルーナ(イタリア)、アウディトリウム・フェニックス
ゲルノート・ヴィニシュホーファーは1957年ウィーンに生まれ、ヘルタ・ビンダー(ウィーン音楽大学)、シャーンドル・ヴェーグ(ザルツブルク・モーツァルテウム)、ワレーリー・クリモフ(モスクワ音楽院)に師事したヴァイオリニスト。1600年パオロ・マッジーニ製の銘器「オーレ・ブル」(「ノルウェーのパガニーニ」との異名を持つヴァイオリニスト・作曲家(1810-1880)が所有していたことに因む)を弾いています。

OEHMS
OC-415B(1CD)
ヴィジョンズ…フランツ・リストの室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノの二重奏ソナタ嬰ヘ短調
ハンガリー狂詩曲第9番「ペシュトの謝肉祭」(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ版)
悲歌第1番(チェロとピアノ版)
悲歌第2番(チェロとピアノ版)
シューベルト=リスト:ウィーンの夜会から「ワルツ・カプリース第6番」(D.オイストラフによるヴァイオリンとピアノ編)
巡礼の年第3年から「夕べの鐘,守護天使への祈り」(弦楽四重奏版)*
悲しみのゴンドラ(チェロとピアノ版)
リヒャルト・ワーグナー-ヴェネツィア(ピアノ独奏)
リヒャルト・ワーグナーの墓へ(弦楽四重奏版)*
ルーカス・マリア・クウェン(P)
インゴルフ・トゥルバン(Vn)
ウェン=シン・ヤン(Vc)
バルバラ・トゥルバン(Vn)*
マルティン・アルブレヒト・ローデ(Va)

録音:2011年4月,6月,7月ミュンヘン音楽・演劇大学
実力派チェリスト、ウェイ=シン・ヤンと若くしてミュンヘン・フィルハーモニーの首席奏者を務め、かのチェリビダッケからも大絶賛されたというミュンヘン出身のヴァイオリニスト、インゴルフ・トゥルバンを中心としたメンバーによるリスト(1811-1886)の室内楽作品集です。ピアノを愛し膨大な作品を残したリストですが、ヴァイオリンやチェロのために書かれた曲は驚くほど少なく、またその多くは編曲であったりと、リストの作品の中でも隠れたジャンルと言っても過言ではありません。とりわけ珍しい2つの作品を含んでいて、それは最初に置かれた二重奏曲と「ペシュトの謝肉祭」です。二重奏曲は1832年に書かれた作品で、ショパンのマズルカOp.6-2とポーランドの旋律を用いたもので、1963年まで発見されることなく埋もれていた秘曲です。また「ペシュトの謝肉祭」はピアノ独奏版となる前の形で、リストがハンガリー民謡をヨーロッパに根付かせるべく努力した跡がうかがえる意欲的な作品です。この曲は、ピアノ独奏版が書かれてから、ドップラーの協力で管弦楽版にも編曲されています。3つの版の聴き比べも楽しそうです。

NON PROFIT MUSIC
NPM-0911(1SACD)
ヴァイオリンとピアノの為の音楽
ピアソラ:タンティ・アンニ・プリマ
レーラ・アウエルバッハ(1973-):後奏曲
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):悲歌
コダーイ:アダージョ
フェルナンド・エゴスクエ(1959-):水とワイン*
マリヤン・モゼティク(1948-):たそがれの願望*
ホルヘ・グルンドマン(1961-):詩に霊感を与えるもの(ソナタ)*
エレーナ・カッツ=チェルニン(1957-):ロシアのラグ
アラ・マリキアン(Vn)
ダニエル・デル・ピノ(P)

録音:データ記載なし
*=世界初録音
NON PROFIT MUSIC
NPM-1010(1SACD)
クラリネット、チェロとピアノの為の作品集
ブルッフ:8つの小品Op.83
ブラームス:三重奏曲イ短調Op.114
B3クラシック三重奏団
ホアン・ボラス(Cl)
デイヴィッド・ジョンストーン(Vc)
ホアンホ・アルビニャナ(P)

録音:2009年5月、セザンヌ・プロダクション

KAREL PLOCEK
ZRDISC-6293(1CD)
アントニーン・ヴラニツキー(1761-1820):弦楽四重奏曲Op.13-2
パヴェル・ヴラニツキー(1756-1808):弦楽五重奏曲Op.29-1*
シュターミッツSQ
インドジフ・パズデラ、ヨセフ・ケクラ(Vn)
ヤン・ピェルシュカ(Va)
ペトル・ヘイニー(Vc)
カレル・プロツェク(Va)*

録音:2009年6月6日ノヴァー・ジーシェ(チェコ、モラヴィア)、プレモントレ修道院ホール、ライヴ
KAREL PLOCEK
ZRDISC-5218(1CD)
【未案内旧譜】
クラリネット、バスクラリネットの為の音楽
バッハ(ダヴェンポート編):無伴奏バスクラリネット組曲第1番(原曲:無伴奏チェロ組曲第1番)+
ドビュッシー:クラリネットとピアノの為の第1狂詩曲(*/++)
ダリボル・スピルカ(1931-1963):無伴奏クラリネットの為のソロテュード*
プーランク:2つのクラリネットの為のソナタ(+/#)
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
クラリネット、ヴィオラとピアノの為の三重奏曲(*/**/++)
ペトル・ポコルニー(1932-2008):ロンリー・パイパー(バスクラリネットの為の)+
ヴィート・スピルカ(Cl*、バスCl+)
オルガ・スピルコヴァー(Cl)#
カレル・プロツェク(Va)**
ヤナ・ゴリアーショヴァー(P)++

録音:2007年3、8月
発売:2007年

V+M
V+M-003(1CD)
マルティヌー他の室内楽作品集
マルティヌー:弦楽三重奏曲第2番
マルタン:カッサンドラの為の4つのソネット(メゾソプラノ、フルート、ヴィオラとチェロの為の)
パヴェル・ハース(1899-1944):オーボエとピアノの為の組曲Op.17
エルヴィーン・シュルホフ(1894-1942):子守歌(歌、フルート、ヴィオラとチェロの為の)
 乞食(朗読、フルート、ヴィオラとチェロの為の)
 針金(フルート、ヴィオラとチェロの為の)
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):慰めの歌(歌と弦楽四重奏曲の為の)
 秋(歌と弦楽三重奏の為の)
 弦楽四重奏曲第3番Op.46
ヴァリアツェ室内アンサンブル
ヤナ・シュチェパーンコヴァー(朗読)
オルガ・チェルナー(Ms)
ヴォイチェフ・ヨウザ(Vn)
ヴラスラ・ベラノヴァー(Vn)
ヤン・ヨウザ(Va)
ヨセフ・ドヴォジャーク(Vc)
ヤンア・マハト(Fl)
ヴォイチェフ・ヨウザ・Jr(Ob)
イトカ・チェホヴァー(P)

録音:2003年11月、プラハ、聖ヴァヴジンツェ教会
2003年12月-2004年1月、プラハ、クラリツカー、チェコ同胞団福音教会

ARA MALIKIAN & FERNANDO EGOZCUE
AMFE-3621127526(1CD)
瞳を閉じて
フェルナンド・エゴスクエ:Saudade
Americalatida / Chau
Cuidado con el perro
California / El boteyazo
Ser dos / Cruces / Vuelve
Rumba / No te pido nada mas
Enredadera
アラ・マリキアン&フェルナンド・エゴスクエ・クインテット
アラ・マリキアン(Vn)
フェルナンド・エゴスクエ(G)
ミゲル・ロドリガニェス(ダブルベース)
モイセス・P・サンチェス(P)
マルティン・ブルーン(パーカッション)

録音:2010年12月
「ARA MALIKIAN & FERNANDO EGOZCUE」は、ヴァイオリニストのアラ・マリキアンとギタリストのフェルナンド・エゴスクエが立ち上げた自主レーベル。価格が高いのでご注意ください。
スペインで活躍するアルメニア系ヴァイオリニスト、アラ・マリキアンとアルゼンチンのギタリスト、フェルナンド・エゴスクエ。ともにジャンルを超えた二人が意気投合して完成させたジャズ・アルバム。

BASSUS EDICIONES
BEM-005(1CD)
スペイン・ロマン派のクラリネット音楽 Vol.3〜クラリネットとピアノの為の19世紀の作品集
フランシスコ・ゴメス(1866-1938):オウム、奇想曲(1897)
イラリオン・エスラバ(1807-1878):アンダンテとボレロ(1858)
 アレグレット(1864)
ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):メロディ(1861)
 マズルカ(1861)
エンリケ・カルビスト(?-1897):幻想曲(1880頃)
 奇想曲(1880頃)
エンリケ・フィシェル(1821-1883?):序奏とポロネーズ(1857)
カミロ・ペレス(1852-1917):8つの練習曲(1898)
ペドロ・ルビオ(Cl)
アナ・ベナビデス(P)

録音:2010年11月21-22日、ヘタフェ(スペイン)、アウディトリオ

WARNER MUSIC SPAIN
51442-55012(1CD)
【未案内旧譜】
室内楽の発見(Vol.1)〜クラリネット、チェロとピアノの為の音楽
ローベルト・カーン(1865-1951):三重奏曲ト短調Op.45(1906)
ジョナサン・S・フェブランド(1960-):イギリス組曲(2007)
ロドニー・ニュートン(1945-):組曲「海の世界」(1994)
ホルヘ・グルンドマン(1961-):アダージョ(2005)
デイヴィッド・ジョンストーン(1959-):幻想曲と舞曲(1997)
B3クラシック三重奏団
ホアン・ボラス(Cl)
デイヴィッド・ジョンストーン(Vc)
ホアンホ・アルビニャナ(P)

録音:2007年7月24-25、29日、ラス・ロサス(スペイン)、
セザンヌ・プロダクション・スタジオ
カーンはドイツ、他は英国の作曲家。B3クラシック三重奏団はスペイン・バレンシア出身のボラス、アルビニャナと英国出身のジョンストーンにより1992年に結成。
WARNER MUSIC SPAIN
51442-82525(1CD)
【未案内旧譜】
室内楽の発見(Vol.2)〜クラリネット、チェロとピアノの為の音楽
アダルベルト・ギロヴェッツ(1763-1850):協奏的大三重奏曲Op.43
エミール・ハートマン(1836-1898):セレナードOp.24
パウル・ユオン(1872-1940):3つの小品Op.18 & 24
ローベルト・カーン(1865-1951):セレナードOp.73
B3クラシック三重奏団
[ホアン・ボラス(Cl)、
デイヴィッド・ジョンストーン(Vc)
ホアンホ・アルビニャナ(P)]

録音:2008年1月28-31日、ラス・ロサス(スペイン)、セザンヌ・プロダクション・スタジオ
ギロヴェッツはボヘミア出身(ウィーンで活躍)、ハートマンはデンマーク、ユオンはスイス系ロシア(ドイツで活躍)の作曲家。

露OLYMPIA
MKM-262(1CD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26*
4つのピアノ小品 Op.119+
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ボロディンSQ員*
 ミハイル・コペリマン(Vn) ドミートリー・シェバーリン(Va)
 ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)

録音:1983年7月8日トゥール音楽祭(フランス)。グランジュ・ド・メスレー・ライヴ*、1959年1月8日モスクワ・ライヴ、AAD+

*はPHILIPS盤と同一音源。
露OLYMPIA
MKM-266(1CD)
フォックストロット〜1930−1940年代のダンス音楽
リオ・リタ/マンドリンを弾く少女
ラ・クカラチャ/(全26曲)
さまざまな演奏者

ARSIS
ARSIS-4230(1CD)
ハイドン:三重奏曲&ディヴェルティメント集
6つのディヴェルティメント(フルート三重奏曲)Op.38 Hob.IV:6-11〜第2番ト長調 Hob.IV:7/第4番ト長調 Hob.IV:9/第5番イ長調 Hob.IV:10/第6番ニ長調 Hob.IV:11
4つのフルート三重奏曲「ロンドン・トリオ」Op.100 Hob.IV:1-4〜
第1番ハ長調 Hob.IV:1/第2番ト長調 Hob.IV:2/第3番ト長調 Hob.IV:3
エスティル・コンセルタント
[ヒロ・クロサキ(Vn)
マリサ・エスパルサ、
フェルナンダ・テイシェイラ(フラウト・トラヴェルソ)
ハルム・ヤン・シュヴィッタース(Vc) ]

録音:データ未詳
エスティル・コンセルタントは1998年にマリサ・エスパルサにより創設されたスペイン、バレンシアのピリオド楽器アンサンブル。バレンシア在住のヒロ・クロサキも参加しています。各フラウト・トラヴェルソ奏者の担当曲は今のところ不明です。

KLASSIC CAT
KC-1010(1CD)
パブロ・カザルス(1876-1973):室内楽作品集
弦楽四重奏曲ホ短調*
ヴァイオリン・ソナタ+
アラルトSQ*
ジュゼプ・クロメ(Vn)+
カティア・ミッチェル(P)+
*世界初録音とのことです。

ATS Records
ATSCD-0709(1CD)
キリング・アイーダ
フリップ・フィリップ編曲:ボレロ・ブーガルー
ロメオ・スウィング・ジュリア
メサイア・ボサ・ノヴァ
ゴスペル・オン・チューバ・ミルム
キリング・アイーダ
ロシアン・バード・メドレー
ウィーンSOジャズ・プロジェクト

録音:2009年10月23日−25日、ウィーン・コンツェルトハウス
ブーガルーにアレンジされた「ボレロ」にまず仰天。スウィングする「ロメジュリ」に、ボサ・アレンジの「メサイア」、ゴスペル・ワルツ風味の「モツレク」と強烈なナンバーが続き、アルバム・タイトルでもある「キリング・アイーダ」で絶頂を迎える。あの有名な凱旋行進曲のテーマで炸裂するホーン・セクションは必聴!ウィーンSOジャズ・プロジェクトは、ウィーン・トロンボーン四重奏団のメンバー、ワルター・フォーグルマイヤー、オトマール・ガイスヴィンクラー、ウィーン響の元首席トランペット奏者ハインリッヒ・ブルックナーなどウィーン楽壇のツワモノたちが集まった強力アンサンブル。ウィーン響メンバーによるクラシック=ジャズ。凄いデス!
ATS Records
ATSCD-0716(1CD)
サクソフォーア・プレイズ・モーツァルト
シェイク・シェイク・シェイク/夜
ピアノ協奏曲第21番ハ長調
40ルンバ/アヴェ・ヴェルム
ケーニギン・エルヴァハト/ソナタ#11
鳥刺し/ケルビーノのアリア
クラリネッテンムーゲル
フルート協奏曲/天使の歌
サクソフォーア
〔フローリアン・ブランベック(アルト&テナー&バリトン・サクソフォン)、
クラウス・ディックバウアー(アルト&バリトン・サクソフォン、クラリネット)、
クリスティアン・モーラー(ソプラノ&テナー・サクソフォン、クラリネット&バス・クラリネット)、
ヴォルフガング・プシュニク(アルト・サクソフォン&フルート)〕

録音:2009年9月
1991年に結成されたオーストリアのサクソフォン・クヮルテット、サクソフォーアのスパイスが効いたモーツァルト・アレンジ集!天才のモーツァルトの名作が、メンバーたちのアレンジよってサクソフォン四重奏ヴァージョン、ジャズ風のスタイルへと生まれ変わります。サクソフォン、クラリネット、フルートを駆使したジャジーなモーツァルト、これはアイディアの勝利!
ATS Records
ATSCD-0535(1CD)
クラウス・ゲジング&グラウコ・ヴェニエル・プレイズ・バッハ
バッハ:前奏曲ハ長調BWV.846
コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV.645
 無伴奏チェロ組曲第1番〜 メヌエット
 管弦楽組曲第3番〜アリア
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番〜サラバンド
 マタイ受難曲より
 管弦楽組曲第2番〜バディネリ
ケニー・ホイーラー:エブリバディーズ・ソング・バット・マイ・オウン
クラウス・ゲジング(ソプラノSax&バスCl)、
グラウコ・ヴェニエル(P)
ジャズのフィールドをメインに活躍するドイツ出身のリード・プレーヤー、クラウス・ゲジングが、ソプラノ・サクソフォンとバス・クラリネットの持ち替えで奏でるバッハ・アルバム。ゲジングのインプロを組み込んだ自由なソロ、デュオを組むイタリアのジャズ・ピアニスト、グラウコ・ヴェニエルのさり気なくも絶妙な伴奏がGood!

Ligia Digital
LIDI-0302227(1CD)
ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番
ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第2番
エリゼSQ
[クリストフ・ジョヴァニネッティ(第1Vn)、マルク・ヴィエイユフォン(第2(Vn)、クリストフ・ゴーゲヴァ、イーゴリ・キリチェンコ(Vc)]
ラフマニノフは生涯に2曲の弦楽四重奏曲を残しました。第1番は1889年、まだモスクワ音楽院在学中の16歳の時に師タネーエフからの課題として作曲されたもの。第2番は作曲家として本格的に羽ばたく前の1896年(23歳)の作品。憂いを含んだ悩ましげな情緒はまさにラフマニノフですが、2番の2楽章の鬱々とした暗い情念はかなりユニーク!もっと聴かれていい早熟の佳曲です。チャイコフスキーは有名な「アンダンテ・カンタービレ」を含む郷愁をそそる名曲。エリゼ弦楽四重奏団は、エヴィアン国際コンクールで大賞を獲得した二つのカルテット(アントン弦楽四重奏団とイザイ弦楽四重奏団)の元メンバーが1995年に結成。フランスとロシアという二つの個性の異なる流派のメンバーがお互いの長所を認め合いながら、これまでのカルテットには実現できなかった解釈に挑戦しているところがユニークです。このCDでは過度な情緒に溺れることのない「大人」の演奏を繰り広げています。 (Ki)

Onyx
ONYX-4081(2CD)
シューマン:弦楽四重奏曲集&ピアノ五重奏曲
弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.41-2
弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3
ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44*
グリンゴルツ・クヮルテット
〔イリヤ・グリンゴルツ(Vn)、アナヒット・クルティキャン(Vn)、シルヴィア・シモネスクヴァ、クラウディウス・ヘルマン(Vc)〕、ペーター・ラウル(P))*
2008年にドイツのシュロス・エルマウ(エルマウ城)で結成され、チューリッヒをベースとして活躍するグリンゴルツ・クヮルテット。グリンゴルツを筆頭に、チューリッヒ歌劇場管のソロ・チェロ奏者ヘルマンや、イタリアの銘器カミロ・カミリ(1733年頃)を手にするクルティキャン、バーゼル音楽院のヴィオラ科教授シモネスクなど、第一線で活躍を続ける名手たちが集う若き強力アンサンブルです。

オクタヴィア
OVCC-00088(1CD)
2001年10月26日発売
風花賛礼
高嶋圭子:トロンボーンとピアノのためのソナタ「風花賛礼」
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調(トロンボーン版)
アッペルモント:カラーズ
フェルヘルスト(佐藤誠一編):ア・ソング・フォー・ジャパン
吉川武典(Tb)、三輪郁(P)

録音:2011年3月9-11日、7月12日埼玉・秩父ミューズパーク
ロンボーン・クァルテット・ジパングのリーダーであり、NHK交響楽団で活躍する吉川武典の初のソロ・アルバムです。注目は現在世界のトロンボーン業界で話題の楽曲「ソング・フォー・ジャパン」を世界初収録です。オランダ発信の東日本大震災のチャリティーのために書かれたトロンボーンの為の曲で、専用サイトhttp://www.trombones.jp/では世界中のトッププレーヤーがリレーで演奏している映像を見ることが出来ます。楽譜もそのサイトでダウンロード可能で、世界中にその輪が広がり、トロンボーンのみならず世界の音楽家に広がっていっています。その音源が遂に初CD化となります。また、吉川武典のために書かれた高嶋圭子の「風花讃礼」も注目です。高嶋圭子曰く「人と人との間に吹く風が咲かせる花」を思い作曲されており、日本の美しい風景を思わす美しい楽曲です。さらにはトロンボーンで演奏は世界初収録のフランクのソナタ。学生たちはこぞって演奏する人気曲「カラーズ」(原曲はトロンボーンと吹奏楽)。吉川武典の表情豊かな演奏で、歌いあげます。このレコーディングの最終日に東日本大震災を受け、中断となりました。吉川武典が鎮魂のような祈りをこめるような渾身の演奏とっています。(オクタヴィア)

NMC
NMC-D139
バス・クラリネットとピアノのための音楽
ゲーリー・カーペンター:マーキング・タイム
ケネス・ヘスケス:ポイント・フォーム(カンディンスキーを見て)
ギャヴィン・ヒギンズ:3つの壊れたラヴ・ソング
エミリー・ハワード:仮面舞踏会/デヴィッド・ホーン:チャイム
パトリック・ヌン:プリズム/スティーヴン・プラット:ショート・スコアI〜IV
マーク・シンプソン:ラヴ(エスケープ)
マーク=アンソニー・タネジ:根源の歌
マーク・シンプソン(バスCl/Cl)、
イアン・バックル(P)

録音:2010年8月
イギリスの幅広い世代の作曲家によるクラリネットのための新作現代音楽。ジャズ、ロックの影響が濃厚なカーペンターのマーキング・タイム、ハワードのミニマル系の抒情的な仮面舞踏会、いまや巨匠となったポスト・パンク世代の代表マーク=アンソニー・タネジの根源の歌など全9曲。クラリネットで聴くイギリス発ポスト・パンク世代の現代音楽。

Velut Luna
CVLD-212(1CD)
トランペットとピアノの為の音楽
ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889):「ヴェニスの謝肉祭」による幻想曲と変奏曲
トマジ:三部作〔スケルツォ/ラルゴ/サルタレッロ〕
ウジェーヌ・ボザ:田舎風/アリア
ジャン・ペヌカン:演奏会用小品
ジョリヴェ:エール・ド・ブラヴール
サン・サーンス:幻想曲変ホ長調
ジャン・フランセ:ソナティネ〔前奏曲/サラバンド/ジグ〕
アルベルト・フルゴーニ(Tp)
イレーネ・フリーゴ(P)

録音:2011年4月2-3、5日、プレガンツィオル(イタリア、ヴェネト州トレヴィーゾ県)、マジステル・アレア・スタジオ
Velut Luna
CVLD-209(1CD)
クラリネット・アンサンブルの為の音楽
ガーシュウィン(ステファノ・ベルガミーニ編):「パリのアメリカ人」〜 ブルース
ピアソラ(ステファノ・ベルガミーニ編):リベルタンゴ
ピート・スウェルツ(ステファノ・ベルガミーニ編):シリム、クレズマー・ラプソディ
グリーグ(ジュリアーノ・フォルギエーリ編):組曲「ペール・ギュント」〔スールヴェイ[ソルヴェイグ]の歌/アニトラの踊り/朝
ペール・ギュントのセレナード/オーセの死/山の魔王の宮殿で〕
クラーク・マカリスター(1946-):In a Clearing〔行列(晩)/夜と夜明け〕
ファリャ(ジュリアーノ・フォルギエーリ編):「恋は魔術師」から 火祭りの踊り
バルトーク(1ステファノ・ベルガミーニ編):ルーマニア民俗舞曲集
アルフレッド・ジェイムズ・エリス/ジャコ・パストリアス
ステファノ・ベルガミーニ編曲:ザ・チキン
ヌビラリア・クラリネット・アンサンブル
ジュリアーノ・フォルギエーリ(Cl、E♭管Cl)
マウリツィオ・ロッシ、ジェンナロ・フォルミコーラ、アンドレア・ボンディオーリ、
ロレーナ・スカッケッティ、
クリスティアン・カルツォラーリ(Cl)
マウリツィオ・フィオリーニ(Cl、アルトCl)
アンドレア・ポンツィ(Cl、アルトCl、バスCl)
ステファノ・ベルガミーニ(バスクラリネット)

録音:2011年1月8-9日、プレガンツィオル、マジステル・アレア・スタジオ

Libra Classics
LCD-1014(1CD)
オーボエ・ソナタ集
ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ ヘ長調
サン=サーンス:オーボエ・ソナタOp.166
プーランク:オーボエ・ソナタ
ピストン:組曲
ルイエ:オーボエ・ソナタ ハ長調
ブリテン:2つの昆虫の小品
ヒンデミット:オーボエ・ソナタ
ブリンヤル・ホフ(Ob)、
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(P)、
カーレ・エルヌング(P)、
アンネ・エリーネ・リスナス(P)、
ロバート・レヴィン(P)、
ヴォルフガング・プラッゲ(P)
2003年に現役を引退したブリンヤル・ホフが1975年から1987年にかけたライヴ・リサイタルとスタジオ・レコーディングによるオーボエ・ソナタ集。

TROUBADISC
TRO-CD01428(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノを伴う室内楽作品集
ピアノ四重奏曲変イ長調(1822)*
チェロとピアノの為の奇想曲変イ長調(1829)+
チェロとピアノの為のソナタまたは幻想曲ト短調(1829?)+
ピアノ三重奏曲ニ短調Op.11#
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)
フリーデマン・クプサ(Vc)
セリーヌ・デュティイー(P)
ファニー・メンデルスゾーンSQ

録音:1988年5月20日*、1989年6月19日#、バイエルン放送(ドイツ)、スタジオ3(*/#)
2003年7月14日、ハイデルベルク(ドイツ)、クララ・ヴィーク・アウディトリウム+
*+は世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01426(1CD)
ヴァイオリンとチェロの為の二重奏作品集
コダーイ:二重奏曲Op.7(1914)
エリザベス・マコンキー(1907-1994):主題と変奏(1951)*
アナトール・ヴィエル(1926-1998):ソナタ(1984-1985)*
ディミトリ・ニコラウ(1946-2008):通りの音楽 第16番Op.210(2001)+
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)
フリーデマン・クプサ(Vc)

録音:2002年5、6月、ハイデルベルク(ドイツ)、クララ・ヴィーク・アウディトリウム
+は演奏者への献呈作品。*+は世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01423(1CD)
ヴァイオリンとチェロの為のソナタ&ソナティネ集
ラヴェル:ソナタ「クロード・ドビュッシーの記念に」(1920-1922)
ミヨー:ソナティネOp.324(1953)
オネゲル:ソナティネ(1932)
スカルコッタス:4つのデュエット(1947)
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)
フリーデマン・クプサ(Vc)

録音:2000年8月、ルートヴィヒスブルク(ドイツ)、バウアー・スタジオ
TROUBADISC
TRO-CD01418(1CD)
メロマニア女性作曲家の弦楽四重奏曲集
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:弦楽四重奏曲変ホ長調 から 第1楽章,第2楽章*(※)
エセル・スマイス(1858-1944):弦楽四重奏曲ホ短調(1902-1912)から 第4楽章+(※)
タイユフェール:弦楽四重奏曲(1919)#
ラッチェンス(1906-1987):弦楽四重奏曲第6番Op.25(1952)**(※)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏曲第6番(1959/1960)から 第2楽章,第3楽章++(※)
ディネスク(1953-):弦楽四重奏曲第1番「Terra Lonhdana」(1984)##
グロリア・コーツ(1938-):弦楽四重奏曲第3番(1975)##(※)
ファニー・メンデルスゾーンSQ
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
ソニヤ・ラート(第2ヴァイオリン**)モニカ・ベルク(第2ヴァイオリン##)
ペーター・ホフマン(第2ヴァイオリン+)
ヴェーラ・トロイマン=イェストル(第2ヴァイオリン++)
シルヴィー・バッハフーバー(第2ヴァイオリン(*/#))
フローラ・スティール(ヴィオラ**)ダニエラ・プレチャッハー(ヴィオラ##)
エヴァ・ヴァーグナー(ヴィオラ+)デイヴィッド・カン(ヴィオラ(*/#/++/))
フリーデマン・クプサ(Vc)

録音:1987年11月**、1988年5月##、1990年8月+、1991年11月++、
ミュンヘン(ドイツ)、バイエルン放送スタジオ3(+/**/++/##)
1992年12月#、1994年1月*、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ(*/#)
スマイスとラッチェンスは英国、ディネスクはルーマニア、コーツは合衆国の作曲家。(※)は世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01415(1CD)
レーガー:ピアノを伴う室内楽作品集 Vol.3
ピアノ四重奏曲ニ短調Op.113(1910)
ピアノ四重奏曲イ短調Op.133(1914)
ファニー・メンデルスゾーンSQ員
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)
ケルヴィン・ホーソーン(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc)
ヴォルフラム・ローレンツェン(P)

録音:1998年2月15-16日、6月28-29日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
TROUBADISC
TRO-CD01414(1CD)
レーガー:ピアノを伴う室内楽作品集 Vol.2
ピアノ五重奏曲ハ短調Op.64(1903)*
ピアノ三重奏曲ホ短調Op.102(1908)
ファニー・メンデルスゾーンSQ
レナーテ・エッゲブレヒト(第1Vn)
中川絵里(第2Vn)*
ケルヴィン・ホーソーン(Va)*
フリーデマン・クプサ(Vc)
ヴォルフラム・ローレンツェン(P)

録音:1997年3月26-27日、7月7-8日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
TROUBADISC
TRO-CD01413(1CD)
レーガー:ピアノを伴う室内楽作品集 Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調Op.72*
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.139+
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)
ヴォルフラム・ローレンツェン(P)*
ジークフリート・マウザー(P)+

録音:1996年11月24-27日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
TROUBADISC
TRO-CD01412(1CD)
アーサー・ブリス:弦楽四重奏曲第1番変ロ長調(1941)
弦楽四重奏曲第2番ヘ短調(1950)
ファニー・メンデルスゾーンSQ
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
マリオ・コルニッチ(Vn2)
シュテファン・ベルク(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc)

録音:1995年7月23-24日、1996年2月4-5日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
TROUBADISC
TRO-CD01411(1CD)
ミヨー:初期弦楽四重奏&声楽作品集 Vol.3
ポール・クローデルの4つの詩Op.26*
ペトログラードの夜Op.55*
レオ・ラティルの日記からの詩Op.73*
弦楽四重奏曲第6番Op.77+
弦楽四重奏曲第7番Op.87+
弦楽四重奏曲第8番Op.121+
マールテン・コーニングスベルガー(Br)*
ルドルフ・ヤンセン(P)*
ファニー・メンデルスゾーンSQ
[ レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
マリオ・コルニッチ(Vn2)
シュテファン・ベルク(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc) ]

録音:1995年11月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
+は世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01410(1CD)
ミヨー:初期弦楽四重奏&声楽作品集 Vol.2
弦楽四重奏曲第3番Op.32(ソプラノを伴う;1916)(*/+)
弦楽四重奏曲第4番Op.46(1918)+
農機具(声と7つの楽器の為の6つの牧歌)Op.59(1919)(*/#)(※)
花のカタログ農機具(声と7つの楽器の為の7つの歌)Op.60(1920)(*/#)(※)
弦楽四重奏曲第5番Op.64(1920)+(※)
ウルリケ・ゾンターク(S)*
ファニー・メンデルスゾーンSQ+
[レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
マリオ・コルニッチ(Vn2)
シュテファン・ベルク(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc)]
イルメーラ・ノッテ(Fl)#
デボラ・マーシャル(Cl)#
ミヒャエル・ヴァイゲル(Fg)#
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)#
シュテファン・ベルク(Va)#
フリーデマン・クプサ(Vc)#
アルパド・ジェルジ(Cb)#
リンダ・ホロヴィツ(指)#

録音:1995年1月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
(※)は世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01409(1CD)
ミヨー:初期弦楽四重奏&声楽作品集 Vol.1
弦楽四重奏曲第1番Op.5*
弦楽四重奏曲第2番Op.16*
レオ・ラティルの詩による4つの歌Op.20+
ジャン・コクトーの詩による3つの歌Op.59+
ファニー・メンデルスゾーンSQ*
[レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
マリオ・コルニッチ(Vn2)
シュテファン・ベルク(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc)]
ウルリケ・ゾンターク(S)+
ルドルフ・ヤンセン(P)+

録音:1994年9月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
TROUBADISC
TRO-CD01408(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:室内楽作品集
ピアノ四重奏曲変イ長調(1822)*
弦楽四重奏曲変ホ長調(1834)+
ピアノ三重奏曲ニ短調Op.11#
シュテファン・ミキシュ(P(*/#))
ファニー・メンデルスゾーンSQ
[レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
シルヴィー・バッハフーバー(Vn2)+
デイヴィッド・カン(ヴィオラ(*/+))
フリーデマン・クプサ(Vc)


録音:1994年、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
+は世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01407(1CD)
ナディア・ブーランジェ:歌曲&室内楽作品集
5つの歌(1909)*
新たなる人生へ(ピアノの為の;1909)
明るい時間(8つの歌曲;1909)*
7つの歌(1915/1922)*
チェロとピアノの為の3つの小品(1913)+
メリダ・パウルセン(Ms)*
フリーデマン・クプサ(Vc)+
アンゲラ・ガッセンフーバー(P)

録音:1993年4月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
+以外は世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01406(1CD)
タイユフェール:弦楽器、管楽器とピアノの為の室内楽作品集
映像(8つの楽器の為の;1918)*
弦楽四重奏曲(1919)+
ヴァイオリン・ソナタ第1番(1921)#
無伴奏クラリネットの為のソナタ(1957)**
アラベスク(クラリネットとピアノの為の;1972/1973)++
ヴァイオリン・ソナタ第2番(1948頃)#
フォルラーヌ(フルートとピアノの為の;1972)##
ピアノ三重奏曲(1978)(***)
ウルリケ・ジーバー(Fl)*
デボラ・マーシャル(クラリネット(*/**/++))
ハイコ・シュターレンドルフ(チェレスタ*)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン(#/***))
フリーデマン・クプサ(Vc)***
アンゲラ・ガッセンフーバー(ピアノ(*/#/++/##/***)
ファニー・メンデルスゾーンSQ(*/+)
[レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
シルヴィー・バッハフーバー(Vn2)
デイヴィッド・カン(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc)]
ヴォルフラム・ブーヘンベルク(指)*

録音:1992年12月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ
*はレーベルのウェブサイトで世界初録音と表記されています。
TROUBADISC
TRO-CD01404(1CD)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏曲集
第4番(1950)/第6番(1959-1960)
第7番(1965)
ファニー・メンデルスゾーンSQ
[レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
ヴェーラ・トロイマン=イェスティ(Vn2)
デイヴィッド・カン(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc)]

録音:1991年11月1、19日、12月21-22日、ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ3
本体・外装の規格番号表示は「TRO-CD04」となっております。
TROUBADISC
TRO-CD01403(2CD)
エセル・スマイス(1858-1944):室内楽作品集Vol.1 & 2
ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.7*
弦楽五重奏曲ホ長調Op.1(+/#)
ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.5*
弦楽四重奏曲ホ短調(1902/1912)+
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)*
セリーヌ・デュティイー(P)*
ファニー・メンデルスゾーンSQ+
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn1)
ペーター・ホフマン(Vn2)
エヴァ・ヴァーグナー(Va)
フリーデマン・クプサ(Vc)
ヨハンナ・ファルナー(第1Vc)#

録音:1990年8月6-7、13-14日、11月1、12-13日、ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ3
世界初録音と表記されています。本体・外装の規格番号表示は「TRO-CD03」となっております。

Sedem
SEDEMCD-27(1CD)
ホセ・パロミノ(1755-1810):2つのヴィオラを伴う6つの弦楽五重奏曲(1780)から
第1番/第2番/第3番
オルナティSQ
[セルヒオ・マレロ(Vn)、
アドリアン・マレロ(Vn)
アドリアナ・イリエバ(Va)
カルロス・リベロ(Vc)
ホセ・アルバルド(Va) ]

録音:2010年6月、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアPO本部
モーツァルトより一年早く生まれ、ボッケリーニやハイドンの同時代人でもあるホセ・パロミノ。現在では知られざる存在と言えますが、18世紀後半のスペイン音楽において最も注目すべき作曲家の一人とされています。マドリードに生まれ、父フランシスコ・マリアノ・パロミノにヴァイオリンを、アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787)に作曲を師事、15歳の若さで王宮礼拝堂楽団の第1ヴァイオリン奏者となりました。パロミノの弦楽五重奏曲は当時のヨーロッパの室内楽においても最高水準にあり、ハイドン、モーツァルト、ボッケリーニの同編成の作品との比較には非常に興味深いものがあります。

ミッテンヴァルト
MTWD-99048(1CD)
税込定価
藤川真弓/ヴァイオリン・リサイタル
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.120-1(原曲:クラリネット・ソナタ)
バッハ:シャコンヌ(無伴奏パルティータ第2番BWV.1004より)
ショーソン:詩曲
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(セーケイ編)
(以下アンコール)
エルガー:ヴィレライ/気まぐれな女
藤川真弓(Vn)
オリヴァー・マークソン(P)

録音:2009年11月26日、紀尾井ホール・ライヴ
1970年国際ヴュータン・コンクール優勝、同年チャイコフスキー国際コンクール第2位でセンセーションを巻き起こして以来、世紀を超えてヴァイオリン演奏の真髄を継承、日本を代表するヴァイオリニスト、藤川真弓が息子オリヴァー・マークソンと共演したライヴ第2弾です。ブラームスのソナタは元々クラリネット・ソナタ第1番でヴィオラでもしばしば演奏される作品ですが、これは作曲家による完全5度高く移調されたヴァージョンです。藤川はクラリネット・ソナタ第2番が原曲のソナタも録音しています(MTWD99017/18)。名曲「シャコンヌ」ですが、藤川はいつもバッハを練習してはいたものの、演奏会で弾いたことはなく、これが初めての公開演奏だったそうです。

Blue Serge-EGEA
BLS-015(1CD)
フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番、
弦楽四重奏曲第2番「カンパニー」、
弦楽四重奏曲第3番「ミシマ」、
弦楽四重奏曲第4番「バクザック」、
弦楽四重奏曲第5番
パウル・クレーSQ
【アレッサンドロ・ファジョーリ(Vn)
ステファノ・アントネッロ(Vn)
アンドレア・アメンドラ(Va)
ルカ・パッカネーラ(Vc)】

録音:2008年アーバン・レコード・スタジオ、トリエステ
パウル・クレー弦楽四重奏団によるフィリップ・グラスの弦楽四重奏全集。緊迫感と不安感を煽る第1番、エキゾチックな雰囲気漂う第2番、映画音楽「ミシマ」を題材とした第3番、磨き抜かれた音形を追求した第4番、感傷的な旋律と独特の立体感で聴かせる第5番。パウル・クレー弦楽四重奏団の研ぎ澄まされた音がミニマル・ミュージックの魅力を十分に伝えています。 (Ki)
Blue Serge-EGEA
BLS-023(1CD)
ウーゴ・アメンドーラ(1917-1995):作品集1939-1987
弦楽四重奏曲(1947)、
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1939)、
チェロとピアノのための幻想曲(1981)、
ピアノ・ソナタ(1987)*
パウル・クレーSQ
【アレッサンドロ・ファジョーリ(Vn)
ステファノ・アントネッロ(Vn)
アンドレア・アメンドラ(Va)
ルカ・パッカネーラ(Vc)】
アレッシア・トッファニン(P)
イゴール・コニョラート(P)*

録音:2005年10月2日
イタリア、ベネチア出身の作曲家、ピアニストのウーゴ・アメンドーラの作品集。アメンドーラ30歳の時の作品「弦楽四重奏曲」は4つの楽章からなり、リズミカルな対照的要素を持った、抒情的な作品です。またラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」へのオマージュとして作曲された「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」、半音階を駆使した彼の円熟期の作品「チェロとピアノのための幻想曲」、そして彼が最も得意とする「ピアノ・ソナタ」など彼の作曲経歴を網羅したアルバムです。 (Ki)

Sono Luminus
DSL-92135(1CD)
静かな都会
コープランド:静かな都会(C.ベレロシュ編)
レオ・オーンスタイン(1892-2002):バラード
ロバート・リヴィングストン・オールドリッジ(1954-):サウンドムーヴィーブルース
ウォルター・S・ハートレー(1927-):抒情組曲
ローソン・ランド(1935-):サクソフォン・ソナタ「アルパイン」Op.37
シーモア・バラブ(1921-)トランペット,アルト・サクソフォンとピアノのための組曲
ミッチェル・クリーグラー(クラリネット&バス・クラリネット)
ポール・コーエン(アルト・サクソフォン、テナー・サクソフォン、ソプラノ・サクソフォン)
リチャード・オールドン・クラーク(Va)
ルイ・アンダーソン(P)
ドナルド・バッチェルダー(Tp)
クリストファー・ベレロシュ(アルト・サクソフォン)
アリソン・ブリュースター・フランツェッティ(P)
サックス奏者、クリストファー・ベレロシュによる意欲的なアルバムです。タイトルの「静かな都会」は、アーウィン・ショーの劇へ付けられた音楽で、原曲は管弦楽とホルンとトランペットのために書かれたものです。ベレロシュは、この曲の未発表スコアを入手し、新たな編成で再構築しました。よりスタイリッシュでモダンな作品として世に問います。他にも近現代アメリカの作曲家たちによる珍しい作品を収録。おしゃれな夜に贈りたい極上の1枚です。
Sono Luminus
DSL-92136(1CD)
ロシアのヴィオラ・ソナタ集
バルバラ・ガイジェローヴァ(1903-1944):ヴィオラとピアノのための組曲 Op.8
アレクサンダー・ウィンクラー(1865-1935):2つの小品 Op.31
パウル・ユオン(1872-1940):ヴィオラ・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.15
アレクサンダー・ウィンクラー:ヴィオラ・ソナタ Op.10
エリーシャ・ネルソン(Va)
グレン・イナンガ(P)

録音:2010年12月27-30日 ヴァージニア エアシャー・ファーム
グラミー賞にノミネートされた注目のヴィオラ奏者、ネルソンによる珍しいロシアのヴィオラ作品集です。20世紀ソヴィエトの重要な女性作曲家、ガイジェローヴァはモスクワ音楽院を卒業した後、カトワールとミヤスコフスキの下で学んだ人です。暗さと情熱を秘めたロマン派風の音楽の中に、モダンな響きも感じさせる味わいある音楽です。他に「ロシアのブラームス」として知られるパウル・ユオン、グラズノフやリャードフらと同時代に活躍し、プロコフィエフの教師としても知られるウィンクラーの作品が2曲収録されています。ウィンクラーのヴィオラ・ソナタの第3楽章は変奏曲となっていて、憂愁あふれる主題が変幻自在に装飾されていくという、心踊る作品です。

DHM
DHM-88697959572(1CD)
C.P.E.バッハ:フルート四重奏曲Wq.93-95
フルート・ソナタ.ト長調Wq.133
レザデュー
[アンドレアス・シュタイアー(fp)
ウィルバート・ハーゼルゼット(Fl)
ハーヨ・ベース(Va)]

GALLO
GALLO-1273(1CD)
パン・フルートによる小品集
ピアソラ:プレパレンセ
 来たるべきもの
 アディオス・ノニーノ/忘却
 ボリング:フルートとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲〜バロック&ブルー
 アイルランドの女/ミスティーク
イベール:間奏曲
アルベニス:スペイン組曲Op.47〜「セビーリャ」
グラナドス:スペイン舞曲集〜「祈り」
バルトーク:ルーマニア民族舞曲Sz.56
ルーマニア、ジプシー伝統音楽
ミシェル・ティラボスコ・トリオ
【ミシェル・ティラボスコ(パン・フルート)、
フランク・コテ=デュモーラン(Cb)、ジャン=マリー・ルブー(P)】

録音:2005年6月11,12日、ジュネーヴ
GALLO-が誇るパン・フルート奏者、ミシェル・ティラボスコとフランク・コテ=デュモーラン(コントラバス)、ジャン=マリー・ルブー(ピアノ)演奏による小品集。バルトークやピアソラの作品からクロード・ボリングによるフルートとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲など、ジャズ・テイストをまじえた興味深い作品が揃いました。耳馴染みの深いルーマニア民族舞曲ではコンドラバスが加わり曲の雰囲気を変えることなく新しい音色を作りだしております。これぞティラボスコでのみなせる妙技!パン・フルートの可能性を広げる画期的な1枚です。 (Ki)

Dynamic
DM-8022(1CD)
《デリーツィエ・ムジカーリ》
プレイエル:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲Op.16−5
ピアノ三重奏曲Op.16−1
グラン・トリオOp.29
ヨアヒム三重奏団
[マッシモ・パルンボ(P)、
スエラ・ムッライ(Vn)、
サラ・アイロルディ(Vc)]

録音:1998年5月、ジェノヴァ
旧S2017の再発。イグナツ・プレイエルはオーストリア出身の作曲家(1757−1831)。後にパリに移り、楽譜、楽器製造業として成功、現在のプレイエル社の源流となります。このCDに収録されているのはピアノ三重奏曲。ベートーヴェンと同様ハイドンに学んだプレイエルですが、ほのかにロマン派の音楽に向かっている香りが楽しめます。 (Ki)

Acte Prealable
AP-0243(1CD)
コシェフスキ、シェリゴフスキ、パヌフニク:ピアノ三重奏曲集
アンジェイ・コシェフスキ(1922-):ピアノ三重奏曲(1950)
タデウシュ・シェリゴフスキ(1899-1963):ピアノ三重奏曲(1956)
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):ピアノ三重奏曲(1936)
ポズナン・ピアノ三重奏団
ラウラ・ソボレフスカ(P)
アンナ・ジューコフスカ(Vn)
ダグニ・チャルネツカ(Vc)

録音:2009年10月25-28日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1
世界初録音と表記されています。
Acte Prealable
AP-0245(1CD)
ポーランドのポズナンで活躍する作曲家たちのフルートの為の新作集
バルバラ・カシュバ(1983-):Geysir
マリア・チフィクリンスカ:ポーランド民謡による2つのフルートの為の変奏曲*
アルトゥル・クロシェル:トラヴァース・モデュレーション*
ヤヌシュ・スタルミェルスキ(1959-):三人の羊飼い(*/+)
エヴァ・ムラフスカ(Fl)
アウスヒルドゥル・ハラルズドウッティル(Fl)*
グルー・サンヴィーク(Fl)+

録音:2011年2月15-16日、ポズナン(ポーランド)、アウラ・ノヴァ
世界初録音と表記されています。
Acte Prealable
AP-0249(1CD)
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):ヴァイオリンとピアノの為の作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ長調Op.37(1911)
ロマンスOp.20(1919)
アウグスト・ヴィルヘルミ編:メロディ(Op.1-1;1888/1889)
 ルフレート・カイザー編:オバド(Op.8-3;1891)
イレナ・カリノフスカ=グロフス(Vn)
バルバラ・パクラ(P)

録音:2011年2月25-26日、3月5日、カトヴィツェ国立音楽学校
ストヨフスキはクラクフでパデレフスキらに、パリ音楽院でドリーブ、デュボワらに師事したポーランドの作曲家・ピアニストで、1905年にニューヨークに移住、以後この都市を拠点に合衆国で活躍しました。近年再評価の動きが著しく、ヴァイオリン協奏曲を収めたCD(AP-0221)は当レーベルのベストセラーの一つとなっています。世界初録音と表記されています。

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A9997(1CD)
チャイコフスキー:「四季」(A.ゲディケ編ピアノ三重奏曲版)
アレンスキー:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.32(第1番)
アレンスキー三重奏団
【イリヤ・イオフ(Vn)、アレクセイ・マッサルスキー(Vc)、イーゴリ・ウリヤシュ(P)】
録音:2010年12月、DDD
チャイコフスキーのピアノ小品集《四季》はガウクの管弦楽版を始めとし、室内楽版など様々な版があるようですが、これはトランペット協奏曲などでお馴染のロシアの作曲家ゲディケの編曲によるピアノ三重奏版。しっとりとした味わいは秋から冬にかけての夕暮れに聴くのにちょうどよいでしょう。ダヴィドフ追悼のために書かれたアレンスキーの代表作「ピアノ三重奏曲第1番」はロシアの哀愁あふれる傑作。秋の季節にぴったりのカップリングです。

THE MASTERCLASS MEDIA FOUNDATION
MMF3-038(DVD)
エマニュエル・パユ/マスタークラス
シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲
ジョルジュ・ユー:ファンタジー
ピエール・サンカン:フルートとピアノのためのソナチネ
英国王立音楽院フルートマスタークラス2011年4月

NTSC/音声:ステレオ
リージョン:All/140mm
マスタークラス・メディア・ファンディションは、イギリスの主要な音楽大学、音楽ホール、音楽祭などと共同で、現在活躍する一流音楽家たちのマスタークラスを行っている、非営利団体です。マスタークラス、サマースクールやセミナーの記録映像を撮り、現代最高の音楽家たちの重要な証言を残すことを目的としています。また将来期待の若手演奏家の真剣なレッスン風景にも注目です。音楽学習者はもちろん、音楽ファンにとっても興味深い内容となっています。今回新たに追加される3タイトルの映像は、スティーヴン・コヴァセヴィッチによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番とトーマス・クヴァストホフによるシューベルトの歌曲。そしてマスタークラス・メディア・ファンディションが長年オファーして実現した世界的フルーティスト、エマニュエル・パユのマスタークラス映像です。ベルリン・フィルの首席フルーティストであり、ソロ活動も行う多忙なパユがレーベルの趣旨に賛同し実現したもの。英国王立音楽院で行われたマスタークラスは、フルートの重要なレパートリーを3人の生徒に指導しています。シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲は、シューベルトの代表作「美しき水車小屋の娘」より「しぼめる花」の旋律を主題として、自身がフルートとピアノ用の変奏曲を作曲したもの。シューベルトらしい美しい旋律を楽しみつつ、フルートの超絶技巧が駆使された作品。ジョルジュ・ユー:ファンタジーとピエール・サンカンのソナチネはパリ音楽院の卒業試験課題曲として作曲され、現在でもフルート奏者には重要なレパートリーとして親しまれています。 (Ki)

ANACRUSI
AC-068(1CD)
【未案内旧譜】
スペイン・ロマン派のクラリネット音楽(Vol.1)
クラリネットとピアノの為の19世紀の作品集
クリストバル・オウドリド(1825-1877):スビサの粉屋(1870)
イラリオン・エスラバ(1807-1878):アンダンテとアレグロ(1844頃)
ラモン・カルニセル(1789-1855):幻想曲(1849)
ペドロ・スレ[ソレル](1810-1850):アリア変奏曲第1番(1840頃)
アントニオ・ロメロ(1815-1886):オリジナル独奏曲第1番(1856)
 幻想曲(1839)
 華麗な独奏曲(1878)
バルトロメ・ペレス・カサス(1873-1956):独奏曲第1番(1897)*
ペドロ・ルビオ(Cl)
アナ・ベナビデス(P)

録音:2007年7月2-4日、ジャフレ・デ・テ(スペイン、ジロナ県)、
 アナクルジ・スタジオ・ラウディトリウム
Vol.2はBASSUSEDICIONESレーベルから発売されております。(次項でご案内。)録音データとしては記載されておりませんが、*は前項「バルトロメ・ペレス・カサス:クラリネットとピアノの為の作品集」の収録曲と同テイクである可能性がございます。あらかじめご了承ください。

BASSUS EDICIONES
BED-001(1CD)
【未案内旧譜】
スペイン・ロマン派のクラリネット音楽Vol.2
クラリネットとピアノの為の19世紀の作品集

エミリオ・アリエタ(1821-1894):アリア(1859)
フランシシコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):4つの小品(1863)
パスクアル・ラマヨン(?-?):悲歌Op.18(A管クラリネットの為の;1864)
カミロ・マホン(1797-?):アダージョ(1823)
ホアキン・バルベルデ(1846-1910):クラリネット独奏曲(1874)
ミゲル・ウィルツ(?-?):クラリネット練習曲(1808頃)
アントニオ・ロメロ(1815-1886):8つの練習曲(1845)
エンリケ・カルビスト(?-1897):15の練習曲(1880)
ペドロ・ルビオ(Cl)
アナ・ベナビデス(P)

録音:2008年8月1-3日、ジャフレ・デ・テ(スペイン、ジロナ県)、
 アナクルジ・スタジオ・ラウディトリウム
Vol.1はANACRUSIレーベルから発売されております。(前項でご案内。)

Sacconi Records
SACC-104(1CD)
チェコの弦楽四重奏曲集
スーク:聖ヴァーツラフの主題による瞑想曲Op.35a
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96「アメリカ」
サッコーニSQ

録音:2010年11月
サッコーニSQは、2001年にイギリスの王立音楽大学で結成され、2005年トロンハイム国際弦楽四重奏コンクール第1位、2006年ロンドン国際弦楽四重奏コンクール第2位の受賞、自主レーベルの設立など絶好調をキープするイギリスの若きアンサンブル。情熱的なサウンド、解放されたボヘミアの民族的なカラーが特徴的な演奏。今後が楽しみなアンサンブルです。


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