湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報5


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



ARTACT
AR-002(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」ヘ長調 op.24
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 op.30-3
ネマニャ・ラドゥロヴィッチ(Vn)
スーザン・マノフ(P)

録音:2008年7月(ライヴ
パワフルな表現と、決して乱れることのないテクニック、そして甘い音色でファンを虜にしているラドゥロヴィッチ待望の最新盤はベートー ヴェン。耳に吸いついてくるような少しコケティッシュで美しい音色、躍動感と瑞々しさに満ちた歌がなんとも魅力的です。ピアニストを務 めるのはスーザン・マノフ。室内楽の分野で活躍めざましく世界中のアーティストから篤い信頼を寄せられているマノフのサポートが光りま す。ライヴ録音ならではの熱に満ち、それでいて驚異的なまでに完璧な仕上がりに、ラドゥロヴィッチの底知れぬ才能と実力を感じます。 (Ki)

STUDIO FROHLA
GAIA-CD010(1CD)
税込定価
大樹の雫
クライスラー:美しきロスマリンop.55-4
 中国の太鼓op.3
ジョン・ケージ:夜想曲
ヴィエニャフスキ:グノーの「ファウスト」の主題による幻想曲op.20
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」ト長調op.78
J・シュトラウス:ピチカート・ポルカ(多重録音)
石亀協子(Vn)、中川賢一(P)

録音:2010年2月9日、16日/三鷹市芸術文化センター風のホール
石亀協子のデビュー・アルバム。振幅の大きい旋律の歌い方、スケールの大きな音楽作り、ひたむきで瑞々しい感性に彩られた音色、そして確かな技巧で聴き手を感動させます。聴き手の感情にすっと入りこんできて聴き手を魅了します。ジョン・ケージでは出身地・秋田県の世界遺産である白神山地の大樹の下で撮影されたジャケット写真からも石亀の大らかな人柄が伝わってきます。アルバムタイトルの通り、神秘的な森に育まれた大樹を思わせるおおらかな石亀の魅力が詰まった1枚です。
■石亀協子(ヴァイオリン)
秋田市出身。桐朋女子高等学校音楽科を卒業後に留学。ウィーン国立音楽大学にてライナー・キュッヘル氏に、ドイツ・リューベック国立音楽大学シュムエル・アシュケナージ氏に師事、5年間に渡り研鑽を積む。ミケランジェロ・アバド国際バイオリンコンクールにて最高位、他国内外のコンクールにて多数入賞。ヨーロッパ、アメリカ各地でソロリサイタルをはじめ多くの室内楽等のコンサートに出演。ソリストとして仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団等と共演。ザルツブルク音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、宮崎国際音楽祭など国内外の多数の音楽祭に参加。現在は、テレビ、雑誌、新聞等各メディアにも取り上げられ、ソロ、室内楽を中心に多方面に亘り活動する一方、後進の指導にもあたっている。トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズメンバー。加藤道子、鷲見健彰、徳永二男、江口有香、小林健次、篠崎史紀、ミハエラ・マーティン各氏に師事。

STUDIOFROHLA
BB-2105(1CD)
税込定価
Happy-Go-Lucky!
E.クック:Bolivar
J.G.ロパルツ:小品変ホ短調
中村典子:ガンジン・ウェイ
スッペ:君にバラを〜『ボッカチオ』より
ミレッカー:深紅のバラ〜オペレッタ『ガスパローネ』より
ドゥメルスマン:序奏とポロネーズop.30
ブルーメ:‘ハイク’パーミュテーションズ
ヨルゲンセン:組曲作品22
シューベルト:鳩の使い〜歌曲集『白鳥の歌』より

■ボーナス・トラック
クラーク:いとこたち
バグダサリアン:シマリスの歌
田中宏史(Tb)
近藤麻由(P)
田中紫織(マリンバ、パーカッション)、
平田慎(バスTb)、
藤島謙冶(Tp)、野々山未帆(P)
録音:2009年11月5,6日/2007年5月3日、2010年4月4日
名古屋フィルハーモニー交響楽団の首席トロンボーン奏者、田中宏史のアルバム。濃厚な旋律美に溢れたロパルツ作品や、ドゥメルスマンの超絶技巧作品など、田中の実力が遺憾なく発揮された演奏には圧倒されます。また、委嘱作品も多数含んでいるのも興味深いところ。中村典子の「ガンジン・ウェイ」は、鑑真にまつわる作品。鑑真が6度目の渡航で日本に渡ったことに因み、「6」という数字をキーに中国的な雰囲気の響きの中曲が進みます。ブルーメの‘ハイク’・パーミュテーションズでは、ジャズを思わせる軽快なパッセージを響かせます。トロンボーンとは思えないような甘やかな音色、揺るぎないテクニックと抜群の音程感覚など、田中の魅力のすべてがあますところなくおさめられています。★元フィラデルフィア管弦楽団のトロンボーン奏者で、現インディアナ大学教授のM.D.ステュワート氏は「HIROSHIが素晴らしいCDを創りあげた。非常に音楽性の高いトロンボーンの演奏に加え、素晴しい音色と躍動的な演奏スタイルが聴かれる。よく知られた作品から今回のプロジェクトの為に委嘱されたものが加えられ、多様性と創造性がうかがえる。更に、様々な手法によるアンサンブルが色彩感を高め、心から楽しめるCDに仕上がっている。」という賛辞を寄せています。 (Ki)

ジェイズ・ミュージック
JMCC-20217
税込定価
「死と乙女」〜クァルテット・エクセルシオ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 D.810「死と乙女」
クァルテット・エクセルシオ【西野ゆか(Vn)、山田百子(Vn)、吉田有紀子(Va)、大友肇(Vc)】

録音:2010年4月、7月,入善コスモホール
結成17年。国内の常設カルテットとしては、今や若手ナンバーワンの名前を欲しいままにしているエクセルシオ。待望のセカンド・アルバムです。今回は難曲「死と乙女」に挑戦。瑞々しい迫力に満ちあふれています。芳醇で上品な仕上がりとなっている「ラズモフスキー 第3番」と共に、聴き応えのある1枚に仕上がっています。
2000年、第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールにて最高位受賞、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。また、2009年には第19回新日鐵音楽賞を受賞。
「エクの演奏は、構築とダイナミズム、響きの色彩が鮮やかに融合し、恐るべきファンタジーが紡がれていくのである。そして何よりもエクの美意識の高さに驚かされているのだ。」(真嶋雄大)
ジェイズ・ミュージック
JMCC-20206
税込定価
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番Op.74「ハープ」
シャリーノ:弦楽四重奏曲 第7番(世界初録音)
ディーリアス:弦楽四重奏曲「去りゆくツバメ」
(ボーナス・トラック,幸松肇:4つの日本民謡第1集より)
クァルテット・エクセルシオ
クァルテット・エクセルシオの第1弾CDです。弊社で取り扱うことになりました。現在のエクセルシオの原点ともいえる1枚。エクセルシオの伝説はここから始まりました。

Intim
IMCD-104(1CD)
【未案内旧譜】
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
フジタ・ピアノトリオ
〔 藤田ありさ(Vn)、藤田ほのか(Vc)、藤田めぐみ(P)〕
スウェーデンを拠点として北欧を中心に活躍する藤田三姉妹のアンサンブル、フジタ・ピアノ・トリオのショスタコーヴィチ&ラヴェル。日本語解説付き。

ICN POLYART
ICN-028(1CD)
【未案内旧譜】
The Eight of Us and Time ...
ヘンリー・マンシーニ/V・コゼル編):酒とバラの日々
ジェローム・カーン/J・ドジェヴィコフスキー編):ロング・アゴー
J・シヴァーチェク/V・コゼル編):今は五月
M・ドゥハーチ/J・ドジェヴィコフスキー編):ビルベリーパイの時間
ヴァーノン・デューク/V・コゼル編):パリの四月
ポール・マッカートニー/V・コゼル編):イエスタデイ
A・インドラ/J・ドジェヴィコフスキー編):時計は眠っている
ジーン・デ・ポール/カレル・ルージチカ編):今夜教えて
セロニアス・モンク/ルドルフ・ロクル編):ラウンド・ミッドナイト
カレル・ルージチカ:雨の四月
ジーン・デ・ポール/カレル・ルージチカ編):四月の思い出
ジルベール・ベコー/P・ヴィエトロヴェツ編):そして今は
J・モラヴェツ/J・ドジェヴィコフスキー編):十二月と雪
プレツ・トロンボーン八重奏団
[ズデニェク・プレツ、スヴァトプルク・コシュヴァネツ、イヴァン・マチェイチェク、ロスラフ・コジェルフ、ベドジフ・ベラーネク、他]
カレル・ルージチカ(P) 他
プラハ・ストリングス・オヴ・イジー・スヴォボダ

録音:1985-1986年、スタジオ・カリンA
ポピュラー・スタイルの演奏です。

JK XXI
JKXXI-0078-2(1CD)
ヤン・クルサーク(1934-):モノローグ
GaDe(ヴァイオリンの為の幻想曲(1996/2003)*
チェンバロの為のパルティータ ト長調(1957)+
プリアペイア(オーボエの為の;1986)#
可動・不動(オルガンの為の;1991)**
Ubi vult(ヴィオラ独奏の為の;1987)++
ピアノの為のポルカとトッカティーナ(1956)##
ピアノの為の3つの練習曲(1957)##
ラダ・フェドロヴァー(Vn)*
シルヴィア・ゲオルギエヴァ(Cemb)+
ヴィレーム・ヴェヴェルカ(Ob)#*
ヤン・ホラ(Org)**
イトカ・ホスプロヴァー(Va)++
ルツィエ・カウツカー(P)#*

録音:2009年7月19日*、9月2日##、オロモウツ(チェコ)、レドゥタ・ホール(*/##)
2009年7月29-30日+、6月30日(#/++)、
プラハ、ルドルフィヌム、スク・ホール(+/#/++)
2009年10月3日、プラハ、音楽アカデミー、マルティヌー・ホール**

STUDIO MATOUS
MK-0807-2(1CD)
ハイドン、メンデルスゾーン、スク:弦楽四重奏曲集
ハイドン:弦楽四重奏曲ト短調「騎手」Op.74-3 Hob.III:74/3
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲ヘ短調Op.80
ヨセフ・スーク:コラール「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲Op.35
グラッフェSQ
[シュチェパーン・グラッフェ、ルカーシュ・ベドナジーク(Vn)、ルカーシュ・ツィブルスキ(Va) ミハル・フレニョ(Vc) ]

録音:2009年6月13-14日、11月7日、ブラサチツェ(チェコ)、洗礼者聖ヤン教会

MUSIC VARS
VA-0136-2
【未案内旧譜】
20世紀チェコ作曲家のチェロ作品集
ルボシュ・スルカ(1928-):チェロ・ソナタ(1956)
ヤロスラフ・ジートキー(1897-1956):チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.2(1923)
ルボシュ・スルカ:D-S-C-H(チェロとピアノの為の;1976)
 二羽のナイチンゲールの為の鳥籠(チェロとピアノの為の;1986)
 チェロとピアノの為の2つのコンポジション(1989)
 ヤロスラフ・イェジェクの記念に(2つのチェロとピアノの為の;1988)
イジー・ホシェク(Vc)
ダミニカ・ホシュコヴァー(Vc)*
ルジェク・シャバカ(P)

録音:2001年5月13-14日、プラハ音楽アカデミー、マルティヌー・ホール
ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951)に師事したジートキーと彼の教え子スルカの作品。

2L
2L-71SACD(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.4「ハープ」
アルネ・ヌールハイム:弦楽四重奏曲(1956)
バルトーク:弦楽四重奏曲第3番Sz8
エンゲゴールQ【アルヴィド・エンゲゴール(Vn)、アトレ・スポンベルグ(Vn)、ジュリエット・ジョプリング(Va)、ヤン=エーリク・グスタフソン(Vc)】

録音:2009年4月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音:モッテン・リンドベルグ、
録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ
5.1surround/stereo/66’31
スタンダードのレパートリーに現代ノルウェーの作品を加えた、アルヴィド・エンゲゴールをリーダーとする四重奏団のシリーズ。ハイドン、ライフ・スールベリ、グリーグの弦楽四重奏曲(2L53SACD)に次ぐ第2集では、ベートーヴェンの「ハープ」、バルトークの第3番、そしてノルウェー音楽のモダニズム運動の導き役を務めたアルネ・ヌールハイム(1931-2010)の作品が演奏されます。1956年の弦楽四重奏曲はノールハイムが「エッセイ」(1954)と「エピグラム」(1955)につづいて弦楽四重奏のために書いた作品です。"光と闇"の「即興曲風のレント」、無窮動の「間奏曲」、暗い色彩の「墓碑銘」の3楽章。自由な調性で、表現的な音世界を実現した作品です。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.207001(7CD)
ホルンボー:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番Op.46
弦楽四重奏曲第3番Op.48
弦楽四重奏曲第4番Op.63
弦楽四重奏曲第2番Op.47
弦楽四重奏曲第5番Op.66
弦楽四重奏曲第6番Op.78
弦楽四重奏曲第7番Op.86
弦楽四重奏曲第8番Op.87
弦楽四重奏曲第9番Op.92
弦楽四重奏曲第10番Op.102
弦楽四重奏曲第11番Op.111
弦楽四重奏曲第12番Op.116
弦楽四重奏曲第13番Op.124
弦楽四重奏曲第14番Op.125
弦楽四重奏曲第15番Op.135
弦楽四重奏曲第17番Op.152「マッティナータ」
弦楽四重奏曲第19番Op.156「セレナータ」
弦楽四重奏曲第20番Op.160「ノットゥルノ」
弦楽四重奏曲第16番Op.146
弦楽四重奏曲第18番Op.153「ジョルナータ」
群れOp.190B
クァルテット・セレーノ(遺作)
コントラQ

録音:1992年-2000年
デンマーク、ホーセンス出身の作曲家ホルンボーの弦楽四重奏曲を全てお聴きいただくBOXです。王立デンマーク音楽院で学ぶも、ルーマニア人のピアニスト、メータ・グラフと結婚したことでルーマニアの音楽にも深い関心を持ったのです。作品の上にも反映され、この弦楽四重奏曲も、初期の作品にはどことなく東欧の雰囲気が漂っていたりします。全体的には「新古典主義」の音楽の範疇に入る作風で、決して美しいと言うわけではないのですが、妙に耳に残るメロディが多く、「もう一度聴いてみたい」と思わせる曲ばかりです。コントラ四重奏団の解釈は唯一無比のものです。

LIR Classics
LIR-020(1CD)
サムシング・ボロウ〜金管五重奏のための音楽
ダウランド&ファン・エイク&ウルフ:ラクリメ
アラウホ(ウルフ編):バッタリア
ラヴェル(ミラー編):マザー・グース組曲
ブリテン(ハッサン編):イギリス民謡による組曲
ワーロック(ボスウェル編):カプリオル組曲
ヘスフォード:サムシング・ボロウ
アーバン(ウルフ編):ノルマによる変奏曲
マックスウェル:スパイキー・エアー
マルディ・ブラス
マルディ・ブラスは、1992年にロンドンの王立音楽大学で学ぶ新進気鋭の金管奏者たちによって結成されたイギリスの金管五重奏団。ダウランドの「ラクリメ」や、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」を金管五重奏用にアレンジ&演奏してしまうというチャレンジ精神が頼もしい。演奏も安定感抜群。

Brass Classics
BC-3011(1CD)
チューバギリティ〜ベースライン・エンジアリング
キング・クリムゾン(ガンディ編):21世紀のスキッツォイド・マン
ハロルド:チューバムス
ガンディ:チューバとマリンバ、ピアノのための「幻想協奏曲」
ハロルド:ビースティー
シフリン(オニール編):エンター・ザ・ドラゴン
ヘーゼルハース(オニール編):アーユー・ビーイン・サーヴドゥ
ジョンソン(オニール編):ニュー・アベンジャーズ
キングスリー:ポップコーン
矢部直&松浦俊夫:プラネット・プラン
ニック・エスリッジ(Tub)、
チューバギリティ・プロジェクトのメンバーたち
チューバギリティは、イギリスのマルチ・チュービスト、ニック・エスリッジが立ち上げたチューバのためのプロジェクト。低音楽器の雄チューバとファンク、ビッグバンド・ジャズ、プログレをクロスオーヴァーさせるなど、チューバの持つ可能性の極限を追求した意欲作です。

POLYMNIE
POL-510136(1CD)
ショーソン:ヴァイオリンとピアノ弦楽四重奏のためのコンセールニ長調Op.21、
いくつかの舞曲Op.26、詩曲Op.25
ジェラール・プーレ(Vn)、ニ・パスカル(P)、ベネムQ
20世紀が始まる少し前に世を去った19世紀末人、ショーソン!フランクの弟子で後期ロマン派形式の上にフランスのエスプリと甘美で官能的な叙情性をたたえた作風はフランス音楽ファンにはたまらないものがあります。ショーソンの代表作である「詩曲」と「コンセール」をフランス・ヴァイオリン界の至宝、ジェラール・プーレがエスプリ豊かに歌い上げております。ちなみにプーレの父親、ガストンはドビュッシーのヴァイオリン・ソナタをドビュッシー自身のピアノで初演した人です。  (Ki)
POLYMNIE
POL-210441(1CD)
コープランド:ヴァイオリン・ソナタ、アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第4番
エイミー・ビーチ:ヴァイオリン・ソナタOp.34、ノエル・リー:対話、ヴァイオリン独奏のためのオブリーク
ジェラール・プーレ(Vn) ノエル・リー(P)
ノエル・リーも実は中国、南京生まれではありますがインディアナ州に育ったアメリカ人のピアニスト、作曲家なのでした。現在はパリ在住。プーレの音楽性がフランス音楽だけのものではないということを知らしめる興味深いCDと申せましょう。ビーチの作品は世界初録音。  (Ki)
PARATY
PARATY-307112(1CD)
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ.ニ長調BWV1028/ト長調BWV1027/ト短調BWV1029、
イタリア協奏曲BWV971、無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011〜前奏曲、ソナタ変ホ長調BWV1031〜シチリアーナ
エマヌエッレ・ギグ(Vada Gamba)、ブルーノ・プロコピオ(Cemb)
日本語解説付。プロコピオは1976年ブラジル生まれのチェンバリスト。フランスでクリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに師事し、今最も注目されるチェンバリストといわれる。  (Ki)

ECM
476-6280[EC](1CD)
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第3巻(作品5)〜ソナタ第8番ニ長調、
ソナタ第7番イ短調、ソナタ第1番イ長調、ソナタ第3番ホ短調、ソナタ第4番変ロ長調
ジョン・ホロウェイ(Vn)、ヤープ・テル・リンデン(Vc)、ラース・ウルリク・モーテンセン(Cemb)
録音:2006年11月27〜29日 ザンクト・ゲロルト修道院 ,オーストリア
音楽への深い造詣で知られる名ヴァイオリニストのホロウェイ。彼が愛してやまないバロック時代の偉大なヴァイオリニスト兼作曲家の中から、今回は18世紀フランスを代表するヴァイオリニストで、フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者でもあるルクレールのソナタ集をご紹介します。ホロウェイの美しくしなやかな演奏(5曲)に耳を傾けながら、彼自身による充実した解説文が掲載されたライナーノートも是非ご覧ください。

Audiomax
703-1515-2(1CD)
ウィーン
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331《トルコ行進曲付き》/パガニーニ:ポラッカ
モンティ:チャルダッシュ/モーツァルト:歌劇《魔笛》〜3つのアリア/J・シュトラウス:アンネン・ポルカ
J・シュトラウスT世:夜うぐいすのワルツOp.82/シューベルト:夕べのセレナード、おやすみ
デュオ・メランジュ〔アルムート・ウンガー(Fl&ピッコロ)、トーマス・ラウケル(マリンバ)〕
録音:2006年10月
ともにソリスト、室内楽奏者として活動するフルート奏者ウンガーと打楽器奏者ラウケルが1998年に結成したデュオ・メランジュは、フルートとマリンバという異色の組み合わせによるドイツのアンサンブル。ウィーンにまつわる作曲家たちの作品をアレンジしたこのアルバムは、モーツァルトの「トルコ行進曲」で始まりモンティの「チャルダッシュ」を経てシューベルトの「おやすみ」で締め括られるなど、演奏と合わせてプログラミングもGood。

NBE Live
NBECD-021(1CD)
悲しみのゴンドラ
リスト:おお悲しみよ(キューレン編)/尼僧院の僧房(キューレン編)/ゆりかごの歌(ワーヘマンス編)/暗い雲(シェーンベルガー編)/パレストリーナによるミゼレーレ(シェーンベルガー編)/調性のないバガテル(ワーヘマンス編)/泣き、嘆き、悲しみ、おののき(ワーヘマンス編)/悲しみのゴンドラ第2番(スミルノフ編)/水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ(スミルノフ編)/おお悲しみよ(キューレン編)
オランダ管楽アンサンブル
2007年10月28日のライヴ
モーツァルトの"グラン・パルティータ"といった超名曲の録音や、斬新な発想から生まれるジャンルの壁を取り払ったコンサートなど変幻自在の活躍で新たな道を突き進む名門オランダ管楽アンサンブル。リストのコンサートでは湖上に浮かぶゴンドラの映像をスクリーンに映しながら演奏を行うなど、新時代のオランダ管楽アンサンブルが持つ無尽蔵のアイディアに圧倒させられるます。

クリエイティヴ・コア
CCMA-003(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 Op.97 「大公」、
ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16*、ピアノと弦楽のための四重奏曲変ホ長調 Op.16
トッパンホール アンサンブル[久保田 巧(Vn)、林峰男(Vc)、清水和音(P)、吉井瑞穂(Ob)、四戸世紀(Cl)、西條貴人(Hrn)、ギヨーム・サンタナ(Fg)、鈴木学(Va)
録音:2007年5月20日、 2008年3月5日 トッパンホール* (ライヴ)
国内外の選りすぐりのアーティストたちが集結し、室内楽の精髄を余すところなく披露する。その珠 玉の演奏会から、ベートーヴェンの名室内楽作品をお届けします。日本音楽界の中核を担う久保田巧・林峰男・清水和音のトリオが見事 なアンサンブルを展開するピアノ・トリオ「大公」。Disc2 は、マーラー室内管で大活躍の吉井瑞穂や、読響の首席、四戸世紀など管の名 手たちが一堂に会した「五重奏曲」と、同曲をベートーヴェン自身が弦楽とピアノのために編曲した「四重奏曲」を収めるという、まさ に創意に満ちた選曲です。   (Ki)
クリエイティヴ・コア
CCMA-005(1CD)
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
トッパンホール アンサンブル[ライナー・クスマウル(Vn)、小林秀子(Va)、ティボル・ベーニ(Vc)、渡辺克也(Ob)、四戸世紀(Cl)、田島高宏(Vn)]
録音:2007年10月23日 トッパンホール(ライヴ)
名人芸が炸裂する< トッパンホール アンサンブル>。その珠玉の演奏会を収めたライヴ・シリーズの第4 集は、アバド時代のベルリン・ フィルでコンサート・マスターとして活躍したライナー・クスマウルが登場。室内楽でも抜きんでた実力と経験を有する名ヴァイオリン 奏者のリードを得て、理想的なアンサンブルが実現しました。ベルリン・ドイツ・オペラ管の首席、渡辺克也や読響の首席である四戸世 紀が、最上のサポートを得ながら紡ぎだす、モーツァルト&ブラームスの不滅の室内楽盤の登場です。
クリエイティヴ・コア
CCAD-026(1CD)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
変ロ長調K.502/ホ長調K.542/ハ短調K.548
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)、若松夏美(Vn)鈴木秀美(Vc)
録音:2007年5月24-26日 秩父ミューズパーク音楽堂
高い評価を得たモーツァルト:ピアノ作品集(CCAD027)と同時期録音。世界に誇るオリジナル楽器の名手、鈴木秀美と若松夏美がフォルテピアノの名匠ホッホランドを迎え、古雅な華やぎと、心に沁みる愉悦に彩られたモーツァルト円熟の小宇宙を、余すことなく奏でる至福の楽興の時。   (Ki)

Zappel Music
ZM-0011(1CD)
ベース・インスティンクト〜イルージョニスタ
ペーター・ヘルベルト:フィナーレ、オイディプス組曲、ミ/スクリ・スヴェリソン:サマー・スター・ウォーター/ペーター・ヘルベルト:ヴェルローレン/ゲルハルト・ムートシュピール:カブール/バルバラ・ブルックミュラー:イリュージョニスタ/ペーター・ヘルベルト:K4
ベース・インスティンクト〔ゲルハルト・ムートシュピール(Cb)、ジナ・シュヴァルツ(Cb)、ヘルベルト・マイヤー(Cb)、ペーター・ヘルベルト(Cb)、ティモシー・デュニン(Cb)、エルンスト・ヴァイセンシュタイナー(Cb)〕
録音:2007年1月29日〜31日&6月1日〜2日、ウィーン
「ベース・インスティンクト」とは、ウィーン・フィルの首席奏者マイヤー、ウィーン響の首席奏者ヴァイセンシュタイナー、ウィーン・フォルクスオーパー管の首席奏者ムートシュピール、グラーツ響とウィーン・フィルのメンバーとして活躍したデュニン、2007年にオーストリアの権威あるハンス・コラー賞を受賞した期待の女流奏者シュヴァルツ、作曲、演奏など様々ジャンルをハイレベルでこなすオーストリア屈指のマルチプレーヤー、ヘルベルトといった6人のコントラバス奏者が名を連ねる驚異のコントラバス・アンサンブル。2007年6月に行ったニューヨーク公演で大成功を収めた「ベース・インスティンクト」は、アメリカの"Allaboutjazz.com"で2007年にニューヨークで演奏されたベスト・パフォーマンス100に選出されるなど、欧米に"低音"旋風を巻き起こしています。メンバーのペーター・ヘルベルトが書いたクロスオーヴァー作品を中心としたこの「イルージョニスタ」には、普段は縁の下の力持ちという印象の強い"低音"が持つ新たな可能性と魅力がギッシリ!"低音"の凄さ、面白さを伝えてくれる画期的なアルバムです。  (0808)
Jecklin
JS-303-2
フンメル:フルート,チェロとピアノのための三重奏曲Op.78/
リース:フルート,チェロとピアノのための三重奏曲変ホ長調Op.63/
クーラウ:無伴奏フルートのための3つの奇想曲Op.10/
ドゥセック:フルート,チェロとピアノのためのソナタヘ長調Op.35
ブリジット・クロンイェーガー(Fl)、ヨハネス・デゲン(Vc)、アンドレ・デスポンズ(P)
録音:1994年6月
フルートが美しく活躍するベートーヴェンと同世代の作曲家たちによる室内楽作品集。ブリジット・クロンイェーガーは、チューリッヒ音楽院で名匠アンドレ・ジョネに師事したスイスの女流フルート奏者。1980年から90年までアマティ弦楽四重奏団に所属していたチェリストのヨハネス・デゲン、室内楽奏者として高い評価を得ているアンドレ・デスポンズとのトリオで、古典派からロマン派にかけての室内楽作品をじっくりと聴かせてくれます  (0808)

2L
2L-53SACD(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲第79番ニ長調Hob.III/79 Op.76-5、ライフ・スールベリ(1914-):弦楽四重奏曲ロ短調(1945)、グリーグ:弦楽四重奏曲ト短調Op.27
エンゲゴールQ[アルヴィド・エンゲゴール(Vn)、アトレ・スポンベルグ(Vn)、ジュリエット・ジョプリング(Va)、ヤン=エーリク・グスタフソン(Vc)]
録音:2007年10月 ヤール教会(オスロ、ノルウェー)
ノルウェー、ロフォーテンのある白夜の日、ふたりの音楽家を軸に新しい弦楽四重奏団の結成が決まりました。ザルツブルクのカメラータ・アカデミカのコンサートマスター、オルランド四重奏団リーダーを務めたアルヴィド・エンゲゴール。ニュー・ヘルシンキ弦楽四重奏団で演奏したヤン=エーリク・グスタフソン。ノルウェー放送管弦楽団コンサートマスターのアトレ・スポンベルグとイギリスからジュリエット・ジョプリングが参加することになり、2006年、エンゲゴール四重奏団が発足。ベルゲン国際フェスティヴァルとオスロ室内楽フェスティヴァルをはじめとする国内の音楽祭に参加しています。「ラルゴ」の名で知られているハイドンの弦楽四重奏曲、グリーグ唯一の弦楽四重奏曲、そして94年に冬季オリンピックが行われたリレハンメル在住の作曲家兼オルガニスト、ライフ・スールベリを収録。スールベリのロ短調の四重奏曲は、作曲者と親交のあったヒンダル四重奏団の委嘱により1945年に作曲されました。同世代のモダニスト作曲家の音楽から遠く離れた調的語法で書かれた、伝統的、古典的ソナタ形式の作品。録音に先立ってエンゲゴール四重奏団は、この曲をスールベリの自宅で演奏。解釈上の細かい指示を受け、作曲者からのお墨付きを得ています。   (0808Ki)

BOHEMIA MUSIC
BM-0048-2(1CD)
20世紀のクラリネット
メシアン:世の終わりのための四重奏曲(*)、ヤン・リフリク:フルートとクラリネットのための家庭音楽(+)、カレル・レイマル:2つの四分音クラリネットのための3つの二重奏曲(#)
ミラン・コストフリス(Cl)、J・コズデルコヴァー(P)*、A・ノヴァーク(Vn)*、J・シュトロス(Vc)*、A・コストフリゾヴァー(Fl)+、J・クラトフヴィル(Cl)#
録音:1992年以前?
プラハのスメタナ劇場管弦楽団首席奏者(1945-1980)、プラハ音楽院教授(1945-1982)等を務めたチェコのクラリネット奏者ミラン・コストフリス(1911-1998)の没後10年記念盤。
BOHEMIA MUSIC
BM-0074(1CD)
プラハ・チェロ・ファミリー スイス・リサイタル 2006
モーツァルト:四重奏曲ト長調、ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ、バッハ:アリア、ドヴォルザーク:マズレク ホ短調 Op.49、ヤン・イジー・ベンダ(1686-1757):グラーヴェ、チャイコフスキー:奇想的小品 Op.62、オタカル・シェフチーク(1852-1934):Holka modrooka Op.10(*)、ダヴィト・ポッパー:ハンガリー狂詩曲、マリア・テレジア・フォン・パラディス(1759-1824):シシリエンヌ(*)
プラハ・チェロ・ファミリー[ハナ・コチー、ヴラダン・コチー、ルツィエ・コチー、トマーシュ・コチー(Vc)、カテジナ・エングリホヴァー(Hp)*]
プラハ音楽院教授を務め録音も多いヴラダンと妻ハナ、息子トマーシュ(1985-)と娘ルツィエ(1991-)のコチー一家によるチェロ四重奏団。
MPAC CLASSICS
MP-0002-2(1CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69、チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1、チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ミハル・カニュカ(Vc)、ヤロミール・クレパーチ(P)
録音:1992年3、5月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ

CLARTON
CQ-0081-2(1CD)
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
ヤナーチェクSQ[ミロシュ・ヴァチェク(第1Vn)、ヴィチェスラフ・ザヴァディリーク(第2Vn)、ラディスラフ・キセラーク(Va)、ブジェチスラフ・ヴィビーラル(Vc)]、イトカ・モラヴツォヴァー、アルフレト・ストレイチェク(朗読)
録音:2007年9月12-13日、チェコ、フルディム、会議堂
ヤナーチェクと彼が思いを寄せた38歳年下の若き人妻カミラ・シュテスロヴァーの間で交わされた書簡からの抜粋が、第1楽章の前後と第4楽章の前に朗読されます。
ARSIS
ARSIS-4220(1CD)
ピアノ三重奏曲集
ハイドン:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Hob.XV:29)、クレメンティ:ピアノ三重奏曲ヘ長調 Op.27 No.1、モーツァルト:ピアノ三重奏曲変ロ長調 K.502
アカデーミア・ムジチ・デイ・ルーミ[カルメン・レオーニ(フォルテピアノ)、オビディウ・シンボティン(Vn)、ダニエーレ・ボーヴォ(Vc)]
録音:2007年2月21-24日、イタリア、ピアチェンツァ県コルテマッジョーレ、 市立エレオノーラ・ドゥーゼ劇場
アカデーミア・ムジチ・デイ・ルーミはカルメン・レオーニとダニエーレ・ボーヴォにより創設された、イタリアのヴェローナに本拠を置くピリオド楽器アンサンブル。

Marc Aurel Editon
MA-SA-024(1SACD)
ヘンデル:リコーダーのためのソナタ集
トリオ・ソナタ ハ短調Op.2-1a,HWV.386a/ソナタ ニ短調HWV.367a/ソナタ ヘ長調Op.1-11,HWV.369/ソナタ変ロ長調HWV.377/ソナタ イ短調Op.1-4,HWV.362/ソナタ ハ長調Op.1-7,HWV.365/ソナタ ト短調Op.1-2,HWV.360/トリオ・ソナタ ヘ長調Op.2-4,HWV.389
ドロテー・オベルリンガー(リコーダー)、アンサンブル1700
1997年にSRP・Moeck国際リコーダー・コンクールでの優勝をきっかけとして世界有数の女流リコーダー奏者としての地位を築いた1969年アーヘン出身のドロテー・オベルリンガー。「MA 20024」としてリリースされているヘンデルの作品集が今回SACD Hybrid盤でも登場。リコーダー・ファン要チェック。
LIR Classics
LIR-015(1CD)
サムシング・ニュー〜金管五重奏のための近現代作品集
ヘスフォード:チャックス・ビッグ・リープス/ナイマン:マスク・アリア/バック:ロンドと舞曲/マッケイブ:ホーク・イン・ウインター・ライト/ワディントン:4つの小品
マルディ・ブラス
録音:2007年1月6日〜9日
「5人の金管楽器奏者のための5人の作曲家による5つの作品」を収録した金管五重奏のための新しい作品集。マイケル・ナイマンやジョン・マッケイブなど大物作曲家の作品など、新たなレパートリーの発掘に役立つことも間違いなし。マルディ・ブラスはロンドンの王立音楽院に在籍する学生たちによって1992年に結成された金管五重奏団。脈々と続くイギリスの伝統を受け継ぐ若き奏者たちによるアンサンブルの実力はまさに一級品。

Natives
CDNAT-09(1CD)
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ イ短調RV.44、イ長調、変ロ長調RV.47、ト短調RV.42、変ホ長調RV.39、ホ短調RV.40/イ短調RV.43/変ロ長調RV.45/ヘ長調RV.41/変ロ長調RV.46
フィリップ・フロン(チェロ・アッリングレーゼ)、ラクリメ・コンソート
ブリュッセル王立音楽院では重鎮ヴィーラント・クイケンの下で研鑽を積み、クイケン後の世代を担う逸材として師からも大きな期待を寄せられているフィリップ・フロンのマラン・マレの作品集に続く二作目は、ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集。このヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集、明らかに通常のチェロとは音色が異なるのは研究に研究を重ねて再現にたどり着いた「チェロ・アッリングレーゼ」を用いているため。ここでの研究の結論として再現された楽器は、CD-1で聴くことの出来る5本のガット弦と7本の金属製の共鳴弦を張った楽器、CD-2で聴くことの出来る5本のガット弦と12本の金属製の共鳴弦を張った楽器の2種類。ヴィヴァルディのチェロ協奏曲に指定がありながら、現在も謎のベールに包まれ様々な説が存在する「チェロ・アッリングレーゼ」。1つの研究成果から生まれた音色に耳を傾けてみてください。

NBE Live
NBECD-020(CD+DVD)
オランダ管楽アンサンブル〜夜
ピート・シーガー:花はどこへ行った/伝承曲:Gedonder in de glazen!/コール・ポーター:I get a kick out of you/ウィル・グレゴリー:Interference/マールテン・スプルイト:Tango seduccion/ファリャ:ナナ/コダーイ::戦争とナポレオンの敗北/ハンス・ヨアヒム・バッハ:ヨハンナ、口笛は吹ける?/アントニオ・マセード:カンタ・カンタ・アミーゴ・カンタ/ジョン・アダムズ:ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン/ブルックナー:ロクス・イステ/デイヴィッド・ドラム:ナイトメア#9/他 全21曲
オランダ管楽アンサンブル
仰天のニューイヤー・コンサート!オランダの名門アンサンブル、オランダ管楽アンサンブルが2008年1月1日にアムステルダムのコンセルトヘボウで開催した仰天のニューイヤー・コンサートの模様を収録したライヴ録音。現在のオランダ管楽アンサンブルも、オーボエのバート・シュニーマンやトランペットのアンドレ・フーヴェルマン(ロッテルダム・フィル首席)、トロンボーンのブラント・アッテマ(オランダ放送フィル)、アレクサンダー・ヴァービーク(ロッテルダム・フィル首席)などこれまで以上にツワモノ揃い。クラシックあり、ジャズあり、民族音楽あり、ポップスあり、とジャンルの枠は完全に撤去。PAを駆使した演出、熱唱するヴォーカル、炸裂するブラス&パーカッション、熱狂する観衆(ブックにはホールに枕が飛び交う写真も)・・・こんなニューイヤー・コンサートを元旦に生中継で見てみたいかも!?
※コンサートの模様を収録したDVD-VideoはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤー以外では再生が出来ません。ご注意下さい。
Campanella Musica
C-130151(1CD)
ロマン派の変遷
クルークハルト:5つの幻想小曲集《あしの歌》/ニールセン:カント・セリオーソ、ロマンスとユモレスク/ヘルツォーゲンベルク:3つの伝説Op.62/ライネッケ:夜想曲Op.112、オーボエ,ホルンとピアノのための三重奏曲イ短調Op.188
ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob)、ジェラール・コセ(Va)、ラドヴァン・ヴラトコヴチ(Hrn)、ヴァディム・グラドコフ(P)
ニールセン、ライネッケという管楽器奏者にはお馴染みの作曲家、クルークハルトや近年再評価が進むヘルツォーゲンベルクなどバラエティに富んだロマン派の室内楽作品を収録。オーボエのシェレンベルガーはもちろんのこと、その長いキャリアで積み重ねられたコネクションを最大限に活用した豪華アーティスト陣も見逃せない。フランスの名手ジェラール・コセ、既に伝説的奏者としてホルン関係者の間で崇められているヴラトコヴィチの参加はシェレンベルガーだからこそと言えるでしょう。
Campanella Musica
C-130144(1CD)
ソロ
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8/リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ/クルターク:5つの小品、ピリンスキ・ヤーノシュ〜ジェラール・ド・ネルヴァル/コダーイ:チェロ・ソナタOp.4/ミクロス・ローザ:無伴奏チェロのための《トッカータ・カプリチョーザ》
ルートヴィヒ・クヴァント(Vc)、マルクス・ベッカー(P)
ベルリン・フィルに第1ソロ奏者として在籍中のチェリスト、ルートヴィヒ・クヴァントのソロ・アルバム。フルトヴェングラー時代のソロ奏者アルトゥール・トレスターからチェロを学んだクヴァントは1991年にベルリン・フィルに入団。1993年にソロ奏者に昇格し、1996年にはアバド指揮のベルリン・フィルをバックにショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番を演奏するなど現在のベルリン・フィルの低弦セクションを支える重要な役割を担っています。コダーイを中心としたソロ・アルバムの説得力は抜群。レーガーの鬼、マルクス・ベッカーのサポートも強力。

Skivbolaget
IBSN-2007(1CD)
ナディール
クリストス・ハツィス:ナディール/ファン・エイク:鐘は鳴り響き、Blydschap van myn vliedt/廣瀬量平:瞑想曲/吉嶺史晴:無題/佐藤聰明:風の曲/ヌッチオ・ダンジェロ:アルバ/イスマーニ:Forkroppsligad/作曲者不詳:イン・プロ
カタリナ・ウィデル(リコーダー)、クリストファー・オーマン(Va)、アンデルス・エムテル(G)、ゴラン・マンソン(perc)
既にヘルシンボリ響やドロットニングホルム・バロック・アンサンブルなどと共演を果たしているカタリナ・ウィデルは、2008年4月にスウェーデンの「ソロ・プライズ・アウォード」でファイナル進出を果たすなどメキメキと頭角を現してきた若きリコーダー奏者。日本人作曲家の作品、ファン・エイクの作品などプログラムもしっかりと練られています。
FLORA
FLORA-0906(1CD)
モーツァルト:フォルテピアノとヴァイオリンのためのソナタ集
ソナタ ハ長調 K.303、ソナタ変ロ長調 K.378、フランスの歌「ああ、私は恋人をなくした」の主題(アンダンティーノ)による6つの変奏曲 K.360、ソナタ変ロ長調 K.454
フランソワ・フェルナンデス(Vn)、ボヤン・ヴォデニチャロフ(フォルテピアノ)
録音:2006年6月、ベルギー、ブラ=シュル=リエンヌ
『ハイドン:ピアノ三重奏曲集』(FLORA 0805)で共演していたフェルナンデスとヴォデニチャロフのデュオが登場。現在ベルギーのブリュッセル音楽院教授を務めているヴォデニチャロフ(1960年、ブルガリア生まれ)は寺神戸亮(ヴァイオリン)のデュオ・パートナーとしても知られています。
FLORA
FLORA-1607(1CD)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲ト短調 K.478、ピアノ四重奏曲変ホ長調 K.493
ボヤン・ヴォデニチャロフ(フォルテピアノ)、寺神戸亮(Vn)、フランソワ・フェルナンデス(Va)、ライナー・ツィパーリング(Vc)
録音:2007年10月10-13日、ベルギー、ブラ=シュル=リエンヌ
なんとヴァイオリンに寺神戸亮を迎えた充実の四重奏。寺神戸氏の公式ウェブサイトに記載されていましたので、お待ちのファンの方も多いと思われます。

NUMERICA
NUM-1164(1CD)
伝説の再評価
バルトーク:コントラスト(1938)(*)、メシアン:世の終わりのための四重奏曲(+)
エザート・アンサンブル[カルロス・ピサッラ・アルヴェス(Cl)*、ダニエル・ローランド(Vn)*、カトリーヌ・ストリンクス(Vc)、カイオ・パガーノ(P)*、パウロ・セルジオ・ギマランイス・アルヴァレス(P)+]
録音:ポルトガル、パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー・ホール

エクステンション
NATSU-0203(1CD)
税込定価
カフェ・プーランク
サティ:ヴェクサシオン、
プーランク:夜想曲(第1,3,4,7,8番)、メランコリー、ノヴレット第3番(ファリャの主題による)、フルートとピアノのためのソナタ、3つの小品、ピアノ,オーボエ,バソンのための三重奏曲、即興曲第14番/第15番「エディット・ピアフ讃」
神武夏子(P)、斉藤歩(Fl)、辻功(Ob)、太田茂(Fg)
フランス6人組ピアニスト・神武夏子によるプーランクの作品を特集した2枚目のアルバム。「のだめカンタービレ」でおなじみであった「ピアノ、オーボエ、バソンのための三重奏曲」を収録。フルートに若手フルーティスト斉藤歩氏を起用、オーボエ辻功氏、ファゴットに太田茂氏の両名手との競演による名演が聴ける1枚。前作「Cafedessix」とは少し雰囲気の違うプーランク特有のキラキラとしたピアニスティックなサウンドが心地よいアルバムに仕上がっている。前作同様J-WAVE(81.3FM)プロデューサー持田騎一郎氏、サウンドディレクターは元EMIミュージックジャパンの河田為雄氏の手によるもの。渋谷カフェ・アプレミディ店主で世界一のコンピ数の実績を作り続けているDJの橋本徹氏推薦のアルバム。
◆神武夏子(こうたけなつこ、ピアノ)
大学を卒業後フランスへ留学。帰国後、フランス6人組の作品を演奏するグループ「有終のオルフェたち」の一員として活動。その後独立し、1999年、プーランク生誕100年記念コンサートを主催。以降、リサイタル、サロンコンサート、ラジオを通じて6人組の音楽の紹介に努めている。そのユニークな活動は音楽界に限らず山口昌男氏、中村真一郎氏などの文化人や写真家・都築響一氏らの賛同を得て現在に至る。また、詩人・藤富保男氏と「詩を奏でる」を各地で公演するほか、子供のためのコンサート(絵本朗読とサロンコンサート)も開催している。

MA Recordings
M-076A(1CD)
バッハ:オルガン小曲集(オルゲルビュヒライン)
いざ来ませ,異邦人の救い主BWV599(2Ver.)、
神よ汝の慈しみによりてBWV600、主キリスト神の独り子BWV601、
全能の神に讃美あれBWV602、みどり児ベツレヘムに生まれぬBWV603、
讃美を受けたまえ汝イエス・キリストよBWV604、かくも喜びに満てるこの日BWV605、
高き天よりわれは来たれりBWV606、天より御使の軍勢来たりBWV607、
甘き喜びに包まれBWV608、神を讃えまつれ,汝らキリストの徒よ,こぞりてBWV609、
イエスよわが喜びBWV610、キリストをわれらさやけく頌め讃うべしBWV611、
われらキリストの徒に今や喜び来たれりBWV612、
われとともに神の慈しみを讃えよBWV613、古き年は過ぎ去りぬBWV614、
汝にこそ喜びありBWV615、平安と歓喜もてわれはいまBWV616、
主なる神よ,いざ天の扉を開きたまえBWV617、おお神の小羊罪なくしてBWV618、
キリストよ汝神の小羊BWV619、われらに救いを賜うキリストはBWV620、
イエス十字架につけられたまいし時BWV621、おお人よ汝の大いなる罪を悲しめBWV622、
主イエス・キリストよ,われら汝に感謝すBWV623、
神よ,われを助けて成させたまえBWV624、キリストは死の縄目につながれたりBWV625、
われらの救い主なるイエス・キリストはBWV626、キリストは甦りたまえりBWV627、
聖なるキリストは甦りたまえりBWV628、栄光の日は現れたりBWV629、
今日神の御子は勝利の凱旋をなしたもうBWV630、来ませ造り主なる聖霊の神よBWV631、
主イエス・キリストよ,われらを顧みてBWV632、
いと尊きイエスよ,われらはここに集いてBWV634(2Ver.)、これぞ聖なる十戒BWV635、
天にましますわれらの父よBWV636、アダムの堕落によりてことごとく腐れたりBWV637、
われらに救いの来たれるはBWV638、われ汝に呼ばわる主イエス・キリストよBWV639、
われは汝に依り頼む,主よBWV640、われら悩みの極みにありてBWV641、
尊き御神の統べしらすままにまつろいBWV642(3Ver.)、人はみな死すべきさだめBWV643、
ああ,いかにはかなくいかにむなしきBWV644(全49トラック)
アンサンブル・マレノストルム[アンドレア・デ・カルロ、レオナルド・ガルシア・アラルコン(ポルタティーフOrg/エテンヌ・ドゥベジュ製作)、マーティン・ツェラー(バロックVc)、セリーヌ・シェーン(S)、モニカ・パストゥルニク(アーチLute)、セルジオ・アルバレス(Gamb)、ブライアン・フランクリン(Gamb)、シモン・ボーモンBoy-S)]
J.S.バッハの名作オルガン小曲集は賛美歌(コラール)に基づき、当時の教会歴に倣って編曲されています。演奏者には楽譜上だけでは捕らえきれない深い音楽的アプローチ、熟考が必要となります。アンサンブル・マレノストルムのリーダー、アンドレア・デ・カルロは原歌詞と賛美歌について、また他のオルガン作品、カンタータとの関連性を検証し作品によっては数パターンの演奏を考え出し収録しています。演奏はMARecordingsではお馴染みのマーティン・ツェラーやリチェルカーレ・コンソートのメンバーでありジョルジュ・サヴァールとも共演するなど古楽界では引っ張りだこのソプラノ、セリーヌ・シェーンなど実力者揃い。レオナルド・ガルシア・アラルコンが演奏するポルタティーフ・オルガンは携帯用パイプオルガン。右手で鍵盤を、左手で鍵盤の裏側にあるフィゴを動かし空気を送り込みます。ベルギーのオルガン製作家エテンヌ・ドゥベジュによる中型の楽器を使用しています。  (Ki)
King International
KDC-19(1CD)
街の歌〜アリスタ・トリオのアンコール集
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調「街の歌」、シューベルト:ノットゥルノ変ホ長調 D.897、リスト(作曲者編):ハンガリー狂詩曲第9番、サン=サーンス(アレックス・フレイザー編):白鳥、クライスラー(作曲者編):ウィーン風小行進曲、シンコペーション、ヴィクター・ハーバート:セレナーデ、ヨゼフ・スーク:エレジー、幸松肇編曲:ピアノ・トリオのための「八木節」
アリスタ・トリオ[鳥羽泰子(P)、ダニエル・フロシャウアー(Vn)、ラファエル・フリーダー(Vc)]
録音:2008年2月/ウィーン
アリスタ・トリオは音楽の感動をよりきめ細かく味わい深いものにしてくれます。技術的完璧さもさることながら音楽の大きな流れを常に大切にしているという芸術体験を必ずされますこと間違いありません。/クレメンス・ヘルスベルグ(ウィーン・フィル団長)   (Ki)

Brass Classics
BC-3008(1CD)
ワン・クリア・コール〜チューバのための新しい作品集
デイヴィッド・パウエル:オン・ザ・クリア・コール/ショスタコーヴィチ(ミラー編):前奏曲組曲/ベンジャミン・エリン:ダマス/G・マーラー(エドニー編):3つの歌曲/ジョン・オニール編曲:ザ・バンド・フロム・アンクル
ニック・エスリッジ(Tub)、40人のイギリスの若手奏者たち
ロンドンのトリニティ・カレッジで研鑽を積み、ギリシャのアテネ国立管弦楽団で首席チューバ奏者を務めたイギリスのチュービスト、ニック・エスリッジをフューチャーしたチューバによるチューバのための作品集。エスリッジがこのレコーディングのために立ち上げたプロジェクト「チューバギリティ」に賛同した40人の若き実力者たちが集まり実現した「ワン・クリア・コール」は、既存のスタイルにとらわれない斬新な編成による作品が特徴的。チューバを主役に据えたアンサンブルのための新しいレパートリーが目白押しの1枚!

CFM
CFM-37(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番、ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op1-1、ユン・イサン:ピアノ三重奏曲
キム・トリオ[キム・ナヨン(P)、キム・テヒュン(Vn)、キム・チヨン(Vc)]
キム・トリオは、2000年に結成された韓国出身の姉妹の団体です。主にドイツ、オーストリアで活動し、2005年メンデルスゾーン賞を受賞しています。当盤からも分かる様に、幅広い年代の作品をレパートリーとしており、古くはJ・ハイドン、新しいものでは20世紀のユン・イサンの作品があります。全体的に流れる様な演奏が印象的で、今後の活躍が期待されます。

Deux-Elles
DXL-923(1CD)
ゴーベール:ロマンティックな小品
フルート・ソナタ/同第2番/同第3番/マドリガル/オリエンタル/3つの水彩画/ロマンティックな小品
キャスリン・トーマス(Fl)、リチャード・ショウ(P)、フォーブ・スコット(Vc)
録音:2000年
自身もフルートの名手であり、現在のフルート奏者にとっても外すことのできない重要なレパートリーを生み出したフィリップ・ゴーベールのフルート作品集。3つのソナタ、ロマンティックな小品、活躍するイギリスの若手女流フルート奏者。20世紀フランス作品を得意としており、このゴーベールも各メディアから高い評価を受けています。

EIGEN ART
10140[EI]
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」、メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20
カメラータ・フレーデン[Adrian Adlam, Gabrielle Shek, Carmine Lauri, Takane Funatsu(Vn)、Marjolein Dispa, Satu Vaananen(Va)、Alastair Blayden,Michael Dispa(Vc)]
録音: 1996年録音
カメラータ・フレーデン(CAMERATA FREDEN)は、ドイツのフレーデンで毎年開かれるインターナショナル音楽祭で結成された若手を中心としたアンサンブル。TACETグループならではの音の良さも加わり、躍動感あるすがすがしい演奏です。
Bella Musica
BM-31.2408(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1《幽霊》/創作主題による14の変奏曲変ホ長調Op.44/ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2
アルカディア・トリオ
1978年にケルン音楽大学で学んでいた3人のアーティストたちによって結成されたピアノ・トリオ「アルカディア・トリオ」によるベートーヴェンの第4集。ハイドンから近現代の作品を得意としており、感情豊かでメリハリのついたベートーヴェンも高い評価を受けています。

BERLIN CLASSICS
BC-0014062(1CD)
ホルンとオルガンのための作品集
クレープス、フィンガー、ホミリウス、ヴィヴィアーニ、プーランク、クロルの作品
ペーター・ダム(Hrn)、ハンス=ユルゲン・ショルツェ(Org)
Lira Classica
LCCD-40.103(1CD)
フランチェスコ・モリーノへのオマージュ
フランチェスコ・モリーノ(1775-1847):夜想曲 Op.38/3つの二重奏曲 Op.16/夜想曲 Op.37/3つの二重奏曲 Op.61/夜想曲 Op.39
ジャンニ・ビオコンティノ(Fl)、アントネッロ・ギドーニ(G)
録音:1997年11月15-16日、イタリア、ピエモンテ州アスティ県モンカルヴォ
フランチェスコ・モリーノはピエモンテ地方の音楽一家に生まれたイタリアのギタリスト・ヴァイオリニスト・作曲家。50歳でパリに移住しソルやカルッリと同時期にギタリストとして活躍しパリに没しました。ギターを含む作品を数多く残しています。
Lira Classica
LRCD-089(1CD)
ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーニ(1763-1842):フラウト・トラヴェルソとピアノのためのソナタ集
チェンバロまたはピアノとフルートの伴奏のためのソナタ ト長調 Op.32 No.3、フォルテとフルートのオブリガートのための3つのお気に入りのソナタ Op.33〜第1番ニ長調/第2番ト長調/第3番ハ長調
マリオ・ラッキーニ(フラウト・トラヴェルソ)(*)、キアラ・ニコラ(卓上フォルテピアノ)(+)  ※使用楽器:1994年、ルドルフ・トゥッツ製(モデル:1780年頃アウグスト・グレンザー製)(*)、1799年頃ライリー製(イングリッシュ・メカニック)(+)
ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーニは南チロル地方のロヴェレートに生まれ、ナポリ、パリ、ロンドン等で活躍しロンドンに没した作曲家・音楽理論家・声楽教師。オペラ・声楽の分野でも成功が目立ちましたが、ヴァイオリンまたはフルートを伴うソナタも40曲以上残しています。
Lira Classica
LRCD-097(1CD)
フランコ・マルゴーラ(1908-1992):フルートとギターのための音楽
ソナタ dC211/5つの印象 dC698/フルートとギターのために dC684/フルートとギターのために dC686/マルチェッタ dC701/第7のソナタ dC266/スピリトゥオーソ dC709/ソナタ dC708/アレグロ dC695/アンダテ dC696/モデラート dC703/モデラート dC704/モデラート dC702/ヴィヴァーチェ dC710/夜の歌とアレグロ dC229/指示無しの曲 dC691/指示無しの曲 dC689/アンダンテ dC697/ソナタ第9番 dC707
サブリーナ・ピシアーリ(Fl)、グレゴリオ・アルトゥンギ(G)
フランコ・マルゴーラはブレーシャ近郊に生まれ、カゼッラらに師事したイタリアの作曲家。作品の中では2曲の「子供のための協奏曲」が比較的知られているようですが、オペラ(1つだけ書いたようです)にも前衛にも背を向けて前時代的な器楽曲を書き続けたため、異色ながら地味な存在として扱われる点は否めません。しかし、その音楽そのものの美しさに気付いた演奏家によって少しずつ録音が増えてきています。当アルバムの選曲はもはやマニアックな領域に踏み込んでいるかもしれませんが、そこに魅力を感じるリスナーもいらっしゃるに違いありません。もちろんフルート・ファン、ギター・ファンならばチェックでしょう。
Lira Classica
LRCD-093(1CD)
アジムート弦楽四重奏団
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番、ハイドン:弦楽四重奏曲ハ長調 Op.74 No.1、ウェーベルン:緩徐楽章
アジムートSQ
録音:2001年、MAPスタジオ
Lira Classica
LRCD-108(1CD)
デュオ・ザッパ.マイノルフィ/ベルリン・フィルハーモニー・デビュー・リサイタル
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ Op.119、ヤナーチェク:おとぎ話、ショパン:チェロ・ソナタ Op.65、バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番 BWV1028〜アンダンテ
デュオ・ザッパ=マイノルフィ[マッティア・ザッパ(Vc)、マッシミリアーノ・マイノルフィ(P)]
録音:2003年4月11日、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール、ライヴ
ニューヨークのジュリアード音楽院に学んでいた二人のイタリア人演奏家が1994年に結成したデュオです。

MWIZARD
MWCN 10907(1CD)
税込定価
バッハ(グノー編):アヴェ・マリア、ピアソラ:鮫、ズィーツィンスキー:ウィーンわが夢の街、メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op49、エルガー:朝の歌、カッチーニ:アヴェ・マリア
石田泰尚(Vn)、村井将(Vc)、下森佳津美(P)

Studio Principium
PS-010-2(1CD)
ギターとヴィオラによる南北アメリカの音
ピアソラ:タンゴの歴史、エグベルト・ジスモンチ(1947-):シガーナ/セントラル・ギター、ラダメス・ニャターリ[ジナッタリ](1906-1988):ソナタ、オファー・ベン=アモツ(1955-):アヴィグドルへの手紙、ピアソラ:タンゴ第2番
ペトル・サイドル(G)、ミラン・ジェハーク(Va)
録音:2005年?、プラハ、スタジオ・プリンチピウム
Studio Principium
PS-011-2(1CD)
プラハ・ギター・クァルテット
ラヴェル:道化師の朝の歌、ヤナーチェク:草陰の小道を通って、プロコフィエフ:ロメオとジュリエット、グリーグ:ペール・ギュント(組曲)、フォーレ:パヴァーヌ
プラハ・ギター・クァルテット[マレク・ヴェレミーンスキー、ヴァーツラフ・クチェラ、ヤン・トゥラーチェク、マルチン・サウエル(G)]
録音:2005年、プラハ、スタジオ・プリンチピウム
1984年にプラハ音楽院で結成されたクァルテット。
スロヴァキア音楽財団
SF-0045(1CD)
ヨゼフ・ポトプロツキー(1944-):室内楽作品集
5つの管楽器のためのディヴェルティメント Op.10(1969)(*)
弦楽四重奏曲第1番 Op.15(1972)(+)
小協奏曲(アコーディオンとピアノのための版;2000)Op.32a(#)
弦楽四重奏曲第3番「バルトークへのオマージュ」Op.27(1981)(+)
シオンをよめたたえよ(オルガンのためのコラール瞑想曲)Op.44(2000)(**)
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管楽五重奏団*、コシツェSQ+、マーリア・コルマノヴァー(アコーディオン)#、イヴァン・ブッファ(P)#、イヴァン・ソコル(Org)**
ヨゼフ・ポトプロツキーはスロヴァキア東部のジャカロヴツェに生まれ、コシツェ音楽院でユライ・ハトリークに、ブラチスラヴァ芸術大学でヤーン・ツィッケルとアレクサンデル・モイゼスに師事、その後コシツェ音楽院作曲科設置にあたり科長に任命され、以来その地位にあります。
TOMMU
TOMMU-610244-2(1CD)
56ストリングス・コンサート〜バロックからジャズまで
ジョゼフ・F・ラム(1887-1960):ボヘミアン・ラグ、ユリウス・クレンゲル(1859-1933):12のチェロのための讃歌、ガブリエリ:無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第7番ニ短調、ジャン・バリエール(1705-1747):チェロ・ソナタ第4番ト長調、ストラデッラ:3声のシンフォニア ニ長調、ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番(*)、ヤロスラフ・イェジェク(1906-1942):ブガティステップ、ヘンリー・マンシーニ:子象の行進、ヤロスラフ・イェジェク:V dome strasi duch/Nebe na zemi、S・ジョプリン:エンターテイナー
オストラヴァ・ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団の14人のチェリストたち、ズザナ・フィシェロヴァー(S)*
録音:2005年、チェコ放送オストラヴァ支局スタジオ

Jecklin
J-4406-2(1CD)
イグナツ・ホルツバウアー(1711−1783):フルート,オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラ,ファゴットとコントラバスのための《3つの夜想曲》
ヴィンタートゥーア・バロック五重奏団、ルドルフ・ウェーバー(Va)、ルドルフ・フレイ(Cb)
録音:1969年
18世紀のマインハイム楽派で作曲家、指揮者、そしてマンハイム宮廷の楽長という重役を務めたホルツバウアーの室内楽作品。木管とチェンバロによるスイスのピリオド・アンサンブルの音色が18世紀の香りを放っています。
Jecklin
JS-301-2(1CD)
ヴェルナー・ヴェールリ(1892−1944):弦楽四重奏曲ト長調Op.8/三重奏曲Op.11-3/弦楽四重奏曲変ロ長調Op.37/チェロ・ソナタ ニ長調Op.47
オイラーSQ、グナール・ラーセン(Vn)、ヤコブ・ヘフティ(Hrn)、アンネ・デ・ダデルセン(P)、ゲルハルト・パウリカ(Vc)
録音:1989年、1992年
スイスのアーラウに生まれたヴェールリは1914年に弦楽四重奏曲第1番でモーツァルト賞に輝いた近代スイスの作曲家。後期ロマン派の流れを取り入れながらも新たな時代へと進んだ作曲者の人生が見えてくるようなディスクです。

ARSIS
ARSIS-4205(1CD)
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ ト短調 BWV1029(*)/幻想曲ハ短調 BWV906/ソナタ ト長調 BWV1027(*)/半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903/ソナタ ニ長調 BWV1028(*)
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*、アルベルト・マルティネス・モリーナ(Cemb)
録音:2004年10月、スペイン、ウエスカ県アルケサール、聖ミゲル教会
ファーミ・アルクアイは1976年スペインのセビーリャに生まれ、ベントゥーラ・リコ、パオロ・パンドルフォ(バーゼルのスコラ・カントールム)、ヴィットリオ・ギエルミ(ルガーノのスヴィツェーラ=イタリアーナ音楽院)に師事。ジョルディ・サバール主宰のエスペリオンXXIおよびル・コンセール・デ・ナシオン、ヴィットリオ・ギエルミ主宰のイル・スオナール・パルランテに参加、ビセンテ・パリーリャ主宰のモーレ・イスパーノの創設メンバーに名を連ね、2001年には自ら主宰するアッカデーミア・デル・ピアチェーレを創設しています。
アルベルト・マルティネス・モリーナは1971年マドリードに生まれ、同地の王立高等音楽院を卒業後デイヴィッド・ロブロウ(ロンドンのギルドホール音楽演劇学校)、リチャード・エガー(アムステルダムのスウェーリンク音楽院)に師事。ヒポカンプスの創設メンバー名を連ねる他、当アルシス・レーベルでの活躍が際立っています。
ブックレット記載の解説を執筆したのは二人の師であるギエルミとエガー。愛弟子に寄せる信頼がうかがわれます。

Cavalli
CCD-289(1CD)
ベートーヴェン:ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカウベス》の主題による12の変奏曲ト長調WoO.45/チェロ・ソナタ ヘ長調Op.17(原曲:ホルン・ソナタ)/モーツァルトの歌劇《魔笛》の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46/3つの二重奏曲WoO.27/モーツァルトの歌劇《魔笛》の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66
レベッカ・ラスト(Vc)、フリードリッヒ・エーデルマン(Fg)、フレデリック・ブルム(P)
巨匠ジュリーニ、チェリビダッケから称賛を受けイスラエル・フィル在籍時にはメータ、バレンボイムの下で活躍したカリフォルニア出身の女流チェリスト、レベッカ・ラストの最新盤はベートーヴェン。モーツァルトとヘンデルの主題による変奏曲に加えて収録されたソナタの原曲はホルンのために書かれた作品。チェロの音色で聴くホルン・ソナタも味わい深いものがあります。夫君であり元ミュンヘン・フィルの主席奏者としてチェリビダッケのタクトの下で活動してきたエーデルマンとの「3つの二重奏曲WoO.27」では、一糸乱れぬデュオを聴かせてくれます。なお「《ユダス・マカウベス》の主題による12の変奏曲」は夫妻と親交の厚かった元京大教授中村行宏氏の退官を記念して録音が行われました。

Deux-Elles
DXL-1025(1CD)
20世紀の木管五重奏曲集
イベール:3つの小品/ベリオ:作品番号獣番(オーパス・ナンバー・ズー)/リゲティ:6つのバガテル/F・ファルカシュ:17世紀の古いハンガリー舞曲/E・カーラパトーソ:5つの悲歌/ヒンデミット:小室内音楽/N・ハーラム:舞踏組曲
ガリアード・アンサンブル
録音:2000年10月
イベールやファルカシュなど日本でも頻繁に演奏される定番作品から、内容、タイトルともにユニークなベリオの「作品番号獣番(オーパス・ナンバー・ズー)」など豊富なプログラムで楽しめるアルバム。演奏の水準も非常に高く、アンサンブル・コンテストの参考演奏としてもピッタリ。ガリアード・アンサンブルは1993年にイギリスの王立音楽院の学生によって結成された木管五重奏団。BBCラジオ3のヤング・アーティスト・フォーラムやメイジー・ルイス・アーティスト・アウォードを授与されるなど今後の活躍が注目されています。
キャンディッド
CAND-7001(1CD)
税込価格
フランク:ヴァイオリン・ソナタ、モーツァルト(F.クライスラー編):ロンド〜「ハフナー・セレナード」より、スコット(F.クライスラー編):蓮の国、クライスラー:愛の悲しみ、中国の太鼓
西田博(Vn)、紫垣英二(P)
録音::2007年8月3日海老名市文化会館 小ホール
クーベリック、ベーム、マゼール、チェリビダッケ、クライバー…。ヨーロッパでコンサートマスターとして数々の巨匠と共に演奏し、日本では東京交響楽団などでコンサートマスターとしてはもちろん、各地でソリスト等幅広く活躍する西田博氏の新録音。多彩な音色を持つ気鋭のピアニスト、紫垣英二氏とともに熱く謳いあげます。
●西田 博(Hiroshi NISHIDA)Violin
東京藝術大学を経て同大学院修了。海野義雄氏等に師事。在院中、名古屋フィルハーモニー交響楽団や山形交響楽団のコンサートマスターを務める。
1974年渡欧。H.シェリング、T.ヴァルガ、W.シュナイダーハンの各氏に師事。76年、W.サヴァリッシュ氏の推挙によりバイエルン州立歌劇場管弦楽団に入団、R.クーベリック、C.ベーム、R.マゼール、S.チェリビダッケ、G.ショルティ、C.クライバー等巨匠の指揮の下で演奏する。79年にはC.エッシェンバッハ氏に迎えられ、ラインランド・プファルツ州立フィルハーモニーオーケストラの第一コンサートマスターに就任、ソリストとしてヨーロッパ各地で同団と共演する。1989年に帰国し、94年まで東京交響楽団にて首席コンサートマスターを務める。現在までにソリストとしてモスクワ室内管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、マインツ室内管弦楽団等と共演、ソロ、室内楽、指揮など活発な活動を続け、CDもBMG、フォンテックからリリースしている。現在、洗足学園大学非常勤講師、東京ヴィヴァルディ合奏団ソロ・コンサートマスター、日本弦楽指導者協会常任理事。アマチュアオーケストラの発展にも情熱的に取り組み、後進の指導に力を注いでいる。
AEON
AE-0755(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1、2、3 番
テディ・パパヴラミ(Vn) フィリップ・ビアンコーニ(P)
録音:2007年5月24-27 日
その超絶技巧で聴衆を魅了するテディ・パパヴラミ。これまでAEON レーベルで発売されたJ.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのための ソナタ&パルティータ (AE 0535)とD. スカルラッティ:ソナタ集/ ヴァイオリン編曲版 (AE 0644)ではその奇才ぶりを発揮。均整の取 れた音楽性とコントロールされた表現力は、頭の良さを感じさせる切れのある演奏です。このブラームス:ヴァイオリン・ソナタは彼自 身2 度目の録音(LYRINXから発売/ 廃盤)。パパヴラミは最良のパートナー、フィリップ・ビアンコーニとともにブラームスの音楽 に真摯に語りかけ、音楽を紡ぎだしています。第3 番はブラームスらしい重厚さと劇的情感が打ち出された作品。パパヴラミの演奏は直 情的ではなく、抑制の効いた構築性、曇りのない美音の中に見え隠れする情感。やはり只者ではないと思わせる演奏です。

JAN KUBELIK SOCIETY
SJK-003(1CD)
チェコのヴァイオリン小品集
スメタナ:わが故郷より、ベンダ:ソナタ ト長調、ヤン・クーベリック:メロディー、女道化師、古い歌、フランチシェク・オンドジーチェク(1857-1922):舟歌 Op.1、スケルツォ・カプリチョーソ Op.18、フェルディナント・ラウプ(1832-1875):3つの小品 Op.14、セフ・スラヴィーク(フランチシェク・オンドジーチェク編):協奏曲イ短調、ドヴォルザーク:マズルカ Op.49
イトカ・ノヴァーコヴァー(Vn)、ヤルミラ・パノホヴァー(P)
録音:2004年、プラハ、ルドルフィヌム・スタジオ、スタジオ・リベレツ
イトカ・ノヴァーコヴァー(1959年生まれ)は15歳でプラハ音楽アカデミーに入学を許され、ヴァーツラフ・スニーチル[スニーティル]に師事、1981年にザグレブで行われたコンクールで3位入賞、翌年の入賞者演奏会においてコンクール審査委員長であったヘンリク・シェリングに高く評価されました。1982年にレコード・デビュー、現在はソロ活動の傍らプラハ音楽院で更新の指導にあたっています。
JAN KUBELIK SOCIETY
SJK-004(1CD)
ヤン・クーベリックへのオマージュ
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調 Op.21、ヤン・クーベリック:ヴァイオリン協奏曲第5番〜第2楽章、ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):即興曲 Op.154 Nos.1,2、ドヴォルザーク:ロマンス ヘ短調 Op.11、演奏会用ポロネーズ(クーベリック編)、パガニーニ(クーベリック編):ヴァイオリン協奏曲第1番〜第1楽章、ヤン・クーベリック:夜想曲、ドルドラ:マズルカ第1番 Op.22、ヤン・クーベリック:古い歌
ミロスラフ・ヴィリーメツ(Vn)、ヴラディスラフ・ヴィリーメツ(P)
録音:2005年12月6日、プラハ、ルドルフィヌム、スク・ホール、ライヴ
ヤン・クベリークの没後65年および生誕125年を記念して行われた演奏会のライヴ録音。ミロスラフ・ヴィリーメツ(1958年生まれ)はプラハ音楽アカデミーでヴァーツラフ・スニーチルに師事し、1982年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団に入団、1992年よりコンサートマスターを務めています。ヴラディスラフはミロスラフの弟で、兄弟はともにヤン・クベリーク協会の理事を務めています。

ブレーメン・ハウス
BHMST-0008(1CD)
税込定価
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヘ長調K.376、ト長調K.379、ホ短調K.304
ジョン・チャヌ(Vn)、矢島吹渉樹(P)
ジョン・チャヌと矢島吹渉樹の感性が、時に明るく、時にしっとりと響き合う究極の癒しの1枚。

ASV
GLD-4027(1CD)
ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調Op.20/セレナード ニ長調Op.25
アンサンブル360
平均年齢30歳未満というイギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」。BBCミュージック・マガジンで最高評価の五つ星を獲得した第1弾のモーツァルト、第2弾のシュポアに続く第3弾はベートーヴェンの不朽の名作2作品。
ASV
CDDCA-1186(1CD)
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番/ヴァイオリン・ソナタ(1892)
スザンヌ・スタンゼレイト(Vn)、グスタフ・フェーニョ(P)
スタンゼレイトはコーガン、ミルシテイン、パラシェフコフ、ヴェーグといった巨匠たちから直にヴァイオリンの教えを受けた女流ヴァイオリン奏者。2002年からはロンドン・カレッジ・ミュージック&メディアで弦楽部長を務めています。ここでは3曲のヴァイオリン・ソナタにディーリアスが30歳の時に作曲を行った通し番号なしのヴァイオリン・ソナタを加えた4作品を収録。

MA Recordings
MA-J505(1CD)
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番、ショーソン:ピアノ四重奏曲Op.30
ガブリエル・ピアノQ[金子陽子(P)、フランソワ・ソシャール(Vn)、マルク・デスモン(Va)、ルノー・ギユー(Vc)]
録音:2007年4月7日 東京文化会館小ホール(ライヴ)
2007年4月に5年ぶりの来日コンサートを行い、このアルバムはそのコンサートでのライヴ録音。珍しいピアノ四重奏の常設団体であ るがゆえ、稀にみるアンサンブルの美しさ、緻密さ、表現の豊かさに驚かされます。 ガブリエル・ピアノ四重奏団は、パリ音楽院の学生によって結成されて15 年以上、これまでに50 曲に及ぶレパートリーを発掘。録音は Maguelone、LYRINX レーベルから4 枚のアルバムをリリース。また創設メンバーでもある金子陽子はジョス・ファン・インマゼールと共演 するなど、精力的に活動を行っています。現メンバーでの演奏活動は2004 年から。注目の新メンバーはフランスの若い世代の音楽家のな かでも最も才能豊かな3人が加わり今後の活躍が大いに期待されます。 ガブリエル・ピアノ四重奏団としてはフォーレ、ショーソンの録音は2度目ですが、新メンバー加入後の録音はこのアルバムが初めて。 はっと息をのむような微妙な色彩の陰影、多彩な音色の変化が、巧みに録られた1枚です。

Hans Pizka Edition
HPEDVD-01(DVD)
デニス・ブレインの没後50年
ベートーヴェン:ホルン・ソナタOp.17
[その他のトラック]…news clips & pictures/Introduction(バリー・タックウエル)(11:52)/Introducing the horn(デニス・ブレイン)(2:36)/Bonus 1(14:04)/Bonus 2(20:10)/Bonus 3 Audio(1:52)
デニス・ブレイン(Hrn)、デニス・マシューズ(P)
収録時間間:72分
VOX
VBX-3(3CD)
モーツァルト:弦楽五重奏曲K. 174/K. 406/K. 515/K. 516/K. 593/K. 614
バルヒェットSQ、エミール・ケシンガー(Va)
録音:1950年代初頭 Gregory Squires Studios
700セット限定発売となります。

ACANTHUS
ACM-002(1CD)
ハンス・フーバー(1852-1921):「ルツェルン湖より」ワルツ、レントラー、メロディーとロマンス
ヴァイオリン、チェロとピアノ四手連弾のためのワルツ集 Op.27
チェロとピアノのための2つのロマンス Op.30(*)
10のレントラー「ルツェルン湖より」Op.47
ヴァイオリンとピアノのための3つのメロディー Op.49(*)
ヴァイオリン、チェロとピアノ四手連弾のためのワルツ集 Op.54
ルイス・パンティロン(Vn)、セバスティアン・サンジェル(Vc)、ピウス・ウレッヒ(P)、ドミニク・ドロン&ピウス・ウレッヒ・ピアノ・デュオ
録音:2003年1月24-26日、スイス、アールガウ州アーラウ、文化会議堂
ARSIS
ARSIS-4208(1CD)
チェロと通奏低音のためのソナタ集
ボッケリーニ:ソナタ イ長調 G.4、ポッレッティ(1709-1783):チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ト長調、ボッケリーニ:ソナタ ニ短調、ポッレッティ:チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ニ長調、ボッケリーニ:ソナタ 変ホ長調 N.26
イアゴバ・ファンロ(Vc)、アルベルト・マルティネス・モリーナ(Cemb)
録音:2006年9月、スペイン、マドリッド県ボアディーリャ・デル・モンテ、 ドン・ルイス親王宮、音楽の間
スペインで活躍した二人のイタリア人チェリスト兼作曲家を取り上げたアルバム。ポッレッティはナポリに生まれ、スペインに渡りマドリッドの王宮楽団の首席チェリストを務めました。彼の死後、娘がボッケリーニに嫁いだので二人は舅婿の関係になりますが、二人が知り合いであったかは確証がないそうです。イアゴバ・ファンロはロンドンの王立音楽アカデミーでジェニファー・ウォード・クラークに、ベルリン芸術大学でヴォルフガング・ベットヒャーに師事したスペインのチェリスト。名前が風変わりなのはバスク系だからでしょう。アルベルト・マルティネス・モリーナはリチャード・エガーらに師事したスペインのチェンバリストです。
ACANTHUS
ACANTHUS-20001(1CD)
レオポルト・モーツァルトのヴァイオリン
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.293d(305)/ニ長調 K.300l(306)/ホ短調 K.300c(304)/変ロ長調 K.454
マリア・バーダー=クビツェク(Vn)、リチャード・フラー(フォルテピアノ)
録音:2003年1月13-18日、古楽器博物館/使用ヴァイオリン:18世紀後半、ウィーンにて不詳作者製、仕様フォルテピアノ: 1794年、アウクスブルクまたはウィーン、シュタイン兄弟製
レオポルト・モーツァルトが所有していたヴァイオリンを用いて息子モーツァルトのソナタを演奏した興味深い録音。バーダー=クビツェクはコンツェントゥス・ムジクス・ウィーンとヨーロッパ室内管弦楽団に長く在籍しているオーストリアのヴァイオリニスト、フラーはアメリカ合衆国出身でウィーンで活躍する鍵盤楽器奏者です。
ACANTHUS
ACANTHUS-20003(1CD)
ロマンティック・ヴァイオリン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838)、シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.94、クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.22、アルベルト・ディートリヒ(1829-1908)、シューマン、ブラームス:F.A.E.ソナタ
セルジュ・ルカ(Vn)、ブライアン・コネリー(フォルテピアノ)
録音:2004年5月17-20日、古楽器博物館
ニコラウス・サヴィツキはポーランドの貴族の家に生まれ、学生時代にたまたま同居していた職人から父に内緒でヴァイオリン作りを教わり始め、道を定めて修行のためウィーン赴いたという異色のヴァイオリン製作家。その技術の高さはあのパガニーニが「天才」とにも賞賛するほどでした。セルジュ・ルカ(1943-)はルーマニアに生まれたイスラエルのヴァイオリニストで、現在アメリカ合衆国を本拠に活躍しています。彼は、ピリオド楽器を用いてJ・S・バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」を全曲録音した最初のヴァイオリニストとして知られていますが、非常に幅広いレパートリーの持ち主で、もちろんロマン派音楽も得意としています。合衆国デトロイト生まれのブライアン・コネリーは古楽と現代音楽を主要レパートリーとする鍵盤楽器奏者で、ヒューストンのシェファード音楽学校で教えるルカの同僚です。
ASV
GLD-4024(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2/同第4番イ短調Op.23/同第5番ヘ長調Op.24《春》/同第8番ト長調Op.30-3
ピーター・クロッパー(Vn)、マーティン・ロスコー(P)
惜しまれつつも解散となってしまったイギリスの誇る伝説の弦楽四重奏団「リンゼイズ」。そのリンゼイズの活動をリーダーとして支え続けてきたヴァイオリン奏者ピーター・クロッパーのベートーヴェン第2弾。

AEON
AE-0745(1CD)
リスト:チェロのための作品集
悲歌第1番(第1 版〜 Vc、P、ハープ、ハルモニウムのための)、悲歌第2番(チェロとピアノのための)、忘れられたロマンス(第3 版〜チェロとピアノのための)、眠られぬ夜(問いと答え)(デシャルム編)〜チェロとピアノ、おお汝いとしき宵の明星(レスリー・ハワード編)*〜チェロとピアノンネンヴェルトの僧房(チェロとピアノ)、トリスティア〜「オーベルマンの谷」より(ラッセン(1830-1894)リストの弟子編:ヴァイオリン、チェロとピアノのための)、オルフェ(サン=サーンス編)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)、コンソレーション第3番(デシャルム編/クラリネット、チェロとピアノのための)、悲しみのゴンドラ(チェロとピアノ)、暗い雲(チェロとピアノ)
アレクシス・デシャルム(Vc)、セバスティアン・ヴィシャール (P)、アンサンブル・クアレンド・インヴェニティエス
リストによる作品の中で、チェロのために書かれたもの、あるいはチェロとピアノのために編曲されたもの(リスト自身、あるいは他 者による)があつめられた一枚です。*はもともとはワーグナーのタンホイザー中の有名な「夕星の歌」。リストによるピアノ・ソロ編曲 は現存していますが、リストはチェロとピアノのためにもこの作品を編曲したとされています。楽譜はのこされていませんが、音楽学者 のレスリー・ハワードによって再現されたものです。コンソレーション第3番は、チェロ奏者デシャルム自身によって第3の楽器クラリ ネットが追加され、ますます色合いと香りを豊かにしています。「暗い雲」の重苦しい空気が終結部では無へと昇華される様が見事。晩年の作品がおさめられており、研ぎ澄まされた深い精神性、そして神秘的な和声をじっくりと聴かせる演奏となっています。
AEON
AE-0747(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲イ長調K.464、弦楽五重奏曲ニ長調K.593
ブレンターノSQ、Hsin-Yun Huang(Va)
薫り高いモーツァルトの「ハイドン・セット」からイ長調の薫り高い名曲と、「コジ・ファン・トゥッテ」のあとに書かれた弦楽五重奏 曲というなんともノーブルな組み合わせでの登場です。ブレンターノ弦楽四重奏団は、1992年に結成された団体。日本にも来日しており、 その甘やかな音色は多くファンを獲得するところとなっています。   (070731Ki)

Pro Musica
PPC-9035(1CD)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ全集
ゲイル・インゲ・ロツベルグ(Vn)、アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)
録音:1996年4月15日、23日、5月27日 アイスヴォル教会 (ノルウェー)
1865年、1867年、1887年。3曲のヴァイオリンソナタにはエドヴァルド・グリーグの作曲家としての展開と成長が示されています。 「素朴で、さまざまなモデルのある第1番、民族的な響きの第2番、より広い地平線をもつ第3番」 (グリーグ)。ゲイル・インゲ・ロ ツベルグ (1969-) はベルゲン・フィルハーモニックとノルウェー国立オペラ管弦楽団のコンサートマスター。オスロ弦楽四重奏団の メンバーです。グリーグのピアノ曲全集 (Naxos) を録音したアイナル・ステーン=ノクレベルグ(1944-)。グリーグの音楽への深い 造詣と愛情をもっていることは、彼の著書、邦訳が出版された「グリーグ全ピアノ作品演奏解釈」 (大束省三 訳) にも表れています。   (070719Ki)
Jecklin
JD-547-2(1CD)
シュポア:弦楽八重奏曲第1番ニ短調Op.65、ラフ:弦楽八重奏曲ハ長調Op.176
カンマームジカー・チューリッヒ
録音:1978年
ドイツのシュポア、スイスのラフが作曲した弦楽器のための八重奏曲をカップリング。特にヨアヒム・ラフは近年再評価が進んでいる作曲家なだけに、室内楽作品の演奏が聴けるのは嬉しいところ。イェックリン(Jecklin)の中心アーティストの1つカンマームジカー・チューリッヒの丁寧な演奏にも好印象が持てます。
Jecklin
J-4410-2(1CD)
デュオ・コンチェルタンテ
ロッシーニ:アンダンテとアレグロ ニ長調、幻想曲/ツェルニー:デュオ・コンチェルタンテOp.129/ドニゼッティ:ソナタ ハ長調/C・クロイツァー:ソナタ ト長調Op.65
ギュンター・ランペル(Fl)、シュテフィ・アンドレス(P)
録音:1977年
スイスのベルン音楽院では多くのフルート奏者を育て上げたギュンター・ランペルのソロ・アルバム。イタリアとドイツ語圏の作品をカップリングした作品集となっているます。

Resonance
CDRSB-404(5CD)
リンゼイズの芸術
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番《不協和音》、
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番《ロザムンデ》、
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調、
ハイドン:弦楽四重奏曲第68番変ホ長調Op.64-6、
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番、
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番《アメリカ》、
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番《セリオーソ》、
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調、
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》、
ティペット:弦楽四重奏曲第5番、
バルトーク:弦楽四重奏曲第6番、

リンゼイズ・ファイナル・コンサートのライヴ録音(ボーナス・ディスク)〜シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667《ます》、ブラームス:クラリネット五重奏曲
イギリスの弦楽四重奏を代表する存在として多大な足跡を残し、惜しまれつつも2005年7月にその活動に終止符を打ったリンゼイズ。引退までにASVレーベルへ行ってきた膨大な録音の中から選りすぐった11曲を1つにまとめたリンゼイズの集大成とも言えるボックス。

Jecklin
JD-554-2(1CD)
オンスロウ(1784−1853):大七重奏曲変ロ長調Op.79/木管五重奏曲へ長調Op.81-3
ヴェルナー・ベルトスヒ(P)、シュタルダー木管五重奏団、ルドルフ・フレイ(Cb)
録音:1979年
イギリスの下院議員だった父のフランスへの亡命によってオーヴェルニュで生まれたジョルジュ・オンスロウ。当時のドイツ語圏の作曲家たちに影響を与えたと言われており、収録の2作品はいずれもオンスロウの代表作として高く評価されてきたものです。
Jecklin
JD-560-2(1CD)
バセットホルンの黄金時代
F・ダンツィ:グランド・ソナタ へ長調Op.62/J・G・H・バッコフェン:コンチェルタンテOp.7/A・ビアハルター:変奏曲/メンデルスゾーン:コンツェルトシュトゥック第1番へ短調Op.113、同第2番ニ短調Op.114
ハンス・ルドルフ・シュタルダー(バセットホルン)、ズザナ・シロカイ(P)、ウルスラ・ホリガー(Hp)、アンドレアス・シュミット(Vc)、他
録音:1981年
18世紀後半から19世紀前半にかけて、バセットホルンのために作曲された5つの作品を収録したバセットホルンによるバセットホルンのための作品集。約30年にわたって名門チューリッヒ・トーンハレ管の首席クラリネット奏者を務めたシュタルダーの歌心が伝わってきます。
Jecklin
JD-548-2(1CD)
シュポア:ソナタ・コンチェルタンテ ト長調Op.115、ソナタ ハ短調/J・A・アモン:ソナタ 変ホ長調
マルティン・ウルリヒ・ゼン(Fl)、シャンタル・マチュー(Hp)
録音:1979年
ベルリン放送響の主席フルート奏者を務めたマルティン・ウルリヒ・ゼンのフルートによるハープとのデュオ・ソナタ集。
Resonance(ASV)
CDRSN-3103(1CD)
フルートとギターのためのラテン作品集
カステルヌーヴォー=テデスコ:ソナチナOp.205/P・ウゴレッティ:タンゴとカンツォーネ/ロドリーゴ:セレナータ、アリア・アンティグア/ヴィラ=ロボス:2つの練習曲、花の分布、ブラジル風バッハ第5番/ピアソラ:タンゴ・エチュード/イベール:間奏曲/R・ニャターリ:ソナチナ
ダニエレ・ルジェリ(Fl)、ピエロ・ボナグーリ(G)
世界初録音となったウゴレッティの作品を含んだフルートとギターのための作品が復刻リリース。
Caprice
CAP-21767(1CD)
ヤーコブ・コラーニー
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65/リゲティ:チェロ・ソナタ/ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ長調Op.38
ヤーコブ・コラーニー(Vc)、ペーテル・フリース・ユーハンソン(P)
王立スウェーデン音楽アカデミー、スウェーデン国立コンサート機関などが共同で2年に一度開催するスウェーデンの若いミュージシャンのためのコンペティション、ソロイスト賞の優勝者(2006年)ヤーコブ・コラーニーのソロ・アルバム。ドメニコ・モンタニャーナ(1742)のチェロで奏でられる演奏からは若き才能があふれ出しています。
Intim
IMCD-103(1CD)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40/ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
ダニエル・ブレンドゥルフ(Vc)、フランシスカ・スクーグ(P)、Zクヮルテット
ブレンドゥルフはウィーンでハインリヒ・シフを師と仰ぎ、ウィスペルウェイやペルガメンシコフ、ヘルメルソンなどの名手たちによる指導を受けてきたスウェーデンの若きチェリスト。ピアノのスクーグも13歳でヘルシンボリ響と共演を果たした若き注目株。
Acoustica
ACCD-1019(1CD)
スウェーデンの色彩
ブー・リンデ(1933−1970):ソナティナOp.15-2/ヒルディング・ルーセンベリ(1892−1985):組曲ニ長調Op.13/アラン・ペッテション(1911−1980):2つのエレジー、ロマンス (Romanza)/ペッテション=ベリエル(1867−1942):組曲Op.15/エミール・シェーグレン(1853−1918):ヴァイオリンソナタ第1番ト短調Op.19/リレ・ブルール・セーデルルンド(1912−1957):カンツォネッタ
カール=ウーヴェ・マンベリ(Vn)、ベンクト・フォシュベリ(P)
ストックホルム・フィルのコンサートマスターなどを歴任した重鎮マンベリと国際的な名声を勝ち得たピアニスト、フォシュベリのデュオによるスウェーデンの作品集。衰えぬ技術と老練な表現力が素晴らしい演奏を展開しています。

ROSA
RD-1391(1CD)
クラリネットとピアノのための作品集
ロッシーニ:序奏,主題と変奏曲、ゴベール(1879-1941):幻想曲、カリヴォダ(1801-1866):サロンの小品、ラヴェル:ハバネラ形式の小品、ドビュッシー:狂詩曲第1番、マルティヌー:ソナティナ、プーランク:ソナタ
ミラン・ジェジハ(Cl)、イレナ・チェルナー(P)
録音:2005年4月11-13日、プラハ、リヒテンシュタイン宮(プラハ音楽アカデミー)、ギャラリー・ホール
ミラン・ジェジハは1973年生まれのチェコのクラリネット奏者で、チェコ・フィルに定期的に客演するほか世界で活躍しています。2002年よりスイス、ルガーノのスイス・イタリア音楽院准教授。

Jecklin
JD-578-2(1CD)
ヴィルトゥオーソ・クラリネット
ボワエルデュ:クラリネット・ソナタ変ホ長調/B・クルーセル:二重奏曲第2番ハ長調/E・カヴァリーニ:アダージョとタランテラ/F・ベーア&A・フェシィ:ベッリーニの《清教徒》による幻想曲/ポンキエルリ:ディヴェルティメント/ロッシーニ:幻想曲
ハンス・ルドルフ・シュタルダー(Cl)、ハインツ・ホファー(Cl)、ズザナ・シロカイ(P)、イェルク・フォン・ヴァンシュゲール(P)
録音:1975年
シュタルダーは、名門チューリッヒ・トーンハレ管の主席クラリネット奏者を約30年にわたって務めたスイスの名手。クルーセルなど現在でも重要なレパートリーとして親しまれている作品が並んでいまうs。
Jecklin
JD-573-2(1CD)
シュポア:ソナタ変ホ長調Op.113/変奏曲ヘ長調Op.36/ソナタ変ホ長調Op.114/幻想曲ハ短調Op.35
ウルスラ・ホリガー(Hp)、トーマス・フーリ(Vn)
録音:1982年
スイスの誇るオーボエの名匠ハインツ・ホリガーの妻であるハープ奏者ウルスラ・ホリガー。ハープとヴァイオリンのデュエットがシュポアの作品を優雅に奏でてくれます。
Jecklin
JD-543-2(1CD)
レーガー:弦楽六重奏曲ヘ長調Op.118
カンマームジカー・チューリッヒ
録音:1977年
43年という短い生涯の中で膨大な数の作品を遺したドイツの作曲家レーガー。「弦楽六重奏曲」は、晩年の1910年にオベラウドルフとライプツィヒで作曲された作品。演奏時間は41分を要するという大作です。

Ameson
ASCP-0508(1CD)
ショーソン:弦楽四重奏曲ハ短調Op.35/マルク・ゲティエ(1931−):弦楽四重奏曲イ長調
ギョーム・プレス(Vn)、シリル・ガラク(Vn)、マルク・デスモンス(Va)、ジェローム・パンジェ(Vc)
ボルドー歌劇場やストラスブール歌劇場などフランスの名門で活躍を続けてきたプレス、1999年よりフランス放送フィルに所属するパンジェなど第一線で活躍するフランスの弦楽器奏者たちによるフレンチ・プログラム。フランスの現代作曲家ゲティエの作品からは、どこかショーソンに通ずる作風を感じさせてくれます。

Cello Classics
CC-1018(1CD)
エマヌエル・モール(1863−1931):チェロのための作品集
チェロ・ソナタ ト長調Op.55/同ハ短調Op.22/チェロ四重奏のための組曲Op.95
グレゴール・ホルシュ(Vc)、キャロル・プレスランド(P)、チェロクヮルテット・アムステルダム
エマヌエル・モールは、イザイやコルトー、ティボー、そしてカザルスといった偉大なる演奏家たちから天才と絶賛され作品提供の依頼を受け続けたハンガリーの作曲家。 特に「チェロ四重奏のための組曲」はカザルスやアレクサニアンによって1909年に初演が行われるなど、演奏家からの絶大な支持を証明しています。オランダのチェリストたちがムーアの作品の復権に大きな役割を果たす!
Deux-Elles
DXL-1090(1CD)
ハープ
イッポリトフ・イワーノフ:ジョージアの午後/サン=サーンス:幻想曲Op.124/J・L・ドゥセック:ソナタOp.34-1/グリンカ:Der Zweifel/バックス:悲歌的三重奏曲/ラヴェル:前奏曲とアレグロ
フィボナッチ・セクエンス
イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成された「フィボナッチ・セクエンス」は計10名の弦楽器奏者、木管楽器奏者、ピアノ奏者によるイギリスの室内アンサンブル。この「ハープ」と題されたアルバムには、イギリスの女流ハープ奏者ジリアン・ティンゲイを主役とした多才な室内楽作品を収録。
フルトヴェングラー・センター
WFFC-0601(1CD)
税込定価
フルトヴェングラー:ピアノ五重奏曲ハ長調
エルヴィン・シュタイン(P)、バイエルン州立管弦楽団員[ミヒャエル・アールト(Vn)、アルベナ・ダナイローヴァ(Vn)、ルート・エレナ=シインデル(Va)、ディートリヒ・フォン・カルテンボルン(Vc)]
録音:2004年 11月、ミュンヘン
解説=日本語、英語。ドイツ・イェーナでの2004年Furtwangler Tage(フルトヴェングラー祭)では、フルトヴェングラー没後50周年を記念して、フルトヴェングラー作曲の室内楽全曲演奏会が行われました。その際ピアノ五重奏曲を演奏したのが今回の CDのメンバーです。ピアノ五重奏曲としては異例な長さの曲ですが、フルトヴェングラーが20代に作曲を開始し、完成に20年以上を要したこの曲の最新録音を、フルトヴェングラーが若き日を過ごしたミュンヘンで活躍する若い演奏家達の生き生とした素晴らしい演奏でご堪能下さい。ライナーノートには演奏者のカルテンボルン氏とアールト氏による CDの制作経緯、作品について詳しく述べてられています。カルテンボルン氏は解説の中で次のように述べています。「作品の持つ巨大なエネルギーに加えて、静寂でありつつ緊張感にあふれた内省的な部分が殊に印象深い。またいくつかの演奏技法の面で、ピアノ五重奏曲のレパートリーのなかでもユニークな部分がある。例えば第1楽章の終結部で、主要主題が万華鏡のように変奏され、ソロのカデンツァでクライマックスを形作る。この作品は高度に個人的なものなので、聴き手が慣れるのに時間がかかるかもしれない。しかし慣れてさえしまえば、その報酬として、この曲の緊張感や深さにおいて勝る曲はそれほど無い事に気づかされるだろう。」

Monument
MO-01.08.06(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏のための忘れられた作品集
華麗な弦楽四重奏曲イ長調 Biamonti_382(A・ウィレム・ホルスベルヘン補筆完成)(*)、 弦楽四重奏のためのフーガ ニ短調 Hess_245 への前奏曲(Biamonti_100)、リチャード・フォードのためのペンカロー弦楽四重奏曲ニ短調(1817)、キュー[Cue]ホ長調、変ホ長調に移調 Biamonti_281(A・ウィレム・ホルスベルヘン補筆完成)(*)、弦楽四重奏曲のためのメヌエット変ロ長調 Hess_331(A・ウィレム・ホルスベルヘンによるトランスクリプション)(*)、メヌエット=スケルツォ イ長調 Hess_333(弦楽四重奏曲第5番 Op.18 No.5 のメヌエットの初稿;A・ウィレム・ホルスベルヘンによるトランスクリプション)(*)、パストレッラとダ・カーポ ニ長調 三重奏版 Hess_332(弦楽四重奏曲第5番 Op.18 No.5 のアンダンテの主題の初稿;A・ウィレム・ホルスベルヘンによるトランスクリプション)(*)、プレスト イ長調 Hess_334(弦楽四重奏曲第5番 Op.18 No.5 のアンダンテの草稿; A・ウィレム・ホルスベルヘンによるトランスクリプション)(*)、アンダンテ変ホ長調(1799頃)(弦楽四重奏曲第4番 Op.18 No.4 の緩徐楽章の初稿;マーク・ジマー復元)(*)、メヌエットとトリオ変イ長調 Hess_33 & 88、バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」からのフーガ ロ短調 の弦楽四重奏への編曲 Hess_35(マーク・S・ジマー補筆完成)(*)、アンダンテ・ファヴォリ WoO 57 弦楽四重奏曲版 Hess_A10(*)、厳格な対位法による6つの簡素な4声部フーガ Hess_238、A・ウィレム・ホルスベルヘンによる弦楽四重奏へのトランスクリプション)〜第1番ホ短調,第2番ニ短調(ヴィオラ2挺)(*),第3番ハ長調(*),第4番イ短調(*),第5番変ロ長調(*),第6番イ短調(*)、二重対位法による4つの4声部二重フーガ Hess_243、A・ウィレム・ホルスベルヘンによる弦楽四重奏へのトランスクリプション〜第1番ハ長調(*),第2番ヘ長調(*),第3番ハ長調(Hess_31 の前奏曲抜き),第4番ハ長調(ヴィオラ2挺)(*),第5番ニ短調(*)、2つの4声部三重フーガ Hess_244、A・ウィレム・ホルスベルヘンによる弦楽四重奏へのトランスクリプション)(*)〜第1番ニ短調,第2番へ長調
コヴィントンSQ
録音:2006年7月13日、8月8、23日
二人のベートーヴェン・オタク、合衆国の税理士マーク・S・ジマーとオランダの作曲家A・ウィレム・ホルスベルヘンが進めるベートーヴェンの未完成・未発表・未出版作品のディジタル・アーカイヴ化プロジェクト「The Unheard Beethoven(誰も聴いたことがないベートーヴェン)」との共同制作盤。
ARSIS
ARSIS-4202(1CD)
ハイドン:バリトン,ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント集
ニ長調 Hob.XI:40/ト長調 Hob.XI:62/ハ長調 Hob.XI:82/ニ長調 Hob.XI:34/イ長調 Hob.XI:35/ニ長調 Hob.XI:81
マドリッド・バリトン三重奏団
録音:2006年7月、スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会
バリトンはヴィオラ・ダ・ガンバに似た楽器ですが、独特の構造として共鳴弦を持ち、それをネックの裏側から左手の親指でピツィカートで奏することができます。ハイドンが使えたエステルハージー侯ニコラウスがこの楽器を好んだため、ハイドンは1762年から1775年にかけて126曲にのぼるバリトン三重奏曲(ディヴェルティメント)を書きました。バリトンを演奏するホセ・マヌエル・フェルナンデスはマドリッドに生まれ、マドリッド音楽院を卒業後、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でワウター・メラーにチェロ師事、また様々なマスタークラスにおいてリヒテ・ファン・デル・メールとヤープ・テル・リンデン、ライナー・ツィパーリングにチェロを、ペレ・ロスとベントゥーラ・リコにヴィオラ・ダ・ガンバに学びました。現在テレサ・ベルガンサ音楽院でチェロを、マドリッドの王立音楽院でバロック・チェロを教えており、当アルシスの他グロッサ等のレーベルにも録音を行っています。

Deux-Elles
DXL-1109(1CD)
トランペット・マスターピース
ヒンデミット:トランペット・ソナタ/マルティヌー:ソナチネ/ラヴェル:カディッシュ/エネスコ:伝説/T・ハンセン:トランペット・ソナタ/K・ピルス:トランペット・ソナタ
ジェームス・ワトソン(Tp)、サイモン・ライト(P)
ロイヤル・フィル、王立歌劇場管、ロンドン・シンフォニエッタの首席奏者、ナッシュ・アンサンブルのメンバー、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドの音楽監督、そして伝説となったフィリップ・ジョーンズ・アンサンブルのメンバーとしてそのサウンドを響かせてきた名手ジェームス・ワトソン。ドゥーゼルからのソロ・アルバムに収録されているのはヒンデミット、エネスコ、ピルスなどコンクールやコンサートの重要レパートリーばかり。C・G・コーンのトランペットを駆使してまさにお手本となる演奏を披露してくれています。往年の輝きは今も健在!
Deux-Elles
DXL-1104(1CD)
バスーン
ウェーバー(レクトマン編曲):アンダンテとロンド/H・ソーゲ:舟歌/イベール:5つの小品/G・ジェイコブ:組曲/モーツァルト:ピアノ五重奏曲変ホ長調K.452
フィボナッチ・セクエンス
イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成された「フィボナッチ・セクエンス」は計10名の弦楽器奏者、木管楽器奏者、ピアノ奏者によるイギリスの室内アンサンブル。同アンサンブルのメンバーでASMFやロンドン室内管で活躍したファゴット奏者リチャード・スキナーを主役とするなど、“ファゴット(バスーン)”を中心としたコンセプトによるアルバム。
ASV
GLD-4026(1CD)
シュポア:九重奏曲ヘ長調Op.31/七重奏曲イ短調Op.147
アンサンブル360
平均年齢30歳未満というイギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」。第1弾のモーツァルト(GLD 4022)がBBCミュージック・マガジンで最高評価5つ星を獲得するなど上質の演奏が話題を呼んでいます

Avenira
AV-276011(1CD)
ジョゼフ・ブローニュ・サン=ジョルジュ(1745−1799):6つの弦楽四重奏曲Op.14(弦楽四重奏曲集第3巻/1785)〜弦楽四重奏曲第4番ト長調/同第6番ト短調/同第1番ニ長調/同第2番変ロ長調/同第3番へ短調/同第5番変ホ長調
アポロンQ
録音:2005年
カリブ海のフランス領グアドループ島で生まれたサン=ジョルジュは、13歳でラ・ボエシエールに武術を学び、宮殿で乗馬の訓練を受ける。後に剣士として名誉あるシュヴァリエの称号を獲得するなど数々の武勇伝を遺しています。フランス革命の勃発後となる1792年には自らの手で1000人で構成される軽騎兵隊を結成。しかし目立った戦果を挙げることができずに指揮権を剥奪されたサン=ジョルジュは、18ヶ月間の監禁生活を送りその後は放浪することになるなどまさに波乱万丈。音楽家としてのサン=ジョルジュは作曲家、ヴァイオリン奏者そして指揮者としても非常に高名でしたが、どのような音楽教育を受けてきたのかは謎のまま。ルクレールやゴセック、はたまた農場の支配人に音楽を学んだという説もあります。
演奏者としてだけでなく作曲家としての才能にも長けていたサン=ジョルジュが1785年に作曲を行ったのが、この「6つの弦楽四重奏曲集Op.14」。特に第4番の第1楽章などでは、同じ時代に活躍したモーツァルトの作品に近いものを感じることが出来ます。世界的なアンサンブルとして活動中のアポロン弦楽四重奏団によって収録されたサン=ジョルジュの弦楽四重奏曲は、もっと世に出るべきと思わせてくれる傑作であり名演。
Avenira
0172-2.131(1CD)
アリアーガ:弦楽四重奏曲第1番ニ短調/第2番イ長調/第3番変ホ長調
新ブラフQ
録音:1992年
2006年で生誕200年を迎えたスペインの作曲家アリアーガ。20歳を目前にしながらもこの世を去ってしまったアリアーガは、幼少の頃からヴァイオリンの演奏や作曲を行うなど天才的な才能を持ち将来を嘱望されていました。収録されている3曲の弦楽四重奏曲は、1824年に作曲されたもので、アリアーガの生前に出版が行われたのはこの3曲のみです。
Timapni
1C-1118(1CD)
ロパルツ(1864−1955):室内楽作品集
ピアノ三重奏曲/弦楽三重奏曲/前奏曲、海画と海
アレクシス・ガルペリン(Vn)、セシリア・ツァン(Vc)、ジャン・ルイ・アグノエール(P)、アンサンブル・スタニスラス
ティンパニーからのシリーズが火付け役となり、爆発的な人気を呼んでいるフランスの作曲家ロパルツ。フランスの室内楽団スタニスラス・アンサンブルが中心となった室内楽作品集は、「弦楽三重奏曲」が2006年の新録音。「ピアノ三重奏曲」、「前奏曲、海画と海」は「1C 1047(廃盤)」に収録されていた1995年録音の音源の復刻となる。ピアノ三重奏曲冒頭の憂いに満ちた美しい旋律が、聴き手をロパルツの世界へと誘います。
ASV
GLD-4015(1CD)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478/第2番変ホ長調K.493
ナッシュ・アンサンブル
モーツァルトが死の数年前に立て続けに作曲を行った2曲のピアノ四重奏曲。演奏はイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブル!室内楽ならば、どんな編成にも対応するという凄まじい柔軟性を駆使した見事なモーツァルトが繰り広げられます。
Resonance(ASV)
CDRSN-3102(1CD)
ベートーヴェン:《お手をどうぞ》の主題による変奏曲ハ長調WoO.28、管楽三重奏曲ハ長調Op.87/ヨゼフ・トリーベンゼー(1772−1846):オーボエ三重奏曲変ロ長調/ハ長調/へ長調、ハイドンの主題による変奏曲
マリリン・ズプニク(Ob)、キャスリン・グリーンバンク(Ob)、エリザベス・スター(イングリッシュ・ホルン)
ダブル・リードの魅力を存分に楽しめる好企画!艶やかな音色が余すことなく響き渡ります。
Bella Musica
BM-31.2415(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲ホ短調Op.67/クシシュトフ・メイエル(1943−):ピアノ三重奏曲Op.50
アルカディア三重奏団
録音:1995年、1996年
アルカディア三重奏団は、ケルン音楽大学の卒業生たちによって1978年に結成されたアンサンブル。ハイドンから現代の作曲の作品までを幅広くレパートリーとしており、LPやCDなどへの録音も多数。クシシュトフ・メイエルは作曲家同盟議長などの要職を務めるなど現在のポーランドで重要な役割を担っています。
Bella Musica
BM-31.7043(1CD)
タンゴのセンス
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季/カフェ1930/ファイブ・タンゴ・センセーションズ
ロベルト・ダリス(アコーディオン)、トリエステ弦楽三重奏団
幼少の頃よりアコーディオンに親しんでいたロベルト・ダリスは現在イタリア有数のアコーディオン奏者として活躍中。イタリアだけでなくスロヴェニアやクロアチアでも演奏活動を行っているダリスは、トリエステ大学の数学科教授という一面も持っています。

AULOS
AUL-66153(1CD)
クロンベルク・アカデミー・ザ・ヴィジョン・シリーズVol.1
コダーイ:J.S.バッハの様式による3つのコラール前奏曲、バルトーク:狂詩曲第1番Sz86、ストラヴィンスキー:イタリア組曲、ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタニ短調op. 40
ラースロー・フェンイェ(Vc)、オレク・ポリャンスキ(P)
録音:2006年4月
コダーイは若い時バッハの音楽を好み、また子供の頃、家で弦楽四重奏を演奏する際はチェロを弾いたので、室内楽曲ではチェロのための作品を最も多く作曲しています。「イタリア組曲」は、ペルゴレーシのチェンバロ曲に基づいてディアギレフのロシア・バレエ団のために作曲した「プルチネッラ」からの5曲をチェロとピアノ用に編曲したものです。フェンイェは初めブダペストのリスト音楽院で学び、1994年から1998年までリューベックでダフィート・ゲリンガスに師事しました。1987年にハンガリー国内コンクールで1位となった後、数々のコンクールに入賞し、2004年パブロ・カザルス国際チェロ・コンクールで優勝し、2005年にはハンガリー国内のフランツ・リスト賞を受賞しました。ハンガリーの主要なオーケストラで演奏した後、フランクフルト放送交響楽団主席チェロ奏者を務めています。
King International
KDC-5018(1CD)
ドゥーブル・ジュー(二人のたのしみ)〜ローラン・コルシア
ラインハルト&グラッペリ:マイナー・スィング、ミシェル・ポルタル:マイナー・ワルツ、ラヴェル:ブルース〜ヴァイオリンソナタより、ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ、ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリスOp.18-1、ローラン・コルシア:マイナー・タンゴ、バルトーク:二重奏曲より、ギデオン・クライン:二重奏曲、ラインハルト&グラッペリ:涙、ミシェル・ルグラン:シェルブールの雨傘、マスネ:エレジー(悲歌)*、ルイージ・デンツァ:分かってくれていたら*
ローラン・コルシア(Vn)、ジャン= ルイ・オーベール(Vo)*、ミヒャエル・ヴェンデバーク(P)、フローリン・ニクレスク(Vn)、ミシェル・ポルタル(バンドネオン)、ネマニャ・ラドゥロヴィチ(Vn)、タチヤナ・ヴァシーリエヴァ(Vc)、ジャン=フィリップ・ヴィレ(Cb)、ピエール・ブサージュ(Cb)、クリストフ・ラルティユー(G)
日本語解説書付。確かな技術とおしゃれな音楽により欧米では物凄い人気のローラン・コルシア。名うての遊び人で、「ちょいワル」ヴァイオリニストとして有名ですが、周囲の心を掴んでしまうフェロモン系オニイサンだそう。グラッペリやルグランでの巧さはもとより、彼の演奏だとマスネやヴィニャフスキはバラード、バルトークはワールド・ポップスにも聴こえます。共演も大物目白押しで、'70年代に一世を風靡したバンド「テレフォン」のヴォーカリスト、ジャン= ルイ・オーベールの歌が聴けるのも魅力です。   (070402Ki)
BERLIN CLASSICS
0017982BC(1CD)
シュターミッツ:三重奏曲ト長調Op.25-6、J.C.バッハ:四重奏曲ハ長調Op.XIX No.1、ハイドン:フルート三重奏曲ハ長調 HOB IV No.1、J.C.バッハ:四重奏曲ト長調Op.XIX No.3、アーベル:三重奏曲ト長調Op.XVI No.4、Willoughby,Earl of Abingdon(1740-1799):Capriccio und Country Dance
Marion Moonen, Barbara Kernig、Bernadette Verhagen, Wilbert Hazelzet

AK muzik
AK-408401(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番ニ長調Op11「街の歌」、シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調Op99,D898
アーマン・トリオ[コンスタンチン・ボグダナス(Vn)、ドレル・フォドレアヌ(Vc)、デニス・アーマン・ゲレンベ(P)]
1797年、ウィーンではやっていた歌をモチーフにしたベートーヴェンの曲とシューベルトの歌に溢れた傑作トリオをカーネギー・ホールの常連、アーマン・トリオが歌心たっぷりに演奏しております。
MONOPOLY
MONOPOL-2076(1CD)
R・シュトラウス:あすの朝 op.27-4、夜 op.10-3、シューベルト:夜と夢 op.43-2、エルガー:愛の挨拶、ブラームス:野の寂しさ op.86-2、調べのように私を通り抜ける op.105-1、サッフォー風頌歌 op.94-4、トセッリ:セレナード(嘆きのセレナード)、ラフマニノフ:ヴォカリーズ、ヴィラ・ロボス:黒鳥の歌、サン・サーンス:白鳥、ショスタコーヴィチ:ロマンス〜「あぶ」より、バッハ:アリオーソ、ブリッジ:子守歌、セレナード、レオンカヴァッロ:セレナード、フォーレ:夢のあとに
ホン・ソンユン(Vc)、オオタ・マリ(P)
録音:2002年7月
韓国のクラシック・スターの王道ともいえるジュリアード音楽院で学んだ後、ウィーンで更なる研鑽を積んだ韓国チェロ界の中心的存在ホン・ソンユンの美しい音色を心ゆくまで堪能できる穏やかな曲想の名曲をそろえたチェロ小品集です。ホンの演奏は気負いのない自然な息遣いがそれぞれの曲の魅力を自ずと浮き彫りにするというタイプで、耳を傾ける人に至福のひと時を約束してくれます。
MONOPOLY
GI-2040(2CD)
パガニーニ:魔女たちの踊り(カリクストラ・チャン編)、ソナタホ短調M.S.27-6、ラ・カンパネッラ(カリクストラ・チャン編)、カンタービレ ニ長調M.S.109、協奏的ソナタ イ長調M.S.2、協奏的ソナタ イ長調op.64-1、ルッカの12のソナタ
ヤン・ソンシク(Vn)、チャン・ソン・ホ(G)
録音:1999年4月
韓流ヴァイオリンのレベルの高さにはもはや定評がありますが、このCDもそれを裏付けています。ヤン・ソンシクは1988年、ロンドンでカール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクールの1位に輝いて以来、コンクール上位入賞の常連。素晴らしい技巧と生気みなぎる輝かしい音色がなんとも魅力的なパガニーニです。超絶技巧ということばが空しくなるほど易々と難曲を弾いているのには唖然としてしまいます。銘器グァルネリ・デル・ジェズの音色の美しさもヴァイオリン好きには堪えられません!   (070323Ki)
Brana Records
BR-0019(1CD)
A・ルビンシテイン:ピアノ五重奏曲ヘ長調Op.55/リムスキー=コルサコフ:ピアノ五重奏曲変ロ長調(遺作)
フェリシア・ブルメンタール(P)、ニュー・フィルハーモニア・ウィンド・アンサンブルのメンバーたち
録音:1979年
ルビンシテイン&リムスキー=コルサコフの作品をブルメンタールが弾きこなすなどロシアとラテンの融合が実現。ブルメンタールの貴重な室内楽録音であり、ホルンのニコラス・ブッシュなどの名手が参加しています。
Deux-Elles
DXL-1116(1CD)
エイドリアン・ジャック(1943−):弦楽四重奏曲第3番/同第4番/08.02.01/弦楽四重奏曲第5番/同第6番(セレナーデ)
アルディッティSQ
エイドリアン・ジャックは、1977年から1994年まで音楽番組の台本作家としてBBCで勤務した経歴を持つ現代イギリスの音楽家。膨大な数の現代作品の初演や演奏を手懸けてきたアルディッティ弦楽四重奏団が圧巻の演奏を展開しています。

POLYMNIE
POL-210138(1CD)
イサイ・ドブロウェン:ヴァイオリン・ソナタ嬰ヘ短調 Op.15、グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番、シュニトケ:ア・パガニーニ
ボリス・ガルリツキー (Vn)、エレーナ・ガルリツキー (P)
ロシア出身の往年の大指揮者、イサイ・ドブロウェンの大規模なソナタ(世界初録音)が聴きもの。スクリャービン風の近代性とラフマニノフ調の濃厚なロシア色が特徴で、ヴァイオリン、ピアノともに名技性に満ちています。

ALPHEE
ALPHEE-0109014(1CD)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲KV.452(ピアノと管楽のための五重奏曲からの編曲)、ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲Op.16(ピアノと管楽のための五重奏曲からの編曲)、モーツァルトの「魔笛」の主題による7 つの変奏曲
コリンヌ・クロスカ(P)、トリオ・セレナード[ディーデリク・シェイス(Vn)ジャン・レベル(Va)フィリップ・シェロン(Vc)]
モーツァルトとベートーヴェンとが同じ編成を使って書いた名作、ピアノと木管のための五重奏曲。ここでの演奏は木管パートを弦楽トリオに置き換えたピアノカルテット版によるもの。1810年にベートーヴェンはピアノと弦楽によるヴァージョンを作っていますが、聞き慣れた名曲が装いも変わり新鮮な魅力です。  (070226Ki)
ALPHEE
ALPHEE-9601006(1CD)
ボロディン:弦楽四重奏曲第1番/第2番
プラハ・シュターミツQ
ボロディンのカルテットは、第3楽章「夜想曲」が人気の第2番をはじめ、抒情的な調べが魅力です。名アンサンブルを数多く世に 送り出しているチェコのアンサンブルのすぐれた演奏で。   (070226Ki)

Cello Classics
CC-1017(1CD)
2台のチェロを含む五重奏曲集
ブラームス(セバスティアン・ブラウン編曲):五重奏曲Op.34/ウェーバー:五重奏曲ニ長調
ディヴェルティメンティ
アルバム・タイトルの通り2台のチェロを必要とする弦楽五重奏曲を集めたチェロ・クラシックスならではの意欲作。ブラームスの五重奏曲Op.34は本来弦楽四重奏曲として作曲され、その後ピアノ五重奏曲に改編された作品にアレンジを施したもの。カップリングのミロスラフ・ウェーバーはドイツで活躍したチェコ人作曲家であり特に室内楽作品に優れた作品を残しています。
ASV-Gold
GLD-4023(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1/第7番ハ短調Op.30-2/第10番ト長調Op.96
ピーター・クロッパー(Vn)、マーティン・ロスコー(P)
ギリス随一の弦楽四重奏団として世界規模での活動を行ってきた「リンゼイズ」のリーダーであるヴァイオリン奏者、ピーター・クロッパーがソリストとして登場。リンゼイズを支えてきたクロッパーが「ASV Gold」レーベルから世界に向けて発信するのは、大曲ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ!今回のリリース第1弾を皮切りとして全曲のリリースが予定されている。リンゼイズを牽引し続けてきたベテラン奏者の新たなる挑戦に注目頂きたい。

Jecklin
JD-608-2(1CD)
ツェルニー:《神よ、皇帝フランツを護りたまえ》による大変奏曲Op.73/ペーター・ヘンゼル(1770−1831):弦楽五重奏曲ト長調
モーリン・ジョーンズ(P)、カンマームジカー・チューリッヒ
録音:1985年
ジョーンズは10歳でシドニー交響楽団との共演によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番で演奏家としてのデビューを果たしたベテランピアニスト。現在はオーストラリアのムジカ・ヴィヴァ・チェンバー・プレーヤーズのメンバーに名を連ねています。
Jecklin
JD-602-2(1CD)
ライネッケ(1824−1910):序奏とアレグロ・アパッショナートOp.256/ソナタ《水の精》ホ短調Op.167/クラリネット,ホルンとピアノのための三重奏曲変ロ長調Op.274
ハンス・ルドルフ・シュタルダー(Cl)、ヤコブ・ヘフティ(Hrn)、イェルク・フォン・ヴァンシュゲール(P)
録音:1987年
約30年にわたって名門チューリッヒ・トーンハレ管の主席クラリネット奏者を務めたシュタルダーのライネッケ・アルバム。名作「水の精」のクラリネット版もフルート版とは一味違った魅力があります。
Jecklin
JD-604-2(1CD)
レーガー:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.102
クリスティーヌ・ラガッツ(Vn)、レグラ・ハウスラー(Vc)、ジョン・バトリック(P)
録音:1985年
演奏時間42分を要する大曲!同じドイツ語圏ということもあり、レーガーの作品を積極的に取り上げるイェックリン・レーベルの意欲は近年の再評価の一端を担っています。
Jecklin
JD-593-2(1CD)
シュポア:弦楽四重奏曲ニ長調Op.15-2/変ホ長調Op.29-1
アマティSQ
録音:1984年
主にクラリネット協奏曲やヴァイオリン協奏曲などが知られているドイツの作曲家シュポアの弦楽四重奏曲集。アマティ弦楽四重奏団の演奏がシュポアの巧みな作曲法を上手く表現しています。

Pepperland
PEP-03105(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.5
ピアノ三重奏曲第20番変ロ長調Op.70-3,Hob.XV-20/第13番ハ短調Op.57-3,Hob.XV-13/ハ長調Hob.XV-C1/第28番ホ長調Op.75-2,Hob.XV-28/第38番変ロ長調Hob.XV-38
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
992年にウィーン音楽大学のマスタークラスで室内楽を学んでいたメンバーによって結成されたハイドン・トリオ・アイゼンシュタットは、その名の通りハイドンのスペシャリスト集団として各地の音楽祭やマスタークラスに招かれています。
Pepperland
PEP-04106(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.6
ピアノ三重奏曲第30番変ホ長調Op.88,Hob.XV-30/第41番ト長調Hob.XV-41/第31番変ホ短調Hob.XV-31/第5番ト長調Hob.XV-5/第11番変ホ長調Op.57-1,Hob.XV-11
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
同じくハイドン・トリオ・アイゼンシュタットの演奏によるピアノ三重奏曲集第6集。同アンサンブルは1995年にアイゼンシュタットのエステルハージ城で開催されたハイドン・フェスティヴァルで43曲のピアノ三重奏曲全てを演奏したツワモノ。
Jecklin
JD-620-2(1CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番/第7番
アマティQ
録音:1987年
1981年に活動を開始したアマティ弦楽四重奏団は、翌年の1982年に開催されたエヴィアン国際コンクールでグランプリを獲得。これまでにライスター、デームス、ビルスマといった多くの名匠たちと共演を重ねています。
Jecklin
JD-616-2(1CD)
ミシェル・コレット(1709−1795):ミュゼットのための協奏曲第3番/ソナタ第4番/La Naissance de la Musette/コミック・コンチェルトより《未開人とフュルステンペルクの婦人》/Malborough Ariette Nouvelle/死者のためのカリヨン/6me Fantaisie
アンサンブル・ル・フェステ・ギャラント
録音:1986年
ミシェル・コレットは、17の教則本や25のコミック協奏曲で知られる18世紀フランスの作曲家。演奏のアンサンブル・ル・フェステ・ギャラントは、ヨーロッパの演奏家によって1982年に結成されたソプラノと古楽器によるアンサンブルです。

ASV
GLD-4025(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13/第6番へ短調Op.80/弦楽四重奏のための4つの小品Op.81
エリアスSQ
イギリスの若き弦楽四重奏「エリアス弦楽四重奏団」のデビュー・アルバム。昨年デビューを果たした平均年齢30歳未満という若さ溢れる「アンサンブル360」に所属するメンバーで構成されており、イギリスだけでなくフランスやスウェーデンなどへも活動の場を広げています。
Resonance(ASV)
CDRSN-407(4CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲選集
弦楽四重奏曲第76番ニ短調Op.76-2《五度》/第44番変ロ長調Op.50-1/第32番ハ長調Op.20-2/第67番ニ長調Op.64-5《ひばり》/第43番ニ短調Op.42/第79番ニ長調Op.76-5《ラルゴ》/第35番ヘ短調Op.20-5/第40番変ロ長調Op.33-4/第70番ニ長調Op.71-2/第34番ニ長調Op.20-4/第47番嬰ヘ短調Op.50-4/第77番ハ長調Op.76-3《皇帝》
リンゼイズ
惜しまれつつも2005年で40年以上に渡る活動に終止符を打ったイギリスが世界に誇るリンゼイズのライヴ録音がバジェットプライスで登場!1987年にロンドンのウィグモア・ホールで開催されたジーニアス・オヴ・ハイドン・フェスティヴァルでの演奏を収録しています。リンゼイズの全盛期の熱気に満ちた好演奏を余すことなく堪能することが出来ます。

Cavalli
CCD-225(1CD)
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756−1792):弦楽四重奏曲集第2巻
弦楽四重奏曲イ長調Op.1-1/ハ短調/ハ長調Op.1-5/ホ長調/ト長調Op.1-6
ヨーゼフ・マルティン・クラウスSQ
18世紀ドイツで生まれマンハイムで音楽教育を受けたのち、その活躍の場を北欧のスウェーデンへと移したクラウス。コンチェルト・ケルンのディレクター兼コンサート・マスターのエルハルト、国際ヨーゼフ・マルティン・クラウス協会の会長であると同時にアルペジョーネの使い手として大きな話題を呼んだダルムシュタットを擁するヨーゼフ・マルティン・クラウス弦楽四重奏団による綿密な構成による演奏はお見事。
Cavalli
CCD-284(1CD)
フリードリヒ・ハンミッヒJr制作のバセットホルン
モーツァルト:ディヴェルティメント K.439b-4/ゲオルク・デュルチェツキー(1745−1819):ディヴェルティスマン第1番〜第3番、ヨハン・ヨーゼフ・ロスラー(1771−1813):パルティータ、アントン・スタッドラー(1753−1812):18の三重奏曲より
クラリモニア
モーツァルトが非常に重要視していた楽器であるバセットホルン。1800年頃ウィーンで工房を営んでいたフリードリヒ・ハンミッヒJrが制作したクォリティの高い銘器を用いた録音です。ドイツ出身の3人のスペシャリストが奏でるバセットホルンの音色は、柔らかく包み込むような魅力を持っています。

ALPHEE
ALPHEE-0604017(1CD)
ショーソン:ピアノ四重奏曲イ長調Op.30、フランク:ピアノ五重奏曲へ短調Op.14
アンサンブル・ミュジク・オブリク[ジュヌヴィエーヴ・ロランソー、マルシャル・ゴティエ(Vn)、シルヴィア・シミオネスク(Va) ディアナ・リゲティ(Vc) マリア・ベローウソヴァ(P)]
録音:2005年11月23 &24日パリ5 区、サン=マルセル教会
ハルモニア・ムンディ・フランスのルクーやカプレの室内楽曲でおなじみの器楽集団アンサンブル・ミュジク・オブリク。フランス室内楽シリーズの続編ともいうべき、なんともおしゃれなアルバムを作りました。“ショーソンはわたしたちの世代の誰よりもフランクの直系にあたる”とデュパルクに言わしめたように、師弟による室内楽の名作を収録しています。フランクはサン=サーンスに献呈されながら拒否されたいわくつきの作品。そのわけは曲に通低する、フランクの弟子オルメスへの激しい思いのたけを感じ取ったからといわれます。死の2年前に書かれたピアノ四重奏は、ショーソンにしては異例ともいえる明るく喜びいっぱいのムードが特徴。演奏も超一級でおすすめです。  (070116Ki)
BERLIN CLASSICS
0013842-BC(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲「ひばり」、「騎手」、 「皇帝」
ミュンヘン・ロザムンデQ
BERLIN CLASSICS
0013852-BC(1CD)
ファッシュ:オーボエ・ソナタ集
インゴ・ゴリツキ(Ob) 、ブルクハルト・グブラツナー(Ob)

hr musik
HRMK-03206(1CD)
アンドレアス・N. ・タルクマンのハルモニームジーク版編曲
オッフェンバック:地獄のオッフェンバック(“オッフェンバキアーデ”)〜アンドレアス・N.・タルクマンによる金管九重奏版組曲、J・シュトラウス:こうもり〜アンドレアス・N.・タルクマン編曲による金管九重奏のためのハルモニームジーク
アンタレス・アンサンブル
録音:2004 年11月6-7日、2001年2月17-18日ヘッセン放送ゼンデザール
ふたりの喜歌劇王シュトラウスとオッフェンバックによるとびきりの名旋律の数々が、ハルモニームジークで楽しめるアルバム。それぞれ「こうもり」からの各場面の音楽と、「美しきエレーヌ」「天国と地獄」「ぺリコール」「パリの生活」など各オペレッタから編まれています。アンタレス・アンサンブルは、フランクフルト放送交響楽団のメンバーにより1997 年に結成された団体。1956年ハノーヴァー生まれのタルクマンは、ザビーネ&アルブレヒト・マイヤーのさまざまなアルバムにクレジットされ、時には協奏曲のカデンツァなどの作曲もする名アレンジャー。現在、マンハイム音楽大学で編曲と器楽法を教えています。   (061227Ki)
Marc Aurel Edition
MA-20035(1CD)
バッハ:ソナタ第1番ト長調BWV.525/ソナタ第4番ハ短調BWV.1017/パルティータ ハ短調BWV.1013/ソナタ ホ長調BWV.1035/前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/ソナタ ロ短調BWV.1030
ドロシー・オベルリンガー(リコーダー)、クリスティアン・リーガー(Cemb)
大バッハのトラヴェルソやオルガンのための作品をリコーダーで演奏を行った意欲作。1969年アーヘン出身の女流リコーダー奏者オベルリンガーは1996年にはカッセルで行われたERTAコンペティションで優勝、1997年にSRP・メック国際リコーダー・コンクールでも優勝を果たすなど実力は折り紙付き。

Resonance
CDRSB-3079(1CD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番、メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第2番
シューベルト・アンサンブル
OEKで第1コンサートマスターとして活躍中のサイモン・ブレンディスも参加しているピアノ四重奏曲の名作集。
Resonance
CDRSB-3080(1CD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番、メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第1番
シューベルト・アンサンブル
Resonance
CDRSB-3081(1CD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番、メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第3番
シューベルト・アンサンブル

Pepperland
PEP-02104(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.4
ピアノ三重奏曲第29番変ホ長調Op.75-3,Hob.XV-29/同第26番嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26/同第40番ヘ長調Hob.XV-40/同第23番ニ短調Op.71-3,Hob.XV-23/同第10番変ホ長調Op.42-3,Hob.XV-10
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
1992年にウィーン音楽大学のマスタークラスで室内楽を学んでいたメンバーによって結成されたハイドン・トリオ・アイゼンシュタットは、その名の通りハイドンのスペシャリスト集団として各地の音楽祭やマスタークラスに招かれています。(当アルバムは、カプリッチョ(Capriccio)よりリリースされている49489(4CDs)のディスク2と同内容となっております。)
Pepperland
PEP-95101(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ピアノ三重奏曲第24番ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24/同第1番ト短調Hob.XV-1/同第7番ニ長調Op.41-2,Hob.XV-7/同第35番イ長調Hob.XV-35
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
現在はカプリッチョを中心に新譜のリリースを行っているハイドン・トリオ・アイゼンシュタットが結成から数年後に録音を行ったハイドン。アルバムに収録されている音源はカプリッチョのセット盤(49489)には未収録。
Pepperland
PEP-96102(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.2
ピアノ三重奏曲第14番変イ長調Op.61,Hob.XV-14/同第34番ホ長調Hob.XV-34/同ヘ短調Hob.XV-f1/同第8番変ロ長調Op.41-3,Hob.XV-8/同第36番変ホ長調Hob.XV-36
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
前出のVol.1と同じくカプリッチョのセット盤(49489)には未収録の音源。結成から数年とは思えない一体感を作り出しており、アルバムからは上質なハイドンの演奏が聴こえてきます。

FLORA
0805[FL](1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲 イ長調 Hob.XV:18/ニ短調 Hob.XV:23/ハ長調 Hob.XV:21/変ホ長調 Hob.XV:10
ボヤン・ヴォデニチャロフ(フォルテピアノ)*、フランソワ・フェルナンデス(Vn)、ライナー・ツィパーリング(Vc)
録音:2005年12月17-20日、ブラ=シュル=リエンヌ、使用楽器:1980年、クリス・マーネ[Chris Maene]製 (モデル:1785年、ヨハン・アンドレアス・シュタイン製)*
寺神戸亮(ヴァイオリン)デュオ・パートナーとして日本でも知られるところとなったボヤン・ヴォデニチャロフ(1960年、ブルガリア生まれ)がフローラに登場。フェルナンデス、ツィパーリングとともに得意のハイドンを披露しています。ヴォデニチャロフは現在ベルギーのブリュッセル音楽院教授を務めており、モダーンとピリオドをまたにかけて活躍しています。観音開きのディジパック仕様。解説書は付かないパターン。


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