湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



ORF
(オーストリア/オーストリア放送協会)



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ORFCD-010(3CD)
ウィンナ・リート・エディションVol.10〜12 アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)、
ヴァルター・ベリー(Bs)、インツ・ツェドニク(T)
ORFCD-011(3CD)
ウィンナ・リート・エディションVol.1〜3 ヴァルター・ベリー(Bs)、ハインツ・ツェドニク(T)
ORFCD-012(3CD)
ウィンナ・リート・エディションVol.4〜6 ヴァルター・ベリー(Bs)、ハインツ・ツェドニク(T)
ORFCD-013(3CD)
ウィンナ・リート・エディションVol.13〜15 アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)、
ワルター・ベリー(Bs)、インツ・ツェドニク(T)
ORFCD-014(3CD)
ウィンナ・リート・エディションVol.7〜9 アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)、
ワルター・ベリー(Bs)、インツ・ツェドニク(T)
上記5タイトルは、ORFならではの企画。なつかしのウィンナ・リートを3人の名歌手が歌っています。
ORFCD-016
「飲めや歌えや」
ヨゼフ・シュトラウス、ファールバッハ(親子)
、ミレッカー、のワルツ、ポルカ、ギャロップ
アルフレッド・エシュヴェ(指)
ウィーン・ヨハン・シュトラウスO
ORFCD-018
ピアノ(リスト編曲)によるシューベルト歌曲集 バルバラ・モーザー(P)
ORFCD-019
「ショウタイム」
バーンスタイン:キャンディード序曲、
アンダーソン名曲集(13曲)、
ガーシュウィン(ベネット編):交響的絵画「ポーギーとベス」
ピンカス・スタインバーグ(指)ORF響
ORFCD-020(2CD)
レハール:喜歌劇「この世は美しい」(自作自演) レハール(指)ウィーン放送O&cho

録音:1942年
ORFCD-022(2CD)
レハール:喜歌劇「ジュディッタ」(自作自演) レハール(指)ウィーン放送O&cho

録音:1942年
ORFCD-024(2CD)
レハール:喜歌劇「パガニーニ」(自作自演) レハール(指)ウィーン放送O、
ウィリー・ボスコフスキー(ソロVn)
録音:1942年
ORFCD-026(2CD)
レハール:喜歌劇「ひばりが歌うところ」(自作自演) レハール(指)ウィーン放送O&cho
録音:1942年
ORFCD-028-1
ウィーンのオペラスター達1(1939〜1945)
ワーグナー、ウェーバー、コーネリウス、
スメタナ、プフィッツナー、のオペラ・アリア集
コネツニ(S)、デルモータ(T)、
ニコライディ、アルゼン(Bs)、
シュワルツコップ(S)、ライニング(S)、
ゼーフリート(S)、パツァーク(T)、
ORFCD-028-2
ウィーンのオペラスター達2(1939〜1945)
ヘンデル、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、
R・シュトラウスのオペラ・アリア集
シュワルツコップ(S)、オエグル(Br)、
ゼーフリート(S)、
ORFCD-030
オペラ・アリアと歌曲集
ウェーバー、ヴェルディ、ビゼー、ファリャ、ハイドン他
エレーナ・ニコライディ(A)、
ルートヴィヒ(指)、ヴァイスバッハ(指)
ORFCD-031
マルセル・プラヴィのオペラ案内
トゥーランドット、アラベラ、ローエングリン、
ワルキューレ、ボエーム他、
 歴史的録音を用いての解説
マルセル・プラヴィ(トーク)  
スレザーク、レーマン、キエプラ、アンダイ他
ORFCD-032
マルセル・プラヴィの喜歌劇案内
チャールダッシュの女王、ジプシー男爵、他
歴史的録音を用いての解説
マルセル・プラヴィ(トーク)
演奏:キエプラ、フォルカー、スレザーク、他
ORFCD-033
マルセル・プラヴィのミュージカル案内
ガーシュウィン、カーン、イヴェン、ロンバーグ、
フリムル、バーリン、カウォード、ポーター、
ワイル、ロジャーズ、
バーンスタインの作品を歴史的録音を用いて解説)
マルセル・プラヴィ(トーク) 
演奏:ガーシュウィン(P、歌)、
ジュディ・ガーランド、フランク・シナトラ、
タウバー、フォンタナ、P・ウェーバー、ルッツ(P)
ORFCD-034
アイネム:動物のレクイエム、哀しみの王女 リポヴシェク、ドーメン、フ
リューベック・デ・ブルゴス(指)ウィーンSO、
フォンタナ、P・ウェーバー、ルッツ(P)
ORFCD-035
シュトラウス・ファミリー:隠れた名曲集 ヴァーツラフ・ノイマン(指)ウィーンSO
ORFCD-038
大ウィーン放送管弦楽団1
ウィーンの作曲家によるライトな管弦楽曲集
シェーンヘル、ツェルヴェッカー、
デ・グローフ、ロウベ、グレル、シュトルツ(指)

録音:1955〜1968年
ORFCD-039
小ウィーン放送管弦楽団
ウィーンの作曲家によるライトな管弦楽曲集
ガウドリオット、ザイター、
ツェルヴェッカー、ザンダウアー、
グレル他(指)

録音:1955〜1970年
ORFCD-040
ウィーン・ゾリステン管弦楽団
ウィーンの作曲家によるライトな管弦楽曲集
カール・グレル(指)ウィーンゾリステンO
ORFCD-041
我が夢の町ウィーン ヴィエンネンシスcho
ORFCD-046
クリストフ・チェック(1960〜):ピアノ協奏曲第1番、
ルーカス・リゲティ(1965〜):中国の壁、
トーマス・ダニエル・シュレー(1957〜):大管弦楽のためのリチェルカーレ
ハインツ・カール・グルーバー(指)ORF響、
ロベルト・レーバウメル(P)
ウィーン出身の3人の若手作曲家の管弦楽作品集。チェック作品は無調にジャズの要素を加えた作風。クラムとジョン・ゾーンに教えを受けたリゲティ(ジェルジとは別人物)作品は無調風ベン・ハーの音楽といった感じ。全て90年代の作品。
ORFCD-047
ロマン・ハウベンストック=ラマティ(1919〜):ピアノ作品集ピアノ小品集第1番、
ピアノ・ソナタ、テネブレ(ノーノの追憶に)、鏡
キャロル・モルガン(P)
H=ラマティはポーランド出身で現在はウィーン在住。点描主義の激しい作風。
ORFCD-048
神々の名のもとへ〜バンベルクの時代からの音楽(12から15世紀の聖歌 etc

(エディション・アルテ・ムジーク)
ウィーン古楽アンサンブル「レ・メネストレル」
ORFCD-049
「古いウィーンの踊り」
(ランナー、シュテルツミュラー、シュトローマイアー、カッツェンベルガー、シュムツァー、J.マイアー、グリムベルガー、デビアジー、ヴィンハルト、ベルトル、F.グルーバー、作者不詳の舞曲集)
フィルハーモニア・シュランメルン
録音:1992〜94年
ORFCD-050
バッハ:幻想曲BWV922、アリアと変奏BWV989、
組曲イ短調BWV818a、ソナタニ短調BWV964、
前奏曲・フーガとアレグロBWV998、
「音楽のささげもの」よりリチェルカーレ
ヴォルフガング・グリュグサム(Cemb)
ORFCD-053
カセッラ:パルティータ、セレナータ
レスピーギ:ボッティテェッリの3枚の絵
ジャンカルロ・アンドレッタ(指)ORF響
ORFCD-054
ボノンチーニ(1670〜1747):歌劇「ポリフェモ」 シェーンヘル(指)ウィーン放送O、
アルゼン、デルモータ、他

録音:1944年
ORFCD-058(4CD)
イントロイトゥス〜教会暦によるグレゴリオ聖歌集T
復活祭のための、貴族と神聖な祭のための、
年間の34周のための、クリスマスのための
フランツ・カ−ル・プラッスル(指)
グラーツ・コラールスコラ
ORFCD-060
音楽に満ちた暮らし
ウィーンの作曲家によるライトな管弦楽曲集
カール・グレル(指)ウィーン音楽院O
ORFCD-066
モーツァルト:ホルン協奏曲第4番、
イベール:フルート協奏曲、
カプレ:チェロと管弦楽のための「エピファニ」
ウィーン放送響のソリスト
ORFCD-069
バルトーク:コントラスツ、
ピルヒナー:ファゴットを使って、
グリンカ:悲愴三重奏曲、
ブラームス:ホルン三重奏曲
ザ・コントラスツ・アンサンブル
ザ・コントラスツ・アンサンブルはアイルランド、オーストリア、アメリカ出身のメンバーから構成され、それぞれウィーン響、ウィーン国立歌劇場などに所属している。
ORFCD-073
ブルックナー、ヴォルフの合唱音楽 グイド・マンクーシ(指)ヴィエネンシスcho
ORFCD-075
マルセル・プラヴィスのオペラ案内
プッチーニ:「トスカ」を歴史的録音を用いての解説
マルセル・プラヴィス(トーク)
演奏:カルーソー、ペルティーレ、
ビョルリンク、コネツニ
ORFCD-077
「イタリアのヴィオール作品集」
マスチッティ、マレ(6曲)、ジェミニアーニ、
コレッリ、A・フォルクレ(2曲)、J-B.フォルクレの作品

(エディション・アルテ・ムジーク)
ピエール・ピッツル(Gamb)、
マルシー・ジャン・ベーリ(Gamb)、
ルチアーノ・コンティーニ(lute)、
アウグスタ・カンパーニェ(Cemb)
ORFCD-079
「古いウィーンの踊りU」
ホルニシャー、カッツェンベルガー、ランナー、
民謡、シュランメル、ミクラス、J.F.ワーグナー、
クレムザーの舞曲集
フィルハーモニア・シュランメルン
録音:1992〜96年
ORFCD-080
子供達が演奏する子供達のための作品
モーツァルト、バンキエリ、ステップス、
ゴルターマン、リスト、ショパン、サラサーテ、
タルティーニ、バッハ、ガーシュウィン、
シュヴェルトベルガー、ジョプリン、モンティ、
クライスラー、チャルダッシュ
様々な演奏家
ORFCD-083
メメティック・フレッシュ〜アフター・ザ・ミューテーション アルトゥール&マリールイーズ・クローカー、
ORFCD-084(2CD)
マックス・ブラント:歌劇「機関士ホプキンス」 ペーター・コイシング(指)ウィーンRSO、
ORF合唱団、ロベルト・ホルツァー、ほか
ベルク風の不条理オペラ。
ORFCD-088
シューベルト:ミサ曲第1番ヘ長調D105 フリードリヒ・ヴォルフ(指)
聖アウグスティン・コールフェラインO&cho
ORFCD-091(2CD)
レゾナンツェン96ライヴ〜ハプスブルク王家の音楽

(1).カバニリェス:序曲、
(2).デュロン:巨人の戦争、
(3).アラーニェス:Un sarao de la Chacona、
(4).ユーデンキュニッヒ:リュート作品(4曲)、
(5).ダルサ:Kalata ala spagnola、
(6).作者不詳(14、15世紀)、ランディーニ、ザップ、の声楽作品、
(7).ミラ、ゲレロ、エンツィーナの作品、セファルディスのロマンス
(8).作者不詳(17世紀)3曲、
(9).オデット:サムフェア・オーヴァー・ザ・レインボウ、
(10).レオポルド1世:モテット、
(11).フローベルガー:フェルディナンド4世に寄せる哀歌、パルティータ、
(12).カルミナ・ブラーナ(13世紀)より3曲、
(13).コヤ:カンタータ「L’amante impazzito」
(14).カルダーラ:オラトリオ「イエス・キリストの受難」

(エディション・アルテ・ムジーク)
ジョルディ・サヴァール(指)((1)〜(3).(7))、
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ((1)〜(3))、
ポール・オデット((4).(5).(9))、レ・メネストレル((6))、
エスペリオンXX((7))、
ブダペスト・ケスケシュ・アンサンブル&クレマンチッチ・コンソート((8))、
J.リフキン(指)バッハ・アンサンブル、
コンチェントゥス・ヴォカリス((10))、
グリュクサム(Cemb)((11))、
ルネ・クレマンチッチ(指)クレマンチッチ・コンソート((12))、
フローリオ(指)カペラ・デラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ((13))、
M.シュナイダー(指)ラ・スタジョーネ・フランクフルト((14))
ORFCD-092
ウィーンの宮廷楽団のための音楽T
フックス:ラウダーテ・ドミヌム、
 ミサ・プロ・グラテアルム・アクティオネ、
カルダーラ:スターバト・マーテル
J.G.ロイター:Ecce quomodo moritur justus
F.G.ガスマン:スターバト・マーテル、
シュタッドルマイアー:アヴェ・マリス・ステラ

(エディション・アルテ・ムジーク)
オットー・カルグル(指)カペラ・ノーヴァ・グラーツ
ORFCD-100
20世紀合唱の響き
フローラン・シュミット:低音の声、
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番、
ダラピッコラ:破壊の時、建設の時、
リゲティ:ヘルダーリンによる三つの幻想曲、
シェルシ:三つの聖歌、
ピツェッティ:三つの合唱作品
ゴットフリート・ラブル(指)
ウィーン・コンツェルトcho
ORFCD-101
DAS NEUGEBORNE KINDELEIN〜バロックと古典のクリスマス音楽
シュナイダー、ムルシュハウザー、
ラートゲバー、ブクステフーデ、
アルブレヒツベルガー、ブリクシ、オーマン、
ケーニヒスベルガー、ハイドンの作品
オットー・カルグル(指)
、聖ペルテン大聖堂聖歌隊、
ミハエル・キッツィンガー(Org)
ORFCD-102
コダーイ:ミサ・ブレヴィス(合唱とオルガンのための)、
パンジェ・リングァ
ヴォルフガング・ブルネーダー(指)
スコラ・カントゥルム、ファイヒティンガー(Org)
ORFCD-106
DAS NEUGEBORNE KINDELEIN〜バロックと古典のクリスマス音楽
シュナイダー、ムルシュハウザー、
ラートゲバー、ブクステフーデ、
アルブレヒツベルガー、ブリクシ、オーマン、
ケーニヒスベルガー、ハイドンの作品
オットー・カルグル(指)、
聖ペルテン大聖堂聖歌隊、
ミハエル・キッツィンガー(Org)
ORFCD-109
シェーンベルク:浄夜
カール・ヴァイグル(1881〜1949):弦楽のための狂詩曲
ハーデン=ミッサーグ(指
トーンキュンストラーCO
ORFCD-114
ツェムリンスキー:ユモレスク、
ダンツィ:木管五重奏曲、
リゲティ:6つのバガテル、
ダマーズ:17の変奏
モーツァルト:オルガンのためのアダージョ(木管五重奏版)、
ウィーン・ツェムリンスキー木管五重奏団
ORFCD-121
オーストリアの輝き〜教会暦によるグレゴリオ聖歌集U

(エディション・アルテ・ムジーク)
グラーツ・コラールスコラ
ORFCD-122
Tragt in die Welt das Licht
プルカウの“ヨーロッパ・ハウス”のための宗教歌曲
プルカウ教区少年cho、
ブルカウ教区青少年cho、プルカウ聖歌隊
ORFCD-123
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
プロコフィエフ:ピーターと狼
クルストフ・エーベルレ(指)
フォラールベルクSO、トビアス・モレッティ(語り)
ORFCD-124(2CD)
レゾナンツェン97ライヴ〜中世とバロックの間に
(1).13世紀の聖母マリアのカンティーガ、
(2).バッハ:カンタータ「キリストは死の絆につかせたまえり」BWV4、
(3).ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「不安」RV234、
「四季」〜「冬」
(4).ヘンデル:カンタータ「アポロとダフネ」二重協奏曲第1番HWV332
(5).ヴァスケス:Mi mal de causa es、
(6).セルミジー:美しい森で、Je ne menge point de porc、生きる限り、Vien tost、おまえは私がそれで死ぬだろうと言ったけれど、
(7).ファーナビー:王の狩、マスク、幻想曲、
(8).ブリットマン:聖歌(2曲)、
(9).ブル:王の狩、
(10).ジョンソン:5尋の深み、蜜蜂の吸うところ、
(11).作者不詳:運命・私の敵、
(12).モーリー:恋する若者と娘がいた、
(13).テッシアー:日陰がとても濃い森で、
(14).作者不詳:つかまえに行く、
(15).ファジオーリ:Marte,ammore,Guerra e pece 、
(16)プロヴェンツァーレ:Io pur vi miro、Me sento‘na cosa、
(16)作者不詳(17世紀):Se da me tu non parti、
(18)ジャヌカン:狩

(エディション・アルテ・ムジーク)
(1)アンサンブル・ミクロロゴス、
(2)トーマス・ヘンゲルブロック(指)
 ピタゴラス・アンサンブル、
 バルタザール・ノイマンcho、
(3)ジュリアーニ・カルミニョーラ(Vn)、
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ、
(4)トン・コープマン(指)アムステルダム・バロックO、
イザベル・レイ(S)、ヴァン・ミシェレン(Bs)、
(6)(7)(18)アンサンブル・クレマン・ジャヌカン[ドミニク・ヴィス(C-T)他]、
(7)〜(9)ピエール・アンタイ(Cemb)
(10)〜(14)ポール・アニュー(T)、
クリストファー・ウィルソン(lute)、
(15)〜(16)フローリオ(指)
カペラ・デラ・ピエタ・デ・トルキーニ
ORFCD-126
ロベルト・シュトルツ作品集
ライトな管弦楽作品集
シュトルツ(指)ウィーン放送大O、
グレル(指)ウィーン・ゾリステンO
ORFCD-138
大ウィーン放送管弦楽団2
ウィーンの作曲家によるライトな管弦楽曲集
指揮者:シェーンヘル、
シュトルツ、ハーゲン、グレル

録音:1954〜1980年
ORFCD-139
アンサンブル・ウィーン・コラージュ10周年
ウェーベルン:四重奏曲Op.22、
シュタール:ジェミニ・デュオより3曲、
ハルトツェル:室内交響曲、
クシェネック:おおラクリモサOp.48、
シュタール:エルス・ラスカー=シュラーによる2つの歌曲、
フライターク:トリアフォニーT、
コーン:レコネッサンス、
チェルハ:弦楽四重奏曲第3番
ルネ・シュタール(指)
アンサンブル・ウィーン・コラージュ
ORFCD-140
ダンツィ:木管五重奏曲、
ピルス:セレナード、
クルーセル:クラリネット,ファゴット,ホルンのための協奏三重奏曲、
ヒンデミット:小さな室内音楽
ウィーン・ツェムリンスキー木管五重奏団
ORFCD-150
ピエール・ド・ラ・リュー:聖ヤコブのミサ、
 シャンソン「いつまでも」、
 サルヴェ・レジナ、
 Pourquoy tant me fault il、Il viendra le jour desire、
 サルヴェ・マーテル・サルヴァトリス
(エディション・アルテ・ムジーク)
オルランド・コンソート
ORFCD-151(3CD)
ゲルハルト・リューム(1930〜):ピアノ小品とメロドラマ作品集
(1950〜1997年の作品)
ゲルハルト・リューム(P、チェレスタ、声)
ケルツ(bfl)、
B.ライトナー(Vc)
ORFCD-154(2CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 ファビオ・ルイージ(指)
ウィーン・トーンキュンストラーO、
ウィーン楽友協会cho、マッカーシー(S)、
ヴァン・ネス(A)
録音:1997年聖ペルテン祝祭劇場柿落としライヴ
ORFCD-156
リスト:ピアノ曲集 マティアス・ソウチェク(P)
ORFCD-157
世界のクリスマス・ソング第1集 オーストリア学校cho
ORFCD-160(2CD)
オーストリアの現代音楽1
(1)アイネム:管弦楽のための協奏曲、
(2)チェルハ:エスプレッシオーニ・フォンダメンタリ、
(3)シュヴァーツィク:昼と夜の旋律、
(4).エレード:レジュイサン
(5)H.K.グルーバー:管弦楽のための協奏曲、
(6)キュール:マッチと金属の打撃、
(7)フラー:海へ向かって下る、
(8)ラウアーマン:動詞4「太陽」、
(9)ヴィリ:管弦楽のための協奏曲、
(10)リープハルト:アニマ、
(11)エッスル:4群の管弦楽のための「干渉」
ハインツ・カール・グルーバー(指)(1.3.5.9.)、
フリードリヒ・チェルハ指揮(2)、
C.トラウンフェルナー(指)(4.8)、
ウルフ・シルマー(指)(6)、
ベアト・フラー(指)(7)、
ペーター・ヴォルフ(指)(10)、
オリヴァー・クエンデト(指)(11)ウィーンRSO
ORFCD-161
「ウィーンの器楽」
ウィーンの作曲家によるライトな管弦楽曲集
カール・グレル(指)ウィーン・ゾリステンO
ORFCD-163
シェーンベルク、フランセ:木管五重奏曲 ウィーン・ツェムリンスキー木管五重奏団
ORFCD-164
ブルックナー:交響曲第7番 ファビオ・ルイージ(指)
ウィーン・トーンキュンストラーO

録音:1988年ムジークフェラインザール・ライヴ
ORFCD-166
「ハイドンへのかけ橋」
ヨゼフ・ハイドン:ディヴェルティメント第25番Hob.X:c3ベートーヴェン:6つの夜会メヌエットより第1、4、6番プレイエル:弦楽三重奏曲Op.10-3、モーツァルト:三重奏曲K.266よりアダージョトマシーニ:三重奏曲、フンメル:6つのメヌエットと7つのトリオM.ハイドン:ディヴェルティメント第1番、ヴァニュハル:ディヴェルティメントOp.4-6
トーンキュンストラー三重奏団[ペーター・エアハルト(Vn)、ゲルハルト・フェヒナー(Vn)、ウルズラ・エアハルト=シュヴェルトマン(Vc)]
ORFCD-167
スーク:弦楽セレナード、
ヤナーチェク:牧歌
ビヤン・ハーデム=ミッサーグ(指)
トーンキュンストラーCO
ORFCD-168
「素晴らしい夜の夢」
メンデルスゾーン、ルービンシュタイン、
ショパン、ボッケリーニ、コレッリ、バッハ、
パッヘルベル、チャイコフスキー、シューマン、
キュフナー、マスネ、ゴダール、レーガー、
クライスナー、グリーグ、ラフマニノフ、
モシュコフスキー、の小品
様々な演奏家
ORFCD-169
ホルスト・ヴィンター/ロベルト・シュトルツを歌う ホルスト・ヴィンター(Vo)、
ロベルト・シュトルツ(指)
ORFCD-170
「メロディーの魔法」
ウィーンの作曲家によるライトな管弦楽曲集
カール・グレル(指)ウィーン・ゾリステンO
ORFCD-171
ウィーンの宮廷楽団のための音楽U
ムファット:音楽の花束より第6部「好ましい客人」
ボノンチーニ:アポロのカンタータ、
フックス:器楽合奏曲集より組曲ト短調

(エディション・アルテ・ムジーク)
トン・コープマン(指)グラドス・アド・パルナッソム・ウィーン、イェルグ・ヴァシンスキー
ORFCD-172
メルク修道院インターナショナル・バロック週間
シャイン、ラモー、ローゼンミュラー、
カプスベルガー、ザンツ、リュリ、作者不詳の作品

(エディション・アルテ・ムジーク)
ミンコフスキ(指)ルーヴル音楽隊、
ホプキンソン・スミス(lute)、
コンラッド・ユングヘーネル(指、lute)
カントゥス・ケルン、
グラドス・アド・パルナッソム・ウィーン
ORFCD-173(2CD)
オーストリアの現代音楽2
(1).クシェネック:ピアノ協奏曲第3番、
(2).シンフォニア・ブレヴィス、
(3).ハウベンストック=ラマティ:交響曲「K」、
(4).ブルト:ヤンベン、 (5).フラー:高熱の顔、
(6).チェロと管弦楽のための音楽「SLOW」、
(7).ムートシュピール:雑色の母国語、
(8).ヴォルフラム・ワーグナー:ブラスアンサンブルと打楽器のためのトッカータ
D.R.デイヴィス指揮((1).(6))、
G.ラブル指揮((2).(3))、
カール・ハインツ・グルーバー指揮((4).(7).(8))、
ビート・フラー指揮((5).) ウィーンRSO、
ラルハー((1).P)、パトリック・デメンガ((6).Vc)、
ベンヤミン・シュミット(7.Vn)
ORFCD-174
チェルハ:弦楽のための協奏曲、
トリプティコン、クリクルム、クエレン、Kのために
フリードリヒ・チェルハ(指)ウィーンRSO
ORFCD-176
アイネム:ピアノ作品集 ロベルト・レールバウアー(P)
ORFCD-177
ドナウ王国時代の舞曲
レスピーギ:古風な舞曲とアリア第3組曲、
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
シューベルト:5つのドイツ舞曲D.90、
ランナー:チェリト・ポルカ
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ、
古き良き時代、
J・シュトラウスT:エクゼター・ポルカ
ドヴォルザーク:ワルツOP54-1、54-4、54-5、54-7
ハーデン=ミッサーグ(指)
トーンキュンストラーCO
ORFCD-178
ロマンティックな夢想
ドルドラ、グラズノフ、クララ・シューマン、
カレーノ、ジョルジュ・ブーランジェ、
アルベニス、レーガー、グラナドス、
J・シュトラウス2世、フォーレ、チャイコフスキー、
ナディア・ブーランジェ、クライスラー、
ヴェチェイ、ゴダール、ショスタコーヴィチの作品
ウィーン=ボヘミアSQ
ORFCD-179(3CD)
アントン・ハイラー:作品とバッハ演奏
ハイラー:(1).テ・デウム、
(2).詩編カンタータ、(3).受難曲、
(4).ドイツ・ミサ、(5).3つの小さな宗教合唱曲、
(6).主はたたれた、
(7).ああ何とつまらないああなんと浅はかな、
(8).聖体節の祭りで、
(9).前奏曲とフーガ、
(10).いったい裕福な暮らしが好ましいなんて、
(11).オルガン協奏曲、
バッハ:(12).オルガン作品集(幻想曲とフーガBWV.542、主イエス・キリストよ われを 顧みたまえBWV.709、
いざ来れ異教徒の救い主よ BWV.659、
わが魂は主をあがめBWV.648、)
ハイラー:(13).2つのピアノのためのトッカータ

(14).即興(「ああ何とつまらない」と「ジョッキー・ポルカ」による)
オルトナー指揮((1).(4).(5).(6).)
ORF合唱団((1).(2).(4).(5).(6))、
E・ウルマン((1).Org)、
アーリーン・オジェー((2).S)
イングリッド・マイアー((2).Ms)
ヴァンデルステーネ((2).T)ジェロルド((2).Br)、
カリディス指揮((2))ORF響((2).(4))、
モニカ・ヘンキング指揮((3).)
タールヴィル青少年合唱団((3).)、
アントン・ハイラー((3).(8).(11).(12).(14).Org、(10).指揮、(13).P)、
E..ハイラー((13).P)、プラニャフスキー((9).Org)、
パツァーク((10).T)、ウィーン放送大O((10))、
エステルライヒャー指揮((11))、
オーストリア放送O((11))、
ウィーン生まれの作曲家兼オルガニスト兼チェンバリスト兼指揮者のハイラーの作品と演奏の集大成。穏健で真摯な宗教曲がメインです。
ORFCD-180(12CD)
「チェルハ・ドクメンテ」〜チェルハ作品大集成
CD1.初期作品集(愛の本、ディヴェルティメント「ストラヴィンスキーへのオマージュ」、
オマール・チェイヤムの10のルバイヤット、ピアノ協奏曲)

CD2.セリー作品集(エスプレショーニ・フォンドメンタリ、レアリツィオーニ・フラギリ、インテセカツィオーニ)

CD3.名作集(ムーヴマン第1〜3番、ファッセ、シュピーゲル第1、4、7番)

CD4.契約と伝統(そして君は・・・、目録、ランゲガー・ナハトムジークT)

CD5〜6.劇場作品(網細工)

CD7〜9.歌劇「バール」

CD10.ウィーンの作品(カインターテ、アイン・アート・シャンソンス)

CD11.近年の室内楽作品(弦楽四重奏曲「マカム」、)
サックス四重奏曲、
弦楽六重奏のためのヘルダーリンの断章による8つの楽章)

CD12.近年の管弦楽作品(ランドゲガー・ナハトムジークV、チェロと管弦楽のための「マニエルによる幻想小品」、インパルス)
CD1.ヴェルナー・クレン(T)、
シュスター(P)、
チェルハ(指)ウィーン放送響団員、
オルトナー(指)ORF合唱団、ラルハー(P)、
D.R.デーヴィース(指)ウィーンRSO、

CD-2.チェルハ(指)、ミュラー(Cemb)、
コヴァチッチ(Vn)、ウィーンRSO、
クラングフォルム・ウィーン、
CD-3.チェルハ(指)ウィーンRSO、
クラングフォルム・ウィーン、
CD4.チェルハ(指)ウィーンRSO、
マイスター(語り)他、オルトナー(指)ORF合唱団、
チェルハ(指)アンサンブル・ディー・ライエ、
CD5〜6. チェルハ(指)アンサンブル・ディー・ライエ
、コーン(Br)、藤原(語り)他、
CD7〜9.ドホナーニ(指)VPO、テオ・アダム、
リポヴシェク他、
CD-10.H.K.グルーバー(シャンソニエ)、
チェルハ&フレンズ、コイシング(P)他、
CD-11.ケルビーニQ、ウィーン・サクソフォンQ、
アルディッティQ、
CD-12.チェルハ(指)ウィーンRSO、
H.シフ(Vc)、カトヴィツェRSO、
ブーレーズ(指)VPO
現代オーストリアを代表する作曲家フリードリヒ・チェルハ(1926〜)の75歳を記念した大集成。なにげなくドホナーニやブーレーズが指揮したウィーン・フィルやアルディッティ四重奏団など大物が演奏しているあたり、地元での存在の大きさが伺われます。
ORFCD-182
オーストリアの古典派作曲家の弦楽三重奏曲
ラダイザー、ハイドン、プレイエル、
フロリアン・デラー、タッドイス・フーバー、
ヨハン・バプティスト・シェンクの作品
トーンキュンストラー三重奏団
ORFCD-183
ALLE JAHR UM DE ZEIT〜待降節とクリスマスの民衆音楽 ヨハネス・ディートル(指)
ノータ・ベネ・ヴォーカル・アンサンブル、 
シュトレービッツァー一家(器楽)
ORFCD-184
ヨハン・シュトラウス父子:木管五重奏によるワルツ・ポルカ集(全19曲) ウィーン・ツェムリンスキー木管五重奏団
ORFCD-186
シュトラウス・ファミリーを中心とした選曲 アート・オヴ・ブラス・ウィーンハンス・ガンシュ(trp)
ORFCD-187
オスティナートとヴァリエーション
ロッシ、カステロ、スカラーニ、
デ・サルマ・イ・サラヴェルデ、ウッチェリーニ、
ファルコニエロ、カッツァッティ、ファルコニエロ、
メルーラ、の作品

(エディション・アルテ・ムジーク)
アンサンブル・バディネリー[シュテールガー(リコーダー)、ドンゴワ(コルネット)、ボーセ(Dulzian)、フーベルト・ホフマン(リュート)、
ORFCD-188
ACCORDONE1〜VOX CLAMANS IN SOLITUDINE
サラチーニ、モンテヴェルディ、ペーリ、フェリーチェ・サンチェス、伝デュファイ、グレゴリオ聖歌、伝承曲(ナポリ、コルシチ、スペイン)、ムローロ、ステファーニ、ヘンリー8世、の作品

(エディション・アルテ・ムジーク)
アッコルドーネ[マルコ・ビースリー(歌、Perc)、グイド・モリーニ(Cemb、ポジティフOrg)、ステファン・ロッコ(lute、バロック・ギター)](レゾナンツェン’98でのライヴ)
ORFCD-189
ゲルハルト・E・ヴィンクラー(1959〜)作品集
(1).サックス、ピアノ、打楽器、ライヴ・エレクトロニクスのための「隔離された家」
(2).弦楽四重奏とライヴ・エレクトロニクスのための「KOMA」
(3).女声、イングリッシュホルン、ライヴエレクトロニクスのための「エントロピー」
(4).アルト・フルート、バスクラリネット、ホルン、ヴィオラ、アコーディオン、打楽器のための「宇宙の間」
トリオ・アカントアルディッティQ、IRCAMジャクリーヌ・ブルク(イングリッシュ・ホルン)、クリスティーナ・アッシャー(Ms)、ゴットフリート・ラブル(指)ディー・ライエ・アンサンブル
ORFCD-190
ベートーヴェン:ミサ曲ハ長調Op.86 フリードリヒ・ヴォルフ(指)
聖アウグスティン・コールフェラインO&cho
ORFCD-191
キルヒシュラーガーが歌うウィンナー・リート集   アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
ORFCD-192
ゲルハルト・ヴィンベルガー(1923〜):作品集
(1)12人のチェリスト・管・打楽器のための「プレイズ」(1975)、
(2)連作歌曲「愛と名づけられしもの」(1992)、
(3)ピアノ協奏曲第2番(1980〜81)
(1).カラヤン(指)BPO(1976年ザルツブルグ音楽祭、世界初演ライヴ)、

(2).ホルヴェグ(T)、ヴァインマイスター(P)、
メーデル(エレクトロニクス)(世界初演ライヴ)、
(3).ヴァーツラフ・ノイマン(指)ウィーンRSO、
ブッフビンダー(P)
とにかく演奏陣が豪華、カラヤン&ベルリン・フィル、ノイマン、ブッフビンダーと大物が勢ぞろい。作品はクラスターあり、バルトーク風あり、映画音楽風あり、ジャズ風あり、と結構楽しめます。
ORFCD-193
シュトゥッチェヴスキー(1891〜1983):フィナーレ・クアジ・ウナ・ファンタジア(1956)
エゴン・ヴェレス(1885〜1974):「のばらの王女」による3つの奇想曲(1903)、
ツァイスル(1905〜1959):組曲(1920)、
ロベルト・シュターラー(1924〜):三重奏曲(1985)、
ガル(1890〜1987):ウィーンの今年のメロディによる変奏曲(1914)
エルサレム・アムバー・三重奏団[クレッツァー(P)、ドロル(Vn)、クロワトル=ヴァイスマン(Vc)]
ORFCD-194
ゲオルグ・フリードリッヒ・ハース(1953〜)作品集
10の楽器のための「自由な形式の調和」、
アコーディオン,ヴィオラ,と室内管弦楽のための“....”、
夜の幻影 、
弦楽四重奏曲第一番
シルヴァイン・カンブルラン(指)(1〜3)、
クラングフォルム・ウィーン
ORFCD-195
オペルンバル(歌劇場舞踏会)のシュトラウス ウーヴェ・タイマー(指)ウィーン・オペルンバルO
ORFCD-196
世界のクリスマス・ソング第2集 オーストリア学校cho
ORFCD-199(2CD)
「レゾナンツェン’98ライヴ〜音楽で賞賛されるべき国イタリア」

(1).カヴァッリ:8声のソナタ、主は主に言われた、
(2).プロヴェンツァーレ:歌劇「ラ・コロンバ・フェリタ」より4つの場面
(3).カプスベルガー:トッカータ・アルペッジアータ、トッカータ第1番、ナリオ、コレンテ第7番、
(4).リュイトン:「預言者エレミヤの哀歌」より、
(5).フェリチェ・サンチェス:ラクリモーサ・ベルタ、
(6).フェルディナンド3世:マドリガル、
(7).モンテヴェルディ:マドリガル、
(8).フェリチェ・サンチェス:Usurpator tiranno、
(9).作者不詳(1700年頃):パッサカリア1&2、Cancion、
(10).トーレス:Afectos amantes、
(11).ローゼンミュラー:ソナタ第4番(1682)、
(12).ブックステフーデ:Quemadmodum desiderat cervus、
(13).ヴォルケンシュタイン:Frolich geschray、リフレイン・リート、
(14)作者不詳:Belicha
(15)デュファイ:ロンドー
(16)レオポルド1世:3つのレクシオン

(エディション・アルテ・ムジーク)
ヘンゲルブロック(指)バタサル・ノイマンcho、
アンサンブル((1))、
フローリオ(指)カペラ・デラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ((2))、
ホプキンソン・スミス((3))、
パウル・ファン・ネーヴェル(指)フエルガス・アンサンブル((4))、
トラジコメディア、コンチェルト・パラティノ((5)〜(7).(16))、
アコルドン((8))、
ロペス・バンソ(指)アル・アイレ・エスパニョル((9).(10))、
トゥベリー(指)アンサンブル・ラ・フェニーチェ((11).(12))、
ポッシュ(リコーダー、指)アンサンブル・ユニコーン((13)〜(15))、
ORFCD-201
メンデルスゾーン:宗教合唱曲集 ヘルベルト・ベック(指)+コンチェントゥス・ヴォカーレ
ORFCD-203(2CD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉 EOS四重奏団、
Dr.フランツ・ケーニヒ(語り)
録音:1998年4月2-4日
ORFCD-204
ピアノによるワルツ&ポルカ
グリュンフェルド:ウィーンの昼、
シューベルト:12のグラーツ・ワルツD.924、
リスト:メフィスト・ワルツ第1番、
ラヴェル:ラ・ヴァルス、
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ、
ラフマニノフ:V.Rのポルカ、
J・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ(シュールホフ編)
 トリッチ・トラッチ・ポルカ(ジョルジ・シフラ編)
マティアス・ソウチェク(P)
ORFCD-205
デュオ・コンチェルタンテ
サラサーテ:ナヴァラ、
ド・ベリオ:デュオ・コンチェルタンテ、
パガニーニ:ソナタOp3-6、
バルトーク:44のデュオより10曲、
B.ハデム=ミサーグ:間奏曲、
ヴィエニャフスキ:伝説
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〜バラード、
ショスタコーヴィチ:3つのデュエット
マルタ&ヴァヒド・ハデム=ミサーグ(Vnデュオ)
マインハルト・プリンツ(P)、タチヤナ・フラノヴァ(P)
ORFCD-206
古いウィーン・スタイルのダンス ウィーン・グミュアト・シュランメルン
ORFCD-209
リアネ・アウグスティン、ロベルト・シュトルツを歌う リアネ・アウグスティン(ヴォーカル)、
ロベルト・シュトルツ指揮
ORFCD-212(2CD)
ACCORDONE2〜Lamore ostinato
A.スカルラッティ、ブサッティ、カラ、
フェリチェ・サンチェス、デュファイ、
フレスコバルディ、メルーラ、作者不詳、伝承曲の作品

(エディション・アルテ・ムジーク)
アッコルドーネ[マルコ・ビースリー(歌、Perc)、
グイド・モリーニ(Cemb、ポジティフOrg)、
ステファン・ロッコ(lute、バロック・ギター)]
ORFCD-213(2CD)
メルク修道院インターナショナル・バロック週間
’97、98ライヴ
(1)シャイン:元気出せ・修道士、
(2).ゼンフル:あるお人好しに女房がいた、
(3).シュッツ:身をしばる炎、
(4).オロロージョ:イントラーダ、
(5).ベルタリ:ソナタ第5番、
(6).シャイン:こけこっこー、
(7).ラートゲーバー:音楽の字音唱歌法について、
(8).ヘンデル:ソナタニ長調、
(9).テレマン:幻想曲ト長調、
(10).バッハ:ソナタト長調、
(11).ビーバー:S.ジョセフォの連祷、
(12).シュタードラー:Das Studenten-Valete〜行進曲、
(13).ケレーリ:シンフォニア変ロ長調、
(14).グイド:協奏曲イ長調「春」、
(15).フォルクレー:前奏曲、ルクレール、
シルヴァ、ユピテル、
(16).オケゲム:Missa de plus en plus〜3曲、
 Prenz sur moy、
(16).グイド:協奏曲「L’hyver」、
(18).ボノンチーニ:アポロのカンタータ、
(19).マッテイス:パッサカイエ

(エディション・アルテ・ムジーク)
ユングヘーネル(指)カントゥス・ケルン&コンチェルト・パラティノ((1)〜(7).(11))、
ウィリアム・クリスティ&ヒロ・クロサキ((8)〜(10))、
シュナイダー(指)ラ・スタジョーネ((12)〜(13))、
カーキネンしいラ・ストラヴァガンツァ((14).(16))、
スザンネ・プムヘースル((15))、
オルランド・コンソート((16))、
トン・コープマン(指)((18).(19))、
グラドゥス・アド・パルナッソム・ウィーン((11).(18).(19))、
イェルグ・ヴァシンスキー((18).(19))
ORFCD-215(2CD)
レゾナンツェン99ライヴ(ビュルガー、バウアー、エーデルマン)
(1).作者不詳(16世紀中頃のイタリアの作品):Madonna tu mi fai lo scorucciato、Voccuccia de no pieresco apreturo、
(2).G・T・ディ・マイオ:Madonna non e piu lo tiemp’antico、
(3).G・D・ジョヴァネ・ダ・ノラ:St‘amaro core mio e diventanto、
(4).ヴァルデラバーノ:スペインのフィリップス王、
(5).ブレード:トルコのイントラーダ、
サテュロスの踊り、スコットランドの踊り、
(6).ヴェラルディ:大ドン・フェルナンド賛、
(7).ゲレーロ:Si la noche haze escura、
(8).即興:ラ・フォリア、
(9).フレッチャ:La BombaよりAnde,pues、
(10).ナヴァラ王ティボー4世:殿方は金のないのになれてる、
(11).ベルネヴィユ:De moi dolorous vos chant、
(12).作者不詳(13世紀):Gaiete et Oriour、
(13).リシャルト・デ・セミリ:Dame qui a mal mari、
(14).ラモー:カンタータ「忠実な羊飼い」、
(15).ホセ・マリン:Si quieres dar Marica en lo cierto、
(16).ガスパル・サンス:ハカラ、フォリア、カナリー、
(16).ホセ・マリン:No piense Menguilla ya、
(18).イザーク:私は恋のとりことなり、私のアミカ、
(19).作者不祥(14世紀):La seconde estampie real、
(20).ロリン・デ・ヴォー:ロンドSaves pour quoy suy sy gay、
(21).チェザリス:ロンドMon seul vouloir /Certes m‘amour、
(22).作者不詳(14世紀):ダンス、
(23).フレスコバルディ:アリア集第1、2巻より4曲、
(24).テレマン:組曲「ドン・キホーテのブルレスカ」、
(25).パーセル:つかの間の音楽

(エディション・アルテ・ムジーク)
(1)〜(3). ロベルト・フェスタ(指揮、fl) 
アンサンブル・デダルス(4)〜(9).
ジョルディ・サヴァール(指揮、Gamb) 
ラ・カペラ・レイアル・カタルーニャ(10)〜(13).
ルネ・クレマンシック(指揮、fl) 
クレマンシック・コンソート(14). 
クリストフ・ルセ(指揮、Cemb)ル・タラン・リリク(15)〜(16).
モンセラ・フィゲレーラス(S) 
ロルフ・リスレヴァンド(バロックg)、
アリアンナ・サヴァール(hrp、S)、
ペドロ・エステヴァン(打楽器)、
アデラ・ゴンザレス=カンパ(カスタネット)(18)〜22.
レ・メネストレル23. グロリア・バンディテッリ(Ms)、
グイド・モリーニ(Cemb)
24. ミハエル・シュナイダー(指)ラ・スタジョーネ・フランクフルト
25. アッコルドーネ
ORFCD-216
サロモン・ズルツァー(1804〜1890、ユダヤ教会の作曲家):宗教合唱曲集 ウィーン少年合唱団&ヴィエネンシス合唱団、
ペレッティ(Org)
ウィーン少年合唱団がユダヤの作品を歌った初のアルバム。心にしみいる美しさです。
ORFCD-217
クルト・シュヴェルツィク(1935〜):作品集
(1).管弦楽のための「木の歌」、
(2).フルートと吹奏楽のための「インスタント・ミュージック」、
(3).バリトンと管弦楽のための「強いドイツの歌と踊り」
カール・ハインツ・グルーバー((1).(2).指、(3).バリトン)
デニス・ラッセル・デーヴィース((3)指)ウィーンRSO
ORFCD-219
マイルス、モンク&モア(セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィス他ジャズの名曲) アート・オヴ・ブラス・ウィーンハンス・ガンシュ(tp)
ウィーン・フィルの名物トランペッター、ハンス・ガンシュ率いるアート・オヴ・ブラス・ウィーン。音色が違います。
ORFCD-220
ハインツ・クラトッホヴィル(1933〜):教会歌劇「フランツィスクス」 ダンツィンガー(指)ウィーン・聖ゲオルグcho、
器楽アンサンブル
ORFCD-221
クレメンス・シュテッター(1966〜):作品集
(1).アンサンブルのための「断面」、
(2).8つの楽器とテープのためのフェルシュプラッハリヒウンク、
(3).オーケストラのための音楽
ドミニク・マイ指揮((1))、
ヨハネス・カリツケ指揮((2))、
クラング・フォルム・ウィーン((1).(2))
アルトゥーロ・タマヨ(指)ウィーンRSO((3))
シュテッターはラッヘンマンに学んだ若手作曲家。静けさの中で突然爆発する音塊にぶったまげるゲンダイ・オンガク!
ORFCD-233
カール・ハインツ・フュースル(1924〜1992):作品集
(1).ふくろうとかっこうの賛美の対話、
(2).アンチ・ストローフェ、
(3).コンチェルト・ラプソディコ、
(4).オンデ・トムバム・オス・パッサロス
(5).オルガン小協奏曲op.21、
(6).ヘルダーリン歌曲集
(7).教会オペラ「カイン」より第3場
(1).ヴィルトハーバー(T),
アンサンブル・コントラプンクト・ウィーン、
(2).ミラン・ホルヴァート(指)ウィーンRSO
(3).マイア(A)、エステライヒャー(指)オーストリアRSO
(4).パムメル(S)、
ウィーン・アンサンブル・オン・ライン
(5).T・D・シュレー(Org)、
(6).ホル(Br)ルカン(S)、他 
(7).カルロス・カルマー(指)
カリンティッシェン・ゾンマース器楽アンサンブル
ふくろうとかっこうの賛美の対話はシェークスピアをテキストとしたテノールと七楽器のためのユーモラスな作品。
ORFCD-235
モーツァルト:ミサ曲「オルガン・ソロ・ミサ」K.259
サリエリ:万聖節のためのオッフェルトリウム「ユストルム・アニメ」、
ミサ曲「宮廷楽長のミサ」
フリードリヒ・ヴォルフ(指)
聖アウグスティン・コールフェラインO&cho、
トーマス・シュメークナー(Org)
ORFCD-236
カルロ・アゴスティアーノ・バディア(1672〜1738):五声と器楽のためのオラトリオ「ラ・フーガ・イン・エジット」

(エディション・アルテ・ムジーク)
アントニオ・フローリオ(指)
ペラ・デル・ピエタ・デ・トルキーニ、
インヴェルニッツィ(S)、トタロ(T)、
ガッリ(S)、ダニエラ・デル・モナコ(A)、
アンダロ(S)
録音:1996年ライヴ
ORFCD-237
「哀しき悦び」
ニコラス・ホットマン:アルマンド、
マレ:アルマンド、クーラント、バレエとロンドー、
シャコンヌ、コレッリ:ソナタ第5番-No.11、
フォルクレ:ラモー、ブルノンヴィユ、シルヴァ

(エディション・アルテ・ムジーク)
プリヴェート・ムジケ〔ピエール・ピッツル(ガンバ)、
マルシー・ジャン・ベーリ(ガンバ)、
スザンヌ・プンヘースル(Cemb)、
ルチアーノ・コンティーニ(Lute)〕
ORFCD-239
R・シュトラウス:家庭交響曲   カルロス・カルマー(指)
ウィーン・トーンキュンストラーO
指揮者のカルマーは1958年ウルグアイ生まれ。
ORFCD-240(2CD)
J・シュトラウス:喜歌劇「愉快な戦争」 ウルフ・シルマー(指)ウィーンRSO、
エヴァ・メイ、ヨルマ・シルヴァスティ、
ダフネ・エヴァンゲラトス他
録音:1999年4/29コンツェルトハウス・ライヴ
当作品の唯一の全曲盤。マゼール門下の秀才ウルフ・シルマー指揮、人気のエヴァ・メイやウィーンゆかりの最高のキャスティングです。
ORFCD-242
(1).ミヒャエル・ラドゥレスク(1943〜):3群の混声合唱と2つのフルート、タムタムのためのNomen、
(2).ヘルヴィヒ・ライター(1941〜):Was ihr dem Geringsten meiner Bruder tut (ソロと二重合唱のためのモテット)、
(3).ヴォルフラム・ワーグナー:無伴奏混声合唱のためsecundum scripturas、
(4).ディーター・カウフマン(1941〜):もう充分だ!(混声合唱のためのコラール変奏曲)
ヨハネス・プリンツ(指)ウィーン室内cho
ORFCD-244
テオドル・ベルガー(1905〜1992):作品集
(1).古風なスタイルの弦楽四重奏曲、
(2).オイゲン公の物語、
(3).ヴァイオリン協奏曲、
(4).弦楽合奏のためのロンディーノ・ジョコーソ
(5).シンフォニック・クロニッツ
(1).クレリング四重奏団(2000年2/24録音)、
(2).(3).テオドル・ベルガー(指)オーストリアRSO、
オドノポソフ((3)のみ.Vn)(1969年2/10録音)、
(4).クナッパーツブッシュ(指)VPO(1958年11/8ライヴ)、
(5).ハイティンク(指)VPO(1976年)
フランツ・シュミット門下の保守的なウィーンの作曲家。しかし何と言っても注目なのは、クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルの「ロンディーノ・ジョコーソ」が含まれていることです。ウィーン・フィル全盛時の艶やかな弦楽合奏をクナが自由な棒さばきで響かせた名演奏です。わずか6分程度の作品ですが巨匠の足踏みも収録されているマニア垂涎のライヴです。
ORFCD-245
「千々の悲しみ」
(1)カール5世/MilleRegretz(千々の悲しみ)、皇帝の歌、
(2)イザーク:Fortuna desperata:Nasci,pati,mori、
(3)作者不詳(16世紀):Dit le Burguygnon 、
Quand je bois du vin clairet 、
Harto de tanta porfia、ファンファーレ、
(4)エンシーナ:Amor con fortuna、
 この世の全ての幸せ、
(5)ジョスカン・デ・プレ:国王に栄あれ、
ラ・スパーニュ、千々の悲しみ、
(6)ジャヌカン/スザート:パヴァーヌ「ラ・バッターリャ」、
(7)アルボー:Belle qui tien ma vie、
 カベソン:Diferencias sobre 《Belle qui tien ma vie》、
(8)ウィラールト:Vecchie letrose、
(9)モラレス:ミサ「千々の悲しみ」〜サンクトゥスとアニュス・デイ、
ユビラーテ・デオ・オムニス・テラ
Circumdederunt me gemitus mortis、
(10)パラボスコ:Da Pacem Domine(Ricercare]W)、
(11)フレッチャ:Todos los buenos soldados、
(12)ジョスカン・デ・プレ/ナルバエス:千々の悲しみ

(エディション・アルテ・ムジーク)
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXXIラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、

※ALIA VOXとの共同制作
ORFCD-246
郵便切手のニューイヤー・コンサート
シュトラウス・ファミリーとツィーラーのワルツ&ポルカ
パウル・アンゲラー(指)
コンシリウム・ムジクム・ウィーン
ORFCD-247
アッコルドーネ99レゾナンツェン・ライヴ〜オルフェオの歌
(作者不詳、モンテヴェルディ、パーセル、カレスターニ、シュトロッツィ、パガーノの作品)

(エディション・アルテ・ムジーク)
アッコルドーネ(6人編成)
ORFCD-249(2CD)
オーストリアの現代音楽3
(1).ベルガー:インプレッションズ、
(2).ベルガー:ロンド・オスティナート
(3).クシェネック:シンフォニエッタ「ラ・ブラジレイラ」、
(4).エレード:交響曲第1番「旧世界より」、
(5).フラー:チャロスクロ、
(6).シェドル:ヴィオラ協奏曲、
(7).キュール:Eso Es、
(8).オッフェンバウアー:ピアノ協奏曲「オデッセイ・中断・サイレン」
ラブル(指)、P.ヴォルフ(指)、
P.スタインバーグ(指)、エレード(指)、
ボシッチ(指)、ウィーンRSO、
ヴェロニカ・ハーゲン(Va)、
ORFCD-250
ホルスト・エベンネー(1930〜)チェロと小管弦楽のための協奏曲、
ピアノと管楽器・打楽器のための協奏曲
打楽器と管弦楽のための二重協奏曲
ブル(Vc)、ヴァン・デン・ヘク(P)、
アルフレッド・エシュベ(指)
ウィーン・トーンキュンストラーO、
ケイコ(Perc.安倍)、
フロンメ(Perc)、
セーゲルスタム(指)ウィーンRSO
ORFCD-251(4CD)
オーストリアのブラス音楽
CD-1:オーストリアの行進曲、
CD-2:有名な曲と人気のある曲
CD-3:ヴィルトゥオーゾ作品、 CD4:踊り
全オーストリア連邦ムジークカペレ
ORFCD-252(3CD)
レゾナンツェン2000ライヴ(VOX POPULI、VOX DEI)
(エディション・アルテ・ムジーク)
サビーオ、ローゼンミュラー他多数
ORFCD-254
ジャック・デュフリ(1715〜1789):クラヴサンのための作品集

(エディション・アルテ・ムジーク)
ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb)
ORFCD-256
サプライズ
(バッハ、ローレ、カッチーニ、ファルコニエリ、
フォーレ、バーベリス、パタヴィーノ、エンシーナ、
ヘンデル、作者不詳(16世紀)、ディ・カプア、
モンテヴェルディ、ダウランド)

(エディション・アルテ・ムジーク)
アッコルドーネ[マルコ・ビースリー(Vo、Perc)、
グイド・モリーニ(Cemb、Pf、Org、ポシティフOrg)]
自由に編成を変える古楽アンサンブル・アッコルドーネ。今回は中心の二人による15〜20世紀にわたる作品集。
ORFCD-257
テレマン:協奏曲イ短調(2つのフルート、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、バスのための)、
ソナタ第1番ニ長調、協奏曲ヘ長調、クアドロ
J・C・ペッツ(1664〜1716):ソナタ・セッティマ、
ソナタ・オッターヴァ、田園協奏曲

(エディション・アルテ・ムジーク)
トーマス・エンゲル(指)
イル・コンチェルト・ティヴォリ
ORFCD-259
ラインハルト・ヤウト1558インスブルックのエーベルト・オルガンを弾く

コッター、ブース、パドヴァーノ、ハスラー、エルバッハ、スェーリンクの作品
ラインハルト・ヤウト(Org)
ORFCD-261
モーツァルト:ミサ・ソレムニス「孤児院ミサ」K.139、
テ・デウム ハ長調K.141
フリードリヒ・ヴォルフ(指)
アウグスティン・コールフェラインO&cho
ORFCD-262
NEUJAHRSKLANGE(新年の響き)
スッペ:「軽騎兵」序曲、「美しきガラテイア」序曲
J.シュトラウス2世:電磁気ポルカ、
「シンプリチウス」よりロマンス、急行ポルカ、
ワルツ「インス・セントルム」、
「ヴェネチアの一夜」より「アニーナの歌」
「キャラメロの歌」、
ポルカ「そんなに恐がることはない」、
ワルツ「ウィーンの森の物語」
ヨーゼフ・シュトラウス:「燃える恋」、
ポルカ「前へ進め」、ポルカ「心配すんな」
J.シュトラウス:ラデツキー行進曲
アルフレート・エシュヴェ(指)
ウィーン・トンキュンストラーO、
マルティナ・セラフィン(S)、
アレクサンデル・カイムバッハー(T)

録音:2000年12月28、29日ライヴ
ORFCD-265(2CD)
「マルガレーテ・マクシミリアン1世」1500年頃の音楽
ラ・リュー、イサーク、ブッフナー、オケゲム、アグリコーラ、作者不詳、オブレヒト、バルビロー、ヘール、アイヒ、ジョスカン・デ・プレ、ゼンフルの作品

(エディション・アルテ・ムジーク)
ディルク・スネリングス(指)カピリャ・フラメンカ
ORFCD-267
プレイエル(1757-1831):交響曲集
(1)響曲ニ長調(1789)、(2)大交響曲へ長調(1790)
(3)交響曲変ホ長調(1787)
(1)カルロス・カルマー(指)、
(2)パウル・アンゲラー(指)、
(3)ハインツ・ワルベルク(指)
ウィーン・トーンキュンストラー管
ORFCD-269
ヴェルナー・ラディチニヒ(RADITSCHNIG 1948-):ツォネン(ZONEN 1998)、
エッレトリコ(Elettrico 1999)リンツ版、
クランクプラッツ(Klangplatz 2000)、
プルサチオン(PULSATION 2000)、
アプタシュトゥンゲン(ABTASTUNGEN 2000)
ゴットフリート・ラブル(指)アンサンブル「ディー・ライエ」
ヘルベルト・パッシャー(チェロ、ナーゲル・ガイゲ)ヴェルナー・ラディチニヒ(エレキ・ギター、エレクトリック効果)
ラディチニヒはモーツァルテウムでギターとライヴ・エレクトロニクスを学んだオーストリアの作曲家。
ORFCD-270
『エディション・アルテ・ムジーク』
バッハ:ゴルドベルク変奏曲
ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb)
ORFCD-271
ヘルムート・エーダー(1916〜)作品集
(1)フルートのためのハフナー協奏曲、
(2)交響曲第6番、
(3)ピアノ協奏曲「エピソード」
(1)(2)サヴァリッシュ(指)(1)VPO、
ヴォルフガング・シュルツ(fl)、
(2)バイエルンRSO、
(3)ノリントン(指)
カメラータ・ザルツブルグ、メルヴィン・タン(P)
ヘルムート・エーダーは、1916年オーストリア生まれ。オルフに学んだだけに、俗謡調の作風も感じられ、1959年からは電子音楽に傾注しましたが、これらオーケストラを伴う作品は、この世代にありがちな原点回顧ともいうべき素直で、聴きやすい作風に戻っています。特筆すべきは演奏家の豪華さで、ウィーン・フィル首席ヴォルフガング・シュルツの妙技を堪能できる“ハフナー協奏曲“、これはサヴァリッシュにとってVPOとの初の正規盤。オルフを通じミュンヘンつながりのあるバイエルン放送響をサヴァリッシュが指揮した第6交響曲。メルヴィン・タンとノリントンという魅力的な顔合わせによるピアノ協奏曲“エピソード”を収録。オケ・マニア垂涎のリリース。
ORFCD-272(3CD)
メルク修道院インターナショナル・バロック週間1999・2000
(1)アレグリ:ミゼレーレ、
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータBWV.1002、
(3)ブランデンブルグ協奏曲第3、6番、
(4)シュッツ:シンフォニア・サクラ〜「心せよ」、
(5)ベルンハルト:おお、主よ、
(6)作者不詳:おお、主よ、
(7)シュッツ:小宗教的コンチェルトより、
(8)ハンマーシュミット:パラトゥム・コル・メウム、
(9)ローゼンミュラー:ソナタ第2番、
(10)シュッツ:シンフォニ・サクラ〜「汝のかて」、
(11)J.C.バッハ:四重奏曲ニ長調、
(12)J.S.バッハ:カンタータ第29番〜シンフォニア、
(13)テレマン:組曲「ラ・ミュゼット」、
(14)テレマン:3つのトランペットのための協奏曲ハ長調、
(15)ルクレール:ソナタ第7番、
(16)シュメルツァー:ソナタ第12番、
(16)ヨハン・ベーア:ミサ・マルチェリーニ

(エディション・アルテ・ムジーク)
(1)フィリップス(指)タリス・スコラーズ、
(2)ホプキンソン・スミス(リュート)、
(3)ピケット(指)ニュー・ロンドン・コンソート、
(4)〜(10)モヴィメント〔グラムス(S)、アベレ(Bs)、
スクープリク(Vn)、ブンディーズ(Vn)、ミュラー(ガンバ)、
シュペーター(リュート)、
レーマン(ポジティフ・オルガン)〕、
(11)フロリレジウム〔ラッセル(Vn)、
ソロモン(flトラヴェルソ)、ハイヘルハイム(va)、イードン(Vc)〕、
(12)〜(14)ベルリン古楽アカデミー、
(15)マリア・ミッタマイアー(flトラヴェルソ)、
(16)〜(16)フランツ・ラムル(指)ハスラー・コンソート
ORFCD-274
トマス・ダニエル・シュレー(b.1957)作品集
(1)弦楽四重奏曲第2番
(2)オルガンのための前奏曲Op.6-V
(3)アーモンドの木に花咲く時(無伴奏合唱のためのモテット)
(4)オルガンのための前奏曲Op.6-W、
(5)Das Feuer des Herrn(室内管弦楽と独唱合唱のためのカンタータ)
(1)アントン・ブルックナーSQ
(2)(4)、トマス・ダニエル・シュレー(Org)
(3)オットー・カルグル(指)カペラ・ノヴァ・グラーツ、
(5)エルヴィン・オルトナー(指)
ウィーン・コンツェルト・フェライン、
A.シェーンベルクcho
シュレーはメシアン、ラドゥレスクらに学んだウィーンの中堅作曲家。
ORFCD-276(4CD)
オーストリア各地の器楽による民謡集
CD-1.ブルゲンランド、ケルテン、
シュタイアーマルク

CD-2.ニーダーエステルライヒ、
オーバーエステルライヒ

CD-3.ザルツブルグ、チロル

CD4.フォラールベルク、ウィーン
様々な演奏家
ヴァイオリンやアコーディオン、リコーダー、はたまた小さなブラス・バンドによる楽しい民謡集。
ORFCD-277
ゲルトラウト・ヴィンクルバウエル=ツォウレック/アコーディオン

(1)K.ヘルマンJ.ジルヒェル:ハウス・ムジーク〜ヴァイオリン、アコーディオンとピアノの為の
(2)H.ヘルマン:Harlekinade Nr.7 
(3)M.G.ザイベル:序奏とアレグロ〜Vcとアコーディオンのための
(4)H.アンブロジウス:デュオ〜横笛とアコーディオンのための(5)W.ヤコビ:アコーディオン協奏曲よりセレナーデとアレグロ(6)K.ヘルマンJ.ジルヒェル:モーツァルトの主題による変奏曲〜Vnとアコーディオンの為の
(7)F.レインル:ハウス・バー〜3つの歌
(8)ヴュルスネル:シャンソネット〜アコーディオン・アンサンブルのための
(9)M.フィッシャー:ワルツ・インテルメッツォ〜アコーディオン・アンサンブルのための
ゲルトラウト・ヴィンクル=ツォウレック、E.ビンデル(Vn)、L.P.セイネル(P)、H.リッツシャウエル(Vc)、H.ロウ(Fl)、マックス・シェーンヘル(指)オーストリアRSO、ウィーン・アコーディオン・ゾリステン、アコーディオン・アンサンブル・ゲルトラウト・ヴィンクルバウエル=ツォウレック
ゲルトラウト・ヴィンクル=ツォウレックは1941年オーストリア生まれの女流アコーディオン奏者。ザルツブルクを始めとする数々の音楽祭に出演、本国で高い評価を得ています。午後の一時をエレガントに彩るカフェ・ミュージック風の作品が中心。
ORFCD-278
アノニマスXX
V.ミスキニス:Pater noster、
ブリテン:聖チェチーリア讃歌
プーランク:小室内カンタータ「雪の夕暮れ」、
バーバー:生まれ変わり
H.ライテル:あなたへの方法、
エベン:最も貴重な物へ誓うための綴り
ラウタヴァーラ:ロルカ組曲、
ダッラピッコラ:ミケランジェロ・ブオナローティの合唱曲
ヨハネス・ヒーメッツベルガー(指
)コーラス・シネ・ノミネ(cho)
20世紀の無伴奏合唱作品を集めたアルバム。
ORFCD-279
ハイドン:ミサ・ソレムニス変ロ長調「天地創造ミサ」、
小オルガンミサ「聖なるヨハネのミサ・ブレヴィス」
フリードリヒ・ヴォルフ(指)
聖アウグスティン・コールフェラインO&cho、
ホラック(S)、シマ(A)、バウアー(T)、
バンクル(Bs)、ウー・イーティン(Org)
ORFCD-280
アルフォンソ・フェッラボスコ1世&2世/マドリガル、アリア、器楽曲

(EDITION ALTE MUSIK)
ヨゼフ・キャブレ(Br)、
ピエール・ピツル(指、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リラ・ヴィオール)
プライヴェート・ムジケ
6世紀半ばから17世紀にかけて活躍した作曲家親子の作品集。1世(1543〜88)はイタリアよりイギリスに移住し活動、2世(1575〜1628)はイギリスで生まれ、やがて国王つきの音楽家となりました。共に多数の器楽、歌曲を作曲しています。
ORFCD-281(3CD+1)
レゾナンツェン2001ライヴ/「ヴィヴァ、エスパーニャ!

CD-1
(1)カベソン(1510〜1566):第9旋法によるティエント
(2)ラ・リュー(1460〜1518):アヴェ・レジーナ・カロラム
(3)フリオ・セーニ・ダ・モデナ(1498〜1561):リチェルカーレXV
(4)フアン・デ・アンキエタ(1462〜1523):キリエ、グローリア
(5)セファルディのロマンス:即興、
白いニーニャと叫ぶと、
Yo m’enamori d’un aire 
(6)カンティガ:Pero que、seja a gente 
(7)マヌエル・デ・メサ(1725〜1773):Sonoro clarin del viento 
(8)フアン・デ・アラウホ(1646〜1712):Por celebrar del Infante
(9)マヌエル・デ・メサ:Oid el concierto 、
Vengan pue hoy a la mesa 、
Los que tienen hambre 、
Las flores y las estrellas

CD-2(1)アッコルドーネ:Cecchie letrose nui cingari simo
(2)アルフィオ・アンティコ(1956〜):ピッティ・ペッティ
(3)ピノ・デ・ビットリオ(1965〜):Tarantella di Ischitella
(4)サンチアゴ・デ・ムルシア(1682〜1740):ファンダンゴ、マリツァポリス、
フォリアス・ガレガス、ザランベケス、タランテラ、
(5)ホセ・デ・ネブラ(1702〜1768):サルスエラより「Para obsequio a la deydad nunca es culto、
la crueldad, y lphigenia en Tracia」

CD-3(1)フアン・ヒダルゴ(1614〜1685):「Celos aun del aire matan」
(2)作者不詳(15世紀):ストランボット、バルツェレッタ、バラータ=カンツォーナ集(8曲) (3)グリエルモ・エブレオ・ダ・ペサロ(1425〜1485):バロ「La vida de Culin」 (4)作者不詳(15世紀):Noca la galiera

ボーナスCD:デジタルdtsサラウンドCDによるこのセットの聴き比べCD


(エディション・アルテ・ムジーク)
CD-1(1)〜(4)ディルク・シュネリングス(指、Bs)、
カペラ・フラメンカデ・キャット(C-T)、
ヴァン・エルサッカー(T)テルモント(Br)、
ヴァンボウウェル(Org)
(5)(6)サヴァール(指揮)、
エスペリオンXXIフィゲラス(S)、メメルスドルフ(fl)、
ダラル 他
(7)〜(9)ガブリエル・ガリド(指)、
アンサンブル・エリマオスカル・ボアダ(指)
エルス・ペティッツ・カントルス・デ・カタルーニャ「ヴィヴァルディ合唱団」、

CD2(1)〜(3)アッコルドーネ、
(4)ロルフ・リスレヴァンド(G)、
(5)エドゥアルド・ロペス・バンソ(指揮Cemb)
アル・アイレ・エスパニョル、マルタ・アルマハノ(S)、
ロラ・カサリエゴ(Ms)、
CD-3(1)サヴァール(指)エスペリオンXXI、
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、
(2)〜(4)アンサンブル・ミクロロゴス
※ボーナスCDはdtsサラウンドCDですので、通常のCDプレイヤーではお聴きいただけません。
ORFCD-283
ゲルハルト・シェドル(b.1957)作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲 
(2)”…so zu Licht und Lust geboren…”(ヘルダーリンの詩によるバリトンと管弦楽のための) 
(3)ショート・カッツ〜クラリネットと室内管弦楽のためのコンチェルティーノ
(4)歌劇「信念、愛、希望」〜4つの間奏曲
(1)アルテンブルガー(Vn)、
コイシュニヒ(指)NTOトーンキュンストラー管、
(2)ガボール・ヴァゲルニー(Br)、
ジェルジ・レーヘル(指)ブダペストSO、
(3)ローラント・ディリー(Cl)、
カスパル・デ・ロー(指)アンサンブル・モデルン、
(4)ペーター・コイシュニ(指)NTOトーンキュンストラーO
シェドルは1957年ウィーンに生まれエーリッヒ・ウルバンナーに師事した作曲家。中堅世代とはいえウィーンに学んだ作曲家だけあってベルクを筆頭とする20世紀ヨーロッパ音楽のよき伝統を受け継いでいます。叙情性と激しい表出力に冥想的なモノローグと幅広い側面を持っている。(3)ではクラリネットのディリーとアンサンブル・モデルンのエキサイティングな妙技が聴けます。
ORFCD-284
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」より抜粋(10曲)
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
カルロス・カルマー(指)NTOトーキュンストラーO

録音:2001年11月25日、ウィーン・ムジーク・フェラインザール、ライヴ)
カルマーは1958年ウルグアイ生まれで‘98年のモーストリー・モーツァルト音楽祭で来日したことがあります。
ORFCD-285
フリードリヒ・ヴィルトガンス(1913〜)作品集
(1)トランペット、弦楽、打楽器のための協奏曲
(2)ミサ・ミニマ(ソプラノ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロのための)(3)「聖体賛歌」第1章〜第8章、
(4)「聖体賛歌」第9章、第10章
(1)アントン・マイアー(Tp)、
ミラン・ホルヴァート(指)ウィーンRSO(録音:1975年)、
(2)シュタイングルーバー(S)
オットー・ドラパル(cl)、ラッテンバッハー(Vn)、
アイヘルト(Vc)(録音:1959年)、
(3)アーリーン・オジェー(S)、シュラン(Br)、
カリディス(指)ウィーンRSO、
ORF合唱団(録音:1971年)、
(4)フィリップ・アントルモン(指)ウィーンRSO、
ORF合唱団(録音:1981年)
ヴィルトガンスはロマン派の作曲家ヨゼフ・マルクスに師事したものの作風はヒンデミットに通じる即物的、機械的ともいえる乾いた抒情性が特徴。ホルヴァートやオジェー、アントルモンら、そうそうたる演奏陣。
ORFCD-286(2CD)
マルセル・プラヴィのオペラ案内(プラヴィ生誕90年記念)
「ワーグナー:ニーベルングの指輪」ハイライト
マルセル・プラヴィ(解説)
音楽:ルドルフ・モラルト(指)ウィーンSO、
ウィーン国立歌劇場cho、
ペルツァー、コニツニ、他

録音:1948、49年放送録音
音楽解説者プラヴィと登場人物の台詞を俳優たちが朗読。それに続いて音楽が今回初CD化となる貴重な録音を用いて奏せられる、1992、93年のライヴ(朗読会)。
ORFCD-287
フライターク・アカデミー/バッハ作品集」
ブランデンブルク協奏曲第5番BWV.1050 
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲BWV.1060 
オーボエ・ダモーレ協奏曲BWV.1055 
フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲BWV.1044

(エディション・アルテ・ムジーク)
フライターク・アカデミー
イェルグ・フィードラー(ob)、
カタリナ・マリア・ズスケ(Vn)、
ヘレーネ・シュミット(Vn)、J=A.ベッティハー(Cemb)
録音:2001年5月
創立からわずか8年の古楽器アンサンブル、フライターク・アカデミーがバッハの有名曲で勝負。
ORFCD-289
「ウィーン・プラハ・ベルリン」ロマンティック・デュエット 
ドヴォルザーク:二重唱Op.38、Op.32より5曲
ブラームス:二重唱曲Op.66より、Op.20 
シューマン:二重唱曲Op.103、Op.43 
メンデルスゾーン:二重唱曲Op.63、Op.77〜日曜の朝
ドールテ・マリア・ザンドマン(S)、
リディア・フィールリンガー(A)、
ラッセル・リャン(P)

録音:2001年1月16日ライヴ
ORFCD-290
音楽と言葉/ランナーとネストロイ作品集 ミハエルシュタルフアンサンブル(Vn、clフリューゲルHrベース、P)、
シュテンベルガー(語り)、ブルサッティ(語り)
ORFCD-292
ツィーラー・喜歌劇・ガラ マックス・シェーンヘル(指)大ウィーン放送O
録音:1950〜1967年
ツィーラー(1843-1922)はオーストリアで人気の高かった喜歌劇、ワルツの作曲家でやがてはロンバーグらに代表される初期ミュージカルにつながるモダンで耽美的な歌やワルツを数多く書き残しました。彼の作品が手際よくまとめられている一枚。
ORFCD-293(3CD)
メルク修道院インターナショナル・バロック週間2001
CD-1
(1)アルビノーニ:協奏曲へ長調、
(2)コンティ:カンタータ《それはこの森のために回る》
(3)ヘンデル:《Dixit Dominus》HWV232

CD-2
(1)ルザッキ:《Itene mie querele》
 《Ahi cruda sorte mia》、
(2)ディンディア:《Dispietata pietate》
《Quell augellin che canta》
(3)ルザッキ:《Se parti i’moro》《Itene a volo》
(4)モンテヴェルディ:《わが息子のジョヴィネッタは》
《それは星と出た》、
(5)カンプラ:組曲《ヨーロッパ・ガランテ》
(6)ルベル:《ダンスの特性》

CD-3
(1)オトテール:第3組曲より
(2)ブラヴェット:ソナタ第3番、
(3)ヴィヴァルディ:協奏曲ニ短調
(4)スカルラッティ:ソナタ イ長調、
(5)フックス:序曲ニ短調、
(6)ゼレンカ:序曲ヘ長調

(エディション・アルテ・ムジーク)
CD-1(1)(2)アルフレド・ベルナルディ(指)
ゼフィーロ、
(2)マルタ・アルマジャノ(S)、
(3)ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
ドレスデンバロックO&室内cho、
CD-2(1)〜(4)ファビオ・ボニッツォーニ(Cemb)&ラ・ヴェネキシアーナ、
(5)(6)パウル・ドムブレヒト(指揮、Ob)
イル・フォンダメント、
CD-3(1)〜(4)マリア・ミッテルマイヤー(flトラウ゛ェルソ)、
ピエール・ピッツル(バロックG)、
ルチアーノ・コンティーニ(テオルボ)、
エンリコ・バイアーノ(Cemb)、
(5)(6)パウル・ドムブレヒト(指揮、Ob)
イル・フォンダメント、

録音:2001年6月1〜4日ライヴ
古楽ファン必聴の音楽祭2001年版の記録。
ORFCD-296
「愛の驚き」〜17世紀の歌
カルヴィ:《Ballo dell’Granduca》、
ディンディア:《Sfere,fermate》、
カプスベルガー:《O dolci sguardi》、
カルボンチ:シャコンヌ、
フォスカリーニ:トッカータ、
ペレリーニ:アルマンダ、
コルベッタ:パッサカリア、
マリーニ:《Maraviglia d’Amor》、
ガリレイ:トッカータ・ヴォルタ、
フレスコバルディ:カンツォーナ、
バルトロッティ:アルマンダ、ほか


(エディション・アルテ・ムジーク)
マルコ・ビアスレイ(声)
ピエール・ピッツル(指)
プライヴェート・ムジケ

録音:2001年3月26日
ORFCD-297
チャイコフスキー:弦楽セレナード、
 悲しき歌、ユモレスク、
ドヴォルザーク:弦楽セレナード
ビアン・ハーデム=ミサーグ(指)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
ORFCD-298
ドヴォルザーク:4つのワルツ、
スーク:弦楽セレナーデ、
ヤナーチェク:弦楽のための「牧歌」
ビアン・ハーデム=ミサーグ(指)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
ORFCD-299
「ロマンティック・ウィーン・ライヴ」
C.フリューリンク:クラリネット,チェロとピアノのための三重奏曲
ツェムリンスキー:ピアノ,クラリネットとチェロのための三重奏曲
ロジャー・サランダー(Cl)、
フリッツ・ドールザル(Vc)
パトリック・デュール(P)

録音:2002年2月25日ライヴ
ツェムリンスキー(1871〜1942)と同時代のカール・フリューリンク(1868〜1937)のクラリネット三重奏曲集。

ORFCD-300
「むかしむかし…、(Es War enimal…)」
(1)ゾーゼンク:ゴルム・グリンメ、
(2)コダーイ:水車小屋のアンナ
(3)ブラームス:ヴァイオリン弾き(ドイツ民謡集より)、
(4)シューマン:水の精、海の女神、
(5)プリンツ:レーヴェングルーヴの子供、
(6)ブリテン:緑のほうき草のバラード、
(7)プーランク:小さな声、
(8)コーンウォール地方民謡:アイ・ラヴ・マイ・ラヴ(ホルスト編)
(9)スコットランド地方の民謡:バーバラ・アレン(クンツ編)、
(10)低部オーストリア地方の民謡:Mei Sch?tz h?t mi gr?aβn l?ssn、忘れられた歩兵、
(11)ウィリー・エンゲル・ベルガー:クロコダイルのバーにて、
(12)コムツァーク:メルヒェン
ヨハネス・プリンツ(指)
ウィーン室内cho

録音:2002年5月
ORFCD-301(2CD)
CD-1
(1)ゼーツル(1592/93-1655):ミサ第1番〜キリエ、グロリア、クレド
(2)ヨハン・ヤコブ・ワルター(1658-1706):リンガトゥーラ・プロ・エレヴァティオーネニ短調
(3)ゼーツル:ミサ第1番〜サンクトゥス、アニュス・デイ、
(4)ヨハン・ヤコブ・ワルター:トッカータ、
リチェルカーレ、フーガ、
リンガトゥーラ・プロ・エレヴァティオーネヘ長調、他

CD-2
(1)ヨハン・シュタットルマイヤー:ミサ第3番、
ミゼレーレ、
(2)ゼーツル:ミサ第4番

(エディション・アルテ・ムジーク)
CD1.クリストフ・ハンメル(指&Org)、
アンサンブル・プリースナ、

CD2.フローリアン・アペル(指)
アンサンブル・プリースナ、
ヴォーカル・ゾリステン・ラティスボーナ

録音:CD-1/2001年8月3日、CD-2/10月13日、ともにライヴ
ORFCD-302
ブラームス:ドイツ・レクイエム フリードリヒ・ヴォルフ(指)
聖アウグスティン・コールフェラインO&cho、
I.ライモンディ(S)、W.バンクル(Br)
録音:2002年5月1-4日
ORFCD-303
ハイドンのクラヴィーア〜ハイドンが所有していたフォルテピアノによるハイドンのピアノ小品と歌曲
ヨーゼフ・ハイドン:皇帝賛歌、
皇帝賛歌「神よ皇帝フランツを守りたまえ」による変奏曲、
ピアノ・ソナタ第2番〜第1楽章、
「だれでもが思う,自分が選んだ人は、と」、
ピアノ・ソナタ第13番第二楽章、キューピッド、
ピアノ・ソナタ第2番第ニ楽章、見捨てられた女、
田舎の楽しみ、ピアノのためのアダージョ、
小さな家、ピアノ・トリオ第22番第二楽章より、
ピアノのための主題と6つの変奏、
ピアノ版「十字架上の最後の7つの言葉」〜ソナタ第2番「はっきり言っておくがあなたは今日わたしとともに楽園にいる」、
宗教的な歌、
ピアノ版「十字架上の最後の7つの言葉」〜ソナタ第6番「成し遂げられた」、
すこぶる平凡な話、
ピアノ・ソナタ第13番〜第1楽章、
この世で何も得ようとは思わない
フランツ・ツェビンガー(p)、
バルバラ・フィンク(S)

※使用楽器:アイゼンシュタット・ハイドン博物館所蔵の楽器、ローラウのハイドンの生家にある楽器
ORFCD-304
人生の歌、四百年間に渡る作品集
(シューベルト:私の揺りかごに 、
ヒラー:子供のための歌曲集〜「猶予」
モーツァルト:子供の遊び K.598、
タウベルト:子供の世界の響き、
ツァイスル:凱旋の絶叫、
コルネリウス:子守歌より
シューベルト:リラ D.737、
ベートーヴェン:新しい命、
ルドルフ・ツムシュテーク:私が潔白でなくとも君を愛す、
ジュスマイアー:軽い気持ち、気まぐれ、
ブラームス:亜麻色の修道女、
ワイル:別れの手紙、
シェーンベルク:六つの歌より「婚礼の歌」
シューベルト:希望、クリーガー:バッカス、
ルジツカ:光がなかったとしても
リスト:三人のジプシー、
クシェネク:決定、
シューマン:あこがれ
シューベルト:黄昏に、
ハイドン:一生は一時の夢、
ディアベルリ:兆候
ヴォルフ:魂の思考、
R・シュトラウス:「四つの最後の歌」〜「眠る時」
イルディコ・ライモンディ(S)、
チャールズ・スペンサー(P)
2002年9月オーストリア放送ホールにおけるスタジオ録音。イルディコ・ライモンディは、ルーマニア出身のソプラノで、ウィーン国立歌劇場と契約、その他、有名歌劇場に出演を続ける大物歌手。テラークへのマッケラス指揮の「フィデリオ」、ナクソスの「ドン・ジョヴァンニ」など録音も豊富。当録音はORFへの放送プロダクションで、綿密なスタジオ録音。400年に渡る大作曲家の人生をテーマにした歌曲をずらりと並べた好企画。このCDでしか聴けない曲も多く含まれています。
ORFCD-305
ゾンタークベルク教会のクリストフオルガン
(1)ムファット:Toccata decima
(2).(3).パッヘルベル:Drei Magnificat-Versetten、
Toccata Nr.14 in C
(4)J.C.F.フィッシャー(1670?〜1746):Chaconne in g、
(5)F.A.マイヒェルベク(1702〜1750):Sonata tertia
(6).(7).P.T.グリュンベルガー(1756〜1820):Rondo unter dem Offertorium、
Echost?ck unter der Wandlung
(8)〜(10)C.P.E.バッハ:Sonata in F
(11),P.G.シュライヤー:Pastorale、
(12)〜(23)L・モーツァルト(エーベルリン編)”Der Morgen und der Abend”24〜26、
A・スカルラッティ:Toccata ]T
クルト・ノイハウザー(Org)
ORFCD-306(2CD)
C.P.E.バッハ:ハンブルクのためのカンタータ集「汝の心を啓き、光となれ」H821h(1777)、
「主に感謝せよ」H824e(1785)

(エディション・アルテ・ムジーク)
マルティン・ハーゼルベック(指揮&Org)
ウィーン・アカデミー、
ウィーン室内cho(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)、
ケルメス(S)、フィアリンガー(A)、
M.シェーファー(T)、メルテンス(Bs)

録音:2001年11月5,6日ウィーン,ホフブルクカペレ
ORFCD-307
ボッケリーニ:スターバト・マーテルOp.61(G.532)(弦楽五重奏とソプラノのための)
ハイドン:ディヴェルティメントHob.V-3(2つのヴァイオリンとチェロのための)

(エディション・アルテ・ムジーク)
エマヌエラ・ガッリ(S)、
ピッコロ・コンチェルト・ウィーン
ORFCD-308
MUSICA BRITANNICA(ムジカ・ブリタニカ)
「イギリス宮廷の器楽曲集」

(1)ジョン・アドソン(1580〜1640):Adson’s Ayre、
(2)作曲者不詳(1600頃):Wilsons Love、
(3)作曲者不詳(1600頃):The Second of the Prince、
(4)ロバート・ジョンソン(1583~1633):The Second Whitches Dnace、
(5)ジョン・ジェンキンス(1592〜1678):Sonata a 2 in d-moll、
(6)クリストファー・シンプソン(1605〜1669):Divisions in e-moll、
(7)サイモン・アイヴス(1626〜1660?):Symphony、
(8)ウィリアム・ロウズ(1602〜1645):The Spanish Pavan、
(9)アルフォンソ・フェラボスコ(1578〜1628):Gaillarde Faraboscho、(10)ディヴィス・メル(1604〜1662):A Country Dance、
(11)スティーヴン・トマス(?):Stephen Thomas’s Second Almain、
(12)ウィリアム・バード(1543~1623):Coranto、
(13)作曲者不詳:Ground in C、
(14)作曲者不詳/ヤコブ・ファン・エイク(1589〜1657):The English Nightingale、
(15)トマス・トレット(〜1696?):The Irish Ground、
(16)フランシス・カッティング(1583〜1603):Greensleeves、
(16)作曲者不詳:Ground in F、
(18)作曲者不詳:Sleepe,sleepe,though greife torment、
(19)ジル・ファーナビー(1563〜1640):The Old Spagnoletta、
(20)ロバート・カー(〜1686):An Italian Ground、
(21).作曲者不詳:The Furies、
(22).ジョン・コペラリオ(1570〜1626?):Cupararee or Graysin、
(23).ロバート・ジョンソン:The Satyres Masque、
(24)〜(30).マシュー・ロック(1622〜1677):Fantazie Nr.W e-moll、Pavan Almand Courante Ayre Saraband Jigg Conclude thus、
(31).ソロモン・エックレス(1618〜1683):Bellamira

(エディション・アルテ・ムジーク)
オーマン・コンソートミヒャエル・オーマン(bfl)
ヨハンネス・ヘンメルレ(Cemb)、
マルティナ・ショベルスベルガー(ポジティフOrg)、
ダニエル・オーマン(バロックG)、
クリストフ・ウルバネツ(Gamb)、
トーマス・C・ボイセン(テオルボ、ルネサンスlute、バロックG)
リコーダーを中心とした17世紀イギリスの宮廷音楽集。当時イギリスで流行した「マスク」(通常、「仮面劇」と訳されるダンスや歌をふんだんに取り入れた演劇。登場人物が仮面をつけるとこらからこの名前で呼ばれる)で使われたであろう器楽作品を集め、様々な資料を基に、音楽だけで「マスク」を擬似再現した興味深い企画。
ORFCD-311
レハール:「メリー・ウィドウ」 フランツ・ラグランゲ(ゼタ男爵)、
マグダ・シュタイナー(ヴァランシエンヌ)、
ヨハネス・ヘーシュテルス(ダニーロ)、
マリア・フェドロワ(ハンナ)他、
マックス・シェーンヘル(指)
ウィーン放送大O

録音:1948年11月28日
ORFCD-312(2CD)
レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」 エッメッリヒ・アルレト(ペーター・ドラゴティン)、
エステル・レティー(ゾリカ)、
マグタ・シュタイナー(ヨラン)、
ルドルフ・クリスト(ジョネル・ボレスク)、他、
マックス・シェーンヘル(指)ウィーン放送大O

録音:1950年10月15日
ORFCD-313
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、
クララ・シューマン:ピアノのためのロマンス、
ロベルト・シューマンの主題による変奏曲
ゴットリーブ・ヴァリッシュ(P),
キリル・ペトレンコ(指)ウィーンRSO

録音:2002年4月、2002年9月
ORFCD-314(3CD+1)
「レゾナンツェン2002〜Das ewig Weibliche(永遠の女性)」

CD1
(1)〜(11).ディエゴ・ピサドール、.
クリストバール・モラーレス、.クローダン・セルミジ、
作曲者不詳、ディエゴ・オルティス、
マッテオ・フレーチャ、フアン・デル・エンシーナ、
アルフォンソ・ムダーラの作品
(12)〜(14)フランチェスコ・ランディーニ:マドリガル、
バラータ(3曲)
(15)〜(19).F・クープラン:王宮のコンセール第2コンセールニ長調
(20)〜(22).A.フォルクレ:コタン、ベルモン、
ポルトガル人(Cemb用編曲)
(23)〜(24).モーツァルト:ヴァイオリン伴奏クラヴサンのためのソナタK304(304c)

CD2
(1)〜(6)作曲者不詳:17〜18世紀イギリスのヴィオラ・ダ・ガンバを中心とした民族音楽的な歌と器楽曲集
(7)カッチーニ:アマリリうるわし、
(8)フレスコバルディ:Se l’aura spira
(9)〜(11).シャルパンティエ:Non,non,je ne l’aime plus、
Amour,vous avez beau、
Rendez moy mes plaisirs
(12)ヘンリー・パーセル:つかの間の音楽
(13)〜(16)ラッスス:Parce mihi、Spiritus meus、
Pelli meae、Quare de vulva eduxisti me?
(16)ストラデッラ:オラトリオ「洗礼者聖ヨハネ」

CD3
(1)〜(6)ヘンデル:オペラ「ギリシャのアマディージ」〜.メリッサのアリア、
オペラ「アルチーナ」よりシンフォニア、
ルッジェーロのアリア、ドンナ・レオンによる語り、
アルチーナのレチタティーヴォ、アルチーナのアリア
(7).オペラ「アルミニオ」〜トゥスネルダとアルミニオの二重唱
(8).モンテヴェルディ:ニンフの嘆き、
(9).フレスコバルディ:Cosi mi disprezzate
(10).モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い
(11).テレマン:インテルメッツォ「ピンピノーネ」抜粋、
オペラ「ダモン」より「シャコンヌ・コミーク」を間に挟む)

【dtsサラウンドCD内容】
(1)LA MAGA ABBANDONATAより抜粋、
(2)モーツァルト:ソナタホ短調、
(3)モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い、
(4)WONDROUS MERRYより
CD1
1〜11ホセ・ミゲル・モレーノ(指、ビウエラ)
オルフェニカ・リラ、ヌリア・リアル(S)、
ジョルディ・ドメネク(CT)、
フェルナンド・パス(recorder)、
ベントゥラ・リコ(Gamb)、
12〜14:アンサンブル・ミクロログス、
15〜24、ヒロ・クロサキ(バロックVn)、
ヴォルフガング・グリュクザム(Cemb)、

CD2
(1)〜(6)ザ・ボルティモア・コンソート
(7)〜(12)、イル・セミナリオ・ムジカーレ、
ジェラール・レーヌ(CT)、ブリュノ・コセ(Vc)、
ブランディーヌ・ランヌ(Cemb&ポジティフOrg)
(13)〜(16)、アロベルト・フェスタ(指)
ンサンブル・ダエダルス(16)〜26、
ミヒャエル・シュナイダー(指)
ラ・スタジョーネ・フランクフルト、
洗礼者聖ヨハネ:ジェラール・レーヌ(A)、
ヘロデ王:ミヒャエル・ショッパー(Bs)、
ヘロデア娘(サロメ):アン・モノイオス(S)、
ヘロデア母:ローリー・ルヴィオル(S)、
参事官:アンドレアス・カラジアク(T)、

CD3
(1)〜(7).アラン・カーティス(指)
イル・コンプレッソ・バロッコ、ジモーネ・ケルメス(S) 
グロリア・バンディテッリ(Ms)、ドンナ・レオン(語り)
(8)〜(10).アッコルドーネ〈ベアズレイ(T)、
モリーニ(Cemb)〉
(10)〜(15)、ミヒャエル・シュナイダー(指)
ラ・スタジョーネ・フランクフルト、
ヴェスペッタ:アン・モノイオス(S)、
ピンピノーネ:ミヒャエル・ショッパー(Bs)

※ボーナスCDはdtsサラウンドCDですので、通常のCDプレイヤーではお聴きいただけません。
毎年オーストリアで開催される古楽祭「レゾナンツェン」のライヴの模様をダイジェストで収めたシリーズの2002版。2002年は「永遠の女性」をテーマに実力派古楽アーティストたちの優れたライヴを聴けるファン必聴の3CD。3CDの中から選ばれた録音を収録したdtsサラウンドCD付き。
ORFCD-315
ボリス・エーダー&キャロライン・ヴァシチェク、ヘルマン・レオポルディを歌う ボリス・エーダー、
キャロライン・ヴァシチェク(ヴォーカル)
ヘルマン・レオポルディの作風はキャバレー・ソングを健全にしたような感じ。実にお洒落。ライヴ録音ゆえ臨場感たっぷり。
ORFCD-316(2CD)
C・P・E・バッハ:マタイ受難曲 トン・コープマン(指)
アムステルダム・バロックO&cho、
イエルク・デュルミュラー(エヴァンゲリスト、T)、
クラウス・メルテンス(イエス、B)、
デボラ・ヨーク(S)、
フランツィスカ・ゴットヴァルト(A)、
オルランダ・ヴェレス・イシドロ(S)、
ルネ・シュトイラー(Bs)
大バッハの次男C・P・E・バッハのマタイ受難曲は、1999年キエフで発見された作品。父親の影響を受けながらもエマヌエル独自の音楽性もうかがえる興味深い作品だ。現代のバッハ演奏の第一人者コープマンとその手兵たちによる作品復活への意欲溢れる演奏にも注目。
ORFCD-325
クルト・シュヴェルツィク(b.1935):「サロット・ロマーノの愛の夢」Op.1-7
@ホルンとピアノのためのソナチネOp.1(1952/1971)
Aヴァイオリンとピアノのための「デュオ&ダブル」Op.2(1957)
Bヴァイオリン、ホルンとピアノのためのトリオOp.3(1960)
C弦楽四重奏曲Op.4(1960)
D「サロット・ロマーノ(ローマのリビングルーム)」〜11 楽器のためのOp.5(1961)
E「ゼーフェルトのエデン・バー」〜ピアノのためのOp.6(1961)
F「愛の夢」〜7 奏者のためのOp.7(1962/63)
@ペーター・ドルフマイヤー(ウィンナ・ホルン)、ヨハネス・ヴィルヘルム(Pf)
Aフリードリヒ・チェルハ(Vn)、イヴァン・エレート(Pf)
Bフリードリヒ・チェルハ(Vn)、クルト・シュヴェルツィク(Hr)、イヴァン・エロート(Pf)
Cケーネ四重奏団(S.Q)
Dクルト・シュヴェルツィク(指)アンサンブル
Eアヤ・クレバーン(Pf)
Fアンサンブル・フュア・ノイエ・ムジーク

録音:@2018年3月5日、AB1960年10月6日、C2005年10月13日、2006年6月29日、D1967年4月26日、E2014年3月7日、F1968年6月9日
クルト・シュヴェルツィクはオーストリアの現代音楽の作曲家。ウィーンに生まれ、ダルムシ ュタットではシュトックハウゼンと共に学んだ。ホルン奏者としても活動し、ウィーン交響楽団 の楽員だったこともある。このディスクは彼が20代から30代の頃までの初期の作品が収めら れている。ホルン奏者としてヴァイオリンのフリードリヒ・チェルハ(同じくオーストリアを代表す る作曲家)と共演しているのが聴きもの。最初期のホルンとピアノのためのソナチネはミヨーば りの多調の作風で書かれているが、その後のヴァイオリンとピアノのための「デュオ&ダブル」 では12音技法となり、その後一貫して12音技法で作曲を続けた。チェルハと並ぶオーストリ アを代表する作曲家の音楽を俯瞰する一枚。
ORFCD-368
アルフレート・ポランスキ:歌曲集(全24曲+ギター曲1曲) サラ・アルマサン(Ms)
デイジー・ジョプリング(Vn)

録音:2003年
アルフレート・ポランスキはオーストリアのギタリスト、リュート奏者。この歌曲集では、カール・C・アルトマン(1921-2000)とペーター・ローザ(1946-)という20世紀ウィーンの詩人二人の詩に曲をつけている。ギターとヴァイオリンの伴奏による歌は、まるでスペインの下町で流しの歌を聞いているようである。サラ・アルマサンはスペインのメッゾソプラノ。デイジー・ジョップリンは1969年英国生まれのヴァイオリニスト。 
ORFCD-369
ヘンデル:「棄てられたアルミーダ」、
 「ジューリオ・チェーザレ」−つらい運命に涙はあふれ、
 「アルチーナ」−蒼ざめた霊たち、
 「アグリッピーナ」−素晴らしい喜び、
アウフシュナイター:セレナーデ第5番 へ長調、
ムファット:ソナタ第5番ト長調
ヌリア・リアル(S)
ミヒ・ガイック(指)
オルフェオ・バロック・オーケストラ

録音:2004年6月1日
ヌリア・リアルはスペイン、バルセロナの北50Kmのマンレサという町で生まれたソプラノ、その透明さをたたえた美しい声はルネ・ヤーコプスから高く評価され、2003年のモンテヴェルディの「オルフェオ」公演では彼女をエウリディーチェ役に起用しています。オルフェオ・バロック・オーケストラ は1996年創立、ミヒ・ガイックの指揮でCPOに多数録音。 
ORFCD-372(2SACD)
レゾナンツェン2004/夢と現実
@シャルパンティエ:平和のための頌歌、
 シャイト:マニフィカト、
Aペルティ:カンタータ「命は失い、死は見つからない」、
 ヘンデル:シャコンヌ HWV435、
 サラテッリ:カンタータ「不確実な要素で」、
Bカバニレス:ティエントXV、
 リバヤス:シャカラス、
 ブルーナ:第6旋法のバタッラ 他、
Cヒューム:ガンボの魂、
 喜びが来る、軽く触れて、
 兵士の決意、他、
 ダウランド:深い眠りよ、
Dレグレンツィ:モテット「ああ喜ばしい友よ」、
 5声のソナタ「ラ・チェトラ」、
 フェラーリ:「命を放ってしまいたい」、
 メールラ:シャコンヌ、
 カッザーティ:「天の后、喜びたまえ」、
Eビーバー:ロザリオのソナタ-第3番、第6番、
Fトロンボンチーノ:美しき聖処女よ、
 アヴェ・マリア、戦いへ、
 ダルツァ:サルタレッロ、カラータ、
 ピーヴァ、
 オルランド・ディ・ラッソ:いとしのマトーナ 他
@ジョルディ・サヴァール(指)
 エスペリオンXXI、他、
Aハリー・ヴァン・デア・カンプ(Bs)、
 シュテファン・シュルツ(Vc)、
アレクサンダー・ヴァイマン(Cemb)、
Bトーマス・ヴィンマー(指)
 アクサントゥス・オーストリア、
Cパオロ・パンドルフォ(指)ラビリント、
Dコビー・ヴァン・レンズブルク(T)、
 レ・コルネ・ノワール、
Eグナール・レツボール(Vn,指)
 アルス・アンティクア・オーストリア、
Fグイド・モリーニ(指)アッコルドーネ

録音:@2004年1月17日、A2004年1月19日、B2004年1月20日、C2004年1月21日、D2004年1月22日、E2004年1月18日、F2004年1月24日
名物のレゾナンツェン音楽祭のライヴ録音。サヴァールのシャルパンティエとシャイトが目玉。 
ORFCD-374
モーツァルト、シューベルト、ドヴォルザーク、シュトラウス:歌曲集
モーツァルト: 「私は行く、しかしどこへ」K.583
 「穏やかに微笑みながら」K.152
 「寂しく暗い森で」K.308
 「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時」K.520
 「夕べの想い」K.523
シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン D.118
 秘めごと D.719
 水の上で歌う D.774/若い尼 D.828
ドヴォルザーク:「ジプシーの歌」 Op.55(全7曲)
R.シュトラウス:わたしは花束を編むつもりだった Op.68-2
 夜 Op.10-3
 荒天 Op.69-5/愛を携えて Op.32-1
 ツェツィーリエ Op.27-2
 あした Op.27-4
ドヴォルザーク:おやすみ Op.73-1
ゲニア・キューマイアー(S)
ツィタ・チルク(P)

録音:2004 年8 月9-14日、9月28日
ゲニア・キューマイアーはオーストリア、ザルツブルク生まれのソプラノ。ここ5 年ほどは、ウィーン国立歌劇場を中心に、バイエルン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ザルツブルク音楽祭などで主に娘役を歌って活躍しているソプラノ。この録音は今から10 年前の2004 年のもの。スカラ座、ウィーン国立歌劇場に初出演を果たし、メキメキと頭角を現していく若き逸材の瑞々しさが楽しめる。
ORFCD-375
フロトー:歌劇「マルタ」ハイライト アレクサンドラ・ラインプレヒト(S ハリエット)、
アンドレア・ベニッヒ(Ms ナンシー)、
クラウス・クットラー(T トリスタン卿)、
イズマエル・ジョルディ(T ライオネル)、
アントン・シャリンガー(Br プルンケット)、
トマーシュ・ネトピル(指)
ウィーン・フォルクスオパーO&cho

録音:2003年10月18日ジタル・ライヴ
ORFCD-378
ウィンナ・ホルン
カーマン:ロビン・フッド、
コープランド:市民のためのファンファーレ、
ホーナー:タイタニック、
ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレ、
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」−夕べの祈り、
シューマン:コンツェルトシュテュック、
メンデルスゾーン:夜想曲、
マーラー:私はこの世に忘れられ
ウィンナ・ホルンズ【トーマス・イェプストル、ラファエル・シュテッフェルマイアー、ヨゼフ・ライフ、トーマス・ビーバー、フランツ・ピックル、フランツ・オバーミュラー(以上ヤマハ製ウィンナホルン)、ヴォルフガンク・トンベック、アルベルト・ハイツィンガー、ゲルハルト・クルマー、ヘルベルト・ペンツィンガー、トーマス・フィッシャー(以上ユングヴィルト製ウィンナホルン)】

録音:2003年4月、5月デジタル
12人のホルン奏者がウィンナ・ホルンだけ(一部ワーグナーチューバと持替え)を用いてアンサンブルを奏でています。
ORFCD-379
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番、第4番、第6番 ヨゼフ・メルティン(指)
ウィーン室内管のメンバー、
アーノンクール(Vc)、
レオンハルト(ガンバ)

録音:1950年モノラル録音
戦後の古楽復興のスタートを高らかに宣言する貴重な記録。ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオンハルト(チェンバロではない)が参加しているだけでなく、ヨゼフ・マルティンのバッハ像は明確に後の古楽運動の方向性を示したものとしても重要。
ORFCD-380
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調、
ブーレーズ
:無伴奏ヴァイオリンのための賛歌、
バッハ
:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番
コーネリア・レシャー(Vn)

録音:2004年11月デジタル
コーネリア・レシャーは1980年ザルツブルク生まれのヴァイオリニスト。
ORFCD-381
ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番ト長調、
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 ニ短調 、
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
ダリボール・カールヴァイ(Vn)、
ミラン・カラノヴィッチ(Vc)、
シュテファン・シュトロイスニヒ(P)

録音:2004年11月デジタル録音
ダリボール・カールヴァイ1985年スロヴァキアのマルティン生まれ。ミラン・カラノヴィッチは1980年セルビアのベルグラード生まれ、シュテファン・シュトロイスニヒは1985年ウィーン生まれ。 
ORFCD-387
KULINARISCHES AUS OSTERREICH (オーストリアの料理)
クルト・アントン・ヒューバー(1928-):ボッカチオ賛歌1
ゲルハルト・プレゼント(1957-):「木管楽器のためのソロ」
マーサ・シュヴェディアウアー=サウスウィック(1956-):小三重奏曲3
E.R.ライトナー(1943-):無伴奏ヴァイオリンの為の「パガニーニ氏の弦の跳躍」
エルンスト・ヴュルディンガー(1952-):B管クラリネットのための「ザダスタン」
ダナ・クリスティナ・プロプスト(1961-):チェロとピアノのための「メシアン賛歌」、
マクシミラン・クロイツ(1953-):ウィーン風三重奏曲
ゲルハルト・トラック(1934-):無伴奏ヴァイオリンのための主題と変奏
ディーター・シェルマン(1957-):ソプラノとピアノのための7つの歌曲から5曲
エルンスト・ケルツ(1929-):ピアノのための「感情」
ウェルナー・ペリンカ(1952-):アラベスク風三重奏曲
ウェルナー・ハックル(指)
トーンキュンストラー合奏団、
アルフレート・ヘルテル(Ob)、
ゲラルト・ヒンタードルファー(Vn)、
伊藤志保(Cl)、
ルバラ・シュヴァルツ(Vc)、
ウルリケ・ジヒ(S)、
アンデアス・ウィキダル(P)他
「ボッカチオ賛歌1」は哀愁の漂う古風で調性的な作品。「ソロ」では無伴奏オーボエが名人芸を繰り広げます。「小三重奏曲3」はアメリカ人気質の表れた陽気で軽快な曲です。「パガニーニ氏の弦の跳躍」は細かい音型による無窮動風の曲で、切実に訴えるような旋律がはさまれます。「ザダスタン」は4本のクラリネットによるのどかな作品。「メシアン賛歌」は、厳粛で重々しい基調の中に現れる高音域のピアノのクリスタルな音色が印象的です。クロイツは伝統から発展した半音階的音体系を用いる作曲家で、「ウィーン風」なのはしばしば現れるワルツのリズムだけの陰鬱な作品です。「主題と変奏」はロマン派的様式で書かれ、抒情的で静謐な旋律が連綿と歌われます。「7つの歌曲」はピアノを打楽器的にも扱い、激しい表出力を持った作品。ケルツは音素材を限定することが多く、この曲もほとんど同じリズムで作曲されています。「アラベスク風三重奏曲」は、ピアノがアラベスク風の細かい装飾的な音型を奏する明るく華やかな作品です。
ORFCD-388
The NEXT GENERATION(次の世代)
アンドレアス・ウィキダル(1966-):チェロとピアノのための「ピンポン」
ルーカス・ハーゼルベック(1972-):管楽五重奏のための「モビール」
ソニア・フーバー(1980-):ピアノのための”d’accord”
R.グラーフ(1967-):フルート、ギターと打楽器のための「原因と副作用」
ユディット・ヴァルガ(1979-):ピアノのための変奏曲
アレクサンダー・クロップ(1977-):クラリネットとピアノのためのロンド
カール・バート(1957-):チェロとピアノのための「簡潔なレントラー」
ツヴェタ・ディミトロヴァ(1968-):ピアノと室内管弦楽のための「変形」
ヨハネス・コーバルト(1971-):アルト、ヴィオラとピアノのための「断章」
ミヒャエル・ワールミュラー(1980-):室内合奏のための「G.ハーゼンベルガーの絵による4つの幻想小曲集」〜「カッパドキア」「エーゲ海」
ローラント・フライジッツァー(1973-):ヘレンの真夜中の狂気の踊り
ルイーゼ・ブライヤー(Vc)、
ウェルナー・ハックル(指)トーンキュンストラー合奏団、
ソニア・フーバー(P)、
バルバラ・ギスラー=ハーゼ(Fl)、
リヒャルト・グラーフ(G)、
ユディット・ヴァルガ(P)、
アレクサンダー・クロップ(Cl)、
カール・バート(P)、
マルガレーテ・ユンゲン(A)、
ペーター・コイシュニヒ(指)モスクワO他
「ピンポン」は、リズムを刻むピアノの上をチェロがスタッカートやピツィカートを多用して跳ね回ります。「モビール」では、長く音を伸ばす楽器と細かい動きをする楽器が絡み合います。”d’accord”は同意、賛成という意味で、ピアノは点描的に始まり、暗い音色で激しく動きます。「原因と副作用」はフルートが牧歌的な旋律を奏し、ギターと打楽器が異国的な雰囲気をかもし出します。変奏曲は3楽章から成り、高音域と低音域が対比されています。ロンドは細やかな情趣のある抒情的な作品です。レントラーでは、ピアノがレントラーのリズムを奏する上で、チェロが単純な旋律を反復したりギターのように弦をかき鳴らしたりします。ディミトロヴァはブルガリア出身で、「変形」には印象主義的な音色、ダイナミックな対照、不規則なリズムが共存しています。「断章」では哀愁を帯びた緩やかな旋律が歌われます。カッパドキアはトルコの昔の王国名で、のどかな旋律で始まりますが、行進曲風のリズムの暗い響きに変わり、これは次の曲にも引き継がれます。フライジッツァーの作品では様々な打楽器やが狂気を強調しています。
ORFCD-389
島々の歌曲と旋律集
ロバート・ジョンソン(1583頃-1633):私が前に歩む時
ターラフ・オカロラン(1670-1738):ヒューレット/カロランの歓迎
作曲者不明:ブルターニュの舞曲/
ジョン・バーリコーン/あなたは何歳/
黒と灰色/冷たい土の上で/
ジェニーの結婚/川は広い/
もう決してお前を愛さない、他
ニコラウス・ネヴェルクラ(指)
クワドリガ・コンソート
イングランド、スコットランド、アイルランドの音楽はヨーロッパ大陸とは異なる歴史をたどってきました。たとえば、3度や6度という協和音程が他のヨーロッパの国々より早く用いられました。それは、芸術音楽と民俗音楽との境界線が大陸ほどはっきり引かれていなかったからです。ここには、17-18世紀の写本から採られた、心をなごませるしみじみとした民謡からにぎやかな舞曲まで20曲が収録されています。 (1119)
ORFCD-390
ガルッピ:カンタータ「弁明」
2つのヴァイオリンと低音のためのソナタヘ長調
ファゴット協奏曲変ロ長調(フルート協奏曲ニ長調の編曲)
フルート,オーボエと通奏低音のためのソナタト長調
チェンバロと弦楽のための協奏曲へ長調
サラ・ミンガルド(A)、
セルジョ・アッツォリーニ(Fg)、
マッシミリアーノ・ラスキエッティ(Cemb)、
ロペラ・ストラヴァガンテ
ガルッピはオペラ・ブッファの作曲家、聖マルコ大聖堂の楽長としてヴェネツィアで活動し、多数の器楽曲も作曲しました。美を追求するために常に努力を重ね、優雅で洗練された様式を作り上げました。ロペラ・ストラヴァガンテは、注目に値するのに不当に無視されている劇場作品に再び光を当てることを目的とするアンサンブルで、初期のオペラを研究と演奏の総合として上演しようとしています。
ORFCD-391
ティロルの現代音楽〜国際現代音楽協会オーストリア支部
エーリヒ・ウルバナー(1936-):室内合奏のための抒情詩
トーマス・アマン(1978-):弦楽四重奏のための「…お前の世界は呼吸…」
ノルベルト・ホフマン(1948-):Acrotiri(電子音楽)
ベルンハルト・ガンダー(1969-):弦楽三重奏と電子音のための「具体的な詩」
エドゥアルト・デメツ(1958-):ソプラノと室内合奏のための「仮面劇」
ギュンター・ツェヒベルガー(1951-):弦楽六重奏曲第1・3・4・5楽章
マルティン・リヒトフス(1959-):管弦楽のための「エアロビクス」
エーリヒ・ウルバナー(指)、
コルドス(弦楽四重奏団)、
ウィーン・ケルネ四重奏団員、
ペーター・コイシニヒ(指)
コントラプンクテ合奏団、
ゲオルク・シュメーエ(指)
インスブルック・ティロルSO他
「抒情詩」はロマン的な基本姿勢を暗示する題で、古典的形式や舞曲の引用も、多様な楽器による多彩な音色の中に織り込まれています。アマンの作品では、抑制された音響の中でトレモロが断続的に奏され続けます。”Acrotiri”は楽器の音を素材として周波数を変えて作られました。「具体的な詩」は、機械、建築現場、事務所などの音に楽器の音を加えて編集されました。「仮面劇」の歌詞はクラウス・ヘンドルの歌劇の台本から採られていて、殺人を目撃した警部が被害者の仮面をつけて犯人を驚かせようとします。「弦楽六重奏曲」ではグリッサンドによる音の漸進的上下が多用されています。「エアロビクス」は運動の2つの重要な前提である周期的運動と脈動する反復を主題とすることを意図し、活気と運動の喜びを音楽で表現しようとしています。
ORFCD-394(2SACD)
トリゴナーレ2004古楽音楽祭−変化
(1)コレッリ:ヴァイオリン・ソナタニ短調Op.5-12「ラ・フォリア」
(2)カルダーラ:独唱カンタータ「メデアを誘拐された時のアエタの嘆き
(3)ヘンデル:合奏協奏曲変ロ長調Op.6-7/
 ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ハ長調RV444
(4)バッハ:カンタータ第196番「主はわれらを思いたもう」
 モテット「主をたたえよ、すべての異教徒よ」BWV230
 カンタータ第12番「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」
 モテット「わが喜びなるイエス」BWV227
 「主よ人の望みの喜びよ」他
(1)ヒロ・クロサキ( Vn)、
(2)ハリー・ファン・デア・カンプ(指)ア
 ムステルダム・ジェズアルド・コンソート、
(3)ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
 イル・ジャルディーノ・アルモニコ、
(4)コンラート・ユングヘネル(指)
 カントゥス・ケルン他
トリゴナーレという名は、古代のハープの一種トリゴノンから採られています。2003年に始まった古楽音楽祭で、オーストリア南部のケルンテン州で毎年開催されます。古楽は演奏会で次第に認識されてきましたが、この時代の作品の大部分はまだ知られないままです。この音楽祭は、1750年以前に作曲された知られていない作品を初演することや、知られていない演奏家をデビューさせることによって、古楽を多様に鑑賞し、主流以外の音楽にも目を向けることに貢献することを目的としています。水準の高い演奏がそろっています。
ORFCD-395
フランセ:管楽五重奏曲第1番ホ長調(1948)、
ライヒ
ャ:管楽五重奏曲変ホ長調op. 88-2、
アイネム
:管楽五重奏曲op.46、
アーノルド:管楽五重奏のための3つの船乗りの歌、
アイネム
:クラリネット,ファゴットとホルンのためのセレナード「ネズミ、ビーバー、クマについて」op. 84
ペンタ・ムジカ
フランセは、フランスの国立放送管弦楽団の独奏ホルン奏者から、演奏者の名人芸を示せるような管楽五重奏曲を委嘱されました。フランス的で優雅で軽妙なこの作品の作曲は難航しましたが、世界中で成功を収めました。フルート奏者でもあったライヒャの曲は古典派様式の明るく穏やかな作品です。アイネムの唯一の管楽五重奏曲は着想と機知に富んだディヴェルティメント的性格の作品です。「ネズミ、ビーバー、クマについて」は、クマは作曲者、ネズミは妻、ビーバーは出版者を描写しています。アーノルドは「クワイ川マーチ」の作曲者として知られていますが、現代の傾向も採り入れた多数の器楽曲を作曲しています。「3つの船乗りの歌」では、軽快な両端の2曲の間に抒情的な「ジョニーは兵士だった」が奏されます。
ORFCD-397(1SACD)
500年頃のナポリ風のフロットラと田舎の歌
ヴィラールト:おお私のかわいい人
 口論している年取った女たち
作曲者不明:ヴィラネッラ
トロンボンチーノ:美しい聖母
 起きて目を開けて
アルフィオ・アンティコ(1956-):海の精神
 山で
セヴェリーノ・コルネティ:私は失った他
アッコルドーネ
フロットラは1500年頃イタリアで流行した世俗歌曲で、民謡風で単純で、マドリガルの先駆の一つとなりました。ここには素朴な味わいの歌曲と器楽曲15曲が収録されています。アッコルドーネは1984年に演奏を始め、1989年からは歌詞と音楽の関係の理解しやすさに焦点を当てて活動してきました。ここで歌と打楽器を担当しているアルフィオ・アンティコの作品も収録されています。
ORFCD-399
リヒャルト・デュンザー(1959-):悲歌.
ディオティマへ(弦楽四重奏曲第1番)
4つのトンボー(墓)〜ギター独奏のために
3つのピアノ曲(思い出/記念碑/夜の歌)
…不毛の土地から生えるライラック…
ウィーン・アンタレス四重奏団、
アレクサンダー・スヴェーテ(G)、
アルフォンス・コンタルスキー(P)
エーリヒ・ウルバナー(指)ライエ合奏団
「悲歌」はヘルダーリンの詩「悲歌」に基づき、詩の主要な観念や節の配置などは音楽においても類似していて、それらが音楽的に発展します。「4つのトンボー」は、フランスのヴィオラ・ダ・ガンバのための古い音楽の精神を思い出させるために作曲されました。デュンザーは「夜の」作曲家で、たいてい暗い気分と色彩を含んでいます。「3つのピアノ曲」のピアノと室内合奏のための版は「夜の三部作」という題です。「記念碑」ではシェーンベルクの文字の音名が「記念碑」としてオスティナート風に挿入され、シェーンベルク作品の引用も現れます。「…不毛の土地から生えるライラック…」の題は、T.S.エリオットの詩「荒地」の一部です。
ORFCD-402
レハール:喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」抜粋 フレッド・リーヴェール(T)、
ソニア・ニッテル(S)、
マックス・シェーンヘル(指)
ウィーン放送大O、他

録音:1951・59年
レハールの「メリー・ウィドウ」に続くオペレッタは並の成功しか収めなかったので、あれは一時の幸運だったのではないかと言う批評家もいました。しかし、そうではなく、1909年に初演された「ルクセンブルク伯爵」は世界的に成功しました。マックス・シェーンヘルは1931年からウィーン放送管弦楽団の指揮者を務め、1951年にこの作品を指揮した時、タイトル・ロールにフレッド・リーヴェールを起用しました。ソニア・ニッテルはこの録音の歌手役ではなく、ジュリエッタ役でした。
ORFCD-403(2CD)
マックス・ナーグル(1960-):喜歌劇「4分割された第7天国」 レクサンダー・ドゥルカー(指)
ライエ合奏団、プリティ・コールズ (S)、
マーク・ハマン(T)、他

録音:2005年4月
第7天国とは最高の天国を意味します。大統領の秘書は、大統領の愛犬を殺しましたが、犬の腹に爆弾を埋め込めば生き返るかもしれないと考え、獣医に手術を依頼します。けれども爆弾は爆発せず、獣医は計画を断念するよう懇願します。その時執事が爆弾に点火し、すべてが消え去って、第7天国の場面となります。ナーグルはオーストリア生まれの作曲家・サクソフォン奏者で、舞台作品や映画音楽を作曲し、ジャズ・フェスティヴァルにも参加しています。この作品は19世紀のウィーンのオペレッタの様式を基調とし、様々な現代的手法を採り入れています。
ORFCD-405
オペレッタ・ライヴ
@J・シュトラウス:「ウィーン気質」抜粋、
Aカールマーン:「チャルダーシュ侯爵夫人」抜粋、
Bレハール:「メリー・ウィドウ」抜粋
@アルフレート・エシュヴェ(指)、
 バルバラ・ペイハ(S)、
 ゼバスティアン・ラインタラー(T)、他
Aマンフレート・マイアホーファー(指)、
 テュンデ・フランコー(S)、S.ラインタラー(T)他他
Bレオポルト・ハーガー(指)、
 ノエミ・ナデルマン(S)、
 モーテン・フランク・ラーセン(T)、 他
 全てウィーン・フォルクスオパーO&cho

録音:@2004年10月録音、A2005年3月録音、B 2005年6月
「ウィーン気質」は未完の作品で、アドルフ・ミュラーJr. が完成しました。カールマーンはハンガリー生まれで、ウィーンでオペレッタ作曲家として成功しました。レハールもハンガリー生まれで、1902年ウィーンの劇場の指揮者となり、1905年に初演された「メリー・ウィドウ」で世界的に知られるようになりました。オペレッタの本場であるウィーン・フォルクスオパーでのウィーン情緒を堪能できる演奏です。
ORFCD-407
ヴィヴァルディ:協奏曲集
ピッコロ協奏曲ハ長調RV443
フルート,オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音のための協奏曲ト短調RV107
フルート,オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音のための協奏曲ト長調RV101
フルート協奏曲ト短調op. 10-2 RV439「夜」
フルート,オーボエ,ファゴットのための協奏曲ト短調RV103
フルート協奏曲ニ長調op. 10-3 RV428「ごしきひわ」
ミヒャエル・オマン(指、Bfl)、
オマン・コンソート
ヴィヴァルディは1703年からヴェネツィアの女子孤児院に勤務し、その生徒たちから成る合唱団と管弦楽団を教えて演奏会を行いました。そのために多くの器楽曲が作曲されました。その優れた演奏の評判は外国にまで伝わりました。また、作品10は出版された最初のフルート曲と思われます。オマン・コンソートは、明確で歯切れの良い演奏をしています。
ORFCD-409
(3SACD+BONUS)
アントニオ・サルトリオ(1630-1680):歌劇「エジプトのジュリアス・シーザー」 アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S)、
ラウラ・アロンソ(S)、
アッティリオ・クレモネージ(指)
ラ・チェトラ他、

録音:2004年録音
ボーナスCDとしてPDFファイルによる歌詞付き。サルトリオは初めハノーファーの公爵の宮廷楽長を務め、1676年ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽長に就任し、この歌劇を初演しました。大変人気を得てナポリやミラノでも上演されました。けれども、最初にヴェネツィアで出版された楽譜は、器楽伴奏のないアリアしか残っていないので、クレモネージは1680年のナポリでの復刻版と台本を元に、楽器編成を変更したり、アリアとレチタティーヴォを整理したりして、楽譜の失われた二重唱1曲を作曲しました。クレモナージはルネッサンスとバロック音楽を専門とするイタリアのチェンバロ奏者・指揮者で、モンテヴェルティやロッシーニの歌劇も指揮しています。
ORFCD-412
アゴスティーノ・ステッファニ(1654-1728):宗教音楽集
主は言われた/主を恐れる者は幸いなり
主がシオンの捕らわれ人を帰された時
エルサレムよ、主をたたえよ/神に希望を
マニフィカト/スターバト・マーテル
クリストフ・ハマー(指、Org)、
ミュンヘン新宮廷楽団 

録音:2003年8月
ステッファニはヴェネツィアで生まれ、ミュンヘンの宮廷オルガン奏者、室内楽指揮者、ハノーファーの宮廷楽長を歴任し、1703年から外交官としてデュッセルドルフ宮廷に仕えました。1706年司教となり、1709年からは再びハノーファーに住みました。このような多様な経歴のためにステッファニは当時のヨーロッパで最も重要な人物の一人となり、その作品はヘンデル、クーナウ、マッテゾンなどに影響を与えました。スターバト・マーテルは最後の作品で、高度の技術と豊かな表現を示す、ステッファニの最も優れた作品の一つです。
ORFCD-443(2CD)
バッハ:フーガの技法 ヴァルター・リーマー(フォルテピアノ)
リーマーは、現代ピアノでの独奏や室内楽の分野でも活動しています。アメリカのフォルテピアノ専門家リチャード・フラーと知り合ったことがきっかけとなり、フォルテピアノに関心を持つようになりました。
ORFCD-449(1SACD)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタハ短調BWV1017/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004/ヴァイオリン・ソナタト長調BWV1019 ヒロ・クロサキ(黒崎広嗣)(Vn)、
ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb)

録音:2005年6月トリゴナーレ音楽祭でのライヴ
黒崎はウィーン音楽院で学んだ後ナタン・ミルシテインに師事し、ヴィエニャフスキ・コンクールとクライスラー・コンクールに入賞しました。長年バロック・ヴァイオリンとその奏法を研究し、ロンドン・バロックなどの合奏団のリーダーを務めています。 
ORFCD-450
「トリゴナーレ音楽祭2005」
ダウランド:「ラクリメ、又は7つの涙の曲集」から10曲*、
ブクステフーデ
:カンタータ「安らぎと喜びもてわれは逝く」から/主をたたえよ、
シュメルツァー
(1620頃-1680):フェルディナント3世の死への哀歌、
ヨハン・クリストフ・バッハ
:独唱カンタータ「ああ、たっぷりと水さえあれば」他
ジョルディ・サヴァール(指、Gamb)*、
エスペリオンXXI*、
アンドレアス・ショル(C-T)、
コンチェルト・ディ・ヴィオーレ、
バーゼル・コンソート

録音:2005年6月
この古楽音楽祭は2003年に始まり、オーストリア南部のケルンテン州で毎年開催されます。1750年以前に作曲された知られていない作品を初演することや、知られていない演奏家をデビューさせることを目的としています。
ORFCD-451(2CD)
アントニオ・チェスティ(1623-69):「パスティッチョ」(歌劇「黄金のりんご」「アルジア」「ティート」「オロンテア」「ドリア人」「セミラミ」からアリアとデュエット集) ジュディス・ネルソン(S)、
ネ・ヤーコプス(C-T)、木村美穂子(Vn)、
ウィリアム・クリスティー(Cemb, Org)他
1980年インスブルック古楽週間でのライヴ録音チェスティはバロック中期のヴェネツィア楽派を代表する作曲家で、15曲の歌劇を作曲しました。パスティッチョは寄せ集めという意味で、様々な歌劇からヤコブが選んだアリアが並べられています。
ORFCD-453
ショパン:バラード第1番
 3つのマズルカop. 59
 アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
ラヴェル:夜のガスパール
リスト:ウィーンの夜会
インゴルフ・ヴンダー(P)
ヴンダーは1985年オーストリアで生まれました。2005年にルイジ・ボルガートが製作したピアノを知り、「夜のガスパール」に最適だと感じてイタリアのロニゴに行って録音しました。この作品が要求する透明な音と敏捷な動きが見事に表現されています。2005年のショパン・コンクールで本選に進めなかった出場者の中で最も注目された一人です。
ORFCD-454
プッチーニ:菊の花、
アントン・ガッチャ
(1882-1922):弦楽四重奏曲へ長調op. 6、
ウェーベルン
:弦楽四重奏のための緩徐楽章
ジヌスQ

録音:2001年7月
ガッチャはウィーン大学で学んだ後にウィーン音楽アカデミーでローベルト・フックスに師事し、ずっと当地の大学予備学校で教えました。この作品はロマン派的作風ですが、後に新ウィーン楽派や新古典主義に近づくことになります。
ORFCD-456(1SACD)
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1682-1732):「モレナ山脈のドン・キッショッテ」序曲
独唱カンタータ「不幸なディドーネ」
「クレタのテセオ」序曲
シンフォニアイ長調
独唱カンタータ「トランペットとトロンボーン」
ウルリケ・ホーフバウアー(S)、
クリストフ・ハマー(指、Cemb)、
ミュンヘン新宮廷合奏団

録音:2006年1月ライヴ
バロック時代のウィーンの宮廷には多数のイタリアの作曲家や演奏家たちが招かれました。テオルボ奏者コンティはその一人で、歌劇、オラトリオ、カンタータなどを作曲しています。
ORFCD-457
「メルク修道院国際バロック週間2003・2004」
(1)バッハ:カンタータ「いざ、晴れやかなラッパの鳴り渡る響きを」BWV207a
(2)ヴァーゲンザイル(1715-77):オルガンと2つのヴァイオリンのための協奏曲へ長調
(3)作曲者不詳:生活のパッサカリア、
ルチッラ・ガレアッツィ
:ああ美しい生活、ガルガノのタランテラ(プーリア民謡、
アタナシウス・キルヒャー
(1601-80):ナポリのタランテラ、
カプスペルガー
(1580頃-1651):第1旋法のトッカータ他
(4)デュファイ:ミサ「もし顔が青いなら」、
ヴァーゲンザイル
:シンフォニアト短調WV418、
ビーバー:ミサex B/以上,ヒリヤード・アンサンブル
(5)W.F. バッハ:シンフォニアヘ長調、
C.P.E. バッハ:シンフォニア変ロ長調Wq182-2、
ホセフ・デ・トレス
(1665頃-1738):非常に神聖なカンタータ「飛べ、愛の深い小蜂」
 「神の蜂の巣」他
バッハ:カンタータ「神のみわざは善きかな」BWV99
(1)トン・コープマン(指、Org)、
 アムステルダム・バロックO&cho
 デボラ・ヨーク(S)、
(2)ロベルト・センシ(指)
 ウィーン・ピッコロ・コンチェルト、
 エンリコ・バイアノ(Org)
(3)ルチッラ・ガレアッツィ、
 マルコ・ビスリー(歌)、
 クリスティナ・プルハー(指)
 アルペッジャータ
(4)ヒリヤード・アンサンブル
(5)ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
 ジャルディーノ・アルモニコ
(6)フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、
 ジビラ・ルーベンス(S)、
 シュテファニー・ホウツェール(A)
 トーマス・バウアー(T,Bs)

録音:2003年6月・2004年5月ライヴ
メルクはウィーンの西方にある都市で、ここに11世紀に創設されたベネディクト派修道院とその周辺で毎年バロック週間が開催されます。コープマンら古楽の代表的な演奏者たちが出演しています。
ORFCD-458
「アレッサンドロ・スカルラッティと息子−チェンバロのための音楽」
D・スカルラッティ:ソナタト長調K105
 ホ短調K203/ホ長調K206/ハ長調K460/ハ長調K132
A・スカルラッティ:チェンバロ又はオルガンのためのトッカータイ長調、
 「フォリア」による29の変奏曲、
 トッカータ.ヘ長調
アンゲラ・コッペンヴァルナー(Cemb)

2005年7月録音
歌劇におけるナポリ楽派を創始したアレッサンドロ・スカルラッティのチェンバロ曲は、コレッリのヴァイオリン奏法とパスクイーニのチェンバロ技法の影響を受けていますが、大胆な和声と実験を好む傾向は南イタリアの伝統に由来します。息子ドメニコはチェンバロ・ソナタを遅い時期に書き始めたと思われ、歌劇を含むローマとナポリの遺産が総合され、後半生を過ごしたスペインの民俗舞曲や旋律、ギターのような音が現れます。コッペンヴァルナーはザルツブルクで生まれ、ルネッサンスから現代音楽まで広いレパートリーを持ち、1998年からザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で教えています。
ORFCD-460
(1SACD)
豊かな五月〜中世とルネッサンス期におけるイタリア宮廷の歌と踊り
ツァッカーラ・ダ・テラモ、
ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ、
アントニオ・カプリオリ、
ギョーム・デュファイ、
グリエルモ・エブレオ・ダ・ペサロ、
ジョスカン・デプレ、
ジョヴァンニ・アンブロシオ・ダルツァの作品、
伝承曲
アンサンブル・ミクロロゴス

録音:2005年9月24日
CDには収録日と場所についての記載がありませんが、2005年9月24日に、ウィーンのリヒテンシュタイン博物館のヘルクレスザールで行われた演奏会のライヴ。ミクロログスはイタリアの古楽団体。Opus 111やZig-Zagに多数録音をしており、高い評価を得ています。ライヴだけに、演奏には生気あるエネルギーが宿り、観客も徐々に熱狂していきます。それでいて、演奏に疵が皆無。中世音楽ファン必携のCDです。
ORFCD-461
グレートレ(1626−1683):カンタータ集
救いたまえ、おお愛の祭壇よ
来て下さい、聖なる魂よ
すべての者は主にありて喜び
主よすべての美は
幸いなるかな女王(サルヴェ・レジーナ)
私を憐れんで下さい/ほか
ダニエラ・ドルチ(指)
ムジカ・フィオリータ(ピリオド楽器使用)
ヨハン・メルヒオール・グレートレ(1626−1683)は、スイスのオルガニスト、作曲家。アウグスブルクで大聖堂のオルガン奏者、カペルマイスターとして活躍した。シュッツとブクステフーデの間の世代の作曲家として、近年注目が高まっています。このCDに収録されているのは、いずれもラテン語の宗教カンタータ。
ORFCD-463(1SACD)
「ニコラス・ゴンベール(1495頃-1560頃)第1集」
ミサ「何と美しく」/アヴェ・マリア
めでたし天の女王/聖母マリア
我らに平安を与えたまえ/けがれなく
トーマス・E. バウアー(指)
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂)

録音:2005年ライヴ
ゴンベールはフランドル楽派の作曲家で、ジョスカン・デ・プレに学び、高度の模倣の技術を発展させました。この合唱団は2000年にバウアーが「ヴォーカルゾリステン・ラティスボナ」という名で創設しました。
ORFCD-464(2CD)
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」 クリスティアネ・カイザー(S)、
ミヒャエル・ケーニヒ(T)、
マルク・ピオレ(指)
ウィーン・フォルクスオーパーO&cho

録音:2005年4月ライヴ
ピオレは1962年パリで生まれ、ウィーンで学び、2003-2005年ウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督を務め、2004年ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場の音楽総監督に就任しました。特に「椿姫」「カルメン」「蝶々夫人」で成功を収めています。
ORFCD-465(1SACD)
カプスペルガー(1580頃-1651):ヴィラネッラ集第6巻「花」からヒヤシンス
嘆く愛/水仙/時計草/ジャスミン
真珠他
「シンフォニア集第1巻」〜シンフォニア第2番/第7番/第6番他
ヴィヴァンテ

録音:2005年12月
カプスペルガーは、ヴェネツィアやローマでテオルボ、キタローネ、リュートの奏者、作曲家として活動しました。キタローネ曲集なども出版しましたが、世俗歌曲を集めたヴィラネッラ集は特に人気がありました。
ORFCD-473
モーツァルト(ペーター・リヒテンタール編曲):レクイエム(弦楽四重奏版) ストリングフィッツ
[フェロニカ・ゴットフリート、
ゾフィー・ガンシュ(Vn)、
イネス・ミクリン(Va)、マリアンネ・ブルックナー(Vc)]

録音:2006年
リヒテンタールは1780年ブラティスラヴァで生まれ、ウィーンとミラノで医師として活動しました。学生時代から多数の楽器を習い、生涯にわたって音楽とかかわりました。特にモーツァルトを高く評価し、その未亡人と息子と親交がありました。バレエ音楽など多数の作品を作曲した多才な人でしたが、特に関心があったのはドイツの器楽音楽の奨励で、大作曲家の作品を室内楽用に編曲し、「イドメネオ」をピアノ・スコアにしました。レクイエムのこの演奏では原曲より一層哀切が強まっています。 ストリングフィッツは、ウィーンの重要な管弦楽団や国際的な合奏団で演奏する女性たちによって2000年に結成されました。多数の普通でない四重奏曲や新しい編曲作品をレパートリーとしています。
ORFCD-477(1SACD)
ルペルト・イグナツ・マイヤー(1646-1712):宗教作品集
マニフィカト、
モテット「主は支配された」
「神は天に昇られた」
「信心会員の誓いの儀式」、
カンタータ「私は汝を賛美する、主よ」
道徳的黙想「罪の報い、死んだ魂」
クリストフ・ハマー(指)
ノイエ・ホーフカペレ・ミュンヘン

録音:2006年6月ライヴ
マイヤーはバイエルン地方パッサウの近くで生まれ、1683年から約20年宮廷音楽家としてバイエルン選帝侯マックス・エマヌエルに仕えました。そこでダラバコ、ステッファニなどの作曲家と接触し、フランスやイタリアの様式の影響を受けました。選帝侯がスペイン継承戦争で敗れた後は、フライジングで楽長を務めました。独唱・弦楽4部・通奏低音のための「罪の報い、死んだ魂」は、ミュンヘンのイエズス会の大学かどこかで学者と学生によって演奏された学校用歌劇と考えられるかもしれません。
ORFCD-479
美しい岸辺の傍で〜スコットランドの伝承歌 クワドリガ・コンソート

録音:2006年7月ライヴ
スコットランドの素朴で心に染みる歌を、古楽器の伴奏で演奏しています。ペドロ&カプリシャスの「五番街のマリーへ」と瓜二つなことで有名な「美しい岸辺の傍で(ロッホローモンド)」も収録。クワドリガ・コンソートは、2000年にグラーツで結成された古楽団体。歌のエリザベス・キャプランは、南アフリカ出身のポップシンガー。
ORFCD-482
ベートーヴェン:弦楽五重奏による「フィデリオ」、
ハウアー:7つの性格的小品より(4曲)
トーマス・フェオドロフ(Vn)、
ダヴィド・ドラベク(Vn)、
ウルズラ・コルチャク(Va)、
イルゼ・ヴィンコール(Va)、
ルドルフ・レオポルド(Vc)

録音:2006年11月9日ライヴ、70:22
「フィデリオ」は、ベートーヴェンの同時代人による弦楽五重奏への編曲。原曲の味を生かした非常に巧みな編曲で、オペラを知っている人に楽しめるのはもちろん、純粋に弦楽五重奏としても優れた出来になっています。エルヴィン・シュタインハウアーの語りを挟んで進められます。ヨーゼフ・マティアス・ハウアー(1883-1959)は、ウィーンの作曲家。シェーンベルクより先に12音音列の作曲技法を探求し、後に12音技法の始祖となったシェーンベルクを激しく非難したことで知られています。しかもナチスに排斥されたため、作品は完全に忘れ去られてしまいました。近年、再評価が進んでいます。シェーンベルクに比べると強烈さは乏しいですが、洒落っ気も感じさせる知性的な魅力のある作風です。
ORFCD-483
シュトラウス、シューベルト、ブラームスとのお散歩〜ウィンナ・ホルンズ&アート・ブラス・オヴ・ウィーン
(1)ウィンナ・ホルンズ(全10トラック)
原光(マーラー)、
美しさをあなたが愛するなら(マーラー)、
ヴィネタ(ブラームス)、夜(シューベルト)、
狩猟の歌(メンデルスゾーン)、
静かな湖(ミッテルグラトネッガー)、
森の夜(ブラームス)、
王様のファンファーレ(フランツ・シュミット)、
第4交響曲〜スケルツォ(ブルックナー)、
祈り(民謡)

(2)アート・オヴ・ブラス(全8トラック)
ハンガリー万歳(J.シュトラウス)、
最初のワルツ(シューベルト)、
雷鳴と電光(J.シュトラウス)、
スンネの秋(ハインリヒ・ブルックナー)、
悪魔の踊り(ヘルメスベルガー)、
ゴイセラー・ヨーデル、
スティリアの3声のヨーデル(民謡)、
山賊のギャロップ(J.シュトラウス)
(1)ウィンナ・ホルンズ
[W.トンベック、J.ライフ、T.ビーバー、
A.ハイツィンガー、W.ライトバウアー、
F.オバーミュラー、F.ピックル、
T.イェプシュトル、
R.シュテッフェルマイアー、
H.ペンツィンガー、M.オブマン、
G.クルマー、C.ペハム、
T.フィッシャー(以上ウィンナHrn)]、
エルヴィン・ファルク(ティンパニ)

(2)アート・オヴ・ブラス・ウィーン
[ハインリヒ・ブルックナー(Tp)、
ペーター・フリーヒャー(Tp)、
トーマス・ビーバー(ウィンナHrn)、
エーリヒ・コイェダー(Tb)、
ジョナサン・サス(Tuba)]

録音:2006年
シューマンからタイタニックまで盛り込んで大ヒットした前作に続く待望の新作です。今回は名門金管アンサンブル、アート・オヴ・ブラス・ウィーンとの共同アルバム(共演は無し,T.ビーバーは両方のメンバー)ですが、ウィンナ・ホルンズのトラックもたっぷり収録されており、第1作以来のブランクを十分満たしてくれます。マーラーの「原光」、ブルックナーの第4交響曲のホルン版スケルツォなど、涙ちょちょぎれものの名品です。
ORFCD-484
プレイエル:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ト短調Ben339、
弦楽四重奏曲 ヘ短調Ben367、
弦楽四重奏曲 ニ長調Ben342、
弦楽四重奏曲 ト長調Ben332
ウィーン・アルティス四重奏団
[ペーター・シューマイヤー(Vn),
ヨハネス・マイスル(Vn),
ヘルベルト・ケーファー(Va),
オトマール・ミュラー(Vc)]

録音:2006年12月18,21,22日
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(プライエル)(1757−1831)の弦楽四重奏曲集。彼は後にフランスに移住してピアノ製造業を手がけ、プレイエル・ピアノにその名を残しています。彼はハイドンの弟子で、ハイドン(1732年生まれ)とベートーヴェン(1770年生まれ)のほぼ間の世代にあたるため、両者の間に位置する弦楽四重奏の形態を知るには打ってつけです。。ことに短調の作品は非常に美しい曲。ウィーン・アルティス四重奏団は、1980年結成のベテラン四重奏団。
RFCD-488
ウィーン・ギター・フェスティヴァル2006
(1)アルベニス:コルドバ/ボグダノヴィッチ:幻想的ソナタ
(2)ファリャ(ベルンハルト編):スペイン舞曲第1番
チャイコフスキー(ドボ編):「くるみ割り人形」から
ロッシーニ(ドボ編):「セビリアの理髪師」序曲
(3)ガンベッタ:ファンダンゴ/タランテクサス/ディクシ
(4)ドメニコーニ:コユンババ
(5)マクファーレン:デニアル/ニア・ザ・サークル
 ブロッキー:贈り物
(1)ギター・デュオ・グルーバー&マクラール
(2)ギタリッシマ〔クリスティーナ・ドボ,マリア・ベニシェック,スザンナ・ヤーノシ,カロリーネ・アウエル,ユディト・ベルンハルト〕
(3)ベッペ・ガンベッタ(G)
(4)ローラ・ヤング(G)
(5)スコットランド・ギター四重奏団

録音:2006年3月23−25日
ウィーン・ギター・フェスティヴァルは、2003年から行われているギター音楽の祭典。ソロからギター・アンサンブルまで、古典から現代の作品まで、多様な音楽を聞くことができます。ベッペ・ガンベッタはジェノヴァ生まれのイタリアのギタリスト。スチール弦のようで、ちょいカントリー風の自作を爽やかに奏でています。ローラ・ヤングは、カナダ生まれでバルセロナ在住のギタリスト。
ORFCD-495
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲ニ長調 Op.39-3 G339、
弦楽五重奏曲変ロ長調 Op.39-1 G387、
弦楽四重奏曲ニ長調 Op.64-2 G249、
弦楽五重奏曲ヘ長調 Op.39-2 G338
ピッコロ・コンチェルト・ウィーン

録音:2005年1月、DDD、59m
いずれの曲も世界初録音だと思われる。ピッコロ・コンチェルト・ウィーンは1993年創立の団体。開放的な明るい音色と、ドイツ語圏の古楽団体に共通した切れ味の良さがミックスされた演奏で、軽快なフットワークとスピード感も相まって、たいへんに爽快なボッケリーニに仕上がっています。
ORFCD-497
2007年第6回フィデリオ・コンクール受賞者発表会
(1)パガニーニ:ロッシーニの主題による変奏曲
(2)ムチンスキ:時の小品集から
(3)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.27-3から
(4)ニールセン:フルート協奏曲から
(5)デニソフ:アルトサクソフォン・ソナタから
(6)ミュレンバッハ:弦楽四重奏曲第2番から
(7)ワーグナー:夢
(8)ボッテジーニ:コントラバス協奏曲 ロ短調から
(9)フローラン・シュミット:伝説 Op.66
(10)J.シュトラウス:ヴェネツィアの夜
(11)ヴァッハウアー:144
(1)ミラン・カラノヴィチ(Vc)、ナタリー・バイヒ(ピアノ)
(2)トーマス・フィヒティンガー(Cl)、サンドラ・ロスト(P)
(3)カロリーネ・レフラー(Vn)、エヴェリン・ペニャ・コマス(Fl)、ザビーネ・プレーグルヘフ=カーナー(P)
(5)コンスタンツェ・アッカーマン(Sax)、アナ・ディモーヴァ(P)
(6)アトラスQ
(7)アニタ・ゲッツ(S)、ジャン=ベルナール・マター(P)
(8)アダム・レクッキ(Cb)、宮本千津(P)
(9)アラン・ルザー(Sax)、アナ・ディモーヴァ(P)
(11)ノヴァリス三重奏団

録音:2007年2月18日
フィデリオ・コンクールは、ウィーン音楽院(私立大学)が主催するコンクール。その受賞者の発表演奏会を収録したもの。
ORFCD-660(2CD)
チェルハ:歌劇「シュタインフェルトの大男」 ボーダー(指)ウィーン国立歌劇場O、
トーマス・ハンプソン(巨人)、
ディアナ・ダムル(小さな女)、
ミシェル・ブレート(巨人の母)、
ハインツ・ツェドニク(ウィルヘルム2世)他

録音:2002年6月13,15日ライヴ
現代最高の作曲家チェルハの新作。ウィーン国立歌劇場の初演ライヴ。母思いの大男が見世物小屋を回って稼ぐが、報われず死ぬというトゥーリニの実話に基ずく台本。初演は主役のハンプソンが足駄を履いて奮闘したが不評であったが、ウィーンではなく、ベルリン・ドイツ・オペラやシュトウットガルト、ハンブルクの各国立歌劇場なら、どういう反応を聴衆が示したかは十分興味に値する。不況のあおりを受け、ウィーン国立歌劇場の新譜が聴けるのはORFの当盤だけ。

ORFCD-3008
(1SACD+DVD)
テレマン:組曲「ハンブルクの潮の干満」(水上の音楽)ハ長調 TWV.55:C3、
ヴィヴァルディ
:協奏曲 ニ短調 RV.566、
バッハ
:協奏曲 ヘ長調 BWV.1057(ブランデンブルク協奏曲第4番の編曲)、
ファン・ヴァッセナー
ル:コンチェルト・アルモニコ第5番ヘ短調、
ルベル
:幻想曲
クラウディオ・リベイロ(指)
コレギウム・ムジクム・デン・ハーグ

録音:2006年11月29,30日
2006年に結成されたばかりの古楽団体、コレギウム・ムジクム・デン・ハーグのおそらく初の録音。ハーグ王立音楽院出身の仲間で結成された団体で、当然メンバーは若く、古楽の中心地だけに国籍は多用。指揮を務めるクラウディオ・リベイロは、ブラジル、サンパウロ生まれのチェンバロ奏者。ドイツ、イタリア、フランスと様々な様式の音楽をいずれも見事にまとめており、さらにチェンバロ独奏の妙技も繰り広げています。バッハのBWV.1057は、ブランデンブルク協奏曲第4番からの編曲作品。
※特典DVDはPAL方式のため通常の日本のDVDプレイヤーでは見ることはできません。ご注意下さい。
ORFCD-3010
17世紀の作曲家のリュート作品集
ジャック・ビットナー(17世紀):前奏曲
デュビュ:無題の作品、
デュフレスノ
:アルマンド、クーラント、
ジャック・ガロ
(?−1690):サラバンド,ガヴォット、
フランソワ・デュフォ
(?−1670):ジーグ、作者不詳:パルティア、
作者不詳
:パルティータ 変ロ長調、
フェルディナント・イグナツ・ヒンターライトナー
(1659−1710):パルティータ ニ長調、パルティータ イ短調、
ヤン・アントン・ロジー
(1650−1721):サラバンド、チャコンナ
フーベルト・ホフマン(Lute)

録音:2007年6月
フーベルト・ホフマンは3種の楽器を弾き分けています。
ORFCD-3015
ストラヴィンスキー:兵士の物語(ドイツ語) アウグスト・シュメルツァー(語り;独語)、
クリスティアン・アルテンブルガー(Vn)
ヘルベルト・マイヤー(Cb)、
ゲラルト・パヒンガー(Cl)、
リヒャルト・ガラー(Fg)、
ペーター・フリーヒャー(コルネット)、
ルドルフ・ヨーゼル(Tb)、
レオンハルト・シュミディンガー(打楽器)
1957 年ウィーン生まれのヴァイオリニスト、クリスティアン・アルテンブルガーを中心としたアンサンブルによるストラヴィンスキーの兵士の物語。語りはドイツ語。アウグスト・シュメルツァーはオーストリアの高名な俳優で、一人で各役を演じ分けているが、そうは思えないほど極めて雄弁。
ORFCD-3018
モーツァルト(ペーター・リヒテンタール編):交響曲第40番、
モーツァルト
(マリアンネ・ブルックナー編):クラリネット協奏曲
ストリングフィッツ
[ヴェロニカ・ゴットリート(Vn)、ゾフィー・ガンシュ(Vn)、イネス・ミクリン(Va)、マリアンネ・ブルックナー(Vc)]、ヴィクトリア・フォーニャド=ヨー(Va)、トーマス・ノートバウアー(Cl)
弦楽四重奏編曲版のレクイエムに続くストリングフィッツのモーツァルト。交響曲第40番はペーター・リヒテンタール(1780−1853)による編曲。リヒテンタールは1780年ブラティスラヴァで生まれ、ウィーンとミラノで医師として活動し、モーツァルトの音楽のイタリア紹介に功績のあった人物。クラリネット協奏曲はメンバーのマリアンネ・ブルックナーの編曲。ストリングフィズは2000年創立の女性にとる弦楽四重奏団です。
ORFCD-3031
ハイドン:十字架上のキリストの最後の七つの言葉(管弦楽版) ロジャー・ノリントン(指)
カメラータ・ザルツブルク
ハンネス・アイヒマン(語り)

録音:2005年1月15、16日,ウィーン・コンツェルトハウス(ライヴ録音)
ロジャー・ノリントンの指揮するハイドンの大作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」の録音が登場。当時首席指揮者を務めていたカメラータ・ザルツブルクと2005 年1 月にウィーン・コンツェルトハウスで行った演奏会のライヴ録音。ノリントンは多くのハイドンの録音を残しているが、「七つの言葉」は初録音。ノリントンならではのヴィブラートを廃した清らかかつ温かみのある音色と見通しの良い構成感はこの作品に見事に合っており、充実した演奏になっている。
ORFCD-3044
シューベルト:水の上の精霊の歌D.714、
シューベルト(マーラー編):死と乙女D.810
ビヤン・ハーデム=ミサーグ(指)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ、
ウィーン室内cho

録音:2005年
同アンサンブルはこれまでに当ORFにドヴォルザーク、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ(CD297)、スーク、ヤナーチェク:牧歌(CD298)、ヴィヴァルディ:四季(CD322)などを前身のトーンキュンストラー室内管弦楽団時代からかなり収録しており、いずれも好評を得ています。同アンサンブルは小編成ながらたっぷりとした音量感がドラマティックな音楽を作っています。
ORFCD-3051
クロイツェル・ソナタ
ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ〜第1楽章
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲「クロイツェル・ソナタ」(ヴァイオリン・チェロ・ピアノ版)
※曲間・楽章間にトルストイの「クロイツェル・ソナタ」の朗読入り
ウィーン・メルリン・アンサンブル
【マルティン・ヴァルフ(Vn)、シリル・トリコワール(Vc)、ティル・アレクサンダー・ケールバー(P)】、ペーター・マティッチ(朗読)

録音:2008年2月22日ライヴ、ウィーン
クロイツェルに因んだ企画物。ヤナーチェクの弦楽四重奏曲のピアノ三重奏版がオリジナルと思えるほどよく出来た編曲で聞き応えある。メルリン・アンサンブルはシェーンベルクの月に憑かれたピエロなどの20世紀音楽も積極的に取り上げています。
ORFCD-3074
「温故知新」〜古典、民族音楽とアヴァンギャルド
ハイドン:トリオつきロンド.ト長調hob.XV/25
ゲルノート・ヴォルフガング(b.1957):東方をみよ
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ヴラディミル・パンチェフ(b.1948):グラモフォン
ライナー・ノヴァ(b.1979):主題と変奏
ミハエル・ラダモヴィチ(b.1958):トゥ・ゲット・ハー
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン,クラリネット,ピアノのための三重奏曲
トーマス・マンデル(b.1965):Trahutt'n Extrem
フリードリッヒ・グルダ(1930-2000):美しき音楽
R.ノヴァ:東西は昨日のこと(2008)
クロス・ノヴァ・アンサンブル【ザビーネ・ノヴァ(Vn)、 フーベルト・カーシュバウマー(Cl)、レオナルト・エレード(Fg)、ライナー・ノヴァ(P)】

録音:2009年
このディスクでは民族音楽の影響を受けたクラシックと現代音楽を取り上げている。アルバム原題はNeue alt Weisen(新しく古い点)。ハイドンも途中はジャズっぽく編曲されています。バルトークのルーマニア民族舞曲はアンサンブルのオリジナル編曲が聴きもの。ハチャトゥリアンのトリオは聴く機会の少ないレア・レコーディング。現代音楽といっても親しみやすいものばかりです。
ORFCD-3093
リヒャルト・シュテール:作品集
リヒャルト・シュテール(1874-1967):弦楽四重奏曲ニ短調Op.22(1903)
弦楽四重奏曲のための10の間奏曲(1948)〜第4曲、第6曲、第7曲
5つのピアノ小品(1910)
オルガは眠る子供達を見守る(1942)*
クリスティーネ・ラヴァントQ、
ローズマリー・オコナー(P)、
リヒャルト・シュテール(P)
録音:2009年6月、歴史的録音*
リヒャルト・シュテールは19世紀末から20世紀半ばまで活動したウィーン出身の音楽理論家、作曲家。ここに収められている作品でもっとも新しいのが1948年の「弦楽四重奏曲のための10の間奏曲からの3つの曲」ですが、作風は20世紀の激動の歴史の渦中を生きたにしては穏健で生涯を通じてスタイルの大きな変遷はなかったと思われます。ブラームス、チャイコフスキー、シューマンらの様式が半音階的な和声でアレンジされ世紀末特有の甘美な香りに包まれている。*のみ作曲者による自作自演。
ORFCD-3094
ピエール・ド・ラ=リュー作品集第1集
ピエール・ド・ラ=リュー:6声のミサ曲《めでたし、いとど聖なるマリア》(Missa Ave sanctissima Maria)
4声のミサ曲《おお 救いの いけにえよ》(O Salutaris Hostia)
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂)【デヴィッド・アーラー(C.T)、クラウス・ヴェンク(T)、ジョン・ポッター(T)、ヨアヒム・ヘーヘバウアー(Bs)、トーマス・E.バウアー(Bs)、コリン・メイソン(Bs)】

録音:2009年ライヴ・レコーディング
人気の古楽ヴォーカル・アンサンブル、ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂)の最新録音はフランドル出身のルネサンスの作曲家ラ=リューの主要な声楽作品を取り上げる。ラ=リューのミサは4〜5声が多いですが、この《めでたし、いとど聖なるマリア》は珍しく6声のためのものである。滑らかなビロードのようなテクスチュアを持った傑作で、ザ・サウンド・アンド・フュアリの驚異的なアンサンブルを堪能できます。
CD-3097
マヌエラ・ケレル(b.1980):作品集
(1)「甘い憂鬱」(2010)〜チェロ四重奏のための
(2)ヴァイオリン協奏曲「プラス」(2008/2009)
(3)「アウリミ」(2007/08)〜69人管楽奏者と11人の打楽器奏者のための
(4)「モンデューネ」(2009)〜弦楽四重奏のための
(5)「曖昧な孤独」(2009/10)〜ツィターと再生装置のための
(6)フルート協奏曲「これは一過性血管作動性腸管ペプチド・・・」(2008)
(7)「15mg」(2009)〜クラリネットと弦楽三重奏のための
(8)「ナストロ・バランテ」 (2009/2010)
(9)「クールな楽器のマニフェスト」(2009)〜フルート、アルト・サクソフォン、ピアノのための
(10)「OACHALE」(2008)〜フルート、ソプラノ・サキソフォン、打楽器、ハープ、ヴァイオリンとコントラバスのための
(11)「スレジェ・パ・ダー・ナハト」(2010)〜4声の合唱のための
(1)アンサンブル・チェロ・パッショナート【ユリウス・ベルガー,ヒョンジョン・ベルガー,ソヨン・アン,クリスティアン・ベルトンチェロ】
(2)ボジダラ・コウズマノヴァ(Vn)、ローランド・フライジツァー(指)アンサンブル・レコンシル
(3)カスパー・デ・ロー(指)アンサンブル
(4)セダグ四重奏団
(5)トリオ・ガンパー(ツィター)
(6)エリザベト・デメツ(Fl)、ゲルハルト・ザンマー(指)チロル室内O
(7)ラインホルト・ブルンナー(cl)、アイス三重奏団
(8)ゴットフリート・ラブル(指)ORFウィーンRSO
(9)マニフェスト・トリオ
(10)ローランド・フライジツァー(指)アンサンブル・ディー・ライエ
(11)アンサンブル・ラ・ロセ、コエノビウム・ヴォカーレ

録音:2008-2010年
マヌエラ・ケレル(b.1980)はオーストリア、南チロルの出身の若手女声作曲家。当初、法律と哲学を学ぶ傍ら作曲を勉強しダルムシュタット夏季現代音楽講習会に参加して現代音楽の世界にデビュー。最近のヨーロッパでは同じオーストリアの作曲家オルガ・ノイヴィルトの次の世代として注目を集めている。特殊奏法、特殊唱法、ノイズなど現代音楽の様々な要素を使いながら決して重苦しい雰囲気にならず、音と戯れている、といった感じの遊び心満点の現代音楽。
CD-3099
クーラウ:フルート五重奏曲集 Op.51
五重奏曲第1番 ニ長調
五重奏曲第2番 ホ短調
五重奏曲第3番 イ長調
レ・フィデル
【シャルル・ゼブレ(Fl)、ラースロー・パウリク(Vn)、ガリーナ・ズィンチェンコ(Va)、エルセベト・ラーチ(Va)、セルゲイ・イストミン(Vc)】

録音:2008年11月、ハールレム、78'30,DDD
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832)は、ドイツ出身で、20代でデンマークに移住、重要な作曲家として活躍した人物。多数の作品の中でもフルート曲の人気が高く、この五重奏曲もフルートと弦楽四重奏曲のための作品。ベートーヴェン風な、しかしもう少し暑苦しさが少ない、爽やかな作風が魅力的です。レ・フィデルはピリオド楽器団体。レ・タラン・リリクなどで活躍しているシャルル・ゼブレがフルートを受け持っています。またチェロのイストミンもソリストとして活躍しており、ANALEKTAやPASSACAILLEレーベルなどからソロ・アルバムを出しています。

ORFCD-3102
カウフハウス・ミュージック」〜木管三重奏のための新作集
クリストフ・ディエンツ:百貨店音楽(2001)
ルカス・ハーゼルベック:態度(2005)
エルラント・M.フロイデンタラー:ある絵の出品者(2007)
アレクザンダー・ヴァーゲンドリシュテル:内在する特質(2007)
クリストフ・ヘルントラー:パーティーより,柔軟(2006)
R.フライジッツァー:夜想曲〜忘れられたメロディを捜して(2007)
トリプル・タン・ヴィエンナ
【パウル・カイザー(Ob)、
アレクサンダー・ノイバウアー(Cl)、
ロベルト・ギリンガー= ブシェク(Fg)】

録音:2008年2月9-11日
いずれも2001年以降の作品。トリプル・タン(3枚舌?)・ヴィエンナは、オーボエ、クラリネット、ファゴットの3人による木管アンサンブル。
CD-3108
“肖像画”
フォッリーナ侯爵ジョルジュ
私の息子アンドレへのシャコンヌ
フラ・ベルナドへのアントレ・ド・ギダン
ブリュスメリベビ
アマリア・ゲリーノとヘルスウィンド
エヴァンジェリーナの世界
ステファノ・イル・ビザンティノへのブルース・バーラド
イヴァーノ・ザネンギ(Lute)
DDD、25'52
アルチリュートでブルース風の洒落た音楽を奏でている注目のアルバム。イヴァーノ・ザネンギは1952年生まれ、ヴェネツィアを拠点に活躍しているリュート奏者。“肖像画”と題されたこのアルバムは、いずれの曲も何か意味のありそうなタイトルが付けられているのだが、解説が一切ない。何も考えずに聞くもよし、タイトルの意味を想像しながら聞くのもよし。
ORFCD-3116
フルートと吹奏楽のための新作集
アルビン・ツァイニンガー:旅先からの短い物語
トリスタン・シュルツェ:時間旅行
バルドゥイン・ズルツァー:協奏スケッチ
ヴォルフガング・プシュニヒ:空に二つの星
トマス・ガンシュ:ビルディ・ヌム・ヌム
ギュンター・フォーグルマイヤー(Fl)
カール・ゲロルディンガー(指)
SBOリード・シンフォニエッタ(吹奏楽団)

録音:2009年6月-2010年9月
2013年1月に45歳の若さで急逝したウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のフルーティスト、フォーグルマイヤーによる、フルートと吹奏楽のために書かれた新作ばかりを集めたCD。ギュンター・フォーグルマイヤーはオーバーエスターライヒ州生まれ、1987年からグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のソロ・フルーティストに。1993年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーでした。
CD-3118
クルト・アントン・ヒューバー(1928-2008):作品集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第2番(1963)
(2)ピアノ・ソナタ第1番(1965)
(3)「スペクトルの形成」(1974)〜大編成の弦楽オーケストラのための
(4)6つの歌曲「惑星の縁で」(1981)
(5)「ヒロシマ/プロメモリア」(1986)〜2つのフルート、2つのクラリネット、バス・クラリネット、トロンボーン、ヴィブラフォン、打楽器とピアノのための
(1)アンドレアナ・トゥルトフ(Vn)、イーゴ・コッホ(P)
(2)ハンス・ペーターマンドル(P)
(3)ジョン・ホプキンス(指)ニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラーO
(4)アントン・シャリンガー(Bs)、ダヴィド・ルッツ(P)
(5)ヴィム・ヴァン・ツートフェン(指)20世紀ワークショップ

録音:1976-1988年
クルト・アントン・ヒューバー(1928-2008)はザルツブルク出身の作曲家でクレメンス・クラウスやスワロフスキーのもとで指揮を学び、指揮者としても活動しました。作風はシェーンベルク、ベルクの影響を受けたものから、クラスター、微分音を用いたものまで幅広い。広島をテーマとした《ヒロシマ/プロメモリア》は彼の代表作。
CD-3119
ヨルゲ・サンチェス=チョン(b.1969):作品集
(1)「トラポス/ガンタナモのキャットウォーク第2稿」から「スクラッチ−ノットゥルノ−バキューム」(2004 /2005)
(2)ファイナル・ガール2009(2009)
(3)ヴェネモ3(1999)〜バス・クラリネットと11楽器のための
(4)「トラポス/ガンタナモのキャットウォーク」(2004)〜コントラバス、エレキギター、ターンテーブル、ライブ・エレクトロニクスと大管弦楽のための
(5)アルガラビア(2001)
(1)ヨハネス・カリツケ(指)ボーゼン・トリエント・ハイドンO、
(2)シルヴァイン・カンブルラン(指)クラングフォルム・ウィーン、
(3)ユルグ・ヘンネベルガー(指)アンサンブル・ディー・ライエ
(4)(5)マティアス・ピンチャー(指)
(4)オーストリアRSO
(5)クラングフォルム・ウィーン

録音:1999-2005年
ヨルゲ・サンチェス=チョン(b.1969)はキューバ人と中国人の両親を持つという特殊な出自を持ち、1988年以来、作曲家、ターンテーブル奏者としてウィーンで活動しています。民族音楽的要素、ターンテーブル・ミュージックに代表されるアヴァン・ポップ・ミュージックとフリー・ジャズ、現代音楽の要素が大音響でぐちゃぐちゃに混交され、ジョン・ゾーン、エリオット・シャープなどのニューヨーク前衛ジャズによく似たカオスを作り上げます。注目の才能。
CD-3120(2CD)
モーツァルト(エーレンフリート編):「魔笛」(フルート四重奏版) ダニエル・フューター(語り)
ラルカディア(Fl,Vn,Va,Vc)

録音:2009年11月2−5日、ウィーン,
DDD、86m
モーツァルトの「魔笛」を、初演から2年後に、マインツの宮廷音楽家フランツ・ハインリヒ・エーレンフリート(1747-1828)がフルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのアンサンブルに編曲したもの。ラルカディアによるピリオド楽器の演奏はたいへんリラックスした味わいのあるもので、オペラの「魔笛」とはまた一味違った楽しみ方ができる。語りを務めるダニエル・フューターは1949年、チューリヒ生まれのスイスのピアニストで、スイス音楽界の重鎮でもある。 CD2にはデータとして、1791年の「魔笛」初版台本、エーレンフリート編曲の筆写譜、エーレンフリート編曲の出版パート譜そして出演者の略歴のPDFファイルが収録されており、PCで閲覧が可能である。 (Ki)
ORFCD-3122
テオドリコ・ペドリーニ(1671-1746,中国名/コ理格):ソナタ集
ソナタ第6番/ソナタ第8番/ソナタ第7番
ソナタ第2番/ソナタ第9番/ソナタ第4番
シロッコ
【ナタリー・ウトマン(ブロックフレーテ)、ベルナール・ヴォルテシェ(Vc)、ラファエル・コリニョン(Cemb,ポジティフOrg)】

録音:2008年5月12日,メルク修道院
テオドリコ・ペドリーニはイタリア・フェルモに生まれ、ローマ教会の宣教師として中国に派遣され、北京にて没した。ペドリーニは宣教師以外に清朝の康熙帝(1654-1722)の3人の息子の音楽教師としても活動した。作品はここに収録されたソナタのほか、ミサ曲、ヴァイオリン・ソナタなど多くを残した。同時代のコレルリを思わせるイタリア・バロックの様式の中に微かに中国の情緒が漂います。
ORFCD-3123
リチャード・ロジャース(1902-1979):ミュージカル《南太平洋》
(台本:オスカー・ハマーステインII、英語版)
デヴィッド・レヴィ(指)
ウィーン・フォルクスオパーO&cho
サンドラ・ピレス(ネリー・フォーブッシュ)、
フェルッチョ・フルラネット(エミール・デ・ベック)、
マルヤナ・リポヴシェク(ブラッディ・メアリー)、
スティーヴン・ションディ(ジョセフ・ケーブル中尉)、
クリストフ・ヴァーグナー=トレンクヴィッツ(ルーサー・ビリス)、他

録音:2010年1月ウィーン・フォルクスオパー,ライヴ
ウィーン・フォルクスオパーは今日、オペレッタのみならず「マイフェア・レディ」から「サウンド・オブ・ミュージック」「キャッツ」まで多くのブロードウェイ・ミュージカルを上演する。20世紀最大のメロディ・メーカー、リチャード・ロジャースの《南太平洋》はジェームズ・ミッチナーの原作を元にオスカー・ハマーステインIIが台本・歌詞を手がけた傑作。物語は太平洋戦争中、対日作戦に協力するフランス人と島の看護婦との恋を描く。魅惑の宵、バリ・ハイ、ハッピー・トーク、ディテ・モアなど名曲ぞろい。主役のサンドラ・ピレスはポピュラー畑の歌手ですが、オペラ界の大物も登場!ワーグナーやR.シュトラウスのオペラやマーラーなどでお馴染のリポヴシェクも出演。さらにフランス人農園主エミール・デ・ベック役のフルラネットは晩年のカラヤンに才能を見出され、ウィーン国立歌劇場の宮廷歌手の称号を持つヴェルディ歌手として有名。
ORFCD-3124
ヴィスコンティ家の宮廷音楽(1360-1410)
ニッコロ・ダ・ペルージャ:公明正大な顔
バルトリーノ・ダ・パドヴァ:アルバ・コロンバ
ヨハネス・チコーニア:太陽の光、ウナ・パンテーラ、ほか
ヨハネス・デ・ヤヌア:私の甘い恋
ヤコブ・デ・セレンチェス:ハープの旋律
ほか,フィリッポット・ダ・カセルタ,
作者不詳,パオロ・ダ・フィレンツェ,マッテオ・ダ・ペルージャ,ジャケ・ド・ノヨン,ヨハネス・シモン・ハスプロワ,の作品全15曲
ミケーレ・パソッティ(Lute,指)
ラ・フォンテ・ムジカ

録音:2007年10月25日放送のライヴ
イタリア・ルネサンス音楽の花、トレチェント音楽集。北イタリアの貴族ヴィスコンティ(映画監督のルキノ・ヴィスコンティはその末裔)家はルネサンス時代の音楽家の大パトロンでその宮廷を中心に多くの音楽様式が生まれた。そのトレチェント音楽の代表的作曲家の作品を収録。ラ・フォンテ・ムジカはフィドル、リコーダー、ハープ、リュート、声楽からなるルネサンス音楽専門のアンサンブル。
CD-3125
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
コルンゴルト:弦楽のための交響的セレナード 変ロ長調 Op.39*
ビジャン・カデム=ミサーク(指)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ

録音:2009年8月15-16日、2008年8月16-17日*、DDD、60'33
20世紀の弦楽合奏の作品を二曲収録。アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォは、イスラエル生まれのヴァイオリニスト、指揮者のビジャン・カデム=ミサークによって1979年に結成された弦楽オーケストラ(旧トーンキュンストラー室内O)。ORFレーベルには大量の弦楽アンサンブルのための作品集を録音しています。
ORFCD-3130
ヨハネス・オケゲム:ミサ曲第2集
ミサ曲「ここに神に召し使える女がおります」
ミサ曲「ミ・ミ」
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂)
【ダヴィト・エルラー(C.T)
ジョン・ポッター(T)、コリン・メイソン(Bs)、
リヒャルト・ヴィストライヒ(Bs)】

録音:2010年7月11日、マウエルバッハ,63'22
好評の声楽アンサンブル、ザ・サウンド・アンド・フュアリによる、オケゲムのミサ曲集の第2集。第1集は CD 3024(SACD)で発売されている。ミサ曲「ミ・ミ」はオケゲムの代表作の一つ。「ミ・ミ」という奇妙な題名は使われている音形によるあだ名。男声だけでじっくり歌われています。
ORFCD-3134
ミットラー(1893-1970):ヘッセの詩による弦楽四重奏伴奏の4つの歌
弦楽四重奏曲第2番 ホ短調
ウィーン・アルティスQ
(1)ヴォルフガング・ホルツマイアー(Br)

録音:2011年
遅れてきた後期ロマン派の作曲家、フランツ・ミットラー(1893‐1970)のリバイバルは21世紀に入って徐々に始まったところである。ウィーン生まれのミットラーは、新ウィーン楽派が台頭する中、マーラーやR.シュトラウスの流儀を引き継いだ作曲家として人気を博していたものの、ユダヤ系だったため、オーストリアがドイツに併合された後米国に亡命。この地で結婚して長く生活を送り、ヨーロッパに帰るのが1964年と遅かったことで、本国では忘れられた存在になっていました。マーラーやツェムリンスキーの残光が見て取れるヘッセの詩による歌曲集に対し、弦楽四重奏曲第2番は、まるでブラームスのように渋い音楽だったりと、後期ロマン派の音楽が好きな人なら興味は尽きないでしょう。ベテランのウィーン・アルティス四重奏団が申し分のない演奏を聞かせてくれます。
ORFCD-3135
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
(楽章間にトーマス・ベルンハルト(1931-1989)、パウル・ツェラン(1920-1970)の詩の朗読入り)
メルリン・アンサンブル・ウィーン
【マルティン・ヴァルフ(Vn)、
ティル・A.ケールバー(Pf)、田中はるひ(Cl)
ルイス・ゾリータ(Vc)】
ヘルマン・バイル&マルティン・シュヴァブ(朗読)

録音:2010年11月3日
メシアン初期の大作「世(時)の終わりのための四重奏曲」全8楽章が演奏される合間に詩の朗読(ツェランの詩の背後にはウェーベルンの室内楽が流れる)をはさんだユニークな企画CD。1941年にポーランドの捕虜収容所で作曲、初演されたこの作品は初演の際、曲の合間にメシアンによる聖書の朗読が行われたと伝えられ、このCDの朗読は聖書ではないものの、そうした初演時の雰囲気は伝わってくる内容。
ORFCD-3136
1800年頃のザルツブルグの作曲家
(1)ルイージ・ガッティ(1740-1817):クラリネット,ヴィオラ,チェロのための三重奏曲 変ロ長調
(2)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423
(3)M.ハイドン:弦楽五重奏曲 ヘ長調
(4)L.ガッティ:オーボエ四重奏曲 ヘ長調
スカラムーシュQ
【ヴェルナー・ノイゲバウアー(Vn)、
クリストフ・エーレンフェルナー(Vn)、
フィアミアン・レルマー(Va)、
デトレフ・ミールケ(Vc)】
(1)マルクス・シュプリンガー(Cl)
(3)ヘルベルト・リンドスベルガー(Va)
(3)ヘルヴィヒ・ノイゲバウアー(Cb)
(4)マルクス・ドイター(Ob)

録音:2011年11月30日−12月2日、ザル
ツブルク
モーツァルト・マニアは要注目。ザルツブルクに関わる作曲家3人の作品を収録。ルイージ・ガッティ(1740-1817)の録音は珍しい。ガッティは北イタリア、ラツィーゼ出身。1783年に、1778年に亡くなったジュゼッペ・ロッリの後任としてザルツブルクに着任。非イタリア人のため副楽長止まりだったレオポルト・モーツァルトを悔しがらせたという。いたって穏やかな作風がガッティの人柄を偲ばせる。スカラムーシュ四重奏団は、ガット弦を張ったピリオド楽器を使用しており、ゲスト奏者も同様。モダン楽器では味わえない素朴な肌触りの演奏です。
ORFCD-3141
ヘルマン・レオポルディ(1888-1959):ソング集
32グロスシェン(35グロシェン)
ふくらはぎの稚魚/やつらは俺のことをよく知っている/美しき赤きドナウ
俺は静かな酔っ払い
ヘーネルの小さなカフェで
ガーデンルーム/ほか全20曲
アンドレア・エッケルト(Vo)、
ペーター・ハヴリチェク(Vo)
トラウト・ホルツァー(Vo)、
コーネリウス・オボーニャ(Vo)、ほか

録音:2012年4月26日ウィーン・コン
ツェルトハウス,ライヴ
ヘルマン・レオポルディはオーストリアのポピュラー・ソングの作曲家で多くのキャバレー・ソング、カフェ・ミュージックを作曲しました。恋の歌、酒の歌、政治風刺の歌など、ブレヒト&ワイルほどのインパクトはないですが、流麗な旋律と適度のユーモアが融合した洒落たソング集。一部を除き、ドイツ語で歌われています。
ORFCD-3142
エルンスト・トッホ(1887-1964):作品集
(1)音声音楽(話し言葉による音楽)〜3部からなる組曲(オーア/タ・タム/地名によるフーガ)
(2)マルタへの詩〜弦楽と中声のための五重奏曲Op.66
(3)シュプレヒコールと打楽器のためのワルツ
(4)舞踏組曲Op.30
(1)(3)イングルン・フッセネッガー(指)ウィーン・モテットCho
ヴォルフガング・ホルツマイアー(Br)、
アンサンブル・ディ・ライエ
(3)ゼバスティアン・アイグナー(Perc)
(4)ゴットフリート・ラブル(指)アンサンブル・ディ・ライエ

録音:2011年6月
エルンスト・トッホはオーストリア出身の作曲家で当初、哲学と医学を学び、作曲は独学でした。1909年に作曲した室内交響曲ヘ長調が認められ、以後作曲に専念。しかしナチスが政権を取ると、アメリカに亡命、UCLAで教鞭をとりつつ、ハリウッドの映画音楽などを手掛けました。第二次世界大戦後はアメリカに残って活動を続け、1955年にピッツバーグ響によって初演された交響曲第3番はピューリッツァー賞を受賞しました。ここに収められた作品はいずれも亡命前の作品で当時としてはアヴァンギャルド以外の何物でもありません。3部からなる「音声音楽(話し言葉による音楽)」はクルト・シュヴィッタースの影響が感じられる一種の音響詩で、最初の2曲はオノマトペ、3曲目は「地名によるフーガ」の名の通り、世界各地の地名が音響素材として語られる(その中には長崎、横浜の名も聴かれる)。「マルタへの詩」は後期ロマン派の香りが濃厚な作品で、「混声合唱とシュプレヒコール、打楽器のためのワルツ」は再び音響詩的な実験音楽。極めて興味深い作曲家です。
ORFCD-3150(3CD)
レゾナンツェン古楽音楽祭2011「商売繁盛」
(1)ムリニエ:様々な鳥の歌
テシエ:あまりに長く処女でいすぎたわ
ムリニエ:嫉妬めあっちへ行け友よ、
 スペインのワインを飲んで酔っ払おう
テシエ:ヘヴェラーケ
デュトロン:アルセーヌ
(2)テレマン:「ターフェルムジーク」第3集〜組曲 変ロ長調,終曲 変ロ長調
(3)フェルナンデス:鐘が鳴り
 神々しい真珠が/甘い喜びなんてない
 アンドレアス、家畜はどこだ?
 この突然の厳しさ
 黒人の少年よ受け入れなさい
ガルシア・デ・セスペデス:この夜は招く
(4)ヘンデル:「アレッサンドロ」〜序曲,とても愛らしい媚態よ
ヘンデル:「ラダミスト」〜パッサカリア/ジーグ
ハッセ:「アルタセルセ」〜ヒルカニアの森の中へ行け
(5)ニッコロ・ダ・ペルージャ:美徳よ
チコーニャ:甘美な泉,パンテラ
不詳:イスタンピッタ・イザベッラ
ランディーニ:さようなら、美しい女よ
パオロ・ダ・フィレンツェ:楽しめ、フィレンツェ
(6)ヘンデル:「時と悟りの勝利」から(6曲)
(7)コンペール:間抜けだ/オブレヒト:少女が座った
ムートン:決して、決して、決して
コンペール:俺たちは聖ヒヒ様同然,愛の大きな熱望が
(8)フレスコバルディ:ドレミファソラに基くカプリッチォ第1番
L・.クープラン:プレリュード ヘ長調,シャコンヌ,ブランシュロシェ氏の死に寄せるトンボー
(9)ファン・エイク:おどけ者
ホイヘンス:セレナータ「風の苛立ちに」,
 外からなんという物音を聞くのでしょう
ファン・エイク:イギリスのナイチンゲールほか
(10)アリオスティ:「裏切りの中の誠」から(7曲)
(1)ヴァンサン・ドゥメストル(指)ル・ポエム・アルモニク
(録音:2011年1月19日)

(2)ヴェロニカ・スクプリク(指)オランダ・バロック協会
(録音:2011年1月21日)

(3)テレサ・パス・ロマン(指,S,リコーダー)
コンフント・デ・ムシカ・アンティガ・アルス・ロンガ
(録音:2011年1月23日)

(4)ラース・ウルリク・モーテンセン(指)コンチェルト・コペンハーゲン
(録音:2011年1月17日)

(5)ミケーレ・パゾッティ(指)ラ・フォンテ・ムジカ
(録音:2011年1月22日)

(6)L.U. モーテンセン(指)コンチェルト・コペンハーゲン、
ヴィヴィカ・ジュノー(MS,快楽)、
マリア・ケオハネ(S,美)、
サラ・ミンガルド(A,悟り)、
J.デュルミュラー(T,時)
(録音:2011年1月15日)

(7)ディルク・スネリングス(指,Bs)カピッラ・フラメンカ
(録音:2011年1月18日)

(8)リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)
(録音:2011年1月16日)

(9)ルイス・ペーター・グライプ(指,Lute)カメラータ・トライエクティナ
(録音:2011年1月20日)

(10)ファビオ・ビオンディ(指)エウローパ・ガランテ、アン・ハレンベリ(MS,フェルナンド)、
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S,アナジルダ)、
ルチア・チリッロ(MS,エルヴィーラ)、
ヨハネス・ヴァイサー(Br,ガルツィア)
(録音:2011年1月23日)
ウィーンの古楽祭、レゾナンツェンの2011年のCDが登場。今回の目玉はファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテで、ヘンデルの「時と悟りの勝利」、アリオスティの「裏切りの中の誠」という二つの大作からの抜粋を収録。また超絶技巧メッゾソプラノ、ヴィヴィカ・ジュノーがラルス・ウルリク・モルテンセン率いるコンチェルト・コペンハーゲンと共演、バロックオペラの醍醐味を聞かせてくれます。その他リナルド・アレッサンドリーニのチェンバロ独奏や、来日公演が大好評だったヴァンサン・ドゥメストルとル・ポエム・アルモニクの楽しい演奏など、バロック音楽好きならCD3枚たっぷり楽しめます。
ORFCD-3151
オーストリアの合唱音楽 1881−2010
ヴォルフ:6つの宗教歌
マーラー(ゴットヴァルト編):二つの青い瞳
クシェネク:四季 Op.35
ダーフィト:そして私は新しい空に座る
ヘルヴィヒ・ライター:それは地の下の炎だ
 愛を越えて,天使の歌
ヴォルフガング・ザウゼング:緑の石に閉じ込められ
 月の神
ヘルベルト・ベック(指)
コンツェントゥス・ヴォカリス

録音:2011年
19世紀末から現代にかけての無伴奏混声合唱曲を収録。コンツェントゥス・ヴォカリスは1980年にヘルベルト・ベックによって創設された合唱団。
ORFCD-3152
メランの湯治音楽
J・シュトラウス:「こうもり」〜序曲/侯爵様あなたのようなお方は,
 ポルカ「雷鳴と雷光」/ワルツ「春の声」
 皇帝円舞曲/「憂いもなく」Op.271
プッチーニ:「ボエーム」第1幕から,
 「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん
レハール:「微笑みの国」〜君こそ我が心のすべて,
 「メリー・ウィドウ」〜ヴィリアの歌
ワーグナー:「ジークフリート」〜森のささやき
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ツェラー:「小鳥売り」〜チロルでバラの花を贈るときは
フィリップ・フォン・シュタイネッカー(指)
ムシカ・セクロルム
ディマ・バワブ(S)

録音:2011年1月2日、ドッビアーコ(トブラッハ)
ピリオド小オーケストラによるJ.シュトラウス、ワーグナーという非常に興味深いCD。南チロルの温泉で有名な観光町メラーノ(オーストリア名メラン)ではおよそ150年間、観光客向けのサロンコンサートが断続的に続けられてきました。2009年10月、ムシカ・セクロルムがこの地で演奏会を催し大きな話題となった。2011年1月2日に、同じ南チロルのドッビアーコ(=マーラーの別荘があったことで有名なトブラッハ)のホテルで行ったニューイヤーコンサートをライヴ録音したもの。19世紀から20世紀初頭の楽器を用いた小編成オーケストラには19世紀ピアノとハルモニウムも含まれ、その響きは実に新鮮。小編成演奏が珍しくないJ.シュトラウスはもちろんのこと、まるでジークフリート牧歌のような「森のささやき」や、無声映画の伴奏音楽を思わせるプッチーニやマスカーニなど、小オーケストラならではの楽しさが一杯。指揮のシュタイネッカーはマーラー室内管の創設以来のチェリストで、ルツェルン祝祭管にも参加。いる。ディマ・バワブはヨルダン、アンマン出身のソプラノ。2012年3月に行われた「ピーター・ブルックの魔笛」でパミーナを歌って評判になりました。
ORFCD-3153
B.マルチェッロ(1686-1739):作品集
私の心を傷つけることはできない
ソナタ第3番/ああ,あの小川の幸せなことか
思慮をもってあなたに口づけする/ソナタ第6番
愛の優しい穏やかさよ
ああ、なんと過酷で苦しい歩みなのか
ソナタ第2番/ああもう生きていけないあなたの目は天に似て
シルヴィア・フリガート(S)
サラ・ミンガルド(Ms)
ガンベ・ディ・レーニョ

録音:2010年8月24日、ブリクセン(ライヴ)
ヴェネツィアの貴族作曲家ベネデット・マルチェッロ(1686-1739)の作品だけのCD。バロック音楽の名メッゾ、サラ・ミンガルドと、イタリアの若いソプラノ、シルヴィア・フリガートが歌う二重唱集が中心。ガンバ・ディ・レーニョ(「木の足」の意)は、ヴィオラ・ダ・ガンバ主体のアンサンブル。
ORFCD-3154
バッハ:トッカータ.ホ短調 BWV914
 パルティータ.ホ短調 BWV830
フレスコバルディ:組曲 ハ長調
ヨハネス・マリア・ボークナー(クラヴィコード)

録音:2009年11月7日、マウエルバッハ
クラヴィコード演奏によるバッハとフレスコバルディ。クラヴィコードとは箱型の小さな鍵盤楽器で、19世紀には廃れてしまった。ヨハネス・マリア・ボークナーはリンツの生まれ。現在ウィーン音楽大学でチェンバロを教えています。単にクラヴィコードで弾いたというだけでなく、楽器の特性を生かした素朴な味わいの演奏がよい。バルトロメオ・クリストフォリ製の楽器に基づいたトーマス・ヴィンセント・グリュック作のクラヴィコードを使用。
ORFCD-3155
2012年第11回フィデリオ・コンクール
(1)ハイドン:トリオ・ソナタ.ハ長調 Hob.V:16〜第3楽章
 テレマン:トリオ・ソナタ.ニ短調 TWV42:d10
(2)メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番 〜第1楽章
(3)ブランベック:行進曲第1番
 ホルダレークファ:「一人?」Op.2〜第1楽章
(4)デニソフ:チェロとサクソフォンのためのソナタ
(5)マーラー:「さすらう若人の歌」〜僕の宝の人が結婚す
る時
 シューベルト:あなたと二人だけで D866-2
(6)モーツァルト:クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」〜第3楽章
 ユ・ソンハ:死の上の反射
(1)シェン=ファン・チュン(リコーダー)、
 ディミトリオス・カラカンタス(バロックVn)、
 ソーニャ・ライポルト(Cemb)
(2)ラウラ・バルボア(Vn)、
 ロウキア・ロウラキ(Vc)、
 ジョルジョス・フラグコス(P)
(3)フレデリック・アルヴァラド=デュピュイ(Cl)
 ベンヤミン・ファイルマイア(Cl)、
 エリーザベト・ユエン(Cl)
(4)ネマニャ・スタンコヴィチ(Vc)、
 ダミアーノ・グランデッソ(Sax)、
 リザ・チュ(P)
(5)ラファエル・フィンガーロス(歌)
(6)ユ・ソンハ(P)、
 ヴォルフガング・アレクサンダー・シェドル(Cl)、
 キム・ミンヨン(Va)

録音:2012年3月29日、DDD、62'05
フィデリオ・コンクールは、ウィーン私立大学音楽院のフーゴ・ブライトナー協会が、若い音楽家の発展の場として2002年に始めたコンクール。最終選のライヴ録音がCDになるのが恒例です。いずれもまだ無名な人たちばかりだが、いずれ世界的に活躍する人も出てくることでしょう。

ORFCD-3248
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1 番変ホ長調Op.1/1
ハンス・ガル(1890-1987):古いウィーンのホイリゲの旋律による変奏曲Op.9
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1 番ロ長調Op.8
トリオ・ヴィジョン【エカテリーナ・フロローヴァ(Vn)/ペーター・ソモダーリ(Vc)/
ドロシー・カデム=ミサーク(P)】

録音:2020年7月31日、8月4日ウィーン、ORFラジオ文化ハウス大ホール
ドイツ、オーストリアの古典派からロマン派にかけてのピアノ三重奏曲を収録。ハンス・ ガルはあまり知られていないが、ユダヤ系のオーストリアの作曲家で後半生はイギリスで 活躍した。ブラームスの弟子に作曲を師事し、シェーンベルクより 15歳若いが、ウィーン の古典様式に沿った伝統的な作風で生涯、調性による作曲を続けた。このディスクでは 古いウィーン民謡の主題による作品を収録、古きよきウィーンの風情溢れる佳品。
ORFCD-3250
ゲスタ・ノイヴィルト(b.1937):作品集
(1)シンフォニエッタ(2007) 〜室内管弦楽とピアノのための
(2)「消滅」(1975) 〜声とテープのための
(3)「プランクトゥス」(2007) 〜室内管弦楽のための
(4)「交錯する道の庭」(1974/75) 〜2台のピアノと 2つのトロンボーンと任意のオルガンのための
(5)「ウンクライヒから中国へ」(1956/73) 〜声と2台ピアノのための
(6)「多様な信仰」(1992) 〜声と9楽器のための</B>:
(1)(3)アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
グラーツ大O「レクリエーション」
(1)クララ・フリューシュトュック(P)
(2)(5)ヤーネ・ガルトナー (S)
(4)アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(P)
ムジカ・アンティクァ・ウィーン、
エマヌエル・アントマン(Org)
(5)イヴァン・エレード(P)、
ハラルド・オスベルガー(P)
(6)ベッティーナ・シュプライツ=ルンドフェルト(A)
ゲルハルト・ミュラー=ゴルトボーム(指)
アンサンブル・ワークス・イン・プログレス・ベルリン

録音:(1)(3)2007年6月25日、(2)1975年10月12 日、(4)1975年10月9日、(5)1976年10月18
日、(6)1992年2月24日
ゲスタ・ノイヴィルトはウィーン出身の音楽学者、作曲家。ノイヴィルト家は元来、音楽家の家系で近年注目を集めている 作曲家オルガ・ノイヴィルトは彼の娘です。作曲の教師としてはベルナルト・ラング、イザベル・ムンドリー、フリードリヒ・ハ ースら錚々たる弟子を世に送り出しています。このディスクには彼自身のかなり広い年月に渡る多様な作品が収録されてい る。シンフォニエッタはベルク風の表現主義の作品で声とテープのための「消滅」は実験的な音楽。「交錯する道の庭」は激 しいクラスターとポスト・ウェーベルン風の点描的なスタイルがタイトル通りに交錯する。なお、この「交錯する道の庭」では名 匠コンタルスキー兄弟が出演しています。ツェルハを並んでオーストリア現代音楽の指導的立場にあった作曲家の初の体系 的な作品集

ORF〜ウィーン放送交響楽団ライヴ!待望の分売!
ORFCD-3157(2CD)
「エクスタシー」「ナハトムジーク」
(1)ラヴェル:ボレロ
(2)オネゲル:パシフィック231
(3)スクリャービン:「法悦の詩」
(4)ヴァレーズ:アメリカ
(5)メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より(序曲/道化の踊り/スケルツォ/結婚行進曲)
(6)シェーンベルク:浄められた夜
(7)ムソルグスキー:禿山の一夜
(1)コルネリウス・マイスター(指)
 録音:2012年8月31日
(2)ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2007年5月15日
(3)デニス・ラッセル・デイヴィス(指)
 録音:1997年5月14日
(4)ミヒャエル・ギーレン(指)
 録音:1990年4月5日
(5)ミヒャエル・ボーダー(指)
 録音:2004年5月14日
(6)パトリック・ランゲ(指)
 録音:2012年4月13日
(7)大野和士(指)
 録音:2005年11月18日

※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
ORF製作のCDながら流通は何故か他社に任せられていた「myRSO ウィーン放送響ライヴBOX(24枚組)」が分売になました。2枚ずつ組になった12セットが一挙発売です。 このシリーズは1枚ずつテーマをつけて凝った選曲がなされています。古典から映画音楽まで幅広い選曲ですが、 ウィーン放送交響楽団(旧ORF交響楽団)は放送オーケストラだけあって得意としている現代音楽の比率も高くなっ ています。 現首席指揮者コルネリウス・マイスターを中心としたラインナップですが、歴代の首席指揮者(ミラン・ホルヴァート/ レイフ・セーゲルスタム/ローター・ツァグローセク/ピンカス・スタインバーグ/デニス・ラッセル・デイヴィス/ベル トラン・ド・ビリー)も全員登場します。また曲数は少ないですが、レナード・バーンスタイン、ミヒャエル・ギーレン、大野和士、ロヴロ・フォン・マタチッチ、シルヴァン・カンブルラン、ダヴィッド・オイストラフなどの名指揮者・名ソリストも 登場しますので、よーく目をこらしてラインナップを見てみてください。 ※各作品が演奏される前にドイツ語で解説が入っているという、ラジオ放送そのままのような編集になっています。
ORFCD-3158(2CD)
「展覧会の絵」「ボヘミアとモラヴィア」
(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
(2)ドビュッシー:海
(3)ハウベンストック=ラマティ:タブローT
(4)スメタナ:モルダウ
(5)ヤナーチェク:シンフォニエッタ
(6)マルティヌー:交響曲第1番
(1)(6)コルネリウス・マイスター(指)
 録音:(1)2011年10月20日
 録音:(6)2010年12月10日
(2)パトリック・ランゲ(指)
 録音:2012年4月13日
(3)ベアト・フラー(指)
 録音:2010年11月19日
(4)ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
 録音:1982年1月15日
(5)ミラン・ホルヴァート(指)
 録音:1971年2月23日
ORFCD-3159(2CD)
 
「物語」「レッツ・ダンス」
(1)デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
(2)ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」
(3)チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲
(4)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
(5)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(1)(2)コルネリウス・マイスター(指)
 録音:(1)2011年9月18日
 録音:(2)2010年5月30日
(3)ピンカス・スタインバーグ(指)
 録音:1995年12月20日
(4)ミヒャエル・ボーダー(指)
 録音:1997年2月19日
(5)ミラン・ホルヴァート(指)
 録音:1971年5月4日
ORFCD-3160(2CD)
「欲望のワルツ」「ハリウッドのウィーン」
(1)J・シュトラウス:「こうもり」序曲
(2)ワルツ「美しく青きドナウ」
(3)ポルカ「クラプフェンの森で」
(4)ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
(5)J・シュトラウス:ポルカ・シュネル「狩り」
(6)ランナー:ワルツ「ロマンティックな人びと」
(7)ヨハン・シュトラウスT:ワルツ「夏の夜の夢」
(8)J・シュトラウス:カドリーユ「仮面舞踏会」
(9)リーム:憧れのワルツ
(10)マックス・スタイナー:ワーナー・ブラザーズ・ファンファーレ
(11)マックス・スタイナー:「風と共に去りぬ」
(12)コルンゴルト:「シーホーク」
(13)ローザ:「ベン・ハー」〜戦車レースへのパレード
(14)ブルース・ブロートン:「シルヴァラード」〜メインタイトル
(15)ジョン・バリー:「ジェームズ・ボンド」組曲
(16)アラン・シルヴェストリ:「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
(17)ジョン・ウィリアムズ:「ジュラシック・パーク」
(18)ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」
(19)クラウス・バデルト:「パイレーツ・オブ・カリビアン」
(1)-(5)マンフレート・ホーネック(指)
 録音:1989年9月
(6)-(9)ヨハネス・ヴィルトナー(指)
 録音:2001年1月26日
(10)-(13)(17)-(19)ジョン・アクセルロッド(指)
(14)ブルース・ブロートン(指)
(15)ニコラス・ドッド(指)
(16)アラン・シルヴェストリ(指)
(10)-(16)録音:2009年 10月 14日、
2010年9月16日、2011年9月23日
ORFCD-3161(2CD)
「光の中の闇」「ディオニソスとアポロ」
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141
(2)ウストヴォルスカヤ:交響曲第 3番「救世主イエス
よ、われらを救いたまえ」
(3)ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
(4)ヘルマン・ニッチュ:交響曲第9番「エジプト人」〜ウィーン放送響のためのミニチュア
(1)コルネリウス・マイスター(指)
 録音:2010年11月26日
(2)デニス・ラッセル・デイヴィス(指)
 録音:1998年11月6日
(3)コルネリウス・マイスター(指)
 録音:2012年9月3-6日
(4)ゴットフリート・ラブル(指)
 録音:2009年9月29日
ORFCD-3162(2CD)
「大西洋横断」「アメリカに生まれて」
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
(2)ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
(3)バーンスタイン:「クワイエット・プレイス」第3幕への前奏曲
(4)バーバー:弦楽のためのアダージョ
(5)コープランド:市民のためのファンファーレ
(6)アイヴズ:答えのない質問
(7)フェルドマン:コプトの光
(8)ジョン・アダムズ:チェアマン・ダンス
(1)ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2008年2月22日
(2)パスカル・ロジェ(P)
ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2007年3月7、8日
(3)レナード・バーンスタイン(指)
 録音:1986年10月14日
(4)ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2003年1月9日
(5)デニス・ラッセル・デイヴィス(指)
 録音:2001年7月30日
(6)シルヴァン・カンブルラン(指)
 録音:1997年11月6日
(7)ベアト・フラー(指)
 録音:2010年11月19日
(8)デニス・ラッセル・デイヴィス(指)
 録音:1998年2月8日
ORFCD-3163(2CD)
「子供のための音楽」「いたずらっ子たち」
(1)プロコフィエフ:ピーターと狼
(2)ラヴェル:マ・メール・ロワ
(3)ブリテン:青少年のための管弦楽入門
(4)R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
(5)コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
(6)HKグルーバー:フランケンシュタイン!!
(1)ミヒャエル・ヘルタウ(語り)
 ピンカス・スタインバーグ(指)
 録音:1995年12月20日
(2)(4)ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:(2)2010年5月12日
 録音:(4)2010年1月22日
(3)ピンカス・スタインバーグ(指)
 録音:1993年1月5日
(5)ペーテル・エトヴェシュ(指)
 録音:2011年6月9日
(6)HK グルーバー(シャンソニエ)
 デニス・ラッセル・デイヴィス(指)
 録音:1999年5月2日
ORFCD-3164(2CD)
「スターたち」「欲望の天使」
(1)バッハ:2 つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 K.595
(3)ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 (1969/70)
(4)コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
(5)ベルク:ヴァイオリン協奏曲
(6)ヤナーチェク:ヴァイオリン協奏曲「魂のさすらい」
(1)ダヴィド・オイストラフ(Vn、指)
 イーゴリ・オイストラフ(Vn)
 録音:1974年5月23日
(2)フリードリヒ・グルダ(P)
 ミラン・ホルヴァート(指)
 録音:1970年1月27日
(3)クリスティアン・ポルテラ(Vc)
 ヤク・ヴァン・ステーン(指)
 録音:2008年11月
(4)セルゲイ・スタドレル(Vn)
 ピンカス・スタインバーグ(指)
 録音:1995年5月7日
(5)モレート・マックラン(Vn)
 ウルフ・シルマー(指)
 録音:1995年2月14日
(6)エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
 マンフレート・ホーネック(指)
 録音:1988年11月29日
ORFCD-3165(2CD)
「情緒と影響(アフェクトとエフェクト)」「告白」
(1)シューベルト:交響曲第7番「未完成」
(2)チェルハ:シュピーゲルVI、VII
(3)ゲルト・キューア:嘆きと安らぎ〜大管弦楽のためのエレジー
(4)シベリウス:交響曲第5番
(5)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
(1)ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2008年6月29日
(2)(5)コルネリウス・マイスター(指)
 (2)録音:2011年10月20日
 (5)録音:2011年6月27-30日
(3)ローター・ツァグロゼク(指)
 録音:1984年6月8日
(4)レイフ・セーゲルスタム(指)
 録音:1975年10月31日
ORFCD-3166(2CD)
「最愛のピアノ」「交響的牧歌」
(1)シューマン:協奏曲断章ニ短調(復元&補筆:ヨゼフ・デ・ベーンホウヴァー)
(1)クララ・シューマン・ヴィーク:協奏曲断章イ短調(オーケストレーション:ロベルト・シューマン)
(3)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(4)クルト・シュヴェルツィク:シュルンプ交響曲Op.80
(5)ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」
(6)プロコフィエフ:「古典交響曲
(7)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(1)(2)レフ・ヴィノクール(P)
 ヨハネス・ヴィルドナー(指)
 録音:(1)2009年8月20日、
 録音:(2)2009年11月24日
(3)ゴットリープ・ヴァリッシュ(P)
 キリル・ペトレンコ(指)
 録音:2002年4月7-11日
(4)(5)コルネリウス・マイスター(指)
 録音:(4)2010年9月18日
 録音:(5)2012年9月2日
(6)ミラン・ホルヴァート(指)
録音:1975年4月2日
(7)ペーテル・エトヴェシュ(指)
 録音:2011年6月9日
ORFCD-3167(2CD)
「20世紀の音楽」「クラングシュピーゲル(響鏡)」
(1)ウェーベルン:管弦楽のための6 つの小品 Op.6
(2)クルターグ:ステーレ(墓碑)Op.33 (1994)
(3)シュトックハウゼン:グルッペン〜3群のオーケストラのための作品6
(4)メシアン:ほほえみ (1989)
(5)グバイドゥーリナ:ヴァイオリン協奏曲「オッフェルトリウム」(1980)
(6)ゲオルク・フリードリヒ・ハース:ヴァイオリン協奏曲
(7)オルガ・ノイヴィルト:サン・ソレイユ (1994)
(1)ベアト・フラー(指)
 録音:2010年11月19日
(2)ペーテル・エトヴェシュ(指)
 録音:1996年6月3日
(3)ルペルト・フーバー(指)、
 ジャン・ドロワイエ(指)、
 マティアス・ヘルマン(指)
 録音:2008年11月7日
(4)ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2008年5月30日
(5)ベンヤミン・シュミット(Vn)
ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2007年1月19日
(6)エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
 フリードリヒ・チェルハ(指)
 録音:2007年10月6日
(7)トリスタン・ミュライユ(オンド・マルトノ)、
 フランソワーズ・ペリー(オンド・マルトノ)、
 フリードリヒ・ゴルトマン(指)
 録音:1994年10月8日
ORFCD-3168(2CD)
「母なる自然」「全世界」
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
(2)リゲティ:アトモスフェール
(3)ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
(4)シェーンベルク:「自然」Op.8-1〜6 つのオーケストラ歌曲より
(5)マーラー:交響曲第5番
(6)ケージ:4分33秒
(1)ベルトラン・ド・ビリー(指)
 録音:2008年2月2-5日
(2)ミヒャエル・ボーダー(指)
 録音:2003年10月31日
(3)ミヒャエル・ギーレン(指)
 録音:1995年3月31日
(4)ペトラ・ラング(Ms)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指)
 録音:1999年5月20日
(5)(6)コルネリウス・マイスター(指)
 録音:(5)2011年3月25日
 録音:(6)2012年10月11日

ORFCD-3169
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
6つの小品 Op.118
ルカーシュ・ヴォンドラーチェク(P)

録音:2012年4月29日,2013年5月3日
ルカーシュ・ヴォンドラーチェクは、1986 年、チェコ(当時はまだチェコスロヴァキア)のオパヴァに生まれたピアニスト。両親ともピアニストという恵まれた環境に育ち、若くしてピアノ活動を開始。2009 年に米国に移住してから国際的に活動を始めている。ガチッと固い音からじんわりとした柔らかい音まで駆使して思いっきりよくピアノを弾いている。 スウェーデン、ジェイクボックス社の紙ジャケ立体式CD収納を採用。
ORFCD-3170
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番Op.109、
 幻想曲Op.77
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
モーツァルト:ロンド.ニ長調 K.485
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22〜第3楽章
ヴァルヴァラ(ヴァルヴァラ・ネポムニャシチャヤ)(P)

録音:2013年5月9日 ロートシルト城
若い音楽家を紹介するシリーズ。ヴァルヴァラ・ネポムニャシチャヤ(このアルバムではヴァルヴァラとだけ記載されている)は1983 年、モスクワ生まれのピアニスト。モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだ後、ドイツに出てきてエフゲニー・コロリオフに学んだ。2006 年、ライプツィヒのバッハ・コンクールで第2 位、2012 年、チューリヒのゲザ・アンダ・コンクールで第1 位。ここ数年、ソリストや室内楽で活躍が目覚しい。しばしば渋く演奏されがちなベートーヴェン晩年の傑作、ピアノ・ソナタ第30 番が非常に瑞々しく演奏されている。一方のシューマンは情熱的な演奏。 スウェーデン、ジェイクボックス社の紙ジャケ立体式CD収納を採用。
ORFCD-3173(3CD)
レゾナンツェン古楽音楽祭2013

(1)リュリ:「カドミュスとエルミオーヌ」序曲
 「町人貴族」〜フランス人のアントレ,なんと魅力的な光景,スイス人のアントレ,トルコ人の儀式
 バレエ「フロール」〜世界を成す4つの部分
テシエ:スイスの歌
(2)L.クープラン:シャコンヌ ハ長調
フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ.ニ短調
ヴァレンテ:ナポリのガリアルダ.ト長調
(3)カリッシミ:オラトリオ「ヨナス」

(4)作者不詳:エスタンピー「3つの噴水」
ニッコロ・ダ・ペルージャ:「あなたの僕から苦しめられたあのダフネは」
ヤコポ・ダ・ボローニャ:「ディアナは彼女の最愛の人にもう愛情を感じていない」,私はかつて不死鳥だった
作者不詳、ザカラ・ダ・テラーモ:「優しい花」
マッテオ・ダ・ペルージャ:既に愛の網から
フランチェスコ・ランディーニ・ダ・フィレンツェ:オルフェオの竪琴でさえこれほど甘い調べを奏でたことはない

(5)伝承曲:カマリ・アング・ラハリヨ/トゥテ・バジュ・バンダリ・ローム/ニンブラ/バンジャーラの踊り
(6)作者不詳(13世紀、「サンタ・マリアのカンティガ」より):海に渡る大きな力/聖マリアが奇跡を起こす限り/あなたはいくつもの方法で/海の底へ
(7)伝承曲:ラ・ホタ「マリア・チュチェーナ」/2声と4声のカチュア「偉大な子供、彼を私は見つけた」/
サンツ:ヤカラス
伝承曲、ガルシア・デ・ゼスペデス:グアラチャ「ああ、なんと私は燃え上がっているのか」
サンチャゴ・デ・ムルシア:ファンダンゴ/ソン・ハロチョ
(8)フランシスコ・デ・ヴィダレス:立ち上がれ、若者たち
グティエレス・デ・パディリャ:ある子の涙
 ア・ラ・ハカラ、ハカリリャ
(9)ラモー:「優雅なインドの国々」から(6曲)
(1) クレール・ルフィリアトル(S)、マルセル・ベックマン(T)、セルジュ・グビウ(T)、アンドレ・モルシュ(B-Br)、ヴァンサン・デュメストル(指)ル・ポエム・アルモニク(録音:2013年1月19日)
(2)トン・コープマン(Cemb)(録音:2013年1月23日)
(3)リア・セラフィーニ(S)、ソーニャ・テドラ(S)、カルラ・ナアディ・バベレゴト(MS)、アンドレス・モンティーリャ・アクレーロ(A)、ルカ・チェルヴォーニ(T)、リッカルド・ピサーニ(T) 、マウーロ・ボルジョーニ(Br)、ジャコモ・ファリオーリ(B)、アレッサンドロ・クワルタ(指揮)コンチェルト・ロマーノ (録音:2013年1月21日)
(4)ラ・フォンテ・ムジカ:【アレナ・ダンチェヴァ(S)、フランチェスカ・カッシナーリ(S)、ジャンルカ・フェラリーニ(T)、テオドーロ・バウ(フィデル)、エフィクス・プレオ(フィデル)、マルコ・ドメニケッティ(Fl)、マッタ・グラツィオリーノ(Hrp)、ミケーレ・パゾッティ(Lute,指)(録音:2013年1月27日)
(5)ジプシー・バンジャラス(インド民俗音楽楽団) (録音:2013年1月26日)
(6)アンサンブル・ミクロログス(録音:2013年1月22日)
(7)ジョルディ・サヴァール(指)ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、アドリアーナ・フェルナンデス(S)、ダヴィド・サガストゥルメ(C-T)、ルイス・ヴィラマホ(T)、ダニエレ・カルノヴィチ(B)、イヴァーン・ガルシア(B)、エスペリオンXXI、テンベンベ・アンサンブル・コンティヌオ(録音:2013年1月20日)
(8)コンフント・デ・ムシカ・アンティグア・アルス・ロンガ、テレーザ・パス・ロマーン(S,指)
(録音:2013年1月25日)
(9)ヴァレリー・ガバイル(S ジマ)、レイヌ・ヴァン・メシェレン(C-T ダモン)、シドニー・フィエロ(B アルヴァル)、エメリー・ルフェーヴル(B-Br アダリオ)、ユーゴ・レイヌ(指)ラ・サンフォニー・デュ・マレ,ル・ケール・デュ・マレ(録音:2013年1月27日)
恒例のレゾナンツェン2013年のテーマは「夢の旅」。旅ということで異国趣味が一層濃い内容になっている。ヴァンサン・デュメストルの指揮するル・ポエム・アルモニクのリュリ「町人貴族」、ユーゴ・レイヌ指揮ラ・サンフォニー・デュ・マレのラモー「優雅なインドの国々」、ジョルディ・サヴァール率いるラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャによるスペインの伝承曲などの有名演奏家によるものはもちろん、日本ではあまり知られていない団体の音楽もとても楽しい。中でもインドの民俗音楽を演奏するジプシー・バンジャラスは西洋音楽とはまったく異なった面白さを繰り広げている。
ORFCD-3174
ブルックナー:ミサ曲第2番ホ短調(1882年稿)
 正しい者の口は知恵を語り
 キリストはおのれを低くして
 アヴェ・マリア
メンデルスゾーン:詩篇第43「神よ、私を裁いてください」 Op.78-2
 「主よ、今こそあなたはこの僕を」 Op.69-1
オットー・カーグル(指)
カペラ・ノヴァ・グラーツ,聖ペルテン大聖堂聖歌隊(ドムカントライ)

録音:2013年9月6、7日カペラ・ノヴァ・グラーツ,聖ペルテン大聖堂聖歌隊(ドムカントライ)
ブルックナーとメンデルスゾーンの宗教合唱曲を集めている。ミサ曲(第 2 番) ホ短調は合唱と管楽アンサンブルのための作品で、交響曲とは異なったブルックナーの魅力が発揮された傑作として近年人気が高まっている。オットー・カーグルはオーストリアのガール出身の指揮者。1992 年から聖ペルテンのカテドラルの楽長を務め、聖ペルテン・ドムカントライ(大聖堂聖歌隊)を設立、様々な宗教音楽を演奏している。
ORFCD-3182
ヘルムート・ヤスバー(b.1962):「アーサー王」の演奏… マリア・エルラッハー(S)、ウルズラ・ラングマイア(S)、マルクス・フォルスター(男声A)、ダニエル・ヨハンセン(T)、マティアス・ヘルム(Bs)、ハインズ・フェルレシュ(指)バルッコ
ウィーン・ジングアカデミー室内Cho

録音:2014 年1 月17 日、アン・デア・ウィーン劇場
2276年地球は毒され生き残った一部の人たちは地下で暮らしている、という設定で、彼らが発見した 100 年前のレベッカという少女の日記と、パーセルの「アーサー王」のレコードで過去を探る、というような作品。ヘルムート・ヤスバーは1962 年、ウィーン生まれのエレクトロニックギタリスト。
ORFCD-3184(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「ヨシュア」 ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ;アクサ)
マルティナ・ダックスベック(ソプラノ;天使)
ヴィーブケ・レームクール(メッゾソプラノ;オトニエル)、ダニエル・ヨハンセン(テノール;ヨシュア)、ヨーゼフ・ヴァーグナー(バス;カレブ)、
オットー・カーグル(指)オルフェオ・バロックオーケストラ
ドムカントライ・ザンクト・ペルテン、
カペラ・ノーヴァ・グラーツ

録音:2014 年9 月7 日、ザンクト・ペルテン大聖堂
ウィーンの西 50km ほどに位置する歴史ある町、ザンクト・ペルテン、そのシンボルであるザンクト・ペルテン大聖堂で演奏されたヘンデル「ヨシュア」のライブ録音。地方都市での日本ではあまり知られていない人たちによる演奏と思って聞くと驚かされるほど立派な演奏だ。それもそのはず、指揮のオットー・カーグルは 1992 年から 20 年以上に渡ってザンクト・ペルテン大聖堂のドムカペルマイスターを務めており、同時にドムカントライ・ザンクト・ペルテンを創設、非常に高い水準にまで引き上げた人物なのだ。オルフェオ・バロックオーケストラは1996 年結成のリンツを本拠とするピリオド・オーケストラ。ヨシュアを歌うダニエル・ヨハンセンは今たいへん注目されているオーストリアの若いテノール。ゲルリンデ・ゼーマンはニュルンベルク生まれのソプラノ。
ORFCD-3185(3CD)
レゾナンツェン2014 「つむじ曲がりたち」

(1)ジョスカン・デ・プレ:絶望した運命の女神,私は自分の庭へと降り
 アグリコラ:たった一人,花々の女王,何よりも美しいもの,絶望した運命の女神

(2)W.F.バッハ:幻想曲 ニ短調 F19
 ゼレンカ:ソナタ 変ロ長調 ZWV181/3

(3)トラバーチ:半音階的フランス風カンツォン第7番
 ジェズアルド:「王のフランス風カンツォン」、「ああ暗い日よ」、「喉が渇いたので」、「ガリアルダ」、「あなたが逃げるなら、私は留まらない」、「あなたを愛する、私の命の人よ」

(4)フランシスコ・デ・ラ・トーレ:「ラ・スパーニャ」ダンサ・アルタ
 フェスタ:コントラポント47,コントラポント98,コントラポント101,コントラポント104,コントラポント35,コントラポント122,コントラポント125
 スザート:戦い
 アルカデルト:純白の優しい白鳥は,私は不死鳥だった
 ヴェラルディ:フェランド王万歳
 作者不詳:ラ・スパーニャ

(5)ギボンズ:5声のイン・ノミネ,私の窓から去り行け
ローズ:6声のコンソート・セット第6番 ト短調

(6)ラモー:「プラテ」から(7曲)
 テレマン:組曲 ニ長調 TWV55:D23〜パサカユ、ファンファーレ TWV50:44

(7)ヴォルケンシュタイン:「私が十歳の時にそれは起きた」、「幸運と平安が」、「懺悔節が近づいて来た」

(8)ゼレンカ:ミゼレーレ.ハ短調 ZWV57
 ミサ・オムニウム・サンクトルム(全ての聖人のミサ)ZWV21
(1)ラ・カピッラ(声楽+lute,Gamb,fl)/録音:2014年1月23日、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルト・ザール
(2)Wヒロ・クロサキ(Vn)、パオロ・グラッツィ(ob) 、エヤル・ストレート(Fg)、 バラーシュ・マーテー(Vc)、 アンドルー・アッカーマン(ヴィオローネ)、エヴァンゲリナ・マスカルディ(テオルボ)、ヴォルフガング・グリュクザム(Cemb)/録音:2014年1月20日、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルト・ザール
(3)アンサンブル・アルテ・ムジカ【フランチェスコ・チェーラ(Cemb,指)、ルチア・ナポリ(S)、ダミアーナ・ピインティ(S)、 ガブリエッラ・マルテッラッチ(A)、リッカルド・ピザーニ(T)、 マウロ・ボルジョーニ(Br)、サルヴォ・ヴィターレ(Bs)、フランチェスコ・トマージ(アルチlute)、 シルヴァ・デ・マリア(Gamb)、アンドレア・ラッタルロ(Gamb)、 ヴァレンティーナ・ニコライ(Gamb)、クラウディア・パゼット(Gamb)/2014年1月22日、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルト・ザール
(4)カペッラ・デ・ラ・トーレ:【ビルギット・バール(ポンマー,ドゥルシアン)、 アンネッテ・ヒルス(バスドゥルシアン,fl)、 ヨハネス・フォークト(lute)、ウルリヒ・ヴェデマイアー(G)、ファルコ・ムンクヴィッツ(Tb)、ペーター・A.バウアー(Perc)、ドーメン・マリンチッチ(Gamb)、ミヒャエル・シュペングラー(Gamb)、カタリーナ・ボイムル(シャルマイ,指)】/録音:2014年1月24日、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルト・ザール
(5)ファンタズム【エミーリア・ベンジャミン(ディスカントガンベ)、ジョナサン・マンソン(テノールガンベ)、エミリー・アシュトン(テノールガンベ)、ミッコ・ペルコラ(バスガンベ)、マルック・ルオラヤン・=ミッコラ(バスガンベ)、ダニエル・ハイド(ポジティヴオルガン)、ローレンス・ドレイフュス(ディスカントガンベ,指)】 /録音:2014年1月26日、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルト・ザール
(6)ラルス・ウルリク・モルテンセン(指)コンチェルト・コペンハーゲン/録音:2014年1月26日、ウィーン・コンツェルトハウス、グローサー・ザール
(7)アンサンブル・ユニコーン:【マルクス・フォルスター(C-T)、ヘルマン・オズヴァルト(T)、ゲルノート・ハインリヒ(T)、ラインヒルト・ヴァルデク(Hrp)、マルク・レヴォン・ラウテ(フィデル)、ヤーネ・アハトマン(フィデル)、ギレルモ・ペレス(オルガネット)、ヴォルフガング・ライトホーファー(打楽器)、アルビン・パウルス(マウルトロンメル) 、ミヒャエル・ポッシュ(リコーダー,指)】 /録音:2014年1月25日、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルト・ザール
(8)ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、トマーシュ・クラール(Bs) 、ヴァーツラフ・ルクス(指)コレギウム1704/録音:2014年1月25日、ウィーン・コンツェルトハウス、グローサー・ザール
毎年恒例のウィーンのレゾナンツェン、2014 年の御題は「つむじ曲がりたち」ということで、個性的な作曲家の作品が並んでいる。今回も有名演奏者が集まっており、モルテンセンとコンチェルト・コペンハーゲン、チェコを代表するバロック団体、ヴァーツラフ・ルクスとコレギウム 1704、さらにフランチェスコ・チェーラや、ヒロ・クロサキとヴォルフガング・グリュクザムと言った名前もある。一方であまり国際的に知られていない団体の珍しい作品の演奏もいつもどおり楽しいものです。
ORFCD-3186
「B-A-Cer-Ha」
バッハ:「神よ、あなたの慈しみによって」 BWV600
 「とても喜びに満ちたこの日」 BWV605
 「天から天使の群れがやって来る」 BWV607
 「甘い喜びに」 BWV608
 「私たちはキリストを讃えよう」 BWV611
 「主である神よ、さあ天を開いてください」BWV617
 「キリストよ、神の小羊よ」 BWV619
 「これらは聖なる十戒」 BWV635
 幻想曲 ハ短調 BWV1121
 二重奏曲 ホ短調 BWV802
 二重奏曲 ヘ長調 BWV803
 二重奏曲 ト長調 BWV804
 二重奏曲 イ短調 BWV805
チェルハ:前奏曲第1番―第9番
 インヴェンション第1番―第9番
※バッハとチェルハの作品を交互に演奏
ヴォルフガング・コーゲルト(Org)

録音:2013 年9 月9 、10 日、2014年9月1、2日、ウィーン、ORF 放送芸術館
バッハのオルガン曲とチェルハのオルガン曲を交互に演奏している。題してB-A-Cer-Ha。ヴォルフガング・コーゲルトは1980 年、ウィーン生まれのオルガニスト。ORF 放送芸術館に据えられた1983 年、カール・シューケ製作のオルガンを使用。

CD-3225
エリザベート・ハルニク(b.1970):作品集
(1)「ローミング」〜ツィターと2 つのオルゴールの為の
(2)「ノイジー・パール」〜チェンバロの為の
(3)「柔らかいボタン」〜アコーディオン・ソロの為の
(4)「カイネ・カイナー」〜ピアノ・ソロの為の
(5)「ゲルトルートの為のソロ」〜シュティンメ(語り歌い)・ソロの為の
(6)「幸福は中にある」〜プレーヤー・ピアノの為の
(7)「理解の輪」〜ヴァイオリン・ソロの為の
(1)マルティン・マラウン(ツィター)
(2)ソニア・ライポルド(Cemb)
(3)クラシミール・シュテレフ(アコーディオン)
(4)エヴァ・バジッチ(P)
(5)ジーナ・マッティエッロ(語り歌い)
(6)ヴォルフガング・ハイジヒ(プレーヤー・ピアノ)
(7)アンネリー・ガール(Vn)

録音:2011/2016/2018/2019年
エリザベート・ハルニク(Elisabeth Harnik)はオーストリアを拠点に活動する作曲家、ピアニ スト、インプロヴァイザー。作曲をベアト・フラーに師事。他にジョン・ケージ、ポーリン・オリヴ ェロスからも影響を受けているという。「幸福は中にある」はプレーヤー・ピアノすなわちピア ノ・ロールのために書かれた作品で通常ピアノ奏者には演奏不可能なリズムや速度での演 奏を実現する。明らかにその道の第一人者コンロン・ナンカロウの影響を受けた痛快な作 品。「ゲルトルートの為のソロ」は一種の音響詩で言葉のリズムや音色で構成されています。 オーストリアの伝統楽器ツィターの為の「ローミング」では様々な特殊奏法を駆使してとても ツィターとは思えない不可思議な世界を作り出す。オーストリアの才能あふれる女性作曲家 の登場です。
CD-3236(2CD)
クアジ・ウナ・ファンタジア(幻想曲風に)
(1)クリストフ・エーレンフェルナー(b.1975):クアジ・ウナ・ファンタジア
(2)トリスタン・シュルツェ(b.1964):ヴァイオリン協奏曲
(3)アイネム(1918-19):セレナーデ〜二重弦楽オーケストラの為の
(4)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調KV.364
(5)モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV.550
ヴァヒド・カデム=ミサーク(指&(1)(2)(4)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(1)ラースロー・フェニェー(Vc)
(4)トーマス・セルディツ(Va)

録音:2018〜19年
ヴァイオリニスト、ヴァヒド・カデム・ミサークが音楽監督を勤めるアカデミア・アレグ ロ・ヴィーヴォは1979 年の創立から40 周年を迎えた室内オーケストラでバロックから 現代まで幅広いレパートリーを持つ。このディスクではゴットフリート・フォン・アイネム の比較的初期の作品でストラヴィンスキーの新古典主義期の影響が感じられる美し い「セレナード」、モーツァルトの協奏交響曲と第40 番の本場ウィーン情緒たっぷりの 演奏が聴きもの。
ORFCD-3239(2CD)
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」 オットー・カーグル(指)
ロルフェオ・バロックオルヒェスター(オルフェオ・バロックオーケストラ) 、カペラ・ノヴァ・グラーツ、
ドムカントライ・ザンクト・ペルテン
マティアス・ヘルム(バス エリーアス)、コルネリア・ホラク(ソプラノ 寡婦)、カタリーナ・リーグラー(ソプラノ 天使,少年)、 バルバラ・ツィダー=ヴィリンガー(S)、イダ・アルドリアン(アルト 王妃,天使)、クリスティーナ・マリア・エダー(A) 、ダニエル・ヨハンセン(テノール アハブ,オバディヤー)、 マキシミリアン・シュナーベル(Bs)

録音:2019年9月8日 オーストリア ザンクト・ペルテン ライヴ
メンデルスゾーンの大傑作にして19 世紀前半の大作オラトリオの金字塔であるメン デルスゾーンの「エリーアス(エリヤ)」にまた一つ優れた演奏が加わった。2019 年9 月 8 日、オーストリアのザンクト・ペルテンの大聖堂でのライヴ録音。指揮は 1992 年から 30 年近くこの大聖堂の楽長を務めているオットー・カーグル。大聖堂での演奏というこ とも含め、コンサート・ホールでの華やかなオラトリオとは趣の異なった、地域の特別な 行事といった熱気と一体感が味わえます。ピリオド演奏のロルフェオ・バロックオルヒェス ター(オルフェオ・バロックオーケストラ)の柔らかい音色も素晴らしい。タイトルロール のマティアス・ヘルムはオーストリアの中堅バリトン。バロック音楽から古典派までを得 意とし、特に近年はモーツァルト・バリトンとして活躍する一方で近現代音楽も得意とし ている知性派でもある。
ORF-3243(2CD)
「モメンタム」
(1)ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ イ長調Op.47(クリストフ・エーレンフェルナー編弦楽合奏伴奏版) *
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
(3)バルトーク:ディヴェルティメントSz.113
(4)ヤナーチェク:牧歌Op.3
ヴァヒド・カデム=ミサーク(指&Vn*)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ

録音:(1)2020 年8 月8、9 日、(2)2019 年9 月15 日、(3)(4)2019 年8 月3、4 日、アルテンブルク修道院
ウィーン・トーンキュンストラーOのコンサート・マスターでもあるヴァヒド・カデ ム=ミサークが率いているアカデミア・アレグロ・ヴィーヴォの最新録音。 1枚目はベートーヴェン。クロイツェル・ソナタの伴奏を弦楽アンサンブルに編曲したも ので、意外なほど曲想に合っています。NAXOS でも同様の編曲が出ていましたが編 曲者が異なり、聴き比べてみるのも一興。交響曲はキレのある演奏ですが、モダン楽 器の長所を生かしたようなツヤのある音色で嫌味のない演奏に好感が持てます。 2枚目はバルトークとヤナーチェクという民族的でありながら尖った作品を演奏。やは りキレの良い演奏は気持ち良い。


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