湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Classical Record
(ロシア)


VISTA VERAのディレクターと務めたユーリ・ディデンコと
マリア・マリシナが2002年に創設したレーベル。
特にラフマニノフの良質な復刻は、このレーベルの
トレードマック。名匠フェドトフの音源や、才能豊かな
新人の演奏も印象的です。


1CD=(税込)


※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏家
CR-001
ラフマニノフの芸術 Vol.6
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ イ長調D.574(*)、
シューベルト(リスト編):さすらい、
シューベルト:即興曲 イ長調Op.90-4、
シューベルト(ラフマニノフ編):どこへ?、
メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):真夏の夜の夢〜スケルツォ、
メンデルスゾーン:春の歌、
ショパン(リスト編):乙女の願い、
J.シュトラウス(タウジヒ編):人はただ一度生きる、
シューマン:謝肉祭
フリッツ・クライスラー(Vn)*、
セルゲイ・ラフマニノフ(P)

録音:1925年-1942年のSP復刻
CR-002
ラフマニノフの芸術 Vol.2
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、交響曲第3番*
セルゲイ・ラフマニノフ(P)(指)*、
ユージン・オーマンディ(指)
フィラディルフィアO

録音:1939年&1940年、1940年*
CR-003
ブラームス:幻想曲集、
リスト:ピアノ・ソナタロ短調、
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番
セルゲイ・クズネツォフ(P)
CR-004
シューマン:アラベスク*、謝肉祭、
夕べに、クライスレリアーナ*
ヴラジーミル・ソフロニツキー(P)

録音:1952年*、1959年
CR-005
ピアソラ(V.ニコラーエフ編):リベルタンゴ、
ハイドン:ピアノ三重奏曲第25番〜終楽章、
ヘンデル(ハルヴォルセン編):パッサカリア(Vn&Vc))、
クライスラー:愛の悲しみ、
アルベニス(ゴドフスキー編):ピアノのためのタンゴ、
ピアソラ:グラン・タンゴ(ロストロポーヴィチに献呈)、
ガーシュウィン(ジゥベンコ編):マイ・ラヴ(ヴァイオリンとピアノのための)、
I.フロロフ:ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による演奏会用幻想曲、
ジョップリン(V.ニコラーエフ編):Peachenine Rag
DARトリオ
[ドミトリー・クリモフ(P)、アレクサンドル・カラシコフ(Vn)、ルスタム・コマクコフ(Vc)]
CR-006
ラフマニノフの芸術 Vol.7
ラフマニノフ:幻想的小曲集Op.3〜前奏曲Op.3-2,3,4、
 ピアノ協奏曲第1番#、ピアノ協奏曲第4番 、
 ヴォカリーズ*
セルゲイ・ラフマニノフ(P,指*)、
ユージン・オーマンディ(指)*、
フィラデルフィアO

録音:1922年〜1940年
CR-007(2CD)
ショパン:夜想曲集(20曲) ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
ヴォスクレセンスキーはオボーリン門下で、わずか33歳にして名誉芸術家の称号も得ています。
CR-008
リスト:ピアノ・ソナタロ短調、
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:2001年(デジタル)
特にリストが絶品!冒頭で叩きつけられる轟音は垂直に脳天直下!それでいながら音は割れず、貴族的なニュアンスに溢れ、絶妙なペダリングと共に、音として鳴り切っているのにまず唖然とさせられます。5:54からのリリカルな弱音にも皮相な雰囲気が入り込む余地など無く、深い祈りの音楽として着実に響きます。彼の破格の技巧が極限に上り詰めるのが19:18から主題が回帰して以降の急速モード!21:30以降の激烈な打鍵の応酬を目の当たりにすると、演奏家とは音楽性のみならず、かくも殺人的な運動能力が必要なものなのかと、改めてリストが遺した遺産の凄さにも圧倒されることになります。コーダの低音部でうごめくハーモニーの揺らめきの完璧な表出も驚異です!ピンと張り詰めた弱音と、神々しい轟音を同時に味わえる贅沢な一枚です。
シューマンでは、彼が、タッチにおいても精神面においても自分を厳しく律していることをひしひしと感じさせ、一見とりとめのないこの小品の集まりが、これほど強固に連動しあっている例に今まで出会った記憶がありません。各曲の表情が濃密であるだけでなく、それらの表情が全体の最後に低音のハ音が12回鳴らされるまでの伏線であることに気付くと、最後の余情も更に倍増されます。第3曲のリズムの変化に完全に対応しようとする厳格さ、「単純に」と題された第4曲の全く取りこぼしのないニュアンス配分など、聴き逃せないニュアンスばかりですが、どうか全体を貫く強靭なメッセージを体全体で受け止めてみてください。録音も見事!
  【湧々堂】
CR-009
ラフマニノフ:交響曲第2番、
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
パヴェル・ソロキン(指)
モスクワ放送SO

※デジタル録音
ソロキンは、モスクワ音楽院でユーリ・シモノフ等に師事。パリ音楽院でも学び、1989年にはタングルウッドでバーンスタインや小澤征爾の指導も受けました。1994年以降は、ボリショイ劇場を中心に活躍。このラフマニノフは、正にロシア流儀そのもののダイナミックな演奏で、濃厚に匂い立つロマンも大いに魅力。この曲のファンは必聴です!  【湧々堂】
CR-010
ラフマニノフの芸術 Vol.1
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 *、
交響詩「死の島」#、
パガニーニの主題による狂詩曲
セルゲイ・ラフマニノフ(P)(指)#、
レオポルド・ストコフスキー(指)
フィラデルフィアO

録音:1929年*#、1934年
CR-011
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、
ブラームス:3つの間奏曲Op.117、
 パガニーニの主題による変奏曲
ユーリ・ディデンコ(P)

※デジタル録音
このレーベルを立ち上げたディデンコは、1966年ウクライナ生まれ。モスクワ音楽院では、ムンドヤンツやメルジャーノフ門下のピアニストでもあもあります。現在は同校で後進の指導にも当たっています。  【湧々堂】
CR-012
マルチェッロ:協奏曲 ニ短調、
ソナタ.ニ短調/ト短調/ハ短調/ト長調、
ヴィヴァルディ:ソナタホ短調/イ短調
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)、
アレクセイ・シミトフ(Org)
ザゴリンスキーは1962年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院で学び、1991年から2000年までモスクワ・アカデミック響のチェロ主席、200年からはモスクワ室内管の主席を務めています。
CR-013
スカルラッティ:ソナタ(5曲)、
シューベルト:即興曲変ロ長調op.142-3、
ショパン:練習曲変ト長調op.10-5、
ラヴェル:「夜のガスパール」〜スカルボ、
ラフマニノフ:絵画的練習曲ニ長調op.39-9、
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番
イリーナ・ボグダノワ(P)
ベテランのみならず、このレーベルの若手の演奏は、私が聴いた限り一つとして凡演がないのですが、そんな中でも特に声を大にしてお勧めしたい逸品がこれ!ボグダノワは1982年、ロシア生まれ。モスクワ音楽院中央学校でムンドヤンツ、ゴルノスターエワ、ドレンスキーに師事。師のゴルノスタエーワはもちろんのこと、アルゲリッチやバシュメット等も絶賛しているのも頷ける、超一級の芸術性の持ち主です。まず驚くのは、収録曲でも分かるとおりレパートリーが広い上に、各曲のスタイルに応じて、別人のようにテンペラメントの込め方やタッチがを変幻自在なこと!  【湧々堂】
CR-014
スクリャービン:前奏曲集(16曲)、
詩曲(10曲)、2つの舞曲Op.73、
2つの詩曲Op.71、たよりなさOp.51-1、
アルバムの綴りOp.45-1、ピアノ・ソナタ第4番、
悲劇的な詩Op.34、ワルツOp.38、練習曲Op.8
ヴラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1960年1月8日、1960年5月13日モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
CR-015
ブラームス:クラリネット三重奏曲op. 114、
ブルッフ:クラリネット,チェロとピアノのための8小品Op.83
オーパス11三重奏団
「ゴロホリンスキー(Cl)、
ウトキン(Vc)、M.ゴロホリンスキー(P)]
CR-016
ラフマニノフ:チェロ・ソナタop. 19、
チェロとピアノのための2つの小品op. 2
ウトキン(Vc)、
マリーナ・ゴロホリンスキー(P)
CR-017
ラフマニノフの芸術 Vol.4(ショパン作品)
バラード第3番、スケルツォ第3番、夜想曲Op.9-3、
マズルカOp.68-2、夜想曲Op.15-2、ワルツOp.18、
ワルツOp.34-3、ワルツOp.42、マズルカOp.68-2、
ワルツOp.64-1、ワルツOp.64-2、ワルツOp.64-3、
ワルツOp.70-1、ワルツ遺作、ワルツOp.69-2、
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35
セルゲイ・ラフマニノフ(P)

録音:1919年〜1935年
CR-018
ロシア民謡・歌曲集
ダルゴムイシスキー、ラフマニノフ、
ムソルグスキー、ボイト
フョードル・シャリアピン(Bs)、
セルゲイ・ラフマニノフ(P)、
ストコフスキー(指)フィラデルフィアO
CR-019
テレマン:チェロ協奏組曲、
ワーゲンザイル:チェロ協奏曲イ長調、
タラカノフ:チェロ協奏曲(1999)
ウトキン(Vc)、
ブラホフ(指)室内管
CR-020
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1・2番、
シューマン:幻想小曲集Op.73
V.ゴロホリンスキー(Cl)、
M.ゴロホリンスキー(P)
CR-021
ベートーヴェン:ソナタ第8番「悲愴」、
第17番、第31番
アレクセイ・ナセドキン(P)
CR-022
スクリャービン:幻想ソナタop.19、
4つの前奏曲Op.33、
3つの前奏曲op. 35、ワルツ風にop. 47、
アルバムの綴りOp.58、2つの小品Op.59、
2つの前奏曲Op.67、ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」
イーゴリ・ニコノーヴィチ(P)

録音:1979年〜1984年(ステレオ)
ニコノーヴィチは、スクリャービン演奏の大権威!スクリャービン記念博物館の運営にも尽力しています。またネイガウス門下ですが、かねてからソフロニツキーに傾倒し、生前に親しく交流。その録音の整理にも大きく貢献しています。ここでの演奏も、そのソフロニツキーの影響をたっぷりと受けた麻薬的な幻想世界に誘うような美音が横溢。録音年代は多岐にわたりますが、どれも雰囲気満点。これは病みつきになります! 【湧々堂】
CR-023
ストラヴィンスキー:3つの小品、
ドビュッシー:クラリネットとピアノの小品、
 狂詩曲第1番、
ミヨー:スカラムーシュ
ヴァレリー・ゴロホリンスキー(Cl)、
マリーナ・ゴロホリンスキー(P)
DCR-024(2CD)
プッチーニ:歌劇「トスカ」 ラシュキナ、アンジャパリゼ、クレノフ、
エフゲーニ・スヴェトラーノフ(指)
ソヴィエト国立SO
CR-026
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番*、第3番# セルゲイ・ラフマニノフ(P)、
ストコフスキー(指)*、オーマンディ(指)
フィラデルフィアO

録音:1929年*、1930年&1940年#
CR-027
ブクステフーデ:前奏曲とフーガト短調BWV149
シャイデマン:トッカータト長調
バッハ:トッカータとフーガホ長調BWV566
 トリオ・ソナタニ短調BWV527
 トッカータとフーガヘ長調BWV540
 協奏曲ニ短調BWV596〜ラルゴ・エ・スピッカート(原曲ヴィヴァルディ)
フョードル・ストロガノフ(Org)
CR-028
シューベルト(リスト編):セレナード('42)、
バッハ:パルティータ第4番〜サラバンド('25)、
バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番〜前奏曲・ガヴォット・ジーグ('42)、
スカルラッティ(タウジヒ編):パストラール('19)、
ダカン:かっこう('20)、ヘンデル:アリアと変奏曲('36)、
モーツァルト:主題と変奏曲('19)、トルコ行進曲('25)、
グルック(スガンバーティ編):「オルフェオとエウリディーチェ」〜メロディ('25)、
ベートーヴェン(ルービンシュタイン編):トルコ行進曲('25)、
ベートーヴェン:32の変奏曲WoO.80('25)、
ヴァイオリン・ソナタ ト長調Op.30-3('28)
セルゲイ・ラフマニノフ(P)、
フリッツ・クライスラー(Vn)
CR-033
フランス管弦楽作品集
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」、
グノー:「ファウスト」バレエ音楽、
デュカス:魔法使いの弟子/ラヴェル:ボレロ
ヴィクトル・フェドトフ(指)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー・アカデミーSO

※デジタル録音
フェドトフは、劇場での経験が豊富なだけあって、各曲の雰囲気作りが見事。ロシア流儀で押し切るのではなく、フランス的なニュアンスに独特のコクを湛えた音色トーンを加味した演奏。サンクトペテルブルク・フィルハーモニー・アカデミー響は、かつてのレニングラード交響楽団。  【湧々堂】
CR-034
ワレーリー・タラカノフ(1934-):室内楽作品集
太陽のようになろう Op.29(コンスタンチン・バルモントの詩句による、声とVn、Pのための連作曲集;4曲)*、
四季 Op.24(Vc&Pのための4つの小品)+
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ Op.27#、
おとぎ話の箱 Op.20(P,Vn,Vcのための三重奏曲第2番)**
アレクサンドル・プローニン(T)*、
ウラジーミル・イワノフ(Vn)*#、
エレーナ・イリーニナ(P)*、
ミハイル・ウトキン(Vc)+#、
イリーナ・ムサトワ(P)+、
モスクワ三重奏団**
CR-035(2CD)
フルートのための作品集
ピアソラ(ドミートリー・クルリャンスキー編):アヴェ・マリア(フルート、ピアノとコントラバス版)、
クリストフ・ズグラヤ:無伴奏フルートのための3つのヴルトゥオーゾ・フラメンコ・エチュード、
ベルリオーズ:「キリストの幼時」〜若いイシュマエル人たちの三重奏、
イベール:フルートとハープのための間奏曲、
ピアソラ(クルリャンスキー編):タンゴの歴史(フルート、ギター、ピアノとコントラバス用編曲)
マリア・フェドートワ(Fl)、
アレクサンドル・メリムコフ(P)、
ウラジーミル・ヴォルコフ(Cb)、
ドミートリー・ブルガコフ(Ob)、
タチヤナ・オスコルコワ(Hp)、
ドミートリー・イラリオノフ(G)
CR-037
ショパン:ピアノ・ソナタ第1番、第2番、第3番 ヴェーラ・ゴルノスタエワ(P)

録音:1986年2月25日(ステレオ)
YEDANから出ていたものと同一。ゴルノスタエワはネイガウス門下。著作「コンサートのあとの2時間」は、師や自身の弟子(ディーナ・ヨッフェ、ユリ・エゴロフ等)との交流や、ソビエト当局との確執等を描いたものとして話題となりました。どちらかというと教育者として知られている人ですが、このソナタ集は理詰めの堅苦しさとは違う風格美で圧倒してくれます。第2番冒頭の繊細な強弱配置をはじめ、芯から音楽を感じきった確信的な音の連続です!2楽章の中間部でも女性的という形容が似つかわしくない毅然としたリズムに息をを飲みます。第3番冒頭、低音部を徹底的に響かせながら一切混濁しないバランス感覚の冴えにもご注目。彼女が心から愛して止まない第1ソナタの格調高い演奏に至っては、この曲を語る際、絶対に外せない名演です!
CR-038(2CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ変ホ短調
第1番 へ短調 Op.6/第2番 嬰ト短調 Op.19
第3番 嬰ヘ短調 Op.23/第4番 嬰ヘ長調 Op.30
第5番 Op.53/第6番 Op.62/第7番 Op.64
第8番 Op.66/第9番p.68/第10番 Op.70
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
ヴォスクレセンスキーは、ウクライナ生まれ。モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに師事。ニコノーヴィチと並んでスクリャービン演奏になくてはならない存在ですが、権威然とした演奏どころか、プレトニョフのようなクールさとは正反対の血生臭いアプローチに徹しています。「第1番」は、第1楽章冒頭から激烈な切り込みで圧倒。甘美な第2主題でも、決起は底辺でくすぶり続け求心力を維持。第3楽章の前のめりの激情、終楽章の和声の色彩のどす黒さも必聴。
「第2番」第1楽章は、艶めかしい月の光を思わせる潤いのあるタッチで魅了。1:50に現れる最弱音に信じ難い浸透力にも唖然。第2楽章は嵐の大海(作曲家のイメージ)どおりの自然発生的な無窮動の凄み!そして、最後の一撃の異常な鋭さでノックアウト。
「第5番」は感情の起伏の異常なまでの振幅を完全再現。コーダっでのヴォルテージの時給雨力は技巧のみならず常識的な理性を
逸脱しており、閃きを瞬時に音化できる一部のピアニストだけが可能な技でしょう。神秘和音の効果も意図的に強調することなくスクリャービンのイマジネーションを渾然一体化させた音の塊の威力を信じ切った確信的な表現で、言葉を失うなかりです。  【湧々堂】
CR-039
リスト:メフィスト・ワルツ、
鱒(原曲:シューベルト)、
超絶技巧練習曲〜へ短調、夕べの調べ、
タランテラ、ダンテを読んで
エレーナ・ウルヤノヴァ・カルディーネ(P)

※デジタル録音
モスクワ音楽院のメルジャーノフ門下。シチャルバコフやルガンスキーを輩出したラフマニノフ・コンクールで特別賞を
受賞しています。
CR-040
ラフマニノフ:組曲第1番、第2番、6つの小品 イリーナ・シルヴァノーヴァ(P)、
マキシム・プリジンスキー(P)
※デジタル録音
二人ともエレーナ・リヒテル(ゲンリヒ・ネイガウスの弟子)の門下。
CR-041
R・シチェドリン:アルベニス風に、
C.P.E.バッハ
:ロンド・エスプレッシーヴォ、
ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調、
リスト:スペイン狂詩曲、
スクリャービン
:ピアノ・ソナタ第4番、
スコット
:2つの小品〜はすの花の国、
ラフマニノフ:楽興の時Op.16
イリーナ・ヴォロ(P)
ヴォロは、2000年にカーネギーホールへデビューを果たし、絶賛されたピアニスト。

CR-042(2CD)
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」(全曲;1895年版) ヴィクトル・フェドトフ(指)マリーンスキー劇場SO
デジタル録音
2001年に亡くなったフェドトフは、ゲルギエフやビシュコフを育てたイリア・ムーシン門下。もちろん彼らより前の世代の指揮者ですが、いかにも劇場たたき上げらしく、「作品に語らせる」のが実に巧いこと!しかもマリインスキー劇場のオケは、若き日にフェドトフが団員として活躍していた古巣。そうせいか演奏に欠ける意気込みも並ではありません。スペクタクルな面白さを十分に楽しませながら、オーボエ・ソロで有名な「情景」など、腹の底から絞り出す悲哀!民族舞曲系の曲は、リズムがバレエのステップと共に踏みしめるように入念に打ち込まれるのも特徴的です。録音も抜群!「白鳥の湖」全曲のCDで、長く味わえる演奏をお探しの方にうってつけ!  【湧々堂】
CR-043(2CD)
グラズノフ:バレエ音楽「ライモンダ」(全曲) ヴィクトル・フェドトフ(指)マリーンスキー劇場SO
デジタル録音
録音年が明記されていませんが、ほとんど同音質なので、チャイコフスキーと同時期のデジタル録音と思われます。「ライモンダ」の全曲録音自体が貴重ですが、上の「白鳥の湖」同様、土臭さもふんだんに盛り込みながら、各情景を聴き手に喚起させる手腕が流石!  【湧々堂】
CR-044
スクリャービン国際コンクール入賞者の演奏集
(1)前奏曲OP.11-2.3.6、
(2)詩曲Op69-1、
(3)3つの小品Op.52、
(4)6つの前奏曲Op.13、
(5)ピアノ・ソナタ第10番、
(6)ピアノ・ソナタ第9番、
(7)ワルツOp.38、
(8)マズルカOp.25-3、
(9)ピアノ協奏曲
アンドレイ・コロベイニコフ(第1位、(9))、
スタニスラフ・ヘガイ(第2位、(6)(7)(8))、
ガリーナ・チストリャコワ(第3位、(5))、
アレクサンダー・クリコフ(第4位、(4))、
佐藤友美(第5位、(1))、
マイア・ドゥブロフキナ(第6位、(2)(3))、
アレクサンドル・ジーヴァ(指)モスクワSO
2004年の第3回スクリャービン国際コンクール入賞者の演奏集。第5位の佐藤は1979年生まれ、東京芸大出身。
CR-045
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番、
ブラームス
:チェロ・ソナタ第1番、
R・シュトラウス
:チェロ・ソナタ
ルスタム・コマチェコフ(Vc)、
イリーナ・クリコワ(P)

デジタル録音
コマチェコフはチャイコフスキー国立SQの奏者を勤めた人。グネーシン音楽大学、チャイコフスキー音楽院で、V・フェイギンやA・メルにコフに師事。
CR-046
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番 アンナ・マリコワ(P)、
ユリアン・コバチェフ(指)トリノPO
CR-047
ショパン:練習曲集Op10/Op25
3つの練習曲(遺作)
アンナ・マリコワ(P)
Op.10の勇猛な突入にまずビックリ!ミュンヘン・コンクール優勝時の内省的な雰囲気濃厚のイメージからは想像もできない逞しい打鍵で、見事な粒立ちで駆け抜けます。1小節ごとに細切れにならず繊細で大きなレガートを築く第2曲も、この曲演奏の理想を行く名演奏。最後の下降半音階が地面に水が染みこむ様に消沈する様も見事!第4曲はことさら急速なテンポを採用していないにもかかわらず、まっしぐらのスピード感を表出。5小節目の左手の8分音符も一切もたつき無し!無窮動的な曲調に込めたショパンの激情を余すところなく再現しつくしています。ピアノに対して暴力的に対するのではなく自分と対等の位置において、ピアノが自発的に鳴り響くように仕向けているような距離感がまた絶妙で、そのことは続く「黒鍵」でも痛感させられます。ピアノが心地よさげに音を発しているのです。細かい3連音の粒たちを明確にする部分と、ぼかす箇所の使い分けも絶妙。第6番は超名演!この曲の陰鬱な雰囲気を十分に湛えながら、ただ泣くのではなく、作品の深層に迫る意思の強さを感じ、中間部の不安定な調性感と共に絶妙にタッチの色彩を変え、最後の一音、長調に転じる和音の余韻の美しさに絶句!目まぐるしく続く転調と呼吸を一体化させるのが至難のOp25-1「エオリアン・ハープ」も、その点万全な上に、ヴェールを風になびかせるようなニュアンスがたまりません。第24番の左右の声部のバランスの絶妙さから来るうねりの美しさは、マリコワの打鍵力と精神力のバランスの素晴らしさを象徴するもの。各曲の持ち味をあるべき姿のまま再現した名演奏として広く聴かれて欲しいものです。録音年は明記されていませんが、ピアノとマイクとの距離感も良好なデジタル録音です。  【湧々堂】
CR-048
ショパン:24の前奏曲、前奏曲Op45、
前奏曲(遺作)、即興曲(全4曲)
アンナ・マリコワ(P)
「前奏曲集」は最初の2〜3曲聴いただけで、歴代の名演と堂々肩を並べるべき名演であることを確信!テクニックに全く隙がないことはもちろん、全曲どれを取ってもニュアンスが完熟。第3曲の急速なアルペジョを一息で美しい弧として描ききる美しさは、練習曲集でも垣間見られた魅力ですが、ここでもその本領を発揮。第4曲では長い音価での呼吸、ニュアンスの持久力を発揮。有名な第7曲は、全てのフレーズ結尾に並ぶ同じ音3つの音に繊細なニュアンスを通わせているのが印象的。でいますが第12曲の拍節感と呼吸の膨らみの一体感、第16曲はマリコワが持ちうる最大の強打鍵を投入。第17曲の厚みを十分に湛えたハーモニーの格調の高さ、そして壮絶なうねりに激情を孕ませつつ、フォルムの美しさを保持した終曲の芸術性!
「即興曲集」
はオマケと思ったら大間違い!全4曲共に質の高い演奏は決して少なくないですが、この素晴らしさは別格!とりあえず最も有名な「幻想即興曲」だけでも聴いてみて下さい。「鮮やかなテクニック」とはまさにこの事!と叫ばずにいられない音楽的な説得力を兼ね備えたヴィルトゥオジティが高潔なタッチで淀みなくうねり、芸術的な高みを感じさせる妙技を披露しているのです。何度聴いても信じ難い名演奏です!第1番上品な滑り出しが艶やかに発展し、中間部で急に別世界へ誘う自然な牽引力も真の芸術家の証し。マリコワのピアニズムを現すキーワードの一つは「エレガンス」。それを深く感じさせる第3番も必聴。  【湧々堂】
CR-049
ソレール:ソナタ集(全19曲) アンナ・マリコワ(P)
CR-050
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番、第21番 アンナ・マリコワ(P)
CR-051
リスト:シューベールトの歌曲編曲集
さすらい人、水車屋と小川、影法師、
糸を紡ぐグレートヒェン、水に寄せて歌う、アトラス、
愛の便り、憩いの場
アンナ・マリコワ(P)
CR-052
ムソルグスキー:展覧会の絵、
ショパン
:バラード第3番、バラード第4番、
 夜想曲Op48-1
ヴァレンティーナ・イゴーシナ(P)
オボーリン、マリーンに学び、モスクワ音楽院の期待の星と賞賛されたピアニスト、ラリサ・デドーワに師事したイゴーシナは、1993年のルービンシュタイン国際コンクール第1位、1997年のラフマニノフ国際コンクール第1位などの受賞歴を持つ女流ピアニスト。表現の幅が広い一方でダイナミズムの統制力が見事な構築につながり、作品の持ち味を聴き手にじっくり堪能させることができる稀有なピアニストです。特に「展覧会の絵」は一貫した緊張感の中で各曲のニュアンスをつぶさに再現。後半の高揚にも気品と威厳が溢れ、力で押しまくのとも根源的なスタミナ不足とも無縁の驚異的なバランス感覚を見せ付けます! 【湧々堂】
CR-053
ショパン:マズルカOp30(4曲)、ワルツOp42、
バラード第1番、バラード第4番、夜想曲Op48-1、
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
アンナ・マリコワ(P)
マズルカOp30-3で、長調と短調の交互を強調しながら、ニュアンスが臭くならないのが何とも不思議。全マズルカ中の最高傑作ともいわれるOp3-4、自分を必要以上に引き立てようとするそぶりを見せないマリコワのピアニズムに掛かると、そのニュアンスの深さ豊かさ、ショパンの天才性を本当に痛感できます。冒頭主題の低音部の跳躍に込めた深い呟き!
バラード第1番
の導入がフィテではなくメゾ・フォルテで開始し、物々しさを回避しているのもいかにもマリコワ的。第2主題への滑り込みも実に自然で気品に満ち、次第に高揚する中で色彩に輝きを与える手腕も見事。この部分でただ音量を増しているだけにすぐないピアニストがいかに多いことか思い知らされます。しかしこの演奏の核心はコーダ!ようやくここへ来て熱狂ののめり込みと強靭な打鍵を投入し、圧倒的な手応えのうちに締めくくります。
第4番
は更なる名演!「バラ4」ファンは必聴です。最初の長調の可憐な序奏とその後の短調の第1主題が、共に同質の翳りを帯びているのにまず驚かされます!第1主題が変貌しながら発展を遂げる最中の緊張感と精神的な深み、第2主題の瞑想感も完璧なバランスで立ち昇りの何と感動的なこと!「アンダンテ・スピアナート〜」はポロネーズの中間主題以降の主張の強さにご注目を!
※マリコワのショパンは「協奏曲集」もCR046で同時発売。 【湧々堂】
CR-054
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」〜10曲、
 風刺、束の間の幻影
アンナ・マリコワ(P)
※デジタル録音
CR-056
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲、
 3つの幻想的舞曲、人形の踊り
アンナ・マリコワ(P)
※デジタル録音
CR-058
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ、
幻想曲Op77、
ピアノ・ソナタ第26番「告別」、第31番
ヴィクトル・ブーニン(P)
※デジタル録音
V・ブーニンは、フェインベルク門下のロシアの重鎮。
CR-059
ラフマニノフ:サロン小品集Op.10、
楽興の時Op.16
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:1984年デジタル録音
「サロン的小品」は、まさに軽やかな風情を生かしながらも過度な華やぎを避け、しっとりと語りかける歌のセンスに溢れています。第3曲「舟歌」、第4曲「メロディ」における物憂げなニュアンスはまさにロシア的な感傷を反映し、第5曲「ユモレスク」、終曲「マズルカ」の人間臭いリズムの跳躍ぶりも、単なる楽譜の正確な再現とは異なる表現意欲の現れ。「楽興の時」は、過度なロマンを廃してロシア的な芯の強さ、精神的な許容量の大きさを感じずにはいられません。第1曲は儚く暗い情感に覆われてはいますが、そこへ埋没して悶々とするのではなく、常に希望を信じ続ける静かな闘志すら感じさせるのです。第3曲は、息の長い旋律を緊張感を保ちながらレガートで連鎖させる手腕が見事。終曲は、抑えようのない感情の高まりを芸術的に昇華させた超一級品! 【湧々堂】
CR-060
H・ネイガウスの芸術 Vol.2(スクリャービン作品集)
3つの小品〜アルバムの綴り、
詩曲「炎に向かって」、
24の前奏曲Op11-2.4.5.8.9.10.11.12、
6つの前奏曲op13、
左手のための2つの小品op.9、
幻想曲Op.28、前奏曲Op.31-1.2、
前奏曲Op57-1.2、前奏曲Op.63-1.2、
ピアノ・ソナタ第9番、第10番
ゲンリヒ・ネイガウス(P)
※モノラル録音

CR-061
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「ハンマークラヴィア」、
モーツァルト:ロンド イ短調K.511、
 アダージョ ロ短調K.540
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:2005年モスクワ音楽院大ホール(デジタル)
ヴォスクレセンスキーはオボーリンの弟子ですが、その師がモスクワ音楽院ホールで最後に演奏したのが、まさにこの「ハンマークラヴィア」でした。同じモスクワ音楽院で行なわれたこの録音は、師へのオマージュとしての意味合いもあるのかもしれませんが、演奏そのものも、予想以上に内省に向かったスタイルを貫いているのが特徴的です。第1楽章冒頭の、一点一画をも曖昧にしない実直さと重厚さに満ちたタッチが風格美を誇示しますが、ほとんどテンポを動かすことなく、バッハを奏でるかような折り目正しいフォルムの中で内面を真摯に見つめいる姿勢が印象的で、輝かしい打鍵のパワーが前面に出ることを戒めている統制力も、音楽を一層深く重みのあるものにしています。第2楽章のリズムも軽はずみな跳躍を避け、あくまでも内面志向。第3楽章はまさに「祈り」の音楽。特に長調に転じる場面では、暗いセンチメンタリズムから淡い希望の光がサッと差し込むようなニュアンスが忘れられません。終楽章で遂に刃金のような強靭タッチが大全開!フーガの各声部が壮絶な緊張感を伴って大きく発展し続け、低音部を混濁させずに響かせきるピアニズムは、ヴォスクレセンスキーの真骨頂。そして、最後の和音は、もうこれ以上考えられないほどの確信に満ちた強固な一撃で締めくくられるのです! 【湧々堂】 
CR-062
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番、
楽興の時Op16-4、
幻想的小品集Op.3、前奏曲Op23-1.2.6.7、
 Op.32-5.12、
絵画的練習曲Op33-2、Op39-5
ポーリナ・フェドトヴァ(P)
フェドトヴァは、指揮者ヴィクトル・フェドトフの娘。マリーニン、カステルスキーの門下。現在はモスクワ音楽院で後進の指導にあたっています。 【湧々堂】
CR-063
カバレフスキー:24の前奏曲、ピアノ・ソナタ第3番 ヴァシリー・シチェルバコフ(P)
シチェルバコフはモスクワ音楽院出品のピアニスト、教育者。第3ソナタはあのホロヴィッツも録音しており、前奏曲集は先人の例に漏れずバッハ、ショパンの様式を意識した作品。共にカバレフスキー作品のキーワードである「大衆性」が色濃く反映しています。深刻の楽想はほとんどなく、わかりやすいことこの上なし!前奏曲集第11曲など、「山口さんちのツトムくん」風。ソナタは、終楽章のギャロップがカバレフスキーの真骨頂! 【湧々堂】
CR-064
スヴィリドフ:ピアノ三重奏曲 イ短調、
ショスタコーヴィチ
:ピアノ三重奏曲第2番
ダール・トリオ
[ドミトリー・クリモフ(P)、アレクサンダー・カラシュコフ(Vn)、ルスマム・コマチュコフ(Vc)]

デジタル録音
ダール・トリオは、2000年にモスクワ音楽院出身の3人によって創設されました。

CR-065(3CD)
バッハ:平均律クラヴィア曲集(全2巻) サミュエル・フェインベルグ(P)

録音:1958-1961年
VeneziaレーベルではBWV.662を加えて4CDで発売されていましたが、ここではBWV.662を外して3枚組に集約。音質は元々優れていますが、Vezitia盤よりもさらに音の線が明確に聞こえます。フェインベルクは、ロシアで初めて同曲を録音したピアニスト。単にロマンティックと言うより、ピアノの機能を最大に生かして、タッチに繊細な変化を交えながら緻密に幻想の空間を広げていく独特のバッハ感を見事に伝えてくれます。第1曲の強弱の微妙な変化は、生命の誕生のように神秘的。この瑞々しいフレージングが全体に漂い、決して大上段に構えた窮屈さはありません。あくまでも空気のように、必要不可欠な存在としての音楽が脈々と流れるのです。アルペジョ一つ取っても、とてつもなく懐が深いこと!バッハをピアノで弾くということの意味を音楽的な味わいと共に思い知らせれる演奏はないのではないでしょうか? 【湧々堂】

CR-068
グバイドゥリーナ:シャコンヌ、
リスト
:スケルツォと行進曲、ポロネーズ第2番、
ショパン
:練習曲集Op.10、
リーシャル・ドゥビュニオン:官能の踊り、葬送の踊り
ルステム・クドヤロフ(P)
クドヤロフはあの奇才ニコライ・ペトロフ門下。1996年、ホセ・イトゥルビ国際コンクールで優勝以降、様々なコンクールで上位入賞を果たし、1991年からはモスクワ音楽院で後進の指導にもあたっています。この録音を聴くと、師の持つ圧倒的ダイナミズムの奥義を受け継ぐとともに、音楽を不必要に深刻なものにせずに、伸びやかに歌わせるセ筋の良さを感じずはいられません。まず1曲目のグバイドゥリーナから腰を抜かします!冒頭の脳天直下の強烈連打音の約8分間精神的にも肉体的にも持久力を酷使する難曲ですが、その起承転結の見事さと、敢然と試練に立ち向かうような闘志が漲ります。ショパンも、全24曲でないのが実に残念なほど見事。1曲目から異様なスケール感が只ならぬものを予感させます。光彩を放つ右手と、不思議な柔和さ見せる左手のパートのコントラストが独特の色彩を生んでいます。第4曲のスピード感にはもちろん破綻なし。第6曲は暗さに沈殿せず、希望の光を絶やさないのが聴き手にほんのりとした安らぎを与えてくれます。心の深部から発し続けるアゴーギクにもご注目を。有名な「革命」は、技巧的には左手に焦点を当てた作品ですが、その怒涛のアルペジョの中でアクセントと強弱の配分を的確に盛り込み、それによって、単に力任せで圧倒するだけでは表出されない屈折する心情を余すところなく再現。録音を極めて優秀です。 【湧々堂】 
CR-070
メトネル:歌曲集
12のゲーテ歌曲Op.15-1.4.5.7.9、
6つのゲーテの詩Op.18-1.2.4.9、
7つのプーシキンの詩Op.29-2.3.5、
6つのプーシキンの詩Op.29-1.2.3.5、他
アーナ・ペレグリネスキ(Ms)、
ドミトリ・クリモフ(P)

デジタル録音
ペレグリネスキは1977年、ボローニャ音楽院を卒業後、シュワルツコップやデルモータのマスタークラスに参加。卒業と同時にボローニャ歌劇場の永久メーンバーになりました。
CR-071
テレマン:組曲イ長調、
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番、
レーガー:無伴奏チェロ組曲ニ短調、
ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ、
ヒンデミット
:チェロ・ソナタ Op.25-3
ミハイル・ウトキン(Vc)

録音:1998年
ウトキンは1952年ウクライナ生まれ。モスクワ中央音楽院ではS・カリアノフのクラスに入り、ロストロポーヴィチの助手も務めました。1974年からは、モスクワ・ピアノ三重奏団のメンバーとしても活動。「ロシア人民芸術家」の称号の持ち主。 【湧々堂】
CR-072(2CD)
ミンクス:バレエ音楽「ドン・キホーテ」(全曲)、
グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番、第2番
ヴィクトル・フェドトフ(指)リインスキー劇場O

※デジタル録音
ミンクスは、バレエ上演時のライヴ録音。フェドトフはバレエのエキスパートだけあって、間合いのセンスが抜群!聴き手の意識を舞台そのものに自然に向けるしなやかな牽引力が魅力です。グラズノフのワルツ(こちらはスタジオ録音)がカップリングされているのも嬉しいかぎりで、これがまた絶品!アンセルメの洗練美とも、スヴェトラーノフの逞しさとも違う、人肌の温もりを感じさせるニュアンスが心に染み、特に第1番の後半に顕著なように愛娘に語りかけるようなチャーミングな風情は印象的です。 【湧々堂】
CR-074
シューベルト:即興曲op.90、Op.142-1,2、
楽興の時第2番〜第5番、
15のワルツ(ゴルノスタエワ編纂)、
12のレントラー(ゴルノスタエワ編纂)
ヴェラ・ゴルノスタエワ(P)
ロシアの音楽事情を記した著述や、多くの弟子を世に送り出したことでも知られるゴルノスタエワのシューベルト。
CR-075
S・フェインベルグ:ピアノ協奏曲第3番、
 4つの前奏曲Op.8、ピアノ・ソナタ第6番
ヴィクトル・ブーニン(P)、
ゲンナジ・チェルカーソフ(指)モスクワRSO

ステレオ録音
CR-076
サミュエル・フェインベルグの芸術Vol.2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番、第11番、第30番
サミュエル・フェインベルグ(P)

録音:1950年代ー60年代初頭
Vol.1(バッハの「平均律」)に続く第2弾。録音年の記載がありませんが、かつてトリトーンから出ていたCDと収録曲が全く同じなので、それと同一音源と思われます(1961年、1960年、1953年)。ユージナ、グリンベルグ、リヒテルと、それぞれが比類なきベートーヴェンの世界を繰り広げていますが、フェインベルグのベートーヴェンも神々しさの極地を行く超名演奏!リヒテルの演奏は人を安易に寄せ付けない厳格な宇宙を形成していますが、フェインベルクの場合はそれよりも聴き手に積極的に食い入ろうとする独特のオーラを感じさせます。ピアノを弾いているという印象さえ与えず、ピアノ自体が自発的に音を発するように仕向け奥義はここでも健在。ロシア的なピアニズムという概念を超えた普遍的な芸術がここにあります。まず「第4番」が絶品!演奏頻度の低い作品ですが、この荘厳なスケール感を持って展開される演奏に瀬すると、中期、後期の作品と堂々と肩を並べるべき傑作であることを再認識させられます。第1楽章展開部で拭くあく音楽が沈む込みながらも音の粒が決してつぶれることのない見事な統制力!全体を通じて言えることですが、とにかく発言していないタッチが一つも存在しないという事実にも驚かされます。厳かな儀式を思わせる第2楽章も高潔を極め、2:02からの左手のハッとさせる存在感とその上声部の神ががり的なフレージングの伸縮性にはもう鳥肌!第3楽章の求心力の高いリズムの躍動も鮮烈。いかにも「歌っています」という現象を示すのではなく、抑えがたい表現力が飽和した結果がフレーズのうねりとして迫るのです!中間部のぢラマチックナ音像の浮き沈みにもご注目下さい。「第11番」もタッチの粒立ちが驚異的な素晴らしさ!潤滑油全開のタッチの滑らかさが機械的に響かないばかりか、ここでも素朴な人間味を超越した神々しさが眩いばかりです。第3楽章はフェインベルグ特有のクレッシェンドの妙がたっぷり堪能できます。単に音が大きくなるのではなく、重量感もタッチの色の濃さも全ていっぺんに増幅させるマジックは比類なし。それに比べ、さすがに「第30番」は抑制が効いていますが、峻厳なニュアンスはここでも横溢。第2楽章は他の演奏が全て子供のように思えるほど、異様な緊迫感。終楽章において、各変奏の継ぎ目を全く意識させない緊密な連動力を見せる点にも要注目。この復刻も「平均律」同様、非常良好。  【湧々堂】
CR-077
チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出、
憂鬱なセレナード、ワルツ・スケルツォ、
「ロメオとジュリエット」(A・イサコワ編)、
「くるみ割り人形」から3曲(A・イサコワ編)、
夜の鐘(A・イソコワ編)
マキシム・フェドトフ(Vn)、
リーナ・ペトロワ(P)

※デジタル録音
「ロシアのパガニーニ」とまで称されるフェドトフの最新盤。NAXOSからブルッフの協奏曲の録音が出ています。
CR-078
ヴァイオリン名曲をチェロで
バッハ:管弦楽組曲第3番〜アリア(*)、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ
パガニーニ:ロッシーニの主題による一弦のための変奏曲(オペラ「エジプトのモーゼ」の主題による変奏曲)(*)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(+)
ブラームス:F・A・E・ソナタ〜スケルツォハ短調(*)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番〜シチリアーノ(*)
ルスタム・コマチコフ(Vc)、
ナターリャ・アルダシェワ(P)*、
イリーナ・クリコワ(P)+

録音:国立テレビ&ラジオ放送会社「文化」、第1および第5スタジオ

CR-079
ショパン:ワルツOp64-2、
ポロネーズ第1番、舟歌、
ポロネーズ第14番嬰ト短調、
夜想曲op.15-2/Op9-2、
バラード第3番、
マズルカOp.33/Op.67-4/Op.56-2、
夜想曲Op.55-1、バラード第4番、
タランテラOp.43
ジナイダ・イグナツェワ(P)

録音:2005年10月28日ライヴ(デジタル)
イグナツェワはフェインベルク門下で、師の演奏芸術を今に伝える貴重なピアニストの一人。22歳の時にショパン・コンクールに入賞。ルービンシュタインをはじめとする審査員からも高く評価されました。現在はモスクワ音楽院教授。このCDはショパン・ファン必聴です!最初のワルツOp.64-2はアゴーギクがかなり濃厚ですが、決して呼吸が間延びせず、官能的な雰囲気さえ漂わせながら気品溢れるタッチを紡ぎ出していて、さっそく虜になること必至。
続く「ポロネーズ第1番」がこれまた説得力絶大!この曲の筆頭名演に挙げたい逸品です。なんと確信に満ちた造形力、打鍵の強靭さ!中間部は打って変わってエレガンスの極み。符点リズムに通わせる香気が独特の芳しさを放ちます。夜想曲では、打鍵の一定の重量感を終始保持することにより築かれる不動の安定感、スケール感が(指)のピアニズムを髣髴とさせ、リラクゼーション的な演奏とは一線を画します。
あまりにも有名なOp.9-2。この曲がこんなに懐の深い作品だったとは!会場の一音も聞き漏らすまいという空気もひしひしと伝わるほどです。
舟歌
2つのバラードはもう圧巻!何のためらいもなく「女フェンイベルグ」と呼ばずにはいられないこのスケール感とパッションの凝縮力!言葉になりません。  【湧々堂】
CR-080
フランソワ・ボルヌ(ペトロフ編):カルメン幻想曲、
ドビュッシー
:クラリネットのための第1狂詩曲、
サン・サーンス:クラリネット・ソナタ、
A・イリンスキー
:蝶々、
ラヴェル
(ペトロフ編):亡き王女のためのパヴァーヌ、
A・ローゼンブラット:カルメン幻想曲
エフゲニ・ペトロフ(Cl)、
タチアナ・タラセヴィッチ(P)

※デジタル録音
ペトロフは、モスクワ音楽院のウラディミール・ソコロフのクラス出身。1991年以来、モスクワ国立アカデミーPOのソリストを務めています。モスクワ音楽院の木管部の主任教授。 【湧々堂】
CR-081
ラヴェル:ソナティネ。
亡き王女のためのパヴァーヌ、
古風なメヌエット、水の戯れ、鏡
イ・ヘギョン(P)
CR-082
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576
イ・ヘギョン(P)
CR-083
ゲンリフ・ネイガウスの芸術Vol.3
ショパン:練習曲ヘ短調Op.posth.-1/
Op.posth.-2/Op.posth.-3
子守歌Op.57、
マズルカOp.6-4/Op.41-1/Op.41-2/
Op.50-3/Op.56-1/Op.56-3/Op.59-1/
Op.59-2・Op.63-2/Op.63-3
夜想曲Op.27-1/Op.32-1、
マズルカヘ短調Op.68-4、
夜想曲Op.55-1/Op.55-2/Op.62-2/
Op.9-3/Op.15-2、ワルツ変イ長調Op.42
ゲンリフ・ネイガウス(P)
CR-084
ゲンリフ・ネイガウスの芸術Vol.4
ショパン:幻想ポロネーズ*、幻想曲、
ピアノ・ソナタ第2番、ピアノ・ソナタ第3番
ゲンリフ・ネイガウス(P)

録音:1958年*、1949年
CR-085(2CD)
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」 ヴィクトル・フェドートフ(指)
サンクトペテルブルク国立アカデミー・フィルハーモニーSO

録音:1980年、サンクトペテルブルク・レコーディング・スタジオ
CR-086
シューマン:幻想的小品集Op.12、
クライスレリアーナ
イ・ヘギョン(P)
CR-087
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ヴァイオリン・ソナタ第4番
ヴァイオリン・ソナタ第5番
マクシム・フェドートフ(Vn)、
ガリーナ・ペトロワ(P)
CR-088
サムエル・フェインベルクの芸術Vol.3
バッハ:オルガン・ソナタハ長調BWV529〜ラルゴ(フェインベルク編)
トッカータニ長調BWV912
半音階的幻想曲とフーガBWV903
コラール幻想曲(フェインベルク編)
いと高きにある神にのみ栄光あれBWV662
ただ神の摂理に任す者BWV647
いと高きにある神にのみ栄光あれBWV663
同BWV711
前奏曲とフーガホ短調BWV548(フェインベルク編)
イタリア風アリアと変奏曲BWV989
幻想曲とフーガイ短調BWV904
サムエル・フェインベルク(P)
CR-089(2CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番
5つの前奏曲Op.15〜Nos.1,2,4,5
5つの前奏曲Op.16
7つの前奏曲Op.17〜Nos.1-3,5-7
4つの前奏曲Op.11、2つの前奏曲Op.27、
4つの前奏曲Op.31、4つの前奏曲Op.33、
3つの前奏曲Op.25、4つの前奏曲Op.37、
4つの前奏曲Op.39、4つの前奏曲Op.48、
3つの前奏曲Op.49、2つの前奏曲Op.67、
炎に向かって
ワレーリー・カステルスキー(P)
CR-091
ピアノの三世紀
A・マルチェッロ(バッハ編):アダージョ、
モーツァルト
:幻想曲ニ短調K.397、
ショスタコーヴィチ
:格言集Op.13、
ショパン:子守歌Op.57、
シューマン
:トッカータOp.7、
ムソルグスキー
:組曲「展覧会の絵」
ワシーリー・シチェルバコフ(P)
CR-092
シューマン:クライスレリアーナOp.16、
幻想曲ハ長調Op.17
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:2003年5月14、16日、モスクワ音楽院大ホール
CR-093
ラフマニノフ:絵画的練習曲集Op.39、
楽興の時Op.16
アンナ・シェレスト(P)
アンナ・シェレストはウクライナ出身。11歳の時にミロシュ・マギン国際ピアノ・コンクールで最年少優勝。2004年のルイジアナ国際ピアノ・コンクールでは優勝。「リストの再来」と激賞されたピアニスト。しかし彼女のピアニズムは技巧放射型の派手さを狙ったものではなく、タッチの美しさを生かし切って、音楽の持つ佇まいを重視したもの。決して叩きつける打鍵ではなく、レガートのフレージングも実に艶やかで、ロシア的な情感を湛えながらも気品も兼ね備えたピアニズムが作品の持ち味に華Op.39-2後半の鎮静と余韻は格別。Op.39-3のタッチの淀みなさ、憂いを秘めたニュアンスと色彩の華やぎの見事な対比ぶりも聴きもの。Op.39-4はもっとリズムを重く打ち込んでいかにもロシア的な雰囲気を出す演奏も多いですが、ここではリズムの躍動の可憐さと楽想の陰影を丁寧に丁寧に表出した美しさが際立ちます。白眉は最後のOp.39-9!揺るぎない構築力を発揮しながら緊張を最後まで保持しながら、タッチの変化から導き出せるニュアンスの幅を極限まで広げた名演奏です。 【湧々堂】
CR-095
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」、
バルトーク
:ハンガリー農民の15の歌、
プロコフィエフ
:ピアノ・ソナタ第7番
アレクサンドル・ムンドヤンツ(P)
CR-096
D・スカルラッティ:ソナタト長調K.124L.232
 ト短調K.476L.340/ト長調K.470L.304/
 ロ短調K.87L.33/ト長調K.125L.487、
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲、
シューマン:6つの間奏曲Op.4、
リスト:メフィスト・ワルツ
ニキータ・ムンドヤンツ(P)
CR-097
ミハイル・ウトキン(1952-):チェロのための編曲集

[チェロと弦楽合奏のための編曲]
(*)
バッハ:アリア(管弦楽組曲第3番から)
ハイドン:セレナード(弦楽四重奏曲Op.17から)
パラディス:シチリアーナ変ホ長調
ヴァレンティーニ:メヌエットト長調
サンマルティーニ:アリオーソ(ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタから)
ラモー:タンブーラン(コンセール第3番から)
マスネ:悲歌
F・クープラン:トランペット(組曲ニ長調から)
サン=サーンス:白鳥(「動物の謝肉祭」から)
ドヴォルザーク:ユモレスクOp.101-7
シューマン:トロイメライOp.15-7
 
[チェロとピアノのための編曲](+)
シューマン:子供のためのアルバムOp.68〜無題/勇敢な騎手/無題/収穫の歌
チャイコフスキー:子供のアルバムOp.39〜木製の兵隊の行進/ワルツ/イタリアの歌/楽しい夢/バーバ=ヤーガ
カレン・ハチャトゥリアン:バレエ「チポリーノ」〜かぼちゃの踊り/花のワルツ/メヌエット/ギャロップ

[クラリネット、チェロとピアノのための編曲](+/#)
ドビュッシー:アンダンテ・エスプレッシヴォ(ピアノ三重奏曲ト長調から)、スケルツォ−インテルメッツォ(ピアノ三重奏曲ト長調から)、吟遊詩人(前奏曲集第1巻から)、ゴリウォッグのケークウォーク
ミハイル・ウトキン(Vc)、
アンドレイ・イストミン(指)カンテリーナCO*、
マリーナ・ゴロホリンスカヤ(P)+、
ワレーリー・ゴロホリンスキー(Cl)#

録音:2002-2007年、ライヴ
CR-098
ブラームス:8つのピアノ小品Op.76、ピアノ・ソナタ第2番 エリザヴェータ・ブルーミナ(P)
CR-099
ゲンリフ・ネイガウスの芸術Vol.5〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第14番嬰ハ短調「月光」
第17番ニ短調Op.31-2
第24番嬰ヘ長調Op.78/第30番ホ長調Op.109
第31番変イ長調Op.110
ゲンリフ・ネイガウス(P)
CR-101
オリガ・コトリャローワ/ラヴェル他
ラヴェル:夜のガスパール、
エマニュエル・デュルレ
(1893-1977):菊
 高地/嘲りの笑みをたたえた偶像、
ラフマニノフ
:10の前奏曲 Op.23
オリガ・コトリャローワ(P)
ベルギー、アントワープに生まれのピアニスト・教育者・作曲家エマニュエル・デュルレの作品が目を引くアルバム。デュルレは「ピアノの詩人」「絵画的空想を持つ作曲家」と呼ばれました。収録の表題付きの3曲も描写的な作品です。オリガ・コトリャローワはモスクワ生まれ。数々の受賞歴には、2005年ベルギーで行われた「エマニュエル・デュルレ国際ピアノ・コンクール」第1位も含まれています。
CR-102
チャイコフスキー:ドゥムカ(ロシアの村の情景)、
「四季」、ピアノ・ソナタ嬰ハ短調(1865)
ポリーナ・フェドトーワ(P)
ポリーナ・フェドトーワはエフゲニー・マリーニン、ワレーリー・カステリスキーらに師事したピアニストで、指揮者ヴィクトル・フェドートフの娘。
CR-103
シマノフスキ:ピアノ作品集
メトープ(3つの詩)Op.29、仮面 Op.34、
12の練習曲 Op.33、ピアノ・ソナタ第3番 Op.36
オリガ・ソバーキナ(P)
オリガ・ソバーキナはモスクワ音楽院でヴィクトル・メルジャーノフに師事したロシアのピアニスト。ポーランドとの関係が深く、シマノフスキの専門家として認められています。
CR-104
ロシアのピアノ協奏曲集
グラズノフ:ピアノ協奏曲第2番ロ短調 Op.100*、
スクリャービン
:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20+、
チャイコフスキー
:ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲ト長調 Op.56(#)
カテリーナ・ザイツェワ(P)*、
ニキータ・フィテンコ(P)+、
アレクサンドル・トゥトゥノフ(P)#、
マーラン・カールソン(指)ロシアPO
CR-105
シューマン:幻想小曲集Op.12、
ブラームス
:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
セルゲイ・クズネツォフ(P)

録音:2003年、モスクワ音楽院大ホール
クズネツォフは、1978年モスクワ出身のピアニスト。モスクワ音楽院でボスクレセスキー等に師事。1999年A.M.A.カラブリア国際ピアノコンクール第1位、2003年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール 第2位、パブリック賞、2005年クリーヴランド国際ピアノコンクール第2位受賞。2006年第6回浜松国際ピアノコンクール第2位を受賞。
CR-106
ゲンリフ・ネイガウスの芸術Vol.6〜シューマン,ラフマニノフ他
シューマン:クライスレリアーナOp.16
ブラームス:8つの小品Op.76-1,3,4,5,6,7,8、
 6つの小品Op.118-2、4つの小品Op.119-1,2、
ラフマニノフ:10の前奏曲Op.23−1,4、
 絵画的練習曲集Op.39−2
ゲンリフ・ネイガウス(P)
CR-107
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル
グリーグ:抒情小品集第6巻Op.57〜過ぎ去った日々(No.1)
アレンスキー:3つの素描Op.24-1,2、24の性格的小品集Op.36〜前奏曲/慰め/スケルツィーノ/森の小川/悲歌
チャイコフスキー:子供のアルバム(24の易しい小品)Op.39
ラフマニノフ:幻想的小品集Op.3からメロディホ短調(No.3)
スクリャービン:5つの前奏曲Op.15
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(P)

録音:1948-1953年
ロシアのユダヤ系ピアニスト、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(1875-1961)はモスクワ音楽院院長を務め、サムイル・フェインベルク、グリゴリー・ギンズブルク、タチアナ・ニコラーエワ、ラザーリ・ベルマン、ドミトリー・カバレフスキー、ニコライ・カプースチンらを輩出しました。
CR-108(2CD)
ジェネレーションズ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」、
シューマン:アラベスクハ長調Op.18、
シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会R.252〜第6番、
ラフマニノフ
:チェロ・ソナタト短調〜第3楽章*、
ベートーヴェン
:チェロ・ソナタ第1番*、
ショパン:夜想曲Op.15-1/Op.15-1、ワルツOp.64No.2/Op.34-2
メンデルスゾーン:練習曲イ短調Op.104-3、
バルトーク
:組曲Op.14
イーゴリ・コトラリェフスキー(P)、
アルセニー・コトラリェフスキー(Vc)*、
アレクサンドラ・コトリャレフスキー(P)+

録音:2008年
イーゴリ・コトラリェフスキー(1953年生まれ)はベラ・ダヴィドヴィチ、セルゲイ・ドレンスキー、アレクサンドル・エゴロフらに師事し、モスクワ音楽院教授を務めるロシアのピアニスト。アルセニー(1985年生まれ)とアレクサンドラ(1987年生まれ)は彼の息子・娘。
CR-109
ショパン:2つの夜想曲Op.48、
ピアノ・ソナタ第2番、24の前奏曲Op.28
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:2007年9月26日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
CR-110(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集BWV846-893 イ・ヘギュン(P)

録音:2006年10月

CR-111
チャイコフスキー:子供のアルバム(24の易しい小品)Op.39
四季Op.37bis
オクサナ・ヤブロンスカヤ(P)

録音:2007年11月、ロシア、クリトゥラ・TV&ラジオ放送第1スタジオ
チャイコフスキーのピアノ作品を聴こうとする方に、まず最初にお勧めしたいのがこのCD。ヤブロンスカヤはロシア出身。モクスワ音楽院ではゴリデンヴェイゼルに師事しましたが、1977年に息子ドミトリーと共に米国へ出国。同年早くも米デビュー・リサイタルを開き好評を博しました。現在はジュリアード音楽院のピアノ科教授。仙台国際ピアのコンクークールの審査員としてもお馴染み。この演奏はヤブロンスカヤの母性が完全にプラスに作用した心あたたまる演奏です。ジャケット写真にはYAMAHAのピアノが写っていますが、ベーゼンドルファーのようなまろやかなタッチで自然にフレージングが流れます。特に「四季」は、作品の持つ本来の温かみを表出してくれる演奏が意外と少ない中で、ヤブロンスカヤの細やかな愛に育まれた演奏は本当に貴重です。“4月”のアゴーギクの自在さ、“5月”の優しい囁きなどに、彼女のアプローチのコンセプトが集約されていますが、リヒテルの透徹された美しさとは違う素朴さが心に迫る“舟歌”は、中間部の山場を殊更強調せずに作品全体を大きく膨らませる配慮が垣間見られ、これまた心に染みます。“狩”はもっと鋭利にタッチを立てることも可能でしょうが、リズムの重心を低く保って拍節を明確に刻印する点がいかにもロシア魂。“トロイカ”も単に感覚的な美しさ以上のノスタルジーが濃密に立ち込めます。甥のウラディミール・ダヴィドフに捧げられた「子供のアルバム」との相性も見事。子供のお稽古のための作品にとどまらない魅力が満載です。「四季」にも登場する第22曲“ひばりの歌”は、装飾音の可愛らしい鳴き声がが単なる描写ではなく、フワッと情感が広がり、「四季」の“ひばりの歌”との陰と陽の描き分けにもご注目を。ちなみにジャケット写真に写っているのは、ヤブロンスカヤの孫。【湧々堂】
CR-112
ラフマニノフ:ヴォカリーズ(ミハイル・ウトキン編)、
ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調
ユーリ・ディジェンコ(P)、
グラーフ・ムルジャ(Vn)、
ミハイル・ウトキン(Vc)
CR-113
ワレリー・タラカノフ(1934-):ヴァイオリンのための音楽
ヴァイオリン・ソナタOp.1(1960)/ヴァイオリン・ソナタOp.40(2007)
ヴァイオリンとピアノのための2つの小品Op.16(1976);子守歌,サンバ
ヴァイオリン・ソナタ「別れ」Op.39(2004)
アレクサンドル・トロスティアンスキー(Vn)、
ナターリャ・アルダシェワ(P)
CR-114
バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056+、
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ短調BWV1042*、
ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052+、
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041*
マクシム・フェドートフ(Vn*、指)、
ガリーナ・ペトロワ(P)+、
ロシア・フィルハーモニック(モスクワ市立響)、
アンサンブル・オヴ・ソロイスツ
CR-115
ヴァイオリンとピアノによるクラシック名曲集
リムスキー=コルサコフ(アイーダ・イサコワ編):シェエラザード
ボロディン(イサコワ編):だったん人の踊り、
ワーグナー
(イサコワ編):イゾルデの死、
ヴェルディ(イサコワ編):トラヴィアータ(演奏会用幻想曲)、
 公爵の歌(「リゴレット」より)、
ドビュッシー(イサコワ編):美しい夕べ
マクシム・フェドートフ(Vn)、
ガリーナ・ペトロワ(P)

ライヴ録音
CR-116
モーツァル:ピアノ協奏曲第12番イ長調K.141、
ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)、
レオニード・ニコラーエフ(指)
パーヴェル・スロボトキン・センター・モスクワ室内O

録音:2008年3月18日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
CR-117
ショパン:幻想即興曲、舟歌Op.60、
子守歌Op.57、
夜想曲Op.9-1,2,3/Op.27-1,2/Op.37-1,2/Op.48-2,1/嬰ハ短調Op.posth
ボリス・スパスキ(P)

録音:2008年、モスクワ音楽院大ホール
ボリス・スパスキはモスクワのロシア音楽アカデミーでオレグ・ボシュニアコヴィチに師事したロシアのピアニスト。
CR-118
ショパン:バラード(全4曲)、
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
イ・ヘギュン(P)

録音:2007年8月、ロシア、クリトゥラ・TV&ラジオ放送第1スタジオ
CR-119(2CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*、四季Op.37bis〜松雪草(四月)、
「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ、
交響曲第5番ホ短調Op.64
ポリーナ・フェドートワ(P*)、
ヴィクトル・フェドートフ(指)神奈川PO

録音:1999年9月1日、神奈川県民ホール(ステレオ・ライヴ)
名演の品番・ジャケット変更再発売
CR-120(2CD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番6(第2版)*
2台のピアノのための組曲第1番「幻想的絵画」Op.5(+/*)
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28+、
2台のピアノのための組曲第2番Op.17(*/+)
エレオノーラ・カルプホワ(P)*
ヴィクトル・ギンズブルク(P)+

録音:2008年4月22-23日、5月12、15日、モスクワ音楽院大ホール
CR-121
第4回アレクサンドル・スクリャービン国際コンクール入賞者
スクリャービン:4つの前奏曲Op.22*、
タネーエフ
:前奏曲ヘ長調*
スクリャービン:3つの小品Op.52〜詩曲/謎+、
 4つの小品Op.56〜皮肉+、2つの小品Op.63+、
 3つの練習曲Op.65#/2つのマズルカOp.40**、
 4つの前奏曲Op.48**、2つの詩曲Op.71**
スタチンスキー(1888-1914):ピアノ・ソナタ変ホ長調**
スクリャービン:2つの即興曲Op.14++、
 ピアノ・ソナタ第9番Op.68++、
 3つの小品Op.45##、
 4つの小品Op.56##〜前奏曲/ニュアンス/練習曲、
 8つの練習曲Op.42-4##
インナ・コルネーエワ(P;第6位*)、
ダニール・トリフォノフ(P;第5位+)、
アルティオム・アバシェフ(P;第4位#)、
ドミトリー・カルポフ(P;第3位**)、
アレクセイ・チェルノフ(P;第2位++)、
ゲオルギー・ヴォイロチニコフ(P;第1位##)

録音:2008年2月1、4日、モスクワ音楽院大ホール
CR-122
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3
第1番ヘ長調K.37/第17番ト長調K.453/第20番ニ短調K.466
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
レオニード・ニコラーエフ(指)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内O

録音:2008年4月18日、モスクワ、パーヴェル・ソロボトキン・センター、ライヴ
CR-123
ショスタコーヴィチ:格言集Op.13
ミハイル・コロンタイ(1952-):7つのロマンティック・バラード(2000)
イリーナ・チュコフスカヤ(P)
CR-124
ウラディーミル・ブーニン(1908-):ヴァイオリン協奏曲(1952)*
交響曲第2番(1948)+
レオニード・コーガン(Vn)*
キリル・コンドラシン(指)
コンスタンチン・イワーノフ(指)+
ソヴィエト国立SO

録音:1953年/1948年+
CR-125
ピアノ、フルートとファゴットの為の三重奏曲集
ベートーヴェン:三重奏曲ト長調WoO.37
ドニゼッティ:三重奏曲ヘ長調
クーラウ:三重奏曲ト長調Op.119
カテリーナ・ザイチェワ(P)
デネット・ダービー・マクダーモット(Fl)
ダグラス・バーケンフス(Fg)
CR-126
チェロとピアノの為の作品集
ベートーヴェン:モーツァルトの歌劇「魔笛」の主題による7つの変奏曲WoO.46
ショパン:華麗なポロネーズOp.3
カプースチン:チェロ・ソナタ第1番Op.63(1991)
チェロ・ソナタ第2番Op.84(アレクサンドル・ザゴリンスキーに献呈;1991)
ショパン(サラサーテ編):夜想曲変ホ長調Op.9-2
カプースチン:夜明けOp.26(ピアノ曲にチェロのピチカートを付加)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
ニコライ・カプースチン(P)

録音:1999年
CR-127
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.4
第9番変ホ長調K.271/第16番ニ長調K.451
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
レオニード・ニコラーエフ(指)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内O

録音:2008年12月20日、モスクワ、パーヴェル・ソロボトキン・センター、ライヴ
CR-128
シューベルト:4つの即興曲Op.90D.899
ピアノ・ソナタ第14番イ短調Op.143D.784
楽興の時Op.94D.780
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
CR-129
シューマン:クライスレリアーナOp.16
チャイコフスキー(プレトニョフ編):「眠れる森の美女」からの演奏会用組曲
コンスタンチン・ラプシン(P)
CR-130
ショパン:練習曲全集Op.10/Op.25 Dizhou Zhao(P)
中国、上海生まれのDizhou Zhaoは2007年のルイジアナ国際ピアノ・コンクール優勝者。当CDは同コンクールとの共同制作盤。
CR-131
ショパン:ピアノ作品集
バラード第3番変イ長調Op.47
夜想曲変イ長調Op.32-2
3つのワルツOp.34/大ワルツ変イ長調Op.42
3つのワルツOp.64/2つのワルツOp.69
3つのワルツOp.70/ワルツ変ホ短調Op.posth.
夜想曲ロ長調Op.9-3/4つのマズルカOp.41
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
ポリーナ・フェドトワ(P)
CR-132
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.5
第14番変ホ長調K.449/第27番変ロ長調K.595
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
レオニード・ニコラーエフ(指)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内O
CR-133
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.6
第5番ニ長調K.175/第11番ヘ長調K.413
第18番変ロ長調K.456
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
レオニード・ニコラーエフ(指)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内O
CR-134
スクリャービン:ピアノ・ソナタ集
第2番嬰ト短調「幻想ソナタ」Op.19
第3番嬰ヘ短調 Op.23
第4番嬰ヘ長調Op.30/第9番Op.68/第10番Op.70
イ・ヘギュン(P)

録音:2007年8月25-26、28日、ロシア文化放送第1スタジオ
CR-135
リスト:巡礼の年 第2年 イタリア S.161(全7曲)
5つのピアノ小品 S.192
2つの演奏会用練習曲 S.145〜森のささやき(No.1)
超絶技巧練習曲集 S.139〜雪かき(No.12)
アレクサンドル・ストルコフ(P)
アレクサンドル・ストルコフ(1965年ロシアのオルスク生まれ)はモスクワ音楽院でレフ・ウラセンコ、ミハイル・プレトニョフに師事。1991年フランツ・リスト・ピアノ・コンクール(ブダペスト)優勝。たびたび来日しています。

CR-136
ダニエル・ポラック・イン・モスクワ
ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23-5
 同ト長調Op.32-5/同嬰ト短調Op.32 -12
フランク:前奏曲,コラールとフーガ
ショパン:マズルカ イ短調 Op.17-4
 スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
 幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
 バラード第2番ヘ長調 Op.38
 英雄ポロネーズ変イ長調Op.53
ダニエル・ポラック(P)

録音:2009年3月、ロシア文化放送第1スタジオ
ダニエル・ポラックはヴァン・クライバーンが優勝した1958年のチャイコフスキー国際コンクールで第8位に入賞したアメリカ合衆国のピアニスト。近年はピアノ教授としての活躍が目立つ彼が、コンクール以来50年を経てモスクワで録音した注目盤。
まず、ラフマニノフの前奏曲Op.23-5のまるで骸骨踊りをおもわせるドロドロした情念が凄い!Op.32-5では一転して可憐なタッチで幻想的な空気を敷き詰め、タッチのコントロール能力が並外れていることを痛感させます。アメリカのピアニストというイメージからは程遠い極度に内省的で技巧を決して全面にひけらかさないピアニズムはショパンで一層顕著となります。マズルカの仄かな明かりを宿しつつ、心の奥底で涙に暮れる佇まい。スケルツォはそれこそスマートさ皆無。ゴツゴツとした造形の端々から明確な輪郭を伴って音のニュアンスが表出されます。最後に置かれた英雄ポロネーズは、今のポラッの魅力を集約した逸品。独特のアゴーギクと激情のうねらせ方が独特で、音の洗練味は排しながらも全体として確固としたフォルムを終止崩しません。コーダの重戦車のような高揚感は圧巻。手応え絶大な一枚です!  【湧々堂】
CR-137
グリーグ:抒情小曲集(抜粋)
アリエッタOp.12-1/ワルツOp.38-7
蝶々Op.43-1/孤独なさすらい人Op.43-2
故郷にてOp.43-3/小鳥Op.43-4
愛の歌Op.43-5/春に寄すOp.43-6
アルバムの綴りOp.47-2/メロディOp.47-3
小人の行進Op.54-3/夜想曲Op.54-4
郷愁Op.57-6/小川Op.62-4
家路Op.62-1/青春の日々からOp.65-1
農民の歌Op.65-2
トロルドハウゲンの婚礼の日Op.65-6
ゆりかごの歌Op.68-5/昔々Op.71-1
夏の夕べOp.71-2/パック(小妖精)Op.71-3
森の静けさOp.71-4
ハリング(ノルウェー舞曲)Op.71-5
過去Op.71-6/余韻Op.71-7
和泉清孝(P)
和泉清孝は2008年アントワープ王立音楽院大学院課程{コンサート・ソリスト」コースを首席および「最優秀」で卒業した日本のピアニスト。ブックレットに日本語解説を記載。
CR-138
ボロディン:交響曲第2番変ロ短調
リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」
歌劇「プスコフの乙女」序曲
歌劇「皇帝の花嫁」序曲
歌劇「五月の夜」序曲
歌劇「雪娘」〜鳥たちの踊り/皇帝ベレンデイの行進曲/舞曲
ヴィクトル・フェドートフ(指)
サンクトペテルブルクPO
バレエ音楽の名演盤で知られるヴィクトル・フェドートフ(1933-2001)の交響的レパートリー。
CR-139
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.7
第2番変ロ長調 K.39
第8番ハ長調 K.246
第22番変ホ長調 K.482
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
コンスタンチン・マスリューク(指)
パーヴェル・スロボトキン・センター・モスクワ室内O

録音:2009年10月9日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
CR-141
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.8
ピアノ協奏曲第3番ニ長調 K.40
ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238
ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
コンスタンチン・マスリュク(指)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内O

録音:2009年12月25日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
CR-142
モーツァルトピアノ協奏曲集 Vol.9
ピアノ協奏曲第4番ト長調 K.41
ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
コンスタンチン・マスリュク(指)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内O

録音:2010年6月2日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
CR-143
モーツァルトピアノ協奏曲集 Vol.10
ピアノ協奏曲第7番ヘ長調 K.242(3台のピアノのための)*
ピアノ協奏曲第10番変ホ長調 K.365(2台のピアノのための)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
スタニスラフ・イゴリンスキー(P)
アナシタシア・ガマレイ(P)*
コンスタンチン・マスリュク(指)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内O

録音:2010年4月19日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
CR-146(2CD)
ユーリー・ボグダーノフ・プレイズ・ショパン
華麗なワルツ変イ長調 Op.34-1
華麗なワルツ イ短調 Op.34-2
ワルツ変ニ長調 Op.64-1
嬰ハ長調 Op.64-2
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
夜想曲変ニ長調 Op.27-2
ピアノ・ソナタ変ロ短調 Op.35
ポロネーズ変イ長調 Op.53
幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
練習曲ロ短調 Op.25-10
練習曲嬰ハ短調 Op.10-4
夜想曲変イ長調 Op.32-2
バラード第1番ト短調 Op.23
マズルカイ短調 Op.17-4
マズルカ嬰ハ短調 Op.30-4
マズルカ ロ短調 Op.33-4
マズルカ ヘ短調 Op.68-4
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
ユーリー・ボグダーノフ(P)

録音:2010年5月12-14日、モスクワ合唱アカデミー大ホール
ユーリー・ボグダーノフ(1972年生まれ)はモスクワ音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、アレクセイ・ナセトキン、ミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事したロシアのピアニスト。ロシア自然科学アカデミー「人間性と創造」部門特派員メンバー、「芸術の生まれる所」プロジェクトのアート・ディレクター等を務めながら、世界的に演奏活動を展開しています。
CR-147
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
 幻想曲集 Op.116
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想
ダニール・ツヴェトコフ(P)

録音:データ未詳

CR-148(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第12番「月光」
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」*
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
コンスタンチン・マスリュク(指)
モスクワ・パーヴェル・スロボトキン・センター室内O

録音:2009年1月10日、2010年4月19日* (共モスクワ音楽院ライヴ)
ソナタは、4曲全てが比類なき名演で音質も極上!「第1番」は、煌めく美音を駆使して古典的な造型を端正に構 築しますが、決して大上段に構えず、第3楽章での温かみのある語 り口が心に染み、終楽章も緊張を極限まで高めるのではなく、音楽 のフォルムの中でフレーズを自然に息づかせることに専心。
「月光」は、第1楽章の冒頭のピアニッシモにご注目。明確な輪郭を 伴って確かな存在感を伝える一音一音の霊妙さはヴォスクレセンス キーならでは。第2楽章の心からの微笑みも印象的ですが、終楽章 における音楽自体が持つ迫力を伝えながらも、感覚的な凄みとは異 なる人間的な包容力に満ちたニュアンスは、師のオボーリンに通じるものを感じさせます。
「テンペスト」もあくまでも自然体。外側から作りこんだ音楽では なく、音楽が自ら発言するように優しく牽引する独自のセンスを感 じずにはいられません。第1楽章展開部冒頭、静寂の後で鋭利にエ ッジを立てて襲いかかる演奏が多いですが、「月光」の終楽章同様 、衒いとは無縁の真の呼吸で聴き手に迫ります。
「熱情」では、ここまでのヴォスクレセンスキーのピアニズムの魅 力の全てが集約。第1楽章提示部の2:00以降で左右の声部が全く同 等のバランスで明瞭に打ち鳴らされることによって一定の山場を築 くセンスをはじめとして、表面的な演出とは一線を画す自然に納得 させられてしまう独自マジックの連続です。どこまでエキサイティ ングに振舞ってくれるかを期待しがちの作品ですが、この経験とセ ンスと人間性の裏付けのある演奏を聴くと、そんな欲求は起きよう もありません。とにかく意味のない音など一音もないのです! 「皇帝」もまた然り。終楽章のなんと瑞々しいこと!録音当時、ヴォスクレセンスキーは70代半ばだったはずですが、技術的な衰えを感じさせない点も驚異的です。 ヴォスクレセンスキーの名前をネットで検索すると、「先生」としての活動を弟子が伝えるものばかりが目立ちますが、聴き手の立場でその演奏の素晴らしさを伝える記事をもっと目にしたいものです。【湧々堂】
CR-149
ミハイル・コロンタイ(1952-):アニュス・デイ(ヴァイオリンと管弦楽の為の)Op.48a(2001)(*/+)
「神殿の破壊」による10の奇想曲(ヴァイオリンの為の)Op.34a(1994)+
主の日(管弦楽の為の)Op.54(2006、2008)+
エレーナ・デニソヴァ(Vn)*
アレクセイ・コルニエンコ(指)
モスクワRSO+
ミハイル・コロンタイはロシアの教会音楽の影響を受けた作風で知られるロシアの作曲家。

CR-155
ラフマニノフ:ピアノ作品集
ラフマニノフ:悲歌 Op.3-2
 前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
 前奏曲変ロ長調 Op.23-2
 前奏曲ト短調 Op.23-5
 前奏曲ト長調 Op.32-5
 前奏曲ロ短調 Op.32-10
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌
ラフマノノフ:楽興の時 ロ短調 Op.16-3
 絵画的練習曲変ホ短調 Op.39-5
 ピアノ・ソナタ第2番ロ短調(第2版)
ユーリー・ディジェンコ(P)
ユーリー・ディジェンコは1966年ウクライナ生まれ。Classical Recordsには、ヴィクトル・メルジャーノフ門下のピアニストによる素晴らしい演奏が多く存在しますが、彼もモスクワ音楽院でメルジャーノフに師事しています。
まず印象的なのが、タッチの清潔さ。ラフマニノフの前奏曲Op.3-2でも鉛のような重厚感を全面に出すのではなく、音彩の繊細なニュアンスに焦点を当てています。そうかと思うと、Op.23-2では、左手の声部を際立たせて、音楽のアグレッシブな躍動感を惜しげもなく表出するなど、表現の引き出しが豊富であることを窺わせます。
第2ソナタでは、隠し球の強靭打鍵を遂に披露しますが、最も心を捉えるのは、第2楽章のリリシズム。【湧々堂】
CR-156
シューベルト、シューマン、リスト:ピアノ作品集
シューベルト:即興曲 Op.90 D.899
シューマン:3つの幻想的小品 Op.111
 ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
リスト:スペイン狂詩曲
カテリーナ・ザイツェヴァ(P)
カテリーナ・ザイツェヴァはロシに生まれアメリカ合衆国ノース・テキサス大学でホアキン・アチュカロに師事したピアニスト。

CR-157
シューマン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
4つの小品 Op.32
3つの幻想的小品 Op.111
ナージャ・ピサレヴァ(P)
ナジェージダ・ピサーレヴァ(ナージャ・ピサレヴァ)はモスクワに生まれ、モスクワ音楽院でセルゲイ・ドレンスキーに師事。2010年に卒業、さらにベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒに師事したピアニスト。父はピアニストのアンドレイ・ピサレフ(1962年生まれ。ドレンスキー門下。1983年ラフマニノフ・コンクール優勝)。
声部間の見通しが良く、響きを混濁させない趣味の良いピアニズムで魅了します。ソナタ第1楽章のファンダンゴのリズムには、土臭さを排除した洗練されたニュアンスが宿り、その洗練美は第2楽章で一層開花します。第3楽章中間部の豊かな歌謡性にもご注目を。【湧々堂】
CR-159
チャイコフスキー:子供のアルバム Op.39
大ソナタ.ト長調 Op.37
ポリーナ・フェドートヴァ(P)

CR-160(2CD)
ブラームス他:チェロ・ソナタ全集
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
 チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
メンデルスゾーン:無言歌 Op.109
ショパン:ワルツ変イ長調 Op.69-1(チェロとピアノの為の)
ショパン(グラズノフ編):練習曲 Op.25-7(チェロとピアノの為の版)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(P)
アレクサンドル・ザゴリンスキーは1962年モスクワに生まれたロシアのチェロ奏者。1990年チャイコフスキー国際コンクール第6位。1991年から2000年までモスクワPOチェロ・グループ・コンサートマスター。2000年以来モスクワ室内O首席奏者兼ソリスト。アイナル・ステーン=ノックレベルグ(1944年生まれ)はノルウェーを代表するピアニストの一人。
CR-161
スクリャービン、他:ピアノ作品集
スクリャービン:幻想曲 Op.28
12の練習曲 Op.8〜第10番変ニ長調,第11番変ロ短調,第12番嬰ニ短調
チャイコフスキー:夜想曲 Op.10-1
 ワルツ=スケルツォ Op.7
 瞑想 Op.72-5
ラフマニノフ:幻想的小品集 Op.3〜前奏曲,道化役者
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調 Op.36
アレクサンドル・シンチュク(P)
アレクサンドル・シンチュは1988年ロシアのナホトカに生まれ、ウラジオストクの極東芸術アカデミーで学んだピアニスト。2008年、第4回ラフマニノフ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)で優勝しカーネギー・ホール(ニューヨーク)にリサイタル・デビュー。その後もコンクール入賞を続けています。
CR-162
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集
6つの前奏曲 Op.13
嘆きと慰め Op.17(全8曲)
4つの小品 Op.65
アンナ・レズニク(P)
ボルトキェヴィチはラフマニノフと同世代のポーランド系ロシアの作曲家・ピアニスト。二度の世界大戦に翻弄され、印刷譜の在庫のほとんどが焼失し困窮に陥るなど苦難の人生を歩みました。近年再評価が進み録音も増えてきています。
CR-163
ニキータ・フィテンコの「展覧会の絵」
バッハ(ジロティ編):前奏曲ト短調(BWV353)
 前奏曲ロ短調(BWV855a)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ショパン:ワルツ.ヘ短調 Op.70-2
シューベルト:楽興の時 第3番ヘ短調
ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12 前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
前奏曲ハ短調 Op.23-7
チャイコフスキー:「四季」〜舟歌
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ニキータ・フィテンコ(P)
ニキータ・フィテンコはロシアのサンクトペテルブルクに生まれ、サンクトペテルブルク音楽院卒業後アメリカ合衆国に渡りノーステキサス大学で博士号を取得したピアニスト。現在ワシントンD.C.を本拠に活動しています。ヤマハ・アーティスト。
CR-164
ラフマニノフ:3つの小品 Op.3
絵画的練習曲集 Op.33
絵画的練習曲集 Op.39
エレオノーラ・カルプーホヴァ(P)
エレオノーラ・カルプーホヴァは1976年ロシアのカザンに生まれ、モスクワ音楽院でヴァレーリー・カステリスキー、ミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事したピアニスト。
CR-165(2CD)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー
ショパン:夜想曲嬰ハ短調 Op.27-1
 3つのワルツ Op.64
 4つのマズルカ Op.24
 ポロネーズ変ホ短調 Op.44
 前奏曲嬰ハ短調 Op.45
 ポロネーズ.ハ短調 Op.40-2
 バラード第4番ヘ短調 Op.52
 マズルカ ヘ短調 Op.63-2
 マズルカ嬰ハ短調 Op.63-3
 幻想曲ヘ短調 Op.49
 練習曲嬰ト短調 Op.25-6
シューマン:3つのロマンス Op.28
 交響的練習曲 Op.13 & Op.Posth.
 ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調 Op.11
 森の情景〜予言の鳥
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:時期の記載なし、ライヴ、モスクワ音楽院マーリー・ホール、モスクワ、ロシア
ミハイル・ヴォスクレセンスキーは1935年ウクライナに生まれたロシアのピアニスト。モスクワ音楽院でレフ・オボーリン(1907-1974)に師事。シューマン・コンクール、ジョルジュ・エネスク・コンクール、リオデジャネイロ・コンクール、ヴァン・クライバーン・コンクール入賞。ベートーヴェンとスクリャービンのピアノ・ソナタ全曲およびショパンのピアノ独奏曲全曲を演奏、2007から2010年にかけてモーツァルトのピアノ協奏曲全曲を演奏し当レーベルに録音。モスクワ音楽院教授としてスタニスラフ・イゴリンスキー、ヤコフ・カスマン、アレクサンドル・ギンディン、エレーナ・クズネツォヴァ、オレグ・マルシェフ、ユーリー・ファヴォーリン、ガリーナ・チスチャコヴァ他多数の名ピアニストを輩出。2015年現在、国際スクリャービン協会会長、モスクワ音楽院ピアノ科主任教授、桐朋学園大学客員教授。
CR-166(2CD)
ショパン:練習曲集&ワルツ集
練習曲 Op.10*/練習曲 Op.25*
3つの新しい練習曲 Op.posth.*
ワルツ集+
 変ホ長調 Op.18/変イ長調 Op.34-1
 イ短調 Op.34-2/ヘ長調 Op.34-3
 変イ長調 Op.42/変ニ長調 Op.64-1
 嬰ハ短調 Op.64-2/変イ長調 Op.64-3
 変イ長調 Op. posth./ロ短調 Op. posth.
 変ト長調 Op. posth./ヘ短調 Op. posth.
 変ニ長調 Op. posth./ヘ短調 Op. posth.
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)

録音:1995年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア*/2012年、ライヴ、リサイタル+
ミハイル・ヴォスクレセンスキーは1935年ウクライナに生まれたロシアのピアニスト。モスクワ音楽院でレフ・オボーリン(1907-1974)に師事。シューマン・コンクール、ジョルジュ・エネスク・コンクール、リオデジャネイロ・コンクール、ヴァン・クライバーン・コンクール入賞。ベートーヴェンとスクリャービンのピアノ・ソナタ全曲およびショパンのピアノ独奏曲全曲を演奏。2007年から2010年にかけてモーツァルトのピアノ協奏曲全曲を演奏し当レーベルに録音。モスクワ音楽院教授としてスタニスラフ・イゴリンスキー、ヤコフ・カスマン、アレクサンドル・ギンディン、エレーナ・クズネツォヴァ、オレグ・マルシェフ、ユーリー・ファヴォーリン、ガリーナ・チスチャコヴァ他多数の名ピアニストを輩出。2015年現在、国際スクリャービン協会会長、モスクワ音楽院ピアノ科主任教授、桐朋学園大学客員教授。
CR-167
エカテリーナ・リヒテルのモーツァルト
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ長調 K.457
アレグロ.ト短調 K.312
前奏曲ハ長調 K.284a(カプリッチョ.ハ長調 K.395)
ジグ.ト長調 K.312
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ジョヴァンニ・パイジェッロの歌劇「哲学者気取り」のアリア「主に幸いあれ」による6つの変奏曲ヘ長調 K.398
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
エカテリーナ・リヒテル(P)
エカテリーナ・リヒテル(エカチェリーナ・リフテール)は1982年ロシアのモスクワに生まれたピアニスト。モスクワ中央音楽学校で母エレーナ・リヒテルに師事。モスクワ音楽院で引き続きエレーナ・リヒテル、続いておよびエリソ・ヴィルサラーゼに師事し2005年首席卒業後、ベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒに師事。数々の国際コンクールにて入賞を果たし、モスクワ音楽院在学中より日本を含む世界各地で演奏。2016年現在モスクワ音楽院ティーチング・アシスタント。
CR-168
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
パガニーニの主題による狂詩曲
アルカディー・センジペール(P)
サンクトペテルブルク国立カペラSO
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指)

録音:2011年、ライヴ
アルカディー・センジペールは1958年ロシアのサンクトペテルブルクに生まれ、サンクトペテルブルク音楽院でグリゴリー・ソコロフ他に師事したピアニスト。2015年現在ドレスデンのカール・マリア・フォン・ヴェーバー音楽大学教授。
CR-169
サムイル・フェインベルクの芸術 Vol.4
シューマン:子供の為のアルバム Op.68
森の情景 Op.82
サムイル・フェインベルク(P)

録音:モノラル
CR-170(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869 キム・ガン・グエン(P)

録音:2014年10月16-17日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
キム・ガン・グエンはベトナムのピアニスト。13歳でモスクワ音楽院付属中央音楽学校に入学、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ストルコフに(2008-2013)、同大学院でミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事。
CR-171(2CD)
ブラームス、シューベルト他:ピアノ作品集
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
リスト:詩的で宗教的な調〜アンダンテ・ラクリモーサ(No.9)/葬送曲(No.7)/孤独の中の神の祝福(No.3)
 ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 S.244-11
シューマン:幻想小曲集 Op.12〜なぜ?(No.3)
グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
スクリャービン:左手の為の前奏曲と夜想曲 Op.9
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(P)
ミハイル・ヴォスクレセンスキーは1935年ウクライナに生まれたロシアのピアニスト。モスクワ音楽院でレフ・オボーリン(1907-1974)に師事。シューマン・コンクール、ジョルジュ・エネスク・コンクール、リオデジャネイロ・コンクール、ヴァン・クライバーン・コンクール入賞。ベートーヴェンとスクリャービンのピアノ・ソナタ全曲およびショパンのピアノ独奏曲全曲を演奏。2007年から2010年にかけてモーツァルトのピアノ協奏曲全曲を演奏し当レーベルに録音。モスクワ音楽院教授としてスタニスラフ・イゴリンスキー、ヤコフ・カスマン、アレクサンドル・ギンディン、エレーナ・クズネツォヴァ、オレグ・マルシェフ、ユーリー・ファヴォーリン、ガリーナ・チスチャコヴァ他多数の名ピアニストを輩出。2015年現在、国際スクリャービン協会会長、モスクワ音楽院ピアノ科主任教授、桐朋学園大学客員教授。
CR-172
フランスのヴァイオリン・ソナタ集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
サン・サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
グラーフ・ムルジャ(Vn)
ナターリヤ・クラフチェンコ(P)
グラーフ・ムルジャは1973年ロシアに生まれたヴァイオリニスト。モスクワ中央音楽学校およびモスクワ音楽院でイリーナ・ボチコヴァに師事。1990年パガニーニ・ヴァイオリン・コンクール(ジェノヴァ)第4位、1994年チャイコフスキー国際コンクール第3位、1996年ロン=ティボー・コンクール第3位等入賞を重ね、エリツィン大統領個人より奨学金を受けロンドンの王立音楽アカデミーで学びました。1990年より演奏活動を開始。2015年7月に来日しパガニーニの「24の奇想曲」全曲を演奏しました。
CR-173
チャイコフスキー:12の性格的小品「四季」Op.37b
スクリャービン:2つの詩曲 Op.32
ガリーナ・ペトロヴァ(P)
ガリーナ・ペトロヴァはヴァイオリニストの夫マクシム・フェドートフとのデュオでも知られるロシアのピアニスト。

CR-174
サムイル・フェインベルクの芸術 Vol.5
シューマン:フモレスケ変ロ長調 Op.20
 アレグロ.ロ短調 Op.8
ショパン:24の前奏曲〜第1番ハ長調/第3番ト長調/第5番ニ長調/第8番嬰ヘ短調/第10番嬰ハ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調
 バラード第4番ヘ短調 Op.52
リスト:コンソラシオン(慰め)S.172〜第1番ホ長調/第2番ホ長調/第4番変ニ長調/第5番ホ長調/第6番ホ長調
 メフィスト・ワルツ第1番 S.514
サムイル・フェインベルク(P)

CR-0689-2
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第1集&第2集
6(2台のピアノの為の版)
イヴァン・クランスキー、ルカーシュ・クランスキー(P)

録音:データ未詳

CR-0715-2(2CD)
フランチシェク・シュクロウプ(1801-1862):歌劇「フィドロヴァチカ」(1834)


[ボーナス・トラック]
(1)作曲家フランチシェク・シュクロウプの孫ベルタ・シュクロウポヴァーへの70歳誕生日時のインタビュー
(2)フランチシェク・シュクロウプ:わが故郷はいずこ(チェコスロヴァキア国歌)
(3)フランチシェク・シュクロウプ:フルディムの劇場のこけら落としの為の祝典序曲*
(4)フランチシェク・オンドジーチェク(1857-1922):ボヘミア狂詩曲(ヴァイオリンと管弦楽の為の)Op.21
(5)ドヴォルザーク:序曲「わが家」*
オット・モティチカ(クロウチル)
ヤロスラフ・ヴァーグネル(イェニーク)
メダ・ヴァレントヴァー(マスチールコヴァー)
ヤルミラ・クルリショヴァー(リドゥンカ)
フランチシェク・コヴァージーク(ジヴェレス)
フランチシェク・スモリーク(マレシュ)
ルドルフ・フルシーンスキー(フヴィエスドレスキー)
フランチシェク・フィリポフスキー(ヤンメルヴェイル)
ヤルミラ・シュヴァビーコヴァー(マルキタ)
フランチシェク・クレウズマン(コゼルカ) 他
プラハ・チェコスロヴァキア放送劇団
プラハ・チェコスロヴァキア放送Cho
プラハRSO
ヨセフ・ベズディーチェク(演出)
フランチシェク・ディク(指)
録音:1951年、チェコスロヴァキア放送、プラハ、チェコスロヴァキア
音源:チェコスロヴァキア放送、プラハ

[ボーナス・トラック]
(1)録音:1944年、チェコスロヴァキア放送
(2)ボレク・ルヤン(Br)、プラハSO、ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
録音:1948年、原盤:Supraphon
(3)プラハ・チェコスロヴァキアRSO、ヨセフ・フルンチーシュ(指)
録音:1968年、音源:チェコスロヴァキア放送、プラハ
(4)ヴォイチェフ・フライト(Vn)、プラハ放送O、ヨセフ・フルンチーシュ(指)
録音:1962年、ライヴ、ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ
音源:チェコスロヴァキア放送、プラハ
(5)プラハ・チェコスロヴァキアRSO、カレル・シェイナ(指)
録音:1973年 音源:チェコスロヴァキア放送、プラハ
チェコ・ロマン派の作曲家フランチシェク・シュクロウプの歌劇「フィドロヴァチカ」の歴史的録音。かつてのチェコスロヴァキア国歌・現在のチェコ国歌「わが故郷はいずこ(我が家何処や)」はこの歌劇の旋律を基にしています。*のみステレオ録音。すべてADD。
CR-0719-2
ヴァイオリンとピアノの為の作品集
コープランド:二重奏曲(1971/改訂:1977)*
 ソナタ(1943)*
バーンスタイン:ソナタ(1940)*
ヤン・ノヴァーク:ポケット・ソナタ(1973-1974)+
 「Hoson zes」によるソナタ(1981)+
フランチシェク・ノヴォトニー(Vn)
イゴル・アンダシェフ(P)*
ヴラディミール・ホリー(P)+

録音:2014年8月、チェコ放送スタジオ1、プラハ、チェコ*
2012年12月、スタジオ・マルチーネク、プラハ、チェコ+
CR-0743-2
バッハ、スカルラッティ、タレガ、リョベト、ボグダノヴィチ、ヘンツェ:ギター作品集
バッハ:組曲ホ短調 BWV996
D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.205
フランシスコ・タレガ(1852-1909):アラブ奇想曲
ミゲル・リョベト(1878-1938):聖母の御子
 アメリアの遺言/盗賊の歌
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):6つのバルカンの小品
ヘンツェ(1926-2012):3つのテント
オズレン・ムタク(G)

録音:2014年1月、スタジオ・プリンチピウム、プラハ、チェコ
オズレン・ムタクはクロアチア生まれ。プラハ音楽アカデミーでミラン・ゼレンカに、ヴュルツブルク音楽大学でユルゲン・ルックに師事。チェコを本拠に活躍しています。2000年から2010年までテプリツェ音楽院で、2007年から2015年現在プルゼニュ音楽院で教えています。
CR-0744-2(2CD)
イジー・マティス(1927-):弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲
 第1番 Op.21(1957)/第2番 Op.31(1960-1961)
 第3番 Op.37(1962-1963)/第4番(1973)/第5番(1989-1990)
 第6番(2003-2004)/第7番(2007-2008)
小弦楽四重奏曲 [String Quartettino] (1948)
容易な形式による弦楽四重奏曲(1967)
無伴奏ヴァイオリン組曲(2007)*
マティスSQ
[リハルト・クルジーク(第ヴァイオリン、独奏*)
ヤクプ・ラータル(第2ヴァイオリン)
ダヴィト・シュレフタ(Va)
ロベルト・クルジーク(Vc) ]

録音:2009-2014年、チェコ放送ブルノ支局スタジオ、ブルノ、チェコ
イジー・マティスはモラヴィア地方で活躍するチェコの作曲家。ブルノ音楽院やヤナーチェク・アカデミーで教えながら、数多くの室内楽作品を書いてきました。マティスSQは1997年にブルノ音楽院の学生たちにより創設。2003年にマティスの名を冠することを許されました。
CR-0745-2
レネー・ナハチガロヴァー/ソプラノ・リサイタル
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」から 一人寂しく捨てられて(第1幕、マノンのアリア)*
歌劇「ラ・ボエーム」から
 私の名はミミ(第1幕、ミミのアリア)+
 あなたの愛の呼ぶ声に(第3幕、ロドルフォとミミのデュエット)(T/S/B/+)
歌劇「トスカ」から 歌に生き、愛に生き(第2幕、トスカのアリア)+
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」から 運命の石(第4幕、ラダメスとアイーダのデュエット)(T/M/**/+)
歌劇「ドン・カルロ」から 世の虚しさを知る神よ(第4幕、エリザベッタのアリア)*
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」から 自殺!(第4幕、ジョコンダのアリア)*
ブリテン:イルミナシオン#
チャイコフスキー:歌劇「エフネギー・オネーギン」から タチアナとオネーギンの最終の場(b/*)
レネー・ナハチガロヴァー(S)
ガエターノ・バルディーニ(テノール(T))
イトカ・ソビェハルトヴァー(ソプラノ(S))
レネー・トゥチェク(バリトン(B))
エヴァ・ペハーンコヴァー(メゾソプラノ(M))
イヴァン・クスニエル(バリトン(b))
プラハ・チェコスロヴァキア放送合唱団**
プラハ・チェコスロヴァキアRSO(*/+)
ヴラディミール・ヴァーレク(指)*
ヤン・シュティフ(指)+
プラハ室内ソロイスツ#
リボル・ペシェク(指)#

録音:1986年(*/+)、1984年#、チェコスロヴァキア放送スタジオ、プラハ、ADD

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